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【怪盗】He was trigger【時代】

1 ◆K7MhN7lAwc:2012/03/15(木) 22:00:45

表向き華やかなその街の裏では政界や警察、様々な企業でトップに立つ権利を持つ限られた"上層"と呼ばれる人間による汚れた取引が行われていた。
その事実は人づてに噂されながらも証拠は揉み消され、裁かれるどころか正式な報道すらされることは無かった。
次第に"上層"と他の一般市民"下層"の貧富の差の広がりが恐れられていた。。
一部の人間が至福を肥やす為に他の人間が血の涙を流す、そんな光の射さない街にある一人の男が現れた。

−−「light・him(光の彼)」


それが民が彼に付けた名前。
白い仮面を被り青い英国風の衣装を身に纏った体格のよい男。
彼は上層が溜め込んだ金や宝石、名画だったり坪だったり様々な物を宝物庫を破り盗んだ。
そして盗んだ高価な品々は下層の人間へと渡っていった。彼は所謂"怪盗"であったが、義賊だった。
下層の人々は喜び彼を讃えたが、上層の人間は怒りを感じずにはいられなかった。彼を捕らえようと躍起になっていたが彼の持つ不思議な道具や斬新な手口に翻弄されてしまっていた。
いつ見ても彼の事がテレビやニュースが取り上げられている日々が続いていたが、初めて彼が現れた調度2ヶ月後彼は急に姿を消した。
彼が死んだのではないかと噂され人々は嘆き悲しんだ。これを忘れまいとこの2ヶ月間に「彼の2ヶ月」と名を付け歴史的に名を残したのだった。

しかしこれは物語の終わりではなく、
光の彼を引き金とした物語の始まりであった、そう


大怪盗時代の−−−−。



※レス禁

64 ◆K7MhN7lAwc:2012/03/20(火) 02:57:22
>>54 >>55
PF確認しましたが問題ありません。
ご参加ありがとうございます!

>>57
了解しました。
予約の強制・期限等はありませんが、予約された場合はお早めにお願いします。

65 ◆ryof9hzfa.:2012/03/20(火) 08:28:34
〜プロフィール〜
名前:Alfred=register/アルフレッド=レジスター*怪盗名:Franc/フラン
性別:男
年齢:24
役柄:怪盗
性格:常に冷静沈着で興味を示すものは数個だけ。何事にも冷静に対処できる部分は良いことなのだが怪盗に向いているかと言われれば疑問に思ってしまう。盗む際には「騙す」ことより「深夜に不法侵入」で行うことが彼のポリシー。騙すということで相手が傷つくのが嫌だという。不法侵入も傷つくが彼曰く「騙した際に生じる精神的な深手なダメージを負わせることが無いから」という。相手が男でも女でも盗むものは毎度中の上くらいの品物。お高い物に目が眩むということが無く寧ろ下手に高すぎる品物を見たり触ったりすると気分が悪くなってきてしまうという変な体質を持っている。相手が男だったらすっと帰るのだが、女だったらおでこにキスをして帰らないと虫唾が走るらしい。これも体質の一種なのかは未だに不明。だがこれだけ言えるのは「恋愛に興味はない」ということ。趣味は読書や睡眠薬などの調合。薬学部出身な為睡眠薬は勿論の事、麻痺剤や毒薬、直し薬なども調合可能。積極的に盗みに入る方では無く後方で他の怪盗たちが盗んでいるのを見ることが多い。たまに調合したものを他の怪盗たちにあげることもしている。何故怪盗になったのかは本人も不明。
容姿:漆黒の闇と同化する毛色の髪は男にしては異常に長く腰まで伸びている。本人曰く「髪きりに行くのが面倒」だとか。だが何事にも此処まで長いと非常に邪魔な為サイドに髪を少し残して後ろの真ん中あたりで一つに結っている。前髪はパッツンで顎辺りまで伸びている。女顔で輪郭はシャープ、眼もシャープで鋭く瞳は髪同様真っ黒。服装は黒のデニム素材のジーンズに白Yシャツに黒スーツジャケット。その上に調合の際に使用する白衣を常時着用。服装のセレクトは自分でも良く分からないが、用事で出かける際も白衣は肌身離さず着用。体型も細身、体中の毛は全く無く、身長も184㌢な為一歩外へ出れば女に間違われる。最近髪を切ろうかなと迷っているらしい。
武器/道具:白衣の裏ポケットに潜ませている小型ナイフ。腰にベルトで固定している銃2丁(1丁はパーティーなどに使われる音だけのモノ。片方は本物。白衣で隠れている為所持していることには気付かれない)。同じく腰のベルトで固定されている大きめのポーチに自身調合の薬物をいろんな形で所持(瓶に詰めるとか飴に入れ込むとか)。
備考:元々は下層街に住む小さな家の一人息子だったがある事情で上層街に住む子どもの産めない豪族の養子になる。義理の父はとても優しく面倒見も良く彼も懐いていたが、義理の母は酷く彼を嫌っており暴行を受ける毎日だったが義理の父が浮気をしたことがばれ離婚。その後義理の母は出ていき、義理の父と2人で暮らすようになった。今は一人暮らしで義理の父とは離れてしまったが良く文通や電話で会話などをしている。怪盗になったことは話していない。
怪盗になった際は良く家に引きこもって調合をしていることが多く、彼の家に薬剤を貰う為に他の怪盗が訪ねてくることも多々。

(p/PF遅くなり申し訳ございません;;/不備や不適切な語、過度設定などありましたらご指摘くださいませ。)

66ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/20(火) 09:48:23
(p/出来たところまで返レスしますねー!連レス失礼します^^ノ)

>>39 Aira
(見知らぬはず彼の目の前に立ちふさがった度胸と勇気のあるこの少女の発言は、どうやら著名人の言葉だったらしい。どちらにせよ興味なんてない。くるりと彼女に背中を向けて歩こうと足を出しかければ、演説でホールを使うのは勿体ないと、それも彼女“なんか”と彼女自身を卑下した言い方をしてその辺に転がっていた石ころを蹴り上げるような仕草を見せる。怒ったのか、傷ついたのか――だが今回に関しては彼に非はない。そのまま歩き始めた時だ。少女は再び彼の目の前に立ちはだかって、それも明るい無邪気な笑顔で、話に付き合ってくれだなんて言ってくるじゃないか。それもかなり強制的で一方的な物言い。なんだか面倒なお相手に捕まってしまったらしい、まあ不運なことだがしょうがないだろう。少しの間なら、彼女の話に相槌を打つぐらいはしてやることにしよう。名前はなんだ、切り裂きジャックか――冴え冷めたジョークに顔を強張らせる様子もなく彼は笑った。笑うばかりで名前を名乗る素振りも見せずに。)
――切り裂きJackねぇ…そんな物騒なお人に見えちゃうのかしら。怖い恐い…ふふ。
(p/嫌々嫌々いーやーっw←冗談^^)

>>42 Felicia
まぁ、泣き虫なお嬢さんですね……泣いてしまうほど悪気があって言ったの?
(突然怪盗かと少女の方から尋ねておいて、いざ誤魔化してみるとごめんなさいだなんて謝って。怪盗だと受けとれやすい言葉をうっかり吐いてしまったのは彼の方だが、まさかはぐらかしただけで少女を泣かせてしまうとは。ぽろぽろと涙があふれてき始めた少女の顔を、少し身を屈めるようにして見つめれば、泣き虫さんと微笑む。うろたえるようなことがないのは、怪盗として忍びこんだ家に住む子供がよく泣く姿を見るからだ。これも怪盗をしているからこその慣れなのかもしれない。腰に引っ掛けている小さなバッグからハンカチを取り出して少女の頬を伝う涙を拭いながら、怪盗かと訊いたそれには悪気があって言ったことなのか、と問い掛けて)

>>49 燈木
――でもわたし…貴方には見つかってるけれど、焦りを感じないのはどうしてでしょう?
(ネオンの輝く上層街の華やかさが、暗く閑静な下層街をまるで世の隅にでも追い払うように一層輝かしく見える。もともとは彼自身、この暗く静かな場所で息をしていたというのに、こうも心残りもなく冷めた目をして下層街を見ることができるとは。我ながら冷たい人間だと思い知る。ふっ、と小さく笑って上層街の方へ向かおうとした時だ。突然、後ろの方から恐らく彼に向って掛けられたのだろう言葉が耳に届いて。見つからないようにしてるからだろう?それは違う、見つかっているじゃないか…お前に。――微笑の浮かぶ顔を変えず、後ろからした声の持ち主に向かって、貴方には見つかっていると答える。そして、見つかってはいるけれど、動揺もしていなければ早く逃げなければとも思わないと付け加えた。まるで怪盗なのに怪盗ではないと思わせるような言葉だが、考えようによっては、見つかってなお、声の持ち主なんて相手じゃない、と挑発しているとも捉えられる言葉だ。さあ、声からして男だと思うが、どう捉える――?声の持ち主にガラ空きの背中を見せたまま、楽しそうな声色で返答を待った。)
(p/絡み感謝です^^見た目はお姉さん、中身はお兄さんですので……まあお姉さんでb←/宜しくお願いしますねー。ノ)

67ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/20(火) 09:49:44
>>52 Alice
っぷふ……っふ…くくくくくっ。……―――お馬鹿さん。
(時間も時間だからか、人もやけに多いこの通りで、ひと一人、例え知人とすれ違おうとも中々気づきはしない。それだけ人も多ければこの通りを利用する者も多い。そのために、ターゲットを絞りやすいし備考もしやすければ、誰かをすれ違いざまに殺しても、誰にでもその罪をなすりつけることができる。そのような目に遭ってしまったら、それは不運だったと諦めるしかないだろう。そんな目に、まさか彼自身が引っ掛かるとは思いもしていなかったが。つい先ほどすれ違ったんだろう者の一人が、彼が立ち止まっているのを良いことに背後から近づいてくることに、金目の物を盗れて少し浮かれていた彼は気付かなかった。気付いた時は、首に冷たくて鋭いナイフをあてがわれた後――。ナイフをあてがった奴の目的は、どうやらさっき彼が盗んで来た高価な貴金属たちらしい。死にたくないなら盗品を寄こせ、だって?聞いて呆れる、怪盗が怪盗から盗品を盗もうだなんて。とんだ根性無しだ。そして、かなりの命知らずだと見れる。――声質からして無理に出しているとは到底思えない美声は素の女怪盗なのだろう。振り返りもせずに、彼はただ噴き出し、そして嘲笑う。腹の底から滲み出てくるかのような笑い方をした後、ナイフをその手にする腕とは逆の腕をバッと力強く引っ掴んでやった。相手が本当に女性なら、力では敵わないだろう、だって彼は女に化けた男なのだから。しかし、怪盗から獲物を横取りしようとするなんて、ライバルではないくせに良い度胸じゃないか。――彼女自身のプライドに、傷を一つくれてやろう。人の多い通りでよかった…これだけが不幸中の幸いだ。彼女の腕を力強く掴んだまま、彼はハスキーな女性の声で大きな声で辺りを歩いている人々に叫んだ。怪盗に標的とされることを恐れ、警戒している上層国民たちに向かって。)
―――キャアァァーーっ!誰か警察を呼んでっ!この人「痴女」よーーっ!!
(p/こちらも駄文で返してしまってすみませんorz←不快に感じたら書き直します; 絡みありがとうございます、此方こそよろしくお願いしますね^^)

68Satellit=Fixe(怪盗/Queen bee) ◆CXs3Xc8EjM:2012/03/20(火) 13:20:25
(p/遅くなってしまいすみません、>>38でビアンカ様の募集キャラを予約させて頂いた者です; 無駄に長くなってしまったので、連投失礼しますねorz)


