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カオスロワ避難所スレ2

1 混沌な名無しさん :2013/09/05(木) 20:26:58 ID:XVx2BHo60
こちらは投下スレです。

101 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:21:23 ID:.viiwy8s0
「そこのお二方、逃げるでござるーーーーーーーーーっ!!」
「「えっ?」」

突如として後方から聞こえてきた叫び声に驚き、ジバンとキルコは振り返ってみた。
そこに見えたのは―――

「かっか!」
「かっか!」
「かっか!」
「かっかっか!」
「はるかっか!」
「ヴぁーい!」

頭にリボンを付けた妙な生き物の大群と、それに追いかけられる男の姿だった。
見ると男は両脇に後方の生き物とよく似た生き物を2匹抱えていた。


「何だあの生き物は? まさかバイオロンの怪物か!?」
「っていうか、こっちに近づいてきますよ!?」
「理由はどうあれあの男性は明らかに追われている! 助けるんだキルコ君!!」
「はいっ!!」

普段の素行が色々とアレな二人だが、警察官としての正義感は流石に捨ててはいなかった。
男性を救うべくキルコはトンファーブレイドを構え、ジバンは続いてオートデリンガーを構える。

「キルコストーム!!」
「オートデリンガー、サブマシンガンモード!!」


ドガァァァァァァァァァァァァン!!


「「「かっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

キルコの起こした竜巻とジバンの銃撃により、迫りくる謎生物はまとめて爆炎の向こうに吹っ飛ばされた。
………逃げていた男を明らかに巻き込みながら。

102 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:22:12 ID:.viiwy8s0
「お二人とも、助けていただいたのはかたじけないが……次からはもう少し穏便に頼むでござる……」
「す、スミマセン……」
「我々はてっきりバイオロンの怪物とばかり……」

追われていた男は幸い吹っ飛ばされただけで命に別状はなかったため、二人は彼を介抱しつつ話を聞く事にした。
彼の名は空蝉丸といい、人類絶滅を目論むデーボス軍という組織と戦う「獣電戦隊キョウリュウジャー」の
一員なのだという。
また彼もこの殺し合いを止めるべく仲間を探しながら現在まで活動している事が判明した。


「ところで空蝉丸さん」
「ウッチ―と呼んでくだされ。仲間からはそう呼ばれているでござる」
「は、はぁ……まあそれはそれとして、その子達は一体?」
「この者達は拙者が道中で保護した子供達でござる。彼女達も探し人がいるというので、共に今まで行動して
いたのでござるよ」

「かっか!」
「くっ」
「ヤー」

「子供……なんですかね、ジバンさん?」
「何を言うんだキルコ君、どこからどう見ても子供じゃないか」
「いやでも、このリボンの子なんかさっき分裂してましたよ?」
「少なくともバイオロンでなければ問題ないだろう」
「いいんですか、それで……?」

空蝉丸によるとリボンの子が「はるかさん」、ロングヘアの子が「ちひゃー」、ボーイッシュな感じの子が
「まこちー」という名前との事である。
話によればはるかさんは水をかけると分裂してしまう特異な性質を持っているらしく、空蝉丸が知らずに水を
渡してしまったために先ほどまではるかさんの大群に追い回されていたらしい。
ちなみに分裂したはるかさんはジバンとキルコに吹っ飛ばされた衝撃で一体に戻ったらしく、他の個体はすべて
消滅していた。


「まきょー………」
「まこちーちゃん、何だか悲しそうですけど……何かあったんですか?」
「その子は先の放送で探していた者の名が呼ばれてしまったそうでござる。それ以外にも知り合いがこれまで何名も
命を落としたらしく……」
「何という事だ。こんな小さな子供までも悲しませるとは、血も涙もない所業! やはり野田総理を許すわけには
いかない!!」
「拙者も同じ気持ちでござるジバン殿。このような不毛な戦、なんとしても止めなければ!」

同じ子供好き同士で通じ合うものがあったのか、ジバンと空蝉丸はどちらともなく固い握手を交わすのだった。
その空気についていけず、やや遠巻きにキルコは二人を見ていた。

「……まあとりあえず、これからよろしくお願いしますね。はるかさんちゃん、まこちーちゃん、ちひゃーちゃ―――――」
「シャーッ!!」
「うおあっ!? な、なんか私ちひゃーちゃんに嫌われてる!? 私なんかしましたか!?」

ちひゃーは普段はおとなしいが、ばいんばいんな女性には噛みつくなどする習性がある。
その事をのちにキルコは空蝉丸から教えられ、少々へこむのであった。

103 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:23:15 ID:.viiwy8s0

「ところでこれからどうしましょう? 野田総理のいる場所を探そうにも手がかりもありませんし、何か情報が
あればいいんですけど……ウッチーさん何か知りません?」
「拙者もここに来るまでの間にいくつか噂を聞きましたが、役に立つかどうか……」
「この際真偽はどうあれ情報はあった方がいい、教えてください空蝉丸さん」
「では、拙者の知る限りの情報をお教えするでござる」


曰く、野球で野田総理に勝負を挑もうとする集団がいる。
曰く、『ねっとばとる』という勝負で野田総理を打倒しようとする一団がいる。
曰く、九州が空を飛んで日本海に陣取っている。
曰く、出会った相手を中華蕎麦にして平らげる食人鬼がいる。
曰く、東京都庁という建物が魔物の巣窟と化した。

空蝉丸の口から語られた有力そうな情報が次々と挙げられる。
どれも色々とカオス極まりないが、この状況から考えると本当にありそうなので二人は少々身震いした。

「この中で僕達が今すぐ対応できる物と言えば、空飛ぶ九州と東京都庁の二つだが、九州は何か飛行手段を
確保しないと難しいだろう……くっ、スパイラスさえあれば……」
「拙者のプテラゴードンを使えればよいのでござるが、この状況ではスピリットベースに行く事もかなわぬゆえ、
獣電池のチャージを考えると無駄な使用は避けなければ……」
「となると、私達が行くべきは都庁ですね! 幸い近いですし、もしかしたら他の殺し合いを止めようとしている
人達とも会えるかもしれませんよ!」
「かたじけないお二人とも……拙者も全力を持ってお手伝いさせていただくでござる!」
「何言ってるんですか、困ってる人を助けるのは婦警として当然ですよ!」
「かっか!」
「くっ!」
「まきょー!」

3人に呼応するように、ぷちどる達も声を揃えて応じた。
心強い仲間と合流したおかげか、まこちーもやや精神的に持ち直したようである。

「だが、都庁が怪物の巣窟と化しているなら、こちらも準備を整えてから行った方がいいだろう。みんなの
持ち物を確認しておこう」

方針が決定した後、ジバンの提案により全員の持ち物が改めて確認される事となった。
ダンジョンに向かう前の装備の強化はいつの時代もやはり必須である。
特にぷちどる達の支給品はよく確認されていなかったのでなおさらだった。


「おおっ、これはガーディアンズの獣電池! まさかこの子達が持っているとは!」
「ジバンさん、ちひゃーちゃんの荷物になんか忍者が入ってたんですけど……」
「忍者……まさかバイオロンのシノビノイドか!?」
「いえ、それはないかと」

調べてみると様々なアイテムが発見された。
特にぷちどる達の持っていたガーディアンズ獣電池というアイテムは空蝉丸が使えるものという事だったが、
何かの運命を感じるという事でしばらく彼女達に持たせておく事となった。

「では各々方、いざ『都庁』へ向かうでござる!」
『おおーっ!』

104 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:24:02 ID:.viiwy8s0
だが、彼らは気付いていなかった。
数多くのアイテムの中で、はるかさんの支給品の中に紛れていたあるものの存在に。

その名は新型ナノマシン入り飲料水。
第2放送直前、主催陣科学班のクルル曹長によって開発されランダムに転送された狂気の発明。
その一つが今ここに送られていたのである。

そしてもう一つ。
本来はるかさんは日光を苦手としており、日陰を好む習性があった。
だが今、はるかさんは日の光の下を何の苦も無く歩いている。
何故なら彼女は水を吸収した時点で、既にテラカオス化の影響を受けて体質が変化していたからに他ならない。
この上新型の水を彼女が何かのはずみで手に入れたらどうなるか―――――

それはまだ誰にもわからなかった。

「………かっか!」



【一日目・15時00分/日本・新宿】

【田村直人@機動刑事ジバン】
【状態】健康、強い決意、機動刑事ジバンに変身中
【装備】マクシミリアン、電子手帳、パワーブレイカー、ニードリッカー、オートデリンガー
【道具】支給品一式、ダイダロス
【思考】
基本:野田総理を倒して殺し合いを止める
1:まゆみちゃんは無事だろうか……
2:東京都庁へ向かう
3:野田総理の本拠地を探す
4:黒幕はバイオロンではなかったが、ためらわず戦う
5:やはり子供は可愛いな
※殺し合いを仕組んだのがバイオロンではないと知りましたが、本人はあまり気にしてません

【音無キルコ@新米婦警キルコさん】
【状態】健康、やる気充分
【装備】トンファーブレイド
【道具】支給品一式
【思考】
基本:野田総理を成敗して殺し合いを止める
1:ジバンさんやウッチーさん達と協力して悪党を成敗する
2:東京都庁の魔物を成敗する
3:野田総理の本拠地を探す
4:ハル先輩達、無事かなぁ?
5:ちひゃーちゃんとも仲良くしたい

【空蝉丸@獣電戦隊キョウリュウジャー】
【状態】健康
【装備】ガブリチェンジャー、ザンダーサンダー
【道具】支給品一式、獣電池(プテラゴードン)×6、モンスターボール(プテラ)
【思考】
基本:野田総理を倒して殺し合いを止める
1:ジバン達に同行する
2:東京都庁へ向かう
3:野田総理の本拠地を探す(九州が怪しいと睨んでいる)
4:ぷちどる達を守る
5:キング殿達と合流したい

【はるかさん@ぷちます!】
【状態】健康、日光を克服、テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、獣電池(フタバイン)、新型ナノマシン飲料水
【思考】
基本:かっか!
1:空蝉丸達と行動する
2:おなかがすきました
※水を吸収した事でテラカオス化が進行し、日光を克服しました。他に影響が出るかもしれません

【ちひゃー@ぷちます!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、獣電池(トペランダ)、牛乳×大量、大盾忍@戦闘中
【思考】
基本:くっ
1:空蝉丸達と行動する
2:765プロの面々の死に悲しみ
3:千早に会いたい
4:とりあえずキルコは嫌い

【まこちー@ぷちます!】
【状態】健康、深い悲しみ
【装備】きあいのタスキ
【道具】支給品一式、獣電池(プクプトル)、モンスターボール(ダゲキ)
【思考】
基本:まきょー
1:空蝉丸達と行動する
2:真と765プロの面々の死に深い悲しみ
3:襲われたら全力で戦う

105 脅威!新型ナノマシン :2013/10/14(月) 02:07:27 ID:fuhEZzSQ0
「何故だ……私達と新しいリフレッシュを……ごふっ……!」
「悪ぃな。水を飲んだら目が覚めちまったんだ」

 また一人、参加者が死んだ。
それをやったのはSchick製品に目覚めたはずのサーシェスであった。
というのも、彼のデイパックの中にはクルルの開発した新型ナノマシン入りの水が転送されており、彼がそれを飲んでしまっていたのだ。
そして、それに含まれていた人格データは髭剃りによって眠っていたサーシェスの残虐性・好戦性を復活させてしまったのだ。

「さあて、戦争だ。髭剃りなんかよりもすげえ戦争って奴をおっぱじめようじゃないか!」

 ホイポイカプセルから出した愛機・アルケーガンダムに乗るサーシェス。
ライフルモードとなったGNバスタードソードが、開戦の狼煙とばかりに街に向かって連射された。
しかし、大規模な火災が発生した街に佇み血のような色の粒子を撒き散らす手足が異様に長い機体に立ち向かっていく一台のトラックがあった。

「トランスフォーム!!」

 そのトラックはロボットへと変形した。
その正体は、このロワでタクシー業を営んでいたコンボイだ。
みんなの役に立ちたい一心でタクシー業を始めた彼に無差別マーダーを見逃す理由などなかった。

「うおおおおおおお!」
「ちょいさー!」

 右手をエナジーアックスに変化させ、飛びかかるコンボイ。
対するサーシェスは、GNバスタードソードで切りかかり、コンボイを逆に弾き飛ばした。
そして、堕ちていくコンボイの胴を両足に装着されたGNビームサーベルで2度も斬りつけたのだ。
それはまさしく致命傷だ。

「くっ……ま、まだだ……」

 それでも立ち上がるコンボイ。
その闘志は未だ消えず、背中に収納されたレーザーライフルを取り出した。
だが、何もかもが遅すぎた。

「とっとと逝っちまいな!!」

 アルケーガンダムのGNバスタードソードがコンボイに振り下ろされた。


【一日目・14時50分/千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】健康、とても上機嫌 、ヒゲがない
【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました。

【のび太のパパ@ドラえもん 死亡確認】
【碇ゲンドウ@Schick×エヴァキャンペーン 死亡確認】
死因:射殺

【鳴滝@仮面ライダーディケイド 死亡確認】
【オ○マ@現実? 死亡確認】
死因:GNバスタードソード・ライフルモードのビームにより蒸発

【コンボイ司令官@トランスフォーマー(初代) 死亡確認】
死因:斬殺

106 しらねーよ、カス!なんて言わせないよ絶対。 :2013/10/14(月) 05:29:33 ID:DgBA2pmQ0
「オレのこの法則の名を、そしてそれが何を指し示すか言ってみろ!」
ジョン・フレミング。テラカオスに導かれし1人の物理学者。
フレミングはどこかの忘れられた義兄弟の一員のようなこのセリフとともに
目についた人間に問いを投げかけ、間違えた輩を問答無用で殺害し続けていた。

【名もない新潟県民×10@現実? 死亡確認】
【大勢のモブキャラ×10@いろいろな作品 死亡確認】
死因:射殺

フレミングは流れ流れてここ、山形県までたどり着いていた。
で、第1県民を発見し、冒頭のセリフに戻るというわけだ。

「そんなことより、俺のセリフをぱくるんじゃねぇ!!!」
「右に同じいいいいいいいいいい!」
「問いにはちゃんと答えろおおおおおおおおおおおお!」

こうして、この物理学者は元ネタとなったキャラをもぶっ殺したのであった。

【ジャギ@北斗の拳 死亡確認】
【ジャギ@DD北斗の拳 死亡確認】
死因:射殺

からん。
徐に、フレミングは自身の武器である機関銃を地面に落とした。

「……」
『フレミングの左手の法則』ポーズのままのそれに電気がこもる。
そう、彼もまたテラカオス化し始めたのである。

っていうか、テラカオスっていう領域越えてるよね。

【一日目・14時52分/山形県酒田市】

【ジョン・フレミング@現実?】
【状態】テラカオス化
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:フレミングの左手の法則をきちんと知らん奴を皆殺し。(野田総理でも許さん)
1:……

107 混沌な名無しさん :2013/10/14(月) 13:33:58 ID:YLYlEnvYO
一方、富士山は噴火した
しかじ火口に出現した転送魔法によって溶岩その他が全て富士山周辺の地下にある大空洞に転送された為、地上への被害は無かった。
全魔力を使ってそれを為したシャマルという女性は、満足そうに微笑んで意識を失い、火口に落ちた。
転送先の大空洞が不思議のダンジョンだと知らぬままに。

【一日目・15時05分/富士山の火口】

【シャマル@魔法少女リリカルなのはシリーズ 死亡確認】
※富士山の噴火は収まりました。

【一日目・15時05分/不思議のダンジョンだった所】

【ドラキー@ドラゴンクエスト 死亡確認】
【メットールV2@ロックマンエグゼ 死亡確認】
【地雷蜘蛛@遊戯王OCG 死亡確認】
【イシツブテ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ヒカりん@パズル&ドラゴンズ 死亡確認】
【クリーパー@Minecraft 死亡確認】
【骸音シーエ@VOCALOID 死亡確認】
【ファイアバー@マリオシリーズ 死亡確認】
【黒谷ヤマメ@東方project 死亡確認】
【巨大ネバルー@クロノクロス 死亡確認】
【動く石像@鋼の錬金術師 死亡確認】
【みみず@手のひらをたいように 死亡確認】
【おけら@手のひらをたいように 死亡確認】
【あめんぼ@手のひらをたいように 死亡確認】
【怪傑ズバット@怪傑ズバット 死亡確認】
※不思議のダンジョンが埋め立てられました。

108 修正が必要か :2013/10/14(月) 15:44:50 ID:k4bbgnCU0
高速で移動する機体がある
その機体はナインボールセラフ、そしてそのパイロットはハスラー・ワンだ

「秩序を乱すものは排除するそして大きすぎる力を持つものも排除する」

ハスラー・ワンはそう言う、このそんざいにとってはこの殺し合いをはじめた主催を秩序を乱すものとして排除するのだろう
大きすぎる力を持つものも排除対象なのだろう


【一日目・15時05分/日本・千葉県】

【ハスラーワン@ARMORED CORE MASTER OF ARENA】
【状態】健康
【装備】ナインボール・セラフ@AnotherCentury'sEpisode:R
【道具】支給品一式 
【思考】基本:秩序を乱すものと大きすぎる力を持つものの排除
1:主催の排除

109 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:35:57 ID:VnHArrSE0
「サーシェスが任務放棄、しかも暴走だと!? 何をやっているのだ、あいつは!」

野田総理は激怒していた。なのは組の抹殺を命じたはずのサーシェスがそれを成さないどころか、無関係の参加者を襲っているという報告が入ったためである。

「別の刺客を送り込むか? しかし他の連中は、なんだかんだで忙しいし。
 新たな人員を雇うにしてもな……」

頭を抱える野田総理。何せターゲットは超一流の魔導師二人。
さらに幾多の死線をくぐり抜けてきた霊能力者や、人知を超えた力を持つ邪神型宇宙人までいるのだ。
生半可な実力の刺客では、返り討ちに遭うのは目に見えている。
かといって強い力を持つ者を雇うには、相応の金がいる。
ただでさえロワの運営には金がかかるのに、これ以上の出費はできることなら避けたいところだ。

「総理、私に考えがあります」
「なんだ、言ってみろ」

悩む総理に声をかけたのは、モブの部下だった。総理に促され、彼は自分の考えを述べる。

「金を払わずとも動かせる参加者を誘導して、例の組にぶつければいいのです。
 調べたところ、奴らの近くにいてこちらの思惑どおりに動いてくれそうなのは……」


◆ ◆ ◆


なのは達はホテルを後にし、千葉を移動していた。
幸か不幸か、彼女たちは他の参加者に遭遇することはなかった。
しばらく歩き続け、そろそろ小休止を入れようかと話していたところで、一同は放送を聞くことになった。

「ううっ、フェイトちゃん……」
「…………」

無二の親友の死を知らされ、なのはは感情を抑えられず号泣し始めていた。
そんななのはを、ユーノは黙って抱きしめる。

「まさか、蔵馬が死んじまうとは……。信じられねえぜ……」

その傍らで、桑原も強い衝撃を受けていた。彼もまた、数々の戦いを共にくぐり抜けていた戦友の死を知ったのである。

「お前らは、知り合いの名前呼ばれなかったか?」
「ぼ、僕の知り合いは呼ばれなかったよ」
「ポックルっつー同期のハンターが呼ばれた……。それほど仲がよかったわけじゃねえが、それでもきついな……」

なおレオリオの親友であるゴンも死んでいるのだが、放送では「ゴンさん」と呼ばれていたためレオリオは気づいていなかった。

「俺の親友の、やる夫って名前も呼ばれたが……。やる夫なんて、どこにでもいる名前だからなあ。
 俺の知ってるやる夫かどうか、判断できないわ」
「……そんなに多い名前だったっけ?」
「俺に聞くなよ。俺はもともとこの国の人間じゃねえんだから」

やらない夫の発言に、困惑する桑原。彼に話を振られたレオリオは、あきれ顔で首を横に振った。


◆ ◆ ◆

110 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:36:47 ID:VnHArrSE0


その後一行はなのはが落ち着くまで休憩したあと、再び移動を開始した。
そしてしばらく後、彼らは道の真ん中に倒れている血まみれの男を発見した。

「た、助けてくれ……」

弱々しいつぶやきを捉え、なのははとっさに男へと駆け寄る。
その次の瞬間、ユーノは言いようのない悪寒を感じた。

「危ない!」
「えっ……?」

とっさに、ユーノはなのはの体を突き飛ばす。
直後、男の体を無数の突起物が貫く。
その突起物は直進を続け、ユーノの左腕をも貫いた。

「うわああああ!!」
「ユーノくん!」

たまらず悲鳴を上げるユーノ。なのはは半ばパニックになりつつ、彼にすがりついた。

「ヒヒヒ、惜しいなあ……。もうちょっとで、女の体を串刺しにできたのに……」

そう呟きながら亡骸と化した男の影から出てきたのは、禍々しい狂気をその顔に浮かべた小柄な男だった。
その男を見たとたん、桑原の顔色が変わる。

「てっ、てめえは……。戸愚呂兄! また復活しやがったのか!」
「久しぶりだなあ、桑原……。会いたかったぜ……。
 今度こそおまえをぶっ殺してやるよぉぉぉぉ!! 他の連中も一緒になぁ!!」
「なめるなよ……! 何度生き返ろうと、てめえはこの俺がぶっつぶしてやるぜ!」

さらに狂気の色を強める戸愚呂兄に対し、桑原は霊剣を発動させて戦闘態勢に入る。
だが怨敵の出現に興奮していた彼は、背後から迫るもう一つの脅威に気づいていなかった。

「危ない!」
「なにっ!?」

背後より飛来したのは、巨大なハサミ。
それにいち早く気づいたハス太は、突風を発生させてハサミの軌道をずらす。
明後日の方向に飛んでいったハサミは、近くのビルに突き刺さりその壁を粉々に砕いた。

「なっ、新手か!」
「ゲギャギャギャギャ! 多少はやりそうな連中じゃねえか! 斬りがいのねえやつばっかりでイライラしてたんだよ!
 俺のストレス発散に付き合ってもらうぜぇ!」

姿を見せたのは、白髪を長く伸ばした筋肉質の男。マルハーゲ四天王の一人、極悪斬血真拳のOVERであった。


◆ ◆ ◆


「どうやら上手くいったようだな」
「はい」

部下からの報告を受け、野田総理は満足そうに笑う。
戸愚呂兄とOVERがなのは組を襲ったのは、むろん主催側が彼女たちの居場所を二人にリークしたからだ。
かつて桑原に敗北し、彼に恨みを持つ戸愚呂兄。そして戦闘狂のOVER。
彼らなら報酬を用意せずとも、なのは組と戦ってくれるだろうともくろんでのことである。
そしてそのもくろみは、見事に成功していた。

「全ては私の思うがまま……。くくく……」

いかにも黒幕っぽく呟く野田総理。しかし実際には、部下の提案をそのまま実行しただけだ。
その振る舞いは、あまりにも滑稽であった。

111 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:37:48 ID:VnHArrSE0
【一日目・15時10分/千葉県】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】動揺、19歳の身体
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王
【道具】基本支給品一式、タイムふろしき@ドラえもん、ボンテージ
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
2:情報を集めないと
3:ヴィヴィオに再会してきちんと話し合いたい
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。


【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】左腕負傷、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:なのはを護る
2:大災害の情報を集める
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。


【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
2:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
3:僕も頑張らないと


【桑原和真@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:戸愚呂兄をぶっ倒す
2:怒鳴りつけた借りを返す為にも、ハス太を護る


【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】スパス12
【道具】支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
※ゴンの死に気づいていません


【やらない夫@2ch】
【状態】健康
【装備】M16
【道具】なし
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
※このやらない夫は精神が超タフです。

112 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:38:20 ID:VnHArrSE0


【戸愚呂兄@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺しまくる
1:桑原とその仲間を殺す
※首輪解除防止のため、肉体変形能力はかなり強く制限されています


【OVER@ボボボーボ・ボーボボ】
【状態】健康
【装備】オリハルコン製のハサミ@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:暴れまくる
1:なのは組と戦う


【一日目・15時10分/主催本部】

【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る
※傀儡の主催者です。本人は気づいていません。

【ブルりん@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
死因:戸愚呂兄による刺殺

113 光と闇が合わさり…… :2013/10/15(火) 08:09:22 ID:0EyIDvJQO
強い岩ポケモンを探しに長野県までタケシは来ていた。
しかし、そこに居たのは血走った目で奇声をあげながら襲いかかる自分自身だった。

「ぐげげげげげげげげ」
「うわああ、な、なんだこりゃあ!?」

慌てて逃げるタケシにもう一人のタケシが触れたその時、カオスな事が起こった。
このもう一人のタケシは、同じタケシでありながら発狂し、デブガキ一人を惨殺した奴である。
そして、同じタケシでありながら真逆の性質を持つもの同士が触れ合い、対消滅が発生した。
その余波は凄まじく、長野県にクレーターが出来たが、幸いにも他の参加者は三人死んだだけだった。


【一日目・15時15分/日本・長野県】

【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【策士・諸葛亮孔明@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 - 死亡確認】
【うさみちゃん@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【ホッシー@横浜ベイスターズ 死亡確認】

114 いきなり止まれないのよ :2013/10/16(水) 00:38:08 ID:tZfczTI.0
全力疾走をする少女がいた、その少女の名前はIAという
IAはVOCALOIに所属しているアイドル歌手だ、だが今はそんなことはどうでもいい
なぜ彼女が全力疾走しているかというと

「あはははははは」

後ろからハイテンションの笑い声が聞こえてくる
この人物こそがIAを追っている存在だ名前は雨生龍之介人殺しを趣味とする青年だ
龍之介はクルルが開発した新型ナノマシン入りの水を飲んでこんなことになってしまったのだ

「ハア…ハア…」
(逃げないと)

IAは息切れしながら走る
だが

「きゃ……!」

こけたのだ、普段運動は軽くしているが限界が来たのだろう
そしてそのまま死ぬと思い目をつぶる
そして龍之介はそのままIAを殺そうとした瞬間、何かがいきおいよく轢かれ死んだ

【雨生龍之介@Fate/Zero 死亡確認】

そしてIAがその音を聞き後ろを向くと

「…なんか轢いちまいましたか」
「とくに気にすることないんじゃないの」

と言っている二人組みの男キャスパー・ヘクマティアルと阿紫花英良がいた

【一日目・15時15分/日本・山口県】

【IA@VOCALOID】
【状態】疲労(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式 
【思考】
1:助かったの?

