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臨時なのはクロススレ15

1名無しの魔導師:2010/05/27(木) 22:39:07 ID:Z0jDheY60
ここは種死&リリカルなのはクロスオーバー作品を取り扱う所です

シンが八神家やフェイトに餌付けされたり
レイがリリカルな魔法少年になったり
なのはさんが種死世界に行き、世直しをしたり
デバイス達がMS化したりその逆もあったり
キラがフルバーストでガジェットを一掃したり
アスランは相変わらず凸ていたり
他様々なIFが用意されています

・職人様はコテとトリ必須。
・職人様は荒れているときこそ投下強行。全裸wktkに勝る流れ変えなし。
・次スレ立ては950を踏んだ人が立てる事
・1000に達する前に容量オーバーになりそうな時は気づいた人が立ててください
・各作品の考察は該当スレにて宜しく頼みます
・煽り、荒らしは無視しましょう、反応した貴方も荒らしだ。

まとめサイト
ガンダムクロスオーバーSS倉庫
http://arte.wikiwiki.jp/

2名無しの魔導師:2010/06/14(月) 11:04:17 ID:hIeJhjnM0
>>1

3名無しの魔導師:2010/09/03(金) 20:59:38 ID:nSXdXYYEO
>>1乙です
早く皆こないかな

4ロッペン ◆fgMrdXS3aI:2010/09/14(火) 14:20:33 ID:ArIi/EZ.0
シンとアスランの魔法成長日記の作者です。
更新が長らく滞っていて、大変申し訳ありません。
今も執筆は続けておりますが、どうしても良い出来にならない状態にあります。
ですが、作品を投げ出すつもりは毛頭ありません。
楽しみにしてくださっていた皆様に、謝罪を申し上げに参りました。
よんでくださっていた方々、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

5名無しの魔導師:2010/09/17(金) 21:16:42 ID:kjf9fPMI0
エタらなきゃいいよ

6逸騎刀閃 ◆AGSD/MBwB6:2010/09/19(日) 00:27:01 ID:JAnbPaNs0
じゃ、エタってる俺の消しておいてください
仮に投下しても多分、違う物か単発になるんで

7名無しの魔導師:2010/09/22(水) 00:21:04 ID:yhdhGtjcO
age

8j:2010/09/26(日) 17:19:09 ID:6Au5f/Ik0
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9名無しの魔導師:2010/09/29(水) 01:55:30 ID:rnuX0E960
ぶっちゃけここの存在意義ってあるの?

10名無しの魔導師:2010/09/29(水) 02:40:56 ID:XeYO1.vc0
作品の投下がないことについてですかい?

11名無しの魔導師:2010/09/29(水) 03:27:31 ID:mjJiuJrs0
大人しく待ってろよ、いい子だから

12名無しの魔導師:2010/09/29(水) 18:05:56 ID:Fh16yYBU0
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132:2010/09/30(木) 23:58:04 ID:dYHqe4Rg0
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14名無しの魔導師:2010/10/02(土) 00:26:39 ID:9.gLfSCk0
もう全てエタったようなものだから、ここがある理由はないだろう。
惨めに残すより、スッキリ消した方がマシじゃない?

15名無しの魔導師:2010/10/02(土) 00:34:59 ID:Gahh54MYO
いやその理屈はおかしい。
ん? 投稿スレと雑談スレを一つにまとめようって意味か?

16名無しの魔導師:2010/10/02(土) 01:22:37 ID:WlOKSbT.0
なんで一々問題起こすような事するのか理解に苦しむ

17ナンバーズPLUS♯ダブルオー:2010/10/02(土) 02:55:58 ID:DkkCvSuA0
読んでらっしゃる方が少ないかも
知れませんが、まだ書いていますので
宜しくお願いします。

執筆ペースが遅くて申し訳ない

18名無しの魔導師:2010/10/02(土) 08:02:04 ID:KvNFlh3o0
>>17
トリ見えてる、トリ見えてる

19名無しの魔導師:2010/10/02(土) 09:05:29 ID:jNwDxQzcO
>>17
俺は好きです

20名無しの魔導師:2010/10/15(金) 11:56:55 ID:B/3oD8cU0
のんびりまってますよ〜〜

21保守1/2:2010/10/15(金) 17:30:39 ID:4fwxCpPYO
「……いいのかな」
「何が?」
7月18日の15時、ハラオウン家。うだるような熱気が居間を支配している。
「もしC.E.にいたままならさ、俺はもう20歳になってるんだよな?」
「うん。僕は22だね」
今、ここに二人の少年。因みにクーラーは故障中。
「そんな大の大人がさ、中学二年の女子達と一緒に海へ遊びに行くってのはどうなんだよ」
4年前のとある事件以降、ハラオウン家に保護されている少年、シン・アスカは同じ事件以降、八神家に居候しているもう一人の少年、キラ・ヤマトに近い未来への不安を言い訳という形でぶつけていた。
「……そうは言ってもね。今、僕達の身分は…年齢的にも体格的にも中学二年生なわけだし、別にいいんじゃないかな。健全だと思うよ?」
「そうだけどさぁ……、なんか犯罪臭がするっていうか」

