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FANTASY M@STER! 2

1的場梨沙 ◆YUZU.K.0NE:2017/11/24(金) 22:38:20
ここは、所謂ファンタジーな世界観で遊ぶ為のスレッドです。
剣を取り、呪文を唱えてモンスターを打ち倒したり、
目覚めた異能の力を揮い、現代の社会の裏に潜む、同じ異能者と戦いを繰り広げたり……。
アイドルではない、新しい自分を楽しんでみませんか?

【遊び方】
このスレッドにおける、統一された遊び方はありません。
遊びたい人同士で、どんな世界観で、どういう設定で、どういうことをしたいのか相談して自由に遊んでください。
TRPGの様に判定を組み込んで遊んでも構いませんし、PBWの様にやりとりを交わして結果を作っていっても構いません。
それらの要素なしで、ただお話や冒険、戦闘、或いはR-18なロールを楽しむのも自由です。

※当スレ内のPCはアイドルマスター作品の登場人物をモデルにする、もしくは役者として演じる形にしてください(例:眠り姫、シン撰組ガールズ)。
他作品のキャラクターを出演させるのは原則としてお控えください。

【世界観】
先述の通り、スレにおける統一された遊び方がないため、世界観に関してもそれぞれの利用者ごとに自由です。
都度都度新しい世界を立てて遊んでも構いませんし、1つの世界をシェアし多数の利用者で遊んでも構いません。
中世西洋風なハイ・ファンタジーな世界でも構いませんし、
現実と何ら変わりない世界でありながら、超能力を持った人物が活躍するロー・ファンタジーな世界でも構いません。
全ては利用者が自由に組み立ててください。


前スレ
FANTASY M@STER!
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15559/1458058456/

584シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/15(木) 21:58:26
>>580
『報告!敵本陣に敵首領の姿なし!』
『探せ!何処かにいるはずだ!』
(一部の部隊が本陣近くまで攻め入ったが、まだ敵の首領の姿は確認できていないとのこと)
(それでもさすがに本陣ということもあり、大型の敵も増え、簡単に、とはいかない様子)

『敵襲!正面から!大型…!そして新型です!』
(その時、悲痛な報告が飛び、前線で鹿人相手に戦っていたラズィの歩兵部隊の陣が崩れる音が響く)
(数匹の大型は寄せ集めの兵を殲滅するように暴れまわり)
(新型と言われる魔物は一直線にこちらへ…ここを抜いてケーカの、そしてテオドルス本陣に突撃を噛ますつもりだろうか)

…破れかぶれの突撃、かしら?
なんおもまぁ…でも前線は結構きついみたいね…
それもそうでしょう…勝ち戦で死ぬのほど虚しいものはないわ、士気も上がらない、かな?
さて、こういうときこその、騎士様、な気がするわね…どう、いけそう?
(ケーカノ軍の兵士たちも新型という言葉に顔を見合わせ動きが鈍い)
(魔物との闘いで嫌というほど感じている上位魔族への恐怖、無力さ)
(どうせ一部の人間じゃないと戦えない、という諦めにも似た感情)
(そして多かれ少なから、この闘いは勝つだろうという慢心、それならいきて帰らないと馬鹿馬鹿しいと思ってしまうのだろう)

【とりあえず起きレスをしておくかしらー】

585シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/15(木) 23:02:24
【今日はおやすみなさい〜!また今度!】

586チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/16(金) 21:51:31
ごめんなさい。到着が10分から15分ほど遅れそうです

587シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 21:57:54
【起き人皿ずー、お忙しいなら延期でもいいですよ-!】

588シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 22:14:37
【のんびり待機-】

589チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/16(金) 22:16:41
>>587
お待たせしました。あまり遅くまでは出来ないかもしれないけれど私も楽しみにしているので少しでも遊べればと
とりあえずこれ以上時間がたってしまうのも勿体無いのでお返事を書いていきますね

590シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 22:18:14
>>589
【きてくれてありがとう!ただ忙しいならムリしないでね?負担になるのもいやですし…】
【では楽しみに待ってまーす!今日もよろしくね!】

591チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/16(金) 22:30:00
>>584
……敵の首領がいない。妙ね?
逃げた…あるいは奇襲をかけるつもりでどこかに潜んでいるの…?
(上がってくる報せによるとどうやら敵の首領が見当たらない…と)
(人間と違って魔族では地位が高いというのはそのまま戦闘力も高いということ)
(この局面で戦闘に出てこないとは考えにくい)
(またそれだけ戦力的に脅威の相手。ここで見失うのは非常に危険でもあって)
(その報告を怪訝そうに眉を顰めて聞いて)

でしょうね。どうせ勝ちの見えた戦で、強大な戦力の個を相手にして無駄死にしたくない…当然の判断だわ
ええ、卑怯とは思わないわよ。私としても潔く戦って傷の一つも与えずに散ってほしいとは思わないもの
強大な暴力に立ち向かう。それこそが騎士の役目でしょう。問われるまでもないわ、いくわよっ!
――前線の部隊!道を開けて!無理に敵に当たる必要はないわ!
隊列を整え、後方からの支援と集団での戦闘に徹して!新型はこちらで引き受けるわ!
(突如、敵の本陣からわいて出た一団はラズィたちの歩兵部隊に雪崩れ込むと遠目にもわかる圧倒的な力で周囲の敵を蹴散らしていく)
(おそらくあの大型の鹿の化物以上。首領を除けばあれが今のところ確認できる最大の戦力だろうか)
(ただ、やはりシノブの言うとおりで敵の強さ以上に味方の士気が低い)
(詰められれば蜘蛛の子を散らすように逃げ出し、新型と戦っているのは運悪く逃げ遅れた兵士ばかりという有様)
(このまま黙っていれば勝って幾ばくかの報奨を得て生きながらえる…そんな状況で強大な魔族に立ち向かうものなどいない)
(だが、自分としても無駄な犠牲など望むところではない。それが例え臆した兵士であってもだ)
(逃げ腰になっていただけあって、自分が呼びかければあっさりと道を譲られて)
(開けた戦地を一直線に軍馬で駆け抜けて新型と対峙する)
(近づくだけでビリビリと伝わってくる強烈な魔の気配に否応なく緊張感が高まるのを感じながら)

【お待たせしました。それではよろしくお願いします】

592シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 22:42:09
>>591
「……」
(現れたのは異形の怪物であった)
(大鹿と同じぐらいの大きさであるが、体中がドス黒く変色し)
(目も狂気の光が爛々と輝いている)
(そしてその背中に乗る…いや、合体しているのは首のない人型の上半身)
(胸の部分に鹿の顔が張り付いている)
(そして両手に大きな斧を持ち、鹿の下半身で蹴散らすだけでなく、斧による攻撃も続けている)

半獣半人…いえ、まものかしら?
でもこれだけ目立つと…
そうも簡単にはいかないか
(新たなマモノを確認したシノブが手を上げると)
(一斉に魔法と弓が降り注ぐ…が、斧の一振りによってほとんど撃ち落とされてしまう)

騎士様、いってくれるの?
援護はいる?それとも、兵の援護に行ったほうがいいかしら?
(なんとかチアキに追いつくと耳打ちをして)

593チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/16(金) 23:03:54
>>592
…なんというか、禍々しいにもほどがある外見ね
そして、見掛け倒しではない…と。まあ、これが敵の兵力の中でも単体では最強クラスと考えていいでしょうね
(目の前に現れたのは鹿と人を合体させて生み出したような悪魔的なフォルムの化物)
(見た目だけでもおぞましいその化け物は、旋風を巻き起こさん勢いで斧を振り回し)
(強靭な蹄で、兵を蹴散らして次々に哀れな犠牲者を生み出し続けている)
(当然そこには遠距離からの弓や魔法も飛んで来るのだが、わずか斧の一振りで薙ぎ払われる始末)
(いや、ここまでの強さだと仮に防がれずに直撃させたとしてもあまりダメージは見込めまいと予想できて)
(ここに来て厄介な敵が現れたものだとおもわずため息をつきたくなる)

そうね。兵の援護を優先させてちょうだい
ここまでくると直接の戦闘はある程度以上の戦闘力がないと意味が無いわ
距離を保っての支援に徹させて、直に当たらせないで
もちろん正面は私が引き受けるわ…いくわよっ!
(追いついてきたシノブにそう告げると馬を降りて聖剣を抜き放つ)
(渦巻く魔の気配に反応してか、剣から放たれる輝きは今までに増して白く眩く)
(こちらに気づいて土煙を上げながら大地を蹴って突進してくる相手に真っ向から切り込んで)
(蹄にかけられる紙一重で体を横にかわしながらの一撃を叩き込む)
(…もっともこの程度で倒せたりはしないだろうが、とにかくまずは敵に自分の脅威を知らしめて注意を引くことを考えて)

594シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 23:15:11
>>593
っ!そのほうが良さそうね…
じゃあお願いするわ!代わりにこちらは任せて!
(第二波が発射されるも、目に見える効果がなく、兵の間に動揺が走る)
(そこにシノブが入り、他の指揮者とともに鹿人を1頭1頭確実に戦っていくように方針を変えさせる)

「……!」
(下半身の鹿が口を開くとそこから火球が打ち出され、チアキを襲う)
(また、非常に固く、また鋭い角を構えて突進…)
(そして両手の斧を振り回しながらという三重の攻撃でチアキに襲い掛かってくる)
(幸い、標的はチアキに定めたらしく、どんどん兵が離れ、一対一の空間を作り上げていく)

595チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/16(金) 23:42:22
>>594
ええ、頼んだわよっ!
彼らの士気の低さを良しとはしたくないけれど戦果の上げられない特攻なんて馬鹿馬鹿しいものもないわっ
(まるで動じない敵の姿に戦線に焦りと恐怖が伝染し始めるがそれをシノブがどうにか立て直していく)
(これでいい。戦える相手と戦い確実に押し込む。それこそが勝利につながるはずだ)
(無駄な突撃で兵を消耗するなど、愚策でしか無い。まずはあちらはシノブに任せて大丈夫だろう)

