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【戦闘注意】浅葱の双刃【BL注意】

1絵巻 ◆q13XAvk0dw:2011/01/22(土) 11:44:37
時は不明、場所は日本
『浅葱幕府』という日本統一を成し遂げた巨大な幕府の下、日本は平穏の世を築いていた
特に幕府のお膝元である城下町は豊かで華やか
しかし、豊かだからこそ華やかだからこそ世というものは次第に歪み乱れていく

毎夜毎夜、誰かが襲われ何かが奪われ
騙し騙されの裏の世界が出来上がり、夜の城下町を侵略していく
それが赦せぬと、直さねばならぬと、立ち上がった男達がいた

『鴇浅葱五人衆』
目立たぬ赤色の羽織を身に纏い、刀を差して夜の町に繰り出す五人の男
何処の出かも分からない詳細不明のまだ若い男達

それに対するように、裏の世界からも立ち上がった男達がいた

『錆浅葱五人衆』
暗い碧色の羽織を引っ掛けて、それぞれのやり方で我道を行く五人の男
腕が立つと評判高く恐れられるまだ若い男達


彼ら以外にもそれぞれの協力者が首を突っ込み足を突っ込み
城下町の夜は正義と悪の抗争の場へと変貌する


『規則』
一、トリップ/長ロル(350文字以上)必須
二、荒らし禁止。名無し様からの注意は聞き入れること
三、恋愛はBL限定。苦手な人はここでUターンお願いします
四、戦闘推奨。ただし死亡は禁止
五、最強設定禁止
六、キャラ予約の場合は一週間以内にPF提出


>>2へ続く

80遠野雪彦(鴇浅葱/呉服屋) ◆.hcMNJ9Zn2:2011/01/26(水) 19:14:51
(P:昨日からの連レス失礼しました><これで絡み文のある方には一通り絡めたと思いますが、見落とされている方がいましたら是非ご一報ください!絡みに行きます!!では、私の絡み文投下させていただきますね。絡み辛くて申し訳ない!)

――ああ、やっぱり冬の空が一番綺麗だねえ…酒の肴には上等すぎるくらいだ。
(縁側に腰をかけて見上げる夜空には満点の星が広がり、澄んだ空気がより一層星の煌めきを引き立てているように思う。手酌で徳利から自分の持つお猪口へと酒を移すと、それを一気に煽った。熱燗にしたそれは、外の冷たさと相まって心地よいのど越しだった。今の格好は普段のきっちりと着こなした着物姿ではなく、着流しと肩に引っ掛けた着物だけというゆったりとした装いだった。やや寒そうな格好ではあるが、隣に置いた火鉢と幾本かの熱燗がそれを帳消しにしている。いつもは一緒に酌をする父や番頭がいないため、一人でさびしく晩酌と決め込んだのだ。しかし、一人でというのもなかなか粋なものだと思う。酒を片手に月夜をつまむ、まるでこの夜空を独り占めしているような、そんな優越感に少し気取りすぎだろうか、と一人笑みをこぼした。どうせ明日は仕事がない。たまには夜更かしをしてみるのもまた一興と、空になった徳利を脇に置いて新しい徳利に持ちかえると、お猪口になみなみと注いで、今度はゆっくりと味を楽しむように口に酒を含んだのだった。)

81千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/26(水) 19:42:34
>>68
俺の魂こもった奴だからな。……って………は?
(上から降ってきた声に意気揚々と応える。なかなか見る目があるじゃないか、と思ってからはたと気づく。工房には自分一人がいるはずだ。数年くらい前までは家族三人で暮らしていたのだが、父親は殺され母親は病に倒れ田舎で静養している。藍の目を丸くさせて顔を上に向けると僅かに痛みが走った。きっと当てられている武器が皮膚を破ったのだろう。痛みに顔をしかめるより早く、藍色の髪を持つ無断侵入者を見てはっと目を見開いた。顔を元の位置に戻し、口元の手を当てて物思いに沈みかけるが相手の挨拶に再び顔を上に向け)
俺は武器職人、千渡紬。まぁ、よろしく。で、さっきの問いなんだけど、なんで斬りつけなきゃなんねーの?あんたを俺が殺すとでも思ってんのか?殺す理由ないのにわざわざ?本気で思ってるなら馬鹿だな、あんた。………それにこいつは俺が使うべきもんじゃないし。あ、こっちからも質問。あんたは俺を殺したいのか?
(簡単に自己紹介し、先程振って来た問いに暴言入りで返事を返す。これは相応しい者が現れるまで誰にも触れさせない。勿論誰の血にも汚させない。それに自分は初対面に斬り掛かるなどという無粋な真似はしない。自分の客が何なのかは知っている。鴇浅葱という集団も知っている。自分に相手を殺す理由は無いが、相手が敵対している集団に武器売っている自分を殺す理由は十分ある。殺すなら何個か条件があるんだけど、と相手の目を藍の目でじっと見つめ)

(/絡みありがとうございます。いえ、こっちも暴言さっそく吐いてますし……;)


>>74

いませーん。留守ですー。
(外からかかった声を聞いてはいるが、目の前の刀に完全に意識を向けている為適当に言葉を返す。最早その返事でいると言っているようなものだが、本人は全然気づいていない。刀をあらゆる角度から見つめてるんるんとした様子で鞘に納める。チン、と刀が納まると同時に平常モードに戻ったのか、先程かけられた声はなんだったんだと戸の方を見る。戸が叩かれたような気もするし、客かもしれない。一応鎖鎌を片手に立ち上がり戸を開けるも、そこにいたのは見慣れぬ男で)
えーっと………あんた誰?

(/おっさんって、まだ22歳じゃないですか(笑)年上でも誰に対してもあんた呼ばわりする息子ですが、よろしくお願いします)

82千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/26(水) 19:43:21
>>75 遠野

いるけど、何?
(鎖鎌の手入れも終わろうかという頃、外からかけられた声にふと顔を上げる。声は馴染みの客の者ではない。来客の予定はないし、裏通りの隠れるようにある工房だ、客は少ない。本来ならば無視しておいた方がいいのだろうが、なんとなく困っているような声音だった。攻撃してきたら研ぎたての鎌で応戦する事にしよう、弱いけど。手早く鎖を手繰り寄せるといつでも攻撃を防げるように警戒しながら戸を開け)

(/はじめまして。こちらもマイペースなのでお気になさらずに(笑)


>>78

…………散歩だけど。
(やっぱりなんか避けられているような気がする。歩くテンポに合わせ、髪がひょんひょんと跳ねた。それにしてもこの刀のよさに気づく者がいないとは世も末だな、とやれやれといった風に肩を竦める。この刀は、鍔は勿論刀身にまで意匠を施した品だ。確かに鞘は簡素だが、これだけの人数の人がいて…途中で刀を佩いた男とも数人すれ違ったのに誰一人も気づいてくれない。武器職人として、なんか泣きたくなってきた。まぁ…気づかないということは、ここらには己の作った武器に相応しい者はいないのだろう。深々と息をついたと同時に肩に手が乗せられ、なんだろうと足を止め振り返る。相手が臨戦態勢にあるのを見ると、自分の手にある刀を見て再び相手を見た。何をしているのかという問いに、見れば分かるだろうと言った表情で口を開き)



(/皆さん絡みありがとうございました(深礼)

83黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/26(水) 20:35:48
>>61 千渡
――…流石だねぇ、君には敵わない。…最近、何か変わったことはなかったか?「何か」邪魔があれば、取り除くが…
(彼にそれらを手渡すと上がりに腰を下ろし、頭巾もするりと下ろす。随分と寛いだ様子だったが、それは此処が人目につかない場所であることと自らの所属する錆浅葱の味方の家であるということが大きな要因だった。頭巾から零れおちた黒い髪を鬱陶しそうに払い除けて、じっと作業の準備に入る彼の手元を眺めていた。そして、ふと思い出したように質問を投げかけた。彼が錆浅葱の協力者である以上、商いが邪魔されたり危険が及んだりする可能性が非常に高い。生きる人を「何か邪魔なもの」と扱うような言葉を口にして、取り除くと言外に始末してくると訴えかけると、心配しているのかどうかも分かりづらい無感動な瞳でまっすぐ相手を見て)

