したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

Schwarzer Kater 6 *SA

1:2015/04/23(木) 09:10:53 ID:???
「Schwarzer Kater 5」の続きです。
SAオンリーほぼ初期メンバーのみ。
そしてリアルよりパラレルが多くAさん猫可愛がりなお話達。

とうとう6になりました。
流石に更新頻度が落ちてきましたが、あの頃の6人の雰囲気が残ったお話をまったり続けていきたいと思います。
今スレもどうかよろしくお願いします☆彡

593:2015/11/19(木) 16:41:51 ID:???


あれから俺は熱を出して寝込んでしまった。

様子を見てくれるけんちに部屋をうろうろしてあきらに怒られるしょうきち、水や果物を絞って飲ませてくれるけいじ君や
濡らしたタオルをこまめに変えてくれるなおき。
そして…忙しい仕事の合間に心配そうに顔を出してくれるひろさん。

そんなみんなの気配を感じながら俺は怖い夢を見て魘されては起き、熱で体力を奪われているせいでまたうとうと眠るを繰り返していた。


「……っし」

…?
誰かが、呼んでる。

ゆっくりと浮き上がる意識。
右手がなんだかあったかい。

「あっし」
「あれ………しゅ、ちゃん?」

なんでいるの?

体を起こそうとすると弱い力で肩を抑えられる。

「寝とけ」
「なんで」
「てつやからお前が倒れたって聞いた」
「えと…あ、うん」

そういえば火の国から来てくれてたね。
自分のことばかりで…お礼すら言えてないや。

「まだ熱たけーな」
「平気。あの…」
「?」
「今回のこと、いろいろ迷惑…かけてごめん。あと、ありがとう」
「あほ」
「……ダメだった?」

俺何か間違ってる?

「あれには火の国のヤツだって参加してた。お前が謝ることじゃねえ」
「…ん」
「余計なこと考えんとしっかり休め」
「俊ちゃ…」
「なんじゃ」
「すぐ、帰っちゃ、う?」

よね?
だって火の国の王だし。
いくら実際の仕事はまっちゃん達がやってくれてるとはいえ、忙しいはず。

「しばらく居る」
「ほんと?」
「まっちゃんもええって言うとった」

嬉しいって思ってたらふと気がついた。
右手が暖かかったの、俊ちゃんが握ってくれてたからだ。

「ああ、わりぃ」
「このままが、いい」
「ん」

俺の視線に気がついたのか俊ちゃんが離そうとする手を出来るだけ強く握る。
…熱でほとんど力入らなかったけど。

「魘されたら起こしてやるから、なんも考えずに寝ろ」
「…うん」

本当はいろいろ話したい。
りゅーじのことだって俊ちゃんに聞いて欲しい。
でも…何だか眠くなってきた。
熱とは違うぽかぽかと温かくなる気持ち。

今は寝よう。
それで起きたら、俊ちゃんといっぱいいっぱい話をするんだ。

594:2015/11/19(木) 16:42:55 ID:???

お返事 >>590
Feuerwerk >>591-593

全然出てくる予定じゃなかったのに勝手にすんたん登場w
この後もしばらく出て来ないせいか、我慢できなかったらしい←
うーん、最近前にもまして纏まらない話になってるなぁ。


いんすたすんたん、確かに犬w
あの体勢での自撮り結構ありますよねー。
あんな体勢であちゅも自撮りしてほしいとこですが…多分あまりのかわゆさにすんたんから禁止令が出ると思いますので脳内妄想でとどめときたいと思います←

寝不足気味のようですが今日もまたいいらいぶになりますように☆彡
今日はあちゅに携帯越しに子守唄を唄ってもらえばいいよ←

595:2015/11/27(金) 16:47:21 ID:???

Feuerwerk


「あきら様」
「何?」

後始末もほぼ終わり念のため増やした城内の見回り。
それをこなしていた俺にかけられた声は城の門を守る兵士の1人だった。

「あの……篤志様に面会したいと申してる者が…」
「今は無理。名前は名乗った?」

篤志君はあれからまだ熱が下がらないままだ。
まあ普通なら熱があるなし関係なく王である篤志君への面会なんて気軽に出来ないはずなんだけどね。

「はい。りゅーじと。最初はダメだと言ったんですが、篤志様がダメならあきら様に取り次いでくれと言うものですから」
「……」

すごい聞き覚えのある名前に兵の方を振り返った。

「お知り合い、ですか?」
「あー、それって篤志君ぐらいの子?」
「はい。子供でしたが…」
「とりあえず、俺が行く」
「はい」

ここから門まで結構距離がある。
…メンドクサイな。

力使っちゃえ。

ひょいと飛んだ先は…門の前、そして以前会ったりゅーじの目の前だった。

「っ!」
「あーごめんごめん」

びくぅと後ずさり俺を見るりゅーじに軽く謝る。
あー…普通の人はいきなり目の前に現れたりしないからね。

「あ…あの、あきら……さま?」
「様なんてつけなくていいよ。それよりどうしたのこんなとこまで」

篤志君が王だってことがわかったから自然と一緒にいた俺が誰なのか何となく想像がついたんだろう。
でも様ってつけられんの好きじゃないんだよね。

「…あの、篤志君に…会いたいんです」
「そのためにここに来たってことは篤志君が王だってわかってるんだよね」
「うん」

そうかなとは思ってたけど、びっくりした。
あわよくばおこぼれに預かろうと思って擦り寄ってくるヤツはたくさんいるだろうけどりゅーじはそういうタイプじゃないと思ってたから。

ならなんでわざわざ会いに来た?

「何かお願い事?」
「違う!」

見誤ったかと問い掛けてみたらすごい勢いで否定された。

「じゃあ何?」
「謝ろうと…思って」
「謝る?」

続いた言葉に驚いて聞き返す。

「俺びっくりして…。王様だったなんて思わなくて。だからつい逃げちゃって…。篤志君だって好きで隠してた訳じゃないのに」
「りゅーじ」

そう思ってここまで来た行動力、すげーな。
篤志君が寝込んだ原因はあの争いのせいでもあったけど、多分りゅーじのことも関係してる。
……篤志君がりゅーじの気持ちを知ったら少しは気がラクになるかな。

ひろさんに、聞いてみようか。

「今、篤志君、熱出して寝込んでるんだ」
「え?!大丈夫、なのか?」
「うん。ちょっと高いけど大丈夫。一応聞いてくるからちょっとここで待ってろ」

こくんと頷いたりゅーじを見てからまた俺は力を使って、今度はひろさんの部屋の前へと飛んだ。

596:2015/11/27(金) 16:48:07 ID:???


「ひろさん」
「あきらか、どうした?」
「りゅーじが来てるんだけど。篤志君に謝りたいんだって」
「りゅーじって…あの時の子か?」
「そう」

突然部屋の前に気配を現したあきらは真剣な顔で俺に告げた。
昨日の時点での篤志なら会わせられなかったかもしれないが…今日は少し落ち着いているようだし大丈夫だろう。
直接りゅーじを知ってるわけじゃないが、あきらが会わせてもいいと思ったから俺に聞きに来たんだろうしな。

こういう時のあきらの勘は信じても大丈夫だと俺は今までの経験で知っていた。

「………篤志に聞いてみるか」
「いいんですか?」
「俊もいるしな」
「ああ。俊君いると篤志君落ち着いてますもんね」

うんうんと頷くあきらを見ながら立ち上がる。
俊がいる間に熱が下がるといいけどな。



「篤志、俊」
「ひろさん?」
「入るぞ」
「ん」

あきらを連れて入った篤志の部屋。
ちょうど目が覚めていたらしくこっちを見る篤志だが、まだ熱が高そうだな。
潤んだ目に赤くなった頬。
あきらが後ろで篤志君可愛いとか言ってるのは聞かなかったことにしてやろう。

「調子どうだ?」
「んー…もうへーき」
「あほ。んな真っ赤な顔して平気とか言うな」
「だってー」

間延びした声は熱のせいか、それとも俊に甘えてるのか…。
なんにしろ余計なことを考えずにいるならそれでいい。

「篤志に会いたいってヤツが来てる。お前が会いたくないなら追い返すぞ」
「…誰?」
「りゅーじってヤツだ」
「え?」
「こりゃ」

りゅーじの名前に驚いたのか、起き上がろうとした篤志を俊が押し留める。

「りゅーじ、が、きてるの?」
「ああ。どうする?」
「………」

ふらふらと視線を彷徨わせ戸惑っていた篤志が縋るように俊を見上げた。

597:2015/11/27(金) 16:48:47 ID:???


夢なんじゃないかとちらっと疑ってたけど、目を覚ましても俊ちゃんはいた。
きっと退屈だと思うのに、ずっとついててくれた。
いっぱいお礼を言ったら「お前は気にしすぎ」だと怒られる。
だって…嬉しかったんだもん。
俊ちゃんがいてくれて安心したんだもん。

ちょっとだけご飯を食べて薬を飲んで、なかなか下がらない熱のせいかまたうとうとする。
もっといっぱい俊ちゃんと話したいのに。
そう思いながらおきるたびに少しずつ俊ちゃんにあったことを話した。
りゅーじのこともそれから反乱を鎮圧した時のことも。

よく考えたら俊ちゃんは火の国の王で…いくら友好を築いていると言ってもあまり良くないこと、だと思う。
だけど……ひろさん達には言えないこと、王の立場のこと、俊ちゃんならわかってくれるから。

そんな時、廊下を歩いてくる音がしてかけられた声。

「篤志、俊」
「ひろさん?」

入ってきたのはひろさんとあきら。
なんか、あきらの顔が変だけどだいじょーぶ?

……りゅーじがきてる?
え?
ええ?
な、なんで?

混乱する俺は思わず縋るように俊ちゃんを見上げた。

「しんどくねえなら会えばええんじゃねえ?」
「…そう、思う?」
「ん。お前が嫌なら無理にとは言わんけど、会わないまま怖がっとったらなんも解決せんじゃろ」
「…」
「とりあえず、なに言われても……」
「俊ちゃん?」

なに言われても?

言葉を切った俊ちゃんを見上げると、いつも真っ直ぐ見る視線がふいっとそらされた。

「……俺も一緒やから」
「っ、うん」

恥ずかしかったのかな?
でもその言葉に大丈夫だって安心した。

何を言われても、ちゃんと受け止める。
もう2度と会えないだろうって思ってたのにわざわざ来てくれたんだ。
きっと城に来るなんて怖いことなのに。

「じゃあ連れてくるぞ」

俺達のやり取りを黙ってみててくれたひろさんに頷く。

ってあきら?

後ろで何だかジタバタしてるけどなあに?

「あきら」
「いってぇ!」
「……りゅーじ呼んでこい」
「は、はい」

ごすって音したよ、今。
時々見かける光景だから俺は驚かないけど…俊ちゃんはちょっとびっくりしてる。
そんな俊ちゃんと目があったから、大丈夫だって笑って見せた。

598:2015/11/27(金) 16:49:28 ID:???


寝たり起きたりのあっしからりゅーじとか言うヤツの話を聞いた。
そいつの反応もわからんでもねえ。
けどわかってても寂しくなる気持ちもよくわかった。

ついでにあんまりりゅーじりゅーじ言われるとちょっとむかつくんじゃが。

「篤志君入るよ」

ひろさんに鈍い音をたててげんこつをもらっていたあきらが何事もなかったかのようにりゅーじとやらを連れて戻ってくる。
その声に緊張した表情になるから、そっと手を握ってやった。

「俊ちゃん、ありがと」
「ん」

小さく礼を言われて頷くと俺もあっしもあきらのほうへ顔を向ける。
あきらの後ろから少し俯いてがちがちに緊張した1人の子供が入ってきた。
まあ俺らもそいつとほとんど変わらんガキじゃけど。

「りゅーじ」
「篤志…君」
「黙ってて、ごめん」
「あっ、俺の方こそ…ごめん。びっくりして逃げちゃって」
「…ん」
「でも篤志君は篤志君だと思って。本当はこんなこと言ったら失礼なんだろうけど…あの時、俺の言った事信用してくれたし…。だから謝りたくて」
「ありがとう。嬉しい。俺はこの国の王だけど、でもただの篤志でもあるから」
「……早く元気になって」
「うん」

まだ熱のせいで顔を赤く染めたまま嬉しそうに笑うあっしに…なんかいらっとした。

「俊ちゃん?」
「わりぃ」
「ううん、大丈夫」

つい握った手に力いれちまったな。

「とりあえず、まだ熱が高いから今日はここまでな」
「はい」
「あきら」
「了解っす」

ひろさんに言われてあきらがりゅーじを連れて出て行った。

「ひろさんありがとう」
「何がだ」
「会わせてくれて。ダメだって言われるかと思った」
「あー…まあお前を傷つけるようなら叩き出してやったけどな」
「うん…ありがと」

くすくすと笑う篤志を見て安心したようなひろさん。
さっきまでりゅーじのことを話しながら見せていた暗い顔じゃなくなって…良かったわ。

「俊ちゃんもありがと」
「俺はなんもしとらんで」
「忙しいのに傍にいてくれてるし…話も聞いてもらったし」
「そう思うならさっさと休んで熱を下げろや」
「ん」
「じゃあ仕事に戻るから、俊、篤志を頼む」
「わかった」

ひろさんが出て行って、少し静かになった部屋。
握った手はそのままにはふっと息をついた篤志の頭を撫でる。

「まだ高いな。寝ろ」
「ん」

素直に目を閉じた篤志に、このまま熱が下がって欲しいような欲しくないような…そんな不思議な気持ちになった。

599:2015/11/27(金) 16:51:02 ID:???

Feuerwerk >>595-598

毎日ちまちまと書いています←
この後しばらくすんたん少しお休み。
なんでなかなか進まないんだろうと思ったら、お兄ちゃんズが揃ってないからか…と今頃気がつきました(笑)


まつにーちゃんとあちゅ。
まつにーちゃんとぱぱとあちゅ。
みんないい笑顔であちゅもかわゆくて嬉しいやら切ないやら。
いや、素直に喜んでおこう。
いんすた見てたら無性にあちゅを甘やかす話が書きたくなったw
あ、うさちゃんもいるんだから一緒にうさちゃんとのツーショも見たかったっすーーーー!

そして昔のすんたんにっきを読み返しているんですが……すんたん若さ←

600:2015/12/01(火) 12:32:40 ID:???

緋さま。
大変ごぶさた致しておりました!
お話も読み逃げばかりですみませんm(_ _)m

凹んでる心に一筋の光が!←大げさ(笑)
もう消えて?消して?しまったようですが すんたんが…
すんたんが昨日あちゅに会ったとのご報告(≧∇≦*)
あちゅのお名前は出してませんが間違いありません!
だって すんたんお唄の原点はこの人なんだろうって…
またいつか何かやりたいって…
もう あちゅに決まってますよね!!!!!!!!!!

もうポコンと心が戻りましたよ←単純w
お久しぶりの上相変わらずのクオリティっぷりw
緋さまお騒がせ失礼致しました(ノ∀`)タハー

601:2015/12/02(水) 14:32:23 ID:???
>>600
♪様こんにちは〜☆

すんたんいんすた!
気がついて見に行ったときにはもう削除されておりました……(゚Д゚;)
ツイもやってないしお友達もいないので←泣く泣くあちゅと飲んだ情報だけを噛み締めます。

でも♪様から嬉しいこと教えていただいたし、ちらほらといろんなとこで内容の欠片を見たのでいいやw
それにしてもすんたん、あちゅとのでーと楽しかったんだろうなぁ。
全部消しちゃうんじゃなくて友への言葉を入れるあたりきっと幸せな時間だったんでしょうね。
はー……幸せ☆彡
年末こらぼにあちゅのお姿がなさそうなことは残念ですが、相変わらずのすんあちゅの特別な関係が心底嬉しい緋でした。

♪様、教えてくださりありとまーす!!
やっぱりすんあちゅ最高です←

602:2015/12/02(水) 14:33:47 ID:???

短編


「俊ちゃん俊ちゃん、今東京でしょ?今日時間ある?飲みに行こう!」
「なんじゃ、いきなり」

お互いツアーの最中で忙しい日々の中、久しぶりにかかってきた電話からはいきなりハイテンションな篤志の声がした。
昔はよう隣で聞いとったが、最近は大人になったせいか落ち着いた篤志のそんな声は珍しい。

……ってわけでもねえか。

「俊ちゃん聞いてる?!」
「うるせーな。聞いちょるわ」
「ならいいけど…。でさ、んーと、いつものあそこに9時ね!遅れないでよ」
「アホか、いっつも遅れるんはお前のほーじゃろ」
「そ、そうだけどっ。今日はぜってー大丈夫!」
「まあ期待せんと待っちょくわ」
「なんかムカつくけどいいや。じゃあ後でね」

普段ブラウン管…とはもう言わねえな…液晶越しに見る篤志は大人の男の雰囲気を醸し出しとるけど、俺と話す時は昔と変わらんまま。
そう言う俺も口調がきつくなろうが、ガキみてーなこと言おうが篤志になら気にせんが。


言うことだけ言って切れたスマホを放り出し、とりあえず時計を睨んで時間を確認する。
あいつ絶対に遅刻する。
そうわかっていても約束より早く行くのは…もともとの性格もじゃけど多分それだけじゃのうて、あいつと早く逢いてー気持ちがあるからじゃろう。

それから数時間後、俺はいつもより少しばかり格好付けて、ツアーに影響が出たらいかんからマスクにマフラー装備で部屋を出た。



「おまたせ!」
「………」
「俊ちゃん?」
「お前本当にあっしか?」
「は?」
「いや、時間通りくるから…にせもんかと」
「ひでぇ」
「はは、まあ座れや」
「うん」

今日も15分ばかり遅れてくるだろうと思っていた篤志の声が聞こえたのは約束の9時になった直後だった。
驚くと同時に普段と違う篤志になんかあったんかと心配になってその顔をじっと見あげるが
唯一眼鏡の向こうに見えるその目は楽しそうに瞬いていて…安心する。
マスクを外したその顔も考えていたよりやせこけていたとかそういうこともなくて再度ほっとした。

「とりあえず、お疲れさん」
「ん、俊ちゃんも」

俺達はいつものようにカウンターで軽く近況報告をしながら一杯を飲み干し、それから個室に場を移した。

603:2015/12/02(水) 14:34:59 ID:???


「それでさっ」
「すげーおかしいっしょ?!」
「んで、まきさんがさ」

個室に入ってから数杯飲む間、篤志はひたすら楽しそうに声を上げ、笑い転げた。
それはいつものこいつの姿でもあったが、時折その目が不安そうにこっちをうかがってくるのに気がつく。

何かを言いたくて、けどどうやって触れたらいいかわからんのか。
気を使って明るく振舞っとるんか。

「あっし」
「そしたら、まっちゃんが…」
「あっし」
「……俊ちゃん?」

一生懸命に話す篤志を呼ぶと、昔と変わらんつぶらな目が俺を見てまた不安そうに揺れる。

「無理せんでもえーし」
「え…」
「そんな気を使わんでもえーし」
「でも…」
「大丈夫じゃ」

笑っていた篤志の顔が泣きそうに歪む。
その頭をそっと撫でた。
柔らかな髪に触れて…昔は坊主で撫でるとざらざらしたのにな…なんて変な感想を思い浮かべながら口を開く。

「そりゃな…ずっとずっと大事で大切な存在やったから、めちゃくちゃ寂しいし哀しい。
それに…ちょっと前から環境も変わっていろいろ思うことがないとは言わんが…わしは大丈夫じゃ」
「本当に?」
「おお」
「本当の本当に?」
「おう」
「……」
「信じてくれんのか?」
「だって…俊ちゃん1人で我慢するだろ?俺にはなんもできねーけど…」
「それはお前も一緒じゃろうが」

どうでもいいわがままはともかく、肝心な事は心に留めてギリギリまで踏ん張るじゃろ?

「俊ちゃん」
「…あっし」

きゅっと口を結んだ篤志の手が伸びてきて、俺をきつく抱きしめる。
ぎゅうぎゅうと痛いぐらい抱きしめるその力が何でかわからんが温かくてほっとした。

言葉にしたら上手く伝わらんじゃろう。
寂しさや哀しみはきっと誰にも理解できん。
誰一人、同じ人間じゃねえからそれは当たり前のこと。
自分の中で少しずつ少しずつ折り合いつけて、忘れるんじゃのうて心に仕舞っていく。
それでも、この温もりは…心の奥底に沈んでいた冷たい塊を溶かしていくようで…

自然と涙が出た。

604:2015/12/02(水) 14:36:35 ID:???


