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【戦闘】弱肉強食――全てを超えて生き残れ!【恋愛】

1 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 00:45:53


時は陰暦XXXX年―――世界は四つの領土に別れ、それぞれに据えられた国同士が絶え間なく争い続けていた。

東には『黄ノ国』
西には『藍ノ国』
南には『翠ノ国』

そして北には、最も優勢と云われる強国――『紅ノ国』が位置している。


これは、それぞれが異なる想いを抱きながらも時代の流れに翻弄される―――そんな者達の物語。


>>2 ルール
>>3-4 世界観・募集キャラ
>>5 PF(プロフィール)の書き方・主のPF

―レス禁―

2 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 00:49:53

■―ルール―■

壱:荒らし、中傷は無し。来ても無視する事。
弐:トリップ・ロル必須。ロルは中〜長ロル(最低150文字、200文字以上)推奨。
参:題名にもあるように戦闘・恋愛が主なスレですので、それらが苦手な方は戻る事をお勧めします。恋愛はNL・BL・GLどれでもOK。ただし、キス・ハグ・押し倒し以上の行為は禁止。
四:キャラリセは基本しませんが、あまりにも来ないようであれば考えるかもしれません。その時は、事前にお知らせします。ちなみに一人一役です。
伍:予約リセは一週間。事情があって遅れる場合は主に知らせて下さればキープ出来ます。
六:キャラ同士の喧嘩は大いに結構ですが、本体同士はNGでお願い致します。

(p/一応以上がルールになります。何か不明な点がありましたら、主まで質問して下されば可能な範囲でお答えしますのでノシ)

―レス禁―

3 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 00:52:21

【世界観】

舞台は陰暦XXXX年、四つの勢力に分断された世界。多少の差はあるものの、それぞれ強大な戦力・権力を携えている。街並は日本風に言えば平安時代と江戸時代を合わせたような感じ。

■黄ノ国―キノコク―■

東の地に位置する国。煌びやかな黄金の街並が特徴的。

・皇帝…男一名
・側近…二名
・兵団長…四名
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

西の地に位置する国。上下関係に最も厳しく、黄ノ国とは正反対と言える落ち着いた藍色で統一された街並が特徴的。

・皇帝…一名(主が頂きますので、募集はしません)
・側近…女一名
・兵団長…三名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

―レス禁―

4 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 00:53:44

■翠ノ国―スイノコク―■

南の地に位置する国。年中暖かく、他の三国とは異なり水辺に建つ屋敷や住居が特徴的。全ての建物が様々な色合いの翠(みどり)で統一されている。

・皇帝…女一名
・側近…一名
・兵団長…三名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

北の地に位置する国。対立する四つの勢力のうち、最も強大且つ優勢とされている。落ち着いた濃紅で統一された町並みと、燃えるような紅(あか)を纏った城が特徴的。

・皇帝…男一名
・側近…一名
・兵団長…四名
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

―レス禁―

5 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 00:57:52

◆―PF―◆

「(宜しく、以外でキャラが言いそうな台詞を。最低一つ、最高三つまで)」

名前:(和名のみ、苗字はあっても無くても自由。フリガナ必須)
性別:(男か女で)
年齢:(皇帝・側近・兵団長・忍隊長は17歳以上、それ以外は自由)
性格:(出来るだけ詳しく。最低でも改行無しで一行を埋めること)
容姿:(和装のみで、出来るだけ詳しく。多少の美化はOK、絶世の美女や誰よりもイケメン等の過度な美化はNG。性格と同じく改行無しで一行)
役柄:(>>3-4から。名前の横にも記入して下さい。例:【藍ノ国/皇帝】、【紅ノ国/兵団長】)
武器:(所持している武器を、最高二つまで。持っていない場合は無記入でOK)
備考:(一人称、二人称等。その他書いておきたい事があれば自由に)


◆―PF―◆

「弱者には死を、強者には名誉を――これは決して動かぬ法則だ。貴様でもその程度は理解出来よう…?」
「目障りだと何度言えば解かる――…即に我が前から消えよ」

名前:風伯(フウハク)
性別:女(普段は偽り、公の場には男として立っている)
年齢:21歳
性格:冷静沈着。滅多な事が無い限り表情に大きな変化は無く、瞳には常に鋭く冷たい光が宿っている。敵国のみならず自国の者達にすら冷酷無慈悲という印象を抱かせ、部下を動かしているのは信頼と言うより畏怖と言った方が正しい。無駄な事を最も嫌い、戦いに勝利し自国を護り通す為ならばどんな方法も厭わず実行する行動力を持つ。無表情である事が殆どだが所謂「喜怒哀楽」という最低限の感情は存在しており、非常に小さな変化ではあるが一応の反応はしている。戦闘や兵法に関しては戦神(いくさがみ)と呼ばれるほどの天才だが、恋愛の知識は薄くその類の事には限りなく疎い。
容姿:少し青がかった黒髪は基本ストレートの少々癖ありで、ぎりぎり肩につく程度で切られている。肌は目にした誰もが「雪」と形容する程白く、あまり健康的とは言えない。そんな白さの中、透き通った薄灰色の瞳が上手く調和している。瞳は切れ長気味で、人目を惹く端正な顔立ちではあるが、鋭い印象が勝りひと睨みすれば殆どの者はたじろぐ。服装は基本男性用の和装で、袖と襟…裾部分に彼岸花の刺繍が施された濃紺の着物を好んで着用する。あまり大きくはないものの、確かに存在している胸の膨らみはさらしで可能な程度まで潰し、戦闘の際はその上に鎧を纏っている為身なりは完全に男。声も中性的である為、余程鋭い者を除けば瞬時に性別を見破られる事は有り得ない。身長174cmで細身、力で多少劣る分素早さに長けている。
役柄:藍ノ国/皇帝
武器:二本の小太刀と刃が仕込まれた鉄扇
備考:一人称は「我」、二人称は「貴様、そなた、貴殿」等。早くに両親を亡くし、兄弟もいなかった為満八歳で皇帝に即位。男女平等など有り得ず、女性というだけで不等な扱いを受けるのが当たり前の世の中、圧倒的不利を脱する為即位と同時に性別を偽り“女”としての己を捨てた。当時秘密を知っていた者は一人残らず処刑し、今現在秘密を共有しているのは常に傍に控え見の周りの世話や護衛を担う側近のみ。本来の性別を知る彼女を生かす事を選んだのは、唯一心を許せる相手であり右腕として信頼を寄せている為。

―レス解禁―

6 ◆umXDYErv3w:2011/11/07(月) 09:10:41
(p:おはようございます。朝から素敵スレ発見でわくわくです!紅ノ国の側近を予約してもよいでしょうか?)

7 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 09:47:52

>>6
(p/わわ…初めてのスレ立てで緊張していたのですが、お褒め頂き有難う御座います^^
紅ノ国の側近予約、了解しました。PFお待ちしておりますノシ)

8 ◆M9b6S7/Bmo:2011/11/07(月) 16:42:07
(p:朝に覗かせてもらって受験シーズンだしPSPからだしと、悩みましたが参加させて頂こうと思いました
紅ノ国兵団長予約でお願いします)

9風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 17:11:29

>>8
(p/ご予約了解しました。今の時期は皆様忙しいと思いますしこのスレは基本置きレス形式ですので、スローペースでも大丈夫ですよ^^PFお待ちしておりますノシ)

10 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/07(月) 19:06:19
(p:翠ノ国皇帝予約します!)

11風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 19:33:23

>>10
(p/有難う御座います、どうぞ貰って下さい^^PFお待ちしておりますノシ)

12 ◆jwGr2.519M:2011/11/07(月) 19:57:38
紅ノ国皇帝予約します

13 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/07(月) 20:05:45
(/藍ノ国 忍隊長予約したいのですが、プロフの作成に時間がかかるかもしれません……
それでもよろしければ参加させて下さい!!)

14風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 20:47:35

>>12
(p/予約了解致しました、PFお待ちしておりますノシ)


>>13
(p/了解しました、ゆっくりで大丈夫ですよ^^PFの提出お待ちしておりますノシ)

15 ◆SNuCULWjUI:2011/11/07(月) 21:56:44
(/p:翠ノ国側近予約で。)

16風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/07(月) 22:27:56

>>15
(p/予約了解しました、PFお待ちしておりますノシ)

>>ALL様
(p/以下、ここまでの予約状況ですノ)

―キャラ表―

■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…男一名
・側近…二名
・兵団長…四名
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>5 風伯◆xGh.oU6LlE
・側近…女一名
・兵団長…三名
・忍隊長…>>13様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>10様予約
・側近…>>15様予約
・兵団長…三名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>12様予約
・側近…>>6様予約
・兵団長…>>8様予約、あと三名
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

17 ◆zFPxn1RyoI:2011/11/08(火) 15:42:07
翠ノ国忍隊長予約します!

18 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/08(火) 18:14:39
黄ノ皇帝予約します!

19風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/08(火) 18:49:23

>>17様、>>18
(p/まとめてしまい申し訳ありません;予約了解しましたノシPF提出お待ちしております^^)

20 ◆SNuCULWjUI:2011/11/08(火) 20:16:25
「皇帝をお守りするは私の役目__自分の命に代えてでも」
「貴様の死は目の前だ__さぁ、瞳を閉じたまえ」
「邪魔者は皇帝の前から消え失せよ__さもなくば我が手を染めるまで」

名前:蓮李 (ハスリ)
性別:女
年齢:23
性格:一言でいえば、「皇帝命」。皇帝なしでは生きていけないといっても過言ではない。皇帝に逆らう者は自ら手を染める。皇帝に関わることならば命を懸け、始末……いや、抹殺といったことをしてしまう。ある意味、頭が可笑しい人。だが、基本大人しい奴。まったく興味がなく、且つ皇帝に関係しない話であれば、右耳からするりと左耳へ抜けていく。知識は豊富な方。趣味というか、好きなことは「薬の調合」。薬とは病気を治すもの以外にも毒薬、睡眠薬なども含まれる。夜コッソリと調合していることが多い。
容姿:暗黒の闇のような真っ黒な色をしている黒髪はストレートで腰の位置まで伸びている。貧血気味そうで青白い肌は健康ではなく不健康さが漂っている。シャープで一重の瞳は翠色をしており真ん中は深緑色をしている。服装は女忍者の服装と似ており、唯一違うところと言えば、ぴっちりミニスカートではなく、今でいう、ふんわりショートパンツのようなものを着用。色は暗く濃い紫。身長は178㌢とやや大柄だが細身。身体の凹凸は有る方。
役柄:翠ノ国/側近
武器:日本刀2本腰に常に装備。緊急時の時の為に懐に手裏剣も常に装備。
備考:一人称「我」「己」「自分」、二人称「貴様」「貴方/貴女」「○○様」/昔は貧乏で貧しい暮らしをしていたが、忍者の村で生まれ育ったため、腕前は14歳でなかなかのものだった。その、実力が国に認められ、19歳の時から皇帝の側近をしている。そのときの皇帝(今の皇帝でも、昔の皇帝でも、どちらでも可)が自分にとても仲良くしてもらったことから皇帝に命を懸けている。

(/p:>>15の者です。不備があれば申してください。)

21 ◆SNuCULWjUI:2011/11/08(火) 20:19:36
「皇帝をお守りするは私の役目__自分の命に代えてでも」
「貴様の死は目の前だ__さぁ、瞳を閉じたまえ」
「邪魔者は皇帝の前から消え失せよ__さもなくば我が手を染めるまで」

名前:蓮李 (ハスリ)
性別:女
年齢:23
性格:一言でいえば、「皇帝命」。皇帝なしでは生きていけないといっても過言ではない。皇帝に逆らう者は自ら手を染める。皇帝に関わることならば命を懸け、始末……いや、抹殺といったことをしてしまう。ある意味、頭が可笑しい人。だが、基本大人しい奴。まったく興味がなく、且つ皇帝に関係しない話であれば、右耳からするりと左耳へ抜けていく。知識は豊富な方。趣味というか、好きなことは「薬の調合」。薬とは病気を治すもの以外にも毒薬、睡眠薬なども含まれる。夜コッソリと調合していることが多い。
容姿:暗黒の闇のような真っ黒な色をしている黒髪はストレートで腰の位置まで伸びている。貧血気味そうで青白い肌は健康ではなく不健康さが漂っている。シャープで一重の瞳は翠色をしており真ん中は深緑色をしている。服装は女忍者の服装と似ており、唯一違うところと言えば、ぴっちりミニスカートではなく、今でいう、ふんわりショートパンツのようなものを着用。色は暗く濃い紫。身長は178㌢とやや大柄だが細身。身体の凹凸は有る方。
役柄:翠ノ国/側近
武器:日本刀2本腰に常に装備。緊急時の時の為に懐に薬も常に装備。(薬=毒薬、睡眠薬、といった攻撃となる薬/他に、皇帝の為の精神安定剤なども常備。)
備考:一人称「我」「己」「自分」、二人称「貴様」「貴方/貴女」「○○様」/昔は貧乏で貧しい暮らしをしていたが、忍者の村で生まれ育ったため、腕前は14歳でなかなかのものだった。その、実力が国に認められ、19歳の時から皇帝の側近をしている。そのときの皇帝(今の皇帝でも、昔の皇帝でも、どちらでも可)が自分にとても仲良くしてもらったことから皇帝に命を懸けている。


(/p:>>15の者です。不備があれば申してください。訂正版です。連レス申し訳ございません。)

22風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/08(火) 22:06:36

>>20-21
(p/PF提出有難う御座います^^不備はありませんので御参加下さいノシ
絡み文はお好きなタイミングで置いて下さって構いませんのでノ)

23水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/08(火) 23:06:51
◆―PF―◆

「―…命には限るがあるもの。私は普通の人よりも向こうへ行くのが早いかもしれないけど悔いはないわ。でも、私の後を継ぐ人をまだ考えてないの。―…だから来るべき時が来たら…私に一番尽くしてくれた貴方が、国を治めなさい。これは命令、フフ、もう取り消しはできないわよ?」

名前:水蓮 スイレン
性別:女
年齢:24
性格:心優しく非常におっとりとしており、名君との誉れ高く主に内政面でも手腕は敵国の者達からも非常に高く評価されておりさらなる活躍が期待されているが病弱であり、昔はよく大広間の王座にてその手腕を発揮していたが病を得てからは王座で手腕を発揮する事も部下の前に姿を現す事もほとんどなくなり自室で床に臥している事がほとんど。その為国にもたらされる情報などは全て側近から聞いて今の自国の状態を判断し側近を通して命令を部下に伝えてもらうというやり方で政治をおこなっている。反面、戦の指揮などは苦手であり兵団長に指揮権を委譲している。だが、戦自体には総大将として参加しており病を得ている為か常に医者を数人連れている。尚、寝ているだけでは退屈と城からよく抜け出す。
容姿:栗色で腰まである長髪が特徴で所々跳ねている。肌は若干白いが不健康に見られる程ではない。服装は赤の着物に所々緑色の石の刺繍があり、瞳の色は緑。身長は168cmで細身。身体の凹凸は結構ある方。
役柄:翠ノ国/皇帝
武器:日本刀を常に常備
備考:一人称は「私」、二人称は「貴方」「貴方様」など。先代の母が病死し18歳で皇帝に即位した。姉が居たが母が亡くなる直前に急死し現在まで至る。今思えば母、姉、そして自分も病に侵され何かと病に縁がある家系だとしみじみ考えるようになった。そのせいか己の死期を悟っており密かに後継者に頭を悩ませている。側近を非常に信頼しており、たわいもない話やからかったりすることができる数少ない友人として捉えている。敵国主催の会合が何度か開かれた事があるものの病の為全て欠席しており他の皇帝達と自分とは結構な溝があると危惧しており何とか共感できる話題はないものかと探求していたりする。

(p:>>10の者です!不備があれば何なりと。どうかよろしくお願いしますorz)

24風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/08(火) 23:18:54

>>23
(P/PF提出有難う御座います!特に不備は見当たりませんので、参加願いますノシ)

25 ◆hxLEEPhnRg:2011/11/09(水) 10:05:50
(P/藍ノ国側近予約したいです)

26風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/09(水) 17:28:55

>>25
(p/予約了解しました^^PFの提出をお願いしますねノシ)

27 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/09(水) 17:38:48
「裏切った者は死ねばいい。そう、貴様も容赦はせぬぞ」
「気持ちの悪い・・・お主の顔はもう見たくない。さあ、震えよ!そして跪け、頭が潰れるくらいにな」
「え、俺の言う事が聞けないのか?じゃあお前もういらない。俺の前から消えて」

名前:黄狛(キハク)
性別:男
年齢:20
性格:凄く明るくニコニコしていて元気で表情がコロコロ変わる。活発で運動などが好きでいつも飛び回り、剣術・武術などが得意で運動系に関しては高く評価されている。褒められるとすぐに調子に乗って仕事しなくなってしまうので部下達からはあまり褒めてもらえずいじけたりする。敵国の者達からは「我が侭皇子」と呼ばれるほどの我が侭で自分の思い通りにいかない事が大嫌いで自分に逆らった者は容赦なく罰する。敵国からのイメージは悪いが黄ノ国の者達には優しく、いつも笑顔で接しているので好かれていている。政治などのややこしい事や細かい作業が苦手でいつも人任せにして遊びに出かけたりする事が多々あり城の者達を困らせることはあり、二十代と言うにはあまりにも幼い性格である。
容姿:髪は黄色で短髪の癖っ毛で強く跳ねていてフサフサ。瞳の色は凄く明るい茶色である。肌は小麦色、身長179cm・体重54㎏とまさに健康体で丁度いい具合に筋肉が付いている。服装は黄色・金色で向日葵のような形の刺繍がされており、遊びまわっても大丈夫なように軽く作ってある。童顔で目にした者からは「幼い子供」と思われる事が多い。
役柄:黄ノ国/皇帝
武器:神剣をいつも持ち歩いている
備考:一人称「俺」、政治の時などは「我」二人称「貴様」「お主」「貴殿」。物心ついた頃には父親は亡くなり、母親は病に倒れた事により19歳で皇帝になった。身分に縛られず誰にでも心を許している。

(黄ノ国皇帝を予約したものです!不備があれば申しつけください!宜しくお願いします!)

28己隠【紅ノ国/兵団長】 ◆M9b6S7/Bmo:2011/11/09(水) 18:38:09
「おいおい、御天道様が家に帰ったらそこからは鬼達の時間だぜ?人で在りたきゃ首と体がくっついているうちに帰んな、鬼に命乞いは効かねーぞ?だって彼奴等、姿も見せずに通り過ぎるように【やって】来るからよ、、、」

名前 : 己隠(コオン)
性別 : 男
年齢 : 28
性格 : 仲間に対しては明るくフランクな態度をとり、兵団長という役職の堅いイメージは微塵も無い、決めたことを後から撤回することも少なくないので優柔不断とも言える。しかし一度戦場へ赴けば、まるで作物を刈り取るかの様に相手の命を奪っていく為畏怖の念を込めて「紅鬼」と呼ばれている。戦い方は闇討ちを得意としており嫌いな言葉は「正々堂々」。命を奪う行為を楽しみにしている訳ではないが幼い頃に捨てられ泥を煤ってでも生きてきた為、生きる為なら何でもするという風な考えが染み着いている。それでも心に刺さる罪悪観を和らげる為に相手の逝き際の表情を見なくて済む闇討ちを極めた。実は「紅鬼」という呼び名を、命を奪う覚悟もちゃんとできない臆病者な自分には合っていないと自虐的想っている。
(p:>>8の者ですがPSPからなので二つに分けさせて頂きます、申し訳ありません)

29 ◆jh5tpIbJXQ:2011/11/09(水) 19:36:08
(黄ノ国側近予約してもいいでしょうか?)

30己隠【紅ノ国/兵団長】 ◆M9b6S7/Bmo:2011/11/09(水) 19:50:36
容姿 : 髪は白だが暗闇で目立つ為黒いバンダナを着けている、瞳は黒で暗闇でも見えるように鍛えているため視力はかなり良い、肌は夜の戦闘が多く昼間は寝ていることが多いので色白い、身長は174cmと一般的で筋肉も服の上から見たら分からない程度しか付いて無いが、かなり身軽で足音を一切立てずに戦場を駆け回ることが可能、服装は黒を基調としており落ちついた雰囲気、右腕に覚悟を強くするために「鬼」の入れ墨を入れている
役柄 : 紅ノ国/兵団長
武器 : 黒い針が飛び出す1m位の金棒、窮地に陥った時用の閃光弾
備考 : 一人称「俺」二人称「アンタ、○○さん」等。幼い頃に親に捨てられてからスリや盗みをして生きていきたが、12歳の頃に盗賊の金を盗んで殺されかけた所を兵士に助けられたことがきっかけに、自分も兵士になって同じ様な境遇な子供達を助けたいと憧れ、己を鍛え18歳で入団、天性の身軽さと盗みで鍛えた眼と生きて夢を掴む気持ちで手柄を多くたてて、24歳で兵団長になったが、血で汚れた手で手に入れた金で子供達が育っても己の様な生き方に憧れて修羅の道を歩んでしまうのでは?と思い、名は伏せて給料の半分を孤児院に寄付している。

31己隠【紅ノ国/兵団長】 ◆M9b6S7/Bmo:2011/11/09(水) 19:53:45
(p:予定より長くなり文字制限に引っかかり書ききれませんでしたが、不備があったら御申しつけ下さい、連レス誠に申し訳御座いませんでした)

32塔鳩【翠ノ国/側近】 ◆SNuCULWjUI:2011/11/09(水) 19:56:38
「皇帝をお守りするは私の役目__自分の命に代えてでも」
「貴様の死は目の前だ__さぁ、瞳を閉じたまえ」
「邪魔者は皇帝の前から消え失せよ__さもなくば我が手を染めるまで」

名前:塔鳩 (トウハト)
性別:女
年齢:23
性格:一言でいえば、「皇帝命」。皇帝なしでは生きていけないといっても過言ではない。皇帝に逆らう者は自ら手を染める。皇帝に関わることならば命を懸け、始末……いや、抹殺といったことをしてしまう。ある意味、頭が可笑しい人。だが、基本大人しい奴。まったく興味がなく、且つ皇帝に関係しない話であれば、右耳からするりと左耳へ抜けていく。知識は豊富な方。趣味というか、好きなことは「薬の調合」。薬とは病気を治すもの以外にも毒薬、睡眠薬なども含まれる。夜コッソリと調合していることが多い。
容姿:暗黒の闇のような真っ黒な色をしている黒髪はストレートで腰の位置まで伸びている。貧血気味そうで青白い肌は健康ではなく不健康さが漂っている。シャープで一重の瞳は翠色をしており真ん中は深緑色をしている。服装は女忍者の服装と似ており、唯一違うところと言えば、ぴっちりミニスカートではなく、今でいう、ふんわりショートパンツのようなものを着用。色は暗く濃い紫。網タイツを着用しており、黒のニーハイブーツを履いている。「水○黄門」に出てくる「お銀」のような格好と言った方が想像がつきやすい。身長は178㌢とやや大柄だが細身。身体の凹凸は結構有る方。
役柄:翠ノ国/側近
武器:日本刀2本腰に常に装備。緊急時の時の為に懐に薬も常に装備。(薬=毒薬、睡眠薬、といった攻撃となる薬/他に、皇帝の為の精神安定剤なども常備。)
備考:一人称「我」「己」「自分」、二人称「貴様」「貴方/貴女」「○○様」/昔は貧乏で貧しい暮らしをしていたが、忍者の村で生まれ育ったため、腕前は14歳でなかなかのものだった。その、実力が国に認められ、19歳の時から皇帝の側近をしている。そのときの皇帝(今の皇帝でも、昔の皇帝でも、どちらでも可)が自分にとても仲良くしてもらったことから皇帝に命を懸けている。


(/p:>>15の者です。不備があれば申してください。訂正版の訂正版です← 名前を変更したのと容姿に付け足しをさせていただきました。3回にわたりのPF提出、申し訳ございません。)

33風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/09(水) 20:35:03

>>27
(p/PF提出有難う御座います^^不備はありませんので、どうぞ御参加下さいノシ)

>>28-30-31様
(p/PF制作ご苦労様ですノ 不備は見当たりませんので、御参加下さい^^)

>>29
(p/良いですよ、是非貰って下さい^^PFお待ちしておりますノシ)

>>32
(p/訂正了解しました、不備はありませんノ 改めてこれから宜しくお願いしますね^^)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>29様予約 あと一名
・兵団長…四名
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>5 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>25様予約
・兵団長…三名
・忍隊長…>>13様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…三名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>12様予約
・側近…>>6様予約
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

34 ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/09(水) 20:49:45
翠ノ国の兵団長予約します!

35風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/09(水) 21:26:27

>>34
(p/予約了解しました^^PF提出お待ちしてますねノシ)


>>ALL様
(p/大分人も集まってきたので、一応絡み文を置いておきますね。宜しければどうぞノシ
もちろん、新たに文を投下して下されば喜んで絡みに行かせて頂きます^^)

…おい貴様―――其処に直れ、無礼にも程があろう。
(四つの領土に分断された世界の内、西の地に位置する国…『藍ノ国』。その頂点に立ち民を統べる彼女――否、『彼』は先代の皇帝である父と、その支えであった母が亡くなると共に僅か八歳で皇帝の座に就いた。それから早数年…成人の儀もとうに済み、纏う雰囲気が利いてか、より本質的に権力を握る事となった己に逆らおうとする者は自国には一人も居ない。…と言ってもそれは所詮表面上、腹の底を探れば裏切り者等幾らでも居るだろうが。そんな風に思考を巡らせながら、今日も普段通り決まった時刻に自国の様子を見て回っていた。護衛に、と後ろからついて来る数人の兵士達には一度も視線をやる事無く足を進め、そのまま多くの店が立ち並ぶ大通りに出る。少し脇へ逸れれば国境地へと通ずる其処は程良い雑踏に溢れ、民の様子を観察するには丁度良い場所と言えた。己が歩を進める度道脇に逸れ、平伏する民。そうして作られた道の中央を堂々と行く途中、不意に何かが身体…腰辺りにぶつかった。見れば、目の前には九…十歳程度であろう子供の姿。己に比べ幾分か小さな体で衝撃を受け止めた為か、見事に尻餅をついている。それを助け起こすという選択肢は端から存在せず、ただ冷たく見据えながら無感情に言葉を発し)

36水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/10(木) 01:46:54
(p:絡み文の方は後日投下させていただきます;申し訳ございません;)

>>35 風伯

――何だか先程から騒がしいような――あらあら…向こうに見えるのはこの国の皇帝さんかしら?随分と民衆の方々に恐れられているようね。お逢いするのは初めてだし挨拶したいけれど一応ここは敵国だし、目の前に出ていって翠の国の皇帝ですなんて言ったらあの様子からじゃすぐ殺されちゃうわねぇ;城から抜け出して此処へ来たけどここの国の人達は私が翠の国の皇帝であることを知らないのね。ずっと部屋で寝込んでいて私だけ他の国の皇帝と顔をあわせてないんですものお供の兵士が居れば流石にわかるでしょうけど今は――あら、大人数で捜しに来てくれたの?ふふ、たまには外の空気を吸わせてくれてもいいじゃない?おかげで今日は何だか調子がいいわ。さあ、帰りましょうか、これ以上この国の人々を怯えさせてはなりません。私が悪いのだけれどあなた方が町まで来たせいでまるで私がこの国に攻めこんで来たように思われちゃったじゃない。武器を向けては駄目よ?大丈夫、話せばわかってくれるわ(いつも寝ているだけの日々、そんな日常に嫌気がさして外の世界へと飛び出した。病を得てからというものほぼ全ての時を自室で過ごして来た。それは仕方のないことだと思っていたのだが長い間自室で床に臥していると何だかどんどん体調が悪くなっていっている気がして不安になる。もう自分の病は治ることはないだろう。最早死を待つだけの身体なのだろう。床に臥していても政務はきちんとこなしてきたし、少しくらい身勝手な事をしてもいいだろうとこの藍の国へやって来た。長らく外に出ることがなかったので外の空気を吸った時は部屋の空気とは全然違うと身体が判断したらしく珍しく胸の痛みや咳が全くなかった。商店街を歩き回りやはり自国とは違えども民は逞しく生きているなぁと感じた。だがその反面、各国の国の皇帝との面識が全くなくこの藍の国の長がどのような人物すらもわからない。何人かに聞いてみるものの返ってくる答えは皆『おっかない』だった。税金を巻き上げて私腹を肥やしているのか?と考えた時突然正面の広場が騒がしくなった。何事かと思い広場へと足を進めると何やら兵を引き連れた男性が広場をゆっくりと歩き、何かを観察しているようだ。民は皆ひれ伏し左右に綺麗に並んでいる。恐怖で民を抑えつけている、不意にぶつかった子供への対応を見て確信した。民衆の不満が爆発した時この国は終わる、それにに随分と長い間抑えつけられているようだし不満も相当溜まっている。ある意味この国は自滅するだろうと考えて居た時、馬の鳴き声と共に大勢の槍や刀を持った兵士が広場へと現れた。何処かの国が攻めて来たのかと思いきや自国の兵士達であった。いきなり城から居なくなったので驚いたとのこと。少しぐらい外の空気を吸わせてくれてもいいだろうと不満を漏らすが兵士達は即座に視線を広場の中央へと向ける。聞けばやはりあの冷徹な目をしいる者がこの国の長とのこと。広場入り口からさらに自国の兵士が現れた。もはや自分を連れ戻しに来た兵士達で片付けられる数ではなくこれでは向こうにの長に攻めこんで来たと捉えられてもおかしくない。乗って来た馬に跨がり兵士達の先頭に立つと深々と頭を下げた/p:絡ませていただきました!何かと迷惑をかけると思いますがこれからよろしくお願いしますorz)

37黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/10(木) 19:14:33
>>風伯

ふあぁ、俺は政治とか勉強とか言われても分からないって事をどうして皆は分かってくれないんだろ?やってられない。お腹減ってきた。ん?あれは・・・藍ノ国の皇帝か?何だろ、子供虐め・・・?お――っと,ここは敵国だったな。あまり目立った行動をは殺されかねないな。危ない危ない・・・。――あ?何だ,案外早かったな。別にいいだろ?俺だって頭の使いすぎで爆発しそうなんだ。ちょっとは遊ばせてくれ。――まあ今日は敵国の皇帝様も見れたし戻るとしよう。さあ,行くか!攻撃しようなんて思うんじゃないよ?敵国には俺「我が侭王子」って勝手に呼ばれてるけどこれからはいいイメージで通るつもりなんだからな!あとあそこにいるのがこの国の皇帝だろう?敵国の皇帝の前で今はあまり騒ぎは起こしたくはない。さぁ,帰ろうか。我等の国へ――
(大きく口を開けあくびをしながらテクテクとお腹をさすり暇そうに歩いている一人の男性。それは『黄ノ国』の皇帝であった。彼は城での政治の話や色々な知識を得るための勉強をするのが日課。そんな日々にうんざりしてきて城の兵士達が見ていない隙に城から脱走して藍ノ国へと来ていたのだ。彼は城にいるのによくうんざりして城から脱走することが多々あるのだ。敵国とはいえいい物が揃っているしやっぱり外はいいな,黄ノ国とは全然違う品物などがあるし大勢の人と同じところにいるのは凄く落ち着く。だがやはり我国のほうがいい物が置かれているな。やはり我国が一番だ。というか本当にお腹が空いてきたな。などと皇帝と言うには,まるで子供のような事を考え自慢のようなことを心で思った。お腹が空いたので色々な黄ノ国には無いような食べものなどを見て美味しそうだな。とお腹を鳴らし半泣き状態になっていたところで一人の10歳ぐらいの子供が尻もちをつき,その前に立っている一人の大人は手も貸さず冷たい視線を送っているのを見つけて虐待か,と思いそれを止めようとしたがここは敵国だ。あまり騒ぎを起こしては皆に迷惑をかけてしまう。と自分の思いをグッとこらえて藍ノ国の奴等は全てこんな子供に冷たいのであろうか?。と気分を悪くしているところで後ろから自分を呼ぶ声がして振り向くと城の兵士達が迎えに来てくれた事が分かった。そこで兵士達が周りの目を気にして武器を取り出しているのをすぐ止めて向こうにいる藍ノ国の皇帝であろう相手を指し皇帝の前で騒ぎを起こしたくない。と真剣な顔で自分の意思を言い,気持ちを分かってくれたのか,兵士達は武器をおろした。彼は嬉しそうに笑って国に帰るために自分の愛馬に跨った。愛馬に跨り辺りを見渡すと,藍ノ国の民に冷たい目で見られたのでやはり敵国はあまりいい目で見られていないんだろうか。と思ったがやはりイメージが肝心だな,とこちらを見ている敵国の民に満面の笑みを浮かべて挨拶をした。/絡ませて頂きました。少し可笑しい不文が出てくるかもしれませんが宜しくお願いします!絡み文は後日投下させいて頂きます)

38 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/10(木) 20:22:46
◆―PF―◆

「んー…明日は雨が降るなぁ……真っ赤な血の雨が。あぁ、もしかしたら皇帝のかも……って、そう怒るな。ちょっとした冗談だって。”明日、蒼い星が堕ちる事はない”、と…予言してやるよ」

名前:羅刹(ラセツ)
性別:男
年齢:20歳
性格:飄々とした軽い性格で物事を楽観的客観的に考え真面目さとは程遠いが、その分感情的にならずに状況を判断する能力に長けている。特定の存在に縛られず流れる風の如く自由気侭に行動し、退屈を何よりも嫌う。既にこの世の地獄(溢れ出した災厄に一族の者が呑まれ人ならざるモノと化す光景)を見ている為、諜報から暗殺など様々な活動の中で人を殺す事に対し躊躇いがなく罪悪感も持たない。部下に対して望むのは面倒事を起こさない事だけで基本的に放任し大して興味を示さず、国同士の争いも傍観のような立場を貫き野良猫同士の縄張り争い程度に考えている。食べるという行為には特別な意味があるのだという呪術的考えと純粋な趣味から料理に対し並々ならぬ関心と向上心を持ち、王族料理から家庭料理、菓子類、携帯食まで暇を作っては楽しそうに(傍から見ればいつもと変わらない、集中している時は無意識に眉を寄せる為むしろ不機嫌そうに)厨房に立っている。
容姿:紫がかった黒髪は不揃いで肩につくかつかないかの長さ。目にかかる長めの前髪を時折小さな髪留めで上げているが切ろうとは思わないらしい。切れ長の瞳は通常深い藍色だが異能を使う場合は金に変わり猫の目のように瞳孔が細くなり、右目下には二本線の黒い紋様が刻まれている。忍び装束を纏い二の腕から手の甲にかけて幅一寸の布を巻いており、どちらも闇に溶けるような漆黒。左耳に小指の爪ほどのアンモライトが嵌まった耳環をつけている。首に幅広の領巾を緩く巻き、それを引き上げて口元や顔を隠している事もある。他者が目にする機会は皆無に近いが心臓の真上に翼を広げた鳥のような濃紅の紋様があり、それは皮膚を剥ごうが焼こうが何度でも鮮明に浮かび上がり身に宿っている災厄と御霊の存在を表す。

39 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/10(木) 20:24:25
役柄:藍ノ国/忍隊長
武器:苦無数本と刃渡りが一尺六寸(約50cm)ほどの鎖鎌
備考:一人称「俺」二人称「あんた、てめぇ」等。かつて翠ノ国の王家に仕えていた異能を持つ一族・颯(ソウ)家の生まれ。本名は朔羅(サクラ)。一族の一人が権力を求め禁術に手を出したが失敗し、それが原因で起こった災厄を鎮める為に一族郎党が贄となり当時まだ7歳の子供であった彼自身はその身に災厄と一族の御魂を封じ込める器として生き永らえた。各地を流浪し藍ノ国に入って間もなく(この時既に改名している)当時の忍隊長に拾われ15歳で忍として王国に仕え始め、17歳の時に養父であり師でもあった男を暗殺し隊長の座を奪い取り、刃向う者は全て力で捻じ伏せ現在に至る。出生や異能(この世のモノならざる存在を見、関わり、祓う力。また呪術や占術などの基本的な術から天候を変える等の大掛かりな術を行使する為の呪力)を隠してはいないが自ら語る事もひけらかす事もない。母国である翠ノ国に関しては一族が文字通り命を張って守った場所という事もあり多少思うところはある様子で、時たまふらりと訪ねては適当に散策し一族の隠れ里へ墓参りをしている。藍ノ国皇帝の性別を知っており時折冗談まじりに「姫さん」と呼ぶ事があるが他者が近くにいない時に限り、秘密をバラそうとは考えずむしろ勘付いた存在を消すなどして守るような行動を取っているあたり皇帝自身を僅かなりとも気に入っている様子。

(/長くなったので二つに分けさせて頂きました。
>>13ですが、備考の設定がかなり濃いです。なので不備がありましたら教えてください。
連レス失礼しました)

40塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/11/10(木) 20:47:00
>>35風伯

…興味がないな、騒ぎにも―――皇帝にも。まぁ、我には関係のないこと。関わる筋合もない。…そろそろ行かないと遅れてしまう時間だろうか。
(結構天気も良い日、散歩がてらに西に行きUターンをして自国へ戻ろうと遠回りをして行くことに。西と言えば『藍ノ国』。『藍ノ国』に並ぶ店の一部に知り合いがいるため、遠回りをしてまで西へ来たんだどうせなら暇でもあるしそこへ寄るのに一応敵国ではあるため衣服にローブをかぶり、変装して行くことにした。すると知り合いの店に行く道に人が騒いでいる様子。少し気になったのか覗いてみるとこの国の皇帝がまだ小柄な少年に説教をしている様。実にくだらない。興味もない。小柄な少年も少年だ、周りを見ずに走るまわるからこうなるんだ。だが、皇帝も皇帝だな、何でもかんでも自分の勝手。少し腹ただしい。己は敵国に関してはかなりの嫌悪をはたらいているから、しょうがないでもない。しかし、やりすぎなのは周りも分かっておろう。まぁ、度胸がある奴じゃなきゃ皇帝になんて口答えしないか。とか何とか考えているうちに懐中時計を見ると自国へ行かないと遅れてしまう時間に。少しでも興味をわくようなことをしてほしかったがために皇帝の近くによりすれ違いざまにわざと言葉を発する。すれ違った後、ニコリと微笑みそのままスローペースで歩く。/p:ひっどい絡み方ですがすみません…。てか、会ったそうそうケンカ売ってどうするよこいつ← とにかく嫌悪してでも殴ってでも蹴ってでも良いので可愛がってやってください;;/自身の絡み分は後日投下させていただきます。失礼しました…;;)

41風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/10(木) 21:14:04

(p/こんばんはノシ なかなか時間が取れず…返レスは今考えている状態ですので、もう少しだけお待ち下さいね;)


>>38-39
(p/PF提出有難う御座います!備考の方も全く問題ありませんノシどうぞ御参加下さい^^)

42水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/11(金) 16:51:27
(p:遅くなりましたが絡み文投下します。絡みにくければなんなりとおっしゃってください!すぐ修正致します)

――たまには政策が行き届いているか調べる為にも町へと出てみなければ。ゴホゴホ…!いいの…このまま行くわ、我が民を想えば何も苦しい事などありません。(たまには町を視察する意味を含めて自身が考案した政策がきちんと実施されているか民の声を聞いてみようとけして良いとはいえない体調を周りに隠して数人の護衛と共に町へ出た。口を手で覆い咳をすると手には血が付いていた。やはり自分でも思うが今日は体調が悪い。実のところ身体が凄く熱い、熱でもあるのだろう。それから胸が痛い。胸の痛みは病を得てからほぼ毎日のことなのでもう馴れてしまったのだが無意識に左胸を手で抑え大きく息を吸い護衛の兵が居る方へ視線を向ける。気づかれてはいないようだ。血のついた手をハンカチで拭き左右から手を振っている民に軽く頭を下げ手を振る。時折熱の影響で視界がボヤけ倒れそうになるものの民の為と何とか耐え、ゆっくりとだが前へ前へと足を進めていく。今回は隣に側近の姿はない。もしも隣に居たなら、即刻城に帰らされていただろう。苦しいが耐えなければ――。民の苦しい顔をそのままにして死ぬ事はできない。残り少ない命を民の為に捧げようと決意した時から何度町へ赴き民の声を聞こうと思ったことか。それがようやく叶った。こうして民の顔を見られることがどれだけ喜ばしいことか。民の方へと駆け寄っていき、たわいのない話をする周りの民は皆笑顔を崩すことはなく涙を流す者さえ居た。商店街の方へ向かうとやはり色々な店が見える。随分と活気づいたものだ。即位した当初ここを訪れた時には人の数も疎らだったというのに。まったく民の力というものは素晴らしいものだ。これならば自分亡き後も民は立派にやっていくだろう。そう考え笑みを浮かべながら人々を見つめていた)

43羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/11(金) 20:10:14
(/絡み文を置かれている方への返レスをささーっと。絡み文の投下は後日させていただきます。連レス失礼しますっ)

>>35 風伯
あの子供、運が悪いなぁ。カワイソウに。
(いつもと変わらずに広がる青の中に存在する白、見た目的にはふわふわとやわらかそうであるものの実際は只の小さな水の粒が集まり浮遊しているだけで、子供達が雲に触りたいとか食べてみたいとかそういう類の会話をしているのを見ると無性に微笑ましくまた滑稽に見えるのだ。街道沿いの建物の上、漆黒の衣装に身を包んだ青年は日向ぼっこに洒落こみながら雲の流れと風のにおいからしばらく天候が崩れる事はないだろうと判断し、眼下から聞こえた小さなざわめきに視線を落とすと目を離した隙に何やら起こったらしくそこだけ一足先に真冬となったような街道を支配する空気に楽しそうに口端を吊り上げ、道脇の方で一際青くなっている恐らくあの不運な少年の母親だろう女性を視界の端に捉えながら足を組み直し、今日の護衛に組み込まれていない己の存在に気づいているかもしれない一応主君である女性がさてどういった処罰をあの子供に下すのかと高みの見物を決め込み)
(/許可ありがとうございます。第一印象がいい…とは言えない絡みですが、よろしくお願いします)

44羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/11(金) 20:10:34
>>42 水蓮
(季節は冬に近づき北に位置する紅ノ国の山岳地帯ではそろそろ冷たく儚い白の結晶が紅葉に代わって舞い散る頃だろうが、この地はまだまだ暖かさを感じる事が出来る辺り寒さに弱い者にとっては暮らしやすい土地であろうと、首に巻いていた領巾を少々暑苦しく思いながら露店を覗きこの地特有の品々を手にとっては楽しげに口元を緩める。いつもの黒装束ではなく翠ノ国の民に紛れやすいよう緑を基調とした着物を纏い、覗いた幾つかの店の店主や客と他愛もない世間話をしながら僅かなりとも情報を集めていくとやはり皇帝の容体は思わしくないようで他国に攻められ堕ちるより早く星が流れる可能性もあるなと真昼に見える筈もない星を見透かすように蒼穹を一瞥し。適当な店の前で数人の子供の相手をしていると通りの向こうがそれまでとは違う賑やかさに包まれ人々がそちらへ流れていくのを見て首を傾げると背を預けていた壁から身を起こし器用に人の間を縫って足を進めると視線の先に見えた女性とその周囲に漂う黒い靄に彼女の正体を悟り、周囲は気づいていないようだが占術として人相も見る己からしてみれば大分無理をしているようだ。ここで会ったのも何かの縁と一度柏手を打つと数ある中で一番簡単な祓詞を小さく呟きながら印を結び、金色に変わった双眸で靄を見据えるとそれらを打ち祓うように強く柏手を鳴らし)
(/一部確定っぽくて申し訳ありません!! さっそく絡ませていただきました。これからよろしくお願いします)

45黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/11(金) 20:13:15
>>水連

――この国は何だか暖かいなぁ。凄く落ち着く・・・。ん?あれはこの国の皇帝か?凄く具合が悪そうだな・・・大丈夫なのか?でもちゃんと民を思っている感じがするな。――なんだ?お前達か,今日は案外見つけるのが遅かったな。鈍ったか?そんなんじゃ我国を守ることなぞ出来ぬぞ。何時的国が襲ってくるか分からないのだからな。帰ったら鍛錬を怠らないようにな!なーんて,俺が一番鈍ってるかも何だがな。よし,じゃあ帰るか!
(ほんわかとした雰囲気で敵国の商店街を歩く男。彼は黄ノ国の皇帝でまた城から飛び出し翠の国へと来ていた。この国はポカポカしていていいなーなどと和んでいた。テクテクと歩きながら色々出品されている物を目を輝かせながら見ていた。そんな時,向こうで敵国の皇帝を見つけ様子を伺った。見たところ敵国の皇帝は具合が悪いようだ,顔色が良くない,と少し心配するが敵国の皇帝だから気にすることじゃないか。と思い考えるのをやめる。次はどこを見よう,と辺りを見渡すと城の兵士達がこちらに向かってきた。やっと来たか,と思い少し悪口を言うがすぐ笑顔になり兵士達の乗ってきた馬に跨り翠の国の民に軽く頭を下げた。)
(p:絡ませて頂きました!駄文ですが宜しくお願いします!)

46 ◆vf1IorWJOc:2011/11/11(金) 20:53:20

(P:紅ノ国その他国民で入りたいのですが、宝石商など大丈夫でしょうか?)
>主様

47羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/11(金) 21:04:03
(/拙いながらも絡み文を投下させていただきます。…もし絡みにくかったら言って下さい)

(世界が四つに分けられたと言ってもそれは紙面上の話であって実際に来てみれば線が引かれているわけでもなくこれと言った目印もなく、同じ種の木が天に伸び茂っているのだからどこまでがどの国のものなのか分かる筈がない…海とて同じだ、どこまでがどの国のものだと争っても水は絶えず流れ動きその下に住む生き物もまた然り。結局のところ国という枠に囲まれ縛られて生きている人間に自然は巻き込まれているのだと考えると正義信念理想云々の前に人間の存在自体がこの世界にとって毒だよなぁと思ってしまうのだ。戦が行われる度に大地は血の穢れを負い森は焼かれ……もういいや、面倒な事は考えない方がいい、所詮自分もその毒の一片なのだから。国境辺りの名もない森で適当な木の枝に腰を降ろし特にする事もなく身体の向きを変え幹に背を預けるようにすれば持参した小さな布袋の中から一寸ほどの焼き菓子を取り出し口に運びもぐもぐと咀嚼しつつ、寄ってきた鳥や栗鼠に崩れたそれを手ずから与えてやりながら退屈だなぁと一人ごち)

48風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/12(土) 13:54:36
(p/漸く出来上がりましたので、返レスしていきますね。連レスで失礼します;
>>46様、返事が遅くなり申し訳ありません;大丈夫ですよ、PF提出お待ちしております^^)


>>36 水蓮
必要無い、下がれ。――そなたら、“宣戦布告”…という訳ではなさそうだが、何をしに参った?
(目の前で尻餅をついたまま動けずにいるらしい子供。明らかに怯えているこの様子を例えるなら“蛇に睨まれた蛙”…まさにそんなところだ。母親らしき女性が慌てて連れ戻し、何度も頭を垂れるのを黙したまま見下ろす。幾ら“冷酷”と言えど、自国の民を斬って捨てるような真似はせず兵士達にもそうする事を許してはいないが、それでも恐れられている事に変わりは無いか…未だに平伏したままの民衆を眺めながら、改めてそう感じていた。此処――藍ノ国の民は、長い間…少なくとも父の代から数十年以上、こういった扱いを強いられている。それが現在――己の代も変わらず続いているのだから、民によっては抱える怒り…憎しみ…そして不満は、計り知れないものとなっているだろう。しかし、後悔も無ければやり方を変えるつもりも無い。“怨みたければ好きなだけ我を怨めばよい――だが、全ては我が国の為…それだけは動かぬ事実よ”…と民衆の前で告げた事もある。その言葉に偽り等無い、全て本気だ。“何者にも侵されず、常に孤高で在れ――さすれば国は護られる”息を引き取る寸前、父が口にしたその言葉……遺言となったそれを護り通さんとする思いが、己を動かす最大の要因だった。例えその先に待つものが“崩壊”であろうと、滅びゆくその一瞬まではこの国を…全てを護り通して見せる。両親の墓前で、何度もそう誓った。母子が民衆の中に消えるのを確認した後再び歩みだし数秒……不意に耳に入った馬の鳴き声に足を止める。続いてその方向に視線を運ぶと目に入ったのは、落ち着いた翠(みどり)の軍勢とその長らしき女性の姿だった。面識が薄い為確証は無かったが、恐らくは敵国――『翠ノ国』の皇帝たる人物であろうと判断し、その人物を目指し少しずつ足を進める。やがて相手へ声が届く…それでもある程度の距離を置き立ち止まると、「風伯様、この者達は敵国の…!」と言い今にも武器を振り上げそうな自軍の兵士を片手で制しながら、馬上の相手へ率直な問いを投げ掛け)
(p/絡んで下さり有難う御座います!こちらこそ主でありながら色々と不足気味ですが、風伯共々宜しくお願い致します^^)

49風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/12(土) 13:56:23

>>37 黄狛
―――『我が侭皇子』、とはよく言ったものよ。こうも気軽に我が国(てきこく)に足を踏み入れるその行い…国の頂点たる皇帝の所業とは思えんな。
(“其処に直れ”己は先程目の前の子供にそう告げたが、どうやらそれは無理らしい。言われた張本人である少年は地に腰を着け、小刻みに震えたまま動かない…否、動けないらしい様子で、怯えきった瞳が会話さえ侭成らぬ状態である事を示していた。小さく溜息を吐くと、その少年の父親…もしくは母親が来る前にその場を離れ何事も無かったかのように広場の中央を進む。と、その少し後――視界の端にこの国には存在しない“黄”を纏う数名を映し、窺うようにして薄灰の双眸を細めた。そのまま距離を詰めてゆけば、その正体がはっきりしてくる。あぁ、そうか…あれは確か――しっかりと視界に捉えた複数の人影。それを引き連れている男が黄ノ国の皇帝である事を確信し、心中で相手の肩書きを浮かべた。“我が侭皇子”…自国の民にはそれなりに慕われていると聞いたが、己を含む敵国の将にとっての印象は限りなく悪い。顔を合わせる機会は皆無に等しく、あったとしても四年に一度程度の会合ぐらいである為、今脳裏に浮かべた情報の殆どは部下からの報告か…各国に流れる噂から得たものなのだが。――こうしている間にも、民に笑顔を振り撒き始めた相手。それに対し如何にも“下らない”という表情を浮かべた後、歩調は緩めないまま大分近くに見えてきた相手へ届く程よい声量で口を開き、言い終わると同時にその横を通り過ぎようとし)
(p/絡み有難う御座います^^此方こそ宜しくお願い致しますねノシ/初っ端から失礼な皇帝ですみません;←)


>>40 塔鳩
――待て、貴様…この国の者ではないな。何者だ…?
(連れ戻しに来た母親らしき女性に泣き付くこともせず、半ば放心状態で震えている少年を尻目にそのまま歩き出し数分…左右に分かれ平伏した状態の民を見下ろしながら、何か言葉を掛けることも無くそのまま歩み続ける。改めて見てみれば殆どの者が顔を地に着けたまま動かず、中には拝みだす者さえいた。“なんとも悲惨な光景だ”…以前の自分ならば間違いなくそう嘆きを口にしていただろう。だが今は違う…変わってしまった、変わるしか無かったのだ。己は常に孤高で在らなければならない、亡き父が遺したこの国を…民を護る為に。平伏した民衆の列を眺めそう考えていたが、不意に側を通った気配に中断され、現実に引き戻される。落としていた視線を上げその正体を追うと、目に入ったのは見慣れないローブ姿の人物。明らかにこの国の者ではない事が見て取れる相手へ問いを投げ掛け、同時に鉄扇を向けた。先程までとは又違う冷ややかな空気を感じ取ったのか、恐る恐るという様子で顔を上げた数人の民には構わず、ただ凛とした態度で返答を待ち)
(p/いえいえ、大丈夫ですよ^^絡み有難う御座いますノ いやいや…此方こそ何とも扱い辛い奴ですが、宜しくして下さると嬉しいです;←/これから宜しくお願いしますねノシ)

50風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/12(土) 13:59:01
(p/ラストです、連レス失礼しました;)


>>43 羅刹
処罰な―――…よい、放っておけ。
(今にも泣き出しそうな…だがそれを成す事が出来ず、ただ震える事を繰り返す少年を見据え、何か言う訳でもなく依然として変わらぬ冷ややかな視線を浴びせる。道脇に逸れたままの母親らしき女性の顔も見事に青褪め、我が子を助けに動く事が叶わず立ち止まっているようだ。「風伯様、この者の処罰は如何致しましょう…――」それから少し経ち控えていた兵の一人がそう尋ねてきたが、“そんなものは必要ない”とでも言うように“放っておけ”と告げる。その瞬間母親の顔に浮かんだ、驚き…喜び…そういった類の感情が入り混じった表情が目に付き、僅かに…何処か苦しげな光を瞳に宿し視線を外した。それからは民衆に一切の視線を運ぶ事無く背後の兵士達を振り返り、「我は城へ戻る…そなた等は此方へ、残りの者は引き続き視察を――何かあれば即に報告せよ」…普段どおりの淡々とした口調でそう命じる。『御意…』という返事を聞いた後二人の兵を引き連れてその場を後にし、城の門を通った所で護衛を下がらせると、一人城内の廊下を進み)
(p/いえいえ、参加して下さり有難う御座います^^こんな主君ですが、此方こそ宜しくお願いしますねノシ)

51黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/12(土) 20:13:03
――お前・・・誰だ?我国の者では無いであろう。・・・どこの国から来た?
(次は何処の国に逃げようかな・・・と、トボトボと歩いていたところ、自分と同じくらいの歳であろう男を一人見つける。容姿を疑ったところ、我国の「黄」の色が見つからなかったので敵国の使いか、と思い目の色が変わり鋭くなる。何者だ。どこの国からだ、我国に何か仕掛けようとしているのだろうか。いや、ここは国と国の境目だ。我国にじゃないかも知れない。と色々な疑問が頭を駆け巡る中、出来るだけ短く簡潔に、かつ分かりやすい一言、「お前は誰だ」、という言葉を発して相手の行動を伺いつつ腰に下げてある神剣をギュッと握り戦う準備をする/駄文ながら絡ませて頂きました!これから宜しくお願いします!)

