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育む力と私の夢と

1ヨーク:2020/07/11(土) 09:20:08
「ど、どうしよう……」
高校生、冬野優希は困惑していた。
自宅のトイレにこもる彼女が手にしているのは妊娠検査薬。
はっきりと陽性の結果が出てしまっているそれを見て、どうするべきかとなっていたのだ。
優希には、昔からずっと考えていたことがあったのだ。
(大家族のお母さんになりたいとは思うけど……まさか、今来るなんて)
彼女の夢。
それこそ、幼い頃からの大まかでぼんやりとした夢だ。
それは「大家族の母親になって幸せに暮らす」というもの。
いつか妊娠はしただろうが、流石に今は予想外。
とつぜん、急に来てしまった。
しばらく黙り込み、考えて。
決意して、口に出した。

「産む。まだなにもできないお腹の赤ちゃんの選択権を奪うなんて、できないよ……」
少子化対策のため、学生が妊娠した場合でも充分に支援を受けられるようになった昨今。
心配するようなことはないだろう。
それを信じて、優希は決めたのだった。

この決意が、優希の長い長い道のりの第一歩となるのであった。
自分の体に秘められた、新しい命を育む力の事など、まだ知る由もなく……。

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主人公プロフィール

冬野優希 女 高校生(スタート時)

身長 175cm
体重 標準的
特筆事項
妊娠時、胎児が過剰に成長し超巨大児になるほか、必ず多胎妊娠になる。
また、多胎妊娠に対する体の適応性や耐久性もずば抜けている。 


主人公、冬野優希が自らの体質にも負けず、妊娠出産を繰り返す話になります。
優希は超巨大児、しかも多胎児しか妊娠できないという体質で、しかも母体要因での流産早産は起こさない「妊娠に特化した」とも言えるような体質の持ち主です。
しかしその代償として、大きく育った胎児を包む羊膜や支える子宮口は極めて頑丈で、出産時には弊害となります。
また、胎児が大きくなりすぎるため子宮も伸び方が強く、帝王切開はできなくなります。

グランドルール
・優希や胎児の死亡はNG
・出産にかかる日数は要相談

121名無しさん:2022/06/10(金) 09:59:50
それからというものの、季節柄もあってツボへの刺激を毎日欠かさず行う優希。
なんなら、真里亞も同じようにしているだろう。
もはや定例となった皐月やクリスとのお茶会でも、了解の上で少しずつやりあったり。
二度目の妊娠生活も、大したトラブルなく過ぎていく。

そして、いよいよ36週に入る。
「こ、これは……ちょっと、予想外だったな……」
優希は、157cmにまで膨れ上がったお腹を抱え、姿見の前に立っていた。

122名無しさん:2023/04/22(土) 12:53:12
「ここまでなるなんて思っても見なかった……」
目の前でこんなお腹をした鏡の自分を見てただ立ち尽くしている優希。
ツボを刺激されたことで一気に膨らんだなんて思いも寄らなかったのは間違いない。
大量の妊娠線のできたこのお腹を見た優希はと言うと……。
「流石にちょっとマズそうかも、これ」
と、少し心配に思っていた。

123名無しさん:2023/04/22(土) 12:55:46
更に、緩やかとは言え優希のおっぱいも確実に大きくなっており、現在のバストはG。
サイズも101cmとメートルを超えるようになり、結果本格的に服がずり上がるようになっていた。
なのでおへそは常に出るようになり、こうなると大変。
子供たちがいつものようにおへそを押した途端。
「ひゃあんっ!」
「ママ、反応が前よりすごくなってない?」
「うう……そうかも。お腹が大きすぎて…」
ツボの刺激により更に開いていた経穴へ注入された大量の気が子宮に溜まって一気に内圧が上昇したようである。
あまりにも子宮が膨張しすぎたのか、妊娠特化で大きなおへそも引き伸ばされ、パンパンに張りつめて刺激に弱くなってしまっていた。
刺激されるとまた気が優希のおへそから入り込み、そうなるとますますお腹が膨張。
そのイタチごっこの果ては、遠くからも分かるぐらい大きく、しかもやさしい風でさえ感じてしまう特大経穴とも呼べるおへそである。
そのおへそを押されていた優希は、いつもより激しく身体をよじらせていた。

