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羅刹の如く――。

1 ◆2z5s7AuCiQ:2012/11/13(火) 07:44:00

時は、群雄割拠の戦国時代――。

かつて十二に分かれていた国は、
それぞれ強大な力を有する実力者達の下――百五十年の時を経て纏まりを見せ、良くも悪くも四つの勢力に絞られた。

東の月蘭(ゲツラン)
西の風伯(フウハク)
南の鳥黎(チョウレイ)

――北の花焔(カエン)


どの勢力も皆一様に戦忍≪シノビ≫を重用し、

――その能力、使いどころが戦の勝敗を左右する、とさえ囁かれているという。


今、天下の覇権を巡る乱世が幕を開けた――。

〝私は羅刹の如く、主(あなた)に尽くそう〟


>>2 掟(ルール)
>>3-4 世界観・募集役柄
>>5 身分証明書(プロフィール)

―レス禁―

166椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/17(月) 16:11:30
>>162 月
うん、そうだね。自由で人を困らせて、自分勝手...。
(相手の言葉に対し、からかうように笑いながらそう言えば、“でも”と付けたし。彼女は、「――真っ直ぐで自分を見失わない。約束も守るし、何だかんだ言って優しい人。私はそういう所、好きだよ。」と、自分の思ったことを素直に告げる。実に、嬉しそうに、楽しそうに。そして、“友達がほしい。でも、椿が居るから良い”と、相手の次の言葉を聞けば表情は一変。複雑そうな表情をし。確かに、色んな人と仲良くしてもらいたいとは思うけれど、それは少しだけ寂しい。一緒にいられる時間が多いという訳ではないから、相手に新たな友が出来ればさらに会える時間は減ってしまう。彼女は自分勝手と知りながら、寂しいと感じてしまう。更に、彼女の性格上、それが表に出てしまうのだ。相手の言葉に嬉しさと寂しさ、強欲な自分への嫌悪、何とも言えない感情を、彼女は抱く。)

167参加希望者:2012/12/17(月) 16:17:42
【身分証明書(PF)】

「自分で思った事は必ずやりぬくのさ!」
「あたしの守りたいモンは昔から何一つ変わっちゃいないよ!」


名前 瑠覇(るは)
性別 女
年齢 27歳
所属 鳥黎/兵団長
性格 幼い頃からある師匠に厳しい訓練を受けたせいか、よっぽどの事が無い限り戦闘中は常に余裕の笑みを浮かべているが少し喧嘩っ早い一面もある。が、ある日その師匠が自分を庇い処刑されてしまう…その事を時々思い出してしまい、自分自身を強く傷つけようとしてしまう。けっこうアネゴ肌で団をまとめる事が得意、少しヘラヘラしているが決める時は決める奴。お酒が大好きで宴では酔っぱらって暴走し始める。しんみりした空気が大嫌いですぐに場を明るくしようとするが時々空気を読めない発言をしてしまい、自分を責めてしまう…。年の割には言葉使いが少し古い。自分が思いたった事は命を掛けてでも必ずやり通す、という強い意志を持っており、かなり頑固。仲間思いで、目の前で仲間が殺されかけたら黙ってはいられない。
容姿 髪の色は赤と黒が混ざった様な色をしており、一つに後ろにしばっている。長さは腰ぐらいで前髪を赤い簪で上げている。身長174cmで女性にしては大きい方。体重は企業秘密・・・。左耳には師匠から貰った黒いピアスを3つ付けている。目の色は赤。常に煙管を持っており、戦う時は腰のわき辺りにかけておく。服装は黒い着物の片裾を破り、下はチャイナドレスみたいに着こなしている。首の後ろ辺りには鷹の形をした、刺繍が入っている。けっこうつり目で見ためはきつそうな顔をしている.。
武器 刀3本
備考 自分の事は「あたし」 相手の事は「あんた」「旦那」

(/こんな感じで良いのでしょうか?初めてなもんで…ロルなどが短いかもしれませんが以後気をつけます。)

168月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/17(月) 17:18:07
>>166 椿
ぐふぅ……って、へ? うぅ…それはそれですっごい恥ずかしいからあんまり言わないでくれ…っ!
(【自由で人を困らせて、自分勝手】との言葉に対し、なにやらダメージを受けている。からかうように言っているが、この馬鹿は割とまんま受け止める馬鹿なのである。しかし、その後に続けられた言葉に、顔を赤くし頭を抱える。恥ずかしい、と言うか照れる。本当に照れる。人にそんな事を言われた事は初めてなのだ。心から嬉しいが、同時に心から照れる)
……色々と顔に出てるぞ、椿。 おにーさん怒らないから、何が不安なのか、何が嫌なのか言ってみなさい…言わないと…怒るぞ?
(何の抵抗もないのであれば、相手の頬をむにっと摘む事であろう。そして顔を近付け覗き込み、上記を問いかける。少し、ふざけたような言い方だが、目は真剣なものである)

169椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/17(月) 18:33:13
>>168 月
何が恥ずかしいの?
(きょとん、と。本気で彼女は分かっていないようで、不思議そうに首を傾げる。昔から素直、思ったことが表情に出易い為か、言葉に関してはあまり羞恥を感じない彼女。だから平然と、普段は言い難い事でも言ってのける。更に、それが普通だと思っている彼女にとっては相手の反応が不思議でたまらなかったのだ。)
いひゃっ...!?つき、いひゃいっ...。
(彼女は抵抗せずに、と言うよりも出来ずに頬を摘まれる。それに痛みを訴えながら、内心“また顔に出てしまった”と後悔する。色々考えると、自然と顔に出てしまう。これは癖であり、直そうにも直せない。そして、相手の真剣な目を見遣れば、言葉に詰まる。何かを言おうにも、素直に思ったことを言う以外の選択肢がないように思えた。)

170月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/17(月) 19:00:07
>>169 椿
……俺、友達に褒められるの慣れてない
(恥ずかしすぎて顔が真っ赤。しかし、恥ずかしそうにしながらも恥ずかしく思う理由を述べ。今まで、戦いぶりや動きに関して褒められた事はある。しかし、友と呼べる存在など今まで居なく。そしてようやく出来た友に褒められ、そういう所、好きだなんて言われれば恥ずかしく思うのは当たり前で)
ほれほれ、早く言わないとぐにぐにのもにゅもにゅだぞ椿ぃー
(痛いと言われ、摘む力を弱くしつつももにゅもにゅと相手の頬を摘む。早く言え、と言う。何が嫌なのか?何が不安なのか?それが何より気になる。自分が何かしてしまったのか、とすら思いはじめつつ相手の目を見つめ続け)

171峩狼[花焔/兵団長] ◆i4byyc5SaE:2012/12/17(月) 22:51:07
>>142 月
(/うわ…申し訳ない。レスを見落としていました。<m(__)m>)
それが、国王付きの戦忍の任務でもあるがな。
非番か…。そうか、そうだろうな。確かに緋蓮殿は厳しそうだからな。
あ、いや…。俺はひょっとして、お前のリラックスタイムの邪魔をしたのではないか?だとしたら申し訳ない。
(強い意思…。戦忍としての誇り…、いやそればかりではない。彼には男としての誇りがあるのだ。彼のような上忍が、もっと増えれば、我が国の戦忍のレベルも格段に上がるであろう。そんなことを思えば、相手の顔をまじまじと見つめて、それにしても彼もそろそろ働き盛りの年頃だと、緋蓮の配下の戦忍の顔をあれこれと思い出して。相手が、非番だと答えれば、確かにその通りの様な雰囲気だったと思い至り、漸く、自分がこんなところで声をかけて、相手のリラックス気分を台無しにしたのではなかろうかと思い始め、申し訳ないと頭を下げ…。)

>>158 椿
そうだな…5本ずつを2組包んでくれないか。あ、それと余り甘くないようなものはあるか?
ん?ひょっとして、私の顔に何かついているかな?
(愛想のいい、店の売り子の娘らしい。こういう店に普段入ることのない自分故、きょろきょろと見回して、どんなものを扱っているのかと興味津々で見ていれば、すぐに声をかけてくれた。そうだな、こういうことは良く分らないものが自分であれこれ見て迷うよりも、売っている相手の方が詳しいのだから、尋ねれば手っ取り早いのだと、にっこり笑顔で、王と乳母殿への土産を頼み、ついでに甘いものがさして得意ではない自分でも食べれる様な、お菓子が何かないかと尋ねてみた。と、漸く相手の視線がやけにジロジロと自分を見ていることに気付き、そう言えば、こういう食べ物屋に入るには、余りに薄汚れたなりになっているかもしれないと、初めて自分の身なりを見下ろして。)

>>167 様
参加許可はそろそろスレ主様が来られると思いますので、少しお待ちくださいね。<m(__)m>

172参加希望者:2012/12/18(火) 05:44:16
≫171様 はい^^わかりました!わざわざありがとうございます^^

173椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/18(火) 07:40:48
>>171 峩狼
ぁ、いえっ。すみません、じろじろと見てしまって...。
(相手の言葉に我に返り、失礼なことをしてしまった、と内心呟く。普段なのらば、申し訳なさで俯き気味になってしまうが、今は接客途中。そんな事をする訳にはいかない。彼女は元の笑顔を浮べて、「五本ずつを二組ですね。甘くないようなものは、煎餅でしょうか...。」と、接客を続ける。働いて給料を貰っている身なのだから、しっかりしなくては。自分に言い聞かせ、彼女は無意識に考えていたことを奥へ奥へとしまいこむ。余計な事をあまり考えるものではない。ただでさえ、表に出易いのだから。それが先程の結果――そう思うと溜息が零れそうになったが、慌てて笑顔を浮かべると、はたから見れば挙動不審にも見える行動をするのだった。)