〜プロフィール〜
名前:Queen bee(クイーン・ビー)/本名:Satellit=Fixe(ザテリート=フィクス)
性別:男
年齢:26歳程度(詳細は不明)
役柄:怪盗
性格:基本気の向くまま…本能のままに行動するどこまでもマイペースで、言動も何処か気の抜けた緩いものが常。それなりの時間を共に過ごしていたはずの弟ですら彼の行動や考えを探る事は困難らしく、非常に掴み難い…例えるなら雲のような性質を持っている。が、口調は緩くともそれに反して辛辣な言葉を吐く事もありとにかく不可思議。怪盗という立場柄からか頭の回転は速い方だが、降りかかる物事の殆どを楽観的に処理してしまう等厄介な面が目立つ。盗む理由はその時によって様々であり、義賊となるか単なる盗人で終わるかは気分次第。つまりは筋金入りの気分屋で、ある日忍び入った屋敷で出会った人物を望み通り連れ出したのも、「なんとなく面白そうだ」と思ったから。そんな調子で場合によっては人の命の行く末まで定めてしまう為、この事に関しては厄介を通り越して〝恐ろしい〟と言える。
容姿:色素が薄く銀に近い金髪(上部は跳ね気味、下はストレート)を腰を過ぎる辺りまで伸ばしており、見ようによっては相当鬱陶しい。瞳は右が真紅、左が髪と同じ薄金のオッドアイ。しかし、右目は常に黒い包帯で覆われている上前髪も目元を余裕で隠してしまう長さがある為、左目もその隙間からちらほら覗く程度。初対面の人物には決まって「そんな状態で前が見えているのか」と言われるが、本人的には問題無いらしい。後ろ髪…サイド共にここまでだらだらと伸ばしている理由を訊くと、決まって「この方が都合が良い」という言葉が返される。辛うじて前髪が掛からない左頬の上部には薔薇の刺青が紅く刻まれており、白い肌に良く映え存在を主張している。服装は基本黒ずくめ……平時はゆったりとしたローブのようなものに身を包み、長い袖から僅かに覗く指の爪は全て黒く塗っている。アクセサリー類は、胸元に銀のチェーンでぶら下げられている大きめの十字架(中央に紫水晶、細かな装飾有り)と左右それぞれの中指にはめているルビーの指輪。怪盗として盗み回っている割には少ないが、殆どは屋敷にコレクションしている為不自然は無い。靴は約8cmのヒールブーツ…気分によっては、黒が主体なシルクハットを被る事もある。怪盗時は後ろ髪をポニーテール風に束ねて前髪も右寄りに分け、服装はローブの下に着込んでいる袖なしのタートルネックに肘上までの指貫手袋…そして黒ズボンという軽装に変化。この格好での活動時は、普段の抜けた様子からは想像出来ない俊敏さを発揮する。身長172cmで細身、顔立ちは比較的端正だが隠れている事の方が多い為余り注目されていない。

69Satellit=Fixe(怪盗/Queen bee) ◆CXs3Xc8EjM:2012/03/20(火) 13:21:10
武器/道具:普段はローブの下…腰に常備している鎖鎌と、同じく隠し持っている銀の拳銃(引き金を引くと、発砲音の代わりに一定時間の痺れや麻痺の効果がある毒針が発射される)。また、どうしても邪魔な人物や動物等の障害に遭った際は全長10cm程の即効性毒針を刺して放置する事もあり、それが〝Queen bee(女王蜂)〟という偽名の由来となっている。
備考:一人称は「我(ワタシ)」、二人称は「君、〜くん、呼び捨て」等。元は上流貴族の家に長男として生まれた存在だったのだが、何を思ったか両親が亡くなった後当主の座を弟に丸投げし怪盗となった。本人は「今までの生活に飽きたから」と言っているが、真意は不明。現在は上層街にある本邸(実家)を離れ、下層街の外れに位置する屋敷に身を置いている。それなりの敷地を誇る豪邸ではあるが、定期的に清掃の手が入る程度で人気が極端に少なく世間からは〝お化け屋敷〟扱いされる事が多い。本人は特に気にしておらず、寧ろ「人を寄せ付けないんだから好都合だよ」と語っている。今の所この屋敷の正確な位置を知るのは、時折訪れる弟……そして現在行動を共にしている人物だけで、立ち入りを許しているのもこの2名のみ。小動物が大好き且つ極度の甘党で、菓子と猫をこよなく愛している。盗みは基本満月の夜に決行され、未だかつて捕まった事は無い。


(p/なんだか詰め込み過ぎて変な人になってしまった気がするのですが、こんな感じで大丈夫でしょうか?不備や過度設定…もっとこうして欲しい等ありましたら遠慮なくどうぞ^^;ノ/それと、性格と備考の欄にちらっと書いてある弟(上層の国民)を募集させて頂きたく思うのですが←もしこんな奴の弟をやって下さる勇者様がいましたら、どうぞ宜しくお願い致しますノシ)

70Aira・Valentaine(上層の国民) ◆AJ67YPX2z.:2012/03/20(火) 14:38:34

>>63/ウサギ
(振り向かれ手を離す。つい掴んでしまった裾はウサギと言えど怪盗であり、余りにも無警戒だったと距離を置く。しかし廻る廻るに色々な顔を見せてくれる彼は楽しい。シルクハットから飛び出たウサギの耳はあまりにも似合っていて、口元に手をあて素直に笑ってしまった。それから赤々と色を染めている薔薇の花束を少女にと。その時ばかりは何時もの気味の悪い微笑じゃなくて、満面の微笑みを浮かべていた。小さい両手で薔薇を抱き締めている少女は、腐ってもやはり金持ちの娘として絵になる。)
ありがとう。嬉しい。──私がここへ出向いた理由ですか?
(花束に鼻を近付けると薔薇特有の香りが少女を満足させた。ふうっと息を吐く。今目の前にしている人物は柄の悪い不良共とは比べ物にならないくらい、危険で残酷な怪盗であると理解はしていた。それでも彼の笑みはそんなことを想わせないくらい晴れていて、でもそれはやっぱりただの仮面なんでしょう?訊かれたくない質問をされた少女の瞳は色褪せて虚ろになる。一度は視線を下ろしたが、差し出された手を掴めばぐっと顔を近付かせた。嘘か本当か真意の分からない言葉を囁いた。狡猾な口元は悪魔の口元。)
怪盗に会いに来たんです。それも、白いウサギの怪盗に──。
(p:いえいえこちらこそ素敵な怪盗様に目が眩みます!///)

>>66/ニコラシカ
(その笑顔やめて欲しい。気持ち悪いよ。私以上に気持ちが悪い。そう思う少女の猫目は笑っていなかった。死んだ魚の様な生気の感じられないその瞳でじっと彼女を見詰めているが、見つめているのは果たして彼女なのだろうか。彼女ではないもっと先のものを見通すような。──少しばかり距離の空いた間を縮めたのは少女からだった。小さく走る少女は彼女の周りをくるりくるりと回り、時々彼女のジャケットに鼻を近付ける。まるで品のなっていない野良犬の如く嗅ぎ付けた。)
──お姉さん、声低いですね。…でも酒や煙草の臭いが一切しない。
(問う言葉は真相に深まっている気がした。すらっとした身長の高い彼女を疑った目で見上げる。女性としては違和感のあるその声、しかし彼女から酒や煙草の臭いは感じられなかった。下層の女共の音色と似ている声だが、臭いは似ても似つかない良い匂いがした。彼女は彼女なのか?彼女は彼なんじゃないか?彼女は男性です。なんて可笑しい文法が似合うね。)
…お名前、何ですか?お姉さん?お兄さん?
(p:もっと嫌なことしちゃうぞー!(←)妖美なお姉さん素敵///)

71Adolf・Acland(怪盗/白兎) ◆Yp6JbenLlg:2012/03/20(火) 17:08:36
>>70 Aira>(少女の瞳が陰るのを見て、アドルフは何か事情があったのだろうか、と察する。それも、あまり知られたくない…もしくは、訊かれたくない事情が。しかし、目の前の御嬢さんは妖艶な声で白い兎の怪盗に会いに来たと言う。驚きつつも、それを顔に出さないようにして、)
おやおや、嬉しいですねぇ。それでは、御嬢さん…。
(すっ、と、相手が触れ合わせた手を引く。そして、手を繋いだまま、相手の体を優しく、まるで宝物に接するように抱き寄せる。片手は相手の手を、もう片方の手は、相手の背中に回す。身体に触れているというのに、全くいやらしくないその抱き寄せ方は、アドルフの性格をよく表しているようだ。そして、ふっと足を宙に浮かべる。軽々とジャンプし、御嬢さんを連れて、あっという間に建物の屋根の上へのぼって行った。)
ここなら、御嬢さんを困らせるモノはありませんか…?
(建物の上ということもあり、下に立っていた時より月の仄かな明かりを受ける。そして、顔の目元を覆っていた仮面をずらし、片目だけを露わにする。)
御嬢さんの頼みとあれば、僕はどこへでもお連れいたしますよ。

72燈木里澄(下層の国民) ◆U5/ycG9dho:2012/03/20(火) 18:25:18
(/わあ人がたくさん!皆さん魅力的で素敵ですね/// 返レスしていきます*)

>>58 ベレー帽の人(Aira)
(彼女は目を逸らされ少し不機嫌になったようで可愛らしく頬を膨らませる。ぎゅっと抱きしめた紙袋はくしゃりと音を立て、まるで彼女の気持ちでも表しているかのようだった。猫の目が、少年を見た。いや、睨んだ、のほうが正しいのだろうか。少年も負けじと唇を尖らせる。それでもなお、彼女の目は見なかった。――…、怖いから。薄い色素の瞳は澄んでいたが、奥底は静かに濁っているように感じられて。何もかも知っているような視線を向けられることが、悔しくて、怖かった。そして、金以外何も無いと笑う彼女を、心から可哀想な人だと思った。瞳の空の中に星でも浮かべるように、彼は垂れ目な目尻をもっと下げる。もしも、もしももしも。―…その“もしも”が本当になることだって十分ありうるのだ。特に怪盗が現れるようになった今は。もしも、彼女の親が勤める会社の不祥事が記録された書類を盗まれたら?もしも、商事に失敗して一気に下層の国民になってしまったら…?“金”で人間関係や家系を築いてきた彼女達には本当に、何も残らないだろう。それなら、と少年は彼女を見上げた。金が無くても失わないものを。金の一切必要ないものを。僕から、プレゼントしようじゃないか?)
それなら俺があんたの友達になってやるよ。金が無くなっても残るように。

(/Σはわわわ素敵だなんて…;;貴方のアイラ様のほうが凛々しくて素敵ですよ*なんか里澄が変な方向に話を進めている…アホだ…orz)

>>66 おねーさん(ニコラシカ)
(下層街から見る上層街は先程よりも輝いて見えて、思わず目を細めた。ここでしっかりと繋がっているというのにばっさりと、残酷なほどに世界が違った。それを見る彼女は、何を思っているのだろう。自分と似たような、でも全然違う複雑な色合いの髪が目に入り、心の中で綺麗と呟く。見た目と合わない低めの声は男が無理矢理女の声を真似ているように思えて違和感を感じずにはいられなかったが、それじゃあ相手に失礼だ。世の中には色々な人が居るなあ…などと、勝手に頷いたりして。それから、お前に見つかっているが焦りを感じない、そんな言葉をゆっくりと反芻した。しかしいくら考えても、答えはいたって単純だった。“知らんがな”と。それだけ。なぜかといえば彼には考える頭があまり無いからだ。人の考えはそれぞれだから僕には分からない、そんな思いもあって。でも何か返さなくちゃいけないかな。背中を向けたままの“彼女”に少年は取り合えずといった感じに「俺はいい奴だと思ったから?」なんて答える。“彼女”の挑発を知る由も無く、その目は素直さでいっぱいだった。)

(/はい、お姉さん!!←ジンジャーさんかっこ良過ぎですね!不束者ですがよろしくお願いしますm(_ _)m)

