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【助けて…】学園内のイジメ【苦しい…】
1
:
主
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/10(土) 05:00:30
ここはアリス学園。見た目は普通の学園…でも…
中は違う…イジメだらけ…
貴方は転校生?…気を付けて…
〜ルール〜
1.荒しは無し!無視!
2.トリップは絶対に付けてよ?
3.ロルは絶対に付けて。
4.ケンカはあり。
5.4でケンカありだけど本体同士はダメですよ。
6.キャラのプロフィールは書いてください。
7.いじめる子役の方も募集します。
では…プロフィールの書き方。
〜プロフィール〜
名前/(和名でも仮名でも。仮名の場合は本名書いてください。)
年齢/(年齢は同じじゃなくてもクラスは一緒です。)
性別/(男か女か。)
性格/(簡単でもOK。)
容姿/(髪の毛の色や目の色など)
服装/(制服は基本ありませんので私服ですよ。)
役 /(いじめる方かいじめられる方か)
種族/(なんでもありです。)
参考/(過去など?)
>>2
に主のキャラのプロフィール。
>>3
にぶりっ子キャラのプロフィール。
75
:
ななしさん
:2010/07/11(日) 17:33:57
まずファンタジーなのか戦闘なのか虐めなのかテーマがはっきりしていない気がするのですが。
スレタイに虐めとアルのならば虐めなのでしょうが、その割にはファンタジー要素もあるし戦闘もあるようで。
自分の世界を繰り広げていては他の人も入りづらいでしょうし、まずは世界観や設定を確立させるのが大切かと。
もしもそれができないのならば、自分で小説掲示板に小説を立てて書いた方がいいのではないか、と思いました。
突然失礼しました。
76
:
ライン
◆c8vXzQq52k
:2010/07/11(日) 20:16:56
『あなた達。私がサイコキネシツ(エスパー)なのは知っているだろうけど、牙舞様の前で暴走するわけにはいかない。だからあなた達、牙舞様をお守りしてさしあげて』
梓儆「分かりました」
『もたもたしないで』
河陰「早く行くぞ」(シュッッ。音を立てて、瞬間移動をした。梓儆がサイコキネシツで、河陰はテレポーターだ。そして牙舞の所へ行き)
牙舞様、ライン様からのご命令で、護衛を頼まれました。(二人声を合わせて)
>牙舞
77
:
小野寺 洵
◆O.rKWxukTc
:2010/07/11(日) 22:08:51
そうだな…―
(苦笑いをする相手を見ると、直ぐに真っ直ぐ前を向き直し再び景色を見た。そして、悲しそうに呟く相手の声を聞けば真っ直ぐ前を向いたままぼそっと呟いた。)
>>霧沢
…―
(相手たちに気づくこともなく屋上におり柵に近い場所に居て柵に手を掛けた。屋上から見える綺麗な景色を見ていた。/p;絡み文感謝です!)
>>闇嵐
78
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/11(日) 22:21:28
>>58
牙舞ちゃん
急がないといけませんよね……、
(そう言って屋上へつながる階段の前まで来ると、走って階段を駆け上り、急いで屋上へと向かう。そして、扉の前まで来ると見知らぬ男の人が牙舞の前に立っていたため驚いてしまい、立ち止まってしまう。自分の位置からは相手の姿は見えなくて)
>>59
零ちゃん
お…お姫様…ですか…//!?
