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―神の遊戯―

1管理者 ◆wtnk2gTqfE:2011/01/11(火) 22:11:17
それは、いつもの帰りの道の事だった。
私は部活を終え暗い夜道を仲の良い幼馴染と共に帰宅する。いつもと同じ行動だったはずなのに、その日常は姿を変えてしまう。ふと気がついた。隣に居たはずの幼馴染の姿が自然と薄くなってゆき瞬きをした瞬間―――彼女は消えた。それと同時に目の前が真っ白になりふわふわとした感覚が私を襲う。意識が遠のいて行きそうだった。
頭が重い、身体がだるい。何かが私にささやいてくる。
「剣を持て、」と「諦めろ」と「助けて」と。この声は誰?
ふわふわ、ふわふわ。そっと優しい亜麻色の髪をした女性が私の目の前に現れそっと手を差し出しこうささやいた。


「…貴方の大切な物はなんですか? それを守る力がありますか。
…貴方の大切な人は誰ですか? 相手を守る強さはありますか。

もしも、力不足な自分に嫌悪を抱くのならば、私が力を与えましょう。

貴方の…、―――と引き換えに……。」


わたしは、その優しい手を掴んでしまった。これがゲームの始まりとは知らずに…。
もう一度瞳を開いた時、わたしは見慣れた街に居た。手には冷たい武器を持ち…。

        ――神の遊戯――

ルール
・長文(280文字目安)ロル・トリップ必須
・バトル恋愛なんでもあり。
・荒し、中傷禁止。
・最強設定無し 美化は周りの人に不快な思いをさせない程度に。

*世界観 スレッド説明
・現代日本 大きめなある都市。大学や高校などの教育施設や遊園地や動物園などの娯楽施設なんでも存在する。携帯・パソコンなどの電波もあり現実世界と何も変わりないが、あくまで第2の世界。
プレイヤー以外の人間はモブキャラ扱いで話しかけても機械的な返事しか無い。時間や日付も正確に動くが、学校や会社で働く必要性は無い。

32名無しさん:2011/01/16(日) 17:54:40
瀬ノ尾玲太様は奪う者ですよ

33管理者 ◆wtnk2gTqfE:2011/01/16(日) 17:57:31
>>32
(PL/も、申し訳ございません…。なんていうミスを…。
ご報告ありがとうございます!!)

>瀬ノ尾様
(PL/管理者であるものがこんなミスをしてしまいもうわけございありません…。)

プレイヤー

神楽坂春 ◆rg29JOh3j2>>11
月詠 ◆LJcxYuiH92>>13
葵屋 妃 ◆ZWQ7fyDyXs>>28
夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY>>27

予約
◆B9IyPqrYB6
◆ZVS5IXbCDY
◆LJcxYuiH92

奪う者
桜庭 史仁 ◆LANyiWFQRc >>29
瀬ノ尾 玲太 ◆Kg0dgFM6OY>>16-17


◆yh/f8SolY
◆innfUPgkDw
◆tO..pkN7rM
◆DOhwmeGo1Q

34神楽坂春 ◆rg29JOh3j2:2011/01/16(日) 18:29:03
>>29史人さん
(pl/わぁぁぁ、素敵なお兄様…!春よりも私の幼馴染になってくださryこんな世話のかかる春ですが、どうか仲良くしていただけると嬉しいです!)

>>24瀬ノ尾
(pl/絡みありがとうございます。ピンクな瀬ノ尾君がかっこよすぎてニヤニヤな本体が通ります!いやいや、倒さないでorz← ロルでひどい事を言っています、すいません…そんな春をなぐってやってくださ…。)

……はぁ…俺は、誰か分からない人間には会い…たく…なうぃ…って、え?あ?えー?そりゃ…反則だろ…ぶ…。ちょ…まって…。はぁ…なぁ、俺、お前に興味は無いんだ。だから、見逃してくんない?
(人のいないこの世界。上がって行く温かい湯気は空に吸われてもうなくなってきていた。このまま時が過ぎてゆけば自分はどうなって行くのだろうか。この湯気の様に誰にも分からない様に消えてしまい全ての物を失って…。考えるだけでため息が出る。実際にはぁ…っと小さくため息をつくとこの世界に来て久しぶりの香りが鼻に届く。大嫌いな、でも懐かしい臭い思わず不愉快そうに眉を寄せその匂いの方へと首を向ける。そう、これは煙たくて、数日前までいやってほど嗅いでいたたばこのにおい。そこで初めて雑音以外に告げられるた言葉は、この世界に出てきてまだ名乗った事の無い己の「名前」。この世界で己の名前を知っているの人物などいるはず無いのにと面倒くさそうに眉を下げため息混じり息を漏らすが、そっと上げた女性の様に大きな黒い瞳が映したのは、現実世界でも目を疑ってしまう様なショッキングピンクの髪、思わずブっと声を漏らして吹くと向けていた顔を下げ左手で口を押さえこみ上げてくる笑いを抑え、身体は自然に震えさせ一応本当に一応だったが、腰に付けた日本刀にかけていた右手を相手の前に出し、少し待つように促す。信じられない、正直それが最初の感想。自分のレモン色の髪でさえも向こうの世界は街中を歩けば沢山の人間が振り返り瞳を大きく開き驚いていたと言うのに、相手の髪は自分と同じほど目立っていて、いや既に自分のレモン色なんて比じゃない程目立っているピンクさに、この世界とのミスマッチさに驚き、声をあげそうになるのを抑えている。やっと落ち着いたのかふぅっと大きく息を吐くともう一度黒い瞳は相手の姿を映し出す。上から下まで見つめる。手元で輝く真珠、口元や耳元に付けられたピアス、自分より少し高めの身長、後は少し幼く見える瞳。これらの事を考えるときっと彼は自分と同じか、それを奪う者。前者であろうと後者であろうと今誰かと戦う気力さえ持っていない自分には不都合な人間では間違いなかった。さて、どうしようか。このまま何事も無かったのようにこの場から解放してくれれば、良いのになぁ…。なんて無理な話だろうが、聞いてみる価値ぐらいあるだろう。頬を一度ボリボリと掻けば大きなため息一つ付き額に陰を作っていた前髪を大雑把に掻き上げ反発するように口角を上げ微笑み。)

35 ◆pxCpuudx4g:2011/01/16(日) 19:05:55
(奪う者予約します)

36九条サロメ ◆DOhwmeGo1Q:2011/01/16(日) 19:31:23
名前:九条サロメ
フリガナ:くじょう さろめ
年齢:10
性別:女
性格:自分の欲しいもの、したいことだけを貫き通す異常なまでの執着心を持つ。所謂病んでる部類。見た目はただの純粋かつか弱さを持った幼い少女だが、その容姿を利用してプレイヤー達に近づき、相手が油断した所を狙うという飛んだ悪女である。始めのうちはその「か弱い少女」と「闘う自分」とを上手く演じ別けられていたものの、時間が経つに連れどちらが本性なのかさえ見失ってしまった。突然泣き出したり、喜んだりと情緒不安定。
容姿:片親が異国出身であるためぱっちりとした瞳はグリーン。ふんわりとボリュームのある髪は優しめのオレンジ色で背中近くまでのロング。前髪は両サイドに分けている。肌は白いが所々青染んだあざがあったり傷があったりと痛々しい。かなりほっそりとした痩せ型。真っ白な袖無しワンピースも少々汚れが目立つ。手首から肘、素足から膝下あたりまで包帯を巻きつけている。
武器:包帯(普通のハサミぐらいでは切れない頑丈さ。自由に操り、巻き付けて身動きを取れなくしたり。また木の枝や街灯に巻き付けて空中移動等も)
備考:父は日本人、母は欧米人。一卵性双子の姉がいる。本人としては、いつも成績優秀で何をやっても上手くいく天才肌の姉が羨ましく、それを見て自分より姉を優遇する両親の態度が妬ましかった。だがこの世界に来て家族の居ない寂しさに溢れ、今は何としても帰りたいという思いが身体を支配している。


(p:かなりヤンデレっ子になる予定です。年齢など変更すべき点ありましたら指摘お願いしますorz)

37 ◆pxCpuudx4g:2011/01/16(日) 20:15:59
(p.35から質問ですが、『肉体』を失ったという設定では駄目でしょうか?肉体といっても体の一部ではなく意識だけでさまよっている・・・的な。)

38 ◆pxCpuudx4g:2011/01/16(日) 20:17:19
(p.35から質問ですが、『肉体』を失ったという設定では駄目でしょうか?肉体といっても体の一部ではなく意識だけでさまよっている・・・的な。)

39名無しさん:2011/01/16(日) 20:50:54
奪う者は既に人数が埋まってるのではないでしょうか。

40葵屋 妃 ◆ZWQ7fyDyXs:2011/01/16(日) 21:30:01
>>19春さん
(/絡みますね^^年上な為にさん付で呼ばせて頂きます;;大人っぽさムンムンの春様がとてもカッコイイです!)