【キャスパー・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃
【道具】支給品一式
【思考】
基本;どこか、落ち着ける場所を探す
1:降りかかる火の粉は払う
2:このこどうしようか


【阿紫花英良@からくりサーカス】
【状態】健康
【装備】グリモルディ@からくりサーカス
【道具】支給品一式
【思考】基本:キャスパーに雇われたので付いて行く
1;降りかかる火の粉は払う
2:なんか轢いちまいましたかねえ

115 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:22:03 ID:l5sLUsYk0

「ぬぅ……千石うぐいすとやらが死んでしまったのか……ふっ、所詮その程度の輩だったということなのか」
「そんな澪さん……ついでに田井中さん」
「いろいろ死んだか、まぁ別にいいけどね」
「イチローさんはまだ無事のようだ」
「矢部くん……」
「ティガニキ……」
「この程度で死ぬようでは話にならないのだよ」
「ですなぁ」
「ずら」

 放送を聞き、拳王軍の皆さんはここ静岡県の地方球場で一時足を止めていた。
 ……東京は先程、『また』通り過ぎてしまった。
 電車は急に止まれないからね。仕方ない。
 そんな時であった。

「我ら『十傑集』、貴様らに野球勝負を挑ませてもらう!!」

 ▽あっ、十傑集が野球を勝負を仕掛けてきた。

 もちろん、負けたら全員死亡という理不尽なルールの下で行われることにあった。


「では、新しいスタメンを発表します。
 一番ショート、川崎さん
 二番セカンド、殿馬さん
 三番サード クロえもんさん
 四番レフト、プニキさん
 五番ピッチャー、MEIKOさん
 六番センター、平等院くん
 七番ファースト 緑間くん
 八番キャッキャー デュークくん
 九番ライト 拳王さん……以上です」
「ぬぅ、何故この拳王が九番なのだぁッ!」
「打てないからづら」
「一理あるのだよ」
「ですなぁ」
「くっ、まあよい、この試合で活躍すれば問題ない!」

 そして、ついに試合が始まろうとしていた。

「プレイボール!!」

116 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:22:38 ID:l5sLUsYk0

【以下ダイジェスト】

「MEIKOシュート」

 ほぼ直角に曲がるシュート回転(黄金の回転)が掛かったMEIKOシュートがヒィッツカラルドの身体にぶち当たる。
 ヒィッツカラルドの身体は再起不能なまでにぶち壊された。

【素晴らしきヒィッツカラルド@ジャイアントロボ 死亡確認】

「デュークツーラン!!」

 サードの怒鬼、ショートの残月がボールごと場外まで吹っ飛ばされる。
 その勢いで二人は富士山火口に落ちた。ついでにランナーはいなかったが何故か二点入った。

【直系の怒鬼@ジャイアントロボ 死亡確認】
【白昼の残月@ジャイアントロボ 死亡確認】
   
「滅びよ」

 平等院さんが打ち返したボールが光りだした。
 その打球をキャッチしようとしたファーストのカワラザキ、ライトのセルバンテスの両名が吹っ飛びフェンスに激突する。
 平等院さんはアウトになったものの二人の命が散った。

【激動のカワラザキ@ジャイアントロボ 死亡確認】
【眩惑のセルバンテス@ジャイアントロボ 死亡確認】

「腹痛いから、帰るわ」

 そう言い残し、マスク・ザ・レッドは一時帰宅した。
 汚いなさすが忍者きたない。

【マスク・ザ・レッド@ジャイアントロボ】
【状態】十傑集走り中
【装備】いろいろ
【道具】いろいろ
【思考】
1:一旦、体勢を整えるため帰宅する。

「ぬぅ、この拳王がまた退場だと……」
「拳王さん、今のは仕方ないですね」
「野球とはここまで難しいものだったとはな……」

 ラオウは再び退場処分になっていた。
 十常寺とクロスプレイの際、審判(デカオ)共ぶっ殺してしまったから仕方ないのだ。
 罰金33万4千円ほどの処分が言い渡されたが、ムギさんが支払い事なきを得た。

【命の鐘の十常寺@ジャイアントロボ 死亡確認】
【大山デカオ@ロックマンエグゼ4(ブルームーン版) 死亡確認】

「せめて、一点を返s……」
「イチローさん直伝(無許可)レーザービーム!!」

 ショート川崎のレーザービームがホーム突入しようとした樊瑞の身体に当たる。
 送球が少しそれてしまったのだ、命懸けだからね、プロでも失敗するよ、人間だもの。

【混世魔王・樊瑞@ジャイアントロボ 死亡確認】

「これでゲームセットづら」

 最後のバッター・幽鬼をセカンドゴロに打ち取り、ゲームセット。
 長かった試合もついに終戦を迎えたのであった。
 そして、約束通り暮れなずむ幽鬼は自害した。

【暮れなずむ幽鬼@ジャイアントロボ 死亡確認】

117 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:23:05 ID:l5sLUsYk0

「この拳王に勝負を挑むから、骨がある輩かと思ったが大したことがなかったな!!」
「野球ってこんなスポーツだったかなぁ……」
「ハチミツ食べたいなぁ……」
「イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん……」

 こうして、拳王軍は初めて犠牲を出さずに野球で勝利したのであった。

「さて、今度こそ東京に向かうぞぉ!」

 そして、拳王軍は電車ごっこロープを握り締め、東京に向かった。

【一日目・15時00分/日本・静岡県】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました


【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる
【装備】核ミサイル、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!


【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:野田総理を倒す
0:主催者チームを全員屠る
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:ミクとKAITOを倒すぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために野田を野球で潰す
1;ホームランを打つ

118 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:23:33 ID:l5sLUsYk0

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める
2:イチローがいるであろう、東京に向かいたい

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:野田総理に野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

119 サヨナラ、ガキ大将 :2013/10/18(金) 18:40:39 ID:tXjcrgkE0

 拳。
 ただの拳が黄色い宇宙人の頭部を破壊した。
 先ほど、自分の妹のことを『ブタ』呼ばわりされたことに腹がたった。
 家族を……妹を馬鹿にされて、ここで動かなかったら男が廃ると思った。
 勇気を振り絞り、黄色い宇宙人の目の前に立ちふさがった。

 拳を何度も振るった。
 何度も。
 何度も何度も。
 何度も何度も何度も。
 何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も……。

 暴力は好きじゃなかった。
 ただ殺したら、もう戻れない気がした。
 ジャイ子やのび太、ドラえもんにもう会えない気がした。
 死んでしまったジャイアンたちやのび太のおばちゃん……そして、自分の母のいる場所にも行けない気がした。

「はぁ……はぁ……こんな……こんな殺し合いして楽しいのかよ!!!」

 拳を止めた。
 自身の拳が真っ赤になっていた。 

「お前みたいのがいるから、こんな殺し合いが始まった!!
 お前みたいのがいるから、ジャイ子みたいな不幸な子が生まれる!!
 こんな殺し合いを開いた奴らは僕が絶対許さない――――だから」

 激しい嘔吐感がした。非常に気分が悪い。
 殺したのに、まだイライラが収まらない。
 そこで水を一口飲み、気持ちを落ち着けようとする。
 そこで、何もかもどうでもよくなった。
 

 
「だから――――皆殺さなくちゃな」

 

 きれいなジャイアンはきれいではなくなっていた。 
 

【クルル曹長@ケロロ軍曹 死亡確認】

【一日目・14時30分/九州ロボ・クルル曹長の研究室近く】
【きれいなジャイアン@ドラえもん】
【状態】血濡れ、汚くなった
【装備】さすまた
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全て殺す
1:ジャイアンポジションにはぼくが座らないと!
※ナノマシン入りの水を飲みました。

120 涼宮ハルヒの最期 :2013/10/18(金) 20:56:24 ID:ja8CLp160
 9時間以上に及び県をも跨いだ逃走劇の末、ハルヒは一人っきりになってしまっていた。
唯も、こなたも、にゃんぱいあも、そしてボッスンも、皆たった一匹のニホンザルに射殺されてしまった。
そして、ハルヒも袋小路に追い詰められ、また一人参加者が死んだ。

「チーチッチ、おっぱーい、ボインボイーン」

 なぜなら、怪しげで奇妙な歌を歌う少女に、ニホンザルの首がもぎ取られたのだから。

「あ……有希……?」

 極限状態から解放され、ハルヒはその場にへたり込んだ。
 そんなハルヒに長門は近づき、その胸を鷲掴みにした。


「もげ、もげ、もげ」
「きゃっ、い、痛い、どうして!?」

 長門がその両手に力を込めていく。
自分の想像を遥かに上回る状況に混乱するハルヒ。
しかし、情報操作により、幾ら足掻いても指一本すらも動くことは無い。

「チチをもげ!!」
「嫌あああああああぁぁぁっ」

 ハルヒの両胸がもぎ取られた。

【一日目・15時15分/日本・栃木県】


【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】ナイン
【装備】コアファイター@機動戦士ガンダム
【道具】支給品一式 、朝倉涼子の両おっぱい×2、涼宮ハルヒの両おっぱい
【思考】
基本:チチをもぐ
1:朝比奈みくるのチチをもぐ
2:とにかくチチをもぐ
3:邪魔者はもぐ

【平沢唯@けいおん! 死亡確認】
【泉こなた@らき☆すた 死亡確認】
【にゃんぱいあ@にゃんぱいあ 死亡確認】
【藤崎佑助@SKET DANCE 死亡確認】
死因:射殺

【ニホンザル@龍馬伝 死亡確認】
死因:頭をもぎ取られる

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
死因:両胸をもぎ取られる

121 悪魔の誇り :2013/10/20(日) 18:13:54 ID:tjJylung0
巨大な岩のような超人と、長身の少女というおかしな組み合わせの二人組が、
てくてくと道を歩いていた。
二人の間に会話は無い。
長身の少女−諸星きらりは、本来は元気な性格だったが、
放送を境に様子が変わってしまった。
同行する超人−ザ・魔雲天は、彼女の心境の変化を察していたが、
慰めの言葉をかける事は無い。
悪魔である自分には慰めなど似合わないと言うこともあるが、
彼女自身の手で乗り切らねば意味がないと考えているからだ。

「……!」

悪魔としての勘か。
魔雲天はとっさにきらりを抱えると、高くジャンプする。
すると、さっきまで魔雲天達がいた場所を、氷の槍が通過していった。
あのまま動かなければ、二人ともやられていただろう。

「グ、グム〜…。ゴング前の攻撃とは、俺たち悪魔にも劣るぜ〜!」

「…悪魔でも、構わない」

「あっ…ああ……」

現れたのは、青髪の少女−タバサ。
タバサと魔雲天の間に火花が散る。
魔雲天の背後に隠れながら、恐怖に震えるきらり。
魔雲天は、きらりを気遣うように視線を向ける。

122 悪魔の誇り :2013/10/20(日) 18:14:26 ID:tjJylung0
「……隙あり」

タバサが呪文を唱えると、再び氷の槍が精製され、魔雲天達を襲う。
轟音が響く。タバサは気を抜かず、前を見続けている。

「残念だったな。俺はここだ〜!ゲヘラァー!」
「マウンテンドロップ!!」

野太い声が周囲に響く。
攻撃がくると察知し、タバサは横に飛ぶ。
だが避けきれず、魔雲天の攻撃を食らってしまう。
マウンテンドロップ。相手の頭上から1トンの体重を叩きつける大技だ。
タバサの攻撃を受けてあちこちに傷が目立つが、その威力に変わりは無い。

「ぐううっ……!」

激痛にうめきながらも、タバサは呪文を唱えようとする。
だが、唱えかけたそれは途中で止まってしまう。
ダメージが大きすぎたのだ。
それを見た魔雲天は、静かに技を解いた。

「な、何のつもり?」

「お前には執念を感じる」
「悪魔の俺でも…いや、悪魔の俺だからこそわかる」
「お前にはやらなければいけない事があるんだろ」

「…礼は言わない」

強がりを言うと、タバサは気を失った。
魔雲天はタバサを背負うと、隠れていたきらりに声をかける。

「て、天ちゃん、その人を連れて行くの?」

「ああ。こいつは死なせるには惜しいからな。」

123 悪魔の誇り :2013/10/20(日) 18:16:19 ID:tjJylung0
【一日目・14時55分/日本・新潟県】

【ザ・魔雲天@キン肉マン】
【状態】疲労(小)、あちこちに傷跡
【装備】柔道着
【道具】なし
【思考】
基本:『あのお方』の命に従い野田総理を抹殺する。
1:他の悪魔超人達と合流する(できればミスターカーメンかBH)
2:邪魔者はすべてマウンテンドロップでペシャンコにする。
3:とりあえずこのデカい女(きらり)は今は保護しておく。
4:女(タバサ)を安全な所まで運ぶ。また襲ってきたら返り討ちにする


【諸星きらり@アイドルマスターシンデレラガールズ】
【状態】182cm、ちょっち悲しみ!
【装備】ないにぃ!
【道具】支給品一式、巨大化爆弾@五星戦隊ダイレンジャー、
芋丁の芋羊羹@激走戦隊カーレンジャー、ビービ虫の巣@天装戦隊ゴセイジャー
【思考】
基本:Pちゃんを探すにぃ!
0:いっぱい人が死んじゃった…
1:天ちゃん(魔雲天)は強くて優しいにぃ!
※殺し合いが始まった事を理解しました

【タバサ@ゼロの使い魔】
【状態】全身にダメージ(大)
【装備】杖、マフラー、ジーンズにジャケット姿
【道具】支給品一式
【思考】
基本:???
1:???

124 戦闘中のまま放置するのはどうかと思う :2013/10/20(日) 21:32:02 ID:vtawVjlQ0
 埼玉で、9時間に及ぶ大激戦が終わろうとしていた。

『アクセル!マキシマムドライブ!』
『It's time for buster!』

 仮面ライダーアクセルがエネルギーを纏った後ろ回し蹴り「アクセルグランツァー」を叩き込む。
気絶から立ち直って変身したレッドバスター・桜田ヒロムの超加速からの必殺の斬撃がそれと同時に放たれる。
その同時攻撃は、再びゴルゴ13が乗り込んだヤッターペリカンを破壊するには十分すぎた。
ゴルゴ13はヤッターペリカンの爆発の中に消えて行った。

「ニック……じゃ、無かったのか?」
「俺に質問をするな……」

 変身解除した照井を見てようやく彼が相棒でない事に気づいたヒロム
それに対して照井が何時もの返しをした所で、二人はその場に座り込んだ。
9時間もの間強敵と戦い続けた事による疲労とダメージは並大抵のものでは無かったのだ。
悪と戦うヒーローも流石に今は休みたかった。


【一日目・6時20分/日本・埼玉県】

【桜田ヒロム@特命戦隊ゴーバスターズ】
【状態】ダメージ(中)、疲労(大)
【装備】モーフィンブレス@特命戦隊ゴーバスターズ、サングラス
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:身体を休めたい
※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。

【照井竜@仮面ライダーW】
【状態】ダメージ(中)、疲労(大)
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:身体を休めたい
2:俺に質問をするな……
※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。

【ゴルゴ13@ゴルゴ13 死亡確認】
死因:爆死

125 124 :2013/10/21(月) 00:44:52 ID:LooLzYQY0
すみません、6時は15時の間違いでした。

126 交通事故には気を付けましょう :2013/10/22(火) 14:28:43 ID:MF4gp5rYO
【一日目・15時20分/日本・千葉県】

【ガメラ@平成ガメラ三部作】
【状態】健康、飛行中
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:生態系を破壊する者を倒す
1:ギャオスは特に殺す
2:何かにぶつかった気がする

【ハスラーワン@ARMORED CORE MASTER OF ARENA 死亡確認】
死因:ガメラが激突

127 カオスロワからは逃げられない :2013/10/22(火) 22:02:04 ID:J8avXxnc0
「ぐっ……」

 それが、二人の男が連れて行くと決めた少女・IAの最期の声だった。
支給品を確認する為に自分のデイパックを覗き込んだIAの顔を、デイパックの中から飛び出した拳が粉砕したのだ。
そして、二人の男が驚いた隙をついて、デイパックから少女を殺した存在が飛び出した。

「ごふぅぅ!」

 男の片方である英良が我に返ったのは、依頼人であるもう一人の男・キャスパーの断末魔を聞いてからだった。
キャスパーは、少年の持つさすまたに刺されて死んでいた。
きれいなジャイアンと呼ばれるその少年は、殺した宇宙人の遺した転送装置で自分を転送したのだ。
テラカオス化によって強化された身体能力を武器にして、より多くの参加者を殺す為に。

(捕縛用の道具であるさすまたで人を殺しちまうとは、どんなバケモノでえ)

 依頼人を殺されても、英良は冷静だった。
しかし、怒りを抱いてないという事では無い。
むしろ、その逆だ。

「だがね、依頼人を殺されて黙って引き下がる程、あたしは情けなくは無いんでね!」

その一言に彼の怒りが凝縮されていた。

【一日目・15時25分/日本・山口県】

【阿紫花英良@からくりサーカス】
【状態】健康
【装備】グリモルディ@からくりサーカス
【道具】支給品一式
【思考】基本:降りかかる火の粉は払う
1:キャスパーとIAの仇を討つ

【きれいなジャイアン@ドラえもん】
【状態】血濡れ、テラカオス化進行、汚くなった
【装備】さすまた
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全て殺す
1:ジャイアンポジションにはぼくが座らないと!
※ナノマシン入りの水を飲みました。

【IA@VOCALOID 死亡確認】
死因:撲殺

【キャスパー・ヘクマティアル@ヨルムンガンド 死亡確認】
死因:刺殺

128 戦闘激動 :2013/10/23(水) 01:14:49 ID:12ffGY8M0
アリー・アル・サーシェスは獲物を探していた
殺すためにさがしていた
そして

「見つけたぜ」

そう言って見つけた参加者に対してGNバスターソードをライフルモードにして発砲した
そして、ライフルモードが放たれた先では
着弾の音が聞こえた
そして、着弾場所では弾が直撃はしなかったものの地響きは起きた

「おわなんだなんだ!」
「っ……!、どうやら原因はアレのようですよ!」

そして一人の男Lがアルケーガンダムを指差し
その指差した先をピップ・ベルナドットは見た

「おいおいおい、まずいんじゃないか」
「まずいですよ、こちらには対抗する武器はない」
「じゃあ逃げるか」

そう言って二人は逃げ出した

その様子をサーシェスは見ていた

「ははは、そうだよ逃げろよ!、ミンチにしてやるからさあ!」

そう言って、アルケーで二人を追おうとするしかし
そこに一機の機体が乱入してきた

「さすがに見過ごせんよ!」

その機体の名前はガンダムエピオン、搭乗者はゼクス・マーキス
そしてその機体に邪魔されながらもサーシェスは笑みを浮かべて

「おいおい、今度はガンダムかよおもしれ!」

そう言ってサーシェスはエピオンに向かって攻撃を開始した


【一日目・15時25分/日本・千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】健康、とても上機嫌 、ヒゲがない
【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:目の前のガンダムエピオンを倒す
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました

【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】
【状態】健康
【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW
【道具】支給品一式 そのほか不明
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:アルケーガンダムを倒す

【ピップ・ベルナドット@HELLSING】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃 M16
【道具】支給品一式
【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る
1;この場所から逃げる

【L@DEATH NOTE】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃
【道具】支給品一式 手榴弾×25
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:この場所から逃げる

129 タヌキと奴隷と魔術師とそれからMS :2013/10/24(木) 01:01:36 ID:u2l3Hoic0
「その残虐な振る舞いの数々……報いを受けるがよい」
「ぐえええ、この私が、こんな所で、ぐぎゃあ!」

 強烈な打撃のラッシュがバット星人グラシエに次々と叩き込まれる。
それを放つは、ウルトラマンタロウにウルトライドした二ッ岩マミゾウだ。
そして、ウルトラマンタロウの正拳突きがグラジエを人のいない地表に吹っ飛ばした。

「止めじゃ、ストリウム光線!」
「ぎゃああああああああああ」

 ウルトラ戦士の代名詞ともいえる必殺の光線がグラジエを撃破した。

「ブリューナク!そしてバルムンク!」
「…………!?」

 ダガー状の誘導弾がギャバンブートレグの銃を弾き飛ばし、12本の光の剣が彼に突き刺さる。
それを為したのは勿論八神はやてだ。
奴隷にされた参加者を巻き添えにしてしまう為得意の広域攻撃魔法こそ使えないが、それでもその力は強力だ。

「クラウ・ソラス、てえぇっ!」

 白い砲撃魔法がギャバンブートレグに止めを刺した。


 こうして、福岡ドームで奴隷にされていた参加者達を救出した二人(と一つのスパークドール)は、予め発見していた機体格納庫から脱出した。
格納庫にあった機体に乗った参加者たちを引き連れ、後は九州ロボから全力で逃げるだけだった。
しかし、そうはいかなかった。
真空の刃が救出した参加者の乗った機体全てを両断したのだから。

「おらよ!全員バラして一丁上がりだ!」

 少年らしき声が異形の機体から聞こえてきた。
その声の主は特務機関の一員である魔術師クラウディウス。
そして、異形の機体の名はロードビヤーキー、セラエノ断章から召喚された鬼械神だ。

「アカン。早すぎて有効打になる攻撃があたりそうにあらへん!」
「なんて禍々しい力じゃ……」
『くっ……下が海では変身した所で勝ち目は……!』

 巨体に見合わぬスピードで動き回りながらビームや真空の刃『ハスターの爪』で攻撃するロードビヤーキを前に、流石のはやて達も防戦一方だった。


「ちょこまかと動きやがって……粉々にしてやろうかぁ!」

 とはいえ、被弾する事無く攻撃をかわし続ける二人に、クラウディウスがしびれを切らした。

(や、やられる……!?)
(くぅぅ……ここまでかのう……)

 避けようがない死を直感する二人。

「スクリーミングバード!!」

 魔力を纏った超高速の突撃が二人に向かって放たれ、突如やってきた赤い翼の機体の光の盾に受け止められた。

「早く逃げろ!あんまりもたねえ!」

 機体各所から火花を出す赤い翼の機体から放たれる声に従い逃げる二人。

「てめえ!邪魔しやがって!!」
「此処から先には行かせるもんか!この俺とデスティニーがある限り!」

 爆発寸前の機体の中で、二人の離脱を確認したパイロットがそう言った。

(ああ……これで、本当に死ぬんだな……)

 そして、赤い翼の機体が爆散した。

130 タヌキと奴隷と魔術師とそれからMS :2013/10/24(木) 01:02:12 ID:u2l3Hoic0
【一日目・15時30分/日本海】

【八神はやて@魔法戦記リリカルなのはForce】
【状態】健康、飛行中、タヌキはやて
【装備】シュベルトクロイツ@魔法少女リリカルなのは、タヌキスーツ@スーパーマリオシリーズ
【道具】基本支給品一式、夜天の書@魔法少女リリカルなのは
【思考】基本:殺し合いを止める
1:九州ロボから離脱し、殺し合いを打破するため仲間を集める
2:大陸沈没の謎を探る
3:死んだ仲間(フェイト)や赤い翼のMSのパイロットの為にも主催を倒す
4:それにしてもこのスーツ、実に馴染むで!
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。
※PSP版の技も使えます。

【二ッ岩マミゾウ@東方project】
【状態】健康、飛行中
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ギンガスパーク@ウルトラマンギンガ、スパークドールズ(ザラブ星人、ババルウ星人、ダークガルベロス)
【思考】基本:殺し合いを止める
1:九州ロボから離脱し、殺し合いを打破するため仲間を集める
2:大陸沈没の謎を探る
3:そういえば、TC計測値とは一体……
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。

【ウルトラマンタロウ(SD)@ウルトラマンギンガ】
【状態】健康、スパークドールズ状態、マミゾウのデイパックの中
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める
1:殺し合いを止めるため仲間を集める


【同時刻/九州ロボ(日本海を飛行中)】

【クラウディウス@機神咆哮デモンベイン】
【状態】健康
【装備】ロードビヤーキー@機神咆哮デモンベイン
【道具】支給品一式、 セラエノ断章@機神咆哮デモンベイン
【思考】基本:命令に従う
1:今度八神はやてと二ッ岩マミゾウをみつけたら必ず殺す

【バット星人グラシエ@ウルトラゼロファイト 死亡確認】
死因:ストリウム光線

【ギャバンブートレグ@海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン 死亡確認】
死因:砲撃魔法

【福岡ドームで奴隷にされていた参加者達@色々 死亡確認】
死因:乗機が撃墜される

【シン・アスカ@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 死亡及び野比玉子症候群完治確認】
死因:乗機が爆散

131 小さなヒビ :2013/10/24(木) 14:51:16 ID:sR2.A.8U0
モブの部下は、野田総理からの叱責にただ耐えていた。
野田総理が怒っている原因は、きれいなジャイアンにクルル曹長が殺された事だ。

「ええい、何故ああも簡単に進入されたのだ!」
「現在調査中で…」
「何が調査中だ!早く報告しろ!愚図が!」
「申し訳ありません!」

理不尽さを感じながらも、部下はただ叱責を受け続けるしかない。
しかし、何度と無く怒鳴られ続け、ついにモブの部下も苛立ってきた。

「…もしかしたら、我々の中に裏切り者が居たのかもしれませんね。
その者が『きれいなジャイアン』を手引きした、とか」
「何だと?」

野田総理の怒号が止んだ。
部下が野田総理の顔色を伺うと、彼は腕を組んで考え込んでいた。

132 小さなヒビ :2013/10/24(木) 14:53:21 ID:sR2.A.8U0
(やべぇ…。適当に言っただけだけど真に受けちまったかな)