篤志に抱きしめられ自然と流れた涙はまた自然と止まり、いつの間にか背中をぽんぽんとガキみてーに叩かれていたことに気がつく。
そして同時に…俺を抱きしめて温もりをくれたこいつも、同時に温もりを欲しがっていると気がついた。

「あっし」
「俊ちゃん」
「お前も……」
「?」

体を離し涙を拭いてあっしの顔を見る。
こいつに泣くところを見られるなんてもう慣れていると思ったのに、なぜか少し恥ずかしい。

「お前もいろいろあるじゃろ」
「……俊ちゃんに比べたらたいしたことねーもん」
「アホ」

我慢してますと書いてあるのがありありとわかる笑顔。
今度はこっちからぎゅっとその体を抱きしめた。

俺は末っ子で昔から甘えん坊じゃ。
そしてあっしは昔から弱そうに見えてつえーとこがあるから、なんだかんだわがままな俺を甘やかしてくれとった。
それは今も同じで。
例え離れていてもこいつを守りたくて…けど無条件に甘えたい相手でもあって…こいつといるとただの俺でいられる。
そして…こいつも多分同じじゃと思う。
ほんまは甘えてーのにそんな簡単に甘えられる立場じゃねえもんな。
平気な顔して見せるこいつの心が折れちまう前に…甘えさせて不安とか愚痴とか吐き出させてやらんと。

あっしにされたようにぽんぽんと背中を叩くと、腕の中の体がふるふると震えた。

「あの…さ」
「ん?」
「1人はやっぱり、大変だよね」
「あっし」
「唄ってるからにはソロでってのはずっとずっと夢としてあるけど…現実になったら、さ」
「こえーか?」
「うん」
「決まったんか?」

俺が関わっていた頃からどんどん変わっていくあのぐるーぷ。
名前だけ残ることが正しいのかそうじゃないのかは、あの場から飛び出した俺には言えんけど…複雑ではある。

「すぐにじゃないけど。パフ/ォだって新しくなるならボーカ/ルだって…ね。
本当は……永遠なんてないって思ってる。中身が変わって名前が残って…それで本当にいいのかなとも思う。
人が変わっても同じものが継承できるとは…思えないし。でも…俺はE/X1LEが好きだから。ひろさん達やメンバーが好きだから…」
「ん」

肩口でもごもごとこぼされる篤志の気持ち。

人は代わり、時代は変わる。
夢も求めるものもその時によって変わるのは普通のことじゃ。
ただし…変わらん気持ちもそこには絶対にある。

「なんもかんも背負うのは無理じゃ。少なくとも自分がちゃんと芯を持ってねえと…何を言ってもやっても伝わらんと思う」
「うん」
「やから、とりあえず自分の進むべき道を、進みたい道をしっかり進めばええんじゃねえか」
「うん」
「俺も…いろいろ迷う。思うように行かんで飛び出して一人になって、それでも思うようにならんで道に迷う」
「……ん」
「けど、唄いたい歌にだけは…真っ直ぐでいてーから」
「俊ちゃん」
「お前も、同じやろ?」
「うん。歌うことに関してだけは…譲れない」
「お互い、悩みながらそれでも道を究めれるように頑張ろうや」
「……ん。俊ちゃん、ありがと」
「おう」

立つとほんの少しだけ篤志の方が高いのに、座るとほとんど変わらん(足が短くて悪かったな)その小さな顔を両手で包んで口付ける。
俺の歌の原点であり、本気で人を愛するってことを教えてくれた篤志。
普段どれだけ離れていても歌の道が別々の方向でも…ずっとずっと心だけは一緒に歩いていけるはず。

その後、俺達はゆっくりと酒を酌み交わし、その後篤志の家に行き心行くまでお互いの温もりを分け合った。


と綺麗に纏めたいとこじゃけど、実際は柔らかな唇を舐め深くキスを続けているうちに歯止めが効かんようになって、
早々にバーを後にし、篤志の家に入るや否やその場で喰い散らかした。
あっしには「俊ちゃんのバカ!エロ親父!」と罵られたが、頬染めて口尖らせたその顔があまりに愛しくて結局ベッドで朝までコースじゃ。
がっつくのはみっともねえが、とりあえずまだ男盛りの上に久々に愛しい相手に逢ったからじゃってことで勘弁してもらうか。

疲れ果ててぐっすりと眠る篤志を見ながら、俺は最高の友に、恋人に、ライバルに…恵まれたことを深く感謝した。

605:2015/12/02(水) 14:37:43 ID:???

お返事 >>601
短編 >>602-604

なにやらいろいろ詰め込んでますが、けしてリアルではありません←
あちゅの今後とか勝手に不安がってたら、すんたんとあちゅのでーと報告w
思わず思いつくままに書きちぎってしまいました。
お話を読んで不快な思いをされたお姉様がいらっしゃったら、ごめんなさい。
しかもシリアスに書いといて最後はあれとか……結局イチャラブさせたいだけらしい(笑)

606:2015/12/04(金) 22:58:18 ID:???
あちゅどーむつあーおめでとう(( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
きっと先日のデートですんたんにも嬉しそうに報告したんだろうなぁ。
でもちょっと不安になったりするあちゅをすんたんがいろんな方法で←激励してくれたはず(笑)
音が悪いとか豆粒な可能性とかあるけれど今しか出来ないかもしれないどーむつあー大成功を祈ります☆
そして参戦出来る日程と場所(どーむだから限らるw)でありますように…切実に(-_-;)

お話更新せずに歓びの舞のためだけに来ちゃってすみません(´・ω・`)

607:2015/12/05(土) 15:04:29 ID:???

Feuerwerk



りゅーじに会ってそれから数日後、すっかり熱の下がった俺は俊ちゃんが火の国に帰るのを見送った。
ずっと傍にいてくれてすっかり甘えちゃったけど、俊ちゃんも忙しいよね。
いっぱいごめんって言う俺に俊ちゃんは笑って「お前を理由に仕事サボれたから気にせんでえーわ」と言ってくれて
ほんの少しの寂しさを感じながらまた会う約束をして別れた。

そして俺はまたいつもの生活に戻る。
ひろさんにいろいろ教えてもらいながら仕事したり、時間の空いてる守人の誰かに散歩に付き合ってもらったり(庭だけね)
強制的に昼寝させられたり…。

そんな中、俺は気になっていたことがあった。



「ひろさん」
「どうした?」

執務中のひろさんに廊下からそっと声をかけると、すぐに返事がかえってきた。
入って来いと手が呼ぶので素直に入ってひろさんの横に座る。

何だか難しそうな書類……。
って、違うや。
今はお願いしにきたんだ。
ダメって言われるかもしれないけど。

「あのね、書庫に行きたいんだけど」
「どうした急に。何かいるものがあるなら取ってくるぞ?」
「…ダメなの。どこのどんな本かわからないし、多分王にしか入れない場所にあると思うから」
「……」

俺の言葉を聞いたひろさんが難しい顔をする。
理由はよくわかる。
だってあそこは…。

「書庫に行くのはいいが…大丈夫なのか?」
「……」

大丈夫だって言いたい。
でも言えない。

だって俺はまだ書庫どころか城の奥に足を向けられないから。
俺を閉じ込めていたあの部屋がある場所。
書庫へはその前を通っていくしかない。
だからひろさんは心配してくれたんだ。

「何で急に本を探す気になったんだ?」
「あのね…」

俺は正直にひろさんに理由を話した。
ある人たちから聞いた話を。

608:2015/12/05(土) 15:05:23 ID:???


篤志の熱も下がり、後始末も終わらせ落ち着いた日々を過ごしていたある日、書類を書いていた俺のところに篤志が来た。
用件は書庫に行きたいとのこと。
普通ならわざわざ断りに来るようなことではない。
が…篤志の場合は別だ。
この城の奥にある書庫には誰でも(と言ってもある程度限られるが)読める本が置いてある部屋と
それから王にしか入ることの出来ない部屋がある。

そして…その書庫に向かうには必ず篤志が幽閉されていたあの部屋の前を通る必要があった。

眠るたびに魘されるようなことはなくなった。
笑顔も少しずつ増えてきた。
けれど…今だに城の奥に向かおうとすると怯えパニックになる篤志。
それだけあの体験は篤志を深く傷つけたものなんだろう…。

そんな篤志が書庫へ向かうと言い出した理由は?
篤志はほんの少しだけ迷ってからその答えを話してくれた。

「あのね……昨日町に下りた時にお年寄りの人たちと話をしたの」
「ああ」

体調が戻ってから、絶対に守人を連れて行くという条件で篤志に城下へと向かう許可は出している。
そういえば昨日も行ってくると聞いたな。

「その時に先々代の王様の話を聞かせてくれて」

俺も直接は知らないが先々代の王は長く勤めていて、先代の王の治めた期間は比較的短い。
年寄りの中には覚えているものもいるだろう。

「王だけが唄える神にささげる歌があるって。先々代の王様は度々唄ってくださっていたって…教えてくれた」
「そういえば聞いたことがあるな。王にのみ伝えられる歌だとか。しかも何種類かあると聞いたぞ」
「うん。そう言ってた。王以外が唄っても意味がないんだとも聞いた」
「そうか」
「それでね、守人がそれに合わせて舞を踊ることもあったんだって。それって火の国にもあるの?」

首をかしげて聞く篤志の頭を撫でながら記憶を探る。

「そういや、まっちゃんがだいぶ前にそんなこと言ってたか。けど火の国の先代は病気がちだったから唄ったことがあるとは聞いてないな」
「そっか。……それでね、それなら俺にも出来るかなって。唄うことで祈ることで俺にも何かが出来るなら。少しでもこの国の為になるなら」
「それで、書庫か」
「うん」

王にしか入れない部屋に何か手がかりがあると思ったんだろう。
そして多分篤志の考えは間違っていない。

何か出来ることをと考える篤志を、俺達の主を誇りに思う…が、

「篤志。お前がちゃんと考えて出来ることをしようとしてくれてるのは嬉しい。けど、無理は良くないぞ。まだ…あそこに近づくことさえ出来ないだろ?」
「……」

俺の言葉に俯く篤志。
その両手がきつく握られ、体が少し震えているのがわかる。

「いきなり、今日書庫まで行けるなんて思ってない。でも…少しずつでも頑張ってみようと思って。いい?」

あの部屋に近づくことになると考えただけでも怖いんだろう。
それでも何かがしたいと思う篤志の気持ちを無駄にしたくない。

「無理はしないこと、必ず誰かと一緒にいくこと。約束できるか?」
「うん」
「ならいいだろう。それと少しでも体調の悪い日はダメだぞ?」
「わかった。約束する」
「よし」

きつく握り締めた手から力が抜け、篤志本来の柔らかい笑みが浮かぶ。
王という立場上これからいろんな経験をするだろう。
いいことばかりではないはずだ。
けれど…ずっとそんな笑顔を忘れないでいてくれるといいと、そう思った。

609:2015/12/05(土) 15:09:04 ID:???


「篤志君本当に大丈夫?顔色悪いよ?」
「………」

奥へ足を向ける俺の手を握ってくれてるけいじ君が心配そうに聞いてくれるのにも返事を返せない。
踏み出していた足がだんだんと遅くなる。
体が強張る。

他の廊下とここ。
何の変わり映えもしないのに。
あそこへ入れられた日、ひろさんが助けてくれた日…俺はどっちも気を失っていたからこの廊下だって見覚えなんてほとんどないはずなのに。

「篤志君」

ぎゅっと握ってくれる手だけが温かく感じる。
何とか踏み出す足先も心も全てが冷たくなってた。

次の角を曲がればあの部屋へと続く扉が……見える。

「篤志君!今日はここまでにしよう」

けいじ君が何か言ってるけど俺には理解できなくてとうとう足も止まりただ奥をじっと見つめ続る。


窓もない暗い部屋。
押し込まれる最低限の食事。
手足につけられた重い重い鎖。


「篤志君っ、大丈夫だからゆっくり息すってほら」
「あ……」

背中をなでて言われた言葉に漸く意識が現実に戻ってくる。

「ゆっくりでいいから吸って、吐いて」
「ん」

言われるままゆっくり呼吸をした。
固まってた体がほぐれたと思ったら、今度は力が抜けすぎて立ってられない。

「今日はここまでね。焦らなくていいから」
「っ…う」

すぐに支えて抱き上げてくれたけいじ君にしがみついて…自分がふがいなくて、それから怖くて…泣いた。

「大丈夫だよ」

もう大丈夫ってわかってるのに。
みんな傍にいてくれるのに。


「篤志!」

慌てたひろさんの、声。
それから撫でられる頭。

大丈夫って言いたいのに、心は縮こまったままで…俺は何も言えずけいじ君からひろさんに抱かれなおされてもただ……泣き続けていた。

610:2015/12/05(土) 15:10:07 ID:???

Feuerwerk >>607-609

唄うあちゅの設定は捨てられなかったらしいです…。

ひとつひとつ噛み締めるようにらいぶをしているあちゅと兄ちゃんズ…最後まで大切で幸せな時間を過ごせますように(ノω;)

611:2015/12/09(水) 16:11:25 ID:???

Feuerwerk


篤志君が書庫へ行こうとしはじめてから2週間がたった。
あれからも何度か篤志君は書庫に向かおうとしていたけど、毎回あの部屋の前にすら辿り着くことは出来なかった。

そしてついに酷い熱を出して寝込むことになる。

「やっぱり止めさせるか」
「けど…」
「ああ、こいつは止めねえだろうしな」
「はい」
「それに…」
「?」
「このまま一生あの場所へ近づかずに過ごすってわけにもいかねえだろ」
「そうですね」

詳しくは知らないけど王にとって書庫は大事な場所らしい。
篤志君は出来るだけいい王であるようにと、絶えず努力をするはず…だから書庫へ行くことを諦めないだろう。

「っ…や…くらっ…誰か…助け…」
「篤志」
「篤志君」

魘されて声をあげ、助けを求めるように伸ばしたその手をひろさんが握った。
俺は冷たくしたタオルを額に乗せてその頭を撫でる。
少しは安心したのか、そのまま大人しくなる篤志君。
そして…ふと気がついた。

篤志君にとってあの部屋は…窓もなく灯りもほとんどない暗くて閉ざされた部屋だ。
それを思い出すから怖いんだ。
今だって暗い部屋は苦手なんだ。
ってことは…。

「ひろさん」
「何だ?」
「もしかしたら、いけるかもしれません」
「?」

思いついたのは単純なことだけど多分大丈夫だ。
だってあそこは…。

俺はそのままひろさんに自分の考えを説明した。
しばらく考えいたひろさんだったけど、やがて俺を見てうなずく。

「篤志の熱が下がって体力も戻ってからだな」
「はい」

ダメかもしれない、けど試してみる価値はある。
乗り越えられれば篤志君の心の傷も少しはましになるかもしれない。

612:2015/12/09(水) 16:11:59 ID:???


「けいじ君、俺歩けるよ?」

何度試してもダメでとうとう熱出しちゃって、しばらく書庫へ行くのはひろさんに禁止されてたけど…
今日久しぶりに書庫へ行くことを許可してくれた。
なぜか心配そうなみんなに見送られてけいじ君と廊下を歩く。
そして…いつもの曲がり角のちょっと手前でいきなり抱き上げられたんだ。

確かに、いつもみたいに足が進まなくなってきてた。
体だってちょっと震えてたし、指先まで冷たくなってた。
でも…まだ歩ける。
今度こそ頑張って書庫まで行かないと。

「篤志君、俺のこと信用してくれてる?」
「うん……なんで?」
「じゃあ目を閉じて」

急に言われて何が何だかわからない。

「ほら、いいから」
「…ん」

わかんないんだけど、信用してるから素直に目を閉じた。
廊下が見えなくなってけいじ君の体温だけが感じられてなんだか、安心した。

「あ…」

歩き出した振動に思わず声を上げる。
このまま連れて行ってもらえば通れるかもしれない。
でも…それじゃダメだと思う。

「書庫まで連れて行くなんてズルはしないから大丈夫。それは自分の足で行かないとな」
「…ん」

じゃあなんで?

よくわからないままけいじ君にしがみついた。
助けてもらった後、俺が歩けるようになったのだってけいじ君が厳しくしてくれたからだ。
だから今度だって俺を甘やかさない、と思う。

ゆっくりと歩き続けるけいじ君の腕の中で少しだけ緊張しながら俺はきつく目を閉じていた。

613:2015/12/09(水) 16:12:42 ID:???


「よし、目を開けていいよ」

ほんの少し歩いた後にそう言われて恐る恐る目を開けると、日の光が差し込む明るい部屋にいた。
大きな窓があってそこは今大きく開かれている。

「ほら」
「わ…綺麗」

俺を抱いたままのけいじ君が窓へと近づく。

山の間を川が流れ遠くには滝が見える。
手を入れられた庭とは違う自然の風景。

「いい景色でしょ」

けいじ君の腕から下ろされた俺は窓枠に手をあて景色をじっくりと眺めた。

表に面した庭はよく見るけどこっち側の景色はこうなってたんだ…。
…あれ?この部屋何の部屋?
書庫までの間に幾つか部屋はあるけどほとんどが書類用の部屋とか、資料部屋とか後はそういった仕事関係をするための部屋のはず。

不思議に思って俺はけいじ君を見上げた。
何だか、すごく満足そうな顔してる。

「篤志君」
「?」

差し伸べられた手を握るとけいじ君は歩き出した。

あれ?

廊下に出た瞬間に何だかよくわからない違和感。
さっきまで目を閉じてたから位置がよくわかんなくなってるや。

ちょっとだけ薄暗い廊下に怖くなって握る手に力が入る。

「大丈夫」

握り返してくれた手と少しだけ楽しそうな声に安心してそのままけいじ君と廊下を進んだ。

614:2015/12/09(水) 16:13:37 ID:???


え?!

「……しょ、こ???……あれ?」

歩き出してすぐ正面に見えた古い札。
書庫とかかれた文字にちょっとパニック。

何で、書庫についてんの?
もしかしていつの間にかあの部屋を通り過ぎてた?
でも…そんな事しないって…。

「目を閉じてる間に通り過ぎたりなんてしてないよ」
「え?……てことは」

もしかして…。

けいじ君の言葉に後ろを振り返る。
少し先に見える部屋からは外の光が廊下まで届いていた。

「さっきの部屋が…あの部屋だよ」
「え…でも」

暗くなかった。

「ひろさんが篤志君を助けてからすぐに手をつけたんだ。閉じ込める場所なんて必要ないって。それに俺達もあの部屋を見るの嫌だったから」
「…明るかった」
「うん。大改造したから」
「おっきな窓もあったし、扉も、なかった」
「うん」

結界の先にあったあの扉。
何度あそこから出ることを願っていたことか…。
何度ひろさん達が入ってくるのを願ったことか…。

「あの部屋は…もうないんだね」
「そうだよ」

頭にけいじ君の手が乗せられる。

「俺…ずっとあのままだと思ってた」

暗くて閉ざされたあの部屋。

俺を閉じ込めていたあの部屋は…どこにもない。
俺を閉じ込める人だって…いない。
まだ少し暗いとこは怖いけど…大丈夫。

「けいじ君」
「何?」
「ありがとう。もう大丈夫。帰りは歩いていけるからね」
「良かった。じゃあ書庫へどうぞ」
「うん」

鍵を開け入った書庫は薄暗くてちょっとビクビクしたけど…すぐにけいじ君が火を灯してくれた。
たくさんの本。
それから奥にあるもう1つの扉。

「篤志君が入りたいのはあっちの部屋だろ?俺らじゃ入れないんだ」
「うん」

そっと扉に触れると力を入れる必要もないぐらい簡単に開く。

「簡単に開いた…けど」
「やっぱり篤志君だからかな?これって俺は入れるのか?」

おそるおそる部屋を覗き込むけいじ君がなんだか可愛くて思わず笑う。
そしてゆっくりと足を進めたけいじ君に続いて俺もその部屋へと足を踏み入れた。

615:2015/12/09(水) 16:14:34 ID:???

Feuerwerk >>611-614

おっちょこちゃいな方が出張ってます。
次回ぐらいで第一部が完結予定←

616:2015/12/10(木) 15:04:20 ID:???

Feuerwerk


ずっと締め切っていたはずのその部屋は不思議なほど空気が澄んでいて気持ちがいい。

「すごいね」

たくさんの本の山に感心しながら1冊を手にとってぱらぱらとめくった。
難しそう…。

「あまり遅くなったらみんなが心配するから一度戻ろ」
「ここの本って持って出られるのかな?」

けいじ君に促されるままとりあえず1つ手にとって扉をくぐる。
良かった。大丈夫そう。

「これって俺が持ったら出れないのかな?」
「あ…」
「あれ?」

俺の手にしている本にけいじ君が手を伸ばしたけど…すかって…なった。
すり抜けた?

「うわっおもしれー」

すっごい楽しそうだね…。

すかすかと触れない本に手をかざして遊ぶけいじ君。
思わず笑ってたらフワフワと水の玉が飛んで来た。

「あ…ひろさんからだ」
【けいじ、篤志、大丈夫か?そろそろ戻って来い】

水の玉から声がする。
その玉にすぐ戻ると声を入れて押し返すと、けいじ君が手を差し出した。

「戻ったらびっくりするだろうな」
「だね」

まだちょっと、怖い気持ちが残ってるの察してくれたのかな?
いやけいじ君のことだから何も考えてないかも。

とりあえずまたけいじ君の手を握り、書庫の鍵を閉めて来た道を戻っていった。

617:2015/12/10(木) 15:05:11 ID:???


「篤志」
「ただいま」

廊下を戻ってきた俺達を出迎えてくれたのは心配そうな顔をしたひろさん…と守人達全員。

「なにやってんの」

みんな仕事いいの?

思わず呆れてしまった。
でも…心配してくれたんだってわかってるから嬉しいんだけどね。

「なかなか戻ってこないし、着いていったのけいじだったから心配だったんだって」
「けんち、ひでー」
「篤志…本」
「あ、うん。書庫に行ってきた。もう大丈夫。次から1人でも行けるよ?」
「それはダメだ。けどよく頑張ったな」

ひろさんがぐりぐりと頭を撫でてくれる。んだけど…力強すぎて首痛いから!

「ひろさん、篤志君の首もげますって」
「それはねーだろ」
「ひろさんなら、ありそう…」
「そうだ、ひろさんありがとう」
「なんだ?」
「あの部屋。あんなに明るくなってたんだね。眺めがよくてびっくりした」
「ああ」

ちょっと照れたようなひろさんの顔に笑って、それからけいじ君を見上げる。

「ちょーいい眺めだったよな」
「うん」
「ちょ、ちょっと、なんか2人だけでずるい」
「じゃあ今度はあきらも一緒にいく?」
「いく!」

何がずるいのかよくわかんないけど…どうせ1人で書庫に行くのはダメなら次はあきらについてきてもらえばいいよね。

その日から俺は暇さえあれば書庫に通うようになった。
そして2週間もすればひろさんから1人で書庫に通うことの許可も出た。

王として読んでおくべき本がいっぱいある。
それに…目的である唄の本も探さなくちゃ。

618:2015/12/10(木) 15:05:55 ID:???


俺が毎日通うようになってから書庫には机が運び込まれた。

最初は読みたい本だけを持って帰って部屋で読んでたんだけど、本を探してるうちについついその場で読み込んじゃったりしてたら
ひろさんが机を入れてくれたんだ。

目的の本はなかなか見つからなかったけど、結構いろんなことが知識として覚えられて嬉しい。

えーっと、ここの本は読んだから…こっちの…。

「あっ」

ぱらりとめくった本は多分探していた本。
楽譜と歌詞が並べられその前には長々と何かの説明がある。

ちょっとドキドキしながら俺はその本をめくった。

「できる…かな?」

祈りをこめ、力をこめて唄われるそれは膨大な力を使う唄みたい。
まずは…力をこめずに軽く口ずさんでみる。

不思議。
初めてなのに、初めてな気がしない。
考えなくてもすらすらと唄える。
調子に乗って少しだけ力をこめてみた。

気持ちいい。
いつの間にか勝手に水がくるくると俺の周りを回ってる。

「……はふ…ぅ」

うわーくらくらする。

唄ってる間はわかんなかったけど、終わった途端に力が抜けた。
すごい脱力感。

とりあえず机に上半身を投げ出して深呼吸。

「んー…これは、練習しないときびしーなぁ」

なんてのんびり考えていた俺に聞こえてきたのはばたばたとした足音。
しかも複数だった。

「篤志!」
「「「篤志君」」」
「「篤志さんっ」」

また全員揃ってる。
なんて思いながら体勢はそのままに視線だけを入り口に向けた。

書庫の奥に入る時は扉を開けたままにしておくから誰でも入ってこれる。
そこから心配そうなみんながなだれ込んできた。

「大丈夫か?何があった!」
「え?」
「怪我してない?痛いとこない?」
「へ?」

な、何?何?

