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唯「教師になっても」
純「社長になっても」とは無関係です。
"
"
キーンコーンカーンコーン
唯「はい,今日はここまで。次回は標準生成エンタルピーのところに入るからしっかり予習しておくように!」
生徒「はーい。」
生徒「起立!注目!礼!」
唯&生徒「ありがとうございました。」
唯「ふうー,やっと授業が終わった。教師って大変だなぁ。」
生徒「こんにちは!」
唯「はい,こんにちは。」
職員室
ドア「ガチャ」
ドア(俺はガチャとかバタンとしか言えないのが難点だな…)
唯「お疲れ様です。」
さわ子「あら,お疲れ。」
梓「お疲れ様です。」
キーンコーンカーンコーン
唯「はい,今日はここまで。次回は標準生成エンタルピーのところに入るからしっかり予習しておくように!」
生徒「はーい。」
生徒「起立!注目!礼!」
唯&生徒「ありがとうございました。」
唯「ふうー,やっと授業が終わった。教師って大変だなぁ。」
生徒「こんにちは!」
唯「はい,こんにちは。」
職員室
ドア「ガチャ」
ドア(俺はガチャとかバタンとしか言えないのが難点だな…)
唯「お疲れ様です。」
さわ子「あら,お疲れ。」
梓「お疲れ様です。」
>>3
気にしないで無視して下さい。
唯「あずにゃーん!! お疲れ〜」ダキ
梓「ちょっと,抱きつかないで下さい!!」
唯「よいではないか〜 よいではないか〜」ギュー
澪「もう,唯先生は高校生の時から変わらないな。」
律「ああ,全くだ。」
梓「もう,早く離れて下さい。」
律「そんでもって,ムギ先生は」
紬「」ハァハァ
澪「相変わらずだな。」
律「でもよかったな。私たちの学科でも教員免許が取れる学科なんて。」
澪「唯先生が教師になるのは心配だからって私たちも取ったんだよな。」
律「ああ,そういやそうだったな。」
純「ちょっと!! 私たちも忘れないで下さい!!」
律「あ,ごめんごめん。佐々木先生。」
"
"
純「だから鈴木ですってば!! いつになったら覚えるんですか!!」
律「このやりとりはお約束ですから。」
純「全く…」
和「それにしても,唯先生が教師なんてねぇ。」
澪「うわ,真鍋先生!! いつからそこにいた。」
和「初めから職員室にいたわよ。ただ声を出していなかっただけ。」
憂「ラジオと同じですから声出してないと分かりませんよ。」
律「憂先生もいたんかい!!」
憂「はい。」
姫子「まあいいじゃない。」
唯「あ,姫子ちゃんだ!!」
梓(やっと離れた…)
さわ子「ちょっと,学校でそんな呼び方しちゃダメよ。めっ☆」
唯「すみません,つい高校生活のことを思い出したもので…」
さわ子「ちゃんと立花先生や中野先生って呼ばなきゃダメよ。めっ☆」
唯「すみません,以後気を付けます。」
堀込「先生方,職員会議を始めますので席について下さい。」
みなさん,こんにちは。平沢唯です。
N女子大学で教育学部を卒業後,教員採用試験に合格し,無事憧れの教員になることができました。
秋山先生や田井中先生,琴吹先生の学科でも,教職が取れたらしく,私と同じ教員になることができました。
真鍋先生は留学した後,大学院に進み,そこで教職を取り,教員になりました。
軽音部の後輩であった中野先生や私の妹の憂先生,憂先生の友達である鈴木先生も私たちと同じN女子大学に進み,教員になることができました。
また,同じクラスであった立花先生も大学で教職を取り,私たちと同じ教員になりました。
私達が今教えている学校はご存知のとおり母校桜が丘女子高校です。
ちなみに教育実習も全員桜が丘女子高校で行いました。
幸い担当する教科が違ったので,受け入れることができたのですが,先生方は軽音部だった人達が全員この学校で教育実習を行うことにはすごく吃驚したようです。
さらに,教員採用試験合格後,全員共にこの桜が丘女子高校で教えることができると言われた時,私達はうれしさのあまり号泣しまいました。
先生方もそれに吃驚したようです。
特に一番吃驚したのは軽音部&吹奏楽部の顧問であった山中先生でした。
やがて1年後,憂先生と鈴木先生,中野先生が教員となり,この学校で教えることになりました。
もちろん教育実習はこの学校です。
数年後,真鍋先生や立花先生もやってきました。
真鍋先生は大学院を卒業し,数年間別の企業で会社を勤めていましたが,経営不況等によるリストラを受けてしまいました。そこで,たまたま教員免許を持っていたため,試しに教員採用試験を受けた所,見事合格。たまたま桜が丘女子高校に欠員が出たらしく,そこに配属されました。
教育実習は近くの高校で行ったみたいです。
立花先生は既に教員だったらしく,人事異動でここにやってきました。
今までは中学校で教えていたみたいです。なので教育実習は中学でやっていたようです。
ちなみに大学で同じ軽音部だった晶ちゃんや幸ちゃん,菖ちゃんはそれぞれ大手企業のOLとして働いているようです。
え? 私達がどの教科を教えてどこのクラスの担任/副担任だって?
