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【開花した才能】TRASH-GIFT and LOST【失った才能】
1
:
主
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/12(日) 15:33:21
【Derrick・Carson(デリック・カールソン)】は人類で1番頭のよい天才な科学者として名を広めていました。
そして5年前、その科学者の手によって開発された薬は、平凡な人間の才能を開花させるための薬でした。
薬の実験体となった人達はたちまち、尋常ではない才能を開花させ始めました。
こうして実験は成功したように見えたものの、人達は気付き始めました。
自分達の脳や身体が発達すると共に、可笑しくなって行くことを――。
ある者はゾウをも持ち上げられる怪力になったものの、右腕が痺れて動かなくなってしまったり、またある者は一度記憶したものは忘れないほど記憶力が良くなったものの、言葉を話せなくなってしまったり。
彼らは才能を一つ開花させると共に、何かを一つを失ってしまったのです…。
言うなれば彼らは失敗作――。【TRASH(トラッシュ)】と呼ばれました。
科学者は彼らを捕らえ始末するように命じましたが、彼らは見た目は普通の人間のため見分けが付かず、また見つけ出しても、人間離れした才能を持つ彼らを捕まえることは容易ではなく、半数しか捕らえることが出来ませんでした。
そこで科学者は捕まえた半数の者達に命じました。
「生かして欲しければ、仲間の残り半数を捕まえろ」
仲間を裏切ることを決意し、その命令に応えた者は【特別TRASH捕獲軍隊】という部隊に入り、仲間を裏切ることが出来ず、その命令に応えなかった者は殺されてしまいました。
【TRASH】と同じ能力を持った【特別TRASH捕獲軍隊】は驚く早さで【TRASH】を捕獲して行きました。
そして5年が経った現在、逃げ続けている【TRASH】残り8名と、捕まえる【TRASH】との戦いは続いていました――。
※当スレは戦闘推奨スレのため、グロテスクな描写を含む場合があります。ご注意下さい。
16
:
◆nOA3ItxPxI
:2013/05/12(日) 21:47:06
容姿:薬の副作用か、自慢だった金糸の髪は銀へと色を変えた。光に当たると輝いて見える。髪型に拘りがないので量も少ないことだしそのまま肩下程度の長さを下ろしたままにしている。前髪は少し長めなので右に流している。元からあまり外に出ない子供だったので日焼け知らずの白い肌。左耳には以前同居人に貰った十字架のピアスを付けており、無意識の内に弄っていることが多い。瞳の色は両方とも蒼。但し、能力故に瞳孔は開いている事が多く、色も若干濃くなっているので不気味だと思われることが多く、外出時はサングラスをしている。以前はそうでも無かったが、心境の変化や表情筋により死んだ魚のような目をしていることも、不気味と言われる要因。鼻は高くも低くもなく普通。口元も常に閉ざされており、滅多なことで口角は上がらない。身長は165cmと女性にしては高め。体格も年相応に華奢でもなく、普通。服装はなるべく目立たない、一般人に紛れ込めるようにと考えられたもの。着脱が楽なものが多い。白いカッターシャツ(改造してボタンを減らし負担を少なくしたもの)に黒い膝丈のシフォンスカート、同系色のロングブーツといった格好が主。その上から黒いトレンチコートを着る場合も。カッターシャツは薔薇をあしらったループタイが通っていて、女性的な感性が唯一残った結果かもしれない。それ以外は飾りっ気のないシンプルなもので、質素。カッターシャツの下には縫い付けられたホルダーがあり、そこに弾薬が入っている。追い詰められた時には同居人がくれたピアスに自決用の毒が仕込んであり、それで死ぬ予定。腰にもホルダーがあり、種類別に分類されている。
備考:一人称は「私」「シス(愛称)」、二人称は「お前」「名前」生まれはバハ区の何処にでもある、平均的な家庭。一人っ子ということもあり、両親からの愛を一身に受け、多少の反抗期はあれど歪まずに育った。だが20の時、些細な意見の違いで始めて両親と大喧嘩し、家を飛び出してしまった日に迷い込んだアトランティス区の近くで実験体用にと捕獲され、薬を投与された。その日の事は能力の代償によってあまり覚えていないが、水に恐怖心を抱くようになった。投与直後に身体の自由を若干失い、記憶も曖昧になるなど散々なことがあった為か仲間と共に逃亡を図り、最終的に1人を犠牲にして今に至る。あの時のことは不思議と全て覚えており、捕獲された後に鮮明に残っている記憶はこれだけ。あの仲間のことは忘れられる筈もなく、片隅で常に考えている。もし生き延びていたら敵対する側だろうけれど、確かに自分はあの人物を慕っていて。複雑な心境で、毎日を逃げ延びる為に戦っている。現在はバハ区のとあるアパートに同居人と住んでいる。逃げ延びた先で出会った同居人は素姓も得体も知れない自分を匿ってくれており、自分の能力を知った後も変わらず一緒に居てくれる大事な人(街人の中から一名、男女問わず募集しております)。親とのことは、親のことは覚えていても思い出や飛び出した日のこと諸々忘れており、ある意味それでいいのかもしれない。
(/うっわ凝った結果長くなったりしてしまいましたorz不備など御座いましたらなんなりと…、募集は付け加えると20代後半が望ましいです)
17
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/12(日) 22:15:48
(PL/お待ちしておりました*素敵な方に募集キャラをやって頂き嬉しいです!PFに不備は見当たらないので、ご自由に参加して下さい*)
>>15-16
様
18
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/12(日) 22:31:56
(PL/見逃しておりました。申し訳御座いません。そう言って頂けてとても嬉しいです!長く続けて行きたいスレですので、納得の行く文章になりましたらまた顔を出してくださると嬉しいです*貴方の参加をお待ちしておりますね*)
19
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/13(月) 15:26:29
(PL/私の拙い文では世界観を伝え切れませんが、何となく知っていただければなぁと思い、2パターン独り言のような絡み文を作成しました。色々な場面で皆様と絡みたいので、お時間のない方はこちらから絡みに行きます。お気軽にお伝え下さい*)
(雨が降り出しそうな黒い雲。ゲル区の一角にある棄てられた薄汚いアパートを、左手に短剣、右手に長剣を握り締め、一部屋ずつ扉を開け見回る。しかし次の部屋は扉が崩壊しており、通路から部屋の窓の外まで見通しが利いた。すると驚くことに向かいのアパートの窓からこちらを見ていた人物と目が合った。目を合わせたまま微かに口を開け、もうこの辺には人が住んでいないことを思い出す。つまり相手は…そう憶測した時、酷く驚愕した相手が背を向け逃げ出した。「逃がすか」と呟いた瞬間に、馬と見間違う速度で走り出す。そのまま割れた窓硝子に足を掛け、思いっ切り前へ跳び出す。ふわっと柔らかい髪の毛が宙に舞い、まるで鳥が飛んでいるかのように、十メートルは離れている向いのテラスへ乗り移る。古い木の手すりがバッキリ折れてしまったことも気にせず、床に手を付いて静かに着地した。休む暇もなく再び走り出した視線の先には、先刻目を合わせたTRASHの後姿があった。「待て」そう叫び刃を伸ばしたところ、ミシリと不穏な叫びを上げた床。目線を下げた時には遅く、速さに耐え切れなかった木が穴を空け、片足が吸い込まれるかのようにすっぽり落ちてしまった。チッと大きな舌打ちを鳴らし顔を上げると、手の届きそうだったTRASHの姿は見えなくなっていた。再び視線を足元へ戻すと、歯が砕けてしまうくらいに強く歯軋りをしながら片足を引き上げた。――穴の空いた部屋に、しん、と何かの気配を感じた。追い掛けていたTRASHは当に逃げてしまっただろう。ではこの気配は何だろうか。緩めていた剣を強く握り直し、顔に似合わない低い声で、このアパートに居る誰かに問う)
――クソ…逃がしたか……。―――おい、まだ誰か潜んでいるのか
(晴天の青いアトランティス区は、水に太陽光が反射して宝石のようにきらきら輝いていた。立ち入り禁止地区となっているのに、水に呑み込まれたこの街を見るため、時々足を踏み入れてしまう。水没している屋根の上をトン、トン、と身軽に跳び越え空を散歩している気分になる。伏せられた長い睫毛を上げ、辺りをずっと遠くまで見渡してみた。空が映し出された真っ青な水に、所々生えている緑の木が見え、水平線には白い大きな雲が被さっていた。全てが一斉に瞳の中へ入り込んで来る。この風景を綺麗だと思う自分は、きっと何時かこの街に住んでいた者に心臓を刺されてしまう。――静まり返った空間にぽしゃんと水音が響いた。視線を下ろしてみると、白く赤い目をしたうさぎのぬいぐるみが水面に落ちていた。何処から転げ落ちたのか分からないが、何となく見過ごすことが出来ず、沈み行くうさぎのぬいぐるみに手を伸ばし、冷たい水の中からジャバアと救い出してあげる。ずぶ濡れになったうさぎのぬいぐるみは水太りではなく水痩せだろうか、濡れてぺしゃんこになった毛を乾かすかのように左右にぶるぶる振るう。縫い目がすり切れ綿がとび出した右腕をじっと見つめた後、首元に巻かれている赤いリボンの真ん中、金色のメダルに刻まれた文字を読む。LUPIN、うさぎの名を覚えた。そして生気を持たないぬいぐるみにひとり呟いた)
…立ち入り禁止地区に立ち入っていたところを見られたからには、ルパン、お前を連行しなくてはならない。…心配するな。俺は裁縫も得意だ。
20
:
◆JeDP4cldSc
:2013/05/14(火) 01:27:16
「まぁ、俺は他人を一人見殺してるから、殺人犯とも言えますね。」
「ここらへんは俺の育ったところ、真っ先に記憶していてもおかしくないでしょう?」
「この本は……五年前に一度読みました。覚えるには充分です。」
名前: Rua・alutran(ルア・アルトラン)
性別:男
役柄:TRASH
年齢:19
才能:一度見たもの、聞いたもの、覚えたものは絶対に忘れないという凄まじい記憶力の持ち主。この才能を持ってからの訓練で記憶を自分の好きに引き出すことが出来るようになったため、記憶がこんがらかることも無い。その代わり、右耳が全く聞こえなくなったため、反応や返答が遅れたり、音の方向がわかりづらくなった。また、平行感覚も少し弱くなったらしく、バランスを崩しやすい。
武器:黒い刃の小太刀を二本所持。腕力の関係で日本刀は扱えないらしい。小太刀瑠璃、翡翠という名前があるらしく、それぞれ紺と深緑色の鞘に収めている。人が多いところではベルトに差しているが場所により背中に背負うことも。大抵は『瑠璃』を使うものの、二刀で戦うこともしばしば。
