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蒼星夫はお墓に野菊を植えるようです
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伊藤左千夫「野菊の墓」
新潮文庫より
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見てられないｗｗｗ
タブ閉じそうになったｗｗｗｗ
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| l´｀ ＼ く 人_人 >
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「こんな蒼い美しい花、採ってお出でなして。 {!｜ Ｏ Ｏ lL!L!.ノ}
りんどうはほんとによい花ですね。」 Yヽ" ､＿ " .ノ{＿.｣
｢二} r― ､/￣｣ー{＿}
〔二!└‐ ｲl￣ l {._｣
,ｨ／｀i {._/_|＿.ﾉ ｒ−､}ト、
//!_ ,ｲ / | Ｌ Y}ﾊ
{ ∟ｲ ｣} ﾊ 匕ﾉ_丿
廴＿ノ' / l ＼
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/ //^＼＼二ﾆ廴f⌒Y⌒ﾐx⌒Y）
/ // ＼_二廴{r=（(辷ｿ)）ﾆｺ}
|/ｲﾉ ﾍヾｨ|ﾄ､彡|ﾚ' ｿ
i/| '⌒ ﾞ‐-|ﾄ､ﾆｨ||r'
|!| x==ｧx､ i｣ i!i!i｣
rﾍ 仆r為ﾘ X气ﾐx i!i!/
X_ｌ. ゞミﾝ ﾄr為リ ,iﾚ'}
（( ﾍ ､_ '_ ｀''‐''´厶ク 「わたしりんどうがこんなに美しいとは知らなかったわ。
辷⊇＞x､.ry ∠廴)） 急にりんどうが好きになった。ええ花ですコト……」
＞'´⌒{＞//zxz‐‐ｭ≦ﾐ三⊇
Y´ ,/)' ^,ﾆ⊃ｺ}￣｀＼⊇
{ x'＾＾＾ｽ ,二).／ ＼
> ／ 幺 幺x‐ｭ,)〈 〉
／ ＾ 幺 幺･i｣ .ﾉ〉八_r=､ ／
{ 〉〉 〉〉-<´/ ｢i|iﾄ､v､
＼ 乃 乃|i｣》/ .|｣i｣x､幺
＼ 勹勹《∧/ |｣＼/
／ゝ彡{ヾ/ﾊ / .| ＼
＿ゞ⌒YXゞ⌒ゞ_厂廴 ﾄ､_. ＼
辷_r─〈〈ゞ７ ￣>‐ｭ ｀X). ﾄ､_＾Y>､ ＼
廴/ 》》〈 /, ﾞ‐ｭ_ ＾X)_. | >-､ ﾑ ∧
〈辷| 〈《 ゝ. Y,ｲ r x 〈＜__ 勺: : : : :.〉Y) ＼ﾊ
〈 | 厶 厶ヽ∪! |リ' ∪ ＼.〉: : : : :.了7__ / 〉､
〈ﾍ : : 厶 ￣マ∪' ＼: : : : :.>ｭ ﾞ''ﾞ マ
厶ﾍ:.: : : :＼ ＼＼ ＼: : : :.:ﾞフY＾┌┘
ﾑ ＼.:.: : : :＼ ＼＼ //i＼_,イ_ノ￣
＾‐<＞ ､＿: :＼ .//＼＼ﾆﾊﾍ | | ＼
￣＼ﾆﾊﾍ1 |. ＼.ﾑ|.|》 ﾆﾆﾆ＼
ﾑ.|.|》 ,ﾆﾆ ) i｣｣､| | ／: :＼
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＼: : : : : :.ﾉ::::＼_＿／:::::::::.〉
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甘酸っぺぇ･･･
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／ / | ,. -,}｀ヽ ,-､ ｀ヽ
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| / ／ ヽ ', ', ,､_/| ヽ::::::::l _ L ノ レ‐､ l
| / ／ ヽ ', ', 弋 | γ-' l ｀´ < / |
|／ ヽ ', _| | /::ﾄ{〈｡〉)|.､ ( 匚_ |
レ| ⌒ヽ ＼ ヽ (＿| l:::::l ヾ_,.､/:::ヽ / ／ / |
/ | ､ゝ､ ＼ ヽ ヽ |::::| /::|ヽ::::::ヽ ( /´ |
| | | lゝヽ ＼ ﾍ⌒ ﾚV__/:::::| ヽ::／ l l
l l l | l::l | ｀`＼ ヽ レv'‐/ / ヽ,-┘ /
V,,,, ヽﾟ/ / ⌒ ＼ ヽ | L /｀´ / / /
／| ミミﾐヽ､ ｀‐ ､＿| ノ_,. ､ / / /
/-､ | ｀ヾﾐ | / ヽ / ／
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┌ ､ / ヽ ､ l l / /-‐'
', ヽ (⌒⌒) |￣ ＼ l´>､__, // ＿／
l ', ＼／ /| ヽ｀ ´ _,. ‐´// ヽ
く´ ヽ| l / ヽ /::ヽ───── ´ /ﾚ |
ヽ ヽ | / |:::::::::::ヽ/ヽ＿ ,. -' |, -‐ ‐-､_|＿
ヽ ヽ | ,.-< / ｀ﾞ`＞､L/l:::::::｀ヽ‐' /´ |, -‐‐-､_/ ｀ヽ､
ヽ / l /／_,..-'::::／/::lヽ::::::::::〉 ヽ ├‐- / ヽ
/ ￣｀`l ０/､ ／ 7::／ /:::::l ヽ:／ ／￣｀ヽ l
l ─ ､ヽ ' | | /:,:::::/ / レ-‐､/ |
ヽ / / | L ´ V / ,.-‐' |
|ヽ ｀´ / ', L / ヽ |
やがて何を思いだしてか、ひとりでにこにこ笑いだした。
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_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L---､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::.:.:.:/
＼ .:.:. :.:::::::.:.:_/
/.7`::ー ── ─ .:.: :"::.ヽ