>>170 月
...っはは、あはははっ。
(相手の言葉を聞けば、一度目を丸くして驚いた表情をした。が、それはほんの数秒。すぐに笑いを吹き出し、声に出して笑う。赤面する理由が、“友達に褒められたから”。そんな相手を彼女は可愛い、と思う。だから、声に出して笑ってしまった。失礼かとも思ったけれど、悪意はない。それに、隠そうとしてもつい表に出て笑いを堪える形となってしまうだろう。ならいっそ、笑った方が良い、と。)
つ、つき...。言ふはら、はなして...。
(本当は言いたくなかった。自分の我侭を言うようで、幼い子供のようで、迷惑と思われてしまいそうで。これはきっと、彼女の独占欲なのだろう。それを彼女は理解しているから、余計に、言いたくなかった。だが、言うと言った以上は言わなければならないだろう。はぐらかすのは、得意ではないのだ。嘘をついたところで、見抜かれてしまうだろう。)

174椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/18(火) 07:41:49
(/申し訳ありません。上の峩狼さん宛のものをmsしました; >>171 です;

175月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/18(火) 16:55:26
>>173 椿

俺からしたらとんでもない事なんだよ「友達に褒められる」って…まず、友達が出来た事すら奇跡みたいなもんだし。…わ、笑うなよー
(【緋月】の人間に友という言葉はない。あるのは、仲間。緋月の者達は皆仲が良かった。しかし、だ。仲が良かったとて、それは普通の友人関係などではなく。お互いに技を磨き、競い、そして任務を共にする仲なのだ。緋月の人間に遊びはない。あるとすれば鍛錬、訓練。十年間、そんな中で過ごしてきたのだ。だから、この男は【友達】に褒められる事に慣れていないのである)
はい、じゃあ言いましょう
(パッ、とすぐ摘まんでいた指を離す。そして相手が言葉を発するのを見つめたままに待つ)

176 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/18(火) 17:39:42

>>167
(p/予約の際お返事出来ず、申し訳ありませんでした;提出して頂いたPFに不備はありませんので、どうぞご参加下さいノ+)

>>峩狼本体様
(p/主に代わっての対応有難う御座います、とても助かりました<(_ _)>)

>>ALL 様
(p/主でありながら中々顔を出せない日が続いてしまい申し訳ないです;;返レスの方も地道にですが書いているので、事務的なレスのみでご容赦下さいorz/以下、現在までのキャラ表ですノ)


【伽羅表】

≪花焔―カエン―≫

王…>>30 猩緋
忍頭…>>13 緋蓮(主)
その他忍…>>19-20 月、>>97 六華/無制限
兵団長…>>42 峩狼/男あと一名・女二名
その他兵士…無制限
国民…>>144 椿/無制限


≪鳥黎―チョウレイ―≫

王…男一名
忍頭…>>21 刹那
その他忍…>>38 零、>>41 悪璃、>>55 澪/無制限
兵団長…>>167 瑠覇/男二名・女あと一名
その他兵士…無制限
国民…無制限


≪風伯―フウハク―≫

王…>>89 氷柱
忍頭…>>69
その他忍…>>70 夕凪/無制限
兵団長…女四名
その他兵士…無制限
国民…>>137 氷雨/無制限


≪月蘭―ゲツラン―≫

王…男一名
忍頭…>>45 白春
その他忍…無制限
兵団長…>>35 静寧※/男あと三名。
その他兵士…無制限
国民…無制限

≪キャラリセについて≫
今回はPF提出後一度も顔出しのない方を対象とさせて頂きます。
上記のキャラ表で※印のついている方がそれに該当する方です。
年内のうちに何らかの連絡がなければリセットという扱いになりますので、御注意下さい。

177椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/18(火) 18:27:45
>>175 月
ごめんごめん...。やっぱり月は、可愛いね。
(笑ったことに謝罪をしながらも、今だクスクスと小さく笑う。“友達が出来た事が奇跡”という言葉に、彼女は笑っているのだ。――私はちゃんと知ってる。月の良い所。私が好きで一緒に居たいと思うんだから、奇跡じゃない。だがあえて言葉にはせず、彼女はクスクスと笑うばかり。言えばきっと、また照れてしまうだろう。それも悪くないのだけれど、やり過ぎるのは良く無いと。)
......。...月が、誰かと仲良くなったら...寂しいなって...。
(躊躇ったものの、顔を逸らして彼女は素直に言った。確かにこれは彼女の独占欲であるけれど、決して独占したい訳ではないのだ。一緒に居られないから寂しい。そう、誰かと一緒に居られないのは寂しい。独りになるのは、苦しい。昔の友の事が脳裏に過ったが、彼女はすぐに目を閉じて友の事をしまいこむ。忘れてはいけないと知っているけれど、本当は友を作る資格などないと知っているけれど、やはり寂しいのだ。だから余計に、彼女は孤独を感じ易い。)

178月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/18(火) 19:13:35
>>177 椿
可愛いってなんだよ…
(むうっ、と軽く頬を膨らませ、少し怒ったように呟く。まあ、本気で怒っているわけでは勿論ない。しかしやはり、男が可愛いと言われるのはなんとも言えぬ気分であり)
………一人ってさ、悲しいよな。苦しくて寂しくて、泣きたいのに泣けないくらい。それを、俺は知ってるつもりだ。だけど。だけど、だ。俺は今、一人じゃない。…椿、お前が居てくるるからだ。俺は、誰と仲良くなろうが…お前を放っておいたりしない。寂しかったら、いつだってどんな時だって俺を呼べば良い。用事があろうが何だろうが最速で駆け付けてやる。もし、お前が俺にうんざりして、お前が俺を嫌いになったとしても一緒に居る。……ま、俺に友達なんかこの先出来なさそうだけどな
(弾かれなければ、だが月は右手を椿の頭に乗せようとし。月は、知っている。一人が寂しい事を。だから、彼は思った事を述べていく。優しい声音で、想いが込められた言葉を。相手にしっかりと届くかは分からないが、果たして)

179椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/18(火) 20:32:22
>>178 月
可愛いものは、可愛いんだよ。
(楽しげな笑みを浮べながら、彼女は言った。自分より年上な事は承知だが、それ故に余計可愛らしく、彼女には見えるのだ。まるで子供を相手にしているような、そんな感覚。これは口が裂けても言えないが、彼女は相手のことをどこか子供らしいと思っている。自由で、少し自分勝手な所。自分の意見を曲げない所。――こう思うのは自分だけなのかもしれないけれど。)
――......。
(相手の言葉を聞けば、何かを言おうとしたが言葉を発する前に口を閉じる。そして、「有難う。」と言い直して彼女は笑うのだ。本当は言わせるべきなのではないのだろう。それでも、嬉しかった。嬉しくて、縋ってしまった。優しさに、想いに。だから――今度は失わない。何があっても。密かにそう心に決めれば、もう一度「...有難う。」と、今度は呟くように言うのだった。)

180月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/18(火) 23:58:58
>>179 椿
嬉しくないー嬉しくないもーん
(軽く拗ねだす月。そっぽを向いて、嬉しくないもーんと繰り返す。子供っぽいこの男)
どういたしまして
(相手の言葉に、自分は満面の笑みで返す。ありがとう、という言葉には、こう返すと自分は知っている)
……あ、切れた。タイミング悪っ
(自分の髪を束ねる布が切れた。その所為で束ねていた髪はほどかれ、長い髪が風に広がる。自分は男性にしては髪が長い。黒い髪が風に揺れる。髪を束ねていない月は、きっと新鮮な姿だろう。…しかし、今は代えの布を持っていない。さてどうしたものか)

181椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/19(水) 07:23:16
>>180
じゃあ、格好良い。
(じゃあ、と言うのはとても微妙だったが、彼女は切り替えてあっさりと言い切る。男の人はこう言われた方が嬉しいらしい...と言う事を彼女は知っている。彼女からすればどちらも変わらないように思えるのだが。そもそも言われる事もないのだから、こんな事を考えてもしょうがない。相手の事は可愛いと思っているけれど、強く優しい格好良い人とも思っている。決して嘘でもお世辞でもない。)
......。
(本当に、救われる。彼の存在に...。――そう思う彼女であったが、ふと相手の髪を束ねる布が切れ、黒髪が風に揺れることを見つめ。いつも束ねていたから新鮮だと思うと同時に、綺麗だと見惚れてしまう。故に、彼女は無意識で手を伸ばした。伸ばして、そっと髪の毛先に触れる。そして、微笑みを浮べれば自分の指に相手の髪を絡めてみたりするのだった。)

182月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/19(水) 17:32:30
>>181 椿
じゃあってなんだよじゃあって…
(拗ねたままに呟く。格好いいと言われて嬉しくないわけではないが、じゃあがついていた為に微妙な気分である)
んー? 椿、俺の髪なんか触ったって面白くないぞー
(自分の黒髪に指を絡ませる椿に、面白くないぞと告げて。下手をしたら女の子よりもサラサラした黒髪は、風に吹かれても絡まる事なく。つやつやとした綺麗な黒色の髪を彼は持っていた)
…代え、持ってねえ…どうしよ
(いつもは師匠にもらった布で束ねているのだが、あいにく今日は師匠にもらった布でなく普通の布で束ねていたのだ。代えを持って来ていないので、どうしようか、と考え込む。束ねなければ、腰まで伸びた長い髪は邪魔になる。たまには束ねないのも良いかもしれないが、やはり動きやすさ等を考えれば束ねたほうが良い。自分がここまで髪を伸ばし続けている理由を思い出す。それは、我が師匠と自分との約束で。それを理由に、自分はずっと髪を伸ばしている。女のようだとバカにする者も居るが、構わない。全ては、師匠との約束のために)

183椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/19(水) 20:27:31
>>182 月
だって、月が不満そうだったから。...駄目だった?
(不満そう、と言うよりも拗ねているのだけれど。それに、彼女にとってはじゃあ、とつけたところで特に意味は変化しない。格好良いものは格好良い。それでは駄目なのだろうか。価値観の違い、言葉の違い。表に出易い為か、時たま言葉足らずの彼女。今回も、そうなのだろう。何所か不思議そうな顔をして、首を傾げている。)
楽しいんじゃなくて、綺麗だったから。触れたくなった。
(笑みを浮べながら素直な感想を述べ、するり、と髪から手を滑らせて離し。そして、“代えがない”という言葉を聞けば少し悩んだものの、自分が髪を纏める為に使用している紐を指差し「使う?」と、問い掛ける。彼女も代えは持っていなかったが、今日は髪飾りを持っている。椿の花の髪飾り。彼女自身の名と同じ、髪飾り。確かに彼女も結わなければ、少々不便だったが、相手程ではない。それに、人前では殆ど結っているから、たまにはストレートも悪く無い。そう思い、彼女は問い掛けたのだ。彼女自身がつける紐は特に女々しい物ではなかったし、良ければ使ってほしい、と。)

184月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/19(水) 20:50:00
>>183 椿
……まあ良いけどさ
(まあ良いと言っている割には、まだ若干頬が膨らんでいる気がしないでもなく)
ん、綺麗か? そんな事ないと思うけど
(自分では、綺麗かどうかなんて分からない。自分は自分の髪を綺麗だと思った事がないために、そんな事ないと思う…と言って)
すまん、じゃあ使わせてもらう
(そう言って相手が使用していた紐を受け取る。そして慣れた手つきで髪を束ねなおす。右手にした黒手袋は、普通なら黒手袋をしたままでは束ねづらいだろうが、そんな風には感じさせぬ器用な手つき、キュッと紐を結び、いつも通りの月の完成である)

185椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/19(水) 21:50:50
>>184
拗ねないで。月は、ちゃんと格好良いよ?
(平然と言ってのければ、彼女は手を伸ばして相手の頭を撫でようとする。彼女なりの慰めであり、謝罪の気持ちでもあったりするのがだ...それはとても分かり難い。それで相手が手を振り払えば、彼女は苦笑しか出来ないだろうが。)
綺麗だよ、すっごく。...羨ましい。
(一度頷き、じっと相手の髪を見つめる。風に吹かれても絡まる事なく、艶やかな黒色の髪。綺麗な、綺麗な髪。――まるで、あの人みたいに...。彼女は内心、相手と昔失くした友との姿を重ねていた。人柄が良く、艶やかな黒髪を持った友。それは既に昔の出来事であったのに、不意に思い出が蘇る。それは、何処となくではあったが、相手が友と似ているからだ。外見が?性格が?そう問われると答える事が出来ない。ただ、何処となく――似ていた。)
いつも通り、だね。
(と、相手に向かって言えば彼女自身は椿の髪飾りを取り出し、自分の髪につける。黒髪故、赤い椿の髪飾りがよく映える。接客業をしている為、普段は明るい印象になるよう心がけていたが、今の彼女は明るい印象というよりも少し大人びた印象。特に大人っぽい訳ではないが、普段よりかは若干、と言った感じだ。彼女は小さく笑って「似合うかな?」と、相手に問い掛ける。)

186月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/19(水) 22:30:00
>>185 椿
…拗ねてない。そして椿よ、俺の方が年上でございますよ?
(だから、拗ねてないと言っている割に拗ねている様子。自分の方が年上であるのに、相手は己の頭を撫でている。嫌ではない、むしろ嬉しい。しかし、やはり年上の月はお兄さんぶりたかったり。しかし、手を振り払ったりはせずされるがままである)
そうか…うんありがとうな
(母様も、自分のような綺麗で鮮やかな黒髪だった。この黒髪は母様譲りで、綺麗だとは思っていなかったが、母様のような髪だと思うとなんだか嬉しかったり)
………うん、似合ってる
(少しの間を思考が停止していた。少し大人びた程度かもしれないが、何故だか見とれてしまったのだ。思考を開始すれば、似合ってると言う。本当に、似合っていた)

187椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/20(木) 09:16:25
>>186 月
でも、二歳しか変わらないよ?
(彼女からすればたった二歳の差。親しむ友だから敬語を外し、気軽に話しかけているのだが...正直、一番の理由は歳が近いから、だ。決して年上の人物が苦手と言う訳ではないが、話しやすさではやはり、歳の近い者の方が。故に、彼女は自分の行動を問題無いと思っている。首を傾げながらも、彼女は手を止めず、子供を扱うように相手の頭を撫で続けるのだった。)
どう致しまして。
(友の面影を追い払い、彼女は笑いかける。――月は月。あの人はあの人。同じじゃない。もう、見捨てたりしない...。彼女自身が決めた事。失いたくない。そう思う気持ちが、彼女の中にはあった。)
良かった。久しぶりにつけるんだ、この髪飾り。
(最近は仕事詰めで遊びに出かける事は無かった。昼には茶屋の仕事。夜には万屋の仕事。自由な時間が無かった訳ではないが、疲れて寝ている事が多かった。だから、自然と髪飾りはつけずに簡単に結う程度。彼女は久しぶりにつけた髪飾りに対し、褒め言葉を貰って嬉しそうに笑みを溢したのだった。)

188月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/20(木) 20:21:35
>>187 椿
はいよ、椿お姉ちゃん?
(どうも子供扱いされているような気がするので、開き直ってお姉ちゃん呼ばわりしてみた)
そうなのか? 似合ってるんだからいつもつければ良いのに
(相手が髪飾りをしている姿は新鮮だし、見とれるほど似合っている。そこで考えが単純な馬鹿はいつもつければ良いのに、なんて呟く)
……ふぅ、明日はまた仕事か…
(一息吐いて、呟いた。明日は仕事、
休みは今日一日のみだ。疲れはかなり溜まっているし、眠い。しかし、仕事は仕事、やらねばならないのである。面倒そうに、疲れ気味な表情で呟くのだった)

189椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2012/12/21(金) 21:49:41
>>188 月
...それ、変。似合わない。
(クスクスと小さく笑いながら、彼女は言ってみせる。“お姉ちゃん”なんて言われた事などないので違和感しか感じない。更に、言っている相手は月。一応は年上なのだ。違和感を感じない方が可笑しいだろう。ただ、それが彼女にとって愉快なだけで。)
特別な日に、つけたいの。そうすれば、髪飾りも特別に見えるでしょ?
(微笑みを浮べて、嬉しそうにする彼女。一番気に入っている椿の髪飾り。だから彼女にとっては特別で、大切に扱って行きたかった。似合っているという言葉は嬉しかったけれど、それを毎日繰り返していては特別ではない。たまに付けて、たまに見せるからこそ、特別なのだ。)
......。
(相手の言葉を聞けば、心配げな表情で見つめる。だが、それはほんの数秒の事で、すぐさま立ち上がり。一度背筋を伸ばして相手に向き直り、「私は、そろそろ仕事に戻るね。...月、仕事あるんだったら休まないと、駄目だよ...?」と言った。本当はもっと話をしていたいし、一緒にいたかった。だからと言って相手の貴重な休暇を奪ってはいけない。溜まった疲れをだして、ちゃんとした状態で仕事へ行ってほしい――彼女はそう思うのだった。)

190 ◆7KR.e180t.:2012/12/22(土) 08:25:01
>>主様
(p/トリップは違いますが、>>99のものです(>_<)。思ったより忙しくて、プロフィールを出せずじまいでリセットされここまできてしまいました…OTL ということで、よろしければ再度予約をさせてください!よろしくお願いします)

191 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/22(土) 17:20:30

>>190
(p/お久し振りです、勿論大歓迎ですよ^^再度の予約了解しました。PFお待ちしておりますノ)

192氿良【月蘭/兵団長】 ◆7KR.e180t.:2012/12/22(土) 21:02:15
(p/遅くなって申し訳ありませんでした(>_<)よろしくお願いします゚+。*(*´∀`*)*。+゚)


「こーみえても俺は月蘭の兵団長じゃけぇ。ナメてもらっちゃあ困るのぅ?」
「攻撃的No.1なんて言われてもなぁ…俺たちは忍じゃねぇ。お前らは“兵団”なんじゃ。武力だけじゃ賄えねぇ団結力の強さ見せてやれ。」
「自分よりでかい相手討った時のあの感覚。ありゃ敵わねぇよな」

