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23名無しの^B^:2010/09/24(金) 00:09:37
「考えなおせコタ。お前は人殺しに向いてる男じゃないぞ。(中略)」
震える肩に、北条のじっちゃんの手が伸びた。
「・・・・・・・・・・・」
とん、とコタのこぶしが、じっちゃんの弱った胸板を叩いた。
その瞳から零れた涙が素肌を伝って、岩に吸い込まれて、消える。
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・コタ」
じっちゃん、初めて自分の軽口が、どれだけこの伝説の忍を傷つけていたかを知って慄然となった。
「・・・・・・・・・(中略)」
「・・・顔、拭くのじゃ。涙でえらいことになっとるぞ」
「・・・」
さまざまな感情を押し殺して、じっちゃんはコタの涙を布で拭いてやった。
目の前で泣きじゃくる部下がか弱いこももにしか見えなくなって、じっちゃんはコタが
さまざまな伝説を残した忍なのかどうか、直に忍の里に行ってを確認したい衝動にさえ襲われた
そうしてじっちゃんとコタは里帰りしました^B^


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