73Bianca=Marray(怪盗/ビアンカ) ◆KvvS7KSt.A:2012/03/20(火) 18:31:13
>>51燈木
(pl:初めまして!宜しくお願いします! とてもとても私の目には可愛く見える里澄君にニヤニヤです^p^)
─その怪盗はあたしだよ、少年。
(昨夜は珍しくこっそりとした盗みの手口を改め、とても派手な盗みをしてしまった。まず硝子を大きな音を立てて割った後、警報機が騒がしく鳴るのも気に留めずに宝石が守られるケースを割って奪い、そして追いかけてきた警察をひとり気絶させる事態。警報機に気付いた店員の通報により警察が現れる失態。逃げ切れたのは頭の中で既に逃げ道が作られていたからだろう、言うなら頭脳戦だった。息が上がるのを堪えて走り続ければ景色がぐんと変わり、いつしか朝が来ていたらしい。眩しすぎる程の白色を放つ太陽が昇り始め早起きの老人がお散歩をしている風景が双眸に入った。段々と走る速さを緩めながらジャケットのジッパーを開き前掛けされたリュックの中に手を突っ込んで盗品がきちんとあるかを確認した。暫くの間一定の間隔を肩で息しながら自分の住まいである隠れ家に急いでいた所。朝方で寒空の下ジッパーを上まで全部あげた姿で、もういいだろうとフードだけは外し高い位置で結ばれた髪を空に晒した。薄化粧を施した顔に焦りはなく、上手い具合にその場に溶け込んでいる様子だった。すると目の前に映る光景に奇な物が映え、思わず目を瞠る。何ら可笑しい部分はない、落ちていた新聞を拾って読む白銀の髪をした少年の姿。その少年の唇が紡いだのは怪盗出現。ほんの好奇心が全てだったのかもしれない。再びフードで顔を隠すと少年の元に歩み寄り、唇だけに弧を描いて静かに笑った。)

>>61Adolf・Acland
(pl:初めまして!早速絡ませて頂きました、宜しくお願いします!ひとまずイケメン白兎様のストーカー一号にならせて頂きますねノ+←)
みぃっけた、白兎
(今宵の月はよくないらしいと知り合いの占い師が言うから、いつもは黒い服に身を包んで怪盗の職に勤しむ女の格好は年頃の物になっていた。短いスカートから伸びる足にはきちんと武器は仕込んであるし、自分の身を護る事は出来る。夜の街は危ないと何度も言い聞かされてきた結果危ない物を持ち歩く癖がついてしまったようだ。煌びやかで爛々とした建物の鏡張りに飾られた洋服を見て唇の端が緩くなるのも年頃の女性だからで。片手に洒落た長財布を持っただけのスタイルで騒がしい夜の街を歩いていれば、視界に白いものが横切った。自分が何も知らない無知でいるならばその白いものを追おうとは少したりとも思わないだろうが、仮にも自分は怪盗の名を語る者。名のある怪盗の名前はきちんと覚えているつもりだ。容姿の点からして彼は白兎。何かを盗むため出掛けているのだろうと思い立てばにやりと口角に笑みを宿して行動を開始した。その白色が盗んだ物を奪えば思わぬ収穫だろう。武器も最低限にあるし、彼から奪えない筈がないと自分の腕を信じて。回り道をするためビルとビルの隙間を通り過ぎると、少し静かな広道の路地裏に出る。まだ白色の主はここには到着していないらしいが、彼の通るルートは必ず此処だと思い込んでいる為焦る必要はない。酒屋の積み重ねられた樽の上に身軽な体を乗せ、優雅に足を組み、太腿あたりに肘をつけるほど背を丸くした姿で彼の到着を待つ。人差し指でとんとんとリズムを刻み、そして現れたと同時に景色と一体化していた女の口が楽しげに歪んだ)
そおんな目立つ格好してるから追っ掛けて来ちゃった。ねえ、今日は何を盗むつもり?

74Bianca=Marray(怪盗/ビアンカ) ◆KvvS7KSt.A:2012/03/20(火) 18:31:52
(pl:これで一通り絡み文のある方には絡めたはず!もし抜かしている方がいらっしゃれば教えて下さい!早く皆様と絡みたいので絡み文を投下しておきますね+宜しくお願いします*)

……痛いなあ
(怪盗だって失敗をする。例えば店員に見つかって、店員がそこらの棒を振り回して追い払われたり。例えば警察が追いかけてきて、銃を乱射したり。傍から見れば怪盗の職は宜しくない事が多いから一見に悪者扱いされるのも仕方がないだろう、現に自分は宜しくない方の怪盗なのだから。今日は珍しく失敗をしてしまい持ち帰れた宝石はゼロ。その代わりに膝を擦り剥いてしまい、ズボンの膝の部分だけ破けたような形跡が残る。普段怪我をする事になれていない女は泣きたくなるのを堪えて警察の手から逃れるため路地裏へと駆け込んだ。ここから先は自分の庭だと言わんばかりに逃げ切った後は、そのままビルに背を預ける形で痛む足を伸ばして腰を下ろす。ひんやりと冷たい地面のぬくもりに一瞬怪訝に顔を歪めたが、すぐに小さく息を吐いてズボンを思い切り捲り、夜の街灯を頼りに傷口を覗き込んだ。大した血は流れていない。むしろ、擦れた痕がじくりと傷むだけで、そして少し血が滲んでいるだけで。唾をつければ治る程度のものだった。でも暫くは動きたくないかも、とフードを外して夜の月を眺めながら思う。動くのは疲れるし、ちょっとした休憩の一環だ。額に薄っすら浮かんだ汗を拭う)


>>68
(pl:この度は募集キャラをして下さり本当にありがとうございます!ビアンカが懐いていてもいいのかと思っちゃう程の素敵な方でドキドキします//笑本体共々末永く宜しくお願いします^^*)

75ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/20(火) 19:04:09
(p/超大切なレスを見落としてしまっていたので、それだけ入れさせてもらいます! 返レスは出来次第入れさせてもらいますね^^;)

>>54 ダイス(本体様)
(p/うわうわうわuwuwすみません見落としていました!!大事なことなのにほんっとすみません!!orz
表では権力を持ち裏では怪盗やっているとか何て私得でイケメンなライバルでしょう…!^p^
参加していただいてありがとうございます。関係上ライバルなので他のキャラ様とは違った一面を見せるかもしれませんが、これから宜しくお願いしますね!
私得ライバル素敵!!バンザイっ!!\(*^^*)/)

76Aira・Valentaine(上層の国民) ◆AJ67YPX2z.:2012/03/20(火) 20:12:00
>>71/ウサギ
(手を引かれたと思えば身体を持ち上げられており、風がぴゅうっと長い髪の毛を攫って行く。金色の睫毛を上げぱちり目を開くと、其処はもう夜空が近くて星がキラキラと輝いていた。ゆっくりと辺りを見渡せば此処は屋根の上なんだと気付き驚いた表情を浮かべる。彼の手から離れ屋根を注意しながら歩く少女は感激していた。自分の住む家は明々と照らされたマンションにホテル、お店のネオンが目に痛いほど光っていた。しかしこの光は星だけの光、こんなにも綺麗なのか呆気に取られる。)
──星がキラキラしている。…私の住む所は星なんて見えないです。
(余りにも綺麗な星に手を伸ばそうとしたところ、彼が可笑しな事を口走った。くるりとスカートの裾をひらつかせながら振り向くと、仮面を本の少し反らして微笑んだ彼の姿を見た。それは怪盗そのままの姿であろうが、少女は首を傾かせながら微笑んだ。上層の家を飛び出して怪盗になるのも良い、そう思えたから。その時はこのウサギを呼ぼう。人差し指を口元に当て、)
…じゃあ私があの家を出たくなったら貴方を呼びます。…約束破っちゃ嫌ですよ?

>>72/里澄
(猫目の少女とは正反対に目尻が下がっている少年は、少女の言葉に悲しそうな顔をする。きっと少女が金以外に残る物がないと言い張ったからだ。それに気付いている少女は少年に背を向けて意地を張る。お金のない下層の人間が私を憎んで哀れに思っているだけだと自分に言い聞かせる。住宅の窓ガラスに映った少女の姿は、下層の人間なら誰しもが憧れそうな気品さに包まれていたが、少女の表情は貧しかった。お金以外持ってるものなんてない。気取ってる私に友人なんていないし、両親から与えられた愛さえない。でも、別に淋しくなんかないし、)
あ、今悲しい奴と思ったでしょう?悲しくなんかないです──、…貴方が私の友達に、ですか?
(拗ね後ろを向いていた少女が驚き、目を見開いた状態でゆっくりと振り返る。少年はこんなにも気取っている嫌な少女に自ら友達になってやると言ったのだった。自分でも性格が悪いひん曲がっていると自覚していた少女は驚いた。見上げられる夜空の瞳。その瞳は嘘一つ吐いていない様、信じることが出来そうだった。──嬉しくて興奮が止まない少女は彼を追い詰めるかの様に訊いていく。顔を近寄らせにこにこと微笑むその顔に、先ほどまでの性質の悪い笑みは消えていた。貴方は私のおともだちね。)
──本当?…私、アイラ。Aira・Valentaineです。貴方のお名前は何ですか?歳はいくつですか?私、林檎のジャムを作ろうと思っているんです。林檎はお好きですか?
(p:お友達になってくれるなんて感激!里澄くんかっこいいw)

77Aira・Valentaine(上層の国民) ◆AJ67YPX2z.:2012/03/20(火) 20:12:11
>>74/ビアンカ
(お嬢様と叫ぶ召使を横目に、夜のお散歩ですと言い残すと窓辺からひょいと飛び降りた。どうせ私が夜歩きしようとしなかろうとパパとママは私を心配しないんでしょう?じゃあ一緒じゃないと足を進めて行く少女は不機嫌そうだった。それでも足取りはリズム良く、カタンカタンとショートブーツの踵を鳴らしている。それなのに警官が少女の横を五月蝿く通って行った。怪盗やらビアンカやらと叫んでいるのを聞き、怪盗が出たんだと確信した少女は口角を上げて笑った。Biancaと脳内で復唱すれば覚えたっと呟いて。)
怪我しているんですか?どうしてですか?
(ひょっこりと路地裏を覗き込めば、ほーらやっぱり居た。足音を立てずゆっくり、でも素早くと足を向かわせた。しかしこれは驚いた。隠れているだけかと思ったら彼女は膝を擦り剥かせて居た。怪我なんてしたことのないお嬢様の少女は痛そうと眉を下げたが、彼女は美しくも悪い怪盗だ。すっと彼女の隣へ立つと意地悪をするかの様な問いを唐突に投げ掛ける。薄暗い街灯の灯りが額の汗を輝かせ、それを見てまた追い討ちを掛ける。ビアンカ、良い名前。私は貴方の名前がとっても好きになりそう。)
随分と汗を掻いているようですね。──何かに追われてでも?ビアンカさん?
(p:性悪女が絡ませて頂きました!ビアンカさんの設定が凄く好きです///仲良くして下さい!)

78燈木里澄(下層の国民) ◆U5/ycG9dho:2012/03/20(火) 20:41:25
(/すみません、>>72のAira様宛の文の一人称が僕じゃなくて俺になってました;;脳内訂正お願いします></返レスは出来上がり次第提出しますので今は訂正のみです;レス消費失礼しました)

79Adolf・Acland(怪盗/白兎) ◆Yp6JbenLlg:2012/03/20(火) 21:44:58
>>73 Bianca>あれれー。先回りするなんて、よっぽど僕に会いたかったの?
(軽い口調で茶化すように笑う。そして、衣装が目立つと言われ、そうかなぁ、と自身を見直す。確かに、夜の月明かりに照らされると目立つねぇ、と笑いながらも、その瞳は笑っていなかった。あくまで、同じく怪盗である相手への警戒は解かない。)
…ふふふ、残念。今日は、依頼してくれる人を探そうと思って出てきただけ。なぁに?僕の盗んだもの横取り作戦?可愛いビアンカちゃんに横取りされちゃうなんて、僕困っちゃうなぁ。だって、取り返すの簡単だもん。
(くすっと笑いを零すと、うやうやしくお辞儀をする。そして、首を傾げながら微笑を湛える。相手を挑発するような態度をわざととるのは、アドルフの悪い癖…というか、悪い趣味だ。同じ怪盗に対しては、あまりいい感情を抱くことがない性格ゆえ、仕方がないと言えば仕方がないだろう。)
もし、盗みに入る予定があるなら、僕も連れて行ってほしいくらいだよ。
(両手を上げ、降参のポーズを取る。これは本心だった。最近では、来た依頼をすべて完璧にこなしても報酬はいいと言えるものではなかった。)

>>76 Aira>えぇ、僕は、御嬢さんとの約束は絶対に破りませんよ。…貴女が家を出たいと仰るなら、いつでも僕が貴女を盗みに行きましょう。
(仮面を戻し、口元を緩める。緊張感のない声から一変し、白兎特有の甘ったるい誘惑するような声で囁く。その囁きは、天使のように柔らかだったが、悪魔のように人の心を惑わせるものでもあった。アドルフは、盗みに入った家の人間…それも、女性・男性問わず、その妖艶な囁きで口説くことで有名だ。そこがまた、万年発情期の兎らしい、といい意味でも悪い意味でも揶揄される。)
さぁ、御嬢さん。今宵は、如何いたしましょう?どこか、行きたい場所など、ありませんか?
(執事のように改まった態度で訊く。依頼はないが、時間はある。御嬢さんの気晴らしに付き合ってさしあげるのもいい、と思ったからだ。それに、もっとこの子の笑顔を見てみたい。)

(p:ビアンカちゃん可愛いです、絡んでくださってありがとうございます!)