>>65 獅子尾
(傍に聳える山から吹き下ろす風が酷く冷たく、さらりと髪を掻き乱して去っていった。普段血色の悪い肌が余計に青白く見えてしまうかもしれない。人気のない家の屋根に腰を下ろして、賑やかな街を眺めていた。―…おや、と視線を止める。あそこにいる盗人が家に入ろうともがいているのが見えた。手際が悪いところをみると新人と見えるが、助けてしまっては彼の将来のためにならない。…まぁ盗人である時点で将来も何もないのだが。そうこうしている内に提灯を持った青年が彼に声をかけ、逃げ出し、提灯の彼が肩を落とす人通りを眺めていた。確かあれは鴇浅葱の一人だったな、名前はやはり覚えていないけれど。提灯の彼が少し臆病らしいから新人盗人は助かったけれど、まぁ同じ裏に生きる人間の邪魔をされるのは快くない。よいしょ、と大儀そうに立ち上がると軽く屋根を蹴って立ち竦む彼の後ろに音もなく降り立つと、懐から取り出した苦無で相手の肩と首の境目辺りにひたりとそれを押し当てて)
――…一寸ごめんね。私自身は君には恨みはないんだけどさ…君のような人がいると、僕らが困るんだ。…あ、動いてはいけないよ。君は劣勢だということを存分に理解して行動したほうが良い。
(相手の首筋に凶器を押しつけているという状況にも関わらず、押し殺すような低い声でもなく高揚した声でもない至って平淡な声でその耳元に注ぎ込むように呟いて)

(PL:絡ませていただきました!黒鉢とは逆のタイプの獅子尾さんと絡むのが楽しみでした^^*/宜しくお願いしますー)

84千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/26(水) 20:46:50
>>83 黒鉢
その気になれば俺なんかあっさり殺せるクセに。んー…否、特に変わった事はないなー……。あ、君に関わる大きな出来事はあったな。
(敵わない、と言う相手に苦無を研ぎながら言い返す。別に自分は戦闘が得意というわけではないし、もし自分の言動が相手の勘に障ったなら一瞬でこの世からおさらばしているだろう。人間の命を物扱いできることに関しては特に触れず、くつろいでいる相手の様子に信頼されてるよなぁと目を細める。警戒されっ放しよりもいいのだろうが、そこまでくつろがれると逆に本当に大丈夫なのだろうかとこっちが心配になるのはなぜだろう。変わった事と言われて記憶を探るが、ここを訪れる者はほとんどいないし、役人などにも接触されなかった。が、ふと手元の苦無を見て思い出した様に言い)

85千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/26(水) 20:47:58
>>84
(pl/二人称ミス…"君"じゃなくて"あんた"です)

86黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/26(水) 21:31:06
>>74 神添
――…ふふ、すまないね。一寸からかってみたくなっただけなんだ。少し変わった職業をしていてね、気持ちが悪いかもしれないが我慢して欲しい。
(きょとんとした相手の瞳、自分に固定されたまま動かない視線に上手くいったと思わず小さく笑い声を零して、化粧で強調された切れ長の瞳を細めた。ゆっくりと顔を左右に振りながら普段の声で謝罪と、そして「詮索しないでほしい」という意味を込めた言葉を口にして申し訳なさそうに顔を伏せる。―…あれこれ詮索されるのは好きじゃないし、自分が忍組頭だと知れればこの店主を殺さなくてはならなくなる。それは面倒だし、何より美味しい甘味を作る人を殺すのはあまり気が進まないのだ。店の中に入っていく相手に付いて店内に入っていたが、ちょろちょろと付いて回る子犬が不思議そうに此方を見上げてくるのが可愛くて、よいしょとしゃがんでその小さな頭をそっと撫でてやるとまた立ち上がり店内へ急ぐ。大きくはないが趣味の良い甘味屋だった。その店内に満ちる優しい餡子の匂いに、身体のどこかに残っていた強張りが解けてゆくのを感じた。きょろりと周りを見渡してみれば、地球儀だといった少し不思議な品が目に付いた。立地条件といいおかしな店だなぁと思ったが、香ってくる餡子の匂いは上品に甘くて、きっと美味しいのだと確信させるものだった。)
えぇっと……そうだなぁ……店主さんのお勧めをいくつか包んでほしい。…あ、あと草団子があったらそれを一本、此処で食べていっても構わないだろうか…。
(任務中は締めていた帯が苦しくてあまり食べることができなかったし、ついでに此処で軽く団子でも食べていこうと思い立つものの、この店はまだ仕込み中のようだったし邪魔なら立ち去ろうと思い)

87黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/26(水) 21:43:45
>>77
―…そんなことを言われても困るなぁ。君たちだって生きる為に働くだろう?…その事をそんな風に言われてもどうしようもないじゃないか。
(じっとりと品定めするような視線を掬い上げるように此方から視線を合わせて、笑うでもなく威圧感を与えるようにゆっくりと目を細めて見せる。つらつらと口から流れ出るもっともらしく飾り立てた理由は、彼にはどう聞こえるかは分からないが自分としては心からそう思っているだけのことだった。生まれてきてから、自分には町人などになれる道は用意されていなかった。それだけの話だ。人を殺めることでしか生きることが出来ないのだ。さぁ、彼はどんな反応をするだろうかと無表情ながらに彼の様子を楽しみにして)
…まぁそう言ってくれるな、私だって君に好きで引っかかった訳じゃないんだ。……いいよ、さっさと終わらせてしまおうじゃないか。
(じめじめとして憂鬱になるような淀んだ空気が漂う裏道に視線を向けて、ふー……と息を吐きだすと袂に潜ませていた結紐を取り上げて高い位置で黒い髪を結いあげた。…はて、彼は何を考えているのだろうか。ここら辺は私のシマじゃないからまだいいが、此処が私のシマじゃあ彼は袋叩きにあって何処かへ売り飛ばされてしまうかもしれないのに。もしかしてシマの位置さえも把握されているのか、鴇浅葱とは優秀だなぁなんて何処か抜けたことを考えていたが、もう目元は僅かに血走っていた。隙有らば彼を始末してしまおう、と考えていた。暫くその裏路地を進んだところでくるりと振り返って)
……さ、どっからでも掛かってくるといい。…簡単に死なないでくれよ?私は競り合うほうが好きなんだ。

88黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/26(水) 23:02:57
>>80  遠野
――…通りゃんせ、通りゃんせー……っと。…いやはや、今日は随分冷えるな…。
(さて、今日は何処の屋根の上にお世話になろうか。今日は忍組に来る任務が酷く少なかった。近々政府の偵察やらなんやらが入るらしく、少々警戒気味になっているらしい。つまらないな、こんなに夜が美しい日なのに…と冴えた空気が黒を艶めかせ、月や星の輪郭を際立たせていた。民謡の屋根の上に腰を下ろして、鏢刀を取り出して月の光に透かして美しいなぁと目を楽しませていた。ふとそこから視線を外すと、少し遠くに人の影が見えた。こんな寒い夜に外で晩酌とは、また雅なことをする人だ。立てていた膝に肘を置いて、掌に顎を乗せてじっとその人影を見つめていた。……ふと、暇つぶし程度にと手をひらりひらりと振ってみた。今日は月の光がとても綺麗な夜だから、彼もこちらに気付いていればこの動きに気付くだろう。しかしそれに気が付くということは手を振っている人間が忍装束を着ていることにも気がつくだろう。普通の人なら驚くか、怯えるかして家の中に入ってしまうか此方に攻撃か何かをしてくるだろうが―…さて、あの影はどうだろうか)

(PL:絡ませていただきました!素敵で知的なおじさまに遠くからコンタクトを取ってみました←/宜しくお願いいたします〜^^*)

>>84 千渡
―…確かにそうだけれど、私は君を殺さないよ。…君にはこれからも世話になる予定だからね。……「私に関わる大きな出来事」?それは興味深いな…是非聞かせてくれ
(相手の言葉に不思議そうに瞳をぱちぱちとさせて、特に否定もせず。いくら彼が武器を扱うのが上手いとはいえ、自分は武器を使う側の人間である。その気になれば如何様にも彼を捻り潰せるだろう。そうしないのは、彼には才能があるからで。簡単にいえば「殺してしまっては勿体ない」のだ。そう直接は言わないものの、彼には伝わっているだろう。背中で結った黒髪をゆるゆると揺らしながら壁などに掛けられていた様々な武器を眺めていたが、聞こえた驚くべき言葉に思わず相手に視線を向ける。…はて、私は仕事で何かへまをしただろうか?それなら困ったことになる。自分に都合の悪い事なら、その大元を潰してしまおうと静かな瞳の奥で考えながら、彼にその内容を促し)