教えてあげるよ。
平沢唯 1年2組担任 担当科目:理科(化学 科学と人間生活)教務部 バスケ部顧問
田井中律 2年4組副担任 担当科目:国語 生徒指導部 軽音部顧問
秋山澪 2年2組副担任 担当科目:数学 進学指導部 文芸部顧問
琴吹紬 3年2組担任 担当科目:地理歴史公民(地理 世界史 現代社会)教務部 合唱部顧問
中野梓 1年1組担任 担当科目:理科(生物 科学と人間生活) 進学指導部 理科主任 生物部顧問
真鍋和 3年4組副担任 担当科目:英語 学年主任 生徒指導部長 英語科主任 英語研究同好会顧問
平沢憂 1年2組副担任 担当科目:保健体育 教務部 卓球部顧問
鈴木純 2年1組担任 担当科目:理科(物理 科学と人間生活) 生徒指導部 ジャズ研究部顧問
立花姫子 3年1組担任 担当科目:地理歴史公民(日本史 政治経済 倫理)進学指導部 地理歴史公民科主任 オカルト研究部顧問
山中さわ子 1年5組副担任 担当科目:音楽 生徒指導部 吹奏楽部顧問
…とまあこんな感じです。
もちろん他の先生もいっぱいいますよ。
こんな感じですが,だらけた教師話を是非ご覧くだs
律「はいストップー!!」
唯「田井中先生,何だよ。」
律「それはこっちの台詞だわい。何だこの長いエピソードは!!」
唯「それは読者の皆様に分かりやすくお届けしようと…」
律「なんで唯先生が理科なんだよ。そして何で私が国語科なんだよー。そしていつから私軽音部顧問になった!?」
梓「そうですよ,第一なんで私生物なんですか。」
唯「多分このSS書いた人が馬鹿だからだと思う。」
純「そんな大雑把な…」
紬「私はいいと思うわ〜」
梓「ムギ先生…」
姫子「何でいいと思ったんだい?」
紬「だって合唱部の顧問だもの。」
澪「私… 文芸部の顧問になってる…」
純「私なんか所属していたジャズ研の顧問になっています。」
和「ところで気になったんだけど,英語研究同好会って何なの?」
律「あー,多分英語の勉強をするんじゃないかま?」
和「部活で勉強を教えるなんて死ぬまで嫌だわ。」
律「まぁそう仰らずに。」
唯「みんなー,そんな話は置いといて部活の時間だよ!!」フンスッ
律澪「書いた本人が言うな!!」
唯「じゃあ私体育館行くね。」
和「唯,あんたバスケ部の活動日分かるの?」
唯「う〜ん,分かんな〜い。」
和「全く…」
梓「唯先生って,バスケできましたっけ。」
唯「全くできません!」フンスッ
梓「そうですか…」
純「今調べたんですけど,今日部活ある日はバスケ部と卓球部と軽音部とジャズ研究部ですね。」
律「サンキュー,高木先生。」
純「だから鈴木ですってば!!」
律「さーて,軽音部行こう〜♪」フワフワタイーム
唯「それじゃあ行ってまいります!!」フンス
澪「じゃあ私達は帰るか。」
さわ子「ちょっとあんたたち。仕事は終わったの?」
一同「え?」
さわ子「部活に顔出すのはいいけど,ちゃんと仕事も片付けといてね。」
唯「そういえば…」
律「私達の机に…」
澪「大量の書類が…」
紬「積んである…」
梓「今日中にこれを終わらせないといけないってことですか?」
さわ子「それは先生によるわよ。例えば明日授業があるならその準備とかもしなくてはいけないし,テストがあったら採点もしなくちゃならないでしょ?」
和「確かにそうですね。」
姫子「そういえば今日ノート提出を行ったわ。」
澪「今日1年4組と2年5組で小テストを行ったな…」
さわ子「だったらノートチェックとか採点とかしてね。」
姫子&澪「はい。」
憂「じゃあ私は仕事終えたので帰宅します。」
律「おう,憂先生,お疲れ〜」
純「お疲れ〜」
唯「ただいま!!」
澪「おう,唯先生じゃないか。さっきまで何処行ってたんだ?」
唯「体育館でバスケ部に連絡を行っていたところ。もう活動終了時刻だから。」
ドア「ガチャ」
生徒A「失礼しま〜す。」
生徒B「あの,鈴木先生はいらっしゃいますでしょうか?」
純「あ,忘れてたわ。今すぐ行くね。」
ドア「バタン」
ドア(先生達ちゃんとしろよ…)
ドア(まぁなんやんやで先生方は帰宅しようとした時)
さわ子「今日唯先生,日直よ。」
唯「あ,そういえばそうだった。」
律「じゃああたしらはお先に失礼しま〜す。」
唯「お疲れ〜」
唯「さて,と… 見回りもしなくちゃ…」
唯「うひょ〜 夜の学校って怖いなぁ…」
唯「この教室も異常なしと。」
唯「さてと,鍵を閉めて全部OK!! さぁ帰ろ」
ドア「ガチャ」
ドア(お疲れ。)
翌日←ちびまる子ちゃんのナレーター風に
唯「鍵閉めたのは私だから,一番早くついちゃた。」
憂「お姉ちゃんの為ならいくらでもついてきます。」
唯「さすが憂は私の妹だよ〜」
憂「お姉ちゃん…」
ドア(ごたくはいいからさっさと鍵開けろよ…)
ドア「ガチャ」
唯「お早うございま〜す。って誰もいないか。」
憂「まだ7時だからね〜」
唯「さてと,今日の授業計画はっと… えーと,1限目は3年2組で3限目に2年5組,4限目に1年1組,6限目に1年2組か…」
憂「お姉ちゃん,大変だね。」
唯「憂よりはましだよ〜」
憂「そんなことないよ。だって今日私全部授業ある日だから。」
唯「わお〜 それは大変ですな〜」
ドア「ドガン」
律「たっのもー!!」
澪「教師をビビらせるな!!」ゴチン
律「あいて!!」
唯「あ,律っちゃん澪ちゃんおはよー!!」
澪「お早う。」
憂「律先生,澪先生お早うございます。」
澪「お早うございます。憂先生。」
ドア「ガチャ」
和姫子「お早うございます。」
唯「あ,姫子ちゃんに和ちゃん,お早う〜」
和「コラ,ちゃんと先生と呼びなさい。めっ☆」
澪「和先生,お早うございます。」
