・登場キャラのキャラ崩壊などに注意してください。
・ときおりR-18表現が混じる事がありますが、大半はKENZENです。だと思います。メイビー。
でもま、ちょっと覚悟はしておくと良いです。
・初回以降の投下は毎週土曜 23:00を予定しております。
諸事情によって予定を変更する場合は事前に連絡いたします。
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12973/1395491814/
前々スレ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12973/1394629336/
いよいよ、すごいよキル夫さん！伝説の開幕やでぇ
埋めネタ投下する前に前スレが消えそうww
おまけは埋めネタではないので、>1さんも埋めちゃってと言ってるのよｗ
時系列は四話後編の代官屋敷制圧直後 エリザと合流する前辺りです
『お ま け』
.
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ だからさー、ここはシングルマザーの元で育った義姉が突如として生活圏内に入ってきた未
／ (●） （●）＼ 知の存在である義弟から異性を感じ取ってしまい戸惑う訳なんだけど同時にやっぱり家族
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | としても意識しちゃうわけなんですよメタファーですよそこが重要しかも義弟も性に目覚め始
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. めたばかりで姉しかも血の繋がりのない義理の存在で意識せざる訳にはいかないまま両親
／ ＼
〃 ＼＼
|| ヽ ヽ
|| } }
|!＿ i i
´ ／'^ ＼ ｀ ｉ ﾉ
／ ／ / i ! ヽ ＼ i/ 義姉×義弟ものですか、確実にツボを押さえていますがそこはやはり
/ ' ! ! ‘， } ヽ } 攻略対象に幅を持たせるべきではないでしょうか？確かに対象を絞る
′ ′ i |! {ﾏ ‘，i从i } !. ことによってキャラを深く掘り下げることが可能ですがそこはやはり人
{ i { ｀ _ト X´ ､i ,ｲ!ﾘ には好みがあるのですここは義母を加えることによりより強い母性表
i 人 ＼ﾊｒ'⌒ ヽﾉ ′ }入|! 現がそしてなによりNTRすでにこの価値観は流布・普及されていますが
ｒ´ 八_込､ ' 人} この場合実の父親から寝取るという強烈なインパクトを与えつつも間
. / /:::::r ､＞｡ ｀ ´／i |! 接的に子が父を越えるという男性にとってのテーマを性によって表現
/ /::::＿ヽヽｘ!ｖ Tヽ-‐ ! i i する事が可能であり雄同士の雌の奪い合いという本能に訴えることで
/ /:f ヽ ∨∧}_}/} i iﾑ!
. / /::::i ｀ヾ', ヽ (トｒｚ´{､ | ! ＼_
/ ノ:::::::| ｖ i〕､ }介､ｊ/ ! !｀ }
/:::::::::::::::::', ＼ ∨＼Y} ∨i ! !ヾ 彡 ヽ
. /:::::::::::::::::::::', / ：y' i i i {__ノ /ヽ
,::::::::::::::::::::::::::ﾏ { /i | i i/´ ./ ＼
i ::::::::::::::::::::::::::}＼. / ! j ! ! / Y
.
.
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ …………
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そこは安易な道に走って欲しくないんですよ。NTRがもてはやされているように感じられる
／. (●） （●） ＼. としてもやっぱり男としては堪えるって意見を尊重して欲しいねまあただのわがままなんだ
| ハェｪｪｪェハ | けどあくまでもファンタジーを求めているんですよ男は現実はどうですか浮気なんてざらで
. ＼ |_ｪｪｪｪｪｪｪｪ_| ／ ぱっかぱか股を開いたり腰を振ったりですよああ世知辛い世知辛いだからこそ幻想を求
／ ＼ めて癒しが欲しい訳なんです決して私にその経験があるからとかではなくてむしろ寝取る
,...---- ､_
,.:'／´￣ ｀ヽ丶､
// ｀ヽ ＼
|:' ＼＼
|{ ヽヽ
|| ヽ
,.... ´￣￣￣｀丶{! '，
／ ／ ｀ヽ､ }
, ´ / ／ ｀ヽ |
. / / ヽ ヽ l!
/ / / , | ! '， |
' / ' | /＿{ | ,ﾊ /
| / _| | { / {|_从｀ } / | /
| ' { |ﾊ |!圦{刈｀i! .ｲ/ ﾊ } ふむふむ。ならばこうしてはいかがでしょうファンタジーをお求め
| / .: ∨| Ⅵ{ ﾋｿ 圦/,.ｲ / ならばいっそのこと義弟を一人追加するのですよ主人公の実の
Ⅳ .: }｀! |ﾑ 〉 弟という立場におきつつその真実を知らないまま幼馴染のポジ
/ / / | | { ｀ ､_ / ションに収めつつ内向的にして内気な役割つまりこれは妹属性
. / / ,' ﾉ | ト､ ィ をも付加して父性を掻き立てるええいこの際メガネもつけてしま
/ ／ ／／-､! | | ｀ ¨ { いましょう！どうですかこの素晴らしい幻想生物は！無論攻略
. / ／ ／:::::::_｀ヽ､ | |_ | ルートも用意しますがそこはやはりさりげなく難関フラグを用意
/ .／ ／::::::::-､:::＼::Ⅵ !∧ ! しまして【ｱﾊｰﾝ♥】まで時間かけることによって徐々に禁忌と背
／ ／ .ｲ:::,＿:::::::::＼:::＼| | ＼>_.| 徳感を募らせ精神を不安定にしたところで【レッツニャー♪】とい
／ ／/,ｲ::::::::::＿::::::〉:::: ! !//Y/ﾊ
´ ／ {:::::::::::::::＿＿:::::::::〈| |///}､/!
／ |:::／::::::::::::::,::::/::::: | |¨´{/ﾊ ヽ
.
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／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ …………
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 U ノイ :i｜ | | i
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〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ ＼ 出たな男の娘。いやそのジャンルそのものについては否定はしませんよ？明らかに見
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼ た目は女であまつさえ女装癖があったりして下さえ出てこなければむしろ充分いけるし
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 何より未知のものを頭から否定するのもどうかと思いますからねしかしやはり抵抗はあ
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ るのですよ下には見慣れた【ﾊﾞﾝﾌﾞﾂｿｰｾｰｼﾞ！】がついてて尚且つ徐々に【ｱｯﾌﾟﾄﾘﾑ！】
／ ＼ していく様子を想像してしまうとこちらは【海底を這え】てどうしても試してみようという気
／／ l |
／／ //
／／ //
/ / ＿ //―- .
/ / . ´ ⌒ヽ. ` ｀ .
. / / ／ / // ハ＼ ＼ ＼
/ / ／ ／ ,′ ｌ | ＼
.' / / | | | ｜ ＼ '.
|｜ / / / | l | ｜ ＼ '. '.
|｜ .' / ∧l 从 l.斗ヤＴ ﾍ. | | |
l｜ /| l ヤT|、 ＼ハﾉ, |斗=ｋⅥ | ｜| その点につきましてはご安心を、基本【バスタブ！】シー
. ' | |｜| |/kr=ｋ＼ / 〃{ ﾉ:::ﾊ 》｜ .'|ハ｜| ンはやはり【ﾊﾞｯｸﾀﾞﾋﾟｮﾝ!】がおおくまた俯瞰位置や構図
. 从 ｜l 从 |《 { ﾉ:ﾊ゛ ′ 乂ｚン ' / ﾊ lﾉ｜ もスタッフの心遣いなのか【業物！】カメラに収まらない
＼ イ|｜|＼ ∨乂ン , ::::: ／／ /l | | よう注意が払われていましてまあ中には明らかに狙っ
人| | ＞.ゝ:::: ＜ _ . イノ｜ | た【ｴｯﾌｪﾙ!】で【凱旋門！凱旋門！】を【宇宙大戦争】な
| / 八 （｀ヽ. ￣ / | | | ものもあったりはしますがあくまでそちらの御用達であ
从/ 个 . ｰ . /| | | | りましてライトユーザーにも優しい作りになっているもの
__/＿_ | | ＞┌ ＜ ｜| | ' が大半です最も門戸が広くなった分入門編を経てより
／::::::＞､:::l |_ ノ:::ヽ...＿ ,⊥| | '. 高難度に挑戦するケースがあり【ｱﾆｷ!ｱﾆｷ!】に走って
/::::::::/ }::::'. '＼::::::::::::::/Υ〉::::| |＞‐Ｖ´） ﾍ しまう例も無きにしも非ずといったところですが一ジャ
. /::::::::/ ,ﾉ::::∧ ∨,＞七ｺＹTYｴｺ ,-. V::::/ /:|
|:::::::::l （:::::::::::∧ 〈┼┼┼「|ﾌ┼N | ∨ /:::ヽ
／､_）::::| ｀ ｰ ､:::::〉 └┼┼厂Ｖl‐ﾘ ⊥ノ. 〈:::::::::| ＼
. / |::::::::/ | ＿,ﾉ::〈┼'. '┼‐/| 「∨/-― }:::::ノ ＼
/ ,':::::/ '. |:::::::::::::＼‐ ├/‐Ｌ..|‐|//,二 /::::::ヽ ハ
. / / ∨ ＼;:::::::::::::::::ﾊ| |/┼|::::|‐|〈/｜ / |::::::::| '
/ / ＼ V⌒ヽ:/ | |‐┼|::::|‐| / |:::::ノ＼
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ （さっきからなに言ってるんだろ この人たち）
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | U | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | （話題もそうだけど言葉が途切れないから
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i 声かけづらいし……）
| | 丶、 u. ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | | （いつ息継ぎしてるのかなぁ）
'. | 八u. '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
ﾁﾗｯ ／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
_ …‐-
-‐ ￣ …‐- ミ ヽ
i ハ
／ _＿_ | ′l}
／ ´ ‐- ﾉ /
,， ／ ／
／ ／ ´ / -‐ ｀: ､
／ ／ / , / / / ヽ
/ ／ / ′ .│ ｉ l/ ′ {
/ ′ ｉ | │ | /ｉ { | :，
.′/ ！ | | ┼-ミ{ /八 ｌ| │ｉ | ｉ
/ Y´i 八.､」斗-ミ ＼ | ｌ| │| | | } i
|{八 {｢f_芋ミ:㍉. }八 }ｉﾉ } } , |
i ' / ＼ V:じ:r'＾ﾂﾊ} | ／ /／/ |
ｉ | / i/ ＼{ ^'冖´ }／__⌒ヽ / ﾉ |
| | .′ { ″ ｧ芋}㍉∠／ |
| ﾉ /{ i| ﾉ んiじ' ﾉイ }ﾉ
.ﾉ / .| 圦 ‘ ､ ｰ'^ ∠ l ／ ／
／ ／ ﾉ! ∠ _ 、 ヽ._, ″ ／ｰ=彡／ ﾁﾗｯ
-‐＜ イ ／-| i ハ ＼ ｲ ｉ-‐ ＜
ﾆﾆニ＞-‐くﾆニ| | /:::::}__r‐^i:T ｧ ‐--‐ 升i |
二ニﾆVﾊ二}ﾆﾆ|i八/i:::::⌒ヽ iハ { ｌ | |
＼ﾆﾆﾆ}_i}ニ{ﾆﾆ|V{ V::::_:::::〉{∠{_l＿ | | |
ニ:＼ﾆ{_ﾘﾆ/ﾆﾆ{ ＼ ｢:::::::i′}ﾆﾆ{ﾆﾆミ:､ 八 │
ﾆﾆﾆｱ´ニ/ﾆﾆﾆ| .|::::::::| |ﾆﾆ|ﾆﾆﾆ∧ ＼{
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _人_
＿|＼＿ .' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜ _人｀Y´
ヽ::::::::::〈 ⌒ ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ｀Y´
|／＼| | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i （あ 終わりかな――）
ｷﾗｯ | i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そういった点から、やっぱり俺ってどちらかというとヘテロよりなんだよね勿論全く興味が
／ (ー） （ー）＼ ないって言えば嘘になるけども【産地直送！】の方がなんていうの？摂理？自然に沿っ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | てるっていうかね【ﾂﾊﾞｻｸﾝ!ﾐｻｷｸﾝ!】の歴史は古く日本だけでなくローマでも見られるもの
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ のそこはやっぱり【ｻﾌﾞｩ!】よりも【正太郎君】がメインつまり【汚いおっさん】同士で濃厚な
／ ＼ 【ｲﾝｸﾞﾓﾝｸﾞﾘ】するのはあくまで稀有な例ないし延長線上の【G☆スポット】であると言える
// ／ / ´ ヽ＼ ＼
─‐､ // ／ ／⌒' / ＼ ＼
. //⌒ヽ i / , / ｉ ｉ| 丶 ヽ
―'/ i | | | / / / ' | ｉ| | ヽ ∨
//⌒ リ | | / / │| ｉ| | '|⌒:. | | │ そですか、まあ実際のところ私もその方が都合が
i | {｛ | | ｉ | | :ｉ | ィ'l⌒|:. |八_.._∨:! ∧ 良いといいますか【ｻｽｹｪ】な世界の方でしたらキ
. ／ | | | | | i| |＼l_.._八:. ∨〃⌒r∨ j/ ∨ ル夫さんの【魁！男塾】機能を疑ってしまうところ
＼､＿＿___＿〉〉 | 人|:.│ i| i∨〃⌒ ＼/ :::::::', ∨{＼ | でしたし【ﾌｪｪﾎﾟﾝﾎﾟﾝｵｯｷｲﾖｩ】の方が男性としては
──── ／∨ 八ﾊ.八 Ｙﾞ} ::::: 厶. ＼ / ': 自然法則としまして【ジャッジドレッド】ですしですが
∨ /＼ /＼｛＿ r‐ 7 ／ ∧ ': 勘違いしないで頂きたいのは【ラージポンポン】物
/ / /＼ `＜_ ｀ ー ´ ／ ': にあるような【ﾎﾟﾃｯ】腹【YesYesYes!】は現実にお
ｘｰ=个 ..,_ ｀_ト- イ{ ｲ¨¨⌒Y＼ ＼
／ /:::::::::::::::: __}／ 入 人＼__ﾄ､:::::::::｝ ＼ ＼
／ /|::::::::::::::::::{＿／:::/Vl:::::＼＿_} :::::::| ＼
／ ／ .|::::＼ ::::::｢::::8:::::〔_{}_〕::::::::::8::|:::::::::| ＼ ＼
. ／ ／ / /| :|:::::::ｰ=|:::::::::::ノV|V::::::::::::::::l／:::八 ＼ ＼
／ |八 :::::::::::〉:::::::::::::｝|｛::::::::::::::〈 :::::/ ＼ ＼
. / ／ / ∧::::＼::::｢ :::::::::::::ﾉ |人::::::::::::::〉:/ ＼ ）
/ / / l {l |
/ / , .| | | ll |
/ ., / { | | | ll |
/'/ { ―斥ミ |＿ | ll |
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ll | ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ll | ＼ ／
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . | ― お家帰っていいのかなぁ…… 二
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l | ／/ ＼
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l | // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜l｜l｜l ヽ＼
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l |
| l l } 八 |l |
| l .从 .从 / /| .|l |
| | ヾ ＼ /' ｲ | 八
| |. ＼ ＼. ー‐ ,イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |Ⅳ .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞ…
∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧
(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
(| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃
∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧
(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
(| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃
∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧ ∧
(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
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(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
(| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃ (| ┃
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(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
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(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
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(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
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(ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨ (ﾟーﾟ*)∨
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ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ…
}ﾊ r,
//,} {ﾊ
///ﾘ {/ヽ
//ｼ. ＼/＼
//,{ .....--.....、_＼/ヽ
{/ 廴／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{////V
Ｖ//:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:V/// ､ 詰め所を平らげてきたわよ。
>{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{:ｉ:i:i:i斗十:}///ﾆ.＼ 状況はどうかしら？
／ﾆ.{:i 笊代:i:i},斗㍉:ｒ ァ}.ﾆ√
７=- ヾ:爪苡｀“ ゞｼ}:ｉ:ｉｲ:{ ｀ﾍ:i:＼ _ --
/:ｉ:i/ }:ｉﾊ '__, }:ｉ:}:i:i{ ヽ:ｉ:ｉ.､ ／///,／
/:ｉ:ｉ/ /}:ｉ:}≧｡._ ィ:i }:ｉ八:{ ＼:＼ _｡*ﾟ/// ィ´
/:ｉ:ｉ/ .ノr从{ﾆ≧ )(ゝ.从:ｉ:小 ヾ（ ,｡・//＞'ﾟ´//
{从' /:// }' /≧v≦=ミV:ｉrァ,_ ｀ ,.*=ミ彡・'ﾟ .//
_rｚァ /､ / ./ ﾟ/ }ｏ{ヾ ｘ）ﾉ）.|≧=-----{'//// ,≠'
{ { /⌒/.）:l/ﾆ/ .}ﾆ} }=}>､ '，l !ヾ 〕イ'//,√￣ _,,彡'ﾟ
{ {, ./ /）{ﾆ/ }ﾆ}. V!=ミ.､ {///＞＜二====- ¨´
}.! ./.ｲ:ｉ'.辷{---べ_.人:ｉ:／⌒ ）´
ノ /r-=彡'/ﾆﾆ.｡ﾟ'=/rへ , ・ﾟヾ
/ _ /7{ﾆﾆ／ﾆﾆo ﾆr'' ）辷＞＿
／ ＼
／ ＼
／ /
／ , ‘，
, { ＼ ‘，
/ / ／／ .| / ハ ‘，
. / .／／ .l | , | { Ｖ |､// |
{'/ , /{ .八 { | | Ｖﾊ}. V// |l | ｉ
/ /{ /.十斥.＼ | 从 ￣刄￣Ｖ 八 } | |
, , .| | .Ⅳ__,,斗示ﾐ ヽ .ｘｨｆ示≦､} ./ | |
! ! 乂|. |ﾊ''ゝ rイﾊ '' rｲハ l/ /､ .|l .| あれ。
乂､ 八 ! .ﾊ .乂ソ 乂ソ ./ / | 八 .|l
ﾊ .|/ ﾊ / / ノ ./ 八
／{ | .八 ` /イ ./≦ / ＼
.／.／l从ﾊ. ＼ ､ , /' l / / ＼
／.／ .{ ＼ { __≧ ､ ￣ （ イ./_ゝ ＿＿＿__ ＼
／.／ x ⌒ー <.＼ヽ': : : :.:.:ｉ=- r≦ ／ ／⌒- ､:/:／ ヽ. ＼
／.／ ／, ｀ ＜ /,:ヾ: : : :.:.:|| V_／. Ｙ ''ー ''.＜' ＼
. ／.／ Ｙ { ￣ ヽ__）: { : : : : :.:.:.||. /{ }Ｖ ( ヽ____ ゝ-､ ￣） | ＼
, ／ } ､ 二 _） |: ゝ-: : : :..八:.{ | | Ｖ }ゝ _＿ ） ￣ |
.. ／ | ﾊ. ＼_ r' ／: : : : : : : : :∧:ゝ／／{ ＼ ./l |. } ヽ
. ,. , | .} V: : : : : : : : : :ヾ: :.＼／: : :_ヽ r彡'. ‘， |、 ./ .|l
/ .| ./.| Ｖ: : : : : : : : : :.≧=-=≦ : : : | ‘ ハ/| 从
) ｝二二|ﾆ| ∨〉二二
′二二釗ﾘ ∨〉二二'.
/| 二二二,/-ミ /二二二 }
/八二二二(二二Y´ 二二二/,/{
{｛ニ〉⌒ヽニ＼二 |: : : : : :｀: ＜,∧ │ /
／＾ア⌒.::::::／⌒:,, 〉 ∧: :| : : : : : : .＼} ′／
. ／.:::／.::::::::::::/.:::/.:::::.＼二}: :|: : :ｉ : : :|: : : .
┌‐...:::::r'⌒ヽ,.::::::::::（ .:/∧:::::::::.＼ :｜ : ｉ: : : |: : : : Ｖ⌒ア
. ＼::::::::|::::::／:＼:::::::::/:.:| ＼r‐ミ ＼ : : ｉ:Χ/. : ｉ| : |::く´
. ＼:::〉:/. : : / ＼:::::::::| ＼|: : : : : :∧/:二＼_,ﾘ : ;::::::〉
＼′. :/ . : : ＼ノ| rヘｊ i: : : : :| ⌒7,癶厶ｲ／
/. ://. : i : : | : 八乂｜ｉ: : : :釗 ｀〈ｿ ｛^: : |＼
. /. ://∧: i : : |: :⌒ﾞヽ :|: : : : : :| ､､、 乂: : : .｀、
. : : : /！ ｉ : : |: : : /＾ |: i : : : :| 人:＼: .
: : : / ‘: : : : :|: : / |: i : : : :| -┐)⌒,: :|＼:
. |: : / |: : : : ﾘ: /⌒＞:|: i : : : :| /´ ∨ )
. | /( 釗 : : / /二二 人 : : : : |≧=‐‐ /
. |′ /|: : :/ /|二二二〕〉,: : : :| i : : |
/ :| : : :/: ト 二二/ ∧: : ｜ｉ: : :|
/. : : : :/: :｜⌒＞ミ〈｛ '. : ！: : ｜
. : ／ : : /. : :｜／二 ﾉ＾〉:∧ :‘ ＼ :
／:／ . : : /:∧: :j|´二／＼{＼: 〉: : : . ＼
／:／: : :/. :/:/⌒〉:j|_／^＼二二|′＼: .＼ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それは自覚を持った上でまさかリアルをヴァーチャルと混合など微塵も持ち合わせ
／ (●） （●） ＼ ておらずそんなに【腹パン！】とかしたいなら【南極1号!北極2号!】辺りでやってろって
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | んだッキショーバーローめいジャンルとしては好きだけどもなんて言うのちょっと意地
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 悪したい心理？泣き顔が【武者震いするのぅ！】ってくらいセクシーに感じられるの
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ はやっぱり私が【愉悦】の気があるやもしれませんよしここに病院を建てよう！それ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | ら以外においては極ありふれたシチュエーションにおいても【こいつ、動くぞ！】する
/ ／ r─--⊃、 | 事から私は【同じ技は通じない！】です敢えて言うなら【ベリーメロン！】好きって事
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿ ＿_／）
（＼＿ _ 〃⌒＼ ｘく＼ ＜
＞､ _| ｢｀丶、 |i ＼ ,／ ├'￣￣
. ￣￣L| ＼ ァ'＾{ﾍｰ=ﾐ ／ ／
丶、 ＼. / / / jハ ヽ j／ ／ ノーマルにおいても【勃ちあがーれ】するところからひと
＼ 丶､__l {＼{ /／∨N_／|i ／ まず良しとしますが実際のところどうなんですか私やル
＼ { 八 Ｙﾋ7∨ﾋ7Y リ'´ ||／ イコちゃんが毎晩【貴方にそっと這い寄るの☆】してい
＼ 人 ゞ ｎ ''ﾉｲ '|| るというのにキル夫さんときたら【ウオオン俺は火力発
>､∨ | |＞L!＜| | ､ｲ || 電所だ！】することもなくひょっとして一定に達していな
／ /＼ 〈| |∨Ｙ'∨| |∨ | ノ' い【どたぷーん】に対して【くっ】主義者なのですかだと
／ / / <| |{⌒f⌒}| |│ ＼ したら【開国してくださーい】と言わざるを得ないのです
／ ／ / | |く/lト､>| |人 ､ ＼ ＿
. ／ ／ ∧ ﾟ| | || l人 ＼＞'´ ｀ヽ
／ /／ /| | || ∧/7ア ノ' ﾉ＼
／ 〈＼>､ /l人|-/ﾍ /// 〃 /＼ }
{／| ／{ ∧ /＼_//╋L／ | | / /' |∨
. | / ∨ ∧_/ｌ╋ｌ╋ｌ╋╋l_人＼/ ｲ＼ |
∨ / 〈ｰl╋ｌ╋ｌ╋ｌ╋∠.,,＿／ ／|人 ∨
/／ ｀T⌒┸‐'T¨ rイ ／|／
| {::{二{
'.＿_,,,ノ| }人ノ|
ﾏ____ノ| ＼___}
{. { ｀´
'. ､
' ｝
}ヽ
} ∧
}//|
}//|
／//ﾉ
／//／ ／）
／//／ （ （
／//／ ＼ヽ
//.／ ＼ ＞ ､
{/∧ _ へ_ ＿＿ ___ Y //〉
Ｖ////// イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:ｉ:i:i＼ゝ//V///
_ -━ y////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:iヽ//∧/
}ﾆﾆﾆﾆ////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧//ﾊﾆﾆﾆ≧x
. 乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ
／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼ ……なにあれ。
乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''
/へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ. 意味がわからないのだけれど。
. /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} ＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:i:/ .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ { }:ｉ:ｉ:ｉ}:i{ Ⅵ:ｉ:i:i∧
. /:ｉ:ｉ:i:/ }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{.U ､ ＿ , .八:ｉ:i}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ: .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼ − ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{. }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:i:i|＞ __ イl:i:|: }:i:i:i:}:ｉ{. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
. -=彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ .小: {:ｉ:ｉ::i{:ｉ:ｉへ'ヽ /７={:i:i:}:ｉ:ｉ:ｉl:小. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:{. /,=--{:ｉ:ｉ:i:{彡へ_）}{:{彡ﾍミ}:ｉ:ｉ:i}-=:ｉ:.､ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧=-
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ //=> ''{:i:i:从 ＞--<>--＜ 从:i }＜ニﾊ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
/ / /l / ': |
. / // :| l / | |
′ | ｉ/--| 、 | ∧ / | | |
| ′ | _|≧=ミ, | --/ __', ∧ { ｜ |
| ｉ 八 ｀Y^_ﾟ人ﾄ､{ | ＿_}｀`/､ '. | |
| | ＼ | _VYﾌ ＼ :| -=气≧x､ ＼ ＼ l |
| | Ν ´´ ＼{ _ﾟ人::} }》､/＼ ＼l ＼ |
j从 ＼ 乂 〈 乂Yﾌノ＾/ ー┬‐ ＼ つまりそういうことよ☆
∧ | ┬‐ ,,, ／ / | | l| |＼
j{ ∧ l| 人 `ト ___ ー=ﾆ＿＿彡' | | l| ト､
j{ ∧人 ＼ ∨ ｀ﾌ´ / ／ 八 | l| l | |
j{ ＼{ ＼ ｀ﾆ´ , ' ／ ,/ ﾉ ﾉﾉ } }
. j{ | |＼{ ー ､-=≦ ／ ／ -‐ '^ー‐'^ｰくく_彡'
j{ l| | } ___／ ／ ィ´
j{ lｉ| | -v'´／ -‐/ 〈
. j{ /从 ', / / ┬‐ / /､
j{/ { ＼ / / :|‘， / ､ } ノ￣￣｀ヽ
ノ' /| /＼ { _/ / / ‘， / ∨ __ -‐
〈＼
∨ﾞ＼
|_＿ハ
|_＿_｝|
／⌒ア/
. -=ﾆ ￣~_,／
__ // ⌒7７ﾞ´
/二-_ ／二- |｛￣ 厶{
|二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒＼ ／￣〉
|二二二二＼／ )／ 二二〕___ // ／
Ｌ 二二.,,__／ ／／. : : : : : : : : ｀. . / ∨
／|二二二,⌒7 . : : / : : : : : : : : : : : .Ｖ⌒ヽ|/ ハ
／:／|二 ,／//Ｖ´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
／:／ 乂./＼|釗.∨. : ∧: トミ＼ / . : : /. : : :〈 ∧.ﾉｱ′
. :／ ∧| （,| : /. :Ν /斥:｀:/: :/|: / : : ∨ |/
|: ′ /: 八 ,ﾘ: : : |/ └'' |∧:/_//| : : |＼ﾘ
|: : /. ⌒ﾞ个|: : : | ''' (ｘ=ミﾘ : : し'ﾞ二二‐ __
∨ . : ／|: :釗|: : 八 仏ジ : ∧|ﾆ,＼二二ア アナタたち なにをしているの。
／／ : : : : | ｉ : 「｀ ‐┐ '''ﾉ )／,＞ﾆ|二＼／ﾆ〉
／／ /. :/ : :| i : :|＼ イ∩:|--二.人 二 〉／
ー＝彡 ´ /. :/. : : | i : :|ﾆ{ 「￣: ｉ 「| | | l |i⌒ﾞ'┘ ＼:＼
__厶斗‐ｧ'八: :.！,ＶＬ : : i :| 釗; |八 ｀､: .
／二二,／ ／＼ ‘（（__｛,(＼l ﾉ！: .＼ : :|
二.//⌒ﾞ ／〈〉／:＼〉⌒ ∧ ﾞY´ ﾉ:jI斗‐┐ |: ;
|二|｛ }／二／|｛〈〉｝|∨二八,｛／二∧ﾆﾆ| 、 |/
|二|｛ :/〈〉ｱ^ :|｛二｝|: ∨二‐〈二二.∨ﾆﾆ| ＼,丿
_ -‐…━|〈〉|｛ |二/ :|｛〈〉｝| ∨〈〉‐∨/二‐ ￣__)‐┐｀ ‐-
「⌒＼ 八ﾆ|｛ |ﾆ7 ,|｛二｝| |｛二｝ｌ|,〈 〈'⌒^ |__
〈￣￣＼ ∨^ ∨〉, ∨__,,... 斗--- ミ.､ |｛二/ ￣: Ｖ / | ＼
｝、 ＼|ｒ'⌒∨〉,〈ニ／二二二二二｀Ｖ,/ '. ⌒〈‐ミ釗 ＼
〈 ＼ ＼____∨〉,∨二二二|〈〉|二二 （_ '. ∨ノ
｀Ｖ⌒ヽ, -‐‐- ミ|二| 〉二二二|二|二二i二〉 ⌒>. 〈 / _＿__}
. └'ﾞ⌒Y⌒＾ ＼⌒ヽ,二二|〈〉|二二ｉ／-=ﾆ／｝ '. ＼｛ 〉≧=一
／: 人 ,〕 _,.＞二|二|二二ｉ＼_,. ／ ∧ ｜ ⌒７
. ／⌒^ ＼_＿__厶斗ｒ二二二|〈〉|二二i二|: ＼__／′＼_丿 ／ __＿＿
|:/ |⌒〉⌒~ 〉二二 |二|二二i二|: :| ＼ｆ＾Ｌ.,_____／二二二二二
__,,.. -二二二′ ∧二二//,∧二二/ /二二- ..,,__-二二二二二二二
__,,.. -二二二二二二二| ′|＼／／＼＼／／二二二二二- ..,,__-二二二二
. ／二二二二二二二二二二∧ |＼／二二｀､／ ＼二二二二二二／｛二二二／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ちょっと自己同一性と本能について掘り下げてたんよ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. | 真顔で答えればいいと言うものではなくてよ？ ＞
／ ＼ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
_,. -＝-- ､
, '´ '´ ヾ､
／／ ヽ
, ' ／ |
. / / _,. - ┴ -- _
/ / , '´ ,. / - ､ ヽ､
. / / ／ ／ / '， ＼
/ / ,.:' / / / ,| :. ､ ヽ
| | / / / ' / ;': ! | ∨ !
| | / / / | | | ! | }ﾊ | | | :
| | | ' '{ { | |__|__ {i. / /__!_{ﾊ i | !
ﾏ{ | | | | | |从{从ｲ∨､ /}/ }/ | ! } | つい興が乗ってしまい
{! ｛ハ | | Ⅳi ﾘ ∨ / / / }/ / :. 『飛び出せ！（伏字的意味で）ギリギリ挑戦ゲーム！』
ﾏ､ { 从 { ﾑ ､＿_,.. ∨ 、＿,. / / | になりましたけどね。
｀＼_ |从_从〉 ￣ , ￣ /,.ｲ/ :.
/ | T 、 ＿__, /イ} .
/ { | ＞ ゝ- ' .＜{ ∧ i γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
/ , ! /|＞ - ＜|ヽ j / i :. | ……良くわからないけど アナタたちが ＞
/ } |／:{ ∧ ∧ |:､! { :. :. | ロクでもないということは再確認できたわ |
/ _,..::| |:::::∧/､ {__ﾉ }_,.ｲ:::| |ヽ､ i ､. ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
,:' r::::´::::::: | |::::{//≧､__,.ィ//|:::{ {::::::::｀ヽ､ ､
／ {::|:::::::::::: | |::::|/////{_}/// !:::| |:::::::::::::/:} ＼
／ |::::,:::::::::::{| |::::|∨／/ハ＼/{:: | |}:::::::::/::::| ＼
／ |::::::､:::::::::| |::/ ＼／ ＼/i:: | |_::::::/::::: | ヽ
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ 言葉遊びの類として、
_,ア 厶.,| 〕iト : / /: :厶斗 厶ノ -‐┐ 時と場所くらいは選びなさい。
＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ|
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７. 生き血を搾り取るわよ。
人 /. :込、 ｒ‐ 、 /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
（ ___,.|:／／(／ﾆ‐: : : . ___ r‐‐‐／⌒ヽ、
｀ ー=≦7Ｖ⌒, /ニ 〉,: . /ニヽ,／ニニニニニﾆ
γ´￣￣￣￣￣｀ヽ }/ﾆ,|〈〉| |ニ ′|: :＼ ／ニニ / ニニニニ
＜ はーい ×２ |〈|:ﾆj|〈〉| |ニ|{ ,∧:＼___,ノ ニ/ ニニニニニ
ゝ＿＿＿＿＿__,ノ. ⌒Ｙ|ｊI斗j∧|{/ニ＼（≧=一 -ﾆ／ﾆニニニ
＼ｆ＾Ｙ rく⌒´ l∨|{⌒＼ニニニニ／ニニ ___＿__
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ （うわぁ……あの空気でも平気で話しかけちゃうんだ。
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／ ちょっと見直しちゃったかも）
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ |
::: | :. Τ u. 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼|
::: | :. ＼ |､ _ /⌒| |/ （――あ そっか 意味わかってないんだ）
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐ （知らないって強いなぁ）
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
＿_
／///{
∨/,斗≦ﾊ
∨{/////{
:∨///ﾊ
}∧////ゝ- .､ _ -━:.ヽ
'////入////∧斗≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≦=-....、
{//.＞≦∨///∧ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞
}／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/.∨///入_}ニニニニ _￣
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{//ゞイﾆﾆﾆﾆﾆ7:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=- ..._ 状況は――
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:乂//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}へ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ 聞くまでもなかったわね。
. /:i:Ⅵ:ｉ:ｉ/}:./{:i:/三辷彡イヽ. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
/:ｨ:ｉ:iⅥ:/ 斗'|:ｉ:ｉ:ｉr¨}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:､ ｀¨¨¨¨¨¨¨¨´
. l{ Ⅵ:ｉV ''{リ｜:ｉ:i:ヽ':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
｀/:〉 小:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼ .ィ
ｸｽｸｽ /:ｉ:ゝ ノ圦{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=----=ﾐ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=---≦彡'
. ｸｽ {:/ヽ:ｉヽ_ｧ≧=ﾐ:ｉ彡≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヾ :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
. {彡'----=彡'.ノﾘ:ｉ:∧≧=-＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/ﾆﾆ{´ ＼_彡=--＜:ｉ:ｉ:ｉ）ノ:ｉ:ｉ:ｉr--ミ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:） ＿
{ニ.八 ,''＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=--------┰≦'////, ヽ
＿ .ⅥO.∧_､___ ', ----=ﾆ二ニ彡'＿///////∧
へ ' ＼ ／:{.ゞﾆﾆ( ￣￣}__.} ￣/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ⌒Y////}
/ ＼ ＼＿＿ !ｏ/ ＼ } | ハ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ }'////!
_ ＿' ）. -----ヽ////// ＞-┴=- ＿} , / } /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ .}'///v
⌒ア ￣ r≦/////{ =- / /:ｉ:ｉ:ｉ:i/ /////;
／:ｉ:ｉ乂 -= ＞-=ミ彡' =- .r _ r' ./:ｉ:i:i／ //////
,:ｉ／:／ ´⌒｀´ }ﾆ}}≧=- ＿ =- へ./:i:／ __ //////
´ {ﾆ{{ﾆﾆﾆﾆﾆ { ／ﾆﾆ /／r≦二.}-＜'/////
{ﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆへ .／ﾆﾆﾆ./''=彡≦￣￣￣）'///
乂ﾆ ＼=／ﾆﾆ=＼_.／ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ ＿_ ￣/）≦./ｼ’
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◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ ◯ーｧ
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／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__ ／∠__
「本当に魔族が……」
／￣ー―‐ 、 「しかも奴ら武装して……」
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 「衛兵たちはなにをしてたんだ」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::i ., -―- 、 ___ 「詰め所を平らげたと言って……」
:::::::::::::::::::_＿_ノ､/〉' ／::::::::::::::::::て/::_:::ヽ
:::::::::::::::/ u て;/7 /::::::::::::::::::;ｧ､､:::「ｪ ヽ::〉 __ 「まさか本当に反乱が……」
::::::::::::/ /〈 i::::::::r､::／=ﾐ ｀く.u J／:::::::::＼
:::::::::::j u ､ ´_}ヽ.|::::::iｵ/u ﾆi < iヽｧ/:::::r----J .r:´二ﾆヽ 「ど、どうなるんだ俺たち……」
::::::::::i （二７´_.L., ､ハ 〉 _ _ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j i::/r-､r-| r一ー､
::::::::::|、 .r ' c ／､:.:.:ヽ ヽ ｰ」: : : : ii ヽu.___､/ ＿ん' ｀´ム.' |:::r―┤
:::::::::／￣ ´」ｰ／:.:.:.:.＼:.:.＼＼__j: : : : : ヽ ヽフ｀ヽ´ | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' |
i:i i:::i:iヽi ´ !':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: ! ７!｀:´|< ７ﾏ.ヽー'
何と言う怪我の功名ｗ
ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
{ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/ | : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/ .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7 ‘, ｀ヾ
,. イ ヽ: : :.i: : : :ｧ 〔 { |: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ. ‘,
´ ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/ .ﾚ' |:/} : : : : :}:.＼‐{
. { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} ＼/ ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂 i}
. ＼ { 从 : { :{ : :{ V^炒 ′弐ヾ,: : : : ;´_ .7:/ ｀ i} アタシを前にしてブタが地にかしずく。
>､___j}⌒ヾ ､ : :､:‘, ｀ ´ { .i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ ‘,
／.: : : :/ '^ ＼人{ ' 乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ } ここの歪んだ摂理が
': : : : : / .| : : :, /.: .: : :/'´ .ｲ ′ } ようやく正されたようね。
: : : : :/ i: : :込、 ヾ／{＿_, 厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ
: : : :/ .,'l: : : : : :＼ _‐ﾆ;' ´ }: : : /釗: : : : ｉ.: : :{八 次はどうしてくれようかしら？
: : : ′ / | : : : : : : : ._‐ニ/ ／} ＜ ': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ
: : :, / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ ;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ 家畜らしく搾り取ってあげましょうか？
:. :i{. / : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／ ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘, _ヾ
:. :i{ 厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
:. :i{.. ; :.i _ ,ﾆ7´⌒ '〈ニ／ イニニ＞''´ :::::ﾉｰ┴‐=≦:::::::::::::::::::::::::::V
､:八 /:/´:::,‐ｲ ; ヾくﾆニ＞''´／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ＼ﾑ Y´￣ /⌒, ' ヽrイニ／乂＿__,,.. -=ニ二二二ミ ､::::::::::::
. ヾ { ./ / ヽ／廴__｣ ､￣ ‘,.ﾏ:::::::::
∧ ./ / ,∠/´ __j:＼＼ } }:::::::::
. /／}' ′ /⌒ヽ /´ :::::::::＼＼ } }:::::::::
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (⌒） （⌒）＼ それにつきましては私めに案がございます故、
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | エリザベート様のお耳を拝借いたしたく こうしてお待ちしていた次第でございます。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ｜
|////∧ r-､
|/////,'l {'/,＼
}/////,'} Ⅵ//＼__
///////} ∨///// ≧=- ､
. ///////,/. 乂//////////ハ
///////ｼ ￣ __ ￣}/}/∧
. //////／ ,.斗-----=ミ／ヽ//ヽ.}/} //}
. /////,/ ,..*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼///,{/∨///
//////{／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼/ ∨///
∨/// /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:ｉハ/込ｲ{ xへ
. ∨//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ /ﾆﾆﾆﾆ＼
{/,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}Ⅵ:ｉ:ｉ:iゞ'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼
{ ,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ィ≦:ｉ:iﾌ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=>
／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:_Ⅵ:ｉ:i:i/}:ｉ从' ＿}__;;:ｉ:ゞ}彡イﾆﾆﾆ }ﾍ
／ﾆﾆ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗ｆ笊:ｉ:i{Ⅵ:i/.ﾉ'' ｘイ辷ﾘ:ｉ:ｉ:i:i:i|≧=r=彡､:ｉ:ｉ:ｉ＼ 殊勝な白ブタちゃんね。
. 〈ﾆﾆﾆﾆ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:l:i:i{ ,斗 ｀ヽ ｀¨´ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉヽ 普段からそうあって然るべきだけど。
. 7ﾆﾆ=|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ从:イ {z少 { }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉハ
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉヾ:. _ ｨ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ }:i∧乂:i:i圦. < _／ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ .}/ }:ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ー ／}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:i:i:i∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ / .}:ｉ:/ﾆﾆ }:ｉ:ミ:ｉ:≧s｡ _ ／rｧ.}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅷ:ｉ:i:ｉ:i∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ,:ｉ:i{ﾆﾆﾆ}ハ- ''＜:ｉ:i:i:＞.}:l八:i:i:i小:i:i:i{ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ /:ｉ:i:{ﾆﾆﾆ廴:ヽ. __ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼_）:ｉ:ｉ:ｉ:iヽ∧. }:ｉ:i:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ}
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{. /:ｉ:ｉ:八ﾆﾆﾆﾆヽ=---ｧ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}::r＼:ｉ:ｉ:ｉ:＼､ ' ´ }:／
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:l. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iヽﾆﾆﾆﾆ=_､ ゞ/=ヽ:ｉ:r'＼>.=＼:ｉ:ｉ:ｉ:ヾ, _ ﾉ'
. 乂:i{Ⅵ. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼=◆ ∧ヽ/ﾆﾆ }从 ＼）:}､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
｀ ヽ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ハﾆﾆ=∧.∨◆.!/ /''＼ﾆ￣
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. | ……ちょっと。
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .|
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ | キル夫さまは魔王さまなのよ？
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}} なにその口の利き方。
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .|| しかもよりにもよってブタ呼ばわりなんて、
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ トカゲだと口の利き方も教えてもらえなかったのかなぁ？
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_|
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
}ヽ
} ∧
}//|
}//|
／//ﾉ
／//／ ／）
／//／ （ （
／//／ ＼ヽ
//.／ ＼ ＞ ､
{/∧ _ へ_ ＿＿ ___ Y //〉
Ｖ////// イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:ｉ:i:i＼ ┛┗ .//
_ -━ y////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i ┓┏ ./
}ﾆﾆﾆﾆ////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧//ﾊﾆﾆﾆ≧x ｶﾁﾝｯ
. 乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ ミ☆
／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼
乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''
/へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ
. /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} ＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ ……口の利き方について、
/:ｉ:ｉ:i:/ .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ { }:ｉ:ｉ:ｉ}:i{ Ⅵ:ｉ:i:i∧ 無学な半魔がアタシに意見するなんてね？
. /:ｉ:ｉ:i:/ }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{. ､ ＿ , .八:ｉ:i}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ: .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼ − ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧ 竜の血に連なるアタシとアナタとでは
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{. }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:i:i|＞ __ イl:i:|: }:i:i:i:}:ｉ{. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧ 扱いに差があって当然よ。
. -=彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ .小: {:ｉ:ｉ::i{:ｉ:ｉへ'ヽ /７={:i:i:}:ｉ:ｉ:ｉl:小. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:{. /,=--{:ｉ:ｉ:i:{彡へ_）}{:{彡ﾍミ}:ｉ:ｉ:i}-=:ｉ:.､ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧=- 半魔と同じに見ないでくれるかしら？
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ //=> ''{:i:i:从 ＞--<>--＜ 从:i }＜ニﾊ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
ゞへ:ｉ:i{. /:iﾆ/ ﾉ'´ .／ﾆヽ .}{. ィﾆ＼' ヾ Ⅵ.{:､ ﾉⅥ:ｉ:i/
ヾ /:/=ﾉ ､ /ﾆﾆﾆＹ:◆:Ｙﾆニ.＼ Ⅵ:; ＼ .}ｼ’
／ /
／ / / .| ┛┗
_彡/ / / | ┓┏ ｶﾁｶｯﾁｰﾝ
. / , / ., |. |
/ {. , | |. | ､ ┛┗
. / .l. |―‐从ミ. | 从 } ┓┏
.. / / .l. _l /' Ｖ/ ヽ .l. -r斥--ミ|
, ., l. l | l 心ｘ_V | / V/ |
l l. l. |. |从弋z歹V/ .从.___ Ｖ/.|＼ あらぁ〜そうだったわねぇ〜
l l. | 八 爪 ヽ ヽ Ｖ / ハ ら≧rミx ＼ 鱗の一枚くらいは竜族だったものねぇ。
.八l. | ＼. ‘， ﾉ'/ ヾ ｀¨´ ／
｀ 八 ＼ 从 ／ / 魔族の収容所になーんで竜がいるのかなぁ〜☆
/ ＼＼ 八ヾ ヽ ／ イ 一人ぼっちで寂しくて泣いちゃわないかなぁ〜☆
. / ／ {＼ヽ. ､ ヽ、 _彡 ./
../ , | ヽ ＼ ＼¨_ヽ ＿ , .{ /. おばあちゃまが一緒じゃないと まだ寝れまちぇんでちゅかぁ〜？
/{ | l ＼ ー イ | ト・カ・ゲ・ちゃん☆
. / .| | | .| | ＼ ＜ | .,
/ .八 乂| .| | ＼ ￣ { .|/
. / ＼ ヽ Ｙ | | ｉ |
/ ハ | ルﾊ. .从 .| | |
/ .∧.| .| } /' .）.| _. - ＿＿ |l
. / ./ ||. | |./ .| 八
＼ヽ人_从人__从_人__从_从人从人从_从人_人／ ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
≧ ＜ ≧ ＜
≧ 搾るわよ！？ このあーぱー半魔！ ≦ ≧ 改竄力味わってみるぅ？ あざ☆トカゲ！ ≦
≧ ≦ ≧ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒WY⌒WY⌒WW⌒Y＼ ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ なんてこった 地獄はここだ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | おっかねぇ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
-‐==ミ
. ／ ´ ヽヽ
／ ﾉﾉ_
// 'ア⌒ヽ⌒＼
. / ／ { { { 八 '､
〈/ / / |八 ∨ ｲ い 相性悪そうですもんね、あの二人！
. f⌒)|八 |＞＼/＜|ノ| |八
＼ ∨ ｢" r'ｰ┐"∠ィ|) ＼__
∨ 人 ､_丿 ｲ| , ＼ ＼
／ ∧｣｣≧,=y≦ト八 V⌒) 厂
／ ﾉ 'ｰ什ﾄ什|├‐) ）く. ＼
/ （ （ くr::::::::::└∠／ ＼厂
|／＼ ＼|＼r｢|:::::::::::::r＜ F_ヲ/⌒
＼ﾉ 厶乂＿／Ｘ/┘,｣:.:＼
|:::::|ﾏ┴く￣￣＼厂
l∧| ー‐ﾍ
＼∧
ｰ'
＿＿＿_
／ ＼ なんでそんな嬉しそうに言うん？
／ ＼. γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／ (●） ＼ | 彼岸の火事は落ち葉焚き！！ ＞
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
＼ ＼ェｪｪｪ , ダイナマイトぶっ込まれた気分だわ。
／ <
/ / / l ┏┓┏┓
/ / , .| | | ┏┛┃┃┗┓
/ ., / { | | | ┗━┛┗━┛
/'/ { ―斥ミ |＿ | ┏━┓┏━┓
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ┗┓┃┃┏┛
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ┗┛┗┛
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . |
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l |
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l | キぃ〜ルぅ〜夫ぉ〜さぁ〜まぁ〜☆
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l |
| l l } 八 |l | このトカゲになんとか言ってよぉ〜。
| l .从 .从 _ / /| .|l |
| | ヾ ＼ ヽ::::::... 、 /' ｲ | 八
| |. ＼ ＼. ー‐ ' イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |Ⅳ .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
- ､
////＼
///////
/////// __
/////// .///＼
/////// .//////〉
,斗/////ｼ { /////
r≦////＞''＿ Ⅵ//ハ
Ⅵ/////Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧＜/∧ ┛┗
_ Ⅹ///}/,}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:} ┓┏
r≦ﾆﾆﾆ7彡'//ﾘ:ｉ:ｉ:i/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵハ
>ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ∧':ｉ:ｉ:ｉ７¨笊::｢:i:i:i:}:ｉ:ｉ:i∧__､
／＼ﾆﾆ{ﾆﾆﾆ.∧:i-=ｆ示ヾ:Ⅳ:ｉ/ミ:i:ｉ:i:}ﾆﾆ>. 露骨な猫撫で声を出して擦り寄るなんて、
／:ｉ:ｉ:ｉ／⌒}＞:＜ヽへ:i{￣ ｀ ヽ斥}:ｉ:ｉ:ｉ| 弐 なんて破廉恥なのかしらね！
,.:ｉ:ｉ:ｉ:／ _.} _.＞::ヽ__.ﾊ } /:ｉ:ｉ从:ｉ:ｉ＼
. /:ｉ:ｉ:i:/ .-=ｧ:／:::＜ヽ/_^ ', r ⌒ 八:{. }∧:ｉ:ｉ:i:＼ せせこましい手を好むだけあって
/:ｉ:ｉ:ｉ:/ ￣/ｨ/ ＜__＞ソ ＼.ﾊ ､ / ./:ｉ:i:i{ Ⅵ:ｉ:i:i:i＼ 性根まで浅ましいわ。
. /:ｉ:ｉ:ｉ:/ ´ .}へ ___＞=-ｧ-=↓┐.イ:ｉ:ｉ/:i:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼
,.:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}ﾆﾆ }ﾆ |:i:i:}:ｉ:/:i:八. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉr‐ヽ 白ブタ 私が来るまでに
{:ｉ:ｉ:ｉ:ﾍ{. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ}== .l彡=-ﾉｼ￣}=ﾐx､ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ} 半魔くらい躾けておきなさい！
. 乂/ ｀ , :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:从:i:i| .|､／ '' /ﾆﾆ:}∧ }:i:i:∧ﾉ
／: イ:ｉ:ｉ:／ /'}:ｉ:ｉ:, .|Y:/ _/./ﾆﾆﾆ八:i＼..}／
＿／'' /:ｉ:ｉ:{{' .}:ノ, |ゝ- ⌒ヽﾆ.／ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼
⌒´ {:ｉ:ｉ:i:{{ ／ﾆv { / }〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
. {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨ﾆﾆ / } ／ー､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=ー―
. ゝ＜:/ﾆﾆ / { } .／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
'/ﾆ./ .{ .ｲ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
V/ 乂＿.,人 -=ニ｢:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/
ヾ ゞ≧s｡._ ）:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （めっさ延焼してきたっ）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ……あのね 二人と
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. |
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .|
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ | ほんっと、頭にくる無礼さね。
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}} この場にいなかったから そんなに失礼なことでも平気で言えるのよ。
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .|| キル夫さまの大活躍も見てないどころか、
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ 終わってからのこのこやってきておいて偉そうなこと言えちゃうんだもん。
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_| 知らないって ほんと怖いわぁ〜。
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それはね、ミサキちゃ
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
. ノ / ）ヽ く
( ＼ ／__ノi ） , )
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ /
＼_／ ＼_ﾉ
ﾄ､ /i
}/} ,.. - ― - ..､ //{
/,'ﾘ ／: : : : : : : : : : ＼_{/ﾊ.
ノ:く /': : :/ : : : : : : : : : 〈/彡/}
（:{//{/: : : i: : : : :.i!: :.ﾊ: : :i/{彡' , _ 言うに事を欠いて？
ノ∨: {: :i : :ﾄ: : : : }j/ﾚ }: : :|////ゝ ﾄiヽ/i,ｲ/
人//ﾊ!ﾊi从i ヽ j.ｨf= ､: : |イ!ｒ': ',__ } 〉.} , /. 誰のおかげで今ものうのうと
／: :／ /:ﾏ~沁 ﾋｿﾘ !:.:.|.ソ ':r≧ ＞イ__ ノ､'ソﾉｲ 無礼な口が利けているのかしら？
／: :／ /: ∧ ｀¨ j ,: : |: :i 乂乙_ノ⌒て _＿ ノ_)
. /: :／ ,. -‐ｧｧﾍ -= " ./: : :; : :, } / ／ __ ＞ ´ 力の程度ならすでに見知っているわ。
j/ﾚ __.,ｨ''~ア/.ｨ / ≧=- ≦/: : :/: : :.', }////ﾐi⌒´
r'i⌒./ i'´ .メ/ィ==彡iミﾆ/／ﾚニﾆﾐ､ /´￣ヽ/ いざ実行までこそこそと根城の中で
_Y⌒У乙-＜),.ィfﾁ,X{ニﾊ ｀ヽﾆ./ .: 隠れていた半魔とは違ってね？
//ミ ､/ /／ ／ニﾆ/ニ.}ニ∧ __i ∨ ,: :､
ヽ/////〉 }/ﾆニ／.ニ/ Vﾆ∧て八ノ′ /: : :.＼
/ ｀'' / Vﾆﾆ／ /ニ/ ∨ﾆ∧ } ﾚ /: : i'⌒ ー-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 一瞬 俺のために争わないで！ 的な状況に錯覚したけど、
／ (●） （●） ＼ 単に喧嘩のダシにされているだけでした。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 特製キル夫印のダシはいかがですか？ 略してキ印。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ （……あれ？ 突っ込みは？）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
これの時系列、死の行進パレード前で、そして本編のパレード中でもこの二人仲悪かった
当分こんな感じだろうね
ただ、キル夫の国造りの骨子からいって、エリちゃんの有り様は今後何かと問題がありそう
やってることは、人間が魔族を見下すのと同様の趣旨のことやってるわけだし
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ヽ ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ∨ﾊ
/７ |ノ八 ./｀ヽ∨ │ }
ﾚN -━-ヽ/-━-｜ i |
{ i⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ７ﾄ |
. | ﾍ ﾚ i |
. | |/⌒l､ __ イァ_i | :|
. | ./ /;;;;只;;;;;/::::::| |ヽ :|
. | l l::ﾊY||Y;ﾊ:::::::| |:::} :|
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ll｜l /／
＼ ／
二 邪神様が二人を見てるっ 二
― しかもすんごい目ぇしてっ ―
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ll｜l ヽ＼
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ヽ ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ∨ﾊ
/７ |⌒∨ /⌒∨ │ .}
ﾚN -━-ヽ/-━-｜ i | お二人さーん。
. { i⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ７ﾄ |
. /⌒ヽl ﾍ ゝ._） ﾚ/⌒i | 耳寄りな情報がありますが ちょっと聞いてみませんかー？
＼ .| | ＞,､ __ イァ/ ./ |
. 从 l||l.| :::＼;;;只;;;;.l||l人.∧ .|
. ( ⌒ ).| :::::::ﾊY||Y;ﾊ( ⌒ ) |
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
＼ ／
二 なんですっげーヤな予感しかしねぇの！？ 二
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ll｜l｜l ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼ r ⌒j
／u. ＼ / /
／ （●） （●） ＼/ / ／ ）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） / / ／ ／ ちょっと、待って、いやほんと、ねぇ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ |
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼| 耳寄り？
::: | :. ＼ |､ _ /⌒| |/
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜l /／
＼ ／
二 あかんて！ 興味持ったら！ 二
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
/:ｉ:/ {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
. /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､ Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿ ∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
‘， ＼l: : : :|' ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡ ＿ イ
‘， ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ /:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
}: ､ l: : : :|. ｀冖' ﾉ:从'ﾆ入z彡' ￣￣
. /: :.:ゝl: : : :| { ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
/: : : : :.l: : : :| ､ /: :{:./´
. /: : : : : :.l: : : :|＼ − ｲ: : :{:.{ アタシを満足させられるような話かしらね？
/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞ __ ＜{: : : :.:|:.{
. '／ .{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.
' { Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: | ､:､
∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l. ＼:.､
/∨ .{ { { l. 寸lⅣ {Y:. ＼:.､
__,, /∨.{ .{ { { } ヾ. Ⅵ.{: :､ ＼:.､
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ /／
＼ ／
二 君ら喧嘩しとったやん！ 二
― なんであっさり聞く体勢やねん！ ―
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ ＼ ダメだ 思考言語が関西弁になってる辺りこりゃあきまへんわ。
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ニャル子さん何を話すつもりですか 先に内容を教えてください。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
// ／ / ´ ヽ＼ ＼
─‐､ // ／ ／⌒' / ＼ ＼
. //⌒ヽ i / , / ｉ ｉ| 丶 ヽ
―'/ i | | | / / / ' | ｉ| | ヽ ∨
//⌒ リ | | / / │| ｉ| | '|⌒:. | | │
i | {｛ | | ｉ | | :ｉ | ィ'l⌒|:. |八_.._∨:! ∧
. ／ | | | | | i| |＼l_.._八:. ∨〃⌒r∨ j/ ∨ 女の子同士のお話なので、
＼､＿＿___＿〉〉 | 人|:.│ i| i∨〃⌒ ＼/ :::::::', ∨{＼ | 男性のキル夫さんはご遠慮ください♪
──── ／∨ 八ﾊ.八 Ｙﾞ} ::::: 厶. ＼ / ':
∨ /＼ /＼｛＿ r‐ 7 ／ ∧ ':
/ / /＼ `＜_ ｀ ー ´ ／ ':
ｘｰ=个 ..,_ ｀_ト- イ{ ｲ¨¨⌒Y＼ ＼
／ /:::::::::::::::: __}／ 入 人＼__ﾄ､:::::::::｝ ＼ ＼
／ /|::::::::::::::::::{＿／:::/Vl:::::＼＿_} :::::::| ＼
／ ／ .|::::＼ ::::::｢::::8:::::〔_{}_〕::::::::::8::|:::::::::| ＼ ＼
. ／ ／ / /| :|:::::::ｰ=|:::::::::::ノV|V::::::::::::::::l／:::八 ＼ ＼
／ |八 :::::::::::〉:::::::::::::｝|｛::::::::::::::〈 :::::/ ＼ ＼
. / ／ / ∧::::＼::::｢ :::::::::::::ﾉ |人::::::::::::::〉:/ ＼ ）
-…==-
メ、
／ 〉 /
. ′/:. ＼. 、 / ′
/ / :, ,
/:.:Λ {、 ＼ ハ. , ′
′ Λi.:i| ':.＼ ＼ }: }:. ,
{｀ﾒ,:lﾄ､ 弋 ＼ V::.. } 釗
. , ｉ|/^刈 ＼托=汝 、、 ′ .:八 ごめんねぇー キル夫さまぁん☆
. {.. {:小,弋) 弋^ﾒ,／ .:) /:.. ＼
{:. 乂找 〈 , _ノオ:.: .r‐≠ミ:..、 ＼ そういうことみたいだからぁん☆
八:.:. .:_分､ ､_＿彡:/..:/.:/ ＼:.、 ＼ ＿__
. ｀' 乂／人____ノ／{.〈 / ＼＞ ｀ ＜⌒
＼/ / ≧==彳 ﾍ{:..:〉 / :}、 .〕ト. ＜⌒
. r ―く 、__ /::.. .:|:.. } { ＼ } ＼.:}L:.. ≧
. , ¬ } } ,. ‐┘ . V .〉..: | { V＼ ＼ ｀ヾ ＞. 、
. / :几jイィ / ＼|/へ:人!:. ＼ ＼ ヽ ＼
イ、、／ ＿ノ | ト 、ヽ 、 ＼ X＾
| . >＼ ／/' Ｌ㌃'^＾⌒V秞⌒ヽ. ':. .::. 、 、
′ ,}'′ ＼./ /' } 〉 ,{. Ν }. ﾄ、ﾊ :.
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{/,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}Ⅵ:ｉ:ｉ:iゞ'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼ 互いの領分と言うものがあるわ。
{ ,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ィ≦:ｉ:iﾌ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=>
／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:_Ⅵ:ｉ:i:i/}:ｉ从' ＿}__;;:ｉ:ゞ}彡イﾆﾆﾆ }ﾍ. みだりに踏み込む真似ははしたないわよ？
／ﾆﾆ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗ｆ笊:ｉ:i{Ⅵ:i/.ﾉ'' ｘイ辷ﾘ:ｉ:ｉ:i:i:i|≧=r=彡､:ｉ:ｉ:ｉ＼
. 〈ﾆﾆﾆﾆ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:l:i:i{ ,斗 ｀ヽ ｀¨´ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉヽ
. 7ﾆﾆ=|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ从:イ {z少 { }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉハ
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉヾ:. _ ｨ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ }:i∧乂:i:i圦. < _／ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ .}/ }:ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ー ／}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:i:i:i∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ / .}:ｉ:/ﾆﾆ }:ｉ:ミ:ｉ:≧s｡ _ ／rｧ.}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅷ:ｉ:i:ｉ:i∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ,:ｉ:i{ﾆﾆﾆ}ハ- ''＜:ｉ:i:i:＞.}:l八:i:i:i小:i:i:i{ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ /:ｉ:i:{ﾆﾆﾆ廴:ヽ. __ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼_）:ｉ:ｉ:ｉ:iヽ∧. }:ｉ:i:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ}
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{. /:ｉ:ｉ:八ﾆﾆﾆﾆヽ=---ｧ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}::r＼:ｉ:ｉ:ｉ:＼､ ' ´ }:／
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:l. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iヽﾆﾆﾆﾆ=_､ ゞ/=ヽ:ｉ:r'＼>.=＼:ｉ:ｉ:ｉ:ヾ, _ ﾉ'
. 乂:i{Ⅵ. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼=◆ ∧ヽ/ﾆﾆ }从 ＼）:}､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
｀ ヽ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ハﾆﾆ=∧.∨◆.!/ /''＼ﾆ￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | がっちりスクラム組んで――仲いいじゃん。
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
¨ ￣ ¨ . _ |＼
'' / ／ ｀ . |＼|
. / , ＼ ﾘ⌒| ,
.. / / } ＼ /⌒7 /｛
. / / ./ ／⌒(´ {⌒＼
/ ┘└ / } ,. ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒..┛┗
_. ┐┌ _ ./| / ,. | ┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ .┓┏
{ | _彡＼ |./ /|. |. 「「 誰が！ 」」 .|ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .| _,ア 厶.,| 〕iト : / /: :厶斗 厶ノ -‐┐
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ | ＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ|
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}} 「「 こんな奴と！ 」」 .|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７
.l | |ヽ 〉//, / ./}| 人 /. :込、 ｒ‐ 、 /: /⌒__,.＞ア⌒):′
从 | | _彡 / .|| ／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|. （ ___,.|:／／(／ﾆ‐: : : . ___ r‐‐‐／⌒ヽ、
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_|. ｀ ー=≦7Ｖ⌒, /ニ 〉,: . /ニヽ,／ニニニニニﾆ
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､ ／ }/ﾆ,|〈〉| |ニ ′|: :＼ ／ニニ / ニニニニ
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ r‐く⌒〈|:ﾆj|〈〉| |ニ|{ ,∧:＼___,ノ ニ/ ニニニニニ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |. | ／⌒Ｙ|ｊI斗j∧|{/ニ＼（≧=一 -ﾆ／ﾆニニニ
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{. ＼ｆ＾Ｙ rく⌒´ l∨|{⌒＼ニニニニ／ニニ ___＿__
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ お呼びでない、と
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼ こりゃまた失礼しました。
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ |
＼ヽ L ／. （いいやもう……諦めよ。
ゝ ﾉ とって食われやせんだろし）
／ /
│ /
＿＿＿_ ′／
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿ ＿ _ ,ｨ
,:-_:_: :/ Cヽ>‐―-: -‐､/:ｲ-ｧ
／: : : :{ ﾉ:/: ,: : l: : : :}ヽl:/-､
/ イ/: : :/｀ー':,ｲ: /:VIﾘ: l: /ﾄ,:∨´
/／/: : :／:.／ｨ‐rｫl:/ﾘl:/､',:.!
/: :／イ:イ:ﾄ, {ｿ从/!{ｿ ﾊ:!
/: : ´: : : : : l u ､ l: :| ……
l: : l: :l: : : :.:.| rｭ ﾉ: :|
ﾘ从l:.|: : :l: :r｀- ｭ -=≦: : ﾘ
lﾙlヽ:r-|_ /l:_: /l/ﾘl/
////∧///∧
///////}//{/∧
{//////ｲ,//l//{
ヽ////!///j//|
∨//|//,///{
∧//}/ ////l
／/{///-}{////!':,
／////＞ l/｀////}
／////////∧/｀ヾ////!
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ （ ●） （ ●）＼ ……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
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| ヽ＿＿ ＿ ',
:､＿ ） （￣ ＿丿
| ／ ￣｀ｉ ／￣ ｀ｉ
| | , |
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｀ーヽ ＿ | | ＿／
（＿＿） ､＿＿）
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／:_: : ＿: :＞- '''´／: : : :ヽ￣: : .､ ／: /´: : ／
￣／: : :／: : : : : /: : : : : : : : : : : : : :ヽ- '--､: : : :: : ＞
ﾋﾞｸｯ /:イ:／: : : : : :/:{: :,: : : : : : : :l: : : : ヽ ∧: : _,イ
Σ /: :/: : ,ｲ: /:ｲ: :{: : : :,ｨVI,..イ: : : : ∨ }: : :_ヽ
/: :ｲ: -/-VIイ!: :!: :｀/r-＜从:､: : : :.∨＿,ノ｀ヽ
ｲ: :/: :./rtｵ心 l: :|: :/ ﾏて_,心ヽ､: ',ヾ､: : :,
j: ｲ: ﾊ{ 弋z)ｿ ヽ:ﾄ､{ ｀ '''- 'つ}:｀ ＼: : : :,
,l:!:VI: } ○ ﾘ /: : : : : : : : l
,イ/: : : ,' /: : : /: : : : : ! ……っ
/ /: /:.八 '^ヽ､ /: : : /: : : : l: :j
/: ｲ: : :./＼ ＼ ,: /: :/: : : : : !: {
{: /|: : : {: /:.｀ヽ､ /ｲ : /: : : : :./l:/
リ j: l: : !:ﾊ: :l: : :｀ヽ､＿,......::'_/: :.／: : : :./:/ /
{: ﾄ,: |:{ VI､: :,-､/T ´￣ /:／> -､: :/j/
リ ヾj ／/// ﾊ､ ／///∨
／//,ｨ/l/O∧__,／/////∧
/// ,////O// ,//////////!
r―=＝二￣｀ヽ
>‐-_'´ u V:::::|
r―-―=＝ 、 , ' r-- ､ }:::::|
アー-'^⌒}:::::! （ ' } 「r､:::| 「お、おいあの子供……」
/ u 〉:::| > i} ﾘ |ヒ}}: |
ヽ =＝ﾍ /-､::! ＿ __ ／ ｰ-u' |ン::: | 「親はどうしたんだ……」
＿ rｧ__ ／ i }} |ヒ}!::| ＞ ^´ ヽ ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|
＞::::^':::::::::'. / =u彡 |ン::::| イ/⌒く | ､---ヾエヱ二」 ! ＼|r 「このままでは殺されるんじゃ……」
そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ .> i う ヒ}l <r ､V^ｰ ´｀ー '_| ／／
ハ｡＝Y{.）| _}-r‐:// ヽ＼ﾘ <_r-┬!ﾄ､|_ ∠≦ﾘ::} , イ ／／..... 「だ、誰か助けに行かないと……」
<.｀_^､/く:| Lー-ｲ/ ／/:.:.:.＼ f＝' j | ヽー-＜j /ｲ ＼/／..........
〉-- / ／＼ （＿,イ ／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､ l | /｀ヽ#＼ /................... 「ならお前が行けよ……」
ヽ__/／ ＼ （ ＼:.:.:.| | |:.::__| | K´ l ＼#Y=―- ､.........
＼ }-― 、 ＼r── `'┴┴r!（___ _ア´￣｀ヽ{ }/.................ヽ.... 「……」
:.:.:.＼/ } }`ー―― ､ ､‐':.:.:.:.:.} , ＜｀ヽ '._/ /............................
:.:.:.:.:.:V __/ :.Y´￣￣￣ >:.:/:./ /＼ } } ◯./..◯...................../
:.:.:.:.:.:.:Vノ. ￣｀Y:.:.| （￣￣￣￣:.:/:.:/ .|:.:.:.:.> ／ / .}............................/
:.:.:.:.:.:.:.:.', ＼. ヽ_人.人 ￣￣￣￣）:.:(__,.ｨ__j:.:／（__／ ,イ...............／....../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.'. ヽ_ＶＬ イ:.:.:.:.:￣「￣「￣:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.／ |:.＼／ j--―..´........../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V"´ ヽー--}ヽ ＼:.:.:.:.:.:.＼／ j:.:.:.:＼/........................./
＿＿＿_
_,rｰく´＼ , --､ ／ ＼
,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ ／ ＼ 俺はキル夫ってんだ。
{ -! l _｣_ﾉ‐′/ ／ (●） （●） ＼
ヽ ﾞｰ'´ ヽ / | （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 嬢ちゃん 名前は言えるかな？
ゝ、 ﾉ_ イ ＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
ヽ | / ヽ
: : : : : : : : : : ／:/: : : : _,...彡イ:_: : : : : :／/: : : : : : : : : : : ヽ: : : : :.
: : : : : : : : ／イ/: : :ー:-: : :l´／: : :,..イ: :/: : : : : : /: : : : : /: : :l: : :l
: : : : : : : : { lr,ｲ: : : :l: : :-―r ''''´ ／:／: : : : : : /: : : : : /: : : :|: : :}
: : : : : : : : ∨ l: : : :.:|: : : l: :.{ ´／: : : : : : :／: : : :,.イ: : : : :j: : :
: : : : : : : : :.:ヽ|: : : : |: : : |VI ／: : :_,..彡イ_彡イ: :／: :/: : /: : /
: l: : : : : : : : : :!: : : : !: : : !ヾj ￣´ {／イ: : :./: : /: : /
: |: : : :|: : : :|: :|: : : : |: : : | ヽ: : : : /: : /: ,イ
: |: : : :|: : : :|: :ﾘ',: : :.|: : : |､ , -, ／: ／:/: ／l:/l:/
: |: : : :|: :l: :,!／ ヽ: !: : : ! ｀ ､ ｀ ´,..イ/:／: :/／ / /
:,从: :／///∧ ＼｀ヽ!｀ヾ ＞ ＿ ／: : ／: : :/: :/ …………ゆま。
￣////////∧､ ∧: /: : : /: : : : : ,: : : : : :/
///////////∧＼ //!/イ: :/: : : : ／: : : : ／
////////////∧/＼_／/∧ /／:,:彡イ: : : : ／
/////////////∧///////{ ´ /: : ／
///////////////}///////! ／ ´
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ よく言えました。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | んじゃ、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ゆまちゃんに おっちゃんが面白いもん見せてやろう。
／ ＼
＿ ＿ _ ,ｨ
,:-_:_: :/ Cヽ>‐―-: -‐､/:ｲ-ｧ
／: : : :{ ﾉ:/: ,: : l: : : :}ヽl:/-､
/ イ/: : :/｀ー':,ｲ: /:VIﾘ: l: /ﾄ,:∨´
/／/: : :／:.／ｨ‐rｫl:/ﾘl:/､',:.!
/: :／イ:イ:ﾄ, {ｿ从/!{ｿ ﾊ:!
/: : ´: : : : : l u ､ l: :|
l: : l: :l: : : :.:.| rｭ ﾉ: :| ……
ﾘ从l:.|: : :l: :r｀- ｭ -=≦: : ﾘ
lﾙlヽ:r-|_ /l:_: /l/ﾘl/
////∧///∧
///////}//{/∧
{//////ｲ,//l//{
ヽ////!///j//|
∨//|//,///{
∧//}/ ////l
／/{///-}{////!':,
／////＞ l/｀////}
／////////∧/｀ヾ////!
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | えーと――お、あったあった。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿＿＿
l:::::::::::::::l
（ニニニニ）
_] [_L _
／ 丶ヽ
, |ー-,;-ー―-､,;｡,;;l;;l
／ |;;;;;;;|`'￣￣￣l:;;;;;|;;l
／＿ -ー――､χR,{;;;;::|;;| ここに誰かが持ってきて落とした
ノ ＿＿ノ_, _〈;;::,;;|;;l 飲み物があるじゃろ？
／ ﾉ;;;,,;;;;;,;;,;;;;:,;.:,;;;;::|;l
/ /;;,,;;;;;;;:.,:,;;;;:,;.:,;;;;;::|ﾉ
／ ／ `ー―――――'
＼／ ＿ ／
:::::＼ /
:::::::::::＼ /
::::::::::::::::＼ /
＿_ /: イ: ,-
-_: : : :｀ヽ,......_r- ､,.. -――- - r‐-/⌒ヽ: :／: ｀ヽ
,..イ: : :./ ヽ-=: : : : : : : : : : : : :{ }-: :｀ヽ ｀
/: :,ｨ: : :.{,.イ: :-´: : : : : : : : :l: : : : : : : ヽ＿ノ､: : : : :＼
/:イ/: :／: : : ,: : : : : : : : : : : |: : :l: : : : : : : : :ヽ ｀ヽ: : : : ,
/:イ: : : : :/: : : ｲ: : : : : : : :!: : :!: : : l: : : : : : :, ｀ヽ:.l
/: /: : /: : : : :|: : : : : : : :.!: :.:|: : :.:|: : : }: : : , /
{:./: : ｲ: : : l: : !,: : : : : :l:.ﾘ､VI: : :/!: : /: : : : ,
{: :/: |: : :从ノ､: : : : : :|/l/ ト､ / |: :/: : : : : }
|: {从!: :{r=rttｫ､､: : : :! イ云心下/: : : : : : :l ……
l从{,ﾊ: :{ ﾏ､rﾑ ヽ: :.| ﾏ､_∨,: : /: : : : : :.!
/: :ヾjﾊ. ∨ソ ,.Ⅵ ゞ- '/: :/: : : : : : :|
/:ｲ: : : :八 _ /: :/: ,: : :/: : ﾘ
/ 从: l: : : ＞. .,ｨ-っ｀ イ/: :ｲ: /: :./l:从{
{: :{: !从',: : / イ､.T､´- '/:イ: :/ l: / /
VI ｀/ ｲ,〉 ｀ヽ ,〉- '^ヽ
/{ ﾊ ∨/／ ///∧
/l ＼_ノ//!ｰ--' ∨///////}
{
iヽ
/{ i:.: Ⅵ
. ,、 i:.: V ,、 i:.: .:}
/:.:＜ i:. .:.:.:｀:.:ヽi:.: .:.
i:. .ヾ:. .:＜{:. .: . .:.:.: .: :::. .{
:. .:.:. :.: .: . :.: .:... .＞.:、:.:.:{,’
i: : .:.: ;:.:.:.: .:.:./;;;;;;;;;;;;;} :.: .: .:.7
ヽ:. .: .. :.::ｲ/;;;;;;;;;;;;>;;;;;､:. .: ./ ,’
}: .:.:;:../;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/､;;} :. .／ . __ __
く: .: . ..:{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .:ﾞ｀:.,ｲ ＿ /^> ////
ヽ: .:. .V;;;;;;;;;;;;;;;;}: .:.:./ ヽ,V / " ." ／^ヽ
.V: .:.:};;;;;;;;;;ｲ: .:.:.:. } /∠-‐¬, <／/ /＿
_ン:. .: ,';;;;;;;;;;i:.:.: ._ン. く／/ (￣ .<_ -‐-,ヽ, [][]｢|
､ ヽ:.:.:.:/;;;;;;;;;;i:.: .≧ ヽ,'¬, ( <l / //
＼ ｲ:./;;;;;;;;;;;i:.:.:7. ￣ ￣ "
｀ヽ>:.: .:’:./;;;;;;;;;;;;;i:.:.:{
}:.: .:./;;;;;;;;;;;;;;;i:.:/
/:.: :.{;;;;;;;;;;;;;;;;;{:.:つ
｀ゝ､:.;;;;;;;;;;;;;;;;;V:{ - ‐
}:.:. :;;;;;;;;;;;;;;;;;;V’> ´ ヽ
'ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y （○ ) (○) V
}ﾊ;;;;;;;;;;;;;’ﾊ （ﾄェェｪｪｪェェｲ） V
’,ﾊ;;;;;;;;;;;;;;ハ.ヽェェｪｪｪェェ/ |
':..:ﾊ;;;;;;;;;;;;{ ハ､ ｀￣￣￣´ ｲ それをこうして――
}:.: ﾊ;;;;;;;;;;;､. ｀､ ｲ
{; ;:}.ﾊ;;;;;;;;;;;;;ﾞヽ ｀ t≦´
.:. :. :;;.;;;;;;;;;;;;;/ ｀ ＜
/:.: .::.:; ;;;;;;;;;;;;;,’ ヽ
{.:. .:;:. ;;;;;;;;;;ｲ Ｖ
:.: :.: ;:.;;;;;;{ i} i V
:;.:./ i:.{ ;:.:;;;;’ i i Ｖ
i;:ｲ {;i ::.;;;{ i i. Ｖ
, -,-, イﾊ |! l !
〈////! !///! !! l. |!
, へ ∨//| |///l |! l |! ___ ＿ ,==
|//| ∨/j ｰ‐‐' !! | !! |//| |//! .///
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∨///∧ |! |! . ／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
∨//.∧ |! !! . | ＼ェｪｪｪェ／ |
∨//∧ l! | |! ...＼ ／ こうじゃ！
∨//.〉 ﾟ l! ! ! , , ｡／ ＼
｀- ' ヾ ､ j |! ｲ／ベ、 ／｀¨''-=,,
-、､＼ ｿ ,,''" ｲ ｀ヽ-､_,- イ ,-'" "''ヽ,,
｀∵ ＼ミ イ ｀!´ / ヽ
ヽ ミゞ(⌒､､ヾ∴/／ " l! / }
∴ ﾉｰミ_ ,、 彡イハ ,, ,, l ,,,;;;;, --､ }
ｰ., ',jー' _ﾉ }ヾ__ __/八ヾ､ ヽ,, l! /" ::... ノ
く .／r‐‐‐､| | r---,丶 { _ -―- 、_, _／
} { く 二つ|. | ⊂二'､:::￣} __ ｲ
/ ヽ 〉―く. | | >‐-く:::: { ,, イ
. ￣￣￣｝, ＿ ￣´. L____ 」｀￣ ノ-―------- ''" ￣ ￣￣￣￣￣
｀ﾉノヽ,/-ヾ、ヽ”"＼ ゝ
／: : ／: : /: :/: :/: : :ｲ:ﾊ: :||: :l: : : : ﾘ: :,ﾊ: l: : : |: :l: : : :',:',: :ヽ､: }
. /: : イ: : : :/: :/: :ｲ: : :/{/ }: :|',: :l: : : :/: /＿从!: ,: :.|: : :/:}ﾘヽ:} ヽj
{:／ !: : :./l: / : : |: : :{,.イ⌒ヽ､ヽ: : /l:/ｨ￣｀ヽ､l: :.:|: :/:l:/ ﾘ
|' ､: :/ ,|:{: l: : ﾊ: :l{ fi;} VI / fi;} l/l: /:/: : : ヽ
VI /:l:{: :lヽ:{: l:.| . ゞ' ゞ' ,ｨ l/:./: : : : : :}
/: :ﾘヾj: : ヾ: } ｀￣ ´ ､ ｀￣ ´ /:ｲ: : : }: : :ﾘ
{: : : : : : : : }:ﾊ ﾊ:.{: : : :l: : |
从: : : : : : : : :ゝ r ｭ ,: :./: : : ,: : /
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ヽ: | ､: {: :､: : ヽ: ／｀ - ´∨: : l/: : /:,ｲ／
､! ヽ:､{从＿/＼＿/∧ ヽ_:_/_: / ´
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／//// ///'￣ つ⊂二ヽ､//､/////＼
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／ （●） （●） ＼ ――どうじゃ！？
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／: : ／(つ l' ' ゝ＿ノヽjヽ: : ∨: : : : }: : :} ヾ
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/ VIﾙ､ : ＼ {:./ |: : :/: /: :.|: :|: :, …………っ
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｀ ｀,.ﾊ/ﾊ_77ﾊ{:イ: :/イ:/イ/:/
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／ U （●） （●） ＼ あっ ご、ごめんな……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
/ ∩ノ ⊃／ ／/ ∩ノ ⊃ （ウケる思たのに！）
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／. （ガキってこう、こんなん見せたら喜ぶもんじゃないの！？）
＼ ／ /＼／
＼ ＼
＼ ＼ ＼
> > >
／ ／ ／
_,. -＝-- ､
, '´ '´ ヾ､
／／ ヽ
, ' ／ |
. / / _,. - ┴ -- _
/ / , '´ ,. / - ､ ヽ､
. / / ／ ／ / '， ＼
/ / ,.:' / / / ,| :. ､ ヽ
| | / / / ' / ;': ! | ∨ !
| | / / / | | | ! | }ﾊ | | | :
| | | ' '{ { | |__|__ {i. / /__!_{ﾊ i | !
ﾏ{ | | | | | |从{从ｲ∨､ /}/ }/ | ! } |
{! ｛ハ | | Ⅳi ﾘ ∨ / / / }/ / :.
ﾏ､ { 从 { ﾑ ､＿_,.. ∨ 、＿,. / / | なにをしてるんですか……
｀＼_ |从_从〉 ￣ , ￣ /,.ｲ/ :.
/ | T 、 u /イ} . いきなりそんなの見せられたら泣きますよ、普通。
/ { | ＞ v―っ ＜{ ∧ i
/ , ! /|＞ - ＜|ヽ j / i :.
/ } |／:{ ∧ ∧ |:､! { :. :.
/ _,..::| |:::::∧/､ {__ﾉ }_,.ｲ:::| |ヽ､ i ､
,:' r::::´::::::: | |::::{//≧､__,.ィ//|:::{ {::::::::｀ヽ､ ､
／ {::|:::::::::::: | |::::|/////{_}/// !:::| |:::::::::::::/:} ＼
／ |::::,:::::::::::{| |::::|∨／/ハ＼/{:: | |}:::::::::/::::| ＼
／ |::::::､:::::::::| |::/ ＼／ ＼/i:: | |_::::::/::::: | ヽ
- ─ ＝＝─ - ､
／ ＼
／ ＼
/ u. ヽ
/ ﾊ た、助けてくれニャル子。
() ） |
‘， u. | 俺 どーしていいか判んねぇ！
ヽェェ┐ /
＼ェ| ／
,イ. ヽ. ‘，
γ￣￣￣￣￣ ∧. i .! i. |
l はいはい （__;） i .i. | |
ヽ、＿＿＿＿＿,ノ i .|. | |
i .| i. |
! .! |. |
/ / ／／ ／ ／ :. ヽ
. / / / / / ／ / / } :.
/ / / / / / / ／ / , / / ' | :.
.' / / / / ' / / /; ,ｲ | / / '
| | {/／,ｨ / / / /__//_/ノ:.{ { / / :
{ { _／ィ { / / /{/ {/ { / { | | / ,' / } i
| | ﾘ ,| { { / / / :. | | .ｲ 7､_/! / /, |
. ﾏﾑ ／j/! ﾄ. | ｛ Ⅳﾏ! ／/／/イ/ヽ. // ;
＼＼＿_,／ / リ ､ !i |ー＝ﾐ､, ∨ｲ ／ // }/ ' / / ゆまちゃん――でしたね？
｀¨¨／ ,..-::´/:::::|＼｣ミ :.:.:.:.: } /}/ ,ｲ '
／ /::::::::::::::::::| 叭 , ー＝ﾐ､,/ ／ / } / 私はニャル子です♪
, ,::i:::::::::::::::::::| :人 :.:.:.:. ／ イ ,.:' /∧
/ / {::::,::::::::::::::::::| i ﾄ - ､ ＿,.イ _,.ィ ／ /ｲ :. びっくりしたかもしれませんけど、
,' / |:::::'，:::::,:::::: | l | ＼ ￣｀ ≧＿＿／イ::::ヽ :. :.. キル夫さんはゆまちゃんを
. { / / :::: ＼/::::::::} | | ､ ...イ/ ／::::::::::::. | } 楽しませようとしてたんですよ？
（{ {::::::::::::::{::::::::::Ⅵ| |/＼ ∧ ー ＝ ≦ ／ ／:::::::::::::::::::} | |
}| ヽ::::::::: |::::::::::v-| |///＼!/r ､／} ／ ／::::::::::::::::::::::::::ヽ ! |
Ⅵ }:::::::::|::::::::::{::::| |//// //＞rrr77/ ／::::::::::::::::::／:::::::::// ;
ヽ |::::::八:::::::::,::::| |//// {/ノ////,/ ／:::/:::::::::::::／::::::::::::// /
ヽ＿＿＿＿ / ｸｼｬｯ
/ }＿ ,{:!, - ''''⌒ヽ､ ,.ｲ
/ | ｀ ｰ '´l: ', ＿ ＼ /:/ ／:
l l {: :ヽ,ｲ: -, -‐｀‐-､!:{/: : :,
| | ＿_ヽ: : !: :/ ヽ:／
|＿＿＿＿__/＞'''´: : : : : : : : { }: : :
／´￣´ ,. .: :´／: : : : : : : : : : : : : : :, /:-＜
／: : ／: ,: :,: : : : : : : : : : : : : : ＼＿＿_／: : : : :
／: : : /: : /: /: : :,: : : : : : : : : :､: : : : : : : :/ｲ}: : : : :
/: : : : :/: : /: /: : ,ｲ: /:l: : : : : : : : ＼ : : : : : : ﾘ}: : : : :
/: : : : :/: : ,: :,: : :/: |: {: {: : : : : : : : :',: ＼: : : : : :l: : : : :
,: : : : : :{: : /: :l: ､_l_从:.l:-ﾄ,: : : :ヽ: : : :,: : : : : : : /: : : :／
{:/: : 从l :/: : :|: : l ヾj从ゝ＼: : : ＼: : ,: : : : : :/: : ／: : : ……っ
ﾘ从:{: : VI: l : |: : {,ｨ''''´￣(つ ＼: :ヽ:＼!: : : : /: イ: : : : :
/: : : : 从:VIヾ:j ／ ／ o /: :｀ヾj: : : : : :/´: : : : : : : :
,ｲ: : : : : : : : :,' /: :l : : : :l: : : : : : : : l: : : : :
!:ﾊ: : : : : : :< /: :/: : : : j: /: : : : : :/: : : : :
|:{ ',: : : :l: : : ヽ r ､__ /: ｲ: : : : /:/: : : : : :./l: : : : :
リ ､: : :|ヽ: : : :ヽ ヽ /／: : : : /:ｲ: : : : : :/:/: : : :/
ヽ: j ＼: : :｀ー--､/: : : : : / |/: : : :／ /: : :／
ヾ ヽ: : : : : :./: : : : : / /: :.／ /: ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ……よし、後始末は任せとこう
／ (●） （●） ＼ なんかまたいらん事しちまいそうだし。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. おっかしーなぁ……俺がガキの頃なんて、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ うんこに爆竹とか石入れた泥団子爆撃とか
/ ,⊆ニ_ヽ、 | ゲラゲラ笑いながらやってたのになぁー。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それでお二人さん。
／ (●） （●） ＼
| r───-､ | 話はもう終わったん？
＼ ／
／ ＼
何を言っているのかｒｙ
/ / ＼ ｀丶
′ ,' :/ / l ＼ ＼
l / / ′ :i ヽ ＼
i / ｌ 八 ', ＼ ヽ＼
′ ｌ ,′ | /. ヽ :ﾄ､≦ '. ﾍ ＼
//l ｌ i ｉ /´￣^ ＼ :ｌ ,斗 i
/ | i ∧ ∨ ＼j.f刋ﾟ｢八 .l
. / l | |八 '. ､＿彡 ﾋ::ｿ i Ⅵ | ん☆
/ .l | l }＼ﾍ´￣´ i ノﾉi ｌ |
/ ﾉ ｌ i |､ ヽ ′ / ｌ八i| 人間を集めてこれからなにをするか、
. / / ｌ . l ＼ 丶 ＿ , .ｲ l } 説明も一緒にね☆
' / l : l､ ＞ ／ / : 八 ヽ
／ / ∧ : | ＼ ﾉ 厂 i ∨/ ,' / ＼
／ ／ / ＞'-ﾍ ｌ l', ≧≠く i:}^∨ /
／ / ∧ ｌﾍ l弋 /j.＼_》:＼｀＜
／ ／ /- ､ i lハ } ＞=┘∨ ﾍ::ｌ ＼
.:／ ' } ＼ ｌﾉ } l 丶､ ヽ. i:l r=＼
.:／ /. / ﾍ l | ヽ ＼ ヽ i:l ヽ☆ﾊ
.:／ / ／ヽ l } :.. ＼ﾍ i:ｌ ｀´ }
.:／ / ∧ i∨ ＼:.. ∨:} ,′
／ / ,' ∨ ヽ ∨ ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | お、そりゃ卒がないね。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ で。
ﾁﾗｯ ／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ Ⅵ;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
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／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡' ……
辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦 _ - .|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝ ｀¨´ イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
＿＿＿_
／ ＼ ﾝｼﾞｰ
／ ＼ （エリザがなんやえらい大人しなったなぁ）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （ニャル子の奴……何言ったんだろ）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ Ⅵ;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
{;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､
Ⅵ';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:Ⅵ;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,}
Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ;,;,;,;乂辷彡'＼ じわっ
.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _
／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡' ……
辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' U “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { u. ///.|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦/// _ - |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝu. ｀¨´ Uイ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
{ : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :}
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
. ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ
∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡
/:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/
. /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:, ア、ア、ア、アタシを見るなぁー！！
/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ/ 目ぇ抉るわよ！？
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (○） （○） ＼ ナニコレ めっちゃ理不尽にキレられた！？
| ┌ｪｪｪｪｪｪｪｪ┐ |
. ＼ Lｪｪｪｪｪｪｪｪ._ｌ ／
／ ＼
／ ＿ / ‘，
/ ＜ ＿＿ / ／
,′ i | i | {￣￣{ ㌃ぅミ厶イ } }
, | | ! 八 ! V:り ` / / /
, | | ! |＼ { `'' / ／} /
, ,′ | | :| / ＼! 厶イ .}′
, / :| | | .:!′ > あ・ら・らぁー？
/ | | |､ :{ ト ､ , いいのかなぁー そんなこと言ってて☆
,./ :| | | ， ! {__i/.／
/ | |‘， :{ ， ､ヽ ／ これは余裕かなぁ？
/ ,:| | ， {､ ＼} `f‐ く
. / ,∠::::::∨＼ ， :{ ＼/ {‘， V r ┐
/ /´￣￣ ｀ヽ:::＼ ､j >r┐ 八 ，.V/＾ ､!_
/ / ＼::＼ / } {､ ヽ} / ／ }__
. / { } ､::Ⅵ{ } { ￣ .{ ´ ／ }
/ .{ V .V:Ⅵ{ } ＼ ∧ くノ
. / { | V }::}Ⅵ＼､ }:≧.､∧ }
/ | ＼/}:}:::::＼:＼}::}::::::＼‘， ‘，
/ ∧ ! ヽ}::::::::::::`..＜::::::::::}V }
/ / ∧ :| V::::::::::::::∧:｀ヽ:V ,
/ / .∧ :| ∨:::::::::::::∧::::V /
./ / Ⅵ ／ ￣ 〉:::::::::::::::::}::/ /
/ / | .／ ／＼::::::::::::::j/ /
. / / !＿＿ ／ ／ ､:::::::/ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ ……なにが？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
￣ ⌒У´￣
／ ′ ＼
／ - .､ ＼
ノ′ ＼ 丶
/ ､ ＼
/ / ′ ', ＼丶
,′ { | iﾄ、 丶 ＿ノ'} ､
,′ | __, !| |＞く __ ／ ､ んふー☆
|／ ﾉ_}_ | ／| ＼,＼ ＼ ::.
| / / |i ,抃 ´ i| x==ミ＼} ー─‐ 丶:::. 内緒っ！
／＞-､/ ∧ /=≠弌 ,〃 | /::: ､::丶
{ / __ノ / ∧ 《 代爻＼ ＿ノ .:.:.:.:. / ／| ::: ::::::＼
／'´ (_,ノ-､ 乂＿V＿,又У ーイ...:::| ::: |::::. ',:::::::::＼
／ ─── ､ ＿＿＿＿｀Y ′ /⌒l ∧::::::| :: i|::::::. ',::::::::::::丶
／ ´ -＜ ＞ _.l ,／ ｲ ∨ | :: i| :::: ,:::::::::::::: ､
} r−､ ヽ くヘ ￣ ／ /' / ∧ ::: }::::::::::::::::.､
,′ ヽ } ¨￣ ∧ ' ノ ＼::::＞-- イ ／ ノ{ ／ :: iト-､:: ::::::::.
′ ′ ､ ﾄ < i |. . . .｀|´ ＼,／ / ／ﾉ. . . . .∨ i|⌒＼ ::::::}
| ,′ :::丶 :::＼ ＞!|. . . . .| ト ノｲr ﾉ. . . . . . .∧ ′ ', ::::|
| | ::::::::: ∨ ヘ ＿＞... ... ...| / } ＼ /_,ﾉ. . . . . . . { l ′ ＼::!|
| { | ::,＜⌒ ､丶 {. . . ..ﾉ イ ﾉ У_ノ. . . . . . . . | j/ ＼
| ､ __,. '′ ＼ ＼〉 ー- }. . . . . .| i{ / ノ.. .. . . . . . . ..| ＿＿＿＿＿,. ＞ ､
| } ､ 〕. . . . . . } / ,ﾉ.. .. .. .. .. . . . ..ト ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ;;;（◯）::::::（◯）;＼ （嫌な予感が真綿のごとく締め付けてくるっ……！）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼ あのー エリザさ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
{ : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :}
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
. ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ
∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡
/:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/
. /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:, くくく 串刺しにしてからこんがり焼いて、
/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ/ 真っ赤なソースをかけちゃうわよ！？
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ 赤ブタよ？ 赤ブタ！！
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼ （こっちは取り付く島もねぇ！！）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ヽ ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ∨ﾊ
/７ |ノ八 ./｀ヽ∨ │ }
ﾚNヽｌ● ヽ/ ● ｜ i | キル夫さん キル夫さん。
. { i⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ７ﾄ |
. /⌒ヽl ﾍ ゝ._） ﾚ/⌒i | 肉棒はあるかい？
＼ .| | ＞,､ __ イァ/ ./ |
. ＼| | :::＼;;;只;;;;;／ヽ=/ :|
. | |i:::::::ﾊY||Y;ﾊ:ヾ::ノ } :|
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ‐=･= ＼ あるけどやらねー。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ
＼ ＼ェｪｪｪ ,. ニャル子、お前二人に何を言って
／ <
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ヽ ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ∨ﾊ
/７ |ノ八 ./｀ヽ∨ │ }
ﾚNヽｌ● ヽ/ ● ｜ i | それよりも今はこちらを。
{ i⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ７ﾄ |
. | ﾍ ﾚ i | （――ゆまちゃん、どうやら親に捨てられたみたいです）
. | |/⌒l､ __ イァ_i | :|
. | ./ /;;;;只;;;;;/::::::| |ヽ :|
. | l l::ﾊY||Y;ﾊ:::::::| |:::} :|
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ ――は？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ヽ ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ∨ﾊ
/７ |ﾊ八 /ﾍ |∨ │ } （騒ぎのドサクサに紛れて親が姿を消してしまい、
ﾚNヽｌ -‐ ヽ/ ｰ- | ｉ .| いくら探しても見つからなかったと……）
. { i ＝ ＝U.| ７ﾄ |
. | ﾍ⊃､_,､_, ⊂⊃ﾚ i | （身体のあちこちに虐待の痕が残っていたので、
. | |/⌒l､ __ イァ_i | :|. 恐らくは……）
. | ./ /;;;;只;;;;;/::::::| |ヽ :|
. | l l::ﾊY||Y;ﾊ:::::::| |:::} :|
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ ……そうなん。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿_ /: イ: ,-
-_: : : :｀ヽ,......_r- ､,.. -――- - r‐-/⌒ヽ: :／: ｀ヽ
,..イ: : :./ ヽ-=: : : : : : : : : : : : :{ }-: :｀ヽ ｀
/: :,ｨ: : :.{,.イ: :-´: : : : : : : : :l: : : : : : : ヽ＿ノ､: : : : :＼
/:イ/: :／: : : ,: : : : : : : : : : : |: : :l: : : : : : : : :ヽ ｀ヽ: : : : ,
/:イ: : : : :/: : : ｲ: : : : : : : :!: : :!: : : l: : : : : : :, ｀ヽ:.l
/: /: : /: : : : :|: : : : : : : :.!: :.:|: : :.:|: : : }: : : , /
{:./: : ｲ: : : l: : !,: : : : : :l:.ﾘ､VI: : :/!: : /: : : : ,
{: :/: |: : :从ノ､: : : : : :|/l/ ト､ / |: :/: : : : : }
|: {从!: :{r=rttｫ､､: : : :! イ云心下/: : : : : : :l
l从{,ﾊ: :{ ﾏ､rﾑ ヽ: :.| ﾏ､_∨,: : /: : : : : :.! ……
/: :ヾjﾊ. ∨ソ ,.Ⅵ ゞ- '/: :/: : : : : : :|
/:ｲ: : : :八 _ /: :/: ,: : :/: : ﾘ
/ 从: l: : : ＞. .,ｨ-っ｀ イ/: :ｲ: /: :./l:从{
{: :{: !从',: : / イ､.T､´- '/:イ: :/ l: / /
VI ｀/ ｲ,〉 ｀ヽ ,〉- '^ヽ
/{ ﾊ ∨/／ ///∧
/l ＼_ノ//!ｰ--' ∨///////}
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ）└ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ⌒､ ﾊ
/７ |ー'∨ /`ー∨ │ }
ﾚNヽｌ● ヽ/ ● ｜ i | （こんなに可愛い萌えっ子を虐待だなんて許せません！）
. { i⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ７ﾄ |
. /⌒ヽl ﾍ ゝ._） ﾚ/⌒i | （両親は人間みたいですけど こちらで保護しますよ？）
＼ .| | ＞,､ __ イァ/ ./ |
. ＼| | :::＼;;;只;;;;;／ヽ=/ :|
. | |i:::::::ﾊY||Y;ﾊ:ヾ::ノ } :|
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （その辺の裁量は任すわ）
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （思うようにやってくれ）
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
〃 ＼＼
|| ヽ ヽ
|| } }
|!＿ i i
´ ／'^ ＼ ｀ ｉ ﾉ
／ ／ / i ! ヽ ＼ i/
/ ' ! ! ‘， } ヽ }
′ ′ i |! {ﾏ ‘，i从i } !
{ i { ｀ _ト X´ ､i ,ｲ!ﾘ
i 人 ＼ﾊｒ'⌒ ヽﾉ ′ }入|! （お任せを♪）
ｒ´ 八_込､ ' 人}
. / /:::::r ､＞｡ ｀ ´／i |! ささ、ゆまちゃんはこちらへ。
/ /::::＿ヽヽｘ!ｖ Tヽ-‐ ! i i
/ /:f ヽ ∨∧}_}/} i iﾑ! 何も心配することはありません、
. / /::::i ｀ヾ', ヽ (トｒｚ´{､ | ! ＼_ もう大丈夫ですからね。
/ ノ:::::::| ｖ i〕､ }介､ｊ/ ! !｀ }
/:::::::::::::::::', ＼ ∨＼Y} ∨i ! !ヾ 彡 ヽ
. /:::::::::::::::::::::', / ：y' i i i {__ノ /ヽ
,::::::::::::::::::::::::::ﾏ { /i | i i/´ ./ ＼
i ::::::::::::::::::::::::::}＼. / ! j ! ! / Y
＿＿_ ,..､_ ,. :／＿
／:_: : ＿: :＞- '''´／: : : :ヽ￣: : .､ ／: /´: : ／
￣／: : :／: : : : : /: : : : : : : : : : : : : :ヽ- '--､: : : :: : ＞
/:イ:／: : : : : :/:{: :,: : : : : : : :l: : : : ヽ ∧: : _,イ
/: :/: : ,ｲ: /:ｲ: :{: : : :,ｨVI,..イ: : : : ∨ }: : :_ヽ
/: :ｲ: -/-VIイ!: :!: :｀/r-＜从:､: : : :.∨＿,ノ｀ヽ
ｲ: :/: :./rtｵ心 l: :|: :/ ﾏて_,心ヽ､: ',ヾ､: : :,
j: ｲ: ﾊ{ 弋z)ｿ ヽ:ﾄ､{ ｀ '''- 'つ}:｀ ＼: : : :,
ｸﾞｽｯ ,l:!:VI: } ○ ﾘ /: : : : : : : : l
,イ/: : : ,' /: : : /: : : : : !
/ /: /:.八 '^ヽ､ /: : : /: : : : l: :j ……うん。
/: ｲ: : :./＼ ＼ ,: /: :/: : : : : !: {
{: /|: : : {: /:.｀ヽ､ /ｲ : /: : : : :./l:/
リ j: l: : !:ﾊ: :l: : :｀ヽ､＿,......::'_/: :.／: : : :./:/ /
{: ﾄ,: |:{ VI､: :,-､/T ´￣ /:／> -､: :/j/
リ ヾj ／/// ﾊ､ ／///∨
／//,ｨ/l/O∧__,／/////∧
/// ,////O// ,//////////!
/ / { ハ ∧ ‘， ‘， }
, ／ /∧{￣‘， /￣ ，‘， ＼ |
∠ ィ 弐灯うﾄ‘， |} /≧笊ぅ､}ミ､ ＼ |
, { | ＾ 比刈 ＼}}/ 比刈 j} } ￣「
{ ､ ‘， ゞ‐ ' ゞ‐ ' / / i ! それじゃあキル夫さま、
| |＼_＼ { / | ! 私はおばあちゃまとタカさんにも伝えてくるね☆
| | :! .八￣ 厶ィ i :| !