(PL:連レス失礼いたしましたorz)

89凛(鴇浅葱/三) ◆079RkC9j9Q:2011/01/27(木) 14:40:35
>>66
…誘さんは俺をコケにするのが得意らしいですね。そんなことばかり言ってると復讐、です。…え?ちょ、何本気にしてるんですか。ち、違いますよ。ていうかその不釣合いさ、どうにかしてください
(こうやっていつもあたふたするのは自分のほう。さして心配しなくても戦場で生き残れるほどの技量を持つ仲間たちではあるにもかかわらず、確かに自分は心配性とも呼べるほどお節介だと思うこともある。随分と窮屈な生き方をしていると思いつつ何度相手とこの問答をやってきただろうか。飽きるほど繰り返してきたこのやり取りに些か諦めたように眉尻を下げた。しかしやられっぱなし、というのも癪にさわるのか何か仕返ししてやろうと辺りを見渡す。すると相手の傍らに無造作に置かれた徳利を見つけ、悪戯っ子のように口角を上げると復讐と称して普段は殆ど手をつけない酒を一気に飲み干した。確かに少々の後悔はあったもののこれで相手の飲みものはなくなったと勝ち誇ったようににっこりと笑ってみせた。しかしゆらりゆらりと近寄ってくる相手に内心どぎまぎしたのも事実。その焦りを誤魔化すように軽く笑って受け流そうと衿に手を掛ける相手の手を制止させるが、妖艶な姿とは不釣合いな声色にぴたりと手を止めた。そのアンバランスさにおかげで鼓動も収まり寧ろ引き攣った笑みを浮かべていた)
(p:そんなこと言われたらいじめ返しちゃいますよ←)

90凛(鴇浅葱/三) ◆079RkC9j9Q:2011/01/27(木) 14:41:29
>>73遠野
世の中いろんな人がいるもんですねェ……。…え?ああ、どうぞ。今日は混んでますもんね
(移ろいゆく街並み。人通りのよい通りに面したこの場所は様々な感情が渦巻いている(自分にとって見れば混沌とした)ここは人間観察には持って来いの場所であった。ずず、とお茶を啜れば目の前を通り過ぎ店の中へと入っていく品のよさそうな一人の男性。どこかのお偉いさんの息子か何かかな、とまじまじと店内へと入っていくのを眺めていた。自分たちのような仕事をしているものも居れば、先ほどの男性のように生まれながらにして富を得ているものも居る。しみじみと空を仰げば、ふと聞こえた声。そちらに顔を向ければさっき店内へと入っていった男性。そっと後ろの店内の様子を見れば確かに混みあっている様子。気品漂う相手の立ち振る舞いに自然と自分も背筋が伸びているのを感じ、一人分スペースをあけようと半分ほど腰をずらして)
(p:腹黒…!大好物の響!← 変わり者の凛ですがよろしくお願いしますノ)

>>82千渡
…散歩といえど刀を抜いたまま、というのは感心しませんね。…自慢したくなる気持ちもわからなくはありませんが、今は危ないので仕舞ってはいただけませんか?
(こんなに刀を振り回しているのだからどれほどの悪人なのだろう、と覚悟して相手に問いかけるもいけしゃあしゃあと散歩だと応える相手に拍子抜けしてしまったのも事実。荒くれ者ではないならば何をしたいのだろうかと少々困ったように相手をまじまじと見つめる。しかし未だ鞘に収まらない刀を見れば町人たちも怯えてしまうだろうとまずは相手の刀を指差すと仕舞うように促す。が、品定めするように相手を眺めればいやでも不相応な刀に目がいく。日の光に反射するそれになにやら安物ではない様子。はっきりとした目利きができるわけではないがこちらも戦いの中に身をおいている。刀の価値がわからないわけではなかった。なるほどこの刀は自慢したくなるのもわかる。困ったように眉尻を下げると申し訳なさそうに提案して)

91遠野雪彦(鴇浅葱/呉服屋) ◆.hcMNJ9Zn2:2011/01/27(木) 17:26:51
>>82職人さん

あ、ええと、すみません。お恥ずかしいのですがどうやら道に迷ってしまったみたいで…ここから大きな通りに出る道を教えていただきたいのですが。
(乱雑に開けられた戸から出てきたのは、予想に反して自分よりもかなり年下の若い男。こんなところに店をかまえているものだから、もっと年老いた人がいるのだと思っていた。しかし、さっきの険のある声といい表情といい随分と警戒されているようだ。しかも相手の手には鎖鎌。これはいつザクリとやられてもおかしくはないだろう。できるだけ相手を刺激しないように、いつもよりもさらに気合をいれて困ったような笑顔を作る。ここで度胸を見せなきゃ商人じゃない!このくらいの修羅場をくぐれなきゃ老舗の若旦那なんてやってられない!と内心無駄に根性を出して、しかしそんなこと顔には一切も出さずに頬をかきながら相手を見下ろした。しかしそんな気合とは裏腹に出した声はなんとも情けない声で。ああ、この年で迷子なんて笑えない上にこんなことでは情けない。番頭さんたちに笑われる。しかも年下であろう、それに初対面の彼にこんな情けないことを頼むこともかなり恥ずかしい。そんな自分に、はは、と少し乾いた声で自嘲の笑みがこぼれた。)

>>88黒鉢殿
(P:絡みありがとうございます!知的とかそんなまさか…ただののほほんと見せかけた腹黒ですよ旦那!?そして黒さんを盗人と勘違いするおっさんすみません)

おやおや…月夜の晩に盗人かい?なんとまあ大胆な。まあ、それも一興というものかねえ。…どうだい、泥棒さん。私と一杯でも?
(ちょうど先ほど注いだお猪口の中身がなくなった時、月夜によぎる影を見かけて、影が動いた方へと首を向ける。少し離れたところの屋根だろうか、その上にたたずむ一つの人影。最初はその形しか分らなかったが、ようやく闇に目が慣れて月の光が彼を映す。こんな時間に、しかも人さまの屋根の上ということから、彼が普通の人ではないということは分っていたが、月明かりに照らされたその格好は忍びのような黒色の服。ああ、盗人かい。しかしこんなに月の明るい晩によくやるなあと感心して、振られた手ににこやかに振り返す。随分と陽気な盗人のようだ。その、ほんの少しのやり取りになんとなく楽しくなって、お猪口ももう一つあることだしと自分の隣の場所をポンポンと叩くと手招きをした。いつもの調子で酒の準備をしていたらお猪口を二つ用意してしまったのだ。それに、少しばかり一人で飲むのも寂しくなってきたところだった。都合のいいことに、店の者たちはすでに寝てしまっていて起きているのは自分ひとりきり。私さえ黙っていれば、彼のことなんて誰も分りはしないだろう。)

92遠野雪彦(鴇浅葱/呉服屋) ◆.hcMNJ9Zn2:2011/01/27(木) 17:39:24
>>90市河様

ああすみません、ありがとうございます。そうですねえ…ここの団子は絶品ですから。
(わざわざ自分のために座る場所を作ってくれた青年に、にこやかに会釈をしながらその場所へと座る。青年の言葉に相槌をうちながら、すぐさま出されたお茶を一口すすりほっと息を吐く。ああ、ここはお茶もうまい。それに団子もうまくて、看板娘は気立てのいい器量良しとくれば店がここまで混むのもうなずける。そういうわけで、店内には本来なら女子供が多いはずなのだが、他の店より男が多く感じる。そしてその視線はほぼ看板娘へと注がれていて。もしかして隣のこの青年も彼女が目当てなのだろうか?と少しばかりの好奇心がうずいて、団子がおいしいといいつつ、団子だけが目当てなんですか?というような意味ありげな視線で隣の青年をちろりとみてから、また往来の人々に視線を戻す。そして言ったあとで初対面の人に少し不躾な物言いだっただろうかと、わざわざ自分のために座る場所を作ってくれた心優しい青年の機嫌を損ねてしまったかななんて思ってしまって、またちろりと隣の様子をうかがった。)