和「澪先生,私の名前は「わ」じゃなくて「のどか」よ。」
ドア「ガチャ」
純梓「お早うございます。」
ドア「ガチャ」
さわ子紬ほか「お早うございます。」
校長「皆様,職員会議を始めますので,席について下さい。」
やあ,また会いましたね。平沢唯です。
今日は私達がどんな授業をしているか覗いて見ましょう。
まずは私のクラスから。
っと言いたいところですが,HRというものから初めてみましょう。
【HR編(朝)】
唯のクラス(1年2組担任)
キーンコーンカーンコーン
唯「はーい,席に着いて下さい。」
生徒「起立!注目!礼!」
唯&生徒「お願いします。」
唯「今日は丸山さんが風邪でお休みと連絡がありました。みなさんも風邪には気を付けましょう。」
生徒達「はーい。」
唯「あと,保護者面談の紙は明日迄なので忘れないように。」
生徒達「はーい。」
唯「今日の日直は,栗林さん,お願いします。」
栗林「はい。」
唯「以上!!」
生徒「起立!注目!礼!」
唯&生徒「ありがとうございました。」
梓のクラス(1年1組担任)
梓「ほら,みんな席について!! HR始めるよー!!」
生徒「起立!注目!礼!」
梓&生徒「お願いします。」
ザワザワ
梓「静かに!!」
シーン
梓「はい,今日は全員出席です。素晴らしいです。続けて下さい。」
梓「今日の日直は釘田さんだね。」
釘田「はい。」
梓「明日の6限は学年集会を行いますので体育館に集まって下さい。」
生徒「はーい。」
梓「じゃあHR終わり。」
生徒「起立!注目!礼!」
梓&生徒「ありがとうございました。」
純のクラス(2年1組担任)
純「はいはーい,静かに,始めるよん。」
生徒「起立!注目!礼!」
純&生徒「お願いします。」
純「はい。高木,スカート短いよ。直して。」
高木「えー!?」
純「今日,和田は情報聞いてる?」
生徒「いえ,知らないです。」
純「全く… あ,そうそう,今日落合と渡邉風邪で休みね。」
純「あとー,君達全員じゃないけど,最近遅刻目立ってるよ。しかも授業中も寝てるって他の先生から聞いてるから授業中に見回りに来るからなー。」
純「あと今日の日直は… あ,落合休みか… じゃあ次の加藤,日直お願い。」
加藤「はい。」
純「はい終わります。」
生徒「起立!注目!礼!」
純&生徒「ありがとうございました。」
姫子のクラス(3年1組担任)
姫子「はい始めまーす。」
生徒「起立!注目!礼!」
姫子&生徒「お願いします。」
姫子「えーっと,ん? 全くあの女は…」
生徒「wwwwwwwwwwwww」
姫子「情報聞いてる?」
生徒「あ,なんか遅刻するとか言ってました。」
姫子「全く,だらしない…」
姫子「君達ももう受験生なんだから体調管理はしっかりしておいてね。受験当日に体調悪くても大学は知らんぷりだからね。」
生徒「はーい。」
姫子「あと,来月模試やるからどの科目受験するのか調査票を帰りのHRで配ります。」
生徒「はーい。」
姫子「はい,日直は昨日のままか。今日は下岡さんお願いします。」
下岡「はい。」
姫子「はい終わりまーす。」
生徒「起立!注目!礼!」
姫子&生徒「ありがとうございました。」
紬のクラス(3年2組)
紬「はい,HR始めるわよ。」
紬「って号令係がいないじゃない。じゃあ岩瀬さん,号令お願いできるかしら。」
岩瀬「はい,起立!注目!礼!」
紬&生徒「お願いします。」
紬「はい,号令野郎がいない,と!」
生徒「号wwwww令wwwww野朗wwwww」
紬「はい,静かにしてね。あと,今日は篠原さん遅刻って連絡があったわ。」
生徒「篠原が? 珍しい〜」
紬「橋本さん(号令係)は情報聞いてるかしら?」
生徒「いえ,連絡ないです。」
紬「あら,そう。じゃあ今日の日直は…,小杉さんだわ。お願いね。」
小杉「はい。」
紬「じゃあ終わるわね〜」
岩瀬「起立!注目!礼!」
紬&生徒「ありがとうございました。」
みなさんこんにちは,1年2組担任の平沢唯です。
だいたい朝のHRがどんなものか分かったかな? 私達の授業の一部始終を見学してみましょう。
唯の授業(化学)※2年生の授業です。
生徒A「次,唯先生の授業じゃん!」
生徒B「うわー,受けたくねー」
生徒C「あの先生間違えたら立たされるから嫌なんだよな。」
ドア「ガラ」
生徒A「ついに来てしまった。」
唯「はーい,授業始めまーす。」
生徒「起立!注目!礼!」
唯&生徒「お願いします。」
唯「えーと,このクラスはどこまで行ったっけな? あ,もう多環式芳香族化合物終わってんじゃん。じゃあ今日はここからか。」
唯「はい,今日は新しいところに入っていきます。」
唯「私達の世界には鏡を見ると全く同じ形や左右異なった形ってあるよね。」
唯「たとえば私の右手。鏡に映すと左手になるよね。だけどボールは鏡に映しても全く同じ形だよね。」
唯「このように私の右手のように鏡に映すと正反対の鏡像体になることをキラル(chiral),対してボールのように鏡に映しても全く同じ形になることをアキラル(achiral)と言います。」
唯「では,時間をあげますので下の問題を解いてみて下さい。」
生徒「先生,ボールとかに模様とかがあればそれはキラルになるんじゃないでしょうか?」
唯「うん,確かに模様とかが入ると文字が逆になるからキラルのように見えるけど,そういうのは気にしないでね。」
生徒「ありがとうございます。」
数分後
唯「さて,そろそろできたかな。」
唯「じゃあ言ってみよう。1番 ゴルフボール この問題を,そうだな〜 じゃあ平井さん,答えて。」
平井「え〜と,アキラルです。」
唯「はい,正解です。ボールだからもういいよね。」
唯「次の紅茶茶碗を,じゃあ生徒Aさん」