「何も、ないけど」

何でそんなに慌ててるの?

「すごい力使っただろ?」
「あ!そうか」

自分ではあんまり意識してなかったけど、唄うことで引き出されたのは俺が今まで使いきったことのないほどの力…。
そんな力を感じたらそれはみんな心配して当然だよね。

619:2015/12/10(木) 15:08:47 ID:???


「篤志?」
「んと、ちょっと祈りの唄を唄ってたんだ」

体をゆっくりと起こす。
眩暈はもうなくなってて、ちょっとだるいけど普通にしてる分には大丈夫そう。

「見つけたのか」
「うん。軽く練習するつもりだったんだけど、いつの間にか力使いすぎちゃってた」
「そうか」
「さわりだけ唄ってみるね」

気をつけて気をつけて力を乗せた唄を紡ぐ。

みんな何も言わずただ黙ったまま耳を傾けてくれた。

それは確かに祈りの唄。
神聖で厳かで計り知れない力を感じる唄。

「っ」
「篤志さん!」

ほんのワンフレーズ唄っただけなのにまた力が抜けてなおきに支えられる。

「だいぶ、力使う、みたい」
「大丈夫か?」
「うん。すぐ戻るから…。力使いすぎるとこんな感じなんだね。初めて知った」

眠ってしまったことはあっても水の力を使いすぎたことなんてなかったから。

「篤志の力でも足りないのか」
「うん、多分コントロール出来るようになったら大丈夫だと思う。練習あるのみかな」
「無理はするな」
「ん。力を込めなければ唄っても問題ないし、少しずつ慣らしていくよ」
「ああ」

なおきにお礼を言って体を起こす。
本を抱えた俺をひろさんがひょいと抱き上げた。

「念のため今日は休んでろ」
「ひろさん…」

大丈夫なのに。
でも、心配ばかりかけてるから今日は素直に聞いておこう。

この唄を唄えるようになったら、俺でも少しは王らしいことを出来る。
みんなの幸せを願って少しでも力になれる。

それは俺にとっても幸せなことだから。




こうして初代王にも劣らない力を持つ篤志は昔の王達の知識を得て水の国を平和に穏やかに治めた。
後世に伝わる歴史書には篤志は水の神となり長く国を治めたと記されている。

それが事実なのかどうか…知るのは当人達だけだ。

620:2015/12/10(木) 15:11:11 ID:???

Feuerwerk >>616-619

無理矢理一部完結。
一番書きたいのはこの後だったり←
でも相変わらず怪しげな展開なのでこのまましれーっとなかったことにするかも。


ち/ゃいな方があちゅと共演ですねーo(^▽^)o
進行とか大丈夫?
今年が終わってしまうと兄ちゃん達とお別れで…それは寂しくて嫌だけど、とりあえず楽しそうなあちゅが見れるのを楽しみに年を越したいと思います。
必ず見れると言う保証はまだないのが不安だ。
頼むぞ地方テレビ局←

あちゅもすんたんも最後まで納得のいくらいぶになりますように☆
そして私は久しぶりにいっしょーの映像を漁ってきます。
唄ってるのもいいけど戯れる6人が見たい…。

621名無しさん:2015/12/10(木) 22:23:30 ID:???
うわーいヽ(*⌒▽⌒*)ノ
2号は密かにち/ゃいあちゅ天然コンビが大好きなので、この書庫シーンはとっても嬉しいです♪ありがとうございました☆

二部も待ってまーす*ヽ(^o^)ノ *

622名無しさん:2015/12/11(金) 11:20:58 ID:???
緋様〜おひひひひひひひひ久ぶりぶり〜な1号です。
緋様、皆様お変わりありませんか?いつも読み逃げしていてすみませんですが・・
とりあえず、叫ばせてくださいませ!
ライブネタバレですよ!皆様お気をつけあそばしてくださいね。

昨日あちゅに逢ってきましたーーーー!!!
実はもう身の回りが修羅場過ぎて笑ってしまうくらいなんですが、昨日も残念なことに
途中からの入場となりまして!
情/熱No花をあちゅがしっとりと歌っているところにやっとこ到着しまして!
赤いステージの上でうさ兄ちゃんとてつやんがタップダンスをご披露。
そしてなおきんと・・・誰だったかしら?ちゃいな男だったかしら?も加わり
しっとり素敵なダンスを・・・ハート//
そして場面がかわり白いステージの上・・まつ兄ちゃんがセクシーな大人のダンスをご披露
まき兄さんとなおとんと。。誰だったかしら?けんちんだったかしら?も加わり
大人なダンスを・・・・・ハート//・・・何の歌だったかしら?

終わってから先に入場していた友達から聞いたのですが、兄ちゃんズとあちゅ、タカボーあきらんいわゆるオリメンの6人で
歌い踊る場面もあったそうで・・・ああ・・・見たかった
一番最初は万華鏡の真ん中からあちゅが登場したとのことで・・・ああ見たかった

それでも♪あっぷsideだ〜ん♪の時にはあちゅと兄ちゃんズ4人でのステージには・・・
涙腺が崩壊してしまいました(涙)
4人とても楽しそうで!なんとも言えない気持ちになりました。

全体的にはね、しるくdoそれいゆ???みたいなステージでした。
↑↑苦しいレポです!!読んでもわからんね?はははははは♪

623名無しさん:2015/12/11(金) 12:00:48 ID:???
それでそれで、なんの曲だったかしら?←覚えてないにもほどがある・・・
あちゅとたかぼーがステージ真ん中2ヶ所の穴ぽこからぽや〜んと出てきて
歌い始め・・・で、あちゅ、歌詞間違えまして。
大きなスクリーンには歌詞が映し出されてまして、5万人に間違えたのバレちゃったんです。
でもちゃんと最後まで真面目に歌い切り・・・・と思ったら・・・
さいごの最後であちゅ、へにょっと表情くずしましてね、
「えへ//間違えちゃった」って顔をして片手でごめんのポーズ
もうかわいいったらもうかわいいったら!!!!!あちゅめ!
それをみたイケメンタカボーが、即あちゅに近づきhag//こりゃこりゃ!!タカボー!!
ホントは2ヶ所の穴っぽこからそれハケる予定だったのでしょうか
一つの穴っぽこからハケる二人・・・こ こりゃこりゃ!!
本来なら俊ぢゃんにドヤされるところでしょうが、あちゅのかわいさと
タカボーのゆるぎない忠誠心に大目にみてやってくださいませ♪

そんで、ライジンサン♪・・・だったかしら?←またかい?
曲の最後、あちゅも舞っこメンと一緒にずっと踊っていまして・・
体力の差か、へろへろになってたあちゅ・・・
もうかわいいったらもうかわいいったら!!!

最後の最後、みんなでバイバイしてステージをハケる時、あちゅが一番最後だったんですが
いまどき流行のコロコロ/チキチキ/peッパーズの卓球ネタの決めポーズをご披露してハケるあちゅ。
おちゃめなあちゅもかわいいぞ!かわいぞ!
感動に包まれて終わるはずがあちゅのおかげでほっこり(#^.^#)

今回の単独ライブ、きちんと踊っていた感じもあり。
兄ちゃんズを中心にしていた感じもあり。
あちゅのかわゆさ堪能できて。
邪魔な塔とかもナッシングでエグにしてはシンプルなステージの構造。
よ・・・・・よかったです///
早く、DVDほしいな〜

624:2015/12/11(金) 14:25:29 ID:???

緋さま こんにちは〜♪
無事ちゃい君wと一緒にしょこに行けてお歌ご本を手に入れて
力使いすぎちゃってパハ゜たちに心配されて第一部完!
切なくもかわいいあちゅのいっぱいのお話ありとましたー♪

さてさて、1号姉さま昨日あちゅに逢われてきたのですね(*^_^*)
♪は明日・・・今年初あちゅwに逢ってまいります!
ある意味ヤバそーな場所から拝見してまいりますので楽しみです♪
明日はへろへろどことかくでくでな舞いっこちゃんかもしれませんね(笑)

そして明後日はすんたんのオイオイらいぶに♪
あちゅとすんたんに連日逢える幸せを胸に少しでも緋さまに萌えのおすそ分けできるよう
ぷれーみあむなお席からすんたんを穴が開くほど見つめてきます!

あっ・・・なんだか・・・ドキドキしてきちゃいました(>_<)
今日はおめんてなんすをキッチリとして早く眠りにつきます←何の報告かっ!

625名無しさん:2015/12/11(金) 15:37:42 ID:???
「ねー?ねー?あらんってなんで出てるの??」
「はぁ?えぐだから?じゃないの?」
「ほ〜・・・えぐに入ったんだっけ??」
「たぶん・・」
「さんだいめの歌いメン二人いないの?」
「はぃっ?えぐじゃないからじゃない??」
「えぐじゃないの?」
「たぶん・・・・」

知らないにもほどがある1号とそのツレ。っていうか、もうごちゃごちゃでわけわかんないっつの!

あ!そうそう!まつ○しげるさん並みに真っ黒いあちゅのそっくりさんらしき人物が
外にいましてね、超絶気持ち悪かったです!ありゃダメた!あちゅに謝れ!
それからまき兄さんのそっくりらしき人物も・・ちっこくてとても残念な・・・
ツレが指差して爆笑しておりました!←ヤメレ
それでもやはり、熱烈ファンの女子たちは、うれしいのでしょうか?
一緒に写真を撮るべく行列ができておりました。www

それからみなさん24でハチキレて裸体をさらす涎もんの楽しい時間ですが・・・
なんかさ〜新メンとか??ガキャ〜ひっこんでろいっ!脱ぐなっ!と思いましたね〜ウムウム//
めんでーは新メンのくせに!・・・なんか出来上がりすぎてて逆にキモイッ//ダダダダメッ!!
そんな中で〜まつ兄ちゃんのお身体が・・・なんてうつくしい//ホレボレ
まつ兄ちゃんんんっこんなだったかしら?細い!のにすべてが計算されて均整がとれているしなやかなボディ///
ヒロパパとかなおきんとかのがっつり系ではないのですが、ほんとうに美しくて///タメイキ
まつ兄ちゃんんっすっ好きやっ!大好きやーーー!
今更ながら、まつ兄ちゃんの踊りはすばらしかぁ〜//
こちらもなんていったらいいのか、計算されつくした動き・・・いやいやそうじゃないな・・・
熟成された大人のダンス・・・//いやいや・・・もう本当に何と言ったらうまく伝わるのか・・・
ぜひ皆様!まつ兄ちゃんのダンスを見てください!本当に素敵なんです!

まつ兄ちゃん、今この時を決して忘れないように・・一歩一歩踏みしめるようにステージを歩き
ファンの人を見る瞳はとても優しく、ありがとう と一人ひとりに伝えてくれているようでした。
そんな兄ちゃんと目が合うたび、(いや、合ってないが・・スクリーン越しだし・・でもそんな気がしてる)涙がこぼれそうでした。

アンコールの最後の最後、一人で歌うあちゅの後ろで一列に並ぶメン。
スクリーンにはあちゅと兄ちゃんズ一人一人が交互に映し出され・・
しっかりと前を見据えて立つ兄ちゃんズ・・・感動しました。
兄ちゃんたち、あちゅを守ってくれてありがとーーー!
1号の気持ちもちゃんと兄ちゃんズに伝わったでしょうか?
伝わってるといいな〜♪
でもまだ「さよならは言わないよ〜♪」・・ということで、最終日びゅいんぐ、参戦いたします!(`・ω・´)キリッ

なによりも、あちゅが始終楽しそうで、安心しました♪

あ!あしたは俊ちゃん2デイズです!(`・ω・´)キリッ
姉♪様も!
楽しみましょうねっ(*^^)v
まずはあちゅのかわいらしさを堪能してきてくださいね♪

626名無しさん:2015/12/11(金) 17:13:05 ID:???

緋様!考えもせず思いのたけをどかどかと書き込みし誤字脱字しつれいいたしました1号です。
書き込みをしたあとに、水の国あちゅが書庫でお歌をうたってみるの巻を
読ませていただきました。

昨日のアンコールさいごの最後、一人でうたうあちゅは、まさしく
緋様の書いた水の国の神あちゅ!
皆様の幸せを願い、祈りを込めて歌うあちゅ!
もう涙が出そうです!
なんということでしょうか?緋様!すばらしいです!
緋様のおかげで、あちゅの素晴らしさが二重三重四重になります!
あちゅ&緋様のコンピも最強です!

627名無しさん:2015/12/12(土) 00:42:42 ID:???
♪きみにむCHU〜 きみにむCHU〜・・♪

あぁぁぁぁあ眠れないっ!昨日のあちゅが可愛すぎて!
あしたの俊ちゃんがたのしみすぎて!
♪様、おメンテナンスは無事終了いたしましたか?
1号はこれからおメンテナンスしよっかな〜♪まずはヒゲをじょりじょり・・・←

さて、あちゅ今日は間違えずに歌えたかな〜?
昨日、間違えたあとに、大きならいおんさん(黒子手動)に乗ってあちゅ登場したのです。
きっと、ライオンさんに乗って歌うのが怖くて緊張してお歌間違えちゃったんだねあちゅ!
かわいいったら!もぅっ!
明日もへっぴり腰でがんばれ!あちゅ!可愛いぞ!あちゅ!
24で上着ぬいじゃったかな〜?ぽんぽん冷えて痛い痛いになっちゃうぞ!
脱いでもいいけど腹巻しなさい!

・・・・・1号なに言っちゃってるんでしょ???
なんだか久しぶりに本当に楽しかったので・・・興奮冷めやらず・・・・

あちゅにむCHU〜♪あちゅにむCHU〜♪あちゅにむChu・・・(エンドレス)

628:2015/12/12(土) 13:22:59 ID:???
きゃー!!
お姉様方ありとまーす\(^-^)/
ホクホクしながら読んでるんですがお返事書く時間がなくてっ…くうぅぅ(T-T)
とりあえず夜には時間作ってお話もお返事もさせていただきたいと思います。
とりあえず本日、神がかってるらしいあちゅを見に行かれるおねー様も
かっこえーのにカミカミ王子なすんたんを見に行かれるおねー様も
思う存分楽しんできてくださいませ!
幸せな時間を過ごすお姉様方を思い浮かべて私もほっこりしながらパソこさんと向かい合いたいと思います(笑)

629名無しさん:2015/12/12(土) 22:48:13 ID:???
緋様ー!
1号姉様ー!
♪様ー!
ぽんぽん冷えて痛い痛いになっちゃうあちゅに腹巻き巻きにとぅきょう2日目参に姉san号が来たよー!
あちゅー!姉1号様から預かった腹巻き持って来たよー!よーっていくら手を伸ばしても届かなーい!
脱いでもいいけど腹巻しなさい!
えっ?愛があふれちゃう?
お漏らしはダメだよ?
紙おぱんちゅも必要なのあちゅ?
漏れないおむちゅ欲しいの?
だ、ダメだよあちゅこんな大勢の前でそそうしちゃ!!

ん?殺気…
ギーャッ!!何を訳の解らない事言ってんだ邪魔だって?
アアッー!(;>_<;)…ヒロパパいたの?
ご、ごめんなさいだって、あちゅは腹巻き必要なんだよ?
何時も腹巻き巻いてあげる、まつ兄もマキ兄も、うしゃ兄も今からいなくなるんだよ?
ぽんぽん痛いよってあちゅが泣いても誰もいないんだよ?

だから姉ちゃんズが腹巻きと紙おむちゅを届けに…


パパあちゅ泣いちゃっても良いの?
その前に姉3号が前半号泣しちゃたよ?
後半はべひね兄ちゃんズに奇声を発して怪しかったよ?
もう…ダメです
ごめんなさい緋様の所で訳の解らない愚痴ってしまいました後は他の姉様お願いします←コラッー!

630:2015/12/13(日) 03:00:08 ID:???

>>621
2号姉様こんばんはー☆
ちゃ/いあちゅコンビ喜んでもらえてよかったです♪
せかんどな方達をあまり理解してない私ですが、ちゃ/いな彼があちゅし君と呼ぶのが好きですw
一緒に飲みに行ってどんな話しをしてるのかひじょーに気になります(笑)

そして、二部を待っていただきありとまーす。
ざっと読み返してここはつかえねーだろとかいろいろ自分ツッコミしながら一番書きたいとこあたりを纏めなおしていこうと思います。
ちゃ/いな彼の出番はないかもしれませんが←兄ちゃんズやらすんたんはいっぱい出る、はず。
自己満足で書いてますが読みたいと思ってもらえることが一番嬉しいことなので…調子にのって怪しい設定でも突っ走りたいと思います←こら


>>622-623 >>625-627
きゃーきゃーきゃー!!!
1号姉様ありとまーっす!!

うさちゃんのタップダンス見たいーーーーっ。
まつ兄ちゃんのダンスは本当にセクシーで独特の雰囲気があって…好きw
あっぷsideだうん…。
普通にMV見てるだけでも泣いてしまう私は生で見るとエライコトになりそうです。
ひたすらでーぶいでーになるのを待っていよう…。

しるくどそれいゆ…1号姉様、私その感想どこぞのライターさんがついで呟いているのを見ました(笑)
なぜか見てもないのに納得←

ふふふー歌詞間違えあちゅw
しかもすくりーんに出てる時ってw
へにょっと崩れる表情がリアルに想像できましたー!!
ごめんのポーズもよくしますよね。
もうかわいいったら、ほんとかわいいっ。
王子もあちゅのかわゆさに我慢が出来ずついつい手が出ちゃったと←
大丈夫、きっとすんたんも王子の気持ちがわかるはずw

ライジンさんは踊ってるってよくれぽ見ますが、結構長い間踊ってるんですねー。
へろへろあちゅ……あ、涎が…。

邪魔な塔がないのはいいですねー。
あれってでーぶいでーになっても邪魔だしっ。
おちゃめなあちゅも想像するだけで可愛くて←それしか言ってない
本当に早くでーぶいでーになって欲しいですね。
今回ほどえぐさんのでーぶいでーを待ち望んだことはないかも…。

私も今のめんばーのことあんまりわかってませんが…1号姉様とお連れの方の会話が面白すぎるw
どこにでもいるあちゅのそっくりさんはともかくまき兄の残念なそっくりさんに爆笑。
そういえばあちゅのそっくりさんにも時々ちっちゃい方いますよね(笑)
あの人達と写真を撮ろうと思えないのですが…まあ人それぞれと言うことで。

新めんさん脱ぐんですね〜。
ってめんでーぐらいしかイメージないんですが←
まつ兄ちゃんは過去一ってぐらいいい体だそうで、いんすたで見てすげーきれーと感動しました!
がっつり系より細めでしなやかが好きw
あちゅといいまつ兄ちゃんといい…受け要素が…っと危ない危ない、うっかり余計なことを。
気を取り直して…(`・ω・´)
いんすたでもまつ兄ちゃんの気持ちが溢れてて、なんというか寂しくて寂しくて、でも応援したい気持ちでいっぱいになります。
きっときっと1号姉様の気持ち、兄ちゃんズに伝わってるはず!
最後までしっかり兄ちゃんズの勇姿とあちゅのかわゆさを見てきてください♪

大興奮の1号様の気持ちが移って見てもいないのになぜか楽しくなってきましたw
へっぴり腰あちゅw
ぽんぽん冷えたらダメなので腹巻したあちゅ。
それはそれでかわゆい←
いつだったか忘れましたが、いつかのらいぶ裏側で上半身脱いで気合いれしてるあちゅが黒い腹巻(多分衣装)してるのを見た覚えが…。
ちびっこあちゅを腹巻持って追いかけてる兄ちゃんズがなぜか思い浮かびました←

たくさんたくさんのれぽありがとうございます(T^T)
すんたん1日目は終わってしまいましたが、明日もそれから最終日のびゅいんぐもいっぱいすんたんとあちゅ、それから兄ちゃんズを堪能してきてください。

631:2015/12/13(日) 03:00:41 ID:???


>>624
♪様こんばんは〜☆
ちゃい君以外と出番がありました←
酔った2人が話してるとどんな会話になるのか一度じっくり聞いてみたいです(笑)

行ってらっしゃいませとちゃんと言いたかったのにバタバタしていて返事が遅れましたが、あちゅの勇姿はいかがでしたか?
やばそうな場所がどこなのかすごーく気になってますw
今年は兄ちゃんズの最後だと言うこともあってか、れぽを見るとあちゅがいつもよりも頑張ってるようですね。
あちゅの気持ちを(勝手に)思うと何だか切なくなります…。
かわゆく健気なあちゅをでーぶいでーで見れる日まで、お姉様がたのれぽでジタバタすることにします←

そしてすんたんのオイオイらいぶにも続けて参戦ですかー。
連日あちゅとすんたんなんて羨ましいですw
ぷれーみあむな御席でまっちろすんたんをバッチリ見てきてください←
もしかしたらどこかにあちゅの姿あったりなかったり……したらいいなぁ。
あ、黒ちびは多分隅っこでちょこんと座ってすんたんと一緒にお唄を唄っていると思います♪

♪様の萌え報告楽しみにしております〜☆
萌えすぎて体調を崩されませんように(笑)


>>629
san号姉様〜こんばんはです♪
ぽんぽん冷えて痛い痛いあちゅw
紙おぱんちゅも必要なあちゅw
深夜の妙な時間に1人爆笑する怪しい緋でございます〜。

ひろぱぱはあちゅが心配でいつもらいぶに付き添ってるんですね。
ってさっきまで笑ってた私ですが…

今からいなくなるんだよ?
泣いても誰もいないんだよ?

の言葉に…泣けてきちゃいました。・゚・(ノД`)・゚・。

わかってても寂しいです。
いっしょーのお唄を唄うあちゅとか兄ちゃんズのダンスとか…なんだろう…ぱぱがいなくなる時よりも怖くて見れない…。
最高にかっこいい兄ちゃんズやかわゆくて頑張るあちゅ。
見ていない私には何も言えませんが…何か叫びたいことがあったら遠慮なくここで叫んで言ってくださいね。

すんたん、それから一番傍であちゅの唄う姿を見てる王子…どうかどうかあちゅをよろしくお願いします。

632:2015/12/13(日) 03:06:07 ID:???