「裏切り者か…思い当たる節が無いではない」
「そ、そうですか………」
「お前はもう下がれ」

部下は自分のした事の重要さに青ざめながら退出した。
あとには考え込む野田総理だけが残された。


【一日目・15時30分/主催本部】

【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:裏切り者だと…?
3:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る

※傀儡の主催者です。本人は気づいていません
※裏切り者が本当にいるかどうかは分かりません
今のところ、野田総理は裏切り者の有無について半信半疑といったところです

133 タヌキと奴隷と魔術師とそれからMS(修正版) :2013/10/24(木) 18:43:55 ID:u2l3Hoic0
「ぐえええ、この私が、こんな所で、ぐぎゃあ!」

 強烈な打撃のラッシュがバット星人グラシエに次々と叩き込まれる。
それを放つは、ギンガスパークで元に戻ったウルトラマンタロウだ。
そして、ウルトラマンタロウの正拳突きがグラジエを人のいない地表に吹っ飛ばした。

「ストリウム光線!」
「ぎゃああああああああああ」

 ウルトラ戦士の代名詞ともいえる必殺の光線がグラジエを撃破した。

「ブリューナク!そしてバルムンク!」
「…………!?」

 ダガー状の誘導弾がギャバンブートレグの銃を弾き飛ばし、12本の光の剣が彼に突き刺さる。
それを為したのは勿論八神はやてだ。
奴隷にされた参加者を巻き添えにしてしまう為得意の広域攻撃魔法こそ使えないが、それでもその力は強力だ。

「クラウ・ソラス、てえぇっ!」

 白い砲撃魔法がギャバンブートレグに止めを刺した。

「わしの能力で警備員等の姿に化けさせた。焦らずついて来るのじゃ」

 一方、マミゾウは戦闘に乗じて奴隷となっていた参加者達を救出していた。
その風格で、一人もパニックになる者を出さず救出していく手腕は見事だった。

 こうして、福岡ドームで奴隷にされていた参加者達を救出した二人(と一つのスパークドール)は、予め発見していた機体格納庫から脱出した。
格納庫にあった機体に乗った参加者たちを引き連れ、後は九州ロボから全力で逃げるだけだった。
しかし、そうはいかなかった。
真空の刃が救出した参加者の乗った機体全てを両断したのだから。

「おらよ!全員バラして一丁上がりだ!」

 少年らしき声が異形の機体から聞こえてきた。
その声の主は特務機関の一員である魔術師クラウディウス。
そして、異形の機体の名はロードビヤーキー、セラエノ断章から召喚された鬼械神だ。

「アカン。早すぎて有効打になる攻撃があたりそうにあらへん!」
「なんて禍々しい力じゃ……」
『くっ……下が海では変身した所で勝ち目は……!』

 巨体に見合わぬスピードで動き回りながらビームや真空の刃『ハスターの爪』で攻撃するロードビヤーキを前に、流石のはやて達も防戦一方だった。


「ちょこまかと動きやがって……粉々にしてやろうかぁ!」

 とはいえ、被弾する事無く攻撃をかわし続ける二人に、クラウディウスがしびれを切らした。

(や、やられる……!?)
(くぅぅ……ここまでかのう……)

 避けようがない死を直感する二人。

「スクリーミングバード!!」

 魔力を纏った超高速の突撃が二人に向かって放たれ、突如やってきた赤い翼の機体の光の盾に受け止められた。

「早く逃げろ!あんまりもたねえ!」

 機体各所から火花を出す赤い翼の機体から放たれる声に従い逃げる二人。

「てめえ!邪魔しやがって!!」
「此処から先には行かせるもんか!この俺とデスティニーがある限り!」

 爆発寸前の機体の中で、二人の離脱を確認したパイロットがそう言った。

(ああ……これで、本当に死ぬんだな……)

 そして、赤い翼の機体が爆散した。

134 超便利な移動手段 :2013/10/24(木) 23:27:51 ID:hwuYkpdM0
 二度目の放送でキュアピースの名前が呼ばれてしまった。
 それはキュアピースがもうこの世にいないことを意味している。バッドエンド王国と戦い続けたスマイルプリキュアの一人である彼女までもが、この殺し合いの犠牲になってしまった。
 桃園ラブと相田マナは泣いた。それから、どこかで死んでしまったキュアピースに黙祷を捧げて、立ちあがった。キュアピースの死は悲しかったけど、彼女の為を想うのなら戦わなければならない。彼女だって誰かの為に戦い、そして死んでしまったのかもしれないから。
 キュアピースの為にできることは彼女の分まで生きて、殺し合いを止めること。それだけだった。
「ピース……あたし達、あなたの分まで頑張るからね」
 ラブは寂しそうな表情で呟く。
 キュアピースとそこまで深い交流があったわけではないが、それでも何度か会って一緒に遊んだことがある。だから、こんな戦いで死んでしまうことがとてもやり切れなかった。
 彼女だって本当ならやりたいことがたくさんあったはず。それができないまま一生を終えてしまうなんて悲しすぎた。
 せめて、彼女が生まれ変わってから幸せに過ごせることを祈るしかない。
「ラブちゃん。こんなこと、早く止めさせないとね」
「うん……必ず止めないと!」
 真摯な表情を浮かべているマナの言葉にラブは頷く。
 彼女も本当は辛いかもしれないけど、気丈にもそれを耐えていた。生徒会長をやっているのだから、心も自然に強くなっているかもしれない。
「その為にも、一刻も早くプリキュアのみんなを見つけないとね! あ、美希ちゃんはもう見つけたから!」
「美希たんを!? ねえ、どこにいるの!」
「多分、そろそろここに来ると思う……あ、来た!」
 マナが横に振り向いた直後、空間に歪みが生じる。
 それにラブが驚いたのと同時に、歪みの中から二人の少女が悲鳴とともに飛び出してきた。一人は蒼乃美希で、もう一人は見知らぬ青髪の少女だった。
「もう、どうなっているのよー!」
「美希たん! 美希たんだよね!」
「えっ……もしかして、ラブ!? ラブなの!?」
「美希たん! 無事でよかった〜!」
 現れた美希に飛び付いてから、ラブは勢いよく抱きしめる。
 友達を一人失った彼女にとって、幼なじみとの再会は最高の薬になっていた。





 ワドルディが目を覚ました後、相田マナは集まったメンバーに話をしていた。
 それは、この日本に各地にある物が設置されているという話題について。
「入るとワープができる空間があちこちにあるって本当なの!?」
「うん、信じられないかもしれないけど、そうじゃなかったら美希ちゃん達だってここに来ることができなかったでしょ? ただ、本当なのかどうかはあたしも自信ないけど……」
「そう……でも、実際に経験したから他にあってもおかしくないかも」
 相田マナの言葉に美樹さやかは頷いた。
 マナは桃園ラブと合流する際の移動にワープゾーンを使っている。この殺し合いの促進の為かはわからないが、主催者が日本各地に設置したらしい。ちなみに暁美ほむらに襲われた桃園ラブとワドルディがライブハウスに辿り着いたのも、たまたまそこに飛び込んでしまったからだ。
「美希たん、ワープってアカルンもやっているあれだよね? それが色々なところにあるなんて凄くない?」
「呑気な事言わないでよ、ラブ! あたし達はそこに飛び込んでから、何時間も漂い続けたのよ! もう、本当に一時はどうなることかと思ったわよ!」
「それは……確かに災難だったね」
 マナはラブを見つける為にワープゾーンを使っている最中に、美希とさやかの二人を見つけた。しかしその直後に、マナはラブのいるライブハウスにまで辿り着いた。マナがワープゾーンにいた時間は長くないのに、美希とさやかは何時間もいたらしい。もしかしたら、入った場所によって目的地に辿り着ける時間は違うのかもしれなかった。
 しかも、ワープゾーンを使っている最中は主催者からの放送が耳に届かない。便利かもしれないが、うっかり禁止エリアに飛び込むかもしれないのでとんでもない罠になる恐れもある。
「でも、これさえあれば他のプリキュアのみんなも見つけられるかもしれないよ!」
 希望が芽生えたと確信したマナはワープゾーンの入り口に指を向ける。
 しかし……
「……あれ? ワープゾーンは……?」
「いつの間にか無くなっているシャル……」
 美希とさやかが出てきたはずのワープゾーンは、既に影も形もなくなっていたのだった。

135 超便利な移動手段 :2013/10/24(木) 23:28:56 ID:hwuYkpdM0

【一日目・15時40分/日本・大阪・ライブハウスの医務室】


【相田マナ@ドキドキ!プリキュア】
【状態】健康
【装備】シャルル@ドキドキ!プリキュア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める。
 0:ワープゾーンが無くなってる……
 1:ここにいるみんなと一緒にいる。
〔備考〕
※全開ロワとは関係ない……かもしれませんが、実際はどうなのかは後続の書き手さんに任せます。
※上記以外に何を考えているのかは現時点では不明です。


【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、大量のドーナツ
【思考】
基本:絶対に殺し合いを止めて、みんなが助かる方法を探す。
1:誰かを探しながら、ワドルディを守る。
2:ここにいるみんなと一緒にいる
〔備考〕
※9期とは関係ありません。


【蒼乃美希@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:さやかが何だか他人のような気がしない。
〔備考〕
※放送の内容をまだ把握していません。


【ワドルディ@星のカービィ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない。
1:ここにいるみんなと一緒に行動する。
〔備考〕
※6期とは関係ありません。
※アニメ出展なので、喋る事ができません。


【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:マミさんの為にも、殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:美希が何だか他人のような気がしない。
〔備考〕
※8期、9期とは関係ありません。
※放送の内容をまだ把握していません。

136 続・魔境グンマーの奥地にて :2013/10/25(金) 00:33:54 ID:mZopGcR.0
グンマーの奥地で探索を続ける三人は敵を蹂躙していた
アーカードが襲ってきたオークに拳銃をぶちかまして穴だらけにして
赤屍が襲ってきたランポスを切り刻み
ネウロが襲ってきた イャンクックを魔界777ツ能力使い倒す

【オーク @ドラゴンクエストシリーズ 死亡確認】
【ランポス@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】
【イャンクック@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】

「この程度なのか、まだ前のほうが骨があったぞ」
「本能的に奥に逃げていたのかもしれませんね」
「少々時間をとったな先へ進もう」

そう言ってネウロが先に歩いていきそれに二人が着いていく
そのまま進んで歩いていくと遺跡が見えてきたのだ

「ここ遺跡か」

ネウロはそのようにつぶやいた
そして遺跡に近ずこうとした瞬間
なにかが上空からネウロ達の進行方向へと着地した
その正体はミラボレアス と言うモンスターだ

「ほう、この遺跡を守っているのか」
「クス…そのようですね」
「ならそこをどいてもらおうか」

そう言って三人はそれぞれの武器を取り出し戦闘を開始した

【一日目・15時40分/日本・グンマー奥地の遺跡近く】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 】
【状態】健康
【装備】魔界777ツ能力@魔人探偵脳噛ネウロ  グンマーの地図
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:さあ探索だ
1:目の前の邪魔者を倒して遺跡を探索する

【アーカード@HELLSING】
【状態】健康
【装備】対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」×2@HELLSING
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていくか
2:目の前の敵を倒して遺跡を探索する

【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】メス
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていく
2:目の前の敵を倒して遺跡を探索する

※彼らの首輪は一時停止しているようです

137 混沌な名無しさん :2013/10/25(金) 00:36:20 ID:mZopGcR.0
>>136
抜けていました

【ミラボレス@モンスターハンターシリーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:この遺跡に入ろうとするものを倒す
1:目の前の敵を倒す

138 卑怯者の運命 :2013/10/25(金) 01:25:05 ID:GTp1gqow0
 拳王軍から逃げ出したマスク・ザ・レッドは、京都で一人の子供の首を刎ねて支給品を奪っていた。
強力な支給品を手に入れて体勢を立て直すためだ。
しかし、命惜しさに仲間を見捨てた時点で彼の命運は尽きていた。
次に彼が出会ったのは氷嵐の支配者と呼ばれる蒼き三つ首竜だったのだから。
そして、冷気の嵐が彼を葬り去った。

【一日目・15時40分/日本・京都】


【氷嵐の支配者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】とけないこおり@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】基本:自然を汚す人間を滅ぼす。
1:グンマーの民のような人間は殺さない。

【野比セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【マスク・ザ・レッド@ジャイアントロボ 死亡確認】

139 酔っ払い達 :2013/10/29(火) 23:29:59 ID:BuEOuHrw0
日本は血で血を洗う殺し合いの場となっていた。
そんな中。

「zzz…」
「ふふふ…ゴン。強くなったね…」
「遊戯ィ……今度こそお前を」

3人の男達は、酔いつぶれて眠ってしまっていた。
彼らが目を覚ますのは、いつの事か。

【一日目・15時20分/日本・青森・某飲み屋】


【ヒソカ@ハンターハンター】
【状態】泥酔、睡眠中
【装備】トランプ柄の服、【アルカナ】デッキ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:飲み屋で自分を慰める
1:zzz…

【海馬瀬人@遊☆戯☆王】
【状態】泥酔、睡眠中
【装備】襟の立ったスーツ
【道具】支給品一式、【青眼の白龍】デッキ
【思考】
基本:フン!
1:zzz…

【怪盗キッド@まじっく快斗】
【状態】泥酔、睡眠中
【装備】キザな白マントにモノクル
【道具】支給品一式、【盗賊】デッキ
【思考】
基本:怪盗も探偵も……人を暴くって点では同じだぜ
1:zzz…

140 息子ノ死ニモ負ケズ :2013/10/30(水) 21:03:03 ID:BWIWX.Sc0
 主催本拠地のとある廊下で、美国織莉子と呉キリカがとある侵入者と戦っている。
織莉子の飛び回る水晶玉が、キリカのかぎ爪が、侵入者の振るうライトセーバーと幾度となくぶつかり合っていた。

「Nooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!」

 そう叫ぶ侵入者はルーク・スカイウォーカーだ。
自身をギャオスの子供だと誤解した彼は、テラカオス化の影響もあり完全に暴走していた。
その為、彼はそうと気付かぬまま主催本拠地に侵入し、立ち塞がるものを切り捨てながら突き進んでいた。
しかし、錯乱しきった思考ではろくにフォースを使いこなせなくなっていた。

「フォースという力は強力ですが、その精神状態では宝の持ち腐れです」

 そして、それによる隙を見逃す程織莉子は甘くなかった。
キリカの一撃離脱の斬撃に合わせて水晶玉による援護射撃を行い、ルークの動きを妨害していた。
その結果、格上相手にキリカ共々無傷だ。

「織莉子と私の世界に君は不要だよ!ステッピングファング!」

 織莉子の援護射撃でがら空きになったルークの胴へかぎ爪が撃ち出される。
また斬撃が来ると予想していたルークの虚を突いた一撃が、彼の命を奪った。



一方、主催本拠地の五大幹部専用の区画の一室にその戦いの顛末が映し出されていた。

「俺だって二人の息子を失ってはいるが、これで本当に良かったのか?」
「コーホー、それはどういう意味だ」

 そう問いかけるのは身体を休めて第二回放送で行われた演出による疲労を取っていたバーダックだ。
対するダース・ベイダーは質問の意図が掴めず、その真意をバーダックに問う。

「息子と戦わなくて良かったのかって事だ。せっかく本拠地に侵入してきたんだ、直接戦いに行ってもバチがあたらねえだろ」
「そういう事か。だが、独断で行動して計画に悪影響を与える訳にはいかないだろう。」

 ベイダーは、そう返答し、さらにこう続けた。

「それに、心配は無用だ。息子の死を後になって聞かされる覚悟を余はしていたのだ。モニター越しとはいえ、その最期を見届けられただけで十分だ」
「そうか……しかし、予想できた事とはいえ、侵入者が多いな」
「九州ロボが墜落するという欠陥の修理に本来警備を担当する人員までもを使う羽目になったからな……」

 そう話題を切り替えて話を終える二人。
しかし、彼らはまだ気づいていない。
雑務を丸投げしていてそのことを知らない野田総理がとんでもない勘違いをしつつあるという事に。

【一日目・15時50分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】普通
【装備】ソウルジェム(穢れ微小)、呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ
【道具】支給品一式、大量のグリーフシード@魔法少女まどか☆マギカシリーズ
【思考】
基本:世界滅亡の阻止
1:命令に従う
2:世界を救う為なら犠牲もやむ負えない

【ダース・ベイダー@STAR WARS】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは消す

【バーダック@ドラゴンボール】
【状態】健康
【装備】スカウター@ドラゴンボール
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは殺す
2:カカロットとラディッツが死んだ? 知ったこっちゃねえ

【ルーク・スカイウォーカー@STAR WARS 死亡確認】
死因:刺殺

141 光熱斗の奇妙な冒険 Part5 :2013/10/31(木) 03:11:20 ID:m3YCMzSQ0

「なんで……どうしてデカオが死ななきゃならないんだよ……!」
『熱斗君……千石うぐいすと末原恭子って人が死んで計画が台無しだね』
「ふん、ディカオ・ビッグマウンテンとやらは死んだようだな……(正直危なかった)」
「インデックス達はいるのだろうか……」
『お館様、死んだか……ふっ、金に目が眩んだ男など、その程度だろうよ』

 相も変わらず定時放送とやらは聞くだけでかったるい。
 テスタロッサが死んだのはまあ残当でありそうな気がするが、そういうことなのだろう
 それにしてもこの死者の数。調べるだけで大変である。
 恐らくはこの首輪に発信機か何か付いているのだろう?
 
 この首輪……倉田君がいれば速攻で外せそうなのに……。
 肝心な時にいないし、いても多分別人だろうしな。
 現にディおじさんは二回くらい前の殺し合いで所ジョにボコられたのを知らないみたいだしな。
 私のことを覚えていないとすると、別人であると言える。
 
「ここまで来ると流石に【アレ】を使うぞ、ロックマン!」
『熱斗君、シンクロチップは?』
「さっき手に入れた!」
『よし!』

 そして、熱斗少年は何かのチップを自身のPETにINした。
 すると、熱斗少年とロックマンが融合した。(物理的に)
 熱斗少年×ロックマンと書くというと如何わしいにもほどがあるな。

「『これがクロスフュージョンだ』」
「「「!?」」」

 あれは特質系のオーラ!?
 私は両目にオーラを集中させる技【凝】を使った。
 と、まあ私はPSP版の技が使えないが、念(ネン)は使える。
 そりゃあグリードアイランなんとかってゲームは念能力者用のゲームだしね。 

 そして、ここで余談になるが、私は強化系の系統らしい。
 『単純で一途』とは……まあ否定はしない。
 
「『この状態でサイトスタイル+獣化(ビーストアウト)も出来るけどね』」
「正直、疲れるのさ」
『そうだね、きっとこのチップが必要になる時もあるはずさ』

 元に戻ったが、流石【裏の王】といった感じだ。
 オーラの総量も増えている。
 というか、もはやこれはガチ勢ってレベルじゃない。
 全一だ、ネットバトル全一だ。
  
「なるほど、熱斗よ、ネットバトルを極めるとここまでできるのだな」
「違うよ」
『シンクロチップとナビと心を通わせる必要があるんだ』
「何ッ!? それは初耳だぞッ!?」
「初めて言ったからね」
(果たして私はディオとクロスフュージョンできるのだろうか?)

 一先ず方針は決まった。
 シンクロチップを探すのと首輪を外すということだ。
 
 九州ロボとやらに行く方法は恐らくは他の参加者がどうにかするだろう。
 きっと最終決戦の舞台になるだろうしねぇ……今、主催側の奴らと戦っても返り討ちになる
 私の予測はおそらく当たる。

(それにしてもパパは無事だろうか? 心配だなぁ……)

【一日目・14時30分/日本・秋葉原】
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:パパが心配


【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます

142 光熱斗の奇妙な冒険 Part5 :2013/10/31(木) 03:11:47 ID:m3YCMzSQ0

【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、大量の資金とかチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。


【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます


【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実
【思考】
基本:
                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す
1:知り合いに会いたい


【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます


【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3
【思考】基本:ネットバトルを極める
0:主催を倒すのはこのディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:シンクロチップを手に入れ、デューオとクロスフュージョンする。


【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:カオスロワでもそれは無理そう。
※PSPの中にいます

143 光熱斗の奇妙な冒険 Part5 :2013/10/31(木) 03:12:15 ID:m3YCMzSQ0


 一方、その頃、祐一郎さんたちは……

「「我々の科学力は世界一ィィィ!!」」
「流石、俺の祖国のナチスドイツの科学力だ」
「ふっ、これも私の波紋の力だ!」

 四国で遂に空母を完成させていた。

「提督…? あの、なんでしょう?」
「ねぇ、どうして、燃料と弾薬とポーキサイトと鋼材と火炎放射器で女の子ができるの!?」

 艦これ風の空母だけどな!
 息子達の心配をよそにそれなりに絶好調だった。

【一日目・14時30分/日本・高知】
【光祐一郎@ロックマンエグゼ】
【状態】サイボーグ化、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、ノートPC、自作爆弾、大山チサオ@ロックマンエグゼ
【思考】基本:息子たちをサポートする。
1:一先ず、四国を捜索する

【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明
【思考】
基本:主催共に一泡吹かせる
1:祐一郎達と行動する

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】動揺
【装備】なし
【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、龍星座の紫龍@聖闘士星矢
【思考】
基本:生き残る
0:死人は出ないぞぉ!!
1:ドラえもんを探す

【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割と健康
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
1:ディオとかいう奴も倒す
2:アドラー達と行動する。

【アドラー@エヌアイン完全世界】
【状態】それなりに健康
【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット(中身入り)@ドラえもん
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ダイアー達と行動する
0:俺は……アドラー……えもん

【翔鶴@艦これ】
【状態】万全
【装備】紫電改二、流星改、 零式艦戦62型
【道具】なし
【思考】
基本:提督(祐一郎)に従う
1:敵は爆撃する

144 運がいいということはそれだけでも実力かな? :2013/11/01(金) 00:59:29 ID:kjiI2LcM0
阿紫花英良は防戦一方だった
テラカオス化が進行し強化されたきれいなジャイアンに反撃の隙が見れないのだ

(なかなか厄介なもんで!)

