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永瀬廉 受け

1:2013/08/25(日) 23:32:13
廉が受けでお願いします

亀更新です

2:2013/08/25(日) 23:33:16
リクエストお願いします

廉が受けですよ
絶対に

3優勇:2013/08/26(月) 09:02:21



リク、

大吾と勝利がれんを無理矢理犯すのってできますか?





4れんれん:2014/12/30(火) 02:15:19
廉くんいいですよ〜

5NR:2015/04/06(月) 03:08:55
どなたも書いてない様なのでお借りします。

先ず初めに…

殆どの方が理解されてるとはおもいますが、お名前をお借りしてるだけで別世界のお話なので、現実と区別つかない方はお帰り下さいm(_ _)m

読んでからの苦情は受け付けませんので悪しからず。

また自分は関東在住の新規の為、過去の詳細はわかりかねますし、
メンバーの性格、メンバー同士の呼称、関西弁等にも違和感があるとおもいます。
予めご了承下さい。

どうしても気になる場合は優しくご指摘いただければとおもいます。

マイペースなので更新は亀かつ不定期です。

もしレスやリクエストをいただきましても雑談禁止という事もあり、小説の邪魔になってはいけないので返信はなるべくしない方向です。

それでは宜しくお願い致します。
ここまで読んでいただいてありがとうございました、書く前から色々と長々すみません。

6NR:2015/04/06(月) 03:21:33

side 廉

最近、東京での仕事がふえてきた。

ありがたい事やねんけど、正直…やっぱちょっと疲れる。

それは体力的な面も勿論やけど、どっちか言うたら精神的な面の方が多いかも。

僕はこう見えて意外と人見知りやし、結構ネガティブやから。

でもそんな時、そばに紫耀がおるとホッとする。

別に相談とかするわけちゃうけど、何か一緒に居るとホッとすんねん。

けど最近、紫耀は東京のJr.とめっちゃ仲良くなって、僕と居らん事が多くなってきた。

この間も佐久間君達と夢の国いったって大はしゃぎしとって。

何やねん。

僕やってずっと行きたかったのに…。

7NR:2015/04/06(月) 03:35:27

とある日の楽屋



紫耀「…でさぁ、ホンマにおもろかってん!
…廉、きいてる?」

廉「ちゃんときいてんで、たのしそうで良かったやん。」

紫耀「そう、でまた今度佐久間君と一緒に買い物いく約束したんだ〜♪」

廉「へー、そら良かったなー」

紫耀「廉も行く?」

廉「僕はいいわ、遠慮しときますー」

紫耀「えー、何でやねん」

廉「それよりお前ちゃんとお土産買ってきたんやろうなー?」

紫耀「当たり前やん!ほら、」

そういって差し出された手には缶入りのクッキー。

廉「…ありがとう」

甘党やからクッキーも嬉しいけど、ほんまはあとに残るもんが良かったなぁ、なんて。
言われへんけど。

まぁ、缶もあとに残るけどな?
何か入れて部屋に飾っといたらええし…。

8NR:2015/04/06(月) 03:50:25

クッキー見つめてちょっとボーッとしとったら、

紫耀「あとこれ、」

紫耀からキャラクターのストラップを渡された。

紫耀「お揃いやねん、俺と色違いや」

そう言って自分の携帯を翳す紫耀。

見るとそれは色違いというよりキャラ違いやったけど、僕はかなり嬉しくて心の中ではめっちゃテンション上がってた。
顔には出さへん様にしてたけど多分ちょっとにやけてたとおもう。

因みに紫耀がミ○ーで僕がミッ○ー。

紫耀「何か恋人同士みたいやろ?(笑)」

廉「アホかお前!(笑)
ホンマや、恥ずかしいやん。こんなんつけられへんわー」

とか何とかおもってもない事を照れ隠しでつい言ってしまう僕。
何でいつもこうなんねや…。
ホンマはもっと素直になりたいのに…。

9NR:2015/04/06(月) 04:02:07

そこへ突然バーンと扉が開いて

「平野〜っ!」

入って来たのは佐久間君やった。

ノックくらいしろや…。

せっかく良い感じ(?)やったのに邪魔が入ってちょっとイラッとする僕。

あかん、もっと大人にならな…。

廉「…ん?」

ふと佐久間君の携帯が目に入り、ストラップを見ると、さっき紫耀がくれたんと同じシリーズのキャラ違いがぶらさがっとった。

廉「…。」

俺と二人だけのお揃いちゃうかってんや。

舞い上がってた自分がバカらしくなって、

紫耀「どこ行くん?」

廉「トイレ〜」

部屋を出た。

10NR:2015/04/06(月) 04:11:12

ホンマは二人っきりにさせるのイヤやったけど、それよりあの二人が盛り上がってるのを見る方がイヤやったし、
話に入れへんのも、それで気遣われんのもイヤやから。

何話してるんかは若干気になるけど、でもまぁ相手はあの佐久間君やし…。

どうせまた下らん事やろ。

ブツブツ考えながら歩いとったら廊下の角で誰かにぶつかった。

11NR:2015/04/06(月) 04:19:19

ドンッ!

廉「!」

?「痛った〜」

廉「ごめんなさい!」

顔をあげたら勝利君やった。

廉「勝利君!大丈夫ですか?ホンマにごめんなさい!」

勝利「もお〜。ちゃんと前向いて歩かないと〜」

アンタもやろ、と言いそうになったけど我慢した。
て言うか前は向いとったんやけどね。

12NR:2015/04/06(月) 04:30:12

勝利「何か元気なくない?」

そんな事をおもってたら急に勝利君に図星を言われてちょっと焦った。

廉「え?何でですか?そんな事ないですよ〜」

勝利「今日、舞台おわったら一緒にご飯いかない?」

まさかの勝利君からのお誘い。

一瞬迷ったけど、明日は夜公演だけやし、別に誰とも何の約束もしてへんし、どうせホテル帰っても特にやる事も無く風呂入って寝るだけやから、

廉「良いですよ」

オッケーした。

13NR:2015/04/06(月) 04:39:13

認めてしまったら終わりやとおもうから、あまり考えへん様にしてるけど、
僕は紫耀の事が好きなんやとおもう。

それは友達としてではなく…多分、恋愛感情として。

自分でもまだハッキリわからんねん。
別にホモちゃうし。

けど、さっきみたいに嫉妬したりしてる自分を考えると、
やっぱ認めざるを得ない。

僕は紫耀の事が好きや。

言うつもりは、まだ、ないけど。

14NR:2015/04/06(月) 04:51:10

だって紫耀やって別にホモちゃうやろうから急にそんなん言われてもきっと困るだけやし、
優しいからもしかしたら全否定はせずめっちゃ悩んでくれるかもしれへんけど…やっぱ何より嫌われるのがこわい。

言ってひかれて今までの関係が全部崩れるんやったら、言わんとこ、って。

結局勇気ないねん。

でもそれもそろそろ限界なんかなー?
自分の気持ちに気付いてしまったし…。

最近前よりツラいねん。

嫉妬する事もふえたし…。

15NR:2015/04/06(月) 05:06:27

何やかんやで今日も無事舞台が終わり、
楽屋で着替えてるとノックの後に勝利君が入ってきた。

勝利「廉、準備できた?」

廉「あ。はい、間もなくです」

紫耀「なに?何かあんの?」

廉「今日、勝利君とご飯いくねん」

紫耀「えー、嘘でしょ!?聞いてへんし」

廉「言ってへんもん」

紫耀「何で言わんの?自分ばっか狡いわー。
勝利君、僕も行って良いですか?」

勝利「だめー(笑)今日は廉と二人で行きたいから。平野はまた今度ね」

紫耀「えぇ〜、そんなぁ〜…」

廉「ほな、お疲れ〜。また明日な〜」

紫耀「勝利君、今度絶対一緒にご飯いきましょね!?」

勝利「はいはい(笑)お疲れ〜」

廉「…。」

紫耀のやつ、何であんな必死やねん。

お前には佐久間君達がおるやろ!
この浮気もんが。

それともそんなに飯くいたいんか?
この大食いめ!(ひとの事言えへんけど…)

16NR:2015/04/10(金) 15:24:30

それにしても何で勝利君は僕と二人でって言ったんやろ。
紫耀なら別に一緒に行ったって問題なさそうやのに。

…べ、別に紫耀も一緒に来たら良かったのにとかこれっぽっちもおもってへんけどな!?