(いつもと変わらない街。何も、何も変わらないのに全てが無機質で。自分が普通なのに、この街にいると何故だか自分が可笑しいような気がしてならなかった。話しかけてもかわらない返事しかしない人は最早感情を持たぬロボットで。何もかわらない、何も変わらないのにこの世界には感情がなくて。近くのベンチに薙刀を抱え込むようにして座っていれば、視界に捉えたのは中のよかった同じ淡い青色をしたセーラー服着たを友人だった。駆け寄ったけれど、駆け寄らなかったと後悔した。一緒に二人で歩いているのに、どうしてそんなに無表情なの?ねぇ、どうして。話しかけても何も言わない、軽く頬を抓っても怒ってこない、何も言わない。初めてだった。ここまで友達が怖いと思ったことは。嗚呼、本当に無機質な世界。それでも、歩く人々、働く人々。それを黙って見つめていた。今はまだ午後三時。天気は晴れ、太陽はいつもと変わらない光で大地を照らす。本当に、何も見た目だけは変わっていないのに。ふらふら、と自分もこのロボットの人達と同じように歩を一歩一歩進めていた。ドン、とぶつかっても謝らない。時に転んでも、一定の行動しかしない。冷たい、全てが冷たい。人の温かさなんて、この世界にはなくて。赤から青に変わる信号は、いつもと何一つ変わらなくて。本物の薙刀を持っていても誰も何も言わない。弟と小さい頃から良く来ていたファミレスへと気が付けば来ていて。ドアを開けると同時にカランカランとドアについた鐘が店内へと鳴り響く。声のトーンを一切変えず、そして表情も全く変わらない店員はいらっしゃいませと言葉をかけてくる。ここの店長とも、今とは知り合いになった中だけれど、その店長の温かい言葉も笑みもなかった。有るのは悲しいくらいの、いらっしゃいませ。支えてくれる人はもういない。自分がどれほど、あっちの世界で守られて生きて来たのかが嫌でもわかる。そして、独りぼっちと言うことも。独りぼっち、ひとりぼっち、ヒトリボッチ。その言葉が頭の中で何度もエコーする。空いている席につこうと、歩いていれば、微かに聞こえた言葉。横を振り向くと珈琲を飲んでいる彼の姿が合って。貴方は人間?違う、この世界のロボット?それとも、“ちゃんとした”人間?多分、彼は後者の方だろう。それと同時に、敵でもある。もう、うんざりだ。一人になるのも。けれど、そこで投げだせば、愛しい弟は返ってこない。貴方は何を奪われたの?淡い青いセーラー服を着て、身なりは普通の女子高生なのにその腕の中で抱えるようにして持っている薙刀が、普通の女子高生と言うのを簡単に打ち消す。そしてその薙刀が自分自身にこう言っているように聞こえてしまう時がある。――戦えと)貴方はだぁれ?ねぇ、貴方はだぁれ?

41葵屋 妃 ◆ZWQ7fyDyXs:2011/01/16(日) 21:36:24
(/主様に質問なのですが、犠牲になったものはこの世界で影響する、ということですよね?
今更で申し訳ないですorz)

42 ◆FF8vUelHBI:2011/01/16(日) 21:41:18
>>27
(PL/もし宜しければ、夜原さまの募集キャラをやらせて頂いてもいいですか?
予定としては結構年の離れた生意気な女子になってしまいますが…。
夜原さまの希望・指定がありましたら何なりと従いますので、どうかご検討のほど宜しくお願いします^^)

43夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/16(日) 21:59:09
>>42
(Pl:ぴゃあああああ!全然おkです!希望指定につきましては年下であれば大丈夫です。ではお待ちしております)

44葵屋 妃 ◆ZWQ7fyDyXs:2011/01/17(月) 19:28:04
>>30玲太くん
(/ヘタレな妃が絡みます;;独特な格好をした玲太様が格好良くて格好良くて画面が見れません←/不束者ですがキャラ共々お願いします^^)

黒、黒、黒。真っ黒な中のほうが星は輝くね。そー……そっか、居ないんだったね。
(夕日が沈み、辺りが暗くなったのに時間はかからなかった。早い、時間が経つのは本当に早い。ふと、右腕についた時計に視線を送ればもう9時だった。早いんじゃなくて、自分の時間の感覚がおかしいのだと理解して。公園の街灯近くにベンチがあって、そこに腰を無気力そうに下ろしていた。目の前に広がるのは真っ黒な闇。そして、輝く星達。小さいのに、周りの星よりも負けないようにと輝く星達は、負けず嫌いなのかもしれないね。その星達の輝きよりも、大きく光を放つ月は多分、威張りん坊で。だから、よく弟が言っていた。月は嫌いだと。必死に輝きを放つ星を大きな存在で、その頑張りを無にしてしまう月が嫌いだと。星空を眺めていると、隣に弟がいるようで思わず名前の一の文字を呟いて空いているベンチの横に視線を送っても、其処に彼はいなくて。また、心が空っぽになった気がした。ぐう、っとお腹の音が公園内に響き渡った。誰も聞いていないと分かっていても恥ずかしくて思わず頬を赤く染めた。暗い中に輝くコンビニへと足を運ぶと、丁度おにぎりが安くなっていて。けれど、そこに自分の大好物のツナマヨがなかった。人気がある具だから仕方がないと思うけれど。肩を落としながらも昆布の具が入っているおにぎりを手にとって、飲み物は温かい方がいいな、とレモンティーの小さめのを選んだ。他にも何か食べたかったけれど、今日は我慢しようとレジに持っていき。先程入ってきた自動ドアの前に立つと、今度は逆にさっさと出て行けと言っているようで。コン ビニから出ると、その自動ドアは静かに閉まった。此処から家は少し距離がある為に、ここで食べようと歩を進めればお店の灯りで見えた。同い年ぐらいの少年。けれど、その格好は奇抜で。そして目がいったのはおにぎりの袋。あれは、あれは――ツナマヨ。文字がそう刻まれてあって。もう少し早くにお腹が鳴れば、と自分のお腹を見て恨めしそうに。彼の傍にあるのはまだ飲むことを許されていない飲み物。でも、彼は飲んでもいい歳には見えなくて、頭にクエスチョンマークを浮かべて。あれ、あの飲み物って成人してなくても飲んで良かったっけと間違った考えが脳を支配しようとしていたけれど、それを止めて。じっと見ていたことに気が付けば、目の前にいる彼をまたじっと改めて見た。自由そうに、何にも囚われていない、あんな風な格好をする彼が少し羨ましくて、それと同時に怖いという恐怖もあって。恐る恐るコンビニの袋をぎゅっと握りしめながら口を開いた)それ、飲んじゃ駄目!……ですよ、多分。

45管理者 ◆wtnk2gTqfE:2011/01/17(月) 21:54:49
※重要なお知らせがありますので、皆様ご覧ください。

まず、私の見落としで奪う者の予約者の方が予定より多くなってしまいました。
私としましては、スレッドに沢山来てくださる事は喜ばしい事なので、
奪う者の定員を
5人から 10人とさせて頂きます。

そして予約は予約してから一週間をキャラリセの目安です。

>>39
ご意見ありがとうございます^^
また何か、お気付きの事があれば教えてくださると嬉しいです。


>>49様の 「犠牲になったものはこの世界で影響する」かというご質問ですが、

答えはYESです。
記憶ならば、このセカイにいる間は記憶はありません。

>>39
肉体の全てを…になってしまうと真珠を持てなくなってしまいますので、一部にして頂きたいです。

46 ◆FF8vUelHBI:2011/01/17(月) 22:48:18
>>43
(/有難う御座います!^^

それでは、定員も増えたところで奪う者を予約させて頂きますノン)

47夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/18(火) 00:22:06
>>19神楽坂
――不味い珈琲だ。おい餓鬼、いらんからやる。
(普段と変わらないはずなのに、見慣れた光景だというのに何処か違う無機質な色のない世界。そんなことは自分でなくとも他の参加者は気づいているだろう、この片目でも自分は気づいたのだから。話しかけても一定の返事しかしないこの周りにいる奴らはまるで人形のよう、色も感情もない世界。逆に騒がれることがないのだから戦うぶんには好都合と言えば好都合なのだが、最初は物珍しかったが聊か飽きが来た。右手をポケットに入れて取り敢えず苛ついたので近くにいた会社員らしき男を蹴り飛ばせば、男は何事もなかったかのように立ち上がり去っていった。まるで初めから蹴られていないかのように。天気は晴れ、太陽は容赦無しに人を照らしつける。ちっと面白くなさげに舌打ちすれば苛々が雰囲気に出ながらも渇きを潤すために一軒の店に入る。ドアを開けるとドアについた鐘が店内へと鳴り響き無感情な店員はいらっしゃいませと決まった言葉をかけてくる。面白くないオモシロクナイ!適当に席に着けば珈琲を頼んで待っている間店の周りを見回す。ふと後に気配を感じて見てみれば其処にいたのは感情のある人間、おそらくプレイヤー。ふんと小さく笑うと丁度珈琲が来たようで視線を珈琲へと戻して、口にする。――不味い、思い出したくもないが昔から兄の淹れた珈琲を飲んでいたせいか酷く不味く感じる。無駄に珈琲や紅茶の素材には気を遣う奴だったからな、それを考えるといつも口にしていたのは相当良い豆だったのだろう。しかしこれはもういらない、というよりは不味くて飲めない。ふと何かを思い出して後の相手へと振り向けば相手を餓鬼と呼び、相手のテーブルの上に勝手に珈琲が残ったコーヒーカップを置いた/Pl:初めまして、絡ませて頂きますね。偉そうな男ですがよろしくお願いします)

>>30瀬ノ尾
――っち、感情のない人形のくせに俺にぶつかるな!
(ふわりと夜風にのって服の左袖が浮いた、ふとそれで閉じていた目を開く。色々集中して考え事をするのに目を閉じていたが、いつの間にか夜になっていたようだ、まったく時間が経つのは早い。もたれ掛かっていた木から離れると小さく息を吐いて公園の時計を見る。もう9時頃だった、自分が考え事をし始めたのは6時頃だったからすでにもう3時間経っていたのだ。ぽりと頭をひと掻きすれば空を見上げる、そこには無限にあるかのような星の光があって。そういえば「星の光は何億光年もかかって来ているんだ、だからもうその星はなくなっているかもしれないな。」なんて兄貴が言ってたようなな気がする。はっと兄貴のことを考えていた自分の頭を軽く叩く、何故何とも思っていない兄貴のことを思い出すんだ。すると何も食べていなかったせいかぐうと控えめに腹が鳴った、しばらく止まって考えた後コンビニかなんかで夕飯を買って食べるという結論に到達しコンビニへと向かった。不味いけれど背に腹は替えられないと缶コーヒーを手に取ると、エビマヨおにぎりを手に取る。レジで金を払い店を出ると同時に何の感情もない人形のようなこの世界の人間がぶつかる。左肩にぶつかったせいか軽くぐらりとバランスを崩しそうになるが持ち直す、転ばずには済んだが苛つかせるには十分なことだった。思い切り舌打ちすると足を思い切り横に引き男を横に蹴飛ばす。その先に人が居るだなんて気づかないで/Pl:初めまして絡ませて頂きますね。偉そうな奴ですがよろしくお願いします)

