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やる夫はATFの潜入捜査官のようです
ゞ 井三−≡雪
−″玉雨画鐘玉‥水醸蠶鐘議驚八
一∞手曲議!中敬醴心‥空蠶蘭木−感夢 一敬鬱蠶蠶字″一二″
°過買鐘醴醴手 魔Тへ躍鬱 ♂悪″=響醴響気買魔Т八譲時上ハ∴′
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二艦醴醴空‥曲鬱 過鬱べ顧手−ぬ醴醴鐘過=謝夢悪井感″永醴漢新躍臓勺手魔=″′°″‥心醴宇″″水感
空∴°玉醴買蘭三二襲時 勇臓べ驚醸買心全土个へ″°‥′!心′‥空顧襲漢新大臓糖−″‥手勺漢水魔空‥°手醸曲裏命
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′″°子顧醴雪ハ″ぬ鬱 雪腕一土鬱陽蘭議∫ 大譲雪鐘永欲顧べ″°仲蠶∞中一感中愛
′ハ愛蠶醴醴醴顧山−裏漢 艦敬玉敬八上ゞ ′−空水画玉鐘一′″Λ蠶乙″°土好べ
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″≡葉雪宇″°一鐘曲
上鬱買Λ
井愛−′
原作:「潜入捜査官 全米一凶悪なバイカーになりきった830日間」
基本的に原作準拠ですが、一部にオリジナル改変が含まれます。ご了承ください。
>>1 は初心者です。温かい目でご覧ください
前作 やるやらは銀行を襲うようです(完結済)
URLhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1372169277
タダ乗り、乗り逃げか・・地元の怖いお兄さんたちとトラブルにならないかな?
({,ィ=- 、
/"´ ヽ._
, .゚ / /ノ.; 、. ヾゝ
イ.′{,':/'≧刈! i从!ヾ、
リ:{ヘソ′`ゞ'`ソィォリノソ
ヘヽヘ 〉ハ!' おい、やる夫。
∨ 、 `ー イ
r‐┴┐> _, ′
,、_ ..=‐≦ヾ、:i:i:8|_ /-r,
r'´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iノメ:i:i:||、 `」ヘ
_j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/.i:i:i:i:i:i:i:||、 ||:i:i≧:、
/:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〃:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||〈 i|:i:i:i:i:ヽiヽ
/>:i:i:i:ir〃:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| ヽj.|:i:i:i:iヽ:i:i》
/:i:i:i:i:i:i〃:i:i:iノイ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||ヽ《||:i:i:i:i:i:i}:i!}
r:i:i:i:i:i:i:i /.i:ノ!:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i「|:i:i:i:i:||ヽ《||:i:i:i:i:「ト:i|
/:i:i:i:i:i /:i:/ {:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|イ:i:i:i:i:|| 》!:i:i:i:i|.|:i:{
モンゴルズ・リヴァーサイド群支部支部長 ザ・キッド(ギルガメッシュ)
どうしたらいいのか必死に考えながら一時間が経過した頃、<ザ・プレイス>の店主であるカレナの夫で
リヴァーサイド群支部の支部長であり、モンゴルズの古参メンバーであるザ・キッドが私に近づいてきた。
彼は筋金入りのアウトローバイカーで、根性がとてつもなくねじ曲がっていて、クズリのように獰猛で危険な男だった。
そういやストリップクラブには用心棒ついてるのが一般的だ
,´ ィ / ヾく
,ィ彡イ ' イ // ./ ∧ .::`ヽ
/ ./,イ / .::/i | .:/ / ,イ .ハ ::::∧
, / ,イ 才Ⅵ/ .|.: !/!./ / .八 八 ト、 .:::: ',
/ ./ // /イ!从_, |.: !::::ハ ハ | Y i Ⅵ::::\:::::.
! ,' /ハ .!イ <ソヾ リl::::i レヘ _iz-一'ヘ:::!:::::::::::::::!
レ .i { ', .ハ`ー‐'" } `ゞ、 ≦ 〈ヲ `> i::i::::::::::: : |
おら、酒もヤクもどんどん Y i 入 丿 `ー一'"Ⅳソ::::::: : |
もってこい! 八人/! ` ` {/ ̄ヽ:::八
今日も朝まで楽しもうぜ! 〈リ| t二二二二二''7 イ }/i\:::ゞ
Y | / ト、 人! `
ヾ、 !''"  ̄ ̄`ヽ/ /.:,/
. 廴___ノ ,ィ-‐':!/
|\ /|:://´
_ |:::: \ イ::::/´
|::::ト、_..|:::::::::::>- <´:: /:::: !__
|0 !:::::∧:::::::::::::::::::::::::: /:::::/ 0三\
r‐-|0 ! ノ |:::::::::::::::::::::::::/:::::/ 0三三:〉
__, -=ニ二三Y´ / ̄i | !::::::::::::::::::::::/'7レヘ三三三〈
_ -=ニ二二三三三三三三三. /.::三!.| !:::::::::::::::::: / /三三>一'" \_
/三|三三三三三三三三二二ニゞ'"ニ三三.!.|.::::: ::::::::: .: / /三三三三i l三三二ニ=- _
. /三三.!三三三三三三三/三ニソ/ニ三三三i |.::. :. ::::::: i i=三三三三ゞ-、三三三二ニ=- _
.. /ニ三三!三l三三_>一'"ニ三三三三三三三.!.| | |三三三三三\\三三三三三三ニ=- _
/三三三|三ヘ/.:::三三三三三三三三三三三!.| r'" ̄!.: !三三三三三三\\三三三三三三三ニ- _
彼は数か月前に、ドラッグ密売の重罪で入っていた刑務所から出所して、リヴァーサイド支部に舞い戻っていた。
そして、失った年月を躍起になって取り戻そうとしているかのように、パーティに明け暮れていた。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : / 「 ̄}: : : : : : : : :{___
: : : : : : : : : : : : : : : : : : >―┐ │ 乂: : : : : : : :{ ̄`
: : : : : | : : : : : : : : : : :|: | : : : 〈___ / }:: : : : : :.|
: : : : : | : : : : : : : : : : :| :| ||: :.レ|:.:.L.... | ,:八: : : :.八
|: : :.:|、 : : : : :.l: :| : }_,l.r匕ノ |:.:八} / | / \: : : jー' お前、キャンディをやるのか?
|: : :.:| ∨ :..:|: l: :|:.彳斗=ヲ |.:, | / :′ ヾハ{
|ハ ‘。.:.:_l___}__、 ∨}人;ノ |/ ゝ---、⌒i イニニニニニニニi
|| ゚。 \乂x=ァ\{ j ̄ ∨t} ,,≦二ニニニニニニニニ{
リ ‘:, \{ヘ } ′ r≦二二二二ニニニニニニニ∧
\{\{リ:、 | ,ノ / | ニニニニニニニニニニニニ}
丶└ __,,. ´ / : ニニニニニニニニニニニニハ
` ., ´ | ニニニニニニ二二二二二ニム¨¨¨¨¨¨ィ⌒ヽ
` ヽ __/ r≦二ニニニニ二ニ二二二二二ニム...../......... \
/ /} ー-、 / ニニニニ二ニ二二二ニニニニニニム/..................
