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【止まった】Time stop【時の歯車】

1Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/08(火) 21:01:23

そこは、時間の止まった街。
どこを探しても見つからない、本当にあるのかさえ分からない、けれど確かに存在している街。
倒れそうなベンチ、上がったままの太陽、噴水から噴き出る水は重力に逆らい止まったまま。
誰かが止めてしまった時間。肉体の時間さえ止まってしまった。


――そうして過ぎ去って行く時間に取り残されたまま、



1 トリップ必須。つけていない方は参加不可。
2 ロールは最低でも四行(300文字程度)は回す事、回さない場合は二回の注意後強制リセット。
3 ネチケ等は言うまでもなく守る、守れない場合は上記と同じく。
4 恋愛、戦闘、死亡、何でも可。恋愛はジャンル問わず、しかし限度を以って。
5 基本的に何でも有、息抜き程度に参加しよーみたいに思って頂ければ。ゆったりまったりが良いと思うのだよ。
6 参加の際は下記のPFを書く事、最強設定、美化設定不可。

名前/
性別/
年齢/
性格/
容姿/
備考/

2秦傷 千 ◆1sVnrAX1bs:2010/06/09(水) 18:17:38
(入れてください。プロフィールは後で書きます。)

3Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/13(日) 14:55:04

名前/Envy
性別/女
年齢/不明(推定百歳以上)
性格/来る者拒まず、去る者追わずの基本的に穏やかな性格。10歳程度の幼い容姿とは裏腹に、言っていることはどこか大人びており全く釣り合わない。時間の止まった街で永い時を過ごす内に人間の汚さや貪欲さをこれでもかという程に知り、その全てが嫌になり上辺だけの関係を保っていると言うのが相応しい。だが、それは五十年以上前の話で現在は住んでいる家から出ない為、他人との関わりは皆無。そのことを本人は何を思うでもなく毎日を事務的に過ごしているが、その反面、たまに家から出て街を歩くことから他人との関わりを求めている節が読み取れる。が、そのことを認めると「五十年間のEnvy」を否定することになり、今まで作り上げて来た均衡が崩れるのもわかっている為、容易に受け入れることが出来ない様子。いい人ぶっていても本当はどこまでも他人の目を気にし、適度に受け入れて貰い適度に嫌われるという曖昧な境界線を守っている臆病者と言える。そんな自分が嫌いで何度も何度も直そうとしたものの、永い年月を生きる内に「今のままでいいのではないか」と思い始め、最近では諦め今のままの平穏な“日常”を満喫している。それでも、自分を“非日常”へと導いてくれる存在を渇望していることから、退屈を嫌うことが窺い知れる。好きなものは苺、可愛いもの。嫌いなものは白い物、汚い物、肉類。

4Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/13(日) 14:55:29

容姿/まるで天使の羽のように真っ白な髪を持ち、長さは膝辺りまでとなっている。結うことは一切なく、常時おろしている。そして、肉体の時間が止まっている所為なのか、乱れることもなければどれだけ時間が経とうと現在の長さから伸びることもない。前髪も同じように胸より少し上辺りまでで動きを止めている。左右対称にわけており覗く垂れ目の瞳は血に濡れたような淡紅色で、別段小さくなければ大きくないという曖昧な大きさ。奥二重で左目の下に泣き黒子が存在しているのが特徴的。色素が通常の人間よりも少なく、肌色も乳白色に近い青白さを保っている。顔立ちは8歳から10歳程度に見え、華奢で小柄、身長も140cm前後と幼く見られることの方が大半。しかし、纏う雰囲気は酷く穏やかで何千年も生きた仙人等を連想させる。いつも装飾品などが一切ついていない白いワンピースを身に纏っており、丈は膝下5cm程度。袖の部分が拳に近付く度に段々と広くなって行く作りになっており、先端にはフリルがついている。非常にゆったりとしていて、身体に纏わりつかない大き目のサイズを着用している。此方も髪の毛と同様に乱れることは一切ないが、街へと入る直前までワンピースの裾を握りしめていたらしくくしゃくしゃになっているのだが、何故か裾を握りしめていた筈の手は自由に動かせる様。他にも時間が止まっている筈なのに躯を動かすことが出来るなど、疑問点は多々ある。靴の締めつけられる感覚が苦手らしく、常時裸足でいる。
備考/ふらふらと彷徨い歩いてきたときに誤って街へと足を踏み入れてしまい、それ以来、街から抜け出せなくなってしまい歯痒い思いをしている。迷い込んだ当初は抜け出そうと何度も試みたのだが、幾らか経つと諦めがつき現在では街の住人となっている。基本的に家から出ることはないのだが、気が向くと街の中心に存在する時計台へと散歩をしに行ったり、仲の良い老人の元へと尋ねに行っている。イギリス人だが日本語、英語、スペイン語を話すことが出来る。

(PL:今日は。何だかただの可笑しな人になってしまいましたが、主のPFを投下しておきますね。ゆったりまったり皆さんとお話したいと思っていますので、他スレの合間の息抜きにでもーみたいな雰囲気で参加して頂ければと思います。何分スレを管理するのは初めてなので頼りない主になると思いますが、宜しく御願いしますね*^^*)

5山本 美砂 ◆mkSlAKVcCY:2010/06/13(日) 15:43:32
名前  山本宇佐(やまもとうさ)
性別  女
年齢  不明(ただ覚えていないだけ)
性格  何にでも興味を持ち、気に入った物にはとことん夢中になる。だが、飽きるのも早く、下手したらそれをとことん嫌いになっていく。見ためのとおり、中身もお子様ですぐにむきになり、からかうのは好きでも、からかわれるのは嫌。気に入らないことがあると怒り、全て相手のせいにする。はっきり言うと自己中心的。なかには、その性格を嫌う人もいるが、持ち前の明るさで人気を得ている。嫌われ役になることを望んでいる。自己中なのも本当の自分を押しつぶして演じていて、実際は優しい女の子。そのことを心のすみでは気付いてほしいと願っている。
容姿  この町に来てあまり日が経っていないため、身長などは年齢にあっている。実の年齢は12歳であり、身長も142、3という。髪は、日本人らしく黒くて、肩と腰の間ぐらいの長さ。本当は、もっと伸ばしたかったがこの町に入ったせいで伸びなくなってしまった。服装は、短めの黒いスカートに濃いピンクのTシャツ。実際は、着物を着て居たいがこの町で着物を着るのは目立ってしまうため控えている。スカートよりズボンで楽な格好を本当は好む。