黒猫 ちびver 番外編


「これかわええな。こっちも…。これもええし」
「にゃ?」

ぱらぱらとめくるのを不思議そうに覗き込んどるあっしの頭をぐりぐりと撫でてやる。

「にー」

気持ち良さそうに目を細めぐるぐる喉を鳴らしながら頭を押し付けてくる姿に思わず顔がにやけた。

「これなんかえー写真じゃろ?」
「……そーかな?」
「気持ち良さそうに寝とる」
「にゃっ、だってそこ気持ちいいんだもん!」

目の前に広げたアルバムにはあっしが来てからの大量の写真。
そして今見ているのはパーカーのフードにすっぽりと収まってすやすや眠るあっしの姿やった。
よう寝るちゅう意味で寝子から猫になったとか聞くが…確かにあっしもしょっちゅう寝とるな。
膝の上、ソファの上、窓辺、ベッド…人の服の中にもぐりこんで寝ることもある。

「フードはお気に入りじゃな」
「みっ」

膝の上で俺を見上げるあっしの腹を掬って持ち上げると、びろんと伸びきってその小さな口を開けて鳴いた。
偶然拾ったあっしを飼う事になって、喋れてしかも人の姿になることがわかって…そんな普通じゃねえとこも可愛くて仕方なくて。
いつの間にか猫バカになっとった。
いや、犬の方が好きなのは今でも変わらんからあつしバカか?

「俊ちゃーん?」

伸びた状態から器用に首をひねって不思議そうに俺の顔を見るあっし。
向こうをむいていた体をこっちに向けてその鼻っ面にキスをする。

「みゃぅ」
「ふはっ」

相変わらずの猫パンチ。
ふにっと当たる肉球とか笑われてむくれる(猫なのになぜかわかる)顔とか…もうなんかわからんが心から溶けるっちゅうか…とにかくかわええ。

「うにー」
「さ、次、次」

不満げに鳴くあっしをまた膝に下ろして俺はアルバムのページをめくった。

633:2015/12/13(日) 03:06:50 ID:???


とんっと軽い音を立てて膝からあっしが飛び降りる。
どうやら写真を見るのに飽きたらしい。
遊んでやるか?とも思ったが、特にこっちを気にせずとことこ歩いていったから気にせんとまたページをめくる。

大あくびのあっしに腹をさらして寝るあっし。
バイクの上で寝るあっしに車の助手席で寝るあっし(寝てばっかりか)。
見られたらやばいが、人型のあっしの写真もある。
雪だるまとの写真は満面の笑みでほっぺを赤くしていてすげーかわええ。

「……ん?」

なんか下から視線を感じるな…。

チラリと様子を伺うとあっしがソファの影からこっちをうかがっちょる。

あー、あれか。

納得したと同時に知らんふりを続けると、たたたっとあっしが走ってきて足に猫パンチをかましそのまま去っていった。
これは最近あっしが気にいっとる遊びじゃ。
何が楽しいんかは俺にはわからんが、本人(本猫?)は楽しそうじゃし、別に痛くもねえから好きにさせとる。

「……っふにゃ!」
「ぶっ、くくく」
「みゃー」

何度か猫パンチを受けた後ひょいっと足をよけたら勢いあまってぺしょっとこけた。
コロンと一回転して止まったあっしは不満そうに鳴いて、ソファに飛び乗ってきた。

「最初はこの高さにも乗れんで転がり落ち取ったのにな」
「最初だけだもんっ。もうおっきいから落ちないもん」
「そうじゃな」

いや今でも十分ちいせーけど。

「みぃ」

喉もとをくすぐってまたアルバムに視線を落とす。
あっしは休むことにしたのか、膝の上に横たわって前足を口元に持っていった。

そりそりと肉球を舐めるその仕草もかわええ。
舐めるだけじゃのうて時々噛むのはなんでじゃろう?

丁寧に舐めてあっし的に満足すると今度は反対の手を舐め始める。
もにもにと小さな前足を器用に開いたり閉じたりしとるのもおもしれぇな。

「……うにー…俊ちゃーん、てー」
「ん?ああ」

しばらく見とると眠くなったのか間延びした声で手を要求された。
こういう時は撫でて欲しいわけじゃのうて…。

ぽすんとあっしの前に掌を上に向けて置いてやる。
あっしのあごが掌に乗せられ頬や額が擦り付けられる。
それから前足で俺の掌をむにむにと押しながら、ウトウトし始めた。

あっという間にすぴーと眠るあっし。
気持ち良さそうなその顔を見とると、どんなに心がささくれ立っとる時でも癒され落ち着くことが出来る。
まあ今は最初から心穏やかじゃけどな。

まためくったアルバムにはギターケースの中ですやすやと眠るあっしの姿があった。

634:2015/12/13(日) 03:08:39 ID:???

お返事 >>630-631
黒猫 ちびver 番外編 >>632-633

ぽちぽちしてたらいつの間にかこんな時間(||゚Д゚)
とりあえず短いですが(お姉様方への返事の方が長いかも…)黒ちびの行動を思い浮かべてニマニマしながら書きましたw
柔らかくて暖かくてかわゆいあちゅと多分これ以上ないぐらい目じりの下がったすんたんを思い浮かべただけで、何かが出てきそうです←何が?!

今年も残り僅かですね。
あちゅ、兄ちゃん達、すんたん、そしてお姉様方、みんなみんな少しでも幸せな時を過ごせますように☆彡

かうんとだうーんなテレビ出演決定ですね。
これってもしかして…新年明けてから兄ちゃんズのいないえぐさんで登場ですか…?(;_;)

635名無しさん:2015/12/13(日) 14:16:55 ID:???
あちゅがとっても楽しそうだった・・・・
そうか、あちゅ、きっと、兄ちゃんズに心配かけないようにと、健気に頑張っているのか・・・
1号、あちゅのおかげでとても楽しい時間を過ごせていたんだね。
兄ちゃんズがいなくなること、考えないようにしてたけど・・・・
「兄ちゃんたちといつも一緒にいれなくなっても、あちゅ大丈夫だよ!
腹巻もするよ!紙おぱんちゅも自分でできるもん!
だから兄ちゃん達も頑張ってね!」
うるうるしながら笑顔で言い切るあちゅを思い浮かべて涙涙です・・・

どどどどどうしよう・・・寂しくなってきた・・・ぐすん//

昨日の俊ちゃんは始終にこにこしていました。
飛んできた金銀のメッセージ入りテープが取れる席でみておりましたが・・・
なんだろう?なんか、余裕を感じられましたよ。
1号は感じなかったのですが、とうきょーの独特の雰囲気に緊張していたようですww

さて、また後でゆっくりと♪
今日も俊ちゃんに逢ってきます!
疲れて顔がむくむくなんですけど・・ホホホホ
あちゅと兄ちゃんたちも見にくればいいのになぁ〜♪

636:2015/12/14(月) 16:28:34 ID:???

緋さま こんにちは〜♪

行ってまいりましたっ あちゅandすんたんらいぶ!
びゅいんぐでご覧になっているかもしれないので多くは語りません←何で?
というか涙で前が見えない状態が多かったもので・・・すみませんm(__)m
あちゅは ものすごーくお元気でしたよっ!
水の国の王が大人になってみんなを救うお歌を歌ってるそのものでした♪
舞いっ子も日本をお元気にするお歌以外にもかなり一緒に舞っていましたw
かわいいやらカッコイイやらいろんな感情が・・・
お手ふりリズムのときお手手をフリフリするのと一緒に頭の左右に揺れてて可愛かったです(*^_^*)

兄ちゃんズ見るたびに勝手に涙がでちゃってしかたなかったのですが
いっしょうのお歌の時とあるお歌のバックに流れていた映像に すんたんがっ!
ほんの一瞬ですけど どーむであちゅと兄ちゃんズとパパとすんたんが見れたんです(T_T)
しばらくその後の記憶が・・・←
気がついたらゲトダンスのお時間でw
途中あちゅが張り切ってゲトゲトゲトって叫んでましたww
またそれが可愛くて可愛くて・・・と どーむはこんな感じでした←いいかげんかっ!

そして翌日のすんたん。
私あちゅ(偽物w)を引き寄せる力でもあるのでしょうか?
お近くにあちゅ(偽物)がいらっしゃって一人萌え萌えしておりました!
すんたん前日と違い緊張もとれたのか えむしーも絶好調でたのしそうでした♪
ばらーどを唄う時のお衣装が納得できなかったようで(無理に着せられたもようw)
「でもこれメイドリン(メイドインといいたかったらしいw)どことかのシルクだよ!」
とカミカミの言い訳をしておりました あははっ
で「これに度と着ないから終わったらプレゼントしようか?」
「いやでも50くらいになったら胴が伸びて丁度よくなるかもしれんし」ってw
くわしくは でーぶいでー撮影が入っておりましたのでご確認ください(^_^;)
そういえば最後みんなにご挨拶する時あちゅ(偽物)に指さしてうんうんてやってました!
それを見て♪はニマニマニヨニヨと怪しい人と化しておりましたw
こちらも映ってるといいな〜

はい緋さま、いつものごとくのクオリティw
毎回うまく伝えられなくて・・・
いつか緋さまとこちらのお姉さまたちと同じ日にライブを見て
夜通し飲みながら語り明かしたいです!

その日が来ることを信じて・・・
その日はあちゅと一緒だと信じて・・・
しつれいしまーす!

637:2015/12/15(火) 16:02:57 ID:???

>>636
♪様〜こんにちは☆

贅沢な2日間でしたねー♪
あちゅが元気そうと聞いて嬉しくなりました。
お手手と一緒に頭も揺れるあちゅ……かわえーーっ(〃∇〃)
かわゆすぎてやっぱり何かが出てきそうです←だから何?

そしてそして!
バックに流れてる映像……でーぶいでーになったら入るかな?
兄ちゃんズの最後に映像でもすんたんが一緒できたことがなんかもう…。・゚・(ノД`)・゚・。
ゲトゲト叫ぶあちゅもお唄が素晴らしいあちゅもかわゆすぎるあちゅも早く見たいw
残念ながらラストのびゅいんぐは行けない日の上に映画館まで遠い遠い←
ぱぱの時はもっと近くでやってくれたんだけどなぁ…。
兄ちゃんズの最後見たかったなぁ…。
って、いつまでも言ってても仕方がないっ。
お姉様がたの萌えれぽを読んで脳内であちゅを躍らせときます(笑)

からの〜すんたんらいぶ♪
あちゅ(偽者w)がいたなんてっ…ぐふ←怖い
カミカミ王子は健在でしたねー。
メイドリンってwww
こちらもでーぶいでーが楽しみです♪
あちゅ指しすんたん是非是非入れて置いてくださいませ0くとー監督!

♪様、いつもいつもらいぶに参戦せずにうだうだしてる私に萌え提供ありがとうございます!
本当にいつかお姉様達と一緒のらいぶで語り明かしたい…。
一番参加が怪しい私が言うなって話ですが(笑)

そしてお姉様達と一緒にあちゅとすんたんのいちゃいちゃを生で見られる日が来ますように☆
…欲張りすぎかw

ちなみにどうでもいいことですがれぽを漁っててあちゅもすんたんも相変わらずのお笑い好きに1人ムフっとなっていた怪しい私でした( ´艸`)

638:2015/12/15(火) 16:10:21 ID:???

>>635
1号姉様〜こんにちはです。
きっとね、あちゅ楽しもうとしてるんだと思います。
実際に楽しんでるんだと思います。
でもやっぱり寂しい気持ちはありますよねー。
「紙おぱんちゅ自分でできるもん」って、あんまり安心できないよあちゅw
うさちゃんが泣いてたとかまつ兄ちゃんがうるうるしてたとか見てると余計寂しくなります(あれ?まき兄は?)

そしてにこにこすんたん♪
緊張していたようですが、余裕が感じられたなんて成長しましたよねー←上から
最近はすっかり穏やかになってw
それもこれも年月のせいとあちゅのせいのはず!
ラストはとっても楽しそうなすんたんが見られたのではないでしょうか?
1号姉様、幸せのおすそわけありとまーす。
ほくほくしながらまたのお越しをお待ちしておりますw

と書いておいてうっかりお返事コピペしそこなってしまいました〜。
すみませんm(._.)m

639:2015/12/15(火) 16:13:10 ID:???

Feuerwerk


少し高い場所で唄う。
周りで時に風を切るように鋭く、時にふわりと優しく舞っているのは守人達。
目の前を見るとたくさんの人達の笑顔が見えた。

そして…。

「お疲れさん」
「ん。次は俊ちゃんだね」
「負けんで」
「俺だって。でも頑張って」
「おう」

軽くハグをしてぽんと背中を叩いて俊ちゃんが離れていく。
さっきまで俺が立っていた場所に立つ俊ちゃんとそれから火の国の守人達。
一際上がった歓声にみんなが楽しんでくれているのを感じて嬉しくなった。


あの日覚えた神の唄。
それをみんなの前で唄うようになったのがその数年後。
それからいつの間にかひろさんを筆頭に守人達が踊るようになって…見に来てくれる人が増えて…。
そんな話を遊びに来てくれた俊ちゃんにしたら面白そうじゃなって。
いつの間にかこうやって水の国と火の国の境で舞台を作って唄うようになった。
はじめは警戒し合っていた両国のみんなもいつの間にかすっかり仲良くなって(時々どっちの唄がいいかで喧嘩になるらしいけど)完全にお祭り騒ぎ。
何もなかった国境には宿が立ち並び、屋台が並び…俺達が唄う前の何日かはいろんな人がいろんな芸を見せ、今では何日もこの騒ぎが続く。

「俊ちゃん、いつの間に新しい歌作ったの?内緒にするなんてずるい!」
「お前も作っとるじゃろうが」
「そうだけど」

唄い終わった俊ちゃんを出迎えていつもより高い声を上げる。
普段は水の国の王として恥ずかしくないようになるべく落ち着いて行動するよう気をつけてるけど、俊ちゃん相手ならそんな必要ないし。

「どうじゃった?」
「かっこよかった!」
「よっしゃ」

がしっと抱きついて言うと嬉しそうな声が聞こえる。
みんなの為に唄ってる唄だけど、俺は誰よりも俊ちゃんに褒められることが嬉しい。
そして多分俊ちゃんも同じなんだと思う。

「おし、んじゃラスト行くか」
「うん……緊張する」
「まあ初めてじゃしな」
「ん」
「けど、大丈夫じゃろ」
「?」
「2人なら」
「うん!」

手を伸ばして俺の肩を抱く俊ちゃんに頷いて、2人でもう一度舞台へと上がった。
出迎えてくれる大きな歓声。
内緒にしてたからか守人のみんなもびっくりしてる。

640:2015/12/15(火) 16:14:26 ID:???


俊ちゃんと顔を見合わせすうっと息を吸った。
さっきまでは少しだけしかこめてなかった力をもう少し強くする。
紡いだ唄声に俊ちゃんの声が重なる。

ざわざわしていた声が聞こえなくなって静寂に包まれた。
唄い続ける俺達の周りを水と火の龍がくるくると回り上昇していく。

大丈夫か。
ってそんな声が聞こえた気がして俊ちゃんを見ると、ちょっとだけ心配そうに見てる。

大丈夫だよ。
って、伝わるように答えて笑って見せた。

俊ちゃんの声に引っ張られていつもより声が出る。
気持ちよくてずっとこうしていたいって…思った。

「わっ」

いつの間にか終わっていた唄。
俊ちゃんと顔を見合わせて満足していたら、がばっと誰かに抱きつかれてこけそうになる。

「ちょ、篤志君も俊君もすげーし!」
「…っ」

これは抱きつかれたってよりのしかかられたって言う方が正しいかも。

「超かっこよかった!」
「…重いってば」
「あっしがつぶれるから離せや」
「わわっ、篤志君ごめん!」
「はぁ。俊ちゃんありがと」

ようやく抜け出せた。
後ろを振り返るとでっかい体を小さくしてしょんぼりするあきら。
その後ろにみんなの笑顔が見える。

「すごかったな」
「なんかもう夢見てるのかと思った」
「俊ちゃんあっちゃん、いつの間に練習したの」
「うわっ」

今度は俊ちゃんも俺もみんなに頭撫でられ背中を叩かれ、もみくちゃにされる。

あのさ…まだ民のみんなが見てるんだけど。
これって王の威厳とかまずくない?

でも、嫌じゃない。
こうやって喜んでもらえることが幸せ。
みんなの笑顔を見れることが俺にとっての幸せ。

だから…ずっとずっと、この平和を守っていこう。
何があっても。
そう思った時、なぜか心臓をきゅって冷たい手で握り締められたような…よくわからない不安に襲われた。

「………」
「あっし?」
「なんでもないよ」

なんでもない。
きっと今が幸せすぎて失うのが怖いから過敏になってるんだ。
大丈夫、大丈夫。

一生懸命言い聞かせて俺はそんな不安を心の底へ押し込んだ。

そして平和な時が流れ…押し込んだ不安もやっぱり気のせいだったと安心した数年後……突然その事件は起こった。

641:2015/12/15(火) 16:16:23 ID:???


「篤志さんっ大変です!!」
「しょうきち?どうしたの?」

その日俺は書庫に用事があって篭っていた。
ばたばたと走ってくる足音に顔を上げると半泣きのしょうきちが走りこんでくる。

年下のくせに昔からしょうきちの方が大きくて、俺だって結構身長伸びたのに今だ俺の方が小さいままで…なんかちょっと複雑。
ってそんな場合じゃなかった。

なんとなく嫌な予感が駆け抜ける。
しょうきちの慌て具合を見るとかなり大変なことが起こったみたいだ。

「はっはあ…あのっひろさんが」
「ひろさんが?」

今日は城下に用事があるって出かけたよね?

「怪我してっ」
「え?!」

怪我?
あのひろさんが?

「よくわかんないっすけどっ、暴漢に襲われたらしくって、で、今あのっ」
「しょうきち…ごめん先にいく。ここ頼む」
「はいっ」

話を最後まで聞いてる余裕なんてなかった。
暴漢に襲われるって言ってもひろさんだから、普通ならしょうきちがこんなに慌てることはない。
怪我だって多少のことならこんなに大騒ぎにすることもない。

城の中の気配を探ってひろさんの居場所を探す。
いつもならすぐにわかるのに。
いつもなら隠そうと思っても隠せないぐらいの力強い気配があるのに。
今は……。

見つけた気配は弱いもので、俺は開けっ放しにしちゃ行けない書庫をしょうきちに任せて力を使って飛んだ。
ひろさんのいるはずの場所へ。

大丈夫。
きっと寝てるだけ。
大丈夫。
しょうきちがちょっと勘違いして大騒ぎした、だけ。
きっと……。

景色が変わり、辿り着いた部屋。
俺の目の前には…頭に包帯を巻いて目を閉じて眠っているひろさんがいた。

642:2015/12/15(火) 16:17:39 ID:???

お返事 >>637-638
Feuerwerk >>639-641

迷ってたけど調子に乗って二部開始(笑)
一部終わりからかなりの時間が経過してます。
いきなりぱぱがエライことに……。
さくさく進めていこう←気持ちだけはw


うっかりコピペ失敗して(||゚Д゚)お返事が前後しています…。
すみませんでした!

643:2015/12/15(火) 22:58:42 ID:???
緋さま、こんばんは〜
第二部開始ありとまーす♪

そうなんです←急に(笑)
何がってお笑いスキーな2人ですよ(≧∇≦)
あちゅはカッコよーく歌い終わってからの〜コロ○キの決めぽーじゅ(`・ω・´)クレ○!
すんたん、女の子まちゅりの時はみずゅぎできてって流れからw
ワシもみずゅぎ履いてやろっ!ギターもったら…ねっ
あんちんしてくらさい履いてましゅよになるって(〃艸〃)

はいはい。
2人でお家でーとの時はお笑いみてあーだこーだ言ってるんだよね!

はー羨ましい(笑)

からの〜♪
すんたんはママの鼻たかだっかーなところを受け継いでますね〜

はー羨ましい(笑)

連日のやかまし報告失礼しましたっ!

644名無しさん:2015/12/16(水) 16:59:56 ID:???
1号も俊ちゃんとおいっ♪おいっ♪してきましたよーーー!!!

えぐ二日目参戦の姉san号様、腹巻とぱんちゅ届けてくださいましてありとまーす!
あちゅは楽しそうでしたか?
にいちゃんズはかっこよかったでしょうか?
1号もきっとびゅいんぐでは泣いてしまう・・・
あちゅがけなげにがんばっていたらなおさら・・・///
でも、あちゅががんばるなら姉ちゃんもがんばる!しっかり見届ける所存です!(泣きながら)

あちゅ&俊ちゃんライブが楽しすぎて・・・//放心状態ですわ〜
一日目はド緊張の俊ちゃんで、MCもそこそこになるほど会場の空気になじめず、
さくっと後半戦に・・・「この空気耐えられん!」と叫んでおりました。
それでも後半は「戻ったね」というほど盛り上がりましたよ!
二日目に昨日の緊張について、会場入りから自分と仲間のテンションが違ったと。
それはきっと自分も入り待ちする仲間も年を取って大人になったからだと・・←苦しい分析

「ごうHIろみさんのように踊れるようになりたい」と言い、
冬休みはダンスを習うんだとか。
きっとあちゅががんばって踊っているのを知っていて自分も一緒にと
思ったのでしょうね!
「GOでーす!」とものまね・・だと思いますが。。。ニテマセン・・

しかし俊ちゃん
「見せ方」がたいへん上手になったような気がします。完全上から目線ですみません・・
ド緊張しながらも余裕を感じられたのは「見せ方」のせいでしょうかね?

一緒に行ったツレ(一緒にえぐも参戦しています)
「きよ//きばさんさ〜・・・ぜったいあつ//しと一緒に床屋行ってるよね?」
「きっと二人して予約しておんなじスタイリストさんに切ってもらっているにちがいない!」
と言っておりまして、鼻息フンフンなりました!フンフン!!!!

645名無しさん:2015/12/16(水) 17:27:29 ID:???
姉♪様ーーーー!1号、スクリーンに俊ちゃんが!って、見逃しています!!ぅわ〜〜んっ(涙)
あちゅかわいかったですよねっ!ころ○き決めぽーじゅやってたんですね??
きっと最近のお気に入りなんですよね〜〜かわいいったら!