イ{//{____./...ニニ二ニニニニニニニニニニニニハ...........................
r‐ ´ {/ // 〉、ィ ニ二ニ二二ニニニニニニニニニニニニ}..........................
/ | 乂// / イニ二ニニニニニニニニニニニニニニニ二|..........................
.:′| }{/ /イ / ニニニニニニニニニニニニニニニニニ|..........................
彼は明らかに私を信用していなかった。
彼は、私の目をじっと覗き込むと、私に向かってキャンディをやるかと聞いてきた。
____
/ \
/⌒ ⌒ \ え、何??
/( ・ ) ( ・ ) \
| (__ | キャ、キャンディ?
\ _} /
/ ー \
/ | |l
. / ,′ } |l
/ ,′ / I / ', } l| .|l
. / ′ / 〃 / /| ′ ,/ ∨. | l| .|l
/イ |i il l ./ , /i / .|l ′ 〃 ∧ ∨ | l| 八
|l |l |/ / /.|l ′.|l. ,' // / ∨ ∨ .| l| /
|l |l ┼ -- __|l / .|l // ./ /__ -- ―∨ | l|′
|l |l |、 ─―=≧ミ/ |l / ./ ,z≦=―― ァ ∨ | ./
И .|l. /{/ヽ |l::::{i}::::lト、 .|l. / / |l::::{i}::::l| / ∨ 斗ヘ /
{从匸.| ,′ \ `===='' |l / ' 、 `===='' | ∠ !/
ヘ ン !/  ̄ ̄ ̄´ .|l. /  ̄ ̄ ̄ ! _ ′ 鼻でキャンディをやるのか、って
ヘ ヘ |l / ′) /
\_ |/ .i / / 聞いてるんだよ、やる夫。
∧ .:::{ / ―一
∧ .:::::| /
私はぽかんとして彼を見つめた。
質問の意図が、そして意味が理解できなかったのだ。
___
/ \
/ ::\::::::/::: u\ キャ、キャンディならたまに食べるけど
/u (⌒):::::::(⌒) ヽ
| (__人__) u | さすがに鼻から食べるような特技は
\ `‐'´ /
/⌒ヽ ー‐ ィヽ もってないお…。
___
. ´ `'´ ̄ 丶
/ \ なに馬鹿な言ってやがる!
/ ∧
/ ∧ コカインのことだよ、コ カ イ ン!
/ 丶 ∧
. / i ヽ \. ∧ お前、コカインはやるのかって聞いてるんだよ!
-=彡" ′ | |/, ∨ ∧
 ̄/ / / , } |, /, |l i ∨ 圦 -=ニ二二
. / イ , ∧ |/ /, |l 从人∨ |iミ、/二二二二
/// ′|l _} // ||// |l / } } |iニヽ二二二二二
. /イ/ ∧ l |l 7≧_ // イ 笏 厂Ⅳ ノ l |i二|二二二二
{ / レ}从八笏/イ  ̄ ,r ´ 圦/ニニ′二二二二
'′ ` ! } /ニニ/二二二二二
く ′ /ニニ/二二二二/
{ニ`ヽ ー―==、 / /ニニ/二二{ ̄`" /
∨ニニ\ ` ̄ ̄ /-、 〈ニニ/二二二二二二
∨二二\_ イ三三}__ \〈二二二二二二二
\二二/三三三〈 ` ' \ヽ二二二二二二
{二{〈三三三三∨ /\\二二二二二
____
/ ノ \\
/ (●) (●)\ ちょ、ちょっとしたジョークだお…。
/ ∪ (__人__) \
| ` ⌒´ | コカインなら時々はやるけど、今夜はそんな気分じゃないお
\ /⌒)⌒)⌒) //⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) ./ / /
/´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| l | ノ / ) /
ヽ ヽ_ヽ /' / /
ヽ __ / / /
___
´ `ヾ}
/ ≧、
/ \
/ ヽ
/ \ ',
/ / ′ i 、 lV ∧ ヽ
ーイ / l ト、 _ 斗 V ∧ トヽ
l ,i 八 Ⅳイ 苧厂 V 刄∧.l
l/ l 折ァ \|  ̄ V_ 」 l
Ⅳ! / ノ l
. 〈 厂 从
なんでだ? 八 ′ Ⅳ
\  ̄ ̄ ` /. l八l
\ / l
ー < {0.ニニニニ}
{!ニニニ| |ニニニニニL
/ \
/ _ノ ヽ、_ \ なんで?って言われても、やる夫ももうくたくたで
/ o゚((●)) ((●))゚o \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ / あんた等にはついていけないんだお。
/  ̄ ̄ \
/ノ ヽ__ \ だいたい、あんたら、やる夫の半分くらいの年じゃないかお。
/(―) (― ) \
|. (_人_) u | 一日中ビールやらコカインやらで、こっちはくたばる寸前だお。
\ `⌒ ´ ,/
/ ヽ
./ l ,/ / i
コカイン吸わされるとかレイプを一緒にやらされるのか
{ : :从{: :∨.:|::: |/ ...:.:.::::::::ヽ', \: :∨.:Ⅳ.:.|: : : : : : : : : : :
∨: :{.:.:|: : ∨|::: l l : :\!:V.:|: : :. :.:.:.
. ∨ ヽ:ヽ: : ':i:::: | l : : : : ::ヽ{: : : .
. 、: : `\!:. ::. | l : : : : : : : : : .
\: : : : :. | l : : : : : : : : .
\_::. ._._l : : : : : : : .
| .:.::. . . : :{: : : : : : : : : .
| .:.:八 : : : :ヽ!: : : ィ: : : . _,
| ノ} .:.:.:.. 、___._:_:_:_:_:_:_:_.____, </ .:: クランク(※1)をやれば元気が出るぞ、やる夫?
{′V .:.:.:\ `≦==‐ ---/ .:.:.:
V .:.:.:.:.\  ̄ ̄二二二 ̄ ̄ ̄ .:.:.::/ あんたに必要なのは、数本のクランクの筋だよ。
} .:. .:.:.:.| \ 〈: : : : : : :〉 .:.:.:/: :
| I .:.:.:.| 、 ` ̄ ̄´ .:.:/: : : : 俺のおごりだ、さぁ、やれよ。
|八 .:.| .\ .:.:/: : : ; :!