くぅ…っ!さすがに、これは…厳しいわねっ!
でもまだっ、これぐらいなら捌ける!さあ、こっちよ!来なさい!
あちらによそ見なんてしていたらそっちの繋がっている首も落ちるわよ!
(吐き出された火球。これは多少のダメージを覚悟で鎧の魔法抵抗力で受け切る)
(殺しきれない熱にジリジリと焼かれながら、角による突進を正面から剣で受け止める)
(固いもの同士がぶつかる甲高い音、押し合う角と剣の間で弾ける火花)
(地面に足を踏ん張ったまま、それでも勢いに押されていき)
(そこに振り下ろされる斧まではさすがに受けきれずに飛び退って回避をして)
(その間際に油断なく一撃を繰り出して牽制して再び距離を測る)
(想像以上の強敵。一撃が重い上に、それを畳み掛けるようにそれぞれ違う武器から連携で出してくる)
(挑発してこちらに引きつけたはいいが、攻めるにしろ守るにしろ簡単にはいかなそうで)

【では、そろそろリミットが近いので今夜はこれでまた中断をお願いしていいかしら?】

596シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 23:44:56
【ええ、こちらもリミットが近かったからお気になさらず!】
【今日もお付き合いありがとう、おやすみなさい!楽しかったし、きてくれて嬉しかったわ!】

597チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/16(金) 23:51:58
>>596
【眠気が来るとどうしてもレスに時間がかかってしまって、そのわりにあまりしっかりと書くことが出来てなくて申し訳ないわ】
【ただ、私もとても楽しませてもらっているし負担になったりなんかしていないわよ。むしろ逆ね】
【一緒にまた遊びたいと思うから来ているわけですし、それに無理なぐらい疲れていたらちゃんと言うから大丈夫】

【では、今夜もお疲れ様でした。また次回も楽しみにしているわね。それではおやすみなさい】

598シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/16(金) 23:53:05
>>597
【いえいえ、とても楽しませてもらってるわ!】
【では遠慮なく誘わせていただくわね、これからも!ではおやすみなさい!今日もありがとうございました!】

599チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 15:57:03
では時間なので待たせてもらいます

600シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 16:49:09
>>599
【ごめんなさい、おもったより遅くなりました!おまたせしてすみません!】

601チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 16:51:32
>>600
【ええ、大丈夫よ。のんびりとさせてもらっていたから】
【夕方は私はあと一時間ほどしか動けないけれど、それまで楽しみましょう】

602シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 16:57:06
>>595
「……」
「…!!」
(一言も喋ることなく斧を構える魔物)
(一方下半身の鹿は荒く息を吐き、大きく息を吸い込んで)
(今度は火炎を吐き出した、火球のように真っ直ぐではなく、放射状に広がるように)

ああ、あっちは結構…
あの騎士様の助けはないわ、こっちは私達がどうにかするの!
さ!死にたくないなら隊列を乱さない!
盾兵は一定間隔で後退!その代わり全力で盾を構えて!
強化魔法は切らさない!卑怯でもいい!一方的に!一斉に!
(一方こちらはなんとか隊列を整えさせ)
(盾兵を前にだし、攻撃は遠距離攻撃に集中させる)
(そのかいあってしか人達はどんどん数を減らしていく…)

『報告!本陣付近に強大な魔力を感知しました…!』
『至急調査に向かいます!』
その情報はしばらく伏せといて!士気にかかわるわ!
(にわかに背後が騒がしくなるが…ケーカがなにか手を売ったのだろう)
(楽団体が演奏をはじめ、士気を高めるとともに余計な騒ぎを聞かせないように)

【貴重な時間を頂いたのに申し訳ありません…よろしくお願いします!】

603チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 17:12:26
>>602
……あちらはどうにかなるかしら
いえ、どうにかしてもらうしかないわね
(シノブの指揮で再び軍隊としての秩序を取り戻しつつある味方の兵士たち)
(その動きは無駄なく、効率的なものに変わっていって再び形勢を取り戻し押し返しつつある)
(戦況は大局的にはもうチェックメイト。最後に敵の頭を刈り取るだけなのだけど)
(しかし、前線にいる兵士たちにはこれが命がけの修羅場であることには変わりがない)
(未だに姿の見えない敵の首領の行方も気になるところ。早くここを片付けてしまいたいのだが…)

何か動きがあったようね。おそらく……そうなるとあまりここで時間も取れないわ
悪いけれど先を急ぐの!詰めさせてもらうわよっ!
(詳細はわからないが、にわかに騒がしくなる後方、本陣付近だろうか?)
(その子細を確かめる余裕はないが、この状況で何かまずいことが起きるとすればそれほど要因があるわけでもない)
(鹿の吐き散らした炎が眼前に迫る。それに向かって突撃するとあっという間に紅蓮の渦に飲み込まれて姿が消えて)

――まずはそこから潰させてもらうわっ!ハアァァッ!
(放射状に撒かれた炎の中を真っ直ぐに突っ切り、それを目くらましにして鹿の目の前に躍り出る)
(魔法的な防御性能もあるとはいえ、炎の中を突っ切れば決して無傷ではなくあちこちから焦げた黒煙を上げながら)
(それでもまるで怯んだ様子もなく、構えた剣を突き出すと今まで炎を吐いていた下半身の鹿の口目掛けて切っ先を抉りこんで)

【気にしなくて大丈夫。問題ないわよ。それではよろしくお願いします】

604シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 17:26:09
>>603
「……!」
(魔力を注ぎ込み、吐き出した炎の色がどんどん明るくなる)
(周囲の大気が揺らぎ、蜃気楼を発生させ…)

「…!?」
(焼き殺したはず…そう思った瞬間)
(口の中に鋭い痛みと衝撃を感じた魔物が見たものは)
(魔界の炎に焼かれたはずの…ちっぽけな、自分たちから見たらちっぽけな騎士の姿だった)

よし!追う必要はないわ!あとは掃討戦大好きな奴らに任せましょう!
さて…ではあなた達はここで待機!
強敵がきたら逃げなさい!あとは、生き残れば、勝ちよ!
(鹿人の総トプが終わり、人を整えさせたままでときの声を挙げさせる)

さて…大丈夫かしら…
(その間にそっと、チアキの方に向かっていって)

【本当にごめんなさい、よろしくお願いします!】

605チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 17:39:28
>>604
…あら?まさか生きているとは思わなかったという顔ね
あなたたち魔族はたしかに強い。生まれながらにして、人類より遥かに…
だからこそ、人間が自分たちに勝ると思わない。強いなんて思いもしない…それが敗因よ!
(驚愕に見開かれた目。苦痛に歪む顔)
(握った剣の柄に力を込めて、体ごと一気に刀身を鹿の口内に押し込んでいく)
(炎の残滓が足掻くように断続的に口から吐き出されては消えるが、そんなものには構いもしない)
(これほどの強敵の命を奪うか否かのやり取りの中にあって僅かでも手を緩めればこちらの死につながるだろう)

騎士を…人間を舐めないことねっ!消え失せなさい!
(半ば以上、ねじ込んだ刀身を真横に薙ぎ払う。肉を引き裂き骨を断ち)
(血まみれの剣をそのまま返す刀で袈裟斬りに斬り下ろし)
(さらに斬り上げて、突き刺して、断ち割って…)
(遠くに聞こえる勝鬨の声。それに後押しされるように一気呵成のメッタ斬り)
(シノブが辿り着いたのは、ちょうどそのタイミングだった)

606シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 17:55:21
>>605
「……!」
(そもそもこの闘い、初めから誤算だった)
(主が眠りから覚める前、人間との闘いはた高いと呼べるものですらなかった)
(一方的な殺戮と陵虐…主が勇者と呼ばれるものと相打ちになる、封じられるまで)
(しかし目が覚め、新たに活動を開始したときは変わっていた)
(闘いも思ったようにいかず、はじめこそかっていても押し返され…)
(決戦の地ではいきなり過半数を失った)
(そして自分も…)

「……」
(再び眠りに…次目覚めるかはわからぬ闇に戻っていく…)
(願わくば自らのヌシが同じ目にアワぬことを祈って…)
(そして騎士として…自分を倒したものに餞別を…)
(この者が死ぬまでは助けになってやろう、下らぬ凶刃を防いでやるかと考え)
(目の前の魔物が闇とともに地に溶けると、魔物の鎧の一部が溶け出し…)
(チアキの鎧にやどり、姿を消した)

助けは…いらなかったかしら?
(シノブが戻った頃に立っていたのは、勝利者…チアキの姿であった)

607チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 18:14:51
>>606
……ええ。たしかに、貴方は強かったわ
生きて再び会うこともないでしょう。でも、剣を交えた強者として覚えておくわね
(鹿の魔獣、いや魔族の体もそこから流れた血も全てが黒い闇となって分解され霧散していく)
(力を失い、この世界に留まることができなくなったのか…まるでそこには何も存在しなかったかのように溶けて消える)
(その散り際、鎧から分かたれた力の一部が自分の着用していた鎧に宿り)
(力と一緒に、その意志が流れ込み、感じ取られる)
(人間と魔族。決して相容れないながらも強者として戦場で刃を交わして命を賭けた仲)
(絆や理解というほどに親密なものではない。でも確かに感じられる、勝者への敬意)
(地に溶けゆく、もう僅かばかりのシミのようになった黒点を最後まで見送るように眺めながら呟いて)

――そうね。そちらの手を煩わせずに済んだわ
さあ、次に行きましょうか。まだ終わってはいないのでしょう?
最後まで仕留めきってしまわないと勝ったとは言えないわ
(シノブの声に振り返ると剣を収めて語りかける)
(周囲の兵士たちは敵の軍勢を追い散らし、強力な個体であったものも討ち倒され)
(半ば一足早い戦勝のムードすら漂う勝鬨をあげている)
(だけど、しかし。先程の本陣の不審な動きのことを忘れてはいない)
(敵の首魁。その最も強い相手を撃ち漏らせばまたいつこのような侵攻が起きないとも限らない)
(やるからには徹底的に根絶しなければ、勝ちきったとは言えないのだ)