|/:|::| （ ●） （ ○） .|ｲ::ﾚ′
||/ （__人__） .|/| 「なんです、そんなにひとりで笑って」
＼ .｀ ⌒´ ,／
ノ ー‐ ＼
_ ＿
r─--‐'"´: : : : : : ｀`ヽ､
入: : : : : : : : : : : :r'´￣`ヽ`ヽ
／: : :＼.:.:.:.:.:. : : : :/ /´￣`ヽ V ﾆﾆヽ
/. : : : : : : ＼.:.:.:.:.:.:.〈 〈 rﾆｭ ﾊ
/. : : :〃:::::/ `ヾ;:;:;:;:;) ヽ 〈｛薔｝〉V/ 〉
i: : : :.//::::/ `ヾ;入 V / ／/ /
i: : :.//::／ `ヾ入`ヽ_ / /: :!
！:.//'´ `ヽ V /: : :!
V〈 '"´￣`ヽ '"´￣`ヽ `「`ヽ: :!
い i.:.:.:.V
i弋j ,r=ﾆﾐヽ ,rﾆ=ﾐヽ i.:.:./ 「蒼くんはりんどうの様な人だ」
l い ,〃 〃 .:; 〃〃 ) ﾉﾉ
/ ヽ ', __ ノﾊ
〈 ,r ‐┴-､ |￣ﾉ ／￣`ヽﾉ
V 二二＞ .. .＿__ _ ,.. ィ´ ＝=､.:/
V´二二ヽ _ノ＞介＜ L : .:.:.〉
／^ヽ _ ＿// / /八ﾄ､`ヽ ﾆﾆヽ.:/ ｀`ヽ
／ > =く L /l ｡ Vl l/ ヽ
/ ´了ﾉl. l:::l ｡ ´了ｿ ヽ
l く .l l::」.｡ l ﾉ l
ヽ ﾉヽ ｡ ／!: : : : : : . . . . . /
＼: :ヽ: :/ :イ ＞＝＜ ヽ';: : : : :/ /.: ／
l: : : : : : :l ／／￣＼＼ / /'"´
！ l / /
！ l ／＼ / /
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_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.:::::::::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.::::::::::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.::::::::::::::::::::.:.:::::L--､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿＿ _ノ.::::::/
＼ .:.:. :.:::::::_/
/.7`::ー ── ─ ─:.::"::.ヽ 「どうして」
|/:|::| （●） （○） |ｲ::ﾚ′
||/ .（__人__） .|/|
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
ｒ､- --ｭ__
,. ´ゝ ｒｒ‐､jﾆヽ
,.′ ,/ ＼ ｛ l､{薔} ﾘ
ﾚ'／ ﾞ＝lｲ~~ﾝ^l
!|´⌒ '' ｀~ζｼ 「さア、どうしてということはないけど、
,,ｭ}. ー ､ ー‐ {､ ﾘ 蒼くんは、何がなし、りんどうの様な風だからさ」
k.,〉ﾍ ｒ‐､ 〃 ｲ
,..ｺ::i-､ゝ､_ ,.ｨ _ ハ
/ ﾞ{::´ン::仁ﾄ:ﾍ,--ｒ〈￣ヽ
|:ｲ そ_ﾘ｀i:!｡|:!｀>‐ ソ ｒ,/
冫ヽ ゝｨ '」.｡ﾚ ､ﾆ） ＼
／ ､ / ＞ｒｒv'´ 「￣＼_ ＼
ﾊ ヽ,/ ｀´∧‐' ヽ- ／ ﾉ
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これはｗｗｗ
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_, -──‐- ､､
入 ｀ヽ￣｀ヽノ二ﾆy‐-､
,r' /.::::>､.:.:.:::::::{,/⌒Y⌒ヽﾄ､
/ /.::::/ ＼.::::（ ,〈薔〉､ / j〉
,′,ｲ／ ＼:ゝ彡ﾆミノ;::ｲ
!ﾚｲ/ ｀`ヾ､ イ:::i:/
〈川j ''"" "''ヽ ﾞ,;;;;;;;ﾘ
｀ゞj!/ / / / / / / / i;;;;/
}ﾄ､/ /┃/ / /┃/ / _ソ
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ｒ'''''''ｰ､ ｒ'''''''￣ヽイ.:V⌒〕_
} 二''-' 冫'''￣ ヽﾘ〔二〕 ＼
（ ） （ ）に7 l
言い終って顔をかくして笑った。
_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L---､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::.:.:.:/
＼ .:.:. :.:::::::.:.:_/
/.7`::ー ── ─ .:.: :"::.ヽ 「カナさんもよっぽど人が悪くなった。それでさっきの仇討という訣ですか。
|/:|::| （ ●） （ ○） .|ｲ::ﾚ′口真似なんか恐入りますナ。しかしカナさんが野菊で僕が竜胆とは、面白い対ですね。」
||/ （__人__） .|/|
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＼ `ー'´ ／
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お似合いだよお二人さん
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「僕はよろこんでりんどうになります。
それでカナさんが、りんどうを好きになってくれればなお嬉しい」
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このあいまい加減が日本語の綺麗な所だな
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/}