C.E.74、二人の青年、シン・アスカとキラ・ヤマトはメサイアの爆発に巻き込まれて、その世から消えた。
同刻、凄まじい魔力反応を第97管理外世界にて計測。11歳の三人の少女、高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやてとアースラ・スタッフがこれに対応、二人の少年を発見、護送した。
これが4年前の事件の開幕である。

「なに言ってんのさ、君は」呆れ顔で、キラ
「肉体が若いからって、勢いに任せちゃ駄目だよ。……それにちゃんと大人達が少数といえども付いてきてくれるんだし。大体……」
「はやての提案だから逆らっても無駄、だろ?わかっちゃいるんだけどさ」
実際、文句を垂れつつも皆の水着姿が楽しみなシンである。

『7月20日、皆で海に行かへん?』
聖祥中学の終業式。さぁこれから夏休みだーという時に、はやてのこの言葉。
勿論となのはは即快諾。フェイトも乗り気で、そこにアリサとすずかが加わり、古典の成績ゲンナリとしていたキラとシンを呑み込み、更にアースラ・スタッフをも巻き込んで、その提案は一つの「計画」となっていた。

22保守2/2:2010/10/15(金) 17:33:10 ID:4fwxCpPYO
現在、女性陣はデパートへ買い出し中。クロノ、ユーノは本局に出張。結果、シンは一人ハラオウン家で留守番をすることになり、そこへキラが遊びにきて、今に至る。
「喰らえぇ!必っ殺!バースト・タックル!!」
「やめてよね、」
ヴァーティカル・エアレイド発動!

K.O.!!

「ぐぁあぁぁ!?」
「ゲームで僕に敵うはずないだろ。はい、コーラ買ってきてね」
「ちっくしょぉぉー!」
流石、えげつない。賭けはキラの勝ち。しかしシンは粘る。が、
「くぅっ、模擬戦を申し込む!」
「フリーダムもデスティニーもないのに?」
二人のデバイスは現在メンテナンス中である。
「……」
シン、撃沈


……
…………
「まぁ、どうせなら楽しい思い出にしたいよな(嫌な予感するけど)」
「楽しんだ者勝ちだよ(はやての提案だし、それは仕方ないよ)」
はやての提案はいつもトラブルつきだ。シンが渋っていた理由でもある。
例えば闇鍋、豆まき、野球観戦、市内野球大会参加、胆試し(これは少し役得)。極め付けに、先のゴールデンウィークのキャンプ。
あれは凄かった。それはもう凄かった。まさかS・L・Bを喰らうことになるとは思わなかった。正に災難。

災難だったが、充実した時間でもあった。そう、充実とした――

「守りたいね。この今を」かつて討ってしまった者達の為にも
「ああ。今度、こそ」かつて救えなかった者達の為にも
次は二人で、皆で――

「ところでシン」
「あん?」
「さっさとコーラを……、ついでにアイスとポテチを買ってきてよ」
「……」
鬼め


惨劇まで、あと2日。二人の中学生ひ耐えられるのか――

23名無しの魔導師:2010/10/15(金) 17:41:19 ID:4fwxCpPYO
ただの保守です。それ以上でもそれ以下でもありません。いくつか誤字脱字がありましたが……

ヒロインはあえて出しませんでした

24名無しの魔導師:2010/10/15(金) 21:20:52 ID:plxkGNTs0
保守乙です
長いストーリーではない、一場面だけ投下なんてのでも別に禁止されてるわけじゃないんだよね
短いの書いて見るかって気になった
ところで新シャアのほうはどうしたらいいんだろう?

