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澪ママ「お誕日?」澪「お誕生日!」
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〜秋山家!
ブオー…
澪「よし、部屋に掃除機は掛けたし後は…」カチ
澪ママ「澪ちゃん、テーブルを部屋に入れるからそっち持ってー」
澪「あ、はーい」
澪ママ「じゃ、いちにーの…」
澪「さんっ」グッ
澪ママ「ん…しょっ」トスン
澪「ふー、みんなが座るクッションも準備したしこれで大丈夫かな」
澪ママ「澪ちゃん、ケーキとか飲み物は準備しなくても大丈夫だったの?」
澪「うん、場所だけあればそういった物はみんなで準備するって言ってたから」
澪ママ「ならいいけど…ふふっ」
澪「ママ、どうかした?」
澪ママ「ん、友達みんなで澪ちゃんの誕生日パーティーを開いてくれるなんて…」
澪ママ「澪ちゃんもりっちゃん以外に素晴らしい友達いっぱい持ったんだなーって思ってね」
澪「あはは…」
澪(律あたりは人の誕生日にかこつけてはしゃぎたいだけな気がしないでもないけど…)
"
"
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_
〜少しして!
ピンポーン
澪「あ、来たかな…はーい」ガラッ
律「ちぃーっす!きたぞー!」
紬「こんにちは、澪ちゃん」
澪「律、それにムギ、二人とも早いじゃないか」
律「いやあ、こういう誰かの誕生日会とかは自然と足が早くなるもんだからなー」
澪「もう、こういう時だけ早いんだから」
紬「まあまあ」
澪ママ「いらっしゃい、りっちゃん」
律「どもっす!澪のママさん、おじゃましまっす!」
紬「はじめまして、琴吹紬です。おじゃまいたします、澪ちゃんのママさま」
澪ママ「貴女がムギさんね、本当にお嬢様という感じで綺麗な子ね〜」
紬「まあそんな、ママさまのほうがたいへんお綺麗です♪」
澪ママ「まあまあありがとう♪」
紬&澪ママ「うふふふ〜♪」
律「な、なんかあっという間に意気投合してるなムギと澪のママさん」
澪「ママのノリはムギに近いからもしかしたらとは思ったけど…」
-
__
〜また少しして!
ピンポーン
澪「また来たな、はーい」ガラッ
唯「やっほー!澪ちゃんお待たせー!」
憂「こんにちは、澪さん」
和「どうもこんにちは、澪」
澪「あれ、唯と憂ちゃんが来るのは知ってたけど和も来たんだ」
和「私はちょっと外に出掛けてただけなんだけど、そしたらたまたまこの二人に会ってね…」
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唯憂『和ちゃんも一緒に行こうよ〜、楽しいから〜♪』
和『二人して同じ顔して同じ事言わないの、まったく…』
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和「…そんなわけで私も来ちゃったけど上がって大丈夫かしら?」
澪「うん、問題ないよ」
和「ありがとう、澪」
唯憂「やったー!」
-
澪ママ「いらっしゃい、そちらの二人が…」
唯「はっ、どうも平沢唯でっす!よろしくです澪ちゃんのママさん!」
憂「はじめまして、平沢憂です。よろしくお願いします澪さんのママさん」
澪ママ「二人ともよろしく、澪ちゃんから二人は姉妹と聞いていたけど本当にそっくりね」
唯憂「えへへ、ありがとうございます///」
澪ママ「まあまあ、言葉と動きがはもるなんてやっぱり姉妹って凄いわ〜♪」
和「そっくりなんですけど、妹のほうはよく出来た妹に対して姉は…」
唯「わー、わー!」
憂「和ちゃんあまりそれ以上は…」
和「ああ、ごめんついね」
澪ママ「それでそちらの眼鏡の子は…」
和「紹介が遅れてすみません、真鍋和です」
澪ママ「まあ、貴女が生徒会長だけでなく澪ちゃんのファンクラブの二代目会長も務めている和さんね」
和「は、はい、務めさせていただいています」
澪ママ「雰囲気からしてしっかりものって感じで、みんなから頼りにされるのが分かるわ〜」
和「こ、光栄です///」
唯「んふふ〜、でも和ちゃんには実は方向オンチという意外な面がありまして…」
澪ママ「そうなの?」
和「ちょ、ちょっと唯!」
唯「ふふ〜ん、さっきのお返しだよっ!」
和「まったくあんたって子は…」
憂「もう、お姉ちゃんったら」
澪「ははは…」
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〜しばらくして!