性格:生来の大人しさと暗い性格、無気力さで人と接するのを極端に避け、関わりをできるだけ持たないようにしている、していた。ゲル区に生まれ、他人からの愛情なんてなかった為に元々人に心を開かない奴ではあったが、TRASHになってからは更に拍車がかかっている。ただ人と関わるのを避けているだけであり、話すべきと思った時はきちんと話す。余計な記憶、特に他人に関するものはあまり持ちたく無いらしいが知識として記憶を持つのは苦で無い。その為よく本を読み漁り、記憶(知識)を増やしている。そうでなくても読書、特に小説は好きなのだが、読めばすぐに覚えてしまうためいつも立ち読みで一通り読み終わる。買う、までは行かない、というより必要ない。基本的に動物は好きで、現在自分になついている黒の子ネズミには笑顔を見せたりもする。本人曰く、『動物は恩をしっかり返すから』だとか。しかしそれと同時に必要とあればあっさりと人を見殺す残忍な一面も持ち合わせている。実際過去に仲間であるTRASHを一人見殺しにしている。本人はいい加減忘れたいらしいが映像として鮮明に記憶してしまっているため、忘れられないらしい。性格上、特に反省もしていないのだが。戦うことに躊躇いは無いものの、相手が戦闘向きな場合は全力で逃げることに才能を使う。そのため大抵要り組んだ路地の多いゲル区に居る。元々ゲル区の出身という事と何事も気にしない性格で、そこの生活には慣れている様子。
(/
>>11
の者です。一旦切ります。)
21
:
◆JeDP4cldSc
:2013/05/14(火) 02:29:01
容姿:鈍色に近い暗い色の銀髪。前髪は目元が隠れるくらいあり、ただでさえ解りづらい表情が更に解りづらいものになっている。顔の横と後ろの髪は肩につくくらいあり、手入れをあまりしていないのと直らない寝癖でところどころ絡まったり、跳ねたりしている。本人は全く気にしていない。目は髪で隠れてはいるものの、血の様な鮮やかな赤。いつも眠たげに伏せられていて、あまり笑わないため、髪と合間ってけだるそうな雰囲気を与える。それなりに整った顔立ちらしいが髪のせいで分かりづらい。服は腰を過ぎた辺りのフード付きコートにジーンズ、両方とも少し薄汚れていて、色は褪せている。コートは薄手で灰色、ジーンズは少し長めで色は元青。腰のベルトは黒の皮製。小太刀を入れるためのホルスターのようなものもある。コートの下には黒のタンクトップを着ているものの、そもそもあまりコートを脱ぐ事が無いためあまり関係はない。服は全て無地。出来るだけシンプルで動き易い格好にしている。因みにコートは羽織る感じで着ているため、前は開いている。身長は175、とまぁまぁ平均的で、細身。筋肉はついているものの動くのに余計な肉はついていないらしい。また、左の耳に青い小さな石のピアスがしてあり、それは見殺しにした者が持っていたもの。
備考:一人称は「俺」、二人称は『あんた』、『○○さん』等 よほど怒った時でない限り敬語で話す。生まれはバハ区だったらしい、が、何かの事情でゲル区に捨てられた。その中でも比較的まともな生活は送れたものの親代わりの人物に虐待にも似たことをされていたため、何処かひねくれた性格に。14の時、たまたま研究者に連れ去られ実験台になった。その後、かなり早い段階で同じTRASHの仲間と逃亡し、しばらくは目覚めた才能を使い逃げ延びていた。しかし見つかり、再び捕まりそうになった。その時にその仲間を裏切り、あっさりと見殺しに。自分だけ逃げ、その仲間はすでに殺されてしまっている。(この、殺されてしまったTRASHさんの親族か、友達かを募集させて頂きます。性別、役柄、ルアをどう思っているか、等は自由でいいです。)
(/なんかめちゃくちゃダメダメな子ができた気がする…。そしてこんな長いのは初めて書きました…← 不備ありましたら遠慮なくお願いします。)
22
:
◆fSw426cKKg
:2013/05/14(火) 22:41:41
(/何て素敵な世界観っ…!街人を予約させて頂いても宜しいでしょうか?)
23
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/14(火) 23:06:17
(PL/お待ちしておりました*PFに不備は見当たらないので、ご自由に参加して下さい*)
>>20-21
様
(PL/素敵とは光栄です*予約畏まりました。お待ちしておりますね^^)
>>22
様
24
:
◆fSw426cKKg
:2013/05/15(水) 00:20:13
「台詞を3つ用意して下さい」
名前:Greed(グリード)
性別:男
年齢:18
役柄:街人
武器:太さも長さも大体ボールペン程のガラス製の棒。全て民家の窓硝子などを使った彼の手作りである為、形も歪で強度も脆い。基本的に投擲用で、いざという時になくならないよう常に夥しい数を身につけている。
性格:
容姿:
備考:
25
:
◆fSw426cKKg
:2013/05/15(水) 00:21:17
>>24
はミスです;;ムダレス消費申し訳ありません。
26
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/15(水) 21:30:01
(/参加許可ありがとうございます、ロル下手で、読みづらいでしょうが、絡ませていただきました。変なキャラと変な本体共々よろしくお願いします。^^*)
>>19
ミハイル
っ………!!
(今日は曇っているのだろうか、電気のこわれたこのボロアパートには光が差さないと暗いままなのだ。そのせいかいつもよりかなり遅くにやっと意識が浮上した。いつもの様に、部屋の隅で自分の武器である小太刀を抱き締めるように、座って眠っていたのだが、隣の部屋の騒ぎで目が覚めた。どうやらその部屋に居た住人…あちこちで詐欺を働いている男、が、TRASHに間違われでもしたのだろうか。その詐欺師とは仕事の手助けをして分け前を貰った、という仲なのだが、元より自分の目当ては金。相手誰に追われようがもう知らないのだ。故に助けようとも思わず、浮上した意識を完全に覚ますと音を立てないようゆっくり立ち上がった。隣の部屋が静かになり、収まったか、とほっとしているとふいに聞こえた声と言葉にぎょっとする。その声は十年前聞いた、一人の仲間…否、TRASHの物。今の口調と先の状況から察するに確実に敵だろう。そしてふと思い出す。隣とここはドアで行き来できるのだ。あ、これはマズイ。相手がここにつながるドアに気づく前にここを出なければ、と、一応用心のため、小太刀、…切れ味のいい『翡翠』を抜くと廊下へ続くドアへと手をかけた。)
27
:
thistle=twining(TRASH)
◆nOA3ItxPxI
:2013/05/15(水) 22:43:57
(/本体から失礼します。今のところリアルで忙しく、絡み文投下が遅くなりそうです。土日に投下できるようにしますので、何卒お待ち下さい…!)
>>主様
28
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/16(木) 00:32:36
「やだなぁ、旦那。俺が本当に求めているのは生きる事なんですよぉ?だから俺の命を脅かす危険のある旦那には、死んでもらわないと。ね?」
「助けて欲しいんすかぁ?でもあんた、あんま使い途なさそうだしぃ…。嫌っす」
「俺生きたいっていってるだけじゃん!!何も贅沢じゃないのに、何で邪魔すんのさ!?」
名前:Greed(グリード)
性別:男
年齢:17
役柄:街人
武器:太さも長さも大体ボールペン程のサイズのガラス製の棒。民家の窓硝子などを使った、全て彼の手作りである為形も歪で強度も脆い。基本的に投擲用で、いざという時なくならないよう夥しい数を身につけている。
性格:幼少の頃から治安の悪い地下街で育ってきたせいか善悪の認識がなく尊敬や慈愛などは忘れ去っている一方、権力や強者の匂いには敏感で己にとって有益な存在には取りいる事を忘れない。行動の原因は全て"生きる事"に起因しており、生きる為ならどんな事でも、それこそ人殺しさえ厭わない。長生きする手っ取り早い方法は金持ちになる事だと学んだので何事にも金勘定を持ち出すのはその為。自分の本心を晒す事は寿命を縮める事だと思っているので何時も飄々と薄笑みを浮かべているおりいる反面、実際の内心は感情豊かなのだがその感情を覆い隠す術に長けている。他人と話す時は人の神経を逆なでする様な間延びした話し方と見下した態度が標準装備だが、冷静では無くなってしまったり感情が高ぶったりすると普通の話し方になる所が数少ない年相応な部分。まともな教育を受けた事はないが元々の頭の回転は悪くはない。TRASHや軍隊の何方にも今の所加担する気はなく飽くまで中立の立場をとる。生存欲に対するその他の欲求は希薄で食事は餓死しない程度にしか摂らないし、必要最低限の時間しか睡眠に当てない。
(/一旦切らせて頂きます)
29
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/16(木) 00:32:52
容姿:腰の辺りまで伸びている髪は見事なまでの白髪、瞳もほんの僅かに灰色を垂らした様な限りなく白に近いグレーなので白目との区別が殆どつかない。生まれつきの褐色の肌は闇に紛れやすいので気に入っているが、髪と目は闇に浮く為、目はゴーグルで隠し、頭からすっぽりと被ったフードで髪も覆い隠している。不規則な生活を送ってきた為、身長は160cmと小柄だしかなり華奢。フードとゴーグルで顔は隠れているわ小柄で華奢だわで女に間違われる事も多い。顔立ちも猫の様な目は大きく、鼻は小さめ、唇も薄く女顔である為実際に顔を出した方が女と思われるが本人は気にしていない様子。一回り以上サイズの大きい黒いフード付きのトレーナーは盗品、膝丈のカーキ色のズボンも盗品だが黒の編み上げのブーツだけは機能性を考えて自分で購入したもの。トレーナーに隠れる所に武器であるガラス棒を隠しているので動く度にちゃりちゃりと涼やかな音がする。育ってきた環境が環境なので全身に傷が残っているが、現在使用している武器のせいで手、特に指先に傷が多い。腰に付けたウェストポーチには商売道具と言っても良い様なピッキング道具や硝子を削り出す為のナイフなどが入っている。
備考:一人称、二人称、三人称全て人によって変わり一定ではない。生まれはゲル区だが親に地下街に捨てられる。様々な幸運と自らの生存欲が重なり成長する事ができ、その余りの貪欲さを自らの批判して"Greed"と名乗る様になった。子供一人で地下街を生き延びる事が出来る程には腕っ節には自信がある。仕事は所謂盗人で人から仕事を受けて盗みを働く様な雇われ盗人。仕事の拠点は地下街であるが、自宅はアトランティス区の比較的水没が浅い所にある。立ち入り禁止だから人がよって来ないからという理由で自宅を置いた。
(/
>>22
で予約させて頂いた者です。
>>24
ではミスをしてしまい申し訳ありません;;募集は特に有りませんが、なにか関係で希望があれば喜んで応じさせて頂きます!!少し長くなってしまいましたが、不備があれば訂正しますので、お申し付け下さい。)
30
:
◆pg8ez4HvoA
:2013/05/16(木) 00:59:43
(/街人、
>>20-21
様の募集キャラで参加させていただきたいのですが…!)