_ !l ,.- 、
／／||￣ ｀ヽ⌒',
/ / ﾍ入ヽ ∨
!｜ //ー, ＼, } あいやー
l .// ○ ○{
＼(⌒ﾘ" △"ﾉ それにしても夜の山道はあぶないかしら。
{こ.ﾌ＞､ｰ,.イ
〈二}/ ∞Y_〉 真っ暗で足元が全然見えないかしら。
└ 〉 ﾊ〈┘
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_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L--､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::::/
＼ .:.:. :.:::::::_/
/.7`::ー ── ─ .:.::":::.ヽ 手を繋げば、
|/:|::| （●） （＜） |ｲ::ﾚ′
||/ .（__人__） |/| だいじょぶさ。
| /| | | | | |
＼ (、`ー―'´, ／
- ‐ ￣ __｀ 、
, ．＜, ,X壬仆､ ＼
/´ 〃 ヽ 仆Y,ｴミ乃 ヽ
{ｌ, 入 弋ｔ{(kﾜ)ﾘｽ ヽ ',
ゞ=ｲ , ｀＞ ．... _ 弋 ｽ^＼> i .!
. │/〃 ,＞＜ __ L! ｒ-.､ ｌ
ｉ ‖ __ ´ ,:;‐ｘ:､ ｀ヽ !Ti ｌ !
! !ｉ ´ 彳 j::::!ｿ V ! ｿﾉ ノﾐ､
l 人 ;=:、 弋;::ノ′ / .!｀´／ , レ-､
V Λ ぃ:;ｉ /i/i/ /∠∠.ミ彡 / !
…。 又_,ヽ｀¨ 、 「 ｀ く彡′レ-､
/ /i/i/ っ ∧ .癶彡 ノ
ゝミ,ゝ ．_ , ｲ ﾉ ／ ヽ彡ﾍ
ﾉミミﾉ ￣ ¨／,ｲ ‐- l {彡′
＞｀く iー‐＜´／/ヽ l
〉ミﾐｿ V ／ 人 !
{ミ＜ V/ // ｀ｰt:._ λノ
｀{ミ} ′ // / /
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＼_ ＼＿__ _／ /
＼_ ｀ｰ- 、／ /
＼_ / /
＼ ヽ ／ |
｀ヽ ＼_ / /
＼ ヽ_ /
｀v-､ / /
〈 〉__ ／ヽ ／
￣〈 ｀ヽ | ,ｲ
｀ｰ--く ゝ一' ノ
（ ヽ---――ー'´
ヽ-'
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2828するｗｗｗｗ
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＿
,k.::´―^ヾ.､ _＿＿＿__
／/ >.､´ ｀::.､
l / ／ ｀ ,rゝ-fﾆk=ﾍノーz-､
|l ,´ r´ ／ ヽ 彡ﾞ--､ﾍ
i| / | ┌ﾍ _,.. -ﾍ. Ｙ r句ﾐ} ｌ}
i! ,ｲ /ヾ Y´::.::.::.::.:;:〉 ヽﾆく ) | },
//! / ＼ i＼_:,.ィ´ ｀ー-＜｀ヾ、!
‖ | / ／￣＼ 丶、 [__ヽ、 〉::.:::〉
i! l ,´ ｀＜ ﾞｰく l ,.イﾉ‐'´
| ﾞr-､ j ｀ ＜_ 〈 ﾚ' 彳7
l rーﾞヽ= ｀ﾞヽﾍｌ/ ﾞ´
,ゝヽ( ｀ヾ丶 , /ﾄ､
「ミ＝ー--､ ﾞj ) ｀ー-=ﾁ ー´ﾞ /z-､ヽ
トー―--､_| l)､ /i/i/､＿_, /i/i/＿ / 〉)
｀ｔニニ＞ﾞ ´_ヽ＞ ､_＿___ _，＜Z´彡´ ｒ7
ヾ≧三ｿ/´ .｀ ､z _ ﾄ､ｰ､ K ≧ﾞ ´
仁彡ﾞ ヾ､ ｀´ ﾞ，ﾞ､ て´
ヽ） .xﾞXW±ミjｫk ｀
_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
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〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::.:.:.:/
＼ .:.:. :.:::::::.:.:_/
/.7`::ー ── ─ .:.: :"::.ヽ
|/:|::| （ ●） （ ○） .|ｲ::ﾚ′
||/ ///（__人__）//.|/|
＼ .｀ ⌒´ ,／
ノ ー‐ ＼
月明かりに照らされた、金糸雀の顔はとても、美しかった。
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;:: ;: ;: ;・::::: : :;:;:;:;:;＋;:: ;: ;: ;・::::: : :;:;:;:;:;＋;:: ;: ;: ;・::::: : :;:;:;:;:;＋ 〆 ヽ
:: ::;;;;:;:: ;: ;: ;・::::: : :;:;:;:;:;＋:::: :: ::;;;;:;:: ;: ;: ;・::::: :l l:;:;:;:;:;＋::::
:: ::;;;;:;:: ;: ;: ;・::::: : :;:;:;:;:;＋:::: :: ::;;;;:;:: ;: ;: ;・::::: : :;:;:;:;:;＋::::ゝ＿ ノ
:;: ;:／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼;:;:;:;＋;:: ;: ;: ;・::: ;: ;・::: ;: : :;; ;: ;・::: ;: ;・::: ;: ::;; ;: ;・::: ;: ;・::: ;:
:;::;:: ;;:;::::| ♪私を月へ連れてって | :: :. :.::;;, .:.: .;,; :.: .;,;: .: :.: ,;, :.: :,.; ,:. :: ,:;: .: , ;.: .:, . :.:
:::::::;:::;: ::| 星々の間で歌わせて | :: ::; , :.:. ;, .:. :.::;;, .:.: .;,; :.: .;,;: .: :.: ,;, :.: :,.; ,:. :: ,:;: .: , ;.