6山本 宇佐 ◆mkSlAKVcCY:2010/06/13(日) 15:53:09
が、何故か好きではない格好をしている。

備考  一流の剣術道場の娘。日本が好きだが、そこで大きな問題を起こしてしまったため、一人で逃げてきた。この国の言葉が分からず、ジェスチャーで気持ちを伝えようとする。体を動かすのが好きで常に木の上や屋根の上に居る。

(PFを書かせて頂きました。入っても良いでしょうか?)

7傍観者 ◆n8Kqcmui9w:2010/06/13(日) 16:26:03
名前/傍観者(Onlooker/オンルッカー
性別/男
年齢/街に来たと同時に数えるのを止めているが、街に来た際の年齢は二十代だったらしい。
性格/数少ない友人や顔見知り、親戚が困っていようとも助けずにただ遠くから他人事のように見ているだけ、殺人犯が血の付いたナイフを持って自分の横をすり抜けていようと見ているだけ、誰かが目の前で襲われていようと傍観するだけ、という「名は体を表す」とでも言いたげな程の傍観者のスタイル。自分から他人に関わることはないが他人が話しかけてくれば返事は返し、長くなりそうな話にも付き合う部分もあり、その過程で何故か出来てしまった友人も五本の指に入る程度だが居るらしい。自分に害を成す者は面倒くさがりながらも適当に痛めつけてさっさと逃げたり、戦闘や殺人を好まない傾向も見受けられるが、実際の所「面倒臭い」「変なことに巻き込まれるのが嫌」という考えが影響していると思われる。礼儀なんてものは存在していないくらいの礼儀知らずで、どんな人間にもタメ口でどこか上から目線とも取れる言葉を吐き捨てる。
容姿/金髪というよりは黄色い長髪は腰の辺りまで伸ばされており、緩くウェーブがかかっている。頭にはまるでゴシックロリータのような小さく黒いシルクハットがちょこんと乗っている(飾りは青い薔薇のコサージュや銀の十字架、髑髏など)。眼の色は濃い銀灰色で若干吊り目。睫毛はマスカラなどを使用してはいないのだが案外長め。肌の色は一応日焼けなどに気を配っているらしく色白で、左頬に入っている血飛沫のような赤い刺青が色鮮やかに見える。服装としては半袖のシンプルなドレスを主に着用。裾に近付くに連れて広がっていく形の典型的なドレスだがレースなどの装飾は殆どなし。色としてはモノトーン。黒いアームカバーも付けるのが主流なのだがしょっちゅう忘れてしまい腕をそのまま晒している事が多々。靴としてはそこまでヒールの高くない黒い靴に白いソックス。普段から白いレースで縁取りされた黒い日傘を持ち歩いており、その日傘自体が武器(らしい)。身長は男にしては低めで女にしては高めの170、顔つきは男で言えば「女顔」、女で言えば綺麗と言うより「格好いい」という部類に入る。重要と思われる胸はシリコンもパッドも入れておらず所謂つるぺた。
備考/女装している割には一人称は「俺」のまま、二人称も「お前」のままと性格や口調を変えるつもりは一切ないらしい。何の為に女装しているのかと問われればあれこれ言ってはぐらかす所を見ると本気で女装癖のある人間なのかもしれない、と噂までされている。ちなみに持ち歩いている日傘は銃器として使用したり柄を捻って抜けば剣としても使用できる物騒なもの。街に来たのは本当に「気紛れ」で、抜け出そうとも考えないらしい。ただ何も変わらない、時が流れないというのが暇で暇で仕方がないらしく、時折意味不明な行動を取ろうとする時もある。だが基本は「傍観者」の名の通りただ街も人も見ているだけ。当然「傍観者/オンルッカー」という名前は偽名だが、十年以上この名を名乗り続けた結果本名を忘れてしまったそう。街にただ一人自分の名前を知っている者が居るが教えて貰えず、普段から少しむくれ気味。

(p.へ、変な女装野郎ですが入ってもよろしいでしょうか? そして入って早々申し訳ないのですがコイツの名前を知っている方を募集します。性別年齢何も問いませんのでお願いします。本名は後々此方からお教えしようと思っているのですが…大丈夫でしょうか? それでは、よろしくお願いします)

8 ◆0TVXpbI.gM:2010/06/13(日) 16:28:46
>>7様の募集キャラを遣らせて頂いても宜しいでしょうか?

9傍観者 ◆n8Kqcmui9w:2010/06/13(日) 16:30:43
>>8

(p.おおおう早くも…! 有り難う御座います><この女装癖野郎に付き合って頂いて有り難う御座います、そしてすみません← よろしくお願いします(`・ω・´))