>>風伯

――この国はやはり我国、『黄ノ国』とは正反対のようだな・・・。もう少し騒がしくても良いんじゃないだろうか。お主もそうは思わぬか?だろう。――ん?何だお前。あぁ、藍ノ国の皇帝か。皇帝?そんなものに俺は興味ないな。ただ、我国に必要だからなっているだけ。俺はただの我が侭な普通の男でしかないさ。そう言うお前がどうだと言うんだ?冷血皇帝めが。
(軽く愛馬を撫で、もう一度藍ノ国を見渡して思い浮かんできた言葉は“正反対”と言う言葉だった。その言葉を発して兵士達に自分の意見を言い同意を求め、返ってきた返事が自分と同じ意見だったことに笑顔になる。その後少し兵士達と喋っていると「我が侭皇子」と言う言葉が聞こえ、自分に向けての言葉だな、と思い耳をかた向けたところ先程商店街で聞いた声だということを確認して敵国の皇帝が自分に話をしたのだな、と考える。そしてそのまま通り過ぎようとしている相手の顔を見ずに聞こえるくらいの声で言われたことの返事を嫌な気分にさせるような言い方で返す。/いえ、こちらこそ生意気な皇帝になってしまいすみません;;)

52黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/12(土) 20:14:58
(連レスになりすみません!上のほうの絡み文は羅刹様宛てです!;;)

53羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/12(土) 21:10:44
>>50 風伯
……意外だなぁ、不敬罪とか言って良くても牢に入れるかと思ったのに。
(果たしてどんな処罰を下しその冷酷さを民に改めて刻み込むのかと頭の中であらゆる予測を立てていたが相手の発した言葉はそのどれにも当てはまらず所謂恩赦…否、この場合はただの気紛れが正解だろうと思いながら、指示を出して去っていく彼女を見送りその背に息子共々平伏してありがとうございますと涙まじりに何度も繰り返す母親と運が良かった、珍しい事もあるものだと数名が囁き合うのを横目に皇帝の護衛に名もない兵が二名というのはあまりにも心許ないと屋根の上を軽く駆け。何事もなく城に辿り着き護衛を下がらせ廊下を歩む相手の周囲に忍びの一人もいない事を確認した後に斜め前に姿を現すと壁に背を預けた体勢で口元を覆っていた領巾を下げ口元に薄い笑みを浮かべたまま軽く首を傾げ)
珍しい事もあるものですね、見逃すなんて。何か良いコトありました?
(敬語ではあるものの敬意の欠片も籠っていない軽い口調で問いかけ)
(/いえ、むしろ息子が娘さんの逆鱗を撫で上げないかと…;)

>>51 黄狛
あーあ、逃げちゃった。
(冬が近くなり防寒の為にもこもこふわふわとした毛に生えかわっている鳥や栗鼠を指先で撫でるととても触り心地が良く、彼らが逃げたり嫌がる様子を見せないのを良い事に思う存分その感触を楽しんでいたものの、斜め後ろから近づいてくる一つの気配に弱い故に危機察知能力の高い彼らもまた気付いたのか素早く森の向こうへ姿を消してしまい少々残念そうな声音で相手にも聞こえるように呟き、幹から背を離すと臨戦態勢を取っている相手を見下ろし考える素振りを見せ)
俺の場合二つの答えがあるんだけどあんたが望むのがどっちか分からないから応えられないなぁ。……皇帝相手に嘘をつくわけにもいかないし、ね。
(その容貌や服装から一目で黄ノ国の者だと、少しでも情報を得ている者が見れば一目でその正体が分かるような出で立ちで共もつけずに歩きまわるとは不用心な事だと、後半の言葉は明らかにそう思っていない様に笑みを浮かべて付け足し)
(/絡みありがとうございます!いえ、私も駄文なので;これからよろしくお願いします^^)

54黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/13(日) 09:02:09
>>羅刹

――む、お前・・・。俺を馬鹿にしているのか?二つの答えだと?言えることは全て吐け、お前は何者だ?・・・・忍びの者か?
(相手の傍にいた小さくかよわそうな動物達が逃げ出したのを見て少し悪いことをしてしまっただろうか?、と思ったがまずは自分の目の前にいるどこの国から来たのか、何者なのか、すら分からない男の曖昧な言い方で返事をされたことにムッとイラつきを覚える。そして「答えは二つある。」と言われて意味が分からない。答えが二つある?何を言っているのだろう、疑問を覚える。そしてその後に相手に命令口調で「全て吐け」と言う。相手の話を聞いていて後半のほうは俺のことを馬鹿にしているようにしか聞こえないな、と思いさらにムカつきを覚えるがもしも自分のせいで我国に危険に晒されたりでもしたら・・・、と思い怒りを抑えて相手を見て「忍びか」、と簡単な質問をして/こちらこそ絡ませて頂きありがとうございます!いえいえ素晴らしい文ですよ!はい!お願いします^^)

55風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/13(日) 10:11:29

>>51 黄狛
冷血で結構――だから何だと言うのだ。
(何やら連れて来た数人の兵士と談笑している相手の横を、今まさに通り過ぎようとしていた時。先に此方が言い放った言葉はしっかりと耳に届いたらしく、反論…もしくは怒号に近い答えが返ってきた。しかしそれに対し僅かでも怯むはずがなく、最後に付け足しのように告げられた“冷血皇帝”という単語にも眉一つ動かさず“だから何だ”…としれっと返す。己が周囲からそう見られている…そんな事は百も承知であるし、そもそも興味が無い。つまり、周りの人々にとっての自分の印象等国を護る事に比べれば二の次――あるいはそれ以下なのだ。見たところ、今目の前にいる男――黄ノ国の皇帝は感情が駄々漏れ…といったところか。“自分の心に嘘を吐かぬ正直者”そう言えば聞こえは良いが、国の長としての気質とは言い難い。そう考えながら、己の周囲で武器を構え始めた自軍の兵士を片手で制し)
(p/ああ言えばこう言う…なタイプですねこの人←思い切り開き直りました(オイ))


>>53 羅刹
やはり見ていたか――…理由等無い、単なる気紛れだ。
(取り敢えず自室に戻ろう…そう思いただ黙して足を進めること数分。少し離れた前方に人影を映し、相手の横でぴたりと停止する。視察の為外へ出ている間、常に感じ取っていた気配…それが目の前の男のものである事を理解するのに、そう時間は掛からなかった。いかに忍であろうと、己から完全に身を隠す事等不可能。例えその頭であっても…だ。もちろん、敵国の――翠ノ国の忍にも同じ事が言える。己の感覚をここまで鋭くさせたのは、今まで置かれてきた環境に他ならない。こうでもしなければ、齢八歳の子供等とっくにこの世から消されていただろう。それを踏まえ、相手の言葉に“やはり見ていたか”と返す。続いて投げ掛けられた問いには、表情を崩さず首だけで振り返った状態で“理由等無い”と答え)
(p/あー…確かに。私も若干心配ですもn←でも多分大丈夫ですよbb(確証無し←))

56水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/13(日) 10:18:35
(p:レス返していきます!連レスになりますがご了承ください;)

>>44 羅刹

あら…?何だか身体が楽になったような…。熱もなくなったみたい、一体どうなっているのかしら?――あらあら、皆さんが避けてあの人の方まで綺麗な道が出来てしまっているわねぇ。こんにちは、皆さんがあなたのことを聖者だと噂をしているのだけれどもしかして私の体調を治してくれたのはあなたかしら?(先程までの苦しさが嘘のようになくなり何度も額に手を当てて熱があるかを確認してしまう。どうやらすっかり治ってしまったらしい。一体何故?薬も飲んでいないというのに。ふと前を見れば少し自国の民とは違うなと思わせる服装をした人物が目に止まる。服装自体は他の者と大差ないのだが服の色合いが他の者に比べ少しだけ濃い。民の方へ目をやるとあちこちで多分だがこの国の者ではないであろう人物に目をやりながら何やら話をしているのが見える。近寄って何を話しているのかと尋ねると先程の人物から何やら神々しい光が見えたとのこと。神々しい…、確かに身体の不調が一瞬にしてなくなったことを考えれば少なからず神の所業なのではないかという考えもあるにはある。が、自分の想像している神とはまた違うので相手が神様だという考えは消去し、とりあえずは直接聞いてみないことにはわからない。皆が神だと讃える人物の前に立ち、軽く頭を下げて笑みを浮かべながら体調を治してくるたのはあなた?とすぐ側に居る兵士には聞こえないように小声で相手に問いかけた)

(p:いえいえ別に構いませんよ!体調を治してくれるとはなんとお優しい←)

57水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/13(日) 12:42:00
>>45 黄狛

何だか向こうに人だかりが出来ているけど何かあったのかしら?―お帰りなさい、どうでした?――見知らぬ兵士にそれを率いている少年らしき人物…。ふふ、案外大胆な人なのかもしれないわね、何のことを言っているのかわからないって顔しているわ。とりあえずその方に会いに行きましょうか(何やら奥の方に人だかりが出来ているのが見える。今日は何か特別なイベントがある日だっただろうか?護衛の兵士が見てきますと人混みの中へと消えていき、数分後何やら慌てた様子で自国の兵士ではない兵士数人とそれを率いている少年らしき人物が居るとのこと。それを聞いて他の兵士も宣戦布告ではと騒ぎ始める。兵士数人引き連れて宣戦布告などありえないと一蹴し、大方何処の国の者が観光にでも来たのだろう。観光にしてもそれなりに護衛の兵士が必要だろうに。とクスクス笑いながらも国の長として放ってはおけないと護衛の兵を引き連れ人混みの中へと入っていく。人混みを抜けると先程のとおり兵士数人とそれを率いている少年らしき人物の姿が確認できた。見たところ皇帝には見えない、兵団長クラスであろうか?兵団長クラスであろうとも少年という齢でその階級にあるということはただ者ではないということ。いずれは自国に大きな影響をもたらすのではないかと危惧しながらもまずは挨拶でもしなければと馬に跨がっている少年らしき人物の方へ足を進めると軽く頭を下げ自己紹介をする)
はじめまして、私はこの国を治めております皇帝水蓮と申します。見たところ攻め込んできたという感じには見えませんが一応お名前とこの国に何をしに来たのかをお聞かせ願います。

(p:絡んでくださりありがとうございます!こちらこそ駄文ですが何卒この病弱な皇帝をよろしくお願いいたします;)

58水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/13(日) 12:43:57
>>48 風拍

お騒がせして申し訳ありません。それとはじめまして、私は翠ノ国の皇帝水蓮といいます。何をしに来たかと言われれば観光と言った方がよろしいでしょうね。私一人の予定がいつの間にかこんなに団体様になってしまいましたが。――それにしてもこの町はとても良いところですね、活気があり名産物も多い。しかしながらこの国の民は見たところ相当な不満を抱えている様子。先程の貴方の子供への対応を見て思いました。他国のやり方に口を挟むのは出過ぎた真似とわかっておりますが、このまま統治が続けばいずれは民衆の反乱が起こりたちまちこの国は滅ぶでしょう。この町の民を想うと不憫でならないのです、無理矢理こうして地に伏せられている民の姿を見ると――何だか独裁的なやり方から解放してあげたくなるのですよ(この国の皇帝が尋ねてくる。お前達は何をしに来たのか、と。即座に観光に来たと返す。流石に敵国の皇帝に病を得てから床に臥してばかりで全く外に出る機会がなかったので城から抜け出してこの国に来たと言えるはずもなく、ましてや後ろに居る兵士達は自分を連れ戻しに来た者達とも言えず、今適当に浮かんだことをツラツラと並べこの町の良いところを述べる。活気があり名産物も多いと。正確には皇帝が来るまでは活気があり名産物も多いと言った方が正しいか。そして先程自分が思っていたことを向こうの皇帝に述べる。このままの統治が続けばいずれ反乱が起こり、この国は滅ぶであろうと。だがしかしこの皇帝のこと、このように忠告をしても意に介さないであろう。このような民を抑えつける独裁的なやり方は納得できるものではない。ならばこの町を手に入れてしまおうか、民の数は多く活気があり名産物も多い。もしこの町を我が国の領土とできたならばこの圧政から民は解放されこの町は大いに栄えることであろう。それに何より自分が死ぬ前に少しでも未来の皇帝に楽をさせる為にも領土拡大は必要だと考えていたところだ。独裁的なやり方からこの国の民を解放してあげたくなる。はたから見れば戦を仕掛けていると捉えられてもおかしくはない発言であるが撤回するつもりはなく相手へ背を向けると大勢の兵士と共に町の入口へ馬を歩かせた)

(p:なんだろうこのツンデレっ気がある皇t/ry/嘘ですごめんなさいすいません←/気に触ることを言うかもしれませんがよろしくお願いします;)

(p:以上です。連レス失礼しました;)

59黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/13(日) 13:36:03
>>風伯

だから何って?――そんな強張った顔してちゃ民の皆が不安になるぞってことだな!あ、そこ!手は出すなよ!俺は観光で来たんだから!
(自分の横を通り過ぎようとした相手。だが自分が言った言葉もしっかりと届いたらしくその返事は「何だというんだ」という、予想外の答えが返ってきた。そのことに少し楽しくなってきて笑顔で質問に答える。だがしかし、藍ノ国の皇帝は何と言うものか、容姿だけを見て感じ取れるのは「無」という感情だけであった。まあよく見ると一応反応はしているようだが、やはり自分が言った言葉にはさほどの興味も沸かないのであろう。やはり『藍ノ国』は『黄ノ国』とは正反対のようだ。分かりやすい例が自分と彼である。自分で色々なことを考えていると兵士達がザワザワし始め、武器を手に取ったのを止め/いいところだと思いますよwこっちももう本当に生意気で生意気で←)

>>水蓮

――ん?ほう、やはりお主がこの国の皇帝であったか。俺は『黄ノ国』の皇帝。黄狛と申す者だ。いや、攻め込んできたわけではないぞ。ただの観光だ。この国は我国とは違う武器などがあるからな!
(敵国もなかなか品物が揃っているな。それにこの国は凄く暖かいからいい国だ。と、兵士達に軽く翠ノ国であったことを話ていた。そのとき、向こうの人ごみからこの国の皇帝がいるのが分かった。翠ノ皇帝が自ら自分のところに来て、自己紹介をし始めたのだ。相手を間近で見たところ、やはり顔色が優れていないようだな、とも思ったが相手が自分の名を名乗ったのに返事をしなければ礼儀にならないな、と思いすぐ愛馬から降りて、自分の名を名乗り微笑んでから軽く頭を下げる。そして「何故この国に来たのか」と聞かれて攻め込んできたと勘違いされても困るな、と思ったが「城から脱走して来た」などとも言えずに少し違うかもしれないが、「観光に来た」という言い方をする。/いえ、こちらこそ絡ませて頂きありがとうございます!病弱系いいですね・・・←こちらも幼い性格の我が侭皇子ですが宜しくお願いします!)

60羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/13(日) 13:54:35
(/返レスします!連レス謝;)

>>54 黄狛
一つは俺が此処に来る前にいた場所、もう一つは所属している場所…この場合あんたが望むのは後者かな。全て吐け…なんて噂通りの我が儘皇子だねぇ。俺が仕えているのはあんたじゃないから従う義理はない。それともあんたに仕える奴らは簡単に敵に屈するのかな。確かなのはあんたが皇帝で俺はあんたの仲間じゃないって事だけだね。でもいいだろう?ここはどの国に属するのか分からない国境だ。
(即位してまだ一年と聞いていたがなるほど冷静さよりも答えをはぐらかされる苛立ちの方が僅かに勝っているらしくそれが簡単に表に出ているのを見ると皇帝にはあまり向いていない真っ直ぐ過ぎる性格だ。若いというのもあるのだろうし他国の皇帝と比べれば格段に経験も足りない相手だが、勘は多少なりとも良い様で…もっとも自分の出で立ちは忍び装束なのだからバレバレかと、肝心な答えは何一つ返さずぺらぺらと相手の機嫌を損ねるような事ばかり言い連ねると片手をひらひらさせて殺り合う気はないと暗に告げ、焼き菓子を口に放り込むと己と年の近い若き皇帝に食べるかと数枚木の上から差し出し)
(/ありがとうございまs((ry/性格悪いですが…orz)

61羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/13(日) 13:54:50
>>55 風伯
えぇ、偶々。冷酷無慈悲で有名な姫サマが気紛れですか、まぁいいと思いますけどね。これ以上民の反感を買っては動きにくくなりますし。
(自分の予想通りの言葉を返し尚且つ存在に気づいていた彼女に隙がないなぁと笑みを深め、その察知能力を欺くには結界でも使わないといけないかと少々忍びとしての矜持に傷がついたのかそれともその警戒心の強さに感服したのか軽く肩をすくめ。民が暴動を起こし臣下がそれに乗じて反旗を翻そうと彼女は眉一つ動かさずに策を講じるだろう。この国内には確かに心から忠誠を誓っている者のいるのだから…この際自分はどちら側に立つのかそれともこの国等早々に見捨てて別の地でまた思うままに生きるのかはその時にならなくては分からないが…上手くやれば被害は大きいだろうが鎮めることは可能だ。こうして立ち止まって答えてくれたのも気紛れの延長ですか?と前髪に隠れ気味の藍の双眸で相手の目を真っ直ぐに見つめ)
(/地雷踏まないように頑張り…ます!!←)

>>56 水蓮
そのような大層な者ではありませぬ。私はただ邪気を掃ったのみ…根本的な解決にはなっておりません。
(いくら人が集まり周囲がざわめいていようと柏手を打つ音を隠せるわけもなく、むしろその音によって祓いを行うのだから周囲の目を気にせず打ったのだがどうやら久方ぶりに術を行使したせいか異能を強く使ってしまったようで徒人の目にも何かが見えたらしく身を翻す前に自分と彼女を繋ぐ一本の道が出来上がり、こうなっては逃げるように立ち去る方がよほど不審だと歩み寄ってくる相手へにこりと笑みを浮かべ昔一族の宮仕えの者たちに叩き込まれた礼儀作法を思い出しながら綺麗な動作で膝を折ると頭を垂れ。あの愚かな反逆者がいなければ自分は彼女に仕えていたのかもしれない…そう思うと妙な気分になったが、あまり騒ぎは起こしたくないのはそちらも同じであろうと声を潜ませる相手に静かな声で応え)
(/最初は隠れて見ているだけにしようかと思いましたがそれだと話が進まないので全力で方向修正かけた結果がこれです←)

62羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/13(日) 14:30:58
>>61
(/誤字発見…!「掃って」ではなく「祓って」です。申し訳ありません)

63燕【黄ノ国/国民】 ◆/yZAXS3F5.:2011/11/13(日) 21:00:08
◆―PF―◆

「忠誠心だのなんだの馬鹿馬鹿しい。皇帝の駒になるだなんてごめんだね。―信じる者は己のみ。俺は、俺のやりたいように生きていくさ」

名前:燕(えん)
性別:男
年齢:21
性格:生まれは黄ノ国。生まれた頃から容姿に問題があり、周囲は自身を憑き物扱いし離れて行った。幼少期には信じていた両親にまで捨てられ、人を信じるということに疑問を抱き成長し、気付けば他人は全て敵と見なし、一切信用することなく一人今まで必死に足掻いて生きてきた。誰よりも生きることに貪欲なため、裏切り・盗み・人殺し等ためらうことなく行ってきた。それ故、武器を扱う腕はそこらにいる人々よりかは長けていると自負している。一見明るく振る舞っているので感情豊かそうに思われがちだが、内面は卑屈で歪み捻じ曲がっている。ある意味、冷静で注意深いともいえる。しかし、容姿にはとてつもないコンプレックスを抱え込んでおり、自身の問題ある部分に触れられる発言をされると直ぐ頭に血がのぼってしまう。また、皇帝の下につくという事や縛られることを何よりも嫌がる自由思考。18の時黄ノ国を離れ、現在はあちこちの国へと正体を隠し放浪を続けている。目立つことを嫌うため人気がない夜を主に行動時間とする。
容姿:身長は173ほど。昔から不衛生な生活をしてきたためか体つきはひょろりとしており、所謂痩せ型。そのせいで弱く見られがちだが、平均男性以上の力は持っている。肩につくほどの長さではないが、ところどころ無造作にのびきったぼさぼさの黒い髪。顔面の左側(左目と左目周辺部分)は包帯で覆い隠されており、それが他人の前で解かれることはよほどのことがないかぎりありえない。包帯の下には不気味な青紫色をした皮膚が広がっている。左目ごと包帯で塞いでいるが、左目の視力は右目同様しっかりとある。瞳は目尻がぐっと吊り上っており、目つきが悪い。目立つことがないよう服装は常に黒色をした着物を好み着用し、帯も同色。普段はただの国民に見えるよう要注意を払い表には武器を出さないようにしている。着物の胸元部分に小太刀が隠されている。
役柄:黄ノ国/国民
武器:小太刀
備考:一人称は「俺」。二人称は「あんた・〜さん」

(p/皇帝や国に固執していないキャラクターですが、宜しいでしょうか?;)

64 ◆VHY580v8.g:2011/11/13(日) 21:17:51
翠ノ国忍隊長予約します

65風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/13(日) 22:24:28
(p/大分放置気味でしたのでキャラ表を更新しますね。見落とし等あればお手数ですがご報告願いますノ)


>>63
(p/はい、大丈夫ですよ^^PFにも不備はありません、どうぞ御参加下さいノシ)

>>64
(p/申し訳ありません、キャラ表を更新するにあたって一度調べた結果既に予約者様がいらっしゃいましたので、お受けする事は出来ません><主が見落としていたばかりに…申し訳御座いませんorz)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>29様予約 あと一名
・兵団長…四名
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>63 燕◆/yZAXS3F5. 無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>5 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>25様予約
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>34様予約 あと三名
・忍隊長…>>17様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>12様予約
・側近…>>6様予約
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>46様 無制限

66弥勒【翠ノ国/忍隊長】 ◆VHY580v8.g:2011/11/13(日) 22:25:09
◆―PF―◆

「皇帝様の命は絶対。故に私はその命令通り動くだけ。」
「忍は多く語らないもの。必要な事しか口にしない。」

名前:弥勒(みろく)
性別:女
年齢:18歳
性格:別名機械人間。その名の通り機械のように感情が無く、ただひたすら皇帝の命令に従う。喜怒哀楽、全て欠落しており他人から見ても何を考えているか読み取ることは不可能に近い。ただ、自国の人間には多少心を許している為に微笑んだりはするが、目は笑っておらず逆に怖いなどと言われてしまう。本人曰く感情等気にしていたら忍隊長なんて務まらないから捨てた、らしい。そのお陰で殺しも平然と出来るようになり、未成年のくせに隊長まで上り詰めその地位を維持し続けている。他の忍の事は一応大事にしているような事は口にするが無表情の為に、真偽が分からずどう思っているかは読み取れない。基本的に一人が好きで、静かな場所を好む。話すことや煩わしいのは嫌いな少し変わった人、かもしれない。
容姿:黒々とした艶のある髪は肩に触れる程度に伸びており切り揃えられている。前髪も眉を隠す程度に切られており、視界は悪くならないように注意している。髪と同様の黒い瞳は光が差しておらず、ほんの少しばかり濁っているように見える。肌の色は病的に白く、体つきも細い。胸にはさらしを巻いて潰し、動きやすいようにした。忍装束を着用し、口元を覆うように包帯を巻いているが自国に居る時は外している。以前左腕を火傷し、生々しい傷を隠す為に包帯を丁寧に巻き付けてあり、他人に見られる事を嫌う。背にも大きな切り傷があり、それを隠している。他にも小さな傷が堪えず、よく流血している。背に大きな日本刀を背負い、肩には黒い小鳥がよく乗っており、伝令などに使用し可愛がっている様子。
役柄:翠ノ国/忍隊長
武器:クナイ数本に日本刀一本
備考:一人称「私」、二人称「貴方」。幼い頃に、両親を亡くし森林内などで生きていた所為か動物と仲良くなりやすく烏やら鹿やらが近くに寄ってきたりする。本人も動物は好きな様子で、任務が無い日などは森に立ち入り癒されている。数年前に他国の者に火傷を負わされ、その者を恨みながら修行した。(募集が可能でしたら火傷を負わせた人物を募集したいと思います。)修行しているうちに感情が必要無くなり、今の自分に至る。

(p:こんなもので宜しいでしょうか?募集が可能でしたら男女国問わず募集させて頂きたいなと思っております。無理でしたら、構いませんので!不備などありましたら、びしばし指摘して下さい。)

67風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/13(日) 22:31:54

>>66
(p/わわわっ、申し訳ありません。見事に重なってしまったようで;
折角書いて下さったのに申し訳ないので、忍隊長を各国一名ずつ追加しますね^^;
不備はありませんので、どうぞ御参加下さいノシ)

68風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/13(日) 22:48:41
(p/再び更新です。>>67に書いたように忍隊長を各国一名ずつと、黄と紅の二国にはその他忍も追加させて頂きましたので宜しければそちらもどうぞノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>29様予約 あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>63 燕◆/yZAXS3F5. 無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>5 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>25様予約
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>34様予約 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g >>17様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>12様予約
・側近…>>6様予約
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>46様 無制限

69 ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/14(月) 00:22:54
PF
「何があっても、あんたは守るって決めてンだよ。」
「大切な事は目の前の利益に捕らわれずに、長期的に考える事だ。わかる?」
「さて、と。此処からは男の戦いとしようか。」

名前:宴 (うたげ)
性別:男
年齢:24歳
性格:ひょうひょうとしていて常にやる気を感じられない。女の子が大好きで楽しい事が好き。賭博やいかさまを好み常に何かをやらかしている。だが、根は真面目であり自分が決めたルールは破らない。大切な人は命をかけて守る。部下の事は自分の兄弟の様に大切に思っており、自分の命を落とす結果になりそうなろうとも必死に守る一面も。同様に必要最低限の殺生を心掛け、無意味な殺生を行った場合1日中、人との関わりをたつ事も。面倒みのよい兄貴体質だが、どこか自由奔放でつかみ処がない。何よりも強さを求め毎日の訓練は欠かさず、努力家である。自信家だが、過信はしない。人との関わりを好み、人間関係は人を信じる事から産み出されると信じている。ばか正直かとではなく裏切られば、心置き無く倒す事が出来ると己の力があってこそである。芯が強く上司の事を思ってこそと叱りつける事も。
容姿:身長178センチの筋肉質だが、着痩せするタイプであり見た目からすると年相応の体型。深みのある赤がまじった髪色は黒というよりも茶色に近く肩より10センチ程伸びており普段は首の位置でひとつくくりに。前髪は眉付近で無造作に切り揃えられている。小さめの顔には灰色のきりっとつり上がった細い瞳に筋の通った鼻、薄い唇。右目の視力は失われており眼帯をつけている。鼻の上には耳から耳に通る一本の傷跡がある。基本的にへらへらと笑っている。服装は紺色の生地に一匹の狼と舞桜が描かれた着物を胸元を開いて来ており中にはさらしを巻いている。身体中にいくつもの傷跡がある。足元は裸足に下駄。

70 ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/14(月) 00:24:47
役柄:翠ノ国/兵団長
武器:背丈程の長剣 桂丸
備考:一人称「俺」「俺様」二人称「あんた」「呼び捨て」 生まれは紅ノ国。両親も紅ノ国の兵隊長をしており幼い頃から武術などを教えてられており安定した地位を与えられる予定だった。だが、18歳の時にある任務で瀕死状態になり 今の翠ノ国の人間に救われそのまま翠ノ国の一員に。紅ノ国の人間には裏切り者として命を狙われる事になったが、幼なじみにだけがまだ戻ってこいと声をかけてくれている。ちなみに宴は偽名であり、本名は鴇桜(ホウオウ)。

(PL/>>34で予約した者です!プロフィール提出遅れてすいません。なんとか書き上げると、なんともきままな男に…。こんなはずじゃ…。えっと、これから宜しくお願いします!後、宴の幼なじみを募集します!紅ノ国であれば他は問いません!)
)

71 ◆BVy4vnGo5.:2011/11/14(月) 02:10:58
>>主様
>>6で紅ノ国の側近を予約した者です><少しプロフィールを提出するのが遅くなってしまいますがよろしいでしょうか?;


>>69-70
主様の許可を得られたらぜひ幼なじみをしたいのですが…もし大丈夫ならば性別の希望などありますか><?

72宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/14(月) 07:24:30
>>71

(PL/わぁぁ!こんな奴の幼なじみなんて本当に良いんですか!?えっと性別の件ですが、本体的にはどちらでも楽しいなぁっと思います。ですが、出来れば女性ならば同じ歳か年下、男性ならば同じ歳か年上がいいなぁと思います。曖昧のお返事ですいません;もし何かあればなんでも聞いて下さい^^素敵な幼なじみ様を楽しみにしてます!)

73 ◆eg5t28PXu2:2011/11/14(月) 07:45:08
藍ノ国の兵団長予約

74風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/14(月) 07:51:28

>>69-70
(p/PF提出有難う御座います^^不備はありませんので、どうぞ御参加下さいノシ)

>>71
(p/はい、大丈夫ですよ。キープしておきますねノシ)


(p/所々付け足しや変更があるので、以下に主のPFの訂正版を載せておきます。ややこしいですが、目を通してくださると嬉しいですノシ)


◆―PF―◆

「弱者には死を、強者には名誉を――これは決して動かぬ法則だ。貴様でもその程度は理解出来よう…?」
「目障りだと何度言えば解かる――…即に我が前から消えよ」
「止めよ…ッ、それ以上紡ぐでない!我は―――…われ、は……っ」

名前:風伯(フウハク)
性別:女(普段は偽り、公の場には男として立っている)
年齢:21歳
性格:冷静沈着。滅多な事が無い限り表情に大きな変化は無く、瞳には常に鋭く冷たい光が宿っている。敵国のみならず自国の者達にすら冷酷無慈悲という印象を抱かせ、部下を動かしているのは信頼と言うより畏怖と言った方が正しい。無駄な事を嫌い、戦いに勝利し自国を護り通す為ならばどんな方法も厭わず実行する行動力を持つ。それ故彼女にとっては自分の命すら“道具”でしかないらしい。無表情である事が殆どだが所謂「喜怒哀楽」という最低限の感情は存在しており、非常に小さな変化ではあるが一応の反応はしている。戦闘や兵法に関しては他国の者に戦神(いくさがみ)と称されるほどの天才であり戦場でもそう呼ばれる事が多いが、恋愛の知識は薄くその類の事には限りなく疎い。また、何度も身内に殺されかけた過去を持つ為一種の人間不信に陥っており、側近を除く他者に干渉される事を何よりも嫌い入り込もうとする存在を頑なに拒む傾向がある。
容姿:少し青がかった黒髪は基本ストレートの少々癖ありで、ぎりぎり肩につく程度で切られている。肌は目にした誰もが「雪」と形容する程白く、あまり健康的とは言えない。そんな白さの中、透き通った薄灰色の瞳が上手く調和している。瞳は切れ長気味で、人目を惹く端正な顔立ちではあるが、鋭い印象が勝りひと睨みすれば殆どの者はたじろぐ。服装は基本男性用の和装で、袖と襟…裾部分に銀糸で彼岸花の刺繍が施された濃紺の着物を好んで着用する。あまり大きくはないものの、確かに存在している胸の膨らみはさらしで可能な程度まで潰し、戦の際はその上に鎧を纏っている為身なりは完全に男。声も中性的である為、余程鋭い者を除けば瞬時に性別を見破られる事は有り得ない。身長174cmで細身…体重は平均より遥かに軽く、力で多少劣る分素早さに長けている。
役柄:藍ノ国/皇帝
武器:二本の日本刀と刃が仕込まれた鉄扇
備考:一人称は「我」、二人称は「貴様、そなた、貴殿」等。早くに両親を亡くし、兄弟もいなかった為満八歳で皇帝に即位。男女平等など有り得ず、女性というだけで不等な扱いを受けるのが当たり前の世の中、圧倒的不利を脱する為即位と同時に性別を偽り“女”としての己を捨てた。当時秘密を知っていた者は一人残らず処刑し、今現在秘密を共有しているのは常に傍に控え見の周りの世話や護衛を担う側近のみ。本来の性別を知る彼女を生かす事を選んだのは、唯一心を許せる相手であり右腕として信頼を寄せている為。また“食を楽しむ”という類の概念が無く、放っておくと数週間は当然のように食事をとらない。一度の食事量も極端に少ない為、家臣やその他の部下達の悩みの種の一つとなっているらしい。

75黄狛【黄ノ国/皇帝】 ◆ae2dFIjdEo:2011/11/14(月) 18:18:32
>>羅刹

――ほぅ・・・まあ敵であることに変わりは無いのだな。そして誰でもそのあだ名を知っているのだな・・・。俺は黄狛だ。我が侭皇子と言う名ではない。・・・我国の兵士達は俺の我が侭に付き合ってくれるいい奴等ばかりだぞ?――なんだ?焼き菓子か?・・・くれるのか?
(「我が侭皇子」。そう呼ばれるのにはもう慣れてきた。だが、慣れてきただけで、そう呼ばれて嬉しいなんて思うはずもない。逆にイラつきを覚えるぐらいである。そして、「我が侭皇子」という名称は誰もが知っているのだな。どこの国の奴も必ず知っているのだ、と思うと少し嫌な気分になってくる。これからも「我が侭皇子」などと呼ばれないようにするにはどうすればいいのだろうか。そう思って出たのが自分の名前を名乗る。であった。これが一番手短で簡単である。そして、我国に使えている者のことを聞かれ笑顔で話しをする。木の上から差し出された焼き菓子を見てくれるのだろうか?、と首をかしげて)
(/いえいえw/こっちも性格悪いんで大丈夫ですよw)

76陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/11/14(月) 18:51:49

◆―PF―◆

「――今行くのが最良か。しかしもう少し待てばもっと良い品が入ると言う情報もあるし、…かといって来なかったら困るよなー……あっれ、居ない。」
「よく分かったなって顔ですね。お客さんの目を見ればわかるってもんですよ。」
「全然知らない人だからこそ何であんな顔してるんだろうか気になってさー。」

名前:陸羽(りくう)
性別:男
年齢:19
性格:友好的でありにこにこと人の意見を素直に聞いている穏やかな性格。立派な商人になるための技術を身に着けようと人の感情の起伏には気を遣っており僅かな表情も見逃さないように心掛けている。とはいえ対象はお客様であるため普段の会話で実践するには至らない。また皮肉や嫌味に対しても平気そうな態度をとるのは難しすぎたり考えすぎて理解が追い付いてないから。考えて考えて考えて…名案を思い付いても結局行動するタイミングを逃してしまう優柔不断な面もあるが次があるとすぐに前向きな態度をとる。父に言われた「品よく、礼儀正しく」を商売のモットーにしているためお客様に対しては基本的に丁寧語。
容姿:身長168㎝でどちらかと言えば筋力よりも素早さや瞬発力に自信がある身軽な体型。髪は赤茶色で前髪は顔上半分、後ろは肩に付く程度の長さでそれを全て後頭部で一つに纏めている。髪を結ぶ黒い紐には翡翠の飾りが付いており、首には同じく翡翠の勾玉をぶら下げている。瞳はアーモンド形で濃い紅色、眉は短い。着物は紅色で商売をする時にだけ宝と一文字書かれた紺色の前掛けをしている。武器を差し込んでいる黒い帯は緩く締めているため軽く肌蹴て上半身に巻いたさらしが見えている。背中には木箱を背負っておりその中に商品が入っているため特注品の封と書かれた南京錠をしている。
役柄:紅ノ国/国民
武器:旋棍(トンファー)
備考:一人称は「俺、私」二人称「君、貴方、〜様々」商人の息子として生まれその腕を磨くために各地を回っている。扱っているものは宝石や装飾品。上に二人の兄が居り其々が武器と服飾を中心として活動しているらしいが同じく渡り歩いているため消息は不明。宝石を選んだのは綺麗だからと単純明快な理由。商品が高価なため旅の道すがら護身術を習い武器はその時の頂き物。

(p:遅くなりましたがプロフです。不備があれば指摘お願いします^^)

77風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/14(月) 21:02:31
(p/返レスです、連レス失礼しますね;)


>>73
(p/予約了解致しました、PFお待ちしております^^)

>>76
(p/PF提出有難う御座います^^特に不備はありませんので、どうぞ御参加下さいノシ)


>>58 水蓮
我が名は風伯――見ての通りこの国の長たる者よ。翠ノ国皇帝…それは忠告として理解しておこう。だが、“受け入れ”はせぬ――…父上の教えを違える訳にはいかぬのでな。―――あぁ、それともう一つ…我が国を侵そうと目論むならば一切の容赦は無用――我は逃げも隠れもせぬ故、いつでも仕掛けてくるがよい。
(翠ノ国皇帝、水蓮――…どうやら予測は的中したらしく、目の前で馬に跨った女性はそう名乗った。それに対し礼儀として名乗り返し、“見ての通り”と付け足す。続いて、この国の状況…状態を確認しつらつらと言葉を並べ始めた相手。“いずれ民衆の反乱が起きこの国は滅ぶ”分かりきっているはずのその言葉が耳を掠めた瞬間、瞳に宿る鋭い光が僅かな揺らぎを見せたがそれはほんの一瞬の出来事で、次の瞬間には落ち着きを取り戻し此方も淡々と言葉を並べていく。先程名乗りを聞いた為既に名は把握しているが、敢えて肩書きを口にし“忠告として理解しよう”と告げた。だがそれと受け入れる事とは、決して=(イコール)では繋がらない。己はあくまで亡き父の教えを護りこの国を統治していくのだ――哀しいほどに強く、綻ぶ事等有り得ない“決意”を声色に宿し、そう示した。自分の意見を述べ、それを終えると同時に此方に背を向けた相手。それをわざわざ引き止める理由は無い為同じように背を向けるが、少し歩いた場所で立ち止まり思い出したように“もう一つ”と口を開いた。もし相手が我が国を手に入れようと目論むならば、容赦等必要ないし此方も全力で応戦する。この国自体を戦場とするつもりならば、それ相応の手を打つ迄――表情こそ変わらないが、反面余裕すら窺える声色でそう告げ)
(p/ツンデレっ気ですか…w要素的にはバッチリ配合されているかm(黙ろうか)/いえいえ、大丈夫ですよbb優しげな皇帝様、素敵です+ それに比べてうちの娘ときたらもう…←)

78風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/14(月) 21:05:04
(p/ラストです、連レス失礼しました)


>>59 黄狛
何故そこで笑みが浮かぶ――…とことん理解出来ぬ奴よ。―――さてな、直接訊けば良かろう。最も、まともな答えは保証せぬがな。
(相手と己は決して相容れないだろう…それこそ、この先何があろうと。噂に違わぬ態度を示し続ける相手を静かに見据え、その姿勢を保ったまま心中でそう呟く。己が問うた事に対し相手から返された答え――同時に楽しげな笑みが目に付き、“何故この状況で笑み等浮かぶのか”と率直な疑問を口にした。が、答えを待たずに“理解出来ぬ”という一言で片付け“不愉快だ”という風に瞳を細める。続いて“民の皆が不安になる”という言葉を耳に留めると、“直接訊け”と殆ど意味を成さないであろう問いを民に投げ掛けてみよ…と告げた。怯えきった状態ではまともな答え等返ってこない、そう理解している上での言葉で。ざわつきだした兵士を制する為“観光に来たのだから”と言う相手を眺め、口に出しはしなかったが相変わらずの無表情のまま“そんな事をして何が楽しいのか”と考え)
(p/そうですかね?ww/いやいや、可愛げがあって良いじゃないですか。風伯なんて男で通してるせいか女性らしさなんて一ミリもありませんy←)

>>61 羅刹
――偶々、な…。今更何を言うか、その程度とうに心得ておるわ。それよりも――そのふざけた呼び方を何とかせよ、耳障りだと何度言えば解かる…。
(“偶々”――相手はそう返してきたが、今この時まで培ってきた性質上まずは疑い、簡単に信じる事を拒む。しかし追求する必要があるかと言われればそうでもない為、表面上は小さく呟くだけに留めた。身内――…正確にはそれに近しい存在からの拒絶、そして殺意。それにより形成された“殻”は固く、唯一の例外を前にせぬ限り解ける事はない。相手の口から紡がれた“これ以上民の反感を買っては動きにくくなる”という言葉に対し“とうに心得ている”と返し、常から刃のような光を宿す瞳を更に鋭く細めた。その表情を保ったまま“それよりも”と話を切り出すと、己を“姫”と称した事に対し何度目かの怒号に近い言葉を吐き出す。直後に耳を掠めた軽い言葉は見事に無視し、真っ直ぐに此方を映す瞳にはほんの一瞬視線をやるも不快気に逸らし)
(p/地雷ですか…そうですねー、うっかり踏んじゃうと爆発しちゃいますし←さて風伯さん、早速「姫」呼びが気になった模様(警報発令…?)←)

79 ◆/yZAXS3F5.:2011/11/14(月) 21:15:43
(p/承認ありがとうございます。かなり絡みづらいキャラクターかもしれませんが、皆さま宜しくお願いします>< 一旦絡み文を置かせて頂きます。しかし、元々絡み文が置かれている方々には此方から絡みに行きますので少しの間お待ち頂ければ幸いです。)

男の後ろにのこのこついてくるだなんて、あんたも馬鹿な女だなあ。ははっ、苦しいかい?―おっと、そんなに暴れるなよ。ほら、お礼に甘いキスの一つでもくれてやるからさ。
(遊郭が立ち並ぶ此処ら一帯。朝はひっそりとしており人通りは全くないが、夜ともなれば提灯には灯りがともされ、殺風景であった其処は色づいた夜の顔を露わにするのだ。そんな煌びやかな場所の中でも、誰も近寄ることはないであろう死角に彼と遊女は居た。どうやら彼は女の体に乗り上げ、くつくつと笑いながら首を思いきり締め上げているようだ。可哀想な女、まさか自身がこんな目に合うだなんてついさっきまでは思いもしなかっただろう。けど、残念だ。彼は此処に快楽を求めてきたわけではない、生きるための金を手に入れる、これこそが彼の真の目的だった。この女が着ている着物を売ればたいそうな金にはなるだろう。そんなことを頭の片隅で考え込んでいたが、思ったよりも女が抵抗するではないか。命乞いか、酸欠のせいか、赤い唇をぱくぱくと動かし涙を流し続けている女。しかし、そのようなことで心が揺れ動くようなそんな優しい感情は持ち合わせてなどいない。だから、せめてのお礼にキスの一つでも贈るとしよう。目の前に居る女に愛しそうに微笑むと、まるで恋人にするかのような優しいキスを落とした。)

80宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/15(火) 11:49:04
(PL/すこしずつですが、レス返し致します^^絡み文はのちほど。)

>>35風伯(PL/初めまして絡ませて頂きました!コワモテな風伯様がカッコ良くて本体はニヤニヤしております←)
――お、お姉さん。美人だねぇ。え、団子?くう、喰う。3色団子だと嬉しいなぁ。
(本日は晴天なり。風もほどよく頬を撫でる。鳥の囁きは美しく、なんて良い1日の始まりだろうか。しかし、この清々しい気持ちはここが自国であればの話だが。任務の一環と言う理由で訪れた国は、賑やかな城下町は翠色ではなく、深い海の底の様に藍色に染められている。自国と似た色だが、どこか違う。だが、女性の綺麗さはどこの国に置いても同じらしく美しい。賑やかな城下町の下、男一人あるいていれば、声を掛けられるのは可愛らしいお団子屋の看板娘。接客だろうかにっこり微笑まれ微笑み返し気が付けば娘の店で団子を食べる羽目に。一口二口、そして緑茶。そして目にはいるのは小さな子供と馬に跨った大人。嗚呼、どこでも見慣れた光景か。なんてなんとも無い顔で最後の団子を口に含む。草の味がする緑団子。緑茶を飲み一息。看板娘ににっこりと微笑み、お金を渡す。さぁ、足を進めよう。翠の一員になった時決めたんだ。騒ぎの方向に勢いよく走り、子供の横でぴたりと足を止め、相手と子供の顔を交互に見合わせる。不安そうに怖がる子供、無表情にそれを見つめる大人。嗚呼、やはり面倒くさい事が行ったんだ。ふうと一息、息を吐くと。相手の目のに肩膝を立て深々と頭を下げた。そして続く言葉は、謝罪の言葉。本来はこの大人を切りかかってやりたいだが、今、翠と藍が争いを起こすのは得策ではないのだ。)
―――っ、申し訳ございません。こやつは私の子弟でございまして、つい最近田舎から出てきた為礼儀をも知らず貴方様にご無礼を犯してしまいました。後で処分を与えますので、どうか今はこれでお許しを。

81羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/15(火) 17:11:04
>>75 黄狛
どの国が世界を統べようが俺は大して気にしないけど一応はそうなるのかな。黄狛か…名乗られたらちゃんと名で呼ぶのが礼儀かな、名前って大事なものだし。……我が儘って言う自覚はあるんだ。口に合うか分からないけど、それでもいいならどうぞ?
(有名な呼び名を口にすれば少々気落ちしたのか相手の声音にやや疲れのようなものが滲み、皇子から皇帝になった今でも「皇帝」よりも先の名称で呼ばれる事が多くもしかしたら相手にとって一つの悩みなのかもしれないと考え、改めて相手から告げられた名を呟けば腕を組んでうんうんと頷き。術をかけるにしても対象の名を知っているか否かでは効果も随分違うし、魂を縛る鎖と言っても過言ではないほど大きな力を持ち言霊と呼ばれる中で一番強いものだ。笑顔で進化について語られるもその中に「我が儘に付き合ってくれる」という言葉が出れば呆れたような表情で呟き、枝の上から下りるという考えはないのかぐっと限界二歩手前くらいまで腕を伸ばし取るように促すも、何しろ手製である上に地域によって使う材料にも違いがあるだろうから黄ノ国育ちの彼に果たしてこれが美味しいと感じられるのかは分からないと言い)
(/いや、素直でいいと思いますよ!餌付けしてみr((黙)

>>78 風伯
あ、疑ってます?まぁ信じて貰わなくても支障はないんで構いませんけど。ですよねぇ、じゃなきゃ皇帝なんてやっていけませんよねー。そうだ、俺的には今回の気紛れ…ただ処罰を下すのが面倒だったとかじゃないと思うんですよね。母親に心底心配されてる子供見て何か思い出しちゃいました?……いいじゃないですか、人がいない時にしか言ってないんですから。
(他者よりも鋭くなっている聴覚が呟きを拾えば…否、たとえそれがなくとも信用されていない事など自覚しており、しかし大して気にした様子もなく実際仕事の合間に休んでいただけで嘘はついていない為好きなだけ疑ってくれて構わないと肩をすくめてみせ、更に鋭くなった眼光に視線が物理的攻撃力を持っていたら城は今頃血の海で自分も死んでるなぁと思いつつ軽い返事を返し、思い出したように先程の気紛れの原因は親子かと手を後頭部辺りで組みながら尋ね。何も知らぬ庶民には王族というのは幸せに生きているように見えるだろうが、王族に限らず権力のある者ほどその世界は冷やかで誰もが当たり前のように手に入れる小さな幸せさえも手に入らない事が多い。その結果彼女はかたい殻を作ってしまったのだがどう足掻いても所詮人の子、王位継承の歳を考えるとそれこそ甘えたい盛りの頃に愛情を受けられなかった寂しさや悲しみは多分今も胸の内にあるだろう。姫と呼ぶなと言われると口外はしていないしそう頻繁に呼ぶわけでもないのだからいいではないかと不満げに僅かに唇を尖らせ)
(/新たな地雷というか核爆弾発掘してしまった感が…orz もしあれでしたら言って下さい、書きなおします<(_ _)>警報?何ソレ美味しいの?を地で行く息子…誰か止めて!!←オイ)

82宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/15(火) 20:24:24
>>42水蓮
―――おい、あんたまた体調崩しているンだろ?なんでこんな護衛の数で、しかも側近もいない。何を考えているんだよ?町に出たいのは分かる。だからって何故今なんだ。明日ならあいつだって俺だっている。あんたは俺達の事が信用できないのか?
(何日ぶりだろうか。久しぶりに翠ノ国に足をついたのは。いつぶりだろうか、一人の人間を思い全速力で走りだしたのは。身体中に真っ赤な跡が飛び散った着物はいつも以上にはだけ、赤に近い髪はいつも以上にボサボサであった。身体全体から生臭い臭いさえもする。着物についた物は自分の血液では無いものの身体にはいくつもの生傷が耐えなかった。腕の傷が痛む、それでも足は一つの目標に向かって止まる事無かった。それは任務を終え国に帰った時に、部下から皇帝が体調を崩しながらも町に降り立ったと言う情報を耳に入れたからだ。どうして側近達はそれを許したのだろうか。どうして自分は側にいないのだろうか。疑問ばかりが頭をよぎる。そして、最後の角を曲がった時、美しい女性の微笑みが目に映る。美しい彼女、はっと息を飲む。知っていたさ、部下や国民が彼女のそんな笑顔を愛している事ぐらい。失いたくないから無理させる事ぐらい。だが、自分はそれよりも彼女を…。肩で息している自分を押し込みゆっくりと彼女に近づく、嗚呼、ごめんなさい。今から貴方の笑顔を奪います。後ろから細い相手の腕を掴み、息を吸い勢いよく声を吐き出す。つり上がった瞳は余計につり上がる。相手の顔は見ない、きっと叫べなくなる。)

(PL/す、すいません。皇帝様になんて生意気な…。人思いになぐってもオッケイですので!それでは、これから宜しくお願いします!)

83風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/15(火) 21:43:39
(p/更新しますね。記入漏れや間違い等ありましたら、知らせて下さると嬉しいです^^;/PFの提出期限が過ぎてしまった為、申し訳ないのですが何名か予約をリセットさせて頂きました;今現在予約されている方(キープ中は除く)で期日が迫っている方も、なるべくお急ぎ下さい><もちろん個々の都合もありますので、キープが必要な場合はいつでも御申し出下さいねノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>29様予約 あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>63 燕◆/yZAXS3F5. 無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…女一名
・兵団長…>>73様予約 あと二名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g >>17様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…男一名
・側近…>>6様予約(キープ中)
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

84 ◆iU02HpoL7s:2011/11/15(火) 23:07:55
PFの提出は明日以降になりますが、紅ノ国・忍隊長予約しても宜しいでしょうか?

85風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/15(火) 23:20:05

>>84
(p/はい、もちろん良いですよ^^PFお待ちしておりますノシ)

86宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/15(火) 23:48:04
>>47羅刹(PL/なんかきちんと絡めてなくてすいません;小動物と戯れる羅刹君可愛いすぎます、おもちかry)
(世界を一つにするにはどうして争いが必要なのか。人間を守るにはどうして力が必要なのか。考えた事はあるだろうか。それはずっと昔から考えても答えの無い事だった。考えて考えて考えて…結局の所任務の時間になり明日に持ち越す。そんな毎日なのだ。だが、今日な任務は国境近くの見回りである。それならば、誰か部下に頼めばいいのだが一人時間が増えると言う理由で任務を引き受けたのだ。静かな森の中はまるで、夢心地。自分の足音だけが夢の中で鳴り響く。こんな森の中に誰がいるのだろうか。ふぅと小さくため息を付けば、またぼんやりと足を進めて行く。どこまで行ったのだろうか。まだ翠ノ国にいるかどうかさえも曖昧な森。翠の外に出たとしても紅でなければ問題ない。だから迷う事無く足を進めると何やら木の上に人影が。嗚呼、誰かに会えば会うで色々聞かなければならない。今夜の一人の時間はもう終わりらしい。大げさにあくび一つすれば木の上にいる相手に話しかけた。見上げた相手の後ろには満月がまだ輝いている。)
―――あー、そこのあんた。どこの人?ンで、ここはどこ? 嗚呼、まあ、なんでもいい。とりあえずよい子は寝る時間だよっと。

87参加希望者:2011/11/16(水) 00:04:17
(p:初めまして、スレ主様。ざっとそれぞれの国の一覧を眺めた所、丁度運が良かったのか藍ノ国の側近が空いておられましたので、恐縮ながら藍ノ国の側近を予約させて頂いても宜しいでしょうか…?また、誠に申し訳ありませんがキャラクターのPFに少々時間がかかると思いますので、成るべく早く、木曜日の午後に提出といった形になりますが宜しいでしょうか?勝手ながらで申し訳ありません。)

88風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/16(水) 00:12:08

>>87
(p/初めまして、参加を希望して下さり有難う御座います!PFについてはキープという方法もありますので、貴方様のペースで大丈夫ですよ^^では、お待ちしてますねノシ)

89白馬【紅ノ国/側近】 ◆BVy4vnGo5.:2011/11/16(水) 02:38:51
(p:>>6>>71のキープしていた者です!長いのでわけますね)

◆―PF―◆
「私の身体、心は全て紅ノ国のモノだ。どうなろうと私に関係はない。」
「確かに神の言葉に従うべきだ。…私は皇帝の言葉しか聞かないが。」
「―――ッ若い男は嫌いなんだ!」

名前:白馬(シロウマ)
性別:女
年齢:24
性格:巫女であった時に駆け落ちする寸前までにいたった男性に裏切られて依頼(本人はそう思っているが不確か)若く、ちゃらちゃらした男と規律を守れない奴が大嫌い。しかし紅ノ国の皇帝と幼なじみである宴だけには心を開いているらしい。基本的に冷たく、無愛想を装っているが実は感情的で気持ちが抑えられない。裏切りの一件から女性扱いされるのを嫌うが、実は懲りずに紅ノ国の皇帝に恋心に近いものを抱いており自分なりに葛藤している。今はその感情を押し込めているらしい。四季を感じることが好きだったり、女、子供には優しかったりと相手によって態度の差が激しい。側近になったのは戦い方の推測が上手いため。己が戦うのは得意ではないが、作戦を考えるのが得意。巫女だったからこそできる占いでわかる、と言っているが実は自己判断。

90白馬【紅ノ国/側近】 ◆BVy4vnGo5.:2011/11/16(水) 02:39:38
容姿:神に使う家系として、代々髪の色を脱色し白にしているが、自分はそれが上手くいかず、やや傷み気味な金髪になってしまっている。そんな髪を顔のサイドは残し、残りはポニーテールのように縛っている。濁りのない黒い瞳だが目つきは悪く、いつもいつも不機嫌そうな表情をしているせいもあってか近寄り難い雰囲気を醸し出している。身長は163cmと平均より高め。服装は少し巫女を思わせる紅い袴に白の着物。女という事を目立たせるのが嫌いだが、不幸にもそれを隠せないほど凹凸のある身体であるためやや緩く着ている。
役柄:紅ノ国/側近
武器:外に出る時は幼少時から習っていた弓矢を持ち歩いている。常に持っているのは15cmほどの短い刀。
備考:元巫女であり、名前は代々神社である家系であるため神の使いと言われるところから取られた。幼なじみである宴には「悔しいが力は認める。紅ノ国に戻って貢献しろ。」と言っているが、数少ない頼れる存在であるため本当はそんなの関係なく戻ってきてほしいらしい。しかし本人には言いたくない、絶対。口が悪い。今でも裏切った元恋人は怨んでるらしい。(p:そんな以前駆け落ち寸前までいった恋人を募集します;別の国の方で男性であれば大丈夫です。裏切ったかどうかはそちらさまでお任せいたします。)



(p:キープありがとうございます><できたのですが、不備はないでしょうか?なにかあれば言ってください。そして宴様の幼なじみの設定なのですがこんな感じで大丈夫ですか?何か悪いところがあれば言ってください!とりあえずよろしくお願いします*)

91水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/16(水) 15:14:23
(p:遅くなりましたがレス返します;新しく入られた方よろしくお願いします!連レスになります;)

>>59 黄狛

――貴方が噂に聞くあの我儘皇帝…。あ、大変失礼を!;巷ではそのように噂されておりますので…;けして私自身がそう思っているわけではありませんので;―武器、ですか。それほど我が国の武器が珍しいのですか?一見どこの国にもありそうなものですが(彼は敵国黄ノ国の皇帝だったらしく自身の予想を覆すものだった。正直驚いた。皇帝というのはもう少し大人びた人物が就いているものだと思っていた。それが彼はまるで子供、それもまだ感情の制御もできていない年頃であろうと噂と照らし合わせてみる。つい口を滑らせその噂になっている本人の目の前で我儘皇帝と言ってしまう。これはまずいと即座に頭を下げ謝罪する。巷でそう噂されているからと。自身はそのようなこと考えてはいないと。しかし若い、彼を見ると思う。それに活発で元気いっぱいという感じかする、羨ましい。自身は幼い頃からずっと病を得ては床に臥し、病を得ては床に臥しの繰り返しで城の外で遊ぶということは滅多になかった。やっと治った、これで久しぶりに外に遊ぶ事ができると思っていたら、姉が病で急逝。続けて母も病で他界し、皇帝に即位することになり外に出て遊ぶということが事実上できなくなった。即位とほぼ同時に不治の病を得て床に臥している日々が続く。それでも床に臥しながらも政務に明け暮れる日々が続きいつの間にか極稀に本当に稀に町へ出ることが自分なりの遊びになった。勿論そのようなことは立場上言えるはずもなく心の奥底に閉じ込めている。結果的に今前に居る、遊び馴れていそうな彼の事が非常に羨ましく思っていたり、簡単な遊びを教えてほしいと思っていたりするがそんなこと言えるはずもないと思っているとすぐ傍の鍛冶屋に置いてある武器に彼が興味を示した。どうやら自国の武器が珍しい様子。自分からしてみると各国にどれもありそうな武器に見えるが。彼は観光に来たと言っているが実は武器を調達に来たのではないだろうか?試しに一般的な火縄銃を手にとり相手へと差し出す)

(p:可愛らしい皇帝だn/ry病弱にいいことなんてないですよ!放っておいたら死にますから←)

92水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/16(水) 15:50:36
>>61 羅刹

ふふ、それにしても不思議な力を使うのねぇ。母様が昔話していた国に昔仕えてくれていた人達によく似ている気がするわ。母様は自業自得だって言っていたけれど私はそうは思わなかった。恐怖というより憧れ、そう、私もその人達のようになりたいって思ったものなの。―あらあら、私ったら…、つい自分の昔話をしてしまって;歳はとりたくないわ;(瞬く間に自身の症状を改善させてしまった彼の不思議な力に過去に自分の母が話してくれたある話を思い出す。権力を求めて道を誤り自らを滅ぼした一族の話を。母はそのような野心を抱いたから罰が当たったのだと言っていたが、私はそうは思わなかった。母とは反対に憧れすら抱いたものだ。だが残念なことにそのような力を使えるものは自国には居ない。子供の頃はその一族の生き残りを探して弟子にしてもらおうとすら思った。いつの間にか自身の昔話に花が咲いてしまったようだ。彼に歳はとりたくないものだと苦笑混じりに話し、この人混みの中では十分な話しもできないと思い中庭へ来てほしいと相手へ告げる)
――貴方に興味が湧いてしまったわ。この人混みでは話しもできないでしょう。城へいらっしゃい、兵に案内するように言っておくので中庭までいらっしゃい。
(p:ならば私は城へ誘うという選択を選びます←/不満があれば遠慮なく言ってもらって構いませんので;)

93水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/16(水) 17:46:38
>>77 風拍

――随分余裕があるのですね。確かに領土、兵力などではこちらが圧倒的に不利です。しかし、果たしてそれだけで勝ち負けが決まるのですか?先程も言いましたがこの国には不満を抱いている者が少数では片付けられない程居ますし、国民だけではなく貴方の部下にも相当数居ることでしょう。これは推測に過ぎませんがね。それにいくらあなたに統率力や力があってもそれに従う部下も多いでしょうがその逆もまた多いでしょう。その者らを何かしらの方法でこちら側に寝返らせることができれば事態はどうなるでしょうね?――二ヶ月の時を与えましょう、それまでに民の避難を完了させてください(振り返りやや相手を見下すような冷ややかな口調でそんなに自信があるのかと返す。領土、兵力的に考えれば確かにこちらが圧倒的不利。しかし皇帝に不満を抱いている者達をこちら側に寝返らせることができれば兵力面ではこちらが上になるだろうが敵国に攻め込んでの戦。防衛戦では自国の土地を知り尽くしている為、地の利を活かして有利に戦うことができるだろうが敵国での戦となるとどうしても地の利を活かせる相手と違いどうしても劣勢を強いられてしまう。それにこちらは遠征の身。劣勢に加えて疲労との戦いにもなる。それをどう乗り切るかが戦の勝敗を分けるといっても過言ではないだろう。自国の民ではないにしろ一般人を戦に巻き込むわけにはいかない。その為には戦場となるこの町から退去してもらわなければならないと思い、二ヶ月の時間を与えるからそれまで住民を避難させておくようにと指示し、藍の国を後にした)

(p:大丈夫ですよ、こちらも何だかおかしな子ですし…;すいません戦仕掛けちゃいましたorz)

>>82

―あら、宴じゃない。そんなに怒らないで。私は何も貴方達を信用していないわけではないのよ?それにほら、私はこんなに…!こんなに元気よ?――ゲホゲホッ!;い、今のは普通の咳!普通の咳よ?貴方は本当に心配性ね。いつもは何処かに行っちゃう癖に。ふふ、宴―――ごめんなさい……私…、やっぱり少し休むわ……(不意に腕を引っ張られ強引に振り返えさせられる。一体誰だろうと顔を見てみると自国の兵団長であった。確か彼は任務に就いていたはず。何やら表情を見るとかなり怒っている様子。案の定、すぐに何をしているんだ、部下を信用できないのかと問いかけてくる。信用していないわけではなく今回の件は私の我儘。むしろ部下は信頼している方だと返し、体調を崩しているのにという相手からの発言に関してはそれを否定するように両手を広げ調子が悪いように見えるかとでも言うかのように笑顔を向けるが、すぐに手で口を覆い咳き込んでしまう。覆った手を見るとべっとりと血がついており慌てて手を後ろへと隠した。今になって熱が上がってきた気がする。こんな時になんてタイミングの悪い…。頑張って表情に出さないように相手を見つめるが熱の影響からか視界が歪んでおり最早直接見ることすらできなくなり、目を閉じ、静かに笑うと少し休むとまるで事切れるように伝え、静かに前へ倒れた)

