レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【日莫遠途】やらない夫は伍子胥なようです その12【倒行逆施】
-
太史公曰く
「孰（いずれ）烈（はげ）しい丈夫に非らずして能（よ）く此を致さん哉」
やらない夫は
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ r-―――――――――--､
_,.---――――――――--., ｆ´,r―――――――‐-､ヽ ￣￣￣￣￣'| |￣￣￣￣!_ﾉ
'ー‐7 /￣| .|￣￣/ /￣￣￣ | | | | f´￣ﾆ ヽ | | f｀i
/ / | .| / / ゝ ｀ー―――――――' ﾉ .| f´ | | .| 'ー―‐' ﾉ
/ / ゝ＼/ / r､ ￣￣￣￣| |￣￣￣￣ r､ |__j ゝ ｀ー' f二二_´＿
| .| ＼ ｀ー―-､ | .i .| | j .| ｀ー―――――‐'
| .| / /｀ー‐-､ ヽ ゝ,｀ー――‐' ｀ー―――' ﾉ f´ 二二二二二二二 ヽ
| .| / / | .| ￣￣￣￣'| |´￣￣￣￣ .| L＿＿＿＿＿___」 |
| .| ./ / | .| | | | ＿＿＿＿＿＿＿ |
| .| / / .| .| j j | L＿＿＿＿＿___」 |
| .| ./ /＿＿＿＿＿| .|＿＿ ノ ノ | ＿＿＿＿＿＿＿ |
| .|⊂'＿'＿＿＿＿＿＿＿＿ﾉ r―――'´ ／ | | j j
｀´ ￣￣￣￣ |__j ⊂二二二__/
なようです
前スレ ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/14429/1378388280/
過去スレ
①ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1289567120/
②ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1296054886/
③ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1306843755/
④ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1316178119/
⑤ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1324389248/
⑥ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1329402915/
⑦ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1338294772/
⑧ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1346763404/
⑨ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1355498216/
⑩ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14429/1366985220/
まとめて頂いているブログ
やる夫＋まとめ -戦国系- さん
ttp://yromtm1059.blog117.fc2.com/
嗚呼！ やる夫道さん
ttp://gokumonan.blog87.fc2.com/
-
乙でしたー。
夫概も思うところありますよね。
親世代は兄弟相続だったわけだし
-
乙でした。
史記の有名な夫慨のシーンだけど、なんだかんだ呉軍はひとつにまとまってるのよね
-
乙ですー
伍子胥さんノリノリっすなあw
-
乙です！
次回はいよいよあのシーンですかね。楽しみにしてます。
-
乙
やる夫も色々大変だよなぁ、立場ってものはいかんともしがたい
戦車を止めるってやっぱこの時代としてはすごい偉業だったんだろうかね？
乗り手が根性無しとかではなくたいていに通じる戦法だったんだろうか
-
>>116
ドーモ、ヘッズ＝サン
このスレにノボリなど存在しない、いいね？
>>93の地図 一部抜けがありましたので訂正
￣○￣｀ｰ､ { ＿,.-‐'´ }
葉 ｀}_ } ＿_／ ｀ｰ-､_
堂谿○ ｀ｰ-{ ﾉ 【淮河】 ○堂邑 L＿
｀ｰr‐'￣ ,.-----､ ｀ｰ､
○宛 ○蔡 r―'´○豫章 ,「￣ ｀ｰ､ ,ｨ―､ ヽ_
沂○ ,.----'´￣ ／ {＿r'￣ｰ､＿ゝ=_r'￣￣ヽ--'
○息 _/ ／ }＿_
｀ー――､＿＿/￣￣￣￣￣￣￣ ＿_{ ○延陵 ヽ_
（沈尹戌） | r‐､＿◎姑蘇 ｀ー-､
｜ | ヽ L＿,.--―---v――‐´ｰ､
｜ }￣ｰ'￣} | 【長江】 } ヽ |
↓ ｀ｰv'￣ ／ L＿,.-‐' ＿_」
ヽ 唐○i 【漢江】 r―'￣ _,.-―'´
￣￣| 随○｀ヽ .} /
| 'ｰ,○鄖 ┌―○柏挙←（闔閭・孫武） r' _{
| ヽ_,_ （楚軍）←┘ ▲小別山 _ノ r―‐'´￣
| ↑ヽ ○雍澨 .r―' ,-='__ r―――‐--､
|＿_ （伍子胥・公子勝）｀ー-, ▲大別山 _,.-‐' f 'ー-' L＿＿
. | ＿＿＿＿＿＞-―‐､ | _」 ○会稽 |
ヽ_■雲夢 | | ＼_ |
. ￣￣ヽ＿ﾉ | ￣| ＿r‐'´
＿＿_/ ヽ ＿/
○麇 ￣7 'ｰ-､＿＿＿イ
ヽ_ ◎郢 ／
. __） _,.__ ＿r‐'
'ー'´￣ | ／
｀ヽ r'
＞'
-
今回使用した自作AA
￣i ﾄ､
| 戦 ! ＼
| 争 | ヽ
l か ! ,
'､ ら ﾉ ､
ﾄ､ /／ヽ ヽ
| ヽr≦三／ヽ ＼
l レ≧ ヽ'三三＼ /≧､
| !三≧､ ＼三 ハ/＞ ´
! i三三三ゝ､ ｀ ｰイ
|三三三＞´ヽ ／
_,ｊ≦＞ィ ノ ｀ー ､
／=＞／l ﾞヾ l
´／ ,ｨ′ | ' ; ' ﾞ |
′/ ﾉ , , ｲ
｀ー ´_, =′ / /
ヽ _ , ﾞ;, ; /／､
' , ; ,,) ﾞ ｰ ´/ /´
; ;ｲ , , ' , ,' , ｲ ､′
ヽ, ､ 'ｰヽ , ' ／/ ! ヾ"､
､-､ ; ' l _,／,. ′ハr'
､＼ヾｰ’‐(二 ´ , , ∨
＼ヽl | { )l | /‐^ヽ ﾒ:.ヽ_
＼ ≧ノく／ ∨:.:/
ヽ ミ/､ Y な足そ ∨,､
_,._ノ_/ヾ ! い抜う !
"＼ ヾ ､ } だけ簡 .|
ヽ{ ! ろで単 |
｀ｰ| .う.きに !
| ？る .|
l .わ ,′
､ け ,
, が /
新城直衛（皇国の守護者）
-
, ＜:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:／:.:.:.:ハ
∠ -:.-:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
, ＜:.:.:.:.ｚー｀ ゛ー"´￣"ー､:.:.ﾊ
-= ﾆ二:.:.:.:.,′ , _ ':.:.:.:i
/:.:.:.:.:.!_,. -=-'､ ヽ-=二´ }:.:.:.:!
/,イj:.:.:.l ィ fﾃ i fj_ヽ iﾐ:.:.:Z
/ｸハ ´ i! ｀ 'ハ､〈
'ｲ i { _ fﾉﾘ
ヽﾆ! ｀ jr′
ゝ rﾆ二ヽ /′
＼ ／|
|ヽ ＿_ ／ ト､
, イ＼ /／ }｀ヽｰ- _
_ イ//| ヽ /´ |/∧/////＞ .,
_ ＜///// ! /ミｰムヽ i//.∧/////////｀ー､
_ ＜////////.ﾊ 人ヽ:i:i:i j＼ !///.∧///////////∧
澤永泰介（School Days）
-
Ⅱ板規制が続くので 未使用AAも貼っておくとします
. ／ , ， , =ｰ､ ヽ
. ／ ’ ／=ｰ='ｰ＼ ＼
／ f" ， ／" ' ' " ' ;＼ ＼
. / l i " ／,;,_, =-ｰｰｰ,ィ＝くｫﾄ､ ヽ
/ l i | /",｡⌒ヽヾ { lﾟ i {! ｀ト- ､ゝ
{ ､ .! ! i / / j ";; ゝﾐー ′li ; ヾ}
, ＼ ､j j ,ｲ{ﾐ ｀ー‐ ´ _ ｨ! ,;;;;ﾊ} ; /
, ヽi { i / iﾊ;;;;;;, ,,;;;;, 'ｰ-′;;;;;;, i}リ ,イ
ヽ ， Y V′:|ﾆ{;' ，＿＿＿＿ ;;', ﾊ､,､ { l
} し{ :|ﾆﾊ vーォー―-t三ｱ /ｲ＿ ",､ ゝ
八＼ ∧､ i"'"'" ,,ゝ ､ 二二＞ ´ //ﾉ: :| "zﾊ
（ L＿ヽ＼ ヽ､ , "z――: - x 彡 ´: : : ） }j
_∠_｀ー - _ヽ_v|:.∧vx ，",: : : : : : :＞: ､: く 人
. ／ ／ヽ ー-r ､＼｀ ､ゝ ，" ､"''z: : : : : : ／ ,､z" ＼
′- く ， } ｀ゝ ＼ミ", ’ ， "ｰﾞ"'" ,､ﾞ {
／ ヽ | ､ ト､ ｀ー"ｰﾍ zﾞ ＞ ､
新城直衛（皇国の守護者）
-
,. - ‐ - ､
, ´: : : : : : : : : :＞ｰ-
, ィ: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : ＼
, ´′: : : : : ／: : : : : : ／: : : : : : : :ヽ
／ ,ｨ′: : : /: :/: : : : : : ,ィ: : : : : : j!: : : : :
／ / /: : : : /: :/: : : : ー-/: : : :/ : ハ: : : : :ﾊ
{ {! ,′: : : :{:ｲ : : / ´_ ｲ: : : :ｨ: /＿_i: : : ! : i
乂: : : : : : 从 : iｲ示ﾄﾒl: :／ソ ´￣ | : : |: : |
/ ｲ: : : : : : ﾙ: :| ￣｀ ﾚ ／ rﾃt-､!: : :i: : :ﾄ
＿ノ,ｨ: : : : : : : : : : i{ i ｀ｰ′'j: : 八: :|
′i{: : : : : : : : : :ﾊ ′ /ﾚ: : : :lヽ､
{ヽ: : : : : : : : :| ｰ- _ /: : : : : :i
Ⅶ: : : : : ﾊト ノ: : : : : : ﾘ
}从ﾘﾊj ヽ ｀ ､ _, ＜: : : : : : :ｲﾉ
＿＿ /{. . ' ＼ﾆｭ__-jﾚ ｨ --{: : ｨﾘ: //
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀}:.:!. . . . . .Y . Y: : : : : : /v/／/
!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:{. . . . . . j､, ｲ. . . . . /､ ′
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ハ._. . . ´ムハ. . . . .i:.:.＞ .,_
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:ヽ／:{ Y! ヽ｀ y_j:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ゝ:.:.:.:.:.∧ l , トｰ':.:.ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
､:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:リ:.:.:＼:.:.:.:.＼ V:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
i:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:｀:.:.:.､ y:.:.:.／:.:.:.:.:.:.l:/:.:.:.|,
∨:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ:.:.:.:.:.|
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.i
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.∧
Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ:.:.:.:.:ﾊ
ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.∧
佐々木（涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ）
-
佐々木＝サン、カワイイヤッター！
-
乙です
凛々しいな、この佐々木は
男装の麗人も出来そうに見える
-
いつの間にかラブセイブが２期仕様になってた件
「どすこい、しませんか？」