: :;:;:;:;:;＋＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／. :.: ,: :. :, :.: :: ;;:;:: ;: : :;:;:; :;:; : ; ・::: ;:
;;:;:: ;: ;::: ;: :: ::;;;;:;:: ;: ;::: ;: :: ::;;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ;ヾヾ;ゞ:;:;:,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.:;;:;:: ;: ;::: ;: :: ::;;;;:;:: ;: ;::: ;: :: ::;;;;:;:: ;: ;::: ;: :: ::;;
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:::::::;:: :;:;:;:;:;＋:::: ヾゞ;ゞヾ.: ;ヾヾヾゞ;ゞヾ.: ;ヾヾヾゞ;ゞヾ.::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
;;;:;:: ;: ;::: ;: :: ::;;:; :;: ヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ;ヾヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ|♪木星や火星の春ってどんな様子なの？ |
;: ;::: ;: :: ::;; ,,ゞ.ヾ＼ ゞヾ:ゞヾ ﾉﾉ ゞヾ . ,,ゞ.ヾ ゞヾ:ゞヾ| つまりネ……手をつないで .. |
: : : : : : : : : : ＋ ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞヾ;ゞ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.／;
:: ;: :: ::;; ;: ;::: ;: :::::;::: ゞヾ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ﾉヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ;ゞ ゞ; ::::::: :::: :::: :::::: :::: : : : : : : : : : : :
:: ;: ＋:: ::;; ::;:;: ;:: ; ゞ;ゞiii;:: ｲ.ヾゞ, ゞ;ゞiii;:: ｲ.ヾゞ :: ;: ＋:: ::;; :: ;: :: ::;; :: ;: ・:: ::;;
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僕たちは、覚えたての唱歌を唄いながら家路へ着いた。
暗闇は不思議と怖くなかった。
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o + :: , ; o ﾟ . ｡
爻 _,,-‐ｔ‐''⌒ﾊ、 _,,, -‐''三]
ｋ;;:､ (,, ﾒ μ ,,´｀, -―一''''""~ _,, -‐／::::＼ ／
､,＼;;:: 人人ｷ,, / --一'''"~￣ ,／:::::['i']::::＼へ、 ／
ﾆヾ ＼鄴鄴 Y,／ ／ii[]:::[_,!_]::[];､＼ Yy,,..