阿紫花英良は少々焦る
さすがに体力が消費されているからだ

(どうしやしょうかねえ)

阿紫花が巻き返しの方法を考えているとき、銃声が鳴った
その銃弾はジャイアンに向かっていき腕に当たった
阿紫花英良との戦いに集中しきっており反応できなかったのだろう

そしてジャイアンは阿紫花英良から距離をとり銃弾が発射された場所を見る
するとそこからまた銃弾が発射された
避けようとするもののテラカオス化が進んでいるとはいえ避けきれずに胴体に当たる
幸いというべきか避ける動作をしていたため直撃しなくてすんだ
そして形勢不利を悟りIAの支給品にあったスタングレネードを投げて逃走した

「ふう、なんとかなりやしたか、でそろそろ姿をあらわしてくれやしませんかね」

その言葉と同時に隠れていた場所から姿をあらわした
その姿の全容はパーワドスーツを着ている人物だった
マスターチーフとそう呼ばれている人物だった

【一日目・15時40分/日本・山口県】

【阿紫花英良@からくりサーカス】
【状態】健康
【装備】グリモルディ@からくりサーカス
【道具】支給品一式
【思考】基本:降りかかる火の粉は払う
1:できればキャスパーとIAの仇を討つ
2:逃げられてしまいやしたね

【マスターチーフ@ヘイロー・シリーズ】
【状態】健康
【装備】ミョルニル・アーマー@ヘイロー・シリーズ MA5D ICWS@ヘイロー・シリーズ
【道具】支給品一式
【思考】基本:何が起こっているか把握する
1:助けた人物から情報収集

【きれいなジャイアン@ドラえもん】
【状態】血濡れ、テラカオス化進行、汚くなった、軽傷
【装備】さすまた
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全て殺す
1:ジャイアンポジションにはぼくが座らないと!
2:体勢を立て直す
※ナノマシン入りの水を飲みました。

145 大混戦!からくりドームの戦い :2013/11/02(土) 02:11:39 ID:puBKiPs60
 DRは必死になってダイゴのメタグロスの攻撃を避け続けていた。
無謀な攻撃を繰り返した結果命を落とした田井中律と違って避けに徹する事でダメージを最小限にし、仲間を待つ事にしたのだ。

「おのれ、一匹でも多くのダニをシックス様の元に送らねばならんというのに……」
「いや、お前は此処で死ぬんだ!」

 そんなDRを万玖波が羽交い絞めにした。
メタグロスに集中し過ぎた為、DRは背後から忍び寄っていた万玖波に気づかなかったのだ。

「ダイゴ!俺ごとやれ!」
「だが、それでは……」

 戸惑うダイゴに万玖波は続けてこう言う。

「気にするな。これで真の仇が討てるんだ。だからさ……」
「解った。メタグロス、コメットパンチだ!」

 必殺の一撃がDRを万玖波ごと撃ち抜いた。


 一方、グラウンドでは二回表の攻撃が開始されていた。
一回裏終了後の昼食休憩兼作戦会議に流れた第二回放送で、ドームから締め出された仲間の死を知りつつもイチローチームの闘志は衰えてない。
助けに入ったら以降の試合でそいつ等を殺すと大正義巨人軍に脅されて見過ごす事しか出来なかった応援団達も、二人のマーダーを撃破したのだ。
自分たちが負ける訳にはいかなかった。
ちなみに、野獣先輩の死を知った野獣先輩捜索組は自らの手で殺せなかったことを悔やみつつも、彼が死んだことに安堵したそうな。

「もう一人の自分が死んだが関係ねえ……こいつを喰らいな!」

 魔球ゴルドーボールを投げる6/。
対するイチローはバットを振るい――ゴルドーボールが電光掲示板に突き刺さった。

「その魔球、見切ったよ。あくまで投球である以上、絶対に打てないなんて概念は存在しない。けどね、そんな概念があったとしても僕は打つよ」

 そう、ゴルドーボールの移動プログラムは完全ではなく、強烈なヒットを喰らえば打たれるのだ。
そして、特殊能力が厄介なだけでボール自体の性能は並以下なゴルドーボールをイチローが打てないはずは無かった。

「さあ、次は俺だ。くだらない魔球なんか捨ててかかってこい」

 続く第二打席、バッターの北島に対して6/が投げたのは130km/h程度のストレートだった。
打球がヒットして北島が走りだし、何かを踏んで転倒した。
転倒したまま動かない北島を見て、同じ野獣先輩捜索組でもあった萃香と霊夢が彼に駆け寄った。

「北島!……って、こいつは……!!」
「嘘……死んでる……どういう事!?」

 そう、北島は転倒した際に頭を強打してしまい、死亡していた。
その足元には胡桃が一つ転がっていた。

「これがクルミボール1号……打たせて殺す魔球だ。」

 笑みを浮かべながら宣言する6/。

「あと二人の打者を殺せばそちらのチームは応援団を入れても8人で守備をすることになりますよ。ゴルドーボールや僕のPSIクオリアを封じたくらいで調子に乗らないでくださいね」

 イチローチームの苦境は続く。


 そのころ、ポッチャマは大正義巨人軍のベンチから逃げ出していた。。
ハラサンだけが相手なら、ポケモンの力を使って逃げ出すのは容易だった。
ポッチャマは廊下からイチローチームのベンチに向かって歩いていき、その頭が弾け飛んだ。

「まずは一匹っと……」

 ポッチャマを射殺したのはヴァイジャヤだ。
イチローチームのベンチを目指していた彼だったが、追手の存在に気づき、逃げたり隠れたりしながらとにかくグラウンドを目指す事に作戦を変更していた。
シックスの死を知った彼は、シックスへの手向けとして一人でも多くの命を殺す事にしたのだった。

 そして、からくりドームの別の場所で、ゴロリとテラが戦っていた。
強化細胞の力で筋骨隆々の大男になって両刃斧を振り回すテラだったが、仮面ライダーGとなったゴロリのほうがパワーは上だった。
何合にもよる打ち合いの末、ゴロリの剣によって両刃斧が砕かれた。

「ば、化物め……」
「お前達にそれを言う資格は無い!スワリング・ライダーキック!!」

 そして、仮面ライダーGの必殺キックがテラに炸裂した。

146 大混戦!からくりドームの戦い :2013/11/02(土) 02:11:57 ID:puBKiPs60

【一日目・16時00分/東京・からくりドーム】

≪大正義巨人軍≫


【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】――目的:目立つ
【ラミレス@横浜DeNAベイスターズ】――目的:ハラサン…
【ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ】――目的:契約金
【武田観柳@るろうに剣心 】――目的:契約金
【雀ヶ森レン@カードファイト!! ヴァンガード】――目的:勝利
【中邑真輔@現実?】――目的:闇DAIGOの仇討ち
【真壁刀義@現実?】――目的:闇DAIGOの仇討
【ナッパ様@ドラゴンボールZ 】――目的:とりあえず野球に勝つ
【松本人志@現実】――目的:浜田を生き残らせる。ハラサンに協力。DCS状態


ポジション表
1番 サード    ナッパ様
2番 センター   武田観柳
3番 ファースト  雀ヶ森レン
4番 ピッチャー  ◆6/WWxs901s氏
5番 セカンド   松本人志
6番 キャッチャー ラミレス
7番 ショート   ハレクラニ
8番 ライト    中邑真輔
9番 レフト    真壁刀義


≪巨人軍ベンチ≫


【ハラサン@大正義巨人軍】――目的:大正義巨人軍を優勝させる。試合は既に始まっているのでポッチャマの逃走はひとまず放置。


≪イチローチーム≫


【イチロー@現実?】――目的:川崎宗則を倒すため仲間を集める。
【DAIGO@現実?】&【ウルトラマンゼロ@ウルトラマンサーガ】――目的:殺し合いを止める。
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【佐治雪哉@LIGHT WING】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【伊吹萃香@しゅわスパ大作戦】――目的:大正義巨人軍を倒す。
【ロイ@FE封印の剣】――目的:レンにモテるコツを聞く。
【博麗霊夢@クッキー☆】――目的:大正義巨人軍を倒す。声がヘン。
【範馬勇次郎@範馬刃牙】――目的:禁欲など無意味だとレンに教える。
【ダイゴ@ポケットモンスター】――目的:きれいな石を集める。
※死んだ北島○介の代わりにダイゴが5番サードとなりました。
※ダイゴはDRが持っていたコルトパイソンを拾いました。


ポジション表
1番 ショート   博麗霊夢
2番 ライト    ロイ
3番 セカンド   DAIGO
4番 ピッチャー  イチロー
5番 サード    ダイゴ
6番 レフト    美堂蛮
7番 ファースト  佐治雪哉
8番 センター   範馬勇次郎
9番 キャッチャー 伊吹萃香


【吉川ちなつ@ゆるゆり】
【状態】軽度の精神的ショック、イチローチーム応援団
【装備】RPG-7(弾切れ)、チアガールのコスチューム
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローチームを応援する 。
1:人殺しちゃった。


【ゴロリ@つくってあそぼ】
【状態】仮面ライダーG
【装備】仮面ライダーGの剣@仮面ライダーG
【道具】支給品一式、工作道具もろもろ
【思考】
基本:見敵、必殺
1:さあ――工作の時間だ
2:ワクワクさんの仇は皆殺しだ
3:グラウンドに行ってみるか。

【ヴァイジャヤ@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】デザートイーグル
【道具】支給品一式 
【思考】基本:シックスへの手向けとして参加者を殺しまくる。
1:ゴロリに見つからない様にしつつグラウンドへ向かう。

【DR@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
【万玖波海@LIGHT WING 死亡確認】
死因:コメットパンチ

【北島○介@現実 死亡確認】
死因:胡桃による転倒

【ポッチャマ@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:射殺

【テラ@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
死因:スワリング・ライダーキック

147 幾らなんでも気を抜きすぎだ :2013/11/02(土) 16:24:17 ID:R4mGuNv.O
青森県のとある飲み屋で三人の参加者がマーダーに撲殺された。
幾らカオスロワだからって泥酔して眠ってたら幸運だって尽きるのである。

【一日目・15時20分/日本・青森・某飲み屋】

【ヤザン・ゲーブル@機動戦士Zガンダム】
【状態】健康、不機嫌
【装備】チェーンクロス@ドラゴンクエストシリーズ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:戦いを楽しむ
1:大災害ではぐれた部下を探す
2:つまらん相手しかいねえ、場所変えるか
3:良い支給品も見つからねえな

【ヒソカ@ハンターハンター 死亡確認】
【海馬瀬人@遊☆戯☆王 死亡確認】
【怪盗キッド@まじっく快斗 死亡確認】

148 獣殿死す!? :2013/11/05(火) 00:31:52 ID:nhhkg3q60
 夜神月を連れたラインハルトは、主催本拠地を探して埼玉県に移動していた。
ちなみに、彼が求めている強敵は千葉県にも複数いるのだが、全員、ラインハルトから離れた位置にいたためラインハルトは気付かなかったりする。
そんな彼が埼玉県で見つけたのは、複数の人間に素手で殴り殺されたと思われる男の死体だった。

「群れているだけの雑魚か……」
「こんなのは無視して主催本部にいきましょうよ」

 そんな感じであっさりと流して先を急ぐラインハルト達だったが、そう時間の経たないうちに不思議な事が起こった。
月が複数の見えない打撃のラッシュを受け、撲殺されたのだ。
殺気を感じた方向にラインハルトが振り向くと、そこには異様な目つきのジャイ子がいた。

「お仲間さんと同じように、死んで」

 そうジャイ子が発すると同時に襲い掛かる複数の見えない打撃の数々。
しかし、ラインハルトはそれらに耐えきり、逆に聖約・運命の神槍をジャイ子に突き刺す。
その一撃は、致命傷となった。

「少しは出来るかとは思ったが、大したこと……何!?」

 しかし、ジャイ子は何事も無かったかのように立ち上がる。
スタンドを構成する一人であるジャイアント馬場を生け贄に復活したのだ。
そして、再び見えない打撃による攻撃が始まる。
しかし、その打撃の数が減ったのをラインハルトは感じ取っていた。

「ほう……だが、完全な不死身ではないようだな。」

 見えない打撃に耐えつつ、再びジャイ子を刺殺するラインハルト。
そして、再び復活するジャイ子だったが、今度は様子がおかしかった。

「嫌だ嫌だ嫌だ!これ以上死んだら、お兄ちゃんが減っちゃうじゃない!!」

 悲鳴を上げるジャイ子と、それを意に介さずもう一度ジャイ子を視察しようとするラインハルトだった。
しかし、ラインハルトに先程までとは比べ物にならないほどの威力の見えない打撃が襲い掛かった。
ジャイ子のスタンドが、兄の死を恐れる気持ちによって急激に成長したのだ。

「アハハハハハハ、殺される前に皆殺せば死ぬ事ないわよね」

 狂った笑い声をあげるジャイ子の目の前でラインハルトが物言わぬ肉塊となるのにそう時間は掛からなかった。


【一日目・16時00分/日本・埼玉県】

【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】覚醒、狂気
【装備】スタンド『ジャイアン×4』
【道具】支給品一式
【思考】基本:他の参加者を殺して生き残る
1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
2:殺される前に全員殺す

【夜神月@DEATH NOTE 死亡確認】
【ラインハルト・ハイドリヒ@Dies irae 死亡確認】
【VIPPER@現実 死亡確認】
死因:いともたやすく行われるえげつない行為(ジャイアンズアタック)

149 きずいたらなぜかそこにいた :2013/11/07(木) 14:06:24 ID:Aff1E2Y20
「なんだ、ここは?」

大阪にある病院の屋上そこに黒い鎧を身にまとった男がいた
その男がなぜ自分がここにいるのか理解できなかった

(なぜ、私がここにいやその前に私はいったい?)

その男は自分の記憶をなくしていた
なぜだかはわからない

かつてここと似た世界で大暴れした存在がいたその存在とここにいる男は似ていた
その男の名前は混沌の騎士そのような存在だ

【一日目・16時00分/日本・大阪 病院・屋上】


【混沌の騎士@カオスロワ】
【状態】健康、記憶喪失
【装備】不明
【道具】支給品一式 そのほか不明
【思考】
1:私はいったい?
2:ここはどこだ?

150 悪夢の果てに :2013/11/08(金) 01:53:08 ID:OfHB..h60
「ハハハハハ、俺ってやっぱりどうしようもない人殺しだったんだ、アハハハハ」

 危険なジャングル“グンマー”の片隅に泣きながら笑う一人の少年と真っ二つになった二人の男の死体があった。
二人の男の名はスギちゃんと小野妹子、結局同盟を組んでワイルドキャラを探しにグンマーに来ていた参加者だ。
そして、少年の名は鏡音レン、家族を探す為に合流した仲間と共にグンマーのシャーマンを探していたはずのアイドルだ。
彼がどうしてマーダーとなったのか、その答えは2時間程前にあった。


「嘘だ、兄さんも、ミク姉さんも、リンも死んだなんて……うわあああああああ」

 第二回放送で告げられたのは大切な家族や同じVOCAROIDの仲間達、生みの親やプロデューサーといった人達の死だった。
特に家族の大半が死んだという事実は、彼に深い悲しみと絶望を与えていた。
しかし、それ以上の絶望を受けた仲間が彼のそばにいたのだ。

「や、やめたまえ、ガール!」
「テトが死んだのよ。もうこの世界に意味は無い……全部壊して私も死ぬのよ」

 そう言い、アルファーガンの黄色い光線でドン・観音寺を殺害するネル。
自身の知らぬところで家族のように慕っていた師を失った悲しみは、彼女に大きな衝撃を与えていた。
一見すると精神的に強いように見える彼女だったが、実は精神的なダメージを受ける経験に乏しく、プライドが高くなり過ぎて自信過剰になっている側面があった。
それ故、彼女は悲しみを制御できず、発狂した。

「あ……ね、ネル……どうして……」

 すぐ近くで起きた非常事態に気付き、反射的にゼットセイバーを構えるレン。
そんなレンに、ネルはアルファーガンを向け、こう告げた。

「ルカだって、キヨテルだって、もう死んでるのよ。だから……」

 それを聞いた時、レンの頭が真っ白になった。
そして、気が付いたら、目の前に真っ二つになったネルが転がっていた。
度重なる精神的ダメージで疲労しきっていたレンに、人を殺したという事実に耐える力は無かった。


 これが、レンがマーダーとなった理由だ。
もはや、彼に残っているのは自身が殺人者であるという認識だけだ。
そして、泣き笑いを続けながらも、彼は再び歩き出した――他の参加者を殺す為だけに。


【一日目・16時00分/群馬県・グンマーの片隅】

【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】疲労(中)、精神崩壊、不眠症
【装備】ゼットセイバー@ロックマンX
【道具】支給品一式
【思考】基本:俺はどうしようもない人殺しだ、だから殺さないと。

【ドン・観音寺@BLEACH 死亡確認】
死因:アルファーガン

【亞北ネル@VOCALOID派生 死亡確認】
【スギちゃん@現実 死亡確認】
【小野妹子@ギャグマンガ日和 死亡確認】
死因:斬殺

151 少女の最期 :2013/11/08(金) 13:46:00 ID:bNjG9M560
ケルベロスに話しかけられた瞬間、ほむらはケルベロスを殺すべきだと判断した。。
自分が殺せんせーを殺すところを見られたなら、生かしておくのは危険だ。
故に

「わぁぁ!なんやなにするんや!!」
「…っ、外した」

一切の躊躇いも無く、ケルベロスを攻撃した。
ケルベロスは目の前の相手の危険性に改めて気づき、慌てて逃げようとする。
それを見逃すはずも無く、ほむらは更なる攻撃に移ろうとする。

獲物を追う者というのは、他の者からしたら隙だらけになってしまう物だ。
それに加えて、ほむらは無意識に相手を侮り、時間を止める能力を使わなかった。
それが彼女の敗因であり、死因となった。

一発の凶弾が、あっけなく、暁美ほむらの命を奪い取った。


「・・・凄い反動だな。そう何回も使えないか。」
「しかし、便利なものだ。スナイパーライフルという物は」

織田敏憲は、未だに痛む肩を抑えながらも、笑みを浮かべる。
逃げていく小動物にも攻撃しようと思ったが、弾が少ない上に反動が大きいこの銃を、
あんな小さな獲物に使うのももったいない。

織田は大きく伸びをした後、ほむらの死体に近づいて支給品を回収し、その場を後にした。
残されたのは、暁美ほむらの無残な死体。
彼女の首輪には、大きな弾痕が残っていた。
その美しい顔から毀れる涙は、自分の愛しいものを救えなかった悲しみか。

152 混沌な名無しさん :2013/11/08(金) 13:48:04 ID:bNjG9M560
【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ 死亡確認】

【一日目・16時10分/大阪】

【織田敏憲@バトルロワイアル(漫画)】
【状態】無傷、銃の反動が少し残っている
【装備】スプリングフィールドM1903小銃(4/5)@現実
【道具】支給品一式×2、爆弾
【思考】
基本:殺せそうな相手は殺す
1:これからどこに向かおうか


【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:どうしようか正直迷っている
0:ほむらから逃げる
1:桜と合流したい
2:ほむらは危険だと認識

153 とりあえず補完しとくか…… :2013/11/09(土) 02:37:28 ID:KEnQ6j0g0
 織田は公園を歩いていた。
公園にはモブの参加者が下手糞な埋め方をした地雷が転がっていたが、彼は気にせず進んで地雷を踏んだ。
その動きは、まるで地雷が見えていないようだった。
そして、彼が地雷の爆発で死ぬ様子を一人の少女が見届けていた。

「これで二人目ねえ。私の改竄力でカオスロワも楽勝だゾ」

 少女の名は食蜂操祈、学園都市最強の精神系能力者だ。
彼女は心理掌握と呼ばれる能力で、織田に対戦車地雷を踏ませたのだった。
それどころか、暁美ほむらがそれまでの思考を無視してケルベロスに襲い掛かったのも、そんな彼女を織田が狙撃したのも、食蜂が二人を洗脳して引き起こしたものだった。

「こうやって私を殺しそうな人を自滅させていけば、私の勝ちは決定力よねえ」

 そう言い残し、食蜂は去って行った。
後には哀れな道化の死体だけが残された。


 話は変わるが、今回のカオスロワでは、参加者の生死と現在位置の把握にテラカオス化の研究の副産物である魂センサーを使用している。
これは、その名の通り参加者の魂(無ければそれにあたるもの)の位置と状況を調べる機械であるが、何らかの要因で魂が変質し過ぎるとそれが別の魂だと誤認するという欠陥を抱えていた。
実は、暁美ほむらは狙撃されたものの生きてはいたのだが、彼女の能力では傷を治し切れず魔女化してしまっていた。
そして、魂センサーはほむらの魔女化を、ほむらが死んで新しい参加者が現れたのだと誤認していた。
食蜂の気づかぬところで、想定外の自体が起こり始めていたのだ。


【一日目・16時10分/大阪】

【食蜂操祈@とある科学の超電磁砲】
【状態】健康
【装備】ミニミ軽機関銃@現実、食蜂のリモコン@とある科学の超電磁砲
【道具】支給品一式
【思考】基本:どんな手を使ってでも生き残る。
1:自分を殺しそうな人間を洗脳して自滅させる。

【此岸の魔女ホムリリー@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】無傷
【装備】不明
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:???
※暁美ほむらが魔女化した存在ですが、別の参加者扱いになってます。

【織田敏憲@バトルロワイアル(漫画) 死亡確認】
死因:爆死

154 壬生浪の魂は今も残る :2013/11/09(土) 11:11:37 ID:GqiIXh1E0
「こいつか、例の侵入者ってのは」
「ハハハ、ぐちゃぐちゃだぜ」
「ひっでぇ臭いだ。ハンサム顔が台無しだな」

ルーク・スカイウォーカーの死体を前に、モブの部下達が下品な声を上げている。
彼らにとっては、人の死など取るに足らない者なのだろう。

(下衆どもめ…)

山崎烝は、内心で彼らの発言に不快感を覚えながらも、それを顔に出すことはない。
密偵としての経験から、彼は感情を抑えることに慣れていた。
やがて、モブの部下達は去っていく。

(……さて、これからどうするか)

ルークの侵入のどさくさに紛れて、山崎もまた九州ロボへの侵入に成功していた。
彼は混乱に乗じて雑兵を殺し、制服を奪い取ってモブの部下になりすましていた。
その死体はルークがやったように偽装している。

彼の目的は情報収集。
新撰組の一員として訓練を受けてはいたが、ルークと織莉子の戦いを見た限りでは
戦いでは自分に付け入る隙は無さそうだ。
ならば、自分の本来の役目を果たすのみ。

上から命令でもあったのか、多くのモブ達が一箇所に移動している。
山崎は彼らの中に紛れこみ、しばらするとすっかり溶け込んでいた。
その様は、忍者というにふさわしいものだった。

【一日目・16時20分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【山崎烝@史実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:主催の情報を探る
1:モブの部下に紛れて情報収集
2:できれば有力な対主催と合流したい

155 忍者の潜入 :2013/11/09(土) 19:03:50 ID:vIY4s.Zc0
「……なるほど」

そのようにつぶやきデータベースを調べているのは飛竜だ
ルーク侵入のどたばたによって飛竜も侵入に成功したのだ
ちゃんと変装もしている

「……もうすこしか」

彼はデータベースを調べ、主催者側の情報を手に入れていた
そしてロックが厳しいデーターももう少しでロックが解除できるときたときに

ビッー!ビッー!
「……っ!」
(しまった!)

この音は明らかに侵入者などの発見した際の警告音だ
飛竜は重要なデーターをロック解除をしようとして何かしらのミスをしてしまったのだろう
そして走ってくる音が聞こえる
明らかにデータベースに近づいてくる

「ちっ!」

そのように舌打ちし壁づたいし、天井まで近づき、その天井を自分が入れるくらいに切った
そしてその天井に侵入し身を隠す、なお切った天井の一部はちゃんと戻している

(さて、ここにこれ以上いても無意味か、ならここから脱出するか)

そう考え飛竜は機動兵器格納庫へと向かう
先ほど脱走騒動があったが残った機体もあるだろう
ちゃんと九州ロボの地図も手に入れているため迷うことはないだろう

【一日目・16時35分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:今は九州ロボから脱出する
2:そのために機動兵器格納庫へ行く

156 アンチヒーロー、空を往く :2013/11/10(日) 19:31:53 ID:sPsmHO1g0

 一方その頃、滋賀上空では。

「ハーッハッハッハッハ、ハーッハッハッハッハ!」
黒いマントを羽織った黄金の髑髏男が、高笑いしながら空を飛んでいた。

このロワでの彼の行動指針は、まだわからない……。

【一日目・16時37分/滋賀県大津市】

【黄金バット@黄金バット】
【状態】健康
【装備】タケコプター@ドラえもん
【道具】支給品一式
【思考】
基本:???
1:ハーッハッハッハッハ

157 デビルズ・アイシング :2013/11/14(木) 21:27:22 ID:NVbi89ic0
「はぁ……やっと人間に戻れたわ……」

 と、犬だった頃に拾ったデイパックに入っていたヒートテックな衣類に身を包んだムーンブルクの王女が呟いた。
どうにか恐山でラーの鏡を見つけた彼女は、ヒートテックな衣類に身を包みながらラーの鏡を見る事で全裸で凍え死ぬなんて事にならず、無事元の姿に戻った。
しかし喜ぶのも束の間、彼女は自分を見下ろす巨大な影に気づいた。

「なっ!?今度は魔物!?いい加減に……」

 それは、成人男性20人分以上もの身長を持ち、豚のような頭に蝙蝠のような耳がついた、六本の腕を持つ黒い何かだった。
その名はオーバーデビル、古より存在する最凶のオーバーマンだ。
それは、ムーンブルクの王女が何らかの行動を起こす前に動き出していた。

「あ、あれ……なんか力が……」

 オーバーデビルの“オーバーフリーズ”というあらゆるものを凍らせる力がムーンブルクの王女の心を凍りつかせたのだ。
どういう訳か、ムーンブルクの王女にはオーバーマンのパイロットとしての適性であるオーバーセンスがそれなりに優れていたのだ。
それに目を付けたオーバーデビルは、彼女の心を凍らせ、そのまま彼女を取り込んだのだった。


 一方、恐山へと向かっていたはずのフリーザーは恐山の近くで止まっていた。
恐山を中心に気温が異常なまでに低下しているのにフリーザーが気付いたのだ。
ちなみに、この現象もオーバーデビルのオーバーフリーズによるものなのだが、フリーザーがそれを知るはずもなかった。

「青森県に入ってから二人も凍死した奴がいたし、恐山に行かないほうが良いのか?」

 考え込むフリーザー。
幾ら伝説のポケモンとはいえ、これ程までに強烈に気候を操る力を持つ存在と戦うのは無謀だが、氷タイプの自分としては過ごしやすい気候であるのも確かだった。
そして、そんなフリーザーを後目に極寒のエリアが徐々に広がって行っているのであった。


【一日目・16時40分/青森県・恐山】

【オーバーデビル@OVERMANキングゲイナー】
【状態】無傷、ムーンブルクの王女を取り込んだ
【装備】なし
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:世界を凍りつかせる
※恐山にいる彼?を中心にして気温が急激に低下しているエリアが広がっています。

【ムーンブルクの王女@DQ2】
【状態】心が凍りついた、オーバーデビルに取り込まれた
【装備】ヒートテックな衣類
【道具】支給品一式
【思考】基本:オーバーデビルに従う


【同時刻/青森県・恐山の近く】

【フリーザー@ポケットモンスター】
【状態】陽気最速HC振り
【装備】なし
【道具】支給品一式、カゴのみ
【思考】基本:生き残る
1:恐山に行くかどうか迷っている

【織田敏憲@バトルロワイアル(漫画) 死亡確認】
【食蜂操祈@とある科学の超電磁砲 死亡確認】
死因:オーバーフリーズの影響で凍死

158 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:19:14 ID:w13JZ9BU0
煌びやかな豪邸の廊下に、銃声と同じ音程のドスの効いた声三つが響く。

「ザッケンナコラー!」
「ザッケンナコラー!」
「ザッケンナコラー!」

発砲しているのは強面のヤクザ集団。
スーツや装備に関してはまだしも、そのヤクザたちの背丈・顔つき・髪型・声質までもが全てが同じであった。
こいつらはクローンのヤクザ、クローンヤクザなのだ。 コワイ。
そんな彼らはこの豪邸の警護を任されており、今はある侵入者たちとの交戦状態に陥っている。
その侵入者たちは仮面ライダーフォーゼとカエルゾディアーツと、ついでに患者が一名……すなわちヒノケン一行である。

「うるさい! おまえらまとめて死ねィ、であります!!」

カエルゾディアーツことケロロ軍曹は豪邸に備え付けられたテレビから先の放送を聞き、戦友の一人であるギロロ伍長の死を知って非常に気

が立っていた。
その怒りを力に変えるかのごとくカエルゾディアーツの機敏さとサイズの小ささを利用してヤクザたちの放つ弾幕をかわしていき、己の間合

いまで接近すると、舌を長く伸ばして一人のヤクザの首を絡め取る。

「どりゃあああああ!!」

次にゾディアーツとして強化された舌の力を活かして、捕縛したヤクザの首根っこを引っ張って浮き上げさせ、そのまま鈍器代わりに他の二

人のヤクザに叩きつける!
そのパワーは数撃で三者の全身を複雑骨折させるほどの強さである。

「「「グワーッ!!」」」

独特な断末魔の叫びを上げ、アバラを粉々に、手足や首の骨は曲がってはいけない方向に向けさせて三人のクローンヤクザたちは死んだ。
だが、すぐに増援として別のクローンヤクザたちが現れた。 そちらはケロロではなくヒノケンを狙っている。
クローンヤクザは量産型であり、相当の金持ちの家ならば敷地に何十人と配置されている場合がある。
一人二人殺しただけでは大局は変わらないのだ。
それでも侵入者のリーダーはWWWの一角であるヒノケン、それに加えて仮面ライダーフォーゼ・ファイアーステイツを纏っている。
質より量を優先したクローンヤクザ程度に負ける道理などなく、ヒーハックガンですぐに焼却された。