31
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/16(木) 07:31:51
>>30
(/おぉ…やってくれますか…!ありがとうございます。 私はいいですよ。好きにしちゃってください(`・w・)b)
32
:
◆QWv3R1XL8M
:2013/05/16(木) 16:16:36
アビス隊員男で入っていいですか?
33
:
◆Kk7Kal.fX6
:2013/05/16(木) 18:40:42
(pl:初めまして。素敵な世界観にときめいております…!是非TRASHの女性を予約させて頂きたいです。)
34
:
◆VAeOUSsoJc
:2013/05/16(木) 20:13:40
【TRASH-PF-】
「 貴方、綺麗な瞳をしているのね。そんな貴方には、きっと此の花がお似合いよ。ほら、髪に差して......。――綺麗。とても似合っているわ。え?代金?そんなものいらないわ。私が好きであげたんですもの。――貴方に幸せの花が咲きますように。 」
「 Scarlett・Clavel。其れが、今の私の名前よ。そして、之からも。私はScarlett・Clavelで在り続ける。Licorice・Forsterなんて、知らない。間違えないで。 」
「 怖い......。怖いの。記憶を取り戻した時、私が私で無くなってしまいそうで――。 」
名前:本名、Licorice・Forster(リコリス・フォースター)/現名、Scarlett・Clavel(スカーレット・クラベル)
性別:女
年齢:22
役柄:【TRASH】
才能:驚異的な頭の回転の早さ。一つ、起こった物事から無数の結果を予測し、其の一つ一つの可能性が起こる確率の計算をして、未来を予測する。また、計算や暗記等をも得意とし、一言で表せば頭が良くなった。然し、其の分脳を活動させるが為に疲労が絶えず、また身体が病弱となってしまった。
武器:護身用に小型の回転式拳銃、装弾数5発のものを2丁、常に持ち歩いている。滅多としては使用しないものの、威嚇をする際や脅しの際に使用している。実際に生物を撃ったことは無い。
性格:記憶を失くす前は周囲に怯えてばかりの人物であった。全ての存在に恐れ、逃げ、隠れる。内気、なんて言葉で表せるものではなく、度を越した人間不信。人間だけでなく、生きているモノ、幻の中で見えてしまうものにさえも怯えていた。また、両親に縛られた生活を送っていた為にストレスが溜り、無意識の内に自虐を行っていたとか。常に怯えて俯いて、自分から世界を、全てを拒絶していた。然し、記憶を失くした後、つまり才能開花の薬を投与されてからは大きく一変。一人でも生きなくては、と自分の意思を強く持ち、明るくよく笑い、親しみ易い正反対の人物となった。全く、周りに怯えていた人物は何処へやら。自ら人と関わり、自分だけでなく、周囲の気遣いをもするようになった。然し、記憶を失った代償に、悪夢に魘される事も多くなったとかで。悪夢によって目覚めた後は、記憶を失くす前の様に全てに怯え、震える。時には自虐行為までしてしまう程に。具体的な自虐行為の例としては肌を強く引っ掻いたり、肌が引き千切れる程に抓ったり、酷い時には刃物で素肌を傷付けている。本人は自覚がある様子だが、中々治らず、そんな自分に苛立ちを感じることも。更に、失った記憶を取り戻したいとは内心思っているものの、取り戻せば今の自分が変わってしまいそうで、恐れている。複雑な心境を抱きながらも、自分が【TRASH】である事も忘れ、平和で幸せな日々を送っている。
>>34
に続きます。
35
:
◆VAeOUSsoJc
:2013/05/16(木) 20:16:33
(p/申し訳ありません;先程のはmsで、
>>35
、ですね;)
容姿:頭髪に関しては、生まれ持った美しく鮮やかなブラウンカラー。背中の半ばより下と若干長めではあるが、手入れを欠かさず、自慢出来る様に保っているとかで髪は全く痛んでいない。基本的には下ろしている場合が多く、運動や料理の際に結っている程度。また、其れも軽く纏める程度で髪型には余り拘っていない。前髪は4,6の右分け。前髪を切る事はしていないので長め故に、耳に掛けている。瞳は鮮やかな、ルビーをも思わせる紅色。記憶を失う前は、大きくて丸めの愛らしい瞳であっても、光を持たず虚ろな瞳であった。然し、記憶を失ってからは瞳に強い意志を宿し、光を持つようになった。身長は155cmと若干低め。其れに合わせて体格は細身であり、骨が若干浮き出ている。本人は自覚していないものの、最初に比べては大分マシになった、とかで。服装は、体のラインが解り易い白いブラウス。長袖で、裾に小さめのレースがあしらわれている。上には薄い生地の黒いカーディガンを羽織っており、小さな白いボタンが6つついている。基本的には、第一ボタンのみ留めている事が多い。下はふわりとした、膝丈のサーキュラースカート。カラーは明るいレッド。靴は黒色のロングブーツ。其処まで目立つと言う訳でもなければ、質素と言う訳でも無い。街人に紛れるには、丁度良いものであろうか。装飾品は余り好んでいない様子ではあるが、小さな薔薇を模った銀のネックレスは肌身離さずつけている。記憶を失くす前から、ずっと手に持っていたものだとか。記憶を戻す手掛かりだと本人は思っている。実際は同じ【TRASH】である友人から貰ったもの。
備考:一人称『私』二人称『貴方、君、―さん、―君、―ちゃん、呼捨て等』
勉学に厳しい家系に産まれた長女。家族はエリート揃いの両親と、両親から期待されている出来の良い兄。初めこそ、彼女も勉学に励み、エリートとなるべく日々努力をしていたものの、其の努力が次第に追いつかなくなり、家族に責められる日々。終には、暴力を振るわれ、酷い人間不信に。また、全てを恐れるようになり、家族に対しては特別に恐怖を抱いていた。全ての人間が責めていると錯覚する。バハ区に住んでいた為、人と接する事が多く、耐えられなくなった彼女は家出をしてアトランティス区にやって来た処を科学者に見つかった。また、タイミングの悪い事に両親が彼女の頭を良くすべく科学者に才能を開花させる様依頼をしていた事が発覚し、彼女は実験体へ。初めこそ素晴らしい成果を見せて両親を喜ばせていたが、次第に脳に疲労が溜まり、今迄のストレスも爆発して記憶喪失となってしまった。丁度其の時期に、軍が【TRASH】を捕らえるべく動き出していた。其の情報を同じ【TRASH】である彼女の友人が知り、共に逃げる事に。然し、彼女には自分が【TRASH】であると言う自覚は無く、また、今迄の記憶が全くと言って良い程無かったので混乱状態のまま、友人とは自ら離れた。唯、其れでも何も解らない事は確かなので、うろうろとバハ区を放浪していた処を、Robert・Clavel(ロバート・クラベル)と言う男に助けられた。記憶の無い彼女に生きる術を教え、3年と言う月日を共に過ごして死亡。其の後、彼女は、亡きRobertの家と自営業(花屋)を受け継ぎ、一人でも営みながら、静かに一人暮らしとしているとか。勿論の事ながら、Licorice・Forsterとしての記憶は戻っておらず、自分が【TRASH】だと言う自覚も無い。頭痛が起こったり、病弱なのは、体質だと思い込んでいる。
>>36
に続きます。
36
:
◆VAeOUSsoJc
:2013/05/16(木) 20:18:02
募集:Licorice・Forsterの友人であり、共に逃げ様とした人物を、【TRASH】か【軍】から一名、募集させて頂きたいです。Licorice・Forsterとは途中ではぐれているので、今も逃げ続けているか、軍に入ってしまったかはお任せ致します。性別はどちらでも。年齢は近い方が望ましいです。今Licorice・Forsterを如何思われているかは、ご自由に。また、【街人】からLicorice・Forsterの兄を募集したいと思います。勿論の事ながら、性別は男、年齢は年上でお願い致します。性格等は問いませんが、過去にLicorice・Forsterを両親と共に責めていた、と言う設定を入れてください。
(p/大変長くなってしまい、申し訳ありません;
>>5
で【TRASH】女を予約した者です。PFが完成したので、お手数ながら、ご確認の程を宜しくお願い致します。)
>>主様
37
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/16(木) 21:39:52
>>27
(thistle=twiningPL様)
(PL/多忙の件承知しました!頑張って下さい!まったり続けられたらと思っているので、大丈夫ですよ*いつでもお待ちしております*)
>>28
(GreedPL様)
(PL/お待ちしておりました*PFに不備は見当たらないので、ご自由に参加して下さい*レス消費大丈夫ですよ!お気になさらないでください!あと、もし宜しければうちの子と関係を結びませんか?Greedくん凄く気になる設定で、それに同じような背丈に境遇、歳が10個差なので特に(笑)もし宜しければ昔からの知り合いで、現在はいがみ合うけど仲が良いくらいの、どうでしょうか…!ちなみにうちの子は
>>7-8
です。勿論、お断りして頂いても良いですし、こんな関係じゃなくて他の関係でも!宜しければご検討下さい*)
>>30
様
(PL/予約畏まりました。お待ちしておりますね^^)
>>32
様
(PL/予約畏まりました。お待ちしておりますね^^)
>>33
様
(PL/素敵とは光栄です*予約畏まりました。お待ちしておりますね^^)
>>34
(Licorice・ForsterPL様)
(PL/お待ちしておりました*PFに不備は見当たらないので、ご自由に参加して下さい*)
38
