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【R18】やる夫とマテリアルズの世紀末生活6

1： ◆yqZVCUfKKE：2015/11/08(日) 17:19:32 ID:JEsmnO8s0




　 　　　　　　　　【R18】やる夫とマテリアルズの世紀末生活




　　　　　　　　　 　 　 　 　 -　　‐　　-　.
　　　 　 　 _,－､_　 ／ : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　　__
　 　 　 　 (__ヽﾉ__)､-,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ´: : :＼
　 　 　 　 ゝ_ '、ﾉ）'､ぅ : : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : : : : : ヽ
　　 　 　 （__><_）ゝ'-'. : : : : : ／: : : :.:|i:ヽ. : : :＼ : : : ヽ: :ｌ
　　　　 　 ゝ人ノ| !.i､. : : : : /: /: : : : :ﾘ: :l : : : : : ヽ : : : V
　　 　 　 　 </L|_!_l､> : :///:/.:!:.!: :./. : :ﾄ、! : : : ハ: : : :
　　 　 　 　 ｉ||.: :/..:!: : : //7 7 ナj: /: : :.ﾒ._.:ｌ: : :.l : :.i: : :.:|
　　　　　　　<>/|.: i: : : i/芹テ〒ｘ/: :／〒 ミx: :ﾘ: :.}:!: :.:|　　　　　　　『題：希(こいねがわ)くは』
　　　　　　　| :∧:..jK 从　jL iJ!　j／　　jヒｿ j:/: : :从: :ﾘ
.　　　　　　 从i 八.:Y:Y⌒　.:.:.:.:　　　 .　.:.:.:.ｲ:ｲ: :.／　 j/
　　　　　　/ﾉ : ヽ |.:{:.:ﾄj、　　 　 　 　 　 　 从!イ
　　　　　／ｲ :／: |...:∧∧　、　 　 ー　 　ｲ: : |:ﾘ
.　　　　　　 |/､ｉ :.!: /: ∨∧.:＞　 . .　イ: : l: : ﾘ
　　　 　 　 　 八:|从ﾚ' -ｫ＜: j ヽ　__　{ﾙj:ｉ: :ﾘ
　　　　　　　,　‐　 ＜ヽ_{ﾉ |　ゝ､_) ､_{__,ゝ厶'、
　　　　　　　　　　　 '.　〉　 ﾄ、 ／ '´ ｀､｀、 　 :
　　　 　 　 !　　　　　 y　　 ! ﾞﾍ　　　　 } ﾍ　　l
　　　 　 　 !　　　　 / ﾄ ､_八　 ヽー‐=廴> !　　 ､...,
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　　　　　　 |　 　 　 |ノ　　 廴「￣｀　 　∧　|　!,-=ﾐ| /∧
　　　　 　 `lヘヘ,､/|'　　　 艾|　　　　〈//> !＾| /V´|{/ツ、 ,、　 ,，
　　　 　 　 ,rr､　tっ|　　　　廴! /| r━┴､「｀ヾ{　　∠_｡　Y/ヽ'７ﾂ　／|
　　 ＿　　(ｨt_ヽ　　|　　　　艾| V| > 'ﾟ　)く　　　｡　　,ｲ∨l'_{_｡ ﾉ ﾄ</ツ
　　 |///￣l| l|　、　!　＿_ト､ﾍ|　/｀)ー'｡ __フゝ⌒ヽ〈　　　∠┴､l　く_　　　,ｲ
　　 |/////ﾞ|　　 ＼|￣￣∨}_(∨　ク'⌒)_ト､{ ∧ ノr━ﾐ'ﾟ 　＞ﾟ ﾉ　　｀)　/ﾂ
　　 ∨////|　　￣, =- ､ノ/(　　'ﾟ r`)_ﾟノ、　 ´　 フ　 ｡　ヽ'フ⌒`⌒)　V//
　　　∨///ﾍ　 ／　　 　 ｀''ｰ＜ノ ﾟ_r'∠＿　ﾟ, -┴━‐-､ノ(　　　　 ）Y//＿_,
　　　　V///,ヽ､_、　　 ト､　 |///7｀`￣>‐j_ﾌ　　　　　　　V〉　　0　)〈⌒j￣
　　　　 `<//／　￣　‐弋>=//厂　　　　　〈　　　 O 　　　}{　　　　) ｡　）
　 　 　 　 >′　　　　　 {'/ У}　　　O　　 <　　　　　　　 ﾉ,ゝ―‐＜　 /
　　　　／　　　　　　　　 ′〉/∧　　　　　　 >、　　　　／ﾉ　　　　　｀ヾ
　　 ／　　　　　 　 　 　 　 |//ツ/{,､ﾉ ､__ヽ'´＿＞＝彡　厂　 0 　　ノ
　／　　　　　　　　　　　　　￣　⌒弋´　　o　　 〉　 ｡　　八　　　　 r'

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　　　●このスレは色々な作品を参考にしたオリジナルのファンタジー作品になります。
　　　●ヒロインはなのはシリーズのマテリアルズです。
　　　●不慣れな所がありますが、よろしくお願いします。
5398： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:40:12 ID:gzJF..e20






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　　 　 ￣￣￣7 : : /: ＿_i: :!　|: ｉ:l＿_:l:|_: : : ＼)　ヽ.¨´＞.､
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　　　　　 　 /,ｲ: /i: 木卞抃　ﾘ ,才不干了: :N:i: ﾄー―┬―‐`
　　　　 　 ./　 !: : |:/!　 i::i!:| 　 　 !::i!::c　 |: /:./ ;' : : : : :.!
　　　　　 　 　 |: :/Ⅵ　 ﾋ以　 　 .以ツ　 ,|/: : iヽ : : : : :.!
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　　　　　 　 　 |′!V＞　　　ｒ　ァ　　_　ｨ' : : :/ |: : : : : : |
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　　　　　　　　 　 {r‐‐-ミ｝ ／ﾟ^ﾟ^ﾟ^Y´ /. ./　ヽ | : : : : : |
　　 　 　 　 　 　 八 　 〕 八　　　　 }､/;;;;/ ｰ=く| : : : : : |
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　　 　 　 　 　 　 　 　 |. {ノ{　　　 /{: |. {: /⌒ヽ/　 　 / ／
　 　 　 　 　 　 r──{ヾ{　 　 r─┐ヽ.{´ヽ__ ノ　 　 /´:|
　 　 　 　 　 　 !::::／::(　　　　廴 _ﾉ 　 )::＜ ＿ __. .个: :|
　　　　　 　 　 「:::::::/::::ゝ _　 　 　 　 _ﾉ:::::::::::::::::};;;;;;;;;;;;;;;|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【レヴィ】
　　はいっ。
　　……えへへっ、幸せー♥





　 　　　 　 　.　- ─ -　 .
　　　　　 _／　　　　　　　＼
　　　　 i´　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　 l　i　ヽヽヽヽ ヽ_ ヽ 　　',
　　　　 |　ﾄ、_i ｌ　iｌ i　iﾊヽヽ　　i
　　　　 |　il´ >=　ﾘﾉｲｆY》　ｌヽ　|
　　　　 |　ｌﾄ.《ｌrj}　.　 ´,,~|　|ノ　i　　　　　経緯は全部聴いてるわ
　　　　 |　iｌハ""　-　　　|　|〜へ　　　　　有珠がおおよその記録を残してくれてたし
　　　　 |　li　 i｀` ‐--r' 7ｌ　|　/　 ヽ
　　　　 |　il　 lr‐‐'「｀7//　 ! /　　　i
　　　　 |　lｌ　/ 〉　{-〈 / 　/ { 　 　　l
　　　　 Ｎハi / 　 i　 V　/ 　 ヽ 　 　!
.　　　　　 〉// 　 /　　i　　　　　}　　 ',
　　　　　// ﾊ　 んへ_l　　　　 ,' 　 　 ',
　 　 　　ﾚ / ハ 　 　i!　　　　/　　　 　}
　　　 　 　　　　〉　　ll　　　 /　　　. ／
.　　　　　　　　/　　 .l!　　　{--‐‐ ´
　　　　　　　 /　　　 l!　　　ヽ
.　　　　　　 /　　　　l!　　　　 ヽ
　　　　　　〈　　　　 l!　　　　　　〉
　　　　　　/＼　　 /＼　　　 ／ヽ
　　　　　　i　　＼/　　 ＼.／　　 ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　これから、もっともっと幸せになるわよ♪

　　そうね、まずはその手始めとして、やる夫に『あーん』ってしてあげたらいいわ♥

　【レヴィ】
　　はいっ♥





　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　　　　 ― 　　‐
　　　　　　／ 　 　　　　 （ ●）　　）
　　　　　　|　　　　  ///　　  （__ﾉ､_）
　　　　　　＼　 　　 　　　　 　｀_⌒
　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　えと……、母さんと父さんが見てる前で……？　それはちょっと流石に恥ずかしいなあと思う次第で……。

　【イリヤ】
　　あら、その口ぶりだと、私たちがいない間は普通にこういうことをしてたのかしら？

　【やる夫】
　　の、のーこめんと……。



.

5399： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:40:35 ID:gzJF..e20

















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾヽヽ　　ﾁｭﾝ
　　　　　　　　○　　○　　○　　○　　○　　○　　○　　○　　○　　　(,, ・∀・） 　ﾁｭﾝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ミ＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″″

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マテ娘が順番にあーん中…










ｒ'｀ｖ´｀i
! 　 ／
|／　　　　　 　 　 　 ＿
　 　 　 　 　 　 　 ／　　｀i　 ＿
　　　　　　　　　  !　　　　 '´　　｀i
.　　　　　　 　 　 ﾍ　　　　 　 　 l
　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　, -― ´
　　　 　 　 　 　 　 　 '´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , - 、
　　　＜あーん、です♥　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /⌒V´　 　 l
　　　＜んむ…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　 从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ、 　 ／　　はい、もう一口♥＞
　 　 　 　 　 _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ/
　　　　　 , '´　）
　　　､__ノ 　 .'⌒)
　　　 ｀ ｰ--‐ '´






.

5400： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:40:51 ID:gzJF..e20







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.. -- '´￣´ ヽ- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / ／　　 　 ヽ　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / ,　! {i　|! |Y{ |',　 ',　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 / /i从 |{　|lｲ从iﾊ 　 !　 '，
　　　　　　　 _,,,...,,_　＿＞　´￣　　￣｀`丶　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　{ |ｨ=ﾐ Ⅵ ｨ＝ﾐ |　 |　　 ,
　　　　　 ／　　　／／　　　/　　　　　　　 `'ｬs｡　　　　　　　　　　　　{　 从!　　 ' 　 　 }ｲ　 j!　､ ヽ　　ただいまです
　　　　　/　　　 /:::/　　　／|　　　　　　|　　 ∨ﾍ'´￣｀ヽ　　　　　　　 |　 { 人　 ﾏ ｱ 　 ｨ|　∧　　｀＼
　　　　　　　　　{::::{　　／⌒弋　 |　 | ,ハ､　　∨ﾊ　　　　'.　　　 　 　 |　ﾊ /_≧_､__...イ/j! /　 ＼　　 ＼
　　　　 | 　 　 八:::{　/,ｨぅうr｡ ＼j／j/_￣^ヽ　 }::::}　　　　　　　　　　  |　! Y　{!＿}--{￣/ｲ､＿＿｀ヽ､ 　 ヽ
　　　　 |　　　,:　 ｀{ {　 乂ツ　　　　ｨf_)ハ､　〉 j::::ﾊ　　　　 |　　　　　r|　|二// __ 　/　/　 ｀ー-､/ﾊ }｀ヽ､　＼
　　　　 |　　　|　　ハ､　　　　　　　　 ゞﾟ' 　 / ムｲ |　 　 　 |　　　　　Ⅵﾘ / / /:{＿{==={　　　　 }//l | | ＼ ｀　＼
　　　　 |　　　|　　乂ﾍ　　　　　 '　　　　　ノイ　| |ﾘ　　　　 |　　　　　 }/ / /ィ: :{- /　　　､　　　///{_{　ヽ　ヽ
　　　　 |　　　|　　 |　　　　　　 `’　　 　 ﾑｲ 　 | /　　　　 :|　　　　　// {__{,. 人___!ノ!＿__ }!　　ヽ//＼　}　　 }
　　　　 |　　　|　　 |　　 ＼　　　　　　　イ 　 　 |′　 　 　 |　　　  ／　 　 T　　　　ヽ､＿__}{　　　 ＼//＼　　|
　　　　 |　　　|　　,　　　_,个s｡　,.｡o≦　　 　 　.l 　 　　 　 |　　 ／　 　 　 ﾉ 　　 ＿＿|　 l　∨　　 　 ＼//＼ ｀ヽ､
　　　　 |　　　|　 /　　　|ﾆﾆ=x　 ,-=彳　　　　　|　　　　　 | ／　　　　,ｨ/{　 ,　//ｨ --ミ} !　 ∨　　　　　＼//＼､_｀ヽ
　　　　 |　　　|_ム斗┐ﾉﾆﾆﾆﾆYﾆﾆﾆL　__　 　 |　　 　 　 |  　　　　　,{/! |､＿// ／￣:Y ヽ　 ∨　 　 　 　 ＼////｀ヽ､
　　　　 |　 ／　　　＼＼≧===}i{==≦ﾆ／＞rー=ﾐ　　 　 | 　　 　 　 / }: /介 {=={:.:.:.:.:.:.{ 　 , 　i∨　　　　 ／////ィ- 'つ
　　　　 ﾚ'´　 　 　 　 ＼＼ニﾆ}i{ニﾆ／／　 ＼: :..:＼　　 |　　　 　 /イ /:.:.l.:.:|　 ∨:.:.:.:.:ﾊ　|　 {! ＼　 　 ///／´,ア ーつ
　　　 , '　　　　　　　　　＼＼ﾆ}i{ﾆ／／　 　 　 ＼: : :ヽ　.|　 　　／__,／:.:.:.i:.:.:!　　 ＼:.:.:.:.ト ､_ |　 | ＼ ////!＞--- ､ヽァ
　　 ,　　　　　　 |:.　　 ∠ﾆ＞┴＜∠＿＿＿　　 「「〉‐ Ⅵ ー／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:L＿＿ ｀￣´　　｀ヽ､! 　 ＼//{/////,イゝ'
　／　　　　　　 |:.　／ |　|{　　　　 ｀ヽ　　　／　　 }i}　　 ∨　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.{:.:.:.:.:.:.:.::.:.＼　　　　　　 ＼　　＼≧=- ´
イ=＝=ミ､　　　レｲ{　 V∧ー　　　〉 〉〉〉／　　 　 }i}:.　　 ∨
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∨i:i:i:ｿ⌒／　　V　 V　　∨　小　ｰイji}{　　　　: : ji}: : :,.ィ㌻
　`Y　 ／　　　　∨　∨／　/ |ハ　　{ｉ{{　　　　: : jiﾘ_,ｨ㌻
　　|　　　　　　　　＞＜　　/　|　i　　{i{{　　　　,,ィi{'^|⌒|
　　|　　　　　　 ／}ﾆ>､ ヽ　　　　i　　{从｡o≠'ﾌﾉjﾘ .|　│
　 人　 ＿　 イ⌒Yニム ‘， 　 　 ／_{i{乂__彡' //　|　 :|　　　　ガチャ
　　　　|　　//　　ﾑﾆニム ‘，　 / /ﾆ弋ﾆＴ´ ,ｨｼ 　 |　 :|
　　　　|　 //　 ./ニニニム　'､ / /ニニ乂_彡' 　　　〉　:|
　　　　|　{/　　/ニニニニム ∨/ニニニﾆﾆム　　　〈 　:|
　　　　|　f⌒７ニニニニニﾆム/ニニニニﾆﾆム　　　}　 |

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ルリ】
　　ただいま。やっとこっちの会議が終わったよ、くたくた……。夕方にはあっちの方にも行かないと……。

　　おや……、いや、何も言うまい……。
　　邪魔をしたね。



.

5401： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:41:24 ID:gzJF..e20









　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 　｀　､
　　　　　　　　　 　 ,　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　 　，　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　 　＿
　　　　　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　 　 　 　 '，　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧ヽ/　Y´　　｀⌒ーヽ__
　　　 　 　 　 　 ,′　　　　　　　　　　　　 　 　 }　　　　　　　　　 　 __＿　√ﾍ:.∨ |　 　 〃　/　 　｀Ｌ
　　 　 　 　 　 ノ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 　 　 _イ´ :. :. :.＿ :｀＞:. 〉-‐＝＝=‐-　／　 ∧｀ヽ
　　　　　　　　{　 ///　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　 ￣￣, .イ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : ＼　　　〉:. ::.
　　　　　　　 　｀ ､　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　 　 ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ　 厶:. :.'.,
　　　　　　　 　 　 ≧=-　　　　＿＿　　イ　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ:. :.／:.〃:. :. :. :./:. :. :. :. :. :. :. :.∧:. :∧「:. :. :. ',
　　　　　　 　 　 　 　 /＿＿＿＿＿ 　 ﾉ'，　　　　　　　　 　 /:. :. /:. :./:. :. !:. :. :i:. :. :|:. :. :. ::. :. :. ∧:. :.:∨:. :. :. !
　　　　　　　　　　　 /＼　　　　　　　　　　'，　　　　　　　　 /:.:／:. :. :.!:. :.:十┬:{:. :. :.i:. :',:. ￣',￣:. :}:. :. :Ｙ:. :. :.|
　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　 　 '，　　　　　　　 ,': ｲ　i:. :. :{:. :.:.:.|:.;∨:!:. :. :ﾄ:、Ｖ:. :. ',:. :. :|:. :. :.|:. :.:.:.|
　　　　　　　　　　/　　 　}　　　　 　 　 　 　 }　　　　　　 　 !'　 　!:. :.:.|:.:.ｉ:. :Ⅳ:ﾍ:Ⅳ:. :',　ヾ＼:.:从::. ,!:. : 7:. :. :.{
　　　　　　 　 　 /　　　　,　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　 　 Ⅳ:. :!:. i:. :.ｚｚｚｚｚヾ、ﾍ ｚｚｚｚｚｚ:. /:. :.:/:. :. :. !
　 　 　 　 　 　 ,　　　 　/ 　 　 　 　 　 　 　 }　　　　　　　 　 　 　 ',:. :ﾄ:. !ヾ! {:::::::|　　｀`　{::::::::7 Ｙ:. :. / ):. :. :.!
　　　　　　　　/　　　　/　　　　　　　　 　 　 }　　　　　　　　　　　　 ヾ{＼:. :{　Vｚﾘ　 　 　 ｖｚノ _」＼/ノ:. :. 从
　 　 　 　 　 /　　　　/ 　 　 　 　 　 　 　 　 }　　　　　　 　 　 　 　 　 　 iヽ:.ゞ ///　　　　 ///  て　/＞ァ｀ヽ!

