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世界観考察(ネタバレ多数)

6765:2011/02/11(金) 20:46:03
>>66
あくまでメタを含んだ視点(以前考察されていたものを拝借)で、「7人目の」世界だけでなく、
「クレイマンさんがこう考えてこの設定作ったんじゃないか」っていう妄想に基づいた回答なんだけど。

どうにも長くなるが前提から。
ヴィンズの語るハノイ・ロックス再発動条件は「この世界からもう一人の観測者がいなくなる」こと。
さて、「主人公」は能力を持って高次元から世界を観測しているだろうか。答えは勿論「していない」。
「主人公」のスタンドは18種類であり、その中で観測できるスタンドは無い。
そして主人公は自分が「観測者」だという自覚が無い。
ならば主人公を「観測者」たらしめている要素とは何か。答えは「プレイヤー」である。
厳密には「主人公=観測者」なのではなく、「観測者=プレイヤー≒主人公」なのだと考えている。
プレイヤーは主人公を操作し、感情移入し、世界を高次から観測しながら世界に入り自分の分身を動かす。
いわば主人公は観測者の寄り代であり、代理人である。
その観測者が自分を含めた「JOJOとDIOの因縁のある世界」を観ているのが困るわけである。
観られているからこの世界は「この形で」成り立っている。
「世界のこの形」を作り上げている最大要因であるヴィンズがハノイ・ロックスによりいなくなれば「この形の世界」は成り立たない。
だからヴィンズは能力の再発動が出来ない→「観測者を消す」という行動に繋がる。

ようやく本題。つまり観測者が生きていようが死んでいようが「自分以外に世界を観測してなければいい」のがヴィンズの大前提。
そして観測者はあくまでプレイヤーであり、主人公はあくまで観測者の寄り代。
プレイヤーは(例外を除いて)原則「主人公からしか」観測できない。
その主人公が旅を辞めてしまえばどうなるか。
観測を続けたとしても、そこには「平凡な高校生の日常」が映るだけである。
もう二度と「JOJOとDIOの奇妙な因縁を巡る世界」を観測することは無い。
同じ世界の中でも、「観ているもの」がまったく異なる為にそれはもう「違う世界」なのだ。
観測者が「違う世界」を向いてしまえば、もう「JOJOとDIOの世界」を観る観測者はヴィンズただ独りになる。
故に主人公からは「観測者」という属性が無くなり、ヴィンズにとっては「殺すまでも無い」という結果に繋がるのだ。
これはインドでホルホースに撃たれた後、旅を辞めてGAMEOVERになるときにも同じことが言える。
シンガポールでは、「あの後その場でガブリ」が通用するが、インドのSPW病院では無理。
その場でGAMEOVERになるのは「観測者としての役割」がなくなるからだろう。
また、普通に戦って死んでも、ヴィンズに殺されても、観測者=プレイヤーが死ぬわけではない。
観測者の「目」がなくなるだけなので、やはりハノイに必要なのは「他の観測者の死」ではなく、「他の観測者の観測終了」なのだろう。
だから観測の終わった観測者と事を構えようとは思わない。こんな理論で65を書きました。


と言うような答えで納得いきますかねえ。まあ、そもそもメタ視点での前提がダメな場合
この論は最初から破綻するのでダメのダメダメですが。
あ、今もっと簡単な言い方思いついたけど、
「主人公は『黄金の精神を持っていたから』観測者としての役割が与えられた。
リタイアを選んで『黄金の精神を失ったから』観測者の役割も失った。」
なんてのは文字数も使わないし、ストレスフリーな回答かも。


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