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【R18】やる夫とマテリアルズの世紀末生活6

1： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 17:19:32 ID:JEsmnO8s0




　 　　　　　　　　【R18】やる夫とマテリアルズの世紀末生活




　　　　　　　　　 　 　 　 　 -　　‐　　-　.
　　　 　 　 _,－､_　 ／ : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　　__
　 　 　 　 (__ヽﾉ__)､-,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ´: : :＼
　 　 　 　 ゝ_ '、ﾉ）'､ぅ : : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : : : : : ヽ
　　 　 　 （__><_）ゝ'-'. : : : : : ／: : : :.:|i:ヽ. : : :＼ : : : ヽ: :ｌ
　　　　 　 ゝ人ノ| !.i､. : : : : /: /: : : : :ﾘ: :l : : : : : ヽ : : : V
　　 　 　 　 </L|_!_l､> : :///:/.:!:.!: :./. : :ﾄ、! : : : ハ: : : :
　　 　 　 　 ｉ||.: :/..:!: : : //7 7 ナj: /: : :.ﾒ._.:ｌ: : :.l : :.i: : :.:|
　　　　　　　<>/|.: i: : : i/芹テ〒ｘ/: :／〒 ミx: :ﾘ: :.}:!: :.:|　　　　　　　『題：希(こいねがわ)くは』
　　　　　　　| :∧:..jK 从　jL iJ!　j／　　jヒｿ j:/: : :从: :ﾘ
.　　　　　　 从i 八.:Y:Y⌒　.:.:.:.:　　　 .　.:.:.:.ｲ:ｲ: :.／　 j/
　　　　　　/ﾉ : ヽ |.:{:.:ﾄj、　　 　 　 　 　 　 从!イ
　　　　　／ｲ :／: |...:∧∧　、　 　 ー　 　ｲ: : |:ﾘ
.　　　　　　 |/､ｉ :.!: /: ∨∧.:＞　 . .　イ: : l: : ﾘ
　　　 　 　 　 八:|从ﾚ' -ｫ＜: j ヽ　__　{ﾙj:ｉ: :ﾘ
　　　　　　　,　‐　 ＜ヽ_{ﾉ |　ゝ､_) ､_{__,ゝ厶'、
　　　　　　　　　　　 '.　〉　 ﾄ、 ／ '´ ｀､｀、 　 :
　　　 　 　 !　　　　　 y　　 ! ﾞﾍ　　　　 } ﾍ　　l
　　　 　 　 !　　　　 / ﾄ ､_八　 ヽー‐=廴> !　　 ､...,
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　　　　　　 |　 　 　 |ノ　　 廴「￣｀　 　∧　|　!,-=ﾐ| /∧
　　　　 　 `lヘヘ,､/|'　　　 艾|　　　　〈//> !＾| /V´|{/ツ、 ,、　 ,，
　　　 　 　 ,rr､　tっ|　　　　廴! /| r━┴､「｀ヾ{　　∠_｡　Y/ヽ'７ﾂ　／|
　　 ＿　　(ｨt_ヽ　　|　　　　艾| V| > 'ﾟ　)く　　　｡　　,ｲ∨l'_{_｡ ﾉ ﾄ</ツ
　　 |///￣l| l|　、　!　＿_ト､ﾍ|　/｀)ー'｡ __フゝ⌒ヽ〈　　　∠┴､l　く_　　　,ｲ
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　　 ∨////|　　￣, =- ､ノ/(　　'ﾟ r`)_ﾟノ、　 ´　 フ　 ｡　ヽ'フ⌒`⌒)　V//
　　　∨///ﾍ　 ／　　 　 ｀''ｰ＜ノ ﾟ_r'∠＿　ﾟ, -┴━‐-､ノ(　　　　 ）Y//＿_,
　　　　V///,ヽ､_、　　 ト､　 |///7｀`￣>‐j_ﾌ　　　　　　　V〉　　0　)〈⌒j￣
　　　　 `<//／　￣　‐弋>=//厂　　　　　〈　　　 O 　　　}{　　　　) ｡　）
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　　　　／　　　　　　　　 ′〉/∧　　　　　　 >、　　　　／ﾉ　　　　　｀ヾ
　　 ／　　　　　 　 　 　 　 |//ツ/{,､ﾉ ､__ヽ'´＿＞＝彡　厂　 0 　　ノ
　／　　　　　　　　　　　　　￣　⌒弋´　　o　　 〉　 ｡　　八　　　　 r'

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　　　●このスレは色々な作品を参考にしたオリジナルのファンタジー作品になります。
　　　●ヒロインはなのはシリーズのマテリアルズです。
　　　●不慣れな所がありますが、よろしくお願いします。
98： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:35:38 ID:DZELoRXA0




　　　　　『4-11：極秘インタビュー！』



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　　　　　  _-　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ 　　　　　　　　＼　.:l!　　　＼ :|
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　　　　 |三三三三三三三三三三三三三三|!　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　 |三三三三三三三三三三三三三三|!　　　　　　　　　　　　 ＼




　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　／　　　　　＼
　　　 ／　 　　　　　　 ＼
　　／　　　　 (●）　（●）＼
　　|　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
　　.〉　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　(ボソッ)ったく、じゃんけんに負けたとはいえ、
　　(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　どうして俺がこんな役を…
　　.＼　“　　／＿＿|　 |
　　　　＼ ／＿＿＿ ／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　んで、どうだ？
　　最近、嬢ちゃん達とは。





　　 　　　＿＿＿_
　　　　／　　 　 　＼
　　 ／─　 　 ─　　＼
　／ （●） 　（●）　　　＼
　|　 　 （__人__）　　　　　 |
　＼　　 ⊂ ヽ∩　　　　 <
　　 |　 |　 '､＿ ＼　／　 )
　　 |　 |＿＿＼　 “　 ／
　　　＼ ＿＿＿＼_／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　どう、と言われても……。
　　仲良くしてるよ。



.

99： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:36:57 ID:DZELoRXA0




　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 　　　　　　 ＼
　 ／ 　　　　　　　(●）　＼
　 |　　 　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ
　 ＼　　　　　　＼ェｪｪｪ ,
　 ／　　　　　　　　　　 <

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　ふむ、不安なこともねえのか？





　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　　　/　　─　　　　　＼
　　　　　 　 '　（●）　　　　　　 ＼
　　　　　　（ｌ､__）　　　　　　　　　 |
　　　　　 　 ⌒´　　　　　　　　 ／
　　　　　　　｀ｌ　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　ｌ　　　　　　　　　　 ＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　あるといえば山ほどあるし、特にないと言えばないかな……。
　　強いて言うなら、順調すぎることくらい。
　　調子に乗り過ぎないよう、内省と自重を心がけてるよ。



.

100： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:37:13 ID:DZELoRXA0




　　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　　　 　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　　／　　　　 (●）　（●）＼
　　　　　　　|　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
　　　　　　　＼　　　 ＼ェｪｪｪェ／／
　　　　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ＿
　　　 　 　 /　　､　　　　　､　　〆ヽﾞ￣ ｀i
　　　　　　/　　/　　　　　 ﾞ　　lヾ_ ,|ヽ─ヘ
　　　 　　/　　/l 　　　　　　　　`､´/　 　 　ヽ
　　　　　/　　/ ヽ　　,＿＿__　　　｀　　,ヽ　　ヽ
　　　-─ヽ　ｲ_　ヽ /　　　　￣￣￣￣`ヽ Ｙ 　 ゝ‐-､
　　( _i _i＿ﾄ､__)　 ヽ､＿＿_⊥＿＿＿＿ﾉ 「＿＿＿ﾉ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　昔から、そういうところは変わらねえなあ。
　　安定志向なのはいいことなんだろうが。

　　しかし、もっとはっちゃけてもいいんじゃねえか？
　　お前って、酒場の打ち上げでどんちゃん騒ぎに乗ってこないだろ？
　　距離を置いて見守る感じで。




　　　　　　　　　　　　　　　　／ ￣￣ ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　／（―） 　（― ） 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　|.　　（_人＿）　　　u　|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／　　 その辺はやらない夫が羨ましい…
　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　./　l　　　,/　 /　　 i
　　　　　　　　　　　　　(＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　___ ,ノ
　　　　　　　　　　　　　!､＿__!､＿_＿＿_つ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　うん……。
　　自分のそういうところは自覚してるんだけど……。如何(いかん)せん、自分では……。




.

101： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:37:49 ID:DZELoRXA0




　　　　　　　＿＿＿
　　　　　 ／　　　　 ＼
　　　　／　　　　 　 　 ＼
　　 ／　　 （ ●） 　（●）＼
　　 i 　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） i
　　　ヽ、 　 ＼ェｪｪｪェ／／
　　　 　/　　　　　┌─┐
　　　 　i　　 丶　ヽ{ .茶 }ヽ
　　　 　ｒ 　 　 ヽ、__)一(_丿
　　　 　ヽ、___　　　ヽ　ヽ
　　　　 と_＿＿_＿ノ＿ノ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　直しにくいよなあ。まあ、俺だって、多分ずっとこんな俺のままだろうな。




　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／―　―　＼
　　　　　　／（●） 　（●） ＼
　　　　 ／　 　（__人__） 　 　 ＼
　 　 　 |　　　　｀ ⌒´　　 　　　|
　 　　 　＼　　　　 　 　　　　／
　 　 　 　 ／　　　　　　　　　＼
　 　　 　 |　　　・　　　　・ 　 　 ）
.　　　　　|　　|　 　 　 　　 /　 /
　　 　 　 | 　 |　　　　 　 /　 / |
　　 　 　 |　　|　　　 　 /　 / 　|
　 　 　 (YYYヾ　　Y　(YYYヽ　|
　　 　　（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……それに、はっちゃけるのは、ある意味はっちゃけられたし……。
　　僕にとっても、かなり予想外の形で……。



.

102： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:38:08 ID:DZELoRXA0






　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　 　 　　 ／　　 　 　＼
　　　 　 ／　 　　　　　　 ＼
　　　 ／ 　　(●）　（●）　　＼l⌒l　　皆、小さな違いに一喜一憂するもんだよな
　 　　|　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|　.|
　　　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　ああ、女装な。
　　月に一度の女装デー、皆結構楽しみにしてるらしいぞ。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 　＼
　　　　　　　iニーヽ　　　　／─　　─　　 ＼
　　　　　　iニ＿ 　￣￣／（●） 　（●）　　　＼　　キル夫はそう思うだろうね…
　　　　　　　　⊂ノ￣￣|　　（__人__）　　u　　　 |　　物の見方が大きくて、大らかだから…
　　　　　　　　　　　　⊂ ヽ∩　｀ー´ 　　　＿／
　　　　　　　　　　　　　 '､＿ ＼　　　　　　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　＼　／　／|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼　ヽ　／　 |

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　え……皆って、どのくらい？




.

103： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:38:29 ID:DZELoRXA0





　　　　　　　　　　　＊　　＿＿＿＿＿__
　　　　／￣|　　+　　　／　　　　　　　 　ヽ　　　+
　　　 ｜　::｜　　　 ／⌒　 　　　　 ⌒ 　　＼
　　　 ｜　::｜x　　/ （ ●）　　　　（ ●）　　　|　 .人
　 ,―　　　　＼ 　 | :::::（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）:: 　　 |　 ｀Ｙ´
　| ＿＿_） 　::｜　.!　　　＼　　　 　 ／　　　/　　　　　　　よせよ、照れるじゃねえか
　| ＿＿_） 　::｜＋ヽ　　　 ＼ｪｪｪ／　　　　/　　　　　十
　| ＿＿_） 　::｜ 　　.＞　　　　　　　　　　＼
　ヽ＿＿）＿／　　 /　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　皆は皆だ。サイファーの同業連中も、市井の老若男女も。
　　少なくとも、否定的な意見は聞かねえぜ。
　　やったなやる夫、人気者だぞ。




　　　　 　_＿＿＿
　　　　／　 　 　　＼
　 　／　　 　 　　　　＼
　／　　　 　　　　　　　 ＼
　| 　 ＿, 　　／　 　 　 　 |
　＼（ー⊂ヽ､∩ 　ｕ　 　 ﾉ
　 　| 　|　ゝ＿ ＼　／ 　)
　　 | 　|＿＿＼　　”　／.
　 　＼ ＿＿＿ ＼ ／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　おおう……。




.

104： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:38:43 ID:DZELoRXA0





　　　　　　　　 ／￣￣￣＼
　　　　　　　／　　　　 　 　 ＼
　　　　　 ／ 　　（●）　 （●） ＼
　　　　　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 |
　　　　　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／　／
.　　　ｸﾞｯ /⌒/＾ヽ､　　　　,ィヽ、
　　　 　 /　 ,ゞ　,ノ　　　　 　, 　＼
　　　　　l ／　 /　　　　　　　ト　　 >
　　 　 　 ヾ＿,/ 　 　 　 　　 |／ ／
　　　　　　 |　　　　　　　　　 |／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　このままお前のファンクラブができたらどうする？




　　　　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　／_ノ　　　ヽ､_　＼
　　　　　　 ／　（●） 　（●）　　 ＼
　　　　　　 | 　 　 （__人__）　　 u 　 |
r､　　　 　r､＼　 　 ｀ ⌒´　　 　 ,／
ヽヾ　三　|:l1　>　　 ー‐　　 　 ヘ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　 　 　 ヽ
　 　ﾍ　lノ `'ｿ　ｲ　 　 　 　 　 　 | 　|
　　　 /´　 / ./ |　　　　　　　　　| 　|
　　　 ＼. ｨ_ノ　.|　　　　　　　　　|　 |
　　　　　　　　　|　　　　　　　　　| 　|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　いやいや、ねーし。



.

105： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:39:00 ID:DZELoRXA0




　　　　　 　　　　＿＿＿_
　　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　　 ／　 　　　　　　 ＼
　　　　　／　　　　 (●）　（●）＼
　　　 　 |　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
　　　　　＼　　　＼ェｪｪｪェ／ ／
　　　　　　ノ　　　　　　　　　　＼
　　　 ／´　　　 　 _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
　　　 |　　　　ｌ　 （ l　/　/　/　l
　　 　 l　　　　l 　ヽ 　　　　　 /

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　分かんねーぞ？
　　ちっこいけどカワイイ系の美形だし、仕事の方でも大分注目されてんだろ？
　　CランクどころかAランクに到達するのも時間の問題だってな。




　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　 　　　／_ノ　 ヽ、＼
　　　　　　／（●） 　（● ）.＼
　　　　 ／　　 （__人__）　　u　＼
　　　 ｎ|i 7　 　 ｀ ⌒´　　　 　 ｎ|
　　l^l | | ｌ ,/)　　　　　　U 　l^l.| | /）
　　', U ! ﾚ' /　　 ー‐　　　　| U ﾚ'/／)
　　{　　　 〈　　　　　　　　　ﾉ　　　 ／
　　..i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　　　."'""⌒´　　　　　　　`''""''''

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　この世の中に、ファンクラブを持っているヒーローやアイドルが一体どれほどいると思って……。
　　多少注目されても、僕はずっと一介のサイファーで、小市民のままだよ……。



.

106： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:39:12 ID:DZELoRXA0






　 　　 　　　＿＿＿_
　　 　　　／　　　　　＼
　　　　／　 　彡 　　 ミ＼
　　 ／　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼　　ﾔﾚﾔﾚ
　/⌒丶　 　＼ェｪｪｪェ／ /⌒l
　＼　　 ゝ 　 　 　　 　　ノ　 /
　 / 　 / 　　　　 　 　 　| 　 |

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　そうかねえ。
　　甘い見通しだと思うがなあ。





　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　 　 　 .　'"　　 U　　　 ｀丶、
　　 　 　 　 　 　 ／　 ＼　　　　　　　　　＼
　　　　　　　 　 /　　　　 ｀¨″　 `'ｰ'"￣｀
　 　 　 　 　 　 {　　三三　　 　 　 三三　　　}
　　　　　　　　　'.　　　　 　 　 　 　 　 　 Ｊ　/
　　 　 　 　 　 　 ＼ ｕ　　ﾞ'ー'^'ー'ﾞ 　 　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 ｀¨７　　 ￣ 　 　 　 ‘,
　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　‘,

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　ありえないって。もう……。




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107： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:39:26 ID:DZELoRXA0




ﾄｰｲﾉ　　 ヾ 、　　／'i| |＼　　 　 |ゝ｢ノ|｜　|　',　　　　　 |　　　 　 　 /　　|　 　 |　　　 |　　　 ／　　,.　'　　　 ,.∠ヽ
ノ ゝ- ､　　 ヾ､／'　 || | 　 ＼　　|｢￣|.|｜　| 　',　　　　　|　　　　　 /　 　 |　 　 |　　　 |　 ／　 ,.　'　　_,r'-ヽf¨¨￣
´|.|｀ヽ､ ＼　ノ-〈 　 .|| |＿＿　＼|| ｉj..|.|｜　|＿_',＿＿___.|＿＿＿_/＿____.|　 　 |　　　／　,.　'　　　_,. |-―‐:|:i:::::::::::
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　　　＼',　　 } l 　.//|| ﾄ､_　　　　 .|　 　 |　 |＿＿　 | |　 　 　 .l |　　　　　　 .|　f f |r三=‐¨　| ﾊ､ﾉノ } } rﾆ-‐.i=f''ri´
　 　 　 i i　 .,!,'　//　|| |:::::{ｰ、　 　|　 　 |　 |=､､i |　.| |　 　 　 .l |　　　　　　 .|__-=iir､iir'ヽ=ﾆ.ゝ　i_ノ_ノ__| r'ｺ .|_|ｰ＿
　　　　ﾉﾉ　/ ＼/ 　 || |_::〈:::::∨!¨ゝ､　　|　 |_ﾟ,j.}!.|　.| |　 　 　 .l |　　　　　　 .|　| | |! |!|!_j_,.｢r‐‐i |＝=‐‐i |¨¨´￣
＿,..　_ 〈 ./ /ヽ 〈 　 || |::ゞ:::ｰ<_:::>::└ｨ .|　 |三'-｣　.| |　 　 　 .l |　　　　　　 .|‐ry.v､ﾊ八_,.|.| --!.|i|.|-―ｌ |――――
¨¨¨¨´＼　/ 　 ヽ∨ || |::::::ﾊ:ゝ:::ﾞ<､::i::｛...|　 |　 　 　 |c==　　　.l |＿＿＿_ 　 |_,|..!]! {!]|] |__|.|＿_|.|]i.|　　.!.| r-r┐＞-
､＿_,.ノ_,.､ｰ=ﾆ　 ',∨|| |＼::ﾉ':::::::::Vｰ,ノ,..|　 |　 　 __,.|｣ 　 　 　 ﾄ＼　　　　｀{_}-=┐｣|r‐-ｉT| !== !.!ﾄ|!＝=|.|ｰ-= /
｀¨¨/／　　＞ ､ー'ｨ..|| |:::{:)ヽ'::トｼ:ｨ-_,.ｰ.|__..|=-=ヾr‐､∨　　　..| |＼＼　　　　　｀´　ゝ'ｭ=-|.| .,_ﾉ!|=L、　.!.!｢r-=|!




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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やらない夫】
　　で、どうだった？




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　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
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　 　　　　　　＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　気付いてないな、まだ、全く。

　【やらない夫】
　　そうか……。任務ご苦労。

　【キル夫】
　　むしろ、嬢ちゃん達の方が気付いてる可能性があるんじゃないか？

　【やらない夫】
　　あー、それはあり得るな。まあ、その時はその時か。
　　俺としては、バレても一向に構わん。



.

108： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:40:05 ID:DZELoRXA0



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　　　　 　 　 !:.:.:.:.:!/l＼:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:Ⅳ::::::} //　　　弋ソ//:.:.:.:. ｌ:.:.|
　　　　　　　 ∨:.:ll:.:.l　 ＼:.!:.:.:.:.:.:.: | 乂ソ ヽ＞　　、　/　}:.:.:.:.:.!:. !　レヴィちゃん達が『ラブラブオーラ』と
　　 　 　 　 　 ∨{ !:.:.＼　ト',:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　 　 　 八:.:.:/:./　　言っていたのは聞いたことがあります
　　　　　　　　　 ｀ {:.:.:.:.:./:.:.:∨:.:.:.:.ト　　　　 <　　ｱ　 イ/:.:.:/:./
　　　　　　　　　　　ヽ／:.／/∨:.:.:‘，＞　　　　 　 イ　 i:.／|:./l　　まさにその通りですね
　　　　　　　　　　　　 ￣￣　 ＼:.:.:ﾍ　 　　/≧7 ----/　　|!:.!､
　　　　　　　　,x≦￣￣ ≧xr< ヽ＼:.ﾍ＼__{/ l ∧二￣￣　 }/ i
　　　 　 　 　 i　｀ヽ　　　　　ヽ　 ヽ､＼ﾍ / ヽ l　∧ ､ 　 　 /　 }
　　　　　　 　 l　 /::‘，　　 ／ ∨　l::＼ ∧{　}ヽ　 ∧　＼　　　i
　　　　　　　 ∧/:::::::::ゝ ／ 　　 ∨ ヽ:::::{:.:ゝx:::‘， 　}　　 ＼　/ヽ
　　　　　 　 /　ｉ:::::::::::l　 　/＿＿ ｌ　 ヽ/:.:.:.:.:.:.＼｀:ヽ-- ､　　　 /
　　 　 　 　 {￣|:::::::::::‘，/ 　　　　 }　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ:.:.:7　 ｲ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【マリア】
　　やる夫さんにファンクラブができたのは、
　　その愛らしさと強さ以上に、周囲の私たちにも感じられるほどの大きな精神を持っているからなのに……。
　　人間賛歌を歌い続けるトップアイドルにも匹敵するほどの、偉大で尊い心を……。

　　ご本人は、まだまだご自身の魅力と影響力に気付いていないんでしょうね。




　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ー）（ー）
.　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　俺はファンクラブの一員だが、断じてファンではない
.　 |　　　　　　　ｎｌ^l^l
.　 ヽ　　　　　 |　　 ﾉ
　　 ヽ　　　　ヽ　く
　　　/　　　　　ヽ　＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やらない夫】
　　偉大ねえ……。
　　それは認めますが、要は無関係の人間がやる夫にあてられて、無関係に騒いでるってだけのことでしょう？

　【マリア】
　　あはは……特別顧問は相変わらず辛辣ですね……。

　【やらない夫】
　　それが俺の役割ですから。




　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 　　　　　　 ＼
　 ／ 　　(●）　（●）　　＼　　　俺から見たら、十分同じ穴のムジナだよ
　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【キル夫】
　　なにこの魔境。



.

109： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:40:22 ID:DZELoRXA0




　　　　　『4-12：夜のガールズトーク』



　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　 　 　 .∥|:l＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .┌―――┐ 　　　i| i:! | |＼
　　　　　　　　　　＿_＿＿＿＿＿＿＿　　 |￣￣￣￣| 　 　　i| i:l::| |! l!::|||i
　　　 　 　 　 　 [. 　　　　　　　　　　　］　　 ｌ￣￣￣￣| 　　 　i|::l:i | |i!:: !|||i
　　　　　 　 　　 / ￣￣￣￣￣￣￣ .ｌ　　 .ｌ￣￣￣￣| 　 　　i|::i!!:| |li l l||||
＿＿＿＿＿_ 　ｒ〜〜〜〜〜〜〜〜ヽ .＿ｌ￣￣￣￣|__l　　　"'''ヾ !i!: il||||
　　　　　　　　 /　　　　　　　::';　 　　　:}　　￣￣￣￣　　＼　 　　　ﾞ'ヾ､|li:l
　　　　　　　 ,/ 　 　 　 　 　 　 　　　 　ｌ　　 　　　　　　　　　＼　　　　　 '!ﾘ
　　　　　　　/　__　　 ＿　 . ＿ ＿ _ ＿,} 　　　　　　 　　 　　 　＼
　　 　 　 　 ﾚ'´ 　 ｀´ 　 ｀´ 　｀´　´　 ヽ!
　　　　 　 　'| 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 |'
　　　　 　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣


　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　{　　'.
　 　 ､_　　　　　　　　　´￣＼　｝＿＿＿
　　　 ＼￣￣￣　　 ⌒7＼　　´　　　　　｀丶　　　 ＿__
　　　　　＞―::-／ 　 /／　　　　　　 　 　 　 ＼／　　　＼
　 　 ＜＿_:::::／　　 ／　　　　　　　　　　　￣｀l`く:::::::￣￣￣:::::＞
　　　　 　 ／ ／　 //　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　|　}::::::::::_＿＿／
. 　 　 　 /　/　　 /ｲ 　 / 　 ／|　｜ 　 　 　 ∨　|::::::::::::＼|
　　　 　 |　'| 　 .ｲ　| 　/|＼/　│　|　 |／　ヽ |　 :!⌒＼::::::＼
　　　 　 |/::|　/::｛　|　l|｜/.＼八　i!／|＼| :|　|､　| 　　 ＼_:::::＼
　 　 　∠::八/￣ﾊ人｢¨Ｔ::::T　 |　 | T::::Ｔ¨¨|ﾊﾘ　:! 　 　 　 !￣｀
.　 　 　 　 　 ＼∧|Ⅵ　 ､:::ﾉ　　＼|　､::ﾉ　 :|∨|　|　　　 　 |
　　　 　 　 人　/　 | 八 ""　　　　　 ""　　:|, ' |　|　　　 　 |
　　　　 　 ｀Y´ |　　| 　 ゝ　　　　 　 　 　 イ| 　|　|　　　 　 |
.　　　　　 　 　 |/:Ｖ|＼/:| ｀ ≧=‐r一　 ´　 |＼|/.|＼/:＼/:|
.　　　　　　　　 |:::::::|:::::::::|　　　　 I　　 　 　 |:::::|::::|::::::::::::::::::|
.　　　　 r　ノ　 |:::::::|:::::::::|　　　　 | し　　し :|:::::|::::|::::::::::::::::::|
　　　　　`ー'　 |:::::::|:::::::::|　　　　 }　　 　 　 |:::::|::::|::::::::::::::::::|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　ねえねえしゅるんっ！
　　しゅてるんはご主人様にどういうふうに愛されるのが一番好きっ！？



.

110： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:40:39 ID:DZELoRXA0





　　　　　　　　　　　　　 　 ＿　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　 __ /:／: : : : : : : : . . .、
　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ　＿＿
　　　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／: -―― ＼
　　　　　　　　/: : : : :/: : : : : : : : : : : ―: : : : : : : : : : ＼
　 　 　 　 　 /: : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : ＼ : :.
　　　　　　　': : : : :/: : : : : /: : : : :,,|: : : :i: : : : :＼: : : : ヽ: i
　　　　　 　 ｉ : : :./: : :.:|: :/: : : :／:.}: : : :|: : : : : : :＼: : : Ⅳ
　　　　　 　 |: : :/| : : : |:/|: :.／―/:/: : :|:.i:i : : : : : : : : : |
　　　　　 　 |: :∧: : : :.:灯≧ミ､ ノｲ: : :从廾: : : : }ｉ : : Ⅳ
　　　 　 　 .从:i 八: : 从乂;';'ソ 　 |／,x==ミY /V:.ｉ: : :|
　　　　　　/ﾉ: : ヽ |:＼{.:.:.:.:.:.:.:　　　　 V;ｼ ﾉ:ｲ: : : |: : :|
　　　　　／ｲ: :／: |: :八　 　 　 　　 '　:.:.:イ:.:.|ｉ: :./|: : ,
　　　 　 　 .|:/､i:斗‐　´　 ￣　　　 　 ￣￣｀¨ ￢ｰ- 、
　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　:.:.:.:::: i
　　　　　　 _｣　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 :.:.:.::::: |
　 　 ,√V^Ｖ|　　　　　　　 ヽ::::.:.:.　∠二Ｌ _＿_ :.:.:.:::::: |
　　 .≧ョ≠=|　　　　　　　　　＞'´　　 －----く:.:.:.:::::: |
.　 　`ｧﾍ.〉: :！　　　､::::.:.:.:.／　　　　　,.二二つ'’:.:.::::::｜
　　　i : : : : : ‘．　 　 ヾ:／　 　 _＿_　二ﾆ⊃:.:.:.:.:.:::::::::/
　　 ｜: : : : : : ヽ.　　／　　 ／{::.:.:　 　 　 :.:.:.::.:.:::::::::::/

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　と、突然ですね、レヴィ。
　　どうしたんですか？




　　　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　: :＼
　　　 　 、　 　 　 　 　 　 　 } : : ｝
　　　　　 ＼｀ ー─── =ﾐﾒ : : ′
　　　　　　　＼ : : : : : .　-=ﾐ : :厶,＿ _　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　＜//＞. : ´ : : /＞ : : : : : : : : ＼　 ／/////,／
.　　　　　 　 ／⌒ア: /:／:/ : :|: : .:ｉ : : : : :　｀く/////／
　　　　　　　　　／: :/ｲ : /|: :/|: : .:| ＼ : : ヽ | ∨77∧
　　　　_人_　∠/: : : : | :/＞ｘ人: : |x＜＼: :ﾊ! : ∨//＼
　　　　｀Ｙ´ 　 　 ｲ : : |/ 　◯　 ＼| ◯ Y}ノ|ﾉ: : :}＞＜,ﾊ
. 　　　 　 　 　 ﾚ八: : j| :::::　 　 　 　 ::::: |: : |勹 / : : : : :|＼
　　　　 　 　 　 ｛ : :ﾊ八　　 　 、,　　 　 |: : |,ノ/}: : : : : :|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　えへへー。前に魅音さんから、奥さん同士でそういうお話で盛り上がってるって聞いたの♪

　　わいだん、って言うんだって。

　【シュテル】
　　そ、そうですか……。
　　確かに、情報交換と家族同士の交流の場はとても大事ですね……。



.

111： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:40:56 ID:DZELoRXA0






　　　　　　　{iヽ　　 　　　　　　　 ,..ィ
　　　　_, -￣ ヽ=.､, ￣ '´￣｀ ヽ///ｰ､
　　｀ ｰｰ-ｧ‐:／: : : : : : : : : : : : :ヾ三＞',
　　 　 　/: :/ |　// |∧ / ﾘ/ﾘ: : : ヽ: : : |
　　　　/: :l !{ ﾚ┼l‐l 　 l┼|‐.|: :.|､: :|: : :.!
　　　　＼!ﾍ∧ ≧ｚ　　　ｚ≦|: : lﾉ.: ; : : :!
　　　　　|: :ヽ}　 “　 　 　　“|: : :l iイ: : : |
　　　　　|: :（＼　　 ー'　 　/￣)!　i: : : :.!
　　　　 ｜: :|　｀`ー――‐''|　　ヽ i : : : |
　　　　　|;,;,;,;ゝ　ノ 　 　 　 ヽ　 ノ i;,;,;,;,;,!
　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　僕は、ご主人様にぎゅ〜ってされるのが一番好きっ。それだけでもう何もいらないくらい幸せっ♥

　　王様は最初に指をぺろぺろされるのが大好きなんだよねっ。





　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 ／　　　　　　　　　　ヽ.　＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 ／　　　　 　 /　　　　i 　 .i 　　ヽ
　　　　　　　　　　　/＼　　　　 ／　　 ＿ _∠ /　　　　　 /　　./ 　 |　　|
　　　　　　　　 ﾄ、/　　 ＼　 ／／/　　 ／li　/　　　 　 X　　 /　　 .!　　|
　　　　　　　　 |　　　　　　　j／ｲ.i　　X jﾉル'　　 　 ／ / ＼/　　　ハ　j|
　　　　　　　＿|　　　　　　　　　从／ 　＼　 i　　／ .／!　 /　　　∧:::∨|
　　　　　　　＼　　　　　　　　／ 人　_＿__＼|／ j／　 ﾉ／|　　 /::／∨ﾘ
　　　　　　　　　　　　　 　 ／レ'/ xxx　　　　　　　＿＿＿ |　 /／　　j/　　　　　　i
　　　　　　　　　　 　 　 ／::／:/　　　　　　　　　　 ＼　　　レ'　　　　 /　　　　　　 |
　　　　　　　 　 　 　 ／::／i:::::i　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ 　 /|　　 　./　　　　　　　.
　 　 　 　 　 　 　 ∠斗' 　 |::从　　/⌒ ー─　、　　ｘｘｘｘ / ﾘ　　　/　　　　　　　/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |::/人. 〈　　 　 　 　 } 　 　 　 / /　 　 /　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾚ/.::/＼　　　　　　.ﾉ　 U.　 / /　 ／/|／i／＼／∨
　　　　　　　　　　　　　　　　j::∧::::::＞　.　￣　　　 　／ﾚ1／|／/:::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨:∧.:::::≧ ＝ =.／.:::/ノ!／::: /.:::::::::::::::::::: /
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾚ'　 ∨.::::/j／´￣￣｀X:::::／{.::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨／　　　　　/.::::V ::i:从.:::: ::::/:::/:∧
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 　 /::／　Yﾚ'|　＼:/:::/::/⌒
　　　　　(⌒ヽi⌒ヽ　　　　　 　 　 _斗く　　　　　　　 ´　 　 从:|　　　Vル'
　　　　く⌒ヽ ﾘ　　∨´ !　　「￣　　　　 ＼　　　　　　　　 /　|::|　　　 |:::|
　　　　　)　　　　　 j 　 |　 人　　　　　　　 ヽ　　　　　　 /　 j: |　　　 i|::l|
　　　 f´　 　 　 　 　 　ﾘ 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　 /　　j:::j　　　 ﾘ::ﾘ
　　　 |　几　　　　　　/　 　 　 ／＼　　　　 　 　 　 　 i＿_ﾉ:::ﾉ　　　/::/
　　　 し'　 ＼　 　 　く　　　 ／　　　＼　 　 　 　 　 　 |:::::::::￣ ｀丶/::/{
　　　　　　 　 ヽ　 　　 ＼／　　　　　　＼ 　　　_ ＿＿j::::-ミヽ.::::::::::X/∧

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ディアーチェ】
　　流れ弾っ！？

　【シュテル】
　　(なるほど、それで……。)　(納得)



.

112： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:41:19 ID:DZELoRXA0




　　　　　『恥ずかしくてどうしても言えないこともあります』




　　 　 　 　 　 　 {　　　　　　　　　　　 ） （　 　 　 　 　 　 ヽ　 　 }
　　 　 　 　 　 　 乂_　　　　　　　　　く　　｀７　　　　　　 __ﾉ　__ノ
　　　 　 　 　 　 　 （__人　　 　 |i|i　 ノ　　 _乂// /　　　 )ｰ　　）
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ト乂_. |!|｢　　 　 　 .////イ人__乂イ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |!|!　 　 　 　 .///　　　　　　　プシューッ
　　　　　　　　　 ＜:.｀` : .　　　 |!　　　　 ＿＿
　　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ:. :. ＼ 　 . -‐:. :. :. :. :. :. :. ‐- .
　 　 　 　 　 　 _　 －　ゝ:. :. :.Y´:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ＼
　　　　 　 .　:´: . :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : :.
　　　　／:. :. :＞:. :. :. :. :.／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ﾍ
　 　 ,.':. :. イ／:. :. :. :. , ':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ｀ヽ:. :. :.
　　/／　 .:':. :. :.ィ:. :.:/:. :. :. :/ !:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.∧: :. :.
　　'　　 /:. :. :./:. :. :/:. :. :. :/　|:. :.ｌ:. :. :. :. :. :. :. :. :. ∨:. :. :. :∧:. :.!　　　　　　　　　　　　　　　　しゅてるんは？(純粋な興味)＞(レ)
.　　 　 .':. :.: :/!:. :. ,':. :. :. :/　　!＿ﾄ:. :. :. :.__|':,＿|＿:∨:. :. :. :∧:. |
　　　　i:. ::. / |:. :. i:. :. :. 7 ￣ ﾍ:. :! ',:. :. :. :.:|´＼Ⅳ:. :∨:. :. |',:. }: .i
.　　 　 !:. :/　i:. :.:.:|:. :. :/＝＝＝＝ ﾍ:. :. :. {＝＝＝＝}:. :. :i　リ　|　　あ、あう……///
　　　　 ∨　 |:. :. ∧:. / 　 |::::_:::::}　　 ＼::. :! {::::_:::::|　 !:. :.:/:. :. :. :i　　(あそこをずっとぺろぺろされるのが一番好き
.　 　 　 　 　 ',:. :!|:. :Ⅵ　　|:::U::::i　　　　＼:! |:::U::::| 　|::イ　}:. :. :. :.　　だなんて、言えません……)
　　　　　　 　 Ⅵ !:. :. 7　 弋:::::ノ 　 　 　 　 弋::::::ﾉ　 ':. :|　ﾉ :. :. :. :.
　　　　　　 　 　 /:. ::. ! /i/i/　　　　　　　　　  /i/i/ }:.:/´:. :. :. ﾄ:. :.:.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あっ…(大体察し)＞(ディ)
　 　 　 　 　 　 /:./{:. :＞　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 イ|/:. :.i:. :. :.:ｉ ＼ﾍ
　　　　　　　　/イ　i:. :.{:. :.:＞　ｒ-=　￣￣￣　 ＜:. :. :. :. :.|i:. :. /　　ヾ
　　　　　 　 　 　 　 ',:. Ⅳ:.孑＜＿＿ 　 　 　 　 ￣〉:. :. :./ !／



.

113： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:41:30 ID:DZELoRXA0




　　　　　『4-13：夜のお勉強』





┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |　 ││　 　 |　||　 |
┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |　 ││　 　 |　||　 |
┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |　 ││　 　 |　||　 |
┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |／││　 　 |　||　 |
┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |／││　 　 |　||　 |
┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |　 ││　 　 |　||　 |
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┴―┘ | └―┴―┴―┴―┘ | └―┴―┴―┴―┘ |┴―┘ |￣￣￣￣￣|　||　 |
──┐ | ┌――─────┐ | ┌――─────┐ |──┐ |　 　 　 　 　 |　||　 |






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,斗-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 > ´　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r‐､／　　　　　 　 ＼
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　 　 rく　　　　　　　　　｀V〉,＼＼＿＿ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　　　　  Vﾍ　　　　　　　 　　 V〉,　`ー―┘　 　 　　_,＼
　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 Vﾍ　　　　　　　　　　V〉, 　　　　　　 ,　≦,斗‐''
　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　 Vﾍ　　 　 　 　　　 　 V〉, 　　　, ＜＞'
　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　 　 　 Vﾍ　　　 　 　　 　 　 V〉, 　 < ／
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　  Vﾍ　　　　　　　　　　 V〉 〈//
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 Vﾍ、 ＿＿＿＿＿_　 ,∧_/
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　Y≦三三三三三三≧厂
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　　 　 　 　 l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
　　　　　　　　　　 |　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　 |




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114： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:41:48 ID:DZELoRXA0





　　　　　　 　 、
　　　　　　　　 ヾ.:ヽ 、　　　___
　　　　　　　. -‐　Ｙ::::ｒ ´::::::::::::::::::: ｀ : . 、
　　 　 　. イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
.　　　／;:: ィ::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.　　　　　　 　 　 　 　 　 ⌒ヽ､
　 　/／／::::::::::/::::::::::/::i:::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::ｉ　　　　　　　　　　　　 　 　 : :＼
　　' 　/:::::, ':::::/::::::::,'!:|::ｉ|:::::::::::::!::::::|::::::::i::::::::::::ｌ　　　　 、　 　 　 　 　 　 　 } : : ｝
　　　,'::::/'!::::〃:::::ﾊ八|/从::::::::i|＼::!:从:i::::::::::::|　　　　  ＼｀ ー─── =ﾐﾒ : : ′
　 　 {::/　!:::::ii:::::::| 乍::灯从::::::ｉ乍灯ア !:::::ト:::|　　　 　 　 ＼ : : : : : .　-=ﾐ : :厶,＿ _　　　　　　 ＿＿＿_
　 　 |/ 　|::::ﾊ:::::::|　!::::C: 　ヾ. | !:::::Ｃi　|:::::ｌ |::i　　　　　  ＜//＞. : ´ : : /＞ : : : : : : : : ＼　 ／/////,／
　　　′　i::/ |:::::::| 弋ｚソ 　 　 弋ｚｉツ 刈:::リ::|　　　　　　  ／⌒ア: /:／:/ : :|: : .:ｉ : : : : :　｀く/////／
　 　 　 　 ' 　!:::::::!、"""　　 　 　 """ 人:i:::::八　　　　　　　　 ／: :/ｲ : /|: :/|: : .:| ＼ : : ヽ | ∨77∧
　 　 　 　 　 从::::!::｀＞　/⌒ヽ　_　､イ从:l∧:::lヾ　　　　　  ∠/: : : : | :/＞ｘ人: : |x＜＼: :ﾊ! : ∨//＼　　おちんちんと
 ふむふむ '　 ヾ!ヾ／/‐‐--┤∥::｀ヽ!:::ﾘ　ヾi　　　　　　　　　 ｲ : : |/ 　◯　 ＼| ◯ Y}ノ|ﾉ: : :}＞＜,ﾊ　　たまたまのことだねっ
　　　　　 　 　 　 , ' :::/ 二二=i.∥::::::::::∨　　　 　 　 　 　 　 ﾚ八: : j| :::::　 　 　 　 ::::: |: : |勹 / : : : : :|＼
.　　　　　　　 　 /==/　　　　 /⊃::::ﾍ:::::::ゝ　　　　　　　 　 　 ｛ : :ﾊ八　　 　 、,　　 　 |: : |,ノ/}: : : : : :|


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　『男性の性器には、目に見える外性器と、身体の中にある内性器があります』……。

　　『外性器の内、尿がでる細長い部分を陰茎(またはペニス)、その下の袋を陰嚢と言います。
　　陰茎はほとんどが海綿体という柔らかい組織でできています。
　　陰嚢の中には、左右に一つずつ精巣が入っていて、精子を1秒で約1000個、1日に約7000万個作ります。
　　精子は内性器の精のうや前立腺でつくられる液体と混ざって精液になり、尿道を通って陰茎の先の亀頭
　　から出されます』……。




　 .　　　´ ￣　　￣　 ｀　　 .
／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　＼　 ﾄ、
. /　　/　/ i　　　　ヽ　 ハ　　　　 Ⅴ　ﾄ、
/　　/　/　.!　　ノ　　∨ ハ　__メ　　Ⅵハ
　　7　7ー┼＜　　 　 ∨ /´　 x≠ｧ N ∧　　つ
　　|　/ _...⊥.__＼　　　 ∨ x＜⌒ﾇ　 l|　∧
　　ir千=＝≠=ミ ＼　　　Vんﾊ　j　　l| / ∧　　 っ
　　乂　　 〃　ﾊ　　 ＼　 .!i{ f j!　!　　|' ./ .ﾊ
　　|　i　　 |{ f jｿ　////＼j //// |　　j　　'　i
　　|　|　//// ///////　' /////ﾘ　　|　　　l|　セックス…
　　|　ﾄ、//////////　　　　　. ｲ　　 ｌ　　　l|
　　|　i.∧ u　　　r── っ . イ　l|　　 从ノi:从
　　|/,ｌ/∧＞　 . ＿ _ 　＜⌒j　 l!　 //////
　　|i/ｌ///＼ー へーへ ﾉ厂ﾘ　ﾘ)イ/:jﾙイ


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　『性的な刺激を受けると陰茎の海綿体に血液が大量に流れ込み、陰茎が勃起します。
　　さらに興奮が強くなると絶頂(オーガズム)に達し、精液が出ます。これを射精といいます。
　　一回の射精で2〜3億個の精子が放出されます。
　　精液は薄い白色で甘酸っぱいような独特の香りをもったねばねばした液体です』

　　『性交(セックス)とは、勃起した陰茎を膣の中に入れ、射精することです。
　　膣内に放出された精子は子宮を通り、卵管を進みます。
　　新しい生命のもととなる受精卵は、卵子と精子が結合してできます』……。



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115： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:42:03 ID:DZELoRXA0





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　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 　｀　､
　　　　　　　　　 　 ,　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　 　，
　　　　　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　 　 　 　 '，
　　　 　 　 　 　 ,′　　　　　　　　　　　　 　 　 }
　　 　 　 　 　 ノ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　{　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /
　　　　　　　 　｀ ､　　　　　　　　　　　　　 ／　　新しい性教育本をルカさんからもらいました
　　　　　　　 　 　 ≧=-　　　　＿＿　　イ　　　　無心、無心で音読…
　　　　　　 　 　 　 　 /＿＿＿＿＿ 　 ﾉ'，
　　　　　　　　　　　 /＼　　　　　　　　　　'，
　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　 　 '，
　　　　　　　　　　/　　 　}　　　　 　 　 　 　 }
　　　　　　 　 　 /　　　　,　　　　　　　　　　 }
　 　 　 　 　 　 ,　　　 　/ 　 　 　 　 　 　 　 }
　　　　　　　　/　　　　/　　　　　　　　 　 　 }
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……『性交には興奮期、高原期、オーガズム期、回復期の4段階の性反応があります』

　　『一つ目は興奮期です。男性では勃起が起こり、女性では陰部からいわゆる愛液が分泌され、
　　クリトリスも勃起します』

　　『二つ目は高原期です。ここでは、男性は興奮が続き、快感は比較的簡単に高まっていきますが、
　　女性は経験が浅いとこの段階まで行けません。
　　時間がかかる女性もいますし、適切な刺激がないと興奮期に留まったままになります。
　　濡れただけの興奮期の段階で挿入されてしまうと、まだ膣の準備が不十分なので少しの痛みで
　　回復期に戻ってしまい、オーガズムどころではなくなります』

　　『三つ目のオーガズム期では男女とも0.8秒間隔で性器がリズミカルに収縮し、その後、回復期に向かいます』

　　『また、高原期に達した時、男性では精巣が持ち上がり、女性では子宮が持ち上がって膣の奥が広がります。
　　膣の伸縮性が増し、挿入した時にふわふわとしたロストペニス感が生じます。
　　妊娠しやすいように、射精された精液を貯めてオーガズムでくまなく吸い上げるための仕組みなので、
　　これを緩いと言わないようにしましょう』



.

116： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:42:28 ID:DZELoRXA0







　　　 ／￣￣￣＼
　　／　　　　　　　 ＼
　/　　　 ─　　　─　ヽ
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　＼　　∩（__人/777／　ふーむ
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……『実際に、女性が性交で十分に満足する頻度はあまり高くないようです。
　　視覚やイメージが刺激となる男性とは違い、女性が性反応を起こすには触覚刺激が必要です。
　　多くの女性にとっては体を触れ合わせる前戯が本番で、挿入と射精はデザートに過ぎません。
　　十分に心も体も反応して初めて、挿入が愛おしく満たされる感じを味わえるのです』……。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(※『イラスト版　10歳からの性教育』(合同出版)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『大人の楽習22　保健体育のおさらい　性教育』(自由国民社)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　より引用、抜粋。一部編集)



.

117： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:42:46 ID:DZELoRXA0






　　　　 　　　＿＿＿_
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……そうなの？
　　特にこの、前戯が本番っていうところ……。





　　　　　　　　　　　　　　　　 　_　-----　､
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　　 　 　 　 　 ---　 　 ／: /: : : : : : : : : : : : : : : .
　　 　 　 ／: : : : : : :.∨: : : : : : : : : : : : : :.＼: : : : :＼
　　　　 /:.／　　　 ＞: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : :.ヽ
　　　　 ｉ/　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. : ',
　 　 　 　 　 　 /: : : : :.i: : : : ｉ : : i|: : : :.:＼:.j|: : :ｉ: : : : : : :.
　 　 　 　 　 　 i: ｉ: : : :.l: : : : l: :i:八:＼: :―从―|: : : i: : : : ､
　 　 　 　 　 　 l: ｉ: : : :.|: ､: : |: :∨ ＼:.ヽ.ｨｧ''示 i.: :∧.:|: ﾄ､}
　 　 　 　 　 　 l: |: i: : :|: : ＼:／x=ミ　⌒　辷ソj : ﾘ: : |､:{
　　　　　　　　八:|:∧: :|: : : : : 《乂ツ　　 　 .:.:.:.:ｲ l : 从 ﾘ　　　　　キスとハグと、ペッティングで…
　　 　 　 　 　 　 ∨∧:| ＼: :≧=:.:.:.:　' 　 　 　 ﾉﾙ'从.}.从＼　　　　絶頂が、何度も…
　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　 ﾚ ! !込 　 　 ｀　　 ｲ　　　　!　　　 }ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 从.i/! 从＼≧,,=＜/　　　　；　　　,　ハ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｉ＼＼　　 　 {/_＼__ ＿ _／　 ／ /　 i
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　 ＼}＼＿_/　二つ　 　 /￣ { /　　,
　　　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ　　',　　〈 ¨ ﾆﾆ),-_-／ 　　 '　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 :. 　 ∧　　 ｉﾉ|　　 　 　 i　 　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕もー♥＞(レ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ i　/　ﾑ　　し|〉>＿＿,, |　 / ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わ、私も…///＞(ディ)

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　はい……///
　　だから、ご主人様には申し訳なくて……。
　　私たちばかりが満たされて……。

　【やる夫】
　　そんなことは……。
　　僕だって、十分満たされてるよ。



.

118： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:43:04 ID:DZELoRXA0





　　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽヽ
　　　　　　　　　_　-‐:. :.Ｙ:. ー- 　__
　 　 　 　 , ィ≦:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : ｀ヽ
　　　　 イ ア´:. :. イ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : ＼
　　　　 ／:. :.:／:. :. :.:. ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.＼
.　　　 /:. :. ,:':／:. ::. ,〃:. :. ／:. :. /:. : ∧ :. :. :. :. :.',
　　　/:. :. /:/:. :.:. :./:.:. :. :/:. :. :. /:. :. :. :∧:. :. :. :. :.',
　　 /イ:./:.:,:. :__:. /__:. :.:. :. :. __∧:. :. :. :. ∧:. :. :. :. :.
.　 /　 !ｲ:. {:. :. :从:.Ⅳ',:. :. :. :./｀:`:＜:. :. :.:.|:. :. :. :. :. ｉ
　　 　 ! !:. |:. :.:'"下ｒ圦:. :. :.从_:_:_:Ⅵ:',｀:` :|:. :. :. :. :. |
.　 　 　 |:. :!:. /{　{::しﾘ ＼:. :| 　灯ｒ≧ﾐ' ,　|:. :. :. }:.:. |
　　　　 Ⅳ ∨ハ ゞ‐'　 　 ヾ!　 ｖ::しﾘ Ⅳヾ{:. :. :.ﾘ: 从
　　　　　 ,ｲ:∨:.',.:.:.:.　　 　 　 　 ｀¨´ /:. |:. :.ﾘ:./|:. :. :.ﾍ
　　　 　 / |:. ヾ人　　　　　　　 .:.:.:.:./:. : |:. /,ｲ:.:|:. |:. ト'.,
　　　 　 　 !:. :.:{i:i:i:＞　　`　　 　 イｲ:. :/!/:. :. :.:!:. !:仆
　　　　　　 ' ,:. iﾍi:i:i:i:i:i:＞‐＜´ 　|:. {:./ ﾉ:. |:. :. |:. :ﾄ:ﾘ
　 　 　 　 　 ヾ!　ヾへ`　|　 　 　 !:. ﾚ'ヾ:. :.{＼:.!｀ヽ
　　　　　　　　　／　厂〃　　　_斗､　 ｀`ヾ　ヾ
　　　 　 　_　ィ〈 　 / ,へィ''"´　　　 ヾ__
　　　　〃　　　 ｀∨/　　∨　　　　イ〔 　｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾍ　イ〔

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　ご主人様……。

　　……私は、それ以外のことなら、何でも……。
　　だから、どうか……。

　【やる夫】
　　(うーん……、本当なんだけどな……。)



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119： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:43:35 ID:DZELoRXA0




　　　　　『というわけで、朝まで69』


三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三三三三三三三三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三三三三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三三三三二 ﾆ － ‐ ‐
三三三二 ﾆ － ‐ ‐
二 ﾆ － ‐ ‐
‐ ‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾁｭﾝﾁｭﾝ…＞



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 - ――― -
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 , :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.＼
　　　　　 r―,.--＜＿_￣　　 　 .':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :`､
　　　　,. / ／ /´,.-―-､｀ヽ '´./:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :｀`丶､:. :. :. :. :. .
　　　/／　　 '　　　 .　―― ､ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : |:. :. :. :. :. :. :. :. : : ＼:. :. :. :.|
. 　／　　　　　 ／:. :. :. :. :. :. :.＞:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : |:. : : : : : ＼:. :. :. :. :. ＼ : : |
／　　 　 　 .／:. :. :. :. :. :. : ／:. :. : /:. :. :. :. :. : : : : : |:. :. :. :. :.|:. :＼:. :. :. :. :. ＼: :.
　　　　　 __.　￣￣￣￣　/:. :. :. :./:. :. : : : | | : | :. :. |:. :. :. :. :.| |:. :. ＼:. :. :. :. |:.＼:.　　(ぺろぺろするのも、されるのと
　　　　/´　　　　　　／.　':. :. :. :. :. :. :. :. :. :| | : | :. :. |:. :. :. : 斗匕:.￣￣:. :. :.:.|:. :. :. .　　同じくらい好きです……♥)
　　　 /　　　　　 ／　　/:. :. :. :. :.|:. :. :.|:. :. | | : | :. :. |:. :. :. :. :.|: : : | : i :. |:､:. :.|:. :. :. :. ､
　 　 /　　ヽ 　 //　　 /.:. :. :.. /..:|:. :. :.| : 斗匕:|:. : : |:.＼:. :. :.| ＼:l 斗ァ|:. ＼|:. :. :. |:. :＼
　　./　　　｀ヽ |/　　　 |:..:. :. /:. :.|:. :. :.|:. :. |:. :. | ＼:.| ､: {＼:. :. x彡" 　 |:. :.|:.|:. :. :. | ￣　＼
. 　/　　 　 　 /　 　 　 |:. :.:.∧:. :.|:. :. :.|:. :. |＼:.|　　＞ ＼　｀¨⌒ ／／/:. : |:.|:. :. :. |
　/ 　 　 　 　 |　　/..　.|:. :/　 ヾ｜:. :. |:.:.从 ｘ≠彡'´　　　　　　　　　ｲ:. : /: |＼:. :.|
./　 　 　 　 　 |　/　|.　|:.,'　　　　|:. :. :.|ヾ ｉ:込 ／／　　　　　　　 ／　':. :/
　　　　　　　　 |/ 　 !.　!′　　　∧ :. :.|　｜:. :≧=-----.r' ⌒｀ヽ 　/:.／　_,. -―‐＜　＼　　　ﾁｭｯ､ﾍﾟﾛ…
　 　 　 　 　 　 || 　 |　　/　 　 　 .＼: |　∧:. :. |　　,―‐┴―‐‐┴ｧ'　 _／　　　　　　ﾊ＜ヽ
　　　　　　　 　 |!　　!　/　　　　　 　 丶　　＼:.|／　　 ＜二＝‐く__ ／　　　　　　　ﾉ }　 _`_
　　　 　 　 　 　 |　　 V.／　／　　　　/ ／￣ ヽ　　　　._,. -―‐＜ /　／／　　_,.　'￣￣
　 　 　 　 　 　 ∧　 ／　／/　　　　/ /　　　　　　　　　_,. -‐ｧ'´||　 / 〃　/'´
　　　　　　　　/　冫　 ／ /　　　　　|/　　　 ,.ｲ￣￣￣`r‐‐'´ 　 !し'／〈／
　　　　　　　/　／　／　/　　　　 　 |　　 ／　|　　 　 　 !　　　　 |　 　 /
＿＿,.　-――┴‐┴─┴───‐┴―'---'　..._　　　 | 　 ,.-‐-､'´￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ヽ　'　　　　　 }　　　}


(やる)＜(男としては、こうして触れ合うだけで満たされる僕の方が少数派なのかな…？)



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120： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:44:01 ID:DZELoRXA0