生徒A「う…」ドキンドキン
生徒A「えと…,アキラルです。」
唯「はい,そうですね。確かに取っ手がついているものもあるからキラルと思われやすいかもしれませんけど,大体ついていないものの方が多いです。なのでアキラルです。」
生徒A「ふう…」
唯「さて,3番のフットボールを生徒Bさんお願いします。」
生徒B「う…」ドキドキ
生徒B「……キラルです。」
唯「はい,起立。」
生徒B「くそぉ!!」
ドア(ハハハwwwww 立たされてやんのwwwwww)
唯「だって,ボールだよ? さっき先生ボールだから鏡に映しても全く同じなるからアキラルだって言ったよね。」
生徒B「そういえばそうでした…」
唯「はい,生徒Bさんリベンジ。4番コルク栓抜き これはどっち?」
生徒B「キラル。」
唯「はい正解,座っていいよ。」
生徒B「ふう」
唯「これもいいよね。形をみれば一目瞭然。」
唯「はい,5番テニスラケット 生徒Cさん。」
生徒C「アキラル。」
唯「お! 早い。さすが。そうですね,左右対称だから鏡像に重ね合わせることができるよね。」
唯「次の靴を山下さんお願いします。もう分かるよね。」
山下「キラル?」
唯「はい正解です。手と一緒のことを考えればいいよね。」
唯「次の7番 肖像画。曽我部さんお願いします。」
曽我部「キラル。」
唯「はい正解です。だいたい肖像画って左右対称じゃないでしょ。肖像画に丸とか四角とか描かないでしょ。」
生徒「wwwwwwwwwwwwww」
唯「はい,最後,鉛筆。これもいいよね。高尾さんどうぞ。」
高尾「アキラル。」
区切り
唯「はい正解です。模様とかは関係なしに考えたらそうなるよね。」
唯「はい,これはまだ序論です。ここからが本番です。寝ている人は起きてね。次からが重要になるから。」
唯の悲劇?の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
律の授業(古典)※1年の授業です。
生徒D「次は田井中先生の授業だよ。」
生徒E「ああ,あのカチューシャ野朗か。」
生徒F「カチューシャwwwww野朗wwwww」
ドア(カチューシャwwwww野朗wwwww)
ドア「ガチャ」
律「いえーい!! 授業始めるよん!!」
生徒「起立!注目!礼!」
律&生徒「お願いします。」
律「はい,今日は助動詞やるよん。」
律「助動詞といってもいろいろあるけど基本変化形覚えれば簡単だからね。」
律「まずは未然形の助動詞の変化形を黒板に書くから写して。」
生徒「はーい。」
律「はいはい,注目!! みんなで音読するぞー!!」
律「まず受身・尊敬・可能・自発の助動詞からだ。こいつらは「る」と「らる」の二つだけだ。」
律「まずは「る」からだ。 読むぞ。れ・れ・る・るる・るれ・れよ」
生徒「れ・れ・る・るる・るれ・れよ」
律「次は「らる」だ。られ・られ・らる・らるる・らるれ・られよ」
生徒「られ・られ・らる・らるる・らるれ・られよ」
律「こいつらは下二段活用だから覚えておくように。」
律「次は使役・尊敬だな。こいつは「す」「さむ」「しむ」の3つ。これも下二段活用。まずは「す」から。せ・せ・す・する・すれ・せよ」
生徒「せ・せ・す・する・すれ・せよ」
律「次は「さむ」。させ・させ・さす・さする・させれ・させよ」
生徒「させ・させ・さす・さする・させれ・させよ」
律「最後「しむ」。しめ・しめ・しむ・しむる・しむれ・しめよ」
生徒「しめ・しめ・しむ・しむる・しむれ・しめよ」
律「はい,いいでしょう。次は打消しの助動詞「ず」だ。これは覚えにくい。ず・ざら・ず・ざり・ず・ぬ・ざる・ね・ざれ・ざれだ。はい言って。」
生徒「ず・ざら・ず・ざり・ず・ぬ・ざる・ね・ざれ・ざれ」
律「もう一回。ず・ざら・ず・ざり・ず・ぬ・ざる・ね・ざれ・ざれ」
生徒「ず・ざら・ず・ざり・ず・ぬ・ざる・ね・ざれ・ざれ」
律「これはしっかり覚えておくように。後で完了の助動詞に「ぬ」が出てくるが,間違えないように。」
律「さて,覚えたか? じゃあ問題集の35ページをやってくれ。当てるからな。」
律の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
澪の授業(数学Ⅲ)※3年の授業です。
生徒G「次数学だぞ。」
生徒H「あの先生何言っているのかわからない。」
生徒I「そうだよねー」
ドア「ガチャ」
澪「はい,授業初めます。」
生徒「起立!注目!礼!」
澪&生徒「お願いします。」
澪「ん? 今日八王子と立川は欠席か。よし!」
澪「はい,今日はL'Hospitalの定理をやります。」
澪「豊田,何て読む。」
豊田「えーと,エル・ホスピタルの定理です。」
澪「…と,普通の人ならそう読みますが違います。」
澪「そもそもHospitalってどういう意味か分かるよね。日野。」
日野「病院?」
澪「そうでしょ? Lはいいとして病院の定理って何?」
生徒「wwwwwwwwwwwww」
ドア(wwwwwwwwwwwww)
澪「このL'Hospitalはフランス語でhとpは発音しないんです。」
澪「hとpを取り除きます。さて,何と読む? 生徒G。」
生徒G「えーと,ロ,ピ,タルの定理?」
澪「はい,正解です。このL'Hospitalの定理というのは不定形 (en) の極限を微分を用いて求めるための定理です。この定理を用いると不定形の式を非不定形の式に変換し、その極限値を容易に求めることができる可能性があります。」
生徒「へぇー」
澪「では,例題を解いてみましょう。教科書64ページの例題2の5番を見てください。」
生徒「はーい。」
澪「ちゃんと開いてる? 忘れたなら隣の人に見せてもらいな。」
