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唯「テスト明け!」
-
〜放課後!
ガチャ
唯「おつかれー…」
律「うーす…」
澪「お、二人ともきたな」
紬「二人ともお疲れさま、いま二人のお茶いれるわね」
梓「もう、遅いですよお二人とも!」
律「しょうがないだろー、数学のテスト追試だったんだから」
唯「そうだよう、おかげで疲れたよう〜」ダキッ
梓「ちょ、ちょっと唯先輩!」
唯「んん〜あずにゃん分補給で体力が回復したよ!」フンスッ
梓「全くゲンキンなんですから…さ、離れてください」グイッ
唯「ぐむー」
"
"
-
律「よーし梓わたしにも!」ダキッ
梓「ちょっと、律先輩まで!」
律「へへー、こいつめ」ペタペタ
梓「きゃああ!どこ触ってるんですか!」
律「フラットですぜ、あんたも成長しないものだ」
梓「何ですってー!」パシパシッ
律「いててー、ネコパンチが飛んでくるとは」
梓「もう、セクハラもいいとこです!」
梓(……反射的に手が出たから、痛かったかな?)
律「なあにこの程度のネコパンチ、澪のさつじんパンチを受け続けてきた私には屁でもねー」
梓(心配して損した!)
澪「私そこまで力いっぱい叩いたりしてないぞ!……たぶん」
律「おい」
-
紬「うふふ、二人ともとりあえずお茶飲んで一息ついて」コトッ
唯「ありがとームギちゃん!」
律「くーっ、追試疲れの体にはたまりませんなあ唯隊員よ!」
梓「もう」
唯「そうそう、今回のテスト澪ちゃんすごかったんだよー!」
澪「ちょ、ちょっと唯!」
梓「えっ、澪先輩なにが凄かったんですか?」
律「そう、胸囲の90越えを成し遂げたんだぜ…」
梓「ぶふっ!?」
唯「ええっ! そ、そんなに澪ちゃんおっぱい大きくなったの!?」
紬「流石に私もそこまでは…」
-
澪「こふっ、ば、バカ律! 捏造にも程がある……けほっけほっ」
澪(お茶が気管に)
梓「み、澪先輩!」サスサス
律「ぐむー、ばれたか」
紬「りっちゃんたら、それじゃテストじゃなくてバストじゃない」
律「はは、もっともなツッコミありがとなムギ」
澪「まったく…梓、さすってくれてありがとな」
梓「い、いえ…それで澪先輩、何がすごかったんですか?」ジッ
澪「あ、梓まで!?」
唯「今回のテスト、澪ちゃん全教科90点以上取ったんだよー!」
梓「おお、それはすごいです澪先輩!」
澪「いや、そんな…」
-
唯「それに数学なんて百点だったんだよ、すごいよね!」
梓「さすがです、澪先輩!」
澪「あ、ありがとう///」
紬「今回はテスト勉強本当に頑張ってたわよね、澪ちゃん」
律「前に唯に全教科で点数負けたのが相当腹に据えてたみたいだったからなー」
唯「ぎくっ」
梓「唯先輩、過去の事とはいえカンニングするとは失望しました」
律「出来が悪いのは仕方がないとして、不正だけはするなと…」
唯「してないよ! あの時はほんとにヤマカンも冴えて運も味方してくれただけだよ!?」
律「そう、もののはずみという事もある。唯がそこまで私らよりいい点を取れたのもうんちゃら」
唯「なんかあんまりフォローになってないよ!?」
澪「えーと、まああれで私ももう一度自分のテスト勉強の仕方や覚え方とか、色々見直すきっかけになったし」
律「まあ、結果オーライってことで隊長の私の顔に免じて唯隊員を許してやってくれい」
唯「な、何だかごめんなさい〜」ズビー
"
"
-
澪「いやいや私はもう…よし、梓頼む」トン
梓「ひゃっ?」ポフッ
唯「おおっ、あずにゃんが私の胸に飛び込んできた!」
澪「さ、唯よろしくあずにゃん分を存分に補給して元気出して」
梓「むむ……まあ、澪先輩の頼みですので」
唯「やったー!ううーん、あずにゃんのこのやわらかほっぺは素晴らしいね〜」スリスリ
梓「ちょ、ちょっとくすぐったいです!」
紬「まあまあ♪」
律「ほうほう」
澪「うんうん」
-
__
唯「ふー、あずにゃん分を三倍は補給出来てまんぞくまんぞく」キラキラ