　　　〜〜to be continued...〜〜



　　　『題：主人と共に日常と戦場を生きる少女(メリハリが大事)』




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　 -――　　　　　　　　　　　　　　　＿彡'":. :. :. :. .: :. :.:｀`丶､
　　　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i:i:i=ミ＼　　　　　　　　　　　⌒¨／:. :. :/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :＼
　　　　　　　　 ':i:i:i:i:i:i:／＿:i:i:i:i:iヽ　　　　　　　 　 　 　 ':.／:. :. :. :. :/ :. :. :. :. :. :. :. :. :.
.　　　　　 　 /:i:i:i:i:i:i:i／ ﾒ:i:i ＼:i:i:i:.　 　 　 　 　 　 　 / :. :. /: ｉ:|:. :/:.:| :. |:.:|:. :.`､: :. :. :.
　　　　　　 /:i:i:i:i:i:i:i/_ノ=ミﾑ:i:∧:i:i::.　　　　　　　　　/:. :. : ':. :.|:ト/､:.j| :. |:.:|:.:|:. :.',:. :. : ｉ
　　　　　　,:i:i:i:i:i:i:i:/ 　 ＿　＼:i:i:i:i:i:.　　 　 　 　 　 /:ｲ:. :. :. :.:.:x=ミ 八:.:.|斗十:. :. :. :. :'
　　　　 　 ,:i:i:i:i:i:i:/／　　　 ○V:i|:i:i:ｉ_ 　 -‐…・・・ ミ |:. ｉ:. |:. : 乂ソ　　＼ｘ≠v :. :|:. :.ｉ
　 　 　 　 ｉ:i:i:i:i:i:i:i　　 乂_ ノハ :i|:i:i:|:|:i:i:i|:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i|:i|:. |:. |:. :. : "　　,　　乂ソﾊ : |:. :.|　　　　　　　　　　　　よし、行こうか＞(やる)
　 　 　 　 |:i:i:i:i:i:i:|　　　　　　 ,　 |:i:i:|:|:i:i:i|:i:i:i:i:i:i|:i:i: ﾉ人 |:. |:. :圦　　 _ _　　 ""/ﾉ:. |:. :.|
　 　 　 　 |:i:i:i:i:i:i:|＼　＿　　'　 /:i:i厂￣￣￣￣　 ∨_ ＜≧∨个　 _ ..　　イ:/:. : |: 从　　はいっ(絶好調)
　　 　 　 /:i:i:i:i:i:ｉ:| ﾐ　＿__　.イ/:i:i/＼　　　　　　　／-=ニ＼､-=〔ミト 〈__彡ｲ:. :. :／
.　 　 　 /:i:i:i:i:i:i:i:i:V　　　ノ:i:i:/:i:i/:i:i:〕〕､　　　　／-/-=ニニ ＼､∧r--〕＼　⌒´
　　 　 /:i:i:i:i:i:i:i:i／　　 /--イ:i:i/_:i／/:ｉ:＼　／-=ﾆ〕（）-=ニ＼ ド= =ミ/=ﾆ＼
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　　　 ＼:ｉ:／　　　　　＼:i／､:i:i:i:i:i| |:＼　＼:i:}-=人-=彡-=ニニ 〉＼{／ノ-=/|
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼／:i|:i:i:i|　／《_ﾆ=- ＼￣￣￣＼{--r≠ｒ――､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:,:i:i:/《《《《》 ,　／-=ヽ -=ニニ∨ Y〈 ＼　　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　 i:i:/:i:i/　　　 　 　 《《《《》＼ハ-=ニニ ｉ:|:.|/∧　　ノ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼彡'　　　　　　　　'《《《《》/ |-=ニ＼∧ |_彡∨ ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ -= 《《《,》ﾊ-=ニニ＼}￣|///|
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／-=ニニニ=-　 _　　　　　　　 　 　 　 ／-=ニニニ/// '《《《》-=ニニ ヽ///,'|
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　 |-=ニニニニニニニニニニニニニ＞―r〈-=ニ ∨／-=ニ∨／{=乂ﾆ「}）､=ニi
　 |-z=ﾆニニニニニニニニニニニニニニ|　＼-=ニニニニニ/--､-= ゝ《《》-r ''
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　人-=ニニニニニニニニニニニニニニﾆ|＼　　 /――　　　　/-=ニニ| | |　Ｙ彡''＼



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121： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 22:45:26 ID:DZELoRXA0
以上で今日の投下は終わりです。

申し訳ありませんが、『あわあわで開かれかける天国の扉』と『口と前と後ろ』は次回以降に回します。

というか、短編集から一話のエロ回に昇格する公算が高いです…


あと、次の短編集のお題を今日からまた1週間ほど募集します。
やる夫達の日常系のイベントでも、このキャラにスポットを当ててほしいという要望でも、ご自由にどうぞ。

(例)『アストルフォに学ぶ女装(？)の仕方』
というふうに、『』で括って下さい。

今日もありがとうございました。おやすみなさい。

122：安価のやる夫だお：2015/11/08(日) 22:54:04 ID:er/UWIcE0
乙〜　甘い

123：安価のやる夫だお：2015/11/09(月) 01:38:13 ID:ZbySQ7zU0
乙ー
次スレが無事立ってよかった

124：安価のやる夫だお：2015/11/09(月) 04:51:44 ID:N9HgAhyc0
乙��
いつの間にか次スレがたってた‥

125：安価のやる夫だお：2015/11/09(月) 06:30:57 ID:0k.c2mq60
乙ー
相性良くてヌいてくれるなら本番無しでもネ
でもここまで前戯特化しちゃうと、いざ本番で拍子抜けするかもしれんｗ

126：安価のやる夫だお：2015/11/09(月) 13:43:09 ID:EbNSpn1o0
男連中による萌え談義で
衣装とか仕草とか惚気とか
127：安価のやる夫だお：2015/11/09(月) 15:23:13 ID:EbNSpn1o0
括弧をつけるのを忘れてた
『男連中による萌え談義　衣装とか仕草とか惚気とか』

128：安価のやる夫だお：2015/11/09(月) 23:39:42 ID:YitnGkrk0
あっようやっと見つけた・・・。
前スレがああなったから、あのまま自然消滅するのかと
危惧してましたは。

129：安価のやる夫だお：2015/11/10(火) 08:50:05 ID:X3fv/2b60
『もしも学校やどこかで普通に出会っていたらという夢』
このスレは数レス読むとすぐ背中が痒くなって中々読みきれないから困る

130： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/12(木) 20:50:40 ID:LQfXqgYA0
あさって土曜の夜10時から投下します。

…しばらくage進行にしようかなあ(駄洒落ではありません)

131：安価のやる夫だお：2015/11/12(木) 21:24:55 ID:F3tyQ15E0
了解ー

132：安価のやる夫だお：2015/11/13(金) 00:41:07 ID:rr2T70h.0
把握

133：安価のやる夫だお：2015/11/13(金) 22:51:32 ID:sTrooUxA0
やっと新スレ見つけた…
乙です
話は『やらない夫とキョン兄妹、キル夫と阿良々木さん兄妹などの脇役同士の絡みや小エピソード』希望してみます

134：安価のやる夫だお：2015/11/14(土) 01:39:11 ID:zR1dAgf.0
了解です。
『やる夫の中学生時代、やらない夫視点』みたいな話が見たいです。

135：安価のやる夫だお：2015/11/14(土) 08:28:06 ID:AIQdLAA.0
『野暮用などでやる夫だけが外出した際の３人の様子』

３人のプライベートがどうなってるのか。ルリ辺りが盗撮してるとかで、
それをいつの間にかできてたマテリアルズのファンクラブ（当然非公認）に売り払ってお金をえるも、
当然ながら制裁を食らうと。

136：安価のやる夫だお：2015/11/14(土) 10:02:59 ID:cUdsIIMk0
『共通の趣味を探そう』
4人一緒のでもやる夫と各自の個別の組み合わせでもいいです

137：安価のやる夫だお：2015/11/14(土) 12:26:20 ID:JheORvrc0
『マリアさんの一日』
マリアさんから見たやる夫の活躍やファンクラブの集会の様子なんか知りたいです。

138： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:55:50 ID:gPqQvzKU0
少し早いですが、投下を始めます。今日もよろしくお願いします。

139： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:56:09 ID:gPqQvzKU0















　　　第三十二話















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140： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:56:26 ID:gPqQvzKU0





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森森;、;、;、森;、森森森 森森森森;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;;、;、森森、;、;、;、;、;、;、;、;;、;、;、;、;、;、;、;、森森、;、;、;、;、;、;、
森森森森森森森森森森森森森森森森;、;、;、;、;、;、;森森森森森森;、;、;、;、;、森森森;、;、;、;、;、森森森森、;、;、;、;、;、



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141： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:56:43 ID:gPqQvzKU0


　ノ_＼￣￣⌒ヽ⌒ヽｰ＜＞-─…`'＜⌒ヽ⌒＼__γ´￣:::::_:_:_乂＿乂乂＿＿γ´:::::::_:_:_:_:_::::::::::::::::::
￣　￣＞s｡:::::::::`弌:::::::::弌＾ヽ--＜￣＾＞s｡::`ヽ､`弌γ´＿二ﾆ弋￣〈:::::〉:::::＿)γ´＿二二二＿｀`丶
.＞'´￣〉＿__＞===ミs｡.,:::::::::::｀ヽ､:::)＾ヽｰ､、_＞s｡`ヽ､`弌γ二二乂__乂__乂＿γ´二二二二二ﾆﾁﾁ
＿_／￣＼／ｰ=ミ､/:::::::≧=-::::＿＼:::::::〉:::〉〉-､⌒≧s｡`ヽ､`弌γ二二弌＿乂ﾉ__γ´二二二二ﾆﾁﾁ
＼: : : : : : ﾏﾑ::::::::::Y:::::／/⌒＾⌒〜弌ｰ=ﾆ〔:::::::〉`ヽ､::⌒ヽ､`ヽ､`弌γﾆﾆﾆ乂弋ｿ_γ´二二二ﾆ=ﾁﾁ
:; :;ヽ: : : : : :'vﾊ: ::: ::|::/: :/:; :; :; :; :; :; ￣＼ー=ﾆ〔:::::::::::`ヽ､⌒`ヽ､`ヽ､`γﾆﾆﾆ乂弋ｿ__γ´二二二ﾁﾁ
:; :; :;ﾍ: : : : : Yll|: : /|::|: / :; :; :; :; :; :; :; :; :; ヽ＿ノｰ=ﾆ二_::::::`ヽ､⌒`ヽ､`ヽ､γﾆﾆ乂弋ｿ__γ二二ﾆﾁﾁ
:; :; :; :;∨: : : :|lｌ|Yﾞ:/|::|: | :; :; :; :; :; :; :; :;:,.ィ´|:::/⌒ﾉﾉー‐`ー=ﾆ￣`ヽ､⌒`ヽ､＼γニ乂ｿ_γニニニﾁﾁ
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:; :; :; :; :;|i : :.::|:: :|i | |::|: |:; :; :; : /ｰ‐／ ／￣::::::: ::: :::)^＾＾ノｿソ'^＾＾＾＾＾＾.: .: .: .::[]─==─:[]─==─:[]
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:; :; :; :; :;|i: : :::|:/::::::ﾉ:::::::::::∨⌒:::::::／: : : : : : : : : : :　:　:　:__r┘二二二二二二二二二二二二二二二
二二二[]::::／::::::::/::::::ヽ:::::∨⌒У: : : : : : : : : : : : ＿r‐┘二二二二二二二二二二二二二二二二二
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三三三/ｰ=彡'::::::＼:＼::::::_＼_≧≠─┘───────────====ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二二二
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142： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:57:01 ID:gPqQvzKU0





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:; :; :; :; :;|i: : :::|:: :|: : |:::ﾊ{:; :; :.ノ　 ／´　 ＼＼｀＼ : :　:　:　:　:　　:　　.　.: : : : : :.::|| |:|:; :; |:|:||:|:|:;:;:;:;|:|:||
:; :; :; :; :;|i: : :::|:: /:::::|::::::弋ﾆ= ／　　　　　 ヾヽ　ヽ: :　:　:　　:　:＿r┘三三三三三三三三三三三三三
:; :; :; :; :;|i: : :::|:/::::::ﾉ:::::::::::　 /　　　　　　　　_ヽ_､　 ヽ :　:__r┘二二二二二二二二二二二二二二二
二二二[]::::／::::::::/::::::ヽ::: /　　　　　　　,イ´::::::::ﾄ､　ヽ‐┘二二二二二二二二二二二二二二二二二
::三三三ア:::／／::::〈:::::::: ｛　　　　　　／::::::::::（●）ﾍｌ　〉 二二二二二二二二二二二二二二二二二二
三三三/ｰ=彡'::::::＼:＼:::: ヽ　　　|　/::::（__人__）:::::::｝ / ──────====ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二二二
￣＿二ﾆ=-=ﾆﾆ=-‐''"￣ λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У 　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:;　:; :; :; :; :; :; :; :
　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ(⌒)＿|:::::::::∪:::::::::|/
　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::/:|:::::::::∥:::::::/|
　　　　　　　　 　 　 　 　 /::::::::::::/::§:::::::∥::::::::§
　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::/::::::::::::::::::∥::::::::|　 ｺﾂｺﾂ…




━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　ここが……。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　 　　 ／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 　　（●）（● ）　　│
　 　 　 　 　 .┌ z=､.＿.＿＿ﾞ（__人__）　 　　 |──────────────── 、
　　　 　 ___,-､.|rk.|　|　 |＼‐- |　　　　　　　 │ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 ＼
┬┬┬｢.!.}.}.ﾉhｺ }|　|―|――ヽ　　　　　 　 } 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　／
￣￣￣Tﾌ-ﾊ.ﾉﾄ〈|　|__⊥ ---‐ ヽ　　　　　ノ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　}ﾆﾆﾆ! ﾞ―ﾞ‐'　　　/´￣l|￣l__l￣￣l |￣｀ヽ
　　　　　ﾍ　　 ﾍ､　　 _ ／　　┌‐‐┬──‐┐　　　＼
　　　　　　k　　 //￣　＼　／/　　/　　　　　.l＼　 ／ヽ
　　　　　　　ヽ//　　　　　　ノl　　 .l　　　　　　l ゝ　　　　＼
　　　　　　　　　｀===　'''"　　l　　 .l　　　　　　 l　　>=====〉

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やらない夫】
　　遂に、ここまできたな。



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143： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:57:22 ID:gPqQvzKU0

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; : : : : : : : : ; : : : :j｝｛三三｝:.:l: : : : : : : : : : : : : : ＿＿: : : : : : : :|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: ; : : : : ; : ; : : : :j｝:.:.:｛三三｝:l: : : : : : : : :.＞＜:;:;:;:;:;:;:;:; ＞＜ _ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : : ; ; : : : : : _j｝:.:.:.:.｛三三｝l: : : : : : : :j｝:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:／　　　｛i :|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: ; : : : : ; ; : : ::j｝:.:.:.:.:.:.｛三三｝: : : : : : :j｝:;:;:;:;:;:;:;:;:／　　　 　 ｛i |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : ; : : : ; : : j｝:.:.:.:.:.:.:.:｛三三｝ : : : : : j｝:;:;:;:;:;:;／ .　　　　　　｛i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : :: :: :: ;: :::j｝:.:.:. /{／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ 　　　　　　　　 ｛i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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: : : : : ; : : : : イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ　　　　　　　　　＞＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.
: : ; ; : : : :/ｨi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐ､　　　　　　　　　　　 ＞＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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; ; : : : : : |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|V:|　　r-`ミy >}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞
　　　 　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ィ=ミｉ:Ｎ　　　　､　fj　乂
　　　 　 ki:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ ::r::} V{　　　　　　`ﾞ　　　 ､
　　　　 　 Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:ヽ 〈:〈 ヾ　　　　　 　 　 　 /
　　　 　 　 Ⅵﾊi:i:i:i:i:i:i:i:ヽ｀　　　　　　　　　　 __7
　　　　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:/`¨ﾍ　　　　 　 　 ´　 }
　　　　　　 　 　 }i:i:i:i:i:从　　､ト　　　　　　　　 |
　　　　　 　 　 __}i:i:i:i:/　 　 ヽ　 　 :≧=:_― - '
　　　　　　　  /: : : ￣￣: : ‐- . .　 　 /
　　　　　 　 / : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ_￣:｀: ､
　　　　　　  ィﾐｰ:､: : : : : : : : : : : : : : ;ｨ:|:: : :./:|
　　 　 , ＜: ゝ': :/:`: :､ : : : : : : : : : 〃 |:: :./:: |
　　 　 ヽ: : ＞:´: : : : : `: :､: : : : : :/::{: :|:::/､::::|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【エレン】
　　……よし。




　　　　　　 （⊃￣￣＼
　　　　　（⊃　　 _ノ　　＼
　　　　（⊃　　 （ ●）（●）
　　　　　|　　　　 （__人__）
　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　 　 　 |　　　　　　 　 } ＼
　　　　 ／ヽ　　　　　　 }　　＼
　　　／ 　　ヽ､＿＿__ノ　　 　 ）
　 ／　　　　　　　　.　 　|　＿／
　|　 　　　　　　　／￣￣（＿)
　 ＼　　　＼　／|　ＪＪＪ　（
　　　＼　　／　　 ／⊂＿）

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やらない夫】
　　お、気合入ってるじゃないか。

　【エレン】
　　はい。流子から発破をかけられてきました。

　【やらない夫】
　　なるほどな。



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144： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:57:44 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　　 ―― 　 　 _
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,　 ´　　　　　　　　　　｀ 　､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ ＼
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　　　　 　 　 　 　 　 /　/　　　 / / //　　 , { 　 |　ヽｧ':/-､: 　 '，
　　　　　　　　　　　/　 '　　　 /_/_/_{　　 /∧＿|__l　∨^＼
　　　　　　　　 　 　 　 |　/　 /{/乢{∧　∧{ ´＼}从{ ∧ 　 ∨ 　 .
　　　　　　　　　　　|　 | l|　 /,ィ ,二ﾐ 从{　　 ｨ 二、ヽ}∧ 　 |　|　|
　　　　　　　　　　　| 　{/{　八　 ﾊ刈　　＼　　ﾊ刈　ﾉ　∧　|　|　|
　　　　　　　　　　　| |　　Ⅵ:. 　 ﾋzり　　 　 　 ﾋzり　l　/　｝ |　|　|
　　　　　　　　　　　|::::::|::.:::::∧　　　　 　 ' 　 　 　 　 | {_ﾉ∧:l::::|::/
　　　　　　　　　　　|::::::|:::::|/::∧　　　　　　　　　 u　 |/::::|::::ﾘ::/ｲ
　　　 　 　 　 　 　 从:::|:::::|::::{::込、　　 _ 　 _　　　 イ':::::/:::/}/
　　　　　　　　　　　　｀}'::从:::|/／_}≧　 ＿_　 ≦--､::::/}:/ /
　　　　　　　　 　 　 , -----､∧:.:.:|..,ｨ-┴┴- ､|:.:.:.:.:Ⅵ /_,-- ､
　　　　　　　　 　 ／///////〉､:.:.:|〈 。 　 　 。}|:.:.:.:.:.:ｲ//////＼
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　　　　 　 , イ´￣￣￣＼//:.:.:.:.:.:/......///...........∨:.:.:.:.:.:}///＞ ´￣￣｀ヽ
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　　　　 　 乂:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:{.........ヽヽ/>......... |:.:.:.:.:. | ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ディアーチェ】
　　少し、緊張します。いよいよ……。




　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　＿ヽ、　　 　 　 　 　 　 　 .　:―: 、
　　　　ｰ=ニ￣: : : : :＼￣￣￣￣:ミ : . ／: : : : : : ＼
　　　　/:／: :＿__: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : ＞x-　_:ヽ: : :ヽ
　　　,／: : : :i: : : : : : : : /: /: : : : : :V: : ＼: : ヽ三≧＜:丶
　_／: ／: : : !／: : : : :./: /: : : : :!: : :V: : : ヽ: : :!三三ﾆ＼
〃三7 /: :.／:/:/: : //: : i: : /: : | : : i! : } : : V: |ヾ三三三ヽ
三ﾆ/:/ : / : /:/: : /ｲ: :./l: :ハ : |: : /i: :ﾊ∧: i:｜∧三三三
ニ,/:/i:.:/ : ｲ: l: : 7'ﾒ|_:/ :|/　 |: :|__,斗イ V V : !ヾ∧三三三
イ.イ/|: !:/:|:!:/!: ﾊ/ ｉ/`　i!　 .ﾊ/V_　}/　 }: : / !　ヽﾊ三三三
: :ﾚ:/:.|: i!:/|:i!: !,'卞芋テ抃　　 　 イテ芋ｱ:〃: |　　 　`＜三三
: : /:|:l|: :/ .!: : |.:ﾄ、弋_ソ　　　　　弋_ソ ///: : |　　　　　ヽ: : :
: /:/l 1/　 |: : :V_ﾊ 　　　　　､　　　　　/ｲ/: : :.l　　　　　　∨:
/:/ .Ⅵ 　 .|: : :lヽ.∧　　 　 　 　 , 　 　 / i: : : :.i　 　 　 　 　V:
./　　ヾ　　|: : ヾ≧=`.　.　 ｀´￣ r―- '--|: : : :|
'　 　 　 　 |: : :|.ヾ',二二ﾆ≧ -≦V三三ﾆ|: : : :|
.　 　 　 　 |: : :|/三ヽ二__ﾉ===== V.三三|: : : :|
.　 　 　 　 |Vヾ＼三ﾊ{::::::::::::::::::::::: }三三 |ﾊ/ヾ､
　　 　 　 /|;;;;;;;;|三三ﾊ::::::::::::::::::::::/三三ﾐ|;;;;;;;;;|三ヽ
　　　 r≦=!;;;;;;;;|三三=}ー―――V 三三|;;;;;;;;;|三三ヽ
　　／三ﾆ.|;;;;;;;;;!＞..´::::￣￣￣￣ V三三!;;;;;;;;;|三才７､
　　＞-=ニ!/ヾ;;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 从;;;;/ヽ　／　.＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　もう、王様ったら、心配性なんだから。
　　大丈夫だよ。今までの積み重ねを発揮するだけなんだから。

　【ディアーチェ】
　　そうは言ってもな……。
　　どんなアクシデントがあるか分からない以上……。



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145： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:58:22 ID:gPqQvzKU0


　　//　′/　′/　/　/　/　/　′/　/,,;;'"{:.:.:.ﾒ:.:.:ﾉ:.:.:.:.:.:.:}}:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノー=====//:.:.:.:':.:.:.:
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　　|￤| ' : : :. :. :.:. :. :. :. |:. :. :|:. ＼:|:. :. :. `､:. :. :. :. :ｉ :. :. 三二二ニニ=}:.:.:.ｲ:.:.:.〉XX{:.:ﾒXX
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メ￣`¨¨|: |:.|:. :. :|: /}:. 从:. :. |i:.:.|:. { ＼:. :. :. :. :.,:. :.:| :. :. :. |_{////////// ヽ:.:.:.:〉XXXXXX
士土士 |八: :. :. : :.ィfだ ハ:.八:.{＼ｨfだハ㍉}/:. :. |:. :. :. :.､ ///////////∧:.〈XXXXXXX
土士土　 /:ヽ:. :. :. 　v辷ソ　　ヽ 　 v辷ソ / ':. :. :.|:. :. :. i＼./////////// } ﾒ_}＿}＿}＿}
＿}＿}　 /:/:. :＼:. ＼　 　 　　 '　　 　 　 　 ハ:. :. :.､＼:.:|　 ＼ ,,",,",,",,",,／ｲ＿}＿}＿}＿}
　　　　 ノｲ:. :. :. : 八⌒　　　　　　　　　　　/' 人:. :. :.＼ ﾉ
　　　　　 {:.|.:. :. :. :. :.､　　　　 ,　,　　　　　':¨:. :. ＼: :. :. ＼
　　　 　 人|､:. :. {:. : 个　　　　 　 　　 イ:. :. :. :. :./ ｀¨¨¨⌒
　　　　 　 　 ＼人:. : ∨{≧　 _,,.　 ≦|人:/⌒ヽ/
　　　　　　　　　　　 ７⌒＼‐-----‐/ﾊ　}､
　　　　　　　　 　 ／:::::::::::: ＼//////_,:::::::｀::.......,,__
　　　　　　　 _ ...:'::::::::::::::::::::::::::ヽ,'/////:::::::::::::::::::::}::}ヽ
　　　　　 ／⌒ヽ＼::::::::::::::::::::::::::V'///::::::::::::::::＞― ､|:::.
　　　　  ':::::::::＼:V∧::::::::::::::::::::::: 〉// ､:::::,　'　　　　　＼:.
　　　　  ｉ::::::::＼::､V∧::::::::::::::／／Yr＞'"　　 　 　 　 　 ＼
　　　　  |::::::::::::::::::::V∧::::::::,' //／^{　/ /　'　　　_ ノ　　 ハヽ
　　　　  |:::::::::::::::|:::::: ､/＼////::// ∨ ,　/ ／Ｖ / ∧　////,}　ｺﾂ､ｺﾂ…

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　それにしても、驚きました。
　　市街地のすぐ近くに、このような施設と、地下が……。



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146： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:59:13 ID:gPqQvzKU0

三三三三三三三三三三三三三ｒ'=i´　 ｒ'´　, 　 　 　 ､,　　　　　|=ﾄ､二二
三三三三三三三三三三三三ソ´=j　.ﾉ´　 ´圭圭圭　　　　 ｊ　　!k|　iﾆﾄ 二
三三三三三三三三三三三ソ´＞'　ノ　　　圭ｆilililiｆ圭.　　　 　 　｀i|　|ﾆ| ｀ー
三三三三三三三三三=ｒ‐‐'二｝ 　 {.　　ヽ 　 .|ililili|　　　ノ 　 　 　 !　|ﾆ|‐､
三三三三三三三三三/二二ソ　_ｊ´　､　　　　ｌililili|‐'　　 　 ﾅ　 　 　 |ﾆ|　 i
三三三三三三三三ソ=二/´　 ,´　　　乂　 　.|ililili|　　　　/　　　　　 |ﾆ|　 |
三三三三三三ｒ'二´二ｒ'´ 　 .ｒ' 圭圭　　 ヽ　 |ililili|　 　 　 　 　 　 　 |ﾆ|　 |
三三三三三ｒ'二二二ｒ' 　 Y! |　　|i|　　　　 　 |ilili;;;i} _ ノ.　　　　　 　 iニ',　|
三三三三ノ´｀i二二ｒ'　　　| V. 　 |i|　 ヽ 　 　 |ilil| |i|　　　 　 .ﾉ　　　 i二∧'
三三三/´{　　 Ｙ二ｆ　　　 i 　 ､　 |i|　　 ｀;　 　|ilil| |i|　　　　　　　　Y´二二ヽ
三三ｉ'´.二l　 　 i二|. 　 　 {　　 i , |i|　　　　 　_|ilil| |i|___ノ　λ　 y'｀ 从　从　从
三=ｒ'二二{　 　 |ニ|　　　　〉　___,..|i|__ｒ‐‐'´￣ ""ﾞﾞ｀ﾞ`...｀ｖ'´　｀,'　ｒ'´ __ /
三={二二=! ---l二l‐‐‐‐‐'‐..´:::::::"ﾞ｀:::::::::::::::::::: ／入___::::::｀＜_ｒ'´ｒ'´, --'　´＿
三三三i､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／; ; ; ; ; ; .i::::::::::ｒ‐'´_____ｒ'´_　_
三三三三::..　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〉 ; ; ; ; ; ; ; |  :::::::::￣::::::::ｒ‐´_＿＿_
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/; ; ＞＜／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::: ,。o; ; ; ;／´ ｀¨¨¨＞＜::::::::::::::::::::::::::｜; ; ｜、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　  {　{　彡 ´　　　　　{/.7≧o＜::::::::::::::::::人; ; ﾉ:::::ゝ
　　 ｀　´　 　 　 　 　 i / / .{　i　　＞＜ :::::::::::::::::::::::::i
　　 　 　 　 　 　 　 彳乂>/ｉ. |　　 　　 ＞、 :::::::::::::::::}
　　　　　　　　　 、　 个i|| {仆人 ,斗ｬ=ミi小:::::::::::::::::::.}
　　　　　　　　 -　　  小yj弌f㍉ ＼!ﾋヅ人.小 ::::::::::::/
　　　　　　　　　 ′ 人 》 /}｀,　　　　　/ )　/＞。./
　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ,//.人　　_　,　/ /.イ´::::::::ヽ
　　　　　　　　　　 , ｲ::::{iiiiiii{;;少 、　 /／ノ:::::::::::::::/
　　　　　　　　 , ｲ::::::::::::ゝ_人;;;;;;;;;;;;r==イ::::::::::::::::7＞、
　　　　　　  ♂:::::::::::::::::::ゞく: : :ﾌ;;;/从ﾉ/::::::::::::::〉::::::::::}
　 　 　 　 Α::::::::::::::::::::::::::::::>,/>{ i i /::::::::::::::ノ::::,::::::/
　 　 　 　 {::::::::::::::::::::::::::::::／ 7亡iii/:::::::::::::イ::::::i:::イ|
　　　　 　 {::::::::::::::::::::::://　. /　 ./::::::::::::::::ｲ::::::/／i:i
　　　　　　 ｀¨¨¨´　,／ｲ . . .i　　 i:::::::::::::::::人:ノ::::::::i卜、
　 　 　 　 　 　 　 ///　　　　 　 .i::::::::::::::::::／＼::::::::ゝ:i::ヽ、
　　　　　　　　　 / { {: : ゝ=兆==人:::::::::／、　　.ﾍ:::::::::::}::::::i........、
　　　　　　　　　　  { {: : :∧/ﾍ ゞﾐ） ⌒´ﾍ ∨}ゝヽヽ:::::::::::::::ヽ:::::::::｀:::....、
　　　　　　　　　　  { {: : : :∧ijﾍ　ij .ﾍ　　 ﾍ　i　　i .}＞＜::::::::::::::::::::::::::::::丶