48葵屋 妃 ◆ZWQ7fyDyXs:2011/01/18(火) 00:32:53
名前:葵屋 妃
フリガナ:アオイヤ キサキ
年齢:18歳
性別:女
性格:好奇心旺盛で新しいものに目がない。熱しやすく冷めやすいタイプで、飽きたら態度が変わったように投げ出す。前の世界では、よく人を巻き込むトラブルメーカーで煙たがられたり鬱陶しいと思われていたのは事実。けれど、本人は全く気が付いていない為に能天気に接する。その為、周囲曰く人を苛々させる天才だとか。笑う時は笑い、泣きたいときは泣き怒る時は怒ると言ったように感情表現は豊か。能天気そうに見えて、意外と鋭い発言を時々、本当に時々するけど表情がいつも、へらぁとした表現が似合うような表情をしている為に、呆れられることも屡。怖いのと痛いのはどちらも嫌いで、どちらもセットで付いてくる事が多いので兎に角、怖い目に会うのと痛い目に会うのは絶対に嫌なのか、時々現実逃避をしているのではないかという発言すらも口走る。暴走時には、爆弾発言をどの口が言っているのだろうかと言うほどに吐き捨てる歯止めが効かない人物
容姿:明るめの茶髪というよりも栗色という表現の方が似合う髪の色をしている。前髪は長さをそろえているパッツンで、高校に入ってから髪を切っていない為に、背中まであるロングヘアーだが、そろそろ邪魔らしくいつもは髪を結んでいる。結ぶときのゴムは丸い形をした水晶が付いたゴムで髪をまとめている。頭の中間の場所で束ねていて、結んだときには肩甲骨ぐらいの長さになる。肌は健康的な色をしていて、瞳の色は日本人に多い黒。目つきは余り悪くはなくキツイ印象は与えにくい。唇は若干薄く、リップを塗っている事が多いからか乾燥していない。服装は通っていた学校の服装で、襟に黒の2本の線が入った淡い青色のセーラー服に白色のリボンをしている。セーラー服は上下繋がっているワンピースのような作りになっている。スカートの丈は膝上。身長は160ぐらいと平均的。黒のハイソックスにこげ茶色のローファーを履いている。胸元には学校の校章らしい刺繍が黒で施されている。
武器:本物の薙刀と炎を操る能力
犠牲:右耳の聴覚と左目の視力
奪われた物:一歳しかかわらない弟
備考:両親は弟が生まれたときに事故で他界し中学生までは祖父母に育てられた。両親と祖父母は旅館を経営していた。弟に依存していたと言ってもいいくらいにひっついていた。簡単にいえばブラコン。ポケットに入っている生徒手帳には弟とのツーショット写真を大事に入れている。歳の違う年上の幼馴染もこの世に来ているらしいとの情報を手に入れた。その幼馴染はいつも自分を助けてくれて、頼れる人物だが自分が暴走した時には暴力で止めてくれる人
(/備考にも書いているのですが幼馴染を募集させて頂きます。性別は男性で年上であると嬉しいです^^何歳上かは問いません。どなたかしてくれると嬉しいです><不束者ですが宜しくお願い致しますorz)

>>主様
(/質問に答えていただき有難うございました^^それでは犠牲を変えさせていただきます;;お手数をおかけして申し訳ございませんorz)

49 ◆pxCpuudx4g:2011/01/18(火) 17:04:59
(奪う者の定員増加本当に喜ばしく思います。再び奪う者予約しても宜しいでしょうか?)

50神楽坂春 ◆rg29JOh3j2:2011/01/18(火) 23:09:31
>>40葵屋(PL/いやいや、もうこいつの事は馬鹿とでも←妃ちゃん、可愛い…//お持ち帰りしてもよろしいでしょうか?←)
んー?俺はねー、ただの不甲斐ない大学生ですよー。……ってそんな薙刀なんて物騒なもね、可愛らしい女の子が持つなよ…、お嬢ちゃんには、似合わない。
(コーヒーはもう冷めてしまったのか、ほくほくと上がっていた湯気は無くなり何処か寂しい。窓の外を眺めて見てもいつもと全く変わらない景色なのに、どうしてこんなに自分は一人ぼっちなのか。椅子の背もたれにもたれかかりそっと瞳を閉じる。すると、瞳の奥には大好きだったいとこの姿が現れもう一度ど大きなため息を一つこぼす。このままどっち付かずのままでは自分は何も獲れないのでは無いかという不安を抱えながら。ゆっくりと瞳開くと窓ガラスが、鏡の様に後ろに現れた少女の姿を移す。ぱちくりぱちくり、瞬きをすると冷静になるために冷えてしまったコーヒーを口につけ言葉を発する。ガラスに映った少女の顔つきは残念ながらよく分からなかったが、服装、身長からしてきっと彼女は学生で、自分に話しかけているという事は己の敵であり獲物である。この少女まで相手をしなければならないなんて、嫌になりそうだ。一層の事このまま消えてしまいたい…なんて小さく自分を自嘲してみるが、何も変わらずとりあえずゆっくりと相手の方を振り向く。日本刀は持たずに机に肘を付き顎を付き目を細めもう一度彼女を見つめると最初に目に入ったのは彼女に似合わない薙刀。頭が痛くなりそうだ、また大きくため息を付くと相手に言い聞かせる様に、でもどこか優しく言葉を掛けた。)

51小向 涼 ◆B9IyPqrYB6:2011/01/19(水) 17:02:20

名前:小向 涼
フリガナ:コムカイ リョウ
年齢:17歳
性別:女
性格:温厚であり、我慢強い性格。争い事を好まず、常に人々との融和を優先して行動している。しかし、善人というわけではなく、総ては面倒臭いが故の行動だと思われる。所謂面倒臭がり。現実世界では、テストなどを面倒だという理由から白紙答案で提出していた。加えて、行事等にも同様の理由で不参加だった。その為、教師や同級生から冷たい目で見られることも屡であった。しかし、当人は気にする様子を全く見せていなかった。また、努力を嫌い、自身が不利になるのならば、味方を切り捨てることさえ厭わない。劣勢の場合には、迷うことなく敵側に寝返る薄情者。戦闘を好まず、戦闘の際には逃走することを第一としている。その際、卑劣な手段を使用することさえも厭わない。彼女の面倒臭がりの性分は、一線を引いた人付き合いからも窺い知ることが出来る。猫の如く、自由気侭に生きており、それは傍若無人と言っても過言ではない。何事においても、節度を持ちいい加減に取り組み、熱意等は微塵も持ち合わせていない。それらのことから解るように、優先すべき対象は己であり、保守的な態度が目立つ。総じて、表面的には表情や性格を取り繕っているが、非常に飄々としていて、何を考えているのか解らない少女。しかし、その反面、年齢不相応に大人びており、冷静沈着な面も覗かせる。危険極まりない現状においても、動揺を億尾にも出さず、現状把握を優先する姿が見られた。感情的になることは滅多にないが、「生」に対し、異常と思えるほどの執着心を持つ。
容姿:染めたと思わしきライラック色の髪の毛は、鎖骨辺りまでの長さとなっている。後ろ下がりとなっていて、頬にかかる部位の髪は顎までで切り揃えられている。頭部右側、右耳付近の一房には、淡いスカーレット色のメッシュが入れてある。結うことを嫌っている為、結うことをせず、ただ下ろしている状態。髪質は細く、量も少ない為、撥ねてしまいがち。毎朝ヘアアイロンを使用してストレートにしている為か、髪は多少傷んでいる。前髪は下睫毛にかかる箇所で切り揃えていて、黒色のシンプルなピンを使いポンパドールにしている。瞳はカラーコンタクトをつけている為、淡いアメジストが彩っている。奥二重であり、些か垂れ目。睫毛は黒とベージュが混ざったような色をしている。顔つきは年齢不相応に幼く、所謂「童顔」の類に入る。加えて、身長も150cm前半と小さい為、中学生と勘違いされることも屡。肩幅が狭く、全体的に華奢。ダメージの入ったスキニーデニムを好み、穿いている。髑髏の描かれたロングティーシャツを着ていて、その上から黒のシンプルなベストを羽織っている。しかし、その上から更に黒・白・赤色のチェックのポンチョを羽織っている為、ティーシャツは見えない。武器である拳銃は、ポンチョの内ポケットに仕舞われている。低い身長を少しでも大きく見せようと、リボンのついた黒のヒールを履いている。また、足首には銀色の真珠が装飾されたアンクレットをつけられている。

52小向 涼 ◆B9IyPqrYB6:2011/01/19(水) 17:02:48
武器:拳銃、糖質変化 (対象を糖質に変化させることが可能。対象に触れた場合のみ、発動する。)
犠牲:味覚、嗅覚、触覚
奪われた物:声、疼痛概念
備考:現実世界では高校二年生。高校の教師からは、上記の理由(性格欄参照)により、冷たい目で見られていた。同様に、教師から冷たい目で見られていた瀬ノ尾玲太(敬称略)に、仲間意識を持っている。その為、彼を非常に慕い、良く付きまとっていた。また、現在声を奪われている為、筆談で対話を行っている。筆談の際に使用する物は、スケッチブック・ボールペン。加えて、疼痛概念も奪われている為、所謂"痛覚"が機能していない。


(PL/こんばんは、>>20の者です。主様、瀬ノ尾様、このようなPFで宜しいでしょうか。不備が御座いましたら、お手数をおかけ致しますが、教えて頂ければ幸いです。また、エラーが出た為、二レスに分けさせて頂きました。拙い輩ですが、どうぞ宜しくお願い致します++)

53藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/19(水) 21:12:09

名前:藤林 いろは
フリガナ:フジバヤシー-
年齢:20
性別:女
性格:温厚で品行方正を『演じている』、自分の為ならどんな手段も厭わない自己中。喜怒哀楽の哀が抜けていて常に笑っていたり楽しそうだったり、初対面のプレイヤーの前では怒ることさえ滅多にない。腹の底ではプレイヤーは暇を紛らわせるための玩具、同僚はプレイヤーと遊ぶのに目障りな物だと分別していて自分のように我が強く、思い通りに操作できない人間が世界で二番目に嫌い。最も嫌いなのは父親に似た傲慢な男性。父親にされた酷い仕打ちを今でも忘れられず、発作的に幼少時の記憶が鮮明に蘇ってはパニックに陥って子どものように喚き散らす事も。普段は冷静を欠かない嘘つきで情緒は安定している方だが、人に危害を加える時に、無意識下で邪気のない楽しそうな笑顔を浮かべる。細かな言葉の選び、一人称は相手によってころころ変わる。一人でいる時は自分の事を名前で呼び、たまに意味もなく前髪をいじる癖が有る。
容姿:青みがかった髪はふんわりと柔らかそうに背中まで流れていて、前髪は目に掛かる程の長さのため俯くと完全に目を隠してしまう。横の髪を残したまま左右のこめかみから少量の髪を掬い後ろで蝶々を模したヘアクリップで留めている。胸元に小さくクリーム色のリボンがくっ付いた同色の上品なブラウス、下は膝下丈深緑のデニムパンツを着ている。胸は女性らしく盛り上がっており全体を見ても出る所は出て引っ込む所は引っ込んだ体系に大して華奢でも長身でもない平均的な身長。足元は黒の質素なデザインのミュール。冬場はお尻を隠せるぐらいに丈の長い黒のコートを羽織るように着ていて前を締めておらず、ブラウスの肩口が緩いせいで淋しく見える首元に掛けた琥珀のネックレスが輝きを放っているのがよく見える。肌の色は至って健康的で表情も常に清々としているだけあって、この状況下で体調も血色も頗る良好に見える。目はくっきりとした猫目でよく見ると勝気に吊り上っており、柔らかな物腰を装う時は意識して目尻を緩ませている。もしくは俯きがちに笑い声を繕う。唇には桃色のルージュ、目元に涼しそうな青を薄く乗せたりとナチュラルメイクを施している。
武器:常に持ち歩いているピアノ線、ペン型スタンガン
備考:かつてプレイヤーとして失ったのは左手の握力と父親が残した莫大な遺産。父親に昔から虐待とも言える暴力を受けてきたため、彼が死んだ今でも父親に似た男性に対し体が脅えてしまうのと激しく毛嫌う。大好きな母親が教えてくれていたバイオリンを得意としていたが握力を失って以来、左手の指先だけ不随。プレイヤーだった当時、何としてでも握力と母親を楽に出来る父の遺産を取り戻そうとしたが、その夢は叶わず、このセカイに幽閉されている内に諦めとゲーム感覚で人を殺すことを覚え今じゃ無差別にプレイヤーを狙っている。

((>>46の者です。こんな性悪に仕上がってしまいましたが…大丈夫でしょうか?;;
PFに支障、夜原さまから見て不都合な部分が有りましたら、遠慮なくお申し付け下さい。))

54夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/19(水) 22:48:05
>>53
(Pl:ぷぎゃああああ!可愛いお子さんで!大丈夫ですよ、寧ろ自分のキャラがこんなんでいいのかt/これからよろしくお願いしますね^^)

55夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/19(水) 23:55:23
(Pl:遅くなりましたが絡み文を投下させて頂きます。皆様よろしくお願いします!)

くそ…傷が疼く、ざわつく…さっさとこんなくだらないこと終わらせて帰るか…
(暗い夜道、青色のライトに照らされた道をゆっくりと歩く。周りは耳が痛くなる程静寂に包まれ、人通りもあまり無い。何処に行く訳でもなく只何となくふらふらと歩いていれば顔に走る傷に痛みが走る、別に攻撃を受けた訳ではない、ただ傷を付けたあの女が憎く憎悪の念を抱いているからたまに疼くだけで。近くのコンクリートの壁に寄りかかると頭を壁にこつりとぶつけて、右手で顔を覆い痛みが止まるまで深く深呼吸をしたりする。その手に伝わる感触は能力と引き替えに犠牲とした右目を隠すための眼帯の革の感触。元はと言えば双子の兄を追ってこの世界に来て、そしてある女に戦いを挑んで傷を負ってからこの疼きが止まらないのだ。異常な疼きが収まりかけてくるとふうと大きく息を吐き壁を背に寄りかかり、上空を見る。闇の中に浮かぶ満月はいつも通り、だが色のない無機質な印象で酷くくだらない風景だった。さっさとこんな戦いを終わらせて元の世界の色の満ちあふれた月を見たいと心ながらにおもいふと小さく笑うと、再び何処に行く訳でもなく足を何処かへ向けて動かした)

56木影 厳市 ◆6Xyp4occ3M:2011/01/20(木) 22:19:19
名前:木影 厳市
フリガナ:コカゲ ゲンイチ
年齢:38
性別:男
性格:基本的に面倒臭がりな性格で見た目同様にあまりやる気が無い、からかって遊んだりなどプレイヤー相手でもフレンドリー。だが一応分析力もあり、敵を策に嵌めたり騙したりすることも多々あり。喧嘩や闘いは売られたら買うほう。満足感を失い何をしても満足できないうえ、長年ここに居すぎたせいか狂気を孕むようになり満足を得て永遠に続くかのようなすべてに対する飢餓感を消すかのように暴れることがあるが腹が減れば自然と収まる。
容姿:少し柔らかめな髪質の黒髪を適当にセットしており、全体的に短めに切られ前髪は目にかかるくらい。瞳の色は淀んだ黒、目は少々目尻がたれている。顔には常にニヤニヤとした笑みが浮かんでおり、どこか胡散臭さを与えるが稀に真面目な顔をすることも。肌は少々焼けた健康的な肌、顎には無精髭。身長は167㎝といたって普通の身長だが結構筋肉質で筋肉を引き絞っている。服装はシンプルな白いワイシャツの上に黒スーツの上着を着用、スラックスは動きやすいものでシャツはズボンの中にいれたりいれなかったり。靴は革靴。装飾品は濃い赤色の鈴に紐を通し首からペンダントのようにかけたもの、真珠は首の革のチョーカーに猫の首輪についた鈴のようについている。
武器:怪力・重量操作(自身の身体のみに使用可能。鉄球等のように重くなれれば、羽根や卓球球のように軽くもなれる)
備考:ここへ来た際にプレイヤーとして犠牲にしたのは満足感と色彩(視界が白黒の世界になる)。奪われた物は老夫婦から幼い頃に貰った大事な沢山の絵本。昔から痩せの大食いというやつで異常なほど食事をとる。絶対に帰りたいとは固執しておらずむしろこの場所を居やすい世界と思い、運よく帰れたらいいとしか考えていないが幽閉感によりいつのまにか狂気を孕んだことに最近気づいた。


(PL:>>15の者です^^トリを忘れてしまったので違うトリですが本人です。プロフのほうは大丈夫でしょうか?許可が出次第絡み文を置きます)

57木影 厳市 ◆6Xyp4occ3M:2011/01/20(木) 22:29:15
名前:木影 厳市
フリガナ:コカゲ ゲンイチ
年齢:38
性別:男
性格:基本的に面倒臭がりな性格で見た目同様にあまりやる気が無い、からかって遊んだりなどプレイヤー相手でもフレンドリーだったりと掴み所の無い性格。自分から場を引っ掻き回したり、面倒臭いから首を突っ込みたくなかったりする。だが一応分析力もあり、敵を策に嵌めたり騙したりすることも多々あり。喧嘩や闘いは売られたら買うほう。満足感を失い何をしても満足できないうえ、長年ここに居すぎたせいか狂気を孕むようになり満足を得て永遠に続くかのようなすべてに対する飢餓感を消すかのように暴れることがあるが腹が減れば自然と収まる。
容姿:少し柔らかめな髪質の黒髪を適当にセットしており、全体的に短めに切られ前髪は目にかかるくらい。瞳の色は淀んだ黒、目は少々目尻がたれている。顔には常にニヤニヤとした笑みが浮かんでおり、どこか胡散臭さを与えるが稀に真面目な顔をすることも。肌は少々焼けた健康的な肌、顎には無精髭。身長は167㎝といたって普通の身長だが結構筋肉質で筋肉を引き絞っている。服装はシンプルな白いワイシャツの上に黒スーツの上着を着用、スラックスは動きやすいものでシャツはズボンの中にいれたりいれなかったり。靴は革靴。装飾品は濃い赤色の鈴に紐を通し首からペンダントのようにかけたもの、真珠は首の革のチョーカーに猫の首輪についた鈴のようについている。
武器:怪力・重量操作(自身の身体のみに使用可能。鉄球等のように重くなれれば、羽根や卓球球のように軽くもなれる)
備考:ここへ来た際にプレイヤーとして犠牲にしたのは満足感と色彩(視界が白黒の世界になる)。奪われた物は老夫婦から幼い頃に貰った大事な沢山の絵本。昔から痩せの大食いというやつで異常なほど食事をとる。絶対に帰りたいとは固執しておらずむしろこの場所を居やすい世界と思い、運よく帰れたらいいとしか考えていないが幽閉感によりいつのまにか狂気を孕んだことに最近気づいた。


(PL:すいませんプロフのほうに変更がありましたので一部分書き直しました)

58管理者 ◆wtnk2gTqfE:2011/01/20(木) 22:52:18
>>49
(pl/予約了解しました、素敵なお子さんをお待ちしております^^)

