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和「ちょっと律!」

16いえーい!名無しだよん!:2016/05/10(火) 07:07:46 ID:twVSXLYY0
私は部室を出て、階段を降り、3年生の唯先輩達の教室に向かった。

廊下から恐る恐る教室を覗くと、左奥の窓際に唯先輩の姿が見えた。
最も黒板から遠い席、唯先輩らしい。

唯先輩の前に涼しい顔で座すのは真鍋和先輩。
クールで成績優秀、この学校を取り仕切る生徒会長である。
強力な百合ライバルだ。

身体が熱くなるのを感じた。

唯先輩の隣で頬杖を付いているのが立花姫子先輩。
あの和先輩ですら唯先輩の隣を確保することは出来なかった。

唯先輩の隣で我が物顔で寛いでいる。
唯先輩の隣を恣に占拠している。

私は怒りで震えた。

私があと八ヶ月早く産まれていれば、このような理不尽を許さなかった。

仕方がないので私は飛び級する事にした。


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