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パラレルワールド・バトルロワイアル part2
167
:
REINCARNATION
◆Z9iNYeY9a2
:2011/11/17(木) 22:28:31 ID:vsbmJ37I
「もしそうだとしても、ここにいたのはルルーシュなのでしょう?」
ユーフェミアの言葉に迷いはなかった。
「あなたのいた世界に、ブリタニアはあったのですか?」
「ああ、そうでなければ私が存在することはないだろうな」
「そうならきっと、あなたの世界のルルーシュもきっと私が想像しているように戦っていたのでしょう。
ならば彼が死んだことには変わりないでしょう…」
はっきりとそう言った。
やはり仮面は外せないなとスザクは思う。
もしこの仮面の中の顔を見たとき、彼女はどういう反応をするのだろうか。
きっとこんな自分であっても枢木スザクとして見てくれるのだろう。
この血と裏切りで穢れた自分であっても。それにはきっと耐えられないだろう。
「君を試すようなことを聞いてすまなかった」
だが質問の意味はあっただろう。
「…」
C.C.は何を話しているのだろうか。
物音が聞こえないところから判断してまだそれが起こっているわけではないはずだ。
ガチャッ
やがて扉が開き、青い髪の少女はこちらに目をくれることもなく去っていった。
◆
「全く何をやっているんだろうな。あんな小娘相手に…」
美樹さやかにそこまで思い入れなどないはずなのにこうまで構ってしまった。
冷静になってみればやはりおかしな話だ。
ルルーシュが死んだという事実がそこまでショックだったのだろうか。
「どうやら終わったようだな」
「結局死に損ねたようだがな」
さやかが出て行ってまもなくゼロはユーフェミアを伴って部屋へと入ってきた。
「そういえば聞いてなかったな。ゼロ、お前はこの殺し合いでどう動く気だ?」
「決まっている。私はこの儀式を止めるために動く。君はどうなんだ?」
「私か…。さあ、どうだったかな。当面は預かった伝言を伝えなければならんしな。
そうそう、確か政庁には9時にここで出会ったやつと集合するという約束をしていたんだった」
「信用できるのか?」
「少なくとも約束した二人に関しては問題あるまい」
9時といえばまだ時間がある。だが来るのがユーフェミアを任せられる者が来るというならば待つのもいいかもしれない。
と、ふと窓の外で黒い煙が上がっているのが見えた。
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