勝利「ごめんね廉、平野も一緒が良かった?」

廉「えっ!?べ、別に良いですよ!
紫耀とはいつでも食えますから!」

…なに焦ってんねやろ(汗)

勝利「…。」

廉「?」

勝利「そうだよねー、二人はニコイチだもんねー。
…いいなあ」

廉「…勝利君?」

勝利「風磨君と健人君もニコイチだったなぁ、俺が出会った時にはもうすでに」

廉「…」

17NR:2015/04/10(金) 17:24:10

勝利「何かさ、みーんな気付くといつの間にかコンビなんだよね。
聡マリとかさ。

別に良いんだけど、孤高のセンターでも(笑)
5人グループなんだし」

廉「…」

うーん、こういう時何て返したらいいんやろ?
わからん…。

勝利「でもさ、」

…ドン!

勝利「廉は、まだ誰のものにもなってないよね?」

廉「…え?」

え、え、ちょおまって、何これ、まさか今、勝利君に壁ドンされてるん!??

18ユーリー:2015/04/10(金) 20:00:19
続き楽しみにしてます。

19ユーリー:2015/04/11(土) 19:02:50
プレッシャーになってたらごめんなさい。でも、面白いからです。更新楽しみにしてます。

20NR:2015/04/12(日) 13:55:17

勝利「それとも、やっぱりもう平野とデキてるの?」

廉「はぁ?で、デキてない…です」

勝利「じゃあ廉の片想いな訳だ」

廉「えっ、」

勝利「好きなんでしょ?平野の事」

廉「べ、別にそういう…」

勝利「いいよ、相談に乗ってあげる」

廉「え?」

勝利「とりあえずご飯食べに行こう!」

廉「あ、はい…」

21NR:2015/04/12(日) 14:03:03

Side 勝利


廉は可愛い。

廉が平野の事を好きだなんて、廉を見てれば誰だってわかるよ。


だから俺は相談に乗ってあげる。

優しい先輩ポジションとして。


廉はああ見えて、実はとっても素直で真面目な子だからね。

先輩からの有難い申し出は、きっと断らないとおもうんだ。


でもそのかわり…。

ちょっとぐらい良いよね?


だってまだ、誰のものでも無いんだから。

22NR:2015/04/12(日) 14:11:37

Side 廉


何でバレたんやろう、紫耀の事好きやって…。

自分でも最近気付いたというか認めたばっかやのに…。

そんなにわかりやすいんか僕…。

まさか、紫耀にもバレてる?

…いや、それはないわ。

あいつアホやし、鈍感そうやからな。


この後、どうしたら良いんやろ。

何とかうまいこと誤魔化すべきか、それとも…。

もうバレてるなら、いっそのこと素直に相談するべきなんかな?

勝利君なら真面目に聞いてくれそうやし。

ひとりで悩むんも、そろそろ限界やったしな…。

23NR:2015/04/12(日) 15:07:16

>>ユーリーさん
ありがとうございます。
小説は読んでばかりで書くのは初めてなので至らない点も多いとおもいますがそう言っていただけて嬉しいです。

24NR:2015/04/12(日) 15:40:23

Side 廉


それにしても、さっきは急に壁ドンとかされてめっちゃビビった〜。

一瞬、キスされるんかとおもったわ。

まぁ、勝利君が僕なんかにそんな事するわけもないけど。


…この時の僕はノンキにそんな風におもってた。

だってまさかこの後、あんな事になるやなんて、これっぽっちもおもってへんかったから。

25ユーリー:2015/04/12(日) 16:20:01
キャーーー!!!((うるさい!
まさか勝利くん?



私も小説書いてるんですが、一日にこんなにたくさん更新出来ないんです。
なので、すごく感心します。(((上からヤメロ!
次回楽しみに待ってます。

26NR:2015/04/12(日) 20:36:14

Side 廉


勝利「廉、なに食べたい?」

廉「えっと、胃に優しい和食とかですかねー。
いや、でももう何でも良いですよ!」

勝利「お前若いのにオジイチャンかよ(笑)
和食ね、了解」

そうして僕達は、

勝利「この前、健人君が連れてきてくれたんだけど凄い美味しかったの」

という、ちょっとお洒落な和食屋さんに入った。


廉「何かめっちゃ落ち着きますねー、ここ」

勝利「ね、良いよね」


それからそれぞれ和膳とか定食を注文して一息ついたところで、勝利君から本題を切り出された。

27NR:2015/04/12(日) 20:57:01

Side 勝利


勝利「…で?」

廉「え?」

勝利「平野に、告白とかしないの?」

廉の気持ちは大体わかってはいるけど、一応、意思の確認しとかなきゃね。

廉「…あの、お言葉に甘えて今日は勝利君に相談させて貰いますけど…今から話す事、絶対誰にも言わんといて下さいね?」

勝利「当たり前じゃん」

誰にも言わないで、と言いながら、人はよく秘密をばらしたり相談したりする。

自分から誰かに話してる時点で、その言葉は意味をなくしてるって事に気付かないなんて、みんな本当にバカだよね。

悩んでて苦しいのはわかるけど、俺は大切な事ほど絶対誰にも相談しない。

まさに、今現在みたいにね。

俺は、誰にも知られずにこの計画を実行するよ。


廉って頭いい癖に、こういうところはやっぱまだ子供なんだな。

まぁよく考えれば、それだけ俺の事を信頼してるとも取れるけど。

普段、恋愛マスターとか言われてる割には案外ピュアな廉だから、変な奴に騙されないか不安になるよ。

だからそうなる前に俺がまもってあげるね、廉。

28ユーリー:2015/04/12(日) 21:09:01
しょりくん?ついに計画実行すか?

29NR:2015/04/12(日) 23:24:08

Side 廉


勝利君に促されて、結局相談する事にした。


廉「告白して…ひかれないですかね?」

勝利「うーん、ひかれるかも知れないけど、でも平野だからねー」

廉「そこなんすよ。
まず、ちゃんと真面目に受け取ってくれるんか?
っていうのと、その結果、嫌われて今みたいに喋れんくなるんやったら言わん方が良いし、
でもふざけてるとおもわれて無かった事にされるんもイヤやし…」

勝利「…だったらさ、俺がそれとなく聞いてみようか?
廉の事どうおもってるか」

廉「え、良いんですか?」

勝利「うん、別にいいよ」

廉「それやったら…お願いします。
すんません、変な事に協力させて」

勝利「本当にね(笑)」

廉「え〜っ!(笑)」


そこへ、お待たせしましたー、と料理が運ばれてきた。

勝利君は親子丼定食、僕はカルビ焼肉和膳!