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　お、おかえり……///

　　帰らないで、寛いでって。お願いだから……。








　|　 |　 |　　　/ｲi:i:i:彡　　　／/　/ 　　　＼　　　 ＼〉　'.　 ,
　|　 |　 |　　　|＞''"　　___∠_/　//　　　　　'.　　　　∨　l:　′
　|　 |　 |　　　|'⌒ヽ＞'"＿__厂7ｧ-　　　|　|从　　　　}　 l　 |
| :l　 |　 |　　　|ξ {{　　 V__)心ヾ乂　　 ﾉﾌ7＜} 　 |　|　 :l　 |
|:│ :|　,:　　　:|､　 {ｌ　　 乂:ツ　　　＼( ,ｨ斧ミx　 ノ,ノ 　 l　 |
i　|　l /　　　　}＼　ゞ=-　　　 　 　　 　 {:ツ 〃)ｲ／　 　 l　 |　　　　世紀末の大英雄になっても
|　|　/　　　　 l　 Ｙ　:.　　　　　　　　 ,　 ｀`　小 |　　　　 :l　 |　　　　そういうところは変わらないのう
|　| /　　　　 /　　}　 :.､　　　　　 ､__　　　 ,ｲ |　|　　　 　 |　:|
|　l/　　　　 /　__/＿　 ゝ　　　　　　　, 　ﾞ　| |　|　　　 　 |　:|
| /　　　　 /　/三三三≧ミs｡..,,_｡o≦ 　 　 | |　|　　　 　 |　:|
/　　　,.-＜⌒'弌三三三三ﾑ /ﾊ　　　　　 .| |　|　　　 　 |　:|
　,　　´　　 ｀`丶､`'マ三三三{ﾆﾘ　 　 　 　 | |　|　　　 　 |　:|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ルリ】
　　ふむ、やる君にお願いされたら断れないね。それじゃあ、お言葉に甘えて。

　　こんにちは、イリヤさん、シロウおじさん。お邪魔します。



.

5402： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:41:50 ID:gzJF..e20






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 -―‐‐-　.
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 r‐´　　　　　　　　 ｀ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 　　　　　　　 　ヽハ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,'　　 トヘ 　､ヽ　 ヽ.　　ｉ　i
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｉ　　! | 　 | ｊ !i l| l. ｉ│ｉ　ｌ　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　├|‐- | 川 l| l-l‐l┤ |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　| j,ｨ=ﾐﾍ从ﾘﾉり人|　|　|　　☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　|《.ｉr'ii!ｌ　　　r==ミ|　|　|　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　Niゞｰ' 　, 　　 　 ｉ|　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　　lj人"" ー一 　 ﾉｌ|　|　|
　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　／| 　 l::::/:.ヽ ＿　 イ:::｀|　|　|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::| 　 |:::|l:::::::V//.::::||::::::|　ﾄ､l
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,':::::::::| 　 |:::||:::::::::Ｖ.:::::::|l::::::|　|:::〉
　　　　　　　　　 　 　 　 i:::::::::::| 　 |:::||:::::／∧:::〃:::::|　!/'|　　　　　　　　　　　　　　　　　いらっしゃい＞(士)
　　　　　　　　　 　　　　 !::::::::ハ　 |:::|l／〉/ 〈:V::::::::::|　|　|
　　　　　　　　　 　 　 　 |:::::,'.:::∧ .|::::::::/,' 　,ﾊ:::::::::::;| /　i|
　　　　　　　　　 　 　 　 |::::::: /::,.ﾍｊ::::::んﾍ ＿｣:::::::/ !′i i!
　　　　　　　　　 　 　 　 |::::::/::〈:::::::::::::::::{{:::::::::::::::,ﾉ /　 ﾊj
　　　　　　 　 　 　　　 　|:::.ハ:::.｀ー==ニ》ﾆ=- く　/ //
　　　　　　　　　　　　　　∨ ハ:::::::::::::::::ハ:::::::::::/ヽ.//
　　　　　　　　　　　 　 　/ /　∧:::::::::::/　∧:::::/　　＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　/. ,'　/:ハ:::::::/　/.:∧/ 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　 /.::　 /.:'　∧;/　,.'.::' 　 　 　 ＼::..　＼
.　　　　　　　　　　　 /.::.　 '.:::　/ 　 　 .::::　　　 　　　 ヽ::..　 ＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　こんにちは、ルリちゃん。我が家だと思って、遠慮なくゆっくりしてってね。

　　ユーリちゃんもお帰りなさい。やる夫にあーんしてね。






　　　　　　　　　 　 　 ∠升＞- '´ ￣　｀　 .
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　 ⌒ヽ　 ヽ.　 Y⌒Y i
　　　　Yヽ　　　 i.!　 i {　　　 ヽ　＼_ ヽ　　 ｌ　　i　　|　　　|　　しゅぱっ
　 　 　 |　 ＼　 从.!ハj｀ヽ!　　i Ｘ´ ＼l!　　.| 　 |　 ﾉ　　　.
　　 　 人　　 X ヌ人　心人　 }ィﾃk.　 }　　 !　/{／　_フ ∧
　　 　 ＼　／／/　 ／匕! )ル' 匕ﾘ ! ﾉ　　 | /　＼　 ／ /.〉　　　　私はルリさんの護衛と、
　　　　　 Y　/ / ／　 !""　　　 """ﾉｲﾊ　　|' ＼　 ｀￣￣/　　　　思念類代表の一人として異種間会議に出席してました！
.　　　　　 |　i　{ i{ .／入　　 r 、　 　 rイ 　 |　　 ￣￣ ／
　　　　 　 ＼ヽ!八{　〈　 〕ト　ｰ'__ 　ィ| j　　 !　　　　／＼
　　　　　　　 ∨ .∧　 〉〈〈　 /. _}{__ L!ﾉ 　 ﾘ　　 ／( __ 　 ￣ ｀ヽ
　　　　　　　　ｌ /　 } /＼＼ i. ｀〕〔´ 〈〈 　./＼___{　.　　 ｀ヽ　　　i
　　　　　　　　|.! 　 　 　 }Ｘ〉l! ｀〕〔´　〉〉　　　 　 ∨　　　　i　　 ﾉ
.　　　　　　　 从　 　 __ノ./| 从 ｀大_〈〈　　　　　 /　　}　　 !　 (
　　　　　　　　　 　 乂_ /.l | __∧/　　＼ _}}_＿／i　　ﾉ 　 ﾉ　　 )
　　　　　　　　　　　　 // レ'⌒ 入　　　 　 　 　 ﾉ⌒i　　(　　イ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ユーリ】
　　よく分かりませんが分かりました！

　　全霊であーんします！　精霊だけに！！！

　【やる夫】
　　…………。



.

5403： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:42:23 ID:gzJF..e20










　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　 ─　　 ― ヽ
　　　　　　／ 　 　（ ●） 　（ ●）'
　　　　　　|　 　 　 　 （__人__） 　　|
　　　　　　＼　 　　 　 ｀ ⌒´ 　,／　　　　話し合い、どんな感じ？
　　　　　　／　　　　　　ー‐　　 ヽ
　　　　　/　　　　　 ／＾ｰ r￣￣￣i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'´￣｀ヽ､＿,,.......,,__
　　　　　|　　 i　　 /　　 　ﾉ、＿__ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　,ィﾁ＞ ´　　　　｀丶､
　　　　　|　　 l　／　　r‐´　　 ￣ |　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　_/／　　　　　　　　　　 ＞-＞-‐…‐ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,　　／´　　 ／　　 ヽ　　　　　/i:i:ｱ￣ヽ　　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｰ=彡'　 /　/　　　　　 ﾟ｡　　　 {i:i:i:|　　　 ::.　　　′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　/　　厂/ヽ/　　/　 ｌ ﾄ､　　 Vi:i:{　　 　 }　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 八:{ﾊ　ﾊ f斧x　　7￣ﾌ7ヽ＼　 ヾi:ﾑ　 　 ,′　　 |
　　　　 　 　 　 居住可能な惑星までの光路は拓いたけれど、　　 /　V　乂 小fツ､ / ィf斧㍉｡ //⌒Ⅳ}ヽ　/　　　　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 どうしても移民宇宙船が必要だね　　 /　 {　　　Ⅵ　ﾉ　＼　乂ツノノ/　 / /　 ∨
　　　  各機関が連携して予算とタイムスケジュールを協議中　  /　　|　　　　 ＼ ｰ　　　　　　ィ__／ /　　 :ｌ　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 从　　　　,．'ゝ...　 -=≦=彡ﾆ{≧=-ァノ　　　　/
　　　　下層区の人たちへの説明と、選定方法も重大な課題　 |　 /　ﾊ　　／　　〈i:i:ﾊﾉﾉ三三三＞　´／　　　　 八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　/　/ ヽ　　／　　Yﾆ〃三三ア　　／　　　　　/ 　 ヽ
　　　　　  さらに科学文明の復興に向けて、ラジオやテレビ、　 ∨　　／　／　　__ Ⅳ〃==彡ｲ　／　　　　　　/ 　 　　 ,
　　　　　　　  電話やPC等の各種情報機器を順次解禁　 　　　　 ヽ／　,　　 ／____ﾚィ´　＿　 ／　　　　　　　/　　　　　′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 〈　　/　　/／---ソ　/　 ／　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　  天敵種との和平交渉とベータ種の殲滅作戦　　　  ‘，/　／{　　　￣ﾉ　＼/　　　　　　　　／　　 　 　 　 .|
　　　　　　　　　　  もあるし、首脳陣はかなり煮詰まってるよ　　　　У　 }　＼＿__ノ'´}　/　　　　　　　 ／　＿＿＿＿　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　 |＼　　　　／| /　　　　　　 ／,ｨ㌻￣￣￣￣｀ヾｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ ｌ　 ゝ‐‐‐' 　 ｌ/　　　　　 ／ィ㌻



.

5404： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:42:56 ID:gzJF..e20






../　,′　 ,:　　 :i　　 ﾉi:i:i:i:}　　　　　　　　　＼　　ヽ
..i　,'　　　;　　　i　　 }i:i:i:i:ﾘ　 / /　　　　　　　￣｀ヽ',
..i　; 　 　 ;　 　 i　　/i:i:ア ,.イノﾊ　　　＼　　　　　　`､
..i　; 　 　 ;　 　 i　 /'´-‐ナ十‐-|､　　 ﾟ｡ ヽ　　ヽ　ヽ ﾟ。
..i　; 　 　 ;　 　 i　/／ﾏf仡ﾃﾈx从　　　A-ミ　　l :.　ﾄ､}
..i　; 　 　 ;　 　 i /{{　　乂zツ　　 ヽ 　ィ斧xﾊ　 }　| l
..Ⅳ　　　,:　　　i/ ゞ=-　｀¨¨　　　 从/じﾂﾉ/ﾉノヽﾉﾉ
..i′　　 ,:　　　/-､　　　　　　　　　　､　　 ,'　 /　　}
..i　　　 ,:　　　,'ヾｿ　　　　　　　　　　´　　/　/　　 ﾘ　　　奏ちゃんも残念がってたよ？
.i　　　 ,:　　　,'　.}　　　　　　　　　´¨　 ィ´　/　　 ,′
.i　　　,:　　　,' r＝=ミ　 ヘ､　　　　.イ ./　 /　　 /
i　　　,:　　　,' .l二二二≧=zz｀..壬　Ⅳ　 /
|　　 ,:　　 ./__ﾉニニニ( |＞ニ}〃∠　 ／　 ／
　　 ,:　　/￣￣｀==ミニニニﾆ}lﾄ､ヾ￣＼-'"
　　,:　／　　　　　　｀ヽ｀ヾ､ニﾆ}lﾆﾑ ＼:::ヽ
　　; /　　　　　　　　　 :.　　ゞ=ﾆ}lニ}　 `ー'､
　　:,′　　　　　　　　　 ﾞ:､　　 ￣Ⅵ{　__r､　㍉
',　.,′　　 　 　 　 　 　　　:.　　　　ヾﾑヽ　ヽ　㍉
..∨　　　　　　　　　　　　　 :.　　　　 ヾ) `ヽ(　　}ﾊ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ルリ】
　　やる君、いいタイミングで抜けられたね。
　　陛下がいくらやる君にだだ甘でも、それだけは認められないと思ってたよ。





　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　／　　 　 　＼
　　　 ／　　─　　　─＼
　　／ 　　 （一） 　（一） ＼
　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　　/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　できない子もいるし、時々遊びに行こうとは思ってます
　　(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
　　.＼　“　　／＿＿|　 |
　　　　＼ ／＿＿＿ ／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　うん……。

　　(きっと、陛下はロストエデンの遺産のことも……。
　　……もしかしたら、聖女の記憶がサルベージされていなかったら……。)



.

5405： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:43:29 ID:gzJF..e20






　　　　　　　　　　　　　　　. -- ､.　‐‐‐　.
　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　丶.
　　　　　 　 　　　 　 . '　　　　　　　　　　　　＼
　 　 　 　 　 　　　 /　　 / Y7　　　　　　　ヽ 　 ヽ
　　　　　　　　　　 l　　 /~~｀| i　l　　　　　　 l　　 i
　　　　　　　　　　 l　　i.｀ 　 | l 十　メ、　!　 i　　 l
　　　　　　　　　　,' 　 ﾘ化i　ﾚﾚテミ、∧/ 　 !　　l.
　 　 　 　 　　　 /　　/ trj　　　.7ハ/　/　 .,'　　,'
　　　　　　　　 /　　∧""　　　 /必.ﾊ /　 /　　 i　　　　　　戸籍上の年齢で、だけどね
　 　 　 　 　　/　　/ /＼ 「_ﾌ "`='　, '　 /ﾉ　　 l
　　　　　　 , ' 　 , ' ./　 /` ー‐r‐／　 , '　 /　　l
　　　　　／　 ／　/　 /　 /⌒レ'　 ／ 　 /　　 i
　　　　/　　/　　/　 / ／ ト､/　 , '__X.　/　　　 i
　　　 ,'　　,'　　/　「￣／/| /　 /　 (_) ＼ 　 　　'.
　　　 !　　l 　 ,'　く ／　/.ﾙl　　|　　　(_) >ヽ　　　ヽ
　　　 ヽ. ハ ノ　 く　　/　 |.ﾄ、 j 　 　　/　　i　　　　',
　　　　　　　|　ll 　 ヽ/´｀V.ﾊ　　　　 V　　　|　 i　 l　i
　　　　　　　|　ll　　 ﾘ ∧　Vﾊ　　　　 ',　 　 |　 !　.l　|
　　　　　　　Ｎルﾊｲ　　∧　Vﾊ. 　 　　',. 　　| /　/ .ﾘ
　　　 　　 　 　 　　ﾘレ'　∧　l ﾊ　　　 ハ 　 |　ｲイ
　　　　　　　　　　　　 レ' ノ　| l |　 ／　ハ 　|'´
　　　　　　　　　　　　／「 　 /// 　 _／ 　 ＼j
　　 　 　 　 　　　 ／　/|　 ///i　　　　　　　 >、
　　　　　　　　 ／　　/　レ'/ﾚ　!　　　　　 ／／、
　　　 　 　　／　　 , '　/　/　L└── __ .イ　　 ヽ
　　rr‐‐‐ ' 　 　 , ' 　 /　/ 　 　 ￣￣! 　　 i　　　 i
　　{|　　　　　／　　, '　/　　　　 　　,' 　 　 } 　 　 |
　　{|　__ __／　　／ .／　　　　　 　/　 　　,' 　 　 ﾘ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　えっと、シュテルちゃんたちとの結婚式は、みんなが15歳になってから一斉に挙げるとして……、
　　ルリちゃんはいつやる夫と結婚するの？

　　二人の子どもも早く見たいなー。

　【やる夫】
　　ぶっ。



.

5406： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:44:02 ID:gzJF..e20





　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　その件につきましては、非常に複雑で、微妙な事情がありまして……。





　 　 　 　 　 ,:′　:.　　.:　､ 　 } 　 l: .　:. 　　＼　 :.　　 ヽ,
　　　　　　 /　　　|ﾐｖｨi1:. |:. 　|: .　|: . 　 、　　 丶　 :、　 :,
.　　　　 　 ' ,　 　 「＾⌒ﾍ; l: . ｜:. ｜:. 　 |: . 　 　 ｌ　 :ｌ 　 i:
.　 　 　 　 | i　　　|　　　 Ⅵ: . ﾄ : . |: . 　 ﾄ: .　､　 |　 :| 　 |i
.　 　 　 　 | |　　 _l＿___ ！ﾄ:. ｛ ＼{＼: ._|__;＿l__.:|　 :| 　 |i
.　 　 　 　 | | 　 . :|　 _＿｀Yへ ＼　>く＼{__＼:|:. :|　: |　　i|
.　 　 　 　 | | 　 . :|,.ｨｆ芋ミｘ 　 ＼{　 ,ィif芋ミｘ}!:./ : : |　　:|
.　 　 　 　 | |　ｰ弌/ {ﾊ:::::ｒ}`　 　 　 ´ {ﾊ::::r} }≧=': : |　　:|
.　 　 　 　 | | 　 . :|　､V瓜ﾘ　　　 　 　 V瓜ﾘ　　|ﾊ: :｜　 :|
.　 　 　 　 | | 　 . :|ｉ　　　　　　　,　　　　　　　　 川: : |:　　|
.　 　 　 　 | l 　 : :圦　　　 　 　 　 　 , 　 　 　 厶}j: : |:　　|
.　 　 　 　 |｜. :　:|{ :＼ 　 　 ｀＾ ￣　　　　　,.:′|′ :|: 　 |
　　　　　　l .:' :.　 :l{: : |.:丶　 　 　 ∩∩∩イ.:.:.:.:.|:　 .:|:.　｜
　　 　 　 ｜｜:　 :l{: : |.: .:_:＞ ． _ l:∪∪:!x|.:.:.:.:/.:　 ｜　 |i　　　　　　　　　　　　　うちの息子がモテモテで自慢(親バカ)＞(士)
　 　 　 　 |　:|: 　 :|{: :｛／:::`ト:..__　|:i:i:i:i:i:i|::::＼/.:.　　.:| 　 |i
.　　　　　 |　.:l: 　 :|{ィｆ:::::::::::::／/Ｙ:＼i:i／:::::::::′　　.; | : :八
　　　　　/⌒＾Y:　 |八!::::::::::/ /⌒＾_´[l]::_:::::::/　　.:;〃厂′＾＼
.　　 　 /:::::::::::(爪: |:::::＼:::/ ∧//八 ｀Y　＼{　　.:厶:':/::::::::::::::::丶
　　　 /::::::;::::::/小: |::::::::::ｰ彡:::L;//∧　＼　 ヽ .:/:::::/::::/′::::::::::::.,
.　　 /::::::::{::::/i:i:i八{::::::::::::::::::://l//{　＼　 ヽ　∨::,::′/:i::::::::::::::::::::'
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.　 ,′::::::::::Vｉ:i7::::::::::::::::::::::////|∧　 `　　/:::＼｝:::}i:i:i:ｉ:i:::::::::::::::::::::|
　 ′::::::::::::::Ⅵ::::::::::::::::::::::;′'//|//V＾ー-{:::::::::::{:::::!:i:i:ｉ:{:::::::::::::::::::::|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　へえ、否定はしないのね？

　【やる夫】
　　うっ……。

　【イリヤ】
　　そういえば最近、他にも近所の奥様から『猫ちゃん』のこととか、『ゲルっち』とか『ユッキー』のこととかも……。
　　ハオさんのところの三妖精の子も、そろそろ精霊に成長するとかしないとか……。

　【やる夫】
　　奥様の情報網恐ろしい……。
　　……というか、その情報源、明らかにできない子だよね？



.