ttp://daida.kora.jp/hamayameta/
-
2期ちゃう、ハナヤマタ仕様や
-
どす恋ジゴロ？（乱視）
しかし昨日は先発なのにどすこい状態
今日は中継ぎで連投連どすこいとな
-
楽天の西田ｗｗｗ
ttp://www.youtube.com/watch?v=G2H0X3LZG4A
-
何故艦これｗ
-
きっと提督なのでしょう…
-
素朴な疑問として、楚人が呉に行って、言葉は通じたのだろうか・・・
-
言葉って違うのか？
訛りの差とかはありそうだけど
-
>>140
今でも 中国語って大別して３つ、
細かい違いとなると１０以上あるとか。
相手の言語を知らなければ、会話での意思疎通は不可能なレベル。
ただし 文書にすると通じるという よく分からん状態ｗ
今現在でもこうなんだから、当時は ……もっと通じなさそうだよなぁ。
-
なるほどなー
訛りとかではなく根本的に違うのか
知識人、名士が尊ばれるわけだわ
-
ばんてふパネェｗｗｗ
-
漢文の表記は言葉通じない場合の筆談用みたいな役目もあって
一言語を表記するにはちょっと不自然な構造だとかなんとか
-
あー鉄砲伝来の時に明人と種子島人が筆談したとか確かにあったね
-
始皇帝の時に各部族の言葉を統一するのは諦めて漢文の表記の仕組みだけを統一したのだそうな
だからふつうなら通じない言葉も文字を通すと理解できると言う
ある意味画期的な発明だったんだけど同時に言語が統一化されることが無かった為後の世の弊害になってる
-
すみません、誤ってageてしまいました
-
ソースがないってことはどこの歴史認識？
-
(ﾆｯｺﾘ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12368/1332498408/410-423
-
凄い見たいのお
そして艦これのＡＡも増えてきたなあ。
特に加賀さん。
-
葉隠さんとか書いてたなｗｗ
あとは、木曽とか書いてた変態神とかｗ
-
ヤクルトとかいう破壊神
-
おかわりとメヒアがいてなんで勝てないんだろう西武……
-
昌さん凄すぎる……
55まで現役でいたりするんだろうか……
-
やらない夫が逃げた時の懸賞の粟五万石と執桂の爵って重過ぎない？
-
史書特有のちょっと盛ってみましたって奴だと思うわ
-
楚国の法、伍胥を得る者は、粟五万石を賜い、爵は執圭なり。
-
史書「山本昌は５０歳で阪神に完封勝ちしました」
読者「まーた盛っちゃってえ。５０で完封とかありえんだろｗ」
……あまり冗談にならんのが怖い
-
>>158
その頃に野球が存在するかが問題だなｗｗ
-
同名の二人の選手の活躍を一人と間違えたんやな
史書にはよくある話や
-
二代三代の事績をひとり分にまとめてしまうこともよくありますしね
そうに違いない
ごめんなさいもう少しお待ちくださいm(_ _；)m
-
らじゃらじゃ
ペナント終盤の最後の最後と、
大田の覚醒見ながら待ってます
-
カッタヨー
あの原さんが、お父さんの事でちょっと声詰まらせてた
-
田中幸雄は
ノーヒットノーランをした後、2000安打を打った
とかありそうだｗｗ
-
>>164
それに比べて同じハムの二刀流・大谷の数字はしょっぺーなー、とかｗ
-
そろそろ3ヶ月か
-
夫概は王になれなくても出世の見込みがなくても王族として贅沢に暮らすだけで満足できなかったのかな。
-
兄の闔閭が王族として贅沢に生活することを許してくれても、甥まで自分を尊重してくれるかはわからない。
いくら次の王たる波が優しくてもまずは自分の子供、自分の弟たちが優先されるだろう。（土地や金は有限だし）
王と叔父甥の関係では今の兄ほど自分を尊重してくれなくなるのではないだろうか。
そこで手柄をたてて、自分の立場を強化しておきたいと考えたんじゃないかな？
-
>>166
ご免なさいとりあえずリアルの方は一区切り付きました
出来るだけ早くに次回投下を行いますので お付き合い頂ければ幸いでございます
-
オーエン歌とかＧＧとか…
-
引退でリサイタル開いたのは、
後にも先にも里崎だけだろうなあ……
キヨハラはトンボ招いて失笑買ってたけど、
里崎もたいがいやぞあれｗ
-
>>169
おおう、おつかれ〜
まあペースを戻す感覚で、ゆたーり進行でええよ。
-
ｻｯﾄはディナーショーも経験済みだしリサイタルやっても許されるでしょうｗ
清原は…最近のアレっぷりがかなC
それはそうと藤江って何で戦力外になったんでしょうかね
-
>>172
ありがとうございます
とりあえず70レスくらい出来ているのですが もう少しきりがいいところまで進めます
それでもまだ例のシーンに到達できない目算
-
藤井もなんでやろ？
そして、どすこい…
-
例のシーン？
-
むっちむちなシーンかな？
-
山田に満塁打たれたところ…
やっぱり中継ぎのどすこいはだめだな…
-
阪神のお笑いヂカラは凄いなｗ
グッダグダで日本シリーズも終わりましたよと
-
まあ最後はアレでしたが 接戦も多い面白いシリーズでしたね
ホークスファンの皆様 おめでとうございます
あとは日米野球か・・・
10月中の投下を目指したのですが 無理でございました
明日 11月1日の22時頃の投下予定とさせて頂きます
お付き合い頂ければ幸いです
-
了解でーす
-
了解。
拾ったネタ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12368/1403192388/427-447
-
やめてくれよ・・・
-
うああ思い出させないでくれ……
あれ見てから、酒匂育て始めたよ……
-
これ作った作者が「２コマ作っただけでゲージが削れた」と言っていたな
-
では投下を開始いたします
久々ですが よろしくお願いいたします
-
【略年表（作中）】※史実とは時期が異なる事柄や史実にはない事柄も含みます
前530 （楚）公子子干・子皙・弃疾が叛乱を起こし都を占領 楚王囲は自死（霊王） 弃疾が王となる
前527 （呉）呉王余昧死去・余昧の息子僚即位
前523 （楚）楚王弃疾 太子建の為に秦公女を娶るが 費無忌 秦女を弃疾に献ずる
太子建 城父へと派遣される
前522 （楚）費無忌 太子建を弾劾 太子建は宋へ亡命 太傅伍奢・伍尚父子処刑 次男の伍子胥は逃亡
（宋）華氏の乱 建と伍子胥は乱を避け鄭に亡命
前520 （鄭）建と晋の謀議発覚 建は処刑される 伍子胥は公子勝を連れ呉へ逃亡
（呉）伍子胥 呉に亡命するが 楚を討つ策を退けられ下野する
前519 （呉・楚）呉が州来へ侵攻 迎え撃つ楚と諸侯の連合軍を雞父において撃ち破る
（呉）公子光が蔡から太子建の母と宝器を奪う
（楚）令尹 子常が郢に城壁を築く
前518 （呉・楚）楚王 水軍を率い巣に到り 楚軍の撤退後 呉は巣と鐘離を攻め陥れる
（呉）公子光 健康を理由に職を辞す
前517 （楚）范蠡と文種が出会う
（呉）専諸が公子光の招きを受ける
前516 （楚）楚王弃疾死去 平王と諡される
范蠡と文種 楚を離れる
（呉）孫武 斉に赴く
前515 （呉）掩余と燭庸に率いられた呉軍が楚に侵攻 潜を囲む
（楚）沈尹戌と郤宛が呉軍を挟撃し 呉軍の退路を断つ
（呉）公子光 刺客専諸を用いて王僚を弑逆し 自ら立ち闔閭と称し 伍子胥を行人に任ずる
（越）范蠡と文種 越に仕える
（楚）子常の命により郤宛が攻め殺され これに対する批判を逸らすため 子常が費無忌を殺す
前514 （呉）僚の子慶忌 父の仇を討つために呉に攻め入るが 要離に暗殺される
伍子胥 孫武より預かった兵法書を闔閭に勧める
斉の公女 呉の公子波に嫁し 越から剣が贈られる
孫武 呉王闔閭の前で女官を使った練兵を披瀝し 呉に用いられる
前513 （呉）闔閭 姑蘇の城壁を築く
前512 （呉）孫武 将軍に任ぜられる 冬 鐘吾・徐を討つ
（晋）6月 晋公去疾死去 8月 葬儀が行われる
前511 （呉・楚）呉が楚に攻め入り 夷を討ち 潜・六・弦を攻める
（楚）子常が将軍に任ぜられる
前510 （呉）夏 越を攻める
前509 （楚）子常 蔡昭侯と唐成公に貢ぎ物を要求するが断られたためこれを三年の間抑留する
前508 （楚）子常 豫章で呉軍に敗れ 巣を守る公子繁が捕えられる
（楚・越）越王 允常の孫（勾践の娘）と楚王 軫との婚約が取り交わされる
前507 （楚）蔡昭侯と唐成公が釈放されるが 楚に恨みを抱き呉に接近する
前506 （呉）冬 呉が楚を攻め 柏挙の戦いで楚軍を大いに破る
-
───魯（ろ）定（てい）公四年（紀元前506年）十一月
楚（そ） 柏挙（はくきょ）
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:!
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:/
〉:::::::::::::::〈ｶj:::::::::::::::,．'"´￣｀`ヾ;:;:;`i
j `ヾ､_:::::::::::::::::::,．'´ _, ;: ;: ; ﾄ | そう…か
! } ｀二､_"´ ' "´ ! !
| 」 .,:;:; . :; .,｀`'' ,､-‐''´ ﾞ; .,! 」 間に合わなんだか
/^ヽゞﾆ二ﾆ''ｰ-､j ､,､zｰ''ﾆ二;} { ,r''ヽ
〈 ,ｺﾘ , ; :' ,rェｭ_,｀冫 ,｀ゝェｧ-, ´ ,〉ｲ ,!!
`,ヾ! ｀` -‐'"i´ ;::::.`ｰ '´ ﾘｶ /
ヽj , ; : ' , ;:::::.:.. . , ;: ' ﾚ' /
ﾞﾄ､ .:; : ,ｨ､ ;:::.:.::. . . ,'´!ノヽ
/::! , ,ｨ'ﾞ´"`ー'‐'^ｰ-､,, ; !::::::::ヽ
/::::::! ; jk,,,､､-ー'''ー-､､,,〉. ' !:::::::::::!
,ｲ::::::::ﾄ,' , `ー─‐一' ,! ,!/:::::::::::::|､
_,､-‐''´.:i:::::::::ヽゝ､ ー一 ,' ,'ｲ:::::::::::::::|:.:.｀`''ｰ- ､_
_,､-‐''´::::::::::::::::::l:::::::::::::ヽ ＼ ; . :; :; ,ｲ/:::::::::::::/i::::::::::::::::::::::.:.｀`''ｰ
::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::/iY´`ゝ--‐'ー--‐'ﾞ´V:::::::::::::::|/:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:..
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ/ ! '´ ,ｲ .:::::::;;/:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.
【沈尹戌（しん・いんじゅ）】
楚の王族 左司馬（しば，将軍職）
∧__,,∧ はい
（´・ω・`;） 5日前のことです
(つ と） ここ柏挙において我が軍は呉（ご）軍と対峙しましたが…
｀ｕ―ｕ´
-
iヽ /ヽ
| ﾞヽ、 / ﾞi
| ﾞ''─‐'''" l
,/ ﾞヽ 呉が卑怯にも払暁の奇襲を仕掛けて来たため
,iﾞ ／ ＼ ﾞ 我が軍は潰乱
i! ● ● ,l
ﾞi,, * （__人__） ,/ .迎撃の指揮を執った史皇（しこう）さまは戦死
ヾ､,, ,／
/ﾞ " ヽ 令尹（れいいん，宰相職）は行方知れずとなり…
/ i!
(⌒i 丶 i ! i!.,
γ"⌒ﾞヽ l l γ'.ヽ
i i,__,,ﾉ i,__,,ﾉ_,,丿
ヽ,＿,,ノ"~´￣ ￣
／.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.ヽ
／.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:!
/.:.:::::::<kｶ〕::::::::::::,,,．-──‐-r ､─-<′
!.:.:.:::::::::::,､-‐''"´,､ -─ - ､.. :.:i j. : . : .:ヽ
ヾ.:.:,r'"´,,, '",,．-─-､､ｨ. :.:.:| !. : .: . :. ! それでは指揮を執る者がおらぬではないか
ｿ､､､,, j r'´_,,,､-ー-､彡.: .:l/. :.: . :. :.:|
{r─-ﾐ､,,､;:;'｀ﾞftァｭ. :.:. :.:. :.:.ﾄ､,r‐ ､.: .:i! ならば敗残の兵たちは逃げ散ったか…
'i ,.ｨﾓｼ' .:;;:. ｀''ｰ-‐''"｀`ヾ.:. :.:ﾐj ,イ !.: .!
| `~7 .;.:;.:.:. .: : .:.｀ﾞ./H ,!.:.:|
! { ;.;;;.:.:ﾄ､ ,r'´.: .: じ,/:::/
ヽ ,＞‐''⌒ヾ､ ′.:.:.:.,､ ノ_ノ
!,f! ,､､､,,,, ﾞi,, ;!. :. :.::!.:.:.:.:.!
l ゞ‐'´ ｀`ヾ!ヽ !.:.:.:./.:.:.:.:.:.L_
ヽ '´￣ ｀¨ '.:.:./.:.:.:.:.:.:.:」:::.＼
,rﾊ !.:.／:.:,､‐'´:::::::::::::.:.!