澪「えー,問題を見ると,『自然対数の底 e=2.7182… を底に持つ対数 logeXを,以下では簡単にlogxと表す。このとき,lim(x→2)x^2-4/x^-x-2 を求めよ』という問題。まず確認することは,x→2となっているでしょ? でしょ? でしょでしょでしょ? つまり,分かりやすく言うと,xを2に置換します。生徒H,この問題にx何個ある?」
生徒H「えーと,3個?」
澪「正解。まず分子から。x^2-4。xに2を代入すると,2の二乗で4。4−4で0。分母のx^-x-2には2を二乗した4と,2をそのまま代入し,4−2−2となります。結局0ですよね。これでいいんです。ここで,初めてL'Hospitalの定理が使えます。どうするかというと,x^2-4/x^-x-2をこうやって括弧にします。このとき,微分したときと同じようにダッシュをつけます。(x^2-4)’/(x^-x-2)’なぜなら括弧の中を微分するからです。微分すると,2x/2x-1となります。そこで,limの下に書いてあるx→2を利用します。2・2/2・2-1=4/3となります。これが答えです。確認することは,問題を見たとき,limの下の数字に注目。まず一旦置換して,分母,分子とともに0になることを確認して下さい。そうしたらL'Hospitalを使えます。分かりましたか?」
生徒「はーい。」
澪「では下の練習問題を行って下さい。前に出て書いてもらうから。」
澪の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
紬の授業(地理A)※3年の授業です。
生徒J「次地理だぞ。」
生徒K「沢庵先生じゃん!」
生徒J&K「沢wwww庵wwww先wwww生wwww」
ドア(沢wwww庵wwww先wwww生wwww)
ドア「ガチャ」
紬「ごめんなさい。遅れました。じゃあ授業始めるわね。号令」
生徒「起立!注目!礼!」
紬&生徒「お願いします。」
紬「全員出席ね。今日からケッペンの気候区分に入るわよ。」
紬「まず中学の時に,5つの気候帯をやったのを覚えていますか?」
生徒「うーん…」
紬「諸君が中学の頃なんて知らないけど,やってたはず。ほら,温帯とか亜寒帯とか…」
生徒J「あ,やりました。」
紬「じゃあ生徒Jさん,全部答えて下さい。」
生徒J「え!? 分かりません。」
紬「正直ね。誰か分かる人いるかしら?」
国立「はい!」
紬「はい,国立さん。」
国立「えー,熱帯と乾燥帯と温帯と亜寒帯と寒帯です。」
紬「Great!! しかも言う順番も素晴らしいわ!!」
紬「それぞれA,B,C,D,Eと分けることができます。」
紬「そして,それぞれの気候はさらに細かく分けることができます。温帯とかで地中海性気候とかやったことあるでしょ? でしょ? でしょでしょでしょ?」
紬「それは温帯だけではなくて,全ての気候にもあります。その気候のプリントを今から配るわね。」
プリント配布中
プリントの内容
A(熱帯)
Af(熱帯雨林気候)
Am(熱帯モンスーン気候)
Aw(サバナ気候)
As(熱帯夏季少雨気候) - ごく限られた地域のみに存在する。
B(乾燥帯)
BWh,BWk(砂漠気候)
BSh,BSk(ステップ気候)
C(温帯)
Cfa(温暖湿潤気候)
Cfb,Cfc(西岸海洋性気候)
Cwa,Cwb,Cwc(温暖冬季少雨気候)
Csa,Csb,Csc(地中海性気候)
D(亜寒帯)
Dfa,Dfb,Dfc,Dfd(亜寒帯湿潤気候)
Dwa,Dwb,Dwc,Dwd(亜寒帯冬季少雨気候)
Dsa,Dsb,Dsc,Dsd(高地地中海性気候) - ごく限られた地域のみに存在する。
Dfa,Dfb,Dwa,Dwb,Dsa,Dsb(湿潤大陸性気候|大陸性混合林気候)
Dfc,Dfd,Dwc,Dwd,Dsc,Dsd(亜寒帯気候|針葉樹林気候)
E(寒帯)
ET(ツンドラ気候)
EF(氷雪気候)
紬「はい,こんなにも沢山の気候が存在するんです。ちなみに日本はどの気候に該当すると思いますか? 生徒Kさん。」
生徒K「えーと,地中海性気候?」
紬「うーん,温帯だということは分かっているみたいだね。でも,地中海性ではないわね。」
国分寺「温暖湿潤気候。」
紬「あら,国分寺さん,正解よ。日本の大部分は地中海性気候に属するわね。北海道とか一部の都道府県は亜寒帯に少し属するわ。」
紬「あと,寝ている人は沢庵投げますから注意してね。」
生徒「沢wwwwwww庵wwwwwww」
ドア(沢wwwwwww庵wwwwwww)
紬の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
梓の授業(生物)※2年の授業です。
生徒L「次あずにゃん先生の授業だよ。」
生徒M「あずにゃん先生wwwwwwwwwww」
ドア(あずにゃん先生wwwwwwwwwww)
ドア「ガチャ」
梓「はい,号令お願いします。」
生徒「起立!注目!礼!」
梓&生徒「お願いします。」
梓「えーと,小金井と三鷹は休みか。」
生徒L「あずにゃん先生,唯先生と付き合っているって本当ですか!?」
梓「ご想像にお任せします。あとあずにゃん先生って呼ばないの。」
生徒M「あずにゃん先生!!」
梓「はいはい,授業始めるよ。」
梓「はい,今日は葉の形態に入ります。生徒L,葉って何のためにあるの?」
生徒L「私!? えーと,植物を美しく見せるため…?」
梓「確かに葉があったら美しくなったりするけど,ちゃんとした理由があるんだよ。ねぇ,荻窪さん。」
荻窪「ん?」
梓「寝てて後悔するのは自分だよ。葉って何のためにあるの?」
