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ニコニコ動画バトルロワイアルγsm3

437大きすぎる…修正が必要だ… ◆J/0wGHN.4E:2015/01/02(金) 16:35:07 ID:Bp792GWg0




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(何だこいつは…?)

禍々しい肩パッドの付いた男・ジャギは、こちらに歩いてくる目の前の物体に対してそこはかとない好奇と、いい知れぬ戦慄を抱き、そんな言葉を心の中でつぶやいた。
その反応の対象こそがブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人こと、他ならぬ青鬼である。
ジャギは当然ながらその異様な風体からあの男の言っていた青色の巨人はこいつの事だろうと確信した。

(こうもやすやすと的が来てくれると嬉しい物だな…だが)

少しタイミングを考えてほしかった。そうも都合よくいかないのが現実ではあるのだが。
腕の応急処置こそ済ませてあるものの、立て続けの戦闘はかつての北斗神拳伝承者候補()であろうと少なくないダメージになり得る。
先程までのような対主催をほざくようなゲームに乗る気のない参加者を不意打ちすれば少ないエネルギー消費で殺せるし、派手な戦闘を起こさない分、周囲に警戒されづらい。
怪我に関してもマーダーと戦って撃退したが相応の傷を負ったと適当な題目でも述べておけば、治療を他人に任せつつ隙を作りやすくなる。
だが目の前の巨人は違う。アカツキの言う分には話の通じる相手ではないと聞かされたし、
ジャギ自身も見た目からして小細工の効かなさそうな相手とわかる。
正々堂々と戦う形になってもケンシロウと戦うまでは時間も含めて消耗は最小限に押さえたい。

そうなれば、短期決戦が望ましい。
自分にはそれだけの力がある。
その間にも、巨人は歩みを緩めず近付いてくる。


「北斗…」


ジャギは腰を落とし、技を構える。

青鬼はジャギににじり寄りつつ、僅かながら笑みを浮かべ不気味な口をゆっくりと開く。


「千手殺!!!」


青鬼はただ一言も言葉も単語も発さず、ただジャギを補食するために腕を広げて襲いかかろうとした。
そこに食欲以外の一切の感情はない。故に青鬼は恐怖を生む。

対するジャギは空中に飛び上がり貫手の構えで相手を高速で突く北斗千手殺を放った


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