从 V ＼ ､ , / } } , :从 ，
/| V V ､__ .ィ / / , ，
, | ∨ ､ V （ ヽ ___ ..イ / / / ，
/:从 ∨ ＼ V ／＾ ， V _}＾V / ／} / ，
. / ∧ {＼ i＼}ｲ } } v'´ 厶ｲ / / ，
/ _∧ !¨:}＼}::::从 } }f__‘， }::7/ /‐ _ ，
./ ／i :N::::}:::::::::::::∧ , ／ >､ /:::厶..ィ::::::}::::}‐ ､ ，
/ / | |::::::,::::::::::::/::∧／! ｰ '´ _}__./:/::::::::::::::::::}::::} } V ，
/ { V !:::::{/:::::::/:::::::::V∧ ´ , }/::::::::::::::::::::,::::, / } ，
/ { Ⅵ!:::::{/::::/::::::::::::::V∧ }ソ::::::::::::::::::::V:::/ / .! ，
./ .{ ∧:::/::::/::::::::::::::::::::::∧ Y::::::::::::‘，:::::V / } .| ，
. , /! /::::/::::::::::::::::::::::::::::::, |::::::::::::::::}::::::::::V , .! ，
/ / ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} }::::::::::::「￣ }:::::::V / V ，
./ / {::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,::::::::::::::＼_/::::::::} / V ，
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ああ、大丈夫だと思うけど気をつけてね。
／ (●） （●） ＼l⌒l
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | .|. まだ潜伏してるのがいるだろうし。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／／
/ / /l / ': |
. / // :| l / | |
′ | ｉ/--| 、 | ∧ / | | |
| ′ | _|≧=ミ, | --/ __', ∧ { ｜ |
| ｉ 八 ｀Y^_ﾟ人ﾄ､{ | ＿_}｀`/､ '. | |
| | ＼ | _VYﾌ ＼ :| -=气≧x､ ＼ ＼ l | 私の兵士もまだ残ってるから大丈夫☆
| | Ν ´´ ＼{ _ﾟ人::} }》､/＼ ＼l ＼ |
j从 ＼ 乂 〈 乂Yﾌノ＾/ ー┬‐ ＼. けど心配してくれて嬉しいなぁ。
∧ | ┬‐ ,,, ／ / | | l| |＼
j{ ∧ l| 人 `ト ___ ー=ﾆ＿＿彡' | | l| ト､ ありがとね、キル夫さま☆
j{ ∧人 ＼ ∨ ｀ﾌ´ / ／ 八 | l| l | |
j{ ＼{ ＼ ｀ﾆ´ , ' ／ ,/ ﾉ ﾉﾉ } }
. j{ | |＼{ ー ､-=≦ ／ ／ -‐ '^ー‐'^ｰくく_彡'
j{ l| | } ___／ ／ ィ´
j{ lｉ| | -v'´／ -‐/ 〈
. j{ /从 ', / / ┬‐ / /､
j{/ { ＼ / / :|‘， / ､ } ノ￣￣｀ヽ
ノ' /| /＼ { _/ / / ‘， / ∨ __ -‐
/八 { _.＼{´ :lノ/ ／ xく∨ r'７: / |
. / /＼{/´:./: : : /:/ / xく厂:./ {:/: / ／ |
-‐…‐
´⌒ﾆ=- 丶
/ ／ ＼
/ / / { ＼ ＼
ｉ ｉｉ i 小 ｉﾊ 丶＼
| |ｉ i: | ∧丶 |Ｘ^ ＼
| ｉ| i: i /⌒＼ y代 ヽ ｀ﾆ=-
八 │ｉ八ヽ ∨ ＼ﾋｿ | ﾘi |
/ ii |│ ＼癶=彡 〉 厶ｲ |i ′
/ i | | l＼ ∧乂|/
/| ｉ |丶 ` ー' .ｲ |＼＼
／ /八 ﾄ､ ＞r-=:升| ｉ |_ ＼＼
／ '/ー=、 │ ￣}ﾍ. {::|∨/ ｝ ＼
／ '/＾ ∨ |＼＿{ ∧ﾉ::| |/ ｀ヽ、
￣￣￣ ／ / !⌒＼. ∧ | ＼ ヽⅥ| 【†ﾊ
／ r＜ ／ '/／ │ 人i| ＼ ＼ﾍ|:| ｝}
/'(⌒＼／＼ ＼／ ／ ,ﾉ ⌒ﾍ | l 丶 ヾ::| 厂
. / (⌒＼丶‐つ 丶.／ ／ / ∧| ＼ /─
i 厂＼〈 〈／） ∨ / ,′ ﾘ ＼ ';. イ
| / ／｀∨ / ＼/ / ∨ } ﾉ ｉ|──
|／￣￣￣￣＼ー,､ ＼ （＼＿＿ | ､ _ﾉイ ｉ|
さ ∨ ＼ ＼ 厂/ ＼_八 ￣ // 八
/ お 私 あ ∨／ ＼ }勿､ /⌒Ｙ}＼ // /｀ヽ
仕 の 〈/ /＼r勿ﾉﾊ＼ /{{ }}ﾊ //ｉ / ）
│ 事 下 行 | / ＼ｿｿｿ /_{{,㍍ﾘ=ミ // i /
│ の 僕. く |i i _＞､__/ 以 ㍊ }}＼.// i
│ 時 た わ |i / ＼:::::::::＞ {八 〃 //ー-=孑彡 /
│ 間 ち .よ | ＼∨ /／∨ __〃}::乂 // ヽ /::
│ よ . .| / 以 |ｉ|/::::::r勺 ） /:::::
│ . | .,′ _,|ｉ|≫《》く::＼ ＿＿＿＿彡'´::::::::
│ .| -=ﾆﾆ勹::::::/:::/:::::::::::/::::::::::::::::l::::::::::::::::
. ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ
＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ'
ヽ=, ,.--., .二7
/″ .//. . ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ
// ＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ'
. /´ ,ｲ,ｲ ,ｲ .||:::::::::|| ヽ=, ,.--., .二7
ﾚﾚ // .||:::::::::|| /″ .// /∧ . ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ
/' ||:::::::::|| // .//:::∧ ＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ'
||:::::::::|| ./´ ,ｲ,ｲ ,ｲ ||:::::::::|| ヽ=, ,.--., .二7
||:::::::::|| ﾚﾚ // .||:::::::::||. /″ .//
||:::::::::|| /' .||:::::::::|| //
＿＿ ||:::::::::|| ||:::::::::|| ./´ ,ｲ,ｲ ,ｲ
. ´＿＿ ｀ヽ ||:::::::::|| ||:::::::::|| ﾚﾚ //
/ ／ .＞┐ ＼ ||:::::::::|| ||:::::::::|| /'
,r＝＝ミ|:::::::| |::.. ', ||:::::::::|| ＿＿ ||:::::::::||
| ||:::::::| |:::|| | .||:::::::::|| . ´＿＿ ｀ヽ ||:::::::::||
| ||☆│ .|:::|| | .||:::::::::|| / ／ .＞┐ ＼ ||:::::::::||
| |l:::::: 廴ノ ::|| | .||:::::::::|| ,r＝＝ミ|:::::::| |::.. ', ||:::::::::|| ＿＿
| ＼ :::::::::::::／ | .||:::::::::|| | ||:::::::| |:::|| | .||:::::::::|| . ´＿＿ ｀ヽ
｢二＞ ､ |::::::::::::| .! ||:::::::::|| | ||☆│ .|:::|| | .||:::::::::|| / ／ .＞┐ ＼
＿/＞─ ヽ ＼:::／ ／ .||:::::::::|| | |l:::::: 廴ノ ::|| | .||:::::::::|l ,r＝＝ミ|:::::::| |::.. ',
. ＜ .∧＿＿∧ ||:::::::::|| | ＼ :::::::::::::／ | .||:::::::::|| | ||:::::::| |:::|| |
／ ｀ヽ ヽ ｌ /:＞ . .||:::::::::|| ｢二＞ ､ |::::::::::::| .! ||:::::::::|| | ||☆│ |:::|| |
∨ ', lｲ ＼ .||:::::::::|| ＿/＞─ ヽ ＼:::／ ／ .||:::::::::|| | |l:::::: 廴ノ ::|| |
ｌ |￣ヽ | ｌ | l￣l .∧ .||:::::::::||. ＜ .∧＿＿∧ ||:::::::::|| | ＼ :::::::::::::／ |
￣ ヽ l!. ∧ ', ｌ ｌ ｌ / / | ||:::::::::|| ｀ヽ ヽ ｌ /:＞ . .||:::::::::|| ｢二＞ ､ |::::::::::::| .!
＼.l! ＼ ＼_ｌ ｌ ｌノ ./ .| ||:::::::::|| ∨ ', lｲ ＼ .||:::::::::||_/＞─ ヽ ＼:::／ ／
＿＿ :ｌ! ＼ ｌ .／ | ||:::::::::|| ｌ |￣ヽ | ｌ | l￣l .∧ .||:::::::::||. .∧＿＿∧
/::::::::::＼ ｌ! ┌‐､ヽ l ./ ｘ‐┐ .| ||:::::::::||￣ ヽl!. ∧ ', ｌ ｌ ｌ / / | ||:::::::::|| ｀ヽ ヽ ｌ /:＞ .
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ うーん、絡め手も使えるとやっぱ強いなぁ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | じゃ、もうしばらく腰を据えて待つとしますかね。
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
{ : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :}
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
. ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ
∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡
/:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/
. /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:, つつつ強く絡めて腰を！？
/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ/ アナタなにを考えてるの？！
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ | お前は何を言っとるんだ ＞
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧ . ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ （これやってけんのかなー）
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.|
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／. （なんか不安になってきたわ）
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
. , -=≡ミx､
. 〃 -‐ ' ヽ´￣｀丶
. ‖ ／ / ﾊ ヽ ヽ
{{ ｲ / |i .} } i ∨ﾊ
/７ |ノ八 ./｀ヽ∨ │ }
ﾚN -━-ヽ/-━-｜ i |
{ i⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ７ﾄ |
. | ﾍ ﾚ i |
. | |/⌒l､ __ イァ_i | :|
. | ./ /;;;;只;;;;;/::::::| |ヽ :|
. | l l::ﾊY||Y;ﾊ:::::::| |:::} :|
【教訓】
「女 三人寄れば 空恐ろしい」
【判った事】
「ドッ！ は思ってたよりウケが悪い」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ﾄ旡≧/ /≦乏 ＼
| （ﾄ| |ｪｪｪｪｪｪ| |ｲ） |
＼. | |ェｪｪｪェ| | ／
｀ ー------─― ´
魔王とはいえ、団結した女性に勝てるわけないんや……
前スレageすみません。
次回本編の投下は月を跨いで4/5 23:00定刻の予定
長い時間本当にお疲れ様でした！
おまけネタは時間のある時、こぼれ話は思いついたネタが出来上がったら、
ひっそりやってると思います
ではみなさま今日はこれにて
ラフなもので失礼しますー。
ttp://upup.bz/j/my27842gzfYtX96wXR8d-ZA.jpg
ここの１と魔王は働き者すぎるだろ
これは凄い！
＼テンション上がってきた！／
―――――――
＿＿ ＿＿
. ＞ ￣ ￣ ｀ﾞ'' ＜ ――――― ＞ ''ﾞ´ ￣ ￣ ＜
―――― .,. ´ J ,ｨf=＝＝ミx､ ｀ ＜ ―――― ＞ ´ ､xミ＝＝=fｨ, J ｀ .,
. ´ -- ん泛圷､ヾx. ＼ ／ .xッ､圷泛ん -- ｀ ､
. ／.／ u ､ ｀￣｀ヾ′ .》 ＼ ／ 《. ′ッ´￣´ ､ u ＼ ＼
.. ' ／ ,.ｨf=ミ ）､ ｀ヽ ヽ. ,r' ／ _ノ{ ミ=fｨ、＼ ＼
.... / / ,ｨf沁 ／''⌒｀ ￣￣￣ ＞ ,, } ―――― { ,, ＜ ￣￣￣ ´⌒''＼ {沁f､, ',
/ ,.んfソ ／ , -- ――― --＜ ｀￣ ﾏ ', ﾏ ￣´ ＞-- ――― -- , ＼ ソfん、 ヽ
〃じ ／.／: : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ ＜_ .{ U ',...U }. _＞ ´ : : : : : : : : : : : : : : : : :＼.＼ じﾞッ
.. , ﾑz ／ ,. :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾏ ! i ! ﾏ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: 、 ＼ zﾑ ,
. / / / :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :乂{ } }乂: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ
....i U { / ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } ,. { : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: ﾞｉ } U i
....{ ヽ __ノ {: : : : : : : : : : : : : : : : : : ,. -― - ､: : : : ;. ――――; : : : :､ - ―- 、: : : : : : : : : : : : : : : : : :} !､__ ,r' }
....:. ﾏ .ｨ: : : : : : : : : ＿＿: : : : / ヽ: : / ,. ﾞ, : :,r' ﾞｉ : : : :＿＿ : : : : : : : : :ｨ. ﾏ ./
.. ', し ＼_}: : : : : : /´ ｀ヾ′ }: / { /.. } ': :{ ′ッ´ ｀ﾞｉ : : : : : :{_／ し ,'
.... ヽ ＼ : : : : { ′ ／ / ／. ', ＼ ′ } : : : : ／ ,/
ありがとうございます！
ちょっとネタ搾ってきます！
ラノベの表紙になりそう
すげえ格好いいｗ
此の配置、ルークがすごくライバル枠に見える
かっけえ！
よし、脳内でルークの位置にモヒカンを仮置きしてみよう
ガチで上手くてフイタｗｗ
敵がバカだといつまでたっても綺麗に終わらせられないしな・・・
起きて出かけて帰ってきたらまさかの2話分投下が終わってて。
遅くなったけど乙ー。
ルークはここからどうなるかなあ。
支援絵かっけー
このままなんかの表紙にできそう
ゆまちゃんは人間の幼女か 差別対象とされてた魔族が眼前に居る地ですら実の子を虐待し捨てる親も居る…嫌な現実だ
ニャル子に保護された以上は安心だろうけど、ハスハやユエル達と仲良くやれるようになってって欲しいな
うおっ、こりゃすげえ！
絵の上手さは言うまでもなく、タイトルロゴまで凝ってるなあ！
王と神の字に二人の特徴が盛り込んであって洒落てる
男の子にはバカ受けするだろうけどｗ＜ドッ！
１スレ目でも思ったけど、950で次スレたてたからって、
すぐに埋めにはいらずに、そのまま限界まで投下したほうが良いんじゃね？
今はこれが精一杯
『こぼれ話』
.
.
.
【キル夫のぶっちゃけ本音トーク：女性陣に対する印象（主に性欲方面で）】
.
.
.
.
.
いったい幾つ投下するつもりなんだ！！（歓喜）
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ アフレコで頼むよ、アフレコで。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 知られたら一生もののトラウマをわんさとこさえられるんだから
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ほんと頼むよ ちみたちぃ！
／ ＼
.. ＿＿＿_
／ ＼
. .／ （●） （●） えー トップバッターはこの【俺が魔王で、あいつが邪神】 略して俺魔あい邪……
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼. 語呂わっりぃな。
| ＼ェｪｪｪェ／ |
. ＼ ／ メインヒロインという名の魂の男子中学生、
. ノ ＼ 四柱の創造神の内一柱 魔族の神である邪神ニャル子さんですが……
／´ ヽ
……もしや計画的犯行
// ／ イ〃ハ }ミx､ ＼
// / ／ / ll ヽ ＼ ヽ
// / / l {l Y ｀、
// / / ll }､,l } l l ﾊ
// ; / { { ﾄlノ'' ﾊ 「}「 Tヽ} } }
' ! j! l-'代「 ﾄ､＼ / jﾉｨぅ芯ミ} jﾉﾄ}
; { {j l lﾄｨ芍芯ﾐ＼/ 弋沙ﾘﾉ! // l
l l//l λ弋沙ﾉ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾞ"" ﾉ／/ l
{ 人 ﾄﾄ、 ﾍ `'";:;:;:;:; ! -=彡 ノl l
l j ヽ 〜ミ=- rｯ- ''"｝ ￣ﾌ ! l l キ・ル・夫 さん♥
! j / ﾍ ﾄ､__ `ー " ／ l l ! l
l / / l ! "T- __ イ l l l l
λ / / /＿＿l V ノ ＼ {⌒ﾌl l ! l l
ヽﾞ､ // ／ヽ l:::l Y ﾉﾊ ﾊ ├-l l＿ l
ﾞ､､ // / ｀、l:/〜⌒>へ { ﾄ､/ { l l V/￣ヽ
`、 // /{ У ￣7 ﾌ > ＼! jl ヽ ﾊ
＼ ／ l ! __/ xへ 〉`<＿/＿ /::l ﾄ i ﾄ、
｀'''''" ／ ! l /弋 ＿__ ィ/ : l ヾ:::::::::::::::::::::::`l l l }/ l ＼
／ l ／{ ＼ﾊ:::::/// : l l Vﾍ<::::::::::::::::::} ﾚﾉ j ＼
/ l/ 代 ヾ// / l :l: l Vﾍ`ヽ:::::::::::l j/ l ＼
/ / ll l ＼ O// j :j: :l : L__V:ﾍ::::::＼::::! / /! ｀、 ＼
/ / l{ ! 弋 /{ l: l : l＿ : : V::ﾍ: : : : :j/ / ﾄ `､ ＼
/ / ／l l /:トl,__l竓莆莆莆ミY::ﾍ::::::::/ / ! ﾞ､ `､ ヽ
/ / { l l /:::l''''"~￣ l:::::ﾍ::/ / l ﾊ `､ ｀､
/ / / ∧ ﾞ､ /:::::l l:::::::/ ／ j i `、 `、
/ / / / ∧ ヾ}:::::l l:::/ ／ ＿ﾝ l ﾍ
/ / / / / ＼ >::::l l/ ''"￣/ l ＼ ﾍ
' /! / / ! Y''":::::::::l γ ／ / ! }＼ ﾊ
/ / l / { l:::::>､:::::l ／ 彡 /::く j l ! ｀、 i
j / l / ∨ ﾍ￣ ｛! r‐''" /::::::::＼ } l ﾊ l
! ! ∨ { l ／:X:::::∧ {r‐､ ﾊ::::::::::/ l ﾊ l l }
ヽ! { l λ l /::／:::X::::::`、 / ＼ ﾉ }::::::/ j / l ! } !
{ ! l l ﾞ､ l ノ{/:::／:::｀､／＼ / ヽ／/::l／ﾍ / ∧ ! l ! Y
乂 ﾞ、 { { ヽ! ／／}/:::::::::／＼::::::＼ {⌒＼ O/ ／::::::`､:∧ ! /＼`! l ﾉ } }
＼＼λ ! l／／::/:}:::::::/::::::::::::::X::::::ヽ l ＼//:::::::ヽ:::::ﾞ､:∧ l/ } ﾄミ二彡" j j
￣ ﾞ､ﾞ､ ／l／:::/:::λ::/::::::::::::::/::::＼::::ﾄ､ l l/:::::::::::::ﾞ;::::::X:ﾊ ノl { j j ﾉﾉ
＼l::::l:::／:::::::::Χ:::::::::::::/::::::::::::/＼::l l:::::::::::::::::l:::/::ﾞ､::＼! l / / ｰ=彡
l ｲl/::::::::::::/:::::::＼::/:::::::::::::/:::::::::l ﾄ＼::::::::lイ:::::::ﾞ､::::弋ﾞ､ ノノ
/ l:::::::::／::::::::::::::/`ー--/‐‐--┤ ＿r┘::}ー-!:l:::::::::::`､:::∧ミ=‐
l::::X:::/:::::::::::::::::/::::::::::::::/:::::::::/:::>､ア" λ:::::::ﾄ､λヽ::::::::::::X:::/ チラッ♥
`=彡l／::X:::::::::::::::: /:::::::::::::::{:::::::::::{｛ ＼::l::ﾞ､:::ヽ:＼／:::Y
∨:::V:::::::::::::/::::::::::ヽ:::}::::::::/^l }>}-ト--Y:::ヽ／
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∨:::r､/::`ヽ､;;;;/-‐''" { l /￣
ヽ∧ `＜__ { ノl ﾄ､ _/
ト､ ￣ ／ l l ` ー -- ‐'''" /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 10年後な！ は結構その場のノリで言った おだてると調子乗るし。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 実年齢的に言えば成層圏軽く突破しちまってる相手だし、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 見た目的にはちと若いっていうか 幼いかな？ って思う。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 性欲の対象として見て 無理！ 受け付けない！
／ (●） （●） ＼ なんてこたーない。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 最初はそりゃ邪神でー上司でー とか考えなくもなかったけど、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ ぶっちゃけやろうと思ってやれんこたーないと思うよ？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 | ちょっと後ろめたい気持ちはあるだろーけど、
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | それだって興奮するっちゃあ興奮する。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 実際 美少女だと思うし、故郷じゃ俺なんて鼻にも引っ掛けられない
／ (●） （●）＼ 高みの花だなーって思うくらい顔立ちは綺麗よ？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ 性格的には世間様的にアウトどころかボークだろうけど 俺とは相性バッチリだしな。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 俺と性格が合うだけで人としてどうなんだろうってレベルだが、
＼ ／＿＿＿ ／. 相手は邪神だ こっちも遠慮しねぇ。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ やたらと積極的で 「おい お前絶対なんか裏があるだろ！」
／ ‐=･=- ‐=･=- ＼ って思う なんの理由もなく美少女に寄って来られたらそう思うだろ？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ けど それを差っ引いたって男はちんこでものを考えるんだ。
／ ＼ そりゃ俺だって嬉しいし ムラっとくる時はあるよ。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 邪神で二千年ものの美少女で 姦淫もイケる口なんだぜ？
／ -━- -━- ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | そりゃもうすんげー事まで知ってるんだろーよ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 是非ともフルコースフルタイムで味わい尽くしたいね 年単位でみっちりとな！
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (ー） （ー）＼ ただ ニャル子が相手だと致命的な問題があってさ……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
やだいい支援絵、惚れちゃいそう
なんかオネエ言葉のキャラが居たら使いやすそうとか思った
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 勃たねぇんだ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 理由は俺にも判らん ほんとマジで。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ これって心因性のビョーキかなんかかな……
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | そういや俺って 軽く脳弄くられてるよな……
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ もし それが原因だとしたら――
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
／￣￣￣￣￣＼
／ ＼
／ / ●ヽ /●ヽ 丶
/ 丶. ノ ､ ノ ＼
| .| ご愁傷様―☆
ヽ ﾄェェェェェェェェ ／
＼ ｀､ｪｪｪｪｪｪｪｪｪ´ ／
／￣ }
ィ ﾄ､
. //YY >┐ ', / ）´ ）､
/Y { {/ / V / / 厶
. { { { ｛ ｛ ｎ ｊ｀Y ′ ' / /
ﾊ し' ｊ { { ｲ
/ { / 人 /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ って ニャル子をバカにしておちょくってやるかな。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | こちとら元々お脳のビョーキなんだ
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 今さら病名が一個二個増えたくらいどーって事ないしな。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 結論 ニャル子はナシ！
／. (●） （●） ＼
| ハェｪｪｪェハ | 以上 証明終わり！
. ＼ |_ｪｪｪｪｪｪｪｪ_| ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ えー 次にマジカルランドでほぼ初遭遇の魔族にして、
／ （●） （●） ＼ 魔王国（仮）名誉国民第一号。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 今やすっかりうちの子になったルイコですが――
／ ＼
,....:-::'´￣￣｀丶､
,..:::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::｀ヽ､
,.::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::_〉!r-,::::＼
/::::::/::::::::,:::::::',:::::::,:∧::::7ﾊﾍ::::::::::｀丶､
/::::::ｲ:::::::l:::,::::::::l:::::::.:::ﾊ::::::::::∨:::､::::::＼ ー-----
/ｲ::::::|::l:::::|:::',:::::::ﾘ:-l从ﾊ:::::::::::l:::::::｀ヽ､:::｀ヽ､
/ !::::: |:::',从-ヽ:::/VIｨtｫｭ､::::l::::!:::::::::::::::::｀丶､:::｀:::::ー--
|:::::::|:从:{tｫ ､'´ 込(ｿ |::/イ':::::＼::::::::::::＼ ｀ ｰ､::― きるおさま！
|:::::::|ミ:::､込ｿ xx ´ ,ｨ::::::::＼::＼::::::::::::｀ヽ､
l从ｲ::::::::ﾊ xx '_ ,.， ,.:'::::::＼::::::＼:::＼::::::::::＼｀::ヽ. こんどいただいたぱんつは
|::::::/::::ゝ...._｀ｰ ' ,. ｲ::::::::::::::::',:::::::::＼:::＼::::::::::ヽ＼:', とてもおたたかいです！
/::::/::::::::::::/{l ｀ ¨. !}ヽ- ､_::::':,::::::::::::＼:::＼:::::::::＼
／:/:::∧!l￣:.:´ |-､ ,r/:.:.:.:.:.:.:./ﾊ:＼::::::::::::ヽ:::::ヽ､::::::
_,...-:::´:::,ｲ:::/ ',',:.:.:.:.:.:.!-―-,/:.:.:.:.:.:.:/,ｲ ∨::',:::::::::::',＼::::::＼
｀￣￣::::::::::::／:::::/ ,ハ:.:.:.:.:.:',:.:.:.:./:.:.:.:.:.:／ Y ト､::,:::::::::::l ',::::::
｀ヽ､ ＿,..／::::::／ / lヽ､:.:.:',:.:/:.:.:.:.／/ ! ヽ:.:.:/:::::::::l＼:!:::::
::::､::::::::::::::／::/ { ヽ､7r､V:,..イ/// } ＼',:::::::::', ｀ヽ
:::::∨／´:::::::::::V｀ヽ､ ',::..... ｀ｰ_Y_//／ ...:::,' _＿>:::::::::|
､::::::ヽ／:::::／/ >, /77', /／￣ ､´:::::､:::::|
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::::::::::::／￣::{ ∨! , ///!//j !:::::,r‐ - },::::::∧
/:::::::/ /::∧ ∨ l//ｲ/// ,V´ ,!::l::{::::::',
:::::::/ /:::::::/ヽ､ ‘， |///// ／ ,..ｲ::/l::ハ:::::,
::::/ /:::::::/ {::ヽ ‘，__.!//ｲ/――-/ ,. ＜::/ｲ !::! ヽ::,
::/ ,':::::::ｲ l:::::::〉 ! l/' l/ ,' {>':::::/:/ l::| }::,
/ l:::::::/ ／|::::::{ !:.:/:.:T:.:/:.:.7:./ |--､::/ /:ｲ //
′ !:::::{／:／!:/.{ {:/:.:./:.:/:／:.:.{ ､ , j:.:.l:.:.:ヽ /
',::::l:／,..イ:.:_l l , , ∨:.{:.:.:ヽ:.:.,.-L'ﾊ_{_j_,/､-'- ､:.:.､
ヽ! /:.ヽ:.:.ﾏ_ﾉ_j-'ﾑ'- '´￣ ´ ,. : :-､!:.:.:.:.:＼:',
/:.:.:.:.:＼/ ヽ､:ﾊ,ｭｫ-‐rxy‐-rxｧ´:／ ∨:.:.:.:.:.V_
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＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ くるね！ ビンビンくるね！
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 時々ストレート過ぎてちょっとぎょっとするけどさ、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ニャル子みたいな胡散臭さがない分 俺の海綿体が森ロックだぜ！
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そういった欲望を脇に置くと、
／ ＼ 今まで一宿一飯の為に身体を売りまくってた娘な訳ですよ。
| (●） （●） |
＼ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）／ それしか生きていく選択肢がなかったんだから善し悪しも糞もねーよな。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ くるね！ ビンビンくるね！
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 時々ストレート過ぎてちょっとぎょっとするけどさ、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ニャル子みたいな胡散臭さがない分 俺の海綿体が森ロックだぜ！
／ ＼
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／ ＼
／ ＼ そういった欲望を脇に置くと、
／ ＼ 今まで一宿一飯の為に身体を売りまくってた娘な訳ですよ。
| (●） （●） |
＼ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）／ それしか生きていく選択肢がなかったんだから善し悪しも糞もねーよな。
／ ＼
>>とてもおたたかいです！
毛糸のパンツだろうか
見た最初はおむつか？と思った俺は末期
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ でさ そういう娘相手に 「じゃあ俺も味と具合を確かめてやるよ」
／ （●） （●） ＼ ってなると思う？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 大部分の男ならそうなるし 俺も間違いなくそっち側の人間だ。
／ ＼ ちんこの意志には逆らえんのだよ。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ただ まあ人間ってのは社会生活を営む動物なんですよ
／ (●） （●） ＼ 俺みたいな下衆の上位入賞者にしてもね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 魔王っても人間で 魔族のルイコを買ってやりまくってたら……
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ どうなると思う？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 魔王のお仕事に命を賭けるって言ったんだ。
／ (●） （●） ＼
| r───-､ |. ルイコを買った時はまだスタートラインにすら立ってなかったし、
＼ ／ 今だってよーいどんの直後だ。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 行動には責任が伴うし、常に誰かの目が向けられている。
／ （ー） （ー） ／^ヽ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪ（ / 〉|. 以前は「なんか魔族居留区にいる変な人間」として
＼ ＼ェｪｪｪェ 〈 ／ ⌒^ヽ. 今度は｢魔王｣として。
―――――――― ＼ _ _ ＿ ）
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ 迂闊なことは出来ねーし、やってたらこんなにすんなりいってたかどうか……
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | どう転んだかは実際のとこわかんねーけど 転ばないに越した事ははない。
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ 危ない橋を渡る時は気をつけて歩くのが当然だろ？
／ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ルイコの方から来たのはしょーがねーよ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | それしか生きる手段を知らないんだからさ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ だから身体で恩返しなんてのをやめさせて、
／ (●） （●）＼ 反応を見てたんだ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ 人間の絶対の命令なんてものを取っ払ったら 魔族はどうなるのかって
( ＼ ／ ＿ノ | | 魔族と人間は同じ精神構造してんのかなって。
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／. 見た目は一緒で中身は別物なんてよくある詐欺だしな。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ で 思ったよ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | やっぱり魔族も人だわって ニャル子もたまにはいい事を言う。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ほんっっっっっっと たまにな。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんな訳でさ、俺って仕事とプライベートは分けて考える口なのよ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 当分は魔王業に腰据えてかにゃならんし、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 魔王の視点から一人の魔族として しかルイコを見ないと思うよ？
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ 後幼い 外見も精神も。
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |. それが悪いって訳じゃないけど、
/´ / |. |. セックスの手管覚えさせるよりも他に教える事があるでしょ？
＼. ｨ | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼. なんていうか最近 ルイコ見てていやらしい気持ちよりも
／ (●） （●）＼ 慈しむような感じになってきてさ……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／. 足し算の問題とか正解すると凄い良い顔してさ――
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
_{｀ヽr' ｀Y""ヽ、
r―'" ＿＿,､ ‐- ､ ￣ヽ、
／ ,...:::´::::::::::::::::｀て＿__ヾ､ ﾒ､＿
｀>'::::::／::::::::::::::::::::::::::::::ｨ ヾ､ {
＼. /:::::::/:::::::;ｲ:::::::::::::::::::::::::::｀―, ヾ, 〉
＼ /:::::::/:|::::://:::::;|::::!::::::::::::::::::::<_ }: __ﾝ
＼ _ノ:::::::/::::!::/''T:'ﾒ |::::!::::::!､::::!::::::::::<＼/ /冫
ヽ >´::::::!::::/!:::::l/ ,ﾆﾚ_ {:::|ヽ::|__V|/|:::::::::＞o､ｨ:|
ヽ￣＿|::/ l::::::|./ z:ﾊ｀ ヾ ´x::心,,ﾚ|:::::`'"＼>:!
ヽ Y´‐､|'ヽ i::r､i｀ らﾘ ん:ﾘ〃/::::::::/::::!::::| わたし かしこくなりましたか！？
＼ {~ヽ }ﾍ.| ,, ,, ′ ｀"´ /:::::／ｲl:::|::::|
＼ ＼ 〈 〉|! | ､＿,.、＿ " " /''"´zﾝ./::::ヽ:|
＼ 〈. l: 八 |v―‐:::Y} ,.<‐:'"::::::::::::.
〈＼ {￣ヽ {￣＼ ヽ::__:::::ノ ,ィ:::::::::::::/__::::::::ヽ
〉＿, ―' ノ > ＞､ __ ＜.／::::::::／ ＼:::::::＼ _＿＿＿__ ノ _／
｀ ― ""´ {:三ﾐヽ、 { ／／:::::::::／ _ ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
‐=ﾆ三彡::::::| ､ ヾ|{ ヾﾐ=.Y彡'/／/:::::/ ／ |:::::__:::::::＿::::::::::::::::::::::/.ﾉ
／:::::::::::::ゝ、＿__ {ﾆl___,.ｲ{:::}＜/' }/:::／ ,ｨ､ /::::::::::::::::::::::::::::::::::_::彡'´
‐:':::::::::::::::::::::::__::::::／ ｀ =＝}ﾆ||ﾐヾ|ﾐ/:／"" ￣ |三､＿ヽ::::＼::::::::＜￣
￣￣￣￣ /::::/ ,.ｨ彡' l川 〉:/／´ー‐'ヽ ゝｲﾐ三} ）:::::::＼:::::::::｀::::―::―:-:ﾉ
. /::::::| z彡''" ﾍﾐ!ヾ{／ ゝ〈ll|ヾｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞'´
/:::::::::! ,ｲﾂ´ 〃 ヾ／ z-=＝=-､ ｀､ ||>:::::::::::::::::::::::＼￣
. /::::::::::::ゝ、 /| l ／z''"´ ｀ヾ､ { ヽ､:::::::::::::::::::::::::::::＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ とか すっごく嬉しそうに喜ぶんだよ。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | おもいっきり頭撫でてやりたい気分になるわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ……これって父性の芽生えなんですかね？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 私あんなに大きい子がいるほど年食ってないんですけどね。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ いや これは中身の問題であって……
/ ,⊆ニ_ヽ、 |. けど 身体はしっかりと発育してて……
/ ／ r─--⊃、 | あっ お土産のブラはニャル子に任せて……
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ちょっと複雑なとこはあるけど 今は選択肢がない状態。
／（●） （● ） ヽ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今後どうなるかなんて基本的に判んないし、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 判らん方が人生楽しいしな。
/ ＼
|￣￣￣￣|~| |. 算数ドリルとか自作してみたけど、
| ドリル .| .|-、 ﾉ | ルイコ喜んでくれるかな…教科書がおみやげなんてしょっぱくねぇかな……
（つ .|と ￣” ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 次はエリザとミサキちゃんの二人ね。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | え なんで二人合わせてかって？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 一人ずつだったらどっちが先かで揉めるだろ。
／ ＼
／ ′ ／ / 、
,.: ′ / / // ﾊ
// / / ＜//| | lﾊ
// / /- ／／＼ | |！
/ i / / / / /=彡xr=≠ 、ｌへ ｌ | ﾘ
人 ! ⊥、 / / ｲ l .| ｲ7てﾊ｀ヾﾄ | ヽ ! / ！|l
二ﾆ=ﾍこ／ 〉' /:l | ﾊ:| ヾi( 少 ′| ∧ |_// ,’从
-‐ ''"´ _(_／ ）/ l | / l:| ヾ l/ i￣! / / 人 !
,.ィ ´ (＿_／ ) j lﾊ. 乂 |x=ﾐ、j/ﾘ / / ヽ
／ ,｡s( (＿,／ｰ-ｘ 从∧ 丶 ゝ //ﾘ;/ノ乂 ヽ
〈 ,. ィ'" ヽ、 r―‐---/ { l人. ＼ ｰ ∠ ／／ |/lヽ≧=-
ヽ、 _,. イ ＼ ヽ/ /(_,ノl ∧ ヽ ＼＿ ＿ イ／／/| .//| | 私の胸で挟んであ・げ・る☆
≧s｡., ＿_ ∧_ﾉ / | ﾚ ヽ ＿＿／ ィ／′／ ヽ| l .| |
￣￣ ｀ﾌ7>y / ,／ | | ´ /／／ -＜ Yｌ :| |
,. ＞''"´ /／ ヽ! ./ ／ 、 ./:| :| |
,. ´ ＞''"´ { / ／ ./ Ⅳ/
rf:;. ／ ヽ!:..／ ，＼ //
,'ｰ'′ / ....、 }′ / ＼
{ ,′ .:::ゞ':; ! /＼ ＼
.从 ！ ｀¨ ´ ,′ ./ ＼ ＼
丶 λ / ／＼ ＼ ＼
＞s。＿,.:イ:::: ＼ ／ ／ ＼ ＼ ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
. ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ
∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡
/:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/
. /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:,
/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ/ 誰かこの半魔を止めなさいよぉー！
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ ……ぶっちゃけさぁー。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 出会ってから日の浅い女の子に対してヤりてー！ って思ったりする？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | あ うん 思うわ かなり余裕で。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ けど実際にどうとかはまた別の話だよね。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺 この娘90分でお願いします！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. って風俗じゃねーんだしさ。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ 風俗嬢に求めることを素人相手に求めちゃいけないし、
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | 素人は自分好みに育てたり 性癖や特徴が異なるのがいいんだしな。
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |. ……あれ 論点ズレてきた？
＼. ｨ | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そりゃ二人とも可愛いよ。
／ (●） （●） ＼
| r───-､ | エリザの尻尾の先っちょくすぐったり裏側を延々撫でたりして反応を愉しみたいし、
＼ ／ ミサキちゃんのおっぱいしゃぶりながら安眠したい。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼. ミサキちゃんと男性教諭と女子生徒のいけない夜の補習講座プレイとかしたいし、
／ ＼ おっぱいは子供が生まれるまでおとーちゃんが独り占め出来るんやで！ だし。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | エリザはもっと際どいボーテージルック（ローター付き）で思う存分シバいて欲しいし、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ あのいい声は歌の為にあるんじゃねぇ 喘がせて鳴かせる為にあるんだ！ だし。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それぞれに魅力があるし 相手してもらえる時点で土下座しろよって話ですよ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺が。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ でも もうちょっと仲良くしてくれないと……酷い目に遭うよ？ ってね。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 | 主に俺が。
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ けど まあ ルイコと似たような理由だけど どっちもまだ幼いとこあるよね
／ （●） （●） ＼ 精神的にかなり。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 逆にこれからを期待してますけどね
／ ＼ 二人とも成長してくれたら滅茶苦茶いい女になると思うんだ。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 堂々と豚呼ばわりしてくる娘なんて 故郷じゃ金払わねーと会えないし、
／ (●） （●）＼ 男を手玉に取るような悪女と抜き差しならない駆け引きなんて楽しいしさ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 是非とも今のままチャームポイントをバシバシ鍛えていって下さい！
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ 楽しみだね パパ！（裏声）
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /. このように息子も期待しております。
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ えーと 次は……
／ ＼
| (●） （●） |. ハサハにユエル――
＼ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）／. あー うちに来てたがきんちょたちね。
／ ＼
/ i |＿___.| |. |──"""""" |
＿＿,,,,,--､-i------./ | | .| | | ＿ |
i | / .| i |＿__| .| ‖──""""｀'i＝─ |
＿_,,,,,,---!!-──/ | .| | | | || | |
ヾ | .| .| |__ _|＿| || / | |
ヽ,.| .| _,,,-| |::::::::::::"￣"'-、/ ／ |､-'"" |
＼ ＼ ／| |´::::::!/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ' |-‐-､,,, ＿_|＿＿＿_／￣￣＼
ヾ ゝ/::::ﾄ､_ |:::::::::::,::::::::::::::;::::::::::::::::::ヽ | .|::::::::::::::::::::::/ ハ 'i,
ヾﾍヘ:::::::｀":::ソﾉ:,i::::::i:::::|::::i::::::::::::::::ヽ . │ .|:::::::::::::::::::::| 平 サ 'i
ヽ! ﾐミ三彡彡ソｿ|:| !::::|!:::|i::|'!:::::::ヾ:::::iヾ-─ .│ |::::::::::::::::::::| .気 ハ |
E三ヨﾐヾミミ三彡´::i"|! |;;;;!i;;;! ｿ.ヾ;::i;:::i!:i::iゝ | .|::::::::::::::::::::| .だ 全 |
,ゝヲ:/:::::::::::::::::＿|:::::::| ´ﾄｨ|i:::|｀' ﾘ iｿ|!'!|. │ |:::::::::::::::::::::| よ 然 |
／::::/:::::ゝ＝〒┬|::::::::| i;;;",,i_, !ヽ |‐--､､__ .|:::::::i|::::::::i'|;ヽ ？ /
ヽ／:::::::::｀"‐､,,_└|:i!:::::| ,,,,,, ｀7ヽ─-. |"''-､ |::::::| |-､:| |:::ヽ ／
| ソ〆::::::::::::::::::::::::::￣|!|::::::! ,., ,'::::ヽ │ |::::::| '|-':| |::|'i:|'‐-i‐"|
.| /ｿ::/;:::::::::::::::::::::::ゝ!:::::::! /:::::::::ヽ＝＝" ./',ﾆ,''i |i::::| |::/ _|:|_|! |:::::||
..| /,' " ﾘ/::::::::/|:::::::::::::| .|::::::丶､_ /::ヾ:::::::;;!'_ i"'i .i-'"'-!､二/ |.|:::| !/ ,,|!t=t､,|::::i'|
!===＝＝"'‐ｿ !;;;;;;|!;;;;;i ヽ::::::::ヽ､i"i'‐‐'|ヾ::::iヾ'"＼ヽ │ |└i i─' | ヽ! ﾄt;||i::::|"' .|
"´／ ｀ ヾ .| ゞ:::::::;;;;ゝ!'ヾ;;!ーヾ',,_ │ | _| |___ | ,,!;;;:":: ! |
／ ､ ,i 、 ヾ'", !､_ ＿ │ |i" ｡ .__| .| ,i ""''' ||
-､,,_ヽ,,､-┬'"i'" -‐ヽ _ ﾉ-‐ ￣"''''‐-､ニ ─. |__|!､＿丿 |. "" ,!:|
.,‐'" | | 'ﾄ､_ ＿__i--i＿_ | ___ ,i':::|
-─|ヽ、 i | | i | "ﾆ=, |＿__ ＿| .| ｀´ .／:::::::|
'"￣! 丶!/ .| | | |￣ _! |＿| | _,,､-'"i::::::::::::|
,-‐'"| ヾ|" ヽ ヽ .,: |, ／｀>' " > |￣!,＿＿_ .|"''‐-‐''" |;;;;;;;;;i'!;;;;;;;;;;;|
.|:iｭ'":!＿ 丶>'" / / !| / /ヘ"' / ヽ,＿＿__| | !, |
i‐'"‐-＝ニ;;;::ヽ!,/ ,! │/ /／ / >ー-､､,,, └┘ |／ お "ヽ ヾ::::::::|
|:::::::::::::::::::::::::::::::| ,/ | ソ ､へ/;;;;;;;;､-‐''"! / .兄 だ 'i ヾ:::|
.i:::::::;;､-ー､へﾍ,i､-ーi＿,,､-ー､ｭ . | ヽ／::::::;;::::::::::::;;､-‐'>‐--‐ .| 最 ち か. | _,,､-ヾ
ヽ::::::::/"'／.:;､-'"::::::::|| ￣三彡. | i:"::;､-"::::>‐''":::::::::/"￣"''‐ .| .後 ゃ ら .| |
／/ヽ::,:'／:::::::::::::::::::::::::|,､､,,,,＿_三彡 | 'i'":::::-／::::::;;､-::::::|‐-､, | .ま ん | |
／:::::/／::::::::::::::::::|// |! |:::;>‐''":::;;;／:::::i"'t'"-､:::"'‐､_| で お | _ .|
. ＼/:::::::／::::::::::::::::::::::::!/ |ヾ;;;‐i''":/:::::::::::|;ﾉ､:::::::::::::::::::::| ・ 願 .| ヽi' ヽ|
丶/::::／:::::::::::::::::::::::::::::/ | !::::|::/::::::::::::::'i::::!:::::::::::::::::::::| ・ い |. -.| -' .|
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＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ‐=･=- ‐=･=- ＼ ないわー ロリコンとかマジでないわー。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺も大概な変態だから性的指向の幅は結構広いと思うよ。
／ ＼
| (●） （●） |. けどロリはないな―。
＼ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）／. ニャル子の名状し難い謎の理由以前に勃たねぇ。
／ ＼
.. ＿＿＿_
／ ＼
. .／ （●） （●） まあ でも 収容所の環境を考えたらあながちあり得ない話でもないんだろーな。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
| ＼ェｪｪｪェ／ |. ルイコみたく俺の寝床に潜り込んできたとしたら、
. ＼ ／. どうするかなんてものは決まってる。
. ノ ＼
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 風呂に入れて歯ぁ磨かせて、
／ (●） （●） ＼ 寝床に放り込んでそれでこの話は終わりだ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 迫ってくるよな真似したらアホかって説教タイムだ。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ けど黙ってなきゃバレないさ。
／ （●） （＜） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | なーにこっちじゃ故郷の法は適用されないし、
＼ ＼ェｪｎェ／ ,／ 魔王の役得ってやつだ。
／ | | ＼
.. ﾉ .ュ ここは女ばかりの収容所だったし 男は人間を除いていやしない。
{ ..ﾆj 権限フル活用すりゃハーレム建設で子作り三昧だぞ♥
. | "ﾂ
＿＿＿_
／ ＼ なんて甘い考えが命取りなんだよ。
／ ＼
／ (●） （●） ＼ もし仮にヤって孕ませたりしてみろ どうやって責任取る？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 出産の死亡率は俺の故郷の比じゃねーぞ？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 母体が未成熟だとより難易度上がって母子ともに危険になるぞ？
, -‐ (_) ＼ 避妊すりゃいい？
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) ガキはヤりゃ出来るもんだ 完璧な避妊なんてこの世にあるか。
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼ そっちの問題もあるから慎重になってんだ。
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ | 産めよ増やせよたくさん死んだ じゃあ結局プラマイゼロだろ？
ゝ ﾉ ／
／ / ＼. 今はとにかく出来る範囲でリスクを減らしていくしかねーしなぁ……
／ / ＼. ばーちゃんと相談しよ。
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ えっと 次は――
／ （●） （●） ＼ そのルシールばーちゃんね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ うん OK 了解。
／ ＼
/|
∧ ∧/ ﾚ
／⌒〜Y⌒"""ヘ ﾍ∨ ∨
／⌒／ へ ＼|＼
/ / /( ∧ ） ﾍ ﾍ
／/ （ /| | V )ﾉ（ ( （ ﾍ＼ 一 し
（ | |ﾍ| ﾚ ＿ﾍ|ﾍ ) ＿ﾍ 列 ゃ
. | ）） )/⌒""〜⌒"" iii＼ に ぶ
ﾍ ﾚﾚ "⌒""ﾍ〜⌒" ||||＞ 並 っ
ｲ | | /⌒ｿi |/⌒ﾍ ＜ び .て
) ﾍ | ‖ （） || || （） || ＿＼ な や
( ) ﾍ |i,ﾍゝ=彳 入ゝ=彳,i|＼ ぁ る
. （ ／ """/ ー"""" ＞ │ よ
ﾍ（||ii ii|||iiii＿/iii)ノヘ|||iiiii＜ |||||
( ﾍ|||||iiii∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ﾌ ""'
) ﾍ|||""ﾍ===二二二===７ﾌ / ﾑ／∧ ∧ ∧
( | ii | |ＬＬ|＿|＿ＬＬＬ// | ）（ ∨| ∨)
. ) )| || | |||||||||||||||||||||||| | | （ ﾍ | ﾍ ) (
. | | /| .| |||/⌒／⌒ヘ | | | iiiiﾍ ( | （ | /
/ (|.| | | | | | iii ) | ﾍ ）( )
( /..| | |＿＿＿＿_/ | | iii ( ）（ // /
) ）..| |ﾍＬ|＿|＿Ｌ/ / / ,,,,--（/Vﾍ）(／
/ ( .|ﾍ ＼＿ﾍ |＿/ / ／
イﾍ /彡 ∪/し ／
ﾍﾚ＼ﾚiiii||||iii(iii|| /
/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ これでイケるならばーちゃんは全然問題ないだろって話だ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | はい この話しゅ〜りょ〜
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
_,rｰく´＼ , --､ ／ ＼
,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ ／ ＼ さーて ここでまさかの真打ち登場。
{ -! l _｣_ﾉ‐′/ ／ (●） （●） ＼
ヽ ﾞｰ'´ ヽ / | （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | トリを飾るのはこのお方だ。
ゝ、 ﾉ_ イ ＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
ヽ | / ヽ
＿
-=≦:V´￣ミ､
_＿／／: 人 : :: : ＼_
｀ア,./j/j/ ,≫-､: ハ
{ｲNﾚ⌒ヾ ,ｨf芯 V-､}
Y､斗=ﾐ,.r-､¨´ jhり 旦那♥
八}! 〈/⌒ヽ〉 r〈
从ヽ. r---勹 ハ ､ ／/^ヽ
r'⌒〈 ,.イ ｀｀二´イ } Y_＿＞┴‐ ､
〃⌒ヽ ／/-､ヽ ノ-‐/ /_〈_ソ ヽ
／{ ヽ／ / `ー'´ / 〉-､ﾉ ー ､
/ /,ゝ-/ / ､ ／ / ,-く _}´ ｀`ｰ‐=ミ､ ＼
/ .(⌒'⌒) '――冫―‐' / /⌒＼ '´ ＼ ＼
{ / ＼,.イ { (⌒⌒) V-ﾍ } }
ﾊ{ :! 八 ＼／ } } ヽ ヽ
{ 人 | ／ ヽ. | 人_/ |`ー‐＜_,. -‐ ヽ ＼
7 ＞‐┼‐‐=彡 ヽ ＞┼―‐＜ ／八./ ／ ﾉ 〉
,.--v-、 { ハ ヽノ / /__/ { / /
{ 〈 ＼ゝ-＜ } { | ｝＿／ }=ミ￣＼ノ ／ ／
/＼ ヽ | ＿＼_厂二ニ个ー‐＝ニ￣ ／/ノハ ／ ＼ _,. ´
{＼_＼_）､┴く___厂＼ ＿／ {_ r〈 ＼／
{＼＿,!∧＼「 /ヽ ＼ー― ―＝二／ /￣/ﾚ' ＼ /∧/^!
. ゝ---|: ∧ ＼{ ＼ ` ー‐ ／ 〉ーく V ７〈 |
／| ／〉 ＼ ／￣} } V＿／
└＜ ∧ r‐＝ミ､ー― { 〔＞‐' ハ
/. `┴‐ヽ. ＼＿_ ＿,.-く八ヽ_} / ＼
／/ ノ ／ ＼ / ／} } / ＼
/ / } く 〈_＞― ､/ 八,.ｲ /`ー ' |
. / ′ / `ーｲ 〈_/ / `ｰｧ / ヽ |
/ / ｀アー＜」 ! { ＼|
i / / 八 | ヽ ヽ
| ′ /:ヽ ､ :! / ､ :.
| 、 ／､::::| {:＼ i 、 i
/ / :. _,. イ:ヽ }:::! V:::::ヽ :! ､ |
. / ' / ヽ:::::::} ハ| |::::::八 } :|
i V V:/《 }} |::::::::::ﾄ、 ハ :!
| { / }/ヽＶ::ﾊ !::::::::::| ヽ / :|
| 、 / ／ }:::/ ﾄ､:::::::| ＼ |
. 八 ヽ ／ ／_＞―ｲ〃 Vヽ_八 ＼__／ |
ヽ ＿／ `ｰ=彡' `ー‐‐＼__ ／
≧=――‐=≦ ＼＿＿＿_／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺の故郷基準でも成人してるし体力も半端ない。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 現場の指揮も取れるし蜂起の際には魔族を率いて戦いすらした。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 今のとこ 一番ネチョネチョするのに気兼ねがいらない相手はタカさんです。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
,,,ヽ‐-.ー‐-= .,_
, ' ｀ヽ､
／ ヽ / ＼
γ ＿ ＿ﾉ ヽ､ 「えー」 とか 「そりゃないぜ！」 とか
l 丶･＞- -＜･ノ l 思ったり口に出しちゃった人、
| |. 全員目を閉じた後にそっと手を挙げなさい！
l ィェェェェェァ. l
!､ ヽ:::::::::::::::::/ ,! 先生 怒ったり責めたりしませんから！
＼ ヽェェ/ ／
〉 ￣ 〈
いや…いや、いけるか…いけるかも
それはそうと、今まで「ニャルラトホテプ」の表記が全部「ニャラルトホテプ」になってるのは意図的なのかw
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 夢の中でタカさんにどレイプされて、
／ (⌒） （⌒） ＼ 以降筋肉にしか反応出来ないちんこになるっておまじないをかけるだけだから。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ な？
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ まあ それは9割型本気だからいいとして、
／ （●） （●） ＼ どうしても我慢し切れなくなったら 俺はタカさんに頭下げに行く。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 男のプライド？ 知るか！ ちんこの方が大事なんだよ！
／ ＼
筋肉娘は大好物ですが
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 冷静に考えてタカさんだって充分美人だし、愛嬌もあるしな。
／ （●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | シモネタいっぱいの肉食獣だって？
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 男の頭の中だって似たようなもんだろ。
／ ＼
＊ ＿＿＿＿＿__
／￣| + ／ ヽ +
｜ ::｜ ／⌒ ⌒ ＼
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） | .人 ただしそうなったら次回から題名が
,― ＼ | :::::（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）:: | ｀Ｙ´. 【俺が魔王で、あいつがマッシヴ】
| ＿＿_） ::｜ .! ＼ ／ / に変わる！
| ＿＿_） ::｜＋ヽ ＼ｪｪｪ／ / 十
| ＿＿_） ::｜ .＞ ＼ 多分内容も筋肉祭りで ホモ話になるかもな！
ヽ＿＿）＿／ / ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんな未来は嫌だって？
／ ‐=･=- ‐=･=- ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | だったら祈れよ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ それ以外に出来る事なんて何もねーよ。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ﾄ旡≧/ /≦乏 ＼
| （ﾄ| |ｪｪｪｪｪｪ| |ｲ） .| ……俺も毎日…祈ってんだよ……
＼. | |ェｪｪｪェ| | .／
｀ ー------─― ´
「よーし、いっちょハメてやっか」
でやらせてくれると思う
おまじないというか呪いみたいだな
･･････ああ、悪くない
くそっｗｗｗｗｗｗｗ不覚にもこんなのでｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
くそっｗｗｗｗｗｗｗ不覚にもこんなのでｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>129
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ;;;（◯）::::::（◯）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ オ オフゥ オフレコ
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | オフレコでお願いします……！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
>>176
/ ／ ／ // j l } l l い ヽ ヽ ＼ ヽ
/ / / // l l / } ﾊ ﾄ、 l i ﾞ､ V ﾞ、
/ / / j j { l l /// /::l_L 斗 ﾄ、 } ﾞ V i
/／/ / // { l /い /十'7"从:::} ﾊ l::i j i i l ∨ i
// / ' / /lT7代 ヽ /::l //::>=‐j/ミx;j/l j j } } い }
{/ ! { ｛ {:::斗{=ミ /:::::j/:::‖__)禱､ )ｼ}/ j j ﾄ ﾞ､} j
{ j ∧l〃 ,_)心＼ {:::l::::l::::l:: {{｛::::ﾄ｝ /:l::j / j ＼ヽ l
l ﾉ人 l l {:ヾ {{｛::)｝:::l＼l::::l::::l:::弋`;;ｼ .:l:.:l/ノ} /lﾒ、 ト＼
／ ヽ l ﾄl ﾊ:l:::乂ｼ::::::l:::::l::::l::::l::::::::￣::l:::l:::l::::ﾉ / /::::Y l l ほ ほら 混沌の
ヽﾄ{ ﾉl:.:.:.:.:.:.:.:.":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /／ /l.:.:.:.ﾉ l l 混沌な 混沌時の……
／ /{ フ ／ j ／l l l
ｰ=彡イ /八 γ￣w､､ 彡__ ィ/ / l l. な なんかそんな感じ ですよ？
い {/l/ヽ └―----> /｛ / l !
＿＿ヽ ( ＼ ィ/ / { l i ＿
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魔王なら王妃が必要だろうJK
キル夫が女に関してまともで驚いた
俺なら絶対げっへっへってなってたわ
立場もあるし、やりたいなら衛生環境を整えた上でちゃんと娶ってしまえと言うことかｗ
だがタカさんは性格的にも大人な女性だし、ヤるか如何かは兎も角として、頼れる存在だと思うから仲良くして損はないなｗ
ニャル子相手に何故か勃たないってのは、"魔王"という下僕存在へ施されてる何かしらのプロテクトが過剰反応しちゃってる予感
混沌万歳！
まー単なる一介の犯罪者ならともかく、曲がりなりにも支配者になるなら、迂闊に弱者層に手は出せんよなぁ？
異世界なのに、なんて義理堅い魔王様なんだろうか。
なんとなくA君（17）の戦争を思い出してしまった。
とにかく乙
乙っ
ニャルラトホテプ、ナイアーラトテップ、Nyarlathotep、ny har rut hotep
ニャル子さんは表記も読みも安定しないから気にすること無いと思うの
いっそここではニャラルトホテプなんだと言い張っちゃえば？むしろ語源のエジプト語に近いかも
多分この世界での発音がそうなんだよ
そもそもタカさんはエロゲのキャラ……つまり
更新速度が異常すぎるなぁ相変わらずｗｗｗｗｗ
ちなみにニャル子の前の相手って例の街を焼いちゃった魔王様かね
自分で何でもやろうとするー、とかばーちゃんの証言にもそこそこ一致してそう
略称「俺魔あ邪神（俺マージャン）」とかって語呂いいかなあと思った。マージャン要素皆無だけど。
キル夫さんスイッチひとつ外れてる以外はフツーの人だったんだろうなぁ
でも条件的にこの初期エリアでちんこの面倒見るアテなんとかしとかないと
いつか爆発するぞｗ
こぼれ話で、例の街を焼いちゃった魔王様は魔族で、魔力慣れしてる分気軽に使おうとして失敗したそうだから、この世界出身。
ルシールが気付いたことにニャル子がびっくりしてるから、50年前の先代も違うっぽい？
初代から並べてるわけでもないし、こぼれ話で取り上げない限り設定のみ存在じゃないかな？
なかなか謎い伏線である
やる夫スレ初心者とは思えない、ファンになりました
続きを楽しみに待っています。
つーかガイは生きてて欲しかった ルークが心労的に持ちそうにないし…眼鏡はどうでもいいが
てーかツケ払わされるのが原作同様ルークだけ感が酷くね？
あっ、モミ髭出すんだったらこの上なく酷い感じでぶっ殺してくれ 頼む
反面ルークは色んな意味で未熟で無知だった故に、現実を知った事で認識は改まる可能性はあるし、現に魔族への仕打ちを聞いて悪感情を持つこともできた
故に、魔王側としてはルーク>>ガイなんだろうね
あのルークの人格形成を形作った主原因はガイな訳で微妙に悪影響かもしれないしなあ
魔族側には信用されない、かつその後の残虐演説もできなかったし、
合理的な側面から言ってもルークが安定したら困るってのも含めて殺さないわけにゃいかなかったろ
迷惑行為をかけた上に謝罪が遅くなり申し訳ありませんでした・・・
ケ・セラ・セラです
はい、俺も気づきませんでした
焦っていたとはいえ申し訳ないです・・・
いずれキル夫が誰かをバリバリする時は あのaaでいかせてもらおうかと思います！
【魔王キル夫の魔法講座】
.
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺が開発した嫌が――いやいや。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | おまじない事 魔法の種類についての説明だ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ なんかメタい事も言うがあんま気にすんな とりあえず今まで出てきた分な！
／ ＼
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ 【ちょろ火】
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | ・火炎系魔法 通称メラ系
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ. ・ロー
／ / バーナー風の指向性火炎が手の平から出る 頑張ったら足からも出せる。
・ミドル
. 見た目据え置きで温度が上昇 塩が沸騰〜熱で土がガラス質になるまで
・ハイ
放射熱式 手が赤熱化し触れるものを問答無用で焼き払う 銅くらいなら溶ける
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 日常生活においても意外と使い勝手がいい魔法だ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 火をつけるだけでなく石に焼き目を入れて割れ易くしたり 地面加工したり、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ その辺に転がってる石焼いて鍋にぶちこみゃ煮炊きも出来て薪要らずで経済的だ。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 海に行った時はこの魔法をハイまでもっていきゃ、
／ (●） （●） ＼ 近くの魚が温度変化に耐え切れずにプカプカ浮いてくる。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. モンスターは耐えるが寄って来たとこ直接ぶん殴るだけって話だ。
（ヽ、 /￣） | 見た目はいわゆるシャイニングフィンガー。
| ｀`ー――‐''| ヽ、. |
ゝ ノ ヽ ノ | じゃ 次な！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | /)/）／）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 「//／／ 【とろ火】
γ⌒ ⌒￣￣'￣´ （___
i j _＿＿､＿_,ノ--ｰ' ・火炎系魔法 通称ギラ系
ヽ､ l /′
/つゝ､,,! } ・ロー
いわゆる火炎放射器 軍事用の
・ミドル
軟体性の炎 広範囲に渡って広がるナパーム
・ハイ ﾍﾞｷﾞﾗｺﾞﾝ
上記の 凄 い 奴
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ また炎かよって？ 焼くのが好きなんだよ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | メラもギラも火炎系の世代なんだよ グループ攻撃って認識なんだよ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 今はギラ系削除されてるって？ そりゃねぇよ！
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 軟体性の炎ってなんだよ 訳判んねーよ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | なんかニャル子に聞いたら気体というより個体に近くて、
＼__ ＼ｪｪｪｪェ／／. 燃料がなくても燃えるから
／ ヽ 純粋な魔力なり別の魔法をぶつけるまで燃え続けるんだと。
／ ＼
/ ｨ r ＼. 半永久的に燃えるとか頭おかしーんじゃねーの？
| `|| |ヽ ヽ
/⌒ヾ| | |, | 今後工業発展に上手く利用する方法考えてます
ヾ___,ｿl │（､__,ﾉ キル夫原発絶賛稼働中です ご安全に。
| |
l Y´ / はい次ー。
ヽ, （ ,/
ヾ | |
≒;| |
(.（"＿｀ﾞ_）
＿＿＿_
／ ＼ r ⌒j
／ ＼ / /
／ （ー） （ー） ＼/ / ／ ）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） / / ／ ／ 【痛いの痛いの飛んでいけ】
＼ ＼ェｪｪｪェ／ / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴 ・呪詛系魔法 通称おまじない
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´ ・対象の病をどこかへ飛ばす
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
＿＿＿_
／ ＼ r ⌒j
／ ＼ / /
／ （○） （○） ＼/ / ／ ）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） / / ／ ／ 【痛いの痛いの飛んで来い】
＼ ＼ェｪｪｪェ／ / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴 ・どこかへ飛ばしていた病を押しつける
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 一応同じ魔法なんで一緒くたにしといた。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 効果が上がっても要は風邪に効く程度から癌腫瘍を強制転移まで、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 軽いものから重いものへと変わるだけなんでそっちも省く。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 病気をどこかへ飛ばす訳だが、どこに飛ばしてるのかは俺にも判らん。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 宇宙のどっかにあるビョーキ星とかそんな所なんじゃね？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
r､ r､／ ヘ. あと効果対象はどっちも一人だけだ。
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | だから医者がいるんだ おまじないはあくまでおまじないだ。
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |. はい次ー
＼. ｨ | |
| | ＿＿＿＿__
| | ／ ＼
| |＿ (● ） （● ）＼ 【だるまさんが転んだ】
| |＿） （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）i|
‐-､ | |（⌒ヽ ＼ェｪｪｪェ／/ ・特殊系魔法
:::::::ヽ、 | |:::ヽ ､::::`ー ' ::::<
::::::::::,ヽ | |::: ヽ ＿＿ ノ ・ロー
＼:::::::） | | 膝かっくん
＼ﾉ | |
・ミドル
かなりの膝かっくん
・ハイ
凄まじいほどの膝かっくん
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺が編み出した嫌がらせ系魔法だ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ちなみに最大数は二名ないし二個まで。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ どんなに頑張ったって膝は誰でも二つだけだろ？ 微妙にしょっぺぇ。
／ ＼
／￣￣│＿＿│
／ │ 理 │ ローは対人 ミドルはそれなり ハイまでいくと木が折れる。
. ﾊｲｱｳﾄ ／ (●） │ 々 │ 上手くやれば建築物破壊とかに使えそうだな。
| （ﾄｪｪｪｪ │ 科 │
. ｽｯ ＼ ＼ェｪｪ│ 留 │ ぶっちゃけご大層な魔法なんてわざわざぶつけなくても、
. , -‐ (_). │ ￣ │ 殴りゃ殺せるんだから対人戦闘 特に一対一の決闘なんてこれで充分だ。
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) │ │
＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
（●） （● ） ＼ 【きゃおらっ！！】
（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ェｪｪｪェ／ ／ ・爆発系魔法 通称イオ系
ィ ⌒ヽ
/ ＼ ・すっごい爆ぜるよ！
./ /| |ヽ. ヽ
〈 / .| | / /
ﾍ .ﾍ| |/ /
ヽ .ヽ ／ ／
. _ -―{ } { }ー- _ _
〈. ﾍ i.j: i.j / 〉
.∨ <--―ヾj - ￣ -- l_/ー-ゝ /
∨. }. { /
.∨ ∧ / /
∨___＼. ／___. /
≦´＿,､__} {__,､＿_｀≧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 皆さんから散々な評価を頂いたイオ系です。
／ （●） （●） ＼ 俺履歴書に「特技はイオナズンです！」って書けるんだ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 凄くね？ 結構凄くね？
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 魔力を込めれば込めるほど効果は天井知らずです。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ギャリック砲くらいまでならいけるんかな？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 試したくはねーけど。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | ……えっ 最近のイオ系って光属性なの？ ナニソレ。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼ 【嘘ついたら針千本飲ます】
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
/ ∩ノ ⊃／ ／/ ∩ノ ⊃ ・呪詛系魔法 尋問用
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／ ・効果
＼ ／ /＼／ 相手に真実を語らせる
＼ ＼
＼ ＼ ＼
> > >
／ ／ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 相手に本音ぶっちゃけトークを強制させるんだ。
／ （●） （●） ＼ 最高だろ？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 開発した自分を自分で褒めてあげたい スイーツ()
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼ ま 制約もあるけどな。
／ ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ＼ェｪｪｪェ／ | まずは相手が喋らない限り効果は発揮されない つまり黙秘されるとダメ。
＼ ／
／ ＼ 制約って言うかどうか知らんけど、
| ・ ・ ） 嘘を付く為に魔術的に抵抗したりしようとすると喉の奥が千本の針で刺される。
. | | / /
| | / / | 尋問っつーより拷問処刑用だな。
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ | そんな感じ。
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
,..､ {＾! ,-、
__ヾ丶! .i/ /,,=‐,
'ー､ ,=‐''´
｀} {
i i
i ! ＿＿_
! ..!／´ ｀ヽ 【たーまやー】
i !(●） （●） ＼
} .{ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ヽ ・お祭り系魔法
i !＼ェｪｪｪェ／ |
{ .ヾ ／ ・効果
ゝ ´￣ ` ｰ - ､ ＼ワッショイ／ ＼ワッショイ／
ヽ ヽ
} ,..-‐-==､ ＼___
! ./ `ヽ、 ヽ
| | {ヽ /
! i ｀ ￣
} {
/ i、
/ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 花火を打ち上げる 爆発系【きゃおらっ！】の派生バージョンみたいなもんだな。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | これでルーク君の頭をﾊﾟｰﾝするだとか SAN値直葬ものが登場するだとか、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 君ら俺のことなんだと思ってんの？
／ ＼
, -―ー- 、
／ ヽ
' ⌒ ーヽ
l (●) (●) ､ 同じ爆発系でも【きゃおらッ！】は任意の場所に爆発を起こす、
{ ﾄｪｪｪｪｪｪィ } 【たーまやー】は花火玉を撃ち出すって違いがある。
､. ヽｪｪｪｪｪノ ノ
＞ ＜、 密集地に水平発射とか夢が広がりング。
/ ー―- .､ r､ ヽ
`ー―- ､_ノ l/ / 【かーぎやー】はリロードみたいなもんな。
,' l ,/
l |´ 一発目で弾幕張る時は【たたたたーまやー】とか言うと思う。
弋 ﾉ
| /ー ―一、 |
し ､_,!
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ざっとこんなもんかな。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 説明が徐々になおざりになってるって？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 段々面倒になってきたんだよ 判れよ。
／ ＼
---- ､ ｒ ､ _
／ ＿ __ヽ .ゝ（（ ヽ
/ ´ ぇｭ ｀ ´ ぇｭ . rﾍヽヽヽ そのうち新しい魔法とかも本編で出てくるだろうし、
{ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ） .ﾊ } } Y 機会があったらまた説明とかするわ。
.ゝ ､ｪｪｪｪｪｪ´ . 人 }ﾊ.
ノ＼ __ .イ `ー--.｀ヽ / ∧. はいお疲れー。
ｒ ´／ } く / ＼Y ∧
} く / } { ヽ.. ∧
/ / | ､ i! ，
/ | ＼ } i
| } ＼ /
| | ≧=---
＼ワッショイ／ ＼ワッショイ／
>>241
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ うん 治してる訳じゃない。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | だから本人の体力が衰え切ってたり 抵抗力がすでに落ちてたりすると、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 結局は延命措置なだけで助けられんね。
／ ＼
乙ー
今日のスローガンです
乙
それとも一回で全部使いきっちゃうのか、或いは種類は選べないが任意の量を出してくる感じなのか
逆に言えば不治の病でも体力さえありゃ即全快なのね、便利
ブラックジャックによろしく ｂｙきる夫 ですね
アークデーモンの代名詞なのに？
ずいぶん前からモンスターも普通に使えるようになってるからなぁｗ
シオニーちゃん「頭がフットーしそうだよおっっ」
……とかいう愚にもつかない妄想が
るあたりキル夫もまだまだカルチャーショックが足りないな（例：ケンタウロス）
虫系モンスターとかの足が大量にあるやつくらいだろ、二本折れても支障ないのは
イメージ的な問題で
某スレ主に勧められて来たけど予想以上に面白いな。
塩の沸点 1413度
銅の融点 1084度 （沸点 2562度）
炭しか残らないレヴェルでヤバイ
＿b＿
溶鉱炉の為に鉄資源を求めるのか。
内容は前々スレ1000ネタで
確認したら、名状しがたきフレンチか・・・ｗ
…夜中に腹すかすもんじゃないな…
って言おうと思ったらまた投下ですかヤッター！
そろそろ始めようかと思います
『こぼれ話』
.
.
.
【前々スレ1000ネタ ニャル子はフレンチシェフ】
.
.
.
【元魔族居留区内 キル夫宅】
＼
ﾞ:,゛＼
ﾞ:,゛:,ﾞ:,＼ [二二]ヽ
ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,:.＼ ,.;i；';.,, i ニニiヽi_ ________________________________________________________
ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,| ；';,. ; ；';,／ＺＺＺＺＺＺＺ ＼ﾞ'ｰ ､_ {iｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴi}_________
ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,| ;；';., ／ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺ:＼ ﾞ'ｰ ､_:.:[]i.:.:..:.:.:[]i.:.:.:.:(二二二)i.:.::.:.:[]i.:.:..:.:.:[]:..:.:.: |ｴｴｴｴｴ}
ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,|,.;i；';., ／ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺ＼ヾヾヾ ﾞ'ｰ ､_ .:.:i.:.:..:.:.:／TTT＼i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:::|i.:.:..:.:.::::|
ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,| ；';.,／ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺ :＼ヾヾヾヾ ｀ﾞ'ｰ ､|__iﾄi__,.;i；ﾞ';.,ｲi；';.,,＿＿＿＿i三i : :.:..:.:.::::|
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ﾞ:,゛:,ﾞ:,゛:,／ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺ＼ヾヾi| | ヾ ＼ＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮ＼.;； :｡ :；.;
[エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ ]二ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆiｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ]
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ｨｉ| |l _,,|: .: .: .: .: .: .: | |l: .: .: .: .::{三三}:{三 | |l{三三}: .: .: .: : .| | |l ,ｨ彡!l,イ／Ｌ .,,, ..,.,., ,,.
| |l-‐''ﾝ三三三三三| |l三三三ヽ三ノ:ヽ三| |lヽ三ノ三三三三E| |l 彡, イ |__Ｌ／ .,,, ..,.,., ,,..,,, ..,.,., ,,.
冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖 .,,, ..,.,., ,,.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ すったもんだありましたがこれで俺も魔王になりました。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 魔王就任の周知式みたいなものの前に、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 頑張った俺にニャル子が内祝いしてくれるそうです。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ なんだかんだで遅くなっちまったので
／ (●） （●） ＼ ルイコはがきんちょたちと一緒に寝ております。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. ばーちゃんたちは今色々と段取りに駆け回ってて忙しいし、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 実質この家で今起きているのは俺とニャル子だけです。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 | 身の毛がよだつのぅ！
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 腕によりをかけて料理を振る舞ってくれるらしいけど……
／ （●） （●）＼. ニャル子が料理してる姿って見た事ないんだよね 俺。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 茶とかは淹れてくれるけど、
／ ＼ 我が家の料理人は基本俺ですよ？
.
.. ＿＿＿_
／ ＼
. .／ （●） （●） 準備が整うまで自室にて待つべしって事なんで、
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼. こうして現実逃避がてら自らの状況を客観視しております。
| ＼ェｪｪｪェ／ |
. ＼ ／ だって絶対ろくでもねー事になるべ？
. ノ ＼ 少なくとも良い予感なんて欠片もねぇ。
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／ ＼ | キル夫さーん もういいですよー♥ ＞
／ (●） ＼ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ （最後の審判キター！）
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 怖いもの見たさってあるよね。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 好奇心猫をも殺すとも言うけどさ……
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ きっと深く考えたら負けなんだ。
／ ＼
＿＿＿__.|┃┃
. ／ |┃┃
／ |┃┃
／ (●） （●）|┃┃ どーれ どんな名状し難い物質を世につく
. |. （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ|┃┃
. ＼ ＼ェｪｪｪェ／|┃┃
/ .|┃┃
/ i （.二つ┃
{ ﾐi （.二⊃┃
l ﾐii ト､二)┃
| ﾐｿ :..｀ﾄ-'. ┃
／／./ ＿＿ /／ ＼＼
／／/ /」∧ ''"￣ ￣ ｀`ヽ // ヽヽ
／／ ./ / .」, ∧ ／ __,. -‐-ミヽ {ﾄ､ ﾍﾊ
／／ / /i _」':, ∧ ／ ＞''" ＼ l !
／／ ./ / 「 」 ':, ∧ ./ ／ ,,.zﾆ￣＞⌒ヽ￣`ヽ ! !
／／ / / 「 」 .':, ∧ ' / ／ ／ ／ / l ヽ ＼ l l
／／ ./ / 「 」 .':, ∧ /.//／ / / j } Y ヽ l l
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.／／ / / 「 」 ':,.∧ .l ,.{ /ｨうミx{＼l ﾄ、 l / / j lハl j j
／／ / / .「 」 .':,.∧ ／! , ｉ / /ﾄ、 { 弋沙ﾉヾ ゞ Y /云j ハ! l l }} ! i
／／ {~{~{ ＿ .「 」 ':,.∧ .／ ﾉ ,' .|/ .ヽj 人 `冖''' }ん沙》／j j ﾄ ! ﾉ ! !
／／ ゞヽヽ´ | | |￣￣￣ ￣￣￣ ￣ ¨¨ ‐/'!ﾉ ﾄ、 .} ! ﾄミ=- , ゞ" / ノ /j/ ﾉﾉ
／ .>ﾄ、' ,’:,| | | ' ノ'〈/,.} }ﾉ ∧＼ -‐ァ /j }/／ ﾉ //
／ ﾊ } | | | ´ .)ノ / l/ l ≧＼ (__／ __ イ /}ﾉ 〃
／ }、} | | | V l l >｀ﾞミ:r ''"「 l l /
／ ,└└:┘── . _ }i i ´ }く .| .|/|ノ 素材を活かした
／ , / 「 」 ≦ /￣x≧ﾆ＝-_､ ／! i ヽ, }} Ｙ // フレンチニャルコース！
／ ／ / 「 .; (＼)｢｀｢｀｢У彡"´ , ´ ｀ ￣ -=、´ ｉ! ﾍ .〃 }/´
、 ／ ／ / 「｀.ソ 「 」ゝ-ｰｖ′ / ヽヾγxヽ/ ﾉ さあ どこからでも
..｀,／ ／ /「｀.ソ 「 」 , ' , ..::::.. ∨.乂Xｿ ／. 存分に味わって下さい！
／ ／￣｀`丶／／´ ／ヽ≧／ ; .:::::ｒ:;::ﾊ ! | Ｖ
. ／ ｀ヽ≦二 .-< _ ∠ﾆ=- ＼＼ ､::::ゞ:::ﾉ } ! ﾉ '.
／ /~/{ { ＼＼ ,ﾉ,' i
/ / / ﾄ、 ＼＼ /!' .:{
, / { / ヽヽ ≧＼ ／ ;::_〉
/ |/ ＼＼ ≧.≧三丶､ ＿__ ´ ／
／ // ＼＼ ／≠＞- -‐ '"
// ＼＼ ／／／
// ＼＼ x彡′"
// ＼＼._／ ´
/ _. -‐ ´ ￣
.／´￣ ￣￣
／ ／
ミｘ _..:::::㌘三三三三彡"
三三"´ ｀ /
＿＿＿__.|┃┃
. ／ |┃┃
／ |┃┃
／ (●） （●）|┃┃
. |. （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ|┃┃
. ＼ ＼ェｪｪｪェ／|┃┃
/ .|┃┃
/ i （.二つ┃
{ ﾐi （.二⊃┃
l ﾐii ト､二)┃
| ﾐｿ :..｀ﾄ-'. ┃
三三三三三 ＿＿＿__.|┃┃
三三三三 ／. ::::::::::::|┃┃
三三三..／ :::::::::::|┃┃
三三 ／ (●） ::（●）|┃┃ 素材の味を活かしてって言ってりゃ、
.三三|. （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ|┃┃ 手抜きが許されるなんて思うなよ。
三三 ＼ . ＼ェｪｪｪェ／|┃┃
三三 / :::::::::::::.|┃┃
三三 / i :::::::（.二つ┃
三三{ ﾐi ::::::::::.二⊃┃
三三l ﾐii ::::::::::::ト､二)┃
三三| ﾐｿ . :::::::.｀ﾄ-'. ┃
＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人_人_人／
≧ ＜
≧ 思っていた以上に冷静なツッコミ！ .≦
≧ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ で なに。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 散々人を待たせておいて私を食べて♥
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ っていうノリなの？ ねぇ。
／ ＼
ノ⌒＼
i!. ＼
ｌｌ. ＼
,....-- '´￣｀ -..、_ ＼
. , '´ ノ / ｀ヽ ヽ
. Y ｌｌ i! ｌ ヽ ） ｀.
ｌ 〈_ノル＼乂_リ从／人ノ i ウィ ムッシュ！
ｌ l i' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ i ｌ i!
ｌ〔ｌ .!'" ,＿__, "' i i. ｌｌ. どこを味わうかによってアントレからデセールまで、
ｌ .i人 ヽ _ﾝ 人 i i!. 我が身一つで全てを網羅したフレンチニャルコースです！
i! ! .＞,､ _____, ,.イルｌ_,ゝ J
.. ＿＿＿_
／ ＼
. .／ （●） （●）
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼ ……ここってフロマージュになんの？
| ＼ェｪｪｪェ／ | γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
. ＼ ／ | 女の子の大事なところをチーズって ＞
. ノ ＼ | 普通にひどくないですか？ |
／´ ヽ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
.
一般名詞にフレンチが付くとえっちい意味になるんだっけ…
かな？ww
/ ,. . : : : : :／／-: .､
/ ,. : :_,: : : : : :/／: : _: : : :｀ヽ
, ／:／: : ﾊ ヽ ｀ヽ､: : : :､
. / ／／ ／ / / , ヽ ＼ ヽ: : : .､
/ /／ / / ,' , ', ', , ヽ: : :',
! ／ｲ / / l l , l , ',: : : ､
| ／〃 / ,. | | l l l ':,: : : ､
| /〃 / ｲ , ! l: |: :! !: : ! | | | !ヽ: ､:',
| /ｲ//: l !l l ‐l-!:.ﾄ､:.,: ,:ﾘl:七 Tﾘ´:ﾘ , l: :､ヽ,ﾘ
ﾞ､ {:!/ｲ: :.| :|', ! ､!ｨ云=､ヽ,: : :./ ﾘ/ｨ云ミ､l :/ ﾘ: ,: :､ ', ご覧のとおり私は手も足も出ない状態です。
ヽ |!l {! :,l: !:',|ヽ({ ﾄ､_ ﾊ ､ノ ´ ﾄ､_ﾊj l:/ //l: :, ヽ',
/:l :ハ:.',､ ､ヽ弋z(ｿ 弋z(ｿ/ ,ｲ/:': : l ', ﾘ 今晩はキル夫さんの好きにして頂いて
/ /ﾚ ､',ヾ､ヾ､:.:.: , :.:.:/ ｲ .{: :.:., | :,. いいんですよ？
. / / l l ヾ､ ヾﾊ. ､_＿, ,彡' !: :, l ! ,
,' , ,: :.| | |:＞ _ ,.ィ: : : l |: | l ,
, / l |. :| |: : : :.l ｀ ‐ ´ |: : : , .!: ! l ､
l/ ,: .l .! l l_ - ´ ､ / ｀￣! l |｀ヽ l ヽ､
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あ 一応マジなんだ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 頭がおかしいだけかと思ってたけど。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
フレンチトースト「解せぬ」
. /／ ＼＼
. ‖ ＼ヽ
. {! ヽヽ
. ＿ l＿＿ ﾞ､ﾞ､
. '"￣ ⌒＼ ￣~`ヽ､ ､ 、
. ／ ／ ハ ヽ ＼ ＼ V､
. ／ ／ ／ j i ヽ ヽ ヽ い
. / / / l j ! i l ヽ ヽ iﾊ
. / / / l l l i l い ､ i !
. / / { /l !l ! l } } l ﾞ､ ｀、 l i
. j / { ＿{,,斗wl }`十-‐ j } ! ﾄ、 l }
. l { ﾄ { l/l ｛ l ﾄl ﾊ从x‐=ｧﾘ } l＼ l !
. l ﾊ {シ斧(~㍉{ ヽ/ j沁:｝j! }} ﾊ j ! j 参考までに……
l j∧ ト弋;;ｿ｝ 弋ｼ 人 { j/ j ! キル夫さんは女性のどういうところに
. l ﾍ ﾄ､人 `ｰ" ､ ﾉ ＼! //. グッときます？
. } )ﾒ `ミ=- イ｝ ﾉ //
/j／ ￣ ヾﾐ､ ヽ ゝ __ノ ノ ／/ヽ ノ
// V トト､ イ / / Y ／
// ∨ l ＞ｰ-イ ‖/ / }
//{ V ト / {/// j
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （ー） （ー） ＼ うーん そうだなぁ……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
みんなは？
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ≦ﾟ≧ ≦ﾟ≧ ＼ 開けてみたら中の内蔵が綺麗だったりしたら？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜l｜l /／
＼ ／
二 あ これ 参考にならない意見ですね…… 二
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜l｜l ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それはちょっと冗談だけど 性的嗜好で言うならケースバイケースかな。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ほら 何気ない仕草とか過去の追想とか、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 状況や相手によっても違ってくると思うよ。
／ ＼
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
＼ ／
二 まともな意見の方も参考にならないです…… 二
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜｜l｜ ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ 少なくとも人を待たせて自縄自縛してるようなシチュには
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 相手が誰でもチンピク ゼロですわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
r､ r､／ ヘ. 引くわー マジで引くわー。
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ （しまったあぁぁぁ！！）
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ というかニャル子さん、
／ (●） （●） ＼ それで私が喜ぶと思ってたんですか？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 私にどういう印象を持ってるんですか？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | いい機会ですのでちょっとOHANASIしましょうか。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| この状況で話をしようという |
| キル夫さんの感性もかなりアレですね .|
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
∨
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ガミガミ |￣￣￣￣￣|
| 説教中 |
|＿＿＿＿＿| クドクド
, − - ||
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ / （● ●| □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
ゝ {ﾄｪｪｪiﾉ）|
ﾊ ヽゆ
し |
し Ｊ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
白い柔肌に卵と牛乳を塗りたくるなんて……いやらしい！！
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ――という事で、以前も言った通り男は幻想に反応する生き物なんですよ。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | あけっぴろげにやられてもしおしおのぱーなんですよ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 判りましたね？
／ ＼
／／./ ＿＿ /／ ＼＼
／／/ /」∧ ''"￣ ￣ ｀`ヽ // ヽヽ
／／ ./ / .」, ∧ ／ __,. -‐-ミヽ {ﾄ､ ﾍﾊ
／／ / /i _」':, ∧ ／ ＞''" ＼ l !
／／ ./ / 「 」 ':, ∧ ./ ／ ,,.zﾆ￣＞⌒ヽ￣`ヽ ! !
／／ / / 「 」 .':, ∧ ' / ／ ／ ／ / l ヽ ＼ l l
／／ ./ / 「 」 .':, ∧ /.//／ / / j } Y ヽ l l
／／ / / 「 」 .':, ∧. ' /' .|:./ ／ / ! j{ j l ﾍ ! !
.／／ ./ / 「 」 .':, ∧ | .|l ./ /l＼l { { {l ﾉ ﾉ } l l l l
.／／ / / 「 」 ':,.∧ .l ,.{ /ｨうミx{＼l ﾄ、 l / / j lハl j j
／／ / / .「 」 .':,.∧ ／! , ｉ / /ﾄ、 { 弋沙ﾉヾ ゞ Y /云j ハ! l l }} ! i
／／ {~{~{ ＿ .「 」 ':,.∧ .／ ﾉ ,' .|/ .ヽj 人 `冖''' }ん沙》／j j ﾄ ! ﾉ ! !
／／ ゞヽヽ´ | | |￣￣￣ ￣￣￣ ￣ ¨¨ ‐/'!ﾉ ﾄ、 .} ! ﾄミ=- , ゞ" / ノ /j/ ﾉﾉ
／ .>ﾄ、' ,’:,| | | ' ノ'〈/,.} }ﾉ ∧＼u. -‐ァ /j }/／ ﾉ //
／ ﾊ } | | | ´ .)ノ / l/ l ≧＼ (__／ __ イ /}ﾉ 〃
／ }、} | | | V l l >｀ﾞミ:r ''"「 l l /
／ ,└└:┘── . _ }i i ´ }く .| .|/|ノ あ はぁ……
／ , / 「 」 ≦ /￣x≧ﾆ＝-_､ ／! i ヽ, }} Ｙ //
／ ／ / 「 .; (＼)｢｀｢｀｢У彡"´ , ´ ｀ ￣ -=、´ ｉ! ﾍ .〃 }/´
、 ／ ／ / 「｀.ソ 「 」ゝ-ｰｖ′ / ヽヾγxヽ/ ﾉ
..｀,／ ／ /「｀.ソ 「 」 , ' , ..::::.. ∨.乂Xｿ ／
／ ／￣｀`丶／／´ ／ヽ≧／ ; .:::::ｒ:;::ﾊ ! | Ｖ
. ／ ｀ヽ≦二 .-< _ ∠ﾆ=- ＼＼ ､::::ゞ:::ﾉ } ! ﾉ '.
／ /~/{ { ＼＼ ,ﾉ,' i
/ / / ﾄ、 ＼＼ /!' .:{
, / { / ヽヽ ≧＼ ／ ;::_〉
/ |/ ＼＼ ≧.≧三丶､ ＿__ ´ ／
／ // ＼＼ ／≠＞- -‐ '"
// ＼＼ ／／／
// ＼＼ x彡′"
// ＼＼._／ ´
/ _. -‐ ´ ￣
.／´￣ ￣￣
／ ／
ミｘ _..:::::㌘三三三三彡"
三三"´ ｀ /
／ ＼ /
/ ＼ ／
￣
好きな対象のチラリズムとか乳揺れにね、心惹かれるよね…
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ……実際のとこ なんでニャル子で勃たねーのか判んないし、
／ （●） （●） ＼ 性欲の一つもあるって言うなら このザマも頭っから否定もしないけどさ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ もうちょっとこう……ソフトなとこからやってみたらどうなん？
／ ＼
_,.----､ ＿＿
／ ﾏ! - ´ ｀ヽ､
／ ,. ' j/ - ._ ヽ ＼
, - ､ , ⌒ヽ ／ , '/ - ､ ＼ ､ ヽ
/ Y i} ,.:' ／ / / ヽ '， ヽ. '，
! / / / / ! ､ ､ ､ } '，
＼ ／ / / | | | | ヽ ヽ ヽ |
＼ ／ ' / | | | | { |{ | } | i: | :.
＼＿／ ' ! | { i {ｰ-lイ从ｲ/} |! |_ i ソフトなところ……
| | i ; ＼ ､ || / ﾘ ,ｨi/| / /ﾉ l 低温ロウソクからですか？
| | | {イ､ ＼ｰ}j/ ｰ '´ /'/ / {
| { { 从 ､_,ノ｀ /イ | {
γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ ＼/ } ' ﾉ / ! :.
＜ へこたれそーだわ |. ＼_ { 込､ - ' ／l ∧ ＼
ゝ＿＿＿＿＿＿＿__,ノ ＼ ｀＞r ,-- く ! { ＼ ＼
/ | ヽ. ﾉ } / / ＼ ＼
{ j! } {-､ r/ / ヽ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ とりあえずSMから離れろ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | もっとこう――
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 例えばデートしてみるとかなんなりして、
r､ r､／ ヘ. シチュエーションや関係に幅持たせてみたらどーかなーって。
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | 料理だって毎日好物じゃ飽きちゃうでしょ？
ﾍ lノ `'ｿ | |. 献立もプレイも幅の広さは大事だよ。
/´ / |. |
＼. ｨ | |
. /／ ＼＼
. ‖ ＼ヽ
. {! ヽヽ
. ＿ l＿＿ ﾞ､ﾞ､
. '"￣ ⌒＼ ￣~`ヽ､ ､ 、
. ／ ／ ハ ヽ ＼ ＼ V､
. ／ ／ ／ j i ヽ ヽ ヽ い
. / / / l j ! i l ヽ ヽ iﾊ
. / / / l l l i l い ､ i !
. / / { /l !l ! l } } l ﾞ､ ｀、 l i
. j / { ＿{,,斗wl }`十-‐ j } ! ﾄ、 l }
. l { ﾄ { l/l ｛ l ﾄl ﾊ从x‐=ｧﾘ } l＼ l !
. l ﾊ {シ斧(~?{ ヽ/ j沁:｝j! }} ﾊ j ! j それってひょっとして……
l j∧ ト弋;;ｿ｝ 弋ｼ 人 { j/ j ! デートのお誘いだったりするんですか？
. l ﾍ ﾄ､人 `ｰ" ､ ﾉ ＼! //
. } )ﾒ `ミ=- イ｝ ﾉ //
/j／ ￣ ヾﾐ､ ヽ ゝ __ノ ノ ／/ヽ ノ
// V トト､ イ / / Y ／
// ∨ l ＞ｰ-イ ‖/ / }
//{ V ト / {/// j
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ うん そうだけど？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 判り難かった？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
// ィ''" ￣ ｀ ﾉ '" ￣｀＞ 、
// ィ" ＞'"⌒/^ヽ ｀ヽ､
// ／ ／ ／ / ヽ `ヽ ＼
// ／ ／ ' l ＼ ヽ
' ' / / l { } ﾍ
j j / / { l｜ } ﾊ ﾊ
j ! / / / ! { ィ⌒`lλ ｨ十l‐ト } l
{ l / /l !l / l /l l { l ﾄl ﾍ j j! }ﾊ ﾊ ! l
｜! { /ﾉ !l l ﾄ{,,斗=ミ!ﾄV ＼ /j/斗=j/xﾄl l } }
! ! lﾚ／!l ! ﾄf ん沁Y ∨ / 〃ん)沁 )〉} j jl !
ﾞ､ﾞ､ ／ゝ ﾄl { λ 弋;;;;ﾀ ＼/ 弋;;;;タ/ / /l /ljﾉ
ヾ､ ∧ﾞ、 ﾄ＼ `冖" ,, `冖" /ｲ / j/ ﾉ
＼ / ﾄ ﾄ､ ﾄ ミ=;:;:;:; ;:;:;:;:;／ィj ／l / !
/ / l λ￣ へ ￣ ﾉ／ / ! l
/ / ∧ ﾄ イ / l l
/ / / ∧ ｜ ＞ __ ィ" l / l＿ !
/／ /⌒「`ヽ､! l /:ﾄ､~''ｰ '"ノﾊ ｜ /＿／f:::Y λ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あー うん ちと回りくどかったかもしれんね。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 女の子デートに誘うとか今までなかったしなぁ……
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 風俗に行くか仕事の関係とか、
.＼ “ ／＿＿| | 面倒も後腐れもない性経験ばっか積んでたもんなぁ。
＼ ／＿＿＿ ／
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ ちょちょちょ ちょっとキル夫さん！
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|. 一体どーしたんですか なにか変なものでも食べたんですか！？
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ. 自転の向きが変わるんですか？ それともビッグバンですか！？
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､ ちょっと皮を脱いで中身を見せてください！
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼ さてはつぶ餡からこし餡に入れ替えましたね！？
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| 面白い事言うじゃねーか ﾊﾊｯ ! |
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
∨
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ . ￣￣￣ ￣￣ '., あのさぁニャル子。
. .,' .l
l ﾄェェェェェェェェ .l. 俺だって男なんだし女の子とデートの一つや二つ、
.'., ｀､ｪｪｪｪｪｪｪｪｪ´ ,' ズボズボしてみたいって思う事くらいはあるよ？
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／｀ ー――――― ‐=''' く | その効果音だと ＞
／ ＼ | イメージが壊れるんですが…… |
/ ヽ. ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
| | | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ まあ一段落 って言うには程遠いし、
／ （●） （●） ＼ 今からようやく本格的な魔王業が始まるんだ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ﾌﾞ
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ しばらくは無理でも落ち着いたらさ 一度デートの一つでも打ってみない？
／ ＼
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| 博打に誘われてるみたいに聞こえます |
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
∨
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そいつは悪かったね。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 何しろ俺は素人童貞って奴でね。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ _／
／ ＼ 女の子一人気軽にデートに誘えない
| ｎ:n ｎｎ | 暗黒の学生時代を過ごしたもんだからさ。
|nf|｜| | | |^!n |
||: ,∩ ∩、 :| |
ヽ ,ｲ ヽ :ｲ
/ ,. . : : : : :／／-: .､
/ ,. : :_,: : : : : :/／: : _: : : :｀ヽ
, ／:／: : ﾊ ヽ ｀ヽ､: : : :､
. / ／／ ／ / / , ヽ ＼ ヽ: : : .､
/ /／ / / ,' , ', ', , ヽ: : :',
! ／ｲ / / l l , l , ',: : : ､
| ／〃 / ,. | | l l l ':,: : : ､
| /〃 / ｲ , ! l: |: :! !: : ! | | | !ヽ: ､:',
| /ｲ//: l !l l ‐l-!:.ﾄ､:.,: ,:ﾘl:七 Tﾘ´:ﾘ , l: :､ヽ,ﾘ
ﾞ､ {:!/ｲ: :.| :|', ! ､!ｨ云=､ヽ,: : :./ ﾘ/ｨ云ミ､l :/ ﾘ: ,: :､ ',
ヽ |!l {! :,l: !:',|ヽ({ ﾄ､_ ﾊ ､ノ ´ ﾄ､_ﾊj l:/ //l: :, ヽ', ……もう一度 キル夫さんから
/:l :ハ:.',､ ､ヽ弋z(ｿ 弋z(ｿ/ ,ｲ/:': : l ', ﾘ. 誘ってみてくれていいですか？
/ /ﾚ ､',ヾ､ヾ､:.:.: , :.:.:/ ｲ .{: :.:., | :,
. / / l l ヾ､ ヾﾊ. ､_＿, ,彡' !: :, l ! ,
,' , ,: :.| | |:＞ _ ,.ィ: : : l |: | l ,
, / l |. :| |: : : :.l ｀ ‐ ´ |: : : , .!: ! l ､
l/ ,: .l .! l l_ - ´ ､ / ｀￣! l |｀ヽ l ヽ､
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ あー うーん まあ……
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.| 一回だけだからな？
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ニャル子さん。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | お願いです 俺とデートしてくれませんか？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
// ィ''" ￣ ｀ ﾉ '" ￣｀＞ 、
// ィ" ＞'"⌒/^ヽ ｀ヽ､
// ／ ／ ／ / ヽ `ヽ ＼
// ／ ／ ' l ＼ ヽ
' ' / / l { } ﾍ
j j / / { l｜ } ﾊ ﾊ
j ! / / / ! { ィ⌒`lλ ｨ十l‐ト } l
{ l / /l !l / l /l l { l ﾄl ﾍ j j! }ﾊ ﾊ ! l
｜! { /ﾉ !l l ﾄ{,,斗=ミ!ﾄV ＼ /j/斗=j/xﾄl l } }
! ! lﾚ／!l ! ﾄf ん沁Y ∨ / 〃ん)沁 )〉} j jl !
ﾞ､ﾞ､ ／ゝ ﾄl { λ 弋;;;;ﾀ ＼/ 弋;;;;タ/ / /l /ljﾉ
ヾ､ ∧ﾞ、 ﾄ＼ `冖" ,, `冖" /ｲ / j/ ﾉ
＼ / ﾄ ﾄ､ ﾄ ミ=/// ///／ィj ／l / !
/ / l λ￣ へ ￣ ﾉ／ / ! l
/ / ∧ ﾄ イ / l l
/ / / ∧ ｜ ＞ __ ィ" l / l＿ !
/／ /⌒「`ヽ､! l /:ﾄ､~''ｰ '"ノﾊ ｜ /＿／f:::Y λ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ っ
／ （●） （●） ＼ っ
| ///（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）///|
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
_,.----､ ＿＿
／ ﾏ! - ´ ｀ヽ､
／ ,. ' j/ - ._ ヽ ＼
, - ､ , ⌒ヽ ／ , '/ - ､ ＼ ､ ヽ
/ Y i} ,.:' ／ / / ヽ '， ヽ. '，
! / / / / ! ､ ､ ､ } '，
＼ ／ / / | | | | ヽ ヽ ヽ |
＼ ／ ' / | | | | { |{ | } | i: | :.
＼＿／ ' ! | { i {ｰ-lイ从ｲ/} |! |_ i
| | i ; ＼ ､ || / ﾘ ,ｨi/| / /ﾉ l なんと言いますか……
| | | {イ､ ＼ｰ}j/ ｰ '´ /'/ / { 思った以上に照れますね これは。
| { { 从 ､_,ノ｀ ///イ | {
}ｲ＼ ＼/ } ' ﾉ / ! :.
/ ＼_ { 込､// - ' ／l ∧ ＼
＼ ｀＞r ,-- く ! { ＼ ＼
/ | ヽ. ﾉ } / / ＼ ＼
{ j! } {-､ r/ / ヽ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんなの判り切ってるだろ。
／ （●） （●） ＼
| ///（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）///| 言わせんなよ恥ずかしい。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それで……まー その。
／ (●） （●） ＼
|//（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） /// | 返事は聞かせてもらえるのか？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
''"￣￣｀丶､
／ ヾ､ ＿＿
／ ﾊ Y ''" -―-￣`丶､
// ／ い ／ ―- 、 ＼
// ∠ -‐-l_l_／⌒`ヽ、 ｀ヽ、 ＼
// ／ ／ ＼ ヽ ヽ
;' ;' ／ ／/ /ﾊ ヽ ヽ ﾞ､ ｀、
! l / / j j j i i ､ 、 、
j l / / l l i i ﾞ､ i 、
j ! / / / / j l l l l l i l i !
l l j / ‖ l l l l l j l } !
l l l l l l l !l l l } ﾊ l } j l
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!｜ l ! l l l トl Yト ゝ V { { 人｛ ! ﾊ j } !. はい。
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い ﾉ{ } lヽ气z彡 ''冖'" }∨ j＼ l l デートのお誘い 喜んでお受けします……
い o人j ﾄﾊ ::/::/: .:j ::/::/::ﾉ ﾉj l ﾞ
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＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ あ そう。
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| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | うん そりゃ良かった。
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
／ /
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. ‖ ＼ヽ
. {! ヽヽ
. ＿ l＿＿ ﾞ､ﾞ､
. '"￣ ⌒＼ ￣~`ヽ､ ､ 、
. ／ ／ ハ ヽ ＼ ＼ V､
. ／ ／ ／ j i ヽ ヽ ヽ い
. / / / l j ! i l ヽ ヽ iﾊ
. / / / l l l i l い ､ i !
. / / { /l !l ! l } } l ﾞ､ ｀、 l i
. j / { ＿{,,斗wl }`十-‐ j } ! ﾄ、 l }
. l { ﾄ { l/l ｛ l ﾄl ﾊ从x‐=ｧﾘ } l＼ l !
. l ﾊ {シ斧(~㍉{ ヽ/ j沁:｝j! }} ﾊ j ! j
l j∧ ト弋;;ｿ｝ 弋ｼ 人 { j/ j !
. l ﾍ ﾄ､人 `ｰ" ､ ﾉ ＼! //
. } )ﾒ `ミ=- イ｝ ﾉ //
/j／ ￣ ヾﾐ､ ヽ ゝ __ノ ノ ／/ヽ ノ
// V トト､ イ / / Y ／
// ∨ l ＞ｰ-イ ‖/ / }
//{ V ト / {/// j
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒
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/ / / / | || | | i :､ ∨ :. :. i
. / / / ,' / /| {{ | | { | ﾏ .| | }
/ / / / : / /i |{ |! | ｲ´ ∨} 从| | | :.
| | / / / | |イ⌒lヽ {! ﾘ| / }/ }/__,._| } |
| | ' /,:' / | |从{ {!＼ '， ;}/. ,ィ赱ミ､ 7/ |:. ! i ぐえっふぇっふぇっふぇっ！
{ { | |{i | | { ,.ィﾃ赱ミ､ ∨. ､＿ ﾉ .' / i ;'
| | { | 〉 ! { ヽ 乂＿ , ＼{ //////// / イ. .∨ i i. 油断しおったな魔王め！
| | | |,' ,八 八 | i:. /////// ,//////// ,ｲ / :.. 誘い出してしまえばこちらのものよ！
| | ∨/ { ∨ ＼}:. _ .ー イ／ｲ { .
:.ﾑ ／ ⌒ヽﾘ＼__＞人 V ￣ ´ノ .ｲ j ,.. -- ､ ヽ. 邪神の かんいん！ パワーに
＼＼ ／ /_ノ´｀ヽ ＼ｲ_{ ＞ ｀¨¨´ イ / /´ ヽ ＼. 目も下の皮も剥くがいいです！
＼ ￣ ／ (( /_￣´￣ ヽ ＼ | | ｀ ー ´ / / ∨ ＼
｀￣ _/＿,.. ー∨ i| | | } / / ∨ ヽ
ﾜｷﾜｷ ,ィ´,.....＿ ヽ |ｰ--- ' ﾉ _,/ / :. '.
ゝ-' ヽ } ＼ Ⅵヽ ,イ / / } :
(( ゞ ＼ Y ヽ- ' / / / | |
/｀ー ､ | / / / j |
// ／...../ .| |......... ﾟ｡ ＼ :. :｡
// ／ .../ ..| |.. | } ｝ :. ﾟ｡
. // ..| | .. | .}／ ﾊ、 | ..:. ﾟ.
/./ / | .... |／!.|∨_j_∨.| ..:.. ｉ
. /...′ ′ |..| | l.| ...... } | }ィ芹ヽ｝! ′ .|....} ＼}
.: , | │ |,,|_|_|_、 ...... /|.| 八ﾄi爿 jｲ ......}.....ﾟ｡ 丶
| | | ∧ │ |人リ ＼...../ ﾉ' ゝ‐ﾟ 厶ｨ..／..|..､....ﾟ ｡ ＼ ここはお持ち帰りされてしっぽりと――
| | | | | i...ﾟ:,..l_,磷气ぅヾ //////// ／ィ/ ∧............ﾟ 。 丶. いやいや自然に帰って
| | | | |j . | .......リ､ゝゞ少' //// rぅ,. ´ ￣￣￣￣ ｀ヽ ___ ＼. 獣のように青姦三昧も捨てがたい！
| | | ﾚ八 {..ﾄ､＼{.....ヽ //// ′ ＿,ノ イ// ／＼ ＼ ヽ＼
| | 乂{ }トﾍ } { ..|.八 ＼〈 ､＼_フ ｀¨¨¨¨´ ＼ ＼ヽ 勃たぬなら 勃ててみせよう 前立腺
ﾟ｡ |.乂 { | ｱﾆ==--- ､--＼_ー┴─― '＾丶 ＼
＼ 、 |/ ..>| i| 、 ｝ ‘ｰf´ .| ／ ＼ ＼ 夢もアナルも広がりますね
＼__ ﾆ=-- / ′| i| ＼ | |′ / ＼. キル夫さん！
/ .| | i| ＼__,. | j{...| ′＼ ＼
/ ....| | i| |八..ﾟ｡ { {＼ ＼
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ……さて。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |. 話も決まった事だし、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ちょっと別の案件についてOHANASIしましょうか。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
// ィ''" ￣ ｀ ﾉ '" ￣｀＞ 、
// ィ" ＞'"⌒/^ヽ ｀ヽ､
// ／ ／ ／ / ヽ `ヽ ＼
// ／ ／ ' l ＼ ヽ
' ' / / l { } ﾍ
j j / / { l｜ } ﾊ ﾊ
j ! / / / ! { ィ⌒`lλ ｨ十l‐ト } l
{ l / /l !l / l /l l { l ﾄl ﾍ j j! }ﾊ ﾊ ! l
｜! { /ﾉ !l l ﾄ{,,斗=ミ!ﾄV ＼ /j/斗=j/xﾄl l } }
! ! lﾚ／!l ! ﾄf ん沁Y ∨ / 〃ん)沁 )〉} j jl ! ｱｰﾊﾝ ?
ﾞ､ﾞ､ ／ゝ ﾄl { λ 弋;;;;ﾀ ＼/ 弋;;;;タ/ / /l /ljﾉ
ヾ､ ∧ﾞ、 ﾄ＼ `冖" ,, `冖" /ｲ / j/ ﾉ
＼ / ﾄ ﾄ､ ﾄ ミ=;:;:;:; ;:;:;:;:;／ィj ／l / !
/ / l λ￣ へ ￣ ﾉ／ / ! l
/ / ∧ ﾄ イ / l l
/ / / ∧ ｜ ＞ __ ィ" l / l＿ !
/／ /⌒「`ヽ､! l /:ﾄ､~''ｰ '"ノﾊ ｜ /＿／f:::Y λ
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ デートに誘うなんて人生初なんですよ。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | だと言うのにですよ？
＼ヽ L ／ 相手はマッパで縛られて吊るされてって――罰ゲームか！
ゝ ﾉ
／ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 雰囲気ダダ壊しにしてくれやがった落とし前はどうつけてくれるんですかねぇ？
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | しかも何回も言わせやがって 判ってんのかお前に言ってんだ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ コノアマバカアマ。
／ ＼
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ （ヤクザスイッチ入ってるぅー！！）
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＜ とりあえず乳首とクリトリス .|
| ピアスを付けるのはどっちがいい？ .|
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.∧
l あ あのキル夫さん……冗談ですよね？ （__;）
ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,ノ
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＜ ラヴィアにピアスでまんこ閉じる？ |
| ほら 貞操帯みたいな感じで |
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
ニチャァ ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人_人／
≧ ＜
≧ とてつもない笑顔っ！！ ニ=-
≧ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y＼
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼ ……冗談だよ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ あ はい。
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
「あの時のキル夫さんの目は言っていました。『お前いい加減にせんとほんとにやるよ？』 ――と。
あと朝まで普通に放置されました」
.
.
.