124名無しさん:2023/04/22(土) 13:01:14
更に…
「うっ……んっ!」
突然裏からおへそを蹴られ、優希はビクつかせた。
ここんとこ優希は胎動でさえも身体をよじらせていたのだ。
あまり激しくはないものの、今の伸びきったお腹では十分脅威。
おへそを裏から蹴られたときはより激しい反応を見せるようになっていた。
「ふぅ……ふぅ……」
いつの間にか、ジワジワと育む力による快感が優希のお腹を蝕んでいったようだ。
─────────────────────
一応健全な小説ではありますが、優希のお腹の関係上、R-18のライン越えではないが多少過激な表現が含まれていることは留意しといてください。

125名無しさん:2023/09/08(金) 21:17:06
で、翌日の週に1回になった検診日。
「まぁ!素晴らしい!」
更に大きくなった優希のお腹を見て、真里亞は興奮が押さえきれない様子。
「真里亞さんってば……うっ!…んんっ!」
服を捲って丸出しにしたお腹の中で胎児が真里亞さんの声に反応したのか、またも優希はおへそを蹴られて感じていた。
「ふふ。蹴られたときといい、やっぱ物凄く最高ね。優希さんのおへそ、もっと大きく成長していいのよっ」
「ひゃうっ!」
またもや真里亞におへそを一突きされて、優希はエッチな反応を見せた。
「んっ……んんっ…………」
「あら?優希さんの反応も前より凄くなってるわね……身も心もますますエッチになってるような……じゃあ測るわね」
優希はまだビクビクいいながらもお腹を測ってもらった。
「えっと……158cm」
「ひゃっ!?たった一日で1cm大きくなってる……」
「なるへそ……ますます興味がわいてきたわ。次はエコーね」
「あ……あの……」
「ん?どうしました?」
「ちょっと気になったけど、真里亞さんの今の服って……」

126名無しさん:2023/09/08(金) 21:18:43
「ああこれね?優希さんのお腹を見て、私もお腹の成長を実感しようと思って、衣服の下にサイズの小さいブラウスを着ているの」
そう言う真里亞さんの現在のスタイルはと言うと、90cmは確実に超えているバストに加え、それ以上に大きなお腹を抱えていた。
優希程ではないにしろ、お腹が大きくなったことで伸縮性に優れたブラウスは大分パツパツ。ブラウスのボタンはと言うと、真里亞のおへその少し下の位置、膨張した下腹部の最もせり出した場所。
そこに一番下のボタンを止めており、結果そこが下腹部に押されてボタンとボタンホールが引っ張られたことで見事な隙間が出来、そこからおへそが常に覗くようになっていた。
まさしくこれこそ、天使の小窓ならぬ「母の小窓」と言った方が良いかもしれない。
「凄い大胆ですね……って私も私だけど」
「ふふ。優希さんの育む力を研究している内に、私もおへそを出してみようかななんて思ってね。検診の前に鏡の前でこの姿を見ていると、私も興奮してくるの」
「そうなんですか……」
「私こう見えて妊娠する前からダイナマイトでね、勿論周りの男性にはよく見られてたわ。けど私はすぐ慣れてるどころか、逆にこの大きな胸を武器に視線を集めることにしているよ。お腹出してる服装だって難なく着こなしていたわ。これはその時の写真」
と、真里亞は衣服から1枚の写真を取り出し、優希に見せた。