荻窪「えーと,…分かりません。」
梓「寝てたから分かんないんでしょ。ちゃんと授業は聞くように。」
生徒「起立!注目!礼!」
梓&生徒「お願いします。」
梓「えーと,小金井と三鷹は休みか。」
生徒L「あずにゃん先生,唯先生と付き合っているって本当ですか!?」
梓「ご想像にお任せします。あとあずにゃん先生って呼ばないの。」
生徒M「あずにゃん先生!!」
梓「はいはい,授業始めるよ。」
梓「はい,今日は葉の形態に入ります。生徒L,葉って何のためにあるの?」
生徒L「私!? えーと,植物を美しく見せるため…?」
梓「確かに葉があったら美しくなったりするけど,ちゃんとした理由があるんだよ。ねぇ,荻窪さん。」
荻窪「ん?」
梓「寝てて後悔するのは自分だよ。葉って何のためにあるの?」
荻窪「えーと,…分かりません。」
梓「寝てたから分かんないんでしょ。ちゃんと授業は聞くように。」
荻窪「はーい…」
梓「生徒M,葉って何のためにあるの?」
生徒M「えーと,光合成をするため…?」
梓「はい,そうですね。私たちの地球の酸素は光合成によって放出されています。」
梓「まあまとめますと,葉とは,植物がもっている,光合成や呼吸を行う器官のことです。扁平で葉脈が張り巡らされてり,葉の隅々まで行き渡っています。」
梓「葉の構造としては,クチクラ層,表皮,柵状組織,海綿状組織,気孔の5つがメインです。」
梓「クチクラ層とは,表皮の外壁に分泌されたロウ質でできた層であり,表面から水蒸発を防いだり、葉を保護します。基本的には常緑樹の葉でよく発達します。」
梓「表皮とは,表皮細胞が密に集まり,その間に気孔があります。」
梓「柵状組織とは,葉の肉をなす組織のことであり,細長い細胞が密集します。多くの葉緑体を含んでいるので,葉の光合成は基本的にここで行われます。」
梓「柵状組織とは逆に海綿状組織もあり,柵状組織と同様葉の肉をなす組織のことなのですが,こちらは細胞間の隙間が多いです。ただし,葉緑体は含んでいます。」
梓「最後は気孔です。中学とかでもやったでしょう。口みたいな奴。あれですよあれ。気孔って言うのは空気の出入りと水蒸散を行い,2個の孔辺細胞の動きによって開閉し,水分の蒸発を調節します。」
梓「はい,これ覚えといて下さいよ。テストに出ますから。」
生徒「はーい。」
梓の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
和の授業(英語)※3年の授業です。
生徒N「次GTMじゃん。」
生徒O「GreatTeacherManabeじゃん。」
ドア(GTMwwwwwwww)
ドア(えーと,何て言えばいいんだっけ…? あ!!ガチャか。)
ドア「ガチャ」
和「あれ? このドアちょっとおかしいわね。スライド式なのに。」
ドア(しまったー!! スライド式じゃん。何で俺ガチャって言ったんだろう。)
和「まあいいわ。号令お願い。」
生徒「起立!注目!礼!」
和「ダメダメ! 阿佐ヶ谷さん,ちゃんとしなさい。もう一回。」
生徒「起立!注目!礼!」
和&生徒「お願いします。」
和「はい,今日は今までの範囲の入試問題をやるわ。N女子大です。平沢先生,秋山先生,田井中先生,琴吹先生,中野先生,鈴木先生と,うちの高校の教員はN女子大のオンパレードだね。」
生徒O「あのー,平沢先生ってどっちの平沢先生ですか?」
和「両方ともN女子大だわ。」
生徒「すげーー」
和「プリント後ろまで渡りましたか?」
生徒「1枚足りません。」
和「ごめんなさい,間違えました。」
和「それでは20分ぐらい時間あげますので解いてみて下さい。目が点になっちゃダメだよ。」
20分後
和「はい,そろそろ解説始めるわね。」
和「大問1番,次の英文を読み,それぞれ(1)〜(4)に入る単語を(a)〜(d)のなかからひとつ選び記号で答えよ。」
和「高円寺さん,最初からよんで。」
高円寺「はい,えー,Tom Cruise is one of the most successful actors in cinema history. However,life hasn't always been that easy for him. As a young boy, Tom was shy and had (1)in finding friends, although he really enjoyed (2)part in school plays.」
和「はい,ありがとう。じゃあ中野,(1)番には(a)worry,(b)problem,(c)fear,(d)difficulty,のどれが入る?」
中野「えーと,(b)?」
和「惜しいところまでいってるわね。確かに(b)のproblemも候補よ。しかし,可算名詞なので,aが必要になるわよね。だから?」
中野「あ,(d)difficultyか!」
和「正解よ。」
和「じゃあ次の(2)(a)making,(b)holding,(c)taking,(d)finding,を大久保さん答えて下さい。」
大久保「えー,(c)」
和「正解ね。だいたい( )part in〜と言われたら大体take part in〜 が普通でしょ?」
和「そこで,選択肢を見てみると(c)taking,ってあるでしょ? talkに〜ingがついただけじゃん。」
和「だから参加していますって意味になるでしょ。」
和「じゃあ次のところを新宿さんよんで。」
新宿「(3)he had finished High School, Tom went to New York to look for wark. He found employment as a porter, and at the same time he (4)drama classes.」