5407： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:44:47 ID:gzJF..e20





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,　--ミ-く￣￣｀
　　　　　　　　　　　　　　 ,.　-　￣＞ァ'´　, ⌒ヽ　　＼＼　　　　＼
　　　　　　　　　　　　.　 ´　　　　/i:ｱ　　/　　　　＼　　ヽﾊ　　　　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　/i:/　　从　　　斗-トミ　∨　　　　　　｡
　　　　　　　　　／　　　　　　　乂{　／⌒＼　ノﾉ _,|二_ヽﾉ　　 　 　 　 ﾟ
　　　　　　　 ／　　　　　　　　　／V{ ,ｨﾁ笊､／　´ﾄｨﾘ ' |^Y､　　　　　　 ,
　　　　　　／　　　　　　　　　／　 {∧ .乂ツ　　,　 ｀¨´ノﾚ'　ヽ.　　 　 　 ′　　　ユキちゃんはどうなんだろ
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　乂ﾍ ''''　　　　　｀¨´ /　　　　　　　　　|　　　　私から見ても、ちょっと違う感情のような…
　　　　/　　　　　　　 　 ／　　　　　　个:.　　　 ´　　　/　　　　 |　　　 　 |
　　　 /　　　　　　 　 ／　　　　　　　　)　 〕is｡　_　　イ_　　　　 j
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　イ「i:i:∨i:i:i:i:|　／＞''´￣＼　/
.　 /　　　　　　 ／　　　　　　　　_　-=　￣/i:}i:i:i:i:ｿ彡'i:i:/　 ＼: : : : : :∨
　/　　　　　 ／　　　　　　 _　-　 /　　　　乂i:i:i:i:i:i:i:厂　　　　　＼:_:_:_:_〉
　　　　　　　　　　　　_ -　　　　 /　　　/　　 }i:i:i:i:iソ　　　／￣ヽ　　}i「＾＼
/　　　　 /　　　　_-　　　　　　 /　　　/　　 jﾘi彡'　　　／　　 〈　　　}i{　　 ヽ
　　　　 /　　　／　　　　　　　,.:　　 ／　　 /／　　　___二＞''"}i　/ｨ彡ﾞ　　　 ＼
　　　　/　　/ｰ‐‐-ミ　　　　 .′　,ｲ　　　 〃　　,ｨ彡'⌒//===}i=彡ﾞ　／￣￣￣ヽ
　　　　　　　`弌i:i:i:i:i:＼　　.:　 ／ l　　　　　　〃〃⌒//　　 //　　　〈　/　　　　　'.
　　　 |　　　　　 ｀`''ー==〉/　/　　 l　　　　　(＼乂_,彡　　ノノ＿＿／＼　　＿ 　　 '.
　　　 |　　　　　　　　,.ィ⌒　/　　　 }　　　　　＼ ＼====彡'／ /:i:i:i:i:i／´￣　　　　　〉
　　　 |　　　　　　／　　＼ /　　　　{　,.､丶`｀／￣ ＼_　　 {　 /＞＜｀ヽ､
　　　 |　　　　 ／　　　／ /　　　　ィ升ﾆ=-辷弋二⊂＿ヽ⌒＼　　　 ＼　＼ 　　 ／
.　　 八　　　 /　　　／　/　　　／ ﾉニニニ|　　ゝ　_　　ﾍ }　　 ヽ　　　　＼　ヽ／
＼　　　＼　/　　 ／　 /　　／　/ニニニニレイニニ≧s｡ﾉ__／　 ＼　　　　／
　 ＼　　　＼　　/　　./　／　 ,ｲニニニニニニニニニニニ{　　　　　ヽ｡o≦
　　　＼　　　＼ {　　　,ヘ 　 /ﾆﾆ{ニニニニニニニニニニﾑ
　　　　 ＼　　　＼ ／　　 ∨ﾆﾆﾆ{ニニニニニニニニニニﾆ,
　　　　　　｀¨ ¨¨／＼　　 /ﾆﾆﾆﾆVニニニニニニニアニﾆﾆ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ルリ】
　　……私が防波堤になってる意味合いも強いですから……。
　　私がやる君とくっつくまで、周りは手出し禁止という不文律の協定が出来上がっていて……。

　　最低でも、あと100年くらいはシュテちゃんたちの邪魔をせず、見守っていたい気持ちがあります。

　【イリヤ】
　　なるほどなるほど。最初の婚約者の特権という訳ね。

　【やる夫】
　　知ってましたか……。
　　(…………。1000年から100年になってる……。)



.

5408： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:45:26 ID:gzJF..e20




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　＞-‐…‐-＜≧＜　　　｀ヽ
　　　　　　　　´ 　　　　　　　｀ヾi:ﾑ　　　　　',
　　　｡s≦≧x　　 ／　　　　　｀ヽﾏﾑ.　　　　 }
　＞'´￣｀ヾi:ﾑ　 /　 /　ﾊ.　￣}｀ヽⅥ　　　　′
/　　/　　　 }i:l} /　,.ィ´/　}　　/斗ｬｲ　　　　′
　　/　　　 /i:ｱ {／/　/　/　.ィ_):ﾊ　'.
.　/　　　 /彡'__{,.ｨ笊示x'　/´Vツ　　' 　 　:|
::/　　　 ,八　{ l{⌒ゞzツ ／　､　　,'　│　　 |
/　　　 /　　`ゞ㍉__　　　　　r_，.ｲ 　 |　　　　　　　おっといけない、つい脱線を…
　　　 ,'　　　　__二二≧s｡　...／＼＿」_
　　　　　　　/⌒　　 `寸777７ヾ〃ヽ::::::＼　ヽ
　　　|　　　/　　｀ヽ､　 `ﾏ/.{ {- ﾏ{　 ',:::::::::ヽ､ ＼
　　　|　　　{　　　　　ヽ　 `＜≧s}ﾑ　 ＼,-w' ｀ヽ､
　　　|　　,ハ　 ゝ､＿＿',　　─--ﾐﾑ　〈　ヾ(､　　　Y､
　　　　 ./　ﾊ　　　　　　 }　　　　　 ヾ　 `ー{ヾ:､　　}､ヽ
　　　 ∨　ゝ､`ー---｀`丶､　　　　　　:.　‐=}}{__ヾ:､'ノ 　＼
　　　　ﾟ｡　　　　　　　　　　 ≧x-=≦　　　 _,彡x｀'ヾ:､',　　 ヽ
　　　　　ヽ　　　　　,．--＜i:i:i:7　＿＿,， '´　　 ヾ:､ ㍉
＼　　　　　ヽ　　／,　　　　 ヾ＞く､　 ｀ヽ　　　　　ゞ:､'}l　　 　|
　　 　　　　　＼j'i:iﾑ　　　／⌒)ヽ ヾ:､　}　　 ｡o＜　)ｿ
　　 ＼　　　　　 寸'ﾆ',　　ゝ'／⌒ﾏ　l::l /,．'´　　　ヽ　　　 　 |
　　　　＼　　　　　`寸;>､ 　ゝ‐＜ﾊ__ﾘﾉ,ハ　　　　　 '.　 　 　 |
　　　　　 ＼.　　　　　`寸>､　　　　ヽ　ﾑﾆ',　　　　　 |　　　　:|
.　　　　　　　>､ 　 　 　　 ﾏﾑ　　　 　`寸ニ,　　　　　　　　　 从
　　　　　　 /ニﾑ　　　　　 ﾏﾑ　　　 ＿ `寸}　　　　/　　　　/
　　　　　　ﾑニﾆﾑ　　　　　.lﾆﾑ　／　　￣｀ヽ､　　/　　　　/
　　　　　　{ニニﾆl}　　　　　|ニ∨　／二二二.{　/　　　　/

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【ルリ】
　　不老者ならではの恋愛観、というのもありますね。

　　……この長い人生と時間感覚は、銀河に版図を広げる新しい文明の重要なファクターになるでしょう。
　　もしかしたら、劫宮と陛下はこれを見越して『不老』という文化を根付かせていたのかも……。
　　新人類である『エルフ』はともかくとして、定命のままの人類には、星々の世界は広すぎますから……。

　　……あと、何か言いたいことがあるのかね、やる君？

　【やる夫】
　　何でもありません、サー。



.

5409： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:46:27 ID:gzJF..e20






　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 u. 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　／ ゝ　　 　 　 　 ィ'ヽ
　　　　　　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　 /　　 ｨ　　 　 　 　 　 　 r 　ﾍ
　　　　 　　| 　 `||　　　　　　　　　　| 　　|
　　　　 　　/⌒ヾ＿　　　　　　　　  |ｒ－ ﾉ
　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　ええと、あと……。
　　父さんと母さんに返したお金を使って、敷地内に僕たち用の別棟を作るっていうのは……。

　　本当にいいの？





　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ___-─━‐-ミ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ___-=≠＜ 　 　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　 ハﾊﾉ{
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 　 {　　 　 　 　 　 ｀`
　　　　　　　　　　 　 |　　　　　 　 |　 　 {　{　 {　}　}　 i}　　}　|
　　　　　　　 　 　 　 |　　　　 　 ,斗-─ {　{　 {　}　} 　i}　　}　|
　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　 ! 　 　 l　 　 乂{＼{　}ノ}ハi}　 八 |
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l 斗云㍉　　　 　 r云斗イ 　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 了| 　 l 杙czノ　　　　　 ﾋzﾉノ　}
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 乂| 　 l |　'""　　 　 　 　　'"　 八　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l |　　　　　　　　　’　　ｲ　 　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l l 　 　 　 ` ￣ 　( ＼　!　　　|
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l l　 ｀`　　 　 　 イ＼ ＼　 　 !
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l |　　　　 　 ￣{__| 　 ＼ ＼__
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l |≧=-　＿　ノ二ソ⌒´　 　 !＼
　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 l |.:.:.:.:.:.:.: /⌒＼ノ⌒　 l＼　 |:X::Y
　　　　　　 　　　__ -ｔ=ﾆ二i| 　 l |.:.:.:.:.:. ∧........ {⌒　　 |.:X＼!.:.:.:.|
　　　　　 　 　 /⌒V.:O.:.:O:| 　 l |＼___/:.:.:＞-弍＿|＼|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L,
.　　　　 　 　 /.:.:.:.:.∨.:.:.:.:. 乂　l |.:.:.:.:.:.:.:.:.:{........{...＼:.X:.:.:.:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.＼
.　 　 　 　 　 |.:.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:.:.:.:）ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{........{....... ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
.　 　 　 　 　 |.:.:.:.:.:.:.: ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. {....{. {.............}＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
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.　 　 　 　 　 |.:..:.:.:.:.:.:.:.: ∨.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. {....{.................}...}...V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧
.　 　 　 　 　 |.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: {....{.................}..厂 V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　もちろんよ。らぶらぶな新婚さんの邪魔をするようなお姑さんにはなりたくないからねー。

　　それに……。



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5410： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:47:03 ID:gzJF..e20




　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__
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　　　　/ ,　/ 　 ,　| l 　|　|　 |　 ､　　l|　 ﾊ::::＼:＼
　　 　 ' /　|　 | |　{ l　 |　|--|-∨＼ l| ､/}　⌒{ー｀
　　　/　|　l|　_|_|_ 从　 V ,ィ≠ミV l　|}ﾉ 八　从　　　　　　　　　　　　　　 _＿_＿_＿___
　　 /ｲ l{ 八　{-＼|　＼| 　 vr ﾘ } 　 |　'　 　 }　＼　　 　 　 　 　 　 　 ／. : : : : : : : :／ヽ,r― ､
　　　 | 八　|＼ィ斧ミ　　　　｀¨ /ｲ　 |/ ,　　/　|　　　　　　　 　 　 　 /. : : : : /. : : :/ヽ;_ヽVイ´|
　　　 |/　＼　 {､ vツ　　 　 　 　 |　l | /　 / | /　　　　　 　 　 　 　 /,': : : : :/. : : :ｲ｀｀´ ´｀ヽ : !
　　　 　 　 |　l |ム　　 '　　 ,　　 ,从　V　ｲ _/'　　　　　　　　　　　  /;.: : / : :ｉ : , -'7￣｀ヽ　　|: :'.
　　　 　 　 |　l |　个　　｀　 　　ｲ-| 　 |-r ´　 ｀ヽ　　　　　　　　　 ,',.'.: : i: ,.､j: : : ィｆテjヾ　　,r}､: ',
　　　 　 　 l　从　ﾘ　/　｀ 7 ｢ /　从 / /　　　　　'.　　 　 　 　 　 i : ｉ: : l〈.ﾍ| : : : ゞt-' ｀ヽ_{rj､: : ',
　　　　 　 /ｲ/'　　　 { / ｲ＿Y{＿　V /　　　　　　　　　　　　　　 |: :l.: : !:ヽ_!: : : : | ゞ-- '　ゞ{':. : :.'.,
　　　　 ／　　　　　　|'_{:::::::::介､::::::::}/　 l : 　 　 　 |　　　　　　　  |i: l: : :!/|ｉ:|:. : : : ! 　 　 __　 }: : : : :＼
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　 　 　 　 　 　 人}::}　　,.:　::. 　 ､::. 　 / ∧ VI　　 　 |　　　　　 /,'.:.:.:.:.:.:.::　　 ';..　ヽ: : : :.＼.:..ヽ.:.｀}ー‐‐ヽ―-｀ヽ　＼｀ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　 ､::、　　　　 　 }::}　 |　|　ｰ,:|　　　 　 　 　 　 i :.:.:.:.:.:.:.:.:.i : l:...}::. 　 ＼: : : :＼｀ヽ'｀ヽ: : : . ＼　＼＼　'; : ',: !
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　　　　　　　　　　 　 ､　　　　　　　 　 ＼__∧ |　　 　 |
　　　　　　　　　 　 　 }　 ∧　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 　 　_|　 |l∧　　　　　　　　　|＼＞　_|_
　　　　　　　　　 　 /ノ　// ∧　　 　 |＼　　/＼|＿　　　＞　　＿_
　　　　　　_　　 -＜|／// 　 ∧＿_／＼|＼|　　　 　 ＼　　　　　　 ￣￣


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　私以外にも、『お手伝いさん』の精霊の目があるし、
　　屋敷の中で人目を盗んでいちゃいちゃするのは難しいでしょ？

　【やる夫】
　　(正直、とても……。)



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5411： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:47:34 ID:gzJF..e20





　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 //⌒＼
　　　　　　　　　　　　　,　　　￣ { {｀¨　　､
　　　　　　　　　　　 ／　　　　　 Y　 　 _　｀ヽ､
　　　　　　　　　　／　,　　 ／　　　 　 　 ＼　 ＼
　　　　　　　　 ／ｨ　/ 　 /　　　　　　　　　 ∨　 ∨--
　　　　 　 　 〈:::::/　'　　 '　 　 /　　 　 　 |　 |　　 ∨::::::::｀ヽ
　　　　　　　　'.:::| / / 　|　　 / 　 　 　 |　:　 |　　　ﾊ:::::::::::/
　　　　　 　 　 ∨ﾊ |　 l|| / / :　　　　| |l∧　|　　ﾊV}:::::::/
　　　　　　　　　|　从 -l|V-l-､| 　 / /}/--|　|　 / ||ﾘ:::::/
　　　　　　　　　|　　 ＼|ｲ斧ミ|　/|/ ィ斧ﾃﾐ/ ,.: 　 |:::::/
　　　　　　　　　|　　 ∧　 vツ　　　 　 vツ/ /　　 ||_ノ
　　　　　　　　　|　 V{,圦 　 　 　 ,　　　　 { / 　 , 从
　　　　　　　　　|　　V| 个　　　、　 ,　 　ｨ|:' 　 /}/:::|
　　　　　　　　　'. 　 从リ::::/＞　　　 ＜{从 　/::/:::::{
　　　　　　　　　∧ 　{:::::イ- {￣}｀´/￣_ｰ/ イ:::::::::::::＼
　　　　　　　　,.　¨＼ |´／￣￣{:::::}￣:::::｀Vｲ ＞-- ､::::|
　　　　　　　 　　　　 V {:::／::::∧::∧￣＼_〉 /　　　　V
　　　　 　 　 { 　 　 　 V｀/::::::/　VVﾑ＼ 　 ,
　　　　　　　 :.　　　　,: ∨:::::/-､ ::. }:::}--＼/　{　　　　,
　　　 　 　 　 }　　 　｛/〈＿/-､ ＼}|_｣---r､｀V　　 　 {
　　　 　 　 　 |　　　 / |::|　　　 V　/ 　 　 }::}ヽ〉　　　 |
　　　 　 　 　 | 　 　 {　{::{　　 　 }__{　　　 ﾉ:ﾉ　}
　　　　　　 　 :　 　 人　l:}　　,..:::　 :::.... 　{::{　人　 　 ,
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　　　　　　　　 '.　　 　 } }:}　　 　 　 　 　 {::{/　　 　 /
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　　　　　　　　　 '. ｢⌒＼l｣　　＿_　　　 _,/＿　　,.:
　　　　　　　　　　:.＞　／￣´､__ヽ＼-'　 　 / ／
　　　　　　　　　　{　　　　-､ ヽ＼ ､)ﾉ　　 　 V　＼
　　　　　　　 ／　 ー' ー　__>ｰ'ｰ/ / /^_,.-- ' |＼　ヽ
　　　　　　／＿／|　　 　 ///し(_ノし､ ＼　　/＼|ー-＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【セイバー・リリィ】
　　お嬢様、お飲み物のおかわりをどうぞ。





　　　　　　　　　　　　　　_r―i⌒Y＾V￣ >―へ
　　　　 　 　 　 　 　 ＿|　ヽ　|　_｣ ⊥ _/7.ヽ　／|ゝ
　　　　 　 　 　 ∠二__: :｀': : : : : : : : : : : : : : ｀ ＜⌒i
　　　　　　　　　L＿／: :／: : : : :/: : : : : : : :: : : : ヽ｣
　　　　　　　　　く_/.: : : : : : : : : /: : : : : : : : : :: : : : :ﾏ
　　　　　　　　 　 /: :./: : : : : : : : : :.| : : : : : : :| : : : : :|
　　　　　　　　 　 : :./ : |: : :|:,,斗f≦|ヽ:≧=ミ |: ､: : : ｉ
　　　　　　　　　 |: /|: : |: : :|: x=ﾐ从{ 从x==ミk:/: : ｲ
　　　　　　　　　 |.:ﾊ| : i|: : :|《 v_ツ　 ヽ　v_ツ 》: :/ |
　　　　　　　　　 |ﾉ. |: 八: : ヽ.////　'　 ///_彡:ｲ: :|
　　　　　　　　　　　 :/　 ヽ:込　　　 --　　　ノ: : |:: |
　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿ｉ: : :i_ ＞ 　_ 　 イ､|: : :|八＿
　　 　 　 　 　 　 　 ／::::::从: :| 　＼_ _／　 人 从:::::::::::＼
　　　　　　　 　 　 /:::::::::::::::|｛_∧　/:只＼　∧{＿）:::::::::::::::V
　　 　 　 　 　 　 〈::::::::::::::: |´/　∨/不＼∨＼ Y_{::::::::::::::::::〉
　　　　　　　　　　∧:::::::::::::ﾊi　 |く./: :.|　ヽ>::::ﾊ/! .｝:::::::::／
　　　　　　　　 　 　 ＼:::::::（/　 Lく＿｣⌒´¨´　　ﾏ‐-=イ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀i＾::::{　　　　　　　　　　　 }:::::::ｲ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　ありがとうございます。

　　でも、あの、私はメイドですので、そのように呼ばれるととても恥ずかしいです……。
　　給仕も、私がしますから……。



.