／.::::::! _ ノ´,､‐'".:::::::::::::::::::::::.:|
／.:.:.:::::::::｀ｺ''ー--‐''"´「:.:.::::::／ヽ::::::::::::::::::::,ﾊ＿
/.:.:.:.::::::::::／⌒ゝy'´￣￣|:::::::::::ヾ／:::::::::::::::／::::::.:.:.:.''ｰ
_/:.:.:.:::::::::::::〉 ／ / |::::::::::::::::::::::::::::,r'´::::::::::::::::::::.:.:.
''"´.:.:.:.::::::::::::::/ / |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:..
-
_＿___ -‐…‐-ミ __＿＿__ いえ
. / ﾍ ／ 丶 ┐ |
/ ／ ヽ ; 逃げ散る暇も与えられず
. ′ ,′ 漢水（かんすい，漢江）のほとりで多くの兵が……
. {/ ､ V‐…‐-ミ
. ′ ノ 丶 | ヽ
| ● ● ﾉ
（__人___） }､
丶 ＼ニﾆ=-
〃⌒ヽ r‐‐…・・ __,ノ-‐ﾆ二二ﾆ=-
乂___ノ ≧=‐-- 乂__＿＿__,,.. -‐ﾆ二二二二ﾆ=-
￣￣￣￣
j/ ￣｀` ー- ､_ ｀ヽ: : : : : : : ｀ヽ
/ -─- ､ ｀` ｀､: : : : : : : i
,/､､-‐-､,, ´￣ ｀`ｰ- ､ !: : : : : : :.|
ｲｰ,ィ'⌒ヽ7 〉二二ﾆヽ､ |: : : : : : :.| 何たる……いや 甘い考えじゃな
j ,! ｀Yﾉ ,ｲ「ヽ ,r‐-｀`ヾゝ ,!: : : : : : :.|
,' .Λ ヽ l ヾl｀`ｰ- ､ ,!: : : : : : : :| 率いるのは光（こう）と子胥（ししょ）じゃ
,! / jｲ´ ｀` ｀,j l｀ｰ- ヽ ﾄﾐ､: : : : : ,!
l .l厂 ヽ. | jミr‐､: : : ,! 容赦を期待する方が馬鹿げておる
ﾚ' ', ', l , 〈7´ ,r i: :./
/ i i ,:´ ｲﾉ ,!/
,! | | ﾉ /,/'
| ｀､ ! | ,' / ,ｲ/
l !, | ,' /､ _／j'
_,､ﾄ､ ,! / / ,' l｀ヽ
＿,, ､-──-‐'´.:.:.:.:.:.:', / _, ィ´ / ,ィ´.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､ ,､-──- ､ゝ,ィ´ _,/'´.:.:.:.:.:.:.:.:,!_
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ ﾄ'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,r'"´::::::::::::::::::::::::/::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::// /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ:::::::::::, ィ 7:::::::/:::::::::::j､
※光（こう）：呉王 闔閭（こうりょ）の即位前の名前
-
,r''"´ .:.:.::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;＼
／ .:.:.:<ｶj:::::::::::::::::;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/ .:.:.:.::::::::::::::::::::,､､-‐ ─ ､:;;;;:;;;ﾉ
! .:.:::::::::::::::::::::／ ‐''"´ .::｀iﾄ､::ﾞi 都の守り手となり得る者たちを
`ﾄ､,;;:;､､-‐''ﾞ´ .:.:.:.j !::::! 見逃すような手緩さはあやつらにはないな
j! j! :.:.:' ､ j,r'ﾞ ;.;.;.;:jﾘ::::|
}_fﾐ"''''ー‐- ､j :.:;;,､- ─‐-ｨj!::::::! しかしこれで呉軍と都の間には
/^ﾘ｀''ｰ tェz:冫j;;;;ﾞゞ=ｪzr'"!^!;rｲ! .漢水とわずかな距離を残すのみ…か
i〈uj '~ ｰ -‐''ﾞ´^ i;;:｀ヾ ‐''ﾞ~ ,ﾘﾍj
＼ﾞi ,;.;.;;.;' '′j |;:::.:. ,:;;' ﾉｿ/
ﾞ| ,;.;':. ,ｨ､__ _j;::ヽ､ .;:;!' l'/
_」 ,r'"´⌒ ⌒`ヽ､ ;:;;!::j
/::::ﾞi ,ｲ ,,,､､､- ､､.;;;.;;;j! j:;;;;ﾄ､
/:::::,ｲ､ ー- -‐' .:.:/|::::＼
/::::::::い ゝ､ （ j..::. .:.::,ｲ::::|ヽ::::::L ＿＿
,,、-‐''"´.:.:.:.:.::::::::::::､ ﾞ＞ ､,,,--‐;;:;;ィ::::／ /::::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;｀`''''ー-､､
,、‐'"´.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::| _＞'"´￣｀ーy''"´￣＼/:::::::::::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|｀ヽ /^i !:::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| /、 / |ﾄ､ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|,/:::::＼ ′ || ＼ __」::::::::::::「￣￣￣｀` ーー-;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.＼
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:..ヽ
;:;:;:;:;,．‐ '"´｀ﾌ´ ￣｀`ヽ､::::.:.:.:.:.:!
''"´ / ＼:.:.:./
ヽ ', ､,,, ｀`ヽ､ ',;/
,r‐-､ j `｀`ヾ 二ﾆヽ,,,ﾘ
/ <ゝ ヽ / 、 ,ゞェｧ /,
! ,rｲ V ｀` ''´.i ──急ぐぞ
ヽ ヽ! ヽ
;;.:.:〉、 ヽ ,r‐ , ヽ 都の残った兵はわずかじゃが
;:,/ ｰ' ! ,rｰ-､;;;､ソ 郢（えい）の城壁に拠れば幾ばくかは持ち堪えよう
'ﾞ i ,! ! ,ｲ ,j
l ,! ,' ｀ヾ≧ソ'ﾞ …不祥の城壁ではあるが
| ! ,' ﾉ 今この時ばかりは役に立ってもらわねばなるまいて
＿ l ｀､ !. ｀`ー「.
.:.:.｀`ー-､_ ,!｀ヽ
:;:;:.:..:.:. .:.:.iヽ`''ゝ-‐ー'''´.:. .:.i
三二!;:.:..:.|.:.iー'"´￣｀ヽ､.:.:..|
三二!.:.:.:..|.:.:|｀¨`ｰ-､ ＼L＿
.:.:.:.:..:.:.:.:.:.|.:.:.|＼ /.:.`ヾ.:.:｀¨`ー-､_＿.
.:.:.:.｀`ー‐-'ヽ /.:.:.:.:/ヾ三三三三`ーゝ､
-
【柏挙の戦い後の状況】
￣○￣｀ｰ､ { ＿,.-‐'´ }
葉 ｀}_ } ＿_／ ｀ｰ-､_
堂谿○ ｀ｰ-{ ﾉ 【淮河】 ○堂邑 L＿
｀ｰr‐'￣ ,.-----､ ｀ｰ､
○宛 ○蔡 r―'´○豫章 ,「￣ ｀ｰ､ ,ｨ―､ ヽ_
沂○ ,.----'´￣ ／ {＿r'￣ｰ､＿ゝ=_r'￣￣ヽ--'
○息 _/ ／ }＿_
｀ー――､＿＿/￣￣￣￣￣￣￣ ＿_{ ○延陵 ヽ_
| r‐､＿◎姑蘇 ｀ー-､
| ヽ L＿,.--―---v――‐´ｰ､
}￣ｰ'￣} | 【長江】 } ヽ |
｀ｰv'￣ ／ L＿,.-‐' ＿_」
ヽ 唐○i 【漢江】 （沈尹戌） r―'￣ _,.-―'´
￣￣| 随○｀ヽ ｜ .} /
| 'ｰ,○鄖 ┌ ○柏挙 ←――┘ r' _{
| ヽ_,_（呉本隊）←┘ ▲小別山 _ノ r―‐'´￣
| ↑ヽ ○雍澨 .r―' ,-='__ r―――‐--､
|＿_ （伍子胥・公子勝）｀ー-, ▲大別山 _,.-‐' f 'ー-' L＿＿
. | ＿＿＿＿＿＞-―‐､ | _」 ○会稽 |
ヽ_■雲夢 | | ＼_ |
. ￣￣ヽ＿ﾉ | ￣| ＿r‐'´
＿＿_/ ヽ ＿/
○麇 ￣7 'ｰ-､＿＿＿イ
ヽ_ ◎郢 ／
. __） _,.__ ＿r‐'
'ー'´￣ | ／
｀ヽ r'
＞'
-
───同日 楚都
＿＿
/ ::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::|
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
||二二二二二二二ll
川 川 川
( ( ) )
＿__
´ ｀ ＜⌒
／ l ト､ ､ ＼
. / l. _/ﾘ! ヽ _} 寸¬
l'´/ ,ﾘ ○V＼ ヽ ・・・へ？
{ ／| |/ {:.ヽ !
X l l● ● ｌ:.:.l V
/ ヽ （| ! _ ｝:.:.!
. | !､＿( __） イj＼|
}/,ﾚﾍ/─-＼ ′
【楚王 軫（しん）】
／.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／.:.:.:／.:.／.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:∠;;;;;;,;:.:.:.:.:.:| もう一回言うぜ 全滅だ
-‐''７:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.／!:.:.:.:./ ≦:.:.:.:.:.:!
/.:.:.//.:.:.:.:.:.／ .|:.:.:./ , -‐＼:.:.:.:.:| 生き残りもいるにはいるが
. /:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:./.＼ |:.:./_／‐- 〈:.:.:.:.:.Ζ 少なくとももう軍の体裁じゃねえ
/:.:.;ｲ:.:.:|.:.:.:./弋ラ>|.:/"､弋ラ`, |r´｀l:.:.:.>
／ |:.:.:.|:.:./ ー ´ |/ ｀ー > |／ 史皇も死んだそうだ
|:.:.:.∨:| 〈 ､ / ／
|:.:/|:.:./l /ィ
|/ |/ ヽ ´￣ ` ／ |
＼ ／ ＼
,,... --‐''''"´＼＿_／ / ＼
-‐''"シ 〃 /l/ ＼ / ヽ
二彡'''" |l/‐-､ ヽ / ノ三|l､
【子期（しき）】
公子 結（けつ）
楚王の異母兄
-
／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| し…子常（しじょう）は！？
|;:;:_:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;:_:;_:;:_;:_;:|
|＿＿＿＿＿_|＿＿＿＿＿| 子常はいかがしたでおじゃる！？
||ｉ: :: :ｌへ､_|ｌ:|:| :|: |:ｌ:ﾊ: ｌ: ::: {Ｖ}
| ｉ:: ::| __､ ﾚﾊ ,___ ﾊ:ｌ:: :: M
ｌ ｉ: ::ｉ ○}liiiiiiiil{○ u Vｌ:: ::M
ｌｉ: ::| " ＿＿ /: : :OO
ｌ:: :|:ヽ |!!il|!|!l| U/: :/: :: | |
ｌ∧Ｖﾊ`,|ｪｪｪｪ|イﾊ:/: :ﾊ ﾉﾉ
／￣＼＼ ／／￣＼
／ ＼／／ ＼
´`ｰｧ´ -─‐`冫ゞ::i彳彡‐''''''ﾞ~￣` ─-,,,＿,＿_
,-‐'´_／,,,-‐" ／ ／::::..l ヾ、ヽ､~ﾞ`ヽ､ ''‐--､─'￣
／-'"/／ .／ ," / / ,' l ､ヾ､ヽﾞ;, ｀ヾ､ ｀ヽ`ﾞ
／´ ./'".:::/ / ./ .,' i l . ヽﾍヾ､', ヽ、 ､ヽ
/.:,イ/ .:: / /, i .l .i! .:i:. ヽ..ヾ､', ヽ `ゞ､
/／ ./..:/.!/ / / .::l::.. i:.', .::i..', ﾄ,:.. ﾞ,:::.ヾ',.. .｀,ヽ `ヽ、
/ /.::/.::li.:::../ /.:ﾍi::.l::.{ . ::|:: ヽlゞ､:. iゞ::.ﾞ,',i::. } i! iヽ.:､:‐'''‐-､
,'.::::/ .::|/./.{ ,':ハl::.|!::i､ﾞ, |::i.`,|::.ヾ. {＼.:',!l:::.lﾊ:..l:::.::ヽ､
j.::/l:ﾊ::i /./l‐i/─-､l__,ゝj:.:.:l:.{',-‐ゝ|‐´ヽ:l:!:.l=i:.j::.ヽ`ー 行方知れずとなりました
l/ lj l! l,'ﾄ,:.l:,〈'"f;;;;∧, l ゞ､:.', l-f;ﾞ;;;;;7ﾌ };l!j` j!l:.:.:.:ヽ
l/ l!,'/ゝ,|! `''''´ 'ヽl:,∧ヾ lﾍ `''''´ ./lﾉ/ ,､ヽ｀ヘ`､、
jl/ヽ_.', ヾ' ヽ`､ /_〉i:.ﾄ､l `
/:k,-i:,､ﾍ. /:.:.:,:.:.:l ｀
./／ jl l:.:.＼. ＿_｀_´＿_ ,ｲ:.:.}::lゝ:j
/ /ﾍｬ: l:ヽ､ ￣こ￣ .／l:.:.i､:.:.l `l
/l/i;:;:;:;:ヽ ／ lﾍV `ヽ
,-/少j.|:;:;:;;:;:;:;｀−´ l::ヽヽ__
,,-‐''ﾞ´/ ヾ-j ト,/ ヽ｀ヽ、
【子西（しせい）】
公子 申（しん）
楚王の異母兄 子期の兄
-
/::/:/::::::::::::::|::::/::::::::::/ ＼ |::::::::::::/ ＼::::::::::|
／::/:/:::::::::::::::::!:/::::::::::/-==≡ﾐ!::::::::/} _ヽ::::::|
￣/:/:::::::::::::::::::!:::::::::::/ 行示ﾘ ﾘ:::::/´ _i＿＿__ !:::､>::|
. /:/:::::/⌒Y:::/!::::::::/｀¨｀￣´¨ |:::/ ／ r==､ ＼ |:::::::::ﾘ
/:/:::::/(丶/∨ !:::::/ |/ ! !ｲ示＼ } /:::::i::/
:/:::::/ /V^ |:::/ i ヽﾘ } //::::::::!:! （「逃げた」って言ってやりゃいいのによ）
:::／|{｛ ＼ |:/ ' ヽ ' /::::::::::|:|
´ |::>､＼ } ' /::::::::::∧!