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/16(木) 21:40:28
>>26
(Rua・Alutran)
―――お前…、ル……、名を名乗れ
(何一つ物音は聞こえなかったが、優れた野性の感とやらが妙に働く。鋭い目付きで部屋を見渡すと、不自然な扉に気付き、そっと耳を近付ける。それから躊躇なく、才能が開花した異常な足で、ぼろぼろな扉を強引に蹴り開けた。ドゴォ、鈍い音と共に古い扉が半壊し、小さな木々が飛び散った。すると部屋は隣の部屋と繋がった。そしてこの部屋にも先刻のTRASHの仲間らしき人物がおり、今すぐにでも剣を振るう勢いであったが、ふと目に入った彼の顔。顔と言うより姿だろうか。彼を見た自分の心臓がやけに煩い。それもそのはず、彼は昔の逃走仲間を思わせる姿だった。しかし四年前の彼は一体いくつだったのだろう。自分と比べて大分幼かった彼がここまで成長するのかと、半ば信じられずに黒目を大きくさせた。壊れた扉や割れた窓から、なまぬるく気持ちの悪い風が入り込んで来る。数年前の記憶の中で、自分は微かに少年の名を呼んだことがある。少年いや最早青年であろう彼の名を思い出し、口に出し掛けたところで唇を噛み締めた。足を一歩踏み出し、握り締めた剣の刃をまだ数歩遠い彼へと向けて問う。ブーツの甲高い靴音と床の軋む低い音が混ざる。見た目こそ冷ややかであるが熱い視線を送り)
(PL/絡み有難う御座います!素敵なロルで読んでてわくわくしました!RuaPL様の文章には十年と書かれていたのですが、誤字と考えて、こちらで四年にさせて頂いたのですが、大丈夫でしたでしょうか?Ruaくんの設定が凄く魅力的です*よろしくお願いします!)
39
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/17(金) 00:26:50
>>38
(Mchael・Langfotd)
俺の名は…知っているでしょう?ミハイルさん。
(物が壊れる、大きい音。片耳が聞こえないとしても頭に響くその音にそちらを振り向く。破壊されたのは、扉。破壊したのは…、と、そちらに視線を向けると、その髪色や姿に記憶が重なる。自分はあれから背も延びたし、見た目も少しは変わっただろうが…相手は、あまり変わらなく見える。ふと。めったに他人に見せることのない小さな笑みを浮かべる。この状況下で笑みを浮かべる者はいないだろうが、自分にはそういう狂った一端があるので、特に気にしない。姿を見るまでもなかったがやはり、相手は四年前、一時期一緒に逃げていた仲間。相手とのふとした会話まで鮮やかに思い出されるが、それを払う様に軽く首を振る。今は間違いなく敵なのだ。確か相手の才能は足の速さに特化したもの。路地は全て記憶してはいるが相手の速さでは追い付かれてしまうだろうか。いや、あるいは…、と思考を巡らしていると相手の口から出た言葉。名を名乗れ…、と。まさか相手が自分の名前を忘れた訳ではあるまい。相手の代償は記憶ではなかったはずだし、と、四年前と全く変わらない口調で、答えにならない様な言葉を放って。)
(/ありがとうございます、こんなダメロルでも素敵と言って頂けると嬉しいです!/あぁあ!;本当だ。書きミスです、修正ありがとうございます。/いえいえ、Michaelさんの設定の方が素敵ですよ!/こちらこそよろしくお願いします。)
40
:
Geed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/17(金) 01:24:30
>>37
(Michael・Langford本体様)
(/Michaelさんの様な素敵なお兄様となら、喜んで応じさせて頂きます!!関係性も提示して頂いたもので全く構いませんよ^^昔から、という事なのでTRASHになる前から知り合いだったとしても宜しいでしょうか?小賢しい餓鬼ですが末長く仲良くして頂ければ幸いです)
>>19
Michael・Langford
(/関係性を踏まえて絡ませて頂きますが、何か気になる点が有りましたら遠慮なく申し付けて下さい^^)
(水没してしまった都市の少し奥まった場所、建物の影となったその場所で彼は水面に揺蕩う白髪を何処か穏やかな気分でぼうっと眺めていた。日光に照らされた水色の上に浮かび上がる白は穢れの無いものに見えて、とても自分の体の一部には思えない。自分の物で無いとするならば素直に綺麗だと思えるのに、何て柄にも無い事を考えた己を自嘲して水中に沈めていた身体を持ち上げた。立ち入り禁止となったこの地域に住処をおく様になったのは勿論近付く人間が少ないというのもあるが、こんな風にゆったりと水浴びを出来るのも要因の一つだった。薄汚れたゲル区や地下街は同じ様に薄汚れた己に相応しい地域だが、如何せん不衛生なのが頂けない。幼い頃から予期せぬ病に何度苦しまされた事か。かといってバハ区に家を置こうなどと言う考えには、金銭面的にも自分の職種からしても至れる訳はなかった。消去法で此処に住む事を決めたのだが今では中々気に入っている。つい先ほどバハ区で盗ってきた新品のタオルで身体を拭いている時、不意に聞こえた微かな音にビクリと身体を強張らせた。人も居ないはずのこの地区に響いたその微かな音は明らかに自分が生じさせた物ではなくて。軍の者だったら身を潜めるのが吉だが、もしも侵入者だったなら。自分がこの地区を住処にしているなどとは出来るだけ隠したい事実である。見つかる前に始末しなくては。ガラス棒が触れ合う音は響くので上は着ていけない、手早くズボンとウェストポーチだけを身に付けると白髪はマフラーの様に首に巻き付け数本だけ武器を手にして音のした方へと向かった。物音を立てぬ様細心の注意を払っていた所、その人物の声らしきものが耳に入ってきて。聞き覚えの有りすぎる声に見覚えのある後ろ姿を見て、身体の緊張が一気に抜けた気がした。かの人物は己とは古くからの知り合いである上に己が此処に住んでいる事さえ知っている相手に緊張を覚えた事が無性に苛立たしくて。何時もの様に嫌らしい笑みを浮かべると相手の側まで行き手元を覗き込んで)
あらあら旦那、うさちゃんなんか持っちゃってぇ。…うふ、サイズだけ見たらお似合いっすよぉ?
41
:
Geed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/17(金) 01:24:40
>>all様
(/絡み文を置かせて頂きますが、絡みにくいなど等あれば此方から絡みに行きますので、遠慮なく申し付けて下さい^^)
(比較的仕事の依頼はバハ区を狙ったものが多くなるのはやはり当然の事であろう。依頼された仕事も品物の受け渡しも滞りなく済ませて自らの拠点となるゲル区に戻る為にバハ区の街中をポニーテールにした白髪を揺らしながら歩いていた。活気に満ちた市街を直視する事が出来なくて俯く様にして歩く。街に紛れ込む為に何時もよりずっとまともな格好をしているのにゴーグル越しに見る周りの人達は己とは違って見えて。楽しそうに過ごす人達が憎たらしい、明日死ぬ心配をせずに暮らしている人達が妬ましい、年相応に友人を作り家族と笑いあっている人達が羨ましかった。様々な感情が心の中で綯い交ぜになってしまうのは彼の年齢の幼さ故であろうか。足元ばかり見ていた為とん、と誰かに肩がぶつかる。己の常識からすればこんな時は普通諍いになるものだが、ぶつかった相手は愛想良く笑みを浮かべて謝罪し去って行った。何度も何度も来ているのにこの地区は己の常識が通用しないし自らの異常性が浮き彫りにされる気がしていた。込み上げて来た吐き気を堪えて人通りの多い道を人とぶつかるのも気にせず走り去る。何とか路地裏に辿り着いて人心地つく。自分が知っている地区に比べればずっと綺麗だが先程の場所よりも断然落ち着いた。しかしあの通りを行かねば住み慣れた地区に戻る事は出来ない。とてもでは無いがもう一度あの通りを歩く元気などなくて。ずるずるとそのまましゃがみ込むと立てた膝の間に頭を乗せた。このまま日が暮れて人通りが少なくなるの待とう。重々しい溜息を一つつくとまるで呪詛の様な言葉が一人でに口から零れた)
…はぁ…。ーー幸せな人間なんて、……滅びちゃえばいいんだ…。
42
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/17(金) 19:52:13
>>41
Greed
(一応拠点としていたゲル区のボロアパート、そこに置いてあった食料が底をつき、仕方なくバハ区に買い物に行く。勿論買うための金は絡んできたゴロツキから逆に奪い取ったものだ。まぁ、食料といってもパンと干し肉、水という質素なものだ。物が豊富なバハ区では簡単に手に入る。店に行くため、すたすたと大通り、の脇の少し暗い路地を歩く。正直、人が多いのは苦手だ。自分の薄汚れた服を見て露骨に顔をしかめる、物に溢れた生活をしている住人が気にくわない、と言うことも勿論、ふと耳にした会話まで記憶してしまう。そういった事から、出来るだけ静かなところを歩く様にしていた。まぁ、こういった、バハ区の住人が嫌いそうな場所も、ゲル区の大通りより遥かにマシだ。そんな事を考えながら歩いているとふいに、自分のポケットから、ひょっこりと黒ネズミが顔を出し、少し驚きそちらを見る。友達、とも言えるそいつはいつの間にかコートのポケットに入っていたようだ。やれやれと思っているとぶるる、と身震いをひとつして、地面に跳び降りると逃げ出してしまった。不思議そうに辺りを見ると塀の上に一匹の猫が。そう言えばここら辺は猫が多かったはず。ネズミを心配して探していると…長い白髪の…少年、だろうか。そいつの側にちょこんと見馴れたネズミが。ほっとして相手に近寄るとネズミを拾いあげ、呪祖の様なそれを呟く少年に淡々と声をかけた。)
………おい、ガキ、大丈夫ですか?