25保守2 1/4:2010/10/20(水) 00:04:39 ID:NMwuCujQO
弾ける緋、迸る蒼、互いにもつれ輝き、その身を喰い合う
「弁当は俺が貰うんだ!今日っ!ここでぇ!!」
『アスカロン』
「やめてよねーーっ!」
『カリドゥス』
大出力の砲撃同士がぶつかりあい、大爆発を引き起こす。それは、開戦の狼煙


文化レベル0、砂漠の世界。ここでキラとシンはただ一つの弁当を賭け、闘っていた。その理由は……『空腹』である。

とある秋の水曜日のこと。
シンとキラは二人揃って昼食の弁当を忘れてしまったのだ。購買のパンも売り切れ残念。
それをみかねた心優しい三人の少女、なのは・フェイト・はやてはそれぞれの弁当を少しずつ、憐れな二人にあげることにした。少年達は泣いて喜んだ。
だがしかし、所詮は14の少女の量×3。男一人分が限界である。勿論、譲る気はお互い毛頭もない。
そこで、別世界を舞台にして模擬戦をする事にしたのである。
なんとも無茶苦茶な話であるが、少年達の顔は真剣そのものだった。
 
こうしている間にも、既に昼休みが終わっている事に二人は気付かない――
 
 
迫る蒼い斬撃。フリーダムからの縦一閃、それをアロンダイトで左にいなす。その流れで身体を左に捻り、更に廻し、加速した右脚でキラの側頭部を狙う――が、
(外れた…!……っ!?)
キラは空振った縦一閃の勢いそのまま空中で鋭く前転、シンの回し蹴りを回避したのだ。その隙を狙い、踵落としがカウンターとしてシンを襲う。
「障壁ぃ!」
波状魔力防壁『ソリドゥス・フルゴール』を展開、受け流し、飛行魔法を操作、大袈裟なほど思いっ切り後退し、回避距離をとる。
 
『ハイマット・フルバースト』
 
(きたっ!)
一つ一つの威力は大したことはないが、その範囲、密度、連射力、精密度が厄介なキラの十八番。
しかも牽制や誘導、本命を織り交ぜて放ってくるのだから、余計に質が悪い。
シンは今までの経験から、これを冷静に対処、確実に回避する。
(予備動作を見てなかったら、危なかった)
「突撃する!デスティニー!」
【了解、ミラージュコロイド散布】
アロンダイトの鍔が重々しく可動、薬莢を二つ排出。魔力が全身を巡る。
「はぁぁぁーー!」
アロンダイトを真っ正面に構え、背の魔力翼を大きく展開、溢れる緋の魔力がシンを包む。
 
意識がクリアーになる。理性が本能を凌駕する。

26保守2 2/4:2010/10/20(水) 00:06:44 ID:NMwuCujQO
 
「いっつもそうやって、やれると思うなぁー!」
絶叫とともに、シンが突撃してくる。その瞳に光は、無い。
(SEEDを発現させたの……ならばっ!)
キラは後退、両のフリーダムから魔力弾『ルプス・ライフル』を連射する。そして一つの行動への布石を創る。
『ミラージュコロイド』を纏ったシンはこれに構わず、圧倒的な速度でキラに接近、
(よし、来い)「フリーダム、サーベルを」
アロンダイトを振り上げる。――失敗は出来ない。
(これは)【カートリッジロード】
 
意識が弾ける。空間を掌握する。
 
(トラップだ!)「はぁっ!」『ドラグーン』射出、『ヴォワチュール・リュミエール』起動。
一息でアロンダイトを掻い潜り、ロングコートを靡かせシンの背後へ抜ける。
「くぅ!?」
案の定足を止めたシン、すかさず先ほど射出した『ドラグーン』で取り囲む。狙い通り!
「当たれぇー!」
一斉掃射!更に後詰めとしてサーベルでシンに躍り掛かる。
だが、ここでシンは恐るべき瞬発力を発揮した。
瞬時に身体を振り回し、『フラッシュ・エッジ』、アロンダイトで迫る魔力弾を切り裂き『パルマ・フィオキーナ』で相殺、背の魔力翼で駆翔し『アスカロン』で『ドラグーン』を凪ぎ払う。
そして『ヴォワチュール・リュミエール』で神速に達したキラの居合いを、アロンダイトで弾き飛ばしたのだ。
それは、鬼神の動き。
「っ……流石だね、シン!」やはり、強い――
 
『エクストリーム・ブラスト』
『ミーティア』
 
一瞬の静寂。緋と蒼の欠片が砂漠に吹雪く。それは、ただただ美しい
 
 
 
「フェイトちゃん」
「あ……なのは、はやて」
夕闇に浮かぶ聖祥中学、その校門。
「もう、帰ろか?」
「そう…だね、そうしようか」
三人の少女は、二人の少年の帰りを待っていた、
「これは流石に罰を考えんとなぁ」
「ちょっと、待ち疲れたかな…」
三時間も。これ以上は無理だ。もう帰宅しなければならない。
「シン君もキラ君も、今夜はバイトなのにな〜」
 