30NR:2015/04/12(日) 23:34:06

Side 廉


廉「いただきまーす!」

それからは舞台の話とか、他愛もない話をして、ふと時計を見るといつの間にかもう日付が変わっとった。


廉「ごめんなさい勝利君、電車あります?」

勝利「…あー、今からダッシュすればギリギリ間に合うかも知んないけど、ちょっとキツイかも。
…今日、廉が泊まってるホテルの部屋、行って良い?」

廉「勿論!全然大丈夫です」

31NR:2015/04/12(日) 23:55:20

Side 勝利


最初からこれが目的だった。

でもあくまでも自然に、怪しまれない様に心掛けた。

おかげでここまで廉は全く疑ってない。


ご飯屋さんを出る時、廉は自分の分を払おうとしたけど、誘ったのは俺だし、俺の方が先輩なんだから、当然俺が全部おごった。
相手はまだデビューしてないJr.だしね。

そしたら律儀に「ここは僕が払います」って、ホテル迄のタクシー代(ワンメーターだったけど)を払ってくれた。

ただでさえ東京に来てる間は色々とお金かかるんだから別に良いのに…。
まぁ、そういう健気なところも好きなんだけどね。


部屋に入った瞬間、廉がまた深々と頭を下げてきた。


廉「今日はホンマにごちそうさまでした!」

勝利「本当によく食うよね、なのに何でそんなほっそいの?」

廉「さぁ何ででしょうね〜、体質ですかね?
あ、先お風呂どうぞ!」
勝利「まじ?先いいの?一緒でも良いけど」

廉「えっ?狭いでしょ!(笑)
もう何いってるんすか〜」

32NR:2015/04/13(月) 00:12:28

Side 勝利

笑いながら廉は「バスローブ置いときますね〜」とか何とか準備してくれてる。

俺は「じゃあお言葉に甘えて」って先に入る事にした。

シャワーを浴びながら、この後の事だけを考えてた。


俺がお風呂から出ると、廉は部屋着(Tシャツ+ハーパン)に着替えてベッドの上でゲームをしながら、眠そうに目を擦ってた。

勝利「廉、あがったよ。
…先に入れば良かったのに。
ほら、寝ちゃダメだってば」

廉「うん…」

勝利「廉、起きないと脱がすよ?」

廉「…」

返答なし。

見ると廉の瞼は完全に閉じてた。

33NR:2015/04/13(月) 00:35:43

Side 勝利


勝利「俺、言ったからね」

寝てる廉の手からゲームを取ってソッとベッドサイドに置き、再び廉に近づく。

ギシ、と軋むベッドに乗り上げて、廉の上に跨がった。

大人びた顔立ちに、まだ少し幼さの残るあどけない寝顔をジッと見詰める。

そして、口角が上がった柔らかそうな唇に、自分の唇をゆっくりと重ねた。

最初は啄む様に、チュッチュッと軽いキスを何度も繰り返す。

それから唇を舐めると口を開けたので、舌を差し込み、歯列をなぞったり、上顎を辿ったり、段々と深くしていった。

無意識なのか、「ん…ん、く…」と時折小さく声を漏らしながら舌を絡めてくる廉。

暫く静かな空間に、クチュクチュという水音だけが響いた。

34NR:2015/04/13(月) 01:12:46

Side 勝利

このままこの先の行為に進もうかという時、廉が身動いだ。

廉「…ん…」

俺は急いで唇を離す。

俺と廉の間を、銀の糸が繋いだ。

でもまだ目覚める様子は無く、ホッと胸を撫で下ろしてから、自嘲気味に笑った。

勝利「なに焦ってんだ俺…」

いつかは絶対に目を覚ます。

でもまだここで気付かれる訳にはいかない。

気を取り直してTシャツに手をかける。

素肌に白い薄手のTシャツ一枚の廉は、乳首が少し透けていた。

Tシャツの上から押し潰す様に撫でてみると、ちょっとずつ固くなってきた。

更に摘まんだり、引っ張ったり、捏ね繰り回してみる。

廉「…あッ、はぁっ…」

廉から漏れる喘ぎ声に気を良くした俺は、そのままTシャツの上から乳首を舐め始めた。

35NR:2015/04/13(月) 01:50:15

Side 勝利


片方は相変わらず指で弄りながら、片方は舌で転がして、たまに甘噛みをする。

廉「…やっ、」

廉の腰が緩く動き始めたので、ふと下半身を見ると、廉自身が少しずつ形を変えて、ハーパンの中で窮屈そうに主張していた。

勝利「苦しそうだね…今、楽にしてあげる」

ハーパンの中に手を入れ、ボクサーパンツごと廉の中心部をギュッと握って上下に揉みしだくと、廉から溢れる先走りで、下着がグチュグチュと卑猥な音をたてた。

これにはさすがの廉も目を覚まし、

廉「…え、ッ?あっ!しょう…り…く、んッ!」

廉のモノをしごく俺の手に自分の手を添えて抵抗したものの、

廉「いやや、やめ、あっ、あぁっっ、」

呆気なく下着の中で果てた。

36NR:2015/04/13(月) 02:06:31

Side 勝利


廉は顔を真っ赤にしながら、ハァ、ハァとまるで全速力で走った後みたいに肩で息をしていた。

勝利「キモチ良かった?
乳首だけであんなに感じちゃうなんて淫乱だね」

廉「…勝利君…急に…何でなん…!?」

少し怯えながら困惑した表情で訊ねる廉。

もしかして俺が怖いのかな。

勝利「びっくりした?
ごめんね、だってお風呂から出てきたら廉寝ちゃってるし、全然起きないから」

廉「…」

勝利「ちょっとイタズラしちゃった」

37NR:2015/04/13(月) 02:18:13

Side 勝利


勝利「ねぇ、廉。
俺は廉と平野の事お似合いだとおもうから、応援もするし、協力もするよ。

だからその代わり…俺のセフレになってくんない?」

廉「………は?」

勝利「っていっても、廉に拒否権は無いんだけどね。

もし断るなら、廉が平野の事好きなのも皆にばらすし、
この動画も平野に送っちゃうから」

ピッ。

【いやや、しょおりくん…っ】

廉「!!」

38NR:2015/04/13(月) 02:38:07

Side 廉


勝利君がお風呂に入ってる間、ゲームして待っとこうとおもったんやけど、お腹いっぱいになったら何やめっちゃ眠なってきた…。

シャワーの止まる音もして、勝利君が僕を呼ぶ声も微かに聞こえる。

頭では起きなあかんってわかってるのに、どうにも身体が動かんくて、そこから意識を手放した。


暫くすると、何やキモチよくて身体中がフワフワし始めた。

そして遠ざかってた意識がハッキリすると共に、衝撃的な場面が飛び込んできた。

何故か、勝利君が僕のアソコを擦ってる。

僕はパニクりながらも、一応勝利君の手を止めようと上から押さえた…つもりやったけど、
全く力が入ってへんかったみたいで、僕の抵抗も虚しく、何が何だかわからんうちに僕のモノは弾けた。

下着をはいたままやったから、パンツの中がびちょびちょに濡れて、一気に気持ち悪くなった。

39NR:2015/04/13(月) 02:50:08

Side 廉


僕は息を整えながら、勝利君に聞く。

何で急にこんな事したんか。

ついさっきまで、普通やったやん。

一緒にふざけて、笑い合ってたやん。

やのに、何で…?


すると、勝利君は信じられない事を口にした。


【俺のセフレになって】

【廉に拒否権は無い】

【断ったら平野を好きな事を皆にばらす】

そして…

【この動画を平野に送る】


そう言って見せられたのは、つい先ほど勝利君に擦られてイッてる僕の、はしたない姿やった。

40ユーリー:2015/04/13(月) 06:16:33
キャー〜ーー!!((朝からうるさい!

しょりさーん!犯しちゃったか〜
どうなるん?どうなるん?
大人しく楽しみに待ってます。

41NR:2015/04/13(月) 09:02:06

とりあえず第一章は終了です。
おもわず長くなってしまいました…。
そして勝利君を悪者扱いして本当に申し訳ありません。

ここで第二章に行く前に、箸休めで番外編を書いてみようとおもいます。

>>ユーリーさん
いつもコメントありがとうございます!

42NR:2015/04/13(月) 09:44:57

番外編

〜もしも相談相手がのんちゃんやったら〜


Side 廉


学校帰り、のんちゃんに声かけられた。

望「廉!今帰り?」

廉「のんちゃん!うん、のんちゃんも?」

望「せやで、一緒に帰ろうや」

廉「僕、腹減ったからたこ焼き食いたい!」

望「しゃあないなー、ほんなら天王寺寄ってこか」

廉「イェーイ!」

望「お前ホンマに痩せの大食いやな、お昼食うたやろ?」

廉「育ち盛りやねん」

とか何とかいつも通りどうでもいい会話しながら地下鉄に乗り込む。

夕方やからか電車はめっちゃ混雑しとった。

43NR:2015/04/13(月) 12:58:55

Side 廉

望「混み混みやなぁ、これ皆たこ焼きやで。どーする?(笑)」

廉「マジすか!(笑)」

ドアが閉まるとかなりギュウギュウで苦しい。
こんな時、高身長なのんちゃんが羨ましくなる。
僕もまぁまぁ高い方やけど、のんちゃんには適わへん。

望「廉〜大丈夫か〜?生きとる?」

廉「…何とか〜」

ホンマは丁度真ん中ら辺に押しやられて、どこも掴まる場所ないから結構ツラい体勢やねんけど…。

バランス感覚鍛える為にも頑張るわ!
僕は足を踏ん張った。

44ユーリー:2015/04/13(月) 17:35:31
これからも頑張ってください♪

45ユーリー:2015/04/13(月) 17:52:32
廉くんしょーりの申し出、okかnoか、気になるー!
ワーー、もう理性ぶっ飛びそう....
皆さんの小説うますぎて....
まぁ、((失礼! 自分の小説でもきゅんきゅんしてますが。馬鹿なので私。(笑)

46NR:2015/04/13(月) 22:25:14

Side 廉

電車が発車して少しすると、何やお尻の辺りに違和感が…。

最初は鞄か何かがぶつかってるだけやとおもって気にせんかったけど、段々と意思を持って上下するソレが、
急に大きく形を変えた事によって、男性器を当てられてるんやという事にイヤでも気付いてしまった。

え、嘘やろ…。

まさか、痴漢…!?

少し身体をずらして角度を変えようとすると、僕の動きに合わせてその塊が追ってくる。

それからとうとうハッキリと、男の手が後ろから抱き締める様にして僕の腰骨付近を撫でてきた。

廉「!」

さすがに危険を感じて逃げようともがくけど、電車内はギュウギュウやからビクともせえへん。

男は器用にカチャカチャと僕のベルトを外してから、ズボンのボタンも外して、チャックを下ろした。

そして僕のモノをパンツの中から取り出して、耳元で「ハァ…可愛いね…」と囁きながら、上下に扱き出した。

廉「ちょ、待って…いやや…!」

僕は蚊の鳴く様な声で呟くと、涙目でのんちゃんを見上げた。

47NR:2015/04/13(月) 23:05:37

Side 望

廉の様子がおかしい。
ついさっきまで元気にたこ焼き〜って騒いどったのに、電車に乗った途端から急に黙りこくって、ずっとうつむいとん。

…ん?ちょっと震えとる?

