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【主従】Un mensonge.【BL】

1 ◆2aeEt4kWM6:2010/10/08(金) 18:30:14
現代では珍しい執事という存在。
古代のフランス貴族――、彼等には必ず執事が付き添っていた。

いつしか、主従関係が醜い束縛となる。
依存してしまった彼(執事、主人)。手放せない偽りの愛。
本当の愛を築く事が出来るのか?…心を盗りつかれますか?


■規約■
×中、長ロル推薦。場合に因って短ロルも可能。豆ロル、ロル無不可。
×若干シリアスな部屋になると思いますが、余りに入り難い雰囲気は御止め下さい。
×名無しさんのアドバイスなどには素直に。荒らしや中傷は無視。
×PFに関しては大雑把でも細かくても可能です。
×奪い合い、浮気、どろどろも可能ですが自重を。行き過ぎた行為注意。
×トリップ必須。
×モラル、マナーの有る方推薦。規約を守れる方、大歓迎。

では>>2に募集キャラ、PFの書き方ですので書き込み禁止。

34Arnaud・Blanchard(遊びに来る者1) ◆DfmBiDkujE:2010/10/11(月) 19:57:08
■屋敷に遊びに来る者PF
名前:Arnaud・Blanchard(アルノー・ブランシャール)#arn
年齢:35歳
容姿:黒髪の巻き毛で髪質が柔らかい。前髪は目にかかる程度でサイドも耳のあたりまでと短いが、後ろは長く伸びた髪をひとつで結んでいる。瞳は薄い水色で、光加減では銀色にも見える。色素が薄いためか、それとも本の読みすぎのためかは解らないが、目が悪く眼鏡をかけている。身長はそこまで高くなく、170センチあるかないか程度。そのためあまり年相応にみられたことがない。服装は白いシャツに落ち着いた暗めの緑色のベスト、黒に近い灰色のズボンをはいている。首元には臙脂色のループタイをつけており、琥珀のカメオでそれを留めている。時折季節に合わせて、ジャケットを羽織ったりコートを着ていたりする。
性格:穏やかで、のんびりとした若年寄のような性格。貴族ではあるのだがどんな人にも人当たりがよく、ほぼ常に敬語を使用。幼いころから本が好きで博識であり学者肌なので、何か物を深く考えることが多く、よくぼんやりと物思いに耽る時がある。年相応にしっかりしてはいるのだが、無自覚方向音痴。
微考:かなり地位の高い貴族だが、次男のため今は大学の客員教授をしている。そのため、お茶のみついでにその知識を借りたいとよく他の貴族の方々に呼び出されたりするので、ほぼどの家にも行ったことがある。主従たちとは面識があったりなかったり(本人たちではなく、父親などに用事があることもあるため)。

(P:こんなのでよろしいでしょうか!?ただぼんやりしている先生ですが、よろしくおねがいします。不備がありましたら、どんどん言ってください!)

35Arnaud・Blanchard(アルノー・ブランシャール) ◆gHXWs1aRoc:2010/10/11(月) 19:59:01
(P:すみません!うっかりトリップ晒してしまいましたので、トリップ変えますね!)

36Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/11(月) 20:07:22
>>34>>35
(PL:PF有難う御座います!先生とか萌えry…PFに問題は有りませんので絡み文投下して下さって構いませんよ。宜しく御願いします^^)

37Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/11(月) 20:10:08
■現在のキャラリスト。又は予約リスト。空欄は空きキャラです。
執事1:琴音=Dignity◆AK6wt1E5WE >>29>>30
執事2:◆UpjJ7c4F7 >>23
執事3:Gilbert・Kwouk◆jAvfllEVlQ >>21
主人1:Ange=Mickael◆2aeEt4kWM6 >>26
主人2:
主人3:◆EkjoFWAx12 >>14
屋敷に遊びに来る者1:Arnaud・Blanchard◆gHXWs1aRoc >>34
屋敷に遊びに来る者2:
屋敷に遊びに来る者3:

(PL:未だ空きも有りますので、どしどし素敵伽羅募集します!PF投下された方は絡み文投下して下さって構いません^^)

38Arnaud・Blanchard(遊びに来る者1) ◆gHXWs1aRoc:2010/10/11(月) 21:14:11
(P:ありがとうございます!早速絡み文投下させていただきますね)

ふう…お話をするのは楽しいのですが、腹の探り合いとなるとどうにも疲れますねえ…もう年なんでしょうか。
(長く広い廊下を、アルノーは一人で歩いていた。つい先ほどまで居た部屋も随分と豪華だったが、この廊下も然り。煌びやかな壺や絵画がかけられている。大理石の床は見事に磨きあげられ、歩くたびに足音を響かせていた。この屋敷は、アルノーの屋敷ではない。彼の知識を借りたいという理由でお茶会に招いた貴族の屋敷だった。最初はよかったのだ。知識を借りたかったのは本当なのだろうし、参考になるような会話をしていたと思う。それなりに白熱した議論をしていたはずだ。しかし、最後はやはりというべきか、家の内情をそれとなく聞いてくるあたり気が抜けない。それなりに高い身分の家に生まれたからには、それ相応の受け答えについて経験もあるのでできないことはないのだが、何分疲れるのだ。性分に合っていないとアルノーは常々思っている。緊張して固まっていた肩をほぐす様に、首を回し、行儀が悪いと知りながら小さく長い溜息を吐いた。)

39Gilbert・Kwouk(執事3) ◆jAvfllEVlQ:2010/10/11(月) 21:49:19
>>主様
(p:許可ありがとうございます^^そんなカッコいいなんて…(照←)わわ、今すぐティッシュをお持ちいたします!w/こちらこそよろしくお願致します^^)

>>All様
(p:絡み文を投下しておきますので絡んでいただければ光栄です^^それと、ロルの中で自分の事は"ギル"と呼んでいますので。皆さま方も"Gilbert・Kwouk"が呼びにくければ"Gil"または"ギル"とお呼びください^^)

だいぶ涼しくなりましたね。そろそろ出かけましょう。
(日もだいぶ暮れ少し暗さが増してきた時刻。ギルは自分が住む屋敷の中で外出の準備をしていた。と言っても、どこかのパーティー等に呼ばれた主人のお供をするわけではなく、夕食の用意をする為の材料を買いに行くだけであるため、仕事中の格好の上に薄地で紺色のコートを羽織るだけだが。普段であれば夕食の材料等は朝のうちか昼過ぎてからするのだが、ギルが今朝起きたのは午前11時であった。その時間におきた理由は昨日、主人が招待されたパーティーにお供しており屋敷にに着いたのが午前4時という時間帯だったため、いくら住み込みといっても朝からはきつい。という事で、昼からという事にしてもらっていたのだった。朝・昼の用意は昨日の晩に用意していたため何とかなったが、今日来てみると材料がほぼなかった。そのため、起きた後すぐに洗濯や掃除を済ませ今に至る。只でさえ広い屋敷の掃除をしていたため、早めに行くつもりが遅くなってしまった。そんな後悔をしつつも外出の支度を終えて玄関に向かった。そして玄関のドアの横にある、主人の部屋に繋がっているマイクに向かって告げた)
ご主人様、買い物に行ってまいります。

>>Blanchard様
(p:よろしくお願いいたします^^素敵な絡み文に絡みたいのは山々なんですが、屋敷内という事で戸惑っております^^;ギルが住む屋敷内という事で絡んで良いのであれば絡ませていただきますね^^;)

40Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/11(月) 21:58:10
>>38 Arnaud様
(PL:早速絡ませて頂きましたv(←)宜しくお願いします!/勝手にMickael家設定にしてしまいましたが大丈夫でしたでしょうか^^;?)