澪「うーん、家までの道順は教えたはずだしそろそろ来ていいはずなんだけど…」
律「もう約束の時間から15分も過ぎてるぜ、どうしたんだ梓?」
唯「15分オーバーならりっちゃんの場合は日常茶飯事なんだけどねえ」
律「なにおう!」
唯「苺は?」
律「あまおう!…って何言わせるんじゃい!」
紬「でも、待ち合わせの時間にはきっちりやって来る梓ちゃんにしては珍しいわね」
憂「もしかして風邪でも引いたのかな、梓ちゃん」
和「梓ちゃん、澪には惹かれてるはずだけど…」
澪「な、何言ってるんだよ和///」
唯律紬憂「確かに」
澪「ちょっとみんなまで!?///」
コンコン、カチャ
澪ママ「澪ちゃん、澪ちゃんちょっと」チョイチョイ
澪「? ちょっと出てくるね」
カチャ
澪「どうしたのママ?」
澪ママ「なんか玄関前で小さい女の子がいて、インターホンを押そうか押さないか迷ってるみたいなんだけど…」
澪「小さい女の子って…まさか!」タタッ
澪ママ「まあ、澪ちゃんったら」
"
"
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梓「ううー、どうしよう…」ウロウロ
ガラッ
澪「梓!何やってるんだ?」
梓「ひゃっ、澪先輩!?」
澪「家の前に小さい女の子がいるってママが言うから、もしかしたらって思ったけど…」
梓「す、すいません…澪先輩の家の前まで来たとこまではよかったんですけど」
梓「いざインターホンを押そうとしたら、何だかすごく緊張してしまって…」
澪「まったく、梓らしくないじゃないか。ささっとおじゃましてくればいいのに」
梓「それはその、澪先輩の家ですから…」
澪「私の家だからって、どういうこと?」キョトン
梓「! い、いえ、あのその…」
澪「それよりほら、顔冷たくなってるじゃないか」スッ
梓「ひゃっ、澪先輩///」
澪「私は梓のこと、本当の妹のように大事に思ってるんだから。気軽に家に来てくれていいんだよ」
梓「澪先輩…///」
澪「えーと…ダメかな?」
梓「い、いえ!今の言葉、すごく嬉しいです!」
澪「そっか、よかった」
-
梓「私もその、澪先輩のことは本当のお姉ちゃんのように慕い…はっ」
澪「梓?ん…まさか」
律「あちゃー、気付かれたかー」
紬「もうっ、ここからがさらに盛り上がるとこだったのに!」
唯「ううー、寒いねえ和ちゃん」ダキッ
憂「ねー、和ちゃん」ダキッ
和「全然あんた達、寒そうに見えないのは気のせいかしら…」
澪「み、みんなしていつから二階から覗いてたんだよ!?」
律「いやまあ、澪が梓に駆け寄っていくとこからかなあー」
澪「ほとんど最初からじゃないか!?」
梓「あわわわ///」
紬「澪ちゃんたら、梓ちゃんの頬に手を添えたりするから久々に熱くなっちゃったわー♪」
澪「!? ご、ごめん梓いつまでも!」パッ
梓「い、いえ///」
和「悪いけど、二人ともそろそろ中に入ってきてくれないかしらー?」
澪梓「え?」
和「窓開けてると寒いし、何よりこの子たちがねー…」
唯「んふふー、寒いけどあったかいねー♪」ギュー
憂「ねー♪」ギュー
律「ほぉーう、これはこれは両手に花ですな和どの」
紬「まあまあまあまあ!」
和「はあ…」
澪「ははは…じゃあ行こうか梓」
梓「は、はい」
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澪「さ、上がって梓」
梓「おじゃましますっ」
澪ママ「いらっしゃい、梓ちゃん」
梓「は、はじめまして澪先輩のママさん、中野梓です」
澪ママ「まあまあ、澪ちゃんから聞いてはいたけど本当に小猫みたいな可愛い子ね♪」
梓「ど、どうもです///」
澪ママ「それに雰囲気や好きな人の家におじゃまするのをためらっちゃうシャイな所とか、澪ちゃんにそっくりね」
梓「す、好きな人ってママさん!///」
澪「ママったらあまり梓を困らせないで、私ほど梓は恥ずかしがりやでもないしさ」
澪ママ「はいはい、じゃ私はこないだ録画した下界ネコ歩きでも見てるから何かあったら呼んでね〜」ヒラヒラ
澪「もう」
梓「な、何だか澪先輩のママさんって見た目は澪先輩に似てますけど性格はあまり似てませんね…」
澪「私の場合、容姿はママに似たみたいだけど性格はパパに似たみたいだから」
梓「そうなんですか?」
律「おーい、二人とも早く来いよー?」
唯「澪ちゃんとあずにゃん二人がいないといつまで経っても誕生日会始まらないようー」
澪「っと、いつまでもみんなを待たせるわけにいかないな、いこっか」
梓「あ、はいっ」
-
__
唯律紬梓憂和「ハッピーバースデートゥーユー♪」
澪「ふーっ」
唯「おめでとー澪ちゃん!」
律「おめでとな澪!」
紬「おめでとう、澪ちゃん♪」
梓憂「おめでとうございます、澪先輩(さん)!」
和「おめでとう、澪」
澪「あ、ありがとうみんな///」
律「いやあ、澪も18歳になったことだしこれでヅタヤやケオなどののれんの先のコーナーに突入出来るようになったわけで…」
澪「!?/// バ、バカ律!」ピシャッ
律「ててー!?」