80Alicia=Fortress(怪盗/atmys) ◆bl6ZE9uvAk:2012/03/22(木) 20:55:36
名前:(本名)Alicia=Fortress atmys(怪盗名)
性別:女
年齢:25歳
役柄:怪盗
性格:自称「怪盗には向いていない怪盗」事実怪盗に備わっているはずのスキルがほとんどなく主に盗みは大勢の部下にやらせている。その部下も殺して奪う者から物だけを盗む者と様々。atmysという男のような名で通っている為か、この怪盗は男だと世間では広く認知されているが当然部下の中には女性も居る為、やはり女性か?と世間を度々騒がせる。基本的に性格は茶目っ気があり落ち着いているが強欲で強か。また部下が己の正体を明るみに出すような失態、仕事を何度も失敗しそのことが原因で警察に疑いの目を向けられる危険性が出てきた場合自ら手を下す冷酷さも。
容姿:金髪で縦ロール、腰まで伸びる長髪が特徴で非常に長いアホ毛が一本ある。肌は雪のように白く、瞳の色は赤で暗闇では非常に目立つ。体型は細身ではあるが女性としての凹凸はしっかりあり、身長は170cmで常に小さな白い猫を抱えている。服装は黒のパーティドレスに黒のヒールで何処となく高貴な印象を与える。
武器/道具:普通の人の目には見えないような鉄のように頑丈な強度を誇る糸、通称鉄糸を使用する。服の内側に細工が施されており自由に伸び縮みができる。手首の辺りから複数の糸を出し対象を捕らえる。対象は糸を目視する事ができないだろうが己は暗闇で目立つ目のお陰でわかるらしい。しかし、完璧に認識しているわけではないらしく場合によってはこちらが不利になることも。ナイフなどの直接的に人を殺せるような武器を嫌い、糸のように間接的に人を殺せる道具を好む。本人曰く「血で手を汚したくない」
備考:世間では大勢の部下達の活躍により、怪盗名以外一切不明であり、自身の素性を語ろうともしない。本人曰く「自分は一切盗みはせず裏から手を引く存在でありたい」とのこと。ビル二棟を購入し、そこに大勢の部下を住まわせ、己は居場所を知らせず転々としている。部下のほとんどは下層出身者で構成されており、己が素質があると思った者を部下にして雇うという方法を取る。その為会社のように給料制で活躍した者にはそれに見合った給与が支払われ、またはその逆。日中外に出る事自体極めて稀であり主に深夜に活動する。街を出歩く際は上層の人間として行動し、密偵と呼ばれる部下が一般人に成り済まし他の怪盗の情報など集める為、共に行動するものの怪しまれぬよう数十メートル程距離を置いている。

(p:>>57の者です。すいません凄い場違いなキャラになりました;不備があればお申し付けください。それから同じ怪盗の方で自身の正体、本名を知っている方を募集したいと思います。互いに利用し合っているという設定でお願いします。怪盗であれば性別は問いませんのでどうぞよろしくお願いしますorz)

81Alicia=Fortress(怪盗/atmys) ◆bl6ZE9uvAk:2012/03/22(木) 20:59:51
(p:追記、一人称「私」二人称「呼び捨て」「〜さん、ちゃん、君」連レス失礼しました;)

82燈木里澄(下層の国民) ◆U5/ycG9dho:2012/03/22(木) 22:12:08
>>73 怪しい人(ビアンカ)
(さて、新聞読み終わったし体も冷えてきたから帰ろう、と壁から身を起こす。冷たい風に吹かれながら新聞を元あった場所に捨てると少しだけ気まずそうな顔になって。ーーいや、大丈夫だよな?ここにあったんだし……新聞がかわいそうだとは思わないのか?……いやでも持ち帰って何に使うんだよ……。自分の正義感と密かに戦っていた最中、誰かから声がかけられ考えが弾けた。目の前の人は己は怪盗だと言う。彼女の言葉の数十秒後、少年はああそう、と頷く。性別の分かりにくい格好だったが“あたし”の一人称で辛うじて女だと分かった。正直凄く怪しい服装してるから本当に怪盗なら逆に目立つんじゃないかな…と思うが言わないでおいて。ちらりと先ほどの新聞を一瞥すると苦笑いして、参ったなと呟く。記事によると凶暴な怪盗なんだとか。下手をしたら殺されかねない状況の中で彼はのんきに頭の上に腕を組むと)
あんたが「ビアンカ」?

(/絡みありがとうございます!可愛いだなんてとんでもない!!ただのギャップ男子ですよ←それよりビアンカさんの描写が美しいです…鼻血でま"ず((←)


(/レス分けますね)

83燈木里澄(下層の国民) ◆U5/ycG9dho:2012/03/22(木) 22:38:28
>>76 アイラ
思ってないよ。僕も友達は少ない。
(少女は拗ねたように背中を向けたとおもいきや友達になると言った途端花のように表情を綻ばせる。あまりの変わりように苦笑いしながらその前の言葉に悲しいだなんて思っていないと答えた。かわいそうだとは思ったけれど。同時に仲間のような感覚が生まれてきたのだ。少年は金銭に余裕がないため学校に通っていない。下層街に仲間はいるがほとんど大人で同年代の友人は少ないのだ。年上とは思えないくらいはしゃいで弾丸のように飛んでくる彼女の質問に律儀に答えていき。名前は燈木里澄、歳は16林檎大好き。一通り返した後今度はこちらからも質問して。お互いを知ることは大切だと何かで見た。滅多に出来ない友達だから大事にしようと思って)
あんたの歳は?好きなものは何?

(/こちらもまさかあっさり了承をいただけるとは…(笑/かっこいいとかうちの子には似合うはずありません←)

84 ◆K7MhN7lAwc:2012/03/23(金) 02:16:34
>>65 >>68 >>80
確認させて頂きましたが問題ございません。
ご参加ありがとうございます!

85Alicia=Gregory(怪盗/Alice) ◆1T2swboMiw:2012/03/23(金) 14:01:19
――そう。それって、今すぐ貴方を殺してもいいってこと?
(いつの間にか彼女の横には白髪の少女がいた。白く高級そうなカップに入れた紅茶を飲む彼女は、身なりはとても上層街の人間とは思えない。優しいクリーム色のワンピースは所々汚れていて、使い古されているのが分かる。だが、そんな格好には合わずにす、と紅茶を上品に飲む。美しいカップと上品な飲み方が相まって、彼女の手の中だけが体とは全く別の様な世界に感じる。そして、その白い髪を小さく揺らしながら彼女の方にゆっくりと振り向く。その少女は底がないような、黒く、また暗い目で彼女を見据える。その瞳は無機物のようで、まるで感情を感じさせない。そうして、彼女の言葉を自分なりに咀嚼して、今度は疑問系で相手に尋ねると)
(/はじめまして!少々遅くなりましたが絡ませて頂きました!俺が連れ去ってやんよ(( ともかく、よろしくお願いします!)

>>43 貴族の娘(Felicia)

……飽きて欲しいわね。本当に。バカの一つ覚えみたいに新聞に載せて。恥ずかしいとは思わないのかしら?
(上層街の下見にでも行くか、ととある下層街から少し離れたところにある家の一部屋、やけにファンシーで少女趣味な部屋で過ごしていた彼女はもうそろそろ金と食料が足りなくなる頃だ、と気付いて重い腰を上げる。別に上層街に行くからといってやたらめったに気を遣うことはない、といつものワンピースそのままで出かける。今日のターゲットは何処にしようか。最近の家は怪盗対策に設備が整ってていけない、と常人からすれば意味の分からないぶつぶつと呟きながら下層街を上層街へ向けて歩く。そこでふと見かけたのは自身と同じ髪色の少年。彼は新聞を眺めながらマスコミがどうとのやらを呟いている。その事件に特に興味があるわけでもないが、その事だけには非常に同意する、と思わず彼の近くに寄ってしまう。そして用事があるというのに、うんうん、と頷いて言いたいことを言うと、今度は同意を求めて相手の方に振り返り)
(/はじめまして!絡ませて頂きました。里澄くんとは全く考えの合わない彼女ですが、どうかよろしくしてやってください;)

>>51 白髪の少年(燈木里澄)

86燈木里澄 ◆U5/ycG9dho:2012/03/23(金) 22:01:57
>>85 白い髪の子(Alicia)
(新聞をあった場所に戻すと、冷えた手に息を吹きかけながらその場を立ち去ろうとしていたところだった。捨ててない。置いただけだ。そこに、一人の少女が現れて。少年の意見に賛成するように頷く彼女は服装からして下層の人間なのだろうが見たことがなかった。白い髪の子だなんて言ってしまったけれども、そういえば僕も白だったな、なんて今更ながら思って。生まれつきのこの髪色でばかにされることも多々あったのだが、同じ髪を持つ子がいて安心感というか、仲間意識のようなものが芽生えたりもした。恥ずかしいとは思わないのかー…どうやらそれは彼に同意を求めているらしく、彼女はこちらを向いている。うーん、まあ…そうは思うけれど。でもマスコミも必死なんだろうな、とか考えてみると扇ぐ気持ちも分からなくもなかったりして。苦笑いすればそうだな、と少しだけ言い辛そうに返した。それにしてもこんな早い時間に出かける人も珍しい、と小首を傾げれば問いかけ)
あんたはどこへ行くんだ?

(/絡みありがとうございます!考えが合わないのもイメージするのがとても楽しいです*不束者ですが宜しくお願いしますorz)

(/レス分けます)

87燈木里澄 ◆U5/ycG9dho:2012/03/23(金) 22:31:36
>>61 White rabbit
(月が綺麗だったため思わず外へ出てしまった。そのまま上層街へ来ていたようで、月の儚げな光を掻き消す騒々しい明かりで今自分がどこにいるのか分かった。ああどうしてここへ来てしまったのだろうか。ため息をついて引き返そうとしたその時、視界にひらりと白い物が掠めた。目で追うとそれは白い服を着た人間だ。ーー知っている。いつだったか写真か何かで見た。目立つ格好とそれでもなお捕まらないことが凄いと思い数多い怪盗の中で“知っている者”に加えていた。あれはきっと“白兎”だ。雰囲気に惹かれたのだろうか、気づいたら彼を追っていた。足に自慢のある己ですらやっとなほど彼は兎のように軽やかで。思い切って飛び込んで運よくマントを掴み)
白兎ー…だ!

(/絡みが遅くなってごめんなさい><これから宜しくお願いします!)

