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唯「触りたい子達!」

1 : いえーい!名無しだよん! :2019/12/28(土) 00:09:12 fnBfLM/.0
トイレ前

純「はーすっきりした。梓はこれから部活?」
梓「うん。純は今日ジャズ研ないの?」
純「ウン、休み」
梓「そう……」
純「じゃっ、頑張ってねー色々」
梓「色々って何!?」
純「いつも大変そーだもんねー主に唯先輩関係で」
梓「ああ。あはは……もう慣れっこって感じ。じゃあね」トタタ


純「さて……帰ろっと」


「じゅーんちゃん!」


純「おえ?」キョロキョロ

憂「探したよ〜純ちゃーん」バー

純「ああれ?憂。もう帰ったと思ってた」

憂「純ちゃんに会いにきたんだよ〜」

純「ええーなにそれ、今日散々一緒にいたじゃん」

憂「いひひ〜」ワキワキ

純「な、なにその手。というか憂なんか変だよ?……」

憂?「えー? そんなことないよ〜、ほほ〜」ジロジロ

純「……え……ひょっとして、唯先輩ですか?」

唯「ぬはっ!バレた!? なんで!?」

純「だって仕草が……というか三年生のタイじゃないですか」

唯「あっ、そっかぁ。流石だねえ」

純「わざわざ憂のリボンつけて、なにしてるんですか? あ、梓ならもう部活行きましたよ?」

唯「んああ分かってる分かってる〜」わしゃっ
純「ンッ……!!」

唯「んは〜はは〜ww」わしゃわしゃわしゃ

純「ええっ何!?」

唯「純ちゃんの髪ね〜? 前から触りたかったんだ〜。今日ふと思い出しまして!」ワッシャワッシャ

純「それでわざわざ憂に変装して……ていうか変装する意味なくないですか?」

唯「…………まあそこは結果オーライ!!!」モサモサ

純「はあ……」

唯「うへへ〜wwwひひw」ワサワサ

純(相変わらず変わった人だなぁ……梓の苦労が身に染みて分かるよ……)

唯「ホッホッホwwww」ブチブチィ

純(というかこれ結構恥ずかしい……。先輩いつまでやるの……)

唯「のほは〜^ ほはww」モフモフ

純(周りの視線が……)

唯「にいっひひひひひひwwww」ギュムギュム

純「…………」

唯「ふんふん、ふんん? ほうほうほー……」モソモソ

純(く、くすぐったい……し、ちょっと気持ちいいけど…………)

生徒「?」スタスタ
生徒達「ヒソヒソ」

純(このままじゃいくらなんでも恥ずかしすぎるって〜〜〜!)カーッ

唯「ぬふぅ〜ふふふ」フワフワ

純「せ、先輩ッ! 唯先輩! あの、せめて場所変えませんか! ここじゃ流石に……」
唯「はー!」パッ
純「あっ?」

唯「っえ? あ〜純ちゃんごめんねぇ、私そろそろ部活に行かないとだから! 今日はこれでおしまいだよ、い〜い?」ポンポン

純「あ、ハ、ハイ……」

唯「うむ!! じゃあまたあとでね。純ちゃんありがと〜、バイバーイ」タタタ

純「…………」


純(え……私がおねだりしたみたいな感じになってたし……)ズーン


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2 : いえーい!名無しだよん! :2019/12/28(土) 00:27:50 .i1cCzFY0
三年教室

唯「あ、いたいた〜!」

澪「ん?」

澪「唯。どうしたんだ? 部活は?」
唯「もちろんいくよ〜。澪ちゃん日直は?」
澪「今終わったところ。迎えに来てくれたの?」
唯「うむ、それもなきにしもあらずだよ〜」
澪「?」