-‐''` `.、:,:／ ／ii;[ i ]~~[_!_]~[l];:ヽ ＼＿
＿,,､＿,,,,／ ,／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ >￣ヽ
ﾊﾊ从 ／-―====r-===三'' ､-―――――――‐＜ 木ﾎYyy
(⌒)ｲﾄ爻------( tｲ-‐'´::::::::,＼＿＿,,,....､_＿＿,,,_____`」￥ Y
T,::爻Ooﾄ[iiii]<,,. ､ ｷ[] i::::::::::::::::[]::::::::::::::[]=======|爻爻三三
ー- ''ー＾ 二,, ー---┴, -‐へ-O-ー-〜〜-―へ`~~ ]、
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〓 ━〓 ー ---- ､---―
-
風景の、そして言葉の美しさよ〜
-
エヴァのEDだっけ？
-
＿＿＿
〃 `
{{ , ----- _
ヾ ､Y⌒ヽｰ＜ _ ＞ ､
斗i ｀ ＼
, ハ r ､_ ,ｨ=,,ﾑ
/ 入 ､ ﾉ ,r-z´｀´,,,,ｨ＝x廴
, ／ノ ＼ ヽ く <::::::::::Y≦__:::::::/ ﾊ
! 〃 ｀ヽ､ ＼ ヾヽ:::::人辷ｿ｀''' y, ‘，
|/ ./ ＼- ヽ Y ／｀ー'''＞/, i
| { ＼ -''´ ＼ ＼＞x｀ー＝彡 |
蒼くん…先になって下さい。 ヽ_! __ ｀- - -zﾑ､ ＼ `ー''¨ i,'
私極（きま）りわるくてしょうがないかしら ¨^弋:::歹 ｰ¬弋::歹＞､ ＼ ./
ー一 ー一 ＼ x=-､ /
{ 〃￣/,(-､ .|＼ /
〃∧/ﾊ/ /ﾊ/ {{ ﾘ ） ﾉ ./
{./ ゝ △ ￣ イ＿/
{{ ＞ 、 ／￣ ヾ
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Fly Me To The Moonとは風流な
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.:: :... | |::／ , . | | ... :. .::
しかし、母の言いつけを破り、遅くに帰ってきた僕たちを
家の者が温かく迎えることはなかった。
-
「お母さんがあんまり甘過ぎる。あアして居る二人を一所に
山畑へやるとは目のないにもほどがある。はたでいくら心配しても、お母さんがあれでは駄目だ」
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これが台所会議の決定であったらしい。
母の方でもいつまで児供と思っていたが誤りで、
自分が悪かったという様な考えに今夜はなったのであろう。
-
￣ﾞ''ー-､..＿ ＿,,-―'"￣
||￣ﾞ''ー-､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,-―'"￣
二.二二二二i＝＝＝||＿＿＿＿____,| | | |
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|| ||;; | | | | |: | |. i i | | | |
|| ||;; |＿| | |＿|: | | （_;;）. | | | |
|| ||／ ／| | | |￣￣￣|￣''''――| | | |
|| ||／ ／三.三.三.三三|_|―――|ﾟ＿＿＿_,|_| ＼ |
|| || ／ ＼ ＼|
|| ||' ＼
／／|| ／ ＼
／／|| ／
／／
僕たち二人は、再び母に呼び出しを受けた。
-
_ ,.-≦气､弋ﾞ^ `ｰ,、
,. 〆彡ｉ;, i、, ,,,. 、゛寸廴'iヽ
／／〃ﾊ!i' ゛゛',ヾlヾi ゞ寸|l. !
/,. ´ .r､iヽ i:、゛i',゛ ´'ﾊi:|!.!
,//!,;ｆ, ;ｆ! ; /'!| i|,i|', '|i、:|i ! !/ ',.!i|
i.!:;!Ｉ:|i |ｊ.|'{|,' |i i|;l||i:i',|i. |ｌ:i |//, |Ｉｌ|
{i|:|l::|l Ｉ} Ｉ.|ｌ '!ｌ i|l||l:|:l |i.|i:|i |// ﾘ||
||:ｌ|::|l.l| !il; {! ﾙﾘ丞_|l|l;!| |//.i !|
i|l从!ｆｔ―- ｌ ,,'¨_二.刈|ｊ|.|//iＩ.!| 蒼、カナ、そこに座んなさい。
i|liﾊlｌrf它ヾ.,r―i ｲ 之ｵゝlil:|ﾊ||!!ﾘ
ﾞ|l圦 ¨ .ノ ｀ ー ' |i|l:ｌｲｊｌﾘ
||;:.|､￣ ヽ 刈l.| ''
||;;:i ＼ ６ ,. '! ｌ|i |
|.|ｉｉ| ｀ゝ _ _,,.イ,..⊥.!!|.Ｉ
! !ｉ| ,）丁三三三〈.ｌ|ｉ;|
l li.ｌ,.．≦ ＝三三三=:lｉｉ||、
∠¨l.ｌ:.| 'ヾ=三三三三三li:|i!ｿ `ｰ 、_
/ i.!::! ヾ三三三三三!:liＩ ＼
/ ｌ!;:ｌ ”ゞ三三彡ﾞ l:;iｌ! /∧
/ |. |i;:! |三三| !ii:| / ：
/ .从 |; ||;i |三三| |!|:! ﾐ.,./ 〆 i、
ﾞ'ヾk゛ 刈 |三三| ﾞ!ｌ:| ミﾘ / ｌ
.iﾍ,r'Ｙ｀ヽ_ |三三|._ 从! |/ i、
,/, ﾊ ｌ ii | ヽ、 |=∠,]＼ゝ、 ｀ ｋ. ｌ
__〆/ ゝｊt_|ゝﾊ |┐ ﾚ',／_| i、 ＼ ,/ ', i、
_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L--､
〈 こL _ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::::/
＼ .:.:. :.:::::::_/
/.::7::`::ー ── ─ .:.::"::.ヽ
|/:|::| （●） （○） |ｲ::ﾚ′ はい。
.| （__人__） u |
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
| ・ ・ ）
| | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）
-
ハラハラする。
-
／ , ｀ ー ､
｀ / l ｌ｜l ﾄﾊ l ヽ
丶ｌ | li l｜l | | l l ｌ|
丶| l ｌ| -−- | l_l_ ﾙ|!