V .:.| :\ .:.:/ : : : : ;′::|
V.:| : :丶、 .:.: イ: : : : : : / :|
______l.:|__ : :}: : .--<: : : : . /__|__
|三三三三三三三○三} : :',: : : : : : : . ,/ {三○三三
私がそういうと、ザ・キッドはニヤッと笑うと、万能の薬でもあるかのように私にメタンフェタミンを押し付けてきた。
※1 メタンフェタミンのこと。
バイカーたちが、バイクのクランクケースを隠し場所にしていたためついた俗称。
,/ \
/ \
/ ヽ
./ ハ./ゝ、 __ ヽ
i ,ヘl ヾ. `,,'ニ¨--¨ニ、‐-''´ヽ i
! l ヽ. 7"::;:::::_::、ヾ゙i _ヾ、 ハ
: i丶. l::::k'_´_o__゙,!:::7 7;:::\゙¨" ,l,
: l丶 ゙ー───‐' . k'^ヽ、゙i ノ
: ゝ ,ァ''''" ̄ ̄ ̄''ー''¨ヽ`゚'-゙_,! 丿
:.. ,〉 ,.'",n. rャ ,-、 ゙ヽ、 ,ノ そうだぜ、やる夫。
l: :i |:::| |::::| .i:::::| ;ヘ _ヽ.,!
| :l _,レヘ. |:::::! !:::::l ,l:::;! i:.:i 〉
} :! '´ ,} |:::::l !::::::! ,!:::;! ;': 7,! お前、少しクランクをやったほうがいいぜ。
! :l ,/l. !:::::! l::::::l ,!:::;! 〃.7.l ,ハ
: ./i. ,/::::ゝ.l::::::し'::::::i. ,!:::;!.〃,/ `ー‐'" ,}
:../ `ー、":::::::::::::::::::::::::::::::¨:::::レ'!_/ ,/
:.:l : : :: ゞ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ゝ.,,,_,,,,/
:;' ; : :: `ヽ、::::::::::::_::::::::/ l
; ,' ; : ::  ̄ ̄:::: ,'  ̄ ; i、
そんな光景を見ていたドミンゴが、そういいながら近づいてきた。
彼がドラックのことに口を出してくるのは珍しいことだった。
何しろ、彼はドラッグをやらなかったからだ。
/ニニニニニニニニニニニニニヽ
’ニニニニニニニニニニニニニニ ハ
iニニニニニニニニニニ}ヽィニニニニi|
|ニニニニニニニニ /}/ /∨ヽニニニ| 俺に遠慮してるんなら、別に気にしなくていいぜ。
. ト.!ニニニニニニ==─…ミx 0 /》ニニニ│
Ⅳ≧ー…ャ77//--。-ォ///l} 0 彳ニニニ| センカルの連中からもらった上物なんだ、楽しみな。
》 f77ハ ∨/≧==彡//ノ 《ニニニl| ト
`7 V//} ∨////厶イ==ミ iニニニ| |∧
⌒i ̄ __ ̄ ̄´ 》//∧ lヽニニニl| |/∧
ト ∨ .//| ト. {7∧ ∨///i| ∨\ニゝ __ | ∧
|∧ ∨//| |∧ ∨∧ ∨//l| i}///777{厂三{ | /∧
|/∧ }ヽ/| |/∧ ∨∧ ∨/l| リ }////|∧三≧| ∧.=
| ∧ 、|__i/| |//∧ 》/∧仆ー=彡' '/// l|/∧三 i| 三
| /∧ ≧彡. 》====≦/// l i '//三| ∧三| 三
\ | ∧イ三/三》 ∨//// j l //三 i| /∧ .乂__ノ三
/∧.| /∧./三 ィ/∧∨/// / '//三三| //∧三三三三
ドミンゴがドラッグをやらないのは、彼がまだ仮釈放中であったためだ。
彼は暴行罪で入っていた刑務所から出てきたばかりで、週に一度保護観察官のところへ行って尿検査を受けなければならなかった。
私はドミンゴのぎらぎらした視線を感じ始めた。
____
/ \
/三_',!`zx二 \ (やばい、状況が悪化した……)
/ ´ー¨‐` ´ー¨‐'' \
| (__人__) |
\ ´ニニ` ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
集団レイプのほかに、ドラッグのテスト。
事態はさっきよりも悪くなっていった。
| i ::ヽ / : : l
、 ./| , l / ::ヽ i , 、- : : |
_ | \iヽ/ |/ |/| l _ ::i | V、 ,rー n´ i : : : ! _
ヽ`' レイ__ l  ̄/ ,.、 <_//__ヾ: : : !_ ¨ ,/// : : :: ´〃
 ̄ ` '-―‐ l ! ゛" ノ、: : \: : :_ ̄¨´ . : : :_
> ーヤ , - 、i ヾ乂_ 〃// |  ̄ : : : :',: :
/ <_ i . .ナ 彡 ' . : : : . . : : l :ノ:
-/ / // / ./|ヽ .ト } < | . ./ , }: . . : : :i:!/: :
/ / //リ /レ / .| ./ヽ .! V ヽ 彡´ ! : く ', . :i r-、. . .r'` -' . : : : :i: : :
/ //メ_|/ |/ | i | \,ー――、 {{、 ` ,: . . : : : : :l ̄
./ヘ /〃-┬-7 二¨i从', | _\ `、 {{、 : :', : . _ -―――- 、: : : : : l>、
. ',kV! "`¨ ’` リ',ヽ ', ir-、―‐,--、 ! {{ゝ-ヽ / , -__´_ ー-- }i: : : : :l: : :
フ ヽ ! i.: "/ / ト'ril!`’ .| ’´ il!' _/ ∧ {_¨_ -―  ̄: : : :/l: : : :
/| ∧ /ノ !\i .,ヽi ,, ,, i7、 // ∧ ヽ __ _ `: : : / : i : : : :
―从∧ ニ==- / ∧|___从∧/二ヾ /ミ , <// ',\ ` ´ ´ . : : :./: : : :i: : : : :
//// .∧ /从〃 ̄ //{ `ー‐ ' ,<//// | . : : i > . : : /: : : : : :i: : : : :
/ r': : : i: :ヽ /// ∧ i \ミ 、__rー‐'/////// | . : : : : :ヽ : : :> . ___ /: : : : : : : : : : : : :
//!: : : :!: : : : ̄: :∧/////>ー-、 / | //////////∧ . : : : : : : : :i : : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : :
//!ー: :、: : : : : . ∨///////// |////////////\ . : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : /: : : : : : : : :
//i: : : : : : :: , ー |//////// |//////////////\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
//|ー―――――‐|/////// |////////////////>、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
周りを見渡すと、数人のほかのメンバーたちも、私の反応をじっとうかがっていた。
モンゴルズのようなアウトローバイカー集団は、長いこと警察との鬼ごっこを繰り返してきて
潜入捜査官の見分け方をしっかりと心得ていた。
きちんとした裏付けを用意しておかずに、適当な口実で言い逃れをすることなどできなかった。
____
. '" U `丶、
/ \ \ じ、実は毎週保護観察官のところで
/ `¨″ `'ー'" ̄`
{ 三三 三三 }
'. J / 尿検査をしないといけなんだお
\ u ゙'ー'^'ー'゙ /
`¨7  ̄ ‘,
/ ‘,
もし、私が仮にこのようなことを言えば、次に来るのは「じゃあ、その保護観察官の名前を教えろ」
と言われるし、どこの刑務所に入っていたのか、監房で一緒だった受刑者はだれだ、と問い詰められる。
_ _ _ _
` `ヽr '',.Z.._ _ヽ`Y ,Z._ , -─- 、 ,> `´ '‐z ≦-` `' ¨ Z_
′∠.._ ,. -─- 、 > ` \. 〃^''ー-‐uヘヽ .7 ,ィr=、,.=ヽ、ヾ >,.ィィィィィィ_`ヽ
< 〃^''ー-‐へヽ/ィ ,.イハ i、 ゝ.|{ ‐-、 , -‐ }| 1/‐-、 ,.-‐i. | ´7‐-、 ,.-‐ 7 .|
,イハlヽ. ヽ. |{.‐-、 ,.-‐ }| レlイ/_ヽ ゝ!ヽ. | nTこ・lニl・つフhn|. −, .− }h r|:=。 。= 7n!