おかしいな……当初の予定では
ニャル子「フレンチです♥」
キル夫「じゃあエスカルゴな！」
とカタツムリ這わせる話のはずだったのに
・登場キャラのキャラ崩壊などに注意してください。
の精神により、ニャルラトホテプをニャラルトホテプで通します
ですので……おや こんな時間に来客が。一体誰が
（ここで日記は途切れている）
フレンチキスって、ベロチューのことなんだよなー
数日前に知ったわー
どんな斜め上な名状しがたいおフランス料理がでてくるかとｗｋｔｋしてたのに
予想を遥かに越えたものがでてきたｗｗ
さて、これでニャル子も少しは自重するのかな
…ムリか
照れてるニャル子見てアラヤダ可愛いとか思ったのは間違いだった訴訟
邪神様、アナル拡張はやめて差し上げろ
相手がルイコだとどうなるんだろう＞デート
フレンチというか破廉恥ですわこの邪神様ｗ
だれうまｗ
>>340
ああ……なんか頭にひっかかってたのが取れたわ……
英仏の確執がこんなところにまで出てるんだもんなぁ・・・
緊縛自体も自縛する変態娘も大好物なんだけど、あけっぴろげに陛下も〜ん、じゃお膳立て台無しだよなｗ
フレンチ○○ってのが「下品でエロい○○」って言うのはある意味当然なんだよね
だって「英語」なんだぜ？ イギリス人から見た「フランス人の○○」なんだぜ？
そりゃぁ品性下劣でイヤらしいって意味にもなろうもんよｗ
予想以上に名状しがたいフレンチでしたｗｗｗ
予想の斜め上を行かれたわww
ニャル子さんが吊られてるのを見た時、リアルで「うわぁ…」ってなったわｗｗｗｗ
これは雰囲気出てると>>1を褒めればいいのか……？
いやいやいやいやｗ
確かに言ってることは似た様なもんだけど、
行動が伴ってるかはかなりの違いだと思うぞｗｗｗ
実行する前にフォーク突き刺されてるだけじゃね？ｗ
明日３/２９（土）はちょっとお仕事のため本編の投下はありません
本編5話は来月4/5の予定になっています
5話までに書きためているおまけを2話と、
即興ネタのこぼれ話を2話 投下できればなと考えております
とりあえずおまけを今日の２３：００頃から始めます
投下するのも一苦労だなｗ
>>352
フォークで調教されてなければ最終的にはこのレベルまで行動がエスカレートしてそうだwww
あれでも原作は躾が行き届いてたんだなぁ……
『お ま け』
.
.
.
【魔王国（仮）建国後 某日】
. i
.傘 |
傘傘 r^t
.傘∩傘 ./.:::ﾍ
傘傘傘傘 .| : :::::|
. | . ［IIIIIIIIIIIIIII］_____________________________________________ .r".: ::::`i
. r'^ー --------..i..::::::::::::;;;;i|;;;;::::;:::;::;:::;::::;::::;:::::;:::;:::;::::;::::;::::;::::;::::;::::;:::;ヽ |.:_;_;;;_;;|_____________.
/::;::;:::;:::;:::;:::; ::;:;::;;;| ..:::;:::::;;;;;i|;;;:;::::;::::;::::;::::;::::;::::;／|＼::::;::::;::::;:::;:::;:::;:::;::;..ヽ.;;;;;:;;:;;::;:;:;;::;:;:;;::;;::;＼
. /;;;;_;.;;;_;;:;_;_;;;._;.;;;:;.;;| ∩ ::::;;;;;/;;_;:;;;_;;:;:_;:;:; ;_;::／＼|／＼;;;_;:;;_;_;;:;;_;:;;:;_:;;_;.:;ゝ.:-:;:-:-::-::-:-::-.-ヽ
|.::::::: ::::::: : :: :: ::: : :;;| ..:::::::::;;;;;i|;;: : : : : : : : : : :［IIIIIIIIIIIII］: : : : : : : : : : : : : :|;.:;ﾍ.;: ;ﾍ:.: ;ﾍ:. :;ﾍ.: :|
|: : i^i: : i^i: : i^i: : i^i| ∩ .:::;;;;;i|;;::i^i::: i^i::: i^i::::||: i'⌒`i: ||..:i^i::: i^i::: i^i::: i^i::|;.:|_j; :.|_j; .:|_j:: :|_j;: :|
|: : Ll:.:: Ll::.: Ll:.:: L.| . .::: .:;;;;;;i|;;;:Ll;::;:Ll;.:..Ll;: ［IIIIIIIIIIIII］ ;Ll;;: Ll;::::Ll;;:::Ll::i;;: : ;: .:.; :.: ;.: .:;.. :.; ;.i
|≡≡≡≡≡≡≡.| ∩...:::;;;;;i|!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i||: i'⌒`i...||;i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!| ≡≡≡≡≡≡≡|
|:: ::::: ::::::: ::::: ::::: :.:.;;| . ..:: .::;;;;;i|;;: :: :::: : : ::: :: ::［IIIIIIIIIIIII］:: ::: : : :::: ::: :: :...::::|; ;ﾍ;.::;ﾍ. :.:;ﾍ.: .;ﾍ.: .|
| : :i^i: : i^i: : i^i::...i^i| ∩.. ::;;;;i!|;;.:i^i:: :i^i: .:i^i: :|| r'⌒`.i..||;;;i^i:: :i^i: ::i^i:: i^i:..i:..LI;:.:LI: :..Li; ::LI;:::.|
| :: Ll;;: .Ll;;:. Ll; ::.Ll| .:: .:: :: ;;!i|;;::Ll:;:::Ll;;::.Ll;:::|| | ...l.....i ||;;:LI;; .LI;;: LI;;:.Li,::|;:; .;:. :;..: : ;.:;.: ;.:;;;.; :;|
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::..:ｰ.:..::::..:...::....:ｰ..:..:::..:.. -::.:..:...::..:.／ ,,,, ,,,, ＼.::..:..:..ｰ::::..:..::.:..:...::..:..::..:..::..
.::::..:.,.,,..､ ::...::..:..:..ｰ::::..:.,.,,..､ ::..／ ＼. ,.,,.､.::..:..:..::::.ｰ.:..::.::..:..:
【第3収容所 改め マザーズシティ 中央庁舎（元代官屋敷）】
.
.
【同内 執務室】
┌───┐ ┌───┐
_ ｜ ｜ │ │ _
／／| /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ |＼＼
∠／／l / ＼ | ヽヽ
圖圖| l／ | |__,/ ＼圖,| | |圖圖
＿＿| | ／_| | / ＼| | |＿＿
: : : : | |: : ／´ｌ王王三三|￣￣￣￣|三三|￣￣￣￣|三三三|￣￣￣￣￣|三王王ｌ :| | : : : :
: : : : | |／ | liｌ|l|／ ｲ| |: : : : | |: : : : : : | |＼|il| ｌi|| ＼| | : : : :
: : : : | |二二二|lｉl |i|／| |ヽ ＿＿__,ノ: : : : | |: : : : : : | |＼|li|lｉ ||二二| | : : : :
: : : : | |: : : : : : |li ｉ|i| : :| l : | |: : : :| |: : : : : |＿＿＿＿|: : : : : : | | : :|ii|l |ｌ|: : : : | | : : : :
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼ なぁばーちゃん。
／ ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ＼ェｪｪｪェ／ | 聞きたい事があるんだけどさ。
＼ ／
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
,,,,,,,,,／::::: ::::: 二 三 二:::＼ ＼
::::r ヾ＝＝=-ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
:::l::::-== ＝＝= _::::::／:::::::::/_ ` |
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/＿＞:,' | 今は愛人はいないよ。
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ | γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l }: | | いやそうでなくて ＞
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ | ゝ＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' | 裏帳簿の話かい？
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ | γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
::l::::::ヽ::.. ::::::: / | | そんなんあるの！？ ＞
:::l::::::::::＼. / ﾉ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／
´￣｀‐´￣｀ ､
,' ＼
. / /⌒⌒ヽ ＼
/'''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ',
/ / ニ 三 ニ ヽ ｉ
/⌒丶 ´￣｀ヽ | いざという時に気兼ねなくばら撒ける資金、という意味さ。
,' ,-ｲ ‐─､ r ─ |‐､_ |
l´:::{::{ヽ￣｀ヽ Y´ ￣, }::}:::l i!. 使ったところで政務は滞らないよ。
. ゝﾍ_{ ｀￣´ /| ｀￣´"}::}ィ i! 最も、景気良くばら撒けるほど貯まってもいないけどね。
| ',｀ー l::| ｀ー´ﾉ|~ :|
i!'''''''''', / ´ ＼ //ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|
`､ ',. l ｰ=＝ﾃ/ // ／
`､.／二￣￣￣￣＼／
／ノ´／／, ‐ .＼
／⌒＼＿￣__./ / /,' ﾉー─' ヽ=彡､＿／⌒＼
/////////// /_ﾉ|ﾉ t////////∨//＼///// ∧
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼ 準備金って奴かー。
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ | 実際なんか起きたら何をするにも 金、金、金だもんなぁ。
ゝ ﾉ ／ それで政務が停滞しちまったら――
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
>>348 >>351
>>352 >>356
原作ってそんな作品なの？
明日一で本屋いってみるわ
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ ってそうでもなくてさ。
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.| もっと根本的なとこ。
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | なんだい 言ってごらん。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ 魔族ってさ――何？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
_,, ＿＿＿_
_,.-''´ ＼
／ ／ ￣￣＼ / ､
／ ／ ／ ／￣`ゝ/´＼＼
/ ／ ／ ／ ／ミﾐ〃＼ ＼ヽ
./ / ／ ／ uﾞi | '
/ / ／,,,／ ∪`'‐ --‐'" ﾞi. | ｉ
./ / 彡彡 ￣＼‐-ミ,_‐- -‐=ﾞi | |
./⌒ﾐ'' `ト､__＼) ,-‐' ;| | | ……今更過ぎる質問だね。
〈 ヽ ;; ヽ＿ ﾝ ,,彡‐ヽ | | |
ﾍヾ} ::l u ⌒ミﾞｉ t`ー‐'´j ,リ 言葉だけでババァの息の根を止めるつもりかい？
ゝi `ヽ i | | u , ' /
ミ三Ｙヽ. l ／ ﾄ､|_| , ' /
三三三ハ ｌ／＿ﾆ‐-､ !l / /
三三三| ､/ f｣,,」,,｣,,,_ﾉl/ /
三三三＼ ヽ ｀┴┴''∧/
三三三三＼_,＼_＿＿/三三-‐ヽｰ. -. .､_
三三三三三三三三三三三三三三三三＼
三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 今ばーちゃんにぽっくり逝かれたら俺も死ぬわ
／ (●） （●） ＼ 過労で。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 我が国には圧倒的に内政力が足りねぇ。
／ ＼
【邪神教巫女 兼 教育部門担当】
, ――― - 、
／ ＼
/ ＼
＼
＼ ﾚ こ
. ―‐- 、 ＿ i! ゃ
∠ ／ ヾｰ 。 ＼
＞ / ! ＞ 、 ／
／ ﾊ / 、 i ∧ ﾟ
/!/ノ!,: /ヽ_＼ | 1
f , i ヽ_／ ヽ! ' ! _
ﾉ／| | ＞ ＜ ,! / .／、 ＼
(ﾞy'ヽ ´＿ゝ从j ｘｘｘ f ￣ ヽxx /, '／ , ヽ￣
＼/ 〜 〈＿. ヽ ! } ／ ／ ＼
＼ .＞ _ ヽ ノ ＜ﾆ{＼/ ＼
i＼| /ﾆﾆ;> o <三三j _/ ヾ、 i!
| ＜ヾ'＃∧＃#> f ﾊ i ＼!
| !#／三ヾ"三ﾄ ., / !/
ヽ/! У三三三三j＃{＿／
＼ 〈＃三三三≦#;〈
｀ ﾞﾞ ＜＃#＃ノ＼ ＼
| |. ＼ﾉ
|_/
【政務は出来るが自分の分野以外は基本ノータッチ】
.
.
【軍事部門担当】
}//∧ {//入
////,ﾊ Ⅵ//,＞,、
//////,} _ .--ゞ=ミ///,＞,､
/'////// ,斗*≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､///,'ヽ
/'////// ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼//,ハ
/'////// ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:＼'/∧
{///// {-=ミ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ:ｉ:ｉ丶∧
|//////Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ!:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヾ}≦廴
l///////Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:iⅣ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}:ｉ:i|Ⅵ:ｉ}:ｉ∧ﾆﾆﾆﾆ}
{＼///// Ⅵ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:iⅣ:i:Ⅳ:Ⅳ|:ｉ:i}斗匕:i:i}ﾆﾆﾆ（:ｉヽ
{:ｉ:ｉﾍ////ノ:ｉ:i:ｉ:i:i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:丁笊７ :i:/ |:ｉ/ 以}:ｉ/ﾆﾆﾆ= へ:ｉ:､
乂:ｉ:ｉ:ｉ: へ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:,斗芋==x/ }/ 磷 }/:∧彡' ヾ:i.､
r≦ﾆﾆ／ﾆﾆﾆ}_彡':i:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i:i爪 {示ハ ﾘ 弋{ﾉ:ｉ:ｉ:∧ Ⅵ
_,斗≦／ﾆﾆﾆﾆﾆ}:ｉ:ｉ:i:i:∧ Ⅵ:ｉ:ｉ:i:{ 乂zソノ .､ | Ⅵ:∧ }:i
＞ﾆ彡 '⌒Yﾆﾆﾆ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ゝⅥ:ｉ:ｉ:{. ^冖´ ,. Ⅵ:∧. |:i
／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉｲ .ﾉﾆﾆﾆ人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:ｉ∧ ＿＿, / }:i:i:iﾊ. .|:i
. ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ ゞーr':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i}Ⅵ:ｉ∧ __ / .}:ｉ}:ｉ:ｉ} 从
／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ 小:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}Ⅵ:ｉ:ｉⅥﾆﾆ≧r―‐ 彡ヽ }:iⅣ:| /' ）
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ /:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/_=ヾ:ｉ:ｉ:ｉⅥﾆﾆ ゝ_:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼.}:ﾘ l:.|. /
/:ｉ:ｉ:ｉ:／ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i〃 ＼＼:ｉ:ヽﾆﾆﾆﾆ}Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.// l:.|
. ノ:ｉ＞' ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/i, Yﾆ≧*＼--ミ=＼ﾆﾆ/':ｉ:ｉ:ｉ:ﾚ／⌒ヽ
/イ:{ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:i:i} .|ﾆﾆﾆⅣー＝ミﾆ..＼_斗≧V Ｙ
. /' |::ｉ. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| .|ﾆﾆﾆ { Ⅵﾆﾆヽ､ 込 ノｉ
ヾ. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:| .|ﾆﾆﾆ | Ⅵﾆﾆ∧､､＼ （ -|＼
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:| .|ﾆﾆﾆ | } }ﾆﾆ◆_} Y＼ {'⌒）､:i:ヽ
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:| :} lﾆ◆ﾆ| | { ,ﾆﾆﾆﾆ }.ﾉ ｀¨Ⅵ∧.＼:ｉ:.
ｲ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:| :| |ﾆﾆﾆ | | .}≧==≦{'‘, 厂￣〈 ヽ .）:i}
/:ｉ:ｉ:/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:i＞-┴､Yﾆﾆ :| | .}ﾆﾆﾆﾆﾆ{ ヽ/ ヽﾉ ヽ'
. /:ｉ:ｉ:/ .|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／ ノ.l＞ ￣ ヽ-=ﾆﾆ=ヽ.彡┴､ }廴＿,彡' ＼
【政務も出来ない事はないが独自理論が激し過ぎる ＆ 浪費癖あり】
.
.
【警備部門担当】
､
___／／
, '´ （ _＿＿_
.ｨ{ / r‐――┘、
,. '´ }{ ⌒ヽ ,二二二..)::.＼
. '´ , へ、 └‐- ﾐ ､ｉ:.. ヽ
／ ／ ′...::＼ 〈￣￣:｀Y 斗‐‐:. ,
／{ ／ / ...::ｉ: /∧ ∨＼: : |＼|ﾞ刈;: :.. . ′
八､ ＼___／ / :ｉ|...:::|/;笊}t┘ 丶ｋ==kj,ハ::.:. :. ',
〈 ` ‐ｧく ′八、:.V代］[ﾉ , , {:.. } . :j:.:.. ,
＼ ′ |＼/ ,:′ｉ{≫-辷_ ′ 八/ .:,:′ ;.′
＼ :| ＼:..:.:.:圦:∨ヘ、 r ﾆﾌ . '..:.:.:／|:.: . ｉ ;:.丶
l＼ | ＼‐--≧=‐ ≧=‐ イ-‐≦:: . |:.: .,ﾊj: ＼
i |i ｀Yｉf「 ＼___ノ＼,､___ ノ|: /.: j':. i ＼
＼.八 j八＼___ノ小、_/ ,ﾊ'⌒ｿｲ.:.. ; ！:. '＼
ハ ＼ ＼ﾚ' ′ ＼ } / / ; ;{ ＼､_j:. ;:::::..... ',:.丶
/..:∧ ＼ .′ ; ヽ;. / .′ Ｖ圦 ,ハ |:/‐--‐┐;:.. ヽ
, .:′＼＿,ﾉ⌒ ｉ i ∨/ .′∨ ﾉ′ jﾊ::.. '.
/...:.::ｉ . ..:.:.:八 │ / .′ 〔 〕 ; / :j,::. .:.
′i.: :| . . .:.:／ .::.. 、 / / ; ,ﾊ;. ／＼:j:: :. .:i
/ i . :|:ｉ.:|／ . : ／ ...:／⌒}≧=ｰ／ ﾍ. ′／}__j_＿ ｨ､__, 〉 :;:. |
.′|....:|ﾊ:|/ ..: : .:::／ │ .i／／ ‐=≦{＼:.:.:.:.... 八 ＿/ :j:. |
: . : |..:│./ . : :／ :|／／ i ｛ ＼:.:.. ./乂｀ニ７..:ﾉ,ハ |
i i 八.: |/ ..:.:／ ／／:. 〈 .; ,ﾊ 丶.′ , ′イ } :ｌ
| |′ ＼ / ／／, ; ＼j _j、 / ／.: i . :|: :. ;
| | |i : : ′ ／／ / ｉ :`¬ﾍ、 ./ ,.ﾍ、 .::!. ::|:. ;: /
､ 八 ｛ ／／ , ′ , j 〉.′ , ′ ＼j. ::j ﾊ′
＼ ＼ ／ Ｘ､ 〈 / ; ／{┐ __jｈ ′:ﾊ:.′
／ /rヘ＼ 〉、i j . イ.／八＿,ノ /／｝:/
/ /☆ ＼／ ､}≧=‐---‐=≦㌻7// ＼ ／ ／
〈 / . : ／ `7ハ ／／ ; ヽ
` く : :く ／ / ＼＿／ 〃 j .
＼／ / /.′ 釗 ;
く / ＼ / : ; ｉ
＼ / ＼ｉ⌒ヽ _＿＿j__ j
ヽ/ ／ 〉 ; ／
八≧=‐---∠ -‐=≦L -‐―- ミj/
/丶丶 __ . ｲ [ -―‐- ミ}
【政務に関しては現在勉強中。だが面倒臭がる傾向あり】
.
.
【軍事 兼 土木公共事業担当】
＿
-=≦:V´￣ミ､
_＿／／: 人 : :: : ＼_
｀ア,./j/j/ ,≫-､: ハ
{ｲNﾚ⌒ヾ ,ｨf芯 V-､}
Y､斗=ﾐ,.r-､¨´ jhり
八}! 〈/⌒ヽ〉 r〈
从ヽ. r---勹 ハ ､ ／/^ヽ
r'⌒〈 ,.イ ｀｀二´イ } Y_＿＞┴‐ ､
〃⌒ヽ ／/-､ヽ ノ-‐/ /_〈_ソ ヽ
／{ ヽ／ / `ー'´ / 〉-､ﾉ ー ､
/ /,ゝ-/ / ､ ／ / ,-く _}´ ｀`ｰ‐=ミ､ ＼
/ .(⌒'⌒) '――冫―‐' / /⌒＼ '´ ＼ ＼
{ / ＼,.イ { (⌒⌒) V-ﾍ } }
ﾊ{ :! 八 ＼／ } } ヽ ヽ
{ 人 | ／ ヽ. | 人_/ |`ー‐＜_,. -‐ ヽ ＼
7 ＞‐┼‐‐=彡 ヽ ＞┼―‐＜ ／八./ ／ ﾉ 〉
,.--v-、 { ハ ヽノ / /__/ { / /
{ 〈 ＼ゝ-＜ } { | ｝＿／ }=ミ￣＼ノ ／ ／
/＼ ヽ | ＿＼_厂二ニ个ー‐＝ニ￣ ／/ノハ ／ ＼ _,. ´
{＼_＼_）､┴く___厂＼ ＿／ {_ r〈 ＼／
{＼＿,!∧＼「 /ヽ ＼ー― ―＝二／ /￣/ﾚ' ＼ /∧/^!
. ゝ---|: ∧ ＼{ ＼ ` ー‐ ／ 〉ーく V ７〈 |
／| ／〉 ＼ ／￣} } V＿／
└＜ ∧ r‐＝ミ､ー― { 〔＞‐' ハ
/. `┴‐ヽ. ＼＿_ ＿,.-く八ヽ_} / ＼
／/ ノ ／ ＼ / ／} } / ＼
/ / } く 〈_＞― ､/ 八,.ｲ /`ー ' |
. / ′ / `ーｲ 〈_/ / `ｰｧ / ヽ |
/ / ｀アー＜」 ! { ＼|
i / / 八 | ヽ ヽ
| ′ /:ヽ ､ :! / ､ :.
| 、 ／､::::| {:＼ i 、 i
/ / :. _,. イ:ヽ }:::! V:::::ヽ :! ､ |
. / ' / ヽ:::::::} ハ| |::::::八 } :|
i V V:/《 }} |::::::::::ﾄ、 ハ :!
| { / }/ヽＶ::ﾊ !::::::::::| ヽ / :|
| 、 / ／ }:::/ ﾄ､:::::::| ＼ |
. 八 ヽ ／ ／_＞―ｲ〃 Vヽ_八 ＼__／ |
ヽ ＿／ `ｰ=彡' `ー‐‐＼__ ／
≧=――‐=≦ ＼＿＿＿_／
【現場を希望し政には関わろうとしない】
.
.
. ／ / ,' , , / ＼＼＼
/ / / ,' ,' ,' il|ﾐﾂ , _, ＼＼＼
i＼!_,!_,!_, ,,!_,,,! , i|| ／／ / _, ＼＼l
|ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll .l l＼!_,!_,!_, ||| / / , '¨.／ /, 一 ソi|
｜!l !!l !l ! : : ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll||ﾚ / ,,／ ／/ 1彡'〈
. | ｌ| !l| !| ,' |!l !!l !ｌｌ|||ル'／ _,,- ／ ﾚ'/¨iﾐヽ
. | !; ' , ,'ｌ| !l| !|ｌｌｌllＨ/ ／,,- ー- 、 ヾ≦彡}
｜. , ; ' ; ' ｌｌl/ レ／ ／三ミ;;＼ ＼:::::l|. 何事も初めが踏ん張りどころさ。
| / ,' , ' ;il/ ﾚ' ／彡≠ﾃ;'';::::＼ ＼l|
|＼,!_,,!_,!,/ / /i ﾉ. ／／ ／ / ' ';:::::::＼ ＼ 何を決めたところで問題は起きる。
. ||ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|, ,'iill ,,!_,,,!_,,_/|／／∠,／ ,／ ' ;;::::::＼_〉
|ｌｌ!l !!l !l ! |ll: l li 〈 / ' //ﾊヾ¨ /└-≠ハ 細かいところは住んでいるのに任せりゃいいのさ。
. |ｌｌ| !l| !| : ｌ /￣＼＼ ,'// ; /,___,,／ﾉ. :i
|ｌ!; ; ' ; ｌ ｛ハ ＼＼＼＿,ﾊヾ＼ ,' {少' ／. : ::ヽ 国は大きな舵取りをして、後押しすりゃいい。
|!; ,'i＼＼ｲﾐヽ、｀≦￣｀¨、 ＼ ｛; ¨＜ : ::ノ｝
. | ,i | ｌ|ｌゝ二二,,_＿）ー--,,,＿__＼,,_ ヾ_／／
. | ,' !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌl|::::::::::/ ＼ ＼ ¨Tｰ-,-;-一´
| ,'ｌ| !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌlト、::/. ＼ヽ .| / l
【採決権も持つ実質的首相。いないと国が倒れるレベル】
.
.
バッ バッ
＿＿＿_ ＿＿＿
／ ＼三＝― ―＝三／ ＼
／ .＼三＝― ―＝三／ ＼
ですよ ／ （●） （●） ＼三＝― ―＝三／ （●） （●） ＼ ねー。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | | （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
|ヽ＿＿＿＿＼ ＼ェｪｪｪェ／ ,／＿＿＿＿/ |ヽ＿＿＿＿＼ ＼ェｪｪｪェ／ ,／＿＿＿＿/ |
ヽ⊂ ⊃/ヽ⊂ ⊃/
￣￣￣￣＼ ＼￣￣￣ ￣￣￣ ／ ／￣￣￣￣
＼ ＼三＝ ＝三／ ／
＼ ＼三＝ ＝三／ ／
＼ ＼三 三／ ／
／ ＿＿＿__ ＼ ／ ＿＿＿_ ＼
| ／ ＼ ＼ ／ ＼ |
＿| |三＝ ＼ ＼／ ＝三| |＿
（＿＿＿__|三＝ （＿（＿＿＿） ＝三|_＿＿＿＿）
【王という名のなんでも屋。人手が足りない部署へ送り込まれる助っ人 兼 作業用備品。
そろそろオーフトンが恋しい】
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 曲がりなりにも王になっちまった訳だから、
／ (●） （●） ＼ 国民の事くらいもっと良く知っとかなきゃならんなーって。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 今まで後回しにしてたけど ちょっと落ち着いてきたし。
／ ＼
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. | 他に聞く相手なんていくらでもいるだろうに。
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| |
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼ ニャル子は宗教と学校の立ち上げで今も駆け回ってるし、
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼ タカさんも元居留区の整備で濡れ濡れだってさ。
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ |
ゝ ﾉ ／
／ / ＼ エリザとミサキちゃんはなぁ……
／ / ＼ 主観ごってごての上になんか二人の喧嘩ネタになりそう。
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
,-‐─‐-､
,'^＼゛゛゛ ヽ
i 〒ﾗヽ゛゛゛| それで私かい。
ﾑ Y〈 ﾄ |
b_ ,人゛゛ﾞ| ……まあいいよ ババァで良けりゃ教えてやるさ。
辷二＼/
/ ／⌒ヽ､ それなりに長い話になるから覚悟しときな。
./ { )
| ゝ /
「邪神ニャラルトホテプは、まず魔王を生み出した。
その後で魔族を、或いは魔王と共に生み出したと言われてるけど、氏族によって話は分かれるね」
i⌒i
ﾉ!::::| i´）
＿_ﾉ |:::::i |::::ｌヽ、
/＼ ｌ:::::ﾞ| |::::| ヽ、
） ヽ ヾ:::ヽ ＿, -―（⌒ﾄ-、 ﾉ:::::| 〉、
（ ヽ ゝ､〃-‐､;::::ヽ|iヽ|´フｰ'::;､ﾉ ／ ｌ
〉 ゝ/∠ｰ ､ ｌ:::::;|ﾚ）|ｌ´ ,､_」ヽノ ヽ (」・ω・)」うー！
ヽ‐-､_./ｌ´｀ｰ-' ﾉ:::::::ｌヾﾉﾉ､ 〃_, 「ｌ| ヽ
(´ヽ ﾉ |::ゝ、__.ノ:::::::::人 ヽ::ゝ、 ﾉ:ｌ-‐――´ﾉ (/・ω・)/にゃー！
ヽ::ヽ ﾉ／⌒ゝ;:::::::::::::::::::／::/ ／）::::::｀´:::::ﾉ、 /
＼::＼ ﾋ ／７'::::｀ｰ--‐::´:::::::レ ）ゝ、__:;ノ{､ﾐ:ヽ､ /
,-‐´⌒｀::ｰ‐-ゝ、:::::::::::::::::::::::::::|、 ＼::::::::::::::::}:;＞、ゝ ,っ、
／::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::1 ＼ ｌ:::::::::::::ﾉｰ-、´ ,-ｰ〃 ノ
,.-､_ ／:::::::::::;;:-､,ﾍ､＿＿_」::::::::::::::::::::::::::::（ヽ ＼_）::::::::ﾉ::::::::::::｀::ｰ―-､,-―'〃 ／
ゝ、::｀::´::::::; ／ ／⌒i ヽ:::::;-‐- 、:::::::::ヾ＼ 〈:::::::::ﾉ_-､＿＿::;､;;＿_;::-ﾞ' ／
ヽ-＝' / / 〉ｰ':::::::::::::ヽ::::::::::ヽ ） /~｀く ｀ｰ--- ――‐‐ ' ´
/ /レ::´:::::::::::::::::::::/:::::::::::::{、ﾚ!:::::::::::｀ヽ
ゝ |:::::ヽ::::::::::::::::::ノ｀ー-‐―´｀､::::::::::::::::::ヽ
ヽ、!:::::::::::::::::::_／ ヽｒ:::::::::::::〉
｀＝--―´ （::::::::::::/
ヾｰ-､ヽ、
｀ｰ-つ'
「実際のところどうなのかは嬢ちゃんの方が詳しいんじゃないかい？
邪神教の巫女だなんて、今時嬢ちゃんしか残ってないんじゃないかねぇ」
.
.
/ い肉魔 ヽ z､ ﾆ ﾆ ﾆ ﾆ ミ ⊂'┐()∩
⊂'┐()∩ { い便王 ∨ﾉﾊ ＿i＞三三ミ＿／/> (ノ (ノ (^^)
(ノ ∪,､,､! で器.さ }/／ ＼ FOR >､ _ ―＝＝ミ' Y
- ￣￣ ､ Y { すに.ん }‐ﾆ ﾆ ﾆ ￣ ― ヾ､Y ﾉ YOU _ _ _＼ ヽヽ
, ´ ＼ '､ っし.の / ﾉ ‐┼‐ ヽ ‐ ‐ ‐ ヽ ヽヽ
＿＿／ ／⌒ ♥て ／ ー‐ｧ ┬ 人 「工_] jヽ _ _ヽ ヽヽ
／ / ､ ＼ /い使 肉ヽ7 ヽ 工 さん ／‖ ',└'┬' jヽ|ヽ ‐ ‐ﾍ ) )
! ＼ ヽ ! V い.っ.オ }_ _ _ _ { ii }￣・j￣ ﾉヽ|ヽ| ヾヾミ
', _レﾊ,z､ Ｎ / { で て.ナ }‐ ‐ ‐ u i ‖uﾉ ┃ ﾉヽ| }) ) )
ヽ ヽ ﾊイ::} ﾍ ハ ',. す ホ ト ⊂ｰ┐ iノUィ ▼━┛ ﾉ(^^) jj
Vハ ゞ ""从／￣ヽﾆﾍ っ .に / (ノ∩∩ ﾆi／/_ _ _ Ｙ ノﾞ
〈 """ U/ ヽ♥ /│ ∪j j‐ ‐ イ:://‐ ‐ ‐ ィノ ノノ
＼ <(){ 〈 ￣￣ _!_ _ _ _ (ノ (＾＾) j７iiu Ｕ ⊂ｰ┐⌒}
ｰ|ﾊ ヽ ‐{‐ ‐ ‐ Ｙ //人 (ノ∩∩
u ＼ ヽ _ ノ { Ｕ // | !u ヾヾ 〃 ∪j j
＿ノ u ＼ ヽ ノr r r! / i U u 〃／ (ノ (＾＾)
ゝヽ ヽ┘ V { し' / ! u 〃⌒) Ｙ
ヽ ヽ ヽi /, ! //／￣￣￣＼
／￣￣＼ ヽ ヽ j二{ /ﾉ 魔でフフ }
/ は で }､ ヽ { j'⌒! u / / 王す ュァ !
{ や す !ヽ ヽ { / ｊ / { さ よ l .イ }
{ く か } ヽ ヽ', / j / │ ん ジ.ナ }
ヽ っ.ら j ヽ ヽ / / / { っ ョ.ル }
＼♥ __／ ヽ { / / / ヽ ♥ ン ／
￣ヽ、 _ノ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｀'ｰ '´
○
Ｏ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そもそも純血の魔族って何？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ばーちゃんは純血の魔族なのに、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 俺にはルイコやミサキちゃんとそんな変わらんように見えるんだけど。
／ ＼
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: ! あんなものは方便だよ。
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼. 魔族は血が濃ければ濃いほど宿る魔力も強くなる。
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 / 私がここの子たちよりも血が濃いというだけで
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i 本当の純血の魔族ともなれば――
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
「こんなのや――」
／´￣￣｀ヽ、 ∧
l＞´⌒ヽ、 ｀} r-- ´ ）
{ }´ ,ノ´
.／⌒｀丶＜、／{ γ ⌒ ヽ
/ ／⌒ヽ、 ＼{ .γ ｀、
|/ /ヽ、 ｀v´ イヽ、 ）
{ ） ） } )ノ
{ / / ﾘ
{／ < (
/ ｀i
ｪｪ-、 |
.ｪｪｪ/ ヽ二フ/ ＜コヤギー
./トｪｪｪｪ.ｲ /
/ ヽｪｪｪ／ /
/ / ／/ /
| / / ＼ ＼
| | / ) )
∪∪ （ ＼
＼＿)
「あんなのだね」
_
＿＿ ぐ}:.＼
くi:i:i:i:i:i:i＼_{:.:.:.､＼ ＿＿_
．-‐=≦:.:.:.:.:{:.:.:.:{!:.:.ヽ -‐=≦:.:.:.:.:.:.:.:マ
ィi〔:.:.:.:.:.:イ:.:.:.イ:.{:.:.:.:{!:.:.:. !´:.:.:.:.:.:.:.:／￣￣ ハ
ィi〔／{／{／ {／ {/{:.:.:.:.ヽ:.:.:}:.:.:.:.:.:.:f´＿＿_ ィiﾄ､ﾉ
／ ＼:.:.:.}:./ヽVVVVVVVVV′
／ ＿_ ／￣￣￣￣` 才´ ハZ¬弌::::〕iト．
_r‐／ _)__ヾZ/ =彡/ / じﾊZ ｀¬弌::｀ヽ ＜ワンダフル
}ヽУ ／ ＿| ＿ __ r≦{ /／V |厶 ＼:::ﾟ，
r‐┴ " .イ ｉ ヽヾ三､ / ｀ ､__ `7/〕iト-ヘ ＼｀ｽ }::::}
￣￣￣ | ＞‐ヘ、 ＞-ミ⌒´ =彡、＿_У ノ:::/
.乂__ｽ__fiく¨ ＼ (ZZZヽ ｀⌒ ⊂二´:::イ
V ー───一’⌒
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ ……こう言ったらぶん殴られるかもしれないけどさ、
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | それって モンスターとどう違うん？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
´￣｀‐´￣｀ ､
,' ＼
. / /⌒⌒ヽ ＼
/'''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ',
/ / ニ 三 ニ ヽ ｉ
/⌒丶 ´￣｀ヽ | 殴ったりはしないさ。
,' ,-ｲ ‐─､ r ─ |‐､_ |
l´:::{::{ヽ￣｀ヽ Y´ ￣, }::}:::l i! そもそも考えてみな 大陸そのものがモンスターの闊歩する土地なんだ。
. ゝﾍ_{ ｀￣´ /| ｀￣´"}::}ィ i!
| ',｀ー l::| ｀ー´ﾉ|~ :| モンスターのような強さがなければ
i!'''''''''', / ´ ＼ //ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ| おいそれと住みつけやしないだろう？
`､ ',. l ｰ=＝ﾃ/ // ／
`､.／二￣￣￣￣＼／
／ノ´／／, ‐ .＼
／⌒＼＿￣__./ / /,' ﾉー─' ヽ=彡､＿／⌒＼
/////////// /_ﾉ|ﾉ t////////∨//＼///// ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （俺たちだと類人猿から進化した訳だけど、
／ (ー） （ー）＼ 猿と一緒にしたって怒らないのと一緒の感覚かな？）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ あっ――って事は魔王ってつまり
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
. ／ / ,' , , / ＼＼＼
/ / / ,' ,' ,' il|ﾐﾂ , _, ＼＼＼
i＼!_,!_,!_, ,,!_,,,! , i|| ／／ / _, ＼＼l
|ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll .l l＼!_,!_,!_, ||| / / , '¨.／ /, 一 ソi|
｜!l !!l !l ! : : ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll||ﾚ / ,,／ ／/ 1彡'〈
. | ｌ| !l| !| ,' |!l !!l !ｌｌ|||ル'／ _,,- ／ ﾚ'/¨iﾐヽ そうさ。
. | !; ' , ,'ｌ| !l| !|ｌｌｌllＨ/ ／,,- ー- 、 ヾ≦彡}
｜. , ; ' ; ' ｌｌl/ レ／ ／三ミ;;＼ ＼:::::l| モンスターを駆逐する為に生み出された、
| / ,' , ' ;il/ ﾚ' ／彡≠ﾃ;'';::::＼ ＼l| 戦闘に特化された生物。
|＼,!_,,!_,!,/ / /i ﾉ. ／／ ／ / ' ';:::::::＼ ＼
. ||ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|, ,'iill ,,!_,,,!_,,_/|／／∠,／ ,／ ' ;;::::::＼_〉 単独でも戦える邪神の最大戦力。
|ｌｌ!l !!l !l ! |ll: l li 〈 / ' //ﾊヾ¨ /└-≠ハ
. |ｌｌ| !l| !| : ｌ /￣＼＼ ,'// ; /,___,,／ﾉ. :i モンスターとの戦いを想定した力を授かってるんだ、
|ｌ!; ; ' ; ｌ ｛ハ ＼＼＼＿,ﾊヾ＼ ,' {少' ／. : ::ヽ 元がなんであろうとそりゃ強くて当たり前だよ。
|!; ,'i＼＼ｲﾐヽ、｀≦￣｀¨、 ＼ ｛; ¨＜ : ::ノ｝
. | ,i | ｌ|ｌゝ二二,,_＿）ー--,,,＿__＼,,_ ヾ_／／
. | ,' !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌl|::::::::::/ ＼ ＼ ¨Tｰ-,-;-一´
| ,'ｌ| !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌlト、::/. ＼ヽ .| / l
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （要するに魔王は戦車で、魔族は歩兵。
／ (●） （●）＼ 戦車でばかすか敵を蹴散らして、歩兵が占領……なるほどね）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ （規模的には戦術核とかなのかもしれんけど）
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. | 魔王主導の下、
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | 私ら魔族はマジカルランドに根を下ろした。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |. それだけならここで話が済むんだけどね、
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ | 時間の経過と共に混血が起きた。
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ それって人間と？
| r───-､ |
＼ ／
／ ＼
. -=＝=-ミ
. ,ｲ _ ｀ヾヽ
/, ﾊ､ノﾊヽヽ '
. // /⌒ﾞ'⌒∨, ∨ ﾊ だけじゃないよ。
'/ .'. ∨, ∨ ﾊ
| / ｀ー ー .∨ ><.! ' 竜族や天使ともさ。
| ﾊ}＜＞ ＜＞ﾊ/ ﾉ| |
{ {::! /_i|j＿, ﾃi,ﾊ{iリ
八 ｀ヾ＞｀二 ´彡ｲ//-.く
＼ ゞミ}: : : : ムｲ: : : :ヽ
/. : : : : : : : : : : : : : : : :!
}: : : : : : : : : : : : : : : : /
''''''' /,ﾍ、,ﾍ |
|||||llliii;;;,,, ,,,;;;//ヾﾐi／il |
!!!!!'''''''''´/iii// ｀´¨i||l |
/ ,// ＼,_||| |
,;;:!ll|ﾚ', // ＼＿||| |
iiｌｌ||ﾚ'//// ｀ー＝||| |
iｌｌ|ﾚ' ／./ ｀ー＝||| |
／／_／ 二;|| |
／ ／￣ニﾆ=-、、 l|/
_ ｀y=＝=ミ、ヾｼ ; /'. さっきも言ったが魔力は血に宿る。
三 ＼＿＿≧ /
／ , -…wﾉ i | 強靭な肉体を持つ竜族、
| ', 優れた知識を誇る天使、
l ', ', 爆発的な繁殖力を持った人間。
', ',
, }. ', ', どれもが、他の種族たちにとって魅力的に映った。
/, ／ｲ ', ',
// ／／ ト-、_ ', ',. 自らの力に加えようと、互いの血を混血していったんだよ。
/ /／／ ／ ｀ー-‐
' ／／ ＿＿/
,' ,´一¨￣丁
i i ーＴ'¨
|
＼ |
. ヾ ヽ |
|
＼＿,,,,／
/
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ ＼ ……ようやるわ 特に人間。
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | マイナージャンルってレベルじゃねーぞ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. | その辺りは私も同感さ。
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| |. けどなりふり構ってられなかったんじゃないかい？
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |, 四種族の内 人間が一番力に劣っていたしね。
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ | 混血で最も恩恵を受けたのも人間さ。
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ / その結果――
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
「竜のように強靭な生命力を持った者」
ヽ
}}
_.. - ― ‐ ､_ ,〃
/XZ´ , ￣ ＼
/'Y´￣ / /ハ. ＼ヽ
/Yト､._ 二ﾆ./ /./ } |lヽ l ヽ
ﾊlN＼ ｀ヽ / / /_/__,ハ |! ﾄ､ 〉
ﾄv'{ ヽ.ヽ. ,ry′/ｲt¬=､｀'| || |.j/
ﾄ:仆､.＼ ｌ / ,' ヽ{;::| jｲ '´
__,.｣⊥l Y ./{ ｀′ >
r 'ニ-‐'´ｨ个 ､ {/ /!| -､/
＿_.. -− ''} ／ / .| ｀>|{ / |l /
_.. -‐ '' ´__.. -− '' ´｀y''´,r'⌒ '' ‐-'/ |:! {,__|!＿ト―‐.' ,厂⌒ヽ､＿__,... ..,,＿__
,. '´ _.. -‐ ' ´ ＿ ／,／::::::::::::.:.:.:.:.:｀ヽl√￣｀l ｢ﾌ''^ﾞ了´了´了 ／ _,r＜￣,入
..＜＿／ ／,r¬｀_,.ｲ::::::::::::::::::::::::::::__..⊥-､_;:ィ/ / / o ｛ o { o / __,r'^Y ＼ ﾄ､
／ / /:::::::::::;ｨ::::::::::￣:::::::::::／::::::,' | o .|_,,..-ヶ‐イ｢｀:| く,__>-个''Tﾞ｢|
∠___/ /:::::::::://::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ └ '´ ＼__＞＝'´ ﾊ ｣,人-|イ
＼^'´ 'Z＿:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ .,ｲ´ 厂|__|_,l,⊥.l人
＼ ＿二=:::::;r‐ｧ‐ '' ` ＾ヽ､_ ／} | L;::| |` ー -;〉
ヽ:／:::::::::;厂 ＼ ｀ フ´ / l | }::L.ﾉ ,/
丁:::::::/ / ＼ / ,rヘ | ヽ､_ |::::::|フ^ ｰ′
`l'''´ / ｔ久 __ ／ L| ￣ |::::::|
＼_,.-‐'ヽ | ./ ,′ ﾄ､:;r1
| i | { ｛ |>ﾊ<|
| | |. | | |::::_:::|
`ト―‐ｰ┴―--r‐个ー┴ｲ |::八::|
,r ' ﾆ|:::::::::::::::::::::::::::C==zう::__;上¬、 __｣_トイ_|
/ ￣￣￣ ｀ ~`^!:C==3__| _. - '' ´ <_> ￣ ` ‐ .､
/ ｢:::::::::::::::|'' ´ _,. ィニ'ヽ r'ニヽ, _ ｀ l
/ |ヽ::::::::::;ハ_,.r '´ |::::::｝}__{｛:::::/ ｀ヽ __/
/ |::::::|::／:::::::| |::くﾉ八､,>:|
/ |:::::::::|:::::::::::::| _|::/ 八ヽ,>|
/ |:::::::::::|:::::::::::::| |.ｲイ ト､,]
/ _|:::::::::::::|:::::::::::::L. リ Y´ |
「天使のように知識に優れた者」
r:,......::.:.:.:.:―-...､
／:.:.:.:.::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿,..ィ:::､
;:.:.:.:.:.:.:.＿＿,..ィ__,..＿__ ヽ::::.
{:.:.:.:.:,ィ{!￣￣}i｢_}!￣￣｀!ﾐ､::l
∨Ⅳ ゞ__,/´. : . :ヽ＿_,ﾉ l:7ぃ
{（ { ゞ _:_._:_ノ l/） } ,ｨ!
ゞ-､ ー―---― ' /_,ノ /ｨ
､ ￣ ,.:' //
＞ ＿＿,.. ィ //
＿＿ <￣￣￣￣￣｀ヽ､ ／ヽ//
/ ｀ヽ､ ￣ ー-､__,, ノ--ィ/ / ｀7
, ＼ { ）
{ ヽ ／￣｀ヽ ﾉ
| ､ ／￣｀ヽ }-'
＼ ヽ_,.. ´ ヽｲ ｀ヽ
ヽ / ノ__ ＿}
ヽ / , ´￣ / ,｀ヽ､ヽ
､ ／ ,.. - ' {__ﾉ } } ヾ,
＼＿＿__,.. イ ー―-､_/ / / }
､ ｀¨ゝ'__ノ
} |
| ＿＿＿ _ ヽ
|＿＿,...イ//[]///{二}//､}
/ / / / | | ',
{ / ／／ | | }
「そして、魔族のように魔力を宿した者」
_,,､､--.､,_ _,,､-‐''"ﾞﾞ｀ﾞﾞ'''‐-､,
.,∠ﾆ;;''''""'ヽヾ;''":;､r''"´二￣｀ﾞ"'ヽ､:ヽ､
,／:::::....... ﾞヾ:;､ .Vﾞ ,rﾆr‐''''"""''ヾ:､,_...:::::＼
j／￣￣｀ﾞ'''‐-､,, ﾞヽ; /" _,,､､,,_ __.＼::::::＼
／::.／｀"'‐-､;;::.. :::::｀ヽ;::::::: ;／ ＿ ヾ;"''::::＼ ＼::::ヽ
/::..../ ::'''"'''ヽ､;:ヾ､..:::::::::::;／'"⌒ヾ;::ヽ, ヾ;.､ :::::＼ ヽ､:'､
/:::::/.:: .:: .:: ;;:::::::＼;:＼::／::::;;へ,.. .:ヾ;;'､ '､ﾐ､ .:::::::... ＼l
/::::/.::. .:: .:::. ./:::::ヽ､:::::ヽ;:::::::／::::::::'､. :::::ヾ;､. .:l::ヾ;､ ::::::::::::ヽ,
,'::::/::::::::::::::::::/:::::::::;;;;:ヽ､:::::::/::;;::;;_;;､;:::'､ .::::::::::l;::::l:::::ヾ;､ .:::::::::::::ヽ
,':::::l:::::::::::::::::::/;Z'￣｀ﾞ' ｀'ヽ;/／'´ ｰ-､;::l;:..::::::::::::l;:::l::::::::ヾ:､:::::::::::::::ヽ
|:::::l:::|::::::::::::::/´ ｀ ｀l;:::::::::::::::i:::|:::::::::::::ヽ;:::::::::::::::'､
|:::::l:::|::::::::::::::! '､:::::::::::::l:::|::::::/'ｧ､::'､::::::::::::::::',
l;:::r'i::l::::::;::::::! l::::::::::::::l:::トｿ ./.ﾉ::::::;:::::::::::ﾄ;:ヽ,
l:::l,`l;l:::::|:::::! .,､--..､, ,､---､,,l;:::::i::::::j:::|/､く;､'i:::;::::::;:::::::::!.ヽヽ
l;:::lﾞ l;::::l:::'l.ﾗ,＜二,｀ﾞヽ;､-----y∠-二;ヽヾ::::l::::j::::l'.r'.／.j::::ﾄ;::::ﾄ;:::::|
'､:l, ﾞ'､:|:::|.lヾT't‐-;､ミ.!ﾚ',r.＼!l yヾ､,ﾌｿﾞ }.|:::!::∧:l'!.V /::::::| '､:lヽ;::{
'､ヽ. ヽl::l ! ｀ﾞ'ｰ｀´ ﾞ' ,'j´ l,'､ ￣ ﾉj::l:::/ j/| /:ﾄ;:::::l ヾ! ヾj
'､ ﾄ､ .j;::ﾄ､､,＿_,,.､;ｼ l|ヽヽ;､,,_,,､:'ノ|::l/ / .lヽ':;::ﾄ;i;:::|
ヾ|ヾ｢l､l, ｀ﾞ""ﾞ´ .ﾞ::::. ｀ ''''" リ |.ﾄ;::ﾄ;| l::|
_l ' .:::::::: ﾘ l l ヽ｢ﾞ''‐ﾘ-､_
_,,､-‐''''"´::::::l, ‐､ r''::: / |:::::::::::::::::::::::｀'ヽ､
ト､;:::::::::::::::::::::::::l, / .j､:::::::::::::;;､- ト‐-
-ﾄ、 ヽ､;;:::::::::::::::::::lヽ, ‐'' "ﾞ_二_"""''‐ .／ .l. l;､-‐'" _,､‐;ﾆ-''"
::|, ﾞヽ-､,｀ﾞ''‐､;:::::::j, ＼ ´ ｀ __∠､-‐''"_,,､-‐;ﾆｯ‐'´
;:| ｀ヽ､ ｀''i ｀Y .l, ､::＼ ,ｨ l''ﾆ-‐'",､‐"
＼ | ｢ﾞ''ト.､ ト､,l, ヽ;:::::ヽ､, ,､‐ﾞ:::| _,,,.⊥ト;／
ヽ､ ｀ヽ､ﾐ;;｢ﾞl.| ト-､｀ヽ,ヽ;:::::::::｀ﾞ';二´-‐'''ﾞ:| | レ''´ ,､-‐''"
＼ ＼ !.| | ＼_,＞-‐''"´,,､-―''''''''|.,／ _,､-''ﾞ´
､,,_ ＼. ＼ .| ／ ,r‐'''"´ ,､r'´ ＿,,､--―'''ヾ,
｀ﾞ''ﾂ;~ヽ,r―-ゞ,／ .／‐''､; ／ ,r:､ ／￣｀ﾞ"""""""""ﾞ
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: ! それぞれが生まれ出て数多くの人間を率いた。
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼. 今では大陸で最も繁栄を築いてるんだから、
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ かつての人間たちに先見の明があったってことなんだろうね。
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼. （人類みな穴兄弟 棒姉妹
／ (●） （●） ＼ 大乱交 スマッシュブラザーシスターズ！ 〜異種姦編〜）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ （マジですか？ そう、ここはマジデス）
／ ＼
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i 話が逸れちまったね 魔族の話をしよう。
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. | そういった経緯があって姿形よりも血の濃さ――
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| |. 魔力の大小によって区別するのさ。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
「一般的な魔族と言えば、ギコシィ氏族にクマー氏族。
昔からいる氏族で数も多いから、多種族から見て魔族と言えばこの二氏族を指すんじゃないかね」
／|
|＼ ／ |
| >ー――- |
／ ヽ
/ i
| ｀⌒ ｀⌒ |
l " ＿, " ＊ l
ヽ ／
` r
／ ヽ
/ ヽ
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | クマ──！！
| ( _●_) ミ
彡､ |∪| ､｀＼
/ ＿＿ ヽノ /´> )
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
「獣に近い姿を備えているのが特徴だね。
獣人だのと呼ばれることもあるが、本人たちの前でお言いじゃないよ。侮蔑に当たるから袋叩きにされちまうよ」
.
.
''''''' /,ﾍ、,ﾍ |
|||||llliii;;;,,, ,,,;;;//ヾﾐi／il |
!!!!!'''''''''´/iii// ｀´¨i||l |
/ ,// ＼,_||| |
,;;:!ll|ﾚ', // ＼＿||| |
iiｌｌ||ﾚ'//// ｀ー＝||| |
iｌｌ|ﾚ' ／./ ｀ー＝||| |
／／_／ 二;|| |
／ ／￣ニﾆ=-、、 l|/
_ ｀y=＝=ミ、ヾｼ ; /' 今挙げた氏族は魔力を肉体の強化に回している。
三 ＼＿＿≧ /
／ , -…wﾉ i | 人間と比べて力も強いし感覚も鋭く、頑丈だ。
| ',
l ', ', その分 魔術の扱いは苦手だね。
', ',
, }. ', ', けれど充分に優れた戦士になってくれるよ。
/, ／ｲ ', ',
// ／／ ト-、_ ', ',
/ /／／ ／ ｀ー-‐
' ／／ ＿＿/
,' ,´一¨￣丁
i i ーＴ'¨
|
＼ |
. ヾ ヽ |
|
＼＿,,,,／
/
''''''' /,ﾍ、,ﾍ |
|||||llliii;;;,,, ,,,;;;//ヾﾐi／il |
!!!!!'''''''''´/iii// ｀´¨i||l |
/ ,// ＼,_||| |
,;;:!ll|ﾚ', // ＼＿||| |
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iｌｌ|ﾚ' ／./ ｀ー＝||| |
／／_／ 二;|| |
／ ／￣ニﾆ=-、、 l|/
_ ｀y=＝=ミ、ヾｼ ; /' 今挙げた氏族は魔力を肉体の強化に回している。
三 ＼＿＿≧ /
／ , -…wﾉ i | 人間と比べて力も強いし感覚も鋭く、頑丈だ。
| ',
l ', ', その分 魔術の扱いは苦手だね。
', ',
, }. ', ', けれど充分に優れた戦士になってくれるよ。
/, ／ｲ ', ',
// ／／ ト-、_ ', ',
/ /／／ ／ ｀ー-‐
' ／／ ＿＿/
,' ,´一¨￣丁
i i ーＴ'¨
|
＼ |
. ヾ ヽ |
|
＼＿,,,,／
/
「次にサモナ氏族。獣的特徴が一部に留まっている者たちだね。
坊やのとこにも何人かちょくちょく顔を見せてただろう？」
, -､ ,、
// || ||ヽ ,／
// || || ﾞi ／/
/ | |.!＿_!| || ./::/
| ﾚ'´ン´ ｀`ｰ ､ {:::{
」--' ´| | | | iヽ. ｿ＞- .._ 人::L...＿
/彡/,ｨ'| ﾄ､|b ﾘb/!| ﾄ､!. >'⌒ヽ::::ﾉ^:}:::::::::::::¨::＼〜::￣￣:::ｱ
/彳_|| |!ヽT`∨ﾚ土|〈 ⌒ヽ 7:::::::::::::::::::::::i::::::::＼:::; ＜￣L_
// ヽ|.! || 上! L!_| ﾄ、. V/::::::::从::::::::::|:|::＼::::::ﾞ{ ／⌒
／ノ //| | |.!" _' ,ｨi | ＼. /'ｲ:::::/[ﾆV::::fT才V＼ﾄ! /
‐'´ﾚﾚｿLLl」ﾘ`' ｰrr'L山ﾚﾄ､|`. ./ .|ｲ/伐ﾆiiⅥT冗T从:|_イ¨￣＞ ､
_人 ＼ | |ヽ . 「7:::i ゞ ' , ゞﾞ'”'::::::|:::７:::::::::> ヽ
／ ＼ ＼| | ｀ヽ. T:::}::::::＞ . - _ ｲ :::: |::::ーｧ:::７
| ＼ ＼ ＼ |∧ ≠ｿ:::::::::| ﾏ¨ ,ﾘ /::::::: |::::::ｲ／￣ヽ :i
| ヽ| へ r '"⌒`ヽ ', 介VⅥ ﾏ/ .ﾑｨ:::;､:|z≠' } /
| |===l′ ﾞi | }{. V≠〜'--V |ノ .|ﾞ
┌‐┤ |===| / ヽ 〈{ V二二彡′ .!ﾐ､
ヽ | ,.ィ´ rﾍ` ク7__r(j`!ヾ!. ./! ﾏ¨¨¨７ |ﾊ
「魔力による肉体強化を限定的に留めて、余った魔力を回してる為に魔術が得意な者が多い。
私も分類としちゃここになるよ」
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ まさか……ばーちゃん尻尾とか生えてるん？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 新たなジャンル 萌えバッバに挑戦か！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
.-‐''´￣￣￣｀ｰ-､
Λ ゛゛゛''''ｰ .....,,_ ヽ
/= `､ ゛゛゛''''ｰ .......,,_ |
}＝-､`i il|il|,,li.ll..ii.. |
/､=‐ ||r-, | あんたの目は節穴かい。
∠.i､ .ﾉ ||_/ | li|lli..li..., |
{_`i:: ｲ| il | | 目だよ 瞳のないウイタエ氏族なのさ。
| ....::::' ﾘ| il ||ili.lili.... 〉
￣ };;.___ゝ, l l,., l ただ ウイタエ氏族は私以外もうとっくに滅んでるからね。
}::::::;;;;;;;;;`､ li j;. /
, -┴=‐ ､;;;;;;;;`ｰ'-;'_´ 身体の一部が人間と異なる、
/:::;:::::::::::::::`;;:::::::::::::::::`, ということでサモナ氏族でいいだろうって話さ。
}:::li:::::::::;'::::li':::::::::::::::::::::i;
ゞ;::::〃::::::;;i;;:::::::::::::::::::ﾉ
}:::,,,:::::;;;ii;;:::::::::::::::::/;i
|::::,,,,''::;;|;':::::::::::::::;:'::;{
|::;;;;''':::;;|;:::::::::::;'/;;;:::;i
|:::::::;;;:;;|;;:::::::;'::〈;;;;;;;;ﾉ
}::::::::::;;|;;::::::::::::::::':,
};;''';'';::;|;;::::::::::::::::::::ヽ
ﾉ::::::;;;:''ﾉ;::::::::::::::::::::::::::ヽ;
〈::::;;;'';;/;;;:::::::::::::::::::::::::::::::;:':;
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ （大らかなんだかドライなんだか……）
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.| （ちょっと反応に困る）
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
´￣｀‐´￣｀ ､
,' ＼
. / /⌒⌒ヽ ＼
/'''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ',
/ / ニ 三 ニ ヽ ｉ
/⌒丶 ´￣｀ヽ | おや 独り身のババァを憐れんでくれるのかい？
,' ,-ｲ ‐─､ r ─ |‐､_ | だったら子作りでもして安心させておくれ。
l´:::{::{ヽ￣｀ヽ Y´ ￣, }::}:::l i!
. ゝﾍ_{ ｀￣´ /| ｀￣´"}::}ィ i! その時は大ババァだと言い張って、
| ',｀ー l::| ｀ー´ﾉ|~ :| 魔王の系譜に 私の名前をねじ込んでやるからさ。
i!'''''''''', / ´ ＼ //ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|
`､ ',. l ｰ=＝ﾃ/ // ／
`､.／二￣￣￣￣＼／
／ノ´／／, ‐ .＼
／⌒＼＿￣__./ / /,' ﾉー─' ヽ=彡､＿／⌒＼
/////////// /_ﾉ|ﾉ t////////∨//＼///// ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ このババァ……新しい一族をでっち上げるつもりだぜ！
／ (●） （●） ＼ 尚 明るい家族計画に関しましては 現状が落ち着くまで当分無理です。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 死因が過労から腹上死に変わります。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |. ご利用は計画的に。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
, ´￣￣￣｀ ､
/ ＼
/''''/⌒ﾞ"⌒ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ / ─ ヽ | ,-､,-､ この手でひ孫を抱くのはまだ先の話になりそうだね。
/ / ニ ヽ ｌ二ヽヽ ' ,
ｌ ｲヾ＝=' ｀＝==ｚ∨_こ≧￣｀ｰ`. 早くいい人捕まえてくっついちまいな。
| | ト─ ､ーァ ｌ兮ﾄｰ‐⌒ヽ 〉
| ﾄ ｀¨´ | ｰ¨ ﾊ-' `─ ､＿彡'ヽ. 子供は勢いで出来るもんだよ。
|''''', / /､ ＼ /:|ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ| Y //∧
| ', l /⌒ヽ l /.::| i! ∨//∧
', ', / | ∨_/＿|_ ﾉ ∨//∧
', / / :{ ∨////| ／⌒ー､＿∨//∧
／⌒＼＿ｰ/ / :| ∨//:└´///////// ',///∧
{///////// / :| ∨////////////// ﾍ///ノ
/￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| 身も蓋もねぇ！ |
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿/
∨
「話を戻そうか。特殊な例にはなるけどエリザも広い意味じゃ魔族だ」
ｒ.､
} _|ﾆヽ
ハ=|ﾆﾆ=_
/::::::} Ⅵﾆﾆ!
／::::::::ﾉ Ⅵﾆ.|_ ハ
／::::::::::ｨ 酛ﾆﾆ}. {:::{
/::::::::／{=! ＿. Y彡ゝ. |::::ヽ
/:::::イヽ,斗*≦:ｉ:ｉ:≧=┴､ ゞ:::::ﾊ
{:::/:::}:::::}:ｉ:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ_.）::::::}
_＿__ 入::ノ::::,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ⅥV:,
{ｒﾆ ／ﾆ{_::::::/:ｉ:ｉ:≧xｨ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:i:i:i:Ⅵ〈
Ｙﾆﾆ.∧ ヾ:ｉ:i=ミﾒx }メ{:ｉ:ｉ:ｉ:/,斗-:ｉ:ｉlﾆﾆ＼
人ﾆﾆﾆ Ｎ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.示心. !:ｉｨ/´ﾉ'从:i:i八ﾆ_/
／:ｉ:ｉ:iア'√:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:{ 辷ソ｀ ´ r示ぅ7ｲ:/ﾆﾆミx
＿ ／:ｉ:彡'ﾟ´ /:ｉ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:i:i:⊂⊃ ゞ.ソ/===ミ:ｉ:ｉ:＼＼
＼ヽ （:（´ ／:i小:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:|＼ ゝ ｧ⊂イ:ｉ:/三/ ヽ:ｉ:ｉ:.ｉ=ｉ
Ⅵ::. ヾ ／:iイ:i:i|:ｉ:ｉ:从:i从 .≧≦=-{ |:ｉ:{:/.八. Ⅵ.}=|
Ⅵﾊ （'' .r-v-／ﾆ=ハ{ミ二人ﾉへ¨ヾ-=:|ﾆﾆゝ__ .）/ﾆ'_＼
Ⅵ:ｉ:, ＿ /ゝ-〈ﾆ ／ _ ／≦Ｙ{=≧x _Y_.ﾉ =彡} l ./ﾆ//
}:ｉ:ｉ:} ,斗*≦＞ ⌒./ 人' __.イ /ﾆﾆ.ｲﾆﾆ{＼_}（￣.{Ⅵﾆ.| .ｲ=ｲ'
}:ｉ:ｉ:| ／:ｉ:i＞'' ﾉ / ノ_.）ﾉ.Ⅵﾆ/ |ﾆﾆ:{_ {´ } 从=／=／ﾉ
}:i:／:ｉ:ｉ／ （ ---r'∩:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}=/／ ﾆｏ ﾆ≧ / .／=／￣
ﾉｲ:ｉ:ｉ／ ＼ ＼､Ⅵ:ｉ:ｉ|≦|ﾆﾆﾆｏﾆ {ﾆヽ./=／Ⅷ{:
/ﾆﾆ/ __ヽ_,,斗ヽ.Ⅵ:ﾉﾆ |ﾆﾆﾆ.ｏﾆ.!ﾆYﾆ/_,彡Ⅷ{:
. /ﾆﾆ/ .辷_）辷彡'￣ ーr|ﾆﾆﾆ.人=|ﾆ{Ⅳ-=≦}彡:､
. /ﾆﾆ/ r／ } } ＼_ /）l彡イﾆﾆ＼=l从 ﾆﾆ { .ハ
. ,:ﾆﾆ/ __（ } }_／- }ﾆﾆﾆノﾆﾆ ／{∧ﾆヽ ﾆ.廴_彡}
{ﾆﾆ:{ 乂. ＼=≧r_{__..イﾆﾆﾆⅥﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆ>＜ﾆ （￣ ）_ _
|ﾆﾆ:| <´ ゞへゞ辷辷辷辷__!ﾆﾆﾆﾆ|彡'＼ {≧≦ } ハ
,ﾆﾆ:, ） （ ゞ-ｲ￣￣ .{辷辷彡ｲ 人 辷___彡'_ノ人＼
. Vﾆﾆ､ ／ﾆ込､ /ィ¨ｆ￣¨ミ} 八 / ｀¨ア r..､＼-ヽﾉ /
. Ｖﾆﾆヽ ／ﾆﾆﾆﾆ／￣￣ '， ∧-r--ｨ ＼ゞ' ／７ へ＼
＼ﾆﾆ＞ ＿__,彡イﾆﾆ.／ '，/∧.,| /.{ ./ r..､Ⅹ､ ヽｲ /
＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ } /∧ヾ//ﾉ ヽ ゞ' ＼／ｲヽ ヽ
---- l' { } Ｖ / （:::） ∧ Y /
l_ ∨ ./| ヽ <. Ⅵ ./
「竜の強靭な肉体だけじゃなく、魔族の魔力も受け継いでいるからね。
本人はその辺りがまだいまいちわかっちゃいないんだけどね」
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 混血の結果ってのは判るけどさ、ここって元は魔族の収容所じゃん。
／ (●） （●） ＼
| r───-､ | どうやって竜の血が入った訳？
＼ ／
／ ＼
. ／ / ,' , , / ＼＼＼
/ / / ,' ,' ,' il|ﾐﾂ , _, ＼＼＼
i＼!_,!_,!_, ,,!_,,,! , i|| ／／ / _, ＼＼l
|ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll .l l＼!_,!_,!_, ||| / / , '¨.／ /, 一 ソi|
｜!l !!l !l ! : : ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll||ﾚ / ,,／ ／/ 1彡'〈
. | ｌ| !l| !| ,' |!l !!l !ｌｌ|||ル'／ _,,- ／ ﾚ'/¨iﾐヽ
. | !; ' , ,'ｌ| !l| !|ｌｌｌllＨ/ ／,,- ー- 、 ヾ≦彡}
｜. , ; ' ; ' ｌｌl/ レ／ ／三ミ;;＼ ＼:::::l| そいつを私が答えるのは無粋だね。
| / ,' , ' ;il/ ﾚ' ／彡≠ﾃ;'';::::＼ ＼l|
|＼,!_,,!_,!,/ / /i ﾉ. ／／ ／ / ' ';:::::::＼ ＼ 本人に直接聞いてみな。
. ||ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|, ,'iill ,,!_,,,!_,,_/|／／∠,／ ,／ ' ;;::::::＼_〉
|ｌｌ!l !!l !l ! |ll: l li 〈 / ' //ﾊヾ¨ /└-≠ハ その気があれば話してくれるだろうさ。
. |ｌｌ| !l| !| : ｌ /￣＼＼ ,'// ; /,___,,／ﾉ. :i
|ｌ!; ; ' ; ｌ ｛ハ ＼＼＼＿,ﾊヾ＼ ,' {少' ／. : ::ヽ
|!; ,'i＼＼ｲﾐヽ、｀≦￣｀¨、 ＼ ｛; ¨＜ : ::ノ｝
. | ,i | ｌ|ｌゝ二二,,_＿）ー--,,,＿__＼,,_ ヾ_／／
. | ,' !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌl|::::::::::/ ＼ ＼ ¨Tｰ-,-;-一´
| ,'ｌ| !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌlト、::/. ＼ヽ .| / l
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ そりゃそうだ 聞く事でもなかったわ。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | （ばーちゃんが言わないなら 多分本人も触れて欲しくないとこなんだろうな。
＼ヽ L ／ ブーちゃん扱いだし、永遠に来ない気がするなぁ）
ゝ ﾉ
／ /
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | ……まあいいさ。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ | 続けるよ。
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
「そして、50年で混血が進み、魔族の血が薄くなった者。
明確な氏族名はなく、外見が人間に限りなく近いのが特徴だね」
＿＿＿
..:::⌒::::::::::::::::::｀丶、
／:::::::::::::::::::::::::＼::(＼:＼
.::: /:::: /:::::::::|::::::::::::と つ::
/ ::::'::::::::{::::::::/|:::::::|: ::（/＼）::!
/ :::: |:::::::∧:::/ ⌒∧::::|::::| ::|::|
|/|:::::| ::/⌒V ∨ｱ心|::::| 人|
|:::::Ⅳ ｘ=ミ Ｖiソレ'´_,八
|／八 // ＿ (∨）/:::::::: ＼
/:: 个:.....,__ﾏ＿_ﾉｨっ(）:::::::::::::::: ヽ
/::::/ | ::::/|::,'i}＿i仏.イ ::::::::: | :::::::::|
/::::/| ::::::〈_j/〜〜ﾍ:::::|::∧::::::l＼ ::::|
. /:／ :|／ （_7ｰ〜〜くⅥ/ ＼| ＼|
｀7〜‐〜ﾏ
_|__/´ヽ__}
7７ 'ﾍ ',
'┘ └'
「坊やのとこのルイコ嬢ちゃん、私のとこのミサキがそうだね」
.
.
「この子たちは半魔と一部で呼ばれている。氏族という意味ではなく、差別対象としてね」
´￣￣ ､
. ／ ＼
／ :/ | ヽ ヽ
／ / :| '
∠ :′ ,′ i: i
/ l: | ∧ ＼ l: |
.′ | /|- |: /―＜ ＼ |: |
|/| 〈ｘ笊 |/ ,ｨ斧≠ﾐ＿.＞ |
| | ヽ乂〉{ 乂ｿ/ / {ﾉ ！
八|＼ﾄ ｀ト::､ ::::/ィﾞ ｉ
| ＼ト、 ､ .イ ト､
|｜ | ﾏ=- イ ﾉ ./|八ﾆ=- ＼
|八 | ﾏ={ V .イ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾊ＼ ＼
＼ }=} /l/ニニﾆﾆ/ ﾏﾊ ＼
|ニ、 /ﾆﾆﾆ＼二/ ∨} ＼
ﾆﾆ∨=ﾆﾆﾆニヽ{ V `丶、
人ﾆ/ﾆﾆﾆﾆニニ∧ 、 `丶、
〈ﾆﾆﾆﾆ｛ﾆﾆﾆニ＼ 、 `丶、
/＼=ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ ヽ ＼ 、
_,,厶 - ＼=ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾉ＼ 、 ＼ ＼＼＼
／ `、ﾆ二ヽﾆ／ﾆ=ノ＼ `、 ヽ ' | }
／, ィ }ニニ={ニニニニﾆヽ`、 | | |/ ′
／ / 八ﾆﾆニ＼ニニﾆﾆﾆﾆ V}/ﾚ ﾉ /:| ﾉ／
/' ./=ハﾆ二二|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ヽｨ′／ .′／
{! | ／二二７=/ニｉﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆト_ノ∠＿/／
、 ( /／ニ=ｉ=ニﾆ/./ニニニﾆ=|_ ￣￣￣
＼__, / ﾆﾆﾆニニ7７二二ニニﾆl=
/ 二二 ﾏ==i/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆ、
/ ﾆニﾆﾆﾏﾆ|二二ニニニﾆ|ニ、
,′ ﾆﾆニニ∨|二二ニニニﾆ|ﾆニ
|ﾆﾆﾆﾆﾆニlﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=|／
{ Ｌ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_」
＼ ＼ ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｒ'
＼ ヽ Ｌ三三二__／
＼ ∨ ￣厂
ヽ / /
「ここまで血が薄まると明確な外見的特徴もなく、魔力も弱まる傾向が強い。
まさに差別される為だけの立場に追いやられた者たちだ」
.
.
.. ＿＿＿_
／ ＼
. . ／ （●） （●） ルイコと初めて会った時、全裸でふらふら歩いてたもんなぁ。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
| ＼ェｪｪｪェ／ | 誰も手を差し伸べようとしないのは その余裕がないからと思ってたけど、
. ＼ ／ そっちの理由もあったのかなぁ。
. ノ ＼
／´ ヽ
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: ! 少なからずあったろうね。
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼. 人間の目に付くのは半魔で、
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ 女衒も半魔やサモナ氏族を主に連れ出していたからね。
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i こう言っちゃなんだが、ギコシィやクマーだと
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}' 大半の人間は交わるのに抵抗があったんじゃないかい？
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'', 魔族然とした姿なら居留区から出る機会がない
/ / - 二 三三 ヽ i 人間の街でなにが行われていたか知ることが出来ない。
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. | 人間と寝ることで気に入られ、暖かい食事と寝床を用意され、
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| |. 居留区よりもずっといい暮らしをしていた。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ | そんな風にありもしない幻想に駆られて、
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ | 半魔と蔑んで差別する。
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ / 実際は惨い扱いを受けてたってのにね。
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんなもんじゃねーのかなぁ。
／ （ー） （ー） ／^ヽ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪ（ / 〉| 自分が高みに昇るより 自分より低い者を作り出した方が
＼ ＼ェｪｪｪェ 〈 ／ ⌒^ヽ はるかに簡単だからね。
―――――――― ＼ _ _ ＿ ）
モンスター娘は好きだけどな！
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ ずいぶん乾いた意見だね。
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 差別ってのは感情だからね 根絶は無理さ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | そもそも俺自身が差別感情ばりっばりだからね
.〉 ∩ノ ⊃ ／ 言い出したらキリがないのは知ってるよ。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | なるたけ減らしてバランスを取って、
＼ ／＿＿＿ ／ くらいしか対処のしようがないんじゃない？
.
´￣｀‐´￣｀ ､
,' ＼
. / /⌒⌒ヽ ＼
/'''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ',
/ / ニ 三 ニ ヽ ｉ
/⌒丶 ´￣｀ヽ |
,' ,-ｲ ‐─､ r ─ |‐､_ | エリザもそれくらい頭が柔らかくなればねぇ。
l´:::{::{ヽ￣｀ヽ Y´ ￣, }::}:::l i!
. ゝﾍ_{ ｀￣´ /| ｀￣´"}::}ィ i!
| ',｀ー l::| ｀ー´ﾉ|~ :|
i!'''''''''', / ´ ＼ //ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|
`､ ',. l ｰ=＝ﾃ/ // ／
`､.／二￣￣￣￣＼／
／ノ´／／, ‐ .＼
／⌒＼＿￣__./ / /,' ﾉー─' ヽ=彡､＿／⌒＼
/////////// /_ﾉ|ﾉ t////////∨//＼///// ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ばーちゃんの拳骨でもほぐれなかったんなら、
／ (●） （●） ＼ それって一生物じゃねーの？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ って気がしなくもない。
／ ＼
. ／ / ,' , , / ＼＼＼
/ / / ,' ,' ,' il|ﾐﾂ , _, ＼＼＼
i＼!_,!_,!_, ,,!_,,,! , i|| ／／ / _, ＼＼l
|ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll .l l＼!_,!_,!_, ||| / / , '¨.／ /, 一 ソi|
｜!l !!l !l ! : : ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll||ﾚ / ,,／ ／/ 1彡'〈
. | ｌ| !l| !| ,' |!l !!l !ｌｌ|||ル'／ _,,- ／ ﾚ'/¨iﾐヽ
. | !; ' , ,'ｌ| !l| !|ｌｌｌllＨ/ ／,,- ー- 、 ヾ≦彡} 人は変わるものさ。
｜. , ; ' ; ' ｌｌl/ レ／ ／三ミ;;＼ ＼:::::l|
| / ,' , ' ;il/ ﾚ' ／彡≠ﾃ;'';::::＼ ＼l| 時間の経過、見えるものの変化、
|＼,!_,,!_,!,/ / /i ﾉ. ／／ ／ / ' ';:::::::＼ ＼ 様々な理由でね。
. ||ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|, ,'iill ,,!_,,,!_,,_/|／／∠,／ ,／ ' ;;::::::＼_〉
|ｌｌ!l !!l !l ! |ll: l li 〈 / ' //ﾊヾ¨ /└-≠ハ 私たちはその時のために環境を整えればいい。
. |ｌｌ| !l| !| : ｌ /￣＼＼ ,'// ; /,___,,／ﾉ. :i
|ｌ!; ; ' ; ｌ ｛ハ ＼＼＼＿,ﾊヾ＼ ,' {少' ／. : ::ヽ その時を早く引っ張り寄せるためにもね。
|!; ,'i＼＼ｲﾐヽ、｀≦￣｀¨、 ＼ ｛; ¨＜ : ::ノ｝
. | ,i | ｌ|ｌゝ二二,,_＿）ー--,,,＿__＼,,_ ヾ_／／
. | ,' !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌl|::::::::::/ ＼ ＼ ¨Tｰ-,-;-一´
| ,'ｌ| !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌlト、::/. ＼ヽ .| / l
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ま その為にも張り切っていくとしますか。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 大体 概要はつかめたような気がするわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 政務にもそれを上手く反映出来りゃいーんだけどね。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. | そうかい。
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | ――なら遠慮することはないね。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
釗
| ｀ヽ､ |
┌┬┐. |＼＿_| ｀ヽ |
┌┐ ┌┼┴┘ ｌ:::::::::::: ｌ llヽ､
｜｜ ｜｜ ┌┐┌┐ l::::::::::::: | || ｀ヽ､
｜｜ ｜｜┌┘└┘└┐::::::::::::| || ｀ヽ､
└┘ └┘└┐┌┐┌┘::::::::::::| ll| ｀ヽ､
└┘｜｜ .l:::::::::: | |l| ｀ヽ､
└┘ l:::::::::::| ||| ｀ヽ､
釗 l:::::::::| ||| |
｜ .l::::::::l l|il |
| l:::::::| |
|| ヽ::::| |
|| ヽ::|｀ヽ､ 釗 ┌┬┐
|| _ ＿＿＿ ﾉ ｀ヽ､ ｜┌┐ ┌┼┴┘
|| ,....::.:::::::::::::::／ ｀ヽ､. |;.｜｜ ｜｜ ┌┐┌┐
. !|| ／.::::::::::::::::::／｀ヽ､ ｀ヽ ||:｜｜ ｜｜┌┘└┘└┐
. |!|.:::::::::::::::::::::::／ ｀ヽ､. ヽ ||:└┘ └┘└┐┌┐┌┘
／:::::::::::::::::::::／ ｀ヽ ||: ､ l └┘｜｜
／.::::::::::::::::::::／ ｀ヽ,. ||! ｀ヽ､. l
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (○） （○） ＼ ――あの、おばあ様。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ この本のようになった書類の束は 一体なんでございましょうか？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ 私が受け持っていた仕事の一部で、
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼ 今からあんたが片付ける仕事だよ。
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿_
_,rｰく´＼ , --､ ／ ＼
,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ ／ ＼ 私、これから外回りで土木整備の状況を確認し、
{ -! l _｣_ﾉ‐′/ ／ (○） （○） ＼ 進捗報告と照らして二次予算を組む仕事を抱えているのですが。
ヽ ﾞｰ'´ ヽ / | （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
ゝ、 ﾉ_ イ ＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
ヽ | / ヽ
,,,,,,,,,,／::::: ::::: 二 三 二:::＼ ＼
::::r ヾ＝＝=-ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
:::l::::-== ＝＝= _::::::／:::::::::/_ ` |
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/＿＞:,' | 安心おしな すぐに判断が必要な案件は少なくしておいたからね。
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ |
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l }: | ただしどれも重要で見過ごすことはできない案件ばかりだ。
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ |
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' | 出るまでに目を通しておきな。
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ |
::l::::::ヽ::.. ::::::: / |
:::l::::::::::＼. / ﾉ
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (○） （○） ＼ あのっ
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
. ／ / ,' , , / ＼＼＼
/ / / ,' ,' ,' il|ﾐﾂ , _, ＼＼＼
i＼!_,!_,!_, ,,!_,,,! , i|| ／／ / _, ＼＼l
|ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll .l l＼!_,!_,!_, ||| / / , '¨.／ /, 一 ソi|
｜!l !!l !l ! : : ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll||ﾚ / ,,／ ／/ 1彡'〈
. | ｌ| !l| !| ,' |!l !!l !ｌｌ|||ル'／ _,,- ／ ﾚ'/¨iﾐヽ
. | !; ' , ,'ｌ| !l| !|ｌｌｌllＨ/ ／,,- ー- 、 ヾ≦彡}
｜. , ; ' ; ' ｌｌl/ レ／ ／三ミ;;＼ ＼:::::l| 人らしく生きていける国……
| / ,' , ' ;il/ ﾚ' ／彡≠ﾃ;'';::::＼ ＼l|
|＼,!_,,!_,!,/ / /i ﾉ. ／／ ／ / ' ';:::::::＼ ＼ 連れてってくれるんだろう？
. ||ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|, ,'iill ,,!_,,,!_,,_/|／／∠,／ ,／ ' ;;::::::＼_〉
|ｌｌ!l !!l !l ! |ll: l li 〈 / ' //ﾊヾ¨ /└-≠ハ
. |ｌｌ| !l| !| : ｌ /￣＼＼ ,'// ; /,___,,／ﾉ. :i
|ｌ!; ; ' ; ｌ ｛ハ ＼＼＼＿,ﾊヾ＼ ,' {少' ／. : ::ヽ
|!; ,'i＼＼ｲﾐヽ、｀≦￣｀¨、 ＼ ｛; ¨＜ : ::ノ｝
. | ,i | ｌ|ｌゝ二二,,_＿）ー--,,,＿__＼,,_ ヾ_／／
. | ,' !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌl|::::::::::/ ＼ ＼ ¨Tｰ-,-;-一´
| ,'ｌ| !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌlト、::/. ＼ヽ .| / l
＿＿＿
,. -'"´ ｀ー ､
／ ヽ、
,.' ヽ、
/ , - ‐､ , - -､ .ヽ、
/ { { i i i i i } ヽ
/ ` ー ' ` ー ' i ――はい。
/ U l
i. fェェェェェェェェェy /
i. iェェェェェェェェェ i /
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀i ヽ
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//////////|__ 一 ¨ 二六////∧ :. |////
//////////ト、_,,-=¨￣,,;;;=≠////∧ ; |////
//////////|_ _,,、,;尨ﾑ＿,,∨///∧ :. |////
//////////|￣¨ ,;彡少'´￣≧｝〉///∧ ;:.. |//// 政務の時間を割いて説明したんだ。
//////////| //≦三ﾆ'¨ ﾍヾﾗ////∧ ';;;.|////
////////∧i ｛,ﾍくー- |/////∧ ';;:|//// これくらいは駄賃代わりじゃないかい？
/////////∧ ¨ヾ、 // |///| i| ';;:|////
//////////∧i| // ////| .i| ';;:|/// 魔王様なら頑張ってくれるんじゃないかねぇ？
/////ハ/////|l _／// ////} i|. ';;|///
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/ﾊ//////////|/} 、 |///,'/////| .i| ';;:|///
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////∧_圭圭二ニノ ,|////i ///////l /∧| ';;:|///
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_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
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./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' .l ガ、ガンバリマス……
l U. ﾄェェェェェェェェ .l
.'., ｀､ｪｪｪｪｪｪｪｪｪ´ ,'
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
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【教訓】
「ビジネスとプライベートはしっかり分けること☆」
【判った事】
「世の中割りと大雑把である。俺でも政務が回るんだから間違いない」
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できない？ ならば八面六臂に変身だ
細かい説明などは 今後もこんな感じでおまけやこぼれ話で補足していこうかと思います
しかし政務適性を見るにみさきちよりエリーの方が頭が良い……？
そんな馬鹿な(茫然)
半魔までいくと人間っぽい魔族より魔力大目な人間って感じだあね
という事で基本的には殆どレスつけませんが、参考にしたり新たなネタにしてたりしてます。
ネタがもらえてありがてぇ！ ありがてぇ！
読者は作者のいいネタ帳だぜ、げへへへへ。なノリでもいいのよ！
他に内政できそうな人を探さないと過労死まっしぐらですな
候補になりそうなキャラは他にいないかな
ありゃ嘘だ って言うかもしれませんけど
今からおまけやったら爆死するのでお預け！ おやすみなさい
ギコしぃクマーって実際にああいう外見なのね
量産型モブだからAAフィルター掛かってるんだと思ってた
ルシールの一族が滅んでるってことはしろがね勢の登場は絶望的か…
いつも楽しく見させてもらってます
キル夫が分身したらいろいろ楽になりそうね
大半が奴隷気質で自分でものを考えられないようなのだぞ
おタカさんはマジでいい拾いもんだったと思う
実務能力も自主性も高いって超貴重
次の魔族隔離所でも、人材とよべるレジスタンスがいると良いけど・・・
案外ニャル子も、人材がいる街に近いところをキル夫の初期配置にした？
しかも魔族の現状だと経験そのものを積むのが難しいし
竜魔濃血と半魔じゃ普通に年齢が違うのかね
だとするとエリーが大人気なさすぎるという事にもなるが……
今までが収監されてる囚人同然で他者との交流とかも制限されまくりだったろうし、極度の世間知らず故な交流の仕方が解らない状態な気も
半魔と呼ばれるレベルに混血進んでる人らはもう遺伝子的には人間とほぼ同じ存在だよね
あのクソみたいな某制度の不可触民みたいなもんかな
特定の制度・国家伝統を侮蔑する意図で言ってるなら、それは知見が足りないと思う。
かつてその類の制度を採用せずに発展できた社会はなく、道義的理由でそれを廃止できた社会もない。
人が奴隷制も身分制もなしにやっていくためには、まず産業革命・緑の革命・情報革命に到達しないといけない。
不可触民にしても、恐ろしく不愉快な仕事を誰かが片付けなきゃいけないという現実があっての話なわけで。
実際問題、魔王領に男どもが合流した後、そいつらの性欲をどう処理するかってのはわりと深刻な問題じゃないか？
人間側評価は「お、魔術の才能のある子だ！」で、
魔族側評価は「この半魔が…」なんだろうな…
柴犬とドーベルマンぐらいの差しかないんじゃないかな
何か勘違いしとりゃせんか？弾圧対象とされる魔族の中で更に弾圧されるのが半魔だぞ？
魔族側の時点で奴隷扱いになるので2行目の評価には絶対に行き着かない
あるとすれば「戦う力のある厄介な魔族」
人間側のきっちりとした生まれだと証明出来るヤツだけが「魔術の才能がある前途有望な子」になりえる
ミサキちゃんが由緒正しい家に生まれたら「才能のある子」
魔族の居留地で生まれたから「半魔」。
混じり合っちゃってもう区別なんてほぼないから、
家柄（人間側だと証明できる名目）が用意されてれば貴種扱いされるだろうし
そうじゃなかったら半魔扱いの最底辺なのだろうってのが元の人の意図ではなかろうか
現代のようにふらっと来て、即日そこで何事もなく暮らせるような社会ではないと思う
村の構成員の誰かしらの親戚でも知り合いでもない奴が現れただけで
よそ者として排斥対象になるだろうそんな社会なんだろう
だから「人に交じる」こと自体が多分不可能
キル夫くらいの破格の力があっても人間だってことを疑われないくらいなんだし
人間(とされる)側からの視点で重要なのは人間かそれ以外かだから魔族だろうが竜族だろうが半魔だろうが関係ない
管理区域の中で人間だと把握されていないヒトは全て魔族っつー扱いじゃね？
見た目に差異が無いのなら管理区域から抜け出して野に居る魔物を振り切って他の都市に行ければ身寄りの無い人間になれるかもしれない
でも身寄りが無いって後ろ盾が無いのと同義なので魔族じゃね？と疑い持たれたらアウトな気がする
余程何かに秀でている半魔なら何処ぞのお偉いさんが価値ありとして利用している間だけは人間として扱うかも？
人間同士でも複数の国に割れて争いあってるらしいから国境に近い都市とかだとありそうな感じ
身元保証を得られるかどうかが最大のネックなんだろうね
キル夫が妓楼街でうろうろしてられたのは、都から来た学者ってふれこみで
あくまで一時滞在を装ってたからで、永住を考えるといつかは行き詰る手段ではある
無論キル夫は行き詰る前に街ごと乗っ取っちゃったわけで
魔族の血を隠れて取り込んだりしてそうだな
というか原始人でウホウホ言ってた時代からの半魔なんてもう人間扱いされてるだろ
何度か繰り返して身分ロンダリングすればいずれそれが本物の身分になる
まぁそれにふさわしいだけの実力と才覚が必要だけど
世界全体が不安定な状況だしごく一部はそんな風に強かに人として生きていそう
傭兵とかなら怪しまれる前にとんずらできそうだし
安泰な暮らしを手に入れている以上、己を偽らずに暮らせるとはいえ、キル夫側に来るのは勇気がいるだろう
互いの橋渡しになるのか双方から蝙蝠と疎まれるのか、まあ人柄次第だと思うが
全種族平等世界を目指す以上、今回みたいな全殺し方式は解放時の
フラストレーション発散以外にはやらなそうだが
事を言ってたなかったっけ？善人であるけれどキル夫さんはご利用リリースなんすね…
ちょっとこぼれ話書き溜めてから仮眠をとって仕事が待ってます……怨
>>458
ルーク君はキルオを人間だからと思っていたから税の取り立てをしてました
魔族？ 税を納める権利がないんだから法を適用するまでももなく財産を巻き上げていいよね！ というレベル
適当な町か村に人間として溶けこむのは難しくなさそうだな
ただでさえ人間同士でも大いに争いあってる時代なんだし、何も無くても不和の種に出来ちゃうのも幾らでもあるだろうしね
密かに人として生活基盤を築き上げてきた隠れ魔族はルーク側、それ以外はキル夫側って感じになりそう
あれだけの恥かいて家に帰れるのかとか、廃嫡されて存在しないものとして扱われる可能性はあるけど
「おまけはもう出来てるんだからさっさと投下してこぼれ話作成に専念したらええやん」
と
という訳で最終チェック後におまけの投下を始めます
投下は水か木と言ったな ありゃ嘘だ
『お ま け』
.
.
.
【魔王国（仮）建国後 某日】
. i
.傘 |
傘傘 r^t
.傘∩傘 ./.:::ﾍ
傘傘傘傘 .| : :::::|
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【マザーズシティ 中央庁舎】
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【庁舎内 執務室】
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l l. l. |. |从弋z歹V/ .从.___ Ｖ/.|＼
l l. | 八 爪 ヽ ヽ Ｖ / ハ ら≧rミx ＼ ……
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. 乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ
／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼
乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''
/へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ
. /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} ＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ ……
/:ｉ:ｉ:i:/ .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ { }:ｉ:ｉ:ｉ}:i{ Ⅵ:ｉ:i:i∧
. /:ｉ:ｉ:i:/ }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{. _ _ .八:ｉ:i}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ: .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼ ´ ｰ ｀ ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
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Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ //=> ''{:i:i:从 ＞--<>--＜ 从:i }＜ニﾊ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
ゞへ:ｉ:i{. /:iﾆ/ ﾉ'´ .／ﾆヽ .}{. ィﾆ＼' ヾ Ⅵ.{:､ ﾉⅥ:ｉ:i/
ヾ /:/=ﾉ ､ /ﾆﾆﾆＹ:◆:Ｙﾆニ.＼ Ⅵ:; ＼ .}ｼ’
＿＿＿_ ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜/／
／ ＼ ＼ ／
／（●） （●） ＼. 二 魔王ですが！ 二
／ ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼ ／/ ＼
| ＼ェｪｪｪェ／ | // l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
＼ ／
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| ・ ・ ） ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
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| | / / | . 二 職場の空気が最悪です！ 二
| | / / | ／/ ＼
(YYYヾ Y (YYYヽ |. // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ えーと……仕事の報告、に来てくれたんだよね？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 二人とも。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ
_,ア 厶.,| 二ト: / /: :厶 : ′ 厶ノ.-‐┐ ええ ひとまず軍の形を決めたから、
＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ| 詳細を文にまとめてあるわ。
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７
人 /. :込、ゝ ｧ /: /⌒__,.＞ア⌒):′ 目を通しておきなさい。
／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
なんとなくわかるがw
／ `ー‐ ､
ヽ
/ ／ ‘，
/ ／ / / ‘，
／ __ / ／i i i
/ __ ／ ＞{/＼{ { } |
￣ T斥”气､ .{ /{ |
'{ `^んｲ} ヽ V V}ﾄ､ / / .}
′ / | ､ ， 弋ツ _/ / / ,′ キル夫さま 警備部からも報告ぅ。
/ | ＼ ‘， んj】}／}/
, / i :| ` _ ＞ >‐'/ / / 滞りがちになっていた商人の往来は増加傾向。
{./ :! 从 :{ ト , /}/
/ , ､ ‘， 乂 ）> ./{ / 治安も安定して訪れる者が人間だからって
/ / { ＼ ‘，､ ィ !.{ ./. 手出しをする者も出てないわ。
/ /{ {_ ､ ， ,ｰ=≦ | {／
. / /八 { ￣ ＼} / } 大きな混乱もなく取り引きが行われてるわよ☆
/ /_＞‘， { ｀ヽ＼} ,′
. / , ⌒ヽ ＼‘， .! / .}∧! ./
/ / ＼ ＼ ＼ .{＼ / ! .} /__
. / /. } ＼! ーく ＼_!__」 ./ } ｀ ､
. / / } } } ＼ ＼ 厶ィ ! ハ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ お、物流が動き出したか。
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | さすが商売人 耳ざといねぇ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. モンスターの素材で釣った甲斐があったわ。
／ ｜
- ､
////＼
///////
/////// __
/////// .///＼
/////// .//////〉
,斗/////ｼ { /////
r≦////＞''＿ Ⅵ//ハ
Ⅵ/////Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧＜/∧
_ Ⅹ///}/,}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:}
r≦ﾆﾆﾆ7彡'//ﾘ:ｉ:ｉ:i/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵハ
>ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ∧':ｉ:ｉ:ｉ７¨笊::｢:i:i:i:}:ｉ:ｉ:i∧__､
／＼ﾆﾆ{ﾆﾆﾆ.∧:i-=ｆ示ヾ:Ⅳ:ｉ/ミ:i:ｉ:i:}ﾆﾆ> その程度のこと
／:ｉ:ｉ:ｉ／⌒}＞:＜ヽへ:i{￣ ｀ ヽ斥}:ｉ:ｉ:ｉ| 弐 わざわざ口に出す必要があるのかしらね？
,.:ｉ:ｉ:ｉ:／ _.} _.＞::ヽ__.ﾊ } /:ｉ:ｉ从:ｉ:ｉ＼
. /:ｉ:ｉ:i:/ .-=ｧ:／:::＜ヽ/_^ ', r ⌒ 八:{. }∧:ｉ:ｉ:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ:/ ￣/ｨ/ ＜__＞ソ ＼.ﾊ ､ / ./:ｉ:i:i{ Ⅵ:ｉ:i:i:i＼
. /:ｉ:ｉ:ｉ:/ ´ .}へ ___＞=-ｧ-=↓┐.イ:ｉ:ｉ/:i:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼
,.:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}ﾆﾆ }ﾆ |:i:i:}:ｉ:/:i:八. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉr‐ヽ
{:ｉ:ｉ:ｉ:ﾍ{. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ}== .l彡=-ﾉｼ￣}=ﾐx､ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
. 乂/ ｀ , :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:从:i:i| .|､／ '' /ﾆﾆ:}∧ }:i:i:∧ﾉ
／: イ:ｉ:ｉ:／ /'}:ｉ:ｉ:, .|Y:/ _/./ﾆﾆﾆ八:i＼..}／
＿／'' /:ｉ:ｉ:{{' .}:ノ, |ゝ- ⌒ヽﾆ.／ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼
⌒´ {:ｉ:ｉ:i:{{ ／ﾆv { / }〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
. {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨ﾆﾆ / } ／ー､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=ー―
. ゝ＜:/ﾆﾆ / { } .／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
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V/ 乂＿.,人 -=ニ｢:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/
ヾ ゞ≧s｡._ ）:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／
/ / / | iﾄ
. / ′ | / V ∧ ＼
′ :l 、 У斗fｾ√⌒＼ ＼ } i}
:| 抖=ミ | } ﾒ孑r＝冬ｰ ー ァ |
| :| :| 7 ＞ 、 〈 jﾉ" i{-公ﾘﾉ｀i} ─── イ ハ
| :|i ∧{ 〈 〆7仍＼〉 ｰ亠'′ ﾘ i|: もちろん 報告書にまとめてあるわ☆
|:∧ 入 く 弋ソ ／ i|::
| } :::::::: 丶 ／ イ i|::: :ﾄ けど要点を先に伝えておいた方が、
ﾚ ::::::入 ￣ 7 |::: :|ﾊ } キル夫さまも次にすることが伝わって
､ 〉::＿ ＞ -── ´ / |:: ﾉ| }| お仕事がし易くなるんじゃない？
∧ i{ :::::ﾍ / |::. / / ノ /,′
′＼ ::::::::＼ ′ ′ｲ /jノ < イノ どれだけの報告書に目を通してるか、
::::::､::::> イ ／ イ ー─'⌒ﾌ￣ 知らないのかなぁ。
,′ {＼:::::::::｀ヽ ＜／ イ′ ／ く
i| ｰ ::::::: イ ´-７ /′ ﾉ
八 ∧ -= ＝彡 ´ ′/ }
/ / 丶 /´ ｲ-λ ′ ⌒)＿
/ } 〉 / } / / / ＼ ／ ｀ヽ
′,' /| ′＼ ∨ ′ ﾉ } ,′ ∨ ＜
/ /ノ i| { ー / ／ ,ﾉ 〉 i{ / }ﾌ ／
. / ／／ | 人
/ ／／ ∨〉｀、
/⌒7′ ∨〉｀、 ｲﾗｯ
//'ﾞ⌒ヽ,／⌒>、 -――- ミ __r‐ . )＼｀. ┛┗
|｛ / ／＿／／. : : : / : : : : : .＼＼＼⌒ . ┓┏
┌‐人乂//___,/ /. : : /. : ′: : : : : : : .∨〉＾Ｖ ,/|┐
___|二二ヽ,/___,/ /. : : / . : : : : : : : : : : : .∨〉. ∨/‐‐┐
〈二二二二|｛___,｝ |: | : : : : : :|: : : : : :|: l: :|: :∨〉 「´ 二 |
∨ /二／,乂＿｝ |: |‐-iＬ: : :| :| : : __| ｣Ｌ| : :|｛ ^|＼二/
. ∨ ／二..厶⌒Ｖ|: l: :八: :｀:| :ﾄ､´: ﾘ: :| :| : :Ｌ〉┘ﾆ∨〉
∠二二/ 〈｀7∧:仁 ＼∧| 从/:∨:厶イ〉 ∨ﾆ＼
/ :/ /. :/ ⌒＾^ 斗=ミ´ﾘ:|./ Ｖﾆ／
|: ′ ./. :/ﾊ ｀｀｀ ′ ､､、/:八 |∧|
八( /. :/. :人 丶 ノ . : : : : . 丿
＼ . : : : :／⌒＞ イ: |: : |: : : .
／. : :／〉:/: : : :「＼,爪二||: :|: : |＼: : .ヽ
. ／. : :／ /:/: :∧丿ニ｝|｛二〉'ﾞ:|: : l｀ヽ＼: . ＼
__,∠: : ´ /:厶斗く.二／ |｛／ 八: :|⌒ヽ, ｀⌒｀＼
___ ／, ／￣＞二.〉Ｙ〈二｀、 ∨, ノ＾二'.
〈 ⌒^トミ /_,// )／ﾆアﾞ〈/∧,〉､二＼ ｛ .ｎ|/／ |''ﾞ⌒〉
┌‐＼__ |ﾆ|｛ .//〈〉/ |｛二｝|. ＼〈〉＼ |└し'＾！／
＼ ｀⌒ ｀＼|｛//二/ :|｛二｝| Ｖ二.〉, ゝ _,／(
――
／ ＼ ＼
／ ＼. ＼ ヽ
, { ＼ ＼ _ ‘，
/ .l |斗匕＼ ≧――. ‘，
/ 从 圦＼_､_ ＿ ----彡'. ‘
☆ミ / {_.V ハ笊心 } | | | ｉ
l ﾊ__从＼ヽゞ' .| l. | | |
ﾌﾌﾝ 八.| 豸沁ヾ ヽ .ﾉ } l | |.／⌒､
＿ / |.| ﾊ 〈 ｀ー .个 | _ ＞ ´ } ）
／￣￣ ヽ .l! / /|八/ ﾊ .ノ 从 / ､ .レ､}
／ /⌒） } .乂' ｨ/ /. ＼八 ｀ /' |. | } .ノ
, / '.／ .／' / ./ ＼ .|. | .|￣_ {
{ , /'' ./ / ./ { ゝ--≦＼从! ,￣￣ ヽ
| { l| { , ./ .| l __／_／ .| | ｉ
八 乂 八 ー ./ ! ―/ ﾊ { } | l. ＼ |
. ＼ ―― ＞ r‐彡 , / { ././ ﾉ / l / | | |
＿＿＿＿ ≧ ------_彡 ,ｨ辷辷辷辷辷辷辷辷辷辷辷爻爻爻| |
／￣￣￣￣￣￣￣￣ ／ 辷沙' | .} | .ﾉ .ノ匕／ ,爻爻爻.l Ｙ|
/ ／￣￣￣￣￣／ 沙' ／ . | ､ /＞ ´.／ /†/ .:l |＿ } !
. ／ ／ 沙' ／ | ＞ / }ノ | .| ヽ /
. ／ ／ .沙' .／ ／ .ｉ .l | v } {
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （おっかねぇ）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 二人ともご苦労様、ありがとね。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
/ / /l / ': |
. / // :| l / | |
′ | ｉ/--| 、 | ∧ / | | |
| ′ | _|≧=ミ, | --/ __', ∧ { ｜ |
| ｉ 八 ｀Y^_ﾟ人ﾄ､{ | ＿_}｀`/､ '. | |
| | ＼ | _VYﾌ ＼ :| -=气≧x､ ＼ ＼ l | 私はお仕事してるだけだよぉ。
| | Ν ´´ ＼{ _ﾟ人::} }》､/＼ ＼l ＼ |
j从 ＼ 乂 〈 乂Yﾌノ＾/ ー┬‐ ＼ でも褒めてもらえると嬉しいな☆
∧ | ┬‐ ,,, ／ / | | l| |＼
j{ ∧ l| 人 `ト ___ ー=ﾆ＿＿彡' | | l| ト､
j{ ∧人 ＼ ∨ ｀ﾌ´ / ／ 八 | l| l | |
j{ ＼{ ＼ ｀ﾆ´ , ' ／ ,/ ﾉ ﾉﾉ } }
. j{ | |＼{ ー ､-=≦ ／ ／ -‐ '^ー‐'^ｰくく_彡'
j{ l| | } ___／ ／ ィ´
j{ lｉ| | -v'´／ -‐/ 〈
. j{ /从 ', / / ┬‐ / /､
j{/ { ＼ / / :|‘， / ､ } ノ￣￣｀ヽ
ノ' /| /＼ { _/ / / ‘， / ∨ __ -‐
/八 { _.＼{´ :lノ/ ／ xく∨ r'７: / |
. / /＼{/´:./: : : /:/ / xく厂:./ {:/: / ／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ 軍の方はざっとどんな感じ？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
/:ｉ:/ {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
. /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､ Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿ ∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
‘， ＼l: : : :|' ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡ ＿ イ
‘， ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ /:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
}: ､ l: : : :|. ｀冖' ﾉ:从'ﾆ入z彡' ￣￣
. /: :.:ゝl: : : :| { ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
/: : : : :.l: : : :| ､ /: :{:./´ ――聞きたいのなら答えてあげるわ。
. /: : : : : :.l: : : :|＼ − ｲ: : :{:.{
/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞ __ ＜{: : : :.:|:.{ 魔族がいくら地力に優れていても 実戦経験は浅い。
. '／ .{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ
' { Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: | ､:､ 志願者を集め、
∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l. ＼:.､. 蜂起に参加した兵を主体に調練を重ねていく段階ね。
/∨ .{ { { l. 寸lⅣ {Y:. ＼:.､
__,, /∨.{ .{ { { } ヾ. Ⅵ.{: :､ ＼:.､
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ひとまず志願制にしたけど、逆に志願者殺到してえらいことになったもんなぁ。
／ (ー） （ー）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺としちゃ、なるたけ労働力なりに回って欲しいけど……
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 難しいとこだな。
／ ＼
}ヽ
} ∧
}//|
}//|
／//ﾉ
／//／ ／）
／//／ （ （
／//／ ＼ヽ
//.／ ＼ ＞ ､
{/∧ _ へ_ ＿＿ ___ Y //〉
Ｖ////// イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:ｉ:i:i＼ゝ//V///
_ -━ y////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:iヽ//∧/
}ﾆﾆﾆﾆ////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧//ﾊﾆﾆﾆ≧x
. 乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ
／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼
乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''
/へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ
. /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} ＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ 士気が高いのはいいことよ。
/:ｉ:ｉ:i:/ .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ { }:ｉ:ｉ:ｉ}:i{ Ⅵ:ｉ:i:i∧
. /:ｉ:ｉ:i:/ }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{. ､ ＿ , .八:ｉ:i}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧ 手綱は握っておくから任せておきなさい。
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ: .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼ − ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{. }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:i:i|＞ __ イl:i:|: }:i:i:i:}:ｉ{. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
. -=彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ .小: {:ｉ:ｉ::i{:ｉ:ｉへ'ヽ /７={:i:i:}:ｉ:ｉ:ｉl:小. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:{. /,=--{:ｉ:ｉ:i:{彡へ_）}{:{彡ﾍミ}:ｉ:ｉ:i}-=:ｉ:.､ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧=-
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ //=> ''{:i:i:从 ＞--<>--＜ 从:i }＜ニﾊ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
ゞへ:ｉ:i{. /:iﾆ/ ﾉ'´ .／ﾆヽ .}{. ィﾆ＼' ヾ Ⅵ.{:､ ﾉⅥ:ｉ:i/
ヾ /:/=ﾉ ､ /ﾆﾆﾆＹ:◆:Ｙﾆニ.＼ Ⅵ:; ＼ .}ｼ’
, '" ￣ ｀ヽ
／ ､ ､
／ ヽ. ＿ :,
∠, ､ ＿ ＞ :,
/ | {＞､__＞ ﾞ:,
/ .ﾄ､ ﾑ 'ﾞvｿ l ,! i! :, …………
〈 ノ! l 〉`ｰ ﾉｉ / i!