「ね〜ね〜俊ちゃん、これでいい?」ピコーンッ!
「ちょっとちがうで!こうじゃ!」ピョコーンッ!
↑ころ○きの決めぽーじゅの練習

「あん心してくださいっはいてますよっ!」(`・ω・´)キリッ←ぴんくのブーメランぱんちゅ。
「はいてましゅっ!!」(`・ω・´)キリッ←紙おぱんちゅ
「ぎゃはははは!!//」
「噛んじゃった・・・」(>_<)
「ぎゃははは!!さいこーやであっし!」
「ほんと??」ぱぁっ (・∀・)))
「これで忘年会ばっちりやし!」
「喜んでくれるかなぁ・・・」
「姉ちゃんたち大爆笑やで!」
「えへへ♪よかったー♪ がんばるっ♪」(*≧∀≦*)ノ

忘年会楽しみですっ♪
♪姉さま、そうですか、なりきりあちゅさんが近くにいましたか、
1号の隣はひとつ、空いていたのですが、きっと黒ちびあちゅが
ヒロパパの力で見えなくなって、となりでニャゴニャゴ歌いながら俊ちゃんを見ていたに
違いないと!思っております。

いつか、皆さんでおいっ♪おいっ♪しましょう♪
そして夜通し語り合いましょう♪
一番参加が怪しい緋様、あんしんしてください!
みんなで緋様のお家に行きますから!
食べ物飲み物は持参いたしますから!
兄ちゃんズは酒のみ持参すると思います!
飲みすぎツブれたら近くの公園にポイしましょう♪

ん??何やらお話のヒロパパ、お怪我を???
大丈夫でしょうか?
はっ!!もしかして紙おぱんちゅを渡せなかったsan号姉様の仕業じゃないよね??←

646:2015/12/17(木) 14:33:26 ID:???

>>643
♪様〜こんにちは。
怪しげな第二部開始でございます〜(笑)
今回はすんたん大活躍、、、なハズ。

ですよねー!
あちゅのほうが微妙にマニアック(今回はそうでもない?)ですんたんがちょっぴり下ネタ気味なとこが2人らしすぎですw
あちゅとすんたんであーだこーだ言ってるのを妄想するともう、微笑ましいって言うかこうやっぱり何かが出そうにっ←
すんたんおふりょからすっぱだかで出てきて、あちゅの前であんちんしてくらさいとか言ってタオル投げつけられたらいいよ( *´艸`)

なんて妄想も変な方に行きかけたとこで自主規制(笑)

からの〜お写真。
ほんとすんたんままとそっくりな鼻〜♪
低い私は超羨ましいです(>_<)
ちなみに、私にはにこにこ笑顔のあちゅがままの隣りにいるのが見えてますw

あれ?なんか今日はいつにもまして壊れ気味(笑)
この調子でくりしゅましゅなお話も書き始めようっと。

♪様〜連日のお越しありとました〜☆


>>644-645
1号姉様、こんにちは♪

びゅいんぐも兄ちゃんズとあちゅの頑張りをしっかり見てきてくださいっ、私の分まで(勝手に押し付け)
「この空気耐えられん!」なすんたん可愛いw
あちゅったら、すんたんに踊れるようになったのー見て見てーと言いながらエロ可愛いダンスを披露したとか?
一緒に習うあちゅとすんたん………いい( ̄¬ ̄)
すんたんの似てない「GOでーす」見てみたかった(笑)

「見せ方」…やっぱり歳をとったり、回数をこなすことで見えてくることやれることも増えてきますよね。
そういうのかっちょええなぁ。

ってきゃああっ!おツレの方、日頃私が思っていたことをずばりと口になさって…素晴らしい♪
なんと言うか、切るタイミングが一緒だったり、似たような髪形をしたりとか、ねえ?
あちゅがすんたんに憧れてぼうじゅにした頃から二人は変わってないなぁと思えて嬉しいです←

ころ○ききめぽーじゅ…でーぶいでーに入ってほしいなぁ。
楽しそうに2人がきめぽーじゅの練習w
そして紙おぱんちゅあちゅ、しかも噛んじゃったw
忘年会でそんな2人を見たら大爆笑じゃなくて…血(鼻血やら吐血やら)だらけになりそうだよ、すんたん。

本当にいつかお姉様方とおいっ♪おいっ♪したいです。
とりあえず頑張って腕鍛えとかなくちゃ←
うわーーん(´;ω;`)1号姉様〜〜ありとますっ。
狭い家なのであれやこれやぺいぺいっと粗大ごみに出してすっからかんで皆様を出迎えたいと思います(笑)

その日を楽しみに…今日もあちゅとすんたんを愛でよう♪
あ、お話のぱぱはしばらく休養でございます。

647:2015/12/17(木) 14:35:03 ID:???


Feuerwerk


「篤志君」

ひろさんの部屋に直接飛んだら、けんちがいた。
驚いてないとこ見ると多分俺が来るのわかってたんだと思う。
でも今はそんなことよりも…ひろさんのこと。

「篤志君、落ち着いて聞いてね」
「………うん」

ひろさんの傍に座るとけんちが静かに話しかけてきた。
深呼吸をひとつして必死で冷静になろうと心がける。
だって…ひろさんの気配が弱いんだ。
わかってたけど…すごく弱い。

「まず、犯人は捕まえました。人質を取られててしかも少しだけど能力があったから手を出しにくくて」
「うん」
「ひろさんが隙を見て人質を助けたんですけど、その時に使い慣れてなかった犯人の力が暴走して」
「ん」

なんとなくその先の想像がついた。

「人質を庇ったひろさんが巻き込まれて」
「……」

やっぱり。

「怪我も酷かったんですが、それより頭を強く打ってるので…もしかしたらこのまま意識が戻らないかも…」
「うん」

淡々と説明してくれてたけんちの声が震える。
俺はきつく手を握り締めてけんちの説明を聞いてた。

俺の力を使えば…ひろさんは助かるかも。
でも……ひろさんとそれからみんなと約束した。
この力、使わないって。
それに怪我を治すことが出来ても俺の力じゃ意識を取り戻すなんて…そこまでのことはできない。

大事な人を助けられないなんて、何の為にこの力があるの?

「篤志君」
「ごめん、大丈夫。あの、さ……ちょっとひろさんと2人にしてくれる?」
「けど…」

俺のお願いに躊躇するけんち。
心配してくれてるのはわかる。
力を使うんじゃないかって不安なのもわかる。

「大丈夫。約束したから力は使わないよ。ひろさんに何かあったらすぐ呼ぶから…ちょっとだけ」
「わかった」

まっすぐにけんちを見て言ったら頷いてくれた。
静かに出て行くけんちを見送ってから、ひろさんに目を戻す。

「ひろさん……俺の力、何の為にあるのかな?大事な人でさえ守れない。こんな力、意味ないよね」

我慢できなくて涙がこぼれる。
悔しくて情けなくて仕方ない。

俺をあそこから助け出してくれたひろさんに…俺は今、何が出来るんだろう。

648:2015/12/17(木) 14:36:17 ID:???


あれから数日、ずっとひろさんの傍にいた俺は王としての仕事の為に謁見の間に向かっていた。
今日は1月に1度の民との謁見の日。
他の日でも時間があれば城下に行っていろいろ話してるからそんなにかしこまったものじゃないけどね。

何事もなかったかのようにいつも通りの挨拶をしていつも通り、雑談のようなものからこうして欲しいなどの意見を一通り聞いた。

あそこの川はもう少し土手を高くした方がいいかも。
今年の稲は順調みたいだから…少し安く出回るかな。

「おうさま」
「なあに?」

いろいろ考えていた俺は小さな子に話しかけられて意識を戻す。

「おうさまは、けがをなおせるの?」
「どうして?」

びっくり、した。
俺の力は誰にも知らせていないはずなのに。

「しらないおじちゃんがいってた。おうさまはちゆ?のちからをもってるのにそれをかくしてるんだって。
もりびとさまたちが、じぶんたちがつかうためにかくしてるんだって」

ああ…きっと前王の話と今が混じってるんだと思う。
俺が王になった頃、前王が俺を捕まえてたのはその力のためだって、一部で噂になったらしいし。

「隠してなんかないよ。そんな力があれば…もっとみんなの為に何か出来るんだけどね」
「そうなんだぁ」

なんとか答えを押し出して、子供は素直に頷いてくれたけど…すごく心が痛い。

本当は隠してるのに…。
大事な人の為にすら使えない力だけど。


気がついたら謁見は終わっていて、みんなは退出していた。
誰もいない部屋で俺はその場に座り込む。

ひろさんが怪我をしたその時の状況は話してもらったけど…けんちは俺にそれ以上のことは教えてくれなかった。
捕まえたって言う犯人にも会わせてはもらえなかった。

犯人は何をしたのか、何の為に人質をとったのか、何を考えていたのか…俺は知らないまま。

なんで教えてくれないの?
もしかして…俺の力が関係ある?
俺が力を隠してるって噂になったことで…不信感を持ってる人がいる?
そしてみんなはそれを俺に隠したかのかもしれない。
俺の為に…。
俺が気にしないように…。

本当に何でこの力はあるんだろう?
民のためにも使えない。
自分の大切な人の命を救うことにさえ使えない。
ただ争いの種だけを撒き散らすこの力…。

「篤志さん?っ大丈夫っすか?」
「しょーき、ち?」
「気持ち悪いっすか?それとも眩暈?熱?えっとえっと、つわり?」
「…だ、大丈夫だから」

俺を探してたのか、広間に入ってきたしょうきちがしゃがみこんだ俺を見て慌てて近づいてくる。
あのさ、ちょっと落ち着こうか…。
心配させるような格好してた俺も悪いけどさ、テンパりすぎじゃない?

「でも顔色悪いっす。休んだ方がいいですよ。部屋に戻りましょう」
「わかった」

手を差し出すしょうきちに頷いて立ち上がる。
ゆっくりと廊下を歩き部屋に戻る間もそれから部屋に戻って休んでる間も
ずっとずっと俺はどうしたらひろさんを助けられるか、どうしたらこんな俺でも何か出来るかを考え続けていた。


そういえば……書庫の資料の中に気になる話があったんだっけ。
おとぎ話のようなちょっと怪しい話だったからさらりと流したけど…もしあれが本当なら
本当に実現できるなら……ひろさんを助けることだって出来るかもしれない。
あの本どこにあったっけ?

その日の夜中、眠れずにいた俺はふと思い出したことにいてもたってもいられなくなって気配を殺して書庫へと急いだ。
今だに少し暗闇が怖い俺だけど…その時だけは廊下や書庫が暗いことなんてちっとも気がついていなかった。

そして俺が城から姿を消したのは…それから数日後のこと。


みんな…勝手なことしてごめんなさい。

649:2015/12/17(木) 14:37:25 ID:???


ひろさんが怪我をして眠りについてから…篤志君が笑わなくなってから…この城は静かになった。
俺だって笑える気分じゃないし、大きな声を出す気分でもない。
ただひたすらひろさんの目覚めを願いながらやらなくちゃいけない仕事をこなしていた。

そんな中、バタバタと大きな音を立て誰かが近づいてくる。

「大変、大変です!」
「なおき?何があった?」
「篤志さんが、いないんです!」
「いないって?部屋には?ひろさんのとこには?」

あの日から王としての仕事をしていない時はほとんどひろさんの部屋にいる篤志君。
だから嫌な予感はひしひしと感じていたけど、それを無視してひとまず聞いてみる。

「これっ」

なおきは真剣な顔のまま首を振って俺に一枚の紙を差し出した。
そこには篤志君の綺麗な字。

【みんな、ごめんなさい。俺のこれからすることが王として失格なのはわかってるけどどうしてもやりたいことがある。
しばらく城を離れるけど心配しないで下さい。それから城の周りに結界を張りました。
力を持たないものは自由に出入りできるけどみんなはそこから出れないと思います。
不自由をかけるけどしばらくの間我慢してください。勝手な主で       ごめん】

って、なにこれ?
篤志君何をしようとしてるの?
心配?するに決まってるじゃん!
とりあえず追いかけないと!

パニくる思考を何とか落ち着けてとにかく篤志君を捕まえようと思った時、目の前に不機嫌そうな顔でわめくけいじがやってきた。

「けんち!何がどうなってる?!外に出られねーんだけど」
「っ!」

本当に俺達は外に出られない?
つまり…この手紙は間違いなく篤志君からのもので、篤志君は俺達をこの城に閉じ込めて……。

「篤志君、何をしようとしてるんだ…?」

あの篤志君がひろさんを見捨てるなんて思えない。
と同時に俺達に危害を加えるとも思えない。
てことは…篤志君が何かやろうとしてることの邪魔をさせないためなのか、それとも…俺達の安全を守るためなのか。

「なおき、みんなを集めて。これからのことを相談しないと」
「はいっ」

ひろさんほど上手くこの城をこの国を守ってはいけないかもしれないけど…それでも2人が大事にしているこの国を守らなくちゃ。

本当は無茶をする篤志君をすぐにでも探し出して連れ帰りたい。
けど、ここから出られないんじゃそれは無理だから…篤志君の力は俺達じゃ破れないし…せめて篤志君がいつでも戻ってこれるように俺達はここを守るんだ。

650:2015/12/17(木) 14:38:01 ID:???

お返事 >>646
Feuerwerk >>647-649

相変わらずの一人行動あちゅ。
さっさとすんたん連れてこよう←
ぱぱはしばらく眠り姫です(笑)

651:2015/12/18(金) 22:59:05 ID:???
突然ですが叫んでいいですか?

あちゅは頑張ってらいぶを楽しんでるみたいだし
寂しいけど兄ちゃんズの新しい門出だし
ぱふぉは見れなくてもこれからも兄ちゃんズは兄ちゃんズだし
といろいろ自分を納得させて前向きになったと思っていたのに…あちゅが泣いてるのを見たら堪らなくなって号泣中(T^T)←金ちゅま予告より

やっぱり寂しいよね
辞めるのだって寂しいし悲しいだろうけどいつも置いていかれる側のあちゅの気持ちを思うと胸が痛いです(>_<)

置いてかないでー!って。
あちゅも一緒に連れてってー!って叫びたい(´;ω;`)

収録はとっくに済んでるしあちゅの気持ちの整理も少しはついてるかもしれないけれど…
それでも、あちゅの気持ちが少しでも安定するように…すんたん度々あちゅに連絡してあげてね。

ここを気持ちの捌け口にしてしまってすみませんm(._.)m
お話も頑張らなければ。

あちゅのらいぶもすんたんのふぁいなるも素敵な時間になりますように☆

652名無しさん:2015/12/20(日) 11:04:09 ID:???
緋様……
2号は予告を観ていないので、何とも言えないのですが。
ライブでのあちゅは、本当に楽しそうでした。
今、この瞬間を楽しもうとしていると思います。
私もライブで生あちゅを見るまでは心配で心配でたまらなかったです。
でも、あちゅの笑顔や歌声を聴いていたら、あちゅはあちゅなりにもがき苦しみながらも、前を向いて歩こうとしていると感じました。
ならば、それを全力で応援していこう!と2号は決めました!
緋様もこちらのお姉様方も共に、あちゅを全力応援出来たらと思っています!
まずは本日すんたんライブに参戦しますので、あちゅのことをすんたんに頼んできます←結局他力本願w

653:2015/12/20(日) 22:26:44 ID:???

取り急ぎお返事だけ〜。
お話はもう少しお待ちください(>_<)

すんたんつあーお疲れさまでした(*^ー^)ノ♪



>>652
2号姉様〜こんばんは☆
きっと今ごろはすんたん補給して艶々のぷるぷるになってるかと思います。
あ、ぷるぷるなのは腕ですかねw
本当は行ってらっしゃいませ〜を言いたかったのに時間がなくてこのタイミングになってしまいました(。>д<)
しかもお話も更新できず…。
ぼちぼち時間をひねりださなくては。
そしてそして勝手にあちゅの気持ちを想像してしょんもりした私にありがたいお言葉っ!
そうですよね。
直にあちゅを見てきた2号姉様をはじめお姉様方が楽しそうだったとおっしゃってくださってるんですから余計なことは考えずにあちゅを応援しよう。
2号姉様ありとます♪
あ、ちゅべに画像悪いですが予告あちゅをあぷしてますのでよかったらどうぞ〜。
こちらはしばらくしたら消す予定です。

やっぱりあちゅのことはすんたんに頼まないとですよね←

あーなんだかまとまらないお返事ですみません(笑)

654:2015/12/21(月) 16:26:36 ID:???

Feuerwerk


「とりあえず水の国に入ったか」

あたりを見回しても木しかない山奥やけど、感覚的に火の国から水の国へと入ったとわかる。
いつも唄い踊る国境付近の街とは違いこの辺は普通の人ではまともに登っても来れない高い山と深い森。

普段なら通らないここをわざわざ通ったのは目立たんように水の国に入るため。
別に何か悪いことをしようってわけじゃねえ。
最初はまきさんが来る予定じゃったのを俺が行くと無理矢理押し切ったんじゃ。

それもこれも…1週間前、突然水の国の城と連絡がとれなくなったから。
普段些細なことでも力を使ってやり取りをしとって、その日もまっちゃんが連絡用の火を送ったが跳ね返された。
そんなことはあっしが王になってからは一度もなかった。
気になったらしいまっちゃんが水の国に飛んだけど、城に入ることは出来んかったらしい。
そして…水の国に何かあったかもしれんと、俺達は情報を集めることにした。

最初は城下近くまで飛ぶつもりじゃったけど…前回みてーに国境付近でよくねえことを企むヤツがいるかもしれんし
念のため歩いて国境を越えることにする。

「…ん?」

深い森を歩いとると…ふいに知っとる気配を感じた気がして立ち止まった。

「あっし、か?」

城にいるはずのあっしの気配がこんなとこからするはずはねえが…。
そういやこの辺には水の神域があったか。
火の国にもあるが、普段は水の結界が張ってあり誰も入れないようになっているはずの場所。
向かってみるが結界には異常はない。

「けどやっぱりあっしの気配がするな…。無理矢理突破するか?」

火の力で押して結界を破ることができるか?
いや…無理じゃろうな。

目の前にあるはずの目には見えん結界。
普通の人なら無意識にこの場所をよけちまうから誰かに気づかれることもねえ。
まあその前にここに辿り着くだけでも大変じゃろうけど。


「…あん?」

結界の前で腕くんで考えとったら、突然水で出来た小さな龍がふよふよと宙を泳いできた。
そいつはふわふわと俺の周りを回りすりすりと身を寄せる。

まさか…この気配。

655:2015/12/21(月) 16:28:01 ID:???


「あっし?」

てことはやっぱり結界の中か?

「きゅ」

水の龍は小さな鳴き声をあげて短い手を上げる。
それからくるりと回ると結界の中へと入り振り向いた。

「ついて来い、か?けど水の結界の中に俺は入れんぞ」
「きゅきゅっ」
「あ?」

ぽんと胸を叩いて見せた龍がまたくるくると回る。
と…目の前にだけぽっかり穴が開いたように結界が消えた。

「……」

入っても大丈夫か?
もしかしてあっしの気配を利用した罠じゃねえか?

「きゅ!」
「ちょい、待て。くすぐってぇ」

考える俺の背中をせっつくように龍がつつく。
まあいくら考えても答えはわからんし、とりあえず行ってみるか。

足を踏み出し結界の内部へ入った。
途端…。

「もしかして、こっから出れんのじゃねえか?」

再び張られた結界に嫌な予感がよぎる。

けどまあ…ええか。
何とかなるじゃろ。多分。

「きゅう!」
「わかった。わかったから落ち着け」
「きゅー」

龍の口で服を引っ張られた。
水で出来とるが濡れた感じはねえな。
そしてあっしの気配もしっかり感じる。
やっぱり罠とかじゃなさそうじゃ。

くいくいと一生懸命引っ張る水の龍を軽くひと撫でして、連れて行こうとしている方へと足を踏み出した。

656:2015/12/21(月) 16:28:31 ID:???


水の龍についていくことしばし。
突然目の前が開けて大きな湖に出た。

「これが…神域か?」

湖の周りには生き物の気配すらなくひたすら静寂。
少し雰囲気におされとったら…水の龍がちゃぽんと湖に飛び込んだ。

「?」

底まであっさり見渡せる湖。
水があることすらわからんぐらい澄んだその湖の中に…横たわる篤志の姿があった。

「あっし!」
「俊ちゃん、ダメ!」

慌てて飛び込もうとした瞬間に聞こえた声。
それは紛れもないあっしの声じゃ。

「あっし?」

どこじゃ?
今の声は水の中から聞こえたわけじゃねえし。

「俊ちゃんが入ったら怪我しちゃう。俺なら大丈夫だから。ここの水は特別だから」
「あっし?」

耳元で聞こえる声に視線をうろうろさせる。

「ここ、ここ」
「……お前」

そこにはさっきまできゅいきゅい鳴きながら俺を案内していた水の龍がいた。

「あっしか」
「うん、篤志」

こくりと小さな頭を縦に動かす水の龍。
気配は確かにするが…これが篤志と言われても…なあ?

「くすくす」

怪訝な顔をしとるじゃろう俺を見て笑う龍。
ほんまにあっしなんか…。

「どういうことじゃ?なにがあった?」

いくら力が強くても自分自身が水になれるわけがねえ。
現にあっしは湖の中にいる…はずやのに。

強く問い詰めるとあっしらしい水の龍がぴたりと止まった。
聞かれたくないんじゃろうな。
けど…話してもらうで。全部。

「水の国で何があった?急に連絡が取れなくなるし結界が張られて出入りできんらしいし。まっちゃんもまきさんも心配しとった」
「うん…ごめん。ちゃんと話す。長くなるから座って?」

言われるままに湖から少し離れた場所にあった岩に腰を下ろす。
ふよふよと水の龍が降りてきて、俺が差し出した手の上に乗った。

……冷てえ。けどやっぱり濡れた感触はねえってか、なんか変な感じじゃ。

657:2015/12/21(月) 16:29:25 ID:???