10Traum ◆BQxAxzxfhU:2010/06/13(日) 16:41:38
名前/Traum(トラウム/ドイツ語で夢という意)
性別/男
年齢/見た目は20代前半だが本人は分からないと口にしている
性格/悪戯好きな性格で見た目に反して結構やんちゃというか子供っぽく、脳内は小学生二年生辺りだと言える。なので人と打ち解けるのも早く、直ぐに友人になったり一緒に遊んだりする事は出来るのだが性格上に問題があったりする為、相手に去られてしまう事が多い。その問題とは前にも表記した通り悪戯好きという点。脅かしたり軽くからかうくらいならまだ良いのだが、Traumの場合は人の家に爆弾を仕掛けたり相手に向かって刃物を投げてみたりと人を殺しかけない悪戯をしているのである。なので、直ぐ人が離れていってしまう為、今まできちんと友人と呼べる友人が居らず、周りからは近付かない方が良い人間と分類されてしまっていた。未だに人との付き合い方が分からないで居て、結局悪戯をして遠ざけられるという事を無限ループしているままであり、昔から何も進歩していない。けれども本人は周りの人と仲良くやりたいと思っている様子。自分の心に正直な為に好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとはっきり分かれており物事も嘘偽りなく相手に告げる為、その事も遠ざけられる要因の一つなのではないかと最近考えているが、親に自分の心には正直でありなさいと教えられて来たので今更変える事なんて出来ずに悶々と悩んでいる状態。
容姿/外国人としては珍しい烏の羽のように真っ黒な色をした髪は項辺りまで伸びており、前は軽く眉に掛かる程度に伸ばしており左に分けている。基本的ぼさぼさで、しかも自分で髪を切ったりするので毛先もばらばらで整えてあるなんて全然言えず、寧ろ変。一時期、ずっと家に籠もりっ放しで外へ出ずろくに食事も摂らなかった時期もあったので肌の色は白く痩せた体躯。白い顔にある二つの瞳は右目が黒で左目が少しばかり濁った灰色をしており、左目の視力は殆ど無い。以前に悪戯を仕掛けて怪我させてしまった人から攻撃を受けてこうなってしまった。身長は168cmでぴたりと止まっており、肉体の成長も止まっているので伸びはしない。その事を少々不満に思っているようで文句を言っている場面もしばしば。普段は髪と同様の色をした黒いYシャツにそれとは対照的な色をした白いズボンを穿いている。Yシャツの釦は普段から二、三個外して着用している。ズボンは緩めのものを穿いているので茶色の革製ベルトを巻いてあり、中心に乳白色の宝石のようなものが埋め込まれてあり本人はこのベルトがお気に入りらしい。履き古した黒い革靴を履いていて、見た目からして履き古したという感じがひしひしと伝わってくるかのようにとてもぼろぼろ。普段から銀のロザリオを首から提げていて、亡くなった親からの貰い物だとか。
備考/普段から小型ナイフを数本所持しており、悪戯に使用。家族揃ってこの街に迷い込んでしまい、それ以来家族で暮らしていたが遊びに行って帰ってくると父も母も自殺しており、それから一人となってしまった。家ではその寂しさを紛らわせるために、小型の犬を飼っており「Freund(フロイント)」というドイツ語で「友達」という意味の名を付けて可愛がっている。

(p:何この寂しい人…!もし、こんな性格最悪で寂しい人で良ければ参加させて下さい;;)

11奏傷 千 ◆1sVnrAX1bs:2010/06/13(日) 17:10:03
名前:奏傷 千(かなきず せん)
性別:女
年齢:20(見た目17歳)
性格:17歳の頃からこの町にいる、ここへはつい最近来たばかり。明るくはないが暗くも無い。幼いが物覚えがいい。結構あきらめの悪い性格でコツコツタイプ。
見た目はクールな一匹狼。誰に蛇視しても敬語を使い、臆病であまり人を信じない。心を閉ざしてしまった人間。『仲間』と認めたものには口を利く。
旅行、旅等が好きだが乗り物酔いが激しい。感情はあまり表には出さないが嘘や騙しというような汚い真似はしない。
結構回りに気を配るがなためあまり人と話すことや人に触れることを恐れ、知らん振りをしてしまう。
この町に迷い込むまでは好奇心旺盛だったがたったの3年でスッカリ臆病者になってしまった。痛みを知らない、一言で言うと感情があやふやな人形。人を恐れ、人間以外の動物、生き物で身を守ろうとする。
結構読書もする方なので外に出るときはいつも「本を買いに行く」という理由。それ以外はあまり外へは出ない。
好きな物は本、好きなことは読書  得意なことは小説を書く事 
嫌いな物は人、嫌いなことは会話  苦手なことは絵を描く、歌を歌う事
容姿:髪の毛は輝くように明るい銀色、生まれつきこの色らしい。腰くらいの長さでフワリとほんの少しだけカールがかかっていて毛先が跳ねている。ストレートで前髪もとくに分けているわけでもない。瞳は大きく、色はうっすら、でもほんわかしたような桃色。
肌は色白だが健康的な何ともいえない色で頬は瞳の色より少し薄い桃色。見た目は17歳で細身。身長は168センチ。服はいつも違ったものを身につけているがいつも決まったイヤリング、ネックレスをつけている。イヤリングとネックレスは両方同じ薄く透きとおるような蒼い、別に何か綺麗な飾りがされているわけでもない勾玉のような形のもの。
服は自分で作っているが本格的で違和感は感じない。
柴犬の「サユ」(♀)がペット。
備考:日本人で旅行先で犬と散歩をしていた途中この街に迷い込んだ。諦めが悪く、ひっそりと外に出る方法を考えている。勉強はできる方で8ヶ国語ペラペラ。将来は通訳をすることが夢だった。

(2の者です、何か不備は有りますか?)

12Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/13(日) 19:41:34

>>5-6
(PL:初めまして、Envyと申します。参加して頂いたことはとても嬉しいのですが、PF内に「人気を得ている」と書いてしまうと美化設定になってしまうのではないかと思うのですが(・ω・`)…大変申し訳ないのですが、まだ参加意思が御座いましたらPFを書き直して頂いても宜しいでしょうか?)

>>7>>10
(PL:纏めてしまい申し訳ありません><PF確認致しました、不備は御座いませんので会話を始めて頂いて結構です。)

>>11
(PL:20歳ですのに性格欄では「幼いが物覚えはいい」と書いてあるのですが、これはどういうことでしょうか?また、「17歳の頃からこの町にいる、ここへは最近来たばかり」も同様に意味が理解できないのですが…orz本当に申し訳ないのですが、PFを書き直して頂いても宜しいでしょうか?)

