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EP6 屋上の秘密

15 名無しさん :2011/07/23(土) 19:23:42
132 :非常階段での秘め事2:2007/07/13(金) 01:34:47 ID:fy/Gtamf
つくしはもがくが、がっしりと類の腕がつくしの体を抱え込んだため、立ち上がれない。
類は背後からつくしの髪の毛に顔をうずめる。

「……、牧野、いい匂い……。」
「なっ、なに言ってんのよっ!」
「だって、牧野、いい匂いするんだもん。」
「あたし、何にもつけてないよ?」
「ふ〜ん、じゃ、牧野の匂いだ。」
「……花沢類こそさ…、なんかいい匂いするよ?」
「どんな匂い?」
「ん……、森の匂い?」
「……せ〜か〜い……。」
「え?」
「パリで特注した森の香りのコロンつけてるから。」
「そうなんだ…。」

そんな会話をしながらも、類はつくしを抱き締めた腕の力をゆるめようとはしない。

「牧野、どうしたの? 緊張してる?」
「当たり前でしょ? こんなことされたら……。」
「だってさ、ここんとこずっと牧野を感じてなかったからさ、久しぶりに抱き締めたっていいじゃん。」
「え?」
「司が独り占めするなんて、ずるい。」
「ずるいって……。」

つくしは、はぁとため息をつく。
お坊ちゃんの思考はよくわからない。
類はたしかに自分の初恋の人で、大切な人だ。
でも、こういうシチュエーションはあってはいけないんじゃないか?

「ね、そろそろ離れてよ。」
「ヤダ。」
「でもさ…。」
「牧野は俺がこうしてるのイヤ?」

イヤなわけではない。
でも、自分と類は友人同士。
こういうことは、友人同士ではしないだろう。

「イヤじゃないけど、あたしたちって友達なんだしさ…。」
「イヤじゃないならいいじゃん。」
「でも…。」

そのときつくしの首元に柔らかい感触があった。


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