へ|ヽﾄ从rｔヵｲ'! ｒtヵYﾉﾘ 「蒼星夫や、お前はナ……十一月へ入ってから
{ﾊj |l￣ゝ¨__, ｰ'､¨iﾉ 学校へやるつもりであったけれど、
ヽ'| l! ﾉ l そうしてぶらぶらして居ても為にならないから、
｀¨! |､ -.- / お祭が終ったら、もう学校へゆくがよい。
,|: !:. ｀ _＿__／| 十七日にゆくとしろ……いいか、そのつもりで小支度して置け」
/!:|:. i | | |
｜l:.! !＼,j＼ ! l
｜l:ﾊ |/ ｌ| ｲ}l::. ｌ|、
L| l |＼ | !l:::.ｌ| iヽ
くﾊ.| ヽ |ﾊ::|l !｜
＼! Y ﾚ| l :|
/ ＼ | / ',:!
!..::::::.. ヽ!′ i|
_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L---､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::.:.:.:/
＼ .:.:. :.:::::::.:.:_/ はア……了解です
/.7`::ー ── ─ .:.: :"::.ヽ
|/:|::| （ ●） （ ○） |ｲ::ﾚ′
||/ u （__人__） .|/
＼ .｀ ⌒´ ,／
ノ ー‐ ＼
と答えたきりなんにも言わず、母の言いつけに盲従する外はなかった。
-
_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L---､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::.:.:.:/
＼ .:.:. :.:::::::.:.:_/ （僕は学校へ往ってしまえばそれでよいけど）
/.7`::ー ── ─ .:.: :"::.ヽ
|/:|::| （●）三（○） .|ｲ::ﾚ′（カナさんはあとでどうなるだろうか）
||/ （__人__） u .|/|
＼ u ｀ ⌒´ ,／
ノ ー‐ ＼
不図（ふと）そう思って、そっと金糸雀の方を見ると、
-
_, -―― - 、/｀ '´廴_
, '´.: : : : .: .: .: .: .:_/´＿, - ､ {
＿. ／.: : : : : ｒ冖ー'´ _ /__ ／l } 〉
/, - ､＼: : : : : : ｣ r-―fﾋﾊヘjﾊ ｣/ {
!| / :.｀',:. :. . : : { 'r‐ '´{匕犬シj´ { /!
亅/ : : .＼:. :. : : . : ヽ ＼／ 寸Ｔ¨ヽ＼丿:'
,' :l :.:./ ｀ − - _:.ﾍ _｀¨ｰ| lー-ヽ ＼:l
| : l .:.,' 、＿.￣'ﾍ|__｣へﾊ/j／:|
∨ : l:.l , ,ｒ=＝=＜ヾ|〈ﾍ∨.: .::l
V: ::.{. ノ ,ﾂﾊ:::::::::} l .ヾ ｊ |.: ;':/
ヽ: :ﾍ ｒﾃヾ' 弋ｚと⊃ |! /.://
＼ﾑ{ﾊ::::::ﾊ xxwxx /:´.:.' ｲ
入 と⊃ ' /.: :/ .: ｣
{.: ﾊ xｘ ,−、 .／ﾉ.; ' .: .:/￣ ヽ
|:/ /:＞‐- ,.＿_. ' /f.: .: ／.:〉: : ',
,!ｰ{:. ｀:.ｰ:.l/j|＼ﾍ -−/.:, :' .::ｲ: : '.
/ 〈:｀:.ｰ:/ /}{ヽ.＼ヽV〉. : .:.イ: : ﾍ
,' 〈ヽ:ｒ'／ｲ ＼＼｀ Y: , :'.:.:ﾉ: ハ
/´ : .ヽj ' 〈 V /ﾍ ゝｒ‐_'´: : . . ,: ノ
｛ : :.ｒﾍ ', /´ ヽ {|´ lr−､_, _‐'二. ヽ
｢｀ｰ-､__ ノ しﾍ._ ムﾌ /ｆ⌒| ﾊｧ , ｒ､ヽ ＿} |
l └' / ん１ ノｰ ' } ＿_人１| l ｒー┘
.ゝ / / └‐-､ﾉ} 〈ー'´ ヽ! ヽ. |
ｌ / j . : :/-､_ ‐¬ﾍ : :. ヽ }｜
L〈:. . : :/ ｧ ,-､ ｒ┘:.ヽ : : : l T
l: . . : : -/.: ｌ |: : l｜: : :.}: . : : } .:|
＼: : :.／.: └': :└' : : :..ヽ: . . .: .:.j :/
￣/´.:::: .: : : : : :. :. :::..＼: .: .:／、
金糸雀はうつむいて沈黙している。
如何にも元気のない風で、夜のせいか顔色も青白く見えた。
金糸雀を見て、僕も俄に悲しくなって泣きたくなった。
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「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
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/.7`::ー ── ─ .:.: :"::.ヽ
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＼ .｀ ⌒´ ,／
／ ⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ ｡
涙は瞼（まぶた）を伝って眼が曇った。なぜ悲しくなったか理由ははっきりしない。
……ただ金糸雀が可哀相でならなくなったのだと思った。
／ , ｀ ー ､
｀ / l ｌ｜l ﾄﾊ l ヽ
丶ｌ | li l｜l | | l l ｌ|
丶| l ｌ| -−- | l_l_ ﾙ|!
