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Trump・Game
1
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/19(日) 18:44:31
ここは、世界のどこかにある学園
現代の人間もいれば、異界のモノも所属する学園
しかし学園といえども、教えることの中に"学問"という科目はない
教えることは"生き延びること""勝ち残ること""負けないこと"
武力、魔力、力、力、力、力が全ての決定権を持つ
そんな学園の、一部始終
*Rule*
・荒らし、中傷はお止め下さい。名無し様からの意見には精一杯お答えします
・名前の横に"役柄"と"トリップ"は必ず付けて下さい。どちらか一方でも欠けている方の参加は認めることができません
・ロルの長さに特に指定はありませんが、できるだけ長文に豆ロルはお止め下さい
・戦闘メインのスレとなっておりますが限度を考えて下さい。詳しくは
>>2
に
・恋愛も一応可能とします。ALLジャンルですが、戦闘同様に限度を考えて下さい
・予約の期限は一週間。キャラリセは不定期になりますが、キャラキープも受け付けています
・次スレは主が立てますのでご心配なく
>>2
next
16
:
黒蝶 魔麗亞
◆1ZQASQ6U9s
:2010/12/19(日) 22:15:44
(/
>>9
で予約したものです。プロフですが、わかりずらくてすみませんorz)
*生徒手帳*
名前:黒蝶 魔麗亞(コクチョウ マレア)
性別:女
年齢:実年齢は不明。外見年齢は十代後半。
容姿:黒く艶やかな腰ほどまである髪は何も手を加えずストレートヘアーで前髪は目にかかる程度のぱっつん。肌は白く月明かりに照らされると青白く見えるほど。瞳の色は漆黒の黒でネコ目、少し吊り上っていてぱっちり。口紅をつけていないのに関わらず唇は赤く、血のような色。自分のハートのマークは左肩の後ろに黒色でペイントされており誰にも見せたことがない。身長は164センチと至って普通、体は割と細く肌も白いせいか弱弱しく見えるが自分の身は自分で守ると固い決意があり、今までも誰の手も借りず自身を守ってきた。彼女曰く「負け」という言葉は知らないらしい。服装は白色のブラウスに水色のリボン、スカート(無地)。紺色のブレザーを使用。黒色のロ―ファーに太ももまでの二―ハイソックスをはいている。メガネをかけるときもある。
性格:わがままで自分勝手。だからなのかまわりに友達などいない。いつも一人で遊び、むかえにきてくれるであろういつか人物をまっているようにも見える。自分が一人でいることを選んだのだが、その表情はどこか寂しげな表情。一人でいたずらをすれば誰かが怒りに来てくれるのを待っているのだろう。気持ちでは仲間に加わりたいと強く思っているのだが、なかなか気持ちを人にさらすことができずいつまでたっても一匹狼。昔からこんな思いをしてきたせいか、今では自分からは話そうともせず一人でいることに寂しさも悲しさも感じなくなり、信用という気持ちを忘れてしまっている彼女は人を信じず自身を守ってきた。だから本気で何かをするなんて彼女には考えられずいつも中途半端な考えで進む。一生懸命に何かに突き進んだことなど忘れわがままで自分の意見を通そうとする。誰かの意見なんて聞きたくもなく、聞いても裏切られ見捨てられ孤独に陥るだけだと彼女は思っているらしい。
役柄:ハートのⅩⅡ
武器:戦闘のときは自分が本来持つ力、悪魔の力を使う。しかし、やむおえなくなると自分の武器のライフルや機関銃を使い無差別に敵と認識した相手を撃ち殺す。認識といっても視界に入った相手を撃ち殺すだけ。この力は自分でも抑えきれず意識など飛んだまま撃っているのだ。というのはライフルや機関銃を使用するときはもう一人の自分(悪魔)が支配し、攻撃してしまうのだ。悪魔なら本来の悪魔の力で出てくるのでは?と思うが、悪魔の力を使用するときは確かに悪魔を呼ぶが、自分の意志のもとで動く。しかし、意識なくライフルを手にする、その時はしまいこんでいた半分の悪魔が暴れだし完全に支配されてしまうのだ。結論からいうと、彼女は悪魔だが自分に宿るもう一人の自分(悪魔)を上手く使いならしていないのだ。付け足しで本来の悪魔の力というのは彼女の場合、一匹の蝶を使う。自分に懐いた唯一の友達といってもいい。「来い」というとどんな遠くにいても飛んでくる。紫と黒色の羽をしている。それが彼女の悪魔だ。蝶の姿をした悪魔なのだ。
備考:一人称「わたし」二人称「〜くん」「〜ちゃん」「呼び捨て」呼び方は自分が決めるのではなく相手になんて呼んでほしいか決めさせる。好きなのは「蝶、月明かり」嫌いなのは「友情、愛情、希望」
募集:昔、仲良しだった親友を募集させていただきます。(男で)
(/こんなもんでどうでしょうか?主様のPFを参考にさせていただきました。有難うございます。悪魔設定なんですがOKですか?)
17
:
◆0w5HtCfarI
:2010/12/19(日) 22:19:58
(/クローバーの12もらっていいですか?)
≫主様
18
:
◆.Biytdgr7M
:2010/12/19(日) 23:29:37
joker男予約します。
質問なのですが、元々学園の卒業生でこちらに就職した設定は可能でしょうか?
19
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/20(月) 13:13:50
>>16
様
PFに不備はありませんが名前の横に役柄記入をお願いします
それ以外に不備はありませんので役柄記入の上絡み文投下お待ちしています
>>17
様
予約了解です
PFお待ちしています
>>18
様
予約了解です
質問についてですが、全然問題ありません。可能です
PFお待ちしています
20
:
月宮 黒音子(ハート/Ⅲ)
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/20(月) 13:38:23
(p:絡み文を投下させていただきます^^お暇な方は絡んでやって下さいましノシ/付け足しですが、一人称を変更いたします;)
あーあー今日も空は青くて綺麗ですねーそろそろ冬も深まってきたから余計に空は澄んで綺麗ですねー。……そして、くーちゃんは何でこんな所に居るんだよ、居なきゃいけないんだよーぉ
(窓の外に見えるのは、綺麗に澄み渡った青空。時計が無いから分からないが、感覚的にそろそろ真昼か丁度その時刻を過ぎたあたりか。凍えるような寒さがだいぶ和らいで、若干暖かいような気がしてきたから。窓から身を乗り出して大空を見上げているのは、一人の少女。異様に長いストレートな黒髪と、髪と同じくらいに漆黒に塗られた唇と、頬に堂々と塗られた真っ赤なハートのペイントが印象的な少女。頬杖をついて、心底興味なさげに面白くなさそうに窓の外を眺める。だって、飽きるほど外の景色を眺めても、落っこちてしまいそうなほどにこの窓から身を乗り出しても、狂おしいほどに外の世界を願っても、このゲームが終わらなければ一歩たりと外に出ることは許されていないのだから。なんて、考えてみても別に彼女は外に出たいわけではない。何処に居ても構わない、どんな立場でも構わない、自分に危害が及ばずゆるゆるダラダラしていられる環境に居れれば構わない。だから早く外に出たいと少しだけ思ってしまうのは、今現在彼女が存在しているこの場所がその安泰とは程遠いような場所だから。ぽつぽつと句読点なんてどこにも見つからないようなだらーっとした間延びした口調で独り言を呟き続ける。その言葉に特に大した意味もない、今呟いている言葉だって彼女自身の知識ではなく幼馴染の受け売り。少女が羽織っている黒の学ランの持ち主である幼馴染の受け売り。暫くして、もういい加減呟く言葉がなくなったのか、呟く気力が失せたのか体力が底をついたのか、少女は黙りこむ。それからまた暫くして、ゆっくりとした緩慢な動きでくるりと背後を体ごと振り向いて、振り向きながら漸く言葉を新たに発する。その口調はどこか荒く声音は苛立たしげで、前髪に隠れて見えないが眉はきっと顰められている。漆黒の唇がへの字に曲がって、見るからに機嫌が悪そうだ。何処か遠くを見るような瞳でパチン、と左指を鳴らせば散らばっていた銀の板が彼女に向かって飛んでくる。それは大人しく彼女の足に巻かれたベルトに収まって、動きが止まったと同時に彼女の指先から流れる血も止まって。ふぅ、と小さく溜息をついて手を降ろし、どうでもよさそうな顔で自分の足元を見下ろした。そこに転がっているのは机やら椅子やら黒板消しやらチョークやら、その他とても攻撃力があるようには思えないような文房具までが床に散らばっていて、その近くには何名かの人間が倒れ伏している。当たり前のように息はあるのだが、ペイントは誰の体からも綺麗に消えている。つまりこの場所、とある教室では戦闘があったというわけで。戦闘はこの少女が面倒臭がるものの一つなわけで。不貞腐れた子供のように駄々をこねるように苛立った口調でぶつぶつと文句を。言いたいだけ言った後に、ずるずるとしゃがみ込んで床にぺたりと座りこみ、膝を抱えてポツリと呟く)
―――お迎え、遅い
21
:
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/20(月) 20:17:03
Joker女、予約します。
22
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/20(月) 20:35:50
>>21
様
予約了解です
PFお待ちしています
23
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/20(月) 21:08:38
名前:条島 リサ(ジョウジマ-)
性別:女
年齢:24
容姿:肩まで伸びた濃い茶色の髪は低い位置で二つに縛り、元から髪の量が少ないため細く毛先もぺたんと落ち着いている。前髪は目に被さる長さを何となく右に流しており、辛うじて視野は確保している状態。目鼻立ちはハッキリしており、中でも勝気そうに目尻の吊った赤褐色の目は黒縁眼鏡のレンズの下でぎらついた光を帯びている。一見しただけで長身の印象を相手に持たせる身長は170に達し、そのため存在感はやや強い。手や足先のパーツは細かいがずば抜けて高い身長のせいで電柱女とからかわれるのが悩み。グレーのレディーススーツに身を包み、短いスカートから伸びる脚にはストッキング、その下にはヒールかと思いきや……学園内を駆け巡るのに便利なスニーカーを履いている。常備している武骨な革手袋、刃渡りの大きいナイフはスカートの下に忍ばせてあり、違反者を止めるのに使う。
性格:常に酷薄な笑みと自信に満ち溢れた表情が顔に張り付き、いつでも崩さない冷淡な敬語がますます人相を怪しくさせている。監視役に打ってつけな人材で、四六時中ずっと誰かを舐めるような目線で見張る作業は苦にならない所か、自らチャックをつけにやにやしながら見ている。平淡な声で声で紡がれる芝居がかった台詞回しや仕草はピエロを想起させる。そして何より、内心とは違っていても調子の良いことを抜かしたり、馴れ馴れしく生徒たちの名前を呼んで殺し合いを唆す口はもう一人の同僚が呆れるほどの器用な二枚舌。
役柄:Joker
武器:ナイフ(前述したように、違反者を止めるため)
備考:まだ若々しさが目に見える新社会人といった風貌だが、元はBランクの大学を出て就職活動に精を出していた途中、ブラック会社にはまり色々とあって今に至った。とっくに人の痛みを理解する頭は麻痺し、時給もそこそこで、生徒の戦いをただで見れるという所に惹かれこの仕事を続けている。同僚とは別に同じ境遇で苦しみを分かち合う訳でもなく話はするが、それよりも関心はゲームの勝敗に向いている。最近、どのチームが勝つのか同僚に賭けを持ち出しているとか。
(pl:もし差し支える点が有りましたらお申しつけくださいノノ)
24
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/20(月) 21:20:29
>>23
様
PFに不備はありませんので参加OKです
絡み文お待ちしています
25
:
Lucasclown(クローバー/ⅩⅡ)
◆0w5HtCfarI
:2010/12/20(月) 22:47:40
(/では、プロフィールを書かせていただきます!不備がありましたら、言ってください!