. i/ ヽ_i| r 二二二 丶 //}:::/i/
{ ､ ＼ヽ ｲ/´¨
| ＼ i/ ／／ ﾎﾞｿｯ
| ＼ /-'
./ / ,、 ',
/／ /ハ i '.,
／i/ / / / / / .Vﾊ. iV＼＼
{ ./ ' ／/ / / / ', l ,ヘ、ﾍ、
{/ ,' ,ム/／/ /!/ ./ _＿＿____」 V ∧ﾊ
ｊ. , .／¨7ヘ、/ /.七´￣ _＿__ | V⌒! }
,' ./.l ! /,ｨfてrク./ / /i ./ .才¨'fて...:rｹ才|. ｌ ,ハ ./ ヽ、
,ｲ / | .| .∧ ヽ弋ry.,ｲ / .|/ ヽ... . 寸zｨ'´ / /i ./イ ／ ｌﾊ
.. | / .| .|/ ', ' | / / ./ ／ | / _/ ./ ﾍ!
.|' |. | ,ｲ , |,ｲ .／ | /´「 ,'
| . l ,ﾚ' | , 丿 .／ | .,' |
.Vl .| l . ∧ 〈___, // /∧ |
V ,∧ ハ ｀ヽ_, _＿＿ /ハ/ﾚ' ' ﾍ
V ＼ .',
｀ヽ ィ ,
＼ ／ ,_＿＿＿__
（これ以上 王のご心痛を増やすこともないだろう？） ヽ ,イ ', ／ ｀ヽ
｀ー ´ヽ. _〉__,ィ¨
', i __, -‐' ¨´
', i ／
-
＼
ヾヽ､ |ヽ
,,_,,-'^`"´`‐' ヾ i } ,,／
,,,_____,,､-'‐''" ﾆ=ー',,, ﾐ! ﾚ'/
､､ ,,,,_＞ ''""´´ -‐ヾ／~'ﾆﾐ、
＼`‐---‐'" "´ ,,， ﾆﾐ＼
＼__ﾆﾆﾆﾆ／ .. 彡 / ／'! i, iﾄﾐヽ,,
､,,_／,,-＝彡 ,イ , -/‐‐ﾒ! i! llヾ＼!
､_____,,>, 彡'ﾆﾐ!/;;/／/`￣li'| ﾉ!ﾉ| ,| `
`ヽ--,,,__,, ｦ" ,〈 |6,i//ｿ〃: / 入'' !,/ （生死の程もわからない輩に
..彡／／ " 〃ヽﾆｷ/: : : : : 7'´ ＞ 患わされるのも業腹だよ）
.〃|／//'"/ /! /'' ~ilヽ: : : : : -‐,'´
,,,．-‐'ﾆ=ヾ/' !!: : : : : :`: : : : : i’ （たとえ生きていたとして 戻れる筈もない）
,／;;;;;;;;;;;;/ : : : : : : : : : : : :_,,‐--，,,__ﾉ
r';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| : : : : : i l : ,, ‐'´
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;_ : : : | r 'l;;;;ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼`‐-､.j: :ﾄ ;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;´＼, : :/: :i;;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;7/-‐ ';;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;~;;;;;;;;;;;;;;;/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;i
__ -‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ-‐-､
＜＿::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
￣ 7::::::::::::／::::::::::::::::/::::::::::ﾑ;;:::::::::::::::::::::l
/:::::::::／::/::::::::::;／|:::::::::/ "''ヾ､::::::::::|
/::::::／:::::/::::::::::/ .|::::::/ ＿ ≧:::::l､
/::::::ム‐::7|:::::::::/＼,,,,|:::/､ ''" ＼ i::::::::::::ﾆ=‐
/::::_ -‐ 7/|::::::/‐弋ラ|/ ､弋ラ丶 ト､::ﾄ､| まあな
/／ /:::l |::;ｲ ｀ ー ´ ｀ ─ ´<＼|'
′ |:::::>ﾚ'ﾞ| ﾉ r-'ニ､─i`i
, 'l::|／ ｀| ｀´ ｀‐┐ | | ト..､
, -‐'i´| ｌ:::::l ＼ -─‐-､ _／ ' / l|:::::l丶､
/:::/ /:/ l::::::l ＼ , -‐ ´ ／ |:::::| |:::|｀`r..､
/:::/ /:/ ヽ:::ヽ ＼ ＼_/ ／ /::::/ |:::| l::::ヽ
/:::/ /:/ ヽ:::ヽ l´ -‐─‐r‐ ´ /::::/ |:::| ヽ::::l
l／ /:/‐- ゝ:::ヽ＿ | -‐ | ＿ /::::/ ／ ヽ:ヽ ＼|
l ／／ ／::::::::／￣ | ／ ＿ |￣＼｀'::::/ |＼ ＼＼ /
ヽ´ ｀ヽ､::／ |￣ | ＼/ ＼:＼ ゝ/
-
|;:;:_:;:_:;:_:;:_;:;_:;_l:;_;:_:;:_:;_:;:_;:_;:|
|＿＿＿＿＿_|＿＿＿＿＿| さ…さにあらば！
||ｉ: :: :ｌへ､_|ｌ:|:| :|: |:ｌ:ﾊ: ｌ: ::: {Ｖ}
／￣￣＼ | ｉ:: ::| __､ ﾚﾊ ,___ ﾊ:ｌ:: :: M ／￣￣＼ もう都を守るものがおらぬではおじゃりませぬか！
＼／ | ｌ ｉ: ::ｉ ○}liiiiiiiil{○ Vｌ:: ::M | ＼／
＼ ＼ ｌｉ: ::| " ＿＿ /: : :OO ／ ／
＼ ＼ｌ:: :|:ヽ |!!il|!|!l| /: :/: :: | |／ ／
／／／ ｌ∧Ｖﾊ`,.|ｪｪｪｪ|イﾊ:/: :ﾊ ﾉﾉ ＼＼＼
｜｜｜ ／￣＼＼ ／／￣＼ ｜｜｜
／ ＼／／ ＼
＼＼＼ 入： / / ：人 ／／／
／＼入／| / / |＼人／＼
／ ＼
, ' ｀､
,ｨ'ｨ' , ' , ヽ ､ '.ヽ 王よ ご案じめされませぬよう
- '´/./ l |､ '､ '. ､ '.
{/ / / ,| ,i //| ヽ､'､ '. ｀iヽ 左司馬がおります
/ i /i !/ |i.| //,.iｒ‐_.エ_､ | '. . l ｀
/.ｨ | /! /|_.⊥| ri|´ｨｆ´弋ｿ｀i !i|ﾍ | !
ィ´ | ! { | 「ﾚ' 'i,ｿ/ ヽ lﾚﾘ !.|
| /|i| i l∧ ´ | l _ ,レ' |ﾘ ｒ ､
V ハ.ﾄ |. ﾍ ｀_... - /! ﾄ{ t' ｰ- .._ヽ ｀､
ﾘ .}l ,ﾍゝ. ´ /|ﾘ|iﾄ.| ｀ ヽ､_ '. '. '.
/ﾍ! V ｀ ,.､ ／. ﾄ{ﾉ ﾊ t_ー-- ､ .! | | | ,ｨ
ﾚ」/_| ｀ ´ .' !‐ ､ ｀ 丶. ＼ | ヽ '.l '.
,. ‐'´ | .' ,>' ヽ､ _＿＿_｀> ｀ ､ ! |) 〉
/ヽ ,ｒ' / /￣! /ー ､'ｰ- ..__ ‐､ '. '. ! /
! ゝ､ .L ､_ ｒ‐/､ ∧ |ノ ｀ ､ ヽ ! /
, ィ } _ノ/__ __/.／ ' ヽ! ｀ヽ､ '. |
, ィ´ ' く |‐-｀´／ｲ／ , ' !ﾍ |
/ '. ! / ´ ´ '. ヽ |
-
|:;:;:;:;:;:;:;:;;:;::i;:;:;::;:;;:;:;:;:;|
. |;:;:_:;:_:;:_;;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
/: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ
j: : :イ斗‐!: | |:l:|-:､T ｫ: ::!
|: .: :.|: |r‐i､ l |:l:|r‐ ､: |: } 沈（しん）公が…？
ﾚ:.:.:|:!:ｲ.f㍉:| ヽl.f㍉∨:i: ﾚ
|: |（|: :.| ﾄｭﾘ ﾄｭﾘ |:.:|）|
lN:. |: :.|oﾟ`,,, ' `,,ﾟｏil.:|: |
|:.:|:. :|ヽ、 □ .ｲ:j:l |: |
Nl!: :.|从:≧ァ ≦‐j:从:!:.j
ヽ:.l ｲ { l_／/ ._.ﾄﾚ
-ー―ー-ー'へーー,┐） ）
,,..＞ ''ﾞlノﾉノi
,r'" ,z-''' ／ ,,ト､ Ｋ
,r'″::Ｚ;;／ ／ ..:::/ .: ::ヽy ﾞﾐ,,ヽ
/Z∠ﾞ／／...::::/″__..:::::::／/..::: ::::::...:ヽ N
__∠"//／7／ ....:/:／7__,,.ﾆ-==7:::::..::::.;;;ﾊ;;::::l::::::ﾞl,
,l ,,//,/::::::....::／// x'''"V::::ﾘ/>"/ﾘ/:::ｲ/-ﾘ､li::::::::::':,
/,:i'//i/:::::/／/ﾞ !″ ￣ 7/::∠/Ｋ::ｴ_'yl::l::::::ハ
{:::::;,i///::::iK::〈:::::....... /／ ７/ﾞ {:::ﾘ::::::ﾊl
l/l::i/::::i:::/:<:::li､::::::::::::::::::. ー―--_,,. l:::::::/l/
l:::::::::r'Kヽyﾞl:::::::::::::::::::::::: j:::l:/
ム::::'《;'ｖ,└ｉ,:::::::::::::::::::::::::::: /ﾍl/
ﾌ::::~`::=､-rへ:::::::::::::::::::::: ／ はい
li::::::::::::::::::ﾍ::::::ヽ:::::::::::::::::::... /
l,i:::::::::::::::::ト:::::::::::::::::::::::::::::::::::... / 司馬はこの都に迫る呉軍を追うように
l:::::/!,il,i,ﾚl::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣ こちらへ向かってきています
l／ l/ llﾍ:l::::::::::::::::::::::::::::::/ﾞ'l
l::::::::::::::::::::::::::/. ｌ
.l:::::::: r'" l
l:::::: :::::_____,,,,,ｌ,,,,........,,__
l:: _,,ｚー''" ,l
..r''''",,ﾚ'" __,.,::....,,,,,〈
_,.-'':::::r‐､ .......::::: ,'"￣二ーー''''l,______
<"_::::::::::::l : :ヽ::::::: ,.イ ⌒`ヽ、
i : i:::::::/::l: :/::::: / r-ー'''''￣￣｀＞､
-
／ ＼
, ' ｀､
,ｨ'ｨ' , ' , ヽ ､ '.ヽ この都を囲む郢の厚壁に拠り
- '´/./ l |､ '､ '. ､ '.