全く、琴音ってば何処に行ったんだ。此の僕を置いて…帰ったらお仕置―、…あれ?あんな使用人居たっけえ…?ま、いいや。琴音の居場所知ってるかも知れないしねえ。……こんにちは、御兄さん。何してるの?
(豪華な調度品達が並ぶ静かな廊下をコツコツ、とブーツの高い音を鳴らして進む青年。僅かに寝癖の付いたオレンジの髪をふわりと揺らしつつ、鋭い視線を辺りに向けて何処か不機嫌そうに低い声色で言葉を紡いでいる。琴音、と言うのは彼の執事―、きっと姿が見付からないので書斎から探しに出てしまったのだろう。青年は首元に巻かれた紫のリボンを指先で解くと、更に先へと足を進めた。先程まで書斎で仕事を淡々と続けていたのだがふと顔を上げると其処に執事の姿は無く、大きな窓から見えるピアノの有る部屋を確認したが其処にも居らず、こうして無駄に長い廊下を進んでいると言う訳で。本当なら早く見付けて紅茶を入れて貰うつもりなのに…、そう思考して下唇を噛み締めた刹那。突然鼓膜を通る人の溜め息、執事では無い事は直ぐに把握出来たが人物が特定出来ない。本性を知る相手なら演技をする必要は無いが初対面なら好青年を演じなくては。鋭い目を更に細め視線の先に居る、男性らしき人物を見据える。背丈は―、少し小さいのだろうか。いや、無駄に背丈が高い執事と居るからそう感じるだけであれが平均なのかも知れない。にしても彼は何しに此処へ来たのだろうか?そう思考を巡らせながら、演技の為にと解いたリボンを再度丁寧に巻き直すと偽りの笑みを口元に貼り付け準備万端。身形を整え、不意に彼のコートを緩く掴む。鬱陶しい程に清々しい微笑と共に語尾を態と伸ばす様な可愛い子ぶった口調で声を掛けて遣り、愛くるしさを狙う様にこてり、と小首を傾げて見せた。此の屋敷に来て己と話してないと言う事は父に会いに来たのだろうか、其れとも今から己に用だろうか?どちらにせよ、Mickael家に来たのだから己を知らない筈は無いだろう。)

41Arnaud・Blanchard(遊びに来る者1) ◆gHXWs1aRoc:2010/10/11(月) 22:02:30
>>39ギルバート様
(P:すみません、紛らわしかったですね!とりあえず、どの屋敷でも大丈夫なように、という感じで書かせていただいたのですが。絡み辛いようでしたら、私の方から絡ませていただきます!)

42Gilbert・Kwouk(執事3) ◆jAvfllEVlQ:2010/10/11(月) 22:05:29
(p:今更ながら絡み文、絡みにくい事に気づきました←少々訂正させていただきます;)

だいぶ涼しくなりましたね。そろそろ出かけましょう。
(日もだいぶ暮れ少し暗さが増してきた時刻。ギルは自分が住む屋敷の中で外出の準備をしていた。と言っても、どこかのパーティー等に呼ばれた主人のお供をするわけではなく、夕食の用意をする為の材料を買いに行くだけであるため、仕事中の格好の上に薄地で紺色のコートを羽織るだけだが。普段であれば夕食の材料等は朝のうちか昼過ぎてからするのだが、ギルが今朝起きたのは午前11時であった。その時間におきた理由は昨日、主人が招待されたパーティーにお供しており屋敷にに着いたのが午前4時という時間帯だったため、いくら住み込みといっても朝からはきつい。という事で、昼からという事にしてもらっていたのだった。朝・昼の用意は昨日の晩に用意していたため何とかなったが、今日来てみると材料がほぼなかった。そのため、起きた後すぐに洗濯や掃除を済ませ今に至る。只でさえ広い屋敷の掃除をしていたため、早めに行くつもりが遅くなってしまった。そんな後悔をしつつも外出の支度を終えて玄関に向かった。そして玄関のドアの横にある、主人の部屋に繋がっているマイクに向かって"ご主人様、買い物に行ってまいります"そう告げて玄関のドアを開けた。そして門へと向かい屋敷の外へと出て店に向かった)

43Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/11(月) 22:06:33
>>39 Gilbert様
(PL:うわわわわわ、折角なのに屋敷内設定にしてしまった為ロル噛み合わないいいいい(←)どどど、如何しましょう。と、しかもMickael家申し訳無いです。生きてて御免なさいorz/どう絡みましょうか^^;?)

44Gilbert・Kwouk(執事3) ◆jAvfllEVlQ:2010/10/11(月) 22:15:39
>>Blanchard様
(p:本体が馬鹿で申し訳ありません^^;理解いたしました^^只今から書いてきますので少々お待ちください;下手したら明日になるかも知れませんが、ご了承ください;)

>>Mickael様
(p:本体のミスです^^;>>42で外に出ている設定に致しましたので屋敷の前でも何処かの道端で会った設定にしてもらっても構いませんので、お好きなように絡んでください^^絡みにくければこちらから絡みます^^)

45琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/11(月) 22:33:02
(/絡み文放置させていただきますね!この流れなので…ちょっと外に出てみようかと^^)

綺麗な薔薇には刺がある、か…
(ある晴れた昼下がり。主人が好きだと言うティータイムが終わり屋敷全体が暖かな陽の光に微睡む、そんな時間。一人屋敷の外へ向かった。大きく重い扉をこの陽気に似つかわぬ音を起てて開く。歩を進めた先は庭をくぐり抜けた先の街と此の屋敷を隔てる外門だった。自分の背丈より高く黒い金属が絡み合って出来た門には薔薇の蔓がお決まりの様に絡んでいる。門の両脇には花壇が横に広がりそこから生えている薔薇だ。此処に植えてある薔薇は何故か花の色が白色で其れが少し気に入っていたりもして。ふと手に傷等作ってはいけないと思いポケットから白い手袋を取り出して着用する。し終わると其の場にスッとしゃがみこんで薔薇の手入れを始めた。枯れて茶色になった葉や変色してしまった花びらをちぎっていく。ぷち、ぷち、という音だけが周りに響いた。幾ら時間が経っただろうか、気づけば混じり気の無い葉の緑と花の白になっていた。それを見て立ち上がれば次は水やりだと言わんばかりに花壇の隅に置かれた銀のブリキの如雨露を持って外門を出て屋敷の外の水場へと向かった)

46Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/11(月) 22:36:22
>>42 Gilbert様
(PL:了解です。御言葉に甘えて屋敷前での設定にさせて頂きました。宜しく御願いします^^)

ん―?見た事無いけど、明らかに執事だよねえ。…くくっ、琴音と知り合いだったりするかな?――よっと、…其処の黒い燕尾服着てる人っ!ここら辺で髪黒くて、白っぽい格好してる執事見ませんでしたかあ?
(目の前に佇む男性の溜め息とオレンジの髪を靡かせる青年の声だけが虚しく反響する廊下。高価そうな窓を横目に見据えると視界に入ったのは門の外を通る黒い燕尾服を身に纏う男―、あの格好からすると確実に執事だろう。金色の髪と黒い燕尾服が如何もマッチしない姿に自然と興味が沸く。其れにしても執事たる者が何故こんな時間に外へ?主はどうしたのだ?そんな疑問を抱え乍も慌てて窓を開くと、僅かに身を乗り出しながらそんな黒と金を身に纏う彼に声を掛けて見る。勿論探しているのは漆黒と白を身に纏う我が執事だ。己の白いロングコートを靡かせては片手で緩く手招きをしつつ、愛想の良い笑みを向ける。身長は高い方、だろう。己の執事よりかは低いが。そんな思考を巡らせながら、甘ったるい口調でそう問い掛ける。)

47Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/11(月) 22:56:03
>>45 琴音
(PL:マイ執事くn(←)絡ませて頂きました!ヒステリー君ですか宜しくして遣って下さいませ^^)

あ――、居た!…琴音ぇ、行かないで!置いて行かないでっ…!
(先程から屋敷内を歩き回って正直疲れた。普段外に出る事も無く、書斎から何処かの部屋に移るにしても執事に手を取られての移動だ。歩き慣れて居ない青年には其の長い廊下が途轍もなく意地悪く見えてしまい、元々鋭い目を細めると其の眩暈がしてしまいそうな廊下を睨み付けた。足元の紅い絨毯、其れを燃やしてしまえたらどんなに幸せな事か。今直ぐこの場で泣き出し、何時もの様に騒ぎ立てれば大抵執事が駆け付けてくれる―が、今は隣に客人だと思われる男性が居る訳で悔しそうに下唇を噛み締めると再び無駄に愛想の良い笑みを浮かべた。本当は不安で、もしも帰って来なかったら…そんな思考ばかり巡ると言うのに。ふと門の両脇の花壇へ視線を移す。並ぶ白薔薇は何故か執事を連想させる物で、寂しげに睫毛を伏せた。けれど、何時もと何か違う白薔薇。先程まであんなに手入れされていただろうか?素早く花壇近辺を見渡せば、視界に入る見慣れた髪色とクリーム色。直ぐに誰かは分かった。開いた窓に落ちてしまいそうな程更に身を乗り出すと、喉が潰れてしまうのでは無いかと思うくらいに声を張り上げ、届く筈も無いのに彼の背に向けて片手を伸ばす。其の表情に余裕は無く、唯逃したら彼が帰って来ないのでは無いか…そんな不安が顔に出ていて。ヒステリックになる寸前の様。)

48 ◆EkjoFWAx12:2010/10/11(月) 23:58:29
(/主人3を予約したものですが、大変申し訳御座いませんが本体がここ数日忙しく期限までに書ききけませんでしたorzあと半分くらいで出来ると思うので翌日の0時まで待ってもらないでしょうか?
本当に申し訳ないです><)

49Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/12(火) 01:25:51
>>48
(PL:翌日の0時ですね、了解致しました。報告すら有れば期限は延ばしますので御安心を。素敵PF御待ちして居りますね^^*)

50Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/12(火) 16:59:16
■現在のキャラリスト。又は予約リスト。空欄は空きキャラです。
執事1:琴音=Dignity◆AK6wt1E5WE >>29>>30
執事2:◆UpjJ7c4F7 >>23
執事3:Gilbert・Kwouk◆jAvfllEVlQ >>21
主人1:Ange=Mickael◆2aeEt4kWM6 >>26
主人2:
主人3:◆EkjoFWAx12 >>14
屋敷に遊びに来る者1:Arnaud・Blanchard◆gHXWs1aRoc >>34
屋敷に遊びに来る者2:
屋敷に遊びに来る者3:

(PL:上げ序でに伽羅募集です。予約も受け付けて居ますので是非参加して下さry)

51琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/12(火) 19:38:36
>>38 Blanchard様
ッ…!失礼致しました、御客人の方。
(あまり人が通らないせいかとても広く何処か寂し気に感じる赤絨毯の廊下を一人歩いていた。主人は今書斎で仕事に励んでいる。今日も片時でも離れたら嫌だという様な表情と言葉を投げかけてくる主人を「お茶をいれてくるだけ」と何とか落ち着かせて仕事に戻し今に至る、という訳で。果たしてあれが本当の、本意での言葉だったんだろうか。胸の奥の奥の方を何かが少しだけ掠めた様な気がした。ドゥスール・エクスキーズ。口に出しただけで甘い響きが広がるかの様なそれは主人が好む紅茶の名前。紅茶をいれる際には手順や方法、さらに湯の温度までもが詳しく決まっておりそう容易に出来る事ではないが自分自身紅茶が好きなので相当練習した。タイミングや力加減など少しは覚えてきたのではないかと思う。…ーと曲がり角を曲がった瞬間、胸の辺りに軽く衝撃を感じた。驚きつつもとっさにその場に視線をやるとくるくるとした此処等では珍しい黒髪と鼻の上にちょこんと乗った様な眼鏡。見かけたことの無い人物だがぶつかってしまったと悟り一歩後ろに身体を引くと頭を深々と下げて謝罪の言葉を口にした)

52Arnaud・Blanchard(遊びに来る者1) ◆gHXWs1aRoc:2010/10/12(火) 23:41:30
>>40Ange様
え?ああ、貴方は―…初めまして、Ange様。私はArnaud・Blanchardと申します。今日は貴方のお父上に呼ばれて、お招きいただきました。お父上から貴方のことは何度か伺っております。お会いできて光栄ですよ。
(羽織っていたコートの裾を引かれ、アルノーは立ち止まりその引かれたコートの裾の方に振り向いた。その先にいたのは、可愛らしく笑う一人の青年だった。青年とは初対面で会ったが、使用人の物ではない品のいい服に身を包み、客人である彼に無邪気な振る舞いを見せる青年が、先ほど会ってきた人の息子であることに彼は気づいていた。一瞬、驚いたように軽く丸くなった目は、柔らかく弧を描き、同時に口元もゆっくりと笑みの形を作る。ここの御子息は、人当たりのいい明るい方だと聞いていたけれど、どうも少し違うらしい。明るい表情とはまた別の、どこか幼さの残る青年にアルノーは好感を抱いた。ゆっくりと腰をわずかに折り、丁寧に自己紹介をする。アルノーの家は高位の貴族ではあるが、彼は次男であり継承権は低い。そのため、目の前の次期当主である青年より、実質立場は劣るのだ。例え彼の方が年上であろうと、立場が上の者に対して礼をとることは、彼にとって当たり前のことだった。腰を折った時、前に垂れかかってきた髪を後ろに払いつつ、またゆっくりと顔をあげる。その顔には、やはり柔和な笑顔が広がっていた。)
(P:絡みありがとうございます!!全然平気ですよ;紛らわしい絡み文を置いてしまって申し訳ないです><)

>>44Gilbertさん
(P:いえいえ、こちらこそ本当に紛らわしい文で申し訳ありません;わかりました!絡んでくださってありがとうございます。待っていますね)

>>51琴音さん
っ!!あ、いえ。私は大丈夫ですので気にしないでください。…貴方は、ここの執事の方ですよね?もしよろしかったら、玄関ホールまで案内してくれませんか?どうにも、さっきから同じところを歩いているような気がして。
(長い溜息を吐いた後、それにしてもとアルノーは首をかしげた。お茶会は終わったのだし、帰ろうと思っているのだが一向に玄関ホールにたどりつくことができない。本来なら案内役の使用人の姿は彼の近くにはない。実は、行きは使用人の方に部屋まで案内してもらったのだが、使用人の方もどうやら忙しいらしくあまり無理を言ってはいけないと、帰りは一人で戻ると申し出たのだ。そして、現在に至るというわけである。実は玄関と真逆の方向に進んでいるということを彼は知らない。何故出られないのかを考えながら歩いていると、急にすぐ横から何かがぶつかった。衝撃で眼鏡がずれる。そしてそこでようやくアルノーの思考が途切れて、目の前の大柄な男を見やったのだ。どうやら彼にぶつかったらしい。頭を下げる男に、眼鏡を直しながら苦笑して、暗に自分も悪いのだからと、気にしなくていいと声をかける。それから、ふと男の服装に目をやった。ここの使用人の者とは少し違う、しかし華美ではなくどちらかといえば質素な服を身に付けた男は、きっと誰かの専属の執事なのだろう。手を煩わせまいと案内を断ったのだが、どうにも自分一人では帰れない気がしてきたので、男に案内を頼むことにした。しかし、それも時間があれば、だが。初対面の人に恥ずかしいところをみせたなあ、と言わんばかりに眉を八の字に下げ困ったように笑いながら、男を見やった。)
(P:絡んでくださってありがとうございます。小さいおじさんですが、よろしくお願いしますね)