和「ありがとう,じゃあ(3)番(a)While,(b)During,(c)After,(d)Until,のどれが正しい?」
新宿「えー,(c)?」
和「これは言うまでもないわね。続いて(4)番(a)prepared,(b)waited,(c)attended,(d)happened,は何かな?」
新宿「(c)」
和「あら,早いわね。そうね。これも言うまでもないわね。」
和「入試に出てくるときに絶対に重要な事だからしっかり覚えとくこと。」
生徒「はーい。」
和の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
憂の授業(保健)※1年の授業です。
ドア「ピンポーン ピンポーン ピンポーン」
憂「あれ? この教室JR東日本のドアチャイムの音鳴ってたっけ? まあいいや。授業始めます。」
生徒「起立!注目!礼!」
憂&生徒「お願いします。」
憂「えーと,四谷さんと飯田さんはお休みか。」
憂「いきなり皆さんに質問します。皆さんは煙草吸ったことがありますか? 煙草吸ったことがある人ー。」
神田「おい,東京ww お前吸ったろwwww」
東京「wwwwww」
憂「まあいいです。煙草はよくないって知ってるよね。」
憂「煙草を吸うと癌や脳卒中などになるって聞いていると思います。」
憂「では,具体的に煙草ってどういうものか見てみましょう。」
憂「煙草とは,ナス科の多年草であり,日本では一年草です。高さ1.5〜2メートルになり,大きい楕円形の葉が互生しています。その葉の中にはニコチンを含んでおり,喫煙用に加工したり,殺虫剤も原料にもなったりします。タバコを吸うことを喫煙と呼ぶのは皆さん知っていますよね。喫煙とは正しいことを言うと,植物タバコの葉に含まれる精神作用のある依存性薬物「ニコチン」を摂取する行為のことなのです。」
憂「じゃあ煙草の3悪を吸ったことがある東京さん答えて下さい。」
東京「吸っていませんし,分かりません。」
憂「煙草の3悪は,タール,ニコチン,一酸化炭素の3つです。」
憂「皆さん煙草を吸わないことが何よりも一番ですが,どうしても煙草の煙を吸ってしまいますよね。何だと思いますか? 藤野さん。」
藤野「えーと,受動喫煙?」
憂「そうですね。受動喫煙はとても深刻な問題になっています。喫煙者が煙草を吸って死ぬ確率よりも,非喫煙者が喫煙者の煙草の煙を吸って死ぬ確率の方が高いとも言われています。すごいですねー。」
憂「世界中では受動喫煙によって亡くなる人も増えており,そのうち14歳以下が約3分の1を占めています。特に発展途上国では深刻な問題となっています。」
憂「外国では煙草を吸ってはいけないという法律もできています。日本はそんなことありませんよね。対策が遅れていると言わざるを得ないのです。」
憂「だから皆さん,煙草は20歳になっても煙草は吸わないようにねー。」
生徒「はーい。」
憂の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
純の授業(物理)※2年の授業です。
生徒P「あれ? 物理の先生の名前誰だっけ?」
生徒Q「確か… 高木先生じゃなかったっけ?」
生徒R「いや,佐々木先生でしょ。」
生徒P「あ,そうか。」
ドア(生徒にまで間違われてるぞ。)
ドア「ガチャ」
純「はいはーい,静かに,始めるよん。」
生徒「起立!注目!礼!」
純&生徒「お願いします。」
純「はい。生徒Pと生徒Q,スカート短いよ。直して。」
純「えー今日は運動エネルギーと位置エネルギーをやります。」
純「まずは運動エネルギーから。」
純「ダムから流れ落ちた水は発電機のタービンを回す仕事をするでしょ。このように動いている物体には仕事をする能力があります。そこに働いている力が運動エネルギーです。運動エネルギーとは,一般に,物体のもつ仕事をする能力がエネルギーであるが,物体が運動していることによってもっていることをいいます。運動エネルギーの公式は,K=1/2mv^2で表します。」
純「次に位置エネルギーですが,基本ポテンシャル・エネルギーと呼ばれています。その中に位置エネルギーというものがあるのです。物体がその位置にいることで有するエネルギーであり,詳しい位置依存性は,その物体に作用している力の種類によって異なります。地球上にある質量mの物体ポテンシャルエネルギーは,地表からの高さhに依存しています。位置エネルギーの公式はK=mghで表します。上野原,gって何?」
上野原「分かりません。」
純「えー,ずっと前にやったじゃん。gは自然落下の加速度だってことを。9.81ms^-2でしょ。これ覚えておいてよ。」
純「じゃあちょっと問題見てみようか。教科書30ページ見て。」
純「質量58gのテニスボールを35ms^-1でサーブしたとき,その運動エネルギーはどれだけか。」
純「もう運動エネルギーって書かれているからK=1/2mv^2の公式を使うよね。」
純「四方津,mには何が入る?」
四方津「えーと,58?」
純「58じゃただの数値だよね。物理量は数値×単位で表しているから単位がなきゃただの算数。」
純「だから58gが正解。試験や入試などで数値だけ書いていたらどれだけ頑張っていても×だからね。」
純「じゃあv^2には何が入る? 梁川,消去法で分かるよね。」
梁川「35ms^-1」
純「そうだね,だから計算すると,まずm=58g v=35ms^-1を,それぞれ式に代入する。」
純「そしたらK=1/2・58g・(35ms^-1)^2だね。」