へ|ヽﾄ从rｔヵｲ'! ｒtヵYﾉﾘ
{ﾊj |l￣ゝ¨__, ｰ'､¨iﾉ
ヽ'| l! ﾉ l ･･････。
｀¨! |､ -.- /
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｜l:.! !＼,j＼ ! l
｜l:ﾊ |/ ｌ| ｲ}l::. ｌ|、
L| l |＼ | !l:::.ｌ| iヽ
くﾊ.| ヽ |ﾊ::|l !｜
＼! Y ﾚ| l :|
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' , ....:.:.:.:.:.:.:.:.. , 'ﾞ
ﾞ ､ ,,,,,_____,,,,... ''"
金糸雀と僕との楽しい関係もこの日の夜までは続かなく、
十三日の昼の光と共に全く消えうせてしまった。
二人の関係は闇の幕に這入ってしまったのである。
-
＼ー──┰―‐t‐─┰─‐t‐─┰─‐t‐─┰─‐t‐─┰── ／ .|
＼＼ （ 深 ） <> （ 夜 ） <> （ ＠ ） <> （.七.） <> （.冠 ） ／／| |
＼＼ ￣ <> ￣ <> ￣ <> ￣ <> ￣.／／ _,.| |
＼＼ <> <> <> <> ／／ -l7 || |
ティー.｜ |＼___＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／| ,//ＹL _.||| |
＿＿＿| | ＼ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ._／ ｜.l＿＿＿|| |
＿＿＿__ |＿＿| ┌─────┐ L__＿_|____＿＿＿_|＿＿
||ｊ|ｊ||lｊ|| └┐┌─┐┌┘ | ||. ||
||￣ || ┌┘└─┘└┐ | ||. ||
|| || └┐┌─┐┌┘ | ,､_,.|| ∧∧. ||
||＿_..|| 狛 ｜｜. | ｜ 的 |.(・v・||／台 `§､||
~⌒＼ || ／i ＿□＿＿|__,!＿＿!__|_____,□__|＼ c'| （∀＾.iﾐ三ミ||
ﾟ ◇ ﾟ ）__,||／ / ＼＼|＼＼ (∀＾ヾ!!
‘ 。‘））／| / ＼| ＼＼{____ ||
* y'）／ | ./ ＼ ＼＼ ||
／／ | / ＼ ＼ヾ|
／ |/ ＼
/
./
十四日は、村の祭の初日でただ物せわしく日がくれた。
手にせわしい仕事のあるばかりに、とにかく思い紛らすことが出来た。
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_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L--､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::::/
＼ .:.:. :.:::::::_/ …。
/.7`::ー ── ─ .:.::"::.ヽ
|/:|::| （●） （○） |ｲ::ﾚ′
||/ .（__人__） .|/|
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
_, -‐…＝‐ 、
＿ ／.: {.:' .:_r¬-､.: .:V冖ｰi
〈f￣7.:_､:. :.-〈 r−､｀´_, ┐ ﾌ
ﾍ l.: /.:ﾄ､:. :. { {r‐{ﾋﾗﾘ_‐ﾁ ｝
＼.:' / ｀ ┤ lﾌ7ｰｲV´ r┘
Y≠'´ └{/ー'.|_|_j┘
ｽ. r=_、 ｨ=_r犬:ﾑ
/´ﾒ', ゞ ' . ゞ ' {_:）,:〉 …。
｢.:_.:f¨ト ､ 冖 _ イ{.:_.: ｽ
{.:_.:〕 {〈二介二〉〈'.: .:｣ ヽ
〈ゝ=' ､ヽ _:l｡|＿:/ 了 , /
〈こ水ﾌ{ ｌ｡| ﾊこ小フ
/ l | l j ｡! l //| l ,
この二日の間に金糸雀と三、四回は逢ったけれど、
話も出来ず微笑を交換する元気もなく、うら淋しい心持ちを互に、目に訴うるのみであった。
-
せつねえ
-
僕と金糸雀の心持ちが少し大人びていたならば、
この二日の間にも、将来の事など随分話し合うことが
出来たのであろうけれど……。
僕たちは子供だった。
.