名前:氿良 (きら)
年齢:30
所属/役割:〔月蘭/兵団長〕
性別:男
性格:荒っぽいが根明な性格で部下思い。しかし現実主義者であり情に薄く、何に対しても容赦が無い。だが無用な殺生を第一に嫌い、仲間を第一に考える。戦いでは団結力を武器に兵を引き連れ暴れまくる兵士となる。そしてそのとき、何故か大男を標的にする事が多い。気持ちが昂ぶっている時以外は常に表情が変わらずどこか余裕を見せた顔。容姿に関して言われた場合、一度は見過ごすが二度目は無い。しかし本人はそれほど気にしていないよう。理想なんてものは考えたことがない。また、少し自己主張が激しい。
容姿:身長159cm、顔立ちも幼くとても30には見えない風貌。しかしそれだけに身軽ですばしっこい。普段は下に適当な着物を着、上から黒地に金の刺繍がしてある派手な羽織を着ている。下は着物ではなく離れていて、ゆとりのあるズボン。ブーツにインしている。髪は金で跳ねっ毛。それを抑える為に白い布で適当に巻いており、更にその上から装飾品がついている紐で縛っているが、それでも所々出ている。瞳は澄んだ蒼。
武器:三本の刀と銃一丁。刀は全てサイズが違い、一番大きなもので背中に背負う程(しかし最近は体にガタがきているためお留守番←)。小さなものは少し大きめのナイフくらい。銃は黒く、ゴツめで大きい。
二つ名:獅喰(ししぐい)の鼠(ねずみ)
備考:風伯を一方的に敵視しているという話はほぼ彼から来ており、曰く風伯のモノを見る姿勢が気に食わないとのこと。戦いで交わった暁には、より一層睨みをつかせる。何故か幼い頃の記憶が無く、生まれと育ちはは不明。しかし若干広島弁。

193月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/23(日) 09:45:20
>>189 椿
知ってるよ、わざとだわざと
(小さく笑んで、わざとだと言う、……しかし、自分に姉は居た。とうの昔に、緋月が滅んだ日に亡くなったが。姉は凄かった。自分より速く、重く、鋭い攻撃が出来、冷静沈着でいつだって道を示してくれた優しい姉。そんな姉を思い出すと、寂しくて悲しい。だからと言って立ち止まるような事はないが、今は少し寂しく思うのだった)
俺を納得させるとは、さすが椿
(うんうん頷き、軽くふざけつつもさすが椿なんて言って)
……ん、仕事頑張れよ。分かってるって、ちゃんと休むから
(もう少し、話していたかったが、仕事に戻るのでは仕方が無い。少し寂しさを感じながらも、立ち上がって。そして、相手に背を向ければ歩き出す。寂しいけれど、やはり仕方のない事。今日は休もう。そう考えながら、ゆっくり歩いていた)

194 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/23(日) 22:20:03

>>192
(p/確認が遅くなりすみません;PFに不備はありませんので、そのまま参加して頂いて大丈夫です^^何かと至らない主ですが、此方こそ宜しくお願いしますねノ)

195 ◆7KR.e180t.:2012/12/23(日) 23:18:06
>>主様
(/承認ありがとうございます( ´ ▽ ` )。峩狼様の方にも一応許可を頂きたいので、しばらく待ってみますね。峩狼様は、理想と違う、何か変更してほしいところなどありましたらご指摘お願いします(>_<))

196峩狼[花焔/兵団長] ◆i4byyc5SaE:2012/12/23(日) 23:31:44
>>195
(/本体より失礼します。 PF拝見させていただきました。カッコいい兵団長さんですねー。峩狼君が斬られちゃうわけですわー。^^ こちらの我儘で年齢引き上げてしまって申し訳ないです。文句のつけようのない好ライバルになれそうです。絡み文をwkwkしながらお待ちしていますね。こちらこそよろしくお願いします。<m(__)m>)

197氷柱【風伯/王】 ◆sJh8mwqDUo:2012/12/25(火) 21:47:52
(p:遅くなって大変申し訳ありません;絡み文投下してくださった方々に出来たところまでですが絡ませていただきます。まだの方はもう少しお待ちくださいorz)

>>36 緋蓮

――縁からの書状?何か事件でも起こったの?…自分で読んで確認しろってことね(やはりこの国の気候は厳しい。花焔を攻略する為にはまずこの気候に対する対策が必要となってくるだろう。が、今のところ己が望む状況にならない限り、どの国にも手を出すつもりはない。とはいえ、準備が必要だ。だからこうして王である己自ら各国を見て廻っている、全ては我が国が天下を取る為。忍頭に言ったところで馬鹿だの何だのと言われるに決まっている。だが外に出て得られる物も多く、城に居た時とは比べ物ならない程の知識を得たと思っている。同時に幅広い人間関係も築くことができた。お陰で色々と仕事がやりやすくなった。次はこの花焔の王に話をしに行こう―と、思ったが、今は先に花焔の技術力がどれ程か知っておく必要がある。そう思ってこの国の国境付近までやってきたまではよかったが、突然自国の忍が現れ、忍頭からの書状を渡された。何故ここに居ることがわかった等は今はいい、国に何かあったのかの問いにも答えない忍は、地面に手を付いて頭をあげようとしない。小さくため息を付いて書状に目を通す。一通り目を通し終わるのと同時に人の気配を感じ、視線を左右の林へと移して)『花焔へ赴かれている事を前提でお伝え致します。花焔の忍頭にはご注意を。王が苦戦するとは思えませんが、万が一の場合は、これを届けに向かった忍に状況をお伝えください』―…話し合いでどうにかなる相手じゃないってことかしら…?もし居るなら出て来てくれるとありがたいのだけど…。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz)

>>43 悪璃

(自由気ままに諸国を渡り歩いて数ヶ月、己がしたことといえば各国の珍しい食べ物を見つけてそれらを食べ尽くしたことだけ。勿論そんなことをしている間にも本国から届けられる書類は宿に山のように積み上げられいる。それにしてもこうも的確にこちらの動きを把握しているとは…、常に感じていた視線は本国の忍頭が放った者達だったか。そんな事を考えながら今いる場所は、人気のない森。宿に山積みにされている書類の中に鳥黎の王に渡す物が含まれていたらしく、昨日書類を渡すように手紙で忍頭に怒られ、渋々鳥黎へその書類を持って向かっている途中である。だが、歩いても歩いても前後左右見えるのは木や葉ばかり。本当にこっちで道は正しいのかと疑いたくなるが、左右の木々から感じる気配から察するに道はこちらでいいらしい。―何時間歩いただろうか?ようやく森を抜けいかにも普段は人通りが多そうな道に出た。嗚呼、長い道のりだったが目的地まではまだ距離がある。ふぅ、と小さく息を吐いて、視線を左へ移すと、木にもたれ掛かって眠っている少女を見つけた。近寄っても起きる気配がない為、懐から饅頭を取り出して食べていると、少女の目が開いたので笑みを浮かべて懐から別の饅頭を出して少女へ差し出した)おはよう、よく眠れた?今日の朝御飯は美味しいお饅頭よ〜。―なんてね、もう夕方だからこれは晩御飯になるわね。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz)

198氷柱【風伯/王】 ◆sJh8mwqDUo:2012/12/25(火) 21:49:48
>>47

(薄暗く人通りがほぼない通りを歩く。表の喧騒など嘘であるかのように静寂が辺りを支配している。表の店で大量に食料を購入した為か、両手が紙袋で塞がってしまっている、全くこの国には困ったものだ。来る度に新しい物が店に並んでいて、こちらも毎回買わざるを得ない。特に最近は甘味に力を入れているらしく、色々店を廻った結果今のような状態になってしまった。そんな状態で何故人気のない場所に足を運んだのかというと、自国からの書状で、見てもらいたい書類があるということで待ち合わせ場所であるこの場所へとやってきた。使いの者はすでに来ており、己の姿を見るなりその場に膝を付いた。使いの者は、書類に書かれている文章を読み始めるが、そんなことに興味はないと言わんばかりに袋から先程購入した饅頭を出して、一口食べる。嗚呼、なんと美味しいことか、自国にこれほど美味しい物を作れる職人はいない。惜しいかな、鳥黎、美味しいかな甘味…。何とも間抜けな顔で饅頭を食べていると、この書類に関しての指示を仰ぎたいと使いの者が言ってきた。書類を受け取り、一通り目を通して分かったことは、これは己にとって願ってもないこと。丁度向こうにこの国の王に仕えていると思われる者が居たので尚更都合がいい。遠くから見る限り、何かに餌をやっているようだがここからではよく見えない。じばらく彼の行動を注視した後、ゆっくりと足を進めて)

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz)

>>48

(現在時刻は夕方。空はオレンジ色に染まり、後数時間後には漆黒が辺りを覆い、今己が居る場所から見える景色もまた違ったものになるだろうが、本来ならばこのような時間になるまでこの場所に長居するつもりではなかった。花焔の国にて、適当に食料を購入し、それらを食すため静かな場所を求めて適当に歩いた結果、今居る小高い丘にたどり着いた。人通りがほとんどなく、とても静かでいい所だったのだが、突然何処からともなく自国の忍が現れ、今後の国の方針を決めるにあたって、王の指示を貰いたいとの事で今の今まで長々と政治、軍事、外交とあらゆる事について細かく指示を出し、やっと一段落ついたところだ。それにしても、まさかここまで来て自国に指示を出すとは思ってもいなかった。忍頭に任せてはいたが、忍頭一人では限界があるということか。顎に手を当てて数秒考えた後、懐から紙と筆を出してこれまた長々と書き始める。外交面はこちらで何とかするから国を頼むという主旨の内容を忍に渡し、仕事終了。この手の硬い話は苦手というか性に合わない、と言ったところで代わってくれる者など現れるはずもない。そろそろ宿に帰ろうかと、来た道を戻ろうと歩き始めるが、木にもたれ掛かって眠っている男性を見つける。服装から考えて花焔の忍であろうか?起こしてやらねば、何かと大変だろう。そう思い彼の頬を軽く両手で引っ張って)もう夕方よー?早く帰らないと貴方の国の王様におこられちゃうわよ〜。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz)

