Five doors war - 1282811124 - したらば掲示板

1：語り部 ◆U1RHAiczVc：2010/08/26(木) 17:25:24: ※このスレはBL・戦闘推奨スレです、苦手な方の閲覧はお控えください

天使、堕天使、悪魔、人間、精霊

似て非なる存在の彼らは長い間それぞれ異なる空間で過ごしてきた

５枚の扉に閉ざされて決して交わることのなかった彼らの関係に変化が訪れる

あるとき、誰が原因かは分からないがそれぞれの空間の番人の一人がお互いに通じる扉を開けてしまった

初めて交わる知らない存在

似て非なる彼らは同属嫌悪と見知らぬ存在への恐怖心からお互いに刃を向け始めた

聖の空間、負の空間、魔の空間、有の空間、無の空間

それぞれの空間で異なる種族同士の醜い争いが始まる

元は皆それぞれ兄弟だったことも忘れて

【規則】
・荒らし、中傷禁止
・トリップ必須
・500文字以上の長ロル必須
・女性キャラ参加不可
・恋愛はBLのみ
・戦闘推奨
・過度のエログロ禁止
・名前の横に役柄必須
・>>500を踏んだ人が次スレ作成

>>2に続く
2：語り部 ◆U1RHAiczVc：2010/08/26(木) 17:52:48: 【種族設定】
・天使…鳥のような白い羽をもつ有翼亜種。穢れなき神聖な存在とされ、最も神に近い存在。全ての存在を本来あるべき形に収める、つまりは元々の世界に戻すために戦いに参じている

・堕天使…鳥のような灰色の羽をもつ有翼亜種。元天使で、その中で異端分子とされた者達が追放の刻印と羽の色を変えられて追放された姿。全ての存在を本来の姿から捻じ曲げる、天使とは正反対の力を得ている

・悪魔…蝙蝠のような黒い羽をもつ有翼亜種。最も悪に染まった好戦的で堕落的な存在で、神に背いた存在。全ての存在を堕落と崩壊に導く力をもち、興味本位で戦っている

・人間…五つの種族で唯一羽をもたない種族。全ての存在に影響され、また影響を与えることができる存在。他の種族よりも遥かに弱くしかしそれが強みとなっており、最も恐怖を戦いの理由としている

・精霊…昆虫のような透明の羽をもつ有翼亜種。それぞれ自然の力を司り、無から有を生み出す力を持っている。五つの種族の中でも特に小さいが同等かそれ以上の力を持ち、自分達を守るという理由から戦っている

【空間設定】
・聖の空間…天使の楽園。透明で澄んだ氷の海にポツリと浮かぶ島で、中世ヨーロッパ的な造りの建物は全てが純白。空には雲一つなく快晴で、日が沈むこともなく四季が変わることもない

・負の空間…堕天使の根城。草など一本も生えない砂漠の中にあるオアシスで、聖の空間と全く同じ作りになっているが全てが漆黒。空には暗雲が立ち込め、空が見えることはなく常に夜のような状態

・魔の空間…悪魔の本拠地。煮えたぎるマグマの海に覆われた島で、建物の造りは中世日本的な城が立ち並びその全てが廃墟のよう。空は雲一つないが星々もない漆黒で、不規則に灼熱と極寒が交互に襲いかかる

・有の空間…人間の生息域。青く澄んだ水に囲まれた島で、現代的なビルなどが隙間なく建つ文明的な場所。植物は見る影もなく、昼夜が交互に訪れ四季はある住むには快適なところ

・無の空間…精霊の安息地。空間全てが何処までも続く豊かな森に覆われており、精霊以外にも動物達が自由気ままに暮らしている。彼らに家はなく、周りの自然と共存して生きている

【舞台背景】
・全ての空間が何者かの手によって完全に解放された状態
・お互いに滅ぼし合う存在だと教育を受けているので最初は敵意や恐怖心しか抱いていない
・どの空間へも本人の意思で自由に行くことができるが、一番行動しやすいのは自分の空間
・戦闘はどこの空間でも自由に行うことができる
・殆ど姿形は変わらないが、精霊だけはかなり小さな姿が本来で大きくなることも可能

【PF】
名前：和名でも英名でもOK
年齢：見た目で
容姿：
性格：
種族：
武器：能力などでもOK
備考：

それでは>>3より戦いが始まります
募集キャラ等は自由にしていただいて構いません
3：水銀桜(悪魔) ◆U1RHAiczVc：2010/08/27(金) 07:41:17: (p:おはようございます、昨日提出し忘れた主のPFを載せますね。参考までにどうぞﾉｼ/面倒な子供もどきの奴ですが宜しくお願いします)