V ∧ ノ}/ λ ､
ﾑｲ 个 ´ _ .ィ / ／ ｀ヽ. ＼
,! / i!.ｲ ./ :, ｀ ヽ
/ ∧ ＼ ﾉ/i! , i ∧ ｀ｰ
/ / 丶 __.ｨ' y ／ | ∧
/ / ,! .／ {_/r:､/ ∧_／| ∧
／ / ／/ ! ; /ヽ._ yi :′∧
/ ;ﾞ i .r‐/ / / / 1 '∧
ｲ 八 ﾞ:, トヽ; ,.ィ 7 / / '∧
／ r=T¨¨7〃￣ / :'´ ' ,:1 ,l !
／ 〈 :ｧﾒ､i{ ./ノ / /:.:i! / ｉ| :
／ / :{Y.r'"::{.､ ＞=‐'’ / /i.:.:i} , |
/:ｉ:/ {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
. /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､ Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿ ∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
‘， ＼l: : : :|' ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡ ＿ イ
‘， ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ /:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
}: ､ l: : : :|. ｀冖' u U ﾉ:从'ﾆ入z彡' ￣￣
. /: :.:ゝl: : : :|/// { ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
/: : : : :.l: : : :| U ､ ////: :{:./´ ｺﾞﾎﾝ
. /: : : : : :.l: : : :|＼ − ｲ: : :{:.{ それで、明日は、その、調練をするのだけれど、
/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞ __ u＜{: : : :.:|:.{. もし日程が空いていたら、その――
. '／ .{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.
' { Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: | ､:､
∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l. ＼:.､
/∨ .{ { { l. 寸lⅣ {Y:. ＼:.､
__,, /∨.{ .{ { { } ヾ. Ⅵ.{: :､ ＼:.､
{ : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :}
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
. ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ
∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡 ☆
/:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/ ミ
. /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:, ままま魔王の視察もγ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ/ 兼ねて閲兵にこなっ | キぃルぅ夫さまぁ〜☆ ＞
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ ｷﾞｭﾑｯ
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼
￣ ⌒У´￣
／ ′ ＼
／ - .､ ＼
ノ′ ＼ 丶
/ ､ ＼
/ / ′ ', ＼丶
,′ { | iﾄ、 丶 ＿ノ'} ､. このあとお昼でしょ？
＿|＼＿ ,′ | __, !| |＞く __ ／ ､ せっかくだから外で一緒に食べない？
ヽ::::::::::〈 ⌒ |／ ﾉ_}_ | ／| ＼,＼ ＼ ::.
|／＼| .| / / |i ,抃 ´ i| x==ミ＼} ー─‐ 丶:::. 実際に街の様子がどうなってるか
／＞-､/ ∧ /=≠弌 ,〃 | /::: ､::丶 見て回りながら☆
{ / __ノ / ∧ 《 代爻＼ ＿ノ .:.:.:.:. / ／| ::: ::::::＼
／'´ (_,ノ-､ 乂＿V＿,又У ーイ...:::| ::: |::::. ',:::::::::＼ 市も立ち始めてて楽しいよ☆
／ ─── ､ ＿＿＿＿｀Y ′ /⌒l ∧::::::| :: i|::::::. ',::::::::::::
／ ´ -＜ ＞ _.l ,／ ｲ ∨ | :: i| :::: ,:::::::::::::: ､
} r−､ ヽ くヘ ￣ ／ /' / ∧ ::: }::::::::::::::::.､
,′ ヽ } ¨￣ ∧ ' ノ ＼::::＞-- イ ／ ノ{ ／ :: iト-､:: ::::::::.
′ ′ ､ ﾄ < i |. . . .｀|´ ＼,／ / ／ﾉ. . . . .∨ i|⌒＼ ::::::}
| ,′ :::丶 :::＼ ＞!|. . . . .| ト ノｲr ﾉ. . . . . . .∧ ′ ', ::::|
| | ::::::::: ∨ ヘ ＿＞... ... ...| / } ＼ /_,ﾉ. . . . . . . { l ′ ＼::!|
| { | ::,＜⌒ ､丶 {. . . ..ﾉ イ ﾉ У_ノ. . . . . . . . | j/ ＼
| ､ __,. '′ ＼ ＼〉 ー- }. . . . . .| i{ / ノ.. .. . . . . . . ..| ＿＿＿＿＿,. ＞ ､
| } ､ 〕. . . . . . } / ,ﾉ.. .. .. .. .. . . . ..ト ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あー……午後は外回りだし、そのまま直行出来るからいいけど。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | どんなもん売り買いしてるか興味あるな。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. じゃあ悪いけど案内頼める？
／ ＼
/ / ＼ ｀丶
′ ,' :/ / l ＼ ＼
l / / ′ :i ヽ ＼
i / ｌ 八 ', ＼ ヽ＼
′ ｌ ,′ | /. ヽ :ﾄ､≦ '. ﾍ ＼
//l ｌ i ｉ /´￣^ ＼ :ｌ ,斗 i
/ | i ∧ ∨ ＼j.f刋ﾟ｢八 .l
. / l | |八 '. ､＿彡 ﾋ::ｿ i ? | お任せ☆
/ .l | l }＼ﾍ´￣´ i ノﾉi ｌ |
/ ﾉ ｌ i |､ ヽ ′ / ｌ八i| 街の中を歩き回ってるから、
. / / ｌ . l ＼ 丶 ＿ , .ｲ l } 色々なお店にも詳しいよ☆
' / l : l､ ＞ ／ / : 八 ヽ
／ / ∧ : | ＼ ﾉ 厂 i ∨/ ,' / ＼
／ ／ / ＞'-ﾍ ｌ l', ≧≠く i:}^∨ /
／ / ∧ ｌﾍ l弋 /j.＼_》:＼｀＜
／ ／ /- ､ i lハ } ＞=┘∨ ﾍ::ｌ ＼
.:／ ' } ＼ ｌﾉ } l 丶､ ヽ. i:l r=＼
.:／ /. / ﾍ l | ヽ ＼ ヽ i:l ヽ☆ﾊ
.:／ / ／ヽ l } :.. ＼ﾍ i:ｌ ｀´ }
.:／ / ∧ i∨ ＼:.. ∨:} ,′
／ / ,' ∨ ヽ ∨ ﾉ
/ ／ / // ／ l} l|
/〃 ／ .′ / ／ } l|
ｲ/ / ／ ｉ i/ / ､ ／! .′|
／ ,:′ / ／ l{ ｉ { ／＼| // │
／ / ,/ ／ , l{ ｉ {ム礮ト､ !ヽ /∧ │
ー=≦＿_彡 ー=≦＿＿＿彡イ l{ ｉ 代)iｸ 八〉' / }
/ ﾉ 人 { ゝ ′ムイ 〃 } .′
/ ー=彡 ´ ＼ ト ゝ ｰ=彡イ } /
/ ＼l{ ‘ 、 j/
/ | { ／ ﾁﾗｯ
/ / | | i| ＼ /
/ / | | | i| _ノ¨´
/ / | | | i|／
/ / | | | 八
/ / i| ∧ ＼
/ / i| i〃￣ ア¨アニユ _
/ ' | 八 {:. : :／／ ｀ヽ
: | ＼ {:／／ .
.′ ｉ l ＼ {／ .
.′ | | ﾚ.;＼ヽ
.′ | | |/ ⌒ヽ i
i | | | // |
| | { { / |
}＼
/ } ／｝
__／ ／,. ¨¨¨“'' 、 i{ {
./ __／／ ＼ ＼ 、
/ /⌒ ′ /⌒ヽ ＼
'，.{ / V /} } }
Ⅵ ′ '， ! { ／、
／ / { _{ | ∧ { .∧ i{ ， { Y ､⌒ 、 ……っ！
(___く__ V{ |Vゝ=ﾐx{＼/ゝ=ﾐx'，ｌ| |､ ＼j ＼／
./^^}廴＼N_{{ }}＾ {{ }}.Ⅵ |＞ ７＿＿「 …っ……っ！！
/ | | | jとつ=彡////ゝ=とつ | |⌒ /{´| ＼
, ! !( rｰ ⌒ｰ､ ﾉ |_／ .{ ､ ＼
{ / j {介s。 ー ＾ー' _ イ ｌ| | | .{ ＼ }
{_／ / ｌ{/И/うぅｧ=‐t=≦{ ､ 人 ! ! ､/
厶イﾚ} / {／}i{＼_」 V ヽ {＼}
|ハ∧i{ {／{；}＼_} } i{ l＼}
rユ{_￣辷辷]j _八__}辷辷]⌒ヽ⌒＼
く ＼ / {__ ノ{⌒ {＿乂__}＼／}}／_] |{／
く⌒＼V / 廴 ﾉ{＿ ﾏ廴 ﾉ＞{_／ //
￣⌒ｰ冖|＾廴ノ￣ }辷=イ{ { //
}/＼{ }/＼ { ､ ＼__／./
{＼__ﾉ .}/＼_} .＼＿ ／
¨¨¨ ¨¨¨¨
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （なんぞこれ）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ……明日は兵の調練だっけ？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
) ｝二二|ﾆ| ∨〉二二
′二二釗ﾘ ∨〉二二'.
/| 二二二,/-ミ /二二二 }
/八二二二(二二Y´ 二二二/,/{
{｛ニ〉⌒ヽニ＼二 |: : : : : :｀: ＜,∧ │ /
／＾ア⌒.::::::／⌒:,, 〉 ∧: :| : : : : : : .＼} ′／
. ／.:::／.::::::::::::/.:::/.:::::.＼二}: :|: : :ｉ : : :|: : : .
┌‐...:::::r'⌒ヽ,.::::::::::（ .:/∧:::::::::.＼ :｜ : ｉ: : : |: : : : Ｖ⌒ア
. ＼::::::::|::::::／:＼:::::::::/:.:| ＼r‐ミ ＼ : : ｉ:Χ/. : ｉ| : |::く´
. ＼:::〉:/. : : / ＼:::::::::| ＼|: : : : : :∧/:二＼_,ﾘ : ;::::::〉
＼′. :/ . : : ＼ノ| rヘｊ i: : : : :| ⌒7,癶厶ｲ／
/. ://. : i : : | : 八乂｜ｉ: : : :釗 ｀〈ｿ ｛^: : |＼ えっ ええ。
. /. ://∧: i : : |: :⌒ﾞヽ :|: : : : : :| ､､、 乂: : : .｀、
. : : : /！ ｉ : : |: : : /＾ |: i : : : :| 人:＼: .
: : : / ‘: : : : :|: : / |: i : : : :| -┐)⌒,: :|＼:
. |: : / |: : : : ﾘ: /⌒＞:|: i : : : :| /´ ∨ )
. | /( 釗 : : / /二二 人 : : : : |≧=‐‐ /
. |′ /|: : :/ /|二二二〕〉,: : : :| i : : |
/ :| : : :/: ト 二二/ ∧: : ｜ｉ: : :|
/. : : : :/: :｜⌒＞ミ〈｛ '. : ！: : ｜
. : ／ : : /. : :｜／二 ﾉ＾〉:∧ :‘ ＼ :
／:／ . : : /:∧: :j|´二／＼{＼: 〉: : : . ＼
／:／: : :/. :/:/⌒〉:j|_／^＼二二|′＼: .＼ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺も軍の様子見ときたいし、時間調整して見に行くわ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今晩までに詳しい予定を組んどくから、そっちの予定を聞かせてくんない？
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
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＼ ／＿＿＿ ／
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｀ ヽ ｖ_ ' , ´
丶 ´(ﾒ｀ __x
o ､ ´ ﾞサ "
X ｀ ′
＼,〈ﾌ´ 、 ' , ／ , ´
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＼ , 、
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┌ |｛人乂／ . . : : : : :′: : : : : : : :＼＼ ∨〉,
∨/⌒＼Ｖ . . . : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : .‐┐}∧
〈ニニﾆ∨/. . . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : 釗 |｛ ∨｝|
__＿＿__＼ニニ/./. . : :/:∧: | : : : : : /. : /:| : : : |: :|｛ |//
. . :´ : : : : : : : : : : ＞-:|∧. : :/|/二:八: : / /: ア:メ : : : :|: :|｛ |/⌒´ ア
／ ／＿＿＿__,,... ´ 釗/ : 爪 ｊ㌣ｈ｀ ∨|/／二 厶イ: :|: :|｛,/⌒ﾆ／
／)／ //:∨| ∨^ﾂ ｊ㌣ｈ 狄: :|:丿´ニﾆ〈
. ／ ／/: : |ﾄ|: : : : , ∨^ﾂ,厶: :|~アー‐く⌒＼
／. :/ : : :|八 ｒ‐ . : : :/:〈: :|´ｉ: | ＼ : .ヽ
／. . : :|:∧: :|⌒: . 乂 ﾉ /. : :∨: : :| ＼: : .
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￣￣~＾ア´: : : : ｒ廴／⌒〕〉/|: : |ﾆ／二＼ ∨/|: : : : : : : : . 釗| : |
／. ┌f⌒´| 廴／＾Ｙ^＼ｒ‐.(_ｒ‐‐ミヽ)人: | : /___: ＼: : . |∧ ;
／r‐‐く,＼⌒Ｙ＾Y 廴ノﾉ_／⌒））|,々丿'ﾞ / ﾘ /⌒Y〉, :|＼: . 丿 |′
. . : :┌‐く. . . .｝. ）＼| ,廴rﾍ,__ﾉ⌒ﾞく⌒}//ｒﾍ,__/(,/:/ |ｌﾆ|: | :＼ 丿
／／⌒ ｀マ⌒)辷〕＼∧ | |/ ＼(⌒Y´＾~＾７ 个ｰｧ |ｌﾆ|: | ＼＼__
/／ ／ ＼⌒/! |⌒ ,Ⅵ／__／ ＼八 /〉/ /／ ,ﾘﾆ 八 ￣￣
. / ／ . : : : :∨釗| /ニニ,∧ :|ｌ〈〉、__,厶'ﾞ´ニ| /ﾆ: : : .＼
___／. : ／: : : : ｝く＾ア'＼ニ/:７ |ｌニ|ニニ:|⌒^^| ./ﾆ/⌒l__ : .＼
￣＾⌒ア‐‐=ｧ : / ,／ ｀＾∨-‐=ﾆﾆニ八ニノf⌒ー'し'⌒ｧーく＼｀Y: : .＼
／ . : ／ /´二二二 ∧ 二| ‐- |､ | ｛ / ／ ／(__) : : : .＼
／⌒´ ′ / ﾆ:l二二二∨二 | |ﾆ〉 釗 / ／-=ﾆ : : :|＼ : : .
|/|ﾆ|二二二/二二 './ /⌒ﾞ 〉￣: :| ＼: : : 釗 ＼ : }
| ／ /釗 二二 ,∧二二| ∨ /(＼: 人 ∨|:/ )/
/ﾆ=- └‐ ´ :|ﾆ|二二 ∨二二| |＾ /⌒＼＼ ノ ／
. /ﾆ７二二ﾆ- ,〈ﾆ|二二 |｛二二ｉ| ,ﾉ /
′/二二二二ﾆ- ／二ﾘ二二∧二二∧ /
-{ﾆ｛二二二二二二ﾆ-┌く二,／二二^∨二二二＼____∧ -‐―‐‐- ..,,__
二二二二二二二二二. ∨〉二二二二/∧二二二二二二〉-‐ﾆ二二二二二二二ｆ⌒Ｙ
二二二二二二二二二二∨〉二二二///∧二二二二 ,／-ﾆ二二二二／￣＼二|二｛
二二二二二／二二二二-∨〉二二//二/∧二二- ／二二二二二,／-ﾆ二二'.ﾆ|ﾆ斗--
二二二二／二二二二二二∨〉二//二二/∧二,／二＼二二二二{ -ﾆニ｝ﾆ〉､
{ ＼ {＼
∨ ハ {／ヽ
}― .} ____ -‐／]‐＼/ ＼
./ __/__／ {／}⌒ } .}
/ / /ｱ' ＼{⌒/― /＼
i{ / // ′ } i{ v {＼_/＿＿＿
__V / ′ { { ､ }＼ハ } ∨_／ 、 ) ええっ ええ！ 仔細任せておきなさい！
{／＼′ N＼ノ∨f㌫}ﾉ.! / }―＼ ＼＼__厂､
{／ViN '，kf㌫, xxxx И !_／{ ､/}／、 ＼ け、けれど新兵が動揺するから、
.／ / i{/}＼､x`_ -=v u , 从 ＼ 丶 、. 今回は非公式にしておいた方がいいわね！
/ ／ j{ 込、乂_ ノ ./ ./{ { ＼ ＼}＼ﾉ
.{/{/ j{| 介s。_ .ィ { { 、 ､＼ﾉ 仕上がり次第で閲兵式をするから、
. j{.! ／{/}_____)}{(_i{ {≧=---=ミ、 念頭において置くように！
r≦ﾆ=‐／⌒)(⌒{ノ＼ー‐=ミﾆく＼
/／ }／ﾛ／{◇}＼ロ ､ ＼＼＼
_／⌒> /ﾛ／ {◇} ､ロ '，⌒ Ⅵ} ＼
／⌒} ／vヘVi{ .{◇} ∨ }⌒＼／￣⌒く＼
ﾉ＼ / / / }L{ .{◇} ´ V// |＼ﾉ / / .∧
{＼ r=‐ﾐ[ ./ _ノ /ﾍr≦ﾆﾆﾆ≧s。 j／ } （ r ＼__ ノ
〕 { ∨厂 / {ﾆﾆﾆ◇ﾆﾆﾆﾆ//} , } ⌒{／ ）、
⌒＼ ∨ / /}jﾆﾆﾆ◇ﾆﾆﾆﾆ{/ .} / ⌒/ /＼）
＼ ＼ /〃ﾆﾆﾆ◇ﾆﾆﾆﾆ{ }' / ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 式典か ガラじゃねーけどそうも言ってられないしな。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | その時はこっちも気合入れて準備するわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. |
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .|
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ |
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}}
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .||
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ ﾑｽｰｯ
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_|
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （あちらを立てればこちらが立たず……何この状況）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （やっぱり俺って もうすぐ死ぬのかな……）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （ま そんな色気のある話じゃなくて
／ （ー） （ー） ／^ヽ お互いの比べ合いのダシにされてるだけだろうけどさ）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪ（ / 〉|
＼ ＼ェｪｪｪェ 〈 ／ ⌒^ヽ （不仲拗らせる前のガス抜きになるなら、まあいっか）
―――――――― ＼ _ _ ＿ ）
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ |
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼|
::: | :. ＼ |､ 、＿／⌒| |/
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
ｌ⌒l
l⌒ｌ | | スッ
', ', | |
', ＼ | | , -､
r- ､ ＼ ｰ' ヽ / /
＼ ｀ ｰ- _,ゝ ｀ﾌ /_ ＿_
ー-､ _ ／ 〈 ｀ヽ ヽヽ
r―――' ／ / l |
丶-----く ／ / /
＼ ／ ∠ ＿ ｨ／
ー一' ￣￣ ￣
l:.:.i:.:.:.:::::::::::::l .......... ! | ...::::::: /,:.:_: : :'; : : : : : : : : : : : : ::::..:::::::::::::
l:.:.:.!.:.:.:::::::::::::!､.＿,.........,,＿＿_ :::::ヽ.ヽ::::;..../_{ ＼: :,: : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::
l.:.:.:.l:.:.:.:::::::.::::!;;;;;;;;;;,,,,. ヽ i i ,' ￣ .｀` ‐ ._: : : : : : : : : : ::::::::::::::::::
|:.:.:.:.l.:.:.:::::::.:.:::! ''''''''';;;;,,, ヽ ! .l.i . ‐ ´ ｀ ． : : : : :.::::::::::::::::::
'';;,,, . l:.:.:.:.:i:.:.:.:::::.:.::::! '''' ;,,. ヽ! .!;. ´ . ｀ :.:::::::::::::::::::::
'';;;;;, ', |:.:.:.:.:l:.:.:.::::.:.::::l 丶'';;ヽ ヽ.lﾞ,.. ‐ ´ ｀丶:::::::::::::
'';;;;,, ;, !.:.:.:.:.!:.:.:.::.:.:.:::| 、＼'';;,,,ヽ{ _,.... - ﾞ::::::::::::
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''';;;;, ;l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::l ヽ,': :'';;, : : : : :::::｀::::-......_............ ﾞ::::::
. ''';;;,, ;;l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::! ｷﾞｭﾑ♥ ﾞ. : : :';; : : : : : : : : : ::::::｀.:::::::::. ﾞ::::
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／ ＼
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／ (○） （○） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
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ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ
_,ア 厶.,| 二ト: / /: :厶 : ′ 厶ノ.-‐┐
＼ニ〈 ﾘ⌒○ ∨ ○.:: : :|i: |/ニニﾆ|
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７
人 /. :込、f⌒ヽ /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ゝ-ィ.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
-…==-
メ、
／ 〉 /
. ′/:. ＼. 、 / ′
/ / :, ,
/:.:Λ {、 ＼ ハ. , ′ キ・ル・夫・さまぁん☆
′ Λi.:i| ':.＼ ＼ }: }:. ,
{｀ﾒ,:lﾄ､ 弋 ＼ V::.. } 釗 はやくぅー 行きましょー♪
. , ｉ|/^刈 ＼托=汝 、、 ′ .:八
. {.. {:小,弋) 弋^ﾒ,／ .:) /:.. ＼
{:. 乂找 〈 , _ノオ:.: .r‐≠ミ:..、 ＼
八:.:. .:_分､ ､_＿彡:/..:/.:/ ＼:.、 ＼ ＿__
. ｀' 乂／人____ノ／{.〈 / ＼＞ ｀ ＜⌒
ｸﾞｲｸﾞｲ ＼/ / ≧==彳 ﾍ{:..:〉 / :}、 .〕ト. ＜⌒
. r ―く 、__ /::.. .:|:.. } { ＼ } ＼.:}L:.. ≧
. , ¬ } } ,. ‐┘ . V .〉..: | { V＼ ＼ ｀ヾ ＞. 、
. / :几jイィ / ＼|/へ:人!:. ＼ ＼ ヽ ＼ .
イ、、／ ＿ノ | ト 、ヽ 、 ＼ X＾
| . >＼ ／/' Ｌ㌃'^＾⌒V秞⌒ヽ. ':. .::. 、 、
′ ,}'′ ＼./ /' } 〉 ,{. Ν }. ﾄ、ﾊ :.
{ ; , ィ{ {;. //:Λ '. } '. }.. } } ハ
. |i. / .,イ{/八. , ::′ Λ ＼__ | }.. } } }
. 八_ ＜:. .:{::.. 个:. ＼:. ,,ノ / Λ 〈:..｀^＾⌒ヽ_ /.. /. /
{: 八 ＼:.:.. 〕爪人:.. ′' } } /ﾉ ≧=-ミ
. {:. ＼ ＼:. ＼＼. 八___...ノ ,. / ｀
{ 、 ＼ ≧=≠ Λ ,′ ＼ Λ
{＾ ' 、 ＼. ≧=― /.:Λ:. Λ :/:. 〉′〉
. 八 ＼ ＼ ＼/Λ ', ﾉ:.. ＼/ , /Λ
≧==--. ＼_〉, 〈 1. :, }
、 八 V. ／ } } ,人
＼ / { }< } / :ハ
/. ＼人 { 〉
. ∩ ⊂⊃ O ｎ ｎ . ∩ ⊂⊃ O ｎ ｎ
l | ⊆⊇ _｣ 己 /厶__ l | ⊆⊇ _｣ 己 /厶__
Lｌ(⊆广′ （⊆广′ └'^ｰ Lｌ(⊆广′ （⊆广′ └'^ｰ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あ、あのミサキさん？
／ (○） （○） ＼ 当たってると言うか、その、挟まれてるんですけど――
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ （圧倒的質量ではないか！ このおっぱいは！）
／ ＼
γ´￣￣￣￣￣γ
l んふー☆ l
ヽ、＿＿＿＿＿,/
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
i / ｌ 八 ', ＼ ヽ＼
′ ｌ ,′ | /. ヽ :ﾄ､≦ '. ﾍ ＼
//l ｌ i ｉ /´￣^ ＼ :ｌ ,斗 i
/ | i ∧ ∨ ＼j.f刋ﾟ｢八 .l
. / l | |八 '. ､＿彡 ﾋ::ｿ i Ⅵ |
/ .l | l }＼ﾍ´￣´ i ノﾉi ｌ |
/ ﾉ ｌ i |､ ヽ ′ / ｌ八i|
. / / ｌ . l ＼ 丶 ＿ , .ｲ l }
' / l : l､ ＞ ／ / : 八 ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣γ
l けど――好きでしょ？ l
ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,/
.
.
＿＿＿_
／ u ＼
／ u＼ （そりゃ好きだけど……！ ダメだって！）
／ (○） （○） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （こんなん感触だけで息子がスタンダァーップ！ しちまうって！
＼u. ＼ェｪｪｪェ／ ／ ブーツアタックしちゃうって！）
／ ＼
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ
_,ア 厶.,| 二ト: / /: :厶 : ′ 厶ノ.-‐┐
＼ニ〈 ﾘ⌒○ ∨ ○.:: : :|i: |/ニニﾆ|
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７
人 /. :込、f⌒ヽ /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ゝ-ィ.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｲ/ / ／ ｉ i/ / ､ ／! .′|
／ ,:′ / ／ l{ ｉ { ／＼| // │
／ / ,/ ／ , l{ ｉ {ム礮ト､ !ヽ /∧ │
ー=≦＿_彡 ー=≦＿＿＿彡イ l{ ｉ 代)iｸ 八〉' / }
/ ﾉ 人 { ゝ ′ムイ 〃 } .′
/ ー=彡 ´ ＼ ト ゝ ｰ=彡イ } /
/ ＼l{ ‘ 、 j/
/ | { ／
/ / | | i| ＼ /
/ / | | | i| _ノ¨´
/ / | | | i|／
/ / | | | 八
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ |: : :{ ',!: : : ≧=--=≦___ }: : :/ ./
､ | : : :, {: : : :{ }/Y////＿ ノ /
ﾊ |: : : :', 乂: ,,.イ//////! ∧
∧ .!: : :ﾄ.ゝ ／/////////i /
∧ ',: :i .／//／i///////{ i /
/ヽ ヾ{／//／ {///////ﾊ / /
/: : ﾉ ////´ ∨//////∧ ′ .′
,: :／ //// ∨//////∧ i /
j/ //// ∨//////∧ ﾊ
/ /(_)/ ∨//////∧ ,: :V
.′ //// ∨//////ﾊ ,: : :∨
i i///′ ∨//////,i / : : : ∨
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| .／////////≧z .､ V/////,| ,: : : : :|: : : ∨
|//Y Y,|⌒''＜/////≧ z _ i∨////{ /: : : : :.i! : : : ∨
}//}ゝ'/|.:.:.:.:.:.:.:｀'' ＜//////≧x//////| / : : : : : :!i: : : : : :､
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へ
(⊂⊃) __／ く>＼
ノ￣￣＼＿＿＿＿__ [＿＿彡ヘ / [￣￣｀ヽ.＿＿＿＿
[＿__彡'＼＿＿＿＿＿/ [＿彡' ￣￣｀ヽ. ＿＿＿__]
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.
/ / / | iﾄ
. / ′ | / V ∧ ＼
′ :l 、 У斗fｾ√⌒＼ ＼ } i}
:| 抖=ミ | } ﾒ孑r＝冬ｰ ー ァ |
| :| :| 7 ＞ 、 〈 jﾉ" i{-公ﾘﾉ｀i} ─── イ ハ
| :|i ∧{ 〈 〆7仍＼〉 ｰ亠'′ ﾘ i|:
|:∧ 入 く 弋ソ ／ i|:: じゃ、行こ☆
| } :::::::: 丶 ／ イ i|::: :ﾄ
ﾚ ::::::入 ￣ 7 |::: :|ﾊ } 私がぴったりお側について、
ﾌﾌﾝｯ ､ 〉::＿ ＞ -── ´ / |:: ﾉ| }| 手取り足取り教えてあげるから☆
∧ i{ :::::ﾍ / |::. / / ノ /,′
′＼ ::::::::＼ ′ ′ｲ /jノ < イノ
::::::､::::> イ ／ イ ー─'⌒ﾌ￣
,′ {＼:::::::::｀ヽ ＜／ イ′ ／ く
i| ｰ ::::::: イ ´-７ /′ ﾉ
八 ∧ -= ＝彡 ´ ′/ }
/ / 丶 /´ ｲ-λ ′ ⌒)＿
/ } 〉 / } / / / ＼ ／ ｀ヽ
′,' /| ′＼ ∨ ′ ﾉ } ,′ ∨ ＜
/ /ノ i| { ー / ／ ,ﾉ 〉 i{ / }ﾌ ／
： { : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ ：
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :} ：
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼ ：
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ ：
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : } ：
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.| ：
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :| ：
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !. ：
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :, ：
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人 ：
. ： ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼ ：
： ､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ ：
： ∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡 ：
： /:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/ ：
. ： /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:, ： ﾜﾅﾜﾅﾜﾅ
： /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ/ ： ……ッッ！！
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八 ：
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ ：
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧ ：
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼ ：
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ ＼ （このままでは……！！
／ ;;;（◯）::::::（◯）;;; ＼ 別の火種が出来て二次災害が始まっちまう！）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. （この手は使いたかなかったが……ええいやむをえんっ！）
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (○） （○） ＼
| ┌ｪｪｪｪｪｪｪｪ┐ | （助けて神様っ）
. ＼ Lｪｪｪｪｪｪｪｪ._ｌ ／
／ ＼
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
. / / ／ /／ / // :. :. :. ヽ ヽ :.
/ / / / | || | | i :､ ∨ :. :. i
. / / / ,' / /| {{ | | { | ﾏ .| | }
/ / / / : / /i |{ |! | ｲ´ ∨} 从| | | :.
| | / / / | |イ⌒lヽ {! ﾘ| / }/ }/__,._| } | !
| | ' /,:' / | |从{ {!＼ '， ;}/. ,ィ赱ミ､ 7/ |:. !. ,-､ 呼ばれて飛び出て スッポんポ〜ん♪
{ { | |{i | |.,-､,.ィﾃ赱ミ､ ∨. ､＿ ﾉ .' / i ;'. l |
| | { | 〉 ! iｌ l 乂＿ , ＼{ //////// / イ. .∨ i. | | , -‐､
| | ｒ ‐､' ,八 ﾉ.| |. /////// ,//////// ,ｲ / | |:. ／ ／
| | ＼ ＼ .{ ∨ | |:. _ .ー イ／ｲ { | | :. ／ ／
:.ﾑ ＼ ＼ﾘ＼.| |人 V ￣ ´ノ .ｲ j ,.. -- ､| |_／ ／
＼＼ ／ ＼ ＼.」 | ＞ ｀¨¨´ イ / /´ ／ ＿, i／`i
＼ ￣ ／ r' ヽｊ ､＿ ｀ヽ| | ｀ ー ´ / / ハ ＿ィ´ Y ハ
｀￣ .ハ Y ｀ヽ＿ ハ i| | | } / / ／￣ .／ ／ ﾉヽ
ヽ ＼ ヽ、 ￣｀ヽ.|ｰ--- ' ﾉ _,/ / | ィTﾆｲ_ ／_／ '.
＼_ ヽ _トﾆTヽ |.|ヽ ,イ / / | 〉 ー.´{ :
}｀ ー'〈 |.! .ヽ- ' / /. | ＿,/ _ ノ |
/ヾ _ ヽ＿ || / / | ／ j |
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (ー） （ー）＼ （……良し 収まった）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (○） （○）＼ （もう用はねぇ！ 帰れ！）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
// ´ // ＼ ｀丶
// ／ ／ / ヽ＼. ＼
; ｉ / / | |ｉ | ヽ
i | / / : /| |ｉ : :│| | ｉハ
i | / : i/| /|_ノ八: : : :ﾉト|∧|: :│ |
{ 乂| : : :|/斗矣ﾐ∨＼/斗矣ﾐﾊ: :| │ | ｝
ヽ ／ |八|: : : i|《 r'::ﾊ │││r'::ﾊ 》∨: :∧ │ ｛
）） i ∧ : 八 （ ）ｰ' , ｰ（ ） /: :/: :|/:|
. ／ ∨:/＼: : ＼_:::::: :::::／: :ｲ: : :|: :| 鬼っ！ 悪魔っ！
（（ |/ : /|＼__／ /⌒ ⌒7: i : : : :│ 鬼畜系主人公！
）） / / :| |ゝ. └‐ ┘ ｲ/│: : :|八
／ /: : | | ＞ _ ＜: : | |: : : ＼ ,-、
. (（_ ／ . : : : | |: / ﾄ､ |ノ∨:| |: : : : : . |__ V⌒}
／ ｘ―‐‐| |7| ﾉ | ∧ ト:| |______: : : ﾄ-/_ /⌒｝
／ . : :/＼. | |:::l∨ 八__ / ∨|:::| | / _ﾞヽ : j {__}ﾉ ' |
. : : :/ | |:::| ｛ｰV) |:::| |'/ ｝ ﾞ）∨ {__jﾉ⌒7
/ . : : :/ ﾞV| |:::| ├│ |:::| | 〈. ∨ （_>ﾉ/
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （鬼畜系シナリオライターほどじゃないわ）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （誰の仕業でこうなってるんだっつーの）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ んじゃいこーか。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 二人とも。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _人_
＿|＼＿ .' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜ _人｀Y´
ヽ::::::::::〈 ⌒ ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ｀Y´
|／＼| | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | 二人？
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 飯食いながらでも二人に聞きたい事あるんだわ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ちょっと真面目なお話。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ エリザも付き合ってくんねぇ？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
) ｝二二|ﾆ| ∨〉二二
′二二釗ﾘ ∨〉二二'.
/| 二二二,/-ミ /二二二 }
/八二二二(二二Y´ 二二二/,/{
{｛ニ〉⌒ヽニ＼二 |: : : : : :｀: ＜,∧ │ /
／＾ア⌒.::::::／⌒:,, 〉 ∧: :| : : : : : : .＼} ′／
. ／.:::／.::::::::::::/.:::/.:::::.＼二}: :|: : :ｉ : : :|: : : .
┌‐...:::::r'⌒ヽ,.::::::::::（ .:/∧:::::::::.＼ :｜ : ｉ: : : |: : : : Ｖ⌒ア
. ＼::::::::|::::::／:＼:::::::::/:.:| ＼r‐ミ ＼ : : ｉ:Χ/. : ｉ| : |::く´
. ＼:::〉:/. : : / ＼:::::::::| ＼|: : : : : :∧/:二＼_,ﾘ : ;::::::〉
＼′. :/ . : : ＼ノ| rヘｊ i: : : : :| ⌒7,癶厶ｲ／
/. ://. : i : : | : 八乂｜ｉ: : : :釗 ｀〈ｿ ｛^: : |＼
. /. ://∧: i : : |: :⌒ﾞヽ :|: : : : : :| ､､、 乂: : : .｀、
. : : : /！ ｉ : : |: : : /＾ |: i : : : :| 人:＼: .
: : : / ‘: : : : :|: : / |: i : : : :| -┐)⌒,: :|＼:
. |: : / |: : : : ﾘ: /⌒＞:|: i : : : :| /´ ∨ )
. | /( 釗 : : / /二二 人 : : : : |≧=‐‐ /
. |′ /|: : :/ /|二二二〕〉,: : : :| i : : |
/ :| : : :/: ト 二二/ ∧: : ｜ｉ: : :|
/. : : : :/: :｜⌒＞ミ〈｛ '. : ！: : ｜
. : ／ : : /. : :｜／二 ﾉ＾〉:∧ :‘ ＼ :
／:／ . : : /:∧: :j|´二／＼{＼: 〉: : : . ＼
／:／: : :/. :/:/⌒〉:j|_／^＼二二|′＼: .＼ ヽ
-‐…‐
´⌒ﾆ=- 丶
/ ／ ＼
/ / / { ＼ ＼
ｉ ｉｉ i 小 ｉﾊ 丶＼
| |ｉ i: | ∧丶 |Ｘ^ ＼
| ｉ| i: i /⌒＼ y代 ヽ ｀ﾆ=- それなら私が答えるよ？
八 │ｉ八ヽ ∨ ＼ﾋｿ | ﾘi |
/ ii |│ ＼癶=彡 〉 厶ｲ |i ′ ……キル夫さま 私だと頼りないって思ってる？
/ i | | l＼ ＿_ ∧乂|/
/| ｉ |丶 ´ ..ｲ |＼＼
／ /八 ﾄ､ ＞r-=:升| ｉ |_ ＼＼
／ '/ー=、 │ ￣}ﾍ. {::|∨/ ｝ ＼
／ '/＾ ∨ |＼＿{ ∧ﾉ::| |/ ｀ヽ、
/ !⌒＼. ∧ | ＼ ヽⅥ| 【†ﾊ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 頼りにしてるさ 二人ともね。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 勿論 エリザが鍛える軍も、ミサキちゃんが育てる警備も。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. タカさんやこの街の住人だってね。
. ノ / ）ヽ く
( ＼ ／__ノi ） , ) ばーちゃんに頼れって言われてるからね。
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ /
＼_／ ＼_ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ だから今回は二人に頼らせてほしーんだわ。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | どうだい？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
|////∧ r-､
|/////,'l {'/,＼
}/////,'} Ⅵ//＼__
///////} ∨///// ≧=- ､
. ///////,/. 乂//////////ハ
///////ｼ ￣ __ ￣}/}/∧
. //////／ ,.斗-----=ミ／ヽ//ヽ.}/} //}
. /////,/ ,..*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼///,{/∨///
//////{／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼/ ∨///
∨/// /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:ｉハ/込ｲ{ xへ
. ∨//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ /ﾆﾆﾆﾆ＼
{/,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}Ⅵ:ｉ:ｉ:iゞ'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼
{ ,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ィ≦:ｉ:iﾌ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=>
／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:_Ⅵ:ｉ:i:i/}:ｉ从' ＿}__;;:ｉ:ゞ}彡イﾆﾆﾆ }ﾍ
／ﾆﾆ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗ｆ笊:ｉ:i{Ⅵ:i/.ﾉ'' ｘイ辷ﾘ:ｉ:ｉ:i:i:i|≧=r=彡､:ｉ:ｉ:ｉ＼ ルシールの言葉なら無碍には出来ないわね。
. 〈ﾆﾆﾆﾆ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:l:i:i{ ,斗 ｀ヽ ｀¨´ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉヽ
. 7ﾆﾆ=|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ从:イ {z少 { }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉハ そういうことなら頼らせてあげて良くてよ？
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉヾ:. _ ｨ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ }:i∧乂:i:i圦. < _／ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ .}/ }:ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ー ／}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:i:i:i∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ / .}:ｉ:/ﾆﾆ }:ｉ:ミ:ｉ:≧s｡ _ ／rｧ.}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅷ:ｉ:i:ｉ:i∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ,:ｉ:i{ﾆﾆﾆ}ハ- ''＜:ｉ:i:i:＞.}:l八:i:i:i小:i:i:i{ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ /:ｉ:i:{ﾆﾆﾆ廴:ヽ. __ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼_）:ｉ:ｉ:ｉ:iヽ∧. }:ｉ:i:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ}
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{. /:ｉ:ｉ:八ﾆﾆﾆﾆヽ=---ｧ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}::r＼:ｉ:ｉ:ｉ:＼､ ' ´ }:／
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:l. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iヽﾆﾆﾆﾆ=_､ ゞ/=ヽ:ｉ:r'＼>.=＼:ｉ:ｉ:ｉ:ヾ, _ ﾉ'
. 乂:i{Ⅵ. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼=◆ ∧ヽ/ﾆﾆ }从 ＼）:}､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
｀ ヽ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ハﾆﾆ=∧.∨◆.!/ /''＼ﾆ￣
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ （んー……今はこんなとこかなぁ）
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ |
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ
::: | :. ＼ |､ ＿_/⌒| |/
::: | :. │＼ ´ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
/ / /l / ': |
. / // :| l / | |
′ | ｉ/--| 、 | ∧ / | | |
| ′ | _|≧=ミ, | --/ __', ∧ { ｜ |
| ｉ 八 ｀Y^_ﾟ人ﾄ､{ | ＿_}｀`/､ '. | |
| | ＼ | _VYﾌ ＼ :| -=气≧x､ ＼ ＼ l | おばあちゃまの言うことは聞かないとね☆
| | Ν ´´ ＼{ _ﾟ人::} }》､/＼ ＼l ＼ |
j从 ＼ 乂 〈 乂Yﾌノ＾/ ー┬‐ ＼ (色仕掛けは効くってわかったし、
∧ | ┬‐ ,,, ／ / | | l| |＼ この収穫で良しとしとこ☆）
j{ ∧ l| 人 `ト ___ ー=ﾆ＿＿彡' | | l| ト､
j{ ∧人 ＼ ∨ ｀ﾌ´ / ／ 八 | l| l | |
j{ ＼{ ＼ ｀ﾆ´ , ' ／ ,/ ﾉ ﾉﾉ } }
. j{ | |＼{ ー ､-=≦ ／ ／ -‐ '^ー‐'^ｰくく_彡'
j{ l| | } ___／ ／ ィ´
j{ lｉ| | -v'´／ -‐/ 〈
. j{ /从 ', / / ┬‐ / /､
j{/ { ＼ / / :|‘， / ､ } ノ￣￣｀ヽ
ノ' /| /＼ { _/ / / ‘， / ∨ __ -‐
/八 { _.＼{´ :lノ/ ／ xく∨ r'７: / |
. / /＼{/´:./: : : /:/ / xく厂:./ {:/: / ／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （なんだかんだでおばあちゃんっ子やね、二人とも）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | よーし、じゃあ三人で外食だ！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 久々に蒸かしジャガイモ以外のもんが食える！
／ ＼
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ ?;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----?;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,?;,!
{;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ?;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､
?';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:?;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,}
Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i?;,;,;,;乂辷彡'＼
.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:?;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _
／.ﾆ?;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:?:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉ?;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
ゞﾆﾆﾆ?;, |:ｉ:ｉ:i:?:{ ?:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡'
辷彡' ｀¨?:ｉ芋笊¨?:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼ ……まさか それしか食べてないの？
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { U |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦 _ - .|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝ ｀¨´ イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| 俺は一日10個のジャガイモで動いてる |
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
∨
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ もっといいもの食べてても
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i. いいと思うんだけど……
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 U ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 時間短縮を最適化するとこうなるんだよね。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 蒸かして塩振ってあるだけマシさ！ ﾊﾊｯ（悲痛）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
【蒸かす手間を惜しんで生ジャガを齧った事もあるが、流石に一回でやめた】
.
.
///ｉ! l::::ll::.l l::゛ﾞl' ,, . ｀ヽ! ,,ﾍ ＼!!', .／ｉ
///ｉ! l::::ll::.l l:::::l::.'l ゝ, |::| ..|! .', ／ ｉ!
///ｉ! l::::ll::.l l:::::l:::.l |::::' , !::| .ril ', / ｉ!
///ｉ! l::::ll::.l l:::::l::::l |::::|::::ｉ .'ヽ |.|! ', / / .ｉ!
｀''-.!! ｀''-..l l:::::l::::l ..|::..l::::! .^|! ',, / / ｉ!
.` 、 ..l |::::|::::! ﾄ､ |! ',____._. ./ / ｉ!
ﾞﾞ' |::::l::::ｌ .!::::'! |l ｉ!＼! ｉ / ', / / ,ｉ! γ⌒'.,
｀'=-ｉ !::::l |l r･, r･, !::::::ヽ ../ /./ γヽ ｉ! γ .l '.,
.!::::l |ｌ.| l l .l ｌ::::::::| ＼ ./ .// ｌ ｉ ｉ! ｉ .l l
゛゛''l ｉ!=====┓ ' |l |__l l__l l::::::::| n ..＼ / ./!γ, l___ｉ ｉ! ｉ .l l γ ⌒｀ヽ
:::::::l l..∨ .l |i l::::::::|.ｉ,! !,ｉ.l .,'', l‐‐‐‐/ ｉ ｉ l .ｉ! ｉ-┼―-.l ,' ヽ
:::::::l l..∧ .|｀', ｉ!'= ,, |l .l::::::::| ｌ／^＼' ', l ﾛ /!ｉ l ｉ__l ｉ! ｉ .l l ,' ',
:::::::l ＼_／::::::', ｉ!:::::::ｉ! .ｌ'= ,|i r.i .r.i l::::::::| n n l. ﾛ ﾛ ﾛ＼',.l !.ｉ l /l', ｉ! ｉ .l l | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ｉ!:::::::ｉ! l:::::l|i l_l l_l l::::::::| ｉ,!ｉ,! l ／.'.l ﾛ l.ｉ .l ./ | .', ｉ! ｉ .l l | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ｉ!:::::::ｉ! ｉ:::::l|i ,'ﾞﾞ', .l:::::::| l ﾛ lﾞﾞl .├‐.┤゛l l .| l ｉ! ﾞﾞﾞ'',',',',',/ .| |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ｉ!:::::::ｉ! ' .|i l .l .l:::::::| _＿_.l ,.-.､ l l l: : : ｌ.ｉ.!l l .| l ｉ! | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ''''''^ﾞ .|i l .l .l:::::::| r「」l l:::::l ,.l__l l: : : l.ｉ.!l l .| l ｉ! | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll.. |i ! !,,,,,.l____| |,l,,,,l-‐''"゛ ' iヽl.nｉ l ｌ l ｉ! l ┏! |
:::::::l ｉ:::::::::::ll _,,.. -‐''"゛ﾞ゛゛゛゛゛ -‐''"゛ i ｀ヽ l l l ｉ! | ┃ |
:::::::l ｉ:::::::::::ll._ '''"゛ -‐''"゛ i ｀ヽ .l . .l ｉ! | ┗! ..|
:::::::l ｉ::::-"´ -‐''"゛ ', ｀ヽl... ｉ! . | |
:::::::l._. .-'"´ _,,,ｰ'''"゛ ', '-..、 .| |
-‐''"゛ ._.. ', ｀''-､, | |
, '''"゛ ＼ ｀''ｰ ..,, | .|
ｰ'''"゛ ＼ ｀ﾞ'ｰ .._ |
｀''ｰ| .._
実に健康的な生活だ！
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ
／ （ ー） （ー）' ふー……ごっそさん。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪx ,--､ ｽﾞｽﾞｯ
＼ ＼ェｪｪ< ヾ zヽ. 雑穀粥とピクルスかぁ……
＿＿__／ ＼／| ｜ いやー、美味かったわ。
| | / / ＿＿ﾉ
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ. |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ （麦と蕎麦の実のグリュエルに野菜の酢漬け……）
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | （それって住民の普通の――
| i 八 _ﾝ〈 U ノイ :i｜ | | i むしろ質素な食事なんだけど）
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ Ⅵ;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
{;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､
Ⅵ';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:Ⅵ;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,} （以前はあれだけ美味しい
Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ;,;,;,;乂辷彡'＼ お菓子を用意しておいて……）
.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _
／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡' （そういえば手をつけてなかったわね）
辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼.
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦 _ - U .|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝ ｀¨´ イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ
／ （ ●） （●）' , -―ーっ んじゃあ お話の時間といきましょうかね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （ ゝ彡￣
＼ ＼ェｪｪｪェ ／ | '| 聞きたいのって魔術についてなんだけどね。
／ ' |, |
＿＿/ ﾉ ´ー‐イ' | ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣|
/ / ＼ ｀丶
′ ,' :/ / l ＼ ＼
l / / ′ :i ヽ ＼
i / ｌ 八 ', ＼ ヽ＼
′ ｌ ,′ | /. ヽ :ﾄ､≦ '. ﾍ ＼
//l ｌ i ｉ /´￣^ ＼ :ｌ ,斗 i
/ | i ∧ ∨ ＼j.f刋ﾟ｢八 .l
. / l | |八 '. ､＿彡 ﾋ::ｿ i Ⅵ | だから人払いしたんだ？
/ .l | l }＼ﾍ´￣´ i ノﾉi ｌ |
/ ﾉ ｌ i |､ ヽ ′ / ｌ八i| γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
. / / ｌ . l ＼ 丶 ＿ , .ｲ l }. | ま 一応ね。言い触らす事でもなさそうだし ＞
' / l : l､ ＞ ／ / : 八 ヽ. ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
／ / ∧ : | ＼ ﾉ 厂 i ∨/ ,' / ＼
／ ／ / ＞'-ﾍ ｌ l', ≧≠く i:}^∨ /
／ / ∧ ｌﾍ l弋 /j.＼_》:＼｀＜
／ ／ /- ､ i lハ } ＞=┘∨ ﾍ::ｌ ＼
.:／ ' } ＼ ｌﾉ } l 丶､ ヽ. i:l r=＼
.:／ /. / ﾍ l | ヽ ＼ ヽ i:l ヽ☆ﾊ
.:／ / ／ヽ l } :.. ＼ﾍ i:ｌ ｀´ }
.:／ / ∧ i∨ ＼:.. ∨:} ,′
／ / ,' ∨ ヽ ∨ ﾉ
〈＼
∨ﾞ＼
|_＿ハ
|_＿_｝|
／⌒ア/
. -=ﾆ ￣~_,／
__ // ⌒7７ﾞ´
/二-_ ／二- |｛￣ 厶{
|二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒＼ ／￣〉
|二二二二＼／ )／ 二二〕___ // ／
Ｌ 二二.,,__／ ／／. : : : : : : : : ｀. . / ∨
／|二二二,⌒7 . : : / : : : : : : : : : : : .Ｖ⌒ヽ|/ ハ
／:／|二 ,／//Ｖ´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
／:／ 乂./＼|釗.∨. : ∧: トミ＼ / . : : /. : : :〈 ∧.ﾉｱ′
. :／ ∧| （,| : /. :Ν /斥:｀:/: :/|: / : : ∨ |/
|: ′ /: 八 ,ﾘ: : : |/ └'' |∧:/_//| : : |＼ﾘ
|: : /. ⌒ﾞ个|: : : | ''' (ｘ=ミﾘ : : し'ﾞ二二‐ __ 魔術と魔法に関してなら、
∨ . : ／|: :釗|: : 八 仏ジ : ∧|ﾆ,＼二二ア. ルシールに一度聞いているでしょう？
／／ : : : : | ｉ : 「｀ ‐┐ '''ﾉ )／,＞ﾆ|二＼／ﾆ〉
／／ /. :/ : :| i : :|＼ イ∩:|--二.人 二 〉／ γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
ー＝彡 ´ /. :/. : : | i : :|ﾆ{ 「￣: ｉ 「| | | l |i⌒ﾞ'┘ ＼:＼. | 違いはざっとね ＞
__厶斗‐ｧ'八: :.！,ＶＬ : : i :| 釗; |八 ｀､: .. ゝ＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
. ／二二,／ ／＼ ‘（（__｛,(＼l ﾉ！: .＼ : :|
二.//⌒ﾞ ／〈〉／:＼〉⌒ ∧ ﾞY´ ﾉ:jI斗‐┐ |: ;
|二|｛ }／二／|｛〈〉｝|∨二八,｛／二∧ﾆﾆ| 、 |/
|二|｛ :/〈〉ｱ^ :|｛二｝|: ∨二‐〈二二.∨ﾆﾆ| ＼,丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ けど具体的なとこはまだいまいち判ってねーし。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 後二人はどんな魔術使えるのかってちょっと気になる。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 勉強半分好奇心半分ってとこかな。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ いいよぉ。
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ | 魔王さまになったら教えてあげるって
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼| 約束してたし☆
::: | :. ＼ |､ 、＿／⌒| |/
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
- ､
////＼
///////
/////// __
/////// .///＼
/////// .//////〉
,斗/////ｼ { /////
r≦////＞''＿ Ⅵ//ハ
Ⅵ/////Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧＜/∧
_ Ⅹ///}/,}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:}
r≦ﾆﾆﾆ7彡'//ﾘ:ｉ:ｉ:i/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵハ
>ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ∧':ｉ:ｉ:ｉ７¨笊::｢:i:i:i:}:ｉ:ｉ:i∧__､
／＼ﾆﾆ{ﾆﾆﾆ.∧:i-=ｆ示ヾ:Ⅳ:ｉ/ミ:i:ｉ:i:}ﾆﾆ> 万物を塗り替える魔法を得た魔王だというのに。
／:ｉ:ｉ:ｉ／⌒}＞:＜ヽへ:i{￣ ｀ ヽ斥}:ｉ:ｉ:ｉ| 弐
,.:ｉ:ｉ:ｉ:／ _.} _.＞::ヽ__.ﾊ } /:ｉ:ｉ从:ｉ:ｉ＼. まあいいわ。
. /:ｉ:ｉ:i:/ .-=ｧ:／:::＜ヽ/_^ ', r ⌒ 八:{. }∧:ｉ:ｉ:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ:/ ￣/ｨ/ ＜__＞ソ ＼.ﾊ ､ / ./:ｉ:i:i{ Ⅵ:ｉ:i:i:i＼ 基礎を知っておけば
. /:ｉ:ｉ:ｉ:/ ´ .}へ ___＞=-ｧ-=↓┐.イ:ｉ:ｉ/:i:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼ へまをやらかすこともないでしょうからね。
,.:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}ﾆﾆ }ﾆ |:i:i:}:ｉ:/:i:八. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉr‐ヽ
{:ｉ:ｉ:ｉ:ﾍ{. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ}== .l彡=-ﾉｼ￣}=ﾐx､ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
. 乂/ ｀ , :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:从:i:i| .|､／ '' /ﾆﾆ:}∧ }:i:i:∧ﾉ
／: イ:ｉ:ｉ:／ /'}:ｉ:ｉ:, .|Y:/ _/./ﾆﾆﾆ八:i＼..}／
＿／'' /:ｉ:ｉ:{{' .}:ノ, |ゝ- ⌒ヽﾆ.／ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼
⌒´ {:ｉ:ｉ:i:{{ ／ﾆv { / }〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
. {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨ﾆﾆ / } ／ー､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=ー―
. ゝ＜:/ﾆﾆ / { } .／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
'/ﾆ./ .{ .ｲ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
V/ 乂＿.,人 -=ニ｢:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/
ヾ ゞ≧s｡._ ）:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ それじゃあ先生方、
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 一つ魔術素人の私めにご教授願います。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
. ノ / ）ヽ く
( ＼ ／__ノi ） , )
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ /
＼_／ ＼_ﾉ
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _人_
＿|＼＿ .' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜ _人｀Y´
ヽ::::::::::〈 ⌒ ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ｀Y´
|／＼| | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i （先生か……魔王のキル夫さまからそういわれるのって、
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | なんか嬉しいな☆）
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | | 魔術力も魔法力も魔力が元になってる、
. ｜ ＼_ ＞ __＿ノ ∨l :i｜ | | | ていうのはもう知ってるんだよね？
'. | 八 ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ うん。それでもって魔力ってのは火や氷や――
／ (●） （●）＼ とにかくなんにでも変化する燃料って事はね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ 魔術と魔法の違いはその規模って事かな。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:, 結論から言えば魔術も魔法も変わりはないわ。
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ 魔術自体 元々は魔法が劣化した産物だもの。
_,ア 厶.,| 二ト: / /: :厶 : ′ 厶ノ.-‐┐
＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ| 違いと言っても扱う魔力の大小 手順の難易度
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７ そういった細かなものよ。
人 /. :込、ゝ ｧ /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
／ `ー‐ ､
ヽ
/ ／ ‘，
/ ／ / / ‘，
／ __ / ／i i i
/ __ ／ ＞{/＼{ { } |
￣ T斥”气､ .{ /{ | 魔術力を扱うには触媒が必要になるの。
'{ `^んｲ} ヽ V V}ﾄ､ / / .}
′ / | ､ ， 弋ツ _/ / / ,′. 例えば言葉による詠唱 触媒になる物品
/ | ＼ ‘， んj】}／}/ 魔族でも人間でも変わりはないけど……
, / i :| ` _ ＞ >‐'/ / /
{./ :! 从 :{ ト , /}/. 魔術力発動の手順をかなり簡略化できるのが
/ , ､ ‘， 乂 ）> ./{ , ＿ _ 魔族の特徴かな☆
/ / { ＼ ‘，､ r‐‐=ミ / r┴‐､＼ }
/ /{ {_ ､ ， ,ｰ=≦` ｰ- ｀ ､{ ｰ ､_}､_}」､
. / /八 { ￣ ＼} / } } ｀ ､ 、
/ /_＞‘， { ｀ヽ＼} , r‐ ､ ＼_ ‐‐― ､ ＼
. / , ⌒ヽ ＼‘， .! / .}∧! ./ ` _￣ V
/ / ＼ ＼ ＼ .{＼ / ! .} /__ ` ー- __ V
. / /. } ＼! ーく ＼_!__」 ./ } ｀ ､ ∧ ∨
. / / } } } ＼ ＼ 厶ィ ! ハ ∧ ∨
/ / ｀､
. -‐ ､_ / / i ＼ ノ'⌒'ﾞ⌒'ﾞ⌒'ﾞ⌒'⌒ヽ
.( .ノ´￣￣)＿＿./ /| l . ＼＿＿ i ｛ ちなみに ｝
／ (＿／￣´＿＿ ｀Y⌒い、 丶／「＼ . ∨i ｉ ( 私の触媒は )
/ { `='┴…＝ﾐｰ'≫=ミ.|＼ ∨|￣ ＼|＼〉i l ｛ コレ☆ ｝
／ ￣｀ヽ -‐r‐- ､ ):{ {:人jﾄ ＼}´≫==ミﾒi .| ノ'ー'^ー'^ー'^ー'^ー'′
／ ､_ ( ｜ i｀¨代いてｿ ″ ,, ,, ,,|/ ./ ., '.
｀ｱ⌒ヽ. 丶 ｜ | i､_.､´″ .; ､__／ .／ ! . ,
〈丶 {＿＿ ＼＿)| | |. .人 /⌒) ｀不¨´ i . . , .
{ ＼`ｰ-‐ﾉ ＼ ｀￣`ｰ人 . ∨./个: . `ー'‐ '´..イ |/ ,｜. . ., '.
丶 ￣'´ ｜ ＼＿>､{｀¨⌒ア｀≧ｧ= {ﾌ|／ ,∠|｜. . .ｉ '.
〕≧=‐. ─| ∨ / .{ﾞー=彡 .／ |人. . .l '.
／ . ＼ﾉ / {＿／∧＿ ≧==≠. ノ ＼| '.
/ ／ )､ ＼_／ / .≠´〈／ ＼ 丶. '.
. / ／＼＼ ／ ／￣~㍉ 冫´￣｀¨⌒ヽ} '.
{ ／ ＞ー‐/ i ／ f⌒' }}／ ＿＿人 '.
. { . ／ ／.{ |/ ∨ /´ ／ '.
＼∨ ／ . .人 ＿＿/＿ '⌒ヽ./ﾞ７Ｔ⌒¨´ . ., . i .
｀ / . . . ／. . .＼ ／＞‐ｆエエｴエ>V ∨.∧ .. . . . . ., | | i
{/ .′ /. . ./ . . . . . .|｀〈_/ _厶工工工.>∨ j./ ∧ . . . . . i | | |
/ .{ ..' . . .' . . . . . ┴- { / <二二> ⊂⊃`、｀⌒Y '. . . . . .! . . ./ ﾊ ｜
.′ . { . . .{/ . . （＿ __ ∨ ｀、__ノ '. . . . .| . . .／ . ｜
ﾍ '. ./ . . . . ／| ｀ヽ{三三i王王王i三三}´ '. . ｰ=≦＿__.. イ i |
/:ｉ:/ {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
. /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､ Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿ ∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
‘， ＼l: : : :|' ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡ ＿ イ
‘， ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ /:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
}: ､ l: : : :|. ｀冖' ﾉ:从'ﾆ入z彡' ￣￣
. /: :.:ゝl: : : :| { ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア 私のはこれよ。
/: : : : :.l: : : :| ､ /: :{:./´
. /: : : : : :.l: : : :|＼ − ｲ: : :{:.{ ＜ア＞､
/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞ __ ＜{: : : :.:|:.{ ///／／//,ﾊ
. '／ .{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ. 八// .///彡ｲ へ
' { Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: | ､:､ ＼////＞ _r-＜
∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l. ＼:.､ ＜//／/,'＼ スッ
/∨ .{ { { l. 寸lⅣ {Y:. ＼:.､ ＼////,＼
__,, /∨.{ .{ { { } ヾ. Ⅵ.{: :､ ＼:.､ ＼////,＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ へー。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （どう見てもリモコンとマイクです
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 本当にありがとうございました）
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 触媒っていわゆる魔術的な代物な訳？
／ (●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ ヴェルタース的な特別なものなの？
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ （ヴェルタース……？）
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ | 特別 って言えば特別かな？
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼|
::: | :. ＼ |､ _ /⌒| |/ 私の魔術力を扱うための触媒だから、
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ / 私以外には意味のないものだし。
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
〈＼
∨ﾞ＼
|_＿ハ
|_＿_｝|
／⌒ア/
. -=ﾆ ￣~_,／
__ // ⌒7７ﾞ´
/二-_ ／二- |｛￣ 厶{
|二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒＼ ／￣〉
|二二二二＼／ )／ 二二〕___ // ／
Ｌ 二二.,,__／ ／／. : : : : : : : : ｀. . / ∨
／|二二二,⌒7 . : : / : : : : : : : : : : : .Ｖ⌒ヽ|/ ハ
／:／|二 ,／//Ｖ´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
／:／ 乂./＼|釗.∨. : ∧: トミ＼ / . : : /. : : :〈 ∧.ﾉｱ′
. :／ ∧| （,| : /. :Ν /斥:｀:/: :/|: / : : ∨ |/
|: ′ /: 八 ,ﾘ: : : |/ └'' |∧:/_//| : : |＼ﾘ
|: : /. ⌒ﾞ个|: : : | ''' (ｘ=ミﾘ : : し'ﾞ二二‐ __ 魔力はそもそも個人によって特性が異なるわ。
∨ . : ／|: :釗|: : 八 仏ジ : ∧|ﾆ,＼二二ア
／／ : : : : | ｉ : 「｀ ‐┐ '''ﾉ )／,＞ﾆ|二＼／ﾆ〉 例えこの触媒を別の者が使ったところで、
／／ /. :/ : :| i : :|＼ イ∩:|--二.人 二 〉／ 私の魔術――
ー＝彡 ´ /. :/. : : | i : :|ﾆ{ 「￣: ｉ 「| | | l |i⌒ﾞ'┘ ＼:＼ ｷﾚﾝﾂ･ｻｶｰﾆｨ
__厶斗‐ｧ'八: :.！,ＶＬ : : i :| 釗; |八 ｀､: . 『竜 鳴 雷 声』を行使することなど出来ないのよ。
. ／二二,／ ／＼ ‘（（__｛,(＼l ﾉ！: .＼ : :|
二.//⌒ﾞ ／〈〉／:＼〉⌒ ∧ ﾞY´ ﾉ:jI斗‐┐ |: ;
|二|｛ }／二／|｛〈〉｝|∨二八,｛／二∧ﾆﾆ| 、 |/
|二|｛ :/〈〉ｱ^ :|｛二｝|: ∨二‐〈二二.∨ﾆﾆ| ＼,丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ かっこいい名前やね。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | それってどんな魔術なん？
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
iヽ
i ', ,.
} } ／/
__ノ / ＞ - ― -＜ ./ ,
／ イ／ : : : : : : : : : :＼{ 人
/ {r=/: : : : : : : : : : : : : : ',--､ ヽ
{ ﾉ{ /: : : : { : : : : : : : : : : { } ﾉ 聞いて慄きなさい！
r-=≧{ {i: : i: : : ', : : : j : : : :i: :.V__ﾉ::::`:.＜
}:::::ノ:Ⅵ: : :|ﾊ ＼: : :/j/／:ﾊ: :|/i:::::＿;;;:ノ アタシの声を響き奏でることによって、
ﾉ::::::::::::|:ﾊ: :j,ｨfミ､ ,ｨfﾊﾐj:/:.:! 八::::::{: : :.､. 耳にした者は畏怖に竦み恍惚の痺れに見舞われるのよ！
／:ヽーﾍ:::j: :}ヽﾊ.迩ﾘ , 迩ﾘ.八: |': :iー' ＼: : ＼
／: : :／ ７: :|: :.込 ､ , ｲ: : : |: : ', ',: : : :,
/: : : :/ ,: :.:|: : :{: :.≧=-=≦:.|: : : | : : ', ', : : :',
,: : : : / ./: : :jﾊ: :!__.｝//Ｙ//{: j/!: /_ : : :ヽ }ハ: :,
i: :/j/ ／: :/ :, -',:{ ア,'人/ﾏ .j/Vミ､: : :＼ j/
/ / /l / ': |
. / // :| l / | |
′ | ｉ/--| 、 | ∧ / | | |
| ′ | _|≧=ミ, | --/ __', ∧ { ｜ |
| ｉ 八 ｀Y^_ﾟ人ﾄ､{ | ＿_}｀`/､ '. | |
| | ＼ | _VYﾌ ＼ :| -=气≧x､ ＼ ＼ l | 自分の都合のいいように言ってない？
| | Ν ´´ ＼{ _ﾟ人::} }》､/＼ ＼l ＼ |
j从 ＼ 乂 〈 乂Yﾌノ＾/ ー┬‐ ＼ 並外れた大音量の歌を聞かされて、
∧ | ┬‐ ,,, ／ / | | l| |＼ 飛んでる鳥さえ失神して落ちてくる。
j{ ∧ l| 人 `ト ___ ー=ﾆ＿＿彡' | | l| ト､.
j{ ∧人 ＼ ∨ ｀ﾌ´ / ／ 八 | l| l | | 無差別大量破壊音痴力でしょ？
j{ ＼{ ＼ ｀ﾆ´ , ' ／ ,/ ﾉ ﾉﾉ } }
. j{ | |＼{ ー ､-=≦ ／ ／ -‐ '^ー‐'^ｰくく_彡'
j{ l| | } ___／ ／ ィ´
j{ lｉ| | -v'´／ -‐/ 〈
. j{ /从 ', / / ┬‐ / /､
j{/ { ＼ / / :|‘， / ､ } ノ￣￣｀ヽ
ノ' /| /＼ { _/ / / ‘， / ∨ __ -‐
/八 { _.＼{´ :lノ/ ／ xく∨ r'７: / |
. / /＼{/´:./: : : /:/ / xく厂:./ {:/: / ／ |
{ : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :}
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／ 斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx' }:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
. ‘， ＼ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ }ヾ ´ ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
､ |:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ ´ ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ
∧ .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/ / .磷zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷 へ_彡
/:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／// } /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/ ア. 誰が音痴よ！？
. /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| __ へ _ /／// ./:ｉ:ｉ:, ＜ア＞､
/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､ / } /／/:ｉ:ｉ///／／//,ﾊ 今ここで歌って証明して見せるわよ！？
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼ / ィ:ｉ:i:i八// .///彡ｲ へ
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| （__＞ __ ｡ ≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ {//＞ _r-＜
／ 从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧=＜//／/,'＼
/' Ⅵ:ｉ|廴,人 ）ノ フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼/////,＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 音痴かどうかはともかくとして、
／ (●） （●）＼ 物騒な魔術使おうとするんじゃありません。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 街中で広範囲攻撃ぶちかますとかテロい事この上ない。
／ ＼
〈＼
∨ﾞ＼
|_＿ハ
|_＿_｝|
／⌒ア/
. -=ﾆ ￣~_,／
__ // ⌒7７ﾞ´
/二-_ ／二- |｛￣ 厶{
|二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒＼ ／￣〉
|二二二二＼／ )／ 二二〕___ // ／
Ｌ 二二.,,__／ ／／. : : : : : : : : ｀. . / ∨
／|二二二,⌒7 . : : / : : : : : : : : : : : .Ｖ⌒ヽ|/ ハ
／:／|二 ,／//Ｖ´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
／:／ 乂./＼|釗.∨. : ∧: トミ＼ / . : : /. : : :〈 ∧.ﾉｱ′
. :／ ∧| （,| : /. :Ν /斥:｀:/: :/|: / : : ∨ |/ ……ではアナタが聴くの？
|: ′ /: 八 ,ﾘ: : : |/ └'' |∧:/_//| : : |＼ﾘ γ´￣￣￣｀ヽ
|: : /. ⌒ﾞ个|: : : | ''' (ｘ=ミﾘ : : し'ﾞ二二‐ __ | はい？ ＞
∨ . : ／|: :釗|: : 八 仏ジ : ∧|ﾆ,＼二二ア ゝ＿＿＿__,ノ
／／ : : : : | ｉ : 「｀ ‐┐ '''ﾉ )／,＞ﾆ|二＼／ﾆ〉
／／ /. :/ : :| i : :|＼ イ∩:|--二.人 二 〉／ アタシの歌を聴くのか
ー＝彡 ´ /. :/. : : | i : :|ﾆ{ 「￣: ｉ 「| | | l |i⌒ﾞ'┘ ＼:＼ と言っているのよ。
__厶斗‐ｧ'八: :.！,ＶＬ : : i :| 釗; |八 ｀､: .
. ／二二,／ ／＼ ‘（（__｛,(＼l ﾉ！: .＼ : :|
二.//⌒ﾞ ／〈〉／:＼〉⌒ ∧ ﾞY´ ﾉ:jI斗‐┐ |: ;
|二|｛ }／二／|｛〈〉｝|∨二八,｛／二∧ﾆﾆ| 、 |/
|二|｛ :/〈〉ｱ^ :|｛二｝|: ∨二‐〈二二.∨ﾆﾆ| ＼,丿
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼. （歌か まあこっちにもあって当然なんだろうけど。
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼ どんな歌なのか興味あるなぁ……）
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ |
ゝ ﾉ ／ （エリザって何気にいい声してるから、歌うと見栄えもいいんだろうなぁ）
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＊ ＿＿＿＿＿__
／￣| + ／ ヽ +
｜ ::｜ ／⌒ ⌒ ＼ じゃあ打ち合わせの時にでも聞かせてくれよ！
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） | .人
,― ＼ | :::::（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）:: | ｀Ｙ´. 生声独唱会とかすげー楽しみ！
| ＿＿_） ::｜ .! ＼ ／ /
| ＿＿_） ::｜＋ヽ ＼ｪｪｪ／ / 十
| ＿＿_） ::｜ .＞ ＼
ヽ＿＿）＿／ / ＼
、 ,
｀ ′ ′
｀ ヽ ｖ_ ' , ´
丶 ´(ﾒ｀ __x
o ､ ´ ﾞサ "
X ｀ ′
＼,〈ﾌ´ 、 ' , ／ , ´
、 ﾞ _ ‐
＼ , 、
._ ／,／‐┘ -‐―‐‐- |ｌ｛
′/{┌‐‐ｧ'' ´ . . : ／: : : : : : : . |ｌ｛
┌ |｛人乂／ . . : : : : :′: : : : : : : :＼＼ ∨〉,
∨/⌒＼Ｖ . . . : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : .‐┐}∧ _人_
〈ニニﾆ∨/. . . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : 釗 |｛ ∨｝| _人｀Y´
__＿＿__＼ニニ/./. . : :/:∧: | : : : : : /. : /:| : : : |: :|｛ |//. ｀Y´ ｷﾗｷﾗ
. . :´ : : : : : : : : : : ＞-:|∧. : :/|/二:八: : / /: ア:メ : : : :|: :|｛ |/⌒´ ア
／ ／＿＿＿__,,... ´ 釗/ : 爪 ｊ㌣ｈ｀ ∨|/／二 厶イ: :|: :|｛,/⌒ﾆ／
／)／ ｷﾗｷﾗ //:∨| ∨^ﾂ ｊ㌣ｈ 狄: :|:丿´ニﾆ〈
. ／ _人_ ／/: : |ﾄ|: : : : , ∨^ﾂ,厶: :|~アー‐く⌒＼
_人｀Y´ ／. :/ : : :|八 ｒ‐ . : : :/:〈: :|´ｉ: | ＼ : .ヽ
. ｀Y´ ／. . : :|:∧: :|⌒: . 乂 ﾉ /. : :∨: : :| ＼: : .
__＿＿＿__彡' : : : : :/斗-＜つ: : ＼ _____,イ′ : : | : : : . | : : '.
￣￣~＾ア´: : : : ｒ廴／⌒〕〉/|: : |ﾆ／二＼ ∨/|: : : : : : : : . 釗| : |
／. ┌f⌒´| 廴／＾Ｙ^＼ｒ‐.(_ｒ‐‐ミヽ)人: | : /___: ＼: : . |∧ ;
／r‐‐く,＼⌒Ｙ＾Y 廴ノﾉ_／⌒））|,々丿'ﾞ / ﾘ /⌒Y〉, :|＼: . 丿 |′
. . : :┌‐く. . . .｝. ）＼| ,廴rﾍ,__ﾉ⌒ﾞく⌒}//ｒﾍ,__/(,/:/ |ｌﾆ|: | :＼ 丿
／／⌒ ｀マ⌒)辷〕＼∧ | |/ ＼(⌒Y´＾~＾７ 个ｰｧ |ｌﾆ|: | ＼＼__
/／ ／ ＼⌒/! |⌒ ,Ⅵ／__／ ＼八 /〉/ /／ ,ﾘﾆ 八 ￣￣
. / ／ . : : : :∨釗| /ニニ,∧ :|ｌ〈〉、__,厶'ﾞ´ニ| /ﾆ: : : .＼
___／. : ／: : : : ｝く＾ア'＼ニ/:７ |ｌニ|ニニ:|⌒^^| ./ﾆ/⌒l__ : .＼
￣＾⌒ア‐‐=ｧ : / ,／ ｀＾∨-‐=ﾆﾆニ八ニノf⌒ー'し'⌒ｧーく＼｀Y: : .＼
／ . : ／ /´二二二 ∧ 二| ‐- |､ | ｛ / ／ ／(__) : : : .＼
／⌒´ ′ / ﾆ:l二二二∨二 | |ﾆ〉 釗 / ／-=ﾆ : : :|＼ : : .
|/|ﾆ|二二二/二二 './ /⌒ﾞ 〉￣: :| ＼: : : 釗 ＼ : }
| ／ /釗 二二 ,∧二二| ∨ /(＼: 人 ∨|:/ )/
/ﾆ=- └‐ ´ :|ﾆ|二二 ∨二二| |＾ /⌒＼＼ ノ ／
. /ﾆ７二二ﾆ- ,〈ﾆ|二二 |｛二二ｉ| ,ﾉ /
′/二二二二ﾆ- ／二ﾘ二二∧二二∧ /
-{ﾆ｛二二二二二二ﾆ-┌く二,／二二^∨二二二＼____∧ -‐―‐‐- ..,,__
二二二二二二二二二. ∨〉二二二二/∧二二二二二二〉-‐ﾆ二二二二二二二ｆ⌒Ｙ
二二二二二二二二二二∨〉二二二///∧二二二二 ,／-ﾆ二二二二／￣＼二|二｛
二二二二二／二二二二-∨〉二二//二/∧二二- ／二二二二二,／-ﾆ二二'.ﾆ|ﾆ斗--
二二二二／二二二二二二∨〉二//二二/∧二,／二＼二二二二{ -ﾆニ｝ﾆ〉､
{⌒ ＼
V／⌒ヽ
V_／ ‘，
}ヽ }
′ ＼_／ ／￣￣ア
／＼__／ ／⌒￣／
／＼__／__,,. ´￣￣”“'' ､ ′ー― {
′ ／ ／i}／⌒ __ {､ ＿ ／ヽ
{／ ／ } ＼r‐=ミ＿ '，
＼/ .／ { ∧￣ }
___} ./ { ′＼_,＿_ こ、光栄に思いなさい！
／i:i:i:i＼′ i{ } } i{ {＿_／＼_/
＼_／i:i_{ .斗r i{ / `ﾒx..,, / {＿{／i:i:i:i:i:i:i}. 天上にまで響くアタシの歌声、
＜:i:i:i∧＼__{人_/＼__／}／}／}/_ }￣)i:i:i:i:i＼/. 一時とはいえ独り占めにするのだからね！
. ／{_i:i:i:i:＼l抓 弋jう 弋jう厂` }／i:i:i:i:i:i:i:i:}'，
／ ／⌒}⌒il '^''ｰ////////‐''＾ |廴 ＿ ／ '，
／ ／ , j{ 込、 rz=‐v ,/ , ￣￣| '， '，
／ ／ / /i{ __|介s。ー_ イ/ /｝ ! ， '，
{ { / ／´__うﾆ=‐イ_))((⌒ / /} ,__j | | ， ＼
＼/{ ／ / ／二ぅ≦イ{‐く_ ゝ‐i{／‐} /ミi:'， | | ＼ ＼
／⌒７ ⌒V/ﾆ〃}◇{ {{◇'， .}' Ⅵ ， 、 ＼ }
く(__ ／´}___/〕＾V{ﾆ/ .}◇{ V◇'， } ＼ ＼ ＼/
/⌒'， V／ /= / }◇{ } ◇}'， .! '， }
⌒＼，／＾V} i{ニi{ ｌ}◇{ } ◇} } .}＿＿ ∨
.∧ﾆ／ Vｌ{ニi{ ｌ}◇{ } ◇} }＿ .} く( '，
/ ', ',＼=＼ .ｌ}◇{ /◇/く廴」_ 」 ／ } '，
/ /＾＜⌒ ､}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ (＼_＼/_／＼ }
.厶ィ ﾉ―＾ {￣ ＼￣ }⌒￣￣ [￣ _) } | } !
{ ⌒}／＾ー┐ } _j__ / 、 }＼ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そいつぁー贅沢だ。
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今から楽しみにしてるわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ｜
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ （あっ……あぁーあ）
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i （私 知ーらないっと）
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ u. ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それで ミサキちゃんの魔術ってどんなのなん？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 相手の兵隊操ってたからなんかそんな感じなん？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ ご明察☆
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／ ﾒﾝﾀﾙｱｳﾄ
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ | 私の魔術力は『心理掌握』。
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼|
::: | :. ＼ |､ 、＿／⌒| |/
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
／ ／ / /
. ／ ,. , |
／ / | l | ‘，
. / , | l | ‘，
/ | | l l ‘，
. / .| ./| | { .|! ‘，
/ |. ￣笊≧ｘ { | .|=_ ‘，
. / .| /___V/ ‘， .}ニ､ |
. , .| l{' .{._人＼ ‘， ニニ＼ } 触媒を使って人間の洗脳、読心、記憶改竄、消去、
/ | 爪込_Y_ノ}! }; ニニニ.ヽ. ＼ .| 感情の増減に念話だってできるよ☆
, .八 从::::::::::::::V/ |:::. , ニ人ニニ.＼ ＼ .!
{ 从 :. ￣ ¨"} .|::::::.. l_ﾆ｀Y´ニニヽ ＼ ＼ 私の魔術力の前では魔力を持たない人間は思いのまま。
| | .| ヽ. ､ | 从 从 |ニニニニ=ﾉ:::: ＼ ＼
| |l l ＼ヽ |/ { l.}､. Vニニニ=/ ／∧//＼. 命令すれば同郷の仲間だって平気で殺せちゃうし、
| |l |::.. ､ ｀ ＼ ノ .ﾘ ヽVニニ=/|〔 / :Ｖ//. 手や足が千切れたって戦い続けさせられるわ☆
| || __l ヽ ＼ , Vニﾆ／ .| / ∨ .
| |l_ l=l. ､ ￣￣ }≫'' | |./ ./
| 爪 |' | ＼ _ ＜ .| ./ / /
|.//∧ .|. | =-- ＜ ../.l//＼ .| / / /
|' |//∧ ! .! / l////＼.|./ / /
....l///∧.|ノ l .}//////, / /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （思ってた以上にえげつねぇ なんで警備部門に立候補してきたか判ったわ。
／ (●） （●）＼ 諜報でも充分通じるよな）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ それって強力な上に応用も利くなぁ 普通に俺より強いんじゃね？
／ ＼
- ､
////＼
///////
/////// __
/////// .///＼
/////// .//////〉
,斗/////ｼ { /////
r≦////＞''＿ Ⅵ//ハ
Ⅵ/////Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧＜/∧
_ Ⅹ///}/,}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:}
r≦ﾆﾆﾆ7彡'//ﾘ:ｉ:ｉ:i/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵハ ずいぶん聞こえの良いように言っているけれど、
>ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ∧':ｉ:ｉ:ｉ７¨笊::｢:i:i:i:}:ｉ:ｉ:i∧__､ はっきり付け加えた方が良くはなくて？
／＼ﾆﾆ{ﾆﾆﾆ.∧:i-=ｆ示ヾ:Ⅳ:ｉ/ミ:i:ｉ:i:}ﾆﾆ>
／:ｉ:ｉ:ｉ／⌒}＞:＜ヽへ:i{￣ ｀ ヽ斥}:ｉ:ｉ:ｉ| 弐. 人間でも魔力を持つ者――
,.:ｉ:ｉ:ｉ:／ _.} _.＞::ヽ__.ﾊ } /:ｉ:ｉ从:ｉ:ｉ＼. 魔術士など論外。
. /:ｉ:ｉ:i:/ .-=ｧ:／:::＜ヽ/_^ ', r ⌒ 八:{. }∧:ｉ:ｉ:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ:/ ￣/ｨ/ ＜__＞ソ ＼.ﾊ ､ / ./:ｉ:i:i{ Ⅵ:ｉ:i:i:i＼ それでなくとも騎士級にも防がれる。
. /:ｉ:ｉ:ｉ:/ ´ .}へ ___＞=-ｧ-=↓┐.イ:ｉ:ｉ/:i:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼
,.:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}ﾆﾆ }ﾆ |:i:i:}:ｉ:/:i:八. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉr‐ 魔族にいたっては兵どころか子供ですら、
{:ｉ:ｉ:ｉ:ﾍ{. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ}== .l彡=-ﾉｼ￣}=ﾐx､ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ} 手も足も出ないと。
. 乂/ ｀ , :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:从:i:i| .|､／ '' /ﾆﾆ:}∧ }:i:i:∧ﾉ
／: イ:ｉ:ｉ:／ /'}:ｉ:ｉ:, .|Y:/ _/./ﾆﾆﾆ八:i＼..}／
＿／'' /:ｉ:ｉ:{{' .}:ノ, |ゝ- ⌒ヽﾆ.／ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼
⌒´ {:ｉ:ｉ:i:{{ ／ﾆv { / }〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
. {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨ﾆﾆ / } ／ー､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=ー―
. ゝ＜:/ﾆﾆ / { } .／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
'/ﾆ./ .{ .ｲ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
V/ 乂＿.,人 -=ニ｢:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/
ヾ ゞ≧s｡._ ）:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. |
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .|
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ | （余計なことを！）
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}}
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .||
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_|
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ どゆこと？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:, 言ったでしょう？
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ 魔力は固有のものであり、人によって異なる。
_,ア 厶.,| 〕iト : / /: :厶斗 厶ノ -‐┐
＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ| 他人の魔力は基本的に異物そのもので、
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７ 侵食などしようものなら無意識に守ろうと働く。
人 /. :込、 ｒ‐ 、 /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'. そこからは単純に互いの魔力比べになるわね。
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
|////∧ r-､
|/////,'l {'/,＼
}/////,'} Ⅵ//＼__
///////} ∨///// ≧=- ､
. ///////,/. 乂//////////ハ
///////ｼ ￣ __ ￣}/}/∧
. //////／ ,.斗-----=ミ／ヽ//ヽ.}/} //}
. /////,/ ,..*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼///,{/∨///
//////{／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼/ ∨///
∨/// /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ:ｉハ/込ｲ{ xへ
. ∨//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ /ﾆﾆﾆﾆ＼ けれど帯びる魔力は並以下。
{/,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}Ⅵ:ｉ:ｉ:iゞ'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼
{ ,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ィ≦:ｉ:iﾌ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=> つまり口にしたほどの脅威もない、
／ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:_Ⅵ:ｉ:i:i/}:ｉ从' ＿}__;;:ｉ:ゞ}彡イﾆﾆﾆ }ﾍ 無力な小娘ということ。
／ﾆﾆ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗ｆ笊:ｉ:i{Ⅵ:i/.ﾉ'' ｘイ辷ﾘ:ｉ:ｉ:i:i:i|≧=r=彡､:ｉ:ｉ:ｉ＼
. 〈ﾆﾆﾆﾆ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:l:i:i{ ,斗 ｀ヽ ｀¨´ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉヽ 操る兵も玩具の兵隊と言ったところかしら？
. 7ﾆﾆ=|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ从:イ {z少 { }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉハ
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:i{:ｉ:ｉヾ:. _ ｨ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:|. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ }:i∧乂:i:i圦. < _／ }:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ .}/ }:ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ー ／}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅵ:ｉ:i:i:i∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ / .}:ｉ:/ﾆﾆ }:ｉ:ミ:ｉ:≧s｡ _ ／rｧ.}:ｉ:ｉ:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:| Ⅷ:ｉ:i:ｉ:i∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ,:ｉ:i{ﾆﾆﾆ}ハ- ''＜:ｉ:i:i:＞.}:l八:i:i:i小:i:i:i{ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ /:ｉ:i:{ﾆﾆﾆ廴:ヽ. __ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼_）:ｉ:ｉ:ｉ:iヽ∧. }:ｉ:i:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ}
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{. /:ｉ:ｉ:八ﾆﾆﾆﾆヽ=---ｧ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}::r＼:ｉ:ｉ:ｉ:＼､ ' ´ }:／
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:l. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iヽﾆﾆﾆﾆ=_､ ゞ/=ヽ:ｉ:r'＼>.=＼:ｉ:ｉ:ｉ:ヾ, _ ﾉ'
. 乂:i{Ⅵ. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼=◆ ∧ヽ/ﾆﾆ }从 ＼）:}､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
｀ ヽ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ハﾆﾆ=∧.∨◆.!/ /''＼ﾆ￣
／ /
／ / / .|
_彡/ / / |
. / , / ., |. |
/ {. , | |. | ､
. / .l. |―‐从ミ. | 从 }
.. / / .l. _l /' Ｖ/ ヽ .l. -r斥--ミ|
, ., l. l | l 心ｘ_V | / V/ | ……その無力な小娘に操られた玩具の兵隊。
l l. l. |. |从弋z歹V/ .从.___ Ｖ/.|＼
l l. | 八 爪 ヽ ヽ Ｖ / ハ ら≧rミx ＼. “軍”になってもそんな風に笑ってられるのかな？
.八l. | ＼. ‘， ﾉ'/ ヾ ｀¨´ ／
｀ 八 ＼ 从 ／ /
/ ＼＼ 八ヾ ヽ ／ イ
. / ／ {＼ヽ. ､ ヽ、 _彡 ./
../ , | ヽ ＼ ＼¨_ヽ ＿ , .{ /
/{ | l ＼ ー イ |
. / .| | | .| | ＼ ＜ | .,
/ .八 乂| .| | ＼ ￣ { .|/
. / ＼ ヽ Ｙ | | ｉ |
/ ハ | ルﾊ. .从 .| | |
/ .∧.| .| } /' .）.| _. - ＿＿ |l
. / ./ ||. | |./ .| 八
＿_
／///{
∨/,斗≦ﾊ
∨{/////{
:∨///ﾊ
}∧////ゝ- .､ _ -━:.ヽ
'////入////∧斗≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≦=-....、
{//.＞≦∨///∧ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞
}／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/.∨///入_}ニニニニ _￣
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{//ゞイﾆﾆﾆﾆﾆ7:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=- ..._ 軍と囀るなら100や200じゃ足りないわよ？
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:乂//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}へ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ 1000や2000は集めなさい。
. /:i:Ⅵ:ｉ:ｉ/}:./{:i:/三辷彡イヽ. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
/:ｨ:ｉ:iⅥ:/ 斗'|:ｉ:ｉ:ｉr¨}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:､ ｀¨¨¨¨¨¨¨¨´ その上で我が竜声によって
. l{ Ⅵ:ｉV ''{リ｜:ｉ:i:ヽ':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ 残さず、余さず、蹴散らしてあげるわ。
｀/:〉 小:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼ .ィ
/:ｉ:ゝ ノ圦{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=----=ﾐ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=---≦彡' 女王気取りの人形繰り。
. {:/ヽ:ｉヽ_ｧ≧=ﾐ:ｉ彡≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヾ :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
. {彡'----=彡'.ノﾘ:ｉ:∧≧=-＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/ﾆﾆ{´ ＼_彡=--＜:ｉ:ｉ:ｉ）ノ:ｉ:ｉ:ｉr--ミ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:） ＿
{ニ.八 ,''＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=--------┰≦'////, ヽ
＿ .ⅥO.∧_､___ ', ----=ﾆ二ニ彡'＿///////∧
へ ' ＼ ／:{.ゞﾆﾆ( ￣￣}__.} ￣/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ⌒Y////}
/ ＼ ＼＿＿ !ｏ/ ＼ } | ハ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ }'////!
_ ＿' ）. -----ヽ////// ＞-┴=- ＿} , / } /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ .}'///v
⌒ア ￣ r≦/////{ =- / /:ｉ:ｉ:ｉ:i/ /////;
／:ｉ:ｉ乂 -= ＞-=ミ彡' =- .r _ r' ./:ｉ:i:i／ //////
,:ｉ／:／ ´⌒｀´ }ﾆ}}≧=- ＿ =- へ./:i:／ __ //////
´ {ﾆ{{ﾆﾆﾆﾆﾆ { ／ﾆﾆ /／r≦二.}-＜'/////
{ﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆへ .／ﾆﾆﾆ./''=彡≦￣￣￣）'///
乂ﾆ ＼=／ﾆﾆ=＼_.／ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ ＿_ ￣/）≦./ｼ’
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. |
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .|
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ | ……
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}}
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .||
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_|
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ （ここら辺も仲の悪さの原因か）
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | （ミサキちゃんじゃエリザは抜群に相性の悪い相手。
＼ヽ L ／ 広範囲攻撃持ちに竜の力強さも備わってる訳だから……天敵やね）
ゝ ﾉ
／ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ちょっと聞きたいんだけどさ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 魔術士は判るとして、騎士級って何？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 騎士って要は鎧兜で武装した人間を連想するんだけど、
/ ,⊆ニ_ヽ、 |. 別の意味があったりするん？
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
{ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/ | : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/ .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7 ‘, ｀ヾ
,. イ ヽ: : :.i: : : :ｧ 〔 { |: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ. ‘,
´ ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/ .ﾚ' |:/} : : : : :}:.＼‐{
. { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} ＼/ ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂 i}
. ＼ { 从 : { :{ : :{ V^炒 ′弐ヾ,: : : : ;´_ .7:/ ｀ i} ……そういえばこちらのことに
>､___j}⌒ヾ ､ : :､:‘, ｀ ´ { .i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ ‘, 詳しくないのだったわね。
／.: : : :/ '^ ＼人{ ' 乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ }
': : : : : / .| : : :, /.: .: : :/'´ .ｲ ′ } いいわ 合わせて説明しましょう。
: : : : :/ i: : :込、 ヾ／{＿_, 厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ
: : : :/ .,'l: : : : : :＼ _‐ﾆ;' ´ }: : : /釗: : : : ｉ.: : :{八
: : : ′ / | : : : : : : : ._‐ニ/ ／} ＜ ': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ
: : :, / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ ;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ
:. :i{. / : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／ ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘, _ヾ
:. :i{ 厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
:. :i{.. ; :.i _ ,ﾆ7´⌒ '〈ニ／ イニニ＞''´ :::::ﾉｰ┴‐=≦:::::::::::::::::::::::::::V
､:八 /:/´:::,‐ｲ ; ヾくﾆニ＞''´／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ＼ﾑ Y´￣ /⌒, ' ヽrイニ／乂＿__,,.. -=ニ二二二ミ ､::::::::::::
. ヾ { ./ / ヽ／廴__｣ ､￣ ‘,.ﾏ:::::::::
∧ ./ / ,∠/´ __j:＼＼ } }:::::::::
. /／}' ′ /⌒ヽ /´ :::::::::＼＼ } }:::::::::
「騎士とは、アナタが言うような兵よりも質の良い武具を纏った者を指すのではないわ」
_＿__
≠ ∧ ｀ ､
/.{､ .∧ ヽ r--､r=ﾐ rュ
___ ｲ/ .} ＼ ＼__∧ ≠{￣￣｀ヾ
≠ﾐ ＼_＿___/∧ { 〉=ミx_ ≫ く_/}∨/＜__ﾊ
/. .＼. ∧≪____ヽ.＼乂 / }／刈vｰ-ミ弋 V/, i: !
./≠^＼ ＼ﾊ_｀ ＜o} }} ｀Y＜_/ }i}__〉. : :} ∨ i: !
{/⌒ﾊ .＼ ＼}＼ . }} |＼__ _}i}{: :: :: :}x } ｜:
.ｲ⌒ｰｧ刈_o》-rく 廴 ∧ .厶斗三二{ﾍ: : : : : :＼, !: :,
乂__.斗イ __７__＞" ∧｀ ＜｀ ＜{ ∧: : : : : /. ｜∧
〈〈__＞ ＞ ´イ o/_ ∧ ｀ ＜ _}i : : : ｲ |_＿ヽ
}-=＞ ´ {￣ ｲ.}イ o{＞ ´￣廴__三二o ／/. : :/o-‐ '" ! /
7≠-‐＜o rく人___彡^ー-抃/弌_辷{/￣冖＜ : ＼ ＼ |. /
rー-＝彡⌒ー-弌. ＼__, :{.ハ / ＼: :＼ ー /
∨＿__ ｀ ＜=={ 》==≠}}⌒,ー=rハ ｀ー ＼__/
＼ ｀ ＜ ＼} /__彡 イ / :ii }
∨ ヽ / ７__／ / || }
. ∨ /ﾊ ／{ ￣￣＼ :|| ﾊ
＼ .} } / ＼ ｀＜__彡, '
/^ヽ ∨ ∧∧_′ ＼___p /ヽ
ゝ＜｀:....∨ /__o{ ./⌒ ＼_____ イ／ハ
｀ ＜}厂抃 f^ヽ./ / __} ≠ }
V/ =才ｲ ′'＾ ＜ / /∨ ≠^示
{{ _／{ /. ./ ｀ ＜ Vo／. : : : : :}
/ /｀ ＜ ｀ ＜: : : : : }
{{__/ ｀ ＜ ｀ ＜
「人間の中で、竜や魔族の血を引く末裔のことを指すのよ」
.
.
「魔族の血を引く者は大半が魔術士だろうけど、中にはギコシィ氏族やクマー氏族のように、
魔力が肉体そのものに作用し、強靭な膂力や体力、優れた感覚を帯びるようになるわ」
,/
. ィ/
／ . ィ( /
／( ／ . ィ( / _ -―
./| ／ ／( ／ / ／ _ -=≦ ィ(
/ :| ／ ／ ／ ./ ／(＿＿ -=≦ ＿_. ィ(
| / |.ｨ(.＿__ ＼:.. ､ ､ ./.ィ( ￣￣ ≧=- _
|i / :| ｀＼:.:.￣.:.＼:.＼ |:, ′ ＿＿＿__ ＿＿＿＿
:i |∨ _ -――-:.:.:.:.:.:.:.:.∨∧ / _,.｡s≦ ／
:|ｉ |: ＜ ＿＿_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}' | _,.｡s≦ _,.｡イ _ -=
:|| |: ／:.:.:.:.:＿__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/_,.｡s≦ _,.｡s≦ ＿__ -=≦
:|| ,′ ／:.ィ{:/.(_◎_j)ニ∨^!:.:ｋ _ _,.｡s≦ ≧=- ＿
:|:＼/ ／´￣,|/{〈苡 ^苡〉 }!人:.＼ /､｀>､ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿ﾉ /´￣ 圦ﾒ ' ＿ ∠＼ﾄ､(＾＼∨∧ / ＼
￣＼. /{斗＜^ヽ. 个 ´_ ∠＿ ＼/＿＿}.}￣∨ / ＼. (￣￣￣
) /＿_,＞＜__, -┘ /r―‐ ､ ｨ( ∨. ∨ / ＼＼
ィ( .≧=rく ｀{ } i :}! ∨ /)ト ＼
／ / .ｨ ｛ ＼ ﾄ､ |／ ｨ,ノ :}ﾄ､. ∨ ./ .)ト＼
. / ／ .i :｢ /⌒≧=- ／ .ｨ(＜＿ > ∨ /
/／ ｜ / 'ｰ-.乂 {､__/ .ｨ(＞ .,＜￣＿_. ィ(_､＿_∨ /
. / :| ./i .／＼. ｀ ＜iL ｨ(. ＼[＿}＞――――＜]∨ /
|/ :| ./ ＼|＼「 ≧=く＿ ＼ ､＼ ＿＿, ∨､ ∨ /
| |/ .／´￣ ｀ ＼ { ＼.∨
|! ／ )ﾄ､ ‘， ＼,
／ ＞― 」 ‘，
｛＿ _,. ＜ ＼ }!
} ￣ ィ｢ ､ ＼
〈＿＿_. ィ｢ ＼ ､＿＿, ＼
ｨ{ i| ∧ ＼＼ Ｌ＿ ＼
_ ィ( ≧=≦/ } )､ ＼(￣ ∧
ィ(￣ ヽ /_ ノ }ﾄ､＿＿ ｨ( :〉
〈､＿＿＿ }i.｡s≦ └--=≦ ﾄ､/∧
ー―‐ ´ ＼／ ∨∧
∨∧∨ﾉ＼
￣]￣{____ ＼
「￣( ‘，
∨/_＼＿＿〉
｀ー―‐一'
「言うなればアタシたちが魔術に用いる触媒、それが本人の肉体そのものというわけよ」
.
.
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ 魔術師のように魔術まで操れる者は稀少だけれど。
_,ア 厶.,| 〕iト : / /: :厶斗 厶ノ -‐┐
＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ| 大抵はその優れた肉体を生かし、
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７ 兵を率いて前線を駆け回ることでしょうね。
人 /. :込、 ｒ‐ 、 /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ふーん、なるほどねぇ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ……ばーちゃんから魔族の事を聞いた時も思った事があって、
.〉 ∩ノ ⊃ ／ 同じ事を感じてるんだけどさ。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ', 皆 魔族だ竜族だ人間だって言ってるけどさぁ。
./ ',
l ＿ .l それって立場以外 何が違うん？
l ､＿＿,ノ _,／tﾘ） .l
.', ゝ ヾリ ｀ｰ‐' /
＼ トェェェェェェェェｲ '｀ヽ
/ ｀ー､ ＼ェェェｪｪェェノ ',
./ l
}ヽ
} ∧
}//|
}//|
／//ﾉ
／//／ ／）
／//／ （ （
／//／ ＼ヽ
//.／ ＼ ＞ ､
{/∧ _ へ_ ＿＿ ___ Y //〉
Ｖ////// イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:ｉ:i:i＼ゝ//V///
_ -━ y////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:iヽ//∧/
}ﾆﾆﾆﾆ////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧//ﾊﾆﾆﾆ≧x
. 乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ
／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼
乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''
/へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ ――――えっ？
. /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} ＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:i:/ .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ { }:ｉ:ｉ:ｉ}:i{ Ⅵ:ｉ:i:i∧
. /:ｉ:ｉ:i:/ }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{. _ _ .八:ｉ:i}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ: .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼ ´ ｰ ｀ ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{. }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:i:i|＞ __ イl:i:|: }:i:i:i:}:ｉ{. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
. -=彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ .小: {:ｉ:ｉ::i{:ｉ:ｉへ'ヽ /７={:i:i:}:ｉ:ｉ:ｉl:小. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:{. /,=--{:ｉ:ｉ:i:{彡へ_）}{:{彡ﾍミ}:ｉ:ｉ:i}-=:ｉ:.､ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧=-
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ //=> ''{:i:i:从 ＞--<>--＜ 从:i }＜ニﾊ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
ゞへ:ｉ:i{. /:iﾆ/ ﾉ'´ .／ﾆヽ .}{. ィﾆ＼' ヾ Ⅵ.{:､ ﾉⅥ:ｉ:i/
ヾ /:/=ﾉ ､ /ﾆﾆﾆＹ:◆:Ｙﾆニ.＼ Ⅵ:; ＼ .}ｼ’
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ なにが――――って。
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 u. | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 U ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
- ─ ＝＝─ - ､
.／ ＼
. ／ ＼
. / ヽ
/ ヽ 氏族の違いったって魔族ってくくりじゃ一緒だろ？
. | |
丶 （ ● ） （ ● ） | たまたま人間から生まれた魔族が魔術士で、
. ...ヽ / 竜族だと騎士って事になるんじゃないの？
＼ トェェェェェェェェェｲ／
イ ＼. どっちの立場に身を置くかっつー話なだけで、
／ ヽ 根本的なとこが血の問題ならどっちも一緒じゃね？
./ i
/ !