127名無しさん:2023/09/08(金) 21:20:16
写真には、嶋野と真里亞が一緒に写っていた。
夏の休暇のときリゾート施設に行ってきたようで、そのときの写真も真里亞は胸を強調した上でおへそ丸出しの服装だった。
「うわぁ……流石真里亞さん、スタイル抜群ですね」
「でしょう。妊娠でお腹が大きくなっていようが、出産で産後太りになっていようが、私はこれからも私らしいスタイルで人々の視線を集めていくわ。勿論嶋野さんの視線もね!」
と、真里亞は自信満々な表情で自分のお腹を手でポンポンと叩いた。
「す、凄い覚悟ですね……」
「でしょ……あっ、忘れてた。エコーエコーっと……」

と、優希のお腹を調べようとジェルをお腹に塗ったときだった。
「あ……ううぅ……」
生暖かいジェルに反応したのか、またも優希は少し感じだした。
流石にこんなパツパツなお腹の皮膚では僅かな刺激でも大変だろう。
勿論優希のおへそは特にジェルの刺激を受けやすかった。
優希はプローブをお腹に当てられ感じながらも、必死に抑え込もうとしていた。
「んん………ううんっ……」
「これぐらいでも感じちゃうのか……育む力がより強大なものになってきているのかもしれないわね……」
「それってどういう?」
「バトル漫画とかでよくあるけど、より絶大な力を持つ分だけ代償を支払うようになるキャラがいることってあるよね?」
「う〜ん……そういう漫画やアニメなどはあまり……」
「そう……兎に角、今の優希さんのお腹は正に力が強くなりすぎた分の代償を支払わされている感じね……その代償が集中している部分は勿論」
と、既にエコーを終えていたプローブの先端を優希のおへそにちょんっ。
「ひゃんっ!」
勿論優希は跳ね上がり、お腹が大きく揺れ動いた。
「と、こんな感じね……後は存じ上げての通り、子宮口が頑丈すぎて出産に時間がかかったり、お腹が大きくなりすぎる関係で帝王切開できなかったりと、こんなとこかな」
「そ、そうなんですか……ふぅ……う……」
腹圧がかかりすぎたおへその感覚が常にお腹に走っている優希は少し息が荒々しく感じていた。

128名無しさん:2023/09/08(金) 21:20:48
「それじゃあ本日は終わりね……あ、そうそう。帰る前に一つだけいい?」
「いいですけど、何?」
「実は私、来週スタジオでマタニティフォトというのをやろうと思ってね、そこで今の私のスタイルを皆に見せたいの。良かったら優希さんもどう?」
突然のお誘いに少し戸惑う優希。
「え、え、え……ででも私のこのお腹ではちょっと……」
「大丈夫、私もついてるから。」
「じゃあ……私もやろうかな?」
と優希がOKしてくれたので、来週に近くのスタジオに待ち合わせすることにした。
ハルくん達にもそのことはバッチリ教え、ついでにツボも時々刺激されながら。
そうして37週目に入った。
優希のお腹は膨張し続け、いよいよ160cmを越した161cmに成長した。
中心のおへそも更に引き伸ばされ、突き出ていながらも今にも皮膚が裂けそうにパンパンに張りつめていた。
正に命の神秘に相応しい特大のおへそだ。
「よ……予想以上ね……」
真里亞は驚いたような、眩しいものを見るような赴きで言った。
「じゃ、じゃあ早速スタジオに入ろうか」

129名無しさん:2023/09/13(水) 19:08:31
スタジオはシンプルな作りで、柔らかい風合いの白の背景布がかけてあった。
そこに、大きすぎるお腹の負担を考えてか、ゆったりと座れる椅子が、軽くより描かれる高さの小さい机などがおいてある。
どうやら、ここで軽くポーズを取って撮影してくれということらしい。
服装も、季節に合わせたカジュアルな普段着だが、要求としてはそれが最もいいんだと真里亞は言っていた。
「やっぱりね、変に構えるよりあるがままの優希さんが撮りたいのよ」
というほどだ。
優希もちょっと楽しくなってきたようで、ふと思ったことを言った。
「あの……レタッチとか全くなしの写真、撮影が終わったら私にくれませんか?」


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