律「そういやそうだったな」
紬「へぇ〜」
"
澪「よ、よせよ唯///」
紬「韓流ドラマ、斎藤もたまに見てるのよ」
律「ムギ〜、紅茶のお代わりある？」
紬「沢山あるわよ。ちょっと待ってね」
唯「はーい！私もお代わり！あとお菓子も！」
澪「やれやれ、唯はさっきから食べ過ぎだぞ」
キャッキャッ
梓「…」
梓「なんでそうあっさりしてるんですかー！！！」
澪「わっ」
唯「どうしたのあずにゃん」
梓「どうしたのじゃないです！在日ですよ在日！私達、在日と一緒に今まで部活してたんです！」
紬「…だから？」
梓「これがどういうことかわからないんですか！？」
律「落ち着けよ、別に澪が韓国人だからってどうってことないだろ」
梓「何言ってるんですか！いいですか！？在日韓国人は日本に寄生しながら犯罪や生活保護の不正受給をしまくり、日本を裏で操って牛耳っている、私達日本人の誇りを汚す悪質な劣等民族なんですよ！そんな民族と一緒に部活なんてできません！」
澪「あ、梓ぁ…」
紬「梓ちゃん、そんな考えはよくないわよ」
律「そうだぞー。韓国人だって、いい奴も悪い奴もいるんだ」
唯「澪ちゃんはいい子だよ。あずにゃんだって知ってるはずじゃん。それなのに、韓国人だってだけで嫌いになっちゃうの？」
梓「…」
澪「梓、私の顔を見てほしい」
梓「…」
澪「在日韓国人だとか、日本人だとかじゃなくて、一人の人間としての私自身を見て、接してほしいんだ」
梓「でも…在日は…」
律「っていうかさー、今じゃネットでも嫌韓あまり見なくなったよな。梓は時代遅れなんだよ」
梓「う…」
紬「梓ちゃん、音楽に国境はないのよ」
紬「私だってフィンランドの血が入ってるわ。それでも、何の壁もなく一緒に部活をしてきたじゃない」
唯「おお、ムギちゃんも？国際色豊かなけいおん部だねー」
澪「私は、これからも梓と仲良く部活をしたいよ」
梓「…」
"
梓「わかりました…」
梓「すみませんでした、澪先輩！酷いこと言ってしまって…」
澪「うん、わかってくれればいいんだよ」
梓「皆さんも、すみませんでした」
唯「気にしなくていいよ〜あずにゃん」
律「やれやれ…」
紬「国籍が違っても、放課後ティータイムはいつまでも放課後、よね」
唯「もちろん！私はたとえ、りっちゃんが宇宙人でも気にしないよ」
律「なんで私が宇宙人なんだよ！」
あはははは…
澪「よし、食べ終わったし、そろそろ練習するぞ」
5人「おー！」
ドア「ガチャ」
さわ子「みんな〜、ビッグニュースがあるわよ！」
唯「ビッグニュースって何？さわちゃん」
さわ子「ふふーん、実はね、けいおん部に入りたいって子がいるのよ」
5人「えっ！？」
梓「と、とうとう新入部員が！？どんな子ですか！？」
さわ子「じゃーん、この子よ！」
律「…え、この子って…」
さわ子「そう！最近桜が丘に転入してきた、クルド人の子よ！」
クルド人「コンニチハ」
4人「……」
梓「わぁっ！益々国際色豊かなけいおん部になりますね！先輩…」
4人「ご…」
梓「ご？」
4人「ご遠慮くださいっ！！」
梓「へ？」
終わり
今年の甲子園とかで未だにサンジュネタがネット上で生き残ってるのみてしみじみとしていた