13Traum ◆W4zonJSj3Q:2010/06/13(日) 21:00:55
(p:申し訳御座いません><トリップを忘れてしまいましたので変えさせて頂きますね;;いきなり変えてしまって申し訳無いです、それと主様から許可が出ましたので絡み文を置かせていただこうと思います。宜しければ絡んで下さいませ!)

(ベッドの横で犬が小さく高い声で吠える。わんわん、というよりもきゃんきゃんという声で。耳に響くようなその声を聞いてむくりと起き上がった。いつの間にか寝ていたようだ、疲れていたのだろう。ぎし、と音を立ててベッドから降りると足元に嬉しそうに擦り寄って来た黒色の毛を持つ小型の犬に視線を落とす。唯一の友達。ふっと笑んでその犬を抱きかかえると、頭を優しく撫でる。お前は僕のとこから離れていかないよね、大丈夫だよね。心の中でそう話し掛けるも、己はテレパシーが使える訳でも無いしましてや相手は犬なのだから聞こえる筈も無く、返事を返してくれる訳でも無い。だけど、一緒に居てくれるという事がただ嬉しかった。犬を抱きかかえたまま、リビングへ行く。ご飯は食べない、犬の分だけ用意する。きっと犬はお腹を減らしているだろうから。僕はもう別に食べなくても平気だけど。少し欠けている白い皿にドッグフードを其処に入れて、犬を下ろすと嬉しそうにそれを食べ始めた。可愛い。満足げな顔でその様子を眺めて、頭を撫でる。気が付いたらもう皿の中にあった筈のものはもう消えてしまっている。早いな、なんて思いながらもキッチンにその皿をとんと置いた。今日は散歩へ行こうかなんて考え、すっと犬を抱く。そしてそのまま、外へ出てみると太陽の位置は変わっていない。やはり、この街の時間は止まってしまっているのだと改めて感じさせられる。犬を地面に下ろしたけれど、好き勝手に歩き回らない。懐いてくれているのだろうか、嬉しい、初めてだもの。だって今もほら、以前遊んだ人が此方をちらちら見ながらひそひそ話し合っている。僕はただみんなと仲良くしたいだけなのに。寂しそうにそちらを見てから、犬に向かって短くこっちへ来るよう声を掛け、散歩をした。全てが止まっている。何で止まっているのかは前は気になったけれど、何かもうどうでもよくなってしまった。止まった景色をきょろきょろと見ながら、背後から着いてくる犬を見る。リードを付けていないのにも関わらずきっちり己の後ろを着いて来てくれている。長い時間居たからこういう風になってくれたのだろう。嬉しそうに子供っぽく笑えば、軽い足取りで近くの噴水へと向かった。嗚呼、やはり此処も止まっているのか。上がったままの水飛沫は落ちるという事を忘れている様子で。その噴水を見るようにして設置されているベンチに腰掛け、犬を膝の上に乗せて静かな口調で犬に語りかける)
――ねえ、どうしたらみんな僕に近寄ってくれると思う?みんな、僕の事嫌ってるみたいでさ…僕はただみんなと楽しく遊びたいだけなんだけどね…ねえ、何でだか分かる?フロイント。

14傍観者 ◆n8Kqcmui9w:2010/06/13(日) 22:19:57
(p.絡み文を投下ー……する前に>>13様に絡ませて頂きますね。この後絡み文という名の駄文を投下する予定ですので、連レスになってしまったらすみません)

>>13 Traum

……なんつータチの悪ぃ悪戯なんだか。
(太陽の位置も変わらない、噴水の水飛沫も噴水に落ちる気配は見せない、雲だって流れていかない。まるで一時停止したテレビみたいだ、なんて事も思うが、そんな優しいものでもない。自分は何歳だったか、それすらももう忘れてしまった。低いヒールの音を少し辺りに響かせながら、噴水の傍で足を止める。下げていた手を挙げて停止している水飛沫に触れてみる。指先には冷たい完食。水に触れたような感覚はあるが、その水が形を変えることはない。ああ、本当に時間が止まっているんだな。今頃外の世界、時が流れる世界はどうなっているんだろう。自分のことを知っている人間ももう居ないんだろうな。だって、歳を取らなくなった自分とは違い彼等は歳を取って老いて死んでいくのだから。まるで命の輪廻から外れたような感覚。普通に生きとし生ける者とは違うのだという優越感や自分の存在への葛藤や疑念、それらがごちゃまぜになったようなもやもやとしたものを吐き出すかのように大きく溜め息を吐く。にしても太陽が昇りっぱなしで曇ることもないなら、ソーラー発電には持ってこいだろうな。どうでもいい、これ以上なくどうでもいい。片手で小さなシルクハットの位置を整え、数回ほど目を瞬かせる。何だか眠い。暇というのも影響しているのだろうか、と思ったところで、別に興味もない人間の声が聞こえてくる。ナイフを投げてきただの家に爆弾があっただの。その言葉の中に混じって聞こえる「悪戯」という単語。何て質の悪い悪戯。別に自分に関係はないし他人がどうなろうがどうでもいいが、もし自分の家にそんなものが仕掛けられていたらと思うと悪寒が走る。この街に爆弾処理班だかも居ないに決まっている。……いや、時間が止まっているなら爆発しないんじゃないか? 誰かが故意に設置したものだから時間が停止したという影響を受けないのか? ああもう駄目だ、分からなくなってきた。如何にも女性然とした立ち姿からは想像も出来ないほどの声を漏らし、吐き捨てるように口にした。自分に出来ることは「どうか俺の家にそんなモンが来ませんように」と願うことくらいだった)
(p.絡ませて頂きますね。感じ悪い女装傍観者で申し訳ないです…! 犬ちょっと場所代われ、Traum様と散歩するのはこの俺d(ry)それでは、これからよろしくお願いします^^)