./ ,ｲ !
|＼
|＼|
ﾘ⌒| ,
/⌒7 /｛
／⌒(´ {⌒＼
ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
.. |ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ
_,ア 厶.,| 〕iト : / /: :厶斗 厶ノ -‐┐. す――姿形が違うわ！！
＼ニ〈 ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i: |/ニニﾆ|
|｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７ 人間の騎士に、私のような角や尾を持つなどいない！
人 /. :込、 ｒ‐ 、 /: /⌒__,.＞ア⌒):′
／. :／⌒ ___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
（ ___,.|:／／(／ﾆ‐: : : . ___ r‐‐‐／⌒ヽ、
｀ ー=≦7Ｖ⌒, /ニ 〉,: . /ニヽ,／ニニニニニﾆ
／ }/ﾆ,|〈〉| |ニ ′|: :＼ ／ニニ / ニニニニ
r‐く⌒〈|:ﾆj|〈〉| |ニ|{ ,∧:＼___,ノ ニ/ ニニニニニ
| ／⌒Ｙ|ｊI斗j∧|{/ニ＼（≧=一 -ﾆ／ﾆニニニ
＼ｆ＾Ｙ rく⌒´ l∨|{⌒＼ニニニニ／ニニ ___＿__
ア乂,____,,.. ﾉニﾘ＾＞-.⌒Ｙ ）jI斗 ﾆニニニニニ
┌‐‐く 八 ＼ ＼/´ ⌒ア^Y|〈ニニニニニニニニ
| ⌒)＼_ノ〉 ｀ヽ ｛__,,ﾉ＾ |ﾆ、ﾆニニニニニニ
| |ﾆ| |＼__＿__／ﾆ‐ ニ|ニ＼ニニニニニニ
人 r‐=ﾆ二二| / ニニニニニニニニニニニニ
⌒＼ |＼ニニニ; ./ﾆ／ニニニニニニ:＼ニニニﾆ
＼⌒＼ニ 〈__,(／ニニニニニニﾆ釗ﾆ＼ニ／
｝ ＼ニニニニニニニニニニ|ﾆ/⌒´
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ けど人間離れしてっから騎士級って呼ばれてるんじゃねーの？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. |
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .|
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ | 奴らは敵よ！
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}} 魔族と竜族を貶める倒すべき敵！
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .|| それは向こうだって同じ！
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_|
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ そういう風に子供の頃から教えられてただけじゃねーの？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
……というかこんだけ偏見あってよく貿易再開とか認めたなこの子達
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ . ￣￣￣ ￣￣ '., 第一 そんな事言い出したら俺って人間よ？
. .,' .l
l ﾄェェェェェェェェ .l 単に魔王って立場になっただけの。
.'., ｀､ｪｪｪｪｪｪｪｪｪ´ ,'
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
| | | |
● ● ● ● ● ● ●
. / ／ / い |＼
/ / ／/ | |│ |＼|
／ | , ／ ／| 人| ﾘ⌒| ,
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │ /⌒7 /｛
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ／⌒(´ {⌒＼
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ ＼ﾉ⌒:,
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ┌┴=;〉 ／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
::: | :. Τ U 冫 イ ,.ﾞ. .|ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ
::: | :. ＼ |､ _ /⌒| |/. _,ア 厶.,| 二ト: / /: :厶 : ′ 厶ノ.-‐┐
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /. ＼ニ〈 ﾘ⌒○ ∨ ○.:: : :|i: |/ニニﾆ|
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐. . |｛∨〉: :| └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ 人 /. :込、f⌒ヽ /: /⌒__,.＞ア⌒):′
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ. ／. :／⌒ ゝ-ィ.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼ ー=彡 ´ |: : )/: /ﾆ| : : 八 ＼
てか魔族の血引いてるなら魔族でいいんじゃね？
と異世界人としては思ってしまうな
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あれ？ 何この空気！
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺 変な事言った？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
〈＼
∨ﾞ＼
|_＿ハ
|_＿_｝|
／⌒ア/
. -=ﾆ ￣~_,／
__ // ⌒7７ﾞ´
/二-_ ／二- |｛￣ 厶{
|二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒＼ ／￣〉
|二二二二＼／ )／ 二二〕___ // ／
Ｌ 二二.,,__／ ／／. : : : : : : : : ｀. . / ∨
／|二二二,⌒7 . : : / : : : : : : : : : : : .Ｖ⌒ヽ|/ ハ
／:／|二 ,／//Ｖ´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
／:／ 乂./＼|釗.∨. : ∧: トミ＼ / . : : /. : : :〈 ∧.ﾉｱ′
. :／ ∧| （,| : /. :Ν /斥:｀:/: :/|: / : : ∨ |/
|: ′ /: 八 ,ﾘ: : : |/ └'' |∧:/_//| : : |＼ﾘ アナタはアタシの角や尾を見て、
|: : /. ⌒ﾞ个|: : : | ''' (ｘ=ミﾘ : : し'ﾞ二二‐ __. なんとも思わないとでも言うの！？
∨ . : ／|: :釗|: : 八 仏ジ : ∧|ﾆ,＼二二ア
／／ : : : : | ｉ : 「｀ ‐┐ '''ﾉ )／,＞ﾆ|二＼／ﾆ〉
／／ /. :/ : :| i : :|＼ イ∩:|--二.人 二 〉／
ー＝彡 ´ /. :/. : : | i : :|ﾆ{ 「￣: ｉ 「| | | l |i⌒ﾞ'┘ ＼:＼
__厶斗‐ｧ'八: :.！,ＶＬ : : i :| 釗; |八 ｀､: .
. ／二二,／ ／＼ ‘（（__｛,(＼l ﾉ！: .＼ : :|
二.//⌒ﾞ ／〈〉／:＼〉⌒ ∧ ﾞY´ ﾉ:jI斗‐┐ |: ;
|二|｛ }／二／|｛〈〉｝|∨二八,｛／二∧ﾆﾆ| 、 |/
|二|｛ :/〈〉ｱ^ :|｛二｝|: ∨二‐〈二二.∨ﾆﾆ| ＼,丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼ 初めて見た時から思ってたけどカッコいいよね！
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
/ ∩ノ ⊃／ ／/ ∩ノ ⊃ あ、けどエリザ女の子だし カッコいいじゃ褒めてる内に入らないか。
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／. リボンとか結んだら もっと可愛くなるんじゃね？
＼ ／ /＼／
＼ ＼
＼ ＼ ＼
> > >
／ ／ ／
}ヽ
} ∧
}//|
}//|
／//ﾉ
／//／ ／）
／//／ （ （
／//／ ＼ヽ
//.／ ＼ ＞ ､
{/∧ _ へ_ ＿＿ ___ Y //〉
Ｖ////// イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:ｉ:i:i＼ゝ//V///
_ -━ y////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:iヽ//∧/
}ﾆﾆﾆﾆ////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧//ﾊﾆﾆﾆ≧x
. 乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ
／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼ お、おんなの……
乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''
/へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ
. /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} u. ＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:i:/ .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{/// { ///}:ｉ:ｉ:ｉ}:i{ Ⅵ:ｉ:i:i∧ かわ…いい……ですって？
. /:ｉ:ｉ:i:/ }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{. ､ ＿ , u八:ｉ:i}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧
.. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ: .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼u. − ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{. }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:i:i|＞ __ イl:i:|: }:i:i:i:}:ｉ{. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
. -=彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ .小: {:ｉ:ｉ::i{:ｉ:ｉへ'ヽ /７={:i:i:}:ｉ:ｉ:ｉl:小. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:{. /,=--{:ｉ:ｉ:i:{彡へ_）}{:{彡ﾍミ}:ｉ:ｉ:i}-=:ｉ:.､ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧=-
Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ //=> ''{:i:i:从 ＞--<>--＜ 从:i }＜ニﾊ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
ゞへ:ｉ:i{. /:iﾆ/ ﾉ'´ .／ﾆヽ .}{. ィﾆ＼' ヾ Ⅵ.{:､ ﾉⅥ:ｉ:i/
ヾ /:/=ﾉ ､ /ﾆﾆﾆＹ:◆:Ｙﾆニ.＼ Ⅵ:; ＼ .}ｼ’
/ / / l {l |
/ / , .| | | ll |
/ ., / { | | | ll |
/'/ { ―斥ミ |＿ | ll |
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ll |
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ll |
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . |
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l | ……私は人間の兵士を操って、
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l | たくさん殺させたよ？
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l |
| l l } 八 |l | 逆らえないのをいいことに好き勝手して、
| l .从 .从 _ / /| .|l | 卑怯って思わないの？
| | ヾ ＼ ヽ::::::... 、 /' ｲ | 八
| |. ＼ ＼. ー‐ ' イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |Ⅳ .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ミサキちゃんの出来る手段で身を守っただけじゃん。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 向こうだって魔術ぶっ放してくるわ 女子供相手にすぐ剣を抜くわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ _／
／ ＼ 逆らえないのをいい事に好き勝手してたのは そもそもここにいた人間だし。
| ｎ:n ｎｎ |
|nf|｜| | | |^!n | 卑怯も糞もありゃしないよ。
||: ,∩ ∩、 :| |
ヽ ,ｲ ヽ :ｲ
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ
／ （ ー） （ー）' これって文化の差なのかなー。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪx ,--､
＼ ＼ェｪｪ< ヾ zヽ. その辺りに拘る感覚が俺にゃちっとも判らんのだけど。
＿＿__／ ＼／| ｜ｽﾞｽﾞｯ
| | / / ＿＿ﾉ
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ. |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ 魔族や魔術について聞いても、
／ （ ●） （●）' , -―ーっ やっぱ俺にとっちゃ皆一緒で “人” だわ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （ ゝ彡￣
＼ ＼ェｪｪｪェ ／ | '| 二人が味方についてくれて心強いし、
／ ' |, | どっちもただの女の子にしか見えねー。
＿＿/ ﾉ ´ー‐イ' |
| | / / r_＿＿__ﾉ
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣|
結構憧れる
一応良心の呵責はあったけど憎しみで上書きしてた感じかな
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ Ⅵ;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
{;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､
Ⅵ';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:Ⅵ;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,}
Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ;,;,;,;乂辷彡'＼
.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _
／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_ ……
ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡'
辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦. .|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝ ｀¨ イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
/ / / l {l |
/ / , .| | | ll |
/ ., / { | | | ll |
/'/ { ―斥ミ |＿ | ll |
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ll |
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ll |
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . |
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l |
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l | ……
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l |
| l l } 八 |l |
| l .从 .从 / /| .|l |
| | ヾ ＼ /' ｲ | 八
| |. ＼ ＼. ー‐ イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |? .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
- ─ ＝＝─ - ､
／ ＼
／ ＼
/ ヽ
/ ﾊ 悪いね 変なのが魔王になんてなっちまって。
|● ） |
‘， | 直せるとこがあるなら直してくつもりだから、
ヽェェ┐ / 気になるとことかどんどこ言っちゃってよ。
＼ェ| ／
,イ. ヽ. ‘， けど面に関しては勘弁な。
i .! i. |
i .i. | |. 残念な顔に生まれついちまったもんだからさ。
i .|. | |
i .| i. |
! .! |. |
! .! |. |
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _人_
＿|＼＿ .' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜ _人｀Y´
ヽ::::::::::〈 ⌒ ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ｀Y´
|／＼| | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | ……キル夫さまって ほんとに変な魔王さま。
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |. けど嫌いじゃないよ☆
. ｜ ＼_ ＞ __＿ノ ∨l :i｜ | | | そういう変なとこと もちろん顔もね☆
'. | 八 ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ありがとさん。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | お世辞でもミサキちゃんからそう言ってもらえると やっぱ嬉しいわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
Y: :ヽ /
} : : } /:.{
} : : } {: :{
/: : / . . . ---. .､_ Ⅵ:.､
ノ: : ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:>≧=-Y:ヽ
/:.:.≦/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧: : : : ﾉ: :.}
{: : : :/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:i∧: : : : :.:ﾉ==.ア 直す必要があれば ルシールが手ずから矯正してくれるわ。
＞ｨ:ｉ:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:iY:ｉ:i{: : :.イﾆﾆﾆ( ___
／ﾆﾆ{:ｉ:{:ｉ:Ⅵ:ｉ{斗≦:i:i:}:ｉ:ｉ}--ｧ:{ﾆﾆﾆﾆ):ｉ:ｉ:ｉ≧=---'' 生憎 アタシは軍務に忙しいのよ。
ヽﾆﾆ:从:ｉ:示:ｉ:{ “v刋 }:ｉ:ｉ|_./:ｉ:|､ﾆﾆ. へ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼
ゞﾆ）:i圦.V}´ ｀¨ !:ｉ:i|:ｉ:ｉ:i:i{ ゞ'' ´⌒ヽ:ｉ:ｉヽ アナタの教育までは手が回らないわね。
／:ｉ:ｉ}从ヽ ' ､ ' ﾉ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ Y:ｉ:ｉ}
/:ｉ:／ﾉ' ）}:ｉ≧=-彡.7:ｉ:i!ﾆﾆ ＼≧=- .ﾉ彡'
{:ｉ:{ /:ｉ／ ｧ=ゞｿ彡:ｉ/ ⌒ヽﾆ.＼ ￣
人:{ ./" r-}彡Ⅹハ/ .＼＼彡-==ミ
ー .ｙ ｸﾆ {ﾆﾆ＼ /:ｉ／ ﾉ ノ
/= {ﾆﾆ! '/ﾆ.＼':ｉ:ｉ廴 ＞入,ノ
Ｙ {ﾆﾆ!_ '/ﾆ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉノ'' ）､
}彡ﾆﾆﾆﾆ≧Y:ｉ:ｉ/ _ -=(:ｉ:ｉ:ｉ≧==--
}_◆ﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆ≧=≦ア ｀¨¨¨¨¨¨´
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そりゃ残念だ。
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | その分 軍務の方は期待させてもらうよ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ｜
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （うーむ 犬猿の仲じゃああるけど、
／ (●） （●） ＼ 上手く注意や話題を逸らしたらそこまで険悪になるって訳でもないな）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ （今後はこの手で行くか……）
／ ＼
「私は今の貴方のままで良いと思うわ」
辺りかな。
/ / { ハ ∧ ‘， ‘， }
, ／ /∧{￣‘， /￣ ，‘， ＼ |
∠ ィ 弐灯うﾄ‘， |} /≧笊ぅ､}ミ､ ＼ |
, { | ＾ 比刈 ＼}}/ 比刈 j} } ￣「 （気さくな感じはなんでかなって思ったけど、
{ ､ ‘， ゞ‐ ' ゞ‐ ' / / i !. 私を半魔って目で見てないからだ）
| |＼_＼ { / | !
| | :! .八￣ 厶ィ i :| ! （……ニャル子ちゃんが言ってた“アレ”
从 V ＼ ､ , / } } , :从 ， 本気で考えちゃおっかな）
/| V V ､__ .ィ / / , ，
, | ∨ ､ V （ ヽ ___ ..イ / / / ， んふー☆
/:从 ∨ ＼ V ／＾ ， V _}＾V / ／} / ，
. / ∧ {＼ i＼}ｲ } } v'´ 厶ｲ / / ，
/ _∧ !¨:}＼}::::从 } }f__‘， }::7/ /‐ _ ，
./ ／i :N::::}:::::::::::::∧ , ／ >､ /:::厶..ィ::::::}::::}‐ ､ ，
/ / | |::::::,::::::::::::/::∧／! ｰ '´ _}__./:/::::::::::::::::::}::::} } V ，
/ { V !:::::{/:::::::/:::::::::V∧ ´ , }/::::::::::::::::::::,::::, / } ，
/ { Ⅵ!:::::{/::::/::::::::::::::V∧ }ソ::::::::::::::::::::V:::/ / .! ，
./ .{ ∧:::/::::/::::::::::::::::::::::∧ Y::::::::::::‘，:::::V / } .| ，
. , /! /::::/::::::::::::::::::::::::::::::, |::::::::::::::::}::::::::::V , .! ，
/ / ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} }::::::::::::「￣ }:::::::V / V ，
./ / {::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,::::::::::::::＼_/::::::::} / V ，
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ Ⅵ;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
{;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､. （アタシのこと、可愛いって――
Ⅵ';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:Ⅵ;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,} そんなの当たり前だけど……）
Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ;,;,;,;乂辷彡'＼
.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _ （けれど人間から
／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_ 角や尾を褒められたのは初めて……）
ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡'
辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' u. “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ （――お、落ち着きなさい！
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ アタシはそんなに安くはないわ！)
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { u. ///.|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦/// _ - |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝu. ｀¨´ イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
涙子もそうだけど
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ よーし、じゃあ食った分働いてきます。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 人はジャガイモだけに生きるに非ず！
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 主食副菜汁物によって生きるのです！
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ 落ち着いたら俺の故郷の飯を再現してみるわ
| ｌ （ l / / / l 卵かけご飯食いてぇー！！
l l ヽ /
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌┐
└┘
ｼﾞｬｲｱﾝ ﾘｻｲﾀﾙ
【 エリザ 独唱会 】
♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪
}'/,} .{////////
人/} .{///////
_.｡r≦//ﾘ .{//////
＿_｡r≦/////／ {//// {
／///ﾆ=--------=ミ {////入
／ .＞.:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s.｡_“＜≧=--､
}.／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:≧xﾊ//// }:､
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/// }////}'∧
. イ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:/:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉﾊ///}////}'/∧
／ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:/:ｉ:ｉ:/:ｉ:i:i{ /// }////}// }i:､
. r≦ﾆﾆﾆ':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i∠{:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{ /// }////}// }:i∧
乂ﾆﾆﾆ.':ｉ:ｉ:i:{:ｉ:/ lヽ:/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}////}彡ｲ////{:ｉ:ｉ∧
/ﾆﾆﾆ{:i:i{:ｉ{:/ .!:ｉ:' .{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∠ --,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:l∨//ﾆYヽ≦ﾆﾆﾆミ∧
. ￣￣/从{:ｉ:{ _ ヾ{ Ⅵ:ｉ:ｉ:＞' }:ｉ:ｉ:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉゞ, ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:∧
/:ｉ:ｉ:ｉ|:ｉ十ヾx___｀ ゞ' }彡'}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{:ｉ:i:, ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.）:ｉ:∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ>.-':.:.:｀⌒´ __.r､ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{:ｉ:ｉ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
♪〜 /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ :.:.:.:.:.: { ⌒ヾ==彡}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{:ｉ:ｉ＞､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i∧
. /:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:iゝ 乂人 , .:.:.:.:.:.: }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{' /}ﾆﾆﾆﾆﾆ彡':}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i＞.｡ {::::丁 }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{_,／:ｉ:≧=-=≦:ｉ:ｉ:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧
. 八:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i=- ｀¨ ＿ .}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:ｉ:ｉ
ヾ:i:i⌒ 小:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉfヾv'::）:ｉ:i:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i八:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:}
｀ .{:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:人:ｉ:ｉ:ｉ:i:iﾉゝ}{:辷:ｉ:ｉ:}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=-‐‐ｧ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:}
. Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧≦:i:><><:ｉ:ｉ:i:}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/イ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ彡ｲﾉ
♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪:*:･･:*:･♪･:*:･･:*:･♪
ｵﾝ ｽﾃｰｼﾞ
【開 催 中 ！！】
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／ (●） （●）＼ | 乗ってきたわ！ 次は13番よ！ ＞
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ 迂闊な事を言いやがった過去の俺を絞め殺してぇ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
【教訓】
「早期発見、迅速な対処が火事を防ぐコツ」
【独唱会を終えて】
「魔術でなくともテロかった」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ﾄ旡≧/ /≦乏 ＼
| （ﾄ| |ｪｪｪｪｪｪ| |ｲ） |
＼. | |ェｪｪｪェ| | ／
｀ ー------─― ´
声そのものは良いんだけど致命的音痴なのか
それとも声からしてアカンのか
エリちゃんの明日はどっちだ
お付き合い頂きありがとうございました
声はいい と信じたい
圧倒的美声が織りなす殺戮的な不協和音！
本編第五話は4/5（土）の23：00定時で それではこぼれ話作ってきまーす
自分の為だけに歌えば音痴で、
他人の為に歌えるようになれば、歌姫になれるらしいからな
声はええんやろ
竜族と人間のハーフと騎士級の人たちって立場が違うだけで流れてる血は同じみたいだね。
賎民政策とかそのへんは、結局どんな理由を付けて誰を上に置き誰を貶めるかだからねー
遡れない遠い昔の混血に関しては都合のいいように解釈して、直近の混血を蔑視するように仕向けるのは
わりかしよくある感じなのではないかと思う
「人間」から先祖返りとかで角だの尻尾だの生えた子供が生まれたら？
「いなかった」ことになるんじゃないの、多分
『こぼれ話』
.
.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ さて 二人にちょっと聞きたい事があるんですけどいいですか。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 尚、前回の反省を踏まえて政務外の時間です。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
_ ─ ､_
'´ ｀､
／ , '´ヽ ,､ ､
/ ／ ﾆ 三 ニヽ ヽ
/ ,／‐＝ ⌒ ｰヽ ヽ
/'''''''''''イ ‐-=｀ ´￣｀ ､Yﾞﾞﾞﾞﾞ',
. / .|ｨ=云y ヽ, r ⌒ | |
. { r´l ｀=ニ´ / r=云ｧ''|_ | どうしたんだい？
i! l::}ﾄ::.. / ｀ﾆ=´∧〉 i! 改まって。
| ｀ﾊ:::;:' /_〉 ノﾊ/ |
| ::; / ヽ /:/ｰ' |
l |::ﾄ ーﾆ=- } ,':'´ i!
',. ｌ ､＿＿ イ | , '
' , ﾄ-───‐‐-| ／
', .|三三三三三∧ ／
ゝ／三三三三三三≧ｘ､
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ どうして私は縛られてるんですか！？
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:| もしやルシールさんの目の前でﾊﾟｼｨﾝﾊﾟｼｨﾝされるんですか！
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ それってかなりニッチな性癖ですよ！？
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ うーん ちょっとね。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | ニャル子を縛っといたのは逃げられないようにする為であって、
＼ヽ L ／. SMと露出のハイブリッドな性癖は持ちあわせちゃいません 悪しからず。
ゝ ﾉ
／ /
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | また聞きにくい話なのかい？
| | 丶ー |:| ヽー_'' / | ババァに振ったところで歳と皺が増えるくらいで、
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |. 大したもんは出やしないよ。
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 聞き難いっつーかこの二人以外に選択肢がないっつーかね。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ばーちゃん俺の事を二人目だって言ってたじゃん。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ あれってどういう意味？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ ああ……
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼. それなら私と嬢ちゃん以外に聞く話じゃないね。
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /. なんだい 嬢ちゃんの方から話をしてなかったのかい？
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
/ / ,.. '´/ ｲ ヽ ｀ヽ、
,' / ,. '´ ,' /.! ',¨' ､ ヾヽ
i. l. ／ ,. ! i. l '. ヽ、 、 ヽ.＼
l. l. , ' / .l. l i ､ ヽ ヽ ヽ. ヽ
l. l / ./ .! !│ ! ! ヾ、 ﾍ ﾍ. ∨
! l. / ,' ! l. i l. i ﾍ i. i. ! ﾍ ∨
i. Y , i/! l ! ', i.! .!. ', 、 .! l !. '. ,
〉. i./ !.l !. ',. ', l i l! lヽ i. lヽ.l. l. !. '.. ,
,' ヽヽ .!/ ', ', ヽヽ i !_lﾍ l__ﾑ斗ヽj ヾ l !ヽ .! .!
i ∧ ﾏ ! i i lヽi.､ ヾ、 i / .! !¨l¨i ヽﾉ ,..ｲ !. l! ﾍ !. i
! ,' !ヽヽ l ! lヽ| ヾ,.ｲ ｀ l' ./´ .!/ ,..z=イ´ ! l i! .i. l.! ! そ それはその……
l ! .! ﾍ ﾏ ',. l!i斗匕ヽ ＼. ! ' ¨´r'///,! .! i /l. i! .l!. '.. ええと……
l.l ! i. !. ヽ!ヾ、z=ﾆ示¨ヽ! 匁z ﾂ ,..ｨﾘ /j / .!/ヽ. !. '.
ヾ / .!. l. ! ! r'///i ｀¨｢i´l.! ∨/／ .! ヽ ,
/ .ｨ .i.､! l. ＼ヽ 匁z ｿ ,.ｨ !.! .!l ,.'/' / .i! ! ヽ、 ,
/ .ハ. i. l. l ､ ヽゝ ¨¨´ .:! _,.. ィ´ ,.ｨ ／' i. ', ',
／´ ﾍヽl. l ､ .!ヽ ヽ、 ￣ ,. イ / ! ', ,
ヾ! l/i｀ヾ、_人. ｀ ＿,.. -‐っ ¨´／!j/ i ', ,
│i!{i /ｲ i. ヽ、 ｀ -‐ ¨ ／ !i ,'
l. !｀ヽ! .! | l ＞ ...,_ ,.ィ´ .!i. , ヽ
│| l. ! .i ¨ r-- ‐ '´ ,. -‐ ¨i! i ＼
// .! / l ,.. イi ,.ｨ'´ i! i! ヽ
// !' ! i.! | ./ .! i. iヽ、
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ なんかこの件に関してニャル子の口が重くなるんだよね。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | だから俺と二人で膝突き合わして聞くより、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ばーちゃんを挟んだ方がちょっとは気が楽になんじゃねーかなーって。
／ ＼
´￣｀‐´￣｀ ､
,' ＼
. / /⌒⌒ヽ ＼
/'''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ',
/ / ニ 三 ニ ヽ ｉ
/⌒丶 ´￣｀ヽ |
,' ,-ｲ ‐─､ r ─ |‐､_ |
l´:::{::{ヽ￣｀ヽ Y´ ￣, }::}:::l i! 中々どうして気配りをするもんじゃないか。
. ゝﾍ_{ ｀￣´ /| ｀￣´"}::}ィ i!
| ',｀ー l::| ｀ー´ﾉ|~ :|. それで――本音は？
i!'''''''''', / ´ ＼ //ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|
`､ ',. l ｰ=＝ﾃ/ // ／
`､.／二￣￣￣￣＼／
／ノ´／／, ‐ .＼
／⌒＼＿￣__./ / /,' ﾉー─' ヽ=彡､＿／⌒＼
/////////// /_ﾉ|ﾉ t////////∨//＼///// ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 証言者を用意したから言い逃れは出来ねーぞ。
／ -━- -━- ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | さーあ 過去に何があったか剥き剥き暴いてやるから覚悟しとけ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ （邪神に対してもこの遠慮と容赦の無さ！）
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ （嬉しいような悲しいような！）
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
.-‐''´￣￣￣｀ｰ-､
Λ ゛゛゛''''ｰ .....,,_ ヽ
/= `､ ゛゛゛''''ｰ .......,,_ |
}＝-､`i il|il|,,li.ll..ii.. |
/､=‐ ||r-, | 仲良きことは美しき哉ってことにしておくよ。
∠.i､ .ﾉ ||_/ | li|lli..li..., |
{_`i:: ｲ| il | | それで？
| ....::::' ﾘ| il ||ili.lili.... 〉 坊やはどこから聞きたいんだい。
￣ };;.___ゝ, l l,., l
}::::::;;;;;;;;;`､ li j;. /
, -┴=‐ ､;;;;;;;;`ｰ'-;'_´
/:::;:::::::::::::::`;;:::::::::::::::::`,
}:::li:::::::::;'::::li':::::::::::::::::::::i;
ゞ;::::〃::::::;;i;;:::::::::::::::::::ﾉ
}:::,,,:::::;;;ii;;:::::::::::::::::/;i
|::::,,,,''::;;|;':::::::::::::::;:'::;{
|::;;;;''':::;;|;:::::::::::;'/;;;:::;i
|:::::::;;;:;;|;;:::::::;'::〈;;;;;;;;ﾉ
}::::::::::;;|;;::::::::::::::::':,
};;''';'';::;|;;::::::::::::::::::::ヽ
ﾉ::::::;;;:''ﾉ;::::::::::::::::::::::::::ヽ;
〈::::;;;'';;/;;;:::::::::::::::::::::::::::::::;:':;
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ とりあえずそうだなぁ……
／ （●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺で二人目って事は前任の魔王に俺と同じ異世界人がいた、
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ って事でいいの？
／ ＼
_ ─ ､_
'´ ｀､
／ , '´ヽ ,､ ､
/ ／ ﾆ 三 ニヽ ヽ
/ ,／‐＝ ⌒ ｰヽ ヽ
/'''''''''''イ ‐-=｀ ´￣｀ ､Yﾞﾞﾞﾞﾞ',
. / .|ｨ=云y ヽ, r ⌒ | |
. { r´l ｀=ニ´ / r=云ｧ''|_ | そうさ 前任の魔王――
i! l::}ﾄ::.. / ｀ﾆ=´∧〉 i! 50年前の先代が異世界人だったのさ。
| ｀ﾊ:::;:' /_〉 ノﾊ/ |
| ::; / ヽ /:/ｰ' | 異世界のニッポンとかいう国の出身だったって話だね。
l |::ﾄ ーﾆ=- } ,':'´ i!
',. ｌ ､＿＿ イ | , '
' , ﾄ-───‐‐-| ／
', .|三三三三三∧ ／
ゝ／三三三三三三≧ｘ､
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ジャパニーズ狙い撃ちか。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 別にプエルトリコ人の魔王とかいてもいいと思うの。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
r､ r､／ ヘ. ……そこまで知ってるって事は、
ヽヾ 三 |:l1 ヽ ばーちゃんって先代の関係者だったりしたの？
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ 直接の関わりはなかったよ。
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ だが魔王というだけで、
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /. 魔族にとっては良くも悪くも注目を集める存在なんだよ。
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}' しかも素性が人間だというなら尚更にね。
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ふーん……
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 当時の扱いってどんなんだったん？
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
, ´￣￣￣｀ ､
/ ＼
/''''/⌒ﾞ"⌒ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ / ─ ヽ | ,-､,-､
/ / ニ ヽ ｌ二ヽヽ ' ,
ｌ ｲヾ＝=' ｀＝==ｚ∨_こ≧￣｀ｰ`
| | ト─ ､ーァ ｌ兮ﾄｰ‐⌒ヽ 〉 当時はまだ今ほど魔族の勢いが衰えちゃいなかったからね。
| ﾄ ｀¨´ | ｰ¨´ ﾊ-' `─ ､＿彡'ヽ
|''''', / /､ ＼ /:|ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ| Y //∧ 氏族を束ねる求心力だったのは間違いないが、
| ', l /⌒ヽ l /.::| i! ∨//∧. 人間への攻撃は魔族内では数氏族のみに留まったね。
', ', / | ∨_/＿|_ ﾉ ∨//∧
', / / :{ ∨////| ／⌒ー､＿∨//∧
／⌒＼＿ｰ/ / :| ∨//:└´///////// ',///∧
{///////// / :| ∨////////////// ﾍ///ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ へーぇ……
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | だそうですが 奇跡的に生き残ってた邪神教の巫女のニャル子さん。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 貴方のご意見を伺いましょうか？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ （これって私への裁判が執り行われているのでは！？）
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ （陪審員なしということは弾劾？
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､ それともまさか――宗教裁判！？）
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
わっふるわっふる
. ／／ ／ ／ / ＼ ＼
. ／ ／ ／ / ＼
/ / (,__＿＿＿ / ｌ __＿＿＿＿} ,
/ / /／￣ / , ｜ ￣＼ l
ｌ | / _/ / // 1 | | | ｌ ＼___＿l
| | _.√ / / / ｣ 斗匕 l| ｌト |ｌ..｣_｜ | |
| | |l ｌ l| ｌ { ｌ| l| l l| 从 八 | | ; . |
| | |l | l| ｌ {ﾊ_,メ冬ミ八 价 /lィ冬ミx/ | |
| | |l | l| ｌ 爪 {_)i::l..}^' ＼/ j/^{_)i:::l.} )〉 |l | | えー そのー
| | 八 | l| ｌハ 乂..ツ ´ 乂..ツ／ 八 ｌ |
| | )人 l|ｌ ぃ { ｀¨´ ; ｀¨^ ﾌイ. イ }/ | 当時の邪神の思し召しですので、
. 八 ､ ／ ＼|ｌ ＼＼""" 釻 """∠ ;ﾘ 八 | 人選に関してはその……
` ミﾆ=- 八|＼{ミト-ｰ .,_ u._彡イ´| l＼ ｜
| |个:.. {_｝ イ | l ,__＼ ,
. r'⌒| |＼___〕ト . ＜}:::| l |／⌒¨L.....｀
. |:::::::| |::::::::/:::::::::{｀ﾆ´ ／:::::| l |::::::::::::::::::::::::} ＼
人:::::| |:::::::{::::::::::::＼__／:::::::::::| l |::::::::::::::::::::::::},_ ＼
／{::::::::::| |:::::::{::::::／}⌒⌒{＼:::::::| l |::::::::::::/⌒Ｖ:::::} ＼
. ／/ {::::::::::| |:::::::{∠:::::「`i⌒ｉトミ:＼] l |:::::::::::i¨⌒¨`Ｖ ＼
／ { ＼_:::| |:::／::::|___L::}::::]__｣_::＼| l |:::::::::::{ } ＼
／ 人 __〕| |::{::「__｣:::::L/⌒|:::｣__」:::| l |::::｛￣ ／ 八
/ ／ ∧ ｛_::::| |人「::::]￣/l ｢_」__」:::| l |:::::::）／ ∧ ＼ ｝
／ / l ＼ l l
/ l ＼ ヽ l｜
/ / l ｜ l l Y ﾊ l｜
/ / {｜ l l ､L__l__l_ i l l !
/ l /l_L イ jl l ハlヽ「T ﾄ }j !
jl l ! ‐''「 ﾄl l ﾄ、 j!l 从斗ミx}ﾊ l l ll }
l ! ll l ﾊ l>云ミx＼ / ﾉ〃f{l菑 }》 } l ﾄ V ﾊ た ただですね！
l l l ! {7( 代令j}` ヽノ 弋竺ｼ // j j メ /
! ! l l { 人ヾ ゞﾆｼ ｰ-‐' // / =彡'"＼. 当時も情勢が不安定で、
｜λ l ﾄﾄ＼ ﾄ＼ 冖" ヽ ;:;:;:ノ j／j/ l. 魔族や竜の勢力圏が増え続ける人間から
l ∧l ﾄ{＼ ＼:;:;:;:;:; __.. -┐ =彡イ /｜ l 圧迫を受けている状態だったと聞きます！
j /r:::"⌒｀ヽ､ ミ__＞ ヾ ノ ／l / l !
! ﾍ__):::::::::＞‐-ミ＜ `＜__ ￣ イl l { ! l 攻撃よりもむしろ自衛 生活圏の防衛が
j/:::::::::::::／ _):::::ヽ Vﾄミ''ｰ- ＜ / ! l ﾄ、 λ 主軸にあったとの事です！
/廴::::::::/ `ーﾐ::ﾍ V:::＞‐--､j:^Yl __! l::::⌒ヽ∧
/ ｝::::l }::}ﾍ V:::::::::::/ !lﾍ::l":::l !:::::::r' ∧
/ rイ:::::l ＼「:ﾉ::ﾍ V::>⌒T"┼} トl l::::::::⌒Y ﾍ
./ 乂:::::::l `､ 弋::::::l V ┼ ┼/┼ l l::::::::::::::} ＼
〈::::::l ＼ ＼ "ト､l ∨ ┼l⌒Y [_l l:::::::::::ノヽ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （あくまでニャル子の素性は隠して通すつもりか……）
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （その方が都合がいいんだろーけど、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. さーて誰の都合がよろしいのですかねぇ……？）
／ ＼
,, -- ,,
／ ヾj
∠＿ ﾘ
／ ,ｨ⌒／＾＼⌒ヽ
∠＿ ／ : : :／: : : :＼: : :ヽ
／ /: : : :〃:!:|:ｉ : :ｉ|ヽヽ: :ハ
∠ ‖: : :∧ﾊ|!!ヽ: ﾉlﾊﾊﾄ: : : |
/ 乂| ｉ〈(( ))ｉ!乂ll(( ))リ ∧､ （……漂流中にサメが周囲を回遊してる気分です）
!ヾﾍ｀ﾞ´ ::::::::::::｀ﾞ´〃ｉ:|
‖＼ﾐ> /￣￣', ｨ彡'ヾ
/: : |: >､ ( ＿＿.) ノ|: ｉ : ゛､
/ : : ｉ: |::::::::r| |ｭ::::::::!: ｉ ＼ ＼
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
ヽ=三三三三三三三=/
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. | ・ ・ ・
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | ……嬢ちゃんの前任者は
| | 丶ー |:| ヽー_'' / | 先代魔王をよく知っていたようだね。
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ | いかにもその通り。
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ / 50年前の魔竜戦争の発端はそれさ。
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それがなんだってこの有り様なのさ？
／ (●） （●） ＼
| r───-､ | ばーちゃんが初めて会った時に言ってたけど、
＼ ／ 人間の半数近くを殺したんでしょ？
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 人がここまで残酷になるには 慣れる前に一歩目のお題目が必要になる。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 絶滅政策もやむなしって思わせるほどの理由なんて、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 一体全体何やらかしたのさ？
／ ＼
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ 発端が別にあったとしても、
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼. 戦っているうちに理由が変わっていくのなんてよくある話さ。
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /. どうしてそうなったかを話す前に、
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i. まずは先代魔王について話そうか。
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
_ ─ ､_
'´ ｀､
／ , '´ヽ ,､ ､
/ ／ ﾆ 三 ニヽ ヽ
/ ,／‐＝ ⌒ ｰヽ ヽ
/'''''''''''イ ‐-=｀ ´￣｀ ､Yﾞﾞﾞﾞﾞ',
. / .|ｨ=云y ヽ, r ⌒ | |
. { r´l ｀=ニ´ / r=云ｧ''|_ | 先代魔王の特徴として、
i! l::}ﾄ::.. / ｀ﾆ=´∧〉 i! 人となりを示す二つ名が残っている。
| ｀ﾊ:::;:' /_〉 ノﾊ/ |
| ::; / ヽ /:/ｰ' | それを聞けば大体理由の程も判ってくるんじゃないかね？
l |::ﾄ ーﾆ=- } ,':'´ i!
',. ｌ ､＿＿ イ | , '
' , ﾄ-───‐‐-| ／
', .|三三三三三∧ ／
ゝ／三三三三三三≧ｘ､
＊ ＿＿＿＿＿__
／￣| + ／ ヽ +
｜ ::｜ ／⌒ ⌒ ＼
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） | .人 なにそれ面白そう。
,― ＼ | :::::（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）:: | ｀Ｙ´
| ＿＿_） ::｜ .! ＼ ／ / 是非詳しく！
| ＿＿_） ::｜＋ヽ ＼ｪｪｪ／ / 十
| ＿＿_） ::｜ .＞ ＼
ヽ＿＿）＿／ / ＼
l .::/| ::∧ :|:::::::::: //::/| :| :| Ｖい ＼ ＼
| ¬ト､_| ＼八::::::::::::://::/ :| ::/|:ィ∧ :iﾊ│ ／ ／
|:::::::Ｌ.斗≧ｧ＜＼::／ .::厶斗≦| / |: i八| ＼ ＼
:.. :::::〃 ん'//し ／＼／ ん/ しﾍ |:: | | ＼ / /
:::::.. Ⅵ{ iｈ{ :::::} i ih{::::} i }Ⅳ::/ │广⌒ﾞ 〈 〈 …………
::::::＼(こ乂____ソ 乂__ソつ厶/::: /|/ 〉 〉
ﾊ ::::::::::ゝ : : : : . ' : : : : ∠:::: .ｲ 〈
|人丶::::::＼: : : : : : : : : ／:::: ｲ:ﾘ 〉
:::::::＼::＞⌒ ⌒ｱＴ|/|/ /／
:i圦 ⊂ﾆ＝=ー- ｲ::: ｉ八 ／
＼ :|i::个ト ＜::i::|:: ｉ ＼
,,,,,,,,,,／::::: ::::: 二 三 二:::＼ ＼
::::r ヾ＝＝=-ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
:::l::::-== ＝＝= _::::::／:::::::::/_ ` |
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/＿＞:,' | 邪神教の巫女を正妻に娶り、
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ | 建設した後宮に召し上げた女は数知れず。
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l }: |
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ | ぶらりと市井に姿を見せて、
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' | 氏族 身分 種族すらに問わずに妾を囲う。
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ |
::l::::::ヽ::.. ::::::: / |. 最盛期は1000人の妻とともに終わらぬ宴を開いた
:::l::::::::::＼. / ﾉ. なんて逸話まで残ってる。
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | そんな魔王を人々はこう呼んだ。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ | 紛うことなき“好色王”――とね。
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 1000人て――まあ 逸話なら誇張も入ってるんだろうけどさ……
／ （●） （●） ＼ 男の欲望とちんこの意志に正直過ぎたんだな。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ そこまでいったら逆に羨ましさが欠片もねぇ ヤマタノオロチンコか。
／ ＼ スサノオ連れて来て 余分なちんこ切ってもらえば良かったんだ。
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: ! 元々魔族自体が性に寛容だったのもあるが、
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ 娶って魔王の血を入れるというのは有効な手だったんだよ。
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ 度が越えはしていたけどね。
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i. 魔王という新たな氏族を立ち上げることで、
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}' 血筋によってまとめられていったからね。
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ その代わり家系図が野放図で衆寡敵せずってか？
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | 周りの男どもから反感を買いまくったか、
＼ヽ L ／. もしくは増え過ぎた妻子一族が逆に重荷になったりしたのかね？
ゝ ﾉ
／ /
''''''' /,ﾍ、,ﾍ |
|||||llliii;;;,,, ,,,;;;//ヾﾐi／il |
!!!!!'''''''''´/iii// ｀´¨i||l |
/ ,// ＼,_||| |
,;;:!ll|ﾚ', // ＼＿||| |
iiｌｌ||ﾚ'//// ｀ー＝||| |
iｌｌ|ﾚ' ／./ ｀ー＝||| |
／／_／ 二;|| |
／ ／￣ニﾆ=-、、 l|/
_ ｀y=＝=ミ、ヾｼ ; /'
三 ＼＿＿≧ /
／ , -…wﾉ i | 妻子を殺されたのさ。
| ',
l ', ', 人間との戦の最中にね。
', ',
, }. ', ', それでタガが外れちまって、
/, ／ｲ ', ', 本来生活圏を守る戦いであったはずが一気に人間への敵愾心に変わり、
// ／／ ト-、_ ', ',. 種族根絶の争いへと変わっていったって話だね。
/ /／／ ／ ｀ー-‐
' ／／ ＿＿/
,' ,´一¨￣丁
i i ーＴ'¨
|
＼ |
. ヾ ヽ |
|
＼＿,,,,／
/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ああ……
／ （ー） （ー） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 要するに前任者もただの人だったって訳だ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | “好色王”なんて呼ばれてはいたが、
| | 丶ー |:| ヽー_'' / | そういうことなんだろうね。
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ばーちゃん 前任者と直接の関係はなかったんでしょ？
／ （●） （●） ＼ その割には異世界人だって知ってたりしてさ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ひょっとしてばーちゃんの愛人て……50年前は化粧で誤魔化して……
／ ＼
.-‐''´￣￣￣｀ｰ-､
Λ ゛゛゛''''ｰ .....,,_ ヽ
/= `､ ゛゛゛''''ｰ .......,,_ |
}＝-､`i il|il|,,li.ll..ii.. |
/､=‐ ||r-, | 言っとくけど私は50年前からただの別嬪なババァだよ。
∠.i､ .ﾉ ||_/ | li|lli..li..., |
{_`i:: ｲ| il | | さすがに“好色王”の眼には適わなかったようでね、
| ....::::' ﾘ| il ||ili.lili.... 〉 代わりって訳じゃないが孫が嫁いでたんだ。
￣ };;.___ゝ, l l,., l
}::::::;;;;;;;;;`､ li j;. / 気は軽かったが口もそうだったようでね、
, -┴=‐ ､;;;;;;;;`ｰ'-;'_´ 妻たちには閨で自分の素性を話して聞かせていたそうだ。
/:::;:::::::::::::::`;;:::::::::::::::::`,
}:::li:::::::::;'::::li':::::::::::::::::::::i; 先代との惚気話を嫌というほど聞かされたよ。
ゞ;::::〃::::::;;i;;:::::::::::::::::::ﾉ
}:::,,,:::::;;;ii;;:::::::::::::::::/;i
|::::,,,,''::;;|;':::::::::::::::;:'::;{
|::;;;;''':::;;|;:::::::::::;'/;;;:::;i
|:::::::;;;:;;|;;:::::::;'::〈;;;;;;;;ﾉ
}::::::::::;;|;;::::::::::::::::':,
};;''';'';::;|;;::::::::::::::::::::ヽ
ﾉ::::::;;;:''ﾉ;::::::::::::::::::::::::::ヽ;
〈::::;;;'';;/;;;:::::::::::::::::::::::::::::::;:':;
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼ 孫から床の惚気話か……
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ | なんか想像もつかねーや。
ゝ ﾉ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／ ＼
. ﾁﾗｯ ／ （●） （ー）＼
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ |
ゝ ﾉ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
_,. -＝-- ､
, '´ '´ ヾ､
／／ ヽ
, ' ／ |
. / / _,. - ┴ -- _
/ / , '´ ,. / - ､ ヽ､
. / / ／ ／ / '， ＼
/ / ,.:' / / / ,| :. ､ ヽ
| | / / / ' / ;': ! | ∨ !
| | / / / | | | ! | }ﾊ | | | :
| | | ' '{ { | |__|__ {i. / /__!_{ﾊ i | !
ﾏ{ | | | | | |从{从ｲ∨､ /}/ }/ | ! } |
{! ｛ハ | | Ⅳi ﾘ ∨ / / / }/ / :.
ﾏ､ { 从 { ﾑ ､＿_,.. ∨ 、＿,. / / | …………
｀＼_ |从_从〉 ￣ , ￣ /,.ｲ/ :.
/ | T 、 u /イ} .
/ { | ＞ v―っ ＜{ ∧ i
/ , ! /|＞ - ＜|ヽ j / i :.
/ } |／:{ ∧ ∧ |:､! { :. :.
/ _,..::| |:::::∧/､ {__ﾉ }_,.ｲ:::| |ヽ､ i ､
,:' r::::´::::::: | |::::{//≧､__,.ィ//|:::{ {::::::::｀ヽ､ ､
／ fﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三} ＼
／ |ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三| ＼
／ |ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三| ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （だんまり決め込んじゃってまー）
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （当事者なら色々思うとこもあって、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 俺たちとはまた感想も違ってるんだろうな）
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |. （キレられない程度にしとこ 後が怖いし）
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ねぇニャル子さん。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 前任者が異世界人だったらさ 価値観の普及とか知識の伝播とか、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ そういう分野で活躍したりとかはなかったん？
／ ＼
_,. -＝-- ､
, '´ '´ ヾ､
／／ ヽ
, ' ／ |
. / / _,. - ┴ -- _
/ / , '´ ,. / - ､ ヽ､
. / / ／ ／ / '， ＼
/ / ,.:' / / / ,| :. ､ ヽ
| | / / / ' / ;': ! | ∨ !
| | / / / | | | ! | }ﾊ | | | :
| | | ' '{ { | |__|__ {i. / /__!_{ﾊ i | !
ﾏ{ | | | | | |从{从ｲ∨､ /}/ }/ | ! } |
{! ｛ハ | | Ⅳ{示圷､ ∨ / ィﾁ圷､}/ / :.. あー はい。
ﾏ､ { 从 { ﾑ 弋こｿ ∨ 弋こｿ/ / |
｀＼_ |从_从〉 , /,.ｲ/ :.. そういった事例がなかったわけではありませんが、
/ | T 、 u /イ} . 極めて限定的な部分のみに留まったようですね。
/ { | ＞ v―っ ＜{ ∧ i
/ , ! /|＞ - ＜|ヽ j / i :.
/ } |／:{ ∧ ∧ |:､! { :. :.
/ _,..::| |:::::∧/､ {__ﾉ }_,.ｲ:::| |ヽ､ i ､
,:' r::::´::::::: | |::::{//≧､__,.ィ//|:::{ {::::::::｀ヽ､ ､
／ fﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三} ＼
／ |ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三| ＼
／ |ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三| ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | それって例えば？
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
_,. -＝-- ､
, '´ '´ ヾ､
／／ ヽ
, ' ／ |
. / / _,. - ┴ -- _
/ / , '´ ,. / - ､ ヽ､
. / / ／ ／ / '， ＼
/ / ,.:' / / / ,| :. ､ ヽ
| | / / / ' / ;': ! | ∨ !
| | / / / | | | ! | }ﾊ | | | :
| | | ' '{ { | |__|__ {i. / /__!_{ﾊ i | !
ﾏ{ | | | | | |从{从ｲ∨､ /}/ }/ | ! } |
{! ｛ハ | | Ⅳ{示圷､ ∨ / ィﾁ圷､}/ / :. 一部の言葉――喋り言葉などですね。
ﾏ､ { 从 { ﾑ 弋こｿ ∨ 弋こｿ/ / |
｀＼_ |从_从〉 , /,.ｲ/ : キル夫さんが素で話していても
/ | T 、 ＿__, /イ} . 意外と通じるでしょう？
/ { | ＞ ゝ- ' .＜{ ∧ i
/ , ! /|＞ - ＜|ヽ j / i :. 日本的な名前もそうですし、
/ } |／:{ ∧ ∧ |:､! { :. :. 漢字だって通じますよ？
/ _,..::| |:::::∧/､ {__ﾉ }_,.ｲ:::| |ヽ､ i ､
,:' r::::´::::::: | |::::{//≧､__,.ィ//|:::{ {::::::::｀ヽ､ ､ あとそろそろ解いて下さい 逃げませんから。
／ fﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三} ＼
／ |ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三| ＼
／ |ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三| ヽ
/￣￣￣￣￣￣ヽ
| ……許可！ .|
ヽ＿ ＿＿＿＿/
∨
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ ああ たしかに50年前と比べて言葉はずいぶん変わったね。
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ 魔王を慕った当時の若者を中心にして、
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /. 積極的に取り入れていったものだ。
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}' いつの時代でも変化は若者から始まるものだからね。
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ばーちゃんから見てそれってどうなん？
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今時の若い奴は！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ってなるんじゃない？
／ ＼
,,,,,,,,,,／::::: ::::: 二 三 二:::＼ ＼
::::r ヾ＝＝=-ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
:::l::::-== ＝＝= _::::::／:::::::::/_ ` |
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/＿＞:,' | 私は300年以上生きてるんだよ？
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ | そんなもの当に見飽きてるよ。
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l }: |
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ | いつだって若者から新たな文化や風俗が生まれてくるもんだよ。
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' |
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ |. 年寄りが目くじらを立てようが立てまいが変わりなくね。
::l::::::ヽ::.. ::::::: / |
:::l::::::::::＼. / ﾉ
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／
// ヽ ヽ
// ﾏ }
〈{ } |
|| | |
{| | |
_,.. ￣￣￣ ｀ヽ､ | |
, ´, '´ ／ ､ ｀ヽ､ ;/
,. ' ／ ,. ' / ヽ ヽ /
. / / / , |! | | ､ ＼ /
/ / / / ' !Ⅵ :|ﾊ ':， ､ ヽ /
.' / :| | | / /{ |{ ＼ |｛ | | ､ '，
| | | | | { /二 ｰ{ ＼ ＼:/ィⅥ { : {､ }!
| | | | { Ⅳム心 ＼ ＼/ｨミ､ } | | ト､i､
| | | { 从 込斗 匕ｿﾉj/ ﾊ. ! / 永久不変のものなどありませんし、
| |i 从 ＼ 〉 ｀ ｀¨ { / }/ 良くも悪くも時は移ろいゆくものです。
| | {_∨ ＼_､ ,ｨv 八{ /
Ⅵ } | （__/ ／ |ｨ､ 不変とは停滞であり、
} | | 込、 ／ ／＿ﾉ-､ 永久とは牢獄に過ぎません。
| | | | | ＞--- ' ／,.イ:::::::::::::｀ヽ､
| / / :/ ﾑ ∧￣ ´ ／／::/:::::::::::::::::::￣｀ヽ､
|: / / ∧ } { ＼イ' /::::::{::::::::::::::::::::::::::::::￣￣ ｀ー ､r...､
|/ / /イ| |∨ / /{:::::::|::::::::::::::::::::::::::::＿:::::／::/／:::::::｀ヽ､
/ / / / / i} / /:::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃::::::::::::::::::::::〉
. / / / / / |! / {::-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （ばーちゃんとニャル子が言うと説得力が違うなぁ）
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | とりあえず文化的な変化は一部の言葉くらいに留まったって訳か？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
〃 ヽ＼
〃 ヽ:|
〃 l:|
// . ‐─‐ﾘ-─-
/ :´. : . : . : . : . : . : .: . : . ｀
／. . : . : ／: . : . : . : . : . : . : . :＼＼
／. : . : . ／:. : ./: . : .: .: .: . :. ｀ヽ: . : ＼＼
/: /: . : . /: . /: /: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :ヽ
/: /: . : . /: . /: /: i: . : . : . :l i: . : | : . : . : . |: : :|
/: /. : . : /: . /: /: l |.:.:.:.:.: : /: :/ :.:| : . : . : . |: : :|
/: / : . : . i: : /ナナメ: : : : :/ :メ､: : | : . : . : . |: : :|
|: l. :.|:. :. :.| : /:VVハ: : : : / //V:＞＜_.:.:.:.: : |: : :|
|: l ノ: . : .:|V ,r≡㍉ _ :ノ 〃 ___ﾉ:ﾉ:/.:.:.:.:.: :/|: : :l
乂 l.:.:人:|: } .,,,,,,. ´⌒ヽ /.:.: :/ /l: |: : : ちなみに先代魔王的ハーレムの建設は
V: : 小 ' ﾞﾞﾞﾞﾞ'/ : イ ｲ ﾉ |: : ! 『それなんてエロゲ？』
V: : 八 _ ＿ イイ イ: :.l/: : l という諺にもなっております。
＼|: : ヽ ヽ _ノ イイ ノ/ . : . : . l
|: :l: : :＼ イ: /:/: /: : : : : : :l
＿|: :l: : : ィ⌒ヽヽ´ l/:/: :/: : : : : : : :l
/´ |: :l T ) 〉 〃´V: ::/ :.:.:.:.:.:.: : .:.l
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ.／/ィ´ ￣｀ヽ: :.ハ ､
＜ 他に広めるもんくらいあっただろ | : / / V: : : : ヽ
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ.:/ / i : : : : : : ＼
| l |: :|∧ / ).:/ : : : / / ノ ！ : : : : : : : ＼
| l |: :| V ノ.:/: : : :./ /レ |: : : ＼ : : : : : ＼
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | 変化が一部に留まったのは、
| | 丶ー |:| ヽー_'' / | 魔族も魔法を利用した文明・文化を築いていたからだよ。
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ | 先代は坊やほど生活に苦労しなかったんじゃないかね。
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿
／ ＼
/ ヽ
./ ....-^──‐-...
l ....::´ ｀:..
ﾉ ／ ＼
（ ￣ ./ / ﾍ ＼ .ヽ
） ./. / | l ヽ. :.
/ .| .| .l ﾍ 、 !
′ ｌ. ! l | l .|
′ ! l ./lﾉレﾍ/ｌ | |
｜ | ﾚ∨ヽﾚﾍ /ｨ示示ミl l 、 |
｜/.| .| ｨ圻不「ﾄ__ノ 以り / ｲ } | 生活に不自由を感じなければ、
弋l .| | .ゞ少´ ￣ / / |ノ | 積極的に変化させようとは思わないものです。
| ﾍ ' ∠／ .l ｜
| ＼_ゝ | | | 魔族の魔術文化は成熟へと向かいつつありましたからね。
| ...ｉ∧ ｌ⌒ヽ .ﾉ| ! .|
| ...ｌ 丶、 ￣ イ |. ｜ ! それを全く別のアプローチで、
| ...ｌ .ｌ｀__.ー ＿__i! .|. ｜ ! 一から新たな文化を築きあげようとなると――
| ...ｌ ./::::::::∧ﾍ::::::::::l |. ｜ |
| ...| ...」〈:::::::ノ(##）ヽ::::::> ! ｜ | たとえ実行しても根付くまでを考えると
-─| ...|≦::::::::::::／::ﾊ::＼ .ヽｌ. ｜ | 労力と資源の無駄と捉えられてしまいます。
./ ｜ .|::::::::::::／##.八##.ヽ:::::::! .|丶、|
′ . ｜ .|:::::::::/####/ l####.〉｜ !:::::::::::て、
/ ...|. ｜:::::l#####l____l#####l::| |:::::::::::イ ヽ
/ .|. ｜:::::::＼＿|:::::::::l＿／ .|. ｜:::::::r┘ }
ヽ ..|. ｜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. ｜:::::〈 .i
[∞::::::::::::!. ｜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. ｜:::ノ .'
ｉ /|. ｜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. ｜./＿＿_」
, ´￣￣￣｀ ､
/ ＼
/''''/⌒ﾞ"⌒ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ / ─ ヽ | ,-､,-､
/ / ニ ヽ ｌ二ヽヽ ' ,
ｌ ｲヾ＝=' ｀＝==ｚ∨_こ≧￣｀ｰ` それも今じゃ戦によって都市も文化も砕かれ、
| | ト─ ､ーァ ｌ兮ﾄｰ‐⌒ヽ 〉 学問としての魔術も奪われて収容所暮らしだ。
| ﾄ ｀¨´ | ｰ¨´ ﾊ-' `─ ､＿彡'ヽ
|''''', / /､ ＼ /:|ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ| Y //∧ いくら魔族が魔力に秀でていようが、
| ', l /⌒ヽ l /.::| i! ∨//∧ 魔術に関する知識そのものを壊されちまったんだ。
', ', / | ∨_/＿|_ ﾉ ∨//∧
', / / :{ ∨////| ／⌒ー､＿∨//∧. 素養があっても発揮する基礎ができていなけりゃねぇ。
／⌒＼＿ｰ/ / :| ∨//:└´///////// ',///∧
{///////// / :| ∨////////////// ﾍ///ノ
, - ─── ─ -､
／´ ￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ＼
/ ' ｀ヾ､
_,...... l/....... _
,. : : ,: : : : : : : : :､: : ｀ヽ､ ＼
,. :´: : :/: : : : : : : : : : ',: : : : : ヽ ',
,. ´: : : : /: : : : : : l: : : : : :,: :,: : :,: : :､ |
/ / / | l , ヽ !
/ |: l i | | l l ､ !
, , ! .l l ':, | , , /
, / | ､ ､ ', ､ , l , l l ＿ ／
| i !: : ､-､--ヽ:_:､: : : ､: : :,: : //: : : : ,. l /,´ , ￣ ´
| | ,: :lヾ､ヽ! ＼｀: ､: l: :/: -七7,´: :, / ｀ ｰ'
| | ',: :､:l イ下云ミ､｀ヽ､:/／ｨﾆ=､!: :/ ｲ
| | :ﾊ: :ヽ:､. lﾊ､_,.ら ｀´ ﾄ､_ﾊ/: /: /|. 人間たちもわかっていたんでしょうね
| | ゝ',: : ヾ､ 弋z（ソ 弋(ｿl: ｲ:./. | 魔術という分野においては自分たちが劣ると。
| | ､: ,: : ,ゝ ' /ｲl:/: : ',
,. | : : : ,: : :∧､ ⊂⊃ , ｲ: : : ,. 人間の中にも傑出した魔術士はいますが、
/ , . : : : ,: : : :l: :＞ . _ ,. ＜l: |: : : , 全体から見れば極少数です。
/ / _:_r-､: ',: : : l/∧､ T､: : : |: |‐-,_ ,
. / / _{/ｲ //∧: : :∨//＼- l∧77.|: |////> , 魔族の歴史そのものを
/ / {/,ﾊ////∧: : ∨///｀ｰl//l,/.|: |//// 抹殺するための収容所政策なのでしょう。
. / / ／ ヽ,///∧: : ∨／ }､ ヽ|: |///>､ ､
/ / / {_////∧: : l/ /| ヽ. ,|: |/// ヽ ,
/ / { ヽ,//∧: lｰ- 7 ! ､´|: |∧､ / ,
それともニャル子は時間を超越する存在？
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ エリザやミサキちゃんが魔術を扱えるのは、
／ （●） （●） ＼ 収容所以前の記憶を持ったばーちゃんが手解きしたからってのは判るよ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ そりゃー人口の半分持ってかれたら絶滅政策も取ってくるよねぇ。
／ ＼
''''''' /,ﾍ、,ﾍ |
|||||llliii;;;,,, ,,,;;;//ヾﾐi／il |
!!!!!'''''''''´/iii// ｀´¨i||l |
/ ,// ＼,_||| |
,;;:!ll|ﾚ', // ＼＿||| |
iiｌｌ||ﾚ'//// ｀ー＝||| |
iｌｌ|ﾚ' ／./ ｀ー＝||| |
／／_／ 二;|| |
／ ／￣ニﾆ=-、、 l|/
_ ｀y=＝=ミ、ヾｼ ; /'
三 ＼＿＿≧ / 先代はやり過ぎちまったのさ。
／ , -…wﾉ i |
| ', 人一倍愛情が深かった とも言えるけどね。
l ', ',
', ', 私が坊やについていこうと決めたのも、
, }. ', ', その辺りが理由にもなってるよ。
/, ／ｲ ', ',
// ／／ ト-、_ ', ',
/ /／／ ／ ｀ー-‐
' ／／ ＿＿/
,' ,´一¨￣丁
i i ーＴ'¨
|
＼ |
. ヾ ヽ |
|
＼＿,,,,／
/
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ 魔王にしちゃあ薄情だってとこかい？
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ |
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
／ /
__
ノ≧チﾆミ .､
f― - −- ― - - ､ ,ｲ-= '´二ﾆミﾑ
ゞ.￣ ｀ー､__ /イムイ￣｀ヽ＼ ﾍ
｀ ー ' ￣｀ー-−ﾐ,／ ￣r=ミ=､ ////ﾑﾏ彡､=ミ ＼＼ヽ
/ / ｲ´｀ヽ |////￣-−,＼ヾ: ＼＼:､
/ ' ﾉ ｀ ､ |/// = - = ﾆ ,＼ト=_ﾑヽﾊ
. / /, / ｀ ､ !:i:iﾄ､- = - =彡ﾁ ∨ハ}ハ!| いいや。
,:､ /, / ﾉ ヽ |i:iﾑゝ≧z ,ﾞ＝彡｀ﾞﾘ .///〃
} /ヾ ､/ ／ヽ. :, ゞﾐ:ﾍ |!::. ノ ﾊ{/ /:/ 自分の感情に
｀ー- ､/ ﾞ / ヾ/ {_ ＼ﾍ {,ム__ﾉﾊ /__ﾏ/'/. 慎重だからだよ。
｀´｀ー-､/ー-=z＿__彡-=ニ} ゞﾑ｀ー'ｊ,イ三三≧､
{三二ニ＝-ﾄ､ ゞ／-=三三三ム
ﾏ三三三三 { , イ -=ﾆ三三三三ム
{三三三三ハ ,ｲﾆ三三三三三三三ﾆム
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ {ﾆ三三三三三三三三三 i
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ |三三三三三三三三三ﾆ |
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ ／二三三三三三三三三三.!
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ /三三三三三三三三三三三ﾘ
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ ,ｲ三三三三三三三三三三三/
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ ,ｲニ三三三三三三三三三ニ./
ﾏﾆ三三三ﾆﾑ_,.イ三三三三三三三三三三三 /
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ あんたは残忍だし慈悲もない。
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ だからといって愛情を否定しないし、
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 /. 何よりバランスを取ろうとする。
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
. -=＝=-ミ
. ,ｲ _ ｀ヾヽ
/, ﾊ､ノﾊヽヽ '
. // /⌒ﾞ'⌒∨, ∨ ﾊ
'/ .'. ∨, ∨ ﾊ
| / ｀ー ー .∨ ><.! '
| ﾊ}＜＞ ＜＞ﾊ/ ﾉ| | 相反する感情を並べて中道から眺めてるんだ
{ {::! /_i|j＿, ﾃi,ﾊ{iリ どっちを選択するべきか自分自身を監視しながらね。
八 ｀ヾ＞｀二 ´彡ｲ//-.く
＼ ゞミ}: : : : ムｲ: : : :ヽ 違うかい？
/. : : : : : : : : : : : : : : : :!
}: : : : : : : : : : : : : : : : /
// |｝
. // ,. -‐=＝∠⌒ヽ´￣
// , ´ , / , ､ ＼ ＼ ､
,′ ／ ／. / 〃 ∨ ヽ ＼ヽ
,'/ ／ 〃 / ｛ | ', ＼
. 〃 / / { | ,｝ ヽ ∧
. {i. //. / ∧ | | 从 丶
. || /ｨ i /i / i{. | ! .∧ ｝､ , ∨ }
. |l //i. ｛孑 ´￣ ト|､ ﾚ 孑廾 ‐-､ l 从 ｝ !
. |l ﾉﾙﾉ !/∨ﾉ' ヾ∨ ／|/ ｊ丿 }八 | .|
. |{. / . , ､ 八 ＿＿＿ ＼ r' _＿＿ } ﾊ ﾉ ′ そういった意味では
. { ! 厶イ{ ＼〃 ):::::::ﾘヾ ｀ 'てﾉ::::丿》 } ノ i 確かにキル夫さんは慎重ですよね。
八 ､ ト ＼ ゝ 乂ソ 乂ソ 厶イ ／|/
ヽ＼ /丿 {` ヽｊ ` / ／ ノ | ﾚ 魔王と周知した後も魔王らしく振る舞わず、
` 丶. 〃 八 ､__,､＿, ｰ=彡 一' ! | 尚且つ相手に儀礼を求めようとしない……
У .人 ! ＼ 乂::::::::::〉 イ / ' |
/ / ヽｊ ,＞ ` ¨´ ＜/ﾉ l /. | そうやって相手の反応を観察して、
/ / / 〃 |≧=− ／i仆 !/, | 人となりを推し量っているのですか？
/ / / ‐一'::::::::::∨ ゝ､ ／ /｛ ∨::｝≧=−､
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ノーコメントで。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
_ ─ ､_
'´ ｀､
／ , '´ヽ ,､ ､
/ ／ ﾆ 三 ニヽ ヽ
/ ,／‐＝ ⌒ ｰヽ ヽ
/'''''''''''イ ‐-=｀ ´￣｀ ､Yﾞﾞﾞﾞﾞ',
. / .|ｨ=云y ヽ, r ⌒ | |
. { r´l ｀=ニ´ / r=云ｧ''|_ | 安心おしな 坊やも充分に人らしい人さ。
i! l::}ﾄ::.. / ｀ﾆ=´∧〉 i!
| ｀ﾊ:::;:' /_〉 ノﾊ/ | 愛情も憎しみも知っていて、
| ::; / ヽ /:/ｰ' | 魔法の力を授かったってだけのね。
l |::ﾄ ーﾆ=- } ,':'´ i!
',. ｌ ､＿＿ イ | , '
' , ﾄ-───‐‐-| ／
', .|三三三三三∧ ／
ゝ／三三三三三三≧ｘ､
_,......................._
,. ´￣￣ ｀ヽ､ ／, -―――--､ ヽ､
, ´ ＿ ,. : /／､ ｀ヾ､
／ ／ ／ , _ ヽ､ ＼
/ :／ ／ , ｲ , ヽ ､
, / ／ / | | i ', , ＼
, / / .ｲ | | | , ‘， ヽ
, / ｲ /: ! ＿l ! , l i , , l ､
,' l | |: :{: :l: :｀ヽ､l , ,! / / l ! }
l ! ! !､ ヽ:ヽ }: : l｀ / ,ｲ :/ / ｲ :| ＿ /
| :| l 下云心､VI/l' / ｲ7:/-､/ / :! { ､ } ／
| i ', , |ﾊ､_ハ ､／イ:／:,.イ: / ! ｀ - '
, l , ゝﾑ之)ｿ 示心､/ / |
! ! , l＼ 之)ｿ / .／ , 人は得てして強い感情にばかり目が行きがちですが、
, | l ﾄ､ ､ ＿｀ ムイ l 決してそれしか見えないわけではありません。
! ! ::., , ＼ { V ,:'| | !
. ＿i＿:l : :/l, ,_ ､ ｀´＿ ,. -く : ! ! , 今はまだ人々から恐れられもしていますが、
{////777//l', ,/>､. 下､_ ＿: : | | :,. そうでない部分も確実に伝わっていますよ。
`／￣￣}//∧ ∨_/二ヽ/>///>__! , ,
/ L//∧ ∨╋l ､╋-､//}/,| | ､
l },∧ ∨‐､l ∨╋-､//,! ! ,
| {/∧ ∨┿､.∨┿ {//| | ､
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ ',
l ＿ ／ l なんで俺を慰めようの会 みたくなってんの？
l ＼_i ,, i_／ U l
.', ｀ー―' ｀ー―' ./ ……新米魔王としては今後とも精進してやらして頂きます。
／ ＼ トェェェェェェェェｲ ／＼
.／ ｀ー､ ＼ェェェｪｪェェノ ＼
/ ﾊ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ まあ前任者が何をしてようが 原因がどこにあろうが、
／ (●） （●） ＼ 今の現状でやってくしかないんだけどね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. とりあえず魔族が魔力に秀でても、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 魔術の扱いに関しては人間の方がアドバンテージがある、
/ ,⊆ニ_ヽ、 | と判ったのが一番の収穫かな。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
, ´￣￣￣｀ ､
/ ＼
/''''/⌒ﾞ"⌒ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ / ─ ヽ | ,-､,-､
/ / ニ ヽ ｌ二ヽヽ ' ,
ｌ ｲヾ＝=' ｀＝==ｚ∨_こ≧￣｀ｰ`
| | ト─ ､ーァ ｌ兮ﾄｰ‐⌒ヽ 〉 そうさね。
| ﾄ ｀¨´ | ｰ¨´ ﾊ-' `─ ､＿彡'ヽ
|''''', / /､ ＼ /:|ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ| Y //∧. ギコシィやクマーなら魔術を身体で直接覚えてるが、
| ', l /⌒ヽ l /.::| i! ∨//∧ 数じゃ圧倒的に人間のほうが上さ。
', ', / | ∨_/＿|_ ﾉ ∨//∧
', / / :{ ∨////| ／⌒ー､＿∨//∧ 今後はどうやって相手の得意分野を外していくか――
／⌒＼＿ｰ/ / :| ∨//:└´///////// ',///∧ それが問題になってくるだろうね。
{///////// / :| ∨////////////// ﾍ///ノ
_,. -＝-- ､
, '´ '´ ヾ､
／／ ヽ
, ' ／ |
. / / _,. - ┴ -- _
/ / , '´ ,. / - ､ ヽ､
. / / ／ ／ / '， ＼
/ / ,.:' / / / ,| :. ､ ヽ
| | / / / ' / ;': ! | ∨ !
| | / / / | | | ! | }ﾊ | | | :
| | | ' '{ { | |__|__ {i. / /__!_{ﾊ i | !
ﾏ{ | | | | | |从{从ｲ∨､ /}/ }/ | ! } |
{! ｛ハ | | Ⅳ{示圷､ ∨ / ィﾁ圷､}/ / :. 数に任せた力というのは厄介ですからね……
ﾏ､ { 从 { ﾑ 弋こｿ ∨ 弋こｿ/ / |
｀＼_ |从_从〉 , /,.ｲ/ :.. 単独ならいくらでもかわしようはありますが、
/ | T 、 u /イ} . 拠って立つ地を手に入れた以上、
/ { | ＞ v―っ ＜{ ∧ i. この地に住む物全員が標的にされるでしょうからね。
/ , ! /|＞ - ＜|ヽ j / i :.
/ } |／:{ ∧ ∧ |:､! { :. :.
/ _,..::| |:::::∧/､ {__ﾉ }_,.ｲ:::| |ヽ､ i ､
,:' r::::´::::::: | |::::{//≧､__,.ィ//|:::{ {::::::::｀ヽ､ ､
／ {::|:::::::::::: | |::::|/////{_}/// !:::| |:::::::::::::/:} ＼
／ |::::,:::::::::::{| |::::|∨／/ハ＼/{:: | |}:::::::::/::::| ＼
／ |::::::､:::::::::| |::/ ＼／ ＼/i:: | |_::::::/::::: | ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 難問は山積みで時間制限までついてる。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | まあなんとかする以外に選択肢はねーんだから、
.〉 ∩ノ ⊃ ／ おつむを絞っていかなきゃならんのだけど。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
´￣｀‐´￣｀ ､
,' ＼
. / /⌒⌒ヽ ＼
/'''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ',
/ / ニ 三 ニ ヽ ｉ
/⌒丶 ´￣｀ヽ |
,' ,-ｲ ‐─､ r ─ |‐､_ |
l´:::{::{ヽ￣｀ヽ Y´ ￣, }::}:::l i! いっそ魔王の血筋を広めてみちゃどうだい？
. ゝﾍ_{ ｀￣´ /| ｀￣´"}::}ィ i! 血縁ってのは強いよ。
| ',｀ー l::| ｀ー´ﾉ|~ :|
i!'''''''''', / ´ ＼ //ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|
`､ ',. l ｰ=＝ﾃ/ // ／
`､.／二￣￣￣￣＼／
／ノ´／／, ‐ .＼
／⌒＼＿￣__./ / /,' ﾉー─' ヽ=彡､＿／⌒＼
/////////// /_ﾉ|ﾉ t////////∨//＼///// ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ 幸せな顔して死ぬよ？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 少なくとも俺の備品出動を日に二、三回で済むようにして下さい。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. |
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | エリザにせよミサキにせよまだ手探りの部分はあるからね。
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ | 美奈子が現場で踏ん張っているから回っている部分もある。
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // | ここまで社会を破壊されちまった後だと、
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ / 実務能力を持った魔族なんてのは難しいからね。
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （美奈子って誰……？）
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （あっ タカさんか！）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
, - ─── ─ -､
／´ ￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ＼
/ ' ｀ヾ､
_,...... l/....... _
,. : : ,: : : : : : : : :､: : ｀ヽ､ ＼
,. :´: : :/: : : : : : : : : : ',: : : : : ヽ ',
,. ´: : : : /: : : : : : l: : : : : :,: :,: : :,: : :､ |
/ / / | l , ヽ !
/ |: l i | | l l ､ !
, , ! .l l ':, | , , /
, / | ､ ､ ', ､ , l , l l ＿ ／
| i !: : ､: ､: : ヽ:_:､: : : ､: : :,: : //: : : : ,. l /,´ , ￣ ´
| | :人,: lヾ､ヽ! ＼｀: ､: l: :/: ://: :.,´: :, / ｀ ｰ'
| | （__｡） l . 下ー-‐' ｀ヽ､:/／-‐个!: :/ ｲ
| | :ﾊ: :ヽ:､. ｀´ ,/: /: /| 学校制度を立ち上げることで
| | ゝ',: : ヾ､ ､＿_ ,ｯ ､＿ｯl: ｲ:./. | 基礎的な知識を身につけさせようとはしていますが……
| | ､: ,: : ,ゝ ￣ ' ￣ /ｲl:/: : ',
,. | : : : ,: : :∧､ ,..＿ , ｲ: : : , 知識はあくまで知識
/ , . : : : ,: : : :l: :＞ . _ ,. ＜l: |: : : , 内政力ともなれば経験が物を言いますからねぇ……
/ / _:_r-､: ',: : : l/∧､ T､: : : |: |‐-,_ ,
. / / _{/ｲ //∧: : :∨//＼- l∧77.|: |////> ,
/ / {/,ﾊ////∧: : ∨///｀ｰl//l,/.|: |////
. / / ／ ヽ,///∧: : ∨／ }､ ヽ|: |///>､ ､
/ / / {_////∧: : l/ /| ヽ. ,|: |/// ヽ ,
/ / { ヽ,//∧: lｰ- 7 ! ､´|: |∧､ / ,
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ とりあえず動ける人間で自転車操業しながらさ、
／ （●） （●） ＼ 側付きとかそんな感じで助手をつけてこうよ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 軽い雑用とかから入って、実務を身近に見せる事で覚えてってもらおうよ。
／ ＼ 俺の作業量をちょっと減らしてよ ほんと マジデ。
.
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: !
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ それに関しちゃこっちで考えてる。
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ 目端がいいのを見つけたから、
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 / 近々正式に坊やの側付きにすることにした。
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}' あんたの故郷じゃ秘書って言ったかい？
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !. うまく使いな。
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
＿＿＿
,. -'"´ ｀ー ､
／ ヽ、
,.' ヽ、
/ , - ‐､ , - -､ .ヽ、
/ { { i i i i i } ヽ えっ なにそれ聞いてない。
/ ` ー ' ` ー ' i
/ U l
i. fェェェェェェェェェy /
i. iェェェェェェェェェ i /
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀i ヽ
. -=＝=-ミ
. ,ｲ _ ｀ヾヽ
/, ﾊ､ノﾊヽヽ '
. // /⌒ﾞ'⌒∨, ∨ ﾊ
'/ .'. ∨, ∨ ﾊ
| / ｀ー ー .∨ ><.! ' そりゃそうだ 今言ったんだからね。
| ﾊ}＜＞ ＜＞ﾊ/ ﾉ| |
{ {::! /_i|j＿, ﾃi,ﾊ{iリ 手を付けてもいいが まずは仕事を仕込んでからにしな。
八 ｀ヾ＞｀二 ´彡ｲ//-.く
＼ ゞミ}: : : : ムｲ: : : :ヽ 種を仕込んでも 今死なれちゃ困るからね。
/. : : : : : : : : : : : : : : : :!
}: : : : : : : : : : : : : : : : /
.／ u. ＼
. ／ ＼
. / ij ヽ
/ ヽ
. | （ ο ）::::::::::::::::::::（ ο ） | ほんと身も蓋もねぇ！
丶 u. |
. ヽ ┌ェェェェェェェェ┐ / えーと ガンバリマス……
＼ Lェェェェェェェェ_| . ／
イ ＼. 勿論 お仕事の方でデスヨ？
／ ヽ
./ i
/ !
./ ,ｲ !
,,,,,,,,,,／::::: ::::: 二 三 二:::＼ ＼
::::r ヾ＝＝=-ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
:::l::::-== ＝＝= _::::::／:::::::::/_ ` |
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/＿＞:,' | 政務の草案作りからは外せないけどね。
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ |
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l }: | なにせ今の魔族じゃ一から体制を作るしかない。
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ |
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' | ありものを引っ張ってくるにしても、
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ | 下手に人間の真似をするよりも坊やの故郷の知識制度なら、
::l::::::ヽ::.. ::::::: / | 反発も少ないだろうよ。
:::l::::::::::＼. / ﾉ
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／
〃 ＼＼
|| ヽ ヽ
|| } }
|!＿ i i
´ ／'^ ＼ ｀ ｉ ﾉ
／ ／ / i ! ヽ ＼ i/
/ ' ! ! ‘， } ヽ }
′ ′ i |! {ﾏ ‘，i从i } !
{ i { ｀ _ト X´ ､i ,ｲ!ﾘ
i 人 ＼ﾊｒ'⌒ ヽﾉ ′ }入|! ぶっちゃけキル夫さんの言葉だからこそ
ｒ´ 八_込､ ' 人} 皆さん従ってくれているというのもありますしね。
. / /:::::r ､＞｡ ｀ ´／i |!
/ /::::＿ヽヽｘ!ｖ Tヽ-‐ ! i i. これを機会にそれなんてエロゲ？ 的なハーレム制の
/ /:f ヽ ∨∧}_}/} i iﾑ!. 骨子でも組んでおきますか？
. / /::::i ｀ヾ', ヽ (トｒｚ´{､ | ! ＼_
/ ノ:::::::| ｖ i〕､ }介､ｊ/ ! !｀ }
/:::::::::::::::::', ＼ ∨＼Y} ∨i ! !ヾ 彡 ヽ
. /:::::::::::::::::::::', / ：y' i i i {__ノ /ヽ
,::::::::::::::::::::::::::ﾏ { /i | i i/´ ./ ＼
i ::::::::::::::::::::::::::}＼. / ! j ! ! / Y
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼ はー そんなもんすかー。
／ ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ＼ェｪｪｪェ／ | それからニャル子さんはちょっと懲りるように。
＼ ／
／ ＼ 前任者はどうか知らんが、
| ・ ・ ） 俺のちんこは一つきりだっての。
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （……あれ？ これってニャル子を糾弾する会だったはずだよね？）
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （なんで俺が矢面に立ってんの？）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ _／
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
【魔王に秘書が付くことになりました】
.
.
あと魔王付きの秘書は本編で出てきますのでお楽しみに
※ただし髪は長い
ただ戦争やるだけなら、ミサキちゃんの無限ギアスがチートすぎるんだよなぁ……
まぁ実は王族操られてましたーなんてやったら
講和のしようもないだろうから使い所考えんとだけど
秘書はキル夫の触手もとい食指が動く年頃のイイ女なのかね
期待してまつ
キル夫の作業量と同じく>>1の作業量もやばくないかw
そういう解釈でよろしいんですね、>>1さん。
そこらへんがキル夫がニャル子さんではチンピクしない理由なのかね
謁見するまでの過程でスルーしなきゃいけない人の中には魔力持ち紛れてるっしょ
みさきちにも根付いた場合、微妙に矛先が鈍って傷になる可能性もあったりするのではないかと期待してしまうw
血筋で考えると、力を維持や強化するための政略結婚とかありそうだし、騎士や魔術師の身内も狙えるかどうか・・・
「かかってこい……全力でスルーしてくれるわ！」的なかんじで撃退かなぁ
勇者である限り、どんなピンチでも絶対に助かるとか、なんの理由もなく異性にモテモテになるとか
一度受けた攻撃は次には見切れるとか・・・
敵を殺せば殺すほど強くなるどころか、単純に周囲に死者が出れば出るほどパワーアップか
…もうイデと変わらんよねそれ
体液を摂取してないといけないけど、血とか
まああれは勇者的な存在であって勇者じゃないけど
勇者専用の剣には勇者が覚醒した時を基準として
人類がどのくらい生存しているかのメーターが付いていて、それが減れば減るほど強くなるとかな
ぶっちゃけ今の魔族の惨状は先代魔王が私怨によって生みだしたものだし
妻子殺した奴だけならともかく人類全体にその責任おっかぶせんのは阿呆だろ
殺された半分の中にも妻子あった人間がたくさんいただろうに
デスピサロみたいな感じか…いや、あっちは恋人生存時から人類に喧嘩売ってたっけ
人一倍愛情が強かったつっても限度がある…でもニャル子さんはその行為も容認していた様か、好意を持っていたが故に
キル夫も涙子ちゃん嬲り殺されたらそうなってしまうんかな？
そんな優しい終わり方は許されないだろうけどｗ
ちゅるや化すれば……可愛さを前面に押し出せば……！
うん、何言わせても胡散臭い
まさかルークで泣くとは思わなかった……
いやあいつも森燃やした問題児設定だが
前作で仲間全員仲良しだったからってあんな風にせんでもいいやん・・・
親善大使になってから加速的に自己中になってないか
正直あの環境じゃあねぇ・・・
夜長の暇潰しにでもどうぞ
『こぼれ話』
.
.
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｀丶.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ}.:.＼
､─────＝ニ二￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./／｀ヽ
｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
＞──.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:ﾊｒイ.:.:.:.:.:.:.:＼
. ＜.／:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:. |￣ ∨.:.:.:＼.:.:.＼
／ ￣／.:.／ .:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:|.:.:| ヽ.:＼.:＼.:.∧
. ／.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:. ｲ.:.:.:.:.:.:.| :.:|￣ ｀ヽ＼.:ヽ.:∧ .:|
／.:.:.:.:.: ｌ.:.:.:.:.:.:.:.ｌ.:.:.:.:.:.:＞‐|.:.:.:.:.:.: ∨:l -‐- ｀| ヽ}.:..:.∨
.／.:.:.:.:.:.:／|.:.:.:.:.:.:.:.ｌ.:.:.:.:. /ｒミ |.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ | ＼ヽ.:.:.| …………
.:.:.: ＞ ´ .|.:.:.:.:.:.:. ｌ.:.:.:.:.∧ヽ .|.:.:.:.:.:.:.:l | 7.:/
￣ /.|.:.:.:.:.:.:. ｌ:.:.:.:.:.:.: ヽ_.∨.:.:.:.:.:| /|/
／.:.|.:.:.:.:.:.:. ｌ.:.:.:.:.:.:.:. /|:.:.∨.:.:.:.l _ rー´
ムイ/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.＼.:.:| | /
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/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ |.:.:.:.: | .| | ┌─‐‐イ ＼
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イ.:.:.:.:.:.:./.:.＞ ´ ＼ .|.:.:.:.:.:|| ＼ ／／イ.:.:.:.:.:.:∧
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_ ＿ -- ､__
- `ヽ、
／ , ヽ
/ ,ハ .l
./ / / /,/ l i l
.i / /./ /./ l i l l
l l / ／./ / // l i li l
l li //／,/／/ , _-=-l l l l
.l l , //二ニ、 ヶｰ,二二ヽl l
l l ./ｨ'ｴﾆｭ､.l､ｰl "亠-'゛,l| l ルーク様。
l |l ﾊ ＿__ ノ ! `ー- - '"1 i .l
l li lﾊ ,l l l なにやらご思案されておられるようですが、
l i l l ヽ ヽ' ｲ l l いかがなされましたかな？
l ,l .l l ;､. ｰ ニ- ' . /ll l l| l
l/ l l l-ゝ､ ／- 1 l l| l l,
l/l .l l l l^` - ヽ､ｒ-'"-ー;;;;1 l l l l
/ l l l lﾘ;;;;;;;;;;;;;l Y l;;;;;;;;;;;;;;;;l l l l l＼
/ .l l l l;;;;;;;;;;;;;;;;l .l .l;;;;;;;;;;;;;;;;;l l l lヽ lｰ-ヽ、
-ー ﾌノ.:::l l ,l l;;;;;;;;;;;;;;;l l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l li l l:.ヽlﾚ ／ゝ､
/ /::l l::::l .l:::::l /リ ﾊ;;;;;;;;;;;;;ﾉ /ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;人 l::l l l::ゝヽ,／／／` ゝ,
l l:::::l l:::::l l ,l/// /:::.ヽ;;;;;;ヽヽヽ;;;;;;;;;;;;;／..:.l l::l ll/ハ ﾚ/.::/ ／;;1
l l:::::l l::::::lノｨ// /::::::へ;;;;;;;;l l l;;;;;;;;;;;;ん::::::::..l l l ll /ﾝ､ヽ/／;;;;;l
..l l l::::::l l::::::l l::/ /..:::/ /二ニ二＝-1i l::::::::::...l l､ゝ l /..:: `ｰ;;;;;;;;;,ヽ
｀丶.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ}.:.＼
､─────＝ニ二￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./／｀ヽ
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＞──.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:ﾊｒイ.:.:.:.:.:.:.:＼
. ＜.／:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:. |￣ ∨.:.:.:＼.:.:.＼
／ ￣／.:.／ .:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:|.:.:| ヽ.:＼.:＼.:.∧
. ／.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:. ｲ.:.:.:.:.:.:.| :.:|￣ ｀ヽ＼.:ヽ.:∧ .:|
／.:.:.:.:.: ｌ.:.:.:.:.:.:.:.ｌ.:.:.:.:.:.:＞‐|.:.:.:.:.:.: ∨:l r‐zッ｀| ヽ}.:..:.∨
.／.:.:.:.:.:.:／|.:.:.:.:.:.:.:.ｌ.:.:.:.:. /ｒミ |.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ | ＼ヽ.:.:.| ジェイド。
.:.:.: ＞ ´ .|.:.:.:.:.:.:. ｌ.:.:.:.:.∧ヽ .|.:.:.:.:.:.:.:l | 7.:/
￣ /.|.:.:.:.:.:.:. ｌ:.:.:.:.:.:.: ヽ_.∨.:.:.:.:.:| /|/ いや 税に関する法を考えていたんだがな、
／.:.|.:.:.:.:.:.:. ｌ.:.:.:.:.:.:.:. /|:.:.∨.:.:.:.l _ rニ´ 考えているうちに別の疑問が浮かんできてな。
ムイ/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.＼.:.:| | /
. /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./イ |.:.:.:.: |.ヽ| | ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ |.:.:.:.: | .| | ┌─‐‐イ ＼
. /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.: l .| | |ニニﾆ// /
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.:.:| | | | // /
. /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ |.:.:.:.:.:l | | | .// /｀ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／ ｀ヽ |.:.:.:.:.:l.| / / ／ｲ./.:.:.:.∧
イ.:.:.:.:.:.:./.:.＞ ´ ＼ .|.:.:.:.:.:|| ＼ ／／イ.:.:.:.:.:.:∧
.:.:.:.:.:.＞ ´ .|.:.:.:.:.:|＼ / ./ ／ヽ.:.:.:.:.:.:.∧
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:',
/:.:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:./:.:.:.:.:| ＼:.:.:.:|:.:.:.:.:.!:.:i
i.|:.:.:.:!:.:.:.|:.:.:/:.:./:.:.:.:.:./ ヽ:.:.|:.:.:.:.:.|:.:|
|i:.:.:.:|:.:.:.:|:.,ｲ:.:/!:.:.:.:.:/ _＿ ヽ|:.:.:.:.:.!:.:!
||:.:.:i:|:.:.:ﾊ/ !/ !:.:／ _∠ -‐┐!:.:.:.:.:|:.:|. 思考を深めるに当たり、
ｌﾄ､:.|ヽ:.f‐｀‐─}ィ _ｆ i^|:.:.:.:.:.|:.:| ルーク様の一助となるは本望にございます。
i! ヽ:.:.:ｌ rf¨ﾞ! `ｰ--─ ' ｌ:.:.:.:.:.!:.:l
/:!:ﾊ`ー‐ァ' ｉ | !:.:.:.:.:.|:.:| このジェイド お申し付け頂ければ
,':.:|:.:.:＼__/ ,' .! ､ ,ｨ:.:.:.:.:.:|:.:.! お力に添えさせていただきましょう。
/!:.:|:.:.:.:.:!./ / / -─' ／ !:.:.:.:.:.:.!:.:|
/ﾉ:.:.|:!:.:.:.ﾚ / √ヽ､ ∠-‐┤:.:.:.:.:.:|:.:.',
/:,':.:.:.i:|:.:.:f ' ´ / Y~￣￣'|:.:.:.:|:.:.:.!:.:.:ヽ
/:,':.:.:.:.|:!:.:.:| （::::::::::::::::|:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:＼
/./:.:.:.:./,':.:.:{ ﾉ:::::::::::::::!:.:|:.:|:.:.:.:｢￣｀ ー- 、
_∠.⊥ ‐'7/:.:.:.:| ,'!;;:::::::::／|:.:|:.:i!:.:.:.| /7｀丶､
f⌒「ヽ | i | /,':.:.:.:.:| /{;;:::::;::':::::::|:.:|:.:|!:.:.:.l //／ /￣ヽ
|::ﾚ:::::::::;r‐:::::､::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;＞ ´
|::::::::::::/:::::::::::::｀::ヽ:::::::::::::::::::::::::｀二ニ＝ｰ
レ´::::/:::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::::::::::｀ヽ､:＞ ､
／:::::::r､,ｨi::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::＼::::｀ヽ
/::::::::::::ﾑ.-ｲ::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::ヽ､:::::::::::::::＼::::::＼
/::::::::i:::::| {::i::::::::::::::|∨::{::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::ヽ::::::::＼
{:::::::::{:::::|.＿_ {∨:::::::ﾄ{､ヽ_ゝ::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::∧｀¨ ‐ へ､
|:::::::::∨| {.∨:::::{ { ＼::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::∧ ￣
∨::::::|ﾄ{ r≠ミ｀ ∨::ﾊ r≠ミ ＼:::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::ﾍ それは心強いな。
∧::::::{:{ヽ. , ゝ::ﾍ j＼::::::::ﾍ::::::::､::: ヽ
/::::∨::{:ﾄ, ヽ ヽﾍ /;ｨ::::＼:::::ﾍ:::: ﾍヽ､ ヽ ではジェイドに頼もう！
/::::::::|ヽ::::ﾊ _ ＿＿ ｀ .ノ´ﾉ::::.;､::＼ ﾍ＼ﾍ ｀ ＜ ヽ
/:::::::::::|:::∨:!二¨| ｱ ﾉ ／ニ/ , 〉:::::＼ヽ ＼ ｀ゝ､
/::::::::::::::|:::::::::| ﾍヽ､ ￣ ., ' / ./ //::|::::::::|.＼
/:::::::::::::;;;;|:::::::::| ﾍヽ＼ _ , イ / / //:::::|::::::::|
., ...ム ＜￣ |:::::::::| ﾍヽ ｛ ./ // ::::::|￣｀ヽ､
./ ヽ、 {::::::::ﾊ. ゝゝ、 У //|:::::::::| ヽ
/ ヽ ∨::::::ﾍ ＞` ､ ／／´ .|:::::::::| ﾄ.
,,< ﾍ ∨::::: ﾍ ｀＞ ´／ |:::::::::| | }
〃 ＼ ﾍ. ∨:::::::ﾍ //´rニヽ !:::::::::! | .|
/( ● ＼ ﾍ ∨::::::::ﾍ | | { { ()}}∋ .|:::::::::| | .ﾄ､
／ゝヽ、 ＼ ﾍ ∨:::::::::ﾍ. ゝゝ∨､ｸ |:::::::::| | j ｝
_ -‐――‐‐- 、
＜: : : : : : : : : : : : : : : :.｀ヽ
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ ;' : : : : ; : : ;ｲ: : :λ : : : ヽ: : : : : :ｉ : : ∧
,' / : : : : /: : / j: : / V: :､: : |: : : : : ! : : : ﾊ
i f: :i: : :;ｲ: : / ./: / 乂: ヽ.:|: : : : : !: : : : :.i
| ｉ: :|: :/.」: / ./∠ ,-=＝キゝ !: : : : :.|: : : : : |
.乂: ゝﾚ_ ∀.Ｙ,了 ,ｲｴｱ下ト=!: : : : :.|: : : : : | はっ。
`ヽゝｨｴｱ.}´弋＿＿___乂 ｊ:.: : : : :|: : : : :∧
ゝ!､＿ ﾉ,′ ,': : : : : :|: : : : : :∧. ルーク様は何を疑問に思っておいでなのですかな？
､ く /: : : : : :/: : : : : : :∧
ﾄ _, /: : : : : :/: : :i: : : : : :∧
|: ヽ -‐ ￣ /: : : : : ;ｲ.: : ::|: : : : : : ∧
|.: : :＼ ｀ /: : : : : / |: : : :|: ｉ: : : : : :∧
|: : : : ﾄヽ、_ , /: : : : :≠ﾆ|: : : :|: |: : : : : : :∧
|: : : : | ∨: : ∨: : : : :/圭ﾖ!: : : :!: !: : : : : : : ∧
|: : : : | } : : ﾇ: : : :;イ圭圭!: : : :!: !: : : : : : : : ∧
|: : : : | ﾘ :/: : ;∠圭圭圭ﾊ: : : {: {: : : : : : : : :.∧
|: : : : | / :/: ／――＝＝=ﾍ: : :ゝヽ: : : : : : : : :∧
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::二ニ＝‐
/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::｀ヽ、
/´:::::::::::::A∠|::::|:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::/ |::::|:::::::::|､::::|:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::ﾍ
{:::::::::::i:｛ |::::|::::::::| ∨|::::::::::::::::::ﾍ:::＼::::::ﾍ
∨::::::::i::|へ. |::::|:::::::| ∨ゝ::::::::::::::::ﾍ::::::＼ ＼
∧:::::::::i::| ` ｰ ヽﾄ::::::|,.‐´＼＼:::::::::::::ﾍ::::::ヽ＼ ヽ
/::::∨::::::ﾄ{´了ヌ` `∨:i ´了ヌヽ＼::::::::::ﾍ ﾍ `＜＼ 代官の権限についてだ。
/:::::::::∨::::i ヽ ￣ i ヽi ￣ ｊ:::＼ }＼ ﾍ ￣
/::::::::::::::Ⅸ::ﾍ j /／:::|＼ | ＼ﾍ 法を敷くに当たり、
__＿/::::::::::::::::|:::::＼ヽ___ ＿＿ ノ∧::::|:ﾍ `j ヽ 俺の権限は
／ ヽ ￣￣´ |:::::::|`ヾt | （ｱ￣´） ／ ゝ二二７ どこまで許されるのだ？
/ ヽ |:::::::| | ﾄ､ ￣￣ ／ /∧
rく | |:::::::| | | ＞ _ _ ＜ｲ , ／{ヽﾍ
/ ＼. ｜ !:::::::| ゝヽ ´ / , ク::::::∨::::ﾍ
∧θ >、 λ .!:::::::| ゝヽ ／ , 彡´∨::::::ﾍ::::::ﾍ
λ ゝ _／／ ﾍ. .|::::::::| ≫<=＝彡´ ∨::::::ﾍ::::::ﾍ
／ ゝ､_.／ ﾍ !::::::::| //´fr＝tヽ Ⅳ:::::::ﾍ::::::ﾍ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/. . . ./.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : '. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
': : : : .{ . . . / . . . . . . . . . : : : : : : : : : : : : : : :..':.
ｉ: : :|: : |: : :./: :/: : : : : : : : . . . . . . . . }: : : :./ｌ: : : ':
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|: : :|: : |: : {: : : :/: :／: : :／ ／ :／:/ :〃 |..: : : |
|: : :|: : l: :八: :./: :/＼／ ／ :／ ／／ |: : : /
/: l: :|: : |: : : :Ⅵ : ｌ.:∠ニ≧=ミ､／／ｯ=＝彡ｌ :／
/: : ｌ: :|: : |..: : : :..!: :.ﾄ{ }___.〃 Y´. どこまで、と申されるなら――
/: :/ |: :|: : |.: : : : :l＼|ヽ､ ﾉ 廴 _..ｲ. どこまでも とお答え致しましょう。
/: :/: :.|: :|: : |.: : : : :| ￣￣￣ | ￣/ .:|
. /: :/: :./|: :|: : |.: : : : :| , | ..'.: :.:| 代官であるルーク様の権限は
/: :/.: :./: l: :|: : |.: : : : :ﾄ､ ＿＿ '′ /: : : :| この収容所において絶対にございます。
/: :/: : :/ : :lノ: : :|.: : : : :| ＼ ‘ｰ ‐‐ ′∠.:.: : : :|
. /: :/: : :/.: :./: : : : |.: : : : :|:ヘ､ ＼ ／..: : : : : : :|
〃:/: : :/: : :/.: : :/V.: : : : :.|..: :＞‐-`ー‐ イ: : : : :. : : : : |
. ／.:／: : :厶: :/.: : :/ /.: : : : : :| . : : : 777:ヽ|: : :|: :| : : : : |
／:.／_..r＜ /: :/.: :／ /: : : :/: : :| . : : : :///..: } |: : :|: :| : : : : |
r＜ ／／ ／ /: : : :/.: :.:/| : : : :///..:.:.ﾉ |: : :|: :| : : : : |＼
r―‐z＿＿＿＿
／Ζ::::::::::::::::::::::::::∠__＿_
｀ヽｖ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::￣＼
ﾚ::::/＾ヽ::::ﾄ､:::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ＾
/::{::{ノ ∨ ﾍヽ::::::::ヽ::::::::::::::::＼ けれどそれは収容所に限った話だろう？
{::::小 ● ●､::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾍ
ヽゝ⊃ ⊂⊃ }::ヽ |＼| 代官は元々王――
|::ﾍ. r‐-､ l＼ |::::::|＼| セントラルシティの現王によって任命された者だ。
|:::/⌒lt｀ﾆ'.r―‐┤::lV ::::::|
|::/¨ ７ || || |::::|｀ヽ::::|. その代官が各地で好き勝手していたら、
|:「¨¨l ∨ .|::::| ﾋ|:::| しっちゃかめっちゃかになったりしないものなのか？
＿＿＿
, ＜: : : : : : : : ＞ 、
／: : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
/: : /.: : : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : :ﾍ
{: :.//: : : : :／: : ィ: : :/ .{: : : : ﾊ
|: :|/: : : ／: :／ / : ;ｲ ∨:i: :i:.|
|: |{: i: :/ﾑ∠_ /:／ﾘ＿_ ヽ:} :|:.|
l: |:{:.{: ｆ ｰｪｫ‐ ﾒi==f´ｪｫﾁ ¨｝ |:.| （ふむ……相変わらず小知恵だけは働く）
l: |: `: :ゝ ＿__.丿 ゝ ＿_ ノ.:.|:.|
l: |: : : :ｌ ､ /:.:.:.|:.| （代官の権能に世界情勢を意識するか）
l: |: :| : ﾄ、 __ _´_. /| : : |:.|
/: :|:.:.| : |rｌ＼ ／￣｀ヽ／: !:.: :.|:.|
/: :.:l: :.| : ||ミ‐/´--≦ヽ ヽ´}| : : |:.|
./: : :ﾘ: :.| : ||圭ｊ , ー‐‐、 〉つ : :.|:.|
/ : : /: : :| : ||ミ/ ' ￣勹三| : : |人
厶.-./.:.: :.:| : ﾘ{/ ｹ_ノ彡|:|.: :|ヽ:ヽ
,ｨ≦￣￣ /: : : :ﾙ:./У ,ｲ|圭圭j:ﾉ:.:.| ＞ ､ ＿__
/ヽヽ＼ ＼ ,ｲ:./: :./ }/ / /.|.l圭圭j |:.:| / / ,ｲヽ
./ /∧.ヽ.＼ ＼.ﾉｲ: :./ .' ./ イｌ|.|.|圭ミﾘ |:.:| / / / | ヽ
, '´￣￣｀ ｰ-､
／ ＼
/ ,' / ｲ λ ﾍ
| { { ノ_ｲノノ ヽ}_}ハ
| |从 [_●｀r-r'_●.}小N 確かに代官であるルーク様も 代官付きである私も、
| | ⊂⊃ ､_,､_, ⊂! !ノ 王の任命あっての立場であります。
|.i⌒ヽ j （_.ノ ﾉ | ／⌒)
|ヽ ヽ ＞､ .__, イ ! !' ／. 法の発令に関してはいささか慎重になる必要があるでしょう。
| ヽ＿.∧ミＥTヨ三| |ヽイ
| ヽ ∧＼|||/ ./| |／
, '´￣￣｀ ｰ-､
／ ＼
/ ,' / ｲ λ ﾍ
| { { ノ_ｲノノ ヽ}_}ハ
| |从 [_●｀r-r'_●.}小N 代官は王に代わり法と政務を代行する者。
| | ⊂⊃ ､_,､_, ⊂! !ノ
| | j （_.ノ ﾉ .! 王の所有する土地を
| | |＞ ､ .__, イ.| | 名代として正しく管理運営する立場にあります。
| ﾍ ∀三ＥTヨ三 | |
|∧_| | ＼|||/ / .! !
r―‐z＿＿＿＿
／Ζ::::::::::::::::::::::::::∠__＿_
｀ヽｖ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::￣＼
ﾚ::::/＾ヽ::::ﾄ､:::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ＾
/::{::{ノ ∨ ﾍヽ::::::::ヽ::::::::::::::::＼
{::::小 ● ●､::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾍ だろう？
ヽゝ⊃ ､_,､_, ⊂⊃ }::ヽ |＼|
./¨`ｘ |::ﾍ |＼ /三i:|＼! だったら先例に無い法を作り出してしまっては、
`く／ `|:::::l ＞t __ r―‐/:::// 7:| 後々遺恨を残して本国にまで累が及んだりはしないか？
＼ |:::::|´ || || /::::∧__,/::::|
ヽ|:::::| ∨ /::::/ ゞ 彡':::|
, '´￣￣｀ ｰ-､
／ ＼
/ ,' / ｲ λ ﾍ
| { { ノ_ｲノノ ヽ}_}ハ
| |从 [_●｀r-r'_●.}小N さすがルーク様 慧眼でございますな。
| | ⊂⊃ ､_,､_, ⊂! !ノ
| | j ﾉ .! ですがこの地においてはその恐れは無用のものといえるでしょう。
| | |＞ ､ __. f⌒ヽ!
| ﾍ. ∀三ＥTヨミｉ ｉ
|∧_| | ＼|||/ /! !
r―‐z＿＿＿＿
／Ζ::::::::::::::::::::::::::∠__＿_
｀ヽｖ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::￣＼
ﾚ::::/＾ヽ::::ﾄ､:::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ＾
/::{::{ノ ∨ ﾍヽ::::::::ヽ::::::::::::::::＼
{::::小 ● ●､::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾍ
ヽゝ⊃ ⊂⊃ }::ヽ |＼| それは何故だ？
|::ﾍ. r‐-､ l＼ |::::::|＼|
|:::/⌒lt｀ﾆ'.r―‐┤::lV ::::::|
|::/¨ ７ || || |::::|｀ヽ::::|
|:「¨¨l ∨ .|::::| ﾋ|:::|
＿＿
＜: : : : : : : :.＞､
／: : : : : : : : : : : : : :.＼
/: : : : : : : : γ: : :./ : : : :ヽ
/: : : : : : !: : : !: / / /: ;ｲ: :∧
/ : :/: :γ;|: : : |/:ノメ／/: ｲ: :|
./ : :/ : : { Ψ: : :| {叉ヽメノﾉﾘノ
/ : :/: : : ∧_!: : : ! `ー `(a(ﾞ＼ それはこの地が魔族収容所であるためです。
/ : :/: : : :/:/ |: : : | 、 ゝ ｒヽ ヽ_
./ : :/: : : ://ヽ.|: : : | 丶 ｲ .|_」ノ ヽ. セントラルシティにおいて、
/ : :/: : : :/∧ミ.|: : : |ゝ _ / !⊂_, - ' ￣ﾍ. この地には魔族とそれを管理する我ら以外
/ : :/: : : :// 圭ﾖ|: : : |′|: : :| `厂￣＼! 存在しないこととなっております。
./ : :/; ＜ミ､＞ ､E|: : : |へ|: : :| し' ヽ
./: :／圭＼ヽ ヽ ヽ |: : : |Ⅱ|: : :| ヽ i
/ :/圭圭圭ﾍ.ヽ ヽ |: : :ﾘヽ |: : :ﾄ. | .|
_ノ :/圭圭圭圭ﾑ ヽヽ ﾘ: : |三 ﾘ: :.| .ヽ､ | .|
￣ /／｀ヽ､圭圭》λ|| ||从ﾚ厂 .ﾚﾘ || ||ヽ.| |
|' ,､ ヽ.圭 / | || || .//Ｏ ﾘ| || || ||| .|
./|／ ＼ ＼/ | || |ﾚ / ∨ || | |
ノイ| ＼ / ! !! ﾚ/.|O O∨|| | |
} У .| ||// ゞ ＿＿＿. ∨ | /
/| Ａ | / ￣￣￣ヾ､∨ /
.//} {.∧ レ ○ O))O代＿乂
r―‐z＿＿＿＿
／Ζ::::::::::::::::::::::::::∠__＿_
｀ヽｖ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::￣＼
ﾚ::::/＾ヽ::::ﾄ､:::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ＾
/::{::{ノ ∨ ﾍヽ::::::::ヽ::::::::::::::::＼
{::::小 ● ●､::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾍ それはおかしくないか？
ヽゝ⊃ ､_,､_, ⊂⊃ }::ヽ |＼| 現に民は存在しているし 税も挙げられている。
./¨`ｘ |::ﾍ |＼ /三i:|＼!