「「「グワーッ!!」」」
「クソッ、軽く三時間以上戦っているが、いくら焼き殺してもキリがねえ」

ヒノケンとケロロの周りには、クローンヤクザの死骸が奇麗な床を血と炭で汚しきるほど転がっていた。
たった今、殺した分も含めれば約20人は殺している。
それでも増援が止む気配は一向になく、仮面ライダーとゾディアーツと言えど、このままでは消耗は必死である。

「オイ、ファイアマン! まだ脱出ルートを割り出せねえのか!?」
『申し訳ありません、全力でやっていますがセキュリティレベルが高く、地図検索すら難しい状態です』
「早くしろ、チンタラやってたら三人まとめて地獄行きだ!」


炎を喰らう謎の女、四条貴音からエスケープのバトルチップを使い、逃走に成功したヒノケン一行。
ただし逃走成功の代償として場所は選べず、東京都内のどこかにランダムでワープさせられるのであった。
その場所は――

(まさか首相官邸の地下に飛ばされるとはな……)

159 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:21:18 ID:w13JZ9BU0

送られた先は首相官邸であるとファイアマンの検索により知った……といっても多くの日本人が知る『表の』首相官邸ではなく、地下に建て

られた『裏の』首相官邸である。
小奇麗だが地味な印象がする地上部分とはうって変わって、贅沢な豪邸の如き造りの空間が地下にはあったのだ。
50人は収容できそうなパーティルーム、世界の美味珍味が揃った厨房、いろんな機能の風呂があるバスルーム、『禁則事項』用の大部屋、大

量の札束や宝石が眠ってそうな巨大金庫(うぐいすが盗みに入ったため、一つ開いてた)、娯楽に関してはなんでもありの施設である。
さらに付け加えれば、建物の状態からしてまだ築4年も経ってなさそうだ……つまり、時期からして野田総理か先代総理辺りが政権を取って

から勝手に改装したのだと想像できる。

(十中八九、この豪邸は税金をちょろまかして建ててやがるな。
これだけのものを建てられる金があるなら、国民の何百人かは路頭に迷わずに済んだろうに……
ま、税金を払ってない犯罪者の俺には関係のねぇ話だが)

国民が納めた血税でこんな豪邸を地下に隠すように建てていたと知られたら総理の支持率低下は必至だったろう。
少なくともバトロワ前はそうであったに違いない、とヒノケンは考える

日本の税関連の事情はともかく、現在、ヒノケンたちが目指しているのは地上への脱出である。
貴音から逃げてきたようにもう一度、エスケープのバトルチップを使ったが、制限によるものか再使用できなかった。
ファイアマンによるとあと数時間は使用できないらしい。
ならば自力で脱出するしか道はないのだが、この地下豪邸はちょっとしたダンジョンになっていると過言ではないほど広い。
反して強力すぎる武器を使うと崩落で生き埋めになるリスクも存在し、多少のボヤならまだしも、病院を襲撃してきた時のように天井や壁を

燃やしながら進むこともできないのだ。
警護のクローンヤクザたちは一切聞き耳持たず攻撃してくるので、倒しながら進むしかないのだ。

「それよりヒノケン殿! 一体いつまでこの善野とかいう女を連れて行くつもりでありますか!?
さっきの放送で末原たちが死んで先の作戦ができなくなった以上、殺すかその辺に放置でもいいのでは?」
「人質ごと野田を殺す作戦はおじゃんになったが、奴隷商にでも売りつけて貴重な食料と医療品と交換する程度の利用価値はある。
苦労して手に入れた以上タダで手放すのはもったいない、その女は生かしておけ」
「りょ、了解であります」

放送より指名手配されていた二人が死亡により、引渡しの際に人質ごと野田を焼き殺す計画は台無しになった。
よって動けない善野監督は荷物でしかないが、まだ利用価値を見出しているヒノケンはこの場で手放さないことにした。
実際、武器には恵まれている彼らだが、食料は有限で体を治す薬の類は一切ない。
万が一のためにどこかで手に入れる必要があり、善野はそのための引換券だ。
ケロロは不服には思いながらも忠誠を誓っているヒノケンの命令には従い、長く伸ばした舌で女を運ぶのであった。

(しかし、不可効力とはいえ首相官邸に入っちまったが、首輪を爆破されてないところからして主催への反抗と見なされてないのか?
それか、クローン共で事足りると思われているのか、いちおう何も盗っちゃいないから問題なしとされているのか?
どちらにせよ、今は主催に目をつけられると面倒だぜ……暗殺しづらくなるからな)

脱出口を求めて廊下を走るヒノケンは、主催側のリアクションがやけに薄いことに疑問を持つ(考えようによってはクローンたちの人海戦法

で十分すぎる応酬だが)。
ちなみに犯罪者のヒノケンが、この場で何も盗んでいないのは正義心からではなく、野田を殺せばこの豪邸の全てを総取りできると思ってい

るからである。

そんな考えを脳裏に浮かべていたヒノケンはここでミスを犯す。

「ヒノケン殿、前、まえ!!」
「……はっ!」

思考による一瞬の集中力の乱れが、ヒノケンに10数m先への見落としを起こさせた。
天井に備えつけられた無人の機関銃――セントリーガンだ!
セントリーガンの銃口が火を吹き、放たれた銃弾がヒノケン胸部に数発直撃する。

「ぐはぁ!!」

多大な衝撃を受け、ヒノケンは床に尻餅をつく。
コズミックエナジーで作られたライダースーツに守られていなければ、肉塊となって弾け飛んでいたところだ。
ケロロは急いでヒノケンを助けおこし、善野も含めて廊下の曲がり角に隠れる。

160 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:22:53 ID:w13JZ9BU0

「ヒノケン殿! 無事でありますか!?」
「俺としたことが油断したぜ……」
「よくもヒノケン殿を! これでも喰らえ!」

ケロロは曲がり角から飛び出して口から粘性を帯びたものを吐き出し、セントリーガンにぶつけた。
それを食らったセントリーガンは、黒煙を上げながら故障する。

「今、吐いたのはなんだ?」
「カエルゾディアーツの能力の一つ、ガマ油であります!」
「……ガマ油って口から吐くもんだったか? まあいい」

油を被って動けなくなったセントリーガンにヒノケンはヒーハックガンの炎を、先程の報復と言わんばかりに撃ち込む。
セントリーガンはメラメラと燃えて爆散した。

「なるほどな、軍曹のガマ油の引火で火炎の威力底上げができるわけだ。
今後はこの能力を利用させてもら……ツッ!?」

ヒノケンは言いかけて、先ほどセントリーガンにやられた胸部を抑えてかがみ込む。
ケロロには仮面越しでもヒノケンが痛みで顔を青くしているのがわかった。

『ヒノケン様!』
「ヒノケン殿! どうしたでありますか!?」
「……さっきの銃撃でアバラにヒビを入れられたかもしれねぇな」
『怪我をされたのですか!』
「大丈夫でありますか?」
「余計な気遣いは無用だ、俺にも男としての意地がある……それに――」

並の防弾チョッキよりは遥かに頑丈なライダースーツとはいえ、肉体への衝撃を完全には殺しきれなかったようだ。
ヒノケンは胸部に多大なダメージを受けていたにも関わらず、新しいクローンヤクザの援軍はすぐ近くまで接近していた。

「「「ザッケンナコラー!」」」
「――おちおち、休んでいる暇はなさそうだ……」
「ええい、やかましいカトンボ共でありますな!」

ヒノケンは痛みをこらえて立ち上がり、ヤクザたちにヒーハックガンの銃口を向ける。
それに続いて、ケロロはファイティングポーズを構えた。

「軍曹、この場所じゃ火炎放射を持ったコギャルを焼き殺した時のような大技が使えねえ。
この局面だと俺の火力より、おまえの肉弾戦がモノをいうだろう。
性に合わねえが、今回は後方でサポートに回る。 おまえが前衛で暴れろ」
「了解であります!」

そして、ヤクザたちとの何度目かの交戦が始まる――筈だった。
クローンヤクザたちはヒノケンたちに一定距離まで近づくと、機械のようにピタリと止まって銃を下ろした。

「?!」
「急に撃ってこなくなったでありますな……?」

敵の突然の戦闘行為の中止を、戸惑うヒノケンとケロロ。
何かの罠かと思い、警戒して様子を見てみると、ヤクザをかき分けて一人と一匹の男と虎が現れた。
男は三白眼をした一見臆病者のような顔に小柄な体格を持ち、知らない者から見ると学ランに見えなくもない大正風の軍服を着ており、白い毛並みに非常長い犬歯を持った虎――サーベルタイガーが隣にいた。
そんな突然の来訪者にヒノケンは凄むように正体を問いた。

「なんだてめえは! 主催の手先か?」
「ああ、そうだ。 僕は新城直衛、この首相官邸の管理を任されているものだ。
こっちのネコ(サーベルタイガー)は僕の相棒の千早だ」
「グルルルル……!!」

どこぞのアイドルと似た名前を持つ虎は、主人に敵意を向ける相手に対して白い毛を逆立てて威嚇する。
引き金を引こうとする瞬間、襲いかかってきそうな迫力はあったが、それでたじろぐほどヒノケンはヤワではなかった。

「その主催の手先が何の用だ……と聞くまでもねぇな。
この官邸で散々暴れまわったんだ。 大方、俺たちを殺しに来たってところか」
「……だったらどうする?」
「決まってんだろ、てめえを殺してここから出るぜ!」
「僕を殺してここから出るか……そう、うまくいくかな?」
「なんだと!」

161 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:23:22 ID:w13JZ9BU0

殺意を向けてくるヒノケンに、新城は不敵な笑みを浮かべると自身のディパックからカードケースのようなものを取り出し、妙に複雑なポーズを取りながらカードケースを手近な鏡に向けてかざす。
すると、鏡の中からベルトが現れ、新城の腰に装着された。
さらに新城は一言つぶやきながら、ベルトの窪みにカードケースを挿入した。

「変身」

新城の姿がみるみるうちに変わっていき、虎をイメージした騎士鎧の如き戦闘スーツがまとわれた。
ここでヒノケンたちは、ベルトによる変身プロセスの類似性から、ある可能性に気づいた。

『これは……』
「ヒノケン殿、こいつはもしかして」
「仮面ライダーか!」
「そうだ。 君のとはタイプが違うが、れっきとした仮面ライダーさ」

新城はタイガのデッキをもってして仮面ライダータイガに変身した。
仮面ライダーの戦闘力の高さはヒノケン自身が身をもって理解している。
すなわち、交戦によって自分たちが命を失うリスクが格段に増したことを意味していた。
しかも、よく見ると鏡の中には虎型のモンスターまでいる。

「こっちのねこはデストワイルダーだ。
ミラーモンスターという鏡の中に住む魔物だけど、短時間なら鏡の外に出て人を襲うこともあるそうだ。
さらに……!」

周辺から多数の「ザッザッザッザ」という足音と、「ザッケンナコラー」という咆哮がこだました。
ヒノケンたちは辺りを見回すと、前後左右合わせて数十のクローンヤクザに包囲されていることに気づいた。

「囲まれたでありますか……!?」
「君たちと話をしている間に、この官邸に残っている兵隊を集結させてもらったよ。 ザッと30人はいる。
さて、これだけの戦力を相手に君たちは無傷でここから出られるかな?」
「コイツ!」

構図で言うならば動けない善野を除いて2対33、ヒノケン側が数の上で不利である。
クローンヤクザだけなら仮面ライダーやゾディアーツの敵ではないが、敵側の仮面ライダーと虎の怪物二匹相手は厄介である。
ケロロはもちろん、流石のヒノケンもこれには焦りを禁じ得なかった。
だが、どんなに困難でもこいつらを焼き払わなければ死ぬだけだ。
怯えている暇はない……すぐに攻撃に移らなければ――

「まあ、待ってくれ。 僕は君たちと戦いにきたわけじゃないんだ」
「なんだと……?」

ヒノケンが恐れを捨てて戦いを始めようとした時、新城の方から意外な言葉が出てきた。

「ついさっき、君たちは殺し合いを盛り上げてくれそうだから地上に返してやれ、と上から命令がきたんだ。
このまま何もせずに出ていき、二度と官邸の中に入ってこないと約束するのだったら、三人ともここから出してやろう」

けして難しくない条件付きで、主催者の手先がこの場を見逃してくれるのだという。
しかし、ケロロは相手の言葉を疑い、ヒノケンに意見をする。

「ヒノケン殿、これはきっと罠であります! 敵の言葉なんて信じてはなりません!」
「……信じる信じないは勝手だけど、どちらにせよ君たちに勝ち目は薄いぞ。
大軍相手に戦うなら火力が必要になるけど、あまりに強力な炎を出せば建物が崩落して自滅しかねない。
この閉鎖空間は火のバトルチップ使いである火野ケンイチの実力を100%発揮できないのだからね」
「貴様……!」
「さぁ、早く選ぶんだ。 僕の言葉を信じてここから出るか、信用せずに僕らと戦うかね!」

新城は敵が強力なバトルチップを使えないことは既に把握しており、おまえらなど怖くないという余裕が仮面ごしに伝わってくる。
ヒノケン側は仮に交戦すれば厳しい条件下で戦わなければならない。
故に、男の決断は――

「……チッ。 さっさと地上に案内しろ」
「ヒノケン殿!?」
「ただし!!」

ヒノケンは新城に承諾し、交戦回避の道を選んだ。
だが、ヒノケンは同時にバトルチップをPETに詰めていき、いつでもヘルズバーナーを放てる態勢をとった。

「俺たちを罠に嵌めようとか、少しでも妙な真似をしやがったら容赦なくぶっぱなす!
崩落が起きれば俺たちも死ぬが、その時は同じ建物にいるてめえだって道連れだ。
そこんとこ、忘れんじゃねぇぞ?」

ただ言われるがままではなく、最悪の場合でも敵を道連れにする。
ヒノケンもこの閉鎖空間を利用して、相手の命を握ったのだ。

「わかった。 君ならやりかねないしな。
それじゃあ地上に案内しよう。 ついてくるんだ」

新城の先導に沿って、ヒノケンたちは官邸地下にある豪邸を後にした……




162 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:24:17 ID:w13JZ9BU0


――地上、首相官邸の門前。
主催者の手先である新城はヒノケンたちを罠に嵌める気は一切なかったようで、三人は無事に地上に出ることができた。

「最後に一つ言っておくけど、生き埋めになることはなくなったからと言って外から官邸を燃やそうとするなよ?
そんなことをすれば主催に目をつけられて、寝食もろくにできなくなるくらい命を狙われると思ったほうがいい。
その前に首輪を爆破されるかもしれないけどね」
「うるせえ、その程度のことはわかってらぁ! とっとと失せろ!」

相手に釘を刺した後、新城は官邸の中に戻っていった。
それを見送るヒノケンはどこか不機嫌そうであった。
新城の見下すような態度が癪に触ったのだろう。

「あの野郎はあとで燃やす……野田を殺してバトロワを支配できるようになったら絶対に丸焼きにしてやる」
「ヒノケン殿、これからどうするでありますか?」

新城を官邸ごと燃やしてしまいたい衝動を今は抑え、部下のカエルと今後を話し合う。

「末原たちが死んじまった以上、例の作戦は無理だ。
どっかで計画の練り直しを考える必要があるな。
……それに何時間も戦いっぱなしだぜ、いいかげん休みてぇ」
「そういえばお腹も空いてきたでありますな、どこかに手頃な休憩場所でもあればいいでありますが」
「そうだな……」

二人が話し合っている中で、ファイアマンが話に割り込んできた。

『……ヒノケン様、少しよろしいでしょうか? 少し疑問に思ったことが……』
「悪いがもうクタクタだ。 質問なら後でいくらでも聞いてやるから今は休憩場所を探してくれ」
『しかし……いえ、わかりました。 急いでヒノケン様たちが休憩できる安全地帯を探します』

その後、疲労困憊のヒノケン・ケロロ・人質の善野の三人はファイアマンが見つけた休憩に最適な場所に向けて移動を開始した。



主たちを安全地帯へ誘導する中で、フォーゼドライバーの内部でファイアマンは考えていた。

(あれだけの数の警備兵とセントリーガンなどのトラップがある豪邸から、どうやって千石うぐいすたちは一億円を盗んだんだ?)

カオスロワちゃんねるで調べたところ、千石うぐいすは野球が上手いだけの高校生、片や末原恭子は麻雀が上手いだけの女子高生。
カオスロワちゃんねるに嘘がなければ戦闘や潜入に関する技術はないはずなのだ。

(――だのに、この豪邸は私たちが来るまで戦闘の痕は一切なかった。
仮に官邸に入った際、壁に銃痕の一つでも残ってないのはおかしいのでは?)

ファイアマンの疑念は募っていく。

(先ほど訪れた金庫だって考えてみれば不可解なのだ。
盗み取った形跡はあったが、爆弾の類を使って強引にこじ開けたのではなく、普通にダイヤルを回して開けていたのか無傷だった。
……つまり、二人は『金庫の正しいダイヤルの回し方』を最初から知っていたことにならないか?)

うぐいすと末原は戦いに関しては素人である筈なのでヤクザとトラップの多い地下豪邸から一億円を持ち出すのは難しい。
にも関わらず、豪邸には戦闘の形跡がなく、金庫は強引な手段ではなくダイヤルを回す普通のやり方で開いていた。
それを考え始めると、ファイアマンの中で千石うぐいす・末原恭子の二人が得体のしれないものに見えてきた。

(強引に解釈すればエスケープのようなバトルチップのように、移動や潜入に関する支給品に恵まれていたからとも考えられるが。
もしかすると千石たちの指名手配自体が、参加者同士に窃盗犯を奪い合わせることで殺し合いを加速させるための『出来レース』だったのか?)

出来レースだとすれば、末原をおびき寄せる人質に取るために病院を襲撃し何人か焼殺した自分たちは、まんまと主催の掌で踊っていたことになる。
しかし、いくら考えても真実にたどり着けはしない。 なぜなら情報というパズルのピースが足りないからである。

(クッ、現状では憶測しか出てこない。
せめて官邸のコンピューターにハッキングできれば良かったんだが、セキュリティレベルが高すぎた。
そもそも、あの乱戦状態ではハッキング自体できる余裕がなかった)

そして、主催者の手先によって官邸から追い出され、二度と入ることはできない。
真実が手に入らない以上、もはや千石うぐいすたちの事は考えるだけ無駄だろうか?

163 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:25:08 ID:w13JZ9BU0

(――しかし、なんだか嫌な予感がする。
知っておかないと、あとで後悔しそうな何かを感じる。
……ただの気のせいならそれで良いのだが)

千石・末原両名に何かアンタッチャブルなものを感じ、考察を続ける。
将来的にそれがヒノケンの助けになるかもしれないともファイアマンは考え、安全地帯にヒノケンらを導いたら自分の考えを報告するだけしてみよう、とファイアマンはフォーゼドライバーの内部で考えていた。


【一日目・16時00分/東京・首相官邸近く】

【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】
【状態】疲労(大)意気高揚、カエルゾディアーツ
【装備】ゾディアーツスイッチ@仮面ライダーフォーゼ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを支配する
0:どこか安全な場所で休憩し、作戦を練り直す
1:ノダの抹殺
2:ヒノケン殿に尽くす
3:ギロロ……
※カエルゾディアーツの能力として、高所への跳躍・高所からの着地可能・舌を長く伸ばす・ガマ油を吐く能力があるようです。
まだあるかもしれません。

【火野ケンイチ@ロックマンエグゼ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(中)
【装備】フォーゼドライバー @仮面ライダーフォーゼ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを支配する
0:どこか安全な場所で休憩し、作戦を練り直す
1:ノダの抹殺
2:ケロロ軍曹を従える
3:あの女(四条貴音)が死んでくれてなによりだ
4:善野はまだ使い道がありそうなので、しばらくは生かしておく
※制限により、エスケープのバトルチップは一度使うと長時間使用できないようです

【ファイアマン@ロックマンエグゼ】
【状態】フォーゼドライバーの内部プログラム補助
【装備】火のバトルチップ一式
【道具】なし
【思考】
基本:ヒノケン様に尽くす
1:燃やしたい……!
2:千石うぐいすらに対する疑念

【善野監督@咲 -Saki-】
【状態】気絶
【装備】患者服
【道具】なし
【思考】
基本:……。
1:恭子……。




164 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:25:41 ID:w13JZ9BU0

新城直衛は変身を解き、官邸のモニターがある一室で相棒の千早の頭を撫でながら椅子に腰掛けている。
侵入者が荒らし回った地下の豪邸は一部のクローンヤクザたちに修復・清掃を任せている。

新城は主催者の手先であり、その中でも精鋭として抜擢された特務機関員である。
しかし、彼は主催側の人間でありながら、野田をはじめとする主催への反感を持っていた。
誰に言うでもなく、愚痴を呟くほどにだ。

「まったく、首相官邸の警護なんて嫌な仕事を任されてしまったね。
どんなに敵わない相手でも、参加者からも怪物たちからもここを守らなきゃいけない。
逃げたら反逆者と見なされて主催陣から追われる身になる……本当に貧乏くじもいいところだよ」

東京は激戦区になっており、そこにいる参加者のほとんどは対主催・マーダー問わず強者ばかり。
都庁はいつからか大量の怪物が巣食う死の塔になっている。
幸いにも前者は第二回放送での総理の警告及び、総理がここにはいないという情報が出回っているために積極的に足を運ぶ参加者は少なく、後者の怪物たちはここを無視している節があるようだ。
だが、いざ襲撃を受ければ仮面ライダーとサーベルタイガー、ミラーモンスターにヤクザたちがいるとはいえ、防衛しきれるかは疑問だ。
余談だが先の襲撃によってクローンヤクザが半数近く殺されたため、その分だけ防衛力は大幅に下がってしまった。
ヒノケンたちの前では涼しい顔をしていたが、内心は多くの部下を殺されて戦々恐々であった。

「第一、総理も総理だ。
そんなに自分の財産を守りたいなら、最初から官邸の外に持ち出しておけよ。
それが無理なら禁止エリアを東京に設定して参加者を東京自体に近寄れないようにしとけばいいものを」

総理の浅慮ぶりに呆れるばかりの新城。
おまけに首相官邸の地下にある豪邸を見てしまったため、新城の中で総理の人間性への評価もガタ落ちである。
そんな不満ばかりであるが、彼には主催から離反できない理由があった。
新城は苛立ちを千早の喉を撫でることで忘れようとする。

「グルルルルル」
「……いかんいかん。
ここで癇癪を起こせば蓮乃姉さんの身が危なくなる。
この官邸から出ていける言い訳が立つまではここから出て行くべきじゃない」

新城は主催に協力する見返りとして幼馴染で義理の姉である蓮乃を殺し合いの参加者から外されることになっている。
今頃、彼女は主催の用意したシェルターで殺し合いが終わるまで匿われている手筈だ。
新城が裏切れば、蓮乃は良くて他の参加者同様に首輪を嵌められた上にシェルターから追放、最悪の場合はその場で殺されるのだ。
他の機関員については知らないが、一部は新城と同じように大切な人を守るために主催に与した者もいるだろう。


「はあ……しいていうならコイツが裏切らなければ、僕がこんな任務につくこともなかったんだろうな」

実は、首相官邸の警護を任されていた者は新城が最初ではない。
最初に警護の任務についた者が、バトロワ開始直後にいきなり裏切ったために、後釜として新城が赴任してきたのだ。
その当時の映像を新城はモニターで確認している。

主催に属する機関の者なので、警護のクローンヤクザたちを素通りでき、セントリーガンによるトラップも作動しない。
そのまま金庫に入り、ダイヤルを回して金をディパックに詰め込み、官邸から黙って出て行く……そんな一部始終を新城を見ていた。


「□□、そんなに金が欲しかったのか?
その金は主催に追われるリスクに見合ったものか?
それとも、金はついでであって、主催を裏切るだけの理由が君にはあったのか?」

映像の中に映る□□に問いかけた新城だが、答えが返ってくることはなかった。



さあ、諸君にクイズである。
□□に入る名前は何でしょうか?