不思議におもって覗き込むと、ふと廉が顔をあげた。
頬っぺたを林檎みたいに真っ赤に染めて、濡れた目の廉と目が合う。

廉「のんちゃん…!」

望「廉?どないしてん?」

廉「…はぁ…っ、もぉ、あかん…!」

望「へ?具合でも悪いんか?」

廉「…ちゃう…っ!」

そう言うと廉は俺に体重を預けて前のめりに凭れ掛かってきた。

廉「…もぉガマンできひん…助けて、」

望「え、」

48NR:2015/04/13(月) 23:34:18

Side 望

廉「…はぁ、はぁ…っ、」

俺の胸元にしがみついて息遣いを荒くする廉。

望「…おい、大丈夫か廉。しっかりしろや、」

ガクンと膝から崩れ落ちて、今にも倒れ込みそうな廉を支える。

よく見ると、廉は後ろから変なオッサンに抱え込まれて、大事なところを鷲掴みされとった。

廉の先っぽはフルフル震えて、オッサンの指の合間から先走りがトロトロ垂れとる。

望「廉、お前…」

…痴漢されとったんか!

驚きで目を見開く、と同時に、

こんな時に何考えてんねんっておもうかも知らんけど、
こんな廉、今までに見た事あらへんから。

当たり前やけど、初めて見る廉の恥態に、俺は一瞬我を忘れた。

廉「…のんちゃん…っ、」

再び廉の声でハッと我に返った俺は、今度は沸々と怒りがわいてきて、

望「おい、オッサン!何しとんねん、ワレ!
次の駅で一緒に下りて貰おか!」

オッサンの腕をギリギリ握り締めて凄んだ。

49NR:2015/04/13(月) 23:46:39

Side 望

仕方無く天王寺の一つ前で下りて、抵抗するオッサンを駅事務室まで力ずくで引っ張ってく。

廉「…ありがとう、のんちゃん…」

望「あと一駅やけど、もう電車乗んのイヤやろ?
散歩がてら歩こか!」

廉「うん…ごめんなさい」

望「何で謝んねん、暗い顔すな!
オッサンはちゃんと捕まえたんやし。
ほら、桜キレイやで?見てみ廉」

廉「…のんちゃんはホンマにいっつも優しいし、かっこええよなぁ。
僕が女やったら確実に惚れてますもん」

望「…」

廉「誰にでも優しいなんて罪な男ですわ。
僕、のんちゃんの事好きになったら良かった」

望「…お前が好きなんは紫耀やろ?」

50NR:2015/04/14(火) 00:15:04

Side 廉

めっちゃこわかった…。
のんちゃんが助けてくれへんかったらホンマに危ないところやった。

もう、暫くひとりで電車乗んのイヤやなぁ。
トラウマんなりそうや。

それにしてもホンマにのんちゃんはいっつも優しいしかっこいい。
のんちゃんと付き合う人は、きっと幸せやろうなぁ。

そうおもったから、そんな様な事を素直に伝えたら、のんちゃんに

「…お前が好きなんは紫耀やろ?」

って急に言われてマジでビビった。

え、何で知ってるん?

僕、誰にも言うてへんで?

51NR:2015/04/14(火) 00:56:11

Side 望

望「何驚いてんねん(笑)バレバレやで?自分」

廉「嘘やん…」

え、コイツほんまにバレてへんとおもっとったん?

可愛いやっちゃなー、多分紫耀以外全員気付いてんで?

話しながら歩いてたら、あっちゅう間にもう阿倍野付近。

廉「あ、山ちゃんや!」

さっきまでの落ち込みはどこへやら、お目当てのお店を見付けると、
めっちゃ笑顔になって一目散にたこ焼き屋さんに駆けてく廉。

ほんまに黙ってるとクールでそこそこイケメンやのに(まぁ俺には適わんけど)、こういうところは丸っきり子供で、
実は意外とよう喋るし、喋り出したら一秒毎にコロコロ表情を変えるから、見てて飽きひん。

不思議な魅力を持った奴。

俺にとっては弟みたいなもんやってんけど。

ふと、さっきの廉が脳裏にチラついて。

不覚にもちょっと下半身が疼いた。

やばい、俺の悪い癖がまた出てきてもうたみたいや。

…ええ事おもいついた。

52NR:2015/04/14(火) 04:00:57

Side 望

望「廉、ちょお待てや。たこ焼きは逃げへんって!」

廉「あはは。のんちゃん、はやくー!」

望「なぁ廉。
たこ焼き俺が奢ったるから、早食い競争せえへん?」

廉「えー、何で〜!
せっかくなんやから普通に味わって食いやしょうぜ?」

望「ちゃんと二個買ったるから。
一個は早食いして、もう一個は普通に食べたらええやん?」

廉「もう〜、そこまで言うならしゃあないっすね」

望「よっしゃー!負けへんでBaby!」

廉「やる気まんまんっすね(笑)」

望「すんませーん、8個入り2つ下さい」

店員「あいよー」

たこ焼きをクルクルひっくり返すリズミカルな手元に見とれてたら、あっという間に出来上がった。

店員「へい、おまちどうさん」

廉「わー、めっちゃうまそう!いっただっきまー…」

望「待て待て、先に勝負や!」

廉「え〜?じゃあ、いきますよ」

望・廉「せーのっ!」

53NR:2015/04/14(火) 14:25:33

Side 望

望「あぢっ!」

廉「あっつ!」

二人ともハフハフしながらたこ焼きを次々と平らげてったけど、先に4つ食べ終わったんは俺やった。

望「ヨッシャーーー!」

廉「くそー!負けたー!」

望「ほな罰ゲームな!」

廉「えぇ?聞いてへんし!」

望「だって今言ったもん♪」

廉「もう〜、罰ゲームとかイヤや〜。何するん?」

望「せやなぁ…今日、うち泊まりに来ぇへん?」

廉「え?何すか急に(笑)」

望「ええやろ?はよオカンに連絡し」

廉「まぁ、ええけど…」

廉は素直にすぐ電話をかけ始めた。

廉「もしもし、お母さん?
今日、のんちゃんちに泊まる事になってん。
うん、うん、せやから晩飯いらんわ。
うん、わかったって、大丈夫やから。ほな」

望「もしもし廉のお母さん?望ですー、いつもお世話になってますー。
いえいえ、はい、こちらこそすんません急にお借りしちゃって。
廉君はちゃーんとお預かりしますんでご安心下さい。
はい、はい、是非!
ほな失礼しますー」

廉「おかん何て?」

望「急に替わってびっくりしとったわ(笑)
望君も今度うちに泊まりに来てねー、やって」

54NR:2015/04/14(火) 15:08:42

Side 廉

廉「え、望君って言うたん?
うちのおかん普段家では僕の真似してのんちゃんって呼んでんで(笑)」

望「マジかー、遠慮したんかな?
のんちゃんで全然ええのに(笑)」

僕が嘘なんかつくわけないけど、きっとお母さんものんちゃんが替わって更に安心したんやとおもう。

何や電話越しの声が急に高なった様な気いするし(笑)、機嫌よさそうやったから、のんちゃんに感謝せな。

まぁ僕とのんちゃんが仲ええのは普段から知ってるし、のんちゃんの事は前からかっこええって言うてたけど。

望「ほな行こか」

2パック目をのんちゃんと半分こしながら歩く。

望「また30分くらい地下鉄乗るけど大丈夫か?」

廉「うん、多分…そんな混んでへんかったら大丈夫やとおもうねんけど…」

望「せんちゅう行きやったら乗り換えなしなんやけどなー」

ブツブツ呟きながらのんちゃんはスマホで検索し始めた。

望「なぁ、お前よう遭うんか?痴漢」

廉「…たまに…」

55ユーリー:2015/04/14(火) 17:04:15
のんちゃんもしかして?
イヤ、違うよね?

56NR:2015/04/14(火) 20:00:17

Side 望

望「そっかー。そういう時どうしてるん?」

廉「んー…車両変えて逃げるか、下りるか…」

顎に人差し指をあてて考えながらこたえる廉。
これはコイツの照れてる時や、困った時なんかによくやる癖。

望「さっきみたいに逃げられへん時はどないしてんねん」

廉「…イヤやけど、しゃあないからガマンする…」

望「え、じゃあやられっ放しなん??」

廉「…うん…」

マジか!
気を付けな、顔にやけそうや俺。

望「そんなん、あかんやん」

廉「…」

望「ほな、練習しよか」

廉「…え?練習って何…」

すると廉の声をかきけす様にちょうど電車が来た。

望「ほら、電車きたで」

廉と一緒に乗り込む。

さっきよか若干マシやけど、それでもやっぱまだ混んでる車内。

廉、ごめんな?