そ…そんなこと…ないですって…、、
(相手に「お姫様みたい」と言われ驚いてしまい、顔も少し赤くなる。すぐにそんなことないと取り消すように言って)
>>69
洵君
…読みますか…?どうぞ…^^
(相手が「読みたいな…」と言ったため、微笑んで「読みますか?」と問いかけながら開いたままにしていた本を閉じ、相手の前に小さく差し出して)
79
:
闇嵐 牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 06:25:46
(p.本体から失礼します。そうですね。ななし様の言う通り自分の世界を作ってはダメですね。では虐めに決めさせていただきます。ファンタジー、戦闘を入れてしまい、すいませんでした。ご注意、ありがとうございました。
>>75
ななし様
(p.本体よりお願いです。自分が書き込んだ絡み文[
>>74
]は無しにしていただきたいです。勝手ですいません。他の絡み文を書き込みますので、そちらに絡みをお願いします。
>>このスレに入っていただいた皆様
『何してんだ?小野寺。』(隣に行き一緒に綺麗な空を見てる)
>>77
小野寺
?男「フフフッ…」『なっまて!…チッ…。あ、綾。』(男は消えると麻綾を見て「あ、綾」と声を出す。/p.麻綾ちゃんの事を牙舞は綾と呼ぶことにしてください。)
>>78
綾
80
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 07:21:37
――…ぁ…が…牙舞ちゃん……、、
(男が何処かへ消えたため、驚く。相手に名前を呼ばれ、初めて相手がそこにいることを知る。そして、その後に、「私に何か…用があったんですか…?」と小さな声で言って/了解です^^)
>>牙舞ちゃん
81
:
小野寺 洵
◆O.rKWxukTc
:2010/07/12(月) 07:23:21
有難うな…―
(自分の前に小さく差し出す相手を見ると、軽く微笑みかけてお礼の言葉を呟いた。すると、本を手に取り開き読み始め)
>>早瀬
屋上の景色好きだから、見てたんだ…―
(相手の声が聞こえると隣に居る相手を見て再び景色を見て気持ち良さそうな表情をした。そして、そう呟けば微笑みかけて)
>>闇嵐
82
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 07:46:37
…いえ…―――、
(微笑んでそう言い、本を読み始めた相手の横顔を優しいまなざしで見つめて)
>>洵君
83
:
霧沢 零
◆mXR.nLqpUY
:2010/07/12(月) 08:27:36
・・・そういえば
名前聞きそびれちゃったから
教えてくれない?
(ふと会話が途切れると名前を聞けなかった事を思い出し尋ねてみる)
>小野寺
そんなことあるよ
ん〜・・あ、「シンデレラ」かな例えるなら
(否定する相手に「そんなことある」と笑顔で言うと例えを探し「シンデレラみたい」だと言った)
>麻彩ちゃん
84
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 09:46:58
シンデレラ…ですか…、そうかもしれませんね…
私は姉たちにこき使われてる少女…と同じですよね…
シンデレラのように、自分の前に素敵な王子様が現れることはないですから…
(相手に「シンデレラみたい」と言われ、そうだと思った。しかし、納得したのは義理の姉たちにこき使われて毎日掃除や洗濯をしている時のシンデレラ、王子様と幸せに踊ったりしているところは絶対に無い、と思っていた。そのため、「私の前には王子様は現れない…」と俯き気味に言って)
>>零ちゃん
85
:
闇嵐 牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 12:57:15
『…久しぶりに…綾に会いたくなった。』(ゴロンッと寝転ぶと「隣、来なよ。」と言い)
>綾
86
:
こんにちは!!
:2010/07/12(月) 13:08:49
こんにちは!!
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87
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 14:50:53
…そ…そうなんですか…(相手が「久しぶりに会いたくなった」と言ったため、最近相手に会っていないと言うことに気が付いた。相手が寝ころんで「隣来なよ」と言ったので、言われたとおりに隣へ行き、座って)
>>牙舞ちゃん
88
:
闇嵐 牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 15:34:36
『君も寝転がりな?』(目を閉じて)
>綾
89
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 15:38:47
ぇ…?ぁ…はい、、では……、、
(そう言ってゆっくり横になって空を見る。そのとき初めて今日はこんなにも天気が良かったことを知る。真っ青に澄んだ空に白い雲…本に出てきそうなくらい綺麗な空だった)
>>牙舞ちゃん
90
:
闇嵐 牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 15:42:44
『…』(自分の左手を相手の右手と繋ぎながら空をみて)
>綾
91
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 15:48:01
…!?…綺麗…ですね、空……
(相手が手をつないできたため驚いてしまうが、放そうとはせず、そのまま空を見ながら「綺麗ですね」と小さな声で話しかけて)
>>牙舞ちゃん
92
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 15:58:34