シンの保護者の娘、フェイトと
キラの家主である少女、はやてと
二人の雇い先の家の娘、なのはは、
「ハァ……」
同時に溜め息をついた

27保守2 3/4:2010/10/20(水) 00:09:17 ID:NMwuCujQO
 
 
『パルマ・フィオキーナ』
右の掌に集まり圧縮され、輝きを増していく魔力。
アロンダイトを袈裟懸けに振り抜き、かわされた隙を埋めるべく突き出したそれは、キラの宙返りによってあっさりと無効にされてしまった。
「逃がすかっ!」
『フラッシュ・エッジ』
アロンダイトの逆袈裟斬りと同時に射出される魔力刃二つ。
更にアロンダイトを左脇に抱え込み、カートリッジを一つ消費、突撃。必殺の突きを繰り出す。
「やらせないっ!」
キラは魔力刃を狙い『バラエーナ』を発射、左のサーベルでアロンダイトを右方向にいなし、時計回りに回転。右のサーベルでシンに回転斬りを見舞った。
この背後からの強襲を、魔力翼を用い急上昇することでシンは対応する。
すかさずキラは左のライフルを跳ね上げ、シンを狙おうとするが、
(やられる!?)
シンの左脇に展開される魔法陣を確認し、急降下。頭から地面に向け突っ込んでいく。
「いっけぇ!」
特大の『アスカロン』がシンの魔法陣から放出された。
(今、だ!)
地面にぶつかる瞬間、緋い濁流に呑み込まれる瞬間に背の『ヴォワチュール・リュミエール』を最大噴射、一気に地面と平行する体勢へ移行。
『アスカロン』が砂漠に着弾、莫大な量の砂塵が巻き上げられた。
「カートリッジ!」
その砂のカーテンと『アスカロン』の奔流を隠れ蓑にして、キラは『クスィフィアス』を発射。
紫電を纏い、恐ろしいほどの速さでシンに迫る蒼の弾丸は、
【Warning!『ソリドゥス・フルゴール』】
デスティニーの出力した障壁に着弾、シンを無理矢理に弾き飛ばした。

28保守2 4/4:2010/10/20(水) 00:12:51 ID:NMwuCujQO
現在、シンとキラの距離はおよそ100M。
加速魔法『ヴォワチュール・リュミエール』を発動している両者にとって、ほんの一瞬でしかないこの距離。
 
(7秒、7秒だけもてばいい!)「ドラグーン再構築、シングルモード、左手に盾を!」
【了解。シングルモードへ移行。ラミネート・シールドを召喚します】
距離を保つ、それにキラは全てを賭ける。
此方の思惑を看破したシンが連射する魔力弾を、盾に変換した左のフリーダムで防御。余計な魔力を使う余裕は無い。
「エリナケウス!」カートリッジを全消費。
巨大な魔法陣が、キラの足元に顕れる。
 
「ミーティア・フルバーストは使わせない!」
『ドラグーン』、『エリナケウス』に翻弄されながらも、シンは攻撃の手を休めない。
(砲撃は使えない――だったら!)
【突撃しますか?】
距離を詰める、それにシンは全てを賭ける。
「自動障壁カット!射撃も砲撃もいらない、全て速度に回せ!『ミラージュコロイド』最大散布、『ハイパーブースト』起動!!」
【もって13秒です】
「上等!」カートリッジを全消費。
巨大な魔法陣が、シンの背中に顕れる。
 
 
「エビも竹輪もハンバーグも、全部俺が食べる!」
「恐いのは、食べられない事。こうなのだと、諦めてしまう事!」
お互い最後の攻撃。これを逃せば後はない。
「デスティニーの全てを叩き込む!」
「僕と、フリーダムなら!」
遂に、終焉の刻――
「でぇいやぁァァァァァァァ!!!」
「はぁぁぁァァァァァァァ!!」
正真正銘全力全開、己の全存在を懸けたその攻撃は――
 
 
 
 
ぐきゅるるるぅ〜〜
 
 
 
 
不発に終わった。
 

……
…………
 
「どうして、僕達は……」「…………」
海鳴市の公園。
ブランコに座る二人の少年の顔を、
皮肉なまでに美しい朝日が燦々と元気に、照らしていた――

bad end

29名無しの魔導師:2010/10/20(水) 00:15:54 ID:NMwuCujQO
只の保守、パート2
職人さんが再び降臨されるまでの繋ぎになれれば幸いです