,イヘ.`7 ハ|ヽ!r!| こ・ ・つ |h n| ´_0i i 0_` |hL|v ̄L_.」 ̄u|ノL|ur |__| 、v|レ l_L ̄L_」 ̄_, |レ|
r' ==f ,, / L|.u /_ヽ |リ Ll v r'_'ァ .u ル' .|: :-──- : | /l ! -─‐- l |ヽ | (三三三) :N、
r'ニl.| ` ー- \ l -──- | l -──- l _ハ : : : ̄: : : ノヽ_ l\.  ̄ , イ | `'ー-⊥._  ̄ _,,. イ/ |`ー
|.|-||. ijv r __ \‐'ハ\  ̄ ,.イl`iー/l\.  ̄ ,.イヽ l |` ー─‐ 1| | `ー-.二_/| | ハ ̄ // |
ヽニ|. ──r-ゝ ´.| l\、二/レ‐''| ヽ. `ー ' /l |` ー- 、__.ノ|⊥_| /ヾ ̄ l l ̄/_ ̄\|
.ハ.u ┌;┘ l/ヽ. l .ハ´ |_.⊥ヽー/ _⊥._| /ヽ |_ .l ヽ | l./
| ヽ v lハー- _ ゚ヽ/ .l ゚∨` l l. | | ∧ r─┐| /l
.| \._」. ヽ ` ‐ 、/ヽ | | r──┐| /,!|_ lニ。ニl | / ∧ト 。イ |. /l° lニ。ニl
ト、 l /, / l /ヽ\| | 。 ト 。 イ | / ヘ | | | / 〉_| L_, イ | |
|ヽW-‐'〃|⊥. | / l\| | | | | ,.イ  ̄ ̄ | _,.イ | |。  ̄ ̄
モンゴルズは、連邦刑務所にも州刑務所にも大勢情報源がいて、その話の穴をすぐにでも見つけ出す。
_/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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\::::::::::;/""" -':::::::::::::::::::: |
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|:| |' ヽ ,, --- 、、 丶:::::::::::::::::::::|
||,,..、 ,,, '' ヽ:::::;- 、::::::|
`l ヽ, ` _,,,---- |:/ ,、ヽ::/
□■□■□■□■□ `' /__ヽ l:/
□■□■□■□■□ ノ/ 丿 |/
、 ノ / )/ ノ|
ヽ/ / , '::|
、'_ |__/`llヽ
`` l,, 、――‐、 | |
`-' `ー――' / |
\ / , - `l
` / , ''' l
丶 /, ' __, `-、
私立探偵M.K
かりに、仕事柄抜き打ちの尿検査があるのだなどといえば、彼らはすぐに私立探偵を雇って
話の裏を取るだろう。この種の潜入捜査に協力的な会社などほとんどないし、あったとしても
ドラッグ・テストの詳細を突っ込まれればうまく対応できないから、結局そのような会社にも
迷惑をかけることになってしまう。
{ : :从{: :∨.:|::: |/ ...:.:.::::::::ヽ', \: :∨.:Ⅳ.:.|: : : : : : : : : : :
∨: :{.:.:|: : ∨|::: l l : :\!:V.:|: : :. :.:.:.
. ∨ ヽ:ヽ: : ':i:::: | l : : : : ::ヽ{: : : .
. 、: : `\!:. ::. | l : : : : : : : : : .
\: : : : :. | l : : : : : : : : .
\_::. ._._l : : : : : : : .
| .:.::. . . : :{: : : : : : : : : .
| .:.:八 : : : :ヽ!: : : ィ: : : .
| ノ} .:.:.:. . : : : : : : : : : . .::
{′V .:.:.:\ --‐――――――‐‐-- .:.:.:
V .:.:.:.:.\ ___ .:.:.:/ こっちに来い、やる夫!
} .:. .:.:.:.| \ 〈: : : : : : :〉 .:.:.:/: :
| I .:.:.:.| 、 ` ̄ ̄´ .:.:/: : : : 一本やらなきゃ我たちはお前の言うこと
|八 .:.| .\ .:.:/: : : ; :!
V .:.| :\ .:.:/ : : : : ;′::| いっさい信用しないぜ!
V.:| : :丶、 .:.: イ: : : : : : / :|
______l.:|__ : :}: : .--<: : : : . /__|__
|三三三三三三三○三} : :',: : : : : : : . ,/ {三○三三
ザ・キッドは、車のボンネットにメタンフェタミンの筋を二本作って、全員に聞こえるような大声で叫んだ。
___
/\:::::::::/\.
/:::<◎>:::<◎>:::\ (畜生! 逃げ道をふさいだつもりか!?)
/::::::::⌒(__人__)⌒::::::\
| ` ー'´ u |
\ u ::::: /
/ ::::::::::::::::::: :巛 ̄ヽ
/ , :〈⊃ ̄( .}:
顔が真っ赤になるのを感じた。
私はコーナーに追い詰められ、何とか縛られたロープを解かなければならなかった。
だが、私は学習していた。
ヴァガスに潜入捜査をしていたコズが、同じような窮地を即興で切り抜けた方法を学んでいた。
,r'ニニニヾヽ、 \/〈 //ニニニヽ、
("´ ̄ ̄ヾ)) __〉,ヘ ((/ ̄ ̄`゙`)
| 、ィ_ノと)' /"\三/"\ (つ(_,,ア |!
i| ` イ_/ ./((○))三((○))\ _Y |! どっちにしろやる夫の言うことなんか一つも信用してないんだろ!
.ヽ、 ' ( / `゙(__人__)'" \ / ` /
\ \l i| |! l/ / あんた等を幸せな気分にしてやるためにクランクやって
l|l \ \ 、i|,/⌒ヾ、|!;, / / |l
\ ヾ `ー一'´ ィ / i バイクごと木に突っ込むつもりなんて、やる夫にはないお!!
ヾ、 ``"´ /
゚ |! Y ィ |! 。
,. ' 、/ ヾ ´ ’ `
゚, i! `| ゜、l! i|!; ゚ ゜ 。
みすみすやられる気などなかったから、私はザ・キッドに向かって怒鳴った。
;/ ノ( \;
;/ _ノ 三ヽ、_ \; だいたい、今だって無傷でロスに戻れたら上出来なくらいなんだお!?
;/ノ(( 。 )三( ゚ )∪\;
;.| ⌒ (__人__) ノ( |.; そんなものくそくらえだお!!
