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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド

1管理人 ◆se.eiIUl2E:2009/10/03(土) 18:11:38
肥満化小説や絵を投下したい方へのスレです。
作品の感想などもこちらへどうぞ。

2名無しさん:2009/10/13(火) 21:12:54 ID:ZPibHaAI0
ネタが浮かんだんでちょっと書いてみる。
書くのは下手なんで期待しないように。


-人生において、非常識というものは往々にして突然訪れる物である。
 大体、そんな物が最初から見えてたら人生はとてもつまらないだろう。
  だが…-

「流石にさ…帰ったら家が壊れてるのはどうかと思うわよ…」

私の自宅兼仕事場である先祖代々受け継いできた小さな家が帰ったら壊れていた。
それも完膚無きまでにである。
破片が残ってるというよりは欠片が散らかったと言った感じだ。

「…そんなアイテムあったっけ?」

私の仕事というのは所謂呪いのアイテムやそう言ったマジックアイテムのお払いや、
私の手では余る物をもっと大きな場所へ移すまでの管理等である。
科学が進んだとはいえ、まだまだそう言った類の物は消えては居ない。
闇は何時までたっても闇のままだ。
まぁそんなことはどうでもいい。それより-

「…今日の宿、どうしようかな」



「うひゃ…こ れ は ひ ど い」

家(だったもの)の中心の辺りは綺麗さっぱり何もかも無くなっている。
丁度この辺で爆発か何か有ったのだろう。

「ここは…リビングのあたりよね?」

何かがガスに引火して爆発したのかしら?
にしても何か燃えるようなものあったかしら?

『いやぁ済まない済まない…ちょっと登場が派手すぎたようだ…』

ふいに綺麗な-でも闇の匂いがする-声が響いた。
いや、響いたという表現はおかしい。
周りには声を響かせる物なんてない。
つまりは-

「魔族…かしら?」

人では無いと言うことだ。


とりあえずここまで。
書く気が起きたら続き書くよ。

3名無しさん:2009/10/13(火) 21:41:19 ID:7HsebGjY0
>>2
乙。ただ本当に序章って感じでどう肥満化ネタと絡めて行くのかも謎なので
できれば肥満化ネタが出てくるところまでは書いて欲しいかな、なんて。
わがまま言ってごめんよ。

4名無しさん:2009/10/14(水) 20:49:38 ID:nvHAJUpg0
>>3
実は昨日の内に肥満化ネタまでは出来ていたんだが修正してたら
大変な事になったので一旦やめたんだ。

と、言うわけで続き投下するよ

5名無しさん:2009/10/14(水) 20:50:52 ID:nvHAJUpg0
『いやー済まなかったねぇ…何分人間界の物は我々の物に比べ脆すぎるものでね…』
「ほぉ?分かってるのなら手加減したんでしょうね?」
『もちろんだとも。ただ…』
「…何よ?」
『君の家が少々…脆すぎた』
「大きなお世話だ!」

魔族であるこの男、一応紳士的な態度では有るが、気を抜くことは自殺行為だろう。
どんなことをされるか分かった物ではない。

「…で?その【ちょっと】派手な登場をしたあんたの名前は?」
『ああ、これは失礼。私はエルウェス。君が持っていた"あれ"に封じられていたのさ』

と、やつはあいつの言う"あれ"を指さした。

「…ゲーム?」

それは昔懐かしいゲームのカセットだった。
確か、一昨日ここに持ち込まれた物で、今日調べる予定だったものだ。

『そう、あの忌々しい仮想現実の世界にに私は長いこと封印されてきた…』

あー…なんか明後日の方向いて語り始めたよ…
つーか、あんたファ○コンのカセットで封印出来る程度かよ…

「あんたの身の上なんか知ったこっちゃ無いわ。こっちとしては封印する気はないし、どっか勝手に行きなさいよ。
 あ、でも家は直して行ってよね」
『おや?君は魔払い師ではないのかね?』
「おあいにく。私は呪いを解くのが専門。魔払い師とは別物なのよ」
『ふむ…』

よし、これで終わりそうね。一応家の方は保険効くし。
このカセットもこいつが離れたなら要らないか。あとで処分しよっと。

『ふむふむ…そうかそうか…』

なんかぶつぶつ言ってるし。

『つまり、君は私に何もしないつもりなんだね?』
「そ、だからとっとと家を直してどっか行って」
『家を直すのは構わない、寧ろもっと立派にして見せよう。』
「あら、それは良いわね」
『ただし、』
「…ただし?」

なんか嫌な予感が…

『私の遊びにつきあってくれたら…だがな』

6名無しさん:2009/10/14(水) 20:52:14 ID:nvHAJUpg0
「嫌よ」

そんな事だろうとは思ったけどね。

『いや、遊びと言っても非常に簡単なものさ。ほんの数分で終わるさ』
「だとしても嫌」

魔族と関わるのなんて御免被りたいわ。

『まぁまぁ…それにもう実は始まって居るんだよ』
「え?」

それは丁度あのカセットを拾った瞬間だった。
私の意識は闇に飲み込まれていた。

7名無しさん:2009/10/14(水) 20:53:20 ID:nvHAJUpg0
「ようこそいらっしゃいました、この世界を救う勇者様」
「…は?」

意識がはっきりしたかと思えば、目の前にはよく分からない衣装を身にまとった女性が立っていた。

「まずは勇者様のお名前をお教えください」
「は?勇者?」

ちんぷんかんぷんだ。

「"勇者"様と申されるんですね」
「え、いや、違うわ、アンジュラって名前よ?」
「"アンジュラ"様と申されるんですね」
「え、あ、う、うん」
「では アンジュラ 様 あなた様の性別をお教え下さい」
「はぁ?見て分かるでしょ!女性よ!女性!」
「 女性 でございますね」
「そう!」
「分かりました。こちらで登録をさせていただきます。」
「はぁ?ねぇ、貴方頭大丈夫?大体登録ってなんの…」
「ようこそ ディルードの世界へ! この世界での旅で、貴方に素敵な思い出がありますように」
「ディルードって何よ!?ねぇ!聞いてる!?ねぇ-」

私はそれ以上しゃべれなかった。なぜなら私は光の中に消えていったからだ。

8名無しさん:2009/10/14(水) 20:54:53 ID:nvHAJUpg0
「おお、勇者 アンジュラ よ よくぞ参った」
「…今度は何…?」

なんか童話でよく見かけるいかにもな"王様"がそこにいた。

「知っての通り、この国は魔王によって崩壊の危機に瀕しておる」
「いや、知らないし」
「そこで異世界からの使者たる勇者アンジュラよ お前の手で魔王を倒して欲しい」
「はぁ?」
「そうか やってくれるか ではこれで旅支度をするがよい」

【50Gを 手に入れた!】

「な、なんか出た!」

「さあ ゆくがよい 勇者 アンジュラ よ この国を救えるのはお前だけだ」





「…なによこれ……」

そのまま兵士に連れられて、城(と思われる場所)をでた訳だけど…

「一体どうゆうこと?」
『お気に召したかな?』
「その声はさっきの魔族!」
『エルウェスだ。先ほど名乗ったろう?』
「知るか!これは一体どういう事!?」
『…君はこういった世界を知らないのかね?』
「わかんないから聞いてるんでしょうが!」
『おかしい…最近の人間はこういった物が大好きだと聞いていたのだが…』
「わけわかんわよ!さっさと説明しなさい!」
『…ここは私が封印されていた仮想現実の中だ』
「…仮想現実…?」

それって、さっきのカセットの中ってこと?

『いや、最近の人間はこうった仮想現実が好きだと聞いていたのでな。"遊ぶ"には丁度良いだろうと思っていたのだが…』
「私はゲームなんて全然やらないの!」

これだから魔族は!

9名無しさん:2009/10/14(水) 20:56:40 ID:nvHAJUpg0
『まぁ間違いなんて物は誰にだってあるものさ。気を取り直してこの世界のルールを説明しよう。』
「…」
『まず、君の目標は私を倒すことだ。』
「あんたが"魔王"ってわけ?」
『そうなる。次に仲間は基本的にいない。』
「なんでよ」
『そういうシステムだ。三つ目に君にはこの世界での一日ごとにペナルティが課せられる』
「はぁ?どういうことよ!」
『これも所謂システムの関係と言う奴だ。君に課せられるペナルティは…【日々体重増加】だ。』
「…は?ちょっと待ちなさいよ!なによそれ!」
『この仮想現実は特殊でな、"勇者"の能力が高めな代わりにランダムで一つペナルティが課せられるようになっているようだ
 体重増加は"スタミナ"と"素早さ"が日々マイナスされてゆくらしいな。
 因みにマイナス値もランダムだ』
「…ふざけてるわね」
『これでも当たりな方だ。他のペナルティには【一回の戦闘ごとに勇者の運がマイナスされる】や【日々G減少】などがある』
「…これちゃんと攻略できるんでしょうね?」
『それは保証しよう。見事私を倒せれば君の勝ち。現実へ還し、家を立て直す事を誓おう』
「…私が負けになる条件は?」
『君が"ギブアップ"をしたら負けになる』
「…負けたら?」
『それは後のお楽しみだよ…』

ふざけてる…

「…他に出る方法なんて無いわけでしょ?」
『そうだとも』
「なら…首を洗って待ってなさい!必ず倒してやる!」

こんなくだらない世界、すぐに抜け出してやる!

10名無しさん:2009/10/14(水) 21:00:22 ID:nvHAJUpg0
アンジェラ
一日目
ステータス
Lv1
身長:172cm
体重:42kg
HP:68
MP:34
力:25
知力:16
スタミナ:37
素早さ:22


こんなところか。
書く気が起きたら続き書く。

11名無しさん:2009/10/14(水) 23:12:46 ID:FdBoI2Bk0
なかなかwktkする設定だー
のんびりでもいいから続き書いてほしい

12名無しさん:2009/10/19(月) 23:17:01 ID:W8GXvmuU0
のんびりしてるどどんどんブヨブヨになってさらに難易度が上がっていくのか。
これは素晴らしいw

13名無しさん:2009/10/24(土) 16:19:52 ID:WGrUUQ6kO
知力が下がるペナルティを受けたりして
羞恥心の無い露出デブになってほしい

14名無しさん:2009/11/01(日) 16:08:41 ID:iXe2veOA0
続きマダー?

15710:2009/11/16(月) 00:24:27 ID:65v5Yty.0
規制中につき、此方に投下させていただきます。
まだ肥満化要素は薄いですが、次回以降と言う事でご勘弁を…orz

魔王の愉悦と、王女の…

(0)

深く、暗い洞窟の中に仄かに明かりが灯る。
そこに映し出されたのは二つの影。
一人は身の丈2mで、しかしながら均整のとれた身体を持つ男性。
そしてもう一人は、男性よりも頭二つ分背が低く、それだけではなく…丸々としたシルエットを持つ、ふくよかな女性だった。

「…ゼブル様、今回は此処を居城になさるのですか?」
「程良く湿度も有り深さもある。
私が作ってもいいのだが、やはり自然の作りだしたものには及ばないからね。
今回は此処で獲物を待つとするよ、リーン」
「畏まりました、では準備に移ります」
「…リーン、君は私の妻なんだ、その言葉遣いは…」

ふくよかな女性…リーンの言葉に、ゼブルと呼ばれた男性はそう返す。
女性は丸々とした身体でありながらも、上品に礼をして見せると、ゼブルの言葉を遮る様に、その場から立ち去った。
ゼブルはそんなリーンの様子を見て、小さくため息をつき…そして苦笑する。

「…全く、君は使用人ではなく私の妻だと言うのに…まあ、だからこそ愛しているのか、私も。
取りあえず、妻に負けぬように私も働きますかね―――」

そう呟いて、ゼブルはリーンの後を追うように暗闇へと消えて行った。

それから数日後。
王都から少し離れた所にある、ありふれた洞窟は…その世界で最も恐ろしいダンジョンへと変貌を遂げたのである。

16710:2009/11/16(月) 00:26:38 ID:65v5Yty.0

(0.5)

「…そうですか、また…解りました、下がってください」

王宮の玉座に座っている女性は、酷く悲しそうな顔をすると、報告をした者にそう告げた。
…あの迷宮が出来てから、かれこれ1ヵ月が経とうとしてる。
当初は魔族の残党による仕業と見て、冒険者を募り、攻略させていたが…事此処に至り、漸く女性は状況を理解した。
再び魔王が、この世界に現れたのだと。
元々この世界には、数年のサイクルで魔王が現れる。
その度に王族は冒険者を募り、その中から生まれる『勇者』に魔王を討伐させているのだが…今回は、いささか事情が違った。

「前魔王が倒されてから、まだ半年も経っていないと言うのに…幾らなんでも早すぎます…」

そう、今までは数年単位だった魔王の出現が、今回は何故か非常に短い期間で発生したのである。
前勇者は魔王と相打ちになった事もあり、今現在魔王を倒せる存在はただ一人として居ないのだ。
冒険者を募り続ければ何時かは現れるのかもしれないが、それをするには資金が足りない。
…冒険者に提供する金銭や装備品も、本来ならば数年の間に補充するのだが、まだ数か月しか経っていない今では、とてもでは無いが補充しきれていないのである。

「…マクスウェルを此処に」

長く俯いていた彼女は深く息を付くと、一人の男性を玉座に呼んだ。
暫くして、土気色のローブに身を包んだ一人の若者が姿を現す。
彼はマクスウェル・ローラン。
魔術局に勤めている彼は、魔術以外の仕事にも才能が溢れ、万人からの信頼を得ている所謂天才だった。
そして、彼女の数多い肉親の一人でもある…とは言えども、最も血筋が薄い人間ではあるのだが。

「御呼びでしょうか、セフィリア様」
「私はこれからあの洞窟へ向かいます。
騎士団長と魔術局長、それと城下町のルカに掛け合って、優秀な人材を一人ずつ選別して下さい」
「…お待ち下さい、それは」
「もし私が帰らなかった場合、その時は貴方を私の後任に命じます。
マクスウェル、貴方の手腕ならばきっとこの王都を守れるはずです」

反論しようとしたマクスウェルに、セフィリアはそれを遮る様に、そう告げる。
セフィリアの表情から決意を読み取ったマクスウェルは、それ以上言葉を発する事もなく、恭しく頭を下げた。
そして、玉座から去っていくマクスウェルを見つめながら…セフィリアは、深く息を付く。

「…魔王を倒さなければ、王都…この世界にも、未来はない…。
たとえどんな手段を講じたとしても、此度の災厄を退けなければならないのです…許して下さい、マクスウェル」

そう、誰に言う訳でもなく呟き…セフィリアは、一筋の涙を零した。


それから2日後。
セフィリアは誰にも告げずに、有能な騎士と魔術師、そして盗賊を連れて、洞窟へと旅立ったのである。

17710:2009/11/16(月) 00:28:14 ID:65v5Yty.0
(PTステータス(全員女性です)

名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:156cm
体重:43kg
3サイズ:75・50・83
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
因みに魔術局長を凌駕するほどの実力者。

名前:アーリア・ケイロン
年齢:22歳
身長:180cm
体重:62kg
3サイズ:90・58・84
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
両手剣を片手で扱える程の腕力を持ち、その一撃は甲冑すらも両断する。
実は長身である事と怪力である事にコンプレックスを抱いており、小柄で可愛い女性には憧れを抱いている。

名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:146cm
体重:37kg
3サイズ:68・51・70
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
その実力は既に魔術局最高と噂されるほどで、本人もそれを鼻にかけている節がある。
甘いものに目が無く、ポシェットにはチョココロネが常備されている。

名前:ニーナ・ヴァルナ
年齢:28歳
身長:167cm
体重:50kg
3サイズ:78・53・77
備考:外せない鍵は存在しないと言われている女盗賊。
短刀の扱いも卓越しており、一時期は暗殺者上がりと誤解されていた程。
気に入らない者には辛辣だが、王女は気に入っているらしい。

18710:2009/11/16(月) 00:31:01 ID:65v5Yty.0
(1)

「此処が…」

王都から馬車に乗り数時間。
王女達は、今…迷宮と化した洞窟の前に立っていた。
洞窟からは冷たい風が吹いており、一般人ならばそれだけで逃げ出してしまうような瘴気に満ちている。
最も、王女達にはほとんど影響が無い程度ではあるのだが。

「…セフィリア様、私が前を歩きます。
パージャ殿とニーナ殿と一緒に、少し離れて付いてきてください。
二人はセフィリア様をお願いします」
「判ったわ、任せといて。
下賤な魔物くらい、一発で消し飛ばしてやるんだから!」
「…一緒に洞窟の天井も消し飛ばさないようにね。
アンタと生き埋めなんて御免だわ」
「あら、ドロボウ風情が生意気な口を聞くのね?
貴女から消し飛ばしても良いのよ?」
「出来るもんならやってみな、現実知らずのオコチャマめ」

洞窟に入り、先陣を切って歩きだすアーリアを余所に、行き成り喧嘩を始めるパージャとニーナ。
その声は当然アーリアにも届いており、アーリアは深くため息を吐くと後ろを振り返って…

「止めなさい、二人とも。
私たち同士で争っても意味はありません」

…アーリアが注意する前に、セフィリアが二人を一喝する。
凛とした声は洞窟内に響き、心の弱いものならそれだけで膝まづく程の威厳に満ちていた。
二人は流石に膝まづきはしないものの、途端に口を閉じ、申し訳なさそうに視線を泳がせる。

「…悪かったよ、セフィリア様…以後、気を付ける」
「わ、私も…次からは気をつけます…」
「…此処は既に迷宮の中と言う事をお忘れなきよう。
此処で姿を消した冒険者は数知れずいるのですから」

謝る二人に微笑みながら諭す王女。
そんな三人の様子に安心したのか、アーリアは再び洞窟の奥に向かって歩きだす。
そうして数分歩き、外も見えなくなると…突然、アーリアの前の視界が開けた。
周囲を探る様に見渡し、数匹屯って居た魔物を剣で薙ぎ払うと、アーリアは3人を呼ぶ。
そこは、洞窟の中に自然にできた大穴だった。
天井は塞がれてはいるものの、人工物である為、後から補修されたのが見てとれる。

「随分広い空間ですね…」
「気を付けて下さい、セフィリア様。
何時何処で狙われているか、判った物ではないのですから」

丁度前衛後衛に分かれるように、大穴を歩く4人。
そして、丁度4人が真ん中まで来たあたりで…突然、入ってきた場所が音を立てて閉じた。
慌てて振り返るも、そこは既に巨大な岩でふさがれており。
魔法で吹き飛ばせば入口ごと吹き飛ばしてしまう為、今の4人にはどうにもする事が出来なかった。

「…典型的なトラップだねぇ。
まあ、どの道ここ以外進む道はなかったんだが…それにしても、妙だ」
「何がよ、ドロボウ」

呆れたように呟いた後、考え込むニーナに、パージャが問いかける。
少し眉を潜めるも…文句を言っても仕方ないと、ニーナは口を開いた。

19710:2009/11/16(月) 00:35:15 ID:65v5Yty.0
「気付かなかったのかい?
此処に来るまで…ううん、此処にさえ死体の一つすらない事に」
「…そう言えば、確かに」

3人が部屋を見渡すと成程、確かに骨は愚か布地さえ落ちていない、綺麗すぎる程に何も無かった。
既に帰ってこない冒険者達は3ケタを超えていた筈なのだから、遺留品の一つくらいはあってもいい筈なのに。
…そして、4人が異変に気付いたのと同時に、入ってきた場所とは正反対の場所の岩が動いた。
そこから現れたのは、丸々とした身体を高貴なドレスに包んだ、ふくよかな女性。
腕は閉じる事が出来ない程に丸々としていると言うのに、なぜかその姿は醜く無く、どこか気品さえ感じさせるほどだった。

「…ようこそ、私とゼブル様の居城へ。
歓迎いたしますわ、冒険者の方々に…そして、セフィリア王女」

口を開くと、リーンは静かに、何処か優しげな声で4人に恭しく挨拶をして見せる。
パージャとアーリアは、その気品に思わず礼を返してしまった…が、セフィリアとニーナは構えたまま動かない。

「歓迎、感謝します…貴女は、魔王ですか?それとも魔王の妻ですか?」
「私はゼブル様の…一応は妻で、リーンを申します。
私自身は使用人と思っていますが、ゼブル様の意向を無視するわけにもいきませんので」

リーンのその言葉に、パージャとアーリアも臨戦態勢に入る。
…否、パージャに至っては魔法陣を展開し始めた。
それに気付いたセフィリアとニーナが、慌ててパージャを押しとどめようとする。

「この馬鹿、何する気だい!?」
「止めなさいパージャ、攻撃しては…」

「―――ヌクリア(核熱)」

しかし、パージャは二人の言葉を遮る様に、リーンに向かって魔術を放った。
放たれた呪文は熱量ですべてを破壊する最上級呪文。
通常なら数分は要する詠唱を僅か数秒に縮めた所は流石と言うべきだろう。
だが、しかし。

「…聊か礼儀がなっていないようですね。
実力はあるようですが、女性たるもの、礼義は重要ですよ?」

眼前に広がる熱量の塊。
それに、リーンはそっとキスをすると…途端に、熱量の塊そのものが、リーンの口に吸いこまれるように消えていってしまった。
それと同時に、リーンの身体が仄かに光り…ミチミチと、体を左右に膨らませる。
一回り程度身体を膨らませると、リーンは上品に口元をぬぐって見せた。

「…嘘」
「中々良質の、美味しい魔力でした…今のをお返しする事も出来ますが、勿体ないので止めましょう。
代わりと言ってはなんですが、良い物を食させて頂いたお礼です。
貴女方にプレゼントをすると致しましょう」

呆けるようなパージャの声に、微笑みながらリーンはそう返すと…途端に、リーンの身体から魔力が立ち上った。
まるで触手のような魔力の塊は大穴の天井まで立ち昇り…そして、まるで蛇のように鎌首をもたげさせる。
先程のパージャのはなった物とは比較にならない程に巨大なそれに、4人は目を奪われるも…次の瞬間、降り注いできた魔力の触手に素早く反応し、散開した。
そんな四人の様子に、リーンは苦笑して見せると入ってきた場所へと歩き始める。

「そんなに逃げないでも大丈夫ですよ?
お礼と言ったでしょうに…貴女達に害がある訳じゃないんですから」

徐々に、暗闇へと解けていくリーンのシルエット。
しかしそれを追う余裕すらなく、4人は魔力の塊から身を翻す。

「…では、ゼブル様の元でお待ちしております。
冒険者の方々もお待ちですから、なるべく早めにお願い致しますね?」

4人にそう告げるのと同時に、リーンは姿を消し…そして、同時に魔力の触手は4人を捕らえた。
まるで何時でも捉える事が出来たと言わんばかりの動きに、セフィリア達はリーンに遊ばれていたことを理解する。

「く…っ、この、私から離れろ…っ!!」
「嘘、こんなの…この私が、こんなのって…」
「ち…何なんだい、こりゃあ…」
「…皆さん、落ち着いて下さい。
どうやら、本当に害がある訳ではないようです」

必死に逃れようとする3人に、セフィリアは落ち着いた様子でそう呟いた。
セフィリアの言葉に落ち着きを取り戻したのか、3人は落ち着いた様子で身体を見渡してみる。
…確かに身体に傷は一つもなく、それどころか身体に力が満ちてきているようにすら感じていた。

20710:2009/11/16(月) 00:37:35 ID:65v5Yty.0
「何だ、これは…身体に力が満ちていく…?」
「…本当にお礼だったってのかい?何だってこんな事…」
「意図は読めませんが、慌てる必要は無さそうです。
早く彼女を追いましょう、まだ遠くには行っていない筈です」
「…補助呪文?それにしたって、この量って…まさか…」

ほっとしたような表情を浮かべるセフィリア達とは対称的に、顔を青くするパージャ。

「ま、待って!セフィリア様、急いで対抗魔術を!!」
「どうしたのです、パージャ…そんなに、あわ、てて…っ?」

パージャの言葉に不思議そうに首を傾げるセフィリア。
…しかし、それと同時に自身に起きた異変に、漸く気がつき始めたのである。
その異変はセフィリアだけでは無く、アーリア、ニーナ…そしてパージャにまで、起き始めていた。

「ふ、服が急にきつく…一体これは…?」
「肥ってるんです!この魔術は身体に強引に魔力を与える魔術なんですよ!!
早く対抗呪文を使わないと、私達…っ!!」
「ちょ…っ、さ、さっきの女みたいになるっての!?じょ、冗談じゃ…」
「う、ぐ…よ、鎧が…食い込んで…」

プクプクと、与えられた魔力の分、加速度的に膨らみ始めるセフィリア達。
服はパツンパツンに張り付き始めて、それだけでは無く顔にはプクプクとした肉がつき。
露出の多い服を着ていたニーナは、段腹が目立ち始めて。
アーリアに至っては、鎧の間から肉がはみ出し始めていて…このままでは、鎧を弾き飛ばしてしまうのは時間の問題だった。

「あ…アンチマジック(対抗呪文)!!」

そこでようやく魔法陣の展開が終わったのか、セフィリアは呪文を解き放ち…それと同時に、彼女達に纏わりついていた魔力は薄く、霧散していった。
…だが、既に彼女達の身体は此処に入る前とは変わり果ててしまっていたのである。

「く…こ、こんな屈辱…!!」
「…ガキンチョ…じゃない、パージャ、これを治す方法は…?」
「多分…魔力を使いきれば、元に戻ると思う…
…その、多分最上級呪文10発分、くらい…」

動きには問題ない物の、女性としては決してなりたくはない姿になってしまった4人は、パージャの言葉にうなだれた。
特に、アーリアとニーナに至っては簡単な魔術しか行使できない為…元に戻る為の苦労を考えて、更に深くため息をついたのである。

21710:2009/11/16(月) 00:38:50 ID:65v5Yty.0
(PTステータス(全員女性です)

名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:156cm
体重:73kg
3サイズ:80・75・98
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
因みに魔術局長を凌駕するほどの実力者。
今回の事には冷静さを保っている物の、凄まじいショックを受けている。

名前:アーリア・ケイロン
年齢:22歳
身長:180cm
体重:102kg
3サイズ:100・88・97
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
両手剣を片手で扱える程の腕力を持ち、その一撃は甲冑すらも両断する。
実は長身である事と怪力である事にコンプレックスを抱いており、小柄で可愛い女性には憧れを抱いている。
肥えた影響で、鎧が身体に食い込み動きが制限されている。

名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:146cm
体重:67kg
3サイズ:78・84・80
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
その実力は既に魔術局最高と噂されるほどで、本人もそれを鼻にかけている節がある。
甘いものに目が無く、ポシェットにはチョココロネが常備されている。
いざとなれば魔法連打で元に戻る為、意外と楽観的。

名前:ニーナ・ヴァルナ
年齢:28歳
身長:167cm
体重:88kg
3サイズ:87・78・89
備考:外せない鍵は存在しないと言われている女盗賊。
短刀の扱いも卓越しており、一時期は暗殺者上がりと誤解されていた程。
気に入らない者には辛辣だが、王女は気に入っているらしい。
服の露出が多いため、段腹や弛んだ腕を晒してしまっている。

22710:2009/11/16(月) 01:00:04 ID:65v5Yty.0
取りあえず今回は此処までです…次回からはもっと肥満化要素を入れたいなぁ。

23名無しさん:2009/11/16(月) 01:25:13 ID:SNdW8v560
乙です!今から更に起こる肥満描写が楽しみです

24名無しさん:2009/11/16(月) 12:27:49 ID:FmWv9nAc0
SS乙です!今からwktkしてきた
今更だけど710氏ってあのアリマリのSS書いた人だったのか・・
あつかましいけど個人的に大ヒットだったので時間が有るなら完結させて欲しいな

25名無しさん:2009/11/16(月) 17:48:30 ID:zxUvmSHI0
乙!
すぐ戻れると高くくってるパージャが今後どんな目にあうのか楽しみだw

26名無しさん:2009/11/16(月) 22:45:57 ID:1t.PhHdU0
久々の長編の予感でwktk
まったり続きを待ってるよー

27710:2009/11/16(月) 23:52:49 ID:65v5Yty.0
取りあえず、ある程度書き上がったので続けて投下します。
…結構な量の駄文ですが、ご了承ください(´・ω・`)

28710:2009/11/16(月) 23:56:00 ID:65v5Yty.0
(2)

洞窟の奥へと消えたリーンを追い、4人は洞窟の更に奥へと足を踏み入れた。
重くなった身体ではゆっくりと、それこそ本当に亀の如く鈍重にしか歩みは進まなかったが、それでも一歩一歩、確実に奥へと進んでいく。
時折現れる魔物も、殆どはアーリアに斬り伏せられ、背後から来てもニーナに首を切られ、上から襲えばセフィリアとパージャの魔術で消し炭に、と、進む速度はさておき、4人の歩みは非常に安定していた。
そうして休憩を挟みながら、2時間ほど歩き続けただろうか。
そこでようやく、代わり映えのしない岩の通路に変化が現れた。

「…あれは…門、でしょうか…?」
「そうですね…どうやら、此処が最奥部のようです」

アーリアの言葉に、セフィリアはそう答えると一歩前に歩み出る。

「待った、セフィリア様。
此処は私に任せときな、罠でも有ったら事だろう?」
「…罠の解除に失敗しなきゃいいですけど」
「パージャさん?…申し訳ありません、ではお願いしますね、ニーナさん」

小さく苦笑しながら、あいよ、と軽く返事をするニーナ。
どうやらカギが掛っていたのか、懐から細い棒が幾つも集まったようなツールを取り出すと、ニーナは事もなげに扉のカギを外して見せた。
そんなニーナの技に、3人はほぅ、と感嘆の息を漏らす。
…そして、パージャは漏らした後に、悔しそうに舌打ちした。

「では、開けるのは私がやります。ニーナ殿は下がっていて下さい」

アーリアの言葉に小さく頷き、後ろに下がるニーナを確認すると、アーリアは慎重に、自分を盾にするように、扉を開く。
…その瞬間、4人は眩いばかりの光に包まれた。

「お待ちしておりました、セフィリア王女」
「…ようこそ、勇敢な姫君と、従者諸君。歓迎するよ」

眩い光の中から、先ほど聞いた声と男の声が響く。
漸く眼も慣れ、眼前の光景を見ると…そこには、とてもではないが信じられない光景が広がっていた。
…青く、澄んだ空。
足元には草むらが広がり、さわやかな風が吹くとさわさわと揺れて。
そして、目の前にあるのは白く丸い机と、それに腰掛けるリーンと、一人の男。
男は人懐っこい笑みを浮かべており、その表情には敵意の欠片もなかった。

29710:2009/11/16(月) 23:59:30 ID:65v5Yty.0
「…貴方が、魔王ですね」

しかしそんなゼブルの様子を意に介する事もなく、セフィリアは冷たい口調で、そう呟いた。
そんなセフィリアの様子に、ゼブルはふむ、と小さく頷くと、至極丁寧に返事を返す。

「その通り、私がこの迷宮の魔王、ゼブルだ。ゼブルと呼んでくれて構わないよ、セフィリア王女」
「判りました、ではゼブル…王女の名の下に、貴方を滅します。お覚悟を」
「…聊か失礼ではありませんか、セフィリア王女。ゼブル様は―――」

セフィリアの態度に文句を言おうとするリーンの口を、ゼブルがそっと抑えた。
ゼブルの手が口に触れた瞬間、リーンは少しだけ頬を赤らめ、そして口を閉ざす。

「その態度は当然だ。私は魔王で、君は一国の王女。
民を守ろうと必死に頑なになるその姿…うむ、実に素晴らしい」
「下卑た目でセフィリア様を見るな、魔王」
「余裕扱いてるとぶっ飛ばしちゃうよ?」
「…まあ、オコチャマに同意するのは癪だけど…私も同意見さね」

まるで愛玩動物を愛でるかのようなゼブルの視線に、3人はセフィリアを守る様に前に出た。
各々武器を構え、もし切っ掛けさえあれば、今すぐにでも戦闘に入れるように。
だが、ゼブルはますます笑みを深め、3人にまでその視線を向ける。

「いや…済まないな、そんなつもりは無かったのだが。
君達3人も、セフィリア王女と同じくらいに魅力的だよ…久方ぶりだ、良き魂に出会えたのは。
…もちろん、リーン…君が一番だが、な?」

クク、と笑い声を漏らすゼブルに、リーンは少しだけ嫉妬するように…寧ろ拗ねるような表情を浮かべ。
そんなリーンの様子に気付いたゼブルは、慌ててリーンの頭を撫で、弁明した。
その様子にさえ油断する事なく、交戦の意思を解かない4人に、ゼブルはふむ、と小さく声を漏らすと…手を空に掲げ、そして指を鳴らす。
それと同時に、四人は其々別の色の魔法陣に覆われて…次の瞬間、姿を消した。

「…ともかく、その魂が偽か真か、試させてもらうとするか。
偽ならば惜しくはないし、真ならば…ふふっ、リーン…私達にも娘が出来るかもしれないな?」
「娘…浮気相手の間違いではありませんか?」
「し、辛辣だな、君は…大丈夫だ、私は君一筋だよ」

そうして、残った二人はしばらくの間痴話喧嘩を続けていた。

30710:2009/11/17(火) 00:02:41 ID:RK7DXtgk0
(2.1)

…4人は、それぞれ別の場所で目を覚ました。
分断されたことを瞬時に悟ったセフィリアはテレパスでパージャと交信し…パージャは、他の二人にも回線をつなげる。

「…聞こえますか、パージャさん、アーリアさん、ニーナさん」
「聞こえてるよ…セフィリア様は大丈夫?」
「同じく、聞こえています…此方は問題ありません」
「…私も聞こえてる。まあ、概ね問題ないね」

自分以外の安否を確認すると、4人はそれぞれ安堵し…その瞬間、割って入る声があった。

『突然の無礼で申し訳ないが…君達が本物かどうか、少しテストさせて貰おう。
君達は全員別の場所へ飛ばされたと思うが、そこは其々まったく違った迷宮になっていてね。
…その迷宮を抜ければ、君達はまた合流できる。
そして、迷宮を抜けたその先で、私は待つとするよ…では、頑張ってくれたまえ』

突然、4人の頭に響いた声は、間違いなくあの魔王の声だった。
4人は其々苦々しく思いながらも、セフィリアが口を開く。

「…どうやら、其のようですね。残念ですが、此処からは各々切り抜けるほかないようです」

その声に混じるのは、少しの恐怖と、そして申し訳なさ。
責任を感じているのであろうと、3人は即座に感じ取り…そして、口を開こうとすると、それを遮る様にセフィリアの声が響いた。

「ですが、私は皆を信じています…また、無事に再会しましょう」

セフィリアのその言葉に、3人は其々小さく頷いて見せると、言葉を返す。

「当然です。あの魔王を、打ち倒して…そして、国へ帰りましょう」
「任せて、セフィリア様!ぱぱっと抜けて、さっさと終わらせちゃうんだから!」
「まあ、以下同文さね」
「…有難う、御座います…皆…では、また後で…」

3人の言葉にセフィリアはコク、と頷くと…小さく言葉を交わし、テレパスを切った。
4人の前に広がるのは、全く違った地獄。
しかし4人は、必ず再会するという約束を胸に、其々の地獄へと向かって行った。

…それが、どういった結末を招くのかも知らずに。

31710:2009/11/17(火) 00:04:41 ID:RK7DXtgk0
1.セフィリアに課せられた試練
鏡の迷宮:

「これは…鏡に囲まれた迷宮、なのかしら…」

セフィリアの周りには歪んだ鏡だけが張り巡らされた、目が痛くなるような迷路が広がっていた。
唯でさえ太くなっている自分の姿が、歪んだ鏡のせいでより太く見えるのが心に痛い。

「…流石魔王、非常に悪趣味ですね。
兎も角、早く此処を抜けないと…」

セフィリアはそう言うと、慎重に鏡の迷宮を歩きだす。
どうやら魔術的な要素で視界さえ歪められているのか、奥にあった鏡が突然手前に来たり、目の前の鏡が消えたりと、非常にいやらしい罠に満ちていた。
唯でさえ神経を使って疲れそうな場所だと言うのに、今のセフィリアの身体ではこの迷宮は拷問に近く…10分ほどして、直ぐに疲労し立ち止まってしまう。

「はぁ、はぁ…っ、一体、どこまで続くんですか…もう…」

そう言いながら、セフィリアは歪んだ鏡に手を付き、息を整えて…再び歩き出そうとした瞬間、セフィリアの身体に異変が起きた。

「え…な、何っ!?」

ミチミチと、音を立てながらセフィリアの身体が、だらしなく横に広がり始める。
腕は真下には下せぬ程に、脇に肉が付き、腹はドレスを押し上げんばかりに前に突きだして、乳房は大きく膨らんだ腹の上に乗っかり。
尻肉はそのどれよりも膨らみ、まるで巨大な桃のようになっていって。足も、それに合わせて丸太のように太くなっていった。
顔にもすっかり肉が付いてしまい、丸々とした顔に押され、目は細くなってしまう。
その姿は先ほどまで鏡に映っていた自分そのものであり…とはいっても、セフィリアにそれを知る術はないのだが…鏡に映る姿は先ほどよりも太く変わってしまっていた。

「ん、ぁ…は、ひぃ…っ、こ、こんな、事が…ぁ…」

息苦しそうに息を吸うセフィリアは、信じられないと言ったように頭を振るが、その度に身体中の肉がタプンタプンと波打ち、セフィリアを現実に引き戻す。
眼尻に涙さえ浮かべながら、現状を何とか飲み込んだセフィリアは、意を決したのか、一歩一歩、床を踏みしめるように歩き始めた。
ドス、ドスと先程の体格でさえながら無かった鈍重な音が響く度に、セフィリアの腹が、尻がタプンタプンと揺れて、その度にセフィリアの表情が羞恥に染まる。
先程のように鏡には触れないように、セフィリアはとにかく慎重に歩みを進めていった。
30分で1kmを進む程に遅く、慎重すぎる程慎重に。
しかしそれだけでもセフィリアの身体には汗が滴り落ちて、息を切らしてしまうのだが。

「ひぃ…っ、ん、はぁ…ぁ…あ、あれは…」

そうして1時間ほど歩いた後…正面の通路に、洋館のような扉が姿を現した。
漸くこの地獄のような場所から脱出できる、とセフィリアはドスドスと足音を鳴らしながら走りだす。
走るたびに全身がたぷんたぷんと揺れるが、その羞恥さえも構わないと言った様子で目の前の扉を目指し。

「やっと…やっと、出られる…っ!!」

後10歩、後5歩、後3歩…と、来た所で…そこで、突然扉はかき消えると、その代りに目の前には歪んだ鏡に映された…縦に小さく歪んだ、自分の姿が映っていたのである。

32710:2009/11/17(火) 00:07:26 ID:RK7DXtgk0
「あ…い、いやぁぁぁっ!!!」

必死になって止まろうとするも、加速の付いた体重は簡単に止まる筈もなく…バン、と。
セフィリアは、その鏡に両手をつき、激突してしまった。
ドスン、とその場に尻餅をついた、セフィリアの表情が、一気に青ざめる。
そして、そのセフィリアの想像を裏切ることのない変化が…始まった。

「ま、待って…っ、嫌…お願い、嫌ぁ…っ」

弱弱しく呟くセフィリアの身体が、ミシミシと音を立てながら、縦に縮み始める。
特に手足の変化は顕著で、太くてもまだ長さを保っていた脚は内側に引き込まれるかのように、グングン縮んで。
手も、自分の下半身に触ることさえ困難な程に短くなり…力を入れなければ左右に開いてしまうようになって。
腹肉も大きく膨らみ、腹肉が弾めば全身のバランスが崩れてしまう程に。
尻肉に至っては、歩くたびに大きく揺れて、体は左右に振られるようになってしまった。
変化が終わる頃には、セフィリアの身長はパージャよりも低くなり…最早、彼女を知るものでさえ彼女と判別するのは困難な程になってしまっていた。

「ぁ…あ、あぁぁ…」

絶望したような声を漏らすセフィリア。
…しかし、彼女の心はまだ折れる事はなかった。
女性としての心は滅茶苦茶にされてしまったが、まだ王女としての役目が残っている、と。
そう自分に言い聞かせながら、周囲を見渡す。
そして、すぐ横を見れば…そこには、先程まで目の前に見えていた筈の扉があった。
…あせらなければ、何事もなく此処から出られたのだ。
その事実が、セフィリアを更に打ちのめすが…それでも、セフィリアは先へ進むために、まるでペンギンのように、体を左右に振る様にしながら、歩き始めた。

33710:2009/11/17(火) 00:09:11 ID:RK7DXtgk0
(ステータス変化)

名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:116cm
体重:158kg
3サイズ:100・125・168
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
手足が極端に短くなり、歩行さえ困難になってしまった(出来ない訳では無い)。
シルエットだけ見れば、東方の国の「カガミモチ」に見えるだろう。

34710:2009/11/17(火) 00:11:27 ID:RK7DXtgk0
2.アーリアに課せられた試練
暗黒闘技場:


周りの喧騒にうるさそうにしながら、アーリアは周囲を見回した。
石造りの壁に囲まれただだっ広い空間に、所々にある窓から覗く魔物達の顔。
しかしかれらに襲ってくる気配は微塵もなく、寧ろこれから起こる事が楽しみで仕方がないと言った様子で。
アーリアは背中に薄ら寒い物を感じながら…もう一つ、今度は自分の変化に気がついた。

「…窮屈じゃなくなったと思えば…これは配慮と取るべきかな?」

アーリアの鎧はいつの間にか、甲冑ではなく布地の鎧…それも伸縮に優れた物に代わっていたのである。
おかげで動きを制限されることは無くなったが、その代わりにアーリアは自分の今の体を、改めて認識させられた。
…あれほど鍛え、無駄の無かった肉体は見る影もなく膨らみ、弛んで。
コンプレックスだった乳房に至っては大きすぎる程に膨らみ、重量さえ感じるほどだった。
唯一の救いと言えば、鍛え上げた肉体と甲冑がなくなった事によって、体の動きに差ほど変化が無いことだろう。

「これならまだ、戦えるか…悪いが暇ではないのでな、さっさと先に進ませて貰うぞ」

アーリアは静かにそう呟くと、剣を構えて歩き出す。
それを見計らったかのように、石壁の一部が音を立ててせり上がって…中から無数の豚面の魔物…オークが姿を表した。
中には見事な鎧に身を包んだ、オークの長も見受けられる。

「…成る程、そう言う趣向か。
生憎だが手加減は出来ん…死にたい奴からかかって来るが良い!」

アーリアのその声と同時に、オーク達は鳴き声をあげながら、一斉にアーリアに飛びかかった。
しかしアーリアはそれを意に介する事もなく、まるで枯れ葉でも払うかのように、長大な剣で次々とオーク達を薙払っていく。
一振りすれば血しぶきが舞い、二振りすればオークの群が後ずさる。
気が付けば、オークの群は何時の間にか、アーリアから距離を取り、囲むような陣型を取り始めていた。
…比較的知性の低いオークだが、オークの長は別である。
彼らはオーク達を束ねる術と、有効活用する術を知っているのだ。
アーリアもその事は重々承知なのか、警戒を解くことなく、歩みを進めている。

「どうした、来ないのか?」

アーリアが歩く度に囲みは歪み、次第にオーク達は壁際に追い詰められて。
そして、アーリアは壁際のオークを切り払おうと、剣を構えた瞬間…オークの長は、大きな声で鳴き。

それと同時に、オーク達が現れた場所から、巨大な木槌をもった、醜悪な腕が現れて…剣を構えたアーリアに、勢い良く木槌を振り下ろした。

35710:2009/11/17(火) 00:13:41 ID:RK7DXtgk0
「…っ、く…っ!?」

すんでのところで木槌を受け止めるアーリア。
だがそれを見計らったかのように、一斉にオーク達がセフィリアめがけて襲いかかる。
観客の魔物達は歓声をあげて…誰もが、アーリアの敗北を疑わなかった。

「…っ、舐…める、なぁっ!!」

だが…アーリアの起こした行動は、全ての思惑を裏切る物だった。
一喝と共に、アーリアは…自分よりも大きな木槌を切り払い、醜悪な腕を切り落とし。
それだけではなく、襲いかかってきたオーク達までも、同時に薙払ったのである。
予想外の出来事に、また湧く観客。
…否、その歓声は『予想通りの事』が起きた故の物だった。

「…っ、ぐ…っ!!」

剣を薙払い、大きな隙を作ったアーリアの体を、薙払いをかいくぐった一匹のオークの剣が袈裟掛けに切りつける。
小さく声を漏らした物の、アーリアはそのオークを剣で両断した。

…そこでようやく、アーリアは異変に気付く。

「…血が…傷が、無い…?
鎧も切れてないなんて…」

斬りつけられたのは確かだというのに、傷一つ無い自分の体を不審がるアーリア。
しかし…次の瞬間、剣を地面に付き、アーリアは体を振るわせた。
観客が一斉に歓声をあげ、オークは絶好のチャンスだと言うのに、下卑た笑みを浮かべてアーリアを観察するように眺める。
そうして、アーリアの変化が始まった。

「う、あ…っ、何だ、これは…体が…あ、熱いぃ…っ!?」

自分の体を抱え込むようにしながら、アーリアは荒く息を吐く。
抱え込んだ腕が、次第に肉に埋もれていく感覚にアーリアは目を見開いた。
アーリアの腹が、まるで空気を吹き込まれたかのように膨らみ…だらしなく、柔らかくなり始めたのである。
腹だけではなく乳房も、それに合わせるように…否、それ以上に膨らんで。
布地の鎧はアーリアの体をハムのように締め付けながら、しかし裂けることはなく。
まだ凛々しさを残していた顔にはたっぷりと肉が付き、首は肉に埋もれてなくなって。
腕は丸太のように、そして足はドラム缶のように、丸々と膨らみ…たぷたぷと波打ち。
変化が終わる頃には、そこには…ブクブクと膨らみ、触れば心地良さそうな柔らかさを感じさせる体になった、アーリアの姿があった。
アーリアの変わり果てた姿に観客の魔物達は歓声をあげて、オーク達も下卑た笑い声をあげる。

「な…何だ、これは…一体…っ!?」

突然の出来事にアーリアは戸惑いながら、体を捩り。
その様子を好機と見たのか、オーク達が再び一斉に駆け出した。

「く…っ、舐めるな…っ!?
な…剣が、重い…っ!?」

アーリアは先程と同じように薙払おうとするも、何故か剣が重く、片手では思うようには扱えなかった。
何とか片手で薙払ったものの、先程までの剣技は見る影もなく。
オーク達はその様子に下卑た笑みを浮かべると、まるでいたぶるかのように、少しずつ攻めては退き、攻めては退きを繰り返していく。
その度にアーリアは、今度は両腕で剣を扱うも、全身をたぷたぷと波打たせ、揺らしながら荒く息を吐いていた。

36710:2009/11/17(火) 00:15:32 ID:RK7DXtgk0
「…っ、ぜ、ひぃ…っ、ば、バカな…何故…っ!?」

普段ならば何ともないはずの運動量に、アーリアの体は忽ち悲鳴を上げ、息を切らせてしまう。
…当然と言えば当然だろう。
アーリアはただ太った訳ではなく、鍛え上げた筋肉そのものが脂肪に変わっていったのだ。
この場所では、アーリアは傷を負うことは決してない。
ただ、そのダメージの分、筋肉が、その質に応じた量の脂肪へと変換させられてしまうのだ。
並の人間ならば多少太る程度で済んだだろうが、アーリアは騎士団の中でも並々ならぬ訓練を積んできた騎士である。
質の良い筋肉程、大量の脂肪に変わるのだから…アーリアが受けた影響は計り知れない。
体重が大幅に増えた上に筋力が落ちたのだから、今のアーリアの疲労も当然のことだろう。

…そうして、アーリアは全身に汗を流しながら…とうとう、尻餅を付いてしまった。
ドスンと、重い音が闘技場に響くと同時に、観客のボルテージが最高潮に達する。

「は…っ、ぜひっ、ぁ…っ、ぜぇ、ぜぇ…っ」

アーリアはそれに反応することすら出来ずに、顔を汗で濡らしながら、息を必死に吸い続けていた。
そんなアーリアの様子にオーク達は鳴き声をあげて、アーリアを取り囲む。
そして、オークの長が一歩前に出て、下卑た笑みを浮かべると…短剣を取り出し、アーリアの体を軽く突いた。

「ぜひっ、ぁ…っ、いつ…っ、あ、ぁ…っ!?」

オークの長が軽く突いた瞬間、アーリアの体が熱を帯び…ぷくぅ…っと、僅かに膨らむ。
オーク達はその様子に下品な鳴き声をあげ、アーリアを嘲笑った。

「ぜぇ…っ、や、止めろ…止めろぉ…っ!!」

アーリアの言葉に気を良くしたように、オークの長は肩を揺らす。
すると、今度は細長い針を取り出して…アーリアの顔をつかんだ。
たっぷりと肉の付いたアーリアの顔は柔らかく歪み、口は自分の意思に反して開いて、口の端から涎を垂らしてしまい。
オークの長は、アーリアの口の中に狙いを付けると…アーリアの舌先を、針でチクチクと突き始めた。

「んぃ…っ!?ぁ、ひゃめ…ひゃめ、ろぉ…っ!?」

ちくちくと突かれる度にオークの長に掴まれていた頬の肉が増え、顎は更に二重三重に形成されていく。
オークの長はどうやらどうすればどう太るのかを熟知しているらしく、狙い通りになっていく事に愉悦の笑みを浮かべていた。
一頻り突いた後に、ようやくアーリアの頬を離すと…たぷんと、アーリアの顔は柔らかそうに揺れて。
アーリアの頬にはたっぷりと肉が付いており、口を動かす度にたぷたぷと揺れるようになってしまっていた。

「よ、きゅもぉ…じぇったい、ゆるしゃ、ない…っ!?な、なんだ、こりぇ…ちゃ、ちゃんとしゃべりぇ、にゃいぃ…っ!!」

そして、アーリアはオーク達に殺意を込めた言葉を放とうとするも…今度は、その声が舌ったらずな物へと変わっていて。
舌の筋力まで奪われてしまい、あどけなく喋ることしかできなくなったアーリアに、オーク達は一斉に笑いだす。
何度もしっかり喋ろうとしても、アーリアの口からは舌ったらずな声しか出ずに。
そんなアーリアの様子を満足げに眺めたオークの長は、今度はアーリアの腕に手を伸ばす。

37710:2009/11/17(火) 00:16:42 ID:RK7DXtgk0
「や…やみぇ、ろぉ…やみぇてぇ…っ、もうやみぇてくりぇ…っ!!」

舌ったらずな声で必死に懇願するアーリア。
…だが、そこでようやく彼女は気が付いた。
オーク達は、既に自分の間合いに入っている。
と言う事は…

「…っ、こにょおぉぉぉぉっ!!!」

一縷の望みをかけて、アーリアは剣を両手で握ると、勢いよく、その場で回転するように薙ぎ払った。
余りの突然の出来事に、オーク達は反応できる筈もなく…呆けた顔を晒したまま、上半身と下半身が分かれ、地面に落ちる。
オークの長も例外では無く…その場にいたオークの、その全てが両断されたのである。

「はぁ…は、ぁ…っ、や、やった…」

荒く息を吐きながら立ち上がるアーリア。
…気付けばそこにはオークの死体はなく、あれ程騒がしかった観客の声も聞こえなくなっていた。
後に残るのは、全身を柔らかく膨らませた、アーリアの姿だけ。
その場に膝をつきそうになる心を支えながら、アーリアはぽっかりと空いた穴から、闘技場を脱出した。


(ステータス変更)

名前:アーリア・ケイロン
年齢:22歳
身長:180cm
体重:245kg
3サイズ:170・150・167
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
両手剣を片手で扱える程の腕力を持ち、その一撃は甲冑すらも両断する。
筋力の大半を脂肪へと変換させられてしまい、更にまともに喋る事も出来なくなってしまった。
全身を布地の鎧で締めつけられており、その様はまるでボンレスハムのよう。

38710:2009/11/17(火) 00:18:27 ID:RK7DXtgk0
3.パージャに課せられた試練
見敵必死の洞窟:


「…さて、と…ああ言っちゃったからには、さっさと脱出しないとね」

パージャはそう一人呟きながら、仄かに光の灯る洞窟を歩き始めた。
そこかしこから魔物の息使いが聞こえるが、それでもパージャは恐れる事なく、探索を始めていく。
並大抵の魔物なら一瞬で消し飛ばせる上に、リーンの魔術によって今のパージャはいくらでも魔法が撃てる状態なのだ。
当然と言えば、当然だろう。
空中に魔力で地図を描きながら、パージャは迷路を書き記す様に歩き続ける。
…すると、唐突に物陰に光るものがあった。
赤く光るその目は、獲物を見つけた事による歓喜に満ちており…物陰から、雄叫びをあげながらパージャに飛びかかって。

「ダーム(業炎)」

…パージャのその一言で、姿さえ見られる事もなく、魔物は消し炭になってしまった。
焦げたその姿をみれば、恐らくは犬面人型の魔物…コボルドだったのだろう。
パージャはそれに意も介する事もなく…しかし、小さな異変に首をかしげた。

「…おかしいな、何で体重が減らないんだろ…態々上位呪文使ったのに…?」

そう、今のパージャは魔力さえ消費すれば、痩せる状況にある。
だがしかし、コボルドを焼き払う前と後で、体重に変動がなかったのだ。

「まあ…もうちょっと使ったら減るかな、うん」

しかしそれを意に介する事もなく、パージャは再び洞窟を練り歩き始める。
…が、焼けた臭いに誘われたのか、次第に獣の鳴き声が近くなり始めてきて。
パージャは再び魔法で焼き払おうとする、が…その瞬間、体に起きた異変に気が付いた。
ブチン、という音と共に服の脇の部分が裂けたのである。
そして、裂けたと同時にたぷん、と…裂けた場所から、肉がはみ出した。

「…嘘っ、何コレ!?」

一度裂けると服は次々に破れて行き、破れた個所から肉がはみ出していく。
…つまりは、更に太っているのだ。
慌てるパージャに迫るコボルドだが、パージャは慌てて呪文を放ち、再びコボルドを消し炭に変える。
そして、コボルドが息絶えると同時に、パージャの身体が膨らむのは止まり…お腹をたぷたぷと揺らしながらも、パージャは荒く息をついた。

39710:2009/11/17(火) 00:19:57 ID:RK7DXtgk0
「これ、まさか…見つかっちゃ、ダメ…とか…?それとも、襲われたらダメ…?」

服からはみ出した肉をたぷたぷと揺らしながら、パージャは呟く。
しかし、そうこうしている間にも、パージャの元に次々とコボルドが集まっていた。
仲間の焼けた臭いは、犬面のコボルドにはすぐに届き、そして敵の存在を知らせる。
たとえ焼かずとも、その死臭が居場所を知らせてしまうだろう。
そのことを悟ったパージャは、急いでその場から離れようと、駆け出して…

…そして、勢いよく転んだ。

「あいた…っ、な、なんで…身体が、上手く動かない…っ」

当然と言えば当然だろう。
如何に天才魔術師とは言えど、別に肉体的に特別優れている訳では無い。
そこに多量の肉を加えられたのだ、まともに走れるはずがなかった。
しかしパージャにはまだそれを理解できず…そして、再びコボルド達が、パージャの元に集まった。
今度は5体。
そして、彼等の視界にパージャが映った瞬間…パージャの身体は、見る見る内に膨らみ始めたのである。

「い、いや…っ、ダーム、ダームッ!!」

ブクブクと、腹肉は前に張り出し、それだけではなく手足もみるみる内に太くなり、だらしなくたぷたぷと波打って。
顔にもあっという間に肉が付き、可愛らしかった顔は丸く、顎はあっという間になくなり、首も肉に埋もれ。
必死になってコボルドを焼き払う物の、その度に現れるコボルドに太る速度は衰える事もなく。
地面に付いた足は次第に横に広がり、膨らんだ尻肉は座布団のように潰れ。
身体は収まる事なく膨らんで、足を閉じることさえできなくなり、服は最早ただの布切れと化して。
まるでぬいぐるみのように床に鎮座するその姿は、基の姿とはかけ離れた物になっていく。

…そうして、ようやく洞窟内のコボルドを全滅させた頃には…手足を横に広げ、立ち上がる事も、自分では動くことさえままならない肥満体を晒したパージャがそこに居た。

「ん、ぁ…あ、ぁぁ…ひど、ぃ…ひどい、よぉ…こんな、の…」

自分の変わり果てた姿に涙を零し…本来よりも若干太くなった声で泣くパージャ。
如何に天才と言えど、まだ子供であるパージャには、この現実は余りに残酷で、そして悲惨だった。
この姿では最早普通に歩く事も、日常生活を送ることさえ困難だろう。
…パージャで、無ければ。

「…ひっく…戻ったら…痩せ薬を、作って…直ぐに、痩せてやるんだからぁ…っ」

ボロボロと涙を流しながら、パージャは呪文を放つと…その巨体とも言える身体をフワリと浮かせ、体にローブを纏わせた。
そして、泣きべそをかきながら洞窟の出口を探し始めたのである。

40710:2009/11/17(火) 00:21:45 ID:RK7DXtgk0
(ステータス変化)
名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:146cm
体重:205kg
3サイズ:120・150・130
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
その実力は既に魔術局最高と噂されるほどで、本人もそれを鼻にかけている節がある。
魔術を使わなければ何も出来ない程に肥満化してしまった。
最早両足で自重を支える事も出来ないため、魔術で空中に浮かんで移動する。
本人はまだ元に戻るのを諦めてはいない模様。

41710:2009/11/17(火) 00:23:15 ID:RK7DXtgk0
4.ニーナに課せられた試練
百鍵の立方体:

「…さて、セフィリア様にはああ言った物の…どうするかねぇ?」

ニーナが送られた場所は、所謂迷宮とは程遠い、正方形の小部屋だった。
ジャンプすれば天井にも届くし、端から端までは2mと少ししかない。
そして、ニーナの目の前には…とてもシンプルな、錠があったのである。
一見すれば何の変哲もない錠だが、その横には大量の鍵が入った鍵束があり。
錠に刻まれた文字を見れば…そこには、こう刻まれていたのである。

『この部屋にある100のカギの内の一つが正解である』
「…これはまあ、多分…そのまんまなんだろうねぇ…」

錠に刻まれた文字を前に、胡坐をかいて頭を掻くニーナ。
彼女はこういった錠のやっかいさを、仕事柄良く知っていた。
眼の前にあるのは、恐らくは魔法の錠前。
正解の鍵以外では決して解く事は出来ず、それどころか何らかの魔法さえ発動してしまう、恐ろしいマジックアイテム…の、筈だ。
100個の鍵を一つずつ試していたら、間違いなく自分が滅茶苦茶な事になってしまうだろう。
…それこそ、人間でさえなくなってしまうかもしれない。
それだけは御免だ、とニーナは背筋を震わせて、改めて鍵束を睨んだ。
ニーナはこれでも一流を自負している盗賊だ。
いざとなれば、鍛えられた勘がある。
今までも、それを頼りに生きてきたのだ…今回も、それで乗り切るしかない。

「…おかしいね、どれも…正解にゃみえないが…確率の高そうなのは、これとこれ、後これか…?」

…しかし、そのニーナの勘も今回は冴えないのか、結局束の中から3本の鍵を選び取るまでしか行かなかった。
どれも似たような鍵だが、ニーナにとってはどれも別物に見えるらしい。

「兎も角、試してみないと始まらない、か…全く、緊張するなんて何時振りかねぇ…っと」

そう言いながら、無造作に鍵を一本選ぶと、ニーナは錠前に鍵を差し込む。
…此処までは問題なし。
先ず鍵が合わない物を選んでしまったら、その時点で罠が発動する為、此処までは予定調和である。
ふう、と小さく息をつき…ニーナは、今度は慎重に…割れものを扱うように、鍵を回し始めた。
その瞬間、カチリ、という音が鳴り…錠前から溢れだした光が、ニーナを包み込んでいく。

42710:2009/11/17(火) 00:24:48 ID:RK7DXtgk0
「くっ、失敗か…くそ…一体、どんな…っ!?」

ニーナが苦々しく呟いた瞬間、ニーナは自分の変化に目を見開いた。
身体が膨らみ、パツンパツンだった筈の服が、次第に緩くなり…否、自分の身体が、服にうずもれる様に、小さくなり始めたのである。

「な、何だいこれは…っ、う、あ…っ!」

手足も身体に応じて短く、プクプクとしたものに変わり。
身体は縮んだものの、段腹なのは変わる事はなく…しかし、乳房は尻は萎み、まるで子供のそれのようになっていって。
身体の変化が止まると、今度は服が変化を始めて…まるで、子供向けのアニメのような、フリフリとしたピンクの服に変わり、ニーナの身体を包み込んだのである。
変化が終わるころには、そこにはピンクの可愛らしい服に身を包んだ、ぽっちゃりとした子供がそこに居た。

「…く…っ、こ、こんなかっこう…っ!それに、この、こえ…わかがえっちまったってのかい…?」

羞恥に耳まで赤くしながら、子供の可愛らしい声で苦々しく呟くパージャ。
その姿は、どこから見ても盗賊では無く…何処にでもいるような、ぽっちゃりとした子供だった。
しかし羞恥に赤らめていた顔も、すぐに元の表情に戻ると、今度はもう一つの鍵を手に取り、もう一度鍵穴に通して。

「ためらったってしかたないんだ…いっきに、やるしか…!」

自分で自分を鼓舞するようにそう言うと、勢いよく回し…そして、再び…今度は、錠前から、リーンが繰り出したような触手が伸びると、ニーナの口を目がけて飛び込んできた。
余りにも突然の事に、ニーナは抵抗する事も叶わずに…口の中に、喉の奥に、体の中に入り込んでくる触手を受け入れてしまう。

「むぐぅっ!?んぐっ、んううぅぅ…っ!!」

触手が潜り込む度に、ニーナの身体はプクプクと膨らんでいく。
手足にも、まるで球体関節が出来るかのように肉がたっぷりとつき、腹に至っては座ったら床につくのではないかという程で。
フリフリの服をパツンパツンにさせているその姿は、最早滑稽とさえいえるほどであり。
服を破くか破かないかのギリギリまで身体が膨らむと、ようやく触手はツルン、とニーナの身体の中にもぐりこみ…そして、膨らむのが止まった。

「んぶ…っ、ぁ…く、くそ…ったれ…ぜったい、あのまおー…ぶっとばして、やる…っ!!」

最早自分の事などお構いなしなのか、最後に残った鍵を手に取り、そして錠前に挿すと、無造作に回す。
きっともう解けるはず、と油断していたのだろうが…しかし、現実は違った。
再び錠前から光が溢れだし…そして、ニーナの身体を包み込んだのである。

43710:2009/11/17(火) 00:28:05 ID:RK7DXtgk0
「え…そ、そんなばかな、もうかぎは…っ!?」

ニーナのそんな言葉もむなしく、ニーナの身体が再び縮み始める。
今度は子供から幼児へ…しかし、体重は変わる事はなく。
ぶくぶくと、縦に縮んだ分は横にはみ出し、フリフリの服はあっという間に破れてしまい。
ニーナは裸同然の姿になりながら…手足も縮んだ、ぶくぶくと膨らんだ肥満児になってしまったのである。
それだけではない、破れたフリフリの服は、今度はニーナの身体に纏わりついたかと思うと、幼児が着るような子供っぽいデザインの服に代わり…そして、更には幼児にしては巨大な尻を、大きく動物のプリントがされたオムツで包み込んだのである。

「あ…あ、ぁ…っ、そんな…そんな、だってもうかぎなんて、ないのにぃ…っ!?」

自分のミスで、更に自分が変化してしまった事にショックを受けたのか、ニーナは茫然自失として…そして、ある事に気が付いた。
…本当に、この鍵の束は100本あったのか、という事。

「ま、まさか…そんな、事…」

そんな事がある筈がない、と…服が変わっても、なぜか手元にある細い棒が幾つも繋がったような…長年使ってきた、ピッキングツールを錠前に差し込む。
そして…錠前は、呆気なく外れると、床に落ちた。

「は…はは、は…うそ、だぁ…こん、な…」

余りにも単純で、そして明快な答えに…ニーナは、その場に崩れ落ちる。
たぷん、と揺れる身体に小さく声を漏らしながら、茫然自失となって笑い始めた。
要は、初めから自分の勘は当たっていたのである。
あの鍵のなかに正解など一つもなく、残った『自分の鍵』が正解。
自分の勘に従ってさえいなければ、こんな無様な姿にならなかったのだ、と思うと、ニーナの目から大粒の涙が零れていく。

「…っ、ないてる、ばあいじゃないだろ、わたし…しっかりしろ…っ、さいかいするって、やくそくしたじゃ、ないか…」

ボロボロ泣きながら、ニーナはそう言うと、空いた扉から外へ出て…無様な姿を晒す事を恐れる事なく、一歩ずつ、歩き始めた。

44710:2009/11/17(火) 00:30:05 ID:RK7DXtgk0
(ステータス変化)

名前:ニーナ・ヴァルナ
年齢:6歳
身長:87cm
体重:118kg
3サイズ:98・130・113
備考:外せない鍵は存在しないと言われている女盗賊。
錠前の効果によって、幼児になってしまう。
錠前を解く実力は変わっていない物の、戦闘力は皆無。
スモックとオムツに身を包んだその姿は、最早誰も彼女だと解らないだろう…3人以外は。

45710:2009/11/17(火) 00:31:54 ID:RK7DXtgk0
…と言う訳で、今回は此処までです。
うん、自分のネタの引き出しが余りに少ない事にちょっと絶望しました(´・ω・`)

アリマリのSSは…ネタが降りてきたら、また続きを書くかもしれないです。

46名無しさん:2009/11/17(火) 00:36:05 ID:tzYrAC3IO
乙です!
最初の試練だというのに全く容赦がないwww
後半の試練とかどこまでインフレ化してるか楽しみですw

47名無しさん:2009/11/17(火) 07:05:38 ID:UG.pZJak0
うお、夜中に大量に来てる!
仕事から帰ったらじっくり読ませてもらうよ、乙!

48名無しさん:2009/11/17(火) 19:51:00 ID:Eo6CP9uM0
GJ! 太らせ方そのものよりも四者四様の苛め方に凄く萌えた。
続きも期待してるよー。

49710:2009/11/17(火) 20:59:40 ID:RK7DXtgk0
…会社の休み時間とかに、携帯でこれを書いてる私は流石に危険な気がして来ました(´・ω・`)
続きを投下します。


(3)

先にいち早く迷宮から脱出していたセフィリアは、洞窟の奥から現れた、小さな影に視線を向けると…悲しそうにしながらも、声を出した。

「…ニーナ、さん…ですよね?」
「そういうあんたは、せふぃりあさま…かい?くそっ、まおうのやつ、よくもこんな…!!」

お互いに変わり果てた姿を見ながら、ニーナは苦々しく吐き捨てる。
セフィリアは申し訳なさそうに肩をすくめるも…そんなセフィリアの様子を見て、ニーナは小さく息を吐いた。

「…せふぃりあさまのせいじゃないさ、わたしがゆだんしたんだ…それに、まおうをたおしたら…せきにんは、とってくれるんだろ?」
「…ええ、王女の名にかけて、必ず…責任を取ります。
私の人生をなげうってでも、皆を元に戻します…約束、します」

ニーナの冗談めいたセリフに、セフィリアは少しだけ微笑むと…そう言って、再び前を向いた。
そんなセフィリアの様子に、ニーナは安心したように胸をなでおろすと…突然響いてきた、ドスン、ドスンという足音に振り返る。
見れば、そこには巨大な…とはいっても、二人からすればだが…影が、全身を揺らしながら歩いてきていて。
少しすると、荒く息を切らせながら…ようやく、それが二人の知っている人物なのだと判別できた。

「ぜひっ、ぜひ…っ、んが、ぁ…せふぃり、ぁ…しゃま…?それに…にーな、どの…でしゅ、か?」
「アーリアさん…良く、此処まで来てくれました。
どうぞ、体を休めて下さい…まだ、パージャさんも来てませんから」
「…あんたもさいなんだったね、あーりあ…まあ、すわってやすみな。
たってるのもけっこうきついんだろう?」
「ぜぇ、は…ぁ…っ、は、ひぃ…それじゃあ、おことばに…あまえしゃしぇて、いただきましゅ…」

二人の心配そうな言葉に、心底掬われたような表情を浮かべると…その場に、アーリアは尻もちを付くように座り込んだ。
ズン、という重い音と共に、軽く洞窟が揺れる。
そうして3人が揃ってから一刻ほどした後…ようやく、聞き覚えのあるもう一つの声が、三人の耳に届いた。

50710:2009/11/17(火) 21:02:32 ID:RK7DXtgk0
「…っ、セフィリアさまぁ〜っ、アーリアさんっ、ドロボ…ニーナさぁん…っ!!」

ふよふよと、巨体を浮遊させながら、まるで泣きつくような声を上げるその影は…変わり果てた姿ではあるものの、3人にはすぐにそれがパージャだと理解できた。
互いに変わり果てた姿になりながらも、生きて再会できた喜びに、4人は思わず安堵の息を漏らし…笑みを浮かべる。
…無論、今の4人では…魔王はおろか、上位の魔物が襲って来よう物なら敗北しかねない程に弱体化しているのだが、その現状を4人は極力考えないようにしていた。

「パージャさん…これで、全員揃いましたね」
「ええ…ぱーじゃしゃん、よくここまできてくりぇました」
「まあ、がきんちょ…いや、ぱーじゃにしちゃがんばったほうなんじゃないか?」
「…ありがと、皆…その…私の事…笑わないで、くれて…」

パージャの言葉に、3人は其々首をかしげて…そして、心の中で、あ、と言葉を漏らした。
3人は20歳を超えた大人ではあるものの、パージャは未だ10代の子供なのだ。
…身だしなみにも一番気を使う時期だと言うのに、こんな事になってしまったなら、それは…3人とは比べ物にならない程にショックだったのだろう。
きっと、此処に来るまでも…自分達に笑われるのではないか、とか…嫌われるのではないか、という不安に駆られていたに違いない。

「…ばかだなぁ、あんた…ここまできたやつをわらうわけないだろ?」
「そうでしゅよ、わたちなんて…その、こんなの、でしゅし…」
「そうですよ、パージャさん…誰も、貴女を馬鹿になんてしませんから」
「…皆…ありが、えぐ…っ、ありが、と…っ」

3人の優しい言葉に、パージャはボロボロと泣きだして…3人はそんなパージャに、優しく接した。
そうしてしばらくした後…パージャも落ち着きを取り戻すと、4人全員に浮遊の呪文をかけて。
3人は漸く自重から解放されると…先程から、視界にあった怪しげな扉に手を伸ばした。
扉は、触れた瞬間に自分から内側に開いて…そして、再び4人は光に包まれる。

51710:2009/11/17(火) 21:06:25 ID:RK7DXtgk0
既に一度受けていたからか、4人の視界はすぐに戻り…目を開ければ、そこにはまるで、子供の玩具のような色彩の部屋が、広がっていた。
その部屋の奥には、見覚えのある人物の…リーンの姿もあり…4人はすぐに、戦闘態勢に入る。
ニーナを守るように、セフィリアは前に立ち…その二人を守る様に、パージャとアーリアが前に立った。
そんな4人の様子を見て、リーンは恭しく頭を下げる。

「…驚きました、まさか心を壊す事なく此処まで辿りつくとは…正直貴女方を見くびっておりました、謝罪いたします。
しかし、随分と素敵な姿になりましたね…正直、少し羨ましいです」

リーンのその言葉にも、4人は動じる事もなく…しかし、リーンは気にする事なく言葉をつづけた。

「…脱線しましたね。
ですが…まだ、偽か真かを決めるには聊か早いので、今一度試させていただきましょう。
…どうか、貴女方が…ゼブル様の…いえ、私達の子供に相応しい事を、祈っています」

そう、優しく…母親が子に話しかけるように、柔らかく呟くと、リーンはそっと4人に手を翳し。
それと同時に、浮遊していた4人の身体はふわふわと、優しく地面に降ろされて…それと同時に、暖かな光が4人を包み込んだ。

「…え…身体が、軽い…?」
「人間の身でその身体は、不自由だと思いましたので…僭越ながら、補助をさせていただきました。
では、この場の試練を預かる物として…説明に、入らせていただくとしましょう」

優しかったリーンの口調が、再び冷たい、事務的な物に戻る。
四人は若干は動かせるようになった身体を軽く、確かめる様に動かしながら…リーンに、視線を向けた。

「此処は運命流転の間…貴女方くらいの年齢ならば解ると思いますが、俗にいう双六をこれから行っていただきます。
プレイヤーは貴女方4人で、4人の内一人でもゴールに辿り着けば、その時点でこの試練は終了です。
全20マスと言う事もありますから、比較的直ぐにクリア出来るでしょう」
「…随分と易しいんですね…どうせ、悪質なトラップが満載なのでしょう?」

リーンの説明に、セフィリアは珍しく…刺々しい言葉を返す。
そんなセフィリアの言葉に、リーンは肩を竦めながら説明を続けた。

「…無論、マスに効果はありますが…セフィリア王女の言うとおり、この試練は易しいので、その効果を他の3人の内の誰かが肩代わりする事も出来ます。
つまり、当の本人さえ良ければ…3人は一切効果を受けずに、ゴールする事が可能なのです。
…ただし、肩代わりをするには、肩代わりをする側がそれを望む必要がありますが。
ああ、因みに一度効果が始まった後は肩代わりはできませんので、ご了承ください」

そこまで言って、リーンはそっと手を翳すと、大きなサイコロが現れて。
セフィリアやニーナでも大丈夫なように、非常に軽く出来たそれは、ポンポンと跳ねて、四人の前に転がった。

52710:2009/11/17(火) 21:09:03 ID:RK7DXtgk0
「では、この先の部屋で、ゼブル様とお待ちしております…また、お会いできますように…」

そして、リーンはそう言うと深々と頭を下げて…まるで煙のように、消えて行って。
それと同時に、部屋は明るくライトアップされて、4人の目の前に、出口まで続くマス目が現れた。
アーリアが試しにマスに足を踏み入れようとするも…まるで見えない壁があるかのように、足は何かにぶつかって先に進めず。
否応なしに、双六に参加しなければならない事を、4人に自覚させた。

「…みんな、こうかはわたちがひきうけましゅ…いちばんひがいがしゅくないのも、わたちれしゅから」

アーリアの言葉に、3人はきょとんとして…そして、軽くアーリアの身体を小突いた。
小突かれたアーリアの身体はたぷんたぷんと弾み、アーリアは軽く声を漏らして。

「ひゃ…っ、な、なにをしゅるんれしゅか!?」
「ばかいってんじゃないよ、まったく…そんなことして、だれかがよろこぶとおもってんのかい?」
「アーリアさんに全部押し付けて、自分達が綺麗なままなんて…そんなの、嫌にきまってるじゃない」
「…まあ、そう言う事ですね。皆で魔王と倒して脱出しなければ…私も、嫌です。
ですから、よほど誰かが…行動不能になるとか、そう言うことでも無い限りは、お互い、自分の効果は自分で引き受けましょう?」

3人の言葉に、アーリアは…先程の自分の言葉を恥じながら、小さくうなづいた。
そうして、セフィリアはサイコロを短い両腕で持ち上げると…高く、放り投げる。
ポーン、ポーンと高く跳ね、転がるサイコロを4人は真剣に見つめて…そうして、しばらく跳ねた後に、漸くサイコロは止まった。

「…4、のようですね。では、行ってきます」
「せふぃりあしゃま…どうか、ごぶじで…」

アーリアの心配そうな声に、微笑みながら返すと…セフィリアは、幾分か動かしやすくなった身体を左右に揺すりながら、自分のコマを目指し始めた。
身体が軽く感じるとはいえ、身体に付いた肉の量は変わる事はない。
まるでペンギンのようにヨチヨチと、左右に身体を揺らし、尻肉を弾ませながら歩くその姿は、余りにも滑稽だった。
しかし、3人はそんな事を気にする事もなく…先に進んだセフィリアを、心配そうに見つめて。
たった数メートルを5分ほどかけて、ようやくマス目に辿り着いたセフィリアは、ふう、と小さく息を吐いた。
それと同時に、4人の前に、それぞれ魔力で書かれた文字が浮かび上がる。

『目の前に並ぶのはケーキの山。
貴女はそれを、心行くまで貪って良い』

浮かびあがったその文字に、首を傾げる4人。
…これでは、効果と言うよりはただの文ではないのだろうか。
そもそも、これでは逆に何もしなくてもいいと言う事でもあって…

53710:2009/11/17(火) 21:11:25 ID:RK7DXtgk0
と、そこまで考えたところで、唐突にセフィリアの身体がふわっと、持ち上がり…ぽす、と椅子の上に座らされてしまった。
椅子はセフィリアの身体に合わせているのか、座る部分は広く、セフィリアの巨大な尻でもはみ出す事なく納まって。
次いで、白いテーブルが現れたかと思うと、次々にケーキ(ホールではなく1ピース)が現れていく。

「…要するに、これを食べなければ良いのでしょうか…?」

眼の前にケーキを積まれたセフィリアは、事もなげにそう呟く。
…そんなセフィリアの鼻孔に、ケーキの甘い匂いが届き始めた。
砂糖の甘い香り。果物の仄かな香り。ミルクの優しい香り。チョコレートの香り…
普段は気にもかけないそんな香りに、セフィリアは表情を少し蕩けさせて。

「(…そう言えば…普段から公務ばかりで、こういったものは滅多に食べませんでしたね…。
一つくらいなら…味見くらいなら、してみても大丈夫、でしょうか…?)」

そう、普段ならば決して揺れる事の無い心が僅かに揺らぎ…セフィリアはフォークを手に取ると、目の前のショートケーキを掬って、上品に口に入れた。

「…おい、しい…こんなに、ケーキが美味しいなんて…」

口の中でとろける生クリームの甘さと、スポンジの甘さ。そして、イチゴの酸味にセフィリアは感動したかのように声を漏らして。
そして、少しずつショートケーキを掬っては口に入れ、と言うのを繰り返すと…あっという間に、ショートケーキを一つ平らげてしまった。

「ああ…美味しかった…あ、このチョコレートケーキも、美味しそうですね」

一つだけ、味見くらいと思っていた筈なのに、セフィリアはチョコレートケーキを手前に引きよせると、再びケーキを口にし始める。
普段ケーキを食べない事もあるが、用意されたケーキの美味しさに素直に感動し…そして、チョコレートケーキもあっと言う間に平らげてしまう。

「…あれ…セフィリア様の様子、何かおかしくない?」
「しょうれしゅか?…せふぃりあしゃまは、ごこーぎでけーきをたべりゅことはめったににゃいからじゃないれしょうか」
「あー…たしかに、せふぃりあさまはいつもいそがしいらしいしねぇ…いや、でもいくらなんでも…セフィリアさま、セフィリアさま?」

次々にケーキを食べていくセフィリアを見ながら不審に思ったニーナは、大きな声でセフィリアに呼びかける。
…しかし、セフィリアはニーナの声などまるで聞こえてなどいないかのように、夢中になってケーキを食べていた。

「…美味しい…モンブランも、こんなに美味しいなんて…ああ、あれはミルフィーユ…あれも味見してみましょう♪」

楽しげに、まるでケーキを前にした普通の女性のように明るく、ケーキを取っていくセフィリア。
ニーナの呼びかけも届かないその様子に、ようやく異変に気が付いたのか、アーリアもセフィリアに呼びかける。

「…せふぃりあしゃま!?いっかいてをとめてくだしゃい、せふぃりあしゃまっ!!!」
「まさか…くそっ、セフィリアさま、こっちをみるんだ、セフィリアさまぁっ!!!」
「待って、今テレパスで…?嘘、なんで…回線が繋がらない!?」

慌てた様子でテレパスをしようとするパージャだが、何故かセフィリアに回線は繋がらずに。
アーリアやニーナの必死の呼びかけも、セフィリアには届く事はなく…そして、次第にセフィリアの様子が変わり始めた。
今まではフォークで上品に食べていたセフィリアだが、今度はケーキにフォークを突き刺して、直接齧り始めたのだ。

54710:2009/11/17(火) 21:13:12 ID:RK7DXtgk0
「あむっ、ん…あぁ…このタルトも、サクサク感が溜まりません…♪」
「セフィリアさま!めをさませ、セフィリアさまっ!!!」
「お願いセフィリア様、手を止めて!」

外からの声が聞こえないのか、セフィリアは陶酔したような声を漏らすと、再びケーキにフォークを指して、齧り。
口元をケーキのクリームやシロップ、それにスポンジで汚しながらも、それを気にする事なく食べて行って。

「…んぐっ、ああもう…もどかしいですね…っ」

苛立つようにそう言うと、とうとうケーキを手で直接つかみ…大きく口を開けて、貪る様に食べ始めたのである。
アーリアやパージャ、ニーナは必死になってセフィリアを止めようとするが、スタート地点から出る事は叶わず…声も届かず、テレパスさえ届かずに。
まるで口にねじ込むように、ケーキを貪っていくセフィリアの身体は、次第にブクブクと膨らみ始めていた。
椅子に余裕を持って納まっていた巨尻は、ミチミチと横に広がり、椅子からはみ出して。
背中の肉も、次第に段を作ってしまう程に膨れ上がり…腕はたっぷりと肉を蓄え、肉に塗れた指は太く、短くなり。
手に、ドレスにクリームとスポンジ等の食べカスをつけながら…それでも食べる事を止めないセフィリアの身体は、どんどん横へと膨らんでいった。
そうして、テーブルの上にあったケーキが無くなると…セフィリアは、椅子に寄りかかって。

「…ぐぇっぷ…ごちそう、さまでしたぁ…♪」

はしたなく、下品にゲップをして見せると…その途端に、椅子と机は消えて、セフィリアは床に降ろされて。
着地と同時に、全身はたぷんたぷんと弾み、腹に至っては少しでも屈めば地面に着いてしまう程になっていて。
身体中から、ケーキの甘い香りを漂わせながら…セフィリアは漸く正気を取り戻すと、自分の姿を見て声にならない悲鳴を上げた。
3人は駆け寄りたくとも駆け寄れない現状に歯ぎしりしながら…セフィリアに慰めの言葉をかける以外の事が、出来なかったのである。

(ステータス変化)
・4マス目
名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:125cm(肉の分身長UP)
体重:216kg
3サイズ:130・163・217
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
身体中に更に肉が付き、リーンの魔法の補助が無ければ自重で動けなくなる程に肥満化した。
尻は常に地面に擦れて、腹も少し屈めば地面に付くほど。
更に、体からは常にお菓子の甘い香りが漂うようになってしまった。
服にはシロップやクリームなどの食べカスがこびりついているが、今のセフィリアではそれを取る事は不可能。

55710:2009/11/17(火) 21:15:25 ID:RK7DXtgk0
「…セフィリア、しゃま…」
「あ…あ、ぁ…っ、き、気に…なさらないで、下さい…おねがい、します…どうか…」

如何に気丈なセフィリアと言えども、3人の前で醜態を晒した事と、今の自分の身体にショックなのか…アーリアの心配そうな声に、そう返したきり俯いて、無言になってしまった。
パージャとニーナはアーリアに触れると、首を横に振る。
…アーリアも、これ以上言葉をかけても駄目だ、と悟ったのか、サイコロを掴むと自分の不甲斐無さからくる怒りをぶつけるように、地面に叩きつけた。
サイコロは天井と床で何度もバウンドし…そして、唐突に、地面にくっついたかのように止まる。

「…6…まっててくだしゃい、セフィリアしゃま…しゅぐに、こんなあくしゅみなもの、おわらしぇましゅから…っ!」

そう言いながら、アーリアは自分のコマまでまっすぐに、止まる事なく突き進んで。
そうして、自分に下されるモノを、不安を抑えつけながら待った。
暫くして、アーリアと3人の前に、魔力で描かれた文字が現れる。

『試されるのは己の知識。
違えたならば、貴女の姿はそれ相応のモノになるだろう』

浮かび上がる文字からして、恐らくは謎解きか。
こういったものはパージャの方が得意なのだろうが…しかし、アーリアも騎士団に勤めている人間だ。
一般人よりは圧倒的に知識を持っているし、何より常日頃の努力を怠らない彼女ならば、些細な問題ならば軽く解けるだろう。
パージャもそう思い、肩代わりを選択せずに…アーリアは、静かに問題を待った。

…そうして、アーリアの前に現れたのは…横になった椅子と、天井につるされたバナナだった。
ある意味典型的で、そして明らかに此方を小馬鹿にしたような問題に、アーリアは思わず剣を落とし…そして、乾いた笑いを浮かべた。

「…ば…っ、ばかにしてりゅのかっ!!!」

そして大声で叫ぶと、アーリアは怒り心頭と言った様子で椅子を立てて、天井につるされたバナナを取ろうとする。
しかし、その瞬間…パージャは、大きな声で叫んだ。

「駄目、アーリアさん!それじゃ失敗しちゃう!!」

パージャの言葉に、え、と振り返るアーリア…だが、その言葉は聊か遅かった。
天井のバナナを取ろうと、椅子に足をかけて、体重をかけた瞬間…椅子は、あっさりと潰れてしまったのである。
…当然と言えば当然だ。
今のアーリアの体重は200kgをゆうに超えており、そんな重量を普通の椅子が支えられる訳がない。
リーンにかけられた補助も、飽くまで筋力の増強と言うだけなのだから…この結果は傍から見れば当然だった。
しかし、普段のアーリアならばこれで正解だった上に…今はリーンの補助によって、自重もそれほど感じていなかったのだから、アーリアの行動もいた仕方ないとも言えよう。
だが、それとは関係なしに失敗は失敗。
途端に、アーリアの顔は顔ざめて…その瞬間、アーリアの姿が変わり始めた。

56710:2009/11/17(火) 21:16:51 ID:RK7DXtgk0
「あ…まて、まってくりぇ…こんな、こんにゃのぉ…っ!!」

必死になって懇願するアーリアだが…それを拒絶するかのように、アーリアの身体が縮み始めた。
まるで服の中に吸い込まれていくかのように、アーリアの身体は小さく、そして幼いモノへと変わり始めて。
手足はどんどん短くなり、それに合わせて巨大だった乳房もしぼみ。
指先も、ぷくぷくとした子供のそれに代わりながら、顔も丸く、幼いモノへと変わっていき。
先程までパツンパツンだった服は、あっという間にブカブカになり…アーリアは、布地の鎧の中に埋もれる様になって。
有る程度身体が隠れたかと思うと、布地の鎧はアーリアの身体に纏わりついて…丁度、ニーナの今の格好のように、幼い子供が着るようなスモックに変化すると、大きなお尻は可愛らしいオムツに包まれてしまい。

変化が終わる頃には…知らない人が見れば、丁度ニーナの姉妹じゃないかと思われるような、ぽっちゃりとした幼児がそこに居た。

「…ぁ…あ、あぁ…こんな…こんなのって…ぇ…」

自分の変わり果てた姿と、余りに大きくなった周囲の物にアーリアは恐怖を覚えながら…その場にへたり込む。
セフィリアに続いて、アーリアまでもが変わり果てて…パージャもニーナも、かける言葉さえも思い浮かばずに俯いた。


(ステータス変化)
・6マス目
名前:アーリア・ケイロン
年齢:5歳
身長:72cm
体重:65kg
3サイズ:76・92・75
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
両手剣を片手で扱える程の腕力を持ち、その一撃は甲冑すらも両断する。
余りに幼く、そして無力な存在へと変わってしまった。
唯一の救いは、体に合わせて体重も変動した事だろうか。
絶望しつつも、心の奥底では羨んでいた小さい姿になれた事に喜びを感じている。

57710:2009/11/17(火) 21:20:50 ID:RK7DXtgk0
「…まった、パージャ。つぎはわたしがやるよ」

絶望しながらもサイコロに手を伸ばしたパージャに、ニーナはそう言ってサイコロを拾い上げた。
そんなニーナの様子に、パージャは心配そうにして、ニーナを見下ろす。

「だ、大丈夫なの…?何か、自信がある様に見えるけど…」
「なぁに、ちょっとおもったことがあってね…ためしてみたいだけさ。
もしわたしのかんがえがただしければ…もしかしたら、いけるかもしれない」

ニーナはそう言いながら…サイコロを、軽く投げた。

「1」

サイコロの目が出るよりも早く、ニーナはそう言って一歩歩きだす。
…すると、ニーナは弾かれる事もなく、マス目の上に立って。
そして、その後にサイコロは一の面で止まった。

「え…す、凄い、どうやったの!?」
「さいころのめんくらい、わたしにかかりゃあかんたんにあやつれんのさ。
で…よそうがただしければ、このますはうすいはずなんだけど…」

そこまで言った瞬間、ニーナの身体を暖かな光が包み込んだ。
幼かった身体はグングンと伸び始めて、元の大人らしさを取り戻し。
肉に塗れた身体は、リーンに太らされた時ほどまで萎んでいって。

「あ…あ、あ…ニーナさん、元に戻ってる!!」
「…おや、思ったより紳士的じゃないかい、魔王様。
気付きさえすりゃあ、此処で元に戻れたんだねぇ…いや、今までもそうか…って…あ…!!!」

漸く、ニーナの身体は元の…よりはかなり太いが、年齢を取り戻し。
…しかし、その身体には、可愛らしいプリントをされたオムツと、巨大な乳房までしか隠していない、可愛らしいスモックしかつけられておらず。
その余りに恥ずかしい格好に、ニーナは顔を一気に赤く染めて。
身体をたぷんと揺らしながら、その場にうずくまってしまった。
…うずくまったところで、オムツに包まれた巨尻を振っているだけに過ぎないのだが。

「…で、でもこれで、元に戻れたんだ…っ、多少はセフィリア様や、アーリアのも引き受けられる…」

顔を耳まで赤く染め、涙目になりながらも、ニーナはそう言って瞳に炎をともした。


(ステータス変化)
・1マス目
名前:ニーナ・ヴァルナ
年齢:28歳
身長:167cm
体重:88kg
3サイズ:87・78・89
備考:外せない鍵は存在しないと言われている女盗賊。
戦闘能力を取り戻し、4人の中では唯一まともな身体に戻った。
…しかし、その格好は余りに恥ずかしい物ではあるのだが。
誰かに危機が迫った時、その肩代わりをする決意をする。

58710:2009/11/17(火) 21:22:44 ID:RK7DXtgk0
「…えっと…確か、こうやって…?」
「あー…いや、たぶん無理だからやめときな。
それに、私は無意識で出来るけど…意識してイカサマやっちまったら、どうなるか解ったもんじゃないよ」

ニーナの真似をしてサイコロを投げようとするパージャを、そう言って止めるニーナ。
…確かに、生まれてからずっと盗賊を続けてきたニーナと、天才魔術師であるパージャでは、その技術には天と地ほどの差がある。
それを今ここで見よう見真似で、というのは確かに無理があるだろう。

「まあ安心しな、余りに酷い内容だったら、私が肩代わりするさ」
「うー…ど、どうか1が出ますように…っ!」

ニーナの言葉に、パージャは堅く目を瞑りながら、ふわっとサイコロを放り投げる。
ぽむ、ぽむと軽くバウンドしたかと思うと…サイコロは、無情にも3の面で止まってしまった。

「…うぅ…サイコロの、馬鹿ぁ…」

パージャはそう文句をいいながら、たっぷりと肉の付いた身体をゆらしながら、3マス目まで歩いて行く。
ニーナはそんなパージャの様子に苦笑しながらも、何時でも身代りになれるように、心を落ち着かせていた。
そうして、パージャが3マス目に辿り着くと…茫然自失としてる2人と、未だ意識のしっかりとしている2人の前に、魔力の文字が現れた。

『その様はまるで縛られたハムのよう。
羞恥には塗れるが、ある意味幸運であると言えるだろう』

「…嫌な予感しかしないんだけど…っていうか、何で私だけ問題じゃなくて決定なのよ?」
「ま、まあ…その分軽いって事だろうな、きっと…」
「…大丈夫、きっと私たちよりは、軽い筈ですよ…」
「そう、でしゅよ…わたちよりは、いいはじゅでしゅから…」

文句を言うパージャだったが、どこか投げやりになったセフィリアとアーリアの言葉に乾いた笑いも出て来ずに。
小さくため息をつくと、覚悟したのか、その場で待って…そして、少し時間を開けてから、パージャの身体を光が包み込んだ。

「く…っ、もう、何でも来いって言うのよ…っ!?え…ちょ、ちょっと、何…」

光に包まれたと同時に、パージャが着ていた魔術で作られたローブがバラバラとほどけて…あっという間に、パージャは裸にされてしまったのである。
肉に塗れ、無数の段を作っている自分の身体を晒されて、途端にパージャは顔を耳まで赤く染めて、悲鳴をあげた。

「きゃ…いやあああああっ!!見ないで、みないでぇ…っ!?」

そう言いながら、体を隠そうとするパージャだが…肉に塗れた手足では、まるで隠す事も出来ずに。
逆に歪む腹肉や揺れる尻肉を見せつけるような形になってしまって。
その柔らかな、どこか官能さえ感じさせる身体に、3人は少し顔を赤くしながら…チラチラと、パージャの身体を見つめていて。
そして、今度は…パージャの身体を、太い縄のような物が締め付け始めた。

「え…っ、な、何コレ、いやっ、何するのよぉ…っ!?」

パージャに痛みこそない物の、柔らかな素材でできた縄はパージャの身体を次々と締めつけて行き。
締めつけられた個所から肉がはみ出す様に絞り出され、乳房も尻肉も、腹肉までも強調するように、パージャは縛られていき。
身体中の肉を絞り出すかのように、縄はパージャの身体中を締め付けると…そこでようやく、光は収まった。

「う、うぅ…な、なによぉ…なんなのよ、これぇ…っ!!」

全身の肉を強調され、余りの羞恥にその場で泣きだしてしまうパージャ。
しかし、3人は…その、恥ずかしくも官能的な姿に少しだけだが見とれ、慰める様にパージャに言葉をかけたのである。

(ステータス変化)
・3マス目
名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:146cm
体重:205kg
3サイズ:120・150・130
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
その実力は既に魔術局最高と噂されるほどで、本人もそれを鼻にかけている節がある。
身体中を縄で縛られて、肉を強調させられるような格好にさせられてしまった。
乳房も尻肉も、腹までも完全に露出しており、その姿は文字通りハムのよう。
だが行動には全く支障はなく、ニーナ以外の3人では一番幸運な結果だった。

59710:2009/11/17(火) 21:24:36 ID:RK7DXtgk0
…と言う訳で、今夜は此処まで…だと思います(´・ω・`)
もしかしたら今夜また投下するかも知れませんが…もし良ければ、今後の展開とかに案が有ったらお願いします。
必ず採用するとは言い切れませんが、私の引き出しがもうからっぽに近いので…orz

60名無しさん:2009/11/17(火) 22:20:56 ID:AokOfiOU0
相変わらず書き始めると筆が速い!乙でした。
精神操作もできるようですから太ることに喜びを感じるマス
(無論効果が切れたときに絶望がひとしおになる)とか
あっても面白いかな、と思いました。

61名無しさん:2009/11/17(火) 22:28:08 ID:PkfFE8pc0
乙乙
うーむ、幼児退行が好きそうだしそれと上手く絡められないだろうか
例えば幼児期の精神に大食い大好きとかぽっちゃりこそ美しいみたいな暗示かけといて
大人に戻しても効果が持続してぶくぶく太るようになるとか……
でも即効性がないから双六ネタとしては不向きかなあ

62名無しさん:2009/11/17(火) 22:38:18 ID:nxz1f/BMO
710氏乙です。仕事が早いなぁ
障害物マラソンで、制限時間内にゴール出来なきゃ罰で肥満化とかどうでしょう?無論障害も肥満化トラップで、焦れば焦るほど嵌まって太っていく…みたいな感じで

63名無しさん:2009/11/17(火) 22:50:40 ID:5Wb7ya.20
別のマスの人間と強制的に悪口合戦させる。テーマは「デブ」。
相手を本気で怒らせた方の勝ちで、勝者は3マスだけ安全に進むことができる。
ただし敗者は逆ペナルティ(要するにごほうび)として体の何割かが元に戻る。
なので相手の事を思うなら勝たねばならないが、勝ってしまうと人間関係に亀裂が入るというジレンマ。

64名無しさん:2009/11/17(火) 23:06:04 ID:VKdAKPoAO
SS乙です!
あと個人的なわがままで申し訳ないんですが、
年齢系や肥満化意外の身体変化ネタのマスの時は
メ欄か何かで注意してくれると助かります。

65名無しさん:2009/11/17(火) 23:22:15 ID:tzYrAC3IO
強制ジョブチェンジマス

力士に強制ジョブチェン

衣装をマワシ一丁にされ今までの戦闘技術を突っ張りやすくい投げ等に変更されてしまうとか

66名無しさん:2009/11/18(水) 00:03:31 ID:HcMRXN..0
乙です!
セフィリア様萌えすぎる
立派な肉塊姫として人生を歩んでほしいw

67710:2009/11/18(水) 01:29:29 ID:9PyAfLek0
ちょっとだけ出来たので投下してみたり。
肥満化要素だけでやろうとするとネタが直ぐになくなるので、やたらほかの要素が多いのは苦し紛れなのですorz
今回もまた、肥満化要素だけでは終わらないので、嫌な方は注意して下さいね(´・ω・`)

68710:2009/11/18(水) 01:31:34 ID:9PyAfLek0
「で、では…次は、私の番…ですね…」

ぶくぶくと、最早肉塊といってもおかしくないレベルまで肉を纏ってしまったセフィリアが、全身をたぷんたぷんと弾ませながら、サイコロを握る。
そして…力無く、コロコロとサイコロを転がすと、途端にセフィリアはバランスを崩し…その場で、前のめりに倒れ込んで。
しかしセフィリアの腹肉は、倒れ込んだ衝撃を抑え込み…セフィリアは必死に手を付こうとするも、腹肉に邪魔されて四つん這いになることさえ叶わずに。
そのまま、反動で転ぶのとは逆の方に転がると、今度は尻肉がだぷんと歪み、衝撃を吸収して。
暫く前後に揺れていたかと思うと、そのままバランスをとって…その、自分の余りの醜態に、セフィリアは顔を真っ赤に赤らめながら、涙を必死にこらえていた。
そして、止まったサイコロの目を見れば…今度は6。
本来ならば喜ばしい筈だが、先程の惨状をみれば、素直には喜べない数字だった。

「…セフィリア様、私が…」
「いえ…まだ、大丈夫、です…それに、せっかく、無事な姿に戻れたのでしょう?」

見ていられないと、ニーナはセフィリアを呼びとめようとするが…セフィリアは力なく微笑むと、それを制止して。
6マス先…今のセフィリアにとっては、無限とも思える距離をゆっくり歩き始めた。
歩くたびに身体は弾み、左右に揺れて。
時折倒れそうになりながらも、尻肉と腹肉で弾まされ、元に戻るのを繰り返し。
そうして、30分ほど経った後…ようやく、セフィリアは6マス先の、10マス目に到達した。
疲労こそそこまででは無い物の、精神的な物はかなりのモノだったのか、セフィリアは力なく項垂れて…そんなセフィリアと3人の眼前に、再び魔力の文字が浮かび上がる。

『香ばしい肉、柔らかな肉、豊潤な肉。
肉の欲望に敗れた者は、それ相応の報いを受けるだろう』

「…あ、ぁ…まさか、そんな…」

眼の前に浮かび上がった文字に、セフィリアはいや、いやと頭を振る。
その様子に3人は気づくが、先程のセフィリアの狂態が脳裏をよぎり、一瞬だけ反応が遅れてしまった。
その僅かな間に、再びセフィリアは…特注なのだろう、二人分のサイズの椅子に座らされて。
テーブルの上には、ステーキ、煮豚、刺身など…あらゆる種類の肉料理が用意されていた。

「ひ…っ、いや、いや、いや、いやぁ…っ!!」
「セフィリア様、目を閉じて!きっと時間が経てば消える筈だ!!」

先程の悪夢がよみがえり、恐怖に怯えるセフィリアに、ニーナはそう言って。
セフィリアは、その言葉にすがる様に…必死に、硬く目を閉じた。

69710:2009/11/18(水) 01:32:47 ID:9PyAfLek0
…しかし、ニーナは知らなかったのだ。
先程セフィリアを打ち負かしたものは、視覚ではなく、嗅覚だったのだと言う事を。
眼を閉じた事によって、更に敏感になった嗅覚が、肉の匂いを捉える。
香ばしく焼いたステーキの香り。やわらかく煮込まれた煮豚の香り。
その他様々な肉料理の匂いが、セフィリアの心を溶かし…そして、セフィリアの口からは涎が垂れてしまい。

「ぁ…あ…ごめん、なさい…ごめんなさいぃ…っ、がまん…でき、ないのぉ…っ!!」
「駄目だ、セフィリア様!お願いだ、我慢してくれ!!セフィリア様!!!」
「駄目…駄目です、セフィリア様…それ以上、食べたらおかしくなっちゃいます…!!」
「おねがいれしゅ、せふぃりあしゃまぁ…っ、たべちゃ、だめれしゅうぅ…っ!!」

必死に懇願する3人。
その言葉に、僅かに踏みとどまりそうになる、が…欲望に負けて目を開いた瞬間、目の前に飛び込んできた肉料理の山に…とうとう、セフィリアの心が、負けてしまった。

「…ぁ…わ、解りました…でも…一口…一口、だけです、からぁ…」
「駄目…駄目だっ!目を、目を覚ましてくれ、セフィリア様ぁっ!!」

ニーナがそれでも必死に押し留めようとするが…セフィリアは…フォークとナイフで、ステーキを切り分けると…一切れを、口の中に放り込んでしまい。

「…あぁ…美味しい…♪こんなの、我慢するなんて…おかしいです…もっと、もっと一杯食べなければ…」

その瞬間、セフィリアの表情はあっという間に蕩けてしまい。先程の影響もあるのか…あっという間にフォークも、スプーンも捨てて…肉を手に取ると、次々と口に放り込み始めたのである。
セフィリアの背後で、悲鳴を上げる3人。
しかしもう、セフィリアに言葉が届く筈もなく…あっという間に1kgのステーキを平らげると…煮豚の入った壺に直接手を入れて、一塊に齧りつき。
くっちゃくっちゃと音を鳴らしながら、顔じゅうを、手を、ドレスを肉汁やソースで汚しながら、肉料理を次々と貪り始めていった。

70710:2009/11/18(水) 01:34:40 ID:9PyAfLek0
「はむっ、あぶぅ…っ、んぐっ、けぷ…っ、あ、これも美味しそうですね…♪」

時折げっぷをしながら肉を貪るその姿は、最早気品のかけらさえもなく。
何とか身体を治めていたドレスはとうとう破れ、弾けて。
尻肉も、体もあっと言う間に膨らみ、椅子をはみ出していって。
裸同然の身体を、今度は新しいドレスが包み込んでいく。
所々に豚をモチーフにしたマークが縫い込まれたそれは、最早半ば肉塊であるセフィリアの身体を包み。
巨尻を包む部分にはでかでかと、豚のマークが記されており、その姿は余りに滑稽で。
食べる度に膨らむ身体は、たぷたぷと揺れ動き。

「んぐっ、あむぅ…げぷぅ…っ、んぁ…飲み物…」

セフィリアがそう言った瞬間、手元には黒く泡立った液体が並々と注がれた容器が現れ、セフィリアはそれを一気に飲み干すと、勢大にげっぷをして…再び、肉を貪り始める。
最早腕も足も、肉に阻まれ曲げることさえ叶わぬ程になり。
足に至っては、余りの肉の量に閉じることさえ出来ず、左右に投げ出す様に伸ばされたままで。
両足の上に、巨大とも言える腹を乗せながら、セフィリアは肉を手に掴んでは貪り、時折汚れた手をドレスで拭いて…拭かれてシミになった部分は、忽ち豚のマークへと変わり。
椅子が軋む程に、肉を貪り終えた後…そこに居たのは、最早セフィリアの面影など残ってはいない、滑稽なドレスに身を包んだ、まさに『豚姫』、若しくは『肉姫』だった。

「ぐぇっぷ…はぁ…美味しかった、です…?
え…ぁ…わ、私…なん、で…げぷ…っ、なんで、こんな事…っ!?」

椅子から降ろされ、ようやく正気に戻ったセフィリアは自分の先程までしていた事に恐怖を覚えながら呟き…しかし、肉を大量に食べた為か、その言葉さえゲップ混じりで。
無意識の内に、汚れた手をドレスで拭きながら…ドレスの裾で、口元や顔を拭い。

「い、いや…っ、違う、違うの…そんなっ、何で私、こんな…ぐぇっぷ…っ、はしたない、事ぉ…っ!!
見ないで…みないで、下さ…げふぅ…っ、こんな、私を…見ないでぇぇぇ…っ!!」

必死になって否定しようとするも…喋るたびにげっぷをし、肉に塗れた身体をたぷたぷと動かし…豚のドレスに身を包んだその姿は、最早王女と呼べる気品など、欠片さえも残っていなかったのである。

(ステータス変化)
・10マス目
名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:145cm(肉の分身長UP)
体重:316kg
3サイズ:180・223・277
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
全身に分厚い肉を纏ったその姿には最早気品などなく、豚のドレスにマークを増やしながらも、必死にそれを否定する事しか出来なくなってしまった。
本人こそ気付いていないが、肉を貪り食った事によりセフィリアの仕草等の品性は失われ、汚れを服で拭く、人前でゲップをする、屁をこく等、肉体は下品な行動をしてしまうようになっている。
セフィリアの理性だけは知性や品性を失っていないため、セフィリアは永遠に苦しみ続けるのだ…理性が壊れない限りは。

71710:2009/11/18(水) 01:36:48 ID:9PyAfLek0
という訳で、本当に少しですがセフィリアの次のターンまで、でした。
今回は方向性をはっきり分けようと思っていたのですが、他の3人がどうにも曖昧なのは、私の腕の無さです…申し訳ないorz
上で上げられた案の内のいくつかは部分的に使おうとおもいますので、もしシチュの案があったりする方は、気軽にお願いします。

72名無しさん:2009/11/18(水) 09:07:27 ID:XuJh51SAO
300kgかwww
もう歩けないだろうし
豚姫に相応しく豚のように這って移動してほしい

73名無しさん:2009/11/18(水) 09:39:59 ID:oS8zeU8MC
セフィリアかわいいよセフィリア
理性が壊れないまま苦しみ続けてほしいな
簡単に壊れちゃうと面白くないし

74名無しさん:2009/11/18(水) 18:42:19 ID:do8MA76c0
豚のマークだけのドレスだからまだ優しいのか
尻尾がついてたり、豚鼻や語尾も変えられちゃ心折れそうだな
むしろ一番ハムが似合いそうだw

アーリアの効果なんて猿にやるようなテストだし肉ゴリラ化なんて思ったよ

75名無しさん:2009/11/18(水) 19:28:51 ID:HcMRXN..0
710氏GJです
セフィリアはこのまま肉塊路線を突っ走るのかな
…そろそろ食うものも食ったし次のマスでトイレの時間とかどうだろう
絶対もう自分で拭けないよね

76名無しさん:2009/11/18(水) 19:39:28 ID:YR98SZwMO
710氏 乙です。
この続きを楽しみにしてます。

77名無しさん:2009/11/18(水) 19:39:45 ID:Uwl7bSnE0
乙です
太るのに比例して外見に相応しいだらしない仕草が
板についてくるってのがいいですなあ

78名無しさん:2009/11/18(水) 22:49:36 ID:klVKgWx.0
乙でしたー。高貴な姫様が肉塊に成り果てるのはいいね。

79710:2009/11/18(水) 23:44:50 ID:9PyAfLek0
では、本日も投下しますー…肥満化からは外れないようにしましたが、今回は一部の人にはきつい所もあるかもしれないので、注意して下さいね(´・ω・`)

80710:2009/11/18(水) 23:46:52 ID:9PyAfLek0
「せ、せふぃりあしゃまぁ…」
「見ない、で…おねが…げぇっぷ…みない、で下さい…」

心配そうに声をかける3人に、セフィリアは嫌々と頭を左右に振りながら蹲り(とはいっても肉に阻まれ、殆ど立っているような物だが)、懇願するようにそう言って。

「…くしょぅっ!!」

自分の余りの無力さと、魔王への怒りからか、アーリアは小さな体でサイコロを蹴り飛ばした。
蹴られたサイコロは、コロコロと転がって…5でぴたりと止まり。
アーリアはそれを確認するや否や、ズンズンと歩を進めていく。
…本人としては、セフィリアの為にも早くこの悪趣味なゲームを終わらせてやりたいと思っているものの、小さな身体では思うようには進まず…数メートルの距離を何分もかけて移動をして。
変わり果てたセフィリアを横目に見ながら、歯ぎしりをし。
そして、アーリアが11マス目に辿り着くと…アーリア達の目の前に、魔力の文字が浮かび上がった。

『弱き者には弱き者を。
敗者はより弱く、勝者は力を手に入れる』

「…ふん、わたちに…しょうぶを、いどみぇと、いうんだろう…」
「アーリア、私が代わった方が良いんじゃないか?このままじゃアンタまで…」

ニーナの心配そうな言葉に、アーリアはまだ大丈夫、と首を振ってみせた。
…セフィリアがあんなになるまで耐えたと言うのに、どうして自分だけ楽が出来ようか、と。
そんな自身への戒めのような思いと共に、ただ、始まるのを待つ。
そうして、しばらくした後…アーリアの目の前の床が僅かに光ると、まるで地面から生えてくるかのように、丁度8歳辺りだろうか、それくらいの少年が姿を現した。
何の変哲もないただの少年が現れたことに、アーリアは少し毒気を抜かれるも…今までの事を思い返し、身構える。

「…ふふっ、ねーねー、僕と一緒に遊ぼうよ♪」
「な…っ、ふじゃけりゅな、あしょんでるばあいじゃ…」
「それじゃあ、まずは腕相撲しようよ♪ほらほら、横になって?」

アーリアの言葉を聞く事もなく、少年は床にうつ伏せになったかと思うと、肘を地面に着いて。
これがまさか勝者とか敗者という話なのか、と疑問に思いながらも…アーリアも、うつ伏せになり。
左右に広がる腹肉と、自分の贅肉塗れの身体に苦々しく舌打ちしながらも、肘を着くと少年の手を握った。

81710:2009/11/18(水) 23:48:30 ID:9PyAfLek0
「ん、じゃあ…いっせーのー…せっ!!」
「んぐ…っ、ぐぐぐ…っ!?」

少年の掛け声とともに、アーリアは渾身の力を込めて少年の腕を倒しに掛る。
…だが、一向に少年の腕は動かない。
必死になって力を込めるアーリアだが、少年は涼しい顔でそれに耐えていた。

「ふふっ、ほら、もっと力入れても大丈夫だよ?僕、おにーちゃんなんだから♪」
「く…っ、ふ、ふじゃ、けりゅ…なあぁぁ…っ!!!」

少年の小馬鹿にした態度に、アーリアは体重をかけるかのように、体ごと傾けるように、力を込める。
流石に少年も驚いたのか、僅かに傾き…しかし、次の瞬間、少年も力を込め始めて。
それと同時に、アーリアの腕は少しずつ、少しずつ圧されていって…アーリアは、顔を真っ赤に染めるほどに力を込めているにも関わらず、あっという間に劣勢に立たされてしまい。

「う、ぐぐぐ…っ、んんんんんん…っ!!!」
「んー…っ、これで、お終いっ♪」

そして、少年のそんな軽い言葉と共に…アーリアの腕は、ぺたん、と地面に押し付けられて。
特別でも何でもない、ただの少年に力比べで…それも、相手は全力を出してもいないのに負けてしまった事に、アーリアは顔を青ざめさせた。
…騎士団でも、有数の実力者の自分が?
ただの、何の変哲もない少年に、力比べで負けた?

「…う、しょ…うしょ、だ…こんにゃの…うしょ…」

筋力を落とされた上に、幼くされてしまった以上この結果は当然の事なのだが…アーリアは、まるで自分のアイデンティティを破壊されたかのように、茫然とした表情でぶつぶつと呟き。
そんなアーリアを現実に引き戻すかのように、少年が姿を消すのと同時に…アーリアの身体を、光が包み始めた。

「あ…や、やだ、いやだ…っ、やめりょ…やめぇ…っ!!」

じたばたと、まるで子供が駄々をこねるように、必死に手足をばたつかせるアーリア。
だが、そんな事に意味がある筈もなく…アーリアの身体は、変化し始める。
まるで空気を吹き込まれたかのように、アーリアの腹はぷくぅ、と膨らんでいき…それに合わせて、腕も足も、段が出来てしまう程に肉を纏って。
顔にもたっぷりと肉を纏うと、目が細まっていってしまい。
それだけではなく…全身の肉は柔らかな物に代わっていっているのか、体中の肉はだらしなく横に広がり始め。
それに合わせて筋力もますます落ちていき、腕の肉は下に垂れ始めていって。
リーンの補助があってもなお、歩くのが辛い身体になったアーリアは…荒く息をつきながら、その場にドテン、と尻もちをついた。

「はっ、はぁ…っ、ぁ…あ、ぁ…わ、わた、ちぃ…わた、ちぃ…っ」

たぷたぷと、身動きする度に全身を波打たせながら、アーリアは茫然とした様子で自分の身体を触り…その動きは非常に緩慢で。
魔術も使えない上に、戦闘はおろか、ただの足手まといになってしまったアーリアは…その事実を受け入れることが出来ずに、呆けた様子で空中を見つめていた。

82710:2009/11/18(水) 23:51:59 ID:9PyAfLek0
(ステータス変化)
・11マス目
名前:アーリア・ケイロン
年齢:5歳
身長:72cm
体重:105kg
3サイズ:96・112・85
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
両手剣を片手で扱える程の腕力を持ち、その一撃は甲冑すらも両断する。
全身に大量の肉を纏い、筋力まで落とされてしまった為、補助があっても歩く事が辛い身体になってしまった。
最早同い年は愚か、年下の幼児にさえ力で負ける様になってしまい、自身の取り柄を完全に失っている。
筋力が落ちた分、体は非常に柔らかく、抱き枕にしたら心地いいだろう。

83710:2009/11/18(水) 23:53:13 ID:9PyAfLek0
「アーリアさん…クソッ、二人共壊れちゃいないが、もう限界だろう、これじゃあ…っ」
「…ニーナさん…私達…このまま、終わっちゃうの…?
こんな、地下で…誰もいない、暗い場所で…ブヨブヨになって、壊れて…そんなの、やだよぉ…」

二人の惨状を見て、ニーナは苦々しく、吐き捨てる様にそう呟き…パージャも心が折れ掛けているのか、その場でボロボロと泣き始めてしまった。
そんな状況に、ニーナもまた心が折れそうになるが…パァン!と、自分の頬を強く叩くと、サイコロを手に取った。

「…終わらないよ、終わるもんかい。
諦めるにはまだ早いさ…パージャ、まだ泣いちゃ駄目だ」
「ニーナ、さぁん…」
「私達まで諦めたら本当に終わっちまう…そしたらセフィリア様達はずっとあのままなんだよ!?
そんな事許せる訳ないじゃないか…絶対此処を抜け出して…クソ魔王の奴を、ブッ倒すんだ!」

パージャを元気づける様にそう叫ぶと、ニーナはサイコロを再び放り投げた。
コロコロと、サイコロは転がり…それと同時に、ニーナが再び前に歩き始める。
そして、ニーナは7マス目で止まり…同時に、サイコロも6の面で止まって。
魔力の文字が再び4人の前に浮かび上がると、ニーナは…息を呑んだ。

『好きなだけ進むが良い。
但し、欲深き者は地獄へ落ちるだろう』

額面通りに受けていいのならば、これはつまりゴールまで進めると言う事だ。
このゲームは、誰か一人がゴールに到達すればその時点で終了する。
つまり…自分が犠牲になるつもりで進めば…

「…駄目だ…それじゃ、駄目だ…落ち着くんだ、私…それじゃあ、魔王と戦うなんて絶対に出来ない…」

そこまで考えて、ニーナはそう言って頭を振った。
…もしこれで、自分までセフィリアやアーリアと同じ状況になってしまえば戦えるのはパージャ一人。
セフィリアも魔術は使えるだろうが、今の状況では戦力になるかすら怪しい。
此処を抜けても戦えるのがパージャ一人では…魔術を詠唱する隙を突かれて、容易くやられてしまうだろう。
それでは、意味がない。

「…兎に角、一歩でも多く…私が動けなくならない程度に、進まないと」

84710:2009/11/18(水) 23:54:51 ID:9PyAfLek0
そう言いながら、深く息をついて…そして、一歩ずつ前に歩きだす。
一マス進んだ瞬間、ニーナの身体を光が包み…ぷくぅ、と、全身が僅かに膨らみ始めた。
脚はより太く、腹は前に、腕は指先まで僅かに膨らみ…それを確かめる様にしながら、ニーナは一マスずつ、確実に進んでいく。

「ニーナさん…気を付けて…ニーナさんまで、ダメになったら私ぃ…」
「大丈夫…心配なさんな、程良い所で止めるさ…この格好だって寒いし、丁度良いくらいさね」

心配そうに声をかけるパージャに軽く手を振りながら、ニーナは…一マス進むごとに、体を膨らませていく。
ぽっちゃりで済まされる程度ですんでいた身体は再び肥満体に変わり…足はドラム缶のように太く、腹は突き出し…スモックは乳房を隠さず、まるで前掛けのようになって。
腕は二の腕にたっぷりと肉を蓄え、巨尻を治めているオムツはどういう素材でできているのか、伸縮しながらしっかりと包み込み。
ニーナは、全身から汗を流しながら…徐々に息を荒く吐き、そして7マス進んだ時点で、足を止めた。

「はっ、は…っ、これ、なら…次で、私がゴール出来る…ね…」

そう言いながら、ニーナはその場に膝をつき…そして、自分のもう一つの異変に気が付く。

「…なあ、パージャ…ここ、こんなに暑かったかい…?まるで、蒸し風呂みたいだよ…」
「え…ずっと変わってないよ?寧ろ、ちょっとひんやりするくらいだけど…」

やっぱりか、と舌うちをするニーナ。
その身体には汗が滴り落ち…目を細めてみれば、湯気さえ見えてしまうほどで。
スモックは身体にベッタリと張り付き、オムツの中まで蒸れた状態になっているのが解り。
ニーナは、自分の周りに次第に水たまりが出来ていくを見ながら…両手をつき、少しでも冷たさを感じようと、床に大の字に寝そべった。

(ステータス変化)
・14マス目(実質リーチ)
名前:ニーナ・ヴァルナ
年齢:28歳
身長:167cm
体重:158kg
3サイズ:125・138・129
備考:外せない鍵は存在しないと言われている女盗賊。
全身に肉を纏い、滑稽な格好をしては居る物の、戦闘に支障はない。
だが、極端な発汗体質(暑がりでもある)になってしまい、身動きをすればそれだけで滝のように汗を流してしまうようになった。
どういう訳か、脱水症状になる訳では無く…ただ、周囲に汗のにおいと湿度を発生させているだけである。

85710:2009/11/18(水) 23:56:20 ID:9PyAfLek0
「…っ、ぁ…安心しな、パージャ…これで、次で脱出、だ…」
「う、うん…うん…っ、後は…次のニーナさんまで、持ちこたえれば…」
「…ニーナ、さん…ありが…ぐぇっぷ…ありがとう、御座います…
私も…何とか…げぷぅ、あと一回…耐えて、見せます、から…」
「わたち、も…わたちも、がんばりゅ…がんばり、ましゅ…っ」

希望が見えた事で、3人に再び活力が戻っていく。
自分達に降りかかった惨状に変わりはないが、それで道を切り開いたニーナの姿に心を打たれたのか…項垂れ、茫然自失としていたセフィリアとアーリアも顔をあげ、ニーナにそう言って。
パージャも負けじとニーナに、涙を浮かべながら感謝すると…サイコロを掴み、投げ上げた。
ぽーん、ぽーん、と何度かバウンドした後…サイコロは、2の面で止まる。

「…わ、私って双六に弱いのかな…うぅ…」

他の三人と比べ、かなり後方に取り残された形になるパージャは少しだけショックを受けたようにして。
ハムのように絞り出された肉をたぷんたぷんと波打たせながら、2マスだけ進み…そして、その瞬間、4人の目の前に魔力の文字が現れた。

『晒されるのは己が姿。
言葉の刃は心を裂き、魂を砕く』

眼の前に現れた文字に、パージャは顔を蒼褪めさせて…しかし、頭を振ると、先程のニーナを真似る様に、頬を両手で叩いた。
…たぷんたぷんと波打つ自分の頬と顔に、少し苦々しく思いながらも心を落ち着かせる。

「…皆、大丈夫だから…これくらい、自分で大丈夫だから…!」

そう言うと、3人は心配そうにパージャを見つめながらも…小さく頷き。
その瞬間、パージャの目の前は、真っ白な光に包まれた。

「…っ、な、何…っ!?」

突然視界を奪われて、狼狽するパージャ。
それと同時に、周囲の空気が変わった事を肌で感じ…それと同時に聞こえ始めた、聞き覚えのある声に、パージャは薄く目を開けた。

86710:2009/11/18(水) 23:58:03 ID:9PyAfLek0
「…え?」

パージャは思わず声を漏らす。
彼女の目の前に広がっていたのは、今では懐かしくすら感じる…王都の、魔術局の一室だったのだ。
講義室の一角で座っているような形になっており、周りには見覚えのある学生たちが立ち並んでいて。
教壇には、自分の恩師である講師が、今まさに講義を行っている所だった。

「な、何これ…幻覚…それにしては、リアル過ぎるような…」
「…ちょっと、黙ってよデブ。唯でさえ暑苦しいのに講義の邪魔までしないでくれない?」
「…え…ぁ…」

呆然として、周囲を見渡しているパージャに、唐突に非難の声が上がる。
周囲からはクスクスと、いやらしい笑い声が聞こえ…パージャの胸に、嫌な痛みが走った。

「クスクス…魔術だけ出来ても、あんなんじゃねぇ…?」
「贅肉を魔力に変えてるんじゃない…?ふふっ、本当に恥知らず…」
「あ…い、いや…っ、幻覚なんでしょう…消えて…消えてよ!!」

非難の声は消える事はなく、寧ろ次第に数を増す様にパージャを攻め立てる。
聞き覚えのある学友の声で再生されるその言葉は、パージャの心を抉るには十分で…パージャは叫びながら、硬く目をつぶる。
しかし、その上から更に非難の声が浴びせかけられていって…

「何、突然叫び出したわよ、あのデブ…頭まで脂肪になったのかしら?」
「ははっ、そう言ってやるなよ…きっと頭の中は菓子で一杯なんだろ?ほら、いつも菓子パンもってるじゃん」
「あ、良く見たら口元もチョコで汚れてるじゃん…信じらんねー、講義中に食べてんのかよ」
「え…ち、ちが…いやっ、何で…っ!?」

パージャが口元に触れると、チョコクリームが指にべったりとつき…まるで悪夢のような現状に、次第にパニックになり始める。
今が現実なのか、それとも幻覚なのか…それさえ、あいまいになり始めて。

87710:2009/11/19(木) 00:00:23 ID:J1EJSTv60
「パージャ君…講義中に食事するなら出て行ってくれたまえ。
おっと、それとも…贅肉がつっかえて、立つ事も出来んかな?」
「え…んぁっ!?」

講師のその言葉と共に、パージャの身体は突然膨れ上がり…そして、机といすの間にぎゅうぎゅうに挟まって、身動きが取れなくなってしまい。
じたばたと手足を動かすパージャの耳に、更に罵声が浴びせかけられていく。

「うわっ、信じらんねー…なんだよあれ、もう豚じゃん豚」
「天才って言ってもあれじゃあ終わりよねー…さっさと養豚場にでも言ってくれないかしら」
「全く、出て行けないならせめてブタらしくしていてクレタマエ」
「ブタ、ブタ、ブタ、ブタ」
「デブ、デブ、クサインダヨ、デブ」
「アルクルシイ、デテケ」
「オマエナンテテンサイデモナンデモナイ、タダノブタダヨ」
「いや…っ、いや、いやっ、いやあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

そうして…とうとう、パージャはその場で失禁すると、気絶してしまった。

それと同時に、光に包まれていたパージャが、唐突に元の場所に、基の姿で戻され…気絶したパージャは、ぐったりと、力なく横たわって。
パージャはその場で失禁しながら…セフィリア達はパージャの様子に、必死になって声をかける。

「…パージャ!?おい、パージャ、しっかりするんだよ、パージャッ!!」
「嘘…そんな、パージャさん…げぷ、パージャさん!?」
「しょ、しょんな…ましゃか…うしょ…」

そんな、3人の呼びかけに…パージャは、何とか意識を取り戻すと、体を起こし。
そして、ビクっと身体を震わせると、おびえた様子で周囲を見て…そして、3人に声をかけた。

「…こ、此処は…わ、わ、私…」
「大丈夫…もう大丈夫だ、パージャ…良いかい、落ち着くんだ。
何があったか解らないが、そんなもんは全部魔王の悪趣味なんだ…気に済んじゃないよ」

酷く怯えた様子のパージャに、ニーナはそう声をかけると…パージャは漸く、落ち着いた様子で…失禁してしまった自分に気付き、顔を真っ赤に染めて。
今すぐそばに駆け寄って、抱き寄せてやりたい…否、今の身体でそれをしても不快なだけだから、少しでも気を楽にさせてやりたいと、3人は思いながら…そうして、セフィリアとアーリアの、最後の試練が始まった。

(ステータス変化)
・3マス目
名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:146cm
体重:205kg
3サイズ:120・150・130
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
その実力は既に魔術局最高と噂されるほどで、本人もそれを鼻にかけている節がある。
幻覚による恐怖で、心に深い傷を負った。
周囲から視線を感じるだけで怯え、竦む程に気弱になっている。

88710:2009/11/19(木) 00:03:40 ID:J1EJSTv60
…というわけで、2ターン目終了まででした。
ちょっと言葉責めは自分はあまりやらないので、聊か幼稚な感じになってる気がします…orz
引き続き、ネタは募集してますので、もし何かありましたら気軽に書きこんでくださいね。
…直、双六編は次のターンで終了するので、セフィリアやアーリアへのネタを提供して頂けると助かるかも知れません(´・ω・`;)

89名無しさん:2009/11/19(木) 00:50:56 ID:cNYN8BJ20
相変わらずペース早いなぁ、更新乙です、このまま落とすとそれで終わっちゃいそうだから
一旦上げてみるのはどうだろう?セフィリアは仕草そのままで細く、アーリアは
筋力そのままで背だけ大きくってのが順当かなーと。

90名無しさん:2009/11/19(木) 01:02:41 ID:aW1Jw5HgO
セフィリアしゃまの次のマスで
体重を1〜9割減らすことができるが、減らした割合だけ豚化してしまうマスってのはどうでしょうか?
以前の作品のバランサーのところで非常に興奮したんでww

91名無しさん:2009/11/19(木) 02:21:02 ID:w1pWQyi.0
減らすのはせっかくここまできたのにもったいない感
でも動けるぐらい適度にならありかも
3度目の正直と同じ効果のマスに止まって食べた分醜く(肥満化、発汗、異形化、臭化、剛毛化etc)したあとに
元の王女様か今の状態をドッペルか鏡で見せつけるとか

アーリアはとことん肥満幼児化なのかな?
誰かから母乳出させて飲めば太るけど口が寂しいとおしゃぶり常用に

92名無しさん:2009/11/19(木) 07:43:25 ID:YCDsnrC60
暑苦しい百合展開もありかも

93名無しさん:2009/11/19(木) 12:28:13 ID:Fo5dUVL.0
セフィリアとアーリアは効果が一回多い分貧乏くじだなw

>>91
セフィリア豚姫様から出る母乳を美味しく頂く幼児化アーリアってのもいいかも

94名無しさん:2009/11/19(木) 23:15:18 ID:O4ssCx620
久々に覗いてみたらかなりの量の文章が投下されてたぜ!
710さんマジで乙!

95名無しさん:2009/11/19(木) 23:39:52 ID:P2hcgmaAC
ホルスタイン化で母乳飲みまくりはどう?