5412： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:48:03 ID:gzJF..e20





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　　　 　 ＼　、
　　　　　　　　　　r- ､　　　　　／::::＼　　　　 )　}
　　　　　　　　　　|:::::::::＜⌒＞' ´￣￣￣ ｀　/／
　　　　　　　　　　}::::::::::::::У　／⌒　　　　　 ´＼
　　　　　　　　 ,: /::::::-=/ 　 /　　/　　　　ヽ　 　 ヽ
　　　　　　　／ ｛＿__,ィ|_　 '　　 ,:　 ,　|　 　 V　　　＼
　　　　　 ／　　　 ／:::::{　､| ,:　/　 /　|　　 | l |　:　 |⌒
　　　　／　　 ,..: /:::／::::V､{ｲ /| -/-|､|　,: / 斗　} /
　　 ／ ' 　 ／　｛::/::::::::::ﾊrl|V {ｨ斧ミ / ｲ/ｨ=ﾐ| ｲｲ
　　　　{ 　/ |　　/:::::::::ノ　V| 　 |vツ ´　　 vﾂﾑ |　'.
　　　　|　,: 八　 l＿:イ{　　^| 　 |　　　　　'　 人 j　 |
　　　　| /　　 ＼　 　 |　　 从　':.＞　｀　´ィ 　}/　 j!
　　　　/ 　 　 　 }　ﾊ j　　 /　＼ V-､{｀´ ､'.　/　/ｲ
　　　　　　　　　 ∨ /　　 , ／⌒＼〉-介::く }/ イ
　　　　　　　　　　　　 　 /'　　　 　 ヽ/::＼::>、
　　　　　　　　　 　 　 　 {　　　　　　　 ＼｣/ / ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 /}　　　　 　 　 　 ＼{　　}
　　　　　　　　　　　　 ,　 :　　⌒>、　　 　 　 ヽ 人
　　　　　　　 　 　 　 / 　 '.　　 / /＞　　　　　　＼
　　　　　 　 　 　 　 〈　　　Vイ／:::....　ﾉ＞､　　　　｀ ''　-　.._

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【セイバー・リリィ】
　　いえ、ここは私が……。お嬢様は遠慮なく、どうぞごゆっくり歓談をお楽しみください。





　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.ィ
　　　　　　　 r〜r〜r=､{/
　　　 　 　 rく＞宀宀＜ゝ＼
 　 　 　 /｢∨..:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.＼:.:ヽ
　　　　  i:にi:.ｰ/V!､:.:.:lヽ+.:N:.:iヾ
　　　　  |に}.ViT:::Tヾ,T::TV:.:.!:!
　　　　  |:.:{_!:.:i Vﾂ　　Vﾉ.!li:.:iﾘ
　　　　 /!:.:.:ｉ:.:ﾄ"　　 　"ｨ:.||/
　　　 　 VヾV-'､≧≦i.:.ﾊ:|
　　　　　 厂}【＼＼ ]ト／:::‐┐
　 　 　 r{　└〕::＼ﾉﾊ＼)V)ﾉ、
　　　　 ｛ }　└〕::::::〈∧r―vノ＼
　　　　  /　　└〕:::::::::::{_､　∨}　ヽ
　　　　 ‘ 、　　└〕、:::::ｰ':,　 弌_,ィ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　そのですね、ですから……。
　　ああ、困りました……。





　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　　　　 ― 　　‐
　　　　　　／ 　 　　　　 （ ●）　　）
　　　　　　|　　　 　 　 u　　 （__ﾉ､_）
　　　　　　＼　 　　 　　　　 　｀_⌒
　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　こういう問題も発生するわけか……。

　　それにしても、セイバーさんが普通に話してくれるの、すごく不思議な感じ……。



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5413： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:48:41 ID:gzJF..e20





　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　 -―――=ミ＼:.､-/⌒ア⌒ヽ
　　　　　　　　 　 ／＿＿＿. :. :. :. :. ＼}:.ｉ ｰ＝= ､ヽ⌒てヽ
　　　　　　　　　　　　　 ,.　:. :. ´:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :＜ノ⌒,ﾊ
　　　　　　　　　　　 ／:. :. :..: :. :. :. :. :. :./⌒:. :. :. :. :. : ｀ヽ￣ヽ＼
　　　　　 　 　 　 ／:. :. :. :./:. :. :. :. :. :.:/:. :. :. :. :. :. :. :. :...∧⌒ｱ.‘,
　 　 　 　 　 　 ,. :. :. ／:. :. :. :./:. :. :.:.,:. :. :. : | : : | :. :. |:. :...‘，ヽ )‘,
　　　　　　 　 /:. :.／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. | : : | :. :. |:. :. :ｉ:.ヽ＜{.ﾊ
　　　　 　 　 ,:. , :. :. : : : :|:. :. ｉ :. ｉ :. : |:. :. :. : | : : | :. :. |:. :. :|:. ‘,て{　',
　　　　　 　 .: / :. :. :. :. : |:. :. |―|―: | :.|ｉ. :. :| ―|―‐:|―:十:...ハ.厶 {
　　　　　 　 i:'　ｉ:. :. :.|:. :.:|:. :. |:. ∧:. :.| :.||:. :. |､:. :|＼:. |＼:.:|:. :. :..}＜{ﾉ
　　　　　 　 |　 |:. :. :.|:. :.:|.:. : |ｘ======八:. :.l x=======ミ:|:. :. :.|!⌒!|
　 　 　 　 　 　 |:. :. :.|:. ::.|:. :. 《　r f 刈 　 ＼|　　 r f　刈　》 : : : |:. :.|
　 　 　 　 　 　 |:. :. :.|: :.人:. :. ヽ乂__ソ 　 　　　　乂__ ソ /: /:. :.:|:. :.|
.　　　　　　 　 人:. :. | :. : :|＼:.:ﾊ :./:./:./:./:.':./:./:./:./:./:.,:. /:. : /|:. :.|
　　　　　　　　　　 ､:.|､:. :.:| :. : 圦　　 　 　 　 　 　 　 　/:./:. : ,:.:.|:. :.|
.　　　　　　 　 　 　 ＼＼ |:. :. :. :. :.､　　　　r っ　　 　 イ:':. : / :. |i: :.|
　　　　 　 　 r――　 　 八:. :. :. :. :. ＞ 　 .,__,,..　イ __　|:. :.:/:. :.:八:.:|
　　　　 　 　 |　＼　　　/:. :＼ :. :. /　「ﾍ}　　 　 　/　Y从:/. :. /　 ＼ ´￣￣{ヽ
　　　　 　 　 |　　　,　 /: ／∨＼/.一|　 ＼　　,／ 　 | 　〃:./´￣￣　　　／ Y
　　　　　 　 　 　 ｜ /／　　　 |　　i:::}_＿__＞く＿_＿{::::! レ'　　　　　　 /　　｜

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　申し訳ありません、私たちのせいで……。
　　ご主人様がご家族と過ごす時間が……、その……。





　/　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　　　 ＼.　　 i
　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　ヽ. ヽ　 |
　|　　　　　　　　　 ,ﾊ/{　　　　　 　 　 　 　 ＼.　 ｌ　|　|
　|　　　 　 　 　 　 ド'^ﾞ{　　　　　　{　　　 　 　 i　 |　|　|
　|　　　 　 　 　 　 | 　 ヽ　 {　　ヽ. ＼　　　　　|　 |.｜｜
　|　　　　　　.　　　|　 　 ＼ ヽ.＼　＼.＼ _,. -‐|l‐i|.｜ .|
　|　　　　　　;　　　|　 　 　 ＼ ＼ヽ　卜くヽ＞='､.ﾊﾉ　｜
　|　　　　　　i　　　|　　_,,. -―＼ ヽ＼| ,.ｲ:::::_;| /｢i|￣ ｜
　|　　　 　 l　|　 _,. |'"´_,,.:=ilf'ミ　＼|　　 .|'しリ ,. | |　　 |
　|　　　 　 |　|　 　 |,.ｲ:::::::::;:}!　　　　　　 ヾ='ｰ'　l. |　　｜
　|　　　　 /`''| 　 ‐个:{'^し'と 　 　 　 　 　 ヽヽ ,ハ|　　 |
　|　 　 　 |　'^|　　　|　.ゞ＝'　　　　　　` 　 　 ,.′｜　　|
　|　　　|　|ヽ、|　　　|　　ヽヽヽ　　 ー '′　／　　　|　　｜
　|　　　|　|　| ｀|　 　 {`ﾄ ､._　 　 　 　 　 ／}|　　　　|　 　 |
　|　 　 !　|　!　ﾊ　 　 V　　　｀　－- .rくﾉ__八　　 　 |　　　|
　|.　　 !　| .,'　}　|　　　|_　 　 　 　 　 h ヽY O}　　　├‐､　|
　|　　 i.　|/　/　ﾊ.　 　 | ＼　　　　　 ﾘ　⊥L. ＼　　 ヽ　ヽ|
　|　　,'　/　/_rくヽ}　 　 | 　 ｀ ー-､_　}_/　,|　＼ ＼ 　 | 　 ヽ
　|　./ ./_∠ｲ＼.〉 |　　　|　　　 　 / iY/　./_/^Y^ト､}　 |.　　 ヽ
 /　j-'ﾆ- '´ ○ ヽ |　　　|　　　　/ / /　./ノ　,人 ＼｀￢-､　　 〉

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【イリヤ】
　　本当にいい子ね……。

　　でも、いいのよ。
　　私たちのことは気にせず、思う存分、最高に幸せになって。
　　それが私たちの願いよ。そのためになら、どんなことも惜しまないわ。



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5414： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:48:59 ID:gzJF..e20








　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _,. . . --　　---. . . . .
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｒ,＜¨｀Y ⌒ヽ/⌒ア⌒ヽ. : : : :＼
　　　　　　　 　 ＿_　　　　／.⌒´＼__,ヘ ｰ＝=‐ ､ヽ⌒てヽ : : ＼
　　　　　　　 .´: : : : ミY／: :/.＞´: : : : : : : : : : : : : : :＼ノ⌒,ﾊ.: : : ヽ
　　　　／: : : : : : : : : : :.: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.｀ヽ￣ヽ＼: :ﾊ
　　 ／⌒￣／￣ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : ∧⌒ｱ.‘,.: :
.　　　　 　 /: : : : : ／: :.: : : : |: : | : : : : : : : : |: : :｜ : : : : : : :‘，ヽ )‘, :|
　　　　　 /: : : : : : : : : :.: : : : |: : | : : : : : : : : |': : :.|ヽ : : : : : : :.ヽ＜{.ﾊ |
　　　　　 .: : : : :/': : :' : : : |: : !: : !　: : : : : :.:斗ヤТ¨＼ !: : : : :.‘,て{　',!
　　 　 　 |: : : :/|: | : : | : :｜:.:|: : l': : : |: : : : :ｉ|　': :|　 　 '| : : : : : ハ.厶 {
　　 　 　 |: : :/. |: | : : l : :八 :斗┼',: :.|: : : : :ﾘ　,x筏示ミ| : : : : : !:.}＜{ﾉ
　　 　 　 |: :/　 |/| : : | : : : ヽ|八l　∨|: : |: :/ 〃ｖﾍ._ﾉ l |: | : : : :| |!⌒!|
　　　　　 {/　　　 | : : | : : : : : |,≫≠ミ : :|V　　　夊__ソ |: | : : : :|: : : : : : ヽ
.　　 　 　 　 　 　 |: : ∧: : : : :.《 Vﾍ._j |ヽl　　 　 　 /// |/| : : : :|: : : : :|⌒｀`
　　　　　　　　　　 ',: : ∧:、 : :|.:、丈_ﾂ　　 ,　　　　　　　　|: : : :ﾘ : : : : !
　　　　　 　 　 　 　 ',＼ﾍ::＼ |:: ∨//　　　　　　_,　　　 , ｲ : : / : : : : 八
　　　　　　　　　　 　 ',: :|＼{: :＼込、　　　 ｰ　´　　　／　|: : / : : |＼{
　　　　　　　　　 　 　 ヾ| 　 Ⅵ: : : : ≧-　 ＿＿　 ／　　｜ｲ　｀ヽ{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | : : イ　　 |: :f´　　 Ｙ´￣　 　〃　 　─-､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |／:.:.ヾ、　|ヽl､ 　　 | 　 　＿/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.::'.　' /ヽ＼-┴ｧ'´／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　…………。

　　はい。本当にありがとうございます。
　　……お母様。



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5415： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:49:29 ID:gzJF..e20



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　　　　　　　　　　　 ‐＝ｰ-､__」:.:.::.::::::! ,. '´,､,､ 　 Y、　 ,.ｨ´.:L_｀_,二ﾆﾝ
　　　　　　　　　,､,-､-=ﾆ三._　{.:.:.::.:::.:|/,ｨく　/lｨ　!j j ／.::､:.x.:ﾉ:）
　　　　　　　　 ゝ-､:.;>､￣ﾆ=-.|..:.:.::.:::j.f=ミ｀ﾘﾉj.ィﾉ/::.:.:..:.:.::´:/´
　　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ_.＼_彡'」.:-=:´ノ "',.へ ,,ﾃﾊ!::.:.:..:..:.:／
　　　　　　　　　,ｒ'ﾌ¨´､ ￣ Y´ィ:´.:.::::;':i､（__ノ_,ノ{ {::.;. -‐'′　　きゃー！
　　　＿,.,. -─/　｀丶､ヽ　 _}.イ:､:;.:':.:ﾚゝ< j´::.:.:.:| |/　　 　　可愛すぎー！！
　 ,.ｲ rｪ」_＿_ﾉ‐-　._　 ｀Y´.:.:;ﾉ.:.:,.-r'7ﾌj:.:」_;.: -‐j |　　　　もっと言ってー♥
　 し'´　　 　 {＿　　 ｀ ｰ{:.:.:.::!:.::.:.V_/´/|.;ﾉ　　し'ノ
　　　　　　　 i!　 ￣￣¨¨{.:.:.:.:.:ｰ:.;.ｨ^t-v´
　　　　　　　 ヾ _＿.. -‐´|__,. ‐ T.:／　　　　　 ＿_
　　　　 　 　 　 ｀＼_,. -＜__,. -'¨´　 　 　 ／＿:_:_:｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀ヽ,＜¨｀Y ⌒ヽ/⌒ア⌒ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿_∧　　　　　  r'＼__,ヘ ＞ｰ＝= ､ヽ⌒てヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 i「￣　　　　　 :'"´￣:｀ : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 》　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ´　　 : : :/: : / : : : |:: : |: : : : :i : : :　ｉ: : ﾊ : : : l : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: /|: :/|: : :: : l: : : : : : : :!: : : : |: : : |: : :| ﾘ : !
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 お母さま！？  |/ :|: :八　: : : : : : : : : :｜: : : : : : : !.: : !: : : |
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5416： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:49:44 ID:gzJF..e20




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5417： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:50:08 ID:gzJF..e20








　　　　　　　 , ー──── ､
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　　　　　 λ＿ゞ＼ゝ､　　　　｀_⌒
　　　　　イ　ー￣三 ￣二三　－"ゝ
　　　　 /弋＿ー　　＝　ー─ヤ彡ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　大丈夫……？
　　レヴィとディアーチェ共々、もみくちゃにされたけど……。

　　ごめん、ああなった母さんは止められなくて……。





　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　 　 　 ヽ＞　　　　__,r‐,ｧ-;‐-‐r､__.‐-
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼::＼.r'´ 　V　　!　　!/　｀>-､ : ｀ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＞:,＞- '､'"´￣＞‐- ､/! 　!ﾍ.､.:. :.:.
　　　　　　　　　　　 　 ,.イ:. :. :. :. : { : :. :. :. :. :. :. :...｀ヽ.!　 l '.. :.∧
　　　　　　　 　 　 　 ,.::. :. :. :. :. :. :. !:. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヽ:.Y´ 7. :. ∧
　　　　　　 　 　 　 ./:. ,:. :. :. i:. :. :. :l:. :. :ゝ:. :. :. :. :. ',:. :　!／{.:. :. :. :i
　　　　　　　 　 　 .'イ i:. :. :. :!:. :. : :∧:. :.:〈＼ﾄ 、:._:_:V!:..}＜{:. :. :. :.',
　　　　　　　　　　　　 |:.:/:. :.|:.{:. :. {:. :∨:. :', 　ィ行ハ ﾘ.|!⌒!|. :. :.:人
　　　　　　 　 　 　 　 .!/ {:. :.i:.∨:. |ィ云＼:.:',　　ｖｚリ 7:. : ﾚ:. :.:∨＼
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ',|＼| |∨:＞_ ‐- イ、　/ﾚ'从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｒf´_〉|　　 ／￣ー―┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r '__ {二イ　レ'´ﾌ　　r〜 Y´
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　【シュテル】
　　はい、大丈夫です。
　　レヴィも、すごく喜んでましたし。
　　……ディアーチェはあのまま抱き枕にされて、観念して脱力してましたね。

　【やる夫】
　　不思議な抱き心地の良さがあるんだよね、ディアーチェ……。

　【シュテル】
　　ふふ……。



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5418： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:50:28 ID:gzJF..e20






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┬ェ￢≡T二|i:i:i:i:i:i:i:{i:i:|川川川川川川川::;爻爻爻;|i:i:{i:i:Y　(;;;;)-ー:|i:i:i|￢ﾉi:瓜'ー`＾ﾞ~　.:　-_-_:,　ﾞ|:|:`ﾉﾉi:ｉ|i:i:i:ｿ{i:i:i:ｉ|
:川川川川川|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|爻爻爻爻爻爻-ｰ…＿二...|i:i:|i:i:i|;'/￣ﾊ　 ﾉ〜ヽ.:　:　. : '　:,　 : _-_-_-_-_　|:|:|_´ｰﾉi:i:i:| .|i:i:ｉ:|
爻爻;'爻;'爻 |i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i|爻-‐ ＿二二,,r‐ ┐;';';';';';';'ﾉi:i:|i:i:i|fU　 | }　　. . :　:　:　　:　:,　: _-_-_-_-_-_　:|:|:|　ﾞー‐､〉|i:i:i:i|
爻爻爻ー‐'''|i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i|;';';';';';';';';';';';';';';';}r-┴‐-_'"ｰ‐‐''⌒ ゝf‐ Y　. :´　:,　　:　:,　:　　_-_-_-_-_-_　　 ﾞ冂　.:　　:ﾉi:i:|i:{
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　【シュテル】
　　……不思議です。

　　すべてが、遠い過去のことのようで……。



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5419： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:50:48 ID:gzJF..e20






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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　うん、僕も……。

　　大切な記憶があまりに多すぎて、とても言葉にはできない……。





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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／. : r'⌒´＼__,ヘ＞-ゞ　 ＿
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　　　　　　　　 　 　 　 人∧:jﾙ'从刈、ゝ 　｀ ´ ィ从ｉ／ﾚ'´
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　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾉ l　　. : : : :`ヽ＼ヽ＼ ＼
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　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ、　 }: ﾊ　_,r'" ヽ.　/
　　　　　　　　　,　-‐　￣　…<｀ー|:ﾉ　´ヽ　 　 ﾞ､|
　　　　　　　　　＼　　　_ -─- ヽ､k　　　 ヽ.　 　＼
　　　　_　-───> 'ﾞ　　　　　 ／'　　　　　ヽ　 　 丶__
　 ,　'　　　　　,. '　 　 　 　　 ／　,'　　　　 　　 ＼ 　 _.>ヽ
／　　　　 　 /　　　　　　　<.　　 !　　　　　　　 　 K´　　ﾊ
　　　　　 ,　-＼_　　＿...-: : :ヽ,､∧　　　　　　　　 ﾄミヽ／ ` -､
　　　 ,　'　　　　 ￣ ／: : : : : ＿レﾍ　　　　　　　　　　｀ヾ､ヽﾆ､＼
　　／ 　 　 　 　 ／: : : : : : : :ヽ　　∧　　　　　　　　　　　ヾ"　`''"
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　【シュテル】
　　はい。



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5420： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:51:18 ID:gzJF..e20










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　　　　　　　　　　　　 l 　 ﾍ　　　　　　　 l
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　　　　　　　　　　　　l }　　　　　　　　　　　 l
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　【やる夫】
　　あのライブも……。いつかまた、今度はアイドルとしての実力だけで、千早さんたちと歌いたいなあ……。
　　……お祭りの熱狂的な雰囲気に乗せられて、僕も色々言ったり叫んだりしたけど……、
　　うん、楽しかった。

　　一時的に、皆との共感が高まっただけだったとしても、あの時、あの場所には……。

　　……でも、後で我に返って頭を抱えた人もいるかもしれないね。

　　……ラハール殿下とか。

　【シュテル】
　　ふふっ。



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5421： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:51:49 ID:gzJF..e20