`く／ `|:::::l ＞t __ r―‐/:::// 7:| 街はあるのにないことになっているのか？
＼ |:::::|´ || || /::::∧__,/::::|
ヽ|:::::| ∨ /::::/ ゞ 彡':::|
_＿_
, ＜.: : : : : :＞ 、
／: : : : : : : : : : : : : ＼
/:.: : : : : : : : : : : : : : : : ∧
/: : /.: : : : : : : : : :.λ: : : :.∧
|: : / : : : : : ／i: : /ｉ ∨: : : :i
| :ｲ: : /:.γ /: / ﾘ ∨: : ! !
|: :|: :ﾅ:メ､ ,イ:ノ ,-=＝ｷ: :.| |
｜人(´-==｀)--( ´==-｀)|: : | | ええ 彼らの大半は移住民。
| |: : }ヽ一 ´ ヽ一 ´ |: : | |
| | : : i ., |: : | | この地に居着くことによって定住した、
| |: : ∧ ､.. ... ｲ|: : | | 元は流民にも等しい存在。
| |: : |:ｲ＼ ／ .ﾄ|: : | |
| |: : | ﾄ｀ヽ｀ - ´ ∠ｲ|: : | | 食と日々の糧を求めてきた者たちです。
|_|: : |_|圭｀ TYT 彡 圭ﾄ|: : | |
___________＿ ＜ |: : |ｲ圭圭| | |圭圭ヨ|.|: : |｀ ヘ ＿＿_
| | || || |: : | |圭圭| | |圭圭ヨ|,|: : | 〃 〃￣ク
| | || || .|: : | |圭圭| | |圭圭∨.|: : | 〃 〃 .//|
| | || || |: : |∧E圭| | |圭圭/ |: : | 〃 〃 .// |
／/| | || || .|: : |／,ﾆﾆ二二弋.ﾍ .|: : | 〃 〃 ./∧.|
/ /ミ| | || || /ｲ: :.匚二二ニニﾆ弌ﾍ !: : ! ' 〃 .//]∧
| ′ ,′ / / / / ′ ＼. |
|｜ | , / / / / __,＼､|
|｜ l i /ｌ /! ′/ ／ ｜
|｜ | 卜/,_!∠⊥ / ノ '´￣￣￣ Y_ｱ|
|ハ ﾄ､ ｢￣ l,人___｣ | ｜ 元来 法の外側にあって庇護の得られない者たちですが、
. l＼! ヽ /'^)⌒!`ー―― '′｜ 代官であるルーク様へ納税の義務を果たすことによって
. | |丶、＞―y′/ ! |. 法によって守られております。
. | | i '、 ﾉ _j_ _i |
,1｜ l i f⌒} ,j j _, / |. これはつまり この土地の支配者への恭順にございます。
. / }, | l | { j / ,ハ ￣ ／ |
/ ' ｜ | |'レ ﾉ / ,へ. ／丁￣|
. / ′｜ | |'｢ { ′ / }く__,,.．-‐┤
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／Ζ::::::::::::::::::::::::::∠__＿_
｀ヽｖ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::￣＼
ﾚ::::/＾ヽ::::ﾄ､:::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ＾
/::{::{ ⌒ ∨ ⌒::::::::ヽ::::::::::::::::＼
{::::小 ● ●､::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾍ 現王の土地に住みながら俺に恭順しているのか。
ヽゝ⊃ ､_,､_, ⊂⊃ }::ヽ |＼|
./¨`ｘ |::ﾍ ゝ._） .|＼ /三i:|＼! 矛盾もしているようだが――
`く／ ｀l:::::l ＞t __ r―‐/:::// 7:| 民は実効支配している者を見ているということなのか？
从 l||l|:::::|´ .|| || /::::l||l人./:::|
.( ⌒ )|:::::| ∨ /::::/( ⌒ )':::|
_ -‐――‐‐- 、
＜: : : : : : : : : : : : : : : :.｀ヽ
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ ;' : : : : ; : : ;ｲ: : :λ : : : ヽ: : : : : :ｉ : : ∧
,' / : : : : /: : / j: : / V: :､: : |: : : : : ! : : : ﾊ
i f: :i: : :;ｲ: : / ./: / 乂: ヽ.:|: : : : : !: : : : :.i
| ｉ: :|: :/.」: / ./∠ ,-=＝キゝ !: : : : :.|: : : : : |
.乂: ゝﾚ_ ∀.Ｙ,了 ,ｲｴｱ下ト=!: : : : :.|: : : : : | 民とは時に健気に従順でありますが、
`ヽゝｨｴｱ.}´弋＿＿___乂 ｊ:.: : : : :|: : : : :∧ 愚かで近視眼的にしか物事を見ないものでもございます。
ゝ!､＿ ﾉ,′ ,': : : : : :|: : : : : :∧
､ く /: : : : : :/: : : : : : :∧
ﾄ _, /: : : : : :/: : :i: : : : : :∧
|: ヽ -‐ ￣ /: : : : : ;ｲ.: : ::|: : : : : : ∧
|.: : :＼ ｀ /: : : : : / |: : : :|: ｉ: : : : : :∧
|: : : : ﾄヽ、_ , /: : : : :≠ﾆ|: : : :|: |: : : : : : :∧
|: : : : | ∨: : ∨: : : : :/圭ﾖ!: : : :!: !: : : : : : : ∧
|: : : : | } : : ﾇ: : : :;イ圭圭!: : : :!: !: : : : : : : : ∧
|: : : : | ﾘ :/: : ;∠圭圭圭ﾊ: : : {: {: : : : : : : : :.∧
|: : : : | / :/: ／――＝＝=ﾍ: : :ゝヽ: : : : : : : : :∧
, --- ､
, ＜: : : : : : : : : : :＞ ､
／.: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : : :／ : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : :/; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : ://: : : :/: : : : : : : : :/ : ;ｲ : ; : : ﾍ
i: : : : i/!:/: :/: : ;.／ /: : /:／,( ＼.＿,:⊥
|: : : : ! |':.:./: : :./ ／/／´ /: ＼ ＼ ＼ ＼
|: : : : : {: /: :/{/二≠==､. /;.イ(. ＼ ＼ ＼ ＼
|: : |: : :∨ヽ ｆ^{ ､.＿､ }.ノ_r='-ヽ. ＼. ゝ ` ､ 現王の権威よりもその土地の有力者
|: : |: : : : : : :| ゝ 二_ ノ'⌒ { ﾞ≠ /l＼. ∧ 明日の法よりも今の税。
|: : |: : : : : : :| 、￣7 :| ｀Y ∧
|: : | ｉ: :|: : : :| ' ./: : ! | .∧ さらに言えば自らの田畑を最優先に
ﾘ : ! !: :!: : : :! r―‐‐ｧ ／l : : | ∨ ∧. 考える者たちでもあります。
/: : :| |: :|: : : :|＼. ￣ ´ ／: : l : : | ヽ ∧
/: : : :| |: :|: : : :|ゝ.＞､ __／: : : : l : : | ゝ. |
厶 ＜´! !: :!: : : :!ミミ≧ｔ.Ｙ彳!、 : :.l : : l Υ |
, -＜ ￣ | |: :|: : : :|圭圭ミ|.|.|ミﾄ､￣ | |: :ﾄ､ } |
-‐＝くヽ ＼ヽ. | |: :|: : : :|圭圭ミ|.|.|圭∧ .| |: :| ヽ､＿_. / .|
/＼ヽ ＼ヽ ＼ヽ､ .ﾚ|: :|: : : :|圭圭ミ|.|.|圭圭l | |: :| // } }/ |
ｲ ＿＿_,ノ}
ヽ ／ {／ヘ、 ∠.＿
)Ｖヘ / ｀丶、＜,_
／／ V { ｀ 'ｰ-ｧ
/ / /-┴| , { ﾍ ＜,＿
/ / |- ､_ ｌ { ﾄ､ ', ＼
/ ∧ {: |r┬ｭ≧ ',_＼ ',､＿ﾞ丶、
/ /｢ﾑ 从 l ｀¨ ＼ ﾏ'゛＼ '､ ￣ 民にとっては実効支配している
/ 八ﾊ | / ヽ { ＼ ､. 代官が権力者。
, / | ヽ l==┐ , --┐＿八 ﾊ}ヽ}
／ ／ | | !| ヽ ﾉ ｢￣||ヽ} そしてセントラルシティにとって、
／ ／ ／| | !ﾄ､ ￣ , ｲ /.| ここに民はいないことになっている――
／ ／＿, イ | | !| ｀7 ´ ｉ| / |
／￣￣ ! | | !| ,/ヽ jj/i ﾄ､ つまり税を挙げても
／ ヽ ヽ | | 〈( ,．=彡' i | ヽ それは代官である俺への税ということか！
. ／￣ / } │ | ＼〃 / i | i
〃 Ｏ / { , | { r=彡' / i | |
ノｰ--‐' { ／ | 从( i | ｢|
／ 、 ／ / | {{ (〇)つ ﾘ | {｣
[￣ヽ ∨ ／ | ﾄ､＿ / i |/ │
/￣＼＼ j/ ／ | { ￣)） i l |
, r : ￣￣￣ : ＞ ､
／: : : : : : : : : : : : : : :.:＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : i: : : : : :ﾍ
/: : :./ : : : : ;ｲ: :/ .{: : : :} : : : : : ﾊ
|: : :/:/: : ／ .}:./ ゝ: : ﾍ.:.: : : : :.:|
{: :/:/=≠- ､ﾉ' ., =＝＼ ﾍ: : : : :.:.|
∨: |{ ,r＝､ }___{ ,r＝､}.ﾄ;ﾍ : : : : | さすがルーク様でございますね。
∨:ﾄ｀ー‐‐' ｀ー‐‐' |: : |: : : : |
|:.:|∧ ヽ _ |: : |: : : : |
|:.:|: :|ゝ、 ｀￣ .／|: : |: : : : |
|:.:|: :|: : :＞ 、 , ＜ .!:.:.:|: : : : |
|:.:|: :| : : : EiTi.三三三|: : |: : : : |
|:.:|: :| : :_;ｲi|.|.l圭圭圭l|: : ト．:.:.:|
, ＜|: :|￣ /ﾐ|.|.l圭圭圭l|: : | /￣＞ ､
∧ .|: :| ./ミ.|.|.ll圭ミ／ |: : |./ / ∧
｀丶.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ}.:.＼
､─────＝ニ二￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./／｀ヽ
｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
＞──.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:ﾊｒイ.:.:.:.:.:.:.:＼
. ＜.／:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:. |￣ ∨.:.:.:＼.:.:.＼
／ ￣／.:.／ .:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:|.:.:| ヽ.:＼.:＼.:.∧
. ／.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:. ｲ.:.:.:.:.:.:.| :.:|￣ ｀ヽ＼.:ヽ.:∧ .:|
／.:.:.:.:.: ｌ.:.:.:.:.:.:.:.ｌ.:.:.:.:.:.:＞‐|.:.:.:.:.:.: ∨:l r‐zッ｀| ヽ}.:..:.∨
.／.:.:.:.:.:.:／|.:.:.:.:.:.:.:.ｌ.:.:.:.:. /ｒミ |.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ | ＼ヽ.:.:.| だがそれだと
.:.:.: ＞ ´ .|.:.:.:.:.:.:. ｌ.:.:.:.:.∧ヽ .|.:.:.:.:.:.:.:l | 7.:/ やはり周辺国に影響があるんじゃないか？
￣ /.|.:.:.:.:.:.:. ｌ:.:.:.:.:.:.: ヽ_.∨.:.:.:.:.:| /|/
／.:.|.:.:.:.:.:.:. ｌ.:.:.:.:.:.:.:. /|:.:.∨.:.:.:.l _ rニ´ リリカル半島全体が草刈り場となり、
ムイ/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.＼.:.:| | / 任命された代官がそれぞれ本国のことしか
. /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./イ |.:.:.:.: |.ヽ| | ヽ 考えないようになるのは問題じゃないか？
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ |.:.:.:.: | .| | ┌─‐‐イ ＼
. /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.: l .| | |ニニﾆ// /
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ .|.:.:.:.:.:| | | | // /
. /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./ |.:.:.:.:.:l | | | .// /｀ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／ ｀ヽ |.:.:.:.:.:l.| / / ／ｲ./.:.:.:.∧
イ.:.:.:.:.:.:./.:.＞ ´ ＼ .|.:.:.:.:.:|| ＼ ／／イ.:.:.:.:.:.:∧
.:.:.:.:.:.＞ ´ .|.:.:.:.:.:|＼ / ./ ／ヽ.:.:.:.:.:.:.∧
, -＝≡≡＝‐ 、 .ミ川川川彡
, ＜: : : : :i: : : : : : : : : : ＞ ､ ミ 彡
／: : : : : :＞{: : : : : : : : : : : : : ＼ .三 ギ .そ 三
/: ／: ＞´ ∨: : : : : : : : : : : : : :ヽ .三 ャ. れ 三
/: /:.／ ,ｘ ―- ヽ: {: : : : : i: : : : : : :.ﾍ .三. グ は 三
{|: {/ 孑ｪｧ‐ ゝ}: : : : :|: : : : : : : ﾊ .三 で 三
У' ￣ }: : : : :|: : : : : : : : | 三 言 ひ 三
ヽ U .ｊ: : : : :|: : : : i: : : : | 三 っ ょ 三
l j: : : : :|: : : : :|: : : :.| 三 て っ 三
` ￣ ｀ j: : : : :.! : : : : | : : : ! 三 る と 三
.} ｨ: : : : : |.: : : : :.|.: : : | 三 の し 三
λ _ ＜ .j: : : : : | : : : : : |.: : : | 三 か. て 三
/: ＞ ､ f: : : : : :|.: : : : : :.|.: : : | 三 ！？ 三
/ :i: : : : ∧ j: : : i: : | : : : : : : |: : : :| .彡 ミ
./: ,ｲ: : : : i=Y＝＝≠ : : f: : ! |: :i : : : :|: : : :| 彡川川川ミ
/／./: : : :/E!|.|圭圭{: : : :|: :.|: ﾄ､ﾍ: : : :|: : : :|
イ ./: : : :/_|ﾖ.|.|圭圭|: : : |{: :ﾄ､|入ﾍｘ: :ﾍ: : :.ﾍ
./: :/: /r彡!j.j圭圭|: : : |∨| ヽ ゝ､＼:ﾍ: : :.ﾍ
ィ´7: :/／/圭〉〉〉圭ミ{: i : {´ﾙ ` ＞ｘ: : ﾍ
＿＿＿
, ＜: : : : : : : : ＞ 、
／: : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
/: : /.: : : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : :ﾍ
{: :.//: : : : :／: : ィ: : :/ .{: : : : ﾊ
|: :|/: : : ／: :／ / : ;ｲ ∨:i: :i:.|
|: |{: i: :/ﾑ∠_ /:／ﾘ＿_ ヽ:} :|:.|
l: |:{:.{: ｆ ｰｪｫ‐ ﾒi==f´ｪｫﾁ ¨｝ |:.| （魔族管理という汚れ仕事を
l: |: `: :ゝ ＿__.丿 ゝ ＿_ ノ.:.|:.| その旨味で釣っている）
l: |: : : :ｌ ､ /:.:.:.|:.|
l: |: :| : ﾄ、 __ _´_. /| : : |:.| （代官に任命されて以後も現王に義理立てする者など
/: :|:.:.| : |rｌ＼ ／￣｀ヽ／: !:.: :.|:.|. 皆無に等しいのだが……）
/: :.:l: :.| : ||ミ‐/´--≦ヽ ヽ´}| : : |:.|
./: : :ﾘ: :.| : ||圭ｊ , ー‐‐、 〉つ : :.|:.| （さて どう説明したものかな）
/ : : /: : :| : ||ミ/ ' ￣勹三| : : |人
厶.-./.:.: :.:| : ﾘ{/ ｹ_ノ彡|:|.: :|ヽ:ヽ
,ｨ≦￣￣ /: : : :ﾙ:./У ,ｲ|圭圭j:ﾉ:.:.| ＞ ､ ＿__
/ヽヽ＼ ＼ ,ｲ:./: :./ }/ / /.|.l圭圭j |:.:| / / ,ｲヽ
./ /∧.ヽ.＼ ＼.ﾉｲ: :./ .' ./ イｌ|.|.|圭ミﾘ |:.:| / / / | ヽ
, -‐＝ ￣ ＝ｰ- ､
, ＜: : : : : : : : : : : : : : :.:＞ ､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ
/: : ／.: : : : : : :.:/: : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./: : / : : : : : : : : ,'.:.: : : : : : : : : : : : : : :.ﾊ
/: : /: : : : : : : : : :{:.: : : : : : :.:/: : : : : : : : :}
/: : /: : : : : : : : : : :|: : : : : : :./: : ; ｲ: ;ｨ: : 丿
./: : /: : : : : : : : : : : :ﾄ､.:i: : i: ;': :／ ﾅ/ﾉ:／
/: : /: : : : : : : : : : : : :| ゝﾄ､ ﾄ {' =芸=f´ } ……確かに。
/: : /: : : : : : : : : : : : : :|: : : :ゝ: | し'
/: : /: : : : : : /: : : : : /: :|: : : : : :.| ｀> 王の名代である代官が
./: : /: : : : : : /: : : : : / : : | : : : : : | ,´ 自国の利益を再優先では問題にございます。
/: : /: : : : : : /: : : : : /: : : :λ : : : : | ｀¨, '
/: : /: : : : : : /: : : : : / : : : /､∨ : : ∧ /
./: : /: : : : : : /: : : : : /.: : : ;ｲ＞`V: : : ∧ '
./: : /: : : : : : /: : : : : /: : : : : |圭圭V: : : ∧
/: : /: : : : : : /: : : : : /: : : : : : |―― ヽ、: :.∧
./: : /: : : : : : /: : : : : /: : : : : : : | ＞ ､∧
./: : /: : : : : : /: : : : : /: : : : : : : : | ｘ =＝＞ 、
/: : /: : : : : : /: : : : : /: : : : : : : : : | ｘ彡=＝＜ ｀ヽ、
, r : ￣￣￣ : ＞ ､
／: : : : : : : : : : : : : : :.:＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : i: : : : : :ﾍ
/: : :./ : : : : ;ｲ: :/ .{: : : :} : : : : : ﾊ
|: : :/:/: : ／ .}:./ ゝ: : ﾍ.:.: : : : :.:|
{: :/:/=≠- ､ﾉ' ., =＝＼ ﾍ: : : : :.:.|
∨: |{ 弋汐 }___{ 弋汐}.ﾄ;ﾍ : : : : | ですがご心配なく。
∨:ﾄ｀ー‐‐' ｀ー‐‐' |: : |: : : : |
|:.:|∧ ヽ _ |: : |: : : : | 代官の権限は王の寛容によって許されており、
|:.:|: :|ゝ、 ｀￣ .／|: : |: : : : | 寛容の度合いは国力によって左右されるものです。
|:.:|: :|: : :＞ 、 , ＜ .!:.:.:|: : : : |
|:.:|: :| : : : EiTi.三三三|: : |: : : : |
|:.:|: :| : :_;ｲi|.|.l圭圭圭l|: : ト．:.:.:|
, ＜|: :|￣ /ﾐ|.|.l圭圭圭l|: : | /￣＞ ､
∧ .|: :| ./ミ.|.|.ll圭ミ／ |: : |./ / ∧
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::二ニ＝‐
/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::｀ヽ、
/´:::::::::::::A∠|::::|:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::/ |::::|:::::::::|､::::|:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::ﾍ
{:::::::::::i:｛ |::::|::::::::| ∨|::::::::::::::::::ﾍ:::＼::::::ﾍ
∨::::::::i::|へ. |::::|:::::::| ∨ゝ::::::::::::::::ﾍ::::::＼ ＼
∧:::::::::i::| ` ｰ ヽﾄ::::::|,.‐´＼＼:::::::::::::ﾍ::::::ヽ＼ ヽ
/::::∨::::::ﾄ{´了ヌ` `∨:i ´了ヌヽ＼::::::::::ﾍ ﾍ `＜＼. キムラスカによって？
/:::::::::∨::::i ヽ ￣ i ヽi ￣ ｊ:::＼ }＼ ﾍ ￣
/::::::::::::::Ⅸ::ﾍ j /／:::|＼ | ＼ﾍ 国によって同じ代官でも
__＿/::::::::::::::::|:::::＼ヽ___ ＿＿ ノ∧::::|:ﾍ `j ヽ 権能に差があるのか？
／ ヽ ￣￣´ |:::::::|`ヾt | （ｱ￣´） ／ ゝ二二７
/ ヽ |:::::::| | ﾄ､ ￣￣ ／ /∧
rく | |:::::::| | | ＞ _ _ ＜ｲ , ／{ヽﾍ
/ ＼. ｜ !:::::::| ゝヽ ´ / , ク::::::∨::::ﾍ
∧θ >、 λ .!:::::::| ゝヽ ／ , 彡´∨::::::ﾍ::::::ﾍ
λ ゝ _／／ ﾍ. .|::::::::| ≫<=＝彡´ ∨::::::ﾍ::::::ﾍ
／ ゝ､_.／ ﾍ !::::::::| //´fr＝tヽ Ⅳ:::::::ﾍ::::::ﾍ
< ＼ ｝.|:::::::::| ｛ { ｛{ ○ }｝∋ | ∨::::::ﾍ::::::ﾍ
／＼ ＼ /｀ヽ ,ノ |::::::::::! ヽヽ ゞ＝.彡 | ∨::::::ﾍ::::::ﾍ
く圭圭i＼ ＼ ./ ｘ ､ ＼/ !::::::::::| ヽ＼ ! ∨::::::ﾍ::::::ﾍ
＿＿
＜: : : : : : : :.＞､
／: : : : : : : : : : : : : :.＼
/: : : : : : : : γ: : :./ : : : :ヽ
/: : : : : : !: : : !: / / /: ;ｲ: :∧
/ : :/: :γ;|: : : |/:ノメ／/: ｲ: :|
./ : :/ : : { Ψ: : :| {叉ヽメノﾉﾘノ
/ : :/: : : ∧_!: : : ! `ー `(a(ﾞ＼ 富を得ると言っても何も独占する訳ではございません。
/ : :/: : : :/:/ |: : : | 、 ゝ ｒヽ ヽ_
./ : :/: : : ://ヽ.|: : : | 丶 ｲ .|_」ノ ヽ. キムラスカが得た富は回り回りて
/ : :/: : : :/∧ミ.|: : : |ゝ _ / !⊂_, - ' ￣ﾍ. やがては王都へと届きましょう。
/ : :/: : : :// 圭ﾖ|: : : |′|: : :| `厂￣＼!
./ : :/; ＜ミ､＞ ､E|: : : |へ|: : :| し' ヽ 王もそれを理解成されているが為に、
./: :／圭＼ヽ ヽ ヽ |: : : |Ⅱ|: : :| ヽ i 代官を咎める真似はされないのですよ。
/ :/圭圭圭ﾍ.ヽ ヽ |: : :ﾘヽ |: : :ﾄ. | .|
_ノ :/圭圭圭圭ﾑ ヽヽ ﾘ: : |三 ﾘ: :.| .ヽ､ | .|
￣ /／｀ヽ､圭圭》λ|| ||从ﾚ厂 .ﾚﾘ || ||ヽ.| |
|' ,､ ヽ.圭 / | || || .//Ｏ ﾘ| || || ||| .|
./|／ ＼ ＼/ | || |ﾚ / ∨ || | |
ノイ| ＼ / ! !! ﾚ/.|O O∨|| | |
r―‐z＿＿＿＿
／Ζ::::::::::::::::::::::::::∠__＿_
｀ヽｖ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::￣＼
ﾚ::::/＾ヽ::::ﾄ､:::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ＾
/::{::{｀ヽ ∨ .Ｘ::＾:::::::ヽ::::::::::::::::＼ キムラスカが富めることで
{::::小 ● ●､::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾍ. 富が回る……？
ヽゝ⊃ ､_,､_, ⊂⊃ }::ヽ |＼|
|::ﾍ |＼ |::::::|＼|
|::::/⌒lt __ r―‐┤::|V ::::::|
|::/¨ ７ || || !::::!｀ヽ::::|
|:「¨¨l ∨ .!::::! ﾋ|:::|
/::::l／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.................
/::::y::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ - ー
lヽ、 /::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー--=､- ' "
l::::／::::::lﾍ,１::li:::::l、:::::::::::::::::::::::::::::::::::−-ゝ
l/::::::::::::l l::::li:::l ＼:::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::::...ヽ
/:::::::::::::::l,＿ .l l l l ＼:::::::::::::::::::::::::::＼::::::::...＼
i:::::::::::::::::l' `.l l､l .l. _ ＼:::::::::::::::::::::::::..ヽ::::::::::..ヽ
ヽ::::::::::::::l,ｨニェヽ.l l. ,ﾆ二ヽ､::::::::::::::::::::::::..ヽ::::::::...ヽ、 なるほどそうか！
lヽ、::::il:l ヽ.､｀ ^"`'.ヽ、::::::::::::::::::::::i, 、::::::.. ､
l::l:...ヽ::l:l、 ､; /リ:.iヽ、::::::::::::::...i ヽ ､:::.、 今より富めれば余裕が生まれる。
.l::l::::|:::.ヽゝ1 ､＿ __, ./l::l::l:l::::..＼::::::::::::::..l ヽ
.l::l:::::l::::il/ 1l /ヽ'フl/::::l::::l:::::..ヽ::::::::::::..l 俺たちだけでなく
l::l::::::l::::l/ l.l､ ,./ ,､ヽ１:::::::l::::l:::::::::l＼::::::::::..l. 市井を緩める口実になり、
l::::l::::::l::::l l l ＞- ' "/./ ヽﾆl::::::l:::::l:::::::::l ＼::::::::..l. 税が下がれば
l:::::l:::::::l::;.l l l ././ l:::::::::l:::::li:::::::l ヽ::::::..l. 民草は財布の紐を緩める。
_ ＿,-=-l.::::::il::::l 、 .ヽヽ／／ .l::::l:::::lﾄ､ハ::::::l ヽ､
／ .l::::::::il::::l ` ゝ／ ,、 .l:::::l:::::::l ￣ l:::lｰ-､ そうして流れる金が交易などを通じ、
_/ .l:::il|::ll:::::l ／,-=-､_ _ l:::::l::::::::l ,ﾘ l 王都にも出回ると――
_ ,／ ﾍ l:::i::l:::l::::::l l lヽ_ ソー' .l::::!l:::::::::l ゝ、
/／ ノゝ､ l:::i:::l:::li:::::l ヽ＼ .l::::ｲ:::::::::l. ,r く､ ヽ、. そういうことか！
く､ー-一 -" 1 l:::i::::l:::l|.l:::l ＼＼ l:::ﾊ:::::::::::l l ヽｰ- -ゝ
／ ￣￣ ! .l::::i::::l:::l| l:::l _ ､ ヽ .i::/l:l:::::::::::l ト ￣`ヽ、
, -＝≡≡＝‐ 、
, ＜: : : : :i: : : : : : : : : : ＞ ､
／: : : : : :＞{: : : : : : : : : : : : : ＼
/: ／: ＞´ ∨: : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: /:.／ ,ｘ ―- ヽ: {: : : : : i: : : : : : :.ﾍ
{|: {/ 孑ｪｧ‐ ゝ}: : : : :|: : : : : : : ﾊ
У' ￣ }: : : : :|: : : : : : : : | （何故いきなり免税まで話が飛ぶのか）
ヽ .ｊ: : : : :|: : : : i: : : : |
l U j: : : : :|: : : : :|: : : :.| （代官の地位に旨味を感じれば他国もその座を狙い、
` ￣ ｀ j: : : : :.! : : : : | : : : ! 任命を賜るために王の懐が賑わうこととなる）
.} ｨ: : : : : |.: : : : :.|.: : : |
λ _ ＜ .j: : : : : | : : : : : |.: : : | （市井が吐き出せる富などたかが知れており、
/: ＞ ､ f: : : : : :|.: : : : : :.|.: : : | それで王が富めるわけがないのだが……）
/ :i: : : : ∧ j: : : i: : | : : : : : : |: : : :|
./: ,ｲ: : : : i=Y＝＝≠ : : f: : ! |: :i : : : :|: : : :|
/／./: : : :/E!|.|圭圭{: : : :|: :.|: ﾄ､ﾍ: : : :|: : : :|
イ ./: : : :/_|ﾖ.|.|圭圭|: : : |{: :ﾄ､|入ﾍｘ: :ﾍ: : :.ﾍ
./: :/: /r彡!j.j圭圭|: : : |∨| ヽ ゝ､＼:ﾍ: : :.ﾍ
ィ´7: :/／/圭〉〉〉圭ミ{: i : {´ﾙ ` ＞ｘ: : ﾍ
イ｛{ || 彡 ´ f圭///圭圭ﾍ:ﾄ､:.| //｀＞ｘ
|| .|| .|| |ミ///圭圭７ ヽ.`{ //.//./／~＼
, - ‐ = ‐ - ､
, ＜: : : : : : : : : : : : :＞ 、
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧
ｉ: :ｉ: : : : : : :／: : :.;ｲ : : : : λ : : : : : : : |
|: :| :/: :ｉ: ;ｲ : : ／ .l: : : : / ＼: : | : : : |
|: :| :l: : | ﾒ|;_／ .l : : ;ｲ.＿ , ヘ.| : : : |
|: :ゝl: : |/ |/＝=､ ﾑ／,=＝＝=､_| : : : | （まあ 馬鹿も使いようだ）
| i: : ∨､ ,.ｨ'＾}¨.{ } | : : : |
| l: : ∧ ｀￣.／, .! | ./ )￣￣´/! : : : ! （下手に妙な知恵を回して代官の座を
| |: :|: ∧. i i .j .!/ / .) /: | : : : | 降りるなどと言い出してもらっては困る）
| |: :| : : r ､ ! .|/ ./ / ./ ./: : ! : : : !
| |: :|: : ∧ | / ./ / ./ , イ: : : | : : : | （いざという時に責任を負う者と、
| |: :|: : |.∧ ! ,' |.--ｲ!: : : ! : : : !. キムラスカの影響力は利用できるからな）
ｊ:.|: :|: : |:|.∧ .|三ミ|: : : | : : : |
/ :|: :|: : |:|圭} .i圭圭ゝ､ | : : : |
,-ｔ ｔ ―‐‐‐|: :|: : |´∨| |圭圭E/`! : : : !
,＜ヽ￣ ＞､＼ |: :|: : | 〉| .|圭圭/. | : : : |＞ ､＿
./圭＞､＼ ＼ヽ､.!: :!: : ! .! l圭.∨ ! : i : ! /７＞ ､_
i圭圭圭＼＼ ＼ !: :!从! .ﾘ ./圭./. .|: :.从! .// //￣`i‐t
.〈.圭圭圭圭＼＼ .ﾘﾙ､＼ ./ /圭./ .ﾘﾙ // // ./ /!
{圭圭圭圭圭＼＼ ＼.У ,ｲ圭./ // // ./ ∧|
|圭圭圭圭圭E∧ ヽ､ / /ニニﾍヽ // // ./ /圭!
｀i 圭圭圭圭圭∧ ヽヽ.∨ /三三三ﾍヽ // // ./ /圭E}
厶-‐――- ､ 圭∧ 〃 / ﾍヽ. // // ./ /圭圭|
｜ ＿＿_ ＼圭EУ / .◎ﾍヽ. .// // ./ /圭圭E!
Υ ￣＞ 、 ＼ / / ﾍヽ // // ./ /圭圭圭|
, r : ￣￣￣ : ＞ ､
／: : : : : : : : : : : : : : :.:＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : i: : : : : :ﾍ
/: : :./ : : : : ;ｲ: :/ .{: : : :} : : : : : ﾊ
|: : :/:/: : ／ .}:./ ゝ: : ﾍ.:.: : : : :.:|
{: :/:/=≠- ､ﾉ' ., =＝＼ ﾍ: : : : :.:.|
∨: |{ ,r＝､ }___{ ,r＝､}.ﾄ;ﾍ : : : : | 市井へのお心遣いも出来るルーク様の布告とあらば、
∨:ﾄ｀ー‐‐' ｀ー‐‐' |: : |: : : : | 民も喜んで受け入れましょう。
|:.:|∧ ヽ _ |: : |: : : : |
|:.:|: :|ゝ、 ｀￣ .／|: : |: : : : | よろしければ税に関する方に付きまして、
|:.:|: :|: : :＞ 、 , ＜ .!:.:.:|: : : : | 私もご拝聴頂いてよろしかったですかな？
|:.:|: :| : : : EiTi.三三三|: : |: : : : |
|:.:|: :| : :_;ｲi|.|.l圭圭圭l|: : ト．:.:.:|
, ＜|: :|￣ /ﾐ|.|.l圭圭圭l|: : | /￣＞ ､
∧ .|: :| ./ミ.|.|.ll圭ミ／ |: : |./ / ∧
r､/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶
|.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀丶.:.:.:.:.:.:.｀丶
ｌ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:｀ヽ.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/.:.:.:.:.:{.:.:.:.ﾄ､.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:＞ .
/.:.:.:.:/ハ.:.∧ ＼.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ .
/.:.:.:.:.{/ ヽ.:∧ ＞イヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:..:.:.＞
∨.:.:.:.{､ ｀ヽ＼:ヽ ｒィツヽ＼.:.:.:.:.:.:∧.:.:.:.:.:.:.:.＼￣￣￣￣
∨.:.:.|ﾊ rﾏﾂ ＼ ＼.:.:.:.:∧｀丶 .:.:.:.:.＼
_ ヽ.: |. | / / /＼.:. ∧ヽ ｀丶:.:.:.＼ ああ もちろんだ。
,rイ ､ ￣ ヽ ＿ ヽ:{∧ ｀_ . -─ｧ ／イ.:./.:＼.∧.ﾊ ￣￣
／ ､ ＼ | ／ _ノ ＼ヽ ヽ / ／ |＞､./.:./|.:.:.:.|:.ヽ}.:∧. 頼んだぞジェイド！
/ ､ ヽ | .| ／ /｢ﾊ＝＼ ￣ | l /.:./ヽ.:.:.:.ｌ.:.:.:.:.: ∧
{､ ヽ |_ノイｌ／ . ．─‐./.:.| .l| 丶 _. イ | l./.:./ ∨.:|.:.:.:.:.:.: ∧
rイゝヽ＿ﾉイ:::::::/ノ ／ ./.:.:.:ｌ ∧ ＿l / /.:./ ＿/.:.: ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:∧
∨ |::::::::::::::::::: /| ./.:.:.:./ヽ.∧ イ ／ ./.:./￣ ゝ､.: ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
／| .ｌ:::::::::::::::／./ ./.:.:.:./ ＼＼| ／／/.:./ ＞ ､.:.:.:.:.:.:.:∧
／ ∨ ＼￣／// ./.:.:.:./ ,. z≦＞ ´ /.:./ ｀ヽ.:.:.: ∧
／ ヽ ＞イ/ /.:.:.:./ ／／ /.:./ ／ ∨.: ∧
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:',
/:.:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:./:.:.:.:.:| ＼:.:.:.:|:.:.:.:.:.!:.:i
i.|:.:.:.:!:.:.:.|:.:.:/:.:./:.:.:.:.:./ ヽ:.:.|:.:.:.:.:.|:.:|
|i:.:.:.:|:.:.:.:|:.,ｲ:.:/!:.:.:.:.:/ _＿ ヽ|:.:.:.:.:.!:.:!
||:.:.:i:|:.:.:ﾊ/ !/ !:.:／ _∠ -‐┐!:.:.:.:.:|:.:|
ｌﾄ､:.|ヽ:.f‐｀‐─}ィ _ｆ i^|:.:.:.:.:.|:.:| 仰せのままに。
i! ヽ:.:.:ｌ rf¨ﾞ! `ｰ--─ ' ｌ:.:.:.:.:.!:.:l
/:!:ﾊ`ー‐ァ' ｉ | !:.:.:.:.:.|:.:|
,':.:|:.:.:＼__/ ,' .! ､ ,ｨ:.:.:.:.:.:|:.:.!
/!:.:|:.:.:.:.:!./ / / -─' ／ !:.:.:.:.:.:.!:.:|
/ﾉ:.:.|:!:.:.:.ﾚ / √ヽ､ ∠-‐┤:.:.:.:.:.:|:.:.',
/:,':.:.:.i:|:.:.:f ' ´ / Y~￣￣'|:.:.:.:|:.:.:.!:.:.:ヽ
/:,':.:.:.:.|:!:.:.:| （::::::::::::::::|:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:＼
/./:.:.:.:./,':.:.:{ ﾉ:::::::::::::::!:.:|:.:|:.:.:.:｢￣｀ ー- 、
_∠.⊥ ‐'7/:.:.:.:| ,'!;;:::::::::／|:.:|:.:i!:.:.:.| /7｀丶､
f⌒「ヽ | i | /,':.:.:.:.:| /{;;:::::;::':::::::|:.:|:.:|!:.:.:.l //／ /￣ヽ
_ -‐― - _
／: : : : : : : : : : ＞､
/.: : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
/: : : : : : : ｉ.: : r.: : : : : :.∧
/: : : : : : : : | |: :|/: :ノｲ: :}: :}､
/⌒) ,.ｲ. : : : : : : : :.| |: :|イｧヾﾙﾉﾘ人_
, -‐- /（ .／ ﾉ.: : : : : : : : :.| |: :|` ^ イ '
γ{ .i {.:人 .／.:.: : : : : : : : : : : :.| | 人 ､. ,ゝ さて ここからは
{ {ｉ ﾄ､.∨: :＼ _ , ＜.: : : : : : : : : :.ﾉ: : : :.:.| ﾄ､: :ヽr｀. オフレコだ。
/人ゝ､.ゝ: :.＼＿ 二孑:´: : : : : : :／: : ／.:.: : : : :.|ﾉ/三三ヽ、
ﾄ､ ＼ ＞､ (.: : : : : : : : : : : : :.:／: : ／.: : : :.:/: : ﾉ/圭圭圭刀. 馬鹿の相手をしていては
＿＿＿＿_人 ＼__＼: : :乂_＿: : _ _ , 孑 ´＞ ´.: : : : : :./: : //ﾑ孑.´￣￣ﾉ 話が進まんのでね。
, ＜ ￣ .＼:.｀ー ゝ､ .`ｰ-ニﾆ- ‐ ': : : : : : : : : : :ノ: :,.ｲ/′ _＿＿_. /
／ ＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／/ ノ,〃,ｒ´ }' .)
⊂ニ¨ノ , ､ Υ￣￣￣￣￣￣￣ ` ＜ : : : : : : : : : : : : : : ＞ ´7 .ノ.´//.ﾉ ﾘ|.ノ
⊂ニニノ /./ | .| ` ＜＿.: : : :.＞ './/〃.〃 // ./ ,ｲ||
⊂ニイノ. ｀´ ／〃＞.￣´ .//〃〃 // .〈 〉||
／ ＞´ .//〃〃 .// ∨ 了||
／＞ ' //〃〃 // .∨ | ||
／／ //〃〃.// .∨ .{ ||
／／ //〃〃// ∨ .∧|
, ' ／ // /〃// .lE三三三三三∧ .∧
,ク´ // /〃//. .|三三三三三三_∨ ）､
ｸ' //./〃// 〈. ∨ ./ ∧
／ //./〃// 〉. ∨ / / ∧
, イ ///〃// ./ ∨,ｲ./ .∧
〃/ // / // ./ ,ｲ|. У.ﾉ |
（｛ // /.// / //|| ∨ .|
｀ｰ |/./// ./ //E!! |
| .// / //圭|| |
レ' ./ //圭E!! |
＿＿＿
, ＜: : : : : : : : ＞ 、
／: : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
/: : /.: : : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : :ﾍ
{: :.//: : : : :／: : ィ: : :/ .{: : : : ﾊ
|: :|/: : : ／: :／ / : ;ｲ ∨:i: :i:.|
|: |{: i: :/ﾑ∠_ /:／ﾘ＿_ ヽ:} :|:.|
l: |:{:.{: ｆ ｰｪｫ‐ ﾒi==f´ｪｫﾁ ¨｝ |:.| まず代官の制度は述べた通り、
l: |: `: :ゝ ＿__.丿 ゝ ＿_ ノ.:.|:.| 王の名代としての役割。
l: |: : : :ｌ ､ /:.:.:.|:.|
l: |: :| : ﾄ、 __ _´_. /| : : |:.| この世界において土地は基本的に
/: :|:.:.| : |rｌ＼ ／￣｀ヽ／: !:.: :.|:.| 王が所有するものである。
/: :.:l: :.| : ||ミ‐/´--≦ヽ ヽ´}| : : |:.|
./: : :ﾘ: :.| : ||圭ｊ , ー‐‐、 〉つ : :.|:.| それを各地の領主へ下賜する形で、
/ : : /: : :| : ||ミ/ ' ￣勹三| : : |人 治められている。
厶.-./.:.: :.:| : ﾘ{/ ｹ_ノ彡|:|.: :|ヽ:ヽ
,ｨ≦￣￣ /: : : :ﾙ:./У ,ｲ|圭圭j:ﾉ:.:.| ＞ ､ ＿__
/ヽヽ＼ ＼ ,ｲ:./: :./ }/ / /.|.l圭圭j |:.:| / / ,ｲヽ
./ /∧.ヽ.＼ ＼.ﾉｲ: :./ .' ./ イｌ|.|.|圭ミﾘ |:.:| / / / | ヽ
, -‐＝ ￣￣ ＝‐- ､
, ＜: : : : : : : : : : : : : : : : :＞ ､
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : , ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : /: : : : : : : : :;ｲ: : : : : : ｨ: : : : : :∧
,' : : : : : : :/: : : : : : : :／/: : : : ／ }: : : ,i: : : :｝
| : : : : : : :{: : :/ : : ／／: : : :／ /: : :ﾉ|: : : ﾘ
.|: : : : : : : :|: :/ : : /∠=＝≧ ‐ ､./: ／ |: : /
| : : : : : : : ∨ : : /＝{´ｴ雫｀ヽ .ﾚ／r ミ7: :/
|: i : : : : : : : :{ :.:/ ヽ ＿＿θ { 雫`}:/ だがそれも50年前の話だ。
|: |: : : : :i: : : :.∨ ` ｰ.'/
|: | : : : : |: : : : :{ , ' .{.| 50年の支配体制は確実に緩みつつあり、
.|: l: : : : : |: : : : :} | | 各土地を実効支配している領主の力が増している。
.,': l: : : : : :|: : : : :ﾄ､ ― ‐‐- ./: |
/: ,': : : : : :.|: : : : :| ゝ ｲ: : | それ故 他国間での諍いが起き始めた。
./: /:.: : : : : :.|: : : : :| ＼. ／ :| : ∧
/: /:.: : : : : : :.|: : : : :|､ ` ､ __, イ: : :.:.|: : :∧. 実質一人の王と一つの国という名目を考えれば、
./: /:.: : : : : : : :.|: : : : :トミﾆ､ｰ- ､＿ ! : : : |: : :.:∧. 他国というのもおかしな話だがな。
../: /:.: : : : : : : : :.|: : : : :|圭圭ミ＞--､｀Y l: : : :|:.: : :.:∧
.../: /:.: : : : : : : : : :.|: : : : :l圭圭圭圭圭l l .l: : : :|: : : : : :.＼
＿＿
, ＜: : : : : : : :＞ ､
／ : : : : : : : : : : : : : : : ＞ ､
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/:.: : /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
/:.: : / : : : : : : ／: : : : : : : : : : ,ｲ: : : :ﾊ
|: : : :|: : : : : : /.: : : : ;ｨ: : ;ｨ : : / ∨: : : }
|: : : :{: : : :|: :/ : : ／./ ／ﾉ.:／ .∨: : |
|: : : :∨: : !: {ｰ／ ／´ ／ ´ ∨:ﾉ
|: : |: : ∨:.ﾄ |-‐―￣`､ r' ニ二7ｲ
|: : |: : : :ゝ!ﾞ{ ｰ＝=｀ｒ｝=={_==-- i | それでも魔竜二族を押し返し、
|: : |:.: : : : | ゝ---- ´ `ｰ--- ｒ' :! 人間の手に勝利をもたらした王の血筋は
|: : |:.: : : : | ﾊ :| 今もなお権威を保っている。
|: : |:.: : : : |. ´ /: |:.|
|: : |:.: : : : | ＼ -=ﾆ ' ／: : |:.| 少なくとも王家を覆そうという国は
|: : |:.: : : : ﾄ､ ヽ､ ^ .／: | : : |:.| まだ出てきていないな。
|: : |:.: : : : |ヽﾆ=- _ ､ _ ／: : :.:| : : |:.|
|＿|:.: : : : |圭圭圭ﾄ､Y r∨ﾆニ二二二ニﾆﾆ7
＿,. -‐=＝＜ ￣ | |: : :|:.|圭.,r‐≠Y⌒ﾆ∨ー‐------‐‐‐./
/__＼ ＼ヽ＼ヽ. ! !: : :!:.!／ ／ ￣￣ヽ∨＿__ _＿__/_
/∧.＼＼ ＼ヽ＼ヽ | |: : ／ ´ ＜￣￣ヽ∨＿_ ￣._＿_/ /７7７i
./∧圭ヨ＼＼ ＼ヽ＼ ! !:./ ,r― -､ｲ圭||｀====´ // // /∧
|∧圭圭圭 ＼＼ ＼ヽ .| |/ .,r― ､ﾉ圭../| : : |:.| // // /∧∧
.∧圭圭∧圭ミ.＼＼ ＼.!/ ,ケノ|圭 / .ﾘ! : !ﾘ // // /∧圭∧
_, -‐―‐‐ - 、
, ＜: : : : : : : : : : : : : ＞ ､
∠ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
, ′.: : : : : :/.: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/ / : : : : : :/ /: : : :／: : : : :/: : : : : : :∧
/ / : : : : : :/ /: : : /: :,ｨ'斥メ＿.;イ: :i: : :∧
/ / : : :ｉ : : :乂{: : :/|／| 叨ヽ､ヾ,メ.:ノ|.: : : ::}
/ /.: : : :l: : : : : :ゝ､{ ＼ ｀ }､ナﾉ : : ∨
/ /: : : : :.|: : : : : : : :l `ー ´ﾞ 弋厶; :ノ そういった背景より代官に就く者には
/ / :/.: : : :|: : : : : : : :| .ヾﾉ 領主の推薦が必要になる。
/ / :/.: : : : :| |: : :|: : : :| ｲ
/ / :/.: : : : : :| |: : :|: : : :| ― ヽ/ ルークは公爵の実子、
/ / :/ /.: : : : :.| |: : :|: : : :| ' ./ ガイはその付き人であったための抜擢だ。
./ / :/ /: : :/ ;ｲ | |: : :|: : : :| ＞ ､ .／!
/ / :/ /: : :/ / | :| |: : :|: : : :ト｀ヽ ｆ ー.: : :| だが私は魔術士であるため少々異なる。
./ / :/ /: : :/ /.ミ! :! !: : :!: : : :!ミ≧i. Yi: : : : :|
/ / :/ /; -≠＝ ｀| :| |: : :|: : : :|圭圭| ||| : |: : :|
._/_/, 孑个､ ヽヽ | :| |: : :|: : : :|圭圭| |||: : |: : :|
_ -‐――‐‐- 、
＜: : : : : : : : : : : : : : : :.｀ヽ
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ ;' : : : : ; : : ;ｲ: : :λ : : : ヽ: : : : : :ｉ : : ∧
,' / : : : : /: : / j: : / V: :､: : |: : : : : ! : : : ﾊ
i f: :i: : :;ｲ: : / ./: / 乂: ヽ.:|: : : : : !: : : : :.i
| ｉ: :|: :/.」: / ./∠ ,-=＝キゝ !: : : : :.|: : : : : |
.乂: ゝﾚ_ ∀.Ｙ,了 ,ｲｴｱ下ト=!: : : : :.|: : : : : | 魔術士の大半は特定の組織に属している
`ヽゝｨｴｱ.}´弋＿＿___乂 ｊ:.: : : : :|: : : : :∧ 無論 私もその所属だ。
ゝ!､＿ ﾉ,′ ,': : : : : :|: : : : : :∧
､ く /: : : : : :/: : : : : : :∧ 領主ではなくその組織からの推薦によって、
ﾄ _, /: : : : : :/: : :i: : : : : :∧ 代官付き魔術士が選定される。
|: ヽ -‐ ￣ /: : : : : ;ｲ.: : ::|: : : : : : ∧
|.: : :＼ ｀ /: : : : : / |: : : :|: ｉ: : : : : :∧. 元より魔力に秀でた魔族を監視するのだから、
|: : : : ﾄヽ、_ , /: : : : :≠ﾆ|: : : :|: |: : : : : : :∧ 魔術に造詣が深い専門家を派遣するのは当然だろう？
|: : : : | ∨: : ∨: : : : :/圭ﾖ!: : : :!: !: : : : : : : ∧
|: : : : | } : : ﾇ: : : :;イ圭圭!: : : :!: !: : : : : : : : ∧
|: : : : | ﾘ :/: : ;∠圭圭圭ﾊ: : : {: {: : : : : : : : :.∧
|: : : : | / :/: ／――＝＝=ﾍ: : :ゝヽ: : : : : : : : :∧
＿＿
＜: : : : : : : :.＞､
／: : : : : : : : : : : : : :.＼
/: : : : : : : : γ: : :./ : : : :ヽ
/: : : : : : !: : : !: / / /: ;ｲ: :∧
/ : :/: :γ;|: : : |/:ノメ／/: ｲ: :|
./ : :/ : : { Ψ: : :| {叉ヽメノﾉﾘノ
/ : :/: : : ∧_!: : : ! `ー `(a(ﾞ＼ ま 私のように貴族にして魔術士、
/ : :/: : : :/:/ |: : : | 、 ゝ ｒヽ ヽ_ というのは稀有な存在だがね。
./ : :/: : : ://ヽ.|: : : | 丶 ｲ .|_」ノ ヽ
/ : :/: : : :/∧ミ.|: : : |ゝ _ / !⊂_, - ' ￣ﾍ
/ : :/: : : :// 圭ﾖ|: : : |′|: : :| `厂￣＼!
./ : :/; ＜ミ､＞ ､E|: : : |へ|: : :| し' ヽ
./: :／圭＼ヽ ヽ ヽ |: : : |Ⅱ|: : :| ヽ i
/ :/圭圭圭ﾍ.ヽ ヽ |: : :ﾘヽ |: : :ﾄ. | .|
_ノ :/圭圭圭圭ﾑ ヽヽ ﾘ: : |三 ﾘ: :.| .ヽ､ | .|
￣ /／｀ヽ､圭圭》λ|| ||从ﾚ厂 .ﾚﾘ || ||ヽ.| |
|' ,､ ヽ.圭 / | || || .//Ｏ ﾘ| || || ||| .|
./|／ ＼ ＼/ | || |ﾚ / ∨ || | |
ノイ| ＼ / ! !! ﾚ/.|O O∨|| | |
} У .| ||// ゞ ＿＿＿. ∨ | /
/| Ａ | / ￣￣￣ヾ､∨ /
.//} {.∧ レ ○ O))O代＿乂
//ヨ 厶 〉 // }
, r : ￣￣￣ : ＞ ､
／: : : : : : : : : : : : : : :.:＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
./ : : : : : : : : : : : ;ｲ: : : i: : : : : :ﾍ
/: : :./ : : : : ;ｲ: :/ .{: : : :} : : : : : ﾊ
|: : :/:/: : ／ .}:./ ゝ: : ﾍ.:.: : : : :.:|
{: :/:/=≠- ､ﾉ' ., =＝＼ ﾍ: : : : :.:.| 本編でルークが「俺の土地だ！ 俺は悪くねぇ！」
∨: |{ 弋汐 }___{ 弋汐}.ﾄ;ﾍ : : : : | などと言っていたがあながち間違いでもない。
∨:ﾄ｀ー‐‐' ｀ー‐‐' |: : |: : : : |
|:.:|∧ ヽ _ |: : |: : : : | 実効支配してしまえば民の目は支配者へ向くだろう？
|:.:|: :|ゝ、 ｀￣ .／|: : |: : : : |
|:.:|: :|: : :＞ 、 , ＜ .!:.:.:|: : : : | 特にリリカル半島は魔族収容所後として知られ、
|:.:|: :| : : : EiTi.三三三|: : |: : : : | 民からは軽くタブー化されているからな。
|:.:|: :| : :_;ｲi|.|.l圭圭圭l|: : ト．:.:.:|
, ＜|: :|￣ /ﾐ|.|.l圭圭圭l|: : | /￣＞ ､ そんな土地は基本的に欲しがらない。
∧ .|: :| ./ミ.|.|.ll圭ミ／ |: : |./ / ∧
, --- ､
, ＜: : : : : : : : : : :＞ ､
／.: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : : :／ : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : :/; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : ://: : : :/: : : : : : : : :/ : ;ｲ : ; : : ﾍ
i: : : : i/!:/: :/: : ;.／ /: : /:／,( ＼.＿,:⊥
|: : : : ! |':.:./: : :./ ／/／´ /: ＼ ＼ ＼ ＼
|: : : : : {: /: :/{/二≠==､. /;.イ(. ＼ ＼ ＼ ＼ だが収益が上がるなら別。
|: : |: : :∨ヽ ｆ^{ ､.＿､ }.ノ_r='-ヽ. ＼. ゝ ` ､
|: : |: : : : : : :| ゝ 二_ ノ'⌒ { ﾞ≠ /l＼. ∧. 各地の領主にとっては
|: : |: : : : : : :| 、￣7 :| ｀Y ∧ 扱い用によっては草刈り場。
|: : | ｉ: :|: : : :| ' ./: : ! | .∧
ﾘ : ! !: :!: : : :! r―‐‐ｧ ／l : : | ∨ ∧ 魔族という使い潰しても惜しくもない
/: : :| |: :|: : : :|＼. ￣ ´ ／: : l : : | ヽ ∧. 労働力の宝となりえる。
/: : : :| |: :|: : : :|ゝ.＞､ __／: : : : l : : | ゝ. |
厶 ＜´! !: :!: : : :!ミミ≧ｔ.Ｙ彳!、 : :.l : : l Υ |
, -＜ ￣ | |: :|: : : :|圭圭ミ|.|.|ミﾄ､￣ | |: :ﾄ､ } |
-‐＝くヽ ＼ヽ. | |: :|: : : :|圭圭ミ|.|.|圭∧ .| |: :| ヽ､＿_. / .|
/＼ヽ ＼ヽ ＼ヽ､ .ﾚ|: :|: : : :|圭圭ミ|.|.|圭圭l | |: :| // } }/ |
/ : : : : : : : : : ／: : : : : ＞ ´ヽ: / ＼ : : : ヽﾍ
/: : ／: : : : : :/ _;＞: ;≧=- x }/ , 厶_ ､: :ﾍヾ
／ ／: :_ ;. :-‐ ´: : : ／{ _ ＿＿' }´＾ヾ=_.L: : }､ﾍ}
／: :￣￣ : : : : : : : : ;ｲ. ゝー-- -- ' ﾉ: :.ｊ ヽ| 非道？
／ : : : : : : : : : : : : : : :ｲ ∨ヽ ならば人間の半数の命を奪った魔族は
` 、 ／.: : : : : : : : : : : : : : : : :.:| , - -､ |: :ﾍ 非道ではないと？
: : :.｀ゝ､ ＿＿ イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | /´ ￣７ .|: : :ﾍ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾘ: : : :| .{ ¨⌒ヽ.{ |: : : :ﾍ. 自業自得と言ってくれ給え。
: : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : : :/: : : : : : /: : : :∧ `ー‐‐ ' j: : : : : ﾍ
⌒ヽ: : : : : : : : : : : :ノ:/: : : :/: : : : : : /: : : :/ ヽ |:.: : : : : : i
｀ゝ､: __: : ; ィ´ .ノ : : : /: : : : : : /: : : :/ ヽ 丿 : : : : : : i
, イ:.: : : :./: : : : : : /: : : :/! ￣ , ´: : : : : : : : : :i
, ＜: : : : : : :./: : : : : : /: : : :/ | ｲ: : : : : : : : : ､: :.:乂__ ｘ'
, ＜: : : : : : : : : : :／: : : : : :.:/: : : :/|二二二二二二二￣Τ￣|: : : : : : : : :ﾍ: : : : : :二ニ＝ｰ
￣ : : : : : : : : : : : : ／ : : : : : : : /: : : :/:.|圭圭圭圭圭圭圭ﾐ| | |ﾐ|: : : : : : : : : :ﾍ: : : : : :ヽ､
: : : : : : : : : : : : :／: : : : : : : : :.:/: : : :/:.:.|圭圭圭圭圭圭圭ﾐ| | |ﾐ|: : : : : : : : : : :ﾍ: : : : : : :ﾍ
_ ---- _
, ＜: : : : : : : : : : : : : ＞ 、
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : :,ｲ: : : : : : : : : : : : i : : : : : : ﾍ
f: : : :／ Ⅶ : i: : : : : : : : |: : : : i: : : ﾊ
{: : :/ ,ｘ- ∨: :|: : : : : : : :.|: : : : :|: : : :ﾊ
∨:チ‐t＿__ゝ|: : : : : : : :|: : : : : |: : : :∧
ソ{ｨ=ﾃ￣￣.!: : : : : : : |: : : : : :| : : : : | よって代官とは各国の息がかかった者、
ノ ` ' .j: : : : : : : j: : : : : : | : : : : | 武官はその護衛。
r‐=/¨ _＞ ､ヽ .l: : : : : : : j : i : : : : | : : : : l
λ ﾍi´＿ヽ.｀ヽ ， .l: : : : : : : l : :|: : : : :.| : : : ∧. 魔術士は場合による、と言ったところか。
λ ヽ ＞ｘ:.:./:::ｽヽ l: : : : : : : l: : :! : : : :ﾊ: : : : : ﾍ
∧.ヽ ｀¨¨´ .}!.＿＿_ .l: : : : : i ;ｲ: : :{ : : : : ﾍ: : : : : :ﾍ 何事にも例外はある
( ヽ 丿 j :`.!: : : : /ﾘﾖ!ﾄ､: | : : : : :.ﾍ: : : : : :ﾍ この程度に理解しておくとよい。
＼ / j: : ﾘ: : : :/彡 ´{ Vﾄ､: : : : : :ﾍ: : : : : :ﾍ
∨ ./ .j: :./: : : /´_ｘ=＝=V=ヽ: : : : : ﾍ: : : : : :ゝ､
ζ ⌒` 〈 /;.ｲ/: : :/ニ圭圭圭ミ＞∨: : : : ﾍ: : : : : ﾍ ＼
〉 了 .ノ'./,ｲ: :.ノ圭圭圭圭圭圭ミ＼: : : : ﾍ: : : :ﾊ､ﾍ
} | ./ ﾘﾚ'圭圭圭圭圭圭圭圭ﾐAヽ: : :ﾍ: : : :| ﾍ
| .| ||圭圭圭圭圭圭圭圭圭A||ヽ: : ﾍ: : :} ヽ
＿
／: : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : :｀
/: : : / ／ 八: : : : |
|: : ／く/／ ,∠ﾍ: : : |
|＼|〔 ￣〕=〔 ￣〕|: : : | 馬鹿を省くと実に説明が捗る。
|: : .| ⌒〔| ⌒ |: : : |
.|: : 人 ﾍ___/~ 丿: : : | 全く代官付きも楽ではないものだ。
|: : l ﾄ .￣ ／ |: : : : |
.|: : .|.__ノ=ﾐ末-=ﾁ|: : : : : | それでは諸君 次回の私の登場を心待ちにしていてくれ給え！
＿ /: : : 「 ﾉ:::::::|||:::::::::::|: : : : ト廴＿
」| ||ﾑ: 丿 |:::::::::|||:::::::::::|: : : : //// へ
／::|| ||厶 .l:::::::|||:::::_ノ.|八 〉/////⌒ﾄ
X ／:::::::|| || || 」:::::|||::::/ メ//.//:::::::::::::::Ｙ
. 、＼:::::::::::|| || || ‖>──ﾍ_ ///.//:::::::::::::_レ 7
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼ といったところでこぼれ話はお開き。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿
／: : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : :｀
/: : : / ／ 八: : : : |
|: : ／く/／ ,∠ﾍ: : : |
|＼|〔 ￣〕=〔 ￣〕|: : : |
|: : .| ⌒〔| ⌒u.|: : : | ……えっ？
.|: : 人 ﾍ___/~ 丿: : : |
|: : l ﾄ .￣ ／ |: : : : |
.|: : .|.__ノ=ﾐ末-=ﾁ|: : : : : |
＿ /: : : 「 ﾉ:::::::|||:::::::::::|: : : : ト廴＿
」| ||ﾑ: 丿 |:::::::::|||:::::::::::|: : : : //// へ
／::|| ||厶 .l:::::::|||:::::_ノ.|八 〉/////⌒ﾄ
X ／:::::::|| || || 」:::::|||::::/ メ//.//:::::::::::::::Ｙ
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,..､ {＾! ,-、
__ヾ丶! .i/ /,,=‐,
'ー､ ,=‐''´
｀} {
i i
i ! ＿＿_
! ..!／´ ｀ヽ
i !(●） （●） ＼ 皆さんまた来週！
} .{ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ヽ
i !＼ェｪｪｪェ／ | 【たーまやー！】
{ .ヾ ／
ゝ ´￣ ` ｰ - ､ 【※ただしジェイド専用】
ヽ ヽ
} ,..-‐-==､ ＼___
! ./ `ヽ、 ヽ
| | {ヽ /
! i ｀ ￣
} {
/ i、
/ ＼
心 ∴;．゛;．:
㍉( 炸 /k 仏
㍉ ﾏﾑ,ｲ7 リ 紗′
∴ﾐ )圭抄 〃 /′
寸圭|{:゛∴;．: 〃
以{ ﾏﾑ心、∴ﾊ/淤{
ゝ || ㍉ﾑ )圭圭才´)圭ｱ ﾆ|ﾆ
/ J ヽ Ⅵ Ⅵ圭ﾘ´ }ソ (二. やっ
リ :以Ⅳ:゛;．゛;
Ⅵ7
〃
.|: : .|.__ノ=ﾐ末-=ﾁ|: : : : : |
＿ /: : : 「 ﾉ:::::::|||:::::::::::|: : : : ト廴＿
」| ||ﾑ: 丿 |:::::::::|||:::::::::::|: : : : //// へ
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X ／:::::::|| || || 」:::::|||::::/ メ//.//:::::::::::::::Ｙ
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＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） ＼ ……きたねぇ花火だぜ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ こぼれ話は多分にフィクションも含みます。
／ （●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 本編の補足だったりかなりどーでも良かったりもするから、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ こーいうオチでも笑って済ませればいいと思うよ。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ だから俺も対ジェイド魔法色々考えとくよ。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | アディオス アミーゴ！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
なんてひどいオチだ
ルーク君マジでセンスというか名君の素質バリバリだな
どんな教育受けたらこんな柔らかアタマになるのやら
ただ、黙って滅びを受け入れる義理はないというのもまた当然の話。
前の魔王だって滅んだんだからキル夫だってやり過ぎればしっぺ返しを食らう。
気を付けて行動しないとな。
何この子。ちょー頭いい。
流石魔王様！俺達にできないことを平然とやってのける（ｒｙ
ルークのこれからがすごい楽しみだわｗ
既に一コマ目のジェイドの目がいやらしいｗ
>>733
その為の婆っちゃんです
ニャル子は前回を見るに当てにならない…
いや、婆っちゃんのキル夫評を当てにするのなら大丈夫だろうけど
こりゃ１０年もすりゃ化けるぜ
これで土曜日投下とかすげぇな>>1
ルークくん金のエンゼルですね
いやあ、ここのジェイドは小悪党よのうｗ ルークの傍にいたのが原作ジェイドだったら……あ、あれ？
…………原作パーティで傍にいてまっとうにいい影響を与えそうな面子がいない……だと……？
とっくにアニメも完結してるけど書いたら長くなったし一応ネタバレにテストスレッド挟む。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1377700121/9903
なんというかルークは人間関係含め環境が悪過ぎた印象。あ、でもアビスのメンバーみんな好きだよ。
あと魔族男を開放しないと未来がない
傀儡にしたジェイドが悪いんだ！
素直な良い子過ぎるだけで、助言者として慕う相手が致命的に間違ってた訳だ
この世界では割と尊い考え方を維持しつつももうちょっと自分の考えをゴリ押すくらいの強引さがあれば名君になれるのかも
ファブレ家家訓『男たるもの肩まで髪を伸ばさない』
だから今度から眼鏡AAオンリーで登場してもらおう
魔族であろうとその実態を知って義憤に駆られたのを見るに
ルークは人間側から「良い子ちゃん面してウザっ」って感じで暗殺されたりしそうで不安だ
革命的だけど、時代を先取りしすぎてるから誰かに仕えるには向かないタイプだ
ただ社会の中で視点やら常識が完全に固まってしまってる状態だと、新基軸は普通は理解されないからジェイドの評価も仕方ないんだけどｗ
新しくいい出会いがあるといいね…
ど う せ み ん な い な く な る
このルークが生かされた理由がよく分かる
※なお実際はｒｙ
描写自体キンクリされない限り男魔族も登場はするんじゃないかなｗ
男魔族は力も強そうなイメージあるし、強制労働系の収容所におるのかな
えっ、今日は全員カレーライス食っていいのか！
女性になんてことをいうんだ
「皆さんこんにちは。魔王という名の下僕をやってます。キル夫です」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「街を一個丸ごとぶんどってから早二ヶ月が過ぎようとしております。
だいぶ落ち着いて回り出したのでジャガイモ生活が終わりました。当分見たくもねぇ！」
.
「魔王業というお仕事について、皆さん疑問や悪いイメージなどを持っておられるかもしれません」
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ |
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
／ /
「何せ有名ではあるものの実際のなり手は少ない職業です。無理からぬ事でしょう」
.
「そこで今回は不肖私、新米魔王であるキル夫の一日をお見せいたしましょう」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
「これで今日から誰でも魔☆王様！ 俺にも身代わりが出来るってもんです！
つーか誰か代わってくれ。マジで」
.
┏┓ ┏┓
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┛
┏╋────────────────────────────╋┓
┃｜ ｜┃
┃｜ 俺が魔王で あいつが邪神 ｜┃
┃｜ ｜┃
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┏╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┓
┗┛ ┗┛
【第5話】
. ／￣ ヽ
- −、 / , "⌒ ヽ
/lﾌ lﾌ> ヽ し （从ﾉｲｌ i
ε= ､iｪｪｪｲ} ノ ﾘДﾟリ |
/｀￣´ ヽ と卯~つ ＼
. （| し′ ／//ﾉ_＿ゝ', ヽヽ
.し Ｊ. 〃/ﾚﾙ !∧_! ､ｌヽヽゝ
ヾヽヽ ﾁｭﾝ
(,, ・∀・） ﾁｭﾝ
ミ＿ノ
″″
. i
.傘 |
傘傘 r^t
.傘∩傘 ./.:::ﾍ
傘傘傘傘 .| : :::::|
. | . ［IIIIIIIIIIIIIII］_____________________________________________ .r".: ::::`i
. r'^ー --------..i..::::::::::::;;;;i|;;;;::::;:::;::;:::;::::;::::;:::::;:::;:::;::::;::::;::::;::::;::::;::::;:::;ヽ |.:_;_;;;_;;|_____________.
/::;::;:::;:::;:::;:::; ::;:;::;;;| ..:::;:::::;;;;;i|;;;:;::::;::::;::::;::::;::::;::::;／|＼::::;::::;::::;:::;:::;:::;:::;::;..ヽ.;;;;;:;;:;;::;:;:;;::;:;:;;::;;::;＼
. /;;;;_;.;;;_;;:;_;_;;;._;.;;;:;.;;| ∩ ::::;;;;;/;;_;:;;;_;;:;:_;:;:; ;_;::／＼|／＼;;;_;:;;_;_;;:;;_;:;;:;_:;;_;.:;ゝ.:-:;:-:-::-::-:-::-.-ヽ
|.::::::: ::::::: : :: :: ::: : :;;| ..:::::::::;;;;;i|;;: : : : : : : : : : :［IIIIIIIIIIIII］: : : : : : : : : : : : : :|;.:;ﾍ.;: ;ﾍ:.: ;ﾍ:. :;ﾍ.: :|
|: : i^i: : i^i: : i^i: : i^i| ∩ .:::;;;;;i|;;::i^i::: i^i::: i^i::::||: i'⌒`i: ||..:i^i::: i^i::: i^i::: i^i::|;.:|_j; :.|_j; .:|_j:: :|_j;: :|
|: : Ll:.:: Ll::.: Ll:.:: L.| . .::: .:;;;;;;i|;;;:Ll;::;:Ll;.:..Ll;: ［IIIIIIIIIIIII］ ;Ll;;: Ll;::::Ll;;:::Ll::i;;: : ;: .:.; :.: ;.: .:;.. :.; ;.i
|≡≡≡≡≡≡≡.| ∩...:::;;;;;i|!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i||: i'⌒`i...||;i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!| ≡≡≡≡≡≡≡|
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【庁舎内 魔王私室】
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／::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ :仁.ｺ＝＝＝| |＝＝＝{k才 |
|::|三三三丁三三三|::| |:.,ハ | | ,ｲ: :| |
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|::|======个======|::| ﾚ''~`＝＝＝＝＝＝ﾞヾﾊi |
|::|::::::r=z:::::|::::::r=z:::::|::| r=､､
|::|======个======|::|: ,ィｧー──── ､‐ ＜,ﾊ. | |
|::|::::::r=z:::::|::::::r=z:::::|::| | |{ _ ＿ _ ＿ _ヽ V〉 | |
＿_＿_＿_,|::|三三三王三三三|::|_＿_＿_＿___,| |廴＿＿＿＿＿＿_|＿|￣| |
|::| :::::::::::::::::::::::::::::::::: |::| |_|─────────‐f|_|
｀ ￣￣￣￣￣￣￣ ´ ＼
＼
｢日の出と共に起床｣
ｸﾜｯ
__ ＿＿＿__ __
| |／ ＼..＝＝＝＝＝=| |
|/ （●） （●） ＼ | |
/（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ヽ | |
|＿__ェｪｪｪェ／ /￣ヽ_＿＿_| |
／￣JJJJ‐‐- ､_ ＿／＿_ノ ／| |
_ ／ ｀ ヽ__ `- ⌒ヽ .／ | |
／ ヽ ｀ヽ、} .／ ／| |
ノ ヽ__ ｀ヽ／ ／ .|_|
／ ノ| ／
／ |／
「目覚ましなどなくても瞼に光を感じた時点で目覚める身体に調きょ――もとい 適応済みです」
.
「起床してすぐ まずは身だしなみから」
／￣￣￣＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼
|.。°（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）(´))ﾟ
＼ﾟoﾟ┯。ｪｪｪェ／。／
. /⌒/＾ヽ､ ,ィヽ、 ｼｮﾘｼｮﾘ
/ ,ゞ ,ノ ﾞ " , ＼
l ／ / ト >
ヾ＿,/ |／ ／
| |／
「魔王は一日で何人もの人と顔を合わせなきゃなりませんので、寝起きの面なんて見せられません！」
_＿＿＿
／ ＼
／ ∩ｌ＾ｌ^ｌnnｌ^ｌ^|＼ つ
／ 。ヽ ‖ ﾉ ＼ っ
| j .／ 人 ｌ し |
＼ ／ / ＼ ＼／ ﾊﾞｼｬ
. | /.. ＼ | ﾊﾞｼｬ
──────────────────
ヾ￣￣￣￣￣￣'
＼ー=-=-一／
~^~^~^~^~
｢身だしなみが整ったら軽い運動で寝起きの身体を解します｣
| | i i
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| | .l .l
| ⌒ |、
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| |
| | 78…
| u |
| , ⌒ヽ＿ | 79…
乂 ゝ 丿__乂 ｀ヽ
〃 ノ ヽ､ ノ 80…
厶 ／ u ＼
, ′ | u |
i| , ′ ,' ＼ ／ ﾌｯ
|ｉ|i （ u ヽ ＼ ／
|i| ヽ ヽ ＼＿＿ ／ ﾌｯ
ヽ `'----､ ｉ
ヽ辷_i_i_i_i_ｉ ｉｊ
「適度な運動が健康維持の秘訣！ 身体が温まってきた所で散歩をかねた本格的な運動に取り掛かります」
.
＿＿＿_
（⊃ ＼
（⊃ ＼
ﾊﾟｷ （⊃ （●） （●） ＼
／| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | さーて、今日は久々に森まで行ってみるかなー。
／ ＼＿_.＼ェｪｪｪェ／ ／
（ ＼ んじゃあ行ってきまぁ――
＼＿ | ＼
ヽ| ト、 ヽ
ヽ | > ）
＼ ⊂） /
ヽ ⊂）/ ｺｷｯ
／ _ ⊂）
_ _
_= '≡＝― rt ｢l [ﾄ,
_≡ ≡ i i l i Y
三 （ ●） （●）≡＝― l' i i l
≡ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ≡ i' ,' '" rl^ﾚｩ
≡ ＼ェｪｪェ／ ,≡≡＝ i/ "7'/
≡ ≡= ≡＝― す。
.
【マザーズシティ 近郊の森】
;;;彡ｿ;;;ゝ);;)）;ヾ;;) ノ::;;ヽ;;;;ゞヽゝ'´ゞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ;;;;ゞヽゝ'´ゞvゝ､7-ｰ<ヾ:'(ﾞ'〆､,,;"＞-､7-ｰ<
ヾﾐ;ｿ(;;;;;;フﾉﾊ:;:;ﾐ;;(;;;ゝヾﾐゞ（〆､,,;".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ ゞゞ' ヾ ヾ ゞゞ' ヾ ゞゞ'ヾ ゞ:;ヾ:;ゞ;;';:":;ヾ ゞ;
〃;;;彡;;i!;:i!|/〃;;;彡;"'ﾊ,,;)ヾ.:.:ﾊﾞ:.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＞>､;ヽ､:;;:y':／;:. :;:'':;:;:;ゞ;ゞゞ;ゞ;:'':;;:,'ﾐヾ:,;:ゞ'ゞ';
::':.,|:;;:i!;;i!;:i!|｀ヽ＼|;;ﾚ;／;;'';;..;.;.;.;.ﾞ:.~.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.`‐ヽ:::;:;:::/:;;/ｿ;;:';;ゞﾐ:;.;;ゞ;:;ゞ,:;i''`ヾ;ﾐ:;;:,ゞ:;ゞﾐ,
ヽ.:;};;:i!;;i!;:i!|;:;:;:;:）;;;;;;/''ヽV/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;´ゞvゝ､7-ｰ;,'ﾐ:;ﾐ,"ゞ;", |; ｉ;;;;:|!;;;;;;;;.`;;:ｿ:;:ﾐゝ
;:;:Y;;:i!::i!:;;:i!|v,l|V::从X､ﾉﾒ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;"＞>､;ヽ､ ;:yﾊﾞ:.:.:.:.:|: |::.;;;;::ｌ .:|;;;;:|
;:;:;:|;;:i!::i!;;:i!:|､lW:八ﾍ{V::从ivヾ;;) ::;:;:;;:;;;:;;:;;;;;;;:;:;:;;::.;.;.;;:;:;:;.`‐ヽ:::;:;:::/ヾﾐ;ｿ(; |: |::.;;;;::| .:|;;;;;|:.:.:
;:;:;:|;;:i!;:i!;;i!;:|XゞV:从XゞViv:l;,ゝ);)':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;~^:.:>ｰ !i!;;:;:;yゝﾐノ|: |::.;;;;::ｌ .:|;;;;;|:;:;:;
八ゞivXx::ｲ八X､ γ从Wｗｖ~ '〃::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;Ｙ;;:;:;:;:;:;:;:;::l;;:;;;:;:|:.:.:.:.:|:ｉ ::|;;;;:: :| ｌ |:.:.:
iソゞiv,l|V::从|lililﾚ/X､w,,'~""´,ヾゞ"､ ヾ:;:::;ﾐ从";:;:;:;:;::|;;i:;:;;:l;:;:;:/|:|: :|;;;;::| :: ;| |:;:;:;
_､八ゞiv,l|iv:l;,ｲｲ､八ｲ,,~=-:;:;:;:;ヾ;;;;゛ ヾ:.::;:;::从ゞ;)ゞﾊ|;;::;!i!;|:;:;{;;:|:|: :|;;;;::| :: :| |:.:.:.:.:.:
V从;､lW:八ﾍ{V::从Xゞヾ;:;:;:;:;:`,,;;;:゛ ヽ:;.:;.:;.:.;.;从ｲ､X|;::i!;::;;ﾘ'ヾ:|:|: :|;;;;::| :: :{ |;:;:;:;:;:;､
ﾊ､;vvヾﾍwゞ,,;;''~";:;:;:;:;:;:;〃""";゛ ヽ;.:;.:;.;.;.;;.:ミivV|;;:i!;;:;;:|`:;;;;|;};;;;;;;: :| :| :: |,l|V
;;;;､lW:八ﾍ{V::从ivヾ;;) ................゛ ;;:.;:.;;;......;;.;:.ﾊ､;vvヾﾍwゝ)|:;.:|;;;;;n ::| :: |从X
ゞゞV:从XゞViv:l;,ゝ);)'.;:.;:.;:.;:.゛ ;;.:;.:;.:;ゝ...;,ｲiv:l;,ｲｲ､八,::.|:;::| ::{ﾘ ::! :!:|:;ﾊ､;v
ゝX､ γ从Wｗｖ~ ';.:;.:;.:;.:;.:;゛ ';.:;.:;.:;....;:.;...;;;;;.....ﾐＹﾐ ; , ;|:;.:: ::r : :| :i |ゞ,ｲiv:,ｲ
ﾊililﾚ/X､w,,'~".;:.;;:.;:.;:.;:.;:.;゛ . ';.:;.:;.:;.;:.;;;;;;;;;;;:.;:.:;.:;ミ; /.::/ :::|i :.:| :l;ﾊ:从Xゞ
fﾊｲｲ､八ｲ,,~=-;;.;:.;:.;:.;:.;:.゛ ヽ;.:;.;:;.:r;;;;;;;;:;.:;.:;.:;.:ノ,;ノ : ::八 :ゝ::ヽ＼＿,,.,.
ﾊ{V::从XゞＹ‖/／〃゛ ヽ;.:;.:;.:;........;;;..;.;:;.;;:´.:: :／.::::ヾ::＼::＼::ｰ､ ,
从,,;;''~"／‖Ｙ彡ﾂ〃゛ ヽ;.:;.:;.:;.:;.:;.:;r.:;.:;.:;.:;.:ミＹＹ :从XゞＹ‖/
,-―-､ ＿
／ ） ﾉ＼
⌒ヽ ＿ノ ￣＼ﾉ＼ ガサガサ
｀lノ.|
|-_|. ,-―-､ ＿
_ _ /＼| ／ ） ﾉ＼
| |,≦三//二＼/ ⌒ヽ ＿ノ ￣＼ﾉ＼
_ ヘ〉 ￣￣' 'ヽ＿_y|. ｀lノ.|
, ヘ｀/＿/＿ |ﾆヽヾ ､ |-_|
／⌒ ）二=（(.･Ｘ ･） >-<７ ヽヽヾ ､_. _ _ /＼|
／／＼ﾉ ｀￣￣´ ／￣ iヽ=ヽ- | |,≦三//二＼/
|／／／ ／／＼ﾉ. _ ヘ〉 ￣￣' 'ヽ＿_y|
￣ |／／／ , ヘ｀/＿/＿ |ﾆヽヾ ､
￣. ガサガサ ／⌒ ）二=（(.･Ｘ ･） >-<７ ヽヽヾ ､_
,-―-､ ＿ . ／／＼ﾉ ｀￣￣´ ／￣ iヽ=ヽ-
カサカサ ／ ） ﾉ＼. |／／／ ／／＼ﾉ
⌒ヽ ＿ノ ￣＼ﾉ＼ ￣ |／／／
｀lノ.| ￣
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_ _ /＼|
| |,≦三//二＼/
_ ヘ〉 ￣￣' 'ヽ＿_y|
, ヘ｀/＿/＿ |ﾆヽヾ ､
／⌒ ）二=（(.･Ｘ ･） >-<７ ヽヽヾ ､_ ガサガサ
／／＼ﾉ ｀￣￣´ ／￣ iヽ=ヽ-
|／／／ ／／＼ﾉ
￣ |／／／
ガサガサ ￣
＿＿＿_
／ ＼ r ⌒j ヒャハァ！ 大漁だぜー！
／ ＼ / /
／ (●） （●） ＼/ / ／ ） おら こんがり美味しくなれや！
_rｰｎ| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） / ｀'- ゛ .,,‐ ..-'".-'''"´
i j j j j＼ ＼ェｪｪｪェ／ / '` l ″ ￣ﾞﾞ^" 、 【とろ火】！
{ 'つr´ (⌒'ー―- イ′ ； ." "- ｀
入 人 ＞ 、 ヽ ! ＼
＼＿／＼ -､ } ! .゛ ヽ シュゥゥゥ……
＼ ヽ._ ! ｌ ヽ
＞ ｀ ｌ i ゝ
＼ ､|
: ＼ !
. -__ 、lﾞ
＿___, .,,. ,ﾉ./ .゛ .＼
-'".'" .‘
,.イ
（＿二二 ￣７,イ人 ,ィ ﾄ､
/／（_ノし' ,ィ ﾄ､ （ :し' しイ
,.イ ／/ （ :し' しイ ￣7 |￣ :ト､j7__,ｨ
| 'ー―'´ / ￣7 |￣ ／,ｲ :! ＞ｨr―' l7l7rｧ
∠,. -―― ' ／,ｲ | ＜／ﾉノ ＜_ノ:|」 /'´
∠／ﾉノ
───────────────────────────────ヽ ヽ
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─────────────────────────────────ヽ .ヽ .、
､｝ ｌﾑ
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l ヽ
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;;;;;;;ﾞ'- -‐";;;;;;,,./ ｀′ .'.ｌ;ﾞ'〟 ｌ,,, ,i ,ヽ l ｌ
;;; ;;;;/ ノﾞ.! .ｭ. ..」 .,ﾐ;;;l; .t， . ´ ﾞ'! / ./
;;;;;.ｌ, .,i";;;;;;ゝ....v .ｌ＼ ,／;ヽ,,..-“;;;;;;!､,,}ヽl'､ i､.,i'" ./
;;;;;;;;/′ .ﾞL;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ ﾞ'､;｀ﾞ;;;;;;;;;.;;; ;;;;;;;;;;;;;;ヽ, !､ ､ /;´;; !
;;;;;;;:;;ヽ、 ./;;; ;;;;;ヽ_ .,/;;;;; ;:;ﾞ'-＿. ../;`'"ヽ＿ノ;;; ;;!;;;;|
.;;;;;;;~´;;. ;:;:;;;｀''ｰ'''";;;;;;;; ;:;｀''";;; Vi/
;;;;;;;; ;;｝
, ;;; ,, , ....,,,,,......,;;;_,,..vv.._,;;;;;;;;;;_,,,_____,,..r‐¬''''''j;;.,..-¬y-'"ﾞﾞl;;;..__..._;;‐"
.. ､;;;;;;..........;;;;;;;;;......,./ ﾞ´←i,,r‐―--,,,..-'" ″ ふ'"゛ ﾃ゛ .ヽl゛ ´
ｲ;;;,,./ ''"￣￣ﾞ''"
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あーんど 延焼対策に――【アイスノン】！！
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | /)/）／）
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 「//／／
γ⌒ ⌒￣￣'￣´ （___
i j _＿＿､＿_,ノ--ｰ'
ヽ､ l /′
/つゝ､,,! }
＜ｌ ／＼ /＼
|:l | | ,/ / ＼ Ｌ> ,.;′
/ﾞ ､ | |/ : ｌ.: :| | ＊ ／:,′
＜> + /∧ ',| |/〉ｉl | | ／::::/
| l | | // l | | ／::::::::/ />
| l | |;'/|: l | | ／ ::::::::/ *
/ヽ、,、ｌｉー- 、 : | | ／ :::::::/ ,、
, ﾍ ﾞ ／/ :l＼ﾞ､ .＼:| | _ :::::::/ ／/
:>< / .:|i／ /＼ｉ :il＼＼ ＼ / ｀ヽ、 ,／´./
__, ,､ｉ:ヾ/'ﾞ //＼、ヽ, :ｌ＼ﾞ､ ﾞ＼＼ヾ ﾞ／ ／ ＿ <＞
,､. ／´ ,/ / i| / :/:/! :＼ ＼ ＼＼ ＼ , :'´ .／￣ ／
＿＿__/ .|／ ／ /,;'/ / :/::/ |i | ＼ヽ＼ ＼ﾞ､ ﾞ＼ ／ ;:ィ´ ><
｀＞ ／ iレ‐' /ﾚ′ ﾍi|_ ﾚ' `ヽ. ヾ ,.､ﾞ ......::::::::::::.....,三三三＞
, ﾍi|レ‐' ー,.ﾍ iレ､ ＿/ヽ、rﾍi|_,.､∧ヽ _ -､/ ヽ、／ヽｨｰ'´.ﾍ_r
<<> ,､ <ﾌ ,､ ./ 7 / 7 / 7
./7 ヽヽ <二､ﾆ> ／ / /_/ /_/ /_/
// ヽヽ <二､ ﾆ> <二_／ <> <> <>
`┘
／ ⌒ヽ （
〔 ﾉ. ） ﾉﾉ
＼ (. （（ ,,,;）
ﾉ ヽ ） ﾉ
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つ （ （ (
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ヽ（. )ﾉ
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｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´´
__
＿| |＿
|＿ ＿| ＿ [￣￣| |] 「|
∧ | | ∧ |_|_|｢|. . ￣] | |」
∨ |_| ∨ l二ノ .[￣＿」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ よしよし 焼き加減も覚えてきたな。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 身は蟹と海老の中間みたいな味で、殻は固くて武器にも鎧にもなる。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ 俺に良し、お前に良しで美味いんだよねー こいつら。
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ ちょっとつまみ食いしつつ――
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
／/ _ノ￣ﾆ＝=‐゛ _..-'"´ ＿＿
／/ / ″〈--―''''''"ﾞ´ ﾆ＝=‐ -＝ﾆテ .,.. ‐.¨¨￣ ￣¨＼
.,i! .／ ''" ￣￣￣￣￣て ＿_ ／ ,..-'" ヽ
./.″ ｀'- ..,_. ￣フ _／゛ ｌ
./ ´ﾞﾞて／" ／ |
/ ,,, ｰ'''''￣￣￣￣¨¨―- ..,,_ .｀ﾞ''''― .､,,,_ │
､i′ ,,／゛ ｀ﾞ'''ｰ ,,, ｀ﾞ"'''ﾆ＝=‐ ,!
／ ,／. ,.｀''ｰ ､、 .”-､、 |
/ _..-'" ,／ ﾞﾞ'ｰ..、 ｀''ｰi． ,!
/ ／‐ ／ ｀''-..、 ｀'-、 ,!
/ ／ ／ ｀''-､ ﾐﾆi,,,、 !
! ) ／ ｀''-､ ｀'-、 ´ ｌ
! ,ﾉ／ ｀'-､ ｀'ｰ ,,. /
! ,／./ ｀'-､ ﾞヮ/
l ／ ／ ｀'-､ / ./
、 │ / ／ マ il′
: '､ ! ,/ / / .,/ .｀'
.ヽ ｌ ／./ // _＿＿ / ./ ,人,
.ヽ ｌ ../ ./ / !二ﾆｰ'''"゛ / /〃
..ﾞﾍi､、ヽ ｌ. .., '"./ / ,ｒ'" / / ／
｀'.,ﾞ''７ ..ｌ ./ / ./ / _ｱ゛
｀'､ ..ｌ, / ／ /゛＿＿ -―ﾆﾆア / ／
＿＼ ｌ. ,i′ / ｀ﾞ,ﾞ,,.. -ｰ'''''"´ ＿＿＿ ./ .／
.｀''.,ﾞ″ ヽ″ !''''"´ "゛ ／./ ./ ,./
｀＼, ヽ _,,, -‐′ﾞ';;二ﾆﾆ / .,ﾉ_
｀'-、 ヽ ∠ -ｰ''''"￣ ./ ア
＼ ヽ / . /
)i ヽ / /
＼ ヽ / /
／⌒＼
/ ＼
/ 人 ＼
/ ／ | ⌒ヽ､
／__） 入 ＼
（__／ ／ ヽ､ ＼＿＿＿＿＿_
／ ／ ／ ＿＿＿＿つ
/ ／ （ ＼／ ／ ＼ あっぶね。
／__） ヽ､__ ノ| ／ェｪｪｪェ＼ |
（__／ ＼ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ／
＼ (●） （●） ／
/／ ＼ ／
/ ￣￣￣
〃
､ﾊ/|,,､
バッ！！！
- - ── ＝ ニ 三三 三 ＿＿＿ ズサー！
三 ＼
─ ＝＝ ニ 三 三 ＼
三（● ） （＜ ） ヽ （新手か。ご苦労さんだぜほんと）
- ─ ＝ ＝ 二 三 三 三（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
三＼ェｪｪｪェ／ ／ （けどこいつぁまた――）
─ ＝ ニ ニ _三 三 三 ､＼
≡ ! ／__｝
(⌒）ヽ ,-| . |ー-､/ ゞノヽ
─ ＝＝ ニ 三 .三 i､___,l 三 |
(⌒） .｡； ﾟ ,, ）ｿ(___i）--三 .|
(⌒・⌒ ・ ＝ ニ≡ 三三三 ゝ-i--i´
'';:. ,､,,･：･ ､､,,＝＝ニニニニ三三三三｀-ﾞ
「すげぇ造形してんなぁおい」
_
ﾊ ＿＿
|ハ イア⌒ヾ ､
|! ﾏ! ／／ ﾏﾑ
|i ﾏ! ／／ }/ｊ
|l! ﾑ人 ｲ⌒ｱ ｊ /
i|! ﾏ ]ィ⌒ｲ＿ﾉ´ //
ﾏL ﾏ_]ﾆ7ニ_人ー､ //
.イﾆ）/ニ≦{≧＝､｀ヽ. // シィィィィィィ
__／ニｲ{ニニニｊ[=≧＝､ァ≧ｭ､//
イニ＝TT7ニニｒ人ｭ､＿＿＞=ゝ､ ＼ ｀ヽ
／イニ≧､{アニニ八_ソﾌ/イ´彡⌒ｰ≧-ヽ ﾑ､
f｢＿彡ハﾆy'ニニニニ}-=ニ＞｢ 7 ﾘ￣マ＿＼ ﾏ､
/´￣ﾆ／｀Yニニ7ニrｲ＿_ｒｱｊ |] /イ ｀ヾ__ ヽ､ ﾏﾑ
{､ ,ｲｒイ7´ {!jニ/ニ,ｨﾆ)ｨｊ ｢ｊ＞ ￣ヾ ＼__ヾｭ､. !|_ﾑ
ﾏ､ ,ｲ_/_ノ ﾄ{ニｊﾆ/ ｊ7八｢´ ノ ヾ__⌒ヽ|「 {
ﾞﾏﾑ イ7_/´ ゞXﾆ/イ!_〉⌒ゝー≦｢ ハ Y､__ソ/ｒ´
ﾏ_＼ /_/__/ ﾏxニｨ´ｊ/| / ＿ヽ ｀Tヾ{/
＼__ヾー､＿人_)）/_ ィ V~^ｯ7__| /ﾑ＿ ＿＼ |! j7 シィィィ……
ヽ＿ ｧ＝ｭ＿_ ミヽ. ｒチ＿／_ Y7ﾘ＿j! __ハ_{ヾ_ ＿ﾊ i! i! ,イ
｀マ （_ ￣｀ヽー_＞､ ＿ _i! L 人! /7￣ヽマ､＿ ﾏ_ﾊ |[_ﾘ_ノ/
￣ ｀ー=､_）＿ ｢＞_､ｰｧ'|!リ ＞´／⌒ヾ! ﾑマ､＿ ﾏﾊ |[_ｊ__/
｀￣￣ ｀ マ＿≧≠＜ ィヘヽｊ7Yﾄムﾏ､＿ ハ |[_ｊ/
｀ マ＿ ニヘｰ､ﾘ' {､ヾﾑﾏ､＿ ﾊ _ｊ ｣´ ｒ､ __
￣￣´ ＿〕l{ ￣ ﾏ､＿ :. /ｒ､≦ｰﾍ}≦ヽ
｀ー=' ﾏ､＿ ﾉ 〈/ ー⌒ﾘ ｊﾊ}
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんななりして生き物のつもりなの？ 舐めてんの？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | どいつもこいつもまっしぐらに向かってきやがって 俺はフリスキーか。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
｜ ｜ お前らが怪物だっていうんなら――
｜| / ｜
｜| /｜｜
(＿| ｒ / (＿）
ヽ ｜／
>__ノ;:::...... ゆらっ
／.:￣￣￣￣￣ ＼
／: : :: : :: : :: : :: : :: : :: :＼
／: : : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :＼ 魔王
／: : : : : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : ＼ 俺 と一緒に踊ろうぜ？
／:: : :: :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : ::＼
l:: : :: :: :: ::.; '⌒｀: : :: : :: : :´⌒ヽ: : :: : :: : : :l ＿,-ｰ､
|:: :: : : :.:;;（w●w）: : :: : :（w●w）: : :: : :: : :i／'､=--ｰ: :ﾒ,
|: :: :: : : : : ´'==´: : :: : :: : :`==´: : :: : :: :／: ／' _.,,=-ー`´ｉ
＼:: :: :: : : . ..: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :'ｰ／ ／´,_=-ー'': : :)
＼: : : : : : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :／ 'ｰ(,,r'"_,--一,ｰ ,.ﾞ(,
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼ ゝ: :￣.:ﾞｉ,: : :: : :,r': ヽ
／: : : : : :: :: :: ::｀`ｰ- -‐'"´: : :: : :: : :: :＼ ｀`-" ＼,_､: : :: : : :ヽ
／: : :: :: :: . : : . : : .: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :: : :＼ ｀｀ヽ: : :: : :: : :ヽ
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ィニ＝＝ミｭ､
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,イ／ ヾﾑ
ﾑ7 ﾏﾑ
ﾑ7 :..:' ＿_ ＿＿ｊﾊ
|ﾆ! ＿;:'::'ニニニニ＜_)ニ≧＝≦ニ｀ヽ
_人ニニニニニニ＝ミニニニ＝ ￣￣￣ヾﾑ
,イニニニニニニニ ア⌒ヾ＼ニｭ＿＿＿ ｊリ
:. ﾑニ7／ニニニニﾄ {! ﾏニ个ｒ＝＝―ｵ!//
.:: ｲニ7 ニニニニニム､ ミ､＿ﾉニ 彡::':. jﾆ./
; .;::ｲ::..彡㌢´ ｲニニニニニニニ≧ｭ＿彡ニニ ＼｀ ﾑ７
:′ / ｫｭ: ::[:;´ / ｊニニニニニニニニニ≧ｭ､ニニ { ノ／
:.､ : / ｫﾆ㌢´':;.. ｊ /ニニニ,ニニニニ/!ニニニニｭ､ニニVイ
., ::. :, ｲｲ_㌢´ !/ﾆニニ/}ニニニﾆ{/ﾆ／ｊニｒ−ｧニニﾆV シイィィィィィ……
ﾄ､ :.':;..::｢ﾆ㌢ ﾘニニニ{/ニニニ ７⌒ マニﾆ≦ニニニニ､
｣ニニニz':Y::K,: 八ニニニｲニニニ八 ﾏニニ个＝ニニニｭ
√7 ｒ＝⌒ヾ＼｀'::{. // ゞニイニｲﾏニニニ､＿_ ｲニニニ //マニニ､
ﾑ{ ヽﾑ ＼! ;' // ﾏニr' ｀ミニニニニニニニ7 //.,.: マニニ.::'⌒.::'.:
|/ ヾ} ｊ/ ﾏﾘ ..:ヾニニニニニニ..:'/::';:.. マ.::'::.:;:.'':,
｢j!:...;'::. :. ﾐニニニニイ.::' ::;: ::' ;:'ニア
｣/ ﾑア:..:': ヾニニニ{ :'':; :. /ニア ィ7 ィ7
// ｀ｱ'ニニニニニニニニ､' /ニニ彡´ ィ㌢´
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└──────┘
┌───┐
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┌─┐
└─┘
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「朝の散歩と運動を終えたら素早くお家に帰りましょう」
. i
.傘 |
傘傘 r^t
.傘∩傘 ./.:::ﾍ
傘傘傘傘 .| : :::::|
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::..:ｰ.:..::::..:...::....:ｰ..:..:::..:.. -::.:..:...::..:.／ ,,,, ,,,, ＼.::..:..:..ｰ::::..:..::.:..:...::..:..::..:..::..
.::::..:.,.,,..､ ::...::..:..:..ｰ::::..:.,.,,..､ ::..／ ＼. ,.,,.､.::..:..:..::::.ｰ.:..::.::..:..:
「朝食が待ってますが殺戮にかまけて遅刻すると、洩れなくジャガイモになります。
朝ジャガは出来れば回避したい」
.
__, -- ._
f⌒´ ” .,
f´ ＿＿ ，
f , ´￣￣ ヾ }､__
f ／ / __厂￣￣＼￣)
〉[＞＜] ＿丿 ＼⌒)
弋 _ ＿r┘ '.､ ｉ }__）
| 丁丁|＼{ _,厶＼ |! .' }
/ ji/ r┴| ! |.ｨぇ＼ゝ._＿_||/}/
/ /|i ＼.| ! |Vﾘ ヾﾋﾘi.| |
. ' ,ｨ i ∧ | , l.| | 旦那さま〜。
／／/ ,.ｨf′| i. ト . ｰ‐ .ィ | |＼
, ' ´, ,．≦弍V :l i !ｰr≧〔ﾉ | | ヽ 朝食のご用意ができま
／ /f´:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､l i !,人_{{:.:.ヾ, ! 丶
／' / !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ' ii |j | |:.:.:.:.:.:{. ! }
/ / ／／:!:.:.:.:.:.:. ', :.i／! il｜:Ll､:.:.:.,ハ. i ,ｲ
. { {. ／／ / :!:.:.:.:.:.:.:.:V | i| | __V':.:.,ﾊ. |＿ ／/
Vヾ /' .' ｲ ｉ ,.´.:.:.:.::.:.:.:.ﾊ. | i| | (77 }-i:/:.:,ﾊ |ﾊ ／
. ＼/, / ! i/＼＿__,. -‐{. :|/|/(// / /-=-く l ∧
//|' V' / 〕r‐=-=┤ ,' / ｆ / (＼ ! ! '.
. {ｲ｜ ∨＼,r'⌒⌒⌒} r‐=ｲ ' '' 二ﾌ‐┤i '
! ＼＿ ＼丿ヽr─‐┤{ 人 / )' く ,. |
ヽ ヽ. ／ | 气 ゝ ゝrｲー' r' } }
. ／ ,ゝ.__,ノ人＿r‐┘ノ ノ
＼_人＿人∧从_＿人人_从_/／
) ＞
＜ なんてお姿にぃ！？ ＞
< (
／＾Y￣∨￣∨^Y^⌒^^Y^
＿＿＿＿＿__
：／￣| ： ： .／ / # ;,; ヽ
：. ｜ ::｜ ／⌒ ;;# ,;.;::⌒ : ::::＼ ： ちょっぴり森のお嬢さんとタンゴ踊ってきた。
｜ ::｜： / -==、 ' （ ●） ..:::::|
,― ＼ | ::::::（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） :::::.::::| ： いや〜 メチャ情熱的だったぜ！
| ＿＿_） ::｜： ! #;;:..＼ェｪｪｪェ／ .::::::/
| ＿＿_） ::｜ ヽ.;;;//;;.;`ｰ‐'ｫ ..;;#:::/
| ＿＿_） ::｜ .＞;;;;::.. ..;,.;-＼
ヽ＿＿）＿／ ： / ＼ ﾊｧﾊｧ....
「速くて痛くて特攻上等とか、一番厄介だわ。転ばせても怯みもせずに手で這って向かってくるんだぜ？
ゴキブリか」
.
「この人は俺こと魔王付きの秘書 兼 メイドのポムニットさん」
r'⌒ヽ.
(´ ＃ ｀). ｒ'⌒'´ ｀ヽ、
__, -- ._ 乂___,ノ´ ヽ ＃ ﾉ
f⌒´ ” ., （、 , ）
f´ ＿＿ ，. /／⌒ ｰ'
f , ´￣￣ ヾ }､__ ／
f ／ / __厂￣￣＼￣)
〉[＞＜] ＿丿 ＼⌒)
弋 _ ＿r┘ '.､ ｉ }__）
| 丁丁|＼{ _,厶＼ |! .' }
/ ji/ r┴| ! |.ｨぇ＼ゝ._＿_||/}/
/ /|i ＼.| ! |Vﾘ ヾﾋﾘi.| | 旦那さま！
. ' ,ｨ i ∧ | , l.| |
／／/ ,.ｨf′| i. ト . ⊂⊃ィ | |＼ またお屋敷を抜け出して、
, ' ´, ,．≦弍V :l i !ｰr≧〔ﾉ | | ヽ お一人でモンスターの出る場所に行かれたのですか！？
／ /f´:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､l i !,人_{{:.:.ヾ, ! 丶
／' / !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ' ii |j | |:.:.:.:.:.:{. ! } あれほどお慎み下さいと申し上げてますのに！
/ / ／／:!:.:.:.:.:.:. ', :.i／! il｜:Ll､:.:.:.,ハ. i ,ｲ
. { {. ／／ / :!:.:.:.:.:.:.:.:V | i| | __V':.:.,ﾊ. |＿ ／/
Vヾ /' .' ｲ ｉ ,.´.:.:.:.::.:.:.:.ﾊ. | i| | (77 }-i:/:.:,ﾊ |ﾊ ／
. ＼/, / ! i/＼＿__,. -‐{. :|/|/(// / /-=-く l ∧
//|' V' / 〕r‐=-=┤ ,' / ｆ / (＼ ! ! '.
. {ｲ｜ ∨＼,r'⌒⌒⌒} r‐=ｲ ' '' 二ﾌ‐┤i '
! ＼＿ ＼丿ヽr─‐┤{ 人 / )' く ,. |
ヽ ヽ. ／ | 气 ゝ ゝrｲー' r' } }
. ／ ,ゝ.__,ノ人＿r‐┘ノ ノ
「信じられるか？ 秘書でメイドだぜ！？ 二つ合わさって最強に思えるな！」
.
...魔物使い(ﾎﾞｿ
＿＿＿_
／;:#;:;:;:;: ＼
／ ＼ ごめんねポムニットさん。
／ （―） （―）;#;:;:＼. ｹﾞﾈｰﾀｰ
|;#;:;:;:（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） # | 今日の奴はやたら強くって、なんでも“騎士殺し”とかいうらしくってさ。
＼ .//＼ェｪｪｪェ／:;: ,／
／ ＼
__, -- ._
f⌒´ ” .,
f´ ＿＿ ，
f , ´￣￣ ヾ }､__
f ／ / __厂￣￣＼￣)
〉[＞＜] ＿丿 ＼⌒)
弋 _ ＿r┘ '.､ ｉ }__）
| 丁丁|＼{ _,厶＼ |! .' }
/ ji/ r┴| ! |. ＼ゝ._＿_||/}/
/ /|i ＼.| ! |━' ヾーi.| | そのような恐ろしいモンスターと……
. ' ,ｨ i ∧ ||. | , |. |.| |. いくら魔王さまでも命がいくつあっても足りません！
／／/ ,.ｨf′| i. ト . - .ィ | |＼
, ' ´, ,．≦弍V :l i !ｰr≧〔ﾉ | | ヽ いつか大事に至るようなことが起きたらと思うと……
／ /f´:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､l i !,人_{{:.:.ヾ, ! 丶
／' / !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ' ii |j | |:.:.:.:.:.:{. ! } えうぅ。
/ / ／／:!:.:.:.:.:.:. ', :.i／! il｜:Ll､:.:.:.,ハ. i ,ｲ
. { {. ／／ / :!:.:.:.:.:.:.:.:V | i| | __V':.:.,ﾊ. |＿ ／/
Vヾ /' .' ｲ ｉ ,.´.:.:.:.::.:.:.:.ﾊ. | i| | (77 }-i:/:.:,ﾊ |ﾊ ／
. ＼/, / ! i/＼＿__,. -‐{. :|/|/(// / /-=-く l ∧
//|' V' / 〕r‐=-=┤ ,' / ｆ / (＼ ! ! '.
. {ｲ｜ ∨＼,r'⌒⌒⌒} r‐=ｲ ' '' 二ﾌ‐┤i '
! ＼＿ ＼丿ヽr─‐┤{ 人 / )' く ,. |
ヽ ヽ. ／ | 气 ゝ ゝrｲー' r' } }
. ／ ,ゝ.__,ノ人＿r‐┘ノ ノ
「魔王だっつっても防御力を上回った攻撃は効くし怪我だってする。そりゃそうだ」
＿＿＿_
／;:#;:;:;:;: ＼
／ ＼ うん、これからは気をつけるよ。
／ （●） （●）;#;:;:＼
|;#;:;:;:（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） # | だから泣かんとってーなポムニットさん。
＼ .//＼ェｪｪｪェ／:;: ,／
／ ＼
「世の中に完璧な防御なんてものは存在しないって証明されて一安心だ」
.
__, -- ._
f⌒´ ” .,
f´ ＿＿ ，
f , ´￣￣ ヾ }､__
f ／ / __厂￣￣＼￣)
〉[＞＜] ＿丿 ＼⌒)
弋 _ ＿r┘ '.､ ｉ }__）
| 丁丁|＼{ _,厶＼ |! .' }
/ ji/ r┴| ! |.ｨぇ＼ゝ._＿_||/}/
/ /|i ＼.| ! |Vﾘ ヾﾋﾘi.| | ポムは旦那さまに泣かされてばかりです！
. ' ,ｨ i ∧ | , l.| |
／／/ ,.ｨf′| i. ト . ⊂⊃ィ | |＼ すぐにお手当ていたしますので
, ' ´, ,．≦弍V :l i !ｰr≧〔ﾉ | | ヽ そのままここにいらしてくださいまし！
／ /f´:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､l i !,人_{{:.:.ヾ, ! 丶
／' / !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ' ii |j | |:.:.:.:.:.:{. ! }. γ´￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
/ / ／／:!:.:.:.:.:.:. ', :.i／! il｜:Ll､:.:.:.,ハ. i ,ｲ | え〜 朝飯はぁ〜？ ＞
. { {. ／／ / :!:.:.:.:.:.:.:.:V | i| | __V':.:.,ﾊ. |＿ ／/ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
Vヾ /' .' ｲ ｉ ,.´.:.:.:.::.:.:.:.ﾊ. | i| | (77 }-i:/:.:,ﾊ |ﾊ ／
. ＼/, / ! i/＼＿__,. -‐{. :|/|/(// / /-=-く l ∧ 後です！
//|' V' / 〕r‐=-=┤ ,' / ｆ / (＼ ! ! '.