-
_ ＿ _ _
「 ＿ ￣￣￣｀ヽ
| | | ￣￣￣.:.:.::::::1|
| _i | _ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. ＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L--､
〈 こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::::/
＼ .:.:. :.:::::::_/
/.7`::ー ── ─ .:.::"::.ヽ
|/:|::| （─） （─） .|ｲ::ﾚ′
||/:::: （__人__） :::|/|
ヽ /
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 ./⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉ‐ヾy＿ﾉー
僕に出来る事は、今の気持ちを手紙にしたためることだった。
僕がいなくなってから、金糸雀さんに渡してくれと女中さんに頼んだ。
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/ ヽ＿＿__／/
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┌───────────────────────────────────┐
│ │
│ │
│朝から何をする気にもならない。 ... .│
│ │
│外へ出る気にもならず、 .....│
│本を読む気にもならず、ただ繰返し繰返しカナの事ばかり思って居る。 ..│
│ │
│カナと一所に居れば、神様に抱かれて雲にでも乗って居る様だ。 │
│僕はどうしてこんなになったんだろう。学問をせねばならない身だから、 .│
│学校へは行くけれど、心ではカナと離れたくない。 .│
│ │
│カナは自分の年の多いのを気にしているらしいが、 .│
│僕はそんなことは何とも思わない。僕はカナの思うとおりになるつもりですから、 .│
│カナもそう思っていて下さい。明日は早く立ちます。冬期の休みには帰ってきて ...│
│カナに逢うのを楽しみにして居ります。 │
│ │
│ 蒼星夫 ..│
│ │
│ 金糸雀様 ....│
└───────────────────────────────────┘
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そして、お別れの日がやってきた。
（続く）
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乙
切なすぎる･･････
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以上で投下終了です。お付き合いただいた方、ありがとうございました！
次回の投下日は未定です。決まり次第告知するので、よかったらみてくださいね。
全４話…で収まる予定です。
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乙でした。
互いを野菊と竜胆に喩える場面の甘酸っぱさと、別れの切なさが堪らんス
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乙でした
ﾆﾔﾆﾔしてしまうｗ
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乙
これは切ない
続きが気になる
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乙です
カナが可愛すぎて生きるのが辛い
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乙
一話の内でここまで感情揺さぶられるとはなー
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乙！
この頃の人はなにはともあれ手紙を書くよね
今ではもう見られない光景かあ
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乙！
いちゃこらしてたと思ったら急展開……
こういう純な恋愛はいいものだ
せつねえ
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乙！
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乙でしたー
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乙
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淡く、ほのかな恋慕を抱く人との別れを受け入れざるを得ないってのは
辛い……。文字通り「胸にぽっかり穴が空いた」気分になっちまう。
乙。
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お疲れ様
想い合ってる筈なのに辛いなあ
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乙！
恋はほろ苦いものなんだな･･･
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おつおつ！
所々で互いの好意を覗かせながら洒落っ気交じりに語り合う二人が可愛いw
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おつかれ〜
手紙はちゃんと伝わるんだろうか
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乙
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乙です
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乙です。
演出や人物の描写が細やかで愛らしくて、一本の映画を見ているようです。
本当に上手いですねー。
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乙です。
二人のじゃれ合いが相変わらず微笑ましい！
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乙
距離感が古きよき日本って感じで素敵
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月が……綺麗ですね……。
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>>332
漱石乙！
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乙
…せつないねえ
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乙乙でした。
蒼が竜胆でカナが野菊のくだり良いですね。二人一緒の写真もまたいいなぁ！！
それにしても前半は読んでいる方が気恥ずかしくなるぐらい甘々なだっただけにぃぃぃ……
後半があまりに切な過ぎるぅぅぅ………
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乙
なんとももどかしいねえ
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乙でした
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乙！
文学に苦手意識あったんだが、読みやすいし、引き込まれる…
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乙！
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乙でした
切ないなぁ…
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あおぞら文庫で読んでしまった・・・
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ヤッチマッタナ！！
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あーあｗ
確かに待ちきれなくなる気持ちはわかるｗｗｗ
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こんばんは。>>1です
感想ありがとうございます！嬉しいです
青空文庫に全文載ってるんですねｗ
続きですが、細々と作成してます。来週ぐらいには投下したいと思うので、
よかったらみてくださいね
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来週ですか！
楽しみにまっております。
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連絡乙ですー。来週まっております！
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了解！
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>>345
>>346
>>347
ありがたいお言葉…ありがてえ…
今月、結婚する友達（オタ友達）がいて
「受付に可愛いイラストを飾りたい」という話になり、私が結婚式の支援絵を描く事になりました。
で、下書きみせたら、すごく怒られた 結構いい感じだったのに…(´･ω･`)
ttp://nagamochi.info/src/up18013.jpg
以上チラ裏でした。それではメルシージュテーム☆
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>>348
ちょｗｗｗ 確かに絵柄そのものは可愛いと思いますけど題材がｗｗｗ
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なｗｗｗｗんｗｗｗｗｗｗぞｗｗｗｗｗｗｗｗ
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先行きが不安過ぎるwwwwwwwww
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来週か、楽しみだなー
って支援絵ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
結婚式にこれはないｗｗｗｗｗｗｗ
メルシージュテーム☆ｗｗｗｗｗ
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おいこらｗｗｗめる☆しーｗｗｗｗ
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こういうの飾る奴はセンスいいよなｗ
え？俺？結婚式なんてしませんよ。
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新婦の絵は可愛いのに、新郎がひどすｗｗｗｗｗ
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新郎はもちろんのこと
新婦も福本っぽさを全開にしてるのがまたｗ
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まあまて、これは下書きだぞ？
きっとここから超可愛い絵になるんだよ！
なる……よね…？
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鼻と顎のとがり具合からみてここから可愛くなれるとは思えんｗｗｗｗ
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めるしさんめるしさん、福本ネタの事の顛末をどうかひとつ・・・っ！！
ってまだセブンティーンやんけぇ
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土日辺りに投下かな？
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こんばんは、>>1です
次回の投下ですが、今回の話、中々納得のいく展開が作れず
予定より大幅に進行が遅れてしまってます。
今まで作った中で、一番の難産になりそうで・・・
頑張って続きを作っているので、暫しお待ちくださいませ…すみません
アホな絵を描いてる場合じゃなかったやろ、自分！orz
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お気になさらずにー
生存報告感謝です
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なあに、生存報告があれば待てる、待てるのだ
変に妥協せず満足のいくものを作ってください
……絵は描いてもよいのじゃぞ
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めるこ、気楽に作ってくださいな
連絡乙です
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