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やる夫たちは五竜亭の常連客のようです 第11夜

17ixaLxZg★:2013/11/07(木) 00:02:41 ID:???0


『やる夫たちは五竜亭の常連客のようです』の11スレ目です。

原作は冒険企画局編『ファンタジーRPGクイズ』シリーズ(富士見ドラゴンブック)です。

本スレはクイズ形式となっております。

スレの性質上、ネタバレはご遠慮下さいますようお願いします。




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大きくたって戦いに役立つことなんかなにもないわ!     〈:. У:.〉 \   └┴┴ ┘ ! | ////
                                    〈 〈: :. 〉:. :.:.|> .        ィ|│////
小さい方が鎧の胸板とかも安く作れるし、           〈:. У:.〉:. :. |:. :. :.;;|≧=‐ヤ   |│////
動くのにジャマだし……。                     〈 〈: :. 〉 :. / ̄    /'∧   |│////
                                    〈:. У:.〉: //      / ∧. |│////
                              .      〈 〈: :. 〉/│     / / 〔.   |│////



       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\
    / / / /    夢  | ヽ
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811名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:38:09 ID:uF/FNLOs0
連雀衆を結成して新市場の一角を占有していた新興商人の連雀商人の成り立ちは、別業態の人々が生業に参入してきたもので、彼らは最初は零細な「行商人」から出発していたと思われる。

812名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:38:23 ID:uF/FNLOs0
連雀衆を結成して新市場の一角を占有していた新興商人の連雀商人の成り立ちは、別業態の人々が生業に参入してきたもので、彼らは最初は零細な「行商人」から出発していたと思われる。

813名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:38:33 ID:uF/FNLOs0
そして、そうした零細な「行商人」たちには、様々な理由で農村や街中から離脱して生活に困った人たちが多く含まれており、そこには、生活に困窮した農民や職人とともに、機会を掴んで身分を向上させようとした非人達も含まれていたと考えらっる。

814名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:39:06 ID:uF/FNLOs0
信長でも400年、曹操に至っては1800年前に死んでいる。当然、直接の面識はない。参考にした資料の著者が、信長を好きか嫌いか、信長の功績をどう判断しているか……は、読者の抱く信長像に大きく影響する。

815名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:39:26 ID:uF/FNLOs0
そうすると、村の百姓たちや街中の町人たち、戦国大名の下にいた古くからの武士たちからそれば、彼らは「連雀商人」を、生活に困窮して各地を放浪する卑賎な人たち、非人達と同類の人達だと認識していたと推定される。

816名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:39:44 ID:uF/FNLOs0
こうした「連雀商人」に対する卑賎感は、彼ら「連雀商人」の上層部が戦国大名権力の保護を受ける新興の特権商人となった後でも、おそらく長く残存したものだったが、戦国時代が終わって「天下泰平」の時代が到来するとともに、「連雀商人」自体が無くなっていくこともあって、「連雀商人」への差別意識も消失していったのだと考えられる。

817名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:40:01 ID:uF/FNLOs0
尾張には元亀・天正に「尾濃両国の唐人方并呉服方商人司」といわれる伊藤宗十郎がいた。織田政権に直結する商人司(連雀頭)である。秀吉幼年期はこの時代より前だが、この元亀朱印状には「改而巾付記」とあって、それ以前から伊藤氏の権益は織田氏によって保証されていた(「金鱗九十九之塵」所収、元亀三年十二月十一日織田信長朱印状、桜井英治「商人司の支配構造と商人役」「日本中世の経済構造」所収)。

818名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:40:21 ID:uF/FNLOs0
連雀商人七郎左衛門(杉原家次)は、長浜入城時、最初から厚遇された。自分の十分の一禄を与え、おとな(老名、家老)にした。七郎左衛門はそれまでにかなりの支援をしたはずで、それへの報賞だった。彼にははるかに資産があった。おそらく複数の馬をもっていた。連雀商人ではあったが、伊藤の配下にあって、それなりの地位があったのではないか。極端に差別された存在ではなかったはずである。