>>52>>53>>57
(pl/まとめてしまい申し訳ございません。皆様とても素敵なお子様で嬉しい限りです。それでは絡み文をお待ちしております。)

59藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/20(木) 23:20:30
(PL/許可が下りましたので文を投下していきたいと思います。皆さまどうかよろしくお願いします^^)

(届いたばかりのブレンドコーヒーに口をつける。苦味と酸味が強く、口に広がっていく香り高さ。ミルクも砂糖も彼女には不要だった。カップの中で波紋を広げる水面に、穏やかに笑う女の顔が映り込む。無自覚に目尻を緩み、和やかな表情だった。喉を通る温かさにほっと息を吐く。吐息に珈琲の香りを感じた。駅前の喫茶店は午後2時にはほぼ満席になる。店内に置かれた席の大半は勉強に励む大学生や雑談する主婦が占めている。女は窓辺の席に座り、カウンター式のテーブルに頬杖ついて窓ガラスの向こうに目を転じた。忙しく駅前を行きかう人の群れが見える。テーブルの下では緩く足を組み、その姿は落ち着きある女性そのものだ。組まれた足の爪先がトントンと床を弾く。軽快なリズムを刻んで。やがて頬杖を解き、後頭部から背中までふんわり柔らかに流れた髪をまとめて掬いあげて右肩に寄せる。大した意味はない。暖房に当たりすぎて熱をほんのり持った髪を退けたかっただけ。用が済むとしばらくは左肩を心地のよい店内の空気にさらしたまま、少しだけぬるくなった珈琲を飲む。白磁のカップを傾けながら喉を鳴らさないよう、少しずつ、ゆっくり飲み干していく。せっかく美味しいと評判のブレンドをたったニ、三口で終わらせてしまうのは勿体ないような気もするが、眠気さえ消せればそれで十分。席を立ち上がり伝票を持ち、イスの背にかけた外套を抱え、レジに向かった。無感情な店員の声を聞き流しながらお代を済ませ店を出る。店内と外の気温差にくらりと、眩暈。コートに袖を通し、藍色の髪を整えれば、白昼の駅前に繰り出した。しばらくとせずに駅前を行きかう人の流れに飲み込まれ、黒のコートを青い髪をゆらゆら揺らしながら、目的もなく駅から街並みへと姿を紛れ込ます。白い息を吐き出す。口に残る珈琲の温かさは、冷たい酸素と引き換えに消えていった。)

60藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/20(木) 23:24:49
>>19
(PL/絡ませて頂きました、どうかよろしくお願いします^^)

――ごめんなさい。道を、お尋ねしたいのですけれど…
(口から零れる吐息の色は、白。曇り空。はっきりしない白と灰色。雨、降るのかな?心の中でそう呟く。駅までの道をゆっくり歩きながら空を仰ぎ、今日でもう何度目になるか分からない溜息を吐いた。ほんのり暖の篭もったポケットの中で、突っ込んだ右手の指先にひんやりとした固い棒状の物が当たる。その正体が何なのか分かっているけれど意味もなく指で形をなぞり、表面を撫で、滑らかな感触を手の平で楽しむ。ああ、退屈だ。欠伸を噛み殺すと直ぐに滲んでくる涙を拭おうともせず歩き続ける。生まれつき涙腺が緩いため、拭わないでいるとものの数秒で目から涙の粒が零れ落ちる。それでも手を出してまで拭こうとは思わない、せっかくポケットの中で温まったんだから。そう思っていても頬を伝う涙の感触が妙にくすぐったかった。駅に近づくにつれ周囲に行きかう人々の姿が増えていく。時間帯としては帰りを急ぐサラリーマンより大人数で賑やかに歩く学生の方が多いと見た。しかし、この中にはいない。さっき擦れ違ったお婆ちゃんも、横でだらだらと集団で歩く男子学生も、参考書を黙読しながら前も見ずに歩く女子学生も、みんな、みんな『使えない』。欲しい玩具は見つからない。早く早くとポケットの中でスイッチに手を掛けたスタンガンが自分を急かす。スタンガンが喋ることも意志を持つことも有り得ないのに。一旦、足を止めて冷たく氷の粒を含んだような空気を肺に詰める。意識がより鋭利に、感覚も研ぎ澄まされていくような気がした。早く、早く。玩具を解体したい、苦痛に耐える表情を見たい、背筋をぞくりと震わせる悲鳴を聞きたい。湯水のように次から次へと欲望が湧いてくる。くすり、と笑い声。――見つけた。心の中の興奮を表に出さないよう強く自制を念じてそちらに歩み寄っていけば、ベンチに座る『彼』に腰を屈めて申し訳なさそうな声を掛ける。小さく首を傾け、自然と頬に流れ込んでくる横の髪を耳に掛けつつ、その目には隠し切れない感情の昂ぶりが怪しい輝きとなって鏤められていた。)

61藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/20(木) 23:29:40
>>30
(PL/絡ませて頂きました、どうかよろしくお願いします^^)

――こんな場所で…不衛生だわ。
(夜道の徘徊は彼女にとって日課のような物だった。雨やどうも気乗りしない日はお休みだが、それ以外に月が綺麗だったり何となく玩具で遊びたくなったりしたら、よく夜の街に繰り出している。今日もその例に漏れることはなく月が美しいからという理由で表に居た。頭上に広がる美しい星と月の輝きは現実の世界のそれだと錯覚してしまいそうになる。所詮これも作り物。分かっているのに、ちょっとだけ、騙されていたい気もした。現実の世界に戻れたのだと、自分は人を殺してたりなんかしてなくて反動の辛いピストルや撃ったことや人を殺したことも、全部が悪い夢で。そんな都合の良い夢を一時だけでも欲しかった。毎朝、毎晩、眠りに覚める時つく時いつも期待してしまう。次に目を覚ましたら、そこには料理を作っている母が忙しく台所を右往左往していて、自分は炬燵の中で何時の間にか転寝してしまって、それで、それで――。儚い夢。女は夜道に立ち尽くしながら、細く長い息を吐いた。口から紡ぎ出された煙のような白はゆらゆらと揺れ昇っていくが、すぐに吹き込む夜風で全て掻き消されてしまう。誰もいない夜道で、今さら何を言っているんだ、と自身を嘲笑った。コートの上から冷やされた身体はすっかり外気に体温を奪われ、手と手を擦り合わせても大したぬくもりを感じられない。感覚さえ麻痺してしまったのだ。只乾燥してザラザラとした右手が力のない柔な左手を撫でていくだけ。今日はもう止めにしてしまおう。少しばかり後味の悪そうにポケットに両手を突っ込んで、珍しく怒るというよりは唇を尖らせてむくれて拗ねたような表情をして歩く。コツ、コツ、と自分が歩いている限り鳴り止まない足音を聞きながら、そのまま家路に着こうとする。家といっても、駅前のビジネスホテルと点々とにするだけだが。冷え切って乾燥した空気を肺に送りつけ、足を動かす。ちょっとだけ喉が痛いかな――なんて事を思っていると、女は通りかかった駐輪場にて目を疑った。時間帯が時間帯なので置かれている自転車の数は少ない。中にはさびれて意図的に置き去りにされていそうな物もある。そんな自転車の列に囲まれながら、男は駐輪場の一角に座り込んで何かを飲んでいた。よく目を凝らしてそれを見ると、メジャーな缶ビールだ。酒。あいつもよく酒を飲んでいたな、と些細な事さえ彼を想起させる。相手に対し不条理な苛つきを覚え。表情を益々曇らせて自転車の茂みに踏み入る。夜空に響き渡る足音。地べたに座り込む相手に対し、ちょっと距離を置いた地点に立ち止まると顔を知っている同業者に、不要な小言を吐き掛けるのだった。プレイヤーでないのなら、笑顔を取り繕う必要は、ない。)

62藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/20(木) 23:38:39
>>54>>55
(PL/ありがとう御座います!誇りに満ちたオジサマ、好きでs←/こちらこそどうかよろしくお願いします^^)

あぁ、……今晩は月の美しい夜ですね、オジサマ。――ふふ、傷の具合は如何ですか?
(青い街頭が照らす道を無防備に歩く人影が見える。藤林は遠く向こうにいるその人影を何の根拠も無しにプレイヤーだと直感した。静寂に包まれたこの場所なら、喉を嗄らさない程度の叫びで相手を呼び止められるかも知れない。走るか?呼び止めるか?いや、止めておこう。見るからにあの影は男性だ、もし走って追いつけたとしても襲い掛かってすぐに反撃を食らうに違いない。呼び止めても、そこからどうやって接近すれば良い?理由を後付しようにもこんな夜道に声を掛けるのもおかしい。どうしたものかと頭を捻りつつ、その人影を追っていく。あくまでゆっくりと歩いて足音を彼のものに合わせる。羽織ったコートのポケットの中、密かにスタンガンを握る右手が次第にじっとりと汗ばんでいく。程よい緊張感、胸が張り裂けそうな期待と興奮。彼女は『玩具』を見つける度にそれを経験していた。左のポケットに仕舞われたピアノ線で今日は何処を切り取ろうか。込み上げる笑いを噛み殺しながら女は慎重に歩く。その目が恍惚とした何かに囚われている事は、本人にも分からない。アスファルトを照らす青。青に照らされ女の髪の青みが益々深くなる、風にふわふわと髪が、コートが翻る。コツ、コツ、コツ。息を殺して歩調を合わせている途中、変化が見られた。向こうの人影が近場のコンクリートに背を預けるようにして足を止めたのだ。危うく自分の足音を響かせてしまいそうになり、一瞬の恐怖、すぐにまた冷静さを取り戻してモブキャラを装い、今度は遠慮なく靴音をアスファルトに落としながら目的にゆっくりと歩み寄っていった。その人影の顔がはっきり見える位置まで来て見た途端、ぐらりと視界を揺れ、胸の奥底が黒い何かで一杯になる。喉まで駆け上がってきたのは、恐怖。違う。分かっている。別人だ、彼は父親ではない。あの顔の傷。自分が負わせたものだ。もう二度と会わない為に、玩具に付けたマーキング。いや、それともお気に入りだからこそ付けたんだったか。だって彼は、このセカイで唯一の憎くて憎くて堪らないのに大事な存在なんだから。居直った彼女の顔には繕ったかのような淡い笑顔。今度は余裕を持って悠然と、再び前進を始めた彼を早足で追えばその背中に言葉を投げ掛け、耳に痛い位の静寂を、打ち破った。ほんの人匙の皮肉を込めて。)