>>17
の者です)
*プロフ*
名前:Lucasclown(ルーカス クラウン)
性別:男
年齢:生まれてから何百年とたっており覚えていない
容姿:金髪で耳までかかるくらいの髪の長さで瞳の色は澄んだ青色。多少切れ長の目をしていてその表情はいつでも微笑んでいるように見え、怒った表情や悲しい表情は見せたことがなく、いつも微笑んでいてその名の通り「ピエロ」と呼ばれることもある。一見スーツのように見えるがちゃんとした制服で上下頭髪に合う白色で金色のボタンがついている。上着は着ないで肩にかけているだけの状態。堅苦しそうに見えるが本人曰く動きやすく、楽なんだとか。白い手袋をつけ、いつ見ても綺麗な靴をはいていて、戦闘には向いていないような格好をしている。武器は使わないためか持っていない。身長は185センチと普通の人とあまり変わらず、体型も至って普通。手袋(右手)の下には手の甲にクローバーの黒色のペイントが施してある。
性格:常に平常心で慌てることがなく、いつでも微笑んでいる。微笑んでいるというか微笑むことしかできず、悲しみや怒りを表す表情を失ってしまっている。戦闘は好まず、静かに過ごす時間がなによりの楽しみで奪われることをなによりも拒む。優しい笑みを浮かべる一方、誰よりも独占欲が強く一度気に入った物は手放さずなんとしても自分の手の中に握らせておきたいほう。裏の顔を持つが普段はあまりそんな姿は見せず紳士的で常識は守れる人として動いている。表情に出せない代わりに心の奥にしまいこんでいる感情は言葉で表す。だから感情によって性格が左右されやすい。
役柄:クローバー/ⅩⅡ
武器:人間が使うような武器は持たず自分が持っている力だけで戦う。戦うと言っても戦闘は嫌いでなにより自分の手で人を殺すことに意義を持ち、別に殺しても何とも思わないがこの手をけがすのがいやなだけ。だから戦闘には自分の力を必要とせず、自分を守るだけの道具として力を操っている。主な力は人や物を操ることができること。とても大きな力だが、殺すためではなく守るために使う力として使っている。
備考:一人称「私(わたくし)」二人称「マークと英数字」「名前(呼び捨ての場合が多い)」
26
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/20(月) 22:57:45
>>20
(pl:絡ませて頂きました。もはや変態みたいな監視役ですが、どうかよろしくお願いしますノシ)
これはこれはクロネコちゃん。やはり私が目を付けていた通り、貴方は優秀ですね。敬意を表して拍手したくなります。これからも、敵を潰して潰して潰して潰して潰して…私を愉しませて下さい――いや失敬、貴方のチームが卒業できるのを心から応援してます。
(スニーカーがきしきしと悲鳴を上げる古い校舎の床を踏み、人気のない廊下にはその足音だけが大きく響く。昨日も見回り、今日も見回り、明日も見回り、ゲームの監視。その役目を担う条島リサは普段と変わらずに業務をこなしていた。たまたま立ち寄った教室に、ひとりの生徒を見つけてドアへと飛びつきそこから対象を品定めするよう目で舐め回して、嬉しそうに赤褐色の目を細めた。無意識にニヤニヤ笑いを作る口元でごくりと唾を飲む。タイミングを見計らい躊躇いなく中へ踏み込むと酷薄な笑みのまま、馴れ馴れしく名前を呼んだ。月宮黒音子。その名前の奇抜さ、とても頭に残っている。拗ねた様子で床にしゃがみ込んだ姿がひどく幼稚で、とても可愛らしい。そんな彼女に似合ったクロネコちゃん呼びにし、パチ、パチ、パチ、と、乾いた音の拍手と賞賛の言葉をセットで贈る。まるでずっと見ていたような口ぶり。しかし本当はふらりと教室に立ち寄っただけで、今までどんな戦闘が繰り広げられていたのか知らないが勝敗は一目瞭然、気後れもなしに知ったかぶり、拍手はしばらく降り止まなかった。条島の二枚島は今に始まったことではない。確かに床に倒れ伏す人数を見て相手を優秀だと思ったが、それに気づいたのは言葉を終えてからだった。おそらく少女がこちらに目を向けてくれたのに合わせ、胸に両手を重ね合わせばゆっくり頭を左右に揺らし、感慨深く言ってみせる。今度は本音。もう少し早く来ていれば彼女の勇姿を見れたのに、と今にも悔やむ気持ちに胸がいっぱいになる。まるで壊れたカセットテープのように、無機質かつ淡々とした声で繰り返される「潰して」という言葉。それほどまでに条島が戦闘という蜜を欲している証拠。蜜が足りない。足りない。とにかく足りない。乾燥した唇をぺろりと紅い舌で舐め、わざと本音を先に告げると後から建前を足し口角を上げた。片方の肘を持つように腕を組み、利き手で黒縁の眼鏡をかけ直す――瞬間、赤褐色の目が笑いもせずに少女を見据え、ようやく品定めを終えた。再び、にこりと浮かぶ薄い笑みにともなって目元が緩む反面、内心はとても落ち着いていた。そして結論を下す。この生徒は十分に目を見張る価値がある、と。)
27
:
黒蝶 魔麗亞(ハート/ⅩⅡ)
◆1ZQASQ6U9s
:2010/12/20(月) 23:31:04
(/絡ませていただきました!)
この教室も掃除が大変みたい…
貴方の使いならしている武器はいい子ね…
羨ましい……。
…はぁ……疲れた……
(こつんこつんとロ―ファーもままで廊下を歩き窓からとぎれとぎれに差し込める太陽の光を眉を顰めて一定のスピードで歩いていた。制服には帰り血を浴びたような跡がくっきり残っていて、顔にまで血がついていた。好きでもない戦いに巻き込まれ、ましてや嫌いな太陽の下で自分の力を消耗し怒りも頂点に達していたところ、ふと通り過ぎた一つの教室からも血のにおい。目だけ動かしてみてみれば何人か倒れていた。口角が少し上がったことに気付きながらも教室に足を踏み入れた。すると一人の生徒が窓に頬杖をついて退屈そうに空を見つめているのが見えた。再び口角が少し上がり、荒れている教室の教卓の上に腰をかけた。ばらばらに散らばったチョークや文具、どこにあったのかも特定できない机が散乱していてその光景をじっとみつめていた。倒れている人のマークはすでに消えていて、その姿を見て哀れな表情を浮かべた。この世界ではマークを無くした者は死んだも同然。可哀そうに…なんて内心思ってみたりして…。相手が指をならせば散らばっていた銀の板が相手のもとに戻って行った。これには驚いてふと口を開いて話していた。最後には羨ましいなんて言葉も漏らして)
初めまして…だった気がする…
同じハートだ…。よろしく…。
私は黒蝶魔麗亞。黒蝶を使う悪魔…使いきれてないけど…
(相手の能力に自分も驚き、しゃがみこむ相手によろしくと手を差し出した。しかし血が付いた手を見てすぐさま手をおろし、自分の名前を名乗った。相手の顔には大きくハートのペイントが施されていてすぐに同じハートだとわかった。相手にも同じハートだとは言ったものの自分のペイントは相手のように見えやすい場所には書かれておらず、相手には自分が本当にハートなのかなんてわかりもしなかった。そんなことも気にせず、いつものごとく無愛想な表情で相手に一応悪魔だと言って自分もしゃがみこんだ。しゃがみこんだというか、倒れるようにして床に腰をついた。外にもでない自分がこの太陽の中戦ったことに対して酷く疲労感を感じていた。夜の月明かりのもとで力を発揮するときは余裕な顔を浮かばせる。しかし、やりたもない戦闘を太陽の下で戦ったことに怒りが抑えきれなかった。その怒りが仇となったのかひと暴れしてきたとも言える戦闘になってしまい、今に至る。自分の制服も汚れ更に不機嫌な様子。しかし、今ここでそんな感情をさらしてしまったら相手に迷惑をかけてしまうことぐらい自分でもわかる。だから、余計なことは考えずに、話しかけた。わがままで自由きままな彼女にしては、よくできた心遣いだった。)
>>20
黒音子
(/絡み分は次のレスで書きます)
28
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/20(月) 23:34:24
(Pl:…二枚…島?すみません、二枚舌の間違いですorz)
(pl:下は絡み文です。もし良かったら絡んでもらえると嬉しいです!)
―――こんな日に血でも舞ってくれたら、青空とのコントラストが何とも綺麗なんでしょうね。戦わせるのに、殺すのは駄目なんて見ているこっちを焦らす気ですか。それに外での戦闘は許されていませんからねぇ……もやもやします。
(手が届くはずもない青空。それに向かって届かないと分かっていながら手を伸ばす自分は、傍から見てどんな印象を受けるのだろう。変人?奇人?不審者?何だって良い。むしろ自分をもっと異常者だと煽ってくれ。そして遠ざかってほしい。自分は傍観者という立場を維持していたいから。我関せず人様の悲劇を見てげらげらと笑って見ているのは楽しくて仕方ない。満足気ににんまりと口元を緩め、清清しい校庭の空気を吸い込む。今の時間帯、大半の生徒がFieldに行っている。この学園という名の檻から出られない動物達は、卒業を夢に見て武器を振るう。勝者が居れば敗者がいるのは当然のこと。今この時間あの場所で、勝利に笑う者、敗北に涙する者、旧校舎に行けばたくさん見れるだろう。誰ひとり校庭でサッカーやスポーツに汗を流して青春を謳歌している生徒はいない。ふう、と薄い唇から無意識にこぼれた溜息を皮切りに、いい加減伸ばしていた両手を下ろし目線を空から足場に落とす。片方の肘を持つように腕を組み、利き手では困り果てたように手のひらを頬に当てて。何やら彼女なりに吹っ切れたようで眼鏡を掛けなおすと、人が変わったように酷薄な笑みが顔に浮かぶ。レンズを通した瞳の奥には何かを欲するようなぎらついた光。今までの馬鹿みたいな行いを無かったことのように頭を切り替え、言いながら、女の足はある場所に向かっていた。Fieldと呼ばれる旧校舎へと。恐らく今日も出番は来ない携帯ナイフをスカートの上から撫で、ひとりごちる。乾ききった唇から紡がれた愚痴に誰も応えてはくれない。けれど寂しさの入る余地なく、胸は期待にいっぱいで。そうして今日もいつもと変わらず、傍観者の地位が約束された戦場へと足を踏み入れた。玄関はまだ残っているが、今さらこんな古い建物に気を使う必要はなく土足のまま上がる。――聞こえる聞こえる。遠くから苦しみに呻く声が、悲鳴が、刃と刃が衝突して鳴り響く甲高い音が。ゆったりとした足取りで埃まみれの階段を昇り、くつくつと怪しく笑いながら、赤褐色の瞳を歪めた。とてもとても、嬉しそうに。幸せそうに。)
29
:
Lucasclown(クローバー/ⅩⅡ)
◆0w5HtCfarI
:2010/12/21(火) 00:02:14
(/絡ませていただきます!)
さすがですね。
にしてもずいぶん手荒に武器を使ったのですね。
嫌いではありませんが。
(後ろのドアにもたれかかって相手がやった事にさすがという言葉をつけた。少し手荒だったがそれが相手のやり方であるならば文句など自分に言う権利も義務もなく、認めるしか手段はないだろう、そう考えきらいではないと口を動かした。ペイントされている右手を少し上にあげて机や椅子を片づけてもとに戻した。倒れこんでいる人のほうを見るとペイントはすでに消えているようで、女の子一人でこの人数相手に戦ったということがいまいち理解できないまま人を黒板の前に集めて指をならした。浮かんでいた人が指をならした瞬間にドサドサッと落ち、積み重なった。こんなにも暴れたのに彼女は退屈そうな表情を浮かべていて、その表情を見るなり呆れたように鼻でため息をついて)
私はクローバー、貴方はハート。
いずれ戦う日が来るでしょう。
楽しみに待っています。
(相手の顔にペイントされているハートのマークを見て悲しそうに自分はクローバーで相手はハートと告げた。いずれ戦う日がくるのだろうと心の中ではいやでいやでしかたなかった。が、相手は強くて戦って不足はない、いい生徒。戦わずに放っておくのにはもったいない素質。彼の独占欲が見え始めた、意味深な言葉で)
>>20
ハートのⅢ
(/絡み文です!暇でしたら絡んでやってください!)
飽きましたね……
この本も、もう用無しでしょう。
最近は良い道具(玩具)が見つかりませんね…
退屈は嫌いなのですが…
(ちょうど日陰になる木の根元で腰をおろし、厚い本をバンっと閉じて飽きたと一言呟けばその場で胸のポケットからマッチを取り出して燃やしてしまった。燃え盛る火を見つめ用無しの言葉を口からこぼせば、今度は何で遊ぼうかと考えていた。最近ではなかなか良い道具が見つからず仕方なく読みたくもない本を読み、見終わると燃やして消してしまう…そんなことの繰り返し。退屈な時間が過ぎていくことに苛立ちを覚え始め心の中は荒れ狂っていた。しかし、そんな仕草も表情も表わさず胸の内にしまいこんでしまっている自分にさえ腹が立って仕方がなかった。道具さえ見つかれば、この苛立ちも抑えられるだろうと日に日に気持ち増していくばかりで、その気持ち答えてくれる道具など見つからず大きくなる気持ちと反対にイライラする心も大きくなっていて)
どこかで戦っているのでしょうか…。殺気が立ち込めていますね…。
私も本を借りに行きましょうか…
(燃え尽きた本は灰となって風にさらわれてどこかへと巻き散らばって行った。顔を上げるとどこからかわからなかったが殺気が流れていた。戦っている者がこの近くにいることはなんとなく察知できたが気にするすべもなく、本をまた仮に行こうと立ち上がると、目の前に見たことのある顔があって)
(/絡みずらくてすみませんorz 絡みずらいよ!という方は言ってくださればこちらから絡みにいきますので!)