819名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:40:39 ID:uF/FNLOs0
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820名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:40:54 ID:uF/FNLOs0
1 : やる夫たちは五竜亭の常連客のようです 第11夜(819) / 2 : 【聖戦の系譜】やる夫は炎の皇帝になるようです 3章【アルヴィス】(1000) / 3 : やるおはおわこん(110) / 4 : やる夫短編投下所(110) / 5 : 【R18】やる夫は天使と悪魔のエロゲー【安価】(110) / 6 : 【ばらしー】 P4P - Persona 4 Portable - その10 【剛毅】(110) / 7 : 【GTA】グランド・セフト・オート・サンアンドレアス・キル夫 2(110) / 8 : 【ゼル伝】やる夫はマスターソードを手にするそうです【4ルピー目】(110) / 9 : やる夫の四半世紀 2(110) / 10 : 【オリジナル】やる夫は異世界の勇者だったようです【10スレ目】(110) / 11 : チルノ・シャン〜第4幕〜(110) / 12 : やらない夫は死んじまったようです。(110) / 13 : ポケモン廃人やらない夫のビューティフルライフ(110) / 14 : 超文学的なやる夫スレ2(110) / 15 : やる夫は炎を操る魔法戦士のようです(110) / 16 : やる夫が甲子園の借りを返すようです(110) / 17 : やる夫は自衛隊の試験を受けるようです(110) / 18 : やる夫は院長のようです(120) / 19 : やる夫と非人間達の無軌道物語(120) / 20 : やる夫と学ぶレトロハードの買い方(120)
21 : 〜ミクは図書館で働くようです〜 三冊目(120) / 22 : 【一応】やる夫は彼女を星の海へと3光年目【R-18】(120) / 23 : 【ソシャゲ】やる夫達は彼女を作る為に課金するようです【ガチャ】(120) / 24 : 【AD&D】やる夫は忘れられた世界の魔法使いのようです6Lv【PoR】(120) / 25 : 帝騎マグナパレス ザ・ナイト・オブ・ゴールド(120) / 26 : 【R-18】やる夫は血の力で冒険者になるようです(120) / 27 : 【南北朝】やる夫が『梅松論』を語るそうです。【日本史】巻ノ九(120) / 28 : やる夫たちで語る、特撮、アニメ、その他(120) / 29 : やらない夫達はとにかく悩んでいるようです(120) / 30 : 探偵事務所やらない夫(120) / 31 : ガンスリンガー系女子()(120) / 32 : 【シンクロ】 遊戯王Xor その5 【エクシーズ】(120) / 33 : やる夫で学ぶ社会人のための超速習微分方程式(120) / 34 : やる夫はネプテューヌの羽を探すようです(120) / 35 : やる夫はシンのネットナビのようです(120) / 36 : やる夫は彼岸島に漂流するそうです(120) / 37 : 【プラス】やる夫は男の娘に恋をしてしまうようです【マイナス】(120) / 38 : やる夫とハルヒは未来を掴むようです(120) / 39 : 【テイルズ】やる夫はエターニアの住人のようです5【TOE】(120) / 40 : 【R-18?】やる夫はゾンビの群がる町から脱出するようです(130) / 41 : やらない夫が渡世AA人をdisるようです(130) / 42 : やる夫シリーズ おすすめ作品は?50(130) / 43 : だんじょん商店会やるみ(130) / 44 : やる夫は妖車に乗るようです(130) / 45 : やる夫が信長の野望創造をプレイするようです(130) / 46 : やる夫はカオスなクラスに転校してしまったようです(130) / 47 : -彼らは長い間待ち続けたようです-(130) / 48 : やる夫は物語の中に入り込むようです。(130) / 49 : キョン子は異世界で戦うそうです(130) / 50 : やる夫と3日間の暴力(130) / 51 : やる夫は妖怪任侠の四代目(130) / 52 : 【岸田秀】やる夫で学ぶ唯幻論【フロイト精神分析】(130) / 53 : 自宅警備員のやる夫が鉄道会社に入って運転士を目指すようです(150) / 54 : やる夫は異世界に転生して貴族として珍重されるようです(150) / 55 : 屍姫の世界にヒーローは存在するようです(150) / 56 : 蒼星石のバイバイ、エンジェル6(150) / 57 : やる夫で学ぶ忍術のひみつ。巻ノ二(150) / 58 : 【ミステリ】サツジンゲームをするようです【歌野晶午】(150) / 59 : やらない子は外出したくないようです(150) / 60 : 【原作】やる夫は、交易都市の冒険者のようです・3【CardWirth】(150) (全部で609のスレッドがあります)

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821名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:41:14 ID:uF/FNLOs0
連尺町、連雀町が各地の町名に残る。新興でなりあがりかもしれないが、もはや差別の対象ではなかった。連雀商人の頭は城下の大手に店を構え、連雀商人を取り仕切った。頭の手代もそこに店を構えた。七郎左衛門はその一画にいただろう。市で貧しい品物を売り、賤視されるような存在ではなかったと考える。

822名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:41:32 ID:uF/FNLOs0
連雀商人七郎左衛門(杉原家次)は、「商人司」といわれる伊藤宗十郎の配下にあって、それなりの地位があったと考えられる。

823名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:41:54 ID:uF/FNLOs0
杉原家次の妹が織田信長の家臣で弓衆の頭であった浅野長勝と結婚しているのは、織田信長によって保護・育成されていた新興商人としての杉原家次の家格が浅野長勝とほぼ同格であると評価されていたからであった。

824名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:42:05 ID:uF/FNLOs0
杉原家利の唯一の男子であった家次は、杉原家の本家の養子になったのであって、家次の妹の「あさひ」が杉原(旧姓林と伝える説もある)定利を婿養子に迎えて家利の家業を継がせたのであるが、定利は「鉄炮張工」という鍛冶職人であったとされる。

825名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:42:24 ID:uF/FNLOs0
そうすると、杉原家の分家であった杉原家利の家系の職業は鍛冶職人であり、家次が養子に入った先の本家の杉原家が「行商人」の「連雀商人」であったと考えられる。

826名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:42:36 ID:uF/FNLOs0
さらに、そこから、杉原家の本家が兄弟の兄の家系で、分家の杉原家が弟の家系であったとすると、弟が旧来の家を守り、兄が新規独立するという「兄弟の道」があったとすれば、杉原家の本来の家業は鍛冶職人であり、「連雀商人」は新たな稼業であったと考えられる。

827名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:42:50 ID:uF/FNLOs0
そうであれば、おそらく、杉原家の「連雀商人」としての最初の出発は、鍛冶で制作した小さな道具類を行商して歩くということから始まったのかもそれない。

828名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:43:02 ID:uF/FNLOs0
平成の時代でも、軽トラックに金物や刃物類を載せて行商をする人たちがいたし、物干しざおの行商もよく見かけたので、腐ってしまうことがなく重さも大きさもそれ程でもない金物や刃物類は行商には適していたのかもしれないし、鍛冶の知識があれば、行く先々で刃物を研いだり金物を補修したりするような付加サービスを行うこともできて、それなりに重宝されたのかもしれない。

829名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:43:17 ID:uF/FNLOs0
こうした検討の結果から、杉原家次は、新興の有力な「連雀商人」であったが、彼の本来の出自は鍛冶職人の家系であったと推定することが出来る。