(p:心配性の部下を持って彼女も幸福者です;逆にこちらが叩かれるべきでh←)
(p:以上です連レス失礼しました;)

94風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/16(水) 21:36:27
(p/返レスですノシ 恐らくいつも通り連レスになりますが、ご了承下さい;)


>>80
何だ貴様は。そ奴に処罰を下すとすれば、それを成すは貴様ではなく我――…子弟といえど余計な手出しは許さぬ、其処を退け。
(依然として冷めた面を崩さない己と、その目の前でただ震えるばかりの子供。両者の間を埋めていた重苦しい空気は、突如として乱入した人物によって破られた。何処からか走り寄ってきたそれに対し僅かな動揺も見せず口を開くと、見慣れないその人物に対し“何者だ”という風に表情同様冷めた声色で言い放つ。次の瞬間己に対し膝をついたかと思えばその口から紡がれたのは、この子供が“子弟”にあたる存在であるらしい事と“謝罪”の言葉。次に発せられた言葉は――要するに“此方でそれなりの処分を課す、だからこの場では許して欲しい”…と、そういう事だろう。瞬時にそう理解するも、幾ら子弟といえどその事実にさほどの意味は無い…つまり己にとっては全くもって関わりの無い事なのだ。そもそも真に子弟なのか、それ自体が疑わしい。膝を折り頭を垂れたことでより地に近くなった相手を馬上から降りる事無く見下ろし、淡々と…低く一定のトーンを保ちながら言葉を並べた。子供については今すぐに処罰する気は無いが容易に見逃す気も無く、乱入者を退けようと更に冷めた口調で“退け”と言い捨て)
(p/初めまして、絡み有難う御座います^^/う…うちの娘がカッコイイですと!?いやいやいやいy(ry)ただの冷酷女ですよ←)

>>81 羅刹
当然だ、疑わぬ方が可笑しかろう。…理解しておるならばわざわざ口に出すでないわ。――何が言いたい?あの母子に対する感情など無い、“ただの”気紛れ…そう申したはずだが。――…阿呆が。そういう問題ではない。
(簡単に―――そう…たった一度の言葉を信用する等、この世で最も悪しき愚行。己はそんな輩とは違う、他者などを易々と信じたばかりに結局は自らの首を締め上げ…それからはただ真っ直ぐに破滅への道を辿る、そんな愚者達とは。確かに一度は過ちを犯した。その時心を蝕み埋め尽くした“憎悪”…“怒り”…“苦しみ”―――そして、哀しみ。それらの感情は、今も負の遺産として心の奥底に蔓延り、一時…一秒たりとも忘れた事はない。疑わずして他者(ひと)と関わる事は不可能――…もし父上が存命であったなら、今の己を見て何と言っただろう。褒めてくださるだろうか…それとも、お叱りになるだろうか。そのどちらであろうと己が抱く父への想いに曇りは無いのだが、時折こうしてどうしようもなく不安になった。過去を辿れば辿るほど心は靄に覆われていく。しかし、もはや心情の動き等能面と化した面(ひょうじょう)を動かす原動力にはならず、少しも表に出さないまま相手の言葉に対し“当然だ”と返した。次の言葉には少々呆れ気味に返し、小さな溜息を漏らす。“母親に心配されている子供”――それを見て何か思い出したのか…不意に投げ掛けられた質問。“あれに対する感情等無い”淡々とそう紡ぎながら、僅かに波立った感情を抑えた。今更思い出す事等無い、あるはずが無い…全て棄て去ったのだから。――『姫』…そう称される事を拒めば、相手から返ってきたのは何とも浅はかというか…まるで童の言い訳のような言葉。容赦なく罵倒を返すも、これ以上付き合う気はないのかその場を去ろうと歩き出し)
(p/大物掘り出しちゃいましたねー…←あ、いえいえ全然大丈夫です^^/止めるどころか何処かへ行こうとする風伯はどうしたら…orz)

>>89-90
(p/PF作成お疲れ様でした&有難う御座います^^私の方では不備は一つもありませんノシ)

95 ◆GLf27pei3U:2011/11/16(水) 22:27:13
(p/>>63でPFを書かせていただいた燕です。大変勝手なことでありますが、参加を辞退させて頂いても宜しいでしょうか;私情を挟んでしまうので理由等は詳しくは書けないのですが、簡潔にいうと返信することができなくなった状況に陥ってしまいました。参加しておいて直ぐに止めるという失礼極まりない行動に重々反省しております。大変申し訳ありません;;)

96 ◆GLf27pei3U:2011/11/16(水) 22:31:17
(p/>>95トリップが違いますが、本体です。連レス失礼いたしました。)

97風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/16(水) 22:42:47

>>93 水蓮
――良かろう。では二月後、此の『藍ノ国(ばしょ)』にて…―――。
(読みよりも幾分か早く耳に入れた“宣戦布告”の言葉。それは文字通り“戦”の訪れを意味するが、慌てふためく痴態を晒すはずもなくただ一言“了解”の意を示す。相手の告げた通り、兵力では圧倒的に此方が有利だ。しかし、それを盾に戦うつもりは端から無い。実の所宛に出来る戦力は限られ、裏切り者が出る事等容易に推測出来た。その推測が“確信”へと変わるのも時間の問題。例えるならば、星が瞬く間…大宇宙での人間(ヒト)の一生に等しい程の、まさしく“一瞬”という時間だ。そんな刹那の間にも、人は簡単に他者を裏切る。裏切り…裏切られ、それぞれに憎しみや悲しみが募ってゆくだろう。ヒトの世など、所詮その程度だ。裏切りの上に成り立つ世界―――そう言っても過言では無い。寝返る者が何人いようとも、此方で全て利用するか…役に立たなければ殺してしまえばいい。そんな考えすらあった。人の道を外れた“外道”だと…そう蔑む者もいるだろう。だが、もう止まらない…止まれ無いのだ。即位当時から数年に渡って護り続けてきたこの国―――まだ失う訳にはいかない。冷やかな声色で…淡々と相手の口から並べられた言葉を無言で聞き、その後出会った際と寸分違わぬ冷たい瞳に相手を映した。最終的に了解を告げ“では二月後”と括ると、同じように振り返った首を戻し兵を引き連れて城へと戻ってゆき)
(p/おおー…宣戦布告を受けてしまいましたね←全く動じない娘に比べ本体はかなりドキドキしております^^;/表面上は男女ですが実際は女同士の戦い…どうなっていきますかね?←)


>>95-96 燕本体様
(p/非常に残念ですが本体様の事情では仕方ありませんね、辞退了解致しました。もし何処かで交流する機会がありましたら、その時は宜しくお願いしますね^^それでは、お元気でノシ)

98風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/16(水) 22:49:54
(p/ここまでのキャラ表です、ミスがあればご報告下さい。)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…二名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>87様予約
・兵団長…>>73様予約 あと二名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…男一名
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>84様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

99 ◆jh5tpIbJXQ:2011/11/16(水) 23:32:35
(p.>>29のものです!!黄ノ国の側近を予約していたのですが私用などでPFの提出が大変遅れてしまい、キャラリセされてしまったので改めて予約しても宜しいでしょうか?御検討の程宜しくお願いします。)

100風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/16(水) 23:41:22

>>99
(p/大歓迎ですよ^^改めての予約了解致しました、PF提出お待ちしてますね。キープが必要な場合はいつでもお申し出下さいノシ)

101陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/11/17(木) 00:22:43

(p:遅くなりましたがある分の絡み文に絡ませていただきました!自身の絡み文は後々置かせていただきますね。長かったので切りますノ)

>>35 風伯

(ふらりふらりと西へ東へと自由気ままに旅する姿は商人と言うより旅人と名乗るに相応しいかもしれない。北の地を出発してどれ程か忘れてしまったけれど広がる藍色を見ていれば余計に自国の紅色を思い描いてしまう。ホームシックになるにはまだ早い、まだ何一つとして身についていないじゃないかと自身に言い聞かせふるふる頭を振れば並ぶ店へ商品へと目をやる。幾分か軽くなった木箱に何を入れようかと物色しながら知り合いの店へと歩を進めていく。と、前方の人盛りがざわりと揺れて釣られるようにそちらへ視線を遣れば明らかに雰囲気の違うすらりとした後ろ姿が目を引いた。すぐ近くの店主にあれは誰かと尋ねればこの国の皇帝だとのこと、何度か訪れたことのある藍ノ国であるが皇帝を見るのは初めてであった。旅の商売人としては何事も一期一会、次回いつお会いできるかもわからない為にお近づきになりたいところだと、そんなことをポツリ呟いたら聴こえた店主はそれはもう勢いよく首を横に振った。引き留める声に大丈夫の意で片手を挙げとりあえず顔を拝んでおこうとその姿を追い越すため一度脇道を通る。さてお顔を拝もうかと大通りを出ようとしたその横を何かが横切りそれが子供だと気付いた時にはすでに転んだ後で。子供が顔を上げそれに倣うよう顔を上げてみれば冷たい目が其処にあった。結ばれていた口から低いとも高いとも言い難い冷えた声が漏れれば己に言われた訳でもないのに体温が下がった。下がったせいだろうか頭は冷静にこの状況をどうにかできないかと考え)―……申し訳ございません。(すっとその少年の横に来れば片膝をついて頭を垂れて)

(p:此方こそ許可有難うございます!早速商売人モードですが宜しくお願いします^^)

102陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/11/17(木) 00:23:42
>>42 水蓮

(さてさて、やってきました翠の国!と心の中で一人テンションを上げる。数ある色の中で翠が一番好きであるため辺りの様々な色合いの緑を見れば自然と気分が上昇していくのだ。色のせいもあるが水辺もあったりと他国とは異なった建造物が見受けられるため街並みだけを見るなら此処の国がお気に入りである。そんな街中を物品物色の為に活気のある方へと進んでいるといつの間にか商店街の方まで来ていた。それからも人の波に逆らう事無くただただ歩けば不意に流れが止まった。人々が進むことなく留まった原因はなんだろうかと不審に思い辺りを見渡しその根源となる一団を見つけては、はてと顎に右手をやる。厳重に囲む兵士たちを見ればお偉いさんだと分かるものの何処の誰とは分からずにいて)機嫌は悪いのか?いや、体調が悪いのか…(とても穏やかな雰囲気を纏った女性だが無理しているようなその表情にぽつりと漏らした呟きは誰に聞こえる訳でもなく。機嫌も良いしここは一つ顧客を増やそうか。人より一歩前に出ては後ろの木箱を地面に降ろし懐から取り出した鍵で特製の南京錠を外し開く。中には宝石だけではなく首飾りやら腕輪やら様々な装飾品が光り輝いており何事かと様子を伺っていた女性らがほう、と溜息をついたのを背中で感じつつ目当てのものを手に取ってもう一度それを閉じきちんと錠をして立ち上がる。何かを両手に包んだまま彼女に近寄ろうとするも不審がった護衛に止められ、慌ててその手の中を見せる)え?ああ、これを彼女にあげようかと思ってさ。水晶には浄化の効果やら幸運の効果があるんだ、ぴったりだろ?(そういって見せたのは水晶のブレスレット。あげるなんて言っている相手が実はこの国の皇帝だとは露知らず益々眉根が深くなる護衛の彼を不思議がることもせず誇らしげにそれを見せつけていて)

(p:これから宜しくお願いします!いきなり行くのは失礼かと思って護衛君を使いました。半端な絡みで申し訳ないです;)

>>47 羅刹

(今の己は地面に両膝をつき雑草を掻き分けながら這うように進んでおりとても情けない格好である。全く今日はツイていない。国から国へ近道しようと脇道に入ったのがいけなかったんだろう、道が分からなくなってしまった上に野犬に出会い追われさらに迷い―…漸く人が疎らと居る道へと戻れたと思えば今度は失くし物。飾りだけ綺麗になくなってしまった髪紐に触れては溜息をついた。枝をくぐったのはこの辺りだけだったはずだから恐らく此処だろうと予想をつけて探していたが段々と不安になってきた。本当に此処だったか?否、あの木には見覚えがあるのだ…と一人自問自答しながらゆっくりと後ろに体を倒して寝転がり大の字になる。そうなると自然に見える空は赤く染まっていてその色に思わず故郷の風景を思い浮かべてしまう。故郷に居る皆は元気にやっているだろうか、兄弟は今どこらへんに居るのだろう、考えれば考えるほど視界が揺らぐ)だーっ、気持ち悪っ!さっさか探さねーと日が暮れちまうってのに!(大声と共にがばっと上半身を起こせばその突然の事に驚いたのだろう鳥が飛び立つ音が聞こえた。そんな女々しいことを考えている暇ではない、きっと気分が落ち込んでいるのもあの翡翠の飾りが無いせいだと勝手に自己解決してしまえばすっくと立ち上がり決意を新たにいざ行かんと目線を高くすると何やら黒い影。じっと見てみればそれは人のようでハッと動作を止め)み、られた…?

(p:何故だか馬鹿丸出しになってしまいましたがお相手してくれると嬉しいです^^宜しくお願いします。)

103 ◆iU02HpoL7s:2011/11/17(木) 00:56:41
◆―PF―◆

「俺を従わせる、だ?くくっ…笑わせるんじゃねえ。覚えておけ、今も昔も未来永劫俺の主は皇帝、ただ一人だ」
「がたがたうるせぇなあ…――手前ぇは黙って俺に守られておけばいいんだよ」

名前:庚(かのえ)
性別:男
年齢:25
性格:とにかく思考が俺様で、本人は無自覚だが基本的に命令口調が話し言葉として癖となっている。そのせいか、他人から命令されるのが好きではないため自身が上に立つことを望んでいるが頂点にいるのが皇帝ともなれば話は別。皇帝には憧れにも似た執着心を持ち合わせており、上からの命令を耳に入れるのは自身が認めている皇帝のみだと考えている。戦いにあまり貪欲ではない故、忍隊長という役職に責任を持っていたりは全くしない。自身が戦うのは皇帝からの命があるから。このような性格のため、よく自己中だと思われがちだが何だかんだ面倒見がいい部分もあり、任務がない日は「面倒くせぇなあ」などと言いつつも部下の実践練習の手伝い、国の子供たちと遊んであげたり、動物の世話をしたりと充実した一日を過ごしている。
容姿:身長181、体型は日々行う自らの鍛錬と戦場に赴くことで自然と鍛え上げられているため、体の線がはっきりとした筋肉質に見てとれる。頭は白に近い銀色の短髪。眉、共に目は細くつり上がっている。任務や訓練の際にできた痛々しい傷痕が幾つもある素肌に鎖帷子を身に纏い、その上からは上下とも全身黒ずくめの忍装束を着用している。忍装束の形としては動きやすいように大きさに少々ゆとりがあるうえに、肩から指先にかけては布をきせておらず(所謂タンクトップのような形)、肘下から手の甲にかけては黒い包帯が幾度も巻かれている。その上からは防御道具として籠手を装着。足元は黒色の足袋。素顔を悟られぬよう鼻と口元は常に黒い布で覆われており、それをとることはめったにない。背には刀にしてはさほど長くはない、けれど短くもない忍者用の忍刀を背負っている。以上の服装は任務にあたる際に着る正装であり、任務外の場合は茶色や深緑など落ち着いた色の着物を好んで纏っている傾向あり。素顔を隠している黒布をとることは任務外でもありえない。
武器:忍刀、苦無
備考:一人称「俺」、二人称「あんた」「手前ぇ」/代々伝わる忍者の家系の長男として生まれた。幼い頃から訓練を積み上げた実績のおかげか17歳という若さで忍隊長という役職に就任。初めは若すぎる、との反対の声もあがったが今は働きぶりが認められてか反対する者はごくわずかとなった(ちなみに両親は数年前任務中に死亡)。また、自身が口元にしている黒布をとるのは今は皇帝の前だけで仲間にも決して見せようとはせず、素顔を知る者は皇帝のみとなっている。

(p/>>84で紅ノ国/忍隊長を予約した者です。何とも男くさいキャラに…w/このようなPFで宜しかったでしょうか?)

104宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/17(木) 12:56:52
>>90 白馬様
(PL/な、なんて可愛らしい幼なじみ様!こんなチャラいのが幼なじみで良いのでしょうか?宴は幼い頃から白馬様にゾッコンですね← これから宜しくお願いします^^)

>>ALL
(PL/以下絡み文となります。絡みずらいはぼけ。とかありましたらすぐに書き直しますので!!)

―――御愁傷様。もっと強いのをよこしなよ、俺を倒したければね。 ついでに鴇桜は死んだ、って伝えておいてくれると嬉しいんだけどな。

(暗い暗い森の中。動物達は眠りにつき、静寂が森を包む。それを破るのは一人の男。月明かりがゆっくりと森の一角を光照らす。木が切り落とされた森に広がるのは赤、紅、赤。何十個もの抜け殻。その一体を緑が赤を見つめる。その真ん中にたつ男はぼんやりと赤を見つめる。右手には剣を。左手は顔に付いた汚れを落とし。ぼんやりとそれを眺める。その先には昔の自分を知った者達の姿さえも見当たる。幼少期に剣を奮いあった仲であっても今はこの様に真剣を振りう仲へと。何か間違いだったのだろうか。否、一番の間違えがこの殺生に躊躇する気持ちさえ起こらなかった自分自身だ。嗚呼、染まってゆく。翠に入って段々穏やかになった心がまた赤に染まってゆく。所詮蛙の子は蛙なのだ。何も変わらない子供なのだ。強さを求めた結果がこれなのだ。だからこそまだ染まれない。剣を強く握りしめその場の赤に告げる。そういえば君は同僚だったけ。返事の無い元仲間に笑いかけ、そっと空を仰ぐ。赤と緑が混ざった時、己はどうなるのだろうか。月は雲の下、姿を隠した。

105 ◆iU02HpoL7s:2011/11/18(金) 18:23:36
(p/まだ全員分ではないですが、絡み文を置かれている方々に絡ませて頂きました。自身の絡み文はまた後日に置かせて頂きますね。)

>>35風伯
へぇ、珍しいこともあるじゃねえか。こんなところで手前ぇを見かけるとはなあ。…―それにしても、此処の国の皇帝は相っ変わらず仏頂面な男だな。
(皇帝の命を受け、藍ノ国へは調査として訪れていた。いつも任務中に着用している忍装束では目立つ恐れが十分あるため今日は民に上手く紛れることができるよう渋色の着物を選択しており、そのおかげかどうにか民と同化できているようで周囲にも怪しまれず順調に任務を遂行できていた。そんな矢先の出来事。―瓦礫の上に腰を下ろし、ただ何も考えず空を仰いでいた。そうして幾つ時が経過したのだろうか、耳に音を入れればやけに周りが騒々しい。何かあったのか、情報を取り入れようと周囲の状況に目を配らせばある一点を見た瞬間、驚いたように感嘆の声をあげていた。まさかこんなところでその顔を見かけるとは。彼の視線の先にあるもの、それはこの国の絶対的支配者にて皇帝である貴方の姿だった。戦場にて幾度か顔を拝見したことはあるがここまでまじまじと観察したのは初めてだ。それにしても、愛嬌のない表情。もう少し笑ったらどうだろうか、せっかく整った顔をしているのに勿体ない。彼は民のような格好をしている故、貴方が気づくことはおそらくないだろう。そんな余裕があってか、頬杖をつきながら餓鬼に対し本気で叱り付ける貴方を遠目から呆れ眼で観察を続けていた。)
(p/絡ませていただきました。何だかいろいろと失礼なことを言っていますが、宜しくお願いします^^;)

>>42水蓮
あの女がこの国の皇帝…冗談だろ、あんな状態で国をまとめることができんのか?まして護衛の連中は何してんだ。―今にもぶっ倒れそうな顔してるじゃねえか。
(どうやら本日、翠ノ国の皇帝が姿を現すらしいとの噂を聞き付けた。此処の国の皇帝は病弱であるが故、表にでてくることすらままならない。そのため、何年も忍の隊長として役職を納めてきた彼もタイミングが悪すぎたのか一度たりともその顔を拝見したことがなかったのだ。戦場において相手の顔を知らないというのは時として命とりにもなりえるだろう、そのためにも皇帝の姿をいつかは目に焼き付けなくてはならないと思っていた。忍者にとって変装をするということは当然のこと。一人自国を出、上手く民に紛れこみ貴方が姿を現すのを今か今かと待っていた。―驚いた。あれがこの国の皇帝なのか?突如、その姿を見せた貴方。此処の国では相当な人気があるのか、沸き立つ民。しかし、彼はただ一人唖然としながら貴方の姿を見ていた。一度や二度、貴方は身体があまりいい状況ではないということを耳に入れていた。だが、ここまでだったとは。貴方は平然としているように見せ掛けているが、あれはあまりにも具合がわるそうではないか。周囲を見渡してみるがその様子に気づいている者はいない。傍にいる護衛の者たちすら。―何をしている、あいつらは何のための護衛だ。彼は自国の皇帝を何よりも大切に思っているが故に今、目の前で起こっている状況が他国のことだとしても許せるものではなかった。だが、今ここで彼が飛び出すわけにはいかない。彼は紅ノ国の者であり此処、翠ノ国とは無関係の人間だ。ばれるわけにはいかない。彼があるべき立場はただの傍観者、それ以上にもそれ以下にもなることは紅ノ国のことを考えると許されるものではないのだから。)
(p/絡ませていただきました。いろいろと俺さまな我が子ですが温かい目で見てくださると嬉しいです…w宜しくお願いしますね^^)

106庚【紅ノ国/忍隊長】 ◆iU02HpoL7s:2011/11/18(金) 19:38:35
>>47羅刹
(今日は想定外な任務だった。まさかここまで手こずる相手だとは微塵たりとも想像していなかったのだ。世の中は広い、まだまだ彼自身が知ることのない連中がそこら中にはびこっている。そんな奴らと対等に、否―超えるためにはもっと強く、皇帝を命に代えて守り抜くならば貪欲に更なる高みを求めなければならない。日々物事をお気楽に考えている彼にしては珍しく、やけに思いつめた表情をしていた。それほど堪えた相手だったのだろう。忍装束に染み付いた返り血、そして重たく引きずった足がその戦いの凄まじさを物語っているようにも感じられる。自国へ向かうため早道となっている森へ侵入した当初は痛みに耐えながらも木々を軽々と超えることもできたのだがいつの間にか激痛は酷くなり、移動速度が遅くなっていくと共にとうとう木に上がっていることさえ困難となった。こうなってしまったら仕方がない。小さく舌を打つと木から降り、地に足をついた。さて、一度何処かで休息でもとろうか。もしかしたら野宿をすることも考えなくてはならないかもしれない。もし動けなくなったとしても彼が自国に戻らないことに気づいた仲間がきっと助けにきてくれる。根拠はないがそんな自信は密かに持っていた。しかし、最も最悪な状況。それは動けなくなること、仲間が助けにこないことでもなく、此処で他国の連中と遭遇してしまうことだった。足が使い物にならない今、他国のものと顔を合わせることは非常に深刻なことだ。弱い連中ならまだしも、強者が来ればそこに「勝利」などという字は全く見えないのだから。ふと、引きずりながらも必死に歩いていた彼の動きが止まった。―最悪だ、今日の俺は運が全くないらしい。痛みのせいで熱くなった体から湧き出る汗も一瞬のうちにしてひんやりとしたものに変わる。失笑ものだ。薄らと笑った彼が見据える先、そこにあるのは明かに敵国の者の姿。彼が万全な体調で戦いを挑んだとしても互角、それとも上の実力の持ち主である貴方だった。)
おいおい、仏様よお―…そりゃ強ぇ敵を俺は求めたが、この場面で会わせるだなんてこれはひでえ仕打ちってもんだぜ?
(p/絡ませていただきます。宜しくお願いしますね^^)

107庚【紅ノ国/忍隊長】 ◆iU02HpoL7s:2011/11/18(金) 21:23:10
(p/とりあえず絡み文を置かれている方々には全員返信させていただきました。何度も見直したので大丈夫だと思いますが、もしも返信のし忘れがあったら教えてくださると嬉しいです>< 連レス失礼いたしました。)

>>104
だから言ったんだ、手前ぇらじゃ敵う相手じゃないってなあ。よう、久しぶりだな鴇桜…―否、今は「宴」だったか?
(一足遅すぎたか。一面に広がる、鼻をつく血生臭い臭いと赤色の光景。まるでその場が一面赤いペンキで塗り手繰られたかのような惨い惨状だ。―話しを聞きつけたのはつい昨日のことだった。仲間内の数人がグループとなり裏切りものと称される貴方を討伐するというではないか。中には少々腕に自信がある者たちもいたようだが、しかしそれは無理な話だ。何故か、そんなもの答えは決まっている。彼奴らだけで勝てる相手ではないからだ。そのように反対を促したが聞く耳を持つような連中ではなく、つい先ほど、ふと目を離した隙にはもう居なくなっていた。急いで跡を追いかけてはみたが待ち受けていたものは案の定最悪の結果としかいいようがない。昨日彼奴らが人の話を聞き入れようとしない態度に腹が立ったのはいうまでもない。けれど彼奴らは今まで戦いを共にしてきた仲間であり、大切な家族だったのだ。そして、目の前に立つ異様な雰囲気を放つ男。貴方もかつては家族の一員だと、そう信じていた。否、信じていたかった。しかし、貴方はいつの間にか変わってしまったのだ。貴方が裏切ったとの噂を聞きつけたときも、貴方と過ごした日々がまるで嘘になってしまうような気がして何処かで引っかかっていた心。だがそんなものは今この場で一切消え去っていく。ただ静かに心は冷え、貴方に対し裏切り者という言葉がはっきりと浮かんでくる気がした。それと同時に走馬灯のように思い出が蘇る。共に笑いあった、戦いの際に背を任せたこともあった、そんな貴方と今から剣を交え隙あらば殺してしまおうと彼はしているのだ。嗚呼、手前ぇだけじゃない。どうやら俺も変わってしまっていたらしい。かすかに残る想い出の残り香を押しこめるかのように無理やり蓋をすると、背負っていた忍刀をゆっくりと引き抜く。切っ先を真っ直ぐ貴方へと向け、もう二度と呼ぶことはないであろう貴方の昔の名を一つ呼んだ。)
(p/絡ませて頂きました。宜しくお願いします!)

108風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/18(金) 21:47:16
(p/ここまでのキャラ表です。ミスがあれば御指摘下さいノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>99様予約。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>87様予約
・兵団長…>>73様予約 あと二名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…男一名
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

109海陽【藍ノ国/側近】 ◆sMTLx5HD02:2011/11/18(金) 23:21:04
◆―PF―◆

「…―私は皇帝の座など欲しくはありません。私の望んでいるものは…風拍様のお傍に生涯お仕えして、風拍様をお守りすることです。例え、それが私が『道具』だったとしてもね…。でも、私は知っていますよ。あの方は本当はお優しい人だということを…」

名前:海陽(カイヨウ)
性別:女
年齢:19歳
性格:剣士としてのたしなみからか、常に冷静に立ち振る舞う。しかし皇帝のこととなると一変。周りが見えなくなるぐらい熱くなってしまう一面も。しつけの厳しい家庭で生まれ育ち、尚且つ幼い頃から皇帝をお守りできるよう女性の師範と剣の修行の毎日だったため、男に対して免疫がない。非常に生真面目で曲がったことが嫌いなため、軟弱な男を毛嫌いしている。反面、かなりの照れ屋で人に褒められたときは頬を赤らめたり、否定しながらもその言葉を素直に受け止めたり。また、皇帝限定で心配性…過保護な一面もあり、皇帝が危機に晒されているのではないかと思うたびに取り乱すような時もある。ツッコミorボケの両属性。度々、部下達にもしや皇帝に対して淡い想い(ちょっと危ない?)を抱いているのか…?と勘違いされて思われるほどだがそれ程、海陽にとって皇帝は大切な存在である。
容姿:腰まで届く黒髪のストレート。それを後ろに持っていき青の檀紙で束ねて、ポニーテールにしてある。左目は髪で隠れており、右サイドの前髪は赤と白のピンで留めている。勇ましい精悍な目付きに凛とした整った顔立ちをしており何処となく神秘的な雰囲気を醸し出している。瞳の色は青。身長は165㎝と剣士らしくスリムな体型をしている。残念ながら目も当てられない程、貧相な胸をしているのだが本人はこれと言って気にしてはいない。服装は、肩を露出している袖のない白衣に下に同様の袖のない赤の半襦袢と濃い青の差袴を着用。白の振袖を腕に通し、大きな丸い金の留め具で留めてある。手に甲冑のような指なしグローブを嵌めている。足に足袋と草履を履いている。
役柄:藍ノ国/側近
武器:長刀を使用しており、いつでも皇帝を守れるよう腰に常備してある。
備考:一人称「私」「(感情が昂った時は)ウチ」/二人称「貴方」、「お前」、「貴様」、「(年下、同い年、年上、どなたでも)○○さん」等、基本、年下や同い年や年上の方々には敬語を使う。正し、同僚の場合はタメ口を使う。生まれと育ちは黄ノ国。厳格な父親と心優しい母親の間に生まれた。実家が特殊な術を持つ家柄なため、簡単な結界や式神を使った身代わりの術など、剣術の補助として退魔術や陰陽道の術も使うこともできる。しかしながら、何か緊急時が起こったときや必要のない時以外あまり使うことはない。そのため、この術のことは今の皇帝や周りにいる者達には自分自身の心の恐れもあるのか、あまり口外はせず自身の胸に隠し通している。幼少時に父親の紹介で女性の師範の元で、剣士として厳格に育てられ、その実力は父親も認めるほど成長した。やがて、海陽が14歳になった頃、噂を聞きつけた藍ノ国から使者が訪れて皇帝の側近としての誘いが来た。両親に別れを告げ、黄ノ国を出て、晴れて皇帝の側近として仕えたのだが実家を出たものの、両親や師範の教えを守り子供ながら毎日、剣の修行は怠らなかった。任務や皇帝のお世話に忙しいそんな厳しい日々の中でも、唯一、初めて心を通い合わせたのが現、藍ノ国の皇帝だった。皇帝を守ること、それが彼女の信念なのだ。

(p:昨日は提出が遅れてしまい申し訳ございません。自分で言っておきながら、破ってしまうとは不甲斐ないです…。PFは出来上がりましたので、何か不備があれば遠慮なく申してください。直ぐに書き直します。本当に申し訳ありませんでした。)

110海陽【藍ノ国/側近】 ◆sMTLx5HD02:2011/11/18(金) 23:27:11
◆―PF―◆


「…−私は皇帝の座など欲しくはありません。私の望んでいるものは…風拍様のお傍に生涯お仕えして、風拍様をお守りすることです。例え、それが私が『道具』だったとしても…。でも、私は知っていますよ。あの方は本当はお優しい人だということを…」

名前:海陽(カイヨウ)
性別:女
年齢:19歳
性格:剣士としてのたしなみからか、常に冷静に立ち振る舞う。しかし皇帝のこととなると一変。周りが見えなくなるぐらい熱くなってしまう一面も。しつけの厳しい家庭で生まれ育ち、尚且つ幼い頃から皇帝をお守りできるよう女性の師範と剣の修行の毎日だったため、男に対して免疫がない。非常に生真面目で曲がったことが嫌いなため、軟弱な男を毛嫌いしている。反面、かなりの照れ屋で人に褒められたときは頬を赤らめたり、否定しながらもその言葉を素直に受け止めたり。また、皇帝限定で心配性…過保護な一面もあり、皇帝が危機に晒されているのではないかと思うたびに取り乱すような時もある。ツッコミorボケの両属性。度々、部下達にもしや皇帝に対して淡い想い(ちょっと危ない?)を抱いているのか…?と勘違いされて思われるほどだがそれ程、海陽にとって皇帝は大切な存在である。
容姿:腰まで届く黒髪のストレート。それを後ろに持っていき青の檀紙で束ねて、ポニーテールにしてある。左目は髪で隠れており、右サイドの前髪は赤と白のピンで留めている。勇ましい精悍な目付きに凛とした整った顔立ちをしており何処となく神秘的な雰囲気を醸し出している。瞳の色は青。身長は165㎝と剣士らしくスリムな体型をしている。残念ながら目も当てられない程、貧相な胸をしているのだが本人はこれと言って気にしてはいない。服装は、肩を露出している袖のない白衣に下に同様の袖のない赤の半襦袢と濃い青の差袴を着用。白の振袖を腕に通し、大きな丸い金の留め具で留めてある。手に甲冑のような指なしグローブを嵌めている。足に足袋と草履を履いている。
役柄:藍ノ国/側近
武器:長刀を使用しており、いつでも皇帝を守れるよう腰に常備してある。
備考:一人称「私」/二人称「貴方」、「お前」、「貴様」、「(年下、同い年、年上、どなたでも)○○さん」等、基本、年下や同い年や年上の方々には敬語を使う。正し、同僚の場合はタメ口を使う。生まれと育ちは黄ノ国。厳格な父親と心優しい母親の間に生まれた。実家が特殊な術を持つ家柄なため、簡単な結界や式神を使った身代わりの術など、剣術の補助として退魔術や陰陽道の術も使うこともできる。しかしながら、何か緊急時が起こったときや必要のない時以外あまり使うことはない。そのため、この術のことは今の皇帝や周りにいる者達には自分自身の心の恐れもあるのか、あまり口外はせず自身の胸に隠し通している。幼少時に父親の紹介で女性の師範の元で、剣士として厳格に育てられ、その実力は父親も認めるほど成長した。やがて、海陽が14歳になった頃、噂を聞きつけた藍ノ国から使者が訪れて皇帝の側近としての誘いが来た。両親に別れを告げ、黄ノ国を出て、晴れて皇帝の側近として仕えたのだが実家を出たものの、両親や師範の教えを守り子供ながら毎日、剣の修行は怠らなかった。任務や皇帝のお世話に忙しいそんな厳しい日々の中でも、唯一、初めて心を通い合わせたのが現、藍ノ国の皇帝だった。皇帝を守ること、それが彼女の信念なのだ。

(p:も、もも申し訳ありません!!!備考の欄の一人称に1つ消し忘れたものがあったので、修正し直しました!連レス失礼致しました…!(涙))

111庚【紅ノ国/忍隊長】 ◆iU02HpoL7s:2011/11/18(金) 23:39:09
(p/ほんとうに些細なものですが文章におかしい部分があったので訂正させて頂きます。貴重なレスにて申し訳ないです;)

>>107宴さま宛ての文章にて
×だから言ったんだ、手前ぇらじゃ敵う相手じゃないってなあ。よう、久しぶりだな鴇桜…―否、今は「宴」だったか?
〇だから言ったんだ、手前ぇらが敵う相手じゃないってなあ。よう、久しぶりだな鴇桜…―否、今は「宴」だったか?

112風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/19(土) 08:55:59

>>109-110
(p/PF提出有難う御座います^^素敵な側近様でハスハs←不備はありません、どうぞ御参加下さいノシ)

113風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/19(土) 16:09:27
(p/連レスになりますが、返レスしますねノシ)


>>101 陸羽
―――愚か者め…貴様の侘び等求めた覚えは無い、退け。
(“乱入者か”――瞬時にそう判断したのとほぼ同時。何を思ったか怯える少年の横で膝をつき、此方に向かって頭を垂れている男を静かに見下ろす。比較的端正と言える顔立ちであるのにも関わらず、周囲の人々を遠ざける原因となっている鋭い眼光…例えるならば“刃”のようなそれを注ぎながら、感情の一切が抜け落ちた冷めた声色で言葉を並べた。“愚か者”己にとってはそう珍しくない罵倒をはっきりと口にした後、片手に握られていた鉄扇を開いて口元に添えいかにも“不愉快”と言う風に眉を顰める。――見たところ此の国の者ではないな…それにあの箱は、どこぞの商人といったところか。口元を隠すように添えられた鉄扇はそのままに無言で相手の様子を窺い、同時に大体を理解する。背後に控えている兵士達の動揺、恐る恐る顔を上げ己の機嫌を窺いはじめた民衆の焦り――その全てを背で受けながらも、見据えた状態の視線が相手から外される事は無かった。これは、己と其処で震えている子供とのやり取り…無関係な部外者はさっさと退くが得策だ――相手に注ぐ視線を一層鋭くしながら“退け”と短く言い捨て)
(p/絡み有難う御座います!態度が悪すぎる皇帝ですみません…orz/もしあれでしたら書き直しますので、仰って下さいね;)

>>105
――…もう良い、去れ。
(“あぁ…可哀相に”…“まだ小さいのに…きっと牢に入れられるんだろう”…“どうかっ…どうか御慈悲を…!”―――下らない。目の前で地に腰をつけたまま動けないらしい少年と向き合うこと数分…周囲から漏れ出す様々な声が耳を突き、眉間に更なる皺が刻まれるのを感じながら心中で吐き捨てるようにそう呟いた。嗚呼――下らない、下らない…これ程不愉快な事があろうか。いかにも“心配”していると言いたげに「可哀相」等と紡ぐ。結局は薄っぺらい“哀れみ”で…いざとなれば“所詮は他人”と斬り捨てる事さえ厭わぬ癖に。ならば最初から紡ぐな、告げるな。偽りしか吐けぬ口など、いっそ塞いでしまえばいい。民衆の言葉を耳にしたことで一気に溢れ出た“憤怒”。それを心中で爆発させ、忌々しげに表情を歪めながらもそれ以上の露出を抑える。続いて“もう良い”と告げ去るよう命じるが少年の竦んだ手足は一向に動く気配を見せず、ならば此方が去るまで…と兵を率いその横を通り過ぎた。それから数分歩いた先――…一瞬だが民衆に混じる妙な“気配”を感じ、辺りを探るように軽く首を巡らせる。明らかに民のそれとは違う、覚えのある気配――護衛達は未だ気付いていない…否、気付けないのか。護衛として失格のようで当たり前とも言える事を口には出さずに呟き、やがて巡らせていた視線がある人物――瓦礫に腰を下ろす男を捉え)
(p/絡み有難う御座います!いえいえ、大丈夫ですよ…うちの娘の方がタチ悪いです^^;口を開けばすぐ罵倒だs←)

114海陽【藍ノ国/側近】 ◆sMTLx5HD02:2011/11/19(土) 19:14:34
>>35 風拍
(p:遅くなってしまい申し訳ありません。参加許可ありがとうございます!す、素敵だなんてそんな、ありがとうございます(笑)。皇帝様も胸がキュンキュンなる程、怖くて恰好良くて素敵です…!是からご迷惑をお掛けすると思いますが、何卒宜しくお願い致します!)

…風拍様。―――この者…如何、致しましょうか?
(決まった時刻に自国の様子を見に行く皇帝に付き添いとして、皇帝の一歩後ろにいて後をついて行く。しかし皇帝が歩く度、平民は脇に逸れ頭を下げていく。表情に出さなかったものの、やはりこういうものは見ていて気持ちが優れない。しかしこれが現実だ。だが…。目を逸らすように上空を仰ぎ見ると、青々と快晴に満ち溢れ、鳥は気持ちよく空を飛んでいる。黄ノ国にいる父と母は元気だろうか?幼少時に父親の紹介で女性の師範の元で、剣士として厳格に育てられた。師範は剣の指導をするさい厳しかったりもしたが同時にお優しい人であった。そのお陰で、父も認めるほど立派な剣士に成長した。噂が国に広まり、やがて私が14歳になったとき藍ノ国から使者が訪れて皇帝の側近としての誘いがきた。自分の実力が認められるのは嬉しかったし、誰かのお役に立ちたかったという想いもあったけれど…正直、迷いも生じた。私が両親の元を離れたら、父と母は二人きりになってしまう。私がいなくなったせいで両親に悲しい想いはして欲しくはなかった。けれども母は、私に藍ノ国に行って、皇帝をお守りしなさいと言ってくれた。父は何も一言も発さなかったけれど、きっと母と同じ気持ちだったのだろうと思う。師範は私が家を出るのをきっかけで、何処かに行ってしまった。両親に別れを告げた時から、私は皇帝の側近。任務や皇帝のお世話に忙しかった厳しい中でも、初めて私と心を通い合わせてくれたのが現在の藍ノ国の皇帝―風拍様であった。この方は自国を護り通すためならば、どんな方法も躊躇いもせず実行する。この国にいる平民達も誰もが風拍様を恐れている。−しかし、それが風拍様なのだ。他者にすれば理解できないものだが、私はそれを理解した上でこの方のお傍にいる。私は知っている。この方の本当の正体を。そしてー本当はお優しいのだということも。だからこそ、私は生涯この方に仕え、命を懸けてお守りする。それこそが私の信念なのだ。視線を空から逸らせば、何者かが皇帝にぶつかった。衝撃を受けて地面に尻餅をついたその者の正体は子供だ。まだ未来ある命なのに。周りにいる平民がざわざわと騒ぎ頭を上げ、皇帝と子供を不安そうに伺っている。その中に子供の母親と思われる人物が今にも泣きだしそうな表情で子を助けにいこうとするが平民達に止められてしまう。−さて、どうしたものか。目を閉じ、腰に差してある長刀の柄を片方の手で掴めば、自分の前にいる皇帝に口を開き凛とした表情で命令を待つ。)

(p:先に絡み分のある方だけ返事をお出しして行こうと思います!自分の絡み分はその後に投下させて頂きます^^)

115宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/20(日) 00:16:29
>>93水蓮(PL/こちらこそなにやら姫にベタ惚れすぎてすいません*パシりの様に扱ってやって下さいね笑)
――はぁ、分かったから少し口を閉じて?…こんなに血を吐いて何言ってンの?……っ、おっと。姫、大丈夫ですか?恥ずかしいかもしれないが、我慢して下さいね。
(どんだけ相手が平気だと笑っても、強がってもどうしても引けない場面は存在する。あなたのそんな我慢した笑顔は見たくないのだ。彼女が作る笑顔と同時に己の顔はゆっくりと強張ってゆく。彼女のての平に付く真っ赤な雫が目に入る。どんだけ隠したって関係無い。呆れた様に一度ため息を付き相手の目の前で膝をつき、そして掴んでいる腕を無理やりに目の前に持って懐から出した布で拭く。こんなにも体調が悪いのにどうしてそんなに強がるのか宴には理解出来なかった。彼女は何を守りたいのか。よく、分からない。ぼんやりと眺める赤に気を取られていれば、目の前の彼女がフラフラとし始め、そのまま前へと倒れてくる。 勢いを殺し相手の肩を支え、何事もなかった様に抱きかかえ腰を上げる。今まで鍛錬を欠かした事の無い両腕にとって人一人、むしろ女性一人を支える事に問題は皆無だった。抱きかかえる、いわゆるお姫様だっこをすると、彼女の耳元で小さく呟き城へと足を進めた。彼女に負担にならない様にゆっくり優しく足を進める。真剣に心配する反面、彼の顔にはどこか喜びがにじみ出ていた事は誰もしらないだろう。)
―――姫、こういう時ぐらいは甘えて?

116塔鳩(翠ノ国/側近) ◆GsKnKxmx8s:2011/11/20(日) 08:03:56
(/p:半ば放置気味でしたので急いで返レスをしてしまいたいと思います!!!)

>>42水蓮
水蓮様…!!何をされてるんですか。昨日だって体調悪かったでしょう。昨日渡した薬だって飲んでなかったでしょう。分かるんですよ、その病状を見れば…。早くこの薬飲んで下さい。
(昨日は皇帝の咳が酷いのにも拘らず、休暇を貰ったため有意義に使おうとも考えたが、皇帝に倒れられては困るため、皇室に急いで行ってみたものの、部屋には皇帝も護衛たちもいない。鏡台には昨日、自分が渡した薬を置いて行っている。しかも昨日も飲んでない形跡が。皇室に入るものを排除するため立っている護衛2人に話を聞くと、護衛を数人連れて街を出歩いたというではないか。皇帝にこんなことを告げるのは嫌だが、今からでも連れて帰らなければいけないと瞬時に考え、街の中を走り回る。街はいつもに増して賑やかである。皇帝が出歩いているからか…。想像はしたくないが薬を飲んでないとなるとかなり危険な状況に陥っているかもしれない。考えすぎかもしれないが、これくらいは胸に留めておかないと、自分が精神的にきつい。町行く人々を見事にかわしては辺りを見渡す。自分が昨日皇帝に休暇を上げると言われたときにでも断っておくべきだった。こんなことは目に見えていたはずなのに…とその場に足を止めうずくまる。しかしこんなところでうだうだやっている暇はない。もう1回あたりを見渡そうと顔を上げると地面にうずくまる人が見える。もしやと思い立ち上がると、やはり皇帝だ。すぐに駆け寄り言葉を発する。)
(/p:絡ませて頂きました^^我らが水蓮様ということで絡ませいていただかないと…!!w/これからよろしくお願いします^^)


>>49風伯
良くお分かりで。やはり藍ノ国の皇帝は目利きのあるお方だ…。この格好と、翠の国…って言ったら分かるでしょうか?…本当のことを告げたものですから気を悪くされないでください。
(言葉は発したものの切りつけられるんじゃないかと半ば焦りを心に留め、バレないことを期待する。が、しかし、やはり藍ノ国の皇帝だ自分の国の民じゃないと一目でわかったらしい。声をかけられると足を止め、相手の問いに丁寧に答える。と同時に、ローブを派手に脱ぎ自分の国名を告げる。後ろに振り替えると相手は鉄扇を構えてるではないか。そこまでするかと少し引いてしまったが、そこは負けずに意地を張りその場に立ち続ける。相手は護衛を何百人も連れて歩いている。もし、下手な真似をしてへまでもしたら、切りつけられるだけではなく、皇帝にも迷惑をかけてしまうであろう。と相手の前で考え込む。空気の読み方を知らん奴だと此処の民にこそこそと言われているのも知らずに。相手はただその場から一歩も動かず、凛として立っている。こんなことを言ってしまったら終わりだろうか。と考え尽し、切りつけられるのを覚悟し、少し笑みを零しながら言葉を発する。笑いながら言うって失礼だったろうかと後に気付く己だった。)
(/p:返レス遅くなり申し訳ございません></絡み文を後に出させて頂きます。この前もこんなこと言って放置してたなぁ…←w/今回も絡み文投下遅くなりそうですがすみません…><)

117塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/11/20(日) 08:08:29
(/p:連レス申し訳ございませんがトリップミスをしてしまいましたので…。訂正をさせていただきます。)

118 ◆iU02HpoL7s:2011/11/20(日) 09:56:09
>>113風伯
おっと…、これは誤算だ。まさか気づかれるとはなあ―…さすが一国を治めるだけの実力はあるってか。
(腰を抜かしているのか、それとも恐怖に支配され動くことができないのか地に倒れこみ、今にも泣きそうなほど顔を歪めている子供。恐怖、同情などといった感情が入り混じった眼差しを送り騒ぐ群衆。さて、それを目の前にして貴方はどういった対処をとるのだろうか。戦場にて貴方を幾度も見掛けてきたがそのたびに「残忍」や「冷酷」といった言葉がぴたりと当て嵌まる男だと思ったのは言うまでもない。実際のところ、今この場でもそう感じているのだから。―そんな貴方のことだから何かしらの処罰を与えるだろう。他国の者に同情するつもりはないが、子という存在が罰を受けるのはあまりいい気がするものではないなあ、なんてことを思いながら欠伸一つ。目尻に浮かんだ涙を指先で払おうとした、―しかし、そうすることが出来なかった。予想外だったのだ。きっと罰を与えるものだと思っていたのに貴方がとった行動は全くの正反対だったから。そんな一面もあったのかと、驚きと共に思わず顔が綻んでしまった。罰を考えるのがただ面倒だっただけなのかもしれない。けれど、いいものが見れた。嗚呼、俺もそろそろ自国へ戻ろうか。何故だか無性に会いたくなったのだ。たとえ裏切られようと一生傍に仕えると心に決めた相手、紅ノ国の偉大なる権力者、皇帝であるあの人に。直ぐに立とうと思ったのだがずっと座っていたせいか体が硬くなっている。両腕を青空めがけて目一杯伸ばし、血が一気に体を駆け巡るような感覚を楽しんでいた。そんな最中ふと何かに上から圧力をかけられたかのような気配を感じる。これは感付かれたか。横目でそちらへと視線を投げかければ、案の定貴方と視線が絡み合う気がした。最悪だ。貴方に気づかれぬ危険性をわかっていなかったはずではなかったのに。てっきり物事を軽く考え高をくくっていたのがいけなかったのか、無意識のうちに口元から溜息が零れるのがわかった。けれど姿が見つかってしまった今、過去の過ちを悔やんでも仕方がない。ひらり、片腕をあげておそらく気づかれたであろう貴方に手を振った。もしかしたら“逃げる”という選択が得策だったのかもしれない。しかし、此処が味方が一切いない他国という場所であろうとそのような考えは彼には全くなかった。今自身が逃げたらその後はどうなる、そんなもの皇帝の顔に泥を塗るようなものだ。あの人の名誉を、この先の紅ノ国の未来を守るためならば、俺一人死のうがかまいはしない。そんな決意をひそかに胸に固めていた。)
(p/いやー私の息子顔負けの男前さw罵倒さえも魅力的でry)

119陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/11/20(日) 12:39:32

>>104 宴

(昼間は気にすること無く通った道も夜中となれば雰囲気はがらりと変わっている。鬱蒼とした森を月明かりだけを頼りに歩く―といっても早歩きだから走ってるようなものだが―には少し不気味なものであった。思いのほか値段交渉が長引いてしまいやっと相手側が折れてくれた頃にはとっぷり日が暮れてしまっていて。宿へと戻る道は此処が一番の近道であったのだがこれなら時間がかかっても人の居る道を通るべきだったろうか、と帯に挿してある己の武器に無意識に触れながら進む。――進めば進むほど募る不安の素はなんだろう)
これなら野犬のがまだ良かったな。
(ぽつりと呟いては鼻を軽く抑えて、鉄臭いというには少しきついその匂いに只々眉を寄せる。戦闘には自ら行かないものの国同士の抗争が無い安全地帯に居たわけでもない己にはこの匂いがなんなのかは分かっていた。だからこそ近寄りたくなくて木の陰に身を寄せ様子を伺う。見えたのは赤色、すなわちそれは自国の色であり匂いの元であるもの。立っているのは一人のみで今は隠れてしまったその姿は赤く染まっているものの確かに翠であった。その瞳は空へと向けられているもののこれだけの手練れ、いつ己に向くか分からない。そう考えればこちらから出て行こうかと地面に掌を付けてみるものの、気づかないならばこのまま去るのを待つ方が良いかもしれない…などとこんな状況でいつもの優柔不断さを発揮してはそっとと顔を覗かせる。翠の男の奥に見える宿の明りを恨めしく見つめていた為かその唇が言葉を紡いでいることに気付かずに)

(p:絡ませていただきました、宜しくお願いします^^優柔不断故に隠れるという判断になりましたは絡みにくかったら少し訂正しますので!)

>>113 風伯

承知しております。ぶつかったのはこの子――しかしながら、その子を押し出すようにぶつかってしまったのは私なのでございます。
(突然現れた赤い人影に民衆たちにも僅かな動揺が広がるものの顔を上げることは無かった。幸い頭を垂れることで顔は下を向き相手から見えることは無いためゆっくりと目を閉じ自身に言い聞かせる。…これは交渉、何度だってやってきた商談であると。ただ違うのは金品のやりとりではなく此方が命がけであるということだろう。下手をすれば名前も知らぬこの子どもと一緒に首が飛ぶだろうか、とそんなことを頭の片隅で考えつつも相手の言葉を聞き終えれば口を開く。己が無関係であるのは重々承知、しかし前に出た以上どれほど不愉快に思われようとも後に引くことは出来ないのである。同じ道を通ってきたその子供と自分、決して無かったとは言い難い状況であるものの紡いだ言葉は嘘であることは変わらない。もし目撃者でもいたらすぐにバレてしまうだろう嘘を言い終えてはゆっくりと時間をかけて顔を上げる。その時間は己の心の準備と未だ尻を付けたままの子供が動くことを願っての時間稼ぎであるがそれは届かず、恐怖に歪めた顔を此方に向けるだけで精一杯の様だった。下を向いている時でも感じていたその鋭い威圧的な視線を真っ向から受けるのは遠慮したかったが何時までもそれでは無礼に当たる。―まさに蛇に睨まれた蛙。真珠と黒真珠を合わせた色合いの瞳に睨まれながらも燃えるようなルビー色の瞳で見つめ返して)

(p:とっても威厳ある皇帝様です(*´`*)大丈夫ですよ!むしろ自分でどんどんと死亡フラグ立てちゃってます←)

120陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/11/20(日) 12:47:07

>>all様(p:絡み文を置いときます。絡んでない方はこれに絡んでくれると幸いです!場所は商店街ですが国はお任せします。)

さーさ、よってらっしゃい!そこのご婦人、お一ついかがです?
(手を叩きながら声を張り上げるのは紺の前掛けをした一つ結びの青年。前掛けには宝と白い文字で書かれておりこれは宝石を意味するのだがそれは机上を見た人にしか分からないであろう。商店街の一角、中心部より少し奥へ行ったところ、知り合いに借りたスペースに机を置きその上に並べた品々は燦々と日を浴びてどれもきらきらと輝いている。簪や髪飾り、首飾りに帯留めと様々な種類の装飾品にそれぞれ違った色を持つ宝石が嵌め込まれており道行く人々の視線を止めていた。そのたびにそっと近寄っては一つ手に取り薦めてみたりしてみる。「少し見ていこうかしら」「今は余裕がなくってね」「似合うものがあるかしら」など、反応は様々あるが誰に対してもにこやかな笑みを浮かべて対応するのは父からの教えに倣ったもの。丁寧に品よく、それを常に心がけつつ客寄せに励んでいれば不意に雑踏の中にいる相手と目があった。その瞳は宝石に例えるなら――視線を交えたまま小さく呟いて)

121水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/20(日) 18:14:19
(返レス遅くなり申し訳ないです;いつものように連レスになりますがご了承くださいorz)

>>97 風伯

―ふふ、すっかり人の気配はないみたい。ちゃんと約束を守ってくれたのね。それにしても―流石藍ノ国…、堅牢そうな城ですこと。これは少し知恵を絞らなくてはなりませんね。幸い、町の外は見渡すかぎりの荒野。町、城からはかなりの距離がありますが向こうも容易には手が出せないでしょう。――ここに陣を構えます!準備を始めなさい!それと万が一に備えて馬防柵を各陣の周りに設置しなさい!(約束通り二ヶ月後、大勢の兵を引き連れ藍ノ国の皇帝に出会った町の外まで来た。遠くから見る限り人の活気、気配はないらしい。正直約束を守ってくれるのか心配だったがいらぬ心配だった様子。町の深奥に静かに佇む城は遠くからはっきりとわかるほどに大きく、いかにも堅牢そうな城という印象をうける。しかし、こちらも城への道のりは遠いが向こうも容易には攻めてはこられまいとしてこの見渡すかぎりの荒野に陣を構えることにし兵達に陣を張れと指示し兵達にはすぐに準備に取りかかった。今回、戦の指揮は全て私が取ることになるだろう。指示は苦手であるが幼い頃から勉学で戦関連のことを習っており、サポートすることぐらいはできるであろう。それにしてもよくこれだけの兵士が集まったものだ。病気の為ほとんど部下の前に姿を現すことがなかったから気がつかなかったのであろうが、想像以上の数の兵士が集まった。この全ての兵士の命運を握っている以上無駄死にさせようものなら向こうで姉様、母様に怒られてしまうだろう。ふと後ろから声をかけられた。本陣が完成したらしい。驚いて周りを見てみるともうあちこちで陣が完成し柵の設置に取りかかっているではないか。なんと仕事の早い人達だろう、と茫然としていたら新たな兵が来て陣の中へ入れと言われた。いよいよか。戦が始まれば兵の命運は全て私が握ることになる。明日までにもう一度勉学に励んでおかなければ。敵の城にもう一度目を向け、再び護衛の兵に促され、背を向け本陣の方へと歩いていった)

(p:気長にやりまs←/文章力ないのでうまく表現できないと思いますが;)

>>102 陸羽

―あらあら、ごめんなさい。この人かなり真面目な人なの。凄く頼りになるんだけど今回は迷惑をかけてしまったわね。――綺麗なブレスレットねぇ、見たところ水晶かしら?それを持っている貴方はもしかして行商人の方?(横目で護衛の兵に目をやる。何やら揉めている様子、護衛の肩に手を置き後ろに下がらせる。すると目の前に現れたのは若い男性…いや少年?ふと先程の護衛が何やら不審な物を持っていると言ってきた。不審な物?武器か何か隠し持っていたのだろうか。まずは護衛の兵について謝罪する。だが見た感じでは武器などは見当たらない。見ていて気になることは彼が抱えている箱。後ろの護衛も警戒しているのか皆箱を見つめている。だが流石に箱の中身を出せとは言えない。それに顔を見る限り何か悪い事を企んでいるようにも見えない。視線を下に向けると何やら手に持っている。何だろうと思いしばらく見つめていたが、すぐに水晶のブレスレットとわかる。何故持っているのか?水晶のブレスレットは安価だが民が容易に手に入れられる値段でもないはず。ならば考えつくのは盗賊か商人くらいしかないわけで。だか先程思ったとおり推測でしかないが悪いことを考える、出来る人物には到底思えない。ならば残りは一つしかない。すぐに商人ですかと問いかける。だが相手の反応を待たずして護衛に半ば強引に後ろへと下げられてしまうのだった)

(p:いえいえ、半端さならこちらが上です←/こちらこそよろしくお願いします!)

122羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/20(日) 18:32:42
(/本体のみ失礼します。えー…諸事情により返レスが来月に入ってからじゃないと出来ません…orz
申し訳ありませんが、必ず返しますので気長にお待ちいただければと…!!それでは、これにて失礼します<(_ _)>)

123水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/20(日) 22:00:34
>>105

――ゲホゲホッ!…あちらが何やら騒がしいですね…。衛兵、私のことは心配しなくて結構、何か事件があった場合は速やかに事に当たりなさい。ハァ…ハァ…、こ、これで少しは動きやすくなるわ。後は何処か落ち着ける場所を探さないと…(本格的に体調が悪化してきた。このままでは民の声を聞く処の話ではなくなってしまう。遂に隠しきれなくなったのか苦しそうに胸を抑える。嗚呼―何故今日にこのような災難に見舞われなければならないのか。これがもし明日であったなら事態はまた違った方向に進んだであろうに。辺りを見渡せばあれほど沢山居た民の姿が数えるまでに減っているではないか。何事かと思っていたら奥の方が何やら騒がしい。そこに大勢の民の姿も見受けられる。すぐに周りの衛兵に事件ならば速やかに事に当たれと指示を出す。それを聞いた衛兵はすぐに大勢の民が居る方へと走って行った。今、体調は最悪でしかも胸の痛み発熱など、とにかくここに留まって倒れるようなことがあれば騒ぎになる。それに静かな場所で休みたいと思ったこともあり壁に手をつきながらも一歩一歩前へ進み)

(p:かっこいいよ庚君ハァh/ry/病弱な子ですが仲良くしてやってください。こちらこそよろしくお願いしますorz)

>>115

―嗚呼…凄く懐かしい……昔にもこうしてくれた人が居たような気がするわ…。母様じゃない、姉様でもない――父様…。母様は父様の話しを殆どしてくれなかった…。顔も覚えていないけれどこうしてくれた時、父様も凄く笑ってくれていたような気がするの。――私に過去を話させるなんて酷い人……。ふふ、甘えたいけれど甘えさせてくれる人が居ないんですもの。先の短い病弱な私を貰ってくれる物好きさんが現れるか、皆が笑っていられる世の中になるまでは甘えられないわ。―皇帝ですものね…(無理をして町まで出たのがいけなかったかと内心思う反面、もういいかなと二つの考えが交差する。手を動かそうとするものの手に力が入らない。立ち上がろうとするが足に力が入らない。嗚呼…死というものはこういうことを言うのだろうか。このまま瞳を閉じれば長かった病魔との闘いから解放される、24年という短い人生ではあったが、とても幸せな人生だった。薄れていく意識の中、最期にそう思えることはきっといいことなのだろうと考えながら静かに瞳を閉じた。すると急に身体か軽くなったような気がし意識が戻される。すると先程の彼が私を抱えてくれていることに気がついた。ふいに頭の中に昔の記憶が甦ってきた。今までほぼ全ての時を姉、母と歩んできた。しかし、まだ幼い頃確かに父という存在があった。その父がほんの戯れでしてくれたお姫様抱っこ、父の顔は覚えてはいないがあの時の父は笑っていてくれたように思う。それから数十年、姉、母は病気で亡くなったが父はどうなったのだろう。いや、やめよう、居なくなった父のことを考えるのは。きっと何処かで元気でやっているさ。過去のことを思い出させるなんて彼はなんて人なのだろう。それにこういう時くらい甘えろという彼の言葉。弱々しく僅かに笑い、甘えられる人が居ないと返し、続けて病弱な私を貰ってくれる物好きが現れた時か、平和な時代が訪れた時には相手が嫌になるくらい甘えてやるつもりだ。だがまだ甘えるわけにはいかない。その物好きも現れていないし平和な時代が訪れてもいないのだから)

(p:何とお優しい…。こちらも何やら勘違いされそうな反応をしてますが適当にあしらってくださって構いませんので;)

124 ◆lMykUvtrf.:2011/11/20(日) 22:10:23
紅ノ国皇帝予約しても宜しいでしょうか?

125風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/20(日) 23:23:30

>>122 宴本体様
(p/了解しました。返レスはゆっくりで大丈夫ですので、落ち着いてから顔を出して下されば幸いです^^では、お待ちしておりますノシ)

>>124
(p/予約了解致しました、PF提出お待ちしてますねノシ)



■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>99様予約。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…>>73様予約 あと二名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>124様予約
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

126水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/21(月) 00:04:52
>>116 塔鳩

―塔鳩…?何故此処へ?いえ、それよりも貴方には休暇を与えたはず。たまには私のことを忘れて休みを有意義に使いなさいってあれほど言ったのに本当にしょうがない子ねぇ;―ふふ、だってあの時は平気だったんだもの、体調が悪くなったのはついさっき…。今こうして貴方と普通に会話しているけど結構辛いのよ?―城には帰らないわ、私は自分の意思で此処に来たんだもの。そんなに心配してくれるなら私の横にくっついてて頂戴?休みならまたあげるから、ね?(背後から聞き慣れた声。振り返るとそこにはつい先日休暇をあげたはずの側近の姿が。大方薬を飲んでないことを知って飛んできた、そんなところだろうか。―やはり読みは当たっていたらしい。いつものようにやかましく説教が入る。飲まない自分が悪いのだが調子がいい日は何故か飲む気にはなれない。反対に調子が悪い日は飲む気になるのだが。床に臥している間殆どの時間彼女が側に居た為説教など既に慣れてしまっている。だが殆どの時間を彼女と過ごしていて思ったが、全然彼女が休めていないような気がするのだ。いつも私を気遣ってくれるのはとてもありがたいことだが働き過ぎはよくないということで半ば強引に休みを取らせたわけだ。そしていつもなら絶対に止めるであろう彼女が居ない今がチャンスと政策が行き届いているかどうか調べる為に衛兵を引き連れ町に出たのだがここまでとは。一度彼女に休むということがどんなに大切なのか教えてあげる必要がありそうだ。だが休暇を返上して私の身を心配して来てくれたのだ、ならば今から側に居ろと言い、薬を受け取り口に入れた)

(p:何かと理由をつけて薬飲むのを拒否しますがその時はどうか叱ってやってください!何なら殴ってもいいですので←)

(p:遅くなってしまって申し訳ありません;連レス失礼しました)

127白馬(紅ノ国/側近) ◆BVy4vnGo5.:2011/11/21(月) 02:04:22
(p:入れてくださりありがとうございます!宴様もこんな気難しいやつを歓迎してくださって嬉しいです><とりあえずできた方からあげていきます;)


>>35
風伯
…藍の皇帝ほどの者がただ一人の子供にいちいち突っ掛かる必要もあるまい。それよりも私と話してはくれないか?偶然会えた事を神に感謝しようじゃないか。今日は用があって来たんだ。まぁ、用が無ければ会えたことを神に感謝する必要はないからな。
(秋の香りを纏った風が頬を撫でる。隣の国まで足を延ばしたというのに、冷たいそれは変わらず服の隙間から己の身体をじわりじわりと凍らせるような感覚。ふと周りに視線をやれば、色や雰囲気は違えど特に代わり映えしない景色。なのに皆が全てを欲しがり、亀裂までをも齎した。その意味は到底理解はできない、私はただ皇帝の望み通りに動くだけ、と太陽の光が映った瞳を足元に戻した。己が席を置く紅ノ国とは違う落ち着いた濃青を横目に、皇帝が住まうという方向に足を進める。しかし、どうやらそこまて行く必要はないらしい。何度か目にしたことのある、今回目的とした姿が視界にはいる。凜とした姿で見つかる先は腰をぬかしたように怯える子供。どうやら無礼を働いたらしい。何を思ったか一つため息をつけば変わらぬ不機嫌そうな表情のまま距離を縮めた。…さすがは皇帝。整った顔立ちではあるが威厳を感じさせる。季節が早まったような感覚にさせる雪のような白い肌。苦手な“男”のはずなのにあまり嫌な感じはしない。そう思いつつも、男という性別と知れば警戒心がでて喧嘩腰になってしまう。元巫女ゆえか、神に感謝などといつもの性格に合わぬ口ぶりを見せれば透き通った金の髪をゆらして様子を伺い/p:入れてくださりありがとうございます!!イケメン美形女子な風伯様を前にした男が苦手な白馬は戸惑っていますwえ、嫌悪しない…これなんて恋?←とかなったら殴って止めさせて下さい><よろしくお願いしますね!)

128白馬(紅ノ国/側近) ◆BVy4vnGo5.:2011/11/21(月) 02:04:35
>>45
水蓮
……翠の国の皇帝。町を見学なんぞ呑気なものだ。な、おまえ…。おい兵士たち、これを見ろ。武器は捨てた。だからお前らの皇帝と二人だけで話をさせてくれないか?…ね、皇帝さん?
(ゆらり。風が水面を走り抜け、通った場所は波が何重にも重なってまるで見えない針と糸が水を縫い合わせているように見えた。みなもに映る己の姿に目を移す。無愛想な表情と黄金の絹を纏ったような細い髪がよく目立つが、それよりも女らしい身体が嫌でもよく見えた。自分の紅ノ国ならば見ることはそうそうない姿。水に溢れるこの国ならではの事なのだろう。嫌いな自分の姿を一睨みし顔を上げれば、4つの国の中で1番顔を合わせぬ皇帝の姿が目にはいる。よく皇帝の会議を休む無礼な相手、そんなイメージしかなかったためか、少し意地の悪い口調で歩みよる。身体を揺らせば、白い巫女服の袖の隙間から水によって更に冷やされた風が冷たい。以前は綺麗な黒髪だったことを示すような夜色の睫毛に縁取られた瞳で見据えれば何かがおかしい。虚な瞳や苦しそうに肩を揺らす仕種。極めつけは口もとの拭ったような血のあと。もしや、病気?そう予測した瞬間にすでに手は動いていた。いつも出かける時に持ち出す背にかけた弓矢と小さな短刀を護りの兵の足元になげれば無愛想な声のまま皇帝と二人で話させろと頼みこむ。少し、ほんの少しだけ心配そうな表情で相手に警戒心を持たせぬよう表情を崩して首を傾け返事を伺った/p:ふあああああああ、優しいのに頂点にたつ強い女皇帝様素敵ぃいいい!!なのに心配かけて、敵国ながら看病しちゃいますよ><可愛いから!!←よろしくお願いいたします(^^)/)

129白馬(紅ノ国/側近) ◆BVy4vnGo5.:2011/11/21(月) 18:27:28
>>47
羅刹
…あ、なっ…貴様は藍ノ国の忍ッ…そ、そんな所で暇を弄ばず自分の国に貢献してはどうだ?お前のような奴は理解に苦しむ!
(ここは何も縛りのない森。東に行けば黄、西に行けば藍、南に行けば翠。そして北に行けば己の国である紅がある。言えばこの森が地図で記されるのならば、きっと中心なのだろう。世界の中心…そこな立っているというだけで何か特別な存在になった気分。足元には第3の季節により綺麗な東の国色や己の国色になった葉が敷き詰められており、水分をたっぷりと含んだそれはとても柔らかく慣れない。その不慣れさすら、この縛りのない空間の不思議さを増させた。とても静かで小鳥の囀りが遠く離れた所で響くだけ。なんて素敵なんだろう、きっとこの場所には私しかいないんだ。そう思って普段は不機嫌そうな顔が、優しく微笑むような表情を見せる。ふわり、と身を包む空気にそって体を回してやれば広い袖を纏ったまま風にのった。しかしそのせいで恥ずかしい思いをしてしまう。今まで全く気付かなかった藍ノ国の忍の存在を見つけてしまうのだ。みるみるうちに熱くなる身体。秋の寒さなんて忘れてしまうほど。目を勢いよく逸らせば先程のことはさもなかったように、恥ずかしさをごまかすため相手に喧嘩腰で話かけ/p:いきなり喧嘩腰なやつですいません><男の子にはつんけんなやな奴ですorz羅刹様の設定がすごく細かくて今後楽しみすぎてはんぱないです←しかし無理はなさらず自分ペースで頑張って下さい!)

130白馬(紅ノ国/側近) ◆BVy4vnGo5.:2011/11/21(月) 18:27:39
>>104

……ッ。おい、宴。いくらお前でも敵とならば容赦はしない。次は…外さない。
(目の前に広がるのは紅ではなく赤。なぜだろう、頭では理解しているのに眼は追いついていないのか出来事がゆっくりと流れる。“戻ってこい”いつもなら安心して言える言葉がでないのは、初めて目の前で幼なじみである彼が“敵”としての行動を示したから。数分前、他の国からの帰りのこと。己は用事を済ませてから、と遅れていたが追いついて見れば先程まで言葉を交わしていた兵士ではなかった。真っ赤な中に見えたのは翠で、敵で、懐かしくて、安心できて、紅に戻ってきてほしい存在。悲しみと怒りがぐちゃりと交じり、気付いた時には弓を放っていた。緊張で震える手。元から外すつもりではあったが、迷いのせいで彼の髪をかすめた。渇いた音の先は木の幹。振動で少し震える弓はまるで自分の心を表すよう。なんとも言えない気持ちでいつもの不機嫌顔を歪めれば、目頭が熱い。泣いては駄目だ、女らしくてはいけない。そう我慢するようにまた弓を構えれば、ひどく冷たい声…しかし震えたように投げかけた。次は外さない、そうは言っても当てれるわけがない。そんな気持ちの現れか、上手くは言えずに相手の答えを待つ。できることなら全部夢であればいいのに。ああ、もうあの懐かしい名でよんではいけないのだろうか?/p:宴様あああああ!!こんな女てごめんなさい!!ツンツンしてますが、宴様かっこよすぎてデレそうですwよろしくお願いしますね!)

131洸(紅ノ国/皇帝) ◆lMykUvtrf.:2011/11/21(月) 19:44:39
◆―PF―◆

「私に敵と見なされた以上、此処から容易く去れると思うな。紅ノ国皇帝として、貴様を葬ってやる。」
「案ずるな、私が全てを守ろう。国民誰一人とて不安な気持ちにさせはしないさ。だから、私についてきてくれ!」

名前:洸(こう)
性別:男
年齢:30歳
性格:正義感が人一倍強く、明るい性格の持ち主。普段は皇帝という立場故か落ち着いており、物腰も柔らかい。だが、そのような態度を取ることに疲れてくるとふらりと外出し、ストレス発散がてら山に籠もって体術の練習をしている。稀に何も言わずに外出する為、部下を困らせたりしてしまう。基本的に体を動かすことや、人と関わるのが好きで国内を歩いては国民とも喋ったりしているらしい。だが、敵国となれば話は別であり、敵意を見せ、殺しはせずとも半殺し程度にはする。慈悲は見せたりするも、相手に降伏する気などなければそのまま殺すこともしばしば。
容姿:少しばかり灰色がかった黒い髪を項程度まで伸ばしており、前髪は左に流している。切れ長の瞳は燃えるような赤色で、常に光を宿しており、目付きは悪くとも余り悪い印象は与えない。健康な肌色で、身長も176cmと平均的であり至って健康的。筋肉質ではあるが、着痩せするタイプらしい。普段は動き易さを重視し、薄手の黒い着物を着ている。帯の色も何故か黒でだらしなく結んであるが、解けることは無い。着物の袖は軽く捲ってあり、やはりこれも動き易さの為。捲ってある部分には包帯が巻いてある。右肩には黒い翼の刺青。普段は着物を着ている為に見えることはない。刀は常に持って移動する。
役柄:紅ノ国/皇帝
武器:細身の刀
備考:一人称「私」、二人称「貴様、お前、貴殿」等。父親から譲り受けた刀を大事にし、今でも武器として使用中。体術も父から習い、今では昔の父を越える程になった。三十路になっても色恋沙汰には興味は無し。このまま行けば跡継ぎが等と心配される程である。


(p:>>124で予約した者です。何か変なおっさんになってしまいました…。こんな皇帝で良いのか不安です。不備等有りましたら仰って下さい。急いで直します!)

132風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/21(月) 20:16:50

>>131
(p/PF提出有難う御座います^^不備は無く完璧ですので、どうぞ御参加下さいノシ)

133洸(紅ノ国/皇帝) ◆lMykUvtrf.:2011/11/21(月) 21:21:31
(p:許可頂きましたので絡み文がある方から順に絡んでいきたいと思います!見逃しありましたら仰って下さい。)

>>35風伯
――ほう、藍ノ国の皇帝さんは随分と怖いな。童子相手に斯様な態度を取るなんて。まあ、他国の事だから別段気にはしない。…それよりも、皇帝さん。私に国をくれないか?
(面倒な執務が溜まっている事にはたと気づき、机に向かってみる。目の前にある書類はまさに山の如し。こんなもの終わる訳が無い。筆を走らせながらそう頷けば、手近な紙に一言書き記す。散歩に行ってくる、と。それだけ書くと立ち上がり、身嗜みを申し訳程度に整えてから城を後にする。普段行く山にでも登ろうかとも考えたが、それでは物足りないと思い偵察に行こうと考えた。皇帝自ら偵察だなんて不自然な感じがするが。口元に不敵な笑みを浮かべてから、地面を踏み込んだ。歩き続けていけば自国とは対照的な藍色の街並みが見えてくる。如何やら藍ノ国に来たようだ。街に歩を進めると、周りの空気が変わった事に気づく。やはり顔が割れているか。ちら、と横目で国民を見てから苦笑を浮かべるも裏道を通ったりはせずに敢えて大通りを歩くことにする。すると、誰かの声が耳に届いた。興味が湧いて顔を出せば、尻餅をついている幼子とそれを見下ろす男性の姿。その姿を見えて口を開けば、人垣をかき分けて子供の隣に屈み込んで片腕で抱き起こした。それから相手を見据え、言葉を紡ぐ。噂通り、怖い皇帝。小さく笑ってから立ち上がり、視線を外さずに口にしてから首を傾げる。こんなあほらしい願い、相手が聞いてくれる筈も無いなどと考えながら。)
(p:許可有難う御座います!風伯様格好良くて惚れました。これから宜しくお願いしますね。)

>>42水蓮
お国の見学、か。何れは私のものとなるのだがな。…まあ良い。さて、体の具合は如何かな?
(山での鍛錬を終えて一汗掻き、部屋で一眠りしていたところに国の忍から連絡があった。翠ノ国では今、皇帝が街の様子を視察しているらしい。未だ寝惚けている目を擦り、頭を振ってから一度顔を洗う。すっきりと目が覚めたところで数人護衛をつけ、馬に乗って翠ノ国を目指した。これから侵略しにいくのでは無く、私も視察をしたくなった。というのは可笑しな理由か。くす、と口角を吊り上げると護衛たちがついてきているか一瞥し安心してから馬腹を蹴って速さを上げる。翠の建物が見え始めてきたところで、馬を止めてじっと翠を見つめる。何れは此処も紅に染めてやろう。内心そう考えれば、ゆっくりと馬を歩かせながら街へ入る。さて、皇帝は何処に居るのだろう。辺りを見回しながら進んでいくと、下に見えた皇帝の姿。相手の目の前に馬を移動させてから、降りると態とらしい礼をしてから軽く首を傾げる。口元に怪しげな笑みを浮かべながら。敵国の者を心配する程、私が優しくないというのを相手は知っているだろうか。馬の体を軽く撫でながらじっと相手を見据えていた。)
(p:絡ませて頂きました!性格最悪ですみません…><そして宜しくお願いします!)

134 ◆jh5tpIbJXQ:2011/11/21(月) 21:27:40
(p.黄ノ国側近を予約しているもので、二度目ですが本体の事情によりキャラキープさせていただいても宜しいでしょうか?なかなか時間がとれずに長々と遅くなるばかりで申し訳ないです<(__)>)

135庚【紅ノ国/忍隊長】 ◆iU02HpoL7s:2011/11/22(火) 20:23:53
>>123水蓮
全く強情っぱりな女だな、たまには人に甘えるってことを覚えたらどうだ?――おい、暴れんじゃねぇぞ。今見つかるのは御免だからな。
(助ける予定ではなかった。他国の者など俺には関係のない人、放っておけばいい。そう必死に唱えこのまま何事もなかったかのように自国へ戻ろうと思ったのに。気づいたら体が貴方の元へ走り出していた、部下が離れた今しかないと。この戦乱の世にしてはやけに珍しい。自身より他人である誰かを何よりも優先させる貴方はきっと誰よりも心優しき人間なのだろう。数えきれないほど人を殺め、そんなことにもいつしか慣れてしまった俺とはまるで違う人種だ。そんな考えを巡らせながら日頃から忍として鍛えられた脚力、軽い身のこなしで人という障害物を避けていく。―しかし、それにしても優しさ故に人に寄り掛かる甘えというものを貴方は知らないのだろうか。先程からそのような体をしておいて一切弱音を見せようとしない、周囲の支えも使わずにただ一人で立とうと奮闘している貴方。つらい時はつらいと、そうはっきり申してしまえばいいものを。一言言ってしまえば貴方に手を差し伸べようとする者たちは目の前に数えきれないほどいるというのに。だって、貴方は民に愛されている。民の貴方に対する反応を一目見た、それだけでわかってしまった。国にとって、貴方がどのような立ち位置にいるか。それほどまでに大きな信頼を寄せられているというのに当の本人はそれに気づいているのかいないのか。もう目と鼻の先にある貴方の背を見て呆れたように一つ息を吐く。そうなるまで何を我慢することがあるのだ、もう歩くことさえままならない様子ではないか。仕方ねぇなあ。背後から右腕を伸ばし貴方の腰に手を回すとぐっと自分の方へと勢いよく引き寄せた。今にも折れそうなほど細い腰。丁寧に扱うってのは得意じゃねぇんだ。面倒くさそうに舌打ちをうつと、軽々貴方を持ち上げ肩へ担ぎ。)
(p/か…かっこいい?ただの力馬鹿ですorz この子のせいでかよわい皇帝さまの骨が折れやしないか心配…←)

136風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/22(火) 22:46:44
(p/中々顔を出せず申し訳ありません;返レスはもう暫しお待ち下さいorz)


>>134
(p/返答が遅れてしまい申し訳ありません;キープ了解致しましたノシ)

137 ◆iU02HpoL7s:2011/11/23(水) 09:24:47
>>120陸羽
(久しぶりの休暇がとれた。忍装束を脱ぎ、深緑色の着物へと袖を通す。今日は珍しく、休暇という言葉を聞き付けて部下には実践練習の付き合いを、子供たちには遊び相手をするようにせがまれることは一切なかった。面倒だと思いつつも誘われないとなると寂しく感じるものだなあ。そんなことをしみじみと考えつつ、いつしか足は自国の商店街へと向いていた。―あちこちから沸き立つ商人の声、行き交う人々、ふと耳を澄ませば聞こえてくる、子供たちの笑い声が。空を仰ぎ見れば雲一つない晴天、時節肌寒い風が頬をなぞっては消えていく。嗚呼、こんなにも穏やかな日を過ごしたのは何時ぶりだろうか。手を血で染めることばかりが自分の日常だと思っていたのに。そんな俺でもこんな一時を過ごすこともできるもんだと、黒布を被せた口元が緩やかに笑みを浮かべた。最中、交わった瞳。そこには宝石を並べる貴方の姿があった。宝石か、そんなものこんなにがっしりした体格の俺に似合う物じゃない。持っているだけで笑われるに決まってる。しかし、宝石なんてものは俺とは全く縁のない物、興味がないといえば嘘になる。すこ〜しだけ、ほんの一瞬だけ。誰かに指を指されていないか周囲を気にしながら恐る恐る貴方へと近づき)
(p/絡ませていただきました。何やら変な行動をとっている奴ですが…orz宜しくお願いします^^)

138水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/23(水) 16:40:51
(p:返レスしますノシ)

>>128 白馬

…私は今まで町に出る機会がありませんでした。皇帝として政治を行う立場として私が決めた政策で民が辛い目にあっていないか確認する為にもこれは必要な事なのです。――ふふ、面白い人、そこまでして私と話がしたいのかしら?それとも私を誘い出そうとしているのか……。貴方は我が国の者ではありませんね?敵国の者の提案に私が従うと思いましたか?―衛兵!この者を城へ連れていきなさい!殺してはなりません、私が尋問します!他の者には手出しは無用、牢に入れておきなさい(自国特有の建物にしばし視線を移していれば何処からか声が聞こえた。振り返ればそこには見知らぬ女性。ただ一つだけわかったのは彼女は自国の者ではないということ。同じことを考えたのか直ぐ様後ろに控えていた衛兵が武器を手に取り前方を固めるように並ぶ。どうやらかなり警戒している様子。この国の者ではないことはわかっているが兵がこれ程警戒するということは何処かの国の地位の高い人物なのだろうか。そう思っていると突然彼女が武器を衛兵の前へ投げたではないか。若干目を細め視線を投げられた武器へと移す。敵意はないと示す為にやったのだろうということはすぐに考えついた。彼女が何かを言っている、私と二人で話がしたいと。彼女は確かにそう言った。周りを見れば大勢の民が怯えた様子でこちらを見ている。大方武器を構えている衛兵に怯えているのだろう。相手の要求、応えてあげたいのだがこのように騒ぎになってしまった以上この場所には居られないと判断し、やや冷ややかにこの国の者ではない人物の提案に従うと思ったのかと言い捨て、城へ連れていけと衛兵に命令を下す。酷い罪悪感に襲われたが皆が見ている以上表情に出すわけにはいかない。衛兵が彼女が居る方へとゆっくりと向かう。この事できっと彼女は私に恨みを持つだろう。演技であると知らないのだから。せっかく武器を捨ててまで話がしたいと言ってくれたのにそれを拒否し投獄しろと言ってしまったから。謝罪なら後からいくらでもしよう、だから今は心を鬼にして望まなければ。無造作に投げ捨てられた武器を手に取ると城の方へと歩き出した)

(p:すみませんすみません;捕まえてしまいましたorz/もう白馬ちゃんに斬られても文句は言えませんね;こちらこそよろしくお願いします!)

139水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/23(水) 16:47:52
>>133

―あなたは…?―そう、貴方が紅の国の…。嘘ばっかり、本当は心配なんかしてないって顔に書いてあるわ。見た所侵略しに来たわけではないみたいだけれど、貴方が来た途端民や衛兵達が怯えて逃げてしまったわ。貴方随分と敵には容赦ないみたいね?民や衛兵の反応を見れば嫌でもわかる。―さて、せっかく来てくれたところ申し訳ないのだけれどお引き取り願えるかしら?正直私も貴方が居ると安心して町を巡ることもできない、それほど貴方は危険…私が言うのだから間違いはないでしょう。帰らないと言うのであれば、私も色々ハンデがありますが強行手段を取ります(目の前馬を撫でる不審な人物。何者かと問おうとした時傍に居た衛兵が震えた声で呟いた、紅の皇帝と。紅の国といえば今やどの国をも圧倒する軍事力と領土を誇り、最強と謳われている国だ。が、今その国を治めている皇帝が目の前に居る。なるほど、確かに最強の国を治める皇帝なだけはある。物腰は柔らかそうだが何処か威圧感のようなものがある。辺りを見るとすっかり人の気配は消えていた。衛兵の姿さえも。それほど恐れられているという証なのであろうが、今はただ目障りなだけ。これ以上民に恐怖を与える前に出ていってもらおうと彼にすぐに出ていけと告げる。本当はこのようなことを言いたくはないのだが相手が相手だけにやむを得ない。それに彼を放っておいたら何をされるかわからない、今やこちらは私一人、向こうは護衛を数人連れている。おまけにこちらには病持ちという相当なハンデがある。しかし引くわけにはいかない、この国を治める者として害のある者は早めに除いておかなければ。指示に従わないなら実力行使に出ると手に持っていた刀に手をかけた)
(p:何だかこの子紅の皇帝のことが嫌いみたいだn/ry/早速つっかかってますが適当にあしらってくださいよろしくお願いしますorz)

140水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/11/23(水) 18:05:06
>>135

…あらあら、ごめんなさい;迷惑をかけてしまったわね…。それにしても随分力持ちなのねぇ?重くない?あ、そういえば最近食べ過ぎていたかも…、それに寝てばかりだったからろくに運動も…。嗚呼、なんてことでしょう(背後から腰を掴まれ何者かに担がれる。歪んだ視界でかろうじて捉えたのは見慣れぬ男の姿。私のことを気遣ってくれたのだろうか。それにしても凄い力だ。相当な鍛練を積んだのだろう、肩幅も随分広い。だがよく考えてみればこの頃の私は食欲に任せてばかりということは当然体重も増えているはず。さらに病気のせいとはいえ寝てばかりの毎日、段々と顔から血の気が引いていく。彼はどう思っているのだろう。この女重いとか思っているのだろうか、だがこう見えても昔は体型にはかなり気を使っていた。病を得ていても食後の後は運動と言って場内を走ったものだ。それを止めさせようと兵士達も後を追って結局ちょっとしたマラソンみたいになってしまい、逆に兵士達が数キロ痩せてしまったと口々に話していたものだ。しかし今のこの状況はまずい。何とみっともない、国を治める皇帝が太りすぎていると言われてしまえばもう生きてはいられない。それだけは何としてでも阻止しなければ。これは女の意地だ。涙目になりながら頬を膨らませ手に持っていた刀でツンツンと彼の頬をつつき降ろしてくれという意思表示をする)

(p:何か意味不明ですみません;書いてて自分でも何書いてるのかわからなくなりましたorz/不備があれば言ってください、すぐ書き直しますので!)

(p:連レス失礼しました;)

141風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/23(水) 21:03:45
(p/まだ出来ている方のみですが、返していきますね。続きはまた後日にさせて下さいorz/連レス失礼します;)


>>114 海陽
静粛に。―――…あの者の元へ連れてゆけ、斯様に弱き子供…罰したところで何も変わらぬ。
(流石にこの状況で大声を上げる命知らずはいないが、塵も積もれば何とやら…一人、又一人と発した呟きは瞬く間に雑踏と化していく。垂れていた頭を持ち上げ此方を窺う者さえいる中、凛とした揺らぎの無い声を響かせた。それによりその場を覆いつつあった騒がしさは瞬く間に消え、訪れた静寂が再びその一帯を包む。直後に耳に入れた側近の問いには、一呼吸置いた後道脇で子供動揺身を震わせる母親―彼女の元へ連れて行け…と命ずるかたちで答えた。続いて、ついに泣き出した子供。その何とも無防備な姿に、ふと過去の記憶が脳裏を過ぎる。皇帝として即位する以前――まだ両親共に存命であった頃のものだ。今となってはよく思い出せない過去…とっくに捨て去ったものと思っていたが、僅かなりとも残っていたらしい。当時の己は無防備で――酷く軟弱だった。誰かの助けを求め、そうして手を借りなければ生きられない小さな子供――現在(いま)を生きる己とは違い過ぎる、忘却の彼方…闇へと放り込んでしまいたい記憶だ。やがて父が亡くなり、間もなく母も他界した。それからは当に地獄の日々。己の王位継承を良く思わない身内に虐げられ、毒や暗殺――あらゆる手で殺されかけたものだ。今己の背後に控える側近…海陽と初めて顔を合わせたのは、それから数年経ちある程度統治が落ち着いた頃だった。最初こそ嫌悪に似た冷たい態度が常だったが、時を共にする内に互いに打ち解け今に至る。どこまでも他者の干渉を拒み固く閉ざされた“殻”も、彼女の前では意味を成さず解け落ちてしまう…いつの間にか、それ程大切な存在になっていた。正直自分でも、何故ここまで心を赦してしまったのか…その理由は分からない。幾ら心を凍てつかせようと所詮は人――やはり“温もり”を欲したのだろうか。そんな考えに至った己に対し心中で“自嘲”を零しながら泣き続ける子供を尻目に踵を返し、並んだ兵士達の中心を通って来た道を戻っていき)
(p/此方こそ亀レスすみません;絡み感謝です^^/いやもう本当風伯には勿体無い側近様です←まさかキュンキュンして下さるとは…!それに対しツンツン気味ですが宜しくお願いしますね^^/ちなみにすごく細かい事なんですが、一応“風拍”ではなく“風伯”となっております←気付いていましたらすみません;)

142風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/23(水) 21:44:32

>>116 塔鳩
御託は要らぬ、早に申せ。―――成程、翠ノ国皇帝…奴の配下か。そのような者が何故此処をうろついている――…返答によっては大人しく帰す訳にはゆかぬ。
(己にしてみれば、何処から如何見ても紛れもなく敵国の人間だ。見抜く間でもなかったその事実を口に出して問えば、返された“目利きがある”という言葉。それに対し“そんなものは要らない”と言わんばかりに冷たい言葉を投げ掛け、相手の次なる言葉を待つ。やがてローブが脱ぎ捨てられた事により隠れていた素顔が明らかになり、それを確認すると同時に“翠ノ国”という単語を耳に入れたことで相手の“正体”と言える大体を把握した。それにより心中に生じた薄暗い靄が幾分か晴れ鉄扇を下ろすが、視線だけは鋭さを保ち相手を見据える。目の前の人物が敵国――翠ノ国の者である事、身なりからしてそれなりの地位…恐らく側近辺りであろう事は理解した。が、目的は謎のままだ。これまでの様子を見る限り“宣戦布告”という訳では無さそうだが、それが余計に深く勘繰らせる。では何をしに来たのか――と。それをそのまま問いとして口に出し、“返答によっては”と付け足した。背後の兵士達が武器を構え始めているのを気配で察していたが、特に止める素振りは見せず)
(p/此方こそ物凄く亀になってしまい申し訳ありませんorz/絡み文はお暇な時にでも、都合の良いタイミングで大丈夫ですよ^^)

>>118
やはり奴か―――…何を下らない事を並べている。兵士共はともかく、我がその程度見破れぬ筈があるまい…。
(怪しげな人物を目に留め数秒。しっかりと此方に向けられた顔と振られた手に、呆れと苛立ちが混じった声色で呟く。もちろん、振り返すような真似はしない。それから更に距離を詰めた後ほんの少し離れた場所に兵士達を待たせ、騒ぐ民衆を掻き分けて相手の目の前まで移動した。その身なりはというと…まぁ、見た目だけで判断するならば此の国に溶け込んでいると言えるだろう。しかし、“流石”なんて言葉は使わない。相手は確か、現時点では“最強”を誇る強国――紅ノ国皇帝に仕える忍隊長たる存在だが、幾ら地位が高かろうとその役目を担う“個人”に対する執着も、興味も無いのだ。そう考えながら相手の呟きのような言葉を耳に入れ、“下らない”と言い捨てる。少し離れた後方に立ち此方の様子を窺っている兵士を横目で見やりながら、“あの程度の輩と同一視するな”と言わんばかりに眉を顰め)
(p/これで(男装してるけど)女子っていうのは無理g(女子なんですorz)←罵倒が魅力的とは新しい褒め言葉ですね…w(ぇ))

143風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/23(水) 22:39:17

(p/物凄く今更なんですが>>122は宴様ではなく羅刹様でしたね、お二方共申し訳ありませんでした;このレスに返信は不要ですノ/連レス失礼しました)
>>122羅刹本体様、宴本体様

144羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/26(土) 12:19:08
(/時間が出来たので返レスします。久しぶりに書いたら無駄に長くなりました。脳内で端折ってください>< そしてウザさが半端ないです…今更ですが。連レス失礼します)

>>86
どこの人?この世の人かな……嘘、嘘、冗談。そうだなぁ、あんたが俺の敵でないなら教えてあげてもいいかなって思うんだけど、どっち?ここは……、どうでもいいならいいや。俺は良い子じゃないんで大丈夫でーす、お気になさらず。
(目を閉じじっとしていれば手の中にいた栗鼠が寒いのか首に巻いている両府の中に潜り込んでくる気配がし、温かな塊がもそもそと居心地のいい場所を探して動き回る度に首の辺りをかすめる毛に思わず身じろぎしてひょいと膝の上に乗せる。あぁくすぐったかった。この子たちは唯一の心の癒しだ。些細な戯れだとしてもあるのとないのではかなり違う。もう夜なのだから巣穴に帰らないと梟に食べられてしまうよと栗鼠相手に人の言葉が伝わる筈がないのに真面目な顔を作って言えば、それでも離れる気がないらしい茶色にどこか嬉しそうな、それでいて困ったような曖昧な笑みを零す。声の飛んできた方を見下ろすと月光を浴びた眼帯の男。どこの奴だという問いが実は自分にとって一番難しい問いである事を勿論彼は知らない。ありきたりなおふざけを口にするも相手が何か言う前に訂正を入れ敵か味方か判別のつかない状況で自らの立場を明かすわけにはいかないと問い返し、次の問いに応えようとしたが相手がなんでもいいと言う通りに口を閉ざした。忍び相手に質問攻めにして正確な答えが得られると…気付かれていないのかもしれない。逆光で顔は見えていない筈だし忍び装束といっても軽装である自覚はあるのでもしかしたらという可能性を捨てる事は出来ない。先程の大欠伸といい投げやりな質問といい、どうやら今すぐ戦闘突入ということにはなる事はなさそうだと判断すると自分はどう転がしても良い子にはなれないなぁと他人事のように笑いを含んだ声で言うと立ち上がり枝を蹴るとひらりと相手の斜め後ろに飛び降りその拍子にずれた領布をぐいと鼻の辺りまで引き上げ)
(/絡みありがとうございます!いえ、そんな事ないですよ!!お持ち帰……え、じゃあ…飼育方法です( ・ω・)⊃□←)

145羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/26(土) 12:19:42
>>92 水蓮
いいえ、お気になさらずに。物の捉え方、考え方は人それぞれですから…貴女がそう思っているだけでも、彼等はきっと報われるでしょう。私に憶測にすぎませんが。
(感嘆した様に話す相手の口から零れ出た「昔仕えてくれていた人達」という言葉にもしや己の生家である颯家を知っているのかとぴくりと指先が動いたが、どうやら母君からは昔話程度にしか聞いていないようでそれならば本来当代皇帝に仕える筈だった男の事も知らないのだろうと胸をなでおろす。国に入る前に己の一番の特徴として挙げられるだろう目の横に刻まれた二本線を化粧で隠しておいてよかった。素性が割れ藍ノ国に雇われている…否仕えているとバレたら、一族は本当に裏切り者として翠ノ国の歴史の裏に追いやられてしまう。懐かしい面々を思えばそれは物凄く避けたい事であり、痛むことのない胸の刻印がちりと小さな痛みを生んだような錯覚を覚えたのは身に宿る御魂が彼女の言葉に歓喜したからか。顔を合わせた事もなければ必要以上に知ろうとも思わなかった相手へ祓いの術を施したのは気紛れだと思っていたが、別の理由があるのかもしれない。一族全てが力を求めたわけではないけれど取り返しのつかないギリギリまで一人の男の思惑に気付かなかったのはこちらの不手際であり自業自得だと言われても仕方ない…でも。たった一人でも国に尽くした彼らの本当を覚えていてくれればそれだけで十分だ。胸中に湧きでる感情は果たしてどちらのものなのだろう。相手に悟られぬよう気をつけて言葉を紡げば、最後に自信なさ気にへらりと笑ってみせ)
は?……すみません。ええ、承知致しました。
(世界全体で見ても呪術を扱う事が出来るほどの力の持ち主は希少であり、特に彼女は関心があるようだから何か問われるかと思ってはいたがまさか城に招かれるとは。思わず間抜けな声が零れたがすぐに取り繕い、柔らかな笑みを作れば再び頭を下げた。城の内情を探るいい機会だ、それが出来なくとも城内の構造を見る事は出来る。先程までの泣きたくなるような切ない感情は奥底に押し込めると先程からずっと此方を見ている護衛兵に向けて人の良さそうな笑みを一つ浮かべ)
(/お誘いされてしまった…!!そして水蓮さんに対してだけ息子がウザくない…^q^ 最強説ですか、そうなんですねッ!!?←)

146羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/26(土) 12:20:21
>>94 風伯
それはとても寂しくて悲しい生き方ですね、風伯さま。そうですか。でも今回の気紛れに救われた者は結構多いですよ、多分。酷いなぁ…これでも頭は良い方だと思いますよ?あ、帰っちゃうんですか、…皇帝。………あぁ、いいよ。好きにやって。では、自室までお供しますね。
(人を信じられない独りぼっちのお姫様。その殻は並大抵の事ではヒビも入らず精々静かに揺れるだけだ。しかし外側が堅い分その中身は大層柔らかく弱いのだろうと思えば、滅茶苦茶に壊してやりたい衝動とふわりと真綿に包み込むようにして守ってやりたい庇護欲、相対する感情がせめぎ合うのだから不思議なものだ。今のところ後者の方が勝っているがこれから先どうなるのかは自分ですら分からない…そう考えると自分を信じない方が得策だろう。氷よりも冷たく鎖よりも強く彼女を縛る玉座に近寄るものなどほとんどいないけど、その数少ないものの一つに自分がいるのもいい。心のこもっていない言葉を口にしながら微かな笑みが口元に浮かぶのを自覚した。ただの気紛れだと言い通す相手に少々つまらなそうに短く返すと思い出したように言葉を付け足して、少なくともあの子供に関わるものは救われただろうと言えばぐっと伸びをして阿呆という言葉に眉を寄せる。流石に政治の専門的な知識はないが、そこらにいる人よりも出来る頭で知識は多いと思っている。その大半が薬や呪術や料理といった偏ったものであったとしても。さっさと歩き出してしまった相手の背に姫様と呼びかけようとして口を開きかけた瞬間頭上から感じた気配に皇帝と言い直せば、気配のする方を見る事もせず落ちてきた二つに折り畳まれた紙を掴みとりざっと目を通すとそのままくしゃりと握り潰し懐に入れると適当な指示を出し、何事もなかったかのように笑みを浮かべると相手の横にひょいと移動して護衛という名目でついていく宣言をし)
(/刺激しないように……そぉっと埋め直しておきます。何処までもしつこくついてきますので大丈夫です!←ぇ)

147羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/26(土) 12:21:10
>>102 陸羽
珍しい落し物だねぇ。…うん、なかなか上質だ。
(ちょろちょろと木の上から下りてきた栗鼠がどこか誇らしげに持ってきた緑に目を瞬かせ、それを受け取ると指先で頭を撫でてやりながら目線よりも心持上の辺りまで持ち上げる。光に透かしてみたり手の平で転がしてみたりと散々弄繰り回した後、これが硝子の紛い物でもなければ簡単に手に入るようなものでもないと結論付けた。翡翠は水晶と共に小さい頃はよく見かけたものだ。共に清めの儀式などで使われる事が多かった筈。もっとも道具の一つとしての私用であって装飾品として持つ事など今までもこれからもないのだが。人気もなければ勿論整備もされていない森に落ちているとはもの好きな貴族でも来たのだろうか。狩猟は貴族の嗜みの一つでもある為おかしくはないのだが、こんなどこの国に属するのかも分からない森を使い出口も見えないほど奥まで入ってくる遭難希望者を止める奴はいなかったのか。ふと人間の気配を感じて手の装飾を無造作に懐に突っ込み息を潜めれば自分と同い年かあるいは少し下か、そのくらいの青年が木の間茂みを越えて姿を現した。しばらく様子を見ていると彼は地面に躊躇いなく寝ころび数拍後何があったのかいきなり叫んでは立ちあがったのを見て、ここまで大騒ぎする敵もいなかろうと元から入っていない肩の力を抜くように小さく息をつくとこちらの存在に気付いたのか呆けた顔をしている相手と目が合い)
こんにちは。あぁ、もうこんばんはの時間かな?ばっちり見させてもらったよ。何か探し物かな?
(口元を隠したままの自分はさぞかし怪しいだろうがそこは一つ察して欲しいと思いながら、枝の上に立ったまま相手の呟きに軽く頷いて肯定を示す。領布のせいで僅かにくぐもった声になった。相手としては色々と居た堪れない気持ちになるだろうがこちらとしては見ていて大変面白かったと少し満足気に、ふと懐に入れたままの翡翠の装飾を思い出すもそれを取り出す事はなしないまま相手に問いかけ)
(/可愛iげふん素敵な息子様に最初から意地悪してすみません!←/こんな奴ですがよろしくしてやってください。よろしくお願いしますっ)

148羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/26(土) 12:22:12
>>106
此処にいる内はその臭いから離れられると思ってたんだけどなぁ…読みが外れたか。で、俺よりお兄さんな忍びさんはどこでお仕事してきたのかなー……と尋ねても答えてくれるわけないよね。そんなに嫌そうな顔しないでよ。折角こうして会えたんだから。
(何かを感じ取ったのか素早く己の手から離れて行った小動物たちを目で追いながら北方からの風に乗って流れてきた馴染み深い臭いに眉を寄せると、溜め息まじりに呟いて幹から上体を起こし藍の双眸を男に向ける。その表情には和やかな時間を邪魔された不快と予期していなかったイベントへの期待が混ざって浮かんでおり、緊張や警戒の類は見られない。どこからともなく己の獲物である鎖鎌を取り出し、鎖を鳴らしながら手の中で回すと落ち葉の敷き詰められた地へとんと体重を感じさせない動作で落ち立つ。纏う雰囲気や声音、体格、目元を見て多分年上だと判断し、ぐっと伸びをしてから肩に担ぐように獲物を持ち直し軽く首を傾げてみせた。もっともこんな事をして可愛いと思われるのは子供だけだ。妙齢の女がやっても媚を売っているようにしか見えずに気持ち悪いと思う。見たことがないから断定はできないが、多分そうだ。そもそもあの化粧独特のにおいも気に食わない。大幅に話が逸れたが、男で成人もしている自分がこんな仕草を見せても情報を引き出せるわけもなく、軽く肩をすくめてふぅと疲れたように息を吐きだした。明らかに自分よりも経験値が高そうな忍びがそう簡単に敵に屈するとは思えない。むしろ限界まで抵抗した後に潔く自決しそうだ。このまま放っておいても失血多量で死にそうだけど。しかし己と同じ立場にいるかもしれない実力者を簡単に見逃したとあれば後々周りが五月蝿いし彼の仲間が出てこないとも限らず、そうなればもっと面倒だ。退屈は嫌いだが今日は完全に休暇として此処に来ていたのだ。相手の苦々しげな表情と言葉に軽く口端を吊り上げ、酷く負傷しているらしい足を一瞥すると性悪と言われても仕方がないような台詞を相手に向け)
(/絡みありがとうございます!素敵な忍び様に息子ゴミ箱に捨てたくなりました。こちらこそよろしくお願いします!!)

149羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/26(土) 12:24:06
(/これで全部…の筈ですが、もし見落としがあったら教えてください。新規様の絡み文には後ほど絡ませていただきます)

>>129 白馬
巫女の舞……否、違うか。見事な回りっぷりだねー。凄い凄い。お久しぶり、と言えばいいのかな?覚えていてくれたなんて男冥利に尽きるなぁ。……休むことも大切だよ?ここは穢れが少ないから綺麗な森の精気に溢れていて凄く落ち着くし。いや、ロクに交流もないのに理解されてたらびっくりだよ。
(視界の端、赤や黄、茶、緑の中でふわりと舞った白に再び見えることの叶わぬ姉達や鈴の音がフラッシュバックし無意識のうちに小さな呟きが零れたがただその場で回っただけだと気づくと肩の力を抜き、思った以上に疲れていたみたいだと領布の下で自分に向け呆れたようにこっそり苦笑を零し、ぺちぺちと彼女に向けて手を叩いた。この柔らかな足場でよろめきもせずに回るのは存外難しく、己でも転びはしないがそこまでだろう、純粋に凄いと思うがこの適当くさい賛辞に含まれたそれは果たして彼女に伝わるのか。自分が現在所属している国を知っているという事はこうして向かい合った事はないが過去の戦場で顔と姿を見られたのかもしれない。名前は知られていないようで少し安心した。忍びの名前がそうそう他国に知られていていいものか。最初から偽名だが一応、忍びだから。羞恥に駆られたのか勢いよく顔を逸らし唾を飛ばす勢いで叫ぶ相手に枝の上で器用に胡坐をかき左右に軽く揺れながら軽口を叩き、体調管理も仕事の一環だよと辺りを見渡し薄く笑みを浮かべた。食事と同じく呼吸は大切なものだ。負の存在を身体に取り込むなど言語道断、特に戦場なんかは空気が悪過ぎてついでに色々居過ぎて嫌いだ。殺す事に罪悪感は覚えないが纏わりつく黒い靄のようなものが鬱陶しい。理解に苦しむと言われれば片手を目の前で横に振りながら初対面に近いというのに理解されていたら貴国の情報網は一体どうなっているんだと探らなくてはいけないじゃないかと真顔で返し)
(/成程ツンデレですね、美味しいでs((ry/細か過ぎてどこの厨二病患者だ貴様と自分で絶望しました←/暖かいお言葉ありがとうございます><)

150風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/26(土) 16:14:26
(p/少しずつ返していきますね、毎度の事ですが連レス失礼します!><)


>>119 陸羽
――…成程、よく理解した。そ奴は好きにするがよい、我はこれ以上干渉せぬ。
(あぁ…やはりこの男もそこらの“愚者”と同類だったか――相手の口から並べられる言葉…真偽を問うまでもないそれを黙って耳に入れながら、心中でそう吐き捨てる。この程度の“虚言”…どうせ意味を成さず崩れ落ちてしまう。相手もそれが分からない程馬鹿な輩ではあるまいに。“呆れ”――或いはそれに似た“苛立ち”を滲ませそう考えながら、同時に“何故”という思いが生じていた。人は欲深い――それから離別する事など永遠に有り得ないのだ。表面上は文字通り“世の為”…“他者(ひと)の為”と偽り、結局それらの行動は他の誰でもない…自身の“欲”を満たす為だけに存在している。隠し切れず漏れ出す始末ならば、そのまま他者を斬り捨てる“刃”と化すのが必然。――皇帝の座を継いだ“風伯”という存在を欲に塗れた瞳で“邪魔者”とみなし、ただ“権力”や“富”を欲するが侭に排除しようと動いた身内達…彼奴らがいい例だろう。一気に駆け巡ったそれらを踏まえ、今この時――目の前で膝をつく男の行動が、ただただ不愉快だった。僅かに鋭さが緩んだ瞳とは裏腹に、依然として変化の無い声色のまま“成程”と紡ぐ。言い終えると同時に透き通った紅の瞳から視線を外し、眩しいものを視界に入れた後のように薄灰の両眼を細めた。逸らした視線は再び相手を捉える事無くその横にいる子供に注がれ、投げやりな言葉だけを向けた後立ち去ろうと背を向け)
(p/威厳ですか…そう言ってもらえると嬉しいです^^/…って言ってる傍から城に帰ろうとする風伯さん←ご機嫌斜め)

151風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/26(土) 16:17:17

>>121 水蓮
皆、いよいよ夜明けと共に此の地は戦場となる――よもや今更死を恐れる臆病者はおるまいが、一兵たりとも無駄に死す事は赦さぬ…それだけは肝に命じておけ。己に与えられた“使命(やくめ)”を全うし、必ずや敵を討ち取るのだ…!
(時は熟し二月後――…国の象徴である“藍”の戦装束に身を包み、“彼女”はいた。夜が明ける数刻前に全兵士を城下の広場に集め、最終確認を行う。城下に敷き詰められた琥珀色の砂利を“藍”に染め佇む兵士達。ざっと見渡しただけでも“おびただしい人数”と言えるその軍勢を見下ろし、静かな――しかしその場に“凛”と響き渡る声で普段通り淡々と言葉を並べていく。その姿はまさに一人の“武人”…か弱い“女性”の影など何処にも見られない。今日も兵士達は己を“男”と信じてこの背に続くのだろう―――…それでいい。たとえ偽りであろうとも、この身一つの犠牲が国の“利”となり得るなら安いものだ。皇帝に即位して以来、『己が命を盾にしてでも国を護れ』…この身はそれを成す為の“道具”なのだ――と、そう生きてきた。これからの日々も、長年自分自身に言い聞かせてきた“それ”を変える気は無い。恐らくこの身体が“死”を迎え、跡形も無く朽ち果てるまで続いていくのだろう。決して千切れる事の無い“鎖”となって…。一度でもその戒めを“辛い”と吐き弱さを晒せば、瞬間全てが終わり崩れ去る。“必ずや敵を討ち取れ”…そう放たれた言葉。それが終わると同時に上がり反響する軍勢の声を、耳で…肌で感じながら静かに瞳を閉じた。数秒の後再び瞼を上げれば、映ったのは既に白み始めている東の空。それを合図に再び兵士達に向き直り、配置に着くよう言い渡す。それから程なくして全軍の準備が整い、強固な陣営を築き上げた。それを高台から見下ろしながら、徐々に漏れ出す眩い光に瞳を細め)
夜が明けるか…―――全軍、配置に着け!
(p/そうですよー、気長にいきましょu←/いえいえ大丈夫です、というか充分文章力あると思いますよ^^私は時々自分でも何を書いてるのか行方不明になります…orz)

>>127 白馬
慎め、女――貴様には関係無し。紅の側近が何用だ、即に申せ―――…それともこの場では明かせぬか?
(突如として割り込んだ声。大して驚く事無く子供から視線を外しその方向を見やれば、目に入ったのは見覚えのある人物だった。――…確か紅ノ国皇帝に最も近しい存在、“側近”たる者だ。南の翠(スイ)…東の黄(キ)…西の藍(アイ)…そして北の紅(コウ)―――それら四国の長が集まる会合にて何度か目にした姿だ、と数秒の内に記憶を探る。もちろん、その際に“会話”と呼べるやり取りは一切なかった…精々遠目に見える程度だったが、一際目立つ髪色は鮮明に記憶に刻まれていた。――それにしても随分と崩れた口調…背後の兵士達の焦りが直接背に伝わってくるようだ。“確実にお怒りだろう”と。地に伏していた民衆の多くも顔を上げ、文字通りざわざわと騒ぎ始める始末。しかし、次の瞬間己が鉄扇を掲げた事によりすっかり静まり返り、再び静寂が訪れた。晴れ渡る空へと扇を掲げていた左腕を下ろしながら、“怒り”…“呆れ”――そのどちらでもない無感情な声色で“慎め”と言い捨てる。続いて紡がれた“用があって来た”という言葉。それに対し淡々と口を開き、“用件を言え”と告げ)
(p/イケメン美形女子…見た瞬間噴出してしまった私がいますw←勿体無いお言葉有難う御座います^^/きっと直感で見抜いてるんですねwwいやいや殴られるべきなのは寧ろこっちの冷血皇t(ry)此方こそ宜しくお願い致します^^ノシ)

152風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/26(土) 16:28:54
(p/久し振りに更新です。間違い等ありましたらご報告願いますノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>134様予約(キープ中)。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>131 洸◆lMykUvtrf
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限

153庚【紅ノ国/忍隊長】 ◆TK8i6JGxrk:2011/11/26(土) 19:15:28
>>140水蓮
さっきからぶつぶつとうるせぇ女だなあ、手前ぇは黙って俺に運ばれておけばいいんだよ。ほら、部下の連中が手前ぇを探し始めたようだぞ。今具合が悪いってことは奴等にばれたくねぇんだろ?…――だったら、しっかりと摑まっておけ
(担いだ瞬間に重いだの何だのとやけに慌て始めた貴方。それらは女としてのプライドからくる焦りだったのだろう。しかし、女心が何一つとしてわからない彼にとっては何に対してそんなに焦っているのだろうかと頭には「?」が浮かぶばかり。どれだけ頭を捻っても答えはでやしない、難しいことを考えるのは苦手なのだ。最終的に出た結論はまさに彼らしいともいえる答え、俺は自分のやりたいようにやるとの言葉だった。結局のところ下ろしてれとどれだけ懇願しようと無理な話なのだ。俺様な彼は、はなから貴方の意見を聞く気など更々ないのだから。―ふと、耳に周囲のざわめいた声が響いた。そちらへと首を捻れば視界に映るのは貴方が元いた場所で顔を真っ青にしている見覚えのある連中。確か、あれは貴方の傍にいた部下たちじゃなかっただろうか。どうやらいつの間にか貴方がいなくなった事に気づいたらしい部下たちが必死になってその姿を血眼で探している様子だった。貴方に有無を言わせることなく、半ば無理矢理肩に担いでいる彼。この状態を見られたら真っ先に俺は犯罪者扱いだな、なんて考えが過って思わず乾いた笑いが零れる。そもそも貴方は俺の正体を知っているのだろうか。否、こんなにも落ち着いている様子からするとおそらく気づかれていないだろう。俺は紅ノ国の者で、貴方と対立している敵国から来たということを。今は慈悲などというものを貴方に向けているが、皇帝の命さえあれば弱っている貴方を殺すことなど躊躇いはしない。人間なんて所詮そんなもんさ。―まあ、そう簡単に命を奪い取れるというわけにもいかないと思うが。体が弱いといえど、皇帝という座についた者。一国を守る実力とあれば相当なものなのだろう。そんなことを考えながら貴方が手にする刀へと視線を走らせていく、―これが貴方の武器か。今日は忍刀を持っていない、もし戦う状況に陥ればこちらが不利になるのは確実だろうな。俺が持っている武器といえば胸元にしまってある苦無のみ、これだけでは十分な力を発揮できるとは思えない。冷静に戦闘へと発展した際の戦いの流れを頭に巡らせてみるが、実際貴方と戦うことになる確率はほぼゼロパーセントだろう。結局俺を動かすには皇帝の命が必要であり、その言葉がない今、俺には貴方と戦う理由がないのだから。―これ以上此処にいたらいい加減見つかりそうだ。犯罪者扱いをされるのは冗談じゃない。今一度貴方の腰に回していた手に力をいれると、力強く地を蹴り上げ目的地もないまま走り出した。とりあえずは人目がつかないところへ―)
(p/大丈夫ですよ、とってもわかりやすかったです^^)

>>152
PFまとめ、毎回ありがとうございます。
いつもとても助かっています。
おそらく不備としては以下のものが抜けているのではないのでしょうか?