88Adolf・Acland(怪盗・白兎) ◆Yp6JbenLlg:2012/03/23(金) 23:33:55
>>87 里澄>えっ、と…。こんばんわ。…きみは誰?僕、…いや、白兎に、なにか御用ですか?
(にこりと微笑むと、少年の手を取りちゅっと口付ける。これは挨拶としてよくやっていることだが、白兎でなければ絶対に可笑しくて笑えてしまう行動だろう。アドルフは唇を離すと、上目使いで尋ねた。仮面の奥から、相手を警戒する色を覗かせながら…。)
きみは…下層の子、かな?そうなら、ちょっとここは危ないかもね。…上層の人間には、子供を売りとばしたり、奴隷にしたりしようとする大人も多いんだ。…僕の妹も、悪いやつに殺されたんだ。
(最後の言葉だけは、ぼそりと吐き捨てるように言った。その声には、いつものアドルフ…怪盗白兎からは想像もつかないほど憎しみが溢れる声だった。アドルフは、里澄を見つめ、答えをうながすような顔をした。)

(p:可愛い子ですね!あれ、男の子設定・・・でしたよね!?記憶違いじゃないですよね?汗)

89Alicia=Gregory(怪盗/Alice) ◆1T2swboMiw:2012/03/23(金) 23:36:10
痛ッ……新しい服、買わないと……
(その夜は不気味だった。満月は煌々と光を地にもたらし、星達もその輝きに負けじと大きく輝く。こんな明るい夜には怪盗が出やすい。――義賊も、悪党も。彼女は余り光が届かない上層街の裏路地を歩きながら着々とターゲットの屋敷に向かっていた。そして辿り着く、やけに仕掛けが厳重な屋敷。満月の夜、相手もこの位はしてくるだろうとは思っていた。……が、流石にここまでの警備の濃さは予想していなかった。だがここで引き返すわけには行かない。下層の民、それも怪盗業以外に稼ぐ手段が無い自分にとってこの盗みは必要不可欠のもの。自前に確保しておいたルートに従って屋敷の中に侵入していく。が――ちょっとした、本当にちょっとしたミスで警備員に見つかる。慌てて銃を構えたのはまだ良かったが、焦りから手が滑る。そうこうしている内に相手も銃を構えて、自分の方にしっかりと命中させて撃ってきた――そして、今彼女が居るのは通ってきた裏道である。銃弾は不幸中の幸いなのかそうでないかは分からないが、銃弾は自身の腕を貫くだけで済んだ。しかし、腕からは血が止まらない。少し動かすだけで激痛が走る。そしてすぐ傍から聞こえるのは自分を探す音。――年貢の納め時か。そう考えて、彼女は、眠るように目を閉じた。)

(/絡み文です。超絶絡み辛れぇ……と、いう訳で先に絡み文を置いている方にはもちろん先に絡ませていただきます。ですが、おう絡みおせーよという方はこの絡み文に絡んでやってくだしあ; 駄文すみません;)

90Satellit=Fixe(怪盗/Queen bee) ◆CXs3Xc8EjM:2012/03/24(土) 16:58:23
(p/無事許可を頂けたようなので、亀ペースですが先に置いてある文に絡ませて頂きますね。今日は出来ている所まで、連レスで失礼しますね;)


>>28 ニコラシカ
ククク―――彼らはそれなりに働いているよ?…君が良い仕事をしすぎるのさ。まァ最近は、腑抜けた輩が多くはあるけれど。
(夜を美しく彩るネオン――そんな煌びやかな光景の中いつも通りの黒いローブに身を包み、コツコツと靴底を鳴らしながら上層外を歩く。歩を進める度に胸元にぶら下げた銀の十字架が揺れ、光を反射した。もう何年も上層街(ここ)に住んでいないが、自分が居ようと居なかろうと全くお構いなし――…という風な街の様子に口端をそっと吊り上げ、妖しい弧を描く。長い前髪に隠され表からはろくに見えないだろう薄金の瞳は確かに目の前の景色を映していて、そんな容貌を裏切り視界の不自由等何一つ無い。そうして、特に目的地があるでもなく文字通りぶらぶらと足を進めていた時……不意に鼓膜へ小さな呟きが届き、理解したその内容に自身にとっては既に癖である独特な笑い声を零した。続けて声の主の方へ顔を向けローブの裾をなびかせながら距離を縮めていき、前髪を押す黒いシルクハットの影響で余計に見え辛い左眼を僅かに覗かせて相手の様子を窺いつつ言葉を並べる。やがて言い終える頃には、相手の真横に並ぶように立っており)
(p/初めまして、遅くなりましたが絡ませて頂きましたノなんとも変人臭が漂う奴ですが←これから宜しくお願いしますね^^)

>>43 鳥籠の小鳥ちゃん(Felicia)
(今日も〝仕事〟は好調――…もはや暇潰しに近い〝盗み〟という名のそれを終えた帰り道、無駄に多く回された警察の追っ手を上手く撒き建物の屋根の上を移動する。流石は怪盗と言うべきか…音らしい音をほとんど立てない上に逃げ足だけは速い為、途中何度か見付かり白いライトで居場所を晒されたが捕まる事は無かった。高さ8cmの比較的細いヒールもハンデにはなり得ないらしく、素早い動きで屋根を駆ける。足を動かす度腰に装備している鎌の長い鎖が月明かりを照り返し、後ろになびく薄金の髪と共に光を纏った。それから約2時間――どうやら完全に撒いたらしいと確認し先程までとは逆にゆるりと移動しながら、下の様子を眺める。そんな中ふと視界に捉えたのは公園で、幾つかの街灯に照らされた其処に人影を捉え〝こんな時間に何をしているのだろうか〟――…と近場の木に飛び移り、その人物との距離を縮めた。大分近くなったそれは見たところ少女のようで、枝に腰掛けて足を組みながら観察を続ける。その数秒後、少女らしからぬ発言が耳に届き思わず歪んだ口元を手で覆った。しかし放っておく気は無く、一呼吸置いた後相手を〝小鳥ちゃん〟と称すると背後より少し上辺りから声を掛けて)
おやおや、そんなに攫って欲しいのかイ?――…大胆な小鳥ちゃん。
(p/遅ればせながら絡ませて頂きました^^どうぞ宜しくお願い致しますノシ)

91Satellit=Fixe(怪盗/Queen bee) ◆CXs3Xc8EjM:2012/03/24(土) 17:02:03

>>51 下層の子(橙木くん)
(ある日の朝方――…いつもより大分早い時間にぱちりと目が覚め、あと二人は入れるだろう広いベッドの上で身を起こした。布団から出て横向きに座り直すと、動いた事で流れた冷たい空気が肌に触れる。朝はやっぱり寒いなぁ……などと考えながら完全にベッドを離れ、身支度を始めた。普段ならば二度寝に突入している頃なのだが、今日はすっかり眠気が消えてしまっていてそれは無理そうで。半ば仕方なくといった調子でローブを纏い左右それぞれの中指にルビーの指輪を嵌めると、仕上げのように十字架を手に取り首にぶら下げる。そうして身なりを整えて部屋を後にし、屋敷の清掃に来てくれたらしい女性へ軽く挨拶してから門をくぐり外へ出た。彼女は、弟や最近出会った人物を除き唯一此処へ立ち入る事が可能な存在――…何とも微妙な立場に在る人だ。それから数分後……ちょっとした散歩として見慣れた下層街を歩いていた時、ふと前方に何かを見ているらしい人影を見付けた。生じた少しの興味に逆らわずに歩を進め、音らしいものを立てずにすぐ後ろまで距離を詰める。そのまま覗き見た相手の手元には新聞があり、でかでかと目立つ見出しは〝怪盗出現!〟――それを見て軽く息を漏らし、漸く存在を知らせるように口を開いて)
へぇ―――…またやったんだ。
(p/初めまして、遅ればせながら絡ませて頂きましたノいきなり失礼な奴ですみませんが、どうぞ宜しくお願いしますね^^;)

>>61 白兎
(ガシャン、と硝子が砕ける音を最後に静かになった夜の上層街。煌びやかに辺りを照らすネオンはいつも通りの光を放っているが、その明るさ故に周囲の闇が際立っていた。暗闇を難なく移動し、頭が悪い――というか学習能力が皆無の追っ手を撒く。獲物を袋小路にして追い詰め、身動きが取れなくなったところを捕獲する…まだそんな手を使ってくるなんて此方も見くびられたものだ。前後左右を塞がれても、上空や地下という突破口も存在する。そんな事にも気付けない低レベルな連中を特盗へ置いておく時点で、色々と終わっているじゃないか。――と最近の警察への不満紛いの事をを零しながら移動を続け、暫く進んだ先の屋根で一息ついた。追っ手が到達している気配は…無い。暇潰しで窃盗を働く者も捕まえられないようでは、他の怪盗を捕らえる等夢のまた夢だろう。そう――…今まさにこの瞳に映っている〝白兎〟のように素早い者なら特に……。偶々通り掛ったのだろう相手の前へ出るようにして屋根から飛び降り、コツ…と軽い音を立てて硬いコンクリートに降り立つ。その状態のまま言葉を発し)
――こんばんは、白兎。良い獲物は見付かったかイ…?
(p/初めまして、駄文ながら絡ませて頂きました^^;…何か待ち伏せていたような状況ですが、偶然ですのd←こんな奴ですが、本体共々宜しくお願いしますねノ)


(p/所々日本語がボロボロなのは見逃がして頂けると嬉しいです^^;連レス失礼しましたノ)

92ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/24(土) 19:21:25
(p/出来ている所まで入れさせてもらいますね^^ノ)

>>59 ビアンカ
――物騒な物を向けておねだりするなんて、欲深な女性ですねぇ…笑っちゃう。
(人の多い通りだからと、それだけで迂闊にも気を抜いてしまっていた。通りの真ん中で人の行き交う姿になんて目もくれず、ただそびえ立つビルの数々と、その周りを鮮やかに照らし輝くネオンだけを目に捉えていたその心には、店の商品を盗まれた追手がやって来ているか来ていないかという一抹の不安と、その不安を心より楽しむスリル感しかなかった。――きゃあっ!と甲高い悲鳴が聞こえてから、やっとその身に魂が戻ってきたかのように我に返った彼は、その悲鳴の方向へと反射的に振り返る。甲高い悲鳴を上げていたのは、少し福与かな肉体を持った年増の女性。その女性の視線の先にあったのは…なんということだろう、振り返った彼の真正面に立つ小柄な人間の手に持たれている拳銃だ。つまりは、その拳銃の銃口にはしっかりと彼の姿が捉えられているというわけであって。おやおや、気付かない間に命まで狙われてしまっていたのか。ただの通り魔だとか人殺しだとかなら、まだ抵抗する気も失せるものだが、銃口を向け、フードを被った人間の口から出た言葉は、その宝石をくれというおねだり。いや、横取りと言うべきか。とりあえずその一言で、フードを被った人間は怪盗であることが分かる。それも、いざとなれば殺しかねないほどの狂気さえも持っているようだ。なんとまあ物騒な物を見せながら物を強請るのだ…そういう彼の口許は笑みを浮かべていた。フードを被る相手は正直な所どうでもいいが、それを通り越して、相手の両親に子供の育て方を間違えているんじゃないのかと、そう言ってやりたいと思った。ふふ、と笑みの浮かんだままの口で笑えば、相手の向けている銃口を気にも留めずに着ているジャケットのポケットから中身がむっちりとした財布を片手にチラつかせて、こう尋ねてみた。)
ひとつお尋ねするけれど…――わたしのこの財布と、貴女の言う宝石…どちらがより「欲しい」?
(p/絡み感謝です^^まさか盗品を狙って来る二人目とは…←/宜しくお願いしますねー。ノ)

93ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/24(土) 19:22:37
>>61 白兎
(静けさを知らない上層街。ネオンに照らされて昼間よりも一層、それも一店舗ごとに見た目を鮮やかに照らして目立たせる個々の店。白やら青やらの落ち着いたものでなく、あえて赤だとか紫だとか黄色だとか、目に痛いけれどよく目についてしまうようなライトを当てることで、昼間とは違って妖艶さを引き立たせているラブホテル。そして月だけが浮かぶ漆黒の夜空を覆うかのようにそびえ立つ大きなビル、ビル、ビル。そのそびえ立つビルの屋上の手すりに腰を寄せて寄りかかり、ふ―…と煙草か何か吸っていればそれなりに雰囲気は出るだろう深い息をつく者が一人。怪盗ニコラシカとして、今回はこのビルの中にある、とある物を盗み取ってやろうと考えていたのだが、思っていたよりも警備が強く近づくことも断念せざるを得ない状況だった。まあ下調べを怠った結果だ、しょうがない。おかげで気分もそがれてしまって、しかし獲物として選んだこのビルから易々出てしまうのも何だか気が乗らず。だからこうして、することもなく一人、屋上に吹き付ける涼風に頬を当てて涼んでいるわけだが。――ふと、漆黒の空とは混ざろうにも混ざれない、真っ白な何かが目にうつり、そちらへと顔を向ける。その白い何かは狭い路地を挟んだすぐ隣のビルの屋上にいるらしい。跳ねるような素早い動きに一瞬、兎かとさえ思ったが、さすがにそんなことはなく……)
――…へえ、真っ白な怪盗。…ふふ、あんな目立ちたがりやな怪盗も、中にはいらっしゃるんですねぇ…。
(p/絡ませていただきますー、宜しくお願いしますね^^※白兎さんの登場場所が夜の街とだけで詳細が書いてなかったので、勝手に上層街のビルの屋上で見つけたってことにしちゃいましたが、大丈夫でしたでしょうか?半ば確定ロルですので、気に入らなければ訂正いたしますので言ってくださいね^^ノ)