{/ / / ,| ,i //| ヽ､'､ '. ｀iヽ 司馬の軍とで挟撃すれば
/ i /i !/ |i.| //,.iｒ‐_.エ_､ | '. . l ｀
/.ｨ | /! /|_.⊥| ri|´ｨｆ´弋ｿ｀i !i|ﾍ | ! 必ずや呉軍を退けることが出来るでしょう
ィ´ | ! { | 「ﾚ' 'i,ｿ/ ヽ lﾚﾘ !.|
| /|i| i l∧ ´ | l _ ,レ' |ﾘ ｒ ､
V ハ.ﾄ |. ﾍ ｀_... - /! ﾄ{ t' ｰ- .._ヽ ｀､
ﾘ .}l ,ﾍゝ. ´ /|ﾘ|iﾄ.| ｀ ヽ､_ '. '. '.
/ﾍ! V ｀ ,.､ ／. ﾄ{ﾉ ﾊ t_ー-- ､ .! | | | ,ｨ
ﾚ」/_| ｀ ´ .' !‐ ､ ｀ 丶. ＼ | ヽ '.l '.
,. ‐'´ | .' ,>' ヽ､ _＿＿_｀> ｀ ､ ! |) 〉
/ヽ ,ｒ' / /￣! /ー ､'ｰ- ..__ ‐､ '. '. ! /
! ゝ､ .L ､_ ｒ‐/､ ∧ |ノ ｀ ､ ヽ ! /
, ィ } _ノ/__ __/.／ ' ヽ! ｀ヽ､ '. |
, ィ´ ' く |‐-｀´／ｲ／ , ' !ﾍ |
/ '. ! / ´ ´ '. ヽ |
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
. |;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
/: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ
j: : :イ斗 .!: | |:l:|;;.:; .: ..: ::!
|: .: :.|: |,:' ､ l |:l:|｀ヽ、: |: }
ﾚ:.:.:|:!:ｲ__,ィ:| ヽl.､.__∨:i: ﾚ
|: |（|: :.|. ＿, ＿_ .|:.:|）| 左様におじゃるか…
lN:. |: :.|,,,￣::::::,::::::￣,,,,!l.:|: |
|:.:|:. :|ヽ、 _ .ｲ:j:l |: |
Nl!: :.|从:≧ァ ≦‐j:从:!:.j
ヽ:.l ｲ { l_／/ ._.ﾄﾚ
-
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
. |;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
/: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ （……何故にして……）
j: : :イ斗‐!: | |:l:|-:､T ｫ: ::!
|: .: :.|: | ノ､ l |:l:|｀ヽ、: |: }
ﾚ:.:.:|:!:ｲ.＿_:| ヽl.＿_∨:i: ﾚ
|: |（|: :.| ﾄｭﾘ ﾄｭﾘ |:.:|）|
lN:. |: :.| `,,, ' `,,, !l.:|: |
|:.:|:. :|ヽ、 _ .ｲ:j:l |: |
Nl!: :.|从:≧ァ ≦‐j:从:!:.j
ヽ:.l ｲ { l_／/ ._.ﾄﾚ
|: : : : : : : : : : : : |: : : : : |.ﾊ: : : ∧ : |///////|.: ｜
｜: : : : : :∧: : : : ﾄ､ : : : |/∧.: |/ﾊ :ﾚ//////;: : ﾉ!
. |: : : : : : |: ＼: : ∨ゝ、: V/∧ {//A|///////∠/| （何故にして麻呂はかような…
|: : : : : : |: : .ﾄﾊ､: ∨/.へ∨-べ´￣７￣ フ＝=/||
',: : : : : : : : : Vﾊ＼∨'´ ′ ;ﾊ 気付けば王と呼ばれ 気付けば…）
', : : : : : : : : V:べ //∧
|: : : : : : : : : V/7ｧ､ ,'_l .／//;
ヽ: : : : |: : : : :∨///|ｧ､_ イ/////
＼i: :|: : : : : ∨//|///＞=､＿,,.=＜7;:レ///
ヽ,|.: : : : : : V´ |////////////／｜ ∨
／::::::::::;;::::／:::::::::::::::::/:::::::／ ｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::l
／-''"´ .／::::::::::::::::::::/:::ヽ/ ∨::::::::::::::::::::::::::｀::'::':フ
,ｨ:::::::::::::/:::::::::/´ ヽ:::::::::r ､:::::::::::::::イ7
/:::::::::::::::j::::::::::j ／ ∨//ヽヽ:::::::::／
/:::::::::::::::::l:::::::::/ ／ _,,==- ﾘ lヽ }::::::/
/:::::::::::::::::;::l::::::::/ / l f''{r':::ﾉ, r ﾉl:::::/
./::::::::::::才’/:!:::::/::! ｀ ' l-' .!::/
/::::::才 .j:::l:::/:::::ﾍ フrﾊ ! .l:j
./:／ j::::l::jﾊ::::::::ﾊ ｀¨ l l l ・・・・・・
/ｲ l::/l:/ !::::/ハ / ./ .l
l/ .l !:/ ﾍ / .|
l' へ. _ - ― ､ ,/ / l
ヽ ｀ ／ / !
ヽ , ｲ ./ l
ﾍ _, ｲ j
￣! /
-
／.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／.:.:.:／.:.／.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:∠;;;;;;,;:.:.:.:.:.:|
-‐''７:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.／!:.:.:.:./ ≦:.:.:.:.:.:! 笑えねえ話だな
/.:.:.//.:.:.:.:.:.／ .|:.:.:./ , -‐＼:.:.:.:.:|
. /:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:./.＼ |:.:./_／‐- 〈:.:.:.:.:.Ζ
/:.:.;ｲ:.:.:|.:.:.:./弋ラ>|.:/"､弋ラ`, |r´｀l:.:.:.>
／ |:.:.:.|:.:./ ー ´ |/ ｀ー > |／
|:.:.:.∨:| 〈 ､ / ／
|:.:/|:.:./l /ィ
|/ |/ ヽ ´￣ ` ／ |
＼ ／ ＼
,,... --‐''''"´＼＿_／ / ＼
-‐''"シ 〃 /l/ ＼ / ヽ
二彡'''" |l/‐-､ ヽ / ノ三|l､
/ ' , 、
-‐'/ / , ' / ヽ
, ' , ／ ／ ／ / ./ ＼
／ / / ／ ,. イ / 、＼ _
-‐ '" ./ / ／ .／'" ￣/ ,.ｲ ／ ! ヽ｀ ´
/ ./ / ／ ／ ,.' て;;:7' .／./ ／ jハ ',
/ , / ／ ,. ィ ／ ／ '" ./／ .'-_￣｀ヽ !ヽ、
/ ／ l ,.ｲ '"{ :､('/ /' '<:7''ヽ/ ヽ ﾘ
'" ｌ , ' ヽ ヽ , ' , 、ヽ! 何がだい？
l / / ヽ ; .ハ {
ﾉ/ .l ./ '" ＼ } - / ヽ ､ !
'" .! / ', ｿ ｀ } ｿ
. l ' , . ヽ 、 ／
. -‐ﾘ ｲ ､＼ゝ、 ､ ／ ゝ、
l ,.＼ ヽ ｀ ` ,. _ ／ 、｀ ｰ-
|/ !ヾ､ ! ＿＿_
' l ,. '" lヽ l-― ￣￣ ／
／ .l. ヽ l ／
／ .l ヽ ､ ― , '
/ .ｌ ヽ ＼ /
ヽ ｌ ヽ ー ､ ‐- ._
-｀ ‐ ._ l ./ ￣ - ､ ‐ _
/ ￣ ―' / ,. - ､ ,. -‐ /
_ ‐ ＼ /
-
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::三三三｀ヽ、
-―¬/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::_:::::::ﾆ三三三∧
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ::::_,::-―::､三三ﾆ',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､::::,zム‐ｚ三三三三ミ'
/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|―' 三＞三三ﾆﾄ､
/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 三＼三三三≧z
/::::::_,.r::::::/::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::| ﾆ三}三三三＞
/,.ィ´ }:::::/::::::ｌ:::::::::::::/..,_ ∨:::::::::::ｌ ,r=―ﾆﾆi三Ｙ⌒ 王になりたくもなかった奴を王にする為に
／ i::::/,.ィ´}:::::::::::/ _≧､∨:::::::i ,∠＿ 三三|｀≧
i::/:::::,r-l:::::::::/r云 ｚﾆ､.＼:::::i≦' .ｚ::ﾆ､￣ﾌﾆ}三ﾆi .王になるべきだった奴を逐って
l:::::::/ |:::::::/ ＾ゝ弋ｚﾉ＾ . ＼{ ､弋z::ﾉノﾆﾆ∧三,'
|::::∧ |:::::/ ￣ } 丶 三ﾆ∧ﾆ/ .何の罪もない父子を殺してよ
|:::/ ヽｲ::∧ | 三三ト- '
|/. ﾚ' ﾍ 、 , ,三ﾆ/
ﾊ ﾆ三/
l＼ , ー ― ､ 三,,ｲ
i .＼ ｀ー――' 三／少､
,ﾍ ＼ ヾ 三／三 |三＼
_,..-―¬" ', ヽ ,ィ三三ﾆl三三≧､
／:::/ ￣ 〉 |ﾆ三三三＼
,..―７¬:::::::/ ＼ / 三三三ﾆ`'‐.､
￣／::::/ {:::::/ 三三三三三三
'"￣ ｀ヽ､ /／ ｀`＿
／ _ ‐- ヾ、 ,. - ､
, '" ／ ´ - 、 ＼ヽ
／ ／ ,丶
-‐ '/ ,. イ / ヽ. '
/ ／ / / ' , , 、 ゝ '
. / /／/ /' / /.!/ ./lハ.lヽ ! !.ヽ
. ,.' , ' / / l/―- ' /―-ﾘ-V ! ,ゝ
-‐ / l/ ./ヽ'f怎!｀/ .／ｿ´ｆ怎! ゝ∨ ; ﾘ、
,.イ/,.ｨ l .ﾊ ' /.／ .'}/ ﾄヽ} ・・・・・・
'" ./ , j/､ヽ. ' / 'ｲ ﾘ! ｀
ノイ,.ィ, ! ｰ ｀´ ' ､ 、.l '
´ lハ./ﾘ､＼ ´ ｀ .ｲ ,ﾊﾄヽ}
' ヽ} i 、 イﾙ'
,.-.l ｰ l 、
/ .::| l::..＼
,. / , ':! '. .ﾄ､ i
_ ‐ / / .! ヽ } ',ヽ _
- / 、 ',￣ ｀ ´￣l .ﾊ ヽ -
／ / ＼ ､―---- -‐| / ! ヽ
-
/::/:/::::::::::::::|::::/::::::::::/ ＼ |::::::::::::/ ＼::::::::::|
／::/:/:::::::::::::::::!:/::::::::::/-==≡ﾐ!::::::::/} _ヽ::::::|
￣/:/:::::::::::::::::::!:::::::::::/ 行示ﾘ ﾘ:::::/´ _i＿＿__ !:::､>::|
. /:/:::::/⌒Y:::/!::::::::/｀¨｀￣´¨ |:::/ ／ r==､ ＼ |:::::::::ﾘ
/:/:::::/(丶/∨ !:::::/ |/ ! !ｲ示＼ } /:::::i::/ 挙げ句そこの次男坊に攻め立てられて
:/:::::/ /V^ |:::/ i ヽﾘ } //::::::::!:! 都を囲まれてってよ
:::／|{｛ ＼ |:/ ' ヽ ' /::::::::::|:|
´ |::>､＼ } ' /::::::::::∧! 誰のために 何のために…ってな
. i/ ヽ_i| r 二二二 丶 //}:::/i/
{ ､ ＼ヽ ｲ/´¨
| ＼ i/ ／／
| ＼ /-'
´`ｰｧ´ -─‐`冫ゞ::i彳彡‐''''''ﾞ~￣` ─-,,,＿,＿_
,-‐'´_／,,,-‐" ／ ／::::..l ヾ、ヽ､~ﾞ`ヽ､ ''‐--､─'￣
／-'"/／ .／ ," / / ,' l ､ヾ､ヽﾞ;, ｀ヾ､ ｀ヽ`ﾞ
／´ ./'".:::/ / ./ .,' i l . ヽﾍヾ､', ヽ、 ､ヽ
/.:,イ/ .:: / /, i .l .i! .:i:. ヽ..ヾ､', ヽ `ゞ､
/／ ./..:/.!/ / / .::l::.. i:.', .::i..', ﾄ,:.. ﾞ,:::.ヾ',.. .｀,ヽ `ヽ、
/ /.::/.::li.:::../ /.:ﾍi::.l::.{ . ::|:: ヽlゞ､:. iゞ::.ﾞ,',i::. } i! iヽ.:､:‐'''‐-､
,'.::::/ .::|/./.{ ,':ハl::.|!::i､ﾞ, |::i.`,|::.ヾ. {＼.:',!l:::.lﾊ:..l:::.::ヽ､
j.::/l:ﾊ::i /./l‐i/─-､l__,ゝj:.:.:l:.{',-‐ゝ|‐´ヽ:l:!:.l=i:.j::.ヽ`ー 僕らは…全知ならざるヒトなんだよ
l/ lj l! l,'ﾄ,:.l:,〈'"f;;;;∧, l ゞ､:.', l-f;ﾞ;;;;;7ﾌ };l!j` j!l:.:.:.:ヽ