96710:2009/11/20(金) 00:25:31 ID:0jlEx6GE0
遅くなりましたが、投下します。
今回で双六編は終了です…若干肥満化要素以外が多いので、気を付けて下さいね。

97710:2009/11/20(金) 00:29:12 ID:0jlEx6GE0
怯えた様子のパージャを慰める様に声をかけながら、数分して…ようやく、セフィリアは自分の前のサイコロに視線を向けた
既に変わり果ててしまった自分に軽く絶望さえ覚えながらも、魔王を倒すという大義で自分の心を支えるセフィリア。
そして、周りの仲間達の頑張りに自分も応えなければと言う義務感から、セフィリアはサイコロを手に取ろうとして…巨尻を引き摺りながら歩いた瞬間、巨大な腹肉で、サイコロを跳ね飛ばした。
その途端、ブプゥッ!!とセフィリアの尻肉が震えながら、はしたない音を奏で…余りの醜態に、セフィリアは羞恥に顔を真っ赤に染めて、涙を零す。
しかし他の3人はセフィリアの事を責める事も、嘲る事もせずに…ただ、セフィリアを励ます様に、無言で見守って。
そんな3人の無言の応援に、セフィリアは目に力を取り戻すと、尻肉も腹肉も擦りながら、だぷん、だぷんと一歩ずつ歩き始めた。
サイコロが示した面は、4。
奇しくもニーナと同じマスに指定されたセフィリアは、隣に誰かが居る事の有り難さを噛みしめながら、一歩一歩、マス目へと歩いて行って…時折ゲップをし、屁をこき…その度に心が折れそうになりながらも、必死に踏みとどまって…そうして、数分した後、漸くセフィリアはニーナと同じ、14マス目に辿り着いた。

「う…げぷぅ…ニーナ、さん…」
「…良く頑張ったね、セフィリア様…後ちょっとだ、頑張ろう?」

下品にゲップをするセフィリアに、ニーナは微笑むと、優しく頭をなでる。
それだけで、セフィリアの心がどれだけ救われた事か。
コクン、と…何重にもなった顎をたゆませながら頷くと、セフィリアは空中を睨む。
それと同時に…最後になるであろう、セフィリアへの試練が示された。

『汝が見るは己が姿。
自身から目をそらす事は許されない』

その文字に、4人はビク、と体を震わせた。
当然と言えば当然だ。
確かに4人は自身が変わり果てた事は理解はしている。
だがしかし、彼女達はまだ自分の姿を直視はしていない。
彼女達の心は確かに強靭だが…それでも、人間であり、何より若い女性なのだ。
そんな彼女達が自分の姿を直視すれば…そう考えただけで、4人は震えあがり…
そして、その瞬間…セフィリアの4方に鏡が現れ、今のセフィリアの身体を鏡に映し出した。

98710:2009/11/20(金) 00:30:14 ID:0jlEx6GE0
「…あ…い…や…げぇっぷ…っ、いやあぁぁぁぁぁっ!!!!」

眼の前の鏡に映ったのは…まるで肉塊のような身体を揺らし、下品にゲップをしてみせる自分の姿。
否、初めは自分の姿とさえ、セフィリアは認識出来ていなかった。
如何に変わり果てたと理解していても、今の鏡に映る自分の姿は、基の自分と余りにかけ離れていたから。
しかし、鏡の中の肉塊が、自分と同じような仕草をした事で、ようやくセフィリアは現実を思い知り…絶叫したのである。
悲鳴を上げれば、鏡の中の豚のドレスを窮屈そうに被せられた肉塊も、たっぷんたっぷんと波打ちながら、その肉に塗れた顔を歪め、口を広げ。
イヤイヤと、セフィリアが頭を横に振れば、鏡の中の肉塊も波打ちながら左右に揺れて。
余りに残酷すぎる現実に、セフィリアは目を閉じるが…目を閉じた瞬間、まるで瞼に映像が流れているかのように、小さな目を堅く閉じた肉塊が、映ってしまう。

「う…ぐぇっぷ…ぶふぅ…っ、いや、いや、いやあああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

時折ゲップをする肉塊…否、自分の姿さえも、否応なしに見せつけられて、セフィリアの絶叫は更に加速する。
外からパージャやアーリア、そしてニーナが声をかけるも、セフィリアには届かずに。
屁も、ゲップも…何度も何度も漏らし、下品に揺れる肉塊である自分に絶望し、それでも王女としての誇りが、使命感が、セフィリアが狂う事を許さず。

「あ…あ、あぁぁぁぁ…っ、もう、やめて…げぷぅ…っ、お願い、見せないで…ぐぇっぷぅ…いやっ、許して…許して、下さいぃ…っ」

セフィリアはただ懇願する事しか出来ずに…まるで永遠に続くかのような悪夢の時間を過ごして。
そうして、実際には5分程度すると、セフィリアの周りの鏡が消え去り…ニーナは慌ててセフィリアに駆け寄ると、抱き締めて。
自分の汗でセフィリアは濡れ、セフィリア自身も暴れた事によって汗をかいていたのか、汗の臭いとセフィリアの甘ったるい体臭が混じりあい。

「…っ、セフィリア様…大丈夫、かい…?」
「ぁ…あ、ぁ…げ、ぷぅ…おね、がい…見ないで…こんな、醜い私を…みない、でぇ…っ」

泣きながら懇願するセフィリアに、ニーナは眉をひそめ…余りに弱々しいセフィリアの様子に、パージャもアーリアも悲しそうに肩を落として。
しかし、ニーナは構う事なく…まだ、肉の食べカスが残るセフィリアの顔に、自分の顔を近づけると、深く口付けた。

99710:2009/11/20(金) 00:34:01 ID:0jlEx6GE0
余りに突然の事に、セフィリアは目を白黒させて、ニーナを突き飛ばそうとするも、短い手ではそれも出来ず。
アーリアとパージャは口をパクパクとさせながら、真っ赤になってニーナとセフィリアを見つめて。
そうして、1分程の濃厚な口付けが終わると…ニーナは、顔を離して。

「…醜いもんかい…民草の為に、私達の為に頑張るアンタが醜いなんて、そんな訳ないじゃないか」
「ぁ…ぁ…っ、う…げ、ぷ…っ、に、ニーナ、さん…」

真剣な顔でそう言うニーナに、セフィリアは思わず視線を反らし…しかし、先程まで抱いていた恐れと混乱が、書き消える様に薄らいでいたことに気が付くと、小さく口を開いた。

「…ありが、とう…ござい、ました」
「気にすんない、私は気に入った人間にゃキスをするからね…それで落ち着いてくれたなら、儲けもんさ」

悪戯っぽく笑い…自身も辛いだろうに、励ましてくれたニーナに、セフィリアは心から感謝しながら…そして、自身の初めてのキスを奪われた事に、少しだけ狼狽したのである。


(ステータス変化は無し)
名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:145cm(肉の分身長UP)
体重:316kg
3サイズ:180・223・277
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
下品な仕草と、肉塊と化した身体を豚のドレスで包んだ『豚姫』。
自身の姿を見せつけられ発狂寸前に追いやられるが、ニーナのお陰で何とか受け入れた。
最早、例えどんな容姿になったとしても彼女は狂う事はないだろう。
その姿を受け入れてくれる仲間が、傍に居るのだから。

100710:2009/11/20(金) 00:40:24 ID:0jlEx6GE0
「せふぃりあ、しゃま…よかった…」
「ん…うん、本当に…アーリアさんは…大丈夫、そう?」

セフィリアの様子に心底胸を撫で下ろすパージャとアーリア。
だが、次はアーリアの番である事を思い出し…パージャは、心配そうに声をかけた。
その言葉に、アーリアは頷いて見せると、弱弱しく笑みを零して。

「…らいじょうぶ…もう、わたちには…こうしゅることちか、できにゃい、から…」
「アーリア、さん…そんな事…っ」

パージャは半ば自虐的になっているアーリアに言葉をかけようとするも、アーリアはそれを遮るように、サイコロを非力な身体で持ち上げて、落す。
…たとえどんな言葉をかけられたとしても、事実は変わらないのだ。
今のアーリアは、最早3人の役に立つ事なんてできやしない。
魔法もなく、力もなく、一人では移動もままならないなど、ただのお荷物にすぎない、と。
そんな考えが、アーリアの頭の中を渦巻いては消えて行き…そして、サイコロの目を見ると、サイコロは…まるで、操られているかのように、3の面で止まっていた。
つまりは、14マス目…ニーナと、セフィリアと同じマスである。
アーリアは無言で、小さく丸々とした身体をたぷんたぷんと波打たせ、歩き始めた。
一歩歩くたびに自重で身体は疲労し、波打つ身体に苛立ちさえ覚えながら、一歩ずつ歩んでいく。
そうして、数分経った後…ようやくアーリアは、セフィリアとニーナの足元に辿り着いて。
それと同時に、4人の前に、恐らくは最後であろう魔力の文字が現れた。

『己の真なる欲求を、一人に解き放て。
心の殻は必要なく、本能のままに求めよ』

その文字が現れた瞬間、一人遠くに取り残されていた筈のパージャが、14マス目に転移する。
突然目の前に3人が現れた事にパージャは驚いて…しかし、それ以上にアーリアは困惑していた。
これは、今までとは全く違う物だ。
どう考えても、今までのように肥満化させたりするようなものでは無く…寧ろ、まるでアドバイスをするような。
そんな配慮さえ感じさせられる。
まるで自分の心を見透かされたかのような気分になり、アーリアは周囲を見渡すも…そこには3人しかおらず。
そうして数分経っても何も始まらない事に、アーリア以外の3人は首を傾げた。

「…何だいこりゃ…今までとは何だか趣向が違う気がするけど…」
「そう…げぷぅ…っ、そうですね…何だか…助言のような…?」
「このまま取るなら、無理せずに自分を出せって事だろうけど…どういう事なんだろ、何も始まらないし…」

「(…違う、それは自分が迷っているからだ)」

そう、アーリアは心の中で呟き、俯く。
この事に関して、誰ひとりとして自分が被ろうとは思っていない。
当然だ、何しろ被る被らない以前の問題に、文字の意味を理解していないのだから。
その文字を理解していたのは、アーリア唯一人。

101710:2009/11/20(金) 00:42:28 ID:0jlEx6GE0
…アーリアは、幼少の時から厳格な父の元で、剣の修行に明け暮れていた。
それこそ、普通の子供ならば外を駆け回って遊んでいた時期でも剣を振るい、戦いの全てを叩きこまれてきたのだ。
無論、アーリアに父を憎む気持ちは欠片もない。
不器用な父ではあったが、愛情は確かにあったし、その厳格な教えのお陰で彼女は騎士団に入る事ができたのだから。
だが、その代償として失ったものは決して小さくなかった。
元々の素養だった、大きな身体は女性らしい愛らしい服を着る事を許さず。
鍛え抜かれ、女性としては筋肉質な身体はドレスを着るには逞しく。
…本来は女性の権利であるはずの、自分を着飾る事を、彼女は全くする事が出来なかったのだ。
そんなアーリアの境遇は、彼女の心に一つの影を落とす。
それは、小さな少女への愛情であり、憧憬であり、偏愛。
可愛らしく着飾った少女を羨み、母親に可愛がられる子供に憧れ。
普通ならばアブノーマルとさえされるであろう、そんな自分の性癖を、アーリアは一人の時に発散してきた。
小さな子供の服を買ってきては、それを見ながら情事に耽ったり…自分で、小さな子供のような言葉を発してみたり。
決して、他の人間には知られてはいけない秘密を、アーリアは抱いてきたのである。

「(…それを…明かせと、言うのか。いいさ、どうせ役立たずな私だ…どう思われたって、もう…)」

そうして、今こうしてその小さな子供に成り果てたアーリアは、そう考えて…唐突に、パージャのローブの裾を握った。
偶々近くに居たと言う、そんな理由で裾を握られたパージャは思わずアーリアを見下ろし…そして、口を開こうとした瞬間、アーリアとパージャの二人は光に包まれて…その場から、姿を消したのである。


突然眩い光に包まれ、視界を奪われたパージャが目をあけると…そこは、見覚えの無い部屋だった。
石造りの無骨な部屋に、無骨なテーブルが置かれ、あるのは質素な棚とベッドと…そして、そんな部屋には合わない、可愛らしい服。

「…ここ、は…?」
「ここは、たぶんわたちのへや、でしゅ」

足元から聞こえてきた声に、パージャが視線を下げると…そこには、どこか暗い雰囲気を漂わせた、アーリアがいた。

「…わたちを、べっどにしゅらわしぇて、くれましゅか?」
「あ…う、うん、別に良いけど…一体、どういう事なんだろ…なんで私とアーリアさんが…?」

不思議がりながら、パージャは魔法でアーリアを浮かせると、ベッドに降ろし。
アーリアはそんなパージャを見ながら、ためらいながらも口を開いた。
パージャが此処に運ばれたのは自分のせいなのだと言う事。
そして、自分の性癖の数々。
騎士団でありながら、犯してきた行為の数々を。

「…げんめちゅ、しましたよにぇ」
「………」

まだ15歳のパージャには衝撃だったのか、アーリアの独白にパージャは目を白黒させ、顔を赤く染めて、無言で口をパクパクとさせる。
しかし、アーリアの自虐的な言葉に、パージャは慌てる様に、しかし否定するように言葉を発した。

102710:2009/11/20(金) 00:45:25 ID:0jlEx6GE0
「…そ、そんな訳ないでしょ!?そりゃ確かに特殊だし、凄いとは思うけど…」
「きを、ちゅかわないで、くだちゃい…じぶんでも、わかってるんでしゅ…っ」

パージャの言葉に、アーリアは首を左右に振りながら、溜息を吐く。
これでもう、本当に自分は何にもない、と。
唯一残っていた人柄さえ失った自分は、本当の役立たずなのだ、と。
だがしかし、パージャの言葉はそんなアーリアの意思とは違う物だった。

「…別に良いと思うけどなぁ。可愛い物が好きだなんて、当然でしょ?
だって、アーリアさんだって女の子なんだもん」
「…おんにゃ、のこ…?」

うん、と頷きながら、パージャはアーリアの横に座ると…ベッドの軋む音に苦笑しながら、アーリアを抱き寄せる。
柔らかなアーリアの身体はたぷんと歪み、パージャの腹肉も、アーリアを優しく包むようで。

「子供のころから無理してきたんでしょ?私はずっと我儘だったから解らないけど…凄く、大変だったと思う。
だから…ほら、折角子供に戻れたんだし…したい事、しちゃっていいんじゃないかな」
「…したいこと…」

自分よりも年下のパージャに諭され、アーリアの心が次第に、柔らかく溶け始める。
…したい事を、してもいい?
眼の前の、自分よりも年下の少女に…したいように、しても?

「…ぱーじゃ、しゃん…」
「ん、どうしたの…って…あ、アーリアさん…?」

そう思った瞬間、アーリアの身体が動いていた。
アーリアは、丸々とした柔らかい身体を揺らしながら、パージャの膝に乗り…そして、乳房に顔を埋めて。
パージャは突然の出来事に目を白黒させながらも、微笑むとアーリアの頭を抱き寄せて…次の瞬間、なぜかパージャの纏っていたローブが、跡形もなく消え去ってしまい。
アーリアは、パージャの乳房に顔を押し付ける様にすると…乳首に、吸いついたのである。

「ん、ちゅ…むぅ…ま、まぁ…」
「ま、ままって…わ、私まだ15歳なんだけどなぁ…まあ、いっか…ほら、アーリアちゃん…ままのおっぱい、美味しいでちゅか〜?」
「ちゅ、ちゅ…ん、はむぅ…う、ん…おい、ちい、の…」
「そう、良かったね〜…本当に出ればいいん、だけ、ど…って…え、ええぇっ!?」

アーリアが甘える様に乳房を吸う度に、パージャの乳房が唐突に膨らみ始め…そして、ぶぴゅぅ♪と、母乳を噴き出し始めて。
まるでアーリアが望むようになるかのように、アーリアの口内にはパージャの母乳が注がれていって…パージャは母乳を噴き出す感覚と、乳房が膨らむ感覚に甘い声を漏らしながら、悶えていく。

103710:2009/11/20(金) 00:49:21 ID:0jlEx6GE0
「んぁ…っ、あ、アーリアさん…ちょ、ちょっと…んひぁっ!!」
「ちゅ、ちゅぅ…ん、ちゅうぅ…まま…もっと、おっぱい…」
「や…っ、まだ、膨らんで…っ、ん、あぁぁ…っ!!!」

アーリアの言葉と同時に、パージャの乳房がまるで牝牛のように膨らんでいく。
そして、母乳を吸っているアーリアもまた…身体がプクプクと、柔らかく膨らんでいき。
アーリアの身体はより柔らかく…まるで、戦いなど知らないような、力などかけらもないモノへと変わり果て。

「あ…っ、アーリア、さ…っ、ん、ああぁぁぁぁぁっ!!!!」
「ちゅ、むぅ…ま、まぁ…っ、ん…っ!」

そして、乳房を吸われる感覚と、膨らむ感覚にパージャが達した瞬間、アーリアも下腹部に暖かさを感じ…その瞬間、再び2人は光に包まれた。


そうして、再び2人が目をあけると…そこには、セフィリアとニーナが居て。
パージャはしっかりとローブを纏っており、アーリアはパージャの膝元で寄りかかるような形で座っていて。
セフィリアもニーナも、心配そうに二人を見つめ、声をかける。

「パージャ、アーリアさん…大丈夫、かい?」
「げぷぅ…っ、そ、の…また、酷い事をされませんでしたか…?」
「あ、あは…う、うん、大丈夫…ね、アーリアさん」
「う…ん…だいじょうぶ…れしゅ…まま…」
「ママ?」

アーリアの言葉にセフィリアとニーナは顔を見合わせ、首を傾げるも…パージャは顔を真っ赤にしながら笑ってごまかし、アーリアも口元を白い液体…母乳で汚したまま、何処か安らいだ表情で、パージャに甘えていた。

(ステータス変化)
名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:146cm
体重:206kg
3サイズ:180・150・130
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
その実力は既に魔術局最高と噂されるほどで、本人もそれを鼻にかけている節がある。
乳房が肥大化し、乳牛とそん色ない量の母乳を噴き出す様になった。

名前:アーリア・ケイロン
年齢:5歳
身長:72cm
体重:135kg
3サイズ:106・132・105
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
両手剣を片手で扱える程の腕力を持ち、その一撃は甲冑すらも両断する。
筋力は歩くのに必要な最低限の部分以外はほぼ失った。
身体は柔らかくぷくぷくとした、抱き心地の良い物になり、本人もまた自分の欲求を抑える事が無くなった。
直、水分を取れば取るほどに肥える体質になっており、オムツの中に失禁するようにもなってしまっている。
彼女を知るものからすれば狂ったようにしか思えないだろうが、これが彼女の本当に望んだ姿なのかも知れない。

104710:2009/11/20(金) 00:51:11 ID:0jlEx6GE0
「…それじゃあ、行くよ」

ニーナの言葉に3人は小さく頷く。
それと同時に、ニーナはサイコロを放り投げ…そして、その瞬間4人はその場から姿を消した。
後に残ったサイコロは、6の面を示すとそのまま、初めから無かったかのように薄らぎ…消えて。
そして、悪夢のような双六の時間は終わったのである。


「…いや、実に素晴らしい。
仲間に恵まれている事もあるが、何より…姿形に捕らわれぬ、その魂が素晴らしい」

闇の中に、そんなゼブルの声が響く。
それに追従するかのように、リーンも呟いた。

「正直驚きました。セフィリア王女とアーリア殿は脱落するものと思ってましたから」
「そうだな…いや、だがしかし良い意味で期待を裏切ってくれた。
後は『仕上げ』、だな…かつて、君にそうしたように」

そう言いながら、少しだけ罪悪感に囚われたように、声のトーンを抑えるゼブル。
しかし、そんなゼブルの心を癒すかのように、リーンはゼブルを背後から抱き締めて。

「…アレが無ければ…私はまだ、人のまま彷徨っていました。
そのお陰で、今の私がいるんですよ?」
「…ありがとう、リーン。
私は本当にいい妻を持った…では行きたまえ、最後の場へ…私も、準備が出来次第向かおう」

ゼブルの言葉に頭を下げると、リーンは解ける様に姿を消して。
ゼブルはクク、と小さく喉を鳴らすと、自傷的に呟いた。

「…だが、今でも暗い喜びを覚えずにはいられんのは…恐らくは、魔族の業なのだろうな。
さあ、見せてくれ…美しい魂が、歪む様を…」

105710:2009/11/20(金) 00:53:13 ID:0jlEx6GE0
…という訳で、短い上に肥満化要素が薄かった気がしますが、今日は此処までです。
一応この話は本人達にとってはハッピーエンド?で終わらせるつもりなので、こんな感じに流れましたorz
次の部屋で大きな事を起こして、そして最後に…という感じにするつもりなので、引き続きネタを募集します…改めてみると肥満化以外の要素が多すぎる(´・ω・`)

106名無しさん:2009/11/20(金) 07:21:52 ID:6ZQ3UQuA0
またまた来てる!
例によって帰宅したら読ませてもらうぜ!

107名無しさん:2009/11/20(金) 15:26:59 ID:1cnuIamI0
乙です!
ハッピーエンドと聞いて一安心だ。あんまり悲惨なのは苦手なので

108名無しさん:2009/11/20(金) 21:23:52 ID:iPdA6OKMC
正気を保った300kgオーバーの肉塊って新鮮だな
セフィリア様さすがです

109710:2009/11/21(土) 01:24:57 ID:6XdFkbOs0
ちょっと短いですが、最後の一つ前を投下します。

110710:2009/11/21(土) 01:26:06 ID:6XdFkbOs0
四人が目を開けると…そこは、初めにゼブルと出会った草原だった。
天井は無く、暖かな光が降り注ぎ、柔らかな風が4人の身体を撫でていく。
汗まみれになっていたニーナは、風を心地よさそうに受けて…そして、改めて自分たちの様子を確認する。
…4人はそれぞれ、体格に合わせたのであろう、大きさの違う真っ白な椅子の上に座らされていた。
ブクブクと膨れ上がった尻肉などが痛くならないように配慮がなされているのか、椅子は柔らかい素材で出来ており、4人の身体を柔らかく包んで。
そして、目の前には広々としたテーブルと…向い側には一つ、誰も座っていない椅子が置いてあった。

「…げぇっぷ…なん、でしょう…これは…?
私達は…げふぅ…っ、確かに、双六を終えた筈、ですが…」

ゲップをしながら、顔を赤らめつつ…セフィリアは疑問を口に出す。
他の三人も同様なのか、一様に首を傾げ…そうして、暫くすると、4人の耳に聞き覚えのある声が届いた。

「お待たせ致しました、セフィリア王女、パージャ様、ニーナ様、アーリア様。
此処まで来て頂いた事に、感謝いたします」

そんな丁寧な言葉と共に…目の前の空席の脇に、突然リーンが姿を現した。
失礼します、と一言呟くと、リーンは席につき…そして、微笑んで。

「ゼブル様は只今皆様方を持成す準備をしていますので、その間は、私が相手をさせて頂きますね。
皆様もお疲れだと思いますから、ゆっくり寛いで下さい」

今までのように事務的ではなく、どこか親しい人物に話しかけるような、そんな優しい口調でリーンはそう言うと、そっと手を上に翳し。
その瞬間、4人の前に様々な種類の御馳走が姿を現した。
肉や魚、パンに米、酒にジュース、果物に野菜、それにお菓子と、あらゆる種類が網羅されたそれに…思わずセフィリアはゴクン、と喉を鳴らし、涎を垂らしてしまう。

「…げ、ぷ…何のつもり、ですか…私達は、貴方の主を倒しに来たのですよ」
「ええ、それは重々に承知してます。
ですが…私は…いえ、私達は、貴女達と争う気はありません」
「訳の、解らない事を…げぇっぷ!魔王、なのでしょう…貴女の主は。
数多の冒険者を、葬っておいて…今更…ぐぇっぷ…そんな事、信じられる訳が、ないでしょう?」

でしょうね、と、セフィリアの言葉にリーンは微笑みながらそう応え…そして、それと同時に、少しだけ悲しそうな顔をした。

「ですが…冒険者の方々は生きています。私が丁重にお世話をさせて頂いておりますので、無事どころか健康そのものですよ。
ゼブル様が此方に来次第、全員その場で解放するつもりです…です、が」

そこまで言って、リーンは表情を曇らせる。
此処から先を言っていいのか、と躊躇している様子で…そんなリーンの様子に、パージャは口を開いた。

111710:2009/11/21(土) 01:27:50 ID:6XdFkbOs0
「何よ、言いたい事があるなら言えばいいでしょ?」
「…ですが、その前に一つ聞きたい事があります…何故、貴女達はゼブル様を倒しに来たのですか?」
「当たり前じゃないか、魔王は世界に災いを齎す者…逆に聞きたいけど、何でそこに疑問を持つんだい?」
「嗚呼…やはり、貴女達も、私と…」

ニーナの言葉にリーンは悲しそうに俯き、言葉を切る。
そんなリーンの様子に、4人は…どうにも、妙な感情を抱いていた。
彼女は魔王の仲間だ、それどころか伴侶でさえある。
だと言うのに、何故…彼女に、敵意を抱けないのだろう。
自分達をこんなにも変わり果てさせた、張本人だと言うのに。

「…ゼブル様は、此方に来てから其方に対して悪影響を与えた事はないのに、ですか?
私達が来たと言うだけで、私達を殺しにきた冒険者を捕らえただけなのに…それでも、そう言えるんですか?」
「そうだとしても…げ、ぷ…この世界は、今まで幾度となく魔王によって危機に瀕しています。
…ぐぇ、ぷ…それを、顧みれば…仕方のない事では、ないですか?」

セフィリアは、ゲップをしつつも…冷たく、リーンの言葉を断ち切って。
リーンは寂しそうに笑うと、口を開いた。

「この世界は、それほどまでに大切ですか?
貴女の周りの人間は…それほどまでして守らなければ、なりませんか?」
「当然…げふ…っ、民を守るのが…私の、役目ですから」
「…判りました。
では、お話は此処までとして、食事にしましょうか。
安心して下さい、毒などは一切入っていませんから」

セフィリアの言葉にリーンは小さく頷くと、そう言って…それを示して見せるかのように、上品に、一品ずつ食事をし始める。
4人はそんなリーンに顔を見合わせるも…何故か、4人はリーンを疑う事が出来ずに。
先ずはパージャがお菓子に手を伸ばし…アーリアも、それに続くように。
そして、ニーナまでもがパンと酒に手を伸ばすと…セフィリアも、とうとう我慢できなくなった様子で、手で肉を掴みそうになるのを我慢しながら、しかしフォークをステーキに突き刺すと、直接齧り始めた。

「それなりに味にはこだわってますから、貴女方の口にもあうと思いますが…大丈夫ですか?」
「んぐ、ん…ま、まあそこそこ美味しいんじゃない?お城のとは比べ物にならないけど…」
「あむ、ん…おいちい、よ…?」
「…癪だけど、まあ美味しいね」
「あむっ、んぐ…あぶっ、んぐうぅ…っ」

素直じゃない返答をするパージャに、素直な返答をするアーリア。
そしてニーナは少し憮然とした表情で酒を煽り、体に汗をかいて。
…セフィリアに至っては、応える間もなく、ガツガツと肉を貪り始めていた。

「それは何よりですね…ふふっ、では私も食事を続けましょうか」

そんな4人の様子をみながら、リーンはクス、と初めて楽しそうな笑みを漏らし…そして、そう言いながらも4人の様子を見守っていた。
当の4人はそんなリーンの視線に気付く事もなく、夢中になって目の前の御馳走に手を伸ばし、食べていく。
パージャは口元を砂糖やらで汚しながら、頬に一杯詰め込むように食べて。
アーリアも、手も服もお菓子のカスで汚しながら、貪る様に。
ニーナは酒を飲むだけでは無く、チーズを丸ごと齧り、パンを飲み込むように食べて行って。
そして、セフィリアに至ってはとうとう素手で肉を掴んでは口に詰め込み、牛乳やシロップの瓶詰を、ガブガブと飲み干しながら、勢大に放屁をして。
そんな、余りに異常な状況にも関わらず、4人は最早食べ物しか目に入らないと言った様子で、一心不乱に、欲望のままに目の前の御馳走を貪って行った。
そんな4人の身体は、次第に横に広がり…それだけでは無く、まるで空気を吹き込まれたかのように、腹肉が弛みながらもパンパンに膨れ上がっていき。
椅子は既に4人の体重にベッタリと潰れそうになっているものの、4人はそれにさえ気付く事なく、ガツガツと御馳走を貪り、周囲を汚して。
身体は丸く、重く、そしてどんどんと膨らんでいき…そして、リーンはテーブルの御馳走が半分程度まで無くなったのを見計らって、パキンと指を鳴らした。

112710:2009/11/21(土) 01:30:05 ID:6XdFkbOs0
「うぶ…っ、んぐううぅぅぅぅぅっ!?」
「お、おも…っ、おもいぃぃ…っ!!」
「うげぇっぷ…な、なに、わ、私…一体、何を…」
「あ、ぶ…っ、か、体が…動かせ、ねぇ…っ」

それと同時に、4人の動きが唐突に止まり…そして、余りの自重に苦しみながら、正気に戻り。
先程までの自分たちと、今の身体を見て…4人は絶叫したくなるのを我慢しながら、リーンを睨みつけた。

「…っ、げぷぅ…っ、少しでも…信用したのが…馬鹿、でした…っ!!」
「ごめんなさい、でもゼブル様の命令でしたから…さあ、仕上げと行きましょうか」
「そうだね…うん、良い仕事だったよ、リーン。
やはり君は素晴らしい…では始めようか、セフィリア王女…君達に、現実を見せてあげよう」

憎しみを込めたセフィリアの言葉に、リーンは少し申し訳なさそうに言うと、その背後からゼブルが現れて、リーンを背後から抱き締める。
そして、ゼブルがそう告げるのと同時に…セフィリア達の周りからテーブルが、草原が…そして青空が消えて。

「…うげぇっぷ…う、嘘…」

…そして、彼女達の周囲には…洞窟で姿を消した、沢山の冒険者たちが立っていたのである。
冒険者達は突然現れた彼女達に顔を顰め…そして、口を開いた。

「…何、これ」

自分達を助けに、そして世界を救いに来た者に。
そんな、冷たい言葉を。

(ステータス変化)
名前:セフィリア・ローラン
年齢:25歳
身長:145cm(肉の分身長UP)
体重:516kg(詰め込まれた食べ物も含む)
3サイズ:230・293・377
備考:魔術と僧術を使える王女。
どうやら魔王を倒す秘策を携えているようだが…?
下品な仕草と、肉塊と化した身体を豚のドレスで包んだ『豚姫』。
完全に行動が出来ないほどの肉塊となり、今、その姿を…守るべき民草に晒している。

名前:パージャ・リリン
年齢:15歳
身長:156cm
体重:346kg
3サイズ:220・193・190
備考:若い身でありながら、時期魔術局長との呼び名の高い天才魔術師。
自分の肥え太った身体を冒険者達に晒してしまい、悪夢が脳裏を過って怯えきっている。

名前:アーリア・ケイロン
年齢:5歳
身長:82cm
体重:235kg
3サイズ:136・152・165
備考:騎士団でも有数の実力者である、長身の女性。
パージャの影に埋もれる様に居る為、まだ気付かれてはいないが…自分の変わり果てた姿を、見知らぬ他人に見られる事に再び冷静さを取り戻し、恐怖に震えている。

名前:ニーナ・ヴァルナ
年齢:28歳
身長:177cm
体重:358kg
3サイズ:175・238・229
備考:外せない鍵は存在しないと言われている女盗賊。
周囲に自分の醜い姿を見られる事に若干恐怖を覚えているものの、それ以上にこれから起こるであろう「出来事」に危機感を覚えている。

113710:2009/11/21(土) 01:35:16 ID:6XdFkbOs0
…と、非常に短いですが、次で多分最後になります(´・ω・`)
次に書く物のテーマでちょっと聞きたいのですが、魔王を倒す為に城に乗り込んだ女勇者の話にしようと思っています。
…が、それを選択肢方式にしようと思うのですけど、此処でそれをやっても大丈夫ですかね?
一応その際は救いの無い、BADENDな話にしようとは思ってるのですが。

114名無しさん:2009/11/21(土) 04:08:05 ID:/45AB0rA0
予めBADENDと書いてあればOKだと思います。
ちなみに自分はそういうのは大好きです!

それはともかく今日の投稿GJ!

115名無しさん:2009/11/21(土) 09:38:22 ID:5SQf71g60
いいんでないでしょうか?
ただ避難所だと本スレほどは人がいないから
選択確定の票数は2票くらいに留めておいた方が無難かと。

116魔剣:2009/11/21(土) 14:40:27 ID:pPambUhcC
>>710さん 乙です!
非常に読んでておもしろいです!セフィリア様がとても好きになってしまいました!
もしよかったらこのSSの4人を書いてもよろしいでしょうか…?

117710:2009/11/21(土) 16:17:11 ID:6XdFkbOs0
全然かまいませんよー、寧ろお願いしたいくらいですw
自分の作ったキャラを気に入ってもらえると、やっぱり嬉しいですね(´ω`)

118魔剣:2009/11/21(土) 21:32:00 ID:ExrbVZ8w0
>>710さん
ありがとうございます〜外見とか細かいしていとかあるようでしたら言ってくださるとうれしいです。
一応、最初の姿と、変化後をだんだんと描いていこうとは思いますが、挿絵みたいなのがいいでしょうか?
それともキャラだけの立ち絵とかがいいでしょうか?
お返事よろしくお願いします〜

119名無しさん:2009/11/21(土) 23:20:14 ID:jYJ3TnHY0
おお、魔剣さんが動くw

120710:2009/11/22(日) 00:18:07 ID:3Jn7zmmI0
個人的には魔剣さんの想像する姿を描いて頂ければそれが一番だったり、ですねー。
でも指定するとしたら、
・セフィリアは金髪に緑目、水色のドレス(豚のドレスはピンク色に茶色の豚柄)で、スレンダーな姿から段々と下半身デブに。他と比べて横に広がっている(縦に潰れているとも)感じ。
・アーリアは赤髪に茶色の目で、露出の少ない全身鎧から、全身タイツのような布鎧、そして以下略に。身体は乳房が豊満で、他は筋肉質な感じから、脂肪デブに。
・パージャは金髪に緑目で、薄紫のローブとオレンジのポシェットを。身体はスレンダーな感じで、バランスよく肉が付いていく感じ。
・ニーナは上半身はビキニで、下半身はホットパンツ。髪と目は茶色で、腹が中心に太る。
以上が、自分のイメージだったりします。
絵の方ですが、もし良かったら挿絵のような感じでお願いしてもいいでしょうか?
無論、魔剣さんの描きやすいように描いて頂けるのが一番だと思うのですが…

121710:2009/11/22(日) 02:20:35 ID:3Jn7zmmI0
では、実質蛇足となる最後のお話を投下します。
御都合主義というか、色々拙いですがご了承くださいorz

122710:2009/11/22(日) 02:22:25 ID:3Jn7zmmI0
「何だあれ…肉の塊…?オークか何かか?」
「違うでしょ、多分人間よ、アレ…一体どうしたらあんなデブになるのか、想像も付かないけど…」
「嘘だろ…一体どんだけなんだよ、ったく」

冒険者たちの影口が、セフィリア達の耳に届く。
魔王を倒しにきた自分達に向けられる、見せ物小屋の動物を見るような視線にセフィリアは戸惑い…そしてパージャは震えて。
ニーナは苦々しく思いながらも、口を開かず。

「…げぇっぷ…み、皆さん…無事だったん、ですね…」
「うわ、信じらんねぇ…汚ねぇなあ、ったく…」
「品の欠片も無いわね…」

冒険者の無事を安堵するセフィリアに、冒険者は嫌悪感を隠す事なく吐露して。
セフィリアは、自分に対して向けられる…そう、これまでに体験した事のない、嫌な視線に、心臓を締め付けられるような思いを抱いていた。

「嫌…見ないで…見ないで、よぉ…っ、お願い、だから…」
「パージャ…セフィリア、様…良いから…こいつらの言う事を、聞いてちゃ、ダメだ…っ」
「げ、ぷ…ど、どういう事です…ニーナ、さん…うげぇっぷ…っ」

ニーナはそんなセフィリアに、懇願するようにそう言って…しかしそんな言葉も、セフィリアはすぐに理解する事は出来ず。
それと同時に、セフィリアは尻肉を震わせながら、勢大に放屁してしまい…部屋に、爆音と異臭が広がって。

「ちょ…っ、なんだよアイツ…うわ、くっせぇっ!?」
「信じらんない、何考えてんのよあのデブ…さっさと失せてよ…」
「養豚場にでも帰ってろよクソデブ!」

冒険者達は鼻をつまみながら、嫌悪感を露わにすると…近付くのさえ嫌だと言うように、手近にあった小石を、セフィリア達に向けて投げ始めたのである。
小石はセフィリア達に当たる度にブヨン、と弾き飛ばされ…全身をたぷんたぷんと揺らしながら、セフィリア達は抵抗も出来ず。
特にセフィリアに至っては、何が起きているのか理解できないと言った様子で、放屁し、ゲップをしながら…その度に、冒険者たちの嫌悪感を買ってしまって。

「いい加減にしろよデブ!臭いんだよ!!」
「もう、誰かアイツを捨ててってよ…っ、見てるだけで鬱陶しいわ!!」
「う…げぇっぷ…そ、そんな…ご、御免なさい…ごめんな、さい…っ」

冒険者たちの投げる小石は、セフィリア達を傷つけはしないものの…彼女達の心を深くえぐり。
セフィリアは、守ろうとしてきた民にぶつけられる、理不尽な罵詈雑言に茫然自失として。
そんな冒険者と、セフィリア達の様子を見ながら…ゼブルは小さくため息をつくと、口を開いた。

123710:2009/11/22(日) 02:24:12 ID:3Jn7zmmI0
「…そんな事を言うのはやめたまえ。
彼女達は、君ら冒険者を助け…私を倒す為に来たのだよ?」
「はぁ?
…ぷっ、ふざけんなよ…俺達でも手も足も出なかったゼブル相手に、デブが4人居たって勝てるわけねーじゃん」
「そうよそうよ、大体私達、別に頼んでないし…正直有難迷惑っていうか、分を弁えろってのよ」
「そもそも、ゼブルは私達を殺そうとしてる訳でもないっぽいしな。ああ、お前らもゼブルに命乞いした方がいいんじゃねーの?」
「…そんな…嘘…うげぇっぷ…嘘、です…こんな、事…」

冒険者たちの心無い言葉に、セフィリアは顔面蒼白になりながら、顔を左右に振って…目の前の光景を否定しようとする。
だが、どう足掻いても、冒険者たちの嫌悪の視線と罵詈雑言は消えずに…助けに来た自分達に向けられる言葉に、セフィリア達の心は深くえぐり取られて。
セフィリア達の様子を見ながら…ゼブルは悲しげに、しかし口元を歪め…そして、口を開いた。

「…もう良い、黙りたまえ。セフィリア王女達は見ていて飽きないが、君等は見ているだけで不快だ」
「え」

パキン、とゼブルが指を鳴らすと…それと同時に、冒険者たちは部屋から姿を消した。
後に残されたのはセフィリア達4人と…そして、悲しげに顔を伏せるリーンと、ゼブルのみ。

「…残念な結果だったな…此処ならば、或いは美しい光景を見れると思ったんだが」
「仕方有りません、ゼブル様。
…ヒトの大多数はああなのです、外見だけで全てを判断し…見下し、そして礼さえ忘れる獣なのですから」

ゼブルは至極残念そうに呟き、リーンは悲しそうに、ゼブルに話しかけ…セフィリアも、パージャも、アーリアも心を深く傷つけられたのか、項垂れながら…ただ、只管にボロボロと泣き続けて。

「…この卑怯者が…っ、そこまでしてセフィリア様を…パージャを、アーリアさんを傷つけて…っ、何のつもりなんだい!?」

ニーナだけはまだ抵抗の意思を持っていたのか、ゼブルとリーンにそう叫んで。
ゼブルはそんなニーナの様子を見ると…少しだけ、心外だと言った様子で口を開いた。

「卑怯、か…私はセフィリア王女に真実を伝えたまでに過ぎないよ。
この世界など、命をかけてまで守る価値はない、という事実と…そして、守ろうとしてきた者の本当の姿を、ね」
「ふざけるな!!今の私達の姿を見りゃあ殆どの人間はあんな態度を取る!!
私達の身体をこんなにしといて…そんな事しときながら真実だって?笑わせるんじゃないよ!!」
「おや、では君はもし自分が健常な立場で今のセフィリア王女を見たら…彼等と同じ立場だったとしても、同じような台詞を吐くのかい?」
「…そ、れは…」

ゼブルの言葉に、ニーナは思わず閉口する。
…する、訳が無い。
そう、自分の中でその事実を理解してしまっていたから。

124710:2009/11/22(日) 02:25:34 ID:3Jn7zmmI0
「…ニーナ、君の言いたい事は解らないでもないよ。
だがしかし…今の君達は、そんな獣のような人間達の為に命を賭けているんだ…それは、とても悲しい事だと思わないか?」
「…っ、皆が皆、あんな奴じゃない!!」
「それでも、だ…君等が救おうとしている者の9割はアレだろうよ。
そして、残りの一割は少なからず、その9割の為に犠牲になる…当然だ、1割は他人の為に自分を捨てられる素晴らしき魂で、残りはそれに甘んじる薄汚い魂なのだから」

そこまで言うと、ゼブルはリーンを抱き寄せて…そして、優しく頬にキスを落とす。

「…リーンもまた、そんな魂の一人だった。
彼女はたった一人で世界を救う為に私に挑みかかり…そして破れ。
私は彼女の魂に敬意を表し、国に返したが…彼女は国民によって迫害され、挙句の果てに殺されかけたのだよ」
「…そんな私を、ゼブル様は救ってくれました。
私は結果として人では無くなりましたが…それでも、今でもゼブル様に感謝しています」
「ありがとう、リーン…まあ、兎も角。
私はね、そんな美しい魂が薄汚い魂に消されていくのが我慢ならないのさ…だから、心を鬼にして、私はセフィリア王女に現実を教えて差し上げたのだよ。
セフィリア王女はニーナ…君のように、世の現実を知らないようだったからね」
「…っ、だから…っ、だから、何だって言うんだい?
ゼブル…アンタはセフィリア様を傷つけた…それだけじゃない、パージャも、アーリアさんも傷つけた!
それが、私にゃ許せないんだよ!!」

ゼブルの言葉に、ニーナは陰を落とすも…そう叫び、再びゼブルを睨みつける。
ゼブルは少し悲しそうに目を伏せると、だろうね、と呟いた。
そして、ゼブルが指を鳴らすと…それと同時に、セフィリア達の身体が萎み始めて。
この部屋に入る前の姿に戻ったかと思うと、体に出来た、小石による痣も消えて。

「…その事実を踏まえて、直私を倒すと言うのなら良いだろう。
だが、もしも…私を倒す気が無くなったのなら、一つ提案がある」

動ける様になった4人に、ゼブルはそう言うと…少し、緊張したように息を吐き、そして告げた。

「私と共に、永遠を歩む気はないか?
私とリーンは…美しき魂だけで作られた世界を作る為に、様々な世界を巡っている。
もし君達さえ良ければ、私達の子として、同胞として…共に歩んでほしいのだ」

ゼブルのその言葉に、4人は息を呑んだ。
…冒険者達は、自分達を醜い存在だと罵ったのに、目の前の魔王は自分達を必要としてくれている。
それどころか、迎い入れてくれる。
そもそも、あんな人間達を守る必要はあるのだろうか?
あんな、酷い人の中で生きるよりは…必要としてくれる者の元で、生きるべきではないのか―――?

そんな、取りとめのない考えが4人の頭の中を渦巻いては消えて行き。
…そして、パージャが唐突に口を開いた。

「…その、アンタが作ろうとしてる世界なら…あんな、思いをしないでも、済むの…?」
「ああ…例えどんな外見であろうと、互いに認め合えて、笑い合える…そんな、今の君達4人のような間柄でいられるだろう」

ゼブルの、そんな言葉と同時に…パージャは、ドス、ドス、と一歩ずつ、ゼブルに歩み寄って…そんなパージャを、ニーナとセフィリアは思わず止めようとするが…自分の中に生まれつつある感情に、手が止まり。

「…ごめんなさい、皆…私…コイツと…ゼブルと一緒に、行くよ。
ダメなの…もう、あんな奴等の為に、戦いたくなんかない…っ、それに…ゼブルの方が、どう考えたって正しいんだもん!」
「…わたち、も…わたちも、いく…っ、ぱーじゃ、と…いくの…」

パージャに続くように、アーリアもまた、ゼブルの元へと歩いて行って…リーンは、残された二人に声をかける。

「…セフィリア様、ニーナさん…お願いします、此方側に来て下さい」

そんな、懇願するようなリーンの声に、二人の心は揺れ…そして…
その日、一つの世界から4人の存在が消えて無くなった。

125710:2009/11/22(日) 02:26:46 ID:3Jn7zmmI0



「リーンさん、ゼブルは何処に居るか解る?」
「あ、ぱーじゃさんだぁ」
「またセフィリア様の所へ行ったようですよ。
自分でしでかした事とは言え、やはり罪悪感はあるようですから」

リーンのそんな言葉に、パージャは苦笑しつつ…リーンと戯れていたアーリアの頭を優しく撫でた。
あれから、既に1年が経とうとしている。
1年の間に、パージャ達は沢山の経験をした。
様々な世界を巡り、ゼブルと共に歩み…冒険者達を陥れて。
その内何時からか、パージャ達はゼブル達と、何時しか家族のように打ち解けていた。

「…でも今でもちょっと頭に来るなぁ…まさか、双六の内容決めてたの、ゼブルだったなんて」
「ああ見えて…というか、見ての通り悪戯好きな所がありますからね。
後はまあ…何と言うか…こういう、私達のような人が好き、というのもありますし」

そう言って、リーンとパージャは互いの姿を見て、小さく笑った。
あれから、パージャ達の姿は元には戻っていない。
ゼブル曰く、元に戻そうと思えば簡単に戻せるようなのだが…彼女達自身がそれを拒否したのだ。
コレから家族になるであろう人間ならば、どんな姿でも受け入れてくれるだろうと言う事と…あの日知った事を忘れぬように、と。

「まあ…今じゃ全然気にならないから良いんだけどねー…馬鹿に何言われたって、もう大丈夫になってきたし」
「良く言うよ、今でも偶に凹んでる癖に」

パージャの言葉に、何時からそこにいたのか、ニーナが口を挟む。
ニーナはリーンと軽く挨拶を交わすと、後ろからパージャの頭をくしゃりと撫でた。

「わぶ…っ、も、もう…何で言うのよ、ニーナさん…っ」
「はは、悪い悪い…あ、そうそう、伝言しに来たんだった。
アイツ、そろそろ次の世界に行くってさ。また忙しくなりそうだってはしゃいでたよ」
「そうですか…ではまた準備をしないといけませんね。
ニーナさん、パージャさん、手伝っていただけますか?」

リーンの言葉に二人は頷くと、リーンはアーリアを抱き上げて…そして、そのまま暗闇に溶けていく。

…そして、そこから少し離れた別室に、二人は居た。

「…い、いい加減許してはくれないか…?
悪い事をしたとは思っているんだ、だが君のそんな姿を想像したらつい…」
「げぷ…っ、つまり、私には…下品な姿が、似合ってると言う事…うげぇっぷ…ですね?」
「ち、違う違う!そうじゃなくてだね、ギャップが良いと言うか、それでも気丈に振る舞う姿が美しいとか…
ああもう、拗ねないでくれたまえ…本当に反省しているんだから…」
「拗ねてなんて…げぷ、いません」

そう言いながら、たぷんたぷんと体を波打たせながら、ゼブルから視線をそらすセフィリア。
…事の発端は一月前、双六での事でゼブルが口を滑らせた事が発端だった。
セフィリア自身、今でも下品な事をしてしまう自分に恥じらいを持っていたが…それをしたのが、当のゼブル本人だったと言う事を知ってから、今に至るまで、このような状況が続いている。
本人としては、もう自分の身体に関しては受け入れては居るのだが、それとこれとは話が別らしい。

「全くもう…可愛いな、セフィリアは」
「…っ、だ、抱きしめても…そんな、許すとか無いですからね?」

そんな様子のセフィリアを、ゼブルは愛おしげに背後から抱き締めると、セフィリアは顔を真っ赤にしながらそっぽを向き…しかし、その表情はどこか嬉しそうに歪んでいた。



あれから1年、彼女達はゼブルと共に歩んできた。
それはきっと、傍から見れば世界を裏切ったのと同義なのだろう。
だがしかし、彼女達はそれでも構わないと思っていた。
罪悪感が無い訳では無い、だが…どんな自分でも受け入れてくれる仲間と過ごすこと以上に、幸せな事など無いのだから。

126710:2009/11/22(日) 02:33:53 ID:3Jn7zmmI0
という訳で、これでこのお話はお終いです。
…聊か肥満化要素以外が多すぎたので、次は肥満化中心に書いていきたいですね(´・ω・`)

序でに、毒にも薬にもならない後付け補足をば。

すごいよ!!ゼブルさん
・単純な肥満化、チビデブ、ホルスタイン、肉塊、汗っかきと、どんな肥満化娘でも大好き。
・美しい魂を集め一つの国を作る事が最終目標だが、本人の性癖もある為集まるのは肥満化娘ばかり。男はゼブルだけになる予感。
・肥満化娘ならロリでも余裕で行ける。
・本人としては悪気はないのだが、冒険者に対する肥満化の仕方で女性陣から怒りを買う事も稀に良くある。
・最近は一夫多妻制も悪くないかなーと口にしてリーンにぼこられた。

127名無しさん:2009/11/22(日) 12:10:37 ID:Z/tHZh/20
710氏GJです。とても楽しめました!
是非ゼブルさん一行に加えてもらいたいぜ…!
セフィリア様とイチャイチャしたい

128名無しさん:2009/11/22(日) 14:22:43 ID:dDxlbmvg0
乙乙!
ハーレム状態のゼブル様が妬ましくしてしょうがない

129名無しさん:2009/11/22(日) 15:04:52 ID:dbHc2cjEO
完結乙!
なぜかゼブルの脳内声優が
小山力也になった。

畜生、自分から名乗り出るぞ俺は…!

130名無しさん:2009/11/22(日) 16:06:08 ID:pB9lnn8k0
ならリーンは柚姉かw

131魔剣:2009/11/22(日) 19:44:53 ID:7Pre6.Wk0
>>710さん
お疲れ様です!すっごくGJです!
非常にこの話が気に入ってしまいました〜
コレを軸にスピンオフ的なものを期待してしまってもよろしいですか・・・?w
それはさておき、イラストのほうなのですが本業の兼ね合いで26日以降でないと取り掛かれないので、申し訳ないですがしばしお待ちを・・
あと、挿絵にするんでしたらゼブルやリーンなどのイメージも教えていただけるとうれしいです。

132710:2009/11/22(日) 20:00:23 ID:3Jn7zmmI0
何だか結構好評だったらしく恐縮です(´ω`;)
でも、大抵スピンオフをしようとするとgdっちゃうのが悩み所ですね…

>>魔剣さん
読んでくれて有難う御座いますw
スピンオフは上記の理由で少し厳しい気がしますが、また良いアイディアが浮かんだらやるかもですね。
イラストの件は、魔剣さんの予定の沿ってやっていただければ大丈夫なので、気にしないで大丈夫ですからね?
そして、リクエストがあったのでゼブルとリーンのプロフも貼っておきます。

名前:ベル・ゼブル
年齢:不詳(外見は30前後)
性別:不定だが、リーンを本妻に迎えて以来男以外の形態はとっていない。
身長:198cm
備考:
細身ながらも筋肉質な身体、青白い肌に肩まで伸びた銀髪、そして金色の瞳が特徴。
一つの世界の神(魔王は人間側が付けた俗称)。
滅びた自分の世界を見て、それが醜き魂によるものだと判断し、美しき魂のみで構築された世界を作り出そうと画策している。
性癖は生まれついての物だが、それが女性中心になったのはリーンに出会ってから。

名前:リーン・オルテンシア
年齢:不詳(外見は20前後)
性別:女性
身長:158cm
体重:162kg
3サイズ:115/132/124
備考:
金髪に健康的な色の肌、そして綺麗な翠の瞳をもつ元王女。
杖の聖女とまで呼ばれた、一つの世界の支配者。
自分の世界に入り込んだゼブルを排除しようと出向くも返り撃ちに遭い、その後民に迫害されている所をゼブルに助けられ、今に至る。
ゼブルが今の自分のような姿が好みと知って以来、元の姿に戻らずにゼブルと寄り添っている。
身体はゼブルと長く共に居た影響で、ゼブルと同じ存在になっており、未来永劫年老いる事はない。
最近ではゼブルの趣味に毒されたのか、自身も進んで相手を肥満化させたりして、悦に入ったりもしている。

133名無しさん:2009/11/23(月) 00:18:50 ID:TVo6Qai.0
スピンオフ厳しいかぁ…皆いいキャラなので名残惜しいぜ
肉塊+ゲップ放屁セフィリア様の私生活とか想像しただけで萌えるw
710氏お疲れ様でした!>>113で言われてる次回作も楽しみにしてます。
そして魔剣さんの絵が楽しみだぜ!

134710:2009/11/24(火) 07:26:11 ID:4G3.ymtI0
少しだけ次の作品が出来たので、冒頭のみ投下します。
…結局スピンオフになってしまいましたorz

135710:2009/11/24(火) 07:27:41 ID:4G3.ymtI0
とある世界の、とある場所。
そこには、一人の英雄がいました。
彼女の名前はアリシア・キール。
剣の聖女と呼ばれた彼女は、数百年もの昔から世界を守り続けてきた、言わば世界の守護神。
この世界に流れ着いた数多の魔王は彼女に倒され、或いは説得されて、別の場所へと追いやられてきました。
そんな彼女を人々は慕い、敬い、そして愛しました。
彼女もまた、世界の全てを愛していました。
草木も、空も、その世界で生まれた、ありとあらゆる物を。
そして、再びそんな世界に足を踏み入れた影が6つ。
その影を追い出そうと、アリシアはそれらがいると思われる城へと出向きます。
…そこが、自分の最後の場所になるとも知らずに。
これは、世界を守る事に尽力した英雄の、最後の一節。

「…こんな感じでどうかしら?」
「大丈夫かと思われます…若干お伽噺に聞こえますが」
「もうちょっと威厳ある感じで書いた方がよかったんじゃない?」
「わたちはしゅきだけどなぁ…」

/ぷろろーぐ・『顔合わせ』

そうして彼女は今、其処に居た。
つい先日、突然姿を現した立派すぎる程に立派な城。
中には人の姿はなく、ただ強大な魔力が奥から放たれているばかりで。
久方ぶりに苦戦する事を思い浮かべながら、アリシアは剣を地面に突き刺し…そして、口を開いた。

「…この城の主に告ぐ!
この世界に汝の居場所はない、直ちに此処を立ち去れ!
立ち去らなければ…不本意ながら、実力行使でこの世界から排除させて貰う!
これは警告では無い、宣告だ!」

凛とした彼女の声が、エントランスに響き渡る。
それと同時に、エントランスの奥から拍手が鳴り響くと同時に、強大な魔力の塊が幾つも形を成し始めた。
数は6つ。
内一つは桁外れで、他5つもまた魔王に匹敵するほどの力を持っていて…アリシアは、思わず剣を抜き、身構える。

「…見事な宣告、痛み入るわ。
私の城へようこそ、剣の聖女、アリシア様。
私はこの城の主、ゼ…げふん、ゴモリーと申します…以後、見知り置きを」
「…わ、私は…ゴモリー様の腹心、杖の魔女…です」
「私は文字通り、最強の魔法使い・リリンだよ!」
「あー…えっと、私は盗賊女帝?ヴァルナだ」
「う…げぷ…私は…に、肉の賢者、ローランです、宜しくお願いします」
「わたちは、えーっと…はめちゅの、おさなご、けいろん!」

「…何ですか、そのやたら統率の取れてない名乗り口上は」

ゴモリーは兎も角として、周りの5人の…ふくよかと言うには余りに肉を纏っている女性達に、アリシアはあきれた様子でそう呟く。
それと同時に5人は互いに顔を見合わせ、苦笑いをし…しかし、アリシアは気を取り直す様に剣を構えると6人に向き直った。

136710:2009/11/24(火) 07:29:42 ID:4G3.ymtI0
「まあ、それはどうでも良い事。
…返答をお願いします、簡潔に物事を終わらせたいので」
「ふむ…うん、私もそれに関しては同感よ。
答えはNO…用事が済むまでは此処から立ち去るつもりは無いわ。
序でに、一応言っておくけど此方から其方に迷惑をかけるつもりも無いのだけど…此処で、立ち去って貰えるなら、ね?」
「断ります…以前それで足元をすくわれた覚えがありますので」

アリシアのその言葉に、ゴモリーは小さく頷いて見せると、5人も互いに顔を見合せて…そして、小さく頷き。

「では、この城の最上階にて待つとするわ。
貴女が私の同胞を乗り越えて、私の元へと辿り着いたのなら…その時は、私がお相手しましょう」
「…では、私は6階にてお待ちしておりますね」
「じゃあ私は3階ね?」
「んじゃまあ、私は先手を取るとしようかねぇ」
「げぇっぷ…うぅ…では、私は5階で待ちます…」
「それじゃあ、わたちは4かい!」

ゴモリーはそう言うと姿を消し…他の5人もそう言うと、次々と姿を消していった。
アリシアはそんな6人の様子に首を傾げ…そして、小さく息を吐く。

「危うかった。
流石に6人同時ともなれば、確実に敗北していたな…」

だがしかし、とアリシアは呟き、そして剣を収めた。

「…どういう事だ、あれは…必死さの欠片も無く、此方に対する敵意さえ見えない。
あんな手合いは、これまで居なかったが…」

今までのどの魔王にも見られなかった態度にアリシアは困惑し…しかし、すぐに首を横に振る。
そんな事は自分には関係ない。
ただ、今の6人をこの世界から排除する…そう、其れだけを考えていればいい。
そう、無理やり自分を納得させると…アリシアは目の前に現れた階段を、一歩一歩上り始めた。

(登場人物ステータス)

名前:アリシア・キール
性別:女性
年齢:23歳(実年齢は不詳)
身長:172cm
体重:58kg
3サイズ:87/54/90
備考:
剣の聖女と呼ばれる英雄で、魔王を倒した経験を持つ。
卓越した剣技を習得しており、その実力は並ぶ者が居ない程。
今回もまた、魔王を倒しに一人で居城へと乗り込んだが…?

名前:ゴモリー
性別:女性
年齢:不詳
身長:187cm
体重:48kg
3サイズ:80/50/83
備考:
新たにこの世界に現れた魔王。
5人の部下を携えており、アリシアを歓迎するように居城に迎え入れた。
部下からの信頼は厚いが、何気に尻に敷かれている事が多い。

名前:杖の魔女
性別:女性
年齢:20歳前後?
身長:158cm
体重:162kg
3サイズ:115/132/124
備考:
杖の魔女を名乗る、ゴモリーの腹心。
本人は名乗りの際に若干辟易としたような様子を見せるが、理由は不明。
魔王の部下にしては礼儀正しい。

137710:2009/11/24(火) 07:30:53 ID:4G3.ymtI0
名前:『最強の魔法使い』リリン
年齢:15歳?
身長:146cm
体重:205kg
3サイズ:120・150・130
備考:
4人居る杖の魔女の部下の内の一人。
とてつもない魔力を保持していて、その魔力は世界を滅ぼせるほど。
名乗りの際はかなりノリノリ。

名前:『盗賊女帝』ヴァルナ
年齢:28歳?
身長:167cm
体重:158kg
3サイズ:125・138・129
備考:
4人居る杖の魔女の部下の内の一人。
露出の高い服に豊満すぎる身体を包んでいる。
謎かけが得意で、相手の反応を見ながら楽しむ癖がある。

名前:『肉の賢者』ローラン
年齢:25歳?
身長:145cm
体重:316kg
3サイズ:180・223・277
備考:
4人居る杖の魔女の部下の内の一人。
頻繁にゲップと放屁を繰り返すその姿は醜悪ながらも、口調は礼儀正しい。
若干投げやりな所があり、ゴモリーに文句を漏らす事もシバシバ。
自分の二つ名が気に入らないらしく、名乗りの度に口籠る。

名前:『破滅の幼子』ケイロン
年齢:5歳
身長:72cm
体重:135kg
3サイズ:106・132・105
備考:
4人居る杖の魔女の部下の内の一人。
外見はただの超肥満児だが、他の4人にも、ゴモリーさえ持っていない能力を所持している。
時折見せる冷静さと、普段見せている子供っぽさとのギャップが凄まじい。
他の4人は甘えっぱなし。

138710:2009/11/24(火) 07:32:31 ID:4G3.ymtI0
まあ、そんなこんなで前のお話のちょっとした後日談です。
アリシアさんには下手したら徹底的に堕ちて肥えてもらう事になるかもなので、救いが無いのが苦手な方は注意して下さいね(´・ω・`)

139名無しさん:2009/11/24(火) 07:48:43 ID:YKENophUO
新作キター
アリシアさんの容姿とかも知りたい

140名無しさん:2009/11/24(火) 07:59:27 ID:yp6PVbco0
いいですねぇ絶望系はwどう落とすのか、どうやるのか、もう一切の救いのかけらも無く、
どん底のどん底のどん底まで体が弄くられるのを楽しみにしてますw

141名無しさん:2009/11/24(火) 13:22:42 ID:DkrUN9bg0
ゴモリー軍団ノリノリすぎるw
しょうたいはいったいだれなんだろう?わからないや

142名無しさん:2009/11/24(火) 22:21:09 ID:ijm7KkC20
肉の賢者吹いたw
見た目断トツで強烈だもんなセフィ…ローランw
それがまた萌えるんだけど

143名無しさん:2009/11/25(水) 02:53:45 ID:Bn2GXS660
絶望系いいねwww
期待していますw

144710:2009/11/26(木) 00:18:29 ID:d/c0WTrI0
少し日が空きましたが、投下しますね。
何時もと比べて色々簡略化されてるかもですが、ご了承ください…orz

145710:2009/11/26(木) 00:19:32 ID:d/c0WTrI0
/第一章・vs盗賊女帝


アリシアが階段を上っていくと、程無くして金色に輝く財宝が所狭しと置かれた部屋に出た。
眩いばかりの金色に、アリシアは目を細めて…そして、その奥に一つの人影がある事に気付く。
何もしていないにもかかわらず、額に汗を浮かべて…豊満すぎる程の身体を汗で濡らすその姿は、どこか艶めかしい。

「…盗賊女帝、でしたか」
「ヴァルナで良いよ…ったく、アイツの考えたのはどうにも気恥ずかしいったらないね」

アリシアの言葉に、どこか諦めた様子でそう言うと、ヴァルナはアリシアと視線を合わせる様に、財宝の山から、体躯とは見合わぬ程の軽い足取りで降りた。
それと同時にアリシアは剣を構え…そんなアリシアを見ながら、ヴァルナは苦笑し。

「覚悟を…6人同時ならいざ知らず、1人相手なら負けはありません」
「はは、解り易くって良いねぇ…でもまあ、そんな物騒なモンを此方に向けなさんな。
ほら、こうされたらアンタだって話辛いだろう?」
「―――な」

人懐っこい笑みを浮かべながら、ヴァルナが此方に向けたのは…今し方、アリシアが構えていた筈の剣だった。
アリシアの手には、代わりに薔薇の花が握られており…アリシアは愕然とすると、苦々しく歯軋りをして、花を地面に置いた。

「うん、花を投げ捨てるなんざ女のする事じゃないしね…まあ、とりあえず少し話し合いをしようじゃないか。
私達はアンタと斬り合いに来た訳じゃないんだよ…血とか、余り好きじゃないしねぇ」
「…良く抜かす。
貴様等もどうせ、この世界に根付きに来たのだろう?」
「はは、それがアンタの素か…残念だけど、そいつは外れさ。
この世界に根付くとか、そう言う事にゃぁ興味はないんだよ、アイツはね」

そう言うと、ヴァルナはどっかりと地べたに座り込み…そして、汗が鬱陶しいのか、袖で汗を拭い。
アリシアの剣を、丁寧に財宝の一角に置くと…口を開く。

「さて、当然私も争い事は好きじゃないんだが…そこで、一つ提案があるのさ。
アンタには此処でひとつ…ああ、あの剣は私に剣を向けたから、その代金として…それ以外の物を支払ってもらおうとおもってねぇ。
その後は好きに此処を通り過ぎて良い…どうだい?」
「…貴様…」

アリシアは思わず殴りかかろうとする、が…しかし、剣も無しに目の前の実力者に向かうのは余りに無謀だと頭で理解すると、苦々しくヴァルナを見下ろした。

146710:2009/11/26(木) 00:21:15 ID:d/c0WTrI0
…確かに、悪くはない条件だ。
ヴァルナと戦えば、此方は間違いなく消耗する。
まだ相手は5人もいると言うのに、此処で消耗してしまうのは正直望ましくはない。
だが、何かしらの代価を払えば…此処を無事に通り抜けられると、言うのなら。

「…判った、飲もう。
何を支払えばいい?金銀財宝か?」
「冗談、そんな物はいい加減見飽きてるさ。
…そうさねぇ、もっと別な物がいい…例えば…アンタその物、とか」
「な…っ、ふ、ふざけているのか!?」

ヴァルナの言葉に、アリシアは顔を赤らめながら…一歩後ずさり、そして激昂したかのように言葉を放つ。
そんなアリシアの様子に、ヴァルナはきょとんとして…そしてようやく理解したのか、ポンと張り出した腹を抱えながら、笑い始めた。

「はは…っ、あっははははははっ!!
いやいや済まん、そう言う意味じゃあないよ…ほら、アンタが今まで培ってきた物があるだろう?
剣の腕、知識…ああ、アンタは魔術も使えそうだからそれでも良いし…そうさねぇ、その容姿だっていいかもしれないよ?」

可笑しそうに笑いながら、可愛い所があるじゃないか、と。
そう言いながら、ヴァルナは立ち上がったかと思うと、その丸々とした指で、アリシアの頬を撫でて…アリシアは頬が赤くなるのを感じながら、ヴァルナから一歩引いた。

「…どれかを払えば、此処を通してくれるのか?」
「ああ、嘘はつかないよ…此処を通すし、それにこれ以降一切手出しはしない。
寧ろ物によっちゃあ手助けだってしても良い」

アリシアの言葉に、ヴァルナは笑いながら…しかし真剣な目でそう言って。
アリシアも、その言葉と目は信用に値すると考えたのか…小さく息をつき、そして口を開いた。

「…ならば、私の容姿を持っていくが良い」
「おや、良いのかい?折角綺麗な顔してるのに…」
「構わん、どの道私に求められているのは力だけだ」
「…そうかい…まあ、余り自分を卑下しなさんな。
取りあえず、契約成立だ…遠慮なく、貰って行くよ」

ヴァルナはアリシアの言葉に、少しだけ悲しそうに目を伏せると…次の瞬間、深々とアリシアの腹部に手を突き刺した。
かは、とアリシアの喉から空気が漏れ…ヴァルナの腕が引き抜かれた瞬間、アリシアはその場に崩れ落ちる。

147710:2009/11/26(木) 00:23:36 ID:d/c0WTrI0
「はい、確かに…アンタの『今の容姿』は貰っといたよ。
…ああ、でも容姿がなくなっちまうと不味いから…代わりの物は入れといたけどねぇ?」
「く、は…っ、な、何を、した…きさ、ま…っ、体が…あ、つい…っ!?」

アリシアは体中に汗をかきながら悶え…そして、自分の身体に起きている事に、思わず目を見開いた。
鍛え上げた筈の身体に、ぷっくりと…まるで浮腫んでいるかのように、肉が付き始めていたのである。
それは浮腫み程度では止まらずに、アリシアの身体はプクプクと膨れ始めて…そして、二の腕がタプタプといい、腹が三段になると…ようやく、止まり。
変化が終わる頃には、アリシアの腕はタプタプとしたものに変わり、顔も丸く、顎が二つ出来てしまって。
腹も前に出ると、3段になり…足も、尻もムッチリとした、肉感的な物に変わってしまい。

「…うん、それくらいのが健康的で良いんじゃないかい?
それじゃあ、此処は好きに通って良いよ…ふふ、まあ頑張りな♪コイツは返しておくよ」
「く…っ、き、貴様…っ、ぅ…は、ぁ…っ」

身体から汗を流しながら、アリシアはヴァルナを睨むも…それ以上は何も出来ず。
ヴァルナから剣を受け取ると、そのまま部屋の奥にある階段を上り始めた。
上る度に身体はたぷ、たぷ、と僅かに波打ち…その感覚に羞恥と屈辱を感じながら、アリシアは次の部屋を目指す。
ヴァルナはそんなアリシアを見ながら、アリシアから奪ったモノをどう使うか思案し…結局壺に詰め込むと、そこらの財宝の上に置いた。

148710:2009/11/26(木) 00:27:01 ID:d/c0WTrI0
(ステータス変化)

名前:アリシア・キール
性別:女性
年齢:23歳(実年齢は不詳)
身長:172cm
体重:83kg
3サイズ:97/74/102
備考:
剣の聖女と呼ばれる英雄で、魔王を倒した経験を持つ。
身体中に肉を纏わされ、慣れない感覚に戸惑いながら上に進んでいる。
剣技などは衰えておらず、戦闘能力も変化はしていない。

149710:2009/11/26(木) 00:28:13 ID:d/c0WTrI0
/2章・vs最強の魔法使い

「く…っ、煩わしい…」

階段を上る度に僅かに波打つ身体に、アリシアは苦々しく呟いた。
呟いたところでどうにもならない事は、彼女自身が一番良く理解しているものの…それでも、口にせずにはいられず。
そうして、文句を何度も呟きながら、アリシアは漸く次の部屋へと辿り着いた。
先程とは違い、煌びやかな財宝などは欠片もなく…その代りに、大量の本が山積みにされていて。
見れば、どれも魔力の宿った高名な魔術書である事が見てとれた。

「―――よく来たわね、剣の聖女アリシア!」
「!!」

そんなアリシアの頭上から、突然声が響く。
アリシアが上を見ると…そこには、本棚の上に危なっかしく立つ、一つの巨体があった。
まんまるとした身体は少し動かす度にたぷんと波打ち、しかしながらそんな巨体にも関わらず動きは軽快で。
少し呆然としていたアリシアを無視するかのように、巨体は言葉をつづけた。

「私は最強の魔法使いリリン!
私はニー…じゃなかった、ヴァルナみたいに甘くないから覚悟しなさい!!」
「………」

リリンの、そんな言葉にアリシアは少しだけ頭を抱えた。
…何なのだろうか、この…まるで子供でも相手にしているかのような感覚は。
そんな思考を読み取ったのか、リリンは顔を赤く染めながら本棚から飛び…そして、ふわりと着地して。

「な、何よその顔!!私だってしたくてやってるんじゃないんだから、そんな顔しないでよぉっ!!」
「…いや、そんな事は知らないが…兎も角、貴様を倒せば次に進ませてくれるのだな?」

そう言いながら、アリシアは剣を構える。
多少肥えたとはいえ、まだ剣の技に衰えはなく…そんなアリシアの構えを見ながら、リリンはクス、と笑みを零した。

「良いけど…いいのかなー、私と戦っちゃって…まだ私の後には、ゴモリー様も含めて4人もいるんだよ?」
「…だからどうした?進めないのならば、切り開く他あるまい」
「まあまあ、私だって鬼じゃないんだから…ほら、土下座したら通してあげても…」

リリンがそれを言い終えるよりも早く、アリシアの剣がリリンの身体を貫いた。
それと同時に、リリンの言葉が途切れ。
アリシアは剣を捻ると、リリンを投げ捨てるかのように、剣で振り払う。

150710:2009/11/26(木) 00:30:05 ID:d/c0WTrI0
「…慢心だな。敵の前で構えもせずにベラベラと…」
「怖いなぁ、もう…まあそりゃあ確かに、不用心だったと思うけどさぁ」

リリンの死体を見つめながらそう呟くアリシア。
その背後には…たった今、切り捨てた筈のリリンの姿があった。
有りえない事態に、アリシアは背後のリリンから距離をとり、再び剣を構える。
足元には未だにリリンの死体があり…それはどう見ても、偽物には見えず。

「でもまあ、突然私を殺しに来た方がどう考えても悪いもんねぇ?
ふふっ、それじゃあ…罰ゲームの時間だよ♪」
「な…っ!?」

唐突に、足もとのリリンの死体が溶けて崩れたかと思うと…まるでスライムのようになったそれが、一気にアリシアの身体に覆いかぶさってきた。
必死に反応し、剣で斬り払おうとするが…スライムを斬ったところで、何の意味もなく。
あっという間にアリシアはスライムに覆い尽くされ…全身から、顔に至るまでスライムに包まれてしまい。

「んぐ…っ、んぐううぅぅぅっ!?」
「安心して良いよー、別に殺そうとかそんなつもりは全然ないから…ふふっ、それじゃあね、剣の聖女さん?」

視界まで塞がれたアリシアの頭に、リリンはテレパスでそう語りかけて…そして、その場から立ち去った。
アリシアはリリンを追おうとするも…スライムに全身を覆われては、身動きがとれずに。
何とかスライムをひきはがそうと、アリシアは身体を振るい、剣を振りまわして…
…そして、次第に身体に纏わりついたスライムが減り始めたのを感じると同時に、その場に倒れ込んで。
ドスン、という余りに重い音に首を傾げるも…ようやくスライムが顔から離れたのを感じると、目を開き…そして、絶句した。

「な…あ、あ…っ、何だ、これはぁ…っ!?」

だぷん、と体が波打つ感覚。
先程までは、体を薄く覆う程度だった肉は…最早見る影もない程に、体を膨らませていて。
腕は指先に至るまで、足はまるで丸太のように太くなり…そして、尻は巨大な桃のようになっていて。
腹はでっぷりと前に張り出し、乳房も腹の上に乗るかのように、だらしなく弛んでおり…服はスライムにとかされたのか、アリシアはそんな体を惜しげもなく晒してしまっていた。
アリシアからは見えないが、顔にもたっぷりと肉が付いており…眼は自然と細くなってしまっていて。
その姿は、アリシアを良く知る者でさえ…良く見なければわからない程に、なっしまっていた。

「う、ぐぅ…か、体が、重い…っ」

剣を支えにして何とか立ち上がるも、大量に身体に纏わりついた肉に、アリシアは呻き。
そして部屋にはリリンの姿はなく…それを確認すると、剣を杖のように突きながら…だぽん、だぽんと体を揺らし、ゆっくりとアリシアは部屋の奥へと進み始めた。

151710:2009/11/26(木) 00:33:01 ID:d/c0WTrI0
(ステータス変化)

名前:アリシア・キール
性別:女性
年齢:23歳(実年齢は不詳)
身長:172cm
体重:183kg
3サイズ:127/154/172
備考:
全身をリリンの作りだしたスライムに覆われ、その全てを吸収してしまった為、一気に肥満化してしまった。
服も鎧もスライムに溶かされてしまった為、何も付けないままそのブクブクに肥えた姿を晒してしまっている。
余りの自重に剣を振るう事は最早叶わず、鈍重に歩くので精一杯になっている。

152710:2009/11/26(木) 00:34:34 ID:d/c0WTrI0
/3章・vs破滅の幼子 ※肥満化以外を多分に含みます。

「ぜぇ、は…ぁ…っ、く…っ」

ドスン、ドスン、という音が本が山積みにされている部屋に響く。
余りの自重に時折立ち止まりながら、アリシアは…全身をたっぷんたっぷんと波打たせながら、一歩一歩、前に進んでいた。
今までに体験した事の無い自重に辟易としながらも、それでも使命感に燃えて…諦める事はせずに。
何時まで経っても先の見えない、本が山積みになった部屋を進み続けて…そして、唐突に視界が光に包まれたかと思うと、部屋の様子が一変した。
黄色やピンクの星に彩られた壁、所狭しと置かれた玩具に…そして、部屋の真ん中には、その玩具で遊んでいる、余りに丸々とした…否、今のアリシアにはそんな事は言えないが…子供がいた。

「…あー、やっときたんだぁ♪
いらっちゃいましぇ、けんのしぇいじょしゃん…わたちはけーろんっていいましゅ、よろちくね♪」
「はぁ、はぁ…っ、はぁ…これは…なんの、冗談だ…?」

アリシアは、目の前の子供…ケイロンを見ながら、荒く息を吐いた。
…今までのヴァルナ、リリンは圧倒的な力を感じられたが、今目の前に居るケイロンからは何一つ、欠片も力を感じられない。
魔力もなく、警戒さえしていないその姿は、正しく子供その物で…アリシアは剣を構える事も出来ず。
そんなアリシアを見ながら、ケイロンは無邪気に笑い、そして玩具を片手に口を開いた。

「それじゃあ、なにちてあそびましゅ?おままごと?おにごっごでもいいでしゅよ?」
「…悪い、が…遊んでる、暇はないんだ…此処を、通してくれ…」
「だーめ、わたちとあしょんでくれなきゃとーちましぇんよ?」

本当に子供と話している気分になり、アリシアは目の前に居るのが魔王の部下であるにもかかわらず、毒気を抜かれてしまう。
どすん、とその場に尻餅をつくと…頭を抱えて。

「…判った、それじゃあ御飯事に付き合って上げるから…そうしたら通してくれ、な?」
「わぁい、それじゃあいちゅもはわたちがあかたんやくだからぁ…きょうはぁ、わたちがおかーさんね♪
ありしあしゃんはぁ…私の、子供役…♪」
「え…な、何だ、これは…っ」

仕方ないと言った様子でアリシアがそう言うと、ケイロンは嬉しそうにはしゃぎ…そして、唐突に子供っぽさのまるで無い口調でそう言うと…アリシアの前で、ケイロンの身体が唐突に大きくなり始めた。
ケイロンの来ていた幼児服も見る見る内にドレスに代わり、そして…アリシアが見上げなければならない程に、ケイロンは大きくなり。

153710:2009/11/26(木) 00:35:55 ID:d/c0WTrI0
「ふふっ、可愛いですよ、アリシアちゃん…♪」
「え…あ…う、嘘っ、何でこんな…っ!?」

ケイロンが、ひょいっと軽くアリシアを抱き上げると…その瞬間、ようやくアリシアは自分の身に起きた異変に気が付いた。
アリシアの身体は、いつの間にか…先程のケイロンと同じような、子供のそれに代わってしまっていたのである。
否、寧ろケイロンよりも太く、丸々とした子供の姿に。
手足も当然短くなり、必死に抵抗しようとするが、じたばたとしか出来ず…その度に、ケイロンの手の中で身体がたぷんたぷんと弾んでしまい。

「は、はなせ…っ、私にいったいなにをしたっ!?」
「言ったでしょう?アリシアちゃんは私の子供役なんです…ふふっ、暴れちゃって…お腹がすいたのかな〜?」
「くっ、ふざけるな…っ、んぶぅっ!?」

ケイロンの言葉に毒づくアリシアだが…そんなアリシアに、ケイロンはドレスをはだけて見せると、丸々とした身体の中でも更に大きな乳房を晒して。
そして、アリシアの顔を無理やり乳房に押し当てると…乳首を、アリシアの口にねじ込んだのである。
アリシアは吐きだそうとするが、ケイロンの力に逆らえずに、しっかりと乳首を咥えこまされてしまい。
次の瞬間、口の中に溢れる甘ったるい液体に目を白黒させた。

「んぶ…っ、んぐっ、あ、ぶ…っ!?」
「ふふ…っ、ほら、ママのおっぱい美味しいでちゅか〜?クスクス…」

口内に流し込まれる甘ったるい液体は、次第に量を増し…苦しくなったアリシアは、口の端から零しながらも、頬を精一杯膨らませて…そしてとうとう堪え切れなくなったのか、ゴクン、と飲んでしまう。
まるで体中に沁み渡るような、甘美な味のそれは…アリシアの身体を瞬く間に支配し。
心では否定しようとしても、体は勝手にそれを欲してしまい、じゅるっ、じゅるるぅっ、とはしたない音を立てながら、アリシアは必死になってケイロンの母乳を吸い…そして、乳房にしがみつくように。

「(何、で…身体が、勝手に…あぁ…でも…おい、しい…おかしい、のに…こんな、事…)」
「ほらほら、もっと一杯…アリシアちゃんが満足するまで、飲んでいいでちゅからね〜♪」

ケイロンはそう言いながら、アリシアの頭を抱える様にして、自分の腹にアリシアを乗せ…乳房に、頭を埋めさせる。
アリシアは夢中になって母乳を啜り…そんなアリシアの身体は次第に下半身を中心に膨れ上がり。
尻肉はたっぷりと肉が付き、それに伴い手足も肉に埋もれ、短くなっていって。
そんなアリシアをクスクスと笑いながら、ケイロンは見つめて…唐突に、アリシアが身体を震わせたのを見ると、ケイロンは可笑しそうに、声をあげて笑いだした。

154710:2009/11/26(木) 00:37:07 ID:d/c0WTrI0
「ぷぷ…っ、剣の聖女さんはお漏らしさんだったんでちゅねぇ?
ママのおっぱい吸いながらお漏らししちゃうなんて…恥ずかしくないんでちゅか〜?」
「ん、ふぁ…あ、あぁぁ…っ」

アリシアはそこで初めて、自分が粗相した事に気が付くが…まるで、本当に子供に戻ってしまったかのように、失禁を止める事は出来ず。
ケイロンのドレスを汚し、濡らすと…ようやく止まったのか、もう一度フルフルと体を震わせて。
ケイロンはアリシアをベッドの上に卸すと…ドレスの汚れた部分を、アリシアに見せる様に抓んでみせた。

「あーあ、ママのドレス汚れちゃいましたねぇ…♪
ふふっ、剣の聖女と呼ばれた人が、お漏らしなんて…ああ、それともこれが私への攻撃だったりします?」
「う…ぁ、ぅ…う、煩い…うるさい、だまれっ!!」

アリシアは自分がしてしまった事と、そしてそれを見せつけられて耳まで赤く染めて。
否定するように顔を左右に振るも、その度に全身がタプンタプンと波打ってしまい、その姿は滑稽でしかなく。

「まあ…お漏らししちゃう様な人には、この格好がお似合いかもしれませんね?」
「え…な、何を…っ!?」

そう言うと、ケイロンはパキンと指を鳴らし…その瞬間、アリシアの身体はふわっと、何かに包まれた。
首には大きな涎かけをかけられ、体には子供が着るような、フリフリとした服を着せられて…そして、下半身はモコモコとした何かに包まれていて。
それが何か理解すると…途端に、アリシアは顔を蒼褪めさせる。

「あ…あ、ぁ…っ、これ、まさか…」
「そうでちゅよー、お漏らししちゃうようなアリシアちゃんにはオムツが無いと駄目でちゅからね♪」
「ふ…ふざけるな!くそっ、こんな格好…っ!!」

そう言いながら、アリシアは服を脱ぎ捨てようとして…しかし、そこで初めて自分が変わり果ててしまった事を、本当の意味で理解した。
短い腕では下半身はおろか、腹部にも届かず。
何とか届かせようと、体を曲げようとするが…今のアリシアは腹筋さえも出来ずに。
それどころか、自分一人では起き上がることさえできないようになってしまっており。
そんな現状を理解したくないと言うかのように、アリシアは必死になって服を脱ごうと…身体を弾ませ、ベッドを揺らす事を繰り返していた。

「クスクス…でも似合ってますよ、アリシアちゃん♪
ああ、そうだ…もうアリシアちゃんにはこんな危なっかしいのは必要ないでちゅよね?」
「そ、それは私の剣…返せ、返してくれ!!」
「はいはい、今返してあげまちゅからね〜…」

ケイロンはそう言いながら、アリシアの剣を軽く振るったかと思うと…振るう度に、アリシアの件は小さく、丸いモノへと変わっていって。
刀身は丸く、金属から柔らかいビニールに変わっていき、柄も丸く柔らかいモノに変わり果てて。
そして…名剣と言っても遜色の無かったアリシアの件は、全長が20cm程度のただの玩具に変わり果ててしまった。
その玩具をアリシアに渡すと…アリシアは、絶望したかのような表情で、口をパクパクとさせて。

155710:2009/11/26(木) 00:38:47 ID:d/c0WTrI0
「…ぁ…あ、ぁ…私の…私の、剣が…」
「ふふっ、今のアリシアちゃんにはそれがお似合いでちゅね♪
それじゃあ…ほら…また、たっぷりママのおっぱいを飲んで…ね?」
「い、嫌だ…っ、やめろ、やめ…っ、やめてくれえぇぇぇぇ…っ!!」

そして、再びケイロンに抱きかかえられ、腹の上に乗せられるようになると…アリシアは必死に手足をばたつかせて抵抗するが、ケイロンは全く動じる事はなく。
再び、ケイロンの乳房に顔を押し付けられると…今度は、アリシアは我慢する事が出来ずに、自分から乳房にむしゃぶりついて。
じゅる、じゅるるぅっ、と音を立てながら夢中になって母乳を啜り…そんなアリシアの頭を、ケイロンは優しく撫でて。
ポン、ポン、と体を撫でられると、アリシアの意識は次第に薄らいでいってしまい。
下半身が暖かくなるのを感じながら、アリシアはゆっくりと意識を手放した。


「…う…?」

…そうして、暫くした後。
アリシアは静かになった部屋の真ん中で目を覚ます。
周りには相変わらず玩具が並んでいたが…気付けば、視点はこの部屋に入る時と同じ物に戻っており。
ただ、体は…主に下半身を中心に、よりでっぷりとしたものへと変わってしまっていて。
口元から漂うミルク臭さに、アリシアは先程までの事が現実だったのだと、顔を真っ赤に染めた。
アリシアの隣には、スヤスヤと眠るケイロンの姿があり…それを見て、アリシアは怒りに駆られそうになる。
だが、それ以上に…何故か、あれほどの目にあわされたにも関わらず、ケイロンに手を下す気にはなれず。

「…先に、進もう…ぁ…」

そう言って、じたばたしながら起き上ると…下半身に感じる暖かさに、アリシアは思わず声を漏らした。
…そして、フルフルと体を震わせると、アリシアは顔を真っ赤に染めて。
しかし着せられたままの…今の身体に合うように作り直された服は、自分では脱ぐ事も出来ず。
もどかしそうに身体を揺らしながら、玩具になってしまった剣を片手に、アリシアは一歩一歩前へと歩きだした。

156710:2009/11/26(木) 00:40:24 ID:d/c0WTrI0
(ステータス変化)

名前:アリシア・キール
性別:女性
年齢:23歳(実年齢は不詳)
身長:172cm
体重:214kg
3サイズ:124/164/198
備考:
下半身を中心に太ってしまい、その姿はさながら鏡餅のよう。
脚も腕も肉に埋もれ、閉じる事が出来なくなっており、鈍重に動くことしか出来なくなった。
剣も失い、体はフリフリとした恥ずかしい服に包まれていて。
尿意も我慢する事が出来なくなっており、気付けば漏らしてしまうようになってしまっている。

157710:2009/11/26(木) 00:42:35 ID:d/c0WTrI0
/4章・vs肉の賢者

「はぁ、はぁ…っ、ん、ぁ…」

まるで今のアリシアの為に作られたような、薄い階段を一歩ずつ登るアリシア。
薄くなった分、距離は長くなっていて…永遠とも続くような気がする螺旋階段を、アリシアは息を切らせながら、全身をタップンタップンと波打たせ、時折転び。
そんな自分の身体に屈辱を感じながらも、今更戻れないと、只管に…たった数十メートルの距離を1時間以上かけて、アリシアは漸く階段を登り切り。
そんなアリシアの目の前に、漸く城らしい…ベッドやクローゼット、それにテーブルなどが完備された個室が現れた。

「…っ、ぁ…ここ、は…」
「…げ、ぷぅ…ようこそ…に、肉の賢者、ローランの部屋へ…歓迎します。
うぅ…ど、どうして私の二つ名だけ…うげぇっぷ…っ、こんな、恥ずかしいのなんですか…」

そして、アリシアの耳に、唐突に…ゲップの音と共に、そんな可愛らしい言葉が聞こえてきた。
見れば、部屋の中央には…縦よりも横に広がった、正しく肉塊と呼んでもおかしくない姿があり。
ブビィッ、と肉塊は身体を揺らしながら、大きく音を立てて放屁すると…豚のようなマークが刻まれたドレスに包まれた身体を、恥ずかしそうに、僅かに竦ませた。

「…通して、貰うぞ…悪いが、もう…なりふり、構っていられないんだ…何だって、するから…通してくれ…」
「けぷ…ぅ…そうです、ね…では、下の階でもそうであったように…ここでも、代価を支払って…げぇっぷ!
…失礼、払って頂きましょうか」

ゲップを何度も繰り返しながらも、それを恥ずかしがり…そして、何処か気品を感じさせる話し方をするローランに、アリシアは小さく苦笑する。
そんなアリシアの様子を見ながら、ローランは小さく息を吐くと…再び、勢大に放屁をして。
それと同時に、アリシアの前に二つの小箱を差し出した。

「…これは…これを、どうしろと言うんだ?」
「どちらかを選んで、下さい…げぷぅ…っ、片方は外れで、片方は当たりです。
当たりを引けば、無償で此処を通して差し上げます…うげぇっぷ…っ、ですが…外れを引いた時は…解りますね?」

セフィリアの持つ小箱を見る。
どちらも全く同じ形で、どこにも違いが無いように見えるが…アリシアは迷っている暇もない、と右の小箱を受け取った。
それと同時に、ローランはクス、と小さく笑い…そして、口を開く。

「確率2分の1を引きましたね…ようこそ、私と同じ、世界へ…げふ…っ、歓迎、します…♪」
「え…っ、うわぁっ!!」

ローランは心底嬉しそうに表情を歪めると、ブウゥッ、と体を揺らしながら放屁して。
アリシアは匂いに思わず顔を顰めるが…次の瞬間、手元にある小箱が勝手に開き…それと同時に、アリシアの身体を光が包み込む。
そして、アリシアが小箱に吸い込まれたかと思うと…小箱はしっかりと蓋を閉じ、床に落ちた。
そんな様子を見ながら、ローランは感嘆の息を漏らし。

「はぁ…やっと私にも…げぇっぷ…っ、仲間が出来るのですね…♪」

そんな事を呟きながら、その場から空気に溶ける様に、姿を消した。

158710:2009/11/26(木) 00:44:24 ID:d/c0WTrI0
「…っ、く…な、何だったんだ、今のは…?」

ドスン、と大きな音を立てながら尻餅をつき…アリシアは、周囲を見渡した。
見れば、そこには先程まで居た部屋では無く…自分の姿を映す鏡が4方に張り巡らされているのみで。
鏡に映った自分の…信じたくはない、滑稽な姿に、アリシアは…思わず目をそむけた。

「…くそ…っ、何とか、これが終わったら解呪しなければ…」

そう言いながら、忌々しげに鏡を叩くと…その瞬間、鏡が光り…鏡に映る、アリシアの姿が変化し始める。
手足はより短く、体は縦に潰れ…まるでそう、先ほど見たローランの姿のように、肉塊に成り果てていくのを見て、アリシアは思わず、ひ、と小さく悲鳴を上げた。
それと同時に…唐突に、アリシアの視点が下がり始める。

「え…ま、まさか、そんな…いや…っ、やめ、やめろ…止めてくれぇぇっ!!」

バンバン、と鏡を叩くが、次第に腕は鏡に届かなくなり。
腹はブクブクと、見る見る内に前に、横に張り出していって。
腕も自然に真横に開き、下に降ろせなくなっていって…足も肉に埋もれて行き。
尻肉は地面にべったりと付いて、しかし直膨らみ続けて行き。
…そして、とうとう、ローランよりも縮み…そして、横にだらしなく広がった身体になると、アリシアは絶望したような声を上げたまま、顔を横に振ろうとして…それさえも肉に邪魔されて出来ず。

「あ…あ、あぁ…そん、な…嘘、だ…こんなの…嘘、だぁ…っ」

そう言いながら、アリシアはとうとうボロボロと泣きだした。
そうすると、当然の如く鏡に映る、余りに丸々とした肉塊もまた、ボロボロと涙を零し始めて。
眼の前の姿が今の自分なのだ、とアリシアに認識させるように…しかし、それだけではアリシアに起こる変化は止まらなかった。

「う、ぐぅ…っ、げふぅ…っ!?」

喉から空気がせりあがってきたかと思うと、口から勝手に、下品にゲップが出始める。
それだけでは無く、アリシアは自分の身体の中で、どんどん膨れ上がっていく物を感じていた。
いや、いや、と首を左右に振るも…それは収まる事なく膨れ上がり…そして。
ぶぼぶうぅっ、ぶすうぅぅっ!!と、勢大な音を立てながら、アリシアは全身を揺すりながら放屁してしまい。
その瞬間、体を駆け巡る甘ったるい感覚に思わずアリシアは声を漏らしてしまった。

「あひぃ…っ、あ…な、何だ、今の…わ、私…何で…うげぇっぷ…んあぁっ!!」

ゲップを思わずしてしまうが、それをするだけでもアリシアの身体は甘ったるい感覚に支配されてしまい。
全身をタプタプと波打たせながら、アリシアは…ぼぶぅっ!と再び放屁をすると、表情をだらしなく蕩けさせて。

「んへぁっ、ぁ…なんで…げぇっぷ…なん、でぇ…こんな事、が…気持ちいい、なんてぇぇ…っ!!」

次第に癖になり始めたのか、アリシアはだらしなく、蕩けた表情を浮かべながら放屁し、ゲップをして…仕方なくではなく、自分の意思でするように、なっていってしまい。
そうして、再び光に包まれたかと思うと、アリシアの姿は小さくなり…そして、消えた。

159710:2009/11/26(木) 00:45:34 ID:d/c0WTrI0
(ステータス変化)

名前:アリシア・キール
性別:女性
年齢:23歳(実年齢は不詳)
身長:125cm
体重:314kg
3サイズ:154/204/268
備考:
下半身を中心に太ってしまい、その姿はさながら鏡餅のよう。
ローランよりも縮み、更に横に膨らんだその姿は最早滑稽そのもので、誰ももう彼女とは認識出来ないだろう。
ローランと同様に、放屁とゲップを自然にしてしまう身体になってしまうが、ローランとは違いそれを快感に感じるようになってしまった。
最早自分の意思で放屁とゲップを繰り返す様になり、心も折れ掛けている。

160710:2009/11/26(木) 00:46:48 ID:d/c0WTrI0
/5章・杖の魔女

眩い光に包まれたアリシアは目を細め…そして、周囲の空気が変わったのを感じると、周りを見渡した。
気付けばアリシアは椅子にはまり込むように座り込んでいて…もしはまり込んでいなくとも、自重で立つ事も出来なかっただろうが…アリシアは身動きがとれず。
ボブゥッ、と勢大に放屁すると、アリシアは恍惚とした表情になり…ゲップをしながら、息を吐いた。

「ぁ…ぶふぅ…っ、此処は…?」
「…お待ちしておりました、アリシア様…随分素敵な姿になられましたね?」
「く…き、貴様は…魔王の、部下の…っ」
「杖の魔女と申します…安直な名前な気もしますが、気になさらないで下さいね?
ふふっ、それにしても可愛らしい姿…少し、愛でてあげたくなりますわ」
「んぐ…っ、げ、ぷ…っ、や、やめ…んぶうぅっ!?」

ゲップをし、放屁を繰り返しながらも、嫌がろうとしたアリシアの顔を、杖の魔女は両手でぎゅむ、と押し上げて。
途端にアリシアは肉に顔を押され、声を上げることさえできなくなり。
情けない豚鼻を晒しながら、フゴフゴと鼻を鳴らして。

「んご…っ、んぶっ、あ、ぶぅ…っ!!」
「こんなにも柔らかくて、心地よい肉…ああ、私にもこんな肉があれば、ゼ…ゴモリー様を喜ばせる事が出来るのでしょうか…」
「ん…ふがっ、ぁ…げぇっぷぅ…っ、こ、この、よくも…っ、あひいぃっ!?」

アリシアの言葉を無視するかのように、杖の魔女は今度はアリシアの腹肉を掴むと、ぎゅうっと押しこんで。
魔女の腕は手首まで肉に埋もれ、それと同時に、アリシアは大きな音を立てて、ぼぶっ!ぶぼぶぅっ!!と激しい放屁をしてしまい…その快感に、思わず甘い声を漏らして。
そんなアリシアの様子に気を良くしたのか、魔女はまるで生地でも捏ねるかのように、アリシアの全身を揉み込み始めた。

「んへっ、ぁ…あひっ、げぷぅ…っ、んげえぇぇっぷっ!!!」
「ふふっ、酷い匂い…恥ずかしく無いんですか、剣の聖女さん…?」
「んぉっ、ぁ…やめ…ぶふぅっ、やめ、ぇ…っ!!」
「はしたなく屁をこいて…ゲップして…ふふっ、下品ったらないですね…♪」

身体を揉まれる度にアリシアの全身に甘い快楽が走り、次第にアリシアの身体は薄く汗に濡れ始めて。
全身を艶めかしく光らせながらも、魔女に揉まれる度に、ゲップも放屁も止め処なく漏らし続けて。
アリシアの反応が薄れ、口の端からだらしなく唾液を垂らし…そして、時折ゲップと放屁をする時に身体をビクンと動かす程度にまで消耗した姿を見ると、ようやく満足したかのように、魔女は手を離した。

161710:2009/11/26(木) 00:52:25 ID:d/c0WTrI0
「…ですが…ふふっ、とても気持ち良かったですよ、アリシアさん♪
本当はもう少し肥えて頂こうと思ったのですけど…その様子を見る限り、もう充分みたいですね」
「ぁ…うげぇっぷ…ぅ…」

魔女の言葉に、消耗しきったアリシアはゲップをする事しか出来ず。
そんなアリシアの姿を見ながら、杖の魔女は笑みを深くすると…そっと、手を上に掲げる。
それと同時に…ヴァルナ、リリン、ケイロン、ローランが、アリシアを取り囲むように現れた。
アリシアは囲まれた事に反応しようとするも、消耗しきった身体では動くことさえ出来ず。

「…あーあー、こんなにしちまって…可哀想に」
「わ、私は此処までやってないよ!?私は普通に太らせただけだもん!!」
「わ…わたちも、ここまで…えっと…ふくは、わたちらけど…」
「………げぷ」
「何故視線をそらすんですか、『ローラン』さん?」

余りに変わり果てているアリシアの姿に、3人は一様に驚いたような、気の毒なような…そして、羨ましそうな顔をして。
しかし、アリシアをこの姿にした張本人であるローランだけは、唯一視線を反らし…気まずそうに、ゲップをした。
そんなローランを追及するように、ニコニコと満面の笑みで見つめる魔女。
そんな魔女の笑顔に居たたまれなくなったのか、ローランは…冷や汗を流すと、ケプ、と小さくゲップをして。

「…も、申し訳ないです…仲間が出来ると思って、ついやりすぎちゃいました…」
「まあ、可愛らしいから良いですけど…やりすぎて壊したりしたら、それこそ意味が無いんですからね?
全員が全員、貴女みたいに強い魂を持ってる訳じゃないんですから…」

「…まあまあ、リーンもそこまでにしなさいな。
セフィリアだって、悪気があってやった訳じゃないんだから、ね?」

そんな言葉と共に、ゴモリーが姿を現すと、5人はゴモリーの方に向き直り…そして、小さく息を吐いた。
ゴモリーはゆっくりとアリシアに近付き、そしてアリシアの顔を覗き込んで。

「…うん、まだ大丈夫そうじゃない…それじゃあ皆、この子を介抱してあげて?
意識を取り戻して、元気になったら…私が、彼女の相手をするから♪」

ゴモリーのそんな言葉に、5人は小さく苦笑しながら頷くと…アリシアを連れて、その場から溶ける様に消えて行った。
そして、ゴモリーは少し不安そうに表情に影を落とし…口を開く。

「…今回は、駄目かなぁ…今度こそ、同胞になると思ったのに。
あの子達が同胞になってから大分経つから、そろそろ一人くらい新しいのが欲しいんだけどね…」

そういうと、ゴモリーは小さくため息をつき…そして、5人を追うように、姿を消した。

162710:2009/11/26(木) 00:54:30 ID:d/c0WTrI0
…という訳で、今回は此処までです。
後は蛇足部分なので、後日少しだけ上げますね(´・ω・`)

163魔剣:2009/11/26(木) 01:20:03 ID:Lwl5/1ck0
>>710さん
お疲れ様です。
ちょっと暇ができたのでさくっとセフィリア様デザインしてみました。
自分的にはもうチョイパターンを出そうと思っています。良かったら感想お願いします。
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=7348531

164710:2009/11/26(木) 01:28:39 ID:d/c0WTrI0
おお、非常に良いと思います(´ω`)
身体のバランスとしては、もう少し安産型でもいいのかな?と思うくらいですねー。
色彩も落ち着いていて、イメージとかなり近いです。

165名無しさん:2009/11/26(木) 02:28:18 ID:EzaIWmDI0
710氏乙です!セフィリア様張り切りすぎだw
やっぱり皆いいキャラしてるなぁ…
前作より更にイキイキしてやがるw
魔剣さんもGJ!豚姫ヴァージョン期待してます!

166名無しさん:2009/11/26(木) 10:17:16 ID:pyGxuriQO
セフィリアさんの容姿はどんななんだろう?
某セイバーさんみたいな見た目なのかな

167710:2009/11/26(木) 19:06:33 ID:d/c0WTrI0
>>166
セフィリアの外見は凡そ魔剣さんの書いてくれたイラスト通りです。
アリシアの事ならそのイメージでほぼ間違いないです…スタイルが良い某セイバーさん、ですね。

168魔剣:2009/11/27(金) 23:29:48 ID:i06OfHbA0
ttp://himanka.blog37.fc2.com/blog-entry-16.html
>>710さん
とりあえず現段階を・・・
挿絵なのですが、各キャラ1枚ずつにしようと考えています。(ゼブル様除く5人)
なのでこのシーンを!というのがあればそれでいきたいと思います。
あとこのラフなのですが、この状態に修正を加えたりして作品集に乗せようと思っているのですがよろしいでしょうか?
あと、載せるつもりなのでイメージとちょっと違うと感じたら思いっきり言ってください。修正しますので・・・
それではっ

169710:2009/11/27(金) 23:42:48 ID:T978U.n20
ちょっと短いですが、エピローグ(蛇足)を投下します。

170710:2009/11/27(金) 23:44:31 ID:T978U.n20
/えぴろーぐ・それから

…それから、数日が経った頃だろうか。
今日もまた、ゴモリー…否、ゼブルの城の一角から喧騒が響いていた。

「はやく…っ、げぷぅっ、元に戻せと…言ってる、だろう…っ!!」
「駄目ですよ…げぇっぷ…っ、せっかく出来た仲間なんですから…それに、気持ち良いんでしょう…ねぇ?」
「う…んひあぁっ!!や、やめ…っ、うげぇっぷ…っ、やめ、ろぉ…っ!!!」

部屋の中では、二つの肉塊が楽しげに戯れていた。
片方は、豚のドレスを着たセフィリア。
そしてもう片方は…セフィリアと揃いの、色違いの豚のドレスを着せられた、アリシアだった。
ゼブルとリーンは、そんな二人の様子を見ながら苦笑し…そして、口を開く。

「…しかし意外というか、何と言うか。
陥落せずとも壊れもせずとは、意外な結果になったものね、リーン」
「そうですね、ゼブル様。
…ですが、まあ…何れは彼女も此方側へ来るでしょう。
未だに抵抗は続けてますが、実質セフィリアさんに可愛がって貰う為に反抗してるような物ですし」

そう言いながら、二人は部屋の中で戯れる、セフィリアとアリシアを見る。
互いに肉を絡め合いながら、互いに身体を寄せ合い。
アリシアは口でこそ抵抗しているものの、快楽を得る為に自分から身体を擦りつけ、それだけでは無く放屁とゲップを繰り返し。
その様は、セフィリアよりもはるかに下品で…そして、滑稽で無様。
だがしかし、セフィリアは嫌がる事なくアリシアの世話を焼いていた。
一時期壊れかけていたアリシアを此処まで回復させたのも、他ならぬセフィリアなのだ。
壊しそうになった責任を感じていたのか、セフィリアの看護は献身的で、それがアリシアの心にも届いたのだろう。
未だにゼブルにだけは警戒心を抱いているものの、それ以外の人間には、アリシアは悪態を吐きつつも、以前のように刃を向ける(基より出来ないのだが)ことはなくなった。
そんなアリシアの変化にゼブルは小さく頷き、そして口を開く。

「いやはや、自分だけの尺度で測るものでは無いわね、本当に」
「そうですよ、ゼブル様…それと、この間皆と相談したのですが…」
「ん?どうしたの、リーン?」
「…ゼブル様の、今の姿は女性ですよね?」
「勿論。あ、やっぱり男の…夫としても私が恋しいかしら?」

「―――ゼブル様の、太った姿も見てみたいです」

「え」

そう言ったゼブルの身体を、プクプクと丸い腕が拘束する。
ゼブルが周囲を見れば、そこには嫌な笑みを浮かべたパージャ、ニーナ、そしてアーリアの姿があった。

「…ちょ、ちょっとリーン?何をする気なのかしら…?」
「以前から思ってたのですよ、ゼブル様が太られたら、それはそれは素敵なんじゃないかって」
「うんうん、今のゼブル様ならきっと素敵だよ♪」
「…まあ、偶には逆の立場になるのもいいんじゃないかねぇ?」
「わたちも、ぜぶるしゃまのかわいいの、みたいの♪」
「ま、待って、落ち着いて!
私は太った女性を愛でるのは大好きだけど、太る趣味はないのよ!?
序でに言うとナルシストでも何でもないから…」

そんな事をのたまうゼブルを取り囲むように、4人は一歩前に出る。
以前の彼女たちならまだしも、今の彼女達は並外れた力を持つ人間(厳密にいえば違うが)。
それが4人もいれば、流石のゼブルとも言えど逃げられず…そもそも彼女達を愛しているが故に、手をあげられる筈もなく。

「…では、先ず私からやらせて頂きますね♪」
「あ…あ、ぁ…うわあああああああっ!?」

そんな、リーンのこの上なく楽しそうな声と、ゼブルの甲高い叫び声が城に響き。
その声に気が付いたアリシアが、ぼうっと部屋の外に視線を向けて。

「…ん、ぁ…けぷ…何か…あったんじゃ、ないか…?」
「ああ、気にしないでいいですよ…ふふっ、楽しみにしていただければ、ですし…ね…♪」

そんなアリシアの視線にほくそ笑みながら、セフィリアはアリシアの身体の肉をつまみ、揺らして。
それだけでアリシアは快感に溺れそうになり…再び、肉塊同士で戯れ始めた。


その数時間後、変わり果てたゼブルと対面したアリシアが大爆笑して、すっかり打ち解けたのは別のお話。
…自分で太るのもいいなぁ、とかゼブルが思い始めたのも、別のお話。

171710:2009/11/27(金) 23:49:34 ID:T978U.n20
という訳で蛇足でした(´・ω・`)
つ、次こそはバッドエンド物を…現代モノでネタは思いついてるので、また何れあげたいと思いますorz

172710:2009/11/28(土) 00:03:51 ID:1Kxy3Ilg0
>>魔剣さん
おおお、ありがとうございます!
絵に関しては、魔剣さんが一番好きなシーンを取って頂ければ、ですねー。
やはりその方が色々描きやすいとも思いますからw
作品集に乗せると言うのも了解です、私は全然問題ないですよー。
デザインですが、パージャはツインテールにして貰えるとイメージに合うかも知れないです。
ちよちゃん風ではなく、某なのはさん風の方でお願いしたいです。
ちと細かいですが、出来たらお願いしますorz

173710:2009/11/28(土) 00:13:29 ID:1Kxy3Ilg0
>>魔剣さん
後、もしもシーンが決めかねる事があった時の為に、個人的に気に入ってるシーンをば。
・セフィリア:2回目の暴飲暴食(肉料理を貪り、コーラをラッパ飲みしてる時)
・パージャ:太っている姿を周囲に罵られる場面
・ニーナ:4人が分断された後の迷宮でのミスによる変化
・アーリア:双六での一度目のミスによる変化or闘技場でジワジワ肥えさせられる場面
・4人:4人がリーンの前で食事を貪る場面
魔剣さんが好きなシーンを描いて頂けるのが一番なので、これは参考程度に、です。

174名無しさん:2009/11/28(土) 09:34:02 ID:Y9DM0OnQ0
乙です!
肉塊仲間ができてよかったねセフィリア様
容姿は受け入れたって書いてたけどやっぱり多少気にしてたんだなw
しかしこいつら楽しそうだなぁww

175名無しさん:2009/11/29(日) 00:24:39 ID:BJ5.wresO
需要無いかもだけど
ゼブル様(♂)が
かなりお気に入りです。

キャラデザしようかと思ったけど
需要無いね!♀形態ならともかく!

176710:2009/11/30(月) 00:36:22 ID:12xxNw5k0
冒頭が少しできたので、投下します。
ちょっと慣れない形式の話なので、内容が微妙かも知れませんがご了承をば…orz

177710:2009/11/30(月) 00:38:06 ID:12xxNw5k0
―――初めは、何を言われているのか理解できなかった。
突然家に警察が来て、逮捕状を突きつけられて。
全く身に覚えが無いと言うのに、その言葉は信じてもらえず。
取り調べさえされる事なく、自供した事になり…テレビや新聞には、自分の名前が大きく載っていた。
『総理大臣の暗殺を目論んだ女子大生が逮捕される』
各々見出しは違う物の、内容は大まかに同じだった。
どれもこれも、身に覚えのないコメントばかりが書き連ねられたものばかり。

まるで、夢を見ているようだった。

自分は裁判にさえ出廷していないと言うのに出廷した事にされていて。
裁判では、どうやら自分は挑発的なコメントを繰り返していたらしく。
『無い事無い事』ばかりが、どんどん自分の前に積み重ねられていって。
そうして、いつの間にか…何もしていない筈の私は、鉄の檻に入れられていた。

「…何故…何故だ…?」

そう言って、自分を保つ。
考えても判る筈もない。
元より人間関係の薄い私だ、恨みを買った覚えもないし…数少ない親友とも、つい先日笑顔で別れたばかり。
考えても、考えても、考えても、理由なんて出てこない。
出て来るはずが無いのだ、そもそも理由なんてないのだから。

部屋の隅で蹲り、自問自答を繰り返す私を、屈強な男が立ち上がらせる。
…いつの間にか、自分の檻には三人の男が入り込んでおり。
男たちはそれぞれ私を拘束すると、檻から別の場所へと連れ去っていった。
厳重に閉じられた鉄の扉の前に連れてこられると、そこで目隠しをされて、今度は視界まで奪われる。
そうして、再び男たちに抱えられて、どれだけ歩いただろうか。
上っているのか、下っているのか。
前なのか、後ろなのかさえも解らず進んだ先で、私は漸く目隠しを取られて…そして、男たちに降ろされた。
そこは、真中にテーブルが置かれた個室。
壁には時計が飾られ、本棚もあり、テレビまで完備されている。
そんな、刑務所にはまるでふさわしくない場所だった。
私は周囲を見回していると…男たちはいつの間にか部屋から出ていて。
不用心に開かれた扉から、男たちとは別の、軽快な足音が響いてきた。
そうして、ひょっこりと顔を見せた男に…私は目を見開く。

178710:2009/11/30(月) 00:40:10 ID:12xxNw5k0
「…ようこそ、桐生さん。
悪夢に苛まれる気分は如何かな?」

私の名前を呼ぶ、恰幅の良い小男には、見覚えがあった。
小太りながらも、センスの良い服に身を包み。
仕草の所々に上品さを感じさせながら、人の良い笑みを浮かべている、その男は。
紛れもなく、私と同じ科に所属していた―――

「…八雲…貴様、何をしている…?」

―――八雲七子、その人だった。

「おや、桐生さんとも在ろう方が随分と鈍い事を言うんだね…まだ解らないのかい?」
「判らない訳があるまい、私を陥れ、此処に閉じ込めたのは…お前、なのだろうからな。
そうでは無く、私は理由を聞いてるんだ」
「それは失礼…安心したよ、此処まで来ても、変わってくれなくて」

そう言いながら、八雲は人の良い笑みを浮かべながら小さく肩を揺らしてみせる。
以前ならば興味さえ示さなかったその仕草は、何処か楽しげに見えて…それが、私を警戒させた。

「ほら、以前君をパーティーに誘ったのを覚えているかい?」
「…ああ、覚えている。あの日は友人の先約が有ったから断ったが…」
「そう、君は私の誘いを断ったんだ。
…いや、恥ずかしい話なんだが女性に誘いを断られたのはアレが初めてでね。
正味な話、あれ以来ずっと桐生さんに興味を惹かれていたんだ」

…まさか、と思わず声を漏らす。
まさか、そんな理由で、目の前の男は私をこんな目に合わせたと言うのだろうか?

「…だから、今回は少し強硬手段に出させてもらったんだよ。
こうすれば、近くで桐生さんが変わっていくのを観察できるしね…ああ、そうそう。
君に下った判決、覚えているかい?」
「―――終身刑、だろう。ふざけた話だがな」
「そう、だけど…それを聞いても君は瞳を濁らせていない。
いや、実に興味深いんだよね…私の予想だと、絶望の底で喘いでると思ってたからさ」

嗚呼、幾ら考えても判らない筈だ。
…目の前の八雲は、まるで子供が蟻の足を捥ぐ様な、そんな興味だけの行動で私を陥れたのだろう。
普通なら想像だけで留めておく筈の事を、実行してみせただけなのだ。
…方法は、まるで解らないが。

「と言う訳で…私は、是非とも桐生さんが欲しいんだ。
もしYESとさえ言ってくれるなら、今すぐ此処から出して…元の生活を送れるようにしたって良い」
「…断る」
「だから…って、随分即決だねぇ。
まあ、桐生さんらしいと言えば、らしいか…」

八雲はそう言うと苦笑して、軽く手をあげてみせる。
それと同時に、テーブルの真ん中が開いたかと思うと…どこか見覚えのある包装紙に包まれた、ハンバーガーとポテト、それにジュースが姿を現した。
…余りに状況に合わないものが現れた事で、私の思考が一瞬止まる。

179710:2009/11/30(月) 00:41:32 ID:12xxNw5k0
「…これが君に対する刑罰だよ、桐生さん。
それを完食する事だけが、君への罰…ああ、当然薬とかは入ってないから安心してほしい」
「ふざけるな…どうせお前の事だ、何か他にあるのだろう?」
「心外だな、私はこう見えても公平を自負しているのだけど…
…ああ、ただ…出てくる物は必ず完食するんだよ?そうしないと…君の親友が不幸な目に会うかも知れないからね」
「…見下げ果てた男だな、八雲。
こんな男と同じ学科だったとは、虫唾が走る」
「褒め言葉として受け取っておくよ…思えば桐生さんとこんなに話したのは初めてかな?
うん、中々に楽しかったよ…普段の生活より、ずっと張り合いがあった…それじゃあ、今度はもっと沢山話せるよう、祈ってるよ」

心底嬉しそうに笑みを見せると、八雲は部屋から出ていって…それと同時に、扉が重い音を立てて閉じた。
…私の鼻孔に、ジャンクフード特有の匂いが届く。
先程の八雲の言葉を思い返すと、私は苦々しく床を叩き…そして、テーブルに着くと、ジャンクフードを食べ始めた。
味は、今までに食べた事が無いほど美味だったが…先程の事を、そして現状を思い返すと泥を食べているような気分にしかなれず。
…次会った時は、顔面を打ち抜いてやろうと、心に硬く誓いながら…私は、コップに入ったコーラを飲み、ジャンクフードを完食したのである。

/登場人物

名前:桐生 楓
年齢:20
性別:女性
身長:168cm
体重:54kg
3サイズ:86・52・87
備考:
大学に通う、ごくごく普通の大学生。
人間関係を築く事に疎く、数少ない友人としか会話しない、無愛想な女性。
他人に興味を余り示す事はなく、容姿は美麗だが近寄りがたい雰囲気を出している。
冤罪で終身刑を受けて、刑務所の特別室に閉じ込められてしまった。

名前:八雲 七子(ななし)
年齢:20
性別:男性
身長:158cm
体重:75kg
備考:
大学に通う、裕福な大学生。
親が総理大臣であり、そのコネを利用して楓を陥れた。
人当たりの良さ、上品な雰囲気、そしてセンスの良さもあって万人に好かれてきたが、ある日楓に誘いを断られて以来、楓に興味を持つ。
自分とは逆の性質を持っている楓に次第に入れ込むようになり、とうとう刑務所の特別室に監禁してしまった。
普段の生活からはとても想像は出来ないが、興味を持ったモノに対する研究心は並大抵では無く、その様には狂気さえ感じさせる。

180710:2009/11/30(月) 00:43:13 ID:12xxNw5k0
というわけで、今回はプロローグだけでした。
次回からは漸く肥満化に入れそうです…今回は現代が舞台なので、あまりぶっ飛ばないように気をつけますね。

181名無しさん:2009/11/30(月) 15:52:52 ID:qfW0Iano0
新作投下キター
筆速いなぁ710氏
リアル路線だと制約多そうだけど頑張ってください

182名無しさん:2009/11/30(月) 18:38:56 ID:XfgeIHqw0
> x^・依佑福△修鵑紛縮・世韻旅堝阿濃笋魎戮譴燭里世蹐Α・br>

やべえ、どんなことやったのか非常に気になるw

183親月兎:2009/11/30(月) 20:03:18 ID:/mG2E50cO
新作きたー !
もうですか? 710氏
この続きを見たいな。
やっぱ710氏は天才ですわ。

184710:2009/11/30(月) 22:51:26 ID:12xxNw5k0
>>182
わ、私の方がどんなレスなのか気になります…(・ω・;)

取りあえず、最初の1月・2月目を投下しますね。

185710:2009/11/30(月) 22:52:38 ID:12xxNw5k0
/冤罪執行 一月目

「…ふぅ…取り合えず、本当に薬は入ってなかったらしいな」

ジャンクフードを食べさせられてから30分。
私の身体は、特に不調を訴える事もなく…部屋から出られない事以外は何一つ制約を受ける事なく、行動を許されていた。
テレビをつければ、外と変わらない番組が流れ。
本棚を見れば、純文学からラノベに至るまで網羅された、大量の書物があり。
そして、風呂場からトイレまで完備されていて…私は思わず、小さくため息をついた。

「…これではまるで、人形遊びの人形、だな」

そう言いながら、立派な風呂場を閉じて…そして、椅子に腰かける。
当然と言えば当然なのだが、やはり外へとつながっている扉は入ってきた扉以外には無いらしい。
窓もないから、此処が地下なのか、それとも地上数十メートルの場所なのかさえ分からないし…
万が一、あの扉から脱出出来たとしても、私は此処から脱出する術を知らない。
…なるほど、用意周到だ。
どうあっても、奴は私を此処から出すつもりはないらしい。
だとすれば…唯一のチャンスは、奴がこの部屋に来た時くらいか?
コレの首謀者が奴なら、奴さえ人質にしてしまえば…あるいは、状況を改善できるかもしれない。

そんな事を考えている内に、テーブルの中央が再び開き…そして、先ほどと似たようで、多少食材が違ったジャンクフードが現れた。
量は先ほどと同じく、丁度一食分と言ったところか。
…正直、お腹はまるで空いていないが…先程の奴の言葉を考えるに、食べない訳にもいくまい。

「ん…相変わらず、味だけはいいな…」

一口齧れば、場所が場所なら笑顔が零れたであろう程に美味な味が口の中に広がっていく。
だが、それも今の自分にとっては、まるで嘲笑われているような気分にしかならず。
もう満腹を訴えている胃袋を抑え込むように、無理やりジャンクフードを詰め込んだ。
心なしか、少し胃が腫れたように感じる。
…当然か、これだけのジャンクフードを一度に食べるなんて、私自身やった事が無いのだから。
お腹が少し膨れているのが解ると、苦しさを紛らわす様に、ジャンクフードと一緒に現れたオレンジジュースを飲んで。
喉奥に流し込まれていく感覚に、少しだけ苦しさが抑えられると…私は、小さく息を吐いた。

「…次、奴が来たら…顔面に、一発ブチ込んで…あのニヤケ面でも、歪ませてやるか」

そう言いながら、私は苦しさを紛らわす様に、ベッドに横になり。
…そして、奴が…八雲が言っていた、『刑罰』と言う意味を、本当の意味で知る事になったのである。

横になって苦しさを紛らわしていると、1時間程した頃だろうか…再び、テーブルの中央が開き、ジャンクフードが姿を現したのだ。
毎回毎回メニューは違う物の、どれも脂っこく、どう考えても普通の食事の量では無い。

「…く、そ…刑罰と言うのは…こういう事か…」

奴の言った言葉を、今更ながらに理解した。
…要するに、逆の意味での『兵糧攻め』だ。
普通ならば食料を断つことで相手を飢餓に追い込む事を言うが、この場合は…無理やり相手に食べさせる事で、苦痛を与えるのだろう。
まだ最初の食事から2時間しか経っていないというのに、テーブルに現れたモノの総量は既に3人前。

186710:2009/11/30(月) 22:54:15 ID:12xxNw5k0
…確かに、これは刑罰だ。
苦々しく、良くこんな事を思いつく物だ、と思いながら…再び、私はテーブルについて、ジャンクフードを口にし始める。
一口食べる毎に、額に脂汗が滲み…そして、胃が苦しくなる程に張っていくのが解る。
明らかに、許容量を超えている。
だが、食べなければ…食べなければ、奴は本当に何をするか解らない。
唯興味があると言うだけで、これだけの事をしでかしたのだ…人を殺す事くらい、何とも思っていないのかも、しれない。
コーラで、無理やりジャンクフードを喉の奥まで流し込むと…私は、荒く息を吐きながら、テーブルに突っ伏した。

「はぁ、はぁ…っ、ん、ぐ…っ、と、トイレ…に…」

…そして、私はトイレに行くと…その場で、吐いた。
勿論全てを吐きだせる訳もなく、胃も、お腹も…まるで妊婦のように、ポッコリを膨らんでいて。
苦しさに、お腹を抱えながら、少しでも気を紛らわせようと本を読み、テレビを付けて。
そして、ベッドに横たわっていると…再び、ジャンクフードがテーブルに現れる。

「…っ、クソ…悪趣味、過ぎる、ぞ…」

その度に、私はベッドから起き上がり、無理やりジャンクフードを流し込んで…吐いて、横になってを繰り返して。
そうして、何度それを繰り返しただろうか。
私のお腹は、まるで臨月の妊婦のように、丸々と…そして、パンパンに膨らんで。
最早身動きもとるのが辛い程で、再びテーブルから何かが出た音を聞くと…見たくない、と叫ぶ自分の心を抑えつける様に、テーブルに視線を向けた。
しかしそこにあったのは、錠剤と、コップに入った水で。
メモを手に取ってみると、そこには…『胃腸薬だよ。苦しかったら飲んでね』と、書かれていて。
メモを破り捨てると、私は…奴の思い通りにしてしまうのを癪に感じながらも、この苦痛から少しでも解放されたいと、錠剤を口に放りこみ、そして水を飲み干した。

「…う、ぷ…っ、く、薬が、効くまでは…我慢、を…」

湧き上がる吐き気を抑え込みながら、私は横になって。
そして、少しずつ苦痛が和らいでいくのを感じながら、息を吐いた。
どうやら、今日の分はこれで終わりらしく、1時間、2時間経ってもテーブルからは何も現れない。
その事に少しだけ安堵を覚えながら…私は、そのまま瞳を閉じた。

187710:2009/11/30(月) 22:55:19 ID:12xxNw5k0
それからの日々は、ただ、それの繰り返しだった。
朝起きたらトイレに行き、出された食事を食べ、苦しくなったら吐き、そして終わったら眠る。
まるで家畜小屋の動物だな、と自傷してみても、何も変わらない。
私は唯、奴が再びこの部屋に顔を出す日を待った。
…そうして、半月が過ぎたのだろうか。
いつの間にか、トイレで吐く回数が減ってきたのが、自分でも解る。
…慣れとは恐ろしい物で、大量に食べ物を詰め込む事が、苦ではなくなってきていた。
しかしそれでも、私のお腹はポッコリと、まるで妊婦のように張り出したままで…苦しさも、未だに消えてはいない。
それだけでは無く、最近は…自分の体型の崩れが目に見えてきていた。
二の腕は服に食い込み、ブラは数日前からサイズが合わなくなってしまっていて。
ショーツも、尻肉にきつく食い込み…太腿も、此処に来る以前と比べて、明らかに太くなってしまっている。

「…くそ…っ」

…曲がりなりにも女性である以上、それだけでも辛いというのに…鏡に映る、自分の変化はそれだけでは無かった。
顔は、ぷくぷくと…まるで浮腫んだように丸くなっていて…心なしか、肌も油っぽくなっていたのである。
恐らくは、体重は…考えたくない程に、増えているのだろう。
毎日あれだけの食事を強要されれば当然なのだが…それでも、心がズキズキと痛んだ。
だが…奴が現れるまでは、我慢しなければ。
奴を人質にさえ取れれば…まだ、希望はあるのだから。

188710:2009/11/30(月) 22:57:14 ID:12xxNw5k0
そうして、最初の一月が終わる頃。
私の身体は、更に…無様に、太くなってしまっていた。
二の腕は、腕を軽く振るだけでタプタプと波打ち。
ブラはサイズが完全に合わなくなって、とうとう付けることさえできなくなり。
ショーツも、痛いほどに食い込み…最早、尻を隠す事も出来なくなっていて。
太腿も、尻も…ピッチリと贅肉を纏い、歩く度に揺れるのが解って。
気付けば、顎も…認めたくはないが、二重になっていて。
そして何よりも、認めたくないのは…今まではただ張り詰めていただけのお腹が、柔らかくなり始めていたのだ。
つまりは…それだけ、肉が付いてしまったという事に他ならず。
私は、鏡から目を背けると…それと同時に、久しく開いていなかった入口が開いた。
そこから顔を出したのは…他ならぬ、奴。

「…やあ、久しぶりだね、桐生さ」

脊髄反射、ともいって良かった。
人の良い笑みで挨拶をしようとした八雲に、私は駆け寄ると…一切加減する事なく、思い切り殴りつけたのだ。
…感情が昂ぶってるからか、右手が熱くなっている気がするが、痛みは感じない。
心臓が早鐘を打ち、息が切れて…額からは汗がにじむ。
八雲の顔は無様にへこみ…そして、床に崩れ落ちたのを見ると、私はそのまま八雲の腕を捻り上げ、そして耳元で囁いた。

「…久しぶりだな、八雲…ああ、会いたかったよ。
さあ…腕をへし折られたくなかったら、今すぐ此処から出して貰おうか?」
「ぐ、ぶ…ふふっ、ふふふふふ…っ、あはははは!!!」

私の囁きに、八雲は口の端から血を垂らしながら…さも楽しそうに、狂ったように笑いだす。
耳障りな笑い声に私は顔を顰めながら、腕を更に捻りあげた。

「貴様…何が可笑しい」
「いだだ…っ!?はは、あはは…っ、いや、済まない済まない…
まさか、こういった手段を取るほどの余力があるなんて思わなくてね…ああ、実に嬉しいよ。
予想を裏切られるのは何時だって楽しい物だ!!」
「黙れ!!
今すぐ此処から出して貰うぞ…そして、元の生活に…っ!?い、があぁぁぁっ!!!!」

バチィッ、という聞きなれない音と共に、私の身体は…自分の意思とは関係なく跳ねて、そして地面に横たわった。
身体が勝手に痙攣して、息も出来ない程の苦痛に、勝手に眼尻から涙が溢れだす。
視線を八雲の方に向ければ…奴の手には、黒く光り、チチチチ、と耳障りな音を立てている、何かがあった。

「だが、惜しかったね…腕をへし折っていれば、君の思うとおりに行ったかも知れないのに。
私は決して喧嘩が強い訳では無いからねぇ…こうして、自衛は怠らないのさ」
「…ひ…ひゃ、ま…」
「ああ、無理に喋らない方がいい…改造スタンガンなんだ、暫くはまともに動けないさ。
ふふ…でも楽しかったよ、桐生さん…やっぱり、君に目を付けたのは間違いでは無かったみたいだ」

そう言いながら、奴は私に背を向けると、軽く手を振ってみせる。
それと同時に、扉から何人もの男が入ってきて…そして、私の首筋に、針を刺して。
そこで、私の意識は完全に、闇に落ちた。

189710:2009/11/30(月) 22:58:20 ID:12xxNw5k0
「…ん…」

薄く、目を開ける。
意識が次第にはっきりとして来て…それと同時に、私がベッドから、跳ねる様に起き上がった。
…目の前に広がるのは、同じ部屋。
奴の姿はすでになく…自分以外には、誰もおらず。
手を見れば、男たちが処置したのか、包帯が巻かれていて。
そして…違和感に身体をまさぐってみれば。

「…く…っ、ふ、ふざけた真似を…っ!!」

服の中を見ると…膨らんだ乳房を覆うように、見覚えの無いブラがすっぽりと乳房を包み込んでいて。
それだけでは無く、ショーツも食い込んではおらず…奴に、着替えさせられたのだろうという事を、容易に想像させた。
それが堪らなく、恥ずかしく、屈辱で…私は何度もベッドに拳を叩きつけながら、ボロボロと涙を零した。



/一月目 結果

名前:桐生 楓
年齢:20
性別:女性
身長:168cm
体重:78kg(食事分含む)
3サイズ:95・82・99(ウエストは食事分含む)
備考:
一月の間に二の腕は弛み、全体的に肉付きが良くなってしまった。
歩く度に各所の贅肉が揺れてしまうのを感じるほどで、美麗だった顔も薄く二重顎になっている。
服は既にパツンパツンになっており、後少し太れば着れなくなってしまうだろう。

190710:2009/11/30(月) 22:59:27 ID:12xxNw5k0
/冤罪執行 二月目

あれから、また少し時間が経って。
私は…喜ぶべきか、悲しむべきか…いつの間にか、食事を苦に感じなくなってきていた。
すっかり吐く事もなくなり、苦しんで脂汗をかく事も大分少なくなってきたと思う。
だが、その代償…と言うよりは、結果と言うべきか。
私は、重大な問題に直面していた。

「…ん、く…っ、う…っ!!」

うめき声を上げながら、必死に今まで着てきた服に袖を通そうとするも、既に限界ギリギリだった服を着る事が出来なくなっていたのである。
それだけでは無く…奴等に着せられた、忌々しい下着も、段々ときつくなってきていた。
そして…最近は、もう鏡を見る事もなくなったが…それでも、目に入る腹が、自分の身体の変化を見せつける。
お腹は既に、パンパンには張ってはおらず…3つの段に割れていて。
指で押せば、指は柔らかく沈みこんでしまい…それが、堪らなく悲しかった。
少なからず、自分の容姿には気を使っていた私にとって…今の状況は、地獄でしかない。

それはさておき…結局服は着る事が出来ず。
私は下着姿のまま、小さく唸った。
…いかに此処が牢獄とは言えど、下着姿のままなど私のプライドが許さない。
となると、どこかで服を調達しなければいけないのだが…
…と、そこまで考えて。
今まであまり手を付けていなかった棚の事を思い出した。
確か、以前調べた時は服があるのを確認しただけで閉じたのだが…もしかしたら、何かしら着れる物があるかも知れない。
そんな淡い期待を抱きながら、私は棚を開けて…そして、一着一着漁り始めた。
ドレスから制服、私の好みに合う服など、まるで店に来ているような感覚に陥りながら…しかし、今の自分では着れない事を少しだけ歯痒く思い、私はため息をついて。
そうして、暫く棚を漁った後…一着の、服が目に入った。
それは、翠色の大きなジャージだった。
前の私ながら見る事もなくスルーしていたそれを、手に取ると…そっと、自分の身体に合わせてみる。
…悲しい事に、ピッタリだった。
実際に着てみると、今の身体でも若干の余裕があり、着心地も良く。
デザイン以外に関しては、何とか満足のいく物で…私はそれを着ると、再びテーブルに座った。

191710:2009/11/30(月) 23:00:56 ID:12xxNw5k0
…それから数日が経った頃、私はある事に気が付いた。
本当ならば、もっと前に気付くべきだったのだろうが…次第に、食事の量が増えている気がするのだ。
回数は変わっていないのだが、一度の食事の量が、以前は1人前だったのが、今は1.5人前になっている…気がする。
食べても、体に異常はなかったので気付くのには遅れていたのだが…これは、危険なんじゃないだろうか。
このまま食べる量を増やされていったら、私は…

「…っ、そうなる前に、何とかしなければ…」

ふと頭をよぎった想像に、私は頭を振って、頭に浮かんだ物を振り払った。
しかし…頭を振ると、顔に付いた肉がプルプルと揺れて…どうしても、後から後から、悪い想像がわき上がってくる。
それが堪らなく恐ろしくて…しかし、食事をしない訳にも行かず、私は目の前の物を食べきると、横になった。
最近、体を動かすのも辛くなってきている。
狭い部屋に閉じ込められているのもあるが…少しだけでも、体を動かさなければ…



そして、暫く過ぎた後。
私の身体は…さらに、変わり果ててしまっていた。
ジャージの前を、自分のお腹が押し上げていて…少し動くと、お腹が見えてしまいそうになっていて。
あれほど余裕があったブラは、付けることさえできなくなり…ショーツは、ヒモのように食い込んで。
腕も、足も…ジャージをパツンパツンに張り詰めさせていて。
そして、何よりも恐ろしいのは…少し頭を後ろに下げると、首の方にさえ肉の段が出来る様になっていて…背中にも、肉の段が出来始めていたのである。
歩く度に全身が揺れて、嫌でも今の自分を自覚させて…それが、怖くて怖くて、堪らなかった。
テレビや本を読んでも、それを紛らわす事が出来ず…結局私は、目の前の食事を食べる事でしか、恐怖を忘れる事が出来なかった。
そうして、10食食べ終わり…何時もの如く、眠ろうと横になろうとした瞬間、入口が開いて。
そこから、また…奴が、姿を現した。

「…やあ、気分はどうだい、桐生さん?」
「…貴様…っ、このっ!!」

ニヤケ顔を隠す事もなく、目の前に現れた八雲に、私は…怒りにまかせて、飛びかかった。
…だが…身体が、異常に、重い。
勢いよく、力任せに振った腕を、八雲は軽々とかわして見せて…そして、その様子を、観察するような眼で見つめていて。
ゾクリ、と背筋を震わせると、私は何度も腕を振るい…八雲を殴ろうとした。
だが、その全ては悉く空を斬り…たった10回ほど殴った程度で、私の腕は上がらなくなってくる。
肩で息をする程に息は切れて…その場に、私は崩れ落ちた。

「10回か、うん…予想だと5回くらいでダメになると思ってたけど、結構頑張ったね。
ふふ、しかし…もう、桐生さんは私の事をデブとかなんて、言えないねぇ…?」
「う、ぐ…っ」

そう言いながら、八雲は私を顔を掴み…そして、むぎゅう、と顔が歪む感覚に…私は、嫌でも今の自分を自覚せざるを得なかった。
八雲が小太りだとすれば…今の私は、間違いなく…

「…ああ、でも…それでも折れない辺り…愛してしまいそうだよ、桐生さん。
いや、もう恋い焦がれてるのかもしれないな…君が壊れて、私の物になる瞬間を」
「ふ…っ、ざ、ける、なぁ…っ!!」

渾身の力を振り絞って、腕を振るうが…鈍重な一撃は、やすやすと受け止められて。
そして、八雲は嬉しそうに笑みを浮かべると…私の口に、深く…口付けていた。

一瞬、頭が真っ白になり…そして、口が離れてから、ようやく我に帰る。

「…っ、き、貴様…っ!!」
「ふふ、御馳走様…それじゃあ、後は宜しく頼むぞ」

私の言葉と反応に、八雲は気を良くしたように笑うと…再び、男たちを呼び。
抑えつけられ、注射をされると…また、意識が闇へと堕ちていく。
だが、その落ちていく視界の端で…八雲が、小さく口を開いたのを、私は見た。

『愛してるよ』

何故だか、そんな言葉を…呟いていたような、気がした。

192710:2009/11/30(月) 23:03:31 ID:12xxNw5k0
…目を開けて起き上がる。
最早、何も驚かなくなってきたような気がするが…やはり、私の下着は着替えさせられていた。
ブラもショーツも特注なのか…私の羞恥を煽る様に、大きさに似合わない、動物のマークが描かれた幼稚な物で。
しかし、脱ぐ訳にも行かず…私は、気だるさに、再び意識を手放した。


/二月目 結果

名前:桐生 楓
年齢:20
性別:女性
身長:168cm
体重:115kg(食事分含む)
3サイズ:112・115・129(ウエストは食事分含む)
備考:
すっかり全身に肉がつき、元の服には袖を通すことさえ出来なくなってしまった。
歩く度に全身が揺れ、少しの運動で直ぐに息が切れてしまう。
丸々と太ったその身体をジャージに包んだその姿は、美麗とは言えず。
本人は気が付いていないが、万人が『デブ』と呼ぶそれになってしまっている。

193710:2009/11/30(月) 23:04:49 ID:12xxNw5k0
と言う訳で二月目まで、でした。
…現実的にはどう太るかなんてわからないので完全に想像で描いてます、申し訳ないorz

194名無しさん:2009/12/01(火) 17:56:25 ID:9KZJy8PA0
乙でした。
たった三ヶ月で美女が蔑まれる側のデブに…
ああたまらない

195名無しさん:2009/12/02(水) 00:10:50 ID:ILwqqlwUO
おおっ、続きもGJですー

強気な美女もかなり増量しましたねぇ。
八雲もいいキャラしてます。

196魔剣:2009/12/02(水) 00:22:55 ID:FrSKJU9A0
>>710さん
乙です〜
挿絵のほうですが本業が2月まで忙しくなるので・・・がんばってみますがもしかするとかなり描くのが遅れるかもです・・・;;
非常に申し訳ない・・・;;自分から言っておいてorz

197710:2009/12/03(木) 01:18:58 ID:j4sD3UJ20
感想、有難う御座います…現代モノにするのはやはり難しいですねorz

>>魔剣さん
いえいえ、魔剣さんのペースで描いてもらえてばそれが一番ですから、ね?
気になさらずに、ですよー。

198魔剣:2009/12/26(土) 22:55:38 ID:UnvgOxQY0
ttp://himanka.blog37.fc2.com/blog-entry-17.html

久しぶりです。更新がないようなのできっかけになればと思い、さっと落書き。

きちんとしたものかけてなくて非常に申し訳ないです。

199710:2009/12/27(日) 01:32:55 ID:7fK1zpxY0
おお、有難う御座いますー。
此方も今現在就職難で喘いでる状況なので、中々更新できず申し訳ありません。
早く内定を取って、執筆に戻りたいのですが…orz

200名無しさん:2009/12/29(火) 00:43:29 ID:ZwjzGPio0
a

201名無しさん:2009/12/29(火) 00:49:06 ID:ZwjzGPio0
↑のコメはミスです。すいません;;

ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h886.jpg

初めてここにうpしてみます。
今日は肉の日という事で初音ニクを描きました〜。
このスレに元気が戻ると嬉しいです、、;

202名無しさん:2010/01/03(日) 01:14:40 ID:3XfR136Q0
おお、帰省終わって久々に来てみたら魔剣さんや新しい絵師さんがうpしてる!
いいお年玉になったよ。ありがとう!
710さんもこちらは気にせずまずは私生活の方を頑張ってください。

203名無しさん:2010/01/03(日) 19:45:55 ID:qQhkxRIg0
同じく久しぶりに来た
盛り上げようとしてくれる職人さん達に乾杯だぜ

204名無しさん:2010/01/03(日) 21:50:45 ID:Uysgiy0k0
710氏も魔剣さんも201氏もグッジョブだぜ
鏡餅を見て肥満化したセフィリアとアリシアを連想してしまった
きっとゼブル様のところで飾り付けされてるに違いないw

205名無しさん:2010/01/04(月) 09:52:32 ID:qN.wEZAQ0
>>201
いつもブログの方拝見させてもらってますw

ところで、吹き出しに使われているフォントって何でしょうか?