【一日目・16時00分/東京・首相官邸内部】

【新城直衛@皇国の守護者】
【状態】健康
【装備】タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式、千早@皇国の守護者、クローンヤクザ@ニンジャスレイヤー×30
【思考】
基本:義理の姉(蓮乃)のために特務機関員として任務を全うする
1:首相官邸の警護をする
2:さっさと官邸から出たい
3:□□(元特務機関員)……なぜ、裏切ったんだ?
※特務機関員です
※□□が誰なのかは次の書き手氏にお任せします
※クローンヤクザは支給品扱いのため、殺してもキルスコアは増えません

165 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:27:35 ID:w13JZ9BU0
投下終了です。

166 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:47:24 ID:DdS7QwP20
千葉県の某所で、2機のモビルスーツが激戦を繰り広げていた。

かたや赤い異型のMS、アルケーガンダム
それを駆るのは殺意と闘争本能のままに戦う男、アリー・アル・サーシェスだ。
かたや赤い騎士のような風体のMS、ガンダムエピオン。
それを駆るのはライトニング・カウントの異名を持つ亡国の王子、ゼクス・マーキス。
勝利の女神は、果たしてどちらに微笑むのだろうか。


「くたばりなぁ!!」

アルケーガンダムはライフルを敵のガンダムに向けて放つ。
それは正確な射撃だったが、ガンダムエピオンは軽々と避けてしまう。
これはもう30分以上も繰り返されてきた光景だ。
ガンダムエピオンの動きを見ただけで、サーシェスは相手が只者ではないと悟る。
だが、それはサーシェスにとって望む所。
弱者をつぶすのも戦争の醍醐味だが、強者との戦いもまた戦争の醍醐味。
サーシェスは歓喜に目を大きく開き、攻撃を続行する。

「そうそう!そうゆう相手を待ってたんだよ、俺はなぁ!!!」

サーシェスはライフルを放ちながらも、別の武装、GNファングを展開する。
ライフルとファングの同時攻撃でガンダムエピオンを仕留めるつもりだ。

「……お前のような男に!」

ゼクスの声と同時にガンダムエピオンの瞳が光る。
まるで主の闘志に答えようとしているように。
次の瞬間、ガンダムエピオンは変形し、鳥のような姿へと変わる。
ガンダムエピオンのモビルアーマー形態だ。
その並外れた機動性とゼクスの技量により、ガンダムエピオンはアルケーガンダムの攻撃を回避しながらアルケーガンダムへと接近していく。

その美しい様は、逃げようとしていたLとベルナドットが思わず見とれてしまうほど。

167 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:50:42 ID:DdS7QwP20
「くるかァ!!」

自分の攻撃が全て回避されたというのに、サーシェスに焦る様子はない。
目の前のMSは確かに高い性能を持っており、パイロットの技量も自分に匹敵するものだ。
それでも、サーシェスには敵を倒す絶対の自信があった。

「貰った!」

ガンダムエピオンのクローが大きく展開される。
すれ違いざまにアルケーガンダムに一撃を加えるつもりなのだろう。
2機の距離はどんどんと縮まっており、ガンダムエピオンが標的を引き裂くのは時間の問題のように思えた。

「詰めが甘いぜ、ガンダムさんよ!」

ガンダムエピオンの行く手を阻むように、4機のGNファングが展開され、一斉射撃を行う。
これはガンダムエピオンが突撃してくることを読んだサーシェスが予め配置しておいたもの。
その射撃精度は先ほどのそれとは段違いだった。
前回の攻撃の際、サーシェスは相手の油断を誘う為手を抜いていた。
今度の攻撃はサーシェスの本気の一撃。
新型ナノマシンで闘争本能が強化されていることを加えれば、サーシェスの生涯最高の一撃といえるかもしれない。

「捕らえたぜ!!ガンダム!」

そして、ガンダムエピオンの居た場所にGNバスターソードが振り下ろされる。
この一撃で、ガンダムエピオンは無残に撃墜される。
筈だった。

「何ィィィ!?」

そこには何も無く、サーシェス渾身の一撃は空しく空を切っていた。
そして、アルケーガンダムの背後には無傷のガンダムエピオン。
すでにモビルスーツ形態に戻っている。
ガンダムエピオンが静かにビームソードを振りかぶる。
サーシェスは必死で回避を試みる。
それにより、致命的なダメージを負うことは避けられたが、左腕を綺麗に切断されてしまう。

「ぐぅぅ!!!」
「仕留め損ねたか…だが!」

再度ビームソードを振りかぶる。
だが、アルケーガンダムから放たれていた全てのGNファングが一斉に突撃してきた為、その一撃は空を切る。
ガンダムエピオンがGNファング達を全て破壊したときには、既にアルケーガンダムは離脱していた。

168 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:55:56 ID:DdS7QwP20
「これ程とはな………。」

ガンダムエピオンのコックピットの中で、荒い息を吐きながら一人呟く。
その顔にはいくつもの汗が流れている。
操縦の際に訪れる殺人的な加速や、ゼロシステムの精神的負担により彼は気力・体力共に消耗していた。
結果的に無傷で勝てたとは言え、ゼクスにとっても楽な戦いではなかったのだ。

コックピットに常備された携帯飲料を口にしながら、ゼクスは眼下の人影を見下ろす。
アルケーガンダムに追われていた男達、Lとベルナドットだ。
彼らをどう扱うべきだろうか。
二人の男を見ながら、ゼクスは静かに考える。



「あのデカブツ…俺達を護ってくれた、んだよな?」
「………そうですね。少なくても敵意は見えない。」

一方で、Lとベルナドットもまた、ガンダムエピオンへの対応を決めかねていた。



【一日目・16時20分/日本・千葉県】

【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】
【状態】疲労(中)、精神的疲労(中)
【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW
【道具】支給品一式 そのほか不明
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:目の前の男達への対処を考える

【ピップ・ベルナドット@HELLSING】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃 M16
【道具】支給品一式
【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る
1;あのデカブツ(ガンダムエピオン)は味方なのか?
2:逃げそびれちまった

【L@DEATH NOTE】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃
【道具】支給品一式 手榴弾×25
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:あのロボット(ガンダムエピオン)と接触する?

169 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:59:32 ID:DdS7QwP20
あれ以上戦っても、サーシェスに勝ち目はなかっただろう。
闘争本能が増大しているサーシェスも、不利な時はさっと引くのだ。
この状況判断の的確さが、彼が多くの戦場で生き残った強者である証といえるだろう。

「はぁぁ……、はぁぁ………。ちくしょォォ!!」

まんまと逃げ切ったサーシェスだったが、その顔は屈辱にゆがんでいた。
必殺の一撃を軽々と避けられた上、大きなダメージまで負ってしまった。

「次会った時は…必ず堕とすぜぇ、赤いガンダム!!」



【一日目・16時30分/日本・千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】疲労(中)、強い屈辱 、ヒゲがない
【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00 (左腕無し、GNファング全機喪失)
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:赤いガンダム(ガンダムエピオン)には必ず雪辱する
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました

170 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:13:30 ID:JWQqrEbo0

 明治神宮野球場。
 拳王軍は国会強襲とは名ばかりの国会見学を終え、ここに立ち寄っていた。
 国会には誰もいなかったので、とりあえず、野球の練習をすることになったのだ。
 第一の目的はこれからの激戦に備えての各々レベルアップ。
 なお、ラオウは野球のルールブックを一から読むことになった。

「ぬぅ……字が多すぎて読めんわ!!!」
(小学生用のルールブックなんですけどねぇ)

 そら、拳王様だもの。
 仕方ないので、他の配下の様子を見に行くことにした。

「さて、ムギちゃん、どこに行く?」
「そうですね、まずはブルペンに行きましょうか」

<ブルペンにて>

 ズバン、ズバン、ズバーン。と小気味良い音が響く。
 
「次、曲げていくわよ」
「ですなぁ」

 綺麗なオーバースローから放たれるシュートボールが構えたミットに収まる。
 球威、キレ共に問題はない。しかし、MEIKOは浮かない顔を浮かべる。 

「右バッターに有効でも、左バッターに効かないんじゃどうしようもないわね……」
「ですなぁ」

 あの試合、先頭バッターのヒィッツカラルドにぶつけて以降。
 全員が『左打席』に立たれてしまったのだ。
 これでは文字通り必殺の『MEIKOシュート』をバッターにぶつけることが出来ない。

(あくまでも自然を装うのは難しいわね)

 ストレートを普通にぶつければ退場になる。
 そこでデュークと一緒に新たな球種を覚えることにした。
 理想はストライクを取って、相手にぶつける。
 これならばバッターを壊しても退場にはならないのだ。

 それから試行錯誤が数回ほど行われた。
 途中、ラオウ達が来たが、MEIKOは一心不乱にボールを投げ続けた。
 そして―――

「行くわよ、新球……」

 身体を大きく捻る。
 バッターに背中が見えるくらい程度には捻る。

「ぬっ、MEIKOのフォームが変わった!?」
「あれは……横手投げ(サイドスロー)ですか?」

 今までのオーバースローではない。
 ピッチャープレートの右端からホームプレートの左端を狙う。
 所謂、『クロスファイヤー』と呼ばれる類のものである。
 ホームベースの左隅をギリギリでかすめ取るようにボールは通過する。
 そこから左バッターの内角をさらに抉るように急激に曲がる。
 それもほぼストレートと同じ速度を保ったまま、所謂『高速スライダー』。
 それに加えて、アルティメット・アーマーの出力を20%くらい開放して、『黄金の回転』を加えている。
 
 ギュイィィィンというわけのわからない音がバッターボックスにバッターとして見たてられた案山子から響いた。
 そのまま、案山子は錐揉み回転しながら宙に舞い上がり、見るも無残な姿になった。
 
「完成したわ……『MEIKOスライダー』が!」
「姉御の努力が報われましたなぁ」
(今、一瞬ボールが消えたような気がしたんですが気のせいでしょう)

 右打者には『MEIKOシュート』。
 左打者には『MEIKOスライダー』。
 もはやケンカ投法ではない、殺人投法のレベルまで昇華させた瞬間であった。

171 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:13:56 ID:JWQqrEbo0

<グラウンドにて>

「センター、行くぞ!」

 クロえもんがバットでボールを打つ。
 所謂、守備練習(ノック)という奴である。

「遅すぎるぞ」

 それを平等院さんは難なくキャッチする。
 サーブの速度が時速200km/h以上超えるのだ。
 そして、テニスボールで人体が飛び、テニスボールで壁がぶっ壊れる世界の住人なのだ。
 ただの外野フライなど取れて当然なのだ。
 
「次、レフト!」

 ボールはレフトに向かって飛んでいったが、プニキは全く動かない。
 プニキは守備などする気はないのだ。だって、打撃が化け物なのだから。

「よっと」

 背面キャッチした、ショートを守っていたムネリンが。
 そう、所謂、『ショフト』というポジション取りである。
 レフト前ならムネリン。左中間よりなら平等院さんがカバーするシフトをとっているのだ。
 こうしなければ、外野にボールが飛んだ時に危険なのだ。
 もっとも内野は経験者が多いのであまり抜けないのだ。

「次はライト……イチロー選手!?」

 次にクロえもんがライトに打とうとした時であった。
 まるでそこに一流の野球選手がいたような感覚に陥った。
 
 クロえもんが見ているのは川崎が持っているイチロー選手のイメージだ。
 一流のスポーツ選手ならばイメージトレーニングのイメージを共有できるのだ。
 これがイチローさんへの愛が抑えきれない男の本気である。
 ……もっとも今、ライトには誰もいないのである。

「……ふっ、いいイメージだ」
「櫂さん、焼きそばをどうぞ」
「……ッ、これは……いいソースを使っている」

 その様子を一人のヴァンガードと一人の少女が焼きそばを食べながら見ていた。

<スタンドにて>

「奴らもリンクジョーカーの糧に……」
「櫂さん。さっきからリンクジョーカーってなんですか?」
「イメージしろ!」

 シャロは不安だった。
 同行者、櫂トシキの様子が明らかに変なのだ
 なんというか何かとりつかれたような表情をしている。
 そんな時であった。 

「お前らは強いのか?」
「ん? ネットバトルなら負ける気はしないけど?」
「一理ある」
「このディオにネットバトルを挑むなど、このマヌケがぁッ!」
「あのう……皆さんはもう少し人の話を聞いた方が……」

 常識を投げ捨てた光熱斗一行だ。
 彼らは一先ずの目的、『シンクロチップ』をチップトレーダーで手に入れ。
 首輪解除方法を捜索しているときにここ明治神宮球場に立ち寄ったのだ。

「貴様はレン……!?」
「いえ、違いますけど……?」
「どうでもいい、俺とファイトしろ……!」
(絶対どうでもいいことじゃないような)
「イメージしろ……! お前が俺に無様に負ける姿を……!」

 知り合いの声が似ている男。
 その男―――上条にヴァンガードファイトを挑みにかかる。
 というか、問答無用でヴァンガ魔法を放ったが……

「そのイメージは間違ってる、イリュージョン、幻想だ!」
「それ、私の中の人のセリフです〜」

 飛んできたヴァンガ魔法を右腕の幻想殺しで無効化して接近する。
 まるで忍者のような動きで素早く、迅速に。
 学園都市最強の能力者と戦えるのだから上条さんにとっては造作もないことである。

「―――まずはそのふざけた幻想をぶち殺す、目を覚ませッ!!」
「なっ!?」
 
 上条さんの右腕で、櫂を思いっきりぶん殴った。
 所謂、上条さんの男女平等パンチである。
 パリン――という、ガラスが割れるような音がした。
 櫂の体は数メートルほど吹っ飛んだ。

「……俺は今まで一体何を……?」

 櫂トシキは正気に戻った。
 リバースの呪縛を、ぶち殺したのだから。

「そこの者達、何をしておるッ!!」

 そこでラオウに声を掛けられた。

172 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:14:19 ID:JWQqrEbo0

<再びグラウンド>


「ほう、貴様もまた野田とやらを倒すために……」
「うん! おじさんたちは?」
「おじさんではない、我が名はラオウ……! この世から野田を屠るものだ!」
「へぇ」

 こうして、光熱斗とラオウが出会ってしまった。
 そして、互いに情報交換した。

「つまり、東京にはいないだね」
「うむ、そのようだな!」
「では、どうするのだ、熱斗ッ!!」
「……俺がネットバトルで野田総理を引きつける、その間に熱斗とラオじさんたちが野球勝負を仕掛ければいいんじゃないかな?」
「デカオ!!」
「それだッ!」
「多数決を取るわ! 賛成のものは手を上げなさい、上げなかったらものは殺す!」

 満場一致で手が上がった。
 こうして行動方針が決定したのだ。

『熱斗君、本格的にいみがわからないよ』
「一理あるが、めんどいので流れに身を任せる」
「では、ならばここにはもう用はない、東京を出るぞ!」
「そうですね」
「いい判断だな」
「イチローさんは主催を倒してからでも遅くないですね(マジキチスマイル)」
「ハチミツがあれば、構わない」
「まあ、この首輪邪魔だしね」
「人事を尽くした甲斐があったのだよ」
「一理ある」
「ですなぁ」
「づら」

 こうして、拳王軍&光熱斗一行は日本最恐の辺境地『四国』を目指すことになったのだ。
 四国には恐らく熱斗の父・祐一郎がいるはず、そこで彼に首輪を外して、主催の居場所を発見すればコールドゲームである。
 そして、総勢新たに加わった仲間と共に電車ごっこロープで電車を編成し、彼らは駆け出した。

【一日目・17時00分/日本・東京都・明治神宮野球場】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました

【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる
【装備】核ミサイル、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!

【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:野田総理を倒す
0:主催者チームを全員屠る
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:なんかいろいろ配下にしたぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために野田を野球で潰す
1;ホームランを打つ

173 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:14:50 ID:JWQqrEbo0

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:野田総理に野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:パパが心配

【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます


【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、SPW財団以上の資金とか多数のレアチップ、シンクロチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。

【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます

174 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:15:16 ID:JWQqrEbo0

【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実、シンクロチップ
【思考】
基本:

                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す


【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます

【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3、シンクロチップ
【思考】基本:ネットバトルを極める
0:主催を倒すのはラオウではない、このディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:シンクロチップを手に入れ、デューオとクロスフュージョンする。

【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:カオスロワでもそれは無理そう。
※PSPの中にいます

【櫂トシキ@カードファイト!! ヴァンガード】
【状態】ヴァンガ脳
【装備】自分のデッキ、やきそば
【道具】支給品一式
【思考】
1:強いファイターと戦う
2:上条達についていく

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラ ミルキィホームズ】
【状態】謎ミルキィ
【装備】かまぼこ、自分のデッキ(「ロイヤルパラディン」デッキ)
【道具】支給品一式
【思考】
1:櫂に着いて行く

175 遺跡に突入だ :2013/11/19(火) 00:40:42 ID:5US4Z8360
長い激闘が今終わりを迎えようとした
ミラボレアスはタフであった、あの怪物たち相手にこれほどまでにもったのである
だがそれも限界であった

「よくもまあ、これだけ耐えたものですねですがそろそろ終わりにしましょう」

そう言って赤屍蔵人がメスを頭部に投げつけあて
アーカードが対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」を撃ちこみ足部分にあて転倒させる
そして最後にネウロの魔界777ツ能力の花と悪夢《イビルラベンダー》を使用
転倒したミラボレアスに強力な一撃を叩き込んだ
そしてその一撃によりミラボレアスは完全に沈黙した

【ミラボレアス@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】

「なかなか、手こずらせてくれたな」
「とはいえ、障害は倒したのだ早く行くぞ」

そう言って彼らはミラボレアスの死体を一瞥し遺跡の入り口へと向かう
そしてそこから遺跡に入っていくだろう

【一日目・17時00分/日本・グンマー遺跡入り口】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 】
【状態】健康
【装備】魔界777ツ能力@魔人探偵脳噛ネウロ  グンマーの地図
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:さあ探索だ
1:遺跡内部はどうなっているのだろうな

【アーカード@HELLSING】
【状態】健康
【装備】対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」×2@HELLSING
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていくか

【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】メス
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていく

※彼らの首輪は一時停止しているようです

176 マギカ新喜劇 :2013/11/19(火) 18:30:40 ID:ikWVAcMk0
1人の魔法少女、1人の魔法オバハン、そして1匹の淫獣は運命に導かれて滋賀までやってきていた。
最後の登場が3時30分ごろだから、これぐらい移動していても問題ないのだ。マジで。
さて、このおかしな一団が現在いる場所は……ショッピングモールのようだ。
しかし、人はこの2人と1匹しかおらず店もほとんど開いていない。
それもそのはず。ここはだめショッピングモールで有名なピエリ守山。
先頃、どこぞがここを買い取ったという情報があったようだがまだ改装は始まってないようだ。

「……お買い物でもしようと思ったけど、ここってスーパーがないのね」
眼鏡の主婦、野比玉子が腕組みをした。
「……だから言ったんだがな。ここにはないと」
黒髪ロングのJK、黒神めだかはため息をつき、言った。
「確か、近くに平和堂があった気がするぞ」
「あらそう。じゃあ、長居は無用ね。いきましょ。
この時間だと割引シールが貼られだしていそうだし」
と、この場を去ろうとしたその時だった。

「チーチッチ、おっぱーい、ボインボイーン」

いきなり奇天烈な歌が聞こえてきたものだから、2人と1匹はコケそうになった。

「何だ、この変な歌は。頭痛がしてきたぞ」
「……かかわらない方が身のためだな」
「そうだね」
そうして、3人が出口に向けて歩き出そうとすると。

「いやぁ、なんやのぉ!?」
……どうやら、まだ人が1人いたようだ。
その声の主は……女性だ。
その女性に向かって蒼いショートヘアの女子高生がつかつかと歩み寄る。

「チーチッチ、おっぱーい……」

その珍妙な歌を口ずさみながら。
そう、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースで、
簡単に言えば宇宙人にしてチチもぎニストの長門有希ちゃんである。
しかし、ついさっきまで栃木にいたというのに今は滋賀県にいる。神出鬼没とはまさにこのことだろう。
まあそれはさておき。長門はみょうちきりんな歌とともにくだんの女性の胸をもがんとしていた。

177 マギカ新喜劇 :2013/11/19(火) 18:31:42 ID:ikWVAcMk0
「あ」
気付かれた。
「いい胸が近くにある……」
その目線は明らかに玉子達に向けられている。
「まあ、これは後にして今は……」
と、すぐに背を向け長門はすっかり腰を抜かした女性の方へと歩みを進めた。
「いやー!やめてよしてよらないで!ビビデバビデブー!」

「このままじゃ、私達とあの女性(ひと)の危険が危ないわ……」
「玉子、二重表現になってるぞ。それはさておき、変身だ」

と、2人がソウルジェムを掲げようとした時……

「待て待て待て!!!!」

突如女性がぶち切れて、そしていいタイミングで胸をガシモとつかんだ長門を払い落した。

「同性だからってなれなれしく人のBODYに触るんやないわあああああああああああ!」
長門の腹の上でストンプを繰り返す、女性。
「ぐえ」
長門はうめいた。
その後も、女性は長門を殴り蹴り投げ飛ばし噛みつき首を絞め暴力の限りを尽くした。
「お前の頭、スコーンと割って脳みそちゅーちゅー吸うたろけ!!!ゴルアアアアアアア!」
先ほどのしおらしい態度から一変、ものすごい豹変っぷりだ。
「コンワレエエエエエエエエエエエエエエエエエ!」
そして、長門の体をチューチューアイスよろしく中央からポキリと割った。
ドズサッ……。あわれ、返り討ちにあった長門は廃墟ショッピングモールでその命を散らすことになった。

【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】 
死因:虐殺

こんな感じの虐殺ショーを見つめる、キョトンな魔法少女の一団。
「はっ……!」
その視線に気づいたのか、即我に返る女性。……そして。
「怖かったーん☆」
可愛くふるまった。

「「「ぎゃふん!!!」」」
この女性のキャラ激変っぷりに……
玉子は両脚を天井高く投げ出し、
めだかは両脚をガニ股にし、これまた天井高く放り投げ、
キュゥべえは身体をまっすぐにのばして頭から豪快にダイブし、足を軽くひん曲げる
と、それぞれ違う体制で、こけた。


ホワワワッワワホワワワッワワホワワワッワワッワッ、ワ♪

178 マギカ新喜劇 :2013/11/19(火) 18:32:01 ID:ikWVAcMk0
【一日目・17時01分/日本滋賀県・ピエリ守山】


【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:女性参加者全員を魔法少女にする。
1:ぎゃふん
2:必ず鹿目まどかとも契約してみせる。

【野比玉子@ドラえもん】
【状態】健康
【装備】買い物かご、サンダル、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:野比家の面々に夕食を作る
1:ぎゃふん
2:スーパーに行かなきゃ。

【黒神めだか@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】箱庭学園の制服(めだか仕様)、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを叩き潰す!!
1:ぎゃふん
2::善吉……


【未知やすえ@吉本新喜劇】
【状態】健康、返り血たっぷり。
【装備】私服
【道具】支給品一式
【思考】
基本:新喜劇メンバーとの再会。
1:怖かったーん☆

〜おまけ〜

「そこのお嬢さん!僕と契約して魔法少女になってよ!」

「……見境ないわね」
「まったくだ」

179 混沌な名無しさん :2013/11/19(火) 18:50:55 ID:Ohw9UGEI0
まーたずっこけの人かよ

180 ugoku :2013/11/20(水) 02:42:53 ID:BTGdmv.Q0
 デウスエクスマキナは、ヒトマキナのナノマシン技術の応用で九州ロボの欠陥を治していた。
本拠地へ侵入した者の存在にはとっくに気づいては居た彼だが、五大幹部の命令により九州ロボの修理を最優先していたのだ。
そんな彼だが、一か所での作業を終えて次の区画へ移動している間に裏切った部下の事を考えていた。

(千石うぐいす……“アレ”を見てしまったのなら裏切ってもおかしくは無いか……)

 千石うぐいすは、特務機関の隊員であり、本来なら首相官邸を警備するはずだった。
しかし、彼は首相官邸にあったホームシアターを勝手に使った結果とある映像を見てしまい、主催を裏切って一億円を盗んで逃走したのだった。
その映像とは、主催に協力する者への人質や見返りとして主催の用意したシェルターに匿われた人々が、そのシェルターに仕込まれた毒ガスによって虐殺されるというものだった。
これはカオスロワ開始前に野田総理が独断で行ったものであり、この事は主催側でもごく一部の人間しか知らない事であり、うぐいすが見た映像も後任の新城が来る前に抹消された。

(やはり、野田総理は生かしておくべきではない……だが、まだその時ではない……か……)

 形はどうあれ人類を生かす事が目的のデウスにとって、野田総理による想像を生む機会を与える事すらない無意味な虐殺は許しがたい行いである。
すぐにでも殺しておきたいところではあったが、それは五大幹部に止められていた。
しかし、それでもデウスが主催を裏切ってはいなかった。
何故なら、野田総理が手に負えなくなったり計画の邪魔となった時点で彼を殺害して主催の座を奪うという五大幹部の計画に協力しているからだった。
ちなみに、デウス以外にも、美国織莉子や大尉、死んだ黒やクルル曹長等と、五大幹部に信頼された者達がこの計画に協力していたりする。

(ひとまずは、自分のやるべき事をするだけだ)

 そして、次の区画での作業に移るデウス。
実はこの九州ロボの修理、五大幹部による野田総理への反逆計画にも係わっていたりする。
九州ロボを五大幹部の一人であるココ・ヘクマティアルをファクターとしたマキナへと改造し、野田総理から主催本拠地を奪うのが目的だ。
また、これ以外にも様々な所で計画の準備がこっそりと進められていたりする。
そう、参加者の見えないところで、主催に大きな変化が訪れようとしているのだ。


【一日目・17時05分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【デウスエクスマキナ@スーパーロボット大戦UX】
【状態】普通、身長2.3mになるまでスモールライトで縮んだ
【装備】デウスの斬馬刀@スーパーロボット大戦UX
【道具】支給品一式、スモールライト
【思考】
基本:人類絶滅及び人類の想像力喪失の阻止
1:命令に従う
2:殺し合いによって人類の想像力喪失を阻止する
3:九州ロボの欠陥を治しつつ、ココをファクターとしたマキナへと改造する。
4:野田総理へ非常に強い不信感

【蓮乃@皇国の守護者 カオスロワ開始前に死亡していたのを確認】
【主催に協力する者への人質や見返りとして匿われていた人々@色々 カオスロワ開始前に死亡していたのを確認】
死因:毒ガス
※参加者じゃないので死亡者リストに載らないし、放送で呼ばれることもありません。

181 混沌な名無しさん :2013/11/20(水) 02:44:39 ID:BTGdmv.Q0
ごめん、タイトルをミスった。
タイトルは「機械仕掛けの神は想像する」でお願いします