53Lucien D'Archiac ◆EkjoFWAx12:2010/10/13(水) 00:05:22
■主人PF
名前:Lucien D'Archiac(リュシアン ダルシアク)
年齢:19歳
容姿:髪は首元が隠れる程の長さでふんわりと無造作に跳ね、そして猫っ毛。うっすらと青みの帯びた灰色。前髪はM字分けで流している。瞳は赤色の強い紫で二重ではあるがパッチリとしたイメージを持たせることはなく寧ろ愛想悪そうな印象を持たせる。日の光が嫌いな為、肌は白い。身長は176cm。仕事では貴族にしてはかなりシンプルなデザインのシャツにズボン。プライベートでは全体的にゴシックで黒のコーディネートが多いが服に好みはないらしく、置いてあればそれを着るだけである。ただアクセサリーは好きで右耳に3つ左耳に2つピアスをつけ、右手首にはいつくものブレスレット、指にもリングをつけている。しかも日ごとに変わる。
性格:かなりのひねくれ者な自由主義者で自分のやりたいことしかしないやらない、いつでも我が道を行き物事の判断は殆ど気分で決める。(基準としては自分にとって面白いかそうでないか)更に仕事や勉強などの記憶力はいいがそれ以外は忘れっぽく会う約束や〜をしておいて欲しいなどのお願いは自分から約束していたとしてもかなりの確率ですっぽかす…、がどうでもいいことは何故か覚えてる。(例えば何年前の何日は雨だった)放浪癖があり暇されあれば直ぐにでもフラフラとでかける。ただし、仕事とプライベートは分ける派でやることはきっちりとこなす。
備考:自分の執事にちょっかいかけてはたのしんで必要以上に連れ回したり気をひこうとわざと怪我してみたりして困らせている。
昔から英才教育を受け跡継ぎとして育ってきたため、プライベートとして人間と付き合っていくことは不得意。
一人称はプライベートでは「俺」仕事では「私」
(p/遅くなりましたぁぁぁorz主人3を予約した者です。pfはこのような感じでよろしかったでしょうか??)

54Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/13(水) 01:52:52
>>52 Arnaud様
(PL:いえいえ!そんな事無いです!自分が先に絡み文を投下して居れば良かったですね、申し訳無い^^;)

嗚呼、御父様に会いに来たのですか…?態々、屋敷迄…有難う御座います。Arnaud様、ですね。僕は貴方様の事、聞いた事無いんですけど――、御会い出来て光栄です。あ、えっと、御暇が有れば何ですが…、宜しければ一緒に紅茶でも如何でしょう?そうだなあ、マリナ・ド・ブルボンが良い。…バニラ系統は御嫌いですか?
(ゆっくりとした動作で腰を折る目の前の彼を相も変わらず人懐っこい笑みを口元に貼り付けながら見据えると、丁寧に告げられた名前に緩くこてり、と小首を傾げて見せ暫し悩む様な仕草をしてから相手を゛Arnaud様゛と呼んで見る。仕事が多忙な父と会話を交わす事など無い為に彼と父の関係は良く把握出来ないのが悔しい所だが、゛御招き頂きました゛と言う口調からすると仕事関係らしい。第一パーティー関係で屋敷に客人を呼ぶなら一人で済む筈が無い。だが普段仕事関係で来る客人とは何処か雰囲気が違う彼。滲み出る育ちの良さと温厚な口調、柔らかな笑み、決定打は纏う衣装の高貴さ。何処かの貴族で有る事は確かだが、なら何故使いの者が居ないのだろうか。そんな不思議を抱えながらも口にはせず、彼のコートの裾から手を引くと態とらしく両手を合わせてへらり、と間の抜けた様な笑みを浮かべる。折角来た客人だ、暇潰し程度になら遊んで遣ろう。そんな思案から紡がれたのは御茶の誘い。両手をクロスさせて後ろへ回すと大袈裟に肩を竦めつつ、小さく視線を上げて見せ強請る様に彼を見遣る。此れはアンジェが生み出した゛おねだりのポーズ゛らしく、少し照れ臭そうに紅茶の名前を零すと再び首を捻る。マリナ・ド・ブルボン。名前からして甘ったるそうだが味も相当甘ったるい紅茶でバニラの香りが弾ける少し高価な物。アンジェお気に入りの紅茶、ドゥスール・エクスキーズは喉に残る程の甘ったるさ故彼が余程の甘党で無ければ受け付けないだろうと言うアンジェなりの配慮だった。彼に拒否権を与える暇も無く賺さず「あ、スイーツはマカロン・ココにしましょう。ココナッツが苦手なら別の物を執事に作らせますから」と、そう述べる。無邪気な笑顔の裏で、もしかしたら彼を利用出来るかも知れないだなんて思っている自分に笑える。そんな事も知らずに愛想良く接してくれる彼も最高に――、哂える。)

>>53 Lucien様
(PL:PFに問題は有りませんので絡み文を投下して頂くか、既に投下されている方に絡んで貰っても構いません。これから宜しく御願い致します^^)

55琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/13(水) 20:27:29
>>42 Kwoukさん
(/金髪、長髪なお兄さんにもうきゅんきゅんします!執事らしくないノッポ君ですが仲良くしてあげてください^^;)

(夕暮れ時。屋敷への帰り道を少し早足で歩いていた。屋敷内の生活用品、食材など月に一度の買い貯めをする日が今日なのだ。主人は朝から仕事に漬けられているようでまともな会話はティータイムの時にしかしていないくらいだ。なのでもしも探しに来たら、と自分がよく弾いている屋敷のピアノの椅子の上に「買い物に行って参ります、夕食までには戻りますので」と走り書きを残して静かに屋敷を出てきたのだ。それにしても街というのは色々目を惹くものがあって面白いと思う。特に茶葉を扱っている店に立ち寄った時は種類の多さにいつも驚く。紅茶に果物、野菜…色々買っていたら紙袋三つ程の量になってしまった。オマケに果物用のナイフを最後に買ったのがいけなかった。店の店員が袋の一番上に置いたのでパッと見た瞬間それに目がいってしまう。危ない人みたいではないか。直したいが袋を置こうとも思えなくそのまま来てしまった。と通りかかった屋敷の前。此処も確か名高い貴族の屋敷だった筈/続きます

56琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/13(水) 20:43:05
/とその広く白い壁に何か小さく黒い物がかじり付いているような気がして目を凝らす。幾らか見てもあれはやはり生き物らしい。少し気になって至近距離まで静かに近寄ってみる。小さいそれは黒い色をした子猫だった。紙袋を抱え直し手のひらで掬うようにして持ち上げてみた。小さな子猫は少しキョトンと言うような表情をしてからこちらに敵意が無いと小さいながらに分かったのかか細い声で"ミー"と鳴き声を上げてしきりに手に身体を擦りつけてきた。動物は嫌いではないので可愛らしいと思い少しだけ微笑む)
お前…どうするんだよ…?
(しかしこのまま持って屋敷に帰れる訳もなく、かと言ってまた此処で見放しにするのもやりきれない。どうしようもなく困っていると屋敷の大きな外門が開きそこから金の髪をした男性が出てきた。服装や仕草などで分かる、この人は同業者だと。当然、目が合ってしまった。この国の生まれの人を見ると黒眼黒髪の自分は何だか違うんだなと思い知らされてあまり好きではないのだが。片や屋敷の執事の彼、片や執事だが右手にナイフの入った紙袋、左手に子猫を持つ自分。…これはちょっとマズイだろう。)

57 ◆D1LgsBPS02:2010/10/13(水) 21:25:17
主人2を予約しても大丈夫でしょうか?

58Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/13(水) 21:29:08
>>57
(PL:はい、大丈夫ですよ。後日の0時迄にPF提出願います。素敵伽羅待ってますね^^*)


■現在のキャラリスト。又は予約リスト。空欄は空きキャラです。
執事1:琴音=Dignity◆AK6wt1E5WE >>29>>30
執事2:◆UpjJ7c4F7 >>23
執事3:Gilbert・Kwouk◆jAvfllEVlQ >>21
主人1:Ange=Mickael◆2aeEt4kWM6 >>26
主人2:◆D1LgsBPS02 >>57
主人3:Lucien D'Archiac◆EkjoFWAx12 >>53
屋敷に遊びに来る者1:Arnaud・Blanchard◆gHXWs1aRoc >>34
屋敷に遊びに来る者2:
屋敷に遊びに来る者3:

59Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/13(水) 21:31:08
(PL:追記。執事2を予約された◆UpjJ7c4F7様、予約から二日過ぎて居ますのでリセットさせて頂きます。申し訳御座いません。)


■現在のキャラリスト。又は予約リスト。空欄は空きキャラです。
執事1:琴音=Dignity◆AK6wt1E5WE >>29>>30
執事2:
執事3:Gilbert・Kwouk◆jAvfllEVlQ >>21
主人1:Ange=Mickael◆2aeEt4kWM6 >>26
主人2:◆D1LgsBPS02 >>57
主人3:Lucien D'Archiac◆EkjoFWAx12 >>53
屋敷に遊びに来る者1:Arnaud・Blanchard◆gHXWs1aRoc >>34
屋敷に遊びに来る者2:
屋敷に遊びに来る者3:

60Gilbert・Kwouk(執事3) ◆jAvfllEVlQ:2010/10/13(水) 21:34:02
(p:申し訳ありませんが、テスト期間中ですので返事が出来なくなります;キープをお願いします;テスト終了後レス返致しますね^^;)

61Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/13(水) 21:36:25
>>60 Gilbert様
(PL:了解致しました。テスト頑張って下さい!)

62 ◆2PNMI1qvac:2010/10/13(水) 22:06:45
(PL:屋敷に遊びに来る者2を予約したいのですが、どのような役柄にすればいいのでしょうか?
主人と執事さんとのことなので、一般人じゃ来るにも大きい屋敷っぽくってお金持ち、貴族といったような役柄でいいのでしょうか?)

63Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/13(水) 22:32:40
>>62
(PL:親戚が貴族で其の付き添い、の様な形でも構いませんよ。其れとも、其の屋敷の主人、若しくは執事と知り合いとの設定も有りです。態々申し訳御座いません^^;)

64琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/14(木) 20:33:37
>>47 Ange様
(/うほっ!可愛い…///琴音じゃなくて本体が御仕えしたいくらいですよもう!え?ヤンデレ?だいじょぶですよ、私ドMですもn←)
An…ge様、危ないですからっ!落ちたら…如何なさるんです!
(銀のブリキで作られた如雨露は何故か陽の照るこの陽気に相反して冷たさを覚えた。同じ様に少し冷たい外門に手を掛けようとした其の時。耳に届いた聞き慣れた其の何処か幼さが残る声。一旦は空耳かと思いそのまま手に力を掛けたが再度響く余裕の無い声。まさかと思い振り返ってみると大きな屋敷の沢山の窓の一つから乗り出す様にする主人の姿を瞬時に見つけだす。背が高いというのは時に役立ったりもするものだと。考えるかの内に如雨露を地面に転がすと屋敷の方に向かって走る。もしも落ちたらどうする?木の上からでも簡単に落ちてしまうというのに。そう思うと急がざるを得なかった。全速力とでもいうかの速さで一本道を駆け抜け屋敷の前へと辿り着く。すぐには喋り出せない程に息が上がり膝に両手を付いて息を整える/続きます)

65琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/14(木) 20:40:52
/いきなり走ってきて荒い息を吐く自分を周りの使用人達が驚きの眼で見つめているが其れにも構わずに窓から身体を乗り出している主人の姿を視界に捕らえるとまだ整わない息と共にお小言を吐く。本当は心配で心配で仕方が無かった。落ちたら怪我無しでは済まない高さに居て自分がすぐに助けにいけない、なんて想像もしたくない。如何してそこまで必死になってくれるのか。未だ酸素が回らない脳はなんて変なことまで考えてしまう。)

66Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/14(木) 22:10:33
>>64 琴音
(PL:可愛いのは人前だけですv(←)/あらま、御主人様は容赦無いサド体質なので気を付けてry/琴音くんかあいいよ、いじめたi)

落ちたら――?、そんなの知る訳無いじゃないか。大体、琴音が僕の目を盗んで何処かに行かなければこうやって窓に乗り出す事も無いし、危ない事だってしないよ?僕。御前は僕の傍に居れば良い。屋敷の仕事なんて、全部使用人に任せろ。……――、あは、ねえ琴音。僕、屋敷を歩き回ったから疲れちゃった。紅茶が飲みたい、…淹れて呉れる?
(凄まじい速さで駆けつけて来た執事の姿を窓に身を乗り出した侭見下ろす様に見据える。吐き出される荒い吐息、愛を感じる御小言、それらが自分の為だと思うと何だか彼が愛しい。客人に気付かれぬ様口端を吊り上げて歪な笑みを口元に貼り付けると、大きな瞳を僅かに細めて鋭い眼差しを向けて見せる。こんな可愛らしい彼を自分の中に閉じ込めておけたらどんなに幸せだろうか。誰も触れぬ様、自分だけしか見えぬ様に出来たらどんなに…。そんな事を彼が望んでいる訳が無いのは承知済みだと言うのに。薄暗い個室に閉じ込めて、狂気に獲り付かれた無様な姿を見てみたい。深い翡翠色のネクタイを右手で乱暴に引き寄せ、彼と顔の距離を詰める。傍から見ればただ甘える様に抱きついてるだけにしか見えないだろうが、アンジェの目は冷たく、汚い物を見るかの様に更に細められた。そっと薄い唇を彼の耳元へ寄せ、普段の声とは打って変わった深く低い声色でそう言葉を囁く。洗脳するかの様にゆっくりと、丁寧に、其れでいて脅迫する様に。其の言葉たちは遠回しに゛離れたら死んで遣る゛そう伝えている物だ。すると突然、右手で掴んだネクタイに左手も添える。まさか―、直後にぐいっと勢い良く彼の首を強く強く締め付ける。呼吸など出来ぬ様。数秒、苦しむ相手の様子を意地の悪い笑みを浮かべて見遣ってから其の手を離し、ネクタイを唇の間に挟んで見せる。今度はするり―、そう遣ってネクタイを解いてしまえば紅い絨毯に吐き出した。コツン、――ふわりと窓から降りると再び紅い絨毯に佇み、先程とは違う何時もの作り笑いを向ける。態とらしく肩を竦めながら首を傾げる姿は本当に幼く、ひらり、と揺れる純白のロングコートは無邪気さを倍増させるものだった。呆気なく変わる声色、甘ったるい口調と共にそう問い掛けると「マリナ・ド・ブルボンね。御客さんも居るから―。」何て。客間に向かうらしく、顎で来る様に伝えると彼に背を向けて客人に愛想の良い笑みを向けながらその場を去るのだろう。)