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　【やる夫】
　　(やらない夫とゆかりさんは、最初の移民船に乗ることを決めた……。
　　花を造りだす聖女の力が、星の開拓で役に立つはずだからと……。
　　……もしかしたら、聖女の力もまた、遠い未来のために……？　考えすぎかな……。)

　　(……でも、そうなのかもしれない。色々なことが、未来に繋がっていく……。
　　色々なことを考えて、繋げていく……。)

　　(僕たちも、ここから……。)



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5422： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:52:13 ID:gzJF..e20






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　　　　　 ん＿ ＝　ー三　イ､_＿─＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　(…………。あ……。)

　　(…………。……殴りに行くの、忘れてた……。)

　　(まあ、いっか。いつか、きっと……。)



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5423： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:52:36 ID:gzJF..e20



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::|:, :, :, : |i:i:i: : :ﾏニｱ:::::|:::|: l:| | l ||l　|ニニニﾆﾆ凵ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　l|　:::|: : : ﾏニニｱ ::i:i:|ﾐy;:ゞ:；;;ヾ;ﾐﾐy
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　ここだ……。

　　ここが、シュテルを連れてきたかったところ……。



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5424： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:53:02 ID:gzJF..e20






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:__　イ.: : : :.}＜{: : : |: / ／/:／}:.:/: : /_: : : : : : : :| | 二二{{;';';';';';';'j　　　j　　 j::::|: : |i: : : / / /　 / 　 |　::`ヾ､i:i:i:i:ﾑハ
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:::| i: /: ｨ : : : { |: 八|　弋::ツ　ノィ仗爿: : / : /: :小l　　　 　 　 ｀＜:::::/　　/: : : |:.;:.;:.; / / /　 /　; 　 |　 i:.　　　',i;i;i;iⅧ
:::| ﾚ|: /|: : ／｀|: : |　　 ""　　 　弋ツ : /: :./: :/　　　　 　 　 　 　 ＼___彡ク､､乂､､ / /::/　 /　.: 　.:|　 i:i:.　　　∨i:i:＼
:::| :  ﾚノ|／|/|八:.:.|　　 　 　 　 '　" 八/|／|／ ￣￣￣￣￣￣￣￣~{:.;:.;:.;:.;爻爻ア´,.:　/　./　.:　　 |　 'i:i::.　　　∨i;i;i;
:::| : : { :  チﾚヽﾊ : |＼　　　 ー 　 ノ:.| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣∨:.;:.;:.;:／　／　,.:　 /　/　　　|　　'i:i:i:.　　　∨i:i:
,;'|　　 ,r≦¨≧､.ヽ:|／＞rz-- イ´ｉ乂|　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 V:.／　／　／　／ ,.ｲﾐ　　　j　　 ∨∧　　 ﾍi;i
ノ__ /ニニニニ≧､ヽ込.∧. ｖ=ミ､_　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }:.:.Y´　／　／　 /i;i;ｉ;/　 ／　　　∨∧__彡'⌒
,.:',.:', }ニニニニニニ） ＼ヽ廴廴}ニ≧ ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　',:.:.:.｀⌒∨´　　/i:i:i:/　／　_彡'⌒〜'⌒´,;',;',;
,;',;' 〈ニニニニニニ{　　　Y､:＞...}==ミニ:.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼:.:.:.／　　／　／／￣;,;',;',:',;',;',;',;',;',;',;',;',;',;'
　　  寸ニニニニ=∧ 　　.!=-≧＜ﾑ　 Ｙ}
　　　 { ￣￣` ≪ニ≫　⌒　　　　|_　―ゞ
　　 八　　　　　У 　 　 ‐< 　　　|　_　rｬ）
　　　　　　―r 〈　 　<　 　 ＼ 　 k　　 ＼
　　　　　　 　 　 ゝ彡 ＼ 　 　 ヽ.ハ.　　　ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　ここは、確か……。



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5425： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:53:28 ID:gzJF..e20







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　　　　 /弋＿ー　　＝　ー─ヤ彡ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　うん……。
　　一人で来るように言われてたから、会ってくれないかもしれないけれど、その時はその時かなって……。






　　　-=ニミ:..、　 __,r‐,ｧ-;‐-‐r､___
　　　　　　　＞r'´ 　V　　!　　!/　｀>-､、
　　　　　 ＜: : : :- '､'"´￣＞‐- ､/! 　!ﾍ.､
　　 　／ : : : / : /: : : : : : Y: :＼..｀ヽ.!　 l '
.　 　/: イ: : /: : ;': : : : :_|_:_:＿:_:_:_ : : :.Y´ 7.}
　　/‘　ﾉ: :/: : /T|: : :´ |＼: : ﾄ: : : : : :.}＜{.:、
　　　　{: :/: : -rzzzｫ: : ｲ笊干干}F=-:.}＜{.∧
　　　　レ{: : 人} ﾏﾊ ＼{　 !::::{}:::ﾚ}/: :}Y: :/ ∧
　　　　　.|: / }:i　 Ⅵ 　　　ゝ::::::ﾉ ｲ: ;' .}: : : :ﾄﾊ
　　　　　.ﾚ　 |ﾊ　　 ,　　　　　　　 |:/イ: : : : !
　 　 　 　 　 .|: :ゝ　　　。　　　　イ: : : : ハ:/
　　　　　　　 j人: : ＞: . 　-＜_。ｲく:/|/
　　　　　 __ 　　　 ゝr´彡（ﾌ`ヽ､,--t- ､
　　　　　ヽ､ヽ､／;;;;;ゝ彡/;lヽ:`::）; ;;;;;;;;;;ヽ
　　　 .,‐ｒニヽ ヾ､;;／メ//:!ttイ;　,;;;;;;;;;;;;;l
　　　ｒｆ´ﾐフ , -ゝヽ､:::// ::/::l;;;;;;;;,,　;;;;;;;;;;l
　　 l,{ -,ゝ´;;;;;;;;;;;;;ﾚｒ､/7ｆゝ,:l,,_;;;;;;;;;,,,,;;;;;;;;l
　　rfゝ< ;;;;;;,,_ -‐‐l.... ´...ﾞ´ゞﾐ､､ヽ;;;_ -イ
　　.lヽ__ゝ,イ;,;,;,;;;;;;lヽ: ::::::/　;;;;;ヽ/-
　　 lヽ､､l_i ;,;,;,;,;;;;;;l;;;ﾞY v´　,;;;;;;/;;|
　　　l　;,;,;,;,l ;,;,;,;,;;;l;;;;;; l lヽ､;;;;;/l;;;l
　　　 l　;,;,;,;,;l ;,;,;,;,;,;,;;;;;l lヽ;ﾞ;;/￣ﾄ´￣￣ﾞ　ヽ
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　そうですか……。
　　……ですが、どうしてご主人様お一人で来ずに、私を……？



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5426： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:54:00 ID:gzJF..e20






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　　　　 (　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
　　　　 ＼　“　　／＿＿|　 |
　　　　　　 ＼ ／＿＿＿ ／

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　若い女性だったから、心配かけたり、疑われるようなことはなるべくしたくなくて……。





　　　　　　　　　　　　　　　　-=ﾆニ ミヽ　 　 ＿,rべ⌒Yv=ｰ - 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ :Ｙ 〉､,..::‐/:ー::-::...、/＾＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／二ミｱ: : : : : : : : : : : : : : :.＼　ィヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠／: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ =〈＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : ,' : : : : : : : : : : : : : : : : i : :.∨_〈_}ﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ': : /: : :,': : |: : |: :|: : : |: : |: : :| : |: : : |: : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　|: :/|: :/:!:| : |: ,ｲ: :|: : : ﾄ､:.ヽ: :| : |: : : }: : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　|: :| |: |: |:|i: :ト|､|从: : :.|　斗‐;ﾘ从: : 从 : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　|: :| |: |i |八: !.r=≠＼: ! ィfチ下㌘:/ﾄ､.: : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　|: :| |: |ﾊ : |＼弋zｿ　 ｀　弋zソ ﾑｲ: |: }: : : : ',
　　　　　　　　　　　　　　 　 ヾ;{ 乂　ヽﾄ､:.|／／／／／／／|:.: :|ノ: :! ﾄ､::　　　私は果報者です
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',: ＼　 ｒ-っ 　 　 u. |:.: :|!:.:/|:.| ｀､〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾘ: :|:＞､　　 　 ＜´,': : :ﾘl/ :|/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /⌒ﾉ乂lヾｰ<} 「　 ／　７ノﾙ'r‐く}=ｰｧ、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 r=７＼　/イ　 ヽ|.／　　/ ヘ_／:::::::}_／　}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 У::::|　 ／ヽ　　.ｲヾ／:::::::::::::ヽ　 ,ﾑ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ﾍｰ= イ:::::::::|／:::::::::}／:::|　ゝ-､:::::::::::::::＼　}
　　　　　　　　　　　　　 　 　 〈::::::::} ｧ／´￣￣´￣￣￣ヾ{⌒ヽ/:::::::::::::::::::::Ｙ.〉
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼::ゝ}′　 　 　 　　　 　 .ｲ_ ,／:::::::::::::::::::::::/~
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 7「.|　　　　　　　　　　 i 　 ヽ::::::::::::::::::::／
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:::Y!　 {＿ _＿, 　 { j:r=ｰ′ }i::::::::::::::::ｲ
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　一人でお出かけになって、帰りが遅くなる時は心配しますが、ご主人様を疑うなんて……。

　【やる夫】
　　大好き。シュテルが好き。

　【シュテル】
　　あぅ……///
　　わ、私も、貴方が大好きです……///



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5428： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:54:42 ID:gzJF..e20




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣∧ /ｉ二二二二二二二ﾆ}
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 「ﾑ　,ﾊ|二二二二二二ﾆ=/
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾏﾑ　 {二二二二二二ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾏ」　{二二二二ニﾆ=/

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　待ってたわよ。いやはや、見せつけてくれるじゃない。
　　麓でいちゃつき始めた時は、思わずツッコミに行きそうになったわよ。



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5429： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:55:06 ID:gzJF..e20






　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
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.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼
　　|　　　　（一） 　（一） 　|
.　　＼　　　　（__人__）　 ／　ﾍﾟｺﾘ
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　お招きいただき、ありがとうございます。
　　すみません、折角のお誘いで、勝手なことをしてしまい……。





　　　　　　　　　　　　　__　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　 从＞ ､ 　 　 　 　 　 　 ／￣￣i入
　　　　　　　　　　　斥.ソ ; ; ; ＼　　　　　　／; ; ; ; ; ; ｲハ
　 　 　　 　 　 　　くり; ; ; ; ; ; ミ ;ヽr ―‐ｖﾍ彡; ; ; ; ; ; {イi
　　　　　　　　　　 从; ; ; ; ;__;＞ :" ￣￣: ｀: ＜ ; ; ; ; ;ﾍ 入
　 　 　　　　 　 　 そﾊ ; ／: ／:/: : :/l : : ヽ : : : ＼; ; ;んイ
　　　　　　　　　　　>入/ : / : /: : :/　!: : : :',: : :l: : :ヽ/んへ,
　　　　　　　　　 ／/::７: :.,' : : l : : /　 l : : :.:|: : :|: : : :∨l; ; ;ﾍ,
　　　　　　　　／; /: : {: l: |: lr: l‐:､| 　　!: ,ｒ/‐:.､.|: : : :.|: |; ; ; ﾍ,
　　　　　　 ／; ; /: /: ﾊ:ヽl´lヽ:|人|　　 |:／ﾍ∧ﾉ!:..: :.:|: :! ; ; ; ;l
　 　 　 　 /; ; ; /: ｲ: : :へ:ﾍ:ﾍ 　 　 　 　 　　　|7ｲ: : /:.∧; ; ; ;|
　 　 　 　/; ; ;./: :/ : : : : :ﾍ!;ﾊ´￣ﾞ　　,　 ´￣`l;;;;|: /: :,'　|.; ; ;/
　　 　 　 |; ; ;/: :/ : : : : : ぇﾄ小、　 ┌‐┐　　,.辷!/: :ｲ　 l ; /
　 　 　 　|; ;/: :/: : : /: : : ７:７:.:.＞ ､ヽ_ '　,＜ｲ : | : : :|.　 |;/
　 　 　 　|;/: :/: : : /: : : :/: /ｭ-ｪ-ﾉｿ 　　 l¨ヾ|:.:.:|: : : |
　　　　　 /: :/: : : /: : :.:/: :/ﾄl ; ; ; ; ヽ .／;.; ;.;.|:.:.:|そ:.:|
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　　 /: :／; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.:;.:;l;.:;.:;.:;.:;.:;. ;.:;. ; ; ; ; ; ; ; ; ;.:;ﾊ|;. ; ;.:;＼:.:. : . .　.　.　.　.
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　〃; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;.:; ; ; ; ; ;.:;.:; ;.:;.:; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.:;.::;/ !;. ; ; ; ; ; ;.:;.:;.＼ ヽ 二二
／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.:;.:; ; ; ; ; ;.:;.:; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.:;.:;/;.:;.!;. ; ; ; ; ; ; ; ;i; ; ;＼
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　いいわ。他でもない、その子ならね。



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5430： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:55:34 ID:gzJF..e20





　　　　　　　　　　　 　ｒ〜ｖ ＿ ｒ〜ヽ
　　　　 　 　 ィ ｀ヽ ≦厂V 　|/　(　} ∧
　　　　　 　 ⌒｀ヽ. ｆ-‐:. ┴ ┴. :. ‐- 　厂ｌ┐
　　 　 　 　 . イ:. :.: ´:. :. :. :. :. :. :. :. :. ｀ヽ 〃≧
　　　　　／:. ／:. :. :.:. :. :. :. :. :. :. :. ｀ヽ :. ∨ 　〉
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　　　　/:. :. :.!　!'´!∨从:. :. :.ﾄ､从｀`∨:. |:. :}|只ﾄ
.　　　 'ｲ:. :/{:. :{:...《乍ﾊ ﾍ:. :.|イ´ら≧∨ﾘ:. :ﾘ:. ＼
　 　 　 |:.:/ ∨:.ﾍ:', 之ﾘ　 ＼! 　乂rjﾘ 仆:./ﾉ:. :!⌒
　 　 　 |/　　∨:. ﾊ ""　,　　 　 　"" ｲ:. /´:. 从
　　　　　　　　/:'ｲ人　　 ､ __ 　 　 イ:.|:./ﾚ ﾙﾄｓ。. ＿ _
　　　　　 　 　 ｲ: /:. :.＞　__ 　＜ ／〃 　 / ｒー＜八　)
　 　 　 　 　 　 |/ヽｒ {　　ｒ| {　 　}{　　 　 / 〈　イ ´::::::∨ゝ‐､
　　　　　　　　　　　　＼ーﾍﾍ ｲ◎ヽ　／! ／ｿ::::::ﾉ:::::::::∨　ｲ
　　　　　　　　　　　　　|厂ｰ∨/ハﾍ`′ﾉ 7ｲ:::::::/:::::::::::::::Y〈
　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉゝ〜ﾏ|　＼:::::::ｱ　〉ﾍ::::/:::::::::::::::::::}　〕
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　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ:::::::::::八　 　',　 　Y::::::::／::::/:::::::)　〕イ 　 　 　 イ/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 マY＝=ヽ､　ヽ　　＼::::::::／::ｲ只厂＿＿　　イ　/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∥',::::::::::{ ＼　　　　ﾄ==＝| 《}孑〉_　　　　　　 〈

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　やる夫様のメイドのシュテルと申します。この度は……。





　　　 　　　　　　　　　　　　 　_.,.; ; ;､
　　 　 　 ⌒　　 　　 .,-- , . .── ; ; ヽ-── ,
.　　／　 　　　［|.　 く／: : : : : : : : : : : : :';,　　/」
　 　 　／ 　　.[]|]. , ': : : ,ｬ: : :/: : : : : : : : :', /」
..［］＼ 　 　 　[] |[]! : : X {: : : ,': : ﾉ!､.: l: : : ',:', .
　.[]]　＼　 　[][]|[]Vﾚ乃ﾎ､__ .:;z≦)ﾊ.ﾉ: : /:',::',
. .[] []　　＼ 　 . |　/:/弋ぅ′　ら...刈/: :/: : |:::i
　.[] [][]　　 ＼,_l"7¨入 　 ＿_ ｀¨x.i'/'''/: : : |:::!
　　　　　　　　 '､'/__/　丶 ｀_/＿　ﾉ__/: : : :/::/
　　　　　　С彡 |: :.!　 　 /| /~| /(: :/ﾚﾊ/Vi/
　　　 　 　 　 　 ﾊ:_{ 　　 |: :λ: : :{Vヽ､
　　　　　　　　　| , ^丶／,'::/ ﾍ: : ﾊ.　　＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　ご丁寧にありがと、シュテルちゃん。私は霊夢よ。

　　でも、堅苦しいのはなしでいいからね。
　　やる夫君も、楽にね、楽に。



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5431： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:55:48 ID:gzJF..e20





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5432： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:56:08 ID:gzJF..e20
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　さ、立ち話もなんだし、奥にどうぞ。
　　ごめんなさいね、寒さと雨露を凌ぐくらいしかできない閑処で。

　【やる夫】
　　いえ……。

　【霊夢】
　　お話は中でしましょう。きっと、長くなるから。そちらが望めば、一晩中でも、三日三晩でも。
　　別にとって食べるつもりはなかったけど、そういう意味では、
　　シュテルちゃんを連れてきたのはいい判断だったわね。

　【やる夫】
　　そ、そうですか……。



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5433： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:56:33 ID:gzJF..e20





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5434： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:56:50 ID:gzJF..e20




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　　　　　　　　　　　　　　　/:::/／,-ﾉ､:::::l l､-l　`-'　　 　/_/ /::/l.l/ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　 l:://　l　　　l";;ﾚ l::::l､　　　　､　　∧/　'　　　お茶とお饅頭、勝手に取っていいわよ
　　　　　　　　　 　 　　　 l/　／--､_/ ：ll　∨"ヽ／￣ヽ-" l',
　　　　　　 　　　　　　　__⊥_l,､／/ ヽ ：ll　　/l：弋,,ヽ　 ﾉl l/
　　　　　　,, -─'''''''─-､＞-"l`Ｖ`` /l=ﾆ /`l l： /`＝-'' ./
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　.:.:.:.　　..:.:.／.:.:.ノ　　　　　　＿　 ＝,l:.:.:./　 ＼　　 ＝　 ∧_/　`-' `Ｊ　 l ￣　l　 /￣''''''フ/∨/
:.:..　..:.:.:.:／　-=ﾆ＝　三＿_￣ -─-L＿(　　　　ヽ、／￣＿ﾆ)　　 ,, -''".l　　　l￣l`-= ''' "　　/、
:.:.:.:.:,, -"￣7/￣￣￣`=＝ﾆ-7 ／ ヽ -'　　　　　　　　　　　　　　　lﾆ=--＝=＝＿＞==---=""l
- ''"　　 　（ l　　　　　　 　 　'-"　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ￣ ` ''''　─-----── '' "

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　ええと、それじゃあ、何から話しましょうか……。



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5435： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:58:17 ID:gzJF..e20






　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　　　　　 ― ヽ
　　　　　　／ 　 　　　　 　（ ●） '､
　　　　　　|　 　 　 　　　　　　 （__ﾉ_）
　　　　　　＼　 　　 　　　　 　 ｀_⌒
　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼　　〈detect mystery〉 effective...