..;\ u. . |++++| ⌒ /;
/ ̄ー―‐ 、
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::i ., -―- 、 ___
:::::::::::::::::::___ノ、/〉' /::::::::::::::::::て/::_:::ヽ
:::::::::::::::/ u て;/7 /::::::::::::::::::;ァ、、:::「ェ ヽ::〉 __
::::::::::::/ /〈 i::::::::r、::/=ミ `く.u J/:::::::::\
:::::::::::j u 、 ´_}ヽ.|::::::iオ/u ニi < iヽァ/:::::r----J .r:´二ニヽ
::::::::::i (二7´_.L., 、ハ 〉 _ _マ/ン::::r ' ;tr /;j i::/r-、r-| r一ー、
::::::::::|、 .r ' c /、:.:.:ヽ ヽ ー」: : : : ii ヽu.___、/ _ん' `´ム.' |:::r―┤
:::::::::/ ̄ ´」ー/:.:.:.:.\:.:.\\__j: : : : : ヽ ヽフ`ヽ´ | | ヽ'ーン、 _/ハu.'_' |
i:i i:::i:iヽi ´ !':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: ! 7!`:´|< 7マ.ヽー'
皆唖然としていた。
たかだか取り巻きが、フルパッチにそんな口を利くなんて信じられないようだった。
支部長には誰もそんな口をきかない。
____
/ \
/ _, 、_ \ (………どうせリンチにでもするんだろ!やるならやれよ!)
/ ( ―)三(― ) .\
| '" (__人__)"' |
\ ` ⌒ ´ /
/ゝ "` `ヽ.
/ \
私も運が良くても散々痛めつけられるだろうと覚悟していた。
それでも、バイクに飛び乗ってストリッパーが集団レイプに会う前に
ここから立ち去ることがきるかもしれない。
´ `ヾ}
X / ≧、
X / \
十 / ヽ
十 / \ ',
/ / ′ i 、 lV ∧ ヽ
ーイ / l ト、 _ 斗 V ∧ トヽ
l ,i __八 Ⅳ ´__ V 刄∧.l
l/ l ,==ミ,\| ´ ̄ ̄` V_」 l
Ⅳ! / ノ l いい度胸してるじゃないか!
. 〈 厂 从
八 、___ ′ Ⅳ
\ ∨ / /. l八l
\` ̄´ / l
ー < {0.ニニニニ}
{!ニニニ| |ニニニニニL
|lニニニ| _.」0ヽヽニニニニニニニニニニニヽ
ノ||彡 ´ ^ ||ニニニヽヽニニニニニニニニニニニ\
-=ニニ〃||、 /||ニニニニヽ二二ニヽヽニニニニニニ!
r-=エニニニニ〃ニ|| l / .||ニニニニニニニニⅧニl lニニニニニl
lニニエニニニ〃ニニ|| l / ||ニニニニニニニⅦニ| |ニニニニニ!
. lニニエ==ニニニ|| l. / .||ニニニニニニニⅦニ.l lニニニニニ/i
lニニ.lニニニニニニニ|| l / ||ニニニニニニ厂つ.l lニニニニ/ニ!
lニ//!ニニニニニ二|| .∨ ||ニニニニニ厂 ̄`ヽlニニニ./二l
lニ| |.lニニニニニ二|| i1 ||ニニニニニi´ ̄ ̄ミ lニニ./ニニl
lニ| {/i}二二ニニ` < r≦/ニ〈Ⅶニ二〃ニニ/ニニ/
lニ| l_lLニニニニニニニニ` <ニ/ニニニⅦニニ〃ニニ./ニニ{′
. lニ| |ニニ` <ニニニニニニニニ二ニニ≧ニニニ〃ニニ./ニニニ.l
. lニ` ===ニ` <ニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニl
が、驚いたことにザ・キッドは大笑いして、メタンフェタミンの筋を二本とも鼻から吸い込んだ。
ハハ
(ロ゚=) ハ ハ ∧∧ ∧ ∧
ヘn | 、 ヽ (∀゚=) (∀゚ =) (Д゚*=) こいつ言うじゃねぇか!
`ー、`(´`´_ノてγ(´) ⌒ヽ / =ヽ / =ヽ
/ ̄/⌒ノ `ーヽ_ノ ヽ / | Y(´9/ = | いい度胸してやがるぜ、こいつ!
(__,ノ | | //=ノ / | | ヽ |(´ヽ | |
(_) / | Y (_/ / /`ー|\ ` ノ
___
/ \
/ノ \ u. \ !?
/ (●) (●) \
| (__人__) u. | ゲラゲラゲラ!>
\ u.` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
ほかのメンバーも全員大笑いした。
それを合図に、まるで潮が引くように、皆銘々やりたいことをやり始めた。
,=::;;;,
l,ェ`l l
←、,r'ヽ、 ,r―-、、 r''"`''''ー--、
/,rニニ=-、 /;゙゚゙゙゙`> `''i lr'゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙l `'l
r=,レ゙゙゙゙゙l l > ェ‐ 〉 l ム l おっせーなー。いつ来るんだよ?
ζ=`>`エヽ,r-,l < 、 l_r‐-, l 〈ェ `ェ‐ 〉
i-、 〉-、 _ノ 、 ├、 、ノ K´ し'´`, おーい、ビール切れたぞ、誰か持ってこいや
,r'-、,r'l、_,r'" /´ \ <、 ,r、 l<_ _,/
//l´ >、_/ \__,>、,r'''" ヽ、 〉 /l、
'llll' l l / /〈 ー' ヽ ``ヽー ,)\ カードやらね?
l ノ l .l / / l,r‐';"´〉 ,r'",r''"
l,--、l / l ,l / / 〈 /'-'フ" <
_,r==' ノ`〉 l / / / l ヽl/"''''''''" 面倒だからパス。
_,r‐'" / 〈 l''''''フ´ l / ノ l/ /
‐‐''''フ" ,r''l_,.ノ/ .( ./ / / /
‐<ニ--‐‐''" / / /`''ヽ、,_ ノ / /
_r=ニ>-==‐'フ / ,..ノ >' ,-ム、'
/;'/`>=`ヽ' ,r'" >-'" _,..r―-'´`ヽ / /
l、/lc'`‐'`l__,.r'",r'" ,rーl", 、 ヽ'ー''
時間はどんどんたって、午前三時を過ぎたが、ストリッパーたちは待てど暮らせど現れなかった。
モンゴルズの連中は全員アルコールやドラッグに酔って、何に対しても神経を集中できなくなっていった。
| | | | | | | | | ________ . | | | | | | | | | |
| | | | | | | | ,-´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-、| | | | | | | | |
| | | | | | | ,-´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `-、 .| | | | | | | |
| | | | | | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\. | | | | ∧∧∧∧∧∧∧
| | | | | /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \ .| | < >
| | | | | i゙:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙i .| | < 俺 く >
| | | | | .|:|{::::::|{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}|::::::}|:| | | < >
| | | | | |::| {::::| {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |::::;} |::| | | < は そ >
| | | | | i:::| .{:::| {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |:::}. |:::i .| | < >
| | | | | { |::::| {;;| \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |;;} |::::| }...| | < 帰 っ >
| | | | | {::::::| \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,---、;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |::::::}. | | < >
| | | | |\;;l ________________ l l ________________ l;;/| | < る た >
| | | | |\ | ________ `i i´ ________ | /| | < >
| | | | __|;;;;::`i | < ・ > | | < ・ > | i´::;;;;|__ | < ぞ れ .>
| | | |`ー、 ニ \  ̄ ̄_____}─-{____ ̄ ̄ / ニ,,―´ | < >
| | | | |::::::::\ ___  ̄ ̄ ̄ _ _  ̄ ̄ ̄___ /:::::::| | < | >
| | | | |:::::::::::}. l::::l l~^l |::::| |::::| l~^l |:::| {:::::::::::| | < >
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| | | | |:::::::::| .|:::::| .|::::| .|:::::| |::::::| .|::::| .|:::::| .|::::::::| | < >
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| | | | |::|ヽ;;} |:::::::|. |::::::| |::::::::| |:::::::| |::::::| |::::::::::| {;;/|:::| | < >
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| | | / | |  ̄ ̄ ̄ ̄ | | \| .| | | |
| | | / | | | | \ | | | |
やがて、待つのに疲れたドミンゴが吐き捨てるや否や、ロサンゼルスへ帰る用意をしはじめた。
それに倣って、ほかのメンバーたちもいそいそと帰る用意をし始めた。
____
/ \
/ _ノ ヽ__ .\ (もしかして、これは俺に対するテストだったのか…?)
