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パラレルワールド・バトルロワイアル part2
372
:
hollow
◆Z9iNYeY9a2
:2012/06/06(水) 00:25:05 ID:cIIvhIGs
『なるほど、魔法少女ですか、興味深い話ですねぇ。ぜひとも会ってMS力を測ってみたいものですね』
「ねえ巧さん、その巴マミって人のことなんだけど―」
巴マミ。金髪で髪をロールしている少女。
イリヤは知っていた。あの金色のロボットが暴れていたあそこで黒髪の男を殺そうとしていたあの人のことだ。
巧の言っている巴マミと同一人物とは思えない。だが状況から言って同一人物としかありえないだろう。
「おい、どういうことだよそれ?!あいつがそんなことするかよ!!」
「だからこっちも分からないんだよ。そもそもあのロボットは何だったんだ?」
「さっき言ったルルーシュとかいうやつが撃ったあとでいきなり出てきたんだよ。
ああくそ、何がどうなってんだよ…」
話せば話すほどどうなっているのか分からなくなる。
巴マミがそんなことを理由もなくやるはずがない。撃たれたことで混乱していたのだろうか?
考えがまとまらない中、意外なところから思わぬ情報が放たれた。
「一つよろしいですか?マントの男に金色のロボット、と言いましたね?」
会話に入り込んでくるのはバゼット。
「何か知ってるのか?」
「私が知っているわけではありません。
ただ、私の出会った者の中に呉キリカという少女がいまして。
仲間と判断し、ここから東にある斑鳩という施設に送ったことは伝えましたね」
呉キリカ。巧はその名前をどこかで聞いたことがある気がした。だがよく思い出せない。
情報のほとんどは啓太郎任せにしていたせいか、と自身のことながら思う。正直知り合いの知り合いのことまでは覚えていない。
そういえば鹿目まどかとナナリー・ランペルージという少女もいたな、と思い出す。
「彼女はここに来てすぐ、冬木大橋とされるあの橋の近くでその存在と交戦したと聞きました。
マントの男が金色の戦闘兵器を召喚した、とも」
「おいちょっと待て、あいつはスマートブレインが崩れるあそこで会ったって言ってたんだぞ。
何でそんなところにいるんだよ、おかしいじゃねえか」
巴マミがあの崩壊現場で会ったというルルーシュと金色のロボットを駆るマントの男。
同一人物としたら位置と時間が一致しない。
『あー、これはもしかしてあれですね』
「あれって何よルビー?」
『ほら、あれですよ。平行世界にいる同じ顔をした別人っていうのもいるんじゃないですか?』
「なるほど、確かにそれなら辻褄は合います」
イリヤ自身、クロという存在があったためその辺の理解は早かった。
しかし巧には理解が追い付いていなかった。
と、そこまで話したときだった。
士郎が顔を険しくして立ち上がったのは。
「みんな、気をつけろ」
「お、お兄ちゃん?」
『やばいですよイリヤさん、ここ狙われてます』
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