830名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:43:35 ID:uF/FNLOs0
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1 : やる夫たちは五竜亭の常連客のようです 第11夜(829) / 2 : 【聖戦の系譜】やる夫は炎の皇帝になるようです 3章【アルヴィス】(1000) / 3 : やるおはおわこん(110) / 4 : やる夫短編投下所(110) / 5 : 【R18】やる夫は天使と悪魔のエロゲー【安価】(110) / 6 : 【ばらしー】 P4P - Persona 4 Portable - その10 【剛毅】(110) / 7 : 【GTA】グランド・セフト・オート・サンアンドレアス・キル夫 2(110) / 8 : 【ゼル伝】やる夫はマスターソードを手にするそうです【4ルピー目】(110) / 9 : やる夫の四半世紀 2(110) / 10 : 【オリジナル】やる夫は異世界の勇者だったようです【10スレ目】(110) / 11 : チルノ・シャン〜第4幕〜(110) / 12 : やらない夫は死んじまったようです。(110) / 13 : ポケモン廃人やらない夫のビューティフルライフ(110) / 14 : 超文学的なやる夫スレ2(110) / 15 : やる夫は炎を操る魔法戦士のようです(110) / 16 : やる夫が甲子園の借りを返すようです(110) / 17 : やる夫は自衛隊の試験を受けるようです(110) / 18 : やる夫は院長のようです(120) / 19 : やる夫と非人間達の無軌道物語(120) / 20 : やる夫と学ぶレトロハードの買い方(120)
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831名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:44:09 ID:uF/FNLOs0
「曹操がずるがしこく利己的な人物である……という評価の論拠として挙げられるのが、曹徳及び呂伯奢に関するエピソード。まず曹徳。曹操の叔父だけど、曹操の放蕩ぶりを曹操の父に忠告して、父は曹操を叱った。それを根に持った曹操は、ある日曹徳の前で中風倒れるようなしぐさを見せる」

832名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:44:32 ID:uF/FNLOs0
「慌てた曹徳が父のところに知らせ、父が駆けつけると曹操何事もない。曰く『オジサンは俺が嫌いだからそんなことを云ったンじゃね?』と。というわけで、以後父は曹徳を信用しなくなった……だな」

833名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:44:50 ID:uF/FNLOs0
「演義では、この曹徳は、曹操が父を呼んだ時に一緒に現地を出発したとある。つまり、父と一緒に徐州で陶謙に殺されたことになっている。ところが、さっき泰永が云った通り、正史ではこの叔父の名が記されていない」

834名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:45:21 ID:uF/FNLOs0
「いや、確かにおかしいよ、それ。曹操の字が『孟徳』なのに、その弟の名が『徳』ってのは儒教では考えにくい。……考えてみれば、父の弟の名が『徳』なら、それを字で使うとは考えられんぞ!?」

835名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:45:55 ID:uF/FNLOs0
「正確には『太祖の弟の徳を……』なんだ。翻訳の段階で、この『徳』を『弟の名だな』と考えて『曹徳』にしたようだが、アキラが云った通り兄の字を弟の名にする、というのは儒教では考えにくい」

836名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:46:29 ID:uF/FNLOs0
「えーっと、董卓の魔の手から逃れた曹操は、故郷に逃げ帰る途中、父の義兄弟の呂伯奢の家に立ち寄った。呂伯奢が隣村に酒を買いに行った夜半過ぎ、家人が刀を研ぎながら『縛りつけて殺せ!』と騒ぐ声。身の危険を感じた曹操は、自ら剣を抜き8人を斬り殺すも、屋敷の裏手ではブタが縛られていた。慌てて逃げ出したところ、帰ってきた呂伯奢さんに遭遇。後々の禍根を残すまいと、呂伯奢をも斬り殺す……というオハナシ」

837名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:46:50 ID:uF/FNLOs0
 孔融は十歳の折、名士と名高い李膺を訪ねた。門番に停められると「縁者である!」とのたまう。ひとまず会ってはみたものの、李膺、この少年に覚えがない。
「どんな縁者でしたかな」
「わたしの先祖(孔子)はあなたの先祖(老子:姓は李)に教えを乞いました」
 居合わせた人々は孔融の言葉に感心したものの、あるひとりがからかう。
「なに、子供のころに頭がよくても、成長したらどうなるか判ったモンじゃないさ」
 孔融、にっこり応えたね。
「オジサンも子供のころは、さぞかし頭がよかったのでしょうね」

838名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:47:09 ID:uF/FNLOs0
福島正則と加藤清正の二人は秀吉子飼いの大名といわれ、少年のころから秀吉、おね夫妻の身近で育てられ、一人前の武将となっています。清正には鍛冶をめぐる所伝があるのに対し、正則には大工(番匠)をめぐる所伝があります。

839名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:47:22 ID:uF/FNLOs0
大工と鍛冶は今日においては全く別の職業ですが、時代をさかのぼるほど、その境界線はあいまいになり、大工の道具置き場の片隅には、鍛冶のための施設があり、大工自ら鍛冶仕事をなして道具を工夫するということがあったといいます。産業史においても、播州三木(兵庫県三木市)など大工の集住地に刃物産地が形成されています。岐阜県関市は有能な大工によっても知られる土地であったようです。大工は「鉄」と密接にかかわる職能であり、鍛冶とは裏表の関係にあります。

840名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:47:36 ID:uF/FNLOs0
福島正則で注目すべきは、大工(あるいは樽工)をめぐる所伝で、地誌的な間接情報が大半ですが、多くの史料が正則の父親を「番匠」、すなわち大工としています。「尾張群書系図部集」の編者、加藤國光氏も地元の伝来史料などをもとに、番匠説に従っています。