206名無しさん:2010/01/04(月) 10:02:50 ID:dsPVKxHA0
201です。
皆様ありがとうございます><

>>205
ありがとですw
曲線ツールで手書きしてます。

207魔剣:2010/01/07(木) 00:02:20 ID:wHNkNb/s0
ttp://himanka.blog37.fc2.com/blog-entry-19.html
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
というわけでかがみもちを皆様に・・・

208名無しさん:2010/01/08(金) 20:33:18 ID:J/5SPwMw0
魔剣さん乙です!
元々はスレンダーで綺麗な姫様だったんだろうなあと思うと萌えるぜ

209名無しさん:2010/01/09(土) 10:03:21 ID:Xe64rD4A0
食欲にだらしない様が最高だ!
ところでフィーナってオリキャラだっけ?
なんかどなたかのSSで読んだ気もするけど
最近めっきり記憶力が衰えてきて思い出せない…

210魔剣:2010/01/09(土) 21:05:26 ID:stSdCbU.0
>>209さん
フィーナは「夜明け前より瑠璃色な」というゲームのヒロインです。
詳しくはググッてみればわかるかと。

211名無しさん:2010/01/10(日) 14:11:43 ID:6nAsV3A20
>>209
ありがとうございます
ゲームはあまりやらんので知らんかった…

212名無しさん:2010/01/13(水) 23:31:06 ID:fiUF/y1o0
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/h.cgi
去年はまるまる一年何も描かずに呆けてしまったおかげで
ウサギとカメの教訓がよ〜く身に染みました…。
今年も、というより今年こそ頑張りますのでどうかよろしくお願いします。

213名無しさん:2010/01/14(木) 19:38:48 ID:V7gRpyCM0
>>212
おぉ!すごいイィお肉!
GJですっ

お互い頑張りましょうb

214名無しさん:2010/01/17(日) 00:53:18 ID:UY45Betw0
>>213
乙乙! 獣人娘は大好物だ!

215名無しさん:2010/01/17(日) 14:03:26 ID:W2Q5ypG.0
>>212
今年もよろしくなんだぜ

216魔剣:2010/02/05(金) 01:25:19 ID:zXLAj.IE0
ttp://himanka.blog37.fc2.com/blog-entry-20.html
お久しぶりです。
SSの挿絵が一向にかける気がしない・・・
非常に申し訳ないです・・・;;
こういう落書きはぱっとかけるんですけどねぇ;;

217名無しさん:2010/02/05(金) 01:50:59 ID:ldREX/0k0
>>216
さ、早苗すわぁぁぁぁぁん!俺の、俺の恵方巻も(ry

218名無しさん:2010/02/07(日) 12:48:23 ID:mDlsN5Jo0
>>216
乙です!
挿絵は乗ってるときに描く、くらいに気楽に考えてはいかがでしょうか

219名無しさん:2010/02/07(日) 22:49:43 ID:uciyQ2NU0
>>216
カゼハフリさま、すっかり立派なお体になられて…

220魔剣:2010/03/04(木) 23:59:48 ID:/PgZmf7U0
コメントありがとうございます。
その言葉ががんばれる気力の元になります;;
かなり遅れましたがSSの挿絵・・・?です。
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h897.jpg
かくとか言い出して全くもって何もできず申し訳ないです。

今後は自分のできる範囲で、楽しくかいていきたいと思います。

221名無しさん:2010/03/06(土) 03:02:22 ID:CNCYOjaA0
GJ!
待ってました!

222名無しさん:2010/03/07(日) 09:40:19 ID:mGUHmCH2O
こんなゲームが欲しいわ

223名無しさん:2010/03/09(火) 07:11:10 ID:7jdBonFA0
>>220
乙です!
肥満化ゲームとか本当に出ないかなあw
10Kくらいは出すのに。

224710:2010/03/09(火) 19:05:54 ID:eiqPNihQ0
規制を喰らってしまったので、此方に投下を。
この話の前の部分は、現行スレをご参照ください。

/追加の登場人物。
名前:ミリア・アスティ
性別:女性
年齢:22歳
身長・3サイズ+体重:175cm 92・58・87 58kg
容姿:モデルのようなスラっとした手足に、均整のとれた女性らしい身体に、美しい顔。
    コーデリアよりも一部では人気が有るほどの美人で、赤い髪を短めに切りそろえている。
備考:コーデリアの部下であり、右腕。
    今回はコーデリアに退路の確保を任されており、今現在は入口近くで待機中。
    武術に全てを捧げており、美貌にも関わらず色恋沙汰には縁が無い。

225710:2010/03/09(火) 19:06:56 ID:eiqPNihQ0
『ふふっ、それじゃあ後はコーデリアの好きにしていいわ…♥
貴女の気の赴くまま…本能のままにイきなさい…♥』
「…ぁ…ん、ぁぁ…♥」

口からぐぽぉ、と音を立てて尻尾が引き抜かれれば、コーデリアは蕩けきった表情のまま小さく頷いて。
口の端から淫液を垂らしながらも、丸々とした身体を震わせながら、その表情は淫蕩としていた。

目の前の淫魔がまるで溶けるように姿を消す。
それと同時に周囲の風景が様変わりしていくのを、コーデリアはただ見ていることしかできず。
変化が終われば、そこは…黒い空間でも、魔物の居た踊り場でも無く、見覚えのある…崩れ果てた広間だった。

「ここ、は…んぁ…っ♥確か…入口、近くの…」

たぷんたぷんと身体を波打たせながら、コーデリアは周囲を見渡し…そして、同時に見慣れた人影を見つけた。
そこに居たのは、コーデリアが信頼し、殿を任せていた女騎士、ミリア。
押し寄せてくる魔物を奥へ通さないように戦っていたからか、鎧は所々傷ついていたものの、彼女自身は大した怪我を負ってはおらず。
そんなミリアを見つけると…コーデリアは自然に表情を嬉しそうにはにかませながら、ドスン、ドスンと足音を立てながら、鈍重に歩みを進め始めた。

「んぁっ、ぁ…♥ミリア…無事、だったのか…!」

無事な姿をミリアに鈍重に歩み寄りながら、コーデリアはミリアに声をかける…が。
ミリアの反応は、コーデリアの予想を裏切るモノだった。

「…っ!?まだ魔物が居たのか!!」
「え…っ、ま、待てミリア、私だ、コーデリアだ!!」

コーデリアを見た瞬間、ミリアは剣を抜き放ち、そして構えたのである。
当然と言えば当然だろう、今のコーデリアの姿は元からはかけ離れている上に…更に、どう見た処で淫魔なのだから。
しかしそれに気づいていないコーデリアは慌てて口を開き。
その言葉を聞いた瞬間…ミリアの表情が、怒りに染まった。

226710:2010/03/09(火) 19:09:06 ID:eiqPNihQ0
「貴様…ッ、魔物の…醜い淫魔の分際で、隊長を愚弄するか!!」
「ち、違う!本当だ、私は…」
「黙れ!!」

怒りに吼えるミリアに、コーデリアは弁明しようとするも、ミリアの一喝でそれは遮られてしまい。
剣を構え、駆け寄ってくるミリアから逃げようと走り出すも、その動きは余りに遅く。
全身をたぷんたぷんと波打たせ、ドスン、ドスン、とスローモーションでもかかっているかのような走り方をするコーデリアに、ミリアは背後から斬りかかろうと剣を振りかぶり…その瞬間、剣が、ミリアの手から落ちた。

「…っ!?ぁ…っ、んあああぁぁぁぁぁっ♥」
「…え…み、ミリア?」

カラン、と剣が落ちたのと同時に、ミリアが背筋を反らしながら、その場に崩れ落ちる。
コーデリアが、後ろを振り返れば…そこには、自分の股間を抑えながらその場にうずくまる、ミリアの姿が有った。
時折痙攣するかのように身体を震わせ、甘ったるい声を漏らすミリアを見て…コーデリアは、無意識のうちに喉を小さく鳴らす。

「だ、大丈夫か、ミリア?」
「よ…るなぁ…っ、んぁ…っ♥こ、の…魔物め…っ!!」

心配そうに駆け寄るコーデリアに、侮蔑の視線を向けながらミリアはそう言って。
しかし、ミリアはコーデリアが近付く度に甘く喘ぎ、鎧の隙間から愛液が漏れてしまうほどに潮を噴いていて。
…そんな、ミリアを見て…コーデリアの心は、次第にドス黒い何かに支配されつつあった。
汚したい。
目の前のミリアを、自分がされたように…汚して、壊してしまいたい、と。
以前のコーデリアならば振り払えたであろうその感情も、今のコーデリアでは振り払う事も、ましてや振り払おうとする感情さえも湧かず。

「…酷いじゃないか、ミリア…心配していると言うのに…♥」
「…っ、魔物に心配など…っ!!」

まるで淫魔そのもののように、丸々とした顔を淫らに歪めると…ドスン、ドスンと足音を立て、乳房を、腹肉を、尻肉を揺らしながら…コーデリアは、ミリアの足元まで近寄ると、その場で座り込んだ。

「人が心配しているのに…そんな事を言う、ミリアには…教育しないと…いけないなぁ…♥」
「き、貴様…っ、よせ、触るな!!んひ…っ、ぁ、あぁぁぁぁ…っ♥」

コーデリアが尻尾の先端を自身に向けたのを見ると、ミリアは必死になって叫び。
しかしそんなミリアを見ながら、愉しそうにコーデリアは尻尾の先端から淫液をミリアの全身に浴びせかけてしまい。
淫液を浴びた瞬間、ミリアの声は瞬く間に蕩けていって。
全身を包んでいた鎧はみるみる内に形を失い、剣も溶けて。
ミリアは瞬く間に全裸にされてしまい…噴きかけられる淫液は、ミリアの全身に染み込んでいった。

227710:2010/03/09(火) 19:10:47 ID:eiqPNihQ0
「あ…っ、く…あ、はぁぁぁぁぁ…っ♥」
「ほら…素敵な身体に、なってきたぞ…ミリア…♥」

全身を覆う、燃えるような熱さにミリアは悶え。
コーデリアは、そんなミリアを見下ろしながら…ニヤニヤと、丸々とした顔を歪め。
そして、少しすると…ミリアの身体に、変化が現れ始めた。
スラっとしていて、引き締まっていた身体は段々と、ムチムチとし始めて。
腹はプクプクと膨らんでいき、だらしなく段を作り。
尻肉もミチミチと音を立てながら膨らみ、太股も、足全体も見る見るうちに太くなっていって。
しかしそれとは対照的に、豊満だった乳房はしぼんで、良い処並みと言った程度のサイズに収まっていき。

「あ…あ、あぁぁ…っ、わ、私の、身体が…っ!?」
「ははは…っ♥まだ、始まったばかりじゃないか…ほら…たぁんと、飲むがいい…っ♥」
「んぶ…っ!?んぐっ、んむうぅぅぅぅっ!!!」

茫然とするミリアの口に、コーデリアの尻尾が突き込まれる。
まるで知っているかのように、コーデリアは尻尾の先端を太くすると…直接、ミリアの体内に淫液を注ぎ始めた。
その途端に、ミリアの腹はミチミチと音を立てながら膨らんでいき。
乳房は大きさは変わらないままで、腕にもみっちりと肉が付いていき。
脇腹にも余すことなく肉が付けば、尻肉にも、太股にもでっぷりと肉を纏っていって。
美人と言えるほどの美貌を持っていた顔は、丸々と膨らみ、顎も首も境目が無くなってしまい。
変化はそれだけにとどまらず、まだ長さを保っていた手足が、まるで内側にめり込んでいくかのように、短く、太くなっていく。
曲げられなくなるほどに太く、歩く事が難しくなる程に短くなれば、面影など殆ど残らず。
そこには、まるで鏡餅のようになった、チビデブがいるだけだった。

「ぷ…っ、あははははっ♥素敵だ、素敵だぞミリア♥なんだその身体は♥」
「んぁ…っ、げほっ、けぷ…っ!あ、あぁぁ…こ、こんな…元に、元に戻せぇ…っ!!!」

変わり果てたミリアの姿を嘲笑い、コーデリアは少しだけミリアから離れて。
ジタバタと短い手足を動かし…自分一人では起き上がれないのか、必死になってミリアは身体を動かして。
自分では起き上がる事は愚か、自分をこんな姿にしたコーデリアを睨む事さえ出来ない無力感に、ミリアは目尻に涙を滲ませて。
全身に汗を流しながら…体力が尽きたのか、その場でぐったりとしてしまい。
そんなミリアの様子を見れば、コーデリアは満足げに、淫蕩とした笑みを見せて…口を開いた。

「…どうだ、反省したか、ミリア…?」
「はぁ、はぁ…っ、だ、黙れ…ま、魔物…めぇ…っ」
「ははっ、そんな身体で凄んでも滑稽なだけだぞ♥
ほら…立たせてやろう…♥」
「んぎゅっ!?あ、んぁ…っ!あぅっ、んぐぅっ!?」

コーデリアはミリアに足をひっかければ、まるで転がすようにミリアを起き上がらせて。
余りの勢いにミリアは前のめりに倒れ…そして、腹がつっかえて反対側に跳ねかえり。
更に後ろに倒れそうになれば、尻がつっかえてまた跳ねかえってしまい。
あまりに滑稽なその姿にコーデリアは失笑しながら…丸々とした身体を震わせた。

228710:2010/03/09(火) 19:12:47 ID:eiqPNihQ0
「ああ…♥なんて、快感なんだ…♥
あのミリアが、こんな滑稽で、無様で、愛らしくなるなんてぇ…っ♥」

丸々とした身体を、乳房を抱えるようにしながら、まるでハムのように尻尾を自分の身体に巻きつけて。
それにさえ快感を覚えながら…コーデリアは、甘く息を吐く。
途端に、コーデリアの羽はメキメキと大きくなり…更に、コーデリアの瞳が金色に染まって。
そして…コーデリアは、体中から、これまで以上に濃密な、淫らな臭いを漂わせ。

「…もっと…もっとだ…もっと、もっと…♥
そうだ、世界には美しい女性がもっといるんだ…その全て…いや、美しくとも、美しくしてからこうすれば良い!
男なら美しい女に変えてからこうしてしまえば良いんだ…ッ♥』

コーデリアは、誰に告げる訳でもなくそう言えば…全身から、ドス黒い靄が立ち上り。
それが形を為したかと思えば…そこには、コーデリアが倒した筈の魔王…若干丸くなってはいるが…が、姿を表した。

「御苦労だった、コーデリア…お陰で私も蘇れたぞ…
強き者が堕ちた時の味…甘美であった…まあ、これは少し予想外だったが」
『ぁ…あ、ぁ…♥貴様は…魔王…?』
「ま、魔王…?そ、それじゃあアレは、本当に…けぷっ、コーデリア、様…っ!?」

魔王は若干丸くなった自分の身体を撫で、少し恥ずかしそうにしながらも、コーデリアを労い。
憎むべき対象である筈の魔王を見て、コーデリアは…何故か、抵抗する気も、刃向かう気も起らず。
その場で、淫蕩とした瞳で魔王を見つめていた。
そして、魔王の言葉で漸く目の前の、丸々と肥えた淫魔がコーデリアだと理解したミリアの表情が、瞬く間に絶望に染まっていって。

「まあ良い…コーデリアよ、私に仕える事を許そう。
その力を振い、存分に、欲望の赴くがままに動くが良い」
『あ…ああ…魔王様…♥私の、欲望の…赴くがままに…♥』
「こ…コーデリア様!!しっかりして下さい、コーデリア様ぁっ!!!」

自分では身動きの取れない程に肥えさせられたミリアは必死に叫ぶも…それは、コーデリアには届かず。
コーデリアはにんまりと頬を歪ませれば…ミリアに、襲いかかったのである。

229710:2010/03/09(火) 19:14:46 ID:eiqPNihQ0


「…な、有触れた話であろう?」
「成程、このパラダイスはそう言う訳か…」

修繕の終わった魔王の城のテラスに、二つの人影が有った。
そこに居たのは、以前よりも若干ふくよかになった魔王と、長身の男性だった。
気安く話しているその姿には、いつもの威厳などなく、まるで旧友に話しかけているかのようで。
その二人が見下ろす広間には、丸々と肥えた淫魔がひしめいていた。
手足の短い、丸々とした淫魔。乳房と尻肉がドでかい淫魔。
様々な種類の淫魔がひしめき、欲望のままに求めあっていて。

「いや、驚いたよ。
町に行っても素敵な女性しかいなかったからね」
「今では男が絶滅危惧種だからな…
流石に、もう少し自制させるべきであったと、私も反省しているよ。
全く…淫魔達をどう統べるかで頭が痛い…」

やれやれと言った様子とため息を吐く魔王に、男性は小さく苦笑した。
何とぜいたくな悩みなのか、と。
コレだけの素敵な女性に囲まれた毎日は素敵だろうにと、男性は少しだけ羨ましそうに思いながら、軽く挨拶をすると魔王の城を後にした。
眼下に広がる街には、何処をみても素敵な女性がひしめき合っている。
そう思うだけで、男性は浮気心が湧いてきて…しかし、本妻に怒られないうちに帰ろう、と。
いそいそと、自分の世界へと帰って行った。

230710:2010/03/09(火) 19:16:45 ID:eiqPNihQ0
と言う訳で、これで完結です…色々gdgdして申し訳ありませんでした(´・ω・`)

231名無しさん:2010/03/09(火) 20:32:42 ID:Py1gMuA60
お疲れ様です
悪堕ちENDか
肥満化娘で埋め尽くされる街とかうらやまいねぇ
それだけいると快楽に堕ちきることもできずに嘆いている子もいるんだろうな

232名無しさん:2010/03/09(火) 22:41:40 ID:yPhG1WkE0
乙です!どいつもこいつも魔王はデブ専ばっかだなw
いつかリーン&セフィリア様一行&アリシア&コーデリア率いる淫魔軍団の
夢の競演も見てみたいぜ!

233名無しさん:2010/03/10(水) 04:33:16 ID:pMRFsTH.O
たいへん読みごたえのある作品でした、乙です。

贅沢を言えば首飾りの支払いも見たかったけど。
支払う前に堕ちちゃったw





割りと肥満化以外の要素に対しての批判が多いようなので
SSはこちらの避難所に投下した方が良いかもしれませんの。
管理人さんが肥満化以外の要素も肥満化が絡んでれば各自の良識に任せますと言ってますし

234名無しさん:2010/03/11(木) 14:17:22 ID:05cScYMsO
理想があるなら書こう!!!と思い文章なんて小学校以来初めてと思いながら書いてみました
カナン・モリッツ
カールレオン王国防衛団団長

身長
165
体重
42
年齢16
装備
全身軽鎧にクックリ刀とソードブレイカー
イメージ的にはラジアータのアリシアに近いがもう少し幼いい感じ
ネメスと相思相愛だが気づいていない
ネメス・ジャラプト
副団長
身長
188
体重
72

年齢17
全身重鎧と父の剣
白髪でキリリとし獣のような風格を漂わせるが幼なじみであるカナンには優しい笑顔を見せ信頼している
実はぽっちゃり好きだが本人に自覚なしカナン・モリッツ
カールレオン王国防衛団団長

身長
165
体重
42
年齢16
イメージ的にはラジアータのアリシアに近いがもう少し幼い感じ
ネメスと相思相愛だが気づいていない

ネメス・ジャラプト
副団長
身長
188
体重
72

年齢17
白髪でキリリとし獣のような風格を漂わせるが幼なじみであるカナンには優しい笑顔を見せ信頼している
実はぽっちゃり好きだが本人に自覚なし

235名無しさん:2010/03/11(木) 14:19:30 ID:05cScYMsO
私はカナン
カールレオン王国に仕える騎士だ
元々小さな国で他国に戦争を仕掛けられる事もなく平和な国で戦いを忘れていた
だが、最近できたばかりのカールレオン王国より少し大きな国が国力を上げる為と突然戦線布告してきた
為す術もなく壊滅的な打撃を受けた我が国は相手国に提案する団長同士の一騎打ちで私が勝てば国の事はほうっておくが負ければ国だけじゃなく今年の作物の80%が奪われる
この提案を受け入れた相手国と試合の日程を決め
試合当日
相手国の軍団長は力は強いが動きは遅く軽々と攻撃を避け時には余裕で受け流し、まるで負け試合のようにカナンが優勢に勝負を進め
「ふっ...負ける気はしないな!!」
渾身の一撃を素早く叩き込んで軍団長を倒した私は油断していたのだろう背後から近寄る人物に峰打ちで後頭部を打ち抜かれてしまいフラフラと振り向けば
「何をするの...ネ...メ...ス」
薄れゆく朦朧とする意識の中で見たのは一言も言わずに悲しげにカナンを見つめ剣を納刀するネメスだった

236名無しさん:2010/03/11(木) 14:21:04 ID:05cScYMsO
「ここは...牢屋か?」
朧気に目を開け周りを見れば造りは質素だが、かなり広い牢屋に入れられており壁には沢山の書棚や机があるが窓はなく
自分の現状を見れば鎧は外され代わりに純白の服を着せられ両手には光の輪のような手錠に繋がれていて手錠には若干の余裕があるが抜く事はできず出口に近寄れば近寄る程に両手を締め付け更には弱体化の魔法がかけられているのか力も思うように入らず現状を把握し壮行している内に足音が聞こえてきて扉が開くガチャリと音が聞こえればネメスが面会に来たらしく話しながら近寄って来て
「すまん...カナン、この国は俺の父親の国なんだ
まあ...言ってみれば俺はスパイ
話そうとしたけど
お前は聞いてもカールレオン王国からは出ないと思ったから...」
唐突に突きつけられた事実に信じられないと言ったような表情をすればわなわなと体を震わせながらネメスを見つめればはっきりと

「出る訳がないじゃない!」
そんな様子を見れば苦笑しながら
「こんな方法で悪いが..一時的に捕虜扱いが済んだら俺と暮らそうぜ」
「えっ...でも、条件があるわ
私は試合に勝ったんだから国には手を出さないで」
「当たり前だろ...でも、決めるのは俺じゃないがお前の為に努力はするが...」
信頼しているが...信頼したいが...そんな事を思いながら戸惑いと困惑と哀しみが入り混じった表情でネメスを見つめ
「ネメス...昔から安心できるのはあなただけだったのに」

237名無しさん:2010/03/11(木) 14:22:45 ID:05cScYMsO
言い淀むカナンを見て愛してる今でも気持ちは変わらないと言いたいが言い訳のようで言えなくなり顔を背け
「カナン...俺は先に行って待ってるからな
どんな姿になっても...俺は変わらなくお前を信頼してるからな」
「えっっ...どういうこと?」
最後の呟きが引っかかって訝しげな表情をすれば首を傾げ
「そろそろわかるさ...」
ネメスが言い終わると同時に体が火照るような違和感を感じればピッタリだった服が徐々に張り付くようにパツパツになり始め服を押し上げてお腹が柔らかくはみ出しお尻はむっちりとして丸みを帯び服が耐えきれずにブチブチとほつれ顔は僅かだが丸みを帯びていき更には手錠の隙間が目に見えて小さくなり鍛えられた体はぽっちゃりとし良くて普通の女の子のような体つきになってしまい時間にして30秒位だが精神的に不安になっていた彼女をパニックにさせるには十分過ぎた

238名無しさん:2010/03/11(木) 14:25:24 ID:05cScYMsO
「なによ...これぇ!!?
ネメス!!早く出して!!他なら何でも良いから」
脳裏にココから出された時のイメージが浮かび上がり恐怖に表情を強ばらせながら上擦った声で叫び声をあげるもネメスは申し訳なさげに無言で出ていき
「ネメス...」
全てを知っていると思っていた幼なじみの知らない顔を見て徐々に声が小さくなっていき無意識に思わず涙すれば服から覗く柔らかく触ればそれに併せて凹むお腹を見て自分はこれからどうなってしまうのだろうと不安になり
カナン
身長
165
体重
52
純白の受刑服
鍛え上げた肉体を包むように脂肪が一回りつき体は女らしくなり更には手錠により能力は1/10以下になっていて騎士と言うよりは病弱な少女になっていてネメスに裏切られた事と肉体の変化に精神が不安定になっているうと不安になり
カナン
身長
165
体重
52
純白の受刑服
鍛え上げた肉体を包むように脂肪が一回りつき急激な体重の変化に熱い吐息を漏らし肉体は女らしく丸みを帯びて更には手錠により能力は1/10以下になっていて騎士と言うよりは病弱な少女になっているネメスに裏切られた事と肉体の変化に精神が不安定になっている

239名無しさん:2010/03/11(木) 14:27:14 ID:05cScYMsO
暫くするとネメスの代わりに良く知る温和そうなネメスの父親が入って来て
「ネメスを責めないでくれ...私の性なのだから
それと君には今日1日だけ入っててもらうよ」
複雑な表情をしながらネメスの父親を睨みつけようとするも普段お世話になっていて人柄も知っているので非常になれずに頭を垂れて目を合わせず
「わかりました...ですが、後で詳しい訳を聞かせてください」
ネメスの父親はゆっくりと頷き真っ直ぐに見据え
「わかった...明日の夜に話そう
だが、明日の朝にカナンちゃんを出してやるからその間に国を見てなさい」
そう言うと手を振って出ていくが立ち止まると脇にあるボタンを押せば音がなり響いて
「だが...まあ、罰は受けてもらうよ」
「Σ私が何をしたって言うんですか!?」
焦ったように声を荒げてネメスの父に吠え立てるが背後で音が鳴り響いたのを聞き振り返ると鉄格子の左右が開きスライムとゴブリンがゆっくりと入って来るのを見て拍子抜けするも表情をキッとさせて構え
「来なさい雑魚が!」
それが気に触れたらしく勢い良く飛びかかってくるスライムに向かって余裕の表情でファイヤーボールを放とうとするも小さな炎しか出ず
「あ...れ...なんで?」
自分の状態がこんなにも弱体化している事に唖然とすればスライムのゼリー状の体にのしかかられて体内に捕まってしまい
「うぐく...このぉ!!!」
普段なら軽く振り解き抜け出せるスライムの体が今は無駄な抵抗さえもできずにゆっくりと四肢を拘束されたような状態のまま浮き上がり口の端からスライムの体液を吐き出しながら息を吸い
「はぁ...はぁ...なんでぇ...こんな雑魚なんかにぃ」

240名無しさん:2010/03/11(木) 14:28:57 ID:05cScYMsO
力を吸い取られているらしくグッタリと力無く言えば息を荒くするだけとなりソレを良しとしてゴブリンが近寄ってくるのを見ればクソッと呟き
「雑魚がかかってきてやるよww」
「えっ...ちょっ!?」
体を捻らせ抵抗するも上半身の服を脱がせられ柔らかになってしまった体が露わになれば羞恥に顔を赤くし

「何をするのよ!?///
Σ......」
「黙れ人間がw」
余りの屈辱に涙を流しながらも次に起こった事には言葉もでなくなり
ゆっくりと露わになったお腹をゴブリンにさすられれば最初は少しずつ膨らんでいき次第に手の動きでお腹がプルプル揺れ動く程にぷくぷくと段を作る事無く張りを維持したまま柔らかく膨らみ気づいていないが二の腕や太ももにも柔らかく脂肪がぷっくりと包んでいきやがてお腹の揺れが全身に広がるように揺れ顔も丸く薄く顎の下に影ができるのをみればさするのを止めてお腹を二の腕を顎と言わず全身を揉み始め

241名無しさん:2010/03/11(木) 14:37:49 ID:05cScYMsO
「んあぁ...やめてぇ////」
揉まれる度に脂肪が柔らかく捻れ凹みプルンッと揺れ動きながら膨らみ愛液をいつの間にか滴らせ甘い声を上げながら周りを見れば看守が集まっており羞恥心に悶える顔を更には赤く染めて号泣し今も尚膨らんでいくお腹をムニュムニュと歪ませるゴブリンに最大魔法ならと思い抵抗しようと唱えるも発動せず
「んんぁぁ...ふぇぇ...なんでぇ?/////」
絶え間なく襲い来る快感に思考さえ働かずに最早戦う者だったとは思えない程に丸くなり二重顎を揺らす顔を青ざめさせながら口元をニヤつかせるゴブリンを見れば絶望的になり
「魔法はね...こうやるんだよw」
秘部をチョンと触ればアリシアの全身に赤い波紋が広がっていき今までとは比べ物に快感が幾度も襲いかかり潮を吹けば体をビクビクと痙攣させ全身も脂肪がプルプルとゆっくりとだが確実に太っていきバチンと音がすればゴム製でできている筈の服がほつれ更にお尻の割れ目の部分が破けていき
「あっ...い...やぁぁああ///」
絶望的な声を上げながら自らの身に起こっている事が信じられないとばかりにミチミチブチブチと音を立てながら膨らみ続ける肉体を見つめているとスライムが動き出し体を揉み込むように押し込むように責め
「あふぅ...助けて...ねめすぅうあ!!////」
快楽と絶望に堕ちかけ無意識にネメスの名を呼ぼうとするもゴブリンにぐりっと膨らんだ秘部の肉を抓られれば尿と潮を撒き散らせながら気絶してしまい
163
体重
98
可愛らしさは残っているが最早完全にデブで弱体化している為に自重で猫背になってしまっている
体は柔らかく筋肉が無いのではと思う程にズブズブと指がめり込んでしまうほど

242Sunny:2010/03/23(火) 15:06:17 ID:lElUB3uA0
無性にかきたくなったので。
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h903.jpg
Pixiv見れる方はアンケートとかやってるんでよければ。

243名無しさん:2010/03/24(水) 19:57:26 ID:ls/dX4R.0
>>242
どこでアンケートやってんだ?渋の絵でもブログでもそれらしいものが見当たらないが。

244名無しさん:2010/03/24(水) 22:27:07 ID:B6dFnrLw0
>>243
3行目冒頭見ればわかるでしょ…評価押せば出てくる

245名無しさん:2010/03/25(木) 09:06:42 ID:0Ef/85NU0
>>244
いや、だから出てこないぞ?設定されてなくね?

246名無しさん:2010/03/25(木) 11:03:54 ID:lNuGvts60
>>245
俺の所には次回肉塊にするならどんなキャラがいいでしょう?って質問が出てきたけど

247名無しさん:2010/03/25(木) 11:17:41 ID:0Ef/85NU0
>>246
…たびたびすいません、それどの絵ですか?
ていうか「魔剣」名義の方で投稿された絵がここ最近見つからないんですが。

248名無しさん:2010/03/25(木) 11:20:01 ID:0Ef/85NU0
ごめん、自己解決した。R-18Gフィルターに引っかかってただけだった。

249Sunny:2010/04/02(金) 22:54:50 ID:1njossPY0
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h914.jpg
ご迷惑をかけて申し訳ないです;;
Pixiv,HPともに統合し今の名前はSunny(サニー)となりました。
またPixivでは評価をするとアンケート欄が出てくるのでそちらを選んで押していただければ
できるはずです。

250Sunny:2010/04/02(金) 22:57:17 ID:1njossPY0
>>249
追記。一応統合の都合上マイピクや友人に迷惑をかけないようR-18Gで投稿していますので
閲覧の際は設定お手数ですがを変更してください。

251名無しさん:2010/04/08(木) 11:33:39 ID:YgtMxdg20
本スレ規制に引っかかったのでこちらに。
フレンドベーカリーのシールの子、もっちりしてて好きです

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/923_1.jpg
普通にこんなのがお菓子に貼ってたら酷いネガキャンですけどw

252名無しさん:2010/04/10(土) 18:31:44 ID:.WnrnAm.0
>>249
>>251
乙です!
規制に引っかかると自然とスレや避難所からも足が遠のいちゃうんだよなあ
おかげでせっかくの肉絵を見逃してしまいがちで悲しい

253名無しさん:2010/04/11(日) 16:49:06 ID:LtDy7nFU0
Sunnyさんも971さんもGJ!継続して絵を投下してくれるあなた方には本当に頭が下がります。

254名無しさん:2010/04/11(日) 17:39:59 ID:3EqPOO/w0
初めて知ったんだけど、フレンドベーカリーのシールって色々種類があるんだな。
今度買ってみよっと。

255名無しさん:2010/04/28(水) 02:07:00 ID:HSvVbNao0
ナコミナチャム
練習がてら同じ構図で肥満化とか…
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/928_1.jpg
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/929_1.jpg
差分
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h921.jpg
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h922.jpg

256307 ◆swzAzGBkfU:2010/04/28(水) 20:57:28 ID:aBAvx9EU0
>>255
janeの画像ビューアでいっぺんに開いて画像切り替えて堪能しました。

257名無しさん:2010/04/29(木) 21:20:38 ID:LaUTG9ME0
これはいい差分w
嫌そうな顔してるのもツボだぜ

258名無しさん:2010/04/30(金) 21:58:59 ID:yjW5XNAc0
BLAME!のサナカン先生
描いていくうちにクマのような何かに
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/931_1.jpg

余所で描いた奴ですがネタになれば
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/932_1.jpg

259名無しさん:2010/05/02(日) 14:02:27 ID:TodXvnDI0
乙です!GWだからか久々に活発に投下されていて嬉しい

260名無しさん:2010/05/04(火) 20:58:24 ID:J/PWK81.0
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/934_1.jpg
久しぶりに着替えたらあれ?なんか…控えめですがそんな感じのお腹が好き
あと規制は嫌い

261シェリア:2010/05/10(月) 10:18:10 ID:8es9GF5YO
ここ…、なんなの…?
かわいい女の子を強制肥満化…?
よくわからない場所に閉じ込められちゃったわ…。
早くアスベル達と合流しなくちゃ。
誰かいないかしら?

(テイルズなりきりスレやってて思い付きました。なかなかあっちだと私の趣味に合うからみが来ないので…。このスレ住人のからみに、このスレ向きに返事していきたいと思います。
質問、からみ、とくに差し入れWW募集中です。)
>>255
イラスト乙です!
私もこういうお腹が好きですW

262名無しさん:2010/05/10(月) 15:17:16 ID:XsvTB.SM0
じゃあまずは、摂取したカロリーを瞬時に贅肉にする薬を無理やり口に入れる

263シェリア:2010/05/10(月) 15:40:41 ID:8es9GF5YO
だ、誰!?なにするのよ!うぐっ…、ぷはっ!

(薬を飲み込んでしまう)

うぅ…一体なんなの?今の薬みたいの…

264名無しさん:2010/05/10(月) 17:45:31 ID:X1WM9afo0
>>260
久しぶりに着た服がキツいって(他人がやる分には)実に萌えるよねw
日頃の不摂生が形となって現れていて

>>261
1歩進むたびに1キロカロリーずつ消費ならぬ摂取してしまうトラップとか
微妙にショボいトラップだが1500歩も歩けば成人女子の一日の摂取カロリーくらいは行っちまったりする

265名無しさん:2010/05/10(月) 19:37:13 ID:ZF2nSFRIO
なりチャットはリレー小説みたいな感じですか?


改訂版
私はカナン
カールレオン王国に仕える騎士だ
元々小さな国で他国に戦争を仕掛けられる事もなく平和な国で戦いを忘れていた
だが、最近できたばかりのカールレオン王国より少し大きな国が国力を上げる為と突然戦線布告してきた
為す術もなく壊滅的な打撃を受けた我が国は相手国に提案する団長同士の一騎打ちで私が勝てば国の事はほうっておくが負ければ国だけじゃなく今年の作物の80%が奪われる
この提案を受け入れた相手国と試合の日程を決め
試合当日
相手国の軍団長は力は強いが遅くまるで負け試合のように劣勢を強いられていた
「ふっ...負ける気はしないな!!
何をするの...ネ...メ...ス」
軍団長を倒した瞬間に峰打ちで意識が朦朧としながら見たのは一言も言わずに悲しげに見つめるだけのネメスだった

266名無しさん:2010/05/10(月) 19:39:34 ID:ZF2nSFRIO
「ここは...牢屋か?」
朧気に目を開ければかなり広い牢屋に入れられており手錠に繋がれていて手錠には若干の余裕があるが抜く事はできず弱体化の魔法がかけられているのか力も思うように入らず壮行している内に足音が聞こえ
ネメスが入ってきて
「すまん...カナン、この国は俺の父親の国なんだ
まあ...言ってみれば俺はスパイ
話そうとしたけど
お前は聞いてもカールレオン王国からは出ないと思ったから...
こんな方法で悪いが一時的に捕虜扱いが済んだら俺と暮らそうぜ」
唐突に突きつけられた事実に信じられないと言ったような表情をすればわなわなと体を震わせながらネメスを見つめ
「嘘でしょ...?ネメス!?」
目線を逸らすネメスを見て唇を噛み締めれば事実なんだと頭を垂れ
「カナン...俺は先に行って待ってるからな
どんな姿になっても...」
「えっ...どういうこと?」
最後の呟きが引っかかって訝しげな表情をすれば首を傾げ
「そろそろわかるさ...」
ネメスが言い終わると同時にピッタリだった服が少しだけパツパツになり始め僅かだが顔が丸みを帯びていき更には手錠の隙間が僅かに小さくなり時間にして10秒位だがパニックを引き起こすには十分過ぎた「なに...これ?
ネメス!お願いだから早く出してよ!!」
脳裏にココから出された時のイメージが浮かび上がり上擦った声で叫び声をあげるもネメスは申し訳なさげに無言で出ていき
「ネメス...」
全てを知っていると思っていた幼なじみの知らない顔を見て思わず涙すればパツパツになった服から覗くお腹が自分はこれからどうなってしまうのだろうと不安にさせ
カナン
体重46
装備は殆ど脱がされオーダーメイドに作られた白い下地だけ
鍛え上げた肉体に僅かに脂肪が包み女らしい肉体だがパツパツな服から柔らかな脂肪がはみ出しており羞恥心を煽られついる

267名無しさん:2010/05/10(月) 19:42:45 ID:ZF2nSFRIO
ネメスの代わりに良く知る温和そうなネメスの父親が入って来て
「ネメスを責めないでくれ...私の性なのだから
それと君には今日1日だけ入っててもらうよ」
複雑な表情をしながらネメスの父親を睨みつけようとするも普段お世話になっていて人柄も知っているので非常になれずに
「わかりました...ですが、後で詳しい訳を聞かせてください」
ネメスの父親はゆっくりと頷き真っ直ぐに見据え
「わかった...明日の夜に話そう
だが、明日の朝にカナンちゃんを出してやるから国を見てみなさい」
そう言うと手を振って出ていく時にボタンを押し
「だが...まあ、罰は受けてもらうよ」
「Σ私が何をしたって言うんですか!?」
焦ったように声を荒げれば振り返ると鉄格子の左右からスライムとゴブリンが入って来るのを見て拍子抜けするも表情をキッとさせて構え
「来なさい雑魚が!」
飛びかかってくるスライムに向かってファイヤーボールを放つも小さな炎しか出ず唖然としている間に捕まってしまい
普段なら軽く振り解き抜け出せるスライムの体が今は無駄な抵抗さえもできずに捕まり
「なんでぇ...こんな雑魚に」
体力を吸い取られているらしくグッタリと力無く言えば息を荒くするだけとなりソレを良しとしてゴブリンが近寄ってくるのを見ればクソッと呟き見つめ
「えっ...ちょっ!?」
上半身の服を脱がせられ露わにし
「何をするのよ!?///
Σ......」
「黙れ人間w」
余りの屈辱に涙を流しながらも次に起こった事には言葉もでなくなり
ゆっくりと露わになったお腹をゴブリンにさすられればプクプクぷよぷよと膨らんでいき気づいていないが二の腕や太ももにも柔らかく脂肪が包んでいき次第にお腹を揉み始め

268名無しさん:2010/05/10(月) 19:44:18 ID:ZF2nSFRIO
「んあぁ...やめてぇ////」
周りを見れば看守が集まっており羞恥心に顔を赤く染め号泣しつつも膨らんでいくお腹をムニュムニュと歪ませるゴブリンに最大魔法ならと思い唱えるも発動せず
「なんで...なの?」
丸く母性的なぽっちゃり顔を青ざめさせながら口元をニヤつかせるゴブリンを見れば絶望的になり
「魔法はこうやるんだよw」
秘部をチョンと触ればアリシアの全身に赤い波紋が広がり次に熱が襲いかかり次第にゆっくりとだが体が太っていか服がほつれ破れていき
「あっ...い...やぁ...」
絶望的な声を上げながら自らの身に起こっている事が信じられないとばかりにミチミチブチブチと音を立てながら膨らみ続ける肉体を見つめれば失禁しながら気絶してしまい
体重
72
見た目
可愛いらしいが服が破け所々肉が食い込み脱ぐのが難しく更にはでっぷりとしたお腹が露わになっている
弱体化+急激に太った事でゆっくりとしか走れず更には魔法で周りの目に晒されると羞恥心でビクビクするようになった

269名無しさん:2010/05/10(月) 19:46:20 ID:ZF2nSFRIO
目を開ければ二匹はいなくなっていて変わり果てた体を確認するように見れば何時の間にかオムツを掃かされていて
「後どの位で出れるの...?」
「後10時間位かな...今は夕食の時間だ」
「ネメス...」
「立ちにくいだろう...手伝ってやるよ」
誰にともなく言えば返事が返って来たので顔を向ければネメスが入って来て今の自分の体を隠すように所々破けたの服を押し付けながら慣れない体を鈍重に上半身を立たせせようとするが弱体化した肉体では難しく
そんな私の体を見ればゆっくりと近寄って来て後ろから優しげに抱きしめるように座らせれば頬をくっつけ耳元で囁いて
「カナン...昔から好きだったんだ
幼く弱いカナンも団長になって強いカナンも」
「突然何を言ってるのよ///」
赤くなりながらも自分もネメスには恋心を抱いていてネメスの言葉に内心では胸ときめかせ恥ずかしそうに声を荒げるもネメスは慣れた様子らしく優しく柔らかな笑顔で
「唐突過ぎたな...でも、長い時を殆ど一緒に過ごし共に成長して来たお前と...
何時までも...何時までも...愛し合いたいから結婚してくれ」
「...返事は直ぐには無理かな...」
「わかった...待ってる
けど、もう少し抱きしめさせてくれ」
「良いけど...ネメスの家族だから許せるけど
なんで...こんな事を?」
柔らかなお腹をなぞるように触り首筋にキスをすれば

270名無しさん:2010/05/10(月) 19:48:05 ID:ZF2nSFRIO
ゆっくりと言葉を紡ぎ出し
「親父が決めたらしい...男は軟弱な女に女は女らしくだそうだ」
ごめんな...力が無くてと内心で呟きながら苦笑いして
「でも、これ以上は嫌かな...」
少し震える声で呟けば露わになっているお腹を両手で包めば手のひらから溢れ柔らかく少し動かすだけでプルプルと揺れ動き重たい体は先程の無力感を思い出させ無意識に目を閉じて俯き
そんな様子を見ればいたたまれなくなりギュッと抱きしめ
「心配するな...今日だけだから...元気出せ
それと大丈夫なら...夕食は一緒に食べよう」
「そうね...今日だけだから夕食は抜かずに食べるね」
頷けばネメスがメイドに夕食を運ぶように呼びかけ

271名無しさん:2010/05/10(月) 19:49:26 ID:ZF2nSFRIO
短い足のテーブルが運ばれ牢屋の中央に並べられれば食事を運んでいき用意が終わったのを見計らうと2人は向かい合うように座って食事をし
「こうやって食事するの久しぶりね」
「お前はいつも無理し過ぎなんだよ..別に他に少し仕事を回せば凄い忙しい訳じゃないんだからな」
「そうかもだけど..やっぱりみんなも訓練に時間を使って欲しいから」
そう言ったたわいない会話が久しぶりらしく安らいだ表情で楽しげに食事を済ませ
「もうこんな時間か..」
「もう行くの?」
「仕事があるからな..悪い」
「寂しさを感じる程子どもじゃないわよ」
フッと笑えばネメスはメイドに片付けるように指示し出ていき

272名無しさん:2010/05/10(月) 19:51:01 ID:ZF2nSFRIO
「あ...れ...?」
ネメスが帰ると急に睡魔が襲いかかりバタンと眠りについてしまい
「ここは夢...かな?」
目を開ければ闇の空間が広がっていて足下には星が散りばめられていて夢だと一番に感じさせるのは自らの体が元の体型に戻っていて
「やあ...カナンだったかな?」
背に蛾の羽を生やし羽ばたかせながら山羊の頭から人語を介して近寄ってくるそれは夢魔だとわかり
「そうだけど何の用よ?」
「我が主の王が私との勝負に勝てば元に戻すと言っておる
話に乗るかね?」
「当たり前じゃない

迷いながらも頷けば武器を構え
「おっと...私は野蛮なのは苦手でね
勝負の方法は君が私の所までたどり着いて私にタッチすれば良い
できなければ、1/10が君に加算される
さあ...スタートだ」
「ちょっと!1/10って何より!?...行っちゃった」
捕まえようとするも夢魔は消え失せてしまい仕方なく闇の空間を真っ直ぐ歩き始め

273名無しさん:2010/05/10(月) 19:52:37 ID:ZF2nSFRIO
30分位歩いた時だろうか突然眩い光に包まれれば四歳位の姿になっていて目の前には昔襲われた中型の野良犬がゆっくりと迫り
「Σひっ...えっ...?」
こんな犬になんでビビってるのと思えば立ち尽くしてしまい夢だからなのと思った瞬間に噛みつかれれば失禁してしまうが何事もなかったかのように突然野良犬も消え失せ姿も戻っていて
「負けましたね...思い出に」
夢魔の声が聞こえればビクッとするも警戒し
「それが...な...に...よ
Σひいぃ!やめてぇ...」
ムクムクと柔らかく体が膨らんでいき夢魔の笑い声が聞こえる度に絶望が内側から吸い出されるように湧き上がりギリギリぽっちゃりレベルと言える程に太れば変化が止まり
「ダメかもしれない...」
そう呟きながらもゆっくりと進んでいき

274名無しさん:2010/05/10(月) 19:54:13 ID:ZF2nSFRIO
辺り一面の闇がカナンに集まれば8歳の姿になってはいるが何故か変わってしまった体型と同じようにぽっちゃりしていて
目の前には10歳位の見習いの少年兵が出現し切りかかってきて反応して防ぐも受けきる事が出来ずに吹き飛び
「なんで...現実も反映されてるの?」
実は正にその通りで何とか凌いでいるものの徐々に押されて負けてしまい
「修行してきな...」
少年兵に一言言われれば体中が生き物のように動き出し鎧を内側から弾かせる程に肥太りながらも膨張は止まらず完全にデブと言っても過言じゃない程に太れば漸く止まり
「ふぅ...ふぅ...ネメス...はあ...目を覚まさせて...ふぅ...」
荒い息をしながら自分の裸体をゆっくりと見つめれば悪夢の連続から覚まさせてくれとネメスに向かって言うも答える者は無く
再び歩き出すも一歩踏み出せば先程とは比べ物にならない重みと精神を削る絶望感が更に体を重く感じさせるが時々立ち止まりながら歩み

275名無しさん:2010/05/10(月) 19:56:54 ID:ZF2nSFRIO
光り輝く夢魔の姿が見え始めれば再び光に包まれれば鏡餅のような体型のボロボロの鎧を纏い背中にはロングソードを背負う12歳の姿になっていて目の前には先程と同じ位の少年兵が10人出現し
「ふぅふぅ......そんな...酷い...はふぅ」
ロングソードを重たげに何とか抜けば負けるとどうなってしまうのだろうとガチガチ震えながら今にも地面に着いてしまいそうな位に力無く構え
「行くよ...カナンちゃん」
少年兵が一斉にゆっくりと近寄ればいたぶるかのように遅く刃を振るがそれさえも防ぐ所か避けきる事が出来ずに肩を浅く斬られ息を荒くし
「はあはあ...ふっぐ...降...参...はふぅ...するから...助けて」
「それは無理なんだ...ごめんね
おデブちゃん」
みるみるうちにカナンの表情が真っ青になっていきニタニタ笑う少年兵がカナンを囲めば服を無理やり剥ぎ取れば魔法で拘束して動けなくし
「...許してぇ...」
見上げれば目に光は無くそれを見た少年兵は指をパチンと鳴らし
「許してあげるよ...後でな」
闇からニタニタと笑う幼いネメスが出現し

276名無しさん:2010/05/10(月) 19:58:38 ID:ZF2nSFRIO
「ネメス...なの?」
信頼していたネメスが...と思いながらも父親がそうならネメスもと思えばネメスが夢のような朧気な様子から徐々に現実味を帯びていき更には肉体が感じる重みも現実のようになり自重で疲弊し倒れようとするも魔法で拘束されている為にそれさえも叶わず
「もう、疲れたのか...? だらしないな」
悔しさに見上げれば周りの少年兵がいつの間にかネメスになっていて見知ったネメスの表情では無く冷たく冷酷なモノを見るような瞳で見下し
「うっ...ああぁ...」
余りの恐怖心に身震いすれば音を立てて失禁してしまうが先程とは違って熱を持ち匂いさえも漂い始め
それを見たネメスは鼻で笑い
「赤ちゃんみたいだな...カナン」
ゆっくりとネメスの一人が近寄ればハンカチで綺麗に体から尿を丹念に拭けば体が赤ん坊のようにプクプクと柔らかく膨らんで顔は恐怖心で青ざめていたにも関わらず可愛らしく赤みを帯びていけばネメスが近寄り体に触れて弄び

277名無しさん:2010/05/10(月) 20:01:32 ID:ZF2nSFRIO
「ネメス...やめ...お腹揉まないでぇ...」
お腹をプルプルと震わされこねくり回されば羞恥と屈辱に目を閉じて目が覚めてと願うも夢魔に支配された夢では覚める事も出来ず徐々に体中の柔らかな脂肪を自覚させるように脇腹の肉をなぞり揺すったりお尻を震わせるなどをしていく内に更にブクブクと柔らかく尚且つ張りを保ったまま膨らんでいき
「もう...やめてぇ」
次第に声も小さくなり表情も諦めたような表情になり
「つまらないな...カナン
そんな表情は...似合わないぞ」
パチンと鳴らせばカナンを取り囲むように鏡鏡が出現し
「いやああぁぁぁぁよ!やめて!!ネメスぅえっ...あぁ!!」
写し出された自らの姿は全身が肉に包まれれ細まった目に垂れる事なく赤ちゃんのようにパンパンの頬に最早首が消滅し代わりに顎になったと言わんばかりに分厚い何重も垂れ下がり両腕は太くでろんと肉が垂れ下がり胸はでっぷりとしていて地面に鎮座しているお腹にのしかかるようにお尻は足と一体化したかのように重量感を感じさせる程に巨大だが、ネメス達が体に触れている為に更に肥えていく体からはギシギシと音がなり絶望的な状況にも関わらず精神は狂いもせず
「死んじゃう...あぁ」

278名無しさん:2010/05/10(月) 20:03:01 ID:ZF2nSFRIO
カナンの声を無視して仕上げとばかりに体を半スライム化させ拘束を解けばカナンは何も言わずに重力と自重に負けて座り
「カナン...許してやるよ」
クハハハハハと笑えば消え失せたと同時に夢魔の声が響き渡り

「あなたは先程自ら負けと言いましたよね?」
「言...っ...言って...ないぃ...わよ」
息苦しく時々無呼吸になりながらも弱々しく否定し
「いいえ...言いました
「はあはあ...ふっぐ...降...参...はふぅ...するから...助けて」とね」
夢魔の声がカナンの声になれば言い逃れはできないとばかりにカナンの言葉を再生し
「そんな...」
「では、約束です」
指をパチンと鳴らせばカナンは眠くなっていき
目を覚ませば自らの体を見るが太ってはいるが眠る前の姿で変化はなく安心し
「ただの夢だ...うあぁ」
ため息をついた時に頬がぷにょんと膨らめばそれが合図だったかのように全身が膨らみながら次第に覇気の無い表情になっていき体の変化が終わると同時に夢と同じようにオムツにジョボボと音を立てながら失禁してしまい

279名無しさん:2010/05/10(月) 20:05:22 ID:ZF2nSFRIO
夢よりは太ってはいないが重くのしかかる体は夢よりも重く這うように進めばソレに気づいた看守が近寄り少し驚くが話を聞いてオムツを替えるがカナンは羞恥心ではなく無力感に支配されていて
「ありがとう...」
礼をすれば看守も振り向き頭を下げて出ていき
時計を見れば午前4時を回り
「私...もうダメなのかな...」
そう呟けば部屋にある書棚を掴んで何とか座り込んで泣き始めれば心配していからか寝付けずにネメスが入ってくればカナンを見て驚愕に目を見開き
「それは...そこまで...親子がやったのか?」

「......ネメ...っ...あんたも本当は私の事を醜くくなれば良いと思ってたんでしょ?」
無言のままに疑心暗鬼にネメスを見つめればカナンらしくない自信が無く怒りの言葉を浴びせかければネメスは涙を流しながら目線を下げて
「違う...だが、俺にも責任はある...
ちょっとだけ待っててくれ」
「えっ...?」
初めてみたネメスの涙に自分への愛と自らの罪悪感を感じて若干落ち着きながら声をかけるもネメスは行ってしまい言いようのない孤独感に再び泣きながら身を縮こまらせ

280名無しさん:2010/05/10(月) 20:06:49 ID:ZF2nSFRIO
王室を守る兵士を斬り伏せ強引に中に入れば自らの父親を見据え
「親父...あんたはやりすぎた...やりすぎたんだ!!!
カナンはあんたのせいで暗く絶望を感じるようになってしまった!!」
気にした風も無く落ち着いた様子で見つめ返せば酒を飲みながら
「仕方あるまい...昔からの知り合いとは言え今は負け犬に成り下がった国のただの女だ
どうという事はない
だから、落ち着くのだ我が息子よ」
自らの父親の言葉とは思えない言葉に剣を持つ手が怒りに打ち震えながら肉体が目に見える程に闘気を纏い始め
「ならん!...そして、全てが間違えているのだ!
親父...俺が王となる」
「なんだと!!?...何時の間に...こんな...グフッ...」
予想外の力に驚いた表情をしながら向かってくる刃が王の心臓を貫き驚愕の表情を浮かべネメスを見れば息絶えて
「まだ...終わっていない」
振り向いて周りの立ち尽くしている兵士に自らが王になった事を周りに伝えるように言えばカナンの元へと歩み

281名無しさん:2010/05/10(月) 20:08:17 ID:ZF2nSFRIO
牢獄の鍵を持って牢屋に入れば巨体と言っても良い程に肥太った体をプルプルと震わせながら泣いていたカナンがゆっくりと振り向き
「ネメス...見ないでよぉ...」
細くなった目が好きな相手にこんな姿を見られる事への絶望と羞恥の色に染まっていて
「カナン...俺は救いに来たんだ
救いが必要だ...君にも国にも」
ガチャリと鍵を開け中に入れば拒絶するように首を左右に振りながら縮こまって
「偽善を言わないでよ...もう...誰も...」
「そんな事はない...」
手錠に触れようとすれば弱々しく振り払いキッと睨みつけ

「信じてたのにぃ...ネメス...こんなになっても私をずっと守ってくれる?いつも支えて、愛してくれると言うの!!?」
泣き叫び嗚咽を交えながら怒りに任せ睨みつける事から次第に悲しげに涙目でネメスを見つめ
「ああ!当たり前だろ...カナン!」
見つめ返し強引に抱きしめ力強くハッキリと言えば口づけをし

「ネメス...良いの?///」
嬉しそうに赤い頬を更に赤くすれば落ち着いた口調で
「良いんだ...だから、こんな手錠なんかより良いものをやるから俺と来いよ」

282名無しさん:2010/05/10(月) 20:09:37 ID:ZF2nSFRIO
手錠を外し手を差し伸べ「うん////」
少しだが体が痩せていくと共に少しだが目に希望の光が灯り差し伸べられた手を握り返せばヨタヨタとゆっくり立ち上がりネメスに支えられながら共に歩き出すが今のカナンには出口通れそうになく
「今は通れないな...でも、大丈夫さ...」
「そうねw」
今はを強調すれば2人で扉に魔法を放って破壊すれば周りの兵士やメイドに見送られながら王室へとゆっくりと幸せそうに歩み続け
「ここが俺達の新たなスタート地点だ」
開けはなれた王室を見ればカナンに優しくだが希望に溢れた瞳で見つ合い
「でも...本当に私なんかで良いの?
その...少し不安で///」
周りの目に晒され少し赤くなりながら王妃になった時に国に立つ存在になっても良いのかと後ろめたさを感じ
「俺が決めたんだから二言は無い...」
「Σネメっ...////」
フッと鼻で笑えば気にするなと言葉を遮るように熱い口づけを交わし少しだけの間だが愛を感じ合えば口を離して玉座と特注品の大きな玉座に向かって再び歩き出し中央に立ち2人をにこやかに見つめる神官長の前に立ち

283名無しさん:2010/05/10(月) 20:11:09 ID:ZF2nSFRIO
「何故...ここに?」
「なに、2人の様子は良く見てましたからね
正式に王位を継承させようかと思いまして
とは言えカナンさんには着替えて頂きたい」
「えっ...Σあっ...!!
「はいぃ//」
殆ど裸の状態なのを2人で同時に気づけば恥ずかしそうにネメスがマントで遅すぎるながらも体を隠し少し慌てるも神官長や神官達は落ち着いていて
「恥ずかしがらずとも大丈夫ですよ」
神官長が指をパチンとならせばメイドが集まり全身の寸法をメジャーで計られ気絶しそうな程に恥ずかしく果てしなく長く感じる時間が終われば
メイドが前もって作って置いたらしいドレスを持ってきて着替えさせられ「ピッタリ...凄い」
着やすく余りにも今の体型にピッタリなのを驚きネメスを見つめ
「似合うよ...カナン」
穏やかに見つめながら疑問に思い
「それにしても何故ドレスが?」
ホッホッホッと笑いながら楽しげな口調で
「牢屋をチェックするのはメイド達ですから予め調べておいたので作って置いたのですよ
さあ...王位継承を始めましょう」
その言葉に2人で手を繋げば頷き合い

284名無しさん:2010/05/10(月) 20:12:17 ID:ZF2nSFRIO
厳格な雰囲気を漂わせ2人を見据えれば神官に2つの王冠を持って来させれば皆が集まり
「英霊の皆においてネメスを古の王としてカナンを未来の王妃として王冠を授ける
だが、先の王のように堕落してはいかんぞ」
ゆっくりと頭を下げ頷けば祝福されながら王冠が被せられ
「立派な王になると誓います」
「民を守る王妃になると誓います」
よろしいと言えば場を離れて玉座に手を向け
「行こう...カナン//」
「うん...ネメス//」
気恥ずかしそうに、たが、支え合うように玉座に歩み出し手を離して玉座に座れば時を忘れたようにディープなキスを交わしてから真っ直ぐに見据えれば皆が片膝を着いて忠誠を誓うようにひれ伏し2人が立ち上がると同時に国中でお祝いの祭りが始まるのだった

285名無しさん:2010/05/10(月) 20:13:42 ID:ZF2nSFRIO
五年後
戦争を仕掛けずに手を取り合い連合国として発展し国名をA-Ly-Lyとして平和な国を築いていた
カナンとネメスは女の子を二年前に儲けて幸せに暮らしていた
「ネメス...今でも感謝ししているわよ//」
「俺もさ...///」
カナンは以前に比べれば痩せたがまだまだぽちゃぽちゃしているが愛らしく少しだけ獣らしさが抜け王としての立派になりつつあるネメスと他愛無い会話をする様子も以前以上に幸せそうで
「まま」
ゆっくりと近寄る我が子を抱き上げれば三人で城の窓から国を見つめ幸せを噛みしめたとさ
〜fin〜
拙い文章ですが(・ω・)

286名無しさん:2010/05/10(月) 22:25:05 ID:heZZO8N20
腹を揉まれて感じるって意外と少ない表現だからツボにはまった

ちょっと表現おかしい部分や誤字脱字があったから
一回上げる前に見直したらよかったかも

何はともあれGJ!

287名無しさん:2010/05/10(月) 22:49:40 ID:ZF2nSFRIO
文章が苦手なので少しずつ見直しや表現を上達させていきたいと思います('-^*)
それと途中書けなくなった小説があるのでテイルズなりきりチャットの人や他の方で補足してくれる方がいれば助かります
ルシアン
アジア系で黒い長髪で瞳が赤く軽装の鎧を着ている
身長172
体重56
武器
細く軽いロングソード
シルク
赤髪でツインテール
目は青く幼さの残る顔立ち服は白いワンピース
身長155
体重34
魔法とナイフを使いこなす
ルル
身長138
体重18
普通の住民
白い髪にネコ耳でエメラルドグリーンの瞳
服は着物
ラルド・ウィルキンス
金髪で短くカットされた髪に強面の顔
大きめのコートを羽織っていて中に薄手の鎧にジーンズというラフな格好をしている
武器ソード

288名無しさん:2010/05/10(月) 22:50:44 ID:ZF2nSFRIO
ここはアルタイユ大陸
そこの南に位置する小さな町(緑森京)ランで(事件が起きた)歴史に残る出来事が起きようとしていた

朝の散歩道でルル・ブラウンが鏡を拾った瞬間...少女は鏡の魔力にとりつかれ町を迷宮にした
三日後隣町ダンビラの自警団の一つ(オラシオン教団)赤騎士団の腕利きが調査に乗り出した

「なにがあったのかしらねぇ...?」少し緊張感の無さげにコーヒーを飲みながらシルクは何気なくルシアンに目を向けるとそんなのわかるわけないじゃんと言うような目で見返し立ち上がり
「行くしかないんじゃない?」そう言うと準備を始める
実態がわからない以上、今回は調査だけなので2人とも落ち着いていた
「そうね...そうよね」
自らも立ち上がると、まとめていた荷物を持ちルシアンに合図をして町に向かう

289名無しさん:2010/05/10(月) 22:52:00 ID:ZF2nSFRIO
「...これは一体?」
「どうなってるの...?」
町に着いた2人は町の様子を見て同時に言い放つ
何故なら...町中の全てが鏡になっていたからだ
「これは...罠があるかも知れないな」
「確かに...でもまとまって行動するよりは二手に別れた方が良くない?」
どうするか考え
一緒に行動する
4レス
二手に別れる
5レス

290名無しさん:2010/05/10(月) 22:54:14 ID:ZF2nSFRIO
4
考えた結果ルシアンはシルクに目配せして
「やはり、何があるかわからないし一緒の方が良いと思う」
「わかったわ」
頷き返すと周りを見渡し警戒しながらゆっくりと進み始める
だが、町の真ん中まで歩いてみるが罠どころか町の住民でさえ誰一人見かけず仕方なく建物を調べようとした時だった
「た...すけ...」
すかさず声のする方へと駆け出し宿屋で女を見つけるも驚愕で立ち止まってしまう
「どうし...」
「なっ...」
絶句してしまう光景がそこには広がっていた
鏡から幾本もの触手が伸びて女を包むとゆっくりとだが鏡の中に引っ張りどこかに消えてしまった「今のはなんでしょうか...」
「わからないけど、町全体が敵だと思った方が良いのかも知れないな」
2人は同時に武器を構え警戒心を強めながら女が連れ去られた鏡を一瞥すると深追いすることなく町をもう少し調べる事にした
今回の任務は解決する事よりも調査なのだと自分に言い聞かせて宿屋を後にする
7へ

291名無しさん:2010/05/10(月) 22:56:23 ID:ZF2nSFRIO
4
考えた結果ルシアンはシルクに目配せして
「やはり、何があるかわからないし一緒の方が良いと思う」
「わかったわ」
頷き返すと周りを見渡し警戒しながらゆっくりと進み始める
だが、町の真ん中まで歩いてみるが罠どころか町の住民でさえ誰一人見かけず仕方なく建物を調べようとした時だった
「た...すけ...」
すかさず声のする方へと駆け出し宿屋で女を見つけるも驚愕で立ち止まってしまう
「どうし...」
「なっ...」
絶句してしまう光景がそこには広がっていた
鏡から幾本もの触手が伸びて女を包むとゆっくりとだが鏡の中に引っ張りどこかに消えてしまった「今のはなんでしょうか...」
「わからないけど、町全体が敵だと思った方が良いのかも知れないな」
2人は同時に武器を構え警戒心を強めながら女が連れ去られた鏡を一瞥すると深追いすることなく町をもう少し調べる事にした
今回の任務は解決する事よりも調査なのだと自分に言い聞かせて宿屋を後にする
7へ

292名無しさん:2010/05/10(月) 22:58:55 ID:ZF2nSFRIO
5
「二手に別れましょうよ」
「そうだな...」
少しだけ迷いもあるが頷いき
「シルク...気をつけろよ」
「あなたもね」

二手に別れルシアンは宿屋にシルクはこの町の自警団に行くことにした
「得体の知れない状況だから二手に別れて本当に良かったのかしら?」
そんな事を考えながら宿屋に入った直後だった
「助けてください!」
必死に息を切らせながらこちらに向かって走る女性と背後から触手が幾本も追いかけ今にも捕まりそうになっている
「振り向くな!」
触手に向かって駆け出し触手を退け女を助け出す
「大丈夫...?」
「ありがとう...ございます」
息を整えながら途切れ途切れにお礼を言う女性に心配そうな顔をしながら少し休ませ
「何があったんだい?」
「わからないんです...突然...町があんな状況に」
思い出したくもないと言うような表情をしてから
「そうだ...教会なら」
「教会...何故?」
訝しむ表情をすれば行くか迷い
「教会は以前から遺跡の魔具を管理していましたから」
「以前から...なるほど」
管理していると言うような情報などは聞いた事が無い為に秘密裏に管理していたとなれば思わぬ収穫だと考えて
「案内を頼んでもいい?」
「はい...」
不安げな表情で頷き案内を始める
その頃のシルク

293名無しさん:2010/05/10(月) 23:01:03 ID:ZF2nSFRIO
「誰一人いないなんて...」
自警団に行き全ての部屋を調べ回り少し前までは誰かいたような形跡があるのだが人だけが消えたように静かな部屋に音楽だけが流れている
「一体どうしたって言うのかしらね」
そんな事を考えて振り向いくと先程までは無かった鏡が部屋の真ん中に浮かんでいる
「罠...!?」
それが合図だったかのように目の前の鏡から光が放たれた
「しまった!!」
避ける間もなく直撃してしまうが何の痛みも効果も無いようなので拍子抜けし
「なんだったの...か...し...ら?」
体に力が思うように入らなくなり立っているのもやっとの状態になり壁を支えにした時だった
「なによ...これぇ!」
手が痺れたように感じた次の瞬間、ゆっくりとだが着実に膨らんでいく
その感覚が全身を襲うと風船をゆっくりと膨らませるようにぷくぷくと太っていく
そんな状態が1分近く続いてから膨張が止まるとシルクの姿は変わっていて顔は少しぷっくりとして、腕は筋肉を包むように柔らかく触るとぷにぷにと、胸はAからB〜Cの間になりキツく感じるようになり、お腹はワンピースで隠れてはいるが腹筋を隠し包むように触れればぷよぷよとし足はもう少しで大根足と言われてもおかしくない程である
「そんな...こと...って」
鏡に写る自分の姿を見ると信じられないと呟きしばらく呆然としていたが思い出したように頭をはっきりさせ
「まだ...大丈夫...」
今すぐに町から逃げ出したくなる気持ちを抑えるように自分に言い聞かせると隣の町長の家に向かって歩き始める

シルク
身長155
体重48
BIM23
まだ数字的には正常だが見た目はぽっちゃり
肥満度数19%

294名無しさん:2010/05/10(月) 23:02:19 ID:jNXhZFb.0
7
「ルシアン...応援を呼んだ方が良いんじゃない?」
珍しく不安げに弱気な口調で

「こんな良くわかっていない状況では危険だ」
そう言うと人が集まっていそうな広場に向かって歩き始める
「やっぱり...誰も居ないようね」
普段は賑わっていたであろう広場は静まり返り吹き出す水も鏡になっている噴水が異様な雰囲気を強調している
「触手で鏡の中にに引きずり込む事のできるモンスターなんて聞いたこと無い...」
「それに...こんな広範囲を全て鏡にするなんてかなりの力を持っているようね」
2人で状況や今までの事を考えて、報告するか思案している時だった
足下の鏡が輝き引きずり込まれてしまう
「しまったぁ!!」
2人同時に叫んだ瞬間、輝きが失われ薄暗く白黒の左右対象の鏡の世界が現れる
「ここが鏡の中...?」
「そのようね」
そこにも誰一人おらず自分達以外の物音も聞こえない不気味な静寂の中でお互いに周りを警戒しながらゆっくりと歩き始める
「住民どころか敵も居ないなんて」
「さっきの触手は一体どこから?」
ルシアンが何気なく教会を見ると赤く輝いている何かが見えたのでシルクと目を合わせると教会に向かって歩き始める
10へ

295名無しさん:2010/05/10(月) 23:03:47 ID:ZF2nSFRIO
ルシアンは気づいた...教会に近づけば近づく程に威圧感を感じる事に
「確かに...教会には何かあるようだな」
女は不安そうな表情をしながら落ち着かない様子でそわそわしており
「さっきのは一体なんなんですか?」
立ち止まって振り返り、何気ない表情で
「見たことの無いモンスターだ...すまないけどわからない」
教会に着くと見た目に変わりは無いが空気が重く感じ威圧感が一層強く感じられ
「何か...強い力を感じるな」
武器を取り出して周りを警戒しながら女を自分の後ろになるように歩き出した
「そこです...」
女の言った通りに進むと古代の遺品と思われる品が観賞用に見やすく並べてある部屋にたどり着いた
「今まで...良くバレなかったな」
様々な魔具の数々に驚いていると女は隣の部屋を部屋にもあると言って案内しながら町長について話し始める
近くの遺跡を掘り当てコレクションしていた事や余所者には家に入らせなかった事などを
「ただ...私達は、悪いことだとは思ってませんでした...すみません」
「気にするな...あなたが悪い訳じゃないんだから」
振り向いた時だった魔具が輝き世界が反転したのは
「なんだったんだ...」
「ひゃ...」
見渡すと白黒の世界を成し部屋の真ん中に地下に続く階段が出現していた

296名無しさん:2010/05/10(月) 23:07:48 ID:ZF2nSFRIO
その頃のシルク
「もう...本当に信じらんない!」
町長の家に行くと先程の罠のような鏡が数カ所に置いてあり、素早く避け破壊しながら探索していくが誰も居ない
「残るは奥の町長の部屋だけね」
扉を少し開けて中を確認し何も無いのを確認すると室内に入ると他の部屋に比べて色々な物や絵が飾ってあり造りも良さそうである
「ここにも誰も...きゃあ!」
突然部屋が光輝き驚いて目を閉じ恐る恐る開けた瞬間、部屋が白黒の色の無い町長室になっていて異様な雰囲気を感じさせる
「体は...」
体を恐る恐る確認すれば何事もないので安心し溜め息を吐き

「良かった〜何にも変わってないみたいね?」
窓を閉じようと手を伸ばした時に武器屋に走る男の姿を見かけて呼びかけるも聞こえていないようで、そのまま武器屋に入ってしまった
「今日は、思い通りにいかないわね...」
窓から飛び出ると武器屋に向かって走り出し、もう少しで武器屋にたどり着くというときだった

シルルクを取り囲むように地面から触手が生え
「なっ...」

いきなりの事に動揺し絶句しているシルクに一斉に襲いかかり身動きが取れないように絡みつくと先端から鋭い嘴が出て体中の至る所に射し内部に入り込む
「うぎゃあ!!!うぐぅ!」
入り込んだ時の激痛に悲鳴を上げるが触手は気にする様子も無く口に突っ込んできて塞ぎ小さな固形物を一つ出し無理やり押し込むとシルクは苦しげな表情をして飲み込んでしまい
「ひゃあぁっ...体中が痺れ」
痙攣したように体中が震え出しゆっくりとだが膨らんでいき触手がそれに

297名無しさん:2010/05/10(月) 23:10:46 ID:ZF2nSFRIO
反応したように液体を流し込み更に膨れ上がって
誰か...助けてと思いながら自分の体が太っていくのをただ涙を流しながら見つめている
顔は丸く目が頬に圧迫され細くなり首が殆ど見えなくなり肩幅が二回りほど広がり特に二の腕はかなり太くなり袖を破り小さかった胸と言うかまな板のような胸は巨乳と呼べる程になりお腹は段にはならず丸い球体のようになりワンピースを押し上げお尻は大きくなりせり出し自重で垂れ足は隙間が無くなり大きなお尻との境目が無くなるほどに太くなるが未だに膨れ上がっていてワンピースがほつれていき、プルンとしたお腹を隙間から覗かせる
「もう....嫌...」
そう呟いた時だった男が突然現れて触手を全て切り裂きシルクがドスンと音を周囲に響かせて落ちるとゆっくりと近づいて「おい...大丈夫か?」
そういうと助け起こして触手を引き抜いて手当てし
「誰だか知らないけど...ありがとう.../////」
流石に恥ずかしいのか相手の顔を見れず
荒い息をしながら俯き
「俺は町の自警団のラルド・ウィルキンスだw
あんたの名前は...」
一瞬だけだが今の自分の現状を言いそうになった事がわかり余計に羞恥に顔を赤らめながら顔を上げ
「隣町の自警団のシルクです」
重みを感じながらゆっくりと立ち上がり泣きそうな表情で「ラルドさん...一緒に行動してくれませんか?何かあったのかも聞きたいし」
「わかったよ...さっきみたいになって他の奴らみたいに餌にされるかもしれないしな」
泣くなと言わんばかりに悪気なく肩を叩くとシルクの体がプルプルと揺れ動くのを感じて罪悪感を感じ
「すまん...」
俯くと破れた服から見えるお腹が息をする度に上下に動き小刻みに揺れるのを見かねて大きめのコートを着せてやると何事もなかったように歩き出し
急激に太った為か少し歩いただけでも息が荒くなり苦しそうにしながら話し
「わからん...まあ、何とかなるさ」
気楽にそう言うと警戒の色を強め
「...どうしたんですか?」はぁ...ふぅ...と息を整えラルドと同じように見れば教会から異様な輝きが見えて
「何があるかわからん...注意しろよ」
武器を取り出して構えシルクも武器を取り出すがロクに動けないかもしれないと思い魔法の威力を高める腕輪を付け教会に進んでいく
155cm
体重82kg
BMI34.1
肥満度数55

298名無しさん:2010/05/10(月) 23:32:33 ID:ZF2nSFRIO
最近はスレに活気が無い時がありますが私達の長年の愛がそう簡単に潰えることは無い筈です
皆さん自分達の愛の形を大切にしてください('-^*)/
愛は自らの心と思いから生まれるのですから
強制肥満化よ永遠に

299シェリア:2010/05/11(火) 02:20:31 ID:pcWXy8lgO
>>264氏の罠より
なんなのこの場所…歩いても歩いても暗い空間がずっと続いてて…

(カチッ!)

え…?何か踏んだ?

床からの声『アナタガココニ来テカラノ歩数、55765歩…デス』

なに…?なんの声?
!?この魔法陣は…

(床が突然光り始め、魔法陣が出現し、シェリアを閉じ込める。)

で、出られない…。
? な、なんか身体が…

(スマートなシェリアの身体がどんどん贅肉で膨れあがっていく。)

な、なにこれ!
うぶっ……スカート…がきつくて……ぐるじ…

(バチン!)

きゃあ!スカートが!!

(急速に膨れたシェリアのお腹がスカートのホックを飛ばす)

うぅ…ま、まだ太るの…?

(シェリアの足やふとももはさっきまでの胴回り近くまで太くなり、胸はもともとそこそこだったのが、巨乳ともいえるほどに膨れたが、同じく贅肉で大きくなった段腹とほぼ同等である)

はぁ、はぁ、と、止まったの?
…うぅ、こんな身体嫌…
早く脱出しなくちゃ…

(シェリアの巨大な胸と更に巨大なお腹が歩くたびにだぷんだぷんと揺れる)

現体重:108kg
B95 W107 H97

ワナ登場させてみました。
会話的なからみもじゃんじゃん来て下さいませ!
一応なりきり的な流れでいきたいので!

>>265
SSGJです!
何かを飲まされたりで急激に太るのはたまらないです!

300名無しさん:2010/05/11(火) 08:06:53 ID:53EIjtEoO
恥ずかしながら未熟なのですがそう言ってもらえるとありがたいです^^
>>299
チーグル族の子供がそこら中から集まり服を引っ張ったりして所々を破いてから2kg太らせる木の実を食べさせる(数は任せませます)
なりきりチャットは経験が無いのですが後に暇があればキャラクターを出してみます(^_^;)

301シェリア:2010/05/11(火) 21:40:22 ID:pcWXy8lgO
>>300

はぁ…はぁ…あぅ〜…もう歩きたくない…

(ドスン!)
(シェリア座りこむ)

ふぅ…それにしても一体この世界はなんなのかしら…急に光につつまれて、気がついたら周りが森になってるなんて…

(空を見るシェリアの目には鳥が数匹、魔法で作られた森だとしても、どうやら生物は存在するらしい。)

はぁ…でも作られた世界ならどこかに魔力のほつれがあるはず…
まずはそれを探して

(ぐううぅぅ〜)

ヤダッ///
…そういえば昨日からなにも食べてないわね…
…でも、食べたらまた身体が…

(シェリアは自分の身体を見下ろす。手前の地面は大きく育った胸と、巨大なお腹が邪魔でまったく見えない。肉をつかんで揺すると、お腹全体、そのつかんでいる腕についた贅肉もぷるんぷるんとふるえる。)

(ぐううぅぅ〜〜)

…はぁ…仕方ない。
何か食料を

(ガサガサ!)

今の音は?

チーグル『みゅみゅ!』
(音のした草むらからチーグルが飛び出した。)

きゃあ!びっくりした。
へ〜あなたチーグル族ね。本で読んだ事あるわ。
おいでこっちにいらっしゃい。

チーグル『みゅ〜』

(チーグルが近くに来ると何か手に持っている事がわかった)

あれ?これって木の実?
私にくれるの?

(チーグルはうなづいた)

ありがとう!いただくわ!木の実なら太らなさそうだし大丈夫かな。ん〜、おいしい!

(ぶくぶく)

…え?なんか今身体が…。

チーグル『みゅみゅ!』

(チーグルはいつの間にか次の木の実を差し出している。)

あ、ありがとう。もぐもぐ。

(ぶく、ぶく)

また…?さっきより更に服がきつくなった気がするわ…。

チーグル『みゅみゅ〜』

このままじゃいけない…。ありがとう。ごちそうさま。もういらないわ。

チーグル『みゅー、みゅみゅみゅみゅ!』

え?なに?怒ってるの?

チーグル『みゅみゅ〜!』

(チーグルが叫ぶと、別のチーグル達がたくさん集まってきた。みんなその木の実を手に携えている。)

ちょっと、なんなの?

チーグル『みゅみゅ!』

いやっ、やめて!
むぐっ!

302シェリア:2010/05/11(火) 21:41:52 ID:pcWXy8lgO
(チーグル達はシェリアの口に無理矢理木の実を押し込んでいく。すごい数のチーグルに押さえつけられ、シェリアは身動きできない。その後10分ほどチーグル達による強制給仕は続いた。)

…ふうっ…ぷ…
く、苦し…げぷっ…

(シェリアがげっぷをし、息をするたびにさっきよりも数十キロは太ったであろう、相撲取り顔負けの大きな身体がぷるぷると波打つ。なお、チーグル達に押さえつけられた時に、衣服はビリビリに破けて半裸状態である。)

…うーっぷ…
た、立てる…かしら…。

(手をついて起き上がろうとするも、あまりに大きなまんまるのお腹と胸がつっかえて起き上がれない。)

…ぷはっ、ひぃ、ひぃ、お腹が重くて息が、はぁ、はぁ…

(仰向けになっていると、お腹についた贅肉が自分にのしかかり、呼吸がしにくい。)

だ、誰か、助け…


体重:189キロ
B120 W155 H147


キャラ参加是非お願いします!
楽しみです!

303名無しさん:2010/05/11(火) 22:17:07 ID:RpvrORAA0
乙乙
テイルズやったことないからキャラのリクエストとかできんけど
シチュ募集とかがあったら頑張る

304名無しさん:2010/05/12(水) 11:43:16 ID:bE77rSgcO
>>302ティア
「きゃあ...!」
ルークの部屋に向かう途中で空間の亀裂に吸い込まれてしまい
「ここはいったいどこなのかしら...?」
目を開ければ見知らぬ場所に立ち尽くしており状況を判断すべく周りを見渡せば丸いシルエットが見え魔物かと思いゆっくりとロッドを取り出して近寄れば人間?(余りにも太っているので疑いの目を向けながら)だと判断すれば一応警戒しながらも他にも人がいたことに安堵しながら冷静な口調で話しかけ
「そんな格好で何をしているの...?」

305名無しさん:2010/05/12(水) 11:43:50 ID:bE77rSgcO
>>302ティア
「きゃあ...!」
ルークの部屋に向かう途中で空間の亀裂に吸い込まれてしまい
「ここはいったいどこなのかしら...?」
目を開ければ見知らぬ場所に立ち尽くしており状況を判断すべく周りを見渡せば丸いシルエットが見え魔物かと思いゆっくりとロッドを取り出して近寄れば人間?(余りにも太っているので疑いの目を向けながら)だと判断すれば一応警戒しながらも他にも人がいたことに安堵しながら冷静な口調で話しかけ
「そんな格好で何をしているの...?」



初めてなのでちょっと変かもですが(・ω・)

306名無しさん:2010/05/12(水) 12:17:29 ID:bE77rSgcO
間違えて二回も(・ω・;)

307シェリア:2010/05/13(木) 00:16:25 ID:TKMSkmX.O
誰、ですか…?
ふぅ、ふぅ、誰か知らないけれど、手を貸してくれませんか…
身体が、重くて動けないの…

308名無しさん:2010/05/13(木) 07:22:48 ID:fNxPgDOUO
>>307ティア
「私はティア..ティア・グランツよ
まあ..詳しい説明は後にするわね
........よし
せ〜の〜」
手を貸すだけじゃ無理かもと思えば背中に行きシェリアを半ば押し上げるように何とか上体を起き上がらせ
「はぁはぁ..大丈夫?」
にっこりと微笑みを浮かべ手を差し伸べながらコレだけ太っているのに可愛らしいと思い

309シェリア:2010/05/14(金) 04:08:58 ID:9JZB1c82O
ふぅ…あ、ありがとうティアさん…う〜っぷ…お腹が重たい…

シェリアが起き上がるとその巨大な太鼓腹は重力に負け前へと垂れさがる。
胸はお腹にのっかり、顔は見事に二重顎、ほっぺはたぽたぽとまるく膨らんでいる。

310名無しさん:2010/05/14(金) 08:39:05 ID:X6LvdouQO
>>309
ティア
見た目の重量感に思わず気圧されるが誤魔化すように話し出し
『こっ...こんな状況だもの助け合わないとね
そういえば、あなたの名前を聞いてなかったわね?』

311シェリア:2010/05/14(金) 10:57:07 ID:9JZB1c82O
わ、私はシェリアです。よろしくお願いします、はぁ…はぁ…

ティアさんはどうしてここへ?

312名無しさん:2010/05/14(金) 12:56:58 ID:X6LvdouQO
ティア
「ルー...仲間の一人の部屋に向かう途中で空間の亀裂に吸い込まれてしまって...
そしたらここに飛ばされて来たのよ」
周りを見渡せば出口どころか薄暗く方向さえもわからなくなりそうで
「それにしても...やっぱりなんでもないわ;
シェリル..貴方からも情報を聞きたいのだけれど良いかしら?」
シェリルに目を向ければ飛び出し垂れ下がるお腹や所々が破け肉がはみ出す体を見てシェリルが傷つかないように言葉に気をつけながら話し

313シェリア:2010/05/15(土) 02:11:36 ID:er0fUA6kO
ええ…、いいわよ…。
(ティアの視線に気づき、身体に目を向け顔を赤くする。)

314名無しさん:2010/05/15(土) 03:10:35 ID:pYKsey3E0
竜宮の使い?いいえステラーカイギュウです。
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h928.png

315名無しさん:2010/05/15(土) 05:44:55 ID:kaZGJfXwO
>>313
ティア
「シェリル...この場所の名前や体験した事を教えてくれない?」
ゆっくりと歩み寄り
「それから出口を探しましょうね...;
あっ、余り気にしないで!」
肩に優しく手を置いて落ち着かせようとすれば逆にシェリルの体が僅かに柔らかく震えるのを見てしまったと思いながら目をそらして

316シェリア:2010/05/15(土) 09:42:45 ID:er0fUA6kO
あ…ありがとう///
(顔を赤らめて)

このまま出口まで、もうなにも起こらないといいんだけど…







細かいようですみません。シェリルではなくシェリアですねw
グレイセスのキャラです。

317シェリア:2010/05/15(土) 09:47:50 ID:er0fUA6kO
歩数によって体重が増えるトラップを踏んでしまったり…
その時はまだ動ける身体だったんだけど、そのあとチーグル達に無理矢理木の実を食べさせられて、あっという間にこんな身体に……ぐすっ…うっ…

(涙声で)
シェリアが嗚咽を漏らすたびに、たぷっ、たぽっ、とお腹が波打つ。







イラスト乙です!

318名無しさん:2010/05/15(土) 11:31:45 ID:kaZGJfXwO
>>317
>>316
ティア
「そうだったの...ごめんなさいシェリア
私...元からだと思ってたわ」
そっと、涙を拭いてあげれば少し俯いて謝罪し
「そうだわ
元に戻す方法はわからないけど動きやすいようにしてあげるわね」
譜術を唱えシャープネスを発動すればシェリアの力を上げ


すみません間違えちゃいました(・ω・;)
イラスト乙です('-^*)/

319名無しさん:2010/05/15(土) 11:49:04 ID:kaZGJfXwO
画像を貼り付けるにはどうすればいいのですか?

320シェリア:2010/05/15(土) 23:38:36 ID:er0fUA6kO
ありがとうティア!
これでなんとか動けそう。

(シェリアが重々しくよたよたと歩きだすと、お腹や二の腕もたぷんたぷんとそれに合わせて波打った。)

321名無しさん:2010/05/16(日) 06:58:37 ID:hIEbPqzUO
>>320
ティア
たぷんたぷんと揺れる体を見てると残っている服が今にも弾け飛ぶんじゃないかと少し心配になり
『礼はいらないわよ
とりあえず、出口を見つける前に服を探さないと困るんじゃないかしら?」そっとシェリアの手を握って歩調に合わせるように歩きながらシェリアの服に指先で触れて

322シェリア:2010/05/17(月) 01:21:33 ID:K5rB23sgO
そうよね…
この服じゃちょっと…
(身体を見下ろすと胸とまるだしの大きなお腹で足元が見えない)

少し進んでみましょう。
おかげでなんとか歩けるし、きっと大丈夫。
脱出できるわ。

323名無しさん:2010/05/17(月) 02:00:22 ID:BdYC3iIwO
>>322
ティア
「ええ、必ず脱出できるわよ」
少し不安になるも強い意志で不安を振り払いながらシェリアが転ばないように気をつけて



罠などを募集しますか?^^

324名無しさん:2010/05/17(月) 17:13:35 ID:F6L98D.w0
洗脳だか呪いだかで食べ物をひたすら食い続けてぶくぶくになるのが見たいなぁ
なんかありきたりだけど・・・

325名無しさん:2010/05/18(火) 00:56:40 ID:Cemu5KEs0
触手による、美肉饅頭化促進マッサージ及び
永続的に多量の栄養分を供給するアイテムの体内投入(排出不可)とか

326シェリア:2010/05/18(火) 00:58:14 ID:9/QsqFpsO
はぁ…ひぃ…
(ティアに手伝って貰いながら、一歩ずつ進んでいく)

だ、誰!?
(目の前に人影が現れたかと思うと、シェリア達の顔の前でパチン!と指を鳴らすと、どこかへ走り去っていった)

い、今のは一体、う…な、なんだか急にお腹がすいて…。

ぐるるるぅぅう

(その時シェリア達の目の前に突然、ごちそうが並んだ巨大なテーブルが現れた)







さっそく罠採用です!
読者参加型なんで、お腹つかんだり揉んだり、読者が関与して全然OKです!


指を鳴らしたのは催眠です。
ティアにも催眠がかかってる感じでいきましょうw

327名無しさん:2010/05/18(火) 02:39:02 ID:WEPlnRFkO
催眠によって一時的に音素の制御ができなくなり
癒しの力が暴走して脂肪をどんどん増やしてしまうのとかどうでしょう?

328名無しさん:2010/05/18(火) 04:54:39 ID:PwSNbgVAO
>>326わかりました('-^*)/
ティア
ぐぎゅるるる〜
「お腹が空いた...」
実は来る前から何も食べていない為に耐え難い空腹が押し寄せシェリアから手を離し罠かもと頭の片隅で警報がなるが催眠による食欲が勝りご馳走に近寄り
「一口だけなら...良いわよね?
パク...美味しい!w」
余りの美味しさに空腹も手伝いガツガツと無我夢中で食べ始めながらいつの間にか音素が暴走し肉体の音素が増え脂肪が増殖する術(ジェイドがかけられた封印術よりはロックが簡単な)をかけられ


じゃあ、後にわき腹を摘みます(・ω・*)

>>327
こんな感じにしました

>>326
後半に使うかもです

329シェリア:2010/05/18(火) 23:44:48 ID:9/QsqFpsO
わ、私も…

バクバクガツガツ

(ティアに負けず劣らずのスピードで食べ始める)

(そうこうするうちにシェリアの肥えた身体が更に膨らみ始める。食べるのにお腹が邪魔になるほど膨れあがり、二の腕は元の身体のふとももくらい太くなり、食べ物に手を伸ばすたびにぶるんぶるんと揺れる。)








了解です 百合系に進む感じですかね?w
住人の方の関与にも反応していきますんで気軽にどうぞです!

330名無しさん:2010/05/19(水) 00:38:21 ID:8sI53eR2O
>>329
ティア
「けふぅ...おいふぃ...」
服装がピッタリな為か次第にシルエットが丸みを帯びていくのが傍目にもわかりやすく
顔はぷっくりと丸くなり二重顎がうっすらと見え始め
元々大きめだった胸はずり落ちるホックを途中で止める程に大きな球体になり片方だけでもスイカより巨大で
それを支える胴体は胸で目立たないがでっぷりと脂肪を蓄え更に食べ物でパンパンに膨らんでいてピッタリとした服には段腹などなくミチミチと音を立てながら今にも弾け飛んでしまいそうで
上半身を支える下半身は安定感を感じさせる程にどっしりとしているがミニスカートのようになった服が耐えきれなかったらしくお尻の割れ目の部分が裂けており更にタイツが伸びきってほつれ足の贅肉に食い込み
ブーツは殆ど壊れていて履いていると言うよりはハマっていると言う感じで
全体的に見ればくびれてはいるが今も膨張をし続ける肉体は徐々にくびれがなくなり横に広がっていく
「はぁ...ふぅ...くる...うっぷ...ひぃ...私...?」
プルプルと太くなった二の腕を揺らし口にした食べ物をたまにこぼしながらも食べ続けるが次第に湧き上がる食欲と満腹感に苦しみ催眠が徐々に切れ始め



どう進むのかイメージが無いのでわかりませんが何色にも変わるのが物語ですから楽しみましょう('-^*)

331名無しさん:2010/05/19(水) 15:34:30 ID:ZkmSNL.QO
催眠が解けた後が楽しみGJ!

332シェリア:2010/05/20(木) 13:11:08 ID:lbh/uSt2O
はぐっ……もぐ…げぷっ……

(ティアの催眠が溶ける頃にシェリアの催眠も溶け始める)

んぐっ……んっ……うぶぅっ………お腹が…重い………
く、苦し……い
ぜはぁ……ぜぇ…
(催眠によって緩和されていた苦痛が徐々に無くなり、息が苦しくなってくる。膨れ過ぎた腹が自分にのしかかり、シェリアが必死に呼吸をするたび、もはや二重どころではない顎が醜くたるむ)








臨機応変に動く感じでいきましょうかw

333名無しさん:2010/05/20(木) 14:38:05 ID:TrBMY53UO
ティア
催眠が完全に解ければ今にも吐きそうな程の強烈な満腹感を感じながら
何故こんなにも苦しくて気持ちが悪いのかわからないと言ったような表情を浮かべれば盛大にゲップをし

「うぐぇぇっぷ!!!...一体何が...シェリア...?」
ふと、シェリアが気になり視線を横に向けた時に見てしまった
「えっ?...えっ!?...なっ何これ...?」
ソースまみれのローストチキンを持つ膨れ上がった自分の腕を

最初はポカンとしていた表情が徐々にパニックに顔面を蒼白にさせ口をパクパクさせながら言葉にならない声を上げ立ち上がれば未だに膨れ上がる全身を見てブルブルと体を震わせ
「いっ...はっ...ひっ...いぎゃああぁぁぁぁ!!!
ッ...あひっ!!?」
叫んだ瞬間にバツンッ!!!とホックが左右にインナーごと弾け飛び
ブルルンと重量を感じさせる胸は左右に弾けるように飛び出しミチミチと食べ物が限界まで詰め込まれパンパンのお腹に乗っかかるように次第に揺れが収まり
「ふぅ...ふぅ...はあぁ...シェ...リア?」
涙目になりながら必死に落ち着こうとするがシェリアを見れば絶望感に打ちひしがれながら膝を着き

162cm
50kg

162cm
99.95kg
B
130
W
118
H
124

334名無しさん:2010/05/20(木) 14:39:46 ID:TrBMY53UO
>>332
書き忘れ
術が作動し続けているのでTPが残り30%しかなく更に成長中




どう進むのか楽しみです^^

335シェリア:2010/05/21(金) 00:15:26 ID:hDvEG1fwO
うぇっぷ……げぷっ…ぜぇ……ぜぇ……
お………お腹………が
うぐ……ぅ
ドッシーーン!
(シェリアのお腹は贅肉でどんどん大きくなり、ついに立っていられなくなったのか尻餅をついてしまった)

こ……こんな身体……いやよ………助けて………

(ほっぺはたぷたぷとした肉に包まれ、目を細めている)

336名無しさん:2010/05/21(金) 01:56:37 ID:oRD5RlPwO
>>335
ティア
ぷくぷくと波打ちながら胸が一回り大きくお腹が張りを無くし垂れ下がり始めて漸く術に気づいき何とか解除して

「はあ...シェリア...げふぅ」

ゆっくりと立ち上がり胸の重みで前屈みになりながらよろよろとシェリアに近寄ればシェリアまでが絶望しないように半ばお腹に押しつくように抱きついて

「きっと...げぷぅ...大丈夫だから...ひゅ...そんな顔をしないで...」

消化しきれない苦しさや現状の絶望感から抜け出していないがそれでもシェリアに向かって微笑み

337名無しさん:2010/05/22(土) 22:09:35 ID:Blcz/9vsO
シェリアを何レスかだけちっちゃなシルフみたいな妖精にしても良いですか?
(シチュエーションは考えます

338シェリア:2010/05/23(日) 01:33:25 ID:FkivIz5sO
ええ…そうよね…
こんなとこで立ち止まっていたら…アスベルにも……うっぷ……
行きましょうティア

(大きなお腹を抱えるようにして歩きだすと、全身がゆさゆさと揺れる)






レス遅れてごめんなさいです…

>>337
どうぞどうぞ!
登場人物みたいに介入して大丈夫です!

339名無しさん:2010/05/23(日) 07:53:44 ID:5kYxfjuMO
>>338
ティア
シェリアの後ろ姿を見て額から嫌な汗が伝い落ちれば
認めたくないが自分もああなってしまうかもと言う考えが頭をよぎるが何とか振り払い

「ありがとね...シェリアのおかげでまた頑張れるわ」

ゆっくりと立ち上がるが何故か上手く力が入らずに鈍重に歩み始めるがシェリアよりも遅く数歩歩くだけで息切れし

「ぜぇ...ふひぃ...シェっ...リア...待ってぇ」

本人は気づいていないが術により体の内部が霜降り状になっていて筋肉も脂肪が入り混ざり込み柔らかいものに変わっていて歩けばは柔らかく全身が波打ち

余りの苦しさで立ち止まれば背後から近寄る気配にすら気づかずにムニュりとわき腹を掴まれ

「柔らか!!w...凄い震えるーww」

誰からのレプリカらしき女は楽しみかのように掴んだままお腹をプルプルと震わせながら徐々に左右にわき腹を引っ張っればそれに合わせるようにミチミチと膨らみ

「なっああぁぁ...あ?」

非現実的な光景に言葉を失いされるがままで

「ご馳走さまでした//次は君ねw」

満足したように手を離せばシェリアに向き直って指をパチンと鳴らせばシェリアの足元に陣が浮かび上がり


大丈夫ですよ('-^*)/

内容的には身長が30cmになり羽が生えてシルフに近い容姿になるでお願いしますww

340名無しさん:2010/05/24(月) 21:57:35 ID:hBRJenvY0
>339さん
いきなり自分勝手なリクエストですがこの小説にプレセアを参加させてもらえませんか?

341名無しさん:2010/05/24(月) 22:26:23 ID:b2JRaDzg0
>>339
ちゃんと句読点をつけるとすっごく読みやすくなるよ!

342ああああ!:2010/05/24(月) 22:40:47 ID:1JxoQdeIO
>>340
シンフォニアのプレセアはちょっと苦手なので難しいです(・ω・;)
>>341
文章は最近頑張ってるのですが句読点の使い方がいまいちなので教えてください('-^*)





とりあえず!!盛り上げる為に力を貸してください!!!
下手くそなら努力で上手くなります!!イラストも生まれて初めて絵を描いてから9ヶ月位であそこまで上達しましたし諦めなければ何でも上手く行くと思うので!

343シェリア:2010/05/25(火) 01:06:17 ID:X9czgl1wO
今度はなに……!?

(魔法陣から出た光がシェリアを包み込む。)

え、か…身体が縮んでく!?

(シェリアの大きな身体がどんどん縮み、30センチ程になり、背中には妖精のような羽根がはえてきた。しかし、それだけ小さくなっても数10キロはありそうである。)

な、なにこれ……?









シェリアがどうなるかは、私の案ではないのでそちらにお任せします!
シェリアサイドで書き込んでもらっても構わないですよww
楽しみにしてます!

344ああああ!:2010/05/25(火) 09:37:08 ID:k0jLQuC2O
>>343また、会おうね

(そう言うと手を振りながら暗闇に走り去り)

ティア

『シェリア...だっ、大丈夫?』

尻餅を着くように座り込めば心配そうに両手でシェリアを優しく持ち上げ、たぷたぷと体を撫で

シェリアは脱出の為に必要な鍵のような(精霊エネルギー・TOV的な)感じでエンディングの分岐的な存在を考えているのですが(それで第一章終了)
それとゲームで共感したキャラクターじゃないとイマイチなので(・ω・;)

345ああああ!:2010/05/27(木) 17:04:37 ID:oadltO3QO
乱入も良いと思うので(・ω・)

346名無しさん:2010/05/28(金) 22:29:29 ID:ufHPe5Pc0
いきなりですがToLoveるの金色の闇が太らせるSSかきたいのですがよろしいですか?

347名無しさん:2010/05/28(金) 23:02:42 ID:dG5kzxIoO
どうぞどうぞ

348ああああ!:2010/05/29(土) 15:02:10 ID:dhrI9FvAO
大丈夫ですよ('-^*)/

349名無しさん:2010/06/03(木) 22:54:05 ID:0GjvFW2Q0
MIXIM11の片山恋ちゃんが太るSSかいていいですか?
文才ないですが(>_<)

350名無しさん:2010/06/03(木) 23:57:35 ID:ae0IE2RMO
どうぞどうぞ

351MIXIM:2010/06/04(金) 19:36:08 ID:bpnHDnQQ0
では書きます
何度もしつこいですが文才ないので皆さんがアドバイスしていただけたら幸いです
あとキャラの性格がおかしいかも知れないのでMIXIM知っている人がいたら指摘お願いします

352MIXIM:2010/06/04(金) 19:56:53 ID:bpnHDnQQ0
ここは天乃川学園。
片山恋はここでいつも通り授業をうけ終わり学校からの帰宅途中であった
恋「あーもー、今日も友達できなかった」
もう高校入学からかなりたつのに恋はクラスに一人も友達ができていないのである
恋「恋は気が小さいので誰かに話しかけれる勇気がでないのです・・・」

ジャリ、ジャリ

恋「?」

恋が足音をした方向に目を向けると髪を二つに束ねた女が立っていた

353MIXIM:2010/06/04(金) 20:08:12 ID:bpnHDnQQ0
その女は人ならざる雰囲気を出しておりその恐ろしさは恋にも伝わっていた
アラクネ「天秤座を発見。近いうちに天秤座は消滅する。お前にこれをあげるよ」
その女はポケットに手をいれ何かを取り出した
それは丸い飴玉だった
アラクネ「さあ、これを」
恋は不気味に思いその場から逃げようとした
アラクネ「無駄だよ」
恋がにげようとするとアラクネに腕を掴まれていた
恋「い、嫌!放してください!」
アラクネ「おとなしくしろ。」
そういうとアラクネは恋を口の中に強引にその飴玉を押し込んだ
恋「い、嫌!うぐっ!?」
恋は吐き出そうとしたが口を押さえられ飴玉はすぐに消化されてしまった
アラクネ「よし。それでいいよ」
恋「い、一体何を!?」
恋が訪ねたをときはすでにアラクネはいなくなっていた

354MIXIM:2010/06/04(金) 20:13:01 ID:bpnHDnQQ0
それから恋は気味が悪くなり走って家に帰った
それから部屋にいき、すぐに休んだ
恋「なんだったんだろう?あの女の人」
恋はしばらく考えていたがすぐに眠ってしまった

355MIXIM:2010/06/04(金) 20:21:51 ID:bpnHDnQQ0
次の日の朝
恋「いってきまーす」
母「はい。気をつけてね」
恋はいつも通り歩いて学校に行った
そして授業中

ぐ〜

恋「!?」
恋のお腹の音が大きく響き渡った
先生「誰だ〜今のは片山か?」
恋「・・・・・はい」
先生「そんなに腹へってるのか。この時間が終わったら飯だから我慢しろよ」
恋は恥ずかしくて死にそうだったがまわりのクラスメートはその光景をクスクス笑いながら見ている
恋「・・・・・(恥ずかしい)」

356MIXIM:2010/06/04(金) 20:28:01 ID:bpnHDnQQ0
 キーンコーン、カーンコーン
チャイムが鳴り授業が終わった
恋「なんで今日はこんなにお腹がへってるんだろう?」
自分でも不思議に思いながら恋は人の弁当箱よりも一回り小さい弁当を広げる
いつもの恋ならこの弁当でお腹いっぱいのはずだが・・・・
恋「あれ?全然お腹いっぱいにならない」
それどころかどんどん空腹は強まるばかり
空腹に耐えれなくなった恋は売店に向かった

357MIXIM:2010/06/04(金) 20:38:38 ID:bpnHDnQQ0
恋は結局売店でパン5つとおにぎり3つを購入し教室に戻った
恋「いただきます」
恋はあれだけあったパンとおにぎりをほんの5分で完食した

358MIXIM:2010/06/04(金) 20:44:38 ID:bpnHDnQQ0
だがその後の5、6限の授業で恋の空腹は復活してしまう
恋「(またお腹がすいてきた。どうしよう・・・」
 キーンコーン、カーンコーン
先生「本日の授業はここまで」
6限目の授業が終わり放課後になった
恋は授業が終わるやすぐに駆け出していった
恋が向かった先はコンビニだった

359MIXIM:2010/06/04(金) 20:53:14 ID:bpnHDnQQ0
恋は昼食であれだけ食べたのにコンビニでもパン5つおにぎり7つ弁当3つとすごい勢いで買っていった

もぐっもぐっ、ぱくぱく、むしゃむしゃ

恋はすごい勢いでそれを平らげていった
恋「あ〜おいしい、おいしいよ」
今となっては自分の食欲に対する疑問などなかった
あるのはただ空腹・・・それだけだった
恋「だめ!また・・・また、お腹がすいてきた」
そういうと恋はまたコンビニに入り大量の食料を購入した
食べては買う、食べては買う、その繰り返しがしばらく続いた

360MIXIM:2010/06/04(金) 20:58:48 ID:bpnHDnQQ0
その日の夕食
恋「おかわり!」
母「また!?これで4杯目よ」
恋「うん。でもお腹がすいて・・・・・」
母「もうしょうがないわね。でもそんなに食べてると今にぶくぶくに太っちゃうわよ」
恋「・・・・うん///」

361MIXIM:2010/06/04(金) 21:00:18 ID:bpnHDnQQ0
駄目なところがあったら指摘お願いします(>_<)
あと感想を言っていただけたら幸いです

362MIXIM:2010/06/04(金) 21:07:26 ID:bpnHDnQQ0
恋は夕食を食べ終わり部屋に戻った
恋「・・・確かここに」
そう言って恋がひきだしからだしたのは大量のお菓子をジュースだった

363名無しさん:2010/06/04(金) 22:25:59 ID:zkc4CLecO
>>361
恥ずかしがる様子などが可愛らしくてGJ

364MIXIM:2010/06/04(金) 23:15:11 ID:LwA3M8Wc0
ちなみにみなさんはハッピーエンドとバッドエンドどっちが好みですか?

365名無しさん:2010/06/04(金) 23:58:51 ID:G2hF/NAwO
自分はハッピーエンドですね より良い肥満化を期待

366DB:2010/06/05(土) 14:23:28 ID:6gACiQ8g0
お初です

367DB:2010/06/05(土) 14:29:03 ID:6gACiQ8g0
間違えました;

ええっと改めて、はじめまして;;
イラストを描いたんですがどうやってあげればいいかわかんない馬鹿なんで、
とりあえずあぶらみ掲示板に投稿しました;

中学生並みの画力ですがなにか評果してくれたら嬉しいです・・・

長々とすんませんでした;;

368MIXIM:2010/06/06(日) 09:40:13 ID:XnzIl6j.0
またみなさんに質問なんですが太らせるのはどれくらいまで太らせるののが好みですか?
恋ちゃんをどれくらい太らせるか考え中です

369MIXIM:2010/06/06(日) 20:54:15 ID:XnzIl6j.0
恋は取り出したお菓子を食べ始めた

バリバリ、バリバリ

夜の静かな部屋にお菓子を食べる音だけが響き渡る
大量にあったお菓子はすぐになくなってしまった
恋「あ、もう無くなっちゃった。」
そういうと恋は一緒にとりだしたコーラをガブガブ飲み始めた
恋「あ〜やっぱりお菓子食べたあとのコーラはおいしい」
恋はそのあとも飲み食いを続けやがて眠りについた

370MIXIM:2010/06/06(日) 20:54:16 ID:XnzIl6j.0
恋は取り出したお菓子を食べ始めた

バリバリ、バリバリ

夜の静かな部屋にお菓子を食べる音だけが響き渡る
大量にあったお菓子はすぐになくなってしまった
恋「あ、もう無くなっちゃった。」
そういうと恋は一緒にとりだしたコーラをガブガブ飲み始めた
恋「あ〜やっぱりお菓子食べたあとのコーラはおいしい」
恋はそのあとも飲み食いを続けやがて眠りについた

371MIXIM:2010/06/06(日) 20:55:19 ID:XnzIl6j.0
すみません
まちがって2回も投稿してしまいました

372名無しさん:2010/06/06(日) 21:31:08 ID:b0/AsaA6O
>>368
愛があれば何キロだろうと大丈夫派なので(*^_^*)

373MIXIM:2010/06/06(日) 21:37:47 ID:XnzIl6j.0
そのころのビッグバンゼロ

城の内部でシャドーマターのうちの2人が会話していた

ネメシス「アラクネ、天秤座の少女に接触したらしいですが、何をしたんですか?」
アラクネ「ん?あの飴玉のこと?」
アラクネは思い出したかのように言う
ネメシス「ええ。あの少女にあの飴玉を与えてかなりたっているのにいまだに何もおきない。あの飴に蟲をいれていたのでは?」
アラクネ「ううん。あの飴には蟲を入れてないんだ。私があの女に与えたのは肥満薬だよ」
ネメシス「肥満薬?」
ネメシスは驚いたように聞いた
アラクネ「うん。食欲がすごく増して体がすごく太りやすくなる薬」
ネメシス「でもそれでは天秤座の少女は消せないのでは?」
アラクネ「大丈夫。ちゃんと保険をかけておいたから」
アラクネは不気味に笑った

374MIXIM:2010/06/06(日) 22:24:40 ID:yOi6BITs0
 そして次の日の授業中

バグバク、ムシャムシャ

恋は授業中にも関わらず早弁をしていた
恋「{もぐもぐ、おいしい。でもばれないように気をつけなくちゃ」
1つ目の弁当を食べ終わり次の弁当を取り出そうとした瞬間目の前に先生が立っていた

375MIXIM:2010/06/06(日) 22:37:38 ID:yOi6BITs0
先生「片山・・・・・授業中になにをしているんだ?」
恋「あ・・いえ・・・その・・・」
恋は突然のことに怯えて声が出なかった
先生「授業中に弁当を食べるとは・・・・この頃お前太ってきてるんじゃないのか?」
恋「・・・・・・・////」
周りのクラスメイトがクスクス笑いながら何かを言っているのが聞こえる
「確かに最近片山さん太ってきたよね」
「うん。見た目でもわかるもん」
「ダイエットしたほうがいいんじゃね?」
「太った恋ちゃんも萌え〜」
一部違う声も聞こえたが恋は恥ずかしさに顔が真っ赤になった
先生「もってる弁当全部出せ」
恋「・・・・はい」
恋がバックから取り出した弁当は全部で7つあった
先生「4限目終了まで預かっておく」
またクラスのヒソヒソ声が聞こえる
「どんだけ食うんだよ」
「あんなに食ってるから太るんだ」
「いくら俺でもあそこまで食えんわ」
先生「よし。授業に戻るぞ」

376MIXIM:2010/06/06(日) 22:54:43 ID:yOi6BITs0
そして4限目の授業が終了し弁当を返してもらった

バクバク、ムシャムシャ

恋「だめ!足りない、全然足りないよ〜」
そして授業がおわり放課後─

恋「は〜、やっぱり私太ったかな?」
恋は自分のお腹をさわってみる
ぶよんとした脂肪が手でつかめた
恋「これ以上太ったら本当に大変。よし明日から食べ過ぎないようにしよう
そのとき恋の背後から誰かがハンカチを口にあてた]
恋「なに!?うっ!?」
恋は眠らされどこかに連れて行かれた

377MIXIM:2010/06/06(日) 23:06:25 ID:yOi6BITs0
恋「うっ・・・・ううん・・・・え?何これ!?」
恋は目覚めたとき両手両足を鉄格子のようなもので押さえられていた
そしてその恋が目覚めた部屋は高級ホテルのようなとても豪華なへやだった
 「目が覚めた?」
部屋全体にモザイクのかかったような声が響く
どうやら誰かわからないように変声機を使っているようだ

378MIXIM:2010/06/06(日) 23:12:55 ID:yOi6BITs0
 「気に入ってくれた?この部屋?」
恋「気に入ったって・・・・ここは一体どこ!?あなたは誰!?」
恋は必死に両手足の鉄格子をはずそうとしている
 「いや〜それはまだ教えられないよ。まあいずれ教えてあげる。・・・いずれね・・・・」
恋「いったい恋をさらって何をする気ですか!?」

379MIXIM:2010/06/07(月) 19:43:48 ID:qZEOho5o0
 「別に何をしようってわけじゃないよ。ただ君には太ってもらいたいから」
恋「え!?太る!?」
「うん。でも心配しなくていいよ。学校には普通に通わせるし、1週間に一度だけ外出も認める」
恋「そんな・・・・」
 「うん。詳しいことは後でそろそろ始めようか」

  ポチっ!

謎の声の主はなにやらスイッチを押した
すると恋が拘束されているベットの壁からチューブが伸びて恋の口の中にはいった
恋「ん〜んんん〜!?」
恋は口にチューブがつながっているのでうまくしゃべれない
 「よし!スイッチオン!」

  ポチッ!
声の主がもう一度スイッチを押すと何やら生クリームのような白い液体がチューブに流れ込んできた
恋「ん〜!!?んんんん〜!?」
恋はチューブにつながれているのでその液体をどんどん飲み込んでいく

 ゴクン、ゴクン、ゴクン、

液体を飲んでいる間恋の腹はどんどん膨らんでいる
制服の上からでもはっきりお腹の膨らみがわかる

380MIXIM:2010/06/07(月) 19:55:14 ID:qZEOho5o0
5分間ほどその液体を飲まされ続けた
「よし!もういいよ。」
声の主はもう1度スイッチを押しチューブを恋の口から取り外した
恋「うぐっ、はあ、はあ、げぷっ、なんでこんな・・・」
恋は液体を飲みすぎたせいかゲップなどが出ている
「う〜ん。さすがに今日はこれが限界か。よし明日と明後日は学校を休もう。あと両手足は自由にしてあげるね」
  ガチャッ
恋の両手両足の鉄格子が外れた
恋「いやっ!出して!早くここから出して!」
恋は叫びながら扉を開けようとした
恋「開かない!開かないよ」

381MIXIM:2010/06/07(月) 20:03:00 ID:qZEOho5o0
「無駄だよ。鍵かけてあるから。まあ明日と明後日は君は学校休んでここで過ごしてよ」
恋「でも、絶対警察が恋を探します」
「うん。普通だったらそうだろうね。・・・普通なら」
恋「ど、どういうことですか!?」
「今は言わないけど警察がきみをさがすことは絶対にないよ」
恋「そ、そんな・・・・」
恋の顔が絶望に変わった
「まあ今日は遅いしゆっくり休んでね。それじゃまた明日」
テレビの画面が消えたような音がした。おそらく通信をきったのだろう
恋「うっ、うっ、やだ。やだよ」
恋は泣きながら眠りについた

382MIXIM:2010/06/07(月) 20:38:15 ID:qZEOho5o0
 次の日の朝
恋が目覚めたときは体中汗だくだった
それもそうだろう。昨日謎の液体を飲まされたせいでさらに体に脂肪がついたのだから
時計はまだ5時を指している。声の主もまだ眠っているのだろう
恋は気分を変えるためにシャワーを浴びることにした
この部屋は外にこそ出られないがそれ以外の設備は万全であった
恋はにタオルを持ってバスルームに入った

  ザーーーー

恋は改めて裸になった自分の体を見てみた
恋「はー、恋、これからどうなっちゃうのかな」
恋は涙ぐんで自分に問いかけた
シャワーから上がってふと目をやるとそこには体重計があった
恋「(食欲が増してから全然体重はかってない。」
恋は体重計に足を乗せた
恋「嘘っ!!」
体重計の針は65を指している
恋のもともとの体重は48キロだった
つまりこの数日で17キロも太ったことになる
恋「やだ、もう太りたくない。やだよ!」

383MIXIM:2010/06/07(月) 20:39:25 ID:qZEOho5o0
あと恋ちゃんの元々の体重は勝手な想像です
すいません(>_<)

384MIXIM:2010/06/07(月) 20:52:10 ID:qZEOho5o0
恋はシャワーを浴びたあと再び眠った
今までのことが夢であるように願いながら・・・・・

恋は目を開ける。やはり夢ではなかった。
 「あ、おはよう。目が覚めた?」
昨日の声の主だ。朝だというのにテンションが高い
 「もう9時だよ。朝ご飯にしよう」
声の主がそういうと横の壁が開きそこからコンベアーで料理が流れてきた

385MIXIM:2010/06/07(月) 21:30:39 ID:qZEOho5o0
すいません。またアンケートです
恋ちゃんがぶくぶくに太ったあと、どうなってほしいですか?
①肥満化したところを好きな人に見られ恥ずかしがる
②好きな人にもみられ学校にいき大恥をかく
③①の改良版で好きな人の目の前で肥満化する

みなさん申し訳ないですが力を貸して下さい
お願いします(>_<)

386MIXIM:2010/06/07(月) 21:41:54 ID:qZEOho5o0
流れてきた料理はご飯、味噌汁、焼き魚、豆腐、納豆、サラダ、卵焼きといったふつうのメニューだが問題はその量だった
置かれた料理はすべて大盛りでとても食べれるものじゃなかった
 「ご飯にしよう。さあ、食べてよ」
恋「恋はもう太りたくないので・・・・・・」
 「食べないの?無理だよ。だって・・・・」

  ぐ〜〜〜〜
恋のお腹の音が部屋に響く
恋「・・・////」
「ふふっ、お腹は正直だね」

387MIXIM:2010/06/07(月) 21:50:15 ID:qZEOho5o0
 「じゃあ僕は先に食べてようかな。いただきま〜す」
恋は料理から目を背ける。
 「あ〜おいしいな。食べないの?こんなにおいしいのに」
声の主は嫌みのように恋に問いかける
恋「(本当はたべたい・・・・でもだめ!また太っちゃう!・・・」
  ぐ〜〜〜〜〜
 「ほらほら、我慢しないで、食べちゃえば?」
恋「(だめ!・・・・・」
だめと否定しつつ手は料理をつかみつつあった

388MIXIM:2010/06/07(月) 21:55:45 ID:qZEOho5o0
 ガシッ!
恋は料理を掴むやすぐに食べ始めた
 バクバク、ムシャムシャ

恋「だめ!食べちゃだめ・・・・・・・」
心でそう訴えるも箸は料理をとり恋の口に放り込んでいく
 「あははは、すごい食欲」
恋「おいしい、おいしいよぉ〜食べちゃだめなのに〜〜〜〜」
大量にあった食事はほんの10分ほどで無くなった

389MIXIM:2010/06/07(月) 23:20:11 ID:qZEOho5o0
恋「うっ、うっ、げぷっ、食べちゃだめなのに・・・・」
 「じゃあこれで朝ご飯はおわりだね。じゃあまた昼に、あとこれ置いておくよ」
開いた壁からお菓子が大量に出てきた
 「昼ごはんまでに何かほしくなったらこれを食べて。それじゃ!」
声の主は通信を切った
恋「ひっく、こんなの食べるわけ・・・・」
だが恋の目にはなんともないお菓子がとてもおいしそうに見えてくる
恋「・・・・・ちょっと・・・・・ちょっとだけ・・・」
 ビリビリッ
お菓子の袋を開けると香ばしいポテチの匂いが恋を包んだ
恋「うん・・・・ちょっとだけなら・・・」

 バリッ、バリッ

恋はポテチを食べ始めた
恋「おいしい!もうちょっと、もうちょっとだけ・・・・」
結局、恋は大量にあったお菓子をすべて食べてしまった

390名無しさん:2010/06/08(火) 17:04:46 ID:FdRGvXIgO
>>385
私は②かな....
どうせ隠しきれないような感じがしますのでw

391MIXIM:2010/06/08(火) 22:12:33 ID:3qkza/B.0
そしてすぐに昼ご飯の時間になった
 「やあ、それじゃお昼にしようか」
もうお決まりのように壁が開きそこから料理が出てくる
でてきた料理はまたもすべて大盛りだった
 「さ、食べ」 モグモグ、ムシャムシャ
声の主が言う前にすでに恋は食べ始めていた

392MIXIM:2010/06/08(火) 22:21:46 ID:3qkza/B.0
あっという間に料理は無くなった
 「どう?満足?」
声の主はうれしそうに聞く
恋「もっと・・・・・・もっと食べたいです・・・・///」
恋は恥ずかしそうに小さな声で言う
 「うん。わかった。そういうと思ってデザートも用意したんだ」
デザートが次々と流れてくる中、恋はそれをどんどん食べる
 「ふふ、君が満足なら僕も満足だ・・・・」
そういって声の主は通信を切った

393MIXIM:2010/06/08(火) 23:15:58 ID:3qkza/B.0
恋は夜ご飯まで食べて寝るを繰り返した
 そして夜
 「やあ、ごめんね。昨日僕、明日も休むっていったけど明日は学校行こう」
恋「えっ!?出られるの!?ここから!?」
 「うん。あくまで学校に行く間だけどね」
恋「どういうことです?」
 「うん。学校に行く時は睡眠ガスで眠らせて運ぶから。もちろん帰るときも」
恋は出られると期待きていただけ最悪だった
 「もちろんだけど逃げられないよ。僕はずっと君を見てるから・・・・」
声の主は通信を切った

394MIXIM:2010/06/08(火) 23:18:29 ID:3qkza/B.0
恋「そんな・・・・・・」
そのあと恋はお風呂に入って眠った

395MIXIM:2010/06/09(水) 21:49:57 ID:UWbc0rgU0
 そして朝
 「おはよう。もう朝だよ。起きて」
「え・・・まだ6時ですよ?」
恋は眠そうな目をこすりながら言う
 「うん。学校に行くために準備しなきゃいけないでしょ?さあ、早く制服に着替えて」
恋「でも、こんな身体で着れるわけ・・・・」
 「いいから・・・・着てよ?」
声の主からはいままで出したことのないような威圧感を感じた
恋「ひっ!・・・・・・わ、わかりました」
恋は泣きそうな顔をしてバスルームに入って行った

396MIXIM:2010/06/09(水) 22:13:07 ID:UWbc0rgU0
恋は汗だくになっているパジャマを脱ぐ
昨日より、さらに太ったお腹が顔を出す
恋「はあ、いったい何キロになったのかな?」
恋は重くなった身体を体重計に乗せる
体重計の針は85キロを指した
恋「う、嘘!?昨日より20キロも太ってる!?」

397MIXIM:2010/06/09(水) 23:18:34 ID:UWbc0rgU0
恋「こんな身体で着れるわけ・・・・うっ、きつい!」
恋は太った身体に無理やり制服を着させた
 ガチャッ
 「あ、着替えた・・・・・あはははは、やっぱりきつい?」
恋「・・・・・・////」
恋の身体は無理やり制服を着せたためいまにもはち切れそうだった
制服におの大きなお腹を覆うのは無理があったようですでに制服からはみだしている
 「よし・・・じゃいっこか?」
 ポチッ
声の主がスイッチを押すと部屋のあちこちからガスが噴出した
恋「何!?うっ・・・・」
恋は眠り学校に運ばれていった

398MIXIM:2010/06/09(水) 23:19:46 ID:UWbc0rgU0
何か僕が小説かくだけみたいになってますがいいのでしょうか?
皆さんも感想やアドバイスお願いします(>_<)

399MIXIM:2010/06/09(水) 23:23:57 ID:UWbc0rgU0
恋「うっ・・・・・ううん・・・・」
恋が目を覚ますとそこは学校の前だった
恋「え・・・・ここは・・・」
 キーンコーン、カーンコーン
朝のHRの予鈴が鳴った
恋「あ、行かなくちゃ」
恋は重たくなった身体で教室に向かい走り出す

400MIXIM:2010/06/09(水) 23:32:16 ID:UWbc0rgU0
恋「はあ、はあ、何とかま間に合った・・・・」
恋が教室に入るやクラスメイトの目線がこちらに向く

401名無しさん:2010/06/10(木) 00:10:17 ID:yDA774wE0
支援
アドバイスっていうかもう体型に対する描写が少し少ない気がするかな?
どんな風に太ってるのかが分かりにくいし
制服着るときに大きなお腹って書かれてるけど
パンパンに膨れたお腹なのか、だらしくなたるんだお腹なのか
この違いって大きいと思うんだ

402MIXIM:2010/06/10(木) 20:53:34 ID:Ot8VRZBc0
>401さん
アドバイスありがとうございます。
そうですね。自分で見てみてわかりました
これから直せるように努力します(>_<)
また何かきになることがあれば言って下さい

403MIXIM:2010/06/10(木) 23:19:49 ID:Ot8VRZBc0
クラスメイトは皆冷たい目でこちらを見てヒソヒソ何かを話している
「え・・・・・あれ、片山さん?」
「うん。そうみたい。一日であんなに太れるんだ」
「おいおい制服サイズ合ってないだろ」
「太った恋ちゃんも・・・いい!」
恋は顔を真っ赤にしながら席についた
 ガラッ、ガラッ
先生が教室に入ってきた
先生「ほら、席につけ!HRを始める」

404MIXIM:2010/06/10(木) 23:33:55 ID:Ot8VRZBc0
そしてHRが終わった
先生「1限目は体育で持久走を行うので男女共に体操着に着替えてグラウンドに集合だ」
そして先生は教室から出て行った
恋「(持久走って・・・・こんな身体で走れる訳ないよ・・・)」
そして恋は更衣室に行った
恋は制服を脱いで着替えを始めた
恋「この体操着もサイズ合ってない・・・うっ、入らない」
恋は体操着のズボンのゴムを最大まで緩めやっと着れた
上の体操着はサイズが合ってないため太って膨らんだお腹が丸みめだった
恋「急がないと・・・」
恋はグラウンドに向かった

405MIXIM:2010/06/10(木) 23:37:55 ID:Ot8VRZBc0
グラウンドに行ってしばらくすると先生が集合をかけた
先生「じゃあ、男子は1500m女子は1000m走るから」
それから準備体操をして男子が走り終わった後女子の番となった

406MIXIM:2010/06/10(木) 23:44:19 ID:Ot8VRZBc0
先生が開始の合図をする
先生「位置について、よーい、ドン」
ドンの合図とともに皆が走り出す
一方の恋はというと
恋「はあ、はあ、身体が重い・・・」
恋が走るたびに体操着からはみ出したお腹がブヨン、ブヨンと波をたてて震える
恋「はあ、はあ、みんなのペースについていくのは無理・・・」
恋は女子の集団よりもだいぶ後ろにいた
恋「はあ、はあ、もう少しでゴール・・・・」
恋がゴールしたのはみんながゴールしてから15分も後だった

407名無しさん:2010/06/11(金) 22:42:42 ID:AzHMku.wO
いつも楽しみにさせてもらってます
アドバイスできる程に上手ではないですが書いてから少し時間を置いて客観的に自分でも何度か読むと良いと思いますよ
それに自分でも楽しみながら書いて欲しいのでこれからも無理せずに頑張ってくださいね
応援してます^^

408MIXIM:2010/06/12(土) 20:53:08 ID:I/50jC0A0
>407さん
ありがとうございます(*^_^*)
そう言って頂けるととてもうれしいです(>_<)
これからも頑張らさせてもらいます(*^_^*)

409MIXIM:2010/06/12(土) 22:51:28 ID:Ol0wxBuY0
恋「はあ、はあ」
恋は身体が太ったせいもあって体操服が汗でビショビショになっていた
恋「はぁ、はぁ、やっと終わった・・・」
恋は重くなった身体でつらそうに立ち上がった

 その瞬間!