紬「も、もうりっちゃんったら///」
梓「まったくです///」
和「律も好きね…///」
唯「そういえばあののれんの先って何があるんだろうね?」
憂「お、お姉ちゃんは聞かないほうがいいよう///」
唯「ほえ?憂がそう言うなら聞かないけど…」
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律「ま、まあ冗談はさておきムギが持ってきてくれたケーキいただきますか!」
紬「どうぞ〜♪」
憂「じゃあ私、切り分けますね」
澪「ありがとう、憂ちゃん」
梓「澪先輩、コーラ注ぎますからコップを」
澪「ん、ありがとう梓」
律「ちゃんとカロリーゼロのコーラ選んできたから気兼ねなく飲んでくれよー!」
澪「はいはい、ありがとうな律」
唯「では皆さんコップを持って…澪ちゃんから乾杯のあいさつをお願いします!」
澪「ええっ、急に!?もうしょうがないな…おほん」
澪「えっと…今日はみんな、私のために誕生日会を開いてくれてありがとうございます」
澪「こうしてみんなから誕生日を祝ってもらえる…そのことに本当に感謝してます」
澪「ではこんなところで…乾杯っ!」
唯律紬梓憂和「かんぱーい!」
-
__
唯「ううーん、今日のケーキはまた格別だったよー!」
紬「うふふ、気に入ってくれてよかったわ〜」
和「もう唯ったらまた口元にクリーム付けて…ほら拭いて上げるからこっち来て」
唯「ありがとー、和ちゃん!」
憂「あっ、私も口元にクリームが…和ちゃーん?」
和「憂…いま自分で口元に意図的にクリーム付けなかった?」
憂「そ、そんなことないよ?」
律「ふふふ、そこの金髪ロングのねーちゃん?」
紬「り、りっちゃん?」
律「私と違っていい胸持ってるじゃねーか…一杯コーラでも注いでくれねえかい?」
紬「うふふ、よろこんで〜♪」
律「んん〜、くるしゅうないくるしゅうない、なんちて」
梓「なんかいよいよ澪先輩の誕生日という事が忘れられてきてるような…」
澪「まあまあ、私は気にしてないから気にしないで」
梓「まあ、澪先輩がそう言うなら…」
澪「そうだ梓、さっきはありがとう」
梓「えっ、何がですか?」
澪「さっき外で私の事、本当のお姉ちゃんのように慕ってるって言ってくれて」
梓「はっ、はいそうでした///」
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澪「私、てっきり梓はもう私の事慕ったりとかしてないと思ってたから…」
梓「…なんでそんな事思うんですか?」
澪「いや、梓最近はずっと唯と話したり接してることがほとんどだったし」
澪「今は私なんかより唯の事を慕うようになったのかなって…」
梓「そんな事ありません!私が一番慕っている先輩は今も昔も澪先輩です!」
澪「あ、梓///」
梓「澪先輩がいなかったら私、軽音部に馴染む事も出来なかったですし、バンドの楽しさも分からないままでしたし…」
梓「神様がいるなら、澪先輩に出会わせてくれた事を第一に感謝しようって思ってるぐらいですから!」
澪「梓、そう言ってくれるのはほんとに嬉しいんだけど…」
梓「え?」
澪「…みんな見てる///」
梓「!///」
唯「あ、あつーい!隊長、あずにゃんの澪ちゃんへの熱い想いでやけどしそうです!」
律「わ、私もだぁー!いったん外に出て体を冷ませー!」
紬「澪ちゃんの誕生日なのに私の方が素晴らしいプレゼントいただいちゃいました〜♪」
澪ママ「ました〜♪」
澪(いつの間にかママまで混じってる!?)
憂「よかったですね、澪さん!梓ちゃんからこんなに慕われるなんて!」
和「仲がいいのは結構だけど、そういうのは二人の時にやってほしいわね…」
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律「あっ!ぼーん!!」
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梓「はうう///」
澪「え、えーっと、そうだ写真撮ろう写真!カメラあるし、ほらママせっかくいるんだから撮るのお願い!」
澪ママ「はいはい♪」
律「しゃあないな、ほら写真撮るんだからもちっと澪に寄り添わないとダメだぞ梓ー」
紬「うんうん、密着密着〜♪」グイグイ
梓「ちょ、ちょっと押さないでくださいムギ先輩///」フニュッ
澪「とと、大丈夫か梓?」
梓「は、はい大丈夫ではありますけど…」
梓(左右にそれぞれ澪先輩とムギ先輩の胸の感触が…///)
唯「むむ〜、じゃあ私は和ちゃんに密着しちゃおー!」ギュッ
憂「しちゃおしちゃおー!」ギュッ
和「またこのパターンなのね…」
澪ママ「じゃあ撮るわよみんなー」
唯澪律紬梓憂和「はーい!」
澪ママ「はい、チーズっ!」
パシャッ
おしまい!
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後半同じ所を二重投稿してしまい申し訳なかったです
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