199氷柱【風伯/王】 ◆sJh8mwqDUo:2012/12/25(火) 21:52:46
>>52 刹那

(鳥黎に住む民は、花焔や我が風伯の民より商売欲、否、働き者な印象を受ける。店の前で勧められた甘味を口一杯に頬張りながら、店の者を観察するように見つめる。年を重ねたと感じさせない何処か気品のある風貌…、これが鳥黎の特徴なのだろうか?我が風伯の民は暢気で慈愛があり、困っている者を放ってはおけない性質で、花焔は、優しさの内に何かを秘めている…、それが何なのかは異国の人間である己には分かりかねる。まぁ、王が王だから少なからず民にも影響があっても仕方がないといえる。代金を手渡して店を出て目的地である、鳥黎の忍頭の家を目指す。忍頭だけにこのような賑やかな場所に家があるとは考えづらく、会ったことのない者の家に行くのは緊張するが、いつも通り他国の使者を迎える感じでやれば問題ないであろう。しばらく進むと他の家と若干距離を空けるように佇む家を見つける。おそらくこの家で間違いない、女の勘がそう告げている。庭の方で何かをやっているようだが、ここは終わるまで待った方がいいか?王とはいえ、ここは敵国、何事も謹まねば。しばらくするとどうやら終わったようで、こちらに足音が近づいてくる。コホンと一つ咳をすると、彼の姿を捉えると同時に軽く頭を下げて)――初めまして、私は風伯の氷柱と申します。一度貴方に会ってみたくてこうして訪ねて参りました。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz)

200氷柱【風伯/王】 ◆sJh8mwqDUo:2012/12/25(火) 21:53:17

>>59 猩緋

(激しく降り続く雨、轟音を響かせ光る雷、普通の人間ならなんという不運だと嘆くだろうが、彼女は違った。雨が激しく降っているのにも関わらず傘も持たずに平然と人通りがない道を歩いていた。当然雨を凌ぐ手段を持たないので髪や衣服に至るまでずぶ濡れ状態。だが、今の彼女にはとても心地のよい状態らしく頬は紅く染まり、足下もフラフラ。実は先程まで店で酒を飲んでおり、身体が熱いくらいに火照ってしまい、熱を冷ますためにこうしているというわけ。一人で飲む酒もよいが、やはり誰かが隣に居ないと楽しくない。本格的に異性が欲しくなったか?と自嘲するも、明日にはこの国を治める王に会うことになるので少なからず願いは叶うことになるだろう。他の王とは違い、話しやすいし、ノリはいいしで結構気に入っている。酒でも買って行けば喜んでくれるだろうが、楽しみの前には面倒事があり、この花焔の王に会う本当の目的は話し合い、それも我が風伯とこの花焔が協力し合うための、言わば同盟についての。ここ最近は月蘭が不穏な動きを見せていると忍頭から連絡を受けている。月蘭という国は風伯だけではなく、花焔、鳥黎といったあらゆる国に対してちょっかいを出してくる迷惑な国。我が国と同盟する事で得られる利を説いてやれば必ずや花焔との同盟は成るはず。花焔との同盟がなれば鳥黎も脅威を感じ、 向こうから同盟を申し出てくるはず、そうなれば準備は整ったことになり、後はこれまでの報復と称して月蘭に攻め入ればよし。万が一、二国が裏切るようなことがあっても、今の我が国の力を持ってすれば、防ぐのは造作もないこと。勝負は明日、それまで宿に帰り策を練らねば。宿に向かって足を進めていたが、前方に見えた人影を見た時、目を疑った。明日会って話をするはずの当人、いや、花焔の王が目の前にいた。護衛も伴わずに居るところを見ると、息抜きで街に出たはいいが、雨に降られどうしようもなくなったといったところか。重要な話し合いを前に風邪を引かれては困る、保護して風呂にでも入れようかと彼へと近寄り、頭を下げて)―…お久し振りです、猩緋殿。久方ぶりの再開を喜びたいところですが、このままでは風邪を引いてしまいます。私と共に宿へ参りましょう。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz

201氷柱【風伯/王】 ◆sJh8mwqDUo:2012/12/25(火) 22:01:03
>>80

(もう日が暮れて真っ暗な道を道中買った団子を頬張りながら歩くのは風伯の王氷柱。何故暗い夜道を歩いているのかというと、ふと自国がどうなっているのか気になったから。自国の事もそうだが己が他国で好き勝手やっている間も一生懸命働いていた彼女、縁の顔も久しぶりに見ておきたいというのも理由の一つ。だが、国に自分から戻ったからには覚悟をしなければならないことが一つある。それは当分の間城に半ば強引に居させられること。束縛されることが大嫌いな己に耐えられるかどうか…、それに加えて、これまた堅苦しい言葉を並べて堅苦しい者達と会わなくてはいけなくなる為、気分が優れない部分もあるのだが、自国の忍頭と会う分には楽しみなようで。ようやく国境付近に到着し、門を守る兵の間を通過し本格的に風伯へと向かう。しばらくは仕事漬けとなるわけだが、逆にいえば国の現在の状態を王である自分自身の手で見られるし、王が戻ったことによって部下の仕事の効率が飛躍的に上昇することは間違いない、逆にこちらのやる気は既に下がりはじめているが、これも全ては風伯がこの乱世の覇者になるため。だから今まで争い事が起きても自国に火の粉が降りかからない限り黙って静観を貫けとうるさいくらいに縁には告げている。争っている国々は争っている国のことにしか興味を示さない、ならばその隙に力を蓄えよ、城壁を高くして敵の侵攻に備え、兵士の鍛練、武器防具に至るまで増強を怠るな。先程の兵士を見ると武器防具がより近代的な物に変化していたのはすぐにわかったが、問題はこれから。前方で座り込んでいる見覚えのある影を見つけると、近づいていって見知った顔だと分かると笑みを浮かべて彼女の頭を軽く撫でて)――縁、お仕事ご苦労様。私が居ない間よく留守を守ってくれたわね。辛いことや悲しいことも沢山あったでしょう?―それにしても、お腹空いたわ〜。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;こんな馬鹿な君主ですがこれからよろしくお願いしますorz)

202氷柱【風伯/王】 ◆sJh8mwqDUo:2012/12/25(火) 22:04:43
>>85 夕凪

(現在己が居るのは城からさほど離れていない距離にある町。ここに来た目的は私的な理由ではなく仕事。そうでもなければこんな大勢の兵を連れて出歩くはずがない。風伯が治める町を回って各町の問題等を調査したいと言ったら、お供すると言って半ば強引についてきた兵士達は、己が一人で何処かへ行くことを警戒しているのか側から離れようとしない。残念だが、一度やると決めたことを終えないと次の行動をおこさないタイプなので今のこの状況はただ鬱陶しいだけ。とりあえずこの町の問題は、土地が少なくてなかなか店が出来ず、繁栄しないということ。だが、現在風伯では他国の侵攻に備えて城壁を高くする作業をしている為、作業の者が寝泊まりするテント等のせいで各町のかなり広範囲の土地を占領してしまっている。が、この町だけではなく風伯が治める全ての町で同じような事が起こっているとしたら、城壁の作業を急がせれば割と短期間の問題になるかもしれない。次に問題が山積みとされる城壁の問題だが、これは実際に現場に行かないことにはどうしようもない。というわけで現場にいってみるが、早速問題が見つかった。大勢の人間が作業をしているが、関係者に話を聞くとこれだけの人間が居ても人手が足りないらしい。このままでは完成が遅れてしまう、か、ならば今この場に居る護衛の兵士を労力として使うとしよう。兵士にその事を告げると予想外なことに快い返事を貰えた。何でも見張りの仕事だけでは退屈だったそうで、筋力を鍛えるのに丁度良いとすぐに作業へ参加してしまった。深々と頭を下げる関係者に笑みを浮かべれば、残った兵に各地の町にも兵士を派遣するようにと伝え、気晴らしに美味しい物でも食べに行こうかと商店街の方に続く薄暗い道を歩いていると、前方より背中に少女を背負った見知った顔を見つけるが、その異様さに眉を寄せ、目を細めた)――久しぶりね夕凪。…その子、死んでるのね。

(p:絡ませていただきました!遅くなってしまい申し訳ありません;これからよろしくお願いしますorz)

(p:以上です、連レス失礼しました;)

203緋蓮〔花焔/忍頭〕 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/29(土) 15:43:32
(p/お久し振りです。今日はPFの改変(主に備考・募集欄)とようやっとですが返レス、キャラ表の更新を行っていきます。当然の如く長連レスとなってしまいますが、ご容赦下さいorz)