931:2011/01/27(木) 17:52:23
ttp://www.draft-bbs.com/index.html

94千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/27(木) 19:46:05
>>88 黒鉢
ま、こっちも病気を治すまでは死ねないからなー。………別にあんたの非で起こったことじゃないぞ?これがあんたを認めたみたいでさぁ。
(一本の苦無を研ぎ終え、布で拭くと角度を変えて確認する。母親の病気を治す為に金を集め、その為に裏の人間相手に商売をしているのだ。薬を手に入れるまでは死んでも死ねないと言い、相手が自分を利用している事は大して気に留める様子はない。若干雰囲気が変わった相手にそうピリピリするなと言う様にひらひらと手を振り立ち上がると、うきうきとした様子で大きめの若干浅い木箱を二つ奥から持ってくる。簡素なそれらの蓋には適当に”狭霧”と書かれていた。書いてから時間が経っているらしく僅かに薄くなっている。相手の前に座るとそれの蓋を開く。苦無、忍刀、針、手裏剣…忍びが使用する武器一式が深緑の布の上にきちんと並べられており)
だいぶ前からあったんだけど、つい最近かなぁ。あんたの顔見て妙にこれが頭に浮かんでさ。あぁ、これはもしかしたらって思って。…………どうする?
(武器職人特有の直感、とでも言うのだろうか。武器に相応しい人間を見るとよくあることだ。だがしかし、勿論ただでくれてやるという事は絶対にしない。買うか買わないかは相手の勝手だし、別に目の前の相手でなくてはいけないという事は無い。買うなら説明してやるけど、と相手に問い)

>>90
んー………わかった。まぁ眺めるのは家でもいいか。どうせ自分で作ったもんだし。じゃ、忠告ありがとな。
(相手の感心しないという言葉にきょとんとした後、銀に光る刀を見る。まぁ確かに人にぶつかったら大惨事になるのも事実だし、逆らったらいろいろと大変な事になりそうだ。自分で作ったものだから誰かの手に渡るまでいつでも好きな時に眺められる。今眺めなくてはいけないというものでもない。鞘を持ってきていてよかったなーと思いながら刀を鞘に納める。相手の視線が微妙に気にいらなかったが、わざわざ触れる必要もないだろうと判断し相手に背を向け歩き出し)

>>91 遠野
……………迷……なんだ、ただの迷子か。あー、ここから……説明難しいから案内する。
(三十路に入る前か入って少しか。どっちにしろ自分よりも年上であろう相手の言葉に思わず唖然とする。その歳で迷子とは一体何なのか。服装を見るに随分と裕福そうだ。多少のほほんとしていても生活に支障は無い環境で育ったのだろう、羨ましいことだ。確かにここらへんは同じような建物が並んでいて人通りも少ない。彼のような者が立ち寄る事はほとんどないだろう場所だ。一応警戒を解くと通りの向こうを指差して説明しようとするが、すぐに連れて行った方が早いし確実だろうと思い外に出て)

95黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/27(木) 20:41:53
>>91 遠野
変な人――…いや、あの人も私に言われたくはないか。
(思わず目を見張った。てっきり家の中に引っ込んでしまうと思っていたから、愛想良くひらりひらりと手を振り返してくるその影。その上、あの影は座り込んでいる隣の空いた場所をぽんぽんと叩いては此方に向かって手招きをしていた。…はて、あれは罠だろうか?まぁ罠だとて自分がそこらへんの一般人の罠に負ける訳がないのだが。まぁ、あれが罠だろうがなんだろうが此方には丁度良い暇つぶしだ。ゆったりと立ち上がってお尻をぱんぱんと叩いて塵を落とし、ひらりと屋根の上から姿を消したと思うと相手から数歩離れた辺りに静かに降り立って、じぃっと相手を見つめて)
……随分と無防備だねぇ…ということは、本当に私を殺す気はないんだ。――…今日の夜は綺麗だねぇ、私、君のような風流のある人は嫌いじゃない。
(相手の随分寛いでいる状態に此方への殺意がないことを察すると、後ろ手に握りしめていた苦無を気付かれない内にとさっさと仕舞い込み、相手を観察するようにじっと見つめる。職業柄かひたひたと静かに歩み寄って、彼が先程叩いていた場所に腰を降ろした。そこから眺めた冬の空が美しくて、思わず口当ての下でほぅ…と息を吐いた。視界を狭める頭巾を押し上げて、ゆっくりと目を細めた。随分冷えた黒い髪が頬を撫でたが、気にならなかった。夜の空から相手に視線を移すと、「嫌いじゃない」と言うものの瞳は静かな湖の如く何も感情の色が読めず)

96黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/27(木) 21:49:22
>>94 千渡
――…そうか、では精々波風を立てぬように生きられれば良いな。
(心配しているのか無関心なのか分からない静かな声色でそう言うと、僅かに相手に視線をやって小さく首を傾げた。相手が何処からか少し色褪せた箱に思わず眉根を寄せるが、自分の前に座った相手が開いた箱の中から出てきた綺麗に研ぎ澄まされた忍具に、思わず吐息を出してしまう。美しい、と呟くと苦無を一本手に取ると光に透かしてみる。普段は誰に対しても冷徹とも取れるほどに静かな瞳が僅かに蕩け、熱を帯びていた。顔を天井の明りの方に向けている所為で、背中のあたりで黒い髪がゆらゆらと揺れていた。ふと我に返ったように目を見開いて、先程までとろんでいた瞳がいつものように冷えたそれになると、苦無を深い緑の布の上に返して)
―…いいモノだね、…うん、これになら幾ら出してもいい。言い値で買おう。是非譲ってくれ。
(人には向けない執着心をちらちらとさせながら、幾らでも出す、と。切れ長の瞳を僅かに細めて、小さく首を傾けて、声には出さず「幾らだ?」と問いかけて)

97遠野雪彦(鴇浅葱/呉服屋) ◆.hcMNJ9Zn2:2011/01/28(金) 18:45:01
>>91職人さん

迷子…もう子供といわれる歳は過ぎたつもりなんだがねえ。ああ、ありがたい、助かります。お礼を…といっても今はこんなものしかありませんが、どうぞ受け取ってください。
(迷ったということに少し驚いたように言われて、ですよねえとこちらも苦笑で返すしかなった。いくら誤魔化したところで、迷った事実は変えることはできないのだから。どう見たところで子供と呼ばれる歳はとうに過ぎているだろう大の男が、突然現れて「道に迷いました。帰り方を教えてください」だなんて言ってくれば、誰だって相手と同じ反応をするだろう。もしかしたら不審がるかもしれないのに、相手はわざわざ案内してくれるという。親切ないい若者ですねえ、なんて少し年寄りみたいなことを考えながら、その親切とやっと帰れるという安堵から顔をほころばせてお礼を言った。本当にいい若者だ。何かお礼をしようと思って探した懐の銭は、ふらふら歩いていた途中でよく行く店のお気に入りの練り菓子にいつの間にか変換されていた。いつ買ったのだろう。しかしそれくらいしかあげられる物は無く。まあ店の小僧たちはそれでも喜んでくれるから、これでもいいだろうと、にこにこ笑いながら相手に案内をしてくれるお礼として、練り菓子を差し出した。)

>>95黒鉢殿

姿を見られて、口封じに来ない盗人さんだからねえ。……私はいたって真面目な商人でね、荒事には向かないんですよ。だから盗人さんが風情が分る人でよかった。こんな月夜に血の匂いだなんて、無粋ですからねえ?
(いつの間にか庭先に移動していた盗人は、じっと窺うようにこちらを見てからゆっくりとこちらに近づいてきた。なんとなく野生動物のようだと笑ってから、招いた理由を新たな酒を注ぎながら述べる。理由は簡単、一人で飲むのに飽きてきたということと相手の存在が珍しかったから。普通相手のような職業の者は、姿を見られればほぼ間違いなく見たものを殺すだろう。そう、口封じのためだ。なのに相手にはその気配がない。そもそも月の明るい夜に盗みに入ること自体珍しいだろう。そんなわけで、年甲斐もなく発揮された好奇心を抑えることもなく行動した結果だ。こんなことが知れたら番頭さんはまた頭を抱えるのかな?まあ、言うつもりはないが、想像するだけで少し面白い。ふふ、とお猪口に口をつけながら笑う。お猪口を空にすると、隣に座った相手にもう一つのお猪口を渡し酒を注ぐ。静かなその瞳は静かな湖にも似て、しかしどこか今日の夜空にも似ていると思った。その瞳と同じような感情の少ない褒め言葉に、ありがとうございますとまた笑う。嫌いじゃないという言葉にからからと少しからかうように。相手に酒を注ぎ終わると、また自分のお猪口に酒を注いで一口ほど口に含む。さっきとはまた違った味がした気がした。)