182 混沌な名無しさん :2013/11/20(水) 10:15:12 ID:YOmXE..AO
「ハーッハッハッハッハ」

そんな笑い声が聞こえてきたのでキュゥべえの勧誘を受けていたやすえが背後に振り向くと、そこには黄金バットがいた。
そして、やすえが動く前に黄金バットがやすえを殴り飛ばした。
やすえは首があり得ない方向に曲がった為、死んだ。

「素質が低かったけどせっかく契約してくれそうだったのに」
「あれが使い魔かしら?」
「解らないが、とりあえず倒さないと」

【一日目・17時05分/滋賀県・ピエリ守山】

【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:女性参加者全員を魔法少女にする。
1:必ず鹿目まどかとも契約してみせる。2:素質が低かったとはいえ契約してくれそうだったのにな

【野比玉子@ドラえもん】
【状態】健康
【装備】買い物かご、サンダル、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:野比家の面々に夕食を作る
1:これが使い魔?
2:スーパーに行かなきゃ。

【黒神めだか@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】箱庭学園の制服(めだか仕様)、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを叩き潰す!!
1:目の前のマーダーを倒す
2:善吉……

【黄金バット@黄金バット】
【状態】健康
【装備】タケコプター@ドラえもん
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いに乗る
1:ハーッハッハッハッハ

【未知やすえ@吉本新喜劇 死亡確認】

183 時を止める男 :2013/11/21(木) 22:20:15 ID:dTCm/yf60
醜い顔をした男が、一人地べたに座り込んで何かを考えていた。
その姿は明らかに人間ではなかった。

(あれはサイヤ人だよな…。フリーザ様がベジータ達以外を全滅させたはずだが…)

彼、グルドが考えているのは放送に出てきたバーダックの事。
絶滅したはずの種族の男が生きていて、野田総理に従っている。
これはどうゆうことなのだろうか

「ま、考えても仕方がねえか」

よっこいしょと立ち上がり、笑みを浮かべる。
その視線の先には今も歌声が響くライブハウスがあった。

「へへへ、いつもどおり暴れさせてもらうぜ」

彼にとっては、殺し殺されなどいつもの事。
深く考えもせず、彼は殺し合いに乗ることにした。


【一日目・17時00分/日本・大阪・ライブハウスの傍】
【グルド@ドラゴンボール】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、
【思考】
基本:殺し合いに乗る
 1:ライブハウスを襲撃する

184 地獄の太陽 :2013/11/23(土) 12:27:22 ID:x8ozE1As0

「ふむ、ここは……」
「怪しいな」
「そのようね」
「…………」

 偶然にも、長野県の避暑地にて怪しげな研究室みたいな小屋を発見した光太郎たち。
 見るからに怪しく、絶対中に何かありそうな雰囲気を醸し出している。

「二手に分かれるぞ」
「そうね、私は中に行くわ」
「では、光太郎と空は外に残ってくれ」
「分かった」
 
 光太郎と空は外で見張りをすることになり……
 皇帝と響子は小屋に突入することになった。
 
 ☆彡

「なにこれ?」
「スイッチであろう」
「それは見ればわかるわ」

 二人が中に入ると、そこには……
 『円谷光彦の家が爆発するスイッチ』。
 『円谷光彦の身体を浮かせるスイッチ』。
 『円谷光彦の身体が分裂するスイッチ』他色々あった。

「とりあえず、押してみるか……」
「なんでよ!?」
「響子よ、男は度胸という言葉があってだな、やってみないと分からないということがあってだな(カチカチカチカチ……)」

 皇帝は適当にスイッチを連打する。
 しかし、特になにも起こらない。
 
「……なにも起こらないわね」
「言ったろ?(カチカチカチカチ……)」
「何時まで押しているの?」
「無論、私が飽きるまで、だ(カチカチカチカチ……)」
「……………」

 他にもいろいろなスイッチがあったので適当に押しまくる皇帝。
 それをスルーして、響子は調べごとを進めていく。

「……これは……?」
「どうしたのだ?(カチカチカチカチ……)」
「さっきからカチカチカチカチ……うるさいわ」

 響子はとりあえず皇帝の持っていた全てのスイッチを回収した。
 そこから、本題に切り出す。

「この写真に写っている白髪の爺とメガネのイケメンは誰だ?」
「私が知っているわけないじゃない……でも、何かの計画の責任者みたいね」
「プロジェクト・反カオス計画……? プロジェクトと計画がかぶってるではないか」
「何やら計画書みたいね……九州をカタパルトにして……」
「ほう……さっぱり意味がわからんぞ」
「同感ね」

 ☆彡

185 地獄の太陽 :2013/11/23(土) 12:27:56 ID:x8ozE1As0
 
「皇帝たち、大丈夫かな……」
「……大丈夫じゃないかな……」

 二人で周囲を警戒しながら、響子たちが戻ってくるのを待つ。
 そんな時であった。
 一人の男が二人に近づいてきた。
 右腕の袖がない黒いロングコートに何か金属の装飾品を沢山付けた男。
 ブーツの踵に付けた金属から変な音が響く。
 
 男の名は矢車想。
 矢車は一歩また一歩と二人に近づいていく。
 そして……

「俺は矢車……お前ら、俺の弟と妹になれ……」
「なに……?」
「……?」
「お前らの目から地獄の闇を感じる……大切なものを失ったんだろ?」

 シャドームーン……いや、かつての親友・秋月信彦を失った光太郎。
 そして、先ほど自分の飼い主を失った空。
 その瞳に矢車は地獄を見たのだった。

「俺は……」
「貴様、何者だ?」
「怪しい人ね……」

 捜索を終え、二人が戻ってきた。
 沢山の資料を抱えて……

「仲間がいたのか……いいよなぁ、お前らは悲しでくれる仲間がいて……どうせ俺なんか……」
「なんだこのやさぐれた男は?」
「矢車さんです」
「ふむ、矢車とやら……貴様は殺し合いに乗っているのか?」
「俺みたいな奴が、殺し合いに乗るわけ無いだろ……?」
「……そうか(この男、地獄を見た眼をしているな)」
 
 一先ず、矢車は光太郎たちに同行することにした。
 特に危害を与えるつもりはないが、特に何もしない。
 ただ見極めるためだけについていくのだ。

186 地獄の太陽 :2013/11/23(土) 12:28:31 ID:x8ozE1As0

【一日目・16時30分/日本・長野・阿笠博士の別荘】


【南光太郎@仮面ライダーBLACK】
【状態】健康
【装備】キングストーン、パーフェクトゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、カラオケマイク
【思考】
基本:この殺し合い、ゴルゴムの仕業だ!
1:クライシス皇帝と空、響子と共に行動する
2:あの少女(歌愛ユキ)を追う
※RXに進化しました。ロボライダーとバイオライダーにはまだなれません。


【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康
【装備】サタンサーベル オーガギア@仮面ライダー555
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:光太郎とともに主催者とゴルゴムを潰す
1:戦力を集めて、『ネオ・クライシス帝国』を建国する
2;一先ず、地球人類抹殺は置いておく。(総理を潰したら取り掛かる)
3:矢車から地獄の匂いがする
4:カラオケマイクを取り戻す
※参戦時期は仮面BLACKRX本編開始前です。


【霊烏路空@東方Project】
【状態】悲しみ
【装備】制御棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:???
1:光太郎たちについていく
2:矢車の妹になる……?


【霧切響子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康、ロリ切さん
【装備】様々な資料
【道具】支給品一式、沢山の光彦関連のスイッチ、その他不明
【思考】
基本:殺し合いの打開
0:殺し合いについて調べる
1:苗木くんに会いたい

【矢車想@仮面ライダーカブト】
【状態】やさぐれ
【装備】ライダーベルト&ホッパーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:光太郎、空を地獄兄弟の弟、妹にする
2:上記のために、光太郎たちについていく。(率先して戦うつもりはない)


 一方、その頃、元太は……

「光彦の遺体を入れたデイバックが浮き上がった!?」

 友の亡骸をデイバックに入れてたらなんか浮いた。
 デイバックの中に入れた光彦の遺体が100体くらいに増えて上昇しているから、しゃーない。

【一日目・16時30分/日本・福井県上空(まだ大気圏内)】
【小嶋元太@名探偵コナン】
【状態】固い決意
【装備】ガンダムX@機動新世紀ガンダムX
【道具】支給品一式、光彦の遺体×100(上昇&増殖&発光&爆発&石化&発電&灰化他色々起こっている)、その他不明
【思考】
基本:主催者を潰す
1:コナンと博士と光彦の仇をとる

187 魔法少女とマスコット :2013/11/23(土) 17:16:06 ID:e12PDEhg0
「そういう事やったんか……」

 ケルベロスはほむらの事情を一通り聞いていた。

「とりあえず、そうやって参加者殺していってもその間にまどかって子が殺されたら意味無いで」
「うぅ……」

 痛い所を突かれておもわず呻くほむら。
落ち着いて考えてみれば、自分の考えが浅すぎた事に気づいていた為、ダメージが大きかった。

「とりあえず、互いに知り合いを探さへん?武器が多い内に動いたほうがいいんとちゃう?」

 ほむらの盾の中には爆弾以外にも、ベレッタM92、レミントンM870、ミニミM249、M16クレイモア、L16 81mm迫撃砲、M84 閃光手榴弾、88式地対艦誘導弾、長ドス、ゴルフクラブといった銃火器+αがあった。
中には弾数が心もとないものや対人戦ではあまり使えそうにないものもあるが、強力な敵が来なければ十分だと考えられた。
ちなみに、デイパックには基本支給品一式以外の物は入っておらず、これらの武器は能力扱いであると同時に支給品扱いでもあったようだ。

「それもそうね。余裕がある内に動いておきたいわ」
「決まりやな。とりあえず、あのライブハウスとかどうや?人が集まってそうやし」

 こうして二人?はライブハウスへと足を進めた。

【一日目・17時10分/日本・大阪】

【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(ほぼ穢れ無し)
【道具】支給品一式、ベレッタM92(残弾100)、レミントンM870(残弾20)、ミニミM249(残弾50)、M16クレイモア×10、L16 81mm迫撃砲×5、M84 閃光手榴弾×20、88式地対艦誘導弾、爆弾(ロワ開始後に自身で作成したもの)、長ドス、ゴルフクラブ
【思考】基本:まどかを守る
1:待っててまどか……
2:無事よねまどか……?

【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:桜を探す
1:ほむらと一緒にまどかって子も探す

188 おいしいラーメン :2013/11/26(火) 13:09:06 ID:qZZa3.16O
「おねえさん、ひとってらあめんにするとよりおいしいね」
「それだけじゃないぞ、今度の獲物は私の見立て通り何らかの力で肉が変質していたらしく闇耐性がつくぞ」
「やみたいせーってそんなにすごいの?」
「聖耐性がついたかわりに、闇属性が弱点になっていた可能性があったからな。都庁に行く前に見つかって良かった」
「じゃあ、すぐにとちょうにいく?」
「いや、都庁に強敵がいるかもしれん。焦らずに耐性の得られそうな獲物を探しつつ向かうぞ」

【一日目・17時10分/日本・東京都のとあるラーメン屋】

【風鳴翼@戦姫絶唱シンフォギア】
【状態】空腹、炎耐性(強)、きゅんっバンパイア化、聖耐性(強)、四条化、闇耐性(弱)
【装備】シンフォギア・天羽々斬@戦姫絶唱シンフォギア
【道具】支給品一式
【思考】
基本:四条貴音の意思を継ぎ、空腹を満たす
1:食べられればなんでも良いが、特にらぁめんを食べたい
2:貴音の失敗を鑑みて、より多くの耐性が得られそうなものを優先して食す
3:ペットとしてぼのぼのは連れて行く
4:立花たちが今の私を見たらどう思うか……
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています

【ぼのぼの@ぼのぼの】
【状態】空腹、炎耐性(強)、きゅんっバンパイア化、聖耐性(強)、四条化、闇耐性(弱)
【装備】ウィンチェスターM1912
【道具】支給品一式、ヒョウヘンダケ@ぼのぼの×10
【思考】
1:おなかすいたなあ
2:「ころしあい」っていうのはたべることなんだね!
3:ツバサおねえさんについていく
4:みんなどこにいるのかなぁ
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています

【阿倍高和@くそみそテクニック 死亡確認】
※リバース化した事により食べたら闇耐性を得られるようになっていました。

189 コクピットはそんなに広くない :2013/12/01(日) 21:25:40 ID:B4dV86ukO
大気圏から福井県に向かってとあるMSが全速力で墜落していた。
そのMSは友人達の仇を取る事を誓った少年が乗っていた。
しかし、デイパックに積めていた友人の死体が突如増殖し、膨らんだデイパックがコクピットを埋め尽くしてしまっていた。
その結果、機体は操縦不能になり墜落し始めた。
そして今、通りすがりの空飛ぶ巨大戦艦に激突して機体が爆発四散、少年は若い命を散らした。
ついでに、戦艦もMS墜落のダメージで墜落し始めたそうな。

【一日目・17時15分/福井県上空・墜落し始めた戦艦】

【ガーゴイル@ふしぎの海のナディア】
【状態】健康
【装備】仮面
【道具】支給品一式、アニメ7話に登場した銃@ふしぎの海のナディア
【思考】
基本:人間を全員下僕に
1:戦艦の墜落阻止
2:駄目そうなら戦艦からの脱出
3:ブルーウォーターを手に入れる
4:ネモとノーチラス号の抹殺
5:あの殺せんせーが死ぬとは、一体何があった?

【小嶋元太@名探偵コナン 死亡確認】

190 母の死 :2013/12/03(火) 23:29:38 ID:mLHbEk/g0
放送を聴いた瞬間、高町ヴィヴィオの体がガックリと崩れ落ちた。
彼女の母フェイトの名前が呼ばれてしまったのだ。
そばに居た佐倉杏子は、無言で少女の肩を抱き寄せる。

「…フェイトママ。フェイトママがぁ…」
「…くそっ」

杏子は何も出来なかった自分に無力感を感じながらも、ヴィヴィオを抱きしめ続けていた。


@@@@@@@@@


「…………なのは、ママ」
「…あ?」

泣き続けていたヴィヴィオが、突然顔を上げた。
不思議そうな表情を浮かべる杏子をよそに立ち上がると、駆け出そうとする。

「おいおい、待てって!どうしたんだよ!」
「行かなきゃ………なのはママが!なのはママが死んじゃうかもしれない!」

ヴィヴィオの悲痛な声に、ハッとした表情になる杏子。
フェイトは相当な実力者だったそうだが、放送で名前を呼ばれてしまった。
次に呼ばれるのがなのはではないと言う保証はない。

「分かった。行くぞ!」

杏子は手早く身支度を整えると、ヴィヴィオと共に民家を出た。
二人は知らない。
なのは達が既にホテルを後にしており、主催者の手先と戦っていることに。
二人の少女は求める女性と出会えるのか。それは誰にも分からない。


【一日目・17時10分/日本・千葉県】


【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:マミの仇を取る為にも、殺し合いを止める。
1:ヴィヴィオとなのはをもう一度引き合わせ、生き残らせる
2;なのはを正気にもどす
3:1,2のためにもまずはホテルに向かう
〔備考〕
※最終回で世界が改変された後からの参戦なので、鹿目まどかの存在を知りません。
※なのははパニックで奇行をしてたのだと思っています


【高町ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはVivid】
【状態】健康、激しいショック(若干回復) 、フェイトの死に深い悲しみ
【装備】セイクリッドハート@魔法少女リリカルなのはVivid
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いには乗らず、みんなを助ける
1:ママ……何で、あんなことを……
2:なのはママに会いたい。そのためにもホテルに向かう
3;フェイトママ……

191 悪は蔓延り続ける :2013/12/07(土) 23:51:00 ID:TAf/.3Is0
「セキュリティのセの字も知らずに潜入するとは……とんだ大馬鹿者だなあ」

 主催本拠地の一室で、痺れ薬と死なない程度に薄められた毒を盛られた上に木製の首枷まで嵌められた侵入者を野田総理はそう言いながら嘲笑った。
侵入者の名は山崎烝。彼は、その忍者の如き密偵の技能で本拠地への潜入に成功したものの、最新式のセキュリティの知識が無かったが為にその存在が主催にばれてしまっていた。
そして、マミゾウのように機械すらも欺いて身を隠す術も、ルークやきれいなジャイアンのように強行突破できるほどの戦闘能力も持たない彼はモブ警備員の数に押されてあっさり捕まってしまったのだ。

「ぐぅぅっ……」
「何だその眼は?お前の立場を教えてやる!」

 身体の自由を奪われても睨み付ける事で抵抗する山崎の太ももに、野田が楔を突き刺した。
痛みに苦しみ、悲鳴を上げる山崎。

「お、おのれ……があぁぁっ!」

 口答えする山崎のもう一つの太ももにも野田が楔を突き刺す。
再び悲鳴を上げる山崎と、それを満足げに見つめた上で殴りつける野田。

「ハハハハハハ、これは良い映像が取れるぞ。次の放送で流して私に逆らうとこうなるのだと参加者共に教えてやろう」
「下衆め……ぎゃああああ!」

 野田が、未だに反抗心の消えない山崎の頭を蹴り飛ばす。
無防備な状態で急所を攻撃されて、山崎の意識は途切れ途切れとなった。
そんな山崎に対して、野田は楔を突き刺して止めを刺した。



 別の部屋では五大幹部の内の二人、ジャックとココが野田による拷問の様子をモニターで見ていた。

「ちっ、野田の奴め、調子に乗りやがって……」
「けど、まだその時ではないわ。とはいえ、この様子だと例の計画を実行に移すのも遠くないかもしれないわ」

 五大幹部の中でもバーダックと並んで野田を嫌っているジャックを、たしなめるココ。
最も、既に五大幹部全員が野田に対して大小あれど怒りを抱いているのだが……。

「解っている。しかし、そのライトセーバーという武器は扱いが難しいと聞くが……」
「一応、時間を見つけてベイダー卿に使い方を習っているし、ファクター化による身体強化もあれば護身用としては十分よ」
「それもそうか。早ければ20時、遅くとも今日中には九州ロボのマキナ化が完了するんだ。それまでの辛抱だな」


【一日目・17時20分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】



【一日目・15時30分/主催本部】


【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:裏切り者の存在については半信半疑
3:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る
4:いい映像が取れたな。
※傀儡の主催者です。本人は気づいていません

【ジャック・O@ARMORED CORE LAST RAVEN】
【状態】リンクスに改造
【装備】フォックスアイ(ネクストに魔改造)@ARMORED CORE
【道具】不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは抹殺する
2:野田め、何時までもそうしてられると思うなよ

【ココ・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】オスプレイ@現実、他不明
【思考】 基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは撃つ
2:野田総理が邪魔になってきたけど今はまだ我慢しておく
3:キャスパーの死は仕方ない
※ライトセーバーは死んだルークのものを織莉子から受け取りました。

【山崎烝@史実 死亡確認】

192 極寒の大地故仕方なし :2013/12/08(日) 11:48:30 ID:hCTims8IO
「気温が急激に下がって……くっ……眠気が…………」

こうして、オーバーフリーズの影響で一人のマーダーが凍死した。
青森県が凍結する程の冷気が発生していたから仕方ないね。

【一日目・17時20分/日本・青森】

【ヤザン・ゲーブル@機動戦士Zガンダム 死亡確認】

193 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:53:36 ID:S/83oN.I0
――大阪のとある病院。 放送直後。

「四季様が……死んだっていうのかい!?」

治療を終え、旅仲間である影薄たちと同じ病室のベットで眠っていた小町も、二回目の定時放送を聞くことになった。
そこで彼女は、上司である四季映姫・ヤマザナドゥの死を知ったのだ。
さしもの小町もこれにはショックを受けていた。
影薄たちも彼女にかける言葉が見つからず、病室の空気は重いものになっていた。
しばらくしてから、彼女はベットから起き上がり一言だけ言って、病室から出ていこうとする。

「こまっちゃん……」
「小野塚さん……」

急に立ち上がった小町に黒子と日之影が呼び止めようとしたが、彼女は仲間たちと視線を合わせようとせず、背を向けたまま一言だけいって病室から出ていった。

「悪い、ちょっと一人にさせてくれ」


 ― ― ―

――同時刻、小町たちのいる大阪の某病院の屋上。

「ぐおお……なんだ、この空気は……」

その屋上には一人の騎士がいた。
騎士はガスでも吸ったようにむせ返っている。
だが、周辺は何らかのガスで汚染されたような場所はない。
これはどういうことか?

この騎士の正体は五番目のカオスロワで生まれ、暴虐の限りを尽くした者――ロワで散っていった怨霊の集合体テラカオス――の成れの果てである。
勇者たちによって敗北し、力と記憶を失った六番目のカオスロワにおいては「混沌の騎士」という名で仲間たちを守る対主催となっていた。
最終的に彼はある理由により自ら討たれたが……

つまり、騎士は『元・テラカオス』ということである。
そして主催者の幹部・プロジェクトテラカオスは秘密裏に、適正ある者をテラカオス化させていくナノマシンを参加者に配られた飲料水に仕込んでいた。
そのナノマシンを含んだ水は時間の経過により、ロワで亡くなった死人等の血液から蒸発した水分に混じって大気中にも溶け込むようになった。
それを吸った騎士にとっては懐かしくも思い出したくない何かを口に入れる気分にさせた。
元がテラカオスだったため、テラカオス化を促進させるナノマシンと身体が共鳴しているのかもしれない。
何にせよ、騎士にとってはこの空気が害に感じられた。
情報が手元に無いので本人は理屈などさっぱりわからないが。

「く……だが、ほんの少しだけ思い出してきた…私がどこからきた何者なのかを……」

ナノマシンを吸った影響なのか、本当に僅かでおぼろげだが騎士の記憶が蘇った。
自分は過去に悪魔の如く暴れまわったこと、その後に力と記憶を失って今度は誰かを守るために戦ったこと、最後は悪魔として暴れまわったことに対する償いをするために死に、自らの魂を浄化されるために煉獄へ入ったこと。
詳細は全く思い出せないが三つの記憶は確かであった。

「帰らねば……私は煉獄へ帰って償いの続きをしなければならない。
ここは私がいていい場所ではないでしょう」

記憶が蘇った結果、騎士に目的が生まれた。
それは黄泉の世界の終着点の一つである煉獄へ帰ることだ。
現世において自分は存在が許された者ではないことを自覚しての判断であった。
ならば、この病院の屋上から身投げでもすればすぐに黄泉に帰ることができるだろう。
……できるだろうが、騎士はしなかった。
死が恐ろしいのではなく、死ぬ前にいくつか確かめたいことができたからだ。

「それにしても、なぜ私は煉獄から現世に戻っているのだ?
さらに言えば得体の知れない空気……いや、瘴気はなんだ?
この世界で一体何が起きているんだ?」

己の記憶についての事を省いても、いくつかの疑問が残っている。
煉獄に封印されていた身であるのになぜか現世に黄泉返っている。
遠くからは銃声や爆音が響き、何か戦争か内戦でも起きているのか。
そして、大気中に溶け込んでいる『何か』。
この世界に取り巻いている異常について騎士は見過ごす気にはなれなかった。

「帰るのは、この世界に何が起きているのかを確かめてからでも遅くはないか」

騎士は冥府へ帰る前に、この世界の調査に乗り出すことにした。

「調べた結果、邪悪な者が世界を混沌とさせようとしているなら止めなければなりませんね」

自分を呪われた存在だと自覚している騎士は、できることならばこの混沌を止めたいとも思っていた。
この世界のカオスさは自分の産まれた環境に似てる気がすると本能でわかるのだ。
ということは放っておくと自分と似た存在――テラカオスが生まれてしまうかもしれない。
ならば自分のように世界を脅かすであろう悪魔の誕生を許すわけにはいかない。
それが再び記憶は失いつつも、正義の心は失わなかった騎士の判断であった。

194 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:54:35 ID:S/83oN.I0

「一先ずは情報を集めるか」

自分がいる建物には沢山の人の気配がすることに気づいた騎士は、他者に会って情報収集をするために階段を降りていった。


 ― ― ―

――その頃。
大阪のある場所にて殺した参加者から奪った支給品を検品する二人組がいた。
その中でも特異な支給品があったらしく、二人は互いに首をかしげている。
それは一つのカプセルであった。
とりあえず説明書に書いてあった通りに、その辺に投げてみるとカプセルがBONと爆発した。
そして大量の煙の中から現れたのは、それはそれは大きな大きな物体が現れたのである。
大きすぎてもはや塔とも言える代物であった。

その『塔』を足元から見上げる二人の参加者の瞳には、『畏怖』と『歓喜』が映っていた。

 ― ― ―
(四季様……部下であるあたいより先に死んじまうなんて……)

病院のとある女子トイレの洗面所には小町が立っていた。
その顔には嗚咽というほどではないが瞳に涙が貯められていた。

(うっとおしいと思ったことは数あれど、死んでほしいとは思ってなかったのに……
閻魔である四季様がいなくなったら誰が幻想郷の死後の世界を司るんだ?)

サボリ魔である小町にとって頑固で説教臭い四季は煙たい存在ではあったが、同時に何事にも流されずに白黒を決められるなど閻魔としては有能であり幻想郷には必要な存在であるとも小町は思っていた。
四季は苦手な部分も多いが信頼できる部分も多い人物だったのだ。
されど、そんな上司はもうこの世にいない。

死者を裁き導ける閻魔無き幻想郷はパニックになるだろう。
それどころか四季の上司かもしれない閻魔大王まで死ぬ始末……幻想郷どころか世界の死後事情が混乱しかねない事態に、死神である小町は顔を蒼くした。
その事態は彼女にある考えを思い起こさせる。

(あたいがバトロワに乗じてサボろうなんてしてたから四季様たちが死んだのか?
殺し合いには乗らなくても、そこらにいるマーダー連中を満身創痍にさせるぐらいはやるべきだったのか?)

小町は近畿、一方で四季は関東にいたため、この距離では小町一人頑張ったところで四季を助けることなどできなかっただろう。
だが危険人物を一人排除する度に四季が生存できる可能性がほんの僅かでも上がったのではと思うと、小町は後悔の念を禁じ得なかった。

(クソッ、あたいはいったいどうすりゃよかったんだ?! これからどうすりゃいいんだ?!)