「とりあえず城であったことだけ説明するね」

そして篤志から聞いたのはひろさんの怪我の話。
それから結界を張ったのは自分だってこと。

「何で連絡がとれなくなったのかはわかった。ひろさんが大変な状態なのもわかった」

お前、よくあの力を使わんかったな。

「けど何でお前はそんな姿になっちょる?」
「えっと…ね。あの、俊ちゃんにお願いがあるんだ」

追求した途端に水の龍の視線が(水で出来とるのに何でわかるんか自分でも不思議じゃけど)泳いで、乗っていた手からふわりと浮かび上がる。

「誰にも…言わないでほしいんだ。ここにいることもこんな姿なことも…というか俺に会ったことも言わないでほしい。
例えまっちゃんやんまきさんに聞かれても」
「なんでじゃ?みんな心配しとるのに」
「うん…わかってる。でも言わないで。約束してくれないなら理由は話さない」

水の龍はふわふわと俺の座った岩の上に降りてきてそして、小さな小さな篤志の形をとった。
そんなこと思っとる場合じゃねえのはわかっとるけど……ちょっとかわええ。

「俊ちゃん?」
「いや…」

水でできた小さな篤志はこてんと首をかしげて俺を見上げた。
そんな仕草も可愛いと思っちまって、慌てて視線をそらす。

ちょっと落ち着け俺。
今はもっと大事なことがあるじゃろ。

「黙っとくんはええけど…まっちゃんもまきさんも鋭いからな」

俺が何か隠しとるのはすぐバレるじゃろう。
問い詰められて、隠しとおすのは難しい。
信頼しとる人達じゃし、嘘はつきたくねえから。

「無理?」

きゅっと小さな水の手が俺の服を掴む。
器用に細部まで忠実に再現されたミニチュアあっしをつぶさないようにそっと持ち上げた。

「全部隠さずに話すか?お前がどうしてこんな姿なんかも、何をしようとしとるんかも」

ひろさんのことが関係あるはずじゃ。
仕方ない。で諦めるようなヤツじゃねえし。

「えと、うん。俊ちゃんが約束してくれるなら隠し事しない」
「はあ…仕方ねえな。誰にも話さんと約束する。じゃから1人で抱えとらんと全部話せ」

じーと見てくる篤志にため息をついて約束をする。
俺がしてやれることはないかもしれんが、すぐに自分1人で何とかしようとする篤志の手伝いを少しでも出来るなら。

「ありがとう。俊ちゃん」

にこにこと笑う篤志は無色透明なはずなのに、きらきらと輝いてみえた。

658:2015/12/21(月) 16:30:42 ID:???

Feuerwerk >>654-657

水中あちゅは水火と同じで申し訳ないです。
先にこっちが出来ていたので、ちょっと変更しようにも出来なかった←単細胞


すんたんおんにゃまちゅり、ばれんたいんの時期なんですねー。
たくさんのお姉様方と会うすんたんにあちゅが拗ねたりしませんかねw

「俺とは逢えないくせに!」って。
「可愛い子がいたら、う、浮気するんでしょっ!」って(笑)

いっそあちゅもチョコ持って見に来ればいいよ←女装可

659名無しさん:2015/12/22(火) 10:47:00 ID:???
かっ!!!


かわいいあちゅきたーーーーーーー!!!!!!!!
きゅっ♪と鳴く水龍あちゅーーーー!!!
からの〜♪
ミニチュアあちゅーーーー!!!!!
ぐーーるぐるぐるぐるぐるぐるぐるgrgrgr・・・・///!!!!!
萌萌萌萌萌燃燃萌萌萌燃え燃え・・あちっ!!やけどっ!

はぁ〜〜〜もう!もうっ!緋様ってば!
1号、やられちゃいましたよっ!( ´゚Д゚)・;'.、カハッ

生あちゅ&生俊ちゃんを堪能した後、しばしのあちゅすんロス・・・
そして金ちゅま予告・・・(涙)
そうだね、あちゅ、いっつも置いてかれてる・・・1号もしょんもりしました。
でもね、えぐに残るあちゅは、きっとあちゅの意思で残るのだと。
一緒にいこう?と言われても
「まだここにいる」(`・ω・´)キリッっと言ったと思うんです。
でもすぐ(TεT;)さみちぃ←こうなってるんですけどね多分(涙)
なんて思いながら、しょんもりしてたところに・・・・
かっ!かわいいのきた!v(≧∇≦)v

はい!あっしです!と短い手をあげる水龍あちゅ。
まかせとけ!と胸をたたく水龍あちゅ。
きゅっきゅきゅっきゅ鳴きやがって〜かわいいぞこらーーーーー!!

どうしよう・・・今まで生あちゅはかっこいい(p゚∀゚q)おぉ♪・・と思ってたんですが、
この頃は・・かわいくてしょうがないんですよ〜〜いや、今までもそうだったんですけどね、
さらに拍車がかかりましてね。
きっと緋様のせいですよぉ〜〜〜〜もう〜〜〜(´・ε`・ )チェーーーッ
しょんもりしてる暇がないですよ〜〜〜もう〜〜(´・ε`・ )チェッ

ってことで・・・←ドユコト??
ばれんたいーんのおんにゃまちゅりは、あちゅ参加OK!ですよ!

緋様、水中あちゅも好きですよーーどんどん沈めちゃってください←コラッ
リアル水の王あちゅを思い出してます♪ふふふっ

660:2015/12/24(木) 16:20:41 ID:???

>>659
1号姉様こんにちはー♪
きゅっと鳴くあちゅとミニチュアあちゅにやられていただきありとまーす(笑)
や、やけど大丈夫ですか?w

「まだここにいる」(`・ω・´)キリッなあちゅから、(TεT;)さみちぃ…なあちゅに変わるのがリアルに思い浮かべられて
ほっこりしつつしょんもりという器用なことをしてしまいました☆

きゅっきゅと鳴くあちゅは私も気に入ってます…が、残念ながらあんまり出番はありませんf(^_^;
どうにかしてねじ込むか…←

1号姉様っ、生あちゅはかっこえーですよね!
緋もそう思っているのですが、ついつい可愛いあちゅを探してしまいます。
ええ、ちょっと人とずれてるとこも、人の話をきいてないとこも、自分の外見に自信がないとこも、そのくせ一生懸命かっこつけるとこも…(勝手な決めつけw)
全部全部愛しくて可愛いです。
自分でも驚くぐらいあちゅが好きだなーと思います。
ただしいろんな意味でメンドクサイあちゅの相手はすんたんにおまかせで←
そしてそんなすんたんもあちゅと同じぐらい好き♪
ってどうでもいいことを語ってないで続きを頑張ります〜。

ここのところなかなか時間がなくてメモだけが溜まり続けてますが、なんとかクリスマスも書けたしっ後はお正月だ←気が早い

明日の音楽/駅なあちゅ、兄ちゃんズとコメントで絡んでくれることを願ってます(´∇`)

661:2015/12/24(木) 16:21:50 ID:???


ねこまた。


「あっちゃーん俊ちゃーん」

楽しそうな声がしてばたんと扉が開いた。
まきさんが楽しそうなって嫌な予感しかせんのじゃけど…。

「まきさん?」

あっしは気にならんらしくきょとんと首をかしげて目を丸くしとる。
かわええ。
とりあえず隣に居るそんなあっしの喉から顎にかけて舐めといた。

「にゃぅーん」
「いやん、あっちゃん可愛いーって違う違う」
「?」

気持ち良さそうに鳴くあっしに何かを抱えたまきさんはジタバタしながら顔を崩し、それから慌ててその抱えていたものを下ろす。

「何これ?」

あっしがぽんとソファーから飛び降りた。
わしももちろんついて飛び降りる。

「これねーあっちゃんと俊ちゃんにプレゼント♪」
「プレゼント?なんで?」
「誕生日でもねえし…」
「いいからあけてー」
「みゃ」

にやにやするまきさんに促されあっしと2人、人型になってがさがさと包み紙を開いた。

「赤い……服?」
「こっちは帽子か?」
「これ見たことある!えとえと………サンタさん!」

そういや冬になって飼って貰った家のテレビで何度か見たことあるな。

「あっちゃん大正解〜」
「うにゅー」
「あっしを離せ!」

がばりとあっしを抱きしめたまきを蹴って潰されそうなあっしを助け出す。

「はふ…。俊ちゃんありがとー」
「おう」

きゅうとしがみついてくるあっしを抱きしめまきさんを睨み上げた。

「ごめんごめん」
「んで…それをどーせえと」

大体想像はつくけどな。

662:2015/12/24(木) 16:22:37 ID:???


「あっちゃんと俊ちゃんに着てもらおうかと!」
「み?俺、サンタさんじゃないよ?」

首をかしげて不思議そうなあっしにまきさんの顔が盛大に崩壊する。
これがヴァンパイ アとか…誰も信じんやろうな。

「もうあっちゃんてば可愛すぎて食べちゃいたい」
「ふにゃっ?!」
「あっし、こっちゃ来い」
「俊ちゃーん」

びびくっと体を震わせ尻尾の毛を逆立てるあっしを慌てて手元に呼び寄せ庇うようにしてまきさんを見上げる。
冗談とは思うけど…洒落にならんわっ、ヴァンパ イアなんじゃから!

「ちょっ、言葉の綾だってば!そんな本当に食べるわけないから」
「…ほんと?」
「ほんとほんと!こんなに可愛いあっちゃんを食べちゃうなんて勿体無いことするわけないでしょ?可愛くって可愛くって嘗め回したいぐらい可愛いと思ってるのに」
「にゃー」

安心してわしの影から出るあっし。
いや、今の言葉あんまり安心できん気がするんじゃけど…。
まあええか、まきさんじゃし。

「一応ね、人型用と猫用とあるんだよ。着てみてー」

ぴらりと広げた赤い服。
ふわふわの白い毛がついていてそれから………ん?

「はいあっちゃんの、こっちは俊ちゃんね」
「わしは着んで」
「えー」
「えー」
「あっし…」

差し出された服から顔をそらしたら残念そうなまきさんの声。
その上あっしまで同じように不満そうに声を出して頬を膨らませとるし。

くっ…かわええ。

「俊ちゃんも一緒に着よー。お揃いだよ!」
「はあ…わかった」

そんなきらきらな目で見られたら断れん。
まあ…あれはあっしのじゃろうしええか。

「着替え手伝おうか?」
「いらんから外で待っとってくれ」
「えー」
「えーじゃねえ」

まきさんにあっしの着替えとるとこなんて見せたらいろいろ大変じゃし。
いろいろ…な。

「俊ちゃん?」

思わず遠い目をしかけた俺は不思議そうに呼ぶ声に気がついてはっと我にかえる。

「とりあえず、着替えるか」
「にゃっ」

にこにこして耳をぴこぴこさせながらいそいそと着替えるあっし…あー…かわええ。

663:2015/12/24(木) 16:23:21 ID:???


「俊ちゃーん………これ、おかしくない?」
「おかしくはないで」
「みゃー。でも俺、女の子じゃないもん」
「ええやろ、かわええし」
「にゃあ」

ぐいぐいと引っ張ってみても当然服が伸びるわけなんてなくて。
ましてやスカートがズボンになるなんてこともなくて。

まきさんのばかぁ。

何にも考えてなかった俺は渡されたサンタさんの服を着たんだけど…男の子なのに、ズボンじゃなくてスカートだし。
それも短いし。
俊ちゃんのはちゃんとズボンなのにー!

「たまにはええじゃろ。似合っとるし」
「ほんと?」
「ほんまじゃ」
「にゃー…俊ちゃんがそう言うならいいや」

おかしくないならいいよね。
ちょっとすうすうするけど、ふわふわでひらひらなの楽しいし。
ひらひら?
あっ。

「俊ちゃん、見て見てー!ひらひらー」
「あっ……ぐっ」
「俊ちゃん?」

その場でくるくるっと回るとスカートがひらひらと舞って楽しいっ。
てか、俊ちゃん、どしたの?
変な声上げて頭抱えてるけど…?

「まきさんの変態がうつったんじゃろうか…やべ、見えそうで見えんぎりぎりがええと思ってしもうた…」
「みゃ?」

なんかぶつぶつ言ってる。
ちょっと心配になって頭抱える俊ちゃんの横にしゃがみこんで顔を覗いた。

「俊ちゃーん」
「ぶっ」
「み?」

俺の顔を見て、それからちょっと視線が下に向いた俊ちゃんは白い顔を真っ赤に染める。
って、なんで?

「な、なななな、なんでもねえ!」
「にー?」

ずさっと飛びのいた俊ちゃんがちょっと面白かったけど…同時に少しだけ寂しくなる。

「やっぱり変なんだ…。そうだよね、ごめん」

赤いのと白いふわふわが可愛くて楽しくなって調子乗りました。
ごめんなさい。

「違うっ!」
「?」
「いや、あの…かわえーから、そのままでええよ」
「にゃう?」
「あーえっと、あっしが可愛すぎてちょっと照れただけじゃ」
「にゃ!」

そうなの?
可愛いってえっと、嬉しいような嬉しくないような?
でも俊ちゃんが言うならいいやっ。

こんここんこんこん。

「あっちゃーん、俊ちゃーん入ってもいーい?」
「ま…きさん」
「ええ…よ」

たくさんのノックと共にまきさんの声がして、俺と俊ちゃんが返事をしてる最中にドアがガチャリと開いた。

あのさ…まきさん。
今、入ってもいいって聞く意味あった?

664:2015/12/24(木) 16:24:40 ID:???


「きゃー!!!」
「ふにゃっ」

びびくっ。
あっしが再び驚いて尻尾を膨らます。
スカートが立った尻尾でぴらりとめくれた。

「あっし」
「みゃ?」

変態まきに気がつかれる前にあっしを撫でて落ち着かせる。

「にゃー」

耳を撫でたら気持ち良さそうに目を閉じた。

「かっわいー」

なんか、さっきもこんな光景あったな。
つうかまきさん居ったらしょっちゅうか。

「帽子もかぶってよー」
「ああ、忘れとった」

ごそごそと一緒にあった帽子を取り出してまずあっしに被せた。
ご丁寧に耳が出るようになっとる。
そういや、わしの尻尾も出るようになっとったな。

「しゅんちゃんもー」
「ん」

あっしがわしに被せてくれて2人でまきさんの方を見ると…無言でシャッターを連写中。

まきさん、そのカメラ…前よりレベルアップしてねえか?
いつの間に買ったんじゃ。

「あっちゃん後ろむいてー」
「み?」
「そうそう、かわいいねー」
「……」
「今度はちょっとかがんでー。そうそうそれで上を見て、」
「……」
「そのまましゃがんでみようか」
「みゃ?」
「どこのエロカメラマンじゃ!」
「うぎゃっ」

あっしが素直に言うことを聞くからか…だんだんエスカレートしていく要求に、蹴りを一発。
弁慶の泣き所にがっつりヒットして蹲るまきさん。

よし。狙いどおりじゃな。

「俊ちゃん」
「ええの。だいたいお前もまきさんの言いなりになっとるとそのうち喰われるぞ。マジで」

まあ、その前にわしが喰うけど。

「ふにゃっ?!」

ぶわりと毛を膨らませたあっしにまたスカートがぴらりとなって、しまったと思いながら再び宥める。

「あー痛かった」
「復活したか」
「酷いよ、俊ちゃん」
「変態に天誅しただけじゃし」
「えー。まあいいや。ひろさん待ってるしみんなにも見せてこようよ」
「それを…先に言えや」

ひろさん達待っとるとか知らんし。

「ごめーん」

軽く謝るまきさんを置いてさっさとあっしの手を引いて部屋を出る。
すぐにまきさんも…服の入っていた袋を持って追いかけてきた。

そういや、猫用のもあるとか言うとったか。
……この帽子、邪魔じゃな。

665:2015/12/24(木) 16:25:34 ID:???


赤い服を着たあっちゃんと俊ちゃんがぽてぽてと廊下を歩いていく。
あっちゃんのひらひらスカートもいい感じだし、俊ちゃんがずり落ちる帽子を一生懸命直しながらあっちゃんの手を引いてるのもいい。

新調した立派なカメラ(値段も立派だった)からビデオカメラに変更。
2人の歩く姿をしっかりと収めながら後ろをついていく。
もちろん、猫用の衣装もちゃんと持ってきました。

こっちは簡単に、小さな帽子と小さな赤に白のふわふわマント。
あ、そうそう、俊ちゃんのはサンタの帽子じゃなくてトナカイの角だけどw
楽しみだなー。

俺はこの後のことを考え、ルンルンしながらリビングに入っていく2人を追った。



「わ、可愛いね」
「うんうん」
「ちゃんと耳も尻尾も出せる辺り、まきの力の入れようがわかるね」
「あいつはバカだけど、その服は2人とも似合ってる」
「にゃー」
「みー」

ひろさんにまっちゃんうっさんも笑顔で2人を撫で回してる。
うらやましい〜俺も俺も。

「まきはダメ」
「なんでー!」
「似合ってるとは思う、ふたりともすげー可愛い。けどお前は下心が出まくってるからな」
「ーーーっ」

ひろさんが俺を見て超いい笑顔。

怖すぎるーっ!
いやでも可愛いあっちゃんと俊ちゃんが見られるなら命のひとつやふたつっ。

「ほーじゃあ1度地獄に行くか?」
「ひぃっ」

今俺口に出してないからっ。
地獄なんて見たくないからっ。

ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷ…

「まきさん、そんなに首振ってたら首落ちちゃうよ?」
「ぶはっ、あっし…」

あっちゃん、いくらヴァン パイアの俺でも首落ちたら死んじゃうから…。
爆笑する俊ちゃんとそれからうっさんとまっちゃん。
ひろさんは相変わらず超!いい笑顔。
ヤバイ、本当に地獄を見る前にやることやっとかなくちゃ。

「ほ、ほら、みんなで記念撮影しよう」
「いいね、まきが撮ってくれるんでしょ」
「えと、セル…」
「篤志、俊ちゃん、まきが撮ってくれるらしいから、ここに並んで」
「うん」

まっちゃん?うっさん?
いやほらセルフっていう便利な機能がね?

「まき、いいの撮ってくれるんだろ?」
「………はい」

俺も一緒に写りたかったのにー!!!



結局俺はその後も専属カメラマン状態であっちゃんと俊ちゃんと一緒に写るどころかおさわりすら出来ませんでした。しくしく。
あっ、でもね、猫になった2人の姿も超可愛かったんだよ。
トナカイ俊ちゃんがちょっと不満げな顔してたのがすごい面白かったけど。

666:2015/12/24(木) 16:26:50 ID:???

お返事 >>660
ねこまた。 >>661-665

Merry Chr1stmas♪ (1日早い?)
もっといちゃいちゃにする予定がなぜかまきさんいじりのお話にw
ねこまたあちゅとすんたんの書き方を忘れかけてますが…書いてて楽しかったです。

皆様もステキなクリス マスになりますように。


今朝何故かあちゅがぶっ倒れてすんたんに介抱される夢を見ました←
前後は全然覚えてませんが夢の中で腐った自分がそれをニヤニヤと見ていたり(笑)
いやそこはあちゅの心配しようよと起きて自分に突っ込んだ緋でした( ̄▽ ̄;)

667名無しさん:2015/12/25(金) 18:46:59 ID:???
あ、あの、あの、あのーっ!
まつにいちゃんのいン酢他に、すんたんのお名前がっ!

最後 の文字を見るたびに涙腺が刺激されていましてが、今日のは格別です(T . T)

また消えちゃうかもしれないと思ったので、取り急ぎのお知らせでした

By 2号

668名無しさん:2015/12/25(金) 20:32:01 ID:???
ヒロパパのばかぁ〜!
ポカホスカ!゚カポカポカスカ!o(T□T)o

ん?ヒロしゃん?
ヤババッ…何だか動かないんだけど…!!(゜ロ゜ノ)ノ
緋様、姉1号様ー!姉san号、遂に犯罪をおかしてしまいました…←これから逃亡の旅に出ます

その前に…
緋様、皆様 happy X'mas♪

前回は支離滅裂なネガティブな書き込みしてすみませ〜ん
san号前半号泣していましたが後半は、あちゅにムチュー♪あちゅにムチュー♪と1号姉様同様ノリノリで奇声を上げて楽しんで来たんでございますよ。
しかもですね、あんまりにも天上席過ぎで絶対見えねぇだろうと、事前に用意した双眼鏡であちゅをのぞき見してる内に何だかイケナイ気分に顔はニョニョするわイケナイ妄想が沸いてくるわ、でもやっぱり兄ちゃんズが居なくなるのは寂しいわで支離滅裂にー!←いつもの事だ〜

とにかくあちゅのお歌は良かったし、あちゅのお遊戯も可愛いかったし、すんたんの映像も有ったし…え〜!!♪様!!姉san号も気が付きませんでした!そう言えば、気が付かなかったハズだよ中央モニターは今回も変な塔で見えてねぇ

そうか、やっぱりヒロパパあちゅやすんたんや兄ちゃんズの事を忘れて無かったのね…
お願い目を覚まして〜!ヒロパパ!!
火水の国のあちゅとすんたんにお願いに行かねば〜ε=εヘ(゜ο°;)ノ




あ、あちゅもうお歌歌うのね…
あちゅ、同級生が引っ越しって…
まつ兄、まき兄、うしゃ兄ちゃんカッコ良かったよ〜!!

2号姉様〜まつ兄ちゃんいんすた見たよ〜。゚(゚´Д`゚)゜。

緋様の所でまた支離滅裂ごめんなさい〜

669:2015/12/25(金) 22:12:49 ID:???
2号姉様、san号姉様有難うございます!
ちゃんとしたお礼はまたにさせてもらうとして兄ちゃんのいんすた見てきましたーーー!
急いで保存(笑)
それからじっくり読んで涙しました(T^T)

ゆっくり語りたいのですがちょっと身内で不幸がありばたばたしていますので多分今度の更新は年明けになるかと思われます。
年末のあちゅをじっくり見れないのが残念でなりませんが…。
いやっ大晦日は絶対にあちゅをガン見するぞ←

お姉様方今年もいろいろたくさんお世話になりました(深々)
こんな腐りまくった私ですがどうぞ来年もよろしくお願い致しますm(__)m

とかいいつつもう一回ぐらいこれるといいなぁ。

670名無しさん:2015/12/27(日) 00:04:43 ID:???
緋様、皆様ーーーー♪
来年もよろしくお願いいたしますーーーー!!!!
それからメリークリスマス!!!
↑イロイロヒドスギルze・・・・

1号きっと明日はもぬけのからになってしまうと思われ・・・・
今のうちに言いたいこと言っとこ♪

あちゅソロツアー決まったね〜おめでとう♪
行くよっ行くからねっ♪

それからせかんど!二代目!ソロだね!やっとだね!
行くよっ行くからね!
しょーきちんねちゅ、けんちんてつやんちゃい← がっがんばれっo(`д´ 。)!!!・・・涙

めんでーーー!!あなた中年ぷろれすらーみたいだから、ぬいじゃだめよーー!!←

さて、一番言いたいことを言えましたので・・・・

緋様、お忙しいでしょうが、どうかご自愛くださいませ。
皆様、すてきなお正月をお迎えくださいませ。1号の分まで・・・ガビーーン!!

san号姉さま、逃亡しなくて大丈夫ですよーーーー♪
眠り姫パパは1号が責任をもって目をぱちくりと覚ましますので。
眠り姫といえば、ちっすで目覚めるのですよ♪

パパーー!1号の熱烈ちっすを受け取りたまえーーーー!!!(。˘ ³˘)んーーー//

ちゅっぽーーーん!!

671:2015/12/28(月) 00:30:35 ID:???

緋さま、こんばんは。
今年も1年色々なお話をありがとうございました!