(/絡ませていただきました。はい、しょっぱな失礼発言すいません!← そして面倒くさい性格の奴ですが、是非仲良くしてやってくださいませ。=w=)
43
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/17(金) 20:16:56
(PL/本文が長過ぎるとのことなので、連レス失礼します)
>>39
(Rua・Alutran)
…ルア、お前みたいなゲス野郎、誰が忘れるんだよ。…身長だけは生意気に伸びたようだけどな
(小さな笑みを含んだ口から、聞き覚えのある声が零れて来る。答えどころか逆に問われてしまい、眉間に皺を寄せ、高い鼻で馬鹿にしたようにハッと笑う。鋭い剣の刃を彼に向けたまま、彼の爪先から足、腰、胸、と視線を上げて行く。四年前は自分と背比べをしていたはずが今は彼の方が遥かに高い。それが気に食わないと言わんばかりに、更に顔を顰め皮肉な言葉を吐き捨てた。その時、偶然にも銀色の前髪の間から微かに見えてしまった真っ赤な目。その目があまりにも気持ち悪く、身の毛がよだち、思わず顔を背けてしまった。古びた床に視線を落としてから息を呑み、彼に脅えてしまったと後悔する。それから何を思ったのか彼に向けていた剣を引き、腰裏の鞘に差し戻すと、ぶち破いた扉と反対方向の壁際に置かれていたベッドに近寄る。ベッドに敷かれていた質素なシーツと薄い毛布を剥ぎ床に投げ捨てると、手で念入りに埃を払ってから腰を下ろした。足を楽に組み合わせながら、策を考える時間をやるなどと、話の時間を作るための口実を作る。彼から仲間の情報を得て、その者達共々捕獲してやる、なんてことを考えてしまう自分はもう当に仲間ではなくて。しかし頭が良くそれでいて狡猾である彼から情報を得るのは無謀だろう。本当にただの昔話になってしまいそうだと笑った)
――久し振りに会ったんだ。どうせ今逃げても俺に捕まるのがオチだ。俺から逃げる策を練る時間をやるよ。…だから少し話でもしようじゃねえの。…他の仲間はどうした?忘れたなんて言わせねえからな
(PL/いえ本当に楽しいです!こんな素敵な方に参加して頂き嬉しいです*何だか年齢が離れているのに同窓会展開にしてしまってごめんなさい(笑)適当に流したりモブ等をお使いになったり、お好きにして下さい!)
44
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/17(金) 20:17:24
>>40
(Greed)
――サイズだけなら手前の方が似合ってるだろがこのチビ野郎。…それに何て格好してるんだ。グリード。
(うさぎのぬいぐるみの耳を掴み、左右にぷらぷらさせる度に水飛沫が辺りに飛ぶ。勿論自分の汚れ一つない軍服にも飛び散ったが、此処に来る時点で濡れることは覚悟の上であった。ふうと息を吐き、呆れたような笑みを浮かべていたところ、唐突に聞こえた人声に肩を震わせた。うさぎに気を取られ過ぎて、普段なら気付く人の気配に気付けなかったのだ。束の間、才能が開花した足で瞬時に相手との距離を取り、声の聞こえた方に鋭い視線を向けながら、うさぎを投げ捨て、鞘に仕舞っている二本の剣に手を掛けたが、其処にいたのは見飽きた白髪頭。肩を落としすっかり安心した様子で「なんだ」と呟く。先刻投げ捨てたうさぎが、なだらかな三角屋根をごろごろと転がり白髪頭の足元で止まる。その様子を見ながら自分より低身長であることを煽る。ふとうさぎから目を離し白髪頭の格好を見ると、下とポーチのみを身に着けているという不自然な格好に疑問を抱いた。そして変な場面を一番見られたくない相手に見られてしまったと溜息を吐く。しかしよく考えてみると、裁縫道具を探している今では丁度良いかもしれない。屋根から転げ落ちないように若干の注意を払いながら、白髪頭に近寄ると左手の人差し指をくいくいと曲げ、裁縫道具を持っていないかと問う。勿論、視線は腰に身に着けているポーチに向けて。ないなら奪えなんて言葉を吐くのは、やはりゲル区育ちと言ったところか)
…お前、裁縫道具手持ちにないのか?ああ、家にあってもいい。…もしないなら盗って来い。今すぐ。
(PL/承諾有難う御座います!物凄く嬉しいです*はい、TRASHになる前からの知り合いと言うことでお願いします*小賢しくないです!もう白い髪の毛とか凄く好きで、それに可愛らしくて!こちらこそ末永く仲良くして下さい*)
45
:
Scarlett・Clavel(TRASH)
◆VAeOUSsoJc
:2013/05/18(土) 02:35:32
(p/初めまして、Licorice・Forster兼Scarlett・Clavelです。thistle様の設定に惹かれ、関係を結びたく現在お声を掛けていると言う状態です!(←)若し宜しければ、伽羅同士で友人関係を結びませんか?Scarlettがふらりと街で見かけたthistle様に声を掛け、しつこく付き纏っていると言u(ry)。唯のストーカーっぽいですが、多分違う筈です。...ですよね。(←)一方的なものですが、若し宜しければ、ご検討くださいませ。Licorice・Forster兼Scarlett・Clavelの設定は
>>34-36
です。其れでは、失礼しました*)
>>15
thistle=twining様
(私、Scarlett・Clavelは静かに暮らしている。自分から面倒事や問題なんて起したりしないし、近所の人達とも上手く付き合って、時には助け合っている。つまり、私の周りは平和だと言う事。世間が【TRASH】捕獲に動いているそうなのだけれど、一般人である私には無関係。でも、間違っているとは思う。薬を投与されて、少し人と違うだけなのに......如何して殺さなきゃいけないの?私は解らない。解りたくもない。人を殺さないといけない理由なんて。だから今日も、私は花束に幸せの祈りを込める。皆が幸せであれます様に。子供染みているかもしれないけれど、其れが私の出来る精一杯の事。Robertにも、自分が出来る事をすれば良いと教えてくれた。私に生きる術を教えてくれた大切な恩人。Robertが死んでしまってからも、其の恩を忘れた日は無い。さぁ、祈りを捧げた後は、髪を整えて。花を飾って。店の看板をOPENに。一日が始まる。朝日の空気を吸込んで、先ずは近くにいた通行人に声を掛け様。勿論笑顔は忘れずに。)――其処の方、美しい花など、如何ですか?