【では、そろそろリミットなのでここで一度中断ということでいいかしら?】

608シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 18:17:52
>>607
【ええ、凍結了解よ!遅れて本当に申し訳なかったわ…】
【今日もありがとう…できれば近いうちに続きをしたいわね…そろそろクライマックスですし!】

609チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 18:24:07
>>608
【よくあることですもの。そもそも私から時間を指定したけれどそれでいいとお返事を頂いていたわけでもないし、ね】
【忙しい中、慌てて駆けつけてくれたのでしょう?来てくれて嬉しかったわ。ありがとう】
【そうね…直近だと今夜22時ごろからならとなるけれどさすがに今夜では慌ただしいでしょうし、無理は言わないわ】

610シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 18:28:20
>>609
【いえ、では22時にお待ちさせていただくわ!】
【ではお疲れ様、今回もありがとう、では…!またあいましょう!】

611チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 18:34:36
>>610
【ではまた今夜22時に】
【それじゃあまた後ほど。ひとまずお疲れ様でした】

612シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 18:38:30
>>611
【こちらこそありがとうございました!】

613シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 21:58:34
【では待機させていただくわね】
【待ちながらお返事をかいておきます-】

614チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 22:02:07
>>613
【こんばんは。夕方に引き続きよろしくね】
【ではお返事をお待ちしていますね】

615シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 22:05:28
>>607
さすがね…あんなのを倒しちゃうなんて…
救急部隊、よかったら回復魔法をかけてあげてちょうだい!
そのチカラ…いえ、まだこの闘いも終わってないわね…
斥候部隊っ!何か他に動きはあったかしら…?
(肉片一つ残さず消え去った強く、恐ろしい魔物)
(それを1人で討伐してしまった眼の前の騎士…)
(自分の雇い主であるケーかがみたらきっとそばに置きたがるだろう…)

『おふた方に内密の情報が…』
『敵首領と思われる魔物、連合軍本陣、テオドルスの陣に出現、強襲をかけましたが…』
『救援等の依頼は来ていません…依頼がなければ、軍としてこちらが動くのは難しいとケーカ様からです』
『あくまでも軍としては…だそうですが』
(なにか察してくれ、と言いたげな顔で「軍として」というところを強調し)

【はい!こちらこそよろしくお願いします!】

616チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 22:42:57
>>615
…まあ。このために来たのだからせめてこれぐらいの働きはしないとね
…ありがとう。助かるわ。正直、楽な戦いでもなかったもの
(そう、なんでもないことのように言うがシノブのような人間に褒められると少し擽ったいもので)
(駆けつけた救急部隊のかける回復魔法で全身の傷が癒やされて疲れが抜けていくのを感じながら一息つく)
(しかし、まだこれで戦闘が終わったわけではないのだ。この治療もまた次の戦闘への準備でしかない)
(たった今得た勝利に緊張感の糸を切らすまいと気を引き締めなおして、斥候部隊の報告を聞いて)

そう……こちらの盟主を討たれたら元も子もないでしょうに
…いえ。それも戦後を見越しての判断というものかしら
テオドルスに何の貸しも作らずに助けるぐらいなら、いっそ名誉の戦死を遂げてもらうのでも構わないと…?
或いは他に動くに動けない事情があるか…この期に及んでなんとも、まあ…
(報告を聞いて、やれやれと頭を振って長い黒髪を揺らして)
(呆れたように呟きながら馬の背にひらりと跨って)

そういうことであれば…連合の盟主の救出と敵の首領を討った手柄は「ケーカの軍の客将」ではなく
ブラックリバー家の騎士の…ええ、当家の手柄とさせてもらいましょうか!
シノブ、後ろに乗りなさい!しっかり掴まっていないと振り落とされるわよ!
(目指すは後方、連合軍の本陣の旗の翻る一角)
(…もちろんあそこに護衛の備えがないわけではないだろうが)
(多くはあの大規模魔術陣を発動させるための魔術師たち)
(それも先程の魔術の発動で魔力をかなり消耗してしまっているであろう、魔術師たちだ)
(そこに自分が先程討った魔族よりさらに強力な化け物が攻め込んだらどうなるか…)
(奇襲としてはたしかに効果的だろう。いや、もう戦争の趨勢は決まったのだから)
(戦略的な意味など殆ど無い、ただの憂さ晴らし、最後の悪あがきの一矢というところだろう)
(それでもここまでテオドルスの指揮ぶりを見てきて、彼がここで死んで惜しくない人間には思えなかった)
(故に走る。ケーカには軍として動けない事情があるというのならそれもやむを得まい)
(だが、自分ならば話は別だ。曲がりなりにも侯爵家の血筋)
(この状況で命令無く動いたと咎められる謂れはない。都合よく英雄物語としてケーカが何とでも処理してくれるだろう)
(蹄の音を響かせて飛ぶような速さで地を蹴り、程なくして見えてきた本陣の旗の翻る門を潜ると陣内へと踊りこんだ)

【お待たせしました。それではよろしくお願いします】

617シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 23:20:20
>>616
ええ、お疲れ様…どれぐらいの地位の敵かはわからないけど確実に幹部クラス
場合によっては右腕クラスの敵に見えたわ…このことはしっかり報告しておくから
(一部の兵…調査部隊だろうか、魔物が溶けて消えたあたりを何やら探っているが、なにも手がかりは得られなかった様子)

『いえ、こちらも救援にむかおうとしたのですが…断られてしまったようで…』
『見学ならかまわない…などと返されてしまいましたが…』
『いえ、まぁケーカ様ですし、何かしら裏があってもおかしくはないのですが…』
『そもそも救援部隊を率いたのはケーカ様本人ですし…』
(一応兵はだしたらしいが、あちらから断られてしまった様子)

行くみたいね…いいわ、行くならどうぞ、あなたは言われたでしょう?
ワンマンアーミー、すきに動くといいわ
かわりに監視役としてついていってあげる…
私にも馬を!大丈夫、乗るぐらいはできるわよ!
では、ここは任せたわ!あとは私達がなんとかするから!
(先に走り出したチアキを折ってシノブも走り出した)

「まだ、今なら道はあると思う…考え直していただけないだろうか」
(本陣に突入した二人が見た光景、それは…)
(鹿の顔、毛の生えた人型の胴体、大きく禍々しい羽、そして地面につきそうなほど長い両腕、鋭い鉤爪を盛った魔物)
(そして黄金色に輝く鎧をまとい、また腰に剣を下げたこの闘いの盟主の姿だった)

『しばしお待ちを、チアキ様!』
『テオドルス様は、外交中途おっしゃり、手出しを禁じられています』
(馬の前に黒装束に包まれた斥候部隊…あの時砦でも情報を持ってきた人物とも思われる…が立ちふさがった)

「こちら側の文献によればもともとこちらは人が住む地で、山の向こうがあなた方の土地であったはず」
「そしてあなたが眠りについたあとも山の向こうには行かないようここの領主は命令を出していたようだ」
「実際あなた達の住む山の向こうどころか、あの山にも集落はなかった…」
「だからまた山の向こうに戻っていただけないだろうか…」
「仲良く、とは言わない、相互不干渉で生きていこう、と私は提案したい」
「ディアガス殿…私はこの連合軍の代表として停戦を提案する」
(どうやら目の前の魔物は敵の首領らしい…)
(しかし魔力は先程の魔物よりも低く…いや、消耗しているのだろう)
(よく見ると翼、右大腿部、そして左肩から胴体深くまで光の線が走っている)
(その光はテオドルスが下げている宝剣と同じ光)
(宝剣の魔力なのだろうか、斬っても絶命には至らせず…何らかの手段でダメージを…猶予させているのだろうか)

「…ニンゲンゴトキガ…サルガ…シネ!」
(鉤爪を振り上げて襲いかかる魔物の首領…しかし)

「やめてく頂きたい…あなたが降伏していただけないと…」
「他の部隊を止めることはできない…」
「きっと彼らは、そして人間たちはあなたが死ねばあなた達の土地に逆侵略を開始するだろう」
「今回の戦争で死んだものもいる、今までの恨みを持つものもいる」
「あなたが私の提案を受け入れてくれれば、停戦という形でそれを防ぐこともできる…」
(瞬時…少なくてもシノブには見えなかった…)
(魔物が襲いかかったと思った瞬間、テオドルスは魔物の後ろに回っており、魔物の首に光の傷が増えていた)

「もう一度お願いする…停戦を受け入れて欲しい」
「これが最後の、お願いだ…」
(それでも憎しみの炎を宿し、対峙する魔物に向かって)
(悲しそうに…しかし今度は剣に手をかけた)

618チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/18(日) 23:42:41
>>617
――…いたっ!すぐに加勢を…っ、なにっ!?
(本陣に突入してすぐに見えた敵の姿)
(その威容は敵の魔物たちの首領と呼ぶに相応しく)
(即座に剣を抜き払い攻撃を加えんとしたところを斥候部隊に制止される)
(慌てて馬の手綱を引き、危うく跳ね飛ばすところだった黒装束の者たちを避けて、彼らの告げた言葉に驚いて)

外交……あれと…?
いえ…なるほど…わかったわ
(まさかこの期に及んで、奇襲をかけてきた敵の首領と外交をするとは思わなかったが)
(テオドルスの話す言葉を聞けば、その事情にも納得がいく)
(たしかにあの魔族が生きてさえいれば、ここで停戦としてこれ以上の戦火の拡大を防げるだろう)
(このまま勝ち戦の勢いに乗って敵の領土に攻め込めばどうなるだろうか)
(たしかに初戦は勝つだろう。いや、そのままその土地を制圧することすら出来るかもしれない)
(しかし、そこから先は長きに渡って怨恨と復讐が絶えず火種が燻り続ける土地になる)
(多少の領土と引き換えにしてもいい代償とはあまり思えない)