(p/あとの方々はもうしばらくお待ちいただけると嬉しいです;/連レス失礼しました)

94Alicia=Fortress(怪盗/atmys) ◆bl6ZE9uvAk:2012/03/25(日) 22:12:12
(p:許可を頂けたので絡み文投下されている方々に順番に絡んでいきたいと思います。性悪女ですが皆様よろしくお願いしますorz)

>>28 ニコラシカ

(やはりこの上層街は夜になると輝きがまったく違う。今この時間帯は人の往来が一層激しくなる時間。朝とはまた違った人の姿を見ることができる。この時間に盗みを働く怪盗はいないだろう。もし居たとしたらただの馬鹿。盗みを働く者には考えでもあるのだろうが己からすれば馬鹿な行動にしか見えない。女なパーティードレスに黒のヒールを身に付けこの光の塊のような夜の上層街を歩く。裕福な者達が多い街のせいか歩く人間も己と似たような格好をした者ばかり。己が歩いている方とは逆に皆光の塊になった街へと消えていく。あんな光の街に居てはおかしくなりそう。怪盗である己には光なんて似合わない。もっとも怪盗といっても盗みをすることはせず、主に仕事は大勢の頼れる部下がやってくれている。己は使えない部下を始末する役とでも言おうか。日中は外に出ることはほとんどなく、今のような時間帯に出歩くことがほとんど。腕に抱いている白い子猫も己と同じく光が嫌いなようで上層街の方を見ようともしない。街から離れるにつれてこちらへ届く光の量も減っていく。嗚呼、やっと丁度いい明るさになった。光が嫌いだなんてまるで吸血鬼のようだ。日を浴びれば灰になって消えてしまうのだろうか?とくすくす笑いながら額に手を当てる。光が強過ぎて目がチカチカしてしまったらしい。だが今は眩しいと言えるほどの光はなく、数十メートル先からは漆黒の闇が広がっている。上層街では目立つことはなかったがその両目からは赤い光が放たれ、獲物を探すかのようにあちこちへと光を飛ばす。すると遠くで何かが光っている。んー?と目を細め注意深く観察すると人影が見える。どうやら光の主はこの人影のようだ。くすくすと笑いながらゆっくりと近づいていき背後より声をかけた)

(p:絡ませていただきました。これからよろしくお願いします!)

>>43 Felicia

―ふふ、小鳥ねぇ…、あなたが言っていた猫ならほら私の腕に抱かれているわ。あなたのお願いを聞いてあげたいのだけれどもう少し歳を取ったら私がちゃんと連れ出してあげる(嗚呼、暑い、眩しい…。やはり己には朝外に出るという行為は地獄すぎる。珍しく早く目が覚め、たまには朝に外に出るのもいいかもと思い出てみたらこれだ。抱いている猫は己とは違い外に出られて気分が良いようだ。両目の輝きも太陽の光に負けたのか酷く弱い、きっと己と同じ思いなのだろう。公園を発見したのでベンチに腰かける。子供達がボールで楽しそうに遊んでいる。なぜ子供はこんなに眩しい朝から平気で遊べるのだろう。子供達に聞いたところで答えなど出ないことはわかっているので聞くことなどせずに。横目で隣を見るといかにもお嬢様のような雰囲気を醸し出している少女が。どうやら家での生活が不満なご様子。私だって太陽を消し飛ばしてすぐにでも夜にしたいわなどと思っていたりしたが、そんなことできるはずもなく、猫を彼女の膝の上へと乗せるともう少し歳を取ったら私が引き取ると告げる。もちろん怪盗にするつもりはない。ただ教師の真似事をしてみたくなったとでも言おうか。己の持っている知識を教えたら彼女はどうなるのか凄く興味がある。それに子育ての勉強にもなるかもしれないし…と密かに口元を上げて)

(p:絡ませていただきました。これからよろしくお願いします!)

95Alicia=Fortress(怪盗/atmys) ◆bl6ZE9uvAk:2012/03/25(日) 23:27:55
(p:すいません書き忘れがありました;適正版です;連レス失礼しましたorz)
>>28 ニコラシカ

(やはりこの上層街は夜になると輝きがまったく違う。今この時間帯は人の往来が一層激しくなる時間。朝とはまた違った人の姿を見ることができる。この時間に盗みを働く怪盗はいないだろう。もし居たとしたらただの馬鹿。盗みを働く者には考えでもあるのだろうが己からすれば馬鹿な行動にしか見えない。女なパーティードレスに黒のヒールを身に付けこの光の塊のような夜の上層街を歩く。裕福な者達が多い街のせいか歩く人間も己と似たような格好をした者ばかり。己が歩いている方とは逆に皆光の塊になった街へと消えていく。あんな光の街に居てはおかしくなりそう。怪盗である己には光なんて似合わない。もっとも怪盗といっても盗みをすることはせず、主に仕事は大勢の頼れる部下がやってくれている。己は使えない部下を始末する役とでも言おうか。日中は外に出ることはほとんどなく、今のような時間帯に出歩くことがほとんど。腕に抱いている白い子猫も己と同じく光が嫌いなようで上層街の方を見ようともしない。街から離れるにつれてこちらへ届く光の量も減っていく。嗚呼、やっと丁度いい明るさになった。光が嫌いだなんてまるで吸血鬼のようだ。日を浴びれば灰になって消えてしまうのだろうか?とくすくす笑いながら額に手を当てる。光が強過ぎて目がチカチカしてしまったらしい。だが今は眩しいと言えるほどの光はなく、数十メートル先からは漆黒の闇が広がっている。上層街では目立つことはなかったがその両目からは赤い光が放たれ、獲物を探すかのようにあちこちへと光を飛ばす。すると遠くで何かが光っている。んー?と目を細め注意深く観察すると人影が見える。どうやら光の主はこの人影のようだ。くすくすと笑いながらゆっくりと近づいていき背後より声をかけた)
―こんばんは、こんな場所で怪盗さんが何をしているのかしら?

96Felicia(上層の国民) ◆MbTKFNutWk:2012/03/26(月) 00:40:17
(/すみません。たまってしまっているので時間がかかりそう。新しいものから返していきます)

>>94 Alicia
あ、猫さん
(え、と相手を見上げて首傾げていたが、己の膝の上に乗せられた猫に子どもらしく目を輝かせ、相手を見るとふわっと微笑み。続けられた言葉にぱっと明るい笑顔になるととても嬉しそうに)
本当に?楽しみだわ
(本当は今すぐにでも自由の身になりたいが、もう少し大人になれば連れ出してもらえるのだと思うと、待とうという気になり。どうせ大人になっても決められた人生を歩むものだと思っていたから、相手の言葉がとても嬉しく
/絡みありがとうございます。これからよろしくお願いします)

>>90 Satellit
(

97Felicia(上層の国民) ◆MbTKFNutWk:2012/03/26(月) 00:50:06
(/すみません。たまってしまっているので時間がかかりそう。新しいものから返していきます)

>>94 Alicia
あ、猫さん
(え、と相手を見上げて首傾げていたが、己の膝の上に乗せられた猫に子どもらしく目を輝かせ、相手を見るとふわっと微笑み。続けられた言葉にぱっと明るい笑顔になるととても嬉しそうに)
本当に?楽しみだわ
(本当は今すぐにでも自由の身になりたいが、もう少し大人になれば連れ出してもらえるのだと思うと、待とうという気になり。どうせ大人になっても決められた人生を歩むものだと思っていたから、相手の言葉がとても嬉しく
/絡みありがとうございます。これからよろしくお願いします)

>>90 Satellit
(抜け出してはみたけど、そう遠くへはいけないし、外に一人で出られただけでも少しは満足した。そろそろ帰ろうかとスカートを気にしながら立ち上がろうとすると背後から聞こえた声にゆったりと優雅さを感じる様子で振り向いてこくり、と小さく頷いて口を開き)
えぇ。怪盗さんなら完全に攫ってくれて、もう帰ったりしないで良いのでしょうね
(何処かうっとりした様子で微笑みながら、自分の夢、望みを語り。恐らく自分の言葉から自分を小鳥と表した相手に、貴方は...と数秒、顎に手をあて考え事をする仕草をして、はっと気付いたような顔になると笑いかけ)
怪盗さん、よね?私...小鳥の名前はFeliciaと言うの
(/絡みありがとうございます。これからよろしくお願いします)

98Felicia(上層の国民) ◆MbTKFNutWk:2012/03/26(月) 00:57:22
>>96はミスです。連々レスすみません

99Alicia=Gregory(怪盗/Alice) ◆1T2swboMiw:2012/03/26(月) 12:47:51
(/すみません、これは要望なのですが現在Aliciaという名前が二人いることになっています。そこで、>>数字の後に名前を付ける方はフルネームにして下さらないでしょうか?)

100燈木里澄(下層の人間) ◆U5/ycG9dho:2012/03/27(火) 20:46:39
>>88 White rabbit
里澄です。燈木里澄。
(手を取られたかと思うとキスをされたようで驚いて手を引っ込める。名前を問われ素直に答えたあと、ここは洋名が多いから合わせた方がよかったかな、なんて考えてみたりした。上層街が下層の者にとって危険だということは知っていたが、そこまで深刻だとは思わなかった。ーー殺す、だなんて。優しげな風貌に似合わない表情をする彼を見て、今までの“白兎”のイメージが少し変わった気がした。自由でほのぼの、気が向いたら民に物を分け与える義賊だと思っていた。でも今は、奥底に悲しみを隠しているような感じ。質問に答えようとするが後半は好奇心に負け)
はい、確かに下層の国民ですが…えと、これから何処へ行くんですか?

