>>259 R
…ハッ、随分と潔いじゃねぇか…
(辺りが赤色でそまり、生臭い空気が充満しているこの路地で、一人の男が口の周りを真っ赤にして荒い呼吸を繰り返していた。これ以上にこの男が吸血鬼でありこの無残に殺された二人をこのようにした犯人であるという証拠が他にあるだろうか。キッと睨みつければいつ相手が襲ってきてもいいようにと銃のグリップを強く握りなおした。しかし相手は予想外にも襲ってきたりはせず、ただただその場所にとどまり己の罪について告白したのだった。それも殺すなり捕まえたり好きにしろと。一瞬呆気にとられてしまったが、それでも相手への警戒は解くことなくゆっくりゆっくりと相手との距離を詰めていく。)
(pl:こちらこそ乱暴者な子ですがよろしくお願いします!さっそく警戒しちゃってます笑)
>>289 L
…い、てぇ…
(どうにかこの窮地を逃れようと考えたがやはり目の前の男をどうにかしなければ助かる道は無い。そう思い銃にゆっくりと手を伸ばしたのを相手が感知したらしく、先程までの疲れを全く見せずに立ち上がり前髪を力強く鷲づかみされる。冷たい目で見下された挙句吸血鬼にでもしてやろうかと吐き捨てられ、本来ならうるせぇと大声を張り上げてやりたいところだがやはり声が出ずに掠れ声で痛いとだけつぶやいた。ようやく離されたと思うと次に投げかけられた言葉は意外なもので、まるで自分を助けるかのような内容であった。どういうつもりなのかは全く理解できなかったが、ここで嘘をついても意味が無いと思い頭をゆっくりと縦に振った。)
(pl:冷酷なルイ君と優しいルイ君のギャップにやられそうな本体です←)