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　霊夢さん……。
　　地上の誰も知らないようなことを知っていて……、あの時も、もしかしたらとは思っていましたが……。
　　精霊でも人間でもなく、もしかして、あなたは……。
　　　　　 ・　　　 　・
　　……霊脈の、夢……。





　　　　　┌┬---‐ 　￣￣｀ 二､ゝ=＝_　--‐‐‐= 　 ￣iヽ,-┐
　　　　　├┤　　　　　＞::´:::::/:::::::＼::::::ヽ　　　　　　 ∫ i┬
　　　　　 ｀< >',　　 ／:::::/:::::::;::::::::::::::::ヽ::::::::ヽ　　　　　i　厂i
　　 　 　 　 レ'i　／::::::::/::::::::;:::::::::::::::::::::';:::::::::::ヽ　　　 ,' 厂i´
　　　　　　　 }.'i/::::::::::::/::::::::::i::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::ヽ　　, /7´
　　　　　　　 '´i::::::::::::/:::::/:::::i::::ヽ:::::::::::::::::;::::::::::::::::ヽ , /､ｺ
　　 　 　 　 　 i::::::::::::i::::/‐-:∧:::::,､::￣｀::::::;::::::::::::::::::i'/‐'､
　　　　　 　 　 i:::::::::::i::::i＿_/_ ヽ/ _ヽi-＼::::;:::::::::::;:::::iフ´--
.　　 　 　 　 　 i:::::i:::::i:::i }:::::i´　　　 i､:::::::::＼;ゝ､_::i::::i､'::ヽ::ヽ
　　　　　　．＜i::::::i:::::ヽi i:::::|　　　　 ;::::::::::|/ ｀⌒i'::::::, ＼:iヾ'　　　　ちなみに、思念類や不老者にノリが軽いのが多いのは、
　　　　 iｺ'i 　 ∧::::ヽ:::|　ゝ- 　　　　 ゝ-‐/　　 /::::i､:::､　＼　　　　　真面目すぎると退屈に耐えられなくなったりして
　 　 　 i┤　 ´ ∧,┴､｀ i""....＿､＿..""i二i‐- '､i､::i ヾ　　　ゝ┐　　　人格が風化するからよ
　　　　 レヽヽ´ 　/￣‐-iヽiヽ,､| ヽ ／ /: : :⌒7'　∨ 　　 ゝ'､ゝ'
　　　　　｀´<_＞,/i: : : : : i､‐- ∧/_ヽ /: : : : : ゝ 　 〉┬七〉-'　　　　　これも自然淘汰かしらね
　　　　　　　　 ｀　i: : : : :i三三i　/　i |i: : : :／ゝ､　 ⌒ ´
　　　　　　　　　　 ヽ: : 〈〉三ゝ-､　 i 〉､: :/､ゝ ´
　　　　　　　　　　　　i｀' |三三i｀∨｀ヽ::..´　iヽ￣｀,
　　　　 　 　 　 　 　 i 　iゝ┬ 'i　 i　　 ＼　 i　＼/
　　　　　　　　　　　 i　 i　 /　 i　 i　　　　　 i､_
　　　　　 　 　 　 　 i　 レ〈＿ i 　 i　　 　 　 i‐'ヽ
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　　 〈二二　⌒ ≧-‐--===--‐‐‐=´-- ｀二＝==‐‐=´￣二二ヽ

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　【霊夢】
　　ああ、今のあなたならはっきりと視えるのね。
　　説明する手間が省けるわ。

　　ええ、そうよ。私はこの星で生まれた、霊脈由来の生命体。
　　元々は電子ゲームや仮想現実のAIだった妖精や精霊とは違って、思念類の亜種と言ったところかしら。



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5436： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/14(日) 23:58:47 ID:gzJF..e20






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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　霊脈そのものが大きな霊魂に相当していて、それは向こうの無形世界にも繋がってるから、
　　『私』というこの精神を地上の好きな場所に移すことも、向こうに行くこともできる。

　　自由気ままに向こうやこちらをを見て回ったり……、
　　霊脈の力の一部を使って、反転結界の構築や、ベータの地下迷宮への封印を手伝ったりもしたわね。

　　その頃は人格なんて高尚なものは持っていなかったから、ちょっとした興味と保護欲でね。



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5437： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:00:07 ID:KeL1xNj20





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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……子どもの頃から、不思議には思っていました。
　　どれほど偉大な科学者や魔術師がいたとしても、どれ程大きな力があっても、
　　人間に、地球規模で数千年も天敵種を封じられる結界を造ることは難しいのではないかと……。

　　……それに、拓かれた星間光路も、予測よりも大幅に安定していると聞きました。

　　つまり、あなたが……。
　　あなたこそが……。





　　　　　　　　 ,_ _
　　 ( 　 　　 _ 」-'-ヽ､　__r-t-ｪｭ_
　　　＼,..::::´:::::::::::::-::､｀ヽ､--っ.:.:7
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ゝ､.:.:.:.i
　　,､l:::::::ﾄ::::l､::vヾ-ヾ:::::::::::l　i:,.:-.:'､
　　､.ゝ::f:::ヾ､｀　f::::ヽﾘ::::「ﾆ.-弋.:/´
　 ／　liっ:ﾉ 　　っ::::j ,::::i　　　/ﾍ
　＼　 ,l '''　 _　　　''' ｲ_:」　　/:::::::ｌ　　　　　私、こんなのよ。こんなの。
　　ﾉ:::t >､ _　　　　, 7-/lヽ /:::::::::::i
　　ヾﾘ:::jヽj T.ァ < ´-ノ:.:V y-::/-'
　　　　　 .', :>'T,´├.:.:.:.:.:.i
　　　　　.ノ.:｀ｰ-.:.┘.:.:.:.:.:.:､
　　　　　ゝ‐-.:,,__.:_,,...:.:-‐.:´ヽ
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　　ノ.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ
　,く.:.:.:.:ｰ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　ヽ.:.:.:.:､_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__.:.:.:.:´.:.:ゝ
　　‐-...:.:.:.:.:.:－.:.:.:.:- ´.:.:.:__,,..　´
　　　　 ｀ヽ-ｲ｀Tｰ-- ‐ T　j
　　　　　　　 L_j　　　　 L_ﾉ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　そんな大したものじゃないわよ。
　　特にその頃は意思疎通は不可能だったし……。

　　それに、今でも『私自身』が自由に霊脈を使って好き放題できるわけじゃないわ。
　　できるとしたら、塵芥を時間をかけて集めて作ったこの華奢な体を使ってできる程度のことと、
　　人が霊脈を介してしようとしている『何か』を支えてあげられるくらいよ。

　　言わば、霊脈が新しい事象に反応して起こす、人間にとって都合のいいブースターみたいなものね。
　　ラッキー、くらいに思っときなさい。

　【やる夫】
　　…………。



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5438： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:00:36 ID:KeL1xNj20






三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二二二
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ＝＝＝
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ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ＝＝＝
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニニ
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二二二

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……それは……。

　　ああ……、だとしたら……。


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5439： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:00:57 ID:KeL1xNj20







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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　…………。

　　これは、ただの直感です……。
　　でも……。

　　……僕が胎児だった頃、分かれた小さな霊魂が、向こうの世界に無事に辿りつけたのは……。



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5440： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:01:24 ID:KeL1xNj20




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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　……それも、ちょっとした興味と、保護欲。

　　とても儚いけれど、柔らかくて温かな光……。

　　まさか、あの時の赤ん坊がこんなにも立派に育つなんてね……。
　　驚きと歓び……。

　　きっと私は、この感情を知るために、私になった……。



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5441： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:02:23 ID:KeL1xNj20








　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／―　―　＼
　　　　　　／（一） 　（一） ＼
　　　　 ／　 　（__人__） 　 　 ＼
　 　 　 |　　　　｀ ⌒´　　 　　　|
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　　 　　（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　…………。

　　ありがとうございます……。
　　霊夢さんのお蔭で、僕は……。

　　すみません、これ以上の言葉が……、どうしても、上手く言葉に……。




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5442： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:02:55 ID:KeL1xNj20





　　　　　　　 fヽ.　　　　　　 　 _ ...へ´ )
　　　　　 　 ﾉ}:::::｀丶. 　 　 ／::__:::::::::ヽL
　　　　　　　7::::::ヾｰ-ヽrｭ' ニ _:::::::::::::::' }
　　　 　 　 ｛{:::／´￣｀´:::::::::::::::::＼::::::::::})
　　　　　　 rﾝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::/｝
　　　　　　　//:::::::::」;;::ヽ::|ヽ;;:;;:::::lー '´:|i
　　　　　　　l八::::::l _｀ ヽ i´ ＼::::::|::::::::::ｊ:',
　　　　　　　　[__]ｲ{゜:i　ヽiｲiﾃヾi[__]::::::::|ﾍ
　　　　　　　　ヽ;/代ｿ　　 弋::ｿ}|ヽ:|∠:::|::i
　　　　　　　　　ﾊ,ト,　 ､＿　　.ｲ　|≦-__'w
　　　　　　　　　　 ';;;＞-､-t ´　| /|´:⌒:｀',
　　　　　　　　　　　/　 :「つ |／/　 /i⌒i＞'
　　　　　　　　　　./　　}| ii |´＼　/:.:i　 i::.::',ヽ,
　　　　　　　 　　/　　　|:| ii |ミY:.:.:.:.:.:i 　レ'　　ヽ、
　　　　　　　　　　',　　　| ii |::}//:.:.:.:.}ﾍ／　　　　, ',
　　　　　　　　　　　',　　| ii//;,;,;,;,;,ヽ `､　　　　/::/
　　　　　　　　　　 　 ',__|:∨ :':':':':':'.':.:..::;;:;::ヽ／／
　　　　　　　　　　　　/:.:.:.:;:':.:.:.:.:,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..iヽヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　あなたが無事に育ってくれたから私が私になれたんだから、お互い様よ。

　　……ねえ、私と友達になってくれる？

　　その代わりに、精霊でも聖女でも知らないような昔のこと、教えてあげるから。
　　あなたと人間に興味を持つようになってから、あちこち行ったついでに、
　　地層やデータレイヤーの底から記録を少しずつ集めてたのよ。

　　紀元前の文明とか、崩壊前の世界や、日本のこととか……。



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5443： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:03:16 ID:KeL1xNj20





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　　　　　　　 　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ＼

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……見返りなんかなくても、普通に友達になります。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,＜¨｀Y ⌒ヽ/⌒}／:.／￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　r'⌒´＼__,ヘ＞ｰ＝､／― . .
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　　　　　　　　　 　 　 /r'⌒;У. : /: : :/: :/: : : : ヽ:ヽ : : : : : : . ⌒ヽ
　　　　　　　　　　 　 .'::{¨ヽｲ : : /: : :/: :/: :|: : : :.:.|: :i : : : : : : ｉ
　　　　　　　　　　 　 ｉ: :.}＜{. : : |-／-ノ|.,,_|: : : :斗―: : :| |: : |
　　　　　　　　　　 　 l: :|!⌒!|.: :.:|x====ミ　|: : :/从ﾊ: : :.:.:.| : :|
　　　　　　　　　　 　 |: : : :.:/|:＼:Ⅵ j r^ヾ |: :/ん' 从ﾊ: : :| ∨
　　　　　　　　　 　 ノ|: : : :.i八: : ﾄ 辷ｿ 　 ／　じ ｲ:|:|　: :/
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　　 　 　 　 　 　 　 八: :.:从:人:个: .　 　 ｰ 　 イ: : : |
　　　　　　　　　　　　 ヾ仆: ｌ :弋i:斥　＞-＜: 八: :.:人
　　 　 　 　 　 　 　 ヽ￣',＼ｉﾍ,／　　ヽ,__ ,/ / ,ヽ'/弋ア
　　 　 　 　 　 　 　 斗,ス,　　ﾍ＼__　7,勹ﾘ　_'_／, 　 ＜ヽ
　　　　　　　　　 ／;;;;∠ ,ﾍ　　丶ゞ===〆Πミ辷'',　　／;;;;＼
　　　 　 　 　 ／;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞﾍ　　' 　 　/;;;;;;;;;!;;;;;;;i　 ',　　ｱ;;;;;;;;;＼
　　　　　　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　',　′　　ゞ-_ノヾ--'　　',　　ヽ,;;;;;;;;;;;',
　　 　 　 　 ﾍ_〆_;;;;;;;;;;;;;″;;;<′ 　 　 　 　 ',　 　 　 i　>;;;;;;;;／;;;;!
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　　　　　　 ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ゞ'ﾅ　　　　　　　　 !　　 　 i''__;;;;;;;;;／

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　【シュテル】
　　私もよろしいでしょうか。
　　霊夢、さん……。



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5444： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:03:50 ID:KeL1xNj20





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　　　　　　　　　／´ヽ /´ ヽ ｀　¨ヽ::｀ ､　　 　　　　 ..イ |:::ﾚｲﾑ:::/::!::./
.　　　　　　　　/　´ゝ {_ノヽ　　　　 ヽ:::::≧=- .._..　´＿ノ}::::!ﾊ:::::.{::::jﾉ
　　　　　　　　{　　}　　/　　ヽ　　　　｀ヽム-=ｲ{|!}´　　　ﾄ､ﾘ::}＿_!_
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　 　　　　 ',.V´　　　　　}　 バ:.:| レ′　　　　　　　 ヽ　　　　　　　 /
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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　ありがとう。

　　……私、ずっとあなたを見てたわ。
　　はじめの頃は、まだこういう心も持っていなくて、ただぼんやりと見てただけだったけど……。

　　私はだんだんと今の私になっていったの。
　　簡単に言うと、愛を知って、人間になった……。

　　だから、私からも、ありがとう……。
　　やる夫……。



.

5445： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:04:09 ID:KeL1xNj20






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　　　　　　　　　　　　ﾏ､: :／,':.:.:.:.:.:.:,':./⌒｝¨''‐!"~心、〃/:/:.:,':.i:.}
　　　　　　　　　　　　　マ:,〃:.:.;':.:.:.:,i:.{｛-､{! : : } ﾊし仆〃〃}:,':.:.リ
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　　　　　　 ,.イ ＞’　　　 ,．＜´　 　 ヽ　.ゝN :|｀ ｰ " /ｴj=ミ＼＼
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　　　/: :./´　　　　　　〈/　　 ヽ,､ヽ　　　　ヘ、.|　　　T}　 ｀　　　　　｀.＜＞.、
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　　 {_:_:_',　　　,.ィ´　　　 ＼　/´　~}.ﾍ　 .／: : ヽ<.{､_ | ｝ヽ'´/!　　　　　　　 '; :.',
　　 l,､_,､j　　　ヽ　　　　　　ﾍ{　 ／ゝ,ﾍ' : : : : : : ＼ヘ｀_ﾍ／ l、{ヽ'¨l}　　　 .{_､..j
　　　　　　　　　　　　　　　　　↑

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　そして……。

　　　　　 　　　 ・ ・ ・ ・ ・ ・　・ ・ ・
　　……ねえ、もしかしたら本当は、やる夫は新しい王様になっていたんじゃないかしら。
　　その資格も能力も、あなたには十分にある。真の不老の命も、愛も、優しさも……。
　　あなたを愛する、多くの人たちの助けも……。

　　王様にならない方がおかしいくらい、全ての条件が整っていたわ。

　【やる夫】
　　…………。それは……。



.

5446： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:04:41 ID:KeL1xNj20









　　　　　　　　　　　　r-r┬─ 　、　　　　 　 　 　 . 　 -──rfて
　　　　　　　　　　　　 て}:ﾟ}｡::.::.::.::.＼　　　 　 　 ／::.::.::.::.::.:o:}ﾟ{r彳
　　　　　　　 　 　 　 弋b〈。::.::.::.::.::.::＼＿＿／::.::.::.::.::.::.::.｡〈:ﾟ:ﾄ〈
　　　　　　　　　　　　r乍o:}::｡::.::.::.::.::.::.::ヽ_:/::.::.::.::.::.::.::.:｡r‐┘八}
　　　　　　　 　 　 　 弋人::ｰ┐｡,.　 ´￣ﾌ¨￣｀丶、::.:o_」ﾟ::.∧}
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞ﾍ_>:´:::/::::::/::::::ﾊ:::::::::::::＼{｡_:イ㍗､＿
　　　　　　　　 r㍉-─ ´::.::./::::::::/:::::/::::::::::::::ヽ:::::::::::::＼广::.::.::.::/て
　　　　　　　　  勹ﾊ::.::.::.::.::/::::::::/::::::{::::::::::::::l:::::!::::l::::::::::ハ::.::.::.:ｲrく'ー─=- 、
　　　　　 　 　 　 乂＞　__l:::::::::{::::::::从:::::::::::}::::|:::::}:::::::::::::l＿_,人{::::::::::::::::::::::::ヾ、
　　　　　　　　 　 　 ⌒ヒj」::::{::::::ア下､:＼:::ﾊ::ｱﾅハ:::::::::八＜__:::::::::::::::::::::::::｀ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　 rfﾉ::.::.:::ﾄ､:ヽ:::}､rc笊＼ﾄ{Ⅳc圷}|l::::::/::::{入::.＜}-､=-ミ:、:::::::}ハ
　　　　　　　 rｲ匕ﾋrtﾃ'´八ﾊﾍ∧弋り　　　 弋り 八厶:::::::＼}r､::.:｀丶}ｰ､ヽ:::::/
　　　　　  ㍗::;ｲ､」　　 　 l::/:ヽ__从､:::::. 　 '　 .::::::ｲ}:」r=ア::::＼:＼}入::.::.:＼}ﾉイ
　　　┌ｧ'´::./く　　　　　 |ﾊ::{:弋::::::::ゝ､ ｀　´_ イ/:::Y::ヽ:::｀丶:::ヽ:ﾊ　}､::.::.::.:ヾ{┐
　　  r{/::.::.::/「´　　　　　 l　ヾ从::::::::::＼} ￣　{_/::::::从::ﾊ::ヽ:::}::}|:乂　Y}::.::.::.::.:ﾄ{、
　　 }」::.::.::/ _}　　　　　　 ＼ r┬＼::::::::ﾊ　　 7 ￣￣}ﾍ｀ﾍ:::}:ﾙﾄ廴_　 {ﾊ::.::.::.::.}__}
　　 l 」::.::.:∨L　　　　　　　／ r} 7　＼:::::}　 /　 　 r'八{ﾄ､}://　　　　 r_}::.::.::.::八{
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　　  て､::.r‐┘ 　 　 r─┴‐-､ _}て＞::Y ⌒Y::.ヾｲﾊ}､　"´￣￣}　　 }/::.::.:::∧_}
　　　  ￣　　　 　 r‐{}￣} -== ヾ::.::.::.／´￣｀＼::￣::{ r== {￣'Y７　 ￣｀ヽ/厂
　　　　　　　　  __ノ〃｀「　　　　/::.／/　 /　ヽ　｀ト､::l　 　 ￣} ヾ＼
　　　　　　　 　 ／/__/　　　　/::.:ヽ/　 /　　 」　 } Y::|　　　　|＿}-'^ｰ┐
　　　　　　 　 ノ　　　　　　　 j::.::.::.::}　 {／￣Y＿_ノ::.'､　　　　　　　 　 ト─--

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　・　・ ・ ・ ・
　　シュテルちゃんをあのギルドで見つけて引き取ったあなたは、憐憫はあれど、3人を平等に愛し、
　　苦難を乗り越えて両親を救出し、最後には、新しい世界で人々を導くために王冠を被るはずだった……。

　　けれど……。

　　一体、誰に分かるでしょう。　　　　　　　　　　　　　 ・
　　あなたが、一目でシュテルちゃんに心を奪われ、恋をするなんて……。



.
5447： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:04:55 ID:KeL1xNj20







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. 　 　 　 　 ー７:::::::::::: ＼r 、　/　}i　　〈_/ 　 } |_|　　}i￣∧　　　 　 r＿}::::::::::＼_丿
　　　　　　　　{:::::::::::::::::::::::: }　　　　、 　 　 　 Y′　　　/　}i　　 　 /:::::::::::::::::::::::}
　　 　 　 　 　 ＼:::::::::::::::::::::＼ 　 　 ＼　　　　　　　　　}i　　　　　ｲ:::::::::::::::::::::::/

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　っ……///



.