98凛(鴇浅葱/三) ◆079RkC9j9Q:2011/01/28(金) 19:26:42
>>87黒鉢
…それでも。…俺はこんな時代に産まれたくなかった、願わくば貴方たちとも平和な時代でお会いしたかったものですよ…
(相手のいうことはごもっともであった。この時代を生きる自分たちにとってそれは紛れもない真実だったし、変えようのないものでもあった。それでも散々逃げ惑ってきた事実を突きつけられて少々声を荒げた。確かにこの時代や自分たちの立場も理解していたつもりだったが、まだ幼い自分の心はそれを受け入れていなかったようで。どれほど人を殺めても良心の呵責からは逃れられなかった。ぐ、と唇を噛み締めると握り締めた拳が震えた。時々、今日のように生き様に迷いが出ることがある。迷いが出た日は決まって怪我を負うなり窮地に立たされるなりの結果が出るのだがそれも下級浪士相手だったからだ。今日はかってが違う。すう、と息を吸い込めば口から出たのは今が平和だったならと切実な願いであった。そのときの表情は哀しいようにも見えたが、ざあっと吹いた風に言葉も表情もかきけされ、風がやんだ頃には相手を見据えて強い眼光を放っていた)
はは、随分と余裕ですね?…残念ですが、俺競り合いはおろか真剣勝負自体あまり好きではないんですよ
(まるで上からものを言うような相手の態度に、あえて下手に回ったように薄く笑みを浮かべた。危険な賭けだとはわかっていたがプライドも邪魔してそっと鞘に手を掛けると静かに刀を抜いて相手へと向けた。先ほどまでの揺らいだ瞳は何処へやら、しっかりと相手を見定め剣先に歪みもなかった。しかしこれ以上の挑発には乗るまいと相手のでかたを用心深く見つめ、暫く動かずきっちりと間合いを保っていた)

99千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/28(金) 19:42:20
>>96 黒鉢
あんたは、いくらの価値があると思う?
(相手からこぼれた呟きは、己が作った武器に相手が魅了されている事を如実に表したものだった。相手が苦無を手に取る様子をただ静かに見つめる。他の武器を一瞥するが、やはり自分の勘は当たっていたようだ。手入れの為に取り出した時と彼の前に出した今とでは、何かが確実に違う。まぁこの事をいくら語っても他の者には理解してもらえないのだが。高揚する気持ちを落ち着けて相手を見れば、我に返ったらしく蕩けていた目がいつものそれに切り替わっていた。その様子に思わず口元を片手で隠しくっくと笑う。どうやらお気に召したらしい。相手に値段を言おうとしたが、ふと何を思ったのか逆に問いかけ)

>>97 遠野
じゃあ迷った大人。別に散歩にもなるし、気にしなくていーぞ。練り菓子……ありがとな。
(子で駄目なら大人でいいだろう、と適当に言葉を返す。もうそろそろ薄暗くなってくる。この男を一人でいさせるのは物凄く危険だ。最近不審な影をよく見かけるから、ますます危険だ。一応鎖鎌と…懐に短刀を忍ばせておく。戸締りをすると礼を言う相手に気にするなと言い、ひらひらと手を振る。菓子にはほとんど縁がない為一瞬差し出された物にきょとんと藍の目を丸くしたが、すぐに嬉しそうな表情になって礼を言い)

100黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/28(金) 21:06:31
>>97 遠野
盗人―…いや、まぁ…うん、いいかそれで。…今日は多分ずっと静かだから、ゆっくりと酒を飲むといいよ。
(盗人、と自分とは少々違う職業を口にされて頭巾と口当ての間から覗く瞳をぱたぱたと瞬かせて否定しようと口をひらくものの面倒になったのかなんとなく濁してしまうと、渡されたお猪口を不思議そうな顔をして受け取る。そうこうしているとそこに酒が注がれてしまい、どうにも飲まなければならない展開になってしまった。忍といえど基本的に常識や礼儀を大切にする性分である故に、注がれた酒は飲むようにしている。ゆらゆらと酒が揺れるそこに映る月を眺めていたが、彼のちょっぴり皮肉めいた言葉にゆったりと相手に視線を向けて静かな声色でそう言う。「多分」とは、…まぁ万が一彼が何か自分に不都合なことでも仕掛けてきたら始末してしまうつもりだったから。しかし酒を飲むにはどうしても口当てを取らなければならないが…と色々思案するものの、動物のように酒に鼻を寄せてすんすんと匂いを嗅いで、ちらりと相手に視線を向けてから少々躊躇しつつ口当てをするりと下げた。ちょぴ、とお酒に口を付けて一口含む。ふわりと広がる芳醇な香りに、無感動な瞳が僅かに輝く。「美味しい……」と呟き、相手に視線を向けて感謝の意を込めて軽くペコリと頭を下げ)

>>99 千渡
そうだなぁ……九両か十両といったところだろうか……。いいよ、何両でも出すから。…あ、欲しいものがあればそれでも良い。君は何が欲しい?
(悩むように虚空に視線を向けて僅かに眉根を寄せていたが、高級な武器として有り得るだろう値段を口にするものの、見れば見るほど欲しくなってしまったのか何両でも、と付け足して相手側に少し身体を寄せる。滅多に人に見せることのない顔を相手に近付けて、じぃっと相手を見る。静かな湖面のような黒い瞳に相手が映っているだろう。お金じゃなくてもいい、何か欲しいものがあるならそれでもよいと言うと軽く首を傾けて問いかける。自分の欲しいものと言えば暗器とお茶とお茶請けだから、一般的に何が喜ばれるものなのか分からなかったから、不躾ながらも相手に直接それを問うて)

101黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/28(金) 21:08:05
>>98
――…くっ…ふふふ、そうだね。もっと別の時代で、別の形で出会えていたら…君と私は、お友達になれていたかもね。まぁ、今更言っても仕方ないことだ。君は私を殺そうとしているし、私は君を殺そうとしているのだから。
(相手の言葉に驚いたように目を見開いていたが、この男にしては珍しく声を零して笑った。軽く肩を揺らして、目を細めて。本当に面白いことを言う―…考えたこともなかったな、と心の中で呟いた。相手の話に乗っかるとしたら、もし別の時代で別の形で鴇浅葱の連中と出会っていたら、殺伐とした関係でなく表の世界でいう「友情」とやらを築けていたかもしれないのか、とそこまで想像してまた可笑しくなったのかくすくす笑った。その想像を打ち消すように軽く頭を振って、相手に現実を突きつけるような言葉を口にしながら懐から縄標を取り出してヒュンヒュンと慣れた手つきで回し始めて)
―…おや、随分なことを言うね。私はいつも真剣だから、全力で君を殺しにかかるよ?…縄標、見たことあるかい?
(青白い顔を相手に真っすぐ向けたまま、手元で回されている縄標の速度はどんどん上がっていき、口からはさらりと恐ろしい台詞が零れおちた。普段の生活ならまず見ることのないこの武器を振り回しながら、「こう使うんだ」と呟いて放るものの、先端の錘は彼に命中するには程遠い処に飛んでいく。しかし、縄をくいっと引っ張るとまるで蛇のような動きで錘が彼の髪を掠めて手元に戻ってきて。面白いだろう?と言わんばかりに相手を眺めながら肩をすくめて)

(PL:連レス申し訳ありませんでしたorz/レスの長さ規制の関係で順番が入れ替わっています、申し訳ありませんでした)

102千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/29(土) 20:18:05
>>100 黒鉢
ふーん…じゃあで十両売ってあげるよ。って、顔近い。なんかもうくっつきそうなんだけど。………欲しいもの、か。………………ないな。あ、毒薬おまけしておく。
(相手の予想に満足そうに笑うと、相手の言い値で売ってもいいと言う。武器の価値が分からない輩は無駄に高い値段を提示してくるものだ。武器職人として、そういう奴には絶対に売らない。つまり彼は合格ということだが、相手の顔の近さに今までこうして誰かと顔を近づける事がなかったからか僅かに身体を強張らせた。相手の目に自分の幼さが残る顔が映っているのを見て息をつきたくなる。どうして自分は童顔なのか。時として相手を油断させるのに便利だが、悩みの種の一つだ。相手の問いに藍の目を軽く見開くと、目を伏せてぽつりと呟く。思い浮かんだのはずっと前に手に入らないと理解したもの。なのに未だに自分は諦めていないらしい。一瞬自嘲するように笑みを浮かべ、特に欲しいものは無いといつも通りの表情を作った。しかし相手は絶対に見破るだろう。適当に理由をつけ、相手から離れる為立ち上がろうとし)

103 ◆J91IGQ1WU.:2011/01/29(土) 23:58:14
(p:獅子尾様の募集キャラが空いていればやらせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?)