■紅ノ国―コウノコク―■
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

間違えていたら申し訳ありません><;

154風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/11/26(土) 20:24:54

>>153 庚本体様
(p/あらら、本当ですね;教えてくださり有難う御座います!全く気付いていませんでした←/いえいえ、スレを立てたからにはメンバー管理は私の仕事ですから^^お役に立てたなら幸いですノシ)

>>ALL様
(p/…という訳で以下、修正です。)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>134様予約(キープ中)。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>131 洸◆lMykUvtrf
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

155宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/26(土) 22:16:56
(PL/返レスにすごく時間がかかってしまって申し訳ございません。すこしずつになりますが返レスです。連レスすいません。)

>>80 風伯(PL/返事が大変遅れてしまい申し訳ございません。いやいや、カッコいい…というより持って帰ってにゃんにxy…ゴホン。こんな自信満々な人間ですがどうか切り捨てないでくださいね><笑)
退けと言われてもねぇ…。――俺が、翠ノ国の人間でもあってでもでしょうか? 4つの国がこんな緊迫した中争いを避けたいのはお互い様でしょう。
(冷たい冷たい視線。どうやら目の前にいる皇帝様はこれだけでは許してはくれないらしい。まぁ、確かに一国を担う人間が国民に甘いと言うのも問題だが。正直、この子が相手に何をされても構わない。しかし、ここで見捨てる事も出来ず、ふぅっと相手に聞こえない程度でため息一つ付きゆっくりと身体を起き上がらせる。周りを見てみろ、こんなにもざわつき返っているではないか。ざわつきの中、涙をこらえてこちらを見つめているのはその子の母親だろう。嗚呼、女の涙には弱いんだ。前髪を一度書き上げ小さく深呼吸。袴に着いた砂を払い、狐の様な細い目をより細め相手の顔を見つめる。威嚇、そう言うのが一番正しいかもしれない。相手の方に足を進めるが、緊迫感がチクチクと身体につき刺さる。相手の後ろに構える護衛たちはこちらを睨みつけ剣を鞘から抜こうと手をかける。己が剣を抜き相手の護衛を蹴散らすのも簡単な事だが、今争う事は得策ではないと両手を開けて肩の位置にまであげる。こちらには戦意は無いと言う為の行為。貴方がこの行為をどう取るかとは分からないが、もしこちらの意志に反した場合その細い腕をへし折り、このまま姿を消すぐらい簡単な事なのだ。だが、今はもう赤くは無い。ゆっくり周りの人間が息を飲む中足を進め、そして相手にだけ聞こえる距離にまで近寄り小さく告げた。どちらか得策か貴方には簡単な計算だろう。)

>>107庚(PL/絡みありがとうございます^^いきなり戦闘モードになってしまってすいません;;)
だから、鴇桜はもういないぜ?なぁ、庚。俺は、今でもお前の事好きだぜ…。でも、この右目がうずいてしまんだ、無いはずの瞳が赤を見たいってな…。その剣を出す事に後悔するなよ。 (目を閉じればいまだ思い出すのは、あの紅に居た時の自分。毎日の様に赤にそまり続け、それが正しいと信じていた、あの頃。そう、まるで今の自分と同じように。最期に斬った人の名前さえも、顔さえも覚えていなかった。それでも赤く染まる事に快感を覚え、仲間と読んでいた人間と共に強さを磨き続けていた。そんな時一緒に居たのは、幼馴染とそして…。見上げた空は切なく輝き、ふと耳に入る音。分かっているさ、この懐かしい声。貴方が呼ぶ昔の自分。嗚呼、こんな事嘘だと思いたい。数年前背中を任せた相手、次は自分の首を奪いあう戦友になるなんてな。伝わる緊迫感、この辛さをなんて表せばよいのだろうか。辛い、辛い辛い。それでも決めたのだ。ゆっくりと体の向きを変え久しぶりに戦友の顔を見つめる。数年間合わないうちにお互い少しずつかわってしまったらしい。己は右目を失い、赤を求めるのをやめた。なぁ、お前はどう変わった?お前はまだ俺を満足させてくれるのか。緊迫して行く雰囲気に、やっと見る事の出来た戦友の殺意に右目がうずきだす。剣を持っていない左手で右目に付いた眼帯を取り外す。そこ見えるのは視力の失われた灰色の瞳。それがうずくのだ、赤が見たいと。それはまるで己の魂さえも無視し暴れだすのだ。握りしめた剣をより強く握りしめ、ニッコリと微笑むと躊躇一つせずに相手の首をめがけて走りだした。それでも、どこか左目は寂しそうに泣いていた。)

156宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/11/26(土) 22:17:29
>>119陸羽(PL/絡みありがとうございます^^いえいえ、こちらこそ無理やりな絡みになってしまってすいません><)
…んで、そこに居る人は何してんの?
(たとえ、自分が何人斬っても、たとえ自分が何人の人間の命を救出したとしても、今日の目の前の月は変わる事無く輝くのだろう。自分が赤く染まっていても月は神秘的輝くのだ。それだけでも救われる気になるのはどうしてだろう。剣を空に向けて伸ばしても届かない。それでいいのだ。赤はゆっくりと落ちて行き消えて行くのだろう。桂丸の赤をそっと拭き取るとゆっくりと鞘の中に戻し一度深呼吸。そして一言。聞こえない訳がない、油断しているわけでもない。この空間に音を作り出す存在に。たとえば想定される事、相手がこの光景をみても己を倒そうとしてくる力の持ち主。次に力を持たない人間。前者だとすれば剣を直した時に己の敗北。後者だとすればなんともない遊戯。まぁ、どっちでも良い。今日の自分はどうともいえない程何かがおかしいのだ。どっちにしろこれ以上にこの場を荒す事はしない。だから、安心して出ておいで。相手がいるで場所ににっこりと微笑みを向け。まぁ、爪を出した時に君の安否は分かっているだろう。)

>>123 水蓮(PL/いやいや、そんなあしらう事なんてできません><いくらでもこいつをつかってやってください!)
父親ねぇ…、同じ年の姫さんにそう言われるのは少し微妙な感じだけどね。――――俺は、姫を守ることしかできないけど、姫の願いをかなえる為になんでもしますから。あなたが苦しむならば、その全てを消し去るから…そんな表情しないでください。
(力なく倒れ込む彼女を抱き抱え振動が少しでも伝わるのを阻止する為にゆっくりと足を進める。どうやら周りの人間達も己の登場にどこか安心したように柔らかい空気がその場を覆い尽くす。腕の中に伝わる重みと、暖かさに安心して一息つくと彼女は自分の事を父親に似ていると言う。父親、か。元々この国の人間にでは無い自分にとって彼女の父親がどんな人間か分からない。ただ思い浮かぶのは赤の国にいた厳しく体術を教えてくれた父親、辛い時にどんな時も優しく背中を押してくれた父親の姿。今となっては顔向けする事さえもできない。今は何をしているのだろうか。息子が謀反者になった今父は…。自然を顔をが険しくなりどこか寂しさを覚えるが、ふと見つめた彼女の姿はどこか幸せそうで羨ましい。こんな彼女の表情を失いたくないと小さく息を吐けば冗談交じりに伝えた。まだまだ自分は若い人間であると。どんなに頑張っても貴方の横に立つ事の出来ない男ではあるが。貴方一人守るぐらいの力はあるつもりだ。それでも足りないならば、この命などいつでも貴方の為に捧げるつもりなのだ。だから、せめて貴方がそんな風に微笑まなくても良いように、いくらでも闇に染まろう。いつの間にかまた表情は曇り空へと移り変わってしまった)

157塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/11/26(土) 23:54:11
>>126水蓮

何故此処へ…って。そりゃ水蓮様をお守りするためです。城に帰らないなどとは言わないでください。水蓮様が…あなたが倒れてしまったらどれだけの人々が嘆き悲しむか…、目に見えているはずでしょう…?少なくとも己は…。休みなど要りません。あなたのお命さえあれば…。
(遂に薬を何故飲まなかったのか理解はした。が、その理由が何とも子供らしい。その理由に呆れ顔を出しながら、城には帰らないという皇帝に対してまるで子供を叱る母親のように説教をする。毎日のように説教をしているため皇帝は慣れているご様子。だが、やはりそんなことお構い無しに、大勢の国民の前で皇帝にグチグチものをいう。きっと翌朝には『皇帝の側近、皇帝を叱る!!!』などと噂されているだろう。言うことを聞かない皇帝を前に、もうキリが無いと諦めたのか「はぁ」と溜め息を一息吐く。すると、皇帝の口から今は側に居ろと命令された為、少し嬉しそうに笑みをこぼしながら「仰せのままに」とはっきりと口に出す。その後、黙って薬を口にする皇帝を見て、さらに笑みがこぼれる。後程休暇をあげると皇帝が申されたが、そんなものが欲しいわけではない。今、いや、この先ずっと欲しいものは皇帝が己に身を託してくれるようになる心。己がぶっ倒れようが、風邪をひこうが、熱が出ようが、死にそうになろうが、皇帝さえご無事であれば何も言うことは無い。皇帝に手を差し伸べ、立てるよう補助する。)
(/p:了解です←←w 皇帝をお殴りすることは…人生一度きりでしょうか…?←するのかよっていう…ww)


>>142風伯
おー、怖い怖い。…別に貴女に用があって此処に来た訳では無いので帰らさせて貰う事が出来ると思うんですがね…。大人しく帰らさせて貰うよ。やはり興味が無いもので。
(相手の口から淡々と流れ出てくる言葉を聞き取れば、とても恐ろしいことを考えていそうだ。大分、この状態だと相手の鋭利な“鉄扇”は怖くもなんともなくなってきた。が、己は聞き流しはしなかった。皇帝のことを相手は「奴」と言ったことを。しかし、こんな所でしかも相手は皇帝。“殴る”なんてことをしたら、皇帝に多大な迷惑がかかる。軽く胸に受け止めながらもスルーする。次に耳にした言葉は「返答によっては大人しく帰す訳にはゆかぬ」。返答によっては、ってどんな返答をしても大人しく帰るつもりだったのだけど。そのため、「帰らせて貰う」とはっきりと申す。別に嘘は言っていない。だって知人に会いに来ただけだから。たまたまその知人がこの国民…というかこの国に移ってきただけである。理由はあえて言わないでおくが、嘘じゃないもの。と考えながらも相手の顔をじっと見つめた後に、後ろに振り返り歩き出す。そしてまた、余計な言葉を小さく発する。)
(/p:またまた絡み分が遅くなりそうです。てか作らないで終わりそう…><もう少し時間をくだせぇ…←w)

158塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/11/26(土) 23:55:48
(/p:連レス申し訳ございませんが、失礼させて頂きます。トリを忘れてしまったので変えさせていただきました。)

159 ◆iU02HpoL7s:2011/11/27(日) 00:18:33
(p/私情で今週中に返信を返すことができません。絡み文も来週以降に置かせていただきますので、返信等々気長に待ってくださると幸いです。)

160陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/11/28(月) 01:26:27
(p:こんな時間ですがとりあえず出来た分だけ載せます↓)

>>121 水蓮

いえ、こっちこそ行き成り過ぎたようで…。よくお分かりで!ええ、まさしく此方は水晶で私は旅の宝石商にございます。お近づきの印にこれを貴女様に――
(護衛の肩に置かれた透き通るような白い手、それに反応してすぐさま下がる彼と入れ替わるように見えたのは先程の女性。色白、それを越して今は何だか薄らと青く見えるのはやはり体調のせいだろうか、と瞬時に考えるも謝罪の言葉を聞けばゆるりと頭を振って。此方も突然過ぎたのだ、誰だって警戒はするだろ、ましてや相手はお偉いさんなのだから。今だって不信感のこもった視線がいくつか刺さっているもののその矛先が主に背中に背負った箱だということには気付いていなくて。ただ相手の視線が手の中にあることにだけ気付いていた。綺麗、その言葉に緩みそうになる頬をきゅっと引き締める。己の選んだ宝石や品を褒められることは己の外見を褒められるよりも嬉しいこと、しかし此処でにやけていたら益々視線が怖くなるだろう。その喜びを内に秘めて宝石の名と自分の身分とをぴたりと言い当てた相手に賞賛の言葉を述べては反対の手を胸に当て敬意を示すべく軽く頭を垂れる。之を貴女にと差し出そうとするもそれは先程の護衛に阻止されて、―またかと言いたげに非難めいた瞳を向ければそれに負けじと此方を睨み“何と無礼なこの方を何方と心得る”と次いで紡がれた彼女の名を聞けばぴたりと睨むのを止めて。その聞き覚えのある名前に僅かな蟠りを覚えつつ確信を得ようともう一度彼女へと向き直り問うて)
失礼ですが貴女様は…?

(p:護衛君が大活躍(笑) 返信遅くなってすみません;)

>>137

―どうぞ、好きなだけ見ていってくださいませ!
(視線を交えたのは少しの間ですぐにその口許を覆う黒い布へと移す。何のための布だろうかと内心疑問に思うも此方へと寄ってくるのに気付けばすぐに笑みを浮かべる。恐る恐るといったその様子に周囲の目を気にしているのだろうと結論付けては“大丈夫ですよ“なんて声を掛けようかと口を開く。確かにお客としては女性が多いものの男性も少なくはないのだ。大半は贈り物として買いに来るのだが稀に自分用に買っていくお客もいるのだから何もそんなに恥ずることもないと。そう伝えようと思ったがそれは失礼にあたるかもしれないと考え直してきゅっと唇を結び”いらっしゃいませ“と声を掛ける。それから右手で机上を指しつつ相手によく見れるようにとその場から机の裏手へと回り、同時に別の女性客の会計を済ませては品へと視線を滑らせ)
これなんて如何ですか?ちょっとしたお洒落に最適ですしあまり派手じゃないですよ。
(一つ、緑に輝く翡翠の埋め込まれた帯留めを手に取りそれを相手に見せて年相応の笑みを浮かべては楽しそうに語って)
(p:有難うございます^^!いえいえ周り気にしちゃう庚さん可愛いです(笑))

161塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/11/28(月) 18:07:18
>>ALL

(/p:ギャー!!絡み分完成!!とか思ってたら、随分絡みづらい文章になってました…><少々絡みづらいとかなら我慢してくださると有り難いですが、超絡みづらいとかあったら、絡み分再提出しますので、申して下されば良いです^^)

そこの護衛、ちゃんと水蓮様の皇室を見張れ。水蓮様に万が一のことがあったらどう責任を取るつもりだ…?もしそんなことがあったら、そうだな…とりあえず覚悟しておくように。……頑張れ。
(清々しい雲一つない青い空、世界に光を届ける太陽、少し冷たくはあるが少量の風…。秋になって5週間。もう少しで雪が降るというのに、どうしてこんなに暑いんだろう。夏に戻ったみたいだ。天気予報では今日は大雨、あと1週間もすれば冬になってしまうなんて言ってたのに。天気予報は当てにならん。とグチグチ文句を言いながら自室を出て、皇室へ向かう。向かう途中に、珍しくTVのついている護衛専用の食堂らしきところに足を止める。彼女が食堂らしきところに足を踏み入れると、一斉にそこにいた護衛が振り返る。少しビクッと足を止めたが、再び動かす。立ち止めり彼女の方を見る護衛を退かし、TVをじーっとみつめる。当然、護衛たちは「塔鳩さんがTVを見てる…」などとでも思っているのであろう。TVに映っているのは今週1週間の天気予報。この天気予報士は、今現在の天気をズバリと言い当てている。当てる奴もいるものなんだな…と関心をする。するとふと我に返り、この場をダッシュで去っていく。水蓮様がお待ちになっていると口に出しながら、再び皇室へ向かう。皇室の前の階段で足を止め、息を整えるためゆっくり階段を上がっていく。偶然、皇室の見張りを担当していた護衛の2人のうち1人が立ちながら寝こけている。それを見た彼女は、ゆっくりあげていた足を素早くし、また走る。そして寝こけている護衛の前に行き、手をパチンッと鳴らし、護衛を起こさせる。護衛が完璧起きたら、口を開け淡々と喋りだす。喋りだしたその言葉は如何にも怒っている風である。完全半泣きな護衛に対し、冷たく去っていくと思ったら、最後に護衛の肩に手を置き耳元で小さく呟く。)

162羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2011/11/30(水) 17:54:08
(/一応最初から最後までざっと確認したんですが…絡んでいない方の絡み文は一つしか見つけられませんでした。もし見落としor返レスしたのに返ってきてないよというのがありましたら教えて下さい)

>>161 塔鳩
塔鳩様、お荷物が届いています。
(忍びの数は藍とさして変わらないものだと聞いているが、数が少なくても精鋭揃いだったら少々面倒だと思いながら人の少ない廊下を選んで歩く。特に皇帝の側近。少し気になる情報を掴んでいる為要注意人物として認識しているのだが、探らずとも兵の間で交わされるその人柄は悪いものではないが…一言で表すならば盲目的忠誠者。私用のついでに仕事をこなしに来ただけで皇帝に手を出そうとは思っていないが、さらに警戒を強める結果となった。部下が聞いたら微妙な顔をしそうだが、あくまで私用優先である。すっかり慣れてしまった翠ノ国らしい色合いの服に、城仕えの仕事。今日も窓は格子の隅まで綺麗だ。まさか生家で叩きこまれた家事がこんな所で生かされるとは。穢れを嫌う術師の一族、その本家ともなれば掃除はかなり徹底していた。当主であろうと見習いであろうと術の前に清めの技術を身につけるのだから潔癖症と言われてもおかしくない。もっとも、それを知るのは己以外に存在しないが。数日間の演技と信頼をもぎ取る事が出来るほどの労働のおかげで、城内の構造や兵の配置、仕えている者のだいたいの人数などを知る事が出来た。そろそろ暇乞いをしよう、いい加減疲れたしこのくらい情報を得れば皇帝も満足してくれる…筈、多分。そんな事を考えながら外面はぴんと背を伸ばし滑るように足を進め、最後の仕事になるだろう側近への届け物の箱を抱えて階段を上がる。中身は恐らく薬草の類…調合が趣味というのはただの噂話ではなく事実だったのか。最後の一段に足をかけた時丁度見えた側近が護衛に迫っている光景に沈黙したが、すぐに何食わぬ顔で声をかけ)
(/忍びらしく、忍び込んでみましt((黙/遅くなりましたが、よろしくお願いします^^)

163陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/12/03(土) 01:06:55

(p:文章書くのが遅くて申し訳ないですoyzとりあえず、できた分だけ!;)

>>147 羅刹

(問いかけるように呟いた己の声は相手に届いた様子で、返ってきた声は布によってくぐもり聞き取りにくいものの男であることは分かる。夕日に染まることのない真っ黒な姿を呆けた表情のまま見上げていたが見られていたと分かるとすぐにハッと表情を強張らせ、次にはゆらゆらと視線を漂わせる。一体どこから?と問おうかと思ったものの相手は“ばっちり”見ているのだからきっとそれは―…全くもってツイていない。探し物かとこちらに問いかけてくる声も心配しているというより、どこかからかうような笑みを含んだものに聞こえてしまい益々視線を合わせにくい。意味はないと分かっていながらも元凶であるだろう己の頭を掠めた忌々しい木の枝を一睨みしてみる。それから、ちゃんと相手へと目を向ければ先程の行動を見られたことなどさも気にしていないと偽るべく営業用の笑みを浮かべ)
どーも。ちょっと不注意で髪飾りを無くしちゃってさ。ここいらで落としたんだと思うんだけど…
(片手で後頭部を掻く仕草を加えつつ自分がここに居る目的を述べる。本来なら見てないか、知らないかと問いかけるのが筋であるとは思っているもののさっきの事もあったためか素直に尋ねることはせず、遠回しに伝えようと歯切れの悪い言葉を残し)

(p:有難うございます^^しかし栗鼠と息子さんの会話のが可愛いです←意地悪くらいどんとこいですよ(笑)遅くなり申し訳ないです;)

164水蓮【翠の国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/03(土) 17:35:54
(p:本体から失礼します。諸事情によりレスを返すのが若干遅くなります;時間が出来次第返していきますので気長に待っていてくれるとありがたいですorz)

165風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/04(日) 00:19:11

(p/大分空けてしまい申し訳ありませんorz取り敢えず今出来ている分のみをお返ししますね。残りの方はもう暫しお待ち下さい;)


>>164 水蓮
(p/了解しましたノ 私もかなり亀ペースですので、その辺りの事は御気になさらず^^;)

>>133
黙れ、貴様には関係無し。―――今一度ふざけた事を抜かせば斬る。ふん――…結構な余裕を持ち合わせているようだが、強国といえど“永久の最強”に非ず…その程度は理解しておくのだな。
(嗚呼…この声は――聞き違えるはずもない、“奴”の声だ。何度聞いても心地の悪いものよ……そう心中で呟きながらその人物を視界に入れ、己にしか分からないだろう…小さく微かな溜息を零した。尻餅をついた子供を抱き起こし、その後に告げられた言葉を“黙れ”と切り捨てる。今まさに目の前にいるのは、紛れもない紅ノ国皇帝。―――その口元を歪ませ弧を描くことで作り上げられた笑みは、目にする度この心に“苛立ち”という感情を植え付けた。互いの立場上こうして直接顔を合わせ対話する機会は皆無に等しく、あったとしても国の長が召集される会合ぐらいのものだが、そんな僅かな時でも己にとっては人柄を理解するには充分すぎる時間で、その本質が解れば解る程この男を嫌悪した。故に一軍…一国を率いる“将”として刃を交えることはあれども、それ以外の関わりなど一切持ち得ないだろう存在で。もちろん全てを理解している訳ではないが、幼少時より“壁”を作る事には慣れている…もし相手が此方への干渉を謀ろうと、それを阻む手は幾らでもあった。数秒の内にそんな事を考えていれば、耳に入ったのは“私に国をくれないか”などという言葉。それに対し、苛立ちや怒りといった感情を通り越し一瞬“呆れ”を覗かせるが、すぐに消し冷徹な言葉を返す。一種の“戯言”である事は百も承知だが、内容が内容――“最強と謳われる国”を治める長としての余裕が窺えた。しかし、何事にも“永遠”など存在しない。そう――…生あるものがいずれ死に逝き、形あるものが必ず壊れるように。よって、幾ら“今”が最強であろうとそれはただ“好調”なだけ。事態は幾らでも変動するのだ…“要(かなめ)”さえ崩せば没落も早まるだろう。そう思い告げた言葉は“助言”か否か――恐らく後者だろうそれを残し、その場を去ろうと背を向けて)
(p/返レスが物凄く遅れてしまい申し訳ありませんでしたorz絡み感謝ですノ/いえいえ、格好良いだなんてこの子には勿体無いですよ…←口が悪すぎて申し訳ない限りです;此方こそ宜しくお願いしますね^^)

166水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/04(日) 21:52:52
(p時間が少々できましたので出来たところまで返レスさせていただきます。残りはまた後日にでも返していきますので;)

>>145 羅刹

――どうやら民も苦しんでいないようで安心しました。さて、次はお客様を迎える準備をしなければ。あの方が攻撃を仕掛けてくるとは思えませんが念の為にこちらも備えておく必要があるでしょう。…それにしても最近妙に警戒心が;相手に敵意はないというのに;困ったものだわ。―衛兵の方々には無理をさせてしまいました、少し休ませます。なので私の周りには……―そう、兵達は皆訓練中ですか、今動ける兵は誰も居ない、そうなると必然的に将軍を呼ぶ他ないわね。至急芳年と影を呼びなさい。それから二人には普通の格好で来いと伝えなさい。―さて、私もあの方が来る前に少し書類に目を通しておきましょう(彼に城まで来てもらいたいと告げると先に城へと引き返した。城へ戻るといつもより兵士の数が少ない。確か城を出る前まてはそれなりに兵が居たはず。不審に思い使い番(伝令)を呼ぶ。すると他の将軍の指揮の下訓練に出かけているとの返答が帰ってきた。残念そうに小さくため息を漏らすと、何か急ぎの用でしょうかと伝令が尋ねてくる。伝令に城の外で会った人物のこと、そしてその人物を城へ呼んだことを伝える。念の為兵を傍に置いておきたいということも。だが兵は皆訓練に出ているわけで残る手段は現在城に残っている将軍に頼るしかないわけで。将軍という位に就いている者に護衛という仕事をさせるのはなんだか申し訳なく思ったが念には念をいれておく必要があると判断し、今動ける将軍は誰かと尋ねる。すると別の兵が来て芳年様と影様がおられますと告げられる。芳年と影が…。そうか、任から戻って来たのか。これはとても心強い。芳年は敵が相手となると一切容赦がなく他国からも酷く畏れられる猛将なのだが、少々頭が固いところがあり命令を聞いてくれないこともしばしば。一方、影は私よりも二つ年下で女の身でありながら身の倍もある槍を軽々と扱う。彼女と最後に会ったのはいつだったか。確か兵から手紙を貰ったとかで酷く兵達の間で噂になっていて本人に会いに行くと手紙を持ったまま呆然と立ちつくしていたような。だが私の存在に気づくとすげに手紙を破り捨ててしまったのだが。その時もいつもと変わらぬ古風な喋り、凛とした表情を崩すことはなかったが何かにつまづいて転ぶなど彼女なりに何か焦っている様子だった。流石に今まで仕事をしてくれていた衛兵にまた仕事だと言えるはずもなく迷わずその二人を呼べと言い、それを聞いた伝令は足早に前を通り過ぎていったが、ふと思い出したように伝令を呼び止める。きっと彼らは我々が呼ばれるということはよっぽどのことなのだろうと思い戦に出かけるかのような格好で現れるだろう。それではとても相手には失礼だと思い、普通の格好で来るように伝えろと再び伝令に命令し、自身は少し書類に目を通しておこうと思い自室へと向かった)

(p:何だか羅刹クンを怒らせたらボコボコにされさs/ry/さて、丁重におもてなししなければ←)

167水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/06(火) 23:35:56
(まだ途中ですが出来たところまで返していきますね;)

>>151 風伯

―夜が明けました。これより敵は総力を持って攻めてくるでしょう。しかし、我が軍もそれ以上の力を持っているということを忘れてはなりません!皆で力を合わせればどんな強大な敵も打ち払うことができます。ただ勝利を信じて進みなさい!無駄死にはけして許しません。各々敵本陣を攻め落とすことのみ考えなさい!―どうやら敵の方も準備はいいようですね。まずは町を抑えます。町を占拠することができれば敵の城までは目と鼻の先です。しかし敵も必死に迎え撃ってくるでしょう。それに敵が何の備えもしていないとは到底思えません。敵の策にも注意する必要がありますが、そう簡単に策を見破ることなどできはしない…、敵の策にかかってしまったらその時は無駄な被害を出す前にこちらに戻って来ることを第一に考えなさい!――全軍!進めー!(夜が明け徐々に光が辺りを照らしはじめる。真っ白な戦装束に身を包み、眼下の兵を見据える。真っ白な戦装束は大将の証となるものであり、背には大きく「翠」の文字が。兵の顔を見るあたりどこかこの戦に不安を抱いているようだ。負けるのではないかと。だがこの一晩で出来る限りのことをしたつもりだ。各将軍に策を与え、本国の留守を任せている兵士には来るべき時が来たら援軍をよこすようにと伝えてある。兵糧も長期戦に耐えうるだけの量がある。陣は一番奥に本陣があり、その周りを守るように騎兵を阻む馬防柵、その後ろに鉄砲や弓を持った兵士が横一列並ぶかのように配置されている。兵達の顔を一人一人確認するように見つめながら語りかけるように話す。恐れるなと。敵も総力を持って攻めてくるだろうがこちらもそれ以上の力を秘めていることを忘れてはならないと。皆で力を合わせればどんな敵も倒せる、兵達を改めて見れば先程とは違い、どこか自信のようなものに満ち溢れている感じがした。今ならばいける、そう確信し敵の城を指差し、進めと号令する。それを聞いた兵士達は一斉に町の方を向き歓声を挙げながら馬に跨がる将軍達に続き町の方へ突撃していく。まずは敵の出方を見なければ。万が一の時は適度に戦い引き上げて来いと伝えてあるが、相手が藍の国であるからか何かと心配が尽きず)

(p:何だか藍の雰囲気に圧倒されている翠の国の皇帝←/そう言ってもらえるとありがたいです;ではこれから頑張りましょうb)

168水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/07(水) 00:01:03
>>153

――まったく貴方という人は…。大体貴方は女性の扱いというのを知らなすぎます!本当はこんなことを言いたくないんですよ私は。ですが貴方があまりにも女性の扱い方が酷いのでこうして心を鬼にして言っているんです!ですが貴方はとても運がいいです。なぜなら女性である私にこうして女性の扱いに関することを学ぶことができるのですから。―さて、まずは一つ目、女性はですね、男性の笑顔に弱いと昔母様が言っていました。そこでですね、私が考えるに―――(ふと自分の中で何かが切れたような音がした。実際に耳に聞こえるものなのだなと思いながら相手に向かって半ば説教のような、しかし本人は全くそのようには思っておらず、逆に女性の扱い方が全然なっていない彼に女性とは何なのかを語り始める。きっと彼は女性が寄って来ても素っ気ない態度で接していたに違いない。いや、接していたと勝手に決めつける。これから私が彼の人生を色々な意味で変えてやらねば!と謎の使命感にかられ、まず一つ目―と、絶対に聞く耳を持たないであろう彼に一人ベラベラと念仏のように話す。相当な重病人であるはずなのだが、もはや本人は平気そうで。だが頭の隅では彼が言っていた側近のことを考えており、あの様子から推測するに今頃は軍隊規模で私を探しているのだろう。だとしたらもし見つかってしまった場合彼は罪人と見なされる可能性が極めて高い。彼を見据えながらその為の対策を考え始めたのだった)

(p:すいません、説教しちゃいました;俺様な庚クン素敵←)

169庚(紅ノ国/忍隊長) ◆iU02HpoL7s:2011/12/07(水) 19:28:40
(p/お久しぶりです。とりあえず少しずつ返信していきたいと思っているので宜しくお願いします^^)

>>142風伯
そんな怖い顔すんなよ。お綺麗な面が台無しだぜ?
(初めてこんなにも近くで貴方を目にした。戦場上にて、貴方の存在感がとてつもなく大きいとあれほど感じていたのに、いざ目の前にしてみるとそうでもないではないか。―おそらく彼が突如そんなことを思ったのは体格差のせいだろう。まず一目見てぎょっとしたのは、貴方の体型だ。しっかりと食事をとっているのかと思われるほど細い線。一瞬『女のようだ』という突拍子もないことを口ずさみそうになったが、慌てて口を噤む。「男」だと言われている貴方が「女」などそんな馬鹿げた話があるものか。改めてまじまじと見て感じる。貴方の整った顔は見様によっては男にも女にもとれるが、中性的な顔立ちのものなど自国にも数えきれないほどいる。まして身長は平均男性並にあり、声も女性にしては低くとれる。これをどう捉えたら女として見えるのだろうか。一瞬でもそんなことを思い走ってしまた自身の考えに呆れ返ったように乾いた笑いを一つ零す。―それにしても、さっきから貴方は何をそんなに不機嫌そうにしているのだろうか。貴方が部下へと走らせた視線の意図もわからないまま、言葉を発した。)
(p/男装している女性、大好物でs(殴← あまりにも似合いすぎてて思わず…w)

170朝姫 ◆e6R6dqupjM:2011/12/10(土) 19:25:59
「ごめんなさいっ……あたしの、あたしのせい、なんですっ!だからっ……――」
「寒い、よ……お母さん、お父さん……あはは……そうだよね、あたしの、せいなんだから。これはあたしへの、罰なんだ……」
名前:朝姫
性別:女
年齢:12才 誕生日は秋
性格:いつもびくびくして怯えている。自信なさげにし、被害妄想・加害妄想持ち。なぜかというと昔親類全てが戦争で死に、それを何故か自分のせいだと思っているからである。表情に笑顔を浮かべる事は滅多になく、いつでも困ったような顔、泣きそうな顔をしている。昔は心優しい普通の少女だったが今となってはその面影は一切なくなっている。そして、何かあると二言目には「ごめんなさい」と言い、かなり病んでいる。なお、いつでも敬語口調である。
容姿:セミロングより少し短めの黒髪をリボンで左に少しだけ結んでいる。余らせている髪はストレートだが、結んでいる方は少しだけカールがかかっている。瞳には虹彩がなく、ただひたすらに黒い闇が広がっている。いつも白いマフラーのようなものをしており、赤色の紐で全体に細かい刺繍が施してある。着物は紅く、普通に一般庶民が着るような無地のもの。靴下には黒いタイツで、靴は紅い紐の和風な靴。
役柄:藍ノ国/国民
武器:一応、父から譲り受けた分厚い本をいつも携帯している。
備考:一人称は「あたし」もしくは「わたし」二人称は「あなた」等。裁縫が得意であり、また天才的な暗記力を持つ。しかし生かしたことはあまりない。今はホームレスで、公園の暮らしをしている。

(p:こんな感じでいいでしょうか……?足りないよ!などあったら教えてください!)

171水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/10(土) 21:17:48
>>156

…ふふ、別に老けているって言ってるわけじゃないのよ?―でも、お互い歳を取ったわねぇ。そろそろ本格的に後継ぎのことを考えないと何かあった時大変だわ。――随分嬉しいこと言ってくれるのね。でも気持ちだけ受け取っておくわ。だって本来私は守られる側じゃなくて守る側でしょう?それにこんな私だけど結構強いのよ?だから貴方達部下は何か困ったことがあったらすぐに私に言うこと!それとも私は頼りないかしら?こう見えてもいざという時は力になるから大船に乗ったつもりでいて頂戴?―さて、次はどんな事を言ったら貴方を困らせることができるかしら?(彼が言う。同じ歳なのにそのようなことを言われると微妙な感じがすると。別に彼を馬鹿にしているわけではない。なのですぐに老けていると言っているわけではないと返す。だが気づけば私ももう二十四、そろそろ体調のこともあるし後継者を決めておかなくては。といっても、夫も居ないし子供も居ないので自然と今のまま時が進めば部下の中から後継者を決めるということになるだろう。だがそれが一番悩むところなのだ。もし子供が居たならば、その子に後を任せてしまえばよい。だが部下の中から選ぶとなると簡単にはいかない。人柄、実力などなど色々ふまえて決定していかなければならないからだ。実のところ、そのことで日々悩んでいて終いには寝る間も惜しんで考えていたこともあり、結果的に今のような状態になったのではないかと思い始める。だがまあ今はこう抱えられているが本来はこちらが守る側なわけで。仮にもこんな身体だがいざという時は力になるぞと念のため話しておく。皇帝という位にある為権力的にも優位、実際のところ病弱というイメージが定着してしまったためか、頼られるという経験がなく、逆に頼ってばかりの日々。皇帝た者、頼られる存在であらねば。そして少しばかり相手をからかってやろうと笑みを浮かべながら次はどんなことを言えば困らせられるのかと聞いて)

(p:従順な宴クンを使うなんてこと…。あ、でも部下だしなぁ←/何だかこの子宴クンには意地悪な気がs/ry)

172水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/10(土) 21:54:47
―はぁ…。貴方は本当に働き者ね。今こうして私の身を案じて来てくれた、その行動を忠誠と言った方がよいのか働き者と言った方がよいのか判断しづらいですが、私は良い側近に巡り会えたと幸せです。―ですがやはり貴方は少々、働き過ぎな感じが――って、塔鳩?今は私が貴方にですね…、だから私の話を――。――塔鳩!少し黙りなさい!今は私の話が先です!私は貴方を心配して言っているんです。先程は側に居ろと言いましたので今回は私の警護という形ですが次はありませんよ。私が知る限り貴方は一度も休んだことがないでしょう?それはとても立派なことです、兵達の模範となる存在であることに間違いないでしょう。しかし!無理をされて倒れられても困ります。なので強制的に休ませます!部屋を出ようなどとは思わないけと!―なぜなら定期的に私が見張りますからね!(傍に居ろと命令したおかげで側近の彼女は私の傍にくっついている。そんな彼女が来てくれたからなのか衛兵の方もいくらか安心した様子。後はこの説教癖がなければもっと良いのだが…。おかげでこちらが言おうとしたことが彼女の説教に遮られて聞こえていないようだ。しばらくは涼しげな顔で彼女の説教を聞いていたが、流石に自身もよくわかっていることをわかっていないという風に言われると腹が立ってくるわけで。だがここは町、城ではない。今ここで怒鳴ってしまえば今の空気が台無しになるだろう。それだけはいけないと必死に言い聞かせるのだが何度か顔をひきつらせた後、大きく息を吸い込んで少し黙れと叫ぶように言ってしまう。感情の制御ができていないということは自身がまだまだ未熟だということ。だが今はわかりきったことを執拗に言われたことと話を聞いてもらえないことに腹を立てており、キッと睨むように彼女を見る。衛兵も驚いたように駆け寄ってくる。そして口々にこう言った「少し落ち着かれては…」思えばこうして怒るのは何年、いや何十年ぶりだろう。自分の中ではもはや怒の感情がなくなってしまったのではないかと思っていたがそういうわけではなかったかと考えつつ、淡々と言葉を並べていく。もはやこうして怒って休めと言ってもまた私の為と彼女は出てくるだろう。一度も休んだことがないというのはとても素晴らしいことだが働き過ぎて倒れられても迷惑だから強制的に休ませることにした。自分が見張ると言ったものの、流石に全ての時間彼女の部屋を見張ることはできない。仕事がある時間帯は兵士達に任せる。もはやこうでもしない限り彼女は休まないだろう。本当に働き過ぎて死んでしまっては困る。いや困るでは済まない。彼女は唯一とも言える友達のような存在、最後に静かな口調で言った後、彼女に向かって頭を下げた)
――貴方を失いたくないから言うのです。もう誰かを失うのは嫌なの…。お願い、塔鳩…。

(p:塔鳩ちゃんいい子すぎる←/それに比べてこいつは…)

173水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/10(土) 22:19:57
>>160 陸羽

ふふ、これを私に?ありがとう、でも商人からタダで物を貰うなんてできないわ。これを受け取って。気にしなくていいの、素敵な物をくれたお礼よ。―ところで失礼だけれどその背負っている箱には何が入っているのかしら?兵達が警戒しているの。もしよければ見せてくれない?(またも目の前の彼を制止させようとする衛兵に近づきポンと肩に手を置く。衛兵が下がるのを確認し、先程自分が綺麗と言ったブレスレットを差し上げたいと言ってきた彼。嬉しいが彼は商人。文字通り商いをする者。そんな人物から物をタダで貰うことなどできない。彼の手からブレスレットを受け取ると、後ろの衛兵を呼び手のひらサイズの袋を彼の手に置いた。中身はもちろん金。それも今受け取ったブレスレットの数倍以上の量を。今の世の中それだけの金があれば普通に生活していく分には困らないだろう。それにしてもいい買い物をした。子供のように目を輝かせながらしばらくブレスレットを見つめていると、彼の背中に背負われている箱に兵士達の目が釘付けになっているではないか。気になってはいたが彼に失礼と言わずにいたのだがこうなってしまっては彼も気になっているだろう。申し訳なさそうによければ箱の中身を見せてくれないかと尋ねる。彼は宝石商、武器を売っているようにはとても見えない。恐らく中は宝石の類いであろう。中身がわかれば兵も彼に対する不振な視線を解くだろう。何やら先程の衛兵が言ったことを気にしたのかあなたは何者かと聞いてくる。またもや「この方はな…」と前に出ようとする兵を下がらせ口を開く)
私はこの翠の国の皇帝水蓮、今日は政策がきちんと行き届いているかの調査のために町へ出てきました。貴方の名前も聞いてもいいかしら?

(p:兵士がでしゃばって私の出番g/ry/いえいえ、私の方こそ返すのが遅くなってしまい申し訳ないですorz)

(p:返すのが大変遅くなり申し訳ありません;これで一通り返したつもりですが万が一返して居ない方がおりましたらご一報ください)

174水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/10(土) 22:22:48
(p:すいません>>172は塔鳩様宛てです;連レス失礼しましたorz)

175 ◆oukLWzlDuY:2011/12/11(日) 00:01:50
翠の国の忍隊長予約しても宜しいでしょうか?

176風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/11(日) 17:29:16
>>170
(p/返答が遅くなり申し訳ありません;えーと、不備という程ではないのですが一つだけ。
備考の欄にある「ホームレスで、公園の暮らしをしている」という部分なのですが、余り現代的な言葉や設定が出てきてしまうとスレの世界観が壊れてしまう可能性があるので、そういった設定は控えてくださると助かります>< その部分を直して下されば、あとは完璧ですのでノシ 長々と失礼しましたorz)

>>175
(p/ご予約了解しました、有難う御座います^^PFお待ちしてますねノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>99様予約(キープ中)。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g >>175様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>131 洸◆lMykUvtrf
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

177朝姫【藍ノ国/国民】 ◆e6R6dqupjM:2011/12/11(日) 18:10:50
>>スレ主様
(p:了解いたしました。では今はふらふらと国内を回っている、という設定でいいでしょうか?;
世界観、設定を壊すような設定をしてしまい、誠に申し訳ありません……;
あと、書き忘れがありましたが読みは「アサキ」です。本当にすみません……)
>>ALL
ん……ここ……どこ、かな……
(きょろきょろと辺りを見回すのは齢12歳位の少女。その少女は一見すると普通の可愛らしい女の子に見えるだろう。だが、彼女の瞳を見れば”可愛らしい”とは言っていられないはずだ。何故ならその瞳に光はなく、ただ深く闇が広がっているだけで、恐怖さえ感じさせるからだ。彼女に行くあてはなく、こうして方々を彷徨っている。しかし、今日は少し事情が違うようで不安そうな顔をしつつここはどこかを知る最善の方法を探っている。……普通なら迷ったときは周りの町民達に聞くところだろうが、彼女の性質―被害妄想、加害妄想―がそれをさせない。聞いたら迷惑になるんじゃないだろうか、迷惑そうな顔をされあしらわれるのではないか……言ってみたらきりがない。仕様がないので座り込み、最良の方法を考えたいがずっとここに居たら人の迷惑になる、と彼女は人気のなさそうな場所へ行き、座り込む。そこで目を閉じ、人に迷惑を掛けずにここを知る方法はないか、と考え込んだ。)

178風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/11(日) 18:37:18
(p/まだまだ途中ですが、現在出来ているものを返していきますね。残りも時間を見つけて返していきますので、気長に待ってくださると嬉しいです^^;)


>>177 朝姫本体様
(p/此方こそ細かい事を申し訳ありません>< 設定はそれで問題ありませんので、訂正を加えたものをPFとして再提出願いますノ
今は時間の都合上難しいですが、絡み文の方にも時間が空き次第絡ませて頂きますね^^)

>>146 羅刹
他者がどう捉えようと興味は無い。―――ふん、我がいつ知識が足りぬなどと申した?……充分阿呆ぞ。―――…勝手にせよ。
(“貴様の感性に興味は無い”――…まさにそういった様子で、耳を掠めた相手の言葉に対淡々と告げる。己は己、他者は他者。それは自身の中での鉄則であり、一切の干渉を拒んだ。偉大なる皇であった父と、常にその傍らに在った母―――両親が紡ぎ築き上げてきた此の国の歴史を…未来を、己の代で途絶えさせる訳にはいかない。そう考え“心”を殺して過ごす内に、気付いた時には余りにも強固な“殻”に覆われ、外に出る事は愚か…外界から放たれる光を感じることさえ叶わない――そんな状態になっていた。木に登り降りられなくなった仔猫の如く、己で作り上げた殻から出られない哀れな存在……そう捉える者もいるだろうが、そんな意見を聞いたところでこの面(かお)が憤怒や悲しみに歪む事は無い。それどころか、薄く開いた口元に弧を描くだろう。そしてその口で笑い、紡ぐのだ―――“浅はかな愚者め”…と。そう、今己は望んで“殻の内(ここ)”に在(い)る。殻の形成――それが“成り行きの結果”だとしても。殻(これ)さえあれば、他者を遮断し己を見失わずに済む……そんな考えを抱いていて。“充分阿呆だ”続いて返ってきた言葉にもう一度罵倒を返すと、振り返ろうともせず足を進めた。数秒の後、隣に並んだ相手。その言葉に一言だけ返し、そのまま歩き続ける。少し歩いた先の廊下で此方を見るなり頭を垂れ端に寄った数人の部下を尻目に、その場を通過して)
(p/それが最善の安全策ですね…w/それに対し「勝手にしろ」と言い捨てた風伯さんです←許可?)

179風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/11(日) 18:39:24
(p/少ないですが、取り敢えずここまでです。連レス失礼しました;)


>>155
翠ノ国だと?―――…ふん、良かろう。……全員武器を下ろせ、この場での戦闘を禁ずる。
(“翠ノ国の人間”――…民衆のざわつきの中、はっきりと響いたその単語を耳に入れ、短く言葉を発する。“獣の威嚇”……そう表現するのが相応しい視線。手を上げたままの相手から途切れる事無く注がれ続けるそれを軽く受け流し、怯む様子も見せずに続く言葉を淡々と告げた。もちろん、それは相手を思っての事ではない…あくまで此の“国”の為だ。先程相手の口から告げられたように、何百年…何千年の歴史を経たこの世界は今酷く緊迫している。今こそきっちりと四領土に分かれ、それぞれが“国”として成り立っているが、最初からそう在った場所は少ない。現に此処――『藍ノ国』は、一度平定を果たしたものの先代皇帝が没すると同時に乱れ、一時は壊滅の危機にさえ晒された。それを次代の皇帝として立った己がもう一度纏め上げ、今に至る。一国を……民をこの背に受け止める事―――それがどれ程苦悩に塗れた事か、痛いほど知らしめられたものだ。それを思えば戦の一つや二つ…何の苦にもならないが、今選択すべき答えは“戦い(それ)”ではない。視界にちらつく、自軍の兵が持つ槍や刀。全員から放たれる“殺気”を背で感じながら、武器を下ろすよう命じた。瞬間、民衆と同じくざわつきだした兵士達……静かに上げた片腕でそれを黙らせると、同時に閉じた瞳を開き再び相手に視線を戻して)
(p/此方こそ酷い亀状態で申し訳ありませんorz/持って帰って…だt(ry)うちの子すぐ引っ掻くので扱い難しいですよ←猫か/いやいや、宴くんを切り捨てるなんて私にはとても…寧ろ娘が切られるべきでs(ry))

180朝姫【藍ノ国/国民】 ◆e6R6dqupjM:2011/12/11(日) 20:46:15
「ごめんなさいっ……あたしの、あたしのせい、なんですっ!だからっ……――」
「寒い、よ……お母さん、お父さん……あはは……そうだよね、あたしの、せいなんだから。これはあたしへの、罰なんだ……」
名前:朝姫(アサキ)
性別:女
年齢:12才 誕生日は秋
性格:いつもびくびくして怯えている。自信なさげにし、被害妄想・加害妄想持ち。なぜかというと昔親類全てが戦争で死に、それを何故か自分のせいだと思っているからである。表情に笑顔を浮かべる事は滅多になく、いつでも困ったような顔、泣きそうな顔をしている。昔は心優しい普通の少女だったが今となってはその面影は一切なくなっている。そして、何かあると二言目には「ごめんなさい」と言い、かなり病んでいる。なお、いつでも敬語口調である。
容姿:セミロングより少し短めの黒髪をリボンで左に少しだけ結んでいる。余らせている髪はストレートだが、結んでいる方は少しだけカールがかかっている。瞳には虹彩がなく、ただひたすらに黒い闇が広がっている。いつも白いマフラーのようなものをしており、赤色の紐で全体に細かい刺繍が施してある。着物は紅く、普通に一般庶民が着るような無地のもの。靴下には黒いタイツで、靴は紅い紐の和風な靴。
役柄:藍ノ国/国民
武器:一応、父から譲り受けた分厚い本をいつも携帯している。
備考:一人称は「あたし」もしくは「わたし」二人称は「あなた」等。裁縫が得意であり、また天才的な暗記力を持つ。しかし生かしたことはあまりない。今は藍ノ国をふらふらと回っている。

(p:提出が遅れてすみません!これで大丈夫……のはずですが……)

181陸羽【紅ノ国/国民】 ◆vf1IorWJOc:2011/12/12(月) 16:13:11
(p:大変遅くなりました;;今後も遅くなりそうなので自分の分は後回しに返してくださって結構です;;出来た分だけ載せておきます)

>>150 風伯

(己が紡いだ言葉を聴く相手の表情からは何を考えているか分からない、ただ険しいものでそれ以上読み取ることができなかった。人の気持ち等そうそう読み解けたり理解できるものではないと分かっているものの、商売柄相手がどうしたいのか相手の好き嫌いくらいは分かりたいと思って客相手にそれを追求している自分。この人はとても分かりにくい、心をその片鱗を見ることすらできないでいるそのことに情けなさを感じながら、これから相手より伝えられるだろう言葉を一語一句漏らさないようにとただ彼だけに集中する。といっても今の己に他の者に気をとられている余裕なんてないのだけれど。もしこの状況で営業用の顔の顔を向けていれば直ぐに頬が引き攣ってしまっていただろう、と口を結び真剣な表情のままでただ相手だけをその瞳だけを見ていたために気づいた僅かな変化。近寄せまいと言わんばかりの鋭い視線が和らいだように見えて信じがたいと逸らされてもなおその薄灰色の瞳を追う。何故?揺らいだ瞳は何を意味していたのだろ。何を考えていたのだろう。己とは住む場所、いる処が違う彼の考えなど到底理解できるものでなく、ただ想像することしか叶わない。そんな見当違いなことを薄らと思い描いていた時に呟かれた声には先程のものよりも不快さを含れておりただ体を固くする。これは終わったかと内心で自嘲気味な考えが浮かんだのも一瞬のことで、勝手にしろと告げられ何のことかその視線の行く先で理解しては僅かに目を丸くする。お咎めなしであったことに安堵する息、驚き小さなざわめきを背にここから立ち去ろうとする相手に思わず腰を浮かせて口を開く。今このまま去って行くのを見送れば次いつ会えるだろう、今回の事で次回があるとは到底思えない。それに当初の目的、ここまでして自分が前へと出てきたのは子供を救うためだけだは無かったと思いだして今にも立ち去ろうとする背中へと声を掛け)
―お待ちください。それでは、…せめて無礼を詫びさせてくださいませ。

(p:/引き留めてますが煩かったら放って行ってください←後ろから付いてくる可能性が)

>>156 宴

(ゆっくりと姿を現した月、それと同時に見えたのは一人佇む相手の横顔で。もし相手が殺生を好む者であったならきっとその顔は酷く歪んだ笑みを浮かべているだろう。しかしながら相手の顔は安らかでそれでいて何だか悲しそうにも見える酷く分かりにくいモノで。自分にはできないであろうその表情に見とれていれば最大の逃げ場であろう武器を拭いそして仕舞うその瞬間を逃してしまっていた。―そうして聞こえた相手の一言。そして己に向けられた微笑み。その表情は先程のものよりも柔らかくこんな状況でなければ素直に微笑み返していただろうと胸中で嗤う。こうなってしまえば腹を括るしかあるまいと営業用の笑みを張り付けたまま立ち上がり一歩踏み出し姿を現す。何をしているかと問われたのだから答えないといけない「宿へと帰る途中だ」と答えるべきか、それとも「貴方が怖くて隠れていたのだ」と答えるべきか。どちらにせよ今ここで敵意があると判断されてしまっては宿で休むなど到底無理。此方には爪となる武器はあるもののそれを出してどうにかしようとは考えていない。できることなら交渉でことを済ましてしまいたいと思い何も持っていないと両手を顔の横まで挙げ相手の出方を伺いながら答えて)

(p:全然大丈夫ですよー!これは大人しくした方がよさそうですね(笑))

182宴(翠の国/兵隊長) ◆Y4qdwxl9.6:2011/12/13(火) 15:12:06
(PL/遅くなってすいません。出来上がったものからお返事しますね;;)

>>130 白馬
……白…。嗚呼、また一段ときれいになったな。
(風が静かに涙を流す。桜は紅を赤に変える翠へと色を変えた。時間とはなんとも残酷の事だろう。いつの間にか己は翠に赤に紅に…。色を変えてゆく。嗚呼、こんなに月はきれいだというのに、そのゆっくりとした空間を貫くのは現実という名の矢。そっと髪をなびかせ空間を切り裂く。その矢の放たれた先の現実が心を震え揺らす。後ろを見なくたってわかっているさ、その矢の先。そっとそっと振り返って現実を目に映しましょう。片目に映る美しい女性、泣き出しそうな瞳に震える手。おびえているのだろうか。この翠に。この赤に。ゆっくり瞳を閉じ封を閉じた昔を思い出そう。どんなに頑張っても出てくるのはほほ笑んだあの頃の記憶。口からやっとの思いで絞り出した声は、あの頃の呼び名。声が震えていたのはきっと心が泣いているから。ゆっくりと深呼吸一つすると片方の瞳を細めてほほ笑み、相手を褒めた。愛しくて愛しくて堪らない彼女に最後の本音を零しましょう。そっと近寄り白とは言えない髪を撫で優しく髪に口づけを。君に剣なんていらない。だからせめて少しばかりの愛を…。だが、そんな夢のような時間もすぐに壊れてしまうのだ。自分はもう翠だから。ただ、最後彼女が泣いてくれていたなら自分は鴇桜に戻れそうな気さえもした PL/いやいや、こちらこそこんな男ですいません><!いやほんまに白ちゃんかわいすぎて宴がメロメロすぎます!!)