/ (○)!i!i(○) \
| (__人__) u | や、やっと帰れるお…。
.\ )t-ツ /
/ ⌒´ \
\_(__) i\(__)
| |
私は疲労困憊していたが、集団レイプ計画は私に対する最終テストなのだとようやく理解した。
参加しなければ、私はモンゴルズから追い払われていただろう。
むろん、捜査官として、子供の父親として、良心を持った一人の人間として、そんなものに
参加するなど問題外だった。
____
/ \
/ \ (だが、俺に何ができた?)
/ _ノ ::::::: ゝ、 \
| (○) (○) u | (見知らぬストリッパーのために自分の命を危険にさらせれたか?)
\ (__人__) ,/
/ `⌒´ \
だが、もし計画が実行されていた場合、自分に何ができただろうか?
レイプを阻止しようとしたら、潜入捜査官であることがばれ、殺されていたかもしれない。
銃もなく、バックアップもいない捜査官に、メタンフェタミンやコカインでハイになった
十数人の荒くれ者のモンゴルズたちを止める手立てなどあるわけがない。
ィ=-‐ー‐― ― ―― ― 、
r' ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
}ヽ丶丶ヽヽ ヽヽ ヽ \
/ヽ ヽ ., ヽ \ \ \ \
/ ` ., ., ` ` . ‐- \ \ ヽ
r '´ / ̄ ヽヽ , , ヽ 丶 丶 }
| i | ハ 丶\ ヽヽ \ | | |
| | | | i | i ‐-ヽヽ‐- __ヽi | !
| /i| i i ヽヽ ヽ ヽ L.._/ /  ̄ 三三__
| / /| | | -‐ i ヽ ヽ ヽヽヽヽ / / ヽi |  ̄‐-
}/ // i !', | \ヽヽ -― -; / ゙ヽ ヽ|
/ // ∧ | ヘ i /  ̄ \', / / ,:' / i |
/ // / ハ | /iゝ ` / / ,'_/l i l i! ハ
/ // ,' .; ヘ/ | ’ ; ,:' i| i l i li ハ
,' ,' i ; i / / ` ., `  ̄ i i i:| l i l il/ Y
i ,' | i ; | ,' / ; ; : :` ., | | i! | i l i | |
/ | i ; | i | i i : 〈 ̄ ̄!`_¨´! | 「 ̄ ̄ ̄ヽ| /
釗 | i | / r‐--‐イ「 〉  ̄ i | i| /´リ
| ハ | / i ゝ |! | i .. ノ-‐―― 、
レ 'j / i `ヽ. | | i| / ヽ
しかし、幸運の女神が私に微笑んでくれた。
私だけでなく、幸運の女神はストリッパーたちにも微笑んだ。
____
/ \
/ ─ \
' ( ●) \ チラッ
(l、__) |
⌒´ /
,r――-―――――― '''''⌒ <
__ nf=!、!、◎Jー――――7 /
f`ヾ ..::ヾ ,┳ 三 ,へ _ / /
l l | ;;;;;;| __ 三>γ  ̄;;;;;;ア,,,γ ⌒ 、 l
! !ノ;;;;;;::f⌒l l工K( ,,,,,,,,,,,;;;;;;;K/ , `ヽ ,'
ー ♂`-"-l' ヽ ゝ=== / 入 / ,,r−
__ [l/互/ K三W三 / /r 二二二に ノ
l""";;;;;;;;;;;;; ̄:::''' // ll≡lll≡ll f=-、 ノK r gg二二二k
ヾ--―― ,−五 >ヾ r||f⌒ゝ f「メyf |l f< / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ll
,γ;;;r i/ /ィl 7;;;:::ゝ 入=γ⌒"" _彳=っ ,,k_____ア=
f;;;;;lf 石ム" l l;;;;;::::::ヾ !! Iェェェィ'''斤ri^ik , ヾ;;;;;''ヾ
i,,;;;;;l `、_ノ ,γ;;;;"!-"ΓL _/_/_/ l| | llK_, rf(◎) i;;;;;;'''l
ゝ;;;;;ヾ ,γ;;;;''/ ヽ____7 〔缶}二二二二二にム, ||;;;;;;"l
';,;;;;;;;;,,, _ ,,,:',';;;;;;;" ゝ;;;;;ヾ ,γ;;;;''/
゛'''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''" ';,;;;;;;;;,,, _ ,,,:',';;;;;;;"
゛'''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''"
モンゴルズの面々は私をテストすることに興味を失った。
歓声を上げるでもなく、彼らはバイクのエンジンをかけはじめた。
私はバイクに乗るともう一度周囲を見渡した。
シコーニーもバックアップも、どこにも見当たらなかった。
_ -−― - 、
_,__'´ \ `ヽ、
(´ ,) (´ ̄ `) ヽ ね、眠い…。
/ ̄  ̄ ̄ i
,' l、_人 ノ l
i l .l  ̄ , u l 疲れた…。
ヽ l l / /
`.l、_ノ__ /
`l `、
/ ヽ、
__/ _/ `ヽ、
`ヽ、_/l <_/ l
l l
ヽ、 /
`l _,- /
l / /
/ ./ヽ、〈
私は疲労で倒れる寸前だった。
四十八時間で三時間も寝ていなかった。
生きて自宅に戻れたら、それこそが勝利だった。
.::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::...
...:::::;;;'' ';;;:::::.......
...::::;;;'' '';;;::::::........
....::::::;; '';;::::::::::.......
......:::::::::;; ';;;;:::::::::.........