30
:
Lucasclown(クローバー/ⅩⅡ)
◆0w5HtCfarI
:2010/12/21(火) 00:19:38
(/絡ませていただきます!)
joker…。戦闘を見ているのがお好きなようで。
私は嫌いですね…。この制服を血で染めるのは…。もったいないことはしないほうで。
でも、血が制服につくまえに相手を殺せば良い事。黒い制服は私には似合わないらしいですしね。
(拾った拳銃を片手に教室へと向かっていた。視界に入っているのはゲームの監視役のjoker。こんなところで…、とおもいながらも相手の独り言に耳を傾けてみると、物騒なことを言って相手がくすくすと笑っていた。なぜがそんな姿を見て恐ろしいや怖いなんて感情は生まれなかったが不思議だと思うばかりで興味を持った。話に入っていいのやら、わからなかったが自分も口を開き戦闘は嫌いと答えた。純白のこの制服を汚したくないだけのことであって他に何の理由もいらない。しかし、自分には殺したくないなんて同情を買うような気持ちは全くなく、別に人が死んでも自分には関係のないこと。だったら殺しても別にいい事。自分の中ではそう認識していて、殺そうと思えば人なんて簡単に殺せてしまえると相手に言った。制服を汚さぬように殺してしまう場いい事。ただ、殺し合いには余計な感情が生まれるから嫌いでもあって、憎しみや怒り恨みなどの感情が戦っているうちに伝わってくるのが一番嫌い。自分は無感情で相手を殺すことだけに集中して戦っているのに相手は余計な感情まで自分に押しつけてくる。まったくうざったい。戦闘なんてただの殺し合い。感情なんて必要ない事。そう決めつけているのは自分だけなのかもしれない。だけど、自分が考えた事をコロコロと変えるほど意思は柔らかくない。むしろ誰よりも硬く、頑固なところがある。相手にも殺そうとすれば全力で殺しにかかる。が、さっぱりとした戦闘でなくてはつまらないと大回りではあったが伝えて)
>>28
joker
31
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/21(火) 01:22:12
>>30
(pl:ありがとうございます^^)
――君はクローバーの……クラウンくん?今日も王子様のように真っ白な格好ですね。どうもどうもどうも。
ええ、好きですよ。しかしクラウンくんは誤解しているかも知れない。私が観戦を好むのは、君達の近い将来…どの組が卒業するのか、どの組が倒されるのか、その行方が気になるから、君達が心配で心配で堪らない、だから監視の仕事を一生懸命しているんですよ?
(呼ばれて即座にそっちを見遣る。相手の手の甲に描かれたペイントが目に付くと、頭の中にある組ごとの名簿をめくりクローバーのページから彼の名前を思い起こす。確か…そうだ、クラウン、クラウンだったと酷薄な笑みの裏で確信を持った答えを手に入れ、首を傾げながら合っているかと尋ねるように聞き。もちろんこの質問に相手が頷くことは分かっている。それでも条島は分からない振りをして、おとぼけた笑いを向けていた。かちりと音を立てて眼鏡のレンズを少し持ち上げる。相手の服装がよりよく見えるよう、対象をまじまじと直視すればさらりと褒めてるんだか皮肉なんだか分かりにくい感想を口にして。先程から、やけに穏やかな笑顔を意識して愛想よく接しているが、相手はとっくに演技を見抜いているだろう。自分は監視役、相手は実験用のモルモットならぬ生徒として、幾月かの付き合いはある。とっくのとうに条島が戦闘を好んでいる事はばれ、裏では別の組に殺しを唆している事も足がついているかも知れない。それでも保身のための演技を続けた。彼の自分に対する疑いを少しでも薄めるように、ぼかせるようにと人の良い監視役を取り繕う。彼の不思議そうな言葉に、ええ、と小さく顎を引いてから口を突いて出るのは偽善に塗れた嘘ばかりだった。まるで心の痛みを表現するように両手を胸の中央で重ね、俯きながら悲しそうな声音を紡ぐ。こういう時ばかり、彼女の普段の淡々とした声音は無機質なそれから人間味に溢れる声へと変貌するのだった。――ふうん。声にしない相槌を心の中で打つ。俯いた顔を徐にあげ、目に掛かる前髪を内心うっとうしく指先でいじり視野を確保。彼の戦闘を好まない理由を聞き、今度は条島がさっきの相手のように不思議そうな顔をしてしばらく黙する。やがてその意味をよく理解して、……くすり、と笑い出せば、何がおかしいのかとても愉快そうに口元を歪めれば何度も頷き、同意を示した。)
ええ、そうですとも。確かに貴方にはその真っ白な制服がお似合いです。
32
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/21(火) 08:03:48
>>25
様
PFに不備はありませんので参加OKです
絡み文お待ちしています
33
:
Lucasclown(クローバー/ⅩⅡ)
◆0w5HtCfarI
:2010/12/21(火) 22:09:22
王子様…ですか
それは良い意味でしょうか?
いえ、そのように受け止めます
そのようですね、どのチームにも強くて見応えのある人たちが沢山いますし
私も見ていて面白い…。見るのは貴方の仕事ですが
しかし、最近はつまらない…。なかなか要望に答えてくれる道具が見つかりませ……、今の話は聞かなかったことに。
私も、大嫌いな戦闘で楽しむということを覚える時期でしょうか…
(「王子様」と聞いて一瞬戦闘には向いていないような格好だからか?と考えを持つが、いい意味で相手は返したのだと自分の中で解釈した。相手が戦闘を好むわけを説明すると確かにと頷いた。相手の言う通りで各グループには見応えのある強そうな…いや、強い人達ばかりいて見ていて飽きがこない。それでも自分が気に入る道具が見つからないことに、ついに愚痴をこぼし相手に言いかけた。あまり慌てたことがない彼が少し顔を顰めて聞かなかったことに…と相手に言って、話をそらした。そして今の退屈な日々に終止符を打つなら戦闘という方法で楽しむ事を覚えるべきなのか?と独り言を呟いて)
やはり、わたしには白い制服が合うのですね?それもそれで…………
戦闘で楽しむよりは、道具を使って遊ぶほうが好きなのですが…
しかし、jokerの貴方に知られてしまったら怒られてしまうかもしれませんね
(白い制服が確かに似合うと言われて他にいい格好はできないのか…とため息をついた。さっき戦闘で楽しむ事を覚えるべきなのか?と自分に問いかけたが、やはり自分は道具を使って楽しむことのほうが慣れていて、楽しい、と答えを出した。しかし、ゲームの監視役のjokerに戦闘はせず、道具(気に入った人)を使って楽しみ楽に卒業しようと思う自分の意見など通らないのでは?と考え怒られてしまうという言葉に言い換えて発言して)
貴方は、演技が得意のようだ…。私も危うくだまされるところでしたね。
jokerの貴方が生徒に嘘はいけませんね?
(さきほどから相手の仕草や様子を見ていて、見抜ける点は幾つかあったのだが自分は一応男で紳士として今まで過ごしてきたわけなのでここも通さずにはいられなくなり、嘘に引っかかったように相手の話をコクリコクリと聞いていたが、最後には演技が上手だったと褒めるような感じで相手に嘘だとばれていることを伝えて)
>>31
joker
34
:
響 架音(スペード/Ⅲ)
◆mInEVxeE6U
:2010/12/21(火) 22:11:34
名前:響 架音(ヒビキ カノン)
性別:女
年齢:17
容姿:ほぼ白に近い銀色の髪は胸辺りまでの長さで上の方の毛を左右少しの量を深紅の長いリボンで結んでいる。前髪は口辺りまで伸ばしており正面から見て左に斜め分けにしているので右目は完全に見えない。目はやや吊り目でマスカラやアイライナーで黒々と縁取っていて瞳の色は氷のようなアイスブルー。唇は常に手入れをしているのか艶のある薄ピンク。首筋にはコバルトブルーの自らのマークであるスペードのペイントが施されている。肌は血管が透ける程白く身体も標準より細めであるためやや不健康に見えがち。身長は158cmと中背。服装は白のカッターシャツに黒のリボン、スカートはグレーと赤のチェックで銀の釦がついた黒のブレザーを着ていて足は出さず黒タイツを履いており靴はローファーではなく底の高い白色でつま先が丸くベルトで止めるタイプの靴。あまり装飾品などはつけないが鉄製の音符のペンダントをつけている。常に垂れ耳のうさぎのぬいぐるみを抱いている。
性格:他人に必要以上にあまり口を開かない。独り言が多かったり抱いているぬいぐるみに話し掛けたりするので周囲からは不気味な上電波少女に思われている。思いやりといったものは無に等しく本能のまま動く。言葉や攻撃は自分の思い通りにならないならば同じスペードでも容赦はしないがⅠには尋常でないほどの忠誠心があり自分よりも大切だと思っている。あまり感情が沸きにくい故殆ど無表情で戦闘時以外笑みを浮かべることは無い。戦闘は自ら進んでする方ではないが売られた喧嘩は買う質。戦っている際には狂ったように言葉を並べ大声で笑う。友情や愛情がどういったものなのかも理解しておらず友達を作る意味も解らなければ作ろうともしない。基本面倒臭さがり屋なので時間にはルーズ。
役柄:スペード/Ⅲ
武器:自らの歌声。首から下げているペンダントに触れながら歌を唄うと氷柱が現れそれを操る。瞬発力や持久力が欠けているため自らの防御は衰えているがある歌を唄い縫いぐるみを巨大化させて盾として使う。形とした武器は持っていない。
備考:一人称は「私(わたくし)」、二人称は「貴方、貴女」「〜様」で語尾に「〜ですの」など所謂お嬢様口調。騒がしく無駄に明るい者は毛嫌いし極力近づかないようするがあちらから寄ってくれば明らかに態度に出す。何時も抱いている縫いぐるみは幼き頃年上の女性が彼女の為に縫ってくれた物でその女性は不気味がられる彼女へ親切に接してくれたことは思えているので今でも大切にしている。しかし幼かったので女性の顔すら覚えていない。
募集:幼いときに縫いぐるみをくれた年上の女性。組、階級等指定はありません。
(/予約していた者です。不備は無いでしょうか。)
35
:
戒(joker)
◆.Biytdgr7M
:2010/12/21(火) 22:16:12
(PL/
>>18
で予約した者です!なにやら緊張感の足りない男ですが、どうか仲良くしていただけると嬉しいです^^)
*生徒手帳*
名前:戒 kai (本名:藤堂海都toudou kaito)
性別: 男
年齢:非公開
容姿:肩にかからない程のまっすぐにのばした髪をうっすい金色のに染め所々にピンク色のメッシュをいれている。前髪はでこの上でくくりそこには髑髏の髪飾りを付けている。前髪は下ろせば目の下まであるらしいがあまりおろす事はあまり無い。きつく吊り上った瞳の色は藍色で普段は赤ブチの伊達眼鏡を着用している。右目の下には1センチ程のハート、ダイヤ、スペード、クローバーが掘られている。細く整えられた眉に、ある程度健康に見える日焼けした肌。着やせするタイプだが脱ぐと意外に筋肉が付いているが、見た目はヒョロクみえるのが最近の悩み。身長は180センチ。服装はロンTにビンテージのジーパンにビーサンにあごから生えた髭など、緊張感に似合わない服装を好み、左右の耳には計9個のピアスを付けている。首からは髑髏のネックレスを付けている。
性格:一言でいえば極度の面倒くさがりで見た目からひょろひょろとした印象を与える様に中身もそのまま。悪く言えばニート。だが、実は学園の在学中にあるチームのⅠをしていた事がありそのままチームを優勝に導いた経験を持つ。そのためか、実際は責任感が強く芯が強い。今まで様々な人間を傷つけた罪悪感からか、この様な仕事についているが、元も争い事はあまり好まない。もう一人のジョーカーとは異なり出来るだけ争いを少なくこのゲームを終える事を進めているときもある。だが、全ての人間にフレンドリーな性格で全ての人間と平和に過ごせると真剣に考えているところもある。
役柄:joker
武器:体の倍ほどある巨大な鎌を作りだす。他人の痛み(身体や精神的な部分も)を奪い取る治癒力を持つが、その能力を乱用しすぎるとその傷みの3分の1が自分に返ってくる。そしてその傷みをそのまま他人に移転する事が出来る。だが、この能力を使っているときは鎌を出す事が出来ず無防備になる。
備考:数年前の卒業生で、その時はある組のⅠであった。卒業後は、ある裏会社で働いて来たが、たくさんの人間を傷つけた自分が許す事が出来ず、この力をこの学園で戦う後輩たちの為に使おうともう一度この学園に返ってきた。そしてもう一つの理由は幼いころから一緒に過ごしてきた幼馴染がこの学園に入学してきたという事を聞いたからである。
募集:幼馴染を募集させていただきます。(年齢は問いませんので出来れば女性の方でお願いします)
36
:
黒蝶 魔麗亞(ハート/ⅩⅡ)
◆1ZQASQ6U9s
:2010/12/21(火) 22:30:37
(/絡み文です。絡みにくかったら、言ってください。)
早く夜にならないの……?