唯「えへへ」ズイズイ
澪「……!?!?!?」

唯「澪ちゃん、指〜」ギュ
澪「ゆ、唯っ!?」

唯「ぷにぷに〜」プニプニ
澪「あ、ああ……アレか……」アハハ…

唯「ぷにぷに〜〜」プニプニ
澪「なんだか懐かしいな……」

唯「ぷにぷにぃ」プニプニ

澪「…………」

唯「むふー」サスリサスリ

澪「ウッ!? ク、クフフッ……」びく

唯「フンフン……」スリスリ

澪「……指というか……指の股だそこは!!」バッ

唯「あぁんもっと〜」グァァ

澪「えぇ〜っ……!?」

唯「ふんすッ」ガシ

澪「あぁっ!?」

唯「えへへ〜ぷにぷに〜」プニプニ

澪「はあ……どうしたんだよ?」

唯「なんか無性に触りたい気分なんだよ〜」プニプニ

澪「触りたい気分って……」

唯「ふふふふふ……」プニプニ

澪「やれやれ……」ハァ

唯「ん」ギュッ

澪「いたぁい!? こっ、コラ!!」バッ

唯「ご、ごめんごめん。ちょっと手のツボ押してみただけだよう」

澪「ちょっとでも押すな! まったく……。もう部活行くぞ!?」

唯「は〜い」


3 : いえーい!名無しだよん! :2019/12/28(土) 01:08:58 ivVvVtBw0
軽音部部室

ガチャ
澪「よ」

律「おーう」 紬「あ、唯ちゃんも一緒だったのね♪」

唯「」ダダダダッ

梓「あ、センパ
唯「あっずにゃーん!!!」ガバッ
梓「うっひゃあッ!? あ、挨拶ぐらいさせてください!」

唯「えっへへへぇ……」グギュウウゥ
梓「ウググググッ」ギギギ

紬「あらあら♪」
律「なーんかいつにも増して激しーなぁ」
澪「今日はそういう気分なんだってさ」ガタ

唯「あずにゃんは相変わらずだねぇ〜」ギュウギュウ
梓「な、なにがですか……!?」

唯「ん〜〜〜ふふふ〜」スリスリ
梓「んんん……」ム〜

唯「ほれほれ〜」ぎゅっぎゅっ
梓「ちょ、うひひっ……くすぐったいですよ……。どうしたんですかもう……」

唯「……今日はさあ、というか時々なんか無性に触りたくなる時ってあるじゃん?」

梓「あ、あるのかな……」

唯「あずにゃんだけじゃないよ、純ちゃんの髪とか、澪ちゃんの指とか……」

梓「純も……!?」

唯「触りたいものいつでも触れたらいいなーって思う時があるんだよね〜……」

梓「はあ……?」
澪(いつでもは困るけどな……)

律「ハハハ、梓はぬいぐるみかって」
紬「でも素敵だと思う!」


4 : いえーい!名無しだよん! :2019/12/28(土) 01:13:06 ivVvVtBw0
〜〜〜〜〜



唯「だから私思ったんだよ! あずにゃんに純ちゃんの髪と、澪ちゃんの指をくっつければいいんだって!!」ガタッ!!!

澪「ヒィィ!?」
律「さらっとすげーこと言ったぞ」
梓「先輩ムチャクチャすぎですよ!?」

唯「まあでもそんなの無理だもんね〜」ガタ…
澪「ふぅ…」

唯「だからこーやってお茶に来てもらえば解決だよね〜」
紬「ええ♪」


純「アハハ、いただいてま〜す」


紬「ゆっくりしていってね純ちゃん」

純「ありがとうございま〜す♪」モグモグ


唯「えへへへ……」ガタッ

唯「ほい」モフッ
純「あっ?」

唯「ほりゃ」プニッ
澪「わっ」

唯「そい!」ギュウッ
梓「んぐっ」

唯「あっはははははっ! 手を伸ばせばいつでも触れるねぇ! こんな素敵なことってないよ!? ねえりっちゃん! あははっ! あははははっ!!」ゲラゲラ

律「テンションたけーなオイ」
紬「好きなものを揃えられたからかな? 唯ちゃん嬉しそう♪」

唯「ねえねえ! 今日はこの調子で練習しようよ! きっとうまくいくよお!?」

梓「! は、はい! そうしましょう!」ガタッ
澪「やる気になってくれたのならよかったかな……」ガタ
律「珍しーこともあるな! そんじゃーやるかー!」バッ
紬「お〜♪」ガタ

唯「私って幸せ者だねぇ〜〜〜!!!!! あははははは!」



純(か、帰れない……!!!)



おしまい!


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