15 ◆mkSlAKVcCY:2010/06/14(月) 22:47:28
名前  山本宇佐(やまもとうさ)
性別  女
年齢  不明(ただ覚えていないだけ)
性格  何にでも興味を持ち、気に入った物にはとことん夢中になる。だが、飽きるのも早く、下手したらそれをとことん嫌いになっていく。見ためのとおり、中身もお子様ですぐにむきになり、からかうのは好きでも、からかわれるのは嫌。気に入らないことがあると怒り、全て相手のせいにする。はっきり言うと自己中心的。なかには、その性格を嫌う人も少なくはない。嫌われ役になることを自ら望んでいる。自己中なのも本当の自分を押しつぶして演じていて、実際はただ弱いだけの子供。そのことを心のすみでは気付いてほしいと願っている。口が悪く、目上の者や初対面の物にも敬語などは一切使わない。
容姿  この町に来てあまり日が経っていないため、身長などは年齢にあっている。実の年齢は12歳であり、身長も142、3という。髪は、日本人らしく黒くて、肩と腰の間ぐらいの長さ。本当は、もっと伸ばしたかったがこの町に入ったせいで伸びなくなってしまった。服装は、短めの黒いズボンに黒いTシャツ。実際は、着物を着て居たいがこの町で着物を着るのは目立ってしまうため控えている。スカートよりズボンで楽な格好を好む。


(ちょこちょこっと直させていただきました。迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。これで、どうでしょうか?)

16名無しさん:2010/06/14(月) 22:50:44
>>15
ルールにロル四行以上って書いてあるのに容姿三行だし、長文書けるのか?

17白黒 ◆OmmP3XWjMg:2010/06/15(火) 01:52:53
名前/白黒(ハクコク)
性別/恐らく女。曖昧なもので定かではない
年齢/外見年齢24歳、実年齢不明
性格/自分自身異常なまでに嫌う。自分の事となると、マイナス思考所では無い程の言葉責めをし始める。心配される、同情される事と、鏡を嫌う。自分を映す鏡は敵意むき出しだとかで少し変な行動をとるがそのときは無視しよう←。声を自らの意志では出さなく、何時もミニホワイトボードにマジックで書いて相手に物事を伝える。何故か眉間に皺を寄せていて何時も不機嫌そうなので、何時から笑ってないかも覚えていないらしい。ボードに書かれる文章の言葉遣いからして、少し感情的な処もあるが根はまだ優しい至って普通な人。そして『そんなに自分が嫌いなら自分を傷つけたりとかしないの?』と聞かれると【痛いからヤダ】と即答で返してくる若干ヘタレ。白黒ハッキリ、と言うのが好きで、兎に角ボソボソとしたまどろっこしいのは嫌い。嫌いなものばかりだが、好きなものは一応ちゃんとあるモノの、飴玉が好きらしく大人の様な外見とは裏腹な好物が好みだった←。因みに涙もろいらしく、不機嫌な表情か泣きそうな表情かのどちらかしか普段は見せない。他の感情はボードで表す…らしい。
(続

18白黒 ◆OmmP3XWjMg:2010/06/15(火) 07:36:32
容姿/右目は白、左目は黒とオセロの様なおかしなオッドアイの様な瞳に、黒髪にウイッグの様な白の毛が横髪に生えている。白だけ長細い三つ編みにし、二、三本程の細い束にしている。腰までの長さで黒のシルクハットを深く被っている。黒のスーツに白のネクタイ。白のブラウスに黒のズボンと白黒しか身につけていない。肌は白く、爪には黒のマニキュアをつけている。身長は172cmと長身で体重は平均。大人の様な雰囲気漂う外見だが、何処か男らしさもある凛々しさがある。小さな肩から掛ける黒のポーチがあり、その中にボードと飴玉を常備。目立った飾りなどはしていなく、本当に白と黒しかない姿。凹凸がない。
備考/一人称【我が輩】二人称【君】三人称【諸君】と少々ウザい←。黒スーツの右ポケットには何故か小さな白の可愛らしい鼠が一匹。ペット寄りの小さな情報屋サンらしい。何時からこの街に来たのかが定かでは無いために長居しているくらいか、それとも永住する気かは知らない。色々と不思議な人物。
(/p:昨日深夜に打ってたら寝てしまいましたorz← こんな不思議な伽羅での参加よろしいでしょうか?;不備があれば仰って下さいorz)

19 ◆f9MqJhdxlg:2010/06/15(火) 11:46:17
参加したいのですが幽霊という設定でも大丈夫でしょうか?

20Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/15(火) 17:20:57

>>15>>17-18
(PL:纏めてしまい申し訳ありません><PF確認致しました、不備が御座いませんので会話を始めて頂いて結構です。)

>>16
(PL:お初にお目に掛かります、主のEnvyと申します。山本様のPFの件なのですが、回さない場合は二度の注意後強制リセットとルールに表記してありますし、それを踏まえた上で参加したと思うので大丈夫だと思います。それに、ソロルを投下していない前から決めつけるのは如何かと思うのですが;偉そうな口振りで申し訳ありません、他スレと吊り合うような良スレにして行きたいと思いますので、又ご指摘など御座いましたら仰って頂けると有り難いです(・ω・´)!)