__ --――――― ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ii ヾヽ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ll } } .l
/ .| .| .l
./ l l l
/ l .l l
./ l l .l
/ .l .l .l
/ .l l .l
/ l ,l l
/ l .l l
ロサンゼルスへ走り続けているうちに、日が昇ってきた。
タハンガにたどり着いたのは、午前五時頃であった。
___
/\:::::::::/\.
/:::<○>:::<○>:::\ (モンゴルズめ……!)
/::::::::⌒(__人__)⌒::::::\
| ` ー'´ u |
\ u ::::: /
/ ::::::::::::::::::: \
/ \ 〈〈〈 ヽ
(〈⊃ } }
疲れ切った頭の中は、何も知らないダンサーたちを誘拐とレイプの罠に誘い込もうとした
モンゴルズの連中の卑劣さでいっぱいだった。
その数日後 ロサンゼルス 某所
,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./::::::::::::::;ハ:/ゝ、::::::::::__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::;ヘl ヾ ,,'ニ¨--¨ニ、‐-''´ヽ:::::::::::::::::!
!:::::::::::l ゙ ..:.:.:7"::;:::::_::、ヾ゙i:: :.: ,.ヾ、:::::::ハ
::::::::::::iゝ. .:.:.:.:.l::::k'_´_o__゙,!:::7 7;:::\゙¨" ,! よし、皆集まったな。
::::::::::::lゝ :.:.:.:.:゙ー───‐'.:.:.:.: k'^ヽ、゙i ノ
::::::::::::ゝ :.:.ァ''''"::: ̄ ̄::''ー'':::ヽ`゚'-゙_,! 丿 話はほかでもねぇ、やる夫のことだ。
:::::::::::::::〉.:.: ,n :.: rャ:.:.:: z、 :.:.:. .:.:ヾ、:.:.: ,ノ
l:::::::::::::i.:.: |:::| .:.:.|::::| :.: i:::::|.:.:.:.;ヘ.:.:.:. ,ヾ } あいつは中々ガッツもあるし、くそ度胸がある。
|::::::::::::l:.: _レヘ:.:.|:::::!:.:. !:::::|.:.:.:l:::;!.:.:./::i 〉
}::::::::::::!:.: ´ .: ,}:.:|:::::l:.:. !::::::!.:.:,!::;!.:.:,'.:.:,',! ……この間の”テスト”は失敗したが、済んだことは仕方ねぇ。
!::::::::::::l.:.:......:.: /:l.::l::::::!:: l:::::::|:.:,!::;!:.:,'.:.:7.! ,ハ
:::::::::/i :.:.: ,/::::ゝl::::::し':::::::i.::,!::;!.:;',!:/ `ー‐'" } 俺はあいつをメンバーにいれてもいいと思ってる。
:::/ `ー、"::::::::::::::::::::::::::::::`´:::レ':!;/:.:.:.:......:.: ,/
:::l : : :: ゞ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソゝ.;,;_,,,,/
:;' ; : :: `ヽ、::::::::::::_::::::::/ l
; ,' ; : ::  ̄ ̄:::: ,'  ̄ ; i、
. /:::::::: \::::::::::\::::::::::::::`¨¨¨¨\)\ 、、
___彡':::`¨¨`\\::::::::::\:::::::::::::::: ⌒ヾV'W/ )
'⌒㍉ヽ:::::::::::::::::::\\::::::::::\::::::::::\ :::::|::: //て
⌒ヾ:::::::`ー===ニニニ\\/" /`ヾ:〉》::::|:://:::/
. \):\::::::::ー-===ミ/ / //\j///し
',::::',\:::/⌒ヽ彡  ̄/ ̄ミメ// `7刈く
',:::|:::::::{ ⌒) " 弋戎ハ\ // |⌒\
{从:::::::} イ `ヾ ⌒/厶,,j }
〉:::\:○' {ネ/ 丿
/`ヽ//〉^Y ∨
/ / ,// \ _ _ ゝ
_ .. -‐==彡`ヽ/'⌒//、 ` ーヽ_r ´ !
. : ̄ ̄` 、::::::::::/ 〈/ . :\ \ ┘
.:\ ̄ ̄\/ . : :\ \ / じゃあ、あいつを見習いにするんですか?
. . . : :\ . : \ . :/-=ミノ\ _,ノ
. . : : \ . : \ . : :/:::::://)
. . : :\ . : \ . : :.:/^Y//
. : :\ . : \.:.く::::::/∧\
,. -ー冖'⌒'ー-、
,ノ川川川川川川\
川,r‐へへく⌒'¬、川ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉川} 待ってくれドミンゴ、そいつは危険じゃないか?
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―川川
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' 川川 あいつが完全に白だときまっちゃいねえぜ?
/ _勺 イ;;∵,__∴'∵; 川川
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{川川、______
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
. / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ
/ | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
! l |::::::| ` ̄ ̄´ |::::::|/
ノ\ |::::::| |::::::|
/.:.// .:.:.:.:. / .: i|:.| :.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:| ,.斗‐‘,:.:.:|:.:.:.:.:.:. |:.:| l\:.:.:.: | .: |.:.:.:.:.:.:.:.:
. /.:,:' | :.:.:.:.: .゙.:.:.: i|:.|:.:.:.:.:.:.:.: i |:.:/'",.≠=ミ‘, :.:|:.:.:.:.:. /: :| |⌒ヽ : | .: |.:.:.:.:.:.:.:.:
. l / :|:.:.:.:.:. | :.:.: 八:\:.:.:.:.:.:.|:Ⅳxく,ノ心 / ∨|:.:.:.:.:/.:.:.i| |ハ, ',:.| .: |.:.:.:.:.:.:.:.:
. |′ ,:.:.:.:.∧ :.:.:l:.:.\{\:.:.:.N: Vzグ ′ |.:.:.:,:' |: :八|__} ∧|\|.:.:.:.:.:.:.:.:
. ‘,:.:.:.l '. :. | : .:.:.:.沁\| |/ |:/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /
‘,:.:.| \| .:.:. ‘,:.'.} ノ' r┬' .:.:.:.:.:.:.:.:.:. i|.:,′
‘,:.| \:. :.|∨ , │.:./.:.:.:.:.:.: 八{
‘.l: \|〈 / ノイ :/ .:.: / /
` , -─ . ′ ∨.:.:. /} ′
‘:, / ‘,.: /
たしかに。でも、あいつが ‘:, ´ V
,. 、 ‘,
潜入捜査官なら相当手ごわいぜ `¨´ ', ‘,
-─…‐-ミー─- ,,_ ‘,
_,,..,,,,_ _,,..,,,,_
_,,..,,,_/ ・ω・ヽ/・ω・ ヽ,..,,,,_ <たしかにな。あいつ最後までヤクやらなかったしな。
./ ・ω_,,..,,,,_ l _,,..,,,,_/ω・ ヽ <でも、それって気分の問題じゃねぇの?
| / ・ヽ /・ ヽ l <たしかにな。俺だって吸いたくない気分のときあるし。
`'ー--l ll l---‐´ <でも、ラフリンでは吸ってたんだろう?