ビリッ!
恋「え?」
なんと、恋の体操服がビリビリに破れてしまい、大きく膨らんだお腹が顔を出す
ズボンもゴムに限界が来てゆるゆるになってしまいさがってしまった
体操服とズボンがさがってしまったため恋は今、下着しかつけていない状態だ
恋「え!?い、嫌!!」
恋は下着姿になった身体を必死に手で隠そうとするが無意味だった
恋「嫌!!み、見ないで!!!」
周りのクラスメイトはクスクスと笑ったり目を背けたりしている
恋「い、嫌、嫌、見ないで〜〜〜」
恋は叫び、その姿のまま走っていった
恋「やだ、やだよ、見ないでよ〜〜」
恋は今はつかってない教室に隠れた

410MIXIM:2010/06/12(土) 23:07:15 ID:Ol0wxBuY0
恋「ひっく、ひっく、なんで、こんなことに・・・」
恋はその後の授業に出席せずその教室で泣き続けた
そして放課後
恋はまだ泣いていた
恋「ひっく、ひっく」
そして教室の外から声がした
壱松「なあ、小梅早く帰ろうぜ〜」
小梅「ごめん。今日は先帰ってて、壱松、竹さん」
壱松「何かまた頼まれごとしてんのか?そういうなら先帰るわ。」
竹蔵「じゃあ、気をつけてな小梅」
小梅「うん。じゃあまた明日ね」
壱松と竹蔵は帰って行った

411MIXIM:2010/06/12(土) 23:16:48 ID:Ol0wxBuY0
恋は教室の中からその会話を聞いていた
恋「この声・・・・・お兄ちゃん!?」
小梅「・・・・恋ちゃん、いるんでしょ?」
小梅は廊下から教室に向かって話す
恋「!!」
小梅「入っていい?」

412MIXIM:2010/06/23(水) 22:04:36 ID:NrHdRUIA0
恋「な、なんでここにいることがわかったんですか!?」
恋は教室の外に届く声で言う
小梅「うん。恋ちゃんが授業の途中でいなくなったって聞いて。この学校で隠れられるところは空き教室か体育館くらいだよ。そこを全部探したんだ」
恋「・・・・すごい・・・・」
小梅「恋ちゃん、入っていい?」
恋「でも、こんな姿見たらお兄ちゃんも恋のことを絶対に嫌いになります。そんなの嫌!!」
恋は叫ぶように言った

413名無しさん:2010/06/23(水) 22:28:44 ID:EuSwEid.O
お久しぶりに乙^^

414名無しさん:2010/06/25(金) 02:08:36 ID:Ko8LNI320
なんか規制されてるのでこちらに投下。
ドラクエパロに加えてHRネタを含むというニッチぶりなので、嫌いな人は注意。

415名無しさん:2010/06/25(金) 02:10:03 ID:Ko8LNI320
・プロローグ
オークと言う種族は日蔭者である。
力では巨人に及ばず、身軽さでは魔獣の方が圧倒的に有利。
獣人と言うだけあって知能は人間並みに有るのだが、そもそもワンマン体制のカルト宗教団体では、歯車にすぎない兵士の頭などむしろ空っぽの方が喜ばれる。
といった具合である。
誇れるのは、強い食欲と性欲に支えられた繁殖力の高さ程度だろうか。

『てな訳で、オークの地位向上のためには魔法を身につけるしかないと思うんだが、どうかオーク!』
『どうか!って言われてもオーク…』
『俺、このあいだ人語検定おちたばっかだしオーク…』

悲痛な沈黙、それが現実だった。
何せ人間並の知能である。
生まれてこの方、こん棒を振り回して、女と見れば種族も確認せずに犯すだけの生活を送ってきた彼らに学など有るはずもなかった。

『ま、まて。まだ慌てるような時間じゃないオーク!』
『発想を変えてみるオーク!えーとほら、例えば人間にならって俺たちも数で勝負するとかオーク!』

再び沈黙、何と言ってもオークである。
ギリギリ人間並の知能と、目を見張る繁殖力を備えているのだ。

『『それだ―――っ!』』
『え?』

歴史は語る。
今日のオーク族の繁栄を支える豚口管理システム、すなわち、種族転換術を利用した繁殖家畜の豚工生産は、暗黒時代を生きた3頭の賢者によって考案されたと。
オークならば子豚でも知っている歴史的偉業は、間取りの最後に押しつけられた、小汚い突きあたり部屋で幕を開けた。

416名無しさん:2010/06/25(金) 02:11:06 ID:Ko8LNI320
・一章
その少女は焦っていた。
理由は単純、周辺の危険度に比して、連れが頼りないのである。

「薬草うめぇ。」
「ホイミー」
「ちょっと!なに二人して回復してんのよ!」

彼女の名はアイリン。
世界征服をたくらむ大神官ハーゴンを討伐すべく、何を血迷ったのか、たった三人で送り出されたロトの子孫の一人である。
チャームポイントはウェーブのかかった紫色の髪。
チーム内でのポジションは魔法使い。
ただし、今はただの的である。

『ぬおぉぉぉっ!イノシシなめんなオーク!』
「薬草超うめぇ。」
「あーMP切れたー」
「うわぁ、勝てる気が全くしない…」

妙にしつこい人面樹にMPを削られたのが災いした。
MPの無い魔法使いなど無残な物で、回復の手間を増やさないために身を守っているのが精いっぱいである。
その間に仲間二人が敵を倒してくれれば良いのだが…

『俺はこんな所で死ぬ男じゃないオーク!くたばりやがれオーク!』
「薬草うますぎる。」
「なんの、今宵も僕の鉄の槍は血に飢えておるわー」
「ッ!?きゃあっ!」

所詮は急増パーティと言うべきか、連携がまるでなっていない。
接近戦の要がかすり傷に薬草を使いまくったかと思えば、自称魔法戦士は唯一有効打を与え得る魔法力を早々と使いはたしている。
既に体力の限界だったアイリンが防御を崩され、倒れたことにも、誰も気づかなかった。

417名無しさん:2010/06/25(金) 02:12:19 ID:Ko8LNI320
「…」
「あーれー」
「ああっ、すけさん!応答しろ!すけさーん!」

返事が無いただの屍のようだ

「…」
「きょ、今日はこの辺で勘弁してやらぁ!」
『え、ホントに?いや、実は俺そろそろヤバかったんだオーク。引き分けにしといてもらえると助かるオーク。』
「…」
「おぼえてろ!お前ら魔物の心に隙がある限り、俺は何度でも現れるからな!」
『マドハンドに気をつけて帰れよオーク。』
「…」
『あれ?あいつら忘れ物してったオーク。』

弱小パーティは逃げ出した。
無力な魔法使いただ一人を残して。

418名無しさん:2010/06/25(金) 02:13:25 ID:Ko8LNI320
・二章
『お前ら、よろこべオーク!』
『何事オーク?』

喜び勇んで帰ってきたのは、先ほどまでロトの子孫達と死闘を繰り広げていた魔物である。
相変わらず立地のよろしくない詰め所では、二頭の仲間が暇を持て余していた。

『例の計画の素材がみつかったんだオーク!』
『早ッ!昨日の今日で見つかるなんて手抜きを疑うオーク!』
『いやいや、それが見て驚けオーク!』

そう言うと、魔物は肩に担いでいた少女を抱きかかえ、自慢げに見せびらかした。

『あああああーっ!そ、そいつはーっ!』
『し、し、し、指名手配中のアイリン王女だオーク!マジ危ねぇオーク!返して来いオーク!』
『大丈夫オーク!MPが切れてるから安全だオーク!』
『そんなもんとっくに回復してるに決まってるオーク!噂じゃイオナズンまで唱える鬼女って…関わり合いになりたくねえオーク!』

魔物たちの不安とは裏腹に、紫髪の少女は一向に目覚める様子が無い。
たしかに魔法力自体は十分に回復していたのだが、この遅れが彼女の運命を決めた。

『とにかく!目覚める前に処置するオーク!』
『そ、そうだった!呪文さえ封じちまえばこっちのもんだオーク!』

バタバタと大慌てで暖炉に火をおこし始めるオークたち。
それから、さらに一時間ほど経っただろうか。
とうとうアイリンが目を覚ました。

「う…ん…」
『よっしゃ、できたオーク!俺が押さえてるから、早くやったれオーク!』
『おうよ!やったるオーク!食らえオーク!』
「ん…もう、いったいなんのギャアアアアアアアアアアアアッ!」

予期せぬ激痛に、アイリンは一瞬で覚醒させられた。
みれば、全裸に向かれた腹に、赤々と燃えるヤキゴテが押し当てられている。
それは全く彼女の理解を超えた光景だった。

419名無しさん:2010/06/25(金) 02:14:28 ID:Ko8LNI320
「な、何っ!?痛い!痛いぃぃ!あああああああーっ!」
『うわあああ!暴れ始めたオーク!』
『怖いオーク!こっちに向けるなオーク!』

のたうち回るアイリンの体に、やがて劇的な変化が起き始めた。
引き締まった腹が目に見えてたるみ、ささやかに膨らんだ乳房が、振り回されるたびに伸びて膨らんでゆく。
顔のむくみも、涙のせいばかりではないだろう。

「うぐぐ…よ…よくも!」
『ひえぇ!俺は悪くねえオーク!俺はただ命令されただけなんだオーク!』
「い、痛…イオナ…ズンッ!」

しかし何も起こらなかった。
魔法力やレベルの不足ではない。
呪文の完成と同時に焼けただれた皮膚が発光し、魔法力を吸い取っていたのだ。

「え…?」
『成功だオーク!これで勝つるオーク!』
「呪文が…どうして!?」
『ゴチャゴチャうるせぇオーク!俺たちゃ弱い奴には強いんだオーク!』

備え付けの姿見がアイリンの目に入った。
赤くはれあがった皮膚の中心に、くっきりと六芒星の焼印が押されている。
しかし、彼女を打ちのめした物は、それではなかった。

「えっ…?なによ…これ?」
『ふん、少しは見られる体になってきたじゃねえかオーク。』
『でもまだガリガリで鶏がらみたいオーク。マジキモいオーク。こんな女とやりたくないオーク。』

鏡の中の女は早回しのようにブクブクと贅肉をまとい、急激に肥大していく。
小さな魔法陣にプールされた魔法力が周囲の皮膚に流れ出した直後、破裂するように量を増した腹肉が腰までこぼれ落ちた。

「い…いや…!」

尻がむずむずする。
かつて獣と化した経験が、拒む心を無視して、その感覚の正体を教えようとしていた。
反射的に尻を押さえた拍子に、張り詰めた乳房がダラリと形を崩す。
動かしてもいない足が触れ合い、彼女に自らの体温を伝える。

「いやあああああああああ!」

顔を覆う手が、文字どおり目の前でブヨブヨと膨らんでゆく。
そこで、アイリンの意識は途切れた。

420名無しさん:2010/06/25(金) 02:16:26 ID:Ko8LNI320
『むむむ、さすが雌犬経験者。豪快な変形っぷりオーク。』
『でも、こんなに急激に変わると餓死の心配があるオーク。棚のおやつ出してくるオーク。』

ドサリ、とは鳴らなかった。
膨れ上がった脂身がクッションとなり、湿った音を立てる。
倒れ伏した体はなおも肥大を続け、変化が収まるころには、高々と突き出された尻が重力に屈して二段に分かれていた。

421名無しさん:2010/06/25(金) 02:18:11 ID:Ko8LNI320
・三章
アイリンが落ちていた時間はそう長くはない。
やけどの痛みと、それさえも霞む強烈な飢餓感が、強制的に彼女の意識を引きずり戻した。

「う…お腹…すいた…」
『あ、起きたオーク。とりあえず何かおなかに入れるオーク。』
「…食べ物…」

差し出された肉を受け取り、何の疑問もなくかぶりつく。
ひと切れ、またひと切れと口に運び、ロクに噛みもせず飲み込むたびに、垂れた皮膚に中身が充てんされて行く。
カロリーを得て、肥大化が再び始まったのだ。

「た、足りない…!お腹すいた!お腹すいたよぉぉぉぉ!!」
『まだまだ有るオーク。たんとお上がりオーク。』
『さっきからお前ばっかりずっこいオーク!俺も餌付けしたいオーク!』
「あはっ、おいしいっ!これ、おいしいよぉ!」

わけも分からず差し出される食べ物に片端からかぶりつくアイリン。
しかし、食べても食べても一向に空腹は満たされない。
それも当然だった。
食べるスピードに負けず劣らず、凄まじい勢いで、だらしなく弛んでいた体が張り詰めていたのだ。

「ふひっ!おいひ…はっ…はむむ…!!」
『こりゃすごいオーク。大した食べっぷりオーク。』
『すぐにお代わりも来るオーク』

アイリンは風船を繰り返し膨らませるように、弛んでは膨れ、弛んでは膨れ、を繰り返し、買い出しに行った魔物が戻ってきた時には、小山のような肉の塊が床に這いつくばって食べ物を漁っていた。

「お、おいし…ぶひ…ぶううぅ…」
『ただいまオーク。おかわり沢山持ってきたオーク!』
「ぶひぃぃぃ!食べ物ぉ!」

今のアイリンに思考能力など無い。
ただ体の発する危険信号に従い、ひたすらに破滅への道を突き進んでいた。
ガツガツと肉を食いちぎり、芋を頬張り、果物を齧り、ついに無限とも思われた食欲に衰えが見え始めた頃、ほんの僅かに回復した理性が、彼女を現実に引き戻した。

「はぁ、はぁ、おいし…あ…?」
『ん?どうしたオーク?』
「魔物!?ここは…なんで私、こんな所…え…?わ、私の体ぁっ!?」

422名無しさん:2010/06/25(金) 02:20:00 ID:Ko8LNI320
この部屋に連れ込まれてから、まだ3時間しか経っていない。
その間に、彼女の体はオークどころかギガンテスと遜色ない大きさにまで膨れ上がっていた。
直前までの暴飲暴食を覚えているだけに、悪夢と称した現実逃避すら許されない。
泣き叫ぶ彼女の背後に、買い出しに行っていた一頭が近付いた。

『人心地ついたら早速働いてもらうオーク。』
「ひっ!?な、何するのぉ!?」
『あ、抜け駆けずっこいオーク!」
『やかましい!飯代俺がだしたんだから、これくらい当然オーク!おらおら、股開けオーク!ぶち抜いてやるオーク!』
「や、やめ…っ!ああああっ」

体の変質は外から見える以上に進んでいた。
外から音が聞えるほど分厚い処女膜を引き千切られる痛みはどれほどの物だっただろうか。
あっさりとアイリンの純潔を散らしたオークは、そのまま泣き叫ぶ彼女を無視して膣内を蹂躙し始めた。

「いぎゃあああ!!!痛いぃぃ!!!!」
『あー…いい抱き心地オーク。やっぱり雌は肥えてるに限るオーク。』
「あぎゃっ!がああ!!ぅぅあああああああああーッ!!!」

腹に押された焼印と、引き裂かれた股間から生じる激痛に、アイリンはたまらず身をよじって暴れた。
否、暴れようとしたが、まとわりつく贅肉の重さがそれを許さなかった。
傍からは、モゾモゾ蠢く肉塊を魔物が抱きかかえているようにしか見えない。
誰も、今まさに一人の女性の人生が終わろうとしているとは思わないだろう。

『あたた、ちょっとキツすぎオーク。こりゃもう少し寝かさんと使い物にならないオーク。』
「ぎひぃ!痛い!ひ、広げないでぇぇ…」
『俺も痛いオーク!頼むから暴れるなオーク。とりあえず一発出して滑りを良くするオーク。』
『次は俺オーク!予約するオーク!』
『勝手なこと言ってるとマジぶっとばすオーク!公平にじゃんけんで決めるオーク!』
「離せ!離してっ!バギ!ラリホー!イオナズン!」

しかし何も起こらなかった。
立て続けに燃料をくべられた呪いが輝きを増し、彼女の体をさらに加速度的に肥満させる。

「イオナズン!イオナズン!どうしてっ!?」
『おっと、こりゃちょうどいいオーク。』

ボコリと厚みを増した彼女の腹を、これ幸いとばかりに毛深い手が掴んだ。
取っ手のように贅肉をかき集め、身動きの取れないアイリンの体をさらに強く拘束する。
その状態からの突き上げによって、亀頭がついにアイリンの最深部、子宮口に触れ、爆ぜた。

「ひぐっ…ま、まさか……いやあああああああーーーーーッ!」
『…ふぃー、キツキツだったオーク。』
「…やぁ…ぁぁぁ…」
『次は俺オーク!昨日の夜食作ったの俺オーク!俺もこいつの餌に貢献してるオーク!』
『おまえ、マジうるさいオーク。譲ってやるから少し落ち着くオーク。』

423名無しさん:2010/06/25(金) 02:21:15 ID:Ko8LNI320
重い肉の枷と精神的なショックが、もとから乏しいアイリンの体力をさらに奪う。
仰向けに転がされ、眼前にケダモノが迫っても、疲れ果てたアイリンにはどうする事も出来ない。

「うぐっ…あぁぁ…もう、許してぇ…」
『うはー、こりゃたしかに狭いオーク。』
『マジかオーク。俺ガバガバの女しか犯した事ないオーク。擦りむかないか心配オーク。』

何往復かドスドスと叩きつけられた腰が止まり、震えた。

「ああああ!ほ、本当に妊娠しちゃうっ!もういやぁぁぁぁぁ…」

どうしようもなかった。
力なく顔をそむけると、ちょうど先程の姿見が目に入る。
静かな絶望の中、アイリンは自らの未来がとっくに閉ざされていた事を知った。

『おおぅ、確かにキツいオーク。でもヒダの具合がマジ好みど真ん中オーク!』
『こいつぁ出来上がりが楽しみだオーク!今日は朝までマワしまくって慣れさせるオーク!』
「…(もっと、体鍛えておくんだった…)」

現実から逃避しようにも、再び膨張を始めた肌の感覚が変わり果てた体を意識させる。
鏡の中、腫れあがった顔を縁どるソレは、まぎれもなく豚の耳だった。
彼女は既に人間ではなかったのだ。

424名無しさん:2010/06/25(金) 02:23:03 ID:Ko8LNI320
・四章
それから一週間ほどが経過した。
体の変質が収まって安心したのも束の間、次は精神面の爆発的な変化が待っていた。
オークの繁殖力を支える食欲と性欲は、雌雄を問わず旺盛極まりない。
初めのうちは絶食を貫こうとしたアイリンも、際限なく増して行く空腹感には耐えきれず、今では何の抵抗もなく、魔物たちと同じ超高カロリーの食事を取るようになっていた。

『こら!そっちはいじっちゃダメだオーク。今デリケートな時期だオーク。』
「っ!?」

軽く手をはたかれ、あわてて股間から離す。
彼女の新たな悩みがこれである。
食欲と同時に性欲も恐ろしい勢いで増して行くにもかかわらず、アイリンを監禁している魔物たちは、あれから一向に彼女に手を触れようとしないのだ。
娯楽の無い軟禁生活と言う環境も手伝い、アイリンには無意識に自分の体をまさぐる癖が付いてしまっていた。

『辛いだろうけど我慢だオーク。体がなじむまでの辛抱だオーク。』
『立派な雌オークに生まれ変わったら、もう気が狂うくらい可愛がってやるオーク。』
「うぅ…一体なにが目的なのぉ…」

右手で得体の知れない食べ物を口に押し込みつつ、空いた左手をフラフラと下半身へ伸ばす。
痩せた人間ならば胴体と言っても通るであろう、化け物じみた太ももを、同じく化け物じみて太い指が這いまわった。
家畜そのものの惨めな有様に、肉に埋まった瞳からポロポロと涙がこぼれ落ちる。

「んぅ…もぐ…んぐ…ぐす…くふぅん…」
『うーん…仕方ないとは言え、ちょっとお行儀悪すぎるオーク。食べるか、泣くか、マスかくかどれか一つにするオーク。』
「もご、もご…うぅぅ…はむ…」
『だー!もう見てらんねぇオーク!イかせてやるから落ち着いて食べるオーク!』

これまた化け物じみた巨乳に、魔物の腕が掴みかかる。
ひっきりなしにいじられ続け、スイカほどはあろうかと言う半球の全面が性感帯になった、いわば彼女の急所だった。

「ふんんんーーーッ!?んぐっ、ごほ!ごほっ!」
『ほら、言わんこっちゃないオーク。お水飲むオーク。』
「えほっ…けほ…あ、お水…ありがと…」
『ヒソヒソ…むふふ、大分色気が出てきたオーク。』
『ヒソヒソ…マジで楽しみだオーク。本番までオナ禁けられるか心配だオーク。』

こちらを窺う魔物たちの好色な目つきを見れば、近い将来に何が起こるのかは明白だった。
そして、そうなった時に自分が抵抗できないであろう事も、アイリンは理解していた。
焼き付けられた呪いは着実に体を蝕み、心身ともに彼女を一匹の雌オークに造り変えようと働き続けている。
わけも分からず始まった監禁生活のなか、自分をこんな目に合わせている張本人だと言うのに、彼女の心にはこの魔物達に対する奇妙な親しみが生まれつつあった。

425名無しさん:2010/06/25(金) 02:24:43 ID:Ko8LNI320
・五章
アイリンが囚われてから一カ月。
変化は、一見それまでとは逆のベクトルに進行しているように思われた。
動かすことさえ困難だった肥満体はその一部を可動に必要な筋肉と変え、どこか健康的な印象すら与える。
太いばかりの老木のようだった体は、テラテラと脂に濡れた肉の丸太に変わっていた。
呪いの焼印に誘導される変異のプロセスが最終段階を迎え、肉体を雄オークとの交合に最も適した形へと収斂させているのだ。

「あおおっ!お、お腹ぁ…きもちいぃぃ…」
『ヒューヒューオーク!』
『ブラボーオーク!』
『キャーこっち向いてオーク!』

精神の侵蝕もますます進み、見られながらの自慰にもほとんど抵抗が無くなっていた。
相変わらず性器への責めは見つかる度に止められたが、その分乳房や肌への愛撫は一層激しさを増し、今では胸から腹まで、つまりは手の届く前半身全域が、ひと擦りで熱を帯びるほどに開発され切っていた。

「くは………ッ!!!」
『おおーっと!これで五連続アクメだオーク!』
『新記録だオーク!こんな淫乱見た事ねえオーク!』
『いやいや、もう何と言っていいのやら…って、ああっ!お前ら、あれ見るオーク!』

不意に、かぶりつきで盛り上がっていた魔物の一匹がアイリンの股間を指差した。
みれば、むき出しの裂け目から一筋の血が流れ出している。

『うおおおおお!月の物だオーク!』
『やったオーク!おめでとうオーク!今日はお赤飯だオーク!』

月経の再開は二つの意味を持っていた。
一つは、彼女が前回の凌辱では身ごもっていなかったと言う事。
そしてもう一つは、彼女がいまやオークの子を身ごもれる体だと言う事。

「あん、なによぅ…みんな、どうかし…きゃっ!?」

アイリンの体にゾクリと震えが走った。
振り向けば、いつもはおどけた魔物たちが、血走った眼で彼女の体を舐めまわしていたのだ。

『げっへっへっ…この時を待ってたオーク。』
『俺から俺から!俺からやらせてオーク!』
『うるさいオーク!俺だって、がんばって一ヶ月オナ禁したオーク!…ゴクリ』
「な、何…どうしたの?ねえ、目が怖いよ…待って、来ない…で…」

かすかに残った人間の心が、彼女に逃げろと言っていた。
植えつけられた豚の本能が、彼女に受け入れろと言っていた。
彼女はどちらに従うべきだったのか。
あるいは、どちらにせよ、重い体に足を取られて結末は変わらなかったのかもしれない。
しかし。

『尻の下に水たまり作りながら言うセリフじゃないオーク!』

圧し掛かって来る巨体に向かって、反射的に股を開いてしまったと言う事実は、もはや取り繕いようが無かった。

426名無しさん:2010/06/25(金) 02:26:05 ID:Ko8LNI320
『あーっ、また抜け駆けしたオーク!』
『順番飛ばしオーク!この豚でなし、マジ訴えるオーク!』
『やかましいオーク!待ちに待った俺の嫁いただきますオーク!』
「あっはぁあああーーーっ!!!」

完成に一月を要するだけあって、呪いの効果は絶大だった。
ゴムのように広がった穴は、人のそれよりも二回りは大きい獣人の努張を軽々と頬張り、吸いついた。
大蛇のような手足が見た目からは想像もつかない速度で跳ね上がり、自らのつがいを逃がすまいと絡みつく。

「かはっ……!気持…ぢぃ…うひぃぃぃぃ…」
『おー、大分こなれたオーク。感慨深いオーク。』
『マジでオーク!?どんな感じオーク?』
『柔らかさが段違いオーク!この間が砂肝なら、今日はフォアグラだオーク!』
『そんなにオーク!?腎虚にならないか心配オーク!』

興奮気味に何かまくし立てながら、魔物がアイリンの尻を抱えこむ。
勢いよく突き刺さる侵入者の先端に、あろうことか彼女の子宮口が食らいついた。
一か月前には泣き叫んで拒絶した妊娠という未来を、今や彼女の体の隅々までもが待ち望んでいるのだ。

「うぎぃぃぃぃ!あひぃぃぃぃぃぃっ!!!」
『よっしゃ、景気づけだオーク!まず一発、受け取れオーク!』
「ぶっ…ぶひっ!ぶひぃぃぃ!は、はら…はらぁ…」

その先は言葉にならなかった。
ろれつが回らないのではない。
人の言葉として発音されなかったのだ。

「ぷぎいいいぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」

427名無しさん:2010/06/25(金) 02:28:49 ID:Ko8LNI320
・六章
『はいはーい!次は俺オーク!!』
『うわ汚ねえ唾飛ばすなオーク!おまえマジ自重しろオーク!』
『はぁぁ…すっごぉいぃぃ…』

うっとりとした目で宙を仰ぎながら、しばし余韻に浸る。
しかし、オークの性欲は底なしである。
すぐに新たな肉の疼きに耐えられなくなり、飢えた雌豚は次の獲物に狙い定めた。

『どんどん来てよぉ…これが目当てだったんでしょ?』
『んん?おう、今行くオーク。』

のそりと立ち上がり、上気した裸体を見せつけるアイリン。
動作に支障をきたさないとはいえ、それは人の基準から見れば文句なしに肥満と言えるレベルの巨体である。
商売女のような、と評するにはいささか拙い動きで、体のラインをなぞるも、脇腹の肉が余り過ぎて、指の隙間からはみ出していた。

『むふはーっ!色っぽいオーク!辛抱たまらんオーク!』
『きゃは!乱暴しちゃいやぁん。』
『お前ら、マジ恥ずかしいオーク。よそでやれオーク…』

性欲のタガが外れたアイリンは、もはや淫獣だった。
背後から犯されるだけでは飽き足らず、巨大な尻を振りたくって嬌声を張り上げる。

「ぶひぃぃぃーっ!ぶひひぃぃぃぃぃぃーっ!」
「ぶぎゃっ!ぶぉう!ぶぉう!」

もう言葉を発する物は誰もいない。
養豚所さながらの喧噪の中、アイリンもまた獣のように絶頂を貪り続けた。
心持ち以前の面影を取り戻した、ふっくらと愛らしい顔が白目をむいてよがる様に興奮し、雄達はさらに激しく彼女を責め立てる。

「ぶひゅるるるるるるぅ…」
「ふぎゃんっ!」

再び、最深部を貫いての射精。
悦びにうちふるえながらも、アイリンは言いようのない物足りなさを感じていた。
なんとか太鼓腹と呼べる程度に縮んだ腹の中には、人間の数倍の容量を持つ子宮が収まっているのだ。
空き容量はまだいくらでもあった。

428名無しさん:2010/06/25(金) 02:31:30 ID:Ko8LNI320
『けっ、きのうはお楽しみでしたねオーク…』
『拗ねるなゴメン調子に乗り過ぎたオーク。機嫌なおしてズボっと行くオーク。』
『どうせ俺なんかオーク…って、おおお!こりゃマジでフォアグラだオーク!食いしん坊万歳オーク!』
『ひぎぃ、ほんとに!?う、嬉しいぃ!』

まるで恋人同士のように、ニ頭の豚は固く抱き合った。
と、アイリンの頭を疑問がよぎる。

『(あれ?なんで私、魔物の言葉が分かるんだろう?)』
『むー…交尾の最中に考え事なんてデリカシーがないオーク。順番も最後に回されたし、マジ泣きそうオーク。』
『あっ!ご、ごめんね!すぐ気持ち良くするから!』

あわてて硬い毛に体を擦りつけるアイリン。
今や性感帯の塊と化した贅肉が一斉に快感を吐き出し、かすかな疑問はあっと言う間に霧散した。

『もうだめオーク…心の傷で失血死するオーク…』
『あうぅ、ごめんってばぁ…元気出して。ほら、べホマ。』

何の気なしに唱えてから、アイリンは自分が呪文を使えなくなった事を思い出した。
しかし、腹の焼印は、彼女の魔法力を一向に吸おうとしない。

『あれ、呪文出た…?』
『もう魔封じの効果は無いオーク。体の改造さえ済めば、エネルギー源の魔力を吸う必要も…ハッ』

何せ人間並の知能である。
この程度のヘマは日常茶飯であった。

『へぇ…使えるんだ…呪文。じゃあ、もう良いようにされてあげる理由もないわよねぇ!?』
『ままま待つオーク!話せばわかるオーク!』
『うっさい!おとなしくしろ!』
『お、お助けオーク!』
『がおー!食べちゃうぞー!』

その数日後、乱交を終えたアイリンは教団内に正式に存在を公表され、悪魔神官団の検査にかけられた。
完全な魔物化と妊娠が確認された彼女は、大神官ハーゴンに忠誠を誓い、ベラヌール地方 地下アジト勤務のオーク用肉奴隷として教団に籍を置くこととなった。
歴史上初の繁殖家畜の誕生である。

429名無しさん:2010/06/25(金) 02:33:40 ID:Ko8LNI320
・エピローグ
屈辱の敗走から数年後
度を超えたスピードプレイを大いに反省したロトの子孫たちは、レベル上げのついでにハーゴン教団のアジトを荒らしまわっていた。

「よし、のっこむべ。」
「サマルトリアの方から来ましたー」

とはいえ、魔法使いを欠いたパーティは根本的に戦力バランスが悪い。
聖水瓶を振り回しながら備品を荒らすコソ泥二人が目をつけたのは、いかにも間取りの最後に押し付けられたと言った印象の、小汚い突きあたりの部屋だった。
魔物向けに作られた重い扉も、脳筋王子の手にかかれば何の妨げにもならない。

「おりょ?」
「なになに?」

部屋は空ではなかった。
丸々と太った豚の魔物が中に鎮座していたのだ。
おそらくは雌だろう、胸と下半身の二か所に獣皮製と思われる簡素な衣服を食い込ませている。
整った顔立ちはやや丸みを帯びていたものの、人間の感性から言っても愛らしいと言えた。
耳と尻尾を隠し、減量すれば、人間の女性と見分けがつかないかもしれない。
その雌豚の頭を飾る紫色の髪に、二人は見覚えがあった。

「…ぷぅ?」
「うーん…まさか、なあ…」
「どうしたの?話が見えないんだけど。」

雌豚はいぶかしげな視線を向けるだけで、二人を襲おうとはしない。
二人としても、無用な殺生は望むところではなかった。
見つかった時点で今回の探索は失敗と割り切り、引き上げる心づもりであったのだが…

「いくらなんでも、それは…でもなぁ、気になるしなぁ…」
「だから説明しろっての!さっきから何ぶつくさ言ってるのさ!」
「…なあ、ラーの鏡って今、お前が持ってたよな。」
「え?うん。はい、これ。」
「ぷきぃ…」

ラーの鏡。
それは真実の姿を映し出す魔法の鏡である。
映った者の姿が何らかの手段で歪められていた場合、鏡が看破した真実の姿を呼び起こし、まやかしを打ち払う、呪い破りの道具でもある。
鏡に映され雌豚はピタリと動きを止め、苦悶の声を上げ始めた。

「ぎっ…あぐぐぐぐ…」
「あれ?ねえ、ひょっとしてこの魔物…」
「ああ、俺の考えが正しければ…」
「ぶっぎゃああぁぁぁぁぁす!!」

王子の言葉は、突如まき起った轟音にかき消された。
雌豚の手から放たれた高位の攻撃呪文、イオナズンだ。

「ぶふぅー…ぶるるるるるる…」
「イオナズン…そうだ、あの娘が使ってた呪文…!」
「いてててて、なんだよもう!俺たちはお前を助けようと…あーっ!」

いかにロトの子孫と言えど、イオナズンの直撃を受ければ重傷は免れない。
二人がかすり傷で済んだのは、ひとえに雌豚の呪文の精度のおかげだった。
破滅的な威力は寸分の狂いもなくラーの鏡の表面で爆裂し、伝説と呼ばれた道具は跡かたもなく燃え尽きていたのだ。

430名無しさん:2010/06/25(金) 02:37:42 ID:Ko8LNI320
「あちゃ…まあ、すんだ事はしょうがないか!」
「そだね、次頑張ろー」

あっさりと、二人の王子は踵を返した。
雌豚もそれ以上の攻撃を加えようとはせず、彼らが去るのをただ見送った。

「いや、次って何だ、次って。」
「ふふふ、これは放浪中に掴んだ情報なんだけどね。じつはもう一人、彼女と同じ魔法使いで金髪の…」
「何年前の情報だそれは!」

かすかに見覚えのある後ろ姿をボンヤリと眺める雌豚。
扉が閉じ、二人の声が次第に遠ざかって行く。
どれくらい、そうしていただろうか?
どろりと濁った眼に、ふと光がともった。

「…ッ!…ッ!…ッ!」

ブヨブヨとした体のどこにそんな力があったのか、雌豚は重い体を跳ね起こし、弾かれたように扉に擦り寄る。
言葉を失った口を開け放ち、涎をまき散らしながら、閉ざされた扉に向かって咆哮した。

「うあ゛ぁぁぁぁぁぁぁ゛っ!」

ガチャリと扉が開いた。

『ただいまオーク』
『あ゛ーマジ疲れたオーク…』
『おーす、いい子にしてたオーク?』

ゾロゾロと部屋になだれ込んできたのは、彼女と同じ獣人、イノシシの形質を備えた雄のオークだった。
全部で3体、いずれも大型である。

『ん〜?お出迎えかオーク?』
『ははは、可愛い奴オーク。』
「〜〜〜〜♪」

ワシワシと太い首筋をなでられ、雌豚の顔がほころぶ。
雌豚の絶叫を引き出したのは、人間だったころの記憶ではない。
慣れ親しんだ性臭を嗅ぎつけ、堪らず漏れた歓喜の叫びだったのだ。
その証拠に、申し訳程度の衣服は自らの手で剥ぎ取られ、両足は限界まで開かれて、雄たちの前に濡れそぼった性器を差し出している。

431名無しさん:2010/06/25(金) 02:39:09 ID:Ko8LNI320
『みんな、おかえりなさいっ!もうバッチリ準備できてるよ!』
『ははは、こらこらガッつくなオーク。』
『えへへ、溜まってるくせにぃ…臭いでわかるもんね。』
『慌てなくても、すぐに相手してやるオーク。』

雄たちも口ほど余裕があるわけではない。
なにしろ長期の哨戒任務で欲求不満がたまっているのだ。
今日から数日かけて、徹底的にこの一匹の雌豚を犯し抜く心づもりであった。

『留守の間に何かあったオーク?』
『うん。トンヌラの徴兵試験があったよ。楽勝だったって。』
『がははははっ、そりゃ鼻が高いオーク。』
『べホマが使える戦士なんて、支部長クラスでもそうそう居ないオーク。』
『さすが俺たちの子、マジぱねぇオーク。』

一家の団欒のような和やかな雰囲気の中、扉にカギがかけられ、雄たちがいそいそと服を脱ぎ始めた。
いつも通りの流れ。
3Kで名高いハ―ゴン教団では、数週間程度の出張はよくあることだ。

『さてと、じゃ早速…』
『OK、やってやるぜオーク』
『ぐふふのふ、今夜は寝かさないオーク。』
『は…はい…旦那様っ♪』

魔物たちの目つきが変わった。
性欲旺盛なオークにとって、数週間の禁欲は拷問に等しい。
故に、それが明けた直後の交尾は凄惨を極め、雄の場合でも1頭あたり10回は射精しなければ治まらない。
精液を消耗しない雌に至っては、失神するまで交尾し続けてもまだ疼きが収まらないこともしばしばと言うのだから、まさに底なしである。
絶食に等しい状態におかれた雌豚の子宮はとうに我慢の限界を訴え、胎内を熱くトロけさせていた。

『よしよし、ちゃんと濡らしてたオーク。いい子オーク。そいや!』
『ッがああああああッああッあっッ!きた、きたぁ!!すっごいのきましだぁぁぁ!!』

全身を包む柔らかな媚肉をわななかせ、アイリンは涙さえ流しながら悦びを告げた。
すでに彼女の興味は、今から孕まされる10頭目の仔に移っている。
束の間再会したかつての仲間の事など、もう思い出しもしなかった。

432名無しさん:2010/06/25(金) 02:40:57 ID:Ko8LNI320
ここまでです。

433MIXIM:2010/06/25(金) 20:22:43 ID:N3AlZFM20
恋「だから・・・・恋のことは放っておいて下さい・・・」
恋はそういうがどこか悲しそうだった
それから1分近く沈黙が続いた
小梅「・・・恋ちゃん、君が困っているなら僕が力になるし、絶対に見捨てたりしない。それに恋ちゃんがいくら太ったとしても僕は恋ちゃんのこと嫌いにはならない」
恋「・・・・・・・・」
小梅「だからお願い!ここを開けて」
恋「お兄ちゃん・・・・・・・・・・わかりました。今開けます」
 ガチャ
教室のドアのカギが開き、小梅は教室に入った

434MIXIM:2010/06/25(金) 20:34:20 ID:N3AlZFM20
小梅が教室に入るとそこには丸々と太った恋の姿があった
狭い教室にいたせいか身体中、汗まみれでパンツもビチョビチョに濡れている
やはり太った姿を見られたくないのか手で分厚いお腹の脂肪を隠そうとしている
恋「お、お兄ちゃん・・・・ありがとうございます・・・」
恋は息が苦しいのかゼエゼエと息をしている
恋「お兄ちゃんが来てくれなかったら、恋はここから出れませんでした」
小梅「いいんだよ。恋ちゃんが無事ならそれで。・・・聞かれたくないことかもしれないけど、一体何があったの?」
恋「はい・・・・実は・・・・」
恋はいままでの出来事をすべて小梅に話した

435MIXIM:2010/06/25(金) 20:43:53 ID:N3AlZFM20
小梅「そっか。その恋ちゃんを監禁していた人物に心あたりはないの?」
恋「はい。誰かまでは・・・・でもこの高校の生徒だと思います。昨日、恋が学校に来る前に自分も行くようなことを言ってたから・・・」
小梅「僕らと同い年がそんなことを・・・・とにかく恋ちゃん、ここにいるのは危険だよ。どこかに隠れなきゃ」
 「隠れてもらっちゃ困るんだよ」
恋・小梅「!?」
恋と小梅が教室の入り口を見るとお面を被った人物が立っていた
服装はこの高校の男子用の制服を着ているためおそらく男なのだろう

436MIXIM:2010/06/25(金) 20:55:16 ID:N3AlZFM20
 「あ〜あ、恋ちゃん、勝手な行動しすぎだよ。帰ったらどんなお仕置きしようかな」
恋「嫌、もうやめて下さい・・・・」
そこに小梅が庇うように前にでた
小梅「もう恋ちゃんにひどいことはさせないよ!」
恋「・・・・お兄ちゃん・・・」
 「春野小梅・・・・邪魔なんだよ・・君は。せっかくもうすぐで恋ちゃんを僕のものにできたのに・・・」
小梅「僕のことを知ってるの?・・・君、誰?」
 「君のことはほとんど知らない。でも恋ちゃんのことなら君よりよく知ってる」

437MIXIM:2010/06/25(金) 23:16:15 ID:8hEX0Ops0
 「恋ちゃん、本当に僕のことわからないの?」
恋「恋と会ったことがあるんですか?」
 「うん。なんでわからないの!?せっかくモニターごしじゃなくて直接会えたのに!!」
男の言動はだんだんと必死になってきた
 「あのとき、僕に手を差し伸べてくれたじゃないか!!あのときの恋ちゃんの行いで僕がどれだけ救われたか・・・・・」
小梅「そんなにわかってもらいたいんだったら仮面をとったらどう?」
 「そっか・・・・・・・そうだね・・・・・・・」
男は仮面に手をかけゆっくりと外した

438MIXIM:2010/06/25(金) 23:31:04 ID:8hEX0Ops0
仮面を外した男の顔は小梅に負けず幼い顔をしていた
 「どう?これでもわからない?」
恋「お、同じクラスの釘野くん?」
釘野「うん。やっとわかってくれたね」

いきなりオリキャラ出しちゃってすいません(>_<)
一応私の脳内でのキャラ説明を書いときます

 釘野直樹(くぎのなおき)
恋と同じクラスの男子生徒。顔は年齢の割に幼い風貌をしている
家は超大富豪である
実は恋を監禁し、太らせていた張本人。
過去に恋に救われたことがあるらしいがそれについてはその後・・

439名無しさん:2010/06/26(土) 22:41:11 ID:dBqDaG9EO
良いと思いますよ^^
とりあえず、GJ!

440535:2010/06/27(日) 06:28:57 ID:bkv965hI0
規制のことわすれてたぁ!!!!

こっちにつづきかきますね


・・いや、落ち着け まだ彼女が犯人と決まったわけではない
もう一度彼女に振り向く
しかし彼女の白く透ける綺麗な手が握っているのは
まぎれもなく私がいつも学校の机にかけている
体育館シューズが入った巾着だった
「それ・・わたしのだよね?なんで安田さんがもってるの?」
私はとりあえず本人に聞いてみる
「・・・・」
彼女は答えない・・・ずっとだまったままだ
「・・・しってる?最近私の身の周りのものが無くなってること」
「・・・・」
やはり彼女は答えない
「もしかして・・・安田さんがやってたの?」
早く違うという言葉をききたくて正面から尋ねる
だってあんなに優しい人が・・・・ありえない
「・・・・」
答えない

441535:2010/06/27(日) 06:31:32 ID:bkv965hI0
なんで否定しないんだよ!!! 早くちがうっていってよ!!!


「そうだよ?山口さん」

少し間を置いて彼女がしゃべる
え!? 一瞬何を言っているかわからなかった

恐ろしく冷たい声 私の知っている普段の彼女の明るい声ではない
「だってさぁあんたみたいなデブってさぁ視界に入るだけで、そこにいるだけで人を不快にするじゃん?」
私の思考はそこで止まった
「だからさぁわたし考えたんだよねぇ。
みんなのために山口を不登校にしようってさぁ
そうすればみんな不快なあんたをみなくてすむから」
・・・・・
「私優しいでしょ?」
・・・はぁ・・・・はぁ
・・・徐々に呼吸が荒くなってくる・・・・胸が苦しい・・・眼からは滴がボロボロと零れる
「・・・うわ・・泣くと不細工がさらに酷くなるから・・・泣かないほうがいいよ・・・?」
こんなのって・・・許されるわけがない
「泣きやみなよ、豚・・・はぁ、ここに居たくないしもう私帰るね
あ、明日から学校にこないでねー、きたらもっと酷いことしなくちゃいけないからさぁ
私としてもいやなんだよねー」
そういうと彼女は私の体育館シューズを私に投げたあと
恐怖すら感じる微笑を浮かべ出て行った
私を蔑むような冷たい笑い
「うわぁああああ!!!!」
生まれてからいままでずっと太っている私がいけないのか!!!
デブはいてはいけない存在なのか!!!
私は限界だった
いままで我慢してきた感情が一気に放出される
私は教室で日が暮れるまで泣き続けた

442535:2010/06/27(日) 06:32:40 ID:bkv965hI0

やっと落ち着いたのはもう夜の7時前だった
もうすぐ警備員さんがくる時間だ、かえらないと

帰宅途中
私は安田に復讐することだけを考えていた
許さない!!
絶対あいつだけは許さない!!!
いつか復讐してやるでも・・・どうやって・・・
その時ふといつか聞いた都市伝説を思い出す
だがすぐに馬鹿らしいと考えるのをやめる
実際にそんな人形あるはずがない
もしあるならぜひ欲しい そしてすぐにあいつに復讐してやる

やっと家へつく
学校へは毎日徒歩で登校しているため 帰りも当然徒歩だ

家のドアをあけすぐに自分の部屋へ向かう
「美代子?おかえり」
母のこえが聞こえたが無視
今は誰とも話したくない
バタンッっと乱暴にドアをあけ部屋に籠る
自分が持っていた荷物を机に置こうとしたときに

それにきずいた

ちょうど手のひらくらいの大きさの肌色のそれは
うすぎたない布で作ってある人型の人形だった

まさか・・・?
いやあり得ない・・・都合がよすぎる
でももしかして・・・・・

私は机の引き出しからカッターを取り出す
そして迷わずあいつを思い浮かべ
人形の背中を搔っ捌いた
・・・・
きれいに背中は裂けたがなにも起こらない

なにをやっているんだろう・・・私は・・・ばからしい・・・疲れてるんだな
・・・今日はもう寝よう
そう思い人形から眼を離し
ベットに近づこうとしたときにそれは現れた
『貴様が今回の契約者か?』
脳に直接響くような声
恐る恐る後ろを振り向く
そこにはさっき背中を裂いた人形の真上に小さなブラックホールのような物体が

443535:2010/06/27(日) 06:33:44 ID:bkv965hI0

ほ、本物・・・だった?
「あ、あなたが・・・悪魔さんですか?」
悪魔さんという言葉に自分で疑問をかんじつつもその物体に問う
『そうだ私は人の恨みや憎しみから生まれた悪魔だ。それで貴様は契約者なのか?』
本物の悪魔・・・
ここで違うといったら自分が何をされるかわからない・・・
「そうです!!」
あわててこたえる
『・・・復讐したい相手はあいつでいいのだな?』
おそらく安田のことだろう
「はい!!」

『ならば契約を終わらせるぞ。この闇に手を突っ込めそうすれば契約は完了だ』
闇とはこのブラックホールのことだろうか?
どうやらブラックホールは悪魔の本体ではないようだ
「代償は・・・なんですか?」
漫画やアニメのこういう契約には代償がつきもの
死んだあと魂を地獄に持っていかれるかもしれない
それともいまここで殺されるのかも
『そんなものはない、俺は貴様の憎しみをいただくだけだ はやく闇に手を突っ込め』
私は悪魔の言うとおりに
ブラックホールのようなものに手を突っ込む
ぬるっとしたようなどろっとしたような奇妙な感触だ
『契約成立だ』
そう言うとブラックホールは人形と一緒に後かたもなく無くなり
人形があった場所には上等そうな紙が一枚
手にとりみてみる
どうやら契約書のようなもののようだ 読んでみる

444535:2010/06/27(日) 06:34:46 ID:bkv965hI0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜この紙は契約書でありあなたの能力の説明書でもあります〜

契約書は悪魔の降臨にも使用できます。
悪魔に用事がある場合は念じて呼び出しましょう。



契約者 
悪魔  恨みと憎しみの悪魔
人間  山口 美代子


相手  
人間  安田 未麗
空白
空白
能力

・能力の発動条件は相手との接触です。
・あなたの能力は相手に自分の負の部分を写させることができます。※1
・自分を写した相手の生きる上で負になる部分をあなたが自由に強化出来ます。
・自分を写した相手の体を操ることもできます。※2
・いちどこの能力を使ったら二度と能力を解くことはできません。※3
・ 空白
・ 空白

※1あなた自身の負の部分が消えるわけではありません。

※2相手の意思はのこりつずけます。

※3あの世でもこの契約は適応されます。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なるほど・・・悪魔もいがいと親切ではないか

空白と書かれた部分は一体何だろう?

代償もないと言っていたし まぁ、きにする必要もないだろう
いざとなれば悪魔を呼べばいい
・・・明日の学校が楽しみだ

445535:2010/06/27(日) 06:36:18 ID:bkv965hI0

翌朝、教室に入り
「おはよう」
友人に挨拶をする
「・・・」
無言のままだ、いつもなら挨拶を返してくれるはずなのに様子がおかしい
「どうしたの?」
もしや安田になにかされたのではないかと心配になり聞く
「あれ・・・」
と彼女がどこかを指差す
彼女が指差したのは私の机があるべき場所だった・・・
「・・っ!!」
そこには何もなかった 本当に何も 椅子も 机もなかった

私の中で何かが切れた

急いで安田の席に向かう
楽しそうにクラスの女子と話していた彼女の肩を強引につかみ
こっちを向かせ 彼女の綺麗な顔めがけて
渾身のビンタを放った

『能力発動確認』
彼女の頬に触れた時何かが聞こえた気がしたが構わず振りぬく

バチーン!!


さっきまでガヤガヤとうるさかった教室が教室が一瞬で静まりかえり
ほぼ全員の生徒がこちらを向く

「おい山口!!!なにやってんだよ!!!!!」
安田と席が近い男子が叫ぶ


うるさい!!!
悪いのはこいつだ!!!
私は悪くない!!!

「そうだてめぇ豚のくせにでしゃばるなよ!!!」
別の男子が怒鳴る

私の行動に私の体系なんて関係ない!!!
お前も安田と一緒だ!!!

446535:2010/06/27(日) 06:37:32 ID:bkv965hI0
「私は大丈夫だから・・・・みんな落ち着いて、ね?」
安田が諭すように言う

こいつ!!!!

「でもよー・・・痛かっただろ」
最初に叫んだ男子が安田に近づき 心配そうにいう

被害者は私だ!!!
心配されるべき人間は私なんだ!!!

ガラガラと引き戸を開ける音とともに担任が現れた

「はい!全員席につけ!ホームルーム始めるぞー!」

みんなは席に着くが

私には席が無い
「おい山口机といすはどうした?」
困って立ち尽くす私に担任が言った
「安田さんが隠したんです!!!!」
大きな声で言い放つ
すると担任はこちらにちかづいてきて
「安田がそんなことするわけないだろ!!悪ふざけならやめろ!!」
と怒鳴った

信じられなかった

先生まで安田に騙されている

チラッと安田をみると心配そうにこちらを見ていた

ここで安田が裏側を見せることは絶対にない
落ち着け・・・悪魔から能力をもらっているんだ
そうだよ!さっき私はビンタをしたときにあいつに触れたもう能力は使えるはず!!
確実に復讐できるんだ
・・・今は 今だけはおとなしくしておいたほうがいい・・・
私はそう判断し

あふれる怒りを抑え
担任に謝罪し
空き教室から机といすを持ってきて
その日の授業を受けた

安田覚えていろ!!必ずおまえに復讐してやる!!

447535:2010/06/27(日) 06:38:33 ID:bkv965hI0

〜〜未麗視点〜〜

「豚が!!でしゃばりやがって・・・」
あのデブにぶたれたほほを撫でながら呟く
ここは自分の部屋なので 誰にも聞かれる心配はない
それにしてもイライラする
豚のくせに私に反抗しやがって
明日は毛虫でもあいつの机にいれておこうか?
「みーちゃんお風呂わいたよー」
ママはあたしをみーちゃんとよぶ
ウザったいが下手に反抗するほどあたしはばかじゃない
おとなしくしていれば大抵のものは買ってもらえるんだ
それを失うのはおしい
「分かったママ今行くね」
っち・・・
学校でも猫をかぶり
家でも猫を被るのはさすがに疲れる
ストレスがたまる
だからあいつをいじめてスッキリしてたのに
あいつ・・・あたしにびんた、かましやがって!!
二階の自分の部屋から一階のバスルームまで移動する

448535:2010/06/27(日) 06:39:34 ID:bkv965hI0

服を脱ぎ、洗面台の前に立ち自分の体を確認
透き通るようなきれいな肌
そして90のバストまだ成長中だ
細いウエストは60
とれたての桃を連想させるヒップは79
完璧
体重計にのり体重を見てみる
45Kg
いつも通りの数字、完璧だ
ちなみに身長は170cm

デブはみんな自分の体重なんてきにもしないんだろうな
あたしはあんなに醜くなるくらいなら自殺するね

あたしをこういう風に産んでくれたことには感謝してるよママ

さてそろそろお風呂入るかな?

449535:2010/06/27(日) 06:41:21 ID:bkv965hI0
ぷく

頬がふくらんだ?
!?
どうしたの?
なにがおこったの?

ふくらみは顔全体に広がっていく

「なに!?いや!!いやだ!!!!」

そして眼の上にも脂肪がついて
大きな瞳を少しばかり小さくしていく
唇も若干おおきなってしまい
頬にもふくらみが広がりさらに眼を小さくする
輪郭自体がが丸くなるまで広がると
顔のふくらみは止まった
元がよすぎるため膨らんでも不細工ではないが
先ほどまでの神々しい美しさなど微塵も残っていなかった

手で自分の顔を触ってみる ぶよぶよして脂肪がついたみたいだ
「なにこれ別人じゃん!!!こんな顔わたしじゃない!!あたしの眼が!!!もどれ!!」
ありえないありえないありえない!!!!!
夢!?でも感覚はある
プク
「え!?なにこれ!?うそ!?またなの!?いや・・・いやぁあああ!!!!!」
今度はのど元からふくらんでいき
二重あごとはいかないものの確実に首を太くし顔と首の境目を無くしていく
「いやぁ!!・・・あ、あれぇ!!こえがすこし低く・・・ひぃいいいい!!」
肩にもふくらみが移動し肩幅をふくらみで広くし女性らしさをうばいさり
腕にも広がっていく細くてきれいな腕は徐々にハムのように太くなり
さらに下へ下へとふくらみは移動していく
大きな胸だけは逆にすこし縮み一般的なサイズになってしまい
そして細いウエストは急激に膨らんでいき
ぶよぶよとまとわりつくようにふくらみが増えていく
ヒップも大きくなっていく、桃のような印象だったものが
いまや少したれ始め醜いものへと変わってしまった
細く長い足は徐々に短く太くなり 可憐な白い足は 図太い大根足へと変貌を遂げた
「・・・背が低くなってる!・・・ハァ・・ハァ・・・なんで!!! いみがわかんない!!!」
それとどうじにふくらみは止まった
あまりの出来事とからだの異常な重さに尻もちをつく
「体が・・・おもいぃぃ・・・はぁはぁこんなのあたしじゃないぃぃ!!!かがみ鏡は!!」
恐る恐る鏡を覗くとその中にはまるまると肥え太った醜い女がいた
全部ちがう
パーツ全てがちがう
こんな脂肪に埋もれたパーツはいらない
私が持っていた完璧なパーツじゃない
「違う違ういやぁあぁぁぁああああああああああ!!!」
あたしの大嫌いなデブ、不節制の塊の豚
ありえない ありえない ありえない ありえない ありえない
私は違う 違う 違う 違う
違う 違う 違う

450535:2010/06/27(日) 06:43:02 ID:bkv965hI0
〜〜〜美代子サイド〜〜〜

放課後
帰宅しすぐに自分の部屋に入り
しばらく昨日手に入れた契約書をよみかえす

もうすぐ もうすぐで復讐ができるんだ!!!ここでへまはしたくない!!

確認が済んだ
とりあえず能力を発動させてみるように念じる
すると感覚で発動したことが分かった
向こうの状態は分からないがとにかく発動したことだけは分かった
あはは!どうなったんだろう?
明日も学校が楽しみだなぁ 



今日ここまでです 感想くれたらうれしいです
駄文にここまでお付き合いありがとうございました

451MIXIM:2010/06/27(日) 15:30:50 ID:FIAdHPD.0
>535さん
GJです(*^_^*)
続き楽しみです(^−^)

452MIXIM:2010/06/27(日) 23:23:52 ID:0Uq9cQ3k0
恋「釘野くんがどうしてこんなこと!?」
釘野「どうして・・・か、どうしてだろう?」
釘野は幼い声でため息をつきながら話す
釘野「恋ちゃんはやっぱり覚えてないかな?君が僕を絶望の淵から救ってくれたこと」
恋「え?」
釘野「その様子だと覚えてないみたいだね。じゃあ、思い出せるように話してあげる。僕の過去を」

ここからは釘野の過去で私の勝手な想像です。いろいろすいません(>_<)

453MIXIM:2010/06/27(日) 23:37:32 ID:0Uq9cQ3k0
釘野「中学校のころの話なんだけどね、そのころの僕の生活はさんざんだったんだ。」

 〜3年前〜
釘野「いやだよ。痛いよ。やめてよ!」
中学1年生だった僕は親が金持ちとかいろいろな理由でいじめられてたんだ
いじめっ子「うるせえ!いいから金よこせよ」
 バギッ、ドカッ
いじめっ子「だいたいこんなもんか。明日も金もってこいよ!!持ってこなかったら殺すからな!」
いじめっ子、(名前は確か、高田とかいったかな・・・)とその仲間はいつも僕から金を取って楽しんでたんだ
釘野「うう、もう嫌だ、なんで僕がこんな目に・・・・・」

 次の日

みんなが帰ったあとの教室で釘野は先生と話していた
釘野「先生、僕もう耐えられないんです。助けて下さい」
先生「あ〜助けてやりたいのはやまやまなんだがな。先生も忙しくて・・・」
釘野「忙しいって・・・・・」
先生「まあ、どうせ言ってるほど大げさじゃないだろ。ほっておけば・・・」
僕は絶望したよ頼れるはずの先生が何の対策も取ってくれず、ほったらかしだなんて

454名無しさん:2010/06/29(火) 00:13:55 ID:F/7vVXKc0
ちょいと失礼します

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/946_1.jpg
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/947_1.jpg
つっかえるってなんか良くないですかね

455名無しさん:2010/06/29(火) 06:11:29 ID:R3RlBZn60
窒息死するうううううううう
もっと太って瓶を割れば…GJ!

456名無しさん:2010/06/30(水) 07:21:55 ID:49H.fyhs0
>>454
一枚目が妙にシュールで吹いたw
1コマだけで笑えるってのはすばらしい

457500:2010/07/01(木) 14:09:00 ID:O55XLUSE0
そして、そのまま先生の肉に埋もれて眠りについた。
そして朝になり、私達は鳥のさえずりに目が覚める。
甘い母乳の香りと汗臭い匂いが辺りに立ち込めている。
先生「お泊りになっちゃったね…」
先生が私を肉に埋もれさせながら呟く。
先生が身動ぎすると、一際大きくなった身体が私の身体に柔らかな感触を伝える。
先生の身体は昨日のたった1日でこんなに太っていた。
先生「12時になったらまた太っちゃうわね…もう既にこんな身体なのに、瑞穂はそれでも私が肥え太り続けて欲しいの?」
保健室にあった大きな鏡を見ながら呟く先生、鏡には巨大なデブが床に座り込んでいるのが映っている。
瑞穂「どんなに太っても私には物足りないよ…」
自分で言って、思わず恥ずかしくなる。
先生「じゃあ、もっともっと太らなくちゃね…?」
たっぷりと肥え太った先生の身体と、肉で丸っこくて美しさよりも可愛さが目立つ幼顔のようになった笑顔は、とても輝いていた。

以上で肥満化教師、終了です。投稿期間が大変長くなってしまいましたが完結させる事が出来ました。またの機会があればまた…それでは失礼です。
※最後に規制をくらったのでこっちに投稿しました。

458名無しさん:2010/07/01(木) 16:44:12 ID:kLkKFbLA0
乙!

っていうか、その終わり方だと後日談ほしくなるw

459名無しさん:2010/07/02(金) 12:06:28 ID:6UOwtx..0
GJ!先生かわいいよ先生
最終的な先生のスペックが知りたい

460名無しさん:2010/07/04(日) 17:23:00 ID:kJfV871E0
>>457
長期連載お疲れ様でした!
また次回作の構想ができたらよろしく。

461MIXIM:2010/07/05(月) 22:59:30 ID:9OLC59Hs0
先生に言っても無駄だと知った僕は父に相談した。
だけど・・・・・・
釘野の父「私は忙しいんだ。お前の学校の話など聞いてられるか!」
釘野「だけど、お父さん・・・・・僕・・・」
釘野の父「いじめを受けているといっても金で解決しているんだろ。金ならいくらでもある!」
僕の父は大企業の会長でお金がすべてだと思ってる。結局、僕よりお金が大事なんだ
それからも僕へのいじめは続いた・・・・
毎日がつらく苦しかった・・・・
いっそ、死んでやろうか・・・そんなときだった。恋ちゃんが現れたのは・・・

462MIXIM:2010/07/05(月) 23:13:24 ID:9OLC59Hs0
あれは中学3年生の冬だった・・・・
その日の放課後、僕はいつも通りいじめっ子に暴力をふられ、金を取られていた
彼らはいつもと同じように一通りやると帰っていった
釘野「うう・・・痛いよ、もう嫌だ。なんで僕ばっかり・・・」
僕はそうつぶやきつつフラフラした足で通学路を帰っていた
そのときだった恋ちゃんと会ったのは・・・・
恋「あの・・・・・これよかったら使って下さい・・・・」
そういって恋ちゃんはハンカチを渡してくれた
釘野「あ、ありがとう・・・」
友達が一人もいなかった僕に手を差し伸べてくれた

463MIXIM:2010/07/08(木) 23:12:26 ID:9S1ohUtU0
そして僕は恋ちゃんとずっと一緒に居たいがためにこの高校に来た
奇跡的にも同じクラスになれて幸せだった
でも、そんな幸せは長くは続かなかった
春野小梅・・・・・君が現れてからね・・・・・
小梅「僕が・・・・?」
釘野「そう。君が恋ちゃんと会ってから恋ちゃんは君のことしか見なくなった!!」
恋「・・・・」
釘野「君が現れてから僕の世界が狂った!!僕はこのままでもよかったのに!!!」
釘野は声を張り上げて叫ぶように言った
釘野「・・・・それから僕はどうすれば君と恋ちゃんの仲を壊せるか考えていた。そこで僕は思いついたんだ。君だけじゃない。他の男子からも近づけさせないようにする方法を!!」

464MIXIM:2010/07/09(金) 23:39:34 ID:g2gnD3ow0
小梅「まさか・・・・・太らせること?」
釘野「うん。でも僕が太らせたところで限度がある。そう思っていたときにあの女が現れた」
 〜回想〜
僕は恋ちゃんを太らせようといろいろな策を考えていたけどどれもぱっとしなかった
そこへ・・・・
アラクネ「あの天秤座の女を自分のものにしたいのか?」
釘野「うわっ!?あなた・・・誰?天秤座って?」
アラクネ「まあ、細かいことはいいや。お前にあの娘をあげるよ」
そこからその女は恋ちゃんに肥満化薬を飲ませたことなどを説明してくれた
そこからのことはよく覚えていない・・・・・

釘野「でもやっぱり恋ちゃんを太らせて正解だった。恋ちゃんが太ったせいで君にいいよる男はいなくなった!!」
恋「そんな・・・・そんなこと勝手です!勝手に恋をそんな・・・」
釘野「でも君だけは違ったな・・・・・春野小梅。君だけは恋ちゃんが太ってもそばにいた」
小梅「恋ちゃんは僕が守るよ。絶対に手出しさせない!!」
釘野「そう。・・・・」
そういうと釘野は片手を小梅のほうに突き出した
小梅「何?」
釘野「眠れ・・・・」
釘野がそう言い手のひらを閉じると小梅がたおれてしまった
恋「お兄ちゃん!?」
恋が小梅に駆け寄る
釘野「眠っているだけだよ。」
恋「お兄ちゃんに何ををしたんです!?」
釘野「うん。そういえば言ってなかったね。僕はね。生まれつき催眠能力が使えるんだ。だから人の記憶をいじって書き変えたり消してしまうこともできる」
恋「そんなことって・・・」
釘野「さて春野小梅に今日のことはもちろん恋ちゃんのことも忘れてもらう」
恋「やめて!!」
釘野は手のひらを小梅の頭にかざした
釘野「さてこれで記憶は消されたよ。さあ行こうか恋ちゃん」
釘野は恋の腕をとり強引に引っ張った
恋「嫌!!放して!!」
釘野「大人しくしてよ」
釘野は恋を眠らせて連れて帰った

465名無しさん:2010/07/13(火) 03:25:56 ID:LFy7sAjs0
>>457
その後を描いた続編希望w

466MIXIM:2010/07/16(金) 23:28:30 ID:sXWprgUA0
恋「う、・・・・・・ここは?・・・・」
恋が目覚めたところは元いた監禁部屋だった
釘野「目が覚めた?」
女の子のような声がしたほうに振り向くと釘野が椅子に座っていた
恋「釘野くん・・・・」
釘野「邪魔な春野小梅の記憶も消したしこれで君に言いよる男はいなくなった」
恋「なんで・・・・お兄ちゃんにあんなひどいことを!?」
恋は声を荒げて訴えた
釘野「言ったろ?あいつがいると君はいつまでも僕のことを見てくれない・・・」
恋「だからって・・・」
釘野「でもそんなことはもういい・・・・やっと二人きりになれたね」
恋「い、嫌!!来ないで!!」
恋は恐ろしくなり部屋の隅へと逃げた
釘野「逃げても無駄だよ。その身体じゃ動くのもつらいはずだよ?」
恋は少し動いただけなのに息があがって苦しそうだった
釘野「まあ、聞いてよ。僕また面白いもの作っちゃってさ」
釘野は部屋の机に置いてあった袋を手に取りその中からビスケットを取り出した
釘野「これだよ♪」
恋「そ、それは何!?」
釘野「ビスケットだよ。ただし普通のビスケットじゃないけどね。」
そういうとビスケットを恋に差し出した
釘野「これを恋ちゃんに食べてほしくてさ」
恋「そんなの食べません!!」
釘野「そっか♪じゃあ仕方ないね・・・・」
釘野は少しだまったかと思うと恋の口に無理やりビスケットを押し込もうとした
恋「!?ん、んぐむっ!?」
釘野「食べてくれないなら無理に飲み込んでもらうよ!」
恋「んぐむっ、ん・・・・・ごくっ」
恋は必死に抵抗したが飲み込んでしまった

467MIXIM:2010/07/16(金) 23:52:31 ID:fSn/KQT60
釘野「食べてくれたね♪」
釘野は嬉しそうに幼い顔で満面の笑みを浮かべた
恋「ああ!食べちゃった・・・食べちゃったよ〜〜〜」
釘野「安心して。すぐ終わるよ」
恋「嫌ぁぁ!!太りたくないよ!!」
そう言ってるうちに恋の身体に変化が現れた
今の状態でもパンパンに張りつめた顔はさらに膨れて頬の両方に肉まんを詰めたようになった
丸太のような腕はさらに大きくなった
痩せていたとき細かった足は大根のように太くなった
そしてお腹は大きく膨らんでいただけだったが、さらに太ったため段になっていた
恋の身体がひとまわり太くなり肥満化は止まった
釘野「はい、鏡だよ」
釘野は恋の目の前に大きな鏡を持ってきた
そこにいるのは痩せていたころの自分とは違う豚のように丸々太った恋の姿だった
恋「い・・嫌ぁぁぁぁぁ!!やだ!やだ!やだよぉぉぉぉ〜〜!!」
そう言い泣き叫ぶ恋の声も太ってしまったためとても低いデブ声だった

468MIXIM:2010/07/19(月) 23:41:00 ID:k912j0DE0

 プチッ、プチンッ

恋「え?」
急激な肥満化に下着が耐えきれずついにはち切れてしまった
そのため恋は今、全裸状態だ
恋「嫌ぁぁぁぁ!!見ないで!!見ないでよぉぉぉ〜!!」
恋は泣きながら必死に身体を隠そうとするが、ぶくぶくに肥満化してしまった身体を隠すのは不可能だった
釘野「じゃあ、次は体重測ろっか♪」
そういうと釘野はとても巨大な体重計を持ってきた
釘野「ここに乗って♪」
恋「嫌ぁぁぁ!!嫌ぁぁ!!」
釘野「乗ってよ・・・・・・・ね?」
釘野は先ほどまでの幼い笑みとは違う邪悪な笑みを浮かべた
恋「ひっ!!・・・・」
恋は恐怖に負け、体重計に乗った
釘野「え〜と、何々?・・・・・うわっ!すごいよ恋ちゃん135キロだって♪」
恋「恋・・・・そんなに太ったの?」
釘野「うん♪それにしてもすごい身体だよね・・・・女の子とは思えないよ」
そういうと釘野は恋のお腹に手を突っ込んだ
恋「ひゃ!!や、やめて!!」
恋は真っ赤になり釘野の手を押さえようとしたが太りすぎて腕が自分のお腹に届かなかった
釘野「うわ、凄いや。恋ちゃんのお腹すごく柔らかいや。見てどんどん手がお腹に入ってく」
恋「ひゃ、うう、やめて・・・・」
釘野「あははは、かわいいな恋ちゃんは」
恋「ううっ・・・・やめて下さい・・・・」
しばらくすると釘野は恋のお腹から手を抜いた

469MIXIM:2010/07/23(金) 22:56:23 ID:btlqAymE0
釘野「さて・・・・またちょっと昔話をしよう。もともと僕の催眠能力はこんなに高くなかったんだ。でも恋ちゃんに救われてから格段に力が上がったんだ」
釘野は嬉しそうに語る
釘野「僕は恋ちゃんが好きだよ。この世界の誰よりも君のことを愛してる」

恋「っ・・・そんなのただの押しつけです!」

釘野「押しつけでもいいんだよ・・・だから恋ちゃんも僕を受け入れてよ・・・」
そう言い釘野は恋に顔を近づけた
恋「い、嫌!!やめて!!」

 「やめろ!!」
釘野が声のしたほうに振り向くとそこには小梅が立っていた
恋「お兄ちゃん!!・・・来てくれた・・・」

釘野「お前・・・なんでここに!?記憶が消えたはずじゃ!!」

小梅「僕は星の加護を受けてるから多分その影響で君の催眠がきかなかった」

釘野「そんな・・・・バカな・・・・」

小梅「恋ちゃん、待ってて。必ず助けてあげるから」

恋「はい!!」

470MIXIM:2010/07/23(金) 23:10:24 ID:iT9SsDuQ0
小梅は怪獣の着ぐるみにチェンジした
小梅「よくも恋ちゃんを泣かしたな・・・」

釘野「くっ・・・・・」

釘野は逃げようとしたがその瞬間小梅のパンチがヒットし、壁に叩きつけられた

釘野「ぐっ・・・・・」

小梅「恋ちゃん、大丈夫!?」

恋「はい。ありがとうお兄ちゃん」

そう言う恋の表情からは恐怖が消えていた

釘野「なんで・・・・・なんでだよ・・・」

釘野が呟くように言う

釘野「なんで、僕の思い通りにならないんだよ・・・・」

小梅「釘野くん・・・・・」

釘野「なんで・・・なんで・・・」

小梅「釘野くん、よかったら僕と友達になろうよ」

釘野「友達・・・・?」

小梅「うん。君は本当は寂しかったんじゃないかな?いじめられて一人でいて」

釘野「・・・・」

小梅「僕も中学に入るまではそうだった。だけど信頼できる友達ができて変わった」

釘野「信頼できる・・・・友達・・・」

小梅「うん。人は支えてくれる友達がいればすごく強くなれるんだ。だから・・・」

釘野「こんな僕と友達になってくれるの?」

小梅「うん。でも恋ちゃんにはちゃんと謝ってね。」

釘野「ありがとう・・・・・」

釘野の目から涙が溢れた

471MIXIM:2010/07/23(金) 23:23:31 ID:iT9SsDuQ0
釘野は恋に近づいた

釘野「恋ちゃん・・・・・・ごめんなさい!・・・謝って許されるようなことじゃないけど・・・本当にごめん!!」

恋「釘野くん・・・」

釘野「本当にごめんなさい・・・・」

恋「釘野くん・・・・もう謝らないで・・・・」

釘野「え!?」

恋「恋も釘野くんに悪いことしましたから・・・釘野くんがずっと訴えていたのに気付けなかった」

釘野「それは・・・・」

恋「だから・・・・これでおあいこです」

釘野「恋ちゃん・・・・・ありがとう」


小梅「恋ちゃん・・・・帰ろうか」

恋「はい!」

恋は毛布を羽織って釘野の家を出た

小梅「釘野くん!!」

釘野「?」

小梅「じゃあね、また学校で!」

釘野「うん!またね!!」

釘野は嬉しそうに答えた

小梅は恋をおんぶして自分の家を目指した

小梅「とりあえずもう夜だし今日は僕の家に・・・」

恋「はい・・・・あのお兄ちゃん!」

小梅「何?」

恋「やっぱり重いでしょ?恋、体重すごく増えたから・・・///」

472MIXIM:2010/07/26(月) 23:22:01 ID:f6Mbg3820
小梅「ううん、大丈夫だよ。気にしないで。前も言ったでしょ?妹は甘えていいんだよ」

恋「お兄ちゃん・・・・ありがとうございます」

 ぐう〜〜〜

恋「////////」

小梅「何か食べていこうか?」

恋「いえ、そこまで迷惑をかけるわけには・・・・」

小梅「いいの。気にしないで」

小梅と恋は近くのファミレスに入った

473MIXIM:2010/07/26(月) 23:36:34 ID:f6Mbg3820
夜遅くということもありお客も少なかった

小梅「さて何食べる?なんでも好きなもの頼んでいいよ」

そういい小梅はメニューを開ける
恋はそれをじっと眺める

恋「じゃあ、これとこれとこれをお願いします・・・」

小梅「うん。わかった」

小梅はウエイターを呼び料理を注文した
しばらくすると料理が運ばれてきた

恋「ではいただきます」

小梅「うん。いっぱい食べてよ」

ばくばく、もぐもぐ、むしゃむしゃ

恋「すいません///お腹すいてて・・・///」

小梅「ううんそれよりもういいの?」

恋「はい。御馳走さまでした」

食べ終わったあと小梅の家に帰った

474MIXIM:2010/08/04(水) 23:42:29 ID:sxk7NH9s0
恋と小梅は家に着いてから眠った

小梅「おはよう♪恋ちゃん」

恋「おはようございます」

恋と小梅は朝ご飯を食べながら話しをしていた

小梅「さて・・・・今日は恋ちゃんの家に行かなきゃね」

恋「恋のこんな身体をみたらお母さんはどんな反応をするでしょうか・・・」

475622:2010/08/19(木) 20:06:14 ID:ckgfZuSw0
テイルズオブシンフォニアのプレセアが太るSSの続きを書きます
文才まったくないですがアドバイスお願いします

476MIXIM:2010/08/19(木) 20:21:43 ID:6ce8PaQw0
〜プレセア視点〜

ガオラキアの森の奥まで行くと神木を見つけた

私は斧を振るい神木を切り、森を抜けようとした

この7日間を有効に使わないと・・・・・少しでもオゼットの村を元に戻します

光が見えてきた・・・・・もうすぐ森を抜けれる・・・・・
森を抜ける一歩手前の木に見知らぬ果実が生えていた

なんでしょう?・・・・・こんな木の実、前はなかった。
りんごに似た形をしています
私はその果実があまりにもおいしそうだったのでそのまま1口かじってみた

何これ・・・・・すごくおいしい・・・・・もっと食べたい・・・・

辺りを見回すと同じ果実が何個をなっていた
私はその果実を何個も手に取り持って帰った

477MIXIM:2010/08/19(木) 20:23:56 ID:6ce8PaQw0
すいません
↑の投稿まちがいです
どうもすいませんでした

478622:2010/08/19(木) 20:33:08 ID:6ce8PaQw0
〜プレセアの家〜
私は作業を放り出し果実を家に持ち帰った
この果実美味しすぎます・・・・・

私の中のもっと食べたいという欲が押し上げてくる

もう我慢できない!!

私は多くある果実の1つを手に取り一心不乱に食べ始めた

かじることに果実の果汁があふれだし口の中に入り喉を通る

はあ・・・・おいしいです・・・・すごくおいしい

1つ食べるたびにもう1つ、もう1つと食べ続けて気がつくと全部無くなっていた

おいしかった・・・・・・・なんだか眠いです。少し横になろう・・・

私はベットに入り眠った

479622:2010/08/19(木) 20:44:41 ID:6ce8PaQw0
プレセアはしばらくすると目を覚ました

私どれくらい眠っていたんでしょう・・・・?

ふと時計を見ると針は6時をさしていた
窓の外はもう薄暗くなっている

もう6時・・・・そろそろ夕食の準備をしなくちゃいけませんね

夕食の準備をするため台所に向かった
プレセアはパーティーの中でもリフィルの次に料理が下手だ
そんな彼女が難しい料理などに挑戦するわけもなくいつも通りのものをつくった

「いただきます」

こんな小さい家もプレセア一人で暮らしているととても大きく感じる

明日からは作業頑張りましょう・・・・

プレセアは食器を片づけ部屋にむかった

480622:2010/08/19(木) 20:57:50 ID:6ce8PaQw0
プレセアは風呂に入りベットに向かった

そろそろ寝よう・・・・

電気を消しプレセアは眠りについた・・・・・だが・・・・・

あれ?・・・なんでこんな時間にめが覚めるんでしょう・・・・

プレセアは夜中に急に目覚めた。

 ぐ〜〜〜〜

突然プレセアのお腹がなった

私、お腹空いてるんでしょうか・・・?

プレセアは空腹を満たすため残っていた夕食を食べた

どうして・・・・?こんなに食べたのに全然満腹にならない
いつもはご飯1杯でお腹いっぱいなのに・・・・

プレセアは夕食の残りを全部食べて、その次は棚に入ってあったお菓子を取り出した
袋を思い切り破りプレセアは食べ始める

バリッ、バリッ

静かな家の中にお菓子を食べる音だけが響く

なんで・・・・?なんで満腹にならないんですか?
もしかして・・・・!
プレセアが思いついたのは森で取れた果実のこと
あの果実なら自分の空腹をみたしてくれる、そう思ったのだ
プレセアはすぐに森に向かった

あった!この果実です・・・・

プレセアは我慢できずその場でかぶり付いた

ああ、おいしい・・・・・

プレセアは何個かを食べ残ったものは家に持って帰った

481622:2010/08/19(木) 21:05:47 ID:6ce8PaQw0
プレセアは空腹がはれたためすぐにベットに入り眠った
だがプレセアは知らない・・・・あの果実は世界再生のとき突然生えた異形のものだと
男性が食べてもどうにもないのだが女性が食べたら最後・・・・
女性が食べたときはすごくおいしいかわりに依存性があり食べた女性をどこまでも太らすという恐ろしい副作用がある・・

482rai:2010/08/31(火) 00:15:29 ID:BiePkHqs0
こんな小説を書いてみました。
小説を書くのは、これが初めてですが、良かったらどうぞ。
ttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=41014

483名無しさん:2010/09/02(木) 18:48:23 ID:HiqPVjxU0
>>622さん
プレセア視点と書かれていますが神視点が頻繁に混ざっています
句読点もあったり無かったりで、読んでいて違和感があります
独り言のような文が結構あるのですが、全部心の声なのでしょうか?
心の声だとしても、語り部としての文と心の声としての文とでは質が違ってくるので括弧を付けるなどをして差別化したほうがいいと思います。
あと行間が空き過ぎだと思います

俺が読んでいてアドバイスできるのはコレぐらいです
前回よりは大分良くなってると思うので頑張ってください

484MIXIM:2010/09/03(金) 20:54:49 ID:Lv9furvQ0
小梅「わからない・・・・でも事情を話さなきゃ」

恋「はい・・・・」

恋は不安な顔をして頷いた

小梅「釘野くんに聞いた話によると恋ちゃんがいなくなっていた間、釘野くんは恋ちゃんのお母さんに催眠をかけて恋ちゃんがいる幻覚をみせていたらしい」

恋「じゃあ・・・・恋は行方不明になったことをお母さんは知らないんですね・・・」

小梅「うん。その催眠は恋ちゃんがお母さんに会えたときに解けるようになっているんだって・・・」

恋「(あのとき釘野くんが言っていたことはこのことだったんですね・・・)」

恋は釘野が言っていた言葉を思い出した

485MIXIM:2010/09/03(金) 21:00:07 ID:Lv9furvQ0
釘野「警察が君をさがすことは絶対にないよ」

恋はその言葉の意味を今やっと理解した。恋の親に催眠をかけておけば警察に捜査願いが出るわけない

小梅「じゃあ、10時になったし、そろそろ行こうか。恋ちゃん、心の準備はいい?」

恋「はい・・・・大丈夫です」

二人は家から出て恋の自宅に向かった

486MIXIM:2010/09/03(金) 23:21:01 ID:qjiRB1Gw0
恋と小梅がしばらく歩いて恋の家についた

小梅「恋ちゃん、心の準備は?」

小梅はインターホンに指をあてながら言った

恋「はい。大丈夫です。」

小梅「じゃあ、押すね」

小梅はインターホンを押した

 ピンポーン

音がして少したったあとドアが開き恋の母が出てきた

母「はい?どちら様・・・・・・・」
恋の母が恋を見たとき顔が驚きに染まった
本来ならここで小梅が自己紹介をして暖かく出迎えてくれるのだろう・・・・だが今回はそうはならない

恋「お母さん。ただいまです・・・・」
恋はペコリと軽くお辞儀をする。大きく膨らんだお腹が邪魔そうだ
母「・・・・・恋・・・・・?」

母も本当はわかっているのだろう・・・だが、やはりまだ確信を持てないようだ

恋「はい・・・」

恋は母親と目を合わせはっきりと首を縦に振る

母「ど、どうしたの!?その身体!!そんなに太っちゃって・・・・」

母は恋の身体全体を見回しながら言う

小梅「そのことについては僕が詳しいことを説明します」

その間に入るように小梅が言った

母「君は?恋のお友達?」
小梅「はい。初めまして春野小梅です」
母「じゃあ、とりあえず中にどうぞ・・・」

恋と小梅は恋の母に連れられ家の中に入った

487MIXIM:2010/09/03(金) 23:34:49 ID:qjiRB1Gw0
恋の母に連れられ客間に案内された

母「今お茶を入れるから」

母は一度客間から出て行った

恋「お兄ちゃん、やっぱりお母さんには全部話すべきでしょうか?」
小梅「うん。そうしたほうがいいと思う。信じてくれるかわからないけど・・・」

少ししたら母がお茶を持ってきた
恋の母はゆっくり恋の横の椅子に座った

母「それで?なんで恋はこんな身体に?」
小梅「はい。実は・・・・・」

小梅は今までの出来事をすべて恋の母に語った
母はそれを黙って聞いていた

母「なるほど・・・・それで恋は・・・・・」
恋「ごめんなさいお母さん、本当にごめんなさい」

恋は話が終わってから何度も謝っている

母「いいのよ。恋。あなたが悪いんじゃないの・・・」
小梅「僕も恋ちゃんのそばに居ながら・・・・ごめんなさい!」

小梅も続けるように謝る

母「いいのよ。春野くん。あなたにはお礼を言わなきゃ、恋を助けてくれてありがとう」

母は心のこもったありがとうを言ってくれた



小梅「じゃあ恋ちゃんまたね。」
恋「はい。お兄ちゃんいろいろありがとうございました」

恋の母も納得してくれて小梅は自分の家に帰って行った

488MIXIM:2010/09/04(土) 23:36:59 ID:Fb1KguOk0
 〜あれから3日後〜

小梅「じゃあ、僕、先に行って待ってるね!」
恋「はい。恋も着替えたらすぐに行きます」

今、恋と小梅は市民プールに遊びに来ている。
本来なら恋があんな身体になってしまったので来ることができないと思われたのだが・・・・

恋「(少しだけど、この身体でいられるなら・・・・)」

恋は更衣室ですっかり元に戻った身体を見ながら2日前のことを思い出す

 2日前

恋は太ってからというもの、身体はもちろん、食欲が太る前に比べてとても旺盛になっていた
人と会うのが嫌で、部屋に閉じこもっていたころ・・・・・
ガチャという音と共に部屋のドアが開き恋の母が入ってくる

母「恋〜お友達よ〜」
恋「友達?」

恋は高校に入学にしてから友達というものをほとんど作ったことがないのだ
だから今、恋の友達といえば小梅くらいしかいなかった

恋「誰?」
母「名前は言わなかったけど恋に会いたいって、入れてもいい?」

この身体で人に会うのは嫌だったがその人物が母の知る人物でないなら、少なくても小梅ではない・・・

恋「・・・・とりあえず部屋の前まで連れてきて。話がしたいから」
母「わかった・・・・今連れてくるわ」

母はその人物を連れにドアを閉め出て行った
少しすると母はその人物をつれて戻ってきた

母「あがってもらったわよ。恋」
恋「うん。ありがとう。お母さん」
母「じゃあ、お母さんはもう行くから」

その人物をドアの前に残し母は台所に戻って行った

恋「・・・誰ですか?・・・」

恋はドアの前にいる人物に問う
少し黙っていたがその人物はゆっくり口を開いた

釘野「僕だよ。恋ちゃん。」

ドアの前にいる人物は恋をこんな身体にした張本人、釘野だった

恋「釘野君!?」
釘野「うん。恋ちゃん、入っていいい?」
恋「・・・・・・どうぞ」

釘野はドアノブに手をかけゆっくりとドアを開けた

釘野「恋ちゃん・・・・・」
恋「釘野くん。今日はどうしたの?」
釘野「僕、もう一度恋ちゃんにちゃんと謝りたくて・・・・・」
恋「いえ、その件はもういいんです・・・・」

恋は目を伏せながら言う
 
釘野「・・・・身体の調子はどう?」
恋「太ってから食欲がすごく増して家にいるときもほとんど食べるか寝るくらいしかしなくなって・・・・・恋、このままだと・・・・」

恋は泣きそうな顔で言う

489MIXIM:2010/09/05(日) 00:10:55 ID:XOCnJknI0
辺りを見回すと部屋のあちこちにスナック菓子の袋、カップラーメンのカップ、飲みかけのジュースなどが転がっていた
それもとても多い数の・・・・・・

釘野「恋ちゃん・・・・」

恋「このまま太り続けたら、いずれ、歩けなくなって、動けなくなって・・・・」

恋の目から涙がこぼれ落ちる

恋「ダイエットしようと・・・・したけど・・・・何かを食べなきゃ身体が落ち付かなくて・・・・・・・」

恋は泣きながらも続ける

恋「体重だって・・・・また増えて、どんどん、どんどん、身体が膨らんでいって、どんどん太っていって・・・・もう自分でもどうすればいいかわからなくて・・・・う、う、うわぁ〜〜〜〜ん!!!!!

恋は大声で泣き出しだしながら傍にあったお菓子の袋を開け食べ始める
 
 バリッ、バリッ、ムシャ、パリ

お菓子を食べる音と恋の泣き声が重なって聞こえる

恋「うわ!なんでぇぇぇ〜お腹、、太りたくないのにぃぃ〜〜〜!!!」

恋はそのお菓子を食べきると同時に泣きやんだ

490MIXIM:2010/09/05(日) 00:22:46 ID:XOCnJknI0
恋「うっぷ・・・・・・いつもこんな調子なんです。食欲を抑えても結局食べちゃう・・・」

釘野「恋ちゃん・・・・・少しだけど、これを受けとって」

釘野はポケットから袋を取り出した

恋「これは・・・?」

恋は袋を開いて、中身をみた
中にはカプセルが5錠入っていた

釘野「信じられないと思うけど、恋ちゃんの身体を一時的に元に戻す薬・・・・」
恋「えっ!!?本当ですか!?」

釘野は黙って首を縦に振る

釘野「これ薬を使って春野くんとどこか行ってきたらいいよ」
恋「お兄ちゃんと・・・?」
釘野「でもこの薬は一錠につき約5時間しか効かない。もし効き目が切れたらもとに戻る。」
恋「うん」
釘野「あとこれを・・・・・」

釘野はポケットからチケットを取り出した

恋「これって・・・・」

それは市民プールのタダ券だった

釘野「2枚あるから春野君と一緒に行ってよ。」
恋「うん。ありがとう。釘野くん」

その夜、恋は小梅に事情を話し今プールに来ている

 〜回想終了〜

491MIXIM:2010/09/05(日) 00:24:07 ID:XOCnJknI0
少しはマシになったでしょうか?
皆さんの感想、アドバイス待ってます

492名無しさん:2010/09/13(月) 22:02:59 ID:exvuG0wMO
プロローグ

忘れていた過去を思い出していた

何故、俺は存在しているのか

俺の力は何なのか?

魔法が発達した世界でも類を見ない能力

事象の一部を拒絶させ改変する能力

そして、俺の性癖

そして、何故...俺は何度となく死を拒絶し繰り返すのか?

493名無しさん:2010/09/13(月) 22:22:42 ID:exvuG0wMO
エピソード0.5

薄暗い森の中で月光に照らされた2人がいた

【何故...こんな事をするのですか!?ガルシア!!】

ガルシアと呼ばれた彼は一歩歩み寄ると魔法で壁に拘束両手を拘束している少女に触れる

(ミーネ...君が愛おしいからだ
君は良い匂いがする、とても綺麗だ)

そう言って頬にゆっくりと指先を触れ首筋に息を吹きかければミーネはひっ...と小さな悲鳴を上げ

(怖がる事はないよ...君は綺麗になるだけさ)

触れている指先を首筋に移動すれば、それに合わせてぷっくりと肉付きが良くなっていき顎はたぷたぷと膨らみ2つ目の顎が形成され

【なっ...なにを...!!?】

視界に映るぷっくりと肉付きが良くなった頬に戸惑いつつも何が起こったのかわからずに呆然として

494名無しさん:2010/09/13(月) 23:05:45 ID:exvuG0wMO
(今の君の体だけを改変しているだけだよ)
指先を更に下へ下へと首筋から胸へと這わせれば首は短く太くなり胸はムニムニと膨らみ、それに合わせるように肩幅も広く柔らかく波打ち

495名無しさん:2010/09/15(水) 22:19:08 ID:9ke1WcIwO
【もうやめて...やめてぇ!!!】
這うように進む指がお腹を臨月のお腹のように膨らみ弛ませた瞬間に耐えきれなくなったミーネは目を潤わせ体をビクビクと恐怖に震わせながら懇願し

496名無しさん:2010/09/16(木) 22:50:21 ID:MSNuGBU.0
メモ帳とかでまとめてから書きなよ

497名無しさん:2010/09/17(金) 11:28:34 ID:fREKd0o2O
ぶっつけ本番で書いてないと途中で飽きてしまうので^^;

498名無しさん:2010/09/17(金) 12:48:34 ID:n2srg8x6O
>>496
そうやって何でもかんでも否定するのが地球人のやり方なんですか!?
せっかく久々にSSを書いてくれる人が来たというのに…こんなの許されることじゃない!
バチーン!

499名無しさん:2010/09/18(土) 01:31:33 ID:4JfmeS7M0
>>496
すまんw
そういうつもりじゃなかったんだが・・・
同じ書き手として、何かアドバイスしたいなと思ってさ。
余計なこと言ってごめんなさい

500MIXIM:2010/09/19(日) 23:30:35 ID:ZpKAgYpw0
恋は着替えを終え、小梅の元へと向かった

恋「すいません。お待たせしました」
小梅「うん。行こっか♪」

恋と小梅はプールに向かった。

小梅「うわ〜やっぱりすごい人だね〜」
恋「はい。すごく多いです」

あたりを見回すと、プール中、人だかりでいっぱいだった。

小梅「とりあえず、入ろっか。」
恋「はい」

恋と小梅はプールに入った

小梅「流れるプールは気持ちいいね。ね、恋ちゃん♪」

小梅が振り向くと人ごみのなかに恋が呑まれていた

恋「お、お兄ちゃん・・・・」

恋は小梅を追いかけようとするが、人ごみが邪魔で追いつけない

恋「お兄ちゃん!待って!!」
 
ついには小梅の姿が見えなくなってしまった

501名無しさん:2010/09/20(月) 22:22:54 ID:zgbfbiAYO
【最高だよ...ミーネ】
と...
そんなミーネに何を言うでも無く思いながら恍惚とした表情で見つめればゴクリと生唾を飲み込みつつも、ビクビクと歓喜に体を震わせながら、ゆっくりと両指をピアノの演奏をするように両足に乗せれば足を柔らかく指が沈み込む程に太くさせながら足の線に合わせ這うように徐々に徐々に餅のように弾力を持たせながらそれでいて絹のように美しく足全体をぷくぷくと軽く触れるだけで波打つようにし、仕上げに全身を自らの理想に近づける為に調節して...
...ミーネは...
(なっ...あぁぁ...)

体の変化にガルシアとは違い絶望の絶頂とでも言うような表情を浮かべシュワアァと音を立てながら失禁してしまい

502名無しさん:2010/09/20(月) 22:24:51 ID:zgbfbiAYO
自分なりに一度完成させてから改ざんしつつ直します^^

503622:2010/09/22(水) 23:38:33 ID:wu7sCjj20
プレセアは朝になり目が覚めた
今、何時なのだろうと時計を見ると9時を指していた

なんでしょう・・・・・・なんだか気分が・・・・・

プレセアは気分が悪いので洗面所に行って顔を洗ってくることにした
蛇口をひねって水を出しその水を手で掬い上げ顔にかけた

昨日食べ過ぎたからでしょうか・・・・?
どうも体が・・・・・・

顔を洗い終わり、部屋に戻ろうとしたとき、鏡の中の自分を見てプレセアは驚愕した

え・・・・・!!、な、何これ・・・・・!!

鏡に写っているプレセアは顔は昨日よりとても膨れ上がっており、頬には肉まんが入っているようになっている

「なんで・・・・!?なんで!?体はどうにもなってないのに・・・・!!」

プレセアが思考を巡らせているうちに身体にも奇妙な感覚が走った

な、何!?この感じ・・・・・!?
身体がムズムズします・・・・・

身体に異常を感じたプレセアはすぐさま自分の部屋に戻り椅子に腰掛けた

何?・・・・・なんなんですか!?・・・・・・この変な感じ!?

プレセアは冷や汗を流しながら考えていた。だがすぐにその感覚の正体がプレセアの身体に現れた

「え!?な、何!!??」

その感覚が消えた瞬間、プレセアの身体が太りだしたのだ
いきなりお腹がぶくっと膨れ上がったかと思うとそれと同時に腕と足にも肉がついてきている

 ブチンッ!!

「え?」

プレセアが急激に太ったためベルトが耐えきれずはちきれてしまった
 
「これ以上、太っちゃだめぇぇぇぇ!!」

プレセアは必死に抵抗したが無駄だった
抵抗しようがどうしようがプレセアの身体は太り続けた
結果、服もビリビリに破けてしまい、ぶっくりと脂肪の付いた太鼓のように大きいお腹が露わになる
プレセアの身体が元の4倍ほどに膨らみ肥満化が止まった

504MIXIM:2010/09/22(水) 23:42:38 ID:wu7sCjj20
プレセアコンバティール

身長139cm
体重24kg
 ↓
身長139cm
体重126kg

505622:2010/09/23(木) 22:20:45 ID:VdHLuTlI0
プレセアは側においてあった鏡で肥満化した自分の姿を見た

「い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 
なんで!?なんでこんな身体に・・・・・!?
肉まんをつめたように張り詰めた顔。
丸太のように大きくなった腕。
大根のように太くなった足
服を破き、脂肪がたっぷり付いたお腹。
こんなの・・・・・・・・こんなの、私じゃない!!
嫌だ!嫌だ。こんな身体・・・・・・・
脂肪がたっぷりついた豚のような姿・・・・・!!

いつの間にか座っていた椅子も粉々に砕けていた

プレセアは重くなった身体でよろよろと立ち上がった

「私、一体どれくらい太ったの・・・・・・?」

そうだ・・・・・仕事・・・仕事・・・・しなきゃ・・・・
仕事をして、汗をかいていればいずれ身体も元に戻るかも・・・!

プレセアは斧を持って森の中に入っていった

「はぁ、はぁ、身体が重いです・・・・・」

プレセアはいつも通り斧をふるい、木を切っていた
だが、やはり太ったせいか、すぐに息があがってしまった

「はぁ、もう駄目・・・」

プレセアは休憩しようと重たくなったお尻を地につけた

 ぐ〜〜〜〜

「そういえば朝から何も食べてません・・・・」

プレセアがふと、目を横にすると、あの果実がなっていた

「あの木の実・・・・・私がこんな身体になったのはあれのせい・・・・?」

プレセアは考えていたが、その考えより空腹が上回り、木の実を食べた

美味しい!!やっぱり美味しい!!

プレセアが木の実をかじるたびにプレセアの身体がぶくん、ぶくん、と膨らんでいく
だが、今のプレセアはそんなこと気にせず、木の実を食べ続けた
空腹を満たすとプレセアは家に戻った

506622:2010/09/23(木) 22:33:49 ID:VdHLuTlI0
プレセアは家の中に入ろうとした。だが・・・・・・

「え!?・・・・・お腹がつかえて通れない!?」

プレセアの身体があまりに太ってしまったため身体が挟まってしまった

「ぬ、抜けない!う〜ん!う〜ん」

プレセアは無理矢理、身体を中に押し込んだ

「はぁ・・・・はあ・・・・これ以上太ったら動けなくなります・・・」

507710:2010/09/26(日) 21:01:53 ID:14i5rEcM0
スレに投稿しようと思ったけど、良く考えるとスレが埋まりそうなので此方に投下しますね(´・ω・`)
現在読みなおし中なので、もう暫くしたら投下します。

508710:2010/09/26(日) 21:17:47 ID:14i5rEcM0
※久々なので下手な文なのはご了承を…後、前振りが長いですorz

/0


とある場所の、とある秘密基地。

「…ぐぬぬ」

その最奥部。
仰々しい、髑髏をあしらった玉座の上で、若干露出度の高い…ボンテージ、と言うのだろうか。
そんな衣装を着た幼い少女が、忌々しげに小さく唸っていた。

彼女の名は、魔将ロリエラ。
薄く蒼い肌に、暗闇の中でも見える金色の瞳を輝かせた彼女は、幼い顔に皺をよせながら、額を抑えていた。

「…忌々しいエンジェルズめ!
またなけなしの怪人を情け容赦なく倒しおってからに…!!」

誰に言う訳でもなく、ロリエラは叫ぶと…玉座の膝掛けに拳を叩きつけた。
…どうやら痛かったらしく、涙目になりながら彼女は拳を抑える。
エンジェルズとは、彼女の組織…所謂悪の組織の敵であり、名実ともに実力のある正義の味方。
ロリエラは此処最近…と言うより、3か月程(エンジェルズが出現して以来)負け続けていた。
理由はとても単純である。

「大体なんであんな小娘達が強いのじゃ!!
私は齢1000を超える魔将軍ロリエラじゃぞ!?高々十数年しか生きておらん小娘が…!!」

…そう、ロリエラ達は弱かったのだ。
無論、自衛隊や軍隊やらよりは強いが、エンジェルズと相対すればその差は歴然。
毎度の如く、最早流れ作業の如く倒されていくのが、日曜の朝の定例行事となっていた。

だが、当然の如く、怪人たちも無限に居る訳ではない。
4天王的なモノも居たが、1カ月前に4人ともやられてしまった。
そして、ロリエラの手元には怪人の種が一つだけ。
まさしく、絶体絶命の危機であった。

「…あんな小娘が、どうしてあんなにスタイルが良いのじゃ!!
ふざけおって、毎度毎度子供扱いしおってからに…!!!」

…そんな状況でも、そんな考え方が出来るロリエラは、ある意味大器なのかもしれない。
だが、愚痴を言っていても返す者は戦闘員の「イー!」と言う言葉のみ。
意思疎通こそ出来る物の、ロリエラは盛大に溜息を吐き…そして、ぶっきらぼうに呟いた。

509710:2010/09/26(日) 21:19:29 ID:14i5rEcM0
「―――もう、駄目かもしれんな」

ロリエラの言葉に、戦闘員達は慰めるように「イー!イー!」と叫び…そして、不意に戦闘員の一人がロリエラの前に歩み出た。

「なんじゃ、10293号か…何?私に良い考えがある?」

戦闘員はロリエラの問いに大きく頷けば、胸を叩いて見せた。
ロリエラは期待半分、冗談半分で戦闘員の言葉に耳を傾ける。
…傍から見れば、戦闘員に説教されているようにも見える光景である。

「…ほう、ほほう…成程、搦め手と言う訳じゃな?」
「イー!」
「なんと!ふふふ、主も悪よのう…そうじゃな、認めねばなるまい」

そうして暫し話しこんだ後、ロリエラは立ちあがると怪人の種を両手で包みこんだ。

「…認めようではないか、エンジェルズ!
お主らは強い、確かに強い!と言うか反則なみに強い!」

怪人の種に、ロリエラの魔力が集中していく。
それと同時に、種はまるで心臓のように脈打ち始め…

「じゃから、もう真正面から戦うのは止めじゃ!!
徹底的に嫌がらせをして、嫌がらせをして、二度と戦えんようにぐったりさせてやろう!!
ほれ、お主らも力を込めるのじゃ!!」
「イ…イー!?」
「良いのじゃ、今回は共同作業じゃ!
お主らの欲望や負の感情、たんと込めるが良い!!」
「…イー!!」

そして、戦闘員達が両手を上げれば、怪人の種は大きく脈打ち―――

―――そして、爆ぜた。


周囲に煙が立ち込め、そこに立っていたのは…ずんぐりとした、一体の怪人。

「…ふ。ふふふ。待っておれよ、エンジェルズ…!!!」

それを見て、満足そうにうなずいたロリエラは、何時ものように高笑いをしながら…戦闘員の担いだ神輿に乗って、出陣したのであった。

510710:2010/09/26(日) 21:22:03 ID:14i5rEcM0
/1

「んー…最近あの子、来ないな…」

とある晴れた日。
黒い髪を背中まで伸ばした、長身の少女は気だるそうにそう呟いた。
見れば、年齢の割に育っている肢体を制服に包んでおり、少なくとも高校生だと言うのは見て取れた。
薄い学生鞄を持っている所を見ると、恐らくは下校途中なのだろう。

彼女は、冴島冴子。
言わずもがな、エンジェルズの一人、エンジェルグリーンであった。
得意武器は剣であり、今までに斬り伏せてきた怪人たち・戦闘員たちの数は最早数え切れないほどである。

そんな彼女は、鞄を肩に背負いながら…つまらなそうに、空を見上げながら、自宅への帰路を歩いていた。
かれこれ、最後に戦ってから2週間が過ぎただろうか。
毎週日曜日にはロリエラが攻めに来ていたと言うのに、先週は影も形も現わさなかった。
知性派のブルー曰く、「いい加減限界がきたのでは」との事。
実際そうだったのだが、冴子は個人的に…と言うよりは、エンジェルズ全員が…ロリエラと遊ぶ、もとい戦うのを楽しみにしていた為、その分落胆はひとしおで。
冴子は部活にも身が入らず、心配した部員から早く帰るように言われて、現在に至る。

空を見れば、雲一つない真っ青な空。
暖かい日差しに、心地よい風と、平和そのものである。

「…まあ、喜ぶべき事なのだろうが…?」

…不意に、冴子の耳にざわざわ、と言うよりはヒソヒソ、とした声が届いた。
何事かと思い、声のする方向をみれば―――

「―――見つけたぞ、エンジェルグリーン!!」
「ぶ―――ッ!?」

―――そこには、道路を堂々と神輿で向かって来るロリエラと戦闘員、そして…見慣れぬ怪人が居た。
否、怪人は毎度毎度違っていたから見慣れる事は無いのだが…雰囲気が違う事を冴子は敏感に感じ取っていた。
そして、それ以上にいきなりな光景に噴出していた。

「ふはは!どうだ驚いたであろう!!
もう正々堂々、お前ら5人を相手にするのは止めたのじゃ!!」
「…いや、まあ…確かに驚くには驚いたが。
と言うか、今さらだが漸く悪の組織らしい事をしたな、ロリエラ」

冴子は思わず苦笑しながらそう言えば、ロリエラは顔を顰め。
しかし、直ぐに余裕を取り戻せば、神輿の上で立ちあがった。

「―――ふっ、そう余裕で居られるのも今だけじゃ!!
ゆけ、最悪怪人デブートン!!!」

ロリエラの号令と共に、ずんぐりむっくりとした怪人が、ずしん、ずしん、と前に歩き始めた。

511710:2010/09/26(日) 21:24:31 ID:14i5rEcM0
冴子は思わず構える―――が、怪人…デブートンの歩みは、とても遅く。
地面にヒビを入れながら歩く様は迫力がある物の、正直焦る必要さえなかった。

「…うん、まあ変身」

少し興を殺がれたように、やる気なくそう呟けば、冴子の身体を光が包み。
そして、一瞬後には緑色を基調とした、どこぞの超昂閃忍…ゲフンゲフン、クノイチのような衣装に身を包んだ冴子がそこに立っていた。

「毎回思うんだが…何故変身の時は動かないんだ?」
「ふふん、これぞ悪の美学なのじゃ!
さあ、改めてゆけい、デブートン!!!」

どうやらデブートンも空気を読んでいたのか、変身した冴子を見るや否や、まるでラグビー部のように冴子に掴みかかろうと走り出す。
それを見た冴子は口を少し歪めると―――腰に差していた刀に手をかけて。

「ブギィィィィィ――――ッ!!!」
「―――甘いッ!!!」

デブートンの突進をかわせば、それと同時に容赦なく刀を振り下ろした。
肉の裂ける音と共に、デブートンの身体に刀が食い込み―――そして、あっさりと斬り裂かれる。
なんだ、呆気ない。と冴子は呟く。

―――が、次の瞬間冴子は目を見開き、小さく悲鳴を上げた。

裂けたデブートンの身体から、白い…そう、丁度ラードのような物が噴出したのである。
当然間近にいた冴子は、思い切りラードを浴びてしまい…ねっとりとした感触と脂臭さに、嫌悪感を露わにした。

「ぬわっ!?な、何だこれは…!!」
「…ふふっ、くふふっ!!
かかったなエンジェルグリーン!!!あ、デブートンは戻ってこい、今治療するからの」

半ば息も絶え絶えになっているデブートンを戦闘員が担ぐと、数人の戦闘員が救急箱やらLEDやらを持って取り囲む。
流石は怪人、真っ二つ寸前でも何気に生きながらえているらしい。
が、そんな事は冴子には関係なく…体中に纏わりついたラードを手でぬぐいながら、忌々しげにロリエラを睨んだ。

512710:2010/09/26(日) 21:26:08 ID:14i5rEcM0
「…ロリエラ、何のつもりだこれは!!」
「ふん、私は学んだのじゃ!
怪人ではお主らは倒せぬし、ましてや私でもお主一人さえ倒せぬとな!!
…うん、倒せぬとな…」

自分で言った言葉に傷ついたのか、少しテンションを落とすロリエラ。
しかし神輿に腰かけ、小さく息を吐くと…改めて口を開いた。

「故に決めたのじゃ!これからは主らに嫌がらせしかせぬとな!!」
「んなっ!?あ、悪の組織がそれで良いのか…っ、んぐっ!?」

思わずあきれ返る冴子。
だが、その言葉は唐突に、何かに塞がれた。
冴子の口には白いモノ…そう、ラードが入り込んでいたのだ。
見れば、冴子の身体に纏わりついたラードが、蠢きながら冴子の口に向かっていて。
その光景に、冴子は両手でラードを払い落そうとするも、手に付いたラードまでもが口に向かい。
パニック状態になりながらも、ラードは緩慢な動きで、徐々に冴子の口を通り、体内に入り込んでいく。

「んぐっ、ん…っ!?んーっ!!!」
「…くふふ、どうじゃ!『ある意味最悪怪人、デブートン』の体液は!!
ほうれ、直ぐに効果が現れるぞ…?」
「ん…っ?んーっ!?んぐ…んぅぅぅぅっ!!!?」

ロリエラの言葉に、冴子は顔を顰め―――そして、直ぐにその言葉の意味を理解した。
ぶくぅ、と、唐突に冴子のお腹が、まるで空気を入れた風船のように膨らんだのだ。
余りに急激な体重の変化に、冴子は思わず尻もちを吐く。

「ふはははは!!なんじゃ、そのみっともない腹は!!!」
「んぐ…っ、んぁっ!わ、私に何をした…う、ぐぅ…っ」

口に入り込むラードを飲み込みながら、冴子はそう叫ぶ…も、その間も、冴子の変化は止まらない。
パンパンに張り詰めていたお腹は、次第に柔らかく垂れ始め。
それに合わせて、乳房もミチミチと膨らみを増しながら垂れていき。
立ちあがろうとすれば、その腕もぷくぷくと肉が付き始め、指も太くなって。
よろよろと立ちあがる脚は、まるまるとして。それに合わせて、お尻もまるで巨大な桃のように膨らんでしまい。
幸い、戦闘服の耐久度が尋常でないからか、裂ける事は無かったが、まるでボンレスハムのように冴子の身体を締め付けていき。
顔も、見る見るうちに膨らんでいき。頬に肉が付き、更に顎も二重になって、目も細まり。
漸く立ち上がったころには、冴子の元の姿は見る影もなく。
そこに居たのは、ボンレスハムのように身体を服に締め付けられた、丸々とした女性だった。
最も、手足が長く長身な分、丸々としていながらも可愛らしい部類では有ったが。

「…っ、ぶはっ、はぁっ、はぁ…っ!こ、こんな…わだ…私の、身体が…」
「くふふふ…はぁっはっはっはっは!!!
どうじゃ!みっともない姿になった気分は!!恥ずかしかろう!悔しかろう!!」
「こ…このぉ…っ!!」

羞恥と怒りに顔を真っ赤に染め、冴子は刀を手に走り出す。
だが、その歩みはまるで、先程のデブートンのように遅く。
歩く度に、だぷんっ、どぶん、ぶるん、と身体中の肉が波打ち。
息をぜぇぜぇと切らしながら、身体中はあっという間に汗に塗れてしまって。

「ぜぇ、ぜぇ…っ、ぶはぁ、はぁ…」

そして、ロリエラに辿り着く前に体力が尽きたのか、その場にどすん、と倒れ込み。

「ふはははは!!みっともない、みっともないのう!
やはり嫌がらせにして正解じゃったわ!!これで溜飲が…」
「…い、イー!イー!!」

満足げにうなずきながら、さて帰るかと準備をするロリエラを、戦闘員が引きとめる。
ロリエラはきょとん、とした顔で戦闘員の顔を見て、不思議そうに首を傾げた。

「何じゃ、どうしたのじゃ?もう充分嫌がらせは出来たであろう」
「イー!イー!」
「何?今なら勝てる?何を、い…っ、あ、あああああ!!
捕らえよ!エンジェルグリーンを捕らえるのじゃ、戦闘員!!!」
「ぶはぁっ、はぁ…く、来るな…くるなぁ…っ!!ああああ――――」

そこで漸く気付いたのか、ロリエラは叫ぶと身動きが取れない冴子に戦闘員が群がっていき。
必死に冴子は抵抗し、緩慢な動きながらも戦闘員を投げ飛ばす…が。
大量の戦闘員に纏わりつかれれば、最早動く事も出来ず。抵抗したのが祟ったのか、体力も尽き。
戦闘員総出で冴子を抱えると、ロリエラの号令と共にその場から去っていった。




「…勝ったッ!勝ったぞ、勝ったのじゃ!!やったー!!!」

ロリエラが何度も反芻するかのように、そう叫んでいたのは言うまでも無い。

513710:2010/09/26(日) 21:27:14 ID:14i5rEcM0
/結果。

名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:175cm
体重:59kg       → 132kg
3サイズ:87:54:82  → 108・98・113
備考:変身状態のまま確保。
    身体能力こそ損なわれていない物の、自重のお陰で戦闘能力が激しく減衰。
    現在はカプセルの中で研究班の研究資料にされている。

514710:2010/09/26(日) 21:29:40 ID:14i5rEcM0
/1.5

「…う…こ、此処は…?」

冴子が目を開ければ、そこは見た事も無い機械が立ち並ぶ、まるで研究所のような一室だった。
冴子の周りは薄いガラスで囲まれており…ガラスを叩こうとするも、そこで漸く腕が縛られている事に気付き。
良く見れば、冴子は培養液…とでも言うのだろうか、まるで空気のように触れている実感のない液体の中に居る事に気が付く。
そして、忌々しげに俯けば…そこには、まるまると肥えた、見る影もない自分の身体があった。
見下ろせば、当然顎も撓み、嫌でもそれが現実だと冴子に教え込んでいく。
そんな現状に、恥辱に顔を真っ赤に染めていると…不意に部屋の扉が開き、ロリエラが姿を現した。

「…くふふ、良い姿じゃのう、エンジェルグリーン?」
「く…よくも…覚えておくと良い、仲間が来たら容赦なく折檻してやるからな…」
「ひっ…ま、待て落ちつけ、話せば…!!」
「…イー」

冴子の剣幕に思わずビクっと震えながら平謝りしようとするロリエラを、戦闘員が窘める。
すると、ロリエラはハッとしたように顔を赤らめ、そして再びふんぞり返った。

「…ふ、ふん!そんな事を言っていられるのも今の内だぞ!」
「どういう…意味だ?」
「見るが良い、このスペシャルなメカを!!」

そう言って、ロリエラは横にある…○AIO、と書かれたPCを指差した。

「…ノートパソコンか?」
「…あっ、そうか…プログラムだから見せても判らんのだった…
ま、まあ良い!このノーパソには特殊なプログラムが含まれているのだ!!」

冴子の指摘で気が付いたのか、ロリエラは顔を赤くしながら俯くも、気を取り直してもう一度冴子に向き直り。

「これは凄いぞ!エンジェルグリーンのデータを完全に読みこんでおるのだがな、それを自由に改竄出来るのだ!」
「…プロフィールを改ざんして、どうするつもりだ?」

呆れたように溜息を吐く冴子。
しかし、ロリエラはそんな冴子を見ながら楽しそうに笑い。

「―――判っておらんのう、エンジェルグリーン。
このPCのデータが、お主にモロに反映されるに決まっておろうが♪」
「…なっ!?」
「さーて、じゃあ私がポコジャカ弄るとするかのう…」

ロリエラの言葉に、冴子は思わず目を見開く。
まさか本当とは思えないが、本当だとしたら大変な事になるから、当然だろう。
そんな冴子の心情を余所に、ロリエラは…人差し指で、不慣れなのかカチ、カチ、とゆっくり、慎重にデータを弄り始めた。

名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:175cm
体重:132kg
3サイズ:108・98・113
備考:名門学校に通う女子高生。
    成績優秀、部活動でも全国大会で優勝を飾る等の才女。
    同級生、下級生からも共に好かれており、中にはラブレターを出す生徒も居る。
    エンジェルズの一人「エンジェルグリーン」で、刀を扱い敵を両断する。
    戦闘力はエンジェルズの中では中堅。
    現在はデブートンの体液によって肥満化し、ロリエラに囚われている。

515710:2010/09/26(日) 21:31:06 ID:14i5rEcM0
…と、此処まで書いて止まりました(´・ω・`)
第三者の人に自由にプロフを書き換えて貰えば良いんじゃないかと思ったけど、スレが荒れそうですよね…どうしようorz

516710:2010/09/26(日) 21:58:07 ID:14i5rEcM0
書き忘れてました、もしプロフを書き換えてくれる方がいらっしゃいましたら、
ご自由に書き換えて下さいな。一番このレスに近いプロフで、続きを書こうと思います。

※注意書き
・著しく人間から遠ざけるのは禁止
・プロフ内の名前は書き換え禁止です。
・飽くまで趣旨から離れすぎないようにして下さいね。

517名無しさん:2010/09/26(日) 23:13:59 ID:DOVFrZ6c0
名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:181cm
体重:167kg
3サイズ:135・140・143
備考:名門学校に通う女子高生。
    成績優秀、部活動でも全国大会で優勝を飾る等の才女。すきな食べ物は牛丼。
    高校入学までは同級生と比べて少しだけ背が高い少女だったが、『相撲部』に入部させられてごらんのありさま
    同級生、下級生から大食いキャラとして好かれており、中には挑戦状を出す生徒もいる。
    軽度の被虐性癖かつ露出癖で、サイズが小さい服やスパッツなど体型を強調する服装を好む
    エンジェルズの戦闘服も例外ではなく、変身時はつい興奮している
    デブ専の気があり、同じエンジェルズの……が太ってくれればゴニョゴニョなんて考えたりも
    戦闘力はエンジェルズの中では関取級。刀を使っていたが、機敏に動けなくなりパワータイプに変更。
    体液がデブートンのものと同質化している。


プロフ変更ってこんな感じでいいのかな
注意書きもあるしオーク化はさすがに控えるぜ

518名無しさん:2010/09/27(月) 04:55:10 ID:e19kS0xYO
>>514

「ぽこじゃか」って表はじめてみた
どこの生まれの人?




名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:175cm
体重:132kg
3サイズ:108・98・113
備考:悪の組織の改造人間でロリエラと遊ぶのが大好きな女子高生。
とてもロリエラになついている。

   現在はロリエラのスパイとしてエンジェルズに潜入
「エンジェルグリーン」として活動中
    新怪人デブートンとの共同作戦に備え胸部先端からラード体液が出せるように調整された

519710:2010/09/27(月) 15:17:44 ID:Jrpqr8VY0
>>517
了解です、ではそのプロフで続きを書きますね。

>>518
うん、正直言ってノリで書いてるからそう言う所は突っ込まれても返せません(´・ω・`)
一応生まれは九州、育ちは千葉ですね…ぽこじゃかなんて言葉はありませんが。

520名無しさん:2010/09/27(月) 19:01:05 ID:e19kS0xYO
>>519
ttp://lastraven.wikiwiki.jp/?%A4%DD%A4%B3%A4%B8%A4%E3%A4%AB

テンプレートどうりに返しただけで
悪意があったわけでは無いんですスンマセン

521名無しさん:2010/09/28(火) 07:26:50 ID:gFR3vKcU0
おおう、久しぶりです!