>>19
(PL:基本的に何でも有りのスレですので、幽霊でも大丈夫ですよ。素敵キャラにwktkしながら待っていますね*^^*)

21Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/15(火) 17:22:08

(ふと立ち止まり過去を振り返ると、見えてくるものは沢山ある。悲しかったことも、嬉しかったことも。誰の力も及ばぬ成り行きが存在するのだと思い知ることが、これまでの年月の中で幾たびもあった。数多の人と出会い、そして、数多の人と別れを惜しみ。必ずしも笑顔でお別れとは行かなかったが、それでも。あの人とのお別れもそうだった。あの人が確かに“そこ”に居たというそれだけの事実が、されどその大きな事実が、不思議と私の心を満たしてくれた。あのまま帰ってこなかったら、有耶無耶なままで姿を消してしまったら。私の心は死んだまま、再び息を吹き返すことはなかった。もしも初めから失われるべき人だったのなら。それならば、あの人と一度でも巡り合えたことが、最後に一度でもその姿を見ることができたその事実が、かけがえのない祝福だ。涙の滲む別れだった。しかし、そこに刻み込まれたのは涙だけではなく、確かな幸福が、そこに。――本を閉じる時に生まれる鈍い音が、辺りを蹂躙する静寂を切り裂く。薔薇の花弁を想わせる眼を閉じれば、目下に広がる暗闇と背筋に感じる倒れかけたベンチの感触にふっ、と息を吐き出す。倒れかけたベンチに腰かける少女という図は何とも滑稽で、それでいてどこか現実味を帯びていて、傍から見れば笑い出したくなる図だが、この街での常識は外での非常識で外での常識はこの街では非常識だと言うのだから、その光景はまるで“普通”に見える。物事に対する考え方や価値観の違い、欲に言う見解の相違というもの。どこを探しても出口が見つからない時の止まったこの街だからこその考え、と言えば聞こえは良いものの、ただ単に歪んでいるだけで。ねじ曲がっているだけで。だから、なのだろうか。…だから、なのですか。Envyがこの小説を執筆した男の意見に賛同できないのは。Envyは歪んでいるから、だから、なのですか。――だって辛いだけじゃないか。もう二度と会えないのに、笑って「サヨナラ」を言うなんて。自分の気持ちを押し隠して、いい人ぶるなんて。その人の中の“良い人”という枠組みに居たいからって、そんな、そんな。Envyならば、姿を消していたのなら最後まで消していたままでいて欲しい。有耶無耶でも構わないから、もう思い出となったその気持ちを掘り起こさないで欲しい。大切な人だからこそ、逃げていた弱い姿を見たくないと、Envyは思う。最後の最後まで、強いままで居て欲しいと。だけれども、それが自身の我が儘であるとも知っている。それぞれに事情があって、それぞれどこか影を持っている。それでも、それでも。胸を抉られるような痛みに耐えるなんて、嫌だ。それでも君は、)
――、……僕の我儘だと仰いますか。

(PL:折角の素敵な文章なのですが時間の都合で>>13に絡めない為、gdgdな上に駄文ですが絡み文をぽいっとしておきますね。お暇な方や時間のある方で構ってやんよ!という方は絡んで頂けると泣いて喜びます(;ω;)←)

22白黒 ◆OmmP3XWjMg:2010/06/16(水) 16:42:46
(/p:主様有り難う御座いますorzでは絡み文らしきモノを投下させて頂きますね!← おかしな人ですが根は多分、恐らく常識人です。あとPFに書きませんでしたが国籍不明ということでorz← こちらに絡んでくれ、と言う方は遠慮無く仰って下さい(`・ω・)!)
(日は同じ位置で止まり、涼しくも、暑くも無いが、同じ処ばかりに日差しが当たり流石に暑い。白のハットで良かった、と頭に深く被っているシルクハットに手を遣った。これが黒だったら…燃えていたのかもしれん。怖いことを思えば、はぁ、と声は出さずに息を深く吐く。草木の成長も、自分達の成長も止まっているこの街。長く居る為か、驚きはしなくなったその光景。広場にある綺麗な噴水は、水飛沫がストップしたまま、宙に浮いたままになっている。今は何月?何時?何年?分からない。カレンダーなどあっても意味など無い。水遣りが出来なくとも成長が止まったままで生き続けている大きめの木がポツン、と寂しげに一本生えている下、長身な、おかしな格好をした人影はそう思う。【何処もかしこも、ストップしてる、まあ生き物がまだ動いてるだけ有り難いが。】そうスラスラとボードに書き、見せる相手は右ポケットから(続

23白黒 ◆OmmP3XWjMg:2010/06/16(水) 16:54:56
続/顔を出している白くて小さな鼠。その鼠はチューチュー、と小さく鳴いて、ポケットに小さな頭を引っ込めた。そしてボードの文字を黒い布で消せば、またスラスラと字を書き、【我が輩の眠りを妨げると不運、来る。】と言う風に殴り書きで字を書けば眉は何時も通り顰めたまま満足そうにし、木に腰掛けると地に尻を付いた。ボードを安眠する為の看板かの如く隣に置けば、よし、とでも言うかの様に一つ、深く頷き、白いシルクハットを深く被り直してから腕を組んで意識を静かにする。何ともおかしなこの風景。これもこの街では普通に見えるだろうか?)