67Arnaud・Blanchard(遊びに来る者1) ◆gHXWs1aRoc:2010/10/14(木) 23:12:31
>>54Ange様
甘い物がお好きなんですね。あまり面白い話はできないかもしれませんが、私のようなものでいいのなら喜んで。
(自分を知らない。そう率直にいう彼に、アルノーはさらに好感を持った。確かに、あまり社交界には出ず、もっぱら大学の研究室にこもっているアルノーのことをを知っている人は少ないと言えるだろう。しかし、こうもはっきりと言う人間も少ない。大概は、家名を聞いて知っているふりをする人が多いのだ。だから、彼の素直な物言いが気にいったのだ。なので、どうやらとても甘党らしい青年の、可愛らしいお願いはもちろん断るなんてするつもるは、アルノーにはまったくなかったのだ。クスリ、と小さく笑みを浮かべて、私でよろしければ、と頷く。普通、アルノーくらいの年齢の男性なら忌避してしまいそうなお茶とお菓子だが、彼も目の前の青年と同じ甘党だった。そんな彼のお茶の趣味にに付き合ってくれる友人はおらず、いつもダージリンやアッサムなどといったものでお茶をしていたのだが、今日は違う。ふふ、と楽しそうに笑いながら、アルノーはこれから始まるティータイムに胸を躍らせたのだった。)
(P:いえいえ!お気になさらず!!これからよろしくお願いしますね)

68Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/15(金) 22:05:19
>>67 Arnaud様
(PL:此方こそ宜しく御願いします^^/返レス不要)

はい、甘い物って凄く癒されると思うんです。……、余り付き合って呉れる方は少ないんですけど――、若しかしてArnaud様も甘い物御好きだったりします?
(自らの誘いに快く項手見せた彼にアンジェは目を見開く。幾ら可愛らしい態度を取って見せても流石にあの紅茶と菓子の名前を出すと、大抵の人間が気持ち悪そうに眉を顰めるのだ。其れが目の前の彼は違う。気持ち悪そうと言うよりは寧ろ楽しそうに静かな笑い声を零している。暫し其の様子をぼんやり見据えてから少し動揺した様な口振りで言葉を零した。自分の好きな物を否定されるのは悲しい物で、客人が来る度にカップの中で取り残されてしまう甘ったるい紅茶たちが哀れで仕方なかった。だから今日は自分お気に入りのドゥスール・エクスキーズを止めて、マリナ・ド・ブルボンを選択したのだが、目の前の彼が甘党ならきっとドゥスール・エクスキーズも喜んで飲んでくれるに違いない。可愛らしい青年は演じた侭、再び彼の衣服の裾を掴むと顔色を伺う様に問い掛けて見せた。先程から妙に感じる彼の温厚さと言うか、人の良さと言うか、何だかこうやって騙している事が次第に辛くなる程だ。柔らかそうな黒髪が其れを一層引き立てている気がする。――どれ程、その場で話し込んでいただろうか。早く客間に連れて行こう、そう思考を巡らせながら足を進ませる。何だか、彼と居るとのんびりしてしまう。何処か懐かしい様な、暖かい様な、滲み出る安心感にははっと彼に見えぬ様乾いた笑い声を漏らした。)

69 ◆2PNMI1qvac:2010/10/16(土) 11:54:22
(PL:後日まで、ということなのに後日までにできないという報告ができなくて申し訳ないです:
土日、家を離れるので更に時間が掛かってしまいそうなのですが大丈夫でしょうか?
もし難しいようでしたら、予約取り消ししても構いませんorzできるだけ急ぐのでもし大丈夫でしたらよろしくおねがいします。)

70Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/16(土) 12:08:11
>>69
(PL:報告が有れば期限は伸ばすつもりなので大丈夫ですよ。土日が厳しい様なので、一週間程キープさせて頂きます。)

■現在のキャラリスト。又は予約リスト。空欄は空きキャラです。
執事1:琴音=Dignity◆AK6wt1E5WE >>29>>30
執事2:
執事3:Gilbert・Kwouk◆jAvfllEVlQ >>21
主人1:Ange=Mickael◆2aeEt4kWM6 >>26
主人2:
主人3:Lucien D'Archiac◆EkjoFWAx12 >>53
屋敷に遊びに来る者1:Arnaud・Blanchard◆gHXWs1aRoc >>34
屋敷に遊びに来る者2:◆2PNMI1qvac >>62
屋敷に遊びに来る者3:

主人2を予約された、◆D1LgsBPS02様。13日からPF提出されて居ません。遅れると言う報告も無いので、申し訳有りませんがリセットさせて頂きます。御了承を。

71琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/17(日) 20:49:27
>>52 Blanchard様

了解いたしました。さぁ、此方へどうぞ……貴方は旦那様の御客人ですか?其れともAnge様の…
(其れまで深く下げていた頭をゆっくりと丁寧な動作で上げ終わる。あくまで自分目線なのだから仕方無いとは思うが小さな御客人だなと思ってしまう。そしてそんな彼は初対面にも関わらず琴音に怯む事もしなかった。それが珍しかったのか驚いたのか何ともとれない不思議な表情をする。背が他より高くオマケに無表情、無口、東洋人の四点セットだ。初めて顔を合わせた人物や道行く人さえからも怯えた様な目で見られる。慣れた、と言ってしまえれば簡単なのだろうが。昔からどうも自分が東洋系の人間だということは気にはなっていたのだが。と、目の前の何処か頼りない御客人を放った侭だということに気付いて。慣れない笑顔をほんの少しだけ顔に浮かべると誘導の言葉を投げかける。琴音にとっては一歩でも彼には二歩くらいの距離がもしかしたら有るかもしれない。彼がきちんと後ろについて来ているかを確認して長い長い深紅の廊下を歩き出す。歩き出してからまもなく歩は弱めない侭でふと先程から気になっていた事を彼に質問してみる)

72Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/21(木) 18:50:12
■現在のキャラリスト。又は予約リスト。空欄は空きキャラです。
執事1:琴音=Dignity◆AK6wt1E5WE >>29>>30
執事2:
執事3:Gilbert・Kwouk◆jAvfllEVlQ >>21
主人1:Ange=Mickael◆2aeEt4kWM6 >>26
主人2:
主人3:Lucien D'Archiac◆EkjoFWAx12 >>53
屋敷に遊びに来る者1:Arnaud・Blanchard◆gHXWs1aRoc >>34
屋敷に遊びに来る者2:◆2PNMI1qvac >>62
屋敷に遊びに来る者3:

(PL:上げます。空き伽羅が未だ有りますので、どしどし参加しちゃって下さry/←/因みに報告です。自分風邪引いてしまいました。今まで通り来れると思いますが、もしかしたら完治するまで来れないと言う場合も。一応承諾して置いて呉れると嬉しいです。)