522名無しさん:2010/09/28(火) 16:28:09 ID:N2.6E/ps0
毎週日曜朝に敗北するロリエラさんに悪役の悲哀を見たわw

524Sunny:2010/09/28(火) 22:48:42 ID:HY4eY/5A0
>>710さん
乙!今回もおもしろそうですね!
ロリエラがとてもかわいすぎるw

526名無しさん:2010/09/29(水) 23:12:23 ID:5BYlnY260
MC好きでもある俺はこの手の書き換えが大好きッス
続きも期待しております

527710:2010/10/02(土) 21:10:44 ID:synKcbDA0
名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:181cm
体重:167kg
3サイズ:135・140・143
備考:名門学校に通う女子高生。
    成績優秀、部活動でも全国大会で優勝を飾る等の才女。すきな食べ物は牛丼。
    高校入学までは同級生と比べて少しだけ背が高い少女だったが、『相撲部』に入部させられてごらんのありさま
    同級生、下級生から大食いキャラとして好かれており、中には挑戦状を出す生徒もいる。
    軽度の被虐性癖かつ露出癖で、サイズが小さい服やスパッツなど体型を強調する服装を好む
    エンジェルズの戦闘服も例外ではなく、変身時はつい興奮している
    デブ専の気があり、同じエンジェルズの……が太ってくれればゴニョゴニョなんて考えたりも
    戦闘力はエンジェルズの中では関取級。刀を使っていたが、機敏に動けなくなりパワータイプに変更。
    体液がデブートンのものと同質化している。


冴子の言葉に僅かに怯えるようにするも、ロリエラは勢いよくキーボードを叩く。
…そして、それと同時にカプセルの中の冴子に、変化が起き始めた。

ただでさえ丸々としていたお腹が更に張り出し、コスチュームを限界ギリギリまで張り詰めさせ。
たぷたぷとしていた腕も、更に丸く、太くなり。
両足に至っては、まるで球体から丸太が生えているかのようで。それに合わせて、尻肉も巨大になり。
しかしながら、そんな肥満体でありながらも、肉は垂れる事はなく。
それは、内側には筋肉がしっかりと付いている事を示しており―――そして、そのせいで、冴子のシルエットは球体の様になってしまっていた。

「…ぶぷっ!!あはっ、あっはははははは!!!
ざまあない、ざまあないのう、エンジェルグリーン!!こうなってしまえばもはや関取グリーンではないか!!」
「く…何を言っている!!早く此処から出せ、さもないと突っ張りで叩き潰すぞ!!」

冴子自身は変化に気付いていないのか。しかししっかりと変化は出ており、顔を赤く染めながら、まるで相撲のつっぱりのようにカプセルを叩き始めていた。
ロリエラは初めこそそんな冴子の姿を笑っていたものの…ある事に気付く。

「…待て、ひょっとしてパワーアップしとらんか?流石にスピードがあるとは思わんが、パワーが倍以上に増えてるような…」
「イー」
「―――何?
総合的な戦闘力では以前の1.5、倍…な、なななっ!?何故それを先に言わぬか!!」
「何をごちゃごちゃ言っている…待っていろ、こんな薄っぺらいモノ、私の張り手で…」

そう言いながら、腰を落とし。
丁度、関取が相手に襲いかかる様な、そんな迫力さえ感じられる冴子にロリエラは蒼褪め…そして、ぽん、と手を叩いた。

「…ま、ままま、待てい!待つのじゃエンジェルグリーン!
取引じゃ!取引と行こうではないか!!」
「…悪の組織と取引等すると思っているのか?見くびるな」
「―――それが、―――についてでもかのう?」

ロリエラの囁き声に、冴子はピクン、と反応する。
構えこそとかない物の、その表情には明らかな動揺が見て取れた。

「な…何を言って…」
「ふむ、気にするでない。こう見えてもそう言うのには鋭いのじゃ。
それでな、私が協力してやろうと言っておるのじゃよ」
「…だ、騙されるか!そんな言葉に…」

そう言いながらも、既に冴子の表情からは敵意は消え。
そして、構えもといてしまえば、丸々とした巨体を揺らしながら、もじもじとして。
その様子は、姿は兎も角、年相応の乙女その物だった。

「何を言っておる、立場こそ違えど日曜朝を飾る仲間ではないか!
ふふ…私に任せるがよい、伊達に長くは生きておらんぞ?」
「…ほ、本当か…そ、それなら…」

…そして、とうとう冴子はロリエラの甘言に乗ってしまい。
ロリエラは内心ほっと胸を撫でおろしながらも…後で再度、装置を弄ろうと考えていた。



※因みに此処で改変されたプロフは、本人にとっては現実のモノになりますが、世界自体には影響は有りません。
 知人から見れば、「剣道部のあの冴子さんがあんなに太って…!!」と言う事になります。

528710:2010/10/02(土) 21:11:59 ID:synKcbDA0
/2


名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:38kg
3サイズ:つるつるぺったん
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の親友。
   物静かで無口、そして無表情。
   決して冷淡と言う訳ではなく、余り喋る事が得意ではないらしい。
   エンジェルズの一人、エンジェルブルーでエンジェルズ随一の知性派。
   武器は拳銃で、容赦なくヘッドショットをする姿から、戦闘員からは蒼い悪魔と言われている。
   衣装は蒼を基調としたゴスロリ服に、蒼いスカーフ。



長野巴は、街中を無表情に散策していた。
否、内心は焦燥に駆られていたものの、少なくとも傍からはそう見えた。
焦燥していた理由はただ一つ、一昨日から連絡が取れなくなった親友。
そう、冴島冴子の行方を捜す為である。
初めは聞き込みをしようとしていたものの、基本的に口下手な彼女では上手くいく筈もなく。
結局、冴子が最後に目撃されたと思われる場所の周辺を当てもなく歩くに留まっていた。

「…冴子…」

ぽつり、と。
誰よりも大切な親友の名前を呟けば、巴は小さくため息を吐き、表情を曇らせた。
その様子を彼女を知っている者が見れば、思わず駆け寄っていただろう。
それほどまでに、彼女は無表情で…そして、普段から感情を顔に出してこなかったから。

だがしかし、そんな彼女の呟きに返ってくる言葉は当然ない。

―――と。
不意に、彼女の頭の上に何かが降ってきた。

「紙…?」

かさり、と頭の上に乗ったそれを手に取り、そして見れば―――その途端、巴は目を見開いた。

『お主の友人、エンジェルグリーンは預かったのじゃ!返して欲しくば、波止場の倉庫にくるがよい!』

ぐしゃ、と無言で紙を握りつぶすと、巴はそれを地面に投げ捨てて…そして、グリグリと踏み躙った。
表情こそ変わりはしない物の、その足に込められている力は尋常では無く。
紙から煙があがり、燃え上がる程に擦り潰せば―――そんな物には目もくれず、巴は走り出した。



そうして、数分後。
波止場に到着した巴を待っていたのは、スーツとサングラスを身に付けた戦闘員だった。

「イー!」
「黙れ撃ち殺す、クズ」
「―――い、イー…っ」

まるで地の底から吐き捨てるかのような、小さくも恐ろしい程迫力のある声に、戦闘員は瞬く間に縮みあがり。
そして、拳銃を突きつけられたままビクビクと怯えながら、巴を波止場の倉庫の前まで連れていき。
巴の視線が倉庫に移ったのをみれば、瞬く間に物陰へと逃げてしまった。

そんな戦闘員に、巴はもう興味を無くしたのか。
倉庫の扉を開けば、拳銃を構えながらゆっくり中へと入り込み―――そして、眉をひそめた。

巴は敵、つまりはロリエラや怪人の奇襲を予想していたと言うのに、周囲からは敵意の一つさえ感じなかったのだ。
警戒しながら周囲を見れば、確かに戦闘員は居る。
だと言うのに、彼等は襲いかかる雰囲気はまるでなく―――そして、不意に彼女の頭の上からまばゆい光が降り注いだ。

「…っ!?」
「ようこそなのじゃ、エンジェルブルー。待っておったぞ!」
「―――幼女」

光に思わず顔を隠す巴に、ロリエラの陽気とも取れる声が届く。
途端に、巴の身体から敵意が立ち上れば、巴は小さくそう呟き―――その瞬間、銃声が響いて。
ロリエラの髪の毛が一房、ぱらりと地面に落ち。

「―――ふぇ?」
「早く冴子を出して。次は眉間」

状況を飲み込めず、間の抜けた声を漏らすロリエラに、巴は更に銃弾を放とうと、拳銃を構え。
そこで漸く理解したのか、慌ててロリエラは口を開いた。

529710:2010/10/02(土) 21:14:51 ID:synKcbDA0
「ま、ままままっ、待て!待つのじゃ待つのじゃ!!
話せば、話せば判るっ!!!」
「判らない。話してもきっと。もういい、自分で探すから」

静かで、怒りをが籠った小さな言葉にロリエラはカタカタと震えながら涙目になり、椅子にしがみ付く。

―――そして、そんな二人の様子を見かねたのか。
倉庫の中に、ロリエラとも、巴とも違う第三者の声が響いた。

「―――止めるんだ、巴。
ロリエラは確かに敵だが、今回は悪くない」
「…っ、冴子…え…」

聞き覚えのある声に、巴は表情を緩めながら、声の方を振り向き―――そして、固まった。
暗闇の中から姿を現した冴子は、巴の記憶の中の冴子からは、余りにもかけ離れていた。
だぷん、だぷん、と重たげに身体を揺らしながら、パツンパツンに薄くなり、薄く乳輪や局部まで見えてしまっているコスチュームを身にまとい、此方に歩いてくるモノ。
それは余りに肥満体で、あのスタイル抜群で美しかった冴子からはかけ離れており―――

―――しかしながら、巴は。それが冴子だと、理解してしまっていた。
幼いころから一緒だった、一番大切な親友だからこそ、変わり果てていても心で理解出来てしまったのだ。

「―――ろ、リ…エラァッ!!!」
「ひっ!?」
「待て、止めろ巴!!どうしたと言うんだ…!」

声を荒げた事など無い巴が、初めて声を荒げ、明確な敵意を持ってロリエラに銃を構える。
そんな、今までに見た事も無いエンジェルブルーの姿に、ロリエラは椅子から滑り落ち。
そしてそんな巴を冴子が制止すれば―――巴は、固まってしまい。
余りに何時も通りな冴子の言葉に、巴は再び冴子を見るが、そこに居るのは、普段とはかけ離れた冴子の姿。
混乱し、固まってしまった巴の銃を冴子は握れば…バキ、と音が鳴り、拳銃が潰れてしまって。

「…冴子…どうして…」
「どうしてって…巴こそどうしたんだ、らしくない…
確かに私を浚ったりはしたが、他にロリエラは何もしていないんだ、あんなに怒る事は無いだろう?」
「…何を言って…まさか…」

冴子の丸々とした姿と、そして何時も通りの言葉に巴はハッとしてロリエラを見れば、椅子から滑り落ち、半分涙目になって怯えたロリエラの姿があり。
―――そして、ロリエラの口元が薄く笑っているのに、気が付いた。

そんなロリエラの表情にすべてを悟り、拳銃を構えようとする…も、既に拳銃は冴子に破壊されており。
腕を冴子に掴まれてしまえば、余りの怪力に振り払う事も出来ず。

「離して、冴子…お願い、離して…っ」
「…落ちつくんだ、巴…ほら、大丈夫、大丈夫だから…」
「んむ…っ」

冴子は巴の心境を知る事も無く、腕を振り払おうとする巴を抱きしめて。
巴の軽い身体は、簡単に浮いてしまい…冴子の、柔らかいお腹、そして乳房に埋まってしまって。
冴子に抱きしめられていると言う事実と、目の前の肉の海に困惑しながらも、呼吸もし辛くなっていき。
初めはジタバタと暴れていたものの、次第に手足の動きが鈍り。
とうとう、大人しくなってしまえば…そこで、漸く冴子は巴を解放した。

「…っ、はぁ、はぁ…」
「巴…聞いてくれ…。
ロリエラは、私がお前に想いを伝えられるようにと、取り計らってくれたんだ」

朦朧とした意識の中で、冴子の言葉が巴の脳裏に響く。
巴は、消耗しきっているのか、身体を動かす事も出来ずに、言葉に耳を傾けて。

「…巴…私、私はな…ずっと、お前が好きだったんだ…
そう、今までずっと…一緒に戦ってる時も…お前が、好きで好きで、堪らなくて―――」
「…ぇ」

そんな冴子の言葉に、巴は思わず小さく声を漏らした。
…今までの行動から判るように、巴も…好きか愛かの差こそあれ、冴子の事を好いていたのだ。
それ故に、冴子のその言葉は、巴の頭脳を停止させ、更に呆けさせるには充分な破壊力があり。

「―――済まない、もう我慢できない…」
「…っ、ま、待って、冴…ん…っ!!」

そして、冴子は巴を抱きあげると…巴の制止も聞かずに、深く口付けて。
巴はその途端、耳まで真っ赤に染まってしまい。
舌を口の中に入れてくる冴子を制止する事さえ出来ずに…唾液を、こくん、と飲んでしまって。

530710:2010/10/02(土) 21:15:52 ID:synKcbDA0
「ん…ちゅ、むぅ…巴…」
「さ、え…ん、ふぁ…むぅ…」

一度飲んでしまえば、後は止まらずに。
自分から冴子の舌に、自身の舌を絡めながら、巴はキスを交わし。
こくん、こくん、と注ぎ込まれる唾液を飲んでいけば―――次第に、冴子の腕の中で、巴に変化が現れ始めていた。

ゆったりと余裕のあった戦闘服が、次第にピッチリと張り詰め始め。
手足も見れば、ぷくぷくと膨らんでいき…凹凸の乏しかった身体は、お腹と…そしてお尻が、膨らみ。
小顔だった顔も、ぷっくりと丸く、たぷたぷと顎が二重になっていき。
しかし、キスに夢中になっているからか、巴はそんな自分に気付く事も無く…

そうして、一頻りキスをし終えた後。
冴子は荒く息を吐きながら、巴を床に降ろした。

「はぁ…はぁ…っ、巴…」
「…っ、ぁ…冴、子…?え…な、何…っ」

冴子の手から離れれば、自分の足で立とうとするも…バランスの変わった身体では、そんな事は出来ず。
どすんっ!とその場に尻もちを付くと、そこで漸く巴は自身の変化に気が付いた。
冴子が球体だとするならば、巴はまさしくカガミモチそのものだった。
下半身を中心に太ったのか、尻肉は身体に不釣り合いなほどに大きくなり、足も閉じられない程になって。
お腹もぶよん、と前に張り出してしまえば、両足の上に乗っており。
乳房は膨らみはしていたものの、ほかの部位から見れば控えめで。
そして何より、冴子とは違って、巴の身体は何処かだらしなく、柔らかく垂れてしまっていた。

「う、嘘…た、立てない…っ」
「…ふふ…それじゃあ帰ろうか、巴…」

身動きが取れずに、じたばたとする巴を軽々と抱きあげれば、冴子はそのまま倉庫の奥へと歩き出し。
それに続くように、戦闘員達も奥へと進んでいって。

「…うぅむ、アツアツじゃのう…私も、相手を探さぬとな…」

何処か哀愁さえ感じさせる背中を見せながら、ロリエラはとぼとぼと歩きだした。

/結果。

名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:38kg         →101kg
3サイズ:つるつるぺったん  →87/101/123
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の親友。
   物静かで無口、そして無表情。
   冴子の唾液によって、肥満化してしまった。
   自身では立ち上がる事が出来ず、歩く事は出来るが非常に鈍重。
   頭脳こそ衰えていない物の、拳銃もトリガーが引けなくなり、戦闘が出来なくなってしまった。

531710:2010/10/02(土) 21:17:54 ID:synKcbDA0
/2.5

そうして、再び本部の一室。
そこには、二つのカプセルに入った、冴子と巴の姿があった。
そんな二人の姿を見て、ロリエラはワイン…ではなく、食紅で色を付けた水を飲み、ふふん、とふんぞり返る。

「ふふふ…笑いが止まらんのう!
見よ、あのエンジェルズの内二人!つまり半分弱が我々に屈したのじゃ!」
「…誰が、貴女に屈したと?」

ロリエラの言葉に、巴は冷淡にそう返す。
初めは変わり果てた自身の身体に動揺していたものの…否、今でも動揺しているものの。
持ち前の無表情さを最大限に活かしながら、カプセルの中で座り込んでいた。

「ふん、そんな事を言っても無駄じゃぞ!
頼みの綱のエンジェルグリーンは最早我々の忠実なシモベ…ではないが、共闘しておるしな!」
「…本当に、そうだと思ってる?
私が、何も考えずに、捕まったと?」
「―――なん…じゃと…」

巴の言葉に驚愕し、固まるロリエラ。
しかし横から研究員が話しかければ、直ぐにハッとした様子になり。

「…な、なな、何てな!騙されんぞ!
私と研究員、戦闘員でちゃんとボディチェックはしたのじゃ!大丈夫じゃ、問題ない!」
「…ち」

ロリエラの言葉に、巴は小さく舌打ちをした。
ロリエラだけならば容易に騙せただろうし、此処に居るのが戦闘員ならば問題も無かっただろう。
だがしかし、此処に居るのは研究員なのだ。
戦闘力が低くても、ロリエラよりもずっと知識がある彼らが居ては、騙してどうにかする事も出来ない。

「くふふ…それでは、エンジェルブルー。
貴様もエンジェルグリーン共々、私が考え直してやろう!!
そうじゃな…主の場合、馬鹿にしてしまうのも良いかもしれぬのう…♪」
「な…っ」

ロリエラの言葉に、巴は少なからず狼狽する。
巴の今のアドバンテージはその頭脳だけなのだ。それを潰されてしまえば…
そう考えるだけで、巴の背中に嫌な汗が流れおちる。

「…それでは、主ら共々書き変えてやろう…かち、かちっと…」

そう言うと、ロリエラは慎重に、打ち間違えないように…また、たどたどしくキーボードを撃ち始めた。


名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:181cm
体重:167kg
3サイズ:135・140・143
備考:名門学校に通う女子高生。
    成績優秀、部活動でも全国大会で優勝を飾る等の才女。すきな食べ物は牛丼。
    高校入学までは同級生と比べて少しだけ背が高い少女だったが、『相撲部』に入部させられてごらんのありさま
    同級生、下級生から大食いキャラとして好かれており、中には挑戦状を出す生徒もいる。
    軽度の被虐性癖かつ露出癖で、サイズが小さい服やスパッツなど体型を強調する服装を好む
    エンジェルズの戦闘服も例外ではなく、変身時はつい興奮している
    デブ専の気があり、同じエンジェルズの長野巴が太ってくれればゴニョゴニョなんて考えたりも
    戦闘力はエンジェルズの中では関取級。刀を使っていたが、機敏に動けなくなりパワータイプに変更。
    体液がデブートンのものと同質化している。


名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:101kg
3サイズ:87/101/123
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の親友。
   物静かで無口、そして無表情。
   冴子の唾液によって、肥満化してしまった。
   自身では立ち上がる事が出来ず、歩く事は出来るが非常に鈍重。
   頭脳こそ衰えていない物の、拳銃もトリガーが引けなくなり、戦闘が出来なくなってしまった。
   因みに、コスチュームは裂け、破れ、紐のような布地が残っているだけである。

532710:2010/10/02(土) 21:19:56 ID:synKcbDA0
…と言う訳で、今回は此処までです。
また前回と同じように、このレスから一番近いプロフを使わせて頂きたく思っています。
一応、注意事項は前回の時のを参照してください。

※追加:一応大丈夫だと思いますが、改変は一人一キャラでお願い致しますね。
    二キャラ改変していた場合は、そのレスはスルーさせていただきます。

533名無しさん:2010/10/02(土) 23:03:12 ID:4zJi4EB60
ss乙! 両思いとは素晴らしいね
ぜひともベタベタさせなくては。寂しい独り身はキニシナイ

プロフ改変が本人にのみ有効というのは
例えば冴子本人は相撲の経験があり、相撲部に入っていると認識しているということでいいのかな?


名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:131kg
3サイズ:99/123/144
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の恋人。二人きりのときは恥ずかしながらも(肉体的な)スキンシップを求めてしまうラブラブっぷり。
   物静かで無口、そして無表情。だが多汗体質のため感情の高ぶりを隠せない。すきな食べ物は肉まん。
   幼少の頃から冴子と行動を共にしていたため、つられるように肥満化した。
   〜で鍛えていた冴子とは違い、マネージャー職で食べる量は冴子と一緒だったためだらしないたるんだ体型
   なんとか自力で立ち上がり生活できるが、最近四つんばいでの移動が楽だと気づいた。二足での歩行は鈍重で走ろうものならすぐに転ぶ。
   天才級の頭脳だが、冴子や肉まんなど食べ物があると夢中になりものを考えられなくなる。
   主要武器だった拳銃は肥満化でトリガーが引けなくなってしまった。代替案がでるまでボディプレス(冴子案)で敵を攻撃しているが……
   肥満化で着れなくなったエンジェルズコスチュームも冴子案で改造が施され
   スクール水着状のボディスーツとその上にセーラー服を重ねた蒼を基調としたものに


馬鹿のうまい使い方が見つからず安直にものを考えられないとしてしまった
パンツじゃないから恥ずかしくないもん!

534名無しさん:2010/10/02(土) 23:13:50 ID:eZqyDotEO
名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:101kg
3サイズ:87/101/123
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の親友。
日焼けサロンに通うガングロヤマンバでその外見からクラスメイトに黒豚と呼ばれている
知能は見かけどうり低脳でギャル風のしゃべり方をする

戦闘時のコスチュームは破れた紐布地部分だけを再構成したスリングショット風。

535名無しさん:2010/10/03(日) 00:25:01 ID:IZwecHz.O
名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:190cm
体重:210kg
3サイズ:145・156・149
備考:名門学校に通う女子高生。
    成績優秀、部活動でも全国大会で優勝を飾る等の才女。すきな食べ物はチャンコ鍋
    高校入学までは同級生と比べて少しだけ背が高い少女だったが、『相撲部』に入部させられてからめきめきと才能を開花させる
    同級生、下級生から大食いキャラとして好かれており、中には挑戦状を出す生徒もいる。


    重度の被虐性癖かつ露出癖で、真夜中の公園等で全裸になって露出のスリルを味わうのが好き
    エンジェルズの戦闘服は化粧マワシ一丁。
裸の上半身に突き刺さる視線に快感を覚えている

クラスメイトやエンジェルズの皆には秘密にしているが実は両性具有者

    デブ専の気があり、同じエンジェルズの長野巴が太った姿を妄想してオナニーをするのが日課

精液にも相手を太らせる効果がある

    戦闘力はエンジェルズの中では大関級。気合いを込めた突っ張りが必殺技。




変態的な改変でゴメン

536名無しさん:2010/10/03(日) 02:56:23 ID:562nKauA0
名前:冴島冴子
年齢:17歳
身長:183cm
体重:185kg
3サイズ:147・160・165
備考:名門学校に通う女子高生。巴の恋人。
    成績優秀、部活動でも全国大会で優勝を飾る等の才女。すきな食べ物は巴特製ちゃんこ鍋。
    高校入学までは同級生と比べて少しだけ背が高い少女だったが、『相撲部』に入部させられてごらんのありさま
    軽度の被虐性癖かつ露出癖で、サイズが小さい服やスパッツなど体型を強調する服装を好む
    エンジェルズの戦闘服も例外ではなく、変身時はつい興奮している。
    最近はエロ下着や褌、局部しか隠せない水着を着てポージングした自分の姿を見て興奮したりと重度の傾向が見られる
    デブ専の気があり、同じエンジェルズの長野巴とは夜を共にする仲。Dキスや二人で絡み合うのが癖になってしまっている。
    戦闘力はエンジェルズの中では関取級。刀を使っていたが、機敏に動けなくなりパワータイプに変更。
    デブートンのものと同質化した体液は冴子の呼応してか変化し、筋力増加、消化吸収促進、誘淫と活力精力増強効果が増えた。
    汗をかけばその効果が空気を媒体に撒き散らされるのでさながら生物兵器である。


日曜朝を飾るデブ痴女はどうだろう
お子様にトラウマを刻み付けるか新たな性癖に目覚めさせるか

537名無しさん:2010/10/03(日) 07:42:03 ID:bcV/EuRwO

名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:121kg
3サイズ:77/118/130
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の恋人。
   物静かで無口、そして無表情。
冴子にどっぷりと依存しており冴子の理想のデブになろうと頑張っている
自身では立ち上がれないが冴子に手伝ってもらいながら寄り添うように歩く事ができて幸せだと思っている

頭脳は性的な事や怪物をどうやって作るかの解明・研究に長けている
が...学校の勉強や世間の常識は全然ダメ


銃を使えなくなってからは転がって敵に体当たりをしている


コスチュームはボタンが弾け飛びそうなパツパツの戦闘服

541名無しさん:2010/10/03(日) 10:50:33 ID:3uc0VgV20
名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:101kg
3サイズ:87/101/123
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の親友。
    自分に甘く、自己摂生には無縁で努力嫌い。一言で言えば怠惰。
    そのような性格が祟って成績は学年でも下から5本の指に入る劣等生であり、
    10代にして既に中年太りとも言えるようなだらしない体型の持ち主となってしまった。
    長所がないのにエンジェルスに加入できたのは冴子の親友であるからに他ならない。
    得意技は高体重による押しつぶし。というよりそれしかできず、そもそも機動力が
    絶望的なので 実際に押しつぶしが決まる機会はほとんどない。
    少しでも戦力になるようにと即戦力となれる銃撃の練習を周囲からは勧められているが、
    怠惰な性格がここでも仇となって一向に上達しない。
    深く考えずに軽率な行動をとる事もあいまって、エンジェルスでは唯一
    ロリエラや戦闘員たちと互角以下の戦いを展開している。
    なお、本来はエンジェルス随一の知性派であったという記憶だけは残っており、
    理屈はわからないが自分の歴史が歪められてしまったということは察している。
    そのため今の自分に非常に強いコンプレックスを抱いており、
    自分より痩身または頭脳明晰な者には鬱屈した感情を持ってしまうようになっている。


せっかく「馬鹿にしてやろうか」なんて前フリを貰ったからその方向性もあわせて考えてみた。
それで恥辱を与えるなら頭脳明晰だったという記憶も残っていた方が強烈かな…なんて思ったんだ。

542名無しさん:2010/10/03(日) 13:45:45 ID:e4vA.Xvs0
>>532
SS投下乙です。デブのからみ合いは密度が半端なくてたまりませんね。
MCと肥満化の組み合わせは大好物なのでこれからも期待してます。

名前:長野 巴
年齢:17歳
身長:150cm
体重:101kg
3サイズ:87/101/123
備考:冴子と同じ学校に通う、冴子の親友。
   勉強嫌いだがテストの成績が良いため、自分は天才だと信じ込んでいる。
   実は学校を落第してしまわないように、他のエンジェルズが結果を改ざんしているだけで、実際の知能は小学生といい勝負。
   精神年齢も幼児並みで、気に入らないことがあるとすぐに暴れだす。
   頭の回転が早くなるからと常にお菓子を口に運んでおり、それを取り上げられると
   顔を真っ赤にして鼻を鳴らしながら、ヨタヨタとおぼつかない足取りで取り返そうとする。
   自分を含めたエンジェルズの仲間以外を「無力で愚かな人間」だと見下しており
   人前でゲップやオナラをしたり、体をボリボリかいても恥ずかしいと思わない。
   そのくせ、自分の体格を周囲はあざ笑っているに違いないという被害妄想持ちで
   他人を自分と同じデブにする方法を必死に探しており、そのためにはエンジェルズを裏切ることさえ厭わない。
   そんななか、唯一のデブ仲間である冴子だけには心を開いていて、先の戦闘での告白を受けて相思相愛の仲に。


馬鹿は馬鹿でも勘違いしている痛い馬鹿に。
と、書いてしまいましたがプロフ採用は早いもの順なのですかね?
考えをまとめるのに時間がかかるので期限1日でその中から〜みたいな
方針にしてもらえると嬉しいのですが、どうでしょうか

543710:2010/10/03(日) 16:12:51 ID:g0JWILjM0
>>542
成程、了解です…確かにその方がよさそうですね(´・ω・`)
直ぐに書ける訳でもないので、今日の夜12時までに書きこまれた物の中から選ばせて頂く事にします。

544名無しさん:2010/10/03(日) 20:29:28 ID:562nKauA0
冴子(計2レス):>>535,>>536
巴(計5レス):>>533,>>534,>>537,>>541>>542 

やはり一度改変された冴子より手付かずの巴のほうがやりやすいのかな

545Sunny:2010/10/16(土) 00:18:00 ID:IcAbOfGg0
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h945.jpg
こちらにも・・・久々に肉を描いた気がするよ!

546名無しさん:2010/10/16(土) 10:10:34 ID:RroAkJcg0
>>545
おかしいな、どこのゲーム屋に行っても売ってなかったんだが…

547名無しさん:2010/10/16(土) 11:16:40 ID:489CMl86O
発売日は11月中旬だよ

548名無しさん:2010/10/16(土) 11:38:42 ID:SojPPhX60
>>545
言い値で買おう

549MIXIM:2010/10/23(土) 15:13:01 ID:XD9KmR5A0
〜恋視点〜
どうしよう・・・・・お兄ちゃんとはぐれてしまいました。
とにかく一度プールから上がってお兄ちゃんを探さないと・・・・
早くしないと薬の効果が切れて元に戻っちゃう・・・

恋はプールから上がり小梅を探した

どうしよう・・・・!
どうしよう・・・・!

早く薬を飲まないと、また太った身体に戻っちゃう!!
早くしないと・・・・!!
早くしないと・・・・!!

 ぐ〜〜〜〜

お腹がすいてきました・・・・
あの薬は確か空腹も消してくれるはず・・・・
ここでお腹がすくってことは薬の効果が切れかけているということ。

だが、恋は空腹に負け、プール内にある飲食店に入った。

どうしよう・・・・・こんなことしてる場合じゃないのに、身体が言うことを聞いてくれない。
恋が考えているとウエイターが注文を取りに来た

「いらっしゃいませ。御注文をどうぞ。」

恋はほしいものを一通り注文すると、ウエイターは去って行った

550MIXIM:2010/10/23(土) 15:50:53 ID:XD9KmR5A0
うっ・・・・・・何!?
急に頭が痛く・・・・

ぶくん!

え?

恋はお腹に妙な感覚を感じた。
おそるおそるお腹を見るとそこにはさっきまでの痩せたお腹ではなく、でっぷりと脂肪のついたお腹があった
それにあわせて他の部分も肥満化していく

やだ!!やだ!!こんなところで・・・・・

恋は必死に抵抗するが、身体の肥満化は止まらない
顔にお腹にお尻に腕に足に脂肪がたっぷりついていく

嫌ぁぁぁ!!太りたくないよぉぉぉ!!!!!!

恋は完全に肥満化し、水着は破れ、全裸状態だ。

「嫌ぁぁぁ!!見ないで!!!!見ないでよ!!」

バキッ!!

「え?」

恋が太りすぎてしまったため座っていた椅子がつぶれてしまった
そして恋は大きなお尻で尻もちをつく

551Sunny:2010/10/24(日) 01:07:12 ID:T288x2L60
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/298727
パスは29
コメントとかありがとうございます〜
本スレにもあげたけどこっちにも・・・
商品化はないでしょうね、幅が2本分だし。

552名無しさん:2010/10/24(日) 23:37:44 ID:ffK64pE20
これはいい抱き枕w

553名無しさん:2010/10/25(月) 18:32:15 ID:azvD1SKA0
>>550
乙!かわいいなあ

554Sunny:2010/10/26(火) 22:03:53 ID:vOFeauJ.0
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/299071
こっちにも。
調子に乗ってさらに盛ってみた+実写の画像加工も。
あ、写真は拾ってきたものなので本人さんは無関係です。
(顔隠そうかなぁ?とかおもったけどそれじゃあれなんで・・・;;)
もはや抱き枕はベッドシーツのな大きさですね。

555名無しさん:2010/10/29(金) 00:19:36 ID:0Bbc9hBQO
Sunnyさん加工上手ですね!
リアルもいいですよね〜 戸田恵梨香とかのぞみんとか…見てみたかったり

556Sunny:2010/10/30(土) 09:35:02 ID:DHJBLx/E0
>>555さん
いえいえ、まだまだです;;やはりところどころ違和感ありますしごまかしてるので・・・
海外のうまい人のようにはなかなかいかないですねー

557名無しさん:2010/10/30(土) 12:54:23 ID:LruLGPJE0
久々のSSなんで練習がてら、序章を・・・。
とりあえずシャンデラの食事風景(笑 を書いてみました。
なので今回の被害者は、モブキャラの女子高生です。
すみません。話の方向性はまとまったんで、シャンデラが被害者のSSもただいま書いております。
では、短いうえに駄文ですが・・・。

現世とは違う世界、暗闇の支配する空間に二人の人影。 
片方はネグリジェのような黒いドレスに身を包み、青紫の長い髪の毛を四つに分けてゆっている少女。
もう片方は後ろでに植物のツルのようなもので、手足を高速されたブレザー姿の女子高生だ。
「お加減はいかがですか?」
青紫の髪の少女が尋ねる。
「良いわけないでしょ!?目が覚めたらこんな訳わかんない場所にいて、しかもなんで縛られてるのよ!」
黒髪を肩口まで伸ばした女子高生、平井由香は捕まっているにもかかわらず気丈に問い詰める。
「ここは一体どこなの?私になにするつもりなの!?」
「・・・うるさいですね・・・。少し黙ってくれませんか?」
少女がいらだたしげに言うと、シュルッ!っとツルが闇の中から伸びてきて由香の顔にからみつき、口をふさいでしまった。
「むぐぅっ!!む〜!!」
「全く・・・現実世界の女性は騒がしいったらありません。さて、ではそろそろ食事の時間にしましょうか。」
そう言うと少女はパチン!と指を鳴らした。
すると身動きできない由香の目の前に恐竜とも大きなトカゲともつかない、大人の大きさほどもあるへんてこな生物がす〜っと現れた。
「む、むぐぅ〜〜!!!む・・・むぅ!!!」
へんてこな姿とはいえ巨大な爬虫類のような相貌、怖くないわけがない。
(わ、私・・・食べられちゃうの・・・?)
へんてこな生物がおおきな口をぱかっと開け、由香にせまる。
(うぅ・・・こんなところで・・死ぬなんていや・・・。)
由香があきらめて目を伏せたそのとき、

ネトッ

と、の頭にやたら粘着性のある液体がかかった。
(キャッ!な、何これ!?)
目を開けると爬虫類ような生物の口からその液体が糸をひいている。
「結構よ。さがりなさい。」
少女が命令すると、爬虫類は一歩退き、ツルが由香を解放した。
「けほけほっ、気持ち悪い・・・なにこのベトベト・・・。」
手足が自由になり、必死で振り払う由香だが粘液はべったりくっついてとれない。
「ちょっと!あんた一体なにしてくれんのよ!」
いうやいなや少女は数メートル先にいる青紫の髪の少女に向かっていく。
いや、向かっていこうとした。
「・・・うっ・・・なにこの重み・・・。」
突然足にかかった異常な重みに由香はひざに手をついて息をあらげる。
「ふうふう・・・なんだろうこの疲れ・・。・・・あれ・・・?私ってこんなに足太かったかな・・・。」
下半身に目をやると見覚えが無いほど太くなった自分の足。
足だけじゃない。スカートのあたりも苦しい。
見るとワイシャツの上からでも腹が段になってぶっくりとスカートに乗っかっているのがわかる。
「な!なによ!この身体!」
突然ぶよぶよな身体になってしまってあわてふためく由香。

558名無しさん:2010/10/30(土) 12:57:29 ID:LruLGPJE0
ビチャ!

そんな由香の後ろから、さらにさっきの液体がふりかかる。
「きゃあ!」
ミシミシミシ・・・と由香の制服が音を立て、さらに由香の身体が大きく膨れ上がる。
「うぐうぅ・・・く、苦しい・・・。」
どんどん合わなくなる制服に締め付けられ、呼吸がしづらくなっていく。
自重に耐えられなくなったのか、どっし〜ん!と大きな音を立て、まるまる太っていまや巨体となってしまった由香が尻餅をつく。
「あうぅぅう・・・。ふぅ・・ふぅ・・。」
パチーン!! ビリビリビリ!とスカートのホックがはじけとび、スカート自体も破けて、贅肉でぶよんぶよんの大きな腹があらわになる。
また腹とともに膨れ上がる乳房はワイシャツのボタンの隙間から豊満な谷間を見せ、腹の上にどっしりと鎮座する。
「うぅぅ・・・い、いやぁああぁ。」
声はすっかり野太くなってしまい、口を開くと立派な二重顎が段を寄せる。
「ふひぃ・・・ふう・・。」
膨張が終わるころには、贅肉の塊のようになってしまった由香がそこにいた。
今の由香はブレザー、ワイシャツなどはボタンが全てはじけとび、スカートは見るも無残にちぎれ、ほとんど下着だけの半裸状態である。
「うふふ♪かわいいお姿ですねぇ。由香さん。」
「ぐっ・・・ぜえ・・・ぜえ・・・。」
由香は仰向けに倒れている。
もはや自重で座っていることもままならないからだ。
しかし、寝ていても自分の腹がのしかかって苦しいのか、まともにしゃべることもできない。
「お返事もできないのですかね。この豚さんは。」
「うぐっ!うふぅううぅぅう・・・。」
少女が由香の巨大な腹の上に座り込むと、ぶよ〜っと、ゆっくりとお腹の贅肉に少女のお尻が沈み込む。
少女が手をのばし、由香の顔を顎から持ち上げ視線をあわせる。
由香が、涙でぬれた顔を羞恥で顔真っ赤に染める。
「あはははっ!たまらないですわ!その顔!ではさっそく頂くとしましょうか。」
少女はどこからともなく巨大なフォークをとりだすと、暗闇にフォークを突き出した。
フォークをひっぱりもどすと、なんと表現したら良いのかわからないヒトダマのようなものがフォークに突き刺さっていた。
そのヒトダマを吸い込むように少女は口に入れると、恍惚の表情になり。
「美味ですわ。やはり美少女の絶望が混じった羞恥の心が一番おいしいですね。」
と、誰に言うでもなくつぶやいた。


序章はここまで、です。
なんて短いのかしら・・・。
書いてから思いましたとさ。
次からは本編でございます。
しゃんでらさん、喜んでいただけたら幸いでございます。

559名無しさん:2010/11/15(月) 12:09:17 ID:.3tkTtJ20
一応こっちにも

>>415
凄くツボに来たSSだったよ。
リアルタイムではかけなかったが、面白いSSをありがとう。

560622:2010/11/18(木) 23:07:18 ID:EYFpMAwQ0
プレセアは家に入り、痩せる方法を考えていた。

「ふぅ・・・ふぅ・・・とにかく、どれくらい太ったのか確かめなきゃ・・・」

プレセアは文字通り重くなった身体で体重計にのる。

「う、嘘!?まさか・・・こんなに・・・・」

彼女の元々の体重は24キロだった。だが、体重計に乗り、針がしめしている数字は190キロ。
プレセアは元々の体重の約8倍太ってしまったことになる。

どうしましょう・・・こんな身体、ロイドさん達に見せられない・・・

そもそもたった数日でここまで太るなんてありえません。
あの果実に何か特殊な成分が入っていることは明らかです・・・。
とにかく、あの果実が肥満化の原因なら、もうあれを食べるわけには・・・・。

561622:2010/11/19(金) 17:57:38 ID:LaCCqmh20
とにかく、こんな身体で戻るわけにはいきません・・・・。
ダイエットしなきゃ・・・・・。

プレセアはテレビをつけテレビショッピングを見ていた。
そのなかで気になる商品があった。

「さあ、今日ご紹介するのは、こちら!特性ダイエット用具!」

胡散臭い司会者がペラペラと喋っている。

「今ならダイエットビデオをつけてお値段5000ガルドです!いますぐお電話を。」

プレセアは胡散臭いと思いながら先ほど表示された番号に電話をかけ商品を注文した。

 数時間後

 コンコン!

早いですね。もう届いたんですか・・・・。
「ご注文の品お届けに上がりました。」

こんな身体見られるわけにはいきません・・・・・
私はドアを少しだけ開け、そこから手を出し商品を受け取った。
「ありがとうございます。これ代金です。」
私がお金を渡すと宅配便の人は少し戸惑うような顔をしたがすぐに
「ありがとうございました」
といい帰っていった。

ふ〜見られなくてよかったです。

562MIXIM:2010/11/21(日) 22:51:11 ID:2pi7zOZU0
嫌!嫌!嫌!また・・・・またこんな身体に・・・。
周りの人達がクスクスと恋の方をみて笑ってる。見ないでよ!!笑わないで!!
恋だって好きでこんなに太ったんじゃない!!好きでこんな身体になったんじゃない!

「あ・・・・・見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

もう駄目!耐えられない!もう恋を笑わないで!!

恋は立ち上がるとはち切れた水着とパンツを持ってそのま店を出て行った。

嫌、いや、もうこんな身体誰にもみられたくない!
どこかに誰にも見られないところに隠れなきゃ!!

恋が走るたびにお腹の脂肪がブルブルと揺れる。もう恋は歩くのも辛い状態だ。
恋はとりあえず女子トイレに隠れることにした。

女子トイレの中は狭く、太った恋がぎりぎり通れるくらいだった。
トイレの便器に座り恋はひとり泣いていた。

「ぐすっ・・・・・なんで、なんで、こんな・・・・・」

恋はぶくぶくに太ってしまった自分のお腹や腕、足などを見てさらに涙した。

563MIXIM:2010/11/21(日) 23:17:46 ID:2pi7zOZU0
一方、小梅は・・・・・

恋ちゃん、どこ行っちゃたんだろう・・・・・早く探さないと!

小梅は恋を探すためにプール中を歩きまわった。
だがどれだけ探しても恋は見つからない。

ここにもいない・・・・恋ちゃん一体どこに・・・・?
次はあのレストランに・・・・・

見るとレストランの前に人が集まりなにやら騒いでいた。

何かあったのかな?行ってみよう。
レストランの中に入ると店の人が何やら話していた。
よく見るとひとつの席の椅子がバラバラに壊れている。
そのテーブルの上には大量の料理が置いてあるがそれもぐちゃぐちゃになっていた。
気になった僕はそのなかの女の人に話しかけてみた。
「すみません、何かあったんですか?」
「はい。実は先ほどいらっしゃったお客様が料理を注文されて、私が持っていったところ、そのお客様の身体が急に太りはじめまして・・・・」
「太った!?急にですか!?」
「はい。それでそのお客様が太ったことにより椅子が壊れてしまって・・・・」
まさか・・・・恋ちゃん!?
「すみません。その人って女の子じゃありませんでしたか?」
「はい・・・・見た感じ中学生か高校生くらいの・・・・」
「それで髪の毛を2つに分けてツインテールにしてませんでした!?」
「はい。していました。」
やっぱり恋ちゃんだ!まさか、薬の効果が・・・・・
「それでその子はどこに!?」
「はい・・・泣きながら店を出ていきました。」
「わかりました。ありがとうございます。」

恋ちゃんだ。恋ちゃんはあのレストランで食事をしようとして薬の効果が切れてしまった。
それで太った身体をみられたくないからどこかに逃げたんだ。
でも、一体どこに・・・・?

564MIXIM:2010/11/22(月) 19:34:15 ID:bHJPVkrs0
小梅はレストランを出て再び恋を探しに行った。

急いで恋ちゃんを探さないと!
太った身体を見られたくないはずだからきっと一目のつかないところに行ったはず・・・

だが、いくら探しても恋は見つからない。
小梅が時計を見ると4時半だった。
プール入水が5時まで、完全に閉まるのは5時半なのだ。
みると、多くの人がプールから上がり、帰ろうとしている。

「人が徐々に減ってきた。これで見つけやすくなったけど・・・・。」

もうプールに入っている人はごくわずか、ほとんどの人はプールから上がっていた。

小梅はトイレの前にきていた。

「そういえばこのトイレ、女子トイレだけしらべてなかったっけ・・・・」

ちょっと入るのは申し訳ないけどこれも恋ちゃんを探すためだよね。

小梅は女子トイレに入っていった。

ふ〜誰もいなくてよかった〜。
やっぱりいないかな・・・・・・あれ?あの奥のトイレだけ鍵がかかってる。

小梅はドアの前に行き、聞き耳をたてる。

「・・・・シク、なんで・・・・」

間違いない!太ってしまってかすれ声だけどやっぱり恋ちゃんだ!

565MIXIM:2010/11/22(月) 23:39:29 ID:FOquy6EE0
とにかく、恋ちゃんと話しをしないと。
「恋ちゃん大丈夫?」
小梅は扉の向こうにいる恋に語りかけた。
「えぐぅ・・・・・お兄ちゃん?」
「うん。ごめんね。迎えにきたよ。」
「ありがとうございます。」
よかった。恋ちゃん無事みたい・・・・
「もう誰もいないから出てきても大丈夫だよ、恋ちゃん」
「はい・・・・・・・それが、・・・・今、動けない状態で・・・・///」
動けない状態?どうしたんだろ?

「え?どうしたの!?恋ちゃん?」
小梅の問いに恋は、
「はい、とにかく鍵を開けるので、扉を開けてくれませんか?」

ガチャ!!

恋が扉の鍵をあけたようだ。

566622:2010/12/11(土) 15:20:05 ID:Pm31aeyc0
さっそく、開けてみましょう。

バリッ、バリッ!

中身はダイエットビデオとウォーキングマシン、スポーツドリンク数本、妙な鉄の棒にくっついた縄跳び、スクール水着だった。

「なんで、水着が入っているんでしょう・・・・?」

まあ迷っていてもしょうがないです。さっそく始めましょう。
ビデオデッキにダイエットビデオを入れた。

派手な効果音が流れ、画面にスラっとした体型の女の子が映った。
商品としてとどいたスクール水着を着ておりとても可愛い子だ。
見た目からして16、17くらいだろう。
効果音が流れ終わると女の子はスーっと息を吸いしゃべり始めた。
「こんにちは。私はダイエットのお手伝いをさせていただくヤミと申します。一緒に頑張りましょう。」
ヤミはペコリと礼をした。

567622:2010/12/11(土) 23:04:02 ID:Pm31aeyc0
礼をし終えるとヤミは再び口を開いた。
「では、さっそく始めましょう。まずはこのビデオと一緒に入っていた水着に着替えてください。」

どうせ誰もいないですし・・・・・・恥ずかしがることなんて・・・。
改めて入っていた水着を手にとった。とても大きいです。これなら今の私でも着れそう。
さっそく着替えましょう。

ふ〜なんとか入りました。さて続きを・・・・・・。
なんだか妙な気持ちになりながらもリモコンの再生ボタンを押し続きを始めた。

「着替えましたか?それでは始めましょう。まずはウォーキングマシンをセットしてください。」
ヤミはそういうと、おなじウォキングマシンを取り出した。
「ではまずはマシンの速さを標準に設定してください。ランニング程度の速さになります。」

標準ですか・・・・これですね。あっ、動き出した・・・・。

「それではゆっくり走りましょう。このペースをしばらく続けます。」
ヤミも同様に標準に設定し走っていた。

568622:2010/12/22(水) 17:33:56 ID:h9hdipLc0
「ふぅ、ふう・・・」
走るたびに身体の脂肪がぶよぶよと揺れる。

それにしてもスピードはゆっくりなのにこんなにも疲れるなんてやっぱり太ったからですね・・・・。
腕やお腹、身体中に汗がだらだらと流れる。

「それでは、そろそろ慣れてきたと思うので、スピードを速いに設定してください。」
テレビの画面でヤミさんが告げる。やはり彼女は痩せているだけあってあまり疲れていない様子だ。
それにしても標準でこんなに疲れるのに速いにするなんて・・・・・。
いや、痩せるためです。いつまでもこんな身体じゃ・・・・・。

569622:2010/12/22(水) 18:37:24 ID:kF/V6Fmo0
意を決して私はスピードを速いに設定した。
「あっ、ふぅふぅ・・・・」
は、速いです。ついていくのがやっと・・・・・。
でも、走らなきゃ!痩せるために!

プレセアはしばらく走り続けた。

「はぁ、はぁ、ふう、ふぅ、も・・・・・もうだめですぅ〜〜!」

しばらく走り疲れ果てたプレセアはマシンを止めてその場に座り込んでしまった。
ふとテレビの画面を見ると、ヤミはまだ黙々と走っている

「はぁ、はぁ、こんなに走ってるのに疲れないんですか?」

プレセアが言い終えたのと同時にヤミが走るのをやめた。
さすがに痩せているヤミでもあれだけ走ったのだ。身体中が汗まみれだった。

「それでは少し休憩にしましょう。一緒にお送りしたスポーツドリンクを1本飲んでください。」

スポーツドリンク・・・・確か入っていましたね。見てみましょう。
あった。ありました。これを飲むんですか。みたところ普通の飲み物ですね。

ヤミも同様のスポーツドリンクを手に取っていた。

「ではフタを開けて一気に飲んでください。」

ヤミはフタをあけグビグビと飲み始めた。

喉がカラカラです。私も・・・・。

プレセアもフタを開け、一気に胃に流し込んだ。

570622:2010/12/22(水) 22:36:04 ID:h9hdipLc0
美味しい・・・・・ただのスポーツ飲料なのに・・・・。
しばらく休んでいると同様に休んでいたヤミが立ちあがった。

早いですね・・・・休憩は終わりですか・・・。

だが、ヤミはいつまでたっても何も言わない。

どうしたんでしょう?何か問題が・・・・?

するとヤミは自らの身体のあちこちを触り始めた。
見ると身体中に冷や汗をかいている。

「なっ、何っ!?何かおかしいです!私の身体!」

ヤミが叫ぶとそれと同時にヤミの身体が膨らみ始めた。
もともと痩せていたヤミの腹にぶっくりとした脂肪がついた。
スクール水着を着ているので太っていく様がよくわかる。
顔は肉まんをつめたようにぱんぱんに膨れ上がった。
もともと貧乳だった胸は脂肪がたっぷりつきメロンのように大きくなった。
お腹は太りすぎて三段腹になっている。
水着もビチビチになり限界がきていた。

ビリッ!

見るとヤミが着ていた水着がビリビリに破れてしまった。
するとヤミは顔を真っ赤にし、泣きそうな顔になった。

「いやぁぁぁあぁぁぁああぁぁ!!!!!見ないで下さい!!!」

ヤミは必死に身体を隠そうと破れた水着を着ようとしている。

「なんで、なんですか!!こんなの進行にはなかったのに!!」

ヤミは泣きながら訴えフラフラと立ち上がった。

「もうこんな身体で人前に出られません!嫌ぁぁぁぁぁぁあぁあぁ!!!!!」

ヤミは大声を出して走り出した。

「痩せなきゃ!!痩せなきゃぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!」

ヤミが走っていると躓いて転んでしまった。
必死に起き上がろうとするが脂肪がぶよぶよゆれるだけで無意味だった。


「痩せなきゃ、こんな身体は嫌!!起こして!起こしてぇぇぇぇえぇ!!」

そう叫ぶと、いきなりプツっとビデオは終わった

571名無しさん:2010/12/23(木) 16:13:20 ID:VXSHlCWk0
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このDQネタは自分の趣味だから、まず読んで落ち着いて欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この投稿を見たとき、君は、きっと本スレには書き込めない
「アクセス規制」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この避難所に投稿したんだ。

HR展開があるので嫌いな人は読み飛ばして下さい。

572名無しさん:2010/12/23(木) 16:15:19 ID:VXSHlCWk0
・プロローグ
「おいィ!あたいの怒りが有頂天になった!メガトンパンチ!」
「うぎゃああ!?や、やりやがったな!」

端的に言って、勇・武・魔・僧のパーティバランスは最高だった。
その中でも特に、武道家の活躍は特筆ものである。

「な…なめるなぁーッ!!!!」

研ぎ澄まされた格闘技術は彼女の拳を的確に急所へと導き、剣にも勝る凶器たらしめる。

「ほう?」
「そこにいたのにいなかった!?」

さらに、持ち前の素早さで攻撃をいなし、その守備力は重武装で固めた戦士に匹敵する。
結果、魔法使いと僧侶は勇者のバックアップに全力を注ぐ事ができるため、勇者もそのポテンシャルを遺憾なく発揮する事ができた。

「ハイスラァ!」
「追撃のグランドヴァイパ!みろ、見事なカウンターで返した!」
「ウボァー」

戦闘開始からここまで、実に2ターン。
この日の戦闘も、極めて効率的にこなす事ができた。
はずだった。

「さすが武道家は格が違いましたね。」
「すごいなー憧れちゃうなー」
「や、やだな…あたい照れちゃうよ。ていうか、それほどでもないって!…えへへ」

差し迫った脅威を退け、緊張を解いた一行は気付かない。
物かげから彼らを見つめる小さな影が一つ。
小型の魔物だ。

「クク…キヒヒヒヒ…」

その魔物の名を鬼面道士と言う。
本来ならば、現在彼女達の居るアッサラーム地方には出没するはずの無い強力なモンスターである。

「っ!?」

サッとおぞ気が走るような感覚に、武道家が身構える。
しかし、振り向いた先には、ただ岩があるだけだった。

「やはりMVPだった!しかも謙虚にもそれほどでもないと言った!」
「…気のせい?」

なおも武道家を褒めちぎる勇者たち一行。
彼女達の誰ひとりとして、今しがた自分達の被った致命的な被害に気づいてはいない。
遠ざかって行く談笑を聞きながら、岩に変化した鬼面道士は、勝利の確信にほくそ笑んでいた。

573名無しさん:2010/12/23(木) 16:16:56 ID:VXSHlCWk0
・一章
鍛錬を兼ねた金策を終え、勇者一行はアッサラームの町を訪れていた。

「ようこそトモダチ、ご注文おきまりデスカー?」
「あー、お腹すいた!」
「おいちゃん!ドネルケバブ8人前くださいな!」

ここに逗留しておよそ一週間、来たばかりの時は恐ろしく強く感じられた魔物とも、余裕を持って渡り合えるようになって来ている。
やたらと高い物価のせいで消耗品の補給にもう少しかかりそうだが、旅立ちの準備は整いつつあった。

「は…はち…?パードゥン?」
「あー、はい。8人前です、聞き間違いではなく。」
「はやくwはやくwあたいもうお腹すいて死にそうだよッ!」

武道家の利点として、金がかからない事があげられる。
軽くて動きやすい、言い換えれば材料費の少ない武具を用いて闘う武道家は、装備代が安く済むのだ。

「いただきまーす。はふ、はぐっ!むぐむぐむぐ…ごきゅん」
「相変わらずよく食べるわね。」

強いて言うならば、食費が他者の5割増しなのが問題だったが、そこはご愛敬。
ぶっちゃけパーティで一番活躍しているのは武道家なので、リーダーの勇者も食事代が少しばかり高くつく程度の事では文句を言いづらいのだ。

「むぐむぐ…うまい!もう一杯!」
「ほ、ほんとによく食べるわね…」

とはいえ、ここ数日、武道家の食事量は目に余るペースで増えていた。
当然、仲間たちも資金の減り具合などから、その事に気づいてはいたものの、この時は別段不信は抱かなかった。
普段の運動量を考えれば、彼女が良く食べるのはむしろ当然と思えたのである。

「まだまだ!後3人前は行けるわよー」
「ってまだ食べるんかい!?いくらなんでも太る…事も…無いか、うん。」
「平気でしょう。普段あれだけ激しく動いているのですから。」
「そーそー、一杯食べなきゃ大きくなれないよー」

宣言通り、追加注文分までペロリと平らげた彼女に、半ばあきれ、半ば感心する仲間たち。
しかし、予算より少なくなった軍資金で薬草を買い込んだあと、あろうことか武道家がもう一軒回りたいと言い出した時には、さすがに止めに入った。

「いいじゃんかよぅ…あたい頑張ったからお腹すいたんだよぅ…」
「うっさい、私らも頑張ったわ!」

彼女達にとってはちょっとした日常の一コマである。
この楽観が後の悲劇を招くとも知らず、ただ和やかな空気だけが流れていた。

574名無しさん:2010/12/23(木) 16:18:42 ID:VXSHlCWk0
・二章
「ふぅ…ふぅ…お、終わった?」
「…」

連日もりもりと大めしを喰らう彼女の動きは、急激に鈍って行った。
戦闘の効率も目に見えて落ち、2日で済むはずだった金策に既に5日もかかっている。

「あのさ…こんなこと言いたくないんだけど…」
「ふぅ…な、なにかな?」

言いよどむ勇者に、眉をしかめる余裕さえ無い。
一目でわかるほど丸くなった顔を振ると、脂汗が飛び散った。
仲間たちの顔にさっと嫌悪が走る。

「う…あ、あの…ちょっと…」
「ここのところ不節制がすぎるんじゃないかなー…なんてー…」
「っ!?あ、あたいが自己管理できてないっての!?」

つい声を荒げてしまった、武道家にも自覚は有るのだ。
しかし、どうしようもなかった。
なぜか、食べても食べても空腹が満たされないのである。

「だって、あなた最近おかしいじゃない!食費が一気に倍になるなんて異常だよ!」
「そうですよ。最初は厳しい戦いでお腹がすいているのかと思いましたけれど…」
「明らかに、動きが悪くなってるもんねー」

一斉に仲間たちが武道家をたしなめる。
しかし、原因が分からない以上、本人にもどうしようもないのだ。
不安が彼女を一層苛立たせ、ここ数日の彼女は精神不安定に陥っていた。

「に、2倍食べたなら2倍動けばいいんだよ!怒鳴ってる暇があったら早く戦いに行こうよッ!」

あまりにも無理のある主張に、場の空気が白けて行く。
とはいえ、彼女のこれまでの貢献を知る勇者たちは、武道家を強く咎め立てする気にはなれなかった。

「そうだね…わかったよ。」
「勇者様!でも…」
「いいんだ。確かにそうした方が建設的かもしれない。」

勇者の一声でその場は収まり、再び非効率な狩りが始まる。
何かが狂い始めていた。

575名無しさん:2010/12/23(木) 16:21:38 ID:VXSHlCWk0
・三章
出立の予定を2週間過ぎた頃、とうとう致命的な破局が訪れた。
勇者の堪忍袋の緒が切れたのである。

「ちょっと!いい加減にしなさいよ、このデブ!」
「んあぁ?」

今日も今日とて、一人で10人前の食事をとる武道家。
構えも取れないほどブヨブヨに膨れ上がった体を揺すり、のたのた勇者に詰め寄る姿に、もはやかつての凛々しさなど微塵も残っていない。

「ちょ、ちょっと勇者さまー…」
「はぁ、ふぅぅ…い、今…あたいのこと…な、なんて…」
「デブっていったのよ!このデブ!」

あわてて魔法使いが取り成そうとするが、一度噴出した言葉は止まらなかった。
長らく我慢し続けてきた鬱憤もあるのだろう、勇者の口撃には容赦が無い。

「何が2倍動けば良いよ!?黙って見てればバクバクムシャムシャ無駄飯ばっかり食べて!全然働いてないじゃない!」
「く、この…!」

鼻白んで拳を振り上げる武道家。
しかし、その動きは悲しいほど遅く、後ろに回った僧侶に簡単に抑え込まれてしまう。

「落ち着いて!勇者様の言う事にも一理あります!最近戦闘の度に私の魔法力が空になっている事はご存知でしょう?ホイミを使う頻度が跳ね上がっているんです!」
「そ、それは…あんたがヘボなだけだよ!あたいのせいじゃない!」
「な…私が悪いって言うんですかッ!?」
「あんたのせいに決まってるでしょデブ!いつまでも調子に乗ってるんじゃないわよ!」
「う、うるさいうるさい!誰のおかげでここまでこれたと思ってるのさ!?」

誰も負い目に感じていた事が、よりによって最も口にするべきではない本人の口から発せられる。
これが止めだった。

「なによそれ…自分だけで戦ってたつもり?やっぱり、あんた最低!」
「さすがに、その言葉は聞き捨てなりません…!」
「あたしもーあんたのそういう所は良くないと思うよー」

激しい口論を繰り広げながらも、武道家をのぞく三人の心は急激に冷めて行った。
贅肉をブルブルと揺らして喚き散らす彼女のあまりの醜さに、怒りよりも幻滅が先に立ったのである。

「うがああああああッ!なによぉっ!?文句あるなら…か、かかっ…は…はが…」

時間にして数分足らず。
戦闘ならば2ターンにも満たない時間で、武道家は息を切らせ、そのまま倒れた。
あまりの凋落ぶりに、沸騰していたはずの怒りもどこかに消え失せてしまう。
後には、空虚な失望だけが残った。

「…行こう」

翌朝、武道家が目を覚ました時には、仲間たちは置手紙を残して消えていた。

576名無しさん:2010/12/23(木) 16:24:43 ID:VXSHlCWk0
・四章
それからは悲惨の一言だった。
肉団子と化した体では、雑魚の相手すらままならず、無為に傷ついては町に逃げ帰る事を繰り返す。
キメラの翼でアリアハンに帰ろうと思い立った時には、すでに遅かった。
手紙と共に残されていたゴールドは、たったの1日でそっくり食費に化けていたのだ。

「お嬢さん?こんな所で眠っていたら風をひくぜ。」
「…なによ。」

ついに宿代すらなくなり、道端に蹲っていた彼女に、町民であろう青年が声をかけて来た。
砂漠の夜は、分厚い脂肪ごしにもなお厳しい。
肩におかれた手のぬくもりが、今はずいぶん懐かしく思える。

「はっ、あんたも…あたいをバカにしに来たっての?」

絞り出した声は、自分でも驚くほど情けなかった。
しかし、青年はそんな彼女に呆れるでもなく、語りかける。

「ま、こんな土地柄だからね。いろいろ事情の有る奴もいるさ。」
「事情…はは、事情か…」

不思議と、警戒心を抱かせない青年だった。
思い出すのも恥ずかしい話であるのに、彼女は促されるままに、ここ数日の出来事を話してしまう。
突然、食欲が異常に増した事。
自分でも抑えられない、強迫観念のような空腹感。
いつしか心までも荒み、仲間と争って全てを失った夜。
楽しかった仲間との旅が、遥か昔の事のように思えた。

「ふぅん…そんなことがなぁ…」
「うぅ…それで、ね…あたい…あ、あんな事言うつもりじゃ…」

口に出し、思い出すたびに、情けなさに嗚咽が漏れる。
涙で声が詰まるタイミングを見計らったように、青年が手を叩いた。

「よし、事情は分かった。」
「っ…あんたに、あたいの何が…!」
「これからの上手い身の振り方さ。宿代も無いんだろ?じゃ、こっから仕事の話だ。」
「…仕事って?」
「おっと、きれい事は無しだぜ。こんな土地柄だしな。」

二ッと笑って話し始めた内容を信じるなら、なんの事はない、青年は地元のポン引きなのだという。
提示された条件は衣食住の保証、求められた対価は彼女の体だ。

「あ、あたいに体売れって言うのかい!?」
「おうともさ。その体なら良い値がつくぜ。ほら、あのおっさんの目を見てみろよ。」
「目って…ひぇ!?」

うつむいている時には気づかなかったが、道行く男たちの誰もが、彼女にギラついた視線を送っている。
過酷な砂漠と言う環境だからだろう。
この地に生きる生き物にとっては、ふくよかさこそが至高のセックスアピールなのである。
もう戦えない、重荷でしかないはずの体に思いもよらなかった価値を見出され、彼女は戸惑った。

「ふ、ふふ…」

しかし、それ以上に嬉しかった。
見限られ、捨てられた女にとって、自らの価値を認められることほどの喜びはない。
月明かりと物欲しげな視線に照らされて、武道家の顔が艶然と輝いた。

「あはははははっ!面白い!その話乗ってやろうじゃん!」
「お、威勢がいいねぇ!よしきた、善は急げだ。」

まるで子供がはしゃぐように、青年と武道家は連れ立って駆けだした。
青年の放ったキメラの翼が燃え上がり、二人をダーマ神殿に運ぶ。
その晩、この世から一人の武道家が消え去った。

577名無しさん:2010/12/23(木) 16:30:53 ID:VXSHlCWk0
・五章
「はぁ…はぁ…はひぃん…」

色布で覆われたランプが、粗末な部屋を淡く照らす。
決して広くはない部屋の中央で、巨大な白い塊がくねくねと揺れていた。

「へへ…見事なもんだぜ。」
「えへへ、ありがとうございますぅ。」

肉塊の正体は女だ、それも飛びきり肥えている。
肌色の梨とでも表現するべきだろう、丸々と太った巨体が、薄暗い部屋の中に浮かび上がっている。
女は金環をはめた両手を後頭部で組み、性器を見せびらかすかのように、ガニ股で腰を揺すっていた。

「なあ、もっとこっちに来てくれよ…」
「はぁい、お客様ぁ」

どこか称賛さえ感じられる要求に、女は甘ったるい声で答えた。
媚びる事に慣れきった、娼婦の声だ。
男の股間に這いつくばり、ただでさえ巨大な乳房に肉をかき集める。
色街でも一二を争う彼女の商売道具は、客の男に対して予定通りの効果を及ぼした。

「うふ、あたいの体、いかがですか?」
「おおおおおおッ」

肉に包んだ男の分身に口づけ、そのまま乳房を上下にすり合わせ始める。
絶対的に胸のボリュームが足りない細身の女では不可能な芸当だ。
かつて、みずからの肉体を武器とした感覚を取り戻した気がして、彼女は知らずほほ笑んだ。

「ぴちゃ…んむ…ぷぁ、はい、ここまでですぅ」

僅かの間、部屋に荒い息遣いと水の滴るような音が響き、そして唐突に止んだ。

「お、おい!待っ…」
「あん、ダメですよぅお客様。ちゃんと、あたいの中に来るまで我慢してくださいな。」

脂汗を浮かべながら、女の体が起き上がる。
男の方も現金なもので、再び目の前にそこが現れると、あっさり視線をくぎ付けにされてしまった。
いったい何人と寝ればこうなるのか、体同様にむっちりと肉付きの良い陰唇から、ドス黒いヒダがはみ出している。
湿り気を帯び、綻んだそれを、男の指がなぞった。

「(あ、そろそろ)」

男の目つきでわかる。
100や200では済まない経験から、女にはこの後の流れが手に取るように予想できた。

「た、た、た、たまらねぇっ!」

まったく予想通りのタイミングで、女の体が押し倒される。
寝具の上に組み敷かれ、高々と抱えあげられた両足の付け根に、男の体が繰り返し叩きつけられた。
倦み飽きるほど慣れきった展開。
にもかかわらず、女は客の男以上に交わりを楽しみ、何度も絶頂を貪った。

578名無しさん:2010/12/23(木) 16:40:24 ID:VXSHlCWk0
・六章
「よう、調子はどうだい?」
「きゃっ、御主人様ぁ、お洋服着てる時に入ってきちゃだめ!」

後始末を終えて一服していた女が慌てて服を脱ぎ捨てる。
場違いに軽い調子で部屋を訪れたのは、いつか武道家に声をかけたあの青年だった。
服と言っても、着ていないのと大差ない、ハムに巻かれたタコ糸も同然の布切れだが、この予期せぬ来訪者を迎えるにはふさわしくないらしい。

「細かい事気にすんなよ、俺たちの中だろ。」
「やだぁ…あたい、ご主人様の前では、いつでも抱ける女でいたいんですよぅ…」

あの夜、この青年に連れられて、武道家はダーマ神殿を訪れた。
通常は入る事の出来ない地下深くで行われていたのは、決して表沙汰になる事の無い非合法の転職である。
一度関われば、もう二度と堅気には戻れない。
闇の契約に署名して彼女は新たな職業…娼婦として生きる道を選んだ。

「だって、あたい御主人様の雌奴隷ですもん!」

得意満面に、かつて武道家だった女はポーズを決めた。
胸を張り、カボチャのような乳房を突きだす。
両腕の間に、今や誇りと呼べるまでに愛着の湧いた脂を挟み、命令一つで開けるよう、陰部に指をかけた。
青年が仕込んだ、全てを差し出す絶対服従のポーズである。

「よし、いいぞ。開いてみな。」
「は、はぁい…御主人様ぁ…おまんこ開かせていただきますぅ…」

女は、待ちきれないと言わんばかりに目いっぱい入口を広げた。
はみ出たヒダと同様、奥の奥まで真っ黒に染まった膣が無防備に晒される。
湯気を立てて愛撫をねだるそこに、青年の指が突きこまれ、定期の検分が始まった。

「あぅっ…あぅぅ〜…気持ちいぃよぉ…」
「クク…大分レベルが上がってきたな。」

腹の中まで肉付きが良い、期待以上の仕上がりに青年がほくそ笑む。
歓喜に体を仰け反らせた女からは、邪悪に笑う青年の表情は見えなかった。
勇者パーティーの分断には予定通り成功、しかも、この展開は期待以上だ。
罠にかけた相手がこうまで成長し、しかも自分に懐いているとなれば、欲も出ようと言うものである。

「なあ、実は折り入って頼みがあるんだ。」
「た、頼み?あぁ、ありがとうございます!あたいを頼って下さって嬉しいです!」

先程までの媚びるような口調ではない。
パッと花が咲いたように、まん丸の顔に笑顔が浮かぶ。
この青年の役に立てる事が、打算抜きで嬉しいのだ。
彼女の堕落ぶりを満足げに確認しながら、青年はなおも言葉を続けた。

「なぁに、そう難しい事じゃないさ。」

いつの間にか握っていた杖を一振りすると、粗末なドアがピタリと固定され、硬く閉ざされた。
そして、期待に目を輝かせる女の前で、青年の背がみるみる縮み、その顔に皺が現れる。

「え…あ…あれ…?」
「キヒヒヒヒ…怖がる事はない。少しばかり仕事を頼みたいのじゃよ。勇者どもを叩きのめす悪魔を産み落とすと言う大仕事をなぁ!」

数秒後、部屋中に狂ったような女の叫び声が響き渡った。
張り巡らされたマホトーンの術によって表に漏れる事はなかったものの、仮に誰かがこの声を聞いていたとしても、安女郎がよくやる大げさな演技として片づけられていたであろう。

「ぐあああああーッ、ご、御主人様あああぁ!いい!いいのォ―――ッ!!!」

目の前の人間が突然魔物に変じたと言うのに、彼女の声色には一片の拒絶もなかった。
それどころか、想い人の新たな一面を発見したとばかりに大喜びで体を開き、誘い込む。

「クヒッ!キヒヒヒヒヒ、そうかそうか!そんなにええかこの淫売めが!」
「はぃぃ、イイです!最高ですぅ!一生ついていきます!」

ヒィヒィとよがりながら、女は自ら丸太のような足を掴み、覆いかぶさる魔物に向かって腰を押しつけた。
自身の最奥、子宮を捧げるために。

「さぁて、そろそろ…」
「…ぁあああああ!し、死ぬまでお仕えしますぅッ!」
「くれてやろうかの!」

ビュクンと、彼女の体内で肉棒が跳ねた。

「ぶヒ…ッ!?」

ピクピクと、弛んだ腹が痙攣を起こした。
客の男に出される時とは明らかに違う感覚、今まさに取り返しのつかない事が起こったと本能が告げる。
なおも胎内を責め立てる鬼面道士を愛しげに抱きしめながら、彼女は自分の体が完全に、この小さな主に征服された事を悟った。

579名無しさん:2010/12/23(木) 16:44:36 ID:VXSHlCWk0
・エピローグ
今日もアッサラームの裏通りで、武道家だった女が体を売る。
薄絹一枚を身にまとい、とろける様な肥満体を堂々と誇示している。
強いて、これまでと違う点を挙げるなら、彼女が声をかける相手だろう。

「ねぇねぇ、お兄さん。私と一発ヤっていかない?」
「ぐが?なんじゃい姉ちゃん、客引きか?」

彼女が腕をとり、惜しげもなく体をこすりつけている相手は魔物である。
彼女の客だけではない、最後の希望であった勇者が潰えた今、アッサラームを含む世界中の町を、魔物が闊歩しているのだ。

「ふむふむ…おう、ええ体しとるのう!」
「あん、どうかしら…?」

ムチムチとした体を、魔物の無遠慮な腕が鷲掴む。
幸せ太りと言ったところか。
鬼面道士の仔を産まされてて以来、彼女の体はますます太りつつも、一向に張りを失わなかった。
体の各所が魔物にちょうど良いサイズまで肥育された姿は、マニア向けの淫魔といった風情だ。

「おし、気に入った!いっちょワシが相手したるわ!」
「えへへ、やったね。一名様ご案内ぁい!」

どうやら、魔物の手にすら余るサイズの巨尻がお眼鏡にかなったらしい。
嬉々として魔物の手をとり、部屋に連れ込む姿は、心底楽しそうに見える。
実際、彼女は娼婦を天職とすら思っていた。
勇者を打ち取った英雄の母である彼女は、本来ならば最下層の娼婦奴隷などとっくに卒業して然るべき立場にある。
にもかかわらず、本人たっての希望で、世界征服後も変わらず客をとり続けているのだから、まさに筋金入りである。

「あーずるいー」

そんな彼女に、隣の部屋の娼婦がうらやましげな視線を向ける。
とんがり帽子だけを身に付けた全裸で道行く魔物を誘っているが、どうにも食い付がも悪いらしい。
元が派手好きなのか、太り過ぎて着られる服が無くなった今でも、局部をピアスで飾り、チリチリと鳴らして遊んでいる。

「い、いかがですか?どなたか…私と添い寝して下さる方…」

そのさらに隣は、我関せずと言った態度でマイペースに媚を売っている。
他の二人に比べれば大人しい、ふっくらとした体で、控えめに声をかけるものの、あちこちに施された下品な刺青が、その初心な素振りをことごとく台無しにしていた。

「あー、分かった。なんでお客の入りが悪いのか。」
「…そう言う事ですか。」

人通りが少ない理由は、単純明快だった。
裏通りまで聞こえてくる大通りの喧騒、あちらでは、勇者の公開処刑がクライマックスを迎えているのだ。

「ぶふ、はぐっ…んっ、もう…もう食べさせないで…誰か止めてぇ…」

タネを明かせば下らない。
微弱なメダパニの呪文で満腹中枢を麻痺させるだけの、ごく単純な手品である。
あとは、暴走した食欲に食べ物をぶら下げてやるだけ。
たったこれだけの単純な手口で、武道家を皮切りに、魔法使いと僧侶も無力化され、闇に落とされてきた。
そして、一人残された勇者もまた、彼女達の後を追わされようとしている。

「うぐ、むぐぐ…醜く…デ、デブになりたくないよぉぉ…」
「へへへ、勇者なんて言うからどんな生意気女かと思ったらよ…」
「こりゃ解禁が楽しみだぜぇ」

操られるように食べ物をかき集めながら、女は羞恥にむせび泣く。
あえて奪われずに残っている衣服が動きに合わせてビリビリ破れ、見るも無残な5段腹が衆目の前にこぼれ落ちた。

「ぎゃはははは!こりゃすげぇや、ブタでもこうはならんぜ!」
「(あぁ…みんな私を見てる…)」

かつて勇者と呼ばれたそれは、自分でも気づかない内に、崩れた体を火照らせ始めていた。

580名無しさん:2010/12/23(木) 16:58:53 ID:VXSHlCWk0
以上です

581名無しさん:2010/12/24(金) 14:22:56 ID:X8QuagZMO
強制肥満とブロント語が合わさり最強に見える…!

582名無しさん:2010/12/24(金) 19:25:28 ID:/lF0c0H.0
乙でした!
肥満化して完堕ちした武道家もエロいけど徐々に堕ち始めている勇者もまたエロい。
ドラクエだから元キャラが想像しやすいのもいいねえ。

583名無しさん:2010/12/24(金) 21:44:21 ID:jxMRJvAo0
>>415さんと同じ人かな?
ドラクエってこういう精神操作の呪文はもちろん
力の種とかを食いまくったら太りました、みたいな妄想ができるから好きだw
ともあれGJと言わざるを得ないぜ!

584名無しさん:2010/12/25(土) 10:55:00 ID:NqtR8sK60
力の種…そういうのもあるのか!
そしてすいません、名前欄変えるのすっぱり忘れてました。
>>572>>415です

585名無しさん:2010/12/25(土) 12:07:22 ID:CWvplUkk0
ファンタジー系は弄りやすくておもしろいよね
ドラクエは職業で力士とかフォードファイターとか雌豚とかいくらでもできる
さらにエロイ装備完備でデブ痴女好きの俺得

586名無しさん:2010/12/25(土) 18:35:43 ID:DlC3v7iE0
ちからのたねでこれを思い出したw
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=4697293

587名無しさん:2010/12/26(日) 23:46:51 ID:sj.H1gSE0
こんちw

588MIXIM:2011/01/13(木) 23:14:04 ID:o7R1D71w0
〜小梅視点〜

僕はトイレのドアをゆっくり開けた。中の恋ちゃんの姿を見たときに彼女がさっき言っていた意味をやっと理解できた。
え!?こんなことって・・・・・・。

「お兄ちゃん、助けて下さい・・・・・」

恋ちゃんは顔を赤らめて恥ずかしそうに言った。
うん・・・・これは動けないよね。だって・・・・便器にお尻がすっぽりとはまってるんだ。
身体はやっぱり薬の効果が切れて、元に戻っていた。
便器の傍には恋ちゃんが着ていた水着がビリビリに破れて置いてある。
・・・・・って、こんなことしてる場合じゃない!

「恋ちゃん・・・・その身体は!?」

うわ〜いきなり思ったことが口に出ちゃった・・・・僕の質問に恋ちゃんはまた恥ずかしそうに答えた。

「お、お兄ちゃんとはぐれて、捜していたら急にお腹が空いてきて、我慢できなくて・・ふぅ、ふぅ・・それで、ふう・・・ふう・・・」

太ったせいでしゃべるのも息が切れちゃってる。息を切らしながらも恋ちゃんは続けた。

「それで、ふぅ、レストランに行ったら・・・薬の効果が切れて・・・・元の・・・・太った身体に戻っちゃって・・・・」
「それでここに隠れたの?」

恋ちゃんはそれから少し黙ったけど、また話し始めた。

「はい。ここに入って・・・ずっと鍵を閉めてました。それから便器に座ったら抜けなくなってしまったんです。」

恋ちゃんはいままでのことを全部話してくれた。

「それで・・・・・」

何か話そうとしたけど急に黙っちゃった・・・・僕は恋ちゃんの顔を見てみた。
見れば、瞳いっぱいに涙を溜めている。きっといままでの辛いことが全部出てきたんだろう・・・。

「それで・・・・ひぐっ・・・・こんな身体をいろんな人に・・・見られて・・・えぐぅ・・・笑われたりして・・・・」

恋ちゃんの目から涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。

「みんな、恋を憐れんだ目で見てくるの・・・・恋は好きでこんな身体になったわけじゃないのに・・・・ひぐっ、えぐっ、うわぁぁぁぁぁ!!」

恋ちゃんは泣いた。しばらく泣き続けた・・・・・。

589MIXIM:2011/01/13(木) 23:15:58 ID:o7R1D71w0
自分なりに練習して頑張りました。
アドバイスや悪い点、直した方がいい点があったらアドバイスよろしくお願いします。

590MIXIM:2011/01/15(土) 17:29:50 ID:fXk2d4Fs0
しばらくすると恋ちゃんは泣きやんだ。どうやらすこし落ち着いたみたい。
こんなときにかける言葉が見つからない・・・・。僕は恋ちゃんになんて言えば・・・・。
そんなことを考えていると恋ちゃんが小さな声で僕に話しかけてきた。

「あの、お兄ちゃん、すみません・・・・・。」
「ううん。僕の方こそごめん。恋ちゃんを一人にしちゃって・・・・・。」

そうだよ。恋ちゃんは何も悪くない。僕が悪いんだ。あのとき恋ちゃんを一人にしなければ・・・。

「あの・・・お兄ちゃん。お尻を・・・・・抜くの手伝ってくれませんか/////?自分で何度も抜こうとしたけど抜けなくて・・・」
「あ、うん。わかったよ。」

僕は恋ちゃんがはまっている便器の前に立った。
それにしてもどうやって抜こう・・・・壱松みたいに力づくで・・・・当たって砕けろだね!やってみよう。
やる前に恋ちゃんには断っておかなきゃ。

「恋ちゃん、抜くとき、ちょっとお腹さわるかもしれないけどいいかな?」
「・・・・・////」

恋ちゃんは顔を真っ赤にして困惑してる。やっぱり女の子相手にはっきり聞きすぎたかな?
恋ちゃんは少し黙っていたが、すぐに口を開いた。

「はい・・・・・恥ずかしいけどお願いします」
「ごめんね。すぐに抜いて動けるようにしてあげるから。」

恋ちゃんの為にも絶対に抜かないと・・・。僕は両手で恋ちゃんを抱くようにしてお腹をつかもうとした。
・・・・・・やっぱりダメだ。恋ちゃんにそんなこと・・・・・。

「恋ちゃん手をのばして」
「あ、はい」

僕は恋ちゃんの両手を掴んで引っ張り上げる作戦に変更した。これなら大丈夫だよね・・・。

「いくよ、恋ちゃん。せーの!」

僕は合図とともに恋ちゃんの両手を引っ張る。うう〜なかなか抜けない・・・。

ミシッ、ミシッ、

便器から引っ張ると共に音が聞こえる。
頑張れ!もう少しで抜くことができそう。もうちょっと・・・・もうちょっと・・・。

「恋ちゃん!もう少しだよ。頑張って!」
「は、はい!」

見ると恋ちゃんもとても痛そうな顔をしている。自分のお尻を引っ張り上げてるんだ。相当痛いと思う。
よし!もう抜ける。僕は渾身の力を使って引っ張った。

ズポン!!

そんな音と共に恋ちゃんのお尻は便器から抜けた。
あれ?おかしいな!?抜いた勢いで僕と恋ちゃんが宙に浮いて・・・・・・。

スドーン!!!!

凄い音と共に僕と恋ちゃんはトイレの床に叩きつけられた。
うう・・・・・・痛い・・・・・・背中を打ちつけられたみたい・・・・。
痛くて目が開けられない・・・・・・。
あれ・・・・・・・なんか変だな?上にすごく違和感が・・・・。
僕が目を見開くと恋ちゃんが僕の上にのしかかった状態になっていた。
しかも・・・・・・僕と恋ちゃん・・・・お互いの顔がとても近い・・・・。
おまけに・・・・僕の手が恋ちゃんのお腹を触ってるんだ。
あれ・・・・・?なんかプニプニして気持ちいい・・・・・?

「お兄ちゃん。ごめんなさい///。すぎにどきますから」
「あ、うん・・・・・ごめんね。」

恋ちゃんはお腹を抱えるように立ち上がった。息を切らしており呼吸をするのも辛そうだ。
あ、そうだ。早くここから出なきゃ!

591名無しさん:2011/01/22(土) 16:03:35 ID:7Ncd67k.0
572=415さんのDQ小説今日初めて二本とも読みましたがすごく良かったです。

1〜4までのDQ好きではあったのですが、最初は設定が自分のツボとはちょっと違うかな?と思って読み始めたのですが、
肥満化の過程やエロもすごく良い感じで、しかも読み物としても面白くて、新たな属性にも色々目覚めそうです…!!!
ヒロインや魔物もキャラクターが立っててすごく魅力や愛嬌がありますね。
また新作楽しみにしています!!!

って感想だけの投稿すみませんでしたー

592415:2011/01/23(日) 00:49:42 ID:.FnLzHyc0
たびたび感想もらえてうれしいお(´;ω;`)
本スレの方がまた妙な空気になってるようなので、こちらに投稿させていただきます。
相も変わらず趣味丸出しの悪堕ち・孕ませ成分含有SSなので、苦手な方はごめんなさい。

593415:2011/01/23(日) 00:50:59 ID:.FnLzHyc0
・プロローグ
町や村と言った文化的集団をあまり作らない魔族にとって、建造物…特に、様々な用途に耐えうる、広くて頑丈な部屋は貴重品だ。
にもかかわらず、個人の研究室が与えられているバルザックは、寝返り組としては破格の厚遇を受けていると言って良いだろう。
それもひとえに、錬金術師たる彼の知識が有益であるからに他ならない。

バルザックの専門分野は、進化の秘法と名付けられた一連の生体改造技術だ。
人間であった頃、師から奪い取った−本人に言わせれば、思い通りにならぬからと言って世界の宝を闇に葬ろうとした愚物の手から救い出した−資料を基にしているため、従来とは基礎研究の段階から異なる切り口で、この失伝技術に取り組む事ができたのだ。
慢性的な人材不足に悩む魔族がここ数年の間にここまで戦力を整えられたのは、彼のもたらした技術があってこそである。

しかし、光あるところ常に影が生じる。
バルザックは、研究記録を持ちだす際に師を殺害していた。
そんな気はなかったと言えば嘘になるが、縁者にこうまで恨まれては、研究にも差し障ると言うものだ。
自らの軽率さを恥じながら、彼は捕虜に声をかけた。

「裏切り小僧に取って代わられるとは、可愛らしいではないか。なあ、エドガンの娘達よ。」
「ッ!あんたが!あんたが父さんの名前を出すなッ!」

怒らせてしまった。
場を和ませようと褒めたつもりなのだが、姉のマーニャはお気に召さなかったらしい。
ポリポリと頭をかきながら、隣に転がされている妹の方にも一応声をかける。

「そう喚かないでくれたまえ。部屋に響く。」
「………」

ボソボソと呪詛を呟いているが、聞き流す事にした。
求めに応じて音量を絞ってくれている分だけ、まだ話が通じている方だろう。
勝手にそう結論付け、すぐに次なる懐柔策を実行に移す。

「ところで腹は空かんかね?私はこれから昼食なのだが…」
「バカにするのもいい加減にしろッ!卑怯者!正々堂々と戦えッ!」
「…くっ…ダメ、力が…」

取りつく島もないとはこの事だ。
むき出しの敵意をぶつけられ、バルザックは白旗を上げた。
せっかく共同研究に誘おうと思っていたのに、二人ともずっとこの調子である。
これではとても次の報告会に間に合わない。
少々強引な手を使わざるをえない事が、どうにも心苦しかった。

「出来ればもう少しわだかまりを解きほぐしたかったのだがなぁ。年頃の娘とは難しいものだ。」
「…バルザック殿、何かおっしゃられましたかな?」
「いやなに、いつまでも人の心など残しておくものではない、と言ったのですよ。」

食堂のカレーうどんをすすりながら、バルザックはかぶりを振った。

594415:2011/01/23(日) 00:52:33 ID:.FnLzHyc0
・一章
「はあ!?冗談でしょ」

囚われてから数日、個室に移されたマーニャは何度も耳を疑った。

「助手として、進化の秘法の研究に参加してほしい。」

そんな言葉を皮切りに、バルザックはなんとマーニャを勧誘し始めたのだ。
魔法の扱いに長け、身体能力も高いマーニャには、主に現地調査や大掛かりな実験装置の操作などを担当してもらいたい云々…
話が給与や余暇に及んだ所で、マーニャは心底呆れはてた。
この男は本気で、自分を味方につけられると思っているのだ。

「冗談ではない。私は本気で君達を仲間に迎えたいと…」
「あたしは…あたし達はねえ!あんたを殺したいほど憎んでるのよ!?それをッ!」

バルザックは苦虫をかみつぶしたような表情になった。
これほど優れた魔力を、研ぎ澄まされた技を、なぜ殺し合いにばかり使いたがるのか。
それでも、短気は損気と気を取り直し、辛抱強く語りかける。

「正直なところ、当初は君たちを勇者のおまけ程度にしか見ていなかったがな。今では掘り出し物だと…」
「おまけ!?言うに事欠いておまけですって!?」

とは言え、少々時間をかけ過ぎた事も、また事実だ。
それに、一言しゃべる度に遮られるようでは、いつまで経っても話が進まない。
遺憾だが止むを得まい、バルザックは意を決してマーニャを制した。

「もがっ!」
「少しは人の話を聞きたまえ。」
「ぐぅぅ…っ」

嘘も方便と言う言葉もあるが、これから共にやっていく相手を騙すような真似には、やはり気が乗らない。
バルザックはなるべく威圧的にならぬよう、耳元で囁いた。

「いいかね、マーニャ君。君たちは我々の敵だ。それは理解しているね?」
「…」
「その敵が、われわれの領域を犯し、敗北した。」
「…」
「つまり君たち姉妹はいつ処刑されてもおかしくない立場にあるわけだ。」
「…っ!」

悔しそうに睨みつけてくるマーニャをなだめるように頷き、バルザックは手を離した。
相変わらず表情は険しいが、あばれうしどりのような体の動きはもうない。
バルザックは内心気合を入れ直し、躊躇いがちに話しを続けた。

「だが、君が協力してくれるなら…」
「…交換条件ってわけ?」
「そうだ。君の妹、ミネア君の無事は保証される。」

595415:2011/01/23(日) 00:54:11 ID:.FnLzHyc0
長い沈黙の後、先に動いたのはマーニャだった。

「わかったわ…その代わりミネアは…」
「ああ、約束しよう。」

なんとか、了解は得られたか。
予定よりもずいぶん遅れてしまった。
最もデリケートな時期を過ぎた今、急ピッチでスケジュールを進めなければならない。
お互いの認識の致命的なずれに気付かず、バルザックはホッと息を吐いた。

「では、早速準備にかかろう。その格好ではとても研究などできないからな。」
「準備?ハッ、服でも脱がせようって…ひぎぃっ!?」

突然、得体のしれない触手のような物を肛門に突っ込まれて、マーニャは悶絶した。
これも生物なのか、グネグネと動いて、腸の奥まで入り込んで来る。
そちらでの経験もあるにはあるが、この異物感は尋常では無い。

「おげ…な、なにを…ぐぁぁ…」
「おっと、驚かせてしまったか。まあ、じきに慣れるから、少しだけ我慢してくれ。」

バルザックがスイッチを押すと、突き刺さった触手チューブが脈動を始めた。
大きなコブがゆっくりと根元から移動し、彼女の体内にまで潜りこんで行く。
コブはやがて先端に達し、そこから何かが噴き出した。

「あううっ…あ、な…何…この、感じ…」

ごぼごぼと不快な音が聞こえる。
ドロドロした得体のしれない液体がマーニャの腹を満たして行く。
不思議と嘔吐感は無かったが、それでも気味が悪い事に変わりはない。
全身がむずむずと違和感を訴える中、マーニャの体に最初の異変が起きた。

「…えっ?」
「うむ、最初はこんなものだろう。」

見下ろした視界の中で、細くくびれたウエストが一回り太くなる。
初めは液体で腹が張ったのかと疑ったが、そうではない。
注入が止まった後も、膨張は続いた。
それどころか、加速度的にブクブクと腹が膨れ、垂れ落ち、ついには割れ始める。
経験はなくとも見世物小屋で見た覚えはあった。
これは肥満だ。

「しばらく供給管は抜かないように。栄養剤が漏れてしまうからな。」
「何よこれぇ!?い…い、嫌がらせのつもりかしら!?」

なんとか余裕を見せようとするが、声の震えは抑えられなかった。
チューブを抜こうともがいても上手くいかない。
ほんの数秒前までキュッと締まっていた尻が肥大化し、チューブを圧迫していたのだ。

「では、また後でな。」
「ま、まちなさい!まって…ひぃっ!?」

部屋を出ようとする背中に向かって、マーニャはあわてて腕を伸ばす。
一瞬の間に、その細腕は倍近い太さになっていた。

596415:2011/01/23(日) 00:55:22 ID:.FnLzHyc0
・二章
「ふぅ…」

あれでよかったのだ。
彼女もいつか分かってくれるだろう。
しかし、胸が痛む。

「失礼するよ。」
「…ぁぁ」

バルザックの入室に、弱々しい声が答えた。
太めという表現では世辞が過ぎる、掛け値なしに見苦しいデブ女が寝台に横たわっている。

「ああ…いやぁ…もう許して…」
「むむむ…まだ慣れんかね。」
「なにが、むむむよ…あなただって元は人間でしょう?どうしてこんな酷い事ができるの…?」

バルザックが近づくと、女は怯えたようにベッドの隅に縮こまった。
その動作だけで、彼女の周りにムワッと熱風が巻き起こる。
バルザックには、部屋の温度が1度上がったように思われた。

「酷い事ではないよ。最初に説明しただろう?これは研究の為に必要な…」
「あああ!聞きたくない!聞きたくないッ!お願い!やめてぇぇぇ!」

泣き叫んで耳をふさぐ女に、バルザックもさじを投げた。
先程と同じようにチューブを手に取り、女に向ける。
女はとうとうブルブルと震えだした。

「いっ、いやあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁーーーッ!!!」
「うぐ…狭いんだからもう少し音量を下げてくれないか。まったく、君はおしとやかな女性と聞いていたんだがね…ミネア君。」

マーニャに持ちかけた取引は無意味だ。
ミネアとは彼女より先に話がついており、魔王軍からもバルザック預かりの「客員」と認められていた。
マーニャが身を捧げずとも、ミネアの無事は保証されていたのだ。
もっとも、この状態を無事と捉えているのはバルザックだけだったが。

「さあ、今日の分だ。」
「うわあああああーーーッ!やだああああぁぁぁぁーーーーッ!!!」

バルザックは、なすすべもなく蹲るミネアの尻タブを容赦なく割り開き、チューブをねじ込んだ。
ミネアの拒絶などお構いなしに、その体に痛ましい変化が起き始める。
既にブヨブヨの腹が僅かに膨らみ、一瞬遅れて、全身の肉付きがひとまわり増した。
最初の数回ほど急激な変化はないが、ミネアの体は確実に、常軌を逸した肥満体に作り変えられようとしているのだ。

「も、もう太らせないで!お願い!お願いします!これとめてええええええ!!!」
「もう少し我慢しなさい。あと10秒だから。」

おかしい。
初日から充填時間は変わっていないはずだ。
変化量で言えば、むしろ体への負担は減っているはずなのだが…ミネアは日に日に音を上げるタイミングが早くなって行くように思える。
バルザックは一人首をかしげた。

597415:2011/01/23(日) 00:56:30 ID:.FnLzHyc0
・三章
「うぷっ…」

もう何日になるだろう。
時間の感覚が無い。
聞きなれた足音を聞きつけて、マーニャは僅かに顔を持ちあげた。

「また、なのね…」
「ふむ、やる気は十分と言ったところかな?いい傾向だな。」

にこやかに語りかけてくるバルザックに、嫌味を返す気力もない。
一体自分は今、どんな姿になっているのか。
マーニャはこの部屋に鏡が無い事に心底感謝した。

「では、早速。」
「う…うはぁぁ…」

ヌルリとチューブが侵入した。
すっかり異物に慣れたアナルが、注入を快楽と判断してジクジク疼く。
何の刺激も無い、もう踊る事もできない体を寝台に横たえて過ごす日々の中、これだけが唯一の娯楽だった。

「ん?どうした、おかしな顔をして?」
「なん…でも、無いわよぉ…」
「隠す事はない。明らかに様子が変だ。どこか調子が悪いのかね?痛いところは…」
「う、うる…さいぃ…」

調子が悪くないわけがない。
むしろ体中が不健康極まりないように見える。
進化の秘法によって急速に太らされたマーニャの体は、体重150kgに達しようとしていた。
玉のような汗を流し、涎をこぼして耐えるマーニャにとっては、心配そうなバルザックの声も言葉責めにしか聞こえない。

「あまり無理はするなよ。ほら、済んだぞ。」
「え…も、もう…?」
「ああ、よく頑張ったな。あともう少し、この調子で行こう。」

他人に、それも父の仇に感じている所を見られたというのに、怒鳴りつける事さえできなかった。
体力の低下、精神的な疲労、理由はいろいろと思い浮かんだが、そもそも敵の前で快楽に我を忘れる事自体が、以前の男慣れした自分からは考えられない。

「(羞恥心が麻痺してきてる…!?)」

手早くチューブを片づけて退室するバルザックを見送りながら、マーニャは底冷えするような焦りを感じていた。

598415:2011/01/23(日) 00:57:47 ID:.FnLzHyc0
・四章
ここにいると、自分が自分で無くなるようだ。
ミネアは自我をつなぎとめるため、必死に気晴らしを探した。

「今日の昼食は…ああ、香草のスープ…アレ美味しいのよね…夕食は…」

ミネアは占い師である。
水晶玉やタロットなど、一通りの方法は学んでいたし、道具が無い時の代替手段として、天上のシミなどを用いた簡易占いもかじっていた。

「牛のステーキ…残念、脂っこいのも思ったほど悪くはなかったけれど…」

こうでもしなければ、名前すら忘れてしまいそうだ。
自我を保つため占いに没頭するミネアは、その対象がいつしか食べ物ばかりになっている事にも気づいていなかった。

「ステーキは嫌いかな、ミネア君?」
「………」

まるで、太り過ぎて飛べなくなったドラゴンのようだ。
今の自分と比べても遜色ない肥満体がキビキビと動くのを、ミネアは不思議そうに見つめた。

「ふん?これが気になるかね?」

誤解したバルザックの言葉を聞いて、初めて気付く。
なにか台車を引いている。

「栄養剤の投与はもう終わりだ。今日はゆっくり体を休めてくれたまえ。」
「え、終わり…?」

そう言えば、昨日ボンヤリとそんな言葉を聞いた気がする。
幻聴ではなかったのだ。
永遠とも思えた苦痛が終わる。
狂おしいほどに望んだ地獄からの解放が、間近に迫っているのだ。

「ほ、本当に?本当にもう太らせないのですか?」
「うむ、明日からはバリバリ働いてもらうから、覚悟しておくように。」

信じられないほどの開放感に、ミネアは躍り出しそうになった。
何をさせられるのか分からないが、少なくとも今より酷い事などこの世に有るまい。
むしろ、仕事を命じられた方が幾分気が楽と言うものだ。

「あああ、長かったぁ…辛かったぁ…ようやく…ようやく、ここから出られるのねッ!?」
「窮屈な思いをさせて悪かった。いよいよ、君の力を存分に発揮してもらえる環境が整ったわけだ。」

思わず跳ね起き、バルザックにどすどす駆け寄るミネア。
ねぎらうように置かれた手が汗を散らし、汚らしい音を立てるのも気にならなかった。

「では…今一度、辛い特訓を乗り越えた君の体を称えよう!」

599415:2011/01/23(日) 01:00:43 ID:.FnLzHyc0
バルザックが手を引くと、扉の陰に待機していた台車が室内に引き入れられた。
鏡だ、大きな姿見が変わり果てた女体を映している。
小ぶりで美しいと評判だった乳は、人の頭ほどは有ろうかと言う巨塊に化けていた。
ウエストがどこか分からない。
胸と腰の間がくびれていたはずだが、そんなものはどこにも見当たらなかった。
重力に頭を垂れた肉が、臍のあたりから無様にぶら下がっている。
その代わりと言うべきか、正面からは見えないはずの尻が、ハッキリと確認できた。
柱のような足と体の連結点で、息をするたびに形を変え、存在を主張している。

「あぅ…こ、これが…私…?」
「ああ、正真正銘君の体だ。これからの君に必要な物が全て詰まっている。」

バルザックが悪びれもせずに追い打ちをかける。
金縛りにあったように鏡を睨みつけたまま、ミネアは感情を爆発させた。

「酷いッ!!!酷過ぎます!!!一体何の恨みがあってこんなことを!!!!」

太らされている事は分かっていたが、まさかここまでとは思わなかった。
全身が粟立ち、双眸がギラリと輝く。

怒りのままに、瞬間的にミネアの魔力が高まっていく。
その力が臨界を超えて吹きあがった瞬間、ミネアの視界が暗転した。

「…っ!?これは…?」

目の前に自分が見える。
大きなベッドの上で服をはだけ、バルザックに甘えている。
そして、その腹には…

「嘘…そんな…やめて…私はそんな…」

ミネアは占い師である。
張り詰めた魔法力を鏡に叩きつけた事で、彼女は無意識に未来のビジョンを見てしまったのだ。

「やめて…おねがい…私の顔で…そんな事…」

懇願したところで、一度読みとってしまった暗示は消えない。
これは自分自身が手繰り寄せてしまった運命なのだ。
近い将来、自分がとる信じられない行動を目の当たりにして、ミネアは心が折れる音を聞いた。

「恨みって…最初にちゃんと説明しておいただろう?いいかね、君達の仕事は…」

ゆらりとミネアが振り返った。
先程までの鬼気迫る表情ではない。
ブクブクにむくんだ肥満顔にもかかわらず、怪しい艶めかしさを纏っている。

「や、待てよ。マーニャ君の方にはこの事を話してあったかな?」
「姉さんはどうでも良いでしょう?」

以前はゆったりとしていた占い師の装束が、窮屈そうに引き千切られ、パサリと床に落ちた。
導かれし者ミネアの旅は今終わったのだ。

600415:2011/01/23(日) 01:01:56 ID:.FnLzHyc0
・五章
「やぁ悪い!君が憤るのも当然だ、済まなかった!」

マーニャに手を合わせて謝るバルザック。
この地獄のような肥育の最終日だという今日になって、突然詫びを入れてきたのだ。

「ぶふ…何よ、いまさら…おふぅぅ…」
「助手の件を依頼しておいて、業務内容をちゃんと伝えていなかった。雇い主にあるまじき不手際だ。本当に申し訳ない!」
「助手ぅ…?」

記憶をたどると、確かに今の状況は、そのような話から始まっている。
そんなものは自分を痛めつけるための口実にすぎないと思っていたマーニャは、目を丸くした。

「あ、あの話…本気だったのね…」
「酷いな、疑っていたのか!いや、仕方あるまい。納得の行く説明ができなかった私の落ち度だ。」

神妙な顔で何度も謝るバルザックに手を引かれ、マーニャは部屋を出た。
思ったよりは動ける。
驚いた事に、ここに入れられてからまだ半月と経っていないらしい。
それでも格段に重くなった足取りでついていくと、バルザックは研究室の扉の前で立ち止まった。

「知っての通り、私はあまり話上手ではなくてね。挨拶がてら、先輩に仕事を教えてもらうと良い。」
「先輩…?先輩ですって!?一体何人こんな目に合わせたの!?本当にあんたって…」
「研究室では騒がないように。」

研究の事となると、途端に余裕が無くなるらしい。
有無を言わせぬマホトーンでマーニャを黙らせると、バルザックは扉を開いた。

「あ、お疲れ様です。バルザック様。」

マーニャと同様、太りに太った後ろ姿が、椅子に座っている。
艶やかな紫髪と褐色の肌が美しい。
聞き覚えのある声でしゃべるその女に、マーニャは愕然となった。

601415:2011/01/23(日) 01:03:36 ID:.FnLzHyc0
「(ミ、ミネアッ!)」
「調子はどうかね、ミネア君。」
「うーん、もう少し調整しないと、役には立たないかと。」

さも当然といった調子で、ミネアはバルザックと会話している。
何かの結果を占わされているらしく、テーブルの上にタロットを広げていた。

「(バルザック!ミネアに何をしたのッ!?)」
「そうか、道のりは長いな。」
「はい。でも大事な初仕事、頑張りますよ!」

和気あいあいと会話を続ける二人に、いらだちが募る。
洗脳でもされているのか?
マーニャの血が沸き立った。

「(あんた!どこまでミネアを辱めれば気が済むのッ!?)」
「ミネア君、作業しながらで構わないんだが。」
「はい?」
「実は今、新人が見学に来ていてね。仕事について少し説明してやってくれないか。」

マーニャの怒りもむなしく、ただヒューヒューと息の抜ける音だけが漏れる。
すぐそこに姉が居るなどとは夢にも思わず、ミネアは話し始めた。

「あら、新人さん?はじめまして、助手のミネアです。
こんな恰好でごめんなさいね。今ちょっと手が離せなくて…
それで、ここでの仕事内容についてでしたね。」
「(違う!ミネア!あなたはそいつの仲間なんかじゃない!目を覚ましてッ!)」
「えー、私達のお仕事は、バルザック様の研究のお手伝いです。
基本的に自分の特技を生かしてお仕事します。
私は元占い師なので、実験結果の予測だとか、仮説の検証をお手伝いしてます。」
「ミネア君はとにかくデータに強い。彼女のおかげで、研究がとてもはかどっているよ。」

相槌を入れるバルザックの顔に侮辱的な表情はない。
悪意などではなく、心底正しい事と信じ切って、ミネアをこんな風に扱っているのだ。
ぶつけようのない怒りが徐々に冷め、マーニャはこの異常者に恐怖を覚え始めていた。

602415:2011/01/23(日) 01:05:16 ID:.FnLzHyc0
「ふぅ、それから…あなたがどこまで進んでるのか分からないんだけど…
 私、すごい体でしょう?これにもちゃんと理由があるんです。
 私達の一番大切なお仕事は…」
「(こ、こんな事に理由なんてない!こいつは、あたし達を傷つけて楽しんでるだけなのよぉ!)」

反論が届かないもどかしさに、マーニャの目から悔し涙がこぼれた。
困り顔のバルザックが背中をさすってくる。
鬱陶しいと感じつつも、それを振り払う勇気はもう無かった。

「はぁん、バルザック様の…赤ちゃんを産む事…なんです。」
「(…えっ?)」

信じられない言葉を耳にして、にわかにマーニャの表情が険しさを増した。
ミネアの様子は分からない。
椅子の背もたれがこちらを向き、はみ出した贅肉だけがミネアの惨状を物語っている。

「はぁ…はあぁぁ…進化の秘法は…あはぁ、扱う生き物によって、アプローチがまるで変わってくる…デリケートな技術なんです…だから…ふひっ…動物実験があまり当てにならなくて…」

先ほどとは明らかに違う、興奮のにじみ出た息遣いが、耳触りに響く。
マーニャは、ミネアが振り向かないでほしいと思った。
もし予感が正しければ、妹はすでに…

「あぁ…ま、魔族の実験台が必要なんですぅ…」
「ミネア君、その向きでは体が見えない。こっちを向いてくれたまえ。」

クルリと椅子を回して、ミネアが振り返った。

「だから!私が!私の卵子と、バルザック様の精子で!たくさん、たくさん実験台を作らなきゃいけないんですッ!!」

なんとかそこまで喋り終え、ミネアは絶頂を迎えた。
母乳を吹きながら、腫れあがった乳房がびくびくと痙攣する。
のけぞって晒された裸体は、マーニャのそれと瓜二つだった。
同じサイズに肥育された肉を、同じくらい醜く蠢かせている。
強いて違う点を上げるなら、下腹がマーニャのそれよりもさらに大きく、歪に膨らんでいる事だ。

603415:2011/01/23(日) 01:07:12 ID:.FnLzHyc0
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」

いつの間にかマホトーンが切れていたらしい。
マーニャの絶叫が研究室に響き、バルザックは顔をしかめた。
しかし、興奮し切ったミネアはお構いなしに、自らを貶める言葉を吐き続ける。

「イヒヒヒヒッ、驚きましたぁ?
 このバケモノみたいな体も全部そのためなんですよ!
 いくら子宮が進化しても、人間の体じゃ結局耐えきれなくて流産しちゃいますもの!
 だから、こうして赤ちゃんの栄養をたっぷり蓄えられる家畜に進化させていただいたんです!素敵でしょう?
 力もないし、動きも鈍いから、バルザック様に何をされても絶対に抵抗できないんです!最高でしょう?
 私は道具なんですっ!助手なんて名乗ってますけど、本当はバルザック様の思い通りになるしかない道具なんですよぉっ!」

堕ち切ったミネアの姿を見せつけられ、最後の気力が粉々に崩れた。
無駄だったのだ。
全てを投げ打って生かした妹は、死よりも過酷な運命に囚われていた。

「…おわりよ…あたしたち…もう、おわりだわ…」
「こらこら、マーニャ君。勝手に終わらせないでくれ。」

バルザックが声をかけても反応しない。
代わりに、快楽の余韻に浸っていたミネアが声を上げた。

「へ?姉さん?」

慌てて顔を向け、目の前の人間を確認する。
自分と同じく人外の体にされた姉の姿を見て、ミネアは驚きの声を上げた。

「あらやだ、本当に姉さん!もう、言ってくれればよかったのに。」

明るく弾んだ声。
自分の境遇にまるで不満など感じていないようだ。

「…バルザック様。」
「む、落ち着いたかね、マーニャ君。」
「…はい。」
「それはよかった。で、何を言おうしたのかね?」
「あたしも…」

もう戻れない。
マーニャは過去に決別するように、力強く言い放った。

「あたしにも、ミネアと同じ仕事を、させて下さい。」

604415:2011/01/23(日) 01:08:20 ID:.FnLzHyc0
・六章
「あら、バルザック様。姉さんのお腹…」

水晶玉をのぞいていたミネアが、突然マーニャの腹を指さした。

「あはっ、やっぱり!」
「どうしたね、ミネア君?」

ニタニタ笑うミネアの胸を揉みつぶしながら、バルザックが問いかけた。
魔物の掌にも収まらない爆乳が、グニャリと歪んで母乳を垂らす。
ミネアは、たまらず喘ぎながら答えた。

「ひゃはぁ!い、今占ってみたらぁ…排卵日、今日だったみたいで…」
「ほう、それはなんともタイミングがいい!」
「本当に!?」

ミネアの言葉を受け、マーニャの顔に狂気じみた笑顔が広がって行く。
早く続きを言えとばかりに向けられた視線に応えて、ミネアは宣言した。

「はい、危険日です…んん、姉さんのカラダ…あああ妊娠準備万端で…ああ危険日ど真ん中でああああーッ!イくぅ!おっぱいイくぅぅぅ!!!!!」

最後まで言い終える前に、ミネアは限界を迎えた。
分厚い脂身を震わせ、犬のように涎をまき散らす姿は哀れみを誘うが、彼女に慈悲をかける者など、ここには一人もいない。
唯一そうであった姉は、妹の痴態をうらやましそうに眺めていた。

「…はぁ、はぁ…バ、バルザック様…姉さんを…」
「うむ、少し休んでいたまえ。」
「はい…私の姉さんを、よろしくお願いします…」

バルザックの手招きに応え、マーニャは邪魔そうに踊り子装束を放り投げた。
太り過ぎた体はそれだけの動作で発熱し、寝そべった床に人型のシミを作る。
自ら堕とした女の哀れな末路を見ても、バルザックの心には罪悪感など露ほども湧かなかった。

「さあ、マーニャ君。ミネア君に教わったことを復唱してごらん。」
「は、はい!ありがとうございます!」

穏やかな猫撫で声でバルザックが促す。
マーニャは待ちかねたように股を開き、太い二の腕で両膝をガッチリとホールドした。
本人はM字開脚のつもりなのだろうが、押し出された腹と太ももが隙間を埋め、全く文字には見えない。
ブロック状にカットされた食用肉のようだ。
哀れなマーニャは、ただ貪られたい一心で、屈辱的な言葉を紡いだ。

「はぁ、はぁ…い、いま…あたしのお腹の中で…バルザック様に進化させていただいた子袋で…孕みごろの卵子がお侍ちしておりますぅ…」
「ほうほう、それで?」
「ふふ…頑張って、姉さん。」

優しく微笑んで姉を応援するミネア。
ポーズもセリフも、マーニャが自分で考えた物だ。
それが、愛する姉がどこまでも共に堕ちてくれる事の証明に思えて、とてもうれしかった。

「あたしは…これから一生、この卵子を…バルザック様に…捧げ続ける事を誓います…」
「くすっ、うふふふふ…」

感極まって笑いだしたミネアに気付いているのか、いないのか、マーニャは熱に浮かされたような顔でバルザックだけを見つめている。

「どうか、マーニャの体を…バルザック様の研究に、提供させてくださいませ…」
「君の体を、私の研究に?具体的にどういう事をするのか、ちゃんと理解しているのかな?」

念を押すように問いかけながら、バルザックは弛んだ皮膚をかき分けた。
すっかり出来上がったそこを焦らすように、カリ高い亀頭が秘裂をなぞる。
汗にまみれ、それ以上に愛液にまみれたそこは、凌辱者を待ちわびてヒクついていた。

「ハイ!承知しております!あっ、まずはバルザック様がお手すきの時に…マーニャのお股をブチ抜いていただきます!」
「こうかな。」

605415:2011/01/23(日) 01:09:59 ID:.FnLzHyc0
バルザックがグイと腰を突き出す。
何の抵抗も無かった。
支えを失った復讐心は一突きで粉砕され、ヒダと言うヒダが愛液のシャワーで仇を歓待する。

「くほぉぉぉ…それから中をぉ…カキ回して、存分にお楽しみいただき…ッ!」
「ほうほう、それで?」

ピストンが開始された。
極太の肉棒が膣壁を擦り上げ、子宮口を殴りつける。
歓喜の声を漏らしながらも、マーニャは口上を続けた。

「あひぃ!あ!せ、精子を!バルザック様の遺伝子を、奥にお迎えしまあががががぁッ!!」
「はしたないわ、姉さん。よがるか喋るかどっちかにして。」

呆れ顔でたしなめるミネアも人の事を言えた口ではないのだが、本人に自覚は無いらしい。
苦笑しながら、バルザックは続きを促す。

「はぁ…はぁ…授けてただいた精子と、あたしの卵子を…子宮で配合して!バルザック様の為に、何度でも…!何匹でも実験台を生産しますぅッ!」
「いちいち気取った言い方をしなくてもよろしい。」

ひと際長いストロークの一撃が、マーニャの子宮口に激突した。
否、改良に改良を重ねた肉の凶器が、そんなもので止まるはずも無い。
硬い先端がすっかりトロけた穴をこじ開け、マーニャの深奥に攻め込む。

「ふぎいいいーーーッ!!!ご、ごべんなざいぃぃぃ!孕まぜでぇぇっ!ばるじゃっくざまぁぁぁ!あだじを孕まぜでぇぇぇ!!種付けじでぇぇええーーーーッ!」

白目をむいてよがり狂うマーニャ。
まるで、そうすれば胎内が広がるとでも言わんばかりに腹の贅肉を引っ張り、へこへこと腰を踊らせる。
一拍置いて滝のように流れ込む精を感じながら、彼女はなおも叫び続けた。

「あああ熱いぃいぃぃぃいい!!!卵がッ!あたしの卵がぁァァーーッ!!!」
「ぐううううう、卵がどうしたッ!?言え、マーニャ!!」
「ちなみに今こんな感じよ。」

ガチガチと歯を鳴らしていななくマーニャの目の前に、水晶玉が差し出された。
半透明の球体が映っている。
その周りに、小刻みにゆらめく細い線が無数に生えていた。

「お、犯されてますぅっ!マーニャの卵ぉぉぉ!バルザック様の種に輪姦されてッ…うれし泣きしてますぅぅぅぅ!!!!」

そのうちの一つがにわかに激しく動いたかと思うと、まとわりついていた他の線がパッと弾かれた。

「おめでとう、姉さん。」

蓄えさせられた肉の意味が、ようやく実感できた。
嫌がらせでもなんでもなく、これは必要な物なのだ。
その事を一足先に理解し、受け入れた妹の姿が、マーニャにはとても眩しく見えた。

606415:2011/01/23(日) 01:13:05 ID:.FnLzHyc0
・エピローグ
「うぬ、こやつも例の上位種であったか!」

戦況は当初考えられていたほど不利ではなかった。
天空の勇者と導かれし者たちが、各地で獅子奮迅の活躍を見せていたのである。
ある者は秀でた力を、ある者は優れた才覚を持って苦難を乗り越え、一堂に会した強者達。
いずれ劣らぬ5人の勇士を率いるのは、伝説の天空人の血をひくと言う勇者だ。
否応なしに人心を集め、常に結果を出してのける彼らは、まさに向かうところ敵なしの英雄と言った所なのだが…

「ライアン、トルネコ、下がってて!あたしが引きつける!」
「いやはや…見た目に油断してました。こりゃ、私じゃ追いつけそうにありませんね。」

そんなはずはない。
自分達が戦っているサイ男は、素早さを犠牲にして、物理・魔法防御の両立を図った魔物だったはずだ。
だが現実に、敵はキラーピアスを握ったアリーナの拳を互角の早さで捌いている。

「つぅ、硬ぁい…」
「姫様、ここは私にお任せを。ザラキ!」

何度戦ってもこの魔物は苦手だ。
なにしろ、ルカニを受けたと思ったと直後には砲弾のような巨体が目前に迫っているのだから、注意のしようが無い。
今回はクリフトの昇天呪文で事なきを得たものの、これにまで対策を立てられたらと思うと肝が冷える。

「ふむ…伏兵はおらぬようです。勇者どの、お怪我は有りませんかな?」
「大丈夫だ、ブライ。皆もお疲れ様。」

ここ最近、種族的な特徴を全く無視した能力を持つモンスターが増えてきたように思える。
特異個体や亜種などと言った言葉では説明できない数だ。
まるで、種全体が突然進化を遂げてしまったような…進化?
ふと、死力を尽くして打ち破った地獄の王の姿が頭をよぎる。
魔物達がこぼした進化の秘法と言う言葉…その成果がこれだと言うのか。

「(厳しい戦いになりそうだ。)」

仲間たちに弱気の虫を移さぬよう、勇者は心の中で呟いた。

607415:2011/01/23(日) 01:15:22 ID:.FnLzHyc0

「報告するわ、バルザック様。」

旧サントハイム城。
研究成果が認められ、一介の研究者からプロジェクトの責任者にまで上り詰めたバルザックの新たな拠点である。
かつては王の物だった寝室で、バルザックは助手から報告を受けていた。

「サイ男の強化実験は成功よ。以後、量産体制を整え…処置済み個体を…ライノソルジャーと呼称して…っ、あ…特別、待遇をぉ…」
「ふむん、それは結構。して、何か気付いた点はあるかね?」

興味しんしんと言った様子で助手に訪ねるバルザック。

「ふわぁぁ…ざ、ザキ系統の…あん…呪文への耐性がぁ…まだ心許ない…ッ」
「む、やはりか…仕方あるまい。また何か考えるとしよう。」

報告を聞き終え、バルザックは思索にふける。
と、用を済ませたはずの助手が、バルザックにすり寄った。

「ね、ねえっ!」
「うん?ああ、すまんすまん。もうイッていいぞ。」

くん、とバルザックの腕が持ち上がった。
その先では、長く太い異形の指が、助手の股間に突き刺さっている。

「おごおおおおおーッ!イくぅうううーーーーッ!!!」

開発され尽くしたGスポットを抉られ、助手は快楽にのたうち回った。
浅黒い肌に白銀の踊子衣装が映える。

「そうそう、何事も簡潔が一番だよ。」
「ひがああぁおおーッ!ああああ!うあああああああァーーーッ!」

擦られ、こねられ、獣のように吠えるたび、ブラからはみ出した乳房がプルプルと震える。
褌の食い込んだ尻が暴れ回り、あたりに湿った熱気をまき散らした。
しかし、何よりも惨いのは、衣装の間から突き出た腹だ。
デップリと張り出した肉塊は無数の引きつれと青筋に覆われ、その中心を生々しい肉割れが走っている。

「ひぃぃぃッ!マ、マーニャまたイきますッ!ブタ穴ほじられてイぎますぅぅーーッ!」

恥丘を探っていた親指がクリトリスを掘り起こし、トドメとばかりに擦り上げる。
たちまち、甘ったるい悲鳴が部屋の外まで響き渡った。
涎を垂らし、歯を食いしばり、それでもマーニャは決して視線を外そうとはしない。
彼女は失神する瞬間まで、身も心も捧げたバルザックに、熱い崇拝の眼差しを注ぎ続けた。

「バルザック様…姉さんばっかり構っちゃいやです…」

と、背後から突如抗議の声が上がる。
もう一人の助手のミネアだ。
膝立ちでローブの裾をたくしあげ、自慢げに腹をさすっている。

「むー…」
「分かった分かった、そう拗ねないでくれ。」

もう人の子を宿せないそこには、先月仕込まれたばかりの20体目が今にも産まれ落ちんと蠢いていた。
いつかの予知の通り、進化の秘法に蝕まれた姉妹は、肉体も、生殖も、生死さえも管理されながら、永遠にこの魔物に支配され続けるのだ。

608415:2011/01/23(日) 01:18:20 ID:.FnLzHyc0
以上です。
三人称視点って思ったより書きづらいかも…

609名無しさん:2011/01/23(日) 08:54:08 ID:Nedxa4/s0
乙でした!
モンバーバラの姉妹はスタイルいいから太らせた時の絶望感がパネェわw

610名無しさん:2011/01/23(日) 10:23:58 ID:yDOHWflk0
4で一番好きなのがマーニャなので俺的にはとても満足でした
いいぞバルザック様もっとやれw

611名無しさん:2011/01/23(日) 17:39:14 ID:MYkuGZ3s0
そういえばまとめサイトにも肥満化マーニャのイラストあったねえ
懐かしくなって見てきたぜ

612名無しさん:2011/02/14(月) 14:05:54 ID:4JaUqGvoO
今日仕事休みだから調子こいて書き上げちゃった。
恥ずかしいけど、投下してみる。
あえて完結は避けて、続けられる感じにしてみました。
自分としてはまだミカンいじめ足りないんでw
あと、わかりやすいように「」の前にキャラの名前を付けさせて頂きます。
二度目のセリフ以降は
ミカン→ミ
のように省略させて頂きます。

ミカン「お断りします。あなた方の様な悪い人達に、私のポケモンは使わせません。」
ロケット団員A「くっ…、コイツ…ぐわっ!」
一人の団員がハガネールの尻尾に弾き飛ばされ、気絶した。
団員B「くそっ、この女〜…。」
ミ「さぁ観念してください。」
ミカンが団員と対峙するこの場所は、ミカンがジムリーダーを務めるアサギジムだ。
そこに先程ロケット団が攻め入り、ミカンのポケモンを寄越せと、脅してきたのだ。
しかし、ミカンがそんな脅しに屈する訳もなく、強力な鋼ポケモン達によってしたっぱロケット団員達は次々に倒れていった。

バチバチッ!!

団員E「ぐわぁ!」
コイルの電撃に最後のしたっぱが倒れた。
ミ「口ほどにもないですね。もう終わりですか。」
ミカンが一息ついてポケモンを戻したその瞬間であった。
?「フーディン、かなしばり。」
ミカンの身体がパリっと、張り付けられたように動かなくなる。
ミ「か…、身体が、動かない…。」
そんなミカンの目の前に、ジムの壁の陰から一人の女が歩いて来た。
?「気分はどお?かわいいジムリーダーさん。」
ミ「…あなたは…誰…?」
女性幹部「あたしはコイツらの上官さ。あんた、ずいぶんと子分達を痛め付けてくれたねぇ。」
そう言うと幹部はミカンの腰に手を伸ばし、手持ちのポケモンの入ったボールを奪いとる。
幹部「ポケモン達は借りていくわよ。」
ミ「……!やめ…て…。」
幹部「借りるといっても無期限だけどねぇ。アハハハッ!」
幹部は高笑いをすると、ミカンのポケモン達をポケットの中にしまった。
幹部「さてと、用は済んだけどさ。子分達の借りが残ってるんだよねぇ。ちょっと実験に付き合ってもらうわよ。」
ミ「…じっ……けん…?」
幹部「そう。新薬開発の実験。出ておいでモジャンボ。」
幹部が自分のモンスターボールを取り出し、モジャンボを呼び出した。
巨大な植物のツルの塊のような身体に、覗くような小さな目がついている。
植物ポケモン、モンジャラの進化した姿だ。
モジャンボ「ぐるるる……。」
幹部「かわいいでしょう?この子の出す栄養素ってね、最近注目されてるのよ?栄養価がとてつもなく高くて、しかも身体の中に入ってからの吸収がとっても早いのよ。」
説明を聞いたミカンの顔が青ざめる。

613名無しさん:2011/02/14(月) 14:06:37 ID:4JaUqGvoO
幹部「マウス実験もやったりしてるんだけど、限界が有るわけ。だから、あなたには記念すべき人体実験の第一被験者になってもらうわ。」
ミ「い、嫌……嫌です……!」
泣きそうな顔で拒むミカンだったが、
幹部「観念なさいな。それっ♪」
ミ「むぐぅ……!」
無情にも幹部によって、モジャンボのツルの一つを口に突っ込まれてしまう。
幹部「さあモジャンボ、さっき溜めた養分をこの娘に分けてあげて。」
モ「ぐるぅ……。」
モジャンボがうなずくと同時に、じわじわと、染み出すようにミカンの口に入ったツルから甘い液体が出始めた。
ミ「うっ………。」
ミカンは必死で飲み込まないように、口に溜めていたが、
幹部「ダメよ。ちゃんと飲んでくれないと。」
幹部がモジャンボのツルを引っ張り、ミカンの喉の奥までツルを突っ込んだ。
ミ「ぐぶっ…!うぶぅ………!」
苦しそうに呻いたミカンの目から涙がこぼれ落ちる。
幹部「ほらほら泣かないの。死にゃしないんだから。そうそう。マウスの実験結果なんだけど、およそ10分でそのマウスの体重は倍になったわ。モジャンボの養分ってすごいわよね〜。」
ウフフと楽しみに笑う幹部とは反対に、ミカンは絶望に打ちのめされていた。

幹部「さて、そろそろ15分たった訳だけど…。」
いまだにモジャンボのツルからはとめどなく養分が溢れて、ミカンの腹をむくむくと膨らませている。
その腹の膨らみも、胃の容積だけが原因ではないのだが。
ミ「うぶ………うっ………。」
大量の贅肉がついたモチモチとしたほっぺがつぶらだったミカンの目を細めている。
スッキリした顔立ちも、肉の段が厚いダップリした二重顎によって真ん丸になってしまった。
幹部「よかったわね〜。さっきまで貧相だったアンタの胸、私よりずっと大きくなったじゃない。」

614名無しさん:2011/02/14(月) 14:11:25 ID:4JaUqGvoO
ミ「あ……ん…。」
幹部は背後からミカンの腹と巨大な胸の間に手を入れると、持ち上げてゆさゆさと左右にゆすった。
依然としてかなしばりで動けないミカンは、されるがままだ。
艶っぽい声を出し、顔がほんのりと赤くなる。
幹部「ま、この腹さえなければね〜。素直に羨ましがってあげたんだけど。アハハハハハ!」
幹部が前面からミカンの腹に蹴りを入れると、
ダプンッ!!
と丸出しの、これまた層の厚い大きな二段腹が揺れる。
ちなみにこの時ミカンの服は、さっきまでぴったりだったワンピースの側面が破けてずり上がり、もはやスイカのような胸しか隠せておらず、下乳も丸出しの状況である。
ミ「ぶふぅっ……!?」
今までかなしばりの硬直のおかげでなんとかバランスが保てていたミカンの身体が、その蹴りの衝撃で、ついにバランスが崩れて仰向けにゴロリと転がった。
ミ「ふぐぅ〜!!!……かふっ………。」
分厚いお尻の肉によって、ゆったりと倒れたものの、さっきまで感じなかったお腹の重みを一気にその身に受けたため、ミカンは自重に押し潰されそうになった。
ましてツルが喉の奥まで入ったままである。
もはやミカンは息も絶え絶えといったところだ。
幹部「フーディン。そろそろかなしばりを解いてやんな。このままじゃ死んじまうし、どうせ動けないでしょ。」
フーディンはうなずくと、かなしばりを解いてボールに戻った。
幹部は苦しむミカンの口から、ズルリとモジャンボのツルを引きずりだした。
ミ「うえっ……、ゲホ、ゲホ、………ゲェップ……。」
ツルを外された途端、ミカンはせめて今胃の中にある分だけでも吐き出そうと考えたのか、吐こうとするものの、すでに吸収されていてゲップしか出なかった。
幹部「しかし見事ねぇ。モジャンボの養分は。さっきまであんなに華奢で可愛かったアンタが、あっという間にこの様だよ。この脚とか、私のウエストの倍近くあるわよね。」
半分程、垂れた下腹に隠れてしまっているが、立派に太くなってしまった太股を見て幹部がつぶやく。
幹部「おかげで実験は終わったよ。ありがとね〜ミカンさん。被験代としてはこの大きなおっぱいかな。小さい事気にしてたでしょう?まぁ、他の部分はドンマイって事で。フフッ。」
ミ「うっ……ぐすっ…。ふえぇ………。い、…嫌です……。こんな身体……。お願い……元に…戻して……。」


とりあえず、ここまで…。このままミカンで続き を書いて、いじめちゃうか、新しいターゲット決めるか考え中でございます。
そして、下手くそでゴメンなさい。
スレを盛り上げたいと思った。
後悔はしていない。

615名無しさん:2011/02/14(月) 18:53:48 ID:ocNoeXgQ0
GJ!!
触手肥満化ってありそうで無かったよなw
個人的にはミカンでこのままいって欲しいけどまあ自分の欲望に忠実にどうぞ〜

616名無しさん:2011/02/14(月) 22:32:28 ID:l2mwunAA0
乙でした!
確かに触手を使ったプレイは珍しいかもしれない。
徹底的にひとりを苛めるもよし、ターゲットを広めるのもよし、どちらでも期待してます。

617名無しさん:2011/02/15(火) 04:56:25 ID:jITcDZoMO
コメってもらえるとこんなに嬉しいものなのか…
読んでくれてありがとうございます
結局デブミカンをちょっといじめることに決定w
あの身体でランニングさせてみたいな

618名無しさん:2011/02/16(水) 01:59:58 ID:Q1kf8FDk0
もしかしたらこの先難癖つけてくる輩が来るかもしれないけど気にするなよw
自分の書きたいものに忠実にな

619名無しさん:2011/02/17(木) 00:18:33 ID:9dRCAMbkO
了解
頑張るよw
そういうヤツがいないのが避難所だって信じたい

620名無しさん:2011/02/23(水) 10:07:16 ID:FI/btKDIO
ssgj
触手+肥満化をほかに見てみたいがまとめあるのは東方だけ?まとめ以外にほかにもしなんか知ってる人がいたら作品名とか教えてくれたら嬉しい。

621名無しさん:2011/02/23(水) 17:48:51 ID:kRVGcvaQ0
触手メインってわけじゃないけど710さんの「魔王の愉悦と、王女の…」も一応触手あり

622名無しさん:2011/02/23(水) 22:53:57 ID:6nKiLLAQ0
こんばんは〜
いつも読ませてもらってます。
風呂入っていたら思いついたのでうpしますね。
Angelbeats!の肥満化ssです!
気づいたらそこは女子高だった。
なぜ?さっきまでみんなで天使と戦っていたはずなのに…!
女子高と言っても戦線のアホな男子共がいなくなっただけだけど…
ゆり「今回はオペレーショントルネードで行こうと思うの」
岩沢「いいんじゃないか?」
女子A「ゆりっぺさん大変です!天使が変な武器を使ってきて…ユイさん達が!」
ゆり「なんですって!?急ぎましょう、場所は?」
女子A「校庭です!」
女子高 校庭
女子A「何…これ…」
そこには肌色の肉の塊の様な物が大量に転がっていた。
ゆり「天使は!?」
岩沢「うわぁ!」
謎の銃声と共に岩沢の体に鋭い痛みがはしった。

623名無しさん:2011/02/23(水) 23:31:01 ID:h0XFBZqkO
盛り上がってきたね
続き楽しみw

624名無しさん:2011/02/24(木) 21:35:16 ID:SK8xfAu.0
Angel Beats大好きです!
続き楽しみです〜

625MIXIM:2011/03/01(火) 23:01:44 ID:FFkFYHYk0
お久しぶりです。
続き投下します〜

僕は恋ちゃんを連れてトイレから出た。外は少し薄暗くなっていて、辺りを見回してみると人一人いなくてどこか不気味だった。

「急ごう。もうすぐプールが閉まっちゃう!」
「はい。行きましょう。」

僕たちは急いで更衣室に向かった。

更衣室についた後、僕は男の更衣室に、恋ちゃんは女の更衣室にそれぞれ入っていった。
やっぱり中にも誰もいない。来たときはあんなに荷物がいっぱいだったのに今は僕の荷物だけだ・・・・。
僕は着替えを済ませ、恋ちゃんが着替え終わるのを待つことにした。

来ないな・・・・・。僕が着替え終わってから20分ほど経ったが恋ちゃんが出てくる気配はなかった。
気になった僕は更衣室のドアをノックしてみることにした。

「恋ちゃん、着替え終わった?」
「は、はい。も、もうすぐ・・・・はぁ・・・終わります。」
「うん。わかった。待ってるよ。」

少し待っているとドアが開き、恋ちゃんが出てきた。
やっぱり太った身体で痩せていたときの服を無理矢理着るとだめだね・・・。
服にでっぷりと太ったお腹がびちびちに張り付いてるし、スカートのホックは最大限まで緩めてる。
それでもお腹が入りきらず、丸見えの状態、しかもスカートの上に乗っかっている状態だ。
胸もかなり大きくなっていて、その大きさはメロンが思い浮かぶほどのもの・・・。
正直、少し動いただけで服が破れてしまいそうだった。
こんなこと、とても恋ちゃんには言えないよ・・・・・・。
やっぱり恥ずかしいのか、恋ちゃんは顔を赤らめている。

「じゃあ、帰ろうか。家まで送っていくよ。」
「はい・・・・・・。」

恋ちゃんは顔を下に向けつつ小さい返事をした。
そのあと恋ちゃんを家まで送りとどけて僕も帰った。

626622:2011/03/07(月) 19:49:00 ID:n4IEap6Y0
こんばんは〜続き書いたので投下しますね!
岩「ぐっ!あぁっ!か…体が…熱い!!!」
すると岩沢の体に変化が起き、あっという間に肥大化してしまったのだ。
ゆ「そんな…これでみんなが…」
そしてゆりの頭に浮かぶのは生前の記憶自分の妹達だった、妹達を守れない自分、戦線メンバーを守れない自分が許せなかった。
校長室
音「おい!起きろゆり!」
ゆ「…音…無君? ここは」
音「校長室だよ、ゆりは天使との戦いで意識不明の状態だったんだ…」
野田「ゆりっぺが倒れているのをこいつが見つけたんだ」
ゆ「そうだったのね」
大山「大変だ!みんな!天使と副会長の直井が来たよ!」
ゆ「なんですって!!!」
これで終わりです。文才は全然無いですがこれからも頑張ります!