. {ｲ｜ ∨＼,r'⌒⌒⌒} r‐=ｲ ' '' 二ﾌ‐┤i '. γ´￣￣｀ヽ
! ＼＿ ＼丿ヽr─‐┤{ 人 / )' く ,. | | はい ＞
ヽ ヽ. ／ | 气 ゝ ゝrｲー' r' } } ゝ＿＿__,ノ
. ／ ,ゝ.__,ノ人＿r‐┘ノ ノ
「なんか頭上がんねーんですけど、これが最強効果か」
.
「朝の激しい運動について見咎められちまいましたけど、朝ジャガはかろうじて回避です。ポムニットさん優しい！」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ おはよー。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | って今日は皆揃ってるのか。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「ちなみにモンスター狩りは軍の実戦訓練に対しても使われています。俺のはただの趣味です。
手当ても受けてアホみたいに身体が治った所で、朝食のお時間です」
.
// ／::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
// /:::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
// / :::::::'::::::i:::::::i:::::::::::i:::＿:::ヽ::::::::::::.
// :':::::::::::i:::::,zzz､＼:::: i'|厂i「 .i:::::::i::: i
| | i.|:::::::::: i〃「ﾉ＼::::::::/ ｨ弐ﾐx.}::::: i::: | おはようございます キル夫さん♪
| | i从::::::: {,ｨf斧㍉＼/ .弋ﾂ .}::::丿:::|
| | /八:::::::人｀.弋ﾂ ヽ ノ:イ ::::::| 今朝の獲物はゲネーターですか。
＼ 〉ﾐ､:::::::＞. , `Y:i:::::::::::i
＼ i:::::::「:::乂 ¨￣ .ｲ : : ::::::‘， それでこそ魔王 絶好調ですね！
＼＿ノ |:::::::i::i::::|:::＞ ..__. ＜ :.i::::::|::::::::::::.，
/::::r=､ : |::::::/ミ､王千＼::i::::::|:::___::::::::，
/::〃 |:::|`≠ ／∨＼ ./ |::::::|￣ ヽ::::::，
/:::::|_. .|:::| {{ /┼┼┼.＼.l! : :| ﾉ::::::::＼
/::::::Y´ .|:::|／┼┼八┼┼＼: | ㍉::::::::::: ＼
/:::::: 人 /::/┼┼ ./{ }┼┼┼〉i }}:::::::::::::::: ＼
/:::::::/ }} ./::/＼┼┼{ } {┼┼／ :i ___}}::::::::::::::::::::::‘，
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ありゃ もう知ってるん？
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 話広がるのはえー。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
_＿_
´／⌒＼
／／ ヽ
／／ __}},,.. -―-
＜／＾⌒ ｀丶 ＼
/ / ／⌒ /::/∧ヽ ＼ ＼ ＼
/ / / //|:::|:|::: ハ
/ / ::|:|:::: ::| ヽ │
ｉ l/|/|i∨:::::::jイﾍ::::| :::| |: | ゲネーターともなればただの素材としてではなく、
|│ | :| │ |⌒仏:＼∨ ﾚ__Ｖ|::/|: ﾊ | 魔術触媒としても申し分ないですからね。
|│ | :|:::八l Ｙ{:::::ﾊ＼/ 〃⌒ |/::|/|ﾉ: |
|│ |八:::::::l八乂ソ , _⊂⊃::/:::|:: | 一足先に欲しい部位を予約してきました♪
| r（＼＼:::_⊂⊃ 、__(ノ ∠イ|:::::|::: 八
＼ヽ＼｛:个 ._ ／｣:|:::::|V⌒⌒7 てへぺろ☆
＼ Ｖ＼∨≧=r＜／ リ:::/ん'⌒ーく⌒)
＼ ＼ }ﾍ_,ノY⌒＼/:::/（_ ∨＼
/} //∧]土|::L./:::/ 丿 |_｝ ＼
／{/ ////∧ﾊ｣::|/:::/ （ |{_ ＼
/::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
.′::::::::::::/:::::::ｉ::|::::::i:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
. .::::::::::::::::;′:/::|::|::::::|:;ﾊ :::::ｉ::::|:! :::::::::::::::::::::i
ｉ::::::::::::::::|:::/::斗:|=ミ!:| |::|:::|:斗!=ミ::::､::::::::::|
|:::::i::::::::::|/ j/ Ⅳ}::八{ };ﾊ::|:::八{ jﾊ:::|::::::::::|
|:::::|:::: ! :| / j/ 乂 j// / j/!:::::::: |
|:::::ト､:|:::| ｘ＝ｭ､ x＝ｭ､ , |::::::: !|. おはようございます！
|::八 (＼| " ,: ﾄ､::::八
|::::::::＼ _｀ ′ ,ノ:::i∨ 私も見ました！
|::::::::ｉ::::::|:ﾍ r―‐ ┐ ::::::: |
|::::::::|::::::|:::::ヽ ゝ У ｲ:::ｉ:::::| くろくて大きくてつよそうで、
|::::::::|{::: |::::::::::＞ イ:::|{:: |:::::| やっぱりキル夫さまはすごいです！
|:::::::八:::､:::::::::::::::| ｀¨¨´|::: |::::|:::::|:::::|
|::::::::::::ヽ:::ヽ/７f´ ｀{7７,|:::::|:::::|
|::::;:ィ77∧:::∨∧‐ ､ __|// |:::::|≧ｘ
|/∨///,∧:::∨∧‐=＝=‐-| //|:::::|///｀ヽ
| ∨///,∧:::∨∧//////|// |:::::|// ,ハ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ あんま朝飯前に見るようなもんじゃないと思うんだけどさ。
／ (●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ あれって見た目えぐくない？
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
／: : : : : : : : : : :ゝ-､: : : : : : : : : ヽ : :ハ: :
./: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : :{ .}/´.〉
/: : :ｲ: : : : : : : : : : : : : : : .':; : : : : : : :,ｨ ‐ 。ノ: : .
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : .ﾞ:;: : : : : :.ゝ-'/ ｀ヽ: ::.
. ': : ;' : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :} : : : : ヽ : {_,ﾉ ゝ': : :i
ｉ: :./: /: .:.{: : : : : : : : : : : : : |::.､:.: : : : : : : |: : :i: : : : : : :.i
|: :|: :.ｌ: : :.|: : : : : : :./: :ヽ : :.| :ﾊ.:.: : : : : : :|: : :l_: : : : : :. |
|: :|.: :|: : :.|: : :| : : : ｉ: : .:.|: : :|: :∧: :.ヽ:.: : :|: : :{ ヽ: : : : : |
fヽ ./｀〉|: :|: :.|: : : };.: :| : : : |: :ﾊ: : :;ｲ⌒ ヽ' |: : : :|: :/ ) }.: : : : :|
j | / ./. |: :ｩ-､,-､ : : ﾊ: : : ;| :| }::/. _＞ｷﾃ.､: : : |:/ r' ./ : : :|: :.| とてもえぐかったです！
| |l i ／ 人 ヽ ﾘ ヽ;ｲ!: ! i/ r' ん:ﾟ:::cｲ | ;/ ,ｲ : : : :|: :.|
{ ﾍ ヽi r'´: : ヽ i ＝=x ゞ' 弋ヽ::ソ ´ ﾊ: : : : .|: :.|
ヽ ﾍ ｀ ヽ: : :.丿 } ＿_ ￣ / |: : : : |: :.|
｀ ﾞ"´ l ヽ. "'⌒ / .|: : : : |､: |
＞､ ﾘ :∧ i , イ 、 / |: : : : | .＼
＼ i i:ﾘヽ ｀ ィ´ 丿 ′ .|: : : : | ＼
.＼ / ﾞ／ ＞ . .. ｀ ｰ ´／ ./|: : : : | ＼
ヽ ,ｲ ハ |: : : :| ＞ ‐ " ヽ / .|: : : : | ／｀ヽ
ﾉ / i ﾍ |: : : :| | , / | : : : :| ／ 〉
/ / | ﾍ..|: : : :| | ｀ ./. |: : ﾊ.:| ／
./ / ,ｲ |: : : :| ..| / | :/ ﾞﾘ／
/ / ハ .|: : :.ｲ { ￣￣./ |::! ／
./ / / | |: : :i ヽ / .|:.|
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
＼ ／
二 意味判って言ってんのかなぁ……？ 二
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ll｜l ヽ＼
.
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. | そりゃ話が広がるのも早いだろうさ。
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. |
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| | 一匹出ただけで村なんてひとたまりもない大物だよ
| | 丶ー |:| ヽー_'' / | 倒すどころか退けただけで英雄扱いさ。
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ |
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |. 騎士殺しの異名は伊達じゃないよ。
| ヽ ヽ // |
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ キル夫さまのあだ名に
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／ ｹﾞﾈｰﾀｰｷﾗｰ
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ | “騎士殺し殺し”も追加だね☆
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼|
::: | :. ＼ |､ 、＿／⌒| |/
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
{ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/ | : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/ .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7 ‘, ｀ヾ
,. イ ヽ: : :.i: : : :ｧ 〔 { |: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ. ‘,
´ ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/ .ﾚ' |:/} : : : : :}:.＼‐{
. { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} ＼/ ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂 i}
. ＼ { 从 : { :{ : :{ V^炒 ′弐ヾ,: : : : ;´_ .7:/ ｀ i}
>､___j}⌒ヾ ､ : :､:‘, ｀ ´ { .i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ ‘,
／.: : : :/ '^ ＼人{ ' 乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ } 魔王なのだから
': : : : : / .| : : :, /.: .: : :/'´ .ｲ ′ } その程度はやってもらわないとね。
: : : : :/ i: : :込、 ヾ／{＿_, 厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ
: : : :/ .,'l: : : : : :＼ _‐ﾆ;' ´ }: : : /釗: : : : ｉ.: : :{八 ｱﾚｸｻﾝﾀﾞｰ
: : : ′ / | : : : : : : : ._‐ニ/ ／} ＜ ': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ 次は “国 崩 し” でも倒してくるのかしら？
: : :, / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ ;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ
:. :i{. / : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／ ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘, _ヾ
:. :i{ 厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
:. :i{.. ; :.i _ ,ﾆ7´⌒ '〈ニ／ イニニ＞''´ :::::ﾉｰ┴‐=≦:::::::::::::::::::::::::::V
､:八 /:/´:::,‐ｲ ; ヾくﾆニ＞''´／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ＼ﾑ Y´￣ /⌒, ' ヽrイニ／乂＿__,,.. -=ニ二二二ミ ､::::::::::::
. ヾ { ./ / ヽ／廴__｣ ､￣ ‘,.ﾏ:::::::::
∧ ./ / ,∠/´ __j:＼＼ } }:::::::::
. /／}' ′ /⌒ヽ /´ :::::::::＼＼ } }:::::::::
. ｱﾚｸｻﾝﾀﾞｰ
【過去に数度だけ出現記録のある“国 崩 し”さん】
/
/ / ○ /
/ // / // /
/ / / ○ //,,// /
/ {! / {// rく｛ / {/=ﾐ //
/{_{_く＝〉ﾚ⌒ヽ{ /」」」」{ /!
＿＿_/＝{¨¨¨¨¨ミﾒ、}:ﾄ├―=ミ、}
/￣￣￣￣￣￣＼ `ｰ┐::o:::。:.))! /{
/ n n n┌─r＝＝＝＝}}:::::::::::::{{」{ { ちーっす！
{r───=ミ」｀ヽ|ノ￣し⌒Y:||--=ミ{== Y´}
〃¨互互互「}互}} ﾉ ||--=ﾐ.>─┤=ﾐ、. 滅亡の配達に来ましたー♪
{{ {互=＝＝=ミ} (___||｀Y´く :| }}
八 {〃 ）＿_〃￣￣ミメ､ﾉ＿_.」ヽ__}}
／`ｰ{{_〃￣￣｀Y￣＼/_/_/_/_/〃￣￣厂互
,Ｊ(( 「 ﾉ,,.. -‐=‐ミﾒ、 ￣》￣￣/〈_＿_く互互
:' ( ＼ (:,ﾚ´「l 「l 「l ri }ﾄ､ /' ｰ―〈 ￣i|⌒>'
Y :.,火ノ） ｝ ;} |:| |:| |:| || }}ﾉﾉく／J{`ｰ＝＝彡く, ,';
)从 ( ,;{ノ .:},斗=＝=ミ火彡' ;j .;} |:| |:| |:| }} ,; .
災, .: ::.)ノ人{ },;八 _〉:},斗=＝=ミ彳' ,
Ｙ.;: 人: :..,, く| 「:l 「:l 「:l 爪.: し ) .| r..i r..i r.i{ 乂
} , ; ;'' , ; ; ,} |::| |::| 火爻 .;'ノ兆 :| |八:;,:| | 从〃
,, ; ;; ,;; ;; ;,, ;ノ,,:|人, ;;) : .:.,.,, ; ,仆{,; ; .. ,;,,;火:,; ,, ヾ(
⌒彡, ; ;;, ;(; ;,ノ , ; '' ,',, ; ;;; ; 八: ﾉ: } , ;; :| : :. :.ﾍ :し
ノ災乂'' , ;; ; ;; 狄,ノk＿,, '' , ;) '' , ;; ;;人 , ; .,;; :必
【すでに天災の規模】
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼ いや、お持ち帰り出来ないサイズの方はちょっと……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ _／
／ ＼
| ｎ:n ｎｎ |
|nf|｜| | | |^!n |
||: ,∩ ∩、 :| |
ヽ ,ｲ ヽ :ｲ
r ｧ=ミ、
__＞‐‐‐'＾: : :‐=ミ、
ア”:/:/:∧:V＼:＼:＼
/ : /:/}/ V＼:}V }:＼}
/:j: 从{- 、 /´￣ .Y: :ﾊ! その時はあたしらに声かけてくれりゃ、
ﾊrvi ｒ芯':,__ '芯ﾞ }:r ┐ ﾊﾞ ﾗ
八 .':, し冖u i' ノ 解体して用途別に分けて運び込むさ。
`‘， ____ ク､ j「ﾊ}- 、
ﾄ､└￣- ' ／ ! ＼ ＼. 国崩しは新しい国を作る土台になったって、
_}= ＼ _／===‐ ､ ∧ V. オツな話じゃないか。
＿, --,,x*''／ ￣￣￣ }￣￣ /ﾞ` ､} }
／ / /､ | / ＿./ //` ＜__ 旦那にゃ期待してるよ？
/ ／ / / ＼ r― / /ｰ‐ ｀ 、
_/ / _./ .! ｀ ､ ./ / ＼ ＼
／ , ´ 乂 ／ ,,／ { ‘， ‘，
／ ｰ=== 彡 ｉ! { ‘， .}
／ { ‐====≠===-- ｉ!.八 } ＼
'´ .八 ￣￣￣￣ }V ＾＼ ､ ，
{ ＼ ＼ .∧ }! V ‘，
‐ ﾐノ＾ ￣ ≧=- '´￣￣ 、 ／ ∧ j八 V ‘，
{ } } ≧=‐ ≦ ¨ｱ ＼ } ‘，
.八 .} } / ｀ヽ ‘，
} } / ゝ-‐‐ }
， .V .} / ／ 八
‘， __>ｰ .ァ''´} , ./ /
. ‘， ／ / /{ / ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ なんてこった、クリアするごとに難易度上がってくぜ！
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 次はインフェルノぐらいじゃね！？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 死ぬがよい？
／ ＼
__, -- ._
f⌒´ ” .,
f´ ＿＿ ，
f , ´￣￣ ヾ }､__
f ／ / __厂￣￣＼￣)
〉[＞＜] ＿丿 ＼⌒)
弋 _ ＿r┘ '.､ ｉ }__）
| 丁丁|＼{ _,厶＼ |! .' }
/ ji/ r┴| ! |. ＼ゝ._＿_||/}/ えうぅ……
/ /|i ＼.| ! |━' ヾーi.| |
. ' ,ｨ i ∧ ||. | , |. | l.| |. みなさま どうかお止め差し上げて下さいまし……
／／/ ,.ｨf′| i. ト . ⊂⊃ィ | |＼
, ' ´, ,．≦弍V :l i !ｰr≧〔ﾉ | | ヽ
／ /f´:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､l i !,人_{{:.:.ヾ, ! 丶
／' / !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ' ii |j | |:.:.:.:.:.:{. ! }
/ / ／／:!:.:.:.:.:.:. ', :.i／! il｜:Ll､:.:.:.,ハ. i ,ｲ
. { {. ／／ / :!:.:.:.:.:.:.:.:V | i| | __V':.:.,ﾊ. |＿ ／/
Vヾ /' .' ｲ ｉ ,.´.:.:.:.::.:.:.:.ﾊ. | i| | (77 }-i:/:.:,ﾊ |ﾊ ／
. ＼/, / ! i/＼＿__,. -‐{. :|/|/(// / /-=-く l ∧
//|' V' / 〕r‐=-=┤ ,' / ｆ / (＼ ! ! '.
. {ｲ｜ ∨＼,r'⌒⌒⌒} r‐=ｲ ' '' 二ﾌ‐┤i '
! ＼＿ ＼丿ヽr─‐┤{ 人 / )' く ,. |
ヽ ヽ. ／ | 气 ゝ ゝrｲー' r' } }
. ／ ,ゝ.__,ノ人＿r‐┘ノ ノ
「……こんな感じに朝飯は割りと集まって食う事が多い」
. ／ / ,' , , / ＼＼＼
/ / / ,' ,' ,' il|ﾐﾂ , _, ＼＼＼
i＼!_,!_,!_, ,,!_,,,! , i|| ／／ / _, ＼＼l
|ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll .l l＼!_,!_,!_, ||| / / , '¨.／ /, 一 ソi|
｜!l !!l !l ! : : ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|ｌll||ﾚ / ,,／ ／/ 1彡'〈
. | ｌ| !l| !| ,' |!l !!l !ｌｌ|||ル'／ _,,- ／ ﾚ'/¨iﾐヽ
. | !; ' , ,'ｌ| !l| !|ｌｌｌllＨ/ ／,,- ー- 、 ヾ≦彡} 止めたって聞きやしないさ。
｜. , ; ' ; ' ｌｌl/ レ／ ／三ミ;;＼ ＼:::::l|
| / ,' , ' ;il/ ﾚ' ／彡≠ﾃ;'';::::＼ ＼l| 女を泣かす勲章なんて貰うんじゃないよ。
|＼,!_,,!_,!,/ / /i ﾉ. ／／ ／ / ' ';:::::::＼ ＼
. ||ｌｌｌ|lｌl|ｌｌ|, ,'iill ,,!_,,,!_,,_/|／／∠,／ ,／ ' ;;::::::＼_〉. さあ食事にしようかい
|ｌｌ!l !!l !l ! |ll: l li 〈 / ' //ﾊヾ¨ /└-≠ハ せっかくの料理が冷めちまうよ。
. |ｌｌ| !l| !| : ｌ /￣＼＼ ,'// ; /,___,,／ﾉ. :i
|ｌ!; ; ' ; ｌ ｛ハ ＼＼＼＿,ﾊヾ＼ ,' {少' ／. : ::ヽ
|!; ,'i＼＼ｲﾐヽ、｀≦￣｀¨、 ＼ ｛; ¨＜ : ::ノ｝
. | ,i | ｌ|ｌゝ二二,,_＿）ー--,,,＿__＼,,_ ヾ_／／
. | ,' !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌl|::::::::::/ ＼ ＼ ¨Tｰ-,-;-一´
| ,'ｌ| !l| !|ｌ |ｌｌｌ|lｌlト、::/. ＼ヽ .| / l
「ニャル子、ルイコ、ばーちゃんにポムニットさんがレギュラーで、他の面子は空いてれば来るって感じ」
.
「魔王ったって別に厳しい上下関係でびしばしやってくつもりなんてないさ。
そういうのは必要な時だけでいいし、元々俺はただの御輿だしな」
_ -―― ―- _
／ ` ､＿
_/ _ -ィヽﾍﾍ;- _ ;ﾞ: ￣ ‐- _
／ l､ ィ ⌒ヽ７‐､ﾞ, - ､ `ヽ/ l´:;:;:;:;:;`:; ､ ￣ ‐- _
/ l ＼ `""_(:;:;:;/: : : :l＼ _ イ ;:;:;:;:;:;:;:; :.:.:ヽ ` ､
l ､ ｀ ー'―`― '´ ´ /;／―-､ :.: :.:ヽ ＿_ ＼
ヽ ;ヽ ． ' //:;:;:;:;:;:;:;ﾞ :.ヽ: ／:;:;:; : ヽ ヽ
＼ ､ ､ ヽ ' , ,' , _ //:.:.:.:.:.:., /:; :. :. l:;:;:;:;:;:;:; :.:. ヽ
､＼ ヽ ／/:;:;:;:;:;:;:;' ;:.:.' :.:.l:;:;:;:;:;:;:; :.:. :.:l
＼ ﾞ ､ `ヽ_ _メ ヽ＿_,,;'':.:. :.:. /:;:;:;:;:;:'' ＿,,'' '-‐=＝ニ二
` ､｀ - _ ￣ ヽ:.:.:. :.:.:.／ゝ-=ﾆ三-‐: : ;,'￣￣-' ／
` - _ ‐- ＿- ﾆ三三ニイ＝二`=- ─''´ ￣ ／
｀ - ＿ ＿ -‐ ´
￣￣ ―― ￣￣
. ／ fr=＝＝＝＝＝=tｫ=＝＝＝＝'￣i! ｀ヽ
' i! |:| i! 、
. ,ri! ／￣￣￣｀ヽ i!. ＼
／ i! r' ; . : : : } i! ＼
/ ト==＝ﾆ二> rｭ; : : ノ {_二ﾆ＝＝=i! ヽ
. / i! . : :ヽ _ _v. ._:{._._. : . . i! !
! i! : : : : : : ;|::!: : i! i
. i i! |:| i! }
. { {! |:! i! i
! ト=＝＝＝＝＝＝＝|!＝＝＝＝＝＝＝='| /
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ／
ヽ !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽｉ:.:.:.:.:.:| ／
＼{二二二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二ノ／
｀ ､ ,
「それに政務だの公共事業だのに関わってるもんが同じ時間に飯が食えるってのは、街が上手く回ってる証拠だ。
姿を見せなきゃどの部門が忙しいかって簡単な指標にもなる」
.
「洋食中心になるのはこの手のシチュのセオリーっつーかお約束っつーか。
見たこともねーよな食材もありゃ、馴染み深いもんだってあるから案外面白い」
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ
／ （ ー） （ー）' ……あー、スープが（口の中の傷に）しみるわぁ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪx ,--､
＼ ＼ェｪｪ< ヾ zヽ
＿＿__／ ＼／| ｜
| | / / ＿＿ﾉｽﾞｽﾞｯ
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ. |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
「とりあえず麦だけじゃなく蕎麦の実もあったから、うどんと蕎麦はダシと一緒に広めてみた。
屋台食の定番になりつつあるから、次は油揚げと天ぷらだな。どっかに野生の葱でも自生してないかなー」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ
／ （ ●） （●）' , -―ーっ そうだタカさん 今回伐採作業だったよね？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （ ゝ彡￣
＼ ＼ェｪｪｪェ ／ | '|. 森の方に持ち帰れなかったモンスターの素材が落ちてるから
／ ' |, | 回収の方もよろしく。
＿＿/ ﾉ ´ー‐イ' | ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣|
/ / ／ ／/| |＼川 | |
巛|/＿ |/ ||＿＼ |∩/^/~/丶
| //━━ ━━ | | く くく く |
| | γ工 工ｴ | | ＼ し | あいよ 任せときな。
∫| # ⊂□⊃ # |ﾉ）| | | |
| | く 、 || | | | 丶 | 旦那自ら露払いしてくれるってんだから 贅沢な話だね。
| | | ー─〜 /| | || ||||||||||||
| | ＼ ⌒ / | | | | おかげで今月に入ってから、
| | | ＼＿＿／ | | | | モンスター被害はまだ一桁で済んでるよ。
｜ | |/ | |
|／ | | ′/ ＼⌒ | |
／⌒￣ 川 ＿ ＼ ノ＿_川 | |
/ 丶 / | ｖ | 人 | | |
/ ｜ | |人 | |
| ＼ ／ | 人 ＼ ／
| ＼ ）（ ／ | /￣ ー
V ￣￣ | |
| 〃 | | 〃 ||
| ﾉ ﾉ|
「街を広げようにも開発しようにも、モンスターってのはネックになってくる。
流石にゲネーターレベルが鬼湧きしてる訳じゃね―けど、作業が滞る事この上ない」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 古式ゆかしい魔王のあり方ってやつだよ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 男は汗かかねーとね。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「街の周囲にある森、山、海。それぞれ趣味の延長で、色々計画立ててる。
モンスター狩りは実益を兼ねた趣味ってとこだ。素材はいい特産品にもなってくれるしリターンも大きい」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼. それと被害報告は被害位置とモンスター種、できるだけ正確にね。
／ (ー） （ー）＼ 労災も下りるから。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ いくら安全第一でもモンスターはしゃーない。
／ ＼
r ｧ=ミ、
__＞‐‐‐'＾: : :‐=ミ、
ア”:/:/:∧:V＼:＼:＼
/ : /:/}/ V＼:}V }:＼} 労災に定期健康診断。
/:j: 从{- 、 /´￣ .Y: :ﾊ!
ﾊrvi ｒ芯':,__ '芯ﾞ }:r ┐. 出産手当に育児休暇までつく。
八 .':, し冖u i' ノ
`‘， ____ ク､ j「ﾊ}- 、 まったく 夢みたいな話ばっかりだよ。
ﾄ､└￣- ' ／ ! ＼ ＼
_}= ＼ _／===‐ ､ ∧ V
＿, --,,x*''／ ￣￣￣ }￣￣ /ﾞ` ､} }
／ / /､ | / ＿./ //` ＜__
/ ／ / / ＼ r― / /ｰ‐ ｀ 、
_/ / _./ .! ｀ ､ ./ / ＼ ＼
／ , ´ 乂 ／ ,,／ { ‘， ‘，
／ ｰ=== 彡 ｉ! { ‘， .}
／ { ‐====≠===-- ｉ!.八 } ＼
'´ .八 ￣￣￣￣ }V ＾＼ ､ ，
{ ＼ ＼ .∧ }! V ‘，
‐ ﾐノ＾ ￣ ≧=- '´￣￣ 、 ／ ∧ j八 V ‘，
{ } } ≧=‐ ≦ ¨ｱ ＼ } ‘，
.八 .} } / ｀ヽ ‘，
} } / ゝ-‐‐ }
， .V .} / ／ 八
‘， __>ｰ .ァ''´} , ./ /
. ‘， ／ / /{ / ／
＿＿＿__
／￣￣￣￣｀ヽ、
＿ 〃 ＼、
´ ⌒ヽ丶、 ＼、
／／ .:i ｀ヽ nｍ_ヽ
} .:} ヽ ｎj.{.{.{.i i
.′ .:i :} }: } : :. } ヽ. { |
ｉ: / .: ..:{ . :/{ ､ﾄ､ : // } j i ,‘ _ノ ｌi
|/ { :{ 仏=ミ＼:// .:_｣ム :| :}:!／ ／ :||
ムイヽ .:{f ん r}｀Ｖ´/'r==ミ､ｌ| :}:}: ／ l|
| f⌒＼ﾊ{ Ｖrｸ ∨ んr} 刈 ..:}j／ l|
| 八 | 乂.:.:.:. ゞﾟ'′ムｲ人{ l|
| j 厂⌒ ィ .:.:.:.:} ／ ﾘ 育児支援に関しましてはお任せを！
., .:/ :/＼ f_,ノ . ｲ／|
/ .:/ :/ .:｀≧=- -=≦＼>: !＼ 働くお母さんも安心してもらえるよう、
./ .:/ :/ .:《＾Y＾て》乃 /／/ |:. |: ＼. 教会 兼 学校が
′ ,′′ .:《二|二|__》乃 /》¨´ .:|:. |:. . ヽ しっかりとお子様の面倒を見ます！
:ｉ :i .:/｣__ﾑ_|__》ニ乃》 .:|:. |:. .
:| :| :|__|__|ﾆ∨ﾆﾆﾆ廴 .:ﾉ:. j:. i. 給食にお昼寝つき、
:| (ゞヽ__｣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ乃_彡ｲ/:.. :. | 読み書き算術基礎学力向上まで完備です！
. 乂`ｰ-=jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乃 ′: | |
.: :ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニr乃 .:} .:/| |
.: :《ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニr乃＾_|＼ .:} :/ :| l
.: .:《辷辷辷辷乃＾_|＿|／＼ノ} .:/ jﾉ
.:| :{＿|＿|＿|＿|＿|／}ニﾆﾆ＼/
＼ .:|＼:|＿|＿|＿|＿|／ !､二ト､ﾆ〉
/;,;/ |;,;,;,{
／;,;,' {;,;,;,;,;,;､
／;,;／ Ⅵ;,;,;,;,;＼
.イ;,;,／ ＼;,;,;,;,;,;ヽ
≦:彡'' .......---........ ＼;,;,;,;∧
／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
{;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､
Ⅵ';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:Ⅵ;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,}
Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ;,;,;,;乂辷彡'＼. 国民を啓蒙し、
.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _. 知恵を持たせようだなんて。
／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡'. 支配者としては民は収奪の対象。
辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/ }:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l' |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼ 愚かな方が統べ易い。
/:ｉ:ｉ:ｉ/ {从:爪示心ヾ' “ 磷廴ﾉ:ｉ:ｉ:il 八:i:i:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
. /:ｉ:ｉ:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し} 乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ アナタの故郷が変わっているのか、
/:ｉ:ｉ:ｉ/ .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´ { |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼. それだけ豊かなのか……
,:i:i:i:ｉ: ' |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦 _ |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ:／ .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝ ｀¨´ イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. /:ｉ:ｉ:／ /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i} |:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ 从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ ）:ｉ:ｉ:ﾉ
/:ｉ／ /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧ /:ｉ／
. /'' ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从 /''
{ ／ /:i／|:i/ ／ﾆゞ= Y ＝ っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼ ./
/⌒Y⌒ヽ ／ l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' ＼=∧. ＼:.､
.-‐''´￣￣￣｀ｰ-､
Λ ゛゛゛''''ｰ .....,,_ ヽ
/= `､ ゛゛゛''''ｰ .......,,_ |
}＝-､`i il|il|,,li.ll..ii.. |
/､=‐ ||r-, | 異界の話さ、そりゃ変わってて当然だよ。
∠.i､ .ﾉ ||_/ | li|lli..li..., |
{_`i:: ｲ| il | | けど少なくとも今の状況にゃあってる。
| ....::::' ﾘ| il ||ili.lili.... 〉
￣ };;.___ゝ, l l,., l なんせ国民の大半が女ばかりで、
}::::::;;;;;;;;;`､ li j;. / 心配どころはそこになってくるからね。
, -┴=‐ ､;;;;;;;;`ｰ'-;'_´
/:::;:::::::::::::::`;;:::::::::::::::::`, 状況を見ながらこちらに合わせて取り入れるか、
}:::li:::::::::;'::::li':::::::::::::::::::::i; 都合の合うものを抜き出せばいいんだよ。
ゞ;::::〃::::::;;i;;:::::::::::::::::::ﾉ
}:::,,,:::::;;;ii;;:::::::::::::::::/;i
|::::,,,,''::;;|;':::::::::::::::;:'::;{
|::;;;;''':::;;|;:::::::::::;'/;;;:::;i
|:::::::;;;:;;|;;:::::::;'::〈;;;;;;;;ﾉ
}::::::::::;;|;;::::::::::::::::':,
};;''';'';::;|;;::::::::::::::::::::ヽ
ﾉ::::::;;;:''ﾉ;::::::::::::::::::::::::::ヽ;
〈::::;;;'';;/;;;:::::::::::::::::::::::::::::::;:':;
/ ..:/ ....:.:::::::′.:::::/:::::::::/ ..:.:.:::::.:. |::::::::.i::::.:.::..ハ
′..:.′..:| ..:.::|.:::::::::i.::::::::::|::::/::::::i:::. }::::::::.|:::::.:.:..:.. i
l.:i .:! ..::| .:.:::l::i.::::,:{.:.::/:/!..::::::::::}:::::;:::::::::.}:::::::..:...i..l
|.:| .::| i ..::| .:.:::|.:!::/｜::|::{｜:|::::::::::::/::::::::::':::::::: |:..|..|
l :|../| li .::| .:.:::l十ト..廴N__| ;|:::::::':/ !:::::::/::::::::::.}:::. l!
;./|.{ハ{ﾍ.:| ..::::|_∨ ミ ー七|:.:./:廴}_}_/}::::::'::::'::.:.:.l|
′lハ. |ハ{ ..:i十ｧ=ミ､｀ ∨}/`ﾌ'7ァト:/::/::'::.:.｜
.′|....:ヽ.._' トﾐl::| ` .≦ﾆ. ﾉｨ':/:./:::::.. l
.′.:| ..:.:i:ハ `∨i／ ´￣`ﾐy/ﾉｲ}ｲ::: |:. : 今日もみんなとたくさん
/ ..:.::| ..:.:l:|::∧ ;′ ／i./ /::く:ｲ'}l:::::|:..′
/ ..:/..:!..:.i.|:l::::小. ､ ＿_ ´ /::::. | 八:}:}/ べんきょうします！
/ ..:/ .:.:}...:Ｎ:!::::ﾉ ＼ ｀ ｰ' ｲ:::.:.i. | ﾉ'′
,∠ -r‐yｲ ﾄ.:{:|´ . ....イ::::|:::.:..|:.{
／ ヽV|..|::. :{ ` ｧ..:爪::::::::|:::::li::.:. l:.|
/ } }|...:.::..ト ._ :.. {` ｰ ::vy::!:::::|V::... |
.′ r‐ｧ＜う､:::{ ｀ ､:. ＿_ .} ﾏ 丁}了¨＞‐v‐.
| {/ / 〉⌒Yヽ ´ | ｜ﾉﾑく⌒ヽ ∨
l { / / / } | |r〈 ヽ ヽ }
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=-
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
. ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ （私も学校って行ってみたいんだけどなぁ）
. i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | （けど本当に小さな子もいるから、
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i 一緒に勉強ってなんだか恥ずかしいし）
| | 丶、 U ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | | （……いいなぁ）
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 人材の定期的な確保ってのは国造りの必須事項だからね
／ (●） （●） ＼ ぶんどるのだって限度ってもんがあります。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 現在進行中の企画もわんさとあるから、まあ楽しみにしててよ。
／ ＼
※ タカさん、ミサキ、ポムニットさんにも異世界出身者である事を明かし済み
__, -- ._
f⌒´ ” .,
f´ ＿＿ ，
f , ´￣￣ ヾ }､__
f ／ / __厂￣￣＼￣)
〉[＞＜] ＿丿 ＼⌒)
弋 _ ＿r┘ '.､ ｉ }__）
| 丁丁|＼{ _,厶＼ |! .' }
/ ji/ r┴| ! |.ｨぇ＼ゝ._＿_||/}/
/ /|i ＼.| ! |Vﾘ ヾﾋﾘi.| | みなさま、お茶が入りましたよー。
. ' ,ｨ i ∧ | , l.| |
／／/ ,.ｨf′| i. ト . ｰ‐ .ィ | |＼
, ' ´, ,．≦弍V :l i !ｰr≧〔ﾉ | | ヽ
／ /f´:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､l i !,人_{{:.:.ヾ, ! 丶
／' / !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ' ii |j | |:.:.:.:.:.:{. ! }
/ / ／／:!:.:.:.:.:.:. ', :.i／! il｜:Ll､:.:.:.,ハ. i ,ｲ
. { {. ／／ / :!:.:.:.:.:.:.:.:V | i| | __V':.:.,ﾊ. |＿ ／/
Vヾ /' .' ｲ ｉ ,.´.:.:.:.::.:.:.:.ﾊ. | i| | (77 }-i:/:.:,ﾊ |ﾊ ／
. ＼/, / ! i/＼＿__,. -‐{. :|/|/(// / /-=-く l ∧
//|' V' / 〕r‐=-=┤ ,' / ｆ / (＼ ! ! '.
. {ｲ｜ ∨＼,r'⌒⌒⌒} r‐=ｲ ' '' 二ﾌ‐┤i '
! ＼＿ ＼丿ヽr─‐┤{ 人 / )' く ,. |
ヽ ヽ. ／ | 气 ゝ ゝrｲー' r' } }
. ／ ,ゝ.__,ノ人＿r‐┘ノ ノ
「朝飯の時間はこんな具合に現状報告会みたいな形になる」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (⌒） （⌒） ＼ よっ！ 待ってました！
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「意外に思うかも知れねーが国ってもんは案外こんなとこから始まってるもんだ。
家族、一族、村、街、国って流れで規模がでかくなっていってるようなもんだしね」
.
「飯が終わったら各自分かれてお仕事の開始」
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ヽ
| （●） （●） |
＼ fｪｪｪｪｪｪｪｪy_,／
／ ＼
＿/((┃))＿＿＿＿_＿i | ｶｷｶｷ
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「書類仕事は朝の内にぱぱっと捌く。
基本的な部分はばーちゃんが仕上げてくれてるから、俺は中身を確認して一筆書き加えるだけだ」
.
. ／￣￣￣＼
. ／ ＼
/ （●） （●） ヽ ばーちゃん 今は租税五公五民で農家やってもらってるけど、
. | （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | いずれ三公七民くらいにはならんかな？
＼ ＼ェｪｪｪェ／,／
／ ＼
＿/ ┃ ＿＿＿＿_＿i |
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,-‐─‐-､
,'^＼゛゛゛ ヽ
i 〒ﾗヽ゛゛゛| それは根拠のある数字なのかい？
ﾑ Y〈 ﾄ |
b_ ,人゛゛ﾞ|
辷二＼/
/ ／⌒ヽ､
./ { )
| ゝ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 土地の頭金なし、耕した分だけ自分の土地。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 元手なしでやってるから食う分を確保出来るようになりゃあ残りは売るだろ？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. そいつを国で買い取るんだよ。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | 国民は現金が手に入るようになれば商人に金を落とすようになって、
/ ／ r─--⊃、 | もっと人が集まってくるようになる。
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 数字自体に明確な根拠があるって訳じゃねーけど、
／ (●） （●）＼ 回す金はでかけりゃでかいほどいい。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ 国民が所有してる分には金は国が保有してるのと同じでさ、
( ＼ ／ ＿ノ | |. 要はどれだけ国の外から金を引っ張ってきて回すかって話になるんだ。
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
|lll|! l l l! ill｜ , / ー -= _ ∨::'
|lll|! llllll| l l ll| i ,ﾞ ー--==彡 ´ ∨:'
|lll|! llllll| l l ll|lリ,ﾞ z＝ミ ／ｊ:::i
|lll|! llllll| l l ll|;|/＞彡＝ミ´ :､ヽ {::::ﾞl:::|
|lll|! llllll| l l ll|ｲ／r≦__. ｲ＞ﾊハ'V::|: ! 国民の手に渡った金が国のものというのは……
|lll|! i⌒ヾ ! !! !ー弐:ﾃノ´ |!. ∨,{iﾘ
ﾊl|!_jﾙ } ∨ﾘﾘr-==-イ ヽ '.＼. ああ、金の価値を国が保証してるって意味かい？
ハ ゝ ゞﾍ ヾ{ 'ﾞ 入＞メ
'. lli＞､ j}､ゝ. _ 〃 / 国という枠の中で考えれば、
i l .ﾊ ll! }´:ム ヽ // ＞.7i 貨幣の鋳造でもしなけりゃ総量は変わらないね。
. llり| ﾊ ｌ i! ＼ ＼ {:| ´ '⌒}'
:､ ｲ!| |:｜!! ＼ i !
＼ゞ |lll| l|ﾄ､ ＞ . _＿_丿
,.--─v─‐-､
, ' ヽ
/ ''''''' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ
/ /ﾞﾞﾞ'''^^'''""`､ ヽ
. /'''''''''/ ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'',
/ / - 二 三三 ヽ i
ｲ /-‐―=z, z=ー‐- ヽ. | 減税という形で負担が減り、
. | / ―-、 ｀ ´ , -―-､ |. | 農作物の買取で現金を与える。
. | |ﾞｨ＝=‐-, ,-‐=＝ｧ'| |
| | 丶ー |:| ヽー_'' / |. 現金が行商の手に渡り、行商はそれを元手に交易品を買う。
| 、ヽ ／ |:| ヽ ´/ | 余所の国に渡ることでまたこちらに商売にやってくる。
| 、 Y´ ､|」, ヽ／/ |
| ヽ ヽ // | 金が回るってそういうことかい。
| ＼ﾄ´￣￣｀ｲ/ /
ヽ .| ｀ｰ─‐‐'´| /
／⌒＼＿＿__＼「三三三三三l∠_＿＿_／⌒＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼ さすがばーちゃん飲み込み早ぇ。
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ | 交易自体は国でもやってるから、国民が回す金の元手はしっかり確保してね。
ゝ ﾉ ／
／ / ＼ ひとまず現状流れてる金を利用しつつ推移を見ながら、
／ / ＼ 貨幣鋳造は慎重にやりたいなぁ……いっそ自国の通貨作っちまうか？
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
,,,,,,,,,,／::::: ::::: 二 三 二:::＼ ＼
::::r ヾ＝＝=-ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
:::l::::-== ＝＝= _::::::／:::::::::/_ ` |
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/＿＞:,' |
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ | なんにしても当分先の話になるね。
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l }: | まだまだ動き出したばかりさ。
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ |
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' | 自国通貨も含めて試みは面白いから 草案をまとめといてくれ。
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ |
::l::::::ヽ::.. ::::::: / | まったく 異界の人間ってのは面白いことを山ほど考えるもんだね。
:::l::::::::::＼. / ﾉ
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／
「こんな感じにその時浮かんだアイデアを話して、新しい仕事がぽこぽこ湧いてくるって寸法」
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＜ そういや法務に関してだけど―― |
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| あんた 元は法務に関わる立場だったのかい？ ＞
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＜ うんにゃ 掻い潜る方 |
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| そりゃ切実だね ＞
ゝ＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
「実際の公布やなんやらはばーちゃんが匙加減を見てくれるんで、俺は思いついた事を適当に喋ってるだけでもいい。
ほーら簡単でしょ？ 後で俺の仕事が増えるってだけで」
.
「机仕事に目処をつけたら外回り。
執務室から出た仕事が実際に機能しているかどうかは、実地で見た方が判り易い」
///ｉ! l::::ll::.l l:::::l::.'l ゝ, |::| ..|! .', ／ ｉ!
///ｉ! l::::ll::.l l:::::l:::.l |::::' , !::| .ril ', / ｉ!
///ｉ! l::::ll::.l l:::::l::::l |::::|::::ｉ .'ヽ |.|! ', / / .ｉ!
｀''-.!! ｀''-..l l:::::l::::l ..|::..l::::! .^|! ',, / / ｉ!
.` 、 ..l |::::|::::! ﾄ､ |! ',____._. ./ / ｉ!
ﾞﾞ' |::::l::::ｌ .!::::'! |l ｉ!＼! ｉ / ', / / ,ｉ! γ⌒'.,
｀'=-ｉ !::::l |l r･, r･, !::::::ヽ ../ /./ γヽ ｉ! γ .l '.,
.!::::l |ｌ.| l l .l ｌ::::::::| ＼ ./ .// ｌ ｉ ｉ! ｉ .l l
゛゛''l ｉ!=====┓ ' |l |__l l__l l::::::::| n ..＼ / ./!γ, l___ｉ ｉ! ｉ .l l γ ⌒｀ヽ
:::::::l l..∨ .l |i l::::::::|.ｉ,! !,ｉ.l .,'', l‐‐‐‐/ ｉ ｉ l .ｉ! ｉ-┼―-.l ,' ヽ
:::::::l l..∧ .|｀', ｉ!'= ,, |l .l::::::::| ｌ／^＼' ', l ﾛ /!ｉ l ｉ__l ｉ! ｉ .l l ,' ',
:::::::l ＼_／::::::', ｉ!:::::::ｉ! .ｌ'= ,|i r.i .r.i l::::::::| n n l. ﾛ ﾛ ﾛ＼',.l !.ｉ l /l', ｉ! ｉ .l l | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ｉ!:::::::ｉ! l:::::l|i l_l l_l l::::::::| ｉ,!ｉ,! l ／.'.l ﾛ l.ｉ .l ./ | .', ｉ! ｉ .l l | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ｉ!:::::::ｉ! ｉ:::::l|i ,'ﾞﾞ', .l:::::::| l ﾛ lﾞﾞl .├‐.┤゛l l .| l ｉ! ﾞﾞﾞ'',',',',',/ .| |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ｉ!:::::::ｉ! ' .|i l .l .l:::::::| _＿_.l ,.-.､ l l l: : : ｌ.ｉ.!l l .| l ｉ! | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll ''''''^ﾞ .|i l .l .l:::::::| r「」l l:::::l ,.l__l l: : : l.ｉ.!l l .| l ｉ! | |
:::::::l ｉ:::::::::::ll.. |i ! !,,,,,.l____| |,l,,,,l-‐''"゛ ' iヽl.nｉ l ｌ l ｉ! l ┏! |
:::::::l ｉ:::::::::::ll _,,.. -‐''"゛ﾞ゛゛゛゛゛ -‐''"゛ i ｀ヽ l l l ｉ! | ┃ |
:::::::l ｉ:::::::::::ll._ '''"゛ -‐''"゛ i ｀ヽ .l . .l ｉ! | ┗! ..|
:::::::l ｉ::::-"´ -‐''"゛ ', ｀ヽl... ｉ! . | |
:::::::l._. .-'"´ _,,,ｰ'''"゛ ', '-..、 .| |
-‐''"゛ ._.. ', ｀''-､, | |
, '''"゛ ＼ ｀''ｰ ..,, | .|
ｰ'''"゛ ＼ ｀ﾞ'ｰ .._ |
｀''ｰ| .._
「後は色んなものを見る事で思い出す事や気がつく事なんてのもあるしね。
遊んでる訳じゃない。絶対に、そう絶対にだ！」
.
切実だなｗｗｗ
／ `ー‐ ､
ヽ
/ ／ ‘，
/ ／ / / ‘，
／ __ / ／i i i
/ __ ／ ＞{/＼{ { } |
￣ T斥”气､ .{ /{ |
'{ `^んｲ} ヽ V V}ﾄ､ / / .}
′ / | ､ ， 弋ツ _/ / / ,′
/ | ＼ ‘， んj】}／}/
, / i :| ` _ ＞ >‐'/ / / あー お腹空いた。
{./ :! 从 :{ ト , /}/
/ , ､ ‘， 乂 ）> ./{ / 今日はなに食べよっかなー☆
/ / { ＼ ‘，､ ィ !.{ ./
/ /{ {_ ､ ， ,ｰ=≦ | {／ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
. / /八 { ￣ ＼} / } | いらしゃい アルヨー！ ＞
/ /_＞‘， { ｀ヽ＼} ,′ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
. / , ⌒ヽ ＼‘， .! / .}∧! ./
/ / ＼ ＼ ＼ .{＼ / ! .} /__ ……アル？
. / /. } ＼! ーく ＼_!__」 ./ } ｀ ､
. / / } } } ＼ ＼ 厶ィ ! ハ
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣ ∧
l ……キル夫さま？ （__;）
ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿,ノ
＿＿.'
,. '"´ ｀ヽ
/ ﾞ.
| ; ,..ﾞ-‐‐'-'､i
ヽ.';,. '" ＿,,,__ ﾞ!
__. Y ／￣ ＼
i! ﾞ､ .V ⌒ ⌒ ＼ 今 美味しいの出来るアルヨー！
,. -─=‐-.,,_ li ∧ ／ （ ● ） （ ● ） .＼
/ ''´_,,. -､ユi:..:ﾞV´｀ヽ | :::::: ﾄｴｪｪｪｪｪｪｪｪｴｲ :::::: l.. ちょと待ててネー！
ﾚ'´ ,, ´ i´ ｀ﾞ､!" / ＼ ヽｴｪｪｪｪｪｪｪｴ/ /
/ / /＼ ﾞ,ヽ‐'ト､,,.ヘ. `ー----ー'´ ／
| | .| ＼ ﾞ､ﾞY 丶 ＼!´_￣＿￣｀ﾞ '￣ |.
| i r‐'丶 |｀T､∧ ｀ﾞ ､｀ﾞ ､ ￣｀ﾞ ‐-,,|
ヽ ＼ ､_ ｀ﾞ ┤.:|.ﾞ､∧＼ ｀iヽ ＼､｀ﾞ丶､ |O＼
ﾞ ‐ヾ､,,ﾞ ‐-! ﾞ ─‐ﾞ| :.l|｀ﾞ､∧ ＼ ! ﾞ､ l｀丶､ ｀ﾞ丶､,,,|
(⌒;;;;,,.⌒） 丶-､‐'ﾞ ‐-‐"| .:l|.. ､∧ ｀ ヽ | ､ 丶 i ｀i＿ l (;; ｀)⌒;;,,.⌒
（⌒;;;;;⌒;ソ⌒;;) ＼ ヽ | .:l|.. ﾞ､∧ / / |. v´ヽ ｀ ゝ､l(⌒;;⌒ヽ;; ｀)⌒;;,,.
;;;; )(⌒;;ヽ;;｀)⌒;;,,.⌒） ＼ ﾞ | .:l| ﾞ､∧ / / l ゝ-',,_ (⌒;;;ソ⌒)(⌒;;ヽ;;｀)⌒;;,,."
⌒;ソ⌒;;;;'''）ヽ）;;;;;;;,,,,,,）ソ'' ＼ | .:l| ﾞ､∧ ,' / !"'''）ヽ）;;;;;ｿ;;,,,,,,）ソ''⌒;;,,,,,,）ソ
⌒;;;;!"'''）ヽ）;;;;;ｿ;;,,,,,,）ソ;ソ_ ﾉ''ﾌ-, ヘ,｀_| .:l| _,,,､ﾞ､∧_,､. / ヽ）;;;;;;;,,,,,,）ソ'';｀)⌒;;;;'''）ヽ）;;;;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,.f"ﾐﾐヾ､
f";;;;ノ^〃=ミﾐ;､、
ﾉ彡ﾘﾉ／ 麺 ＼
|ﾘ||ﾘ／ ＼ おー ワタシ キル夫違うネー。
(川／ （●） （●） ＼ ﾁｬｰｼｭｰﾒﾝ
||ﾄ| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ワタシ 怪しいチュ国料理人 茶 周 麺 アルヨー。
iﾘ＼ ＼ェｪｪｪェ／,／
/ | | | ヽ アイヤー！ お嬢さん めんこいアルね！
/ _ | | | ヽ ワタシ おまけしちゃうヨ！
. { ￣|￣||￣|￣ }
ゝ _＿＿|＿||＿|＿ ノ
/ / ＼ ｀丶
′ ,' :/ / l ＼ ＼
l / / ′ :i ヽ ＼
i / ｌ 八 ', ＼ ヽ＼
′ ｌ ,′ | /. ヽ :ﾄ､≦ '. ﾍ ＼
//l ｌ i ｉ /´￣^ ＼ :ｌ ,斗 i
/ | i ∧ ∨ ＼j.f刋ﾟ｢八 .l
. / l | |八 '. ､＿彡 ﾋ::ｿ i Ⅵ | 褒めてくれるのは嬉しいけど……
/ .l | l }＼ﾍ´￣´ i ノﾉi ｌ |
/ ﾉ ｌ i |､ ヽ ′ / ｌ八i| チャーシューメンじゃなくて
. / / ｌ . l ＼ 丶 ＿ , .ｲ l } キル夫さまに褒められる方がもっと嬉しいかな☆
' / l : l､ ＞ ／ / : 八 ヽ
／ / ∧ : | ＼ ﾉ 厂 i ∨/ ,' / ＼ それに怪しかったりしたら、
／ ／ / ＞'-ﾍ ｌ l', ≧≠く i:}^∨ / こわ〜い警備に捕まっちゃうゾ☆
／ / ∧ ｌﾍ l弋 /j.＼_》:＼｀＜
／ ／ /- ､ i lハ } ＞=┘∨ ﾍ::ｌ ＼
.:／ ' } ＼ ｌﾉ } l 丶､ ヽ. i:l r=＼
.:／ /. / ﾍ l | ヽ ＼ ヽ i:l ヽ☆ﾊ
.:／ / ／ヽ l } :.. ＼ﾍ i:ｌ ｀´ }
.:／ / ∧ i∨ ＼:.. ∨:} ,′
／ / ,' ∨ ヽ ∨ ﾉ
,.f"ﾐﾐヾ､
f";;;;ノ^〃=ミﾐ;､、
ﾉ彡ﾘﾉ／ 麺 ＼
|ﾘ||ﾘ／ ＼ くっ 流石ばーちゃんの孫。
(川／ （●） （●） ＼ 段々手強くなってくるぜ……
||ﾄ| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |. γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
iﾘ＼ ＼ェｪｪｪェ／ ,／ | その髪型ってどうしたの？ ＞
/ | | | ヽ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
/ _ | | | ヽ トウモロコシのひげで作ったの。
. { ￣|￣||￣|￣ }
ゝ _＿＿|＿||＿|＿ ノ
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌┐
└┘
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ はいお待ちどうさまー。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
_,. _,.二二二二,ニニﾆ.. ‐-
,. _,≦=-‐'´ ,,;;;:: −- ::;;;;. ｀ 丶. ｀ .
r-＜ ∠〆 ,,;;;;;' _:;;;;: ,,,;;;;;;;;;;;:､ _ ｀丶、
{`::: :／ :;;;;; ｀":::::;'"~`ヽ:;;;;, ｀丶、 丶
/T"´ :;;;;, ,;;;;: ＼,、 丶、
〃::i :;;;;, ,,,;;;;:: x:.-､＼
i{:::::ﾍ :;;;, ,,,;;;: ヽ::l_, ＼
|`う:::ﾊ '::;;;:: :: : :: :;;;;;;;;;;:::''" V ヽ
|└t:::::ﾍ " ‘,ｰ- 、 丶
ﾟ, ｀>:::∧ V:::[ ',
', _)::/:::ﾍ }::::(_ ,
∧ {::::::::::ノヘ, ＼::(__ l
∧ ￣｀>::::ﾆﾍ、 ヾ::::) |
ヽ ＼:::::::::::>､ V '
＼ ｀⌒):::::/`::::...、 ﾉ /
＼ `^＼::::::::::｀≧::... ,,_ _,,.. イ´ /
丶、 ￣` ｰ'⌒７:::::｀二ﾆ=ｰ- ..,,_ _,,. -‐=ﾆ´:::::::::ヽ::ノ／
＞ ..,,_ `⌒` ー-冖､::::::ﾉ:::￣￣::::r〜 '´￣` ｰ'⌒´＜
｀ ﾆ=ｰ- _ ｀⌒` ｰ'´￣ ＿,,. -=ﾆ´
￣三二ニニ
コトッ
「オムライス出来たよー」
.
/ / /l / ': |
. / // :| l / | |
′ | ｉ/--| 、 | ∧ / | | |
| ′ | _|≧=ミ, | --/ __', ∧ { ｜ |
| ｉ 八 ｀Y^_ﾟ人ﾄ､{ | ＿_}｀`/､ '. | |
| | ＼ | _VYﾌ ＼ :| -=气≧x､ ＼ ＼ l |
| | Ν ´´ ＼{ _ﾟ人::} }》､/＼ ＼l ＼ | 美味しそうな匂い！
j从 ＼ 乂 〈 乂Yﾌノ＾/ ー┬‐ ＼
∧ | ┬‐ ,,, ／ / | | l| |＼ それになにより かわいーぃ☆
j{ ∧ l| 人 `ト ___ ー=ﾆ＿＿彡' | | l| ト､
j{ ∧人 ＼ ∨ ｀ﾌ´ / ／ 八 | l| l | |
j{ ＼{ ＼ ｀ﾆ´ , ' ／ ,/ ﾉ ﾉﾉ } }
. j{ | |＼{ ー ､-=≦ ／ ／ -‐ '^ー‐'^ｰくく_彡'
j{ l| | } ___／ ／ ィ´
j{ lｉ| | -v'´／ -‐/ 〈
. j{ /从 ', / / ┬‐ / /､
j{/ { ＼ / / :|‘， / ､ } ノ￣￣｀ヽ
ノ' /| /＼ { _/ / / ‘， / ∨ __ -‐
/八 { _.＼{´ :lノ/ ／ xく∨ r'７: / |
. / /＼{/´:./: : : /:/ / xく厂:./ {:/: / ／ |
「米がないんでチキンライスは麦ピラフで代用してんだけどね。結構それっぽくなるもんだ。
ケチャップに関しちゃ後は保存方法を考えて、トウモロコシは――バター醤油！」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ うちの故郷じゃ定番メニューみたいなもんでさ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ちと材料は違うけど試してみて。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
「醤油って確か大豆と麦を発酵させたよな？ 発酵食品といやチーズにヨーグルト、酒の種類なんかも……
よし、酒蔵も回ってみるか」
.
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _人_
＿|＼＿ .' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜ _人｀Y´
ヽ::::::::::〈 ⌒ ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ｀Y´
|／＼| | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i うんっ！
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ __＿ノ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
_ﾘ""'ﾊ
,r=''''''ﾍr､___ｒ'=-`_/ｲ},,,_________
ヘ二三ラ'"r=(i""7 `ヽ､
/ {ヾ"''',=-- ...,,,,/
/ ', `=- ..,,,, } スッ
ﾍ {`' ､ i'
} ` ` リ
＿＿＿_
／ ＼ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
／ ＼ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／ (⌒） （⌒）＼ （ルイコとおんなじ顔になってら） | ……んーっ！ おいしぃ〜☆ ＞
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ （警備のトップ言うてもまだまだ女の子やね）
／ ｜
/ / { ハ ∧ ‘， ‘， }
, ／ /∧{￣‘， /￣ ，‘， ＼ |
∠ ィ 弐灯うﾄ‘， |} /≧笊ぅ､}ミ､ ＼ |
, { | ＾ 比刈 ＼}}/ 比刈 j} } ￣「
{ ､ ‘， ゞ‐ ' ゞ‐ ' / / i ! キル夫さま、お料理まで出来ちゃうんだ☆
| |＼_＼ { / | !
| | :! .八￣ 厶ィ i :| ! すごいなー 厨房でも魔法使いみたい♪
从 V ＼ ､ , / } } , :从 ，
/| V V ､__ .ィ / / , ，
, | ∨ ､ V （ ヽ ___ ..イ / / / ，
/:从 ∨ ＼ V ／＾ ， V _}＾V / ／} / ，
. / ∧ {＼ i＼}ｲ } } v'´ 厶ｲ / / ，
/ _∧ !¨:}＼}::::从 } }f__‘， }::7/ /‐ _ ，
./ ／i :N::::}:::::::::::::∧ , ／ >､ /:::厶..ィ::::::}::::}‐ ､ ，
/ / | |::::::,::::::::::::/::∧／! ｰ '´ _}__./:/::::::::::::::::::}::::} } V ，
/ { V !:::::{/:::::::/:::::::::V∧ ´ , }/::::::::::::::::::::,::::, / } ，
/ { Ⅵ!:::::{/::::/::::::::::::::V∧ }ソ::::::::::::::::::::V:::/ / .! ，
./ .{ ∧:::/::::/::::::::::::::::::::::∧ Y::::::::::::‘，:::::V / } .| ，
. , /! /::::/::::::::::::::::::::::::::::::, |::::::::::::::::}::::::::::V , .! ，
/ / ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} }::::::::::::「￣ }:::::::V / V ，
./ / {::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,::::::::::::::＼_/::::::::} / V ，
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 昔取った杵柄って奴？
／ (●） （●） ＼ 美味いもの食おうと思ったら、究極の話自分で作るのが一番ってね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 自分の好みは判ってるんだからそりゃ口に合います。
／ ＼
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ でも どうして市井の食堂で料理なんてしてたの？
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ | お屋敷――庁舎では料理とかしないよね？
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼|
::: | :. ＼ |､ _ /⌒| |/. 市場でウドンやソバの屋台が立つようになってるけど、
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /. あれもキル夫さまが広めたんだよね？
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 週二回、料理人集めてお料理講習とかはしてるよ？
／ (●） （●） ＼ 主に晩飯の前の時刻になるけどね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 街に出て料理したりはその時の気分にもよるけど、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ. 大抵店主に無理言って厨房借りて その場にある食材で出来るもの考えたりとか。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
| |! | | | | | | | | | |!
rｔ.j_ | | | | | | | | | |!
l ｀丶l、,,| | | | | |, -'=^'i
l! ｀ ‐､!,,＿,j, -'‐ '^~´ l!
丶、 ,; ﾉ
//＞､ 、 ﾄ; _,:ｨfiヽ
,!〃 //7｀>- 、 l;! _, ィ＜ヾヽl i !
l!ﾘ / /､/ ｀ﾞﾞ '''' "~´ヽﾐ丶ヽいぃ!
l:Y / //｀ヽ、 ,rヾ~ﾞ`ヽヽ》!
ｌﾘ/ //､ﾐ=roﾐミｧ rt=彡o:ﾃｱ､ヾヽｿl 無理だなどと……とんでもない。
lﾚﾊﾘ/ 丶`"ﾆ` l l" 'ﾄ=ﾞ"‐'′ヽVﾊl
Vﾘll l ~´ l | 〉ヽﾘ 魔王様のお望みとあらば応えぬ訳にはいきませんからね。
Yi1,ﾊ | /）,V
ヾjll:｀ヽ ' ,ﾉ: :l:/ 独自のアイデアによって次々と作り出される料理……
ヾll: : :＼ 'ｰｧ' ／: : :ﾚ′ いや、まったく興味深いものです。
ヾ〉: : ,:>、 `'＝=＝'^ ,イく: : :/
,ゝ'":::::l｀ヽ ｀ﾞﾞﾞ´ ／tl､:::ヽ./
r''"::::::〈i;! ` ｰ '" /l>）:::::＼
,ｊ:::::::::::::ヽ＼ ,-'"／:::::::::::ヽ、
,ノ^ヽ:::::::::::::::＼ﾞヽ,＿,/ ／:::::ノ:::::::::{~｀丶､
, ィ " ＼:｀ヽﾐ､::::〉"::::::｀Y::::／:::::ノ::::j ｀ 丶 ､
,: - '" ／ヽ､:::::ミ/:::::::::::::::i!´::,,ィ":-'^ヽ、 ｀丶､
r'´ ／ ｀ﾞ`''ヾ::::::::::::::::〉''"~´ ヽ、 ｀t,
〉 ､ ,r'´ 丶:::::::::,/ ＼ r ,l!
l! ヽ | r‐ ､ 〉'T`'i! r-､ l / 勹
l 丶 | ゝ-' /:::::::::::l ﾞｰ' | / ' /
l! ヽヽ | ,L_::::::::::l | /,;j /
｛ ヽヽ | l:::Lつイ | ,;' /;;' /
,ﾉ ヾj | |::::::,r-rﾞ' l! ,;: ,i"; l!
く ﾄ,ﾞi!. | ﾞ'''"ﾞ~´ l,;;' l!,;;' l
【大衆食堂シュプリームＳ（シロタ） シェフ 至郎田正影】
.
「大体の人間はこのマザーズシティから追い出した訳だけど、中には残留を希望したのもいる」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ お まっさんキッチンから出て来てええの？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今から忙しくなってくる時間帯だよね？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「まっさんこと正影もその内の一人で、一ヶ月の元居留区生活を耐え抜きシェフに返り咲いた中々の猛者だ」
.
「残留した人間の比率は3割弱。大抵はここを出ても行き場のない奴、当てのない奴だ。
一ヶ月の強制奉仕作業に従事させた後は、元職や適性なんかを見て仕事を割り振った」
､|＿| | | | _|,,.|
｀~^'ー'一'"~
､、 _,,.
//7フ ー--一＜ヽヽ
/// ヾヽヽ
ﾒﾅ^ｰ-,,､ ,.. -‐ﾍX
''"~`';, i f '"＾ﾞﾞ'
~´ ! !
リ まだ私がいなくとも充分に回りますからね。
.丶
.ヽゝ ｰ' .本格的に忙しくなる前にキル夫様にお礼をと。
ヾヽ、 ^'ミ三ﾃ'^ ,ィ
＼ji＼ ／ﾊ 新たな看板メニューの開発にご協力頂き、
-:"ﾌ! 丶- ''" / tﾄ､ まことにありがとうございました。
:::::〈＼ , r'",ノ
::::::::＼＼ /_,::''"::::
`:ｰ::､::｀ゝ':^'}:::::_::ィ::"
:::::::::::｀~:l::::::,ヒ´:::::::::ノ
｀~'フ"´'i::::::ﾘ ｀ヾ~´
「余所からやってくる行商なんかだとまだまだ魔族に慣れてなくて、トラブルの元になったりする。
種族の解放なんてぶち上げてみたものの、人間には人間が相手をした方が上手く運ぶのが実情だ」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ バカ言っちゃいけねぇ、これから看板になるかどうかはまっさんの腕にかかってんだ。
／ (ー） （ー） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今回はあくまで俺好みの味付けだからな。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ そいつをどう馴染み易く広めていくかは文字通りまっさんの匙加減次第さ。
／ ＼
| | | | | :|
| | | | | ,|
| | | |__,, -'‐'ﾞi
￣￣￣￣￣￣￣ ´~ l!
! l
l j
l, _ ,ィ〈
ー┬---,ｧ―――一''^i,ﾍヽ l
////〃 / ﾞi,l l l
// 〃,/ ,r'i川 l!|
ツ ~｀7ヽ､_ ,_ノ,,=!､l ﾘ
〃 ,ﾃf｡ﾐ≡ﾐｧ 'イ::｡ﾉ lﾉl/ 麦の実を挽かずにそのまま食べるという習慣は、
,/^ ﾞ''"--‐ l｀ｰ ''ｲ/ たっぷりの水で煮たグリュエルしかありません。
／ l /ﾉ
'" l /'′. 持ち運び易さ 手軽さなども考えて
l / 今はまだパンの方が好まれるでしょうね。
_,」/
, ､＿＿,.: -ｧ/ ピラフを炊く煮汁の種類、使用する具、
ヽ､ ｀ヾ `"~´ﾉ/ 麦独特の臭いを消す香草……
::｀ヽ､ ｀￣´ /
:::::::::｀丶=＝'f'^i 確かに工夫の余地が多く残されています。
―-､::,r''"´￣｀ヾ､ 'i
,rﾁ ,r''"^`ヽ、｀ヾｔ､
(= '" /^`'' ー≧ ヽ
ミニ / r―--＝ｧ ）
＝==l / ＿＿,,.. 〉
t_j ,f j
|i | | | | | ｜ i! i ,>ﾍ
|! | | | | | !, :'‐'" ﾞi,
fｰ--'‐┴‐'' '''"´ 〉
l ,ィ'"´ヽ
l! ,r＜ﾞ´ヽミ､ ﾐヽ
〉TT7―一''"´ ,r'ゝ､ﾐ ヾﾐt ﾐ ! 地方が変われば味付けも変わって当然……
t川f,ﾆヽ､ ,ノｨ",9ﾉ＼ﾐ ミﾐ l
ヾtﾘ丶９ﾝi, ヾﾞﾞ´ ヽ､川ﾘ 濃い味、薄味、旨味、酸味……どの味を押し出すかによって、
ヾ:ゝ、 l ﾊ)ソ 差別化も図れる――いや、まったく食は奥が深い！
｀ヾ〉 | ,ﾉ Ｙ｀ヽ､
ヽ.└-;... ィ^ ／ﾘ /::::::i! ｀ﾞヽ､、
丶'｀ﾆﾞ´ ／,-y/:::::::::l! ｀ﾞ'ｰ- ､
, ｲ｀ﾞf' ‐ ' / :lﾉ::::::::::::l
一'" /:ヽ::ゝr::''7 ,ｨ::::::::::::::ﾘ
ヽ:::丶i::::/ /::iｼ::::::::ノ
入::::｀i/ 7::::lﾛ-‐''"
r ''" r‐′(::, タヽ
l! ○r‐' ､ ヾ:fr'^)/
l! ノ ､. ＼ ヽ'"
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |ｉ i: | ∧丶 |Ｘ^ ＼
| ｉ| i: i /⌒＼ y代 ヽ ｀ﾆ=-
八 │ｉ八ヽ ∨ ＼ﾋｿ | ﾘi |
/ ii |│ ＼癶=彡 〉 厶ｲ |i ′
/ i | | l＼ ＿_ ∧乂|/
/| ｉ |丶 ´ ..ｲ |＼＼
／ /八 ﾄ､ ＞r-=:升| ｉ |_ ＼＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ さっすが愛すべき料理バカ
／ (●） （●）＼ 相変わらず寝ても覚めても料理の事しか考えてねーや。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ その調子で頼むよ。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
| | | | | | | | | |
| | |_ ! ― T ―、|_ |l|
|＿ レ‐ .| ￣ ヽ
「 |i .l|
|L ＿ |l ＿」
７///７ﾗ- ＿＿ |l＿＿ -ﾃへヽ
{//////:::::::::::::::::::::::::::::::＼ヾヽヽ} キル夫さまを王に戴き 目指すは食の千年王国！
ｌ////::ｒ=＝=、ヽ;;}{;:::ｒ=＝ﾆヾヽﾉ
ヾ/ﾉ::::［ 〇 ﾖ:::;;;/;;:{ 〇 ］Tﾉ)} この地にて築いてご覧に入れましょう！
Yﾊｸﾉヾ┬ｲ:::;;;|;;;:::.ゞｪ┬ｲ l;;;;|
＿}ヽ刀入:::::::::::;;!;;;;;::::ｺ ヒﾉ/;;;;ｌ
／:.:.:|:::::ヾ::/:::::::::::::：;:::::::ハ::/;;;;;;{＿
/:.:.:.:.:.:l::::::::::＼::::::::＿＿:::::::::/ｌト;;;;;;;}:.:.}
／::::）:.:.:.:.:|:::::::::::::::＼ヾ＝＝'::／;;ｌ|;;;ヾ;;ｌ.:.:.:ト、
/::::::::{:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::::::ヽ::二:／;;;::},ﾊｌ／:.／:.:.|::::::: 丶、
:::::::::::＼:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::::::::::l;;;;;／:::ll;／.:／.:.:.:./::::::::::::::::ヽ
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| おい また変なもん食ったなお前 .|
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
∨
/,.i i.l.i i ﾍ
l i i ｉ.l.i i i l ＿＿
l i i i l i i i l ／ ＼
l i i i⊥i i i l ｜ ま コ ド |
├' | ｀┤ ﾉ か ン | |
「iｊ.､_┴_,＜|＜ な ソ ピ ｜
{N,(･)Ｙ:(･)N} | い メ ン l
_rｲﾍ}::::;::^ｒ/[､ ! で グ./
ｒ 、 ／l::::{ﾌベ三'ｲｒﾉ::ト､_ す /
＿l ├‐'_ ..:.ヽ::＞､ｒｒ＜:::ノ:.:.:...｀ーｒ―‐く
／ l :.l::..::...:＞:.:､￣!Yi￣_ｒ‐､/:.:... .:.:` __:.._ヽ
.::.l ::|:. .´.. :: ..: ::｀ !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ﾉ: :: :.::ﾍ
＼::::!.:.l: :: ... ＿ ::､ ⌒:::r‐ｸ........ :.ヽ）r: :.:ノ::..:|
.:::ヽl.:::!..::／..::::ﾉ: __）!:...ﾍｒ:: :::___:::::::::::ト､.. ::_:::|
｀:.:::.ｒ‐:し' .::／:.___::::１:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ
:.: ::: .:.:.:.／---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ﾊ
:. ::.:.:.:__ノ｀ー┬‐‐仁ﾌ＾ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ﾉ〈
￣ ::::::!ヽ: .: . :l￣｀ｰ１: --ﾍ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
: : : ／ ヽ!ﾍ:l: ー‐ﾍ〉ー‐ﾍ:l: l／{!:./: .:.:::/r':.::/
:::.ノ ヽ:｀ー―‐!ｒ‐‐､ノ::::! ヽ!:..::／::l:.::/
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| お前って ほんっとーにアホだな |
ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
∨
┌┐
└┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
.. ＿＿＿_
／ ＼
. . ／ （●） （●）. さらっとDCS（ドーピングコンソメスープ）なんぞ出しやがって。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
| ＼ェｪｪｪェ／ | 新メニュー開発のサービスです じゃねーよあのヤロー
. ＼ ／ 仕上げは魔術で味付けよ♪ ってやかましいわ！
. ノ ＼
／´ ヽ
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ けど私は得しちゃったな☆
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ | キル夫さまの美味しい料理を食べれて、
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼| 試食だからって代金も取られなかったし☆
::: | :. ＼ |､ 、＿／⌒| |/
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺の趣味に付き合せちゃったしね。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | その辺は特典があって然るべきだね！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
￣ ⌒У´￣
／ ′ ＼
／ - .､ ＼
ノ′ ＼ 丶
/ ､ ＼
/ / ′ ', ＼丶
,′ { | iﾄ、 丶 ＿ノ'} ､
,′ | __, !| |＞く __ ／ ､ ごちそうさまです☆
|／ ﾉ_}_ | ／| ＼,＼ ＼ ::.
| / / |i ,抃 ´ i| x==ミ＼} ー─‐ 丶:::.
／＞-､/ ∧ /=≠弌 ,〃 | /::: ､::丶
{ / __ノ / ∧ 《 代爻＼ ＿ノ .:.:.:.:. / ／| ::: ::::::＼
／'´ (_,ノ-､ 乂＿V＿,又У ーイ...:::| ::: |::::. ',:::::::::＼
／ ─── ､ ＿＿＿＿｀Y ′ /⌒l ∧::::::| :: i|::::::. ',::::::::::::丶
／ ´ -＜ ＞ _.l ,／ ｲ ∨ | :: i| :::: ,:::::::::::::: ､
} r−､ ヽ くヘ ￣ ／ /' / ∧ ::: }::::::::::::::::.､
,′ ヽ } ¨￣ ∧ ' ノ ＼::::＞-- イ ／ ノ{ ／ :: iト-､:: ::::::::.
′ ′ ､ ﾄ < i |. . . .｀|´ ＼,／ / ／ﾉ. . . . .∨ i|⌒＼ ::::::}
| ,′ :::丶 :::＼ ＞!|. . . . .| ト ノｲr ﾉ. . . . . . .∧ ′ ', ::::|
| | ::::::::: ∨ ヘ ＿＞... ... ...| / } ＼ /_,ﾉ. . . . . . . { l ′ ＼::!|
| { | ::,＜⌒ ､丶 {. . . ..ﾉ イ ﾉ У_ノ. . . . . . . . | j/ ＼
| ､ __,. '′ ＼ ＼〉 ー- }. . . . . .| i{ / ノ.. .. . . . . . . ..| ＿＿＿＿＿,. ＞ ､
| } ､ 〕. . . . . . } / ,ﾉ.. .. .. .. .. . . . ..ト ＼
＿＿＿
／ ＼
／（● ） （● ） ＼ まあ……まっさんってあんな感じでさ。
／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） ＼
| ｌ^l^lｎｪｪｪェ／ | たまに暴走すっけど料理に関してだけだ。
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ. 警備ががっちりマークするような奴じゃねーよ？
／ /
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜
. | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i ――気づいてたんだ？
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼ ん まーね。
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ | （この子の魔術は魔力を持った者には殆ど通じない。
ゝ ﾉ ／ 魔術師でなくとも魔術を使える奴もたまにいたりする）
／ / ＼
／ / ＼ （そういう相手は直接見張るしかないからなぁ）
/ / / l {l |
/ / , .| | | ll |
/ ., / { | | | ll |
/'/ { ―斥ミ |＿ | ll |
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ll |
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ll |
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . | ……疑り深い嫌な女、
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l | って思われちゃったかなぁ。
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l |
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l |
| l l } 八 |l |
| l .从 .从 / /| .|l |
| | ヾ ＼ /' ｲ | 八
| |. ＼ ＼. ー‐ イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |Ⅳ .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんな事お言いでないですよお嬢さん。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ここに残った人間の全部が全部無害って訳じゃないんだ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
r､ r､／ ヘ. そういうのをいち早く見つけて問題を起こさせないのが
ヽヾ 三 |:l1 ヽ 警備の役割でしょ？
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | | ミサキちゃんは立派に仕事してるよ。
/´ / |. |
＼. ｨ | |
/ / ＼ ｀丶
′ ,' :/ / l ＼ ＼
l / / ′ :i ヽ ＼
i / ｌ 八 ', ＼ ヽ＼
′ ｌ ,′ | /. ヽ :ﾄ､≦ '. ﾍ ＼
//l ｌ i ｉ /´￣^ ＼ :ｌ ,斗 i
/ | i ∧ ∨ ＼j.f刋ﾟ｢八 .l
. / l | |八 '. ､＿彡 ﾋ::ｿ i Ⅵ |
/ .l | l }＼ﾍ´￣´ i ノﾉi ｌ | ……うん☆
/ ﾉ ｌ i |､ ヽ ′ / ｌ八i|
. / / ｌ . l ＼ 丶 ＿ , .ｲ l }
' / l : l､ ＞ ／ / : 八 ヽ
／ / ∧ : | ＼ ﾉ 厂 i ∨/ ,' / ＼
／ ／ / ＞'-ﾍ ｌ l', ≧≠く i:}^∨ /
／ / ∧ ｌﾍ l弋 /j.＼_》:＼｀＜
／ ／ /- ､ i lハ } ＞=┘∨ ﾍ::ｌ ＼
.:／ ' } ＼ ｌﾉ } l 丶､ ヽ. i:l r=＼
.:／ /. / ﾍ l | ヽ ＼ ヽ i:l ヽ☆ﾊ
.:／ / ／ヽ l } :.. ＼ﾍ i:ｌ ｀´ }
.:／ / ∧ i∨ ＼:.. ∨:} ,′
／ / ,' ∨ ヽ ∨ ﾉ
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│ ＿／|＿ けどマサカゲと結構仲良さそうだったよね？
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ 〉 ／ なんで？
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ／ |
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ ￣￣＼| ここが魔族の国になったのって、
::: | :. ＼ |､ _ /⌒| |/ 人間からすればキル夫さまが原因みたいなものなのに。
::: | :. │＼ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 初日に残った奴ら集めて説明したっしょ？
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 『街にいる15歳以上の人間は一ヶ月の居留区生活、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 並びに強制奉仕活動』
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | って。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
ただの人間でも使えるんだな魔術。ジェイドとかは魔族の血をひいてるかもしれんが
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜
. | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i うん。
| i _):{ (八 | ./ :i｜ |
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i だから恨まれたり怖がられたり
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | | してるんじゃないかなって思うんだけど……
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 恨んでる奴も多いだろうけど 中にはまっさんみたいに意気投合した奴もいるよ。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | なんせ同じ釜で煮たジャガイモを齧った仲だ。
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 境遇が一緒だと結構連帯感って生まれるんだよね。
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _
.' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜
ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ……えっ？
. | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | 境遇が一緒って？
| i 八 _ﾝ〈 u. ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | |
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | |
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ありゃ？ ミサキちゃん知らんかったっけ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺も一ヶ月は居留区で暮らしてたよ？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 居留区に建てた自宅から庁舎に通ってた。
／ ＼
＼人_从人__从_从人__从ﾉ／
＞ ＜
＞ な、なんで！？ ＜
＞ ＜
／Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒WY＼
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ いやなんでって 人間はそうするって決まりなんだし、
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ 決めた法律は守らなきゃ示しがつかんでしょ？
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.|
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／ 厚かましい俺でも14歳ですとか 口が裂けても言えんわ。
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
¨ ￣ ¨ _
'' / ／ ｀
. / , ＼
.. / / } ＼
. / / ./
/ ┘└ / } ,
_. ┐┌ _ ./| / ,. |
{ | _彡＼ |./ /|. | そうじゃなくて――
| | ,斗斥x.¨｢´ //._|／ .| キル夫さまは王様！
ヾ乂zｿ`.八 /___.}/ |
.| 从. // /イ／.ﾋソﾉ./ .}} 魔王ってことだけじゃなくて、この国の王様なの！
.l | |ヽ 〉//, / ./}|
从 | | _彡 / .|| 王様っていうのは法律を決める立場にあって、
|ヽ{ | , -､, ｲ / ﾘ 守るのは私たち家臣や民たち！
| ヽ.＼ r＜ '' _ /.|
| / =‐≦‐＜ﾆ／_ヽ_| 王様を縛る法律なんて聞いたことないよ！
.八. （寸≧ｭハ Ｖ }'::） ヽ､
'/ニニニNﾊ. ‘，しv' / / ヽ
.| | }-===ｲ..| V|! ∧. | { / / |
.| | |. |=|. Ⅵ' .∧. ゝ.ゝし' .{
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 絶対王政？ もしくは王権神授説って奴？
／ (●） （●） ＼
| r───-､ |. 口から出た言葉が法になるって言うんだから凄まじいね。
＼ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ でもそんなの関係ねぇ！
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
/ / / l {l |
/ / , .| | | ll |
/ ., / { | | | ll |
/'/ { ―斥ミ |＿ | ll |
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ll |
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ll |
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . | 関係なくないよ。
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l |
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l | キル夫さまは誰よりも魔族のことを考えて、
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l | 誰よりも魔族のために働いてる。
| l l } 八 |l |
| l .从 .从 _ / /| .|l | 魔族を解放してくれたのはキル夫さまなのに、
| | ヾ ＼ ヽ::::::... 、 /' ｲ | 八 そんな罰を受けるみたいなの……
| |. ＼ ＼. ー‐ ' イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜ やっぱりおかしいよ。
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |Ⅳ .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ありがとね。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | けどやっぱりそれとこれとは話が別なんだわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | ……どこが別なの？
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ
::: | :. ＼ |､ ＿_/⌒| |/
::: | :. │＼ ´ イ｢＼ﾉ /
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺が目指す国の形って奴？
／ (ー） （ー）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今ミサキちゃんが言った王様のあり方って、
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 要は人間の国としての王様って意味でしょ？
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺はそんなのさらさら興味はない。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 俺はあくまで俺の思った国を造ろうとするし、逆にそれしか出来ない。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. その未来像の中じゃ、王であっても法に縛られるってのは当たり前なんだわ。
／ ＼
, '" ￣ ｀ヽ
／ ､ ､
／ ヽ. ＿ :,
∠, ､ ＿ ＞ :,
/ | {＞､__＞ ﾞ:,
/ .ﾄ､ ﾑ 'ﾞvｿ l ,! i! :,
〈 ノ! l 〉`ｰ ﾉｉ / i! …………
V ∧ ノ}/ λ ､
ﾑｲ 个 ´ _ .ィ / ／ ｀ヽ. ＼
,! / i!.ｲ ./ :, ｀ ヽ
/ ∧ ＼ ﾉ/i! , i ∧ ｀ｰ
/ / 丶 __.ｨ' y ／ | ∧
/ / ,! .／ {_/r:､/ ∧_／| ∧
／ / ／/ ! ; /ヽ._ yi :′∧
/ ;ﾞ i .r‐/ / / / 1 '∧
ｲ 八 ﾞ:, トヽ; ,.ィ 7 / / '∧
／ r=T¨¨7〃￣ / :'´ ' ,:1 ,l !
／ 〈 :ｧﾒ､i{ ./ノ / /:.:i! / ｉ| :
／ / :{Y.r'"::{.､ ＞=‐'’ / /i.:.:i} , |
まあそれも場合によるんだけどこの状況ならいいのかな
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼. ま、俺自身が納得したいとかけじめだとか、
／ ＼ そういう自分勝手な理由が殆どだよ。
| (●） （●） |
＼ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）／. 褒めてもらえるほど立派な事もしてねーし。
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 人間で残った奴らにしたって、
／ (●） （●） ＼ ある程度の財産こさえてからここから出て行こう って奴も多いだろうし。
| r───-､ |
＼ ／ 奉仕活動ってもただの名目で、終了時に給金は渡してあるしね。
／ ＼
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ ', ただ、それでも残る奴がいる。
l ＿ .l
l ､＿＿,ノ _,／tﾘ） .l. 残ってこの国でなんとかやっていこうとする奴らがいる。
.', ゝ ヾリ ｀ｰ‐' /
＼ トェェェェェェェェｲ '｀ヽ 一ヶ月魔族がどういう境遇にあったのかを少しは体験し、
/ ｀ー､ ＼ェェェｪｪェェノ ', これからどういう形で接していくのかを模索しながら。
./ l
... -――-
,. ' ｀丶
／ ＼
/ ヽ
/ ', 俺はそういうアホな奴らが好きだ。
! ､
| ｨ＝＝＝ゝ ｀､ 同じもん食って、色々喋ってみて、
l ヽ 判り合える奴は案外いるもんだよ。
| ヾ /
ヽ ヽゝ┬┬┬┬┬. そういう奴らを集めたら、
ヽ ＼',エエエエl なんかでかい事が出来そうな気がするんだ。
＼ /
l ────――── ヽ‐''´
r ───――────.＼
.ヽ -- ..._ ｀ '-｀/
..／ -l ｀ '' ＜ ＼
／ | z 二-‐-､
// l ／／ ヽ
// .| / ./ ＼
/ / / l {l |
/ / , .| | | ll |
/ ., / { | | | ll |
/'/ { ―斥ミ |＿ | ll |
/'/ .| / { /{ヽ .| Ｖ≧ｘ 八 ll |
/'/ 笊斥‘ // , V/､ ＼. ヽ＼ ll |
, , / ∧ {杙:心Ｖ / / _ V､ ＼ Ｖハ //＼､ . | ……キル夫さま、
{ { ./ , 从 夂ソＶ //' .≧示≧斥、 ､. Ｖ ヾ |l | それって甘いよ？
./ ./ { 爪:. ヽ从' 匁:ソ 〃 }＼､. .|l |
/ イ | } ヽ. ノ |l ＼ |l |
| l l } 八 |l |
| l .从 .从 _ / /| .|l |
| | ヾ ＼ ヽ::::::... 、 /' ｲ | 八
| |. ＼ ＼. ー‐ ' イ ／/ /l. ＼
八 ＼. Ｖ/＼ ｀ _ ＜ /' / /从７＜
／.从 | | V/ }//// r≦ﾆ{ / ///// '//
／ .∧ . | | l |/// |ニニ|＼ / ///// '///
. ／ .／ ヾ.}.从 | |Ⅳ .|ニニl. l ./ ///// '////
__彡 ／ / .ﾉ' ）ハ .|/l .|ｖニ八 / ///// {/////
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ', 俺ってどーも身内に甘くってね。
./ ',
l ＿ ／ l その分ばーちゃんを始め厳しいのが揃ってるから、
l ＼_i ,, i_／ U l 安心してるってのもあるけどね。
.', ｀ー―' ｀ー―' ./
／ ＼ トェェェェェェェェｲ ／＼
.／ ｀ー､ ＼ェェェｪｪェェノ ＼
/ ﾊ
人心掌握的な意味で
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ だから特にミサキちゃんには苦労をかける事になるだろうけど、
／ (●） （●） ＼ なんとか頑張って欲しいんだわ。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. ほんと悪いね、自分勝手な王様で。
. ノ / ）ヽ く
( ＼ ／__ノi ） , )
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ /
＼_／ ＼_ﾉ
. / ／ / い
/ / ／/ | |│
／ | , ／ ／| 人|
| | ＜_...∠≫=ミ＼/ / │ （……おばあちゃまのことだから、多分おかしいって言ってる）
| | 八| |{ r仏 ∨ メ、 |│
| 人 ＼ {Ｙｿ 乂厶イ/ |│ （けど止めなかった。
| ＼ _ア､､ {ｿﾉ/ | なにか意味があるから？ どんな意味？）
::: | :. Τ 冫 イ ,ﾞ
::: | :. ＼ |､ ＿_/⌒| |/ （好き勝手できるのが王様なのに、
::: | :. │＼ ´ イ｢＼ﾉ / 自分から好き勝手できなくする意味って――なに？)
::: | ::. 八 /＞‐く|:::::/＼ ＼ /^'くﾟヽ;;┐
::八 ::. ＼＼ ∨¨＼::ノ:::/ /＼ `く Y.:::〉:::〉ﾉ
二∧ ＼|＼丶、_＞∨廴,' ∠.,,＿＼ じ'じ'ｰヘ
¨＼∧ ＼ ＼ ー/=-∧_,/／＼と¨¨⌒ --､ ＼
/ / { ハ ∧ ‘， ‘， }
, ／ /∧{￣‘， /￣ ，‘， ＼ |
∠ ィ 弐灯うﾄ‘， |} /≧笊ぅ､}ミ､ ＼ |
, { | ＾ 比刈 ＼}}/ 比刈 j} } ￣「
{ ､ ‘， ゞ‐ ' ゞ‐ ' / / i ! ……また美味しいご飯食べさせてくれたら、
| |＼_＼ { / | ! 張り切っちゃってもいいかな？
| | :! .八￣ 厶ィ i :| !
从 V ＼ ､ , / } } , :从 ， （んー……わかんないや）
/| V V ､__ .ィ / / , ，
, | ∨ ､ V （ ヽ ___ ..イ / / / ， （私も もっと勉強しなくちゃダメかなぁ）
/:从 ∨ ＼ V ／＾ ， V _}＾V / ／} / ，
. / ∧ {＼ i＼}ｲ } } v'´ 厶ｲ / / ，
/ _∧ !¨:}＼}::::从 } }f__‘， }::7/ /‐ _ ，
./ ／i :N::::}:::::::::::::∧ , ／ >､ /:::厶..ィ::::::}::::}‐ ､ ，
/ / | |::::::,::::::::::::/::∧／! ｰ '´ _}__./:/::::::::::::::::::}::::} } V ，
/ { V !:::::{/:::::::/:::::::::V∧ ´ , }/::::::::::::::::::::,::::, / } ，
/ { Ⅵ!:::::{/::::/::::::::::::::V∧ }ソ::::::::::::::::::::V:::/ / .! ，
./ .{ ∧:::/::::/::::::::::::::::::::::∧ Y::::::::::::‘，:::::V / } .| ，
. , /! /::::/::::::::::::::::::::::::::::::, |::::::::::::::::}::::::::::V , .! ，
/ / ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} }::::::::::::「￣ }:::::::V / V ，
./ / {::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,::::::::::::::＼_/::::::::} / V ，
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ じゃあなんか料理する時は真っ先にミサキちゃん呼ぶわ。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 腹に溜まる飯系だけじゃなくて、甘いお菓子なんかも作ってみるからさ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ という事で早速だけど、これおみやのお裾分けね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＿＿|__＿
| ｌ.. ／l `l
ヽ 丶-.,／ |__ _|
/`ー､＿ﾉ ／￣￣￣￣／
／ ＼ ＼ 丶、 ヽ
| ｉ |>､、 丶、 ｀≧=- '.
/ | ｉ | ≫→匕 ｀≧=- _人_
＿|＼＿ .' ｉlﾍ. 丶 ､〃fﾌい }:(_ ｜ _人｀Y´
ヽ::::::::::〈 ⌒ ｉ ｉ|‐ ＼ 、八乂(ﾝノイ i｜ ｀Y´
|／＼| | i |,ｨ弌 ＼l＼｢ ´ | | i｜ i それ お店から出る時に
| i _):{ (八 | ./ :i｜ | マサカゲからもらってたのだよね？
| i 八 _ﾝ〈 ノイ :i｜ | | i
| | 丶、 ｜ l :i｜ | | | 食べ物……だよね？
. ｜ ＼_ ＞ ＿＿ ∨l :i｜ | | | なにが入ってるの？
'. | 八 '´ ／l :i｜ | | |
〉 '. 个 . ／ 从 リ / ./ ∧
/ ,ハ 、ヽ ｀≧=＜ﾊ ／ 〃／／ /￣＞
/ / ∧l＼ ＼ ＼| / 〈 /イイ 〃／
/ / / ＼|＼| ∧,ハ ／ |／//
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ （●） （＜） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | そいつぁ開けてからのお楽しみ♪
＼ ＼ェｪｎェ／ ,／
／ | | ＼
.. ﾉ .ュ
{ ..ﾆj
. | "ﾂ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| そんなこんなで |
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
, − - ||
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ / （● ●| □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
ゝ {ﾄｪｪｪiﾉ）|
ﾊ ヽゆ
し |
し Ｊ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ミサキちゃんと分かれ、ちゃきちゃきお仕事に戻ります」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
「今日は学校兼教会の視察に向かってみました。
未来の国を担う子供たちが育つ重要施設です。これは定期的に見ておかなきゃならんでしょう」
.
前回の魔王と同じ、いや、それ以上の、決定的な事故が発生しちゃうかもしれないからね。
何より、キル夫は絶対的な王として君臨し続けることを望まない。
自分たちの道は、自分たちで決められるようになってもらわないといけないから。
. †
∧
./;' ﾍ,
､_/,: ,､ﾞ.ﾍ._,,
iﾞ7;' li^il ﾞVi
ﾚ´l￣￣｀ﾄ､:
〔;'´l￣￣`ﾄ､〕
| | | | _,｡/) ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
╋ |^i| r^'i |i^| `ｰ'" _,｡/) _,｡/) ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
┃ |ﾋi| .ｌ韮ｌ .|ﾄi| `ｰ'" `ｰ'" ﾊﾟﾀﾊﾞﾀ
.／＼. | | :| | _,｡/) _,｡/)
.／／＼＼. i幵iｪｪｪｪｪｪｪｪi幵i `ｰ'" `ｰ'"
.／／ ＼＼. 冂|￣￣￣￣|冂
.／／ .仝. ＼＼. | |l ∧∧ l| | _,｡/)
.／／ i燹! ＼＼.! |l 目目 l| | `ｰ'"
.／／ ＼＼.|l .且且 ｌ| |(;;"'',,,;;ﾞ);;ﾞ)
<／ ＼> .. (;;"'',,,;;ﾞ);;ﾞ);;;:::::::Y:;;;;;:::ヾ
| | （;;;;;（;;;;;;;;;;;,,):::;;::::,,, ;;;;,):;,,)
| ,r'全ﾐ､ | （ｒill;;::(;;;,,,, ,,,;;ヾ,,,,;;;;,,;ゞ::::::)
| |田l田| | 丶;;;l;;;;ｉｌ;;;;;,,, ;;;;;;;;;; ､'ﾞ,;;, ,,;;)::::）::)
| |田l田| | （(;;;;;;;;;;(ﾘ;;;;;;,, ;;;ﾉ ;;;,,,ゞ;;,,,ゞ;;;;）
| |田l田| |巫巫 ﾞ'''''';'ﾚ;;;li:;;ヾﾞ~ ';;lii;_ヾlii;ヾ
__辷辷辷辷 iﾆﾆﾆﾆﾆﾆi 辷辷辷辷辷... ヽ;ii;l;ﾂ `!ii,|゛Y:;iﾂ
辷辷辷辷辷 iニニニニニi 辷辷辷辷辷辷 |ｌl|i;| ｌil;| |:;|
.... .. .:.:.:. . . ,,, .. .... .. .:.:.:..: .:.:. . ..l;;lii;ｌ, ､y;il;ｌ､ !:;ﾄ､.:.:.:.: .:
.... .:.:.:..... .. .... .. .. . ... :. .:.:.:.: .: .... .
.. . ....... . . .. .... ...:.:... .. . . .. .:...:... .. . .. .. . .. .... .. .. . . .
. . .... ... . . . ..... . .. .
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 信じられます？ ここがニャル子の根城になるんですよ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 何度見ても普通過ぎて逆に怖ぇ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
// ヽ ヽ
// ﾏ }
〈{ } |
|| | |
{| | |
_,.. ￣￣￣ ｀ヽ､ | |
, ´, '´ ／ ､ ｀ヽ､ ;/
,. ' ／ ,. ' / ヽ ヽ /
. / / / , |! | | ､ ＼ /
/ / / / ' !Ⅵ :|ﾊ ':， ､ ヽ /
.' / :| | | / /{ |{ ＼ |｛ | | ､ '，
| | | | | { /二 ｰ{ ＼ ＼:/ィⅥ { : {､ }!
| | | | { Ⅳム心 ＼ ＼/ｨミ､ } | | ト､i､ 人の職場の前でずいぶんと
| | | { 从 込斗 匕ｿﾉj/ ﾊ. ! / 人聞きの悪い事をおっしゃいますねぇ。
| |i 从 ＼ 〉 ｀ ｀¨ { / }/
| | {_∨ ＼_､ ,ｨv 八{ /. 罰が当たりますよ？
Ⅵ } | （__/ ／ |ｨ､. 英語で言うならパニッシュメント・デイ。
} | | 込、 ／ ／＿ﾉ-､
| | | | | ＞--- ' ／,.イ:::::::::::::｀ヽ､
| / / :/ ﾑ ∧￣ ´ ／／::/:::::::::::::::::::￣｀ヽ､
|: / / ∧ } { ＼イ' /::::::{::::::::::::::::::::::::::::::￣￣ ｀ー ､r...､
|/ / /イ| |∨ / /{:::::::|::::::::::::::::::::::::::::＿:::::／::/／:::::::｀ヽ､
/ / / / / i} / /:::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃::::::::::::::::::::::〉
. / / / / / |! / {::-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ むしろバチを当てに来る本人じゃね？
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | というか抜き打ちで来たのに、
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. なんで普通に出迎えてくれるん？
／ ＼
. Σ ||
||
||
||
||
||
||
||
||
||
-‐||==‐-
. ´ 〃 ヾ ヽ ｀ヽ
/ ,{{ }} ヽ :.
/ /从 从 :.
ﾉｨ //'⌒ｉ /⌒ヽ | |
ｈ l | 社乂/ 斧刈 l | | そこはいつものように、
| !ｎ{ ｀´ ｀´ jﾚ' 人ﾊ| 私の邪神レーダーに ビビっと！
/ミＹ ＼ ヽフ -彳ｲ | ｉ|
| a〉} ム..＞r _,´イ :|､_ 八
〉 / |:::::::| .:}ﾑ／| | ∧ ＼
/＼/} :|:::::::{ミz彡｝| |:|::::| ＼ ＼
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
＼ ／
二 相変わらずうっさんくせぇ…… 二
／/ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ というかさ この施設って元々あった教会を再利用してる訳だから、
／ (●） （●）＼ 善神を崇めてた場所だった訳じゃない。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／ それってニャル子的にはアウトなんじゃねーの？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いじゃねーの？
＼ ／＿＿＿ ／
l ｜ ﾊ l ﾄ、 ﾄ、 j j! ﾊ } }、 } ﾄ、
l ﾊ l::V ! l:::V l:`､ l l // /:::l／ ハ j } l i
! l::::V_ﾄ{::::V ﾄl:::::V l::::ヽ l l // /／l/j/;;;_} ﾊ / j l } }
ﾄ ﾄ{:::: ヽl￣"∀L::::::::V l::::. ＼ } 〃 /:::::::jxく￣j/`l/ ﾉ } j jﾉ
l ＼l ,,,＿l ‐-ヽl ￣"''ヽL:::. }ﾄ、／ /,,ｨ炙ィj! /:::::j j i /
λ ヽl斗や竺莆茫芍ミ=z ＼::.. ﾉ ∨ ｲ代沙::ﾉ ..:::::::// / /! j 善神のお膝元だった場所で
ﾍ ヾ 弋弋竺ﾀﾉﾌ ...::::.... }／ ＝=彡":::::／ｨ / / / i / 魔族の子供たちが邪教を学び
ﾄ､ ＼ ``'''冖""⌒:::::::::::::::. :.. .:::::;:;:;:;:;:;:;:{/ ／// j/ すくすく伸びやかに育っていく……
＞..._＼ ,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,｀''" :::::::::::::::::;::;:;:;:;／ ／ /∧ /
ﾍ ~ミﾆ=‐;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: 〉:::::::::::::::::::￣j￣ ／ ﾊ 邪教の祖としてこれほど痛快で
＼ ＼ `､ `ｰ- ＿,,, ::::::::::::::::::::::::::::ﾉ ヽ i 冒涜的な悦びがあろうものか！
＼ ＼ ＼ ／ ､＿ ,;;ィ::::::::::::::::::／ ＼ ! } }
! ＼ｰ＜ ￣ ⌒"ﾌ::::::::::::::::::::::ィ l ﾄ､l ﾊj 善神 ざwwwまwwwあwwww
l ﾄ､ ヾミ二ニ＜ :::::::::::::::::イ l l ｜ ｝ / ﾉ
} } l ヽ ヽ l ＞､ .:::::::::ィ" ヽ l l l ﾉ／
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＜ つっこみどこ満載過ぎて手が足んねーよ |
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
// |｝
. // ,. -‐=＝∠⌒ヽ´￣
// , ´ , / , ､ ＼ ＼ ､
,′ ／ ／. / 〃 ∨ ヽ ＼ヽ
,'/ ／ 〃 / ｛ | ', ＼
. 〃 / / { | ,｝ ヽ ∧
. {i. //. / ∧ | | 从 丶
. || /ｨ i /i / i{. | ! .∧ ｝､ , ∨ } といった本音が半分。
. |l //i. ｛孑 ´￣ ト|､ ﾚ 孑廾 ‐-､ l 从 ｝ !
. |l ﾉﾙﾉ !/∨ﾉ' ヾ∨ ／|/ ｊ丿 }八 | .| 残りはせっかく建物があるのですから、
. |{. / . , ､ 八 ＿＿＿ ＼ r' _＿＿ } ﾊ ﾉ ′ 利用しない手はないでしょう。
. { ! 厶イ{ ＼〃 ):::::::ﾘヾ ｀ 'てﾉ::::丿》 } ノ i
八 ､ ト ＼ ゝ 乂ソ 乂ソ 厶イ ／|/ 壊して新たに建て直し というほど手余りでも、
ヽ＼ /丿 {` ヽｊ ` / ／ ノ | ﾚ 暇でもないですからね。
` 丶. 〃 八 ､__,､＿, ｰ=彡 一' ! |
У .人 ! ＼ 乂::::::::::〉 イ / ' | 身寄りのない子供たちにすぐに必要なのは、
/ / ヽｊ ,＞ ` ¨´ ＜/ﾉ l /. | 暮らしていく場所と温かい食べ物です。
/ / / 〃 |≧=− ／i仆 !/, |
/ / / ‐一'::::::::::∨ ゝ､ ／ /｛ ∨::｝≧=−､
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ま、ニャル子に丸投げしてるから、好きにやってくれたらいーんだけどさ。
／ (●） （●） ＼
| r───-､ | （くっそこじれる宗教のご本尊がそう言うんだから立派なもんだけど、
＼ ／ 褒めるのはやめとこ 調子に乗るし）
／ ＼
／ ／ ／ ／ ハ ＼＼ ＼＼
／ ／ ／ / / } ﾞ､ヽ ヽ ＼
/ ／ ／／ / / j } 、､ ヽ ﾞ、 ヽ
/ / / / // / j l ! 、 i 、
/// / / / / / l j / i i l i
/// / / / /__j＿L、 / / } } } l }
‖/ / / j / // l /l ヽ / ﾒ､/ j } ! j l !
{/／l / l /l /l/ l｜l { / /l /｀ト､/ j j l j
／ { / { { l/ { l l-い /／j / l/ /l｀ト ﾉ λ l i
// { ﾄl ﾐミ=＝ ﾞ､ / _ﾉ/‐ﾉl/ ﾉl / / / ヽ l l
／j 人 l ::/::/::/:: ∨ ~ヾミxzz j/ / / / ＼
; l ヽﾄ{ , ::/::/:｀｀` ／/ ／/ / l l 惚れ直したのなら、
/ l ﾄ､ λ :/::/::/ ／ ／ / l l ここで揉みくちゅしてもいいんですよ？
/ l lヽlﾞ､ 弋ｰ- ＿ ｰ=彡 / l l l
/ l l l ＼ ￣ ｰ=彡イ / l l l !
