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ニコニコ動画バトルロワイアルγsm3

717 新にとり計画 ◆J/0wGHN.4E :2015/04/12(日) 16:40:05 ID:riY5ofZg0


よくよく考えてみれば勝治は意外と重要な協力者になれたのかもしれない。
食欲に負けて彼らと敵対などしなければもう少し有利に事が運べたのかもしれないのだが。
これも今考えた所でやはり手遅れである。
もうしばらくは隠密行動を強いられるだろう。




- -




「!?」

一人夜の森を駆け抜けるリュウセイは驚嘆した。
遠方から何かが崩れ落ちるような轟音が響き渡る。
恐らく光写真館の方角からであろう。

ケンとの熾烈な戦いの後、辛くも勝利したリュウセイ。
そして大幅に遅れながらもアルセーヌや遊星達の後を追わんとした矢先の出来事である。

嫌な予感しかしない。
せめて自分が辿り着く頃には手遅れ、という事になっていなければ良いのだが。

正直言って自分としてはこんなことは考えたくない物である。
だが、アルセーヌが言っていたように自分も常に最悪の事態を考えておいた方が良い。
ケンも、勝治も、今はもう居ない。
自分にはもう心から頼れる人間などいないのだ。

例えばもし、彼らが死んでいたら。
あるいは散り散りになってしまったら。
自分は何所へ向かえば良いか。
彼らに何を伝えれば良いのか。


そして、自分が本当に死んでしまったら。


何を伝えるべきなのか。


つい、そんな事を考えてしまった。
人は死という概念に囚われるとつい深くのめり込んでしまう。
多くの宗教家や哲学者がそうであったように。
リュウセイもそんなボーガー哲学の世界に足を踏み入れてしまった。
そしてこういった深い思索は周囲への注意を殺し、視界を狭くする。
故に


「ッ!」


否。
しかしと言うべきか、リュウセイは不意打ちを見切った。




「ファッ!?(驚愕)」


にとりはついそんな声を漏らしそうになった。




にとりが施設に向かう途中で単独行動している人間を見かけたのはこの上無い不幸中の幸いであった。
それが黄色と茶の髪をを持った幼子。
さっきの本物の妖怪じみた生命力の少年の会話から察するにあれがリュウセイなのだろう。
出会った事のある者ならある程度隙の作りようはあるというもの。
それに自分の技が有効な相手だとわかるのも有り難い。
あの会話の流れからして彼には自分の光学迷彩が通常通り発動していたからである。
この機会をみすみす逃す手が何所にあろうか。


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