さっきの廉が可愛かったから、意地悪したくなってん。

ちょっとだけ、ガマンしてや?

俺はこれから自分がする事を思い浮かべて、自然と口元が綻んだ。

57NR:2015/04/14(火) 20:02:40

>>ユーリーさん
その「もしかして」です…(笑)
ごめんなさい、番外編も意外と長くなっちゃいました。

58ユーリー:2015/04/14(火) 20:06:49
大丈夫ですよ。
というか、「もしかして」を楽しみにしていると言う.....((変態っっ!!
本編いつでもオッケイです!
番外編面白いですし。

59ユーリー:2015/04/14(火) 20:22:10
おわぁあ!!のんちゃんついに〜ですか?
わー、もう楽しみ♪♪♪
廉くんごめんね♪
変態お姉さんで(はぁと♪)
廉くんより年下ですが。

60NR:2015/04/14(火) 21:13:00

Side 廉

のんちゃんは、さっき確かに「練習」って言うた。

詳しく聞こうおもったら電車が来てもうたから仕方無しにとりあえず乗り込んだけど、一体どういう意味なん?

廉「なぁ、のんちゃん…って、おゎっ!」

閉まり際にドドッと乗ってきて、一気に反対側のドア付近まで押された。

望「廉?平気?こっち」

のんちゃんは手招きすると、僕を角っこに追いやって、まるで他の人から守る様に僕の後ろに立ってくれた。

これで一安心や…。

そう思ったのも束の間、後ろから僕の胸元に手がのびてきた。

廉「えっ!?」

そして素早く制服のブレザーの中に手を入れると、ワイシャツの上から乳首を弄り始めた。

身体がビクッと反応して思わず声が漏れる。

「…ぁ、んんっ〜!」

な、何で…?

だって、後ろにはのんちゃんが…。

望「…シーッ、廉。ええの?
あんま大きい声だすと、他の人に気付かれてまうで?」

僕の耳元で優しく囁くその声の主は、間違いなくのんちゃんやった。

61ユーリー:2015/04/14(火) 21:21:20
のんちゃーん!!!!
電車でかぁ。てっきり家でかと....
でも、もっと可愛い廉くん見せてね♪



すみません。↑の気にしないでくださいね。

62NR:2015/04/14(火) 22:38:59

Side 望

…うん、やっぱ可愛いわ。

俺、きーめた。

ちょっと姑息な手つかうかも知らんけど、俺、廉の事絶対手に入れたるわ。

一度欲しいとおもったら手に入れな気がすまん性格やねんなー俺。

廉「う、嘘やろ?冗談キツいわ。
なぁ、のんちゃん…」

望「…練習するって、さっき言うたやろ?」

廉「そんな…あ、っ!」

右手でシャツのボタンを外し、直接乳首を摘まむ。

廉「ゃっ、のんちゃん…手、冷たい」

そして左手でズボンの上から廉のモノを揉みしだく。

廉「…ゃ、やっ!のんちゃ、ホンマにっ、今ここで練習…」

望「せやで。
練習やねんから、同じ状況の方がええやん。
ほら…聞かれたら恥ずかしいやろ、声ガマンせな」

廉「…ムリやって…ンッ、」

廉が眉間に皺を寄せ、唇を噛み締める。

望「ほら、俺を痴漢やとおもって、ちゃんと抵抗せんと」

廉「…で、でけへん…」

痴漢やとおもってって、もう完全に痴漢やけどな(苦笑)

気付くと左手の中で廉のモノがパンパンに張りつめとった。
中できっと先走りも溢れてきてんねやろう、ちょっとズボンに染みてるみたいで、手が軽く湿った。

廉は刺激に弱いというか、だいぶ感度がええみたいや。

廉「…の、のんちゃん…もう、やめ、っ…お、お願いやから…」

上目遣いで言われて、今のは結構腰にキた。

これ無意識にやってんねやろな、ホンマに質悪いわ。

こんなところで止められへん、俺ももう限界や。

でも、さすがにここでヤるわけにもいかんか。

しゃあない。

望「わかった、この続きは帰ってからな?」

63風奈:2015/04/14(火) 23:03:22
はじめまして、風奈です。最初から、読ませてもらっています。読んでいると、すごくすごくドキドキします。これからも、頑張って下さい。応援しています。

64NR:2015/04/14(火) 23:26:08

Side 廉

望「大丈夫かー?廉、そんな怒んなやー。
帰りコンビニ寄ったらお前の好きな○○○○グレープ買ったるから!」

廉「…べ、別に怒ってへんけど〜…のんちゃんやし〜…」

あの後電車を下りて、駅からのんちゃんちに向かって歩いてるナウ。

そうや、いくら練習やからって、何であんな事されたのに怒らへんねやろ?

でも、のんちゃんやし…。

行き過ぎたイタズラやんな?

僕がまだお子ちゃまやからって、からかってんねん、きっと。

そうや、そうに違いあらへん。

これはのんちゃんなりの悪ふざけに決まっとる。

続きは帰ってから…とか言うてたけど、家には親御さんとかも居てんねんから。

そんな変な事急にするわけないやろ、あの優しくてカッコイイのんちゃんが。

大丈夫や。

…しかしこの考えが甘かった事に、数分後、気付く事になる。



望「廉?何ブツブツ言うとん。着いたで」

廉「えっ、」

もう?いつの間に…。

途中でコンビニ寄ったんも気付かんかったわ。

望「どないしてん、入らへんの?」

廉「あ、お邪魔します…あれ?」

望「ん?」

廉「静かですね…今、家に誰も居らんの?」

望「そうみたいやな」

廉「…」

望「まぁ、そのうち帰ってくるやろ…って、廉?どこ行くん」

何となく危険を感じた僕はこのまま入ったらあかん様な気がして、クルッとUターンする。

廉「…僕、やっぱ今日は帰ろうかな〜…」

望「…何で?」

心なしかさっきより低くなった様に感じるのんちゃんの声。

廉「えっと…いや〜その〜」

望「…」

廉「…ほら、やっぱ、着替えとか持ってきてへんし」

望「そんなん貸したる」

廉「サ、サイズ合わへんし…」

望「そんな事ないやろ。大体寝るだけやん。
明日も学校やから制服着とけばええし」

廉「下着とか…」

望「廉。」

グイッ!

強い力で腕を引かれる。

廉「ぃたッ!」

バタン、ガチャ!

扉が閉められて鍵がかけられた。

望「…帰さへんよ。泊まるって言うたやん。
罰ゲームもまだやろ?それに、」

今、初めてのんちゃんをコワイとハッキリおもう。

でも、きっともう遅い。

望「今日は家族誰も帰ってけぇへんから安心せえ」

ニッコリ笑ったのんちゃんに、ゾクッと鳥肌が立った。

65NR:2015/04/14(火) 23:52:39

>>ユーリーさん

電車からの家でした(笑)


>>風奈さん
初めまして、コメントありがとうございます!
嬉しいです。
今後もマイペースで更新頑張りますので宜しくお願い致します♪

66NR:2015/04/15(水) 03:08:39

Side 廉

今の恐怖と腕の痛みで、さっきまで勃起しとって、ここに来るまで前屈み気味に歩かなあかんかった俺のモノは、一気に萎えたらしい。

望「とりあえず上がりや、ズボンも履き変えな気持ち悪いやろ?
明日もそれ履いて学校行かなあかんのやし」

廉「…」

確かに気持ち悪いけど、それも全部のんちゃんのせいやんか。

大体、よくよく考えたらホンマに何が練習やねん!

練習なんて要らんし、もう意味わからんわ!