純「あとは計算するだけ。58gの半分は29g,そして(35ms^-1)^2は1225m^2・s^-2だね。単位の計算もすること。」
純「そして,29g・1225m^2・s^-2を計算して,35525g・m^2・s^-2。しかし,単位が多すぎて見にくいでしょ。教科書84ページ見て下さい。その中に,誘導単位があるでしょ。そこに,m^2・s^-2って書いてあるでしょ。その右を見てみるとJって書いてあるでしょ。つまりこれはm^2・s^-2はJに置換できるよって意味なのです。」
純「じゃあ35525g・m^2・s^-2はgなので,kgに直しましょう。もう簡単ですね。1000g=1kg。だから3.5525kg・m^2・s^-2。これでJに置換できますね。だから3.5525J。だけどこんなに小数点いらないので四捨五入して,3.6J。これが正解です。分かった?」
純「じゃあ下の問題をやって下さい。」
生徒「はーい。」
純の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
姫子の授業(政治経済)※3年の授業です。
ドア「ガラ」
姫子「はい授業初めまーす。」
生徒「起立!注目!礼!」
姫子「ほら,最後だから頑張ろう!!」
姫子「はい,今日は憲法改正についてですよ。ほら,鳥沢さん,寝ないで頑張ろう。」
鳥沢「はーい。」
姫子「まず,日本国憲法についてですが,鳥沢さん,日本国憲法は何回改正されたと思う?」
鳥沢「えーと,15回ぐらいですか?」
姫子「15回か。猿橋さんはどう思う?」
猿橋「うーん…」
姫子「そんなに考えなくてもいいよ。単純にカンで答えればいいから。」
猿橋「8回?」
姫子「8回か。大月さんはどう思う?」
大月「5回?」
姫子「ふむふむ,5回ね。初狩さんは何回だと思う?」
初狩「20回?」
姫子「20回。じゃあ次で当てるの最後にしよう。笹子さんは何回だと思う?」
笹子「3回?」
姫子「3回か… ふむふむ,成程。じゃあ3回だと思う人ー。」
姫子「ふむふむ。じゃあ5回だと思う人ー。」
姫子「おお,半分ぐらいか。じゃあ8回だと思う人ー。」
姫子「ふむふむ,成程。じゃあ15回だと思う人ー。」
姫子「じゃあ20回だと思う人ー。」
姫子「ありがとう。答えは全部不正解です。」
姫子「正解は0回です。一度も憲法が改正されたことはありません。」(※2014年1月現在)
生徒達「えー!?」
姫子「驚いたでしょ? これなんでだと思う?」
生徒「国会議員が面倒くさいから。」
姫子「国会議員が面倒くさいから。違います。」
勝沼「3分の2以上の賛成がないから。」
姫子「お,勝沼さん正解です。」
姫子「憲法の改正手続規定は国会議員の3分の2以上の賛成という極めて高いハードルを定めているため,憲法改正についてなかなか3分の2以上の賛成がないんです。だから憲法改正ができないんです。国会議員の3分の2以上の賛成という極めて高いハードルを定めていることを硬性憲法といいます。ただ最近は憲法改正についての動きも出ているようですね。」
生徒「へー。」
姫子「憲法96条,改正の手続き,その公布は,この憲法の改正は,各議員の総議員の3分の2以上の賛成で,国会がこれを発議し,国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には,特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において,その過半数の賛成を必要とする。2.憲法改正について前項の承認を経たときには,天皇は,国民の名で,この憲法と一体を成すものとして,直ちにこれを公布する。と書いてあるね。」
姫子「えーと,各議員の総議員の3分の2以上の賛成と過半数の賛成にアンダーライン引いて下さい。ここ重要ですからね。」
姫子「ちなみに他国では何回か改正されています。一度も改正されていないのは日本ぐらいです。」
生徒「へー。」
姫子「ちなみに憲法改正の国民投票も行われています。投票権は18歳以上の者に与えられていますのでぜひ投票して下さい。」
生徒「はーい。」
純の授業はまだまだ続く クレ〜クレラップ〜♪
みなさんこんにちは,1年2組担任の平沢唯です。
まあ私達の授業がどんな授業しているのかだいたい分かったかな? まあこんな感じで1年間授業をしていたわけです。そして,新学期が始まり,新しい先生が赴任してきました。
校長「はい,今年入った新しい先生を紹介します。ちなみにこの学校の出身者です。」
梓憂純紬「え!?」
????「あ! お久しぶりです。」
校長「おや,知り合いかい?」
梓「はい。」
憂「久しぶりだね。」
純「スミーレと直。」
直「先輩方またよろしくお願いします。」
紬「菫久しぶりだね。」
菫「お姉ちゃん久しぶり。」
校長「なら話が早いね。」
澪「知り合いかい。」
梓「先輩方が卒業したときに軽音部に新しく入った後輩です。」
律「なるほど,よろしくな。」
菫直「よろしくお願いします。」
ドア(知り合いでよかったね。)
ドア(いえーい! 終わりだよん!)
あとがき
よく分からないSSになってしまいましたがお許しを。
作中でここは○○じゃなくて××だよ,とか間違った箇所や意見,文句があればコメント欄にてご指摘願います。
注)ここには間違った箇所や意見,文句は書かないこと。
また,本文中に万が一「区切り」が書かれていた場合は削除して下さい。
>>23
真ん中らへんにある「区切り」は削除して下さい。
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