昼間は太陽が明るすぎて目も開けられない…
全く、最低な時間を過ごしているのね…。
(普通の学校では「音楽室」と言うのであろう黒くて艶のあるグランドピアノの上に足を組んで座っていた。日の光が苦手でカーテンを閉めっ切りでそれでも明るすぎて本人はどうも期限が悪い様子。普段だって昼間になるといつもこうしてグランドピアノの上に座ってぶつぶつと愚痴を呟いている。誰も来ることのないこの部屋で独り言をつぶやくには丁度いいのだろう。ときどき、黒く古い本を開いてみては何やら呪文らしき言葉を言う。しかし、最後は「こんなのやらなくても平気…」と毎度毎度同じ言葉を吐き捨てて本を閉じる。いつもの繰り返し。今日も今さっき開いた本を見て呪文のようなものを唱え始めると昨日と同じ台詞を吐き捨てて本を閉じてしまった。あげくのはてには本を片手に持ち床に投げ捨てた。組んでいる足はいつも間にかかたかたと揺すられており、如何にも怒りを表した動作に見え更にムスッとした顔で床に投げ捨ててある本を睨んだ。月の光が恋しくなり夜がいつもより待ち遠しく感じられ、まだまだ来るはずもないとわかっていながら早く夜が来ないか…と呟いた。そして今イライラしている時間に「最低な時間」と名をつけ、今すぐにでもこの時間から抜け出したいと心底思って)
≫ALL様
37
:
黒蝶 魔麗亞(ハート/ⅩⅡ)
◆1ZQASQ6U9s
:2010/12/21(火) 22:33:33
(/
>>35
のJoker様の募集についてなのですが、私でもいいですか?
勝手にすみません!!!)
38
:
Lucasclown(クローバー/ⅩⅡ)
◆0w5HtCfarI
:2010/12/21(火) 22:46:06
(/PFの訂正で、自分は死神の設定です。すみませんorz!)
≫主様
(/絡ませていただきました!)
夜なんてあっという間に来てしまいますよ
道具を探す時間さえくれないというのも理不尽ですね…
ハートのⅩⅡは夜を待ち、私は昼間を惜しむ。
人それぞれ時間の感じ方が違います。不思議だ…。
本は大切に扱わなくてはいけませんよ?
ずいぶん古い書物のようで。
(自分はただたんにピアノが弾きたいがためだけにこの部屋へと足を運んだ。扉を開ければ一人の少女が自分が弾くはずのピアノの上に腰をかけ、ぶつぶつと呟いていた。これでは弾けないだろうと決心し、引き返そうとしたが本が床に投げつけられる場面を見て足の向きを360°回転させると本を拾い上げ相手のもとに届けた。いかにもイライラしてそうな表情で、夜が待ち遠しいと呟いていたことを思い出せば相手の話に乗ってみて相手の会話に入って行って)
39
:
黒蝶 魔麗亞(ハート/ⅩⅡ)
◆1ZQASQ6U9s
:2010/12/21(火) 22:56:27
(/絡みありがとうございます!)
あっという間に来てもいずれは朝を迎え、昼になる…。
同意。夜は短く感じる…。
(本は)いらない。…もう……いらない。
なぜ私がハートだとわかった?
そっちは死神か。確か名前は……ピエロ…を英語でなんて言う?
なんて呼んだらいい?
(相手が自分の独り言に参加してきたことに特には何も感じなかった。ただ相手が言ってくる言葉にふんふんと頷きながら自分の意見を言うだけであってそれは普通の会話と同じ。本を拾い、自分に返してきてくれた相手に「ありがとう」の一言もなくいらないと強く主張した。相手が本が好きなようで興味を示していたのであげてもいいかなと内心考えた。が、相手は死神。黒魔術をむやみにつかってしまうかもしれない!と自分の中での正義感が疼いた。しかし自分だって悪魔。変わらないだろう。まわりからしてみれば、自分だって黒魔術で人々を恐怖に導く可能性はあり、非常に高い。やはり返せと言おうとした口を閉じ、何もないような顔をして相手をちらちらとみて)
>>38
クラウン
40
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/22(水) 07:56:13
>>34
(pl初めまして^^いきなりですが、響さんの募集キャラに立候補させて頂いてもよろしいですか?)
41
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/22(水) 07:59:23
>>34-35
様
PFに不備はありませんので参加OKです
絡み文お待ちしています
42
:
月宮 黒音子(ハート/Ⅲ)
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/22(水) 16:56:21
>>26
条島 リサ
(p:絡み感謝です^^大人の色気漂うお姉様に最初から馴れ馴れしいような生意気なような…とにかく面倒な子ですが宜しくお願いしますノシ)
ふにゃん?……あー、えーっと。りっちゃんだったかな?確か。Jokerの人だったと思うんだよね、くーちゃんの記憶上は。――優秀だと言われてもねー、この人たちが弱かっただけだしねー。くーちゃんはただこぉやって指揮者よろしく指を振ってただけだしねー。なんたって、くーちゃんこの教室に足を踏み入れてから軽く一時間以上経つんだけどさ…まだ一歩もここから動いてないんだよねー。だってさ、動く必要がないんだもん。――――こんな喜劇を楽しいと思えるなんて、随分な神経じゃない?あ、ごめんごめん……応援アリガトウゴザイマス
(体育座りのまま頭を垂らしていても、スニーカーの靴音が聞こえた。そしてこの足音、この歩き方には聞き覚えがある。この少女、本物の猫並みに耳が生まれつきいいのである。それと同じくらいに神経質で気まぐれなのがたまにどころかかなり傷なのだが。いつ見ても変わらないにこにことした微笑み、それには親しみを感じるよりも先に目を逸らしたい、この場から逃げたい、といった本能的な恐怖を感じなくもない。関わってはいけないような防衛本能が警鐘を鳴らしているような錯覚をいつも覚える。カクン、と人形のようにぎこちなく首を傾げながら俯いていた頭を上げて目の前の女性を見上げる。あーっと口を間抜けに開けながら考え込むように前髪に隠れた眉をひそめて女性の顔を凝視する。確か、どこかで見たことがあるような無いような…あ、思い出した。そう、彼女はこのゲームを監視しているJokerの一人、だったはずだ。確証はないのでとりあえず直接尋ねてみた。分からないことをそのままにするのは気持ちが悪い。"優秀だ"そんな称賛の言葉も部屋に響く拍手も、これほどまでに軽薄に味気なく意味なく聞こえるものだったろうか。恐らくはこの目の前の女性が発しているからそう聞こえるに違いない、そう言うことにしておこう。褒められているんだか逆に皮肉を言われているんだか、少女には女性の心を読むような能力を与えられていない。つまらなそうな無表情で首を左に右にカクンカクンとぎこちなく傾げながらダラダラと現状説明。自分が凄いのではない、相手が劣っていたのだと。ふらふらと誰かに操られているかのように適当に指先を宙に向けて振り、それを金色の両の瞳が意味もなく反射のように追う。指を振っても銀の板はピクリともしない、少女の指先から代償となる朱い紅い液体が流れていないから。"潰して"その言葉を聞いても少女の表情はピクリともしない、その言葉を受け入れるわけでも賛同するでも否定するでも嫌悪するでもなく受け流す。所詮は他人が言ってること、己には関係ないんだ。そうか、このゲームは見ている側からすれば楽しいものなのか。役者である、人形である己からしてみればいい迷惑だ。そんな想いを込めていい神経だと皮肉交じりに言い返す。しかし、感情的になってはいけない、そう思い出したのか誠意を感じさせない口調と声音で謝って。初めてと言っていいほどに頬の筋肉を動かして漆黒に塗られた唇を笑みの形に歪める。そうすれば頬の真っ赤なハートも歪な形になって。確かに、さっさとこんなゲームは終わらせて勝利と共に終わらせて外の世界に出たいものだ。そう思いながら感謝の言葉を口にする、その女性を見上げる瞳には何の色も浮かんでいない)
43
:
◆/OcVtKOxDs
:2010/12/22(水) 17:21:54
ハートⅠ予約します
44
:
祇園 光(ハート/Ⅰ)
◆M7XKq5hX4.
:2010/12/22(水) 19:35:44
*生徒手帳*
名前:祇園 光(ギオン ヒカル)
性別:男
年齢:実年齢不詳。18歳だと偽っている事もあって外見は十代後半相応
容姿:少しばかり金の色味が強いシルバーアッシュの髪色は乾燥してパサパサとしている。ショートで毛先をあちらこちらに遊ばせているためチャラチャラした印象を持たせ、世間で言うレイヤースタイル。前髪は瞳に少し掛かる程度だが一応左斜めに分けている。骨格がハッキリとしている顔は既に幼い印象は無い。瞳の色は澄んだ茶で瞳の下にぽつんとある黒子が表情を和らげているが、肝心の瞳は若干釣り目だからか黒子とは良いバランスが取れていると本人絶賛。肌の色は程よく日に焼けている所詮黄色人種。眉は細くカットしていて此方も釣り気味。身長180を余裕で越える長身ではあるがその割には体つきは華奢な方で撫で肩。真っ赤なハートのペイントはまるで隠れるように肩に存在する。襟元がお洒落だという理由で着ているブレザーは紺色、ボタンは金色。ただブレザーのボタンは全開で、甘い色をしたミルクティー色のカーディガンに袖を通している。白色のカッターシャツを第3ボタンまで開け、いつも黄色のティーシャツを下に着ている。暑くなれば黄色のティーシャツで居る事が多い。首元には銀色のシンプルな自身のネームが彫られた小さなプレートのついたネックレスを着けている。ズボンは控えめの赤茶色が主となったチェックの物で、腰まで下ろしているので巷で噂の「腰パン」という風貌。そこまでだらしなくズルズルと下ろしているわけではなく程よい加減。ベルトは白色。靴は革靴を好み、それにプラスして先が尖っている茶色のものを愛用。耳はピアスの穴を幾つも開けていて、使わない穴は工業用のネジを刺して固定するなど怖い物知らず。十字架が浮き彫りされたシルバーのイヤーカフスを右耳につけ、シンプルな五連リングのピアス、ハートのⅠが書かれたトランプのピアスを左耳に。他は全て前者で言ったネジを両耳二つずつ。最近はピアスの穴が必要に感じられないのか塞いでいない穴も多々ある。右手の中指にシンプルな銀色のリングを。
性格:一言で言えば自己陶酔者。自分を着飾っている時が一番幸せで、何をするにも自分が一番でないと気が済まない。御伽噺、白雪姫に出て来る悪役の女王のような性格で、思い込みが激しいがばかりに他人が自分の上に立っていると何が何でも引き摺り下ろそうとする。そして人間が好きでその中でも女が好き。もっと詳しく言えば女に囲まれてチヤホヤされる自分が好き。女性の前では王子様を気取り、機嫌を取るのが上手だと言われては調子に乗る。そんな性格ではあるが冷静な面もありリーダーらしく自分の下に就く人々を引っ張ることも出来、守ることも可能。自分第一に考える思考はあるが、その次には必ずハートのペイントを体に刻む者。普段はそのような態度を見せない為、飄々としていて自分勝手だと思われがち。その辺りは損をしているような気もするが本人は全く気にしていない。完璧に頼れるリーダーには程遠く、女性には手を出せないと表向きのキャラ立ちはしているが本来は女性も男性も敵であれば戦闘不能にすることをモットーにしている。が、これもあまり知られないこと。自分がどの組かを示すペイントが見られることのない肩にあるからか、パッと見はどの組のどの階級かは分からない為急に襲われることは無いだろうと本人は安心している様子だが実際は顔を知られている所為でほぼ百パーセントの確率でバレる。そこのところ分かっていないので少し抜けた面も。ただ女性の前での振る舞い「王子様」は変わらない。
45
:
祇園 光(ハート/Ⅰ)
◆M7XKq5hX4.
:2010/12/22(水) 19:37:33
(
>>44
続き)
役柄:ハート/Ⅰ
武器:炎を作り出す事が出来る。それは意思的な問題で肉を焼こうと思えば指先から炎が出るなど便利な点もあるが、デメリットは水に弱く短時間しか持続しない。そしてかなりの体力を使う為体力の消耗が激しく、この能力を使った後は一時間程安静にしていないとすぐ倒れる。安定して使えば炎は自由自在に操れ、炎の玉は勿論、炎で自分を護る壁が作れたりと良い事ばかりだが本人は思わずやりすぎて倒れることが多い。
備考:一人称「俺」、二人称「キミ/お前」「〜くん、ちゃん」など気紛れで決まる。普段はいきなり戦闘になっても仕方がないような普通教室に居座り、昼寝したり音楽を聴いたりと自分の世界に浸ることが多いが不意打ちにも対応出来る瞬発力のお蔭でその辺りは未だに無傷。数年前に一度このゲームの参加権を得たが、リーダーがあまりにも臆病で逃げ腰だった為に苛立った自分がリーダーのペイントを消したという過去がありそのお蔭でゲームには完敗という形で次の機会を待っていた。
募集:元リーダーを倒した際にも一緒に居た友人(年齢性別は問いません。ただハート関連の役柄の方でお願いします!)