73Loit de Claude-Michel(遊びに来る者2) ◆2PNMI1qvac:2010/10/24(日) 00:15:38
■屋敷に遊びに来る者PF
名前:Loit de Claude-Michel(ロア クロード=ミシェル)
年齢:21
容姿:あまりにも色素が薄すぎるせいか、銀白色に近い金色の髪をしている。細く、手触りの良い綺麗な髪質で、クセの無いそれは切るのが勿体ない、と母親の意見で肩あたりまでゆったりと伸ばしている。常に質の良いスーツを着こなし、胸元にはスカーフのようなネクタイを結んでいる。身長は勉強ばかりしていてインドアだったせいかフランス人からみれば背もあまり伸びておらず、175センチ程度しかない。顔つきは優しい顔で常に柔らかい微笑みを浮かべているせいか男らしくはない。性格が素直なのでたまに毒をナチュラルに笑顔で吐くところなどを見ると好青年とは呼びがたい。だが言葉を覗けばまあ好青年に見えるかもしれない。多分。
性格:元々、父親が誰からも慕われていて、仕事も出来れば交友関係も広く深い。立派な人物だったせいか、良い家庭で育った。そんな何不自由の無い家で育ち、甘やかされつつも正しく厳しく育てられたせいで礼儀は正しいが世の中の汚さを知らない。ところが父が亡き後、長男が家を継ぐのが普通として次家を継ぐのは兄だと考えられているのに自分とは真逆に我が儘放題。容姿と金に困っていないせいかいつも女の香水と煙草の匂いを身に纏っていて、自分と真逆に礼儀を知らないが世の中の汚さをたくさん知っている。急に家を継げ、と言われてもそうそうできるものじゃないだろう、と今のうちに家の仕事関連を兄にやらせようとしているがそれでも遊んでばかり。結論自分がその仕事を行っている現状に飽き飽きしている。性格故か、お世話してくれる執事の存在を申し訳なくてあまり好まない。兄の影響で身体に悪いと思いつつも煙草に手を出し始めていて、人前では吸わないようにしている。それでも一応匂いは消すようにしたり等の礼儀を忘れない。思ったことを偽ったりすることができない性格のせいか、たまに失言も多々あり。芸園が好きで、庭師の仕事に憧れており、花が好き。
微考:屋敷に遊びに行く理由は将来のための勉強という口実で、ただ大きな屋敷や自分の家とは違う綺麗な庭や花、果実の成る木等、そういうのを見たりとかするのが一種の趣味になっている。様々な所に足を運ぶので、他の主人の屋敷とか関係なしに街へ出かけたり等もしょっちゅう。そのたびにあまりうろちょろするなと咎を受けるが何が悪いのかがよくわかっていないので、反省していない。

(PL:遅くなってすみませんでした。自分でもなかなかしっくりくるようなキャラが作れず、結論優男に見えて、そうでもない。ちょっと変わってるような変わっていないような。なんとも言えないキャラとなってしまいました。未だしっくり来ていないので、なりきってる最中コロコロキャラが変わるかもしれませんが、定着するまでご了承下さい。もしPFに不備がございましたら遠慮無く言ってくださいませ!トリップ間違っていたら申し訳ないです;)

74琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/24(日) 10:41:26
>>66 Ange様
(/お久しぶりです!テスト地獄から生還して参りましたb/可愛い顔してドSな主人に萌えますね^^虐められても構わなry)

(装飾を施した金色の窓枠越しに彼は此方に目を向ける。其の視線に含まれる何処か狂気じみたものを感じる。けれど此の侭彼の狂気に執り憑かれてしまえばどれ程楽になれるのだろうか、とも考えてしまう。彼の手、彼の目しか触れぬ暗闇に閉じ込められた侭。自由など利かないそこで彼の愛を確かめる。そうなればどれだけ幸せだろうか。首に廻った深い翠色のネクタイに彼がそっと手を掛ける。目の前で蜂蜜色の柔らかそうな髪の毛がふわりと琴音を嘲笑うかの様に揺れた。それと同時に耳元に近付いた彼の声は何時もとは異なる冷たく暗い声音。端から聞けば駄々をこねている様な言葉の羅列だが彼に至っては決してそんな事はない。寧ろ本気で軽く言うので怖いくらいだ。狂気に満ちた、しかし琴音にとっては狂喜に満ちた言葉を頭に浮かべるがその思考はすぐに遮断された。少しづつ、だが強い力で首のネクタイが引っ張られ締まっているのだ。苦しげに顔を少しだけ歪めた。しかしその視線は確実に彼を捕らえていて/続きます

75琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/24(日) 11:00:12
(/心底愉快そうな表情の彼は唇にネクタイを挟んでみせた。緩んだ喉に急速に空気が吸い込まれて噎せる。咳が落ち着いてから彼を見ればネクタイは既に部屋の中、床の紅い絨毯の上。白いコートが急に視界に入り、打って変わって可愛らしい声で命令をされる。…自分に向けられている此の異常な程の執着がもしも愛、と呼ばれるものから来ているのだとしたら。例えそうでなく偽りだったとしても歪んだ愛情を秘めた主人がとても愛しかった。玄関から屋敷内へ入り薄暗い中をキッチンへと進む。二つの陶器のカップをトレイに乗せ一緒にポットも湯で暖めておく。その間に茶葉を用意する…その手順すら煩わしいと思える程に何故か急いで彼に会いたかった。出来上がったマリナ・ド・ブルボンを左手に携え客間へと向かう。自分だけの足音が響く廊下を抜けて一礼をすると客間へ入る。向かい合わせの形で座る二人の間のテーブルにそっとお茶を置く。と、置き終わると御客が居るのを気にもせずに主人の其の小さく白い右手を取り床に片膝を立てひざまずく。椅子に座る彼の目を見据え忠誠の言葉を呪文の様に、誓いの様にはっきりと呟く/続きます

76琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/24(日) 11:28:20
(/それから何かに誘われる様に瞼をゆっくりと閉じると自分の掌に収まる程の彼の手に向かいキスを落とした。)
…この琴音、之からも貴方様に仕えて行く所存で御座います。ある時は道に、ある時は陰と成りて。幾重に重なる時間の限りは何時までも……You whom I should serve…


(/連レス失礼いたしました;)

77Ange=Mickael(主人1) ◆2aeEt4kWM6:2010/10/24(日) 12:50:10
>>73 Michel様
(PL:PF投下有難う御座います。世の中の汚さを知らない何て…、アンジェが色々教えてくれるそうですy←/PFに問題は有りませんので、絡み文を投下して頂くか他の方の絡み文に絡んで頂いて構いません。此れから宜しく御願いしますね^^)

>>74-76 琴音
(PL:テスト?何それ美味しいの?てな訳で、お帰りなさいませ!自分はテストがいつなのかすら分かりまてん←/アンジェだけでなく自分もサドなので気をつけtry)