>>ALL様
(p/ALL様宛の絡み文です。何だかうざったい子になってしまわないかと不安ですが......如何か仲良くしてやってくださいませ!絡み難い、絡む時間が無い等の場合は此方から絡みに行きますので、是非一声お声掛けを(●ゝω・)ゞ⌒☆←)
46
:
Scarlett・Clavel(TRASH)
◆VAeOUSsoJc
:2013/05/18(土) 02:36:16
(私とRobertが出合ったのは、アトランティス区と呼ばれる立ち入り禁止区域。晴れた日は太陽の光が水に反射して、とても幻想的な場所。Robertは勿論の事ながらバハ区に住んでいたけれど、アトランティス区をとても気に入っていた。抜け道を教えてもらい、私とRobertは時々アトランティス区の風景を眺めている事もあった。生前、Robertは私に『私が死んだら、此処に墓を立てておくれ。』と言って来た事があって、最初は冗談かと思ったけれど、間も無くRobertは亡くなった。私はRobertの望み通り、小さいながらにも墓石を立ててアトランティス区に墓を作った。見つからない場所に、ひっそりと。だから時々、私は墓参りの為にアトランティス区へと、花束を持ってやって来ていた。今日も墓参りの為に来たのだけれど――珍しい事に、人がいる。しっかりとした服装。軍の人、なのかな。私の位置は、軍の人(?)の後ろ。水没していない陸の所に隠れながら立っていた。軍に見つかると、後々面倒になる。余り近付くのは良く無いと、離れようとした其の時。)――ひゃぁっ!?(私は情けない声を上げて、地面から出ている木の根に躓いた。更に、木の幹に額を打ち付け、涙目になりながら蹲る始末。何とか花束は死守したのだけれど......之は完璧に見つかった。恐る恐る相手の方に視線を向けて、私は取り繕う為に、必死な笑顔を浮べる。)こ、今日和......。良い天気、ですね。
(p/絡ませて頂きました!素敵な伽羅様の前で、何と情けない姿...!(笑)。Scarlettなりには頑張ってます(←)、はい。誤字、脱字、不備等があれば是非ご指摘の程を。之から宜しくお願い致しますヾ(*´∀`*)ノ)
>>19
Langfordさん ( Michael・Langford )
(自営業で花屋と言うものを私は営んでいるけれど、ずっと店に篭っている訳では無い。Robertが生きていた頃は、小さな籠に花を詰んで、私は人通りの多い通り道で花を売っていた。未だ20にもならない頃は花売り娘、なんて呼ばれていたり。今は流石に娘と呼べる年齢では無いけれど、其れでも私は外での花売りも続けている。色々な人に、幸せの花を届ける為。今日はよく晴れた日だったから、急いで籠に花を詰んで外へと出掛けていた。大抵の花は直に売れてしまったけれど、赤い小さな花だけ一つ、残ってしまった。残ってしまった物は、自分の家で飾る。捨てたりなんてしない。一つ一つ、大切に。私は花が萎れる前に、家に帰ろうと近道で路地裏を通っていた。すると、一人しゃがみ込む人の姿が。体格的にも、何処か幼く見える。此の侭放っておく程、私は無関心な人間では無い。外見からでは性別がよく解らなかったけれど、......如何だろう。兎も角、私が其の子に近付くと、密かに聞こえてきた言葉。『幸せな人間なんて――』と。酷く胸が痛んだ。悲しいぐらいに、苦しいぐらいに。きっと、辛い事が沢山あったんだろうね。私には、理解出来ないのだろうけれど。其れでも。)――今日和。こんな所で、如何したの?(私は笑顔を浮かべて、其の子の前にしゃがみ、問い掛けた。私にしてあげられる事。慰められる、何て思わないけれど、話し掛ける価値はある筈。)
(p/絡ませて頂きました!何て慣れ慣れしい...!蹴ってくださって大丈夫ですy(ry)素敵伽羅のGeed君にはかなりうざったい子ですが、一応Scarlettなりの気遣いです(←)誤字、脱字、不備等があれば是非ご指摘の程を。之から宜しくお願い致しますヾ(*´∀`*)ノ)
>>41
Geed君 ( Geed )
47
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/18(土) 11:57:18
>>42
Rua・Alutran
(/いえいえ、敬語で暴言なんてキュンキュンします←此方こそイラっとさせちゃう子ですが、宜しくお願いします^^)
…っ!!…あぁ、大丈夫ですよぉ。ご親切にどうも有難う御座います。
(俯いているといっても少し離れた喧騒は勿論耳に入ってくる訳で。遠くでぼんやりと聞こえている方が中に紛れ込んでいるよりもずっと心をかき乱される気がして、まるで自分を保護する様にぎゅうっと身体を縮めて外の物を一切遮断した。平和な人間達の声などききたくない。そんな状態であるから周りの気配になど気を配っているはずもなくて、いきなり自分へと向けられた声にらしくもなく肩を跳ね上げさせて顔を上げた。濁ったゴーグル越しの視界に映ったのは鈍い髪色をした男で。前髪に隠れているせいで顔立ちはハッキリとは見えないが恐らく自分とそう年は変わらない様に見える。バハ区の住人に話しかけられたかと思ったがこの地区に住む人間にしては衣服も些か汚く見えるし、何より自分と同じ臭いを感じた。人々の喧騒から離れ人間と距離を置いて生きてきた人物特有の臭い。この地区に来てからぶりに感じた近しい雰囲気に、ささくれていた心が僅かばかり落ち着くのを感じた。やはり自分は明るい世界では生きられぬのだと思いながら立ち上がる。笑みからは幾分通常よりも鬱陶しさを消しーーそれでも十分胡散臭いのだがーー、小首を傾げる様にして礼を言った。自分の姿が相手の目にどう映るかはしっかり自覚済みだ。様々な要因の所為で華奢になった体躯に纏う衣服は女にも男にも見える様に選んで(盗って)きたし、目元はゴーグルで隠れているが顔はしっかり出でておりこれならば女に間違われる可能性も高い。初対面の人間に警戒心を抱かせないのは大概子供か女、両方備わっていると尚良いとの自論がある為この地区を訪れる際は必ずこう言う何方ともとれるような格好をいつもしていた。相変わらず何処か間延びした少し苛立ちを抱かせかねない喋り方に通常よりも媚びを含ませて目の前の彼に話しかけて)
ねぇ、お兄さん?お兄さんここの地区の人じゃないでしょお?
48
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/18(土) 11:57:51
>>44
Michael・Langford
(/そ、そんなに褒められたら調子に乗っちゃいますよぅ!!本体に変わってうちの子がサービスしちゃいます^^←)
あらやだ、三十路手前で俺とそんなに背丈が変わらない人にチビなん言われちゃった。…何て格好って…、あ!もしかしてぇ、グリードの体にムラっとしたんですかぁ…?
(不意に声をかけた事で文字通り飛ぶ様に距離をとった相手の動きは明らかに普通の人間には不可能な物で。自分も幼く相手もずっと若かった頃にはなかったその能力に感嘆すると同時に、知らずに彼の視力のない前髪の下の左眼に視線が伸びてしまうのは彼の能力を見る度毎度のことだった。軍の狗となってしまった彼に他人には抱かない感情を抱くのはやはり古くからの知り合いである故だが、それを表現させる事なく足元に転がってきた白いものを拾い上げる。その感情は人は哀しみと呼ぶけれど、 自分はそれを知らないし知ろうとも思っていなかった。そんな感情の機微を悟られない様うさぎを腕に抱いて年齢を踏まえて相手の背丈を揶揄する。彼から指摘された格好は確かに不自然であったがわざわざ一から説明をするのも面倒で、はぐらかす様に巫山戯て。男としても貧弱な部類に入る褐色の体躯を隠す所もないくせに隠す様に捩らせ、鼻にかかった甘ったるい言葉を言う。この動きは前にチラッと知り合った娼婦に教わった物だが、中々様になっていると自負していた。人差し指の動きに引き寄せられる様にして近づけば、裁縫道具を持っているか問われる。勿論裁縫道具もよく使用する為このウェストポーチに入っているが、彼の目線はその事を既に知っているかの様にそこを見つめていて。そこ事がなんだか自分をよく知られている様な気がして少し腹立たしい。ウェストポーチに伸ばしかけていた手を引っ込めて、乾き切っていない湿った冷たさが直に伝わってくるのにも構わずぎゅっと抱く様にうさぎを腕の中に収めた。不満気に言われた言葉は何時もよりも短く間延びしておらず、その事は彼の感情が揺らいでいる事を示しているが彼自身には自覚はなくて)
……何、ミハエルは俺にただ働きさせようっての?
49
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/18(土) 11:58:53
>>46
Scarlett・Clavel
(/いえいえ素敵なお姉様です!!その胸に飛び込みt((ryうちの子なりに仲良くしてので、宜しくお願いします^^)
…お気遣いなく。……お姉さんみたいな人は、ボクに関わらない方がいいですよぉ…?
(人波から遠ざかったのに住人達の幸せそうな笑みや声は頭を離れる事がなくて、ぎりっと掌に爪を食い込ませた。そいつらの幸せの代償を払って苦しんで必死に生きている人間がいるのも知らずのうのうと暮らしているもの達に嫌悪感を抱いているのに、心の端の方で羨ましいと言っている自分がいる。その事に何よりも腹が立った。そんな自分に降ってきた声に顔を上げる。そこにいたのは一人の女。背丈こそ小柄で自分に負けず劣らず華奢だが、身なりのきちんとした清潔感のある普通の女だった。自分に声をかけてきたのは哀れみか、それとも単に心配してか。どちらにせよそれらの感情は人に施せる余裕が有るもの、つまりは幸せな人間にのみ持つ事を許される感情であるのには変わりはない。彼女から仄かに香る花の香りが暗にそうだと肯定している様で。お前なんかに何がわかる、偽善者ぶりやがって、なんて叫び出して怒鳴りつけたくなる程に彼は幼かったが、それと同時にその行為が体力を使うだけの無意味な物だと理解出来る位には大人でもあった。大人と子供の感情のせめぎ合いの結果、何時もの笑みに何時もの言葉、ただ声色だけ刺々しい物になる。可愛いらしく見える様に小首を傾げるがその程度では取り繕えない程醜悪に歪んだ笑みをしているのは自覚済みだ。まだゴーグルで濁った瞳が見えていないだけましであろうが。兎に角自分は日暮れまで此処で時間を潰さなくてはならない。だからと言ってこの類の人間とお話を出来る程心にゆとりが有るわけでもないので、その話しかけてきた相手を笑顔のまま見遣り表面上は穏やかに、しかし言外に用が無いならどこかに行ってしまえとそんな雰囲気を醸し出して)
ーーお暇なんですかぁ?ボクに話しかけてくるぐらいだしぃ。
(/本文が長いと怒られてしまいました…orz連投失礼致しました)
50
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/18(土) 15:20:05
>>43
Mchael・Langford
ゲス野郎…ね、間違いはないけど、貴方に言われたくないですね。……ってか、気にしてるんですか?身長。
(自分に対してかけられた相手の言葉にまた思わず含み笑いが溢れる。ゲス野郎、確かにその言葉は、自分に当てはまりすぎる程当てはまっている。捕まった仲間を見殺しにしたし。しかしそれは相手も同じだろう、と言い返す。仲間を裏切り、今ここに敵として立っているのだから。そして身長のことを持ち出されふと気づく。ああ、今は自分の方が高いのか。最後に顔を見たその時も、まだ同じか、自分が下だった。相手はそれが気にくわないらしい。そういうのは変わってないなぁ、とからかうように言葉を述べる、傍から見れば相手が敵と言うのは信じられないほど、軽く。相手が武器を収め、簡素なベッドに腰かけるのを見ると、自分も一旦小太刀を鞘に収める。一応相手が戦う気は無いようだし、一先ず一時休戦、と言うことか。そうして出された提案。仲間…恐らくあの詐欺師の事を自分から聞き出そうとする相手の意図が僅かに透けて見える気がしたが自分としても考える時間があるのは有難い。考えを巡らせながら、それでもやはり自分があんな奴と仲間と思われたくなく、誤解を解くべく口を開き。)
話…ね、いいですよ。こちらとしても自分ができるのは有難い。
仲間…?ああ、さっき逃げた奴ですか?あいつはただの詐欺師です。
………ま、もう用済みですから、仲間ではないですがね。
(/…そ、そんなに誉めても何も出ませんよ!?(//A//)← ありがとうございます、楽しいと言って頂けると本当に嬉しいです。同窓会展開面白いです!乗らせていただきました(笑))
>>47
Greed
……あぁ、そう。ならいいんだけど…。
(顔を上げたその少女…、いや、女にしては胸がないし、声も低い。男だろうか。その少年に違和感を覚える。先程までぶつぶつとなにやら呟いていたというのに途端に明るくなる相手。なんだろう、商人の気質のような、しかしそれよりも黒い…詐欺師のような胡散臭さを感じる。見れば服も、バハ区の基準でみれば、質素な方だろうか、そして先程の言葉。成る程、こいつはゲル区の住人かと、一人納得する。道理で自分と似た匂いを感じる訳だ。長い白髪も、男とも女ともとれるその服も納得できる。人に取り入るには女で子供が一番だ。自分もよく使った手だからよくわかる。まぁ、だからと言って馴れ合う気も更々ない。余計な記憶が増えるだけ。自分にとっては無駄でしかない行為だ。広い上げた子ネズミを拾い上げてポケットに入れて相手を見る。相手も同じ様なことを考えたようで自分がここの人間ではないだろう、と聞いてきた。しかしそれは相手も同じだろう。更に小さく首をかしげて言い返す。少し間を置き、しげしげと相手の格好を眺めるとふざけるような声音で言ってみて)
そうだけど、それはあんたも同じでしょう?
