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カオスロワ避難所スレ3

256奇妙な冒険は続く ◆LYp5adl2nU:2018/11/02(金) 22:15:41 ID:.1T/Mroc0

『熱斗くんを死なす原因を作ったハゲ頭とドラゴン……!』
「ジョジョさん、これは?」
「ハゲの奴……ナッパに関しちゃロックマンの方が詳しいだろう。
こいつは殺し合いの最初の方で街を攻撃しようとしたところ、熱斗たちが止めたんだよな?」
『ああ、ネットバトルで人を殺すわけにはいかないと殺さなかったけど』
「今、そいつがイチローチームにいる」
『なんだって!?』

ロックマンに翔鶴、そしてラオウたちも殺し合いに乗っていた危険人物が安全な対主催と思われたイチローチームにいることに驚きを隠せなかった。

『情報によるとあるチームとの戦いでイチローチームに負けて屈服、改心して仲間になったとあるがどうもキナ臭い。
善良な集団であれば我々を襲うならまだしも民間人を巻き込む毒ガスなんて撒くハズがないのだから』
「確かに、百歩譲って襲撃がアタシたちを危険集団と勘違いしたせいだとしても、毒ガス散布なんて屑行為はしないだろ普通」
「ま、待ってください。イチローさんがそんな非情な手段を取るなんてありえない!」

チームのリーダーであるイチローと言えば小野塚小町に並ぶ対主催の要であり、殺し合いが始まる前から生粋のスポーツマンにして人格者なのは周知されている。
増してイチローの大ファンであるムネリンは、拳王連合軍の中で最もイチローに近づき、彼の人柄を理解している。
故に毒ガスを民間人の被害無視でバラまくなんて考えられなかった。

「ああ、確かにイチローチームだけなら、何かの手違いでああなったとも思った」
『そこで私とお館様はイチローチームと同盟を組んだ野球チーム……ドラゴンズの方を調べた。
そうしたらトンでもない連中だとわかった』
「――メンバーの大半が極めて危険な存在だったんだよ」
「なんだって?!」

上条は写真を一枚一枚、仲間たちに見せるように指を指していく。


「こいつは邪竜ギムレー、アソコ(千葉)に見えるアイツのことだよ。
こいつは一部地方で伝説になっているくらいの邪悪な破滅の龍だ」
「確かに……あの竜からはここからでもわかるくらい邪悪なオーラを感じますね……」
『こいつがおそらくドラゴンズのリーダーで全てを操っている』

「次に熱斗を殺したリオレウス。
グンマーに出没しては人を襲ってたらしい危険な竜だ」
『何人もの狩人が討伐に出かけたが返り討ちに遭うこともしばしば……流石に邪竜ほどの危険はないようだが、港にガスを撒こうとする残忍さは頷ける』

「口を開けば幼女を犯したいと口を開くオシリス」
『他とは違う危険性だが、なまじ力を持っているだけに年端も行かぬ幼女を大量に拉致して犯すことも不可能ではあるまい』

「もう死んじまっているがイドゥンやフォーマルハウトも人類を滅ぼそうとしているかなり危険な存在だったらしい」
『特にファーマルハウトは真竜と呼ばれ、都庁に真竜も確認されている』
『ということは……?』
『つまりはだロックマン。
ドラゴンズは都庁と繋がりを持っている可能性が濃厚ということだ』
「なんだと!」

思わず声を荒げる一同。
自分たちはヘルヘイムに攻め入ろうとしていたが、もし本当にヘルヘイムとドラゴンが真竜を通して繋がっていたとしたら自分たちは先制攻撃を喰らったことになるからだ。

「ディオ、さっきの邪竜の台詞もよく思い出してくれ、そういえばアイツらだけ呼ばれてなかったな、と言いたくなるから」
「さっきの宣戦布告……そういえばアイツらだけ呼ばれてなかったな……ハッ!」

上条に言われて何かに気づいたディオ。
それがまだ何を意味するかわかっていない者にシャドーマンが解説する。

『そうだ。
邪竜ギムレーは俺たちや狂信者・主催には宣戦布告をしていたが、都庁ヘルヘイムと聖帝軍には言っていない。
これはドラゴンズとヘルヘイムが手を組んでいる証左ではないか?』

ドラゴンズやヘルヘイムは裏で繋がっているかもしれない、その仮説に一同は驚愕する。

「じゃあイチローさんは……」
「いくら強くても邪竜というぐらいだから捕まって洗脳されたのかもしれない。
俺のいた学園都市にはそれくらいの術者・技術者・超能力者なんてゴマンといた」
『洗脳されずとも味方を人質に取られて無理やり従わせられている可能性は十分にある』
「そうですよね……僕の大好きなイチローさんだったら今頃危険なヘルヘイムやビッグサイトをレーザーでズガンと倒しに行ってでもおかしくないはずだ。
でも彼はまるっきり攻撃する素振りを見せない……そういうことかおのれドラゴンズ!!
奴らの手からイチローさんを殺してでも取り戻さなければ!!」

先程まで負のオーラで無気力になっていたムネリンは、ヤンデレパワーという別の負のオーラで気合が充填されていった。
今の彼は愛するイチローのためにチームを抜ける気など欠片ほどもない。


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