(/連投、失礼しましたノン)

63夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/21(金) 21:45:59
>>62 藤林 いろは
……っつはは…ハハハッ…!そうだな……酷く無機質でくだらない美しくもない月だな――傷はなぁ……お前の姿を見てると酷く疼いて仕方ないんだよ…!なあ…この傷の疼きを収めちゃくれないかい……お嬢ちゃんよ…
(化膿している訳でも治りかけなわけでもない、寧ろ傷は痕は残ってはいるが治った方だ。未だに月に何回も疼き続けているのはずっとずっとこの傷を付けたあの女を憎み続けているからで、今でもあの傷の付けられた火を思い出すだけで心の中に抑えきれない程の憎しみの黒き炎が燃え上がる。だがいつもと違う痛みに少し疑念を抱いた、いつもより傷が疼くのが長い。いつもならもう少し早く疼きが収まるというのに……しかしその疑念はすぐに解明されることとなった。背後から気配がした、自分がみすみす背後を取られるとはと思っていたがその気配は感じたことのある気配だった。何処で感じた気配だったか記憶を辿っていくとある昔の記憶に到達した、それはこの傷を付けられた日の記憶。あのときの気配と同じなのだ、ならば後にいるのは……その後の人物の正体に気づいた瞬間それを確信づけるような声が夜の道に響く。前進を止めて目を見開かせて驚いたような表情をするも、小さく肩をふるわせそして大きく笑い始めた。体にあるのは恐怖心ではなく興奮、憎しみ、殺意。月の美しい夜だと自分に話しかける相手の声を聞きながら月を見上げると、口を酷く笑みで歪めながら相手を見た…相手とは反対に美しくないといいながら。相手の表情には繕ったかのような淡い笑顔があって、その表情が凄く気に入らなくて、余計に心の憎しみの炎が燃えさかる。傷のことも聞いてくる相手へとずいと近寄るとその傷をなぞりながら口調に怒りを込める、先程の長い痛みは相手が近づいてきたせいだったのだ。体は相手が近づいてきたことを知らせていた。相手の耳元へそっと口を寄せると愛を囁くようにけれど殺意を込めて呟いた。その片手は強く拳が握られていて/Pl:いえいえ、只の偉そうなおじさんです。こちらもよろしくお願いします)

64藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/21(金) 23:15:19
>>63
あら、オジサマと同じ価値観を共有できなくて残念ですわ。――私が存在している限り、貴方の苦痛に歪む顔を見れる、って事ですよね。ふふっ。…嫌ですよ。オジサマ、もっともっともーっと……痛がって、よ。
(『残念』という言葉とは不似合いに、わざとらしく肩を竦めてみせて、女は道化師のように笑う。右手の指先にくるくると藍色の髪を巻き付けながら、左手を月に翳し指間から零れる光の眩しさに目を細めた。キラキラと指先の輪郭が輝いて見える。とうの昔に握力を失ったそれ。大好きだったバイオリンは弾けなくなった。下らない、ゲームのせいで。今さら自分をゲームに巻き込んだ神様とやらを恨んだりしない、しかし、今でもふと思うことがある。全てが夢だったら良かったのに、と。翳した手のひらをゆらゆら遊ばせる。動くのは手首までで指先はぴくりともしない。女の淡い笑顔に陰が落ちる。それは何処か諦め切った、力のない一笑だった。翳した手をコートの中に引っ込め、女は余裕ぶった態度のまま首を傾けて緩く笑い、話に聞き入る。ふうん、と大仰に頷いた後、立たせた人差し指を唇に添えうっとりとした声で言葉を紡ぐのだった。話している最中にも段々と胸が躍り始める。寒さは感じられないほど有頂天で、体は羽のように軽い。永らくこのセカイに幽閉されて気だるさに蝕まれていた心も今ではこの通り、女はころころと表情を変えて心から純粋な笑みを浮かべていた。本当にこの状況が嬉しくて、楽しくて堪らないのだ。相手が激しい感情に飲み込まれるほど、その表情は憤りに、憎悪にと歪んでいく。まるで父親をやり込めたような快感、現実世界では叶うことのなかった歪な願い。彼の口元が女の耳元に寄せられ、その唇が愛を囁くように言葉を放つ。彼の持つ殺意を察してか否か、それこそ満面の笑み、とやらを向けて首を緩やかに左右させる。す、と女の腕が無遠慮に伸ばされる、一気に距離を縮めた相手に向かって。月光と青い街頭を浴びて青白く浮かび上がった指先で、彼の額から頬に掛けた痛々しい疵を、撫でようとした。本来は父親に対して膨れあがった願望を、真っ赤な他人に矛先を変えて放つ、言葉。それと同時にペン型のスタンガンを相手の眼前に見せ付けて。)――暴力に訴える?それでも構いませんよ、慣れてますから。でも、私はもっとオジサマとお喋りをしていたいなー…なんて、ね。

65藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/21(金) 23:26:59

(/同じ内容&連投すみません、気になる箇所があったのでちょちょっと直したものを此方に…><)

>>63
あら、オジサマと同じ価値観を共有できなくて残念ですわ。――私が存在している限り、オジサマの苦痛に歪む顔を見れる、って事ですよね。ふふっ。…嫌ですよ。オジサマ、もっと、もーっと……痛がってみせて、よ。
(『残念』という言葉とは不似合いにわざとらしく肩を竦めてみせて、女は道化師のように笑う。右手の指先にくるくると藍色の髪を巻き付けながら、左手を月に翳し指間から零れる光の眩しさに目を細めた。キラキラと指先の輪郭が輝いて見える。とうの昔に握力を失ったそれ。大好きだったバイオリンは弾けなくなった。下らないゲームのせいで。今さら自分をゲームに巻き込んだ神様とやらを恨んだりしない、しかし、今でもふと思うことがある。全てが夢だったら良かったのに、と。翳した手のひらをゆらゆら遊ばせる。動くのは手首までで指先はぴくりともしない。女の淡い笑顔が仄かな暗がりに落ちる。それは何処か諦め切った、力のない一笑だった。翳した手をコートの中に引っ込め、女は余裕ぶった態度のまま首を傾けて緩く笑い、話に聞き入る。ふうん、と大仰に頷いた後、立たせた人差し指を唇に添えうっとりとした声で言葉を紡ぐのだった。話している最中にも段々と胸が躍り始める。寒さは感じられないほど有頂天で、体は羽のように軽い。永らくこのセカイに幽閉されて気だるさに蝕まれていた心も今ではこの通り、女はころころと表情を変えて心から純粋な笑みを浮かべていた。本当にこの状況が嬉しくて、楽しくて堪らないのだ。相手が激しい感情に飲み込まれるほど、その表情は憤りに、憎悪にと歪んでいく。まるで父親をやり込めたような快感、現実では叶うことのなかった歪な願い。彼の口元が女の耳元に寄せられ、その唇が愛を囁くように言葉を放つ。彼の持つ殺意を察してか否か、それこそ満面の笑みとやらを向けて首を緩やかに左右させる。す、と一気に距離を縮めた相手に向かって女の腕が無遠慮に伸ばされる。月光と辺りの街頭に照らされ青白く浮かび上がった指先で、彼の額から頬に掛けた痛々しい疵を撫でようとした。自分の付けた、愛しいその印を。本来は父親に対して膨れあがった願望を真っ赤な他人に矛先を変えて放つ、言葉。それと同時に手の内に忍ばせたペン型スタンガンの存在を相手にちらつかせて、女は愉しげに言う。)
――暴力に訴える?それでも構いませんよ、慣れてますから。でも、私はもっとオジサマとお喋りをしていたいなー…なんて、ね。

66木影 厳市 ◆6Xyp4occ3M:2011/01/22(土) 00:03:15
>>19(P:初めまして、絡ませて頂きました。春君の格好良さにノックアウトされそうです←/馴れ馴れしい奴ですがよろしくお願いしますね)
足りない、足りない………あ。あー……あんた食べるかい?
(定型文の返事と反応しかしない店員、無表情な顔。客も同じように無表情で決まった返事しかしない。そんな客や店員が溢れかえった静かな店の中にかちゃかちゃと騒々しく皿の音が鳴り響く。テーブルの上には皿のタワーが3〜4個あってそれは未だに増え続けている、男は一心不乱に食べていた。周りの風景など見えていないかのように何日も食べていない動物のように、掃除機のように食べ続け食べ物は胃の中へと消えていく。そろそろ満腹となっても可笑しいはずなのだが男はその手を止めなかった、満腹とは腹が満たされたと満足すること。男は昔このゲームで能力を手にする代わりに満足感と色彩を失っていた。そのため脳は一切満足せず腹がそろそろ満腹だと男は気づいていないのだ。食べ過ぎだと止める人も居ない、だから自分でそのうち気づかなくてはいけない。あと残っているのがミートソーススパゲッティしかないと言うところで男は気づいた──自分のテーブルがさらに埋め尽くされていることに。あーと男は小さく声を発する。まだお腹は満腹と感じていないと感じている、だが実際の胃袋はもう満腹に近いのだろう。でもこれだけ残すのも勿体ない。前を見れば其処にはプレイヤーらしき人影、たぶん相手なら食べてくれるだろうと男は思ったのだろうか名残惜しげにスパゲッティを見たかと思えば相手に声を掛けて皿を差しだすのだった)

67夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/22(土) 00:35:24
>>65 藤林 いろは
こっちは嬉しくてたまらないね、お前のような奴と同じ価値観を持って無くてな。――はっ、趣味悪いな…こんなおじさんの苦痛に歪む顔を見るのが楽しいだなんてな…はっ、誰がお前の目の前で痛がるか。……どうだ?お前が付けた傷だ……そしてお前にも同じ傷を付けてやるよ
―――……じゃあ一つ質問するか、俺に誰を見ている。誰かを俺に重ねちゃいないか?
(道化師のように笑うなああ、その一つ一つの表情が憎い、その笑みが憎い、俺を見下したような笑みが。だから価値観が違うこともすこぶる嬉しかった、これで同じだったら自分は自己嫌悪に入っていたところだろう。端から見れば美しく見える月もこう見れば色が無く何処か作られた無機質な感じが伺える、そんな月など美しくない。美しい月というのは色があり自然な月のことだ。ふと、手をつきにかざしていた女の笑顔が仄かな暗がりに落ちたのを見た、何処か諦め切ったような力のない一笑。一瞬気になったがすぐにそれは消した、相手の表情が再び笑みに戻ったのだから。相手の言葉に肩を揺らして笑うと趣味が悪いと呟く、相手の苦しみ顔を見たいと内心で思っている自分もたいがい趣味が悪いと言われそうだが自分のは趣味が悪いとは思わない。それも相手に偶然であったこの状況が嬉しくて堪らないからだろうか。相手に自分のような苦痛を、憎しみを!だから相手の痛がってと言う言葉にはっと鼻で笑った。最終的な結果として痛がることになるのは自分ではなく相手になるのだから、自分が相手に自分の感じているような痛い思いをさせるのだから。そっと耳元から口を離すと相手の指が自分へと伸びて傷を撫でる、止めることも出来たが止めなかった。傷を撫でる指はくすぐったくそして疼きを強くする。ニヤリと笑いながら相手に尋ねれば同じく相手顔にも右腕を伸ばし、自分が触られているのと同じように触れようとする。しかし耳元でバチリと音が聞こえて視線だけを其処へ向かわせればあったのはペン型スタンガン。しばらく沈黙した後小さく息を吐くと相手の目を見ながら一つの質問を投げかけた。初めてであった時から感じていた疑問を)

68葵屋 妃 ◆ZWQ7fyDyXs:2011/01/22(土) 01:05:00
>>50春さん
(/馬鹿ですと!?妃にはない落ち着きっぷり、ハンパないです(キャッ←持ち帰ったら家破壊しますy←)

不甲斐ない、大学生?でも、貴方もプレイヤーでしょう?――……それでも、戦わなくちゃいけないの。怖くても、大切なものを取り戻したいから…だから私は戦うの。貴方もそうでしょう?『不甲斐ない大学生』さん
(感情も何もない人が溢れかえっているのに、それでも店内はいつものようにガヤガヤと賑わっている。何を話しているの?感情もないのに、どうして話しているの?楽しいの?悲しいの?それが自分にはわからなかった。何が楽しくて話しているのかも、何が悲しくて話しているのかも理解できなかった。無表情で話す彼らは何を想って言葉を発しているのだろうという疑問も芽生えた。けれど目の前に居る彼は、感情を持っている。ロボットのような人じゃない。感情を持っている人。それと同時に、自分の敵でもあって。不甲斐ない大学生と言葉を発した彼。何が不甲斐ないのかな、と思いながら。ただの、という彼の言葉はとても可笑しくて。だって、この世界にいる事で只の大学生なんて言葉は似合わないから。只の大学生でも、自分の敵に変わりはない。可愛らしいなんて言葉をいう彼の言葉を首を左右に振って否定した。そう。可愛くなんてないのだから。似合わない、なんて言われてもこの薙刀は大切なものを取り戻す為には必要な道具。私だって、こんな武器を放り出して元の世界へと戻りたい。けれど、それは出来ない。だからこの武器を手に戦うの。ぎゅっとより一層薙刀を抱える手に力を込めた。自分が何かを取り返すように、彼もなにか大切なものを取り返す為に戦うのではないだろうか。そう思えば彼に問い掛けて。冷たくなっているだろう彼のコーヒーに視線を送っていた。黒いコーヒーは私の心の中のようで。真っ黒で真っ黒で、苦いコーヒーはまだ受け止められないの。まだ少し甘いのじゃないと、駄目なの。そのコーヒーを飲める彼は、自分とは違った大人の男性で。そんな男性ですら、相手にしなければいけないのだから。本当に、嫌になる)

69藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/01/22(土) 09:53:28
>>67
酷いなぁ…わたし、悲しくなっちゃいます。悪趣味?…ま、良しとしましょう。それが私の本望である事には変わりありませんし。――っ!嫌!私はもう…いっぱいいっぱい傷ついたもの…!
――…どうしてそう思うんですか…?…鋭いんですね、オジサマは。
(口先だけが悠長に紡ぐ言葉達。穏やかに緩んだ目元は、目の前の男の顔を網膜に焼き付けるべく一心に見つめていた。やがて、かなりの長さを巻き付けた指先をすっと引き抜き、藍色の髪がくるりと一重の螺旋を描いて元に戻る様子を観察しながら『悪趣味』と言われた事に関心のなさそうな態度と心ない言葉を返して。――ああ、本当に似ているな、と女はぼんやり思う。顔はそれほど似ている訳ではないが我を通そうとする強い意志と口調、その身に纏った威厳ある雰囲気、今では動作の一つ一つも彼女の嫌な思い出を呼び起こす。音、音が聞こえる。キィキィと布を裂くような音や黒板を爪で引っ掻くような不愉快な音が。何かを一方的に殴り付ける音が耳の奥で蘇る。追い討ちを掛けるように浴びせられた罵倒が、今でも女の鼓膜に染み付いている。それは相手には聞こえない幻聴そのもので。憎い。あいつの顔が眼前の男の顔と重なり、卑しく笑う。憎い。強く唇を噛み締めて頭に浮かぶ雑念に心が乱されそうになる、表情にも幾らか余裕が損なわれたが、彼女の感情を更に波立てたのは相手の行動だった。自分がそうしたように、彼も今はない女の傷跡に触れようとしたのだ。女の指先から男の傷のざらりとした感触は離れ、虚を突かれたせいで何も出来ない内に先程の相手と一緒になる。ひんやりとした指の温度が額を、頬を、這っていく。驚愕に見開かれた彼女の目におかしな光景が広がる。死んだはずの父親が自分を殴ろうとする錯覚。今度は髪を引っ張られるのか、頬を引っ掻かれるのか、何をされる?瞬時に血の気が引いていく。髪で隠れた額に脂汗がじっとりと浮かび上がる。反射的に体が竦んで、知らない内に呼吸を止めていた。嫌、嫌、本気の拒絶と恐怖が女を笑みから脅えた表情に塗り替える。突発的に吐き捨てた声は足りない酸素を貪るよう、大きく口も開かれていた。彼女を再び冷静に導いたのは、バチリと激しく乾いたスタンガンの放電音だった。彼の目が音に釣られてスタンガンを見やる。幻から意識を引き起こされハッとすると、女はしばらく閉口した。投じられた質問にも数秒は黙していれば、ぽつり、と根拠を欲しがる声で虚ろな目を泳がせ、重ねているのは誰とは言わずそれを認めた。それは傍から見て異様な光景だっただろう。お互い顔に手を伸ばして愛を囁く訳でもなく殺意を交わす男女。道に並んだ街頭が、物悲しさを添えるような淡い青で二人を照らす。)

70夜原 丈毅 ◆ZVS5IXbCDY:2011/01/24(月) 15:42:26
>>69藤林 いろは
…は、悪趣味なやつが。悲しいとは微塵も思ってねぇだろうに。――……!俺にこの傷を付けといてっ…傷ついてるから傷つけるなだと!ふざけんな…どれだけ俺を馬鹿にする…!……あ?……この傷を付けられた日からお前は俺に何かを重ねて見ていた、そして表情が何かに怯えていたな。俺じゃない、誰かに。
(悲しいなんて言葉を相手は囁いているけれど悲しいなどとは微塵も思っていないのだろう。穏やかに笑う相手にはっと鼻で小さく笑った。相手の目は自分を見て離さない、まるでこの顔を網膜に焼き付けるかのように、まったくまた相手は自分の顔を見てなにがおもしろいんだか。――たが顔をちらりと見てみれば見ているのは自分ではなく何か…何かを見ているようで。そのせいかは知らないけれど相手は唇を噛み締めていた、幾分か余裕のあった表情も曇りはじめている。そう考えながら自分の傷がある場所と同じようなところを相手がそうしたように、自分も撫でる。自分の肌とまったく違う感触の肌はなめらかで暖かい。だがそうしているうちに相手の言葉に目を見開き驚くだがそれと同時にどす黒い怒りが込み上げてきて。ちっと相手にも聞こえるような音で舌打ちをする、もう傷ついたから傷つけるな?自分の顔に傷を付けておいて?こんなに馬鹿にされたのは初めてだ、怒りは右腕へと伝わっていったのか無意識に相手の頬に強く爪を立てていた。その表情はあの日傷を付けられたときと同じく、酷く屈辱と憤怒にまみれたものに違いない。左目も強い屈辱と憎しみの色をしていた。このまま氷の力を使ってその顔に傷を付けようかと思っていたが、相手の問い掛けにその考えは止まった。バチリと激しく乾いたスタンガンの放電音で再び近くにスタンガンがあることを思い出す。相手の根拠を欲しがる声に暫く黙っていると、ぽつりと言葉を紡ぐ。そうあの日から相手は自分をあまり見ていなかった、見ているのはここに居ない誰か。真剣なしかし殺意を一切消さない眼差しで相手を見れば指の力をそっと抜いて、「誰を見ている」と相手にも問うた。)