…もう止めておきなさい。少なくとも今の貴方には勝てないわ
いえ…違うわね。勝ち負けを無しにしようと、そう言っているのよ
これ以上は人間側もそちらと争うつもりはないの。もうそちらに残された戦力は貴方だけよ
…わかるでしょう?もう終わりにしましょう
(…早い。辛うじて見えた動きと、そして剣の一撃。テオドルスは剣士としても一流の腕と見ていいだろう)
(正確に首を断つかに見えた一撃はしかし相手の体に一条の閃光だけを残して)
(おそらく、任意のタイミングであのダメージを発動させられるのだとしたら)
(傷を受けている箇所からいってもあの魔族はもう完全に詰んでいるも同然で)
(馬を降りるとその二人の間に割って入る)
(自分が何をできるかはわからないが、このまま二人で話をさせても)
(きっと次の一手は互いに武器を向けて切り結ぶぐらいしかなさそうだと、そう思えたから)
(それを少しでも引き伸ばし、話し合うことが出来るのならばと)
(自分の鎧の纏う、先ほど討ったあの魔族の力)
(それが持つ意味が、もうこのディアガスという首領以外には戦力は残っていないとわかってくれるだろう)
(そのことで戦意を削げるか、それとも火に油を注ぐことになるかはわからないが…)
(安易に敵を手に掛けて、将来に禍根を残したくないというテオドルスの意志には賛同できるものが逢った)

619シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/18(日) 23:59:04
>>618
「ミトメヌ…サルドモガ…!」
(それでもなお立ち上がり、牙を向けようとする魔物)

「頼む…同じ、率いるものとして…ここは飲んでいただけないだろうか…」
「誇りもあるだろう、しかし、誇りのために失わなくていいものを失う必要はないのではないだろうか」
(一方でテオドルスの方にもじんわりと汗が滲む)
(視線のはるか先…今は主もいない敵本陣から煙が上がっている)
(戦況が有利に働けば働くほど、より相手に厳しい条件を突きつけないと民は納得しない)
(今でも停戦と言われたら納得しないものが多数出るだろう…場合によっては内戦になるかもしれない)
(それを黙らせるため、あえて魔法陣を見せ、自分のもとでまとまるようにしたかった)

「おや、キミは…」
(チアキの方を見るテオドルス)
(周囲の側近が顔を真赤にしてチアキに何かを行っているが、手で制して)

「クツジョクダ…ナサケヲカケラレルナド!」
「ユルセヌ…ユルセヌ…」
「ッ…アヤツ…ウラギッタノカ!」
「ナニモナイ…ガ…ウバワレハセヌ!」
(しかしその言葉…二人の言葉も敵聞き入れられず)

「フキトベ…!モロトモニ!」
(魔物の身体にかなりの魔力が集まった、その瞬間)

「それは…させられない…」
(テオドルスが剣を抜いた瞬間、魔物の身体から無数の光が溢れ…砕け散り…消滅した)

「戦闘終了…私達はこれで撤収しよう」
「残念だ…敵首領が死んだせいで、同盟も解散…」
「これにより、私は他の軍に撤退命令をかけることはできなくなった…」
「呼びかけは仕様…だが強要はしない…」
(大きく肩を落とし、側近に指示を出した)

620チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 00:06:22
>>619
【それじゃあ、今夜はここまででまたいつものように中断をお願いしてもいいかしら?】
【いよいよ後少しという流れなので、ちょっと心残りなのだけど】

621シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 00:10:55
>>620
【はい、了解っ!お付き合いありがとうございました!】
【私が夕方早く来れてれば… でも次回には終わりそうかな!】
【なるべく早いうちにやりたいですっ!】

622チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 00:13:11
>>621
【ええ、私も楽しみにしているしまた近いうちに呼んでもらえたらと思っているわ】
【今日は夕方からお相手ありがとうございました。とても楽しかったわ】
【では、おやすみなさい。また逢いましょう】

623シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 00:16:18
>>622
【こちらこそおやすみなさい!ありがとうございました!】

624シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 21:26:56
【ではお先に待機します!】

625チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 21:30:27
>>624
時間ちょうどかしら
こんばんは。今夜もよろしくね

626シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 21:32:03
>>625
【はい!こちらこそよろしくお願いします!】
【何かあればっ!なければこのまま初めちゃいましょう!】

627チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 21:39:53
>>626
【そうね。あとはそろそろこのロールも一段落という流れなのだけど】
【特にそちらで何もご相談とか無くていつものように流れに任せて大丈夫というなら私もこのままいけるわ】
【ということで、ひとまず続きのレスを書くので、何かあればその都度にでもご相談ください】

628チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 22:09:30
>>619
愚かね……目の前のことに囚われて、自分に付き従った者たちのことまで考えない
こんなことでは……
(恐らくは周囲を道連れに自爆をしようとしたのだろう)
(それを止めるべく聖剣を抜きかけるが、それより先にテオドルスの宝剣の力が発動し敵を消滅せしめる)
(今までに討った魔族たちと同じようにその姿を残さず、霧散していく)
(その様子を見ながら、苦い思いが胸に去来する)

…同盟の盟主とはいえ、元々は集まったのは周囲の有力者たちばかり
強制的に従わせられるほどの力関係もない。ましてや敵の首領を討って同盟の目的を果たした今となっては…ということね
他の将たちが各自の判断で敵を殲滅しにいくのも、敵の領土を切り取りに行くのも自由
…いえ。むしろこぞってそうするでしょうね。先に軍勢を進めそこを制圧した勢力の支配地となる…戦場の慣例ね
そして、血が流れ続ける…これは、誰の勝利なのかしら
(失意のテオドルスの言葉は、ここから先の一見すると華々しい勝利の後に来る泥沼を物語っていた)
(ここから見えるあちこちに翻る違う旗印の旗の数々)
(それぞれに違う勢力で、それぞれの思惑があって集結していた寄せ集めの同盟)
(その目的は果たされて、目の前には戦力の多くを失い無防備になった敵の領土)
(この後に何が起きるかなど想像に難くない。増して敵は人間を駆逐せんと攻めて来た魔族だ)
(占領、支配、弾圧…蹂躙の限りが尽くされて深い遺恨が残されることだろう。とても穏当な治世など望めそうもない)

――…ノブレス・オブリージュ
貴きものには義務があるわ。貴方はこの同盟の盟主だったのだから最後まで力を尽くしなさい
今、この事態を変えられないとしてもいつの日かこの地に平和が訪れるように
貴方だけしか目先の利益以上のことを考えている人間がいないのなら、貴方だけでも最善を尽くすのよ
すぐに何か打てる手がないのだとしても、それが何年も、いや何十年もかかることだとしても
軍勢をかき集めて戦争をするよりもよほど大変でしょうけど、立場のあるものはそうしなければならないわ

さあ、シノブ。私たちも一先ずケーカの陣へと戻りましょうか
もう事実上は終わったようなものだけど、私も一応は彼女の配下だったわけですし
挨拶もなしに帰るというわけにもいかないわ。紹介してくれた人の立場というものもあるしね
(テオドルスほどの人物に下手な慰めなど必要ないだろう)
(背を押すような言葉をかけると馬に跨り、ケーカの陣へと引き返す)
(あちこちで上がる万歳の唱和。戦友と肩を叩いて勝利を喜ぶ者たちの姿)
(…たしかに勝った。勝ったというのに、なんともやりきれないものを感じながら)

【お待たせしました。それではよろしくお願いします】

629シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 22:31:20
>>628
「……最悪の事態、我々が敗北し、人の領土が奪われ、蹂躙されなくてよかったと考えるべきだろう」
「負けていてこれでは…もし彼らが勝っていたら、と考えると恐ろしくなるさ」
「そのつもりだ…これからが忙しくなるな…」
「…まとめる、か…私が…いや」
「おっと、失礼した…君も早く戻るといい…これからは、騎士の誇りとは縁遠い戦いが始まるかもしれないからね」
(今回の戦争は人間の勝利で終結した)
(これは喜ぶべき事態であり、そのために戦ってきた)
(しかしこれから…この戦争以上の血が流れる事態を引き起こしかねない勝利…)
(天を仰ぎ、そして炎が上がり始めた山の方を見ると側近に囲まれ、奥に入っていった)

「ふーん…ここは一度引いて欲しい、ねぇ…」
(チアキとシノブが陣に戻ると、ケーカのいる本陣に通された)
(中は慌ただしく側近たちが駆け回っており、山の向こう、魔物領の地図も広げられている)
(今、テオドルスからの使者が来ていて、盟主の考えを伝えているところのようだ)

「あら、ふたりとも、おかえりなさい、無事で何よりよ…」
「チアキは敵のNo.3を倒したみたいね…お疲れ様、報酬は弾むわよ」
「シノブはどうだった?戦場の経験は?そこの騎士様から学ぶものはあったかしら?」
(二人の姿を見ると立ち上がってまずいたわって)

「せっかく敵を倒したのよ?こちらとしては戦支度に兵への給金」
「更には死んだ兵の遺族への年金もあるのにこのまま帰れというのかしら?」
(横では早速侵攻案が提示されている、山を迂回…あえて他の軍と違う方向から切り取り)
(更には魔族同士の対立を煽り、消耗させた上での傀儡樹立など次々に意見が出ては議論され、改善されていく)
(地図によると早速ラズィの歩兵たちとこの近辺に領地を持つものが競い合うように進んでいるらしい)
(一方征誅騎士は既に姿を消したようだ)

【このまま流れで…終わりに盛っていって大丈夫だと思いますっ!】

630チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 22:52:31
>>629
…ええ。戦果としては十分だと自負するところだけど、あまり後味の良くない戦いだわ
(本陣の天幕に入ると早くも戦後処理というか今後の侵攻と占領のための動きが議題に上がっていて)
(ケーカの労いの言葉にも何も心が動くものもなく、疲れた様子で小さく頭を振る)

つまり…何か奪う価値のあるほどのものがこの辺りには築かれているということね
まあ、知性のある魔族たちがいたのなら、ただの未開の山野ということもないのでしょうけど…
(地図を周りの者達と同じように睨みながらぽつりと呟く)
(おそらくは暴れるだけしか能のない魔獣の跋扈する山岳地帯というわけでもないのだろう)
(魔族たちにある程度の知性があり、社会的な基盤を築いているのだとすれば占領する価値は高い)
(最悪、捕まえて奴隷にしても…というところか)
(征誅騎士たちは引き上げたようだが、あのならず者の寄せ集めのようなラズィの軍が功を競って進んでいるようで)
(おそらく今頃前線は血みどろの修羅場となっていることだろう)