104獅子尾(鴇浅葱/五) ◆YhhF25pwCs:2011/01/30(日) 02:50:04
>>103
(p:ふあああああ!!貴方様がやってくださるのなら自分はぜひやっていただきたいです><嬉しくてテンション上がっちゃいます←)

105獅子尾(鴇浅葱/五) ◆YhhF25pwCs:2011/01/30(日) 19:24:18
>>56
神添さん
…ぁ、は、はいっ…とっても可愛いし、それに幸せそうです。――え、いいんですか?俺、今ちょうどあなたとお話したいと思って…だって、こんな素敵な出会いなかなかないでしょう?嬉しいなぁ…
(ふわふわで柔らかくて暖かいこの仔の名前は豆助というらしい。上から聞こえる声を頭の中の働く機能は恥ずかしさという障害をくぐり抜けながら理解に結びつける。自分の体温よりも遥かに温かな豆助の熱がこちらへ伝わったのか、いや、恥ずかしさで熱くなった頬を相手に見せぬよう俯きかげんで彼の言葉に答える。彼の声色、しゃべり方を聞くとこの仔を可愛がっていることがひしひしと伝わってくる。頭から尻尾の先あたりまでを丁寧に撫でる、目を細めて気持ち良さそうにしている相手を見る。幸せそうな顔…そりゃこんなにお日様が顔をだして地に光と恵を注ぐのを身体で感じて、あんこの甘い匂いを毎日嗅いで、いろんな色のお菓子を目にして、賑やかな話声、おいしいご飯をもらって…そして何よりこんなに優しそうなご主人といつも一緒にいれるんだから幸せだろう。犬の気持ちがこちらに伝わってきたかのように自然と出た笑みを犬の主人である相手に向けた時に聞こえた言葉に黒い瞳は一瞬大きくなる。なんとお茶に誘われたのだ、しかもこんな素敵な人に!驚く気持ちを隠せずに急に立ち上がれば色素の薄い髪がふわりと揺れる。まるでご機嫌な豆助の尻尾のように。込み上げるうれしさを言葉にしながら飼い主と飼い犬を交互に見て、なんだか仲良しさんの仲間に入れた気がして心がどきりと跳ねた気がした/p:
ぜひ幸せにしてくださいwwわんこは本当に愛おしい…だから獅子尾もわんこにしたつもりがただのべたんべたんな野郎です´`迷惑をかけるかもしれませんがほのぼのな雰囲気でカバーしてあげて下さい(^^)/←

106獅子尾(鴇浅葱/五) ◆YhhF25pwCs:2011/01/30(日) 19:24:43
>>62
武器職人さん
…わ、ぁ!すごい!…急にお邪魔してごめんなさい。…わぁ、とてもいいものなのに使っていいんですか?
(入口から顔を覗かせる。薄暗い道からのせいか、屋根がある工房の中はさらに闇に包まれているように暗かった。ここに幾数の星が瞬いていたならばそこはもう夜だろう、と思うほどに。しぃん…と音を感じない。静寂につつまれたそこに少し不安を感じて、それを吐き出すように肺に溜まった重い空気を外へと出す。聞こえるのは自分の息使いだけ、そうおもった。その刹那、奥のそのまた奥に小さく感じたのは、殺気。その途端にこちらへと向かう鈍く光る己の命をあの雀のように空っぽにしてしまう道具がこちらへと飛んでくる。早い、そう思ったのは自分の眼に一瞬だけとらえた時。とす、と。そんな呆気ない音をたてて鎖鎌は自分の纏まった髪を数本だけ奪い己の真横の木の柱におさまっていた。ここまでの流れは己が顔を見せてから数十秒もたっていない。事を間違えれば己の目立たぬ赤い羽織りは血で真っ赤になっているはずなのに、あまりに早い相手の反応に感動を覚えたのか恐さではなく感心の声をもらした。鎖鎌を投げられたことも気にせず、すぐに自分が悪いと頭をさげて一礼。父上に習ったように3秒数えてから顔を上げればやっと見えた声の主。姿を見ると自分よりも多分年下のようでさらに感心する気持ちが高まった。そして、彼のその手には苦無。突き出されたそれを両手で受け取ればなかなか上等なもの。暗闇で鈍く光るそれは貪欲に血を欲しがっているようにも見えた。しかし今穴を掘るのにこれを使えば殺しの道具よりも遥かに素敵なことなんだ、と少し嬉しそうな笑みを見せて。しかしだ。武器を穴掘り変わりに使っていいものなのか、彼の筋に反してはいけないともう一度確認を、と再び問い掛けた。/p:気分屋さんも魅力の一つだと思います(・ω・´)萌えです!

107獅子尾(鴇浅葱/五) ◆YhhF25pwCs:2011/01/30(日) 19:27:12
(p:連レスすいませんでしたorzとりあえずできた方から返レスしました;)

>>78

うああっ、邪魔しちゃってすいません…でも凜くんが幸せそうだから仲間に入りたく…ぁ、ありがとう!…ふふ、ばれちゃったのは凜くんが頭いいからです
(にこにこ、にこにこ。まるで餌をもらえる犬のように彼の回答を心臓がわくわくするのを抑えながら待つ。彼の体温が手の平へと伝わり、まるで太陽に向けているみたい。そんな事を考えながら呑気な表情を浮かべていれば、彼の声程にビクリと肩を揺らす。いつもより低いその声は仲間内だからわかる不機嫌な時によく聞いたもの。慌てて手を彼から名残惜しむ暇なしに離せばすぐに謝り。遠慮がちに彼に視線を向ければ、ふわりと冷たいけれど優しい風が吹き、ざわざわと葉の重ね合う木々の合唱が聞こえたり、お団子の匂いがこちらの鼻をくすぐった。日の光で髪の色が黒だったり茶だったりと不思議、不思議に変わりそれもとても楽しく感じて。だから…そこの幸せそうな空間に入りたかった、そう伝えようと頼りなく眉をさげたままうまく回らない口を回そうとした時、彼が自然と隣のスペースを開けてくれた。嬉しい、そんな桃色の気持ちが頬に集まったのかほんのり赤く染めればお礼をいってで隣に座り。気持ちは心に収まりきらないのか、声がふわふわと自分の胸元あたりから口へと出れば、先ほど自分と当てられた事について。幼なじみの中で一番頭が回る彼、だからだよ。と彼と同じ視線に座り、遠くをジっと見つめた。/p:凜くんのツンデレ/私が勝手に思っているだけかもしれないが←/加減には到底及びませんwもっと萌え萌えさせて下さいねbb)

108千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/01/30(日) 20:04:08
>>106 獅子尾
え、言うことそれなんだ。………いや、だってそれ失敗作だし…全然いいもんじゃねーよ?いいもんって言うのはこういうのでしょ。
(自分は武器を投げたというのに、返ってきたのは感心したような声。思わず思った事がそのまま言葉がこぼれた。自分の手が少しでも狂えば物言わぬ姿になっていたというのになんて呑気な、といっそ感心してしまう。それと同時に来客はこういった事に耐性がある人物だと勘づいた。一般人なら感心する暇などないだろう。混乱して無駄に騒ぐだけだ。もしかしたら厄介な客になるかもしれないなと思うも顔には出さず、今までの経験を生かして平常通りの顔で対応した。一体それのどこがいいものなんだ。相手の言葉にそれは絶対にない、と首を軽く振る。自分が武器職人になって間もない頃に作った駄作の一つだ。売り物にもならないし、かといって捨てるという選択も出来ずに今まで保管していた。それが誰かの役に立つというのなら、貸すくらい別にどうという事は無い。しかし、この苦無のような物がいい品として認識されるのはいただけない。相手の腰にある刀を見ると適当に刀を掴むとすらりと鞘から抜き、こういうのがいい武器というんだと切っ尖を相手の首ギリギリに添えて不敵に笑み)

(/萌え…いや、なんかもう既にやらかしちゃってるんですが!!←)