【身分証明書(PF)】

「刃は折れぬ。主が、この身を必要とする限り」
「過去を振り返って何になる?――これから生きていく未来(さき)を見なければ、何の意味も無い」

「どうせ喪うならば、最初から何も持たぬ方が良い。……道理だろう? だから、もうこれ以上〝我〟に踏み込んでくるな。…こないでくれ」

名前:緋蓮(ひれん)
性別:女
年齢:21歳
所属/役割:〔花焔/忍頭〕
性格:一国の姫であった頃はそれなりに笑いもしたが現在は忍びらしく多くを語らない性分で、花焔に雇われている今、主たる王にはどこまでも忠実に尽くしている。腕を買われた道具、その使用者というシンプルな関係でしかないものの、王の事は戦忍としても個人としても認めているのか、その忠義ぶりは端からも簡単に見て取れる程。お世辞にも愛想が良いとは言えないが、立場上困らない程度の統率力はある様子。任務では王の懐刀として常に最善の働きを心掛け、その戦法は主に頭脳戦となっている。必要とあらば颯爽と武器を取り、一度獲物と定めたものは速やかに討ちとってきた(一部例外有り)。己が成すべき事柄以外への興味は薄く、下される命令に対しては内容を一切問わず完遂。また、一方で愛する者の喪失に苦しむ〝人らしい〟弱さも持ち合わせており、それはまだ十に満たない頃国を滅ぼされ、眼前で両親と兄妹全員を失ったトラウマからきているものと思われる。それ故大切な存在を作る事を恐れ、情が移ってしまわないようにと誰を相手にするにも必要以上の馴れ合いは拒否の一択。当然、恋慕等の感情とは無縁に生きている。
容姿:全体的に紅を帯びた黒髪は少々跳ね癖ありのストレートで、基本肩上、後ろ髪の一部を太股の半ばまで伸ばし、首に近い場所を括り一つに束ねている。琥珀色の双眸は切れ長く、涼しげ。肌は白い方に部類され、顔立ちは凛と比較的整っている。が、殆どの場合黒い布で下半分を覆い隠している為、本人の意志で晒さない限り確認は難しい(=特別注目される事は無い)。主に暗い紅色の忍装束を身に纏い、同色のストールに包まれた胸部に面する首元、肘下から手の甲を包むように黒鋼の鎧を装備している。いずれも強度はそれなりだが、行動に支障をきたす程の重量はない。動き易さを重視する為都合が良いよう…そうしつらえた装束は女性特有のラインを容易に感じさせるが、元より豊かではない胸元の膨らみは鎧で更に押し潰され、基本とする体つき以外に女性的な特徴は皆無。身長167cmで細身、必要に応じ街娘にも化ける。
武器:苦無、真紅の刀身が特徴的な小刀(刃渡り30cm程度)。
異名(二つ名):朱蓮(シュレン)の懐刀
備考:一人称は「私、我」、二人称は「王→貴方、〜様、主/他→貴様、貴殿、そなた、呼び捨て、(異名)」。軽やかな身のこなしに加え、刀類の扱いに長ける。元は夕南(ユナン)と呼ばれた小国の王の娘・蓮姫(れんひめ)で、国が花焔(先王の時代)によって討滅された事をきっかけに齢八で忍びの道へ。数年経った後忍頭として相応の腕を修得し、暫くは月蘭に雇われていた。が、訳あってそこを離れ、緋蓮として花焔に立ち寄った際現王に誘いを受け現在に至る。因みに蓮姫は国と共に死んだ事にしてあり、今や夕南の名を知る者すら極少数。/募集→戦忍としての修行時代に知り合い、今でも度々顔を合わせる忍びの者。(今は月蘭の忍で、男性であれば他の設定は問いません)

204緋蓮〔花焔/忍頭〕 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/29(土) 15:48:04

【伽羅表】

≪花焔―カエン―≫

王…>>30 猩緋
忍頭…>>203 緋蓮(主)
その他忍…>>19-20 月、>>97 六華/無制限
兵団長…>>42 峩狼/男あと一名・女二名
その他兵士…無制限
国民…>>144 椿/無制限


≪鳥黎―チョウレイ―≫

王…男一名
忍頭…>>21 刹那
その他忍…>>38 零、>>41 悪璃、>>55 澪/無制限
兵団長…>>167 瑠覇/男二名・女あと一名
その他兵士…無制限
国民…無制限


≪風伯―フウハク―≫

王…>>89 氷柱
忍頭…>>69
その他忍…>>70 夕凪/無制限
兵団長…女四名
その他兵士…無制限
国民…>>137 氷雨/無制限


≪月蘭―ゲツラン―≫

王…男一名
忍頭…>>45 白春
その他忍…無制限
兵団長…>>35 静寧※、>>192惇良 /男あと二名。
その他兵士…無制限
国民…無制限

≪キャラリセについて≫
今回はPF提出後一度も顔出しのない方を対象とさせて頂きます。
上記のキャラ表で※印のついている方がそれに該当する方です。
年内のうちに何らかの連絡がなければリセットという扱いになりますので、御注意下さい。

205緋蓮〔花焔/忍頭〕 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/29(土) 15:50:29

>>128
――そうか。すまぬ、野暮であったな。
(相手の言葉を黙って耳に入れながら、随分細かな材料で判断するものだと考える。しかし、よくよく考えればこの男は大分以前からそうであった気もして。それこそ、忍頭として最初に顔を合わせた日から。今回のようなやり取りをするのは恐らく初めてだが、何かが他の下忍達とは異なるのだとは、かなり早い段階から勘付いていた。――そう、例えば。〝緋月の一族〟である、という仮定。かつて圧倒的な武力で名を馳せたという彼らの特徴の一つが、相手のような紅い瞳だ。断定は出来ないが、一般的にはかなり珍しいその色彩――可能性は高いだろう。ただこの知識は全て〝蓮姫〟と呼ばれていた頃、遠い日々の中で聞かされていたもの故にそれ以上はよく憶えていないのだが。しかしこの推測が当たっていてもいなくとも、答える様子から相手にとっては当たり前の事なのだと、それだけは解る。ならば自分はさぞ野暮な問いを投げ掛けたろうと、淡々としているのは変わらないが軽い詫びを述べた。次いで耳に入った問いには小首を傾げ、偶然だと真実を示した後同じように問いを返し)
――今日此処へ来たのは偶然だが。この地に何か特別な思い入れでもあるのか?


>>132
別に殺す気はない、とだけ言っておこうか。――その先は部下を配置してある、それも王の護衛に次ぐ精鋭だ。如何に訓練された忍と言えど、そう簡単に突破口は開けまいよ。
(たった今、確かな気配――相手へと放った苦無が戻ってくる。やはり忍、この程度で傷を負う間抜けではないか。否、そんな調子では困るのだ。元々足止めの為に用いたのだし、目的も聞かぬうちに殺してしまってはただの殺傷になってしまう。相手から戻された苦無を当然のように受け止め手中へ戻しては、一先ず此方に殺意は無い、という事を言い示した。恐らくは相手方もそれは同じなのだろう。戦う気があるならばこの林中はとっくに刃の金属音で満ち、殺伐とした冷気に支配されていた筈だ。…さて。どうやら相手はこの場から退散する心算らしいが、残念ながらそれは無謀。木の枝を蹴りその身軽さを存分に発揮する背へ向けて声を発し、自分はただその場から動かずに相手の判断を窺い)
(p/返レスが大変遅くなり、申し訳ありませんorz/逃がしたくなくて部下使っちゃいました←)

206緋蓮〔花焔/忍頭〕 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/29(土) 15:52:40

>>139 氷雨
(師走も半ばを過ぎ、寒さも本格的になりつつある今日この頃。 町娘に化け、偵察を兼ねて風伯国へ訪れていた。腰の位置を容易に過ぎる黒髪は常より少し明るい布紐で束ね、服装も今は暗紅色の忍び装束ではない。青銀を象徴色(シンボルカラー)とするこの国に合わせ、淡い群青の着物に青紫の帯を締めていた。あまり目立つ事は好ましくない為、草履を黒にしたりと比較的落ち着いた色彩になるよう調整されてはいるが。忍装束と比べれば当然動き難いが、そもそもそれは比べるべき対象ではない。このような成りでも苦無はしっかりと懐へ忍ばせてあるし、元王族であるのも手伝い着物には慣れていた。今はもう捨て去った過去だが……と一通り街並を眺め、そこからは少し外れた林へ踏み入った時。既に太陽は傾きかけ降る雪も段々とその規模を落としてきた頃、ここに来て初めて甲高い子供の声を聞いた。女童だろうかと予測を立て、その姿を遠目に捉えてから完全に確定する。何故こんな場所に。思わずそんな疑問が零れるがそれよりも目に付くのは、その小さな手に握られた包丁だった。錆びてはいるものの、使い手にかかれば充分立派な武器となり得るそれが、少女の手にある。放って立ち去るには気に掛かる条件が多過ぎて。一先ず己の立場は明かさず、町から抜け出した娘を装い声を掛けた)
――そのような所に座り込んで、如何されました?
(p/大変遅ればせながら、絡ませて頂きました。至らぬ主ではありますが、どうぞ宜しくお願い致しますノ)