本日びゅいんぐにて あちゅと兄ちゃんズのラストをこの目に焼きつけてきました♪
兄ちゃんズとお別れの寂しさを紛らわすためか最初から明るすぎるくらいとばしてました( இ﹏இ )
ころ○きぽーじゅも絶好調(笑) きゅーしゅーの形のきーほるだー(めんた○こ付)なる小道具もバッチリ!
にじゅーよんでは、お裸まつりておそらく初めてであろうたかさままでお脱ぎになって…
きっとみんなも寂しくて仕方ないのをこらえるため、ありえないテンソンになっちゃったんですね(╥ω╥`)

らぶ○りの前に兄ちゃんズからお話があったのですが まつ兄ちゃん号泣で( இ﹏இ )
まき兄ちゃんは最後まで頑張って堪えていて( ̄^ ̄°)
うさ兄ちゃんは明るく明るく明るくのめっせーじで(*´ω`*)
3人のお話が終わったらあちゅも♪も( இ﹏இ )←ちゃっかりめんばーw

からの〜
ら○どりは、たかさまがいきなりの号泣で(╥ω╥`) 他のみんなも泣いてました。
当たり前だけど兄ちゃんズはあちゅだけじゃなくみんなの支えでもあったんだなーと…

そーいえば すぺさるげしゅとにパパが兄ちゃんズにお花渡しにきました!
残念ながらすんたんは映像に抜かれなかったので確認できずorz
でもそこは♪ すんたんもいて欲しくて、すんたんのぐっちゅを密かに持ち込んで勝手に満足してました!

はい、また纏まりもなくダラダラとした報告すみません<(_ _)>


緋さまは大変な時のようですが、ご自分のお身体を労りながらお過ごし下さいね。

ではこんな私ですが緋さま、皆さま来年もよろしくお願いします!

672名無しさん:2015/12/28(月) 10:41:35 ID:???
こんにちわ。
1号もしっかりと、しっかりと目に焼き付けてまいりましたよ。
♪姉さまの言うとおり、みなさん素敵なテンソンで、本当に素晴らしく素敵な
二度とない、かけがえのない時間を一緒に過ごさせていただきました。
まつ兄、うしゃ兄、まき兄、本当にお疲れ様でした。
愛と夢と幸をたくさんたくさんありがとう( இ﹏இ )

まつ兄ちゃんの「メンバーに出逢えて・・・・」のメッセージにあちゅも1号も
こらえていた涙が・・・( இ﹏இ )←1号もちゃっかりめんばーww
うしゃ兄はほんとうに明るく明るくこれぞうしゃ兄!という感じでしたよね♪
まき兄は・・ふつう←
あちゅが「♪ちゅーちゅーも、これが最後かなって・・」といった言葉に( இ﹏இ )

ら○どりは本当にみんなで泣いてね。
たかぼーも歌えなくなるし、あちゅもねちゅもしょーきちんも声が震えて・・・( இ﹏இ )
最後の最後、あちゅが一人で歌うお歌は、歌詞を三人に向けての替え歌でございました。
これはサプライズだったのか、兄ちゃんズはふっと表情を緩ませ、涙をこらえておりました。
あちゅ、立派に歌い切りました!がんばった!( இ﹏இ )
だけど、あの細い体に今後どれだけの重責がのっかるのか・・・・
考えると心配になりますね。どうか、パパ、兄ちゃん、俊ちゃん
離れていても、あちゅのこと、よろしくお願いしますよ!
後輩君たちも、よろしくお願いしますよ!

リアルあきらん・・髪型のせいか、たくましく男臭くいい感じの仕上がりっぷり←
えぐじゃいる舞っこたますぃを兄ちゃんズ三人から直接受け継いだたった一人の男だと!
これから頼んだよ!

あちゅー!♪ちゅーちゅー、きっと最期じゃないよ?
いつかまた、ちゅーちゅーしていいんだよ?
離れていても、一緒に年を取っていって何年後かに♪ちゅーちゅーしてね?
誰一人欠けることなく、みんな一緒でなきゃだめよ?
その時はパパも俊ちゃんも姉ちゃんズも入れてね♪

はぁぁ〜〜〜1号、今月はなんだかずーーと変なテンソンで・・・
パパの時とはまたちがう、なんだろう?このなんとも言えない感じ。

さ・・・寂しいなあーーーーーー!!!!チクショーーーー!!

673:2016/01/01(金) 00:20:04 ID:???
まつ兄ちゃん、まき兄ちゃん、うさちゃん…お疲れさまでしたm(__)m
なんとも言えずただ涙(T^T)
あちゅと一緒に涙(;_q)
寂しいなぁ…寂しいよぉ・゜・(つД`)・゜・


ばたばたした年末年始で兄ちゃん達を見たのは久しぶりですが最後を見守ることができて良かったです。
ただしまだまだお返事もお話もそれからいろんなめでぃあチェックも無理で…申し訳ないですがもうしばらくお待ちください(>_<)

すんたんもきっと見てたよね。
そしてきっと一緒に泣いてた。
兄ちゃん達もあちゅもすんたんも、どうか幸せで充実した日々を過ごせますように。
きっときっとまた、まつ兄ちゃんが書いてたようにおりめんが見れる日がくることを祈っています☆

新年の挨拶は出来ませんが、旧年同様今年もこんなぐだぐだな緋にお付き合いいただけるとぐるぐる舞い踊って喜びます(笑)
いつも優しいお姉様方にとって今年が良い年になりますように☆

いつもありがとうございます(^人^)

674名無しさん:2016/01/08(金) 10:38:07 ID:???
あけましたおめでとうございました。1号です・・・・。
新年早々、すみません・・・・愚痴です。
昨日見ましたか?あちゅのプレミアムライブ?
1号、全然癒されなかったんですけど・・・・・。悶々として眠れなかったんですけど・・・
リアルあちゅは相変わらず素敵♪
背筋がピンとしていて姿勢がいい。立ち振る舞いがスマートでダンディ♪
笑うと・・かっかわいい♪
なによりもお歌が素敵♪声が艶々♪セクシー♪
なのに・・・・・・・
たびたび映る

ショーモナイオンナゲイニンノブッサイクナカオ!
ウットリシヤガッテキモイ!

もうあちゅだけでよかったのに!
ゲストほかにもっといただろうにあのチョイスは誰がしたの?
ヤサグレテイル女性を癒すのが目的だったんだろうそれだったらあのゲスト出演は正解だ
でも見ているこっちとしてはムナクソワルイんだが・・・
おそらくそういうシナリオだったのだろうあちゅを一生懸命盛り上げてくれたのは
認めるが・・
あああああぁぁああ〜〜1号もあんなブッサイクな顔してあちゅのお歌を聴いているんだろうか・・・
サブイボである。ドンビキである。
1号は、せめてもっときれいどころな女性と絡んでほしかった。
あちゅファンとしては、芸人とかおば様ぐらいが安心するのかな・・・
でもあんなムナクソワルイ絵ヅラだと、あちゅの品が落ちる!

なんだよ!ちゅーちゅーするんじゃねえよっ!
けんちんなおきんちゃいだけ踊っていればいいんだよ!
ケツ振ってぐりぐり踊るなよっ!

あちゅにキスしたいとかさわりに行くとかあのおんなマジブッコロース
あちゅがバラエティーにでると必ずでてくるアki竹jo-とかpinkoとか
チョーシブッコキヤガッテババァヒッコンデロ!!!

やっぱりあちゅのまわりは男!男!男でお願いします!←腐

1号はね・・・口が悪いんですよ!皆様ご存じですねそうですね。
新年早々、何言っちゃってるんでしょうかね?ゴメンナサイです。

こんな1号ですが、今年もよろしくお願いいたします。

675:2016/01/08(金) 14:12:35 ID:???

>>667
姉2号様、こんにちは〜☆

まつ兄ちゃんのいんすたお知らせくださってありがとうございました!
あれからもまつ兄ちゃんいろいろ書いてくれててみるたびに涙ですね…。
いっしょーの言葉だけでぶわりと涙が←
そして今夜のてれび…泣きすぎて干からびるのではと今から心配してます。
ただし、、、りあたいで見ることができたらですけど(笑)

気がついたらもうすぐすんたんのおたんじょーび。
これは逃せないとちまちまお話かいてますので間に合えばあぷしますね。

こんな書き手ですが、今年も相変わらずすんたんとあちゅに萌え萌えしていくつもりでいますのでどうぞよろしくお願いします♪



>>668
san号姉様〜こんにちは。

ヒロパパが動かないw
いや大丈夫ですよ、san号姉様、だってヒロパパだもん←
すぐに動き出してむしろもうちょっと寝といてくださいってぐらいすごい勢いで追いかけてきますとも…san号姉様を(笑)

そしてどんな書き込みでもオッケーです♪
私自身もネガって書いてからしまったーといつも後悔してますのコトヨー(´-ω-`)
今年のあちゅそろらいぶは私も双眼鏡とお友達でニヨニヨしようと思いますっ。
その前に行ける日程であることを願ってますが…。

からの〜
いよいよ今日はきんちゅまの日。
昨日のあちゅぷれみあむらいぶを朝からでいりーさんに感謝しながらかぶりつきで見てあちゅの可愛さに悶絶してましたが、きんちゅま。
絶対に泣くからどうにかしてお一人様でこっそり見ようと思います。
号泣必至。
考えただけで泣ける←ネガ過ぎる

その前にすんたんはぴばをカキカキしておかなければ。
さてさて、そんな緋。
今年もすんあちゅプラス兄ちゃんズで突っ走っていきたいと思いますので、どうか呆れずにお付き合いいただけると嬉しいです。

676:2016/01/08(金) 14:16:16 ID:???

>>670 >>672 >>674
1号姉様、こんにちは〜。
明けましたねー。
ええと、新年のご挨拶は出来ませんが…今年もどうぞよろしくお願いいたします。

あちゅそろツアー楽しみですね♪
これだけはなんとしてでも行きたいと願う緋ですが、どうなることやら…。
そしてせかんどもつあーおめでとうございます!
かっこいいせかんどらしさを貫いて頑張って欲しいと思います。

めんでー中年ってwww
特徴あるので皆様にも覚えやすくて、弄りやすい(すんたんとかすんたんとかすんたんとか)んでしょうね。

あ、パパが起き上がってsan号様を追いかけたのは1号姉様のちゅっぽーんなちっすで目を覚ましたからかw
san号姉様が無事逃げ切れることを祈っておきます←

からの〜兄ちゃん達との最後の時間。
♪様も1号姉様も一緒に過ごした大切な時間。
教えてくださりありがとうございます♪
♪様も1号様もちゃっかりメンバーでw
本当に兄ちゃん達お疲れ様でした。
そしてあちゅ、頑張り過ぎないように頑張るんだぞ。
兄ちゃん達もぱぱもすんたんも、きっと見守ってくれてるはず。
もちろん頼もしくなってきた王子もあちゅに締め落とされるあきらんも←後輩達みーんないるんだからね。

そういえば最近いんすたとかであきらん見るとどこのおっちゃんかと(笑)
昔と比べてあの笑顔の頼もしいこと。

そして、ちゅーちゅーはちゃっかりかうんとだうーんでやってましたねw
何年後かにまたみんなで出来ることを楽しみにしっかり目に焼き付けました。

パパの時とは違うテンソンなのは緋も同じです。
やっぱりあちゅだけになるからかなぁ。

昨日のあちゅらいぶでは楽しげなけーじとけんちん、なおきが見れて、あちゅも楽しそうでほっこりしましたが…
今日の夜は……(´;ω;`)

考えただけで泣けてくる。
1号姉様、私も寂しいですーーーっ!
チクショーーーーー!!

って、書いてたら1号姉様から新しくコメントが。
ありとまーす♪
え、おんにゃげーにんさん?
ぶっちゃいくなお顔?
そんなものありましたっけ?←
もうあちゅしか見ておりませんよ、私。
あ、けーじ君がほわほわしてかわゆい雰囲気を出していたのはちゃんと見てました!
やまもちょアナの相変わらずな進行もたましーを思い出しましたし、
途中本当に見学に来てたのか、それとも最初から予定してたのかわからないけんちんとなおきんもしっかりと見ました♪
きっといつも飲んだらあんな雰囲気であちゅが唄ったり、ぱふぉが順番に踊ったりしてんだろうなぁ。
ということで、見てませんよ。ええ、見てません←断固拒否w
変なのがあちゅと唄ったなんて見てません←イヤだったらしい
どうせならなおきんと唄えばよかったのにぃ(・ω・`)

すんたん観たかな?「まーたわがま/ま唄っとる。最初にからおけで唄ったのはわしじゃ」とか言ってそう(笑)
そしておんにゃげーにんさん達に爆笑しつつヤキモチやいてたらいいw←妄想に走ることにしたらしい
えーっと、男ばっかりだとそれはそれで心配なので、すんたんのためにもあの辺で(失礼な)妥協しておこうと思います(´∇`;)

677:2016/01/08(金) 14:16:59 ID:???

>>671
♪様、こんにちは☆

すっかり遅くなってしまいましたが、こちらこそ去年1年いろいろ怪しげなお話にお付き合いいただきありがとうございました。
どうか今年もSA脳で腐った緋をよろしくお願いします←我ながらあまりよろしくしたい相手ではないぞw

びゅいんぐれぽありとまーす!
なるべく笑顔でいようと頑張るあちゅが健気で…涙。
他のみんなも楽しく終わろうと頑張ってくれてたんですね。
それはかうんとだうーんでもよくわかりました。
兄ちゃん達がそれを望んでて、みんなもそれを望んでて、でも寂しくて。
あちゅ、よく頑張った。
今になって少しずつ動画を漁り兄ちゃんズを見て涙涙です。

すんたんのぐっちゅ持ち込みな♪様、ぐっじょぶです!
きっとすんたんの心も一緒に持ち込まれてたはず。
いやいつぞやのお酒を一緒に呑んだちびすんたんが♪様の肩で足をぷらぷらさせながら見てたかも←
何となくそう思うとほっこり。
♪様、ありがとうございます

からの〜
ご心配をおかけしましたがやっとこさ、日常が戻ってきました。
放送されなかったあちゅらいぶもついさっきでいりーさんから奪いとって見終わり(笑)お正月なてれび達もリピりながら編集し
ついでに昔のあちゅすんをチラ見してニヤケ←
漸くお話に手をつけた¥ていると言う体たらく……えへ。

そして今夜はぴったん、こーなあのてれびから号泣予定のきんちゅまが。
りあたいは無理かもなので、何回も録画の予約を確認してします。
こっそりすまほでチラ見しよう。
その前にすんたんはぴばを書かねば。

と言うことで?
なんとか11日に間に合うように頑張ってきまーす←宣言して追い込む作戦w

678:2016/01/08(金) 14:18:19 ID:???

ねこまた。


「明けましておめでとう」
「おめでとうございます」
「今年もよろしくお願いします」
「こっちこそ」

朝から、いや、昨日の夜からひっきりなしに訪れる客。
普段から会うやつらから遠くからわざわざ挨拶に来るやつ…いろんな姿、形の、世に言う妖怪のやつらがこの屋敷に顔を出していた。
これは毎年のことで、いつも挨拶なんていらねえとは言うんだが、人に限らず新年の挨拶に関して妙に律儀なんだよな。

あーめんどくせえ。

「ひろ君、顔怖いから」
「わりぃ」
「これだけ来れば疲れるのもわかるけどねー」
「毎年だしね」

まっちゃんや、まき、それからうさも苦笑しながら何かと忙しく動いている。

「あいつら、大丈夫か?」
「さっき見てきたけど、落ち着いてたよ」
「そうか」

部屋にいるはずの2人を思い浮かべ、まっちゃんの答えにほっとした。
少し前なら確実におびえていただろうな。

「あっ、はいはい!俺も様子見てきたい!」
「まきはダメ」
「えー」
「行ったら戻ってこないでしょ」
「そんな事ないし」
「落ち着いてはいたけどやっぱりちょっと怖いみたいで篤志が俊ちゃんにぴったりくっついてるんだよ?」
「っ!」
「俊ちゃんも少しでも安心するようにかいがいしく舐めたり甘噛みしたり、同じぐらいの大きさなのにこう一生懸命包み込んでみたり、頑張ってるんだよ?」
「っっっ!!!」

まっちゃんの言葉に声をなくして悶えるまきが気持ち悪い。

「絶対帰ってこないでしょ?」
「かっ、帰ってくる!帰ってくるから行かせてぇ!そんな可愛いショット撮り逃したら一生後悔する」
「なら一生後悔してろ」
「はうっ、ひろさん…」
「まきが白くなってる」
「うっさーん」
「俺は知らないよ。ほら、次のお客さん来た。それに俺だって寝たいんだから」
「……ぶー」

ほんの少し眠気で不機嫌なうっさんに言われて、まきは膨れながらも諦めたらしい。
うっさんの食うのと寝るのを邪魔したらこえーからな。

さて、俺ももうひと頑張りするか。

679:2016/01/08(金) 14:20:03 ID:???


ふう。やっと落ち着いた。

日が高くなると人に見られる可能性も上がるから、客も少なくなる。
特に遠方からの客が来なくなるから、休憩もできるな。

特別にリビングに用意された食事をみんなで取り、篤志が一生懸命入れてくれたお茶を飲む。

「篤志、上手になったな」
「ほんと?」
「本当だよ。美味しい。ありがとね」
「にゃー」

嬉しそうにまっちゃんに撫でられる篤志に癒された。
去年はみんなして早々に眠って体力を回復した覚えがあるが…篤志と俊がいるとこうも違う正月風景になるとは。

「俊ちゃん、俊ちゃん」
「なんじゃ?」
「いい天気だねー」
「ほんまじゃな」

とてとてと篤志が窓辺に歩いて行き外を眺めると俊もついていく。
ぽすんと座った篤志の横に俊も座って…。

「なんか…和むねぇ」
「だな」

白と黒のふわふわした2匹がお座り状態で寄り添って空を見上げている。
ぴんとした背中じゃなく、ちょっと丸まった2人の背中。
なんとも言えないその後ろ姿。

篤志も俊もしばらくは何を話すわけでもなく、何をするわけでもなく、ただ空を見上げていて
俺達も…何も言うわけでもなく、まきですら写真を撮ることなく、ただひたすら篤志と俊のその後姿に癒されていた。



「にゃっ」
「あっし?」

しばらく時が過ぎて、突然篤志が声を上げて立ち上がる。

「忘れてたのっ」
「何がじゃ?」
「あのね、あのね、明けましておめでとうございます!えとえと、今年もよろしくお願いしますっ」
「お、おう。おめでとさん。今年もよろしく」
「ふにゃっ」
「いてっ」

ごちん。と下げた頭がぶつかった。

「かっわいー」

それを見たまきがさっきまで神妙にしていたのが嘘のように煩くなる。

「あー!せっかくのシャッターチャンス!あっちゃん俊ちゃんさっきの格好もう一回」
「嫌じゃ」
「?」
「えー。すっごくいい絵だったのにっ」
「みゃ?」
「そんなの知らんわ」
「まき兄一生の不覚!」
「それ結構しょっちゅう聞いとるけど…何べんいっしょーの不覚とやらがあるんじゃ」
「気にしない、気にしなーい」
「もうええわ、それよりあっし」
「にゃ」
「あっち行くで」
「みっ」

680:2016/01/08(金) 14:21:52 ID:???


まきに呆れた俊が篤志を促して目の前にやってきた。

「ひろさんっ、まっちゃん、うっさん。明けましておめでとーございます」
「「「おめでとう」」」
「今年もよろしくおねがいします」
「こっちこそ」

篤志に続いた俊の言葉にいろいろあった去年を思い出しながら白いふわふわの頭を撫でる。
目を細め気持ち良さそうな顔。
毛艶もその体型もここに来た時よりもよくなって、よく笑うようになって。

「ひろさん、俺も俺も!」

俊を撫でているとぐりぐりと頭を足に押し付けてくる篤志。
その篤志をひょいと抱き上げ、ついでに俊も抱き上げて、2匹の気持ちいい毛並みを撫で回す。
ぐるぐるごろごろと喉を鳴らす2匹に、まるで親父にでもなったかのような保護欲と愛しい気持ちが湧いてきた。

「ひろさん、篤志と俊ちゃんにだけはそんな顔見せるよね」
「?」

そんな顔ってどんな顔だ?

「挨拶に来たやつらが見たらびっくりするだろうね」
「するする」
「そりゃね、笑った顔は見たことあるだろうけど、これだけデレデレなひろさんはレアだから」
「デレデレか?」
「「「うん」」」

そんなぴったりに頷かなくてもいいだろう。

「んにー」
「ひろさん、あっし寝そう」
「俊もだろ?」
「まあ…気持ちえーし」
「しばらく時間があるからいいぞ」
「にゃーう」

無意識だろう篤志が返事をしてもそもそと寝る体制に入る。
俊もくあっと欠伸をして篤志に寄り添うように寝そべってぐるぐる言いながら目を閉じた。

毛の固まりになった2匹を撫で続けているうちにぱしゃりと聞きなれた音がする。

「まきー?」
「あ、はは。ほら、いい写真だから。ひろさんのレアな顔!」
「……まあいいか」

確かに、珍しい顔してるかもしれねえな。
まきが見せてきたデジカメに映った自分の表情に少しばかり照れくさいが、今日ぐらいは気にしないでおこう。

「ほっ」
「ただし、お前は後でいろいろ手伝ってもらうからな」
「えーーー!」
「まき、頑張れ」
「頑張ってねー、さて、俺も寝ようっと」
「ちょ、まっちゃん?うっさん!助けてよー」
「「いや」」

きっぱり言った2人に崩れ落ちるまき。
相変わらずの光景に笑いがこみ上げた。

今年も…こいつらと笑って過ごせればいい。

口には出さずそう願って、俺はすやすやと眠る篤志と俊をただひたすら撫で続けた。

681:2016/01/08(金) 14:25:59 ID:???

お返事 >>675-677
ねこまた。 >>678-680

まき兄はいつでもどこでもこんな役←
ねこまたあちゅとすんたんの寄り添った背中を書きたいが為に出来たお話。
皆様の想像力で思い浮かべてほっこりしていただければと思いますw
さてと、すんたんはぴばを今日中に仕上げないと間に合わない……え、もうこんな時間だしっ…が、がんばろう。

ではではこんなお話ばかりですが、どうぞ今年も緋とうちのすんあちゅ&兄ちゃんズ&ぱぱをよろしくお願いします。


念のためお知らせを。
こちらのお姉様方は1度見てると思いますが、今日からすんたんはぴばを記念して1度非公開にしてあるちゅべの映像を公開しようと思います。
来週にはまた非公開にする予定。
良かったら覗いてみてください。

682:2016/01/11(月) 00:01:40 ID:???