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ゆかり】
　　歴史を感じるね。

　　地底湖だ……。綺麗な場所……。

　　あ……。


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147： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:59:26 ID:gPqQvzKU0


　　　　　　　　　　　　　　　　　,｡oｆ&∞ox｡ ‐- ､
　　　　　　　　　　　　　　　 ,｡ｆ0乂二⊆ﾆ(ｆ沁｡　＼
　　　　　　　　　　　　　　 rｆプ＾´ 　 ｀＼　　｀ﾟドx　‘，
　　　　　　　　　　　　　　 ﾚ'　　　　| ヽ　＼　 Ⅵl　| i
　　　　　　　　　　　　　　,ﾟ　 　 /ﾄ､l＼l＼　∨　|-､|│
　　　　　　　　　　　　 　 | l| | | | |　}ﾚく｢__＼∨ V}ﾘl！
　　　　　　　　　 　 　 　 { |{ |_LL{　　　ｨ伐ﾘｶ∨ V ｌ ﾟ.
　　　　　　　　　　　　　　V从{lfr示l　　　 　 　 V l|│ '，
.　　　　　　　　　　　　　　　　|∧　 ヽ　　　　　　|ｌ |、　∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |│ﾟ 、　ｰ　´　　 ' |l | ＼__,ノ´￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ｌ 　　＞ ｡.__／、 .|l | ｒ':::l:::{　　　 ﾟ｡
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | | 　 |│　＿／{　 |l |:::::::ｌ:::|　　　　ﾟ.
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | |　 ｌ| |／{:::::{:::::｀Ｙ|l |:::::::|:::V　　 　 .
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | |　 l|│　Ｖ:::::::::::::::|l |::::::;Ｌ::ﾟ｡　　　 。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | |　 ｌ|│　 ∨::::::::_::|l |::/:::}:::::ｉr┬ｎ人
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | | 　ｌ|│　 /7 ⌒ヽ:|l |:::::::|::::〈[ﾚ-┴く〉
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | |　 ｌ|〔{匚{::{:::::::::::::i:|l |::::::|::::::ﾉ|::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | |　 ｌ|　|::八::';::::::::::'^|l |ヽ:::／::_!:::::::::: |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 |│ /|　|::::::::＼::::ノ::::|l |::::::::{::::ﾉ|::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | | /│ l|::::::::::| ｀ヽ:::::|l |:::::::ﾊ::::::l::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | |l{　|　ｌ|::::::::::!　l| |ｌＮｌ |::::::::::}::::::}__::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | |l!　l　l l:::::::::|　ｌ| |l　|l |::::::::::|:::::::V::::::∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| l|　 l　l l::::::::ｌ　ｌ| |ｌ　ﾘﾉ}:::::::::|:::::::::V::::::∧
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 乂＼ ＼ｌ|:::::::l　ﾘ 乂´ 〈:::::::::::〉:::::::_V:::::::∧
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　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿rｖｆ込廴入廴込厂}:＿＼:￣＼::::::::::V:::::::::';＼
.　　　　　　 　 　 　 　 , '´　　　　 /　　　　　 廴{う_〕＿:::::ヽ:::::::ヽ:::::::∨:::::::ﾟ，:ヽ
　　　　　　　　　 　 　 i　 　 ノ　 〈　　 　 ／　 廴{ソ}＿::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::'，::}
　　　　　　　　　 　 　 j　　　　 　 ﾟ.　　　　　　　 辷し'^}:::::::＿::::::::::::::::::::∨::::::∨
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　　　 　 　 ┌─----ﾟ　　　　　ｊー‐｡　　　　　　 ∨し辷ｊ人:::::::::::::::::::::::::::::Y´＿＿＞､＿
　　　 　 　 └ｧ‐r --′　　　　/ j|__‘　　　　　 　 ｌ__廴八___）::::::::;-―‐一'＾ー‐一'’ー一’
.　 　 　 　 　 乂ﾉ三,′　　 　 .'Τ￣ ‘，　　 　 　 |　 廴ﾉ に）:／＿＿＿__|
　　　 　 　 　 　 　 ,′　　 　 ′|　 l|　 ﾟ　　　　 　 l　　{こ）込ｊｆ⌒ヽ三三三二二二ニニ
.　　　　 　 　 　 　 ′ 　　　/　　　 l|. 　 ｡　　 　 　 　　し'⌒´.乂_ノ三三三三三三三三
.　　　　　 　 　 　 , 　　　　/　　.|　 il.　　 '，　 　 　 l　　　 　 　 　 |　　　　 l|
　　　　　　　　 　 ′　 　 ,′　.│　ｌ!　　　゜　　　　│　　　　　　　|　　　　 l|
　　　　　　 　 　 , 　　 　 '　　　　￣　　　　 ﾟ， 　 　 l　　　　　 　 │　　 　 l|
　　　　　　＿　 ,′　　 /　　　 　 　 　 　 　 ‘　　 　 l.　　　　　 　 |　　　　 l|
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　　　　　 ｰ=ニ　＿＿　三二 彳　　　　　　 　 ゜　 　 l.　　　 　 　 |_　　　　l|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー=ﾆ　　　ﾆ=一



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148： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 21:59:59 ID:gPqQvzKU0

////////| /////// /// /三三三三三.｀ヾ//////// ./////＞－＜三三三弍///////,.イ////三
////////| ////// ///.:/.三三三三三三 ::∨/////| ///／　　　　　｀ヾ三三三Y////Y/////:|三
////////! ////∧./∧/ ´￣｀ヾ:.:.//￣￣ヾ:i/////! !//∧　　　　　　　　｀ヾ:三.弍////|/////∧三
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　　　　　　　　　　　　 /　　////　　/´/＜/ ／ / / i ヽ
　　　　　　　　　　　 / / ／ヽ/　　,.代≦､/ヽ　/ ｲ / i　',
　　　　　　　　　 　 //　:{ (　/ 　 /　　`くﾊﾞ ／´ |/ｲ/ i　i
　　　　　　　　　　//　/人 y　　/　　　　 　 　 /ﾅﾌ,ｲ |　i|
　　　　　　　　　/　　/　　/　　/　　　　　　 　 Kｶｲ/ ｲ/ﾘ
　　　　　　　　／　 /　/ /　　/　　　　ヽ　　／　.ｲ/／ﾘ
　　　　　　 ／　　./　/　i　　.ハ　　　　　 `　　 /
　　　　　,. -―-　､ /　 i　　/　 ＼　　　　,.　イ 〉 y´ 〉
　　　 ／　　　　　　ﾍヽi　　i　　　　ヽ　イ〈∨{ / ｲｨ' i
　　 /　　　　　　　　 |:.i　　ﾄ､　　 /　/　/ | ヽ　´　 /
　　/　　　　　　　　 /:|　　i:.:.ト,　 !　i　/ /!　　/　 /
　 /　　　　　　　　 /:.|　　i:.:.:.:.:ト, ﾄ､ /　ハ 　.i 　 i
　/　　　　　　 ／　〉:|　　ﾊi:.:.:.:.:.トvﾄ､i_/　ﾊー-‐〈
r 7,r‐z_ ､　 /　　/:.:.|:　 i:.:.ii:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:i　　ハ::.:.:.:ﾍ
ﾑLi_/／ 〉/　 ／:.:.:.:|　 i:.:::i }:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:|　 iヽ i::.:.:.:.ﾍ
:.:.:.:.:.:.:`く／y::::::::::::::::|　i::::://::::::.:.:}:.:.:.:.|　iヽ.　i::.:.:.:.:ﾍ
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【？？？】
　　戦士たちよ、深淵の入り口にようこそ。

　　私はここの管理人兼案内人だ。リリアーヌと呼ぶがよい。



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149： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:00:54 ID:gPqQvzKU0





　　　　　　　　　　　　　　 __＿＿
　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　＼
　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　＼
　　　　　 　 　 　 ／　―　 　 ― 　　　＼
　　 　 　 　 　 　 |　 （●）　 （●）　　　　|
　　　　　 　 　 　 ＼ 　（__人__）　　　　／　ﾍﾟｺﾘ
　　　　　　　　　 ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
　　　　　　　 　 ん＿ ＝　ー三　イ､_＿─＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　はじめまして。
　　『プリズム・グラム』リーダーの新速出やる夫です。





　　　　　　　　　　 　 ,.｡c癸ｏ｡、
　　　　　 　 　 　 ,ｨｆCY}_U_{ Ｙ癶。
　　 　 　 　 　 　 }iィ7´ //　|l｀l トl{
　　　 　 　 　 　 / // // /ｊハlヽl ﾊ
　　　　　　　　　 | li 7ァz/ jレ斗 | |ｌ|
　　　　　　　 　 ,l l|ｆTｔぅ　/ ,ｨﾃﾗl| |ｌ|
　　　　　　　　  { | l|　　　ｉ　　　　| | |
　　　　　　　　  l l| ｌﾄ､ 　--‐　 ,ｲｌ |│
　　　　　　　　  | l| l|　l＼__, イ|│ | l|__
　　　　　　　　 ｊ ｌ| l|／{__　 __ﾉ::|　|/　 ヽ
　　　　　　　  , ＜| l|:i::::ﾍ._ /:::::ｌ| ｌ|:!　 　 ‘，
　　　　　　  /　　 | l:::i::::::::\::::::::l| l|:l __　　 ‘,__
　　　　 　 /　　_ ｊ/:´/｀ヽ:i::／:ﾊ.l|::ヽ∧ruｆくﾉ
　　　　 メ、　/V/:::::i::::::::i:､::::::::::jヽ::/ くｆ´::::∧
　　　／:::ヽ}ｭ'/ |ｌ､:::::l::::::ﾉ:::ヽ::::/:::::∧ l |∨::::∧
　 ／:::::::／// ∧!::ヽ:}::´::ﾆ二:ﾉ:::::::i　} l | ‘;::::::∧

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　うむ。
　　お前達のことは聞き及んでいる。
　　……全員、覚悟はできているようだな。

　【やる夫】
　　はい。

　【リリアーヌ】
　　Cランクに上がって早々、深淵に挑む連中がいると聞いて、どんな愚か者と思ったが……。
　　ふむ、一攫千金の博打目的ではないようだな。



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150： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:01:23 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,｡ｪぇェz｡､＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rK〈 {} ノ（ヽﾄ,癶｡　＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒｿ_ﾚ'´￣｀　＜し'癶　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉイ　　　　　 ＼ ＼,仍 　　∧
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 / |　　ヽ　　',　 ＼{　|　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/ /|　|　 l l　∨ l|　 　 | ｌ|　　 i
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / l　l ｌ| l ｌ| N l_L∟　l!　 　 l ｌ|　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│ｌ|　l ｌｌ_　l_ﾚ∨ ヽ_＼|　　　|_l_l l　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽlﾄ､ヽヽ｀ ヽ 　ｨｆ::ｊ:Ｔ!|　　　|､} 〉!　l|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |｀^ﾞ'戊:! 　　｀¨　 l　 　 |'ノ ｌ|　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　/ /　 ／;r':::::L-､ _/. ｌ| ｌ |　　　　　',　　スッ…
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　 　 　 　 　 　 　 / / /　/　ｌ／;::l:::::::::::::::::::::::::l:::://:::::ｉ　ｌ ｌ |l:::::::/:::::::!　| l | | l!
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　　　　　　 　 　 　 　 Ｖﾍ!::::/::::::l::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::／::∨ l !:::::::::::::::l　|　 ｌ| ｌ. !
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　ふっ、まあいい。

　　確固とした目的を持って赴いた戦士に、無粋な言葉は不必要か。

　　ついて来い。

　　アビスヘヴンの死地は、更に地下から始まる。



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151： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:01:35 ID:gPqQvzKU0





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152： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:02:06 ID:gPqQvzKU0


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153： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:02:31 ID:gPqQvzKU0


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　　　　　　　　　　　　/　　// 　 //　 ／ﾍl三三三|三|￣￣￣|三|三三三l/＼　　/ ￣￣￣ ¨￣￣￣￣ ¨ ￣￣￣￣￣￣//
二二二二二二二ニニニニニﾆﾆﾆﾆヽ三ミ 、.ﾆﾆ.| ミ|　 　 　 |彡|ﾆﾆ, 彡三／.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ニニニニニ二二二二二二二 ￣￣￣
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＼三ミ、ﾆ.| ミ|　 　 　 |彡|ﾆ.彡三／　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ｀￣￣￣
　　　　＿＿＿ -- ─── ¨ 　 　 　 ＞ ´￣￣￣.¨¨i¨¨幵¨¨i¨¨￣￣ ｀ ＜￣￣￣¨ ─── -- ＿＿＿＿＿＿＿
¨￣￣　　＼　　　　 　 　 　 ＼　＞ ´　　　　　 　 　 ∧/幵ﾍ∧　　 　 　 　 ｀ ＜　　　　　 ／　　　　 　 　 　 　 　 ／ ￣￣￣￣￣
.　　　 　 　　＼　　 　 　 　 ＞ ´ 　 　 　 　 　 　 　 ∧∨幵.∨∧　 　 　 　 　 　 ｀ ＜　／　　　　　　　　　　　 .／
.　　　 　 　 　　＼　 　 ＞ ´　　　　　　 　 　 　 　 ∧∨ﾆ幵ﾆ∨∧　　　　　　　　　 　 ｀ ＜　　　　　　　　　 .／
　　　　 　 　 　 　 ＞ ´　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧∨ ﾆ.幵 ﾆ.∨∧　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜　　　　　 ／
　　　　　　　 ＞ ´　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∧∨ ﾆﾆ幵ﾆﾆ ∨∧　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ＜　／
　　　　 ＞ ´　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧∨.ニニ幵ニニ.∨∧　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ ＜　　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　 ＞ ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧∨ニニﾆ幵 ニニ ∨∧　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀ ＜　　 　 　 　 　 ／
¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧∨ニニニ.幵ニニニ.∨∧　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ＜　　　 .／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧∨ ニニニ..幵 ニニニ ∨∧　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ＜´





━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　…………。

　　ここは……。



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154： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:02:55 ID:gPqQvzKU0




　 　 　 　 　 ．-=ﾆヽ
　 　 　 　 /　　　▽　ﾊ
　　　　　∧__＿, -==ミ|
　　　　　|l |｀ヾ.　|__|__∧　ﾁﾗ
　　　 　 乂＼ |´ _j_/彡'ヽ
　　　 ／⌒ヾｰ=ﾆフ"{_　} }
　　 // /´￣｀ヾｰ=彡圦〃:
　 .// /.′　　　} }: :_:_}＿ ﾉ
　〈 {　{ |　　　　{{: ://::.＼
　 .Ⅵ〉｀ヽ. 　 　 |//:::::::::. ＼/＼
　　 Ⅵ　　}_, -=ミ、￣｀ヾ:::.. ＼`＼
　　　Ⅵ　/　　　　 〉　 　 }＼::.. ＼}}
　 _/　Ⅵ ゞ.._＿__/---＜_／}〉::. . ＼
　 |　i　｀ヾ:::::才⌒ヾ:::{ 　 　 /::::::/::. . ＼
　 |　|　　 }::/　　　　＼`ｰ=/::::::/{ミｭｭ::.:..＼
　 ゝ{＼／/　　 　 　 {　 　 ヾ〃　￣￣＼:. ＼_
　 　 |　　 {　　　　 　 |　　　　　　　　　　　`ｰ='
　 　 |　　 |　　　　 　 |
　 　 |　＿|　　　＿＿|
　 　 |　三|　　　三三|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,...-──‐-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 .イ´　　　　.,丶　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:.　　　　 _,...-─‐-､｀',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rt==¨￣￣ﾞ　　｡.,　　':＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j:!彡'＿＿,,...─二二＼.イ〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//ｰ‐ｧ=､¨r‐､,r´:'¨｀Y二＜ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆ〕（､.::...ﾉj_rt ゝ､:::.ノr‐‐､..,斤￣￣￣ﾞﾞ｀ヽ
　　　　　　　 ／￣,'¨￣｀ヽ.　　　　　　　　 |　_r､ﾐ=彡'::r‐､.:＼彡'//´¨ヽxxXﾒx×メxﾒ|
　　　　　　/´￣￣￣ﾞ｀ ヽ. ＼　　　　　　　t/､　＼/ /´__ ゝ､ｨ´ｲ/　　　ﾉ‐──--......ﾉ
　　　　　 〈＿r=-''￣ヽ---ヽ-'　　　　　　　 ゝ_)　　 |l/r‐‐､リ　,/: : ／´　　　　　　　ﾞ｀＼
　　　　　　〉､_ﾉ^ゝ='ｿt´ヽ￣¨'|　　　　　　　　　ﾗ≧'ゝ':::　::ﾚ'´ /:/´　 __,イ￣ﾞ｀ヽ.　　　 ∧
　　　　　　匕/^ヽy‐‐K´｀'､＼j 　　　　　　　　|´　　/:::　:/´=-K'　 /´　　　　　　 ＼　 　 ∧
　　　　　　∨|:^::y'ｺ＜ス　 ∨ﾑ=､　　　　　　ﾉ､___./:::　:/／O／| /　　　　　　　　　 ∨ 　 ∧
　　　　　　　ヲ､::ゝ｀ー'´ 〕　∨´ヽj　　　 ＿,.ﾍヽヽ'::／／　／＼Kノ　　　　　　　　　　∨ 　 ∧
　___...──'￣≧──--'彡'__∨_ﾉ｀ー‐y'　　　７／／　／: : :＼＼ﾉ　　　　　　　　　ﾉ　∨　　:}
=≠￣ス_.イ´¨＼＼.-'￣｀＼￣¨　　　　ヽ〉　 ﾒ ／__.／:.／／／ヽ'´　　　　　　｀ヾ　 !　 |　　　|
ヘ=／´リ´ /　 /ヽ_／´ﾐ}　 ﾉ　　　　　　/∧／／＼.:／／／／´　　　　　　　　　　',. |　ﾉ　　 ｲ
__ﾉ斤≧'　 |　 〈__/ﾐ彡ゝ'ｰ'ｲ彡'　　　　/　 (／＼＼/／／／ｲ　　　　　　　　　　　/ ﾉ／ 　 /l'
_.ノ八/＼　ゝ､＿＿彡｀ヾ￣ー‐,_r‐､ /　／o＼　／＼ ／／　　　　　　　　　　　 ／ｲ　　　'__j
　　　　　 ｀!　 tf≡=|　｀ー､__／／＼ﾞ.／／ ／''' ＼彡∨´　　　　　　　　　　　　 ﾉ´___,,..--´i!i!
　　　ヽ. 　 i　 ゝ三彡､ ／／／:: :: ／／ ／／／／´ く　　　　　　　　　　　　 ／イi! i! i! i! i! i!|
´｀ヽ.　/__ノ　　＼ﾐ=.／／／:: :: ／／ ／￣￣／ミ三三ﾐ､　　　　　　　　　 ／i! i! i! i! i! i! i! i!ｲ
｀ヽ　∧｀ー――／｀' ヽ''ヾ.,__／／ ／　　　 .〈/彡'三三三＼　　　　　　∠__j!i! i! i! _,.-‐¨￣/
　 ／　∨､i!i!i／／//ヽﾞ´｀'　７'__／　 ＿,.'ﾍ/三ﾐ､三三三三ﾆ=ｰ---''メxxxxr}￣￣　　　　/
／　　　∨／／V//／　　／´¨ヽ} ／ くヾイ彡三＼ミ三三三／xxxxxxxxx广/　　　　　　 ,'
.　　　　／／　　.／／)／＼::::::::/7　,..=='三三三三ﾐ､三彡'xxxxxxxxxxxx/メ　　　＿＿＿|
　　 ／／ |xX／／／ ／ﾞﾍ ヽ_ｲ___〉'三三三三三三r‐''/xﾒxﾈxﾒxﾈﾒxﾈ./ﾒ/fi!￣fi! fi!fi!fi!f|
　／／　　i／／)｀ ／／ 　ﾉ＼_/川ﾘ彡'三三三ン'夕xﾒxﾒxﾈxﾒ＼xﾒxﾈ///i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｻﾞｯ､ｻﾞｯ…


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　兵隊……。

　　まさか……。



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155： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:03:24 ID:gPqQvzKU0

　　　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　|　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |
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　　　　 　 |　 __,｡ｃcｃｏo｡｡､__ : : : : : : : : : : : : : : : : |　　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |　|
　　　　 　 | rタ '＾ヽＣ 乙迂Tｆ癶ぅ､: : : : : : : : : : : : |　　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |　|
　　　 　 ,rｆ壬　{ |　＞〉〕ヽ}i'⌒ヽﾉ癶‐ ､  : : : : : : : |　　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |　|
　　 　 ,%ﾀ /弋__ ノＣ人__厶＿ ﾉヽ._}心 ＼  : : : : : |　　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : |　|
　　　 %ﾌ{/{ r一'´￣　　＼　ヽ｀ ＜ﾉ ヽﾊ.　ヽ　　　|　　|　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 　 |　|
　 　 ,ｆｿ/ ／{ ＼ 　 ＼　　＼　' ， i＼ﾉ }h　　　　  |　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　 |　|
　　  ｆ{ｉ／　　ヽ　＼ 　 ＼／ ヽ　Ｖ|　|∨},{　　　　 |　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼|　|
　　  }/ /＼　＼＼　ヽ,ィ´＼＼＼iｌ|　| |Ｖﾘ　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　 / /ｌ|　ｴヽ　＼ ｰ"l　ｧ‐ﾃ示ﾄ､ ｌ　| | ﾊﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　 | /|│ ｌlｧｔぅ､ __＼ | 　 弋_リ ﾉ |　l |　l|｀〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
／ ﾚ' { |　 ﾄ 乂ﾘ　 ￣　　　　　　　|　| |　l|/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　  |/＼ ＼_, 　|　　　　 　 　 　 |　| |　l|
　 　 　 |l　 仄　　 ｌ　　　　　　　　　|　| |　l|
　　 　 /　/ ./ヽ 　ヽ　　　 ,　 　 　 ,|　| |　l|
　　　 /　/　/　/＼　 ー‐´ 　 　 ,　 |　| |l ｌ|
　　 /　/　/　/ │i　ヽ　　　 , イ　　|　| |l ｌ|
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　　  /　/　/　/./〈　 ＼＼_｣ｌｊ 　 　 |　| |l l|
　 /　/　/／___＼＼,.イ／ノ| 　＿ |　| |l lﾄ､
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　【リリアーヌ】
　　初めてここを訪れた者は誰しも驚く。
　　無理もない。ここを訪れたことのない者に、地下の秘密を教えることは禁止されているのだから……。

　　そう。ここは防衛軍の地下施設だ。



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156： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:03:50 ID:gPqQvzKU0




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i　ヽ 　 -‐　　}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　V _ -‐- _　　　 ≧、　　∧‐.｀ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /＿ i　　　　　 　 号 l ,ィヾ ＼ｷ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ⌒f｀ヽ　　　_, ィr」 トfヽヾ >、∨　　　ﾉ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〈r‐-ハ｀ヽ二彳　 {＼Y{､ 〉 ∨ゞ゜"　 ／.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/勹r≧.|　斤ｱイ＿＞≧トﾊ八＿　≦　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ-< ≧:以ィ"´ ⌒ヾ |//:|_/ハ＿＿　 ´

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やらない夫】
　　あの噂は本当だったんですね……。

　　自分の力と酔っているサイファーは、地下で洗礼を受ける、と……。




　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　　　　 ― 　　‐
　　　　　　／ 　 　　　　 （ ●）　　）
　　　　　　|　 　 　 　　　　 　（__ﾉ､_）
　　　　　　＼　 　　 　　　　 　｀_⌒
　　　　　 ｲ　ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
　　　 　 /弋＿ー　　＝　ーノヤ彡ﾉヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　巨大な地下空間……。
　　軍備施設……。
　　……地下で蠢くベータ種……。Cランク以上のサイファーにのみ許されるアビスヘヴンの攻略……。



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157： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:04:05 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　 __rf厂{心｡
　　　　　　　　　　 rfワくｆヲ癶＼心o｡
.　　　 　 　 　 　 rヴ　{ノ ｎ ｰヘ、{廴心。
.　　 　 　 　 　 rヴ{ し弋 U _,ノCﾉ'⌒ヽ心｡‐-
　　　　　 　 　 ({人r─　―┴＜r'ｆ⌒Y＾ 心。　 ｀
　　　　　 　 　 {ﾚ'´}　i　　　　 　 ｀ﾄ､ノ　 }L心　　　　＼
　　　　　　　／ '　/ /　　 |　　 　 l|　Vｆ⌒ヽ沁　　　　　ヽ
.　　　　 　 / /　 / /l!　　 |　　＼ l|　l|∨__ﾉ}沁
..　　　　　/ /　 / / ｌ|　　│　 　 ヽ　l| |∨　}沁　　　　　 　 ,
　　　 　 /　l|　/ /　│ 　 |　　　　 ｉ　|│∨ﾊｆ_{　　　　　　　゜
　 　 　 ,　　lﾚｉ'Ｔl{ 　 |　 __|＿＿　 l| 　 |　∨厂　　　　 　 　 |
.　　　　| |／|{ｆ┼N　 ﾄ､￣|＼　 　 l| l|　!　 V /　　　　　　ｌ| ｌ|
.　　 　 j∧　ﾄ∨ﾉ´＼{ 乂]￣ ＼　│l|　|　│|　　|　 　 　 ｌ| ｌ|
　　　　 　 ＼{灯　　｀二ヱＬ,＿__ヽl| l|　|　　 |　　|　　　　 ｌ| ｌ|
.　　　　　　 八ﾘ 　 　 ／{忙刀ﾘ ﾉ´| l|　|　　 l__　l|　　　 　 | l|
　　　 　 　 |／　　 　 　 　 ￣　´　 |　　|　　 lﾍ∨{　　　　　|│
.　　　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 |　　 ﾊ }lV|　　　 　 |│
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　/　 ｊﾉ |　　　　　l│
　　　 　 　 |i，　　　　　　　　 　 　 ｌ　 /　 /_／|　l|　　 　 l　l |
　　　 　 　 |l 　　-　 　　　　　　　 ,　　　 /　　 |　l| ! 　 　 !　 |
　　　 　 　 |l |i 　 　 　 　 　 　 　 ′　　∧　　 l　l| | 　 　 |　 |
　　　 　 　 |ｌ八　　　　 __ ..　　´/　　　 /　'，　 　ｌ|│　 　 l　ｌ|
　　　 　 　 |l　 l〕ＴiｆΤ｢￣i　　/　　　 /　　∨ 　 ｌ|　!　 　 　 ｌ|
　　　 　 　 |ｌ　 l|│|l ｌ|| 　 |　 ′　　 / 　 　 ∨　│ l　　　 　ｌ|
　　　 　 　 |ｌ　 l|│ll ｌ|＿__| /　　　 /　 　 ___Λ　 　 l　 　 　 l|
.　　　　　　|ｌ　 l|│|l/　／::/　　　 /　＿/::::::;:∧　　│　 　 ｌ l!
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　　　　　　|ｌ　 l|│l!/:::::/ 　 　 /::::::／:::::￣::::::::::::::::::＼　　　l│

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　大体察しがついたか？

　　……歩きながら説明しよう。
　　兵士たちのことは気にするな。私たちは素通しだ。そういう命令が行き渡っている。



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158： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:04:19 ID:gPqQvzKU0


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　　　　　　　 　 　 ,::´/-‐-- '7￣￣ /￣￣7x　　　 >____ヾ､::::::',
　　　　 　 　 　 ／:Y l 　 ____/＿＿./＿.　 /　.ヽ　ノヽ 　.｀Y',::::::,
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　　 　 　 /___./´r(　 l,=＝l- ‐‐- l-- ﾆ＝ヽ ｌ /---./ /､_/ /:::::,'
　　　 r‐ｙ′.ヽ､ ヽ=_l -=〈 ー,≡＝=-----i!___>　 / /､__l /:::::/
　　　 ヽ､,-､/_,-ゝ- ､i彡((`´/＼ 　　　　 / /L≡≡'' ﾊ_∥:::::/
　　　  /　＼ ＞　　,-‐`ヽ´,,｀Yiヽiヽ---/ /--｀ヽ￣￣/- 二!
　　　  {　　／ミ___/ ,,Ｙ, -､ヾ､´ヽｌ Y丶__l=≡ミ､ヽ　ー/〈::::::l彡Y
　　　  l ／-ミ/ ./／ l_ ｀i===ゞ Y ゝ´　　　 ｀Yl|l!ヽ_ノ:::::::::::l彡l!
　　　  ヾ-=＝､ .i　　丶　ヽﾆﾆﾝx 　 ＼　　.__==＝:::::::::,--ﾉ彡ﾉ
　　　　 　 　 　 ｀ー-＝ゞ∠ﾆﾆ' i＼　 _＼￣::::::::::___／/ ７彡l
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159： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:04:41 ID:gPqQvzKU0



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　 　 　 　 /／　　　　ﾊ
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　　 Ⅵ　　}_, -=ミ、￣｀ヾ:::.. ＼`＼
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　こんにちは！

　【防衛軍兵士】
　　…………。



.

160： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:04:57 ID:gPqQvzKU0
　"──────────ヾ　　　　　　　　"───────────────────ヾ
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　　　　　　　　　　  ,..　　 ´ 　 　 　 　 　 　 ｀丶､　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　  ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ､　　　　　　　　　｜ 　　　　　　　|　　　　　　　 ;｜
　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　  ｜ 　A-7 . 　 　|　　 A-7　 . ; ｜
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　＼ 　 ヽ　　　 　 　 ｜ 　　　　　　　|　　　　　　 ; :;;;|
　　　　　 /　　 ,　　　　　　　　　　　　＼　　ヽ__　　 _､　　､　　　　　 ｜ 　　　　　　　|　　　　　　　 ,;;|
　　　　　,　　 /　 /　 　 !　　 　 　 !　　　､　　∨＼/∧　　',　　　　　 ｜　　　　　　　 |　　　　　　　 ;;;|
　　　　　,　　 {　 l　＿ /}_,.　 　ヽ-ﾄ,----ヽ'　 ヽ//＼_',　　{　　　 　 ｜　　　　　　　 |　 　　 　　　..,:;|
　　　　　|　　 |　 |　　/　l.　ト､.　　| ＼　　|　　　|/ 　 ヽ　　|　　　　  ｜　　　　　　　 |　　　　　　 　,,;|
　　　　　|　　 |　/!　/　__{　|　＼　|　　＼ ﾄ,　　 | 　 　 |　　|　　　　  ｜ 　　　　　　　|　　　.　　　　　|
───  |　　 { ,ﾊ∨┯┯Ⅵ　 　┯‐┯━　∨　{　　　 |　　| ────────────────
　　　　　| 　　Ⅵl.! 　{ i. !　　　 　 { i　|　　　 Ⅵﾊ　　　 |　　|
　　　　　|　 　 ∨}　 乂ｿ　　　　　乂ｿ　　　　|　 ヽ　　 |　　|
　　　　　|　　　.:八　　　　　　　　　　　　' ' '　|　　,}...:::::j..::::::|
　　　　　|:::::∧::::::::ゝ　　　　　　　＿＿　u　,ｲ::::::/:l::::::/:::::::::!
　　　　　|:::/　 ､::::∧::::＞- 　＿（＿__,...)イ::::!::::/::::!:::/:ｲ＼:{
　　　　　|/　 　 ∨　＼{二 }ニﾆ!:TT:.:.{777-j::/-,l::∨/　　 ﾘ
　　　　　　　　　　　 ＿|///!/￣/￣｀ !///////＿
　　　　　　　　　  ／三////!＼_{＿_,..ｲ/////´三三｀ヽ
　　　　 　 　 　 /三三!/// !:.:/ /:.:.:.| |////{三三三三 ヽ　) )

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ディアーチェ】
　　チャレンジャーだな、レヴィは……。
　　睨まれたらどうする……。




　　　　　　　　 　 　 ,. -- ､ 　 ,.　 ': : :.￣ : : 丶、 ,. --　、
　　　　　　　 　 　 〃'ﾆﾆ＞Y ==ﾆ ／: :,:-: : : : :.'　─: :､--
　　　　　　　　　  /,. 'i:i:ｉ:ｉ,:ｉ:ｉ:|ミｚ.､/: : :.// ／/ /ｌ| ヽ: : : :＼
　　　　　　　  ,.　'.i:i:i:i:i:iノi:ｉ:ｉ:|ヽ _ l: : :./ﾅｲ メ /' ｌ|、 ! ＼￣
　　　　　　／i:i:i:i:i:i:ｉ:, '.i:i:i:i:i:ﾊ./ﾊl.: .:.从 'ﾏ示ﾐ 〃l,/ｌ l丶ヽ
　　　　　 ´ ￣ /￣/:i:i:i:i:,.ｲ ヽＶl.: .:.ﾊｌ　 弋zｿ/　伐ｌ |: :ﾄ､',
　　　 　 　 　 /.: :./:i:i:／ハ : : i l.: :.l　　 　 　 　 ､ﾋ/l |: :l　}}
　　　　　　　 /.: :./:／: :/ 　 ＼ｉ l.: :.l 　 　 　 、 　 ,' l,ﾊjﾉ　ﾘ
　　　 　 　 /: : :.´＿: :/　　　　Vl: : ｌ:.、　　　　　´′N　　　　　真面目で、頼もしい感じっ
　　　　　  /.: : :. :.＼三三三三三ｌ: :l:::::＞...... _ ｲ;;lﾊ l
　　　 　 /.: : : :. :. :.,｀ﾐ三三三三ミl: :l｀ｪ厂l´　 ﾙ'ハ ヽ、
　　　　 / : : : : : : /　 〉三三三三ミl: :l i ｰ┴‐ ┐ 　 ＼ ＼
　　　 / : : : : : : /　 /三三三≧z三l: :l z､: : : : :|　　　　＼ ＼
　　 / : : : : : : /　 /三三三三三ﾐ>l: :l ｪｪヽ_,. ｲ　 　 　 　 ヽ ヽ
　　/ : : : : : : / ,.ｨf三三三三三ヲ /: :ﾊ ::::.ﾟ.ﾟ..ミi　　　　　 　 l l l

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　えー、だって、兵隊さんたちもこの街を守るために戦ってるんでしょ？
　　悪い人のはずがないよっ。



.

161： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:05:35 ID:gPqQvzKU0







　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／　　うちの子が天使で可愛い
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　サイファーとして働いて、まさか、こういう形で防衛軍と関わってくるとは……。





　　　　　　　 　 　 　 　 　 ___
　　　　 　 　 　 　 　 ,ｒｆ夕癸{_O∞o｡　＿
　 　 　 　 　 　 　 ,ｒタ^cﾉｎ　{Ｃ }⌒ﾞ沁ｈ｡　｀　､
.　　　　　 　 　 ,rｆﾌ´}ノﾞ　U　 ＞ 〉‐ｆト ｀沁o｡　 ＼
.　　　 　 　 　 %7（／〈ｆ弋__ノｃ_,人__{　 ＼ ｊ沁｡
.　　　　 　 　 ｆ_{（/ ｊ／ 厂}　　　 ＼ ｀ ＜ｆ⌒ｊﾊh 　 ‘，
.　 　 　 　 　 {_{ﾚﾚ'　　 }　ｊ　l| ＼　 ＼　 ｀ヾﾉ ﾊ{　 　 ｡
.　 　 　 　 　 乂/　 /　　/　│ﾄ､＼ ノ ＼|　∨{ﾘ　　i　l
.　　　　　　　　/l 　｣__|__,|　　| |レ＜＼ ヽ|　 |∨ﾊ　│ l
　　　　　　 　 ,　|　 { 大 ﾄ 　 ｌ | }_,ｨｔ忻ト､|　 | l|'＾ ∨|　|
　　　 　 　 　 i　|l　 ,ｨｆｔｎ､＼ｊノﾘ 八_jリ ﾉ}　ｌ| l| ´） } l　|
　　　 　 　 　 l　lﾊ八乂{ｿ　i　　　　　　　 |　l| l|_ﾉ／ l|　|
.　　　　　　　 乂{ ｌ＼{　　　ｊ　　　　　　　 ｊ　l| l|イ　　ｌ|　|　　ふ、元気なことだ
.　　　　　　　 　 | l|八　 　 ヽ　　　 　 　 /　ｌ| l| ｌ|　　ｌ|　l|
.　　　　　　　 　 | l| │　　　　　　　 ,　 /　/l| l| ／￣￣＞ｰ-　...__
.　　　　　　　 　 | l|　| |l ＼　 ｀ ￣ 　 /　/ ｌ ／　,ィ´:::::::::::::::::::::::::::::＞
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　　　　　　　　　l lｊ ﾊ |ｌ　 ｌ|＿.｀ﾆノ}　| l{　/　/　／ ／　　 ｀’＜::::::::::::::::::
　　　　 　 　 ／￣￣}l! 　ﾘ::::／::厂|　| ll /　/　/　/ ／￣≧=ｰ--＜:::::::::
.　　 　 　 　 ′　　　ﾘ 　/:::/::::::〉､　 _| l|ｌし'　ノ　/_,ﾉ:::::／　　　｀　ｰ‐ｒ'⌒
.　　　　　　 i　　　　/ //:::/::::::::〉　 ´ j! |　￣厂/:::::::::::/　　　　　　 　 〕
.　　　　　　 |.　 　 / //:::〈::::::::::〉　__｢/ｊﾘ　//:::/::::::::::::;　　　　　　　　〔￣
.　　　 　 　 l!.　　/ //:::::｢::::::::::｀V:::::/ /　//::::〉::::::::::::i　　　　 　 　 　 厂

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　なんだ、随分と余裕だな。

　　もっと萎縮すると思っていたが。



.

162： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:05:52 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　 ,.-:≦i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i≧:.､
　　　　　 -=彡:ﾚ'´.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.iヽ、
　　　　　 ∠: : : (.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.iヽ
　　　　　 /: : : : : : :フ.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i∧
　　　　 ./i. : : : : : /.i.i.i.,.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.iﾍ、
　　　　/i.i :/il: : :ii.i.i.i.i/.li.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.il｀ヾ、
　 -=彡i.i.i.i.i.iﾚi/l.i.i.i.i.i. .i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.l
　　　　 {.i.i.i.i.i.i.l/.i.i.i.i.i.i./l.i.il:.ヽi.i.i＼i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.l
　　　　 ﾘヾ.i.i.i.i.i.i.i.i.i/l/　llﾘ :.: }ﾊl.:.:.＼i.i.i.i.i.i.iﾊl
　　　　　　l.i.i.i.i.i.i≠==ttf､　 　 ,､tt=≠ﾆ.i.i.i.i ﾘ
　　　　　　 ﾘlヽi.i,.伐で¨ﾃｧﾞ　 ".ィf'¨ｱﾌ:.:.lﾘ.l′
　　　　　　/　ヽ.Y 　｀¨¨´ 　 ,':.::.　 ¨´..:.:.:l_/
　 　 　 　 　 　 ｀',　　　　　　|:::.:.:..　.:.:.:.:./
　　　　　 　 　 　 ',　　 　 　 」:::::.:.: :.:.:.:./　　　　ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…大丈夫、今の俺はサイファーだ…
　　　　　　　　 　 ヘ. __　 ＿ ＿..:.:.:.:.:/=‐- ､　　　恐れることは…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…
　　　　　　　　　 〉. .:.:/|、　ー‐...:.:.:,.ｲ:.:.:.:.: . .｀ヽ
　　　　　　　　／. .:.:/ .ｌ ＞　_　 彡.:.l:.:.:. . . . ./^l
　　　　　　　/. . . ／: . {:.:.:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.ヾ . . . /..:;;l
　　　　　 ＿}._.／:.:.:. . .ﾄ､:.:.:.　　/.:.:.:.:. l: . ,ノ..:::;;;ｌ
　　 ,..≦√ . . .:.:.: . . . /l:.:＼ 　/ .-=＝L./_...::;;;;,l二ﾆ＝=.､
≦'´. . .:.:.:.:.:.:.:..:.: . . . /. l.:.:.:.:　 . . ._.＿」/. . ＼.｀ . . . . . . . .ヾ、
. .:.:.:.:.:.:.:.:. . . . .:.:.:.:.:.〈. . .l77l 　.厂////. . . . . >::.:.:.:.:.:. . . . ,ｲ＾.、
'',, . . . . .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ l//l . //////. . . ..／. . . .:.:.:.:.:.:. .:i.i. . .l
. .'',,. . . . . . . . . . . . . . ...ll//∨/////. . .／. . . . . . .:.:.:.:.:. .:i.i . . l



━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　ここに来てから俯いている、そこの青年のようにな。

　【やる夫】
　　…………。

　【レヴィ】
　　エレンさーん？　だいじょーぶ？



.

163： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:06:15 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　＞i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ}ﾊ_
　　　　　　　-=≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧z､
　　　　 　 　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:,ｨi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ`
　　　 　 　 ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ {i:ハ､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐ､
　　　　 　 /i:i:i:i:i:i:i:/{/　 Ⅴ Vヾi:|､:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ.ヽ
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.　　　　　　|i:i:i:ｉ:ｉ斥拆 　 　 ' 芯ヽ .}i:i:i:,ィ､ｉ:i:i:|ヾ|
.　　　　　　|i:ﾊ:i: ﾄ ゞ'　　 　 ､ゞ'ノ　}ﾊ/,:::}.〉i:i:|
.　　　　　　i! ,从:l　　 /　　　 　 　 u 　ゝ/i:i:/}
　　　　　　　　　　　　`　　　　　　　　､_/i:i:/
　　　　 　 　 　 八　 　 ＿　　　　　 / :}:i:N
　　　　　　　　　　　　 ´￣｀　　　　ｲ: :'ヾ{
　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　 ..イ: : : : : |--､
　　　　　　　 　 　 　 　 `七::::::: : : : / :／ : }
　　　　　　　　　　　　／: : |: : : : : :/／: : : :乂
　　　　　　　　　　 ,イ: : : :｜ : : : /:}ヽ: : : : :.:/:`: .‐- . _
　　　　　　　　＿_,::::|: : : : /:: 　 /　}::∧: : : /: ＼＿＿＿‐-. ._
　　　　 　 .イ: : : :|::::|: : : /　　　 　 }::::∧: :/: : : : : : : : : : : ＞
　　　　／ : : : : : :|::::|: : /＿　　＿_,}: : : :`' : : : : : : : : : :／: : : : :
　 　 ｲ : : : : : : : : ／: : l　 ：|X|：　/ヽ: : : : : : : : : : : : :/: : : : : ___

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【エレン】
　　ハッ……、す、すみません、つい……。
　　雰囲気に呑まれてしまったというか、苦手意識が……。

　　……下層区では、軍のイメージは、なんというか……。





　　　 　 　 ,｡∞o｡｡..__
　　　　　,rﾀ癶￣⌒ﾚ‐応心o｡---　｡.
　 　 　 %nｿ ｎ へc_〉―ミ}'⌒ｊ心｡　 　 ｀　 、
...　　　f{ ﾜｚ U 厂c人　_,ﾉ￣＼}ﾄ心｡　　　　＼
.　　　 {_{勹⌒l￣{￣　￣｀ﾟ ＜_ノ＼}ｈ｡　　　|　ﾟ，
　　 　 {jﾚ'ｌ|　l|　 ‘，＼　＼ l|　＼ｰﾍ{８　　| l　　.
.　　　 /　 ﾘ　|　　ｌ|　ヽ＼ 　l|　　j∨ﾊ８│ｌ|│ 　i
　　　 ゜ 　/ /| | 　 ｢＼ ／＼!　　|l ∨｢　　l|　　 l l
　 　 ,ﾟ 　/ //| |　斗＜＼{ト､}!　l |ｌ　V!_｣、l|　l　l| |
...　　l! | | 二ヱﾄ､　| _,ｧｆ芹厂}!　l |l　 ∨^∨　l　l| |
　 　 { ｌ{ |/rｬﾃﾐ　　　八 l{リ ﾉ l　l |　　ｉ⌒}|　 ｌ　l| |
　　　∨人l{乂{ｿl　　　　　　　　l! l |l　 l|__,ﾘ　│ ｌ| |
.　　　　　　ﾟ　　│ 　 　 　 　 　 ｌ ｌ |l　 l|／l　 l|　l| |
.　　　　　　∧ 　､　　 　 　 　 　 l l |l　 l|　 ｌ　 ‘｡ | |
　　　　　　 ! ヽ　　　　　　　 　 　l.l |l　 l|　│ 　 ‘，l
. 　 　 　 　 |l　l＼ 　v─,，　　　 |ｌ |l　 lﾄ､ l| ｌ|　　 V
.　　　　　　 |l　|ｌ ｌ|ヽ ｀こ　　∠.　|l |　 ｌ|　゜｡ l!　ﾟ。 ﾟ，
　　　　　 　 |l　|ｌ |　 ﾟ ｰ=≦　ｌ|　 |ｌ　　ｌ|　　入　　'。 ﾟ｡
.　　　　　 　 |l　|│ 　 l　|_＼_l|　 |ｌ　　ｌ|　　〉::jト､　ﾟ｡ ‘｡
　　　　　　　 |l　!l|　　 ｌ|/::::::::/l　 |ｌ　　ｌ|_厂／::::::::＞､　 ，
.　　　　　　　 |l　ｌ|　　 /:::::::｢　 ／|l　　ｌ|:／::::::::／　　 ＼
　　　　　　　　|ｌ　l!　 /:::::::;ﾉ 　　,r|l　　l|:::::::::::/　 　 　 　 ＼
.　　　　　　　　|l　l　/::::::::〉　__厂::|l　　l|::::::::/

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　ああ、下層区の出身だったか。
　　それなら無理はないな。

　【エレン】
　　身内が直接被害を受けたわけではないんですが、どうしても……。



.

164： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:06:43 ID:gPqQvzKU0



　　　　　　　　　 　 　 　 ,｡｡｡｡,
　　　　　　　　　　　　　 (|ﾄ下j｢ﾟ'*｡―--
　　　　　　　　　　　　　 r￢冖く{沁ﾟ*｡　 　 ＼
　　　　　　　　　　　 　 人　　　 |｀ﾄ(_{8
.　　　　　　　 　 　 　 /|　|＼l |l | l|　ヽ{　　　　∧
　　　　　　　　　　 　 { iレｊ斗}从{　　l l|ヘ　i　|　ｌ|
　　　　　　　　　　　 人{Ｖrｆぅﾔ　∨ 　l|^i 〉　│ ｌ|
.　　　　　　 　 　 　 　 ﾉ　　　　　 ∨　l|ﾚi　　│ ｌ|
　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　 　 　 ∨　)ki　　 l　ｌ|
.　　　　　　　 　 　 　 　 r-　　　　　∨　)k　　 l 八
　　　　 　 　 　 　 　 　 入 　 　 _ 　 ∨　)k　　|　∧
　　　　　　　 　 　 　 　 | }〕冖T{ }i　　∨　)k　│i{ ∧
　　　　　　　 　 　 　 　 | l |　|_∨(　　 ‘,　 )kト〔 l|　∧
　　　　　　　 　 　 　 　 | l |　|￣〈__　　 ∨　∨,〕ﾄｉ{__∧
　　　　　 　 　 　 　 ／⌒ﾄ､　∨//〈_｀　∧　 ∨///{⌒ヽ
.　　　　　　 　 　 ／ 　 　 l∧　∨///∨/∧　 ∨//|　 　 ＼
　　　　　　　　／　 　 　 , |//＼＼//////∧　 ∨/|　　　 　 夊_
.　　　　　　 ﾉ乃ヵ　　 ,ｨ＾///'⌒＼＼ ////∧　 ∨,ﾄ､　　 夊´〈
　 　 　 　 /⌒ヽ乃_／ ∨/,i//i{// ＼＼'///∧　 ∨　＼夊////,
. 　 　 　 ////// ｙ'　　 ∨,｛//{{////,ヽ }///}∧　∧＼　＼ /////,
　 　 　 //////／　　 　 V人/∧/__/∧lﾄ､'/ﾘ/∧　∧ ヽ　 i＼ ////,
. 　 　 /////／　 　 　 　 V//￣}}//// ｌ|//丁'/∧　∧　}　|　入////,
　 　 ////／{　 　 　 　 　 V///,{{/////ｌ|'/∥ //∧ ｉ l}i│ l|///////ﾉ
　　　＼////＼　　　　　　 ∨//,i}/////ｌ|'/{{////l | l ｌ|l! | l//////／
　　　　 ＼ ////, 　 　 　 　 [_///}/////ｌ|'/{{//_{ l | l ﾘl| ｌ/////／
　　　　　　＼////,　　 　 　 } ///}///////∥//} l l／l |/'///／|
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.　　　　　　　 　 ヽ ///,　　 厂///∧////∥ //∧/　//// |　 jノ
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　　　　　　　 　 　 　 }ｰく////////,＼_} ／//////∧}　 i　}_
.　　　　　　　　　　　ﾉ_,r//////////////////////∧ }_rく_〕
　　　　　　　　　 　 {_,ﾉ/////////////////////// ∧一'
　　　　　　　　　　　　///////////////////////// ∧

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　防壁の上から天敵や下層区を常時見張っている、都市の拒絶と力の象徴、か。
　　不法に壁を乗り越えようとして、容赦なく銃殺された者たちも数知れん。
　　そういうところは、どうしようもなくドライだからな……。

　　……ん？　確か、英雄の息子とその仲間連中に、そういうエピソードがあったと聞くが？





　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　u.　　 （__人__）
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　  |　　　　　　 　 }
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼　　　　　  ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　 ／　　 ─　　 ― ヽ　　 　 　 ヽ　　　　　ノ
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　　　　　　|　　 u　　  （__人__） 　　|　 　 　 l ＼　巛ー─;＼
　　　　　　＼　 　　 　 ｀ ⌒´ 　,／　　　　　 |　｀ヽ-‐ーく＿）
　　　　　　／　　　　　　ー‐　　 ヽ　 　 　 　 |　　　　　　l

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫・やらない夫】
　　…………。



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165： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:07:11 ID:gPqQvzKU0





　/　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌｉ　　　l　　　　　　　　　　　＼!、ノﾊ ヽ
　　 /　　/.　　,'　　 /　　 / /　 .l l　　　l　　　　V　　　 l　　 　 ヽ ﾄ､ﾊ ヽ
　　,'　　,'　　 /!　　/l　　,' ./l　　l. ',　　 .l',　　　 ｌ',　　　 l　　　　　Ｖ　 ', 〈
..　,'　　.;　　 ,'_ｉ　 / l 　 ; /　l 　 ｌ　',　　 i ', 　 　.! V　 　 !　　 　 　 V　', ｊ　 i
　i.!.　　ｉ.　　,'´ｌ　,'ヽ!　 //　 l 　 ｌ　 V　 .i. V　　 l　V　　 l　　l　　 　 ',　ｉ ）　l
　 l　　 ｉ　　ｉ.　ｉ ,'　 lヽ//. 　 ',　 l-‐キニ.ｉ=V　　 i､ V　　l　　!　 　 　 V.! }　 l
　 ｉ　　ﾊ　 i‐ｔ､ｉ_l　､乂!.　　　 Ｖ l　　 V　.',　V　　 ',｀ﾞ,　 .l 　 l　　　　　i K　　l
　..',　 i　V l ｀｢卞ｩzﾆ.._､､　　　Ｖ.i　 __..V_ﾊ　 Ｖ 　 ', .V　ｌ 　 !　　　　　ﾚｲ. 　 l
　　∨l　 Ｖｌ　 ヽﾞく辻vﾗ' !　　　　　　ｨｧ,､..__i｀　ヽ. ∧ Ｖ i　　l　　 　 　 l'‐ ﾆヽ l
.　　 ヽ!　 ＼　　　　　 　 i　　　　　　　ヽ 弋ﾌ¨Tｆ＝‐-､!.!　 i　　　　　 i,.ィ´i ヽ!l
　　　 ﾄ　l　 l 　 　 　 　 / .:　　　　　　　 　 ｀ﾞ<弍ﾀィ'´ ｉl 　 !　　　 　 .ﾊ　', ヽ.ﾉ.l
.　　　l　 l.　 l　　 　 　 /..::::　　　　　　　　　　　　　　 ヽﾘ　 !　　　　　,'ﾉ　ﾉ/ /　l
　　　ｌ　 l 　 ',　　 　 ノ.:::::::::　　　　　　　　　　　　　　　 i　 i　　　　　,'_,,ノ ' /　　l
　 　 i　 ｌ　　 ',.　　　ヽ ::::::::　　　　　　　　　　　　　　　 i.　i　　　 　 ,'　,. ィ´
.　　 l　 ｌ　　　ﾍ、　　　ﾞ､ ::　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ　i　　　 　 ,'イ　 l
..　　l　 ｌ　　　　 ＼　　　 .._　　　　　　　　　　　　　 　 i　i 　 　 　 ,'　l　　l
　　 l　 i　　　　　l　ヽ. 　 　 ¨ ‐-　..__,.　　　　　　　　 ｉ　i.　 　 　 ,'　 ｌ　　l
.　　l　 i　　　　　ｉ　　 ＼　　 ｀ ｰ-　　　　　　 　 　 ,.ィ. ;　　　　 .;　　 !　　l
　　l　 l　　　　　ｌ　　　l i.＼　　　　　　　　　　 ,. ＜　l ,'　 　 　 /　 　 l　　l

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　まあいい。
　　話の続きをするか。

　【やる夫】
　　よろしくお願いします……。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ
　　 　 　 　 　 　 . 　-―‐))-　.　　　　　　　　　　　　ヾ､
.　　　　 　 　 ／ . . . . . . . . . . . . ＼　　　　　　　　　　  }:}　＿＿＿__
.　　　 　 　 / . /. . . ./. . . . . .(○)）. .　　　 　 　 ／⌒`.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　 　 /. . .l. l. |. | . . . /|.|℃. |. |i. .　　　　 ／.:.:.:./.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:ヽ
.　　　　／/ . . ∨┼乂_／┼V. ./ 八乂　　 / イ.:.:./.:.:.:./'|:.:.:.:iヽ.:.:.:.:.:.:';:.:.:.
　　　　　/|i . . . |んﾊ　　　んﾊV. /.|. [　　  /　.i:.:.:.:|;.:.::/ｰИ:.:.! 弋ﾊi.:.iﾘ:.:.:.!
　　　　　]八. . ｉ.|ヒソ　 , 　ヒソ」/. .|._[　　　　  |/|/i!Ⅳ T:::Tヽ|T::::T }/!:.:.:.:!
.　　　 　 　 )ヽ从' ' '　＿_　'u'爪_.ノ(　　　　　 l　! l:.:l. 　Vﾂ　 　Vﾂ　i:| }:.:.i
　　　　　　⌒〔＿}ト └‐┘.ィ{＿〕⌒　　　　　　　 /;i人"　　　　　 u"/!}:.:.:.:|
　　　　＿＿ノ. . .|/lﾆ｢￣ lﾆ|-ヽ .＼　　　　　　  /ｲ !:.:i:＞　　_ 　 ＜/.ﾊ:.:.′
　　／　-ｧ . . . . ﾉ-∨/7l､∨--| . . . .　　　　　　　　 V >"∨ﾊー 'ミ､/　V　　(※やるやらの子供の頃のやんちゃぶりは大体聞いてる)

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ゆかり】
　　ホント、その時にない夫たちが死ななくてよかったよね、シュテルちゃん……。

　【シュテル】
　　はい……。想像するだけで背筋が凍ります……。

　【やる夫】
　　ごめんなさい、もう、本当に……。



.

166： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:07:40 ID:gPqQvzKU0



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 「i′j|
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i|:　!| : i|:　!|´|i　!´i|!. ｉト-‐￢┐　　　　　,ィY「´￣´厂￣i　j::i}　|! f!　i:　ﾊ:i|:ﾉ i: |!　 |
ｌ!｜l: ! |:ﾄ. {;. |! .:}　l: j|ﾊ: i|: :! ト〜'「:i厂:i|:ｌ: } :;′.::i、,:'yf　|::l|　」 :I!　ﾄ:;ﾞ .!ﾘ|　l:｜　:|!
!:｜{: ! ｌ:ｌ:i j|: |! ::!　ｌ: ｝!:i:.ｌ|: . 冫:i!::|i|}:,' .:|:ｌ:: } !　.::ハ': ｲ|　|::ﾘ　l! ﾊ、j::{ У !　!:.|　 :j{
.:｜ト､ ｌ:l:{冫:.|! :!　 l:ﾊ!:l:. |: ヽi:' { ::|ﾘ,' .:::|:l: .l　y':..､.:!:.ﾉ:|　|!'　　!'　:|ハ} |!　,, ,j: |　.八
　|！ヽ:!:{_〕　:|!、　 ヽ::.ﾊ |:　ｉ:|{ ,} ｿ.:i ::::::|:!: ! 八:::　:ﾚ:::f　ハ　 ﾍ ,.ﾉ_,j:| ﾊノｲ{、| ,ﾉ:´
小 ‘,　V:ｉ|ﾊ　|!.i、　 i|,'　!|:　ｌ:|{ Nｉ| .:|:::/::I: :! :　勹.ｉ:|::{::| ﾉ.:.:!　 ﾉ ゛i´{::l,::ﾉ^iハ: | }::ｉ
':{ ﾞ; j!: :トl|゛ｉ ::|ハ､　l|':　 |:　ｌ:|{ ;!:|j .:|::j:::::I: ! .　 / ,:ﾘ::|!N::ハ!　|:!　.l　}{ﾉﾞ　,ﾞ 　ｿ |:::!
.1.,' jl: :ﾊ:!| ,! ::|! ,ﾊ､｜:　,|:.､八ﾞ;!:|! .:|::}::;':ﾍ:. ::l.,′ﾉ !:八:!|　{　 !〉　j　ﾘ　/i　yﾞ:;ｉ |:::!
冫}ﾉ!:.:j::|ﾘ !.::::|ﾚ.:.:.:y|..:!,':|:ノ.:.: ﾄ,:|!.:ﾉ.:{::!:.:..:}: : ! . :.: ,:' /:j !　}　 |　,:|　{_ノ :| ,゛ i:ﾄ.|:::､
' .ｲ:.j:.ﾉ::|!: i!:::::|l:.:.:.:小:y.:.|i:. . .:.|ハ:{ .::j:;ﾞ.:.:/.:::.:!:i .:.:.{　; i|:ﾊ {　ﾞ:l ,::ﾉ　j:′ ﾚ　 l:|::|:::::ﾊ
'.斗ｲ:|.:.:|!: ﾄ､:::|!::.:.:Yハ.: |ｌ:. i　:ｌ!.: }{:.;'ｲ.:ﾞ ′;:i:|:{:::: ;:ｿﾞ .ﾘ .: ﾉ　｛ﾞ ｲ　 〕　 ﾉ　 j::|:八ﾉ |
|! :!:ﾊ:!.: |!: | i ::|:.:.:.:ﾉ{　}: |ｌ:.:.l ,:ﾊ:.八:!:.ｌ::,:′ |!ﾊヽ:y　 /ﾞ .:.i| 　 ′j　 」　 i|　 ,j:::!　,′:Υ
ｌ! :!j　ｌ:. .| :.| l ::|:.:.:,ﾞ ﾍﾉ: ,|!:.::!,'. 以　ﾄ､!:I!　 ,ﾞハ! ,:|　 ' .. :ﾉi　 ⅰ/:!　「　　|　 !ﾍ:! i　　 :|
I! ;}! .」　;|.:.:| ｌ :ﾄ､ﾊ、,ﾞ ./:|:.:.ｲ,' |!:; Y　}兆　〈{　j,:.ﾉ　 .:::;:i|｜　,i,: .:j　:|! ｉ　|　.:! {:!:.ｌ　　 :|
ﾊ,|! .|〕 八:::| ｌ :| j :iV ,'ﾊ::|:.:.:!l　|:　」ノｲ {　 ,}! ,iI:'　　.:.:j::l|ハ,/.{:;:::{　:|ハ :|　::! Y.::!　　 :|
:.N!.:.|!,:' 、ﾄ;| ｌ :|'.,ｲ { {:! l::|:.:ﾞjj _,|:√,　j .ﾊ　ﾄﾞﾍヽ　 .:.:i|::ｌ|　ﾉ .ｉ|::::f　:ﾊ::i|｜./　l::::i　　　|
:.| !:.ﾞ|f!、j.:|;1 l :|,ﾞ 〉ハ:､j::|.:.:|| i:}:　,′斗小.`､:.'. ゛ .:.:.:l|::ﾘ,:′　ﾊ::!　}:::Y ﾉ,::{　 !:::ﾊ　　 |
小､:.|j|.:ｲ.::|;| .! :| ,i |i :! { :.|:.:.}!,:'ﾊ i|　　ﾉ'ﾞ＾冫|i:.:.　.:.:.:.:|;:ｲ　　 .′:!､ﾉ＾iI {/:::}　 }人l　　i|
仆y |!I:;:|.:.:|:| l! :|ﾍ､|!.;} { :.|:.;' {,ﾞ　!:|　,:´　 /　|l:::.:.:..:.:.:.:|!ﾉﾍ　 j:　.:トﾍ、{,/.:.:ﾉ　 |!　ヽ　ﾊ
ｌ |;ﾍ,|::}{:|:.ﾞ:|:ｌ |.:j|:. }i|.:! ,ﾞ .:|:j　 };...!:|ノﾍ、 ,ﾞ　 |l:.:.,:´ .:.:」!、 ﾞ､ j|:. . |　}冫{ｲ::{　.:.:|!　　V　ﾞ､
l ﾊ.斗{ﾊ!:. :ﾄl |:|:|:.,ﾘ|:.! : ..:|」　 〕　ﾊ 　 Y　　 |l:.;ﾞ 　i/.:.ハ　i| }!:　,:! ﾉ{::::ﾉ＾ｿ.:.:.:.:!　　/.:、i|
ｌj::.i､ﾊ} ,!:. .:|.l |:l:|:ｲ |:.! .,:' 「.,:´ ﾞﾊjﾉ:.　 i|　　.:|l:j　 ./.:.:.{　}...:| }_,ノ:{ 〕ハ{　i|.:.:::::::!　 j|::::.y'


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ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ＝＝＝
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニニ
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二二二


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　答えから先に言うと、反転結界は上下方向にも広がっているということだな。

　　単純な話だ。
　　そうでなければ、敵に地下や上空から都市を攻められたら、一貫のお終いなのだから。



.

167： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:08:09 ID:gPqQvzKU0



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: : :.| : : | : : | : : | : : | : : | : : | : : | : : |: : :.|￣|　 ￣ 　 冖￢‐'- 　｜-|: : |: : |: : |: : |: : ||: : :|: : :|三三|: : :|:
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　そして、地下はある程度の深さまで……具体的に言うと、ランクDまでの天敵領域は
　　軍の領分となっている。

　　Dランク以下の敵には破られない強度の壁で覆い、巨大な要塞を維持している。
　　この地下を、有事の際の全市民の避難場所とする為に。

　　ああ無論、使い勝手のいい出入り口はちゃんと他にあるぞ。
　　サイファーはギルド支部の地下からここに来られる。



.

168：安価のやる夫だお：2015/11/14(土) 22:08:23 ID:CdQdSKa60
無茶しおるわ

169： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:08:39 ID:gPqQvzKU0




　　　　 　 　 ,rｧｆ_癶{ｆO沁ｈo｡.__
　　　 　 　 ,rﾀ{c ﾉｎ ＼ﾄｎ{__}＞ｆ沁o｡-　、
. 　 　 　 ,rﾀｆ｢cく__U ﾌc人__人ト､）=ﾐ沁｡ ＼
　 　 　 ,%ｆ⌒しィフ'´￣￣￣￣｀ﾞ く__,）心｡　ヽ
　 　 　 8{し（／＼　　＼　＼＼　　 ＼__,心。 ‘，
.　　　　87´ﾌl|　|　ヽ 　 l|　＼＼ﾟ，　│｀寸｢
　 　 　 }}し' ∧│　l| |　lﾄ､ 　 ＼ヽ　 l　 ,ﾊ{__ i|　l
.　　 　 У /＿｣､__│| __レ＜￣ ヽﾟ，|l　ｌ　|ヽ＼│
　 　 　 | l |　l| |__＼| |　l| ヱ _ｚ斗孑x　 l| l|ヽ} / |
　 　 　 { l |　l| |ｧｔ=ミ八_|　ｱ´弋 ｊﾘ,ﾉ│ l| ｌ|_,ノ│l
.　　　　乂_{__Nl代_{ﾘ　}　　　　 　 　 | |　l| l|　|　|│
　　　　　　 　 lﾊ　　　│　　　　　　　|l　 l| l|　|　|│
　　　　　　　　|│､　 〈{ 　 　 　 　 　 |ｌ　ｌ| ﾘ　|　l l|
　　　　　　　　| | ｌ{＼　　 ＿ ＿,　　　|l　l|〈l　l|　| l|
.　　　 　 　 　 l | l|　 |＼ ｀　 ^´　 ／´!　l| l＼l|　l l|
.　　　　　　　　＼ ＼ヽ　｀ヽ__　イヽ　！ l　|ヽ＼ー=:::{￣￣＼
　　　　　 　 　 　 ＞=ミ、ｰ=ミﾏ::Ｔ´-- l l|　|　＼＼:::∧　 　 　 ，
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.　　 　 　 　 　 {　　　　 　 ヽ 　 ∧:::::::廴_ ＼＿､_　＼＼ﾟ，
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　　　　　　　　　　| ｌ_У＼_レ┴‐く::∨ l|:::::::::::::::::‘;::::V:::::::::::::::::::::l:|::::::∧
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　【リリアーヌ】
　　上の砦と洞窟は、都市が建造された当初に造られた古式ゆかしい遺跡だ。

　　初めて地下に挑むサイファーは、伝統としてあの道を通ることになっている。
　　歴史を感じただろう？

　　ふふ……。



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170： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:09:54 ID:gPqQvzKU0




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ニニニ| 　 　 }/ﾊ,　　　 /// {　　 j :}ニニニﾆ,
＼ニニ :{　{　i∨∧　　///　{　　 　:}ニニﾆ／ヽ
ニニﾆ.; :{　{　|　Ｖ∧_,///　 {　 /　 :}ﾆﾆ／ニニ}
ﾆニﾆ/　{:　∨ 　 〉／/〈 　./　/　{　}ﾆニニニﾆ{、
ニ.／:/ ∧ 〈こ{こ{こ{こ{こ/　/　 :{/:}ﾆﾆ./ニニ/∧
／　:/ 　 ﾊ　ゝ――――{　/　　 {/:}ニ/ﾆニﾆ{//∧
ｰ=彳　　 .ﾊ　＼　 　 i　　}/{　 :　 :Vﾆ/ニﾆ/ﾆ{///∧
ニﾆ}:　} ./ニ＼　`'ｰｧ|　 /ﾆ{　 }　:, ∨ニﾆ/ﾆﾆ}////ﾊ
ニﾆ}:　}/ﾆニ:}　＼(　:| ./ﾆﾆV :}　:}＼＼乂ニﾆ}/////}
ニﾆ}:　Vニニ}　 ｉ　　 　}ニニヽ}　:}　 }`'ｰ'^ニ/ /////}
ﾆﾆ.乂: ∨ﾆﾆ}　 | 　 :i　}ﾆニﾆﾉ　/　/ニニニ{ //////}

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　【ゆかり】
　　……ここに来るまで特に疑問に思っていなかったんですが、
　　都市の地下にアビスヘヴンがあるのは……。





　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.ィｴ癶うぅｩ｡､
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｨｆ役ノ {}　>}ト､ﾚﾍﾐト､
　　　　　　　　　　 　 　 ,ｒﾌ／}＞-‐┴-＜ｊ_ノヽｊ心
　　　　　　　　 　 　 　 ｆ夭ィ´|　 l　l　l　 |　l ｀ト{人}!ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 {ﾚ' /　ｌ　│ l　l　 |　ｌ　|　｀Vｊ}.ﾊ
　　　　　　　　　 　 　 /// -Ａ Ｌl_∧ lL斗＜ l!　 lｊV!　'
　 　 　 　 　 　 　 　 ///　./_エl / lﾊ　 |ﾉ_二 |　 l |ｊ　！
　　　　　　　　　 　 ///　,.く ｆ_l::ﾊ {　∨ イ::｣_ﾉ〉　l |ヽ　!
　　　　　　　　　　 / /　／ｌ　　　　　　　　　　　| 　ｌ lｊﾉ　|
　　　　　　　　　 / /／　ハ 　 　 〈　　　　　　 ｌ　 l l´　l l
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　　　　　　 ／.／　／ /　/　l＼　 ‘ｰ‐'　　／l !　 ｌ l　l ll |
　　　　 ／ ／　／　 /　/ l │　丶、_,　 '　　 l;　 ｉ l!　l ｌl |
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　 ／ ／　／　／／￣｀ヽ:::::::ｌ｢:::く ｌ 　 　 　 ,' 　 lｉ l:::::::::／　　ヽ
 '　／　／　／//　　 　 /:::::::ｌ{::/|::L｀ヽ '´_ｒ/　　ｌ ,':::::::/　　　　 l

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　【リリアーヌ】
　　うむ。アビスヘヴンの上に、都市を建造したからだな。その逆ではない。

　　ホンシュウの全ての都市は、地上に向かう深淵の根毛に蓋をする形で建造されている。
　　何のために、と問われるなら、生存戦略のために、だ。

　　天敵種を駆逐しつつ、地下空間を確保し……。



.

171： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:10:14 ID:gPqQvzKU0


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　　　　　　　　　 /////{ :{'///////∧　Ｖ /////////////////|/////|
　　　　　　ｺﾂ…

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【？？？】
　　都市が陥落した時、生き残るため、我々はここから深淵を目指すことになる……。



.

172： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:10:33 ID:gPqQvzKU0



　　　　　　　,｡cOOOCｏcn｡,__
　　　　　 ,cﾀｬ,癶ｰくｃ V{'⌒Y癶｡,_‐- ､
　　　　 ,ｒﾀＣﾉ　｢}|　 >ﾌﾉー┼く∨癸｡　丶
.　　　 %ィﾜc弋＿_,∠c圧しム__人＿ｊ心　 ＼
　　　 ｆrくｹｉc／ | | ﾄ､ヽ ＼.　＼｀寸く⌒癶｡　' ,
.　 　 ｆ{ﾚレｉ |　　| |　l| |＼　ヽ. _ ＼|　|K⌒h　 ∧
　　　ｆ{ﾚｉ| | ｌ|　　| |　l| | l_レ＜　ヽ l|　|l ＼ｿ 　 ∧
　　　}ｿ l|│|ﾄ､　ｌ│ ｌｆＴl |-‐__＼ l ｌ|　|l　　|ｨﾍ 　 .
.　　　i│|┼l十ヘ |　ｌ| |l jｧｆ示￣}ヽ|　|l 　 |/＾ﾊ　i
.　　　| | ｌ、ﾚﾃｔく 人__|ﾉｌﾉ 乂ｊﾘ ,ﾉ｀│ |l 　 |　 リ ！
.　　　l ﾊ{V代ｔ少　　　　　　　　　　 |　|l　　|'／　　.
　　　 ヾ|lﾊ.　 　 　 ｊ　　　　　　　 　 |　|l　　| |ｌ　l| ！
.　 　 　 |l ∧　 　 〈　　　 　 　 　 　 |　|l　　| |ｌ　l|　'.
.　　　　 |l　∧　　　　　　　　　 　 　 |　|l　　| |ｌ　l|　 ,
　 　 　 ！　| ヽ.　　　 ,v─v'ｱ　 　 ´! ｌ|l　　| |ｌ　l|　 ，
.　　　 　 '.　l|　 |＼　　 ￣　　　／　 ｌ ｌ|ｌ　　| |ｌ　l|　ｌ‘,
　　 　 　 ‘, l|　 |　 |＞　　 　ィ　　　│ｌ|　　ｌ| |ｌ　l| ！‘，
　　　 　 　 V!　ｌ|　ｌ|　　ｌ｀ｉ´ｉ　　　　　ｌ ｌ|　　l| |ｌ　l|　|　∧
　　　　　 　 V　l|　ｌ| 　 | l|,ｨ!　　　 　 | ｌ|　　lﾄ､l　l|　|　 ∧
.　　　　　 　 ‘　l|　ｌ| ,. イ::ﾉｊ　　 　 　 ! l|　　l|:::::＞　ｌ_　 ∧
　　　　　　 　 i　|ｌ　|/::::::〈 __　　 __　__! l|ｌ　 l|::::::::::::}:::::::::＞─--　、
　　　　,　-─ |　|l　|::::::::::〈　｀　´　ﾉ::::| l|l　 l|::::::::::/::::::::::|　　　　　 ヽ
.　　　/　　　　|　|l　|::::::::::::｀i__r＜:::::::::| l|　 ｌ|::::::::/:::::::::::::|　　　　　　 ',

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　人の台詞を奪うのは感心しないな、大佐。





　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,. ＜　／　 　 ヽ、 /　　 ＼_
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 ／　　x≦⌒i}/　　　 -､ }
　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　 ＼　 く'"´￣｀~ﾞ''‐､　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　 ､＿ ／ 　 ﾄ､ __〉　/ ―-､_　　r｡v'Z.ｨ__}
　　　　　　　　　　　　＼　　　 ミ≧__／ r茂ぅ､ ヽ　/　__ -ｲﾉ}
　　　　　　　　　　　　≦　―-　__;!　　　｀¨　　　　〈乏xﾉ／¨´
　　　　　　　　　　　　　ヽ_　＼_{ r､　　　　 　 　 　 〉 ﾊ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒V　　 ＼_　　　 　 　 　 ´V ﾉ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ ＜_;"∧　　 ー‐ _ 一/ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　ヽ｡.　　　　　 {ﾟ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /777=zz..≧‐-　 ｲ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ///////////＞_ﾊ|
　　　　　　　　　　 　 _,. -=≦､＼////{∨￣ ／ヽ!
　　　　　―=、一x 7///////∧ ∨//,７ {￣　/ i ＼
　　　　　　　　ヽ、 ∨///////∧ ∨//／}　　{　l　　＼＿＿＿_
　　 　 　 　 　 　 ',　∨///////∧ ∨///l　　ヽ.　　　　　　　／_
　 　 　 　 　 　 　 l　 '/////////,L._////!　　　　､ ＿＿__ ///∧‐- ､
　　　　 　 　 　 　 |　 |'//////////////八 　 　 〈}　ヽ　 /////∧　　＼
　　　　　　　 　 　 |　 |///} V/////////　 ｀　 　 /　　 V//////∧　 　 }
　　　　　　　　　　 |　 Ｌ/ノ　}///////,〈／}￣｀⌒´　　　|//////{i_/}/　/
　　　　　　　　　　 |　 　 　 .ﾉ///////∧　{　　　　　　　 |/////∧　|　/

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【？？？】
　　失礼、レディ。



.

173： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:10:55 ID:gPqQvzKU0







　　　　　 　 　 　 　 　 /　　／　　　ヽ ´　　／:::::::..ヽ　　 ＼＿_,
　　　　　　　　　　　　/　　/　　　 ＿__＼／::::::::::::::::::...　,.ｲ　ｨ /
　　　　　　 　 　 　 _/_ ノ/　　 ／:::::::'''' ｀''"´￣￣｀＞'"　ﾚ'ﾉ ｿ
　 　 　 　 　 　 　 ゝ　　〈　 　 !'"￣　　　　　　r=ｯ´　　　 /'|"
　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ　､__＞　 ＼　 　 　 　 　 ｀7'　／￣　/
　　　　 　 　 　 　＜ 　 ＞　 　 /＿ー‐-､　　 / ／｀ヽ/_,.ｨ
　　　　　　　　　　 _≧　 ｀ー‐'　´､乏圦, ヾ　 {　ｨ⌒>/-ﾚ'
　　　　　　 　 　 　 　 ＼　｢ ヽ! 　 ￣￣　 　 i｀1 ￣/　/
　　　　　　　　　 　 　 　 ヽゝ､_　　　　　　 　 |〉 ＼/,-/
　　　　　　　　　　　　　　　｀‐-ﾄ.,　　　　　　 '　　　i_ｿ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　ヽ、 　 -― 一'　ハ_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｲ　　 ＼ 　 ´￣　 / !/ |_
　　　　　　　　　　　　　　　　 〉゛'' ..,,＿＞　 -　 '_／　|∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /i　, 　 ／｀´＼　　、　　 |　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　// 〈 し''　ノ　|　 ＼/〉 　 /　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 ／/　 ／　/　　 レ　 ｣/ 　 /　　　　　i＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【？？？】
　　おっと、すまないね、サイファーの諸君。
　　私はこの地下要塞を預かっている、防衛軍所属のジェレミアだ。

　　こと地下の攻防においては、軍はサイファーギルドと金石の交わりを結んでいる。
　　君たちのことも、既に連絡と照会は済んでいる。

　　君がチームリーダーのやる夫君だね？
　　今後は自由にここを通ってくれて構わない。
　　決して、我らは君たちを妨げるものではない……。




　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　(…父さんのことは言わないんだな…)
　　　　　　　　ｲ　ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
　　　　　　　 /弋＿ー　　＝　ー─ヤ彡ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　ご配慮ありがとうございます。

　　……ジェレミアさん、でよろしいですか？



.

174： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:11:11 ID:gPqQvzKU0





　 　 　 　 {　　 　 　 ／　　　　 _ ヽ　　／:::::::::::::::::::::＼　　　　 ﾚi ,
　　　 　 ,　〉..　　 ／　 　 　 ／:::＼　/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　/|　|i
　　　　　ヽ::::::... /　　　　　/:::::::::::::::｀:::;; -―――‐-z::;ｨ _　 　 / .| /.|
　　　　　　i:::::::/　　 　 　 ,ｨ'"￣￣｀´ 　 　 　 　 ,..=､//　_ゝ__/　ﾑ'　!
　　　　　　|::::〈　　 　 　 く　　　　　　　 　 　 　 〈 〈ﾉ'/／　 -―´　 ,
　　　　　　|:::::::＼ 　 　 　 ＼_　　　 　 　 　 　 　 7　´＿＿　　 　 /
　　 　 ヽ. _ゝ-一' ヽ 　_ 　 　 lヽ.　　　　　 　 　 / ／,. --､ ｀ -‐'/
　　　　　 ＼　　 　 ﾉ　/　　 /二≧=‐-､ヽ　　 / / ム‐-､ ヽ＿,/
　　　　　　　＼_　r‐､/　　,.<´ 迄少 ､,　 j! 　 i､ ﾚ'､ ＿_ノ　iミ|
　 　 　 　 　 ー=士'"＿／　 ｀¨　　´　　　　　| ＼!　　,.、 ./ﾐﾉ
　　　　　　　 ／//ヽ.__　　　　　 　 　 　 　 　 |　　＼ ∨ /∠
　　　　 　 ／//////∧､　 　 　 　 　 　 　 　 }　　　 ＼/i /∧＼
　　　　_／////////: : i　i　 　 　 　 　 　 　 /　　　　∠.'///∧　￣￣￣￣￣￣￣ ヽ
　 ,　´//////////: : : :|　ヽ 　 　 ､ ＿＿_　＿__, 　 / //////∧　　　　　　　　　　　 i ＼
／　.//////////i: : : : ヽ　 ＼　　 ｀ -――― ' 　,ｲ.////////∧　　　　　　 　 　 　 |　　i
　　///////////| : : : : : ＼　 ＼　 　 -―‐ヽ　 / :! /////////∧　 　 　 　 　 　 　 ! 　 |
　.////////////|: : : : : : : :.＼　 ＼　　　　　　/: : |.//////////∧　　　　　　　　　　　　|
./////////////,|: : : : : : : : : : ＼　 ヽ ..＿＿/: : :〈////////////ﾊ 　 　 　 　 　 　 ｉ　　|
/////////////∧ : : : : : : : : : : : ＞ . _　 ／: : _: : .ヽ///////////ﾊ　　　　　　　　/ 　 .|
//////////////∧ : : : : : : : : : rv'´／ Y￣厂ﾊ〉ヽ: :i////////////＼　　　　　 /　　　!
///////////////∧ : : : : : : : : |　/　 /　　i 　 ＼ i: :|//////////////＼ 　 　 ' 　 　 /
////////////////∧.: : : : : : : :! i 　 '　 　 | 　 　 ＼:!///////////////∧　　 　 　 /　　ズイッ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ジェレミア】
　　うむ。
　　堅苦しい階級ではなく、名前で呼んでくれたらありがたい。

　【やる夫】
　　は、はい……。

　　(距離が一気に近くなった……。)



.

175： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:11:40 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. 'ﾞ　　 ＼{　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　／⌒＼　 ／　 ￣＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _／/　　 ／/ /⌒＾`Z二辷_ 　 ﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〉／　　 〈　 ∨　　　　　　　　＼ｱ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ-彡　〈＼,ノ　〉 〉⌒＼　　　ｎﾉ)_ノ〉
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＼　 ＼___彡 弋虍ヵ＼_ /⌒ヽ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉 .._　　｛ r　　　 　 　 　 {<フrく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　三-＼_　 　 　 　 　 〉[ノ}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　__,/ { 　 　 　 　 　 ｛_/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`7　 ＼　　 ´　 　' /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /|＼ 　 ＼　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 //|: : ＼＿＿ー‐く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ///|: : : : : : :／＾＼]＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _／///| : : : 〈V{{ﾉ　　 ｝//＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　_ 　 -‐ ア/////八: : : : 〉ﾉ∨　 〈/////＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／////////∧_／: : : l　 　 V//////＼_
　　　　　　　　　　　_　-‐＜　　　　　 ／///////////∧ : : : : ｌ ,i　　 ∨////// ＼-_
　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 ＼　　 ／//////////////∧ : : : l,i　　 　 ∨////////＼-_
　　　　　　　　　 〈　　　　　_____／//////////////／⌒`; : /　 :ｌ　　　 ∨/////////＼＼
　　　　　　　　　 ∧　　　　 ＼＿＿＿＿＿＿____／　　　　∨　 . :l 　 　 l:.∨//////////＼}
　　　　　　　　　 {. .:.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〈 　 .. .:l　　　 ｌ:. ∨////＾＼////＼　　スッ…
　　　 　 　 　 　 八: :　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |＼. . :Ｌ....,,,__ｌ:.　∨//　　　　 ￣厂
.　　 　 　 　 　 〈 　 'i; .　　l　　　 　 ＼ 　 　 　 　 　 　 　 　 |l　)_ノ　　　}ﾉ:..　 ∨　　 　 }/ .:/
　　　 　 　 　 　 　 　 'i;　　l:　　　　 　 ∨　　　　〈　 　 　 　 |l　　 　 　 └‐- ..,_〉　　　　l .:/{
　　　　　　　　　 }　　　　　 l:.　　　　　　}　 　 　 { ＼　 　 　 |l　　 　 　 　 　 　 l|　 　 　 |.: . .〉
　　　　 　 　 　 〈　　　　　　l: :.　　　　 〈　　　　　＼ ＼___／|l　　 　 　 　 　 　 l|　 　 　 | : . {

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ジェレミア】
　　邪魔をしたね。
　　説明の続きは、リリアーヌ女史に任せるよ。

　【リリアーヌ】
　　やれやれ、勝手だな。
　　私が軍の機密を喋ってしまったらどうするんだ？

　【ジェレミア】
　　無論、その点については信頼しているとも。

　　盟友として、諸君らの健闘を期待する。
　　武運を。




　　　　　　　　　　　　　　 __＿＿
　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　＼
　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　＼
　　　　　 　 　 　 ／　―　 　 ― 　　　＼
　　 　 　 　 　 　 |　 （一）　 （一）　　　　|
　　　　　 　 　 　 ＼ 　（__人__）　　　　／　ﾍﾟｺﾘ
　　　　　　　　　 ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
　　　　　　　 　 ん＿ ＝　ー三　イ､_＿─＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……期待に応えられるよう精進します。

　　御武運を。



.

176： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:11:53 ID:gPqQvzKU0
　┌──────────────────────────────── ──　─
　└────────────────────────── ──　─
　┌──────────────────── ──　─
　└──────────── ──　─
　┌──────── ──　─
　└── ──　─




／　　 　 ＿ 　 　ミi彡 　　　|｜　 |　　　.:.::| 　 　 　 ミi彡　　　rｭｭ　　 　 ＜::::::|| | | | ||二二二二
　　　　／／L.:.:.:::|＿|::.:... 　 |｜　 |　　　.:.::|　　　.:.:.::|＿|:.:ｎ_ｎ(ﾟﾛﾟ,,)　　　 　 ＼|| | | | ||――――
　　 ／∠､／｣＿_ ／￣￣￣￣￣|　　　.:.::|￣￣￣￣￣ (　　) Y´ヽ＿　 　 　 || | | | ||二二二二
　　|￣￣ ／　'───────┤　 ミ.:.::|:─────/ 　 V')/,ｲ　∥　 　　|| | | | ||――――
　.: |＿＿|￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |　ミｷ彡|￣￣￣￣　〈|　　|_/_/_|￣||　　 　 || | | | ||￣￣￣￣
.:.::::└┘ |＿＿＿＿＿＿＿＿_ rミミヾl〃彡＿＿＿＿_(,lO　l_|::|:::l|＿||　　　 厂l￣l￣]￣￣￣￣
.:.:::::::::::::::::└┘::::::::::::::::::::::::::::::::::::|l l l ヾ|彡 l l|::::::::::::::::::::::::| |　| |::|:::l| ┘　　 　 ￣￣￣´
　　　　　　　　　　 　 　 　 　.:.:::::{こ{:￣￣´}こ}::::.:. 　 　　 | |　|(_,(＿)　　 　 　 　 ,xｨ从ﾉしzx ､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .:.::￣|:..　　　厂::.:.　　　　　(_(＿)　　　　　　 　 x_ノ;';';';';';.ゞ;';';'; ';ミ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀￣￣´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ゞ';';';';';';'ミ;';';';';';';ﾐ;';';てﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｰ=彡';';';ヾ;';';';'人;';';';';';';≦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ミ;';';';　; ';';';'ノ从;';';'彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ぐ;';';' ;';',メ彡ﾚ'⌒ゞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 '⌒ﾞｰ=彳ト|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,.────────-v-─────── ､　 |ｉ川
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 , ─iﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣Υ￣￣￣￣￣￣￣￣｀ｉ-┴くl|ー- ､
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 /|　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　 　 |　 　 |─´ ｲ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｉ´￣｀ｉ |＿＿＿＿＿＿＿＿,,｣＿＿＿＿＿＿＿＿_,,｣´￣｀i￣´.::|
　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　　　　　　 |　 　 |　.:.::::|―
　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣`|　 　 |＿_／三
　　　　　　　[二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]　　　　　　 |　 　 |=三二ニ
　　　　　　 　 |　 |　 　 　 | 　 　 ○ 　 　 　 　 　 ○ 　 　 |　 　 　 |　 |＿＿＿＿＿|＿＿|
　　　　　　 　 |　 |＿＿＿l＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ＿＿＿|　 |　　　　　 └─┘
　　　　　　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 |
　　　　　　 　 |＿|,l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |＿|



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177： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:12:27 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _,.-ｪ .,_
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _,.f7,ハ/n.L≧ェ- .,_
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,r'-‐∠.{:j} ゝ>_ヽ-=,._v_f=ｪ.,
　　　　　　　　　　　　　　　　,f7/-{　cヽ,_,ｨ_c_r_ _ｪ　ノ ､ﾌｰﾊｪ ,._
　　　　　　　　　　　 　 　 　 {i lf‐ｦ＞'"「 r　　　 　 ￣ ｀ヽ二ﾊ7v ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {| l,r''´/ ,　!　!　　 　 ヽ　 ヾ　ヾi　 }_}　　;
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉’,　/ ./　}　}.　　l 　 　 　 !　　VNl_}　　.i
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {.　i.　! /　/ /　; 　|　　 ! 　 l　　 V l_}　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　 ;　!　i '　/i　!　 {.　ト､　 i_　 |i　　 V’　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　 {. i　ﾄ､ｰ-{,ハ. ､　 i-‐ヾ {ヽ.!i　i　i ト､　　 .!
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ{ヽ{ V乂ｰｪヽ}＼{ 厂 ヾ.｀|i　!　l ﾄ､!
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ﾄ ,ｰｧ-ｧ'　 　 ,ｰｧ-ｧ'　l　l　 l l }j　i　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　|　　　　 |　　　　　 　 !　!　.l ﾚ' i　!　 !
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　l　　　　 |　　 　 　 　 l　l. 　! !! .l　l.　 !
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　ﾄ､　　　　　　　 　 　 j　l 　 ! !l　!　!　 l　　茶目っ気があるのか、堅苦しいのか分からん奴め…
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , ､r┴┴―――‐ｩ　　 　 ,.ｲ　l　　l. !l　!　l.　 !
　　　　　　　　　　　,..､ ., /_.ム￣￣￣￣￣/　　 ,.ィ 　l　l.　　! l.l　!　l.　 l
　　　　　　　　　 ／:::::｀r-,_ }´ヽ========/｀-＜　　　.l　!　　l. l.ﾄ., _ .l.　 l
　　　　 　 　 　 /::／^ｰ' .,_ jヾ=ヽ＿＿＿ｨ..::::r'"} 　 　 l　!　　l. l.l::::::::≧ｪ-..,_
.　　　 　 　 　 /'´ ｰ- .,__　j. 　 |´┬┬:::‐｀:::/　 ’ 　 　 l. l.　　! l.l:::::::;r''"´ 　 ヽ
.　 　 　 　 　 /　　　,r-　j '　 　|.　|　}:::{.{::::〈 ‐-、　,.-ｰ l l　　 ! l.l::::/　 　 　 　 ,
.　　　　　 　 ;　　　/--ｧ'　　　 ,|.　|　l::::}.}:::::L　　 　 　 _ｒl l　　 l l.l:/　　　　　　 }
.　　　　　 　 l!　　　,ｨ'　　　　 /.!　.!　l::::{.{::::::L_　　 _ｒ:':::/,l l. 　 l !l'　,　　　　 　 ;
　　　　　 　 ,r::::::::'::;}　　　　 , 　|　|　j:::::〉〉::::::::::v:':::::::::〈〈::l l　　l !! /　　 　 　 /
　　　　　 　 i:::::::::::´:l. 〈´iｰ｢ 7ｰ|　L,r.:://::..、:::::::::::::.;.-‐〉〉:!.l.　 l i/　　 　 　 /
.　　 　 　 　 l:::::::::::::::l　ヽ!_.!_{.__ ! .ﾚ.::://:::::::.ヽ:::::::;r'.:::://:::::l l　}ヾvｰv-､._　/ i
　 　 　 　 　 l::::::::::::::::l. 〈_:::::::::::::| ,::::://:::::::::::..i:::::;'.:::::://::::::::l l　レ'_ /　/　7-, !
　　　　　　　 l:::::::::::::::::!　/::＝=:j {.::::{.{:::::::::::::..j::::{.:::::::{.{:::::::::::l !〈::::::::::｀:ｰ-ム'　l

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　さて、突然現れて突然去った大佐に、
　　残りの説明を任されたわけだが、実は話すべきことはそれほど残っていない。



.

178： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:13:13 ID:gPqQvzKU0






　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　 ─　　 ― ヽ
　　　　　　／ 　 　（ ●） 　（ ●）'
　　　　　　|　 　 　 　 （__人__） 　　|　　　　　まるで、ホテルのロビーだ…
　　　　　　＼　 　　 　 ｀ ⌒´ 　,／ 　 (　::)
　　　　　　／　　　　　　ー‐　　 ヽ　( ::)
　　　　　/　　　　　 ／＾ｰ r￣￣￣i
　　　　　|　　 i　　 /　　 　ﾉ、＿__ノ
　　　　　|　　 l　／　　r‐´　　 ￣ |

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　深淵を目指すというのは……。
　　言葉通りの意味ですか？

　　向こうの世界へ……。




　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿　　　,.rイ
　　　　　　　　 　 . : ´　 　 　 _,.rf´,/{.!i
　　　　　　　　／　　　　　,.rf/_ /_ﾊ {.ij
.　　　　　 　 /　　　　　,rfーﾊ._,>-‐=ミ
　　　　　 　 ′　　　　/rf／　　 　 ､　',._
..　　　　　　ｉ// 　 　 / /´　/　　 　 ` ｰ-ゝ
.　 　 　 　 //　　　 / /,　 / / // i　}　l |
　　　　　 //　　　　''''/|　 |　{//=ﾐ}/ｲ/ l
　　　　 .//　　　　　 {(.|　 |从　V/´ 从ﾘ
　　　　//　 　 　 　 /｀|　 |　　　　 （
　　　.//　 　 　 　 / ゞ|　 | 　　､_,. '´　　ホテルのロビー以上だ
..　　//　 　 　 ,/ / 　 .|　 |.　,.ィ　　　　　宿泊も、治療も発掘品の売買も対応しているぞ
...　// 　 　 ,／/ｲ､　 /|　 |｀l.　|
　//　　　　 ／:::::::}　 {:|　 |ヾ.　|
.//　　　 ,.:'::＼:::::::ﾍ　{:|　 |:::l 　!
'/　　 ,r'-x:::::::::ヽ:::::::`:':|　 |:::l 　!
'　　 /　 　 ' ;:::::::::':;::::::::|　 |;rl 　|
　　/　　　 　 ;:::::::::;:i:-‐|　 |::::l.　!
　./{　　　　 , }:::;r'::::::::':;:|　 |::::l　|
../　l.　　　　リ:::{::::::::::::::}|　 |::::l　!　　 　 　 　 　 　 ( ( (
/　/;　　　　 {:::::';:::::::::::::j|　 ﾄ;::j. |　 　 　 　 　 　 　 ) ) )
.　ﾊ¨}{丁}{丁}7::::ト:;::::::/:|　 !:::l:Y 　 　 　 　 _ ィ =‐- 、
./　}======={::::::::::::｀丁::|.ノ::::リ.　　　　 ／/　 ｰ rｰ== ┐
' 　 ';::::::::::::::::::';:_:::::::::::::::l::::::::::/:{.＿__ ,.イ:{:::{ ＿ ´廴＿__ﾉ_
　　ﾊ:::::::::::＞::::::￣::::＝｀::ー'::―:::-:::-:::‐::ｧ´ｭ,_　ｰ-=ﾐ ニ_）
　/　 ':;::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::'::rrｰｒ'￣

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　うむ。
　　ここを有事の際の避難所とは言ったが、それよりも最悪の事態に陥った時の話だな。

　　つまり、全ての反転結界が破られることが確定的となった時、
　　市民は軍とサイファーに守られながらアビスヘブンを進み、かの無形世界を目指すことになる。
　　結界魔石も常備されているが、数は有限で、なによりSランク以上の天敵種には無意味だ……。



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179： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:13:46 ID:gPqQvzKU0






　　　　　.／￣￣＼
　　　 .／　　_ノ　 ゝ＼
　　　 |　　 （ ─）（─）}
　　　 .|　　　 （__人__）.|
　　　　|　　 　 ｀ ⌒´ ﾉ(　（(
　 　 　 |　　　　　 　(　( ヽ)
　　　　 ヽ　　　　 　 ￤ヽノζ
　　　　　__>,,,ろ==|￣￣￣|
　　 /⌒ ／ ￣}⊃|　 　 　.|
　　 {　 /　　　 } )=ヽ＿__ノ)
　　/　/　　>ー ´　　　イ　{
　 (　./　　ｲ　　　　　　 |　 .}

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　【やらない夫】
　　決死行……。

　　あまりに険しい道ですね。
　　一体、どれほどの犠牲者が出るか……。





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.　　　　　　rﾀくｎＫ/⌒Y⌒Ｙ三Ｖ葵ぅ､　ヽ　　＼
. 　 　 　 rﾀcｊ {} r(｢Lフ-─　‐-=＜⌒癶　' ,　', ∧
.　 　 　 ｆｿヽcっ-'´　 　 　 ＼ ＼. 　｀ヽ,心　',　,　∧
　 　 　 ｆｋく／ |　l　　　　＼　＼ ヽ　　 |Ｎﾊ. i　|　 ∧
.　　　　}Ｎ/ / ∧ l|　　　　　＼　＼∨　ｌ| Ⅳ│ |　l　l'.
.　　　　}トi　|　l　} | 　l| 、 ＼ヽ＼　 ∨　│ V＾ヽ. l| l !
　 　 　 ヽ|　|　l　|/　 l|　＼＼＞へ、_V　l|　 |/ ハｌ| | l
.　　　　　.V ｌ　　/ヽ　ｌ|＼,ィ´ ＼　＿　ｉ　l|　 |､ﾉ　〉│|
　　　　　　Vl ,∠ll__ ＼!　　　,zィﾁｧ ﾉ　|　l　 l|ノ /ｌ|│l!
.　　　　　　 ＼{　 ＿ヽ　 　 ´ゝ┴'　 　 !　|l　l|イ　lｉ | |l
.　　　　　　 　 |｀ヽｔﾋｿ　　　　　　　　　！ |l　ｌ| ∨ l | |ｉ
.　　　　　　　　| |ｌﾍ　　|　　　　　　　　　l　|l　ｌ|　∨l ヽ{
　　　　　 　 　 | |l l ﾄ､ ヽ　　　　　 　 　！ l　 | 　 ヽ＼＼＿＿
　　　　　　　　 | |ｌ∧　＼　‐ -　　 　 ／ l│　|　　　 ＼_￣￣__ヽ＿_
.　　 　 　 　 　 | |l　ｌ＼　 ｀ ー-､ _／｀ヽ l |l　l|　　 　 ｒ':::￣／:::::::::::::::＞､
.　　　　　 　 　 | |l　|　|＼　　　　＼∨::::<|i|　ｌ|　　　ノ::::::::/:::::::::::／￣￣ ヽ
　 　 　 　 　 　 | |l　|　|　 ＼　　　　 |::::::<|l|　ｌ|　 _ｒ'::::::::::/::::::::::/
　　　　 　 　 　 | |l　l　| /　 {ヽ---‐::〉ヽ:::|ｌ　ｌ|_ｒ':::::::::::::/:::::／/
　　　　　　　 　 | |l　l　!'　　 ﾄ:::::::::::::::i＼:::|ｌ　l|:::::::::::;:::'/::::´:::/
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　誰も生き残れないかもしれんな。
　　しかし、進まねば全滅するならば、進むのみだ。



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180： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:15:03 ID:gPqQvzKU0



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工エ::「 /〈. ::〈|-､_/::::::..＼r':.|.::[,/T>.:/ﾛ〃乢　　 //:: : :| | : :.::.::.:::..::.:|-|＿|`|＿r:‐:‐:‐:‐＼';､＼;|　r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.::|
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: :|ｪl:∩ ﾄi:.|::::.l＼|_;;||;;:|L:<)┴‐'''"~.- ,,、　　　..￣└─匚|＿_| :| |:L: .ｰ|＿}::/ ､';';〉.:/ /{＿|┴lニニニニﾆｌ.r┴､_|_|_|:>:::::＿
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_〈l〈V＼|コ..ｌ　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ |゛　.ｌ　 ! i1.ｌ, ￣｀''､、/　|ﾞ'!　　､|,　 .lﾞ.ﾞ/';;-.~゛'''' ┴'::⊥Λ二＼.:|　　.:|ー:|＿＿;!
:ﾄ|ｪ|:|;;ﾚ'　rｭ　　　　　 　 　 　 　 　 　 _, ｲ !　　.′| "/三三三｀'''''''''ｰ ,,.│.l | .!i/　l　│、.! .｀ﾞ/''-..∨_,,,;;;;/. ~゛`┴ -'⊥ .
: :|ｪﾚ ".... ､!　　　　　　　　　　　 _,,-''´ ., | .!´|　　...ﾑ.三三三三三三三｀'''''ー !,_ / .､ヽ.! !│,,!　 ,,二ﾆ'"ﾞ''ﾞ‐'~゛゛　┴　 ⊥
／　,..-ﾆ" ﾞ'- ........ 　,,__.. -‐'''"´　 .! ｰ,,! ﾞl　 .ｌ　/三三三三三三三三三三三三,,彳　,! 　!､ .!" .../~
.lゞ´　　　｀''-、'レ l . i .，　 ｌ　 |,　　!　|.,　|　 /三三三三三三三三三三三三三 i‐'./ .l|　　i　.!　l .|　!'----
　　　　　 . ＿/ﾘ"│.,! .|　 . !､　′/ .,,"|　′,!,ﾉ三三三三三三三三三三三三三三i　lﾞ，` .′|│　． /　｀ﾞ￢----
　　 _..-'{´、 ,i　 l　":!　 !　 !　.!　　.|.；| .,／ﾞﾞﾞ三ﾞ三三三三三三三三三三三三三三三''―--　,、　!　 | .′i　 |　. !　/
'ｰ'″.､ ." !　! ''i ﾞ‐i .! .,!、 l./ .!′　!,ｱ´三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾞｺ/　 .lﾞ　 .ｌ .、　!　 |｀
. l　　│　/　.ｌ .!　 | .，リ　 .| ＿_／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三､(,.l．　 "1　.",!　 !　 {、
　!″,i'ﾞ、 .!　|| .! .､.ｌ .l　｀　／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三　｀ﾞl、　 !　 ...|　.,.i　/│
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

三三三三三三三三三三三三三三三三三三

三三三三三三

三三


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　実例もある。
　　かの悪龍が現れ、都市の一つが陥落した時……。

　　残された記録によると、実際に、生き残った市民が地下へと逃れたそうだ。

　　戻らずの死出の旅……。
　　その都市の住民の誰かが無事にかの世界にたどり着いたかどうか、誰も確認はできていない……。



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181： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:15:27 ID:gPqQvzKU0





.　　　　　　 　 　 ,.　 -‐　_____　 ￣了'　 、
　　　　　　　　／　 ／　￣　⌒　　 {　　　＼__＿__
　　　　　　 ／　　/　　　　　　　＼　＼　　　⌒ヽ´
　　　　　,　／７ / /　 :　　　 　 　 ＼　__＿_　　 /,
.　　　　 ′　/ / /　　:i　　　:i　　　　　　　　　　　/,
.　　　 /　　/ / :i　 　 :|　　 八 ,　　　 :i　:　　　　　/,
　　　/　　/ ,斗ﾐVヽ　:|　 ,:′ V ,　　:.ﾊ :ｉ　　 |　　 /,
　 　｛:　 / / :/んﾒ､{　 ／=‐-__V ,　:/ :}.ﾊ 　 :| 　 　:{
　　　 ､/ / V 弋り　V　　灯/下､:},/　 / :} 　 :　　 ヽ乂
　　　　{ :|　:i　　　,　　　　 弋り　 /　 /　 }　 / 　 ／
　　　　乂　:|　　　　　　　　　 　 /　 /　 /⌒i　イ
　　　〔匚匚〕　　　　　　　　　　厶イ　 ,/__.ノ　/
　　　　／ /, ゝ 　 ﾏヽ　　　　　 ｲi |　 丁ゝ- '′
　　　, 　 / /,　 ＼＿＿__　　'′,〔匚匚]〕
.　　/ 　:i 　 /,　　 　 　 丁 　／　 人　⌒＼
　　i　　 |　　 /,　 　 　 __}__/　 ／j:　 ＼　　 ＼
　　|ｉ　　|　　　/, 　 ／／ /　./　_{斗‐￢冖ｱ　 ｀￣￣｀ヽ
.　 八　 乂　　_厶ｲ∨　 / 　:{／´ゝ.,__　　⌒ヽ　　　　 　 }
⌒'ーｰ---ゝ'′ノ:|､{　　{ 　 :{　　　 {⌒ヽ　 　 ﾞ'ー---　　〉＿__

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ゆかり】
　　そんなことが……。





　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　　　　 ― 　　‐
　　　　　　／ 　 　　　　 （ ●）　　）
　　　　　　|　 　 　 　　　　 　（__ﾉ､_）
　　　　　　＼　 　　 　　　　 　｀_⌒
　　 　 　 ｲ　ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
　　　　  /弋＿ー　　＝　ーノヤ彡ﾉヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　…………。
　　神話によると、アビスヘヴンとは人間が上位の存在に生まれ変わる為の試練だと伝えられていますが……。
　　　　　　　　　　　 　 　 ・　・ ・　・ ・
　　世界樹の塔を降り、全ての人間が無形の世界に至る為の……。



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182： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:15:58 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　_,.｡｡､_　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/./ ,.ィﾌｺ'⌒ヽﾐｭ､　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i l,.ｨｆ'入_ユム､<l Ｆ､l　i
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l.iﾙ'＞'´/ /7､ヽ＼ﾉﾄ! .l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　 l ﾚ'´ /l. l　l.ﾊヽ、!　ヽ!_.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆi　l ト､从人ﾊ_..LVｉ ﾚ' l
.　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l｀!　代心　　 仗カﾚ! !　l
　　　　　　　　　　　　　　　　,.--‐l　ｌ､｀¨　 ,.　 ｀¨ /ｌ l‐--､
　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ　　､.!　l::ｉ丶　-　 ,.イ:::ｌ l　 　 i
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　 　 l　l:::::L ｀.ｰ ´,ｒ'::::::ｌ l　　　l
　　　　　　　　　　　　　 　 ,.l　　 ｉ　l::::::└､　_ｊ::::::::::::i. V　　i
　　　　　　　　　　　　　　　水ﾆﾌ　,'::::::::::::::V::::::::::::::l:i　lｒｕタ
　　　　　　　　　　　　　　/ .l::::::l　;i::::::::::::::ヽ;ノ:::::::::::l::ｌ l::::::ｲヽ
.　　　　　　　　　　　　　/　 l::::::l　i:!:::::::::::::::::::::::::::::::::l::i.l:::::::l　ﾊ
　　　　　　　　　　　　 //　 l:::::::ｉ lヽ､::__,.ノ:::ヽ､:__:;.ｨ'´ﾘ:::::::l　 ∧
.　　　　　　　　　　　 ,',ｲ　　}:::::::Ｎ ﾉl:i::::::::::::::::::::::ｌ:人　 i:::::::l　　∧
　　　　　　　　　　　 ;/ l　 /::::::::j /::l:::';::::::::::::::::::/::::::ﾊ　l:::::::', V ﾄ､',
　　　　　　　　 　 　 l!　ｌ　l:::::::::;'.,':::::';:::ヽ::::::::::::/::::/:::::ﾍ.';:::::ﾊ. ｌ l　ﾘ
　　　　　　　　　　　 ｌ　 i. l::::::V_;::::::::::＼:::＼::/:／::::::::::::ヽ:::::::',l.ﾉ /
　　　　　　　　　　ｒｆ-'´:::V:::::/:::i:::｀i:::::::::::丶￥'::::::::::::::::::::::',:::::::i-＝ﾄ､
　　　　　　 __　 _ｲ-ｧ─‐ '::::::i:::::l:::::::l､:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::';::::::l::::::::ｌ Ｌ..、
　　　　　 （,.ｨ'ｆ´　 く::::::::::::::_ｊ:::::l:::::i::l;;ヽ::::::::／/:::::::::::::::::::::::: ﾄ､::::｀:ー､‐--､¨ヽ_
　　　　 ｆ¨ｿ::::｀´￣/ノ¨￣:::l::::∧::::l::l:::::ヽ'"::: /:::::::::::::::::::::::::::l:::ヽ--､／＿_ﾉ:::＼ヽ、
　　　 ｒ' /::::::::::::::::::::::::::::::／l::/:::::i::::l::ｌ::::::::::::/::::::: /::::::::::::::::::::l::l::::｀ヽ､):::::::::ヽ:::::::',　!
　　　,ｨ i´:::::::::::::::::::;.＞''":::::::l::::::::::::::::::l:::::::::/:::::: /::::::::::::::::::::::::l:::i::::::::::::::::::::::::::i::::::::i　〉
　　　V:::::::::＞''"´::／:::::::::::::l:::::::::::::::::::';::::/:::::: /::::::,. --=､:::::::l::::l:::::::::::::::::::::::::l::::::::ヽ >
　　 冂;.イ´:::::::::／::::::::／::::::l::::::::::::::::::::V:::::::;'::／ﾆム-､ヽﾍ::l::::i::::::::::::::::::::::::l::::::::::::K
　　（ﾊ)::::::::::::／:::::::::／::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::;/ﾉ/ 　j´｀し-ﾐ <';l::::＼::::::::::::::::/:::::::::::/ .{
　　ｆｊ〉!:::::::／:::::::::::／::::::::::::::l:::::／::::::::::::::::/ノ（´｀　　　 （_';:( !::::::::::｀::¨:／::::::::::::/ /
.　 ｒﾊ.l::／::::::::::::／::::::::::l:::::::l::/::::;. ---==U:i (´　　　　 ,'　水!:::::::::::￣::::::::／::::,' 」ｱ
　/ l::(入:::::::::::／:::::::::::::::l::::::l:::／ｰ'ヽ'_;.＞'"nﾉ.　 　 　 ;　火!:::::::::::::-一":::::::/ l /ヽ
.└､Ｖｰ-｀ヽ／:::::::::::::::::::ｌ:::::l:ﾉ 〉:::／ｒ‐､_ｒ'｀.　ｌ　　　　 i ｒ'l:::入:::::::::_..--､::::::_.ﾉｆl /
　 (._ ＼::と、V::::::::::::::::::::l::::::l ﾉ::/ｒ-'::::::::l.　 　 }　 　 　 l 爿└:‐＜_ノヽﾍ｀ｿ-‐'ﾉ ）
　　　し'ヽ＼ｰ＼::::::::::::;.⊥ｲ_）'´｢::::::::::::::ｌ　　　l　　　　 l ⌒ケﾆﾊヽ､_:::::,.-‐ ﾆ´i´
　　 　 　 ｀i ＼｀ヽﾆﾆ-ｖ'ケ'､_ﾉ´:::::,.:'⌒└- .､.!　 　 　 l　　　　　｀冖 ´｀￣＾￣
　　　　　　 丶-i｀¨フ¨ ｰ'｀¨ l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ　　　　 l

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　そうだな……。
　　人類が新しい段階へ至る為の『奈落浄土』、か……。



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183：安価のやる夫だお：2015/11/14(土) 22:16:10 ID:CdQdSKa60
フラグかな（震え声）

184： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:16:37 ID:gPqQvzKU0




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿,｡o∽∽∽∽o｡。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,　 　 __,｡o∽Ｙ⌒ヽﾉ⌒ｃｧ癶沁
　　　　　　　　　 　 　 　 ／ 　 o％六7⌒}{⌒人くcく　〔〕}沁
.　　　　　　　 　 　 　 ／/　　％｀Ｙ_,厶 ｧ宀冖Ｔ　ｧ弋__ノｒ'心
　　　　　　　　　　　　　 |l　‰{lレｉｆ|/ ／ 　 　 　 /　　　￣}寸
.　　　　　　　 　 　 /　　|%ｆらｲ{　　l /　 　 ,　　 /　/　　／∧{
　　　　　　　　　　　　　 8{ /　|l 　 / 　 ／　 ／/ / /　　|/ l∧
　　　　 　 　 　 　 ｉ　| |__∨　 |l　l/　／　 ／　/ / / /　 |ｌ ｌ| l }
　　　　 　 　 　 　 |　ｌ/⌒|ｌ　 ｌ|ｌ l|＿＿／/＼/ / / /　l/|ｌ ｌ| ｌ |
　　　　 　 　 　 　 |ｌ ﾉ'＾ヽ|ｌ　 l|l l| {ﾄlﾋ七__ヽ/__／ / ／ﾉ}ｌ ﾘ　ﾘ
　　　　 　 　 　 　 |八　 （|l　 l|l│＾弋ｆ_少'＾　厶イィ∠ ﾊ　／
　　　　 　 　 　 　 |　|}ﾄ､_l|l　 l|lｉ|　　　　　 　 　 　 仗刀ｲ_
　　　　　　　 　 　 |　l|l│l|l　 ｌ| |　　　 　 　 　 　 {　 r　l|{ |
　　　　　　　 　 　 |　l|l│l|l　 ｌ| |　　　　　　　　　 〉　| | ｌ|│
　　　　　　　　　　 |　l|l│l|l　 ｌ|l|、　　　　　　 ＿__／| | ｌ|│
　　　　　　　　　　 |　l|l│l|l　 ｌ|l| ＼　 　 　 ‘ｰｧ │/　ﾚ /}
　　　　　　　 　 　 |　l|l│l|l　 ｌ|ｌ|　 　 　 ､___／ }　l/__/∨│
　　　　 　 　 　 　 |　l|l lリ |l　ｌ|ｌ|　　　 　 　 ／／/////　/ｈ
　 　 　 　 　 ＿__/__/／{　|l　ｌ|ｌ|　　　　　 /／ //////／｀{ l
　　　　　 ／｀ヽ////＼/ヽ|l　l|ｌ|＿　　　_//////// /　 　l{ l!
　　 　 ／　　　 ∨////ヽ/|l　l|lﾄ､_ ヽ ´/////// ／|　 　 l{ ll
　　　/　　　　　　V//////|l　l|l|//ｰｖ/廴//､＿/ｌ| ｌ|　 　 l{ l{
　　　　　　　　　　∨/////|l　|ｌ|/////,{//////|l|ﾘ ﾘ 　 　 ＼＼
　　　 '｡　　　 　 　 ∨////|l　|ｌ|/////,|//////|/／　　　　 /＼＼
　 　 　 ,　　 　 　 　 }/／/ |l　|l|//＼/,l//////|r‐v‐┐　　/　　ヽ '，
　　　　 ′　　　　　 ∨///,|l　|l|///∧j//////ﾄ-く___厂し〈_　 　 　 i
　　　　　 ,　　　 　 __r〈///,|l　|l|/////l//////|/////＼__ﾉ ）　 　 i |
　 　 　 r人_r‐ｖｆ⌒しノ∨/,|l　|l|/////l//////|///////厂l{　　　│|
　 　 　 乂__辷[jﾚイ //∧/∧ 八////ｌ//////|///////l　∧　 　 l ｌ|
..　　　　　∧＿/_ノ////∧/∧　V///l//////l///////l　　∧　 　 ｌ|
　　　　　//∧//////// ∧/∧　V//l//////|////// l　＼ ∧　 | ｌ|
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　しかし、今の世でも、リスクを冒して自ら好き好んで『あの世』へ赴こうとする者は滅多にいないだろう……。
　　いくら神のような存在になれるとしても、精霊や妖精と違って、
　　こちら側に戻ってくることも、干渉することもできないのではな……。