71名無し:2011/02/04(金) 00:07:21
支援上げ

72神楽坂春 ◆rg29JOh3j2:2011/02/06(日) 19:06:07
>>47夜原さん(PL/お返事遅れてしまい申し訳ございません><!いやいや、おじさますっごくかっこいいorx)
……っ…いや、不味いと言われた物を飲めるほど、現代の大学生はよく出来てませんケド?……で、あんたもプレイヤー…だよな。 
(空はこんなにも綺麗なのに。晴々とした空を眺めても気分は晴れる事がなくただ切なさが広がって行く。それは、この「空虚」の右の視界のせいだろうか。それとも誰もいないこの一人の寂しさからだろうか。前者ならば、なんでも良い。今の自分にはまだこの剣を抜けるほどの勇気はないのだ。ぼんやり、時が自分の止まった様にただ、窓の外を通り過ぎて行く人々を眺めて行く。そろそろ眺めるのも飽きてきたと一度ため息をつくと入口の方から先ほど自分が入った時と変わらない無機質な鐘の音が耳に響く。そういえば、自分が先ほどこちらに足を進めてから一度もこの音を耳にしていない気がする。そうか、ここにはモブ達は入れないのか。なんて暢気に納得しつつもう一度机を向きあい音のなる事のない携帯電話と睨めっこ。光る事も、鳴る事も無い。彼の名前がこの携帯電話に現れる事はここに居る限りもうないのだ。それを望む時、自分は彼との約束を破る。出てくるのは結論では、大きなため息ばかり。そんな時後ろから声が聞こえ振り返ると突然コーヒーカップが机の上に現れおもわず小さく声を漏らす。まだ湯気が出ていて熱いし、突然の事に触れることもなくぱちくりと瞼を上下させているとこのカップについての説明が耳にはいり納得したように頷くが、それもこれもおかしいのではないだろうか。何故、自分が不味いと言われたコーヒーを飲まなければいけないのか。しかも、どうして自分だろうか。自己中心的にもほどがあるだろうとこんな事を言うやつの顔を見てやろうと振り返るとそこには、自分よりも10センチほど高い身長と、グレーの様な髪、極め付けには右目を覆う眼帯。正直少しビックリした。心臓を掴まれた様なそんな感じ。年上の人間はあんまり特異な方ではないが、別に嫌いでもない。頭の中で考えてる事が全て出てしまいそうなほど大きなため息一つ吐くと相手に先ほどだされたコップをさしだし、一つ問いかけた。)

73藤林 いろは ◆FF8vUelHBI:2011/02/13(日) 11:57:55
>>70(ごめんなさい、遅くなりましたorz)

やぁだ、そんな事ないですってばー。わたし、本当にオジサマを気に入ってるんですから。
――…ふ、ふふっ…オジサマ、その表情とっても素敵よ。別に、わたしが貴方と誰を重ねていようと関係ないでしょう?――でも。オジサマがわたしの物になってくれるなら、いつか教えてあげてもいいよ?ふふっ。
(そう言ってのける声は弾んでいて笑顔なんてもはや邪気さえ感じられない子供のような笑い方。心底この状況を楽しんでいるように。何気なしにもう一度スタンガンのスイッチに手を掛けて空中に先端を向けたままばちりと火花を散らす。かちかち、ばちばち。子供が玩具を手にして嬉々としてその性能を調べるみたいに。もうずっと使い慣れた相棒であるスタンガンを、楽しげに鳴らしていた。気に入っている、その言葉に嘘は無い。彼には特別な思いを抱いているし出来ることなら彼の自由を奪ってずっと自分の傍に置いておきたい。そして色んな表情を見せて!悔しがる顔、怒りに震える顔、恐怖に脅える顔……色んな表情を見たい。相手が自分に向ける殺意、自分の願望が混ざり合って背筋にぞくりと震える。自分でも不思議なもので固執してしまう位に彼を玩具として欲していたんだと、スタンガンで物騒に遊びながらぼんやり思った。頬に走るささやかな痛み。彼の爪がほのかに女の白い頬に赤を引く。目立つほどのものではないが。女の目いっぱいに映るのは父親ではなく今度こそ目の前にある夜原丈毅の顔。ああ…と言葉もなく目をうっとりと細めその表情を眺める。屈辱と憤怒に塗れたそれ。思わず顔を綻ばせて、女はそれを素敵だと評した。ばちり、無意味な沈黙と思案の時間を制するようにスタンガンを唸らせ、ようやくその手を降ろす。彼の耳元にあったスタンガンは再び彼女の胸元に。胸の前で両の手を重ね合わせるようにし、俯くと両肩両頬に藍色がかった髪が流れ込んで女の表情を分かりにくくする。ぽつりと呟くように、往生際の悪い言葉ばかり吐いて。相手から目を背けたかった思いもあった。真剣な眼差しと、そして自分に向けられた黒く澱んだ殺意から。それを言ったら透き通った殺意なんて有りはしないのだが。決して口を割ろうとしない所か、でも、と切り出したのは欲望の塊に近い無茶な条件。唇にそっと立てた人差し指を添え、頬を緩めて可愛らしく言ったものの奪う者としてその仕草には愛らしさより内に秘めた狂気が垣間見えるだけで。それは女の本心だったのか、はたまたそれほど真実を語りたくなかったのか。いろは本人にも分からなければきっと彼にも分からない。)

74夜原 丈毅 ◆obw4z6z4UQ:2011/03/04(金) 18:38:11
(pl:トリが違うかもしれませんか本人ですので!)

>>72神楽坂
……私には不味いが貴様にとっては旨いかもしれないだろう、良いから飲め。……俺があんなくだらない人形共に見えるなら一発蹴り喰らわせるぞ。 
(空も夜の星空も月も雲も太陽もなにもかも無機質でくだらない。現代にいた時は空を見るのが好きだったというのに今は大嫌いになった、こんな空を見ていたって面白くないのだから。それと同じくこの世界のプレイヤー以外の人間…否人形と呼ぶべきか。それを見ることさえも嫌になってくる、このままでは自分の心の中が嫌で溢れかえりそうだ。嫌いな兄の淹れた珈琲と違いとても不味い珈琲を相手のテーブルに置こうとしたが相手は飲めないと珈琲を返してくる、それを一度受け取り再び戻すと相手になら飲めるかもしれないと言った。根拠など全く持ってないのだが、兄にもお菓子が不味くて食えないと兄に渡したことがあるがそのとき「丈毅は自己中心的だなぁ」なんて苦笑されたが自分は自己中心だなど思ったこともない、だが相手も同じように自己中心的だななんて思っていることは何となく推測出来た。ふと相手の問いかけに気づくと嫌そうな顔をする、相手には自分があのくだらない人形達に見えるのだろうか。そうならばとてつもなく心外だ、恐らく蹴りの一つでも無意識下に出ると思う。だがそれが口に出ていることは自分では全く気づかないのだった/こんな自己中心なおじさんをですか…!?全然素敵じゃないですよ…!?← それより神楽坂君の方が素敵です^^)

75夜原 丈毅 ◆obw4z6z4UQ:2011/03/04(金) 18:38:25
>>73藤林 いろは
はっ…虫酸が走る、俺はお前なんぞ気に入ってはいないがな。
――…なんだと……。確かに誰と重ねていようと俺には関係ないだろうな、只気になっただけだ。――はっ……誰がなるか……だがやれるもんならやってみろ、俺を再び倒したらお前のモンになってやる。
(そうだその子供のような笑い方、その笑い方も自分の心に喧嘩を売っているようで苛つきが増す原因となっている。スタンガンを玩具のように弄る相手はまるで子供のよう、だがこれでも自分の顔に一生消えないような傷跡を付けた女だ。気に入っている、だなんて言葉にはっと鼻で笑って自分は否定した。相手には特別な憎しみという感情を抱いているし出来ることなら相手にも深い自分と同じ傷跡を付けたい――果たしてこの感情は憎しみというのだろうか、自分は憎しみとは思うがほんとうは相手を気に入っているのでは――…?その考えを振り切るかのように相手の言葉を気に入っているなんて言葉を否定したのだと心の底では思っていた。自分の爪が力を入れていたせいか少し相手の白い頬を傷つけた。自分の傷程目立つほどのものではない。だがその時の相手の表情を見てぞくりと背筋に何か分からない感覚が走る。自分の表情を目をうっとりと細めて眺める相手は自分の表情を素敵だと評した。バチリと音がしてはっとようやく耳元にスタンガンがあったのだと思い出す、だがそれを相手は自分の首へ移動させる訳でもなく相手の胸元へと運び顔を俯かせる。その表情は相手の髪の毛で判断が付きにくかった、その口から呟くよう出たのは往生際の悪い言葉ばかりで苛ついたかのように嫌な顔をする。相手が持ち出した条件に一瞬驚いたような顔をしたがすぐににやりと妖しく笑うと否定の言葉を紡ぐ。言っている相手の本心など自分には読心術があるわけないから知るよしもないし、知りたくもない。だから自分が相手のものになれば教えるという条件を提示した本心も分からない――…だが……相手が自分に再び勝つことがあれば相手のものになっても良いかもしれない。唇が触れそうな距離でそう呟くと一定距離相手から離れる、伸ばした片手の周りの気温が能力によってゆっくりと低くなりつつあった)

76名無し:2011/03/26(土) 12:10:35
あげ

77 ◆/Kexvx.LWc:2011/03/26(土) 13:56:44
入ってもいいですか?

78kokoro:2011/08/30(火) 14:53:07
不景気だと騒がれていますが・・・(*・ω・)! ttp://tinyurl.k2i.me/GoeA

79yuri:2011/09/04(日) 06:45:20
不景気だと騒がれていますが・・・(#^^)b!! ttp://tinyurl.k2i.me/eQAZ

80yuri:2011/09/05(月) 02:47:34
不景気だと騒がれていますが・・・(^ω^)!!

81名無し:2012/01/15(日) 14:51:43
久々に支援あげです!


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