(/はい、一応男です。なよっちいので背後もたまに訳分からなくなりますが←)


(/レス分けます)

101燈木里澄(下層の人間) ◆U5/ycG9dho:2012/03/27(火) 21:28:56
>>91 おにーさん(Queen bee)
(盗まれるほど物がある上層の人間が羨ましい。ため息をつけば新聞を畳んだ。すぐ後ろから聞こえた声に肩を上げ振り返るとそこには見知らぬ男性がいて。だ、誰?とたじろぎながらも はあ、そのようです、なんて答えて。下層の人間だろうか?それにしては服装が整っている。気まぐれに見下しにでも来た上層の人間?ーいや、それならもっとにじみ出る傲慢さがあるだろう。それに、足音や気配を消して近づくだなんて。=普通の人ではない…?=怪盗?などと非常に単純でいちいち疑問系な方程式を頭の中で組み立てると、こてんと首を傾げ、つかぬことを伺うけれどと適当な前置きをしてから「怪盗?」なんて問いかける。本職の方ならば答えるわけがないのだけれど。でも彼には“人間”の選択枝が上層、下層、怪盗の3種類しかないのだから仕方ないと言えば仕方ない。)

(/絡みありがとうございます!失礼だなんてとんでもない!不思議人ktkrです←)


(/連レス失礼しました)

102燈木里澄(下層の人間) ◆U5/ycG9dho:2012/03/27(火) 21:31:29
>>99
(/了解しました。頑張って名前打ちます*)

(/またまた連レス失礼しました;)

103ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/28(水) 11:38:09
(/返レスが遅くてすみません。出来ている所までを入れさせてもらいますね。^^ノ)

>>70 Aira
―――、可愛いレディがはしたない真似をしているのに…名前を言わないのも、なんだか悪く感じてきましたね…。
(笑顔でお話に付き合ってといった少女は、彼が名前も名乗らずに彼女の放ったジョークにだけ反応したことに何かしらの違和感というか…それに近い物でも感じたようだ。笑顔だった少女の可愛らしい目からは笑みが消え、そして彼の方をまるで見通すように見上げてくる。ただ笑顔を見せたままで少女の様子を見ていたが、次に彼女の起こした行動は、己に直接触れるということまでには至らなかったが、時々鼻を彼の着ているジャケットに近づけてはクンクンと嗅ぐという、傍から見れば驚くだろうものだった。まるで躾のなっていない子犬。いや、野犬と化した子犬というべきか。――何かを察知したらしい、顔をあげた少女は彼を疑いの目で見上げてくる。にこりと笑ったまま少女の目を受け止めていれば、再び名前を尋ねられた。それもお姉さんか、はたまたお兄さんか。と、可笑しな質問までひっつけて。少しの間、何かを考えるかのように目を細めて少女を見下ろすばかりだったが、何か吹っ切れたようにクスリと微笑むと、少女の白い頬にゆっくりと手を伸ばし、さらりと撫でながら、名前を言わないのが悪く感じてきてしまったなんて彼らしくない一言を呟く。そのままゆっくりと少女の小顔に顔を近づけ、スン…と先ほどの少女がした程ではないが少女から香る匂いを香って。……甘いけど、どこか芳醇な香り――、それが彼から言う少女の匂い。顔を少女から離し、唇をうっすらと開けば、見た目からして20歳はいっていないだろう少女には到底難しいと思われるが、己の怪盗としての名前のヒントを悪戯にも与えてやった。)
――わたしの名前はね、貴女の香りにレモンスライスを挟んだ名前。…ふふふ、分かるかしら?
(p/やられる前にやる(キリッ)。ということで意地悪な問題を出してみましたww←)

>>72 燈木
ふうん…そうねぇ、そうかもしれませんね。…くすくす、確かに素直でいい子だと思うわ。
(背中を向けたまま彼がどのような返答をするのだろうと心待ちにしていた所、帰ってきた言葉は意外にも、少年らしいというか子供らしいというか。いい奴だなんて思ったからか?なんて恐らく少年らしい素直さの垣間見えるものだった。それを耳にすると、ふうん…と上層街に向けていたままの目を細める。少年はきっと下層街の者なのだろう、少しだけ幼い頃の己の雰囲気と重なる部分がところどころあって、懐かしさすら思えてしまう。幼い頃の己が素直で良い子だったかと言われれば首を傾けてしまうが、今ほど歪んだ性格もしていなければ盗みを働くような気の強さも持ち合わせちゃいなかった。上層街にも子供はいるが、下層街の子供よりも裕福で華やか、親の面子がないと胸を張れない子供ばかり。その分、下層街には自立して一人で心強く生きている子供が多いことも彼は知っている。いい子だと思ったから?――そうだ、けっしてそれは間違いではないと思う。そうかもしれないね、なんて微笑すると、とても楽しそうに、そして嬉しそうに目を閉じた。とりあえず己が怪盗であるということを少年が知っていようがいまいがどちらでもいい。この少年の素直さというか忠実さというか、それをくみ取っておくことにしよう。だが少年に振り返るようなそぶりも見せず、彼は少年にこう尋ねた。)
――坊や、お名前はいったい何て言うの?
(/こんな可愛い不束者がいてたまるk(ry←)燈木君の可愛さを気にいりつつあるジンジャーです^^)

104Alicia=Gregory(怪盗/Alice) ◆1T2swboMiw:2012/03/28(水) 13:37:06
>>61 White rabbit
……White rabbit。
(基本的に自分は私利私欲で動く賊だ。一応は怪盗なんてご大層なものを名乗っているが、やっている事はただの強盗となんら変わらない。そんな中で、最初の「光の彼」の様に義賊でもない、かといって自分の様にただただ自分のために働くのでもない彼。――通称、白ウサギには興味があった。適当に街を出歩けば出会えるかな、と夜の街に出歩く。しかし、それ程「彼に出会える」という希望は持っていなかった。あくまでも、盗みのルートを確認しておくついで程度のものだったのだ。――まさか、本当に出会えるとは思わなかった。彼の通る道をそっくりそのままたどって追尾する。見つからないように、気配を消しながら。しかし、どんなに目を見張らせても人間である以上些細なミスはするものである。彼女の場合、それが大きなものだったというだけで。――気配を消す事に集中していたら、自分の足元にあるものには気付かなかった。それだけなのだ。それだけ。だが、それだけで自分の存在を示すには、十分だった。とどのつまり、はっきり言うと、彼女は転んだのだ。転んで、大きな音を出してしまった。――それだけで、彼女の存在を示すには十分だった。)
(/ぎょえー!遅くなってしまってすみません!しかも半ば確定ロルの様な形……orz 書き直したほうが良い場合は言って下さい!こんな親と娘ですが、どうか仲良くしてくれると幸いです!)

>>67 女怪盗(ニコラシカ)
ッ!?こ、この……!
(何がおかしいのか、彼女は本当におかしそうに笑う。ナイフを突きつけられるだけで、気でも狂ってしまったのか。随分とまた弱いやつだ、と勝手な判断をしていた。――しかし、そうではなかったらしい。彼女は一言「お馬鹿さん」、と挑発するような言葉を言うとナイフを持っていない方を掴んできた。黒く、やけに装飾が施された服を着た彼女は必死にその腕を解こうとして腕を振ろうとする。しかし、自分を掴んだ彼女の腕はまるで女とは思えないほどに強く、自分程度の力では到底敵わなかった。さらに彼女は、あろう事か腕を逃げられないように掴んだまま、叫んだ。その内容は、自分のプライドを酷く傷つけるもの。確かに自分は殺しやら脅しやら犯罪的な事は多くやっているが、別の意味で犯罪的な――しかも、女に興奮する、なんて――そんな性癖は持ち合わせていない。ざわざわと、周りの人間たちがこちらを向きはじめる。違う、自分は「痴女」なんかじゃない。既に自分の心は制御不能。怒りに支配されていた。脳がナイフを持っている腕に命令を下す。勢いよくナイフを振り、そして彼女の首を切ってしまえ、と。もはや多くの人間達がこちらを向いているのにも厭わず、ナイフを持っている腕を大きく振り上げる。そして、野次馬が悲鳴をあげる頃には、既にナイフを彼女の首に向かって落としはじめてている頃だった。)
(/お返事遅くなってすみません!駄文なんて……ならこちらの文は一体どうなってしまうのか…… 不快どころか楽しませて頂いてます!むしろこっちが不快にさせてしまってないか心配で……どうか娘の直情さをからかってやってくださいw)

105Alicia=Fortress(怪盗/atmys) ◆bl6ZE9uvAk:2012/03/28(水) 22:44:24
(p:長いと言われたので分けます)

>>51 里澄

あらあら物騒ねぇ。あなたも気をつけなくちゃ駄目よ?(下層街を歩く。やはり上層街とは随分違う。家も人もボロボロで身に付けている衣服がそのいい証拠。下層の人間が上層街に行ったらどんな反応をするのだろう?恐らくこちらとは正反対であろうから戸惑うのか、そんなどうでもいい疑問を一人で考えても時間の無駄。だがしかし己は案外こちらの下層街の方が好みだったりする。目に毒な程光輝く上層街よりも光の量が格段に少ないこちらの方が己にはとても住みやすそうに見える。いっそのことこの街に住もうか、いややはりやめておこう。己は一つの決められた場所に留まれる程立派な人間ではない。それに住むとなると服装も下層の者らしくしなければならないし部下が訪ねてくることによって色々とめんどうなことになりかねない。しばらく歩いていると新聞を読んでいる子供の姿が目に映る。やはり子供は今の大人達に比べてしっかりしている。下層の者でしかも子供が新聞の記事に興味を示すことなんて滅多にないのではないだろうか。どうやら字も読めるらしい、この子供は他の子供とは何処か違うようだ。そーっと近づき新聞を覗き込むと一面は怪盗出現!と大きな見出し。部下で昨日仕事に出ていたのは二人…。可能性は低いがこの記事は己の部下のことを書いているのかもしれない。部下が名を上げていく、上司としてこんな嬉しいことはない。これからも新聞の一面を賑わせてもらいたい、但し私の情報を一面に晒すようなことはしないで。まあ、そのようなことになる前に始末させてもらうけど。下層に怪盗が盗みに来るとは思えない、来るとすれば義賊か。今日はいいものを見られた。口元を微かに上げると何処からか札束を出し新聞の代金と彼の頭の上に乗せて)

(p:絡ませていただきました。これからよろしくお願いします!)

106Alicia=Fortress(怪盗/atmys) ◆bl6ZE9uvAk:2012/03/28(水) 22:47:31
>>61 白兎

(時刻は夜、ネオンの明かりが酷く目にくる。賑やかなのはいいのだが少々この光を抑えてもらいたいものだ。だが夜はいい、朝とは違って空からの光はないし仕事もしやすい。もっとも仕事なんて己にはほとんどないが。ただ今からは少しあるかな、己の前後左右を何かから守るように歩く者達。皆黒いスーツ姿で顔は仮面で隠れていて見ることはできない。人数は六人。これから仕事、いや盗みをする者達である。男三人に女三人、今日は随分と男女のバランスがいい日ですこと。普通なら怪しまれるところだがここは上層街、裕福な者達が集う場所。そこに住む人間が護衛の二、三人従えていても何ら不思議ではない。ふと右側を歩いている男が耳打ちをしてくる「二十メートル後ろの密偵より連絡。左右の建物内に不穏な影あり、数およそ三十。特盗の可能性が高いとのこと。それから十五メートル先に人影あり。服装から判断するに上層、下層の人間の可能性は低く特盗か同業者の可能性高とのことです」ふーん、そうか。警察もやっぱり動いていたか。怪盗を捕らえようとしているのだろうが甘い。己もまた目をつけられているのだろうが直接的な証拠などないし工作もバッチリ。捕まる可能性など万に一つもない、第一己の顔を同業者の者達が知っているとは思えない。精々治安維持のために頑張って頂戴と言うしかない。腕に抱かれている猫もどこか落ち着かないようであちらこちらに視線を向けている。すると突然左右から腕を出されその場で立ち止まる。密偵が背後より囁く「白のスーツに仮面…、白兎です」白兎…、あの有名な…。動きがとても早いらしい。動きが早いのだから盗むのも早いのだろう。話しかけたいところだが建物の横の細道より視線を感じる。数は二人。部下の一人に彼を呼んで来てと頼むと猫を別の部下に預け両腕を広げると建物の横から首元を押さえて苦しそうにこちらへ近づいてくる二人の警官。もっともこちらから引き寄せているのだが。先程まで目立つことはなかった瞳から放たれる赤い光が苦しそうにもがく二人を照らしていた)
―今からあの人と大事な話があるの。死にたくなければ大人しくしていなさい…。

(p:絡ませていただきました。これからよろしくお願いします!)

107ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/30(金) 11:05:24
>>90 Queen bee
――っふふ…。世も末とは今の状況を言うのでしょうかねぇ……お調子者は馬鹿を見る。
(高くそびえ立つ上層街の高層ビルの中には、未だに誰か残って残業でもしているのだろうか。それにしても点々と多くの場所に明かりが付けられているのが少し不自然な気もするが。本来ならば暗闇で閉ざされているはずの夜を負けじと明るく華やかに照らし、街の様子を曝け出すネオンの光にも慣れた目で見据える彼の背後に近づいてくる気配を、彼は察してはいなかった。コツコツと靴の音がやっと耳に着いたのは、相手が怪しく独特な笑い方をした後、彼らはそれなりに働いているよ?と、彼が誰相手とも言わずに呟いたものに答えるような言葉を発してからだった。ピクリと少しだけ肩を揺らしてしまったが、何の躊躇もなく彼の方へと向かって背後から歩いてきている相手は別段と慌てているようでもなければ焦っているようなものでもないのを感じ取ると、それだけでどこか緊張感が抜けたかのようにふぅ…と小さく息をついて。相手は彼と同じどこか飄々とした雰囲気の漂う男の怪盗だ。腑抜けが多くなりつつあるけど、なんて言いながら男は彼と並ぶように隣りに立ち、そしてそこで足を止めている。――確認せずとも相手が誰だか分かった気がした。ふふ…と女性の微笑むような声に似せて微笑み、隣に立っている男の姿を確認するでもなく、ただ先ほどから見据え続けていた上層街から目を逸らさずに彼は男に話し掛ける。腑抜けが多いのは怪盗側としても、そして特盗側としても言える事。ただの目立ちたがり屋で怪盗を名乗りたがる奴は特盗の格好の餌食となるし、昇格しようと欲張った特盗の連中は彼のような怪盗たちに踊らされる。可笑しそうに口角をあげて、そんなお調子者だけが馬鹿を見るんだけどね…なんて笑った。そんなお馬鹿さんには俺はなりたくないね、――そう思いながら、横目で隣りに立つ男をその目に捉えると…)
それで? 貴方は仕事を終わらせた後なの? それとも…可愛い蜜蜂を使って、貴方は巣に閉じこもっているのかしら…――ねぇ、Queen bee…?
(/返レスが遅くてすみません;/絡みありがとうございます^^此方も負けない変人臭が漂いつつありますが、宜しくお願いしますね。ノ)

108ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/30(金) 14:15:29
(/連レス失礼しますね)

>>95 atmys
上層街で用を済ませた怪盗がこんな所に足を運んで…何をするかなんて、聞かずとも分かるでしょう。
(怪盗というものの中にもさまざまな種類というものがある。朝や昼といった明るい時間に動く者、夜のように人の目に止まり難い時間に動く者。そして大胆不敵にも標的の前で顔を晒しながら盗みを働く者や、彼のように誰にも目にとめられることなく目的の物を盗んでくるような者。彼のような者はコソ泥と言われる扱いになるのかもしれないが、そんな連中は彼一人と言うわけではないし、いま彼の後ろで活気づいて人々を昼間と何ら変わりなく照らし出しているネオンの輝かしい上層街の中でも、彼と同じような手口で盗みを働く怪盗も少なくはないのだろう。そんなことをふと思ったりもしながら盗品を背景に輝くネオンに合わせて見つめれば、さて何処で売りさばいてやろうかと考えて。――そう考えているうちに、彼も気づかないうちに、いい的にされていたらしい。背後から丁寧にも、こんばんは。なんて挨拶されると首だけ僅かに後ろに回して相手の姿を横目に捉える。怪盗が何をしているの?なんて、そんな分かりきったことを態々聞かなくても少し考えれば分かることじゃないか。いや、相手も何をするために此処にいるのかぐらい、分かりきって言っているのかもしれないけれど。目を細めてにこりとした愛想のよい微笑みで、貴女も分かっているんじゃないかしら、とだけ言って、何をしているかという話題から話を逸らそうとして。――しかし、ふと相手…彼女の抱いているものを見ると、僅かに浮かべていた微笑みを薄めた。猫だ。彼女の腕にすっぽりと収まり、まるでここが私の定位置なのよと言わんばかりに大人しくしている白猫。別に猫が嫌いなわけではないが、彼女と会話を続けるに当たって、その白猫を利用するとしよう。猫に目線を合わせたままクスリと小さく微笑すると…)
――貴女はどうして此処へ? まさかその猫に餌をやるために、こんな場所に来たわけではないでしょう…?
(/絡み感謝です^^お返事が遅くてごめんなさい;/私こそよろしくお願いしますね!ノ)

109ジンジャー(怪盗/ニコラシカ) ◆0aYLifDrDY:2012/03/30(金) 14:17:00
>>99>>104 Alice
――ッ!…痛ったい………なぁッ!
(彼女は痴女だ、そう叫んだ途端に此方を振り返って来る大勢の周囲の人間の目は、明らかにナイフを片手に彼を脅す彼女へと向けられている。痴女だって?――そう言いたげな周囲の人間の目に晒される彼女を見れば、思わず腹の底から笑いがこみあげてきてしょうがない。何とか必死に平静を取り繕いつつ、彼女の様子を見ようとしたのだが……彼とは違って平静さを失ったらしい彼女は、これほど大勢の国民たちのいる前でナイフの刃を振り下ろしてきたじゃないか。思わず驚きを隠せず反射的に避けようとしたのだが、ナイフの鋭い刃は切れ味も宜しいようで、彼のむき出しの左首筋を掠めてしまった。――ッ、と痛みを吐き出そうとする声を何とか唇を噛んで堪える。下手に「痛ぇ」だの言ってしまえば彼の正体が男であることがバレてしまうからだ。それだけは何とか隠さなければならない。だが傷を負わされたとなるとたとえ女性が相手であろうとも容赦はしない。痛ったいと小さな声でポツリと呟けば、掴んだままだった彼女の腕を、集まり始めていた国民たちのいる方に向かって彼自身の身を半回転させることで、その勢いにまかせて彼女を薙げるように振り離して。彼女の鋭利に光るナイフを持つ腕を敢えて掴まなかったのは相手を試すためだったのだが、それが今回は裏目に出てしまったようだ。おかげで首も少し切ってしまったみたいだし。――切った個所を指でなぞり、それをぺろりと舐め取っていれば、少し遠くの方からこちらに向かってサイレンの音が近づいてくるのが聞こえ始める。あと少しすれば、この辺りに到着するだろう。足に自信はあるし、いざとなれば国民たちを利用してその場から逃げだすことだって可能だ。彼にとって逃げることは容易いことだが、彼女はどうだろうね、――そう思えば彼女へと向き直り、音が聞こえ始めただろう?と言いたげに目を細めながら言ってやった。)
……もっと場所と状況を考えてから、そんな危ない物を振るってほしいものね…。――ほら、そろそろやって来ますよ。見逃してあげるから、さっさとトンズラこいたらどう?
(/からかって……ではお言葉に甘えて^^←甘えすぎたorz/名前の表記についてですが、私は怪盗の方々は基本、怪盗名で表記していますのでAliceの表記で大丈夫でしょうか?)

(/連レス失礼しました。ノ)

110Satellit=Fixe(怪盗/Queen bee) ◆CXs3Xc8EjM:2012/04/02(月) 00:49:01
(p/出来ているところまで入れさせて頂きますねノ続きと此方の絡み文は、すみませんがもう暫しお待ち下さい><;/連レス失礼します)


>>74 ビアンカ
(青白い光を放つ月の下――まだ満月とは言えないそれを横目に、闇の中を駆ける。上層街と言っても中心を離れてしまえば案外暗いもので、目立つ髪色を隠そうともせず動き回っている己さえ十分に隠してくれた。今夜こうして外に出て好き勝手徘徊するような真似をしているのは、〝良い天気だし散歩でもしようかな〟という具合に生じた気紛れに動かされた結果。気ままな行動を慎む気が無いのは今更だが、わざわざ〝Queen bee〟としての格好で屋敷を出てきたのは…我ながら性格が悪かったかな、と呑気に振り返る。そうする事で無駄に特盗が動き、盗みに走っている他の怪盗達が確保される可能性が随分高くなるだろうから。勿論そんな事に構う筈は無く、今日も自身の欲望に忠実に――…〝Satellit=Fixe〟という人間は生きている。暫く比較的薄暗い屋根の上を移動し、それに飽きるとトン、と軽い音を立てて路地裏へ降り立った。表の通りで何人かの警察が走り抜けていくのが見え、相変わらず元気な羽音だ――とそれらを蜂に例えて含み笑いと共に呟く。さて…屋根(うえ)に飽きて路地裏(した)に来た訳だが、何か面白いものは転がっているだろうか。そういえば、前にお邪魔したお屋敷には綿が露出したヌイグルミが転がっていたっけ……そんな状態にしたのは他の誰でもない己なのだが、もう既に覚えていないのか軽く思い出しながら足を進める。そんな時前方に人影を見付け更に近付くと、よく知る女怪盗だと気付き緩い口調で〝大丈夫か〟と声を掛け)
おや誰かと思えば―――…その様子だと今夜は失敗したようだねェ、大丈夫かイ?
(p/大変遅くなり申し訳ありませんでしたorz絡ませて頂きますねノこんな奴で宜しければ懐いちゃって下さi←此方こそ宜しくお願いしますね^^)

111Satellit=Fixe(怪盗/Queen bee) ◆CXs3Xc8EjM:2012/04/02(月) 00:52:19

>>89 Alice
どうも、ご苦労様だねェ……。でもダメだよ――蜂蜜(スイーツ)は我(ワタシ)に頂戴?
(女王蜂――初めてそう呼ばれたのはいつだっただろう。明るい満月の光の下、獲物(ターゲット)を目指し屋根を渡りながら、ふとそんな事を考えた。ほんの少しでも記憶を辿れば、ぽつりぽつりと浮かび上がる懐かしい悲鳴――嗚呼そうだ。最初にそう呼ばれたのは、今夜のように月が最大限の光を纏い輝いていた夜…忍び入った屋敷の貴婦人を毒殺した翌日。新聞は自身の事を〝Queen bee〟と称していた。それからは皆馬鹿みたいにそれを真似して、今や偽名にまでなっている。それまでの期間は酷くあっという間だった気がするが、その新しい呼び名を案外気に入っていたのもあり、別に悪い気はしなかった。そんな事を考えているうちに目的地に着き、慣れた手口で侵入を果たす。手にした碧い宝石を弄び始めた頃、漸く鳴り響いた警報が店の者に侵入者の存在を知らせた。すぐさま駆けつけた店主が此方へ銃口を向けたが、怯え気味なのかその手は小刻みに震えたまま止まらない。固まったままのそれへ場にそぐわない緩さで声を掛けると、的外れの場所を貫いた銃弾を最後にその場から離れ姿を消した。奪った宝石(スイーツ)はしっかり懐に入れ、帰ろうとした矢先――つんとした鉄臭が鼻を突き、少しの興味からそちらへ足を進める。明らかに別の怪盗を狙って集まっている数名の警察を見とめ、己に気付いた瞬間素早く抜いた銃で全員に毒針を埋め込んだ。気絶してくれたのを幸いとして奥へ進み、其処に居た女怪盗へ声を掛けて)
眠るのはまだ早いんじゃないかィ?―――君はまだ生きているよ、Alice。
(p/初めまして、遅ればせながら絡ませて頂きました^^何だか半分以上関係ない文章ですみません;こんな調子ですが、これから宜しくお願い致しますねノシ)

>>97 鳥籠の小鳥ちゃん(Felicia)
ヒヒッ――余程退屈しているんだねェ……その気持ちは分かるつもりだよ。
(先程の呟きだけでも十分に面白い内容だったが、更に夢を語るように並べられた言葉に笑みを深めずにはいられなかった。うっとりとしたその表情からして本当に夢――望みを語っている事は一目瞭然だが、口元の歪みが消える理由にはなる筈も無く。此方を振り返った際の優雅な雰囲気と育ちの良さを覗わせる物腰……それらの情報から彼女が貴族の娘である事と先の発言をした原因が容易に解り、ヒヒッ――と常通りの独特な引き笑いと共にかつて実家を出た事を思い出しながら同調した。続いて怪盗なのか…と確認するような言葉が耳に入れば、「ご名答」と迷い無く肯定を返して。相手は自身のよく知る…今や共に行動する事さえ多い一人の女性と重なり、何だかあの夜に戻ったような気分になる。〝Felicia〟――しっかりと聞き取ったその名を復唱すると、その瞳に浮かぶ色を眺めながら〝よく似ている〟と零し)
Felicia…か―――君はよく似ているよ、我(ワタシ)の知り合いにネ。


(p/連レス失礼しましたノ)

112名無し:2012/04/28(土) 13:21:08

支援上げ!

113 ◆K7MhN7lAwc:2012/05/20(日) 16:47:32
(pl:お久しぶりです。しばらくPCに触れられないという環境が続きまして今まで全く顔を出せずにもうしわけありませんでした…。
スレの方も過疎気味になってしまいましたが素敵なキャラの方々に参加していただけたのに勿体ないと思い上げさせていただきます!
新しい参加者の方々も募集していりますので、よろしければご参加ください!(^^)

今更になってしまうのですが主のPFも後程投下させていただこうと思います。)


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