　　それは、完全な別離であり、死に等しい。
　　よほどの理由がなければ……。
　　……そう、この世での死が差し迫らない限り……。

　　神話を造ったロストエデンの思想と思惑がどうあれ、な。

　【やる夫】
　　…………。

185： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:16:56 ID:gPqQvzKU0


　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　　　　　 ',　　　　　|　　　 /　　　　／　 　 ,.ィ㌻.i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 s｡　　　 ＼　　　　 ',＿＿＿|＿＿/　 　 ／　 　 ィ㌻　　 i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　　　　　　　　　　 　 ≧s｡　　＼　　　　(_) (_)_|_(_) (_)　 ／ 　 ,ィ㌻ﾞ|　　 　 i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 s｡.,　　　 |￣￣＼　　 ゝ=弌__ナ='　∠二二i|　　| |　　 　 i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　　　　　　　　　 l 　 |｀` r───rｭ~~l二二二|ｪzzzzzzzzzzｪi|　　| |　　 　 i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　　　　　　　　　 l 　 | 　 |　＿＿_| |　 ||_|_,||__,|「l 　 .||　　 　 ゝ‐'　| |　　 　 i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　　　　　　　　　 l ＿|__ ││￣~.| |　 ||_|_,||__,|| |　　||　 　 　 i|　　| |　　 　 i| |　　　　 　 | 　 |　 |
　　　　　　　　　　　　 l└┰‐││＿__| |　 || | :||¨ || |　　||　 ＿　 i|　　| |　　 　 i| |　　　　　__|＿_|＿|＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣|TT|　 |　　| |　　 　 i| | 　 　 　 | i i i i i i i i i
　　　　 　 　 　 　 　 　 _ . -─　__,｡cァ０{_{_｛癶｡,　　　　 二二＞┬|　__/⌒＞s｡.i|_|　　　　 .| i i i i i i i i i
　　　　　　 　 　 　 ,　'´　　_,｡cｆソ=r─ｖo'ノ {／二ニ=‐-　　 ニニ|￣ ／`ｰーｧ:;:;:;:;:;＞s｡,　 | i i i i i i i i i
　　　　　　　　　 ／　 　 ,cｆィ=\´‐人___ｙ可､//フo癸　　　　　 ∧_| ／　　 ／￣/:;:/:;:;／ヽ｀'Li i i i i i i i i
　　　　　　 　 , ′ 　 ,rｆ.r‐弋しィ ７ﾌ￣￣　7' ＜二ﾆﾆ=‐-　　 ∧⌒＼ /　／￣/￣７ヽ　',:;:;:;≧=- i i i i_
　 　 　 　 　 /　　　 %r‐kァi´/// /　 　 / |　　＼＼しﾊ　　　　  ∧:_:_:_〈 /　　 /　　/ 　 ヽ〉:;:;:;:/;;;;;|;;;|`ー
　　　　　　 ,′| /　%'´ゾ　l|/// /　/　/　|l　　l|　ヽ＼ﾘ　　　　　 ∧:::::::〈＿　/　　/　 　 /:;:;:;:;/;;;;;;;|;;;|
　　　　　　  ｉ　 l i　 }l／l |　ｌ|// /　/　/|　 ﾄ､　ｌﾄ､　 ＼ヽ　　　　　  ∧::::}二二二二二二二二二二二|
　　　　　　 |　 | |　l,X|l l ｌ　ｌ| l /／￣｀ﾞ∨│∨lレﾍ、　＼＼　　　　 :::∨| : : : : :_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:,
　　　　　　 |l ｌ | | /ﾍ.|l ｌ│ ｌ| __Ｌ,二,_,_　∨　 V´ ＿＼＿ 　 ＼　　 ヽ::::| : : : _|ヽ -_-_-_-_-_-_-_-_-_∧
　　　　　　  ! | l l|{ ⌒|ｌ ｌ Ｖ l|八 ｆ刋rﾘ　　　　　ｨｆﾁﾘﾉ ∧　￣￣　　　 vﾊ￣~ |i:i:＼ -_-_-_-_-_-_-_-_-_}
　　　　　　  | l | l八ヽ.!l│lＶ∧　　 　 　 　 　 l 　 　 ,′∧
　　 　 　 　 ! li| |　|lヽ|ｌ | |l|V∧　　 　 　 　 　 ,　　∧　', ﾊ
　　 　 　 　 | l!| ｌ　|ｌ　|ｌ | li| V∧　 　 　 　 　 / 　 '　∨ ',∧
　　　　　 　 | |ｌ│ |ｌ　|ｌ | l l　V∧ 　 　 r__，　 ／　　 ∨ ',∧
　　　　　　　| l! |　|ｌ　|ｌ |│lヽ.V∧　　　　　,　'　∧　　 V∧ ' 、
　　　　　　　ｌ |│ |ｌ　ｌ! |│il 　 V∧､ ＿_／　', 　∧　　 Ｖ∧　＼
　　　　　　　リ l　lﾘ　|/|│ｌ|　　 V ∨　 ',　 　 ',　 ∧　　 Ｖ∧＼ ＼
　　　　　　 /　/／ ／､| | ｌ|!　　 |Ｖ∧＿_', 　　 ',　 ∧　　 Ｖ∧　＼ ＼
　　　　　 / ／ ／::::::::::!ｌ| |:ll　　 |::V∧ヽ:::＼｀ヽ ,　 ∧　　 Ｖ∧　　＼ ヽ
　　　　 ／´__／::::＼::::::| | |:ｌ|ﾍヽ ヽ:V∧:|:::::::|　　Ｖ　 ∧　　 Ｖ∧　　　ヽ ＼
　　 ∠:二:::::::::::::::::::::';::::!ｌ| |:l|::::｀ﾍ,_〉:V∧:::::::|　　 | ',　 ∧　　 V∧　　　 ＼ ヽ
　 /　　 　 ｀ヽ:::::::::::::::;::| | |:ｌ|::::::::::::::::::Ｖ∧:::::l　　│ ',　 ∧　　 Ｖ ﾍ　　　　 ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　案外、栄華を誇ったロストエデンが滅び去ったのも、その辺りに理由があるのかもしれん……。

　　原因不明の内乱……。

　　…………。



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186： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:17:08 ID:gPqQvzKU0










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187： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:17:20 ID:gPqQvzKU0

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188： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:17:31 ID:gPqQvzKU0






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二二二i　　 .|　| |　 　 　 　.／ .／　 　 　 　 　　　　　|ili|.　　　　　　 　 　 ＼. ＼.　 　 　 　| |　|. 　　i二二二
　 　 　 |　......|　| |　　.＿ ／ .／　 　 　 　 　 　　　　　|ili|.　　　　　　 　 　 　 ＼. ＼ ＿　　.| |　|......　|
　 　 　 |　......|　| | .／ ／ .／　　　　 　 　 　 　　　　　|ili|.　　　　　　　　　 　 　 ＼. ＼ ＼. | |　|......　|
　 　 　 |　......|　| |´　,　 ／　　　　　　　　 　 　　　　　,|ili|,　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ 　,　｀| |　|......　|
￣￣￣　　　|　| |／ ／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ||ili||　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼ ＼| |　|　　　￣￣￣
　　　　　　.....|　| | ／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ||ili||　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ | |　|
　　　　　　.....|　| |　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ||ili||　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | |　|



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189： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:17:58 ID:gPqQvzKU0




.　　　　　　 /　　ｿ /　　/　／　／/　/l ｉ　　　 ﾊ!
.　　　　　　,'　　.ｆﾌ　　 ,'　/ ｘイ／　/　ｌ.l. l 　 ｌ　 ',
　 　 　 　 ,'　　 ﾋi　 　 i ｒ==ｧ､／メﾉ / l.!/ｌ ｌ .l　i　',
.　　 　 　 ;　　./｀!　　 i.ﾊ く.ノ.iヽ／　　艾サリ　ｉ ｉﾊ
　　 　 　 i　　 ｌ.vｉ　　 l　　　 ｀'　　　 ./ｨﾃ示ﾘ /　i. i
.　　　 　 i　 　 ﾄ､!　　.ｌ　　　　　　　　i ｀ ｰ'ソﾉ ,.ｨ ﾉ
　　　 　 i　　　ｌ　l　　 ｉ　　　　　　　／　　/-イ ／
.　 　 　 i　　　i　i.l　　 l.、　　　｀ ‐-　　 ./　 /　　　　私の案内はここまでだ
.　　　　i　　 _.i_ l. i　　 l ＼.　　　　　,.イ　　ﾘ
　　 　 i ／　　 ヾ;:l.　　i　　＼.　,.イ　l l　　 i
　　　 l/　　 　 　 ﾊ.　　l　 　 i｀ i　l　l. ｌ　　i
　　　/.　　 　 　 　 ', 　 l┐　ｌ　l　l　i　l　　l
　　 /　　　　　　　　i',　 ',:¨Liコi　l　l.　l.　 l
　　,'l i　　　 　 　 　 l:ﾞ､　',:::::::Lマ　i　l l　 l
.　 ,' ! V　　　　　　　l､:', .ﾊ:::::::└i.ﾄ､ .i. l.　l
　 ;　ｌ　V-､ｔ‐､ィ⌒レ!､ﾊ　',--､＼:::::＼ i　l
.　i　 i〈ヽ.　＼i.ﾉ-┴く. 〉::ﾞ､.',:ヽ:::＼/::::l.ヽ l
　ｌ 　 ｌ ヽ/´::::;.ｨ＝‐-､Y::::::', ',:::ヽ::::ﾍ／ヽﾊ!
　　　 l. 〈:::／:::::::::::::::::::ｉ:::::::ﾊ ',::::l:}:::::::';::::::＼
.　　　 ｌ/:｀Ｖ::::::::::::::::::::::ｌ::::::::::ｉ i:::ｌ:!::::::::i:::::::::::ﾊ
. 　 ｌ　 ｉ::::::::Ｖ::::::::::::::::;.⊥._::::::!.ｉ:lﾘ:::::::/::::::::::/::!
　　 l　 V:::::::V::::::弋´-‐-､_＼!ll:i_;.ィ:i::::::::::/::/i
.　　 i　　＼::::';:::⊂´_.. -┴､:｀ヽ:::::::::::ヽ／イ:::ﾊ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　ここが深淵に通じるゲートだ。
　　こことは別に、軍用のゲートもあるし、サイファーもランクごとに入り口が異なる。
　　お前たちはここからだな。

　　分かっているとは思うが、ベータ種は外見ではランクの見分けがが全くつかない。
　　日帰りの様子見だからといって気を抜くと、あっと言う間に全滅するぞ。




　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　 ／￣´　　　｀＼
　　　　　　　 / 　　　　　　　　　＼
　　　　　　 / 　　 ｨヘ､　　　　　　 ヽ
　　　　　 / 　 ／:::::::::::ヾ　　　　　　 ヽ
　　　　　/　|/（●）::::::::::::＼　　　　　 ヽ
　　　　　{　〈　　（__人__） 　>　 ／　　ｲ
　　　　　 ト ゝ＿ ｀ ⌒´　イ_∠_ｨ_イ´
　　　　　　ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
　　　　　 ん＿ ＝　ー三　イ､_＿─＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　はい。ありがとうございました。

　【リリアーヌ】
　　うむ。
　　……死ぬなよ。『百戦錬磨の戦士たれ』だ。
　　無様に逃げ帰ってこい。

　【やる夫】
　　はい。



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190： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:18:39 ID:gPqQvzKU0





　　　　　　　　　　　　　 _,｡｡｡｡｡。___
　　　　　　 　 　 　 ,｡oﾃラ ｎ 込}ノ心o。__
　　　 　 　 　 　 ％{しｨc弋U 厄ﾉ｀メ、沁｡ ｀
.　　　 　 　 　 %{( ｨi'´￣{(￣￣{￣｀寸´ )沁　 ＼
　　　 　 　 　 j／/　　 人　　　l|　　　＼(_沁 　 ∧
.　　　　　 　 /　/ | |　,}　l|＼　 l|＼　　 | ∨{{　 |　i
　　　　　　　| ｌ/| ｌ| |/│ l|＼{＼＼ ＼　|　iV} |││
　　　　　 　 { l{|ﾄ､L|＿ﾄＮ{　jレ斗く＼___| l| |{ |││
　　　　　 　 乂ﾄNzrﾃｒミ 　　 ＼,ィﾃそﾗ | l| l|＾ヽ ｌ|
.　　　　　 　 　 }癶乂l{ﾉ　 　 　 弋i{ノ ﾉ´| l| l|)j/l ｌ|
.　　　　　 　 　 | li　　 　 j　　　　　　　　 | l| l|/│ﾘ
　 　 　 　 　 　 |圦　　 〈{　　　　 　 　 　 l l| l|　|/
　　　　　　　 　 } i l　 　 　 　 　 　 　 　 ｨ| | ｌ|　{
　　　　　　　 　 | | | l〕ﾄ､ '⌒　　　　,　　　| | l|　|
　　　　　　　 　 } | | |{ | ｌ＼___　　 ´ 　 　 | l l| l |
　　　　　　　 　 | l∧ i〈 |　|__}　　　　　 　 }ｌ ｌ| |│
　　 　 　 　 　 / /　} l}厶ｲ厂　　　 　 　 /　ﾘ__│
.　　　　 　 　 /_/／j ｌ|//〈__ 　 ___　__rく/ ////＞x__
.　　　　 　 /￣｀∨/ ﾘ//〈__ヽ ___r┘,// // ////／￣＼
　　　　 　 ′　　 /　//////∨/////,i　|ｌ{///／
　　　 　 /　　　 /　//////////////{|　|l|///　　　　　　i
.　　　　/　　　 /　人＿///////_ｧ7/∧ |l|/〈　　　　　　 ′
　　 　 ′　　 /／//∨二////／////}∨{//V 　 　 　 /
　　 rく冂しく/i{/////}＿//__///////}l∧|//　　　 　 /
　　 ｀Ｙ´￣/{{ |/////j//=ニ{///////ﾘ//|/__　　　　/
　　　ﾉ//// |/∨/ ／￣// 人//////// /廴厂辷fく
　　 {//// ﾆ=‐-＜/////////｀―／__／///////У

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【リリアーヌ】
　　装備に不備はないか？
　　ライフポーションと魔石の数は十分か？
　　携帯食と水分は？
　　地図は持っているな？
　　ベータ種のデータは？
　　頭に叩き込んでいるか？

　【やる夫】
　　は、はい……。
　　大丈夫です……。



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191： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:18:52 ID:gPqQvzKU0



　　　〜〜intermission〜〜



　　　『題：リリアーヌ様は面倒見のいいお姉様』




.　　　　　　　　　　 　 ＿＿_ _,｡ｃCC℃O｡
　　　　　　　　　ｘ＜　,.｡c≦孑くアヲcノ＾癶
　　　　　　 .　'　 _,rｆ｢ラ＾（￣{＿{__<cく {::} 癸
. 　 　 　 , ′　 %ｆ（⌒ﾚ７´￣ ／　 lΤﾄｖｆ´{心
　 　 　 /　　　ｆﾌァﾟ´ l/ 　 ／/ /　l| | l| |トVＩi{
　　　　; 　 　 ｆi{/ |l　l| 　 /　/ /　 j| l l| l|　ｌV{
　　 　 i |l　 __}/　lｉ　ｌ|　./　/ / /　/│| ｌ|　l |{
　　　　| |l /ﾍ l　 |ｌ　ｌ| /／／メ、/j　l//!|　l ﾘ
　　　 ！l/{ (´}!　|l　 l/r≠ﾃｫ､／ｿィ /　}　ｊ/
　 　 　 八 ヽ.} l　|l 　|! 弋jﾋﾉ｀ヽ　 ｊ/　'77/
　　　　 |ｌ ｌ＼_l l　| 　 |　　　　　　　 ,ｨﾇﾗ'|
.　 　 　 !l | 　ｌﾄ '. ｌ　　l　 　 　 　 　 {　/ ｌ|　　　　　　得意魔術は質量魔術と身体魔術だ
.　 　 　 |l l 　li|　V!　　'　　　　 　 ,ノ,ｲ_ﾄ､‐∧┴　,ｨ　　 　＿　＿
.　　　　 |l |　ｌ |　 V 　∧ ｀　ー　ィﾄ､´└' ｛_ｊ　　〈_|｀ﾏ＿_{こﾄ{こ卞ぅ
　　　 　 !l　／ヽ._ V　 ∧__,.　´, ´ Ｌ）　 ∧　./l　 ,ｨ! 　ヽﾉ　　　　｀寸〕
.　　　　, イ─:::::､::::Ｖ　 ∧lＬ_７ ヽﾌ ＿　ｰ' 〈__| 〈_ﾉ　 （_＞　　 　　 ｢}
　　 ／´￣￣ヽ::::ヽ::Ｖ　 ∧::::i　 　　ヽﾉ　∧　　　　（＞ 　 ∨　　 〔Ｈ〕
　　　　 　 　 　 ＼::::::V 　 ‘,＜） ＜_）　　ｰ'　 　Y＾ヽ 　 （_＞＞ｘ　 ｢}_
　　　 　 　 　 　 ヽ〉::::‘，　 l', l　 　 　 　　r‐　　　￣｀ （＞　|__:::::::＼Ｈ〕
　　　　　　　　　　 V:::::::'　　∠¨） ∠¨）　 j/　　 （＼ 　 ，＜:::::::::::::::::〉〕
　　　 ∧　　 　 　 　V:::::i　　l|ヽヽ 　　「 ）　　（＼ ￣＜:::::::::::::::::::::::; 'Ｈ〕
.　 　 l　‘ 　 　 　 rｕｆ几7l　 ｌ|::::':;/´） ﾚ　 　 　 フ´::::::::::::::::::::::::::／　{」
.　 　 !l　l|∧　r厂ﾚ'"´:∧l　 ｌ|::::´￣:ｌ:＞‐=｢ ）´:::::::::::::::::::::::::::／　　〔Ｈ〕
　　　|ｌ　ｌ| ｒく{レ'´:::::::::::::::∨　|:::::::::ｉ:::ｌ::，＜ﾚ:::::::::::::::::::::::::， ’　　　　7/
　　　|ｌ　ｌ| ￣∨ :::::::::::::::: ∧　|:::::::::{／:::::::::::::::::::::::::::，　’　　 　 　 〔Ｈ〕
　　　!|　ｌ| 　 l|l∨:::::::::::::::::::∧l|:::，:’:::::ヽ:::::::::::::＞ｆ´ﾊ　　　　　　　　7/
.　　│　ｌ| 　 l|ｌ l∨:::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::＞::::i:::|Vl∧　　　 　 　 〔Ｈ〕
.　　 |l 　ｌ| 　 l|l |l ∨::::::::::::／ |:::::::::::::::; ｨ´:ヽ::::::l:::ｌ }|　}　　　　　　 「}
.　　 !l 　ｌ| 　 l|l |l　l∨::::::/ /　!:::::::::／　|::::::::':;:::l:::| ﾘノ　 　 　 　 〔Ｈ〕
　　│ 　ｌ| 　 l|l |l　| ｌ＼/ /　 ,Ｌ:／　　/､::::::::::';:l::ﾊ　　　 　 　 　 ｢}　　　 　＿
　　 |l 　 !| 　 l|l |l　| l ‘ー|　〈:|　|　ﾊ ｛:::::‘:＜::::l:::::ﾄ､　 　 　 　 〔Ｈ〕　 　r｣にﾄ､
　 　|l 　 !|　　l|l |l　| l　 l　ヽ　|　l　|::|│::::::::::::::‘:＜!､＼__　　　〈ﾚ/ 　 ／,ﾚ'´ ＼
　　 |l　　!| 　 l|l |l　| ｌ　 l　/::｀|　l　ｊ::| ｊ:::::::::::::::::::::::::::‘:＜.　　　 r} |　 /／__,∠ヽ i
　　 '.{　 l |　　l|l |l　! |　 ｌ/::::::::ｰ'＾:::::::::‘::＜::::::::::::::::::::::::::::‘:＜__{レ≦￣:::::::::::}二二!
.　 　 ＼乂ヽ._ ＼ヽ＼__/__;::::::-─:::::--＝:::::‘::＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; '　ー ､ﾉ
.　　　　　　 　 　 　 　 / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ‘::＜:::::::::::::::::::::::::::::::／ ,.ｨ⌒ヽ 〕



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192： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:19:06 ID:gPqQvzKU0

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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193： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:19:22 ID:gPqQvzKU0

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ|　　　　　　　　| : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ|　　　　　　　　| : : : : : |
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||≠||≠||≠||　　　 　 　 　 |ｺｺｺｺｺｺｺ ﾚ'|三三　　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ| 　 　 　 |i|i|i|i|i| :_:_:_:_:_|__
||≠||≠||≠||　　　 　 　 　 |ｺｺｺｺｺｺｺ ﾚ'|三三　　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ| 　 　 　 |i|i|i|i|i| :||x||x|xx|＼
||≠||≠||≠||　　　 　 　 　 |ｺｺｺｺｺｺｺ ﾚ'|三三　　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ| 　 　 　 |i|i|i|i|i| :||x||x|xx|-.|
||≠||≠||≠||  　　　　 ＿＿|ｺｺｺｺｺｺｺ ﾚ'|三三 ＝＝＝＝＝　　  ||回回ﾚﾚ|─── |i|i|i|i|i| :||x||x|xx|-.|
||≠||≠||≠||  　 　 　 |TTTTTﾚﾚヘ､--ﾚ'|三三　　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ|j'j'j'j'j'j'j'j| r-､..l :||x||x|xx|-.| ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
||≠ γ´￣￣｀ヽ　　..|TTTTTﾚﾚﾚﾚ|--ﾚ'|三三　　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ|j'j'j'j'j'j'j'j|二二ﾄ :|x||x|xx|-.|-_-_-_-_-_:|:|:|
||≠ f───‐=ﾆﾍ__ |TTTTTﾚﾚﾚﾚ|--ﾚ'|三三　　　　　　　　　　 ||回回ﾚﾚ|j'j'j'j'j'j'j'j|xixixｉﾚ'||x||x|xx|-.|-_-_-_-_-_:|:|:|
||≠ |王王王ﾚlﾚlﾚ|i:ii:|TTTTTﾚﾚﾚﾚ|--|∠∟ﾄx, 　　　　　　　　　 |rzzzzzzzzzzzzj'j'j'|xixixｉﾚ'||x||x|xx|-.|-_-_-_-_-_:|:|:|
||≠ |王王王ﾚlﾚlﾚ|i:ii:|TTTTTﾚﾚﾚﾚ|--|HHﾚﾚﾚ|　　　 　 ＝＝＝ ||HHHHHHHHHj'j'j|丁丁丁丁ヽxx|-,|-_-_-_-_-_:|:|:|
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194： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:19:35 ID:gPqQvzKU0





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　　　　　　　　　　　 ,≦三心 寸ﾐ＼
　　　　　　　　　　 ,≦三三三ﾐ､寸ﾐヽ、
　　　　　　　　　 ,≦三三三三心, 寸ﾐヽ、
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　　　　　　　　｛三三三三Ⅴ:::::::::（●）Ⅵﾐ〉
　　　　　　　　 寸三川ﾐⅤ;::::（__人__）:::::}Ⅳ
　　　　　　　　　 ,仁三ﾆ叭､;:. ｀_⌒´__,/У
　　　　　　　　　,仁三川三|§ﾐ三彡§ﾐ|㍉
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　　　 　 ,仁三三ﾐⅣ ｨ仁三三ﾆjH三三ﾆ叭 Ⅷ〃´ヾ}　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　  ／　 　 　　　　　　　  ／　　　　 |
　　　　,仁r='ゞﾐⅣ ｨ仁三三三ﾆiH三三三入 Ⅳと_,ノ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　　  　 　 　 　 ／　　　　 　 |
　　　　￣ﾉヾ、> ｨ匕三三三三ﾐ凵三三三ﾆ入　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |￣￣￣￣￣￣￣￣ |　 　 　 　 　 |
　 ＝＝＝ ヽ〆ｨ匕三三三三三叺代三三三ﾆ入  ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝  |　 ||||||||||||||||||||||||||||||　 　 　 　 　 |
　　　　　　　ｨ匕三三三三三三叺二代三三三ﾆ入　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 ||||||||||||||||||||||||||||||　 　 　 　 　 |
　　　　　 ｨ匕三三三三三三ﾆ叺二二代三三三ﾆ入　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 ||||||||||||||||||||||||||||||　 　 　 　 　 |
　　　　ｨ匕三三三三三三三j叺二二二代三三三ﾆ入　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 ||||||||||||||||||||||||||||||　 　 　 　 　 |
　　ｨ匕三三三三三三三三j叺二二二二代三三三ﾆ入　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 ||||||||||||||||||||||||||||||　 　 　 　 　 |
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　【やる夫】
　　…………。

　　アビスヘヴン……。



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195： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:20:00 ID:gPqQvzKU0


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　【シュテル】
　　……とても、不思議な場所ですね……。

　　直方体が組み合わさって、階段のように……。
　　人間大から、建物と同じくらいのものも……。



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196： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/14(土) 22:20:30 ID:gPqQvzKU0



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　【ディアーチェ】
　　微かに、青白い光を放っている……。
　　地下なのに、暗くない……。



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//////////// ＿ヽ ///////////////  .　:―: 、  ///////////////////////
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三ﾆ/:/ : / : /:/: : /ｲ: :./l: :ハ : |: : /i: :ﾊ∧: i:｜∧三三三 777777777777777777
ニ,/:/i:.:/ : ｲ: l: : 7'ﾒ|_:/ :|/　 |: :|__,斗イ V V : !ヾ∧三三三 77777777777777777
イ.イ/|: !:/:|:!:/!: ﾊ/ ｉ/`　i!　 .ﾊ/V_　}/　 }: : / !　ヽﾊ三三三  ////////////////
: :ﾚ:/:.|: i!:/|:i!: !,'卞芋テ抃　　 　 イテ芋ｱ:〃: |////  `＜三三 ///////////////
: : /:|:l|: :/ .!: : |.:ﾄ、弋_ソ　　　　　弋_ソ ///: : |777777  ヽ: : : 7777777777777777
: /:/l 1/ 7 |: : :V_ﾊ 　　　　　､　　　　　/ｲ/: : :.l 77777777 ∨: 7777777777777777
/:/ .Ⅵ //.|: : :lヽ.∧　　 　 　 　 , 　 　 / i: : : :.i///////// V:////////////////
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77  ／三ﾆ.|;;;;;;;;;!＞..´::::￣￣￣￣ V三三!;;;;;;;;;|三才７､ 77777777777777777777
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  ／ 　 ､／,i!ﾆi:ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ{ﾆﾆ`ヽ　　　 ＼ ////////////////

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　すごーい！
　　この階段が地の底まで続いているの？



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