……その格好、相手に取り入る為にはいい方法ですね。
(/え。なんかキュンキュンされた(owo)←/いえいえ、可愛い子と思いますよ!ついでに男の子ってこと見破っちゃいましたがよかったですか。←)
51
:
thistle=twining(TRASH)
◆Q9XeeHYnko
:2013/05/18(土) 17:12:29
〉〉ALL
出歩くのは随分と久しぶりだった。ただでさえ動かすのに労力がいるこの身体でわざわざ外出をするなんて、とてもとても。それでもいつか身体が元に戻る事を信じて、その時が来た時の為に身体が鈍らないように動かしたり、必要に駆られて外を歩く事もあるのだが。家の中は安全だが、絶対とは言えないしもし見つかってしまった時、家の主である同居人にまで迷惑が及ぶことが嫌で。たまにこうやって外をうろついていたりする。勿論護身用に、ショルダーバッグのように背中から胸にベルトを通したタイプのケースに入った散弾銃を持ち歩いて。ずしりと重みを感じるそれは、いかに精密な動作が必要ないとはいえこの身体には随分と堪えるものだ。それでも人1人の生命を奪うという道理に適った重さだろう。仕方ないとはいえ、これで何人の命を奪っただろうか。ああ、いけない。なんだか随分とナイーブではないか。微かに首を振り、顔を上げればそこは街の中心。和気藹々とした雰囲気が充満する、往来の真ん中。自分が忘れてしまって――無くしてしまった、日常の風景。ぼんやりとその中で暫く佇み、息をするのを忘れていたせいか少しして思い切り過呼吸になる。たまにそう、この忌々しい代償のおかげで一瞬記憶が全て飛んでいく。だからか、『呼吸』の仕方すらも忘れてしまうのだ。人は呼吸を意識してやろうとすると呼吸できなくなると言うらしいが、自分の場合全てを忘れてしまうわけで、それは記憶上も身体の記憶もそうらしかった。苦しげに呻いた後、ゆるりとまた身体を揺らすとゆっくりと歩を進める。外に出歩く際はサングラスは欠かせない上に、目立つ銀髪を持っている故に帽子を着用している。背中にある長細い散弾銃のケースには違和感を抱けど、人混みの往来ではそんなことを気に掛ける者はいない。限りなく無表情に近い顔で、道を歩いていればその異様な雰囲気に圧倒されてか若干道が開けつつある。今更何も感じないのでそのまま歩くが、中心部を抜けた路地の一角でふと足を止める。廃棄物がはみ出しているゴミの溜まり場には、数匹の猫が身を寄せ合ってゴミ溜めに顔を突っ込んでいた。――反射で一匹の猫に手を伸ばす。それでも動作は鈍く、気配を察知してか狙いの猫は毛を逆立てて俊敏に去ってしまった。何故だろう、何だか酷く懐かしいような、郷愁を誘うような感情が溢れだして。一匹の猫が去ったことで、兄弟か友人と思われる他の猫も瞬く間に散って行った。だが一匹だけ、先程周りにいた猫たちよりも一回り程小さく弱々しい子猫だけはその場に残り、か細く鳴いて足に擦り寄って来る。革のブーツ越しに触れるその温もりは、自分が知らない――或いは忘れてしまったものなのだろう。それでも、これだけは覚えていた。遠い昔のような曖昧な記憶、両親と自分と飼い猫で笑い合っていたような、そんな気がして。ゆっくりとしゃがみ込むと、恐る恐る子猫を抱き上げて)
――お前も1人、なの?
(/遅くなってしまい申し訳御座いません…!他の方の絡み文がもう手遅れな感じがしまして、此方から投下させて頂きましたORZ絡んで頂けたら幸いです)
>>45
Licorice・Forster兼Scarlett・Clavel様
(/何それ感激です本当にありがとうございますこんな奴に……!私も関係を結びたいです、申し出本当に感謝です!設定も拝見しましたが素敵なキャラで内心wktkです…!こんな私で宜しければ是非!)
52
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/18(土) 18:17:49
(PL/返レスは後程に。舞台をもう少し詳しく説明してみました。この設定以外にも世界観を壊さなければ、どんな設定も大丈夫です!ご自由にお作り下さい*また通貨や軍隊の説明も入れてみました。この他に質問があれば何なりと申し付けて下さい*)
【World】
▼バハ区1番街
【噴水のある広場に駅があります。汽車に乗る際、ゲル区の者は無賃乗車が多いらしいです】
▼バハ区2番街
【市/場や大衆的な店があり、店の間に狭いアパートも並んでいます。中心街と呼ばれています】
▼バハ区3番街
【裕福な家が多く小さな一軒家が並んでいる静かな住宅街です】
▼バハ区4番街
【小さなアパートが並んでいる住宅街です。バハ区に在住している者の大半は此処に在住しています】
▼ゲル区大通り
【道が細く天井の低いゲル区には珍しい広い道です。怪しく柄の悪い店が多く並んでいます】
▼ゲル区北
【細く狭い天井の低い道ですが、店やアパートは廃れているだけで、水や電気は通っているため、ゲル区に在住している者の大半は此処に在住しています】
▼ゲル区東
【細く狭い天井の低い道であり、どの店やアパートも殆どが崩壊しており、水や電気が通っていないところが多いです】
▼バハ区⇔ゲル区
【バハ区の中心街とゲル区は繋がっているが、鉄柵や木箱などで仕切られています(一般人でも身体能力が高ければ跳び越えることも可能)バハ区の街外れとゲル区はトンネルや細い道で繋がっています】
▼地下街⇔ゲル区⇔バハ区
【ゲル区の地下街はゲル区の様々な場所、大通りにある下り階段や細道の下り坂、怪しい店の荷物エレベーターなどから、下れば入ることが出来ます】
▼アトランティス区⇔バハ区⇔ゲル区
【バハ区の中心街から出ている汽車に乗り(50分程)、アトランティス区近くの駅(ティス駅/料金は170ルーン)で降り徒歩10分で着きます。バハ区から徒歩の場合5時間程掛かります】
▼通貨
【Rune(ルーン)】
【1ルーン(銅貨)=10円】【10ルーン(銀貨)=100円】【100ルーン(金貨)=1000円】【1000ルーン(札)=10000円】
▼特別TRASH捕獲軍隊について
【軍隊は街人から見ると警察のような存在になります。違法行為は軍隊に取り締まれてしまうのでご注意下さい。また隊員は月給を貰うことが出来ますが、給料は働いた分(TRASHを捕獲したりTRASHの情報を得たり、街の秩序を正したり)で変わりますし、働いていない隊員はクビとなり殺害されてしまいます。そして隊員は好きな場所(アトランティス区を除く)に家を持つことが出来ます(給料と相談)が、基本的に休日というものが存在しません。怠けることは禁物、毎日TRASHの捕獲に専念すること】
53
:
Michael・Langford(Ctast/隊長)
◆q5TA9mA1yg
:2013/05/18(土) 18:18:25
(PL/キャラクター表を作ってみました。予約されてから5日経ってもPFを提出されていない方の予約は申し訳御座いませんが、取り消させて頂きました。またご予約願いします。簡単な関係図も記入してみました!PL様同士で関係を結んだ場合や、なりきり進行中に関係を結んだ場合更新して行きますね)
【TRASH】
(男)
1.Rua・Alutran(TRASH) ◆JeDP4cldSc
>>20-21
(女)
1.thistle=twining(TRASH) ◆nOA3ItxPxI
>>15-16
2.Scarlett・Clavel(TRASH) ◆VAeOUSsoJc
>>34-35
絡み文
>>45
3. ◆Kk7Kal.fX6様予約
>>33
【街人】
1.Greed(街人) ◆fSw426cKKg
>>28-29
絡み文
>>41
2. ◆pg8ez4HvoA様予約
>>30
【Abyss-アビス捕獲部隊隊員】
1. ◆QWv3R1XL8M様予約
>>32
【Catastrophe-カタストロフ戦闘部隊隊長】
1.Michael・Langford(Ctast/隊長) ◆q5TA9mA1yg
>>7-8
絡み文
>>19
【関係募集中】
1.thistle=twining様(逃げ延びた先で出会った同居人/詳しくは
>>15-16
)
2.Scarlett・Clavel様(友人であり共に逃げ様とした人物/詳しくは
>>34-36
)
【関係図13.05.18】
(Michael・Langfordとthistle=twiningは因縁のある昔仲間)
(Michael・LangfordとRua・Alutranは昔仲間)
(Michael・LangfordとGreedは若い頃(幼い頃)からの馴染み)
(thistle=twiningとScarlett・Clavelは友人同士)
54
:
◆TTtxpqNzhE
:2013/05/18(土) 18:45:55
(TRASH男予約頂きたいです)
55
:
◆BxwQKioBLY
:2013/05/18(土) 22:02:53
>>主様
(/以前TRASH男を予約させていただいたものです。プロフィール提出期限を過ぎてしまい申し訳ありません(T_T)もし可能でしたらプロフィールは完成間近ですので再度予約させてください。許可が降り次第完成させて提出させていただきます。宜しくお願いします)
56
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/19(日) 00:54:05
>>51
thistle・twining
その子、体が弱く生まれたみたいです。多分、誰かに拾われなきゃ近々死にます。
(今日はかなりいい天気。だから、と言うわけでは決してないが、ネズミと一緒に外へと散歩へいく。人の少ない朝のゲル区では道を歩いているこの黒ネズミも、人通りが多く、ネズミがあまり出ないバハ区では大騒ぎになるからと、髪の色に紛れるようにと自分の肩の上に乗っていた。まぁ、その状態で人通りが多いところは歩けないし、歩きたくもない。そのため少し大通りを外れた路地を歩く。もうすぐいつも猫の溜まり場になっているゴミ捨て場の近くに来ると、目の前から数匹の猫が走ってきた。何かあったか、と大本であろうそちらへ向かうとそこに居たのは帽子を被った少女。そしてその手にいるのは明らかに他より小さな猫。すぐにわかる。あぁ、この猫、ほっとくと死ぬな、と。肩に乗っているネズミが恐れていない、つまりはそれだけ弱い、ということだ。哀れむ風でもなく、ただ淡々と、一人言の様に言葉を紡ぐと、ふと相手の顔が目に入り、あれ、と首をかしげて)
あれ?セシルさんじゃないですか?