841名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:48:00 ID:uF/FNLOs0
「中興武家諸系図」では、(木下)弥右衛門が中村に戻って「傘師」となったとされているというが、そうであれば、(木下)弥右衛門は農民ではなく、農民との兼業であったのかもしれないが、職人であったということになる。



 そして、「傘師」には小物のなどの工具が必須であったとすれば、それらの工具を自作できた(木下)弥右衛門はは、鍛冶職人でもあったと考えられる。



 そうすると、秀吉の継父の(木下)弥右衛門も、秀吉の実母の「なか」も、鍛冶職人の家系の人間であったと考えられる。

842名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:48:32 ID:uF/FNLOs0
桓武平氏



 「織田氏の系図は、「織田系図」(「続群書類従」第六輯上)、「系図纂要」などが伝わっている」が、「それらの系図を見ると、織田氏の先祖が平資盛(重盛の次男)になっている」が、その概要は以下のとおりである。

843名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:49:09 ID:uF/FNLOs0
大百済

844名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:49:54 ID:uF/FNLOs0
韓国、欠陥言語ハングルが悪かったのか実質文盲率が75%になる【ゆっくり解説】

845名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:50:17 ID:uF/FNLOs0
「源氏(室町将軍・足利義昭)の権勢もだんだん衰える時期が到来した。天下に信長公になびかない草木がないありさまは、先代にもその例を聞いたことがない。織田家の本系を探ってみると、平重盛の次男(資盛)の後胤なので、暑往寒来(暑さが去って寒さが来る)のが当然のことのように、今四百年の昔に遖って、平氏が再び栄える世になると思う」

846名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:50:33 ID:uF/FNLOs0
「織田氏の一族が発給した禁制などの文書を見ると」、「永正十五年(一五一八) 一月、尾張国下四郡の守護代・織田達勝は、円福寺(名古屋市熱田区)に禁制を与えた(「円福寺文書」)」では、「「藤原達勝」と署名されて」おり、「天文二十二年(一五五三)六月吉日付の「菅原道真画像墨書銘」には、「藤原織田勘十郎」とある(「熱田神宮所蔵文書」)」が「「藤原織田勘十郎」とは、信長の弟の信勝(信行)のことで、藤原姓で書かれている」

847名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:50:48 ID:uF/FNLOs0
「信長自身も天文十八年(一五四九)十一月に熱田八ヵ村に宛てた禁制では、「藤原信長」と署名している(「加藤文書」)」ので、「信長も藤原姓が本姓であることを認めている」

848名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:51:08 ID:uF/FNLOs0
足利三代将軍義満を補佐して管領となり、越前国、若狭国の守護職を補任した斯波義将が畠山基国に代わって越前守護になったのは康暦元年(一三七九)十一月から翌二年七月までの間のことなので、明徳四年というのは、義将が越前守護だったときに該当する。つまり、将広は義将の偏諱を受けて将広と名乗ったことがわかり、すでに斯波氏の重臣たったことがうかがわれるのである。

849名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:51:35 ID:uF/FNLOs0
藤原氏から桓武平氏への変更



 「大師堂(岐阜県郡上市)所蔵の銅製鰐口(県指定文化財)には、表面に「元亀二年(一五七一)辛未六月吉日」、裏面に「信心大施主 平信長」の銘文が刻まれている」ので、「この頃には、信長も平姓を使っていた」



 「天正二年(一五七四)三月二十八日、信長は従三位に叙された」が、「朝廷に仕えた三位以上の高官の名を記した職員録である「公卿補任」には、「平信長」と書かれている」



 「「歴名土代」中世における四位・五位の叙位録)には、藤原姓から平姓に変わったように記されている」ので、従三位叙任の「時点において、信長は公式に藤原姓を捨て、平姓に変えたと考えられる」

850名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:51:54 ID:uF/FNLOs0
おそらく、天正二年(一五七四)の織田信長の従三位に叙任を契機に、織田氏は藤原氏の出自から桓武平氏の出自へと変更されたと考えられる。



 そうすると、織田氏は藤原氏の出自であるという主張がより本来的なものであったと考えられるが、そうであれば、この藤原氏は誰の系列だったのだろうか?

851名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:52:08 ID:uF/FNLOs0
藤原氏

852名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:52:19 ID:uF/FNLOs0
徳川氏

853名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:52:39 ID:uF/FNLOs0
織田氏の出自を桓武平氏とする伝承では、平資盛の寵妾の子の親真は、越前国織田荘(福井県越前町)の神官の養子となって、その神職を継ぎ、織田氏の祖となったとされているが、親真が「平資盛の寵妾の子」であったという伝承が、織田氏の出自を桓武平氏に繋げるための系譜の仮冒であり、それを除外すれば、この伝承から、織田氏は「越前国織田荘(福井県越前町)の神官」に出自すると推定できる。

854名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:52:51 ID:uF/FNLOs0
この「越前国織田荘(福井県越前町)の神官」の神社が、「織田家の氏神だった」「剣神社」であり、その「社司は忌部氏」で、剣神社があった織田荘の荘官もその神官が務めていたのだとすれば、織田氏は剣神社の神官で織田荘の荘官であった忌部氏の出自であったと、ひとまずは推定される。

855名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:53:09 ID:uF/FNLOs0
このように、織田氏の出自は、忌部氏、藤原氏、桓武平氏と変化してきたことになり、出自が忌部氏であったのは、在地豪族が武士になったという経過を反映するもので、桓武平氏への出自の変更は、織田信長が中央政界に進出したこと、とりわけ清和源氏の足利将軍家と対抗するようにになったことを契機にしていたものだったと考えられる。

856名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:53:54 ID:uF/FNLOs0
パンゲアとゴンドワナ大陸