(PL:
>>43
の者です。トリップはあんまりに適当すぎて忘れてしまったので此方を使うことにしました。PFの方に不備がありましたらすぐ直しますので! 至らない点も多いかと思いますが宜しくお願いします(^ω^) 後募集キャラ、もしやってやるぞと仰られる方が居りましたら心よりお待ちしてますっ!)
46
:
トランプ
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/22(水) 20:00:06
>>44-45
様
PFに不備はありませんので参加OKです
絡み文お待ちしています
47
:
祇園 光(ハート/Ⅰ)
◆M7XKq5hX4.
:2010/12/22(水) 20:17:16
(PL:無駄レスすみません。募集欄の訂正をしようと思いますのでsageで。
友人と書きましたが、元リーダーを慕っていた人物に変更させてください(;ω;) 祇園を怨んでいるようなキャラでも構いませんので! 宜しくお願いします><)
48
:
月宮 黒音子(ハート/Ⅲ)
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/22(水) 20:29:32
>>27
黒蝶 魔麗亞
(p:絡み感謝です^^同じチーム同士仲良くしてやって下さいっ勝手な呼び名ですいません;;)
ん?そうそう、いい子だよ。くーちゃんのはみぃんないい子達ばっかり…ま、躾けってもんを最初でちゃんとやれば誰のでもこうなるって。徹底的にやれば、ね。―――初めましてかなー?くーちゃんは黒い蝶々、見たことあるけど…あれ、まーちゃんのでしょ?くーちゃんは一応自分の組のヒトくらいは把握してるんだよー。あ、因みに月宮 黒音子っていいますぅ、まーちゃんの瞳みたいな黒に音って書いて子供の子だね
(ダレカ、ナニカ、が教室に入ってくる気配がした。けれどそんなことは別に気にしない。どうせ何があろうと戦闘が始まれば自分はこの場から動く必要はなくなるから、全部仕事は面倒なことはこの足のベルトに挟んだ銀の板が変わってくれる身代りになってくれる。誰かを傷つける痛みも、誰かからの傷を受ける痛みも全て請け負って己にはなんの支障もない。ただ一つあるとすればそれはこの指先からの大量出血による貧血なのだけれど、そんなものは一晩寝れば治るから支障に数えない。どうでもいいようなことを頭の中で呟きながら目の前に現れた少女を見上げる。自分よりはどこか年上のような気がする、見た目というよりもそれは雰囲気と言うべきか。自分なんかよりももっと多くの人を傷つけて傷つけられて、世界の闇のさらに奥の闇まで覗いてきたような瞳。別にその瞳に怖気づいたりも背筋を正したくなったりもしないのだけれど。スッと切れ味の鋭い己の得物に指を這わせる、けれど白い指に傷がつくことはない。少女を見上げて無表情に近い顔で唇を開きいい子だと自慢げに言って。徹底的に、そう呟いた時だけどこか僅かに彼女の表情が動いたように見えなかっただろうか、歪んだ笑顔に。差しだされた手を取ろうとしたらその前に目の前にあった手は消えてしまった。どうやらこの少女は血というものに触れるのが嫌いらしい。そういえば今更ながらに少女の顔をきちんと意識してみれば色んな所が赤く染まっていて、それでいて表情は不機嫌そうで。少女を緩い仕草で指さして、けれどその指先は何もない少女の肩辺りを差していて。そして開いた唇からは蝶々という単語が零れる。その飼い主は見たことが無かったけれど、名前だけは知っていたと言わんばかりに。折角名乗ってくれたのに勝手に自分流の呼び方で少女を馴れ馴れしく呼んで。ふと思いついたように出遅れたが自分の名を名乗る。やる気なさげに時の説明をわざわざご丁寧に始め、少女の瞳を指さしてその"黒"と言い何故か楽しそうに少し笑って。その後の説明はただ適当なそれ、どうやら最初の"黒"の字の説明だけがしたかったらしい。一緒に床に座り込む少女を見て"服汚れちゃうけどいーのかなぁ"とか、"何処でそんなに遊んできたのかなー"とか色々と考えていた。その際に少女を眺める視線は不躾で、遠慮というものを知らないように真っ直ぐ少女を眺めていた。まず、人外の存在という時点で珍しいと感じているのだろう。ただ少しだけ魔術まがいの能力があると言うだけで彼女はただの人間なのだから)
49
:
黒蝶 魔麗亞(ハート/ⅩⅡ)
◆1ZQASQ6U9s
:2010/12/22(水) 21:28:56
(/いえいえ!どうにでも読んでくださいっ/ヲイッ/此方こそよろしくおねがいします!)
私の黒蝶は悪い子。言うことを聞かない子なの…。
そう?勝手に飛び回っているから…。でも来てほしい時は来るから口は出さないけど。
わがままな子…。
月宮黒音子…?可愛い名前ね?
私の名前って、怖いってよく言われる…。気にしてないけど。
まーちゃん?ああ、私の事ね?まーちゃん…、まーちゃん……。
クスッ。まーちゃんなら可愛いから怖がられないかもしれない。
(いい子だと聞いて自分の黒蝶は悪い子…としみじみと痛感し、ため息をついた。見たことはあると聞いて蝶々は自由気ままに蜜を求めて飛び回るからと相手に言おうとしたが、自分の黒蝶は蜜を吸うのではなく血を食料として生活している。日々血を求めて飛び回ったいるんだと呆れた顔で考えた。しかし、戦闘は好まず血を嫌いとする自分はあまり黒蝶に食事をさせていなかったと改めて感じて口は出さないと会話を終わった。相手が丁寧に自己紹介をしてきたと思えば一度リピートし、可愛い名前と後から付け加えた。自分の名前への悩みをぼそっと打ち明けると最後は何言っているんだろうと気にしていないという言葉で仕切ってしまった。普段人など信用しない彼女が人に悩みを言うなんて珍しい。きっと同じチームだと思い気持ちが油断してしまったのだろう。先ほどから「まーちゃん」と人名らしき言葉を相手が連呼していて多少気になっていたのだがやっと自分の事だと気づき、自分の事か!と急に顔を上げ、何度も言い返してみる。そしてだんだん「まーちゃん」という名前に愛着がわいたのか、可愛い……と心の奥底で思い始め、独り言のようにこれなら怖がられないかもしれないと呟いて)
違うの…。えっと、私の手が血だらけだったから…。触りたくないでしょ?……ごめん…。説明ができなくて…。
(自分が差し出した手を急に引っ込めたことに相手が一瞬であったが戸惑ったように見えた。見えただけであって確信などなかったが、違うと否定をした。相手は何が違うのかさっぱりわからなかったであろうに、ただ誤解されたくないという思いだけで発しただけであって相手にどう伝わるかなんてあまり考えずに言ってしまった。自分が勢いで言ってしまった言葉を訂正しようと何か説明をつけるがうまく説明できず、あきらめてしまって)
>>48
黒音子
50
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/23(木) 01:53:32
>>33
いーえ?思ったことを素直に言っただけです、他意はありませんよ。――おやおや。聞きました、聞きましたよ、クラウンくん。別に私は貴方を非難したりしません。私の役目はルールを破った生徒に然るべき罰を与える監視役。この学園に雇われただけの部外者ですから、クランクくんの考えに口を出す資格もありません。……しかし……こんな血なまぐさい檻の中で、少しでも殺しを楽しいと思っておいた方がゲームに没頭できるでしょうね
(自信に満ちた快活な笑顔に反し、女の唇から紡がれるその全ての言葉がゆっくりと相手を焦らすような喋りだった。
やけに締まりのない口調がおどけたような雰囲気を醸す。頬に人差し指を押し付け不思議そうに首を傾げながら、弁明の言葉ではあるけども誤解を解こうとする意志は欠片も感じられない口上を述べた。その理由は女の狐のように細くなった目が、彼を愉快な観察対象として眺めるような目線を向けていたから。顔を顰め、話を逸らす彼の気持ちを汲み取るなんて情に溢れる人間らしい機能はとっくに捨てている。条島は忘れるどころか厭らしい口調で言葉を繰り返すと、かえって話を掘り起こそうと、何が嬉しいのか口角を吊り上げた。重ねた両手の指先を口元まで持ってくると、あらあらまあまあ、と噂に疑惑の目を光らせる主婦よろしく口元は好奇心ににやけさせ眉は呆れを表現するべく八の字に下がっていた。その呆れとは?彼の投げかけた疑問は、彼に人として仁義と良心が残っている証。この学園に幽閉されるかのように囚われている生徒の中では珍しい部類に入ると、今まで多くの勝者と敗者を見てきた条島は思う。そう、今までずっと見てきた。彼の事も、学園の生徒たちの事も。自分が監視役に就いてから何代と卒業生を輩出してきたが……その卒業は、多くの犠牲の上で成り立っている。誰もが最初から人に手をあげる事に戸惑いがある。それが人として正常な心の働き。条島が見てきた卒業生は、ひとり余さず虚ろな目、麻痺した心で学園から解き放された。この学園で権力を握ることはつまり人として道を外すこと、人の痛みに鈍くならなければ卒業なんて夢のまた夢なのだと、条島はここ数年で学んだ。それは監視役の自分が助言を呈することではない、彼が自分で気づくことだ。非難なんてもちろんしないさ。そう言って、立てた人差し指を唇に当て笑みを薄くした。最後にぽつりと呟く彼女は、笑顔が失せ、ただ無機質な目で遠くを眺めるようで。その声の裏には、何とも言えないやるせなさを胸に秘めていた。)
ま、その白い王子様を血の赤や黒で汚さないよう精々頑張って下さい。繰り返しになりますが、私は、ただの雇われ傍観者。結局、勝てば良いんですよ、勝てば。
――演技ぃ?はてさて、何のことやら…。私は常に自分の本能と感性に忠実、演技なんてしようものなら声は震えて視線はがちがち喋りはぼそぼそとしてて大根役者がそれ以下ですね。
(わざと肩を竦めて見せては相変わらず芝居がかった口調で皮肉を口にする。演技?と聞き返してははたまた不思議そうに。そして自ら演技を演技だと認める気は毛頭なく、知らない振りをする頃には、彼女らしい上っ面の笑顔が復活していた。)
51
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/23(木) 01:57:30
(pl:同じ内容&連投になってしまいますが、見苦しい点があったので幾つか訂正させて頂きます><)
>>33
いーえ?思ったことを素直に言っただけです、他意はありませんよ。――おやおや。聞きました、聞きましたよ、クラウンくん。別に私は貴方を非難したりしません。私の役目はルールを破った生徒に然るべき罰を与える監視役。この学園に雇われただけの部外者ですから、クランクくんの考えに口を出す資格もありません。……しかし……こんな血なまぐさい檻の中で、少しでも殺しを楽しいと思っておいた方がゲームに没頭できるでしょうね
(自信に満ちた快活な笑顔に反し、女の唇から紡がれるその全ての言葉がゆっくりと相手を焦らすような喋りだった。やけに締まりのない口調がおどけたような雰囲気を醸す。頬に人差し指を押し付け不思議そうに首を傾げながら、弁明の言葉ではあるけども誤解を解こうとする意志は欠片も感じられない口上を述べた。その理由は女の狐のように細くなった目が、彼を愉快な観察対象として眺めるような目線を向けていたから。顔を顰め、話を逸らす彼の気持ちを汲み取るなんて情に溢れる人間らしい機能はとっくに捨てている。条島は忘れるどころか厭らしい口調で言葉を繰り返すと、かえって話を掘り起こそうと、何が嬉しいのか口角を吊り上げた。重ねた両手の指先を口元まで持ってくると、あらあらまあまあ、と噂に疑惑の目を光らせる主婦よろしく口元は好奇心ににやけさせ眉は呆れを表現するべく八の字に下がっていた。その呆れとは?彼の投げかけた疑問は、彼に人として仁義と良心が残っている証。この学園に幽閉されるかのように囚われている生徒の中では珍しい部類に入ると、今まで多くの勝者と敗者を見てきた条島は思う。そう、今までずっと見てきた。彼の事も、学園の生徒たちの事も。自分が監視役に就いてから何代と卒業生を輩出してきたが……その卒業は、多くの犠牲の上で成り立っている。誰もが最初から人に手をあげる事に戸惑いがある。それが人として正常な心の働き。条島が見てきた卒業生は、ひとり余さず虚ろな目、麻痺した心で学園から解き放された。この学園で権力を握ることはつまり人として道を外すこと、人の痛みに鈍くならなければ卒業なんて夢のまた夢なのだと、条島はここ数年で学んだ。それは監視役の自分が助言を呈することではない、彼が自分で気づくことだ。非難なんてもちろんしないさ。そう言って、立てた人差し指を唇に当て笑みを薄くした。最後にぽつりと呟く彼女は、笑顔が失せ、ただ無機質な目で遠くを眺めるようで。その声の裏には、何とも言えないやるせなさを胸に秘めていた。)
ま、その白い王子様を血の赤や黒で汚さないよう精々頑張って下さい。繰り返しになりますが、私は、ただの雇われ傍観者。結局、勝てば良いんですよ、勝てば。――演技ぃ?はてさて、何のことやら…。私は常に自分の本能と感性に忠実。私が演技なんてしようものなら、声は震えて視線はがちがち、喋りはぼそぼそとしてて、大根役者がそれ以下ですね。
(わざと肩を竦めて見せては相変わらず芝居がかった口調で皮肉を口にする。演技?と聞き返してははたまた不思議そうに。そして自ら演技を演技だと認める気は毛頭なく、知らない振りをする頃には、彼女らしい上っ面の笑顔が復活していた。)
52
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/23(木) 02:34:22
(pl:ちょ…!クランクくんって誰!?クラウンくんの間違いです…!
