[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
中学生バトルロワイアル part6
323
:
第3回放送
◆j1I31zelYA
:2014/08/26(火) 22:49:56 ID:VJ11pumk0
なるほど、と彼らは頷いた。
そして、すぐさま『二回目から先を行うための話』へと話題を移した。
(その結果、殺し合いを『黒の章』のように副次収入源として霊界に売り出せるか検討しよう等のアイデアが出た)
彼らにとって、平和な別世界の中学生など存在してはならないし、最初からなかったことにする扱いに等しい。
さらに言えば、自らの世界から選出した中学生たちもまた『プログラムで死んでいたはずの者たち』だった。
最初から存在しない者は、殺したことにならない。
理想とする“未来”を手に入れるために、摘み取る“未来”が1人でも2人でも、51人でも。
1万人、2万人だろうとも、さしたる違いはない。
何度も何度も、参加者を変えて、選出条件を変えて、『ALL DEAD END』を繰り返すことぐらいは厭わない。
その代わり、最後の一人として生き残った子どもには褒美で報いてみせる。
現時点では『ALL DEAD END』の未来が待っているけれど。
しかし、『もし優勝者が現れたら願いを叶える』という約束そのものは嘘でなない。
ただし、手に入れた力を使って次の殺し合いを阻止されないためにも、『元の世界には帰さないやり方』で。
デウスの核の力によって作り出した“幻覚空間”で。
『願いが叶った世界』を与えて、そこで永久に暮らしてもらう。
願いは、叶うだろう。
しかし、未来は与えない。
だからこれは、行き止まりのために始められた物語。
◆
坂持金髪は、仮眠を取る準備を始めながらその放送を聞いた。
ムルムルたちは、サボりをやめて殺し合いのモニターを再開しながら、その放送を聞くために電話を取った。
そして、舞台上にいる者も、舞台の外にいる者も、全員がその音声に耳を傾けた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板