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平成仮面ライダーバトルロワイアルスレ5

46覚醒 ◆JOKER/0r3g:2020/01/08(水) 16:07:27 ID:6aG2OzYo0




「……ほぉ、これはまた随分と派手にふっ飛んだようだな」

H-3エリアで起きた凄まじい水飛沫を伴う爆発を目に映して、乃木は花火でも見るような心地で一人ぼやく。
間宮麗奈の確実な死を見届け、ブラックファングを取りに少しばかり橋から離れた場所へ戻っている最中に、思わぬ見世物があったものだ。
あの爆発の規模と場所から見るに、恐らくあれは首輪の爆発によるものだろう。

灰になった間宮麗奈のものではないのは明らかだし、であれば誰かまた別の参加者が誤って川に転落でもしたのだろうか。
半ば冗談ではあるが、もし本当にそうであればこれほど笑える話もない。
麗奈が死んだところで切り上げず最後まで見ておくべきだっただろうかと、少しばかりの後悔を抱きながら、しかし乃木の興味はそこで終わった。

所詮、誰であれもう死んだ存在だ。
自分にとって必要なのは、これから先誰が生き残っているのかという情報だけ。
首輪をはめられていた頃と違いフリーズだけでなく数多の必殺技すら吸収した今の自分ならば、単身での大ショッカー打倒も十分視野に入れられる。

まぁ仮面ライダー諸君が首輪を外し、その命を自分の崇高な野望の為に捧げたいと懇願するのなら肉壁代わりにしてやらなくもないが、それも時間の問題だ。
余りにフィリップが解除に手間取るようなら、彼らを利用して得られるメリットより、自分の能力を知られるデメリットの方が大きくなる。
無論、そうなっても負ける気はないが、どちらにせよ一刻も早く大ショッカー打倒に有用な情報を得ることが必要不可欠だろうと、乃木は確信していた。

「となれば……やはりあそこか」

乃木が一瞥を向けたのは、先ほど自身の片割れが手酷い敗北を喫した廃工場のあるG-1エリア方向。
大ショッカーがいち早く禁止エリアに設定し、そこを守るように幹部を配置して分かりやすく防御体勢を敷いたことは、罠だと仮定してもなお暴く価値があるものである。
片割れから流れ込んできた記憶のせいであの三島という男にリベンジをしてやりたい気持ちもあるし、取りあえずの目的地にするには丁度良いように乃木には思えた。

ブラックファングがエンジンを燃やし、タイヤを急回転させる。
砂や葉を巻き上げて突き進むその黒い鉄の馬の勢いを止める者は、誰もいない。
復讐に燃える主の心に呼応するように、ファングは低く遠吠えた。


【二日目 午前】
【G-2 平原】

【乃木怜治@仮面ライダーカブト】
【時間軸】第44話 エリアZ進撃直前
【状態】ダメージ(大)、疲労(大)
【装備】なし
【道具】ブラックファング@仮面ライダー剣
【思考・状況】
0:G-1エリアに向かい、三島にリベンジを果たす。
1:大ショッカーを潰すために戦力を集める。使えない奴は、餌にする。
2:状況次第では、ZECTのマスクドライダー資格者も利用する。
3:最終的には大ショッカーの技術を奪い、自分の世界を支配する。
【備考】
※もう一人の自分を吸収したため、カッシスワーム・ディアボリウスになりました。
※これにより戦闘能力が向上しただけでなくフリーズ、必殺技の吸収能力を取り戻し、両手を今までの形態のどれでも好きなものに自由に変化させられる能力を得ました。
※現在覚えている技は、ライダーキック(ガタック)、ライダースラッシュ、暗黒掌波動、インパクトスタップ、ライダーパンチ(パンチホッパー)、超自然発火能力の六つです。


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