627名無しさん:2011/03/08(火) 23:47:27 ID:VmVtUcC20
乙です

続きが楽しみなんですがひとつだけ
小説本編とコメントの間に1行空けるか、レスを分けるかしていただけると嬉しいです。
いきなり始まって終わる感じがして・・・
俺以外気にならないようなら構わないんですが

628名無しさん:2011/03/09(水) 09:34:22 ID:B8iL.3MkO
書き溜めてから投稿してみたら?

629名無しさん:2011/03/20(日) 15:24:28 ID:wV7DNXw20
どもです。
先週は大変な地震がありましたけど、ここに来てる皆さんはご無事でしたか?

こんな時こそ、平和な肥満化娘でなごめるといいなぁと思って描いてみました。
らき☆すたの柊姉妹のイラストとSSです。

最初は本スレに投下しようかと思ったのですが書き込めないみたいでこちらに。途中の作品もあるのにすいません…
突貫工事なんでミスとかあったら目をつぶってください。

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1232_1.jpg

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【スウィーツ☆パスポート】

「うう…もうダメっ… これ以上はお腹、破裂しそう…」
「わ わたしもぉ… 今日はこれくらいにしようか…」
「う… そうね またいつでも来れるんだし」

「ありがとうございましたー♪」
店員の女性の声に見送られ、甘い匂いの漂う店内から
セーラー服姿の少女が二人ふうふうと息を切らしながら顔を出した。
二人とも、限界まで胃袋にスウィーツを詰め込んで、歩くのもやっとという有様。
セーラーシャツは妊婦のように膨れた腹でずり上がり、へそがチラチラと覗いている。

かがみとつかさ、彼女たちの通う学校と実家の神社のちょうど中間にその店ができたのは半年前のことである。

「しかしこんな片田舎にスイーツバイキングなんてね!」
「でもいつ来ても流行ってるよね。だっておいしいもん!」
「そうね…確かにこれだけ通って飽きないのはすごいかも」

630名無しさん:2011/03/20(日) 15:28:08 ID:wV7DNXw20
「奮発して年パス買って大正解だよ♪」

この店の特色、それは日替わりランチのようなメニューのバリエーションと、年間パスポートの存在である。
これによってリピーターを増やし、テイクアウトやドリンクで採算を取るという仕組みらしい。
開店時のキャンペーンで半額で作れたパスだが、それでも高校生の小遣いとしてはかなり高価で、もとを取るべくここ半年は日参に近い勢いで通ってきた。

「うーん…たしかにその点では正解だけど…」

かがみは、食べ過ぎでパンパンの風船のようにせり出した腹をちらっと眺める。
しかしそれは既に、スウィーツが詰め込まれたゆえの一時的な張りだけではなく…
たっぷりと腹部を覆う分厚い脂肪とともに我が物顔で鎮座している。

「この店、はっきりいってダイエットの敵よ!どうしてくれるのこの体!
お腹だけじゃなくて…顔もお尻も太ももも、二の腕も、全部ぱんぱんのむちむちのみっちみちよ!!!!」

思わず声を上げて抗議するかがみだが、年パスの写真の美少女とはまるで他人。
満月のような顔に雪だるまのような体。しかし顔の造作はあくまで可憐で、かろうじて同一人物だと分かる。
はちきれそうな腹と喉の周りの脂肪のせいで、愛らしい声もいくらかくぐもって聞こえるほどだ。

元は人一倍ダイエットに敏感な娘だったのだが、ノリで作ってしまったパスポートと、
スウィーツの魅力に負け… たった半年ですっかりと横に大きく育っていた。

「わ、私も最近お腹のお肉で制服がきつくて…
走ったりするとたぷたぷして苦しいし、もしかしてちょっとふとりすぎかな」

同じくまん丸の顔に制服のシャツに隠しきれない出っ腹を重そうに抱えたつかさも顔を真っ赤にした。
こちらも可愛らしい顔立ちで、ぼよんと肉付きの良くなってしまった丸い体を小動物のようなしぐさでさすっている。

「双子で揃ってデブまっしぐらなんて嫌よ!明日から絶対ダイエットする!!!」
「えっ?じゃあもうこのお店、来ないの?」

631名無しさん:2011/03/20(日) 15:34:08 ID:wV7DNXw20
「い、いや、無理に我慢するとストレスで余計に太るっていうし…つまり、あれよ!」

「次から、『ヘルシー』って書いてあるのと、小さいサイズのケーキしか食べないことにする!」
「おおっ、お姉ちゃん、あったまいいっ!!!! でもちょっと物足りなくない?」

「バカね、そんなの…」

かがみは、頬にたっぷり付いたぜい肉のせいでいくらか細まってしまった大きな瞳をキラっと光らせ、

「食べ放題なんだから、新しいのを食べればいいじゃない!」
「そっか!それならお腹いっぱい食べれて、しかもだいえっとっ」

「明日はこなたたちも連れて来てパーッと騒いで、更にカロリー消費しましょっ」
「そっか!こなちゃんやゆきちゃんたちも最近お肉が邪魔とかやせたいって言い始めてたし、ちょーどいいよね」

既に考えがデブの思考…―――

そして二人は元通りやせたら着たい服の話や、思い切り食べたいスウィーツの話、
どちらが先に痩せたと気づかれるかという話題で盛り上がりながらヨタヨタと帰路についたのだった。


ちなみにこの店はアメリカで流行していたチェーン店だったのだが、現地で肥満化の著しい原因になるとして訴えられ、
日本で店名とメニューを改め新規開店した店舗だったのだが、それはまた、別のお話。


<おわり>

632415:2011/03/20(日) 18:09:46 ID:D7yAKYEk0
そういつも悪堕ち孕ませってのも芸が無いかなぁ

あえてDQ5ネタにジャミの兄貴を出さないテスト

どうしてこうなった [イマココ]

色々と心の闇がダダ漏れなので、DQパロ嫌いな方は流して下さい。

633415:2011/03/20(日) 18:12:26 ID:D7yAKYEk0
・プロローグ
グランバニア…先王パパスの出奔に始まり、何かと王族関係のトラブルには事欠かない国である。
そして、一時世界を席巻した光の教団と、魔王がミルなんとかさんが倒れた今でも、その体質は健在らしい。
苦い顔の家臣達を尻目に、それは悠然と廊下を練り歩いていた。

「はぁん…あふぁぁ…」

遠目に見れば仲睦まじい男女、寄って見れば湿気の塊。
しかし、実状を知っている人間から見れば、それらを形容する言葉は一つしか存在しない。

「あぁぁ…レックス…レックスぅ…」
「なんだい、タバサ?」

すなわち、バカップル。
それも、このグランバニアの次期国家元首と来ては、家臣の表情も暗くなろうと言う物である。
寄り添って歩く男女の正体は、共にこの国唯一の王子レックスと、王女タバサだ。

「わ…わたし…もうダメです…」
「何がダメなんだい?教えて欲しいな。」

切なげに眉根を寄せてむずがるタバサ。
滝のような汗と、湿った服に浮き出た二つのポッチが、この光景を更に異様たらしめていた。
おまけに、犬のような首輪まで付けられ、赤いリードを引かれている。

「一体、どうした?ハッキリ言ってくれないと分からないな。」
「うぅぅ…!い、意地悪しないでぇ…」

対するレックスは嗜虐的な笑みを浮かべつつも、決して彼女の体に触れようとはせず、手に握った紐を介して、タバサの動きだけを支配している。
偶然通りかかったリュカ王は顔を覆って天を仰いだ。

「ひぅ…だ、だから…その…もう我慢できないからぁ…あうぅ…だ、抱いて…ください…」

泣き出しそうな、それでいて恍惚とした声を漏らし、タバサが服の裾をたくしあげる。
そこで初めて、レックスの手が彼女に伸び、彼女のスカートを押さえた。
ちなみに衆人環視の真っただ中である。

634415:2011/03/20(日) 18:14:20 ID:D7yAKYEk0
「よく言えました。でもダメだよ。」
「そんなぁ!?し、シたいのっ!今すぐレックスとシたいのぉっ!」

泣き喚きながら性交をねだる娘の姿に、とうとうリュカ王が膝から崩れ落ちる。
グランバニアではよくある事なので、家臣達は気にしなかった。

「タバサ。」

蕩け切った甘え声を切り裂くように冷たい声が響く。
ビクリと体を震わせるタバサ。
グランバ二アではよくあることなので、家臣達はそそくさと仕事に戻った。

「それは何だ?」
「えっ…?」
「そこに開いてる穴は誰の物だ?」
「は、はい…これはレックスの…あっ…」

今度こそ涙を流しながら、タバサは顔を上げた。
まるで血に媚薬でも混じっているのではないかと言うような淫靡な表情だ。
しつこいようだが、グランバ二アではよくあることなので、家臣達は無視して通り過ぎた。

「お兄ちゃんの…モノです…」
「だったら、それは僕以外に見せちゃだめだろう?」

咎めるように、レックスの指がなめらかな二の腕に食い込むと、分厚い脂身が歓喜に震えた。
体重にして100kgは下らぬであろう肥満体は、強国の王女たる彼女がいまだに嫁ぎ先を決められずにいる大きな原因だ。

「ごめんなさい。」
「分かればいい。我慢できるね?」
「うん…辛いけど、ベッドまで我慢する…」

唇を食いしばり、一大決心のように呟く。
レックスは満足げに頷きながら、彼女の腰に手を回した。

「よしよし、タバサはいい子だね…御褒美だよ。」
「ひぐっ…!?」

そして、そのまま巨大な尻タブを突き抜けて、下着を着けていない秘所を抉った。
暴発寸前の性感を必死に抑え込んだ矢先の不意打ちに、たちまちタバサの情欲が沸騰する。

「うあぁああぁぁああーーーッ!お゛っ、おにいいぃぃぢゃああああああん!!!!」

ヘコヘコと腰を揺する妹を抱き上げて、レックスは手近な部屋の扉を蹴り開けた。
いわゆるお姫様だっこの体制で扉の向こうに消える彼の顔はこれ以上ないほどに得意満面だったが、グランバ二アではよくあることなので、家臣達はよくあんなの持てるなぁとしか思わなかった。

635415:2011/03/20(日) 18:18:32 ID:D7yAKYEk0
・一章
幼少期の体験は人格形成に大きな影響を与えるという。
では、本来親と共にあるべき時間をまるごと奪われ、お互いをたった一人の肉親として過ごした兄妹はどうなるのか?

「妹が可愛すぎて生きるのが辛い。」
「や、やだぁ…何言ってるの…?」

王族用の豪華な寝室で見つめ合う男女が一組。
脳の湧いたセリフを口走りながら細い紐を手繰るのは、レックス王子。
その先の首輪ごと引き倒されて熱い吐息をもらすのは、タバサ王女。
困ったことに二人は血を分けた実の兄妹である。

「今日もタバサは一段と可愛いなぁ。真っ白で、すべすべして、まるでシルクみたいだよ。」
「はぅ…レ、レックスも…素敵だよぅ…」

さらに困ったことに、デキてんじゃないかと言う市井の下世話な想像は大正解だった。
黙っていれば美男美女、愛らしくたおやかなタバサ王女、すらりと凛々しいレックス王子は共に国民のあこがれの的なのだが、今の二人を見れば百年の恋も冷めるだろう。
なにしろ、タバサは犬用の首輪をはめて床に這いつくばり、レックスに至ってはそんな彼女を見下ろしてデレデレと二ヤけているのだから。

「ねえ、タバサはどうしてそんなに綺麗なんだい?」

クイ、と頬に添えた手を持ち上げる。
鷲掴みにされた顎が反りあがると、濡れた瞳が媚びるように揺れた。

「き、きれッ…恥ずかしい事言わないで…」
「ごまかすなよ。そんなに綺麗になってどうする?あちこちで男を誘惑してるのか?」

全く意味の無い質問。
気分を盛り上げるための準備のようなものなのだ。
レックスの膝に引き寄せられながら、タバサは婉然とほほ笑み、何十度と繰り返してきた答えを口にした。

「それは…お兄ちゃんのため…」
「僕のため?」
「そうだよ…お兄ちゃんを誘惑したくて…わたし、すごく頑張ったんだよ…」

夢見るような声で答えるタバサ。
幼い勇気を振り絞った、決して実らぬはずの求愛の結果が、何をどう間違えたのかコレである。
親の顔も知らぬ子供達はたちまち互いに夢中になり、齢16を迎えた今となっては、恋人と経験するべき事のおおよそ全てを二人で分かち合っていた。

「なるほどね、僕はまんまとタバサの毒牙にかかったわけだ。」
「えぇ、わたしのせいなの?」
「タバサのせいさ。その証拠に、ほら。」

レックスは紐を引く手を緩め、足を開いた。
戒めから解放されたタバサは、さらに顔を寄せ、兄の股間に顔をうずめる。
他ならぬ彼女の愛液に焼けた肉棒が、吐息を感じてむくむくと鎌首をもたげた。

「一緒に居るだけでこんなになるんだ。動きづらくて仕方ないよ。責任とってほしいね。」
「もう、しょうがないなぁ。」

他ならぬ彼女自身の愛液で黒ずんだ先端を咥え、喉奥に飲み込んでいくタバサ。
なぜか妙に勝ち誇ったような顔だ。
やがて、背を撫でていた手が振り上がり、突き出された下半身に振り下ろされる。
太鼓のように鳴り響く尻の下では、すでに水たまりが形成されていた。

636415:2011/03/20(日) 18:19:37 ID:D7yAKYEk0
・二章
「え、縁談ッ!?」
「ひっく…う…うえぇぇ…ど、どうしよぉぉ…」

国民の間ではもはや公然の秘密と化している二人の仲だが、事が事である。
いまだ、子供たちと過ごせなかった時間の方が長いグランバニア王夫婦は、彼らの爛れた関係に気付かずにいた。
そんな折に持ちあがったのが、タバサ王女の遠国ラインハットへの輿入れ話だ。

「冗談じゃない!僕のタバサに色目使ってやがるのは一体どこの馬の骨だ!?」
「えぐ…うぅ…ラインハットの…」
「コリンズか!?あ、あのクソガキッ!国ごと滅ぼしてやろうか!?」

とはいえ、今回の件は父親同士が酒の席でかわした口約束である。
ぶっちゃけ言いだした当人すら本気にしてはいないのだが、道ならぬ恋に身を焦がす二人は気が気でない。
口角泡を飛ばすレックスの心中では、半ば物騒な決意が固まりつつあった。

「うぇ…やだ!やだぁ!わたしは、レックスと…ひっく…」
「大丈夫だ、タバサ。」

泣きじゃくる妹をひしと抱きしめながら、レックスが言い放つ。
決然と放たれた力強い言葉に、タバサもつられて顔を上げた。
その頃リュカ王は、「まあ、ゆっくり話す機会でも設けてみるか」などと考えていた。

「僕が何とかするよ…お前はだれにも渡さない!」
「ぐす…本当?」
「約束する!だからタバサ、笑っておくれ。お前は僕が守るから。」

悲壮感漂う表情も手伝い、そこだけ切り取れば、まるで劇のワンシーンである。
すっかり悲劇のヒロインと化したタバサは、されるがままに身をゆだね、うっとりと眼を閉じた。
そこから先は、大方の予想通り。
運悪く近くに居た人間が数名、げんなりした顔で耳をふさいだ他は、グランバニアは今日も平和だった。

637415:2011/03/20(日) 18:21:01 ID:D7yAKYEk0
・三章
さて、大見栄を切ったものの、王子にとっても寝耳に水である。
策などあるはずも無く、早々に手詰まりとなった挙句、よりによって父直属のモンスター近衛隊に相談する始末。
恋は盲目とはよく言った物だ。
彼らの反応は一様に

「しらんがな(´・ω・`)」
「リア充爆発しろ。」
「ざまぁwww」

と、大顰蹙状態だった。

「そう言わずに頼む!この通りだ!皆の知恵を貸してくれ!」

恥も外聞も無く、手をついて床に頭を擦りつける王位継承権第一候補。
あまりの勢いに一瞬体が浮き上がる、伝説のジャンピング土下座の構えだ。
親が見たら間違いなく泣く光景だが、残念ながら元野生動物のモンスター連中に下座戦法は通じなかった。

「「「惚気話うぜえ…」」」

かつてないほどの団結力を発揮し、まさしく敵を見る目で冷やかに王子を睨みつける魔物達。
もはや万策尽きたか。
レックスの心が焦燥に押しつぶされかかった絶妙のタイミングで、救世主は舞い降りた。

「あら、それならいい手がありますわ。」
「何だって!?教えてくれ、頼む!」

つややかな肌、豊満な肉体、逆行を浴びて歩み出たのは、スライムべホマズンのべホズンだ。
余計な事言いやがってと顔をしかめる仲間達を無視して、萌黄色の巨体がしゃなりと揺れる。

「簡単な事ですわ。あたくしがキングス様と結ばれた時と同じように、姫様の魅力を知る人間が殿下お一人だけになってしまえば良いのです。そうすれば、自動的に姫様は貴方様の物…違いまして?」
「な、なるほど…一理ある!」

いや、その理屈はおかしい!と視線による総突っ込みが入るが、なにしろ衛生班のドンたるべホズンが相手だ。
結局権力かと、誰もが諦め顔で口をつぐむ中、彼女の独壇場は続く。

「殿下に一つ、ヒントを差し上げます。」

ブニョンとゼリー状の体表が盛り上がり、レックスの手に向かって伸びてゆく。
その中から一粒の木の実が現れ、掌に収まった。

「これは…」
「あたくしにできるのはここまで。あとは御自分で何とかなさって下さいまし…どうか、タバサ様をよろしくお願いいたします。」

器用に体をへこませて一礼し、さがるべホズン。
波が引くように持ち場に戻る魔物達を見送りながら、レックスは狐につままれたような表情で掌を見つめていた。
手渡された命の木の実をしばらく眺め、頭をひねる。

「…ッ!そうか!そういうことか!」

数瞬の後、天啓を得たりとばかりに弾んだ声を背に受け、べホズンは静かに頷いた。

638415:2011/03/20(日) 18:22:22 ID:D7yAKYEk0
・四章
「タバサ!」
「な、なあに?お兄ちゃん。」

今日も今日とて、妹に夜這いをかけるレックス。
何時になく真剣な面持にドギマギしながら、タバサは顔を上げた。
目の前に差し出された兄の手には、畳んだ薬包紙が握られている。

「これを飲んでくれ。」
「飲むって…これ、お薬?なんの?」

怪訝な顔も無理はない。
夫(※タバサ談)の手ずからとはいえ、得体の知れぬものを口に入れることに抵抗が無い訳がないのだ。
レックスもそこは承知の様で、淀みなく誤魔化しの文句を口にする。

「今はまだ言えない。ただ、僕達がずっと一緒に居るために必要な物とだけ言っておくよ。」
「ず、ずっと!?はうぁ…」

実際何の説明にもなっていないのだが、そのフレーズだけで舞いあがってしまったタバサには、そんな事は些細な問題らしい。
途端に物欲しげな目で兄を見つめ始める。
あまりのチョロさに、やはり自分が守ってやらねばと決意を新たにするレックスだった。

「さあ、こっちにおいで。僕が飲ませてあげるよ。」
「う…うん…わかりました…」

フラフラと、吸い込まれるように擦り寄り、頭を差し出す。
顎を掴まれ、口を開かされると、たちまちタバサの表情がドロリと蕩けた。
支配欲と被支配欲が交差し、倒錯的な情愛が燃え上がる。

「口を開けて…これでお前は僕の…僕だけのモノになるんだよ…」
「はい…タバサは、お兄ちゃんだけのモノです…」

ハァハァと息を荒げ、レックスの兄の足に縋りつく。
膝をかかえ込み、控えめな乳房を押しつけるポーズは、さながら古代の神殿に飾られた彫像のようだ。
首輪を掴まれ、突き出した舌の上にさらさらと粉薬を乗せられる。
鈍い苦みがもたらす被虐の快楽に、タバサは早くも一度目の絶頂を迎えた。

639415:2011/03/20(日) 18:23:34 ID:D7yAKYEk0
・五章
投薬開始から半年。
毎日欠かさず服用している薬は、目に見える形でタバサを蝕み始めていた。

「ぶふっ…ね、ねえ…お兄ちゃん…」
「ん?なんだいタバサ?」

もっとも顕著な影響は、ブクブクと全身にまとわりついた脂肪だ。
少しづつ、あくまでも自然に、肥満への道をたどる娘に、両親も遅まきながら心配そうな視線を向けるようになっていた。
しかし、もう手遅れだ。
今や、タバサにあこがれの視線を注いでいた民草の中にさえ、変わり果てた彼女の姿に嫌悪感を示す者が出始めていた。

「最近…はぁ…わたし…ふぅ…」
「おいおい、一体どうしたんだい?」

以前はどうという事も無かった運動量で息切れがおこる。
予想以上の効果に、レックスは自らの勝利を確信していた。
もっとも、その仮想敵は、まさか相手方の兄に恋のライバルと目されている事など知る由も無かったが。

「なんだか…はぁ、おかしいです。不摂生とか…してるわけじゃないのに…ふひっ…」
「うんうん。」
「体は重いし…みんな私を見てるし…ねえ、私どうしちゃったのかなぁ…?」

思い当たる節など一つしかないと言うのに、それでも彼女はレックスを疑おうとはしなかった。
恋は盲目とはよく言った物だ。
素知らぬ顔で通すレックスも、さすがに罪悪感を感じずには居られない。

「…大丈夫だよ、タバサ。周りの奴らなんて気にするな。タバサはこんなに綺麗なんだから。」
「あう…で、でもぉ…」

タバサの訴えを聞きながら、慣れた手つきで服を脱がせてゆく。
あらわになった体は、見事なまでに緩み切っていた。
ウェストの描く曲線はすっかり反転し、ツンと上を向いていた乳房は、重力に耐えられないほど実って垂れ落ちている。
一瞬もう十分ではないかと思いかけたが、この試みに失敗は許されないのだ。
レックスは心を鬼にして、薬包紙を取りだした。

「さあ、タバサ…今日の分だよ。」
「はい…お兄ちゃん…」

従順に弛緩する体を抱き起こし、唇をなぞる。
正体が分からぬよう、粉末状に擦り潰された命の木の長期服用は、怪しまれる事なくタバサを太らせるには最適の手段と言えた。
そう、誰に取られてもおかしくない立場なら、誰も手に入れようと思わない様にしてやればいいのだ。
タバサの魅力は自分一人が知っていればいい。
それが、べホズンの助言を受けてたどり着いた答えだった。

640415:2011/03/20(日) 18:25:30 ID:D7yAKYEk0
「口を開けて…そう、いい子だ。それじゃ、飲ませるよ?」
「ん…下さい…」

最愛の妹に群がる悪い虫を駆除するべく、レックスは粉末を含み、口づける。
タバサのかすかな不安を吹き飛ばすには十分すぎる誘惑だ。
薬物中毒者のような白痴面でピチャピチャと舌を鳴らすタバサの手首を掴み、そのまま手枷をかけた。

「んぁ…?」
「よし、いい飲みっぷりだ。さすが、僕の自慢の奥さんだよ。」
「ひゅい!?おおおお…奥さん!?」

呆け顔から一転、真っ赤になって顔を伏せるタバサ。
視界には悩みの種である三段腹が映っているはずだが、もうそれどころではないらしい。
目を白黒させる彼女に構わず、両足が全開にされ、足首とベッドが枷で連結されていく。

「さあ、準備ができたよ、タバサ。今日はどうしてほしい?」
「ふぇ?あ、あれ?あれぇっ!?」

気付いた時にはもう遅い。
いつの間にか自由を奪われていた体に戸惑う間もなく、覆いかぶさったレックスが愛撫を始めていた。
何かおかしい、はぐらかされていると感じつつも、急激に昂って行く体の要求に勝てるはずも無く、タバサの思考は急激に溶けて行く。

「今日は…」
「今日は?」
「め、目隠しがいい…です。」
「ふふっ、了解。」

リクエスト通り、レックスは机から愛用の目隠しを取りだし、巻きつけた。
磔になった体を改めて眺めてみると、なるほど確かに酷い有り様だ。
頭からつま先まで、どこを取っても膨れていない所が無い。
べっとりと汗にまみれた体をヒクつかせ、餅のような頬を期待に上気させている。
特にひどいのは、今しがた剝き出しにした股間だ。

「こりゃ酷い。一日中こんなにしてたのか?」
「ふわあぁっ!」

手を添えると、嬌声と共に腫れぼったい柔肉がグチュリと鳴った。
粘膜の感触はまだ無い。
タバサのそこが、軽い収縮だけで音を立てるほど発情しきっているのだ。

「こんなんじゃ前戯のし甲斐が無いなあ。さっさと入れちゃおうか?」
「やぁ、指もして欲しいです…」

当然、そんな乱暴な真似はしない。
半年前と比べると幾分厚くなった土手をいじり回しながら、レックスは、こんな所も太るのかと妙な感慨に襲われた。
いよいよ陰唇の動きが狂おしくなってきた頃合いを見計らい、少しづつ指先を沈めて行く。

「きゃうあああああ!?」
「え、ちょ、早ッ!」

予想外のタイミングだ。
入口をこじ開けただけで、タバサはあっさり気をやってしまった。
拘束された手足を支点に背を逸らし、唯一稼働する腰ががくがくと跳ね回る。

641415:2011/03/20(日) 18:28:14 ID:D7yAKYEk0
「あうっ!ああああああっ!やっ!あはぁぁぁぁッ!ひゃはああああああっ!」

跳ねるたびに指が食い込み、新たな刺激でさらに身をよじり、その拍子に異なる角度で膣壁が擦られる、永久機関のようなサイクルに巻き込まれて、タバサは悶え狂った。
一方、身の振り方に困るのはレックスである。
第一関節でこんな調子なのに、ここから指を動かしても大丈夫だろうか。

「まあ、普通に責めるんだけどね。」
「あうううううーーーッ!ああーーーッ!ああーーーーーーーッ!!!」

疲れ果てて動きが鈍った隙を突き、レックスは指を突きいれた。
人差し指を付け根まで、壁を感じるまで挿入し、少し引き抜いて臍側に方向転換、掻く。
1.2秒の早技の効き目は、グルリと裏返ったタバサの瞳が物語っている。

「ヒッ!?」

太った分だけ感覚が合わないかもしれないな、などと言う心配はどこ吹く風で、ぐったりしていたタバサの体が再び踊り始める。
暴れるたびにフルフルと変形する贅肉に、レックスもまた、言いようのない興奮を覚えていた。

「タバサ…そろそろ入るよ!」
「まぁ…ま…まだぁ…」
「わ、熱い!そうか、タバサは拘束好きなのか!今度から参考にするよ!」

待てと言われて止まれるほどの余裕はもうなかった。
言葉では平静を装いつつ、震える手でガチガチの肉棒を取りだす。
一刻も早く潜り込みたい衝動を抑え、かろうじて痛がらせないように挿入した時点で、レックスの理性も限界を迎えた。

「くは…ごめん、止まれない…かも…」
「ぁ…ぁ…?」

半ば吹き飛んだ意識のなか、タバサは回された手が、背中の皮を掴むのを感じた。
本能的に危険を察知し、口を押さえようとするが、両手は視界のはるか上でベッドの背に繋がれている。
慌てて手を引く間もなく、股間から打ちこまれた衝撃が脳内を荒れ狂った。

「あがががあああああぁぁひいいいいいいいいぃぃぃぃぃ!?!?」
「ああ、タバサ!好きだよ!愛してるッ!大好きだ!」

筋肉質の体が恐ろしい勢いで上下する。
跳ね上がる度に夥しい量の愛液がベッドに溢れ、叩きつける度に脂肪のクッションがブチュンと音を立てて波打った。

「ぴぎゃッ!?ひはッ…ひゅー、ひゅー…」
「なんて柔らかいんだ…さ、最高だよ!ああ僕のタバサぁッ!」
「ぎぁっ!?あっぎゃぁぁあぁあああーーーーーーーッ!!!!!!」

いよいよ気違いじみた声を張り上げ、二匹の獣は時を忘れてのたうちまわった。
その激しさたるや、百戦錬磨のグランバニア国民をも震えあがらせたと言うのだから相当な物である。
そのころリュカ王は「タバサには来月の飲みにでも顔を出させるかな」とか考えていた。

642415:2011/03/20(日) 18:31:03 ID:D7yAKYEk0
・六章
「やあ、リュカ!久しぶりだなぁ!」
「ヘンリー!会いたかったよ!」

ガッシリと握手する二人の関係は、とても一国の王同士とは思えないほど気安い物だった。
本来、政治的に責任ある立場の人間が、このようにプライベートで親しくし過ぎると言うのは好ましくないのだが、そこはグランバニアである。
よくある事なので、今さら目くじらを立てる家臣もいない。
ともに市井出身の王妃たちも、茶飲み友達とのおしゃべりに飢えているらしく、やれリュカヘンだのヘンリュカだのと世間話に花を咲かせていた。

「そうそう、今回はな。ほら、約束通り息子をつれて来たぜ。」
「お久しぶりです。」

やや固さが見受けられるものの、ピシリと礼にのっとった挨拶だ。
前に有った時は、ヘンリーの生き映しかと思うほどのヤンチャ坊主だったはずだが。

「うん、息災で何よりだ。」
「は、はい…痛み入ります陛下。」
「ははは、おじさんでいいよ!最後に会ったのは2年前だったかな?いや、見違えたよ。」

なおも緊張した様子で礼を済ませるコリンズ王子を、リュカは感慨深げに見つめた。
背後で、リュカコリ…そういうのもあるのか!などと聞えたが、全力で無視した。

「で、だ。お前さんの子供達は今日は来るのかい?うちの息子の…なんだ、嫁さん候補は!」

恥ずかしまぎれに笑いながら、ヘンリーが尋ねる。
酒の席の戯言とはいえ、一応は公人同士の約束だ、触れないわけにもいくまい。
あわよくば挨拶がてらの冗談にかこつけて有耶無耶にしてしまおうと目論んでいたのだが、答えるリュカの口元はなぜか引きつっている。

「ああ、うん。その事なんだが…」

冷や汗を流しながらしどろもどろになるリュカ。
訝しんだヘンリーが口を開こうとした瞬間、狙ったようなタイミングで足音が聞えた。
しかし、様子がおかしい。
ドスンドスンと地響きのような、これではまるでトロルの足音ではないか。

「ふぅ、ふぅ…お、遅くなりました。お久しぶりです、ヘンリーおじさま、コリンズ王子。」
「「誰!?」」

643415:2011/03/20(日) 18:32:30 ID:D7yAKYEk0
奇しくも同時に、全く同じ疑問が発せられた。
それも無理はない。
ラインハット親子の記憶によれば、タバサ王女は、小柄で華奢な少女だったはずだ。
よもや身長168㎝、体重105㎏の怪物が現れようなどとは、全く想定していなかった。

「あら、忘れちゃいました?リュカの娘のタバサです。」
「え、ああ…うん。お、覚えてるよ?その、タバサ…ちゃん?」
「くぁwせdrftgyふじこlp!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

コリンズは混乱している。
数ヶ月の肥育を経たタバサ王女の姿は、淡い幻想を打ち砕くには十分すぎる破壊力を持っていたらしい。
哀れ、少年の初恋は、変態兄妹の前に潰え去った。

「その…なんだ…見違えたよ…うん。女の子は変わるって言うし…」
「pぉきじゅhygtfrですぁq・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なんか、ごめん…うん。どうしてこうなった。」

必死に言葉を探しているのだろう、途切れ途切れに言葉を発するヘンリー王。
コリンズ王子は依然として真っ白にフリーズしている。
意気消沈した当事者の前で縁談など切り出せるはずも無く、この話はこれきり立ち消えになったのだった。

644415:2011/03/20(日) 18:34:22 ID:D7yAKYEk0
・エピローグ
「あのときは驚きました。まさかお兄ちゃんのお薬が原因だったなんて。」
「えっ!?気付いてなかったの!?」

ひとしきり盛り上がった後のピロートークは、決まってこの話だ。
よくよく考えれば、太る薬などという危険物を無断で投与されていたタバサは怒り狂ってもおかしくはない。
最悪、極大呪文フルコースも覚悟して白状したレックスを待っていたお咎めは、以外にも「これからはベッドの外でもサービスする事」という条件だけだった。
そのサービスとやらが、主に周囲への精神的苦痛が甚大な公開羞恥プレイと言うのだから、理不尽の極みである。

「気付く訳ないでしょう!わたしがお兄ちゃんの事疑うはずないんだからっ!」
「うぐっ…す、すいませんでした…」

さも当然と言わんばかりに主張するタバサに、レックスはただ平伏することしかできなかった。
その反応に気をよくして、タバサはわざとらしくため息をつく。

「あーあ、お兄ちゃんのせいで体が重い。」
「ぐぎぎ…」
「これじゃロクに動く事も出来ないですねー」
「ど、どうしろと!?」
「別にぃ?ただぁ、せっかくエッチしてるのに、私だけ気持ちよく動けないって不公平じゃないかなーって?」

(チラッと擬音がつきそうな態度で兄を見やりながら、タバサは大袈裟に手足を広げた。
つまりは、満足させろという事だ。
ぶっちゃけ、第二ラウンド開始の合図みたいなものである。

「オーケー、分かったよ。そんなに言うなら誠心誠意ご奉仕しますよ。覚悟は良いな?」

言うが早いか、目にもとまらぬスピードでレックスの腕が閃くと、見る見るうちに、贅肉のクッションに縄が食い込んで行く。
開いた両足は閉じられないように、掲げた両手は下ろせないように、一体どこで練習したのかと問い詰めたくなる手際で、タバサの自由はまたたく間に奪われてしまった。

「あれ?」

ようやく口を開いた時には、もう結び目が引き絞られていた。
クロスした縄の間からはみ出した腹をグニャリと掴まれると、たちまちタバサの肌が紅潮し、瞳が潤み始める。

「ほらほら、僕がつけてやった贅肉は気持ちいいだろう?」
「ふわ…あぁん…」
「今日はどうしてほしい?鞭?それとも張り型?」
「おほぉ…き、今日はぁ…」

翌日、タバサ王女はなぜが長袖襟高の服を着込み、しきりに尻を気にしながら、妙に内股で歩いていたが、グランバニアではよくあることなので、リュカ王以外は誰も気にしなかった。

645415:2011/03/20(日) 18:35:24 ID:D7yAKYEk0
以上です

646Sunny:2011/03/20(日) 20:19:42 ID:KLzskIaM0
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1235_1.jpg
お久しぶりです。落書きですが投下。
4月から出社で忙しくなりそうです;;目指せ!原画家!
合間をぬってこれからも描いていきたいなと思ってます。

647名無しさん:2011/03/21(月) 01:32:51 ID:GwhKE37UO
す、すごい。
今日一日だけでたくさんの投稿がw

…さん
SSも書けるなんてすごいですw
イラストもかわいくて素敵ですね
萌えましたw

415さん
ドラクエのSS毎回楽しみにしてますw
自分はあまりドラクエ知らないけど…

Sunnyさん
相変わらず見事なイラストですね
お仕事頑張って下さい

648名無しさん:2011/03/22(火) 18:33:36 ID:UFEmMvQ.0
>>629
これくらいのリアルでもありそうな太り方って好きですわ
「まだ戻れる……」とか考えてそうな女の子をさらに突き落とせそうでw

>>632
普通に読み物としても面白いから困るw
ドラクエ全シリーズ制覇も期待してますー

>>646
就職おめ!
社会人になってもここを忘れないでくれると嬉しいです

649名無しさん:2011/03/24(木) 07:21:28 ID:0XlsQV3.0
停電や何やかやでなかなか繋げなかったけどやっと見れた
職人さんたちマジで乙! いろいろ大変なのにこういうのを見るだけで
元気が出てくるあたりわれながら現金だw

650名無しさん:2011/03/27(日) 07:55:04 ID:fWazcnBg0
ちょっとオリジナルのSSを書いてみたので、投下
肥満化系の文章書くのがかなり久しぶりだけど 何とか完結するといいなぁ・・・

― 塵屑蟲 ―


何が 起こったのだろう。
どうして、こうなったのだろう。
何故、私がこんな目に遭わなければならないのだろうか。


――私は、不幸だ。

***

「ねぇ、なんか変な臭いしない?」
私と雑談をしていた友達が急に話題を変え、にやにや笑いながらそんな事を言った。
さっきまでしていた、今月発売されたCDの話題とは何の関係も無い話。
でも、私にはわかる。この友達が何を言っているのかわかる。
「ホントだ、なんか臭ーい。」
私はそんな返事を返す。
私の席は教室の真ん中の列にあるから、私の前に立っている友達には私の後ろ、
つまり、教室の後ろの扉の光景が見えてるハズだ。
「ちょっとコレ何の臭い?」
「なんか変な生き物でも入ってきたんじゃない?」
私の口からも、ちょっと笑いがこぼれる。
何が入ってきたのか、わざわざ振り向かなくてもわかる。
“あいつ”だ。いつも下ばっか向いて歩くキモい奴。
栗色の髪の毛を、首元で切りそろえたあの子。
同じ人間の女として生きてるのが嫌になるような根暗なあの子。
「うわー。来たよ、ゴミ子が。」
ゴミ子、くず子、虫。 全部あの子のあだ名。
そうやって呼ぶと、大抵あいつは返事もしないし、声も出さない。
目に涙を浮かべてたりする事は、あったかもしれない。
どの道、私にはどうでもいい。あの子キモいから。

651650:2011/03/27(日) 07:56:12 ID:fWazcnBg0
「学校なんか来なきゃいいのに。」
「高2にもなって、自分が他人に迷惑かけてるってわかんないのかな?」
そう言って、私たちは笑う。別に、何かが特別におかしい訳じゃないけれど。
まぁ、いつものことだし。
「……。」
教室の後ろの方を、無言で歩いて隅にある自分の席に座るゴミ子。
自分の鞄を机の上に置いて、膝の上に握り拳を置いて、なんかブツブツ言ってる。
あ、泣きそう。マジキモい。
他の女子のグループの子も、「うわ、きもー。引くわー。」とか言ってる。
というか、この状態でよく学校に来れるね。そこはちょっと感心するわ。
「で、なんの話だったっけ。」
そんな事を言いつつ「あ、そうだった、それでね―」と、CDの話を続ける友達。
私はその話をボーっと聞きつつ、ふと気になった事を口に出した。
「そういえば今日 あっきー は?」
もうすぐホームルームが始まる時間なのに、いつも話をする友達が一人、今日は来ていない。
「あ、なんか昨日メール来たよ?じんましん出たって言ってた。今日は休みじゃない?」
ふーん。じんましん。蕁麻疹。何だろう、アレルギーかな?風邪じゃ無いあたり、珍しい休み方。
「そういえば、今日は休みが多いね?」
なんとなく、教室のメンバーが疎らな気がする。気のせいかな?
「そんなに多い?2〜3人でしょ?」
まあ、確かに女子が何人か休んでるだけで、男子は完全に出席っぽいね。
「そっか、私の気のせいか。」
別に気にする事でも無かったみたいだ。でも、何となく気になった。
昨日まで皆割と元気だったのに、何で突然休んでるんだろう。
まあ、約一名休むべき…というか、消えるべき奴は来てるけど。

652650:2011/03/27(日) 07:57:34 ID:fWazcnBg0
「ねえ、ちょっと、委員会の事で、話があるの。」
今日の授業が全部終わって、さあ帰ろうと鞄を手に取った瞬間、ゴミ子に後ろから呼び止められた。
「…はぁ?」
私はできるだけ不満を顔に出して振り返る。今日は部活も無いから早く帰れると思ったのに、
こいつ、何の用だろう。
「委員会の事で、話があるの。ちょっと、委員会室に寄っていって。時間はかかんないから。」
ゴミ子は無表情でそんな事を言った。掠れて消えそうな声が耳障りだ。
「委員会?」
なんで?…ああそうか、こいつは新学期のクラス投票で、クラス代表を押し付けられたんだっけ。
もしかしてこいつが学校休まないのってそのせい?こいつ、そういう所はやたらマジメだしね。
「先に行ってて。私はとって来るモノがあるから。5分くらいで行くから。渡すものがあるの。」
そういってゴミ子は教室から出て行った。歩き方が幽霊みたいで気色悪い。
「このまま帰ってやろうかな。」
とも思ったけど、でも委員会の話か。渡すものって何?プリント?私個人に?
…そういうのは無視して帰ると後でめんどくさい事になるかも。
まあ、いいか。プリントだけもらったら後の話は全部聞き流して帰ろう。
あいつの声を聞いてると耳が腐るかもしれない。話とかは他の委員会の人に聞けばいいや。
私は、鞄を持ち直して教室を後にした。

***

「遅いし。」
委員会室に来てみれば誰もいないし、ゴミ子の分際で、人を待たせるとか何考えてんだろう。
「いいや、帰ろ。」
待たせたアレが悪い。私は悪くない。先生に何か言われても、全部ゴミ子のせいだしね。
委員会室の扉を開けて、外に出る。と同時に、ふと甘い香りがした気がした。
「―――――おまたせ。」
突然後ろから伸びた手が、私の鼻と口元に布のような物を押し当てた。
「!!?」
甘い香りが鼻の奥まで駆け抜けた後、接着剤のような苦い臭いが喉の奥に広がる。
と同時に足に力が入らなくなり、私は床に倒れた。
「大丈夫…。毒じゃ、ないよ…。眠り薬でも、ないよ…。」
仰向けに倒れた私を、ハンカチと自分の鞄を持った無表情のゴミ子が覗き込んでいた。
白い制服が、夕日を浴びて紅く見える。
体中の力が抜けて動けない。私は何をされたんだろう。
「な…なに…?」
息はできる。しゃべれる。でも大きな声は出ない。
「渡すものが、あるって、言ったでしょう?」
ゴミ子の死んだ魚のような目が私を覗き込んでいる。
「誰も、来ませんよ…。だれも、通らないんだよ…。だれも、いねぇんだよ…。」
焦点の定まらない目で私を見下ろしながら、ゴミ子がブツブツと喋る。怖い。
これは一体、何が起こっているのだろうか。
「…渡すものが…あるの…」

653650:2011/03/27(日) 07:59:00 ID:fWazcnBg0
そう言ってゴミ子は、ハンカチのような布を鞄にしまって、代わりに細長い試験管みたいな物を取り出した。
「…渡す、ものがあるの…」
試験管の中には液体に浸かった何か細いグネグネしたものが入っている。あれは何?一体なに?
「…はい…これ…」
ゴミ子は試験管のキャップを外して、床に倒れた私の頭をゆっくり持ち上げると、
私の口に試験管の中の物を流し込んだ。
「…!…!!?」
突然の出来事に頭の中が白くなる。吐き出そうとしても、それができない。
試験管の中身は私の喉の奥へ流れ込んでいく。
試験管の中身がなぜかピクピク動いていた事に、飲み込む瞬間気づいた。
「渡したから…」
ゴミ子は空になった試験管を鞄にしまうと、私の頭を膝に乗せて薄っすらと笑いを浮かべた。
「ざまあ…みろぉ…」
死んだ魚の様な目に、尋常じゃない色が宿る。怖い。何これ。
「…な…何…を…」
私の口から力のない声が漏れた。
「えへへ…あなた…きれいな髪の毛ね…。黒くて、少しウェーブしてて、長いなぁ…」
ゴミ子が私の髪の毛を弄ぶ。怖い。正気じゃない。
「私はゴミだから…こんなに汚いんだぁ…」
ゴミ子はそう言って自分のこめかみの髪の毛をゆっくり引っ張った。
ぶちぶちと音をたてて栗色の髪の毛が抜け落ちる。
「ひ…ひぃ…」
私の口から、さらに力の無い声が漏れる。本当は叫びたいくらい怖い。
「今あなたに渡したの…私からの、プレゼント…」
「な…?プレ…?」
「うん…。」
プレゼント?何のこと?というか、私は何を飲まされたんだろう。
「何を…飲ませた…の…?」
「今の、プレゼント?…あれはねぇ…蟲ですよー…。」
「虫…?」
「そう…蟲…ムシ…。」
ムシ?虫?蟲?何それ。何を飲まされたの?蟯虫?回虫?途端に、お腹のあたりが気持ち悪くなってきた。
「いつものおれい…いつものしかえし…。へ…えへへへへぇ…。」
「し…しかえ…し?」
「そうだよー…。ホントはねー…。殺しちゃいたかったけどねー…?えへへ…ひひ…へひ…」
ゴミ子の口から狂気じみた笑いが漏れる。というか何?殺すって…?
「でもね…あなたにはね…?苦しんでもらいたいからね…?蟲をあげるね…?」
「な…。」
「この蟲はね…すごいの…。だって、あなたをお腹の中から…食べちゃうんだもの…」
「!?」
お腹の中から食べる!?なにそれ!?どういうこと!?
「い…いや…嫌…」
「えへへへへ…苦しんで…、しね…?」
今私の体の中で何が始まっているのだろう。虫に食べられる?ちょっとそれはシャレにならない。
「ふふ…すごい顔…。ねぇ、しぬの…怖い?」
ゴミ子が冷たい笑顔で私の顔を覗き込んだ。
「そうよね…怖いね…。じゃあ、助かる方法、教えてやるよ…。」
「な…?」
「その蟲はねー…?雑食なんだぜー?何でも食べるんですって…。おトク情報だなー?」
ゴミ子が笑顔のまま、おかしなしゃべり方で続ける。
「だからねー、ご飯とか?お菓子とか?ジュースとか?飲み物とか?たくさん食べれば助かるかもねー?
 蟲はそっちを食べるかもねー?」
「え…え…?」
どういう事?何を言っているの?

654650:2011/03/27(日) 08:00:04 ID:fWazcnBg0
「ああ、病院に行って取ってもらうのは無しねー?そんなことしたら、ホントウの事、みんなに教えるから」
「何…を…?」
「あなたが…お腹の中の虫を取り出すために手術を受けたって。」
「な、何それ…」
「これであなたも、私と同じだね…。ね、“蟲子”ちゃん…?」
「…!!?」
「キタナイねー…。気持ち悪いねー…。みんな何て言うかなー…。」
「だ、だって…でも…これは私のせいじゃ…お前のせい…」
「証拠は?」
「…え?」
「ねぇ…何言ってるの…?…私が、そんな大胆な事、できるわけないじゃない…。
 いつも、あなた達に、ひどい事されてる私が、できるわけないじゃない…。」
「え…?は…?え…?」
「誰も見てないよ。絶対見てないの。へへ…えへへへへ…。」
そしてゴミ子は「じゃぁ、苦しんでね」と言い残して私の頭を床におろすと、
そのまま音もなく歩いて、教室の向こうの階段を降りて行った…

***

なんだ、今のは。
「…お腹の中から…食べられる…?」
教室の壁にもたれ掛って、さっきゴミ子に言われた事をくりかえす。
体は数分で動くようになった。けれど、今度はショックで立ち上がれなかった。
「…どういうこと…。」
さっき、あいつに何か飲まされたのは本当の事だ。
「虫…って…」
虫…?蟲…?何だろうそれは。
それを考えつつ、右手でお腹をさすってみる。今のところ、変な感じはしない。
「う、嘘に決まってる…」
そうだ、体の中から人間を食べる生き物なんて、そんなの…
そう考えて、自分を納得させていたその時――
「…っ…!!!?」
突然、私のお腹の…胃のあたりが痛み出した。
「ひっ…!?な…!?何これ…!あ…!?」
胃袋の内側を、何かがカリカリ引っ掻く感じ。激痛ではない。でも、痛い。
さっきの蟲が、私を食べているの?
「嫌…っ!?ひ…ゃぁ…」
どうしよう、どうしよう、死ぬ、死ぬ、どうすればいいの、どうしたらいいの、
そういえばあいつが何か言ってた、何を言ってたっけ、
「あ…あ…っ…」
そうだ、食べ物、何か代わりの物を食べれば、蟲もそっちを食べるって言ってた。
本当だろうか、痛い、信じられる話じゃない、痛い、今何か持ってたっけ、痛い。

655650:2011/03/27(日) 08:05:52 ID:fWazcnBg0
パニックになりそうな頭を何とか平静に保ちつつ、私は必死に脇に置いてあった自分の鞄を漁る。
「あ…」
鞄の中には、昨日だか一昨日だか駅の売店で買ったクッキーみたいなお菓子が一本入っていた。
夢中で袋を破って口に押し込む。噛んでる時間が惜しい。数回噛んで、後は一気に飲み込む。
「ん…く…ぅ…」
粉っぽいお菓子を飲み込んで、しばらくお腹を押さえてうずくまる。これで大丈夫だろうか。
「あ…」
途端に、お腹の痛みが無くなった。さっきまでの腹痛が、嘘のように消えた。
「う…そ…」
本当なんだ。この蟲は、私を食べるんだ。私の体の中から。
今、代わりの餌を私が食べたからおとなしくなったこの蟲は、餌が私の胃の中から無くなったら、
次は私を食べるんだ。…何これ。私、死ぬの?
「何なの…?何なのよ…?」
何が 起こったのだろう。
どうして、こうなったのだろう。
何故、私がこんな目に遭わなければならないのだろうか…

***

今回はここまでです。肥満化描写がまだまだ先だったり・・・
後、投稿時のミスで、>>651>>652の間に「***」で場面転換記号入れ忘れたので、
脳内保管よろしくお願いします。

それと、俺の未熟な表現力だとキャラの描写が上手くいかなかったから、
友人と一緒にメイン二人のイメージ画描いてみたので、
↓こんな感じのだと思って。左が主人公のつもり。
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1242_1.jpg

656名無しさん:2011/03/28(月) 00:59:30 ID:x5RcmSysO
GJ!
続き楽しみにしてます。

657名無しさん:2011/03/28(月) 07:26:22 ID:9tnCDO4s0
絵までついているとは豪華な!
ホラーチックな所も含めて凄く期待しています。

658650:2011/03/28(月) 10:56:00 ID:wqtfCS260
二話目も続けざまに投下。
一日〜二日毎に一話UPでもしないと、いつ終わるかわからんね・・・

2、
***

何処をどう歩いたのかわからない。電車にも乗った気がする。色々お菓子を買った気もする。
気づけば私は家に帰ってきていて、気づけば自分の部屋にいた。
「どう…しよう…」
部屋の壁を見つめたまま、お腹をさする。今、この中にはとんでもない“爆弾”が入っている。
病院に行けば、手術で取ってくれるだろうか。というか、信じてもらえるだろうか。
私のお腹には、私を食べる蟲が居ます。何だろう、精神科に通されそうな気がする。
「あの…ゴミ子…」
そうだ、もし仮に信じてもらえても、そんな事で病院に行けば絶対噂になる。
あの学校の女子たちは話が早いから、絶対に私の事が話題になる。
そして私は、寄生虫を病院で下した女、になる。
例えゴミ子のせいでも、それは事実だし、もしそうなったら私は学校に行けなくなる。
嫌だ、そんな噂は嫌だ。しかも私が死んだ場合でも、私の死因は瞬く間に噂になるだろう。
「や…だ…」
お腹をさする。妊娠したとか性病になったとかとは訳が違う。
日常生活ではあまりお目にかかれない変な女として、ずっとお笑い草になる。
私の知らない所で笑われる。

――嫌だ。

何としても、これは誰にもバレないようにしなくては。
そういえば、あいつはコレをみんなにバラすだろうか。
いや、大丈夫だ。そんな事をすれば、あいつが私にやった事も明るみに出るから、
さすがにそれは無いと思――

659650:2011/03/28(月) 10:57:35 ID:wqtfCS260
「!!?…ひ…ぃ…っ!?」
また胃が痛み出した。私のお腹の中の蟲が、餌が無くなったから他の餌を求めて暴れ始めた。
慌てて買ってきたお菓子の袋を破る。どこにでも売っているスナック菓子。
手を袋に突っ込んで、中身を鷲掴みにして口に運ぶ。噛む。飲み込む。
一袋食べ終わって、ようやくお腹の蟲はおとなしくなった。お腹の痛みが引いていく。
「……。」
そうだ、こうやって何か食べていれば大丈夫だ。学校でも、今も、
お腹の蟲は私が何かを食べればおとなしくなった。いつも何かを食べていれば、
私は死ぬことは無い。この事が学校の皆にも、親にも、誰にもバレる事は無い。
「くそ…っ…」
一通り落ち着いたら、あいつへの怒りが込み上げてきた。
何で私が、あいつにこんな目に遭わされなきゃいけないの。
コンビニの袋から、チョコレートの箱を取り出す。別にお腹は空いてないけど、
でも蟲の餌が無くなると私が死ぬ。
明日はどうしよう。学校に行こうか。それとも休もうか。ゴミ子は学校に来るだろうか。
もし来ていたら、この蟲を何とかさせる。あ、チョコ美味しい。
「(む…むぐ…もぐ…)」
チョコレートの箱が空いたら、次はクッキーの袋を開ける。
何となく、何か食べていないと色々不安だった。

***

「ふぅー……」
夕飯の後、私はベッドに横になってお腹をさすった。
いつもの私からは考えられない位たくさん食べた。お腹が膨れて苦しい。
でも、これくらい食べれば寝ている間に胃が空になって蟲が暴れることも無いだろうか。
…ちょっと心配だな。
「…ラーメンでも作ろうかな。」
正直、もうお腹がいっぱいではち切れそうだったけれど、でも、
もっと食べておかないと万が一って事もあるかもしれない。
「…よい…しょ…」
お腹を抱えて起き上がる。夕飯の前に、買ってきたコンビニのお菓子を全部食べて、
さらに夕飯をいつもより多めに詰め込んだから、すっかりお腹がパンパンになってしまった。
ついこの前までダイエットしていたし、普段はあまりたくさんご飯を食べないようにしていたから
こんなに入るとは思わなかった。たとえお腹がいっぱいでも、無理に詰め込めば入るもんなんだ。
「…苦しい…」
座ってる姿勢がキツい。吐きそう。でも吐いたら駄目だ、蟲の餌が無くなる。
蟲ごと吐き出せる保証も全然無い。普通の寄生虫も、滅多に口から出たりはしないらしいし。
「う…。…ふぅ……ふ…ぅ…」
お腹を抱えて、壁に手をついて台所へ。たしか、家族が買い置きしてる即席ラーメンがあったはず。
「うう〜…」
ちょっと下を見ると、ポッコリ膨らんだ自分のお腹が視界に入って嫌になる。
一歩動く度にお腹の中がゆさゆさ揺れる感じがする。なんだか体に水風船でもぶら下げているような感覚。
変な話だけれど、妊婦さんが歩く時はこんな感じなのかもしれない。


台所で即席ラーメンを作る。
さすがにもう、動くのもやっとなくらいお腹がいっぱいだから、作るのは一袋だけ。
「でもこれ、一人前だ。」

660650:2011/03/28(月) 11:01:17 ID:wqtfCS260
全部食べておけば明日の朝までに胃が空になる不安は少し無くなるけど、とても食べきれない。
仕方ないから、半分ほど食べて後は捨てる事にした。
「う…く…」
苦しい。お腹が爆発しそう。でも吐き出すわけにはいかない。
というよりも、いきなりこんなに食べて、家族に不審に思われるかもしれない。それも怖い。
理由なんて説明できる訳もない。家族にすら笑われてたまるか。
「あ、明日…ぜったい…コロす…」
明日ゴミ子に会って、とにかく解決方法を聞き出さないと。
じゃないと、いつまでもこんな事をしていたら、どうなるかわからない。何より、怖い。
「よ…いしょ…」
とりあえず、今日はお風呂に入って、寝よう。不安で怖くて、眠れるかはわからないけど。
とにかく明日は学校で、何事も無かったように振る舞わなくては。大丈夫、大丈夫だ…

***



少し短いですが二話目はここまで。↓が現在の主人公のイメージ画。
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1245_1.jpg

上手いこと登場人物を描写できる文章力が欲しい・・・

661名無しさん:2011/03/28(月) 11:59:18 ID:heOgTtfUO
文章表現上手いと思うよw
これはすごい勢いで太りそうな予感w
期待してるよ

662650:2011/03/29(火) 18:06:15 ID:1KkGVeYo0
今日もまた続きを投下。
ようやっと肥満化描写にさしかかりかけてきた・・・か?

***

翌日、私は学校に行った。
とても授業を聞いたりできそうな気分じゃ無かったけれど、休んでも解決しそうにない。
病院に行くわけにもいかない。
「うぇ…きもちわるい…」
昨日の夜、もの凄くたくさん食べたから、朝から胸焼けがする。
かと言って、朝食を抜くとお腹の中の蟲の餌が無くなるかもしれない。
そうなれば、私は死ぬ。体の中から食い殺される。だから、今日は朝から食パンを何枚か詰め込んできた。
胸焼けに加えて、お腹が張っているからさらに気持ち悪い。
教室に着いて自分の席に着いた後は、ずっとお腹を押さえて突っ伏していた。


しばらくそうしていて、そういえば今日は友達が誰も話しかけてこない事に気付く。
普段親しく話をする子は数人ほどだけれど、皆揃って遅刻したり休んだりするだろうか。
そう思って顔を上げると、目の前に“あいつ”が立っていた。
「…おはよう。」
栗色の髪の毛のクラスメートは、そう言ってにっこりと微笑む。
「な…!?」
「大丈夫…?顔色…悪いよ…?」

663650:2011/03/29(火) 18:07:47 ID:1KkGVeYo0
こいつは何を言っているんだろう。私の顔色が悪い原因はお前なのに。
「大丈夫…?顔色…悪いよ…?」
まったく表情を変えず、同じことを言うゴミ子。まるで人形みたいだった。
気持ち悪いというより、何か恐怖を感じる。
「何言ってるの…!あ、あんたのせいで…」
「…大丈夫…?顔色…悪いよ…?」
私の言葉を無視するように同じ事をくりかえすゴミ子。
「今日、保健委員の人、休みなの。だから、クラス代表の私が、保健室に、
 つれて、行くね?」
不自然にゆっくりそう言うと、ゴミ子は私の手を取って、私を支えるように立たせた。
「…昨日は、しななかったのね…」
「!?」
耳元でゴミ子が小さく呟いた。私は驚きで声が出なかった。
「誰もいない所で話そう…?ここだと、バレちゃうよ?みんなに…」
確かに、ここで昨日の事を騒ぐとクラス中に今の私の状態がバレる。それは嫌だ。
私は言われるままに体を支えられたまま、教室を後にした。

***

「…どういうつもり?」
校舎の裏、人気のない物置の所で、私は目の前のクラスメートに言った。
「なあに?」
「なあに、じゃないでしょ…!?だって、あなた昨日…!!」
「私からの贈り物…よろこんで、もらえたー…?感想が、聞きたかった…のー。」
虚ろな目でクスクス笑うゴミ子。やっぱり、薄気味悪い。いつもの事だけれど。
「喜んでない…!!どうすればこの蟲が取り出せるのか教えなさい!」
私はゴミ子の肩を掴んで揺すりながら聞いた。
「…しらない」
「知らないとか言ってんじゃ無い…!!」
「…本当に、しらないもの。」

664650:2011/03/29(火) 18:09:08 ID:1KkGVeYo0
けらけらけら、という乾いた笑いがゴミ子の口から漏れる。
「だって、取り出す必要、ないもの。調べて無いよ。」
「…っ!!!」
私は思わず目の前の顔に平手を食らわした。ぱあん、という高い音が響く。
「…いいもの…痛くても…いいもの…。」
叩かれたままの姿勢で、小さな声で呟くゴミ子。
「もう、私が殺されようが……えへへ…しのうが……へへ…えへ…良いの…
 もう、これでいいんだもの…」
「どういう事なの…!」
私の声に、ゴミ子は首をぐるん、と動かして私の顔を見た。
「あなた達が苦しめば、それでいいの。」
「は…あ…!?」
何言ってるのこいつ。
「私は、もういいの…。気が済むなら、殺して、いいよ…?あなたが、私を。
 いじめて、いいよ?なぐって、いいよ?けっても、いいよ?いいよ…?
 いいの…、あなた達の人生が、台無しになればいいんだもの…え…へへへ…
 私は、どうなっても、いいの。」
無表情で薄気味悪い笑い声を出しながら、訳のわからない事を言っている。
「あ、あなた何言って…」
「もう、あなたの、あなた達の人生は…普通のものじゃ、無い…。えへへ…やったー。
 あなたの人生、だいなしだー。みんな、みんな、だいなしだー…」
「あ、あの…」
「だいなしだー…だいなしだー…」

それからゴミ子は私の前で、虚空を見つめながら「だいなしだー」を繰り返し続けた。
一時間目の始まりのチャイムが鳴るまで、ずっと…

***

一日中、私は心ここに在らずだった。

665650:2011/03/29(火) 18:11:01 ID:1KkGVeYo0
とにかく、いつお腹の中の蟲の餌が無くなるか、怖くて仕方ない。
私にこの蟲を飲ませた張本人も、何を聞いても乾いた笑いを漏らすばかりだった。
というか、なんだか今日は彼女の雰囲気が尋常じゃない。
何処を見ているかわからないというか、魂が抜けてる感じに無表情で、
しかも時々体を左右に揺らしている。二度と話し掛けたくない雰囲気だ。
それは皆も同じな様で、ゴミ子は今日一日、ずっとクラス中から無視されていた。

お昼休み、私は学生食堂でお昼を食べた。いつもは友達と食べるけれど、
今日はそんな気分になれない。というか、それは困る。
「…やっぱり…多いかな…」
私の目の前には、今日のお昼のカレー。2皿目。
学食のカレーを2皿も食べる所を、友達に見られる訳にはいかない。
確かに、別に友達と食べなくても、ここは学食だからかなり人目はある。
でも、ちょっと時間をおいて2皿目を買ってくれば遠目からは解らないハズ。
一応、カウンターのおばさんには「友達の分」と言っておいたし。
「ん…(もぐ…もぐ…)」
昨日からの暴飲暴食もあって、今かなりキツい。
実は1皿目から胸がつかえて厳しかった。お腹の中に鉛でも入っている感じだ。
「う…(もぐ…)ぶ…ふ…(もぐ…)」
でも、食べない訳にはいかない。いつでも胃の中を満たしておかないと。
今の私はもしかすると、「小腹がすいた」程度でもお腹の中の蟲に食い殺されるかもしれないのだ。
食べすぎで頭がガンガンするけれど、死ぬよりはマシ。
それよりも、早くこの蟲を誰にもバレないうちに体の外に出さないと。

***

666650:2011/03/29(火) 18:12:27 ID:1KkGVeYo0
4、

***

あの“事件”から五日経った。
今日は週の終わり。日曜日。学校は、無い。
部活は、体調不良という事で休んだ。運動部なれど、元からそこまで厳しい部では無かったし。
「うぅ…」
ベッドに仰向けになってお腹をさする。
結局、この蟲を外に出す方法は何も分からなかった。
コレを飲ませた張本人は、何を聞いても何をしても「しらない」と薄気味悪く笑うだけだし、
かと言って誰かに相談するなんてできない。
そんな事をすれば、私のあだ名が“寄生虫女”になってしまうだろう。
教師なんて、論外。家族も嫌だ。何処から話が漏れるかわからない。
…そういえば最近、仲の良かった友達が私に声を掛けなくなった。
誰かと話をしていてうっかり秘密がバレる、という心配が無いから、それはまあ良いのだが。
「…はぁ…」
一応、自分なりに解決策も探した。
でも、病院に行くわけにもいかないから、全部自分で思いついた方法で。
近所のペットショップで虫下しの薬を買って、少し飲んでみるという大冒険もした。
効果は無かったけれど。
「どうすればいいの…」
思わず口から声が漏れる。
毎日毎日、お腹の蟲のせいで、お菓子やらご飯やらを無理やり詰め込んで食べ続けるのはもう嫌だ。
「はぁ…」
憂鬱なため息が出る。本当にどうすればいいのだろう。
枕元に置いてあった袋から、お菓子を取り出す。
なんだか、いつ何処にいても何か食べている気がする。

667650:2011/03/29(火) 18:13:45 ID:1KkGVeYo0
一週間ほど前まで、間食を控えてダイエットしていたというのに。
…そういえば、テレビで寄生虫ダイエットなんて話を見たことがある。
いま私のお腹の中にいる蟲は、そういう効果があったりするのだろうか。
いや、そんな生半可な物じゃないか。普通の回虫とかそういうのは、
宿主を内側からストレートに食べたりはしないはずだ。
「本当に、何て物を…」
飲ませてくれたんだろう、あいつは。私が何をしたって言うんだ。

ばりばりとスナック菓子の袋を開ける。塩っぽくて良い匂いがする。
こんな非常時だけど、素直に美味しそうだと思う。
ずっと何か食べているから、別にお腹は空いてないけれど。
でも食べる。蟲の餌が無くなると、私は内側から食い殺されてしまう。
「う…く…」
朝からずっと、部屋に籠ってお菓子を食べ続けていたから、お腹がいっぱいで苦しい。
右手でちょっとさすってみても、パンパンに張ってるのがわかる。
「苦し…い…」
でも、食べるのを止めるのが怖い。

668650:2011/03/29(火) 18:14:50 ID:1KkGVeYo0
…実は、お腹が空いていない時でも、お腹の中で何かが動いている感じがする事がある。
体の中に何かがいるという感覚と現実が私を掻き立てる。
だから、食べるのが止められない。止めてはいけない。
「う…ぅ…」
スナック菓子を頬張りながら涙をこぼす。
何で私が、あんな奴のせいでこんな目に遭わなければならないのだろうか。
私は、何もしていないのに…
とにかく、明日こそ何とかゴミ子から解決の方法を聞き出さなくては。

***

「そんな…」
私は愕然とした。今聞いたことが、信じられなかった。
「そんな…うそ…」
「…ほんとう、だよ。」
ここは校舎裏。なるべく人目のない場所で、私はゴミ子にもう一度、
お腹の蟲の取り出し方を聞いていた。
いつも、「知らない」「わからない」ばかりで、何の手がかりにもならなかったけれど。
私をこんな目に遭わせた張本人にこんな事を聞くのは、少し間抜けだけれど。
こっちが下手に出なければいけないのがすごく癪だったけれど。
…でも、この蟲の事を知っているのはこいつしかいないから、
だから、蟲を取り出す方法を知っているのもこいつだけだと思っていた。それなのに…
「…その蟲、飲み込んでから、何日かすると、内臓と…同化…?するんだって。
 胃腸の?壁に?めり込む…感じ?らしいよ。最近、お腹の中で蟲が動くような…
 感じが…してたんじゃない?」
「ちょ、ちょっと…何なの…それ…」
「さあー…?そういう蟲、らしいよ…。やったね、もう取り出せないよ。ふ…ふふふ…?」
それなのに、私が知ったのは、既に「手遅れ」という事だった。
何だ、そのふざけた話は。
「ふざけないでよ!私が何をしたの!?何でこんな事っ、私がされなきゃいけないの!?」
私は思わず叫んでいた。
人気の無い校舎裏に私の声が響く。
誰もいないからこそこんな大きな声が出せたのかもしれない。
「……。」
ゴミ子が一瞬顔をしかめた気がした。いつも無表情だから、気のせいかもしれないが。
「私が、そうしたかったから。」
すぐにまた無表情になったゴミ子の口が、自分勝手な事を言った。
「ふざけんな!」
私が怒鳴ると、ゴミ子は無言で近づいて来て私の顔を覗き込んで
「…やだ。」
と、一言だけ言った。

669650:2011/03/29(火) 18:18:37 ID:1KkGVeYo0
「…っ!?」
あまりに頭にきて思わず、その顔を殴る。
鈍い音と同時にゴミ子の姿勢が崩れる。こんなに誰かを殴りたいと思ったのは初めてだ。
「う…ふふ…」
「え…?」
殴られた時の姿勢のまま、ゴミ子が不気味な笑いを漏らす。普通ではない、異様な雰囲気。
そしてそのままゆっくりと姿勢を直していく。
「ふ…ふ…」
あまりの薄気味悪さに思わず固まってしまっていた私のお腹に、ゴミ子の手が伸びた。
「ひゃ…!?」
ゴミ子の手が私のお腹を撫でる。
ここしばらくの暴飲暴食でいつでもパンパンに張っているお腹を他人に触られるのはすごく変な感じで、
私は間抜けな声を上げてしまう。
「う…ふ…ふ…」
気色悪い笑い声を漏らすと、ゴミ子はそのまま私の横を通りぬけて、ゆっくりと歩き去った。
後姿がゾンビみたいで気持ちが悪い。
「……。」
ゴミ子の後姿が校舎の角に消えた後、しばらく私はその場に立ち尽くしていた。
どうしてこんな事になったんだろう。
右手で自分のお腹をさする。
手遅れ。どうして。
この一週間、誰にも相談できなかったからだろうか。
一人で悩んだ挙句がこの結果なのだろうか。
でも、誰に相談できたのだろうか。
そんな事を考えると、目の奥が熱くなった。

止めよう、そんな事を考えるのは。どうしようもなかったのだから。
誰かに話したら、私はおしまいなのだから…

***

今回はここまで。残りが多い関係で、3,4話同時にUP。
後、>>662の最初に、話数の「3、」を入れ忘れてたので、脳内補完お願いします。
↓カレー。
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1246_1.jpg

670名無しさん:2011/03/29(火) 21:43:10 ID:Mi/qfe0cO
相変わらずゴミ子怖いなw
ホラー好きの観点からしても楽しめるSSだねw
太った主人公の反応が楽しみ! GJ!

671650:2011/03/30(水) 11:00:17 ID:.ga9X6S.0
メモ帳にまとめてからUPするとペースが早いのは良いものの、
連続・多重投稿になるのがネックですね。

5、

***

「ん…ぐ…」
口に運んだ菓子パンを噛んで、ペットボトルのお茶で流し込む。
さすがに甘いジュース類でお菓子を食べるのはきつい。
「む…むぐ…」
頬張ったスナック菓子を、半分丸呑みにするように飲み込む。
傍に置いたコンビニの袋から次のお菓子を取り出す。
休みの日は自分の部屋に籠って、それの繰り返し。
「う…く…」
苦しい。お腹が苦しい。吐きそうだ。
蟲を飲まされて、今日で早くも1ヶ月。高2の一学期が、3分の1近く過ぎ去る様な、そんな永い期間。
この1ヵ月の間、何とか誰にもお腹の蟲の事を悟られないように隠してきた。
しかし、この秘密はいつまで保つだろうか。
学校を休むわけにはいかない。突然学校を休めば、皆に妙な詮索をされて変な噂が立つだろう。
食べるのを休むわけにもいかない。
いつも胃の中に何か入れていないと、私は蟲に体の中から食い殺されてしまう。
「う…ぶ…」
飲み込んだ物が食道を逆流して吐きそうになる。我慢して飲み込む。
「ぐ…ぅ…く…」
座っていた自分のベッドに仰向けに倒れる。苦しい。もう食べられない。
「ふぅ…ふぅー…」
昼食の後に菓子パン3袋、スナック菓子2袋、チョコレート2箱、煎餅1袋…
これだけ食べれば、夕飯までは大丈夫な筈。
とにかく、お腹がパンパンで苦しい。息をするのがつらい。
これでさらに、夕飯の後にまた夜食を食べる事になる。気がおかしくなりそうだ。
「ぐ…ぅ…ふぅ…ふぅ…」
そして、平日に学校に行けば休み時間の度におにぎりやクッキーをつまみ続ける毎日。
家に帰ってからもお菓子やパンを…
そんな生活を1ヶ月。人目を避けつつ、頭では何かを食べる事を考え続ける生活を1ヶ月。
私はもう、おかしくなってしまったのかもしれない。
最近、いつでも食べる事ばかり考えている。いつでもパンパンに張ったお腹ばかり気掛かりでいる。
「もう…やだ…」
私はいつ、この蟲から解放されるのだろうか。まさか、二度と解放されないのであろうか。

672650:2011/03/30(水) 11:01:47 ID:.ga9X6S.0
ゴミ子から無理やりにでも蟲を取り出す方法を聞けば良かっただろうか。
あまりしつこくゴミ子と話をすると、それだけで周りに不審に思われるかもしれない。
普段皆に避けられているゴミ子と、何で頻繁に話をするのか、と。
それに、もしあいつが本当に取り出し方を知らなかったら。
…私は一生、お腹の蟲に怯えながら何かを食べ続ける事になるのだろうか。


***

「最近、太ったね。」
ある日、学校の廊下でクラスメートの女子にそんな事を言われた。
「え…。」
私は背筋が凍る思いだった。そうだ、お腹に奇妙な蟲がいることは話さなければ隠せる。
でも、食べすぎで膨らんだ私のお腹は…
「なんか最近、休み時間とかもいろいろバクバク食べてるじゃない。ヤバくない?
 ほら、なんかお腹もポンポンになってるし、顔も丸くなってきてるよ。」
「う…うん…」
そうだ、毎日あれだけ食べているのだ。こういう結果にならない方がおかしい。
蟲の餌が無くならないようにたくさん食べるという事は、蟲の餌と、私の栄養になる分に加えて、
さらに余分が無ければならないという事だ。
その余分な“食べたもの”は何処に行くのかといえば、やはり私の身体なのだろう。
「制服も伸び伸びじゃない?なんかストレスとか感じる事でもあるの?」
「あ…うん…」
本当の事を言う訳にはいかないから、適当に頷く。あながち間違っても無いけれど。
クラスメートには「どんな事?」等と聞かれたけれど、私は何も答えなかった。
やがて、話に飽きたらしい彼女が立ち去ると、後ろから不気味な声がした。
「ストレス…、なの?」
私は驚いて振り返る。そこにはゴミ子が立っていた。
「悩み事…?だいじょうぶ?」
どの口がそんな事を言うのか。原因はお前のくせに。
今すぐここでこいつを殴りたいけれど、今は休み時間で、ここは校内の廊下だ。
変に目立つと、お腹の蟲がバレる切っ掛けになりかねない。
「たいへん、だね?相談できるお友達が、いないと。」
「あんたねぇ…。」
こんな事、誰かに相談できる訳もない。
そういえば、最近仲の良かった友人と喋る機会がめっきり減った気がする。
休み時間も一人で何かをコソコソ食べている事がほとんどだ。

673650:2011/03/30(水) 11:04:11 ID:.ga9X6S.0
他人から見たら、今の私はどう映るだろうか。やはり、変だろうか。
薄気味悪さと気持ち悪さは、今目の前にいるゴミ子がこの学年一番だろうけれど。
「どんなきもち?」
「…え?」
唐突にゴミ子が変な質問をしてきた。
「ねぇ…いま、どんな、きもち…?」
「どういうこと…?」
「怖い…くるしい…?へ…えへへ…」
そうだ、こいつは何だか知らないけれど、私を困らせるためだけにこんな事をしているのだ。
「こ…の…!」
「ふ…ふ…。もっと…もっと…。」
小声でボソボソと呟くと、ゴミ子はそのまま教室に入っていった。
このまま私は、あいつに苦しめられ続けなければならないのだろうか。
こんなよくわからない生き物を、お腹の中に抱えたまま…。

***

五話はここまでになります。まだまだ先が長い…

↓廊下で「太ったね」
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1248_1.jpg

674名無しさん:2011/03/30(水) 11:33:53 ID:1uTInwnc0
すばらしいね!楽しく読んでます!

675名無しさん:2011/03/30(水) 12:57:32 ID:ajuEE8iI0
今後周りからどんな風に扱われてゆくかも気になります。
主人公もゴミ子並の存在に成り果てるのか…
楽しみにしております。

676名無しさん:2011/03/31(木) 01:09:25 ID:fauwUy0UO
ゴミ子怖い…
寄生虫ダイエットって本当にあるんですか?

677名無しさん:2011/03/31(木) 21:10:36 ID:ypWhJBkI0
なにこれこわい
・・・でも続きを見ようとスクロールしてしまうw 応援してます!

678650:2011/04/01(金) 07:57:36 ID:e/usQGRk0
今回の分を投稿

寄生虫ダイエット、本当にありますよ
ただ、医療用でもサナダムシはサナダムシなので、ちゃんと医師に相談して利用して下さい

6、

***

「う…ぐ…、ふぅ…」
今日が終わった。
ひたすら何かを食べ続ける一日が、今日も終わった。
自分の部屋でベッドに体を横たえる。最近、一つ一つの動作が怠い。
「ふぅ…」
横になったまま、膨れたお腹をさする。
以前はぱつんぱつんに張った手触りがあったけれど、
最近はむちむちとした弾力が手のひらに伝わるのがわかる。
確実に、肉がついている。それも、かなり深刻に。
「…せっかく、ダイエットしてたのに…」
両手の位置を下腹の方に移動させる。ここも、むにむにとした触感があった。
太ももや二の腕もなんだか、むくんだ感覚がある。体全体が気怠い。
この気怠さは、私が太ってしまったからだろうか。それとも、お腹の中の蟲が原因だろうか。
「やだ…。太るのは嫌…」
クラスメートにも、私が毎日食べてばかりいるのが気付かれ始めている。
そんな中で、みっともなくブクブク太るのだけは嫌だ。
蟲の事を隠し通せたとしても、クラス中からデブ扱いされたら結局笑いものだ。
「そんなの嫌…」
そんな事になったら、こんな思いをして蟲の事を隠してきた意味が無くなる。
私は、無意味に苦しんでいた事になる。そんなのは、耐えられない。
「嫌…」
目の奥が熱くなる。嫌だ。笑われるのは嫌だ。デブ扱いされるのも嫌だ。
耐えられない…

***

「(ねぇ…あれってやっぱり…)」
「(だよね、ヤバいよね。)」
体育の授業の、着替えの時間。
女子更衣室の隅の方で、クラスメートがヒソヒソと話すのが聞こえる。
「(うわ、お腹の肉とか、パンツに乗ってんじゃん。)」
「(わー…ヤバいねー…)」
誰の事を言っているのかなんて、考えなくてもわかる。
私は自分の身体を隠すように、体操服の上を着る。
白い生地がお腹にぴっちりと貼り付く。これでは隠したことにならないか。
「(うわ、デブじゃん…)」

679650:2011/04/01(金) 07:58:50 ID:e/usQGRk0
胸のあたりがチクリと傷む。言われた。今一番言われたくない事を言われた。
「(なんか最近、休み時間とか食べてばっかだったしね。)」
「(ああ、それなら当然だねー。)」
うるさい、あなた達に、私の苦しみがわかってたまるか。
私が何でそんな事をしなければいけないのか、知らないくせに。
一月半の間、私がどれだけ苦しんできたか、知りもしないくせに。
私の事を、好奇の目で見ながらヒソヒソ話していた二人組が更衣室を出て行った後、私は一人、更衣室の中で涙を流した。
例えわざと授業開始ギリギリに更衣室に入っても、着替えている子が誰もいない事は、あまり無いのだ。
始めの頃は、誰も気付かなかった。けれど、だんだん私の身体の変化に気付く子が現れ始めて、
今はもう、クラスに私の身体の変化に気付いていない女子は、いない。
最近はわざと時間をずらして更衣室に入っても、自分が着替え終わったにも拘らず私の事を笑うためだけに更衣室に残っている奴もいるくらいだ。
結局、私は笑いもの。
いっそ、病院に行ってこの蟲をとってもらえば良かったか。
そして、ゴミ子が私にした仕打ちをバラしてしまえば良かったか。
「……。」
いや、それは駄目だ。これ以上、私は皆の笑いの種にされるのはごめんだ。噂されるのはごめんだ。
でも、もうどうすれば良いのかわからない。
そんな事を考えていたら、背後で更衣室のドアが開く音が聞こえた。
また誰かが私を笑うために、こんなギリギリの時間に着替えに来たのだろうか。
「…あれ…あなたは…。ケホ…けほ…。…なんだ、誰も、いないと、思った…のに…」
聞き覚えのある掠れた小声。不自然に途切れる話し方。間違いない、ゴミ子だ。
ゴミ子が、私の後ろの壁際のロッカーを使って着替えをしようとしている。
私は慌てて涙を拭く。こいつにだけはこんな所を見られたくない。
「あれ…?…ないてる…。コホ…ケホ…。…ふふ…ふふふ…ざまー、み…ろ…」
こいつにだけは弱みを見られたくない。それなのに。
「ふ…ふふ…ふ…。ケホ…。ふ、ふ…。」
薄気味悪い咳の混じった笑いが聞こえる。
笑うな。やめろ。やめろ。こいつにだけは笑われたくない。
私はゴミ子の方をふり向いて、ゴミ子を睨み付けた。そして、
「!?」
思わず、息を呑んだ。

680650:2011/04/01(金) 08:00:25 ID:e/usQGRk0
ここは更衣室。着替えるための場所だ。
だから、私の後ろでゴミ子が服を脱いでいてもおかしくはない。
「あなた…それ…」
でも、むき出しになったゴミ子の背中に、どす黒い染みが斑状に広がっているのはどういう事だろう。
病気?しかし、人間の身体が、こんな色になる病気なんかあるのだろうか。
まるで、墨汁を付けた巨大なミミズが暴れまわったような染み。
「…どうでも、いいじゃない。」
そう一言呟くと、ゴミ子はさっさとジャージを着て、更衣室を出て行った。
授業開始のチャイムが鳴った。


「はぁ…っ…!はぁ…!はぁ……」
苦しい。
「ふぅ…ふぅ……」
苦しい。足が重い。お腹が重い。体が重い。暑い。
今日の体育は、女子はハードル跳び。男子は…何だったか。
「はぁ…はぁ…」
50メートルのコースに均等に置かれたハードルを跳ぶだけの授業。
「ぜぇー…ぜぇー…はぁー…」
跳べない。体が上がらない。喉の奥が熱い。
ハードルを飛び越えようとする度に、足が引っ掛かる。
ちょっと前まではこんな事は無かった。運動神経は、ある方だった。
最近は休みがちになってしまった部活だって、運動部だった。
こんな惨めな事にはならなかった。一回走る毎に、ハードルを半分以上倒す事なんか無かった。
「(やっぱ、アレじゃあね…)」
「(だよね…。デブりすぎだよね…)」
ハードルを跳び終えた私の耳に、クラスメートのヒソヒソ声が聞こえる。
うるさい。私だって、好きでこんな身体になった訳じゃない。
「(でも、ゴミ子よりマシじゃない?)」
「(ああ、あれは論外だから…)」
私の次は、ゴミ子がハードルを跳んで…いるとは言えないかもしれない。
足を引きずるようにのたのた走って、ハードルに激突しては倒していく。時々咳き込んで立ち止まり、また走り出す。
ルール、知っているんだろうか。
「(あーでも、このままいけばあれに並ぶんじゃない?)」
「(あー確かに。体が重いと跳べないからね。)」
私は今、あんなのと比べられているのだ。あんな気持ち悪い奴と。
背中によくわからない斑模様がついてるような奴と。

681650:2011/04/01(金) 08:01:48 ID:e/usQGRk0
「(まあ、あっという間にそうなるだろうけどね。)」
「(だよね…。最近激太りしてるし。)」
嫌だ、それは嫌だ。あんな奴と同レベルになるのは嫌だ。
お腹に軽く触れてみる。最近は、お腹の中の蟲が暴れることは無い。
でも、食べるのを止める事はできない。確かに、この中にはまだ蟲がいるのだから。
「嫌だ…」
誰にも聞こえないように小声で呟く。誰にも聞かれる訳にはいかない。
誰にも知られる訳にはいかない。
私は、ゴミ子なんかと同レベルではないのだから…

***

7、

***

「う…そ…」
私は目の中に飛び込んできた情報に凍りつく。
「78…キロ…」
お腹の蟲に怯えて暴飲暴食を繰り返す日々。
しばらくの間私は、家の体重計に乗っていなかった。
自分の体重を量るのが怖かった。太った事を認めたくなかった。
だって、そんなのはおかしい。私のお腹の中の蟲は、私が食べた物を食べている筈だ。
私がこんなに太るのはおかしい。今日まではそう思っていた。今日までは…
「……。」
言葉が、出ない。
実は今日学校で、私の制服のスカートのホックが壊れた。
よりによって、教室の真ん中で。自分の席に座ろうと、腰を屈めた瞬間。
ぶちん、という音と共に金具が弾け飛んだ。
教室中の視線が私に集中して、憐れみの様な色を映した後、すぐに逸らされた。
恥ずかしくて、死にそうだった。これは夢だと思った。
仲が良かった友達も、今日もまた欠席だったから、誰にもフォローはしてもらえなかった。
そういえば、最近私の友人達はあまり学校に来ていない気がする。
私が学校で一人でいる事が増えたのは、それが原因だろうか。
けれど、複雑な気分だ。今の私の身体を、友人に笑われる事が無いのは良い事なのかもしれない。
スカートを安全ピンで止めた私は、さぞ間抜けだっただろう。
「78キロ…」
確認するようにもう一度呟いて、そっと体重計を降りる。
明日、制服を新調しなくては。確か購買には制服が売っていた筈だ。
サイズは…Lサイズだろうか。私の体のサイズが、Lサイズ。巨体。
私服も、買い替えなくてはいけない。前に着ていた服はもう、小さすぎて着られたものではない。

682650:2011/04/01(金) 08:03:17 ID:e/usQGRk0
これは、悪夢ではないのだろうか。きっとそうだ、と思いたかった。

***

翌日、学校に行くと、久しぶりに友達が登校していた。
少し前から、かなり頻繁に学校を休んでいたから少し心配だった。
特に、ここ最近は一週間くらい休んでいたから顔を見るのが久しぶりな気がする。
「ひさしぶり。」
彼女の席に近づいて私が声をかけると、友達は私を横目で見て
「…久しぶり。」
と一言、言った。なんだか、疲れた雰囲気だ。
「最近、なんか休みがちだね。どうしたの?」
「うん…なんか、アレルギーだか何だか…よくわからないけど、
 虫刺されみたいな跡があちこちできちゃって。蕁麻疹かな?
 熱とかは無いけど、やっぱり病院行ったりすると、休みがちだね。」
「ふぅん…。大変だね…。」
「大変だよ。顔とかにできたら嫌だし。」
「女の子だしね。」
私がそういうと、友達はため息をついて小さく、
「…まぁ、あなたみたいなのに外見の心配されても…あれだけどね。」
と、呟いた。
心臓がどきりとする。
「…どういうこと?」
声が震える。この友達が、何を言ってるのかわかっている。でも、聞かずにはいられない。
「…いや、別に。」
友達がそっぽを向いた。その態度に、ますます鼓動が早くなる。
「ねえ、どういうこと…?」
少し声が荒くなる。どうしてこっちを向いて喋らないのだろうか。
「…別に。私が大変な時に、呑気にお菓子ばっか食べてたあなたが少し羨ましかっただけ。」
顔が熱くなった。息遣いが早くなるのが自分でもわかる。
「…羨ましい…?」
「…?なに?」
「何が羨ましいの…?私がどれだけ大変なのか知らないでしょ…!」
声がさらに震える。
友達は私の様子をしばらくキョトンと見つめた後
「…そうだね。ごめん。何か嫌な事でもあったの?」
と言った。私の手がぶるぶる震える。
「嫌な事なんてもんじゃない…!」
何があったかは、言えない。蟲の事をバラす訳にはいかない。
けれど、今の私の状態を知らないくせに、何の気も無しに「羨ましい」と言われるのが許せなかった。
「私が…!どれだけ…!」
「いや、あたしはそんな事知らないし。」

683650:2011/04/01(金) 08:06:01 ID:e/usQGRk0
友達はうんざりしたようにため息をつきつつ席を立ち、教室を出て行った。
まるで、私の事を避けているみたいだった。
「(ひどいね、新種の皮膚病かもって言われてるのに)」
「(何様なの?あのデブ。あんたの大食いの原因なんてどうでもいいっての)」
また、クラスの女子たちのヒソヒソ声が聞こえる。私に、わざと聞こえるように喋っているのかもしれない。
「(たまにあの子が学校来てても、無視してお菓子食べてたよね)」
「(マジ?もしかして友達が病気なのに今日気付いたのアレ。最低…)」
違う。今日気付いた訳じゃない。友達が休んでいた事に、今日気が付いた訳じゃない。
お前たちに笑われるのが嫌だったから、遅く登校して、早く下校して、人目を避けて、
声をかけるタイミングが無かっただけで、休み時間は食べるのに忙しくて…
「(薄情なデブだね)」
小さな笑い声が聞こえる。胸が締め付けられる思いだった。
「(でもさ、新種の皮膚病って、どういう事?伝染ったりするの?)」
「(しらない。でもキモチ悪いよね。他にも休んでる女の子多いし)」
そうだ。私はこれが怖いのだ。こうやって、皆の噂になるのが怖い。笑われるのが怖い。
「(触ったりしなきゃ、大丈夫じゃない?)」
「(空気感染するかもよ?)」
「(マジで?学校来ないで欲しいな…)」
私は、これが怖いのだ。

***

「79キロ!?」
家に帰ってお風呂に入った後、体重計に乗ると、そこにはとんでもない数字が踊っていた。
「そんな…なんで…」
昨日量った時は、確かに78キロだった。
たった一日で。朝起きて、学校に行って、帰ってくる間に1キロ増えている。
休み時間にずっとお菓子ばかり食べているからだろうか。お昼を人の倍以上食べるからだろうか。
帰りにファストフードのお店で買い食いするからだろうか。全部だろうか。
これは、仕方がない事なのに。私のお腹の中には、人食いの蟲がいるから。
だから、仕方がない事なのに。


自分の部屋に戻り、ドアのカギを閉める。
ベッドに座り、コンビニの袋に詰まった菓子パンを取り出す。
袋を破り、夢中で頬張る。噛む。飲み込む。

684650:2011/04/01(金) 08:11:13 ID:e/usQGRk0
どうしようもないのだ。私は、こうするしか無いのだ。
ジャムの詰まったパンを食べきる。エクレアの袋を開ける。
誰にも、蟲の事を知られてはいけない。蟲に食われる訳にもいかない。
メロンパンを飲み込む。ドーナツにかぶりつく。
買ってきた菓子パンを食べきるまで、夜遅くの自室で、例え日付が変わろうと、
私は夢中で食べ続けた。

***

今回はここまで
6・7話同時のUPになります。今やっと3分の1くらい?
↓ハードル倒し競争
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1249_1.jpg
丸い体むずかしい

685名無しさん:2011/04/01(金) 11:07:23 ID:kIzfMkRsO
ハードル倒し競争ww
相手はゴミ子一人w
周りの女子の主人公に対する扱いがひどくなってきましたね 最高ですw
すっかりデブですねwイラストも萌えました。
一体どこまで太るのやらw

686名無しさん:2011/04/01(金) 12:44:17 ID:MhZsgQ2EO
いいよいいよ〜 …物語が3分の1ということは、単純計算で後二倍は肥えるのか…!?

687名無しさん:2011/04/01(金) 18:59:51 ID:IJQ7tRbI0
周囲のDQN生徒の反応に興奮しながら読んでいたら
最後のハードル倒しで吹いてしまったw
次回も楽しみにしてますぞ!

688Sunny:2011/04/03(日) 00:35:55 ID:kl4PsNpU0
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1250_1.jpg
初出勤緊張したぁ…!
また落書きで申し訳ないですが。
制服がきついってシチュに萌えたのは俺だけではないはず・・・

689名無しさん:2011/04/03(日) 11:32:04 ID:mkbGSXLk0
乙です
普通に着られていた服がきついってのは
ベタだけど肥満化の醍醐味のひとつだよねえ

690650:2011/04/03(日) 15:20:27 ID:Tct2grZc0
このスレ最近の加速がすごいですね。
続きです↓

8、

***

「……。」
体重計は、残酷な数字を私の目に焼き付ける。
「…87キロ…」
紛れもない。私はみっともなく太った、デブ女だ。
まん丸に膨らんだお腹。ぶよぶよの二の腕。歩くたびにプルプル揺れる太もも。
蟲を飲まされる前までは、こんな事は無かったのに。
2ヶ月前まではダイエットしたり、運動したり、体型をキープするのに必死だったというのに。
お腹の肉をつまむ。つまむというより、持ち上げる感覚に近い。
少しお腹を引っ込めようと両手で押し込んでみる。さっき食べた夕飯やお菓子を吐きそうで苦しい。
「…意味ないなー…」
そう、もう何をしても無駄だ。
食べる量を減らすわけにはいかない。お腹の蟲の餌が、いつ無くなるかわからないから。
運動は、もうできない。いつでもお腹いっぱい食べた状態で、この身体で、運動なんてできる訳がない。
部活も、とっくに幽霊部員だ。
「…太ったなー…」
とっくに分かりきっていたことを呟く。声に出すことで、嫌と言うほど実感が湧いてくる。
この、酷く惨めでみっともないのが、今の私の身体なのだ。

***

「授業中に寝るな。」
学校で、授業中にゴミ子が教師に怒られた。
教室中の視線がゴミ子に集まり、そして逸らされる。薄っすらと笑い声も聞こえた。
「すみま…せん…」
ゴミ子が消え入りそうな声で謝る。謝ってはいるものの目が虚ろで、今にもまた寝てしまいそうだ。
…おや?
少し、違和感があった。何だろう、この引っかかる感じは。教師は何事も無かったかのように授業を続ける。
ゴミ子の様子が、何となくおかしい。あれは、寝てしまいそう…なのだろうか。

691650:2011/04/03(日) 15:21:44 ID:Tct2grZc0
何と言うか、どちらかと言うと…変な表現だけれど…本当に魂が抜けてしまいそう…というか。
と、そこまで考えて、私は自分の事に気持ちを傾ける。
机の中に手を入れて、そっとクッキーの小さな袋を開ける。最近、たとえ授業中でもこんな感じだ。
何か食べていないと怖い。何かお腹に入っていないと怖い。蟲が怖い。
こっそりとクッキーを口元に運ぶ。口の中に入れる。
「授業中に物を食べるな。」
やはり、教師に見つかった。ため息混じりの注意をされる。最近、こういう事が増えた。
教室中の視線が、今度は私に集まる。
「(また何か食べてる…)」
「(いい加減にしろよデブ…)」
周りから呟きが聞こえる。以前まで親しかった友人達も、すっかり私から離れてしまった。
皆が、私を笑う。やめて。私を笑わないで。
デブだけれど、これは仕方がない事だから。こうしないと、蟲に食べられるから。
だから、やめて。

***

「89キロ…」
朝量った時より、2キロ。一日で、2キロ。夜は、2キロ。
「あ…はは…は…」
もう止まらない。私は、太り続けるしかない。
体重計を降りる。自分の部屋に戻る。
今日は近所のスーパーで、期限切れで半額になったパンを山ほど買ってきた。
お菓子も買ってきた。ペットボトルのお茶も、2リットルボトル二本買ってきた。
両手にスーパーの袋をぶら下げて、よろよろ歩く私はさぞかし間抜けだった事だろう。
お小遣いも、全部食費に消える私はさぞかし馬鹿なんだろう。
クラスメイトにどんな目で見られても、家族に笑われても、教師に変な顔をされても、
私は食べるのを止める事はできない。

692650:2011/04/03(日) 15:22:55 ID:Tct2grZc0
食パンの袋を破り、かぶりつく。何枚切りとか、関係ない。まとめて、貪るように食べる。
バタロールを口に押し込む。ある程度噛んで、お茶で流し込む。
メロンパンを齧り、スナック菓子を頬張り、煎餅を噛み、チョコレートを飲み込み…
どのくらいそうしていたのか、分からない。気付けば、買ってきた食べ物を全部食べ切り、
私のお腹は巨大な風船のようになっていた。
「げ…ふぅ…」
ベッドに倒れこむ。このお腹では座っている事も、まして動くこともできない。
お腹の中の蟲も、満足だろう。私も、これだけ食べると何も考えられなくなる。
激しい膨満感。体全体が重い。動けない。
「ん…ぅ…」
そのまま私は目を閉じて、ゆっくりと眠りに落ちて行った。

***

「ん…」
どのくらい寝たのかはわからない。しばらくして、私は違和感で目が覚めた。
「え…な、何…」
お腹が痛い。いや、違う。痛い訳じゃない。何かがお腹の中で動いているような…
と言うより“お腹の中が”動いているような違和感。
「ひ…っ…」
どういう事だろう。お腹の中の蟲は、私が食べ物さえたくさん食べていれば私の事は食べない。
その筈なのに。
そんな私の動揺はお構いなしに、お腹の中がうねる様な感覚は続く。
「ちょ、ちょっと…いや…!」
どうしよう、まさか、蟲が私を食べ始めたのだろうか。いやだ。死にたくない。
「な…なにか…」
食べるもの。蟲の餌になるもの。でも、買ってきた食べ物は全部食べてしまった。
そうだ。台所に、何かあったかもしれない。

693650:2011/04/03(日) 15:25:30 ID:Tct2grZc0
体を起こして、部屋を出る。真っ暗な台所の流し台の扉を開ける。
「あった…」
即席麺や、缶詰、インスタント食品。
調理する時間が惜しい。袋を開けて、麺は硬いまま、缶詰は缶詰の形のまま口に頬張る。
「え…」
口に含んだ物を飲み込んでも、お腹の違和感は消えない。
さらに食べても、飲み込んでも、なかなか収まらない。
「なんで…」
しばらく食べ続けて、インスタント食品が無くなり、冷蔵庫の中の物にも手を付けた後、
やっと違和感は収まった。
「ふー…ふぅー…」
お腹を抱えて、うずくまる。今のは何だったのだろうか。
蟲が、気まぐれを起こしてお腹の中を這いまわったのだろうか。
怖い。嫌だ。
どうすればいいのだろうか。今のはいったい、何だったのだろうか。
あれだけ食べても駄目なのか。これだけ食べても駄目なのだろうか。
深夜の台所で、私はただ恐怖に震えていた。

***

今回はここまでです。
また、今回は時間の都合で絵が描けませんでした。
というか、あと数話くらい絵の必要が無さそうな話が続くかと

694名無しさん:2011/04/03(日) 16:19:19 ID:xIcZPuyYO
GJ!次が楽しみである…!

695名無しさん:2011/04/03(日) 17:01:50 ID:Sm5Gnld60
>>688
顔を流れる脂汗に萌えました、乙!
あと労働のストレスで自分が肥満化とか言うオチにならないことを祈りますw

>>690
今回もいい肥満化描写乙です
肥満化描写もいいけどゴミ子の挙動が普通に気になりますな

696MIXIM:2011/04/03(日) 23:33:15 ID:HjsHgMT20
お久しぶりです〜。
続き投下します。

あれから3日・・・。

恋が不登校になってから2週間近く経とうとしていた。あのプールでの出来事で心はズタズタになり、さらに過食に走った。
だが、いつまでも引きこもっているわけにはいかない。このまま閉じこもっていたら留年してしまうかも知れない。
連は沈んだ気持ちで学校に行く準備をする。

「今、一体何キロ太ったのかな・・・・」

鏡に映る以前とは比べ物にならないほど膨らんだ自分の身体を見ながら呟く。
そう思うとより暗い気持ちになり、しぶしぶ制服に着替えた。

「ううっ・・・・・・・」

久々に着た制服はきついなんてものではなかった。スカートのホックはぎりぎり、その上には大きく膨らんだお腹が乗っかっている。
こんな状態で学校に行くのは気がひけるが仕方なく家を出た。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・」

ただいつも通りの通学路を歩いてるだけなのに汗が滝のように流れている。もうすぐ夏休みということもあって気温は非常に高く、太ってしまった恋にとってはただ歩くのも苦痛でしかなかった。
通学途中に近所の子供たちに馬鹿にされたりしたが恥ずかしそうに通り過ぎた。

「や、やっと着いた・・・・」

学校に着いたころには身体中、汗まみれでパンツもびちょびちょに濡れていた。

教室に入った途端、クラスメイトの視線が一斉に集まった。中には驚愕している人や哀れみの目、馬鹿にしたように笑う人、反応はさまざまだった。
恋が席についた途端、周りからヒソヒソと声が聞こえる。

「えっと・・・・・誰・・・・?」
「片山さんだろ?多分・・・・・」
「前、登校してきたときもかなり太ってたのに、今はあれ以上・・・・」
「まじかよ!俺、結構好みだったのに〜!」
「ミスコンに選ばれたときはすごく可愛かったけど今はね・・・・」
「ただの豚じゃん・・・・」
「しっ!聞こえるぞ!」

などとほとんどが陰口だった。

697MIXIM:2011/04/03(日) 23:34:25 ID:HjsHgMT20
よかったらアドバイス下さい。

698名無しさん:2011/04/04(月) 01:33:04 ID:ckQb1/020
改行とか色々最初の台本形式の時よりは大分よくなってると思う
あとは書きためて長めに投下できればさらによい

699650:2011/04/05(火) 16:54:02 ID:hwbzvBHA0
続きを投下します
これでも最後はハッピーエンドっぽくなる予定だという・・・

9、

***

学校に登校する間も、ずっと恐怖は消えなかった。
昨晩のあれは何だったのだろうか。
ぱつんぱつんになった制服の上から自分のお腹を触る。もう違和感はない。
けれど昨日の、自分の内臓が意志を持って動いているかのような感覚は忘れられない。
いつまたあの感覚が襲ってくるのか。もしかして、もうすぐ蟲が私を食い殺し始めるのではないか。
いやだ。怖い。嫌だ。死にたくない。
どうすれば蟲をおとなしくさせる事ができるのだろうか。どうすれば…

***

「(ん…むぐ…もぐもぐ…)」
お昼休み、私は学食で昼食を食べていた。
とにかく、ボリューム重視の食事。食堂のメニューの中でも、とにかく量のあるもの…
カツカレーだの、ラーメンだのを、3〜4皿。最近はそれが普通になった。
もう、人目を気にしている場合ではない。変にコソコソしていると、昼休みが終わってしまう。
「ねえ、となり…良い?」
夢中でカレーを頬張っていると、後ろから声を掛けられた。
不自然に途切れた話し方。掠れた声。
「…座る、ね?」
ゴミ子だ。私を、こんな体にした張本人。
憎らしいクラスメートが、時々「ケホ、コホ、」と気味の悪い咳をしながら隣のイスに座る。
私はゴミ子を無視して昼食を食べ続ける。
こいつの事は憎いけれど、色々言ってやりたい事もあるけれど、今はそんな場合じゃない。
「昨日、大変…だった、でしょ?」
私のスプーンを持った手が止まる。昨日…?どうしてこいつが、それを?
私がゴミ子の顔を見ると、彼女はどこか憔悴している顔で薄笑いを浮かべた。
「蟲を、放って…70日…。数えて、いた…から。…そろそろ、かなー、って…。」
こいつは何を言っているんだろう。数えていた?何を?
「何のこと…?」
「昨日か…な?それとも?一昨日…あたり?…お腹の中が、変な、感じだった…でしょう?」
「な…!?なんで…それ…」
何故こいつがそれを知っているのか。
「やっぱり…」
ゴミ子がクスクスと笑いを漏らす。

700650:2011/04/05(火) 16:55:25 ID:hwbzvBHA0
「まだ、教えて…無かった、ね。…あの蟲の、最高の…機能の、こと。」
「なに…それ…」
昼食を食べる手が完全に止まる。私は、ゴミ子の顔から目が離せなくなった。
「あの蟲ね…宿主の、お腹に、入ってから…70日で…宿主の内臓と…完全に、置き換わるの…」
「え…?」
手が震える。何だ、それは。内臓の壁にめり込むとか言っていたのとは違うのか。
「ごめんね?黙ってて…。あのね、ちゃんと…聞いてね…?大事な事、だよ?ふ…ふふふ…。コホ…コホ…。
 …今、あなたの、胃と、腸と…いろいろな内臓は、完全に…蟲に寄生されたの…。
 もう、あなたの…内臓が、完全に“蟲になった”って…言っても、いいんじゃ、ないかな…?」
「な、なにそれ…っ…」
「ふふ…ふ…。ねぇ、そんな顔、しないで…?可愛い顔が、だいなし、じゃんか…?だいなし…じゃない?
 …あのね、今、あなたの内臓は、蟲が支配しているの。蟲が、食欲を、コントロールして…
 体の機能を、コントロールして…。蟲が、自分の繁殖しやすい、ように…あなたを支配するの…」
自分の顔から血の気が引くのがわかった。何だその怖い話は。
何だその、エイリアンに寄生されるような…映画の登場人物みたいな事態は。
「そ、そんな…私…。」
死ぬのだろうか、このまま私は蟲に寄生されて死ぬのだろうか。
「ああ…大丈夫…泣かないで?例え、蟲に、お腹の中が支配されても…“あなた”は死なない…わ…?
 それじゃぁ…つまらねぇじゃ、ねえか…?つまらな…い…もの…?ですよ、ね?…コホ…、コホ…。
 あなたの脳、そのものは…絶対に、寄生されないの…。蟲の出す、ホルモンは、食欲を掻き立てる…
 らしい、けれど…」
「じゃ、じゃあ、私…どうなっちゃうの…」
声が震える。いま私の体内で何が起きているのだろう。
「…あなたのお腹の、中身は、もう元の“あなた”じゃ無いけれど。でも、大丈夫。これから先はね?
 あなたの命は、蟲が守って…くれるの。蟲が、その成体が…あなたを食い殺す事は、もう無いの。
 これからは、蟲があなたの体調、を、管理してくれるから。病気にも、ならない。
 でも…その代り、蟲が、繁殖しやすいように…あなたはこれまでより、もっとたくさん、食べないと…」

701650:2011/04/05(火) 16:56:52 ID:hwbzvBHA0
ゴミ子の話は、私の想像以上に残酷な物だった。何だそれは、私はどうなったんだ。
「やったね、“蟲子”ちゃん。いっぱい、食べて、元気に育ってね。蟲を、大事にしてあげてね。」
そういって、ゴミ子は咳き込むようにカラカラと笑った。

***

お風呂場でシャワーを浴びながら、視線を自分のお腹に落とす。
今日の、学校でのゴミ子の話は、本当だろうか。
昨日の違和感。私の内臓が、蟲に寄生された際の違和感だったのだろうか。
壁の姿見の鏡に自分の身体を映す。最近はなるべく見ないようにしていた姿見の鏡。
元の面影も無いほど丸くなった顔、たるんだ顎、二回りは太くなった二の腕と太もも。
そして、理不尽に膨らんだぶよぶよのお腹。
シャワーのお湯を片手で体にかけながら、もう片方の手でお腹をさする。
この中には、2ヶ月に及ぶ暴食で肥大化した脂肪と、よくわからない蟲に支配された内臓が詰まっている。
私は、どうなってしまうのだろう。死ぬことは無いと、あいつは言っていた。
本当だろうか。今すぐにでも、病院に行った方が良いのではないだろうか。そして、この蟲をとってもらう…
「…だめだ…。」
そこまで考えて、私は重大な事に気付く。
今の私は、世間的に見たらどんな物になるのだろうか。
未知の寄生虫に犯された女。内臓が全部、蟲に支配された人間。
これが他人にバレたら、私はどうなるのだろうか。
嫌な想像ばかりが頭をよぎる。これからは、ますます誰にも知られる訳にはいかない。
「あれ…おなかすいた…?」

702650:2011/04/05(火) 16:59:20 ID:hwbzvBHA0
不意に、私は激しい空腹感を感じた。お腹の中に、何かを取り込みたいという欲求。
最近は全く感じなかった、胃の中が空になる感じ。
お風呂を上がったら、何か食べたい。食べたくてたまらない。
これも、蟲のせいだろうか。
この底なしの空腹感は、蟲のものだろうか、私のものだろうか…

***

今回はここまでになります
そして今回も絵が無かったり
挿絵も頑張った方が良いのでしょうか・・・

703名無しさん:2011/04/05(火) 17:33:27 ID:ATq2s/r6O
よしわかった!挿し絵は任せろーバリバリ

704名無しさん:2011/04/05(火) 17:45:31 ID:MEZbeiCk0
そりゃ挿絵があった方が嬉しいけど、作者さんが楽しんで書くことが第一だからそう気にしなくていいと思うよ
最近2話は挿絵ないけど、少なくとも俺はすごく面白く読んでるし

705名無しさん:2011/04/08(金) 17:23:03 ID:T.ukWbWw0
GJ!!

706650:2011/04/09(土) 14:22:49 ID:8kuP5hmk0
数日間パソコンがいじれなかったため、間が開いてしまいましたが
続きを投下します

10、

***

「107キロ…」
体重計の上で、自分の目を疑った。
嘘だ。私が、私の体重が、こんなすごい勢いで増えるはずがない。
この体重計が壊れているだけだ。そうでなければ、三ケタの体重なんて、あり得ない。
そうだ、三日前までは確かに90キロ少ししかなかったのだから。
だから、Lサイズの制服が着られなくなったのも、何かの間違いだ。
今日学校で、イスに座った瞬間にスカートが引きちぎれたのは、何かの幻だ。
朝早くの教室で、あんな醜態を晒してしまったのは、何かの冗談だ。
今日一日体操服で過ごし、クラスの笑いものになったのは、
蟲の、せいだ。

707650:2011/04/09(土) 14:24:27 ID:8kuP5hmk0
***

私の体は、もう元の私の面影も無いほどに巨大化してしまった。
以前購買で購入して、騙し騙し着ていたLサイズの制服も、膨らみ続ける私の体に耐え切れずに逝ってしまった。
今日は日曜日。私は、特注サイズの制服を作ってもらうためにある服屋に来ている。
お金は、親に出してもらった。両親は、最近ブクブク太る私の事を気遣ってくれている。
理由も話せず、少し心苦しいが、仕方ないのだ。蟲の事を話せば、きっともっとショックだろうから。
「大きい服…」
店内を見渡して、まず目に映るのは特大サイズの服。ここはつまり、“そういう事情のお客”が来る店なのだろう。
ここでは、うちの学校の制服も扱っているらしい。身長が高すぎたり、私のように横に広すぎる生徒の物だそうだ。
カウンターで、学校の名前と制服を作ってほしい旨を伝える。
店員は手際が良く、すぐに採寸する事になった。
今採寸して、今のサイズにぴったりの制服を作っても、後二週間少しで今学期が終わるからあまり着ることは無いかもしれない。
大丈夫だろうか。夏季休暇に入って、さらに太ってしまったら、また着られなくなるのではないか。
そう思って、店員には少し大きめに作ってほしいと伝える。もう、皆の前で制服が壊れる事態はごめんだ。
試着室の様な小部屋で、店員にサイズを測ってもらう。
スリーサイズは、上から、105・114・112。
何の言葉も無い。まさか、体重も含めて全部三ケタを余裕で超えているなんて。
あまりに恥ずかしくて顔から火が出そうだったが、店員は何食わぬ顔でメモを取ると制服の完成はいつになるかを私に伝えた。


服屋を出る。
店の前で少し目をつぶると、私はとうとう一線を越えてしまったのだという実感が襲ってきた。
三ケタ。ありえない。私に限って、あり得ない。
絶望感に打ちひしがれていると、今度は空腹感が襲ってきた。
蟲が、私の体が、食べる物を欲している。
辺りを見渡すと、通りの向こうにファストフード店があるのが見えた。さっそく中に入る。
ハンバーガーやポテトを、三人前くらい注文して、店内の席に座る。
こういう食べ物は、安く量が食べられるから今の私にはぴったりだ。ハンバーガーを頬張る。美味しい。
太るのは嫌だ。でもお腹が空いていて、そして食べ物を食べると美味しい。止まらない。
こんな生活を続けていれば、私はいつか、取り返しのつかない事になるだろう。でも、止められない。

708650:2011/04/09(土) 14:25:40 ID:8kuP5hmk0
蟲が欲しているから。私の体が欲しているから。
私は食べ続けるしか無いのだ。

***

「108キロ…」
いや、正しくは108.9キロほど。
一日二日毎に、2キロ近く体重が増えていく。
「どうなるんだろ…私…」
これも、何度呟いたかもわからない。自分がどうなってしまうのかが怖い。
体重計を降りて、服屋を出てからハンバーガーやその他いろいろな物を食べ歩いた事を後悔する。
これ以上太りたくない。でも、食べたい。食べずにいられない。
「脳が寄生されないなんて…嘘だ…」
今の私は、蟲の意のままに食べ物を貪る格好の宿主に他ならないと思う。
自分の部屋に戻ると、そのまままたいろいろな物を食べ漁る。
菓子パンやスナック菓子は当たり前。最近は物珍しい駄菓子も買い溜めしている。
普通、こんなに大量に食べたら味なんか判らなくなりそうなのに、そんな事がない。
甘いものは甘く、塩辛いものは塩辛い。そして美味しい。私の体が、食べ物の味を堪能している。
口にパンケーキやチョコレートを頬張り、飲み込む。ジュースを流し込む。
そうする毎に、だんだん自分のお腹が膨らんでいくのがわかる。
中の物を消化して、萎んでいた私の胃袋が満たされていくのが、堪らなく心地良い。
もっと食べたい。自分のお腹を、もっと満たしたい。
私は食欲に任せて、手当たり次第にお腹に詰め込んだ。

709650:2011/04/09(土) 14:27:58 ID:8kuP5hmk0
「ぶ…ふぅ…」
そして、また私は動けなくなる。その場に寝そべり、姿勢を変えることができなくなる。
中身がぎちぎちに詰まったお腹が、すさまじい重量感で私を床に押さえつける。
だけど、息苦しくは無い。それどころか、満足感が心地よくさえある。
「いやだ…また…太っちゃう…」
誰かにデブだと笑われるのは嫌だ。噂されるのは嫌だ。蔑まれるのは嫌だ。
頭ではそう思っているのに、体が許してくれない。
お腹が一杯になった事で訪れる、激しい膨満感と満足感。
私はそのまま眠りへと落ちて行った。

***

今回はここまでになります。
採寸↓
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1252_1.jpg
挿絵は、まあぼちぼち書けたらいいかなと・・・
あまり多くてもいけないのでしょうが・・・

710名無しさん:2011/04/09(土) 18:34:14 ID:KrKmJcfIO
祝!三桁!
お腹ムニムニしたいわー

711名無しさん:2011/04/09(土) 18:46:05 ID:g6ZrJ7060
少しお久です、ムニムニ失礼します
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1253_1.jpg

712名無しさん:2011/04/09(土) 18:58:03 ID:eNSl4new0
>>709
貴殿を某所や某所で知る一ファンだが、相変わらず後ろ向きな人格描写とか人間関係とかうめえなあ…。
ゴミ子の言動も蟲子の無自覚のアレっぷりもまるで実際見てきたようにリアルで少し心配になるよ。
まあ頑張ってくれい。Sとしてはたまらんわ。

713名無しさん:2011/04/10(日) 01:15:31 ID:Lr/tTz5g0
>>709
>>711
ダブルでムニムニしたくてたまらない
前後から腹肉に包まれたいわw

716名無しさん:2011/04/20(水) 17:37:59 ID:dGFEOEEs0
>>712
嫌でも太っていく姿がやっぱりそそるよなー

新生活始まったばかりで忙しいかもしれないけど絵師さんやSS作家さんは無理しないでね!

717650:2011/04/22(金) 03:06:27 ID:euT1Piio0
書き貯めの関係でしばらく間が開きましたが、続きを投下します。

11、

***

もうすぐ、一学期が終わる。
私は、できたばかりの特注の制服を着て、学校へと向かう。夏の初めだけあって、とても暑い。
特に私のような、110キロを軽く凌駕するような体型だと、汗が体中から噴き出して止まらないほど暑い。
家から学校に着くまでに、制服がびしょびしょになってしまう。
教室に入り、自分の席に着く。何とか汗を引かせようと、首元から風を送り込む。
「(ねぇ、なんか変な臭いしない?)」
「(ホントだ、なんかくさーい。)」
背後からクラスメートのヒソヒソ声が聞こえる。
「(やっぱデブって体臭キツぃよね。)」
「(自分が迷惑かけてるってわかってんのかな)」
胸の奥が痛くなる。私は襟を仰ぐのをやめて、身を小さくする。なるべく小さく。誰の目にも映らないように。
「(マジでキモい)」
ほんの二、三か月前までは、私がこんな仕打ちをされる事は無かったのに。
変な蟲を飲まされたばかりに、こんな事になった。全部、ゴミ子のせいでこうなった。
本当なら、もうこんな姿で学校には来たくない。皆に笑われたくない。
でも、このまま登校拒否なんて事になれば、私はゴミ子に負けた事になる。蟲に負けた事になる。それも絶対に嫌だ。
「(げ、もう一個の方が来た)」
クラスメートのヒソヒソ声が聞こえる。ああ、噂をすれば影か。ゴミ子だ。あいつが来たんだ。
そういえば、私のお腹の中が蟲に乗っ取られた話を聞いてから、あいつとはあまり話をしていない。

718650:2011/04/22(金) 03:08:13 ID:euT1Piio0
私は、ゴミ子が憎い。私を貶めたあいつが、憎い。でも、だからと言ってあいつに何かしても意味がない。
もう、私はこうなってしまったのだから。
さらに身を縮める。なんだかもう、このまま消えてしまいたかった。

***

昼休み、大量の昼食を食べ終えた私は、なるべく人の少ない廊下を通って教室に戻ろうとしていた。
角を曲がったところで、肩が誰かにぶつかる。
「あ…ごめんなさい…」
とっさに謝った。ぶつかった相手は、同じクラスの男子。
「…ってーな。デブ。」
男子はもの凄く不機嫌そうに悪態をついた。そんなに激しくぶつかった気はしなかったけれど。
「おい、ちょっと待てよデブ。」
その場を立ち去ろうとすると、突然腕を掴まれた。腕の肉が、男子の手に掴まれてぶにゅり、と変形する。
「なにぶつかってきてんだよデブ。…っざっけんなよ。」
男子はそのまま私を押すと、さらに人目の無い…誰もいない廊下の方へ私を突き倒した。
驚いて声の出ない私のお腹を、男子は右足で蹴った。
「べふぅ…っ!?」
「気持ち悪い声出すなよ。デブ。そんな強く蹴ってねーだろ。」
確かに痛くは無いけれど、でも昼食を大量に食べた直後にお腹を蹴られると吐きそうになる。
「お前気持ち悪いんだよ。そんなブクブクの体でぶつかってきてんじゃねぇよ。」
次々に浴びせられる男子の暴言に、目の奥が熱くなる。何故、私がこんな仕打ちを受けなければならないのか。
「…は?泣いてんのおまえ。マジきめぇ。」
男子は鼻で笑った後、また私のお腹を蹴った。さっきより少し強く。
「えふ…っ…!」
私の口から声が漏れる。酷い。私が、なんで、私が。なんで、こんな目に。
目から涙がこぼれる。
「…なにを、している…の?」
と、その時。聞き覚えのある掠れ声と、どこかで嗅いだ事のある甘い匂いがした。
「ねえ、…なにを、しているの?」
目の前で、私を蹴っていた男子が崩れ落ちる。

719650:2011/04/22(金) 03:09:23 ID:euT1Piio0
「その子を、壊していいのは…私なの…。その子は、私の、物なの。」
ゴミ子が立っていた。右手にハンカチを握りしめたゴミ子が、真っ赤に充血した目で男子を見下ろしていた。
ゴミ子の枯れ枝の様な手が、男子の髪の毛を掴む。
「あなたは、何をして、いた…の?」
瞳孔の完全に開いた瞳で、ゴミ子は無抵抗の男子の顔を凝視した。
「いいわ…すぐ、に、…わからなくなる、から。…心を、かじって…あげる。ね?」
ゴミ子の腕に、胡麻を振ったような黒い染みが無数に浮き出た。男子は「ひっ」と小さく声を上げる。
「あなた、じゃまよ…。ころす、ひつようは…ないけど…。ナニモ ワカラナク ナリナサイ…」
ゴミ子の腕の染みが広がり、ゴミ子の腕全体が漆黒に染まる。その腕で、ゴミ子は男子の額を掴んだ。
「ひぃぁ…!?」と小さく声を出して、男子は白目を向いて動かなくなった。
ゴミ子が首をぐるんと私に向ける。白目が完全に紅く充血した目で、私を凝視する。
「ひ…」
怖い。お腹の蟲とは、また違う次元で怖い。
この生き物から、一刻も早く逃げたい。でも、体が重くて素早く立ち上がれない。
後退りもできない。逃げられない。
「怖がら…なくても、いいよ?あなたは、死ぬ必要…ないもの…」
ゴミ子の腕から黒い染みが引いていく。充血していた目も、赤色が薄くなってきた。
「その、大きな体…で…、悲しみに、涙を流すのがあなたの役目なの…。」
そう言ってゴミ子は私に背を向けた。
「ま…まって。」
私は思わず彼女を引き留めた。
「…なあ、に?」
「なんで…なんで、私にこんな事をしたの…?」
私は自分のお腹を抱え上げるようにして言った。
「こんなの…酷い。どうして…どうして私に蟲なんか――」
「…ジブンでカンガエロ。ブタ。」

720650:2011/04/22(金) 03:12:35 ID:euT1Piio0
私の問いに、ゴミ子は少しギシギシした声でそう答えると、人気のない廊下を去って行った。

***

自分の部屋で、ベッドに横になって考える。
今日のゴミ子の事。あの時、何が起きたのだろうか。
私に蟲を飲ませた時、あいつは「苦しんで死ね」みたいな事を言っていた気がする。
実際、人を内側から食べて殺す蟲を飲まされたあたり、殺意しか感じない。
「なんで…?」
なのに、今日私はゴミ子に助けられた。いや、別に死の危機に直面していた訳ではないれけど。
でも、男子に蹴られていた所を助けられた。…そういえばあの男子はどうなったんだろうか。完全に放置してしまった。
「…どういう事だろ…」
それに、あのゴミ子の異様な雰囲気。黒い染み。充血した目。あれは何だろう。
なんで、彼女は私にこんな仕打ちをしたのだろうか。
「……。」
考えていたら、お腹が空いた。ベッドから重い体を起こす。
そうだ、今日はあんな事のあった直後だから情けない事になってしまったけれど、
明日、もっと強気になって本人に直接聞いてみよう。聞き出してみよう。
帰りに買ったお菓子を食べながら、明日すべき事を考える。
大丈夫、相手はゴミ子だ。きっと聞き出せる。聞き出せるはずだ。

***

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1256_1.jpg

今回はここまでです。
一応、最後までプロットみたいな物は考えてあるので、完結できるとは思いますが、
突然十数日間が開いてしまう事があるかもしれません。 申し訳ない。

721名無しさん:2011/04/24(日) 17:55:02 ID:LVFRJM/M0
>>720
おつです!
主人公がどこまで太るかも気になるけどゴミ子がどうなるのかも気になる・・・w
間隔長くてもいいんで無理しないペースでがんばってくださいね!

722名無しさん:2011/05/07(土) 17:12:20 ID:pMZ1mAUc0
止まったな

723名無しさん:2011/05/07(土) 18:02:39 ID:HI8WPMokO
またそういういらん発言を…

724名無しさん:2011/05/11(水) 01:33:17 ID:lutawblk0
でも早く続きが読みたいのは確か(^^;;

725650:2011/05/11(水) 08:54:15 ID:WVQ3KTwo0
またかなり間が開いてしまいましたが、続きです。

12、

***

「…なんの、よう?」
私は、ゴミ子の座る席の前に立っていた。
「…聞きたい事があるの。」
なぜ、こいつは私をこんな目に遭わせたのだろう。こんな体にしたのだろう。
「(見て、デブとゴミ子がなんか話してる)」
「(やばーい。きもーい)」
クラスメートのヒソヒソ声が背中に突き刺さる。確かに、私とゴミ子のツーショットは目を引く物があるだろう。
今私はゴミ子の机の前に立っているが、お腹の下の方は机に少し乗っているし、
お尻はゴミ子の前の席のイスを押しのける状態になってしまっている。
体重120キロ近い巨体には、この机の間隔は狭い。
「私は、いいけど?…べつの、ところで…話したほうが?あなたは…いいんじゃない?の?」
ゴミ子は虚ろな目でそういった。確かに、ここで蟲の話をする訳にはいかない。
場所を移すなら、どこがいいだろうか。

726650:2011/05/11(水) 08:55:39 ID:WVQ3KTwo0
***

体育館の第二体育室。ここは普段、室内体育の部活動が行われる場所。
一学期の終わり間際の、しかも昼休みには誰も来ようとはしない場所。
「ここなら良いかな」
「……そう。…ね?」
誰もいない事を確認して、扉を閉める。パンの袋がぎっしり詰まったビニール袋を脇に置いて、私は壁を背に腰を下ろした。
ゴミ子も私の隣に座る。
「…なに、聞きたい…事…て?」
ゴミ子が私に尋ねる。こいつは、私が蟲以外の事で自分と会話しようとするなんて思っているのだろうか。
「ねえ、何で私にこんな事するの?」
「…こんな、こと?」
「わかってるでしょ!?蟲の事!なんで私にこんな物を飲ませたの!?」
思わず声が大きくなる。誰もいない体育室に私の声が反響する。
「なに…オ?いまさら…」
「おかげで…私はこんな体になっちゃったじゃない!」
「そう、だね…。ふ、ふ…ふふ…。ケホ…ケホ…。まんまるで、かわいい…」
「ふざけないで!」
私の体をこんなにしておいて、何食わない態度のこいつが腹立たしい。
「何でこんな事するの!?私があなたに何かした!?」
私の声に、ゴミ子は一瞬体をピクリと震わせると、私の顔を凝視した。
見る見るうちに目が充血していく。
「…覚えて…ナイノ?」
ゴミ子の赤黒い瞳が私を見つめる。
不意に、耳鳴りがした。何だろう、ガラスをなぞるような…いや、鈴虫が鳴くような、
りーん、という耳鳴り。
「ねぇ…オボエテ…ない?の?」
「え…?え…?」
怖い。無表情のゴミ子が、血の色に染まった瞳で私を凝視する。
「あなたのせいで…アナタノ…セイデ…オマエノ、セイデ…!」
ゴミ子の表情が、突然鬼の面ように変わっていく。
「ひ、あ…」
恐怖で体が動かない。今すぐに、この生き物から逃げたいのに。
「…セイデ…オマエノ、セイ…、ゲホ…ッ…ゲホ…!ア…アア…」
ゴミ子は、脇のビニール袋からパンの袋を取り出して片手で封を破ると、
床に縫い付けられたように動けない私の口に中身をねじ込み始めた。
「ぶ、!?も…もが…っ」
ゴミ子は私を壁に押し付けて、次々に私の口にパンが詰め込まれる。一つ飲み込めば次。それを飲み込めばまた次。
やめて。苦しい。息ができない。
「ギ…ギギギ…。ギシ…シ…ギ…」

727650:2011/05/11(水) 08:57:06 ID:WVQ3KTwo0
開いたゴミ子の口から金属が軋む様な音が聞こえる。
私は口に無理やり何かを押し込まれる感覚と恐怖で混乱したまま食べ物を詰め込まれ続けた。


「ふー…ふー…」
ビニールの袋が空になり、ゴミ子が私の口に無理やりパンを押し込む手が止まった。
口の中が空になった私は、空気を貪るように吸い込む。
「……」
ゴミ子は血の色をした瞳で、呆然と私の顔を見ている。
「あ…」
不意にゴミ子の口から声が漏れた。
「…ごめ…なさい…」
「…ふぇ…?」
「ごめんなさい…ゴメンナサイ…。ゲホ…ッ…。ごめんなさい…。」
突然、ゴミ子はそう繰り返しながら、私の膨れたお腹を撫で回し始めた。訳が分からない。
「え…ちょ…っと?」
「ごめ…ぃ…。ご…なさぃ…。」
枯れ枝の様な手で力なく、私に抱きつくように乗りかかった状態で、私のお腹を撫で回すゴミ子。
軽い。上に乗られているのに、ほとんど重さを感じない。こいつ、こんなに痩せていただろうか。
「え…ねえ、ちょっと、何…?」
「う…ゥウ…う…」
やがて、ゴミ子は私に抱きついたまま動かなくなった。口から、呻くような声だけが小さく漏れる。
「…ねえ、覚えてないって、何?」
どういう事だったのだろうか。私は、何を覚えていないのだろうか。
「…ゴミって、いった…」
「…え?」
「去年…春…。あなたが…ゴミって、言った…。みんな、で、…わら…った…ぁ…」
消え入りそうな掠れ声で、ゴミ子が私のお腹に顔を埋めながら言った。
「わたしが…?」
「笑われた…。あなたの、せい…だもん…。とも…だ…ぃ…。言った?の、に…」

728650:2011/05/11(水) 09:02:22 ID:WVQ3KTwo0
何の話だろうか。私が、こいつに何か言った?去年?
「…あ…。」
そうだ。思い出した。私は、確か、去年の一学期に。
「ころ…してやる…。だめ…?だ、め…。壊してやる…。苦しめ…くる…、しね…。オマエ…せいだ…ぁ…」
私に抱きついたままのゴミ子の顔を見る。今まで何故か気にもしていなかった。
よく見れば、ゴミ子の顔は所々ひび割れ、血が滲み、かなり悲惨な事になっていた。
何が起きればこんなに凄惨な状態になるのだろうか。
「…ごめん。」
私の口から、そんな言葉が漏れる。ゴミ子は体をビクッと震わせて、私の顔を見返した。
「…あやまんないでよぉ…」
ゴミ子の目から、涙が溢れた。みるみる顔がくしゃくしゃになってゆく。
「ころして、やる…。こわして…やる…。あやまんないでよぉ…」
静かに力なく泣きじゃくるゴミ子を、私はそっと抱きしめていた。
私の、柔らかいお腹と腕の肉にうずまるように、抱きしめていた。
そうか、そうだったのか。私の、せいだったのか。
誰もいない体育室に、静かに嗚咽が響き続けた。

***

今回は以上になります。今回は絵はありません。
私生活で少しイライラして、モチベーションが低下していましたが、
復帰しました。間が開いてしまってすいません。

729名無しさん:2011/05/11(水) 11:14:45 ID:2qiDj7fUO
おつーな。ついに和解と真相明かしかー。
っていじめに遠くから加担してた事以外に復讐動機があるのか。
てっきり皮膚病の子やらその他ともどもだと思った。
今更謝ってどうにかなる状態なのかゴミ子の体は…?