せっかく最初はめっちゃかっこよく助けてくれて、流石やなって感動しとったのに…。

望「廉、何で黙っとんねん」

このままやと、のんちゃんの事嫌いになってまいそうや。

それはイヤや。
僕は意を決して、深呼吸を一つしてから口を開いた。

廉「…のんちゃん、ごめんやけど、やっぱ僕帰りますわ。
罰ゲームがまだやって言うんやったら、さっきの練習?
アレがもう罰ゲームみたいなもんやったからアレで勘弁して下さい」

勇気を出して口早にそれだけ告げると、のんちゃんの腕を振り払おうとした…けど逆に更に強く握られた。

望「はぁ?あれはお前の為の練習やんか。
アレのドコが罰ゲームなん?全然ちゃうわ。
しかも俺が助けたらな、お前今頃どうなっててん?
ちょっとくらいええやろ。
お菓子も買うてあげたし、たこ焼きも奢ってやってんから」

廉「言うてる事メチャメチャですやん…」

67NR:2015/04/15(水) 03:32:08

Side 望

そう、廉に言われる迄もなく、自分の言うてる事がメチャメチャなんは、じゅうぶんわかっとった。

でももう、ここまできたら後戻りでけへんねんもん、しゃあないやろ。

望「ええから大人しく言う事聞けや、これ以上、痛い思いしたくないやろ?」

腕を確り掴んだまま聞くと、廉の綺麗な顔が歪んだ。

廉「っ、のんちゃん…」

望「それとも、痛い方が感じる変態なんか?
お前、イヤや言うとったけど、さっきの電車ん中でもだいぶ感じてたやん。
実は興奮してたんちゃう?」

廉「そんなわけっ、」

望「ほな、試してみよか」

廉「えっ??」

廉の細っこい腕をグイグイ引っ張ってって片手で自分の部屋の扉を開ける。

廉はガリガリやから、力じゃ俺に勝てるわけない。

俺は部屋に入った途端、後ろ手で扉を閉めると、廉を思いっきりベッドに放り投げた。

68NR:2015/04/15(水) 04:00:25

Side 廉

ボスン!!

廉「っ、!」

顔からうつぶせにベッドに沈んで、起き上がろうとしたけど、
背中からのんちゃんが俺の身体を跨いで体重をかけて乗っかったせいで、それはかなわんかった。

後ろからのんちゃんの手が僕の首にのびてきて、ネクタイを外しにかかる。

そして外したネクタイを使って、腰の辺りで僕の両手をギュウギュウと縛り上げた。

廉「い、痛いよ、のんちゃん…」

僕の呟きも虚しく、素早く身体を回転されて、今度は仰向けになる。

無駄な抵抗と知りながらも、僕は肘をベッドにつけて、ジリジリと後退りした。

すると間もなく壁に身体がぶつかり、それ以上逃げ場は無くなった。

望「廉…」

のんちゃんのあの整った顔がゆっくりと近付いてくる。

僕はギュッと目を瞑った。

唇に柔らかい感触。

僕、今、のんちゃんにキスされてる。

69NR:2015/04/15(水) 04:28:06

Side 廉

廉「…ん、んぅ…っ」

望「くち、あけて」

廉「…はぁ…っ」

酸素を求めて口を開けると、のんちゃんの舌がヌルリと入ってきた。

ピチャ、チュプ…クチュ。

卑猥な水音をたてながら、のんちゃんの舌が僕の口内を暴れまわる。

廉「…っん、ンクッ、ぁ、はぁ…」

のんちゃんが唇を離す頃には、すっかり僕の息は上がってた。

僕の口の端からは、だらしなく涎が垂れてる。

それをのんちゃんは舐め取って、もう一度僕にチュッとキスした。

そして僕のワイシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外してく。

全部外し終えると、ワイシャツを左右に開いて肩から落とす。

縛られてる為、脱がされたワイシャツは腕で止まった。

のんちゃんは耳、首筋、鎖骨、臍…と段々下にズレながら僕の身体中にキスする。

その度にピクッ、ピクッと小さく身体が震える。

背中を反らせて自然と胸を突き出す様な格好になると、片方の乳首を口に含まれた。

廉「…あ!」

上唇と下唇で、はむはむと挟まれる。

70ユーリー:2015/04/15(水) 06:43:36
ぁ、ぁぁぁぁ、、はぁぁぁぁ
お、はようございます。
なんか、声にならない声がぁっ!



電車→家、でしたか。
ヤバイ、のんちゃんにSっ気がぁぁぁ!

71NR:2015/04/15(水) 11:12:42

Side 望

乳首を舌で転がしたり、ちゅうっと吸ったりする度に、廉の細い身体がビクビク揺れる。

濡れた乳首に軽く歯を立てると、

廉「ぁっ、やぁ…っ!」

廉が一際大きく喘いだ。

望「…ほら、やっぱ痛くされる方が好きなんや」

廉「ち、ちがぅ…」

望「厭らしいなぁ。
これ紫耀が見たら何て言うやろなぁ?」

紫耀の名前を出した途端、廉の身体がまた震えた。

それに何となくイラッとする。

望「そういえば紫耀は前に話した時、ピュアな子が好きやって言うてたな。
お前が俺とこんな事してて、しかも痴漢されても、
痛くされても感じる変態やって知ったら、嫌われてまうかも知れんなぁ」

廉「!!」

72風奈:2015/04/15(水) 16:05:02
NRさん、今回のもすごくすごく読んだ後にドキドキが、止まらないです。
私も、ノートに書いて友達と、読みあいっこしているのですが、私はじぐいわで書いているので、関西Jr.はすごく新鮮な感じがして堪らなくなります。
私も、NRさんのように小説が、書きたいです。
次も、楽しみにしてます。

73ユーリー:2015/04/15(水) 16:08:09
の、んちゃんがぁぁぁぁぁ!!!
失礼しました。
次回も楽しみにしてます。

74NR:2015/04/16(木) 05:24:10

Side 廉

紫耀に嫌われる?

それだけは絶対イヤや!

廉「…の、のんちゃん…お願いやから、紫耀には言わんとって…」

望「ホンマに好きなんやな、紫耀の事。…どーしよかなー」

そう言いながら、のんちゃんは何故かスマホを取り出す。

そして、誰かに電話をかけてるみたいやった。

プルルル…。

?『もしもーし』

望「あ、紫耀?今平気?」

廉「!?」

何で今この状況で紫耀に電話!?

紫耀『大丈夫やけど、何ー?』

望「ほら、」

のんちゃんがハンズフリーにして僕のそばにスマホを置く。

紫耀『のんちゃん?どしたん?』

スピーカーから、大好きな紫耀の温かい声がきこえる。

それだけで、まるで紫耀に今の僕の、このあられもない姿を見られてる様な気がして、顔が熱くなった。

望「何?声だけでイきそう?(笑)」

のんちゃんが僕の耳元で囁く。

廉「っ、ちが…」

違う。と言おうとしたその時、のんちゃんが急に、ズボンの上から僕の股間を、ギュッと握った。

廉「ひゃぁ、っ!」

おもわず変な声が出る。

紫耀『…廉…?』

75NR:2015/04/16(木) 05:45:44

Side 望

流石と言うべきか、今のたった一言で、紫耀は廉の声やと気付いたらしい。

それが更に俺のイタズラ心に火を着けた。

俺は廉のベルトをゆるめて、ズボンのボタンを外し、素早くチャックを下ろすと、下着ごとズボンを一気に膝までずらした。

廉「っ、や!」

紫耀『ちょ、廉…やんな?さっきから何しとん?』

廉「紫耀、今すぐ電話切って!早く!」

紫耀『ほぇ?』

廉「エエからはよ切れって!」

望「何勝手な事言うてんねん。
紫耀ー?そのまま切らんとってや、俺からかけたんやし、ライン通話やし、ええやろ?」

紫耀『…』

76サラ:2015/04/16(木) 06:53:36
きゃぁぁぁぁーーー!((うるさい!
続き楽しみです!廉くんもっと喘いで〜

77NR:2015/04/16(木) 12:50:56

Side 廉

のんちゃんはそう言うと、あろう事か僕のモノを口にくわえた。

廉「んぁっ!」

のんちゃんの口内で生暖かく、湿った舌に翻弄される。

初めての感覚におもわず腰がひけた。

でもそれは、のんちゃんの手によってしっかり押さえられて、すぐ戻される。

すると、のんちゃんが僕の太ももを裏側から押さえて、膝を立たせてから、両側に開いた。

所謂M字開脚の様なポーズにさせられてる。

廉「っい、ぃや…!」

身体のかたい僕にはちょっとツラい。
そして何より恥ずかしい!

のんちゃんは再び僕の足の間に顔を埋めると、口をすぼめて上下に舐めたり、喉の奥までくわえ込んだりし出した。

廉「あっ、ぁ、はぁっ、や、ん、んっ、ぁんっ!」

腕が縛られてるから、口元を抑える事が出来へん。

唇を噛み締めて必死に堪えようとしたけど、ムリやった。

むしろ、紫耀に聞かれてるとおもうと、恥ずかしいのに確かに興奮してる自分がそこにおった。

僕…やっぱ変態なんかも知らん。

どないしよう、こんなん絶対紫耀に嫌われる。

イヤや…。

かなしさ、悔しさ、恥ずかしさ、色々な感情が混じった涙が、生理的な涙と一緒に瞳から溢れ落ちた。

78NR:2015/04/16(木) 13:18:56

Side 紫耀

のんちゃんから急に電話がかかってきて、ちょうどヒマやった俺は直ぐにに出た。

すると何や後ろの方から時々、微かに廉みたいな声が聞こえる。

のんちゃんと廉、一緒に遊んでるんか?