5448： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:05:27 ID:KeL1xNj20






　　　　　　　 fヽ.　　　　　　 　 _ ...へ´ )
　　　　　 　 ﾉ}:::::｀丶. 　 　 ／::__:::::::::ヽL
　　　　　　　7::::::ヾｰ-ヽrｭ' ニ _:::::::::::::::' }
　　　 　 　 ｛{:::／´￣｀´:.:.:.:.:.:.:.:.＼::::::::::})_
　　　　　　 rﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::/｝::｀ヽ
　　　　　　 ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨イ ￣｀
　　　　　　l:.:.:/:.:.:/:}:.:'!:.l:.:.:.:.:.､:i:.:.:.:.:.:.}:::::＼
　　　　　　|:.:ハ :.{ｲﾊ{ヽﾄ.ｨてヽ!:.:i.:.:.ハ::::::::ヽ
　　　　　ノl:.!:.:.:.ヾ じ　　　V_,ﾉjｲ｣_,ﾘ:.:.:ヽ:::::::ヽ
　　　　 rﾝﾊ|ヽ:.}:i　　,　 　 　 　 /:/:.:.:.:.:.:ヽ:::::::'
　 　 　 ｿ::l:.:l:.:.:.｢ﾊ 　 ｰ '　　　ノ'ｿ:.:.:.:.:/:.∧::::::}
　　　 /／ﾘ､ﾄ､:/:.:}`:_ｭ --‐f／:./:.:.:.:./}ノ　 }:::/
　　　{ｲ 　 　 , {:.:/´　{　_／:.:.:ノY{:／　 　 /!/
　　　ヽ〉　_. '-ﾊ/ /⌒}´{:／´　ﾉ/ ゝ､ 　 /'´
　　　　　（　 /:::ヾﾉーi､＿_　 '／/ _. --､
　　　　　ﾉ） {:::／ ﾉ　l:::ﾚｲﾑ´::::,{ '　　　 ）
　　　　　! 　 ｿ　'　　 !::::::::::::::::::{　 　 　 !
　　　　　l 　 ヽ　 __ﾉ｣:::::::::::::::ノ　　　　 l
　　　　 /　{__ユー ´::::::::::::_.ｲ　　 　 　 !
　　　　{　　　　ヽ_,. -‐　´　　 　 　 　 /
　 　 　 ）　　 　 /　　　　　　　　　　 /
　　　　i　　　　/　　　　　　　　　　 /:､
　　　　l　　 　 {　 　 　 　 　 　 　 /:::::ヽ
　 　 　 〉、　　 ､　　　　　　　　 , ::::::::::::::.
　　　 /::::::ヽ.＿,〉、　　　　　 ／:::::::::::::::::::ヽ
　　　'::::::::::::::ヽﾘﾉ::ヽ.＿_.　 ´::::::::::::::::::::::::::::.
　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
　　 !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・ ・ ・ ・ ・ ・　　　 　　　　　　　　　 　 ・ ・ ・
　　やる夫がシュテルちゃんに一目惚れをして、心から愛したことで、王権の運命がずれたの。

　　レヴィちゃんもディアーチェちゃんも、シュテルちゃんごと抱きかかえられ、愛し愛され、心から救われた。

　　3人とも、王権としての存在意義を問われることなく、精々が星の光路の鍵となるくらいで、
　　最後までただの一人の少女として愛された。

　　それが、あなたたちの物語……。

　【やる夫】
　　…………。



.

5449： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:06:08 ID:KeL1xNj20








　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　／ 　 （一） 　（一）　 ＼
　　　　|　 ///  （__人__） ///　|
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　……実は、最後の最後まで、迷っていました。
　　宇宙戦争と、星間光路……。
　　あそこまで大それたことをした僕は、最後まで責任を果たすべきなんじゃないかと……。

　　でも……、どうしても……。





　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　 　 ;´ ., ｀―-ゝ､ _イ､
　　　　　　　　　　　　　　;ｒ ´:::::::::::::::::::::ヽ､ﾝ､
　　　　　　　　　　 　　　,'＝=-::::::::::::-=＝',:::i　　.,ﾍ　））
　　　　　　　（（　　,ﾍ,　.i::::,ゝ､ｲ人ﾚｲﾑ::::iｲ::::i　ハ/
　　　　　　　　　　 '､ノ､ﾚ｢i　○　　 ○　 ｢i:::::i,/　 ﾍ
　　　　　　　　　 ／, '　ヽLi ""r-‐‐┐""Li｀/　　 ' ,ゝ
　　　　　　　　 < , '　　ソ.i::i.ゝ,ヽ､__,ﾉ_ノ, i::iﾉ､ヽン´
　　　　　　　　　｀ヽ ,ノ ヽﾚノ /L只_」 ハﾜ´γ´
　　　　　　　　　　　　　 ル〈~::::/ハヽ:::::ｷﾚv'
　　　　　　　　　　　　　　　 i;;;;;｀´;｀´;;;;;;;ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::ｺ
　　　　　　　　　　　　　　ノ:::::::::::::::::::::::::::::ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　そうね。
　　王の座と世界よりも、自分のお嫁さんの方が大事だって言い切ったようなものだもの。
　　もっと直截的に言うなら、束縛されずに自由にイチャイチャしていたい、かしら？

　　後の歴史では、『色恋に狂って玉座を蹴った』とか言われるかもね。

　【やる夫】
　　うっ……。



.

5450： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:06:37 ID:KeL1xNj20




　　　　　　　　　　　 r‐rr‐r ､
　　　　　　　　　 　 /しﾘリし'＼
　　　　 　 　 　 　 /　l　　　　　l
　　　　　　　　　  /. . l　　　:.　: |
　　　　　　　 　 /. . :.;　　　:.l　: | 　 r､
　　　　　　　　  j. . : , 　 　 : ;　: |　,ｲ }､
　　　　　　　　  |. . :, 　 　　: ;　: |/メ ハ
　　　　　　　　  |. . :;　　　 : :,　: :|メノ ; j
　　　　　　　　 /. : ;　　　 : :,　 : :|ソ ; ; ;lヽr､　　 ＿＿＿＿＿_
　　　　　　　 /. . :., . .　　: ; 　 : ;|;l; ＿;_r=r‐＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ ｿ､
　　　　　　 /. .: : ;. . 　　 ;　　 : :|´: ／:／`ーf＿; ; ; ; ; ; ;./ソ　:}
　　　　　　〈. . : : ;. .　　 /　　 : :.|／:／: /: : : }: : :＼; ; ; ;/ソ:　 l
　　　　　 　 ＼ : l. . 　 / 　 　 : :|:／: : /: :l: : :|: ヽ: : ヽ;/ソ: ;　 l
　　 　 　 　 　 ヽl. .　 / z‐ｫ r‐､j : /‐/-:､|:|: :|:l: : ',: : '{メ: .,　 /
　　　　　　　 　 /. .／ 'ー┘ ー.}:./rテﾐ､/:j: /ﾑ､: :l: : :| ／　 j
　　 　 　 　 　 /;∠ｫ　　＿＿＿|/l!ヒｿ　://rﾃﾐl: : |: : jｫr―-!　　　ん〜
　　　　　　 　 /'　＿ ／:.|　　　|j「;j '''　　,.　ﾋﾘ/ : /: :/ｧ-､￣l
　 　 　 　 　 〈∠ -―ｧ-.|　　　|ﾊ: ヽ. ( ＞ ''',ｲﾊ/:／/＿_ヽ j
　　　　　　　　 　 　 /:/: |　　　|ハ: : }ｧ_. ＜ ||: :|ｲ　/
　　　 　 　 　 　 　 /:/: : |　　　|ﾑ|: : |ﾆﾑ 　 ||: :|1./
　　　　　　　　 　 /:/: : :.ﾊ 　 　に!: /. .l　ヽ ﾊ: :l.ｲ
　　　 　 　 　 　 〈: j: : : :ハ 　　 い/. i. i . . ヽj:./}j
　　　　　　　　 　 ヽ: : :/: ハ　　 ∨. .j. . . . . .}ム!
　　　　　　　　　　 ﾊ: /: /　l',　　∧_/＼.＿./ ; ｲ
　　 　 　 　 　 　 　 Ｖ: /　 j.ﾊ　/; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/;.l
　　　　　　　　　　　 {:/ 　 /; ;V; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /; ;j
　　　　　　　　　　　　 　 /; ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ／; ; ; }
　　　　　　　　　　　　 　 ヽｧー…―- ､; ＿; _;_; j
　　　　　　　　　　　 　 r=ム._　　　　　　 ! ＿__V､
　　　　　　　　　 　 　 /; - ―- 二二二￣＿; ／;＞　.._
　　 　 , -―-, ､ 　 ／; ; - ; ;､ ; ; ; ;ヽ ; ;二; ;彡; ; ; ; ; ; ; ;＞―‐-　､
 .. -‐フ; ; ; ; ; ; ; フ;' ; ; ; ; ; ; ; ; ＼; ; ; ; ; ;ヽ; ; ; 二ニ= ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＞,.､
 　／; ; ; ; ; ; ; ;/; 〃; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ ; ;`…-､ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;／ ; ; ; ; ＼
　 ; ; ; ;/; ; ; ; ;/ ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼ ; ; ; ; ; ー--=ニ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
 ; ; ; ;/; ; ; ; ; j; ; /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ ; ; ; ミ; 、 ; ; ; ; ; ; ; ; ;_ ; -;―; ; ; /; ; ; ; ; }＿
 ; ／; ; ; ; ; ;/; ;/; ; ; ; ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;} ; ; ; ; ; ; ; ＞=-=　; ; ; ; ; ; ; ; ;,／; ; ; ; ; ; l; ; ;＼
 ＿; ; ; ;／; ;/ ; ; ; ; ; ; ヽ ; ; ; ; ; ; ; /; ; ; ; ; ; ／;＿;＿;＿; ; ; ; ; ; ／; ; ; ; ; ; ∠ -―‐'
  　　 ヽ ;＿/;＿;＿;＿_;_;＼; ; ; ;∠ -―…' ￣　　　　　　ヽ .; ∠ _;＿;＿／
　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　　　　　　　　　　　　　　　 ￣

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【霊夢】
　　まあ、いいんじゃない？

　　あなたは十分に役割を果たしたわ。これからのことは、今度こそ偉い人たちに任せときなさい。
　　多少発展は遅れるかもしれないけど、結果的にはかえっていいようになるわよ。
　　色々見てきた私が保証してあげる。
　　あなた一人に頼り切るより、ずっと健全で建設的な文明が築かれるわ。

　　それに、サイファーとアイドルのお仕事は十分大変だし、大事よ。これからもがんばってね。

　【やる夫】
　　はい。

　【霊夢】
　　あと、後ろ後ろ♪



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5451： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:07:06 ID:KeL1xNj20










　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,＜¨｀Y ⌒ヽ/⌒ア⌒ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /´＼_!_,⊥＞ｰ＝= ､ヽ⌒てヽ
　　　　　 　 　 　 　 ´￣￣ミY.´: : : : : : : : : : : : : : : : ＜ノ⌒,ﾊ.
　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : :. : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ￣ヽ＼
　　　　　　／⌒￣／￣: : : : : : : : /: :. : | : : : |! : ＼: : : : :.∨⌒ｱ‘,
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　　　　　　　　　　　　 八! ヾ : ｉハ　　　　 　 _　　　　　 : : :..: : :.!: :.l　｀＼
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　　　　　 　 　 　 　 ヽ､,.へ- ､￣ l　　　〉::::（;;;）::::::」　　　l-ー , イ＞'´
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　　　 　 　 　 　 　 ／::::::',　　 ／　l　　　 へl￣ ';ヘ　　　l　　　　l:::::::::ヽ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【シュテル】
　　ごしゅじん、さま……。

　【やる夫】
　　シュテル……。



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5452： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:07:23 ID:KeL1xNj20






　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｒ　‐ｙ ⌒Y⌒ヽ ＿
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　　　　　　 ﾚ　|:. :. : !:. :. { 《 いハ　',:. :!　〃斧示らﾐ､:}:. :. :. /:. :. :. :. :. : ヽ
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　　　　　　　 　 　 　 ∨:.:!:. :|ヽ　　 ､  ／　,ｲ.／　,ｲ,イ ./,'  :. |:. :|:. :.ﾙ　　　ｻﾗ…
　　　　　　　　　　　 　 Ⅵ:. :.!: /＞  / 　./イ　　.ゝ'　／.,' . :从ｒ＜　フ
　　　　　　　 　 　 　 　 八: ﾘ: !　{ ｌ　　　　　 　 　 .／/　 ￣ ｆ　　ノ__
　　　　　　　　　　 　 　 ,＼ヾ ｊ　 ! l　　　 　 　 　 　 ,ｲ　  　/　　〈ﾆハ
　　　　　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆ〉｜ ﾍ l　　　　　　　　イ ﾆ∥　厂　 　〉ﾆﾆ＼
　　　　　　 　 　 　 　 /ﾆﾆ{ 　!　  / 　 　 　 　 イ ﾆﾆﾆ{{　 ｊ! ／　ﾉﾆﾆﾆﾆﾍ_
　　　　　　 　 　 　 　 { ﾆﾆ〉　| /　　 　 .,｡イ::::::',ﾆﾆﾆｊ{ 　ｊ! 　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　　　　　　 　 /ﾆﾆ〔 ヽ| /　 　 　 ,' ___L::::::〉＿_｣! 　∨　7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆ ヽ /　 　 　 ,'7　|::::ﾍ　　　　　 　Y´ >ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 〉
.　　　　 　 　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆ /　 　 　 .,'/ 　|::::::::〉　　　　 　 |　{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /
　　　　　　　　 　 　 Yﾆﾆﾆ / 　 　 　 ,' '　 　ヽ〃　　　 　 　 ｊノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=/
　　　　　　　　　　　　'マﾆ ,'　　　　　,'　　　　　　 　 　 　 　 ｊ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　 　 　 　 　 　 ,ｲ　　　　　,'　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /
　　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ　　 　 　 .,'　　　　　　　　　　　 Y!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆY
　　　　　　　　　　　  ,ｲ　　　　 　 .,'  　　　　　　　　　　　 八ﾆﾆﾆﾆﾆ ﾉ

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
　【やる夫】
　　うん……。愛してる。何よりも、誰よりも、君が大好きなんだ……。

　【シュテル】
　　あ……。私も……。
　　大好きです。愛してます……。



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5453： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:07:39 ID:KeL1xNj20






　　　　 　 　 　 　 　 __＿＿＿　　　 　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　. :〈ｰ}　　 　 ｀≧ﾆ≦r―‐‐ ､ﾄ}
　　　　　　　　　 　: :ヾゝ､__／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...＼
　　 　 　 　 　 　 　 : :/｀</.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:ﾍ
　　　　　　　　　　 : :/　 /.:.:.:.:|:斗-r‐:.l!.:.:l.:.┼:.}､:.:.ﾊ、
　 　 　 　 　 　 　: :/ .. ,'.:.:.:!.:.i|:i.:ﾄ､ﾊ_/lﾊハ∧ﾉ!:i.:l.:.}ﾍ
　　　　　　　　　: :/　:: {.:.:.:.|.:.i{.:N,ｨ乞 　 　 fぅxﾚ':ﾊﾉ　〉
　　 　 　 　 　 : :〈　 :::.:|.:（｀!,ﾊN〈.辷ﾉ　　,　ﾋﾉ}ｲ'::..__/
　　　　　　　　: : :.｀y::..:|.i.:.｀辷}　"" 　　。　" ﾉﾑ:Y´　　　　　…あっち行ってましょうか？
　　　　　　　　　 : :｀¨V|.l.:.:ｉ:!:.:|≧=‐　--　＜_j::|/
　　　　　　　 　 　 : : : :ｌﾊ::j:|.:.:!:.:.　 ＼___/:::　,l.:|､
　　　　　　　　　　 : : : : : :Y!.:.:|、:. 　〃只}:: /:!.:| }
　　　 　 　 　 　 　 　 : : : :||从l l＼//' :/ ∨ :li人!
　　　 　 　 　 　 　 　 : : : :| 　／'|: /　/.:　ﾊ　.::|: ｀7
　　　　　　　　　　　 : : : :/レ'.〃.|〈_rく::::.:' .:.〉.:::}: .:{
　　　　　　 　 　 　 . : : :ｆｪｭ 〃.:::|:.:　.:｀ー"´　/ ー'}　 　 　 　 （　 　 (
　　　　　　　　　 　. : : //ﾊ＼::... !、 　 　 __ _〈::::..　|　　　 　 : : r）==x'
　　　　　　　　　　: : : {く/　∨　 .:〉ヾ-=ﾆﾆノ　〉､:. |　　　　　: : {`ｰ‐"}
　　　　　　　　　　: : :.｀y＿_ノ　::〈.::.｀ー　´-'".:.:.:.〉|　　　　. : :.,.| ..;;彡}_
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5454： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:08:16 ID:KeL1xNj20











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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三lｌ|:l:i:l:i:|ll三三三三三三三三三三
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--ミ:_:_:_:_:_:_: :_:_:_: : :_: : : :_:_:_:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::|:l:i:l:i:|: : : ::};i:l;{: : : : : : : : : : : : : :
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‐‐ゝ--r＜二＞､ﾞﾞﾞﾞﾞﾞゝ三三三二ﾌ⌒⌒´`ー‐‐‐‐'　 　 　 　 |:l:i:l:i:|　 |  い、いえ！　大丈夫ですからっ！ |
三ｿ-‐'⌒'ー‐‐'"rっ　　rzzｧ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |:i:l:i:l:|　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:l:i:l:i:|　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
..zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz |:i:l:i:l:|zzz |　  も、申し訳ありません……///　|
..／　　　　／　　　／　　/　　　/　　　/　　　/　　　,'　　　　 .|:l:i:l:i:| ∨. ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,乂
'　　　　／　　　／　　　/　　　/　　　/　　　/　　　,'　　　　　 |:i:l:i:l:|　∨　　∨　　　ﾍ　　ヽ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
  γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　|　　 私も全然いいんだけど……。　　　　　　　　　 　 　 |
　|　　 えっとじゃあ、昔の話、聞いてく？　興味ある？　 |
　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ　　  γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |  あ、あります！　聞きたいです！ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　れ、歴史も大事ですよね！　　 |
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,乂



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5455： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:08:44 ID:KeL1xNj20





γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
l　 んーと、地球が生まれた50億年前から…  |
乂,_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ﾉ
　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　 |　  いや、いっそのこと150億年前のビッグバンから…  |
　 |　  いかにして銀河や太陽が生まれたかを…　 　 　 　 |
　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣γ
　　　　　　　　 l　　　　 昔過ぎ！？　　　 l
　　　　　　　　 ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿,/