(コツ、コツ、とまるで彼を急かす様に態とブーツの甲高い音を鳴らしながら紅い絨毯の上を進む。壁に掛かる高貴な調度品達を横目に見る振りをしつつ、鏡に映された我が執事の姿を確認すると喉奥を響かせる様な奇妙な笑い声を零した。暫くして客間に着き、客人を椅子に座らせてから己の専用となっている白と金と赤で彩られた椅子に腰を降ろす。調度良いタイミングで部屋に入って来た彼、其の様子を横目に口端のみ吊り上げた微笑を浮かべてはテーブルに置かれたカップを手に取った。普段の御茶よりは控えめだが甘ったるいバニラの香りが鼻を擽る、左手でカップを手に持った侭ふと右手を見遣ると彼の手が重なっていて、床に跪く姿を当然の様に目を細めて見据える。如何なる時も忠実に、自分に従い、そして離れない。そう訴える様に。先程首を絞めてしまった事を少しだけ、――少しだけ後悔した。歪んだ彼の表情が脳裏に浮かぶ、自分が恐ろしい。そんな歪んだ彼の表情でさえ愛しく、もっと壊したいと願ってしまうのだから。きっと狂気に踊らされている己には゛普通゛の愛を彼に捧げる事は出来ない、いつまでもああやって彼を傷付けて、貶めて、苦しめて、…そんな愛でしか。今直ぐに謝罪の言葉を零して、痛かっただろうかと問えたら、優しく抱き締めて遣れたら。けれど己はそんな術は知らない。…呪文の様に、誓いの様に紡がれる言葉をひとつひとつ胸に刻みながら、そんな思考を続けていた。ふわり、そんな表現がぴったりな程に柔らかい口付けを手の甲に落とした彼。ふと思い浮かぶのは結婚式の誓いの口付け、まるで…、そう思考をして珍しく柔らかな微笑を浮かべては何事も無かったかの様に左手に持つカップを口元に運ぶ。少し冷めてしまった紅茶も嫌いでは無いが、味を楽しむ程の余裕などある訳も無く。暫くしてカップから口を離すと、それをテーブルへと再び戻し、横目に彼を見遣る。客人の手前、可愛らしいもうひとりの自分を演じなくてはいけない。其れは今の状況からすれば好都合かも知れない、そう考えれば、そっと穏やかな手付きで彼の両手を自らの両手で包み込んだ。割れ物を扱う様に、大切に。きっと本当はこうやって扱いたかったが裏の自分では駄目だ、出来る訳が無い。包んだ手を引いて自らの身体に抱き寄せれば、静かに耳元で偽りにも事実にも取れぬ口振りで言葉を紡ぐ。揺れる青い眸は何処か悲しげで。だけど其れで居て切なげに、そんな風に彼を見据えると優しい口付けを彼の額に落とした。)
une promesse.…Ne le trahissez pas.――、お前は僕だけの物だ。そして、其れに因って僕もお前の物だ。…だから、僕を独りにしないで。お前だけはずっと僕の傍に居て。C'est un ordre.

78Loit de Claude-Michel(遊びに来る者2) ◆2PNMI1qvac:2010/10/25(月) 00:05:24
>>38(Arnaud・Blanchardさん)
────…すみません、父の部下の人達って無駄にお客さんに警戒するんです、必要無いと言うのに…。
…あの、私、この屋敷の主人である父の息子です。きっと疲れているでしょうから、…その、外でお茶でもいかがですか?
(彼が参加するお茶会にも、無論参加していた。と言っても本来ならば父はもちろんのこと、兄も参加して情報を交換したり、他愛も無い談義を交わしたり。社会勉強を含めてのお茶会を開いたと父は言う。それだと言うのに肝心の兄が当日になって逃亡した。予測のついたことだったが、困らないわけがない。兄の変わりに自分が代席をつとめたが何も用意していない分、ただただ聞いては頷いたり、関心したり、感動したり。聞き手に回っていた。それでも年輩の方々は満足しているようで、やはり彼の息子だ。今度私の家に招こう。そんなのを何度も耳にした。別に、ただ話しを聞いているだけなのに。内心はつまらないと一蹴しているのにも気づかないのか?表面では興味深そうな微笑みを浮かべているのに水面下では薄暗く、つまらなさそうにしている。最初はそんな感じだった。ところが別の席へ移動し、また話しを聞くのかを鬱々としていた気持ちを消してくれた人が居た。今回のお茶会の趣旨はただ社会勉強としか言われていなかったので、ここで良い物を聞けるとは思わず、驚く。そいつからは豊富な知識に、次々と興味深い話しがぽんぽんと出てくる。だがその話しも、父の部下からは興味もない言葉に萎えてく精神。父が有能過ぎるせいか、それ故部下が警戒するのだ。悪いことではない、そうわかっているのにどうも苛々は止まらない。顔色を心配され、それを口実にして席を外した。自室で一服し、服装を整えてから戻ろう。そう考え、席を立った。その時はそのはず…だった。本館の自室に行く前に水でも貰っていこうと常にコックの居る食道に向かい、気分が悪くなったので水を頼むとすんなり渡してくれた。そこから戻る時だ、歩き慣れた廊下に先ほどの興味深い話しを出す、名前も知らない人が居た。耳を立てれば会話で疲れているのか、小さく溜息をついているのが視界に入り、思わず同意する。無理もないはずだ、隙あらばと食いついてくる遠慮の無い話しには普通ならうんざりするだろう。それに、若い。─ように見える。いや、自分よりは年上なのだろう、あの知識量でそう確信し、あえて推定はしない。そんな年齢でくどくどつっこまれても精神的に疲れる。もしも自分ならそうだ。それでも、やっぱり相手の話には魅力があるのだろう。気づけば相手に気遣うという項目で個人的にお茶を誘っていた。)

(PL:初めまして、35歳なのに若いってところに思わず惹かれました…!お茶会の話で、アルノー様以外にも多くのモブの方が居る設定でお茶会開かせていただいたのですが大丈夫でしょうか?もし何かありましたら織り込んでくださいな!まだキャラが掴めていないんですが、これからよろしくお願いします。)

79 ◆5DdcnJcVKY:2010/10/26(火) 21:23:08
執事2のキープをお願い出来ますか?

80琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/31(日) 11:57:58
>>77 Ange様
(/あらま☆フランス語ってあったんですねσ←/ずっと英語圏やと思ってました^^失礼いたしました;;)

…御寵愛、誠に嬉しく存じます。さぁ、Ange様。それではお話の続きを。
(柔らかな口付けを彼の小さな手に落とす。忠誠、そして紛れも無い愛の証を今此処で示すように。名残惜しむかのようにそっと唇を離す。そしてゆるりとした動作で顔を上げて彼をしっかりと見つめる。今まで見たことのないような、少しだが柔らかい微笑み。否、其れが本当の彼なのかも知れない。カップと皿が触れ合う軽やかな音だけが静寂の間を舞う。此方を向いた彼がそれまで自分が包まれていた琴音の手を取りそっと両手で包み込む。暖かな手に彼の確かに息づく生命を感じた。彼はその侭とても穏やかに手を胸に抱いた。彼の鼓動の、音。正確に、時計の針が時を刻んでいくように。又、限りの有る時を一つずつ失いながら。それでも必死に生きていこうとする、音。彼が呟く。「独りにしないで、側に居て」と。それがたまらなく愛しく思えて顔を上げれば目の前で蜂蜜色の髪の毛がふわりと揺れて額に彼の唇が触れた。衣ずれの音と共に離れていく唇。/続きます

81琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/10/31(日) 12:08:24
彼は其の青い瞳の奥に悲しみを携えたような表情で見つめ返してくる。出来ることなら抱き締めて遣りたい衝動に駆られるが身分上、不可能なこと。だから抱き締める代わりにゆっくりと彼の手を解き再度上から自分の手を重ねれば。ぎゅっと少しだけ力を込めて包み込む。彼の細い指が自分の手から覗く。また名残惜しむかのようにゆっくりと手を解いて。何故こうも彼は自分に対して優しくて酷いのだろうか。全く正反対な人格に翻弄される、けれど其の暗い甘さを感じさせる彼から離れられない。離れたくない。溢れてくる想いを留めるようにスッと立ち上がれば彼の傍らに立ち、話の続きを促して。)

82琴音=Dignity(執事1) ◆AK6wt1E5WE:2010/11/04(木) 22:01:06
(p.上げます^^)

83名無しさん ◆0vhj4wx79Y:2010/11/17(水) 19:47:22
支援ノ


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