730名無しさん:2011/05/11(水) 14:28:32 ID:Z0BkCBHQ0
>>650
ここで訊くのもKYかもしれんが、Pixivではやはりそういうのはあげる気はない意向すか。
あと個人的に某シリーズでもちもちおもち、若しくは別キャラでの再来は今後予定あったりします?

731名無しさん:2011/05/11(水) 15:19:30 ID:ZFtJrSQ.O
>>730 ホントにKYだと思っているなら聞くなよ…

ともあれ、続きGJ!
あんまり無理しないでくださいねー 自分がストレスで肥ってしまってはどうしようもないのでww

732名無しさん:2011/05/12(木) 02:03:53 ID:CRclpB6g0

    ___
   ,;f     ヽ         
  i:         i   >>650 ありがたやありがたや
  |        |  ///;ト,
  |    ^  ^ ) ////゙l゙l;   
  (.  >ノ(、_, )ヽ、} l   .i .! |   
  ,,∧ヽ !-=ニ=- | │   | .|
/\..\\`ニニ´ !, {   .ノ.ノ
/  \ \ ̄ ̄ ̄../   / .|

733650:2011/05/13(金) 09:46:40 ID:aJUmfHn.0
>>730どちらも状況次第でしょうか。
>>731胃痛持ちなので、私はストレスで体重が落るタイプです…。
    その分、物語の女の子には肥ってもらいますが。

続きです。

13、

***

そうだった。確かに、そうだった。
私があんな態度をとったから、ああなったのか。
私があんな事を言ったから、そうなっていたんだ。

お風呂場で体を洗いながら、ゴミ子の事を考える。
体育館での出来事を想い返す。あいつの泣き顔を思い出す。
「私の…せい。」
だからといって、こんな蟲を飲まされてこんな体にされて、納得がいく訳がない。
けれど、それでも一つ、納得というか合点がいった事がある。
何と無しに視線を落とす。私の目に、でっぷりと突き出したお腹と、たっぷり膨らんだ両胸が映った。
128キロの巨体。あいつが、私をこんな姿にした。
もうすぐ定期試験があって、そして一学期が終わる。

734650:2011/05/13(金) 09:47:55 ID:aJUmfHn.0
その後で良い。なるべく長く時間をとって、あいつと話がしたい。あいつと、ゆっくり話がしたい。

***

「……。」
「……。」
夏休み最初の日。私はゴミ子と、ファミレスに来ていた。
高校は夏休みでも、今日は一応平日の昼間なので、他の客はいない。ここでなら、ゆっくり話ができると思う。
私は特大サイズのジャージ姿。ゴミ子は制服。お互いの服装から、休日という感じが全くしないが。
定期試験は、特に問題なく終わった。
お腹の中の蟲の驚異や、皆に笑われる恐怖から意地でも逃げずに学校に行っていた甲斐もあって、
成績がどん底になる様な事は無かった。素直に、うれしい。
「…。」
私と向かい合うように座ったゴミ子が、居心地悪そうに肩をすぼめている。
電話番号を、クラスの緊急連絡網の資料で調べて、今日ここに呼び出した。
「ねえ…。」
「…。」
私が話しかけても、ゴミ子はうつむいたまま喋らない。
蟲を飲まされて以来、こいつを怒りと憎しみ以外の目で見たことが無かった…と、思う。
今まで気にもしなかった。気付かなかった。今落ち着いてゴミ子の姿を見てみると、一つ、強く感じる事がある。
干からびたように生気の薄れた、栗色というよりスス茶色の髪。
赤黒くひび割れた顔。小さな肩。所々血の塊のような染みの浮き出た、棒切れのような腕。
…この子、私に蟲を飲ませた時よりも、尋常じゃない早さで枯れていっている。
何が起きればこんな事になるのだろうか。何かの病気だろうか。
だがそれよりも、今私はこいつに話したい事がいくつかあった。
「あなた、私の事、憎んでる…?」
「……。」
ゴミ子は、うつむいたまま答えない。
「私が、あんな事言ったから…?」
「……。」
去年の、高1の一学期。

735650:2011/05/13(金) 09:50:07 ID:aJUmfHn.0
こいつは、友達らしいクラスメートが一人もいなかった。
クラスの他の女子は中学の頃の同級生とか、そこそこ知っているクラスメートとつるんでいる中で、
こいつは一人だった。
理由は知る由もないけれど、私達の高校にはこの子の中学の同級生は一人も入学しなかったらしい。
既にグループができている女子たちの中に入れなかったこの子はある時期から、
教室で席が隣だった私と、ちょくちょく話をするようになった。私は、あの時どんな話をしたのか既に覚えていないけれど。
本人は嬉しかったのかもしれない。やっと友達ができたと思ったのかもしれない。
でも私は、呼んでしまった。
その時私は、イライラしていたのだろうか。不機嫌だったのだろうか。
引っ込み思案というか、少し暗くて、おどおどした感じのこの子を。稚拙に幼稚に蔑んだ、安直な名前で。
気持ち悪くて、変な奴、という気持ちで
「ゴミ子…」
と。
「…なに…?」
誰が言い出したあだ名かなんて、忘れていた。クラスの女子も、男子も、皆そう呼ぶから忘れていた。
あたり前のように思っていた。
「…ごめんね」
私だったのか。
「…!!?…あやまら…ないで…っ!!」
この子がクラスの中で、私達の学年で、のけ者にされ始めた原因は、私だったのか。
「あや…っ…ゲホッ…!あやまら、ないで…!…“ゴミ”で、いいから…!」
高1から高2へ、クラスのメンバーが多少変わっても、ずっと。
その原因たる私への仕返しが、不可思議な蟲だったのか。このブクブクに膨らんだ体だったのか。
「殴って、いいから…!嘲笑っていい、から!…やめ…、ェホ…っ…ケホ…!やめて…!」
憎い相手から謝られるのは、嫌だろうか。
「なん、で…こわれないの…?なん…ぇ…あやまる、の?」
細い肩を強張らせながら、ゴミ子が掠れて消え入りそうな声を強める。

736650:2011/05/13(金) 09:51:10 ID:aJUmfHn.0
この子に飲まされた蟲のせいで、私は一学期の間に激太りした。
その勢いは凄まじく、元は40キロ台だった体重も今は130キロに迫らんとするほどだ。
クラスの皆から、だんだん笑われるようになっていく毎日。蔑まれる毎日。
じわじわと周りに避けられるようになっていく日々。痛いほど、わかる。
「ねえ…」
「あやまんないでよぉ…」
ゴミ子の目から涙がこぼれ落ちる。
「…あなたが…憎く、無く、なったら…。わたし…どうすれ、ば…いいの…。
 わたし、あなたに…、復讐しよ…うって…。しかえし…。ニンゲンまで…捨てて…」
「…え?」
人間を捨てる?
「蟲に、体を喰わせて、まで…」
ゴミ子は涙で一杯の目で私を見つめた。
「あなたの…友達を、みんな、あなたから…引きはがす、ために…毒虫まで、つかって…。
 厄蟲も害虫も…取り込んで…死ぬくらい、痛かった。おかしくなるくらい、痛かった。なのに…なのに…」
ゴミ子の目が充血していく。二つの紅い瞳から、どす黒い染みが広がっていく。
りーん、という耳鳴りがした。
「ナンデあやまるの?ドウシテこわれないの?ソンナ体になったクセに?なんで…」
ゴミ子はそのまま、充血しきった目から涙を流し続けた。

***

自分の部屋で、ベッドに腰掛けながら菓子パンを頬張る。

737650:2011/05/13(金) 09:54:02 ID:aJUmfHn.0
私がこんな体になったのは、結局自分のせいだったのか。
お腹に触れると、ぶよんとした肉の触感が手のひらに伝わってくる。今まで恨んでいた相手を、今はちっとも責める気になれない。
口の中に甘い味が広がる。今、あの子は何をしているだろうか。
昼間、ファミレスで別れた時は、いつまでも泣き続けそうな雰囲気だった。今私がこうして食べ物を貪っている時も、
あの子は泣き続け、痛みに苦しんでいるのだろうか。
今日も、買ってきた食べ物を食べ終えた。全部でどのくらいのカロリーになるかなんて、もうわからない。
そのまま後ろに倒れ込み、横になる。ベッドがギシギシと音を立てた。
まだだ。まだ私は、あの子と話をしなければならない。
まだ、何も解決していないのだ。

***

inファミレス↓
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1261_1.jpg

今回はここまでになります。やっと終わりが見え隠れしてきたか?

738名無しさん:2011/05/13(金) 11:43:39 ID:8mr6T4dwO
>>737
おつおつなのよー
クライマックスが近いですね…!最終的にどうなるのか…

739名無しさん:2011/05/13(金) 22:16:08 ID:uOxt0Yvk0
乙です!
なんだか思いのほかハートフルな話になってきそうでwktk

740名無しさん:2011/05/15(日) 15:44:21 ID:zf1QbM.60
遅まきながら乙
絵が着実に太ってきているのが実に悩ましくていいなw

741650:2011/05/17(火) 07:01:32 ID:mx4E3mrM0
今回絵は無いですが、続きを投下

14、

***

「ふぅ…ふぅ…」
夏の強い日差しの下を、私は必死で歩いていた。
今日は、駅でゴミ子と…あの子と待ち合わせをしている。
夏休みの最初の日に会ってから数日。何度連絡してみても、電話に出るなり切られてしまって、何の話もできなかった。
昨日、やっと会話に応じてくれたのだがやっぱり口数が少なくて、それで、今日直接会って話をする事にしたのだ。
「暑い…。」
体中から汗が噴き出る。130キロ台も間近に迫った巨体の私には、この季節に駅まで歩くのは重労働だ。
3ヶ月前まではほんの5分の道のりだったのに、今では時々立ち止まって休みつつ15分はかかってしまう。
駅前に着くころには、着ていたジャージが汗でびしょびしょになってしまっていた。周囲の人間の、奇異の視線が痛い。
早くゴミ子と合流して、早くこの場を立ち去りたい。
待ち合わせ場所の時計台へ目を向けると、簡素なシャツとスカートを着たゴミ子がこちらを見ていた。今日は制服ではないのか。
「…たいへん、そうね。」
私がふぅふぅと息を切らせながら近づくと、ゴミ子は私の顔から視線をずらして蚊の鳴くような声で言った。
「はぁ…、ふぅ…、あ、あなたの…おかげでね。」
「…そう…だ、ね。」
特に面白い会話など、できるはずもなく。私は彼女と、元来た道を折り返した。

742650:2011/05/17(火) 07:02:45 ID:mx4E3mrM0
今日は、家族が皆出払ってしまっていて、私の家には私一人しかいない。
だから、今日は私の家で話をしようと決めた。私の家ならば、周りの目が気になる事も無い。主に私の都合なのだけれど。
「……。」
ゴミ子は黙って私の隣を歩く。お互いに一切喋らない。
当然か。私とこの子の関係ならば。
「…ここが、私の家。」
「…うん…。」
一言も会話が無いまま、私の家に着いた。玄関の扉をあけて、ゴミ子を中に通す。
私に蟲を飲ませた張本人を家に上げる。不用心だろうか。いや、大丈夫だ。根拠は無いけれど、私はそう思った。
この子はもう、私に甚大な危害を加えたりはしないと思う。
「あの…」
リビングにゴミ子を通した後、私はゴミ子に言った。
「…なに?」
こちらをふり向く事無く、ゴミ子が答える。
「少し…お風呂入ってきていい…?汗だくだから…」
一度水に浸かった後のようにびしょびしょのジャージが、お腹や背中に貼り付いて気持ち悪い。
「…うん。」
「待ってて、すぐ戻るから。」
ゴミ子の返事を聞いて、私はリビングを後にした。

***

シャワーで体を流しながら、私は考えていた。
私は今日、あの子と何を話そうと思ったのだろうか。お風呂から出たら、どうすればいいのだろうか。

743650:2011/05/17(火) 07:04:20 ID:mx4E3mrM0
正直、何を話していいかわからない。何を聞こう?何を話そう?何か話さなければならないとは思うのだが…。
今日呼び出したのは、もしかして早計だっただろうか。
そんな事を考えていると、
「…ねぇ…」
後ろから掠れた声がした。
「え?」
お風呂場の扉が少し開いて、ゴミ子がこちらを覗き込んでいた。
「あ…えと…ちょっと…」
私は慌てて体を隠す。…とても隠しきれるものでは無いけれど。
でもやはり、裸の状態でこんな体を見られるのは、相手が同性であっても恥ずかしい。
「…な、何…?」
「…ちょっと、はいる…ね?…大丈夫、服は…着てる、から。」
お風呂場の扉が音もなく開いて、ゴミ子が中に入ってくる。いったいどうしたというのだろうか。
「ね、何…?あ…あんまり見ないで…欲しいん…だけど…」
「……。」
恥ずかしさで声が途切れ途切れになる私の前で、ゴミ子が私の体を見つめている。
「わたし…どう、すれば…?…いいん、だろ…」
「…え?」
消え入りそうな掠れ声で、ゴミ子が話し始めた。
「わたし…あなたを、ころし…て、しまいたかった…。壊して、しまいたか…た…。でも、あなたが…
 ごめん、って…言った、とき…。哀しくなって、さびしく、なって…」
ゴミ子の目から涙がこぼれ落ちた。
「…なに、やってる、のかな?…って、…。わたし。…わかん、ない…。」
そこまで言うと、ゴミ子は枯れ枝の様な腕で力無く抱きついてきた。
「あ…あの、ちょっと…」
「…わから、ない…の…」
ゴミ子の服が、シャワーのお湯で濡れていく。下の肌が透けて見える。
まるで、全身に血の色の刺青でもしたような、ミミズ腫れのような跡が浮かび上がる。
「……。」
肉々しい私の体にすがりつく、今にも朽ち果てそうな程に弱々しいゴミ子の体。
そうだ。私はこれが知りたかった。どうしてこの子は、こんな事になっているのだろうか。

744650:2011/05/17(火) 07:06:37 ID:mx4E3mrM0
私の胸元に泣きつくこの女の子に、何があったのだろうか。

***

静かなリビングで、私はゴミ子を膝枕するようにソファーに座っていた。
お風呂から上がって、私は男性用の大きなシャツを着ている。
びしょびしょになってしまったゴミ子にも同じシャツを貸したら、なんだか白いワンピースのようになった。
体格差が如実に浮き彫りにされて、少し心が痛む。私が、もの凄く太ってしまった事が実感されるのと、それに…
「…ねえ。」
私は膝の上で目蓋を閉じている顔に問いかける。
「…これは、どうしたの?」
そう言いながら、私はゴミ子の腕をとる。細い。骨しか入っていないというより、骨すら入っていないのではないか。
「…しら…ない…」
ゴミ子は目蓋を閉じたまま眉をしかめた。
「知らないって事は、無いでしょう?何があったの?」
「…しらない…もの…」
閉じられたゴミ子の目蓋から涙がこぼれた。改めて落ち着いて見てみると、この子は本当に弱々しくて、哀れな感じがする。
以前からそうだったか?いや、違うと思う。少なくとも、“あの日”はもっと…いわゆる、“普通”の体型だったと思う。
今までまったく気づきもしなかったけれど、きっと、私が蟲を飲まされた時からじわじわとこうなっていったのだろう。
「ねえ…」
「…しら、ない…って…ば…」
コホコホと軽く咳き込みながらゴミ子が呟く。そういえば、いつからだったか、この子がよく咳をするのを見た気がする。
蟲の事で頭がいっぱいで、この子の事が憎くてたまらなくて、全く気に留めていなかったけれど。
「…しら、ない…。しらな…… え……?」
私はゴミ子の体をそっと抱きしめた。私の柔らかい腕と胸が、ゴミ子の頭を包む。
「…なに…して、る…の?」
理由は、特に無い。あれほど憎かった、あんなに腹を立てていた相手に、私は何をしているんだろうか。
「やめ…て…。はなし…て…ょぅ…」
私の胸元に埋まったゴミ子の口から、か細い声が聞こえる。抵抗する様子は無い。
「…なんであなたは、そんな事になってるの…?」
「……。」
「ねえ、何があったの…?」
「…なん、で…そ…な……こと…聞…の…?」
何でだろう。気になるから、というのは答えになるだろうか。何で気になるのかは、わからないけれど。
しばらくの沈黙の後、ゴミ子が口を開いた。
「…む…し…」
むし?蟲?
「け…ぃ…やく…」
けいやく?計約?……契約?
「…どういう事?」
「…あなたに、しかえし…しヨう…と。でも、…わタし…ひとり…なにも、できな…ぃ…から…。
 で、も…どうしても…どう…してモ…しかえし…したく…。」
「え、ちょっと待って。」
この子は何の話をしているんだろうか。契約?何の事だろうか。
「…わたし……わたしの―――と、ひきかえ…に…。」
「…え…。」
耳を疑った。ゴミ子の口からぽつぽつと零れる話は、私の常識を、まるで無視した内容だった。
「……。」
私は言葉を失って、胸元で力無く目蓋を閉じるゴミ子を見つめていた。

***

にわかには信じられなかった。

745650:2011/05/17(火) 07:08:13 ID:mx4E3mrM0
というより、普通は信じないと思う。私も、まだ完全には信じられない。
でも、私のお腹の中にいる蟲も、少なくとも私は今まで聞いた事がないような存在だった。
人を、お腹の中から食い破る。内臓と同化して、宿主の食欲を無限に増加させる。そんなエグい生き物、聞いた事がない。
「…普通の生き物、ならね…」
私の膝の上に頭を乗せて、静かに眠っているゴミ子の頬を撫でる。木の幹を触るように乾いた感触が手のひらに伝わってきた。
「ねえ…。…それ、本当なの?」
さっきこの子から聞いた話。
この子が、“蟲の悪魔”と契約して、地獄や異界に住む蟲を操れるようにしてもらった、という話。
その代償に、自分の“生きる力”をほとんど食べられてしまった、という話。
さらに自分の体を、地獄の蟲を扱いやすい体に改造してもらった、という話。
今、この子の体の中は、あらゆる蟲に生きたまま喰われてほとんど空の状態、という話。
本当だろうか。本当の事なのだろうか。もし、そうだとしたらどうやって…
「ねえ…。そこまで憎かったの…?」
去年、私の心無い一言で傷つけられて、それがクラスに広まって、そのまま…
「いじめられて…?」
そうか。私のせいか。
蟲を飲まされて、ぶくぶくに太ってしまって、皆からデブと蔑まれて。
でも、そんなのは大した事では無かったという事なのか。この子の復讐の、ほんの触り程度だったのかもしれない。
この子が「あやまらないで」と言ったのはそのせいだろうか。
ここまでして果たそうとした復讐の相手に、あっさり非を認められてしまったから…

746650:2011/05/17(火) 07:10:36 ID:mx4E3mrM0
「…ばか…」
そこまで憎いなら、口で言えば良かったのに。その時やり返せば、よかったのに。
こんな事にならなくても、済んだのに。

***

今回はここまでです。
始めっからそうでしたが、この話ファンタジー色が少し強いので、
ラストに近づくにつれて話が飛んでいきます。

747名無しさん:2011/05/17(火) 23:30:30 ID:QGrLaugY0
乙です!
ラストが近づくって事は何かココからまた展開していくんですか・・・!
これは期待せざるを得ないw

748名無しさん:2011/05/29(日) 23:05:22 ID:UBC6vSM.0
オチが気になるなぁ…完結してまとめページに入るのが楽しみです。
改めて通しで読んだら、また違った趣がありそう。

749名無しさん:2011/05/31(火) 23:40:34 ID:wcSeFolw0
続きが気になりますな!
楽しみに待ってますよ!

750650:2011/06/03(金) 22:44:19 ID:/Oenrk3E0
ラストを若干修正して、矛盾点を改善して、伏線っぽいのをチェックして…
とかやってたら、まーた間が空いてしまいました。申し訳ない。
続きです。

15、

***

「ふぅ…ふぅ…」
私の口から荒い息が漏れる。
「よい…しょ…」
重い体を動かして、ベッドに横になる。
「ふぅー…」
クーラーを入れていても、暑い。体中から汗が噴き出て、気持ち悪い。
視線を自分のお腹の方に向ける。そこには、これは人間の体の一部なのかと疑いたくなるくらい脂肪で膨れた私のお腹があった。
夏休みが半分過ぎ、こんな体だからほとんど外に出なかった私は、もの凄いペースで太り続けていた。
1週間程前に、180キロをオーバーしてから体重は量っていない。もう意味も無いだろうから。
でも、それ以降も少し、お腹が膨らんだ気がする。いや、お腹だけじゃない。
腕や、脚や、顔にもどんどん脂肪がついて、自分の身体が何か別の物になるような気すらする。
「別の物…」

751650:2011/06/03(金) 22:46:01 ID:/Oenrk3E0
別の物、と言えば、夏休みの初めに話をして以来、ゴミ子と会っていない。
あの日聞かされた話は、未だに信じられた物では無い。でも、もしもあの話が本当なら。
あの子は…まだ生きているのだろうか。
「…はぁ…」
ため息が出る。ゴミ子の事も気掛かりだけれど、自分の体も不安だ。
最近、1日1日毎に分かるほど早く体が太ってゆく。食べたものが、そのまま肉になっているのか、というほど早い。
私は、どこまで太り続けるのだろうか。
お腹の中の蟲は、私をどんな生き物に変えようとしているのだろうか。
普通、ここまで一気に太ったら、動きが鈍くなったり、起き上がれなくなったりするのではないだろうか。
でも、私の体はその気配を見せない。今でも、日常生活が困難になるような事は無い。
どうして。もしかして、お腹の中の蟲は、私の体の動きまでサポートするのだろうか。
自分の体が、自分の物では無くなっていく恐怖とは、こういう事を言うのだろうか。
「…ん…。」
目を閉じる。眠くなってきた。窓から差し込む夕日が、肉と脂肪で膨らんだ私の体を、毒々しい赤色に照らしていた。

***

目蓋を開くと、窓の外は既に暗くなっていた。
どのくらい眠っただろうか。食べて寝てを繰り返す生活で、すっかり時間の感覚が狂ってしまっている気がする。
今、何時だろうか。枕元に置いてあった携帯電話の時計を見る。――夜の8時。
「ケータイ…」
そういえば最近、携帯電話なんてめったに使わなくなった。
私からも。かつての友達からも。メールなんて、しない。こんなデブと、積極的に関わろうとする女子なんて、私のクラスにはいないだろう。
家族とも、あまり会話なんかしない。どんどん、私は一人になってゆく。
「このまま…私は…」
どうなるのかな?そんな事を考えていると、突然手元の携帯電話が鳴った。
「…え?メール?」
でも、誰から?

752650:2011/06/03(金) 22:47:27 ID:/Oenrk3E0
「え!?」
送信者は、見たことも無いアドレス。でも、件名は――
「え、これ…。ゴミ子…?」
ゴミ子の本名。しかも、フルネームだった。
「なんで…?」
どういう事だろう。私は、あの子にアドレスも番号も教えた覚えは無い。誰かから聞いたのだろうか。…あの子が、聞けるのだろうか?
要件を確認する。メールを開くとそこには、
『夜 9時 駅前の公園 で 待つ』
とだけ書かれていた。
「待つ…って…」
おかしい。あの子らしくない。あの、根暗なゴミ子が、こんな威圧的な文章を書けるだろうか。それに、向こうから呼び出しとは。
「なんだろ…?」
とりあえず、ゴミ子のフルネームで来たメールだ。送り主も、多分あの子だろう。実際に行ってみれば、分かるだろうか。
私は、了解の旨を伝えるメールを返信して、重い体をベッドから起こした。

***

「ふぅー…ふぅー…、ぶふぅー…」
暑い。夜と言っても、今は夏だ。もちろん、気温もそんなに低くなるわけじゃない。
多分もう200キロを超えたであろう体を揺さぶって、駅前の公園に急ぐ。今は8時50分。間に合うだろうか。
ジャージが汗で体に貼り付く。たかだか駅前までの道のりで、汗でびしょびしょになってしまう。
「はぁ…はぁ…」
息が熱い。体が熱い。重い。
以前の私なら、5分や10分で歩けた距離。今は、少し歩いては休みつつ、たっぷり20分はかかる距離。
やっとの思いで公園に着くと、9時をほんの少し過ぎていた。このくらいなら、遅刻にはならないと思う。
「はぁ…はぁ…っ…」
息を整えながら、ゴミ子の姿を探す。

753650:2011/06/03(金) 22:49:32 ID:/Oenrk3E0
あまり大きくない公園だ。犯罪防止用の街灯もある。すぐに見つかるはず。
私は首を左右に向けながら、ゴミ子の姿を探していた。すると――
『――…来たか。』
突然、耳元に低い声が響いた。同時に、りーん、という鈴虫が鳴くような耳鳴り。
「え…?」
驚いた私が振り返ると、さっきまで誰も立っていなかった場所に、奇妙な影が立っていた。
『突然呼び出して、すまない…。急を要する、話だった…。』
形容しがたい、奇妙な影――いや、生き物……いや、それも違う…。
『辺りの人間は、払っておいた…。安心、しろ…。殺しては、いない…。』
“バケモノ”としか言いようのない何か。
全身黒い光沢のある、鎧というか、殻のような物に覆われた、2メートル程はある、バケモノ。
二本の脚で立ち、鎧と筋肉が合わさったような生々しい腕を、肩から、背中から、左右3本ずつ6本も生やした、バケモノ。
「ひ…」
なんだ、こいつは。怖い、逃げなくちゃ。でも、この身体で、どうやって。
『怖がるのは、無理もない…。人間は、我々に恐怖する生き物…。』
真ん中に目玉のような形の、黄色い宝石みたいな物が付いた、頭と思われる部分から、声が聞こえる。
『だが、聞いてほしい。お前に…伝えなくては…。』

***

私は、夜の公園のベンチに座っていた。この体重では、立ち話はさすがにできない。
目の前には、さっき話し掛けてきたバケモノが立っている。よくよく見ると、カブト虫とクモを足して割ったような姿だ。
こんな姿で、ベンチに座るのは無理だろう。ふと、こいつの姿を見ていたら、小さいころ古いおもちゃ屋で見かけた怪獣の人形を思い出した。
カミキリ虫みたいなデザインで、火の玉を吐くとか、箱に書いてあった気がする。
さっきはパニックになっていた私の頭も、そんな事を考えていたら落ち着いてきた。
「ねえ…あなた、もしかして…」
ずっと気になっていた事を聞いてみようと思った。
『…我は、“蟲”だ。』
ゴミ子のフルネームで、あえて私をこんな所に呼び出したバケモノ。やっぱり、こいつが…
『お前に巣食う蟲も、我が…使わせたものだ…。』

754650:2011/06/03(金) 22:51:10 ID:/Oenrk3E0
自分の表情が険しくなるのが、自分自身でもわかった。
『…我を憎むのは…当然の事だ…。』
「ねえ、あなたは、一体なんなの…?」
私の質問に、バケモノは一瞬考える素振りを見せた。
『…我は、“蟲”だ。が、お前のそれが“立場”を聞く質問なら、こう答える。
 我は…いや、我々は、お前達から、時に“悪魔”と、時に“妖怪”と、時に“魔人”と呼ばれている。』
妖怪。悪魔。とても、現実的では無い話。ゲームやアニメのような話。夏休みの初めに、ゴミ子に聞いた話が頭を過ぎる。
『…我々は、お前達が欲するが故、現れる。お前達の大切な物を対価に、お前達の願いを、我々のやり方で叶える。それが、我々の“立場”だ。』
「魔法とか、呪いとか、そういうので…?」
『…ある者は、そうかもしれない。が、我自身は、いわゆる“不思議な力”は使えない。我が使えるのは、配下の“蟲”だけだ。その――』
バケモノは、私の膨れたお腹を指して言った。
『――お前の、腹の中に巣食うような、蟲だけだ…』
私の体の中の蟲は、このバケモノのせいなのか。
「…なんで、私を呼び出したの?」
こんな夜の公園に。妖怪だか悪魔だかが、携帯電話なんか使って。
この外見のバケモノがメールを打つ姿は、きっとかなりシュールな光景だろう。
『…時間が、無い…』
蟲のバケモノは、なんだか力のない声で言った。
『…我を呼び出した少女の命が、尽きようとしている…。』
「え…?」
何の話だろうか。いや、このバケモノを呼び出した少女、と言ったら…。
「ゴミ子…」
『…今から、300日ほど前…。あの少女の絶望と、憎悪が、我を呼び寄せた。』
300日…だいたい、去年の冬の初め頃。
『少女は、己の憎悪によって引き寄せられた我に…、異形の怪物に…、己の“願い”を言った。
 自分の心を踏み躙ったお前を、ただ醜く、ただ惨めで、誰からも蔑まれる身体に変えてやる力が欲しいと言った。』
ゴミ子が、そんな事を。…よっぽど、私が憎かったのか。
『…少女の差し出した“対価”は、自分の命と、肉体だった。』
胸の奥が苦しくなる。ここまで歩いてきた時の、重い体を無理に動かした時とは違う苦しさだ。
『それほどの対価があれば…我は、我々異形の怪物は、あらゆる事ができる。我は早速、少女の体に数多の蟲を巣食わせ、様々な事ができる様にした。
 …一針刺せば全身に発疹のできる毒を持つ小蟲。香を嗅げば全身の自由を奪う毒液を吹く蛞蝓。脳を揺さぶる振動を硬羽から出す羽蟲…。己の眼の代わりに遠くを見渡す蛾蟲…。
 それらの蟲達を直ちに呼べるように、少女の身体の、全ての血管に細工まで施した…。――お前の腹の中の蟲も、少し前に、我が少女に授けた物だ…。』
どれも、心当たりがある気がする。もしかしてゴミ子は、私に復讐するために、クラスの――いや、学校中の生徒に……
『少女の計画は…おそらく、周到だったのだろう。すべてがうまく運び…お前の体を醜く変えるのみならず、さらには、誰からも避けられる立場にすら追い込んだのだから…。』
新種の皮膚病と言われてイラついていた友人と、喧嘩したあの日の事を思い出す。そうか、あれも全部……

755650:2011/06/03(金) 22:52:47 ID:/Oenrk3E0
『だが…最後の、最後になって…少女に迷いが生じた。』
「え…?」
私は顔を上げた。バケモノの顔のような部分を見たが、表情は分からなかった。
『…少女は、最終的にはお前を殺す…いや、“死”以上の苦しみを与えるつもりでいた。』
…強い言葉に、背筋が少し寒くなる。死ぬこと以上。どんな苦しみだというのか。
『…お前の中に巣食う蟲は、成熟しようとしている。その蟲が成熟すれば、お前は欲望のままに食物を貪り、蟲に生かされつつ永遠に肥え続ける“異形”になる。』
「え…っ…!?」
『…それは、お前という“個”が死ぬと同時に、しかし体は死なず、その現実を永く味わい続けるという事だ…。』
言葉がでない。そんな、それじゃあ、私はこのまま……
『だが、なぜか、最後になってあの少女は…それを否定した。お前に、そのような絶望を味わわせる事を、選ばなかった…。
 なんでもする、なんでも差し出す、だから、お前の事を救って欲しいと言っていた。つい…数日前の事だ…』
ゴミ子がそんな事を。痩せ細ったあの子の腕を思い出す。あんなになって…
『しかし、あの少女にはもう、差し出せる物は残っていない。既に臓腑の大半は我の使わせた蟲が食らい尽くし、わずかな金品も、他人との絆も、すべてお前への復讐の犠牲にした後だった。』
バケモノの話が途切れた。夜の公園に静寂が落ちる。
私への復讐のために、自分の全部を投げ捨てたゴミ子。でも、最後の最後に私を助けようとしているゴミ子。どうして。
私が憎いのなら、いっそそのまま、このお腹の蟲が成熟するのを見ていれば良かったのに。どうして。
『…我と、勝負をしよう。』
「え?」
突然のバケモノの言葉に、私は地面に落としていた視線を上げた。
『…このままでは、あの少女の願いを叶える事はできない。あの少女は、既に対価になりうる物を持っていない。』
バケモノの顔らしき部分の真ん中の、目のような球体が鈍く光った。
『…だから、我と、お前とが、勝負をしよう。』

***

――古くから人間と妖魔は、力比べで物事を決めていたらしい。
つまり、賭け勝負。それは、刀や剣での真剣勝負から“とんち”合戦まで、様々なのだそうだ。
何処の国や地域にも、人間とバケモノの対決した話が伝わっているのだとか――


公園から帰ってきて、お風呂に入って、自分の部屋のベッドに横になった時には既に0時近くになっていた。
公園でバケモノに聞いた話を思い返す。

756650:2011/06/03(金) 22:55:59 ID:/Oenrk3E0
…ゴミ子は、あと数日で死ぬらしい。
誰のせいだろう。誰かのせいなのだろうか。
「……。」
でも、あのバケモノが言うには、部下の蟲に内臓の代わりをさせる事で、延命措置はいくらでもできるらしい。
「…めんどくさい生き物なんだなぁ…」
しかしゴミ子には、もう“対価”が無い。それでは、ゴミ子の願いは叶わない。バケモノが、願いを叶える事ができない。
だから、私があのバケモノと勝負して、あのバケモノを屈服させる事で、私に「命令」してほしいのだそうだ。
そう、ゴミ子の命を助けろ、と。
自分の体に視線を向ける。横になっていると、まるで砂浜に打ち上げられたクジラのような私の体。
風船のように膨らんだ、私のお腹。こんな体で、一体どんな勝負に勝てるというのか。
勝負の方法は、明日教えてくれるそうだけれど、私は不安と動揺で一杯だった。
いつの間に寝てしまったのかも、分からないほどに。

***


今回はここまでです。
文章自体は、おそらく20話くらいで終わるかと。あとは絵か…

757名無しさん:2011/06/03(金) 23:04:54 ID:oqARSrlcO
>>756
乙です!寝る前に発見してよかった、これでぐっすり!

758名無しさん:2011/06/04(土) 12:24:16 ID:e6qFM6OA0
乙乙ー
いよいよ佳境に入ってきたねえ
肥満化描写よりも段々話の方が気になってきたw

759名無しさん:2011/06/04(土) 12:46:10 ID:O4NxIpJc0
やはりデブッたことを弄り倒すのような勝負なのだろうか
200kg超の絵も期待

760650:2011/06/05(日) 07:06:35 ID:S044mijM0
続きです。

16、

***

夜が明けた。今日、私はバケモノと戦う事になる。
…どんな勝負をするというのか。まさか、本当にゲームや漫画みたいに、正面から殴りあう事になるのだろうか。
「…無理だよ…。」
思わず口から独り言が漏れる。無理だ。この身体で、いや、例え元の痩せた身体でも、あんなどこかの怪獣みたいな奴に勝てる訳が無い。
ベッドから身を起こす。立っていても座っていても、もう下が見られない程に肥えて膨らんだ私の身体。
もう、太っているというより肉の塊に手や足が生えていると言ってもいいほどブクブクに脂肪のついた私の身体。
今、何キロだろう。200キロ?210キロ?そんな、生易しい数字なのだろうか。
ベッドに座って、そんな事を考えていると、頭の上から声がした。
『…目は、覚めているようだな。』
顔を上げると、天井に握り拳くらいの大きさの虫がはり付いていた。あのバケモノの手下の蟲だろうか。
『…勝負の、方法を伝える。我の使わせた蟲を介して、お前にも我の声が聞こえている筈だ。』
やっぱり、そういう事か。なかなか、バケモノらしい事をする奴だ。
『…勝負の方法だが―――』
「待って。」
『――ふむ……?』
思わず、私はバケモノの声を途中で遮っていた。
「やっぱり、無理だよ…。私、あなたのせいで、こんな身体だし…、あなたと戦ったりとか…その…、人間であなたに勝てるものなの…?」

761650:2011/06/05(日) 07:08:05 ID:S044mijM0
我ながら、情けない弱音だと思う。でも、言わずには居られなかった。
こんな事を言うと変だと思うけれど、なんだか、今の私はバケモノ達から見てかなり美味しそうに見えるんじゃないだろうか。
勝負、と言いつつ、私を食べてしまうつもりなんじゃないか、と、オバケに怯える子供みたいな事を考えていた。
『…片方に勝機の無い闘争は、“勝負”ではない…。我は、虐殺を望んでいる訳では、無い。…勝負の方法を、お前に伝える――』
天井にはり付いたカブト虫のような蟲から、今日の勝負のルールが説明された。

***

“日が沈むまでに、丘の上の公園まで、歩いて来い”

――それだけ。
勝負のルールは、たったそれだけ。バケモノと、剣や魔法なんかで戦う訳じゃ、無いらしい。
ゲームとか、映画とか、そういうのでは悪魔とか妖怪とか言ったら本当に“戦う”から。てっきり殺し合いでもするものだと思っていた。
もうずっと着っぱなしのジャージ姿で靴を履いて、玄関を出る。夏の日差しが、私の身体を照らす。
丘の上の公園。私も、何度か行ったことがある。
ここから、バスで15分から20分くらい行った後、20分ほどのハイキングコースを上った先にある、高台の公園。
歩いて行くなら、どれくらいだろうか。2時間?3時間?
「…今から出たら、余裕じゃないの…?」
今、午前10時くらいだ。今から歩いて丘の上の公園まで行ったとして、いくらなんでも日が沈むまでには着くだろう。
…おかしい。そんなに簡単な内容の勝負なんて、おかしい。
「いや、考えても意味無い。」
そうだ、例えどんなに裏があったとしても、この勝負に勝たないと、ゴミ子は死んでしまうのだ。
行こう。とにかく、行こう。今の私には、誰かの命がかかっているのだから。

***

「はぁ…っ…はぁ……ふぅ……」
暑い。とにかく暑くて苦しい。
「う…ぐ…ぅ…」
家を出て、まだ5分程しか経っていないのに、体中から汗が噴き出して、脚が重くて上がらない。

762650:2011/06/05(日) 07:10:43 ID:S044mijM0
昼間に外に出て歩くのは、こんなに辛い事だったのか。
肉と脂肪の塊に包まれた私の身体が、無理な運動と夏の日差しで火照ってゆく。
「これ…っ…。はぁ…はぁ…。キツぃ……っ…」
まだ家から500メートルほどしか来ていない。それなのに、もうこんな調子。
――丘の上の公園まで――そんな言葉が頭を過ぎる。
…たどり着くだろうか。日の沈むまでに。いや、何日かかっても。
「ふぅー…ふぅー…」
手近な電信柱に手をついて息を整える。額から汗がしたたり落ちる。自分でも分かるくらい汗臭い。
「(あら…?あれ、2丁目の家の子だわ…)」
「(あら、本当…)」
「…!!」
不意に、背後から声が聞こえた。年配の女性の声。誰かと誰かが話す声。二つの声。私は、顔をそちらへ向けることができなかった。
そうだ…そうだった…。“これ”があった。
「(なんというか…すごいわね…)」
「(最近、見ないと思ったけど…病気かしら…。)」
心臓が、さっきまでとは違う激しさで脈を打つ。やめろ。やめて。やめてください。
「(何してるのかしらね…)」
そんなこと、あんたたちには関係ない。
「(あんなに太っちゃって、大変ねぇ…)」
その大変さが、なんであんたたちに分かるんだ。
「(歩くのも、やっとなんじゃない…?)」
うるさい、そんなことない。
私はまた歩き出した。再び、容赦なく汗が噴き出す。それでも、足は止めない。止めたくない。
私は、日が沈むまでに丘の上の公園に行くんだ。絶対に。誰かの命を、助けてやるために。

***

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1262_1.jpg

動悸と羞恥で大変な事に。
汗とか、書くの難しいですね・・・

763名無しさん:2011/06/05(日) 16:49:22 ID:GtS0JpWU0
もう続きが来てた!しかも絵付きちは、実に乙です。
侮蔑まではいかない、同情してるっぽい近所のおばさんの会話に興奮したぜ。

764650:2011/06/06(月) 19:58:13 ID:BhviJlQs0
ラストまでもう少し。続きです。

17、

***

「(おい、あれ…)」
「(え…?あのデブがどうしたんだよ?)」
「(わかんねぇの…!?ホラ、中学の時の、一番前の席の…)」
「(え!?ウソっ…!?ぅわ…やっべぇ…)」

「(ねぇ、お母さん、あの人…)」
「(じろじろ見たら ダメよ。)」

「(うわー。マジ見てあれ。ヤバくない…?)」
「(ヤバいよねー。あーなりたくは無いね…。)」

道を歩けば、誰もがふり向く。それは、美女や美男子の話では無かったのか。
さっきから、道をすれ違う人たちの視線と、ヒソヒソ声が私に突き刺さる。
…消えてしまいたい。今すぐ、消えてしまいたい。この巨大な体を、どこか見えない所に隠してしまいたい。
もう1時間ほど歩いたか。丘の上の公園は、まだまだずっと遠い。
「ふぅー…ぶふぅー…。げほっ……うぅ…。」
暑い。喉の奥が痛い。苦しい。
喉が渇いた。水も飲まずに、あれだけ汗をかけば当然か。
「はぁ、はぁ…水…」
すぐそこに、小さな公園がある。そこの水飲み場で、水を飲もう。
「ぜぇ…ぜぇ…」
公園に入って辺りを見回すと、水飲み場があった。何処の公園にもある、普通の水飲み場だ。
最近整備でもされたのか、すごくキレイな水飲み場だった。
「う……」

765650:2011/06/06(月) 20:00:02 ID:BhviJlQs0
息も絶え絶えに蛇口をひねり、水を出す。
「ぐ…ごくっ……ごく…っ…ごぼ…っ…」
私は一心に蛇口から出る水を貪った。冷たい水が喉を潤す感覚が、とても気持ちいい。
「…ごくっ……ごく…」
丘の上の公園まで、後どれくらいで着くだろうか。今、丘に着くまでの道のりを、三分の一ほど歩いたから…
「…ごく…ごく……」
だいたい、丘に着くのが午後の2時か、3時くらいだろうか。そこから丘を登って…
「ごく…」
本当に、日が暮れるまでに着くだろうか。日暮れまでに辿り着かないと、ゴミ子が…
「ごくごく……ごく……。…?ぶ…?……!?…ぶぁっ…!?」
考え事をしながら水を飲み続けていた私は、体の異変に気づいて蛇口の水から口を放した。
「ぐぇ…っ…ぷ…。…う…ぅ…!」
急に姿勢を変えた拍子に、私のお腹が“どっぷん”と揺れた。
「な…?な…!?」
そう。私のお腹。この、運動会の大玉転がしの玉みたいに膨らんだ、水風船のような私のお腹。
一体どれだけ水を飲んだのだろうか。いや、どれだけ水が入るのだろうか。
めいっぱい水で膨らんだ私のお腹で、ジャージの上着はすっかりめくれ上がっていた。
「そ、そんな…」
普通の人間は、こんなに水を飲んだりしない。普通の人間は、こんなに水で膨らんだりしない。
足元どころか、斜め下の地面も見えない程膨らんだお腹。
どうして、何でこんな事に。
重い。水が一杯に入ってるだけあって、すごく重い。立っているのもやっとだ。
「う…ぐ…」
足に力を込めて、一歩踏み出すと“どすん”という足音と共にお腹がたぷんたぷんと波打った。
「あ…う…」

766650:2011/06/06(月) 20:01:44 ID:BhviJlQs0
どうしよう。こんな状態で、丘の上の公園まで行けるのだろうか。
周囲にいる人の視線が私に刺さる。もし、視線に実体があったら、私は正に水風船のように割れてしまった事だろう。
「…ど、どうし…よ…。」
どうしようもない。行くしかない。歩くしかない。
もし、この勝負に負けたら、ゴミ子は死んでしまう。それは、きっと、だれかのせいで――
「う…っ…!く…!」
重い体を、一歩ずつ前へ。前へ。とにかく、丘の上の公園まで。

***

「はぁ…はぁ…」
家を出てから、もう3時間は歩いただろうか。大体、時間としてはお昼頃。公園のある丘まで、もう半分。
「…う…ぅ…」
相変わらず、通り過がる人々の視線が痛い。今すぐにでも逃げ出してしまいたい。
そりゃあ、まるで牛のように太った女子高生が、汗だくで喘ぎながら走……歩いて、いれば驚くだろうが。
「ふー…」
少し立ち止まって小休止。家を出てから何度目だろうか。数えていない。
と、顔を上げた私の視界に、一軒のファストフード店が入った。有名な、全国チェーンの店だ。
…そういえば、今日はお昼を食べていない。ジャージのポケットを漁る。しわくちゃになった、湿った千円札が二枚。入れっぱなしになっていた。
「……。」
いや、何か食べている場合ではない。早く行かないと、日が暮れてしまう。
食べている場合では、無いはずなのに。

***

「む…もぐ…。がっ……」
食べていた。私は、ファストフード店で、ハンバーガーを食べていた。
一つ100円や200円のハンバーガー。二千円あれば、10個くらい買えた。
「む…。(ごくん…)」

767650:2011/06/06(月) 20:04:41 ID:BhviJlQs0
そして、全部平らげていた。店員が、驚異の目で私を見ている。
「…なに、やってんだろ…。」
本当に。何をやっているのか。
出かける時の意気込みは、何だったのか。私には誰かの命がかかってるんじゃ無かったのか。
それを、何でこんな所でお昼ご飯を食べているんだろうか…。

***

今回はここまでです。
本スレと違って、連続投稿してもそこまで弊害は無いのかもしれませんが、
ラストまでは細かく切って投下することになるかと。

768名無しさん:2011/06/07(火) 19:39:19 ID:W5SHQfv.0
乙乙
ゆっくりでいいので完結まで期待してますー
楽勝と思いきやかなりの苦戦になってきて結末が楽しみだ

769名無しさん:2011/06/07(火) 23:42:03 ID:po1dNfTI0
GJ!
すげー大事な勝負なのについつい食欲に負けてしまう様子に萌えた
すっかり食欲にはだらしなくなっちまったなあw

770650:2011/06/08(水) 07:22:01 ID:bmM7RggQ0
続きです。
もうすでに、ラストまで書き上がってるので、今週中に最後までいけると・・・
いいなぁ

18、

***

「ぶふぅ……。ふぅ…。ぶ…ふー…」
おかしい。
「うぐ…。ふー…。はー…。」
おかしい。体が変だ。
公園のある丘までもう少し。この道をまっすぐ行けば、あそこに見える丘に着く。
そして、あの丘を登れば、約束の“丘の上の公園”
「ふぅ…ふぅ…」
なのに、なぜ。
「どうして…」
私の身体は、家を出た時より確実に大きく重くなっているのだろうか。
水をたくさん飲んだから。お昼に、ハンバーガーを山ほど食べたから。
その後も、あちこちで少し休みながら、公園や休憩所の水道で水を飲んだから。
「でも…っ…。ふぅ…ふぅ…」
それにしても、家を出る時は少し緩いくらいだったジャージが、上も下もぱつんぱつんになるくらい太ったりするものだろうか。
身体が重い。丘が遠い。 どうしても、行かなきゃならないのに。
身体が暑い。喉が熱い。 どうしても、間に合わなきゃならないのに。
「どうしても…?」

771650:2011/06/08(水) 07:23:17 ID:bmM7RggQ0
私は、ふと足を止める。
「私…」
なんで頑張ってるんだろう。
ゴミ子の命を救うため?勝負? …なんで、私が?
私が頑張ったところで、あのバケモノは約束なんて守るのだろうか。自分で自分を悪魔だとか言った奴が。
私が、こんな身体になったのは、あいつらのせいなのに。ゴミ子と、バケモノのせいなのに。
ここまで来るのにだって、いろんな人から、笑われて。指差されて。白い目で見られて。
ゴミ子のため?あんな気持ち悪い奴のため?クラスでも浮いていて、暗くて、鬱陶しくて?
違うの?どうして?私は、なんのために。

***

「はぁ…はぁ…」
丘のふもとから、公園へ続くハイキングコースを見上げる。丸太でできた階段が、丘の上まで続いていた。
地元の幼稚園や保育園が遠足に行くような道だ。長くは無い。急でもない。
ちょっと体力のある人ならば、一気に走って上ることもできるかもしれない。
「ぐ…っ…」
もう、家を出てからかなり時間が経っている。日も暮れてきた。残り時間は少ない。
私は、この階段を上りきらないといけない。
「はぁ…はぁ…」
階段を一段上る度に、一息休憩を挟まないと辛い。これだけ重たい体を、丘の上まで運ばなければならないのだ。
「う…ぐ…」
足が痛い。当然だ。だって、家からここまで、こんな巨体を引きずって来たのだから。
「ぜぇ…ぜぇ…」
家からここまで、本当に大変だった。いつも、誰かの視線が怖くて、体が辛くて。
いつも、誰かが私を嘲笑っている。いつでも、私は驚異と好奇の目で見られている。
今も、辛い。階段が、まるで断崖絶壁のように感じる。
体が、熱い。まるで、砂漠にいるみたいだ。
何が 起こったのだろう。
どうして、こうなったのだろう。
何故、私がこんな目に遭わなければならないのだろうか。
私は――

***

『…遅かったな』

772650:2011/06/08(水) 07:25:45 ID:bmM7RggQ0
私が、丘の上の公園に着いた頃には、すっかり暗くなってしまっていた。
じっとりと湿った夜の空気が、肉汁のような汗でずぶ濡れになった私の身体を撫でる。
『…太陽は、沈んでしまったが。』
それほど大きくない公園の真ん中に立ち、私を待っていた蟲のバケモノは静かに言った。相変わらず、顔と表情は分からない。
「はぁ…はぁ…」
“日が沈むまで”に。間に合わなかった。できなかった。私には――
『…我は、お前は途中で引き返すと思っていた…。』
蟲のバケモノが、静かにこちらに歩いてくる。漂う雰囲気は、とても穏やかだった。
『我が知る“人間”は…、皆、我ら“異形”に願いを託し、成就するや、蜘蛛の子を散らすかのように逃げる者ばかりだった。』
ぜぇはぁ と肩で息をする私に、バケモノは穏やかに語りかけてくる。
『様々な者がいた…。我らは、命令に従う。願いに従う。それぞれの能力と技術を駆使し、どんな手を使っても、叶える。
 此度のように、誰かの美貌と地位を奪うために、“肥え太らす”という辱めを他人に与える力を欲する者も、数え切れなかった…』
バケモノは、どこが顔だか、目だか、分からない顔で。
『人間とは…、常に我が儘で、常に、他の者の足元を狙っている者ばかりだと、思っていたのに…。いや、それが、偏った誤りだというのも、分かっていたのだが…。』
でも、確実に――
『…お前のように、友の為に、必死になれる者も…たしかに、いるのだな…』
――笑った。
「え…え…と。でも、日は暮れちゃったし…。勝負…?ってのは、私の負けで――」
『いいさ…。勝負を放棄するだろうと思っていた相手が、ここまで来た。我の見当は、外れた。我の、負けだ。
 時間なんて、元から、どうだっていい…。…いいんだ。』
人間でも、こんなに穏やかに笑ったりしないような、そんな気がした。
『周囲の蔑みの視線にも屈せず、変わり果てた自らの身体にも心狂わせず、例え…もう間に合わないと悟っても、逃げず、ここまで来ることができる。
 そんな人間に…、我が敵う筈も、無いさ…。』
そして、バケモノはそのまま私の前に跪く。黒い6本の腕が、ギシ、と軋んだ。
『我は、この勝負に負けた代償として…、ただ一つ、貴女の如何なる願いも聞き届け、成就させる所存。我に、命令を与え下され。』
しばらく――といっても、5秒くらいだったかもしれない。私は、声が出なかった。

773650:2011/06/08(水) 07:27:35 ID:bmM7RggQ0
私は、ここに何をしに来たんだっけ。私の身体を、元に戻してもらう為だったか。それとも、何か欲しい物があったんだったっけか。
一つだけ。たった、一つだけ。どんな願いでも?
「私は――」
バケモノに、“命令”を出した。

***

今回ここまでです。
後二話。なんとか完結できそうでホッとしてたり。

774名無しさん:2011/06/08(水) 10:06:20 ID:.4dWOWSo0
ヒャッハー!続きだーっ!

775名無しさん:2011/06/08(水) 10:15:14 ID:bcZbi77AO
うがー!良いところで切りよってー! だがGJ!あと蟲ちゃん良い人、いや良い蟲!

776名無しさん:2011/06/09(木) 00:37:42 ID:HvizQH..0
乙です!
仕事が早いですなー

777650:2011/06/09(木) 07:05:13 ID:x28ixo4Y0
続きです。

19、

***

叶う願いは、一つだけだった。
そりゃそうだ。よく考えたら、ゴミ子はもう、生きるか死ぬかの瀬戸際にいたのだから。
バケモノが言っていた。勝負の日の前日には、実は、もう息も心臓も止まっていたのだそうだ。
それを、例えば私が助けてあげたところで、ゴミ子はもう、バケモノと取引なんかできなかったのだろう。
当然だ。だって、バケモノに助けてもらった命でバケモノと取引なんて、きっとできない。無い袖は振れない。
叶う願いは、私のが最後だったのだろう。現実なんて、そんなものだ。
…では、バケモノは、嘘をついたのだろうか。
ゴミ子の願いを叶えるために、ゴミ子を助けて欲しい。…ゴミ子はもう、願い事をする事なんてできないのに。
いや、ちがう。きっと、嘘でも、本当でも無く、あいつも必死だったんだ。きっと、そうだ。

***

「(おい…あれ…)」
「(うわ…すごい…)」
夏休みが明けて、私は学校への通学路を歩いていた。
「(休み前の3倍くらいあるぜ…)」
一歩踏み出す毎に、お腹が、二の腕が、身体が、ぶるんぶるんと波打つ。
「(あんなでっかいジャージ、あるんだ…)」
学校の指定のデザインのジャージ。XXLサイズ。お腹の肉が揺れる度に、めくれて臍が見え隠れする。
「(うわ…キモ…)」
「(ありえないよね…)」
皆のヒソヒソ声が聞こえる。
夏休みの間に、太りに肥った私の身体は、もう300キロを軽く超えて、そろそろ400キロに迫ろうとしていた。

778650:2011/06/09(木) 07:06:35 ID:x28ixo4Y0
それでも、こうやって歩いて学校に行けるあたり、きっと、もう私は人間じゃないのだろう。
何か、別の生き物。お腹の蟲に、無限の食欲を与えられて、その代わり、運動能力を保証された、いつまでも太り続ける生き物。
もう私の身体は、何を食べても、何を飲んでも、息を吸っても、それだけでどんどん太り続けるのだから。
もう、誰に何を言われたとか、気にするだけ、無駄なのだろう。意味が無いのだ。
「(キモ…)」
「(なんか怪獣みたい…)」
怪獣。…そういえば、あの蟲のバケモノは、何であんな勝負をしようとしたのだろう。夏休みが終わる前に、そんな事を考えた事があった。
もしかして、あいつは試そうとしていたのかもしれない。
ゴミ子の命が、助けるに値するか。
周りの人間に、どう思われているか。
仮にあの子が死んだとして、誰か悲しむ奴がいるか。
「あの…。おはよう…。」
後ろから声を掛けられて振り返る。そこには、針金のように痩せてどこか生気の無い、けれど、確かに顔に笑顔を浮かべた女の子が立っていた。
「まだ、暑いね…。」
「ふぅ…ふぅ…。…この体だと、余計に、ね。」
「あ…、え…と…。」
「ん…。いいよ。別にもう、気にしてないもの。」
「そう…なの?」
「はぁ…はぁ…。だ…って、例えば、10キロ太ったって、380キロが390キロになっても、あまり変わらないでしょ。」
「そ…そうなの…?そ…っか…。」
隣で、私の歩く速さにあわせてゆっくり歩く女の子。力無い、けれどどこかほっとした顔の女の子。
あの日。私が、蟲を飲まされたあの日。あの、悪夢の始まった日の顔と比べると、まるで別の人間を見ているかのように穏やかな顔。それに…
「…どうしたの?」
「ふぅ…ふぅ…。うん?…あー。なんでもない。」
一目見て“死んでいる”と分かる顔が、目を開けて、すがり付くような表情でこちらを見た時のあの感覚は、多分ずっと忘れないだろう。

779650:2011/06/09(木) 07:08:10 ID:x28ixo4Y0
お腹の中に寄生した蟲のせいで、あり得ないくらい肥ってしまった私。
一度、体の中身を全部失って、今は珍妙な蟲を内臓の代わりにして生きている女の子。
どちらも、おそらくもう人間とは呼べない何か。
他人がどう思おうと、どうでもいい。そんな事は、どうでもいい。
「(あれ、ゴミとデブが一緒に歩いてる?)」
「(あいつら、あんなに仲良かったっけ…?)」
「(知らね。良いんじゃない?誰と誰が友達でも。)」
誰に何を言われても、この子は、もう大丈夫な気がする。
「…ふぅ、…ふぅ…。学校…間に合うかな…。」
「無理しないでね…。私も、一緒にいるから。」
私とこの子は、多分もう友達だと思うから。この子は、もう一人じゃないから。

***

「(もぐ…もぐ…。くちゃ…。)」
食べ物のカスがそこら中に散らかった自分の部屋で、手当たり次第に口に食べ物を運ぶ。
「(バリバリ…。もぐ…。ゴク…。)」
学校から帰って、日が落ちて、夜になって。暗くなった私の部屋で、私は食べ物を貪る。
「(もぐ…もぐもぐ…。くちゃ…。)」
パンだの、お菓子だの、インスタント食品だの。それどころか、最近は生の肉や魚も食べられるようになった。
いよいよ、私は何か別の生き物になっているようだ。
お腹の中の蟲は、もう完全に私と一体化して、既に私の内臓の一部になったのだろう。
私の中身を、完全に別の物へ変えて。お腹の蟲は、役目を終えて“私”になったのだろう。
「(くちゃくちゃ…。もぐ、…ゴク。)」
今の私は、どのくらい食費が掛かっているのだろう。家族には、すっかり疎んじられているのかもしれない。
『…新しい、食事だ。ここに、置くぞ。』
20センチくらいのアリのような虫達が、変な臭気を放つ肉の塊を私の傍に置いた。
例の蟲のバケモノの、使いの小蟲だ。
「ん…(もぐもぐ…)」

780650:2011/06/09(木) 07:10:07 ID:x28ixo4Y0
家族に“疎んじられる”くらいで済んでいるのは、こいつのおかげだと思う。
実際にお金で買う人間の食べ物の他に、栄養価が高くて、食べごたえがあって、しかもタダの食べ物を差し入れてくれるから。
私の身体はもう元に戻らないから、蟲のバケモノは、律儀に私の面倒を見てくれるつもりなのだそうだ。
『…ますます、肥えたな。』
そうだろう。何かを食べる度に、何かを飲む度に。私の身体は、私のお腹は、どんどん大きく重く膨らんでいく。
「(バリ…。むしゃむしゃ…。もぐ…。)」
変な臭気の肉を、食いちぎって飲み込む。何の肉だろう。その辺で野良犬やカラスでも仕留めてきているのだろうか。
それとも、見たことも聞いた事も無いような生き物の肉だろうか。
『そろそろ、限界、だろうか…』
「もぐ…。ふぇ…?」
今、蟲のバケモノが(正しくは、働きアリを通したあいつの声が。)何か言った気がした。
「…(モグモグ…ばり、むしゃ…)」
けれど、すぐに気にならなくなる。もっと食べたい。何か食べたい。
ずっと、食べていたい。

***

今回はここまで。あと一話。
ラストはちゃんと絵もつけるつもり。

781名無しさん:2011/06/09(木) 18:45:45 ID:psaEVWbA0
おいこらバケモノ!なんでそこでイヤな予感残していくんだ!

782名無しさん:2011/06/09(木) 22:30:16 ID:nYmcRvTo0
乙!
ちょいほのぼのエンドくらいですむかと思ったらめっさ嫌な予感がw

783名無しさん:2011/06/09(木) 22:32:41 ID:IogXPPms0
乙!

>>782
逆に考えるんだ、バッドエンドならセーブポイントから再開すればいいと考えるんだ

784名無しさん:2011/06/09(木) 22:49:15 ID:XaB6g9Rw0
( ∵)<ま、まだあわあわあわ・・・・・

785名無しさん:2011/06/10(金) 20:37:07 ID:mO1udkQU0
ようアラクネ

786650:2011/06/10(金) 21:59:08 ID:ROkhNqHo0
いよいよラスト。ここまで長かった。
続きです。

20、

***

お腹の蟲が成熟すれば、私は欲望のままに食物を貪り、蟲に生かされつつ永遠に肥え続ける“異形”になる。
知っていた。わかっていた。バケモノに聞かされた時から、わかっていた。
聞いた事も無いような、あり得ないような能力の蟲に寄生されて、ここまで変わってしまった私の身体。
きっと、悪魔だろうが、妖怪だろうが、神様だろうが、もう元には戻せないのだろうって。
蟲のバケモノは、嘘をついたのだろうか。あの子の、私を助けるという願いを叶える為に、私にあの子を助けさせる。私の身体は、もう戻らないのに。
いや、きっとちがう。あのバケモノは、きっと、できる事なら、私も助けてくれようとしていたのだろう。
そんな気がする。そんな確信がある。あいつは、そんな律儀な奴だ。
だって、そうでなければ、わざわざ“勝負”などと言って私を試したりしない筈だ。
それに最近、ふと、思った事がある。どうして、あの蟲のバケモノは、あんなに誰かを助けようとするのだろう。
どうして、自分との契約で命を落としそうになったあの子を、あんなに憐れんだのだろう。
どうして、太り続ける私ですらも気に掛けるのだろう。そう思った。
そして、いよいよ最後になって、何かが分かったような気がした。そうか。きっと、あいつは…

***

『頼んだ通りに、やってくれたか…?』

787650:2011/06/10(金) 22:00:27 ID:ROkhNqHo0
誰かの声がする。誰だろう。眠くて、目蓋が重い。
『ええ、もちろん。私(ワタクシ)の囀り聲(サエズリゴエ)にかかれば、人間共や畜生ごときの記憶など、風前の塵屑に同義。』
何の話だろう。お腹すいた。朝ご飯が食べたい。今何時だろう。最近、食べて寝てばかりだったから時間がよく分からない。
『おや?目を覚まされたようですよ。』
『…ああ、わかってる。』
私が目を開けると、枕元に2人の人が立っていた。片方は、6本の腕を生やした、蟲みたいな人。もう片方は…?
『お初にお目にかかります。レディー。』
鳥みたいな、馬みたいな顔。羽を生やした細くて背の高い、変な人だった。…から揚げにしたら、美味しいだろうか。
「お腹すいた…。」
激しい空腹感で、私は完全に目が覚めた。食べたい。何か食べたい。
首を動かして、辺りを探る。私は、どこで寝ていたのだっけ。自分の家じゃなかったような。なんだか、良い匂いがする。
「ぶ…ぅ…。よい…しょ…。」
私は重たい体を起こす。起き上がって見回すと、周りに美味しそうな食べ物が置いてあるのが見えた。
「む…(もぐ…もぐ…)」
手でつかんで口へ運ぶ。良い匂いの肉の塊を、食いちぎって、噛んで、飲み込む。
『たしかに、すごい食べっぷりですね。これでは、う〜ん、確かに……。』
『…………。』
『…?どうなされました?…ああ、そういえば、あなたは“へんげ”でしたね…。大丈夫。これは、あなたのせいではありません。』
『…しかし…。』
『仮にあなたが、あなたを呼んだ少女の願いを反故にしたとして、おそらく、その少女は別の手で、この少女を貶めた事でしょう。もしかしたら、殺してしまったかも?
 あなたは、最善の手を尽くしました。最終的に、二人の少女は“親友”と言っても過言では無いほどの絆で結ばれた。それで、良いではないですか。』
二人の人が、何か喋ってる。…多分、私の事だろう。でも、聞かなくていい。それより、何か食べていたい。
「(もぐもぐ…。くちゃ…。バリバリ…。ゴク…)」
『この少女は、この食欲は、ここまでになると最早、我々の側で引き取る他無い。そうでしょう?』
『…ああ。』
『片方の人間が、片方を憎悪すれば、いずれ、こうなるのです。我々は、人間の願いは絶対に叶える。例え、願った人間や、周囲の者達に不幸が降りかかる事が分かっていても。それが我々の宿命です。
 当事者の片方が、こちら側に堕ちる事もあるでしょう。――大昔に、きっとあなたがそうであったように。』
『……ああ。』
『仮に、“異形”の種を植え付けるような形になったとしても。仮に、新たな“へんげ”が生まれる結果になったとしても。それは、あなたのせいではありませんよ。
 あなたは自分にできる事をした。結果、私たちの同胞が一体増えた。…それだけの事では、ないですか。』
『…我は…。』

788650:2011/06/10(金) 22:02:13 ID:ROkhNqHo0
難しい話をしていた蟲みたいな人が、私を見上げた。食べ物を頬張りながら、その目を見返す。なんだか、とても切ない顔をしていた。
「(もぐもぐ…)…?どうしたの?」
『我も、お前のような、心があれば…。人として、有限の命を…生きられただろうか。』
蟲みたいな人は、なんだか泣いているようだった。さすがに、何かを食べる手は休めた方が良いだろうか。
『そろそろ、時間です。』
鳥みたいな人が言った。それを聞いた蟲みたいな人は、どこか向こうの方を向いて合図を送った。
そういえば、ここはどこだろう。広い。暗い。今は夜なのだろう。いつから私は寝ていたっけ。
マフラーとコートを着込んだ人が、暗がりの向こうからこちらに走ってくる。そうだ、もう秋も終わるから、今日は寒い日なんだっけ。
『…別れを。今はまだ、人間だから。』
こっちに走ってきた人に、蟲みたいな人が言った。それを聞いた、マフラーとコートを着込んだ人が涙を溢した。女の子だった。
「…泣かないで。」
こうなる事は、分かっていたから。私が、自分で選んだ事だから。
「ごめん…。ほんとうに、ごめん…ね…。」
女の子の瞳から、涙が落ちる。嗚咽の度に、白い息が出る。
辛かったでしょう?寂しかったでしょう?クラスの、学校の、周りの皆に蔑まれて、のけ者にされるのは。今の私は、よくわかるから。
そんな顔は、もうしないで。高1の春に、あなたに酷い事を言った奴は、もう、いなくなるから。
これは、私が悪いのだから。自分で撒いた種だから。あなたの人生を台無しにした、私のせいなのだから。
すべての元凶は、私なのだから。それが、私に還ってきただけだから。
『…お前以外の人間と、数多の生命体の、この少女との“関係”の記憶は、この者が完全に…消した。』
蟲みたいな人も、そう言っているでしょう?
だから、だれも悲しまないから。私なんかがいなくなっても、誰も泣かないから。だから。
「泣かないで…」
「だ…って。ぅ…。だって…。」
こんな事を、私が言う資格なんて、あるのか分からないけれど。
「あなたが泣いてたら、私が悲しいもの。」
「え…?」
だって、私は、私たちは、
『ワタシタチ、友達…デショ…?』
さっきまで沢山の食べ物を食べていたから、言葉に少しげっぷが混じって、イマイチ締まらないけれど。
でも、さっきまで泣いていた女の子が、涙目だけれど、笑った。だから、いいのだ。

789650:2011/06/10(金) 22:05:14 ID:ROkhNqHo0
『では、この少女は、我々“異形”の世界に引き取りますね。』
鳥みたいな人が、こちらに羽根の生えた手を向けた。
『安心してくれ…。我の使わせた蟲は、お前の天寿が尽きるまで、お前の臓腑の…代わりを果たす。』
蟲みたいな人が言うと同時に、私の周囲の床が、黒い影のような物で満たされる。そして、今気が付いた。ここは、学校の体育館だ。
黒い影のような物は、水のような触感と温度で、私の巨体を包み始めた。黒い霧の向こうに、女の子の顔が見えた。
『バイバイ。』
やっぱり少し、げっぷの混じった私の言葉は、ちゃんとあの子に届いただろうか。
ゴミ子、なんて、変なあだ名をつけてしまった私の、私なんかの言葉が、あの子の慰めになるのだろうか。
そんな事を考えながら、1トン近い重さの私の巨体は、黒い影の中に沈んでいった。


―終―


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790650:2011/06/10(金) 22:07:51 ID:ROkhNqHo0
と、いう事で、つたない文章ですが なんとか完結しました。
本スレでもここでももうメジャーになった“悪魔の力で太る”話でした。
途中、度々間が空いてしまってすみませんでした。

791名無しさん:2011/06/10(金) 22:24:33 ID:nK29E5og0
最後まで、楽しまさせてもらいました!お疲れ様でした!

792名無しさん:2011/06/11(土) 00:59:51 ID:Uc9zF4dU0
黒い影の中に沈んでいった後の後日談キボン

793名無しさん:2011/06/11(土) 01:05:00 ID:AUmP0qDQ0
ブワッ(´;ω;`)

794名無しさん:2011/06/11(土) 02:11:10 ID:POUu0qCM0
乙でした! 

セーブポイントはどこだぁあああああああああ

795415:2011/06/11(土) 17:53:09 ID:AUmP0qDQ0
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ。
「俺はちょっといい話を読んでいたと思ったら、主人公が異形になっていた。」
人外フェチだとか、バッドエンドスキーだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…
もっと恐ろしいシンパシーの片鱗を味わったぜ…

懲りもせずDQ・HR・悪堕ちを混ぜ込んだ変身系の肥満化なので、嫌いな方は無視してやってください。

796415:2011/06/11(土) 17:54:30 ID:AUmP0qDQ0
・プロローグ
石造りの部屋に、人影が二つ。
一つは巨大な金色の魔物、もう一つはすらりとした修道服の女性だ。
金色の魔物は恭しく女性の手を取ると、そっと口づけた。

「アクバー、一体何を企んでいるのですか…?」

すらりとした女性、シスターアンナは、拍子抜けしたような顔で魔物に問いかける。
ここは牢獄の町。
大魔王デスタムーアの領地である狭間の世界に存在する、町とは名ばかりの収容所だ。
ここでは、絶望の町と欲望の町の誘惑に耐えた強者たちの心を折るべく、日夜人々が虐げられている。

「言っただろう?お前を俺の妻にすると。ならば親愛の情を示すのは当然ではないか。」

彼女と向かい合う金色の魔物が、ここの支配者だ。
名をアクバー。
人間の希望を打ち砕くことを使命とする彼にとって、心を鼓舞する神秘の声を持つシスターアンナは邪魔以外の何者でもないはず。
だからこそ、彼女を貶しめるための悪趣味な異種間結婚が企画され、今日はその下準備として悪魔の魂を植えつけると聞かされていたのだが、どうにも様子がおかしい。

「…ふむ」
「何がおかしいの!?私を辱めるのでは無かったのですか!?」

世にも恐ろしい悪鬼の相貌が、信じがたい事に穏やかに綻んでいた。
言葉にできぬほどの責め苦を覚悟していただけに、このような態度は全くの予想外だ。
不安を表情に出すまいと、シスターアンナは密かに持ち込んだ真鍮の十字架を握りしめた。

「辱める?なにを言っているのだ。愛する妻に恥をかかせて喜ぶ夫など居るものか。」
「なッ!?」

ドクンと心臓が跳ね上がった。
神に仕える身の彼女は、異性から愛を囁かれた経験など無に等しい。
降って湧いた新鮮な感覚に、白い頬が見る見るうちに赤みを帯びて行く。

「あ、愛ですって!?冗談も大概になさい!」
「冗談ではないさ。俺はお前のそういう毅然とした所が大好きだ。」

巨大な手が、いたわるように華奢な肩を包み込んだ。
接点に感じる異常に高い体温にも、不思議と嫌悪感を覚えない。
それどころか、伝わった熱が安らぎに変わり、血流に乗って広がって行くようにさえ感じられる。

「なにを馬鹿なッ!あなた達は人間を憎んでいるのでは無かったのですか!?」
「もちろん、人間など好かんさ。だが、お前だけは特別だ。」

思考が追い付かない。
原因不明の激しい動悸に、シスターアンナはひたすらに戸惑った。
魔物に、それも憎むべき大敵に言い寄られていると言う理解不能の状況が、アンナの冷静さを奪っていく。

「時にアンナよ、今度は君の体に触れたいのだが…構わんか?」
「え………」

あくまでも静かに、アクバーの巨体が迫って来る。
常ならば跳ね除けていたであろうそれを、彼女はただ、眼を白黒させて見つめていた。

797415:2011/06/11(土) 17:56:27 ID:AUmP0qDQ0
・一章
「はぁ…」

人間達が閉じ込められている居住区の唯一の広場、禍々しいギロチンを戴く処刑台の前に、シスターアンナは座り込んでいた。
溜息とともに、口づけを受けた左手の甲を眺める。
理解不能の感情が鮮明に思い出され、彼女は知らず赤面した。

「なぜ、こんな気持ちになるのでしょう…?」
「…ター!シスターアンナ!一体どうなすったんで?」

ハッと顔を上げると、マスクを被った荒くれ男が心配そうに覗き込んでいた。
この町に居る誰もが、一度はシスターアンナの神秘の声に救われている。
傷ついた恩人を慰めようと、彼なりに必死なのだ。

「い、いえ!何でもありませんわ…」
「なんてこった、シスター!やっぱりアクバーの野郎に…!」

痛ましい様子で荒くれ男が目を伏せた。
シスターアンナの憂鬱は、アクバーに乱暴されたためと考えたのだろう。
しかし、それは誤解だった。
アクバーはアンナを抱きしめただけで、あとは何もせずに彼女を解放したのだ。
だからこそ、彼女はこれほど戸惑っている。

「おいたわしい、さぞ辛かったでしょうに…」
「なっ…ちがいます!あの日は、その…あの…」

気がつけば、数人の町人が集まってきている。
恥ずかしげに弁明するシスターアンナ。
鎮めようとすればするほど鼓動は早まり、白い肌が桜色に染まっていく。

「私も辱めは覚悟していました…ですが、彼は…決して無理矢理には…」
「ああ、なんて可哀想なシスターアンナ…よりによって汚らわしい魔物とだなんて…」

無意識に十字架を掴みながら、しどろもどろに無事を告げるも、町人達には心配をかけまいとする嘘としか聞こえなかった。
彼女自身も、そして彼女を崇拝する人々も、いつの間にか弁明がアクバーを庇う内容になっている事には気付かないままだ。

798415:2011/06/11(土) 17:57:59 ID:AUmP0qDQ0


「アクバー様、シスターアンナに手を付けなかったと言うのは本当でございますかな?」
「ああ、まだ抱いてはおらんぞ。」

所変わってアクバーの執務室。
アクバーのとった不可解な行動を、側近の妖術師ドグマが怪訝な顔で問いただす。

「一体どのような風の吹きまわしで?人間どもの心を折るのでは?」
「フッ、知りたいか?」

ニヤリと笑ってアクバーが語り出す。

「ただ力づくで奪ったのでは、奴らを真に屈服させる事は出来ん。むしろ怒りが更なる力を与えるだけよ。」
「はぁ、確かに一理ございますが…正攻法がダメとなると、如何にしてあの強情っぱりをモノにするおつもりで?」

ますます訳が分からないと頭をひねるドグマに対し、アクバーは愉快でたまらないといった表情だ。
アクバーはトントンと自分の胸を叩き、魔族とは思えない言葉を吐いた。

「ココロだよ。」

799415:2011/06/11(土) 18:01:24 ID:AUmP0qDQ0
・二章
悪魔の魂を植えつけられてから一週間たった。
と言っても、シスターアンナにしてみれば、一体いつそんな物を植えつけられたのか分からない。
変わった事と言えば、毎日アクバーの部屋に招かれて食卓を共にしている事くらいだ。

「魔族の食事には慣れたかな?できるだけ人の食べ物に近い材料で作らせたつもりなのだが。」
「慣れる事など、できるはずが無いでしょう…」

口では反発しつつも、彼女は内心舌を巻いていた。
初日こそ、とても食べられたものではなかった料理は、日に日に改善されている。
材料は不明だが、味付けを工夫しているのか、今では質素な教会の食事よりも美味なのではないかと思えるほどだ。

「ふむ、まだ改善の余地があるか。」
「ええ…い、いえ!結構です!おかまいなくっ!」
「ハハハ、そう遠慮するな。確か、葉物野菜が食べたいと言う事だったな?ようやく調達の目途がついたそうだ。」

何より不思議なのは、こうしてアクバーが彼女の望みを聞き、叶えようとしている事だった。
魔物とはただ暴力を頼み、相手の意思をねじ伏せてでも欲望を満たす存在。
そう身構えていた彼女にとっては、却ってやり辛い相手だ。

「ふむ…」
「…何でしょう?」

いっそ完全に心を閉ざせれば悩む事など無かったのかもしれない。
しかし、あの日からシスターアンナは、妙にアクバーの事を意識してしまっていた。
話しかけられれば返事をし、見つめられれば律儀に何か用かと尋ねてしまう。
どれも人並の男性経験があれば気の迷いで片付けられる事柄にすぎないのだが、残念ながらそんな物は持ち合わせていなかった。

「いやなに、こうして改めてみると…やはりお前は美しいと思ってな。」
「んグッ!?は、はあ…それは…どうも…」

まただ。
最近のアクバーは、二言目には彼女を褒め、愛おしげな視線を送るようになっていた。
努めて平静を装いつつも、火照る体を鎮める術を知らないシスターアンナは、ただ俯くばかりだ。
誤魔化すようにせかせかと料理をかき込む彼女を眺めながら、アクバーは口角をつり上げた。

800415:2011/06/11(土) 18:04:37 ID:AUmP0qDQ0
・三章
一ヶ月もすると、シスターアンナも町人達も、表向き以前の調子を取り戻した。
あくまでも表向きは。
彼女の心中は依然荒れ模様だ。

「シスターアンナ、ちょっと良いですかい?」
「え…?あら、ごめんなさい。考え事をしていました。」

こうして居住区に足を運び、耳を傾けはするものの、彼女はいつしか、町人達の言葉に共感できなくなっていた。
また魔物関係の愚痴か。
内心うんざりしつつ、居住まいを正す。

「全く、アクバーの野郎血も涙もありませんぜ!この間もうちの弟を…」
「はい…はい…」

憎々しげに吐露される心情にも、まるで気持ちが動かない。
せめて義務感だけでも取り戻そうと、十字架を掲げてみたものの、彼女の心は冷え切ったままだ。

「いつだってそうでさ!奴ら、自分が有利になったと見るや、どんな無茶なことも平気で言いやがる!」

彼女の眼にはむしろ、目の前の荒くれ男よりもアクバーの方が好ましく映っていた。
いつだったか、この男が懺悔したような乱暴を、アクバーは働かない。
本性がどうであれ、少なくとも自分の前では伸士であろうと律しているらしい彼の努力を、シスターアンナは高く評価していた。

「…ええ、そうですね。」

気の無い相槌にも、神秘の力は宿る。
こうして声高にアクバーを非難できるのも、シスターアンナの声によって喚起された勇気の賜物だ。
それが煩わしかった。

「ったく、親の顔が見てみたいぜ!」
「はぁ…アク……ッ!」

思わずアクバーの名を呟きそうになって、慌てて口をつぐむ。
慣れとは恐ろしいもので、一月もたてばアクバーと過ごす日常にも何の気負いも無くなっていた。
この居心地の悪い空間から離れたいと言うシスターアンナの思いは、いまやアクバーに会いたいと望む事と同義なのだ。


「以上が、巡回の牢獄兵の報告です。」
「おう、御苦労だったな。」

兵士長ゾゾゲルは、一月前から始まった、この奇妙な任務に困惑していた。
人間達を閉じ込めている居住区の見回りに加え、シスターアンナ個人の様子を事細かに報告するよう命じられたのだ。

「お言葉ですが、アクバー様。それほど気にかかるのであれば、お手元に置かれては…」
「フッフッフ、まあ見ていろ兵士長。今に面白い事になる。」

不敵に笑うアクバーの言葉は、まもなく証明されることとなる。

801415:2011/06/11(土) 18:07:54 ID:AUmP0qDQ0
・四章
「フンッ、なによみんなして…」
「何を怒っている?せっかくの美人が台無しだ。」

いつもの歯の浮くようなセリフも、この日ばかりは効きが悪い。
眉根に皺をよせてヤケ食いするシスターアンナは、よくぞ聞いてくれたとばかりに顔を上げた。

「だって!みんな酷いんですよ!?」
「なんだ、なんだ?人間同士の内輪もめか?」

顔を寄せてシスターアンナの話に食い付いて見せる。
狙い通りの展開に指を鳴らしたくなる衝動をこらえ、あくまでも呆れ顔を装って話の続きを促した。

「毎日毎日毎日毎日、暇さえあれば他人の悪口ばかり私に吐き出して!私はゴミ箱じゃないんですよ!?」
「そうは言っても、仕方あるまい。お前しか話せる相手が居ないのだ。」
「だからって!」

人間達を励ましている時とはまるで違う、どこか幼さを感じさせる声に、部屋の前を通りがかった魔物は一様に目を丸くした。
大魔王も一目置いたシスターアンナの神通力が、彼女自身によってかなぐり捨てられようとしているのだ。

「一体何を言われたのだ?俺でよかったら聞いてやるぞ。」

プンプンと鼻息荒く主張するシスターアンナを宥めながら、アクバーは水を向けた。
溜めこまれたストレスがはけ口を提示され、溢れだす。

「そう、聞いて下さいアクバー!確かに魔物の側に非があるケースが多いのは事実です。けれど、みんなそれを良い事に自分の失敗や関係の無い事まで全部あなたのせいにして!」
「ほう?」
「何も知らないくせに!一面だけをあげつらって、乱暴者だの…悪魔だの…一体どういう神経してるのかしら!」
「ふむ、つまるところ…」

ここで呆れ顔を崩し、あからさまに喜色を浮かべて見せる。
シミュレーションどおりの結果は出るや否や。

「君は俺のために怒ってくれているのか?」
「あなたのためって………あッ!!」

指摘されて初めて気付いたのか、シスターアンナの顔がポッと紅潮する。
アクバーは、してやったりと目を細めた。

「それは…私だってあなたは嫌いです!あ、当たり前でしょう?」
「おお、妻よ。そう悲しい事を言ってくれるな。」

湯気を噴いて縮こまるシスターアンナに料理を薦めるアクバー。
しばらくは顔を伏せて呻いていたが、やがて観念したのか、彼女は俯いたまま、ばつが悪そうに食事を再開した。
肉は野菜は見た事もない物ばかりだが、もう口にする事に何の抵抗も無い。
その味付けが一週間も前から、初日と同じ魔物向けに戻っている事にも、おそらく気づいてはいないのだろう。

「アンナ。」
「…はい、なんでしょう?」
「そろそろ式を挙げようか。」

時は満ちた。
そう判断したアクバーは、いよいよ王手をかけた。

802415:2011/06/11(土) 18:12:14 ID:AUmP0qDQ0
・五章
居住区は朝から大騒ぎだ。
いよいよシスターアンナとアクバーの結婚式が行われるとの通達がなされ、囚われの人間達を総動員して、会場の準備が進められている。

「くそっ、なんで俺たちがこんなことを…」
「シスターアンナを苦しめる片棒を担ぐなんて…!」

口惜しそうに吐き捨てつつ、町人達は数人がかりでギロチンを処刑台から運び下ろした。
人の背よりも大きい木と鉄の塊は、持ちあげるだけでも重労働だ。
また、処刑台から入口までの通路には赤い絨毯が敷かれている。
わざわざ人間の流儀を真似た結婚式を見せつけることで、彼らの郷愁をも嘲笑おうと言う訳だ。
そんな企みを手伝わされている町人達の胸中は、式が始まる前から暗澹としていた。

「よし、もう良いだろう。ドグマ、出番だぞ。」
「ヒヒッ、お任せあれ。」

ゾゾゲル兵士長が作業終了の号令をかける。
神父役のドグマが、空になった処刑台によじ登り、懐から聖書を取りだした。
シスターアンナの持っていた物だ。

「あーテステス…ごほん!では、新郎新婦、前へ。」

人々が遠巻きに見つめる中、城と居住区を隔てる大きな扉が開かれ、アクバーとシスターアンナが入場する。
望まぬ結婚を強いられた彼女を元気づけようと、制止する牢獄兵を押しのけながら、町人達が駆け寄った。

「ああ、シスターアンナ!お気を確かに!」
「負けちゃいけねえ!心を強く持って下せぇ!」

せめて一声と叫ぶ町人たちを尻目に、シスターアンナは静かに歩みを進めて行くる。
なおも悲痛な声は鳴りやまないが、ガチガチに緊張した彼女はそれどころではなかった。

「…緊張しているのか?」
「そそそそんな事は!ぜぜぜ、ぜぜん!」

やれやれ、初心な女とは思っていたが、ここまでとは。
アクバーは内心、少し困っていた。
引き攣った顔に涙まで浮かべ、繋いだ手を握り締めて来る。

「ほほう、では喜びで舞い上がっているのかな?」
「よ、よよよ喜んで!?」

いない、と言いきれない事が、彼女の心変わりを何より雄弁に物語っているのだが、二人を憎々しげに睨みつける町人達にはそれが分からないらしい。
ならばとアクバーは手を解き、シスターアンナの腰に回した。

「くっ…ああ、何てこと…薄汚い魔物なんかの手が…」
「あんのスケベ野郎が!」
「…!」

803415:2011/06/11(土) 18:16:11 ID:AUmP0qDQ0
歯ぎしりしながら悔しがる崇拝者の声に、シスターアンナの眉がピクリと跳ねる。
不安と興奮にざわめいた心が急速に凪いで行くようだ。
代わりに湧きあがったのは、心ない野次に対する怒りだった。

「…なによ、アクバーはそんな人じゃないわ。」

周囲に聞えないように声を漏らし、彼女は自分でも信じられないほど大胆な行動に出た。
アクバーの体に身を預け、見せつけるようにもたれかかったのだ。
変われば変わる物だと感心しながら、アクバーは残りの道程をアンナと寄り添って歩む。
やがて二人は、血に染まった即席の祭壇に上がり、ドグマ扮する神父の前にたどり着いた。

「汝アクバー、病める時も健やかなる時も、この女アンナを妻とし、生涯愛することを誓いますかな?」
「ああ、名誉にかけて誓おう。」

さも当然と言わんばかりにアクバーが答える。
いよいよ、シスターアンナの番だ。
目前に迫った苦難に思いをはせ、修道服に忍ばせた十字架をぎゅっと握る。

「汝アンナ、病める時も健やかなる時も、この男アクバーを夫とし、生涯愛することを誓いますかな?」
「…ち、誓い…」

声を震わせながらチラリと視線を泳がせた。
泣き出しそうな彼女の眼を、鋭く力強い魔物の眼光が射抜く。
修道女シスターアンナが最後に縋った相手は、彼女が支えてきた人間達ではなく、黄金色の巨体を持つ魔物だった。

「誓います…っ!」

神々しさなど微塵も無い、絞り出すような声で、誓いの言葉が紡がれる。
人々の希望は、一人の女として、悪魔との結婚を受け入れてしまったのだ。
ドグマはニタリといやらしい笑みを浮かべ、プログラム進めた。

「よろしい、では指輪の交換を。」

精根尽き果てた表情で左手を差し出すアンナ。
同じく差し出されたアクバーの手に自分の手が添えられ、大きな指輪をはめて行く様を、彼女は他人事のように眺めていた。
しかし次の瞬間、他人事では済まない衝撃が彼女の全身を走る。

804415:2011/06/11(土) 18:21:06 ID:AUmP0qDQ0
「ふわあああああああッ!?」

背筋を駆け抜ける得体のしれない感覚に、アンナは飛び上がった。
左手の薬指から、ドス黒い何かが洪水のように流れ込んで来る。
むずがゆいような、痺れるようなそれは、しかし決して苦痛ではなかった。

「うぁ、ぁぁぁぁー?あはああああああん!!!」
「ど、どうしたの!?」
「アクバーッ!シスターに何しやがったァ!」

たまらずアクバーにしがみつくアンナの体内では、劇的な変化が起ころうとしていた。
数か月もの間、魔族と同じ食事だけを摂っていた彼女の血肉は、既に隅々まで呪われた邪悪な滋養に満たされているのだ。
そこに、指輪を通して流れ込むアクバーの魔力が混ざればどうなるか。

「怖がる事はない。俺が付いている。」
「なぁ…なにをぉ…うげッ!?」

震える背中を抱きすくめながら、アクバーが囁いた。
直後、アンナの体が爆発するように膨れ上がる。
ゆったりとしていた修道服が一瞬でボロ布に変わり、破れ目から柔肌が覗いた。
肉に食い込んだ指輪が妖しく輝き、アンナの手の中に溶けて行く。

「あぶッ!がッ!あ゛ッ!あぁぁぁぁ!!!」
「ああ、そんな…」
「ちくしょう…何て奴らだ…」

人々が絶望的な表情で見守る中、アンナの体は2度3度と爆発を繰り返した。
まず目立ったのはウェストだ。
緩やかな曲線を描く砂時計が、早回しのようにデップリと肥えて垂れ下がる。
それに引きずられるように乳房が盛り上がり、あっという間に頭よりも大きく実った。

「ひがぁ…なぁにぃぃ!?なにこれぇぇぇ!?」

仰け反った首に継ぎ目が生じ、ブクリと二重あごが盛り上がる。
続いて肩が、腕が、だらしない堕肉に包まれた時、ついにアンナの腰がミシリと悲鳴を上げた。
しかし、それも束の間、肉の滝がなだれ落ちるように腰が膨れ、尻が膨れ、それらを支える足が巨木のように太っていく。
最後にその付け根、慎ましい秘裂が下腹の弛みに埋没した時、彼女の体から魔肉に覆われていない部位は消滅した。

805415:2011/06/11(土) 18:25:23 ID:AUmP0qDQ0
「なんれぇッ!?キヒッ、気持ぢよしゅぎるううううう!?やああぁーんッ!!」

心なしか背まで伸びて行くようだ。
小柄ではないが、それでも160㎝程度だった身長が恐ろしい勢いで増大する。
僅かに引っかかった衣服の切れ端を吹き飛ばしながら、彼女の頭は3m近いアクバーのそれと突き合わせられる程に押し上げられて行った。

「よく頑張ったな、アンナ。」
「ぶぇ…あ、アクバーぁぁどこですかぁ…?こわい…たすけてぇ…」

もう野次馬の声など意識の範疇に無い。
荒い息をつきながら、アンナは必死にアクバーを探した。
いまだ焦点の合わない視界の中に金色を見出すと、彼女の心を安堵が満たして行く。

「キーッヒッヒッヒ!新婦の癇癪は収まりましたかな?では誓いの口づけを。」
「うむ。さあアンナ、顔を上げてくれ。」

いつかと同じように、穏やかに微笑みながらアクバーが近づいて来る。
もはやアンナの脳裏には、拒絶するという選択肢すら存在しなかった。
溺れた人間が藁に縋るように、目の前の首をかき抱いて、深いキスを交わす。
脳髄が痺れるような多幸感に、アンナの目から涙がこぼれた。

「んむ…はあぁ、すごい…どうして、こんなに幸せなの?」
「それはな、アンナ。俺たちが愛し合っているからだ。」

実を言えば、彼女は初めてのキスで、既に致命的なダメージを受けていた。
左手の甲に押された不可視の刻印がじわじわと肉体を侵食し、彼女の心身は無意識の内にアクバーの魔力に馴染んでいたのだ。
そして今日、結婚指輪と言う起爆装置は、十分すぎる威力を以てアンナの魂を破壊した。
今や彼女の存在は、巧妙に仕込まれた悪魔の魂によって成り立っている状態だ。

「ああ、何か…来ます…!いやぁ、怖いよぉ…」
「大丈夫だ、すぐに済む。ちっぽけな人の皮など脱ぎ捨てろ。俺の妻に生まれ変わるのだ!」

806415:2011/06/11(土) 18:30:38 ID:AUmP0qDQ0
粘膜から直に魔力を流し込まれた魔肉が、とうとう人の形を捨て始めた。
赤く色づいた皮膚は完全に元の肌色を失い、オレンジを経て黄色に。
脂を帯びて輝く様は、まるで黄金だ。
背中から垂れた肉がひとりでに伸び上がり、もう一対の腕のように張り出して行く。

「うがぁ!?」
「ひええっ!あれは何だッ!?」
「きゃああああああ!」

アンナの体が跳ねた。
今しがた生まれたニ対目の腕から、骨のような突起が突き出したのだ。
やがて、骨に沿って皮膜が張られ、腕は翼に変わっていく。

「アンナ、俺の眼を見ろ。最後の止めを刺してやる。」
「ふぎぃ…はい…ああ、あああ!あああアナタぁぁぁーーーッ!!!!」

あくまでも従順に従うアンナ。
アクバーはその頭を掴むと、不安に濡れた瞳を覗きこんだ。
膨満した肉が極限まで興奮し、比喩では無く湯気を噴き上げる。
真っ白な湿気のヴェールが、花嫁の姿を覆い隠した。

「何と!あの尼がこれ程の魔力を発するとは!」
「ヒッヒッヒ、なるほど。これは確かに、無理やり植えつけるよりも深く効果があるようですなぁ!」

訳知り顔の側近二人に対し、参列させられた人間は、うろたえるばかりだ。
ただ、敬愛するシスターアンナが惨い仕打ちを受けているという事実だけを理解し、唇を噛んで成り行きを見守っている。
やがて、湯気は徐々に薄まり、その中に人影が浮かび上がった。

「金色の…肌…あああ…」
「ウソだッ!シスターが…俺たちのシスターアンナがぁ…」

視界が晴れた時、もうそこにシスターアンナの姿は無かった。
同じ大きさ、同じ肌、同じ翼。
濛々とした白煙の中から現れたモノは、アクバーそっくりのモンスターだったのだ。

807415:2011/06/11(土) 18:33:38 ID:AUmP0qDQ0
・六章
カラン
乾いた金属音が、打ちひしがれた沈黙を破る。
アンナが式の始めから握りしめていた十字架を取り落としたのだ。
原型が分からないほどにひしゃげた残骸は、そのまま台の下まで転げて落ちた。

「気分はどうだ?」

アクバーが尋ねる。
アンナはアクバーに視線を固定したまま、夢見るような口調で答えた。

「とても素敵ですわ、アナタ。」

パタパタと、生えたばかりの羽根がはためく。
おそらく、彼女なりの喜びの表現なのだろう。
再びキスを求めて唇を尖らせるアンナを、アクバーが制する。

「まあまて、初夜の前に招待客にあいさつくらいしなさい。」
「えぇー、面倒くさいです。」

アンナはむくんだ頬をさらに膨らませて不満を表した。
親身になって人間たちを励ましていた頃の面影は、もはや微塵もない。
それでも、愛するアクバーのためならばと気を取り直し、彼女は言葉を失った町人達を振り返った。

「アンナです。シスターやめました。この方の妻になりました。」

言うべき事は言ったとばかりに、さっさと身をひるがえすアンナ。
あまりにも気持ちのこもらない声に、アクバーも苦笑いだ。

「まったく…なんだそれは。」
「むー、そんな事よりキスしましょうよ、キスー」

もはや周りなど眼中にないとばかりに、アンナは目一杯アクバーに甘えた。
アクバーは肩をすくめると、神父役のドグマに目配せして下がらせる。
そのまま、遮る物の無くなった処刑台の真ん中で、アクバーは妻の肢体を見せびらかすように羽交い絞めにした。

「きゃんっ!?あ、アナタ!いきなり何をなさるの!?」
「そんな、ぞんざいな挨拶があるか!仕様の無い奴め!俺に嫁ぐと言う事がどう言う事か、本当に分かっているのか?」

二つの巨体がイチャイチャと揉み合う。
今度は見上げる町人達からも、アンナの変わり果てた体がハッキリと見えた。

「うぷ…」
「こりゃあ、ひでぇ…」

808415:2011/06/11(土) 18:37:05 ID:AUmP0qDQ0
何人かは露骨に目を背けた。
無理もないだろう。
身長実に260㎝、体重に至っては一体何百㎏あるのか想像もつかない。
人間ではありえない黄土色の肌が、脂汗で金属のように輝いている。

「さあ妻よ、生まれ変わった体についておさらいだ。お前はコレで何をする?」
「くぁ、あぁん…」

鉤爪が無造作にアンナの胸を掴む。
人の頭どころか、その倍は有りそうな脂肪塊を果たして乳房と呼んでいいものか。

「はふ…ええと、赤ちゃんに乳をやります。」
「それだけではないだろう?」

アクバーはニヤニヤと好色な笑いを浮かべて、アンナを向き直らせた。
そのまま頭を抑えつけ、跪かせる。
容赦のない荷重に、木製の台がメリメリと軋んだ。

「さあ、もう一度言ってみろ。その無様な脂身は何に使う物だ?」

腰帯を外し、努帳を突きつける。
大きな体に見合った棍棒のような逸物に、アンナは暫し見惚れた。
いかに無垢と言えど、ここまでされればアクバーの意図に気付くのはたやすい。
おずおずと乳肉を掴み、肉槍を挟みこむ。

「こ、こうやって…アナタに喜んでもらうために、使います…?」

タプタプと魔肉を揺すり、アンナは懸命にアクバーの分身をしごいた。
脂が潤滑剤の役目を果たし、半勃ちだった逸物が硬く大きくそそり立つ。
人外の爆乳を更に突き抜けて現れたパートナーの頼もしさに、アンナはどこか誇らしげな笑みを浮かべた。

「そうだ。気持ちがいいぞ。さすがは俺の選んだ女だ。」
「うふふっ…もう、アナタったら…」

普通の人間は魔物同士の性交を目にする機会など無い。
まして、これほどの醜悪さともなれば、いかに狭間の世界に耐え抜いた牢獄の町の住人と言えど、許容できる物ではないだろう。
とうとう、顔を覆ってすすり泣いていた女性が一人、口を押さえて呻き始めた。

「ぐず、ぶぇ…うげえぇぇっ!」

一人決壊すれば、後はあっという間だ。
釣られた人間達が次々と顔を背け、嘔吐する。
ハッキリと目に見える形で苦しむ人間達の姿に、魔物たちが手を叩いて笑い転げた。
そんな阿鼻叫喚の光景には目もくれず、壇上の二人はさらに淫らな行いを続ける。

809415:2011/06/11(土) 18:42:34 ID:AUmP0qDQ0

「次は下だ、アンナ。そのだらしない腹肉も使って見せろ。」
「お腹!?ええと、お腹のお肉は…こ、こうかしら?」

今度は迷い無く、デップリと垂れ落ちた腹肉を抱え上げ、アクバーの肉棒をくるむように腰を上げた。
肉をかき集めてできたヒダが、まるで膣のようにカリ首を絡め取る。

「ぬはぁ…こ、これはッ!」

必死に羽ばたいてみても、やはり半端な姿勢は苦しいのか、中腰の膝を開閉する度に、アンナの体が汗ばんで行く。
脂汗でヌメる肉ヒダの挿入感は、まさに濡れた性器その物だ。

「ど、どうですか、アナタぁ?アンナの腹ズリ、気持ちいいですか?」
「どこでそんな言葉を覚えて来た!?この淫乱め!!!」

もう限界だ。
アクバーはいかにも名残惜しそうに、肉のオナホールから分身を引き抜き、アンナを床に突き飛ばした。
間違いなくトン単位に達したであろう衝撃に、バキッと致命的な音が鳴る。
ただ一人、アンナの最後を見届けようと歯を食いしばっていた荒くれ男が、飛び散った木片に打たれて気を失った。

「はあ、はあッ!アンナ!分かっているな?自分が今から何をされるのか、お前は理解しているな!?」

伸士の仮面をかなぐり捨て、血走った眼で肥えた女体をまさぐるアクバー。
隠し続けた剥き出しの獣性は、羽ばたきの風とともに受け入れられた。

「はい…私は…アンナは今からアナタのモノにされます…!」

ズシンと地響きが起きた。
アンナが自ら身を横たえた音だ。
誘うように太ももの魔肉を撫でまわしながら、アンナは高らかに自らの死刑宣告を読み上げた。

「アナタに純潔を散らされて…アナタに種を仕込まれて…アンナは、アナタの子を産みますぅッ!」
「〜〜〜〜〜ッ!!!ぐおおおおおおッ!行くぞぉ!」

2つの巨影が一つに重なる。
空気が震えるほどの衝突音と、不快な水音。
そして

「ぐはあ゛あ゛あ゛ーーッ!ぶがががッががあああーーーッ!」

惨めに堕ち切った雌豚の鳴き声で、アンナは絶頂を告げた。
トチ狂ったように床でのたうつ両翼が、心からの悦びを表現している。
そして同時に、それがベッド代わりの処刑台への止めとなった。
板木と金具の砕け散る音を伴奏に淫らな咆哮が響き、その場にいた人間すべての希望を打ち砕いて行く。
その様はまるで、彼女の声にかつてと正反対の力が宿ったかのようだった。

810415:2011/06/11(土) 18:45:53 ID:AUmP0qDQ0
・エピローグ
流れる月日の中、シスターアンナを失った人間達は、急速に気力を萎えさせていった。
何をするでもなく日々を過ごし、気まぐれに訪れる魔物に虐げられる日常。
この日も一人、虚ろな目の女が標的にされた。

「へへっ、お姉ちゃんも大分デブったね。」
「ぅぅ…ぁー…」

アクバーよりは大分小柄な金色の魔物が、素っ裸でへたり込む女性に声をかける。
やや小太りの女体がビクンと震えた。
しかし、魔物は女性のおびえなど意にも介さず、口淫を強要する。

「お、上手になったじゃん!これならいい肉便器になれるよ。」
「んっ…くちゅっ…ぶじゅ…じゅっ…」

小柄と言っても、それはあくまでアクバーに比べての話だ。
太く長い肉棒を無遠慮に挿し込まれ、女性の額に脂汗がにじむ。
5分ほどそうしていただろうか、突然ピタリと注送が止まった。

「くぅぅ、気持ち良いー!やっぱり一発目は口に限るね。」
「うぶっ…ううぅぅ…あ、あふんぅぅ…」

満足げに息を突く魔物をよそに、今度は女性の方が悶え始める。
幾度となく魔のエキスを注がれ続けた肉体が、精液に含まれる魔力を吸って、また少し肥大した。

「よしよし、膨れたねー。んじゃ、このまま下にも種付けしてあげようか。」
「やぁ…魔物は…アンナはいピギッ!?ブヒッヒィーッ!?!?」

四つん這いのまま逃げ出す尻目がけて、一突き。
口で何と言おうと、ガバガバに開発された女陰はとっくにその気になっているのだ。
激しいピストンの度に尻タブが波打ち、常人なら腰骨が砕けるほどの衝撃を受け止める。
女の体は既に、反吐が出るほど嫌ったはずの魔物との交尾に適応し切っていた。

811415:2011/06/11(土) 18:50:38 ID:AUmP0qDQ0
「ふふ、頑張ってるわね、ボウヤ。」

もう一つ、大きく変わった事がある。
結婚式の日に、一つしかない処刑台が粉砕されたため、ギロチンを用いた住民の処刑が不可能になったのだ。
代わりに反乱分子の粛正に当たっているのが、今しがた居住区に入って来た、アクバーの新たな側近である。

「それじゃあ、私も仕事を始めましょうか。」
「うう…し、シス…」
「その名で呼ぶのはやめなさい!」

大の字に拘束された荒くれ男に、女悪魔の脚が容赦なく突き刺さる。
人間の倍近い長身から繰り出されるトーキックの威力は、肉を打ち抜き、骨を震わせる程だ。
哀れな犠牲者は、たまらず悲鳴を上げた。

「うぎゃあああああッ!!!!!」
「まあ、情けない声。そのあらくれマスクは飾りなのかしら?」

蹴りの動作に合わせて、裸の胸がブルンブルン揺れる。
真っ黒に塗りつぶされた先端で、真鍮のピアスも楽しげに舞い踊った。
鋳潰され、魔王軍の紋章へと生まれ変わった信仰の証が示す意思は、魔族への絶対服従に他ならない。

「反逆者がどうなるか、当然知っていますね?」
「げほっ、目を…覚まして下せぇ…し、シスター…」
「同じ事を何度言わせるのッ!?物覚えの悪いやつね!!」

女悪魔が再度荒くれ男を蹴りつける。
そのまま、無駄話は終わりとばかりに憮然と男のマスクを剥ぎ取った。
自らも主人とそろいの腰帯を脱ぎ捨て、熱く濡れた処刑器具を露わにする。

「お前を、反逆未遂の罪で圧迫刑に処します。私の中で逝けることを光栄にお思いなさいな。」
「こ、こんな…こんな破廉恥な真似をして、あんた恥ずかしくないんですかい!?えぇ!?シスターアンナ!?」

それが荒くれ男の最後の言葉だった。
勢いよく女悪魔の腰が下ろされ、男の鼻と口が汚れた女陰に飲み込まれる。
ズッポリと嵌り込んだ顔面に向かって大量の愛液が分泌され、受刑者は呼吸器を魔物の体液に埋め尽くされて絶命すると言う仕組みだ。

「ふふ、なかなか良いですよ?このまま殺すのが惜しいくらい。」

かすかな官能を貪るべく、女悪魔はキュッと足を閉じ、腰をくねらせ始めた。
石臼ならぬ肉臼として恐れられている、牢獄の町の新たな名物だ。
胎内に反響する苦悶の声に、女悪魔の興奮が加速する。

「はっは…ぁ、そろそろぉ…い、イックゥゥーーッ!!!」

女悪魔の手が、眼下で揺らめく太鼓腹を抱き締めた。
正視に耐えない贅肉の正体は、催淫の魔力でできた巨大な性感帯の塊だ。
巨木のような脚が、小山のような尻が、脆い人間の頭を咥えたまま痙攣する。

グ シ ャ ッ

812415:2011/06/11(土) 18:53:39 ID:AUmP0qDQ0
…あとは気が済むまで楽しんだ後、膣穴から残骸をひり出して、今日の仕事は上がりだ。

「昼間からお盛んだな、我が妻よ。仕事にかこつけて、俺の居ぬ間に男遊びか?」
「あーっ、ひどいわアナタ!」

と思ったが、今日はどうやら、もう一仕事あるようだ。
視察に来たのは、彼女の主にして夫であるアクバー。
楽しそうな妻子の様子に、腰帯の上から分かるほど股間をいきり立たせている。
色狂いの女悪魔が、そんな物を見せつけられて黙っているはずもなかった。
今しがた処刑した男を尻に敷いている事も忘れ、血みどろの股間を突きだしておねだりポーズをとる。

「ほらぁ!ちゃんとご覧になって!アンナの卑しい堕落マンコは、いつだってアナタのチンポが食べたくて、ヨダレまみれですっ!」
「ハッ、なら好きなだけ食らうがいい。」

まずは少し入口をなぶってから、等と組み立てていた流れは一瞬でご破算。
いつも通り、アクバーの逸物は、あてがうと同時に最奥まで引きずり込まれて行った。

「んほおおおおーーッ!!あ、アナタぁぁ!!最高ぉぉぉーーーッ!!!」
「ぐぬぬ…いつもながら、何と言う吸い付きだ…!全く、お前は俺に犯されるために生まれて来たような女だな!アンナッ!」

バサバサと羽音を立てて、金色の肉塊が亡骸の上をのた打ちまわる。
数百㎏+数百㎏×数百往復。
かつて仲間であったモノを粉々に擦り潰しながら、女悪魔はいつまでも肉の悦びを貪り続けた。


一方その頃、完全に忘れ去られた地下の独房で、髭面の男が男泣きに泣いていた。
何故神はこのような所業を許すのか、この世に救いは無いのか、と。

「よもや、本気ムドーに勝てずに10年も積みゲーとは…ッ!この大賢者クリムトの目をもってしても見抜けなんだわ…!」

とりあえず、救いは無いらしい。

813415:2011/06/11(土) 19:00:19 ID:AUmP0qDQ0
以上です。
長々と書いといてなんだけど、シスターアンナって誰よ?と言われないか不安になったので補足。
ラスダン前の最後の町で敵の幹部に目をつけられてる脇役です。

814名無しさん:2011/06/12(日) 13:17:16 ID:libYjvKI0
乙でした!
一日に2作も投下されると思ってなかったから気づくのが遅れたぜw
相変わらず救いがなさげなのにどこか笑えてくる作風がすごく好きだw

815622:2011/06/12(日) 17:27:38 ID:fioJxJto0
前まで書いていたプレセアのSSをリセットして新しい設定を書きます。
勝手なことをして申し訳ありません

816622:2011/06/12(日) 18:25:28 ID:fioJxJto0
世界再生から一ヶ月・・・。

私、プレセア・コンバティールはジーニアスと二人で旅をしています。
旅が終わった後、彼からの誘いで世界中を回ってます・・・・。
今は街を探して草原をさまよっていろんですが、なかなか見つかりません。
もう日が暮れてきました・・・・。早くしないと夜になってしまいます。

「プ、プププレセア、大丈夫?疲れてない?」
「私は大丈夫です。ジーニアス。それより早く宿屋を見つけないと野宿になってしまいます。」

ジーニアスはいつも私と話すとき、緊張しているような喋り方をします。
どこか具合でも悪いんでしょうか?

「あ、プレセア!街が見えたよ。」

しばらく歩いていると遠くのほうに街を見つけました。

「あ〜よかった。もうすぐだよ。がんばろう。」
「はい。」

もうすぐで街に着くというところでモンスターが現れました。
巨大な真っ白いイモムシのようなモンスターです。
なかなか手ごわそうな相手です。

ギシャアアアアアァァァァ!!

モンスターは叫ぶと同時に私に襲いかかりました。
私はそれを間一髪でかわす。
斧で応戦します・・・・・。

このモンスター私にしか攻撃してこない・・・!?
なら好都合です。この隙にジーニアスの魔法を・・・。

ビチャッ!

「きゃあ!?・・・・何ですか!?これ・・・・?」

モンスターが吐いた液体のようなモノが私の掛かった。

「プレセア!・・・・よくもプレセアを!!喰らえインディグネイション!!」

巨大な雷が天から降り注ぎ、モンスターは黒焦げになって倒れました。

「やった・・・・!?」
「やりました。ジーニアス。すごい威力でした。」

モンスターが動かなくなって完全に勝利を確信しました。

「そうだ!プレセア、さっきの液体、何ともない?」
「はい・・・・。大丈夫です。うっ!?」

身体が急に熱く・・・・。何ですか!?この感じ・・・・。
身体がむずむずして・・・・・・・。
感覚と同時に身体に変化が現れた。
プレセアのお腹が急激に膨らんだと思えばベルトがはじけ飛び、大きく膨らんだお腹が顔を出す。
ブラジャーもはち切れて、身につけているものはパンツだけになった。
顔も丸く膨れて脂肪により目が細くなっている。
プレセアの元の身体の5倍ほど太って変化は終わった。

「キャアアアアアアアアア!!嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ズッシーーーーーーーーーーーーン

太った身体の重みに耐え切れずプレセアは思い切り尻餅をついた。

817名無しさん:2011/06/13(月) 01:33:58 ID:8mw1pO4g0
>>813
> アンナです。シスターやめました。この方の妻になりました
この投げやりな台詞がめちゃくちゃツボに来た
高潔な心持ってた人物がすっかり堕落したなって感じでよかったよ、GJ!

818名無しさん:2011/06/13(月) 21:02:50 ID:B5spfkr20
俺もそこはツボった
堕落とか喪失とかのシチュが好きだから
肥満化以外でも結構萌える描写があったりするんだよね

819名無しさん:2011/06/14(火) 01:35:18 ID:zijOCFPE0
ここのスレ住民業深すぎワラタw
肥満化って色々と、一粒で二度おいしい属性ですよね。
メインに据えれば美しさや能力の喪失が、サブに回れば従来の美意識からの逸脱や、異なる価値観への吸収が表現できる。
可愛いおにゃの子を堕落させるにはもってこいのギミック。
その過程も、自業自得か、降ってわいた災難かで、ギャグにも鬼畜にも持っていけると言う汎用性の高さ。
これは流行る(*´ω`*)

820名無しさん:2011/06/14(火) 12:57:04 ID:yKIHvAu20
>>819
意見には同意だが その顔文字は未来永劫に流行らないし流行らせない

821nesdebu:2011/07/03(日) 02:08:37 ID:dQmXix7Y0
解析がてら出来たものを。
ttp://www1.axfc.net/uploader/File/so/65454
元データはファイル名から_DB削ったものをググれば出てくる・・・はず

822名無しさん:2011/07/03(日) 02:18:03 ID:iZrG9ZY.0


823名無しさん:2011/07/03(日) 02:19:52 ID:6oNmahto0
これ単品でうpされても困るだろ

824名無しさん:2011/07/03(日) 11:41:00 ID:xtfGUG.A0
それよりパスワードは?

828管理人 ◆se.eiIUl2E:2011/07/03(日) 17:06:03 ID:ZHbqJNIM0
>>825-827は無意味な煽り合いと判断し、削除しました。
どうかご了承ください。

829名無しさん:2011/07/03(日) 17:10:48 ID:Nk4aVqBE0
管理人さんGJ!

830名無しさん:2011/07/03(日) 22:54:22 ID:hWrV2RGgO
主、ご苦労様です。

831名無しさん:2011/07/06(水) 10:17:01 ID:qCLDRXh60
650氏のSSを発見し全て呼んだんだが自分の中で一番ツボった
設定も絵もやばかったんだがこの絵を描いた絵師さんの他の絵ってネット上でみれたりするんだろうか
もっと肥満絵かいてほしい

832名無しさん:2011/07/06(水) 17:43:22 ID:eGJsOtQk0
すまん、タイプミスだと思うけど650氏って誰のことだ?

833名無しさん:2011/07/06(水) 17:51:55 ID:3n6LeKJAO
っていうかどこで見つけた

834名無しさん:2011/07/06(水) 20:12:44 ID:/mKOckoY0
650が誰かはわからないが、8スレ目の650は素晴らしかった。

835名無しさん:2011/07/07(木) 01:58:32 ID:e4BCQ07.0
このスレの>>650でしたごめ
久々に肥満化を堪能しようと満腹少女で見つけた

836名無しさん:2011/07/07(木) 08:31:31 ID:jL6h2NgM0
650氏の挿絵なら650氏本人だよ

837名無しさん:2011/07/07(木) 09:47:05 ID:e4BCQ07.0
pixivとかで描いてないかと期待したがレスを読む限りどうやら存在しないようだな
もっと肥満絵描いてほしかった

838名無しさん:2011/07/07(木) 20:14:02 ID:a5tX3ZfQ0
気持ちはわかるけど、そういうのは過度のリクエストにつながりやすいから自重しとこうぜ

839名無しさん:2011/07/21(木) 07:53:16 ID:t4CBUyAk0
 限界まで盛ってみてくれっていうリクエストを貰ったけど
このあたりが限界だった。
これ以上やると下っ腹がうまく描けない

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1285_1.jpg

840名無しさん:2011/07/21(木) 19:14:39 ID:Soiaal2s0
おおう、お久しぶり!
肉塊もいいけど、個人的にはちゃんと人間だとわかるレベルの方が好きかな
それもあってこの絵はストライクど真ん中だぜ

841名無しさん:2011/07/22(金) 00:08:44 ID:jLoSefqk0
まるでサイズがあってないのに無理やり着てるのっていいよなあ
乙でした!

842名無しさん:2011/07/22(金) 00:49:03 ID:UsQMSpxk0
乳や腹、太もももいいがこの丸太のような二の腕が素晴らしすぎる

843名無しさん:2011/07/24(日) 06:54:06 ID:z8fLfHu60
この娘はなにかの版権キャラですかえ?

844名無しさん:2011/08/07(日) 00:24:57 ID:a0uL2Lc60
テスト

845名無しさん:2011/08/15(月) 19:10:27 ID:wb2rhgrY0
自由にポーズを取らせる事のできる 肉の量の限界ってどのあたりだろうか・・・

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1293_1.jpg

846名無しさん:2011/08/21(日) 21:27:26 ID:kkBh9Vm20
リべンジチャイナさん良いすなあ。
痩せた状態でどこかの炎上の子と呪術的なライバルとかしてそうで。

847名無しさん:2011/08/23(火) 17:52:53 ID:MIG/TzFA0
イナズマイレブンの女子を太らせたいな・・・

848名無しさん:2011/08/23(火) 18:13:37 ID:gE1R9fPc0
言うだけでは何も変わらない

849名無しさん:2011/08/24(水) 18:29:43 ID:YQMSTSqs0
あぶらみ掲示板の『チャイナドレス』『リベンジチャイナドレス』を見て、いてもたってもいられなくなって突発的に書いてしまいました…。赤い子が『先輩』紫の子(左ver)が主人公です。
※エロクナーイ

地方に、ある個人営業の店がある。
地元の若い女性のウェイトレスを多数雇い、なかなかの営業を上げている。お給金も大変嬉しい額で、あまり辞める人は聞かない。
人気は肉汁たっぷりの肉饅。肉にこだわっているそうだ。

そんな中華飯店『宝豚天』には『VIPルーム』が存在していた。
というか個人的には『PIGルーム』といったほうがしっくりくるんだけど。

なぜならば
「いらっしゃいませぇ〜」出てくる料理は表と変わらない。
「ご注文はお決まりですか?」裏メニューがあるわけでもない。
「ごゆっくりとお楽しみくださいね♪」誰か人が付く訳でもない。
ただ、

「あ、はい!少々お待ちください!」小走りで走り回るどのウェイトレスの足音も【ドス、ドス、ドス。】で固定されている。

ウェイトレス全員、25歳以下の【肥満女性】なのだ。

「先輩。なんですか、ココ」
働き始めて早一年。ここでチーフともよばれる先輩に呼ばれ、一年間ずっと気付かなかった隠れ通路のような場所から、宝豚天の地下に降りた私は固まった。
「そりゃあ、宝豚天の地下じゃない」
「いえ、そうではなくてですね……」
地下っていっても別に横の通りから入る必要はないだろうに。
「あはは、わかってるってば。ここはね、世には余り知られたくない性癖の人、ニッチすぎて余りオカズ見つからない人とかがくる秘密のお部屋なのです!」

850名無しさん:2011/08/24(水) 18:31:00 ID:YQMSTSqs0
「ぅわぁ……」
先輩はにっこり笑って細めの目をさらに細くした。……対して私はなんとも言えない声が漏れた。

もしや、私もこの中に入れという事なのか。勝手に足が半歩下がる。
それなりに、いやかなり容姿には拘って来たのだ。肥満というワードは、かなり好きにはなれない。……優しいこの先輩も肥満女性だが。

「あ、別にウェイトレスになる為に云々があるわけじゃなくて、貴女には厨房のお手伝いを任せたいの。店長も貴女なら口をそう滑らせる事は無いでしょうってお墨付きよ♪」
「……安心しました」
「そ・れ・に、お給金も30%upだってさ!」
「!?」
なんと。

かくして、お金の誘惑に負けた私は『宝豚天』の裏の顔で働く事になったのであった……別に裏っていっても悪い点も何もないんだけど。

〜数週間が経ち〜

「やっほ〜。だいぶ慣れたんじゃない?」
「あ、先p……」
休憩時間に、肉饅を口と片手に先輩がやって来た。先輩はスキップ(のはずだ)しながらやってきたために胸が、腹が、全身の肉がバインバイン跳ねる。
「貴女もおひとつどうぞ♪」
そして、その余りの迫力に絶句してしまった私の前に急停止して、ほかほかの肉饅が差し出された。
「あ……ありがとう、ございます」
「何か困った事とか無いかしら?」
心配されるのは嬉しい事だけれど、お給金は上がったが仕事内容は変わらないので困った事は無い。
「いえ、別に何も。ただ……」
「ただ?」

851名無しさん:2011/08/24(水) 18:32:14 ID:YQMSTSqs0
仕事では悩まなくても。

「その、お肉が……ですね……」
つい、言葉がしりつぼみになる。けれど、もう先輩は気付いていたようだ。
「んふふ、最近血色よくなったわね♪」
「うっ……!」
ぷに、と以前に比べて柔らかくなってしまった脇腹をつねられる。
「ここの『まかない』は美味しいものね〜」
「はい……」
先輩は茶化してはいたが、沈んだ顔をしていた私を笑顔できゅっと抱きしめてくれた。心か贅肉か、その暖かさに一人暮らしでしばらく会っていない母を思い出した。

少しするとよしよしと子供をあやすように頭をなでてから先輩は立ち上がった。
「そいじゃ、私はまだ仕事あるから!」
「あ……わかりました。頑張ってくださいね」
じゃ〜ね〜。と手を振る先輩を見送り、私もまた仕事に戻る事にした。
「先輩、暖かかったな」
包容力という奴なのか。ああいうのもい……

「いやいやいやいや、駄目!STOP!惑わされるな私!ちゃんとダイエットしなくちゃ!」
別に意識されたものではないのに、勝手に惑わされた私だった。

〜さらに日は経ち〜(先輩視点です)

休憩時間にしばらくぶりに遊びに来た私は『STAFF ROOM』の扉を開けた所で固まってしまった。

「………」

重苦しい雰囲気。負のオーラが見えそうなくらい暗い空気の中心に彼女が一人でゲンドウスタイルで壁に向いて座っていた。

852名無しさん:2011/08/24(水) 18:33:42 ID:YQMSTSqs0
最初に見たときから黒いポニーテールは変わらない。

駄菓子菓子。あいや、だがしかし。

スリットからチラリと見える「カモシカのような足」は本来の「カモシカらしい」太めの足に、可愛いぷりんとしたお尻はむっちりと色気を放ちながらドレスに張り付き、お腹は数ヶ月の妊婦のように膨らみ、突き出した所謂ロケットオッパイという奴はその速度を落として地面に不時着していた。

嗚呼、制服がチャイナドレス固定であることが彼女の悲しみを加速させているに違いない。そろそろ遠回しにしても「太目」と呼ばれる私を超えそうであると、遠目にもわかってしまうのだから……

「今、肉饅渡したら泣いちゃうか……」

私はそっと扉を閉めた。

肉饅は美味しかった。


〜さらに時は流れ行く〜

「悪いのはお給金の良さと、先輩が作ってくれる居心地の良さと、美味しすぎる肉饅を初めとする油分高めの『まかない』なんです!」
ついでに言えば余った賞味期限の近い食材は産業スパイ対策に持ち帰らされたので、どう消費しても冷蔵庫が空になることは無かったのです!

打ちひしがれる私。ポンポンと肩を叩かれて顔を上げれば先輩の姿。

「(沈痛な面持ちで)我慢できなかった、食欲が抜けてるわ」
「うぅ〜」

日々美味しいまかないを食べ、家に帰れば腕の上がった自作の美味しい食事をとり、起きれば夜のうちから用意して朝から美味しく食事をとり……。増える食欲に負けていく消費カロリーに戦々恐々としながら日々を送り、今日に至ってしまったのだ。

853名無しさん:2011/08/24(水) 18:37:00 ID:YQMSTSqs0
がっくりと膝をつけば腹が床に擦れる。下を向けば贅肉の山。頬をつねればむっちりもちもち低反発。……最近の嫌いなものは鏡になってしまった。

その後、厨房兼ウェイトレスになった私は大変人気を集めさせていただいた。おかげさまでお給金も、悲しい事に体重まで増え、年内には、【VIPルーム:ウェイトレスランキング一位】の称号を授与されるに至った。
(テーブルに人気投票用紙があり、年に一回集計する)

……そして誠に不本意ながら、最重量の称号も付いて来たが……。


〜それからしばらく、在る日の事〜

人が少なくなり、他の娘が接客に回り、私は少し上を向いた。そこに飾られていたのは女の子達の写真だった。……痩せていたときの。

「……店長に文句いってもいいのかなぁ」


店長に聞いても、「ごめん。太らせるような事はしていないんだ……」との事。
店長室を出た私は同僚のウェイトレス達に揃って「ドンマイ☆」と笑顔でサムズアップされた。結局、同レベルの癖に。全員捕まえて無理矢理食べ放題の店に行った。次の日、私は顎に小さかった二重顎が確立されかけているのを見て、体重計の前で崩れ落ちた。

(おしまいです。肉の描写が少なくて申し訳ない……掲示板を用いて補完してください...orz
 最後に一言、素晴らしいイラストに乾杯!!)

854名無しさん:2011/08/24(水) 22:31:48 ID:F8ZJ/dnsO
久しぶりのSSGJ!
イラストも最高だしSSがつくとなおさらいいね

855名無しさん:2011/08/24(水) 23:50:36 ID:.3STmB/60
乙乙
呼んでいたら肥満は伝染するという話を思い出した
太りやすい人間の生活習慣に引きずられるっていうことなんだろうなあ

856名無しさん:2011/08/25(木) 13:58:33 ID:TwbBsRhE0
SS乙!!
こんなVIPルーム行きたいなぁ
そして周りに引きずられていく女の子にブタや肉がワンポイントあしらわれた
チャイナドレスをすすめていじめたいww

857名無しさん:2011/08/26(金) 04:46:44 ID:nabOWJIg0
なんか即興で書いてみた


日満華町 一見平和に見えるこの街には 恐ろしい悪の軍団『イレギュラー』の本拠地があった。
イレギュラーの目的は町内征服 遺伝子操作を行った屈強な兵士たちをしたがえた彼らに
なすすべはなく日満華町は征服されてしまう・・・ということはなかった
なぜなら 軍団のメンバーの大半が阿呆だったからである
例をあげると

屈強な兵士たちを使った活動が小学生レベルのイタズラ
“秘密”基地にかなり大きな看板をたてている
目的がなぜか町内

などときりがない

遺伝子操作兵(怪人)を独自につくりだすことから技術は相当なものなのだが・・・



そんなどーしようもない軍団にも一応国から討伐命令が出ていた。
国から送り込まれたのは女性一人
さすがに無謀だとおもうかもしれないが彼女は普通の女性ではなかった
あらゆる兵器を組み込みさらに肉体を強化するパワードスーツの適合者であった
彼女が町に来て一か月後 彼女が強すぎるのか彼らが阿呆すぎるか(おそらく両方)
恐ろしい(笑)悪の軍団『イレギュラー』(爆笑)は残りの戦力が最初の3割になるまで追い詰められていた

858名無しさん:2011/08/26(金) 04:48:58 ID:nabOWJIg0

イレギュラー秘密基地(笑)作戦室


「ついに幹部は二人だけになってしまった・・・」

「そうですね私と首領のふたりですね」
幹部が2人になっていまさら作戦会議とかもっと前にやっとくべきだろこいつ本当に阿呆だな・・・救いようがない
まあ阿呆だからいろいろと好き勝手に研究ができていたのだが

「次にやつが来るとしたらこの秘密基地だな」

「ええそうですね」

「地獄のマッドサイエンティスト後藤よ!」

ださいしめんどくさいこの呼び名は首領がつけてくださったものである 死ね

「なんでしょう」

「確か怪人を作っていたのはおまえがつくったものだったな!!」

「・・・そうですけど?」

「あの女の武力を上回る怪人はつくれないのか!」

「さすがに国の設備で作った物に、こんな小規模な場所で作ったものではかなうはずはありません。」

「むう・・・」

「ですが・・・武力を上回らなくても彼女を倒す兵士ならすでに完成しております」

「おお!!さすが地獄のマッドサイエンティスト後藤!!して、その怪人とはどんなものだ!!」

「別に彼女自信はそれほどの脅威ではありません問題はパワースーツです。
ですからパワードスーツを使えなくする怪人をつくればいいのです」

「ほう!きたいしているぞ後藤」

「・・・はい」
結局じぶんもめんどくさくなってよぶのやめてんじゃん

859名無しさん:2011/08/26(金) 04:50:04 ID:nabOWJIg0
「ここが秘密基地みたいね」
分かりやすく看板がおいてあったしたぶんそうだと思うけど

さすがに罠かなとおもってここら一帯を調べたけどそんなことはなさそうだし・・・

どこまで阿呆なの?この軍団 まぁいいや


「変身っと」
私の言葉を腕時計型の装置が認識すると
一瞬にして私はひかりにつつまれいつものパワードスーツ姿になっていた

詳しい原理はわからないけどすごいものよね

「さて入るかな・・・ってうわっ」

がしゃあああああああん!!
大げさに扉を突き破って出てきたそいつはものタコみたいな触手のあるものすごく太った怪人だった
ていうかわざわざ扉こわさなくっても中で待ってたらいいじゃん

「ブヒィー!!俺様は貴様を倒すために作られた豚タコ型怪人オクトン様だ!」

べつに名前なんて聞いてないのに語り始める。他の奴らも同じでなかには自分の弱点を教えてくれるやつまでいたっけな・・・

「いまさら怪人一匹になにができるの?おとなしくしてたら保健所に引き渡してあげるからさがってて」

「ブヒイイイイイイイ!!なめやがって!!すぐに泣きわめかせてやるブヒいい!!」
ブビビビビ
大きな鼻から黒い液体を飛ばしてくる 
いきなり!?
足に力をいれ全力で回避しようとする

!?