109獅子尾(鴇浅葱/五) ◆YhhF25pwCs:2011/01/31(月) 19:01:45
>>79
遠野さん
……こんな気持ちでいても仕方ないんだ、しっかりしよ…うああ!いや、だ、だだ大丈夫です!大丈夫なんです!ぁ、えっと、そんな事より夜中の一人は危ないですよ!俺、送りますッ
(音も聞こえない静寂な夜、いや、自分が音を聞くことを拒否しているのかもしれない。頭の中を丁度目の前に広がる闇みたいな色をした長い長い糸がぐるぐるとこんがらがるようなイメージ。弱い、使えない、守れない、そんな言葉が誰かの声になって頭に響く。……いけない。自分らしくないと濡れてしまった犬のように首をふって情けない考えを振り払った。しかし、暗闇のなか、提灯の明かりにぼんやりと照らされた顔はいつも笑顔を絶やさない表情は対照的に暗いもの。自分の情けなさを取り除くように、己自身に声をかけた。その瞬間である。急に聞こえた声にビクッと身体を震わせ情けなさの塊のような声を吐き出す。そのおかげなのか、人に会ったためか先程よりもいくらかマシになった顔をそちらに向ける。暗くてよくは見えないが優しそうな声に全く警戒心を抱かない。先程の情けない顔を見られてしまっただろうか?そんな心配からいつも以上の笑顔を見せ、うまく言葉がでない唇を無理矢理動かし彼に“大丈夫”でたあることを伝えた。しかしこんな必死な言い方、逆に怪しまれるのではないかと話を変えるように急に任務時の真面目な顔を見せ。夜の一人は危ないと、先程盗人を取り逃がした汚名返上しようと家までの用心棒を名乗りでた。/p:絡んで下さりありがとうございます!!腹黒天然で年下を可愛がる若旦那…なんておいしいんだ(^p^)優しそうな感じの雪さんにきっと懐く獅子尾ですが腹黒をだしてびびらせたって下さいwこれからよろしくお願いしますね^^)

110黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/01/31(月) 22:27:29
>>102 千渡
――……どうして嘘を吐く必要がある?欲しいものがあるなら素直に言えばいい。私は人が欲しがるものが分からないから、教えてほしい
(小さく首を捻って眉間に皺を寄せて、立ち上がった相手を視線で追いかけながら訥々とした言葉でそう言った。綺麗な緑色の布の上に並べられていた針を手にとって指先でくるくると遊ばせながら、やっぱり美しいなぁと嘆息する。これに見合う報酬は何だろうか?今の人が喜ぶものは何だろうかと考えるものの、如何せん世間知らずというか浮世離れしているので何も分からない。近かったのか、と反省しつつも自分から離れていく相手に言葉を掛けながら、背中の後ろ側の畳に手をついて少し反るような形になると、結った黒い髪が畳をさらさらとそこを撫でた。分からない時には素直に人に教えを請うのがこの男の性質で、口にしてしまってから答えづらい質問だったか…と少し後悔し)

111夜守(錆浅葱/情報屋) ◆J91IGQ1WU.:2011/02/01(火) 00:34:03
【PF/協力者用】
名前:夜守(ヨルモリ)
年齢:29歳
所属:錆浅葱
役柄:いろんな情報を金と取引する情報屋
容姿:昔は結構伸ばしていた黒髪は今では家と決別すると同時にばっさりと切られ、何ミリかは残っているが坊主頭にされている。瞳の色は黒だが異常に淀んで深い闇のようになっていて、左眉には刀傷が走っている。顎には少し顎髭。着物は黒い小袖と黒いシンプルな羽織を着用している。帯は着物に良くあった色をその日に合わせて付けている、靴は黒い鼻緒の下駄。刀は腰に差しており、刀はシンプルなデザインではあるが大分使っているのがわかる。身長は175程度だが、体型は少し筋肉のついた細めの体型。
性格:情報屋らしく頭も切れて面倒見が良いが、敵と認識したものには容赦なく殺気を向ける。努力で頑張ってきたものの家を継げなかったことにコンプレックスを抱いているのか負の部分がとても強く、他人を利用したり騙したりすることは厭わず人も協力関係にあったとしても信じているように口や態度で見せておいて一切信じていない。家の話をされると微妙な顔をした後嫌そうに話を逸らそうとするがそれでもしつこくされると静かにもの凄く怒る。
武器:腰に差している何十年も使っている少し重量のある日本刀
備考:ある商家の長男として生まれたが、家は父親の命で弟が継いだためそのまま家を出て名字を捨てた。 甘党でいつも何かしらお菓子を買っている。一人称:俺or私、三人称:名前(苗字)くん、名前(苗字)さん。味方をしている錆浅葱には素直に信頼して協力しているように見せてしていない、ただおもしろそうだから協力しているだけ。獅子尾とは一度剣を使っているところを見られて憧れられているが、仲良く接しながらも何か利用出来ないかなと考えている

(p:>>103ですがこんな感じのプロフで良かったでしょうか。獅子尾様も主様もなにかプロフに不備があったら教えてください、すぐになおしますので/これからよろしくお願いします)

112千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/02/01(火) 17:39:31
>>110 黒鉢
んー……欲しいって言ったところでこの先絶対に手に入らないからだな。客に余計なものを背負わせる気は無い。
(棚に並んだ数々の小箱と小筒。中に入っているのは薬草から毒草、多種多様な植物だ。山までてこてこと歩いて行き採取してくるには時間がかかる為、残り僅かなものもある。自分以外区別がつかないであろうそれらの中から毒薬を選び出す。眉を寄せている相手に少し考えてから口を開いた。素直に言えたらどんなにいいだろう。自分が心の底から欲しているものを思い浮かべると温かく、そして苦い思いが広がった。相手は優しい。しかしここで本音を吐露してしまえば情けない姿をさらす事になるだろう。自分は武器職人、相手はただの客の一人だと突き離すように言い)

>>111 夜守
(/初めまして、若造武器職人の千渡といいます。素敵な情報屋さんですね。絡める日を楽しみにしています)

113獅子尾(鴇浅葱/五) ◆YhhF25pwCs:2011/02/03(木) 21:34:48
>>111
(p:遅れてしまって申し訳ありませんorzとても素敵で魅力あるかただと思います!!勝手にシリアスを期待しちゃ/ry獅子尾の猛アタックがうざいとは思いますがよろしくお願いします!!)

114黒鉢(錆浅葱/五) ◆nFMdZYYfzo:2011/02/04(金) 18:30:36
>>112 千渡
……この世界に生きていると、手に入らないものはたくさんある。だから、我儘を言ったっていいじゃないのかなぁ……君は、私達に良くしてくれているしね。
(慣れた手つきで様々な毒の瓶を取り扱っている背中をぼんやりと眺める。自分にも分るものもあれば、何だか分からないものもある。しかし彼が扱うのだからきっと便利なものなのだろう。彼の何処か諦めたような言葉に、こちらも静かな口調で何処か悟ったようなことを口にする。欲しいものはたくさんあったし、傍にいてほしい人もたくさんいたけれど、叶わないことの方がずぅっと多かった。彼も我慢を繰り返してきたのだろう。そこらに転がっているような人間なら無視するところだが、彼は自分の所属する錆浅葱をよく助けてくれているし、まぁいいだろうと心の中でつぶやく。。薄幸そうだといえば薄幸そうな、冷ややかだといえば冷ややかなその青白い顔を僅かに緩めて、相手に「さぁ言いなさい」と無言で促して)

>>111
(PL:うぉぉぉドラマティックPC様キタコレ!←/不可解な奴ですがよろしくお願いいたします〜^^*)

115千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/02/06(日) 08:08:55
>>114 黒鉢
………過去を変える力。俺が望んでいるものなんて所詮夢物語だ。
(適当に選んだ二つの小筒の側面に毒草名を書きながら相手の言葉を聞く。確かに望んだのもが手に入る者はほとんどいない。願いが叶う確率は低いのだ。だからこそ人々は己の願いが叶った時に幸せや嬉しい等の感情を手に入れる。自分もかつては感じていた。例えば武器を上手く作れた時、それを見て褒めてくれた両親の顔を見た時。後少しで成人という年になってもまだ親離れ出来てないのかと自分自身に呆れた。我が儘を言ってもいいじゃないか、自分達によくしてくれるという言葉に、思わず理不尽な暴言を吐きそうになる。自分が武器を売るのはただ単に金を得るためだけだ。表の人間よりも裏の人間を相手にした方が集まる金額は高い。ただお互いに利用しているだけ、必要とあれば表の人間に裏の情報を売る事もあるだろう。利害が一致した、それだけのことだと。感情を落ちつけて相手を見れば、若干柔らかな表情に書かれている「言え」という言葉。たぶんここでだんまりと決め込んだところで無理矢理言わせられるに違いない。ならばさっさと言ってしまった方がいいと、今まで誰にも言わなかった自分の本当に欲しいものを口にした。家族三人で笑っていた時間。それは前触れもなく壊れて自分の手からこぼれ落ちた。それを取り戻したい、過ぎてしまった時間を、過去を覆す力が欲しい。我ながら相当いかれている。小袋に小筒を入れると相手の前に置き、今聞いた事は忘れろと言い)

116凛(鴇浅葱/三) ◆079RkC9j9Q:2011/02/06(日) 23:40:42
(p/突然PLすみませんorzお返事がたくさん溜まっているのですが、パソコンが壊れてしまいただいま使用不能となっております;たぶん今月中には直るとは思うのですが如何せん私自身が多忙なこともあり、お返事に時間がかかってしまうと思います>< ですが必ず返しますのでキープというような感じでお願いしたいですノ なかなか来れずすみませんでした)

117ななし:2011/02/06(日) 23:49:39
すいません、参加希望なのですが、何かあいているキャラはありますか?