【PF】
名前：水銀桜(Suiginsakura)
年齢：15歳前後
容姿：髪の色は絵の具を塗った様な、染めたような現実味のない水色で髪質はストレート。それを肩に僅かに届かない程度の長さでおかっぱの形に切り揃えており、前髪は眉の下でパッツンに切り揃えている。前髪に隠れた眉や瞳を覆う睫毛は銀色で、瞳の色も両方銀色。形は猫のように丸く若干吊り上がっていて、常に意地悪そうなニヤニヤとした笑みが浮かんでいる。肌は色白で、その白さは病的で不健康や貧弱そうな印象を与えるほど。体つきは華奢でまだまだ筋肉などは未発達な様子、身長は148cmと150cmに後僅かに届かない。顔立ちは大人びているのでそこそこ歳は食っているのだろうが、体つきが幼いので子供のように見られがち。服装は何があろうとも何処へ行くにも必ず漆黒に桃色や白色で桜の花弁が刺繍された女物の着物。胸元は息苦しくなく見苦しくない程度、つまりは鎖骨が見える程度に肌蹴られている。袖は両方とも手の先が見えないほどに長く、隠された両手の爪は長く伸ばされ鋭く研がれ全て漆黒に塗られているが武器としての用途はないとか。丈は足首が隠れるほどで、動きづらさを軽減するために両足の膝辺りまでスリットが入っている。帯は銀色で、所々に着物と同じような桜の刺繍が入っている。足は裸足に黒の下駄で鼻緒は水色、ちなみにこれも女物。左耳だけに銀と水晶で作られた大きめの十字架のイヤリングを下げており、これは切り揃えられた髪からのぞいている。容姿は全体的にパッと見では少女のような雰囲気になっている
性格：何があろうとも結果的に自分が楽しければ後の周りはどうでもいいと本気で断言するほどの自己中心型。気に入ったものはどんな手段を使ってでも手に入れ手元に置き、気に入らないものや飽きたものは容赦なく何事もなかったように斬って捨てて忘れ去る。基本的に容姿と似ていて、子供のような我儘と悪戯心に加虐心、残酷で無知で無垢な精神を持ち合わせた味方にとっても敵にとっても迷惑な存在。それでいて更にどうしようもないほど重度のナルシストで、自分は美しい生き物なのだと信じて疑わない。現在の姿は自分を一番美しく見せることができると自負している。そのため敵味方関係なく等しく見下したように接し、舐めた態度で話をする。常に世界の頂点は自分であるという思考のもとで成り立っている。猫のように気まぐれで、喜怒哀楽は意外と薄く常にニヤニヤとしたムカつく笑みを湛えていることが多い。敵味方は関係なく、ただ同族かそれ以外かという違いしかないため仲間意識は壊滅的。協力や同情などという言葉は彼の辞書にはない。子供らしいということでかなり行動は直感的で後先を考えず、自負からくるかなりの楽天家のため騙されやすいという意外に馬鹿な一面もある。難しい言葉などはまず聞く気を起さないため、それを使えばあっさり騙したり気を逸らしたりできるとか
4：水銀桜(悪魔) ◆U1RHAiczVc：2010/08/27(金) 07:43:22: (>>3の続き)
種族：悪魔
武器：基本的に不所持で、敵の得物を奪うのがスタイル
備考：一人称は「僕」で二人称は「キミ/お前」前者が異種族に後者が同種族にという変わり者。口調は基本的に丁寧過ぎるほどの敬語だが、それが逆に相手の精神を逆撫でする事を知っている。好きなものは「自分/綺麗なもの全般/面白いもの/遊び」嫌いなものは「無能/醜いもの/つれない人/面白くないもの」で、元が気まぐれなので時と場合と人により多少は変化する。戦いのときでも常に笑みは崩さず、逆に余計に楽しげになる。武器を奪って戦うということで一応ほとんど全ての武器は扱えるようにしているが、能力系の奪うことができない武器を持つ敵は苦手としている。現在の姿はほとんど女装のようなものだが、別に女になりたいわけでも既に心が乙女なわけでもなくただ単に気に入った服が女物だったから。悪魔の象徴でもある羽根は体に不釣り合いなほどに大きく、片方の羽だけで自身の体を覆ってしまえるほど。それが力量を表しているのかは全くの不明で、本人も大きいことが面倒なのか滅多なことでは外に出してはこない。名前は勝手に名乗り始めた偽名で、本名は長い年月で忘れてしまったとか。現在の名前の由来は自身の髪と瞳の色、それに好きな花である桜をくっつけて語呂がいいように並べただけ
5：新規：2015/03/26(木) 08:33:18: 「やだ…この人怖いです、姉者」
「ええ、本当に不快だわ、妹者」

白髪は怯えたように黒髪にすりより手をとろうとする。
黒髪はそんな白髪の意を汲み取ったのか指と指を絡ませた。
次の瞬間、ざわりと白髪の様子が一変する。カタカタと震える身体から黒紫色の霧のようなものが現れる。
"それ"が辺りに充満し、彼女らの周りに生い茂っていた木々や電線に座っていた鴉に触れられたものは、次々に"生"を失った。
木々が次々と根から折れ倒れる音が聞こえただろう。泡を吹いてボトボトと地面に落ちる鴉はやがて目を見開き硬直した。
辺りに不快な臭いが満ちてゆく。

「殺しましょう、妹者」
「分かりました、姉者」

「妹者に手を出すのなら私のように毒素を解毒する力をつけることね」
「あ、姉者に手を出すのならばわたしを倒してからにしてください！」

「妹者はとても可愛いでしょう？」
「姉者はとても魅力的なんです！」