短編


毎年のことやけど大晦日から正月にかけて俺はわりと暇じゃ。
いや暇じゃねーかもしれんが、仕事はねえしとりあえず1人で過ごすことが多い。
友人と飲み明かすこともあるけどな。

んで、今年は…やっぱり家に1人やった。

テレビをつけて適当に観ていると定番のこ/うはくをやっとる。
偶然にもあいつが大きく映っていた。

「人数多いな…いや待て。確か最初にこうは/くに出たときにもキッズがわらわらおったぞ」

今とどっちが多いじゃろ?
なんてどうでもええか。

まっちゃんやまきさんそれからうっさんの最後のこう/はくをきっちり見納めてそれからそのまま…本当に最後の姿を観る為にチャンネルを変えた。

「……ちゅーと/れか」

いつだかのかうんとだうんであっしが間違えてめちゃくちゃ落ち込んどったな。
すげー懐かしいわ。

そんなふうに昔を思い返しながらべびねの3人の最後の勇姿をしっかりと見届ける。

「あーやっぱり泣いたか」

必死で堪えただろうあっしの涙に小さく笑う自分も今視界が揺れとるが、誰も居らんからええじゃろ。
昔は隣りでお互いよう泣いとったなぁ。

普段は昔を振り返ることを良しとしねえけど、たまにはええよな。
あの頃のいろんなことを思い浮かべ、テレビ越しに「お疲れさん」と声をかけそれから新体制…つっても人数変わったようには見えんけど…を見届けテレビを消し

た。


そして翌朝。
毎年、なんだかんだ理由をつけて正月にはこっちに顔を出しとるあっしやけど、さすがに今年は無理じゃろう。
きっとあのままみんなで打ち上げやろうし。

「まあ正月の突撃はねえわな」

そのかわり俺の誕生日辺りには来そうな気がする。
……久々に、カレーでも作って待ってみるか。
これで来んかったらバカみてーじゃけど誰にも迷惑かけるわけでもねえからええやろ。


釣りの予定の合間をぬって買出しとカレー作りを済ませた。
味見してみたが…我ながら美味い…。

あいつが来る前に食っちまいそうじゃ。

683:2016/01/11(月) 00:02:57 ID:???



ぴんぽんぴんぽんぴんぽーん。

連打されるチャイムにほんの少しいらっとする気持ちとやっぱりかと思う気持ち。
笑いながら出迎えるとそこには口を尖らせてるであろうマスク姿の男がいた。

「つまらねー」
「なんじゃいきなり」
「だって、全然驚いてくれねーし」
「そりゃな、去年も一昨年も突撃してきたら予想つくじゃろう。それより明けましておめでとさん。今年もよろしく」
「あっ、あ、うん。明けましておめでとう。こちらこそよろしく」

慌ててぺこりと頭を下げるあっしを笑って家の中へ招き入れる。

「これ差し入れ」
「おう、ありがとさん」

差し出された酒を受け取ってひとまずキッチンに。
まだ明るいけど…ええか。
平気な顔して見せとる馬鹿に、全部吐き出させるにはあれが一番じゃし。

リビングに戻るとぼんやりした顔でテレビを見とるあっしがいた。
内容なんて全然頭に入っとらんじゃろう。
普段人がいる時には見せん顔。

1人で何もかんも背負おうとするからじゃ。
ばかたれ。

「あっし」
「…俊ちゃ…ん…っ」

がしっと顔を掴んで唇を押し付ける。
顔を掴んだ俺の手に少し冷えた指先が触れた。

「…んぅん…ふっ…んぅ」

何か言う前に深い口付けに変えて久しぶりの篤志を味わう。
強張っていた体の力が抜けて素直に応じだしたところでいったん口を離した。

「あっし、抱かせろ」
「あのさ…もうちょっと言い方ってもんがあるだろ」
「することは一緒じゃ」
「そうだけど」

文句を言いながらも手を引くと素直に立ち上がるあっし。
そのまま寝室へと連れ込んでベッドに押し倒し、またキスを交わした。

684:2016/01/11(月) 00:04:20 ID:???



肌蹴た胸にあるタトゥに口付け立ち上がった乳首を軽く噛む。

「んぅっ」

口に押し当てた手の甲から押さえきれない声が漏れる。
なんも考えんでもええように、ただ気持ち良さだけ感じてればええように…ひたすら篤志を責めた。



「あぅっあっ…あん」

口を押さえていた手がはずれシーツを掴む。
押し上げた両足の間には数本の指を受け入れた場所。
ローションの音とあっしの声が響いてさっさと突っ込みたい欲望に飲み込まれそうになる…。

いつもならとっくに突っ込んどるけど今日は自分よりもこいつが優先じゃ。

「ひゃっ、あっ…はぅ、俊ちゃっ、俊ちゃん」

ビクビクと震える太ももを舐め上げてぐちゅぐちゅと指を抜き差しした。
だらだらと零れ落ちるモノを掴んで扱きあげるとあっしの声が一際高くなる。

「あああっ、やぁ!しゅ、ちゃん」

軽く首を振る仕草にもその声にも煽られて掴む手も差し入れた指も速度を上げた。

「ひっ、ああああっ!」

ぴんと伸びた足の指。
ぎゅうっと痛いぐらい後ろが締め付けて飛び散った精液。
乱れた息に焦点が合わない涙にぬれた目。

男でも女でも…長く付き合えばそれなりに慣れもあるじゃろうし、飽きてもくるじゃろう。
けど…何でかこいつに関しては見るたびに体を重ねるたびに、そのエロさを増してるとしか思えん。
抱くたびに夢中になる体。

「はあ…あ、俊ちゃん」
「ん?」
「入れて。抱いて。もっと…」
「あほ」

手を伸ばして縋るように口を開くあっし。
唯でさえ、我慢しとるところにそんなこと言われたら止まるわけがねえし。

痛いぐらいに張り詰めたモノをさっきまで指を飲み込んでいたとは思えんほどつつましく口を開いたそこに押し当てる。
きついかと思ったが、驚くぐらいやんわりとソコは俺を受け入れていく。

「あっ、あ…俊ちゃんっ」

ぐぐっと押し込むと必死な声で名前を呼ぶから、その手を握ってやった。

「んぅっあ…ああっ」

奥までずっぷりと押し込んでそのまま篤志を抱きしめる。
口付けて間近で目を合わせて、ポロリと零れ落ちる涙を舐めとった。

「好き。俊ちゃん、好き」
「ん」

うわごとのように口にしながら泣くあっしは…多分いろいろいっぱいいっぱいなんじゃねえかな。
とか言う俺もいろんな意味でいっぱいいっぱいじゃけど。
つうか、まず気持ちよすぎるし、可愛すぎるわ。こいつ。

「あっ、あん…あ」
「く…あー…気持ちええ」
「ん、俺、俺もっ…ひ、やぁっ」

引き締まった腰を掴んでがつがつと打ち付けると開かれた足に力が入って間の俺の体を締め付ける。
中もきつく収縮していくから、多分もうイクんじゃろう。
俺も、もう限界やし。

「俊ちゃ、も、もうイクっ、や、イっちゃ…ああああーーー」

背中がベッドから浮いて綺麗に反り返る。
息を詰めて全てを吐き出すとあっしもまた吐き出してひくひくと体を震わせた。

「あー…」
「はぁ…ん」

気持ちええ。
息が整うまでそのままじっとしていたら、あっしと目があった。

「俊ちゃん」
「ん」

名前を呼ばれただけやけど、その表情がキスをねだっていたから意地悪せんと素直に口付ける。

「まだ、したい」
「大丈夫か?」
「ん、今度は俺が、する」
「…それは嬉しいけど今日はええよ」
「なんで?」

あっしが上になるいわゆる騎乗位ってやつは必ず一度はする結構好きな体位で、それを断る俺に不思議そうな篤志。
して欲しくねえわけじゃねえけど…今日はお前にしてもらうんじゃなくて、してやりてーからな。
啼いて泣いて…何もかも全部吐き出すまで。

「ちょっ、俊ちゃ…あん、なんでっ、て、聞いてる、のにっ」

すでに硬さを取り戻しかけているモノで濡れまくった中を突くとすぐに反応するあっし。
相変わらず感度ええなぁ。

「あん、あっ、ひぅ」

段々と気持ちよさに飲み込まれいくあっしを見ながらもっともっと全部忘れて気持ちよさだけ感じてればええと思った。

685:2016/01/11(月) 00:05:06 ID:???


「寂しい…俊ちゃん、寂しいよ」
「ん」

ぐすぐすと泣くあっしを抱きしめ頭を撫でる。
性が尽き果てるまで抱き合った結果、今の篤志は子供みてーに感じたことだけをつぶやいて涙を流しとる。
これが目的やったし、かわええし、ええけど…ちょっとめんどくせぇ。
さっきから同じことしか言うとらんし。
まあ、寂しいのはわからんでもねえけどな。

ぐすぐすと泣きながらしがみつくあっしは少しすると落ち着いてきたらしい。
まだ鼻を鳴らしながらやけど、昔の話やこれからの話し、俺のことやぐるーぷのこと、ぽつりぽつりと会話を交わす。

「…俊ちゃん」
「なんじゃ」
「腹、減った」
「…ぷ」
「なっなんだよ、当たり前じゃん」
「まあ、あんだけ声上げて、あんだけ運動したらな。その上泣きまくったし?」
「///」

流石に冷静になると自分がしたことが恥ずかしいらしい。
真っ赤になってぷいっとそっぽをむいたあっしに思わず笑う。
いい歳の男がする行動じゃないやろ。

「…俊ちゃんのバカ」
「バカとはなんじゃバカとは。カレーがあるけど、そんなこと言うなら食わさんで」
「え!カレー?俊ちゃんカレー?!」
「なんじゃそりゃ。まあ俺が作ったやつやけど」
「食う!絶対食うっ。てか、わざわざ作っててくれたの?」
「たまたま気が向いただけじゃ」
「えーホント?本当は俺のために作ってくれたんじゃねーの?」
「バカタレ」

にやにやするあっしに思わず視線をそらす。

「へへ…ありがと、俊ちゃん」

昔と変わらん言い方に、視線を戻すとあっしから柔らかいキスが降ってきた。

686:2016/01/11(月) 00:07:07 ID:???


「んーーーおいしぃ」

あれからとりあえずよろよろのあっしを支えて(昔ならともかく今なら余裕で支えられるわ)風呂に入ってからカレーを暖めた。
ぱくぱくと皿に乗ったカレーを頬張るあっし。

「よう食うな」
「らって、はらへってたんらもん」
「食ってから喋れ」
「んー」

もぐもぐしながら答えるあっしが昔と変わってなくてなぜか安心した。

「しかし、よく考えたらもう夜中じゃし、こんな時間に食ったら太るな」
「う…」
「お前またそろらいぶ決まっとるんじゃろ?」
「だっ、大丈夫だもん」
「ああ。お前なら大丈夫やな」
「なんかムカつく」
「いやマジで。どうせはじまったらまた痩せるんやし、今のうちにしっかり食っとけ」
「うん。俊ちゃん心配してくれてありがと」
「…」

満面の笑みで礼を言うとまたばくばく食いはじめる…。
その笑顔も変わらんな。

またしても頬をリスみてーに膨らませてもぐもぐする姿に思わず手を伸ばしてくしゃりと頭を撫でた。

「なんだよ?……まあいいや。カレーうまっ」

不思議そうな顔で俺を見たあっしやけど、すぐにカレーに視線を戻してはぐはぐと口に詰めこんどる。

こいつとずっと…一緒にいてぇなぁ。
こうやってこれからもずっとずっと居られたらええなぁ。

ぼんやりとそんなことを考えていたら、いつの間にか皿をからっぽにしたあっしが突然声を上げた。

「あっ忘れてた!」
「あ?」
「俊ちゃん、誕生日おめでと!」
「おい。忘れてたってなんじゃい」

そういう俺も忘れてたんじゃが。

「だって、来るなりベッドに引きずり込まれたし」
「お前もそれどころじゃなかったやろうが」

精神的に。

「そうだけど」
「ぷ、はははっ、まあええわ。そういうのもお前らしいけぇ」
「笑うな!」
「くく…。あっしありがとな。愛しとるよ」
「っ!俺も俺もっ俊ちゃん愛してる」

普段あんまり言わん言葉を口にすると(あっしはしょっちゅう言うけどな)ぱあっと顔を輝かせくっしゃくしゃな笑顔を見せるあっし。
思わず照れて視線をそらしたけど、自分でも口元がニヤケとるのがわかる。

「俊ちゃんも変わんないよ。その笑顔」

少し大人びた笑顔で言うあっしに自分じゃわからんけど、そうかもしれんと思った。
人は時と共に変わっていくけど、全部失くしてしまうわけじゃねえよな。

「俊ちゃん」
「なんじゃ?」
「おかわり!」
「まだ食うんか。ムチムチになんぞ、また」
「またってなんだよ、またって!」
「なんでも〜。ほら、皿よこせ」
「うん」

大盛りにしてやっても全部食うじゃろうか?

ちょっとしたイタズラ心で盛りに盛ったカレー。
見た途端文句を言った篤志がそれを全部平らげたのは数十分後のことやった。



別々の道を歩むことを選んで、お前とももうこうやって会えんかもしれんと覚悟していた日々。
それが嘘のように今では毎年当日じゃなくても直接お互いに誕生日を祝うことが出来る。
2度と唄えんかもしれんと思っていたけど、公に一緒に唄うこともできた。
お互いの道はこれからも別々じゃけど、こうやってずっと…お互いを認め合って支えあって歩いていけるんじゃろう。

そんな出会いをくれた…ひろさんはじめまっちゃんやまきさん、それからうっさんに感謝しながら…
食いすぎてぽっこりと腹の出たあっしとカレー臭いキスをした今年の誕生日やった。

687:2016/01/11(月) 00:08:55 ID:???

短編 >>682-686

日付と共に更新のつもりが1分遅れたー!←時間があったのでちょっとやってみたかっただけw
何かの記念の時にはいつも「ずっと一緒に歩いていこう」的な締めで終わる話ばかりだと自覚している緋です( ̄∇ ̄*)ゞ

すんたんおたんじょーびおめでとうございます♪
いろいろと変わることの多い今年。
ままならないことだってたくさんあると思いますが、変わらないことを胸にすんたんの道を歩いていけることを願っています。
そういえば…全国に行ける/だけ行き唄/うってマジですかね?
なーんにもない田舎ですが、もし近くであるならあちゅのそろらいぶ同様なんとしてでも行きたいなぁと思います。
毎年今年こそはと思ってるんだよなぁ。
思ってるだけで実現できないって…すんたんが聞いたら怒りそう(笑)


そして……きんちゅま。
号泣しました。いろんな、本当にいろんな意味で切ない(;_q)
相変わらずのあちゅのえぐしゃんに捧げる決意も
兄ちゃん達がいなくなって寂しくなることも
すんたんの名前を極力出さないことも(映像は結構使われてましたねー)
あれだけ名前スルーしといて脱退の時だけデカデカと出たことには笑いましたがw
あと、地味にいっしょーがあくまで歌だったと言われたことにショックです。
言い方の問題であってそこまで気にする必要はないのかもしれませんが…今のえぐしゃんの全てはぱふぉだけのためにあるのか?Σ(´□`;)
うーん胸が痛くてしばらくりぴできそうにないなぁ。
あ、でもあっぷしゃいどだうーんのらいぶ舞台裏の映像は見たい♪
とりあえず、これからのあちゅが責任感に押し潰されませんように…ぐるぐる泣きながら祈っています。

長々と個人的な感想で失礼しましたm(._.)m

688:2016/01/19(火) 15:59:13 ID:???

双子ちゃんシリーズ


「……」
「……あちゅし」
「しゅんたん」

あさだー。
しゅんちゃんのこえでめをあけたらもうおそとがあかるい。

「ぅはよー」
「はよ」

あさおきたら、ちゃんとあいさつ。
しゅんちゃんとおふとんからでて、えっと、かーてんをしゃーってした。

「つめてー」
「ちゅべたい」

まどつめたい。
なんかおみずくっついてる。

「おえかきできりゅ」
「ん」

えとえと、こうで、こうやって…。

「できた。しゅんたん!」
「んーなら、あちゅし」

しゅんちゃんのなまえをかいたら、おれのもかいてくれたー。
あ、おみずおちた。

「えい」

しろくなってるとこをてでくるくるしたら、みずいっぱい。

「あちゅし、なんかそと」
「しょと?」

おれがくるくるしたとこからしゅんちゃんがそとをみてた。
なんだろ?

「きりゃきりゃ?」
「なんじゃろ?」

いつものおにわがなんとなくきらきらにみえる。

「あちゅし、いこ」
「うん!」

きらきらみにいくー。

しゅんちゃんのてをにぎっておそとへしゅっぱーつ。

「しずかにな」
「?」
「よる、にわにでておこられた」
「しょだった」

たんけんしたら、おこられた。
だから、みつからないようにこっそりいくんだ。

あのときはくらかったけど、きょうはあかるいし…いいよね?

689:2016/01/19(火) 16:00:15 ID:???


「うお」
「しゃむっ」

あつしとしずかにくつをはいて、そとにでる。
すげーさみぃ!

「しゅんたっ、しりょいよ、ほりゃっ」
「ほんまじゃ」

はーってしたらしろいのがでる。
まえもはーってしたらでたな。
えっと…どうしてなんか、ひろさんやったか?おしえてくれたけど…わすれた。

「しゃむいね…」
「へやもどるか」
「ん。でもきりゃきりゃ…あっ!」
「あちゅし?」
「しゅんたっ、しゃくしゃくー」
「?」
「えと…えい」

あつしがあしをあげておろす。

「っ!」

な、なんか、さくっておとしたで!
いつもあるくときとちがうおと。

「……」

おれもやってみる。

「おもしれぇ」
「ねー」

たしたしとあしをたかくあげて、あるいてみる。
ざしざしとおとがする。

「お、おれこっちからすりゅっ」
「んじゃ、おれこっちな」

ざくざくさくさく、さくさくざくざく。
すげー!

「へへへー」
「たのしーな」
「おもしりょいねー」

ざくざく。
ちょっとしゃがんでみた。

「なんか、しろい」
「しゅんたん?」
「ほれ」
「しりょいー」

ちゃいろいつちがしろくなっとる。
よこにきたあつしとそれをつついてみたり、つかんでみたり。

「しゅんたん、しゃくしゃくはしりゅー」
「おれもー」

けどやっぱりおとのほうがおもしろい。
いえのまえからにわのむこうまで、あつしとざくざくはしった。

690:2016/01/19(火) 16:01:59 ID:???


休日の朝。
いつもよりゆっくり寝れる朝、のはずなのに…。
昔は昼ぐらいまで爆睡(だいたい前日遅くまで呑んでるから)だったけど、双子達が来てからはなんだかんだ朝から起きる事になるんだよねー。
今もほら。

「きゃー」
「あれ……外から?」

いつもの休みなら部屋の中を走り回ったり、喧嘩してたり、笑ってたり、そんな音で起こされるんだけど、今日はちょっと違う?
いや、声で起こされたのは一緒だけど…その声が外から聞こえる。

「まさかっ」

慌てて起き上がって上着を羽織った。
カーテンを開けると庭で駆けずり回る2匹の犬…じゃなくて双子達。

「ちょ、なんであんなに薄着なの!」

庭で遊んでるのは別にいい。
けど一応冬用の厚手生地とはいえ、パジャマだけってどうなの?!
今日はすごい寒いんだからね!

「まっちゃん」
「あ、ひろ兄」

慌てて部屋を出ると、同じく慌てて飛び出してきたひろ兄とばったり。

「おはよう、ってそれどころじゃないね」
「まあな」

2人してリビングにあったもこもこのブランケットをひっつかんで玄関を出た。

「篤志!俊!」
「「っ!」」

ひろ兄のちょっと大きな声に双子達がびくんとしてぴたりと止まる。
恐る恐る振り向く仕草がすごい可愛いんだけど…やっぱりそんなこと考えてる場合じゃない。

「こんな寒いのにそんな薄着で出たら風邪ひくでしょ」
「ほら」

ひろ兄が俊ちゃんを俺が篤志を…ブランケットでくるんでひょいと抱き上げた。

うわっ篤志の体、むちゃくちゃ冷たい!

「冷え切ってるじゃねえか」
「ひろさん…」
「まっちゃ…」

ほっぺを真っ赤にしてそれから手も赤くなって、触ってみるとすごく冷たくて。
何してたのか指先に土もついてるし…これはすぐにお風呂に放り込んだ方がいいよね。

「庭に出るのは構わないけど誰かに言ってからにしろ。それからちゃんと着替えてからだ」
「……はーい」
「篤志もだよ」
「…あい」

ちょっとだけ膨れっ面の俊ちゃんの返事としょんぼりした篤志の返事。
楽しかったんだろうし、あんまり怒るのも可哀想かな。
でも風邪引くのはねー。

「っくちゅ」
「くしゅ」

って、まずい早くお風呂!



お風呂に入れてほこほこにしてホットミルクも飲ませて…
いろいろやったけど、結局、しっかりがっつり風邪をひいた双子達でした。

「まっちゃーん」
「びょーいんいやぁ!」
「泣いてもダメ」
「ふえーん」
「うえーん」

嫌がって泣く2人をなんとか病院へ連れて行く。
とりあえずたいしたことはないらしく薬貰ってすぐに戻ってきたけど…今度は薬飲ませるのに一苦労。

「やじゃっ」
「くしゅりやー!」
「「うわーん」」

はあ…。
わかってたことだけど、子供の面倒見るってほんと大変だね。

691:2016/01/19(火) 16:03:54 ID:???

双子ちゃんシリーズ >>688-690

最近文章の下手さに磨きがかかったような←


すんたんソロ活動11周年おめでとうございます♪
この先15周年、20周年とずっとおめでとうを言えますように。

ドレッドすんたん捕獲成功。
騙したうさちゃんかまき兄…最高w


この冬は暖かいなぁと思ってたら突然の寒波。
皆様体調にはお気をつけ下さい。

692名無しさん:2016/01/21(木) 12:26:31 ID:???
お久しぶりの2号です。
今、ちょーっと心ココにアラズな状態にありますが、カワイイ双子に癒されました。ありがとうございました。
昨日は2号の周辺もしりょくなり、おとな達は大変でしたが、どこかから双子のきゃいきゃい言う声が聴こえてきそうで1人ニヤニヤしておりました←キケン人物




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板