 古代ギリシャ語で「全地球」を意味するパンゲアは、ウェーゲナーの大陸漂移説(大陸移動説)で約3.3億年前〜1.5億年前に地球上の殆どすべての大陸が集合していたとされた超大陸である。

857名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:54:09 ID:uF/FNLOs0
ゴンドワナランドはパンゲアの南半部で、アフリカ、南米、オーストラリア、南極及びインド亜大陸(これらをゴンドワナ大陸片と呼ぶ)が集合して約6億年前に誕生した巨大大陸である。

858名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:54:26 ID:uF/FNLOs0
北半球でも少し遅れて4.5〜4億年前頃に北米とヨーロッパが合体しユーラメリカ巨大大陸が誕生し、両巨大大陸及びシベリア地塊が約3.3億年前に合体してパンゲア超大陸となった。パンゲアは約1.5億年間存在し、中国の諸地塊も集めて巨大化した。そして今から2億年前頃に分裂を開始して現在の世界地図に見る大陸分布となった。

859名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:54:41 ID:uF/FNLOs0
ヨーロッパ旧石器時代の先史には、気候が改善するにつれ人類の居住が増大した、はっきりしたいくつかの局面があった。最初は、四万五〇〇〇年前から三万三〇〇〇年前までの最早期の上部旧石器時代で、最早期のオーリニャック技術の普及を特徴とする。

860名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:54:55 ID:uF/FNLOs0
オーリニャック上部旧石器文化は、おそらく五万年前以降にトルコから、初めてヨーロッパのブルガリアに入った。すぐにこの新しい様式の石器はドナウ川からハンガリーのイシュタローシュケヘ、それからさらにドナウ川を西にさかのぼってオーストリアのヴィレンドルフヘ広かった。黒海から西へ、上流へと途切れずに進むこのオーリニャック文化の動きは、やがてドイツのドナウ川上流のガイセンクレスターレにいたった。またそれよりずっと早い時期に、オーストリアから南の北イタリアへも移動した。そこで急速に拡大し、リヴィエラに沿って西へ進み、ピレネー山脈を越え、さらに北スペインのエルーカスティーヨを通り、ついにポルトガルの大西洋岸に三万八〇〇〇年前に到達した。

861名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:55:50 ID:uF/FNLOs0
日本語の数詞は、漢字で一、二、三、四、五、六、七、八、九、十と表記され訓読みでは、ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ/よん、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお、と読まれ、音読みでは、イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、ク/キュウ、ジュウと読まれているが、「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、ク、ジュウ」というのは呉音の読みで、漢音では「イツ、ジ、サン、シ、ゴ、リク、シツ、ハツ、キュウ、シュウ」となる。

862名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:56:28 ID:uF/FNLOs0
「古代日本語のイツは文法的な数詞ではなく、「1」(これから、不定詞や疑問詞が派生した)と「5」を同時に含蓄する」といい、「漢字「一」はカズと読むことにより、分類学上の無標となり、「数」一般(「数(カズ)を読む」)を意味するようになった」という。

863名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:57:22 ID:uF/FNLOs0
「魏志倭人伝」の「其余傍国」の「斯馬国」の「斯馬」は、糸島水道が埋没して以降も「糸島郡」の名が残ったように、日本語の「島」の漢字表記である。

864名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:57:36 ID:uF/FNLOs0
また、「邪馬台国」の「邪馬(やま)」は日本語の「山(やま)」の漢字表記であり、「台(と)」は、港のことを「水門(みなと)」といったときの「門(と)」の漢字表記であるので、「邪馬台国」の「邪馬台(やまと)」とは「山への入り口」=「山門(やまと)」のことであり、その近くには山が存在したと考えられる。

865名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:58:07 ID:uF/FNLOs0
大百済

866名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:58:56 ID:uF/FNLOs0
【2ch 面白いスレ】男からの結婚拒否で心が折れる婚活女子総集編【ゆっくり解説】

867名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:59:15 ID:uF/FNLOs0
 ――天地人と申しますが、そのいずれも酒とは切っても切り離せぬ間柄。古の賢帝とて、酒を呑まねば聖人となることは難しかったでしょう。ところで、殷の紂王・夏の傑王はいずれも女色に溺れて国を滅ぼしたのをご存知ないのですかな? 酒を禁じて婚姻を禁じぬのは、さておかしな話で。

868名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 13:59:39 ID:uF/FNLOs0
孔融「父だ子だと云ってもつまりは性欲の産物。母だ子だと云っても所詮はカメの中のものを外に出したと同じだろう。いったん出したら別のものさ」
曹操「ワシは別に、孔融と親しかったワケじゃないからなぁ」

869名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:00:14 ID:uF/FNLOs0
惇「漢が終わり次の時代が始まるのは、天下の揺らがぬ事実ですぞ。古の時代より、民衆のため害を除いてきた者が彼らの王となって来たではありませんか。殿はこの30年戦い続け、天下の民心を得ておられる。天意に応えるのに、なにを躊躇われますか」
曹操「直接手を下すだけが政治ではあるまい。己の生き様を示すこともまた政治なのだ。仮に天がワシを選んでおったとしても、ワシは周の文王になろう」

870名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:00:36 ID:uF/FNLOs0
なお、古代日本語の「水」mi-duの-duは、おそらく「出る」の-duであり、「泉」がi-du-miであったとすると、「水」mi-duと「泉」i-du-miは関係があり、「泉」i-du-miのi-が場所を示す接頭辞であったとすると、「泉」とは「水が出てくる場所」という意味で、そこから出てきたものという意味で、「水」をmi-duといったとも考えられる。