>>144羅刹
んーその疑問はどう答えるべきか。まぁ、いっか。俺は翠の国の兵隊長の宴ってもんだ。あっそう。ならここからは大人のお遊びでもやるかい?
(世界はまったくもって馬鹿らしい。誰がこの大きな世界を4つの国に分類をしたのか。こんな世界の為に愛しき女さえも武器をもち戦に出かけるのだ。傷をつくのは男だけで十分だというのにそれでも尚、女は傷つこうとするのだ。嗚呼、馬鹿らしい。あほらしい。一層の事こんな世界の人間すべてを…。なんて、相手がどの国か何て聞いてくるものだから無駄に頭を使ってしまう。人類みな兄弟、ならば敵か味方か。剣を抜く必要がないならばそれで十分なのだ。月明かりに重なる相手の姿を見つめ確信することは自国の人間ではないこと。小さく息を吐き、わざとらしく顎を触り考え込むそぶりを見せる。どういえばいいのだろうか。自己紹介なんて柄でもないが困ったように眉を下げながら己の名を出す。敵ならばどう転んでも己の国の人間ではないことさえ確かならそのまま消し去ればいいことなのだ。これが紅の国にいたころに学んだ術。もう会うことのないだろうに人間に何も告げるつもりはないのだ。さあ、子供は眠りに就く時間さ。それでもなお眠らないというならばこちらもこちらで働かなければならない。できることならばこの剣を抜かなくてもいいように笑ってすごしたいものだ。PL/育成方法wwかわいく育てますからね!←)

183塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/12/13(火) 17:44:04
(/p:連レス失礼します。最近顔を出せなくてすみません>< 自分なりに頑張ります←←)

>>104
―――おい。お前やっぱ、紅に戻った方が良いんじゃないのか。
(暗闇が森を包み、雲が月を隠し、幾つもの赤い物体が転がり落ちる森の一角に己は足を踏み入れる。見たくて見ていたつもりではなかったがその場にいた男の姿を見つけると目を離せなかった。男は何を思って「奴ら」を紅く染め上げているのだろう。そのことを思えば、一角から引き下がるなんてできなかった。内心、引き下がりたかった。一刻も逃げ出したかった。男の過去を探るような真似はしたくなかった。探りたくもなかった。だが、思った通りにはいかなかった。結果、探ることになってしまったのだから。いつもなら、紅いモノを見るくらい如何って事無かったのだけれど、今回は違う。己の事じゃないからだろうか。平常心は保てない。冷静さも保てない。目の前は黒と赤がまじりあいその中に緑が溶け込んでいる。何とも気分の悪くなる色が目を覆っている。我に返ることなどできなかった。誰かが己を操っているようだった。己のこの悪性たる好奇心を止める事が出来なかった。思えば、男は元は紅の者。何があったかなど生まれも育ちも翠であるこの己が知る義務など無く、知ったからといって慰めるなどという行為をしてみれば男からしたら只の有難迷惑。隠し通したい過去であろう。だがこの気持ちより悪性の好奇心が勝ってしまった。そして、己は言葉を発した。)
(/p:遅くなりましたが、絡ませて頂きました^^初っ端からデリカシーの無い奴ですみません><)


>>162羅刹
少し待ってくれ…ってお前、藍だろう?藍が何故此処へいるんだ?
(思えば、先ほど叱った護衛は新人であった。だが、容赦などしない。少し言い過ぎたかもしれないが仕事はきちんと熟して欲しいところ。何時、敵が現れて皇帝を狙うかなど分かりかねない。叱った護衛に囁いたはいいが、どうしても護衛が寝たことを許せる気が無く、護衛の前で頭を抱え悩み苦しむ。寝不足なら寝不足とはっきり言って欲しい。そしたら今日は休暇をあげ、明日に備え各自寝るなり食べるなり趣味に走るなりすればいいのだが、新人となるとそういうことは切り出せないのであろうか。まぁ、良い。もう怒りは鎮まった。と己自身なりに悩み抜き、その場から立ち去ろうとした瞬間自分を引き止める声が聞こえた。しかしまだ別の悩み事があったらしく待つ様指示する。しかし己が知る限り、このような声を持つ者はこの場所にはいない。振り返ってみれば、やはり翠ではなく藍の者だった。隠してはいたが一度覚えた音や声は忘れない。己の耳に間違いはなかったご様子。薬草や調合本を持ってきたという相手だが、何とも信じ難い。というか薬草類より相手が何故此処にいるのかが不思議でしょうがなかった。)
(/p:絡みありがとうございます^^返事遅くなり申し訳ございません。まず、相手の持ってる箱を持てよって感じですがすみません…><ww)

184塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/12/13(火) 17:44:29
>>172水蓮
あ…っ、すみません!!休み…ですか。できれば休みたくな…強制ですか!?いや、まぁ、己も暴走した部分はありますが…納得いきません。だって…す、水蓮様にとって、己は要らない存在ですか?邪魔ですか?消え去った方がよろしいでしょうか?己がいると…迷惑ですか?はっきりと申して下さい!!!――はっ…。し、失礼ではありますが、貴女はバカですか!?こんな己みたいな下級のものに頭を下げるなどという行為はやめて頂けますか!?城ならまだしも…城でもダメか…。とにかくここは町中。大勢の国民の前で何をされてるんですか!?己は少々我儘かもしれませんが、貴女がそんなことをするまで頑固ではありません。休みは頂くつもりです。ですが、書類仕事はさせてください。勿論場所は部屋で結構です。兵士を何人付けても構いません。なんなら監視カメラを設置しても構いません。ですが休みは3日だけでよろしいですか?1週間も休んだら体が鈍ってしまいますから。…さぁ、早く町中を見て城に帰りましょう。(周りの事を考えずにペラペラ喋れば、この様。少し言い過ぎた様で。しかし相手の説教を整理して聞くところ、口を開けば「休め」、また開けば「休め」。己の心配をしてくれるのは有り難いが何にせよ、相手が「ガキっぽい」皇帝。己が付いていなければ何をするかわからない。こちらだって心配なのである。だが次言い放ったことは…言い放った言葉より行為が何より吃驚した。己に向かって頭を下げて口調まで変えて。優しさは有り難いのだが、己の気持ちは怒り真っ只中であった。次の瞬間己の怒りは大爆発し国民をも吃驚させるのである。そこまでやられたら休みは貰うが仕事が友達、いや親友、もしかしたら恋人かもしれないのに仕事をしないわけにはいかない。だが皇帝は部屋から出そうとはしないはずだからそれなら溜まっていた書類仕事を完璧に終わらせることに有効活用しようではないか。しかし今の己には生まれて初めて冷静の対処ができず、兵士の数だとか監視カメラだとか思ってもいないことを言葉にし、我に返ったときはもう遅く、国民、兵士、そして皇帝までもが口をあんぐりと開け立っていた。己は今までにない恥ずかしさを覚え頬をピンク色に染めながらも皇帝の手をつかみ、引っ張り速足で歩き始める。)
(/p:いえいえ、それほどでも←←  水蓮様は塔鳩にとって姉御的存在ですな!!w)

185風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/17(土) 17:19:35

>>180 朝姫本体様
(p/またもや返答が遅れてしまい申し訳ありませんorz不備はなくなりましたので、改めて宜しくお願い致しますノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>99様予約(キープ中)。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>180 朝姫◆e6R6dqupjM 無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g >>175様予約
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>131 洸◆lMykUvtrf
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

186風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/18(日) 15:27:15
(p/出来ている分のみですが、時間があるうちに返していきますね。連レス失礼します;)


>>157 塔鳩
待て――…貴様、翠の側近か?
(未だに緊迫し、薄まること無く民や兵士達を包み込む静かな空気。やはり敵国の者となると、己とはまた違う意味で恐ろしいのだろう…民衆の多く――中でも女、子供の殆どは涙目で此方を見ていた。どうやら己にとっても、兵や民衆にとっても…相手が此処に留まる事に利は無いらしい。ならば、早々に追い払うが吉。そうは思うものの、ただ大人しく帰るのを見ている…というのはどうにも癪に感じた。…かと言って特別に引き止める理由など、己の中には一つとして存在しないのだが。無言のままそう思考を巡らせながら、取り敢えず…というような感覚で相手の口から並べられる言葉を耳に入れる。それを終えた直後に向けられた視線の意味は特に気に留めず、この場を立ち去ろうとする背に向かって一言投げ掛けた。それに続けて、もはや解かり切った事ではあるが確かめない限り推測に過ぎなかった事を改めて問い)
(p/絡み文作成お疲れ様です^^/何か風伯の口の悪さがエスカレートしそうな予感…←ムカついたら遠慮なく対抗してくださいn(オイ))

>>167 水蓮
――…来たか。街道一番部隊、得物を構え敵を殲滅せよ!遅れを取るな、手筈通り動けば問題は無い。―――水蓮、我が藍の軍略……その身をもって知るが良い。
(鳴り響く法螺貝(ほらがい)の音――今この時、ついに藍…翠両雄の戦の火蓋が切って落とされた。現時点での備えは万全…後は敵の出方を見るのみだ。何処に居ようと瞬時に対応出来るように、と全兵士に伝えてある。今日の為に練りだした策通りに配置された陣と兵士達――それを高台から見下ろしていた時だった。耳を掠めた微かな音…それが群衆の息遣いであると判断するのにそう時間は掛からず、同時に零した小さな呟きと共に敵軍の襲来を確認した。それから一呼吸も置かず口を開き、その場に響き渡るのに充分な声量で高らかに出撃の命を下す。その程度は予測済み――…そう敵を嘲笑うかのように街道に配置された部隊へと、兵団長を通して確実に命令が伝えられた。もちろん、簡単に止められるなどという自惚れた考えは一切持ち合わせていない。此方もそれなりの損傷、犠牲は承知の上だ。やがて、馬のひづめの音や兵士達の雄叫び…それらが交じり合った騒音と共に、“翠”を纏った軍勢が街道へと姿を現した。成程…やはり中々の武者揃いと見える。馬に跨り、それぞれが槍や刀を携えたそれらを眺めながら、心中でそう呟いた。勢いを緩める事無く攻め入る翠の兵士達――それに対し、配置された藍の兵士の一部が弓を構える。兵団長の号令によりそれらは空を切り敵軍へと放たれ、槍兵…刀兵が後に続き攻撃を仕掛けていく。その様を静かに見据えながら、翠の軍勢が現れた方向…その奥に居るだろう敵国の皇帝の名を口に出し)
(p/此方の皇帝は性格が歪みすぎてて手に負えません←オイ/はい、頑張りましょうbb時々変な文章あるかもしれませんが、そこはこう…心の目d(ry))

187風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/18(日) 15:29:09
(p/連レス失礼しました)


>>169
ふん、戯言を――…随分と下らぬ事を吐く口よな。
(この男は今何と言った――…?我を前に“綺麗”だと、そう紡いだのか。何故そんな風に思えるのだ……否、一体何をもって己をそう称したというのか――耳を掠めた言葉に対し、心中でそう問い続ける。が、表には出さず胸の内に留めた。口に出したのは、“戯言だ”という一言だけ。それに続けるようにして、“下らない”と相手の言葉を切り捨てた。そこで改めて、相手の姿を薄灰の両眼に映す。戦場で見かけた際も感じたが、相も変わらず無駄に大きな男だ。がっしりと構え、“男”としての体を主張する様は己とは似ても似つかない――…まさしく正反対と言える。別に羨む気はないが、少々悔しくはあった。幾ら隠そうと…どんなに足掻こうと己は“女”―――男女の差を完全に埋める事など出来はしない。覆りようのないその事実を、一気に知らしめられるような感覚になるからだ。それに加え、いつからか食事すら喉を通さない日が続くようになった。良くて一週間に一、二度程度の有様だ。“このままでは死んでしまう”と側近に訴えかけられた事もある。しかし、一度拒否を示した体はそう簡単に食物(しょくもつ)を受け付けなかった。そうして毎日を過ごし、現在に至る。容姿に大きな変化は無い…酷く痩せ細った醜態を晒さずに済んでいるのが不思議な程に。栄養を必要としない“化け物”に成り果てたのだろうか…そんな自嘲を抱きつつ、相手へと注いでいた視線をそっと外し)
(p/マジですか←実は私も大好ぶt(斬)/確かに似合いますねー…wwきっと性格が歪んでるからですy(ry))

188水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/24(土) 22:37:50
(p:遅くなってすみません;返レスしていきます!)

>>177 朝姫

―…ふぅ、やっぱり外の空気はおいしいわね。…あら?貴方は…?いきなりごめんなさい、私は翠の国の皇帝水蓮。こんなところに居るということは道にでも迷ったのかしら?(自国の町から少しばかり外れた方へ衛兵を引き連れ歩く。特に目的はない、ただ人気のない場所で休みたい、そう漏らしたところ、町外れに人気のない場所があるからそこで休みましょうということで現在一生懸命町外れへ歩いている途中である。だんだんと人の数が少なくなってきた、それと同時に建物の数も少なくなって変わりに強い風が前方より吹いてくる。北の方ではもう雪の降る季節だろうが我が国はまだまだ暖かい。ようやく目的地に到着らしい。大きく伸びをすると横の衛兵からはしたないと注意されるが、人が居ないからいいでしょうと返すが、右を見ると見知らぬ少女の姿が。町で出会ったのならば何ら不思議ではないが今この場所は町外れ、人気の全くない場所。そこに少女が一人とは心配にもなる。親と逸れたのであろうか?それとも誰かと待ち合わせか?様々な考えが頭の中で交差する。とりあえず少女の雰囲気から判断するにおそらく人待ちではなく道に迷ったのであろうと勝手に判断。今にも彼女の元へ身体が走り出しそうだった。それを見た衛兵が困ったように言う。「姫様、民に話しかけるのは結構ですが貴方様はこの国を統べる皇帝。それに相応しい振る舞いを――…」その言葉は全く耳に入っておらず気がつけば少女の前に居た。そして声をかけるがいきなり話しかけられては警戒されるだろうと思い、コホンと咳払いし自身の名を告げ、道にでも迷った?と首を傾げ尋ねて)

(p:匂う、匂うぞ!幼女の匂いd/殴/全く威厳のない皇帝ですがよろしくお願いしますorz)

189水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/24(土) 22:52:32
>>184 塔鳩

本当に貴方を必要ないと思っているならこのように怒ったりはしないわ。―3日?3日だけでいいの?;私的には1ヵ月は休んでほしいのだけれど…。別に1ヶ月休んでもいいのよ?;貴方が休みで居なくなってこれで頻繁に外に出られるだとか夜更かしできるとか思ってないもの安心して?――今のは衝動的に頭を下げてしまったというか…えーと…と、塔鳩私どうすればいい?;(声を荒げる彼女と違って先程とは変わり表情に余裕があり笑みすらも浮かべている。ついには彼女が怒る原因を作った自分自身が感情豊かねぇと思う程になったいた。が、彼女の言葉を聞いて表情は一変する。彼女の口から告げられたのは休みは三日だけという言葉。目を丸くし彼女が何を言っているのかわからなくなった。三日?自分的には一ヵ月程休んでくれると色々城から抜け出したり夜更かしできたり自由にできて都合が……、いや、三日とはいえ休んでくれることなったのだこれはこれで三日間夜更かししたりできると内心喜んでいたり。先程頭を下げた事により場の空気が一変したらしく、民、衛兵共に沈黙している。衛兵を揺すっても反応がない。民の頬をツンツンしても反応がない。うぇーんと子供のように彼女に抱きつき目に涙を溜め助けを求めた)

(p:何だかドラ○もんみたいになっちゃってます←/いえいえ、この子から見れば塔鳩は立派なお母さんですw)

190水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2011/12/24(土) 23:33:51
>>186 風伯

―…流石は智将風伯、見事な布陣ですね。大方正面から攻めて来ることは予想していたようですね、今頃高笑いでもしているのでしょう。―しかし前方の敵の数から推測するにおそらく正面に兵力を集中させこちらの兵力を減らし策を用いて一気に攻め込んでくるつもりなのでしょう。だからといって西、東入口から町に突入しようものなら策にかかる、か。ですが幸いなのは策を練るのも全軍の指揮を執るのも彼一人だということ。指揮系統では断言はできませんが前者は間違いないでしょう。正面を攻めれば悪戯に兵を消費するだけ、かといって部隊を戻せば一気に攻められる…。部隊が戻ってこないのもそれを知っているからなのでしょう。正面は敵の数が多く突破は難しい、西、東入口は敵の数こそ少ないでしょうが策が待ち構えている…、彼はあえて私が西、東どちらかしか攻められないような状況を作り私がどのような行動に出るか見ているんだわ。西と東、どちらも策があるのならお望みどおり引っかかってあげようではありませんか。留守数名を残し、残りの者は私と共に町の西口へ!敵軍に潜入させている兵士と合流します!敵には構わず町の広場まで一気に走り抜けなさい!…あえて目立つ行動をして貴方を誘い出してあげましょう。味方本陣側から進軍します、進め!―ふふ、翠の軍略はまだまだこれからですよ風伯?(やはり敵は正面へ戦力を集中させているようだ。我が翠の色の鎧、兜に身を包んだ兵士達が圧されているのが遠くからでもよくわかる。だが正面から兵を退けばどうなるのかをよく知っているのか各部隊の将軍達は誰一人として帰ってくる様子はない。まぁ、それも策の一つなのだが。各将軍らに策は授けたがこちらの準備が整うまで発動するなと言ってある。正面は兵が多いが西、東入口の兵力は少ないだろうが、彼のことだ、みすみす素通りなどさせないはず。そうして西と東からしか攻めてこられない状況を作り攻めてきたところを策で完膚なきまでに叩く、実に彼らしい、そう思った。だがこうして見守っているわけにもいかない、敵軍の配置を地図に示してもらうため敵軍に潜り込ませている味方と合流しなければ。おそらくだが指揮を執っているのは彼一人。まずは彼の目を正面から違う方向へ向かせる必要がある。後々の策の為、あえて敵の罠にかかってやろうと決意し本陣に待機している兵達に西の入口から侵入し味方と合流するという趣旨の話をし、自身は白馬の馬に跨り槍を持つ。腰に下げた刀で戦うにはリーチが足りない。それにまだ抜く時ではない、この刀を抜く時は雌雄を決する時だけ。兵士達の準備は完了した。右手に松明を持っている。これは後に必要になる。さて、誘い出すからにはあえて目立たなければならない。待機していた兵の数は200〜250人、人数的にも目立つ人数であろう。馬を味方本陣側、町正面が正面から見える場所から西口に向かって一気に走らせる。その後ろから松明を持った兵士達が馬に乗り続く。背の「翠」の文字が日の光に照らされ光輝いていた)

(p:ハァハァ風伯の笑顔が見たいy/ry/なるほど、いいセンスだ。要は見るな、感じろ!ということですね?←)

(p:以上です、連レス失礼しましたorz)

191塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2011/12/26(月) 10:27:37
(/p:返レス遅くなりすみません;;)

>>186風伯
――だからなんだ。…ッ貴女に用はないんだっつってんだろ。
(周りは老若男女構わず目に涙を浮かべている者もいれば、この場から去りたいが金縛りにあっているようで、中々されずにいる者もいる様子。かなり小さい生まれて数ヶ月の赤子も状況を察知したかのように泣き喚きだした。そして先ほどまで粋の良い声が張り合っていた市も身を潜めるように静かになった。それほど藍の皇帝は恐れられているらしい。己も逸早くこの場から去りたい気持ちでいっぱいだった。怖いとかではなく時間が無いから。相手に無防備に背中を見せながら去っていくと、すぐさま引き止められる。待てって言われて待つ奴がいるとは思えんが自分は優しいから…とか訳の分からんボケを心の中でかましてみるが馬鹿らしくなりフッ…と苦笑いをする。そのままそっと振り返ると相手の口から出てきたのは己の役職。何れバレるだろうと思ってはいたがここまで早く気付かれるとは思わなかった。思わずチッと舌打ちをしてしまう。それから冷静に対処しようと試みるが、何にしろ時間が無いため苛立ちが溜まりに溜まり最後には怒りが爆発し、相手が皇帝だということをお構いなしに言葉を告げる。)
(/p:お疲れ様です^^/もう抵抗しちゃってる気がしますがなんか後戻りできないほどに塔鳩から手や足が出そうで怖い←←)


>>189水蓮
――はぁ、とりあえず3日というのが条件です。それと交換条件でこの3日間だけ夜更かしや城からの出入りは許可しましょう。ですが城から出入りするときは護衛を最低でも3人は付けること。それから薬だけは必ず飲むこと。それが守れなければ、お説教を…3時間ほど?というのは嘘ですが、たとえ皇帝だからって容赦はしませんからね。―――もう…皇帝であろうお方が易々と泣かないで頂けますか?
(頬を紅く染めながらずんずんと歩幅を大きくさせながら歩いて10分。皇帝の手を引っ張りながら城の前まで来てみたが、相手は少しも休まず涙を浮かべえんえん泣き続け、泣き止まない。仕方がないから許せる最低限の約束をしてみる手段しかもうない。3日のみ休暇とその他諸々を条件とし、相手の顔にはっきりと書いてある城を抜け出したいなり、夜更かししたいなりを休暇中の3日間だけ許可することにした。皇帝はいつまでも……子供だから思っていることが顔に書いてある。相手はその事に気付いてはいないであろう。とりあえず皇帝にそう告げた後、護衛にも確りときつく言っておき、明日から3日休暇を取ることにした。そして、まだ涙を浮かべる皇帝の目をしっかりと見て両肩に両手を置き己より小さい皇帝の背丈に合わせ腰をかがませ母親のように優しく微笑みながら説教をする。内心このお説教が…というより皇帝の泣きじゃくる顔が己の笑顔の種だったりするのかもしれない。)
(/p:もう、完璧母親気取ってまs((殴/とりあえず水蓮様の泣き顔見せたらイチコロですn←←)

192風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2011/12/31(土) 17:22:53
(p/主でありながら中々顔を出せず、本当に申し訳御座いませんorzあまり変わっていませんが、最新のキャラ表を載せておきますね。もし興味を持って下さった方がいらっしゃいましたら、お気軽に声を掛けて頂けると嬉しいです^^それでは皆様、よいお年をノシ)


■黄ノ国―キノコク―■

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…>>99様予約(キープ中)。あと一名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>180 朝姫◆e6R6dqupjM 無制限

■翠ノ国―スイノコク―■

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…>>66 弥勒◆VHY580v8.g 
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■

・皇帝…>>131 洸◆lMykUvtrf
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限

193 ◆xGh.oU6LlE:2012/01/03(火) 14:38:37

(p/連レス失礼します;
定期上げしますね、返レスはまた後日…という事でお許し下さい><)

194羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/06(金) 16:28:05
>>163 陸羽
男の子がつける髪飾り……あ、それとも意中の人への贈り物?わざわざ探しに来たって事は、変えが利かないものなんだね。鹿とか熊が踏んでない限り無事だとは思うけど…探そうか?
(夕陽は徐々に地平線を押し潰すように沈んでいき、最後に一際強い輝きをもって本日の役目を終え、深藍の帳が降りた後は自分達忍びにとって一番動きやすい世界であり、反対に明るい日の下で生きる相手は動きづらくなる。四半刻もあれば影は一層色を濃くし、下手に慣れていない者ならば森から出る事も難しくなるだろうと考えながら、制限ギリギリまで相手と遊ぼうかと妙な悪戯心が湧き起こった。最近特に興味を惹く様な出来事がなくて退屈していた彼にとって、今回の出会いはいい退屈凌ぎに思えたのだ。何も知らないふりで首を傾げて言葉を紡ぎ、不意に枝から落ちると身体を捻り足の裏で挟むように一段下がった枝に逆さまにぶら下がって笑う。大分近くなった相手の顔を観察しながら、悟られないようにちらりと上を一瞥すれば例の翡翠を持ってちょろちょろと巣穴に戻る栗鼠を見とめた。宝探しの準備は整った。ふっと腹筋に力を込めて上体を起こし地に降り立つと相手を顧みてにっこりと笑い)
(/可愛い、だ、と…!?←/栗鼠も巻き込んでの地味な嫌がらせを…この子はッ……!私の方こそ遅くなり申し訳ありません><)

>>166 水蓮
これは……、いえ、申し訳ありません。皇帝をお待たせしてしまいますね。
(約束を取り付けそのまま兵を引き連れて城へと戻って行った彼女に頭を垂れて見送り、その背が見えなくなると立ち上がりやれやれと息をつく…暇もなく翠ノ民に群がられた。感謝やら好奇やら様々なものが向けられる中で笑顔を保ち続けた自分は結構演技派なのではないかと思いながら、当たり障りのない言葉を選びその場からの脱出を試みるも、なかなかどうしてこの国の民は妙に押しが強いところがあった。待機していた兵の一人に手を貸してもらい城への道を歩いている最中、柄にもなく緊張している事に気付き思わず微苦笑をこぼしてしまう。故郷とは言え敵国の兵に守られるように城へ向かっている忍……これほど可笑しな光景はないだろう!門扉を通り過ぎた瞬間、立ち止まり振り向いたがそこにあるのは至って変わらない門と続く通りを歩み民だけで、それでも微妙に変わった何か懐かしいような安心するこの空気は…攻撃的なものではなく守り専門の術だろうか…外部からの邪気を遮断する為の結界が、一族が滅んでから十余年経った今でも効力は薄れているだろうが存在しているのかもしれない。急に立ち止まった自分に訝しげな視線を向ける兵に緩く首を横に振ると笑みを浮かべて歩き出し)
(/フルボッコなんてしませんよ!水蓮様ボコるなんて……息子がやってもいいと判断しても私が許しませn((ry)

195羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/06(金) 16:28:25
>>178 風伯
風伯様……、そんなんじゃお婿さん来ませんよ?阿呆阿呆って、貴女は鞭ばっかりですねー。じゃあ、勝手にします。
(何を投げ込まれようとも、生じた波紋を封じ込める心…それは強さか弱さか。彼女は感情の一切を封じる事で自分を守っている。この在り方がどんな未来に繋がりゆくのかは視えないが、きっと…――。淡々とした答えを返した相手の前に回り込み仄暗い光を宿した双眸で相手の目を覗き込むと、薄く開いた唇が相手の名を呼び……わざとらしく眉を寄せて、相手にだけ聞こえるようにぼそっと将来大丈夫なのかと言った。いつも通りの口調で「偶には飴も下さいよ」なんて軽口を叩きながら、それはそれで怖いかもしれないと、先程の深刻そうな前振りなど何かの見間違えのように思えるほどにこやかに、からからと声を立てて笑う。護衛の兵でさえ彼女の横を歩くという無礼とも捉えられかねない行動はしないのだが、いざとなれば逃げられる自信があるからか大して気にした様子もない。勝手にしろという不機嫌そうな答えに嬉しそうに笑みを浮かべ、相手の歩調に合わせ近いとも遠いとも言えない微妙な距離を保ったまま横をついて歩き)
(/最善ですよね、……多分←/許可が出たッ!ツンデレの微デレを引き出す事に成こu((違)

>>182
……翠?…本当に?――…まぁ、いいや。改めて初めまして、かな。俺は羅刹。以後お見知りおきを?遠慮するよ。今夜は月が綺麗だから。君がどうしてもと言うなら、一緒に遊んでもいいけど。
(翠ノ国の住民と言うには随分と荒々しいものを纏っているように見えるのは、自分の勘違いかそれとも。確認するように言葉を投げかけるも、とりあえず自分が現在所属している藍とは敵対関係にあるのは確かで、これ以上の詮索は不要かとそれきり話を打ち切って。相手がどう思うかは別として、自分の中はさして大きな問題でもない。相手との距離を保ったまま片足を軸にくるりと回ると胸に手を添えお辞儀をし、そのまま後ろに飛ぶと適当な高さの枝に危なげなく立ち。軽く首を傾げてにこりと笑んでみせた。相手の魅力的なお誘いに領布に隠された口元が綺麗な弧を描いたが、今や数少ない穢れの薄い場所を好き好んで血に濡らそうとは思わず、偶々視界に入った月を軽く仰ぎ見ると断りの言葉を述べ)
(/……かわいく!? 元がこんなんなのに、可愛く育ちますかね??)

196羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/06(金) 16:29:44
>>183 塔鳩
あ、申し訳ありません。諸事情により先日まで藍にいたのです。この度この翠に戻り、宮仕えをさせて頂いております。世羅と申します。
(頭を抱える姿は見ていて何故か飽きないものがあり、地位の高い存在は変な苦労をするものだと己の立場は棚に上げて考えて、また何か別件で悩み始めたのか此方を見ずに待てと言った相手に大人しく従い頭をかいていると、唐突に振り返った相手の言葉にきょとんとして口元を手で押さえ。あまり意識していなかったが各国では微妙に言葉の発音がそれぞれ違うのだ。自然と藍ノ国の発音で話していた自分は大分故郷から離れてしまったのだなと薄い唇で緩く弧の形を描くと、手にしていた荷を床に下ろし静かに膝をつき翠ノ国の作法そのままに頭を垂れ、発音を翠のものに直すとあくまで翠ノ国の民であるという態度を貫き通した。……別に、嘘は言っていない。翠の一般家庭料理を作れと言われれば作れるし、各季節の行事で行われる風習、作法、歴史、藍よりも翠の方が詳しく知っている。ゆるゆると顔を上げるとにこりと人好きのする笑みを浮かべ、予め用意しておいた名を相手に告げた。元々名乗っているものも偽名なのだから、するりと自然に偽りの言葉は出てくる。偽りも貫き通せば真になるのだ。その証拠に情報収集の為に潜入した某国の貴族からは、未だに兄妹の為出稼ぎに来た使用人として季節の折々に文を交わしている。彼らの中で架空の使用人は実在したまま……滑稽な話だ。相手と直接顔を合わせた事はない…羅刹の名は知られているかもしれないが、声や顔がバレていなければ大丈夫だろうと相手の反応を待ち)
(/いえいえ、大丈夫ですよ^^ 息子は全力で猫被ってます(笑)


(/これでおそらく全部返し終わった…と、思います…。
久々過ぎてロルも息子のキャラも迷子ですが、書き直し受けつけていますのでッ……!
連レス失礼しました<(_ _)>)

197風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/01/07(土) 15:55:20
(p/時間が出来たので返レスしていきますね。連レス失礼します;)

>>177 朝姫
――…娘、そこで何をしている。
(夕刻――この時期はほぼ全ての動物が冬眠しているからだろう…風やそれに揺さ振られる木々の音だけが響くこの場所を、二百数名の兵士達と共に馬で駆け抜ける。数年に一度の頻度で開かれる会合――…今日はその当日であり、現在は早朝より開かれたそれを終え帰路についたところだった。馬が踏みしめる道の雪は深く、冬特有の冷風が頬を掠める。それから数十分経ち、自国――藍ノ国周辺の林に差し掛かった頃。前方を見据えていた視線の端に小さな影を捉え、後ろの軍勢に止まるよう指示を出した。少し後に自身も手綱を引き、馬を止める。そうして確認した影の正体は、黒髪に紅い着物を纏った幼い少女……色だけを見れば、敵国〝紅ノ国〟の民と捉えられても可笑しくはない。が、己はこの少女を知っていた。名までは判りかねるが、自国で何度か目にした事があるのだ。民である事も既に把握している。親類を亡くしてからはただ国内を放浪しているようだ…と目撃した部下から報告を受けているが、現在己達がいるのは国外れ。一体何をしに出てきたのか…そう思わずにはいられなかった。迷い出てしまったのなら、保護する責任は此方にあるのだが。そんなことを考えながら、馬上から相手へと声を掛け)
(p/絡みが大変遅くなり申し訳ありません;これからもこのような状態が続くとは思いますが、どうぞ宜しくお願い致しますノ)
>>181 陸羽
――…侘び、な。……目的はそれだけか?紅の民。
(今まさに立ち去ろうと、踏み出した瞬間に鼓膜を掠めた言葉。“せめて無礼を詫びさせてください”…と、そう紡がれた。それに対し、背を向けている為相手の視界には入らないが“一体何がしたいのか”――と微かに眉を寄せる。確かに相手は、己に対して“詫びたい”と伝えてきた。が、分からないのは“それ”ではない。そもそも、本来詫びるべきは騒ぎの火種となった子供…或いは母親をはじめとするその関係者だ。既に出来上がっていた状況に後から踏み込んだ存在である相手は、全くの無関係――…要するに、被害を被る必要もなければ詫びる必要もない。さっさと立ち去ってしまえば良かったものを……恐らくそれが最善であった筈だ。それなのに、相手は己を引き止めたばかりか詫びたいとまで言い出した。――…もはや“裏”の存在を疑うな、という方が無理というものだろう。相手へ注がれる民の視線が、驚きから不安へと変わっていくのが分かる。それを感じながら動かしかけた足を止め、まずは振り返らないまま聞こえた言葉を復唱するように呟いた。続いて首を巡らせ肩越しに相手の姿を捉えると、“目的はそれだけか”と問い掛け)
(p/一応止まってくれたようです←ていうか止めましt(ry)疑り深過ぎる人ですみませんorz)

198風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/01/07(土) 15:58:45
(p/まさかの一行空け忘れ!;←>>197の返レス、だらだらと見辛くなってしまい申し訳ありませんorz)

>>190 水蓮
?――…奴め、何を考えている……、否…これは―――。ふ、ははっ……成程な、そうでなくては面白くない…。その刃の切っ先――我に届きし時は交えてやろうぞ、水蓮。さて――次はそなたらの舞台だ、その命を以って…戦場(いくさば)を脅かす火種となれ。
(あらかじめ敵本陣側へと放っておいた忍部隊―――流石に全員が無事という訳ではなかったが、残った数名を引き連れ戻ってきた忍隊長から敵軍の様子…大体の配置を聞きだした。それを元に墨筆を走らせ、白い紙に図を書き留めていく。敵側の陣地周辺に配置された部隊に攻勢に転じるよう指示を出す為、ある程度経った頃状況を伝えるよう言付けて再び忍を放った。「風伯様、敵側に動きがありました……此方の策通り、西…東口より攻め入った模様です」直後に側近の口から紡がれた戦況――…それは紛れもない、敵軍が此方の策に掛かったという情報だった。更に聞けば、西口には兵達に混じり“大将首”が存在しているという。皇帝自ら本陣を離れ、此方に攻め込んで来たという訳か……まぁ、翠の本陣は残った味方兵が死守しているだろうし、攻略には今暫く時間(とき)を必要とするのだが。しかしそれを踏まえても、いささか無謀な攻め口と言わざるを得ない。敢えて罠に掛かっている……そう察する事は出来たが、何を目的としているのか。状況を視界に捉えた瞬間はそう考え思考を働かせていたが、攻め込んだ敵軍の動きを見る内にその真意に気付き、口元を隠すように添えていた鉄扇の裏で笑みを零した。“成程”と紡いだその表情は愉しげだが、清らかではない。“戦神(いくさがみ)”という肩書きに相応しい、狩猟的で歪んだ笑顔が浮かべられていた。常人が目にすれば、その身体は瞬時に竦んでしまうだろう。静かに灰の両眼を細め口端を大きく吊り上げたのを最後に、常通りに戻した表情で再び翠の皇帝の名を呟いた。それが終わると同時に、腰に帯刀した状態の刀の鞘に触れる。次の瞬間伏せていた視線を戦況へ戻すと、鉄扇を握る手を下ろしながら淡々と言葉を並べた。西口…そして東口の兵士達に与えた策は、囮(おとり)となって敵を誘い“然るべき時”まで全力で応戦する事。後は―――…。思い返すように巡らせていた思考はそこで途切れ、例の場所から響いた…叫びに似た悲鳴が耳を突く。敵軍のものとも、自軍のそれとも区別がつかないが……恐らく、否…確実に両者のものだと――己には解っていた。誘い出された敵兵に向けられたのは、二百数十本の矢の雨。“後は――…己が命を以って、一人でも多くの敵をその場に留めよ”その命令通り、放たれた矢は敵兵のみならずその場に残る味方兵にも降り注ぎ)
(p/ハードル高いですね^p^あ、歪みきった笑顔なら浮かべてまs←確定ロルあったらすみません;その時は華麗にスルーして下さいorz)

199白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/09(月) 00:19:54
(p:あけましておめでとうございます><返レス全てできてからのせようと思ったのですが、時間がかなりかかってしまいますのでとりあえずできてるものだけのせますね!なかなか亀で申し訳ありませんorz今年もよろしくお願いします><)


>>120
陸羽
…綺麗。きっと、洸様に似合う…。って何を考えているんたッ…でも…
(子供から老人まで。老若男女が行き交う賑やかな商店街。活発な声がそこかしこから聞こえ、微笑ましく思える。北に位置する紅ノ国。最も優勢であるためか、商店街も活気に溢れている。今日は暇をもらえた日。何か買えるものはないか、と金色の髪を揺らしながらキョロキョロと辺りを見回していれば、太陽の光を受け、キラキラと輝きを纏う店が目に入る。まるで自分の瞳も太陽の光が射したかのように輝きを帯びればすぐ近くまで寄って目配せをする。夕方が夜に変わる瞬間の最も美しい藍色や春や夏になる木々の水々しい生命力あふれるような翠、暗い空に輝き、人に安心感を与える一番星のような黄…そして一番己が見入ってしまう宝石は燃えているように錯覚すらしてしまう紅、ルビーであった。強く扱ったら壊れてしまうんじゃないかと思うほど美しいそれを人差し指と親指でつまみ上げれば恋をするかのように見とれてしまう。きっと、きっと紅ノ皇帝に似合うだろう。無意識に考えがすぐに洸様に言ってしまう自分に気づけば頬が赤くなる。立場上、経験上、信条上、こんな考えはいけないと首はふるものの、少しそれとにらめっこして/p:うあああああああい(^^)/同じ国の方と絡むのが初めてでわくてかしております><!ぜひともいい買い物をしたいのでよろしくお願いします´`w)

200白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/09(月) 00:20:14
>>138
水蓮
―――ッちがう!私は…ッ。……くっ、まぁいいだろう。離せ!男は嫌いなんだ!自分で歩ける。
(急に迫る複数の手に、高く結んだ金色の髪が強張るように揺れる。濁りなき水面に幾人かの兵士が己を囲む姿を横目に見て、ゾワリと背中が疼くのを感じた。昔の記憶が頭を少し巡る。男は嫌い…反射的に声を荒げ、否定を口にしようとするがこの場では無駄であろうと喉まででた言葉を飲み込む。視線を目の前の翠ノ国の女皇帝に戻し、目つきの悪い、黒々とした瞳を細めた。表情は読めぬが、苦しそうなのはわかる。まぁ、こうすることにより民の目から反らすことはできるだろう。そう思い開き直ったように表情は少し冷静さを取り戻していた。皇帝の側近といえど、実戦は知らぬ細い己の女らしい腕を恨めしそうに見れば、自分を掴む兵士を睨みつけて腕を離し。別に抵抗するわけではない、と言い換えの言葉をすれば巫女服に似合わぬ口調で吐き出した。自分で歩ける、ときっぱりといえば堂々と翠ノ国の城へと足を進める。一体ここの皇帝はどんな人なのだろうか、遠くから小さな背中を少し心配そうに見つめた/p:あけましておめでとうございます!今年もよろしくしてくだされば嬉しいです><捕まえて束縛したからにはちゃんと愛でて下さいね笑!)

201白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/09(月) 00:20:50
(p:連レス申し訳ありませんでした;)

>>149
羅刹
うるさいっ!それについては言うな…ふん、別に貴様のような飄々とした奴、嫌でも目に焼き付いてしまう。私は国のためなら朽ち果てるまで働く…お前とは考えが少し違うようだな。このように違うのに…この森が美しいことに関しては同感だ。ならば、理解するには交流が必要なのか?
(季節の森を楽しんでいたことになにか言われぬよう喧嘩腰で向かったというのに、拍手までされ、この寒さの中羞恥に耳までを枯葉の赤色に染めた。飄々とした相手の性格のせいでおちょくされているような気がしてならず、乱暴な口は減らずそのまま腕をくんで性格が特徴的でよく覚えていると口にした。きっと。きっと仕事の効率が良いのは相手だろう。まわりが見えなくなり暴走気味になってしま自分に比べればとても羨ましい存在。それが悔しく、少し負け惜しみ目を逸らした。冷たい風が金色の髪をさらい、その流れをそのまま追いかけ目線を景色を見つめ。どの国とも交わらぬこの森、相手も美しいと思う気持ちが同じことに少し不思議な気持ちになる。少しはわかるのか、普段紅ノ国の皇帝しか信じないがどうなのだろう。飄々とした態度しか見たことがなく、全く知らないのに目の前にいる…首を傾け問い掛けた。/p:飄々とした羅刹さんのデレもぜひとも見たいです><過去の話も気になるので徐々に仲良くなっていきたいと…!)

202風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/01/09(月) 19:01:08

>>191 塔鳩
喚くな喧しい、我とて貴様に用など無いわ。――…ただ、これでは〝翠〟の質が疑わしいと思うただけよ。
(嗚呼――感情を曝け出す者の、何と醜きことか……。ついに抑えきれなくなったらしい、明らかな“苛立ち”を含んだ言葉。それを正面から受けて第一に生じた感情は、“醜い”というただ一つだけだった。それに抗うという選択肢は端から無く、相手の様子などお構いなしに“喧しい”と言い捨てる。己個人に用が無いという意思は先刻耳に入れたばかりであるし、一度聞けば充分だ。感情を露わにする相手とは対照的に常と変わらない無表情で話し進め、最後に翠――…即ち翠ノ国、及びそれらを統括する“皇帝”の質が疑わしいと告げた。もちろん、更に苛立ちを――怒りを煽る発言であろう事は承知の上。寧ろ煽ろうとしているのだから、当然と言えば当然だ。今の己からは、無表情の仮面の奥に隠されたどす黒い“何か”が見え隠れしていた。全て確信犯なのだから、尚も性質が悪い。しかし発言を撤回する気は無く、一度立ち去りかけて振り向いた状態の相手が見せるだろう反応を待つ。民衆の纏う静まり返った空気に変化はなく、ただ此方に視線を向けているだけの状態で)
(p/何かもう本当すみません;性質悪過ぎだろうこいつ…orz←私自身やりすぎ感が半端ないので、不快でしたら遠慮なく仰って下さいね!;)

>>195 羅刹
…問題ない、余計な心配をする暇があればその態度を改めよ。何が言いたいかは察しかねるが、そのようなもの必要なかろう――貴様にも兵達にも……、…。
(長く静かな――自室に近付くにつれ人気が減っていく廊下を進んでいる途中、不意に前方へと回り此方を覗き込んできた相手。その行動に対し「何のつもりだ」と問い掛けようとした直後、“…そんなんじゃお婿さん来ませんよ?”という言葉が耳に入った。わざとらしく眉を寄せた相手の様子をしっかり両眼で捉えるも、素っ気無く“問題ない”と言い捨てる。実際嘘は吐いていないし、世継ぎの事は大分以前から考えをまとめていた。今の所側近にしか伝えていないのだから、相手が知らないのは当然だ。続いて間髪入れずに口を開くと、余計な心配をする前にその態度を正したらどうだと告げた。最も、そんな事を今更言い聞かせようと無駄なのは既に解っている。しかし、だからと言って完全に野放しにするのは己自身が許さなかった。苦言を吐き続けながらも未だに手放す事はせず、傍に置いている――…この矛盾はいつか晴れるのだろうか。一瞬そんな事を考えるが、答えの見えない“問い”に構う暇は無し……とすぐに心の深淵に沈めた。続いて“偶には飴を”なんて言葉が相手の口から紡がれれば、少しの前振りの後“そんなものは必要ない”……と言い切る形で返す。相手にも他の兵士…部下達にも、自身にも。最後の一言は口から出るには至らず、音ですらないただの“空気”として零れた。やがて辿り着いた場所――…人気が少ないどころか、護衛の兵以外は一人もいない安閑とした空間。其処に位置する自室の襖に手を掛け踏み入ろうとした瞬間、不意に視界が歪み気が付けば床に手をついていた。あぁ、“また”か……そう心中で呟き、僅かに眉を寄せながら立ち上がろうとし)
(p/安全です!……きっと←/微デレww栄養失調でクラッとなった模様です、だから飯はきちんと食えと言っt(誰だ)←←)

203塔鳩【翠ノ国/側近】 ◆SNuCULWjUI:2012/01/14(土) 10:23:20
>>196羅刹
――世羅?そんな奴脱退した奴の中でいなかったと思うが…。――厄介な。お前、朔羅だろう?まだ藍に入り浸っているのか?
(振り向けば、この城にはいたことがないであろう者。己が声色を指摘したのち、口元を押さえる相手を見て確信をした。奴は藍の者。だが次に相手が口にはなった言葉は…声色は翠ノ国の声色だった。相手の世羅という名前に惑わされながらも、藍の者であることは変わりがなかった。藍の口調はなんとも難しく、長年住んでいないと出来ないからだ。しかし奴は藍も翠もどちらの口調もできる。ということは即ち幼少期には此方に住んでいたが、暫く経って藍へ行くことになった…。そういう奴…気付いた。相手が自分のよく知っている相手だと。きっと相手は知らないであろう。というより忘れているであろう。昔よくした相手だとは気付かないであろう。冷たい言葉を話した後、相手の肩に己の手を乗せ相手の本名を探る。探るというより確かめる。きっと…いや絶対“朔羅”だ。奴とは年は離れているがよく話したり遊んだり…そして奴の家柄に心を揺す振られた。あの颯一族の家系だという。奴の親には憧れを抱いていた。いつか己も…と。その憧れは今や叶った。皇帝の側近として働かせてもらっている。思い出を振り返りながら相手に問いただす、本名はこれだろう?まだ藍にいるのか?と。しかし分かってはいた。相手がこの馴れ馴れしく言葉を発している己を分かっていないことなど。)
(/p:なんか勝手に知り合いだとかという設定にして申し訳ない…orz←)

>>202風伯
――はッ…。分かってるんじゃないか。――うちの皇帝を国をとやかく言うより、あんたの質もどうかと思うけどな。
(怒りを相手にぶつけては見たが、真面に相手にしてくれるとは思えない。案の定、冷静を保ち、且つ黒い悪のオーラが漂っている相手の仮面がチラチラ見える。そう、実際に被っているかのように。それを剥ぎ取って割りたい気もするがそんな事出来るはずもなく、只立っていることしかできなかった。そしてとうとう出た返答の言葉は“喚くな”だとか“喧しい”という言葉と共に己に用がないということだった。なら引き留めるなよとか内心キレたが踏ん張って抑えた。そして次に出てきた言葉はそれをそのまま相手に返してやりたい言葉だった。一応、無表情で且つ冷たい目で言葉を返す。相手の売り言葉を買うように。言葉を発した後、相手の反応が何とも興味深かった。またさっきみたいに冷たく対処されるのかそれともキレるのか。きっと前者の方かと思うが後者の方も見てみたかった。口元を歪め相手を見下すようにクスリと笑う。この状況が何とも最高の一時だった。その一時が相手に破壊されても。この幸せは忘れることは無いだろう。己の細い眼で相手の仮面の下にある眼を除きながら返答を待つ。)
(/p:いえいえwこっちもあまり変わらない←やりすぎちゃって良いですよww塔鳩を虐めてやってください← こちらも不快でしたら申して下さいね!!;;)

>>ALL
(/p:名無しとオリキャラ交流スレにリクエスト来てますよw皆様行ってみてください。自分も行ってこようかな←でしゃばりすぎorz)

204羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/15(日) 08:55:10
(/順番を少々変えています。そして連レス失礼します<(_ _)>)

>>201 白馬
意外と照れ屋さんなんだね。可愛い可愛い。……国の為、ねぇ。そこまで頑張れるものがあるって、なんかいいね。解りたいと君が望んでいるなら、こうして話している間にも俺の事を知れるんじゃないかな。
(相手が嫌がる可能性が大きい可愛いという言葉…ここまで素直に感情を露わに出来る相手はずくなくとも自分よりも何倍も可愛い筈。いい歳した男と妙齢の女性を比べるのがそもそもの間違いなのだが。何かの為に生きている者は、時としてこちらの想像を超える力を発揮してくるからなかなか侮れないものだ。国の為、友人の為、家族の為、自分の誇りを守る為に命を燃やすその姿は、守るものを一度に全て失くした自分には到底真似出来ないもので、少し眩しく感じる。そんな事は億尾にも出さず、何やら葛藤を抱えている様子の相手を笑顔で眺めた。巫女服っぽい衣装なんて久しぶりに見たなぁと思ってはいるが、別に変態ではない。懐かしんでいるだけだ。己は家系ゆえの感覚で美しいと感じたが相手もどうやら同じ感想を抱いたようで、つまり、自分も相手も、汚れすぎたのだ。平民達にとっては何の変哲もない極普通の森が美しく思えるほど、汚いものを見てきた。……という事になるのだろうか。相手が徒人より純粋な感性を持っているという事もあるだろうし、あくまで自分の想像。交流すれば必ずしも理解しあえるという事はないだろうが、お互いその気があり、尚且つ相性が良ければ知り合う事も早いだろうと他人事のように、相手と同じように首を傾げてみせ)
(/……羅刹のデレとは何ぞやと考えてしまいました←/徐々に、歩み寄りを…しろよ羅刹ッ…!orz)

>>203 塔鳩本体様
(/本体のみ失礼します。知り合い設定ですが、私の中で息子の過去を知る者はいない、となっているんです。勿論本名を知っている人間(颯一族)も全員死んでしまった、と……。なので、申し訳ありませんがレスの方修正して頂けないでしょうか…?もし私のレスが返しにくかったのでしたら、遠慮なく言って下さいませ)

205羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/15(日) 08:58:05
>>202 風伯
流石。えぇ?それはつまり俺に嘘をつけと?ただでさえも……、まぁ、命令なら従いますよ。――…ちょっと姫さん、貧血?それとも…あぁいいや、とりあえず失礼しますよっ…と。
(どうやら自分の心配など最初から要らなかったようで…その前に、世継ぎの事など自分が案じる義理はないのだと思い出し、くっくと喉を鳴らして笑う。誰が国を受け継ごうが世界を掌握しようが、自分には関係のない事。そして自分がその問題に直接関わる可能性などない。忍隊長である前に、自分は得体の知れない流れ者である。それこそ彼女が自分を指名しない限り、自分はただ適当に仕事をこなしながら相手の婿となった男を見て笑うだけだ。あぁ、それまで自分は藍にいるのだろうか。態度を改めろという言葉に、無意識のうちに眉が寄り不満げに唇を尖った。ちなみに幼稚臭いという言葉は受けつけない。誰しも不満があれば似たような表情を浮かべるだろう…余程自分に嘘つきか、表情筋が死滅していない限り。相手に対する接し方を変えるのは何の苦もなく出来るが、これ以上偽りを並べたてろとでも言うのかこの主君は。命令だと言うのならば従わないといけないと、やれやれと言わんばかりに両の手を肩辺りまで上げ肩をすくめると小さく息をついた。恐らく溜め息をつきたいのは相手の方だろうが。相手が零した吐息に隠された言葉は聞こえなかったふりをして、久しぶりに踏み入ったが相変わらず人の気配がない周囲を見渡せば、視界の端に映っていた藍が消えた。視線を降ろせば、手をついて上体を支えているものの床に崩れている相手がおり、先程までの様子からは体調不良など見受けられなかったが彼女ならば隠し通しかねないと眉間の皺が深くなるのを自覚しつつ、人がいないのをいい事に姫さんと呼びかけた。大丈夫かなど、答えの解かっている問いはしない。過労による貧血だろうか、それか女性特有の…まぁ、今は体調が悪いという事実が分かっていればいい。原因を調べるのは侍医の仕事であり、今の自分は忍びだ。立ち上がろうとした相手に一声かけると肩を自分の方へ引き寄せ、肩甲骨と膝裏に腕を差し入れ姫抱きし、軽いと呟き)
(/確証はない。そして新たな……。最後確定っぽくなっていますが、もしアレでしたら書きなおしますので!!/いつかデレを引き出してみせますよっww栄養失調…ほほぅ、つまりそれは料理好き設定の我が息子の為にあるイベントですね分かりまs((ry)

206水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/01/15(日) 13:51:54
(p:遅くなりましたが明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。出来たところまでですが返レスしていきますね、気長にお待ちいただけると嬉しいです;)

>>191 塔鳩

―グスッ…、これで部下や民からの信頼もなくなってしまったに違いないわ。私皇帝やめようかしら…、塔鳩、仕事内容を説明するからよく聞いて頂戴。――たった3日じゃ好きな殿方とろくに一緒に居られないでしょうに。―コホン!ところで塔鳩、貴方好きな方は?貴方もいい歳なのですからそろそろ殿方の一人や二人や三人や四人、作って当たり前の年頃。それなのに貴方は口を開けば私のためだ、薬を飲めだの…薬なんて貴方が居ない間なんか飲むわけないじゃない。あ、言っちゃった;男に興味がないというのならば……、私が相手をしてあげてもいいのよ〜?(俯きながら先程の失態を未だに後悔しておりきっとあの一件で部下や民達は自分に失望してしまっただろう。そう考えるともう城には帰られない、もう民に顔を見せられない、かくなる上はこの国を出る他ない。涙声で皇帝をやめようかと呟き、前を歩く彼女に跡を継がせようと皇帝の仕事内容を伝えるから聞けと言う。だがこれは冗談。部下や民のこと、きっと笑って水に流してくれるだろう、水の国だけに。これは推測に過ぎないがこの国に住まう者達は寛大な心を持っていると信じたい今日この頃。次に彼女の休暇の件だが三日間の休み、これ以上はどう頑張っても休んでもらえそうにない。だが休んでもらえる事になっただけでも大健闘。彼女は夜更かししてもいいし城の外へ出てもいいと言ってくれた。護衛を最低三人はつけろという条件は右から左へ受け流しておく。勿論薬を飲むつもりもない。体調は正直悪い、彼女の薬を飲んでも効果がなくなってきているのも知っている。だから飲まない。彼女には調子が悪いと自分が判断した時のみ口にすると言っている。すると当たり前のように彼女から説教を受けるのだが直す気など全くなく死にそうになったらすぐに貴方を呼ぶとだけ彼女には伝えてある。まだ死ぬつもりはないので密かにこれ以上体調が悪化しないように仕事の量を減らしていたりする。彼女には秘密、バレたら休め休めとうるさいし大体私が休んだら誰が仕事をやるのか。そうした事で制限をかけつつも仕事はきちんとこなしている。今も口を閉じ血が口から出ないようにするのに必死だったりする。このまま悪化していけば数ヶ月と持つまい。子供が居ない為色々考えた結果、皇帝の座は彼女に継がせようと思っている。彼女には最期まで知らせるつもりはない。近いうち訪れるであろう時に備えて今は少しでも休息してほしい、皇帝になってしまえば休むことなどほとんどできなくなるのだから。跡継ぎで思い出したが彼女は好きな男はいないのだろうか。彼女もいい歳、好きな男の一人や二人できてもいいはずなのだが全くそのような情報は入ってこない。未来の皇帝がそんなことではいけない、これは危機だ。そう思いながらも本気半分、からかい半分で男が嫌なら私が相手をするぞと悪戯笑みを浮かべながら言って)

(p:塔鳩は母ちゃんですから何の問題もない。むしろ私は最初から母ちゃんだと思ってましたけどね!!←)

207水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/01/15(日) 14:26:12
>>194 羅刹

―彼は城へ着いたのかしら?兵に案内を頼んでおいたからそろそろだとは思うんだけど。それにしてもこの中庭はいつも整備されていて綺麗ねぇ…。池の魚も何だか活き活きとしているように見えるわ(仕事を片付け中庭へと足を運ぶ。ここはいつでも綺麗に整備されている、部下達の努力の結晶といったところだろうか。上を見上げると空が見える、今日も雲一つないいい天気だ。先程約束した彼はこの城へ着いただろうか。将軍二人は少しの間待っていてくだされと言っているらしい、大方服装に悩んでいるのだろう。彼が来るまでここで暇を潰すのもいいだろう。中庭を見渡すと何やら実が生っている木があるではないか。食べられるのだろうか、いや、この庭に植えられているということは食べられるに違いない。勝手にそう判断し実を手に取り一口齧る。…酸っぱい。誰も居ないことを確認し口に入れた実を吐き出す。全くこの木を植えたのは一体誰なのだろう、美味しそうな色だったので食べてしまったではないか。もう二度と食べないよーと嫌そうに舌を出し、しばらく実が生っている木を見つめ何やら顎に手をあてて考える。ハッと思い出したかのようにポンと手を叩く。私だ、お前だったのかというコントではなくこの木を植えたのは間違いなく自分だ。確か幼い頃何処からか種を拾ってきてここに植えたのだ。母はきっと美味しい実がなるわ〜と楽しみにしていたがそれからまもなく病で逝ってしまった。からかい半分に母と姉の墓前に供えてやろうかと何個か実を取り中庭を後にする。そういえば最近姉や母の墓へ行く機会がなかなかなかった。もし母や姉が生きていて今の自分の姿を見たらなんて言うだろうか。母は普通に「凄い!流石は私の子!好きな男は色気で落とすのよ色気で」と関係ないことまで言ってきそう。反面姉は「流石は水蓮様だぁ。オラだずとつがっでよぐ国民のことを理解してるっぺ〜」とか言いそう。姉は大変明るくて子供っぽくて、さらに人懐っこい性格であった。きっと姉が皇帝になっていればこの国もまた違った発展を遂げていただろう。それ程他人に与える影響力は凄まじかった、あらゆる面で私は姉には敵わないだろう。きっと墓前に顔を見せたら夢に出てくるに違いない「蓮!お姉ちゃんである私に長い間姿を見せないとは何事か〜!」「蓮、貴方が植えた木から生った実凄く酸っぱいわ…」姉と母が夢に出てきて言うであろう事を想像しクスクスと笑みを零し彼の事はすっかり忘れ二人が眠る墓前へと向かうのだった)

(p:じゃあ羅刹君を一口齧らせていただこうかn/黙/この子こう見えて食いしん坊なんで/キリッ)

208白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/15(日) 15:18:34
>>151
藍ノ国の皇帝
…これは、申し訳ありません。ここで申し上げることもできます、しかし子供が見ているまえで国の行政を話すのもどうかと思うが…?
(まるで細い透明な糸があたりに張り巡らされたかのように張り詰めた空気。これは巡り巡った冬の寒さのせいなのか、それともぶれることのない相手の冷たい瞳のせいか。背中にぴりり、と感じる痛みに似た感覚…恐怖からの緊張か、冬空に照り返す温度のない太陽は自分の心をあたたかく解す気配は全くない。…慎め、その言葉に素直に頭を下げれば、ここに似合わぬ不自然な色をした髪は小さく揺れた。用件…、ここで話すことと言えば国のこと。お互い持ち合わせている捕虜のことであったり、国の内情による戦の変更…。国の事をよく考え、正義感の強い紅の皇帝のためのものだった。その話合いをするため、いつならば時間が開いてるか、つまりアポイントメントをとろうとしていた。ここで言うことは簡単だろう…しかし、先程の子供も未だ不安気にこちらを見上げるのが横目に入る。場所を変えないか?といいたげに首を傾げた。規律がしっかりとまわる藍ノ国、国民が穏やかに暮らし、悪く言えば甘やかされている我が国。今の時代は何が大切なのか考えさせられてしまうが…私は全て我が国、皇帝に。/p:いつか白馬がドキドキしてイケメン美形女子と百合百合な展開へと!!←難しいw)

209白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/15(日) 15:19:12
>>161
塔鳩
あなたの国にお祈りをさせて頂きたく参りました。…なんてね、久しぶりだな、塔鳩。相変わらず皇帝命なのは変わりないようだな……まぁ、私の方が皇帝に身を捧げているがな?
(優しい風が巫女の衣装ふわりと靡かせる。濁りのない真っ黒な眼をふせがちに全くな道を見て。今日は翠ノ国の国境境まで通り掛かったゆえ、少しからかってやろうとふらふらと足を城へと運んだ。もちろんからかうと言っても相手は皇帝とではなく同じ役職である塔鳩。以前、皇帝同士の会議に立ち会わせたとき、皇帝を強く想っている相手を見かけた。少しの親近感と負けたくないというライバル心。何を気に入ったが、じっくり話してみたいという気持ちのまま、城へと入る。胸の前で手を合わせ、巫女らしい赴きで歩いていれば、久しく見た相手の姿。頭を下げれば、白に染まらぬ髪がたれる。いつもよりなめらかな声で話しかけるものの、ちょっとしたおふざけはここまで。すぐに口調を戻せば、状況を把握しようとじっとそちらに目を向ける。…相変わらず、皇帝愛は変わらないようだ。私も国に身を捧げるもの…皇帝への愛はきっと相手のものとは違うであろう。ちょっとした意地悪と本心も含め相手に自慢げにいってみせる顔はまるで幼い子供のようだった/p:絡むのが遅く申し訳ありません><皇帝愛の塔鳩ちゃんに無駄にからかってる白馬を許して><可愛いとからかっちゃうようです´`)

210水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/01/15(日) 15:40:06
(p:すいません本文長ェぞksと言われたので分けます;)

>>198 風伯

――やはり簡単には帰してくれませんか。この敵の動きから判断するに囮と見て間違いないでしょう。だとすればまだ策があるはず…、彼になりきって考えなければ。―…もし私が彼ならばこうして兵を囮に使い敵の注意を引き、手薄になった本陣に奇襲をかける!なるほど、私は彼の視線をこちらに向けさせる為に、それと同時に兵と合流する為に策を承知で攻め込みましたが彼は私がこのような行動に出ることもすでの予想し、囮に気を取られている隙に我が本陣近くに伏せている兵力で一気に落とす魂胆。ふむ、どうやら彼の方が一枚上手だったようです、彼の視線を正面より逸らす為攻め込んだつもりが逆に本陣から私を離し守りを薄くさせるための策だったとは。ですがこれで彼の目的がわかりました。彼にはもうしばらくの間、私に釘付けになっていてもらいましょう。私のみを残し皆本陣へと戻りなさい!この者達はの相手は私に任せて周辺の兵を本陣へと移動させなさい。伊達に皇帝を名乗っているわけではありません、この身を削って救える命があるのならば未来の為、喜んで差し出しましょう。―…風伯、貴方と刃を交えることができないのは大変残念ですが私の代わりに大勢の兵達が貴方を倒すでしょう。私が死んでも翠は滅びる事はない。未来の皇帝が、国民が、この翠の国を今よりももっと強い国にしてくれる。国民一人一人の力は弱くとも百人集まれば一人の猛将を倒す力になり、千人集まればまたさらに上、一万人集まれば国を滅ぼす強大な力となる!過去、貴方のように国民を威圧し虐げるような行為をした国は民衆の反乱、それを快く思わない者達によってことごとく滅びている!貴方がどんなに酷い事をしようと私は貴方には何も言わない。虐げられている国民も今は貴方には何も言わないでしょう。しかしいずれ反乱が起きて一斉に貴方に武器を向けた時――それが声なき言葉になり貴方へ襲いかかる…!精々心に留めて置きなさい、私は忠告をしたに過ぎない。今目の前に居る兵が心から貴方に従っているとはとても思えない、時があればこちら側に寝返らせる事も可能でしたが私には運がなかった様子。さて、裁きの時は来たようです…。―塔鳩、後は任せたわ――
(p:えぇ、拝見しました。本当にありがとうございm/ry/確定ロルの多さなら負けませんよ!死亡フラグ起ってますが死にませんのd)