梓「こっちはずいぶん吸いとられたような気がします…」ヘター
律「ははは、ところで梓は今回のテストどうだったんだ?」
梓「私はまあ…今回は数学が難しくてちょっと点数低かったですけど後はおおむね」ペラッ
律「うおっ!?ほとんど80〜90点代じゃないか!」
唯「数学だって70点以上取ってるのにちょっと低いなんてことはないよ〜」
紬「梓ちゃんはやっぱり優等生ね♪」
澪「よくできたな、梓ー」ナデナデ
梓「えへへ」
-
澪「やっぱり、梓はこれだけ勉強出来るなら私が教えたりしなくても大丈夫だな」
梓「そ、そんなことないです!私は澪先輩には色々と教えていただきたいっていつも思ってますし」
澪「そ、そう?」
梓「はい、それにその…」
澪「ん?」
梓「澪先輩には私の事…もっとよく知っていただきたいとも思いますので///」
澪「梓///」
梓「澪先輩…///」
唯「そ、そろそろ練習の時間だよ!?」ガタンッ
紬「えー!?」
律「そ、そうだな!しばらく音合わせしてないしカンを取り戻さないと!」
梓「お二人から練習しようと言い出すなんて…」
澪「帰りに雨降るかもしれないな」
紬「確かに外、曇ってきたような…」
律「こらー!早く準備しろー!」
唯「い、今は一秒でも早く練習するよ!?」
澪「はいはい、じゃあ準備しないとな」
梓「はーい」
紬「はーい♪」
-
__
ザー…
澪「まさか帰る時になって本当に雨が降ってくるとは…」ジー
梓「まさかですね…」ジー
律「うっ、黒髪コンビからの視線が痛い…」
唯「ええー!?私達のせい!?」
和「あら、貴女たちも今帰り?」
唯「おーっ!和ちゃん!」ダキッ
和「もう、出会うなり人に抱きつくのはやめなさい」グイッ
梓「まったくです」
唯「あうう、二人ともそんなこと言わないで〜」
律「和も今帰りなのか?」
和「ええ、テスト期間の間に生徒会の仕事が色々とたまっていてね」
和「それで遅くなったら帰る時になって急に雨が降ってきてるし…」
-
唯「わ、私のせいじゃないよ、たぶん!」
律「私のせいでもないぞ、たぶん!」
和「何言ってるのよ二人とも?」
唯律「「な、なんでもないよ!?」」
和「明らかに怪しいけど…それより生徒会室から借りられる傘あるからそれ使って帰りましょ」
唯「さすが和ちゃん!」
律「頼れる生徒会長!」
和「喜ぶのは早いわよ、急な雨でほとんど傘借りられて残りの傘が二つしかないんだから」
紬「それなら…相合傘をしていけばみんな帰っていけるんじゃない?」
律「なぬ?」
澪「ああ、私は折り畳み傘があるから合計で傘が三本になるし」
-
唯「おお〜」
和「この場に六人だからそれなら帰れそうね」
律「よっし、澪入れてく…」
澪「梓、よかったら私の傘に入っていかない?」
梓「えっ、いいんですか?」
澪「ああ、家まで送っていくよ」
梓「は、はい!ありがたく入らせていただきます」
律「…………」ジー
梓「な、なんですかその目は」
律「……梓の泥棒猫め」ボソッ
梓「だ、誰が泥棒猫ですか!」
-
澪「じゃあ行こうか、梓」バサッ
梓「はい!」ピタッ
澪「ぴったりくっついて…でも何だか嬉しいかな」
梓「えへへ…」
紬「雨って素晴らしいわね♪」
律「うぬうっ、ライバルめ!」
唯「澪ちゃんいいなあ」
和「じゃあ唯、私の傘に入って帰りましょうか」バサッ
唯「やったー!和ちゃんと相合傘〜♪」ペタッ
和「全くゲンキンな子ね…」
唯「んふふ〜」
律「二組とも揃って帰りやがって…」
紬「じゃあ私達は私達で帰りましょうか♪」ニコニコ
律「やれやれ、では私がお嬢様を駅までエスコートいたしますか」バサッ
紬「うふふ、ふつつか者ですがよろしくお願いします♪」ピタッ
律「ムギ、それは使い方間違ってるぞ///」
紬「まあまあ、細かいことは言いっこなしで」
律「いやはや…」
おしまい!
-
乙
なんか懐かしい空気だ
"
"
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