871名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:01:20 ID:uF/FNLOs0
浅野家は土岐氏の流れで、土岐美濃守光衡の子・次郎光時が尾張国丹羽郡浅野村(愛知県一宮市浅野)に住んで浅野を名乗ったという。たしかに土岐氏の一族に浅野家は存在するが、長政の家系がその末裔であるとは限らない。浅野家の家紋が、土岐一族が家紋とする桔梗ではなく、違い鷹の羽であるのも奇妙である。

872名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:01:32 ID:uF/FNLOs0
浅野長勝が杉原家利の娘と結婚する前に妻としていた樋口美濃守も、在地の賀茂氏に起源する近江国坂田郡の在地領主であり、こうした婚姻関係からも、浅野家は樋口家と同様の在地領主であったと考えられる。

873名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:01:45 ID:uF/FNLOs0
杉原家利は「おね」の母の鍛冶職人の家系から、おそらく連雀商人であった同族の杉原家に養子に入ったと想定されるが、そうすると、在地領主の浅野家が、「鉄炮張工」という鍛冶職人の娘で「行商人」であった連雀商人の妹と結婚したことになり、両者の婚姻は身分違いの婚姻となる。

874名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:02:00 ID:uF/FNLOs0
こうした身分違いの婚姻が行われたのは、おそらく、連雀商人であった同族の杉原家が、行商して商品を売り歩く連雀商人ではなく、そうした連雀商人の集団の頭の様な地位にいて大名権力から保護されていた特権商人であり、その地位を引き継いだ杉原家利が、「商人司」の伊藤伊藤宗十郎の配下として活躍していたという事情によるものであったと考えられる。

875名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:02:13 ID:uF/FNLOs0
そして、身分に囚われず実力主義で人材を登用しようとしていた織田信長の下であったということも考えると、杉原家利の妹と浅野長勝の婚姻は、不自然なものではなかったと考えられる。

876名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:03:05 ID:uF/FNLOs0
「まず、歴史の確認から。先に挙げた殷の紂王は、これも挙げた夏の傑王と並んで、中国史上の暗君と名高い……つーか名低い。妲己に溺れて国を傾け、そのくせ頭は切れるし腕は立つ。姫昌はそれでも紂王に臣下として仕え続けたが、姫昌が死んだら周は兵を挙げ、諸侯を糾合して殷を討った。王となったのが姫昌の息子で、これが武王。父・姫昌を文王と諡している」

877名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:03:23 ID:uF/FNLOs0
「えーっと、ここで挙げたとおり、曹操は帝位に就くことを直接否定している。また、曹操は周公旦(周公)を深く尊敬していて『山は土をもって高くなり、海は水をいれて深くなるように、周公は天下の才人を受け入れて人身を得た。これこそ私の理想である』と述べている」

878名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:03:40 ID:uF/FNLOs0
「まぁ、聞け。殷を滅ぼして2年後、天下はまだ定まっていないのに武王が病に倒れた。そこで周公は、自分を生贄に捧げ、兄の病の吉兆を占わせたところ、なぜか"吉"との卦が出る。祭文を箱にしまった周公は、兄の死後、摂政として甥にあたる成王を補佐したが、当然『周公は成王を軽んじている、天下を私物化している』との悪評が広がった」

879名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:03:58 ID:uF/FNLOs0
堀氏は大名浅井氏に属していたのですが、元亀元年(一五七〇)、信長と浅井氏がにらみ合っていたころ、「信長公御調略を以て、堀、樋口、御忠節仕るべき旨御請なり」(「信長公記」巻三)ということがあり、織田家に鞍替えしています。これによって、織田方は美濃と近江の国境地帯を掌握し、近江領内に切り込む体制を築くことに成功しています。

880名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:04:16 ID:uF/FNLOs0
この調略にあたったのが秀吉ですが、樋口氏を説得したのは竹中半兵衛であったという話が、小瀬甫庵の「太閤記」「浅井三代記」などによって伝わっています。半兵衛は美濃と近江の国境地帯の人なのでよく知る間柄であったのかもしれません。

881名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:04:29 ID:uF/FNLOs0
秀吉の父方系図は浅井郡を先祖の地と記しています。「諸系譜」では秀吉の父方を浅井氏の支流とし、「中興武家諸系図」では、浅井郡の長野を先祖の地としています。現在の住所表示で「小谷丁野」という地名があるように、小谷と丁野は同一地域です。浅野氏は、秀吉の父方との縁も考えられます。織田家に仕えた当初、浅野長勝は、父親のいない秀吉の後見人のような立場にあったことも別の意味を帯びることになります。

882名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:04:43 ID:uF/FNLOs0
こうして関連する所伝を見ていくと、国境エリアで織りなされる人脈に、浅野一族がかかわっているのは確かなことに思えます。

883名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:05:01 ID:uF/FNLOs0
称名寺は現在も長浜市尊勝寺町にあり、寺号を津布良山といいます。元来は美濃国安八郡の聿布良庄奥村(岐阜県大垣市津村町)にあったので、この荘園の地名をもって寺号としています。現在、称名寺の住職家は津布良の苗字ですが、この発祥地にちなむものです。

884名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:05:17 ID:uF/FNLOs0
美濃と近江を結ぶ、現在の国道三六五号線に相当する「北国脇往還」に沿った地域に、豊臣秀吉に係る系図類の舞台があるが、その理由は、秀吉の母系が鍛冶職人の家系であり、秀吉の「父系」とされる(木下)弥右衛門の家系も、鍛冶職人の家系であったからであったと考えられる。