l/ l!,'/ゝ,|! `''''´ 'ヽl:,∧ヾ lﾍ `''''´ ./lﾉ/ ,､ヽ｀ヘ`､、 最善を尽くしてなお最善から遠ざかる
jl/ヽ_.', ヾ' ヽ`､ /_〉i:.ﾄ､l `
/:k,-i:,､ﾍ. /:.:.:,:.:.:l ｀ .そしてまた最善に向き直ろうと足掻くのさ
./／ jl l:.:.＼. ＿_｀_´＿_ ,ｲ:.:.}::lゝ:j
/ /ﾍｬ: l:ヽ､ ￣こ￣ .／l:.:.i､:.:.l `l
/l/i;:;:;:;:ヽ ／ lﾍV `ヽ
,-/少j.|:;:;:;;:;:;:;｀−´ l::ヽヽ__
,,-‐''ﾞ´/ ヾ-j ト,/ ヽ｀ヽ、
-
／ ／ .:::i : ＼ :::::..＼
/,〃／ /::..::/::/i: ::. :.. `;:.. ` ､.... :::;:::::ヽ、
゛ //::/ /:::::/:/ !:|';::. ::::.... ';::, . `､::::::.. `、 ｀
゛'!/|:/::::/∠､__|!: ;:::::... ::::::::.. ';::';::... ;:::::::::... :::':,
|!|i,ﾘ |!'7ﾀヽ、':;:::::::::... ::::;::::. ';::';::::::.;:::::::::::::::::::',
とは言え… ､- ‐ '" l ''゛ ‐''゛ ;::i:;::::::::::i:::;:::::. ;::'::::::::::::::::::::::::::::',
ヽ` . ,!::::':;::::::i::::l:;:::: ;:::::::::::::::::::::::::::::::i::'､
確かにあれが最善手だったとは. '､..,_ . : : :l:;/<';::::i::;'::::';::. ;:::::::::::::::::::::::::::i;:::lヽヽ
僕にも思えないがね i ｀` : : : : ゛(ｿ_;';l'ﾉ::::::::'l::;l::::::::::::::::::::::;::::lヽ! ｀`
l . : : : : ／`'゛ : :!::::::::::::::::`:::::::::::::::::::;'､:::l `
! . : ;､ '": : : : : : : /::::::::::::::::::::::::::::::::::::;' ';::l
!、. : : : : : : : : : : : : : /:／!::::i::::::::::::::::;ﾍ::::ﾉ
￣｀` ''ヽ､: : : : : /': : l::|!:l;:::::::/|::/ |:;'
'; : : : : : : |! ! l::::/ !l !
ヽ . : : : : : : : :';/＿ `
ヽ _; : -‐ '"￣｀`'' ""｀゛!
_,､ :-‐ '" . : : : : : : : : : : : : : : :|
__ -‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ-‐-､
＜＿::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
￣ 7::::::::::::／::::::::::::::::/::::::::::ﾑ;;:::::::::::::::::::::l
/:::::::::／::/::::::::::;／|:::::::::/ "''ヾ､::::::::::| どー考えても悪手だ悪手
/::::::／:::::/::::::::::/ .|::::::/ ＿ ≧:::::l､
/::::::ム‐::7|:::::::::/＼,,,,|:::/､ ''" ＼ i::::::::::::ﾆ=‐
/::::_ -‐ 7/|::::::/‐弋ラ|/ ､弋ラ丶 ト､::ﾄ､|
/／ /:::l |::;ｲ ｀ ー ´ ｀ ─ ´<＼|'
′ |:::::>ﾚ'ﾞ| ﾉ r-'ニ､─i`i
, 'l::|／ ｀| ｀´ ｀‐┐ | | ト..､
, -‐'i´| ｌ:::::l ＼ -─‐-､ _／ ' / l|:::::l丶､
/:::/ /:/ l::::::l ＼ , -‐ ´ ／ |:::::| |:::|｀`r..､
/:::/ /:/ ヽ:::ヽ ＼ ＼_/ ／ /::::/ |:::| l::::ヽ
/:::/ /:/ ヽ:::ヽ l´ -‐─‐r‐ ´ /::::/ |:::| ヽ::::l
l／ /:/‐- ゝ:::ヽ＿ | -‐ | ＿ /::::/ ／ ヽ:ヽ ＼|
l ／／ ／::::::::／￣ | ／ ＿ |￣＼｀'::::/ |＼ ＼＼ /
ヽ´ ｀ヽ､::／ |￣ | ＼/ ＼:＼ ゝ/
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
-
───三日後
((;;;;゜;;:::(;;: ∧__,∧ '';:;;;):;:::))゜)) ::)))
(((; ;;:: ;:::;⊂(´・ω・｀;) ;:;;;,,))...)))))) ::::)
((;;;:;;;:,,,." ヽ ⊂ ） ;:;;))):...,),)):;:::::))))
("((;:;;; （⌒） ｜ 子西さま！子期さま！
三 `Ｊ
／ ヽ
,／ ヽ、
,' l ﾊ、 ヽ,
ハ , / i/ ヽ、lヽ ヽ 来たようだね
l /／/ / ノ l レ"ヽ, ヽ
X /,,j_"'/ /V'',,~二二,,ﾉ i 〆 } `r
ﾙソ <`^'y)/l / / ' ~~^~;;¨iii〆ソ∧ ﾉ ／ ∧/
ﾉヲ ‘、~` l,/ ` ~ /ノ /_／" l
" l/"l j ,/ ^ ｿ w"
l ゝ, ヘ ＿＿ 彡ノ j N"
゛i ",、 "i
＼、 ／ i,_＿＿
` ､ ,, イ'" ,ii 」
_,~’__i, __,;;---""~⊥、
∧゛~ ヽ,,.vf" ＼
/ 丶-へ、
. /: : : :／/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : :/l/＿_: : : : : : :l
/: : ／ / : : : : : : : /: : : : : : : : : : : ;ｨ: : : : : : : : /´ `ーｧ : : : l
: ／ ./ : : : : : : : ,': : : : : : : : : :／ /: : : : : : /:/ ,ｲ : : : : L ＿
´ /: : : : : : : : ,' : : : : : : : ／ /: : : : : 〃:/ 〈ミ: : : : : ＜＿
/: : : : : : : : :,': : : : : : : /＼ i: : : :／/／ ／｀ヽ !ヽ. ＼---‐´
. /: : : : : ／! : i: : : : : : :/ｧ云≧!: : / ´ z=≦.._ l_ : ヽr-`
/: :〃 ／ .l: : !: : : : :.:/､弋タ_ l : / ´ ´{rﾈﾊヽ, ハ／ 速えな
./／/／ l: /l : : : : / "￣ l:./l / `｀ﾆ"- ゛ ,'ｲ !
" ´ ,, l/-l: : : :,ｲ. l/ .l ,' ,'〉 !ﾉ 敵のことながら感心するぜ
,, '' l: : ∧_! l ,'/,ィ`丶、
,, '' l: / .l ` - ,'_/ ｀丶 、
'' l/ i､ ､＿＿＿＿＿_,、 ,' ＼
!ヽ、 、 , ,ｲ ＼
`丶､ l ヽ ￣￣ ／ l ＼
｀ヽ, / l ', ヽ ／ l .l , - ... _ ＼
_ .. -' ,' ／!. ', ヽ､＿＿__／ / ﾄ､! ／ ¨ ‐ -
-
. ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ
＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ' ＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ' ＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ' ＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ'
ヽ=, ,.--., .二7 ヽ=, ,.--., .二7 ヽ=, ,.--., .二7 ヽ=, ,.--., .二7
/″ .// /″ .// /″ .// /″ .//
// // // //
./´ ,ｲ,ｲ ,ｲ // // //
ﾚﾚ // ﾚﾚ // ﾚﾚ // ﾚﾚ //
/' /' /' /'
矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞
∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.||
(ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )||
{XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○
|V...矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞ 矛＞
∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧. _.._ ｀`､,.､-::─::-..、. ∧ ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.||...||
(ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟ...／:::::::::｀:く:ﾉ:::::::::::::::::::::::ヽ... (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )||
{XXX'○ {XXX'○. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ... {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○
|V...矛＞ 矛＞. /:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾍ... 矛＞ 矛＞ 矛＞
∧ ∧.|| ∧ ∧.||. /:::::::::::::::::::::::ｲ::::::::::: 丶::::::::::::::::::::::::', ∧.|| ∧ ∧.|| ∧ ∧.||...||
(ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| /::::: /:::::::::::::/ l::::::: !:::::::|＼::::::::::::::::: l...ﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )||
{XXX'○ {XXX'○. i::::: /:::::::::::::/一V:::::| :::: |ーヽ:::::::::::::::!....X'○ {XXX'○ {XXX'○
|V...矛＞ 矛＞ |:: /:::::: /::: |ィ云∨ |V::::| ィﾃﾍヽ::::::::!イ.....＞ 矛＞ 矛＞
∧ ∧.|| ∧ ∧.||. |:/ |::: /::ﾊ::| 迂:ﾘ V| ヾ! 迂:ﾘハ::ﾄ::::::＞ ∧ ∧.|| ∧ ∧.||...||
(ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )|| (ﾟ.|′|::/|:::|ﾈﾍ ｀ｰ´ ヽ ｀ｰ´ ﾊ!ﾉﾘ｀ヽ. (ﾟДﾟ )|| (ﾟДﾟ )||
{XXX'○ {XXX'○ {XX.i/ V､_ﾍ ! ﾑﾘ′X'○ {XXX'○ {XXX'○
|VVV|.|| |VVV|.|| |VV.′ ヽ、 - - , ′|VVV|.|| |VVV|.|| |VVV|.||
|r'⌒J.|| |r'⌒J.|| |r'⌒J.|| |ヽ イ/. |r'⌒J.|| |r'⌒J.|| |r'⌒J.||
,.ｲ ｀ ´ ﾊ
,.イ:! ＼ ／ ヽ..､、
,...::::´/::::::l /;⌒;ﾍ j:::::ﾍ:｀:::....、
,...::::´::::::::::/:::::::::l､ ∧;;;;;;;;;∧ /:l:::::::: ﾍ:::::::::::｀:::....、
【呉王 闔閭（こうりょ）】
-
愛妾の息子に後を継がせようとして、結果として不幸にした例なんていくらでもあるのにねぇ。
冷静だったら、そもそも息子の婚約者を奪わないがｗ
-
_,. ｨｪ=====＝＝＝= ､
,ｨ≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,ｨ＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.-‐――- ､:.:.:.:.::.j
/:.:.:.:.:.:.:.:., ィ ´ _, -―‐ };^´{―-､｀ヽ:f
/:.:.:.:.:.:.／ _ｨ ≦≧‐ 三三 ｀ ≦ ､:.:.:ヽ〉
{:.:.:.:.:./ ／くィー―-ｯ==､==- .,__三＼/
ヽ:.:.f /／彡 f´ﾟ i ｲﾆ､ﾞ=r､＼ なるほどこれが…
‐-､ }＜:::::::{ ｀ー‐ f ﾟ i L -‐='
-､ ｀く￣r -､ヽ ﾞ'' ´ }ｰ' ,′
ヽヽ! } ﾙ ﾑ } ! く ７/ !