しまった!液体に気をとられきづかなかった!足元にはすでに怪人の触手が・・・

足元をすくわれるっ!うわっ

触手はあっというまに私をしばりあげてしまった

「く・・・離しなさい」

「ブヒヒヒヒヒヒ!!!どうしたさっきまでの威勢は!!」

「縛ったところでどうするつもりよ!!パワードスーツの耐久力を知らないわけじゃないでしょう?絞め殺すなんて到底不可能よ!!このデブ!」

「デブだとおおお!改造される前からのコンプレックスをよくも!!・・・まぁいい
いまから貴様にプレゼントをやろう!」

860名無しさん:2011/08/26(金) 04:51:05 ID:nabOWJIg0
そういうと触手についていた吸盤があらゆるばしょにくいこむ

「どういう意味よ!」

「ブヒヒヒヒヒ!すぐに分かる!」

なにをいっているんだこいつは・・・

ん?吸盤から何か温かいものが送られてくる・・・
「これはいったい・・・?」
あれ・・・パワードスーツが急にきつくなったような
!!!
私のからだふくらんでいる!?いや太っている?

「いや!!なに!!これ!!え!?い・・いますぐやめなさい!!」

「ブヒヒヒヒヒ!いいぞもっとわめけ!!ブヒヒヒヒヒヒ!さあ俺の脂肪をうけとってくれ!」


怪人の醜い身体が縮むにつれ
みっともない姿に変えられていく私
パワードスーツを使いこなすため訓練を積んで鍛えられていたわたしの身体が
怪人の脂肪を吸収し
醜い肥満体にされていく・・・いやだいやだいやだ!!
「ううああ・・・・!!」
ある程度膨らむと今度は痛みが襲ってきた

パワードスーツは非常に耐久力のある素材で決してやぶれることはない
今回はそれがあだとなった
のびの限界に達したパワードスーツがわたしの膨らんだからだにようしゃなくくいこむ

「パワードスーツを解除したら楽になれるぞ!ぶひひひひ!」

「うる・・・さ・・・ああああ!!!」
体中に激痛が走る 痛い 痛い 痛い!!あまりの激痛に意識が飛びそうだ

痛い! 痛い!!!


もう・・・限界・・・だ

「うあああああ かい・・・じょお!!」

わたしの声を装置が認識しパワードスーツがきえていく

「ぶひひひ!!解除したなあ!!あとは残りの脂肪をながしこむだけだぶひひひひ!!」

「うう!ああそんなやめて!!なんでもするから!!!」

861名無しさん:2011/08/26(金) 04:53:59 ID:nabOWJIg0
ブクブクブク

「いやあああああああああ!!!!」
からだ暑くなっていくにつれ感じる重力が増えていく

一瞬にして私のプロポーションは破壊された
代わりに与えられたのは怪人のぶくぶくに肥え太った醜い姿

「ぶひひひひひ!!おわったぶひ!オレの脂肪をぜんぶながしこんでやったぞ!」
完全に痩せ型といえる体系になった怪人は

私を触手から解放した

「ゆるざない!! ・・・ううぶっ!!もどしてよぉ!」
叫んだ声がいつもとちがう
おそらく声帯が脂肪であっぱくされているのだろう。
今の私にふさわしい醜い声
泣きながら立ちあがろうとするがかなりきつい


「力ずくでやってみたらどうだ “でぶ”!!ぶひひひひひひひひひ」

「・・っ!!あんただでってぇ!でぶだったくせにい!」

「今はおまえがそのデブだろうぶひひひひ!!
任務はすんだブヒ
パワードスーツも着れないただのデブには用は無いブヒそれではさらだぶひ!!」

「うううぅ・・・!!!まぢなざ!・・・はぁ・・・はぁ・・・さいよ!!」
追いかけようと全力で走るも異常に体が重い 汗が滝のようにでてくる
ガシャン
扉とはべつのシャッターが閉まる
間に合わなかった
「うう・・・うわああああああ」

パワードスーツをきればシャッターを壊すことも簡単にできるだろう
だがパワードスーツは先ほどまでの私の体系を基準に作られている
つまりいま変身すればパワードスーツは私のぶよぶよの身体をあっぱくし
私は内臓が破裂して死んでしまうだろう

完全にやられた

私はどうしていいか分からずそのばに座り込むだけだった

あきたし
END

862名無しさん:2011/08/26(金) 11:37:50 ID:nabOWJIg0
という具合で終わり
はじめてかいたものってことを差し引いても酷いね
駄文失礼しました。
お目汚しすみません。

863名無しさん:2011/08/26(金) 18:05:16 ID:EsfwjgScO
ギャグっぽいノリが好きだw
駄文なんてことはない 乙!

864名無しさん:2011/08/27(土) 02:15:19 ID:7i7ig1d.0
イwレwギwュwラwーw
もうヒロインは組織のブタ怪人になればいいんじゃないかな

865名無しさん:2011/08/30(火) 03:27:06 ID:pddKN6SY0
いろんな所でクソみたいなコメントをしてく現在○識ってのが本当にウザイ

866名無しさん:2011/08/31(水) 00:27:53 ID:0c3qMl3.0
>>865
そのひとヲチすれで話題になったよね悪い意味で
PIXIVでエチャの宣伝をしつこくやるのはやめてほしい。

レスしといてなんだけどここは雑談スレッドじゃあない落ちつけ

867名無しさん:2011/09/01(木) 12:05:04 ID:BPPzZLQUO
化物のSS書こうと思ったんだけど、ここのレス見てて、言葉遊び入れないといけない事に気づいてやめた……。
言葉遊びとか、意識しないで書いていいなら書きたいんだけどどうだろう 。

868名無しさん:2011/09/01(木) 12:21:12 ID:WqAbRc.E0
化物語知らないけど別にいいんじゃね?

869名無しさん:2011/09/02(金) 02:24:06 ID:sEk9d39c0
何をどう見たら言葉遊びが必要って発想に至るんだw
むしろ、人称とか、台詞と地の文のバランスをしっかり推敲した方が高評価を得られると思った。

871名無しさん:2011/09/05(月) 08:57:49 ID:gKPsuOzo0
普通ならそれでいいんだろうけど西尾だからなぁ・・・
でもSSだと割り切れば無理にあの文体真似なくても別にいいんじゃね?
そっちに気を取られすぎて肝心な描写が疎かになることもあるしねー

872名無しさん:2011/09/07(水) 13:52:08 ID:xlGJj3LY0
化物語か、西尾の小説は読んだ事無いけど確かにあのセンスは難しそうだなぁ
めだかボックスなら「脂肪遊戯」とか以前思いついたんだが

873名無しさん:2011/09/07(水) 14:11:17 ID:lrpH5cXIO
それ名案過ぎるw
強制的にぶよぶよにされるめだかちゃんとか…やべぇ
書きたいけど俺には文才がない…

874名無しさん:2011/09/07(水) 17:00:14 ID:xlGJj3LY0
同じく一応設定は思いついてるんだが時間と文才が足りない(´・ω・`)

「脂肪遊戯(オーバーウェイト)」
・全ての外的刺激を「食べる」マイナス
・食べた物は全て脂肪へと変換されて自分に蓄積(自分が太る)
・蓄積した脂肪を再度同じ外的刺激にして相手に送る事が出来る(自分は再び痩せる)
・送られた相手はその外的刺激の分脂肪を蓄えてしまう

めだかボックスのマイナスって悪意があればOKだからこう言う能力作り易いよね

875名無しさん:2011/09/07(水) 18:36:51 ID:0DktXyt6C
メタボックスという事か

876名無しさん:2011/09/07(水) 20:46:38 ID:lrpH5cXIO
だなw 妄想が広がるわ

877メタボボックス:2011/09/09(金) 00:09:41 ID:CGV/kdmg0
ここまでの流れを見て妄想が膨らみすぎたので書いてみた。
駄文、キャラ崩壊の可能性あり(この一文を書いておくと気が楽
あと、>>874を使わせてもらってる。


「これは……」
生徒会室に戻っためだかが見たものは、床に倒れ伏している善吉だった。
正直、シュールなことこの上ない。
「どうした、善吉」
手を腰に当てたまま、近くへ寄り座り込む。
そこでやっと理解した。
ドッキリか何かかと思ったが、違う。
どうやら、意識を失っているようだ。しかも傷ひとつなく。
「案ずることはないよ。少し眠ってもらっただけさ」
背後から声がした。
この部屋に入った時に確認した。
その限りでは無人だった。
扉の開いた音もしない。
けれど、振り返ると女がいた。
「貴様……」
その女の髪は白髪で。
螺子によって、両手を肩に止められていた。
「安心院(あじむ)なじみ―――!」
奇怪な格好のその少女を、めだかはそう呼んだ。。
「何かようかい、めだかちゃん。それと、僕のことは親しみを込めて安心院(あんしんいん)さんと呼ぶように」
「貴様、善吉に何をした?」
飄々とした安心院に、めだかは鬼気迫る表情で問う。
「さあ? 何かしたっけね。そういえば何かあったような気もするなぁ?」
全く要領をえない。
(善吉は少なくとも息がある。それは先ほど確認した。
この女のスキルによってもっと酷い状態にされているかもしれないが、命に別状はないはずだ)
黙るめだかを一瞥し、安心院はあさっての方向を向いて言った。
「ああ、思い出した。スキルを使って、目覚めない体にしてあげたんだっけ。
ほら、僕のせいで頑張りがいのない人生にしちゃったからさ、せめてものお詫びってやつだぜ?」
その言葉で、めだかの理性は引きちぎられた。
めだかの怒りを引き出すことが、彼女の狙いとも知らず。

878メタボボックス:2011/09/09(金) 00:12:40 ID:CGV/kdmg0
おかしい。
理性を失った私の中、それでも思った。
私は今、全力で攻撃している。
安心院はそれをほとんど避けている。
避けてはいるが、何発も当たった。
それらに全く手ごたえがないのだ。
「おっと、少し休戦だ。いい加減服がきつくてね」
安心院が飛び退く。
「どういう……つもりだ」
彼女に攻撃は通じていない。
それならば、間合いを開ける必要もないだろうに。
「だから言っただろう。服がきついんだよ」
やつは何を言っている?
彼女を見れば、どこか漠然とした違和感を感じる。

服がきつい?
彼女はゆったりとした巫女装束を着ている。
しかし―――
「貴様、その恰好はなんだ」
私は問う。
彼女は明らかに違っていた。
まず、ゆったりとしていて体型の見えなかった巫女服は、ほんの少し引っ張られているように見える。
螺子で止められている手の甲には変化はないが、袖がめくれて見えた腕はぷくぷくとした脂肪に覆われている。
足が太くなったのか、緋袴がぴったりと張り付き、足の動きも丸見えだ。
そして、腹も巫女服を内側から押し、交差した手の下に無視できないでっぱりを形作る。
顔の輪郭も丸くなり、二重顎の兆しさえ見えた。
ほんの少しとは言えない増量。
体重にして、10キロと言ったところだろうか?
「『脂肪遊戯(オーバーウェイト)』ってところかな? 僕の持つスキルの些細な一部。外的刺激を食べるマイナスだよ」
「攻撃を吸収するスキル、という事か」
これで違和感の正体はわかった。けれど、どうやって打倒すれば……
「いや、少し違うね。吸収した刺激は溜め込むだけじゃない」
安心院は静かに私へ歩み寄る。
その間、私は善吉がされたことの痛みも忘れ、ただ突っ立っていた。
「ほら、こんなこともできる」
安心院は、右肩を使って軽く私をついた。
それだけだ。
それだけだというのに、私は自分の体に違和感を感じた。
腰回りが……きつい。
「分かったかな? これは溜め込んだ刺激を相手に移すこともできる。もちろん、脂肪と言う形でね」
脂肪を移す、と言ったか。
「しかし、脂肪を移している割に、貴様の体は変わらぬように見えるぞ」
「そりゃそうさ。今移したのは微々たるものだからね。ただ、いつまでも太ってるままも気分が悪い」
そのセリフが終わると同時に、安心院は元の体型に戻った。
脂肪を移したのなら、私の体に変化があるはずだ。けれど、私は変わりない。
「例の、一兆分の一のスキルか」
淡々と呟く。
「そうさ。スキル『淑女の嗜み(ダイエット)』で、僕はいつだって理想の体型を作り出せる。蓄積された刺激はそのままでね」
なんと都合のいい能力であろうか。
「それでも、私は許すことができんのだ。善吉をあのような目に合わせた貴様を!」

879メタボボックス:2011/09/09(金) 00:13:53 ID:CGV/kdmg0
ここから先、語り合うために言葉はいらない。
ただ、拳で互いを理解するのみ!
その信念を胸に、目の前に立つ安心院に殴り掛かる。
手加減はしない。
常人の目から見てみれば、握った手はいくつにも分裂して見えたことだろう。
しかし―――
「めだかちゃん、僕の説明聞いてたのかい?」
本人は一歩たりとも動いていない。
まるで、空を殴っているような感触に飽き飽きしてきた頃。
「そろそろかな」
反撃は唐突に始まった。
「ほら」
少し、肩で突かれただけだった。
けれどその一瞬で、体に何かが流れ込む。
何故だかとても熱いけれど、叫び声はあげない。
その代り、悲鳴を上げたのは制服だった。
もとより常人以上の大きさの胸を包んでいた部分が、肥大化により破けそうになっている。
足も太くなっていき、たまらず私はブーツを脱ぐ。
腹のあたりに熱いものが流れ込んでいき、そして……
バギンッ!

ついに、スカートのホックが壊れた。
さらに、壊れた部分から肉があふれ出し、あっという間にスカートはただの布きれとかす。
私はたまらず尻餅をつき、改めて自分の体を見渡した。

880メタボボックス:2011/09/09(金) 00:15:31 ID:CGV/kdmg0
腕はもとの太さの2〜3倍といったところだろうか。
くまなく脂肪で覆われ、関節についた脂肪で閉じることもままならない
太ももの太さは、もとのウエストなどとうに超えていた。
スカート破りの手伝いをした尻は太い足が連結されるだけの貫録を以て、いまの私の全体重を支えている。
尻肉は横に広がり、今の体重で尻餅をついたというのにまったく痛くはない。
大きく前に飛び出した腹は太ももの間に鎮座し、おかげで足も閉じれなくなっている。
もともと大きかった胸は今もその張りを保ち、スイカほどの大きさに成長している。
ぷくぷくとした手で顔を触ってみれば、頬の肉で目は細くなり、二重あごも当然のようにできていた。
「そんな……」
私は、今まで太ったことがなかった。
故に、一瞬でここまで太ってしまった現実に心が折れそうになっている。
「めだかちゃん、確かに君は主人公だ」
安心院が私の前に立つ。
「けれど、そんな体系の主人公がジャンプに居てもいいのかな?」
やめろ。
「さあ、仕上げだよ」
そう言って、安心院は私の腹に座った。
「『淑女の嗜み(ダイエット)』は、こんな使い方もできるのさ」
途端、私の腹が鳴った。
昼食はきちんと食べたはずだ。
けれど、空腹は容赦なく襲ってくる。
「何を……」
必死に我慢しながら問いかける。
「特に何も? ただ、ここ一か月の君の行動を変えさせてもらったぜ。
ダイエットは日々の積み重ねだからさ、多少は過去もいじれるのさ。
ここ一か月の君の評判は大食い生徒会長って感じかな」
……だめだ、我慢できなくなってきた。
けれど、これだけは……。
私の上に座っている安心院に触れる。
「私の異常性を覚えているか……」
『完成(ジ・エンド)』。それは、全ての能力を完成させる力。
「お前のスキルは、こんなこともできるようだぞ」
私が意識すると、安心院に異変が起きた。
そう、私と同じように太り始めたのだ。
「へえ、いったい何を仕掛けたんだい?」
「『淑女の嗜み(ダイエット)』を使わせてもらった。その語の本来の意味は食事療法だからな。
太らせることもできなければいけないはずだ」
つまりは、単なる意趣返しである。
けれど、これが意外と効果抜群だったようだ。
「ふむふむ、同じスキルでの能力的にはそっちが上か。これじゃ打消しは出来ないみたいだね」
そう言って、彼女は太り過ぎでずり落ちてきた緋袴を両手で支えている。
腹もすでに丸出しだ。
「あ、言い忘れてたけど、人吉君は本当に眠ってるだけだよ。ちょっと確かめてみるといいぜ」
そして、消える。
おそらくは腑罪証明(アリバイブロック)と呼んでいたスキルでも使ったのだろう。
「善……吉……」
声帯が変化したのか、声がうまく出ない。
重い体を引きずって、彼に近づく。
すると、寝転がっていた善吉はゆっくりと起き上がった。
「ん? ……めだかちゃん!? どうしたんだよ、その体!」
善吉が驚いて目を見張る。
「いや……いろいろあってな」
私は弱く笑う。
「しかし、すぐに痩せられるはずだぞ」
安心院から奪ったスキルを使えば、すぐに痩せられるはずだ。
さっそく意識してみる。
……あれ?


どうやら、痩せることには使えないようです。



お目汚し失礼
あと、アイデアとタイトルをくれたスレ住人に感謝を

881名無しさん:2011/09/09(金) 00:40:51 ID:BfAo42PwO
雑談のネタからSSにwww
GJです!あなたは神様だww
スタイル抜群の女の子が太るのはやっぱり最高だね

882名無しさん:2011/09/09(金) 06:50:00 ID:FFkNcitg0
>>877-880
GJ!!!
まさか書いてくれるなんて思っていなかったから驚きだったな。
とにかくこんなに素晴らしいSSに感謝感謝

883名無しさん:2011/09/10(土) 16:03:16 ID:aGSQyElQ0
妄想が膨らめば身体も膨らむなw
肉めだかちゃん乙です

884名無しさん:2011/09/22(木) 16:07:58 ID:SEE1qovIo
SS乙です
黒髪メタボさん書いてみた
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1307_1.png

885710:2011/10/08(土) 15:38:04 ID:joPbMgjM0
随分とご無沙汰してましたが、久々にふと思いついたのをカリカリしたのでぺたり。
文章を書く事自体久しぶりなので、多々見苦しい所があるかもしれませんが、御了承をば(´・ω・`)

886710:2011/10/08(土) 15:39:06 ID:joPbMgjM0
予備知識/登場人物等

名前:美袋 八馬(みなぎ やま)
年齢:23歳
身長:172cm
体重:65kg
サイズ:95/62/87
容姿:ボーイッシュに切りそろえられた黒髪に、ややキツ目の容貌。
    所謂男装の麗人で、基本的にスーツを好んで着ている。
備考:探偵事務所を開いている探偵。
    最近行方不明になった少女を探す依頼を受け、事件の解決に奔走する。

・連続女性失踪事件
一か月前から多発している10歳〜25歳にかけての女性の失踪事件の名称。
一時は他国への大規模な拉致事件ではないかと疑われたが、その線が消え、誘拐とするにも身代金の要求さえもないので、失踪として扱われる事に。
八馬は失踪事件の第一被害者の親に依頼されて、この事件を独自に調査する事に。

・流鏑馬 茉那(やぶさめ まな)
失踪事件の第一被害者。お世辞にも美しいとは言えない容貌で、性格も暗く、学校ではイジメにあっていた。
やや肥満体形な事もあり、親以外には殆ど気に止めておらず、失踪事件が公になってようやく学校でも騒ぎになった程度。

887710:2011/10/08(土) 15:41:24 ID:joPbMgjM0
/0

「つまり、お子さんの行方を捜して欲しい、と?」
簡素な造りの事務所の中。
ややキツ目の容貌を湛えた男装の麗人…美袋 八馬は、目の前の女性にそう尋ねた。
女性は疲労からか、はたまた心性のモノからかやつれており、八馬の言葉にも唯頷くだけで。
そんな女性の様子に八馬は小さく息を吐くと、言葉を選ぶように口を開いた。
「…初めに断って置きますが、私は凄腕の名探偵でも何でもありません。
この事件は既に警察が調べていますし、私が調べても…どうにか出来るとは、とても」
「…警察は、駄目です」
八馬の言葉に、うつろに、呟くように女性はそう呟く。
光の無い目をギョロリ、と動かしながら八馬を見つめれば…そのまま、顔を近づけて。
「警察は…この1カ月、誰ひとり、何一つ手がかりも、何も、駄目でした。
だから、警察なんかじゃ駄目、なんです。
美袋さん、貴方は過去に、誘拐事件を解決なさったの、でしょう?」
「…それは、まあ」
女性の虚ろな声に、鬼気迫る様子に、八馬はまいったな、と頬を掻いた。
女性の言葉は一応は真実である。
探偵事務所を開いて間も無い頃、八馬は誘拐された児童を助け出し、見事に事件を解決して見せた。

…とは言え、それは「偶々」現場に遭遇し、「運よく」相手が銃を持っていなかったから、と言うだけで。
そもそも、探偵としての能力は一切使っておらず…要するに、女性の言葉は八馬の能力とはまるで別の話で。
「ですから…どうか、どうか、お願い、します。
もし見つけられなくても、恨みません、依頼金も払います、から、どうか…」
「…う…ん…」
だからこそ、女性の鬼気迫る様子にも、八馬は中々縦に頭を振れなかった…のだが。
余りに必死な女性のその姿に、断る事も出来ず。
「…判りました。ですが、金銭に関してはお子さんを無事発見してからで結構ですから」
「…!あり、ありが、ありがとうございます、ありがとうございます…!」
とうとう依頼を受けてしまえば、女性は涙を流しながら、八馬に頭を下げた。
そんな女性の様子に、八馬は小さく、女性には聞こえない様に息を吐くと…面倒な事になった、と軽く頭を抱えるのであった。

888710:2011/10/08(土) 15:44:36 ID:joPbMgjM0
/0.5

女性から依頼を受けてから1週間。
八馬は事務所のデスクに足を投げ出したまま、収集した資料を睨みつけていた。
…連続女性失踪事件。
この事件は、全てにおいて異常だった。
先ず第一に、その被害者…つまりは失踪者の数。その数、僅か1カ月で44人。
第二に、その痕跡の無さ…要するに、今まで見つかった痕跡、形跡が皆無である事。
そして、第三に目撃者が0である、と言う事。
これを纏めると、犯人は毎日女性を、何の痕跡も無く、抵抗もされず、目撃される事も無く誘拐していると言う事になる。
「…不可能だ」
八馬はそう呟くと、手に持っていた資料をデスクにばら撒き、眉間に指を押し当てた。
そう、不可能である。
100年前ならまだしも、この現代社会において第二・第三の条件を満たす事は先ず有り得ない。
だとすれば、次に考えられる可能性は何か。
「…失踪者に共通点があるとすれば、女性であること位だが…」
そう、失踪者は皆女性だった。
それも老若男女と言う訳では無く、若い女性限定。
被害者の写真を見れば、皆どれも美しく――――否。一人だけは、それに当てはまらなかったか。
その唯一の例外の写真を手に取り、眺める。
其処に映っていたのは、お世辞にも可愛らしいとは言えない子供の写真だった。
写真からも伝わる程に陰気で、肥えていて…親には悪いが、褒めるべき点が「若いですね」としか言えない、そんな子供。
…何を隠そう、依頼人である女性の、その子供である。
「この子だけ、何かおかしいんだよな…」
そう言いながら、八馬はその写真をじぃっと見つめた。
見れば見る程に陰気な少女だ。
見ている此方も陰気になってしまいそうなほどに、少女は負のオーラを放っていた。
調べてみた所、他の失踪者は周囲からも心配されていたが、少女だけは親以外からは気にも留められていなかった。
…そう、この少女だけは他の失踪者達とはまるで違ったのである。
「…何で犯人はこんな子を誘拐しようと思ったんだ…?」
そう、八馬が疑問を口にした瞬間。
その写真の少女は、写真であるにも関わらず、ニィ、と不気味に笑みを浮かべ。

八馬が何か言葉を発するよりも早く。
写真から腕が伸びると、まるで出来の悪いCGアニメの様に、八馬は写真に飲み込まれ。
そして、後には誰も居ない事務所と、デスクに散らばった資料…そして、少女の写真だけが残されていた。

889710:2011/10/08(土) 15:46:30 ID:joPbMgjM0
「―――ぁぁぁぁぁぁああああああああっ!!?」
ドスン、と。
薄暗い部屋の中、クッションが敷き詰められた地面に八馬は背中からダイブした。
衝撃は幸いそれほどでも無く、軽く背中を擦りながら八馬は起き上がり。
「…何だ、これは…」
周囲を見渡しながら、思わずそう呟いた。
先程まで、自分は確かに自分の事務所に居た筈だ。
…だが、目の前に広がっていたのは、簡素だった事務所とは程遠い空間で。
ピンクや黄色、赤色で塗りたくられた悪趣味な壁紙に、まるでメルヘンから飛び出してきたかのような小物。
床には一面、ハートのクッションが敷き詰められており―――そして、部屋には甘ったるい香りが充満していた。
余りに奇妙な部屋の様子に、八馬は思わず口元を軽く抑え。
「…ようこそ、私のお家へ!歓迎するわ、綺麗なお姉さん♪」
そんな八馬の頭上から、機嫌の好さそうな、愛らしい声が降り注ぐ。
決して大きな声では無いが、まるで身体に突き刺さるような、そんな奇妙で、愛らしい声に八馬は頭上を見上げると、そこには…部屋に良く合った、赤と黒のゴスロリを着た、愛らしい少女の姿があった。
「君は誰だ?どうして私は此処にいる?」
そんな少女を見ながらも、八馬は冷静に言葉を口にする。
八馬の様子にきょとんとしながら、そして少しつまらなそうにしながらも、直ぐに笑みを浮かべると、少女はふわり、と。
物理法則をまるで無視した動きで、八馬の前に着地した。
「…私は…そうね、アリスで良いわ。此処にいる理由は、私が貴女を連れて来たかったから♪」
「ふざけているのか…?ちゃんとした名前を…」
「良いの、私はアリスで…それにぃ、そんな事言うと…」
ふざけた様子の自称アリスに、少し口調を強めながら八馬は口を開くも、アリスは少し頬を膨らませ、拗ねた様子でそう言いながら、ふわり、と浮き上がると耳元に口を近づけて。
「…お姉さんも、あの子たちの仲間入りさせちゃうよ?」
「―――!?」
アリスの言葉に、八馬はハッとした様子で振り返る。
…が、既にその場所にアリスの姿は無く。
だが、アリスの言葉に、八馬は妙な確信を抱いていた。
…アリスは、彼女は連続失踪事件の、少なくとも関係者である、と。

再び一人きりになった部屋に、小さく灯りが灯る。
まるで扉を指し示すかのように、一部にだけ灯った照明は、灯りだと言うのに仄暗く。
何処か不安を掻きたてる様な、心を沈ませる様な、そんな色をしていて。
八馬は軽く頬を叩くと、クッションを掻きわけながら扉に向かい、そして…ゆっくりと扉を開いた。

890710:2011/10/08(土) 15:47:35 ID:joPbMgjM0
/1・お姉さんと動く歩道

ごぅん、ごぅん、と駆動音が部屋に響く。
扉を開けた八馬の目の前に有ったのは、ピンクとオレンジに彩られた、異様に長いルームランナーだった。
おおよそ、100mはあるのだろうか。
部屋と言うよりは通路に近いのであろうその空間の最奥には、小さく、先程くぐったのと同じ扉が見えた。
「…要するに、此処を進めと言う事か」
小さくそう呟くと、八馬はルームランナーを見つめる。
ピンクとオレンジの縞々で出来たそれは、見ているだけでも目が疲れてしまう程に悪趣味で。
しかし、そのお陰でどの程度の速度で動いているのかも良く判った。
大体では有るが、恐らくは普通に歩くよりも少し早い程度。
小走りで走れば、少し時間はかかるが扉には辿り着けるだろう。
元より、フルマラソンでも走れるほどの体力がある八馬には、この程度のルームランナーは苦にもならない筈だ。

そうして、八馬は小さく息を吐くと、軽く、小走りでルームランナーの上を走り始めた。
確かに若干辛い事は辛いが、別に音をあげる程の事でも無い。
女性らしいヒールを穿いていたりしたのならば確かに難しい…と言うか無理であろうが、八馬は幸いにも運動靴を普段から穿いているので何の問題も無かった。
…とは言っても、進みは遅い。
いっそのこと全力疾走してしまえば良いのかもしれないが、それだと逆に部屋の奥までは持たないだろう。
今後何があるか判らない以上、無暗に体力を消耗するのは賢い事とは言えない。
「…しかし、思いの外時間がかかりそうだな」
軽く走りながら、八馬は呟いた。
アレから1分以上経つのに、まだルームランナーの3分の1も走り切っていない。
身体は軽いジョグで暖まってきて、額にも少し汗が滲み始めてきて。
八馬は軽く額を拭うと、そのままペースを変える事無く走り続ける。
そうして、少し経った頃だろうか。
不意に、体に感じる違和感に八馬は顔を顰めた。
…スーツが、妙に身体に張りついている。
初めは汗でスーツが張りついているだけかと思っていたが、今は最早スーツに締めつけられているに近い。
そして、何よりも…ベルトが、ギチ、ギチと先程から小さく音を鳴らし始めている。
「(何だ…何が、起きて…?)」
呼吸を乱さない様にしながらも、八馬は自分の身体を見下ろすと…思わず、思考を止めた。
…スーツが張りついている、その表現は決して間違いでは無い。
だが、それは。汗のせいなどでは決してなく。
八馬の視界に移ったのは、スーツを窮屈そうに張らせている、自分の身体で。
スーツは皺が無くなる程にパンパンに張り詰めており…それは、つまり。
「(身体が…膨らんで…っ!?)」
そう八馬が考えるのと同時に、バツンッ!!と、音を立ててスーツの前ボタンが一つ、はじけ飛んだ。
それと同時に、ワイシャツをパツンパツンに張り詰めさせながら…ぼよん、と。
自分には有る筈の無い、忌むべきものが柔らかく弾んで…その慣れない感触に、八馬は小さな悲鳴を上げた。

891710:2011/10/08(土) 15:49:18 ID:joPbMgjM0
「な…っ、な、何っ!?」
思わずそう叫んでしまえば、八馬は漸く自分に起きた現実を理解し。
それと同時に、慌てたように全速力でルームランナーを走りだした。
軽快だった足音は、どたどた、というベタ足に変わっていき。
ミチ、ミチ、とスーツを押し上げる音は途絶える事無く続き、時折バツンッ、と弾け。
服のほつれた所からはぷく、と柔らかな物がはみ出しながら、更に解れを広げていき。
はぁ、はぁ、と八馬が息を荒くすれば、どす、どす、と重たげに足音を鳴らしながら、何とかルームランナーの終わりまでかけぬけて。
そして、膝に手を突こうとした瞬間…ビリィッ!!と、大きな音を立てながら、スーツのお尻の部分が張り裂けてしまい。
ひ、と小さく悲鳴を上げながら、お尻の解れを隠そうとすれば、辛うじて止まっていたスーツのボタンが、ブチブチィッ、と勢いよくはじけ飛んで。
だぷんっ、と音でも立てるかのように、お腹は前に出て、弾んでしまえば、八馬はその場にペタン、と尻もちを突き。

「…あはっ、お姉さんってば…凄い格好になっちゃったね♪」
「―――!?」

それと同時に、唐突に耳に入った声に、八馬は周囲を見回した。
…アリスの姿は何処にもない。
だがしかし、耳に入ってくる笑い声は、紛れも無いアリスそのものの声で。
「なさけなぁい…♪そんな無理してスーツ着て、もっと自分の身体を考えた方が良いよ、お姉さん♪」
「く…っ、だ、黙れ、黙れ!!」
アリスの声に、八馬は耳まで真っ赤に染めながらそう言うと、立ちあがって…そのまま、ドスドスと歩き、目の前の扉に逃げ込んだ。
これ以上アリスの声を聞いていたら、心が折れてしまうと…何故か、判ってしまったから。


名前:美袋 八馬(みなぎ やま)
年齢:23歳
身長:172cm
体重:97kg
サイズ:95/92/95
容姿:ボーイッシュに切りそろえられた黒髪に、ややキツ目の容貌。だが、若干ふくよかで温和な顔つきに。
    スーツは所々が解れ、裂けており、裂けた部分から肥えた腕や足、そして腹がはみ出している。
    動く度に解れは大きくなっており、ワイシャツも何とか留っているが悲鳴を上げていて、限界が近い。
    また、大きく裂けたズボンの尻からはだらしなく膨らんだ臀部がはみ出しており、ショーツがキツく食い込んでる様も見えてしまっている。

892710:2011/10/08(土) 15:51:24 ID:joPbMgjM0
…と、取りあえず此処まで書いたのですが、此処でネタが切れて詰まっております(´・ω・`)
続きは書けたら一つずつ投稿しますので、暫しお待ち下さいorz

893名無しさん:2011/10/08(土) 20:36:54 ID:wu5roQIg0
GJです!

894名無しさん:2011/10/09(日) 01:28:31 ID:rU7DVKqU0
お久しぶり!震災に巻き込まれてないかな、と心配してたから嬉しいよ。

895名無しさん:2011/10/10(月) 22:50:48 ID:aZtIFgkQ0
初めてなんですが投稿してもいいですか?
他の方が投稿されてるようなので待ったほうがいいですかね?

896名無しさん:2011/10/10(月) 22:59:32 ID:HUtaY0VsO
特に問題無いと思うよ

897名無しさん:2011/10/10(月) 23:19:04 ID:aZtIFgkQ0
では投下します


「5番、弱音ハク、歌います!」
ここは某有名芸能事務所のオーディション会場。受験者は細身の若い女性ばかりである。
数人の審査員が見つめるなか、ステージの上では若い女性が歌いながらダンスを披露している。
彼女の歌声は少々ハスキーながらもよく響き、ダンスのステップは軽快である。
しかし・・・
「うーん」彼女が歌い終わると審査員の一人がつぶやいた。
「ハクさんは歌も上手いしダンスも及第点なんだけど、芸能人のオーラというか存在感が薄いんだよね。」
結局、彼女はオーディションに落ちてしまった。理由は「目立たないから」

オーディションからの帰り道、
彼女は暗い夜道を一人でとぼとぼと帰路についていた。
彼女の名前は弱音ハク。2[ピー]歳の歌手志望である。
「これでオーディションに落ちたのは5回目だわ。
はぁ・・・。なんで落ちるんだろ。顔もスタイルも悪い方じゃないと思うし。」
実際、彼女は美人に分類される部類だろう。白い髪に、少し気弱な印象を与えるたれ目、Fカップは
あろう胸にX型にくびれたウエスト、ぷりんとしたヒップは歩くたびに左右に揺れ、エロチックである。
「でも毎回オーラがないとか目立たないとかいう理由で落とされちゃうのよね。
あーあ、目立つためにはどうしたらいいのかしら。もう今日はやけ酒よ!」
オーディションに落ちるたびに、ハクは残念会と称してお酒を浴びるほど飲んでいた。
いつしかそれは毎日の習慣になっていたのだが・・・。

898名無しさん:2011/10/10(月) 23:24:08 ID:aZtIFgkQ0
「ふぁ、今日も朝か・・。あれっ?」
ある朝、ハクはお腹の周りが締め付けられるような感じがして目が覚めた。
無意識に腹周りに手をあてる。
むにゅ、むにゅ・・・
これまでに感じたことのないやわらかな感触に、思わずパジャマをたくしあげる。
そこには、だらしなくたるんだ贅肉がウエストの周りについていた。
「うそ!?」
どたどたと鏡の前に移動する。
鏡に映っていたのは、ぽっちゃりとした体つきに変貌してしまった自分だった。
自慢の胸は小ぶりのスイカほどに肥大してしまい、パジャマを突き破りそうになっている。
腰回りにはたぷんとした贅肉がふんだんにつき、下着の上にお肉がのるまでに膨らんでいる。
お尻は以前より二回りは大きくなり、下着はパンパンに張りつめている。
「どうしてこんな体に・・。」
ハクは最近の食生活を振り返る。
朝食、昼食、夕食に加え、夜に日本酒とワインをそれぞれ1瓶ずつ毎日のように飲んでいたのだ。
また、その際におつまみと称して唐揚げやチーズなどの高カロリーな料理も食べていた。
おそらく、一日4000カロリーはとっていたと思われる。太るのも仕方ないだろう。
「はぁ・・・。これじゃ次のオーディションに出られないよ・・・。
胸が大きくなったのは嬉しいんだけど、お尻なんかこんなに大きくなっちゃって・・・。
この間のオーディションに今の私が出てたら明らかに目立つよね。・・・!!」
その時、ハクの頭にある逆転のアイディアが閃いた。
「そうよ!目立つためには逆に思いっきり太ればいいのよ!」

数ヵ月後。
「4番、弱音ハク、歌います!」
ここは某有名芸能事務所のオーディション会場。受験者は一人を除いて細身の若い女性ばかりである。
数人の審査員が見つめるなか、ステージの上では80kgはあろうかという女性が歌いながらダンスを披露している。
彼女の歌声は野太く、ダンスのステップはその太った体のためか少々鈍重である。
Iカップはあるだろう胸は彼女がステップするたびにブルンブルンと揺れ、
その下には、汗でてかてかに光ったぼってりとした腹肉がズボンのベルトの上にドーンと乗っかっている。
特大のスイカをふたつ搭載したようなお尻は歩くのにあわせて豪快にスイングする。
「(ふふ・・。周りは痩せた女性ばかりの中で私は最高に目立ってるはずよ!)」
そう考えながら必死に歌とダンスを披露する彼女は、存在感どころか威圧感すらあった。
パフォーマンスが終わると彼女は審査員に向かってどうどうと(やや息切れしながら)言った。
「ゼェ・・、フゥ・・、ど・・どうでしたか・・、私の歌とダンス・・・?、フゥ・・」
しばしの沈黙の後、審査員の一人がためらいながら言った。
「うーん、君はもっとやせた方がいいね。不合格。」



以上です。お目汚し失礼しました。

899名無しさん:2011/10/10(月) 23:47:22 ID:V4hixMP.0
GJ!

ただ1つだけ言わせてもらうなら、これって自主肥満化であって強制肥満化じゃなくね?

900名無しさん:2011/10/11(火) 06:59:55 ID:MvHibuxE0
「強制」要素が薄くても肥満化してればまあ良いだろ
そこを変にこだわると過疎るって事が少し前の本スレで証明されてな…

>>897
GJ ボカロネタって今までありそうであまり無かったSSだね

901897:2011/10/12(水) 22:18:23 ID:G537SNx60
>>899
やっぱりそこですかorz

ということで悪ノリして作ってしまった強制肥満化ルートを投稿します

902897:2011/10/12(水) 22:37:09 ID:G537SNx60
897の続き


「ふぁ、今日も朝か・・。あれっ?」
ある朝、ハクはお腹の周りが締め付けられるような感じがして目が覚めた。
無意識に腹周りに手をあてる。

むにゅ、むにゅ・・・
これまでに感じたことのないやわらかな感触に、思わずパジャマをたくしあげる。
そこには、だらしなくたるんだ贅肉がウエストの周りについていた。

「うそ!?」
どたどたと鏡の前に移動する。
鏡に映っていたのは、ぽっちゃりとした体つきに変貌してしまった自分だった。
自慢の胸は小ぶりのスイカほどに肥大してしまい、パジャマを突き破りそうになっている。
腰回りにはたぷんとした贅肉がふんだんにつき、下着の上にお肉がのるまでに膨らんでいる。
お尻は以前より二回りは大きくなり、下着はパンパンに張りつめている。

「どうしてこんな体に・・。」
ハクは最近の食生活を振り返る。
朝食、昼食、夕食に加え、夜に日本酒とワインをそれぞれ1瓶ずつ毎日のように飲んでいたのだ。
また、その際におつまみと称して唐揚げやチーズなどの高カロリーな料理も食べていた。
おそらく、一日4000カロリーはとっていたと思われる。太るのも仕方ないだろう。
「はぁ・・、こんな体じゃ、明日の日万花芸能プロのオーディションに受かるわけないよ・・。でも、万が一ってこともあるし、受けてみよう・・・。」

903897:2011/10/12(水) 22:39:23 ID:G537SNx60
翌日。
「29番、弱音ハク、歌います!」

ここは日万花芸能プロダクションのオーディション会場。受験者は一人を除き細身の女性ばかりである。
数人の審査員が審査するなか、ステージの上ではぽっちゃりとして女性が踊りながら歌を披露している。

歌声は少々ハスキーながらもよく響いているが、ダンスのステップはそのぽっちゃりとした体のためか、
少々鈍重に感じられた。
体中にうっすらとついた脂肪がジャンプするたびに、たぷんたぷんと揺れる。

「(うう・・。恥ずかしいよう・・。)」
周りの受験者が全員細身の中、太っているのはハク一人だけである。
彼女は当然落ちるものと思われた。

しかし・・・、
「合格者を発表します。合格したのは、29番、弱音ハクさん!」
「うそっ!!」
彼女はつい驚きの声を上げてしまった。
「ハクさんはよく響く歌声と上手なダンス、そして素敵なぽt・・・、ゴホン、素敵な若々しい肉体を
披露してくれました。我が芸能プロダクションは彼女をアイドル養成コースに迎え入れようと思います。」
盛大な拍手が鳴り響く中でハクの喜びは感無量であった。

「日万花芸能プロダクション・・。ここかぁ・・・。」
オーディションの翌日、ハクは巨大なビルの前に立っていた。
屋上にはでかでかと「日万花芸能プロダクション」と書かれた看板が建っている。

ビルの中に入ると人のよさそうな若い男性が話しかけてきた。
「弱音ハクさんですね。わたくし、あなたの専属コーチを勤めさせていただくことになった満田と申します。
「あ、弱音ハクと申します。これからよろしくお願いします。」

「早速ですが、アイドル養成コースのプログラムを紹介させていただきます。本プログラムは3カ月で終了します。最初の1カ月はアイドルの心構えや基礎知識を座学にて学んでいただきます。次の1カ月は歌とダンスの練習です。最後の1カ月はアイドルにふさわしいプロポーションの形成期間となっております。」

「えっ、たった3カ月ですか!?」
「はい、短期間で即戦力となる人材を育成するのが我がプロダクションが誇る養成コースなのです。
ほぼ全ての受講者がプログラム終了後はすぐに第一線で活躍しております。」
「うーん、それなら大丈夫そうね・・。」

「それと申し遅れましたが、受講者の体調管理のため、1カ月ごとに身体測定をさせていただきます。
それでは契約書にサインをお願いします。」
ハクは言われるままに契約書にサインをした。

コース受講前
弱音ハク
身長:171cm
体重:65kg
B 86 W 70 H80
備考:全身に薄く脂肪がついたぽっちゃり体形。

904897:2011/10/12(水) 22:44:16 ID:G537SNx60
2ヶ月目
「ワン・ツー、ワン・ツー・・」
「ドス・ドス、ドス・ドス・・」
スポーツジムの中にある鏡張りのトレーニングルームの一室で、私は他のコース受講者達とともにレオタードを着てダンスのレッスンを受けていた。

「ゼェ・・、フゥ・・、お、思った以上にきついわね・・、ひぃ・・」
小休止しようと手すりをつかんでうなだれる。
玉のような汗が体のいたるところからしたたり落ちる。

「ハクさん、もう疲れたの?おデブさんだねー」
向こうからミクさんの声が近付いてきた。
「(あなたに言われたくないわよ・・・)」
そう思いながら顔を上げてミクさんを見る。

彼女はここ1カ月でおデブの領域に突入しようとしていた。
首にはうっすらと二重アゴが形成されつつあり、彼女の旺盛な食欲に答えたのか、お腹にたっぷりと脂肪がついている。
抱きついたら気持ちよさそうだ。

「あはは・・」
愛想笑いでその場をごまかす。
ミクさんが去ってふと鏡を見る。
「(彼女の言う通りねぇ・・・。)」

レオタードを着ているため、現在の体形が露骨に分かる。
レオタードは大きくなった胸のあたりではちきれんばかりに引き延ばされ、ぼってりしたお腹のあたりではパンパンに張っている。
また、ブルンっとしたお尻のお肉にレオタードが食い込んで少々痛い。
二の腕や太ももにもお肉がふんだんについている。

「はぁ・・、すごい体ね・・。運動してるのに太るなんて・・。
食べ過ぎているわけでもないし、間食といえば満田さんが毎日差し入れてくれる特製ドリンクを飲んでるだけなんだけどなぁ・・・。
まぁ、3ヶ月目はプロポーションの形成期間みたいだし、たっぷりと余分なお肉を落としてくれるわよね!」

2ヶ月目終了時点
弱音ハク
身長:171cm
体重:85kg
B 92 W 85 H88
備考:ぽっちゃりからおデブの領域に・・・。

905897:2011/10/12(水) 22:47:30 ID:G537SNx60
コース終了時点
弱音ハク
身長:171cm
体重:98kg
B 99 W 92 H95
備考:急激に太りころころとした体形に。

906897:2011/10/12(水) 22:51:57 ID:G537SNx60
あああorz

ごめんなさい誤爆です

パート3→
3ヶ月目
宿舎でベッドに寝転がりながらポテチを食べていると満田さんが部屋に来た。

「ハクさん、いよいよプロポーションの形成に入りたいのですが、準備はよろしいでしょうか?」
「はひ」
私はベッドからのそのそと起き上がる。ここ2カ月で以前よりも鈍重になっている気がする。
「それでは部屋にご案内します。」

向かった先は白一色の実験室のような部屋だった。天井から1本のチューブがぶらさがっている。
そして対面の壁には・・・
”世紀の樽ドル、太目ハク誕生”という横断幕が掲げられていた。

「あの・・・、これ、何ですか・・?樽ドルって・・?」
「おや、ご承知していませんでしたか?本コースの最終段階、プロポーション形成プログラムですが?」
「いや、そうじゃなくて・・。ここ、アイドル養成コースですよね・・?」

「ええ、正確には樽ドル専門の養成コースです。契約書をお読みいただけませんでしたか?」
満田さんは困惑して言う。
そういえば、契約書の最後に太字で文章が書かれていた気がする。でも、合格した嬉しさのあまり読み落としていたかも・・・。
「樽ドルになんてなりたくないです!契約を破棄してください!」
「そうは言われましても、我が社も初期投資をしていますので・・・。
体形の変化が気にならないようになる授業、高栄養の食堂のメニュー、摂取すると体内に脂肪が蓄積しやすくなる特製ドリンクなどです。
大変心苦しいのですが、この段階で契約を破棄することはできないのです。申し訳ありません。」

そう言うと彼は申し訳なさそうに私のズボンを半分ずりさげ、大きなお尻にチューブを突っ込んだ。
「イタッ、や、やめてください。」
必死にチューブをはずそうとするが、太った体のため手がチューブに届かない。
そうこうするうちにチューブからなにかが流れ込んできた。下半身が熱くなる。
「う、うっ・・」
「現在、腸内部から吸収され瞬時に脂肪に変換される多糖類を流しこんでいます。少しの間ですが、辛抱願います。」

907897:2011/10/12(水) 22:53:15 ID:G537SNx60
ミリッ、ミリミリッ・・・
お腹が急激に大きくなりズボンのベルトを押し下げる。
お腹周りがキツくなり、たまらず四つん這いになる。
空気を入れられたバレーボールのように胸が膨らんで、上着のボタンが悲鳴をあげる。
アゴに付いていくお肉と膨らむ胸のせいで少し息が苦しい。
お腹もぽよぽよと膨らんで床につきそうだ。
お尻や太ももにもみっちりとお肉がついていくのが分かる。

バキッ、ビリビリッ・・・
ついにベルトのホックが壊れた。
「い・・・いやぁ・・・、もう太りたくないよぅ・・・」

その直後、満田さんがチューブを取り外した。
「お疲れ様でした。プロポーションの形成の完了です。」
そういって彼は私の前に大きな鏡を持ってきた。
私はごろんと体の向きを変え、鏡と向き合った。

鏡の中にはとても太った女性がいた。
白い髪とお肉に埋もれて少し細くなった赤い目のおかげで、彼女が鏡に写った私だと判別できた。
丸々とした顔の下にはぽってりとした二重アゴが居座っている。
ズボンから飛び出た巨大なぷよぷよとした腹肉の上には、少々自重で潰れてはいるが、
大ぶりのスイカほどの巨乳が、でんっと乗っかっている。
太ももはゾウの足ほどにムチムチと大きくなってしまった。
鏡では見えないが、腰の後ろについているのは、もはや片方だけで10kgはありそうなお尻だろう。
クッションのように潰れて私の重たい体を支えている。

「うぅ・・・、私は歌って踊れるアイドルになりたかったのに・・・」
うちひしがれる私に満田さんはどこからか小さなテレビを持ってきて見せてくれた。
ショー番組だろうか、画面には小さなステージを大勢の観客が取り囲んでいる。
そして、そのステージの上に立っているのは・・・

「ミクさん・・・!?」
最後に会った時よりもさらに大きな巨体を揺らしながら歌を歌っているミクさんだった。

「彼女はハクさんよりも一足早くコースを終えており、今では樽ドルとして立派に活躍しています。
確かに世間一般では太った女性は敬遠される傾向にあるかもしれません。しかし、そのような女性を求めているお客様もいることも知っていただきたいのです。我が社は「全てのお客様を満足させる」ことを目標にしております。ハクさんもお客様に喜んでいただきたいからアイドルを目指したのではないのですか?そうであるならば、体形などささいなことではないでしょうか?」

満田さんの話を聞きながら画面の中のミクさんをみつめる。
彼女はとても楽しそうに歌っている。観客も彼女の歌に喜んでいる。
しばし躊躇した後、私は満田さんにきっぱりと言った。
「分かりました。樽ドルとして御社と契約します。」

コース終了時点
弱音ハク
身長:171cm
体重:98kg
B 99 W 92 H95
備考:急激に太りころころとした体形に。

908897:2011/10/12(水) 22:55:26 ID:G537SNx60
後日

テレビの深夜枠で、あるアイドルがひそかな人気を集めつつあった。
彼女の名前は太目ハク。
彼女の歌声は野太く、ダンスのステップはその太った体のためか少々鈍重である。
バレーボール大の胸は彼女がステップするたびにブルンブルンと揺れ、
その下には、汗でてかてかに光ったぼってりとした腹肉がズボンのベルトの上にドーンと乗っかっている。
特大のスイカをふたつ搭載したようなお尻は歩くのにあわせて豪快にスイングする。
たびたび観客席から聞こえる声援。

100kg近い巨体を元気に揺らしながら今日も彼女は歌いつづける・・・。

おわり

909名無しさん:2011/10/13(木) 22:28:40 ID:a7myOAcY0
乙ー
一定期間ごとに数値が出てくると徐々に太っている感が想像しやすくていいねえ

910897:2011/10/15(土) 02:04:13 ID:Rxxg482k0
さらにさらに誤爆orz
1カ月目入れるの忘れてた・・・・
903と904の間に脳内で挿入してください;;


1ヶ月目

午前の授業を終えると、同じコースの子が話しかけてきた。
名前はたしか、初音ミクといったはずだ。

「ハクさん、食堂に行こうよ!早くいかないと特製ハンバーグ定食が売り切れちゃうよ!」
ミクさんは目をきらきらさせながら言った。
彼女はこのコースでも1,2を争う食いしん坊である。

「う、うん。行こう・・。」
彼女の元気な誘いにつられ、ついつい承諾してしまう。
実は、あまり行きたくなかったのだけど・・・。

なぜなら、ここ1カ月間で以前より太ってきたなと感じたからである。
オーディションに受かった当時の服は、当時の自分が着るには少しキツかったため、
コースに入った後にサイズが一回り大きい服を買ったのだが、その服も今やキツくなってきている。

一日中座っていることが多くなってあまり運動しなくなったからかな?
このままではアイドルどころではないと危機感を覚えたから昼食は抜くようにしてるんだけどな・・。

「あぁ、特製ハンバーグのジューシーな肉汁がたまらないんだよね」
私の前に立っているミクさんのシルエットは私より丸々としている。
どう頑張ってもぽっちゃりに分類される体形だろう。
どうやらここの受講生は自分の体形維持に執着している人は少ないみたい。
2ヶ月目はダンスのレッスンもあるし、そこで痩せればいいわ・・。
私はミクさんの後に続いて食堂に入って行った。

1ヶ月目終了時点
弱音ハク
身長:171cm
体重:72kg
B 88 W 80 H82
備考:お腹がでてきた?

911897:2011/10/15(土) 02:14:14 ID:Rxxg482k0
グダグダでしたが、以上で本当に終了です
お目汚し失礼しました

話の流れは
自主肥満化ルート:897→898
強制肥満化ルート:897→902→903→910→904→906→907→908
です

>>909
レスありがとうございます

912名無しさん:2011/10/20(木) 17:03:56 ID:sf2qBp0M0
ふとSS思い付いたんだがここに書いてもいいかな?
あんまり面白くないかもしれないうえに文才がないが…

913名無しさん:2011/10/20(木) 17:16:55 ID:wmdFamzA0
>>912
ぜひ頼む
あんまり面白くないかもしれないうえに文才がないと自覚しているからこそどんどん書いてほしいなw

914名無しさん:2011/10/20(木) 18:10:20 ID:hhQaQb3oO
是非投下お願いしますよ
悪い事言う人はいないハズ!
そのための避難所だしね

915名無しさん:2011/10/20(木) 23:10:14 ID:sf2qBp0M0
>>913-914
ありがとう、では今日は遅いから明日書くことにするよ。

916名無しさん:2011/10/20(木) 23:13:29 ID:LMsio9PU0
明日まで全裸待機か、季節的に辛いな

917名無しさん:2011/10/20(木) 23:56:13 ID:VQqMYtIc0
俺は自分に合ったメガネがあるから寒くないな
画面を見るだけでポカポカだ

918名無しさん:2011/10/21(金) 12:41:02 ID:HSpfoQpo0
なんという高性能メガネ

919912:2011/10/21(金) 18:28:07 ID:3dGnO7oQ0
では書きます。
まどマギ二次創作なので嫌な人はスルーしてくださって構いません。


「ここが魔女の居る場所ね」
巴マミはそう言いながら後ろにいる2人の少女に目をやった。
「マミさん頑張って!」
そう言ったのは巴マミの魔女退治を見せてもらっている鹿目まどかと美樹さやかであった。
そして突然周りの景色が変化する。
マ「来るわ…2人共気をつけて!」
そして3人の目の前に現れたのは牛の顔があるドレスを着た巨大な姿をした魔女と呼ばれる魔法少女の宿敵?である。
マ「今回もサッサと終わらせちゃいましょうか」
そして巴マミは銃で魔女を撃ち抜き、お得意の必殺技で魔女に攻撃を仕掛けた。
マ「ティロ・フィナーレ!」
さ「いけ〜!マミさ〜ん!」
そして魔女を撃ち抜いた!
…と思ったら魔女はそれをスルリと避け、美樹さやかに向かって小さな球体に向かって大量に吹き付けた。
さ「な!?…あれ?別に痛くもなんともないじゃん、驚いて損したよ。」
しかしその直後に美樹さやかの体に急激な変化が現れた。
ま「さやか…ちゃん?なんだか体が大きくなってきてるんだけど…」
さ「えっ!?」
美樹さやかは驚いて自分の体を見てみると自分の足元が見えない程に体に信じられないまでに脂肪がついてしまっていたのだ。
さ「うわあっ!」
ドスンッ!!
美樹さやかは自分の重さに耐えられずに倒れてしまった。
マ「美樹さん!早めに片付けるから少しの間の辛抱よ!」
そして巴マミは牛の魔女を倒した。
その後美樹さやかが魔法少女になる際の願いは体型を直して欲しいだったそうな…
[完]
下手くそなうえに短くてすみません。
お目汚し失礼しました。

920名無しさん:2011/10/21(金) 21:36:32 ID:XrU.z6JIO
確かに短いけど、シチュエーションは好きだな
自信を持って長く書いてもいい気がするよ
短すぎると、付いた肉の良さとかが表せないような気がするし…

ともかくGJ

921名無しさん:2011/10/23(日) 22:51:21 ID:Eb.m3m4w0
神のみぞ知るセカイのヒロインを順番に太らせるSS書こうと思ってるんですけどどうですかね?

922名無しさん:2011/10/23(日) 23:22:36 ID:Jw.ZwO4QO
SS書いてくれる人は貴重だよ
本当にありがたい
わざわざ許可とらなくても、バンバン書いてくれていいと思うよ

923名無しさん:2011/10/23(日) 23:34:45 ID:Eb.m3m4w0
では明日から書きます
文才はないですが頑張ります

924名無しさん:2011/10/24(月) 05:48:21 ID:5scKt3BQO
応援してるよ

925名無しさん:2011/10/24(月) 08:27:32 ID:q5UqRqGg0
そろそろこのスレも1000行くな
この避難所のスレって、2chみたいに1000行ったら次。みたいな感じなのか?

926名無しさん:2011/10/24(月) 20:54:08 ID:1SS2X5Rk0
では書いてみます。文才ないけど頑張ります。長編になるかもしれません・・・

927名無しさん:2011/10/24(月) 21:30:40 ID:1SS2X5Rk0
 〜プロローグ〜

「これでこのゲームもクリア・・・僕にとけないギャルゲーなんてない!」

僕の名前は桂木桂馬、6月6日11時29分35秒生まれの17歳。
僕が好きなのはゲームの女子だけだ。現実なんてクソゲーだ!

「さて、次のゲーム、次のゲーム・・・・」

今日はなぜだか知らんがエルシィがいない、これでゆっくりゲームができる。
僕は次やるゲームを取り出し、ゲーム機に入れる。

「神に〜さま〜!!大変です〜!!」

突然エルシィが部屋のドアを開け入ってくる。
またか・・・・このバグ魔め・・・。

「せめてもう1個くらいゲームやらせんかいっ!!」
「う〜すいません・・でも大変なんですよ!にーさま!!」

毎度、毎度、騒がしいやつだ・・・。こいつのせいで僕のゲームライフが台無しだ。

「で?何が大変なんだよ?」
「それが・・・・今まで駆け魂が入っていた娘の中にもう1度駆け魂が入ったんです〜!」

どういうことだ・・・・?僕が過去に攻略した女はもうココロが満たされたはずじゃ・・・・?
僕が考えているとエルシィが話を進める。

「しかもその駆け魂、取り付いた女の子をみるみる太らせていくらしいんです!」
「太らせる・・・・?」

なんで駆け魂が女の子を太らせるんだ・・・。わけわからん。

「女の子を太らせるなんてとんでもないです!早速捕まえましょう、神にーさま!」
「ちょっと待て・・・・うわあああ!!」

そう言うとエルシィは僕を連れて(空を飛んで)学校に向かった。

928名無しさん:2011/10/24(月) 22:22:55 ID:1SS2X5Rk0
 〜高原歩美編〜

今、僕はエルシィに連れられ学校のグラウンドに来ている。今日はゆっくりゲームができるはずだったのに・・・。
まあ今もしてるんだが・・・PFPで。
「にーさま、ゲームしてないで聞いてくださいよ〜」
「で?ここに来たってことは駆け魂が憑いているのは・・・・」
僕はグラウンドを走っているクラスメイトの一人に目を向ける。
「はい♪駆け魂がいるのは高原歩美さんです!」

高原歩美・・・僕のクラスメイトで以前、僕が最初に攻略した相手だ。
今回はどうするか・・・・?

「にーさま、歩美さん練習終わったみたいですよ。」
「よし・・・とりあえず後をつけるぞ、エルシィ!準備しろ」
「了解ですっ♪」

歩美は同級生の寺田京と一緒に帰っている。こいつも僕のクラスメイトだ。
ちなみに今の僕らは羽衣の力で周りからは見えていない。
「今日も練習つかれたね〜京」
「帰りたい焼きでも食べてこっか」
歩美と京が話している。どうやらたい焼き屋に寄って帰るようだ。
ええい!はやくルートを進めてくれ!
歩美と京はたい焼きを食べながら帰っている。
「じゃあね、京また明日!」
「うん、バイバイ」
やっと別れたか・・・ん・・・・?
「にーさまどうしたんですか?」
「歩美のやつ・・・商店街の方に戻っていくぞ・・・」
後は家に帰るだけなのに、どういうことだ・・・?
僕らも歩美の後をつけて商店街に向かった。

「すいません!たい焼き10個下さい」
戻ってきたのはさっきのたい焼き屋・・・しかもあんなに食うのか・・・
そう考えている間にも歩美はパクパクと大量のたい焼きを食べている。
「にーさま〜!歩美さん、あんなに食べちゃすぐ太っちゃいますよ!」
「僕に言われても知らん!駆け魂の作用か何かだろ・・・」

「ぷは〜美味しかった〜♪」
話してる間に歩美はすべてのたい焼きを食べ終わっていた。
よくみると歩美のお腹はかなり膨らんでいる・・・。
「あはは・・・ちょっと食べ過ぎちゃったかな・・・?」
歩美は自分のお腹をさすって言う。

「ん・・・?おかしいぞ!」
「何がですか?にーさま」
「よく見ろ!歩美の身体が・・・」
見ると歩美の身体がぶくぶくと太り始めた。
「い、いや!何・・・?」
歩美は突然のことに戸惑っている。
大きく膨らんだお腹に制服が耐え切れずボタンが飛び散る。そして大きなお腹が顔をだす。
お腹だけにとどまらず腕や足にもどんどん脂肪がついていく。
そして制服を着てられなくなり、下着姿になってしまった。
「い、いやぁぁぁぁ!!見ないでぇぇぇ!」
ぶくぶくに太った歩美が絶叫する。周りの人の注目が歩美に集まっている。
こんなことをいうのも何だが、以前の歩美の面影はほどんどない。
だらしなく垂れ下がった腕と足、そして大きく太り上がったお腹・・・・。
とても陸上少女とは思えない。
「ひっく、なんで、なんでよぉ・・・・こんな身体じゃもう走れないよぉ!!」
歩美は大きなお尻を地につけ泣き出す。
そして歩美の身体から白い煙のようなものが出た。駆け魂だ!
「エルシィ!駆け魂がでたぞ!」
「はい!」
エルシィは駆け魂を勾留した。

その後僕とエルシィが協力して歩美を家まで送った。あの身体だと歩くのも大変そうだからな・・。
その間、歩美はずっと泣いていた。
これが今回の駆け魂か・・・。

〜高原歩美編終了〜

929名無しさん:2011/10/24(月) 22:28:00 ID:1SS2X5Rk0
今日はとりあえず終わりです下手くそな文章ですみません。
変なところがいっぱいあったと思います。アドバイスなどをしてもらえると嬉しいです

930名無しさん:2011/10/25(火) 20:23:07 ID:xFl/Nxgg0
続きかいてもいいでしょうか?

931名無しさん:2011/10/25(火) 20:34:39 ID:K9NsUUSIO
いいと思うけど、焦って更新せずにもう少し練ってもいいんじゃないかな?

やはり文章が短い気がするよ

932名無しさん:2011/10/25(火) 20:37:47 ID:xFl/Nxgg0
やっぱり文章短いですか?

933名無しさん:2011/10/25(火) 22:11:37 ID:dSV3SJ9k0
行間開けてみたら?

934名無しさん:2011/10/25(火) 23:24:52 ID:OMhQgqg20
一応ためてあった分を投稿します。
もう少し工夫してみます


〜高原歩美編後日談〜

歩美から駆け魂は出たが、結局身体が元に戻ることはなかった。
あれから歩美はあんな身体になってしまったというのに陸上部員として活動していた。
もちろん、あんなに太ってしまったのだからすべて元通りというわけにもいかない。
太りすぎてしまったことによってリレーメンバーからははずされ補欠に成り下がってしまったらしい。
それでも歩美は走り続けている。ズシン、ズシンと重たい身体を揺らしながら・・・。

「ふぅふぅ・・・まずは痩せて、身体を元に戻さなくちゃ・・・・」

体操着からは大きなお腹が丸見えで、身体中汗まみれだ。見た感じ三桁は軽くいってるみたいだから元に戻るのはかなり先の話になるだろう・・・・・。

「ちょっとぉ桂木ぃ、何見てんのよぉ、ふぅ、ふぅ・・・・」

走り終えた歩美が僕に向かって因縁をつけてくる・・・。まったく・・・こっちの気も知らないで・・・。

「あんたも私のことデブだって笑いに来たのぉ!?」
「違うよ・・・・ちょっと様子を見にきただけだ・・・じゃあ、僕はこれで・・・」

最初こそ心配だったが今は立ち直りつつあるようだ。もう心配いらないな・・・。

「ちょっと、待って・・・・」
「・・・何・・・・?」

歩美が僕を引き止める。まだ何か言いたいことがあったのか・・・?

「あの・・・・この前は、あ、ありがとう・・・・・」

歩美は顔を赤くして言う。僕とエルシィで太った歩美を家に運んだときのことだろう。

「練習・・・・頑張れよ・・・・。」
「うん・・・ありがとう・・・。」

僕はグラウンドをあとにした。今回の駆け魂は今までのやつとは違う・・・。
女の子たちを太らせず駆け魂を出す・・・それが僕の役目だ。

〜高原歩美後日談終了〜

935名無しさん:2011/10/26(水) 20:16:48 ID:r8eXWGK20
あとの分は書きためてから投稿することにします

936名無しさん:2011/10/26(水) 21:16:05 ID:u92nYaOg0
期待して待ってます

937名無しさん:2011/10/27(木) 01:04:28 ID:MHqlllFY0
投稿されたSSに刺激されて書いてみた。

ある日、どこかの企業の研究所に勤めている幼馴染から電話があった。

「お、久しぶり。元気にしてる?」
「元気も何も、この間あったばかりじゃない。小学生のころからの腐れ縁なんだから。」
「あ、そうだっけ?そんな気もするな」

まったく、こいつは昔からどこかつかめないところがある。
「何の用よ?いたずらなら切るわよ」
「おっと、今日はキミにいい話をもってきたんだ。確かキミは貧乳だったな」
「貧乳ゆうな!」
胸が小さいのは私のコンプレックスになっているのに・・・。

「まあまあ、落ちつけ。いい話というのはな・・・、胸を大きくしてみないか?」
「はぁ?!」

ちょっと興味がわいて、あいつが勤めている企業のラボにやってきた。

「めずらしいわね。ずっと研究室に籠っているあんたが私を呼ぶなんて」
「ふっふっふ、天才である俺がキミを貧乳から巨乳にしてあげようというのだよ!」

幼馴染が持ってきた話というのは以下のようなことだった。
彼は美容器具を開発する会社に勤めており、今度発売する豊胸マシンの実験をしたいらしい。
そこで、胸の無さに悩んでいる私でマシンの効果を試したいらしい。

「だから、貧乳ゆうな!で、でもそんなことが本当にできるなら、あんたの話にのってあげてもいいわよ」
「素直じゃないな。まあ、いいや。胸を大きくする機械はこれだ。」

彼が指差したさきには、人一人が入れるくらいの大きさのカプセルがあった。
「これどうやって使うのよ?」
「よくぞ聞いてくれた。まず、キミがこのカプセルの中に入る。そして、俺がこのスイッチを押す。
そうするとキミに脂肪が注入される。」
「脂肪?」
「そうだ。脂肪を胸だけに注入する。そうすると、胸だけが太る、つまり巨乳になれるってわけだ。」
「それはすごいわね」
「注入する脂肪の量はこの白いダイヤルで調整できるから、カップ数も思いのままだ。」

「このいくつかある赤いダイヤルは何なの?」
「そのダイヤルは脂肪を付ける部位を調整するものだ。これが胸用、これが尻用、これが太もも用だ。もともと、これは痩せ過ぎの人を標準的な体形まで太らせるマシンだったんだが、俺が改造して胸だけを太らせるマシンにした。まあ、本来の使い方もできるように脂肪を付ける部位を指定する機能は付けたままにしてある」

「ふーん、大きくなるのは胸だけでいいわ。それじゃ、早速してちょうだい。グラビアモデル並みのIカップでよろしく」
がちゃん
「あっ、勝手にカプセルの中に入っちまった。まったく調子がいいんだから。
このダイヤルをここに合わせて・・・と。スイッチオン!」

938名無しさん:2011/10/27(木) 01:06:11 ID:MHqlllFY0
ウィーン
「ホントに胸が膨らんできた!」
「ははは、さすが天才の俺」
「でも、何だかお腹がムズムズする…。きゃっ!」
「何だ、どうした!」
「急にお腹が膨らんできたわ。お尻も大きくなってきた!?」
「何?脂肪を注入するのは胸だけに設定しといたはず。あっ、尻用と腰用の赤いダイヤルまで回ってる。」
「ウソでしょ!早く止めてよ!」
「だめだ、一回作動させたら設定された量の脂肪を注入するまで止められないんだ。胸をIカップにする設定にしたから、胸以外の部分にもかなりの脂肪が注入される」
「そんな!」

ビリビリッ
「何の音だ?」
「あん、スカートが破れちゃった!早く何とかしてよ」
「どうしよう。どんどん膨らんでくな。うわっ、今度は上着のボタンがはじけ飛んだ」
「見てないで助けてよぅ!うう、カプセルがきつくなってきた」
「ちょっと待ってくれ、マシンのプログラムをハッキングして強制終了させる」
「はぁ、はぁ、まだなのぉ・・・、カプセルがきつくなってきたわぁ・・」
ピーッ、ガシャン
「やった!停止したぞ」

ガチャ
「ふぅ、ふぅ、もぅ、えらい目にあったわ!」
「・・・・・・」
「どうしたの?私の体を見つめて」
「いや、あまりのボリュームについ・・・」
「そうでしょうね!だれだって目を丸くすると思うわ!この牛並みの大きな胸・・・・とお腹とお尻と太もも!どうしてくれるのよ!」
「ごめんごめん。アハハ」
「もぅ許さない!」
どすぅん
「うわっ、その体でのしかかるのは止めてくれ!圧死する!」
「早く元の体に戻しなさい!脂肪を注入できるマシンがあるなら脂肪を取り除けるマシンもあるわよね?」
「それが・・・まだ開発してないんだ」

その後、脂肪を取り除けるマシンが開発されて元の体形に戻るまで、私はデブの生活をエンジョイしました? 

めでたしめでたし?

939名無しさん:2011/10/27(木) 01:07:56 ID:MHqlllFY0
以上です。
書き散らし失礼。

940名無しさん:2011/10/27(木) 08:26:58 ID:3U4S5wYo0
短めの完結型も気軽に読めていいなw

941名無しさん:2011/10/27(木) 21:25:13 ID:vOsddaQw0
ぶひー

942937:2011/10/28(金) 22:49:37 ID:I8hSyzVk0
終わらせたけど
続きを書きたくなったので投稿します。
ゴメンナサイ

943937:2011/10/28(金) 22:52:53 ID:I8hSyzVk0
「おーい、元気かー?」

私が自室でポテチをほおばりながらテレビを見ているとあいつが訪ねてきた。

「あっ、お前!」
「おっと、そんな怖い顔をするなよ。俺のマシンで元の体形に戻っただろ?」

「そういう問題じゃないわよ!確かに体形は元に戻ったけど、戻るまでの間が大変だったんだから。
歩くだけでふぅふぅ息があがって買い物も大変だったし、服を全部買い換えなきゃいけなかったのよ。挙句の果てには、太りすぎだって理由でモデルの仕事は首だわ!おかげで今は無職よ。」

「俺もこの間の実験のせいで会社を首になった。それじゃ、お前は生活費に困っているんだろ?」
「そうよ。デブだったころの習慣が身についてしまって食費が増えて困ってるわ。」

「それじゃ、少しバイトをしてみないか?」
「何のバイト?」

「薬品のモニター」
「おいっ!また、あんたの変な実験に私を巻き込む気だな!」
「そんなに怒ると血圧が上がるぞ。俺は前の会社を首になった後、紅白製薬にヘッドハンティングされてな。体力を増強する薬品を開発することになったんだ。そのモニターを探しているんだが、なかなかモニターになってくれる人がいないんだ。そこでお前に頼もうと思ったわけだ。」

「いやよ、絶対受けないわ」
「バイト代5万だそう」
「ご、5万?!」
「そう、5万。暮らしに困ってるんだろ?」

「うーん・・・」
私は大いに悩んだ。



結局、5万の魅力には勝てず、私はモニターのバイトを受けることになった。

「ここがあんたの仕事場?少し不気味ね」
「まあ、おおっぴらにできないこともしてるらしいからな。詳しくは知らんが。
それはともかく、試してもらいたい薬品はこれだ。」

そういって彼は大きなフラスコを取り出した。中にはピンク色のゲル状の物体が入っている。
「キモッ、これがあんたが開発した薬品?」
「そうだ、名付けて『HI-10000』。体内に取り込まれることで筋細胞も肥大させ筋力を上昇させる。」

「(嫌な予感がするわね・・・)」
「百聞は一見にしかず。さあ、試してみようか」

そういって彼はフラスコの栓を外した。
すると中の物体がフラスコからはい出して、私の体にまとわりついてきた。

「あ、待って。まだ心の準備ができてない」
逃げようとする間もなく、ゲル状の物体が私の口の中に入ってきた。

「ひょっとまっふぇよー(ちょっと待ってよー)」
甘い味が口の中に広がる。呼吸ができずに息が苦しくなり、私は思わず目をつぶる。

ごっくん
「ぷっはーっ、苦しかった。もう終わり?意外とあっけなかったわね。」

「ふふふふふ、実験は成功したようだな。」
「失敗じゃないの?何も変化を感じないわよ。」
「本当にそう思うのか?鏡を見てみろ」

鏡を見て私はびっくりした。
完全なぽっちゃり体形に変貌してしまっていたからだ。
小さかった胸はお餅のように膨らんでいた。
胸だけではない。お腹も脂肪がついて、さながらマシュマロのようだった。
腰に手をやるとぷにぷにとした贅肉の感触があった。

「何よこれ?!肥大するのは筋細胞だけじゃなかったの?」

「俺は『筋細胞「も」肥大させる』といったんだぞ。この薬品は筋細胞のほかに脂肪細胞も肥大させる。
筋細胞の肥大によって筋力を増加させ、さらに太らせることで耐衝撃性能と持久力をつけさせるのだ。」
「はめたわね!」

「ハハハハハ、実はこのアイデアは以前キミにのしかかられた時にひらめいた。事前に太ると分かっているとお前は絶対に拒否すると思ってな。」

「うう、くっそー。でも、バイト代5万は欲しいし・・。」
「さあさあ、さっそく街へでて薬の効果を試してみようじゃないか。」
そういうと、彼は扉の方へ向かっていった。
私もぽてぽてと彼に従って歩いた。

944937:2011/10/28(金) 22:58:05 ID:I8hSyzVk0
続きを思いついたらまた投稿します。

945名無しさん:2011/10/29(土) 00:03:28 ID:APr5DWHo0
>>944 乙です。

自分も29の日なのでちょっと投稿してみたいと思います

946名無しさん:2011/10/29(土) 00:04:31 ID:APr5DWHo0
人物紹介:
・鹿取 美香(かとり みか) 21歳
身長:162cm 体重:38kg B 75 W 48 H 79
ウェーブがかった栗色のセミロングが特徴的なやや小柄な女性。
今回友人の栄子の誘いでとある村を訪れるが・・・

・渡辺 栄子(わたなべ えいこ) 21歳
身長:165cm 体重:44kg B 87 W 52 H 82
すらりとした体つきと長い黒髪で、見てくれはそこそこなのだが、趣味と服のセンスがわるいというのが周りからのもっぱらの意見である。
オカルトサークルに所属しており、友人の美香を誘って滅ぼされた村を探索しに行く。

947名無しさん:2011/10/29(土) 00:05:33 ID:APr5DWHo0
「ねぇ美香、肉の日って知ってる?」

大学の昼休み、食堂でA定を食べてた私に、同じ科の栄子がふと聞いてきた。
ほっそりとした体つきで、顔も可愛いのだが、服が黒一色というセンスの所為で今一モテないのが欠点である。

「肉の日ってあのお肉の宣伝のやつ?」
「そうそう、毎月二九日にはお肉を食べましょうってやつ」

にやにやしながら栄子は面白いことを聞いたのと話を続けた。

「実はね、あの話には裏話があるのよ」
「裏話?」

なんかうさんくさくなってきたわね・・・
この子オカルト部にいたはずだし・・・

「そう、裏話。
 日本って元々肉を食べる文化がないのは知ってるよね?」

それぐらいならもちろん知っている。
確か宗教の関係で肉食が禁止されてたのだ。
彼女は顔をずいっと近づけながら続ける。

「でもね、とある村には肉を食べる文化があったの。
 でも、宗教の弾圧でその村は滅ぼされちゃったんだって。
 でも、その村を滅ぼした人たちが次々と謎の死をとげるの!
 で、これは呪いだとして、その村が毎月29日に肉を食べたことに由来して、29日を肉の日にしたんだって!」

栄子は嬉しそうに語る。
そしてこのパターンはまずい。

948名無しさん:2011/10/29(土) 00:07:01 ID:APr5DWHo0
「じゃあ、そういうことで」

早々に立ち去ろうとする私の腕を、栄子がぐっとつかむ。

「で、その村に一緒に行きましょう?」

ほら来た。

「いやよ、オカルト研の人と行けば良いじゃない」
「だってみんな都合悪いんだもの・・・」

知ったことか。

「ねぇお願い。ちょっと行って少し調べるだけだから!」
「そもそもどこにあるのよそこ・・・」

栄子が言うには割と近く、車で4、50分ほど行った所らしい。

「お願い!一生のお願い!ちょっとで良いのよ!」
「・・・はぁ、わかったわ。その代わり運転は栄子がしてよね」

しぶしぶではあるが、頼みを聞いてあげることにした。
一応高校からのつきあいだし。

「本当!?じゃあ今度の二九日で!」
「また急な・・・ま、いいわ。じゃあまたあとで連絡頂戴」

わかったーと騒ぐ栄子を尻目に私は食器をもどし、授業へと向かった。
後に私はこの選択を非常に後悔することになる。

949名無しさん:2011/10/29(土) 00:08:30 ID:APr5DWHo0
そして当日、栄子に連れて行かれたそこは

「・・・滅んだのよね?この村」
「・・・そのはずだけど・・・」

ーお祭りかと思うほど賑わった村がそこにあった。

「どういうことなの?ここ滅ぼされたんでしょ?
 にしてはすごく発展してるわよ?」

そうなのだ、滅ぼされた村にしては人が多い。
確かに建物やらは昔の建物が多いのだが、綺麗に手入れは行き届いてる。
ここまでの道も砂利道では有ったが、山奥なこともありまだ整備が行き届いてないだけのようだ。

「いやそのはずなんだけど・・・
 確かに私の見つけた歴史書ではここは弾圧やらでなくなったはず・・・」
「だって現にこうなってるわけなんだけど?」
「私だってなにがなにやら・・・とりあえず少し回ってみる?」

なんともいえない顔でおずおずと提案する栄子と一緒にとりあえず見て回ることにした。

950名無しさん:2011/10/29(土) 00:09:54 ID:APr5DWHo0
「お、巫女様だね!これ食べてきな!」
「あら?巫女様、こちらもどうぞ!」
「おう、巫女様!こいつも食いねぇ!」

ぶらぶらと歩くと、みんなが何故か食べ物をくれる。
それに巫女様ってなんだろう・・・?

「すみませーん?なんで私たちを巫女様って呼ぶんですか?」

お好み焼きをくれた人に栄子が聞いてみる。
そろそろ両手に余るぐらいになってきた。

「ああ、昔話なんだけどね。
 村が飢饉で大変な時期があって、そんな時に外から巫女様がいらっしゃったそうなんだ。
 で、巫女様にに食べ物を献上して、代わりに村の飢饉が収まるようにと神様に祈ってもらったそうなんだよ。
 だから外から来た女の子には食べ物をあげるってわけ」

そういって彼は去って行った。

「へー・・・巫女様ね・・・」
「村が飢饉の時にわざわざ、それもそとから来た人に食事をあげるなんてね」
「まぁ当時の概念なら巫女様は神聖な人だろうしね、それに祈って貰うってのもあったんでしょ」

何となく二人で今聞いた話について色々と意見を言い合う。
それにしてもなんとも言いがたい場所だ。
村の人たちはお祭りだからか、みんな昔の格好してるし・・・
これでは普通の格好の私たちが浮いてしまっている。
因みに私は以前間違って買った少し大きめのシャツの上にジャケットを羽織り、下はゆったり目のジーンズをはいている。
栄子は白と黒のチェックロングスカートに黒のロングシャツという出で立ちだ。

951名無しさん:2011/10/29(土) 00:10:54 ID:APr5DWHo0
「いやーなんか当初と目的が違っちゃったけど、これはこれで良いじゃない?」

栄子はもうお祭り気分だ。
あーあ、あんなにソースこぼしちゃって・・・まぁ服が黒だからあんまり目立たないけど。
・・・ん?
何だろうこの違和感・・・

「栄子・・・あんたなんかおかしくない?」
「え?なにが?」
「いや、なにがとは言えないんだけど・・・」
「なにそれ?変な美香〜」

そういいながら栄子は生姜焼きをほおばる。
私はなんだか嫌な予感を感じつつ、もらったお好み焼きを食べ始めたのだった。


一回りした頃にはもはや抱えきれないほどに食べ物を貰ってしまった・・・

「美香、一回どこかで食べちゃおうか」
「それより一回車に戻った方が良いんじゃない?」
「えー、そうすると冷めちゃうよ?」
「でもこの量はあれじゃない?」
「あそこで休憩出来るみたいだし、戻るにしてもこの量じゃ、ちょっとづつでも食べないと結構やばいと思う」
「・・・確かに、これもって動くのはちょっときびしいかも」

仕方ないので休憩所のような場所である程度消化してから戻ることにする。
ただ、なんか嫌な予感がするのはなんでだろう・・・

「ハフ、このお肉おいしい!こっちのは郷土料理かな?良い感じに出汁が染みてておいしい!」
「栄子・・・あんたこんなに食べる方だっけ?」
「なんかねーするするっといけるの!美香も食べようよー」
「う、うん・・・あ、ホントだ、おいしい」
「でしょ!?こっちのもおいしいんだよ!」
「へーどれどれ・・・」

952名無しさん:2011/10/29(土) 00:12:35 ID:APr5DWHo0
しばらく食べ続けてると、ふと違和感を感じた。

「・・・服がきつい?」
「そりゃこれだけ食べればお腹膨らむでしょ」

いや、そうじゃない。
そういいながら栄子を見た私は固まった。

「・・・栄子、あんたの体・・・」

ん?と口の中を食べ物でいっぱいにしながら栄子がこっちをみる。
その体は一言でいえば凄まじいとしかいえない。
栄子はほっそりとした体系のはずなのにその面影はどこにもない。
胸はそこいらでは絶対にお目にかかれないような、まるでおおきなスイカかといわんばかり。
そんな胸をこれまたどーんっとつきでたお腹が支える。
服を弾き飛ばしたのか、お腹が丸見えの状態で、もちっとしてやわらかそうだ。
座っているためわかりにくいが、お尻もむにっとして上半身を支えている。
太ももはスカートの上からでも判別できるぐらいに太くなっている。
顔にもだいぶ肉がついたのか、二重あごを通り越してそろそろ首があるか怪しいレベルになってる。
頬にもむっちりとついているためか目がすこし圧迫されて細まってる。

「栄子・・・あんたいつの間にそんな体に?」
「・・・え?・・・なに・・・これ?」

栄子はいわれてから気づいたらしく、食べるのをやめて体をまさぐり始めた。
そのまさぐる指もぶっとく、まるでウィンナーのようだ。

953名無しさん:2011/10/29(土) 00:14:04 ID:APr5DWHo0
「ちょっと、栄子大丈夫?」
「み、美香。あ、あなたも・・・」
「え?」

いわれてから自分の体を見回す。

「・・・な!?」

栄子ほどではないが、私も確実に太っていた。
小さめだった胸はハンドボール大になってた。
細いねーとよく言われていたウエストはぶにっとつまめる・・・いや、つかめるほどになっていた。
太ももは競輪選手のように太くなっている。
この分ではお尻も大変なことになっているだろう。
そう、なぜ気づかなかったのか。
今日の私の服装は『ゆったりめ』ではなかったか。
それがすこしきついのだ。
つまり『大き目の服がきつくなるほど太った』───。

「美香、ここやばいよ、帰ろう!」

栄子がなみだ目になりながら提案してくる。
是非もない、と帰ろうとしたとき

「巫女様、どこへ?」
「まだ食べ終わっておりませんよ?」
「ささ、まだまだありますので」

気がつけば周りを村人たちが囲んでいた。

954名無しさん:2011/10/29(土) 00:15:08 ID:APr5DWHo0
あ、あのー・・・私たちもうお腹いっぱいで・・・そろそろ日も暮れてきたし、帰ろうかなーって」

恐る恐る声をかけるが

「いやいや、巫女様たちにはもっと食べてもラワンと」
「そうソう、もっと一杯食べてモラって」
「この村ノ平和ヲ祈ッテモラワナイト」
「ケモノノカミサマニ、コノムラノヘイワヲ」

じりじりと村人たちがにじり寄ってくる。
その顔には生気がなく、まるで───

「も、亡者・・・いや!いやーーー!」

栄子が叫んで逃げようとする。
が、

どすん!

急に太ったためか、バランスを崩して転ぶ。

「栄子!」

助けようと私も立ち上がった、その瞬間

「ホラ、ドコヘイクンデスカ?ミコサマ」

がっしりと腕をつかまれてしまった。

離して!と叫びながら振りほどこうとするけどぴくりともしない。
そうしている間に口をむりやりあけられ、口の中に食べ物が次々と入れられてゆく。

「うぐぅ、ぐふぅ・・・」
「んぐ!ぐう!」

隣では栄子が同じ目にあっていた。
助けようにもこっちもつかまってて何もできない。

「サァ、ミコサマ。タップリトオタベクダサイ。ソシテワガムラニヘイワヲ・・・アハ、アハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

私は遠くなる意識の中で村人たちの笑い声を聞いた・・・

955名無しさん:2011/10/29(土) 00:16:59 ID:APr5DWHo0
「ん・・・んん・・・っはぁ」

ゆっくりと意識が覚醒する。
まるで酷い二日酔いみたいに頭がぼんやりする。

「こ・・こ・・・は?」

周りを見渡すと、どこかの廃屋のようだ・・・

「・・・!そうだ!栄子!栄子は!?」

ようやく意識がはっきりしてきた。
村人たちに変な料理を食べさせられて、そのまま気絶したのだった。
同じ目にあってた栄子が気になる!

「探さないと・・・きゃ!」

立ち上がろうとして思い切りバランスを崩した。
何故だと思い、自分の体を見て驚愕した。
なぜなら、昨日の二回り、いや三回りは体が大きくなっていたのだ。
それこそ昨日の栄子以上に。
胸は片方だけで私の頭よりも大きいだろう。
その二つが鎮座するお腹はもはや山と形容するしかない。
なんとか体をひねってお知りを確認すると、巨大な桃のようになっている。
手鏡がないため顔が確認できないが、触った感じだと相当酷いことになっているだろう。
首はもはや存在していない。
なんとか立ち上がり、栄子を探すためにあたりを捜索し始めた。
一歩歩くたびに体中の贅肉という贅肉が揺れ動き、私を辱める。

956名無しさん:2011/10/29(土) 00:18:25 ID:APr5DWHo0
「栄子!どこにいるの栄子!?返事して!」

呼びかけるというよりは悲鳴に近い声で栄子を探す。

「・・・うぅん」
「栄子!」

廃屋の奥のほうから栄子のうめき声のような声が聞こえる。
数十mを普段の何倍もかけて栄子のそばに近づく。
そこには私と同じぐらいに─あるいは私よりも─太った栄子がいた。
私よりも下半身が太りやすいのか、お腹とお尻がすごいことになっていた。

「栄子!おきて栄子!」
「・・・んぁ・・・美香・・・?」

揺さぶりながら声をかけて栄子を起こす。

「・・・!美香!?私たちどうなったの!?」
「わからないけど、とりあえず村人たちもいないし、ここから逃げましょう!」

そういって栄子を立ち上がらせ、私たちは村から脱出することにした。

957名無しさん:2011/10/29(土) 00:20:14 ID:APr5DWHo0
「・・・どうなってるの?みんな廃墟じゃない・・・」
「・・・考えるのはあと・・・とりあえず脱出よ」

廃屋を出た私たちの目の間には昨日と同じ村があった。
でも、全部廃墟になった状態でだが。
見た限り数年、いや数十年以上だれも立ち入ったことがないような、そんな感じだった。
私たちは大慌てで車まで戻り、自宅へと帰ったのだった。





後日、あのあたりについての文献やらを調べたところ、こんな話しが見つかった。
あの村には独特の信仰があったらしい。
それは外から来た女性をを巫女と崇め、食べ物を与えるかわりに獣の神様とよばれる独自の神へ祈ってもらうことで神の加護を受けるというものである。
そして毎月29日は巫女に食べ物をあたえ、自分たちは獣の神と同じである証として肉を食べたのだという。
しかし、異端であるとされ、近隣の村に滅ぼされたのだという。
だが、それ以降襲った村々に色々な災害が起こるようになったのだという。
結局その村に毎月29日に肉をそなえることで災害を止めるようになったのだという。

「・・・で、それが今になって29の日となったと・・・」
「うん、みたいだね」
「やれやれね・・・」

あの日見た光景はあそこにいる人々の怨念のせいだったのかもしれない・・・

あの後、自宅へと帰った私を見た両親は驚いて腰を抜かしてしまった。
そしてすぐに病院で検査をするはめに。
結果としては太っているだけで健康面では異常なしらしい。
なので今は少しでもやせようと努力している。
努力しているのだが・・・

「・・・ねぇ栄子、何キロやせた?」
「・・・美香は?」
「・・・」

そう、一ヶ月ほどダイエットしてもやせるどころかますます太っていくのだ。
それは栄子も同じようで、また一段とお腹が出たようだ。
私も人のことが言える状態ではないが・・・

「とにかく、少しでもやせないと!」
「そうだね、ところで美香?」
「なに?」
「この前面白い話を聞いたんだけど─」


美香:身長162cm 体重376kg B:189 W:238 H:195
栄子:身長165cm 体重415kg B: 184 W: 248 H: 214

958名無しさん:2011/10/29(土) 00:21:38 ID:APr5DWHo0
以上です。
お目汚し&長文失礼しました

959名無しさん:2011/10/29(土) 03:37:26 ID:zxY4JOsg0
ss乙!

正に肉体で肥満化直後は裸体で家に帰ったのかww
今後は痩せそうな話に釣られて肥満体をいじくり倒される展開だな

960名無しさん:2011/10/29(土) 09:14:16 ID:.Kgdgkz6O
俺の出身地の秘密がついに漏洩したか…

冗談はさておき、良SSでした!GJ!

961912:2011/10/29(土) 14:34:23 ID:kQ4xPiX.0
あるアニメを見て思いついたのでSS書いてみます。

とあるビルの中で大きな爆発が起こった。
「ぎゃ〜!」
そんな悲鳴をあげた『自称』悪の博士はいつも自分の作戦を阻止する正義にイラついていた。
「どうしていつも私の作戦は失敗するんだ!」
そんな風に怒っている時に博士はある作戦を思い付いた。

数日後・・・
「エージェントミサキよ、今日も『自称』悪の博士が悪巧みをしている。行って阻止してくれ。」
「了解です!指令官!」
そう言うとミサキと呼ばれる女性は博士のいる研究所へ行った。

研究所のガラスを割り、博士の部屋へ入ると突然上からカプセルの様な物が落ちて来てミサキを捕まえてしまった。
そして奥から博士が現れた。
「今日はどんな悪さをする気なの!博士!」
「まぁそんなにカッカするなよミサキ。そんな事より!私は子供の頃は親に大切にされなかった…」
回想「私は子供の頃は親にこき使われていた!そして冬は外で春に向けて畑を耕していたんだしかし親は娘と一緒に部屋で暖かいココアを飲んでいた。私は一度もそんな物をもらった事がないのに娘はいつもココアを飲んでいた。」回想終了
「だから私はココアを飲む女性に復讐をするためにこの中毒性の強いココアを使ってこんな作戦を思い付いた。それはこのココアに吸収されやすい脂肪分を大量に混ぜ込み、それを無料で配る。無料なのは1人1杯だけ、あとは1杯1000円で売る!そうすれば女はぶくぶくと太っていくのだ!」
「そしてこれが高脂肪ココア製造機だ!」博士が言うと後ろから2メートルはありそうな機械が現れた。
「そんな事はさせないわよ!」
「捕まっている状況でよくそんな大口が叩けるなぁエージェントミサキ。では私は街に行きココアを配ってくるよ。そこで自分の敗北に絶望するんだな!」
そして博士は出ていった。

「新製品のココアで〜す!1杯どうですか?」
博士は女性にそのココアを配り、笑いを浮かべた。
何故なら女性たちは段々と太って来ているからだったスリムだった女性も腹が出て二重顎が出来ている。
「今回の作戦は成功だな。」
博士がそう思っていると後ろから頭に蹴りを入れられた。
「いでっ!?」
「作戦は終わりよ!博士!」
そこには捕まっていたはずのエージェントミサキが立っていた。
「どうやって脱出したんだ?」
「あんた…人の足元に解除リモコン置くなんてバカじゃないの?」
そういうとミサキはココア製造機の自爆ボタンを押した。
ココア製造機は爆発し、ココアは辺り一面に飛び散った。
そのココアをミサキはうっかり飲んでしまった。
そして、ミサキは体に違和感を覚えた。体をさわると体にはたくさんの脂肪が付いてしまっていた。ミサキは体の重さに耐えきれずに倒れてしまった。
「なんかよく分からんけどミサキを倒したぞ!やったー!」
博士はそのまま逃げてしまった。
「悔しいよぉ!」
ミサキは悔しさと自分の体に絶望し、エージェントをやめてしまった。
それから彼女がどうなったのかは誰も知らない。
以上、駄文失礼しました。

962937:2011/10/29(土) 20:51:08 ID:fGEOIA/Y0
みなさん状況描写が上手いですね

>>943の続きを投稿します

進行の都合上、登場人物に名前を振ります。

幕内 玲子:気が強い美人としてモデルの世界で活躍していたが、太りすぎにより首になる。
現在は元の体形に戻っているが、太っていたころの習慣で大食いをする癖がついてしまった。
生活費ほしさに薬品のモニターの仕事を受けるが再び太ってしまう。
現在のステータス:172cm 68kg B75W70H79

栗栖:玲子の幼馴染。生化学の天才だが変人。怪しい発明をしては玲子を実験台にする。

楽運町。
栗栖が勤めている研究所から車で10分ほどの山間の町である。
この町は美容にいい温泉が豊富に湧いているため美人が多いことで有名である。

昼下がり、メインストリートを玲子と栗栖が並んで歩いている。
「みてよあの人、この町では珍しいぽっちゃりさんね」
「何を食ったらあんなに太れるのかしら」
偶然すれ違った女子学生が玲子をみてひそひそと話す。

痩身の美人が多いこの市では、ぽっちゃり体形の今の玲子はことさら目立っていた。
太った人がめったにいないこの町では太った人をみること自体とてもめずらしいからだ。
恥ずかしさのあまり、玲子はほほを赤くする。
「もう、私がこんな目にあうなんて・・・。このバイトが終わったら痩せてあんたらを見返してやるんだから。」
「何をぶつぶつ言ってるんだ?そんなことより腹減ったな。あそこのハンバーガー屋にはいろうぜ。」
「こいつは能天気でいいわね。確かにむしょうにお腹が減ったわ。」

二人は近くのハンバーガー屋に入ることにした。
「いらっしゃいませー。」
若い女の店員が挨拶をする。おっとりした感じのかなりの美人だ。
玲子はメニューを見てすかさず注文する。
「えーと、ポテトのL2つに特大サイズのハンバーガー2つ、それにシェイクのL。」
店員は、一瞬ぎょっとした顔をした後、玲子のまんまるなお腹を見て納得したように微笑む。
「おい、もしかしてそれ一人で食う気か?」栗栖は思わず言った。
「ええ、そうよ。なんだがお腹が減って仕方がないの。あんたも頼んだら?」
「(薬の副作用かな?)じゃあ、俺はハンバーガーのMとコーラMのセット。」
「かしこまりましたー。お席までお持ちしますので少々おまちくださいー。」

963937:2011/10/29(土) 20:54:06 ID:fGEOIA/Y0
店員が舌足らずに言った後、玲子と栗栖は席についた。
「何よあの店員、あたしのお腹をじろじろ見て。」
「気にするなよ、この町では太った人自体が珍しいんだって。
それよりも、これに参加してみないか?」
そういって栗栖はどこからか一枚のビラを取り出した。
「なになに、『楽運町商店街主催 女相撲大会』!?」
「うん、この町は美人が多いこと以外に特徴がない町なんだけど、町長がそれを逆手にとって
町おこしの一環として毎年相撲大会を開いているんだ。参加者は全員びっくりするような美人でさ、
美人たちが組み合う様子が人気で、今ではこの町の観光の目玉だ。
確かさっきの店員も参加者の一人だぜ。」
「なんで私がこんなのに参加しなきゃいけないのよ?」
「体力増強薬の効果を試す絶好のチャンスだろ?これに参加しないとバイト代払わないぜ」
「うーん、でも私だけ太ってちゃ目立つわよね・・・。そうだ、いいこと考えた。体力増強薬はまだある?」
「ああ、研究所においといて盗まれたら大変だから、このカバンに入れて何個か持ってきてるけど。何に使うんだ?」

ちょうどその時、さっきの店員が注文したものを持ってきた。
「おまたせしましたー。ハンバーガーとコーラ、それにポテトとシェイクですー。」
「あら、ありがと。それより店員さん。ちょっと口開けてくれる?」
「はい?何ですかー?」
店員が口を開けると同時に、玲子は素早く栗栖のカバンから体力増強薬を取り出し、
栓を開けて中身を店員に向けて放り投げた。
「それっ」
増強薬は店員にひっつくと、彼女の口の中に素早く滑り込んだ。
「ふむむ、ひゃんですかー、こへはー」
「さっき、私のお腹をじろじろ見て笑った罰よ。あんたも太りなさい。」
ケプッ。可愛らしいゲップとともに店員が薬を飲みほした。
すると、彼女の体がムチムチと魔法にかけられたように膨らみだした。
ゆったりとしたエプロンは、彼女の体が大きくなったために、ぴっちりと彼女の体に張り付いた。
「まだ、太り方が足りないわね。」
そう言うと玲子は店員が持ってきた特大ハンバーガー2つ、コーラ2本、シェイク、ポテト
を彼女の口に押し込んだ。
「ぐむむ、ひゃめてー。」
しかし、体力増強薬によって強くなった玲子の力にかなうはずもなく、
店員は口に押し込まれるままに食べ物を飲み込んでいった。
店員が食べ物を飲み込むのにつれて彼女の体はさらに膨らんでいった。
ぴっちりだったエプロンは肉圧によって悲鳴をあげ今にも破れそうだ。
おとなしそうだった顔は太ったことにより目がいくぶん細くなり、脂でてかてかと光っている。
少し痩せたおすもうさんといったところだろうか。
もはや美人とは言えないがころころとして可愛くはある。
「あらあら、こんなに太っちゃった。薬の効果かしら。」
そう言いながら玲子はぷっくりと膨らんだ店員の腹肉を弄ぶ。
「ふえええん。」店員は泣き出してしまった。
他の客も何事かとこちらに視線を向ける。
「おい、何をするんだ。いくらなんでもひどいじゃないか。」栗栖が声を上げる。
「いいじゃない、この人も相撲大会に出場するんなら太ってた方が本格的じゃない。
それにあんただって体力増強薬のモニターのデータが欲しいんでしょ?」
「うーむ、確かに俺もより多くのデータが欲しいが・・・。」
「でしょ?そうと決まれば他の参加者も太らせにいくわよ。」
そう言うと玲子はハンバーガー屋をあとにした。
「やれやれ」栗栖が玲子の後に続く。
「ぶええええーん。」
二人が立ち去った後、まるまると肥えた店員の野太い鳴き声が店内に響くだけだった。

つづく

964Sunny:2011/10/29(土) 20:56:08 ID:77yF4q960
SS作者の皆様、GJと共に乙です!
今日は29の日なので久しぶりに描いてみました。

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1337_1.jpg

数値は体重暴露スクリプトを参考にはじき出しましたー。

965名無しさん:2011/10/30(日) 10:41:03 ID:dG1yluAo0
>>961
>>962
>>964
ちょっと見ぬ間にSSも絵も一気に投下されてるとは
職人の皆様方乙であります!
いやホント、ネタの見つかりにくいジャンルなんですごくありがたいです

966937:2011/10/30(日) 14:03:06 ID:QJH07qCM0
>>964
乙です!確かに昨日は29日でしたね

>>963の続きを投稿します。


私の名前は夏島桜花。小さな食料品販売店の店主です。
私には妹がいて、名前は夏島秋穂といいます。彼女はハンバーガー屋で働いています。
自慢ではありませんが私たち姉妹は、楽運町で5本の指に入る美人として知られています。
清楚な私とおっとりした秋穂の姉妹は町内でも人気で、毎年開催される相撲大会に町長の
要請で半ば強制的に出場させられます。
「まったく、あの町長は・・・。歴代最年少で初の女の町長はすごいですが、
こんな変な相撲大会なんか考えていい迷惑です。」
ついつい独り言が出てしまいます。

「お姉ちゃーん」
表で秋穂の泣き声が聞こえた。ただ少々野太いような・・。
「秋穂ですか?」入口のほうを見る。
そこには丸々と肥えた女性が立っていた。
「あの、どちらさまでしょう?」
「私だよー、秋穂だよー」
よくみると、顔の肉で幾分細くなっている目には秋穂の面影があった。
「どうしてそんなに太ってしまったの?」
「ハンバーガー屋で働いてたら、太ったお客さんが来て私に変な薬を飲ませたんだよー。
そしたら急に体が太りだしてこんなありさまに・・・。」
そう言いながら彼女は変わり果ててしまった体をしげしげと眺めた。
「なんてこと!その女の特徴は覚えていますか?」
「うーん、太っていて、あ、もちろん今の私よりは痩せているけど、それと勝気な印象がしたなー」
「許せないですね。そいつを見つけて痛い目にあわせてあげましょう」

967937:2011/10/30(日) 14:06:29 ID:QJH07qCM0
「その必要はないわ」
表で再び声がした。
入口の方をみると気の強そうなぽっちゃりした若い女性が立っていた。
その後ろにはぼさぼさ頭に無精ひげの男性が立っている。
「あ、あの人だよー、私を太らせたのは。」秋穂が言った。
「あら、あんたはさっきのハンバーガー屋の店員。こちらのきれいな女性はあなたのお姉さんかしら?」
ぽっちゃり女性が私に向けて言った。
「あなたですね、秋穂をこんなにした人は」
「そうよ、あなたもすぐに妹のようにしてあげるわ」
そう言うとぽっちゃり女性はカバンの中からフラスコを取り出し私に向かって投げつけた。
ガシャン。フラスコが割れて、中に入っていたピンクのスライムのようなものが私の方に向かってきた。
「気持ち悪い!」私は近くにあったモップを手に取り、スライムに振り下ろした。
ぐしゃっ。スライムは潰れ、いくつかの小さなかたまりになった。
「やった!」
しかし、スライムは砕かれてもなお動き、私の足から這い上がってきた。
「きゃ!」
振り払おうと足を振ったが、スライム達はしっかりとまとわりつき
腰から胴へ、さらに顔まで登り、口の中に入ってきた。
「ふぐぐ・・」
「お姉ちゃん、飲んじゃダメー!」秋穂が叫ぶ。
「で、でふぉ、いひがくるひいでふ・・(で、でも、息が苦しいです・・)」
あまりの息苦しさにスライムを飲み込んでしまった。
と、次の瞬間、私の体が膨らんで、薬を飲ませたぽっちゃり女性と同じ体形になってしまった。
「あはは、これで私と同じね。」ぽっちゃりが笑い声を上げる。
「それがどうしたというのですか!覚悟しなさい!」
モップを持ってぽっちゃり女性に襲いかかろうとしたその時

ぐぎゅうぅぅぅ・・・。
私のお腹が大きく鳴り、私は猛烈な空腹感を感じて立ち止まった。
「あれ、何だかとてもお腹がすいてきました・・。」
空腹感に耐え切れず、よろよろとお菓子売り場に向かった。
展示されていたポテチの袋を開け、中身を口の中に放り込む。
「んぐ、んぐ、ゲプ」
何秒もかからずにポテチを食べ終えるが、まだ空腹感はおさまらない。
私は自然と他のお菓子にも伸ばす。
「お姉ちゃん、何してるのー?!私の敵をとってよー」
秋穂の声が聞こえるが、その声は霧の向こうから聞こえるようにかすみがかかっているように感じた。
それよりもこの耐えがたい空腹感を満たしたい。
「んぐ、んぐ、このドーナツもおいしいですね。あ、こっちのケーキもいただきます。
ふぐ、ふぐ、ごくん。ああ、おいしい。ぱさぱさしたものばかりでのどが乾きました。
ジュース、ジュースっと。ごくごくごく、ゲーップ・・。」

秋穂はお菓子を食い漁る桜花をあっけにとられて見ていた。
ごそごそとお菓子をむさぼる桜花は、秋穂が知る普段の姉の性格からは想像もできなかった。
もぐもぐもぐ・・・。
秋穂の心配など全く気にせず、桜花は床にぺたんと座って手当たりしだいにお菓子を食べ続けている。
桜花は気付いていないが、お菓子を食べるにつれて彼女の体はさらにぶくぶくと膨らんでいった。
「お姉ちゃん!」
秋穂が叫ぶと、桜花はようやく秋穂に気づいたようにこちらに体を向けた。
しかし、その体はもはや完全にデブになっていた。
大量のカロリーが胸にいってしまったためか、
両手で回しきれないくらいの大きさにまで胸は膨らんでしまった。
また、桜花は下半身太りする体質だったのか、ぶよぶよの脂肪がついたお尻が、潰れたあんパンの
ように床について、以前とはくらべものにならないくらい重くなった彼女の体を支えている。
桜花は肉に埋もれた目を秋穂に向けた。その目には食欲しか映っていない。
「あ、あそこにおいしそうな大きなハムがありますね。あれもいただきましょう。」
そう言うと桜花は秋穂にのしかかった。
「ハムじゃないよー、秋穂だようー、分からないの?お姉ちゃんー!」
秋穂は姉を押しのけようとしたが桜花の体重が重すぎて太刀打ちすることができない。
「はむはむ、このハムは柔らかいですねー。」
桜花は秋穂に馬乗りになったまま、秋穂の大きな腹肉をぷにゅっと甘噛みしている。
秋穂は桜花のだらしない太ももの肉の感触を感じながら、なされるままに弄ばれていた。

「あはは、ざまぁないわね」
玲子は姉妹の痴態をあざ笑いながら店を出て行った。
「お前もひどいな。薬品の実験が終わったら元に戻してやるからな。」
栗栖が申し訳なさそうにつぶやいた。

つづく

968937:2011/10/30(日) 19:27:03 ID:QJH07qCM0
夏島姉の店を出た後、二人は次の標的を探して街中を歩いていた。
相撲大会がそろそろ開かれることもあり、路上にはさまざまな露店が出されている。
「さっきの姉妹のおかげでこの体力増強薬にはいろいろな副作用があることが分かった。
飲んだ者を太りやすい体質に変える作用や食欲を増大させる作用があるなんて、
開発者の俺も初めて気づいたぞ。これはさらなる検証と改良が必要だな。
相撲大会もあと2時間ほどで開催されるし、次の被験者が最後だな」栗栖が言った。
「もぐもぐ」玲子は露店で買ったわたあめやイカ焼きを両手に持って食べている。
「おい、玲子。ハンバーガーを食べ損ねて腹が減ってるのは分かるが、
もうちょっと落ち着いて食べろよ。食い物は逃げやしないって。」
「だって、お腹がすいて我慢できないのよ。」
気のせいか、玲子はさらにムチムチと太ってきたように見える。ズボンがパンパンに張っている。
「それより、最後の実験台は誰にするのよ?相撲大会の参加者リストには誰が載ってるの?」
「えーとどれどれ・・・」栗栖は参加者リストを広げる。
「おっ、これは面白いことになりそうだ。どうやら町長も参加するらしい。」

969937:2011/10/30(日) 19:30:21 ID:QJH07qCM0
楽運町町長、海原美里は相撲大会の最終確認のため、町長室で書類に目を通していた。
30代前半のきりっとした印象の美人である。ロングにした黒髪が良く似合っている。
「あと2時間で大会の開会式だ。そろそろ会場に行かねばならんな。それにしても
この私が力士のまねごととは。まあ、企画した本人が出ないと示しがつかんか。」
コンコン
ノックの音がした。秘書だろうか。
「どうぞ」
扉を開けて入ってきたのは太った女性とぼさぼさ頭の男性だった。
「何か用か。ここは関係者以外立ち入り禁止だ。」
太った女性が言う。
「あんたが町長の海原美里ね。町一番の美人と聞いてるわ。」
「まあな。それを言いに来ただけか?用がないなら出て行ってもらおう。私は忙しいのでね。」
「むかつく態度ね。そのプライドをへし折ってあげるわ。」
そういうと彼女は私に向かってピンクの何かが入ったフラスコを二つ投げた。
フラスコが割れて中身が出てきた。
「何だ、この不気味なスライムもどきは。」
足で踏みつぶそうとするが、スライム達はするりとかわし、ぺたりと足についた。
するすると上に這いあがってくる。
「こしゃくな。」
ジャンプしてスライム達をふるいおとそうとするが、なかなか離れない。
「ひゃっ?!」

肛門に冷やりとした感触があった。どうやらスライム達が体内に侵入したようだ。
次の瞬間、体がぶくぶくと膨らみだした。
胸は空気を入れた風船のように膨らみ、腹にたっぷりついた脂肪がベルトを押し上げる。
私の体形にぴったりだったスーツが拘束具のように私を締め付ける。
バツンッ
ズボンのベルトの留め金が吹き飛んだ。
それでも私の体は膨らむことをやめない。
押さえつけられていた腹肉がぼよんと前に出た。
「やめろ、見ないでくれー」
あまりの羞恥心に前のめりになる。アゴのしたにぶにぶにとした贅肉の感触があった。

どのくらいたっただろうか、ようやく私の体は膨らむのを止めた。
「ぜぇ、ぜぇ、こんなことをしてどうなるか分かっているのか?」
「あら、そんなボンレスハムみたいな体で何ができるのかしら町長さん?
破れたスーツからお肉がはみ出してみっともなーい。」
そういいながら太った女性は私の大きな胸を揉みしだいた。
快感にイきそうになりながら必死に抵抗する。
「あんっ、何を、ああっ、する。止めろっ、はふっ」
「お止めくださいご主人様、でしょ」
「だ、誰がそんなこと・・、ああん、お尻を揉むのは止めて」
「なら言ってもらいましょうか?はい、「お止めくださいご主人さま」」
「お、お止め、くだ・・・主人・・」
「声が小さくて聞こえないわね」女性はさらに強く贅肉を揉みしだいた。
快感で何も考えられなくなる。
「お、お止めくださいご主人様ぁ・・」
「よくできました町長さん。この様子じゃ相撲大会が楽しみね。」
そう言って彼女は私の大きなお尻をたたいた。
お尻の贅肉がぶるんと震えた。

つづく

970937:2011/10/30(日) 23:41:57 ID:QJH07qCM0
「さあ、いよいよやってきました!年に一度の大イベント「女相撲大会」!
楽運町を代表する美女達の取り組みあいをご覧あれ!」
ステージの上で司会が声を張り上げる。ついに相撲大会が始まったのだ。
「開会に先立ちまして、楽運町一の美人である海原町長に開会の言葉をいただきたいと思います。
町長、ステージの上に上がってください。」
観客達は美人の町長を一目見ることができると興奮した。
しかし・・・ステージの上に上がってきたのは、
町長とは似ても似つかない体重100kgはありそうな太った女性だった。
女性は特大のスーツにつつまれた大きな体をもじもじと揺すらせながら喋った。
「あ、あの、町長の海原です・・。ほ、本日は楽運町主催の相撲大会に来ていただいて本当に、
あ、ありがとうございました。皆さま、こころゆくまでお楽しみくだしゃい・・・。」
その語り口は町長独特の凛とした口調の面影もなかった。
観客達はひそひそとささやきあっている。
「え、ウソ。海原さんはあんなデブじゃないはずよ」
「でも、あのロングの黒髪は町長のトレードマークだぜ」
「いつのまにあんなに太ったのかしら?やっぱりストレス太りかな・・」
ステージ上の女性は今にも泣きだしそうだ。
司会がフォローに入る。
「えー、みなさんお静かに。海原町長はとある事情により少々ふっくらしてしまいました。
しかし、町長の美しさは以前のままです、たぶん。町長、開会のお言葉ありがとうございました。」
司会が言い終わると、町長はゆさゆさと贅肉を揺らしながらステージから降りて行った。

971937:2011/10/30(日) 23:44:27 ID:QJH07qCM0
「さあ、それでは早速第一試合を始めましょう。
わが楽運町が誇る美人姉妹、夏島桜花さんと秋穂さんの対戦です。」
司会の紹介で土俵にでてきたのは本物の力士もびっくりするくらい太った2人の女性だった。
「ふぅふぅ、夏島桜花です。この試合に勝って優勝目指します。」
「はぁはぁ、夏島秋穂ですー。お姉ちゃんに勝つよう頑張りますー。」
二人は大会用の薄いシャツと短パンをはいているが、これ以上のサイズのユニフォームはないらしく
ぴちぴちと体に張り付いている。まだ試合が始まってもいないのに彼女たちは大量の汗をかき、
そのせいでシャツや短パンに汗じみがついている。
「えーと、彼女たちもとある事情で太ってしまいました。ま、まあ以前より可愛らしくなりましたよね?
それでは、第一回戦開始!」
掛け声とともに夏島姉妹は組み合った。だぷんと贅肉同士がぶつかりあう。
「ぶひぃ、ぶひぃ」
「ぜぇ、ぜぇ」
二人は豚のような息を上げがっぷりよつに組み合っている。かなり暑苦しい。
「ぶひぃー。」
桜花が大きな鼻息とともに秋穂を土俵から投げ出した。
どすぅぅん・・。
秋穂が土俵の外に落ちたことにより会場に地響きがした。

「第一試合は桜花さんの勝ち!いやー、暑苦しい試合でしたね。さあ、第二試合に参りましょう。
第二試合は、ぽっちゃり美女、幕内玲子さんとスレンダー美人、鹿島みのりさんです。」
冬眠前のヒグマをほうふつとさせるようなぽっちゃりした女性と、かもしかのような細い足をした若い女性が土俵に上がった。
「さあ、第二試合始め!」
司会がそう言うやいなや、玲子は鹿島にどすどすと突っ込んでいった。鹿島は玲子の大きなお腹に弾き飛ばされて場外まで飛び出してしまった。
「あっという間に決まってしまいましたね。では次の試合・・・」

玲子と桜花は順調に勝ち進み(ほとんどの対戦者は普通の体形だったから、今の二人の体形を考えれば当たり前なのだが)準決勝で対戦することになった。
「ぶぅ、ぶぅ、あなたに復讐したい一心でここまで勝ち進んできたんですよ。」と桜花。
「ふーん、そんなにぶぅぶぅいってちゃ私には勝てないわ。」と玲子。
「準決勝開始!」司会が叫ぶ。
桜花がしゃにむに体当たりしてきた。玲子はそれをかわし、桜花の脇に回り込んだ。
「脇をとったわよ。」
玲子は桜花のぷにぷにした脇腹をつかんだ。
「させませんよ。このまま押しつぶしてあげます。」
桜花も玲子の上からのしかかる体勢で玲子のシャツをつかんだ。
「ぐぎぎ・・」
桜花の体重に玲子は踏ん張ったままかろうじて耐えている。
「さあさあ、あなたが太らせたんですよ?重いでしょ?」
「ふざけないでよ、これでも食らいなさい!」
玲子は桜花の巨大な体を横にいなした。
「きゃああ!?」
全体重をかけていた桜花は踏みとどまることもできず、べちゃっと土俵に倒れこんだ。
「幕内さんの勝ち!」
「よっしゃー、次はいよいよ決勝戦ね!」
玲子は全身に汗をかきながら叫んだ。

972937:2011/10/30(日) 23:47:12 ID:QJH07qCM0
「いよいよ決勝です。決勝まで勝ち上がってきたのは、肉食系ぽっちゃり美女、幕内玲子さんとぉー、
楽運町一の美人(太ってるけど)、海原美里町長!!」
でん、と土俵の上にあがったのは海原町長。まだ恥ずかしいのかもじもじしている。
「あ、あのときは世話にな、なったな。ここであの時のう、恨みを晴らしてやるぅ。」
「あらあら、町長さんじゃないですか。またお肉を揉んであげましょうか?」
玲子が馬鹿にしたように言う。
「う、うるさい。叩き潰してや、やるぅ」
「決勝戦開始!」司会が試合開始の掛け声をあげた。
どすぅぅん、と二人の巨漢は組み合った。
「ふんぎぎぎー」体力増強薬を二つ吸収した町長の力はすごかった。
ものすごい力で玲子は土俵際まで押された。
「はぁっ、はぁっ、さすがに強いわね。でもこれならどうかしらぁ?」
玲子は思いっきり町長の贅肉を揉んだ。
「あひぃぃぃ?!」
薬の効果によって体中が感じる体質になってしまった町長は、
玲子の攻撃によりへなへなと力が抜けてしまった。
しかし、玲子は攻撃の手を緩めず、胸から腹にかけてふんだんについた贅肉を揉みしだく。
「やっ、やめてくりぇー」
町長は耐え切れずぺたんと尻もちをついてしまった。
「幕内さんの勝ちー!」
会場は盛り上がるかと思いきや、そこそこの拍手につつまれた。
どこからか「女力士の巡業かよ」というぼやき声が聞こえた。

つづく

973927:2011/10/31(月) 20:33:29 ID:Jqfi7TfA0
とりあえず青山美生編完成したので投稿します。

974927:2011/10/31(月) 20:34:49 ID:Jqfi7TfA0
〜青山美生編〜
ある日の昼休み、僕とエルシィは売店にいる。

「で、今回の駆け魂の持ち主はあいつなのか?」
「はい!間違いありません!」

僕は売店でオムそばパンを買っている金髪ツインテールの少女を見て言う。なんで駆け魂は一度とりついた女にとりつくんだ・・・・・。
青山美生・・・僕の2人目の攻略相手だ。もともと大財閥の令嬢だったが、父親が亡くなり会社が人の手に渡ったため、現在は貧乏な暮らしをしている。
さて・・・・・今の美生は性格に変化があるのか・・・・?

「ちょっと!そこの庶民!!邪魔よ!」
「うおっ!!」

僕が考えていると美生が大量のオムそばパンを持って席に座る。こいつ、僕のことはまったく覚えてないようだな・・・。まあ、そのほうがやりやすくていいな・・・。
今回は前回のような失敗をしてたまるか!!
僕は美生の隣の席に座る。まずは会話して仲を深めるんだ・・・・・。

「庶民の分際で、私の隣に座るとはどういうつもり!?」
「一緒にお昼ご飯食べようと思って・・・・・」

すると美生は露骨に嫌そうな顔をする。僕だって好きでやってる訳じゃない。

「ふんっ!!勝手にしなさい!」
「ありがとう・・・」

以外にも美生が納得してくれた。これで会話がすすめやすくなる。

「あのさ、いつもそんなにオムそばパン食べてるのか?」

美生が買ったオムそばパンの数はざっと見ただけで20個以上ある。一日でこんな量を食べられるものなのか?それとも歩美のときのように駆け魂の影響で大食いに・・・・?

「いつもじゃないけど・・・・・。時々すごくお腹が空くのよ・・・・それでこうやってオムそばパンをいっぱい買うの。」
「そうなんだ。」

やはり駆け魂はとりついた女を大食いにそれに太りやすくしているようだ。だとしたら・・・歩美のときのように美生も危ないかもしれない・・・!!

「そんなに食べてたら太るよ。今からでも量を減らしたほうが・・・・」
「うるさいわね!!減らしたいけどお腹がすくのよ!だから食べないと・・・!!」

そういうと美生は大量のオムそばパンを一気に食べ始めた。すごいスピードで次々と食べていく

「おい!美生、やめろ!!それ以上食べるとお前も・・・・・!」
「うるさい!おいしい!おいしい!おいしい!」

僕は必死に止めようとするが美生は狂ったように食べ続ける。すると美生の身体がぶくぶくと太り始めた

「ふう!!食べないとぉ!!食べないと!!おいしい!おいしいよぉ!!」

美生は食べ続けどんどん太っていく。気が付けば、身体が贅肉でパンパンになっている。
美生が太りすぎたせいか、座っていた椅子も悲鳴をあげ、潰れてしまう・・・
もう・・・手遅れなのか・・・・・・。

「ふぅ・・・・・はぁ・・・・・お、おいしがった・・・・・」

すべて食べ終えたときの美生の身体は、もう見れるものではなかった。もともとかなり小柄だった体格は脂肪だけで大きくなってしまった。声も太りすぎてしまったせいでかなり低くなっている。すると美生が自分の変化に気づいたようだ。

「ふぅ、はあ、え!!な、何よ、これ!?こんな身体・・・嫌ぁ!!」

美生は突然太ってしまったことでパニックになっている。どうやら食べているときも自覚はなかったようだ。

「ふぅ、ふぅ、ちょっと!!そこの庶民!!見てないでなんとかしなさいよぉ!!こんな姿、庶民の前で晒すわけには・・・・・・嫌!!、嫌!!見るな!!庶民ども!!」

・・・・・・・・・・

僕は騒ぎがおさまったあと、エルシィと協力して美生を家まで運んだ。結局駆け魂は美生がぶくぶくに太ったあとにでたようだ。
どうやらこの駆け魂・・・心のスキマは関係がないようだ・・・取りついた女を限界まで太らせて満足したら出ていく、それが今回の駆け魂の特徴だ。こんなのをどうやって出せというんだ!とりつかれた女を太らせずに・・・・。
そんなことができるのか・・・・・・・?

¬〜青山美生編終了〜

975名無しさん:2011/11/05(土) 04:06:36 ID:8dXWpTjE0
お二方も乙です。

976937:2011/11/12(土) 03:27:31 ID:Bgp6Q4YU0
間が空きましたが続きを投稿します。


後日談
その後、楽運町の女相撲大会の評判は急激に落ちた。
大半の参加者は痩せた美人だったのだが、玲子・桜花・秋穂・町長のインパクトが強すぎて
「楽運町の女相撲大会は女力士の巡業」と噂が立ってしまった。
結局、翌年からは相撲大会は開催されないことになったらしい。

栗栖は相撲大会での実験を活かし、体力増強薬の改良を重ねている。
彼は脂肪吸引マシンを使って玲子・桜花・秋穂・町長を元の体形に戻した。
ただし、実験のことを知られないように桜花と秋穂の記憶は消してようだ。

町長は相撲大会での情けない姿が町民に知られてしまい、職を解任されてしまった。
今は、栗栖が彼女を助手としてやとっている。

977937:2011/11/12(土) 03:34:51 ID:Bgp6Q4YU0
以上で完結です。
書き散らしで失礼しました。

978AbCF:2011/11/18(金) 23:01:30 ID:MQxMUd6Y0
ここはフェアリーテイル、
どたばたが絶えない魔導師ギルドだ。
そのフェアリーテイルのシャワー室で一人少女が鏡を覗いてため息をついていた。     「うーんあたしまた太ったかなー」          
彼女の名前はルーシィこの 物語の主人公だ。もともとスタイルが抜群に良かった彼女だが、最近コンプレックスが出来てきた。太ってきてしまったのだ。もともと胸がかなりあった方なのでお腹は余り目立たないが、少しづつくびれが緩くなっているのは確実だ。それに加え下着は彼女の体に食い込みその上にうっすらと脂肪が滞積していた。 「あぁどうしてこう太るんだろう」
理由は簡単である。フェアリーテイルのあるマグノリアに新しくチェーン店のケーキ屋ができたのだ。その店のケーキを食べたルーシィは病みつきになりすぐに定期会員になってしまったのだ。それからというものルーシィはクエスト等の生活の為の物以外を全てケーキに注ぐようになったのだ。なのでクエストに行きせっかくカロリーを消費しても少しづつ着実に脂肪は蓄積してしいくのだ。無論彼女はそんな事には全く気づいていなかった。         
駄文失礼しました。

979名無しさん:2011/11/20(日) 22:10:13 ID:/c.bdXks0
え?終わり……ですか?

980名無しさん:2011/11/22(火) 07:08:28 ID:bEBydkjM0
短けえw

981名無しさん:2011/11/23(水) 23:11:24 ID:W7uj5wLE0
before
              __,。、
            ,。r介{ 0}ト、
              ,f{ソィ'´/| | `ヽ
           /}/ /_/jハ从N ハ            ,ィ⌒つニ⊃
           ,' ,l |/t::ァ iィ:ァVリ           ,.ィf } E彡'
         ; 〈| l |    '  ハ          x<:::::::::ツ´
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after
              __,。、
            ,。r介{ 0}ト、
              ,f{ソィ'´/| | `ヽ
           /}/ /_/jハ从N ハ            ,ィ⌒つニフ
           ,' ,l |/t::ァ iィ:ァVリ           ,.ィf }  ニ)
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     / 八::::::::、____, ::::::::::::::::::::人 l l l|
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絵は描けないのでAAで遊んでみた
キャラは怪物王女のリリアーヌ

982名無しさん:2011/11/24(木) 00:12:12 ID:UyPSD12c0
>>981
何かお腹に口があるけど何かに憑かれちゃってるのか

983名無しさん:2011/11/24(木) 07:24:53 ID:UDnvwjbA0
いや、それは三段腹の線だろう
しかしAAは盲点だったけど素人でも同じ線がひけるという点ではいいかもしれん
俺もやってみようかな

984名無しさん:2011/11/27(日) 19:04:47 ID:qya8sfjs0
もうすぐ師走なのでマラソンをするぽっちゃりさん
絵がへたくそなのはごめんなさい;;
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1350_1.jpg

985名無しさん:2011/11/28(月) 20:06:54 ID:bp6ODd6U0
おつ!

986名無しさん:2011/11/28(月) 22:58:19 ID:oXf62qj60
雑談スレの700 を見て、

いやいや最近の女性トレーナーがみんな可愛いわけじゃないよ
地味とかコケシとかステキファッションとか言われてネタにされてるやつもいるよ と思って、

そういえばあいつ等は下っ端で名前が無かったな というのを思い出して、

実は一人くらいこっそりお持ち帰りしてもバレなくない? と考えて、

クリア後は電気屋になるとは言え
空中分解した非合法組織の下っ端なんて路頭に迷いまくりなんじゃないか? と邪推して、

行く当てがない女の子をお持ち帰りとかエロス と妄想して、

お持ち帰りした後はたらふく飼い殺s…   と暴走して、

だるくなってやめた。

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1354_1.jpg

ここでSSでも書ければ本物だったのかも…

987945:2011/11/29(火) 00:02:36 ID:oDrICO220
11・29(良い肉)の日と言うことで小説を書きましたが、
このスレットが残り少ないのでアプロだの方にあげました。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/296300
パス:himanka

988945:2011/11/29(火) 00:31:05 ID:oDrICO220
申し訳ございません。
間違えて以前のデータをあげてしまいました。
正しいファイルを上げ直しましたので、お手数ですがこちらをDLし直して下さい。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/296314
パス:himanka

989名無しさん:2011/11/29(火) 04:08:44 ID:rLGvkxpUO
お二人ともGJです! ポケモン女性トレーナーやべぇ! 出来たらミカンちゃんもお願いしたいです…w

990名無しさん:2011/11/29(火) 08:18:52 ID:dpE6szWw0
いいだしっぺの法則

991名無しさん:2011/11/30(水) 00:44:02 ID:okCsuH120
素晴らしい、実に素晴らしい。 感謝感激雨霰

992名無しさん:2011/11/30(水) 23:20:38 ID:Uhxxnb0Q0
29の日間に合いませんでしたがお納めください。

ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1355_1.jpg

993名無しさん:2011/12/01(木) 07:19:01 ID:7drQserg0
これはいい肉だ、奉納させてもらうぜ!

994名無しさん:2011/12/05(月) 01:10:30 ID:i9Wgwkxc0
埋めたほうがいいのかね?

995名無しさん:2011/12/05(月) 17:55:40 ID:flSQ1xB20
別に無理に埋めなくてもいいんじゃない?

996名無しさん:2011/12/05(月) 18:06:38 ID:3OZpkcyI0
どうせもうあと5レスくらいだしな

997名無しさん:2011/12/06(火) 19:23:15 ID:2mzI2ItU0


998名無しさん:2011/12/06(火) 19:33:43 ID:H4uLrLWw0


999名無しさん:2011/12/06(火) 20:03:52 ID:x233RG5U0


1000名無しさん:2011/12/06(火) 20:22:55 ID:OZdbKwbQ0





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