>>151 椿
(季節は既に師走。北の地を領土とするこの国――花焔は流石に冷え込みつつあるが、こうして城下の街並を、道行く人々を眺めているとその暖かさに安心する。かつての故郷がこの地の一角に位置している所為だろうか。――否。それはきっと、違う。今この国を見守り、治めている猩緋様の努力の賜物と考えるのが妥当だと、自分は思っていた。過去の話ではないから、思っている、と言った方が適切か。正直夕南を攻め滅ぼした先王の事は好きになれない。しかしその息子である猩緋…彼を主と認めている今は、然程気にしていなかった。元々、まだ終わりの見えない戦乱の世だ。自国の勢力を広げる為の犠牲など、当然にして責められるものではないのだから。さぁ、今は国内の見回りという役目を果たそう。常の忍装束ではなく、薄紅の着物に朱色の帯を締めた姿(勿論口許は隠していない)で向かった先はとある茶屋。細々とした営業ではあるが、部下の一人が友人と呼ぶ人物が務めていると知ってからは、任の途中度々立ち寄っていた。今日もその一環であり、慣れた足取りで踏み入っては見えた顔に微笑を浮かべ)
邪魔するぞ。――今日も元気なようで、何より。
(p/初めまして、遅ればせながら絡ませて頂きました^^月さんのご友人という事で、ちょっとした顔見知りのような感じにしてみました。が、もし不都合があれば絡み直しますので遠慮なく仰って下さい;/これから宜しくお願い致しますノ)


(p/今の所は以上です、連投失礼しました。)

207月【花焔/その他忍】 ◆MYVhjyqpMU:2012/12/29(土) 16:40:35
>>198 氷柱
(ぐにぐにと、頬が軽く引っ張られている。…誰だ?この気配は、今まで感じた事のない気配。敵意がないようなので接近、接触を許したは良いが、相手が全く誰だか分からない。もういっその事、無視をして寝続けようか…?なんて思ったり。いや、しかし。相手はわざわざ自分が寝続けていたら王に怒られると考えての行動。………仕方が無い、起きるか。瞼を開けば、己の頬を引っ張る【風伯の王】が。何故、風伯の王たる彼女が? 同じような疑問ばかりが浮かんでは消え。ぼうぜんとしながら、【緋月の一族】特有の燃え盛る焔のような紅い赤い瞳で見つめたままフリーズするのだった)
………………
(無言、無言、沈黙。風伯の王がこの場に居る理由が分からず、ただ先ほど同様にぼうぜんと見つめるだけ。疑問が浮かんでは消え浮かんでは消え。ハテナマークは絶えない)

>>205 緋蓮の姉貴
えっ? あぁ、いや、対した事じゃないんで謝る事はないよ
(なんか、いつもより優しい…?なんて、ちょっと失礼ながらも考える。…いや、性格が悪いとか優しくないとかそういう事ではなく、話し方や雰囲気が【突き放すようで、冷たく感じていた】から。なんだか、いつもより優しく感じたのだ。淡々としていた謝罪ではあった。しかし、それな何処かに、自分は僅かな違いを感じたのだ。勘違いだったのかもしれないが、何か、気になるのだった)
………此処は、小さい頃に我が師と共に修行を積んだ場所…
(今は亡き、我が師。父でもなく、母でもない彼女は、自ら自分の師をすると名乗り出たのだ。厳しかったが、同時に優しかった。緋月の技は全て彼女より教わり、秘術も、奥義と呼ばれる技でさえも彼女が教えてくれた。今は、全て遠き日の事だが。懐かしき日を少しながら思い出しながら、緋蓮の姉貴などと己が呼ぶ相手の質問に答えたのだった。)

208緋蓮〔花焔/忍頭〕 ◆2z5s7AuCiQ:2012/12/29(土) 22:49:18

>>156峩狼殿
貴殿は本当の意味で王の事を思っているのでしょう。なればそうするのが当然かと、私は考えます。
(そう。己はただこの国にとって、王(あるじ)にとって有能な駒で在れば良い。それ以上を望む事は王族の身分――否、愛した者の死と共に過去へ捨てたのだから。己のやる事に抜かりは無いのだろうと、そう呟いた相手に対し「…ええ、無論」とだけ返して。次いで琥珀の視線を僅かに下降させては改めて口を開き、心内に浮かんだ言葉をそのまま声に乗せた。相手は本当の意味で王を理解しその身を思っている筈。少なくともこの数年間、王――猩緋様の懐刀として側に仕えてきた己の目にはそう映っている。そんな彼とは異なり、己にその類の情は無い。…確かに、その力量や一国を任されるに相応しい人柄は認めている。花焔に来ないかと誘いを掛けられた時、良いだろうとたった一度の交渉で自ら下につく事を選んだ。これまで幾度となく、任で、戦場で忠義を尽くしもした。――しかし所詮、主に駒として扱われる事しか〝望まない〟己は決定的に欠けているのだ。常通り淡々と言葉尻を括ると不意に背後の枝が揺れ、周辺の様子を窺わせていた部下の一人が顔を出した。耳打ちで情報を受け取ると一度頷いて再び送り出し、自身は相手の居る地面へ飛び降りて)
――私は今から城下へ戻るが、貴殿はどうされる?

209峩狼(花焔/兵団長) ◆i4byyc5SaE:2013/01/04(金) 22:04:27
>>173 椿
いや、特別汚れていなければいいのだが、長い時間馬を走らせていたのでね。ずいぶんと顔が汚れのかと思っただけだ。
この店は、ご近所でも評判だと聞いたのでね。ああ、だったらその煎餅も一袋くれないか。
(相手の視線は、町娘のどこか憧れの混じる甘い視線ではない。何か興味のあるものを見つけた時の少年のような、真っ直ぐである意味では不躾なものだが、決してそういうことは珍しいことではない。何しろ、こう見えても兵団長を承る程度の体格には仕上げているのだから。細身に見えても鋼の筋肉はそれなりに蓄えているつもりだ。いくらマントを被っているとはいえ、武人は武人。見る者が見れば、それなりの腕の人間だと見抜かれてしまうだろう。だが、そんなのは今この場での話題にすべきではない。流石に、するりとかわすように話題を変えれば、商品の方に視線を向けて。甘くないものなどあるのかと、諦め気分であったのだが、煎餅ならば食べられそうだと、とりあえず一袋、追加で注文を入れて。相手の微妙な営業スマイルとも、困ったような顔ともいえぬ表情を見れば、それ以上突っ込むのはやめようと、ただにっこりと笑みだけを浮かべ、相手を見下ろして。)


>>208 緋蓮
……私には、お主の忠義がどうもよく理解できぬらしい。何故、猩緋様とわざと距離を置こうとするのかもな。猩緋様はお主にとってただの雇い主にしかすぎぬのか…
(冷静にというよりも冷やかさすら感じさせるその物言いは、この女がずっと孤独を抱えて生きていることを物語っている、と感じていた。それはきっと間違いではないだろう。自分のように生まれて間もなく猩緋様と出会い、その傍らで共に成長してきたものとは、やはり抱く思いも、距離感も違って当たり前なのだろう。だが、目の前の女がずっとこうやって一人、このまま孤独だけを共に生きていくのは、他人事ながら賛成できない、と思う。もっと、猩緋様のこともその心に入れてほしいと思うし、同じ王に仕える者同士、もう少し自分にも打ち解けてはもらえないものなのだろうかと、やはり寂しく思うのだ。そう思う心は、どこか寂しげな笑みとなって、相手に柔らかく向けられたが、相手は、全く別の者の気配に、厳しい視線を背後に向け、現れた部下らしい忍びの連絡を受け取ると、いつものような表情のない厳しい視線の忍頭そのものに、また戻ってしまう。どうやら、報告を待っていたのだろう、忍び同士の耳打ちでそれを受け取れば、如何にも用済みのように目の前に降り立ち、王都へと帰ると言われ…。)
相乗りでよかったら、私の黒翠に一緒に乗って行かないか? 黒翠の良い訓練になる。

210緋蓮〔花焔/忍頭〕 ◆2z5s7AuCiQ:2013/01/15(火) 17:31:53

>>ALL 様
(p/遅くなり申し訳ないです、もう1月も中旬に差し掛かっているという有様なので新年の挨拶は省略しますね^^;/此方も大分遅れてしまいましたが、リセットに伴った新しいキャラ表を投下しておきます。もし新規の参加を考えている方がいらっしゃいましたら、参考に御一読下さいノ/それでは皆様、これからもどうぞ宜しくお願い致します<(_ _)>)


【伽羅表】

≪花焔―カエン―≫

王…>>30 猩緋
忍頭…>>203 緋蓮(主)
その他忍…>>19-20 月、>>97 六華/無制限
兵団長…>>42 峩狼/男あと一名・女二名
その他兵士…無制限
国民…>>144 椿/無制限


≪鳥黎―チョウレイ―≫

王…男一名
忍頭…>>21 刹那
その他忍…>>38 零、>>41 悪璃、>>55 澪/無制限
兵団長…>>167 瑠覇/男二名・女あと一名
その他兵士…無制限
国民…無制限


≪風伯―フウハク―≫

王…>>89 氷柱
忍頭…>>69
その他忍…>>70 夕凪/無制限
兵団長…女四名
その他兵士…無制限
国民…>>137 氷雨/無制限


≪月蘭―ゲツラン―≫

王…男一名
忍頭…>>45 白春
その他忍…無制限
兵団長…>>192惇良 /女一名、男あと二名。
その他兵士…無制限
国民…無制限

211椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2013/01/19(土) 13:08:21
>>193 月
そっか。でも、そっか...。月の方が年上なら、月お兄ちゃん、だね。
(小さく笑いながら、からかうような口調で彼女は言う。相手の事は、まだ知らない事が多くある。故に、心情を覚ることは出来なかった。ただ、何時も通り、普段通りの笑みを浮べて喋ることしか出来ない。だから相手と同じように、お兄ちゃん、なんて言ってみて。)
月の友達だもん。当たり前、でしょ?
(にんまりと、満足げな笑みを浮べる彼女。自分は月の友達。当たり前なんて思ってはいないけれど、理解する努力はしているのだから。何時どんな時、少しでも助になれるように。――まぁ、此れは彼女だけの秘密ではあるが。)
――月。また、お店来てね。
(彼女も、相手が歩き出せば立ち上がって声をかけ。柔らかな笑みを浮べて手を振ってみせる。そして、店主からそろそろいいか、と問われたので、肯定の返事を返して彼女は店の中へと入ってゆき。仕事を再開する。)
(/何だか何時の間にか三つにしてしまって...すみません;一応、別れた、と言う事で区切りをつけたいと思うのですが...。私は此のまま続けてくだされば其れは其れで光栄ですので。判断をお願い致します^^)