紫耀『…廉…?』

問いかけると、今度はハッキリ廉の声で、今すぐ電話を切れと言う。

一体、何がどうしてん???

ようわからんと困ってたら、今度はのんちゃんから切るなと言われた。

しゃあないからとりあえずスマホをスピーカーにしてベッドの上に置いて、俺はちょっと部屋を片付け始めた。

昨日も疲れて帰って来て、そのままソファーにバタンしてもうたからなー。

ノンキにそんな事を考えながらマイペースに掃除しとったら、電話からあり得へん声が聞こえた。

廉「んぁっ!い、ぃや…!」

この部屋には似つかわしくない喘ぎ声が、スピーカーにしてたおかげで部屋中にこだまする。

紫耀「えっ、ええぇ!?」

俺はビックリして、ウッカリ手にしてた服やらを落として、部屋でひとり、すっとんきょうな声をあげた。

…今のって、廉の声…やんな?

おもわずキョロキョロする。

今、家におばあちゃんおらんくてホンマに良かった〜!

まだ夕方やぞ?

そういう問題ちゃうか。

っていうか、え?

のんちゃんと廉って、そうやったん?

いつから?

俺、全然知らんかってんけど…。

ちょっと…いや、だいぶショックやわ。

79NR:2015/04/16(木) 13:25:35

>>風奈さん

いつもありがとうございます。
ノートに書いて友達と読みあいっこって凄いですね。
これがキッカケで関ジュに興味持って貰えたら嬉しいです。


>>ユーリーさん

いつもありがとうございます!
サラさんもユーリーさんかな?

80サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/16(木) 16:24:41
そうです。すみません、いい忘れてました。
他の掲示板でナリをやられたので。

81NR:2015/04/16(木) 22:58:22

Side 紫耀

前々から二人とも仲ええなーとはおもっとったけど、まさかいつの間にやら俺の知らんうちにこんな関係になっとったとは。

何で言うてくれへんかってん、水くさい。

ん?
ほんなら、この電話は一体何の用でかけてきたんや?

切れとか切るなとか言うてたし、痴話喧嘩でもしてるんか?

それともリア充自慢?

単なる悪ふざけ?

はたまたそういうプレイ…?

全く、普段どんだけアブノーマルなエッチしてんねん。

何にせよ、俺をまき込まんといてや。

それにしても、あの純粋そうな廉が、まさか男と付き合う事になるとはなぁ…。

あかんあかん、今ちょっと想像してもうたわ。

82NR:2015/04/17(金) 00:10:21

Side 廉

廉「しょおっ…」

僕はのんちゃんにイかされながら、気付いたら紫耀の名前を呼んでた。

紫耀『…』

紫耀は、僕の声が聞こえてる筈やのに、何も言うてくれへん。

何で?

やっぱ僕の事、嫌いになったん…?

廉「…っ、しょお!聞こえてんねやろ…?
返事してや…!」

紫耀『…』

廉「…しょおに会いたい…僕、しょおの事が好きや!」

…はっ!?しまった。

勢いに任せて告ってもうた!!

のんちゃんも居るのに、何言うてんねん、僕のアホ!!

望「…やって、紫耀。お前の返事は?」

紫耀『…俺は…』

83NR:2015/04/17(金) 00:28:42

Side 望

廉「あっ、ぁ、はぁっ、や、ん、んっ、ぁんっ!」

最初はほんの出来心やったけど、俺に犯されて乱れる廉を見てるうちに、段々本気で欲しくなってきてしまった。

でも、ふと見ると廉は泣いてるし、無意識に紫耀の名前を繰り返してる。

それに今やって、認めたないけど、紫耀の声や、紫耀に聞かれてるというこの状況に更に興奮して廉がイッた事は、一目瞭然やった。

紫耀は紫耀で、廉がエロい声で喘ぐ度、電話の向こうで僅かに息を飲むのがわかった。

ハッキリ言っておもんない。

何や、紫耀も満更でも無いんか?

もっと廉を揺さぶって啼かしたろか。

すると突然、

廉「…しょおに会いたい…僕、しょおの事が好きや!」

廉が紫耀に告った。

84NR:2015/04/17(金) 00:52:46

Side 紫耀

さっきから廉が俺の名前を呼びながら喘いでる。

何や…何とも言えん、めっちゃ変な気分になる。

何でのんちゃんに抱かれながら俺の名前を呼ぶねん?

言いたい事は沢山あったけど、何て言ったら良いかわからんし、とにかく俺はさっきから黙って電話越しの廉の声と、のんちゃんに掻き回されて響く厭らしい水音を聞いてた。

まるでテレフォンセックスしてるみたいで、やがて、俺も健全な年頃の男子やから…その、段々アソコが勃ち始めた。

二人には言われへんけど(特に廉には知られたない)、俺は廉の声をオカズに、自分で自分のモノに手をのばして、ソッと扱き出した。

テレビ電話やなくてホンマに良かった…。

時々声が漏れそうになるけど、電話を遠ざけて必死に噛み殺す。

すると、廉が急に、

廉「…っ、しょお!聞こえてんねやろ…?
返事してや…!」

紫耀『…』

廉「…しょおに会いたい…僕、しょおの事が好きや!」

ワケわからん事を口走った。

俺は固まった。

もう少しでイけそうやったのに、一体どうしてくれるん。

俺の頭の中では、今流行りの某芸人さんばりに、「え、え、何て?」って言葉がグルグル回っとった。

廉が、俺の事を好き?

どういう意味で?

何で今それを言う?

85NR:2015/04/17(金) 01:13:01

Side 廉

紫耀『…俺は…』

この先、何を言われるんかこわい。

出来れば耳を塞いでしまいたい、

けどやっぱちゃんと聞きたい。

紫耀『…俺は…ひとのモノには手ださへん主義やねん』

…え、?

廉「っ、ぼ、僕は誰のモノでもあらへん!」

紫耀『…のんちゃんと付き合うてるやん』

廉「付き合うてへん!僕が好きなんは紫耀だけや!」

電話越しとは言えやっぱ照れるけど、一度言うてまえば二度も三度も同じや。

そんな事より紫耀に誤解されたないって、必死な気持ちの方が強かった。

紫耀『…ホンマに?』

廉「ホンマやって!」

紫耀『…じゃあ、何で今一緒に居るん?』

廉「…っそれは、」

望「罰ゲームや」

紫耀『…罰ゲーム…?』

望「せやで、な?廉」

廉「…のんちゃん…」

86NR:2015/04/17(金) 01:48:06

Side 望

きっと廉に悪気は無かってんけど、俺の目の前で紫耀に告りやがった。

紫耀は、廉と俺が付き合うてると勘違いしてるせいで、二の足を踏んでるみたいやった。

俺としてはそのまま勘違いしてくれとった方が好都合やねんけど、廉の必死な姿を見とったら、俺の中に残っとった小さな良心が痛んだ。

せやから…先輩として今だけは一歩ひいたるわ。

お前らホンマにお似合いやし、二人には幸せになって欲しいからな。

望「さっき俺とたこ焼き早食い競争して、廉が負けてん。
それで罰ゲームや。
流石にちょっとやり過ぎやったな、ごめん。
…俺に遠慮せんと、ちゃんと答えたり、紫耀」

紫耀『…廉。ホンマに、俺でええの?』

廉「もう…っ、さっきから言うてるやん、
紫耀やないとあかんねんって!何べんも言わすなや、あほっ…(泣)」

紫耀『ごめんって!泣くなや』

廉「な、泣いてへんし…ぐすっ、」

紫耀『ほな、改めて…廉、俺と、付き合って下さい』

廉「よ、よろこんで…(泣)」

望「…はぁ。おめでとうさん。
やっとくっついてんな、お前ら。
悪いけどその続きはまた今度にしてや。一旦切るで」

87NR:2015/04/17(金) 01:55:22

Side 廉

何やようわからんうちにのんちゃんのおかげで紫耀と付き合う事になって、嬉しい筈やねんけど、まだ信じられへん。

これ全部夢ちゃうよな?