　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　 |　言ったでしょ？　人間が今までまとめてきた歴史を　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 美iiw
　 |　教えるんだから、七日七晩でも足りないわよ。 　　　| 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 w,, 美'"
`i  |　映像データを使って要点を絞っても…　　　　　　　　  |　　　　　　　　　　　　  美､　|!洲　 w
.|i;:乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ　　　　　　　　　  美=w､　美!:llll|,美=w"
ﾘi ;ﾘ,r'"~ｿ .k; ;/　`7=================================rｸ 　　　　　　 　 wii=美　`wii'"美'"
:!i ;ｲ ji; ;l._,, |i;  γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ ',i',i',i',i',i',i',i//ﾘｦ/ﾖ､. ww美w､　　　　 `=美､洲 　美w
ji;: ;j==＜_,,.fi; ; |　 お食事、どうしましょう… ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ ｨ-//　 |!洲|,,r'"`w
fi;: ;| |i; :i,=-|i: ; ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　　 家の方にも、連絡を…　　　　} w美=美､洲~
|i;: ;|=''""~ fi: ;i ﾓ//ﾘi',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i', 入＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ  ~美_＞美､:|_,==美
|i;: ;| ｲi ;ﾉ='''" ﾓ//ﾘ;,i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',//ﾘｦ/jlll||lllll__ﾞi､ﾖ､　`美`美_~美=|!洲:j~ l: ;iL
ji;: ;j fi;: ;|　i: ,r'/;/ﾘ,;',:',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i','//r'､＼kkkkkkkkkk .美､　 "美~^'=j!:洲:|_,=-美
li;: ;| |i;: ; ,,r''／盒j,;',:',:',i',:':,i',:',i',:',i',:',i',i',i',:',i',i',:',i',i',:',i',i','盒ﾘ`i､':､＼kkkkkk 美=w美w,,_wL.　|!:洲_美=iiw
;;　,､_,,-'',r''":,:',;',;',:',:',:',:',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i'`i､'::､ﾞi､kkkkkkkkk"''美;''==､_j!:洲;L_,,美=
　｛l,,r''",:',:',:',:',;',;',:',:',:',:',:',:',:',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',`i､';〔〕kkkkkkkkj;i='j: :;il ,=~!!:洲ｲ'" ;ij
;;: :｀`ﾐ牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟彳［jjjjjjjiiiiiilllllll 　j: :;ijｿ　ﾄ:洲:;| .l: ;i|
;;: ;| |i;: ;j ;: i:.　| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |:|llll|:|lll|:|lll||ll||ll|| 川川 .|: :;i|　 .f!:洲:L_,,wii
;;: ;lﾘ _ ,,从 ! : | |iiiiiiii| |甬ﾖ| |甬ﾖ| |fjfjfj f甬ﾖ| |甬ﾖ| |iiiiiiii| |:|llll|:|lll|:|lll||ll||ll|| 川川 j: :;ij　 .j!:洲;j'".: ;ij
- '''^::::::::: ::::::: | |―‐| |冊ﾖ| |冊ﾖ| |fjfjfj f冊ﾖ| |冊ﾖ| |―‐| |:|llll|:|llll'jl:-‐::'''",＞　　.|: :;i|　 .|!;洲;| ,|: ;i|
::::::::::::::::::_,,-‐└― 亠― 亠― 亠― 亠― 亠― 亠ーー┴､'''"~　_,:-;‐ij"i!　 　 .从 ;l､　|!;洲:j~^'' '"
::::::::::::　 '====ｨ=== ｨ=== ｨ====ｯ:―‐ｯ====ｨ=== ｨ=====;ｨ==i:ii"[l! ‐'::~::::::::::::~ﾞﾞ - '"'::::|!::洲:|:::::::::
　　　:::::::::::::::::::Ll,!;:::::Ll,!;:::::Ll,!;::::j','三j'j::::::: ::::Ll,!;:::::Ll,!;:::::Ll,!;::└':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 　 f!;i洲;l:::::::::
　　　　　　::::::::￣:::::::￣:::::::￣:::::￣::￣::::::::::::::￣:::::::￣:::::::￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　 |!;j洲:|

　　　ﾁｭﾝﾁｭﾝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾁﾁﾁ…



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5456： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:09:06 ID:KeL1xNj20

















　　　　　　　　　　 ( ;; ;: ）　 ⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　. ;.; .; :.: ⌒)　..;.;:⌒):.ノ
　　　　　　＿＿_ノ　 ノ⌒)　 .;;:.;.)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿,ノ　　　 　 ノ⌒) .;. :.:ノ、
:.｀)＿　_￣ ￣　 ＿　＿ ＿＿_丿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ￣　￣￣￣￣｀　　　　 . .. ;: ;.:.:;;｀ヽ _:;,）
:.;....)´￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿ﾉ⌒ーー'⌒ヽ　　 　 　 　 　 　 _ノ　　 　 　 　.. . .;: .:; .:_,ノ
: .. ＝─　 －　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣ヽ . :. :;.;;;）;.;;ヽ　 　 　 　 　 　 ￣｀ヽ＿,ノ　⌒￣￣´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ´`;　　　　　　　　　　`ｰｰ⌒‐-､__｀ー､__
一⌒)　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　｀ﾞ´　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣
::.:､::.｀ヽ＿
ー'￣￣´











　　　　　　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　l　　 　 あの…レヴィとディアーチェと、　　　　 |
　　　　　　　　　　　l　　 　 ユーリも呼んでいいですか…？　　　 |
　　　　　　　　　　　乂,_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ﾉ


　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　 |　　 　 ふふ、そう言うと思ってたわ。　　　　　　　　　 　 |
　 |　　 　 勿論いいけど、みんな敬語は禁止ね。　　 　 　 |
　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ



　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　｜　　 う…、頑張りま…、…頑張るよ…　　  |
　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ



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5457： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:09:25 ID:KeL1xNj20















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5458： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:09:45 ID:KeL1xNj20





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5459： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/15(月) 00:11:33 ID:KeL1xNj20






以上で投下は終わりです。
最後までお付き合いありがとうございました。



なんというかもう感無量で満足でして、書きたいことはすべて書けました。
掘り下げられていないキャラやイベントもあり、申し訳ない気持ちもありますが、
限界まで頑張れたと思います。



目標通りトゥルーハッピーエンドです。
そしてネバーエンディングです。
やる夫やマテ娘、他登場人物の幸せを願いつつ、物語の幕はここで降ろしたいと思います。



今まで、本当にありがとうございました。
「AAスレお気に入りのまとめ」様、このような趣味丸出しのスレをまとめていただいて、ありがとうございました。
修正や分割レスが多くて申し訳ありませんでした。

いつか機会があれば、またお会いしましょう。



お休みなさい。

5460：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 00:14:00 ID:iA34bhQQ0
完結おつかれさまでしたー！
最初期から見てただけあって感無量...
次の機会も待ってます...!

5461：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 00:15:10 ID:i1MZ67js0
おつかれさまでした。
長い間楽しませてもらったお話が終わるのはさみしいですけど
ハッピーエンドは気持ちよく読み終えることができてうれしいですね。

5462：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 00:15:24 ID:5PQOiw5Y0
乙っした！
昨今読んだスレの中村でも特によい物語でした
次回作を楽しみにしてます！

5463：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 00:20:46 ID:ZlJmL5qs0
完結　長期間の投下お疲れさまでした
また次回作があれば楽しみにお待ちしています

5464：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 00:24:22 ID:n0.TbxQM0
いいもの読ませてもらいましたありがとう

5465：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 09:42:32 ID:saQxrDeY0
乙でした。長時間お疲れ様です。
やっぱり寂しさもあるけど、いい終わりだった。

次回作を期待してしまうのは早いかな………

5466：安価のやる夫だお：2016/08/15(月) 23:53:01 ID:yJLWEvqQ0
完結おめでとうございます！
本当にお疲れ様です！
エンディング感無量です。とても楽しませていただきました！
俺の中の「やる夫スレNo.1 SF」ランクインです！w

気が早いですが、次回作楽しみに待ってます。

5467：安価のやる夫だお：2016/08/16(火) 00:41:49 ID:sU9lVQr20
乙でしたー。
甘かったり王道だったり砂糖だばーってしたり燃えたり萌えたりとてもよい物語でした。ありがとうございました。

5468： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/17(水) 14:35:26 ID:54D9TZnI0
読み返し用の目録です(ネタバレ注意)
こうして眺めると、長いようで短いような不思議な感覚がします
あと、いちゃいちゃしすぎですねw




第一話　　　出会い　(→裏メイドギルド→屋敷・やる夫とマテ娘登場)
第二話　　　翌朝　(→市場→喫茶店・やらない夫・ゆかり・有栖・ルカ登場)
第三話　　　ハグ　(→屋敷内→公園→玄関・これからのこと・この世界やサイファーのこと・早速イチャイチャ)
第四話　　　3人のメイドさん　(→屋敷内→買い物→キッチン・ディアーチェと買物・ムスカ・蔵人・ホロ登場)
第五話　　　入団試験　(→サイファーギルド→酒場・ハオ・メメ・キル夫登場・できない子顔見せ)
第六話　　　エロス回①　(→寝室・シュテル夜イベント・しゅてるん裸・しかし性教育・ハグとペッティング)
第七話　　　封印解除　(→裏メイドギルド→公園→屋敷・身請け・レガリアについて・暦登場)
第八話　　　今後の話し合い　(→リビング→ルカ屋敷→寝室・シュテルちゅっちゅ・レヴィ夜イベント・ユーリ初登場)
第九話　　　初仕事　(→玄関→サイファーギルド車庫→壁外・やるやらゆかパーティー・鳴海・エレン登場・vs.MI)
第十話　　　レガリアの呪い　(→有珠屋敷→ベッド・有珠さんげきおこ・草十郎・アストルフォ登場・ディアーチェR18被害)
第十一話　　　やる夫vs.マテリアルズ　(→屋敷地下・愛の力)
第十二話　　　天使契約　(→風呂→リビング・何故か風呂イベ40レス・ルリ登場)
第十三話　　　エロス回②　(→寝室・シュテル初夜・初キスからBまで)
第十四話　　　天上の情報世界　(→無形世界・ユーリといちゃいちゃ・三妖精登場・やる夫の秘密・ディアーチェ夜イベント)
第十五話　　　牧場でピクニック　(→郊外→牧場・都市について・圭一夫妻登場)
第十六話　　　とある一日　(→屋敷→都市内→壁外→屋敷(リビング→寝室))・キョン登場・シュテルHシーン有り)
第十七話　　　短編集一　(お風呂とかデートとか和室とかでいちゃいちゃ)
第十八話　　　聖女ゆかりとマテ娘の新しい友達　(→リビング・やらゆかの過去話・まどほむ・忍登場・シュテル夜イベント)
第十九話　　　マテ娘の入団試験と結婚指輪　(→サイファーギルド→リビング・ルーシー顔見せ・お祝いパーティー
　　　　　　　　・レコード聴きながらいちゃいちゃ)
第二十話　　　マテ娘の初仕事とタイタンエレン　(→壁外→酒場・vs.BM)
第二十一話　　　エロス回③　(→リビング・メイドしゅてるん・4P・愛欲の地獄へ)
第二十二話　　　短編集二　(レイン登場・あちこちでいちゃいちゃ)
第二十三話　　　下層区にて　(→下層区・流子・ラファール・エトナ・フロン・ルーシー・流子登場・魔女とダークドラゴンとメモリー)
第二十四話　　　歴史と方針　(→和室→喫茶店→リビング・できない子とライフポーションの秘密・シュテル夜イベント)
第二十五話　　　女装回　(→あちこち・黒レンやる夫・マスターアジア登場)
第二十六話　　　旅行前編　(→バス→隣都市・まどかとシュテルの親交)
第二十七話　　　旅行後編　(→コンサートホール→公園・シュテルの想い・千早・春香登場)
第二十八話　　　プリズム・グラム結成　(→下層区エレン宅→サイファーギルド→壁外・酒場・ミッション発令・vs.IG・レジスターについて)
第二十九話　　　エロス回④　(→屋敷内・シュテルとひたすらいちゃいちゃH)
第三十話　　　短編集三　(白レンと黒レン・都市内ツアー等・グリシーヌ登場)

5469： ◆yqZVCUfKKE：2016/08/17(水) 14:35:53 ID:54D9TZnI0
第三十一話　　　短編集四　(魔術概要・やる夫人形・インタビューなど・霊夢登場)
第三十二話　　　アビスヘヴン突入　(→アビスヘヴン・vs.ベータ・やる夫負傷・マテ娘キレキレ)
第三十三話　　　作戦会議　(→和室・ルリパーティー参入・両親の映像・アトモスフェリックカレイドスコープ)
第三十四話　　　グリッドノード到達　(→アビスヘヴン→グリッドノード・採掘作業・やる夫エルフ進化・メモリーの居場所判明)
第三十五話　　　休暇　(→レイン回想→屋敷・とにかくイチャイチャ・やっぱりセックスしたいと申すやる夫)
第三十六話　　　再起動　(→エロスな夢→有珠屋敷→リビング→公園・キル夫パーティー入り・妖精召喚)
第三十七話　　　短編集五　(まったりいちゃいちゃ・マリアさんの一日・中学時代・幸せな夢)
第三十八話　　　キリン討伐編其の一　(→サイファーギルド→屋敷→郊外→壁外・4P・ルリとの会話)
第三十九話　　　キリン討伐編其の二　(→Bランク領域・vs.キリン)
第四十話　　　　キリン討伐編其の三　(→農村跡→帰還→酒場・二代・黒猫・ヤミ登場・アイドルグループ結成)
第四十一話　　　メモリー篇プロローグ　(→アビスヘヴン→裏メイドギルド→喫茶店→屋敷・黒猫＋ヤミアビスヘヴン攻略参入
　　　　　　　　　　・有珠大活躍・集中特訓開始・みんなでぎゅ〜)
第四十二話　　　エロス回⑤　(→地下基地→シュテルの部屋・シュテルとえろえろ)
第四十三話　　　短編集六　(年末年始イベント・ルリとの過去話等)
第四十四話　　　エロス回⑥　(→地下基地→やる夫の部屋→エロスな夢→寝室・ディアーチェとH・月の愛)
第四十五話　　　メモリー篇其の一　(→遠征→キャンプ・やらない夫の試練・新魔術習得)
第四十六話　　　メモリー篇其の二　(→古城→牢・メモリー登場・能力封印・魔人化)
第四十七話　　　メモリー篇其の三　(→古城→海岸・激闘・光路の扉・できない子登場)
第四十八話　　　メモリー篇エピローグ　(→トーキョー地下(リバースバベル)→トーキョー・ユーリといちゃいちゃ・しゅてるといちゃいちゃ
　　　　　　　　　　・最愛・できない夫・ゲルトルート登場・聖女の真実・アイドルへのスカウト)
第四十九話　　　最終章プロローグ(→屋敷・帰還パーティー・流子懐妊・まったり日常・レガリアの真実)
第五十話　　　Aランク昇格　(→サイファーギルド→上層区→トーキョー(ブリューゲルバベル・リバースバベル)・四コマ風
　　　　　　　　　　・それぞれの進展・クロユキヒメとマテリアルズ)
第五十一話　　　短編集七　(ユーリの新しい一日・やる夫の初恋・ますますいちゃいちゃ)
第五十二話　　　エロス回⑦　(→屋敷内・5人でランダムH)
第五十三話　　　ハッピーエンドの条件　(→最初の記憶の夢→屋敷・絶対服従無効化完了・したいけど我慢・ルリとのキス)
第五十四話　　　トゥルーブラックキャッツカルテット(TBCQ)始動　(→ライブハウス→アビスヘヴン『大広間』→ライブハウス
　　　　　　　　　　・アビスヘヴン最下層へ・vs.ベータ群・初ライブ)
第五十五話　　　短編集八　(アイドル活動・クロユキヒメとゆかり・マテリアルズの活躍・黒猫の心)
第五十六話　　　短編集九　(それぞれの安寧・撮影会・完全ご奉仕H)
第五十七話　　　短編集十　(カオスな日常・精霊天衣と精霊転移・果てしなくいちゃいちゃ・Sランク昇格)
第五十八話　　　最終章其の一　(アビスヘヴン『大空洞』→最下層・アビスヘヴン攻略・MBR・精霊王登場・言語と樹木の不滅の塔)
第五十九話　　　最終章其の二　(無形世界→リバースバベル→宇宙・分霊魔術・聖女の記憶・契り・終結へ)
第六十話　　　　最終章其の三　(→宇宙→ダークドラゴン封印領域・ダークドラゴン・イリヤ・シロウ登場・宇宙戦争)
エピローグ　　　エンディング　(→ムスヒ→コンサート会場→屋敷→神社・星間光路・スペシャルライブ・家族で団らん
　　　　　　　　　　・トゥルーハッピーエンド＆ネバーエンディング)

5470：安価のやる夫だお：2016/08/18(木) 01:58:02 ID:F4Yd5K6Y0
大好きなスレが見事に完結した喜びと寂しさ・・・乙でした
どうか末永く、幾久しく、お幸せに・・・素晴らしい物語をありがとうございます

5471：安価のやる夫だお：2016/08/18(木) 05:33:16 ID:xCrPsZJk0
改めて振り返ると、確かにいっぱいイチャイチャしてるw
だが、それがいい。ほんと、乙でした。そしてありがとうでした。

5472：安価のやる夫だお：2016/08/20(土) 20:50:31 ID:8q.pZ4L60
素晴らしい物語をありがとう
やる夫の心理描写の書き方がとても自分に似ていたので、拝見してからすぐにお気に入りに入れました
エロの前戯の部分を丁寧に描写していたのが特に好きでした
ここからは、かなり個人的な感想ですが、最初で最後の感想なので言いますね
やる夫の女体化の不自然と思われる人気
４人+αのハーレム
エロ本番の描写が省かれたこと
ここらが個人的な不満点ですが、作品は読者ではなく、作者の好みを優先すべきと考えているので好きに紡いでください
ただし、最後の不満点はもっと時間をかけていれば解消されていたはずなので、焦らずゆっくり書けばよかったと思います

5473：安価のやる夫だお：2016/08/23(火) 01:54:42 ID:7IL0dk/o0
いやほんとうに乙でした
良いものを読ませてもらいました
次回作にも期待です

5474：安価のやる夫だお：2016/08/28(日) 06:26:22 ID:Qk0QgzGc0
お疲れ様でした。
読んでて良いなぁとじんわり感じながら読ませていただきました。
戦闘パート難しかったですが、コミュパートがとても好きでした。
次回作があればまた読ませていただきたいと思います。

5475：安価のやる夫だお：2016/09/04(日) 12:00:50 ID:ENIFNfMc0
完結乙

5476：安価のやる夫だお：2016/10/24(月) 06:50:55 ID:Stgija9I0
愛してる！（読み直し直後テンション）
次回作とか……無いのかなぁ。
勝手に期待してみるる。

5477： ◆yqZVCUfKKE：2016/10/24(月) 15:27:30 ID:ehGmJkaA0
あと2週間くらいお待ちください。
…どこの板がいいのかなあ。ちょっと真剣に悩み中。R18だし…

5478：安価のやる夫だお：2016/10/24(月) 20:53:37 ID:sE1Hy12w0
新作期待！
楽しみに待ってます！

5479：安価のやる夫だお：2016/10/24(月) 22:20:26 ID:Stgija9I0
！！！
お待ちしておりますー！

5480：安価のやる夫だお：2016/10/26(水) 17:37:35 ID:w1GrX77g0
おぉ、新作が！

5481： ◆yqZVCUfKKE：2016/10/30(日) 17:56:56 ID:I9duv8wE0
11/5(土)21時から、新スレのプロローグと第一話を投下する予定です。
別の板になるので、またこちらの方にお知らせします。

5482：安価のやる夫だお：2016/10/30(日) 19:09:24 ID:NzSyMOLE0
はーい

5483：安価のやる夫だお：2016/10/30(日) 22:08:32 ID:Lyu/JlV20
お待ちしてます！

5484：安価のやる夫だお：2016/11/05(土) 15:04:26 ID:i/ICD3XY0
新スレ立てました。

【R18】僕とユウキの異世界紀行
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1478325553/

5485：安価のやる夫だお：2016/11/16(水) 18:29:31 ID:sikKAl6A0
保守

5486：安価のやる夫だお：2016/11/27(日) 03:10:23 ID:v4OuzNGs0
保守

5487：安価のやる夫だお：2016/12/05(月) 06:30:28 ID:MvrBj3Ik0
保守

5488：安価のやる夫だお：2016/12/09(金) 04:18:13 ID:1Q2qM0Ag0
保守

5489：安価のやる夫だお：2016/12/13(火) 07:45:28 ID:VVeOlj/A0
保守

5490：安価のやる夫だお：2017/01/25(水) 03:19:14 ID:49bq5L3k0
保守
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