大事なお子さんの名前を間違えてしまい、誠に申し訳ございません(;ω;`)
そしてまだ直し切れていない誤字がちょくちょく有るという……orz)
>>36
(pl:絡ませて頂きました^^)
いけない子、みぃーつけました。確か貴方はハートの…黒い蝶と書いてコクチョウ、でしたっけ。合ってますか?――そのピアノは学校の物です。椅子なら目の前にいっぱいあるじゃないですか、お姫様。それとも……私の膝の上に来ます?
(聞こえるはずない場所から、聞こえるはずのない声が聞こえる。今日は音楽教諭が欠席とのことで使われない教室の管理を任された条島は、先ほど野暮用で音楽室を使いたいという生徒の用件を済ませ、鍵を開けたまま離れていたらまた別の客が来ていたことに驚き半分、もう半分は退屈な仕事の暇を潰せるような期待に目を輝かせた。教室に遠慮なく進入するなり、いけない子ー、なんて淡々とした声にミスマッチな言葉を口にしながら後ろ手でドアを閉める。所属の組を示すペイントが肌を露出した部分に見つからず、顔だけをヒントに頭に入っているあちこちの組の名簿の記憶を辿る。やがてぽんと両手を胸の前で合わせ、やや不安がちに首を傾げてみるもその目はやけに据わっていて、口調は毅然としていた。その回答に自信があるのだろう、薄ら笑いを浮かべながら必要のない答え合わせを望む。そして右手に握り締められた銀色の鍵を相手の前に掲げて見せる。じゃらり、と音を立てるそれは紛れもないこの音楽教室の鍵。グラウンドピアノの上に座る彼女へ形式だけの忠告をすると、何の気持ちも篭もらない笑顔の反面、全くこれでは守衛の仕事ではないかと呆れてしまう。この学園も金はあるのに人件費は削りたいのだろうか。相手の背景にある時計をちらりと一瞥して時刻を確認すれば、自分が同僚と監視役をバトンタッチするまでうんざりする位の待ち時間があった。ふう、と笑顔を浮かべる口端から微かに漏れるような溜息。注意をしておきながら実力行使で相手の行動を正すつもりはないらしく、言いながら、じゃらじゃらと鍵を鳴らしてピアノの前の座席畑の一式から椅子を持ってくる。昔、小学校でよく見たレトロな木の椅子。実物は条島の記憶の中よりも、背も机の面積もいくらか大きくなっていた。わざわざ彼女の前にどっかりと腰を下ろせば先程の冷淡な口調はどこへ行ったのやら、恍惚とした声色でまるで変態に疑われるような誘いを掛け、とても清清しい笑顔で相手を見、ぽんぽんと自分の太股を叩いてみせた)
53
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/23(木) 04:15:56
>>42
おや、私がりっちゃんですか?当人とは柄に合わない可愛らしい呼び方ですね。そうそう。Jokerを務めております「りっちゃん」こと、条島リサと申します。今後は苗字名前共々お見知りおきを。りっちゃんなんて呼ばれたら、私ではなく他の人が驚いてしまいますから。――成る程。ではクロネコちゃんには指揮者の才能が有るのかも知れません。この学園を出たら志してみてはどうです?まあ…卒業できたら、の話ですが。…かと言って教室に篭城されても困りますねぇ――仕方ないでしょう?人の趣味なんて人によりけり。十人十色。いつの間にか好きになってしまっただけの話です。
(相も変わらない笑顔のまま「当人」と言う間際に自分の胸元に手を添えてくつくつと喉を鳴らして笑う。自分は彼女の事をクロネコちゃんと親しげに呼んでおきながら、相手のりっちゃん呼びには苦言を呈す。別に嫌な訳ではない。そうやって呼ばれる止まるで高校時代のまだ自分が青春を楽しんでいた頃を思い出させる。女の子だったら誰彼構わずちゃん付けにし、自分も同じように呼ばれ。下らない事、他愛のない会話でも、みんなで声を上げて笑ったあの頃。条島の頭に回顧に浸ろうとする念が脳裏に掠めたが、拳を握り固め我に返る。力を込めれば込める程柔な肌に食い込んでいく自分の爪で痛覚を働かせる。本当は過去を振り返りたくないのが半分、最低な監視役として自分が生徒にそのように呼ばれる資格はないと思うこと半分を理由に、遠まわしな説得を試みるのだった。折り目正しく頭を下げると愛想に埋め尽くされた笑いで名乗りをあげ、嫌がる理由を自分ではなく特定しようのない他人に押しつけた。卑怯なのかも知れない。その判断さえ条島の頭では曖昧だ。何せ彼女が企業に勤めていた当時の常套手段だから。責任転嫁。それぐらいこの会社では当たり前だと上司に教わった。尤も、条島は命からがらその会社から逃げ、これはもう思い出したくもない記憶なのだが。彼女が指を振るう。その指先が音もなく宙を切って踊る。辺りに何の変化もない…それを不審に思い、後から彼女の能力の性質を思い出すと急に彼女の遊ぶような仕草が愛らしく、目尻を緩め慈しむように見つめた。彼女の顔をどんなに見ていても、己の指先を目で追う相手とは目が合うことはない。条島が「クロネコちゃん」と呼んだその姿は、確かに猫じゃらしに反応する子猫のような、俊敏かつ見ていて心を和ませるものだった。そしてぽつりと零した提案はお世辞のように軽く発せられた一言だったが、この学園を出た後、と口にした途端これは皮肉に含まれるのではないかと考えた。一瞬自分の失言を悔やむも、すぐにそれは別の思いに掻き消される。微笑は崩れず更なる皮肉な言葉を連ねて赤褐色の目を窓辺に向けた。この学園から出られる…この子も、それを夢に見ている一人なのだろうか。ふとした疑問は唾液と共に飲み下した。参ります、とでも言いように肩の横まで手を持ってくるとがっくりと項垂れるように首を竦め、降参のポーズを表す。おどけてみせるその声はひどく冷淡なものだった。珍しく皮肉を返され笑顔の裏では虚を突かれたような気分にもなるが、それを表に出さず却って悪びれずに答えた。わざとらしく肩竦めては、やれやれと困りがちに首を振る。それは相手の言い分に呆れているのではなく、今さら嗜好を変えられそうにない自分に対して。心のない感謝の言葉。まるで自分の発言をテープで録音して聞かされるみたいに、自分と同じような淡々とした応答。少女の目も又、無機質なそれが条島の顔を捉える。少女との距離を更に縮め、宝物を、腫れ物を扱うようにそっと手を伸ばせば彼女の頬のハートに指先を這わせ、たった一言)
――君には、期待しています。
54
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2010/12/23(木) 04:18:36
追記
(pl:いえいえwむしろ此方がクロネコちゃんに萌えています^p^
最後に確定ロルを使ってしまい…もし不快に思われましたら部分的に書き直しますので!)
連投、失礼しましたoyz
55
:
月宮 黒音子(ハート/Ⅲ)
◆uA6SPxKOKo
:2010/12/23(木) 15:48:04
>>29
Lucasclown
(p:絡み感謝です^^やる気ないし無愛想だし…何だこいつと言うような猫やろうですが宜しくお願いしますノシ)
手荒、ねぇ……別に誰も暴れなかったらくーちゃんはここまで滅茶苦茶にはしないよ?この人たちが勝手に暴れて勝手に壊しただけさ…くーちゃんに責任転嫁しないでくれるかな?―――クローバーのるっちゃんでしょ?くーちゃんはるっちゃんとこの先も戦わずして今回のこの喜劇が終焉することを祈るよ……くーちゃんより先に誰かほかの人が都合よくるっちゃんを潰してくれたら嬉しいねぇ…くーちゃんは戦うって奴が嫌いだからさぁ
(手荒だと呆れられてもどうしようもない、少し不満げに唇の端を歪めて瞳の色を鋭くして少年を眺める。すらすらと唇から流れ出る言葉はまるで考えて発したというよりも何処かに台本でもあってそれをただ読み上げているようで。彼女自身に破壊願望はない、そこだけを特に強調するような言い回し、この地に伏している敗北者が全て悪いのだというように。歴史は勝者の歴史、その言葉の意味は今まさにこの場面に当てはまるのだろう。実際彼女からしてみれば暴れたのは自分ではなく逃げようとした敗北者だし、彼女自身は指を振っていただけで一歩も動いていないし、と色々と弁解したいことは山ほどあったのだが面倒臭かったのかそこに関しては口を閉ざす。責任転嫁、それをしているのはまさに彼女自身。けれどそんなことに気づいているのか無視を決め込んでいるのか、カクンと人形のように不自然な角度で首を傾けながら止めろと指図して。少年を見ても全く動じることはなく、マークを見ても特に反応はなく、逃げようともしないし臨戦態勢にも入らない。彼女が悠々としている証拠に、左手の指先からは全く血は流れていない。いずれ戦う運命、少年のそんな言葉に興味は示していないように彼の名を勝手な自己流の呼び方で呼んで。とにかくⅩⅠ以降のメンバーはその存在の特異性からして知名度が高いらしく、彼女も他組であるにもかかわらず彼の存在は知っていた。実際に実物とであるのは初めてだったけれど。"楽しみ"だなんて言われても彼女は嬉しくもなんともないらしく、逆に少しだけ不満そうで迷惑そうで。やる気ない口調で少年を見上げて唇を開く。道化は彼の方なのに、彼女の言葉の方が道化じみたふざけた色合いを帯びていて。すぅっと少年の方へと手を伸ばす。左手の指先を真っ直ぐ彼の方へと突き出して、けれどその仕草は気だるげで緊張感の欠片も真剣味も微塵も感じられなくて。特に攻撃するために差したのではなく、彼のことを指さしたかっただけらしい。唇の端を片方だけ僅かに吊りあげて顔を笑みに歪ませ"潰して"と言い、猫のように金色のつり上がった目を細める。強い相手となんて戦いたくない、けれど弱い奴とはもっと戦いたくない。負けたくないけど、勝つことが前提ないたぶるような戦いは好きじゃない。遊びなら弄ぶのは楽しいけれど、相手の人生まで責任まで夢まで背負うのは面倒なんだ。"戦いは嫌い"自嘲気味にそう言って笑ってみせる。何時まで経っても腰を上げることはなく、少年に対して警戒心を抱くこともなく、少年の胸の内など知る由もなく知りたくもなく、猫のような少女は体育座りのまま少年と会話を続ける)
56
:
響 架音(スペード/Ⅲ)
◆mInEVxeE6U
:2010/12/24(金) 23:28:23
>>40
(/はじめまして^^募集キャラやっていただけるのですか!ありがとうございます、感激です´ω`顔を覚えてないので素っ気ない態度をとってしまいますが申し訳ありませんorz)
(/絡み文置かせて頂きます^^よろしかったら絡んでください!)