>>206 緋蓮様
! いらっしゃいませ――忍頭様。
(店内には数名の御客。彼女もその一人と接客をしていたが、丁度注文された茶菓子と御茶を運び終わったところ。今の時間帯は御客が少ない為、次から次へと注文が来る程では無かったので、彼女は客引きへ移ろうと思っていた。此の店は、旅人や商人が主であり、中々常連はいない。場所も場所。傍に人気の茶屋があり、其処に御客を取られているのだ。まぁ、それでも潰れずに普通、としてやっていける事が幸せなのだろう。其れで彼女は文句は言わないし、満足している。そして、外に出ようと髪を結い直したその時、ふと声を掛けられた。よく知る人物、と言う訳でも無いが、彼女は其の声の主を知っている。花焔の忍頭、緋蓮。朱蓮の懐刀、とは彼女自身も噂を聞いたことがある。友人である月から、何度か話を聞いたものだ。こんな茶屋へと足を運んでくださる事もしばしば。なので、一応は面識がある為に、彼女はすぐに気付く事が出来た。一瞬驚いた表情をした後、笑みを浮べて言葉を返す。忍頭様、とは、流石に他の御客に聞こえないようにはしたが。続いて彼女は「はい。緋蓮様が此の国を守ってくださるおかげで、私達は安心して暮す事が出来ます。」と。それに、こうやって足を運んでくださる事も又、元気でいられる事の一つである。)

212椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2013/01/19(土) 13:08:51
>>209 峩狼さん
お褒めの言葉、有難う御座います。――では、団子を五本ずつを二組。煎餅を一袋、ですね。直に持って参りますので。
(人を見る。此の癖は母親から譲り受けたもので、中々抜けないものがある。その為に、何度か絡まれてしまったり、何かしらの現場を見つけてしまったりと散々な目に遭った事もあるのだが――所詮は癖、なので意識しようにも中々出来ない。困ったものだ。だが、相手が話題を逸らしてくれたおかげが、安堵の表情と共に、彼女は冷静さを取り戻す。こんな事で一々怒られていては、何時か辞めさせられてしまう。内心、しっかりしろ、と自分に言い聞かせながら、営業スマイルを浮べて店主の下へと向う。正直なところ、店主から痛い視線がやって来ていたので、苦笑を浮べながら注文された品を店主に頼む。此れでも数年は働いている為か、店主もその癖は分かっているようで、苦笑に呆れながらも品を渡してくれた。時々ある此の遣り取りを、常連は知っているのでからかい雑じりに指摘されたりもする事もあったりする。彼女はその度に苦笑を浮べるしか出来なくなるのだが。品を受取ったところで早速相手の下へと向かい「団子を五本ずつ二組。煎餅を一袋。十五文となります。」と、再び営業スマイルと浮べて。)
(/一文は大体十五円ぐらいでしたので、現代賃金で五百二十五円程度です。御金の計算はどうして良いのかよく分からなくなってしまったので、取り合えず掛け蕎麦一杯分、と言う事で。←

>>43 悪璃さん

大丈夫、ですか...?
(彼女は鳥黎で、万屋の仕事を行っていた。依頼主は花焔の者だったが、とある商人に騙され、紛い物を買わされた。なので、金を取り返してほしいと訴えて来た。本来は、そういう仕事には引け目を感じて断る事もあるのだが、何度も頼まれて断れず、承諾してしまった。なので、彼女は鳥黎に向った商人を追いかけ、御金を取り返し。その後、鳥黎の役人に商人の身柄を預けた。商人はただの放浪人のようで、御金に困っていた、と。何とも嫌な世の中だ。現在は、其の終えた帰り、木に凭れて眠る相手の姿を見つけた。随分と疲れた様子で、起こすにも起こせず。だからと言って見捨てるように立ち去るのも気が引ける。彼女は相手の隣に座り、誰かが来ても安全なように見張っていた。今の姿は、仕事の関係で忍装束を着ているので、人は近付かない事だろう。静かに待っていると、相手が目を覚ました。その事に安堵の表情を見せると、上記を問い掛け。疲れていた様子だったので、恐らく何かがあったのだろう。彼女には全く予想がつかないが、兎に角は安否を確認。何処か痛いと言われても、今の彼女には対処が出来ないが、運ぶ事なら可能だ。)

213椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2013/01/19(土) 13:09:27
>>47 零さん
――すみません、此処らで良い茶屋は知りませんか?
(今回の仕事は人探し。花焔に住む、宿屋の一人息子が行方不明となり、彼女は探していた。花焔で、彼女が信頼する情報屋に足取りを聞いたところ、一人息子は南の国、鳥黎に向ったとの事。何と又、面倒な場所に。仕方なく、彼女は鳥黎へとやって来ていたたのだが――あっさりと見つかった。長旅になるかと思っていたものの、本当にあっさりと。どうやら一人息子は鳥黎の者と恋仲になったらしく、此処に留まっているとの事。だから、帰れない。そう言われたのだが、彼女は説得し。一度戻る事を約束した。取り合えずは仕事を果したと言う事で、文を送る為、薄暗くも人気の無い通りへと来ていた。其処で、配達屋に文を渡し、一段落。ふぅ、と息をついて、序に鳥黎を観光、及び茶屋の勉強でもしていこうか、と考えながら薄暗い通りを歩き続けた。仕事とは言え、人探しだったので今は普通の着物姿。髪も、先端で結っている。花焔の者とは言え、平気だろう。先ずは何処へ行こうか――なんて考えていると、ふと目につく青年の姿。鼠に餌をやっている。変わった人もいたものだ、と思いつつ彼女は道を聞くべく相手に近付いて上記を述べた。)

>>52 刹那さん
――困りました...。
(彼女は店主に茶屋の仕事を勉強してこい、と言われて鳥黎へとやって来ていた。本当は、最近茶屋と万屋の仕事で働き詰めだったので、店主が気を利かせて休みをくれたのだ。普段の彼女なら断っていたものの、最近は本当に仕事詰めで、疲労の所為で迷惑を掛ける訳にはいかない...。なので御言葉に甘え、彼女は鳥黎へとやって来ていた。――が、始めてでは無いとは言え、他国。道に迷い、どうしようかと戸惑っていた。茶屋の姿は見当たらないし、今日泊まる宿屋も見つからない。役人に聞こうかとも考えたが、何処にいるかも分からない。焦りを覚えながら、道を聞こうと声を掛けるも忙しい、と言って立ち去られてしまうばかり。本当に困った。おどおどとしている中、ふと青年の姿が目に留まる。暇そう、と言う訳では無いが、雰囲気で親切な人、と言う印象を受けた。立ち去られるのも覚悟の上。取り合えずは、喋りかけてみる他無い。相手に近付き「すみません。此の近くに、宿屋はありませんか? あれば、案内して頂きたいのですが...。」と、問い掛ける。)

214椿〔花焔/国民〕 ◆XksB4AwhxU:2013/01/19(土) 13:11:33
>>59 猩緋様
風邪...、引きますよ?
(今日は休日を貰い、町へと出ていたのだが、生憎の雨。人通りも少なく、時折寂しさを感じた。だが、彼女自身。雨は嫌いでは無い。確かに着物が汚れやすくはなるけれど、普段の晴れている様子とは違い、何処かわくわくした気分になる。まるで、子供のように。まぁ、実際彼女は子供のようなものだ。見た目だけ成長してしまったようなもの。そう言われると否定出来ない自分は、何とも悲しいものだ。――そして、今は和傘を差して当も無く歩いている最中。休日なのに家の中に篭っているのは、やはり勿体無い。何か無いか...、と視線を巡らせていると、ふと目についた青年の後ろ姿。傘も差さず、雨に濡れている。其れは恐らく自ら行った行動なのだけれど、彼女はそっと後ろから近付いて、相手の傘の中へと入れた。後ろ姿では誰か分からなかったが、ただ放っておけなかったのだ。上記を述べれば、彼女は相手の姿を確認すべく、自分よりも大きい相手の姿を覗き込む。其処にあった顔は、国の者なら勿論知る――王の顔。驚くより先に唖然とした様子で言葉が出て来ない。何故こんな場所で、濡れているのだろうか。何て言う当然の疑問より先に、何て無礼な事をしたのだろうか、と焦りが出て来る。だからと言って今逃げるのは更に失礼であり...。焦りながらも、どう対処すべきか必死に思考を巡らしつつ、相手の返答を待って。)

>>ALL様
(/連レス失礼致します。それと、返信が送れて申し訳ありませんでした;始めて絡ませて頂いた方々、拙い文章ですが、宜しくお願い致します^^ すみません、本当はもっと書きたい事は山ほどあるのですが、今回は短めに;不備等があればお申し付けください。それでは、失礼しました。)

215nanasi:2013/01/31(木) 21:35:41

上げ


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