118白銀 雪 ◆/ksZNYGY5I:2011/02/06(日) 23:56:13
(p/ちょっと調べてきました;やっとトリップ思い出しましたTT)

119白銀 雪 ◆/ksZNYGY5I:2011/02/06(日) 23:56:48
(p/すみません;場所間違えました;)

120 ◆9eGZjvU1aA:2011/02/07(月) 15:29:45
(PL/一応一通り過去レスをみてみていらっしゃらないようなので、錆浅葱五人衆一 予約させていただいても宜しいでしょうか?)

121千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/02/15(火) 16:28:41
(/上げます)

122凛(鴇浅葱/三) ◆079RkC9j9Q:2011/02/17(木) 11:48:45
(p:長らく顔を出せずすみませんでした;とりあえずパソコンの状態もある程度よくなったので返事していきたいと思います)

>>92遠野
美味しいから俺もよく来るんですよ、ここ。…え?ちょ、そんな意味はないですよ。貴方のほうこそどうなんです、見る限り初めての来店と言うわけではないのでしょう?
(やはり甘いもの好きには悪い人はいない、と持論を繰り広げにこにこしながら相手に向き直る。自分の好きなものを肯定されて終始機嫌がよい様子だった。が、相手の何かを含んだ視線の意図に気がついたのか一瞬ぽかんとするも苦笑を漏らしやんわりと否定の言葉を言い放った。確かに可愛らしい娘だとは思うが、今の自分にとって女は必要なかったし作る気もなかった。しかしそれを説明すれば仕事の話に飛躍してしまう恐れがあったためか、その話を相手へと振った。にやにやと面白がるような笑みを浮かべながら。相手の気に掛けられた視線を気にすることもなく、先ほど歩いてきた様子からこの店に来るのは初めてではないと踏んでいた。もしや相手こそが娘を気にかけているのではないかと首をかしげて見せた)

>>94千渡
…自分で作った?…あの、もしや貴方刀鍛冶か何かですか?
(きっちりと収められた刀にほっとするのは自分だけではなくその場の野次馬たちも胸を撫で下ろしていた。街人の注意もこちらに注がれなくなったとき、耳に飛び込んできたのは自分でつくっているという言葉。ここ最近自分の刀の切れ味が悪くなっているのを懸念している自分にとってここでの出会いは願ったり叶ったりであった。それに先ほどの刀を見る限り腕はそこそこだろう。思わず歩き出した相手の肩を掴むとやや慌てた様子で声を掛けなおした。あわよくばつくっているものを見せてもらいたいというような期待をこめて)

123凛(鴇浅葱/三) ◆079RkC9j9Q:2011/02/17(木) 11:49:22
>>101黒鉢
ははっ、皮肉ですよね。まぁでも此方としては貴方の情報は欲しいところですからね……。っ!
(先ほど口にした言葉は確かに本心ではあったが相手の言葉でこの時代に順応していくしかないことを改めて思い知らされた。目は相手から逸らさぬまま口元だけでカラカラと笑って見せるが、目や雰囲気は笑っては居なかった。確かに相手の情報が少ないのは確かだったし、これからお互い生き残っていれば出会う回数も増えてくるだろう事で鴇浅葱にとっても少しでも多くの情報が欲しいところだった。時間でも稼いで何か得られるものがあるかと思案していれば速度の上がっていくそれ。どこかの資料では見たことがあったものの実物を見るのは初めてだった。ましてやそれが自分に向けられるものだとは思わず、些か身体が堅くなるのがわかった。気付いたときには錘が身体の横を通過しており思わず片手を髪のほうへとやった。動かなかったのではない、動けなかった。予測するのが難しい縄の動きに翻弄されたというのが事実だった。)
…それ、密売でもして手に入れたんですか?それとも自前とか?…錆浅葱の方は随分ちんけな方ばかりですね
(厄介だな。それが一番の印象だった。飛び道具を使う相手に対して生憎今日の自分は飛び道具を持っていない。これじゃあ間合いを取った分不利だと小さく舌打ちをすると一か八かの賭けで相手の懐へと駆け出した。やや相手のほうが高いという身長差を利用して身体を低くして相手にとっての身体右下のほうから刀を構え斬りあげようとして)

(p:返せてない方はまた後で返します!)

124千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/02/25(金) 13:10:52
>>122
刀鍛冶……まぁ、そうだな。俺は武器職人だけど、それがどうかした?
(いきなり肩を掴まれて目を丸くするがすぐに相手を軽く見上げ、頭の片隅で身長ほしいなぁとどうでもいい事を考えながら口を開く。刀鍛冶でも合ってはいるが、自分が作るのは刀だけではない為武器職人と言い直し、それがどうかしたのかと言葉を繋ぎ)

125千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/03/06(日) 15:57:49
(/過疎してますが粘り強く…上げます!←
今回は勝手にキャラ表を作ってみました。プロフが提出されているキャラだけですが……
漏れがあったらすみません(深礼)

【鴇浅葱五人衆】
一、リーダー格。人一倍正義感の強い、見た目優男。年齢23歳
二、短気で豪快で人情に厚い強面。年齢22歳
三、凛(本名/市河悠太郎)>>15
四、誘(本名/吉良故) >>8(主様)
五、獅子尾(本名/犬尾一太) >>39-40

その他
神添葛(甘党屋) >>36
遠野雪彦(呉服屋) >>70


【錆浅葱五人衆】
一、リーダー格。冷血で残忍、目的のためなら手段は選ばない。年齢26歳
二、荒者を束ねる所の出身。単細胞馬鹿。年齢25歳
三、詐欺師を束ねる所の出身。頭がよく意地が悪い。年齢23歳
四、綾藤伊織 >>14
五、黒鉢 >>17

その他
千渡紬(武器職人) >>34
夜守(情報屋) >>111

126千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/03/19(土) 11:47:54
(/上げます!!)

127千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/06/05(日) 20:39:53
(/だいぶお久しぶりになってしまいましたが皆さん元気でしょうか?
地震もありましたし…ご無事でらっしゃる事を願います。
さて…今回もしつこく上げますね。そして息子のキャラを思い出す為にキャラ設定を読み返そうと思います←)

128千渡 紬(武器職人/錆浅葱) ◆M1j2yE73Rs:2011/06/06(月) 13:25:20
>>124
(/よくよく見てみたらロル短ッ!!……すみません、気づくの遅すぎですね。ルールでもあるので書き直します;)

……まぁ、そうだけど。
(正確には刀鍛冶じゃなくて武器職人なのだが、それはこの際どうでもいい。いきなり肩を掴まれ目を丸くするがすぐに相手を軽く見上げて頭の片隅で身長欲しいなぁと他者からみればある種微笑ましい、しかし当の本人にしてみれば至極真面目で深刻な願いを考えながら訝しげに返事をした。相手が何を期待しているのかは薄っすらと分かったが、いつ客が訪れるか分からない為簡単に招く事が出来ない。自分の元に訪れる客は普通とは少し離れた者ばかりで、彼らに法外な値段でも武器を提供している自分も結構危ない位置にいるんじゃないかという自覚はある。ふといつだったか客の中の一人が世間話のように話していたとある組織に所属している男の話を思い出し、改めて相手を見るといっそ笑いたくなるほど特徴が一致していて、今日は出歩かなければよかったと僅かな後悔が生まれた。しかしここで逃げれば怪しまれる、刀を持ち直すと「それがどうかしたか」と首を傾げて見せ)

129支援:2011/09/14(水) 17:51:09
過疎ってから大分立ってますが支援です><

上げますね↑


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