……ケーカ。報酬は弾むと言った言葉に嘘はないかしら?
(しばらく目を細めて地図を睨み黙考して)
(視線を図上に留めたままで、まだ議論の最中のケーカに声をかける)

【ええ、了解よ。それではこのままいかせてもらうわね】

631シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 22:59:46
>>630
「あら?魔物に同情でもしたのかしら?」
「そうね…それ以上に、今まで怯え、震えるだけ…」
「せいぜい防衛戦をはって侵攻を遅らせるのが関の山だった人間が完勝した歴史的な日になるかもしれないわよ」
(そうは言いながらもどこか冷笑的な表情を浮かべている)

「さぁ、どうでしょうね?たとえ未開の山野でも魔物料にしておくよりは、というのはあるかもしれないわね」
「ええ、そうよ…もちろんあげられないものは多いけどね」
「聞いてあげる…何がほしいの…?騎士様ともあろうものが…」
「いえ、意外とホシがりさんなのかしら?」
(椅子から身を乗り出すようにした語りかけてくるケーカ)
(目を見開き、口を釣り上げ…よっぽどこちらのほうが魔物らしいかもしれない)

632チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/19(月) 23:21:47
>>631
…今まで防戦一方だったのが、ただの一度の勝利で形勢の逆転とはいかないと思うわよ
勝ちすぎて深みに嵌まらないようにと、忠告だけはしておくわ
(ケーカは決して愚鈍な人物ではない。いや、むしろその逆だ)
(それでもテオドルスとは見えているものがまるで違うのは生来の気質の違いか)
(いや、或いは自分の才能を頼り、そしてその結果として勝ちを得ることに馴れている故の慢心なのか)
(…冷笑を浮かべる彼女にこの言葉は届くだろうか?)
(周りにいる他の将軍や参謀たちは、何を馬鹿なことをと言わんばかりの表情でこちらを見ているものまでいる)

……別に。そこまで期待してもらって悪いのだけど、特に珍しくもなんともないものよ。他愛もない俗っぽい望みね
領地を。場所は…そうね。ここの平野一帯を
敵のNo.3を討ち取った手柄に見合うだけのものを要求するわ
まさか仮にも手柄を立てた侯爵家の出自の騎士に金貨の一袋ほど渡して返すなんて、そんな真似はなさらないのでしょう?
(なるほど。どうやら欲のない人間だと思われていたらしい。それはそれで、嬉しい評価ではあるのだけど)
(口にしたのは領地の要求。勝ち戦に参加して手柄を立てた貴族の要求としてはありふれすぎていて)
(何を言うのかと目をギラつかせていたケーカからしたら、肩透かしかもしれないような俗っぽいもの)
(地図に書き込み囲った一帯は、これからケーカの軍勢が進行する先に行き当たるだろう開けた平野地帯)
(山々の間にあってそこだけ開け、程よく川も流れ込み、比較的に肥沃な土地だろうというのが地図からでも伺える…そんな場所)
(要求ついでに自分の手柄と、そして身分まで持ち出す俗っぽい交渉)
(そう。仮にも侯爵令嬢。身分のあるものに報酬を贈るには、それなりのものでなければ逆に与えた側の名に傷がつく)
(農民上がりの兵卒がまぐれで敵の首級を挙げたのとはわけが違うのだぞ、と)
(言外どころか露骨に口にして要求し、周りの側近たちが自分の取り分が減りそうだと、肩をすくめるのを無視しながらケーカを一瞥して)

633シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/19(月) 23:35:46
>>632
「ええ、その通り…これからも戦いは続くでしょう…」
「だからこそ、すすめる時に進んでおかないと…」
「今切り取った領地は、また取り返されてもゼロに戻るだけ…」
「だけど、このまま下がって、またここが洗浄になり、もし敗北したら…」
「この後ろの、数千、いや、万単位の人間が住むあの都市が焼かれるかもしれない」
「そしてさらには…」
(ケーカとしてはすこしでも領地を切り取り…そこを防衛戦にしたいのだろう)
(山を城塞に改造すればより長い時間耐えることができる)
(そうすれば避難も、そして戦力の集結も可能だろう)

「ふーん、いいわ、しかし採算は取れるのかしら?」
「魔物の出る面倒な土地になるわよ?」
(すこし驚いたような表情を浮かべるが、再び冷笑的な顔つきに戻る)
(側近から、そこを通らねば侵攻が難しくなる、と言われるが軽く手を振って答えて)

「そして…どうやら私達をこれ以上進ませたくないらしいわね…」
「ね、どこぞの使者さん…良かったわね、お友達が増えて…」
(テオドルスの使者に笑いかけるケーカ)
(しかしその瞬間、空気が一変する)
(にこやかながらも部屋のあちらこちらから殺気を滲み出させている)
(そしてケーカのこの余裕、あの魔物を打ち倒した騎士に襲いかかられても対抗する手段があるのだろう)

634チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 00:06:59
>>633
ええ、言質もいただいたしそれで十分だわ
まさかこれだけの将の前で私に与えた褒美を後でなかったことにするなんて言わないでしょうから
…採算が取れるかどうかは、行ってみてのお楽しみね
魔族がそこに山城を築いているかもしれない、あるいは魔の者たちの村や街が発展しているかも
何も無かったとしても地勢的に悪い場所ではないわ。ああ…軍の通行には「協力」させてもらうからどうぞ遠慮なく申し出てちょうだい
(ケーカの言葉に満足そうに頷くと、線で囲った土地の上にご丁寧にブラックリバー家の家紋を押印して)
(側近が、軍の侵攻を憂う言葉を口にするのを聞くとそれには協力すると…つまり通行税はいただくと返して)
(この土地に、何があるのかは果たして行ってみなければわからないというのは本当のところだ)
(何かしらあれば、それを奪って利用できるのだから良し。何もなくても地形的に利用価値の高い場所だ)

あらあら…誤解されては困るわね。言ったでしょう?「協力」はする、と。ええ、常識的な条件でね
…いえ。断言はできないけれどおそらく、きっとね。ふふ
そうそう、テオドルスの使者が来ているんだったわね。ちょうど良かったわ。一つ頼まれてくれるかしら?
(ケーカの言葉を契機にピリピリと張り詰めていく空気)
(どうやら先回りして、進路上の土地を抑えることでケーカの軍の侵攻を合法的に妨げる狙いだと思われたのだろう)
(…それも考えなくはなかったが、しかしそれよりももう少し違う手段を取る)
(そもそも、ここでそこまでしてケーカとぶつかっても逆に利益がない)
(最悪そんなことになればここで力尽くでも…なんて展開になりかねない。現にそうなりかけているわけで)
(しかし此方としてはそんなつもりはなく、紙とペンを取ってサラサラと簡潔に何かを書き付けてこれにも家紋を押して)

……これを、テオドルスに渡してちょうだい
領地の統治権の委任状よ。私の、ブラックリバー家の代行として全権を委任すると
その領地の場所がどこかは言うまでもないわね?
(その手紙を封にしまうとテオドルスの使者へと託す)
(そして早く行けと促して。もちろんその行く手を何者かが害するつもりならすぐにでも剣を抜く構えで)

――…私、よく考えたら今は一介の冒険者なのよ
そんな面倒な領地の統治にかまけている暇なんてなかったわ
せっかくいただいたのにごめんなさいね
(…これでいい。あの侵攻した地域の中にテオドルスの軍勢の介入する場所がありさえすれば)
(軍の通行の要所を関所という形で間接的にでも抑えることができ、あの平野の広さなら開拓してそれなりの規模の軍を駐屯させることもできる)
(無慈悲な蹂躙も、無謀な進軍も、彼があそこに軍を置き睨みを効かせてくれればいくらかは緩和できるだろう)
(そして今後、長い時間をかけても魔族と人の融和とまでいかずとも緩衝地帯として機能してくれるだろうと、そうなることを願って)

では、しっかり報酬もいただいたし私もこれで失礼するわ
ごきげんようケーカ…せっかく評価していただいたのにお友達になれなかったのが残念ね
…貴女のその才能の輝きがいつの日か貴女自身の目を眩ませないことを願っているわ
(渦巻く敵意を慇懃な一礼で涼しい顔で受け流して踵を返すと)
(手紙を託した使者を守るように側に立ち、一緒に出て行く)
(これでともあれ一段落といったところだろうか)

635シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 00:09:29
【もう数レスで終わりそうだけど私の体力が尽きてしまったわ…】
【凍結をお願いしてもいいかしら…?】

636チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 00:10:44
>>635
【ええ、大丈夫よ】
【私もこれがクライマックスと思って少し書きすぎて時間をかけてしまったものね】
【とりあえず〆は次回のお楽しみということにして今夜は休みましょう】

637シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 00:12:43
【はい!おやすみなさいっ!今日もありがとうございましたっ!】

638チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 00:14:31
>>637
【ええ、こちらこそありがとう。楽しませてもらったわ】
【それではお疲れ様でした。おやすみなさい。またね】

639シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 21:23:21
【さて、先に待機しつつレスを作っておくわねー!】

640チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 21:33:41
>>639
【こんばんは。今夜もよろしくね】
【ではレスを作ってくださっているということなのでお待ちしています】

641シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 21:42:16
>>634
「はいはい、わかったわよ…持っていきなさい」
「その代わりこれ以上は厳しいわよ?土地をやれない分、金銭で褒美を上げなきゃいけないんだから」
(椅子の上でむすーっとした顔で足を組み、地図に記させる)
(側近たちは何やら提案をするが、手を振って拒否する…)
(きっとこの側近のことだ、暗殺を含めた謀略を提案したのだろうが)
(ケーカにその気はないようだ)