のんちゃんが電話を切って、再びシーンとした部屋に二人きりになると、何やちょっと気まずい。

廉「…のんちゃん…

…ありがとう…」

望「…廉、お願いがあんねん」

廉「…なに…?」

望「…今後、もう絶対手ださへんって誓うから、さいごに一回だけ、俺に抱かれてくれへん?」

廉「…え、っ…」

88NR:2015/04/17(金) 02:14:07

Side 望

自分でもかなり残酷な事を言うてるとおもう。

せっかくたった今、ずっと好きやった相手と気持ちが通じ合ったばかりやというのに、俺と寝ろやなんて。

でも、これは賭けで、俺のさいごのワガママや。

もしオッケーしてくれたら、ホンマにスッパリ諦めたる。

けど、もし断ったら、その時は無理矢理にでも奪ったる。

結果どっちに転んでも、廉は俺に抱かれる運命やねん。

望「…廉?」

廉「…わかった…」

望「ほんまに?」

廉「…その代わり、この事絶対紫耀には言わんって約束して下さい。
あと、」

望「まだあるん?」

廉「…今からのんちゃんとする事は…あくまで練習、やから」

望「…リョーカイ(苦笑)」

…そうきたか。

でも、わかってる?廉。

これ、結局紫耀に電話する前の状態に戻っただけやで。

忘れてるかも知らんけど、お前まだ腕縛られたままやからな?

89NR:2015/04/17(金) 02:26:55

Side 廉

…めっちゃ悩んだ。

ホンマは初めての相手は紫耀が良いに決まっとる。

紫耀以外の人に抱かれるなんてイヤや。

でも、紫耀とは絶対幸せになりたい。

だからこそ。

アホかも知らんけど、俺はのんちゃんの「今後、もう絶対手ださへんって誓う」って言葉を信じる事に決めた。

大丈夫、これは練習やし、一回には数えへん。

俺の初めての相手は紫耀や。

とにかく、はやく紫耀に会いたい。

その為には、この試練を乗り越えなあかん様な気がした。

90サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 05:37:41
キュン死しそう!!続き待ってます!

91NR:2015/04/17(金) 08:13:46

>>サラさん

ありがとうございます!
もう少しで終わる予定です!

92サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 16:31:11
了解です!しょうりくんの、廉くんがオッケーするか、楽しみです!
(んん?日本語おかしいですね。)
今更ですが、NRさんは、おいくつですか?私は12歳です。ちなみに中1です。

93サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 16:55:34
↑の、抵抗あったらスルーしてくださいね♪

94風奈:2015/04/17(金) 19:21:21
今、読みました。
NRさんは、やっぱり最高ですね。紫耀君と廉君が付き合うことになって、嬉しいです。

>>79のことですが、私が書いている小説が全然書き進まなくて、困っているところです。助けて下さい!

今さらですが、自己紹介します。
名前は、風奈です。中2です。
好きなグループは、セクゾ、Jr.の岩橋君、神宮寺君と安井君と北斗君です。
ちなみに、NRさんは何才ですか?

95NR:2015/04/17(金) 20:06:31

>>サラさん&風奈さんへ

いつも感想ありがとうございます。
私は23歳の社会人です。
お二人とも若くてびっくりしました。

私自身小説を書くのが今回初めてだったので大したアドバイスは出来ませんが…。
私は廉君受けの小説が読みたかったけどなかなか無いので自分で書き始めちゃいました。
なので先ずは自分が読みたいものを書くのが一番だとおもいます。

実際には絶対あり得ないだろうけど、でも、こうだったら良いのになーっていう妄想とか、願望とか。
(私が変態なのがバレバレですね(苦笑))

あとは、実際のエピソードとか、口癖、普段の服装や持ち物なんかをさり気なく小説に入れると、リアリティーがあって伝わりやすいかも?

スイスイ書ける時もあれば、書けない時は本当に全然書けないとおもうので、お互い無理せず頑張りましょう!
因みに私は大体夜中が書きやすいんですけど、おかげで今日も仕事中めっちゃ眠かったです(汗)

では、またマイペースに更新していきたいとおもいます。

書きためてるわけではなく考えながら打ってるので遅くてすみません…。

96NR:2015/04/17(金) 20:54:05

Side 廉

のんちゃんが僕に近付くと、ギシッとベッドが軋んだ。

そしてそのままゆっくりと後ろに倒されると、今日二度めのキスをされた。

不思議とイヤやなかった。

さっきみたいに無理矢理なキスやなくて、凄く優しいキスやったから、のんちゃんの事を全然こわいとおもわへんかった。

最初は軽く、段々と舌を絡めて深くなるキス。

廉「んっ…はぁ、」

ちゅぷ、くちゅ。

なれないキスに、まだうまく息ができない。

苦しくなって唇を離すと、二人の間を銀糸が繋いだ。

廉「のんちゃん…これ、取って、」

身体を傾けて縛られてる腕を見せる。

望「…逃げたり、せーへん?」

廉「絶対逃げへん。約束する」

今更逃げるわけないやん。
もう決めたんやから。

97NR:2015/04/17(金) 21:20:21

Side 廉

のんちゃんは僕の腕を縛ってたシャツを外すと、ごめん、と言った。

望「痛かったやろ…」

廉「うん、ちょっと…」

見ると、縛られてた腕は布が擦れて赤くなってた。

のんちゃんは労る様に、赤くなってる腕にキスする。

廉「くすぐったい…」

僕はその腕をのんちゃんの首に回して、今度は自ら唇を重ねた。

のんちゃんは凄く驚いた顔してる。

そらそうやろ。

自分でも何でそんな事したんかわからんけど、その時はそうしたかったんやからしゃあない。

っていうより何故かそうせなあかん様な気がしてん。

だってのんちゃんが凄くさみしそうな表情しとったから…。

望「廉…」

98サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 21:24:11
とっ、年上...
あ、え、えーと、時間的にそうかなー?と思ってました。でも、ハッキリしないの嫌いなので、聞きました。



人生の先輩に失礼な口叩いてしまいました。ごめんなさい。



お仕事頑張ってくださいね♪私は中1です!

99NR:2015/04/18(土) 08:34:20

Side 廉

僕達は愛し合ってる者同士やない。

せやからこれからする行為は、決して恋人同士のそれとは、ちゃう。

けど、何やとても神聖な儀式の様におもえた。

だってこれは誰にも言えへん、二人だけの秘密やから。

のんちゃんが、僕の膝下までおろしてあったズボンと下着を足から抜いた。

これで、かろうじて腕に引っかかってる制服のワイシャツと靴下以外は、ほぼ全裸になった。

廉「…僕ばっか脱がされて恥ずかしいやん、はよのんちゃんも脱いでや」

すると、のんちゃんがベルトを外してズボンを脱ぎ、パンツ一枚になった。

やっぱスタイル良いし、かっこええなぁ。

改めて向かい合うと、何や急にめっちゃ恥ずかしくなってきた。

さっきまで、これ以上にもっとエッチな事いっぱいしとったのに。

100サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/18(土) 10:38:44
キャーーー!これからどういう行為が始まるの?楽しみー!((変態っ!

続き待ってます

101NR:2015/04/18(土) 19:10:13

Side 廉

望「廉…」

のんちゃんが半勃ちの僕のモノに触れる。

廉「んっ、ぁ、」

さっきイッたばっかのソコは、まだちょっと濡れてた。

ぐちゅぐちゅと卑猥な音がする。

先走りを指に絡めながら、ゆっくり上下にしごかれると、僕のモノは再び頭をもたげ始めた。

と同時にまた乳首を指と舌で刺激される。

廉「…あ、ぁ、んっ、や、ィク…ッ、や…あぁっ!」

びゅくっ、びゅるっ。

僕は呆気なくイッた。

そしてのんちゃんは手に付いてる、僕が今だしたばっかの白濁した液を、僕の後ろに塗り込んだ。

びくっ、

廉「…ちょっ…と、何、これ、何か変な感じ…」

望「大丈夫やから心配すんな。初めてなんやしちゃんと解さんとな」

そう言うと、のんちゃんは塗ってた指を後ろの穴に入れてくる。

廉「…や!?いたぃ…っ!」

望「ごめん、平気か?」

のんちゃんはそう優しく言いながらも、もう一本、もう一本と指を増やしてく。

望「廉、わかる?今、廉の中に俺の指、もう三本も入ってんで」

廉「…っはぁ、はぁ」

…苦しい、今すぐ全部抜いて欲しい。

せ、セックスってこんなツラいもんなん!?

のんちゃんは指を出したり入れたり、バラバラに動かしたりする。

最初はただ単に気持ち悪いだけやったけど、その内に段々と慣れてきて、気持ち良い様な不思議な感覚になってきた。

すると突然一気に指が引き抜かれた。

廉「あぁんっ!」

望「廉…挿れんで」

のんちゃんが小さくそう呟くと、今まで入ってた指とは比べ物にならん様な質量のモノが僕の身体を圧迫した。

望「きっつ…!」

それはまるで僕の身体の中で脈打つみたいに、奥深くまで入ってきた。

僕は何が何だかようわからんくて、頭がクラクラする。

望「廉…動いて、ええ?」

廉「…っだめ、あかん。動かさんとって…」

望「何で?そんなツラいんか?」

廉「…の、のんちゃんのが大き過ぎて…息が出来ひん…」

望「…!」


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