―――…私、そんなに不気味なのかしら。いいえ、そんなことないですわよね、私は至って普通。あなたは縫いぐるみなんかじゃない。私の、大切な、存在。
(空が夕焼けに染まる頃、旧校舎Fieldの廃れた図書館に一人足を運んでいた。錆びれたドアノブを捻り年季の入った扉は嫌な音を立てて開く。広々とした此場所に多数並べられた本棚の中にはあまり本は入っておらず不要とされ残された本がちらほらと見える程度。靴の底が床を優しく叩いてこつ、と足音だけがこの空間に響く。ある本棚に重い足取りで近づき埃を被った一冊の分厚い本を手に取ると軽く掌で埃を掃い開いてみる。日焼けをして茶色くなった何百にも及ぶ頁には全て英語でつらつらと文字が記されており、決して英語が読めない訳でも解らない訳でもなく寧ろ得意な方だがこうも細かく虫の様な小さな字では読む気も失せるというものであった。…―さて、暇だ。暇潰しになることは何かないだろうか。しかし他人と接する事に不慣れな彼女はどうか此処に人が来ることが無いように願っているので、暇潰しをするにも何も無いこの場所では誰かと話をしたりして暇潰しをする他なかった。やや夕陽も沈みかけ薄暗くなってきた中明かりも点けずただその場でぼう、と一点を見つめると何かを思い付いたように背の低い本棚の上に飛び乗り姿勢を落ち着かせる。そして腕に抱いていた白い垂れ耳うさぎの縫いぐるみを両手で持ち正面を向けて。―何時か、誰かが言った。お前は不気味だ、と。不意にそれ思い出し傷を深めるのでも怒りを覚えるのでもなく、疑問を抱きうさぎに向かって首を傾げ問う。なんで縫いぐるみに話かけているの?―…縫いぐるみ?私はそんなものと話してなんかいませんの。この子は縫いぐるみなんかじゃない。私の話を聞いてくれる、私を肯定してくれる大事な子。気安く縫いぐるみと呼ばないで。周囲から無機扱いされることには若干怒りを覚える。一度、存在を確かめるように優しく縫いぐるみを抱きしめて自分に対してのように言い聞かせ目を伏せる。そのまま、時間を無視していたがもうとっくに月は登り始めていた。)
57
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2011/01/01(土) 15:27:19
>>56
(/こちらこそありがとうございます><架音ちゃんにぬいぐるみをあげたのは条島がまだ学生の頃、当時は今の条島と正反対な性格だったので学園で架音ちゃんを見るたびに色々と思うことがある……という設定を作ry/絡ませて頂きますね!新年早々、こんな変人が絡んじゃいますが殴りかかるなり無視するなりお好きにどうぞ(´ワ`*)←)
――…♪
(条島の手には鍵束。それは持ち主の動作一つ一つに伴いじゃらじゃらと音を立てる。好きな小唄を口ずさみながら、女は今日も仕事をしていた。ゲームが問題なく進んでいるか監視するに当たって守衛よろしく教室を練り歩き異常がないか確かめるのも職務の一つなのだ。自分の背後や脇で生徒が戦闘を繰り広げている中、うまく攻撃をかわしつつ教室に行っては鍵を開け閉めまた別の教室へ。それの繰り返し。単純な作業だからか次第に眠気が訪れ、自然と歩みがゆったりとした歩調になりたまにこの仕事をだるく思うこともあるが……目の前で鮮血が飛び散る光景にリアルに遭遇できる、それが、条島がこの仕事を続ける最たる理由であった。しかしそんな条島にはちょっとだけ、行きたくない場所がある。それはFieldにある本と埃の詰まったような空間――廃れた図書館。その扉を前にすれば口ずさんでいた唄は止み嫌そうに眉を顰めて、逡巡。これも仕事だから仕方ないかと諦めるように溜息と肩を落とす。錆びれたドアノブに手をつけることさえ躊躇を見せ、しばらくしてからノブを手のひらで包み傾けては中へ入り、口に手を当て大きく咳き込んだ。喉が弱い自分にとって廃れた校舎の、しかも古紙の匂いが嫌というほどするこの図書館は苦手以外の何物でもない。とっとと次の場所に行ってしまいたいのだが、あちこちに監視カメラがある為いつ誰かが職員室を通じて自分を監視しているか分からない。監視役が監視されているとはあまりいい気分はしないが、どうしようもなかった。きしきしと今にも軋みの声をあげそうな床の上を闊歩する。どうせ誰もいないだろうと考え大きい態度を取れていたのは数分で、そんな矢先とある生徒の姿が目に飛び込むと、条島は自分でも気づかない内に足を止めていた。驚きに見開いたあとの目に懐古の情が灯り、口元は苦虫を噛みつつ何とか笑おうと努めるせいで、出来たのは気まずい表情。心臓が動悸を激しくしていく中で頭の芯は至って冷静。ちぐはぐな熱と冷たさ。無意識に握り固めた掌から汗が。それを悟られぬよう、いつもの自分を装うとして相手の前に歩み出てみるもどこかぎこちなく。少女が持つぬいぐるみに嫌でも目を持っていかれる。そして心の中で「まだ持っていてくれたんだ」と嬉しそうに漏らす自分の声がした。しかしそれを本人に向かって言える度胸はない。彼女は気づいてくれない。分かってるさ。でも…それが悲しいような、安心するような不思議な思いに捕らわれる。再会を喜びたい気持ちと、自分が変わってしまった事を知られたくない気持ちが胸の中でせめぎあう。ゆっくりと彼女の顔に目を移し、ざわつく胸を両手で押さえ、目を細めるようにして微かに笑った。投げかけた質問には多くの想いを込めて)
……こんばんは、お嬢さん。どうしてここに?
58
:
響 架音(スペード/Ⅲ)
◆mInEVxeE6U
:2011/01/03(月) 10:08:17
>>57
条島 リサ
(/素敵な設定をありがとうございます´`*ぐふh((/架音も条島様を見ると何故か胸が疼く…みたいな感じですかどうでry/絡みありがとうございます!こちらも生意気娘ですが許してください;ω;)
――条島様…答えなければいけないのかしら?生憎、今は喋る気力もありませんの、だから答えませんわ。それに、貴女の質問なら、尚更答えたくない。
(伏せていた瞼は鉛のように重く開ける事すら苦労をする程になっており出来るならばこのままずっと此の愛しい縫いぐるみ―…否、お友達と共に深い深い眠りについていたかった。更に欲を言えばもう醒め無くてもいいのだけれど。しかし、ある一つの足音によってその願望は叶う訳には行かなくなってしまった。嗚呼、また貴女なの…?スニーカーの音が嫌でも耳につき眉間を寄せ、縫いぐるみを抱く腕に力が込められる。目を開かずとも分かる聞き慣れた足音の主…監視役である条島リサ、だ。その名の響きは何時か、何処かで聞いた事がある気がするのだが思い出そうと記憶を辿っても脳が五月蝿い程に阻止をしてその歯痒さが少女の胸を痛い程に締め付ける。…だから、貴女にだけは逢いたくないというのに。ゆっくり、少し長めの睫毛を震わせながら瞼を開くと先ず視界に入った物は埃が覆いやや灰色になっている窓の外に見える、白い月。埃の所為で見にくくなっているもののその周りの漆黒の空とのコントラストがとても美しく、思わず惹かれてしまう。じっと、窓ガラスが粉砕してしまうのではないかという位に凝視をする。少しでも目線を移せば己のアイスブルーはあの赤褐色の瞳に溶かされてしまうに違いない気がするから。絶対に、見ては、いけないのだ。窓を眺めてからどれ程時間は経っただろうか。いや、正確には何秒単位、ではあったが静寂に包まれたこの空間では時間の進みが上手く掴めず感覚が衰えてしまったのであろう、兎に角、この沈黙が長く感じた。そして張り詰めた緊張感を破るように、彼女は挨拶を済ませると質問を投げ掛けた。唐突であった為驚きに少々目線を彼女に移してすぐに逸らす。…その質問には必ず答えなければいけないのだろうか。溜息混じりにそれさえも嫌々そうに聞き返し。正直他人の為に口を開く事だけでも億劫で面倒だというのに疑問に答えるとなれば相当喋らなくてはいけないではないか、と予想しただけで究極の面倒臭がりである少女は恐ろしいと感じ適当に理由をつけてその質問に答えることを拒否した。監視役、Jokerである彼女は直接害はないものの人と人とが戦闘をし赤黒く鉄臭い血が交差する場を楽しんでいる光景を直に目にした事があり、周りから話も聞いているというのもありその薄情さを知り尽くしている為あまり、いや、かなり好まない。別に薄情な人間が嫌いな訳じゃない。ただ何故か、心が彼女を入れる事を拒むのだ。だから、私は私に従う。彼女を拒む。数秒間黙り込んだ後、今頃彼女を警戒するように首に掛けられたペンダントを握り締めながら早く彼女が振り返って真っ直ぐ歩き出してくれるよう願いを込めて、言った。)
―――…埃だらけのこの部屋に長居したくは無いでしょう。それなら、早く帰る事をお勧めしますわ。
59
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2011/01/03(月) 16:22:01
>>58
(/ああ、wktkが止まらない´ω`*条島に「架音ちゃん萌え」の属性が付加しましたw)
――退室する前に…どうして貴方が私を嫌うのか、その理由に興味がありますね。
(拒絶の言葉。陰湿に言われるよりか何倍も清清しいが、こう直球で言われるのも、少なからず胸に来る。腹が立つのとは違うが握り固めた拳には力が篭もり、無意識の内に唇を噛んでいる自分がいた。年下に屈辱的な言葉を掛けられたのは始めてじゃない。なのに、この少女に言われると自分でも理由の分からない喪失感が込み上げる。シャツの襟を乱暴に掴みくしゃりと布地を歪めることで胸のムカムカを押し殺そうとするも、女の眉間には険しく皺が刻まれていた。少女が窓から目を放さない理由を知りたくて同じように目を走らせる。月、真っ先に目についたのは綺麗な月だった。それを取り囲むのは漆黒の空。例えば。その月を彼女として、空を私とするとして。条島の頭にふと過ぎった考え、それは下らないと自分でも分かっていながら、その例えは遠からず近からずに感じた。彼女の幼少期を、私は知っている。周りから謂れのない非難を浴びていつもその目が悲しそうに見えた。そんな少女の事を私はよく気に掛けていた。あの頃と変わらない銀色の髪、無感情なアイスブルーの瞳……こんなに近くにあるのに。昔みたいに頭を撫でたい。柔らかいその髪の感触を楽しみたい。変な欲ばかり込み上げてきて、でもそれは適わないと嫌というほど分かっている。足の裏が床に縫い付けられてしまったように動かない。喉はからから。口の中は乾燥して音もなく空気が行き来する。こんなの私らしくないと条島は未練の糸を断ち切ろうと瞳を閉じたがそれは失敗に終わった、ゆっくりと視界が狭まっていく中で、また新たな爆弾を投下されたからだ。その言葉はこの教室から去れと、暗に仄めかす。胸のざわつきと共にこの場所での時間がゆっくりとまた流れ始める。鼻につく埃と古紙の臭い、意識すると又も激しい咳が何発も続いて呼吸が乱れる。弾かれるように揺れる肩、荒い息が口元に寄せた手に掛かり、射抜くようだった赤褐色の目が苦しそうに歪み。咳を押し込めようと息を呑み、狭まった視野を彼女に向けても尚相手は窓に目を遣った儘その表情を窺い知ることは最後まで出来なかった。もしかしたら彼女は自分の身を案じてくれた?そんな都合のいい妄想が頭に浮かんで一笑に付す。まだ自分は彼女に甘く淡い期待を抱いているのだ。咳が止み、落ち着いてきた肩を抱くようにして撫でながら、ぽつりと零すように言った。その表情は皮肉を言うように、そして強がるように、力なく笑って)
60
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2011/01/03(月) 16:37:22
>>58
(/ああ、wktkが止まらない´ω`*条島に「架音ちゃん萌え」の属性が付加しましたw)
――退室する前に…どうして貴方が私を嫌うのか、その理由に興味がありますね。