『うん…敬語外してよ、綾。』(空を見て綺麗だなと思いながら返事をし)
>綾
93
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 16:08:23
あ…ご…ごめん…、癖で…つい…、、
(相手に「敬語外して」と言われ、やっと自分が今まで敬語で相手に話していたことに気が付く。よくいじめられてしまう自分にとって、敬語は普通になってしまっていたため、違和感を感じていなかった。)
>>牙舞ちゃん
94
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 16:20:11
『いや。良いよー。』(相手の頭をポンポンと撫でる)
>綾
95
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 17:03:33
は…はぃ…
(相手にされるままに頭を撫でられた後、微笑んで相手の方を向き)
>>牙舞ちゃん
96
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 17:05:36
『どうした?』(撫でたまま楽しそうに笑い)
>綾
97
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 17:11:57
え…いや…、何だかこうしてると他のことが忘れられて、開放感があるなぁ…って思って…
(微笑んだままそう答えて)
>>牙舞ちゃん
98
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 17:16:01
『あ。確かに。これが解放感かー…』(うなずきながら微笑み)
>綾
99
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 17:19:32
教室なんかよりずっと良い…私、ここ好きかも…
(空を見て優しく微笑みながら言って)
>>牙舞ちゃん
100
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 17:38:15
『だって授業サボってる時はここに居るし。』(欠伸をして言うと空の流れる雲をみて)
>綾
101
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 18:01:32
あ…そういえば…今…何時…?
(相手が"授業"と言ったので、そういえばもうすぐ授業が始まるのではないかと思い、今何時かと問いかけて)
>>牙舞ちゃん
102
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 19:06:18
『知らない。』(何時と聞かれ知らないと答えてから目を瞑り)
>綾
103
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 19:20:55
…そっか…
(相手が知らないと答えたので、少し残念そうにそう言う。相手は目を瞑ったが、自分はそろそろ戻らなくては、と思い、立ち上がって相手に「私、先に戻るね?」と言って)
>>牙舞ちゃん
104
:
ライン
◆c8vXzQq52k
:2010/07/12(月) 19:30:50
河陰「痲彩様ライン様がお呼びです」
105
:
闇霧幽(スペード/ボス)
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 19:40:04
『…また次の休み時間に来いよ?』(相手に微笑みながらまた来いよと言いながら目を開けた)
>綾
106
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/12(月) 19:41:15
名前ミスしてすいません!
107
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/12(月) 21:50:50
>>104
ラインちゃん
…ラインちゃんが…ですか…?
(相手が自分のことを呼んでいると聞けば、驚いていつもより小さい声で言って)
>>105
牙舞ちゃん
…牙舞ちゃんは帰らないの…?
(相手が帰る様子を見せないため、気になってドアの前で立ち止まり、そう問いかけて)
108
:
闇嵐 牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/13(火) 00:53:29
『めんどくさいからな。』(サラッと言う)
>彩 p.いままで漢字間違えててすいません!
109
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/13(火) 13:53:57
そっか…じゃぁ、…また…後で…
(ニコッと小さく微笑んでそう言って)
>>牙舞ちゃん
110
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/19(月) 01:20:35
(p.暫く放置してすいません!)
『…あぁ…気を付けろよ。』(相手のほうを見て気を付けろと言い心配したような顔をする。)
>彩
111
:
早瀬 麻彩
◆Puo35Yd8Hw
:2010/07/22(木) 19:20:05
うん…、、じゃぁ、また後でね…(相手が心配そうな顔をしていたため、今までしたことがないような笑顔で「また後でね」と言い、階段を降りていき)
>>牙舞ちゃん
112
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/23(金) 08:16:40
『また…一人か…』
(一人残され屋上に寝転がったまま居る。空を暫く見つめていた。鳥や風の音を聞くともっとよく聞いたかったので目を閉じた。暫くしてから暖かさに睡魔が襲い眠りに付いた。/p.絡み文です!)