「あらあら、盟主様と繋がってたのかしら?」
「それとも何か引き合うものがあったか…これも生まれの差かしらね?」
「ま、いいわ…あげると行ったものを引っ込めるのもつまらないし、士気に関わるでしょう」
(繋がってたのかしらテオドルスの使者に伝えたことを聴くとますます不満げな顔をする)
(今回の一件はケーカの取り分をそのままテオドルスに持って行かれた、といっても間違いではない)
(それに関して周囲が不満に思うのも当然だ…だがここは抑えた)
(あえてここで引くことによって、自分は報酬を撤回することはないということを示し)
(また、被害者という立場でテオドルスに何かアクションを起こすきだろう)
(他にも考えはあった。このまま魔族の土地に攻め入って得るものが少なかったら)
(その時は自分の本拠地周辺…また、女である自分が勢力を率いていることを好まない勢力がなにをするかわからない)
(そして…最近どうも自分を煙たがっているような叔母の動きが気になる…)
(走り回り、傷だらけになって野鳥を取るよりも、肥えて寝ている豚のほうが美味しそうだ…歯を見せて笑った)

「ご忠告感謝するわ…お疲れ様、気をつけてね…」
「これからのあなたの行く手に幸がありますように…」
「ま、困ったらいつでも私のもとにいらっしゃい、可愛がってあげるから」
「てにはいらないからこそ欲しくなるもの、もあるからね…」
(殺気立つ一部の側近に道を開けられながらチアキは外に出ていった)

「さて、撤収するわよ?貰うものはもらってね」
「あの土地はここの国の人間とラズィのならず者に任せておきましょ」
「痛い目にあえば笑ってあげるし、良さそうなら、収穫前に…ね?」
(側近に号令をかけるケーカ)
(彼女の目にはすでに次の闘いがうつっていた)

帰るの?お疲れ様
(本陣を出ると、銃を背負ったシノブが待っていた)
(瞳には殺意も、親愛も感じられない真っ黒な瞳)

【こんばんはー!今日もよろしくお願いします!】
【流れ的には忍ちゃんとのあれこれのあと後日談でこのお話は終わりそうかな-】

642チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 21:54:59
>>641
ええ、理想的…とは言い難いけれど、とりあえず人類の勝利で戦は終わった
騎士として戦いの中で役目も果たしたし、それに見合うだけの報酬も貰った
あとは帰るだけよ。お疲れ様
(天幕の中でのやり取りを知らない周囲の兵士たちが)
(戦闘中の自分の活躍を讃えてか短く声をかけてくれたりするのを受けながら、そこを後にしようとして)
(本陣を出てすぐのところ。立っていたのはシノブ)
(戦争の疲れも、そして勝利の感慨も感じさせない相変わらずの様子で)

…ケーカが刺客を差し向けるなら貴女という線も考えていたのだけど、その様子だと違うのかしら
また貴女と逢うことがあるのかわからないけれど、よかったら聞かせてもらえる?
貴女から見てこの戦争、いったいどんなものだったかしら
(繋いでいた馬の首をなでて労りながらシノブに尋ねる)
(どこか冷めていて、しかしケーカには忠誠を誓っている彼女)
(そんな彼女から見てこの戦争がどう映ったのか興味が湧いて)

【そうね、だいたいそんな流れで〆でしょうね】
【では最後までよろしくね】

643シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 22:08:35
>>642
あら、ケーカ様はそこまで短絡的なことはしないわ
今あなたを暗殺できたとしても、真っ先に疑われた上に、土地惜しさに功労者を殺した女って言われるだけよ
そうね…もちろん人類の勝利…
だけど、今まで魔物は恐ろしい、と思って手を出さなかった人類が魔物に大勝してしまった日でもある
これから人と魔物の争い、いえ、戦争は増えるでしょうね
魔物といえども今回の普通の鹿人なんて人間よりも弱いという認識が広まったもの…
魔物を虐殺する人類もでるでしょうし、ヤブをつついて蛇…龍を起こすこともあり得るでしょう
歴史の転換点になるかもしれない戦争、かしら…?
(周囲の兵士から聞こえる歓喜の声に混じって「魔物なんて怖くねえ」「今こそ敵を討つとき」との言葉)

あとは、ケーカ様にとっては自他の情報を得るいい機会だったのかもしれないわね
今まで試験的な運用しかしてこなかった斥候部隊と情報処理部隊の連携
他の軍勢の情報もあったし…出てこなかった臆病者、背後をつこうとすらした卑怯者の勢力
更には、勢力の中にも…ね
あとは、もう少し有能な人材を引き入れられたのなら良かったのかもしれないけど…フラレてしまったみたい
(近くの、誰かが脱ぎ捨てた鎧に腰掛けると空を見上げて)

あなたはどうするの?これから

644チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 22:30:44
>>643
そうでしょうね。いっそ、それぐらい単純であるならば対処しやすかったのだけど
…負けるよりはよかったのでしょうけど、それが更なる戦を呼ぶなんてなんとも皮肉な話しだわ
野心を抱えた人間にとっては、そこにあるのは未開のフロンティアなのかしら
(やはりというか何というか、シノブは自分への刺客として待ち構えていたわけでもないようでそこは一安心)
(例えそれが軍の命令の中のことであったとしても、共に戦った相手と切り合うのは気が進まない)
(勝利の熱に酔ったような空気がそこかしこに漂う。この後はさらに敵の領土を攻め落とそうというのだから士気も高いのだろう)
(もう既に幾つかの勢力が切り込んでいるらしい、魔物が住まう山々を見上げるとため息をついて)

…ケーカは、なまじ才能があってあれこれと視えるだけに苦労も絶えないのでしょうね
内にも外にも、色々と敵のあることをやっているのでしょうけど
でも…そうね、歴史を振り返るに彼女のような人間が躓く時は得てして身内の中に敵がいることが多いわ
せいぜい気をつけてあげることね

…私?私は、元通りよ。言ってなかったかしら。これでも冒険者なのよ
だから冒険者の日常に戻るわ。次は戦場ではない場所で…そうね、酒場で逢えたら冒険者らしく一杯奢るわよ
それじゃあ失礼するわ。また、逢いましょう
(馬の背に跨るとシノブに最後に会釈して緩やかな調子で歩を進め帰路へとつく)
(あとはモモコに報告をすれば一段落だろうか)
(夜明けとともに開始された攻略作戦。それが勝利に終わり、次の段階に移ってもまだ陽は天高く)
(この調子なら日が沈むまでには街に帰りつけるだろうと)

645シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 22:42:33
>>644
残念だね、だけど気をつけるに越したことはないと思うよ?
ケーカ様はああだけど、他の勢力や、賞金稼ぎみたいなのはゴマンといるからさ
そうだろうね…移民と言うかたちで開拓者を…というのも可能性があるかな
上手くいかずに死んだら知らんぷり、上手くいきそうなら攻め入って奪うか、傀儡を立てるか…
(シノブとしてはあまり新しい土地には興味が無いらしい)

そう思うな…身内の敵も多いから…
だから先に…ってなりそうなのもケーカ様だけど
もちろん、ここで立ち止まっていい方じゃないから…
うん、またね…次会うときは、お互い的じゃないといいかな
まだ、あなたを、不意打ち以外で葬る手段は思いつかないし、その手段も確実ではないから
(そういうと陣の外まで見送ってくれたシノブ)
(彼女はケーカについていくつもりらしい…)
(これからも…)

おかえり…土地もらったけど預けたんだって?
利回りはいくら?何か必要なものはある?融通するよ?
(チアキが戻るとメイドに剥かせたりんごを食べながら出迎えるモモコ)
(こちらはこちらでメイドたちが走り回っている)
(どうやら勝った兵士が帰ることを見越して買い占めていた馬車を大量に売りさばいた様子)
(また、長期戦を見越して集められた兵糧の一部を安く買い叩いた様子)

646チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 23:03:34
>>645
ふふ、貴女は相変わらずなのね
利回りも何も…ほぼ無条件で委任してきたようなものだから…まあテオドルスにその気があれば
いずれその内にでも彼の目的の妨げにならない範囲でこちらに幾ばくかの収入ぐらいは入るのではないかしら
…今のところ、領地の経営にも興味はないし特にモモコの力を借りることもなさそうね
(戻るとこちらも忙しいらしく館の中を走り回っているメイドたちを見ながらまずは腰を下ろす)
(用意してくれたリンゴを一口いただいて、まずは一息つきながら)
(彼女は彼女でこの戦争でそれなりに利益をあげたらしく)
(此方にも話を振ってくれるが、自分はあまりそこには興味もない)
(あの土地が、この先の泥沼の戦のわずかな救いになることを願うばかりだ)

私が出かけている間、そちらも何か変わったことはなかった?
まあ。あちらこちらの勢力が動いたりとかそういうのはしていたのでしょうけど

647シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 23:22:07
>>646
もちろん!いや、いない間におっきくなったかもよ?
なーんだ…ま、何か考えがあるんでしょ?
そっかー、気が向いたらいってね!病院から娼館まで益が見込めそうなら立ててあげるから!
(モモコは相変わらずりんごを食べながらメイドに指示を出している)

とりあえず疲れたでしょ?ゆっくりおやすみなさい!いい部屋明けておいたから!
あ、依頼はいくつか届いているから興味があったら見てね!
(そういうとチアキに高級な部屋を貸し、まずは休息を取ってもらうことに)
(テオドルスはあのあと同盟をくんでいたものたちに書状をかき、早急な進出を控えるように促した)
(ケーカは同盟の参加費としてテオドルスからとある港の使用権を手に入れ、国に戻り、牙を研いでいる様子)
(ラズィもテオドルスから即決で金を受け取ることで手を引いた…という)
(といっても寄せ集めの歩兵部隊を独立させ、独立したから自分たちの軍ではない、というのが彼らの言い分だ)
(精鋭はそそくさと引っ込む中、指導者を失った賊たちは欲望のたがを外し、突き進んでいく)
(一方、これを拒否したのがダトカであった)
(今回の戦場にもなった国であることから一層魔物に対する恨みは強く)
(また、ダトカといっても所詮は一将軍、強い指導者を持たぬ民主制の国では恐怖と欲望、復讐心に身を焼かれ)
(賊に負けるまいと市民自ら開拓に向かうという話も出ている)
(これが大まかな戦後の動きであった…)

648チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 23:37:33
>>647
そうね。あそこの土地には…まあ比較的穏健派の勢力が駐留する予定よ
どんな人物かは説明するより貴女が調べたほうが確かでしょうから任せるわ
その上で何か気になることでもあれば、その時に教えてちょうだい
(モモコの情報収集能力と才能を考えればまずこれだけ言っておけば)
(自分が何を思ってあの土地をどんな人物に任せたのかぐらいは伝わるだろうと思って)

ありがとう。たしかに、少し疲れたし今日はこちらでゆっくりとしていくことにするわ
ひとまずやすませてもらうわね。お疲れ様
(モモコが用意してくれた部屋はさすがに、いい部屋なんて言うだけあって)
(貴族御用達の宿のスイートといっても差し支えないレベル)
(鎧を脱ぐと柔らかいベッドにバフっと身を沈めて)
(そのまま眠ってしまいそうになるが、ふと枕元に置かれた紙束を目に止める)
(そこにあったのは幾つかの依頼、それと今回の戦争のその後の動向について)
(モモコが集めた情報をまとめたものだった)

――…愚かね
(賊軍の跋扈。怨恨で復讐の道を突き進む民)
(そんな軍勢がいつまでも勝ち続けられまい)
(敵陣深く攻め込んで多くの血を流し、そして立ち行かなくなった時にどうなるのか)
(いや、今は気にしてもしょうがない。とりあえず休もう)
(手にした資料を投げ捨てるように手から放すと瞼を閉じてゆっくりと眠りに落ちていった)

【お疲れ様。とりあえずこちらからはこれで〆という感じかしら】

649シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 23:39:05
【はいっ!ありがとうございましたっ!】
【思った以上に長くなったり、初めての試みも多かったけど、楽しんでいただけたなら幸いです!】
【私はすごく楽しかったです!】

650チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 23:44:03
>>649
【ええ、たしかに結構長い期間のやり取りになったけれど】
【でも私もとても楽しませてもらったわ。本当に】
【なので、改めてお疲れ様と。あと、ありがとうを】

651シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 23:46:45
>>650
【こちらこそありがとうございました!】
【色々NPC出したり世界観とか妄想したけど、実際やっていくとなかなか楽しいけど難しい】
【よろしければまたお願いしますっ!】
【次回は、もしよければ依頼選びとかからになるかなっ!】

652チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/20(火) 23:55:38
>>651
【そうね。楽しくも有り、色々と考えることも有りというのは私もだったわね】
【もちろん。こちらこそまた次回も遊べたらと思っているわ】
【ええ、また次は依頼選びからといういつもの形からになるでしょうね】

【さて。ではひとまずこちらはこの辺でお開きとしましょうか?】

653シノブ・クドウ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/20(火) 23:56:56
>>652
【ええ、そう行っていただけると嬉しいわ】
【ではまた次回…】

【ではここでお開きにしましょう、おやすみなさい、おつきあいありがとうございました!】

654チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/21(水) 00:01:46
>>653
【では、今夜はこれで】
【おやすみなさい。また次も楽しみにしているわ。お相手ありがとうございました】

655モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 21:53:48
【では待機するね-】

656チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 22:04:46
>>655
お待たせしました。こんばんは
今夜はとりあえず次回の打ち合わせということでいいかしら?

657モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 22:07:43
>>656
こんばんはっ!きてくれてありがとうっ!
その予定だね!早く決まったら導入ぐらいは…ってところかな!

658チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 22:13:24
>>657
そうね。特に焦って決める必要もないけれど
早めに決まれば簡単な導入ぐらいまではやっていけたらいいわね
それじゃあ、モモコの方で何か考えていたこととかはあるのかしら?

659モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 22:17:36
>>658
そうだねー、割と気になるのが次はそちらが、チアキさんで来るのか、リサちゃんで来るのかかな-?
どちらでも大丈夫な話もあれば、この流れならこっちのほうがってのもあるし-
逆にそちらも、こういうのならこっちがいいってのはあると思うしさ!

660チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 22:24:32
>>659
なるほど。こちらに合わせてということもあるわよね
私の方は次はまたリサを出そうかなと思っていたわ
今回がモモコとのお相手で動くのが初めてだったとはいえかなり長い出番になったものね。ここはバトンタッチということで

661モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 22:30:42
>>660
リサちゃんね、了解っ!
となるとそうだね〜、依頼系で、前回ほど大規模なところじゃない感じで行こうかな、と思ってる
もしくは探索系かな〜
他にこういうジャンルやりたいとかあったら教えてほしいな!

662チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 22:35:39
>>661
なるほど、依頼でそこまで大規模ではないものと探索系ね?
そうね。その二つだったら、依頼系の方を選んでみようかしら
まあ依頼と言ってもそこからさらに色々とあるのかもしれないけど、とりあえずはそちらで

663モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 22:41:37
>>662
【はーい、では考えてるのがあるからそれで行こうかなー!】
【特に決めることがなければ早速導入に入れそうかも-】
【今のところこちらのキャラはしばらくは戦闘に参加しないで途中から…という感じで考えているけどどうかな?】
【序盤は話をすすめるのというか、あとはNPC動かしながら、みたいな】

664チアキ・ブラックリバー ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 22:49:32
>>663
あら。思っていた以上にすんなりと決まったわね
ええ。こちらからは今の時点では特に何もないからモモコさえよければ導入に行ってもらって大丈夫よ
キャラの参加や序盤の進め方についても了解。それで問題ないわ

665モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 22:53:55
【では早速初めていくね-!】
【では今回もよろしくお願いします-!】
【次のレスから初めていくねー!】

666リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 22:58:19
>>665
【それじゃここからはアタシに交代ってことで】
【ええ、今回もよろしくね。それじゃ初めてくれちゃってオッケーよ】

667"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 22:59:41
ふーん、あの人が領主代理ね〜
ま、代理を立てたってことは面倒事をやりたくなかったのかな?
でも知らないわけじゃないし、遊びに行ってあげようかな…
どう?しばらくモモコお出かけするけど、問題なさそうかな?
ん-、何やら面倒事があってて助けて欲しい…か
知らない中じゃないけど…誰か手が相手そうな人は…あ、いた
そこそこ腕が立って、暇そうな人材…
(いつもの光景…であるが、今日は何やら知人から手紙が届いた様子)
(どうやら依頼らしい…脚台に乗って周囲を観察し、リサを見つけると降りて近づいてくる)

リサちゃんおはよう!
最近調子はどう?
依頼受けてみない?
(ニコニコしながら近づいてくるモモコ)

【ではよろしくお願いします-!】

668リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 23:14:04
>>667
…なんかいまいちピンとこないのばっかりねぇ
この前の戦争の影響なのか、どれもきな臭いっていうか…うーん…
ん…?十代前半の女の子募集……あからさまに怪しいわね。うん
(こちらもこちらでいつものように)
(冒険者ギルドであんまり目ぼしいものがなかったのでモモコのところに顔を出して)
(作業中の主には構わずに勝手に依頼のファイルを引っ掻き回しては物色)
(…しかし、なかなかいいものは見つからない様子で)

あら、おはよう
調子は…まー、可もなく不可もなくってところね
…なによ。なんだかそんな満面の笑顔で来られるとちょっと警戒するんだけどっ
(と、モモコに声をかけられて。どうやら依頼を持ってきてくれたのはいいのだが)
(そのなんだかやたらと上機嫌そうな笑顔に逆に不安なものを感じたりして)

【ええ、それじゃあよろしくねー】

669"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 23:25:24
>>668
今、依頼の単価は上がってるんだけどさ、その分情報が不確かだったりするのはあるよね
あとフロンティア系は気をつけたほうがいいよ、魔物だけじゃなくて同類が結構厄介だったりするし
うん、おはよう!
そんなことないよ?ただちょっと依頼があってね…受けてもらえたら嬉しいなって!
とある領主代行からの依頼…モモコも知ってる人なんだけどね
まー、要するに魔物か悪意を持った魔術師に領内が責められてる
撃退だけなら領内の兵でなんとか出来てるけどジリ貧みたい
だから身軽に動ける冒険者がほしいってさ
ついでにモモコは知らない中じゃないから挨拶に行ってあげようと思ってね…
ホントならわざわざ行くようなところでもないんだけど…ま、知り合いは大切に、長続きはしなさそうだし、今のうちにって
(上機嫌の中にもどこか皮肉や棘を含めた言い方で)
(どうやら領地としてはそこまでの価値はない様子)

670リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 23:35:54
>>669
ねー。どれもこれもなんだか怪しいというか危ない感じが拭いきれなくって…
ったく、アタシは真っ当な冒険者で戦争屋じゃないんだからあんまり人間相手とかしたくないのよねぇ
(ブツブツとぼやきながら、手に持っていた資料を棚に戻して)

ふーん、まあ魔物がメインの相手なら別に言うことはないわね
ただ、その口ぶりだとそれとは別にあんまり長く持ちそうにないけど…大丈夫なの?
依頼を達成したはいいけど報酬を払えないとかそういうのは勘弁してほしいわよ
(事情の凡そは把握したけれど今度は別の心配がわいてくる)
(長続きはしないっていうのが、何が原因でそうなってるのかはわからないけれど)
(そんな先の長くなさそうな領主の依頼って、それはそれで大丈夫なのだろうかと怪訝そうにして)

671"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 23:46:01
>>670
それだけ魔物よりも人間が元気ってことじゃないかな?
ま、そういう依頼多めに集めておくから楽しみに待っててね-
(置かれた資料を見るとメイドに何やら耳打ちする)
(どうやら似たようなことを思ってる冒険者もいるだろうからそういうのを集めて冒険者を引っ張り込もうという算段らしい)

ある程度は大丈夫じゃないかな…すごく高額とはいかないけど…
最悪土地でもらっていや、大した額には…
流石にそこまでではないはずだけど、そこの人次第かな…
ま、挨拶まではモモコがいるからそこで話を聞いて考えていいと思うよ!
(ある程度は…というのに不安も残る口ぶりであるが)
(その領主代行とやらは知り合いなのできにはなってる様子…)

672リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/22(木) 23:58:20
>>671
ええ、魔獣討伐。それもこのシーズンにしか現れないようなやつとかだったら文句ないわね♪
…まあ。人跡未踏の極寒の冬山の奥地とか、辿り着くまでに5回ぐらい死ねそうな場所にいるのはさすがに勘弁してほしいけど
そんな感じでよろしく頼むわよー♪
(と、こっちもついでに自分の好みをしっかりとメイドさんにアピールしておいて)

なるほど…アンタなりに多少の情はあるってことね
オッケー。ま、そういうことなら力を貸してあげてもいいわよ
それじゃ、さっそくいきましょうか?
(話を聞くに若干の不安が残らないでもない…と)
(そして、正直どうもそこまで景気もよくなさそうな依頼なのにモモコが珍しく気にかけていて)
(いつも計算ずくの商人の彼女のちょっと珍しい一面を見た気がして)
(別にさすがにタダ働きにはならないだろうし、まあいいかと納得するとひとまず向かってみることにした)

【それじゃ、こんなところで今夜はひとまず中断かしら】
【丁度、導入が終わったような感じねー】

673"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/22(木) 23:59:53
【はいっ!では今日はここまでで!おつきあいありがとう!】
【そうだねっ!これから本編にって感じで凄くいい感じだと思います!】

674リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/23(金) 00:05:30
>>673
【次から本編って感じでなんかいい感じの区切りになったわねー】
【それじゃこれで失礼するわね。お相手ありがと♪おやすみなさーい】

675"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/23(金) 00:05:57
>>674
【はーい!おやすみなさいー!今日もありがとうございました!】

676"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/23(金) 22:13:52
【では待機しながら返事をかいておくね-】

677"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/23(金) 22:26:57
>>672
さてさて、ま、どんな所かは見るのが一番だろうけど…
軽く説明しておくね
あ、この子は気にしないで、モモコの護衛だよ
ふふふ…モモコが仕入れた最高クラスの装備も軽く扱える実力者なんだから!
(ワインレッドの鎧を着た騎士が1人モモコのそばについている)
(顔は顔全体も覆うようなカブトで隠されていて表情はうかがい知れない)
(また、一言も話すことはなく座っている)

ちょっと格好が目立つから、普段はこんなこともできるんだよね-
(モモコが目配せすると、突然目の前から姿を消した騎士)
(その直後、気配もなくリサの隣に現れてみたり)

さて、今回の所は都市国家みたいなところかな
一応は遠方の貴族の所領にはなってるけど、独自の政体を維持してるみたい
結構古いところでね、数百年前、当時大きかった帝国を僅かな兵で撃退した伝説の残る都市だね
その歴史をとても重視してて、軍事にかなり力を入れているみたい
若い男の人は殆ど兵士として訓練をしてて、他のものは輸入か、女性たち、老人たちが生産してるみたいだね
だから経済は遅れてるといえるね…だけど本人たちは変えるつもりはなさそう…
いいところは狭いけど豊かな土地、水源、歴史あるところかな
駄目なところは軍事はずっと昔の戦法にこだわってる、軍事偏重、経済停滞そして…近くに野心的な領主がいることかな…
(持ってきたお菓子を食べながら、この国についての資料をみて、リサにかいつまんで教える)

【ではゆっくり待機】

678リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/23(金) 22:33:13
>>676-677
【こんばんは、おまたせー】
【それじゃお返事書いていくからちょっと待っててね】

679リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/23(金) 22:43:58
>>677
護衛?まあ、別に誰がついてきていてもアタシは気にしたりしないけど
ただ護衛がいるっていうならアタシが余計なところまで気を回す必要がなくなっていいわね
(護衛とモモコが紹介したのはワインレッドの色の鎧に身を包んだ騎士)
(なんだか派手な装いのわりに本人は無口なのか一言も発しない)
(彼女がそこまで信頼を寄せるからにはたしかに強いのだろうけど)

たしかに派手で……っ!?
今、消えた?いえ…?
(不意にその姿が視界から消え、次の瞬間にすぐ隣に現れる)
(目で追えないほどの高速の移動?いや、そうとも思えなかった)
(魔法か、あるいは何かマジックアイテムのたぐいなのか…)

……ふーん…なんだか退屈そうな街ね
あんまりアタシの好みじゃなさそうっていうか…
ま、別に観光に行くわけじゃないからいいんだけど
(説明を聞いた限りの第一印象は堅苦しくてつまらなさそうなところ、だ)
(軍事偏重のところってどこも殺伐として旅先で訪れて楽しいところではないのだけどここもそんな感じだろうか)
(そういうのがいいという人間も確かに一定数いるので一概にダメとは言えないが)
(少なくとも自分にはあまり肌に合わなさそうなところだなと思った)

【おまたせっ。では改めてよろしくねー♪】

680"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/23(金) 22:58:03
>>679
ふふ、だからモモコのことはあまり心配しなくていいよ!
ま、桃子も護身用の道具ぐらいは持ってるけどね…
(騎士の姿をまた隠しながらすこし自慢げに)

モモコの好みでもないかな…
知り合いが領主代行になったから遊びに行くだけ、だし…
ん、そろそろつくね…
(そのまましばらく馬車をはしらせ…目的地についた様子)

ん、何やら賑やかだね…と言うか、むさくうるさい…
(馬車から降りるリサとモモコ、外からは男どもの歓声が聞こえてくる)

「今日も我々の勝利だ!」
「グベスの兵は最強だ!」
「マネキンごときに負けるものか!」
(何やら戦いの勝利に沸いているようだ)

あれ?もしかして解決しちゃってるのかな…?
依頼としてはここの領主代行から、自立人形による攻撃を受けていてジリ貧だって聞いたけど…
(勝利に沸く人々を見て首を傾げるモモコ)

んー、どうする?この辺の人たちに話を聞く?
それともさっさとモモコの知り合いに会いに行く?

681リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/23(金) 23:11:39
>>680
ま、そこまで本格的にアンタの身が危ないって場所でもないんでしょうけどね
(再び姿を消した騎士の気配を伺いながら、アタマの片隅で仮に戦ったら勝てるかどうかをぼんやりと考える)
(姿が見えないというのは正直厄介だ。気配を頼りに攻撃すると言っても限度がある)
(見た目以上にとても厄介な能力だなあ…なんて考えながら、そうしている間にも馬車は進んで)

……なんだか、これから勝利を祝って一杯やるような雰囲気よねぇ、これ
んーー…どういうことなのかしらね
(やがて目的の都市につくが、早々に聞こえてきたのは熱気に浮かれた歓声)
(馬車から降りて様子を伺うと、いかにも鍛えられた兵士といった男たちが騒いでいる)
(どうやら戦闘の勝利に沸き立っているようだが)
(モモコの言うとおり、もう解決してしまったのだろうか?)

そうねぇ…ここはさっさとアンタの知り合いに会いにいきましょ
どっちみちモモコは顔出すつもりだったんでしょ?
アタシが出るまでもなく勝って終わっちゃってるって言うなら…ま、それはそれってことで
適当に観光でもして帰ればいいだけの話ですもの
…まだ何かありそうならそれこそその領主代行さんのところに話聞きにいったほうがいいわけだし
(さて、これで本当に決着がついたのかそれとも局地的な戦闘に勝利しただけなのか)
(傍から見ているだけではなんとも判断がつきにくい)
(ここでその辺の人をつかまえて事情を聞いてもいいけれど、どうせなら依頼主にあった方がいいだろう)
(…場合によってはその依頼自体もなかったことになりそうだけど)
(どちらにしても会わずに帰るということもできないので、まずはそっちに向かおうと)

682"仕入れ屋"モモコ ◆NU1WMNPWX6:2018/02/23(金) 23:27:30
>>681
ほんとね…
ま、リサの言うとおり会いに行ってみよっか…
(浮かれる男どもを尻目にすこしこぶりな城のような建物へ)

「そこのもの!止まれ!ここは領主の城である!」
ん、モモコたちはこういうものだけど…招待状もあるよ!
(目の前に立ちふさがる兵士に向かって手紙を差し出して)

「確認する、待っておれ」
(二人で手紙を確認すると奥からさらに1人兵を呼び、その兵に手紙を渡す)
(その兵士は城の中に入っていき…)

「失礼しました!モモコさま!そして皆様、領主代行がお待ちです、奥へどうぞ!」
(あっさりと中に通される…中は質素で、あまり広くもなく、すぐに奥へ…)

「今回の消耗は、また二割ほど…」
『またか…相手はまた同じ構成…相手の目的が読めない…』
『ん…ああ、モモコか!久しぶりだな、相変わらずちっこいな…』
『隣は友人か護衛か…戦力は正直一人でも多く欲しい…こっちにきてくれたまえ』
(褐色の肌に彫りの深い顔、茶色の髪はすこしボサボサ)
(あまり王族や貴族という感じはしない壮年の男性が少数の側近に囲まれて資料や報告をまとめていた)

683リサ・マトヴァ ◆YUZU.K.0NE:2018/02/23(金) 23:39:39
>>682
ふーん、一応は戦時下ってことでそれなりに警戒は厳しいのかしらね?
…城ってわりにはそこまで立派でもないけど、ただの館よりは守りやすいのかも…
(馬車がそのまま街中の通りを進んで城門を潜ろうとしたあたりで呼び止められて)
(警備にあたっていた兵士たちがモモコの手紙を持って確認に走っている間にその建物を眺めて呟く)
(ただの貴族の館よりはたしかに戦闘向きかもしれないが、そこまで広大な構造でもなさそうで)
(程なくして通されると、やっぱり中に入ってみた感想もだいたいそんな感じ)

はじめまして。モモコとは友人っていうか、とりあえず魔物退治の依頼があるからってことで
それで一緒に来た冒険者ってところよ。よろしくね
…で?状況はどうなってるのか聞いてもいい?
来る途中に会った人たちはなんだか戦いに勝ったって騒いでたけど…もしかしてもう終わっちゃったのかしら?
(奥の部屋に通されるとそこにいたのはこの城の主らしき人物)
(その風体はあまり貴族然ともしておらず、忙しそうに側近と何事かを相談している)
(戦力が欲しいというからにはまだ決着はついていないのだろうが)
(そうなると途中で見てきた光景とは矛盾が生じてくるわけで)
(まずは状況を説明してもらおうと率直に尋ねてみて)




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