ﾊ i ﾘ 」ヽ く} ｀´ ,'
ﾘ ﾉ´:.:.:.:.:.:.＞ｰ-....､ -=ﾆ二7 /
レ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＞..､ /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,´｀ヽ
:.:.＞￣￣￣ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ---fﾊヽ ＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞､ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.iヽ ｲ }:.ﾊ {
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! / {:.:.:.ヽ j
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{＿＿ﾉ:.:.:.:.:.'く
【孫武（そん・ぶ）】
呉の将軍
字は長卿（ちょうけい）
──郢の城壁 か──
. 〔二二二二二〕. 〔二二二二二〕 〔二二二二二〕 .〔二二二二二〕
＿＿| ::|＿＿＿＿| ::|＿＿＿＿＿＿＿| ::|＿＿＿＿| ::|＿＿
ＴＴT.| ｌ⌒l ::| ＴＴＴＴＴT| ｌ⌒l ::| TTＴＴＴＴＴＴＴＴT| ｌ⌒l ::| ＴＴＴＴＴT| ｌ⌒l ::| TTＴ
.ＴＴTl ￣ .::|ＴＴＴＴＴT l ￣ .::|TTＴＴＴＴＴＴＴＴT l ￣ .::|ＴＴＴＴＴT l ￣ .::|TTＴＴ
ＴＴT.| ::| ＴＴＴＴＴT| ::| ＴT／￣|￣＼ＴＴ| ::| ＴＴＴＴＴT| ::| TTＴ
.ＴＴT| ::|ＴＴＴＴＴT | ::|TT | ：|： | T | ::|ＴＴＴＴＴT | ::|TTＴＴ
ＴＴT.| ::| ＴＴＴＴＴT| ::| TT| ：|： | T | ::| ＴＴＴＴＴT| ::| TTＴ
.ＴＴT| ::|ＴＴＴＴＴT | ::|TT | ：|： | T | ::|ＴＴＴＴＴT | ::|TTＴＴ
ＴＴT.| ::| ＴＴＴＴＴT| ::| TT| ：|： | T | ::| ＴＴＴＴＴT| ::| TTＴ
-
. ／::::／::::::::／::::::: ／:::: /::i::::::::::∨::::::＼:::: ＼
/::::::/:::::::::::/::::::::; ｲ:::::::::/:::::ﾄ;::::::::::∨:::::::∧:::::∧
. /::::::/:::::::::::/::::::::/ |:::::::/::::::::! ＼:::::∧ :::::: ∧:::::∧ 噂にゃ聞いちゃいたが
'::::::/:::::::::::/i:::::::/⌒ﾞi::::::ﾊ::::::::|￣｀∨::∧:::::::::∧:::::::i 本当に高い壁だな
i::::/:::::::::::/:::l::::/ __,,,Ⅳ| Ⅵ::i ィｔ=∨::::i:: ∨::∧::: !
|:/i::::::::::/::::::l:::l ん:刋Ⅵ! Ⅵ! 斥圷::::iﾍ:::∨::∧::!
' |:::::::/i::::::::ｌ::l〈 比::ﾘ ＼ ＼ 比::ﾘ∨ ∨∨::: ﾘ
. |::::/ ｌ::::::/::i ゞ-′ ゞ-′ jK_∨:::＞
. |:/ ｌ:::/小 く:. {__j ∨::::＞
′ !/ ! j___ソ＼!´
'､ ｒ _， /／
＼ ／!
｀ ､ ／ .:.:|
＼__ .. ´ ..:.:|
| ...:.:.:_jｰ 、
__j __ .. - ´ ヽｭ､、
ノ ハ_／ /:i:i:i:i:iヽ､、
.．＜/ /////∧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
.．＜:i:i:i:i:/ ///////∧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
丶､/
/ヽ／
/::::::::::::/::::::::::::/:::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::',:::', ／ ﾍ.
/:::::::::::/:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::!::::i "´i￣
,'::::::::::::/:::::::::::::/::::::::::／::::::::::::|:::::::::::::i:::::::::i::::l
l:::::::::::/:::i:::::::::/＿::／|::::::::|::::::::|:::::::::::::l:::::::::l::::l
i:::::::::/:::/::::::丁:::／￣i::::::::l:::ｰ∧一:::::::|!:::::::|'ﾘ
_ノ::::┌i:::/::::::/斤心ヘ i:::::::::i::::ﾒ≦i::::::::::::i:!::::::!
＞:::::｛ ﾚ' |:::::7ﾚ近::｝ /:::／|:/近:｝l::::::::::ハ:::::!
_,＞::::::::i ヘ|:::/ ゞ‐" /／ ′ゞ‐' l:::l:::/ ∨ 姑蘇（こそ）の壁より高いぜありゃ
￣｀￣｀＼:|:/ ′ ､ ∧!/
＼|＼ ___ __ / ′ どうよ 子胥（ししょ）
_{i ヽ ＿ノ ／ ノノ
// ｀＼ ＼ ／
_,､-;'´;;;i `ｰ ､,｀_ノiヽ、
_,､-;;"´;;;;;;;;/;;;;;l ／ﾍ l;;;;;ﾍｰ,,､
_,､-;ｰ'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;ヽ ／::::::::∨;;;;;;;;ﾍ;;;;;｀';;;;;;;､_
-
凄い顔してそうだなぁ。子胥
-
, -─- 、
／ ノL ヽ ﾋﾟｷｯ
/ (＿＿ ⌒ ',
/::) ヽ:::::::: i i
(_人＿） U |
'、 |
|``` j |、
| 、 ／／ >‐、
｀-＝ﾆ ７／ ／ : : :｀ヽ_
/}､__／ / : : : : : : : : : :ヽ
_,. ＜〉ﾄ､::Λ / : : : : : : : : : : : : : 、
: : : : : / /::::i y : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : | /::::::| / : : : : : : : : : : : : : : : : : :
【伍子胥（ご・ししょ）】
呉の行人（こうじん，外交官） もとは楚の人
楚の前王に父と兄を殺され亡命
呉都を囲む姑蘇の城壁の建築責任者でもある
_,,..-―――‐-..,,_
,,-''´ ｀ヽ
. ／ u u ヽ、
. /| | | | | -..,,_ u ＿_ '.,
/| | | | | | ｀ﾞ''‐' ′ ヽ-'" ',
,'| | | | |.|≡=-.,,_ .三三三 _,,..-=≡ ',
l.| | | | | | ． ｀ﾞ .三三 "´ ． l な ぜ 煽 る し
|.| | | | | |＝==＝≡ 三三 ≡＝==＝ |
. ', u | | 、 .l
. ヽ ＿＿＿ ,'
＼. l j. u ,.'
｀'',-..,, | r-‐''" ,,.-''
/ ｀ﾞ"''―‐U.――― ''"´ヽ
./ ヽ
/ ヽ
【伯嚭（はく・ひ）】
呉王の側近 呉の大夫（たいふ）
-
l::::::::::::::::::::::::::::l/:::/／:::::/ｲ ／ﾘ::::::::l::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::
j::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾚ:::ｨ:::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::__::::::::::::/:::,:ｲ:::::/l::::::;ｲ::/:|:::::ｲ::l !:::: ﾊ::::::l:::::::::::::::::
Ｙ,ヘ 1::ﾊ:l:/- |:::/‐|::/__l/ |:/ l/ l::::i !:::ﾊ:::/|:::l::ﾄ
| ,〉l::i lノ,ｨｒ-ｒ-､｀ﾞ‐ﾘ‐' _ﾚ'-‐'lﾅ ﾘlﾉ::/ﾘ
l （ゝ V くゝソ ｀ /ｨて「｀ﾒ / lﾙ' 確かにとても高い城壁ですね
＼｀ i ー ゝニ ' /
iｰｨ / 陥とせるのですか 長卿さん？
, '´＾ﾘ ﾍ i /
ｒ' j ヽ ‐ 〉 '
| ヽ､／ ＼ -‐- -‐ ／‐ _
/ l 、 ｀￣´ , イ｀､ ￣｀ヽ
／| ', ｀ ､ ＿ , 1 ヽ ヽ
／ ', ヽ、 | ', i ＼ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ヽ !
【熊勝（ゆう・しょう）】
楚の廃太子 建（けん）の息子
伍子胥とともに呉に亡命した
r ＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. ／イ:::::::::::::::__＞‐─'￣￣￣｀ｧﾍ_:;::::::::::::ﾍ
/':::::::::::::＞‐'¨ -─ ニ ──-廴ﾉ-＼:::::::: '.
. ,' ::::::::::／ -' ,ィチ´イ三三三三冫爻x ヾ:::::::〉
{ ::::::::/ ／ {彡/⌒＞匕三三ミ三≧､ 气>}:／
｀ｰﾍr'´,ｨチ::::/ ' ,xく＿。_{｀ , ＞=弌ヾﾑ, 常の状況であれば困難…というか無理ですね
. /⌒ヾ,:::::/ / xx ⌒ｰ-ﾝ ト､｡ ) }‐→
__人(⌒j_ Y' _,=イ￣ﾉ) )ｰ｀ '{ｽ
. ,ィ劣 ⌒メ>t / ルィ／ ／ﾌj , j) }
＿彡───- ､,`ﾄ､'x'´＿x─┴=＝ﾆ￣ヽ-､ ﾉく
/ イ─ｭ f才卞､＼ ｲ／/ ──--乂_ｸ 气＿
辷彡／ )_}ー-､_＞ﾁ´ ｰ .;' ＿＿T￣) ﾘ／ヽ,
／＞匕rへ,＿_ ／ Y / ,,.,,... 〉 ￣_ﾉ _／ Y
／￣ ／ス ;':;{ ;' ,ィ r─ナﾅ'´_／r─匕 ﾉ人,
＿／／:::::} ゞ、 ＿＿＿_厂,／ィ´＿彡 fへ、＼
/:::::::::人 ＞‐-==イ ＼_,／／￣ ＿_ﾉ ヾ, ヽ
/:::::::::::::::::＼ '' ,,, 厂ヽ, Zｘ<ェ┴─＜＿＿ヽ } ＼
-
,､ -- ､i!__
, '´ ｀`ヽ､
＿ ,／ ＼ 常なら…ですか
∠ li ﾄ､ ､ ､ ヽ
/ , , |ヽlヽ!ヽ､|ヽ!ヽ l でも今は──
ﾚ! ./Viﾚ' , -ｰニｰ-､ﾚ､ .l
| |i ,-ｰ､ '⌒iTｯ .| /`ヽ!