885名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:05:35 ID:uF/FNLOs0
北国街道は他の主要街道と比べて、本道がはっきりしていないのですが、今日のJRの東海道本線で米原まで行き、そこから北陸本線に入って琵琶湖東岸を北上するルートを本道とすると、岐阜県の大垣方面から滋賀県の長浜市の木之本に至る近道を「北国脇往還」といっています。大垣、米原、長浜の三点がつくる直角三角形の斜辺が「北国脇往還」で、国道三六五号線に相当します。この街道を東に行くと尾張国、北へ向かうと越前国に至ります。本書で見てきた種々の系図の舞台は、おおむね美濃と近江を結ぶこの街道に沿っていたことがわかります。

886名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:06:04 ID:uF/FNLOs0
「見かねた太公望が斉(賜った領国)から出てきたところ、周公は応えている」

「成王はまだお若い。今は周の土台を築く大事な時期だから、私は、誤解を受けるのを承知で摂政を務めているのだ。そうしなければ天下を保てず、父や兄に顔向けできん!」

887名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:06:19 ID:uF/FNLOs0
「周公自身が受けた封地は魯だが、息子を代理に送っていた。その時、父はこう戒めている」

「わたしは文王の子で武王の弟だ。天下に恥ずかしい家柄ではないのに、君子が訪ねてくれば、髪を洗っていたらそのままで出迎え、食事中だったらすべて吐き出す。それでもなお、天下の才人を失うまいかと心配なのだ。お前も魯では、王だからといって驕るンじゃないぞ」

888名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:06:42 ID:uF/FNLOs0
『自らの本志を明らかにする令』にはこんな一文もあった」

 ――オレが負けたら、漢は累卵の危機に瀕する。空虚な聖人君子の名声に憧れて現実の災厄を招くなど、オレには到底できん!

889名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:07:02 ID:uF/FNLOs0
「功成り名遂げて身を退く、は中国における君子の理想像だが、そんなものに憧れて国を滅ぼすなどできんのだ、との主張だ」

890名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:07:28 ID:uF/FNLOs0
「王城に入ってきた武王を、諸侯は整列して迎えた。そして、一斉に『王さまばんざーい!』と叫び出したンだ。誰の手引きだったのかはここでは触れんが、周りからの推挙で王になった、というワケだが」

891名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:07:44 ID:uF/FNLOs0
「そうだな、ある程度の期待はしていただろう。だがな、このエピソードは王権というものを考える際、避けては通れないものだ。天下諸侯から万歳を受けるということは、徳のある王と認められたに等しい。と同時に、臣下がその気になれば君主を王とすることもできるのだから」

892名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:08:02 ID:uF/FNLOs0
「董卓によって、高祖より続いた漢の命運が尽きようとしていたのを救ってくれたのが君だった。黄巾の残党を滅ぼし東国を平定したのが君だった。楊奉を討って許昌に都を造ったのが君だった。官職を整備し祭祀を復興し、古き制度や文物を失わせなかったのも君だった。帝位を僭称した袁術を討ったのも君だった。呂布や張楊、張繍を平らげたのも君だった。袁紹を官渡で破り、我が国を絶対の危機から救ったのも君だった! 北方四州を平らげ烏桓を討ったのも君だった。劉表を討ち百の城を服従させたのも君だった。黄河を超え馬超を討ち、辺境の蛮族を従えたのも君だった。
 天下を平定した功績を挙げながら、優れた徳義を備え四海を秩序で満たし、あらゆる恩恵と教化で旧来の功徳を施した君よ。君の徳は周公にさえ勝る。前代の聖王たちは、優れた徳を持つ者を位につけ領土を与えた。朕もそれに倣い、君に九錫を与え、魏公に任ずる」(魏公に任ずる辞令)

「大功のある者を賞し子孫まで恩恵を施すのはどの王朝でも同じであり、それが異姓であろうが親族であろうが差別はすまい。高祖(劉邦)が興し光武帝(劉秀)が継いだ我が国の聖徳をどう守るか。それだけが朕の悩みであったが、君が神のごとき武威を振るい朕を艱難から守ってくれる。
 先般君に魏を与えたが、西方を平らげた功績は我が国を安寧に導いた。朕は君のおかげで政治を行えるのに、充分な恩賞を与えないようで、どうやって天地の聖霊に応えればいいのだ? 魏王になれ」(魏王に任ずる辞令)
「聖人は功績を高く評価し忠誠に報いる。だからこそその名を百代にわたって理想とされるのだ。朕は君が立派だと思う。寝ても覚めても君を王位につけたくて仕方ない。朕の命令に従わんのは歴史に申し訳が立たんぞ。ガタガタ云わずに受けろ」(三度辞退された後の辞令)

「君の父は、天が我が国にくだされた藩屏である。朕はその陰で遊んでおればよかったのに、こんなに早く世を去ろうとは。朕の哀悼の念は切なるものがある。君に先代の事業を継承させよう」(曹丕を魏王に任ずる詔勅)

「天命は不変のものではなく、徳ある者に帰する。朕の時代は悪人どもが大乱を起こしておったが、亡き曹操が神のごとき武を振るい、中華の地を清めてくれた。先代の事業を受け継ぎ文武両道の大業を極め、亡父の大功を明らかにした君に、天下を送る。受けろ」(曹丕への禅譲の詔勅)

893名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:08:27 ID:uF/FNLOs0
「曹操は、曹丕が自分のように漢王朝を支えるとは思っていなかった。それは、この息子が日頃から何かと問題ばかり起こしていたからだ。周りからけしかけられれば、その気になる息子だと判っていた。だから、夏侯惇はもちろん、孫権や陳羣らの言葉を拒み続けたのさ。……悪逆非道な群雄が跋扈したこの時代に、自分ひとりくらいは、漢に忠実であってもいいじゃないか。そんな想いがあったのかね」

