>>38
few
料理長さん、捜し物ですか?…高い場所なら俺が探しますよ!それとも料理長さんが落ちちゃいそうになったらキャッチする役割しますかっ?…なんて、…じょ、冗談です
(海に直下してくる太陽の光。それは直視できないくらい眩しすぎて、いっつもどうにかして太陽の形を見てみたいなぁ。キラキラとその光で輝く水平線。船の縁にたって、下を見下ろせば深い深い青色。海の底にはサファイアがたくさん沈んでたりするんじゃないか。ならば幾度か海色の瞳といわれた自分の目もサファイアだったらいいのに、と目を擦ってみた。自分の瞳が高価になったわけでもないのに気分はご機嫌。軽い足取りで部屋に戻ろうとすれば、ガタガタと忙しそうな音がキッチンから聞こえる。ドアに付いている小さな窓から覗けば、白いワンピースと足錠。それですぐに誰だかわかった。そっとドアを開ければ、約180センチある自分にとっては小さな身長でなにやら探しているようだ。調味料かな?お皿かな?食べ物を保管する場所じゃないのは確かた、と彼女が登る椅子の足元まで近寄り、真後ろは嫌うと聞いていたため真横に立ち。ご機嫌なせいもあってか珍しく話をかけようと、頼りない笑顔を見せながら話かけ。できる事ならば手伝いますよ、と意気込み。その中に少々冗談も混ぜて。しかしそれが後々後悔する事になる。コミュニケーション能力がないくせに言ってしまった冗談。相手が引いてしまったらどうしようか、と今更笑顔のよこに冷や汗がたれる。 気まずそうに両手合わせをしきりに動かしながら目線を散らばらせ/p:人懐っこい感じにするはずがうざっこくorz可愛らしいわけあり料理人さん…Vvお手伝いしたいですっよろしくお願いします!)
>>50 Charles
(雲ひとつない爽やかな空、優雅に魚の泳ぐ姿が見えるほど透き通る海水。なんて清清しい日なのだろう。今日は何をしよう―…、嗚呼暇すぎる。今日のやる事は全てやった、用事も終えた。何もすることが無い事に、何故か落ち着かずそわそわと辺りを見渡してしまう。潮風が薄紫の色を擽り、海の匂いが鼻にツンと来る。―嫌では無い、寧ろ好きな匂いだ。"何時から慣れてしまったのだろう"とそんな事を思いながら歩いていると、薄茶色の髪色をした男を見つけた。何処か見覚えのある顔。―…監査官だ。リズはその男を怖いと、思っていた。船員と同じように扱うわけにも行かず、勘に触る事を言ってしまったら何か言われてしまうのではないか。しかし、静かに本を読む姿に思わずふっと笑みを零してしまった。そんな意思はないのかもしれない。自分が思ってるより悪い人ではないのかもしれない。嗚呼、いけない。喋ってみた事のない人になんて失礼な事を思っていたのだろう。―ふと彼と話してみよう。"何だか面白そう"そんな自由な発想が彼女の脳裏を過ぎった。すみれの花のような髪を海風に舞わせながら、ゆっくりと彼の背後に近付いていくと、ぴたりとそこで足を止めた。傍から見れば滑稽で違和感を感じる景色だろう。―思わずくすっと笑い声を零すと、リズは子供のような甘ったるい声で彼の耳元でそっと囁いた。勿論、指先をそっと彼の目元に添えて。)―だぁれだ、…ふふ。hello、監査官さん。読書もいいけれど…たまには一緒にお喋りなんてどうかしら。
(p:ぎゃあ、うちの子なにしてるの(゚д゚)!って感じでスミマセン。初めまして、リズの本体です。素敵な監査官様にハァハァ状態です←/こんな奴ですが、よければ絡んでやってください^^*)
>>36 BELL
(ガヤガヤと人やら荷物やらが運び込まれている船の出入口付近、出航間近だということが目に見えて分かるそんな風景の中。それに伴って広がる空に抗がって突き立てる様にして張られた帆はそこらに広く涼しい日陰を作り出す。真昼間にしては過ごしやすいその場所に背を船の縁に凭せかけて体育座りをしていた。片手には氷の入った小さな器を持って。先程港で大きなブロックから切り出して売っていたものを貰ってきたのだ。人の頭三つ分くらい有るそれを箱で持って帰って来たのには流石に驚かれたが売り子が言うにはその箱に入れて薄暗い所に置いておけば3日は保つらしい。その中から拳くらいを削り出して小さく砕いてある。口に放り込めばじわじわと水に変わっていくそれを含みながら周りを見渡す。潮風に白いワンピースがはためいた。汗だくで動く男達。手伝おうか、と申し出てはみたが腕をちらっと一瞥されてから"無理するな"と言われた為少しふて腐れているのも事実だった。そんな中に見つけたやけに小さな人影に目を凝らす。…多分、隊長より小さい?失礼なことを抜かすと次に影から出てきたのは、あぁ。彼だった。女らしくしなやかだが何処か男らしさも残る中性的な彼を)