24Mr.ZERO ◆f9MqJhdxlg:2010/06/16(水) 22:54:06
名前/Mr.ZERO
性別/男
年齢/不明(外見年齢は20代後半〜30代前半)
性格/物静かな雰囲気を漂わせており冷静、大体のことには興味を持ち挑戦してみたりするなどチャレンジ心はある模様。心を無意識のうちに他人に読ませないようにしており、驚かすとしても態と驚かせようとしているのか驚かせようとしてないのかよく分からないところがある。他人との関わりは持とうと思えば持つが気まぐれな性格のためか一切姿を現さないで人と関わりを持っていない時もあった、最近では他人との関わりを持ち始めている。自分の生前の記憶がないことをそこまで気にしていないが、自分の生まれた日などの他人にも自分にもある記念日や名前が自分には何時なのか分からない、本当の名前も分からないことに対しては何やら嫌らしく、哀しげな表情をしている時がある。
容姿/輝度を抑えた金色の髪を持ち、短髪にしている。そして幽霊となっているからか、乱れたり伸びたりすることがない。前髪も短く切り揃えられている。帽子の下から覗く切長の瞳は左目は琥珀色、右目は白目の部分が黒で黒目の部分が銀色。大きさは標準ぐらい。肌色は幽霊だからか青白さがあるが意外にもそこまで青白いというわけでもない。顔立ちは20代後半〜30代前半程度に見え、華奢ではあるがやや筋肉がある細さで身長180センチ、表情は多少あるが目は無表情といった感じ。いつも服は肩が完全に露出する黒のVネック、裾は膝下5センチまでの長さがあり前は胸下まで真ん中の部分が左右に分かれている(要するに腹は見えている)。全体的にフィットするタイプのVネックなので袖も腕にぴったりと合っている。ズボンは黒の革のストレートのズボンでベルトもシンプルな黒革のベルト、黒のボロボロのボーラーハットを被っている。両手のどちらかの中指には(日によってどちらの手か変わる)常に懐中時計がぶら下げるように嵌められている、懐中時計のガラス部分はひび割れており壊れてはいないが時が刻まれていない。他には大体古い本を持っていたりする
備考/自分が何時死んだのかも何時この街に来たのかも自分が何者なのかも覚えておらずいつの間にか此処にたどり着いていた、分かることは自分が死んでいるという事ぐらい。ただ街の雰囲気は気に入っている模様。体は半透明ではなくほぼ実体化してるのに等しいが物や食事以外生きている物には触れることも出来ず人の方も触れることが出来ない、任意で人に見えるか見えないかと物を通り抜けられるかを変えられる事ができる。食事もとらなくて大丈夫だが一応食事をしているというおかしな幽霊。時が止まっているこの街を気に入ってはいるが、時が動き出したらどうなるのだろうか?と気になり時が動き出す方法を古い本や建物から調査している。Mr.ZEROというのは偽名で本名を覚えていなかったために古い本にのってた名前からそれを名乗ることにした

(PL:>>17です、こんばんは^^何だか意味の分からないうえにネーミングセンスが最悪なキャラになってしまいました;こんなキャラで良ければ参加してもよろしいでしょうか?)

25Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/16(水) 23:25:31

>>24
(PL:ネーミングセンスに脱帽しました、少しでもいいので分けて欲しいです^q^←/PF確認致しました、不備は御座いませんので会話を始めて頂いて結構です。)

26Mr.ZERO ◆f9MqJhdxlg:2010/06/17(木) 00:59:45
>>13 Traum

……Bonjour…いやBonsoirか?まぁ時が分からないならどちらの挨拶でも良いと思わないかな…君?
(太陽はずっと変わらない、雲も流れることを忘れたかのように止まっている。夜になることも勿論無い、時が止まっているから。この時の止まったおかしな街に慣れた人々は何も思わないのか普通に暮らし、慣れない人々は未だに困惑している。そんな人通りをふわりふわりと重力を無視したように浮きながら動く男が一人、目立つようなあまり見ない服装そして宙に浮いている躯。だが人々は気にすることはなかっただって男を通り過ぎる人々にはこの男が見えていないのだから。男が意識して姿を消しているからであろうよほど霊感がない限りは男の姿は見えていない。男は公園を見つけるとふらりと立ち寄った、ふわりふわりと辺りを見回しながら移動していたがふと噴水の傍で足を止める。ふと噴水に手を伸ばしてみたが男には何も冷たい感じが指先に伝わってこない…ああと思い出すと男は意識的に姿を見せるようにした、これで大体の人には見えるはずだ。するとようやく冷たい感覚が指先に伝わってきた、ただ冷たいや熱いの感覚だけで触っている感じはないが。それと比例するかのように男の手が水によって濡れることもなかった。その光景を只何も宿さぬ瞳でじっと眺めていた、男にとっては慣れたことだが…だって男は幽霊なのだから。記憶も何かもを失った幽霊、何時死んだのかも自分が何者かも分からない男。はぁと溜息をつけば視線の端に犬と一見すれば青年に見える人物がいた、何を男は思ったのだろう。ふわりと宙に浮くと空中を歩くように相手の元へと移動し挨拶をした。こんにちはかこんばんはかなんて時間の経過が無いこの街では分からない、だからどっちの挨拶でも良いと相手に問いかけるように男は話しかけた)
(pl:絡ませて頂きますね。意味の分からないロルとよく分からない男で申し訳ありません;これからよろしくお願いします^^)

27Mr.ZERO ◆f9MqJhdxlg:2010/06/17(木) 13:12:38
>>21Envy

――……ばあ。
…Enchante(はじめまして)、君は何を悩んでいるんだい…?
(男は本を片手に今日も街を歩き回る、時を動かす術を探して。ひびが入った懐中時計も壊れていないはずなのに1ミリも動かない、時が止まっているから。だが男は思っていたこの街が再び時を刻み始めたとき、この街とこの街に住む人々はどうなるのか。それが男には気になって仕方ない、今手にしている古びた本はまだ読破していないが何かしら情報があるはずだと思っていた。とにかく本を何処かゆっくりとした所で読みたいのか男は、ゆっくりとできるところをふわふわと浮きながら探し始める。公園で読もうか、いや何処かの廃墟で読もうかなどと考えながら。……結局男がたどり着いたのは公園、別に公園に行きたかったから行った訳ではなく、ただ色々探しているうちに公園が近くなったから公園に行っただけ。さて、と辺りを見渡し何処かベンチか大きな時計の上ででも読むかと場所を探す。この本に何か時を動かす方法が書いてあるかもしれない――……それを考えると男は僅かながらも心が高鳴るのを感じた。たとえ時が動いた事により自分自身が消えるとしても、街や人々の様子、この懐中時計が再び時を刻むのを男は見たかった。ふと前方を見れば其処には倒れかかったまま時が止まっているベンチとベンチに座る少女の姿、背後からでは何をしているか分からないが多分、読書をしていたのだろう。静寂を破るように本を閉じる鈍い音が聞こえたからきっとそうだと思った。男は何を思ったのだろうふわふわと姿を消して少女のすぐ後ろに来たかと思うと、ベンチの下に入り込み少女の隣から鎖骨から上までを出してその状態で姿を表したのだ――はたから見れば、人がベンチを貫通しているようでかなりホラーだ 。しかし男は何時ものことで全く気にしてないようで、そのまま淡々と話しかけ続け、悩んでいるのかと少女に問掛けるのだった。かなり滑稽でおかしな光景であるが。)

(pl:絡ませていただきました!かなり意味が分からない絡み文で申し訳ないです…;よろしくお願いしますね^^)

28Envy ◆yi7CM/naF6:2010/06/24(木) 15:18:15
>>22-23 (白黒)
(PL.オセロでは必ず角を取るのにいつも負けるEnvyです、モノクロコーディネイトとかシルクハットって可愛いですよね(*´`*)←/素敵な絡み文を投下して下さったのに大変申し訳ないのですが、時間の都合で絡むことが困難な為、宜しければ>>21に絡んで頂けると幸いです…!)