195 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:55:11 ID:S/83oN.I0

今さら慌てふためいたところでどうにもならないことはわかっていながらも、どうしても気持ちが落ち着かなかった。
そしてもう一つ、小町には主催絡みで一つの問題を抱えていた。
小野塚小町は主催側の風見幽香との接触時に殺し合いに乗るよう命令されている。
この件は影薄たちに喋ると後が面倒になりそうなので隠している。
今日中に殺し合いに乗らねば、小町はきっと彼女に殺されるだろう。
力量差は先ほどの戦闘で小町が一方的にやられるという形で証明された。
彼女に勝る点といえば足の早さぐらいなものだが、周辺をまとめて灰にしてしまえる力がある以上、ちょこまか逃げ回ったところで意味はない。
同行者の影薄たちを引き連れても辺り一面を焼き払える相手に勝てる見込みは薄い。
ついでに鈍足だが瞬発力が無いわけではないではないので、小町はカウンターを腹に喰らって屈辱の尻叩きを受ける羽目になった。
幽香には弾幕ごっこ以外では絶対に勝てない相手なのだ。

(できれば四季様の仇討ちでもしたいところだが、今のままでは奴には勝てない。
殺し合いなんてしたかないが、どうすりゃいいのかねあたいは……ああ、ケツが痛い)

尻叩きを受けて未だに赤い尻を抑えつつ、苦悩する小町の脳裏に、ふと旅仲間である影薄たちの顔がチラついた。
日之影と黒子は怪我で弱っており、桃子とあかりはろくに戦えない。
影の薄い連中だが、半日以上過ごしている中で小町にもだいぶ見えるようになってきたので今なら殺すのは簡単だろう。
それで当面の命は拾えるが彼女はそれだけはやるべきではないと考えている。

(あいつらは気のいい奴らだ。
二回もあたいを助けてくれた命の恩人たちでもある。
殺したくはないし、こんな馬鹿げた殺し合いで死んで欲しくもない)

いつの間にやら影薄たちに愛着でも湧いたのだろうか、とにかく小町は彼らを死に追いやる真似はしたくなかった。
しかし、彼らに関してある問題が浮上する。

(だが、あたいが殺し合いに乗らねば、あいつらも風見幽香に殺されるかもしれない。
殺し合いに乗れば、他の参加者から一緒にお尋ね者扱いだ。
……影薄だから後者は大丈夫か? いや、乳もぎ魔のように見える奴には影薄たちが見えるんだ。
安易な考えを持つべきじゃない)

どちらを選んでも自分と一緒に行動していれば影薄たちに弊害が来る。
影薄たちになるべく害を与えないようにするにはどうすればいいか?
しばらく考えた後、小町の中で答えが出た。

(……あたいが一緒にいるとあいつらに迷惑がかかる。
こちらの都合には巻き込みたくない……だから、あいつらとは別れよう)

ここで離別し、単独行動を取れば殺し合いに乗っても乗らなくても影薄たちに迷惑はかからない。
別れは名残惜しいが、彼らの安全を想うならばそうするしかないと小町は決心を固めた。

(さあ、そうと決まればあたいはこれからどうするかだが……ん?)

考え事をしていると、今いるトイレの近くにある部屋から物音がした。

「なんだ?」

やたらと大きい物音だったので、気になった小町は考え事を一時中断してトイレから出て物音がした部屋を探す。
物音が聞こえた病室を見つけると、小町はゆっくりと扉を開けた。

196 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:56:45 ID:S/83oN.I0


「な……ッ!」

思わず言葉を失いかけた小町の目には、血の惨状が映っていた。
病室の中には大量の血を床に広げてうつぶせに倒れているツインテールの少女と、ひと振りの刀を手に持って立ち尽くすカチューシャをつけた額の広いの少女がいた。
ツインテールの少女は既に事切れているのか微動だにしない。
状況から察するに額の広い少女がもう一人の少女を斬殺したというところか。
先程の物音の正体は殺された少女が床に倒れた音なのだろう。
小町は思わず声を出して呟いた。

「なんてこったい……こんな病院でも殺し合いが起きてるなんて……」
「う、うわあああ!!」

つぶやきによって少女が小町の存在に気づき、突然の来訪者に驚き震えながらも刀を小町に向ける。
その刀で目撃者を殺すつもりらしい。
だが、小町は彼女が撃つよりも早く、小銭を取り出して少女の四肢に向けてぶつけた。
小町の十八番の一つである銭投げによる弾幕、それを攻撃に使ったのだ。

「痛いッ!」
「遅いね!!」

少女は銭の直撃による激痛に耐え切れずに刀を取り落とし、地面に尻餅をついた。
そんな少女につかさず、小町は神鎗の切っ先と冷たい視線を彼女に向けた。
小町のその姿はまるで人の命を奪わんとする死神そのものであり、少女を身震いさせた。

「ヒィッ!」
「観念しな」

刀を向けながら小町は相手の命の与奪について考える。
彼女を殺せば自分は主催に殺し合いに乗ったと見なされて今日分の命は確保できるかもしれない。
それでも目の前の少女はまだ子供であり、黒子かモモぐらいの若さで斬るのをためらいそうになった。
しかし、高校生ぐらいでも誰かを殺すことぐらいはでき、放っておけばまた誰かを殺す危険性もあるのだ。
最悪の場合、影薄たちにも被害が出るだろう。

(お迎えの仕事はあたいの管轄外で四季様にも後でこってり絞られそうだがね、やるしかないんだ)

目の前のマーダーを殺せば誰かが死なずに済み、マーダーを殺す分には良心も痛まない、おまけに自分も助かるのだ。
そう思うと、小町は少女を殺す決心がついていった。

「他人を殺した以上、手前が死ぬ覚悟もできてんだろうねぇ? 悪いけど死んでもらうよ」
「ま……待って、これには事情が」
「事情だあ? 人を殺しておいた上に殺した現場を見た奴を斬り殺そうとした癖に言い訳かい。
口から出まかせを言うぐらいなら閻魔様に舌を引っこ抜いてもらいな! ……上司の説教グセが伝染ってるな。
とにかく、せめてもの情けに痛みは一瞬で済ましてやるよ」
「い、いやあ!」
「じゃあね」

涙ぐむ少女に対する一切の情けを捨てて、小町は斬魄刀で相手の首を撥ねようとする。
――そこへ、ある者の妨害に入った。
刃が少女の首に到達する寸前で何者かが後ろから刀を握る手を抑えて、動作を中断させた。

「!?」
「なんだか穏やかな様子ではなさそうですが、あまり婦女子が刃物を振り回すべきではありませんよ」

小町が後ろを見ると、そこには一人の黒い騎士がいた。
その騎士は屋上から降りてきた混沌の騎士である。

「どこの誰だがわからないけど、この手を離しな」
「お断りします。 事情は知りませんが誰かが死ぬのを黙って見過ごすわけにもいきませんからね」 
「事情を知らないならなおさら口出しすんな! こいつは殺し合いに乗っているんだ!」
「殺し合い……?!」

小町は乱入者をキッと睨みつけ、怒鳴りつける。
騎士は彼女の怒声には特に怯む様子はなかったが、『殺し合い』という言葉には引っかかり、この世界に異常が起きていることも理解した。

「なんだアンタ? 今、この日本で殺し合いが起きていることも知らないって顔だな。
とにかく、あたいだってこいつを見過ごすわけにはいかないんだよ!!
進んで殺しはしたかないが、他の連中を守るならそうするしかないんだ」

騎士の腕を払いのけようとするが、そうこうしている内にもう一人の乱入者が現れ、小町から少女を守るように間に入り込んだ。

「待ってくださいっす、小町さん!」
「モモ!?」
(あれ? この少女、ここまで接近するまで全く気配がなかったような……)

仲間である東横桃子がこの場に現れたことに驚く小町と、彼女の高すぎるステルス性故に少女がまるでその場から湧いて出たように見えて面食らう騎士。

「おまえが何でここにいる?」
「帰ってくるのがあまりにも遅いから心配して探しにきたんすよ。
あちこち探し回っていたらこの部屋にたどり着いたわけっす。
ちょうど小町さんが刃物を振りおろそうとした所だったんでビックリしたっすよ」
「そうか、その時からいたのか……とにかく、そこをどきな。
そいつを生かしておくと後が面倒になるよ」

197 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:59:09 ID:S/83oN.I0

騎士の次に少女の殺害に邪魔になっていたモモにどいてもらおうとする小町。
これにモモは小町に声を荒げて真っ向から反対する。

「落ち着いてください小町さん!」
「あたいはいたって冷静だよ!」
「冷静ならこの人の持ってた刀に血がついてないことだって気づいてる筈っすよ!」
「……なに?」

モモは床に転がっている凶器を拾い、小町に見せつける。
それには誰かを斬れば必ず付くはずの血糊が一切なかった。

「つまり、ここに転がっているツインテールのガキを殺したのはコイツじゃないってことかい?!
だったら、誰が殺したというんだ?」
「それは――」

モモはツインテールの少女の死体の下へ移動し、うつぶせになっている身体を仰向けにさせた。
すると、小町も騎士も驚きの表情を浮かべざるをえなかった。

「!?」
「なるほど……そういうことか」
「――思った通り、これが答えっすよ」

ツインテールの少女は一本のナイフを手に持っており、そのナイフを自分の胸元に突き刺していた。
今までうつぶせになっていたため、小町も騎士も気づけなかったのだ。
これが指し示す符号とは――

「お、お願い。 話を聞いて……」

そして、問題の少女は泣きじゃくりながら口を開き、この部屋で起きた部屋の惨劇の真実を語りだした。
ちなみに額の広い少女の名前は峰岸あやの、背景に溶け込みかねないほどにどこにでもいそうな女子高生である。

 ― ― ―

殺さしいの中で峰岸あやのは家族やクラスメイトを捜してさ迷っていた。
その最中で彼女は同行者を得た。
それが超高校級のギャルとして有名な少女、江ノ島盾子だった。
キツそうな性格をしてそうな見た目通り性格はキツかったが殺し合いに乗る気はないらしく、あやのと同じく知り合いを探していたため同行することになった。
あやのは優等生然としており、反対に江ノ島はチャラチャラしてはいたが、それなりに仲良く行動を共にしていた。
……第二回放送が流れるまでは。

放送により、あやのは友人である柊かがみの死を知っておおいに悲しみ、バーダックと言われた男の凄まじいパワーを目の当たりにして主催の恐ろしさを知り、悲しみと恐怖で震え上がった。
それでも彼女は人道に反する殺し合いに乗る気はなく、かといって生きることを放棄する気も起こさなかった。
だが、同行者の江ノ島盾子は違ったらしい。

放送で知り合いの名が呼ばれたのか、主催の力に怯えたのかはわからないが彼女は黙り込んでしまい、数時間はとても話しかけられない状態が続いた。
しばらくして彼女は突然、あやのの前で支給品のナイフを取り出した。

「え、江ノ島さん、何をするんです!?」
「……悪いけど、もう耐えられないや」

江ノ島が殺し合いに乗った。
そう思い込んだ、あやのは自分の支給品である一本の刀『斬鉄剣』を手に取った。
相手を殺す気はなく、あくまで身を守るためであり、威嚇目的で刀を抜いたのだ。
しかし、刀を見てもなお江ノ島に臆した様子はなく、彼女は暗い表情のまま、ナイフを振った――



――自分の胸に向けて。

「え…えぇ……!?」

ナイフを己の心臓に届くまで刺し、傷口から漏れる大量の血を床に巻きながら江ノ島はうつぶせに倒れた。
江ノ島盾子は誰に殺されるでもなく自殺したのである。
当人が語る前に死んだために自殺した理由はわからないが、おそらくロワによって生み出された悲しみや恐怖に屈したのだろう。

同行者の悲しく惨い死に様にショックを受けたあやのは放心状態になって立ち尽くしていた。
その直後に小町が部屋に入り、刀を握ったままだったので江ノ島を殺したと勘違いされてしまったのだ。
うまく状況説明できれば良かったのだろうが、この前まで同行していた者が目の前で死んだショックにより冷静さを失っていた彼女にそれは難しく、小町も半ば聞く耳持たなかったため、騎士とモモが来なければ危うく首を撥ねられていただろう。
江ノ島の死については偽装した可能性もなくはないが、ナイフを調べればあやのの指紋がついてるか否かで真偽の確認ができるため、嘘をつくメリットはあまりないものとされた。
かくして騒動は既に自殺した江ノ島を除いて、犠牲者を出さずに終わりを迎えた。

198 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:59:44 ID:S/83oN.I0


「なんていうか、その……すまないね。 こっちの勘違いで怖い目に合わせちまって」
「いいえ、私こそ、ちゃんと説明できなくてごめんなさい。
そもそも私がもっとしっかりしていればあの人も死ななかったんですから……」

説明により納得した小町は、危うく自分が殺しかけた少女に向けてお辞儀と謝罪をした。
あやの自身も小町に対して悪い感情は持っておらず、すんなりと受け入れられた。

「おまえさんが止めてくれなかったら、あたいは無実の人間を手にかけていたところだ。
感謝するよ……ええと」
「すみませんが私は自分の名前も思い出せないほどの記憶喪失なのです。
便宜上、騎士とでもお呼びください」
「ああ、ありがとうな、騎士さんよ」
「お役に立てて光栄です」

混沌の騎士にはお礼と握手をした。
彼の介入がなければ、小町はあやのを誤殺していただろう。

(しかし、殺し合いか……
この世界で起きている状況を知ることはできたが、なんだろうな……このザラついた感覚は)

心の中で騎士はため息をつく。
あやの語った言葉の節々から、この世界でバトルロワイアルという殺し合いゲームが開かれていることを知った。
その催しは自分が生み出された要因であり、唾棄すべき事態であると記憶として思い出せなくとも本能としてわかるのである。
表面上は明るく振舞っているが内心は暗い気分の騎士であったのは小町は知る由もない。

最後に小町は一連の誤解を解いたモモを讃える。

「モモ、あやのが殺し合いに乗ってないとよく気づいてくれたよ」
「えへへ、麻雀は思考力と観察力の世界っすからね。 細かい事に気付くのは朝飯前っす」

東横桃子は雀士であり、一介の雀士として味方や対戦相手の捨て牌から手の内に読んで考察するスキルがこの場では活きたのである。
生来のステルス性に加えて、戦闘力の代わりに彼女が持ち合わせている能力であった。

「でも小町さんもどうしたんすか?
厄介事に自分から首を突っ込む人じゃなかったのに……それにさっきは物凄く怖い顔をしてたっすよ」
「それは……」

モモの問いかけに小町は答えられなかった。
影薄たちのような他の参加者に危害が及ばないようにマーダーを倒そうとしたのは嘘ではないのだが、小町ほどの実力があれば素人相手に対して殺さずに無力化するのも容易かったハズだ。
マーダーを殺そうとした大きな要因は主催の者に命を握られているからであるのだが、それを口にすれば関係ない三人もで巻き込むことになりかねない以上、言うわけにはいかなかった。

「なんだか酷く焦っているように見えましたね」
「ええ、間近で小町さんの顔を見てた私にもそんな印象がありました」
「おまえさんたちにもそう見えたのかい……」

騎士やあやのも小町の行動について不可解な点を指摘している。

「……やっぱり、上司の人が死んじゃったのが小町さんを焦らせているんじゃ」
「おい!」
「ご、ごめんなさい! 悪気があって言ったわけじゃないっす!」

モモの一言は逆に小町の神経を逆撫でしてしまったが、それは図星でもある。
上司である四季の死を起因に、小町は焦っていたのは確かであった。
焦りが小町の目を曇らせ、危うく誤殺を招くところだったのだ。
自分が助かるにしろ、マーダーでもない者を殺すのは自分の望むところではない。
そう思うと小町は胸の奥に痛みを感じた。

「……すまないねモモ、今は理由を話したくないんだよ」

謝りつつもどこか浮かない様子の小町。
そんな彼女にモモは優しく言葉を投げかけた。

「そう、なんすか……小町さんが嫌なら無理には聞きませんっすけど……
でも、どんな理由があったとしても、私や黒子くん、日之影さんやあかりちゃんは小町さんの仲間っすよ。
仲間はみんなで支えあうものっすから、何か困っていることがあれば気兼ねなく言ってくださいっす」
「仲間……」

影薄たちとは半日と少ししか一緒に過ごしてないが、小町の中でも守るべき仲間になっていた。
仲間でなければ、迷惑や危害を加えたくないとは思わない。
迷惑をかけたくないが故に、これからは仲間と行動を共にするわけにはいかなかった。

(仲間か……良い響きだけど、影薄たちには迷惑をかけないために縁を切ると決めたばかりだ……
本当はこいつらとのらりくらりと過ごしたかったけど、ここでお別れにしよう)

ここで袂を分てば、小町が殺し合いに乗っても乗らなくても影薄たちに悪影響は出ない。
だからこそ、小町はこの機会に別れを切り出すことを決めたのである。

「悪いけど、モモ。 あたいはこれからはアンタら影薄たちとは――」

199 その胸への問いかけ :2013/12/13(金) 00:01:53 ID:9Iv.hGOw0



そこへ、小町の決心など知らんと言わんばかりの大きな揺れが病院を襲う。

「――きゃん! 地震かい!?」
「かなり、大きいっすよ!」
「……地震にしては変な揺れ方に思えますが」
「揺れもだんだん大きくなってませんか!?」

突然揺れだした施設に四人は戸惑う。
そんな中で、四人の中で最も窓に近い位置にいたあやのの視線が外を向いた。

「え……あれは、なに?!」

窓の外を見たあやのの表情が驚愕で染まる。
彼女が何を見たのか気になった小町は、足元が未だに揺れる中、あやのの下に寄ろうとするが。

「どうしたんだあやの! 外に何かあんのか?」
「ダメッ、逃げてください小町さん!!」

寄ろうとした小町にあやのは体当たりをし――その直後、小町たちのいた病室が轟音と閃光に包まれた。
轟音と閃光は小町たちがいた病室以外にも響き、それが数回繰り返された後に病院は崩壊し瓦礫となった。

 ― ― ―

粉塵の中から一人の騎士と少女たちが現れた。

「クッ、間一髪か。 大丈夫ですか小町さん、モモさん!」
「なんとか……騎士さんが守ってくれたおかげで怪我もないっす」
「……」

病院が崩壊する寸前に混沌の騎士は小町とモモを連れて脱出に成功し、瓦礫の下敷きになることは回避された。
だが、そこに峰岸あやのの姿はなかった。

「あやの……あたいをかばって……!」
「峰岸さんが死んでしまうなんて……」

あやのは謎の閃光に包まれて蒸発し、小町たちの目の前で死んだ。
彼女は死ぬ間際に小町を体当たりすることで、閃光の有効範囲から外した。
その結果、軽い火傷と服はボロボロになったものの小町は救われたのだった。
あやのの死に悲しみに暮れそうになる小町とモモ。
しかし、そんな二人に騎士は注意を呼びかける。

「水を差すようで恐縮ですが、悲しんでいる暇もないようです……あれを見てください」

騎士が指をさすと、その先には80m近い巨大ロボットが街を襲っていたのだった。
今もまた参加者を踏み、施設を鉄拳で壊し、時には腕に内蔵されたプラズマ砲で周囲を焼くなど、さながら特撮映画の怪獣の如く破壊の限りを尽くしていた。

「きょ、巨大ロボット!?」
「まさか、あのデカブツがあやのを殺し、病院を粉々にしやがった奴かい!」
「おそらくは。 私たち病院にいたものはあのロボットから攻撃を受けたようです」

ロボットの持つプラズマ砲の色が、病院を襲った閃光の色と全く同じであり、病院を襲ったのはこのロボットで間違いないだろう。
ロボットは病院を破壊した時と同じように、人だろうが建物だろうが無差別に壊し続けている。
このままでは街の被害が拡大して沢山の人名が奪われるだろう。
しかし、強くて巨大な物体に立ち向かおうとする者はいない……普通なら。

「は、早く逃げないと…って小町さん、何をやってるんすか?」

逃げようとしていたモモの目に、斬魄刀を抜きて一人で巨大ロボットの下へ向かおうとしている小町の姿が映った。
巨大ロボットを睨みつつ、小町は質問に答える。

「あのデカブツをぶっ壊す……それが死んじまったあやのへのせめてもの手向けだ」
「無茶っすよ、小町さん! 小町さーーーんッ!!」

モモが止めようとした矢先には、小町は既にロボットの下へ駆け出していた。


走りながら小町は一人考える。

(ヤバげな奴に命かけて立ち向かうなんて我ながら自分らしくないとは思うけどねえ……
でも、あやのは殺しかけた相手であるにも関わらずあたいを助けてくれた。
その恩があるのに何もしないままじゃあ、先に彼岸に行ったあやのに悪い。
殺し合いに乗る乗らないはこの際、保留だ。
アイツだけは絶対に仕留めてやる!)

燃え上がる怒りと復讐の決心を胸に、小町は巨大ロボットに立ち向かっていく。


「仕方がありません、私も行きます」
「騎士様もいくんすか!?」

次に、遠くなった小町の背中を騎士が追いかけようとする。

「彼女一人では不安ですからね。
それに私自身も虐殺を続けるあのロボットを止めたいと思っていたところです。
モモさんはどこか安全なところに隠れていてください」

モモにそう告げると、騎士もロボットとの戦いに赴いた。
その手にはあやのの支給品であった斬鉄剣が握られていた。
病院が崩壊する前の病室から拾い、彼女の忘れ形見として騎士が拾ったのだ。
鞘から太刀を抜き、騎士は一言呟いた。

「峰岸さん、この刀をお借りします!」

200 その胸への問いかけ :2013/12/13(金) 00:02:36 ID:9Iv.hGOw0

そうして騎士も去っていき、この場には東横桃子一人が残された。

「行ってしまったっす……
そういえば、黒子くんたちは無事っすかね……?」

ふと、他の仲間たちの安否がモモは気になった。
同じ病院にいた以上、仲間たちも被害を被ったはずである。
崩落から逃げ遅れでもしていたら命を落としている可能性もあるが。

「ひょっとして、この瓦礫の山に埋まって死んでるなんてことは」
「ちょっと、モモちゃんそれはひどいよー」
「僕たちだったらみんな無事ですよ」
「俺があかりや黒子を抱えて逃げたからな、片腕しか残ってねーから少し大変だったがな」
「!! みんな!」

振り返るとあかり、黒子、日之影の三人の無事な姿を拝むことができ、モモは安堵した。
ちなみに小町は最初から他の仲間の生存を信じており、あえて三人の安否を無視したのだ。

「ところでこまっちゃんはどうした? 無事なのか?」
「それは……」

日之影の質問にモモは視線を巨大ロボットに向けるという形で答えた。

「……なるほど、戦いに行ったってわけか。
なら、仲間としちゃあやるべきことは一つだな」
「へ? やるべきことって?」
「そりゃあもちろん、こまっちゃんと一緒に戦ってやることさ。
最も、腕一本しかないから彼女の援護が関の山だろうがね」
「戦いに行くってあんなロボット相手に!?」

あやのが目の前で死んだ件もあって若干怯えている様子のモモであったが、反対に日之影はあくまで陽気に答えた。

「敵のサイズなんて問題じゃねぇさ。 ただ、仲間である以上は助けてやりてえからな」
「日之影さん……」

そして、黒子やあかりも各々の支給品をディパックから出して戦いに備えているのだった。

「おいおい、おまえらは戦闘系キャラじゃないだろ。 無理して戦う必要はないんだぜ?」
「そう言う日之影さんだって右腕が無いのに戦おうとする無茶ぶりじゃないですか。
死出の羽衣とバスケの腕でどこまでできるかわからないけど、僕はできるだけ力になりますよ」
「ふっふーん、私なんて肉が武器でもあのロボットと戦っちゃうもんねー」
「ずいぶん大した自信だな、おまえら」

他の三人は戦う気満々であった。
その姿を見てモモも感化されてしまったのか、逃げようとする気は失せ、代わりに戦意が湧いてきていた。

「わ、私も戦うっす!」
「おいおい、おまえもか。 無理せず隠れててもいいんだぞ」
「今さら嫌っすよ、自分だけ逃げるなんて。
私は影の薄さと麻雀しか能がないっすけど、きっと小町さんたちのお役に立てるっす! だから戦うっす!」
「モモ……わかった、全員でこまっちゃんたちをサポートするぜ。 そうと来ればいくぞみんな!!」
「「「おーッ!」」」

日之影を筆頭に影薄たちも遅れて戦地へ足を運ぶことになった。
こうして六人の戦士が巨大ロボットに挑むことになる。

 ― ― ―


人類を守るために作られた巨大ロボット『イエーガー』。
その一機であるジプシー・デンジャーのコクピットにはマーダーコンビであるベンとゴゴがいた。
このロボットは元はキョンの支給品であったが、使用にはある問題を抱えていた。
二人乗りのイエーガーには操縦を円滑にするために互いの思考を繋いでしまうシステムがあるのだが、これにより知られたくない過去を見られてしまうなどの問題が発生してしまう。
このために自分や佐々木のプライバシーを守るために、キョンはこの強力な支給品の使用を渋ったのだ。
しかし、ベンと、ベンのモノマネをしているゴゴにはプライバシー程度などなんら問題ではなかった。
ゴゴに至ってはモノマネをし続けてきた結果、もはやベンのコピーとも言えるほど戦闘技術が似ているのでイエーガーの性能を100%発揮できている。
そして、ベンの目的は『殺戮』、ゴゴもそれをモノマネする。
そこへ、イエーガーという力が加われば、彼らの進む先に虐殺の嵐が吹き抜けるのだ。

この殺戮マシーンと化したジプシー・デンジャーに、影薄たちは、混沌の騎士は、小町は勝てるのだろうか? 果たして……?



【一日目・17時00/日本・大阪 病院跡地周辺】




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