894名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:08:45 ID:uF/FNLOs0
「曹操は、曹丕が自分のように漢王朝を支えるとは思っていなかった。それは、この息子が日頃から何かと問題ばかり起こしていたからだ。周りからけしかけられれば、その気になる息子だと判っていた。だから、夏侯惇はもちろん、孫権や陳羣らの言葉を拒み続けたのさ。……悪逆非道な群雄が跋扈したこの時代に、自分ひとりくらいは、漢に忠実であってもいいじゃないか。そんな想いがあったのかね」

895名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:08:56 ID:uF/FNLOs0
曹操が死に、曹丕が後を継ぎ、そして禅譲を受けて皇帝となった

896名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:09:24 ID:uF/FNLOs0
「話を戻すが、どうしたわけか『献帝が曹丕に殺された』との報せも届いたンだ。ために劉備は喪に服し、献帝に諡さえ奉った。漢王朝が途絶えてしまった〜と本人はふらふらになっているのに、よせばいいのに孔明さんは『たとえ一日たりとも、天下に主がいないのは許されません!』と、劉備に皇帝になるよう奏上する」

897名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:11:19 ID:uF/FNLOs0
「そだねー。さて、曹真が守りに入った隙に蜀軍は退いたンだけど、撤退の時間を作るのと同時に、王双への援軍を出せなくする目的もあったようでな。孤軍と化していた王双隊は、対陣していた魏延が撤退を開始したのを嗅ぎつけ出陣する。一目散に逃げる蜀軍を追っていくと、突然背後から『我が軍の陣地が焼かれましたー!』と悲鳴が上がり、見れば夜空も燃えるほどの火の手が上がっていた」

898名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:11:30 ID:uF/FNLOs0
【2ch 面白いスレ】男からの結婚拒否で心が折れる婚活女子総集編【ゆっくり解説】

899名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:12:05 ID:uF/FNLOs0
陛下は即位以来、いまだに記録すべき功業がございません。呉や蜀は険阻をたのんでおりますので早急には平定できませんから、しばらく使っていなかった幽州の兵を用いて、遼東を平定するのが得策でありましょう。

900名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:12:34 ID:uF/FNLOs0
高い勲功を打ち立て人々はその成果を楽しみ、業績は広く知れ渡って敵国もその徳を慕った。武威を輝かせたうえに文治の経略もあまねく行き渡らせた、このやり方を推し進めていけば、天下にいったい刃向かえる者があろうか。

901名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:13:01 ID:uF/FNLOs0
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609個のスレッドがあります

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20: やる夫と学ぶレトロハードの買い方(120)

902名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:13:29 ID:uF/FNLOs0
 孫亮は全尚の子・全紀を呼んで、命じた。
「もはや孫綝を許すことはできん。お主の父・全尚は軍の指揮権を持っているのだから、それを動かせるようにしておいてもらいたい。私は近衛を率いて朱雀橋まで乗り込み、孫綝を包囲しよう。皇帝が詔勅を出せば孫綝の兵は逃げるだろうから、生け捕りにするのは難しくはない。
 お主は退出したら、そのまま父にこのことを伝えてくれ。だが、お主の母に伝えてはならんぞ。事態を理解せずに、祖父が同じというだけで孫綝に通じかねんからな」

903名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:13:51 ID:uF/FNLOs0
『父上が亡くなって五年、その嫡子たるわたしが動こうというのに、従えぬ者がどこにいるか!』

904名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:14:10 ID:uF/FNLOs0
『父上が亡くなって五年、その嫡子たるわたしが動こうというのに、従えぬ者がどこにいるか!』

905名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:14:49 ID:uF/FNLOs0
「うむ。夜の間に兵を動かし、勝負を決している。夜襲をかけられた全尚はあっさり捕らえられ、青龍門に張っていた劉丞は孫恩に斬られた。夜が明けると宮殿はすでに孫綝の兵に包囲されていて、それと知った孫亮は、自ら馬に乗り弓を取り、討って出ると云いだしている」

906名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:15:18 ID:uF/FNLOs0
「だが、後手に回った孫亮と、戦況が読めない側近のせいで、事態は収束してしまった。憤慨した孫亮は2日間食事を摂らず、妃に『お前の父親のせいでことが台無しだ!』と当たり散らし、それでも収まらずに全紀を呼びつけるけど、本人は『父のせいで陛下がこんなことになっては、会わせる顔がない……』と自害している」

907名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:15:42 ID:uF/FNLOs0
「だが、後手に回った孫亮と、戦況が読めない側近のせいで、事態は収束してしまった。憤慨した孫亮は2日間食事を摂らず、妃に『お前の父親のせいでことが台無しだ!』と当たり散らし、それでも収まらずに全紀を呼びつけるけど、本人は『父のせいで陛下がこんなことになっては、会わせる顔がない……』と自害している」

908名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:15:55 ID:uF/FNLOs0
「そうなっては孫亮も荒れておれなかったようで、その後どうしたという記述はない。まぁ抵抗もできなかったようで、孫綝が大臣たちを集めて孫亮の廃立を宣言すると、何の抵抗もせずに退位している。本人は会稽に、全尚の一族は零陵に流されたが、当人が自害したとかそういう記述は一切、ない。この男、自分のしでかしたことの重さがまったく理解できていなかったようだ」

909名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:16:27 ID:uF/FNLOs0
そんなワケで諸葛誕が討ち取られ、その叛乱劇は幕を下ろす。終わってみれば半ば以上自滅だが

910名無しのやる夫だお:2024/04/13(土) 14:16:51 ID:uF/FNLOs0
「そーだな。ただ、主将同士の心理的余裕の差はもっと大きかったと思う。諸葛誕は、追い詰められて挙兵しただけに、後半すでに冷静な判断ができなくなっているのが明白だったし」




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