>>27 (Mr.ZERO)
Ademas estoy el fantasma en el principio(初めまして、幽霊さん). ――どうして、初対面の方に僕の悩んでいることを言わなければならないのですか?…逆にお聞きしますが、貴方は初対面である筈の僕に「何を悩んでいるのか」と訊かれれば簡単に答えるのですか?
(酷く滑稽で、おかしな光景だ。ベンチが男性の身体を突き抜けているのかのように、男性の身体は鎖骨から下を見ることが叶わない。赤ん坊が見たら泣き出してしまいそうですね、なんて場にそぐわないことを考えながら、彼の口から発せられた何語かわからない言語に言葉を返す。きっと「こんにちは」とか、「初めまして」とか、「良い天気だね」などと言ったのだと思うから、とりあえず初めまして、と。男性の言った言葉が自分の予想と違っていても、自分と男性は初対面であるから言っていることは間違いではない、と踏んで。笑みを見せることもなく、非常に抑揚のない、淡々とした声色で。事務的な言葉に過ぎない。ただの久し振りに会った哀れな住人に対する挨拶に過ぎない。――決して、男性のことが嫌いなどと、そういう理由からの言動ではないのだ。ただ、少しばかり動揺しているのだと思う。百年以上の時を過ごしてきた自分でも、゛彼のような存在゛を見るのは書物意外では初めてであったし、初対面の人物に何を悩んでいるのかを訊かれたのも初めてで。余りに人と会話をするのが久し振りで。…否、彼は書物に書いてあったことが真実ならば゛幽霊゛という何とも現実味を帯びていないカテゴリに属しているのだろうから、人ではないと思うのだが。けれども、それならば、自分も人間というカテゴリには属していないように思える。日々進化を遂げ成長して行くのが人間だ。自分は進化するどころか退化するばかりだし、成長しない時の止まった人間など正常な人物の目から見ればただの゛化け物゛でしかない。小さく溜め息を吐けば、長々しい台詞を、思っていることを素直に吐き出す。そのときの自分は相手のことを思いやるなどの感情に欠けていて、言うのならば精神状態は゛子供゛だったのだろう。子供故に、無邪気。普段は話さない所為か奇妙に掠れた声色から紡がれる言葉は子供ではなく、純粋に疑問を持ったときに尋ねるような口調だが、表情は相変わらずの無表情で、声色さえも抑揚のない淡々とした声で。どこか歪んだその光景を頭に思い浮かべると、不思議と口元は綻んだ)

(PL.絡み、ありがとう御座います。意味のわからない文章だなんてとんでもないです、私こそ心情ロルばかりで申し訳ありません。行動ロルを入れようと思っているのですがどうにも…orz/此方こそ迷惑ばかりかけてしまうと思いますが、宜しくお願いしますね!そしてネーミングセンスを下さry)

29Envy ◆yi7CM/naF6:2010/07/04(日) 13:47:03
【参加者一覧】
Envy ◆yi7CM/naF6(>>3-4
傍観者 ◆n8Kqcmui9w(>>7
Traum ◆BQxAxzxfhU(>>10
奏傷 千 ◆1sVnrAX1bs(>>11
山本宇佐 ◆mkSlAKVcCY(>>15
白黒 ◆OmmP3XWjMg(>>17-18
Mr.ZERO ◆f9MqJhdxlg(>>24

(PL.一度、参加者様を整理してみました。抜けていらっしゃる方はいないと思いますが、もしいらっしゃれば仰ってください。直ちに修正致しますので…!/まだまだ参加者募集ですので、宜しければご参加頂けると尻尾を振って喜びます(^ω^)ノ←)

30傍観者 ◆n8Kqcmui9w:2010/08/26(木) 01:26:38
(p.お久しぶりです、女装男の本体です。絡み文も投下できずに申し訳ありません。
自分は一度、このオリキャラ掲示板での活動を縮小化させようと思っております。卒業という訳ではないのですが…
私生活が収拾つかないほどに忙しくなってきたこと、加えては俺自身が内面的に自分でしっかりと考えて整理しなければならない事柄を全く整理していない、という事もありまして。
私情で申し訳ないです。本当に。
こんな傍観者の募集キャラとして名乗り出て下さった>>8様、こんな事になってしまい申し訳ありません。
もしかすれば、自分の中で整理がついた時にリニューアル☆オンルッカーとして再びこのスレに顔を出してしまうかもしれませんが、その時はコイツの頭でも小突いてやって下さい。
それでは、有り難う御座いました。短い間でしたが楽しかったです!)

31Envy ◆yi7CM/naF6:2010/12/18(土) 22:48:36

(PL:お久し振りです。こんばんは、Envy本体です。本日はご報告があり、書き込ませて頂いております。大変申し訳ないのですが、自分は一身上の都合につき、スレを脱退させて頂きます。短期間ではありましたが、お世話になりました。再度スレ主ながら大変申し訳ありません。尚、今後の指針(スレ主等)については参加者の皆様で決めて頂ければ、と思います。皆様のご健康、ご多幸を心より祈っております。ありがとう御座いました。)


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