(/絡ませていただきました。ご覧のとおり、無遠慮で嫌なやつですが、気分悪くしないでください´`;← これからよろしくお願いします!owo)
>>45
Scarlett・Clave
リコリスさん…!?……何してんです?
(記憶を、つまりは知識を増やすという以外にも、本を読むのは嫌いではない。ただ、自分の周辺には本屋なんてまともな店は無いし、あったとしても頁が無いだの、汚れてるだの、読めないものが大半だ。そのため、いつも本はバハ区に行くことにしていた。今日は新刊が出るという話だった。近道はあまりしたくは無いけれど、仕方ない。店の沢山ある通りを歩く。色々な呼び込みの声を無視して歩いていると、ふと耳に入った女の声に心底驚きそちらを見る。この声は、前、聞いた。間違いない。間違える筈がない。目に写ったその姿に、一気に記憶が引き出される。自分と同じTRASHであるはずの相手、それがどうしてここにいるのだろう?TRASHはみんな息を潜めて暮らしているのに、と疑問に思い訪ねた。)
(/絡ませていただきました。あと、ルアの記憶では前の名前しか知らないので前の名前で呼ばせていただきました。…よかったですか?`w´;← )
57
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/19(日) 00:56:13
(/連レス+本体のみ失礼します。
日から火まで、家をあけるので返レスできません。かえってからやるので、遅くなるかもしれません。)
58
:
◆Kk7Kal.fX6
:2013/05/22(水) 00:13:37
(pl:
>>33
にてTRASHの女性を予約させていただいた者です。考査最中のため、PFの提出が25日以降になってしまうと思います。もうしわけないのですが、差し支えなければ予約を延長していただけると幸いです。)
59
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/22(水) 01:32:31
>>50
Rua・Altran
(/全然構いませんよ^^あくまで"女の子っぽいのを利用している男の子"ですので!!/ほんのりスランプ気味です…orz意味不明なロルは見逃して下さいませ;;)
うふ、どうでしょお?決めつけるのは良くないですよぉ、お兄さん?
(また可愛らしいく小首を傾げるが、口元に浮かべている笑みは人を馬鹿にしている様な物で。例え同じ地区を住処としている人間であろうと、いやむしろ同じ地区を住処としている人間だからこそか、そう簡単に自分の素性を明かすわけにはいかない。しかし目の前の男は恐らく狡猾で頭の回る人間、誤魔化したとてその誤魔化しが通じる相手とは思っていない。それでも嗤うのは道徳心を肥やしにして育った己のプライドの為。高く上げた髪の毛が首裏を擽るのが煩わしくて払いのけたが、直ぐに戻って来て相変わらず鬱陶しく首裏を撫ぜていた。相手に取りいる、その言葉を聞いた瞬間、あぁやはり彼は"こっち"側の人間なのだと分かり口元を更に歪ませた。普通の人間は取り入るなどと考えないし、まさか薄汚く、貪欲な己と同じ自論を持つ者を普通の人間だとは思えまい。仕事とは言えバハ区に来て気が滅入っていたのだが、中々に面白い人間に出会えた。自分の表情にはまるで新しい玩具を眺める子供の様な笑みが広がっていた。勿論、こんな自分に近しい考え方をする人間がいなかった訳ではない。寧ろあの地区にはそんな人間は掃いて捨てるほど出会ってきた。しかし、これ程年齢が近く考え方が似通っている者に出会ったのは、ほんの短い人生の中でだが、初めてだった。眼前の彼に対して興味と僅かな歓喜を抱いて、巫山戯た相手に乗る様に下から相手を覗き込み肩の前に垂らした髪の毛を指に巻き付けつつ、上目遣いで態とらしく伺う様な表情と声色を作り出して)
これ、俺のお気に入りなんですけどぉ…。似合い、ますか…?
60
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/22(水) 01:49:30
>>51
thistle=twining
(/絡ませて頂きました^^小賢しいガキンチョですが仲良くして下さい!!)
(光があれば闇が有る様に、正しい行いが出来る人間もいればそうでない人間もいる。勿論言わずもがな、自分は後者の人間だなぁ、なんて街人から頂いた財布の中身を確認しながら考えていた。すれ違った人間の懐から財布を抜き取るなど最早習慣、日常の生活で罪の意識など毛程も抱かない。数枚の札に計10枚の金貨と銀貨をウェストポーチに仕舞うと壁に凭れていた背を払い、用済みとなった革製のその財布を路上のゴミ箱に投げ入れた。その足で向かうのは活気に満ちた街中、そこで珍しくきちんと現金で購入したものは塩茹でにした鳥肉と温いミルクだった。勿論、自らの食用ではない。前にちらりと寄ったこの地区の路地裏で見かけた子猫に上げようと思い購入した。動物、特に猫は大好きだ。自らの従うべき人間を見極め、擦り寄り媚を売る。己と酷似したその姿は不快感を抱くよりも先に、愛着が湧いてしまった。そして同時に、人間として底辺にいる己にとって媚を売る存在などいないので、例え猫であろうと擦り寄って来たのが嬉しかったのも紛れもない事実だ。そうでなければ足繁く、たかが一匹の猫の元に通ったりはしない。ちゃりちゃりと硝子のぶつかる音が更に自分の心を弾ませる様で。しかし予想に反して何時ものゴミ捨て場には群れる子猫達の姿は無く、代わりに一人の人間。その人が抱き上げているのは特に自分に懐いていたはずの猫で。幼い嫉妬の炎が胸中で燻るのを感じた。独占欲、とでも言えば良いか、自分に沸き立った何時もと違う物に急き立てられその女の後ろに立つと、低くなりきれていない中途半端な声を無理矢理低くして掠れる様な声で声をかけて)
…何、してるんすか…?
61
:
Greed(街人)
◆fSw426cKKg
:2013/05/22(水) 01:51:14
>>52-53
主様
(/世界観の追加&キャラ表有難う御座います!!更に世界が深まってwktkです( //ω//)!!)
(/連投失礼致しました)
62
:
Rua・Alutran(TRASH)
◆JeDP4cldSc
:2013/05/22(水) 20:03:35
>>59
Greed
ゲル区の女は、男の格好をしたがります。商売で、相手にナメられるからです。
長いのは結婚詐欺師か娼婦…あとは男…、違います?
(相手の人を小馬鹿にする様な笑みにも動じることなく、本と実際に見て覚えた記憶、つまりは知識をすらすらと述べる。そうして僅かに嘲るような笑みを浮かべ、相手を覗き込むようにして言ってみる。だいたい、間違いならすぐ馬鹿にするだろうし、相手も否定はしていなかった。合っているのだろう。それにしてもすごいものだ、と、相手を見てつくづく思う。今まで見たどんな人間、それこそ四十くらいのベテラン詐欺師や何人もの男を手玉にとる娼婦なんかより、ずっと世渡りが上手そうだ。しかもそれが恐らく自分より年下であろう人間。全く、大人になったらどう化けるのか。敵にしたくないタイプだ、とある種の恐れを抱く。まぁ、相手はゲル区住人といえど一般人。自分の敵にはならないだろうが。ふと相手が自分のふざけに更に乗ってきたのか、媚びを売るような甘い声と視線を向けてくる。面白い、と言う様に目をすうっと細めて悪戯っぽく微笑む。相手のそれに対抗するように相手の長い髪をつ、と引っ張り軽く口付けると、敬語をわざと外して言ってみせる。これはゲル区で覚えた自分の、対女用の取り入り方、なのだ。)
似合うんじゃない?まぁ、女にも見えるしさ。
(/どうもありがとうございます、/ぇ、どこがスランプですか?(owo;=;´w`)そしてルアは女たらし発動←ぇ すいません。)
63
:
◆SyU5amU2G.
:2013/05/28(火) 23:18:52
支援あげ。
64
:
◆ExGQrDul2E
:2013/06/28(金) 20:54:46
あげておきますね…。
65
:
じゅんいち
:2014/01/08(水) 14:43:05
あげ(゜∇^d)!!
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