>>24
どうするんだろうね、アレ

30名無しの魔導師:2010/10/20(水) 00:21:08 ID:NMwuCujQO
因みに、『アスカロン』とはデスティニーの名無し砲の事です。捏造です

31名無しの魔導師:2010/10/20(水) 04:31:47 ID:EjZPrXyA0
乙っす!俺も何か考えてみるか…

32名無しの魔導師:2010/10/24(日) 02:26:37 ID:T2NqddEs0
乙です
やっぱこういう感じのシンとキラはいいなあ

33名無しの魔導師:2010/10/24(日) 14:45:11 ID:u7djtL260
よし、じゃあ新シャアのほうはあっちに投下するという人を待つとして
俺も練習文行ってみよう。日本語おかしくないといいんだが

34妄想一場面:2010/10/24(日) 14:46:26 ID:u7djtL260
「そいつならもういねえよ。別のところに行った」
「……ふぅん? 本当かそれ?」
「あ?」
「いや、ちょっとな」

 口元に指を当てて考える。ジャンク屋が飯の種、もしくは餌場をわざわざ他人に譲る事情というものが、想像できない。嘘をついている? 可能性は高いが、ならどうしたものか。
 唸るシンの様子から何を思ったのか、男はいきなり懐から拳銃を取り出すと、シンの顔面に突きつけてきた。唐突かつ剣呑な動作に対して、シンは眉を顰めて鼻息ひとつ。

「何だよ、いきなり」
「お前、何が狙いだ。『どこ』から来やがった」
「はあ?」
「答えろ! 鼻の穴増やされてえのか!?」

――何でいきなりキレてんだよ、こいつ?

 これまでのやりとりを思い返すが、警告的な言葉もなしにいきなり銃を突きつけるなどという段階に至るのはわけがわからない。
 その声を聞きつけたのだろう。少し離れたところで歩哨のように立っていた男まで近寄ってきて、シンはいよいよ面倒だなと顔をしかめた。見せびらかすようにアサルトライフルを腹の前に下げている様子や目の前の男の銃の扱いは、技量はないながらも荒事に慣れている雰囲気をまとっていたからだ。慣れているということはそれだけ『そういった状況』でも行動力を発揮できるということで、また会話での主導権も握りにくい。
 思考を切り替える。荒事かどうかではなく、どう荒事を収めるかに。
 手の出し方を考えていると、ふと背後で押さえられた足音がした。目の前の男の顔を見ると、微妙に目の焦点が外れている。方向はシンの肩あたり、距離からすれば――背後。

35妄想一場面:2010/10/24(日) 14:47:09 ID:u7djtL260
「っ」

 後頭部に絞った布を押し付けられるような感覚。見る間に迫ってくる温度と、その中に混じる硬質な冷たさ。間違いなく武器――拳銃かナイフ、でなければ警棒あたりだろう――を持った人間だ。
 人を置いて勝手に盛り上がった挙句、問答無用ということか。

「ふん」

 ぱちん、とシンの中でスイッチが切り替わる。感情は停止。余計な思考をカット。いつも通りに『戦うために、不要なモノを切り落とす』。
 思考が、視界が加速を始めた。先ほどまでわからなかったことが、皮膚、耳、目といった感覚器官全てを通して伝わってくる。
 背後の相手の歩幅と距離を測る。これならあと二歩といったところか。足音の芯が右にぶれた――なら、重量のある物を振り上げたのだろう。小さく鳴った風の音から長さを考えれば、警棒でなく鉄パイプか。

「――」

 目の前の拳銃は無視。背後に味方がいる以上、とっさには撃てない。右肩をこころもち前に出し、上半身を少しだけ傾ける。
 それだけで、背後からの打撃は回避できた。気圧の塊が右耳を撫で、同時に風切音が鼓膜を叩いた。

「んなっ!?」

 近距離でいきなり鉄パイプが振り下ろされたせいだろう、目の前で拳銃を突きつけていた男がびくりと仰け反る。銃口がぶれ、引き金にかかっていた指の筋肉が弛緩と緊張の間で硬直するのが『見えた』。
 がつん、と鉄パイプの先端が床に当たった瞬間、シンは右手を伸ばした。正面で拳銃を持つ手をスライドごと握りこみ、そのまま手首を内側に引き倒す。
 ぱぁん、と乾いた銃声が耳を打った。足元の床が小さく火花を上げてへこみ、少し離れたところで兆弾の衝突音が甲高く鳴り響く。
 スライドを掴んだ掌が摩擦で焼けたが、構っている場合でもない。スライドを掴んだ状態で発砲させた以上、排莢不良の可能性も期待できるはずだ。ぎんぎんと痛む耳は無視。
 こちらに背中を見せるような格好でつんのめる正面の男の軸足を外から足の裏で押し、ついでにその足で鉄パイプを踏みつけた。




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