>ALL
113
:
里奈
◆di0JGcaEWE
:2010/07/23(金) 21:02:36
プロフィール
名前高橋里奈
年齢11
性別女
性格気が弱いが、一度キレると大変なことになる
容姿髪の色は黒で、顎の少し下。眼の色はオレンジ色
服装黒のワンピース、頭に少し大きい黒リボン
役いじめられる方
種族実は、幻術使い
参考過去に数年間いじめられたことがあるので、いじめは許せない。でも、気が小さいので本当のことを言えない。
あと、マフィアの娘だったが、心優しい性格のため幻術で人を攻撃したりすることが出来ず、
親に捨てられた。
いちおう幻術は上手い
114
:
里奈
◆di0JGcaEWE
:2010/07/23(金) 21:08:16
闇嵐さん、こんなところで寝ていては、風邪を引いてしまいますよ
(牙舞の顔尾を覗き込む)
>闇嵐さん
115
:
里奈
◆di0JGcaEWE
:2010/07/23(金) 21:10:30
(顔を覗き込むのところ、まちがえて顔尾をになっちゃいました、すいません><)
116
:
里奈
◆di0JGcaEWE
:2010/07/23(金) 21:15:13
(またまたすいません!闇嵐牙の牙付け忘れてました連レスすいません!)
117
:
里奈
◆di0JGcaEWE
:2010/07/23(金) 21:26:12
(てプロフィール見てみたら牙舞で合ってましたね、本当に何度も何度もすみません!)
118
:
闇嵐牙舞
◆e08qmSZ4kM
:2010/07/23(金) 22:52:38
『…?ふあ…あ…お前はマフィアの…高橋里奈…?』
(相手に声をかけられ起き上がり起きるとあくびして相手の名前を呟いた。相手を見てまた寝転んだ。/p.よろしくです!)
>高橋里奈
119
:
里奈
◆cGkzpq.tnY
:2010/07/24(土) 11:10:45
よくご存じですね
(少し驚いた顔で言う)
あなたも裏社会の人間なのですか?
(/pこちらこそよろしく^^)
120
:
ああああ
:2014/01/13(月) 15:15:51
ああ、ありがとうございます。ええ、大丈夫――…また遊びにきますよ
(林檎やら野菜やら様々な食材が入った紙袋を抱えた青年は町のなかでも一際大きな建物の門で相手に踵を返す。門には古びた木の看板と孤児院という文字が。本当に大丈夫なのかとたずねられ大丈夫だと答えたあとも青年より年を二十歳ほど上回る壮年の女性は不安げな表情を崩さない。それもそのはず、数年前に旅に出た子供がある時指名手配され何の音沙汰もなく帰ってきてまた旅立とうというのだから心配にもなるだろう。へらりといつも通りに笑顔を作ればまた遊びに来るといった旨を伝えそのまま育ての親のもとを後にした。人混みの多い市·場に出ればフードを被りあまり人とぶつからぬように歩いて行く。数年間の逃亡生活のせいでこんな妙な術を会得してしまった事に苦笑いを浮かべながら歩いていけばたどり着いたのは港の防波堤。熟れた果実のように赤く崩れてしまいそうな歩道ほど輪郭を揺らした太陽を見つめながらポツリと一言呟く。彼が追われる身となった一員であるあの青年とその仲間たち――…今でもあの海で略奪行為を繰り返しているのだろうか。そうぼんやりと考えながら人気がいないことを確認しフードを外す。強い潮風に紫色の髪が乱雑に靡くのを気にもとめず紙袋のなかからトマトを一つ取り出し其れを一口頬張って)
……元気に。いいや生きてるかな―――…彼奴等。
121
:
あああ
:2014/04/05(土) 14:14:42
>>all
(その街は今日も人で賑わう。雑他な匂いと四方から響く人々の声。それを防ぐようにやんわりと耳を塞ぐように、手を耳の位置にあてながら足早に歩を進める。広場を中心に様々な商品――…食料や雑貨、動物までもが並べられた露店と、そこに吸い寄せられるように集まる人の波を潜り抜け、少女はバザール会場から外れた小路に出た。そのまま緩やかな坂を登っていくと、見えるのは小高い丘にある古びた、でも大きな時計台。この石煉瓦造りのその建物が今の少女の住処だ。脇に添えられるように取り付けられた螺旋階段を登り、扉の前に立つと首に掛けた2つの鍵のうちの一つを鍵穴にそっと差し込む。くるんと回すと扉はかちりと音をたてて開いた。そしていつも通り金色のドアノブを引くと、誰にも見られていない事を確認してからその体を部屋の中へと滑り込ませた。)