/ l l {‐''"二ヽ、 { / l l l l
/ /￣ l l {￣ ／/`ー '''" ＿／l / l l l l
γ´￣￣￣￣￣｀ヽ.＜ / ／{]＼ニ -‐''"j /`＜__l i
＜ 脱ぐな 神様 |.＿ ／ <／ lヽ > l /l ／⌒＞、 l
ゝ＿＿＿＿＿__,ノ ｧイ ヽ // l l ｛ { 廴 ／ ／ ヽ l
/ /::l l ﾉ // ∨ Lj ＿＿ 乂 い ／ Y i
/ /j:::::l l // ／￣ 乂ノ ｝ ﾞ､
/ ／:::::::::l l// / ヽ
／::::::::::::l:::l l / ∧ ヽ
{:::::::::::::::::l/l i ﾉ {/ / ﾞ､ ﾞ､
乂::::::::::::/::i λ /／ / ∧ ｀、 ﾞ、
ﾄ､::::::::j:::::i ﾍ / ι x=＝=x,､ /、 ヽ ﾞ､ ∧
｛::::＼:::{:::::i ﾍ / ＿＿＿／/ -‐''" 癶､ / ｀㍉ ｝ ｀、 ∧
＼::::::λ:::i ＿｝｛ x''"￣ -‐''"￣ ＿／ー--`ミx,,,,＿_))/ ﾞ、 i
辷;;;;;ヽ廴／:::::::::i У ／ ￣ ー- ＿￣￣/ 、 i
/ ＼::::::::::::::::〈 ／ tー--- ＿) ／ } } }
「ほんっとアレな神様だとは思うが、邪神なんだからしょうがねーか」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ まだ昼寝の時間前だろ？
／ ‐=･=- ‐=･=- ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ガキんちょたちにおみや持ってきたから。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「早いとこ宗教部門から教育をぶった切らんとガキどもに悪影響があるったらねぇぜ！」
.
／／ ''"￣ `ヽ､
／／ ／ / / ＼ `ヽ `ヽ、 ＼
／／ ／ / / Y ＼ ヽ ヽ
／／ / ／ j ‖ l Y ヽ Y ﾞ､ ヽ
/ / / l {{ ﾄ、 l Y i ＼ ﾞ、
/ / / / l ､ },,,_Ll斗l--- l l i ヾ￣ Y
/ / ; / l l l {ヽ l ﾊl lﾉ∨ }ﾉヽﾄ} ト＼ i
j j/l l l l>へ !ﾉ j r- ＿,,,,._ jﾊ ﾊ j !
j j { j { ィﾄlヽl＼ { 彡彡''"~/ }/ l/ l-、 i
l j i } ﾄ { ,,x ヾl ::/::/:: ノj/ l ｝ ｜ どうぞ上がって言ってください♪
l l ﾉﾉ{ l {ハ ﾉ彡"ヽ ￣ﾉ ノ l／ l お茶くらいは出しますよ。
! ! ／ 从 ﾄゝﾊ ::/::/:: _, ／ イ ﾊl l
l l /＼ { ｰ '"￣ ﾉ / l l キル夫さんもすっかり足長おじさんしてますねぇ。
!l {/｛ /癶 / / i !
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ l`ト 、 '"/ ∧ λ i
＜ 横幅おじさんだがな |l l ! ＞- '" ／l /い ﾞ､ ､
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ ! lﾉ rj `ヽ ﾊ l ∧ ﾞ､ ﾞ､
／ ￣j j￣/::j j } / } ! {:::Yヽ､ ヽ ﾞ､ ……自虐ネタはやめましょうよ。
/:::::::::/ j:::/:::/∨ {＿/ Vl i:::::l::::::::`＜ ｀、
{:::::::::/ j/:/⌒＼_l_r┐-―l l::::l:::::::::::::::::`ー┐ ﾞ､
/ l::::::::/ /::r{ ノ／ j‐-、 l V::i::::::::::::::／:::::::} ｀、
/ j:::::∨ /:::{ / (_ i Vl::::::/／:::::::::::j `、
/ ノ::::::/ /:r┴〜{ _〉、 V:::/::::::::::::::::ﾉ ﾞ､
/ ｛:::::::/ /::/ヽ l /ヽ/V ∨::::::::::::::::/ ｀、
/ 〉::/ /l::::{ ＼ ﾉ‐-､ / r-‐V V:::／::::::｝ ｀､
/ {:/ /::::l:::l ／￣｀ヽ、＼/￣ /V V::::;;;;;ノ ﾞ､ ｀、
／ ／ /＼::l:/::::::::::::::::::::ヽヽ〉 /::::::i V::/ ﾞ､ ｀、
／ // /:::-‐V::::::::::::::::::○::∨ /::::／i ∨ ﾞ､ ﾞ､
/ // /::::::::::/::::::::::::::::○:::／ /／／::i i ﾞ､ ｀、
/ /‖ /::::::::::/:::::::::::::○::／ l ‖:::::{::::::::i l ! ﾞ＼ ﾞ､
/ /‖l //:::::::／::::::::::::::::／--､＿＿j::;;;;斗''":::} } l ! i ヽ ﾞ､
/ ／/ { { ｛∧::::::::::::::::::＞":::::::::::::::＼::::￣＼::::::::::j ﾉl } } i ｀、 、
/ / 八 ﾄ{ ヽ＿::イ:::○○○:::::::::::＼::::::::::ヽ:::::j//l ﾉﾉ ! i ﾞ､ i
/ / ヽl / └-- ＿::::::::::::::::::::::`〜:::::::::::/:::l /j/ l i ﾞ､ i
/ { /::::::::::::/ l l`ー-- ＿::::::::::／::::ﾉ／ l i ﾞ､ }
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
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│ │
└───┘
┌┐
└┘
／ . : . :｀ヽ ｀ヽ
／ . : : / . : :} . : : : : : } ハ
/ . : : : : / : / . . : : : : :ハ: : : : : : : } トﾍ .ｨハ
/ . : : : : / : /. : : : :./!: : : :ﾄ､: : : : : :! 人 Ｙ ﾌハ
' !: : : : /i: /: : : : :./ j: :.八:! ヽ: : : :,′ <⌒ ｏ く : ハ
/ : : : : :/ j:ハ: : : :/,,-ｧァ¬ト ハﾊ/ ｀7 ﾄ､ ヽ∧
. / .ﾊ : : :ﾚ'「｀ヽ: :i :{ / /´ｧﾃ示ミＶ/ いﾉ: :`^′: ＼ キル夫さま！
/ . :/∧: : { _」二ヽ|八 〃 いし:｢》 . : : : : : : :.:ｉ: :ｉ : : : : : :＼
,′. :// ∧ハ〃んﾊ ｒ'.::ツ/. : : : i| : : ト､ﾉ:八: : : : ﾄ､: : ＼
. : : : : : : :ゝ:}ﾊ ｒ'::ﾂ ´￣ /／!: : :||: : ﾉく Y: : :＼: 八 ＼: : :ヽ
i : i : : : i : : : :.:} ＾´ 〈 /（ |: :ノj／) } ハ : : : ｉﾄ､: ヽ ー-=ミ
|:i i: : : :ハ／|: i ＿＿＿_, |'´〃＾ ｲ: : : : : 八: : : : ＼ ｀ヽ
|:! i: ／ ｊ从 Y^ ⌒^'| ｒ‐＜ : |: : : : :/: : ＼: : : : ＼
. 从 !' /. :.:.＼ Ｖ 丿 ｜: : : :.从: : :/: : : : : ＼: : : : ｀: ー--‐=＝
/ . : : : :.:＼ ｀こ´ .イ ├‐-=ミﾉ : /: : : : : : : :｀ヽ: : : : : : : : : : : : :
, '. : : : : : : : : ＼ ∨ .:／: : /三二＞＜: : : }ヽ: : : : : : : : : : :
／. :/. : /!: : : : : : :｀ ¬! / ／. : : /::::::::／／⌒＞ｘ ）: : : : : : : : : :
/ . :.:/. : / ｊ: : : : : : :_／:::| ／.: : : : : :/:::::／／ ´ 寸ニニニﾆﾆ＝=ミ
. / : :.:/: : / ｒ┬一'´.::::::／ｊ ／. : :／} : :/::／／ / ＼::::::::::::::::::＞＞::ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ よールイコ。
／ (⌒） （⌒） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ちょっと近くまで来たから顔見せに寄ったわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ しっかり勉強しとるかい？
／ ＼
/ ..:/ ....:.:::::::′.:::::/:::::::::/ ..:.:.:::::.:. |::::::::.i::::.:.::..ハ
′..:.′..:| ..:.::|.:::::::::i.::::::::::|::::/::::::i:::. }::::::::.|:::::.:.:..:.. i
l.:i .:! ..::| .:.:::l::i.::::,:{.:.::/:/!..::::::::::}:::::;:::::::::.}:::::::..:...i..l
|.:| .::| i ..::| .:.:::|.:!::/｜::|::{｜:|::::::::::::/::::::::::':::::::: |:..|..|
l :|../| li .::| .:.:::l十ト..廴N__| ;|:::::::':/ !:::::::/::::::::::.}:::. l!
;./|.{ハ{ﾍ.:| ..::::|_∨ ミ ー七|:.:./:廴}_}_/}::::::'::::'::.:.:.l|
′lハ. |ハ{ ..:i十ｧ=ミ､｀ ∨}/`ﾌ'7ァト:/::/::'::.:.｜
.′|....:ヽ.._' トﾐl::| ` .≦ﾆ. ﾉｨ':/:./:::::.. l
.′.:| ..:.:i:ハ `∨i／ ´￣`ﾐy/ﾉｲ}ｲ::: |:. : はい！ 九九をべんきょうしてます！
/ ..:.::| ..:.:l:|::∧ ;′ ／i./ /::く:ｲ'}l:::::|:..′
/ ..:/..:!..:.i.|:l::::小. ､ ＿_ ´ /::::. | 八:}:}/ 六のだんまで言えるようになりました！
/ ..:/ .:.:}...:Ｎ:!::::ﾉ ＼ ｀ ｰ' ｲ:::.:.i. | ﾉ'′
,∠ -r‐yｲ ﾄ.:{:|´ . ....イ::::|:::.:..|:.{
／ ヽV|..|::. :{ ` ｧ..:爪::::::::|:::::li::.:. l:.|
/ } }|...:.::..ト ._ :.. {` ｰ ::vy::!:::::|V::... |
.′ r‐ｧ＜う､:::{ ｀ ､:. ＿_ .} ﾏ 丁}了¨＞‐v‐.
| {/ / 〉⌒Yヽ ´ | ｜ﾉﾑく⌒ヽ ∨
l { / / / } | |r〈 ヽ ヽ }
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ えらいぞー その調子だ！
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （五の段は余裕だったんだろうなぁ）
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ｜
ヾ ､.,
＼ ＼
ヽ ヽ,
/ ／,,.. -‐'/
, ,.. -‐''''"""''''‐- ､/／／ >
__,..Z`'‐-､､､､,,＿_ , ‐''~ イ'''／￣￣`/｀`''ｰ-;/
ヽ,'''''''''''ｰ ､ ` l l／ / / ~＼
ﾞ^'ヽ ｀'''‐､ | ／ _,: / / /ヽ. ＼
ヽ, ＼| ／ ,r '/ ,／/ ,/ /i ヽ ヽ,
ヽ, ／,. ‐'~ |/ ／ ./ ／/ / ||ヽ ヽ ;､､ヽ
ヽ, 〆‐' /.／ / ／//,../-‐ﾅ'|＼ ! ヾ
'x,. | 〆|'~￣/＞' // /- ,i |ヽ;､ |
iﾞ ヽ, | !,-r'‐‐r- /／,.ri'l.~|.i | ヽ| ほらやっぱり！
-=ﾆ,'''~ |.l | i b.| l ' blﾉ.ﾉ|. |
, ‐'" r| | .l |l i‐-`=' , '''〃| | おっちゃんだー！
〆-‐;=,.. ,,...,| ﾘ| .| l. |ﾚ 〃 ＿, ／l |､
／ / !__ヾ;､|/'| |i |' ､ ,. ' ﾙ,| |. |-'=-
/／'r'‐-二;､ , '亠!‐'ヽ-｀` ニ=ﾆ'i,.,､i:､ﾘヽl .|
' ／｀`''ｰ-､`/ l`'ｰ‐;^f'─--‐r'i~ ヽ, ＼iV
/´￣｀`''-､,/ ＜,_ >'i二ﾆ='~ﾉ / !
| /´ ｀`' ヽ'~__;ﾞi＿_, '/／／
| ./ `|. i'" iﾆ';~
| /-､_ | | /-‐'
| `ｰ､ ｀`'''''''''''''''| | /
,ヽ { 丶
/ ｀、 ∨ ＼
. { ﾍ ﾍ ヽ
. | ﾍ ﾍ ﾍ
. ∨ _ヽ ｀、_ }
〉' ´:::::::::::::::::::::≧:｀::、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::ﾍ
. /::::::;:::::ﾟ::::ﾟ:::::::::::ｲ:::::::!:ミﾄ, こんにちは、お兄ちゃん。
´ト:∧:::ﾄ、:/|ル' l::::::::!r-ｧ}
. |::::| T l T }.!:::::::| ソ::}
. |:::⊂ゝ ゝ丿⊃:::|::::::::ゝ
从:ト 。 , ｲ::::::::|:人r'
γr'´ 、 }
/ .| ﾍﾍ｀ヽ , ィ´￣＞
ノ ! | /／! /
/ / ﾍ ∨ N∧ r'
/ / ﾍ ゝ、 }!
ゝノ| ゝ ＿ノ ｲ!
. ﾉ ヽ ＞'ゝ=＝彡'
｀ーtj‐'´ﾍ}
/ |,-ﾞ‐'"| |／ ｲ | | |
/ | | .| | ／|! ﾊ | | |
/イ i | |_| イ / |_,.､土| i |｀ﾞ`‐-弋
/'" | | | '"|Ti |ir／'"´｀ﾞ` /! /ヽ￣,.／i
| | | ｨ=ﾐ ｲ 从|/ | ｲ i |／ ,.ゝ、
| | ﾞ､ ｲ |ハﾉi ／ ﾞ､
i |ﾞ､ヽ､|从 丶 _,.ｬｧ､ | |／| | i まおうさまだー！
i | ヽ |i イ ｌ | .| .| i/
|! ヽ!i､ ﾞヽ! / ／! .| ゛､ ﾞ､ まおうさまが来たぞー！
/ `,‐- _ ‐' _,.-‐'" / .| i i
/ |i ￣ _| / |i ／＼ /
./ /|ヽ ,.ィ"´/ / /"´ ＼
／ / ゝ-" ／=､ / ／ _,.-
/イ ／'" ／,.=＝=､/ ／ ／'"
/ ／'" |'"´ /／ ,.／
| /ヽ / ／ |! ,.= ＿／!
| ／! i ﾞ､ / ／ _,.-‐'"´,イ⌒､
,.r-､ |＼＼ | ／_,.=-'"_,.-‐'"ｲ ﾞ､ ｀ ／ヽ
／ ／｀L! ＼ヽ |/'"´-‐'"´ ,.-| | ／ .／,i､
'"! / ヽ──i i｀ﾞヽ､＿＿／ ヽ─'"~´／／/ |
＿
-....... :::.....､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::（ ＼∨／j
/::::／::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ i! /
/::::/::::::;ィヽ::::::::::::::::::::::::::::::::/ 人 ヽ
ｌ:::/:::／ ヽ:::::::::ｨヽ:::::::::::::::::::::::::::!
i::::l!:/_-=＝-､ ヽ:::{ ,ヾ＝=-_:::::::::::l
ﾊ::l ´ ヾ､ ｀ｰ､::::::::::::::::l
/:ﾊ:l _＿､ , _＿ ヽ::::::::::i まおうさまもおべんきょうに来たのー？
/::::ﾊ::l ^ ´￣｀ ´￣｀^ ﾘ/ヽ:}
{::::::ハ ⊂二⊃ ' ⊂二⊃ !ﾊ.ﾉ:/ それともまたおゆうぐつくってくれるのー？
!:::::::ﾊ ｒ−-−, j::::::/
ヽ::::::::l::､ ｌ ｌ ∧::|
iヾ::|:::｀ 、 ヽ __ ノ ´:l::::ﾊ
l:|::::l.:::::::_ｌー __ イ_:::::::::l::::|:::l
l:::|::::l::;;:ｲ::l l::::ヽ,_l::::|::::::i
__,-ｒ,-'-.|::::l::::::::::l !::::::::::l::::| ー-ｒ,､_
/!::::i l::::::::|::::l:::::::::ﾊ /:::::::::::l::::|:::::::! i:::lヽ
__/ !::::i l:::::::|::::l:::::::::::∧ /::::::::::::::l::::|::::::! i:::l ヽ
_! !::::i l:::::::|::::l::::::::::::;;::＞＜::;;::::::::::::l::::|:::::! i:::l ヽ_
ｒ−´ !::::i l::::::|::::l:::;; - ´ L=_｣ ｀ -:::;l::::|::::::! i:::l ｀/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ おー みんな元気だね。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 今日はおっちゃん頑張ってるみんなに差し入れに来たんだわ。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＿＿|__＿
| ｌ.. ／l `l
ヽ 丶-.,／ |__ _|
/`ー､＿ﾉ ／￣￣￣￣／
r‐-､ ＿_
rｰ'⌒ｰ､ ＼: :｀ヽ、
／ｊ ヽ_ } l }: : : : ヽ、
／: : ;:. :::⌒ヽ: : : : : : ヽ
./: : : : { : : : : . ヽ. . . . . ,;:: : : : :i
｜: : : : :. . . . . . . . : : : : : : : : : : ::,′
!: : : : : : : . .: : . : : : : : : : : : : : : :/
ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／ ＿＿
＼: : : : : : : : : : : : : : : : ／ /´ ｀ヽ、
｀ー---: : : : --一''´ /´:. :: /｀ヽ:ヽ
/: : : ゝ ／: : : : :ハ
ノ: : : :. . .:: : : : : _ノ: : :＼
／::::::::::.:.: : : : : : : .:.::::::::::::::::::｀ヽ、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
ヽ､＿＿＿:::::::::::::::＿＿＿;:::--一'
￣￣
「甘食焼いてきたよ―」
.
ト:ｘ
} ＼｀丶 _. -=::::￣二ﾆ＝-
.〉 ＼:::＼ 〈::::::::::＞'´
7' ＼::::＼. , ､:::::::|
i ヽ::::::>-/:::::丶::L..._
| _...≠::/:::::′:::::::::＼〜､＞ .
／::::::::::/::::::i:::::::::::::::::::::ヽ:::ヽｰ､＼
}／::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:丶
／／::::::／ ::::::::: ;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ
/イ::::::::::/::::::::::-xく:|::::::/:|:::/::::::::::::::::::::::::::::::V::ｘ ユエル においでわかる！
./ .|::::::::ｲ/:::::::::ｲ ヤ:/:: |∧_:::」L_::::::::::::::::::::::::::::＼
ｬ┤:ｲ/:ｲ:::::::/ V: / | |::::::|i::ト､::::::::::::::: i :: i::::::＼ これ絶対美味しいよ！
＿ ＞=孑:|:::: /芯､｀ヽ V::/| |::::::||/ ヽ:::::::::::: |:::::|､:::::::::＼
ヽ::￣:::::: /: /|:::/￣ﾞ寸 V: ! X二二_ハ :: i::::::i::::ﾘ' ＼::::::::::＼
＜::/::/:::|/! ^' ヽ| .〃たに伐}:::/|:::::':::/' ＼::::::::::＼
.}::/|:::: 人. ､丶 弋二ﾌ/:|/:::|::/:/ ＜:::::::＼
.|/｜:/ ＼ { ＞--ヵ ,､,.／ ::::::: |/ム＿ 二ﾆ=-
|/ ＼ヽ ＿ノ -=イ:::::::::::::/! ￣￣⌒ﾞ｀
ヽ -----= ' .|:::::/i／N
|／
{ ....::j j__ ＼ ､ ヽ
{ __ノ:::-‐::::::::::::`"::::`､ ヽ .:i ､
jゝ,,,ゝ:‐::::::::／::::::::::::::::::::ヽ:::::::ゞ_ ､.:j }
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::､ y
／:::::::/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::ヽ ｊ
／イ:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', 八
/:i::::::::{::::::::::i:::::::υ:::::::::::::::}::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::i /:::::::
{::::::::::::::i__:i::ハ::::::::::::::α!i:::::::::::j:::::ﾄ::::::::::::::::::::::::::Ⅳ:::::::::::
v::::从:::ﾚ ﾘ`ﾍ､:::::::::::::::::i i::::::::,'::::::i V::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::
{:::::::::斥ミxヾ:ﾊ:::::i:::::::::i__i;;_:/ i:::::i i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,V::::ﾊ ﾄ 沁ﾄ ゝﾄ::::::ﾘ レ`ｰﾘリ i::::::::::,'::::::::::}:::::::::::::::: うん。
,'::::V:::} _ﾋﾟ :り V ,,z斥ｚミx i::::::::/::::::::::::::::}:::::::::::
ノ::::::::::::: "￣ ﾄ ｔ:抃ｧ-;::::::/::::::::::/:::八:::::::::: ありがとう……お兄ちゃん。
‐= ィ:::::::::::::::i _ﾋﾟ :ｿ j::::::::::::::::::::::/＜ミ::::::
/:::::::::::::从 < "￣ .ﾉ::::::::::::::::::::/ ラ ＞::
,' {:::::::::::::::::.. """／::::::::::::::::::::/ ...＜ :::::
{! ::::::/::::::::::::ヽ ` _ ー= イ::::::::::::::::::::;＜:::::::::::::::::
i Vヽ:::/::／へ /:::::::::::::/:::ハ::::::::::::::::):
V {:/ `ー ― ＜ﾟ゜/::::／::::/:::/:::::}:::::j::::::::::
` ハ /:イ:::::::;:':::/:::::::::::::ル:::::
／ i |;;:／レ Vレｲノ
＿z≦／ ﾉｊ ＿-‐ﾆ￣ゝ―ｚ__
＿z≦三／ ／ ＿-‐ﾆ ＿-‐ﾆ二三三7
＿z≦三三／ ／＜ ＿_-‐ﾆ三三三三三≦三ミ
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::＼
. ,.:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::{ レ'7:..
,.::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ノ o く::∧
. /::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，::::::::::ゝ':{_ﾄｲ::::∧
. ,′/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘， ::::::::::: i::::|::::::::::.
i:::::′:::::::::::: i:::::: |:|{::::::|:::ｉ:::::::';:::::::i::::::|_:::::::::::::::
|::::ｉ:::::ｉ::::::::::::|::::::!|:ﾄ､::::|:::ﾄ､:::::i::::: |::::::} Y::::ｉ::::::ｉ. キル夫さまのおかしはとくべつだよ！
|::::|:::::|::::::::::::|::::::!|:|}|:::::}厶 ＼{::ｉ:::|:::/そ}::::|::::::|
|::::|:::::{::::::::::::|::::::!|:|ﾘ匕 ,.yfﾁ斧｢::|/ ゞ/!::::|:::::::. ほっぺた落ちちゃうくらいおいしいんだから！
|{:::､::::::､:ﾄ､斗ミ八{ 〃弋うｿ::/ ,{i::::::::|:::::::‘.
. 八::::ヽ::::＼ヽ{ ___ ヽ ´ ´ Y:::::::|::::::::∧
ヽ::::＼::;:ﾍ '⌒゛ / !{::::::|ヽ、:::∧
ヽ:／ヽ::ヽ 、 ／} / 八:::!|//＞ｘ∧
ヽ个:.. ｰく__ノ / :::: 八/////≧ｘ､
/|７|:::::::≧=‐‐く /::::::://////,＞ ，‘７ヽ
, |/,|::::::::|/,|､ ｀ /:::::::////＞'ｘf7＞ ´￣｀ヽ
i ∨|::::::::|/,| ｀ ‐ ,::::::::,//／／／ / :.
/| `:|::::::::|/,|＝＝,i::::::::{／／／ .: i
＼＿＿＿,.-‐'"´￣￣｀ヽー、
ヽ_,.-'" ､ :::::::＼_
／ ,、 ＼ :＼ :::::_,.ﾉ! ＿_＿
/ :| ::|ミ|!/＞､ :＼_,.-|_,,.-'",.-彡ﾄ､＿＿,.-'"´ ,.-‐｀ヽ
／,ｲ / :| ::|ﾞ｀ __,.-キ＝ャ|_,.-彡彡/ ｀ヽ､_ ／
／'" | | ::＼!≧ヾ｀ﾞ弋ｿ ,ハ|／r､ / ￣｀`ー-､ おやつのじかんだああああっ！
'; :| ::::::|'ゞﾟ u 〃" u |ﾊ ヽ |! :| ＼ー-`ヽ
|:::,ﾍ、:|〃ヽ_,. -'"ゝ、 | |! | ＼ :＼ ｀
/'" /:| u＼-'"´`´ ヽ | | ', ｀ヽ、 ｀`ヽ、 ',､_
.// へ、 ＼ | ｲ: ﾊ ＼ ＼ ＼_ヽ | ヽ
// :/ ｀ヽ､ヽｰ-'"_,. '"|:/ ／ ＼ : ヽ ヽ )' ヽ!
|ﾊ / ／`ー'"／| / / ／｀ヽ_|＼ | |
| ! K,/ / ／／ | !_i＿,./ ///／ ｀`ー----､
/,､ヾ ./ /／ |三三/ ／/// ＼ |
/!_,.-ヾ | //|ミ､ | / ／彡 / ヽ |
／|!_,.-‐"´| / | ＼ ミヽ /三三彡 / i|､ |
, ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::( ＼!!／ )
r -‐ ´｀ ー - ―t /:::::/:::::::ィ::::::::::/､:::::::::::> 人 <
| | /:::/::::／__';::::::::! ヽ::::::｀:::::::::´',
. | く お | |::/／ .,_‐ 、ヽ::{ ｀ｰ､::::::::::::::}
| | {:::| { i:::::::} j ヾ ｫニヽ '|:::::::::i::::!
| れ や .| !::| ゝ二ン { i::::::j. j i></Y|
| | |::| ,. ― - ..｀− ´ !><! ﾉ
| る つ | !:::ヽ | ', |:::::!~
| | ';:::::::::ゝ L_ | _, !::::!,.、
| の を | ヽ;::':::::ヽ ￣二 _. ‐´_.._ ｀´〈
| | , ':::::::::::::::ゝー´ィ::{ {_ ｀ ｝
〈 ！？ _ - ‐‐+, ' i::::::::::::/ ｀￣´ |:::{.._ _ノ
ヽ ／ / .|::::::::::/ r− ´ Y:::::/､
ヽ、／ / |::::::::/ ／｀￣￣ ｝::{ ｝
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',￣ ￣| ／:::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
| ＿ , | /::::／＿∠_i::::::::::::::::／ ' ;::::::::::::（ ＼∨／ ）
| _/__|_ |/´|｀) | /::::/:::::／ T::‐:_::::/ ',:::::::::::::ヽ i! /',
| (/ ﾉ ' .ﾅ´ |. /:::/:／ __ ';:::::::::{ ｀､:::::::::::/ 人 ヽ:::::,
| | /:::/ , ´..:::::::ヽヽ ヽ::::::', ‐ ¬‐-,._::::::::::::::::::::::i
| ┼＿ .,l-/-、 | { /' { {::::::::::::j. } ＼:! , - 丶:::::::::::::::::::::::::!
| | .＿ {.メ ﾉ | !,/ 丶 ｀ - ´ノ , ´..:::::. ヽ.':::::::::::::::::::::::l
| | !,' ￣ ! i:::::::::::::} }.|::::::::/:::::,'
| | ヽ | !{ _ { ':::::::::ノ ,!.|::::::/::::,'
| 丶 ｀ | |:', /´ ￣ ‐- _ ゝ 二 ∠ /></ }'
. | | !:::ゝ / ; /></ .ﾉ
. l / / | |／丶 { j /:::::::/／
| o o _＿＿_| ／:::::::::::',丶 ‐- ..._ , ' . -‐ ´￣｀ ‐- ..._ .、
￣ ｀ヽ、／´ ￣ ／::::::::::::::::::::', ~' ‐- .. __ ., ´ ﾉ
／::::::::::::::::::::::::::::ゝ、 / _.. 〈
/:::::::::::::::::::::::::::入:::::::::｀ー--‐,' ／ ｀i
「この反応……試作した後正影に大量に作らしといて正解だったわ」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ みんなちゃんと手ぇ洗ってからな。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 食べる時は頂きます するんだぞ？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
. ノ / ）ヽ く γ´￣￣￣￣｀ヽ
( ＼ ／__ノi ） , ) | はーい！ ＞
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ / ゝ＿＿＿＿__,ノ
＼_／ ＼_ﾉ
「けど不安にもなるね。飴ちゃんあげるって言ったら、知らないおっさんにもほいほい着いていっちまいそうで」
.
│ /
＿＿＿_ ′／
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿ ＿ _ ,ｨ
,:-_:_: :/ Cヽ>‐―-: -‐､/:ｲ-ｧ
／: : : :{ ﾉ:/: ,: : l: : : :}ヽl:/-､
/ イ/: : :/｀ー':,ｲ: /:VIﾘ: l: /ﾄ,:∨´
/／/: : :／:.／ｨ‐rｫl:/ﾘl:/､',:.!
/: :／イ:イ:ﾄ, {ｿ从/!{ｿ ﾊ:!
/: : ´: : : : : l u ､ l: :| ……
l: : l: :l: : : :.:.| rｭ ﾉ: :|
ﾘ从l:.|: : :l: :r｀- ｭ -=≦: : ﾘ
lﾙlヽ:r-|_ /l:_: /l/ﾘl/
////∧///∧
///////}//{/∧
{//////ｲ,//l//{
ヽ////!///j//|
∨//|//,///{
∧//}/ ////l
／/{///-}{////!':,
／////＞ l/｀////}
／////////∧/｀ヾ////!
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ （ ●） （ ●）＼ どしたんゆまちゃん。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ みんなと一緒に行かねーのかい？
/⌒ ヽ
| ヽ＿＿ ＿ ',
:､＿ ） （￣ ＿丿
| ／ ￣｀ｉ ／￣ ｀ｉ
| | , |
∧ | |＿_／ /
｀ーヽ ＿ | | ＿／
（＿＿） ､＿＿）
＿_ /: イ: ,-
-_: : : :｀ヽ,......_r- ､,.. -――- - r‐-/⌒ヽ: :／: ｀ヽ
,..イ: : :./ ヽ-=: : : : : : : : : : : : :{ }-: :｀ヽ ｀
/: :,ｨ: : :.{,.イ: :-´: : : : : : : : :l: : : : : : : ヽ＿ノ､: : : : :＼
/:イ/: :／: : : ,: : : : : : : : : : : |: : :l: : : : : : : : :ヽ ｀ヽ: : : : ,
/:イ: : : : :/: : : ｲ: : : : : : : :!: : :!: : : l: : : : : : :, ｀ヽ:.l
/: /: : /: : : : :|: : : : : : : :.!: :.:|: : :.:|: : : }: : : , /
{:./: : ｲ: : : l: : !,: : : : : :l:.ﾘ､VI: : :/!: : /: : : : ,
{: :/: |: : :从ノ､: : : : : :|/l/ ト､ / |: :/: : : : : }
|: {从!: :{r=rttｫ､､: : : :! イ云心下/: : : : : : :l ……魔族の子と遊んじゃダメって。
l从{,ﾊ: :{ ﾏ､rﾑ ヽ: :.| ﾏ､_∨,: : /: : : : : :.!
/: :ヾjﾊ. ∨ソ ,.Ⅵ ゞ- '/: :/: : : : : : :|
/:ｲ: : : :八 _ /: :/: ,: : :/: : ﾘ
/ 从: l: : : ＞. .,ｨ-っ｀ イ/: :ｲ: /: :./l:从{
{: :{: !从',: : / イ､.T､´- '/:イ: :/ l: / /
VI ｀/ ｲ,〉 ｀ヽ ,〉- '^ヽ
/{ ﾊ ∨/／ ///∧
/l ＼_ノ//!ｰ--' ∨///////}
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ マジで？
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 誰が言ってたん そんな事。
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
: : : : : : : : : : ／:/: : : : _,...彡イ:_: : : : : :／/: : : : : : : : : : : ヽ: : : : :.
: : : : : : : : ／イ/: : :ー:-: : :l´／: : :,..イ: :/: : : : : : /: : : : : /: : :l: : :l
: : : : : : : : { lr,ｲ: : : :l: : :-―r ''''´ ／:／: : : : : : /: : : : : /: : : :|: : :}
: : : : : : : : ∨ l: : : :.:|: : : l: :.{ ´／: : : : : : :／: : : :,.イ: : : : :j: : :
: : : : : : : : :.:ヽ|: : : : |: : : |VI ／: : :_,..彡イ_彡イ: :／: :/: : /: : /
: l: : : : : : : : : :!: : : : !: : : !ヾj ￣´ {／イ: : :./: : /: : /
: |: : : :|: : : :|: :|: : : : |: : : | ヽ: : : : /: : /: ,イ
: |: : : :|: : : :|: :ﾘ',: : :.|: : : |､ , -, ／: ／:/: ／l:/l:/
: |: : : :|: :l: :,!／ ヽ: !: : : ! ｀ ､ ｀ ´,..イ/:／: :/／ / /
:,从: :／///∧ ＼｀ヽ!｀ヾ ＞ ＿ ／: : ／: : :/: :/ パパとママ。
￣////////∧､ ∧: /: : : /: : : : : ,: : : : : :/
///////////∧＼ //!/イ: :/: : : : ／: : : : ／
////////////∧/＼_／/∧ /／:,:彡イ: : : : ／
/////////////∧///////{ ´ /: : ／
///////////////}///////! ／ ´
,..-r- ､ ／:/＿
＿,.. --‐＜ ゝ-' ヽ: : : : :／
／: : : : :, -: : : : : ｀ヽ､ ﾉ: : : :/＿
/: : : : : : : :l: : : : : : : : : : ｀ヽ､:-＿:､
￣ヽ: :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
- ' }: : : : : : : : : : : : : : : :l: : : :､: : ヽ
＿,ノ: : : : :,: : l: : : : : : : : :l: :,: : :,: : : ',
: : :/: : : : /: :/: : : : l: : : :.:|:ハ: : :,: : : }
: : {: : : : /: :/: : :,イ:jl: : : :ﾘ ,ィヽ､:l: ､: !
: : :!: : :,ｲ: /: : ,ｲ/:ｨ-∨､/ ,.､ l|:ﾘ: :l ﾘ パパとママの言うこと聞かないと、
: : :l: : : :l/: ／ /ｲ ,-､ l:.,' {ij {: : : l ゆまはお仕置きされるの。
: : :|: :／イ: : :ヽ {:ij} l/ ｀-'八: : l
: : :|: : :/: : : : : l､､_ゞ' _, ｀／､l:}: :ﾘ. 叩かれたり熱いことされるの。
: : :|､: : : :.r-ヽ: :.＼ ＿´´ｲ///ﾘl:从
',从! ヽ: /////＼ミ､ / rっヽ,////. ゆまはいらない子になっちゃうの。
＿Ⅳ///////ヽ/7/} 彡〉､//
／///ｲ////////ｲ//∧ }ﾉ 〉ﾊ､ だから魔族の子と遊んじゃダメなの。
////ヽ､////////{/ｨ{ ｀Y{＿!//ﾄ､
////////＞ ､///l//ヽ､_//{///ｲ//＼
///////////∨//!////}//｀7 ´/////}
////////////∨/////ﾉ///////////
//////////////ー―'´///////////!
//////////////////////////////
////////////////////////////'
//////////////////////////,:'
＼//////////////////////／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （なるほど、こいつは根が深ぇなぁ）
／ (ー） （ー） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | （ガキにとっちゃ親は絶対。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ここで暮らしててもいつか迎えに来る――）
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |. （いや、取り返しに来るもんだって思ってるんだろうなぁ）
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ いいかいゆまちゃん よーくお聞き？
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ゆまちゃんはどうしたいんだい？
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿ ,..､ ,......._
｀ヽ: :｀ヽ､__ ,..-､!: : :｀ヽ､:￣:｀ヽ ,..-<: :￣: ／
__,＞:/ ／: : :.|: : : : : : : : : : : :∨ }: :､_: : ｀ヽ､
／: :,: : :{__, ': : : : :,ﾊ: : : : : ﾄ､: ∨: : :∨_ﾉ: : :､｀丶: : ＼
´ ／: : : : /: /: : : /＿､: ､: :.!,.r､-l､: : l:.∨: : : : ヽ｀＼
/: : :/: :./:イ: : :イ!,.....､＼:､:.!,ｨ- ､!',: :.!､:∨: ',､: : ',
,: :／/: : :{//!: : :/ﾘト_刈 ｀ヽト_刈 l: :|: ＼!: :} ＼:.!
/´ {: ／ l:ﾊ!〉: :{:!. ∨ソ ∨ソ jVI: : :} ヽ:! リ
l/ |'/: ヾ八"" ´ "" !: :,: : :! ﾘ ……私？
/: ｲ: l: : >: . rｭ ,. ｲ:./: l: ;
{:/ {: ﾊ: : {､:ﾄ,≧=--=≦l:./ｲl:./ ﾘ
|' VI ,､: !-/ / Y ! /--/､
/////＼///// ∨////∧
／////ｨ////.O///∧////∧
////// {///// O/////}/////}
∨//// l////////////,!/////
//-///!///// O/////l_,//7ﾊ
///// j////////////,| ∨//∧
///// /////////////{ ∨///＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ パパとママは遊んじゃダメだって言っててもさ、
／ (ー） （ー）＼ ゆまちゃんはどう思ってるの？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. 一緒に勉強したり暮らしてるみんなと仲良くしたい？
／ ＼
､
､ ＼ヽ ＿ ,
＿,...＞､: _: }／: : : : ヽ＿ , - ､/:／＿＿
ー-ｧ-: : :/´ ／: : : : : : : :}: : :｀/ O }: : - ､＿｀
／: : : : : {,／: : ,: : : : : : : : : : : { l: : : :＿ - ｀
´￣￣/イ/: : : /: : : : : : : : : : : : : ー＜: : :＼
/: : ／: : : /: : : : : : : : : : : : : : , ￣ ｀
/:.／: イ: :/: : : : : : : : : : : : : : : :.,
／イ: : /: : : {: : : : : : : : : : : : : : : : :}
／ /: : : /: : : : :!: : : : : : : : : : : : : :l: : :!
,: : : : !: : : : : l: : : : : : :/: : : : : : l: :.ﾘ ……
!: :l: : :{: : : : : l: : : : : ｲ: : : : : : :ﾘl:/
从{ヾ:jヽ:!: : : l: :ﾊ: : /: : : /:l: / /
//ヾ:j/l:,ｲ/VI/从//j:/
,:'///,j////////////l/∧
ヽ///|////////////|///
∨/!/////////// l,イ
｀|////////////!/
//イニ二/////ｲ
／////////////∧_
／/////////////////ヽ
／////////////////////∧
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/|
ヽゝ、 / ! /|
∨ " - ､ { | .!｀ヽ＿＿, -―- 、 _ - ' "<
∨ ｀ ゝ ヽ | ｀ー-‐― ´ N/|
. ∨ 〉 ／ | ,_ -´ /
／ ｀´>´ | , イ /
ゝ、 ゝ ／ / ,ﾍ ／ ／
ﾍ＼ ヘ. /ﾊ / | ! > ゝ
‘, ＼ ＼ | ./ / .| ! /| |、 .| i´. /
i ＼ﾍ ∨ !/|‐/――ﾍ- | /-リ――-|- ! /
|ヽ| ＼ 〉、 | !/ ∨.! / |ﾍ | ! | /
i , イ´ ∧ ./ | ! ∨ﾍ / |!.| .| ∧ ／ ふわふわしてておいしーねー♪
∨ ／ / / ﾘ |-――- ∨ -――‐|-| ∧_／、
∨ ￣ Z. ヽ / ⊂⊃ ⊂⊃ ∧ / 、
. ∨ ／ 〉 | | ﾄ/ ヽ
ゝ Z/ 〈/! ト 、_,、_, ｲ .! ﾄ、
＼, ,γヽr― 、| | ｀ ー――― ´ N i、| |
,ヘｒ i | | !ﾙ |}" - ､ _ , - ' '" |ﾙ |ﾘ ｀Y´ ヽr‐ , 、
￣￣ゝ人__ 入_人__ノ￣ﾚN￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ i .| / /、）￣￣￣
ゝ__ノ、ノ｀ー´
., 、
/ | / ` 、
./ /|.| .|´｀ 、'
/ / .| | !.i ! '
./ / |..| .!i | !
/ / .|..| ..|.! .| .!
＞‐!‐! ヘ/⌒＞.|、 | i
／／:::::::::::::´:::::::::::ヽ::::｀、 ! .!
／／:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::,! ! .!
/::/:::::::::::/|::|::!:::::::::|:::::::::!:::::::::}ヽ＼|
/:/:::::::::::/ .|∧|:::::::/::::,,、!::::::::|::::|:::::.!
.|∧::::::::/| | .¢::∧::φ| .|::::丿ﾉ≡=i
`、::/, ‐ ‐、∨ |/__ |ﾉノ!ﾉ.}三二!
|::∨,-＝≧、 __ 丶 /＝ﾃ=|
!:::::i《八::::::ﾉ γ= ‐ 、/:::::/::::::|
, !:::::! ￣ i、:::::ノ/:::::/、:::::'. うん……
./:::i:::/＼ ,.、 ￣ /:::::/ソ::::::::'.
/／∨｀´ .＼/ ∧ /:::::/:::::::ゝ:::::! おいしーね。
ﾓﾑﾓﾑ , ‐（ ∧-,て´/ﾉノ ｖ＼| ＼!
{ .丿`γ`/´ ._ヽ、´
|./.`y/丶/゛.、/ |
!|三 三 ｙ ヽ .! ﾌ
.| !三三/ .!ﾉ 人
{ |＝= / ／_ヽ (.( ﾉ ﾚ! ).)
V| ! / ! ヽ、_ _ノ 丿
| ｀ ` 、 / |ヽ ノ
,／´ `｀ﾞﾞﾞﾞﾞ```‐‐‐‐-_ｬ
/ ＜"´
, ' i , ｀ヽ、
/ .i ,、 / ヽ
.,i' .i , / / ヽ ／､ 、 ヽ i、
.i .| / i' / ﾞi、 i, ヽ 、｀i、
i | ,i' i_,,,,,,,,,,,i,iii ,,,,i,_ i i、 .ヽ i
/‐-.,__ | i _,-‐'"| / iﾞﾞ`.| i、 |､ |
＼ ￣｀ﾞ| i / | ＿|__ .i | '| i .y
/ .＼'‐- .| | ,i,,,iiiiiiiiiiiiiiii,` =ﾆii''''ﾔ i ./
＼ ＼ i ,ｲ ''i、 |;;llllo|'ヽ イ|'o/i｀i /./
.,i.＼_ i / `i / ` ,,,,,ﾞﾞﾞﾞﾟ´ ﾞﾞﾞﾞﾞ .i | .//
./ ` i/i |`i i ::::::::::::: l ::::: i ii./ﾉ
./ " ヽi `i i 、 ., ./ |iy いいなぁルイコは。
/ / | ヽi i‐' .／ i
./,ｲ l/ i .iii,,,,、 ,. ' i 〉,i. まおうさまのおかし まいにち食べれて。
/ / i i '':::;;l ー ''' i iヽ､
./ .i ,ゝ、 `i ''|､＿＿ .i､ |./i ` ﾓﾑﾓﾑ
i 人 ／/ﾊ＼ i、 i＼ヽ/ .i `i iﾉ
i i ＼ /_uﾊﾊ,ｼ ＼ヽ`ヽ_i i`ヽ､i .i .i
i i ＼/ 、 、＼, ー´ ヽ iﾉ
.＼ i | 、 .＼ ヽ、 ＼_ヽ
＼、 i `ヽ､ `ヽ ヽ ＼i
ﾞ .i `ヽ､ i、 , ヽ
`i、 -､ `ヽ､`ゝ/ // |
|`i `‐---､__ (、 .// /
| i ﾉ _)/ ./
| _,.-‐''"/ /
└────'" _,.'i .〈
,.:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::ヽ
. /:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::ﾍ
/:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，::::_:::::::::::.
,:::::::;:::::ｉ:::::::|:::::|::::::::::|:::::::::::::::::::::ｉ::::{ ﾚ'７:::::
. .:::::::′ |:::i:::|:::::|::::::::::|::::_:|_::!::::|: |::ノ oく::::::i
ｉ::::::ｉ:::::::|斗 |-;ﾊ:::::ｉ:::|´::::ﾄ､|;ﾊ|: |:ゝ'{_ﾄｲ :::|
|::::::|:::::::|:::|;ﾊ:{ i:::|:::ト ､{,斗=x､|:::::::::ﾄt ::::| まいにちじゃないよ。
|::::::|{ ::::|V"斧ｘ､ヾﾄ､! "ん::ﾊ Y::::::::|k}:::::|
|:::::八:::::.{{ ∨:rj 弋::ソ j「:::::::|/:::::,ヽ､. けどいっぱいべんきょうしてがんばってたら
|:::::::::::ヽﾊ ゞﾟ' ´ |::::／::::::/// /ヽ、
|{:::::::j{:イ:∧ ｀ ﾉ ´,::::::::/// ///ハ. またみんなも作ってもらえるよ。
. 八／ｲ/|::: ∧ ､ ノ , ' /::::::/// ///′
{//,|:::::::个 ／ ,::::::://///ソ i 金のえんぜるだってもらえるよ！
. ﾄ､/|:::::::::|/ﾊ ≧=‐- ´ ,:::::::,///,／ |
､:｀|:::::::::|//ﾍ｀ヽ、 , -‐ ｉ:::::::|/／ ..:／ |
ｉ |:::::::::|///ヘ、＿_, ィ7/,|:::::::|´ ´ /ｉ |
| |:::::::::ト＜//,/////,///|:::::::| ..: / :| |
ヽ|::::::::八 : ｀: :.＜//＞: : |:::::i:|〕 ′ ソ 、
. |:::::/ ヽ二二二∨７7二|::::从ｰ ､ /
-‐ ￣ ￣｀ （＼!i／）
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::> 人 <
/:::::::::/::::i:::::ハ::::::::::::::::::::::::::::',
!:::::::::/::ハ:::{ イヽ､:::::::::::::::::i
i::::::ﾊ/ｰ ヽゝ --‐'´ヽ::::::r､',
!::::ﾊ −'´ "" /X'ノ::ﾊ わたし金のえんぜる二つあるもん！
, '⌒ヽ !:::l,,,, , iX|:::::::::l
l ー--─ 人 ー'´￣ ﾊ:::i::::::::| あと三つでごほうびもらえるもん！
ヽ､_ ノ !:|:::ヽ､._ ,.イ !::|:::::::!
!:i::::::::ﾍ"'T'v--/レ^/::j‐'ヽ
|:::::::; 'i´ ', / / !:i ヽ
/ ﾊ ∀ / ﾘ ',
i ヽ=介ｰ-´ ﾄ､ ＼
/ i |_| 7'ヽ_ 〉
〈 ､i､＿＿ ＿_., く ／ ／
.＼/::/:::i::::i:::l:::!:::';:::/｀ヽr'､___
(/:::/::::i:::::i:::l::::|:::::::ゝ､____ﾉ､／
: : : : : : : : : : ／:/: : : : _,...彡イ:_: : : : : :／/: : : : : : : : : : : ヽ: : : : :. ,ｌ
: : : : : : : : ／イ/: : :ー:-: : :l´／: : :,..イ: :/: : : : : : /: : : : : /: : :l: : :l. V´ ++-
: : : : : : : : { lr,ｲ: : : :l: : :-―r ''''´ ／:／: : : : : : /: : : : : /: : : :|: : :} ｀7
: : : : : : : : ∨ l: : : :.:|: : : l: :.{ ´／: : : : : : :／: : : :,.イ: : : : :j: : : _｣ v ワイワイ
: : : : : : : : :.:ヽ|: : : : |: : : |VI ／: : :_,..彡イ_彡イ: :／: :/: : /: : /. ,ゝ 7
: l: : : : : : : : : :!: : : : !: : : !ヾj ￣´ {／イ: : :./: : /: : / ﾍ キャッキャ
: |: : : :|: : : :|: :|: : : : |: : : | ヽ: : : : /: : /: ,イ
: |: : : :|: : : :|: :ﾘ',: : :.|: : : |､ , -, ／: ／:/: ／l:/l:/
: |: : : :|: :l: :,!／ ヽ: !: : : ! ｀ ､ ｀ ´,..イ/:／: :/／ / /
:,从: :／///∧ ＼｀ヽ!｀ヾ ＞ ＿ ／: : ／: : :/: :/ ……したい。
￣////////∧､ ∧: /: : : /: : : : : ,: : : : : :/
///////////∧＼ //!/イ: :/: : : : ／: : : : ／
////////////∧/＼_／/∧ /／:,:彡イ: : : : ／
/////////////∧///////{ ´ /: : ／
///////////////}///////! ／ ´
＿＿_ ,..､_ ,. :／＿
／:_: : ＿: :＞- '''´／: : : :ヽ￣: : .､ ／: /´: : ／
￣／: : :／: : : : : /: : : : : : : : : : : : : :ヽ- '--､: : : :: : ＞
/:イ:／: : : : : :/:{: :,: : : : : : : :l: : : : ヽ ∧: : _,イ
/: :/: : ,ｲ: /:ｲ: :{: : : :,ｨVI,..イ: : : : ∨ }: : :_ヽ
/: :ｲ: -/-VIイ!: :!: :｀/r-＜从:､: : : :.∨＿,ノ｀ヽ
ｲ: :/: :./rtｵ心 l: :|: :/ ﾏて_,心ヽ､: ',ヾ､: : :,
j: ｲ: ﾊ{ 弋z)ｿ ヽ:ﾄ､{ ｀ '''- 'つ}:｀ ＼: : : :,
ｸﾞｽｯ ,l:!:VI: } ○ ﾘ /: : : : : : : : l 私も仲良くしたい。
,イ/: : : ,' /: : : /: : : : : !
/ /: /:.八 '^ヽ､ /: : : /: : : : l: :j 一人ぼっちはやだよ……
/: ｲ: : :./＼ ＼ ,: /: :/: : : : : !: { みんなと一緒がいいよぉ。
{: /|: : : {: /:.｀ヽ､ /ｲ : /: : : : :./l:/
リ j: l: : !:ﾊ: :l: : :｀ヽ､＿,......::'_/: :.／: : : :./:/ /
{: ﾄ,: |:{ VI､: :,-､/T ´￣ /:／> -､: :/j/
リ ヾj ／/// ﾊ､ ／///∨
／//,ｨ/l/O∧__,／/////∧
/// ,////O// ,//////////!
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | そっか。
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ｜
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ じゃあ後はおっちゃんに任せとき。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ゆまちゃんがお仕置きを受けたりしないし、誰もそんな事しない。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
ノ ＼. おっちゃんが約束するわ。
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
＿ ,..､ ,......._
｀ヽ: :｀ヽ､__ ,..-､!: : :｀ヽ､:￣:｀ヽ ,..-<: :￣: ／
__,＞:/ ／: : :.|: : : : : : : : : : : :∨ }: :､_: : ｀ヽ､
／: :,: : :{__, ': : : : :,ﾊ: : : : : ﾄ､: ∨: : :∨_ﾉ: : :､｀丶: : ＼
´ ／: : : : /: /: : : /＿､: ､: :.!,.r､-l､: : l:.∨: : : : ヽ｀＼
/: : :/: :./:イ: : :イ!,.....､＼:､:.!,ｨ- ､!',: :.!､:∨: ',､: : ',
,: :／/: : :{//!: : :/ﾘト_刈 ｀ヽト_刈 l: :|: ＼!: :} ＼:.!
/´ {: ／ l:ﾊ!〉: :{:!. ∨ソ ∨ソ jVI: : :} ヽ:! リ
l/ |'/: ヾ八"" ´ "" !: :,: : :! ﾘ
/: ｲ: l: : >: . rｭ ,. ｲ:./: l: ; ……ほんと？
{:/ {: ﾊ: : {､:ﾄ,≧=--=≦l:./ｲl:./ ﾘ
|' VI ,､: !-/ / Y ! /--/､
/////＼///// ∨////∧
／////ｨ////.O///∧////∧
////// {///// O/////}/////}
∨//// l////////////,!/////
//-///!///// O/////l_,//7ﾊ
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＿＿_
／´￣ ￣｀＼
／ ヽ
/ ヽ
/ （ ⌒ ） （ ⌒ ) l
| | ああ、本当さ。
ヽ ﾄ ェェェェェェｲ /
ヽ､ ゝェェェェェェ/ .／. だから後はゆまちゃんが仲間に入れてって言うだけさ。
／ ＼
/ __ ヽ. そしたら友達がいっぱい出来る。
＿/__ｆ::::} i
(＿ _) .l i .| 寂しくもなくなるし 毎日が楽しくて仕方なくなるさ。
（ ___） ｊ .i .|
{ __ﾉ .ﾊ i .|
ゝ＿__)/ i .i
| i .i_
| . .i }
| . ..i! iゝｱ ﾉ
| ...|| .! ￣
| !! .i
| || i
| . ...|| i
＿_ /: イ: ,-
-_: : : :｀ヽ,......_r- ､,.. -――- - r‐-/⌒ヽ: :／: ｀ヽ
,..イ: : :./ ヽ-=: : : : : : : : : : : : :{ }-: :｀ヽ ｀
/: :,ｨ: : :.{,.イ: :-´: : : : : : : : :l: : : : : : : ヽ＿ノ､: : : : :＼
/:イ/: :／: : : ,: : : : : : : : : : : |: : :l: : : : : : : : :ヽ ｀ヽ: : : : ,
/:イ: : : : :/: : : ｲ: : : : : : : :!: : :!: : : l: : : : : : :, ｀ヽ:.l
/: /: : /: : : : :|: : : : : : : :.!: :.:|: : :.:|: : : }: : : , /
{:./: : ｲ: : : l: : !,: : : : : :l:.ﾘ､VI: : :/!: : /: : : : ,
{: :/: |: : :从ノ､: : : : : :|/l/ ト､ / |: :/: : : : : }
|: {从!: :{r=rttｫ､､: : : :! イ云心下/: : : : : : :l
l从{,ﾊ: :{ ﾏ､rﾑ ヽ: :.| ﾏ､_∨,: : /: : : : : :.! でも…私……
/: :ヾjﾊ. ∨ソ ,.Ⅵ ゞ- '/: :/: : : : : : :|
/:ｲ: : : :八 _ /: :/: ,: : :/: : ﾘ
/ 从: l: : : ＞. .,ｨ-っ｀ イ/: :ｲ: /: :./l:从{
{: :{: !从',: : / イ､.T､´- '/:イ: :/ l: / /
VI ｀/ ｲ,〉 ｀ヽ ,〉- '^ヽ
/{ ﾊ ∨/／ ///∧
/l ＼_ノ//!ｰ--' ∨///////}
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （最初の一歩が勇気いるんだよなぁ）
／ (●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ おーい ルイコさんやー！
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
／ : : : : : : : : : : : : :｀丶: : : : : : : : :＼
/::.: /.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼.::.::.::.::.::.::.::.ヽ
/::.: /.::.:/.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼.::ヽ.::.::.::.: {.::.::.
:.::.::/.::.:/:.::.::/.::|::.::.::.::.::.::ヽ .::.::.::.::'::.〈ヽ∧.::. i
|.::./ :.:: |.::./::!.:: |.::.::.::. |.::.::.::::.::.::|.::.|.::,ゝo〈 :.: |
|:/ :| i.: |.::｣:⊥:∧ :.::.::.| -‐|=.::.::|.::.|〈／',ﾊ〉.::.!
| .:: | l ∧::|.::i.::|ハ.::.::. |ヽ.::|＼}∧::|.::.〈/|.::.::.:ﾊ
. ,′.::| |/| 斗z=ミVﾍ.::.::| >ｨ行尓ﾐ: .::.::. |ヽ::.:ハ
|.::.:/:!八Ⅵ ｉﾄ::ｉﾊ ＼| ﾄi::..j }/}}.::.::.::|）｝.:|:八 はい キル夫さま！
| :/.::|＼ハ`弋(ｿ ゞ(ン′.::.:/::jノ :｢＞))
|::ｉ.::.:|.::/: ∧ ´ 、 /__::.イ￣.::.:/| // ＼
|::|.:: j/:|.::.ｉ::.:. ＿ /.::.::.::/:ﾙ'/ ∧
∨／ │.:ｉ:: 人 ﾏ＾ ﾉ ／/.::.::.:://// /
｛. |.::.::.:ド个ト ／ ,′.::.:/_ノ/ / ｝
|.::.::.:| 乂ノ} ::＞‐ ´ /.::.::.::.:／/ / / ＼
∨|.::.::.:| ∨/＼ ／,ィ.::.::.::.:/// _/ 7 ,′ ∧
∧|.::.::.:|＼ i:|＼_＿__／│.::.::.:,′| /／ ∧/ ///〉
｛. |.::.::.:|＼＼l:|＼ ／|.::.::.:│| | ／ / ∨//｛
＼|.::.::.:|＼￣|:|ｰ=＼／ｰ=|.::.::.:│厂 （ノ ∨ /
|.::.::.:|､＿＞|￣匸匸}￣|八.:: |/ xく 〈
Vi.::│＼ i八￣}::::::{￣ll￣∨⌒⌒>、＿__／＼＼〉
|.::.| ヽ ∨::::::ハ巾 / ∧ ＼ // ∨
|ﾊ:! ＼ 〈::::∨:::{ / / ∧ ∨/ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ゆまちゃんも仲間に入れて欲しいんだって。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | みんなのとこまで一緒についてってあげてくんない？
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿ ＿ _ ,ｨ
,:-_:_: :/ Cヽ>‐―-: -‐､/:ｲ-ｧ
／: : : :{ ﾉ:/: ,: : l: : : :}ヽl:/-､
/ イ/: : :/｀ー':,ｲ: /:VIﾘ: l: /ﾄ,:∨´
/／/: : :／:.／ｨ‐rｫl:/ﾘl:/､',:.!
/: :／イ:イ:ﾄ, {ｿ从/!{ｿ ﾊ:!
/: : ´: : : : : l u ､ l: :|
l: : l: :l: : : :.:.| rｭ ﾉ: :| ……
ﾘ从l:.|: : :l: :r｀- ｭ -=≦: : ﾘ
lﾙlヽ:r-|_ /l:_: /l/ﾘl/
////∧///∧
///////}//{/∧
{//////ｲ,//l//{
ヽ////!///j//|
∨//|//,///{
∧//}/ ////l
／/{///-}{////!':,
／////＞ l/｀////}
／////////∧/｀ヾ////!
/::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
.′::::::::::::/:::::::ｉ::|::::::i:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
. .::::::::::::::::;′:/::|::|::::::|:;ﾊ :::::ｉ::::|:! :::::::::::::::::::::i
ｉ::::::::::::::::|:::/::斗:|=ミ!:| |::|:::|:斗!=ミ::::､::::::::::|
|:::::i::::::::::|/ j/ Ⅳ}::八{ };ﾊ::|:::八{ jﾊ:::|::::::::::|
|:::::|:::: ! :| / j/ 乂 j// / j/!:::::::: |
|:::::ト､:|:::| ｘ＝ｭ､ x＝ｭ､ , |::::::: !|
|::八 (＼| " ,: ﾄ､::::八 はい わかりました！
|::::::::＼ _｀ ′ ,ノ:::i∨
|::::::::ｉ::::::|:ﾍ r―‐ ┐ ::::::: | いこ、ゆまちゃん！
|::::::::|::::::|:::::ヽ ゝ У ｲ:::ｉ:::::|
|::::::::|{::: |::::::::::＞ イ:::|{:: |:::::| キル夫さまのあましょく、
|:::::::八:::､:::::::::::::::| ｀¨¨´|::: |::::|:::::|:::::| とってもおいしいよ！
|::::::::::::ヽ:::ヽ/７f´ ｀{7７,|:::::|:::::|
|::::;:ィ77∧:::∨∧‐ ､ __|// |:::::|≧ｘ
|/∨///,∧:::∨∧‐=＝=‐-| //|:::::|///｀ヽ
| ∨///,∧:::∨∧//////|// |:::::|// ,ハ
}: : : : :＼
イ: : :/: }: :.l
:/: :7-{: :l ﾘ
': ,ｲ心ﾄ,:.!
ｲ {:::} ! ﾘ あ……
:|" ｀´ |
:| rｭ / う、うん。
:ﾄ-r ´
ヽ:ﾘ
/∧
///
／￣￣￣＼
／ ＼
／ （＞） （●） ＼ よーし ルイコにゆまちゃん、
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） l 俺から二人に金のエンゼル一つずつだ！
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
. ｸﾞｯ /⌒/＾ヽ､ ,ィヽ、
/ ,ゞ ,ノ , ＼
l ／ / ト >
ヾ＿,/ |／ ／
| |／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::＼
. ,.:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::{ レ'7:..
,.::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ノ o く::∧
. /::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，::::::::::ゝ':{_ﾄｲ::::∧
. ,′/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘， ::::::::::: i::::|::::::::::.
i:::::′:::::::::::: i:::::: |:|{::::::|:::ｉ:::::::';:::::::i::::::|_:::::::::::::::
|::::ｉ:::::ｉ::::::::::::|::::::!|:ﾄ､::::|:::ﾄ､:::::i::::: |::::::} Y::::ｉ::::::ｉ ありがとうございます！
|::::|:::::|::::::::::::|::::::!|:|}|:::::}厶 ＼{::ｉ:::|:::/そ}::::|::::::|
|::::|:::::{::::::::::::|::::::!|:|ﾘ匕 ,.yfﾁ斧｢::|/ ゞ/!::::|:::::::. ゆまちゃん、
|{:::､::::::､:ﾄ､斗ミ八{ 〃弋うｿ::/ ,{i::::::::|:::::::‘.. キル夫さまから金のえんぜるもらったよ！
. 八::::ヽ::::＼ヽ{ ___ ヽ ´ ´ Y:::::::|::::::::∧
ヽ::::＼::;:ﾍ '⌒゛ / !{::::::|ヽ、:::∧
ヽ:／ヽ::ヽ 、 ／} / 八:::!|//＞ｘ∧
ヽ个:.. ｰく__ノ / :::: 八/////≧ｘ､
/|７|:::::::≧=‐‐く /::::::://////,＞ ，‘７ヽ
, |/,|::::::::|/,|､ ｀ /:::::::////＞'ｘf7＞ ´￣｀ヽ
i ∨|::::::::|/,| ｀ ‐ ,::::::::,//／／／ / :.
/| `:|::::::::|/,|＝＝,i::::::::{／／／ .: i
＿ ,..､ ,......._
｀ヽ: :｀ヽ､__ ,..-､!: : :｀ヽ､:￣:｀ヽ ,..-<: :￣: ／
__,＞:/ ／: : :.|: : : : : : : : : : : :∨ }: :､_: : ｀ヽ､
／: :,: : :{__, ': : : : :,ﾊ: : : : : ﾄ､: ∨: : :∨_ﾉ: : :､｀丶: : ＼
´ ／: : : : /: /: : : /＿､: ､: :.!,.r､-l､: : l:.∨: : : : ヽ｀＼
/: : :/: :./:イ: : :イ!,.....､＼:､:.!,ｨ- ､!',: :.!､:∨: ',､: : ',
,: :／/: : :{//!: : :/ﾘト_刈 ｀ヽト_刈 l: :|: ＼!: :} ＼:.!
/´ {: ／ l:ﾊ!〉: :{:!. ∨ソ ∨ソ jVI: : :} ヽ:! リ
l/ |'/: ヾ八"" ´ "" !: :,: : :! ﾘ ……金のエンゼル？
/: ｲ: l: : >: . rｭ ,. ｲ:./: l: ;
{:/ {: ﾊ: : {､:ﾄ,≧=--=≦l:./ｲl:./ ﾘ
|' VI ,､: !-/ / Y ! /--/､
/////＼///// ∨////∧
／////ｨ////.O///∧////∧
////// {///// O/////}/////}
∨//// l////////////,!/////
//-///!///// O/////l_,//7ﾊ
///// j////////////,| ∨//∧
///// /////////////{ ∨///＼
＿＿＿_. γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／ ＼ | 五つあつめると ごほうびがもらえるんだよ ＞
／ ＼ ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
＼ ＼ェｪｪｪェ／／. | ……そうなんだ ＞
／ ｜ ゝ＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （親の呪縛ってのは中々ほぐれねーもんだけど、
／ (ー） （ー）＼ 時間をかけて別の価値観に触れてりゃ いつかは馴染める）
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／ （ったく、ガキに遠慮なんて覚えさせやがって どこのバカ親だ）
／ |
〃 ＼＼
|| ヽ ヽ
|| } }
|!＿ i i
´ ／'^ ＼ ｀ ｉ ﾉ
／ ／ / i ! ヽ ＼ i/
/ ' ! ! ‘， } ヽ }
′ ′ i |! {ﾏ ‘，i从i } !
{ i { ｀ _ト X´ ､i ,ｲ!ﾘ
i 人 ＼ﾊｒ'⌒ ヽﾉ ′ }入|! おやおや♪
ｒ´ 八_込､ ' 人}
. / /:::::r ､＞｡ ｀ ´／i |!. 実に子供に優しいことで。
/ /::::＿ヽヽｘ!ｖ Tヽ-‐ ! i i
/ /:f ヽ ∨∧}_}/} i iﾑ!. キル夫さんはこちら向けなのかも知れませんねぇ。
. / /::::i ｀ヾ', ヽ (トｒｚ´{､ | ! ＼_
/ ノ:::::::| ｖ i〕､ }介､ｊ/ ! !｀ }
/:::::::::::::::::', ＼ ∨＼Y} ∨i ! !ヾ 彡 ヽ
. /:::::::::::::::::::::', / ：y' i i i {__ノ /ヽ
,::::::::::::::::::::::::::ﾏ { /i | i i/´ ./ ＼
i ::::::::::::::::::::::::::}＼. / ! j ! ! / Y
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 冗談はヨシフ・スターリンだぜ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 迷子に話しかけただけで通報された事もあるっちゅーねん
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 子供は全力でぎゃん泣きしてたわ。
／ ＼
/ / ,.. '´/ ｲ ヽ ｀ヽ、
,' / ,. '´ ,' /.! ',¨' ､ ヾヽ
i. l. ／ ,. ! i. l '. ヽ、 、 ヽ.＼
l. l. , ' / .l. l i ､ ヽ ヽ ヽ. ヽ
l. l / ./ .! !│ ! ! ヾ、 ﾍ ﾍ. ∨
! l. / ,' ! l. i l. i ﾍ i. i. ! ﾍ ∨
i. Y , i/! l ! ', i.! .!. ', 、 .! l !. '. ,
〉. i./ !.l !. ',. ', l i l! lヽ i. lヽ.l. l. !. '.. ,
,' ヽヽ .!/ ', ', ヽヽ i !_lﾍ l__ﾑ斗ヽj ヾ l !ヽ .! .!
i ∧ ﾏ ! i i lヽi.､ ヾ、 i / .! !¨l¨i ヽﾉ ,..ｲ !. l! ﾍ !. i
! ,' !ヽヽ l ! lヽ| ヾ,.ｲ ｀ l' ./´ .!/ ,..z=イ´ ! l i! .i. l.! ! ほ、ほら。
l ! .! ﾍ ﾏ ',. l!i斗匕ヽ ＼. ! ' ¨´r'///,! .! i /l. i! .l!. '.
l.l ! i. !. ヽ!ヾ、z=ﾆ示¨ヽ! 匁z ﾂ ,..ｨﾘ /j / .!/ヽ. !. '.. 心細かったりしたとか、
ヾ / .!. l. ! ! r'///i ｀¨｢i´l.! ∨/／ .! ヽ , むずがっていたとか……
/ .ｨ .i.､! l. ＼ヽ 匁z ｿ ,.ｨ !.! .!l ,.'/' / .i! ! ヽ、 ,
/ .ハ. i. l. l ､ ヽゝ ¨¨´ .:! _,.. ィ´ ,.ｨ ／' i. ', ',
／´ ﾍヽl. l ､ .!ヽ ヽ、 ￣ ,. イ / ! ', ,
ヾ! l/i｀ヾ、_人. ｀ ＿,.. -‐っ ¨´／!j/ i ', ,
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ i!{i /ｲ i. ヽ、 ｀ -‐ ¨ ／ !i ,'
＜ 俺の目ぇ見て言ってみ？ | !｀ヽ! .! | l ＞ ...,_ ,.ィ´ .!i. , ヽ
ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ | l. ! .i ¨ r-- ‐ '´ ,. -‐ ¨i! i ＼
// .! / l ,.. イi ,.ｨ'´ i! i! ヽ
／ / l ＼ l l
/ l ＼ ヽ l｜
/ / l ｜ l l Y ﾊ l｜
/ / {｜ l l ､L__l__l_ i l l !
/ l /l_L イ jl l ハlヽ「T ﾄ }j !
jl l ! ‐''「 ﾄl l ﾄ、 j!l 从斗ミx}ﾊ l l ll }
l ! ll l ﾊ l>云ミx＼ / ﾉ〃f{l菑 }》 } l ﾄ V ﾊ
l l l ! {7( 代令j}` ヽノ 弋竺ｼ // j j メ /
! ! l l { 人ヾ ゞﾆｼ ｰ-‐' // / =彡'"＼ そ、それにですね！
｜λ l ﾄﾄ＼ ﾄ＼ 冖" ヽ ;:;:;:ノ j／j/ l
l ∧l ﾄ{＼ ＼:;:;:;:;:; __.. -┐ =彡イ /｜ l こちらではモンスターがいますからね！
j /r:::"⌒｀ヽ､ ミ__＞ ヾ ノ ／l / l !
! ﾍ__):::::::::＞‐-ミ＜ `＜__ ￣ イl l { ! l ある意味見慣れていますよ！
j/:::::::::::::／ _):::::ヽ Vﾄミ''ｰ- ＜ / ! l ﾄ、 λ
/廴::::::::/ `ーﾐ::ﾍ V:::＞‐--､j:^Yl __! l::::⌒ヽ∧
/ ｝::::l }::}ﾍ V:::::::::::/ !lﾍ::l":::l !:::::::r' ∧
/ rイ:::::l ＼「:ﾉ::ﾍ V::>⌒T"┼} トl l::::::::⌒Y ﾍ
./ 乂:::::::l `､ 弋::::::l V ┼ ┼/┼ l l::::::::::::::} ＼
〈::::::l ＼ ＼ "ト､l ∨ ┼l⌒Y [_l l:::::::::::ノヽ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ニャルこ の. ┃
┃ せいいっぱいのふぉろー！ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
, -- , ´ ｀ .､
.／ イ く ／ ＼
/ ﾑ _o -}-ｫ-----､ ヽ---､
ヽ ヾ o く ￣￣￣ ′ ',￣ ′
＞-- ' ',
′ （ ● ） （ ● ） :, ……ふーん そうね。
.{ }
:. ﾄェェェェェェェェェイ ′
ヽ ＼ェェェｪｪｪェェノ / ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_从人_人／
.. イ ≧ ＜
７ --く ≧ キル夫さんが矢ガモみたいに！？ ニ=-
/ ', . ≧ ≦
.′ i ', ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒⌒Y＼
, |
| i
i | |
{ | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ こうかは ばつぐんだ！ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「容赦なくコンプレックスを抉られた所で場所を移す。
多角的な事業展開なんかしてると見て回らにゃないかんとこが沢山ある」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ﾄ旡≧/ /≦乏 ＼
| （ﾄ| |ｪｪｪｪｪｪ| |ｲ） |
＼. | |ェｪｪｪェ| | ／
｀ ー------─― ´
「……そうだよね、モンスターがいる世界なら俺でもギリフツメンくらいにはなるよね？」
.
うん、矢ガモにもなりますわ（白目
「この街の構図として、妓楼街から多くの住人を追い出して魔族が移った」
.＿,,,,,,＿
._,,―''''"ﾞﾞ″ ￣ﾞ"''ｰ-.,,
,,／" 市街区 ｀ヘ､
_／ （元妓楼街）. ｀'-、
.／ ＿,,,,,__ .＼
／ .,,.-‐''"ﾞ＾ ⌒'''ｰ-,, .＼
,i´ ._／゛ ｀'-、 .ﾞヽ
.,i´ .／ .＼ .ヽ
,lﾞ .,/ ＼ .ﾞl
./ / ヽ .ﾞl
lﾞ lﾞ ﾞl .ﾞl
| | 再開発地区 .| .|
| | （元魔族居留区画） .| 〕
| | lﾞ |
.|、 ﾞl ,lﾞ ./
ﾞl .ヽ ,/ .,lﾞ
ﾞi､ ヽ ノ 丿
.ヽ ＼ .,／ ./
.ヽ ﾞ'-､ _,／ .ノ
.＼ .`''ｰ-､,,,,,,＿_,,,,,,,.―''" ,／
.`-、 ,／
｀'-､, ..,,／′
｀''ｰ-＿_ ._,,,,―'''ﾞ｀
｀ﾞﾞﾞ"'| 門 |
「だからと言って、元魔族居留区だった土地を遊ばせておくのはもったいないんで絶賛再開発中だ。
俺が思いついたアレコレを試している」
.
「住環境の整備、衛生状態の改善、施設の建築と増設、治安の安定、居住者の管理」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
｜ ｜
｜| / ｜
｜| /｜｜
(＿| ｒ / (＿）
ヽ ｜／
>__ノ;:::......
「まだまだ手を入れなきゃいかん部分は多いが、少しずつ形にしていってる段階だ」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ おーす モッヒー。
／ (●） （●） ＼l⌒l 調子どう？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | .|
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／／
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i, ､__人_从_人__/し､_人＿入
`､||i |i i l|, ､_）
',||i }i | ;,〃,, _） 異常ありません〜っ！！
.}.|||| | ! l-'~､ミ ｀)
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ '´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そりゃ何より。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | これから街の外から来る人間も増えてくるだろうから、
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ 結構忙しくなってくると思うんだよね。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | 魔族と接する機会のなかった人間も多いと思うから、
/ ／ r─--⊃、 |. その辺りは気をつけてやってね。
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i, ､__人_从_人__/し､_人＿入
`､||i |i i l|, ､_）
',||i }i | ;,〃,, _） イエス マイロード！！
.}.|||| | ! l-'~､ミ ｀)
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ '´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そんなお堅い受け答えせんでもええよ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | ほら、今って非公式訪問って奴だし？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ ですが、すでにキル夫様は名実ともに王であらせられます。
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ 公式・非公式を問わずに王に仕える者が蔑ろにしてしまっては……
Y _,, ､_ U i|,];;彡. 我々が魔族――
i ・ .〉. ・｀ H;;;ﾐミ 街の住人たちから受け入れられたわけでもありませんので。
{ （ _,:､ ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi '⌒ヽ li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ, .,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
「意外だったが、第3収容所にいた衛兵たちはそのほとんどが残留を希望した」
＿＿＿_
／ ＼
. ／ （ー） （ー）＼
ｌ^l^lｎ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）＼ それもそうやねー。
ヽ L ＼ェｪｪｪェ／ |
ゝ ﾉ ／. ちとケツがくすぐったいけど、そういう事なら。
／ / ＼
／ / ＼
「なんでも元々は農家や職人の次男三男坊出身が多くて、ここを出たって戻る場所がないんだと。
街の衛兵は家業を継げなかった奴らの駆け込み寺みたいになってたらしい」
.
「ただ、元が元だけに残っても立場が厳しい。
槍玉に上げられないよう衛兵は俺の直轄って事にして、訓練と再開発地区の治安維持に専念させてる」
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ. 本日はどちらに向かわれますか？
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ 再開発地区にお越しということは工房でしょうか？
Y _ _ .i|,];;彡
i ・ .〉. ・｀ H;;;ﾐミ
{ （ _,:､ ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi ＿___ .||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi ヽr-ノ li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ, ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
「中でも門番だったモッヒーは根が真面目で衛兵の取り纏め役に抜擢した。
今の状況に馴染むのも早かったしな」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ そろそろ納期に近かったっけなぁ……
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 進捗の確認しながらぶらっと見て回るわ。
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ. かしこまりました。
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ では不肖ながら私が護衛につかせて頂きます。
Y _ _ .i|,];;彡
i ,=.〉 ,＝､ H;;;ﾐミ
{ （ _,:､ ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi ＿___ .||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi ヽr-ノ li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ, ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
＿＿＿_
_,rｰく´＼ , --､ ／ ＼
,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ ／ ＼ おう、んじゃあ頼むわ。
{ -! l _｣_ﾉ‐′/ ／ (●） （●） ＼
ヽ ﾞｰ'´ ヽ / | （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
ゝ、 ﾉ_ イ ＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
ヽ | / ヽ
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i, ､__人_从_人__/し､_人＿入
`､||i |i i l|, ､_）
',||i }i | ;,〃,, _） ヒャッハ〜っ！！
.}.|||| | ! l-'~､ミ ｀)
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ '´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y,;- ｰ､ .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
{ く；ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi }~~ ｝ ';;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 再開発進めてるけどさ、どう？ 住む家とか足りてる？
＼__ ＼ｪｪｪｪェ／／
／ ヽ 未だにテント暮らししてる奴とかいない？
／ ＼
/ ｨ r ＼
| `|| |ヽ ヽ
/⌒ヾ| | |, |
ヾ___,ｿl │（､__,ﾉ
| |
l Y´ /
ヽ, （ ,/
ヾ | |
≒;| |
(.（"＿｀ﾞ_）
ｒﾊﾄ､:::::.、
∧:::::::::::::::＼_
V::::::::::::::::::::::::{_，
V::::::::::::::::::::::::Yゞ
V:::::: ‐‐- 、:::::彡 住居に関してはタカさんたち工兵隊の指導もあり、
, ′!::::::::::::／ ヽ:::ミ 問題なく解消されています。
i ＼::／ ﾔ:::ミ
ｒi:::::::::ｪ:::::::::::::1,,__{:::::ミ みな、自分が住む家のことですからね
〉''=‐⌒==‐ ´￣t）:::::ミ 率先して取り掛かりましたよ。
i r==ｧ ／ 人::::::ゞ
＿＿∧ |/ノ l: ／. 〉::::::ゞ=-,,,,
. __x≦ﾆﾆﾆ:::∧＿＿___／ x≦ﾆﾆﾆﾆィ⌒ 、
〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ○ゞ====-‐○ﾆﾆﾆﾆﾆィ:::ヽ::::ﾉ
ﾍﾆﾆﾆﾆ=-‐Ⅳ i ゞ====-´ :|
i |::::::Ⅳ 人 |::::::|ﾔ.: .:::y
ｒﾊﾄ､:::::.、
∧:::::::::::::::＼_
V::::::::::::::::::::::::{_，
V::::::::::::::::::::::::Yゞ
V:::::: ‐‐- 、:::::彡 ただ仰る通り行商が入るようになってから、
, ′!::::::::::::／ ヽ:::ミ 住人とのいざこざも起こるようになってきましたね。
i ＼::／ U ﾔ:::ミ
ｒi:::::::::ｪ:::::::::::::1,,__{:::::ミ. 各々忠誠を誓っていながら護衛が必要なこの状況……
〉''=‐⌒==‐ ´￣t）:::::ミ やはり差別を取り除くのは難しく、歯がゆさを感じています。
i ⊃ ､_,､_, ⊂⊃人::::::ゞ
∧ l ／. 〉::::::ゞ=-
/⌒ ヽ=≦ ∧＿＿___／ x≦ﾆﾆﾆ/ ⌒i
＼ ＼.○ゞ====-‐○ﾆﾆﾆﾆ=/ /
＼ } Ⅳ i ゞ====-/ /
＼ .::Ⅳ 人 |::::::|ﾔ/ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (⌒） （⌒）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |. その辺りは仕方ねぇさ、事が起きる前に芽を摘み取れりゃいい。
＼__ ＼ｪｪｪｪェ／／
／ ヽ. それに現場の意見ってのは聞いとかないとな。
／ ＼
/ ｨ r ＼ こっちでざっくり対応すっから、細かい所はモッヒーたちにかかってる
| `|| |ヽ ヽ 頼りにしてるぜ？
/⌒ヾ| | |, |
ヾ___,ｿl │（､__,ﾉ
| |
l Y´ /
ヽ, （ ,/
ヾ | |
≒;| |
(.（"＿｀ﾞ_）
かなりいい教育受けてそう
.:.:.;/.:. _ ｀ヾ=ﾆﾆﾆ／^７
.:,/.:. ､ __／⌒＾ .:.:.:.:.:.V＾/
/ _ -=ﾆ二＼ 〈=‐- _ ＼}x -=ｖ
三三三三三j/三三三ﾆ=-' _ ｝
￣￣＾⌒ -=ﾆ三三ﾆ=‐ミ三三ﾆ=､ ヒャッハー！
.:.:.:.:.:.. .:丁´ V三三リ
.:.:.:' .:.:.:ン /ｘ‐-:._ ｝:ｰ=く
.:.:.:.' .:/´ `ｰ=ﾆ三ｿ′ /
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜l｜l｜l /／
＼ ／
二 その受け答えはどうなんだ…… 二
／/ ﾏｱｴｴｹﾄﾞ ＼
// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜｜l｜l ヽ＼
.
「再開発ついでに区画整備もして、工業、農業、商業、居住とそれぞれ実験区画も設けた」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） ＼ ――、――。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ ――――？
＼ ＼ェｪｪｪ ,
／ <
「俺の知識とアイデアを元に色々試している。いわゆる異世界チートって奴だわな。
こういう時、一国一城の主って立場は面倒がなくていーやね」
.
「生産、収穫、消費まで一通り自己完結出来るようになるのが目標で、資金はモンスター交易で引っ張る。
利益が絡めば感情はひとまず引っ込む。金は人間関係の潤滑油にだってなる」
､ヾ 从从从ﾉ,,
ミ:::::::::::::::::::::::::::彡
ヾ::::::::::::::::::／"
Ⅵ:::::::／ /｀ヾ
∧Ⅵ〃 / ﾊ
| ゞ=彡'' .メ ｉﾐ ――。
〈_＿, ､_＿_〉____ |ミ
}:::::::=::::::::::ノl￣7ﾌ{ ――、――――。
__＿＿__ ゝ. /i ､ / /i ミ
／ニ二三三≧ｘ八 r==ｧ /.::| ミ-=ﾆ二三三≧ｘ
/ニ二三三三才" l |/ノ ／ /ニ二三三三三三彡
ニ二三三才"⌒ヾ ｰ=彡 ／=ミニ二三三才く￣
￣＼ﾆ二三{ }} ｀ヾ. ／{{ 十 }}ﾆ二三才".:::::ﾊ
＼二三ｰ=彡 Y´ ゞ=彡 {￣￣｀ヾ:::::::::::}}
`ｰ=ﾆ才" | /:::::::| ｰ=彡
人 | l:::::::::| |
「後は法でしっかり手綱を握って、モヒカンたち現場で動く人間が目を光らせてりゃいい。
衛兵の行動は当分ミサキちゃんたち警備部がしっかり監視して――とそういう筋書きだ」
.
「手に入れた交易品をそのまま売りに出すってのも芸がないんで、付加価値も求めていきたい」
│ /
＿＿＿_ ′／
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
「その案件に関しちゃ予想外ではあったものの上手い方に転がり込んできて――
噂をすればなんとやらだ」
.
---- ､ ｒ ､ _
／ ＿ __ヽ .ゝ（（ ヽ
/ ´ ぇｭ ｀ ´ ぇｭ . rﾍヽヽヽ おーす。
{ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ） .ﾊ } } Y
.ゝ ､ｪｪｪｪｪｪ´ . 人 }ﾊ. 休憩中かい？
ノ＼ __ .イ `ー--.｀ヽ / ∧
ｒ ´／ } く / ＼Y ∧
} く / } { ヽ.. ∧
/ / | ､ i! ，
/ | ＼ } i
| } ＼ /
| | ≧=---
＿＿
__ -=ﾆ二三三＼____＼
r‐=ﾆﾆ二二二二三三∧____∧
{二ニ≫==≪ニ二二三∧____∧
{ア￣ `≪二ﾆ∧____∧
＼ﾞッ ／ ／ ” ≪∧_____}
⌒ /／ 〃 / 、 ￣}_____}ヽ
ノｲ ﾊ{ { ト } }_____} }
{ ノ{/ { {＼{＼ } }_____} .′
乂(癶 乂__{勹癶 ＼/ ′ }_____}/
/ ﾋり 乂zり / / }____/
ノｲ 〃， 〃〃／ ,' 八_/
{ { __＿＿ __彡イ / ／___/⌒ヽ
八从 V __） ／ﾉ ／{＞イ ‘，
｀ ∠ __彡イ{＼{ 人 }
___〕I７´ .:八{ ＼ ﾉ
'"´ ｀ヽ .:./ （___)／
／ .:.:} .:./
γ´￣￣￣￣￣｀ヽ
＜ リッカさんや |
ゝ＿＿＿＿＿__,ノ
「彼女、楠リッカはれっきとした人間だがこの街にいた者ではなく、
外からわざわざやってきて そのまま居ついたって珍しいパターン」
＿＿＿＿ ／x＝ミx ＼
〃x＝ミ ≧=彡 ｲ
. 《 ≧=彡::::´￣｀ ──::::´:∧
i`::::─ ´::::／￣＼::::::::::::::::::∧
人::::::::::::／ ｀¨¨¨¨¨Ｙ:::}
|:Ｙ¨¨´ｰ{ ＼ ヽ. ＼!:∧
ｒ‐. |::| | l ＼ 丶. x=ミ´iミ∧
. ＼＼. |::| | |≦ミ＼ i}弋::ﾉ }ヽ.∧ うん、そんなところかな。
} ´⌒ミＹ トレヘ代:::ﾉヾ ＼ﾘ |i）:} Ｙ
{ ´￣ミ}} | { （ ! ヾミ トｲ │ そういう君はモヒさんと巡回中？
. ﾏ ￣ﾐﾘ | | ゝ∧彡 ’__ / l !|
. Ｙ:::::::{ | i ! !＼ ヽ ノ .' i l !|
. 〃:::::::ﾇ. ﾚﾍ乂从ﾊ 个o｡ __ イﾊ从ﾊﾍﾘ
| ｀￣´ﾊ ＿| |
|＝＝＝! .／ :|￣│ :| |─＝ミ
|＿＿ ﾘ/ :| | ｰ‐ ＿ ─ | |￣｀ヽ
| |/ ! | | |
| | | 乂 ﾉ l 丶
l Ⅵ ｀ ─ ´ ∨ ＼
| | /Ｙ ＿＿ Ⅵヽ 丶
| l / ! _ ＿ _ | ＼
l ' / │ l >ｰ 〉
ヽ ノ ゞ. ﾘ ／ ／
ト ´￣￣￣￣｀ ｲ ／ ／
| | ／
「この一ヶ月工業区で存在感を発揮して、今では色々な意味で一目置かれている存在だ」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (⌒） （⌒）＼ ちょっくらリッカさんの顔を見るついでに、辺りをぶらっとね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ｜
＿＿__ ＿＿_
/ｨｰ‐‐、｀ー´ｨｰ‐‐、ヽ
ト、￣´ ／¨＼｀￣´:／|
|、￣￣,／¨＼￣￣ :|
ｨヘ、__／ ＼＿__人
|ミ_| ー 、＼ ''"´ | |
ﾍ__| ∧_ ﾄ、_,,.|ヽ_人ｲ プレッシャーをかけにかな？
ノ|´ﾚ代乂＼_ヽ代沙ﾍ'Yﾍ
| ヽ|: ¨ ￣ 、ー十∧| 納品期日がそろそろ近いしね。
| ﾍﾐｘ i ＼_ﾊ' : ||
ヽ、 ﾄ 、 ー一 / | : ﾘ けど注文の品ならもう9割方出来上がってるよ。
ﾚﾘ＼ヘ、__ , イ人.ﾘレ'
| :|
. , 一ーｉーｉｰｲ |￣|￣トー- 、
／ / |｀¨` ｰ‐ ＾¨´| | ﾍ
／ / ﾍ、 _ノ | ',
／ / : `ー-一''"´.: ト、 ｉ
／ ,.ｲ/ ＿_,,... ｀'} |
／´ヽ| ー‐ :| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (○） （○） ＼ 9割て……俺、結構な量発注したよね？
| ┌ｪｪｪｪｪｪｪｪ┐ |
. ＼ Lｪｪｪｪｪｪｪｪ._ｌ ／
／ ＼
,. -‐=＝ =‐-
. x＝＝x≦＿＿＿x＝＝＝x＿ ｀ヽ.
《 》三三三《 》 ｀ヽ ∧
|≧＝≦/￣￣￣｀ミ三三≦´ ト ｡∧
|::::::::::::::::::::＞-､ 丶 ＿＿＿＿＿_ ﾉ:::::!: ∧
人:::::::＞ ´ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ∧
〉´ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::| l ∧
ﾚ ヘ .′ ＿ 丶::::::::::::::::::::::::／| ∧ 今回は意匠も要望もシンプルだったから、
/ / / ｀Ⅵ ｀ ¨¨¨＼／:::: | i ∧ 後は単純作業だよ。
. { ! 7 / .′/ / ト｡ ∨ ＼:::: ! !
Ⅵ ≠ﾐ / /／ ' ﾉ | |＼ |／| | | それにみんな良く働いてくれるし。
. ゞ 〃 x≠ミ. | | ヽ ＼!:::::| ! |
. 彡 ` ﾊ从Ⅳ ⌒Ⅵ／ ! | 作業工程さえしっかりまとめておけば、
. | ,. |! ） }} | Ⅳ あとは流れ作業でどんどん出来上がっていくよ。
＿ ミﾐ イ 八 | |i
ゝ ヽノ￣ ＼ ミﾐ :l _／ | |i !| 私は出来上がりをチェックしていくだけ。
/￣￣::::ミヽ＼ ／.:「 │ | |i !|
/￣￣￣ミヽ::::::i ´ | | | .仆:|i 从
{￣￣￣ ﾐヽ:::::::l:.／ 圦人／|／ !ノレ′
. 人￣￣￣ﾐヽ:::::::|:. ｊ＿＿ ＿＿
. ＿＿ノ7:::::::::::::::::::::::│ / .::/ ｀ヽ
. ´ l ∨:::::::::::::::::::::ﾘ ／ .:./
. ' | ∨::::::::::::::::::::{ ／ . :./ i
' ′/´ ￣￣￣ ∧ :.| ′
/ :〈 ／￣ ＿＿∧ .:| / /
′ / ∨ ／ ∧ :|: /
/ / ∨ ／￣ ｀ヽ〉 .::|/ /
. / / ヽｲ ＼ / /
/ { ＼ ＼ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ （手作業も馬鹿に出来ねぇ……）
／ (●） （●） ＼
| r───-､ | （というかこの子、何気に近代レベルの生産工程組んでね？
＼ ／ 一応概念的なことはチラッと言ったけどさ）
／ ＼
＿＿__ ＿＿_
/ｨｰ‐‐、｀ー´ｨｰ‐‐、ヽ
ト、￣´ ／¨＼｀￣´:／|
|、￣￣,／¨＼￣￣ :|
ｨヘ、__／ ＼＿__人
|ミ_| ー 、＼ ''"´ | |
ﾍ__| ∧_ ﾄ、_,,.|ヽ_人ｲ 勿論、働いてるみんなのこともチェックしてるよ？
ノ|´ﾚ代乂＼_ヽ代沙ﾍ'Yﾍ
| ヽ|: ¨ ￣ 、ー十∧| 疲れてるとどうしても効率も精度も落ちるからね。
| ﾍﾐｘ i ＼_ﾊ' : ||
ヽ、 ﾄ 、 ー一 / | : ﾘ タカさんの助言もあったから、無事故無違反安全第一で、ってね。
ﾚﾘ＼ヘ、__ , イ人.ﾘレ'
| :|
. , 一ーｉーｉｰｲ |￣|￣トー- 、
／ / |｀¨` ｰ‐ ＾¨´| | ﾍ
／ / ﾍ、 _ノ | ',
／ / : `ー-一''"´.: ト、 ｉ
／ ,.ｲ/ ＿_,,... ｀'} |
／´ヽ| ー‐ :| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ なに リッカさんタカさんと仲ええの？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
＿＿＿
≦=======ミ
ノミ=======彡》
＿ -=≦三三三三三〃 ’，
. ，======≦三三三三三三三三／ }
. 〃 ノ三〃￣￣￣ ≧x
. {≧====≦三／ {ﾏﾆﾊ
》三三三三/ 〃¨¨¨¨ ” ヾ ノ ﾏﾆﾊ
《￣￣ ” ¨¨¨¨¨ ﾏﾆﾊ
’ ” ﾏﾆﾊ
’， ／ i }二ﾄ
≧…‥ i | | | }二} : 分野は違うけど作るってことは同じだし。
{二{ i }l l 圦 ＼ 圦 i彡' !
{二{ | / l | | ＼ 丶 | ヽト | 工房で働いてるみんなも
{二{ /''│ ! ! ｲ忻癶' ! ）} ! タカさんから紹介を受けた人たちが多いしね。
. } | | ′ 从 圦 | 乂て ﾉ |,.ノ |
. | | | / ｨｆ忻癶,│ ＼{ _＿ | │ タカさん自身も結構様子見に来るから、
. | | レ}/｀Ｙ乂てノ ｀ミ三 l | ! いつの間にかって感じかな？
圦 Ⅵ （じ圦＿_ _ ， 八 }ﾘ
＼l 癶三彡 〃 /'
八 | ヾ （ ） ／ / ! /
＼ ﾄ 个o｡ イ }/ }/
ヽ{ ＼{＼{＼ } ￣ │ / '
＿＿＿＿ﾉ 八＿＿＿__
／ /´ / / /⌒ヽ
/ /: / ｀ヽ ／ ￣/ / ＼
/: / / / :
│ / { ' / !
| ／ ヽ イ / |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ へー 知らなんだ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | リッカさん、今時間あるならお茶でもどう？
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／. 次の商売込みでお話せぇへん？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
_＿＿
. -‐ｧ､_＿__,..ｧ‐≧=- ､
_,.´ - ‐ ':_: _＿:_:_}‐ -: ,,.. _）､
〈_彡 : : ／ ｀ ､ ミメ、 ｰ｛
/｝: :ｧ'´ ＼ ヽ.: :, :｛
. . ｝:/ . }. i: ﾊ ∨:.:｛ .
.′｝′/,ハ ﾄ. |:ﾄ､ ヽ ∨:ﾉ i
/ ｉ| j斗‐- |､､ 斗l-ﾍ‐-} 「 | | じゃあせっかくだしお誘いに乗ろっかな♪
. / / .:ｉ| ｝ | 〉l ＼ 払 -｝,ハ｢ |
/ / 八:: ﾍﾆ=ミ ≧ｰ=ﾐ^}ﾑﾉ: ｢ヽ ちょっと待っててね、
. / / /i }ﾍi｛ 〟 i 〟 } 〉: ﾄ､ ｝ キリがいいからみんなにも休憩に入るように言ってくるから。
i /{ l }: :い _,. _,. ､ﾑｲ l ｝
|′l :l }ﾍ 公;ノ ｒ= ﾆ =‐ｧ 廴√}l ,ハ丿
､ ﾊ} : ＼ 〕ﾄ .｀ ｰ-‐ ^ ィ〔/ ﾉ /
. ＼{ ヽl: 个ｰ-‐ｧ'｛ノ_〈／／
ｧ'´ ￣ 〉‐ｧﾉ ￣ -┴ｧ}ｰ=ﾆ)_＿
/ .′.}{ｰｧ'´／⌒_丿 ｝ ｀ ､
.′ ′ }{/ }′／＾ _〉 ハ i
. { i ｛/ _／／ {〉 〉 l
. '. ﾍﾉ / ／ .:丿 / 八
i ′,.､}′ },√｝ ‐-ｒ'´ .′ /
l / 〈 ＼ _.ノ^ ハ j 〉 ′
. | ｛ ∧_〉 ＾ｰ｛ r{-≧=‐{-､ .′
. l '〈 / | ｛三三 ｛ i
【再開発地区 商業区画】
(,,ﾟ∋)
ノﾉﾉ;丿 ／／ ＼＼
＿＿＿＿＿＿ 〃YY .／／ ＼ヽ∧ ∧＼＼
) .∧ ∧ | ´`´`.／／ .∧＿∧ /／ (ー^*)《》＼＼
) l><三(,,ﾟДﾟ).| ／／∈!,（* ´∀）') ／/と_,ii. |.lﾞ:ﾞl《》＼＼
)＿＿＿＿＿__| .／／|:|(≡),（＿ii＿ii ヽ＼ [__ﾉ..|ﾉノlﾞ:ﾞl＠＼＼
| | ／／〆）/|XXﾉ|;;;;;;;;;;;;;| U´ヽ)|`ﾉノ＠＠ ＼＼
| |／／!.〆）/ !| .__（＿）＿） .| ＼＠＠＠＼＼
二二二二二ﾐﾉ／ ∧ ∧ / .|新| ヾｿ__/￣~ヽ ＼＼
| |l><三ﾟ< ＿(；ﾟДﾟ) / ./|鮮| i´｀i（・∀・*） .（()'）()＼＼
| |<l><三;ﾟ<（ ）_ii_ii∧＿∧￣ ∧ ∧ |;:;.:|ヽ ）＼ヾｿヾｿ__＼＼
l>_| |><三;ﾟ< | ) ﾟ=3::::';';';'; ；） (ﾟ * ) ｱﾗ ﾉ;ノ Ｙ ./ヽ |＿＿＿＿＼＼
￣| |￣￣| ヽＸＸ))Ｘノ と/⌒ ） ﾉ_,._,.ゝ ｱﾗ （,∧∧ﾍ∧ ＿ |＼〈;:'.:〉:'.:〉.:〉＼＼
＿| |＿＿|／ ﾞ （＿）ヽ_つ ﾉ,_,_,_ゝ (ﾟ∀ﾟ*)ﾟДﾟ)/豆| .＼|芋|〈;:'.:〉 ＼＼
[:] U U ヽXXXXXﾉ´￣ | ＼〈;:'.〈;:'.:〉'.:〉＼＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ どうだいリッカさん。
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | この街で一ヶ月暮らしてみた感想は。
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
,――､
/ヽ⊂⊃｀ー--､＿
ヽ ｀ー´￣ヽ⊂⊃ ヽ
/: :￣￣. .⌒ヽ｀ー一'
/: : /iヽ: : : : : : :.＼_／
l^弋心i: : : : :⌒: : :iﾆi
｀ｉ ｀¨ヽ,杙心:.:. : ｌ/i そこそこ治安が良くて活気があって、
|♯ ｀¨ﾉi : |: | 珍しいモンスターの素材がわんさとある！
,-‐ヽ ヽ=ｧ ♯／:.:|:.:.|: |
i／ 个ー‐' ｉ´ 从ﾙ :ﾉリ なにより、女の私が職人を名乗っても誰も気にしないね。
／i , ―ヽ 'ｲ
(二).__ ／ ヽ＿_／／￣ i 思い切って実家を飛び出してきたけど、正解だったよ。
|::::::|ゝ｀ヽ＿＿＿_＿Y' / ',
l::::⊂,_＿＿＿＿＿_人 i １ i
｀ｰ´ ￣|ヽ. | ｀. |
＿| ー ´. :.｀7 i ,
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●） ＼ あー、やっぱり男か女かで職業に制限とかあるの？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
＿＿__ ＿＿_
/ｨｰ‐‐、｀ー´ｨｰ‐‐、ヽ
ト、￣´ ／¨＼｀￣´:／|
|、￣￣,／¨＼￣￣ :|
ｨヘ、__／ ＼＿__人
|ミ_| ー 、＼ ''"´ | |
ﾍ__| ∧_ ﾄ、_,,.|ヽ_人ｲ それはもう。
ノ|´ﾚ代乂＼_ヽ代沙ﾍ'Yﾍ
| ヽ|: ¨ ￣ 、ー十∧| 前にいた工房で女は私だけだったし、
| ﾍﾐｘ i ＼_ﾊ' : || 実の父親だったから弟子入りできたようなものだし。
ヽ、 ﾄ 、 ー一 / | : ﾘ
ﾚﾘ＼ヘ、__ , イ人.ﾘレ' 父さんも本音は嫁入りして欲しかったんじゃないかな？
| :|
. , 一ーｉーｉｰｲ |￣|￣トー- 、
／ / |｀¨` ｰ‐ ＾¨´| | ﾍ
／ / ﾍ、 _ノ | ',
／ / : `ー-一''"´.: ト、 ｉ
／ ,.ｲ/ ＿_,,... ｀'} |
／´ヽ| ー‐ :| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ モッヒーも衛兵に就く前は別のとこで暮らしてたんだよね？
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | どこにおったん？
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ 実家は大陸南郡の村で、農家をしていました。
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ 兄が家を継いだのを機会に 作物を卸している行商人のツテで
Y _,, ､_ i|,];;彡 職を求めて流れてきましたね。
i ・ .〉. ・｀ H;;;ﾐミ
{ （ _,:､ ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi '⌒ヽ li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ, .,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 俺が言うのもなんだけどさ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 二人とも結構波乱万丈な人生送ってるよね。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
／ ＼
,. -‐=＝ =‐-
. x＝＝x≦＿＿＿x＝＝＝x＿ ｀ヽ.
《 》三三三《 》 ｀ヽ ∧
|≧＝≦/￣￣￣｀ミ三三≦´ ト ｡∧
|::::::::::::::::::::＞-､ 丶 ＿＿＿＿＿_ ﾉ:::::!: ∧
人:::::::＞ ´ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ∧
〉´ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::| l ∧
ﾚ ヘ .′ ＿ 丶::::::::::::::::::::::::／| ∧
/ / / ｀Ⅵ ｀ ¨¨¨＼／:::: | i ∧
. { ! 7 / .′/ / ト｡ ∨ ＼:::: ! !
Ⅵ ≠ﾐ / /／ ' ﾉ | |＼ |／| | | あはは！
. ゞ 〃 x≠ミ. | | ヽ ＼!:::::| ! |
. 彡 ` ﾊ从Ⅳ ⌒Ⅵ／ ! | 魔王さまから言われると
. | ,. |! ） }} | Ⅳ ホントになんだかなって気がするよ！
＿ ミﾐ イ 八 | |i
ゝ ヽノ￣ ＼ ミﾐ :l _／ | |i !|
/￣￣::::ミヽ＼ ／.:「 │ | |i !|
/￣￣￣ミヽ::::::i ´ | | | .仆:|i 从
{￣￣￣ ﾐヽ:::::::l:.／ 圦人／|／ !ノレ′
. 人￣￣￣ﾐヽ:::::::|:. ｊ＿＿ ＿＿
. ＿＿ノ7:::::::::::::::::::::::│ / .::/ ｀ヽ
. ´ l ∨:::::::::::::::::::::ﾘ ／ .:./
. ' | ∨::::::::::::::::::::{ ／ . :./ i
' ′/´ ￣￣￣ ∧ :.| ′
/ :〈 ／￣ ＿＿∧ .:| / /
′ / ∨ ／ ∧ :|: /
/ / ∨ ／￣ ｀ヽ〉 .::|/ /
. / / ヽｲ ＼ / /
/ { ＼ ＼ /
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ （これって笑っていいのだろうか……）
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ （不敬になるような……）
Y _ _ U .i|,];;彡
i ・ .〉. ・｀ H;;;ﾐミ
{ （ _,:､ ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi ﾞ二ﾆ´ .li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ, .,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
「彼女が身一つで庁舎にやってきて、雇ってくれって言ってきた時はびっくりしたけどね」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (ー） （ー）＼ 人生山あり谷あり、袖触れ合うのも他生の縁って奴かね。
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／／
／ ＼
「職人だって言うから試しにモンスターの素材で武器を一本作ってもらったら、
その出来が素晴らしかったんでそのまま工房を始めてもらった。あのエリザを唸らせるんだから腕は折り紙つきだ」
.
「モンスターの素材は人を集める撒餌のつもりでもあったが、海老で鯛を釣ったってとこか」
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 設備投資に関しちゃがんがん融資するから、要望上げておくれ。
／ (●） （●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | 納品日までに次の発注書用意しておくから。
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ さー忙しくなってくるぞー。
／ ＼
「兵士用の武器や防具に関しちゃ生産ラインが確保されつつある。
軍の形を成してきたって所だろか。外に対してしっかり備えにゃならんしホント助かるわ」
.
_＿＿
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_,.´ - ‐ ':_: _＿:_:_}‐ -: ,,.. _）､
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. / / /i }ﾍi｛ 〟 i 〟 } 〉: ﾄ､ ｝ 今後ともご贔屓に♪
i /{ l }: :い _,. _,. ､ﾑｲ l ｝
|′l :l }ﾍ 公;ノ ｒ= ﾆ =‐ｧ 廴√}l ,ハ丿
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／ ＼ んじゃここで詰めれるとこは詰めて詳細は後日という事で。
／ (●） ＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪ モッヒーも意見があったら言うてね
＼ ＼ェｪｪｪ , 次は衛兵隊の再武装についてだから。
／ <
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ は、はあ。
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ. （これって国政の参加？ 俺、農家の四男坊なのに）
Yﾆﾆｺ iﾆニｺ i|,];;彡
ifｴｴi fｴ:ｴ) .H;;;ﾐミ （貴族でもないのに政に口を挟むなんて――考えるのをやめよう！）
{ ＜ ｧｿ '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi !ー―'j .'~ ||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi .｀ー‐' .;;:;li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
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''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
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| そんなこんなで |
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ゝ {ﾄｪｪｪiﾉ）|
ﾊ ヽゆ
し |
し Ｊ
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さてんさんのエロはよ
モヒカンはマジ良い人
ニャル子の色仕掛けがなんか妙な具合にクリティカルヒットしてキル夫が野獣（意味深）に！