ヽ, ', ﾊT:} ﾞ´ ` ｿﾉ
`ヽ', ''´ﾉ _,イ-､
{l ` / ヽ┤ |｀`ｰ- ､
/入 ￣ , ./ | `ヽ､
ﾄ､ ゝ>-ｰ' ￣`ヽｲ / .| ,､ '" ＼
了､_ .〉 ./ | ／ ヽ
/ヽ｀`ｰ-l' | /__ | / l
| ＼ ,' l`ｰ''| ヽ､. | ﾉ l
| `,' .lヽ::::ﾉ ｀ l ／ l
l ./ ト-辷 `Y ／ l
l ./ | ﾄ､＿ _-/ |
| / | lヽ ｀ l l
L_../ ﾄ, | l. l |
_,. ｨｪ=====＝＝＝= ､
,ｨ≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,ｨ＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.-‐――- ､:.:.:.:.::.j
/:.:.:.:.:.:.:.:., ィ ´ _, -―‐ };^´{―-､｀ヽ:f
/:.:.:.:.:.:.／ _ｨ ≦≧‐ 三三 ｀ ≦ ､:.:.:ヽ〉 はい
{:.:.:.:.:./ ／くィー―-ｯ==､==- .,__三＼/
ヽ:.:.f /／彡 f´ﾟ i ｲﾆ､ﾞ=r､＼ 先の戦で我々は楚兵の大多数を討ちました
‐-､ }＜:::::::{ ｀ー‐ f ﾟ i L -‐='
-､ ｀く￣r -､ヽ ﾞ'' ´ }ｰ' ,′ 故にいま邑内の兵数は
ヽヽ! } ﾙ ﾑ } ! く ７/ ! あの城壁を守るに充分とは言えないでしょう
ﾊ i ﾘ 」ヽ く} ｀´ ,'
ﾘ ﾉ´:.:.:.:.:.:.＞ｰ-...､ -―― - /
レ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＞..､ /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,´｀ヽ
:.:.＞￣￣￣ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ---fﾊヽ ＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞､ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.iヽ ｲ }:.ﾊ {
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! / {:.:.:.ヽ j
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{＿＿ﾉ:.:.:.:.:.'く
-
白長さん、今だったら何煽られても３秒で切れる気がするｗ
-
城の規模に対して守備兵が不足するとね…
-
／￣￣＼
_,ノ ヽ､_ ＼ 寡兵で広大な壁を守れば守りきれぬ箇所も増えます
（●）（● ） |
（__人___） | 図体ばかり大きくてもよろしくありません 常識的に考えて
'､ |
｜ ｜ 常 識 的 に 考 え て
| , ／_.{
｀ｧﾆニ＜／／〉、＿_ __
,./ /＼ ／ : : : : : : ＞ : :＼
_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|
{ : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:ﾉ
､'ｰr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ V: : : : ｀ :´
／ :.／￣＞＜ :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
/ : : :ム / : : : :￣￣￣￣~ﾞ''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
{ : : : : : :＼､ : : : : : : : : : : : : : : : :＼. : : :∨ : :l
ヽ: : : : : : : :￣"＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／ : : :{
,､‐ ''" ￣ ｀`'' ‐- 、
／イハ/レ:::/V＼∧ド＼
／::＾'´::::::::::::i､::::::::::::::::::::::::::::＼
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ﾊ::|ヽ:::;､::::::::::::丶
／::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ ﾘハ:|;!､:::::::l はいはい
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_＾`''`‐ly:::ﾄ
/|;ｨ:::::N,､‐'゛_,,.＼ ´''""'ヽ !;Ｋ
! |ﾊﾄ〈 ,r''"゛ , ﾘｲ)|
`y't ヽ' u. /／
! ぃ､ ､;:=＝ｦ 〃
｀'' へ、 ` ‐ '゜ .ｲ
`i;､ ／ l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
／ ! ﾚ' ヽ_
_,､‐7 i| i´ l ｀' ‐ ､_
,､-‐''"´ ﾉ,､-､ / ､,_ ,.､- {,ﾍ '､_ ｀ヽ､_
／ i ,､ｲ ∨ l.j__,,､..-‐::-:;」,ハ、 '､｀ ‐､_ ,`ヽ
/ l ,､‐'´ /／ ',／!:::::::::;､--ｧ' / ｀` ‐ ｀'7゛ ',
/ l i ´ く ';::::::l / / / ',
/ ! l ＼ ';:::l , ' / i/ ',
-
,. -‐………‐‐一ｧ
／.:::::／l.:::::/.:i::{:::::＜_
／.:::::,lィ≠≧厶∧|｀ヽ:::::｀ア
/.:::::/l/ ,f弋{｢｀` ､__厶::::ト では 壁を囲んで
{::::::::{ く衍∨!::l 守りの弱いところを探し出す
ｊr弌:! ′ !｣`｀
{ ⌒｀ 一 ､ } というのが基本になるということですか
ヽｰ┘ , '
｀Ｔ7 , '
个 ／
. | 厂｢´
_. -‐┤ ｢ﾉ｀ヽ
∠ | ／ }
. } } ,r＜_ / ∧ 厶__
. ,' て{::::.::.:.:.:￣｣ ／ ヽ {、 ｀丶、
/ r‐一'´ヽ:::.:r一'′´ ＼丶、 丶、
_ ７⌒＼ ',::{ ／ / 丶、 丶、
／ ＼ ｣::! ／ ＼ ヽ
.／三／三三三ヨ／ ／ ／三三三三三≧'" ヽ 基本は
.／ヨ／三三三三／ ／ ／三三三三≧'./ ・', ﾍ､
/ヨ／三三三三／ ／ ／三三＞-'" / ', ' ---ﾍ ですがひとつ大きな懸念が
, /ﾖ/三三三三:／ ／ .／()／::::::', 'ヽ､,____i, ﾊ
.ﾍ:/三三三ヨ:/ .／ ／:::::::::::::〃 ,,- , -7:',
.i三三三ヨ:/ ／ ／:--､:::::::::〃; , --‐‐ ¨ヽ
ﾍ三三ヨ:/ / ／:／,---､＼-;;y/ , -'" ￣ ＞ ＼
`‐‐‐‐､./ ／:::::i i 〃=､ﾔ i ﾔ',__, ,,.....--'￣￣｀',''ｰ'"ﾍ
＼’:::::::::::', ヽi ヽ､ -／ i ヽ ﾍ
-
/:::::::::::イ::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::／::::/:::l:::::::＼＼:::::::::::}
イ:::::::::::::::::::::::::::::/|:|:::::::::::::::::::::::::::| ──沈尹戌
イ:::::::::/|:::/|::::/ |! | l|::::ﾊ:|:::::::::::ﾄ
ｲrl:::/_|/__|/|_, | ､__|/＿|_|:l::::ﾊ
{k〈ｬ'´ﾋｿ` ﾍ. '"ﾋｿ｀'ｧ/k）
ヽﾍ. /‐'
＼ , _ ／
rへ、 ‐― ／|l ＼_
_／/::::/:|:`:::-イ | |＼
／ / | l / | │ ＼
／ / {＿_ /＿.ﾉ | ＼
／ ∠ -┴ﾍ‐-､三７ ／ へ、| ＼
/ | く ＼i ／ _＞ ` ヽ
| || ＼|/´／ | l ／ |
| |:| 「 |/ ／ |
_,. ｨｪ=====＝＝＝= ､
,ｨ≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,ｨ＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.-‐――- ､:.:.:.:.::.j
/:.:.:.:.:.:.:.:., ィ ´ _, -―‐ };^´{―-､｀ヽ:f
/:.:.:.:.:.:.／ _ｨ ≦≧‐ 三三 ｀ ≦ ､:.:.:ヽ〉
{:.:.:.:.:./ ／くィー―-ｯ==､==- .,__三＼/ はい
ヽ:.:.f /／彡 f´ﾟ i ｲﾆ､ﾞ=r､＼
‐-､ }＜:::::::{ ｀ー‐ f ﾟ i L -‐=' 我が軍に遅れること数日の距離で
-､ ｀く￣r -､ヽ ﾞ'' ´ }ｰ' ,′ 沈尹戌率いる無傷の軍が追ってきています
ヽヽ! } ﾙ ﾑ } ! く ７/ !
ﾊ i ﾘ 」ヽ く} ｀´ ,' こちらへの対処も怠ってはなりません
ﾘ ﾉ´:.:.:.:.:.:.＞ｰ-....､ -=ﾆ二7 /
レ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＞..､ /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,´｀ヽ
:.:.＞￣￣￣ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ---fﾊヽ ＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞､ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.iヽ ｲ }:.ﾊ {
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! / {:.:.:.ヽ j
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{＿＿ﾉ:.:.:.:.:.'く
-
,.'"ｲ,ｨｿハ,-vﾍ/ﾊリ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::´::::::::::: ﾘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ: ﾆ=-
|:::::::::::::::::::::::::,.-､::::::::::::::::::::::::,. ':::::::::::::::::::::::::::::､ヽ.
l:::::::::::::::::::,ｒ' ⌒!l::::::::;.ｲ::;ｨ:::_:::::,.イ::::::::::::::::::::::::lヽ!
!:::::::::::::::::| (´ｿｊ/ﾘ" l/ ﾒｲ-='､/ｿ,ｨ::::::/!:::::::::::!
ヽ:::::::::::::;ゝ ソ ｿ __ﾞヽ.,ﾒﾉﾙ ﾘ::::ﾊ::|
!::::::／ `┐ ! ｊﾞゞ､_ /ノﾘ !l
W´ ! ｀ ,ｒ'´
/ l 兵数と将の器を考えると…
/ _ ﾞ 、
ｒ‐‐=/ ヽ、 ‐､ ,. ‐'" こっちの方が厄介ですね
ﾉ ｀ヽ、 /ヽ ,.-´
ﾍ､__ ＼ / ＼__,. '´ ところで──
,ｊ｀ﾞ┴-ﾞヽ、 ＼/、
／_,.-‐‐-､ ! ｀ﾊ ヽ
.ｲ '".:.:.:.:.:.:.:.:.ﾞヾ､! l | l´!
.:.,.--‐'"´｀ヽ.::.:..ヽ.､ ｊ |ﾉ ﾞ､
ヽ.:.:.ヽ.ヽイ´ /=‐､ﾍ_
!.:.::.:l | ! ￣｀ﾞ!-､
＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
. /''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､
/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::| はい 対処を誤ると情勢をひっくり返されます
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ …なんでしょう？
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
-
,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶.
,.ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` 丶.
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
,ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/／i::::::::::::::::::::::::::::::::::::/i::::::: /i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
´. ,ｲ!::::::::::::::::::::ﾊ::::::／ l::::;/ ';:::::iﾍ:::::::::;';::::::::::::::::::::::::::: ::::l
. ' i:::::::::::::ｨ:::,ｲ l:::/ l::;' ﾍ::l ';::::::i ;:::::::::::: :::::::::::::::::i
l:∧::::/l::/ ' ' ` ﾍ:::l ∨::ﾄ;:::::::::::::::::::::i なんで敬語なんです？
' .', ﾍ -─‐ｧﾃﾆiﾍ､ ゝ､_ ﾍi ∨ i::::::::::::::::::::l
ﾄ､', i´ lソﾘ｀ ', `ﾞ¨ﾃｬｪｭ､‐ｭ､ !ﾊ::::::::::::ﾄ`
ﾍリ ` ｰ'='" ' i lｿリ ヾ ｀ /ｿ'｀i`
∨! ` - '一´ /'´ｱ. l
', / ' f .ﾉ /
ﾊ ｀ , ,. ‐ '
ヽ ／｀`
ヽ. r‐ ､ ／
＼ ｀ ´ ,. ''.l ←赤子の頃から知っているので
l` ､ _ ,. '" l 目上と思ってる
l ´ l
＞-‐─-ｬ､_ ,.l l , .へ
／ lー'" j ＞'´ `ー- ､,_
／ 〉 丶 / ￣ ￣￣,. '" `ｬｭ､
／ / l_ _＿ ,. -‐'" ／ ＼
ゝ「- ￣￣}/ヾ￣￣ - _ ｀ ＜三三三
{r==三三三三≧=- _￣ ¬ _ ｀ ＜ﾆ
∠三三三三三三三三三 ≧=- ,_｀丶 _
/三三三三三三三三三三三三三⊆} ヽ
￣￣} .L_ ヽ￣ 'ー======z-¬'´}::::＞=､ ……何故と言われましても……
l:人_,ﾟｨ:l i,ー- ｡-ﾉ j:::/ ,r:ﾊ V
r､,| .:/ ヽ ー ' ﾃ {ﾊ ,. /ミｘ
, z ' :, {:....._ u └ ,.ｲ,._
／斗 ∧ ヾ:r::: √´ ←公子で卿なので普通に敬語
/ .仆 { {∧ ,...._ j´
. ７', ﾑ .| L_<:., ｀¨ヽ xﾁ´
r≦.〈,ハ } ＼ ＼ ¬= _ ＿__广 ,. -=ニ
. / (::::::＼ ｀丶ゝ,z_ ＼ ＼{ { {「 | l≠ ,. -=ﾆ
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板