(拒絶の言葉。陰湿に言われるよりか何倍も清清しいが、こう直球で言われるのも、少なからず胸に来る。腹が立つのとは違うが握り固めた拳には力が篭もり、無意識の内に唇を噛んでいる自分がいた。年下に屈辱的な言葉を掛けられたのは始めてじゃない。なのに、この少女に言われると自分でも理由の分からない喪失感が込み上げる。シャツの襟を乱暴に掴みくしゃりと布地を歪めることで胸のムカムカを押し殺そうとするも、女の眉間には険しく皺が刻まれていた。少女が窓から目を放さない理由を知りたくて同じように目を走らせる。月、真っ先に目についたのは綺麗な月だった。それを取り囲むのは漆黒の空。例えば。その月を彼女として、空を私とするとして。条島の頭にふと過ぎった考え、それは下らないと自分でも分かっていながら、その例えは遠からず近からずに感じた。彼女の幼少期を、私は知っている。周りから謂れのない非難を浴びていつもその目が悲しそうに見えた。そんな少女の事を私はよく気に掛けていた。あの頃と変わらない銀色の髪、無感情なアイスブルーの瞳……こんなに近くにあるのに。私という空は真っ黒に汚れてしまっても、彼女はいつまでも変わらない輝きを放ち続ける。そんな彼女の輝きをずっと守り続けるつもりでいた、遠い昔の話。周りから何て言われようと自分がいれば彼女を守れるなんて勘違いしていた。空と月は相容れない。いつまでも分離して、近くにいるのに重なることはなく、夜空は星のように煌いて月に自分の存在を主張することも叶わないのだ。自分にはそんな綺麗な月を見ていることしか出来ない、なんて。触れたい。でも出来ない。頭を撫でたい。柔らかいその髪の感触を楽しみたい。変な欲ばかり込み上げてきて、でもそれは適わないと嫌というほど分かっている。足の裏が床に縫い付けられてしまったように動かない。喉はからから。口の中は乾燥して音もなく空気が行き来する。こんなの私らしくないと条島は未練の糸を断ち切ろうと瞳を閉じたがそれは失敗に終わった、ゆっくりと視界が狭まっていく中で、また新たな爆弾を投下されたからだ。その言葉はこの教室から去れと、暗に仄めかす。胸のざわつきと共にこの場所での時間がゆっくりとまた流れ始める。鼻につく埃と古紙の臭い、意識すると又も激しい咳が何発も続いて呼吸が乱れる。弾かれるように揺れる肩、荒い息が口元に寄せた手に掛かり、射抜くようだった赤褐色の目が苦しそうに歪み。咳を押し込めようと息を呑み、狭まった視野を彼女に向けても尚相手は窓に目を遣った儘その表情を窺い知ることは最後まで出来なかった。もしかしたら彼女は自分の身を案じてくれた?そんな都合のいい妄想が頭に浮かんで一笑に付す。まだ自分は彼女に甘く淡い期待を抱いているのだ。咳が止み、落ち着いてきた肩を抱くようにして撫でながら、ぽつりと零すように言った。その表情は皮肉を言うように、そして強がるように、力なく笑って)
(/連投ごめんなさい…月と空の例えが意味を成してなかったので、ちょっと文を加えましたorz
なんていうか…もう…自分でも見て思うくらい電波的になってしまいましたが←))
61
:
響 架音(スペード/Ⅲ)
◆mInEVxeE6U
:2011/01/04(火) 17:28:56
>>60
条島 リサ
(/まじですか゚∀゚こんな電波娘に萌えてくれるなんて嬉しい限りです´`*)
―――…貴女が近くに居ると何故か、胸がざわついて、苦しくなる。
(彼女の声が鼓膜を震わす度に心の奥が頭の芯が全身の末端迄もが、痺れる様な感覚に陥って正常に働かない。無意識的な焦りと驚きともどかしさに手汗が滲みそれを抑えるべく爪が掌に食い込みぷつりと血が浮かぶ程握り締める。平常心を保とうと一度酸素を肺一杯に運び、吐く。埃が喉を擽って咳込みそうになるのをどうにか抑えて此方の焦心を悟られぬよう未だにペンダントを握り締めながら間隔の狭まる拍動を落ち着かせるために髪が目に入ってが邪魔、を装い雑念を払うように首を左右に振った。それでも頭から彼女の声と以前目にしたニヒルな笑みと対照的な乾いた笑いが消えない。関係無い筈なのに、関係無い筈なのに。何度言い聞かせても頭の芯が疼いてその考えを否定する。少女の胸を痛め付ける原因の彼女を拒絶するものと、彼女を拒絶する少女を否定するものとが黒く渦巻いて深い深い闇に落ちていく。私は一体、どうすればいいの。体が勝手に動いてしまう。何時の間にか本棚から下りていて足が少女を彼女へと誘導する。止めて、止まって!…心の叫びに身体が従わない。目線だけは今も尚少女のいうことを聞いてくれてレンズの奥の鋭い瞳と結び付かない事が唯一の救いである。そしてぴたり、と足が彼女の手前で止まる。彼女の興味などには興味が無いが答えて伝えたい自分が何処かに居るのだ。決して、決して心を許した訳ではないが怯えながらも彼女と視線を繋げる。その瞳は以前見た炎々としたものではなくどこと無く哀愁の色を帯びていた。―…何故そんな表情を?何時もの貴女は何処へ?次第に警戒心も解けて行き、胸に手を当てながらその興味がある理由とやらに答えた。そして再び埃で覆われた窓の外を眺める。白い光を放つ煌々と輝いていた月は、怪奇な雲が被り輝きを失っていた。嗚呼、此の感情は何?先程まで何も考えず無の状態でお友達と過ごしていた時の方が余程すっきりとしていた心に、何かが覆いかぶさって少女を苛立たせる。モヤモヤとしたそれを押し殺すよう胸に当てていた手で襟元を握り締め彼女を凍り付かせる勢いでアイスブルーを鋭利なものにさせ、きつく睨みつけた。これ以上私を困らせないで欲しい、壊さないで欲しい。そんな願いを込めながら。いつの間にか其方ばかりに集中して、愛しいお友達―…縫いぐるみを埃の積もる床へと落としてしまった。腕から滑り落ちる感覚さえもしなかった為その分、自分が落としたという現実と衝撃から短い悲鳴を上げ慌てて屈み、彼女を余所に無機に倒れ込んでいるそれを抱き上げて胸に閉じ込めるように強い力で抱きしめながら、大きな過ちを許してもうためにまるで人間を相手にしているかのように必死に、謝って。)
ごめんなさいごめんなさい…!まさか貴方を落としてしまうなんて…。痛かったですわよね、…許してくれるかしら?本当に、ごめんなさい…!
62
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2011/01/07(金) 02:03:37
>61
――酷く嫌われたものですね、私も…
(初めて彼女に見つめられ刹那に息が止まった後、正体の分からない衝撃に頭を殴られたような感覚と、ばくばくと音を立て痛いくらいの激しい動悸に襲われる。その瞳には憎しみさえ窺える。紛れもなく自分に向けられた嫌悪。どうしてアナタは私を嫌うのですか?答えを聞いても女は分からなかった。信じられなかった。彼女の体が自分を拒絶しているの?信じられない。信じたくもない。だって自分は、自分と彼女は、昔――。廻る思いとは裏腹に条島の顔には道化のような笑顔が貼りついている。睨んでくるアイスブルーから逃れるように赤褐色の目を伏せて。そういえば今日の夕飯は家でシチューを用意してるんだったな。思い出した途端に口の中に味見をした時の、シチューのまろやかな味わいが蘇ってどこか嬉しそうに唇を舐める。爬虫類を思わせる真っ赤な舌で唇のラインになぞらえて不気味な笑顔の仮面を付けたまま、舌が引っ込むとくくくっと喉を鳴らして笑い声をあげた。衝撃に、悲しみに堪えていて気温の高低を肌に感じてもいなかったが、わずかに唾液で濡れた唇が空気に触れて今度はひんやりと冷たい外気に舐められる。下らないこと。ああそうだ、今日は帰って部屋の掃除でもしようか。下らないこと。適当に何か考えていなきゃ、泣きそうになる。数分前と何も変わらず立ち尽くしたまま。相変わらず足は自由ではない。自由であるはずなのに、条島の意のままに操れるはずなのに、心に刺さった鉛が重くて足も動かせない。心臓を中心から抉られたような痛み。どくどくと脈打つ血液はその抉られた傷口から漏れているのではないかと錯覚する位に、痛い。胸が張り裂けそうで辛い。出したい声、言いたい言葉が胸の中でどんどん膨れ上がる。まるで仕上がった風船のようにパンパンと大きく、その表面は薄く脆くて。鋭利な何かにぶつかっただけでも、些細なきっかけで破裂してしまうかも知れない。Trump・Gameに巻き込まれてからここ数年、初めてだった。今まで敗者や死体を見ても、殺人犯に成り果てた生徒の顔、戦いに疲れ死んだような生徒の目を見ても悲しくなるどころか興奮するばかりだった。今まで遠くから彼女を見かけることは何度もあった。初めて見かけた時は碇に近い驚きを抱いた。それは彼女に対してではなく、彼女を見ていると思い出してしまう過去の自分と、今の自分の差に比べてだ。しかし遣り場のない怒りは彼女への苦手意識に繋がり、いざ目の前に相手が見えると慌てて条島は行き先を変えた。何度も、今までそうしてきたのに。意を決して気安く声を掛けるんじゃなかった。自分は、彼女を遠くから見ているだけで十分だったのに。拳をきつく色が白くなるまで握り締め、奥歯を食いしばり奥から込み上げてくる負の感情を全て噛み殺す。握り固めた拳はわなわなと震え。それでも口元には淡い笑顔。いや、ちょっとでも形を変えたら感情が、涙が零れてしまうからこの表情しか出来ないのだ。そんな矢先、彼女の短い悲鳴に意識を引き寄せられて目を向け。ぬいぐるみが彼女の手元から零れ落ち、床に吸い込まれて大したバウンドもなく地に伏せる。まるで大事が起こったかのように慌てふためく彼女。大事な人を傷つけてしまったように――事実、彼女にとっては大事なものに必死に謝る姿を見て、胸に黒いものが過ぎった。そんなの、燃やせば無くなる布と綿の集まりじゃないか。それが幼馴染の再会よりも大事なことだって?笑わせる。一気に身も心も冷却した条島から、くすりと小さな笑い声があがる。埃にまみれたぬいぐるみを嘲笑いながら、愉しむように言った)
――そんな幼稚な人形、アナタには似合いませんよ。埃まみれになっちゃったのを良い機会に、捨ててしまったらどうですか。
63
:
名無し
:2011/01/18(火) 19:07:40
支援あげ
64
:
条島 リサ(Joker)
◆Ld3TbSFpc6
:2011/01/21(金) 23:31:03
>>63
(/有難う御座います^^これからも温かな支援、どうかよろしくお願いします!)
65
:
響 架音(スペード/Ⅲ)
◆mInEVxeE6U
:2011/01/26(水) 22:16:12
(P遅れてしまい大変申し訳ございません;;)
>>62
条島リサ
――……貴女、本気で言っているんですの?
(埃に塗れた縫いぐるみは何度謝っても声すら出さない。嗚呼、相当怒っているのだ、と何も考えてもいないそれの感情を察したように黙り込む。嫌われてしまったから、返事さえもしてくれないのだろうか。…否、所詮は綿しか詰まっていない無機な縫いぐるみだからなのだ。心の片隅で、何時も感じていた事。――ねえねえ、何で縫いぐるみに話し掛けているの?幼き日に耳から離れぬ甘ったるい声をした少女が、指を指しながら責め立てるように問い掛けた。自分にはその問いの意味が全くと言って言い程分からない。これは縫いぐるみじゃなくて、私のお友達なのに。疑問を抱くばかりで、何の躊躇も無く答えると少女は頬を釣り針で引っ張られた様に引き攣らせ何処か馬鹿にするように、言った。気持ち悪い、と。面と向かって直接言われた言葉に、今まで丁寧に丁寧に仕上げた一枚の絵を無惨に引き裂かれたかのような感情に襲われた。何が何処が気持ち悪いだ。お姉様が私のお友達だとくれたのに馬鹿にするな。沸々と込み上げる殺意に似たものを必死に堪えるように下唇を噛み締めていたあの日の記憶は今も尚脳裏に鮮明に焼き付けられている。縫いぐるみ、ぬいぐるみ、ヌイグルミ。頭の中でその単語だけが巡り巡る。何時の間にか、時間を経る度にこれは縫いぐるみだと気づいていた。それでも幼少の頃泣く泣く別れたあの女の人の存在が忘れられなくて、今でも身代わりに持っているのだ。抱き締めている途中、背後から馬鹿にされた様な嘲笑いが聞こえ聞き間違いではないかという意を込め振り返り彼女を見ればそこには何時しか見たことのある先刻の乾いた笑いとは打って変わったJokerである条島リサの、あの笑い方。――嗚呼、こいつもか。こいつもあの時のように私を馬鹿にするのか。増してや捨てろとまで彼女に言われる筋合いなど無いではないか。例え縫いぐるみだとしても友達という事には変わりはない。もう一度、あの姉のように慕っていた女性に会う為には持っていなければ気付かれないのだから、何も分からない彼女に言われたくないと込み上げる怒りに狂いそうになり鋭い眼光で睨む。どんなにきつく睨みつけても彼女の表情は微動だにしないと分かっていながら。事実、幼稚と言われたことに対しては返す言葉が見つからず必死で頭をフル回転させる。許せない、許さない。この子を何も分かっていない奴に、お姉様のことを何も知らない奴に言われたくない。どうにか平常心を保とうともテンポの乱れた鼓動が意思を無視して彼女に対する怒りを表情に張り付けて敵対心を剥き出しにする。縫いぐるみの埃を丁寧に掃ってからゆっくりと立ち上がり、微かに胸のひんやりとした鉄製のペンダントに触れて落ち着きを取り戻しつつも憎しみを込めながら)
幼稚なんかじゃないですわ、貴女にこの子の何が分かるって言うの。何も知らないのに悪く言わないで下さるかしら。
>>63
名無し様
(Pありがとうございます^^これからも頑張って参りますので応援宜しくお願いします)
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