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カオスロワ避難所スレ
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◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「でりゃぁぁぁぁッッ!! 麒麟・真極ッ!!!」
分身には分身。
拳が、肘が、膝が、全身の使えるところ全てを打撃武器と化す。
そして、阿修羅の如き連撃で全て分身を潰しきった。
「……貴方の能力……見切った……!」
「ほう言ってみろ?」
息が切れかけながらも、その眼はしっかりと『名無し』を捉えていた。
戦いの最中に『名無し』の能力の全貌を完全に把握した。
「貴方の真の能力―――それは『この殺し合いの参加者全ての能力を使役することが出来る』でしょ?」
「ご・名・答! それくらいできないと、ラスボスにはなれないっしょ!」
「だろうね……じゃあ、前言撤回。私は今回のラスボスに会ってみたくなった。
……なにしろ、こんなアホみたいな能力を持つ奴を捨て駒にするような奴だからね!!」
「そうかい―――『なら、私の屍を超えてからにしな』」
『名無し』が因果律操作によって。……
自分が『この殺し合いの参加者の能力を使える』という運命に設定した。
つまり、『名無し』は全ての参加者の能力を制限無しで使える。
それは参加者が増えれば増えるほど、能力の数が飛躍的に上昇する。
所謂チート。
「『ド派手に朽ち果てろ』」
迫る炎と雷撃。
美しい弾幕のように乱れ飛ぶ剣や矢、メス、銃弾。
よく見ると『名無し』の完全に怪我も治りきっている。
吸血鬼や蓬莱人の並の完全再生(パーフェクトリバース)
時を止めて、破壊光線を放ち、空間を歪めて、無数に斬撃を放つ。
暴れまわる幽霊たちからところ構わず霊撃が放たれる。
アームロックを掛けようとする影も中にはあった。
全ての攻撃を10/に集中させるが………当たらない。
(『詐欺判定か!? いや、空気化か!?』)
「眼には見えぬが、確実にそこには在る……
――――故に捉えるのは難しいぜ、私は!!!」
空気のようにその場と同化する。
当たらなければどうということはないと言う言葉を地で行く。
しかし、そこで『名無し』の顔に変化が起こった。
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