211水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/01/15(日) 15:44:24
(押し寄せる敵兵と降り注ぐ矢の雨。敵味方共に次々と悲鳴とも叫びともとれる声をあげながら地面へと倒れていく。手にした槍を回転させ降ってくる矢を弾く。このままでは敵の思う壺、彼、藍の皇帝の考えは恐らく我々をこの場所に少しでも長い時間留める事。現に皇帝である自分自身本陣から離れてしまった為本陣の守りは薄くなったといえる。彼は最初から私を本陣から離すのが目的で正面に兵を集め西、東からしか攻められないような状況を作り、策で足止めをしている隙に近くに伏せた兵で一気に勝負をつけるつもりだった。いや、だったではなくなのだろうというのが正しいか。私が彼ならそうする。だが今の状況から判断すると今のところはその予想は的中しているといっていい。流石は「戦神」と恐れられる皇帝風伯。視線を向けさせるつもりが逆に向けさせられるとは思いもよらなかった。だが考えがわかった以上早急に本陣の守りを固めなければならない。援軍が来るまで今しばらく時間がかかる、それに密かに実行中の策もまだ準備完了とまではいかない。味方に本陣の危機を伝えてもらう為にも、そして未来の為にもこの場から逃がさなければならない。大方この敵兵達は雑兵には興味などないはず。一番の狙いは大将である私だろう。確定はできないが策の為、味方の為稼げる時間、救える命があるのならば喜んでこの命を差し出そうではないか。適当に近くから燃えそうな瓦礫を引きずってきてそこに松明で火をつける。火はあっという間に辺りに燃え広がり炎の壁を作ってしまった。その炎の壁の前に仁王立ちし辺りに視線を向け彼の姿を発見し彼に向かって忠告をする。国民を甘く見るな、お前の国はそう長くは持たないなどなど一通り話し終わるとふうと息を吐き眼前の敵兵を見据える。背後から自分の名を呼ぶ声が聞こえる、まだ傍に居るようだ。だが味方を追撃する為には自分と炎の壁を越えていかなければならない為実質味方の安全は確保されたも同然。自分に向かってくる敵兵をしばらく見つめた後、目を閉じ側近の名を口にした後すぐに辺りに響いた武器を刺す音。背中に刻まれた「翠」の文字が紅く徐々に染まっていった)

(p:すいません>>210(p:)消すの忘れてました;読みにくくてすみません;;連レス失礼しましたorz)

212白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/15(日) 20:56:23
>>177
朝姫
ふむ、薬草を売るところはどこだろう(肌寒い今日、足の先がまるで氷のようではあるが、柔らかな植物のおかげで刺激は少なくなった。元巫女であったせいか、薬草を調合することは多々あった。それは今でも続いていて、暇があれば薬草を探しにいくものの、この広い世界。気候や立地により生える薬草はやはり国々で違う。今日たまたま立ち寄ったこの国で、たまたま野原にある薬草を見つけたものの他国で勝手に取りくさるのは申し訳ない、と薬草屋を探しに方向をかえた。その時、ふと目にはいったのは小さな女の子。こんなところにしゃがみこんでいては危険だと、歩く速さは変えず、そちらの方向へと足を踏み出す。)どうしたんだ?こんなところに座りこんでいては危ないぞ。なにせこの世の中には危険な男がいっぱいいるんだ。ほら、来い、家まで送り届けよう。
(目の前にくると、視線を合わせるようにしゃがみ込み、肩に手を触れた。相手が泊まるとこもないことを知らずそういえば立ち上がり手を差し出して。その時に揺れた髪は優しい色を放っていた/p:いきなり慣れ慣れしいやつですいません><ちっちゃな子は愛でる白馬をうざがらず受け入れて下さいな^^)

213白馬【紅ノ国/側近】 ◆umXDYErv3w:2012/01/15(日) 20:57:41
>>182

… …ッ!!離せッ、何を馬鹿な事をいっているッ!!戻れ、戻れと言っていたが、やはりお前は翠だ!!―――――…ッ…お前は、ずるい
(気付いた時には懐かしい表情が目の前にあった。深い緑に染まる森の中、一番美しくあったのは紅ではなく翠。手を伸ばせば簡単に届くのに、昔みたいに笑い合えるのに。それができないこの距離は一体なんなのだろうか?触れられた髪、びくつく身体は既に戦闘の姿勢ではなく、ただ一人の村娘のようであった。目と目が合う。まるで時が止まったよう。思わず昔の名前を言葉にしようと口を開きかけた。刹那、止まった時を動かすようにふわりと、なのに穏やかではない風があたりを包む。弓が握られた手をギュッと、手の平に爪のあとができるくらいに握れば相手の手を払いのける。あたりに散らばる紅が、赤が…我が国の側近としての立場を際立たせる。夜色に染まった瞳で睨みつければいつもの如く、しかし普段よりも感情が入り混じった声色で相手を怒鳴り付ける。――…戻らない、戻れない、戻りたくない?相手がどう想っているかはわからない。吐き出しきった感情のせいで胸にぽっかりと穴が空いたのか歪んだ瞳はかすかに濡れる。星や月の光が入った瞳は、側近ではなくただ一人の幼なじみで。目から零れぬようにしたせいか、弱々しくはいた声は涙が入り混じっていた。/p:ツンツンするつもりだたのに宴様がかっこよすぎてできませんでしたwwいつか仲良くできたらいいのに、この子たち(;_;))

214塔鳩(翠ノ国/側近) ◆SNuCULWjUI:2012/01/15(日) 22:01:50
>>204羅刹
――世羅?聞いたことのない。まぁ良い。とりあえずその薬草は受け取っておく。それとまだお前を信用しているわけではないからな。一先ず退散したまえ藍の者?我が見送ってやるぞ。
(振り向けば、この城にはいたことがないであろう者。己が声色を指摘したのち、口元を押さえる相手を見て確信をした。奴は藍の者。だが次に相手が口にはなった言葉は…声色は翠ノ国の声色だった。相手の世羅という名前に惑わされながらも、藍の者であることは変わりがなかった。藍の口調はなんとも難しく、長年住んでいないと出来ないからだ。しかし奴は藍も翠もどちらの口調もできる。ということは即ち幼少期には此方に住んでいたが、暫く経って藍へ行くことになった…者。己には関係ないが。しかしこの危険人物をほおっておく訳にもいかない。ならばに帰ってもらうしかない。護衛だけじゃ心配だから己も付添とやらで着いていこう。城の出入り口から50メートル先まで。しかし…何か引っかかる。翠にいたのに何故藍に移ったのか。何かそれなりの事情があるに違いないのだが…。いや己が首を突っ込む用事ではない。その件に関しては後に解決しようじゃないか、追求しようじゃないか…真実を見つけるまで。とりあえずいち早く奴に返ってもらわねばいかん。と考えをあっちに移したりこっちに移したりといつもの塔鳩とはまた違う様子。その違う様子の塔鳩が相手の言った言葉の返答を口にする。)
(/p:本当に申し訳ないです…。私の目は節穴ですね…!!立派な立派な←ww 本当にご迷惑と不快をおかけしました><;)

>>206水蓮
――な…!!泣かないでください…。冗談がキツすぎます…!!――殿方など必要ありませんし、興味ありません。我が塔鳩は貴女水蓮皇帝に命を授けています。不満があったら申して下さい。疑問があったら申して下さい。すべてにお応えできるとは思えませんが、貴女の命令に逆らう気はありませんが…その命令だけは…お応え出来ません。
(強引に腕を引っ張ったせいなのか本当にそうなのかただの悪足掻きなのかどれかはもう推測さえもできなくなってしまったがいきなり泣きすがりついてきた相手にこちらも泣きそうになりそうな声で抵抗する。どうして己にそんなこと言ってくるのか分からない。何故自分の心配より己の心配をしてくれるのだろう。疑問に思うことはたくさんある。冗談がキツすぎますとか言っておきながら後半の皇帝の冗談は全部が全部右から左へスルー。薬を飲まないだの私が相手するだのと言う言葉もスルー。相手からすれば最初の言葉をスルーしてくれたのはいいことかもしれない。しかし彼女も分かってはいた。どんなことも必ず聞いていた皇帝が何故途端に薬を飲まなくなっていたのかなんて。きっと皇帝より先に気付いていた。だが市販の物は皇帝には合わないことなど飲ませなくても分かっていた。だから必死に…仕事を投げてでも皇帝の薬作りに専念していた。だが何度やっても上手くいかなかった。だけど最近やっとどの薬草を組み合わせれば皇帝にぴったり合う薬が作れるのか分かった。その材料を頼んでいる真っ最中。皇帝にその事がバレてしまったら何故自分のために仕事を投げたのかしつこく追及してくるはずだから、そのことを隠して強引に飲ませ続けていた。飲め飲めと煩かったのはその所為。しかし塔鳩は呟いてしまう。)
薬…もうすぐ新しいのに変えましょうか。
(/p:お母さんとか言われちゃったよ塔鳩よぉ。塔鳩故障してきたので直してもらえませんか←←)

(/p:連レスします;)

215塔鳩【翠ノ国/側近】 ◆SNuCULWjUI:2012/01/15(日) 22:03:05
――おま…白馬!?我が許可する前に入るなど…もう少し捕まるところだったぞ。出入り口から此処までが距離近くて良かったが…。――何を言う。我の方が命を懸けている。負ける気はせぬぞ…。
(皇帝同士の会議振りだろうか。何度かちらほら見かけ言葉も交わすようになったが此処まで来るなど考えもしてなかった。何故だろう。きっといや絶対他の奴が己の許可なしに此処に立ち入れば速攻追い返すのに、この者だけは何か別…。敵同士ではあるのだけれどどうも敵対するほど仲が悪いとは言えない。からかい本心で話しかけてきた相手に驚きながらもちゃんとからかいをからかいで返すように己は命を懸けていると自慢げに言う。相手がどう思ってるのかはわからないが。相手の事嫌いではない。何か仕掛けに来たのなら速攻嫌いになるだろうが。この相手とは仲良くできる気がする。藍の国には宝石店を営んでいる奴とは面識があり良く顔合わせするがそいつ以外に他の国で仲良くなったものなどいない。しかも本来なら戦っていなけれならない相手と仲良くなるなど到底思いもしなかったことだった。一応己の方が一つ年下であるが何故か妹のように思わされるあの無邪気な笑顔には完敗だった。そして己も最後に一言耳元でボソリと言い、返すかのように無邪気に笑う。)
(/p:いえいえ^^あんな無邪気な笑顔見せられたら年上でも塔鳩イチコロでっす←← なんかこのまま分かり合えたまま終われば良いですねー・ω・w)

(/p:連レス失礼しました;)

216風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/01/20(金) 01:05:03
(p/こんばんは、出来ている分のみですが返レスしますねノシ)

>>203 塔鳩
ほう――…貴様が藍(我)を測ると?
(此方の質――…そう告げられた言葉。相手の口から紡がれ耳に届いたそれに対し、ほんの僅か……他より鋭い者が辛うじて気付く程度だろう変化だが、一瞬眉をぴくりと動かした。相手がそれに気付いたか否かはどうでもよく、どちらに転んだとて大した問題にはならない。その微かな反応のみで向けられた言葉を聞き、余裕を覗わせる態度を少しも崩すことなく淡々と口を動かした。ここまできて漸く手足の自由が戻ったらしい例の子供は、既に民衆に紛れた母親の元に。視界の端にも映っていなかった〝それ〟を気に留める筈も無く、ただ目の前の相手へと神経を傾ける。己と同じような雰囲気を纏った表情の無い顔と、冷たい光を宿す翠の瞳――…しかしそこに〝仮面〟は感じられない。何を期待しているのかは知らない……というか知ろうとも思っていないのだが、その口元に小さな笑みを浮かべた相手を少しだけ細めた薄灰の両眼で黙って見据え)
(p/何だか武器を取るよりも怖い戦いになってる気がw←それですと確実に言葉攻m(黙)了解しました^^ではお互いそうする事にしましょうかノシ)

>>205 羅刹
何を笑っている。人の世など、所詮あるのは〝嘘〟ばかり――…今に始まった事ではあるまい。
(世継ぎの誕生―――…それは改めて言うまでもなく重要な出来事であり、〝藍〟を残す為にも必要不可欠と言える事。子は己が成すと決めている……今から遡ること十数年前の雨の日、当時の家臣を含む多くをこの手で斬り捨て〝処刑〟したからだ。満八歳だった己は、その時初めて人を殺めた。理由は自身の本来の〝性〟を知っていた事と――…もう一つ。今となっては思い出したくない過去だが、一族の多くを消し去った現在(いま)血筋を遺す事が出来るのは己のみ――それは必然で。しかし、流石に己一人の身で成す事は不可能――〝夫〟と呼ぶ事は無いだろうが、その枠組みに嵌る人物を引き入れなければならなかった。勿論、それが成功しても公に晒す事はしない。次に用意するべきは、〝仮初の妻〟だ。と、これまで組み立ててきた計画を脳裏に並べながら、喉を鳴らし笑みを零した相手に短く言葉を発する。人の世に溢るるは尽きる事のない〝虚言〟――…騙し騙され、多くはそれに気付かない。実に下らない話だ――本当に信じられるもの等、一握りの砂よりも僅かな存在でしかないというのに。やがて砂は指の隙間から零れだし、仕舞いには一粒として残らず流れ出てしまう。所詮はその程度――…そう口にし、相手の言葉に対する答えとした。突如として視界に生じた大きな歪みに逆らえず、床に手を着いて数秒――いつまでもこうしている訳にはいかない…そう考え立ち上がろうと動いたのとほぼ同時に、体が浮いた。実際は〝持ち上げられた〟というのが正しい表現なのだろうが、予想外の事に思考が上手くついて行かずこの有様。状況に気付いた瞬間思わず悲鳴に似たものを上げそうになるも音にならず、聞こえた言葉に対する悪態だけを返す。直後に痛みを感じたのか、抵抗らしい抵抗も出来ずに片手で額を押さえ)
―――っ、……五月蝿い…。
(p/大丈夫です、問題ありませんbb←注:本体談/そういえば羅刹君はそんなスキルがありますよねwwでもきっと娘は素直に食べませn(ry)デレ…ではないですが、何だか姫抱きに女子みたいな反応を示してます(←実際女子)w)

217羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/30(月) 19:30:31
(/遅くなりましたが返レスします。インフルエンザが家族内で流行っております…皆さんも気をつけて!いつも通り連レス失礼します><)


>>207 水蓮
―――…………。
(約束の中庭に着いたはいいものの、誘いをかけた当の本人の姿がない事に二歩ほど先を歩いていた兵達が顔を見合わせる様子を見て忍び笑いをもらす。見た限り大人しい柔和な女性だと思っていたが、実は意外と行動派なのかもしれない。そう言えば自身の母親もたおやかな印象を周囲に与えながら平気で木に登ったり薪割りをしたり、強かな人だった。彼女を一人が探してくる事になったのか、怪しい動きはするなよと釘を指すようにこちらを見た兵らに構わず目を閉じて眉間に指先を当てて呪を唱える。すっと持ちあげられた瞼の下から現れたのは、それまで湖底の様な藍から鮮やかな金色に色を変えた双眸。兵達が僅かに殺気立とうが、発動してしまった術を途中で止めるのは面倒くさいし、どうせ探すのであれば此方の方が効率がいいとそのまま周囲を見渡した。城の中、庭、……いた。どこか楽しげに歩く背の向こうに見えた木を記憶に焼きつけると開きっ放しだった目を閉じ、やれやれと息を突く。邪を祓った術や遠視の術は比較的呪力を多く使うがこれくらい大した事はない。それよりも瞬きをせずにいた為に乾いた目が痛い。目元を押さえたまま彼女が見えた方向を指させば、未だ警戒したままの険しい顔を残して兵の一人が駆けていき)
(/齧る!?美味しくないですよ、苦いですよー(←/食いしん坊とか可愛いんですがッ!!)

218羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/01/30(月) 19:31:10
>>214 塔鳩
あはは、やっぱり駄目だった?まぁ、結構楽しめたから十分かな。見送ってくれるなんて優しいねぇ。
(様々な地域を渡り歩き、忍びとしての教養を身に付け、今ではほぼ完璧に各国に馴染めるようになったのだが、まさかその完璧さが仇となるとは思わなかった。成功続きで少々図に乗っていたから、咎められたのかもしれない。誰に、かは分からないが。荷物を受け取りはしたものの次いだ言葉にそれまでの態度を一変、へらりと笑ってそれまで着ていた深緑の衣装から、漆黒の忍び装束に姿を変えた。久しぶりに纏った故郷の色から偽り色に変わった瞬間、側近の後ろでこちらを窺っていた護衛兵の顔色がさっと変わった事に気づき声を立てて笑う。そう言えばいつだったか、あの顔とは挨拶を交わした気がする。人は周囲に影響される生き物だ。側近ともなれば皇帝の傍にいる事も多い、優しいと評判の彼女の近くにいれば自然とそうなるのだろうかと考えながら、敵国の人間に間者が見送られるという普通に考えれば有り得ない事にも動揺を見せず、むしろ嬉しそうに口元に笑みを浮かべ)
(/書き直しありがとうございました!いえいえ、お気になさらず。これから少しずつ知り合っていきましょう^^/←ただし簡単に答えるかは分からなi((殴)

>>216 風伯
いや、気にしないで下さい。―――……、発言が年寄りっぽいですよ、姫さん。老臣相手にしてたらそうなっても仕方ないかな?
(今は亡き師に連れられて少年のふりをした少女を見た春の日、自分は誰が皇帝でもその子供が性別を偽っていても何もかもどうでもいいと投げ出して、ただ自分の為だけに武器を取り生きると決めていた。それが今では無意識に妙な心配をしたり、暇潰しと称してちょっかいを出したり。人は変わるというのを身を持って知った気がする。何を笑っているという言葉にこみ上げてくる笑いを噛み殺す口元を、首に巻いた領布を上げて隠しながら緩く首を横に振った。どこか悟りきったような言葉は二十代前半の女子が言うものではないと思ったが、彼女に偽りなく全てを明らかにしているのが性別だけという立場上、それに関して何かを言う事は出来ず。「真実があるから偽りがあるのだ」という言葉が出かかり薄らと開けた唇を閉じると弧を描かせ、冗談めかして言葉を繋いだ。降ろせと言われるかと思っていたが以外にも大人しく己の腕の中に納まっていてくれている相手は余程体調が悪いのかと顔を覗き込み、今まで近寄った事はあるが入ったことのない室内へ踏み入り)
女人は総じて体形とか気にするけど、これはちょっと軽過ぎな気が……最後に食べたのいつです?
(/本体談という事は、本人は…^q^/殺伐とした話を回避する為のスキルです(笑)ふふ、食べさせまs((ry/息子、全然気にしてません←変なところで鈍い/凄い今更ですが、交流スレにて小説を書いた時に少々風伯様を出させていただきましたッ…!事後報告申し訳ありません<(_ _)>)

219名無し:2012/02/06(月) 19:41:01
支援上げっ!

220羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/02/18(土) 22:02:55
(/お久しぶりです。半月留守にしている間に過疎ってしまったみたいですね…(;ω;)でも確かに今は忙しい季節、私も色々と頑張りますので皆さんも寒さに負けずに頑張ってください!!それでは、これにて失礼します)

>>219
(/再びスレに活気が戻るように頑張ります!支援ありがとうございました^^)

221宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2012/02/23(木) 19:23:15
(PL/長らくの間スレに来る事が出来なくて本当にすいません><これから少しずつ復活していきますのでどうか忘れないでください…。
また、今回はひとつしかスレを返す事が出来なくて本当にすいません…。)

>>171水蓮(PL/長い間スレ返しが出来なくてすみません><その上所々確定ロルがありますorzもしも、返しにくければすぐに新しい物を書き直しますので!)
…はぁ。あンたの言いたい事はよく分かってるよ。でも、俺はあんたの剣であり、盾なんだ…お願いだから守らせてください。……っ、なんでも聞きますよ、お姫様?
(守りたい物はもう失いたくないそう思い自分はこの役職についたと言うのに、目の前にいる彼女は自分達部下を守るべきなんだなんて…。まったく納得いかない。ふてくされたように眉を下げ、小さな口から零れるのは大きなため息一つ。こんなにも愛しいと思うのに貴方は…まったく。そっと抱きしめてる彼女をゆっくりと下ろし、地面に相手の足をつかせ、ゆっくりと立たせる。向き合った彼女は儚く美しくも、国の主で自分を使う人間である。目の前にいる彼女はこんなにも綺麗なのに、この彼女は何かを守る為に自分を犠牲にしてしまうのでろう。止めても止まらないのだ。ならば、自分が彼女を守る盾になればいい。彼女を染めるであろう泥を、少しでも自分の方に来てくれれば良い。そう深く思うのだ。そっと腰を下ろし、地面に膝を付く。そして、細く白い彼女の手を優しくふれゆっくりと小さく手の甲へ口づけをすれば自分の額にへと当てる。まるで宝石を扱うかのように優しく優しく…。それほどまでに大切で、無くしたくないのだ。悪戯に微笑む彼女。さぁ、大切なお姫様。次はどうやって貴方を守りましょうか。

222 ◆Zf.59bF2UM:2012/02/23(木) 20:10:08
「ちょっとちょっとー、女の子に年齢を聞くのは失礼じゃないー?え?もちろん、永遠の17歳ですよー!」
「うーん、偵察は楽でいいね。団子食いながらぼーっとしてたら金もらえるなんて……皇帝様には恩に着るよ。」
「……やだなー、私の名前は「明星」よ?さ、さ、こんな無駄な話題なんてしてないで団子の話しない?」

名前:明星(アケホシ)
性別:女
年齢:19
性格:非常に賑やかな女性。お喋りが好きで、いつも笑みを絶やさない。人と談笑をしている時は、例え内容がどんなものでも本当に楽しそうだがそれはあくまで一時のもの、という印象を与える。相手をからかうような食えない性格。おまけにどんな時でも自分の素性は明かさない。聞かれても意味深に笑うだけで誤魔化される。もはや『明星』という名前さえ本名なのかも分からない。自分の事を第一に考えていて、正直国とかはどうでも良い、自分に不利になるようだったら裏切ってしまえ、という非常に危ないことも考えている。いずれ金が溜まったら自由気侭に生きたい、と考えている。団子好き。
容姿:偵察任務を行う事が主で、他国に偵察に行くときはそれぞれの国の色の着物を着ている。柄も様々だが、特に目立つという事はない。目は焦げ茶で、髪も暗めの茶髪。それを白の布でローテールにしていて、本当に目立たない。自国にいる時はいつ敵が来てもいいように動きやすい忍者衣装で闊歩している。ある意味目立つ。暗殺任務などの時は前述した忍者衣装を着て、さらにマスク付きの忍者頭巾も来ている。偵察の為胸はさらしで隠したり、逆に曝け出したりと様々。しかし実戦の時は邪魔になる為潰している。一応平均以上の大きさになるのだが本人はこれを「変装するときに便利な道具」程度にしか思っていない。
役柄:翠の国/忍
武器:手裏剣と仕込み刀。ただし偵察中は仕込み刀のみ。
備考:一人称「あたし」二人称「名前、〜様」等。物心がつき始めの頃、親に捨てられそれ以降人を信用しなくなった。それからは暗殺などで稼ぎを得、なんとか一人で生きてきた。最近ようやく腰を落ち着けれる所らしい。

(/予約はしていませんでしたが翠の国の忍をやらせてもらっていいでしょうか……?設定も矛盾してる、おかしい、足りない、というところがあったら光の速さで直します!)

223風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/02/24(金) 17:20:23
(p/主でありながら約一ヶ月近くも放置してしまい申し訳御座いませんorz支援して下さった方、本当に有難う御座いました></主が受験生故にこれからも来られない日が続くかと思いますが、なるべく頑張ってしっかり管理したいと思います。今溜まっている返レスの方は、申し訳ないのですがもう暫くお待ち下さい;/それでは、今日のところは新規様へのお返事とキャラ表更新のみで失礼しますねノ)


>>222
(p/返答が遅れてしまい申し訳ありませんでした;PFに不備はありませんので、どうぞ御参加下さい^^)


―キャラ表―

■黄ノ国―キノコク―■…象徴(シンボル)は『黄』の文字と『太陽』

・皇帝…>>27 黄狛◆ae2dFIjdEo
・側近…二名
・兵団長…四名
・忍隊長…一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■藍ノ国―アイノコク―■…象徴(シンボル)は『藍』の文字と『三日月』

・皇帝…>>74(訂正版) 風伯◆xGh.oU6LlE(スレ主)
・側近…>>110 海陽◆sMTLx5HD02
・兵団長…三名
・忍隊長…>>38-39 羅刹◆uGEvYoT.FY あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>180 朝姫◆e6R6dqupjM 無制限

■翠ノ国―スイノコク―■…象徴(シンボル)は『翠』の文字と『白百合』

・皇帝…>>23 水蓮◆ea3gLjDMw2
・側近…>>32 塔鳩◆SNuCULWjUI
・兵団長…>>69-70 宴◆Y4qdwxl9.6 あと三名
・忍隊長…二名
・その他忍…無制限 >>222 明星◆Zf.59bF2UM
・その他兵士…無制限
・その他国民…無制限

■紅ノ国―コウノコク―■…象徴(シンボル)は『紅』の文字と『紅薔薇』

・皇帝…>>131 洸◆lMykUvtrf
・側近…>>89-90 白馬◆BVy4vnGo5.
・兵団長…>>28>>30 己隠◆M9b6S7/Bmo あと三名
・忍隊長…>>103 庚◆iU02HpoL7s あと一名
・その他忍…無制限
・その他兵士…無制限
・その他国民…>>76 陸羽◆vf1IorWJOc 無制限


(p/現時点で予約の方はリセットさせて頂きましたので、ご了承下さい)

224水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/02/24(金) 22:30:23
(p:一ヶ月近く来れなくてすみません;そして返レス遅くなって申し訳ありません;;色々行事が終わりこれからは顔を出せると思いますのでよろしくお願いしますorz)

>>200 白馬

どうやらうまくいったようですね、兵達よご苦労様でした。後は各々持ち場に戻ってもらって結構です。―申し訳ありませんでした、民が貴方を警戒していたので仕方なくこのような手段を取らせて頂きました。…それで貴方は一体――…そう、貴方は紅ノ国の方なのね。普通の兵士であったならば黙って帰していましたが側近ともなれば話は別。大方我が国の情報を自国へ流していたのでしょう?申し訳ありませんが冗談では済まされなくなりました。無事で帰れるとは思わないでください(民衆は未だ彼女を警戒しているようだったが無事に城まで到着した。身体を縄で縛られている彼女に目をやると何処か落ち着かない様子。自分の今の状態を考えれば落ち着かないのも無理はないか、それにどうやら男が苦手のようであったし。勿論兵士達もこれが演技であると知っているせいか落ち着かない彼女にやや離れてではあるが話しかけている。その様子を暢気に見つめていたが突然胸の痛みに襲われ膝を付き、床に手をついて激しく咳き込む。調子がよくなったと思っていたがそうではなかったらしい。口を手で押さえるとその手にはべっとりと血が付いていた。今ほど健康な身体が欲しいと思ったことはないかもしれない。床には大きな血溜まりができ、異変に気づいた兵士が城に居る侍医を呼び慌てて数十人の侍医が周りを囲む。状態を見た侍医達は部屋まで連れて行く必要があると判断し背中に背負って部屋まで行こうと侍医の一人が背中を向けてきたがその前に一つすることがある、それは彼女の縄を解く事。演技で仕方なくとはいえいつまでもそのままにはしておけない。縄を解こうと手を伸ばした時、一人の侍医が言った「この者はまさか…!姫様!この者は紅ノ国で側近を任されるほどの人物。縄を解いてはなりません!」侍医はあきらかに怯えている。今まで彼女と談笑していた兵士達の目にも鋭さが戻り彼女の首元に槍を付きつける。だがその腕は小刻みに震えている。そうか彼女は紅ノ国の者だったか。体調を気遣うフリをして近づき、情報を引き出そうとしたのかもしれない。考えたくはなかったがどうにも上に立つと余計な考えまでしてしまって嫌になる。だが今彼女は縄で縛られ彼女が愛用している武器は我が手にある。ここで始末することもできるがそうなれば紅も黙ってはいないだろう。いずれ私自身が紅へ赴き、皇帝を問いただすとして彼女は男を嫌っている。男である兵士が一緒ならば手は出してこないだろうと考え、兵士二人に彼女を自室へ連れて来るように命じる。しかし今回は特別に彼女を見張るという名目で兵士も部屋へ留まるようにと付け加える。両脇を侍医に支えられながら自室へと足を進めた)

(p:遅くなってしまい申し訳ありません;一部確定ロルがありますので不快でしたら言ってくださればすぐに修正しますので!)

225水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/02/25(土) 11:44:31
>>214 塔鳩

グスッ…、そっか。殿方に興味がないってことはもう少し私の側に居てくれるのね。――ですが塔鳩、貴方と共に過ごす時間ももう残り僅か。次に私の身に何か起こった時が今生の別れとなりましょう。非常に短い時間になるでしょうがこれから貴方に私が教えられることを全て教えます。といっても私だけではなく、私の母様、そして姉様もやったことです。ですが臆する必要は何もありません。それらを全て貴方に教えることができたならば、最早この国で貴方に敵う者は居ないでしょう。―ふふ、何を言っているのかわからない?時期にわかるわ(面白い。やはり彼女は期待を裏切らない反応を見せてくれる。だが、こうして彼女をからかったりできる時間も恐らくもう残り僅か。彼女には何一つとして話してはいないし、これから私が話すこともきっと彼女からしてみれば何を言ってるんだと思われても仕方がない内容。だが彼女には素質がある。長い間国に振りかかる火の粉から守ってきたその力があれば国の問題は心配ないと思うのだが、皇帝となるからには今度は振り払う側、つまり力を身に付けなくてはならない。自惚れているわけではないが、私はどちらかというと力がある方だと思っている。勿論、刀を抜いて戦う実戦では、他の国の皇帝の中でも最下位に位置しているであろうが、政治手腕は誰にも負けるつもりも負けているつもりもない。彼女、塔鳩は私の推測に過ぎないが、恐らく今のところ守る側の人間であろう。だが守る事に関しては彼女は最早一流、これからは攻めという力が必要になる。判断力や知力なども必要になってくるが、それらの点は概ね合格していると判断している。とにかく力、彼女は攻めが薄い。この翠は周りを強大な国に囲まれているようなもの。紅の洸、藍の風伯、黄の黄狛…、これらの国と対等に渡り合う力がなければこの翠など忽ち滅ぼされてしまう。だが彼女は私より遥かに大きな力を持っていると確信した。きっと将来は大きな人物になる、この私の力など小さきものと感じられるくらいに…。きっと彼女はこの翠ノ国を強い国にしてくれる、その希望を信じ、彼女の許可を得ずに勝手に後継者としてしまったことは詫びなければならないことだろう。だから彼女に力を付けさせる、これをお詫びの代わりとしてほしい。こんな自分勝手な皇帝で申し訳ない、ただ貴方には眠れる力がある。その力にこの国の未来を賭けてみたくなった――。嬉しいとも悲しいとも執れる表情でしばらく彼女を見つめ、スッと目を伏せた)
(p:返レス遅くなって申し訳ありません;不快な部分があれは言ってください、すぐに書き直しますのでorz)

226水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/02/25(土) 13:25:40
>>217 羅刹

(母と姉の墓参りを済ませ来た道を戻るべく長い廊下を歩く。これからは忙しくても定期的に来なければ。民のことを考えるあまり家族を省みないというのは絶対にあってはならない。今回は渋い実を供えて来たから次は甘い実の方がいいかて考えていた時、前方より自分の方へ走ってくる兵士を見つけた。廊下は走らないようにと冗談を言っているような状況ではなさそう。兵士を遠くから見るあたり急ぎの用事なのであろうが、仕事で何かミスでもしたであろうか。それとも他国からの使者?何か事件でも起きた?やや真剣な表情で兵士の言葉を待つ。『こちらでしたか!どうかお急ぎください、すでに中庭にてお待ちです』中庭で待っている?首を傾げ顎に手を当てて考える。今日は他国から使者が来る予定はない。来る人なんて町で会った方ぐらいしか…。あぁ、そうだった、その方を私が城へ来てほしいと言って呼んだんだった。母様と姉様のことを考えていてすっかり忘れていた。来いと言った当人が忘れるとはなんという失態。彼には何と説明しようか、正直に忘れていたと言おうか。いや、逆に正直に言ったとして彼がこの国の皇帝は忘れっぽい性格をしていると他国に漏らされでもしたら?敵国とはいえ、交易などは盛んに行っている。その些細な事もその交易に影響を及ぼしかねない、皇帝とは国の顔、姉様が昔『皇帝たる者、真実だけを口にしていてはいけない』と言っていた。意味がわからなかったが今ようやくわかった気がする。皇帝たる者、敵に対しては嘘も重要ということか。彼は敵ではないだろうが他国に走られて翠の評判を貶めることをするかもしれない。最も原因は彼には全くなく、自分に全てあるのだが。今この場に居るのは私と兵士一人、兵士が言わなければ彼にバレる心配はない。ここは自分の病気を理由に薬を飲んでいたということにしよう。歳をとると悪知恵が働く、まったく困ったものだ。フフフと前を歩く兵士の後ろで怪しく笑う。とはいえ彼には聞きたいことがたくさんあるのも事実。どうやって私の病気の症状を和らげたのか、一番の疑問はそこ。だが頭の中だけで考えても答えは出ない。考えるのは正面に居る彼の答えを待ってからにしよう)
―遅れてごめんなさい。薬を飲んでいたら遅くなってしまって…。とにかくよく来てくれたわ、それでお名前は何というのかしら?

(p:がぶっ、あら、美味しい←/いやいや、食い意地の悪いだけで可愛さなんて皆無ですよ!返レス遅くなって申し訳ありませんorz)

227水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/02/25(土) 13:59:56
>>219

(p:支援してくださりありがとうございます!これからも頑張っていこうと思いますので見守っていただければと思います。本体から失礼しました!)

>>221

…それだけは譲れないわ、私はこの国を、貴方達を、そして民を守る大きな大きな剣。小さな盾では防げないような大きな泥が沢山振りかかってくる。いくら力がある貴方でも振り払えないような大きな大きな泥…。そうねぇ、総合的に判断すると塔鳩ね、私が国を守る剣なら彼女は大きな盾。私ですら壊せないくらい頑丈な、ね(不機嫌そうな顔をする彼、そんな彼の口から出る言葉は、言いたいことはわかるがお願いだから守らせてほしい。まるでプロポーズのようだとクスクスと笑う。聞けば彼は女性好きだとか。今まで数えきれない女性と関係を持っているだろうから守らせてくれなんて言葉が出ても不思議ではないのかもしれない。だが今の彼の言葉にはどこか重みが感じられる。少なくとも今は真面目に言ってくれているのだろう。私を守る剣になりたいし盾になりたい、それが本心ではなく巷の女性に対して頻繁に使われている言葉だとしても剣になりたいし盾になりたいと言われれば内心嬉しいわけで。だが、人の上に立つと振りかかってくる泥も相当大きく、生半可な盾では防ぐことなどできないようなものばかり。過去に彼のように貴方を守ってみせますと言って敵の手にかかって散った者を多く見ているせいか、内心は嬉しいと思いながらもそれを顔に出すことはせず、それはできないとやや顔をしかめる。彼だけは死なせたくない。勿論他の者も死なせるわけにはいかないのだが彼だけは、彼だけはと心の中で呟く自分が居る。この思いは何なのだろう?父に雰囲気が似てるから?それともただ単に部下だから?それとも――。その先の考えは彼の行動によって中断させられた。彼の額に当てられている手でペシッと軽く額を叩くと彼の手を離し口づけをされた手の甲を押さえ紅く紅潮させている頬を膨らませて)

(p:お帰りなさい!私も忙しくて来ることができませんでしたがこれから頑張って活気を取り戻していきましょう!)

(p:一通り確認しましたが、もし返し忘れている方が居ましたら言ってください;連レス失礼しましたorz)

228明星【翠ノ国/忍】 ◆Zf.59bF2UM:2012/02/25(土) 16:44:42
>>223 主様
(/承認ありがとうございます。では、出来た分だけですが絡ませてもらいますね。既に絡み文を置いてある方には後日絡ませていただきます!)


>>35 風伯様
――……うっわ、まさかあそこまで酷いとは……
(藍の国。町並みは藍で統一されている、上下関係が厳しいという噂の国。その町並みは目が痛い。何せ見渡す限り藍なのだ。しかし、ここまでくると逆に壮観なような気がしてくる。なにせ彼女が座っている茶屋の色も藍。隣にある民家も藍。人々の服装も藍。藍、藍、藍。全てが藍かった。しかし、その藍の中でも一際目立つ存在を彼女は発見した。この国の皇帝である。その人物は今、目の前に居る子供を冷淡な薄灰色の目で見据えている。何事か、と茶屋に金を支払い団子を食べながら近付いてみると民は恐れを奥に宿した目で彼――その恐ろしい皇帝を、そして尻餅を付いた子供を見ていた。彼女はもう少し近づいて観察してみよう、そう考え付き平伏する民達の少し後に続く。しかし、彼女は失念していた。この国の民は、この皇帝を心の底から恐れているのを。彼女は格好こそ藍の国の民なのだが、その態度はとても、ここの国民とは思えないほど堂々としていた。団子を食べながら平伏もせず、少し呆れたような、湿り気を帯びた視線で皇帝を見ていた彼女は――さらに、あろうことか皇帝を批判するような言動をしたうっかりしてしまった彼女は――少しでもこの国のことをしっている人物ならおかしいと気付くだろう。彼女も直後にまずい、と思ったのか慌てて地に伏そうと思うのだが、団子はまだ一個余っている為、しかし彼女の大好物である団子を手放す事も出来ず皇帝への視線を逸らしながらそろり、とここから抜け出そうと足を動かし)
(/絡ませていただきました!なんだか明星が酷いことを言っていますがどうかお気にせず;よろしくお願いします!)


>>42 水蓮様
(天気は快晴。雲一つ無い、日差しが暖かな穏やかな日。今日も良い団子日和だ、と思いつつ近くの茶屋で団子を買い、のんびりゆったりと散歩を楽しんでいた所、見覚えのある人物を発見する。その人物の周りには人々が集まり、皆一様に楽しそうな顔を浮かべている。中には涙を浮かべている者も居たが、決してマイナス方面の事柄ではないだろう、と彼女は判断する。あら楽しそう、私も混ぜてよとばかりにその談笑の輪に近寄ってみると、その中心の人物はこの国の皇帝、水蓮だった。何故病弱である彼女がこんな所に居るのか、と少し驚きながらもう少し前へ進んでみる。――途端、彼女の咳込む音が聞こえた。ぴたり、と歩を止めて彼女の様子を見る。……彼女はいい、と言っていたが本当に大丈夫なのだろうか。そう考えている間にも今度は商店街の方へ歩を進めている。もし万が一の事があったら……――自分だって、ようやく落ち着けれた場所を失いたくは無い。そう思い彼女の尾行をする。珍しく忍者っぽい事してるな、と自嘲しながら彼女の後を追い続ける。しかし、幸せそうな、嬉しそうな笑みを浮かべる彼女を見て、何故自分が苦しいのにそんなに笑ってられるのか、と少し呆れながら彼女の前に出る。そして作り笑顔を浮かべながら子供をあやす様に)
……はぁ、もう、そんなに無理してたら側近様に怒られますよ?さ、帰りましょう?治安なら私が見ておきますよ。
(/目をつけて絡んでしまいました。もう、水蓮様素敵過ぎて……こんな奴ですが、よろしくお願いします!)

229宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2012/03/05(月) 01:59:31
(PL/ゆっくりですが、出来上がったレスだけでもお返しします><)

>>179 風伯(PL/本当に亀になってしまって申し訳ございません></持って帰っていいですか?← 風ちゃんを愛するのは私に課された役目!キリ)
……ありがとうございます。……申し遅れました、私は翠の国の兵隊長 宴と申します。本日は私情で、こちらの国に訪問しました。よければ、私にお時間をくださりませんか?
(九死に一生を得たと言うべきだろうか、それとも途方も無い様なこれからの苦労を生み出してしまったのだろうか。どちらかはまだとれた分からないが、この場で誰も命を落とさない様になったのは確かだ。あいての統率力にひゅーなんてわざとらしく口笛一つ吹くと、鋭く開かれた相手の瞳と目が合う。反らせば殺されてしまうのだろうか、この緊張感。嗚呼、なんとも気持ち悪く心地が良いのだろうか。相手だけでは無い。統率のとれた兵士達は武器を下ろしつつもこちらを睨みつけ、殺気をそれでも浴びさせる。そんなに楽しませないでくれよ、俺が俺で無くなってしまうだろう?口角を上げにっこりとほほ笑む。ここで剣を抜けば、あの人は悲しむのだろうか?ここで剣を抜けば、あいつはやっぱり俺は紅だと安心するだろうか?…嗚呼、無情。馬鹿らしい、今は翠の国の人間なのだ。相手の視線を遮る様にひざまつき一度感謝の言葉を漏らすと、大げさと言わんばかりに頭を下げる。そして、ゆっくりと頭を上げ、はっきりとした口調で己の事を告げる。紅に居る頃からあんたには話したい事が沢山あったんだ。少しぐらい、時間をくれてもいいよな?なんて、貴方はこの不審者にどう接するか興味があったんだ。)

>>181陸羽(PL/返レスが遅くなってしまい申し訳ございません><)
……そんなに怯えンなよ…?まるで、俺が残虐な殺人鬼みたいじゃねぇか…ってまぁ、間違っちゃいないけど、あんたが俺に何かしなければなんもしないよ?それよかさ…あんた宝石商人の陸羽じゃない?
(空はどうしてこんなにも遠く、遠く手の届かない場所。宝石の様な星空も綺麗と思った瞬間に全て手の届かない場所に行ってしまう。ならば、何も望まなければそれで十分だったのに…。大きくため息一つ。それだけがどこか空に吸収されてしまう。なんて無情なのだろうか。視線の端に移る、自分を殺人鬼の様に不安そうに見つめる瞳さえ、宝石の様でそれを奪い取るのが大好きだったのだが、今はもういらない。そんな目で見ないでくれ、俺は俺で居たいだけなんだ。声にならない言葉を小さく吐き出し、困った様に眉を下げまたまるで、親が子供を説教するかのように優しく言葉を戻す。安心してもらって結構、もう今日の殺人鬼の俺はお休みなんだ。頬を人差し指で掻き、ゆっくりと相手を品定めするかのように下から上まで見つめる。どこかで、見た事あるこの姿。そう確か翠の国の女達が、「今日は宝石商人が来る」と騒いで言っていた人間の姿と同じなのだ。それなら話しが違う。欲しい物があるのだが、君はおもちかな?)

230宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2012/03/05(月) 02:00:23
>>183塔鳩(PL/お返事が遅くなってしまい申し訳ございません><なんだかただのチャラ男になっていてすみませんorz)

いやーそんな冗談はやめよーぜ?今更、紅になんか戻ったって殺されてしまうし、待ってくれている女も…、それに、翠にはこんな綺麗な女もいるし…な?―――どう?今から飲まない?
(足元に転がる物はいつから俺を怨み、殺そうとしていたのだろうか。ずっとずっと前?それとも好奇心?ただ、俺と同じく強い相手を倒したかっただけ?後者ならどんなによかっただろうか。どこからか聞こえてくる言葉に、苦笑い一つ零しまた子供の様に受け答えを。どんなに強さに自信があったとしても、自分の弱さや弱点を知っている人間の中に命を捨てに行く程、馬鹿じゃないのさ。はっきりとわざとらしく発する言葉に続け「それに、あいつも」…なんて言いかけた言葉を口の奥底に飲み込む。苦い汁を飲みこんだような険しい顔付きになっている事にあいては気づいただろうか。そっと見上げた空は何処かはかなげで、昔と同じ金色。嗚呼、愛おしいさ。そっと思い出に蓋をしよう。すぐにいつもの様なへらへらした笑顔の仮面を付け、目の前にいる女へと視線を映す。さて、いつから女遊びをしていないのだろうか。ゆっくり近寄りそっと相手の手を取る。愛してくれ?そんな事言わないさ。愛おしいよ、君が女である限り。だからそう、今日だけは夢を見せてくれ。)

(PL/連レス失礼しました!)


>>195羅刹(PL/返事が大変遅くなってしまいもうしわけございません><)
羅刹…ねぇ。どこの人間かはしらねぇが、よろしくー。あぁ?月…月ねぇ…、そうだな。今夜は、静かに過ごそうかねェ…。……羅刹、お前、若いねェー何歳―?
(相手の礼儀正しいお辞儀とは逆に名を呼ぶと、軽く肩の位置で手をパタパタと振り、気が抜けた声で挨拶を。まるでアクロバットの様な彼の軽い動きを尊敬するように子供の様に微笑み、拍手を一つ。自分の出来ない事をやってみせる人間はどうしても尊敬すると言うのが自分の良くも悪くも癖なのだ。相手に戦う意思がなければそこで戦いは終わり。残虐をするほど子供ではないのだから。そっと相手が着地した木の幹に体を落とし、そっと空を仰ぎ見る。美しい月、輝く星空。こんな絶景を汚そうなんて馬鹿らしい。手の隙間から見える月はいつも以上に綺麗に見えた。いつぶりだろう、こんなにもゆっくりと空を見上げたのは。自分よりもいくつか若いであろう青年に疑問を問いかけた。)

231宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2012/03/05(月) 21:45:53

>>213白馬(PL/レスが遅れて申し訳ございません><ものすっごくレスしてて泣きそうになりましたorzなんでこの子たち皆仲良くできないのorz)
ああ、翠…だよ。……ごめんな、白。……これで終わりにしよう。俺はお前の知ってる鴇桜じゃない。俺は、俺は…翠の国の宴だ…!
(紅はいつしか翠へと染まった。目の前にいる彼女は泣いているのだろうか。無垢に見つめるこの瞳をどうすればいいのだろうか。君が幸せになる為に自分は君の前から姿を消したのに、まだ君は必要としてくれるんだ。嗚呼、震える。戻りたいよ、君の笑顔が毎日見れたあの頃に戻りたいよ。でも、駄目なんだ。払いのけられた手は行く場所を失いゆっくりと落ちて行く。それが終わりを告げているのでしょうか。そのまま手を掴んでくれたなら、また昔に戻れる気がした。でも、でも。君を共に堕ちて行くなんて我慢できないんだ。なら、一層の事。受け居られない手を強く強く握りしめる。唇は強く噛みしめ唇の色が変わって行く。男は泣いてはいけない。小さい頃の教えを守る様に一度深呼吸一つつけば目を細めまた愛おしそうに微笑む。このまま翠を捨ててまた君の元へ帰ったならばあの人は俺を許すだろうか。いや、ほっておけない。震える手の平をそっと無視して貴方の涙を踏みにじって全て終わりにしましょう。あなたを私と言う鎖から解放しましょう。背中に背負っている鞘から自分の愛刀を取りだしゆっくりと目の前で構える。幼き頃、紅で教えてもらった剣術、愛しき貴方。もう、全てじぶんだったけど全て忘れたいんだ。月明かり剣に反射して何故か悲しく桂丸は光っていた。 )

(PL/連レス失礼しましたorz)

232風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/03/30(金) 14:24:44
(p/またもや一ヶ月以上空けてしまい申し訳ありませんorzまだ途中までではありますが、漸く三方分のレスが完成したので返させて頂きますね><順変え、連レス失礼します;)


>>208 白馬
――…ふむ、良かろう。衛兵、そなたら二人は〝あれ〟を片付けた後城へ……他の者は引き続き我に付け、一旦戻る。
(慎め、と――そう告げた事に対し迷う事無く謝罪を口にし、その頭を垂れた相手。珍しいというよりは〝異色〟な金糸が揺れ、視界を掠める。しかし依然として感情の無い瞳のままいれば、姿勢を直した相手の口から紡がれた〝子供が見ている前で行政の話をするのは〟という言葉に暫し黙って思考を巡らせる。確かに相手の言う通り、そうしようと思えば簡単に言って済ませる事も出来るだろう。が、現在は状況が状況である為その選択は好ましくないように思えた。最終的に相手の意見を採用して小さく頷き、そうと決まれば素早く対応を……と兵士達に指示を出していく。まず手近に居た二名に場の処理を…残り数名はこのまま己の護衛を続行するよう伝えると、相手へ視線を戻し一言添えてから兵を率いて歩き出し)
――…では参れ、紅の側近。
(p/亀レス申し訳ありませんorz/百合百合…wそれにはまず、風伯が本来の性を晒す必要がある気g(爆)←)

>>218 羅刹
…五月蝿い。
(発言が年寄りっぽい――恐らく先程の己の発言に対する感想だろうそれを、すっぱりと擬音が付きそうな勢いで切り捨てる。確かに歳で言えば己はまだ若い部類に入るのだろうが、今更そんなものを意識してどうする…と軽く相手を睨んだ。抱えられているこの体勢では上目遣いのようにしかならない事が、妙に悔しい。そう感じて視線を外しながら、ふと……そういえば初めて見た相手はこんな雰囲気を纏っていただろうか――と過去の記憶を探った。あの時の彼はもっと鋭かったような……そう、まるで野生の獣のような瞳(め)をしていた気がする。そんな眼差しが今は、特に鋭い訳でも――逆に優しい訳でもない。少なくとも己は、そう捉えていた。現在(いま)此処に居る相手の眼に宿っているのは、よく解らない感情。一体いつからこんな状態、関係に落ち着いたのか――…見えそうもない答えを探すのは早々に諦め、それ以上思い出す事を放棄した。直後に〝最後に食べたのは…〟と尋ねてきた声が耳に入り、少々考えるように間を置いた後当たり前のように答え)
最後?―――…確か、丁度二週間前の今日ぞ。
(p/ははは…敢えて私からは何も申しませn/そしてこの人…なんと二週間水だけだった模様です←何で生きてるの^p^/大分遅くなってしまいすみませんorz小説に出して頂けた事に関しては凄く嬉しかったので、問題ありませんよ^^ノ)

233風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/03/30(金) 14:25:50

>>210-211 水蓮
ふん、何を喚くかと思えば―――…そのような事、皇帝(フウハク)として立った瞬間から心得ている。分かり切った未来を嘆いてどうする、恐れてどうする?その行く末にあるのが我が死であるなら、所詮その程度の器だった…ただそれだけの事だ。
(放たれた炎――紅く、紅く…瞬く間に藍の街並を塗り替えていく。その場に民が残っていなくて良かったと、戦開始の法螺貝を聞いてから今…はじめて思った。この身に辛うじて在る〝人の心〟――自軍にさえ向けないそれを、敵軍に…ましてやその長たる皇帝に向けるなどという事は決してあり得ない。依然として変わらぬ氷の瞳で倒れ行く部下と敵兵を横目で見やった後、何やら喚き出した水蓮をしっかりと見据えた。炎の中心から響く怒号のようなそれを黙って耳に入れ、それから数分――…一通り吐き出し終えたらしい彼女に対し、〝言いたいことはそれだけか?〟とでも言うように短い音のような息を零す。大人しく耳を傾けていれば、相手の口から吐き出されていくのは〝国民を甘く見るな〟だの〝この国は長く持たない〟だの……解り切っている事ばかり。そんな事を今更確認されずとも、他者の口から言われなくとも既に嫌というほど沁みている。相手の苦しみと己のそれを比べる心算は無い――同等か、それ以下だろうと貶める気も無い。しかし、だからと言って何が解るというのか……貴様にこの心を理解する事など出来るのかと。翠の軍勢を見ていると嫌でも伝わってくる、信頼…愛情……それら正の感情。そんなもの――…とっくにこの手からすり抜けていった。〝死〟や〝裏切り〟…あらゆるカタチで。だからもう〝暖かい世界〟など要らない――再びそれに触れれば、きっと〝自分〟が壊れてしまうから。そこまで思い巡らせると陣を側近と数名の兵士に任せ、徐々に紅く染まっていく〝翠〟の文字に歩み寄った。周囲を焼く炎が唯一その口を開けている場所――火柱の隙間を躊躇無く潜ると、〝危険ですッ…!!〟と止める兵の声にも気付かない様子でゆっくりと刀(つるぎ)を抜き)
…無様な。貴様に、貴様等如きに―――我の心は解るまい……。
(p/あああもう何か、無駄に重い展開ですみませんorz/そして風伯が刀を抜きました!本気モードかしr←)


(p/連レス失礼しました;)

234niratama ◆72/C4QG2wA:2012/04/05(木) 12:36:17
 参加希望です・・・
 私は忘れっぽいので先にプロフはっておきます・・・

 「勝てばいいのさ。勝てばね。」
 「悪夢を見たいのかい?なら見せてやるよ!!」
 「俺は雇われ忍さ。いつ下克上してもおかしくないからねぇ。」
 
 名前 仙道麗博(せんどうれいはく) 普段使う名前 麓轍(ろくてつ)
 性別 男
 年齢 18歳
 性格 普段は優しく、町では敵とでも仲良する。だが仕事となると冷酷になり仕事はこなす。仲間は大切にする。
 容姿 紺色の忍装束。首には紺色の布を巻いている。肌は色白く目は朱と黒のオッドアイ。朱の目はガーゼで眼帯をしている。髪は紫で腰あたりまでの髪を一本に束ねている。因みに背は高い。
 役柄 藍ノ国/忍隊長
 武器 鎌
 備考 一人称は目下には「俺」目上には「自分」二人称は「アンタ、アンタ等、てめえ等」。両親を5歳、姉と弟を11歳でなくし天涯孤独の身になった。もう誰も失いたくない。という気持ちで忍になることを決意。過去のことがあり仲間を大切にする。朱の目の為虐められ、避けられた為、呪われた目として封印。眼帯を無理に取ると暴走する。

 (・・・こんな感じで。レス蹴りすみません。)

235羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/04/27(金) 21:49:20
(/皆さん御返事が遅くなってしまい申し訳ありません!!久しぶりのロル回しでおかしな所があると思いますが、そこはみ、見逃して下せぇ!)