122
:
あいうえおん
:2014/08/15(金) 19:13:04
―――夜。
時刻は、既に午前0時を回っており院内は静寂に包まれていた。
そんな入院患者や非番の医療関係者達は寝静まった頃、サンドラは院内のフロントにある受付に腰掛けていた。
その傍らには首に付いたリボンを寝惚けてかじる体長50cmの熊・エルティが寝息を立てている。
夕食時に、食事を摂りすぎた影響か普段のより大きめのサイズになっているようだ。
「――――ふあ…、」
ピンクを基調としたロリータ服の上に白衣を重ねた姿のサンドラは、心底眠たそうに欠伸を吐き出す。
一見、身長や容姿も相俟って十代半ばの少女のように見える彼女だがその中身はれっきとした大人。
どれだけ見た目に不安要素があっても医師見習いであることには変わりはないのだ。
(なかなか――――眠い、ですね…。)
そんな彼女は現在、深夜――つまり緊急外来に備えているようだ。
新人にやらせるにはなかなキツイものがありそうだが、身を寄せる際なんでもするといった彼女らしく、喜んでこの仕事も引き受けたのだった。
ここまで眠気との格闘を繰り広げなければいけなかったのは誤算だったが。
「よっと…取り敢えず、なんか缶珈琲でも……」
眠気に耐えられなかったのか、受付から一旦離れる。
若干何時もより重いエルティを抱き抱え、向かうのはすぐ目の前にある自販機。
ちなみにこの自販機の位置、丁度院内の入り口である扉のすぐ近くだったりもする。
それから数分の間、サンドラは眠気を飛ばす飲み物を選ぶべくボタンの羅列に指を滑らしていたが――――。
123
:
火
:2015/01/28(水) 21:16:02
(『そうしようと決めなかったのはあの子が居たからだ』)
(散歩道、深く濃く生い茂った森の中を歩いていると、瑞々しい枝葉に混じって汚い色が混ざっているのを見つけた。そこに居たのは、鳥。見る限りではかなり大きい――だけれども、羽根は美しい飾りにも、肉は食べれるものにもならない、見てくれだけが大きい鳥だった。樹の枝に宙吊りにされたその鳥は腹部の羽毛を真っ赤に染められ、辺りにはバラバラと鼠色の羽根が落ちている。虚ろに、ガラス玉のように大きく見開かれた目が、人間の姿に変化している自分の姿を写していた。そっと、その無残な亡骸に手を伸ばす。首もとに指を滑らせればまだ僅かに体温は残っていた。嗚呼、可哀想に。人間の戯れ事の一興として殺されてしまうだなんて。ナイフで
124
:
火
:2015/01/28(水) 21:52:18
……もう、よい。もうよいのだ、全て遅かったのだよ―――汝は。
(相手の咆哮の如き、力強い言葉と共に吐き出された攻撃を、受け止めるために、刀全体に焔を展開。
余分な焔を捨てるように刀を降り下ろし、すぐさま構えの姿勢を取れば、避けることなく相手の一閃を寸出のところで受け止める。
刀に、そして自身の身体にも、異常なまでの重圧が掛かる。
それは相手の能力によるものか、それともただ単に彼の言葉が現実になっているのか、それは分からない。
彼の大切なものを護りたい気持ちはよく解る、人の心に疎い自分にだって理解っていた……今ここで武器を打ち合うこの人間はわたしの憎む人間ではないと。
ただもう―――。)
もう遅いのだ。龍族は殺され住み処を失い苦しみに喘いでいる……既に、汝ら人間を亡ぼさぬ限り、我々に安寧は訪れない…!
(そう、だからわたしは汝らの敵になるのだ。かつて協力しあい、共存してきたわたし達はもうこの世界には存在出来ないのだから。
剣同士の均衡から後退することで回避すれば、刀にまとわりつく焔の量は増してゆく。それは即ち、祷りの業火。
人間の戦士よ―――死せよ。そう小さく呟くと共に、刀を降り下ろした。焔はまるで龍の如く、渦を巻き、相手へと向けて牙を向けようとする)
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