>>226 水蓮
そうですねぇ、今年は色々波乱に満ちて…でも、その中で小さな出逢いがあると思いますので、見逃さなければもしかしたら……。(兵の一人が駆けて行ってしまってからぽつんと残された者同士、時間潰しにお話しませんかと傍らに立っていた男に声をかければ、案の定返ってきたのは渋い顔だったが、占いやまじないには自信があるんですよと話を振った瞬間の小さな反応を見逃さず、料金は取らないからと少し強引に出たが、四ヶ国の中で一番穏やかな国情だからか数分も話せば男はすっかり此方のペースに乗っており、久しぶりに所謂恋占いをしながら野郎が思い悩んでいる姿を見ても全然微笑ましくないと心中で吐き捨てつつ、上辺だけは穏やかににこやかに道を示してやっているうちに此方に戻ってくる気配に気づき、それとなく相手にそれを知らせるとそれまで密談をするように縮めていた距離を元のように置いて、占いをする上で教えて欲しいと頼んで容易に得る事が出来た幾つかの情報を頭で整理しながら二人を迎え)いいえ、お気になさらず。お庭を拝見させて頂きましたが、とても美しくて…つい、時間を忘れてしまいそうでした。(実際のところは全く違う事をしていたのだが、兵の面子を守る為のこれは方便であって嘘ではないと屁理屈を捏ねながら静かに首を横に振り、一歩下がり静かに膝をつくと手を組んで頭を垂れ、諜報の際に使っている幾つかの偽名のうちの一つを口にし)失礼致しました。世羅と申します。
(/ほ、本当にお食べになった…!!←/強く生きているお嬢さん素敵です!そんな皇帝に平気で嘘吐く息子……( ̄Д ̄;))

>>230
……こういうの、好きなんだ?(いつもしている何気ない動作に拍手を貰えば一瞬何のことなのか分からず首を傾げて、ふと人を楽しませる為に生まれ磨かれた技で人々を魅せる大道芸を思い出せば、こういう類のものが好きなのだろうかと疑問を抱き、最も自分の技は他者を傷つける為に鍛えたのだがと思いつつ尋ね)ははっ、おにーさんが話の解かる人で良かったよ。んー…今年で二十、だったかな。若いって、あんたに言われても微妙なんだけど。(枝に手をついて腰かけると下を覗くように軽く身を乗り出し、幹に寄りかかっている相手の視線を追って天上の月を仰げば、いつだったか出遭った奴はお構いなしに向かってきたものだから大変だったのだと、そうは思っていない明るい声音で言い、所属も明かしていない上に名乗ったのは偽名、年齢くらいは本当の事を教えてもいいかと顎に手を当てて、いつもは意識しない自分の年齢を口にしてから大して歳は変わらないだろうと笑い)
(/いえいえ、お気になさらず。私ものんびりしまくってますので^^;)

236羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/04/27(金) 21:50:35

>>232 風伯
全ッ然怖くないですよ、姫さん。むしろ可愛らしいです。(いつもと変わらない勢いのいい返しの中に滅多にない悔しさが滲んでいるのに気付き視線を落とせば、まだ若干青いもののしっかりと此方を睨んでいる相手と目が合い、自分に抱きかかえられている状況をその高い矜持は許さないが身体がそれについていかない事が気に食わなくて不機嫌になっているのかと小さく喉を鳴らした。常日頃から冷酷だ非道だとぬかしている奴等が、大人しく他者の腕に納まっている彼女を見たらどんな表情をするだろうと想像しつつ、綺麗に整えられている寝台に相手を静かに降ろすと薬でも持ってこようと身を翻したが、先の問いに対する相手の返答にぴたりと動きを止め)………は、二週間前?(ぎぎぎ、と錆ついたブリキのように首を巡らせ相手を顧みると一段低い声で繰り返し、何の冗談だと言いたかったが此処で…というよりも元々冗談を言うような性格ではないのだから事実なのだろうとその言葉を飲みこみ、数拍置いて状況を理解すると平然とした様子の相手に詰め寄り)側近はどうしたんですか、側近。この事を彼女知ってるんですか、知ってるなら職務怠慢にも程がある。貴女の世話が彼女の仕事だ。ていうか、普通は誰が言わなくても飯は食べるもんですよ。いくら冷酷だとか言われてても、毎日女中が運んできますよね?毒見もきっちり済ませた、必要な分だけの料理が出ますよね?それを、一日二日じゃなくて二週間食ってない?よく今まで保ちましたね、全然褒められねぇけど!!(侍医が知ったら卒倒するに違いない…いや、結構歳を召していたからそのままぽっくりなんて事もあり得ると柄にもない現実逃避をしつつ、いつも上辺だけとはいえ使っていた敬語がボロボロと抜け落ちている事にも気付かないまま説教じみた事を並べたて)
(/驚きの事実に息子が壊れました←/今や思い出話にしかならない師匠を出せばよかったんですけど…あ、ちなみに犂月はロリコンなおっさんでs((シリアスぶち壊し設定にも程がある)


(/連レス失礼しました<(_ _)>)

237風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/05/09(水) 00:03:06
(p/…はい、お久し振りです←今更感半端ないですが、漸く書き終えたので一気に返レスさせて頂きますねノ連レス失礼します;)


>>228 明星
(余程恐ろしかったのか、金縛りにあったように微動だにしない子供。その様はまさに〝蛇に睨まれた蛙〟――これ以上適切な例えは存在しないだろう。そう思える程、この場の空気は凍り付いていた。まもなく訪れるだろう春を匂わせる暖かな空気等微塵も感じさせず、無感情な薄灰の瞳は更に鋭い光を纏う。だが、無意味な睨み合いをいつまでも続けてやる程暇ではない――右手に携える鉄扇を振り上げ、殴られるのかと身構えた子供の鼻先へ突きつけた。幾ら冷酷非道と言われようと一国を背負う皇帝だ、自ら民を傷つける……ましてや殺すような真似はしない。精神的には大分蝕んでいるだろうという矛盾はあるが、自国の民として〝護るべきもの〟である事は事実。ますます怯えた表情で見上げてくる瞳を真っ直ぐ射抜くように見据えると、〝次は無い〟と告げて鉄扇を引いた。そのまま口元へ添える事で少しの間表情を隠し、その場を去ろうと一歩踏み出す。が、不意にざわつきだした民と兵の異変に気付き、静かに視線を巡らせた。やがて藍で統一された民衆の中――ただ一人異なる雰囲気を纏う人物を探り当てると、声色鋭く去ろうとするそれを引き止め)
――待て、そこの者。
(p/返レスが大変遅くなり申し訳ありませんorzいえいえ、若干ご立腹ですが問題ないです、多分←此方こそ宜しくお願いしますね^^ノ)

>>229
時間だと?―――何故(なにゆえ)そのようなものを望む。
(ひゅー、と間の抜けた音が鼓膜を掠め、視界に捉えた口元が弧を描く。鋭い眼光は外さないまま保ち、不意に〝それ〟を遮るように膝を折った男を冷やかに見下ろした。それから紡がれた礼も、大袈裟に下げられた頭も――今の己にとっては苛立ちを増大させる道具(もの)でしかない。もはやこの面(かお)は、はっきりと〝不快〟を示す双眸を除けば無表情な仮面のようになっているだろう。先程強制的に与えた静けさは周囲の〝焦り〟と〝警戒〟――そして恐怖を吸収し、徐々に異質な騒がしさを纏っていく。常日頃から喧騒を嫌う己にとっては、十分五月蝿いと思える程だ。そう考えている間、淡々と紡がれていく相手の言葉を耳に入れる。翠の宴――確か奴は〝元〟紅の人間であり、昔馴染みの女が一人居た筈。忍頭から回された情報と己の記憶が正しければ、その女とはあの紅ノ国皇帝の側近だ。が、問題はそこではない。続いて相手の口から零れた〝時間をくれ〟と示す言葉だ。恐らく此方の時間を寄越せという事だろうが、目的までは理解出来ず訝しげに眉を寄せる。氷の面(つら)が僅かに崩れた瞬間だったが、そんな事はどうでもいいとばかりに返答を待ち)
(p/亀なのは此方もです、申し訳御座いません></こんな癇癪猫で宜しければどうぞどうぞ!ノ←根気強く接すれば、きっと懐いt(ほぼ不可能な件^p^))

238風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/05/09(水) 00:04:34

>>234
(p/主が顔を出せなかったばかりにお返事がかなり遅れてしまい、申し訳ありませんでした!orzまだお入り頂けるのでしたら大歓迎ですので、どうぞ御参加くださいノ)

>>236 羅刹
(嗚呼、もう何も言わないでおこう、そうしよう――やはり上目遣い(不可抗力)での睨みは逆効果を発揮したようで、〝全然怖くない〟というだけならまだしも〝可愛らしい〟とまで称された。その蛇足以外の何物でもない言葉に心底脱力し、心中で力なく呟く。勿論表には殆ど出していないが、現在胸中を渦巻く感情は〝呆れ〟以上のものだった。その後漸く身体を抱いていた腕から解放され、整えられた布団の上に正座しながらそっと息を吐く。先に投げ掛けられた質問にも淡々と返し、特に慌てるでもなくそのまま過ごそうとした時――不良品のカラクリのような動きで振り返った相手の言葉に、僅かに首を傾げた。勘違いしないよう確認しておくが、断じて〝意味〟が解らなかった訳ではない。何故そのような反応をされるのか――それが理解出来なかったのだ。確かに毎日決められた時間に出される食事には、殆ど手を付けていない。側近がそれを知らない筈もなく、その時が訪れる度に端麗な顔を曇らせていたものだ。しかし、喉は通せても身体がそれを栄養分と認識せず、排除しようと働いてしまう。その結果、取り込まれる筈だった食物(しょくもつ)の多くは消化器官まで至らずに入口から吐き出されてきた。実際、ここ数日の間何度か〝喉に通しはした〟が、繰り返される事は同じ。常よりも更に壊滅的な相手の言葉遣いは然して気に留めず、感情の無い淡々とした口調で言葉を紡いで)
喉に通しはした――が、殆ど意味は成しておらぬ。……次の瞬間全て吐き出してしまうからな。
(p/暴走してますねー(オイ)そして風伯さん、食べたくても食べられない感じのようです←/ロ リ コ ンww確かにシリアスは何処かへぶっ飛びますが(←)それはそれで美味s(黙))

239水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/05/13(日) 12:40:17
(p:返レスが遅くなり申し訳ありません;所々日本語がおかしいですが、そこは何卒脳内変換をorz)

>>228 明星

(商店街を護衛の兵に守られるように歩く。前後左右に彼らが居るお陰で前がよく見えず、行動に若干支障が出ている。もっとも、今の体調のせいもあるのだが。やはり商店街は賑やかで右の店も左の店も人が多く、店の者も対応に追われている。昔はこの辺りはほとんど何もなかったのに今は、右も左もお店、お店、お店。この辺りで姉様と遊んだことが酷く遠い出来事のように思えてくる。かくれんぼをしたが隠れるような場所がほとんどない為、遊びにならなかったり逆に道は非常にいりくんでいるからよく迷子になってその度に姉様が探しに来てくれたっけ。そういえば昔、この辺りの店で団子を御馳走になった記憶がある。その記憶を頼りにいりくんでいる道を進んで行けば目的地らしき店を見つけることができた。何もかも昔と変わっていない。まるでこの店だけ時の流れから切り離されたかのように。正直、こういった、表現は悪いがボロボロのお店が一番好き。店内へ入るとまた異様ななつかしさを覚える。一人で出歩いてこの店に来ていたら、きっと年甲斐もなくはしゃいでいただろう。衛兵の一人が『誰ぞ居らんか』と言うと、慌てた様子で店の奥から年老いた男性と女性が現れ己を見るなり深々と頭を下げる。『この方はこの国の皇帝である―』と己の紹介を始めるが、きっとこの二人は言わなくても知っているだろう。最後に此所を訪れたのは姉様が居た頃、しかもまだ子供の時で己や姉を覚えているかと問えば答えが返ってくるであろうが、今はよそう。団子と水を一杯頼んでいそいそと奥へ消えていく二人。しばらくして皿に山積みにされた団子と水がテーブルの上へ置かれる。こんなに頼んだ覚えはないのだけどと困惑気味に老女を見ると、耳元で『水蓮ちゃんは、いっつも白ちゃんの為って言って団子食べなかったでしょう?ほら、うちの旦那も久々に会えたもんだから泣いちゃって…』視線を店の奥へと向けると、うんうんと頷いて涙を流している男性。店の外でここまでついてきた住民が店の中へ入らないように見張っている兵士に視線を変えて、あの人達にも同じ物をとお願いし、水を一口飲む。水を飲んだお陰か身体の熱は引いたように思う。兵士達に少し休むようにと促し、立ち上がり外に出る。見張りが居なくなったので、住民は次々と店内へ入っていき、あっという間に満員となってしまった。その光景に笑みを浮かべていると己の前に出てくる一人の女性。兵士は彼女の正体を知っているせいか、特に警戒することなく、運ばれてきた団子に手を伸ばしている。顔は覚えているが名前が思い出せない。咄嗟に頭に浮かんだ名前を出して)
ふふ、側近には帰ったとしても怒られることは確定しているわ。それよりもお仕事ご苦労様、久しぶりね梅星。

(p:絡みありがとうございます!非常に失礼な女ですが本体共々これからよろしくお願いしますorz)

240水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/05/13(日) 12:43:26
>>233 風伯

――どうやらこれ以上話をしてもお互い納得できるような答えは出ない、話すだけ無駄なようです。風伯、空を見なさい。空は紅く、もうすぐ今日の戦も終わります。法螺貝が鳴るまで約五分ほどでしょうか。貴方の様子を見る限り、このまま黙って終了というわけにはいかないようですね。―ゲホッ…!こちらは手負いの身ですが手加減など無用、貴方が今刀を向けているのは兵士ではなく敵国の皇帝なのですから…。お互い戦うのは初めてですから色々警戒があると思います。私は血を流し過ぎて派手に動きまわることはできそうにありませんので抜刀は控えさせていただきます。この五分間、私は防御に徹しましょう(彼から投げ掛けられる言葉に黙って耳を傾ける。そして出した結論は、これ以上話したところで時間の無駄。そうなると残りは刀を構える彼のように実力行使でいくしか手はなくて。こちらも刀を抜いてやりたいが、先程敵兵により負った傷が予想以上にこちらの様々な行動に支障を出している。特に胸の傷口から流れ出る血液は止まる処か、この場を一歩でも動けばさらに流れ出てしまいそう。移動は無理と考えた方がよさそうだ。抜刀してもいいのだが、手の内が全く分からない相手に、刀を抜いたからじゃあ私もという風にはならない。しかも彼は己と同じ皇帝の座に君臨する者、そう考えれば尚更彼の手の内が分かるまで抜刀はできない。幸いなのは彼が兵士を引き連れていない事。この左右の炎の壁を見れば当然といえば当然であり、むしろ彼がそれを突破してくる事自体、他から見れば命知らずなこと。そうまでして、己を倒したいのか。先程までは高みの見物をしていたくせに。刀を地面に放り投げれば腕を組んで、徐々に近づいてくる藍の皇帝を真っ直ぐに見つめて)
来なさい、藍ノ国皇帝よ。短い時間ではあるが翠ノ国皇帝水蓮が相手をします!
(p:戦はどうしても重い展開になっちゃいますよね;そして折角、風ちゃんが刀を抜いてくれたのに防御に専念する空気の読めない女、水蓮…←)

241水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/05/13(日) 12:45:12
>>235 羅刹

―聞いたことのない名ねぇ…。貴方のような不思議な力を使う人達なら昔この国居たみたいだけど、その人達はもう滅んでしまったから貴方がその人達の生き残りじゃないかって考えはハズレね。それで世羅さん、貴方にその力で調べてもらいたいことがあるの(彼が名乗った世羅という名を頭の中で検索をかける。しかし結果は該当なし。左右の兵士に視線を向けるが返ってくる反応は、いずれも首を傾げるもの。だが己の体調を不思議な力を使って和らげてくれた彼が無名なはずはないだろう。考えられるのは昔、この国に居たという彼と同じような力を使う者達、彼がその生き残りではないかと考えを巡らせるものの、すぐにそれはありえないという結論に至る。その者達は極少数だったみたいだし、生き残りがいる可能性など万に一つもない、己の考え過ぎか。他には他国のスパイという考えもあるが、この場合、彼は今頃中庭ではなく牢屋に居ただろう。これ以上彼について考えていてもしょうがないのでそろそろ本題に入ろうか。本題といっても、最初は、どうでもいい事から彼に調べてもらおう。いきなり重要なことを調べさせるにはまだ時間が早すぎる。まずは…、やはり己の部下が己をどんな風に思っているか、だろうか。民の事ばかりを考えてはいたが、部下への気配りを怠っていたつもりもない。人の上に立つ者は下の者の気持ちも知っとおかねばならぬというが、嘆いたり喜んだり説教をしたりするのは、彼の言葉を聞いてからにしよう)
まず一つは、兵士達が私をどんな風に思っているのか。二つ目は、何故私の一族は病気に弱いのか。三つ目はこの国以外の現在の情勢を――

(p:凄い無茶なお願いをしているのにそんな自覚がない女、水蓮←/基本病弱ですけど何だかその設定が揺らいできた気がs/ry)

(p:連レス失礼しましたorz)

242風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/05/20(日) 17:51:00

>>240 水蓮
ふ、――…そればかりは同意見と言っておこう。防御に、な……我も気が長い方ではない、言われなくともその心算よ――!
(忌々しい。退いていく敵兵も、未だ周囲に残る数名の味方兵も、紅に染まった空も、翠の皇帝も――目に映るもの全てが、目障りで仕方がない。……この感情は何処へ向ければ良いのだろう。心の深淵で燻(くすぶ)る黒一色の闇――どろりと纏わりつくこの苛立ちを、何処へ。兵か、空か、皇帝か……全て違う。此処に、〝この闇をぶつけるに相応しいモノは無い〟。そもそもこの感情は今に始まったものではないのだ……もっと、ずっと以前からこの身に巣食っていたもの。それがこの戦の中で、翠の皇帝との会話を経て――僅かに表へ滲み出したに過ぎない。耐え忍ぶ事には慣れている、抑え込んでしまうのは簡単だ。――簡単な、事なのだ。まるで自身に言い聞かせるように呟いた言葉は、外へ漏れることなく心中で木霊する。〝これ以上は話すだけ無駄〟――研ぎ澄まされていた意識の中、凛と響いた言葉。それに対し口角を吊り上げ、軽く鼻を鳴らした。〝同意見〟――そう淡々と並べた言葉は本心からのもので、嘘偽りは一切無い。とうに懐へ収められた鉄扇が小さな金属音を立て、左手に握られた刀は燃え盛る炎を鋭く反射する。先に相手が言ったように、戦の終結を示す法螺貝が鳴り響くのは時間の問題だろう――わざわざ言われなくとも、元より〝手加減〟等という選択肢は存在しない。互いに国を背負う〝皇帝〟である以上、するべき事は一つだ。其方が防御に徹するというなら、此方もそれなりの手を打つまで――結果がどうであれ退く事は許されぬと、距離を詰める為走り込んだ後…流れるような動作で相手の首筋を目掛けて刃を振り翳し)
(p/なっちゃいますよねー…私の場合無駄にシリアス全開な傾向が強いので、余計に重い事に;;←/いえいえそんな、此方こそ容赦の「よ」の字も無い奴で申し訳ないです;手負いの敵相手にいきなり首狙いとか…^p^/書き直し受け付けてますので、遠慮なく仰って下さいねノ)

243水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/05/27(日) 21:19:51
>>242 風伯

これが戦神と謳われる貴方の力…。流石は一国を治める皇帝、私にはとても真似できません(己の首目掛けて振り下ろされる銀の刃。現時点で言えること、それはスピードだけは自国のどの将よりも上ということ。だが、甘い。恐らくこちらが出方を伺っているように向こうもまたこちらがどう出るのか見ているのだろう。単純に首を狙ってのこの攻撃、酷く古典的と思うのは、一般の将達の戦いを見慣れてしまったからだろうか。皇帝に即位してから病の身なれど小さな戦にはそれなりに参加し、数多の将を討ち取ってきた。どの将も最初から一撃で仕留めるつもりでいるものだから必ず最初から首狙い。そこに細かい考えなどなく、あるのはただ出世への欲と、討たねばこちらが殺られるという不安、恐怖。今この瞬間も彼、藍の皇帝はこの約五分という短い時間で己を殺そうと躍起になっている。が、唯一違うと思われるのは、この単純な攻撃が何の考えもなく放たれたものではなく、己の力を量る為に放たれたものであるということ。断言はできない、彼の考えは言葉に出さぬ限り彼以外に伝わることはない。今思うことは、己の考えが当たっていて欲しいということだけ。己より弱い者達との戦いでは満たされぬことはなかった何か。今目の前に居る彼は一国を治める皇帝、実力も並の将とは比較にならない。やっと、やっと全力を出して戦うことができるかもしれない、そう思うのと同時に身体の奥底から沸き上がってくる得体の知れない何か。政治を行っている時には全く感じなかったもの、数多の将との戦いにおいても感じることはなかったもの、己へと迫る刃が先程と違って酷くゆっくりに見える。まるで時間の流れが急速に遅くなったかのように。先程地面へと捨てた刀を再度左手で拾い上げ、そのまま刀で受け止めることはせずに右手の親指と人差し指で鋏むようにして刃を止めれば、この場から動かないと宣言したことを破棄するように、反撃とばかりに彼の腹を目掛けて蹴りを仕掛けて。嗚呼、わからない。この感覚はなんだろう?感情なのか?嗚呼、わからない。だが今はこの感覚に身を委ねよう、彼は、彼は簡単には死なない。何せ彼は他の凡庸な将とは違うのだから)

―私は今、とても嬉しいんです。これも戦乱を生きる者の運命(さだめ)というものなのでしょう。私は切に願います、貴方が私が刀を抜いても早々に倒れることなく、対等に戦える強者であることを――

(p:逆に穏やかな雰囲気の中で戦うのって物凄く気持ち悪いですよねー…。重苦しくてものんびりやりましょう!所々で場の雰囲気をぶち壊すのはこの女得意なので笑いも入れながら…←/そしてとうとうこの女おかしくなりました。俗に言う、体が軽い…、こんなのは初めて。もう何もk/黙)

244Natalie:2012/05/30(水) 18:03:52
It's much eaiesr to understand when you put it that way!

245Ivan:2012/06/01(金) 10:54:25
Thought it wulodn't to give it a shot. I was right.

246風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/06/03(日) 15:07:12

>>243 水蓮
それが可能であったとして――他者を真似る愚行を良しとするような輩に、統べられる国などありはせぬ。
(女として堂々と皇帝の座につく相手と、男として玉座に君臨する己。活気に溢れる軍勢と、ただ道具のように黙々と役目を果たす軍勢――何もかもが根本的に違う。決して、相容れる筈のない〝道〟だ。故に真似る事など出来なくて当然――眼前の女皇帝から向けられる言葉を静かに受け止めながら、そう思考を巡らせる。同時に薄い唇を動かし、淡々と抑揚の無い声色で言葉を紡いだ。自分は自分、他者は他者。別々に生まれ落ちた以上それは変わらず、自身の領域に据えるは〝自身〟のみ――そこにそれ以外のモノを踏み込ませてはならない。藍の皇帝として表に立った瞬間から、ずっとそう考えていた。もし踏み込まれてしまえば、それは己の崩壊を意味する。何者の干渉も受け付けぬ、生じた波紋も瞬く間に消し去る心。惑わされては弱くなってしまう――そんな器では、国など治められる筈がない。そう信じて疑わない己にとって、〝他者を真似る〟という行為は〝自身を貶める愚行〟でしかなかった。〝目指すこと〟と〝真似ること〟は違う――後者を選べばその末路は、〝他者の複製物と化すこと〟のみだ。そんな輩に国の長は務まらぬと言い放ち、眉一つ動かさないまま止められた刃先を見据える。直後に仕掛けられた蹴りに「はっ、……」と乾いた笑みを零すと、先刻吐いた言葉を自ら違えた相手の瞳をちらりと見遣ってから後方へ跳んだ。ぎりぎりで避けた為に向けられた足が胴の鎧を掠めるも、大した打撃は受けずに刀を構え直す。依然として無感情な態度を貫き続けたが、次に鼓膜を突いた〝嬉しい〟という単語に僅かながら眉を寄せた。場にそぐわないその言動――瞳だけは無感情のまま、吐き捨てるように毒づいて)
貴様、この期に及んで気でも違えたか?――その願いとやら、刃を奮い己で確かめるがよい。
(p/そう言われてみると確かに…そうですね、のんびり行きましょうbb←水蓮様万歳w/風伯は冷めきりすぎてもう……どうしようこのk(ry)時々水蓮様より三つ年下なのを忘れそうになります←ぇ)

247水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/06/10(日) 20:21:29
>>246 風伯

つまり、誰にも真似が出来る力であるならば国は治められず、逆に貴方が誰にも真似が出来ない力を持っているからこの藍は不平不満があってもこうして治められていると?―成程、若いわりには随分とシビアな考えをお持ちなようですね。ですが、逆を言えば真似ができない程の力を持っているのは貴方だけ。どのような身分であれ慈しみを忘れた国は滅ぶ。貴方の率いる軍勢が改めてそれを教えてくれました(彼の口から発せられる言葉をにこやかな表情を崩すことなく聞いていたが、一通り彼の言葉を頭の中で整理して思った。゙相容れない存在〟己も一国を治める皇帝であり、国はそれほど豊かではないものの、活気があり人々は皆人情味に溢れている。しかし彼の統べる国、藍は翠より豊かで広大な領地を有しているものの、人々は常に怯えながら暮らしている。この点を考えても既に翠と藍は正反対であるといえる。それに加え、皇帝二人の性格もまた正反対なのは偶然か、それとも必然的なものなのか…、今は答えを導く必要はない。そろそろ頃合いだろうか、これ以上彼の手の内を探ったところで斬りかかってくる様子もないようだし、だからといってこちらもただ刀を抜いて斬りかかるのはなんだか味気ないというかつまらないというか…。そうして刀を抜くことを躊躇ったところでこの戦が終わるわけでもなく、死傷者が居なくなるわけでもない。彼らは、兵士達は翠の為、翠が天下を一つとすることを願って戦い、或いは散っていった。この藍の国は強国なれど、一人一人の結束は弱いと見ている。そこを上手く突けば、こちらに降る者も少なくはあるまい。今日一日の戦の状況を見ればこちらが圧倒的に不利であり、このまま明日もまともにぶつかれば前線の部隊は総崩れとなる恐れがある。せめて援軍が到着すれば巻き返すことができるが…。藍を制すれば黄ノ国攻略が容易になり、天下第一の勢力を誇る紅との決戦もまた優位に進めることができるであろう。今まで凡将との戦いばかりで母や姉から教えられた技を使う機会はなかったが、強いか弱いかは刀を抜いて確かめろと言う彼の言葉に従うことにしようか。ゆっくりと鞘から刀を抜くと、右手に刀を、左手に鞘を持ち彼へと走り出して)
―ふふ、貴方も本当は嬉しいのでしょう? …さあ、最後に私の手の内の一つを貴方に披露しましょう。吹き飛ばされないようにしっかり守りを固めてくださいね!

(p:水蓮が藍を制した暁には多分風ちゃんを夫にしてその冷めきった心を溶かそうと必死になりますでしょうな?←/そういえば風ちゃんは二十一でしたね!ふふ、いいですねぇ、そういうのも水蓮をその気にさせる一つの要因になると同時に中の人を興奮させる原因n/黙)

248羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/06/12(火) 21:46:20
(/お久しぶりです、遅れてしまって申し訳ありません;まだ一つしか書けていませんが、生存報告と共に返させて頂きます。水蓮様はもう少々お待ち下さい(深礼)


>>238 風伯
(がっくりと肩を落とす相手とは対照的に、その反応が面白くて楽しくて仕方がないといった風に笑う。相手がどう取ろうとも別に構わない。呆れられようと怒られようと、自分の立場は揺るがない。仮に自分を切って捨てたとして、損をするのは藍ノ国である。もっとも、彼女ならばその穴を補う策をすぐに立てれそうだ。爆弾発言に振り返った先、寝台の上できちんと正座し首を傾げた相手を見てまた可愛いと思ったのは秘密だ。そうしていれば普通の姫君に見えるのに、運命とは残酷である。思った事を一息に捲し立て…途中、要らない事まで言ったような気がしないでもないが、一先ず息をつく。数秒の後に冷静な分析でもって返された答えに、ぐったりと脱力すればその場にしゃがみ込み膝に肘をついて手の甲に額を乗せ、肺の中が空になるくらい深々と息を吐き出し) ―――……、そういう事はさっさと言おーよ、姫さん…。(よく、今まで保ったものだ。側近には口止めでもしていたのだろうか。しかし、それが本当だとしてこのまま続けば、冗談抜きで危ない。侍医を連れてきた方がいいだろうと立ち上がったが、薬でなんとかなるならばとっくに試しているかかもしれないと動きを止め、顎に手を当てると軽く目を伏せ)材料がいくら揃ってても、普通の薬湯じゃ二の舞か……使った方が手っ取り早いが……。(幼い頃叩き込まれた術や薬草などの知識を洗っていきながら、今回の不調は十中八九疲労によるものだと判じたが言って休んでくれる相手でもない。動けるようになったら仕事に戻りかねない。ここで生家の十八番である呪術が活かされるべきなのだろうが、この国に来て他者の前で行使した事がないと考え至ればちらりと相手を一瞥し)
(/主君の危機に優柔不断な駄目男。人前で術を使う事に躊躇ってる息子です。奴は仕事が出来るカッコいいロリコンはいかがですか←)

249羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/07/03(火) 13:31:48
>>241 水蓮
―――……、皇帝よ。後の二つはお答えしましょう。ですが、最初の問いに私が答える事は出来ません。臣下の心は、貴女が直接訊ねなさい。(矢継ぎ早に投げられた言葉に、表情こそ変えなかったが呆れを通り越して頭が痛む思いだ。彼女がその質問を口にした瞬間、背後に控えている兵士の顔色ががらりと変わったことはこちらからよく見えた。得体の知れない術者に臣下の心を覗かせるなど、彼らを疑っているとしか思えない。一目で分かる忠誠を踏み躙るような発言――それにより翠ノ国が荒れるのは藍ノ国としては侵攻し易くなるから構わないが、今回は彼女の血筋に長年仕えていた一族に免じて警告をしておこう。術者の家系は探せば他にもあるし、颯一族の本当の最期を知らない若き皇帝に出自が割れる可能性は低い。立ち上がって一歩下がり、ゆらりと瞳が揺れたかと思うとそれまでの暗い色から一変、鮮やかな金色に染まる。歴代の颯家術師が城内に施し、長い年月の間に幾重にも重なり絡まり合った術を丁寧に探っていけば、くらりと目眩がした。元々の素質があってもあの日から十余年の間、術者としての修業はほとんどしていない。王家に仕えていた一族でも屈指の術者に禊もせずに挑もうなどと、我ながら馬鹿な事をしたものだと微苦笑を滲ませる。どれ程の時間が経ったのかは分からないが、静かに息を吐き出すと閉じていた瞼を上げた。目の前の依頼人に深藍の双眸を向け、あくまで予想だがと前置きし)……気に、当てられやすいのだと思います。良し悪しに関係なく、自身の陰陽が乱される。そうならないよう術が施されていますが、それさえも時として体調不良の原因になっているかも知れません。(悪気だけならば幾らでも防ぐ事が出来るのだが守りの術でさえも毒となる体質にはこれ以上手の施しようがないと、周囲を見渡す。さて後は各国の情勢かと記憶を辿り、どこでも簡単に入手可能な当たり障りのない情報を口にし)今はどの国も目立った動きはないようです。互いに隙を窺っている…一度どこかで戦が始まれば、そこから一気に変わるでしょう。

(/遅くなってしまい申し訳ありません。無茶ぶりにもしっかり答えちゃいますよ!今回だけは(笑)
勝手に理由作っちゃいましたが、戯れ言として流しちゃってOKです。いやいや、元気が一番っスよ!)

250風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/07/22(日) 12:53:22

(p/お久し振りです!大分遅れてしまいましたが、返レスしていきますね^^;連レス失礼しますノシ)


>>247 水蓮
解釈は好きにせよ。――――慈しみなど、我は知らぬ。
(眼前で並べ立てられていく、淡々とした言葉。対して……そちらの考えなど如何でも良いとばかりに口を開き、短く言い捨てる。〝不平不満〟、か。その単語を心中で復唱しながら、耳に入るのは炎が燃え盛る音と、敵味方……どちらのものとも知れない鈍い悲鳴。少なくとも戦場では、藍の兵士達と己の立ち位置は〝平等〟だ。総大将と兵。そう表面上の差はあるものの、勝利を収める為の〝道具〟としては、差など存在しないも同然だった。この戦場を一つの盤上に例えるならば、ほんの少し……己の方が指し手に近い、ただそれだけの事。わざわざ伝える必要も無し、と薄く開いた口を――閉じようとしたが、それより早く鼓膜を掠めた〝慈しみ〟という言葉に動きを止める。僅かに揺らぐ両の瞳……動揺を悟らせまいと耐えたつもりだったが、おそらく伝わってしまっただろう。落ち着け……何故こんなにも心がざわつく?揺れる必要など、無いというのに。間を置き冷淡に、しかし何処か絞り出すような声色で〝そんなものは知らない〟と言い切る。他者を深く想い、愛する――それが〝慈しむ〟という感情。ただ文字として並べられただけのものであれば、理解していた。遠い昔、きっと両親から受けていただろう愛情。――しかし、思い出そうとすればする程、下卑た言葉が脳裏に浮かんでは消える。もう全て忘れてしまった、自ら忘却してしまった。〝慈しみの心〟など、一片も思い出せない。ここまできては、最早〝知らない〟のと同じだ。相手の言葉に一瞬でも波立った心を恨めしく思うと同時に、再び一切の感情を消した。氷のように無機質な薄灰の双眸で相手を見据え、次いで紡がれた言葉に吐き捨てるように答えながら刀を握る腕に力を込めて)
―――抜かせ。……呆れた減らず口よな。
(p/風伯を夫に、だと(ゴクリ)なんてチャレンジャーなwでもそうなると確実に女だってばれますよね^p^/ちょっと若すぎたかな、と今更ながら思ってたんですが←取り合えず物凄く口が悪いです、どうしましy)

251風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/07/22(日) 12:55:11

>>248 羅刹
言えば余計な思考が生まれよう。―――〝道具〟にはこれで充分よ。
(今ほど体調不良を訴える身体が恨めしいと思った事は無い。微かに眠気も感じ始めた双眸で相手を捉え、楽しげに笑うその様子に悔しさが募る。嗚呼……あの時耐え切れていたら、今頃こんな面倒事に見舞われずに済んでいただろうに。だが今更そんな事を思ったとて、意味は無い。そんな事は分かり切っている。一瞬でも過去の過ちに取り憑かれるなど〝らしくない〟思考を巡らせてしまったのは、きっとこの気だるさの所為だ。そう無理やり納得し、向けられた言葉に意識を移す。明らかな脱力を示す相手とは対照的に無表情を貫いたまま口を開くと、平坦な声色で当然のように言い並べた。己の体調不良……おそらく本質的には喜ぶ者が大半だろうが、正反対の反応を示してきたとしても〝上辺だけの感情〟を向けられては、はっきり言って迷惑以外の何物でもない。それ以前に、そんな感情を己へ向ける必要は無いのだ。彼らはただ、それぞれに与えた役目を果たすだけで良い――下した命令の中に、〝主君を案じろ〟等というものは一つも無い。藍の玉座に居座る己は〝皇帝〟であり、国を動かし保つ為の〝道具〟なのだから。一度言い切った後に少しの間を挟み、〝これで充分だ〟と告げた。部下の前で意識を失いかけるなどという失態を犯したのは今回が初めてであり、側近の前ですらこんな事態に陥った事は無い。表では耐え抜き、裏で一人息を吐く……それがこれまでの日常だったのだ。次いで、何やらぶつぶつと呟きだした相手。その双眸がちらりと此方へ向いたのを感じ、我は忙しいのだ、と言いたげに口を開いて)
……何ぞ。言いたい事があるならはっきり申せ、いつまでも休んでいる暇は無い。
(p/こっちもこっちで中々鈍感な気が←引き留めないと絶対どっか行きますこの人;(待)/仕事が出来るロリコンww良いと思いまs)


(p/連レス失礼しました;)

252羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/07/26(木) 12:38:43
>>251 風伯
こんな状態でも役割に忠実か……らしいといえばらしいですけどねー。(何をそこまで、と思うのは、おそらく自分が失ったものを相手が持っているから。自分が犠牲になってまで守りたいものがある彼女が羨ましく、妬ましいのかもしれない。もっと器用に手を抜いて愛敬を振りまけば楽になるものを、零れそうなほどいっぱい重荷を一人背負って進もうとする不器用な人。組んだ手に顎をのせ、少々ぶすくれた表情を浮かべる。――…そんなもの、自分は知らない。ややあって忍び装束の合わせに手を突っ込むと手のひらに収まる大きさの巾着を取り出し、中身を確かめるように二、三度手の上で弄び結び目を解いた。逆さにして転がり出てきたのは南天の実のように赤く小さな丸薬のようなもの。薬草やら干物やら、とにかく色々と鉢に放り込み磨り潰してごっちゃ混ぜにし、ちょっぴり難しい術をかけて作る一族秘伝の薬だ。明らかな異臭を放つ鉢を抱えて擂り粉木を握り延々ゴリゴリと混ぜるのは、子供の自分が押しつけられ…もとい、任された仕事の一つである。製作過程ではそれこそ鼻が曲がるほどの臭いが漂うのに、どういうわけか丸薬になるとそれは消え失せる。手元にあるのは自分の手で一から作ったものだが……怪し過ぎる。遠い遠い苦い記憶を思い出しながら腰に下げていた竹筒と共に、いつも通りを装う相手へと差し出し)そんな仕事熱心な姫さんにはこれあげます。我が家に代々伝わるお薬。よっぽどの病じゃなきゃ、これで治りますよ。これ以外の薬を飲んだ例がない俺が言うんだから、効き目は確かです。ただ、副作用でちょーっと眠くなる。
(/鈍感ならば気付かせるまでッ(<●>ω<●>)!!なまじ仕事が出来るから残念な目で見られるというw)

253水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆XgzPoOaLlE:2012/08/14(火) 23:06:44
>>249 羅刹

(p:お久しぶりです!なかなか顔を出せず申し訳ありませんでした;遅くなりましたが返レスしていきたいと思います!)

ふふ、ごめんなさい。皇帝として人の上に立つ者の発言ではなかったわね。―それにしても、随分と感情を読むのが上手なのですね。私が下手なだけなのかもしれないけど貴方のその力があれば人の心を知ることもまた容易なのでしょうね(己が発した質問に対して不思議な力を使い占い見た結果を淡々と告げられる。今の世界はとても不安定、どこかで戦にでもなれば一気に変わっていく、か。予想していた答えとは大きく違った。いや、良く言えば、己の答えとほぼ一致する答えであった。彼も言うように世界はとても不安定、些細なことから戦へと繋がってもおかしくはないほどだ。しかし今のところこの翠は比較的どの国とも対等な付き合いをしている、はず。確信はないがこの翠は他国に比べ領土も少なく、軍備もあまり整ってはいない。その気になれば紅、藍、黄といった天下を狙う国々に真っ先に攻めこまれてもおかしくはない。だが今のところどの国も攻めてくる様子がないことから関係は良好なのだろう。最も、それは表面上であり、実際は密偵を送り込んだり、送ったりと互いに弱点の探り合いといったことをほぼ毎日、この間は紅の密偵が紛れこんでいた。恐らくこの世羅とかいう男も何処かの国の密偵であろう。紅以外とすれば、黄か藍のどちらか。だが黄ノ国にこのような術使いを送り込もうなどと考える輩は居ないはず。あの国が何かを企む時は必ず国を治める皇帝自ら動く。と、すればこの男は藍の密偵か。断定はできないがもし本当に藍の密偵ならば彼はそれなりの地位の人間のはず。藍の皇帝があのような術を使える者を兵卒程度の地位に留めておくはずがない。その気になれば人の考えることなど全てお見通し。藍の皇帝は厄介な密偵を送り込んでくれたものだ。便利な力である反面、喩え味方であろうとも皇帝以外には見せないはず。皇帝以外…、そして味方であろうとも見せない、これらの事から導かれる答えは…、彼の藍ノ国での地位は忍隊長か、側近ということになる。だがこれは仮説で彼の方から藍ノ国の側近ですなどと名乗ったわけではないので事実かどうかすらわからないが、警戒という意味で頭の隅に留めておくことにする。さて、次は彼に何を聞こうか。こうして彼に何かを調べさせている間にこちらも密偵を藍に送ることもできるが…。突如彼に背を向けて不安そうな表情でこちらを見る兵士数人に先ほど己が彼に聞いた過ちを詫びつつ、小声で「密偵を藍に送りなさい」と命令し、彼へと向き直った。命令を受けた兵士はその場から去っていったが、彼には不審に思われたかもしれない。だが心を読む暇など与えない。今はこの皇帝という立場を利用して質問攻めあるのみだ。)
―そういえば私以外の皇帝、特に藍ノ国の皇帝のことはよくわからなくて…;よければ聞かせてくれないかしら?

(p:レス返し遅くなってしまってごめんなさいorz/何か妙な推理してますが不快でしたら遠慮なく言ってくださいませ;)

254水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆ea3gLjDMw2:2012/08/14(火) 23:51:47
(p:トリップ違ってました申し訳ありませんorz確かこれであっていたはず…!)

>>250 風伯

その言葉、貴方の父や母の前でも同じことが言えるのですね?貴方は今言いました、慈しみなど知らない。その言葉がもし事実であるならば貴方を生み、育ててくれた父母を否定していることになります(慈しみなど知らない、冷たく吐き捨てられた言葉に反論するかのように言葉を返す。親が居ない者の発言ならば別のことを言うつもりであった。が、彼には間違いなく父や母が居たはず、確かな優しさをくれた存在があったはず。それらをあっさりと否定してしまう程、彼の心は凍りついてしまったのかと、悲しげに彼を見つめる。が、口では何とでも言えるが表情は正直であり、彼の微かに揺らいだ瞳を見た時思った。これは本心から言っているのではない、と。安堵の表情を浮かべるのと同時に、考えて見れば慈しみの心が本当にないのなら平気で民を手にかけてもおかしくはない。冷酷で無愛想なだけではなかった、やはり彼も人の子。刀を構える相手をよそに、うんうんと頷きながら目に溜まった涙を拭いて一人謎の感動をしており、終いにはやはり慈しみこそが人々を救いに導く唯一の方法であると言い出す始末。だからといってここは戦場。いつまでも感動している暇などない。そう考える頃には既に彼の前まで走り寄っており、彼の構える刀目掛けて今出せる力全てを使い己の刀を降り下ろして。そしてその表情は先程とは違い、真剣そのものであり、らしくないと自嘲するもう一人ね自分が居た)

(p:何だか馬鹿さ加減が段々大きくなっていく24歳…←/そして民、民、慈しみと、ウザキャラにも磨きがかk/ry)

(p:連レス失礼しましたorz)

255羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/08/24(金) 20:26:38
>>253 水蓮
さて…人の心は移ろいやすいものですから。(感心したような風情で言葉を紡ぐ相手に、控え目に、目を細めて笑う。人間ほど移り気で、残酷な生き物はない。今目の前にいる彼女も、最初の興味はすっかり鳴りを潜めて、向けられているのは警戒と疑心。世界は広しと言えども、限られた力を目の前で堂々と行使したのが原因か。まったく、自分の良心で自分の首を絞めるとは。それにしても、本当にこの皇帝は嘘を吐くのが苦手なのだろうと、続いた問いに小さく笑う。声を潜めて兵へ指示を出した後に、わざわざ藍について尋ねるとは、藍を疑っていますと言っているようなものではないか。袖の下で印を結び、伝令用に藍ノ国に仕掛けて置いた術を発動させる。気づいてどう動くかは、残してきた部下次第。現在の身元がバレたところでこれと言った支障はないため、相手には好きなように想像させておく。ついでに、残った兵士たちから向けられる視線も無視。軽く首を傾げて思案する素振りを見せれば、やはり当たり障りのない情報だけを口にする。表情は変わらずに穏やかなまま、相手がいつまで自分をこの場に留め、それまでに有益な情報を引き出せるか、ちょっと楽しんですらいて)一部からは冷酷無慈悲と言われているようですが、藍の地を見る限り、国を治める手腕は確かなものですよ。
(/いえいえお気になさらずー!その嫌疑すらも楽しんでます!!(笑)←オイ)

256風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2012/09/15(土) 10:15:27

(p/お久し振りです!今回も大分遅くなった上まだ一方だけなのですが、暇があるうちに投下しますね。>>254の水蓮様へのレスはもう少々お待ち下さい^^;)


>>252 羅刹
如何なる状態に陥ろうと、我は変わらぬ。――何だその面は。
(一体何が言いたいのかと、紡がれていく相手の言葉に薄すらと考える。我らしいとは、何なのだ。〝変われない〟の間違いではないか――そう囁くもう一人の自分を無視し、淡々と言い切った言葉は〝変わらない〟。そう……どんな状態に陥ろうと、自分は変わらない。変わる時があるとすれば、それは死ぬ時だろう。だから、まだ早い。上げた視線が相手の表情を捉えれば、今まで目にした事のないそれに対し眉をひそめ短く問うた。過去に何度か、似たような表情なら見た事はある。本人が意図してか無意識かまでは察し難いが、相手に限らずとも、どんなに小さな変化であろうと己がそれを見逃す事は有り得ない。そうして生きる道を手繰り寄せたのだから。この問いに特別な意味はあるかと訊かれれば、答えは否だ。ただ少し、これまでとは違う感情が覗いていたと思っただけの事。それからも気だるげな色が抜けない薄灰の双眸に相手を映し続け、なにやらごそごそと動いていた手が落ち着いた頃――取り出された巾着が何かを問う前に、〝代々伝わる薬だ〟と一粒の赤が差し出された。重たい瞼を叱咤し探るような眼差しを向けるが、かち合った視線に嘘は含まれていないようで。数秒と要さずそう察し、仕方ない…と伝わらない程度の息を吐く。正直これ以上眠気が増すのは御免被りたいが、いつまでも執務に影響するよりはずっとましだ。何よりそんな事態に陥る事は、自分自身が許さない。ややあって腕を伸ばし、差し出された物を受け取って)
(p/何とか薬飲んでくれるっぽいです。その前に何か食べなくて大丈夫ですかね←二週間水^p^/風伯「仕事が出来るなら問題なs(真顔))

257nanasi:2012/11/22(木) 21:09:15


上げ

258羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2012/12/05(水) 20:01:35
>>256 風伯
―――……、え?何って…、いつも通りの顔ですよ。何度も合わせてるでしょう?疲れの余り自国の忍びの顔、忘れちゃいました?(時に神秘の力と称えられ、時に魔性の力と蔑まれていた血に宿る力を何よりも誇りとし、その力を持って民や国を陰ながら支えてきた一族は、もう顔もおぼろげで名前すら赤黒い記憶に消えつつある両親は、どれほどのものをどんな思いで捧げていたのだろう。幼すぎた自分には見えていなかっただけで、目の前の若き皇帝のように己の身を犠牲にしていたのだろうか。もはや返ってこない問いの答えは一族が辿った最期を思い出せば明確で、それをきっかけに普段は意識の外に追いやっているずぐりと何とも言えない気持ち悪い感覚がよみがえり、結局やっていることは自分も同じかと、そこにある形ない何かを身体の中に押し込めるように胸に手を押し当てたところで、いつもより幾分鋭さに欠けた声に思惟に沈んでいた意識をぐいと引っ張り上げられ、ぱっと郷愁の記憶に蓋をすると相手の観察眼を誤魔化せるとは到底思ってはいないが、どうせ深くは突っ込んでこないだろうと適当な言葉を並べてはぐらかし、薬が無事相手の手の中へ移ったのを確認するとどこか満足げに二、三度軽く頷いて)さ、それ飲んだら寝てくださいね。重臣その他諸々は近づけさせませんからご安心を。あぁ、寝物語とか子守唄を御所望なら、俺の知っている限りで応えますよ。(どこに反逆者がいるかわからない世界に身を置いている以上、この一件を知る者は出来る限り少ない方がいいだろうと判ずれば相手に横になるよう促しながら、命じるならば蟻一匹どころか羽虫の一匹の侵入も許さない…それを一人で成し遂げられるという自信に満ちた笑みをにっこりと浮かべて、おそらくばっさりと切られるであろう提案を口にした際にふっと頭をよぎった、己の傍らで音が外れた出鱈目な唄を口ずさむ男を一秒とおかず記憶の隅の隅に蹴っ飛ばし、室内に多く光が取り込まれるよう設置された窓に歩み寄ると寝るには邪魔になる日差しを遮るために吊るされた布に手をかけながら言葉をつづけ)で、起きたらご飯食べましょーね。城の冷めた飯に飽きたなら、城下にでも降りましょうか。
(/お返事遅くなってしまって申し訳ありません<(_ _)> 普通の薬じゃないんできっと大丈夫ですよ!二週間水って、現実的に生きていられるんでしょうかね・ω・? /えええええwきっと小さな風伯様が一生懸命頑張っているのをニヤニヤしながら見守っていたと思います(そしてそれを白い目で見る羅刹)…私も混じりたい←不審者二号)


>>257 nanasi様
こんばんは。遅くなっちゃったけど、あげありがとー。ちょっと寂しくなっちゃってるけど、これからも見守っててくれると嬉しいな。あ、お礼に俺特製の汁物飲んでいかない?あったまるよ。
(口端を持ち上げにっこりと笑むと軽い口調で礼を述べつつ今後もよろしくと付け足して、ぽんと手の平を握り拳で叩くと寒さが厳しくなっていく時期にちょうどいい香辛料を使ったスープがあるのだと誘って)
(/あげありがとうございました(^▽^)

259nanasi:2013/01/11(金) 12:48:34
age

260 ◆xGh.oU6LlE:2013/01/30(水) 14:47:44

(p/あああお久し振りです皆様っ!間が空きすぎてて一瞬書き込むのを躊躇いました、スレ主です;私が不在の間スレを支援して下さった名無し様方、有難う御座いました^^/本当に放置もいいとこだってぐらい遠のいてしまっていたんですが、来週辺りから余裕が出来そうなので一応上げを兼ねた報告をと顔を出してみました。こんな主ですが、またお相手して下さると嬉しいです。/ではでは、今回は本体のみで失礼しますねノ)

261羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2013/02/11(月) 20:30:50
>>259 nanasi様
こんばんはー、…あ、ちょうど一か月前の支援だね。気づくの遅れてごめんね。お詫びと言ってはなんだけど、「ふぉんだんしょこら」っていうの作ってみたから、持ってってよ。
(日付を確認すれば申し訳なさそうに眉を少し下げて、藍色のリボンをかけた手のひらほどの大きさの箱を出すと、にっこりと笑いながら差し出して)
(/支援ありがとうございました!)


>>260
(/こんばんは、お久しぶりです!お元気そうで何よりです。息子ともども、まったりとチョコレートとかしながら(笑)お待ちしていますね^^)

262風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2013/02/12(火) 22:29:56

>>254 水蓮
何度問われようと答えは変わらぬ。――慈しみとは、一体何なのだ。
(慈しみの心を否定する事。それ即ち、両親への否定。そう放たれた相手の言葉に一切頷けぬ訳ではない。だが今の己がいくらそれを肯定したとて、結局は嘘となるのだ。本質を忘却してしまった今、それが何たるかをこの口で語れぬ現在(いま)、〝知っている〟などと吐けたものではない。――徐々にヒートアップしていく思考に、自嘲からの笑みが浮かぶ。母親が我が子へ向ける柔らかなそれとは、とても似つかぬ醜いものだ。最後に呟くように問いを零せば、込み上げる苦い感情と共に眉を寄せた。嗚呼、らしくない。こんな調子では駄目だ。此処は戦場。力有る者が名誉と勝利を得、力無き者はただ死を頂く――弱肉強食の世界。簡単に薙ぎ払われてしまわないよう、刀を握る力を強める。何者にも侵されぬよう戦って、戦って。時には受け流し、耐えたりもした。そうして自分を保ってきた。生きるとは、つまりはこういう事だろう。やがて衝突した刃が鋭い火花を散らし、重い金属音を響かせる。甘く温かな時間は全て、遥か遠くの幻だ。現実は苦くて冷たくて――、塩辛い。だが元よりこの心、陽だまりで溶ける事を望んではいないから。今更負けてやる気など無いのだと、受け止めた白刃を押し返そうと力を込めて)
貴様も勝ちを欲するか?――翠の長。
(p/大変遅くなりましたっ!orz/いつの間にか戦いながら慈しみについて語ってる状況に…←若干シュール?^p^)


>>261 羅刹本体様
(p/反応頂けて安心しました…!お久し振りです^^/只今絶賛風伯のキャラを手繰り寄せ中(←)なので、返レスの方はもう少々時間を下さい;改めて宜しくお願いしますねノ+)

263宴(翠ノ国/兵団長) ◆Y4qdwxl9.6:2013/02/19(火) 21:52:18
(PL/皆様お久しぶりです。長らくの間顔を出す事ができず申し訳ございません。私生活の方が忙しくやっと落ち着いたので、書き込ませていただきました。その際に昔の宴のキャラを思い出せず、もう一度絡み文を投下させてください。またこの事によりレス蹴りしてしまい本当にすみません。また皆様とお話出来る事を願っております)
(月夜の事。とてもとても静かな森の奥。紅の国に所属していた頃から良く来ていた、国々の狭間にある大きな森の奥底の湖。水底がくっきり見える程澄んだ湖の中。桜と狼が描かれた着物を湖にふちに投げ捨ててあり、腰のあたりまで、浸かっているのは細身の晒しを巻いた男の姿。彼の手には赤く染まった剣、その剣を湖に付け剣を赤く染めている液体を落として行く。無表情。そういうのが正しいのだろうか。なんとも言えない表情には少し寂しさがあふれていた。後、何人この剣で殺めれば、自分の求める物が手に入るのだろうか。捨ててきた物が大きすぎて。他人から奪ってきた物が多すぎて。全てが無に近づいているようだ。空に輝く三日月さえもしらない。この剣で己の喉を切り取ってしまえばこの重みも消えて楽になれるのだろうか。名をすて新しく手に入れた名も…。さぁ、剣についた過去を投げ捨てる為に男はそっと瞳を閉じた。)
あぁ…それじゃあまたね?愛しい―――。
(剣についた過去は、昔の彼の友人であった物であったのは、もう昔の事)

264塔鳩(翠ノ国/側近) ◆.AjU1o/f6g:2013/02/26(火) 19:50:26
(p/お久しぶりですー!!トリップ忘れた上に、塔鳩のキャラがいまいち掴めていない本体ですー。みなさん顔を見せているようでしたし、私としても少しですが時間が出来たので、再参加しますっ!といっても、私の前レスが大分前なのでレス蹴りさせて頂くことになりますが……。とりあえず、絡み文投下ー。)
(或る日の夜明け前。まだ陽は昇り始めておらず、山の陰から薄く光の矢が数本飛び出している。己の身体を少しずつ起こし、城庭の噴水まで歩く。何故だろう、寝てもいないのに悪い夢を見たかのように気分が悪い、気持ち悪い。気休め程度にはなるだろうと一番安らげる噴水に到着する。噴水は静かに音を立てている様にも聞こえるが実際はかなり大きな音をしている。きっと己の耳が可笑しいのだろうと勝手に解釈して、噴水の近くに座る。嗚呼、己はまだ忘れたと思っていた過去を引き摺っているのか。忘れ去っていた過去を。そうなれば生きているのもつらい。もう、いっそのこと背後の噴水に顔を疼くめ、天高く飛んで行った方が楽だ。背後の噴水に顔を近づける彼女の姿は皇帝を尊敬するいつもの彼女ではなかった)

265風伯【藍ノ国/皇帝】 ◆xGh.oU6LlE:2013/03/11(月) 17:37:31

>>258 羅刹
――ふん、無駄な誤魔化しをするでない。常の貴様はもう少しましな面をしているわ。
(相手は一体何を思い、あんな表情(かお)を見せたのか。並より幾分か長けているとはいえ、所詮完璧な読心術など心得ている筈もないこの身では全てを察する事など出来ない。ましてその辺の民間人ならともかく相手はこの藍が抱える忍、中でも〝忍隊長〟の一人なのだから、あまりに解り易くては使い物にならぬ故これが当然だ。全く気にならないと言ってしまえばそれは紛れも無い〝虚言〟となるが、無理に聞き出そうとする程の興味も無い。そんな此方の性質は既に熟知済みなのだろう。いつも通りの顔ですよ、なんてあからさまな誤魔化しに出た部下を鼻で笑うようにして、その頬に左の指先を伸ばし悪戯になぞってみせた。違うだろう、と。常の己ならば自ら触れる事は愚か、相手方を近付ける事さえ許さないが、今はこのまま抓ってやろうかとすら考えている。人肌が恋しくなったのか?――否、そんな筈は無い。これはきっと体調不良の所為だ)
要らん。貴様がやると逆に目が冴えそうだ
(体調の影響か常より温度の低い指先を下ろし数秒。渡された薬を飲み下し掛けられた言葉に「分かっている」と小さく頷いてから就寝の態勢を整えていたが、後半の提案は眉根を寄せて蹴り「二刻経ったら起こせ」とだけ言い残しては、限界が近かったのか直ぐに規則的な寝息を立て始め)
(p/いやああぁぁあ!!此方こそ「もう少々」とか言って結局一ヶ月近く経っちゃいましたすみません!orz(台詞約五秒/そういえば気になって調べてみたんですが、二週間水でも生きていられる人は居るみたいですノ本当に凄い人は半月とか一ヶ月持つらしいですよ←人間って不思議^p^)

266羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2013/03/13(水) 23:23:52
(/明日(といってももう、一時間もないんですが)はホワイトデーですね。つまり最後の書き込みから一か月…。その間に皆さんが戻ってきてくださり、私大変うれしいです!!遅くなりましたが、お返事させていただきます。相も変わらず無駄に長くなったので、二つに分けさせてもらいますね。連レス失礼します<(_ _)>)


>>263
(月明かりを反射して煌めく湖面から伸びている、無防備な背中。常日頃から鍛えられているのだろう身体には存外筋肉がついていて、真正面から向ってこられて力勝負に持っていかれたら押し負けそうだと、無意識に自分の二の腕を触ってから、忍びと兵士、比べること自体がおかしいかと考えるのをやめた。殺す方法は、対峙した時に考えればいい。あるか分からないやり取りについて、うだうだ悩むのは性に合わない。今はただ、この静かな空間に影のように溶け込んで、一人の男が何かと決別する瞬間を見守ろう。太い枝の上に足を伸ばして幹に寄りかかり男の姿を横目に眺めていた影は、向かい側の枝にとまってホゥと鳴いた梟に人差し指を唇に当てて笑った。邪魔をしちゃあ、いけないよ。その意味が通じたのか、二、三度首を回した梟はそれっきり黙り込んだ。もふもふと柔らかそうな羽毛に包まれたお利口さんを見ていれば、今日は少し寒いなぁと小さな独り言をこぼして)
(/お久しぶりです。レス蹴りお気になさらず^^/遅くなりましたが、絡ませて…絡んでないですけど絡ませていただきました←日本語おかしい。改めてこれからよろしくお願いします^^)

267羅刹【藍ノ国/忍隊長】 ◆uGEvYoT.FY:2013/03/13(水) 23:24:26
>>264 塔鳩
(ここに来ると息をしやすく感じるのは、己が初めて触れた空気がこの国に変わらず流れているからか、郷愁からくるただの錯覚か。夜明け前の冷たい空気を胸いっぱいに吸い込むと、一緒に生臭さまで入り込んできた。徐々に白み始めた藍色の空に溶け込むには、この身にまとう漆黒はあまりに濃すぎる。そろそろ退散しておくが吉だろう。よっこらせ、という言葉には似合わない軽い動作で立ち上がると、ぐっと組んだ手を耳の後ろまで反らして大きく伸びをして、本来愛すべきものが住まう地を去るために城の屋根を蹴り植えられた木々を足場に広い庭園を進んで行き)―――…あれは…、(後ろへ後ろへと風景が流れていく中噴水近くにある人影に気づくと目を凝らし、その正体を察すれば予定変更と小さく呟いてぐりんと身体の向きを変え、忍びならではの俊敏さで相手の背後をとると数刻前に鮮血を吸ったばかりの得物を喉元に滑り込ませ)こんばんはー…いや、おはよう、の方がいいのか…どっちがいいと思う、側近さん?
(/お久しぶりです。レス蹴り了解です^^/遅くなりましたが、絡ませていただきました。…が、最後思いっきり確定入っちゃってます;書き直し受け付けますんで、遠慮なくいってください></改めて、これからよろしくお願いしますね〜)

>>265 風伯
なんかさりげなく酷いこと言ってません…か、(最初から分かりきっていたことではあるもののやっぱり彼女に誤魔化しは利かなかったかと作り笑顔を浮かべたが、触れた冷たい指先には本当に驚いた様子で目を見開いた。事実、今この身に起こったことは夢なんじゃないかと疑わずにはいられない。一瞬、嫌な予感がしたのだが何事もなく、ただ輪郭をなぞって離れていった指先は深窓のお姫様のようになめらかとまではいかないが、武骨な男のそれとはやはり違うなとぼんやり頭の片隅で思ってから、あっさり触れさせてしまった自分の無防備さにも驚きつつ、この時にはすでに表情は元通り。にべもなく提案を蹴っ飛ばされても気にした様子もなく、あっという間に眠ってしまった相手にゆるりと口元に弧を描き微笑んで、扉と寝台の間、やや寝台よりの位置の壁に窓を向かいにして寄りかかり、首に巻いていた布を口元に引っ張り上げて腕を組むと目を閉じて周囲を探ることに専念して)……おやすみなさい、お姫様。
(/おお早口!(笑)お気になさらず〜、お元気そうで良かったです^^/わぁ、人間って案外しぶとい生き物なんですねぇ。仮に生き延びられたとしてもその後が大変そうです(^×^;)

268名無し:2013/03/20(水) 00:06:06
支援あげ↑

269名無し:2013/09/08(日) 18:45:50
上げ↑

270じゅんいち:2014/01/08(水) 17:14:52
支援あげ(゜∇^d)!!


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