`'ー---‐´`'ー---‐´ <そういえば、ロッキーが言ってたよね。
_..-''゙゙:::::::::::::::;;;;; ゛''-...,
/:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
/:::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、
/..::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/.:::::::::::::::::::::::: :;: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, l
l..::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:;._,,,,.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |
l.::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;::,r'|' .,r'. /.,、...;;;;;;;;;;;;;;.!
| ::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;:l. V.;;;;ヘ,,/│;;;;;;;;;;;;;;;{
| ::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;|`、', ,.:;....;;...,iii_゛ー ..,_.... ,.l
l:::::::::::::::::::::::: :;;;;;;;;`、`゙..;モ..lニ.: :二=,,,,二.ノ'
./:::::::::::::::::::::::: :;;;;;;; `、┴.. .;`、゛L::::゛ー・ハ;i`、
/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;; ゝァ . ; .....''゛゙''''- -イィ. ゙l
i゙i ./.:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ.._ _...-―''ニヘ!
l .i, \ _.____: ::: : .:;;;;;;;;;;;;;:; ,.、i,.;;;;;; l ; i`l.'.;;.、i,. ;ナノ ……皆の言いたいことはわかる。
l,. i. ,r'. ゙゙゙゙゙゙゙゙̄゛'''''''''''”゙/l`、;;;.| l |..::! ! l;l l.l
l i ./ / /. `、.| ;│;; l :.i | |.l / だが、あいつはただの取り巻きだ。
.! i ヘ...,, / /..i. l. :;.t,,_凵. -´/
.l i. : :`゛''- .._ ./. /. .',. `、 ;..:::. ,iナ/ .,./ 法に触れるやばいことも多くなる見習いになれば
l i. : : : : : : : : :"゙''‐-/ .l .i, ゛l''''''´ .//
_,, !゙.| `、. : : : : : : : : : :/. ヘ'- ..゙,,__. ! -'゙ / すこしはボロを出すんじゃねぇかと思ってな。
,.:::''::´:: ̄::`:::.、
/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
l:::::::::::::ゝ−−−− ι
|::::::::::::) ◯ ○ (
,l::::::::::::η ||||||| ゝ それによ、本部のレッドドックがウルセーんだよ。
ゝ---η. ||||||| ゝ
/≦ ヽ .| | ≧ あいつ やる夫のこと、完全に疑ってやがるからな。
{ l l |* *| | l
{ .l l .| * | .| l 新米や取り巻きを全部怪しんでたらキリがねぇってのに。
/ l l | * | l l
l ---l l-- -l l
、- - ゝヽ ,
,..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.レi
ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.|
V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、ート、
V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:」 .! }
V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:// 〈 ′
ヽ_.:.:.:.:.:.:.:/ ヾソ } まぁ、本部の言うことにゃ逆らえませんがね。
/ /`ー‐' l /
, -‐ / / ,' l それにフルパッチにするわけじゃないから、本部も
< /`Y \ /` ̄
/ ヽ /.:.:/ / ̄ \/ そこまで五月蠅く言わないでしょ。
/ ̄/.:.:./ / /  ̄ \
ー-=ミ、
\___-=ニ二≧x\
>―二ニ=━‐-ミ、y- ‐=-
´ ̄/.:/....∠ィ..: .:::7〜=小<
ーイ.:/.:Ξニ=彡イ.::/ /⌒ハ:.、 \
/_/.:::::≧≡夭.:〃.:/ /イ,′i::}:::i:.、、ヽ
-=夭:::;ィ::::::/.:.:.:/'.::/ ,::/イ:./メイ:ノ!::i:. ヽ丶
/イノ.::::::::::::::/.:::/.:/.:::/i:,゙ 《`ty:ハ::「`ヽ
/イ::::::::::::rイ}:イ::::;イ/ノイ ヽメ/ヽ
ノえ::::::::.\゛レソ ′! _ .′
)ィ::::::/ヽ /- ア まぁ、見習いへの昇格くらいなら、本部や他の支部を通さなくてもいいですけどね。
___ノ_Ⅴ `ヽ `ー'r′
´`ヽ_ / 、___y- __ノ
>┐/ \ . ̄え___
,. -ー冖'⌒'ー-、
,ノ川川川川川川\
川,r‐へへく⌒'¬、川ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉川}
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―川川
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' 川川 まぁ、それなら大丈夫だろうが…。
/ _勺 イ;;∵⊂⊃∴'∵; 川川
,/ └' ノ \ ¨¨` ノ{川川、______
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
. / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ
/ | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
! l |::::::| ` ̄ ̄´ |::::::|/
ノ\ |::::::| |::::::|
∧,,∧ ∧,,∧ たしかになぁ。
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) でもよ、もしサツの犬だったらやばくね?
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u だよなー。
まだまだ危ない橋を渡りそうだが、リアルで殺されてる捜査官もいそうだな
,,、 - ー― ー- 、
、- ' ~::::::::: ;;;;;;;; ~''-、
, ''~; ; ;;;;;;;::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;; ;;;;ヽ
,、 r";; ; ;;;; ;;;; z;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;; ;;; ヽ なあに。心配するな。
i;;| r';;;;;; ;;;;rr'((t"t、;;;、 - ーー 、;;;;;_;;;;;;、;;;;;;;; t
|;;;| ';;;;;;;;r';(;;ヽ,、-;;'''";;、、、;;;;;;;;r'"ii 」ー 、)'yヽ、 やつが仮にサツの犬なら
|;;; | i;;;;、i~t''o't;;;;;;;;≪,,,。,~'ヽ;;ノ ;ii i;;、、,;;~',、'ソ )
|;;;;; | i ;;;t'、、o「"`'ー ''"~~~~~~,,,,、::-';;; ~'-ゝ;;ヽ。ソ それ相応の報いを受けさせりゃいいんだ。
. |;;;;;; | | ;;'t、ァo)ー- ''"r'' ,、":::: r'、~~~;;; ~'';;- 、''"*i/
|;;; t, |;;;;;;;; |. | ;;;;t,ュア;;;;::://',, i;;i ::::: i;;;i ::;;;リ~i :: ::~'ア,,ノ
、、 ,,,,,,, |;;;; t |;;;;;;;; | | ;;;;;;;t't;;:/;;/;、 ', i;;i :::: |z;i ; リ;;i :::リリ : 〉j
;;;;;;;;;;;;;;;;~~~~~ヽ''''''' 、,,,,|;;;; h:ヽ |;;;;;;;; :: |. | ;; ;;;;;;i/;;; /i;;;t,、. i;;i ::: |ニ| ;;;;/ョリ :/;/::/::/
""""""""""''ヽ;;;;;ヽ;;;;~ '' ー`、 ,,,,,,,,,|;;;;;;;;;;;; | i,,;;;;;;/;;;;:::/::t/リi |;;i :: |;;;i ;; /;;/ ://:::/ /
,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;:::::::::::t;;;;;;;t;;;;;;;;;;;;;;;;;;~' 、二、,,~~~::''''ー- 、,,ノ;;;/;;;;:::: /ー'"'' ,イi |;;;t__i;;t ;;/;;/: //::/ i,r'| /i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;i ::::::::::::;;;;;;ヽ;:::::~'' ,,z、::,,,:::::;>'";;;;;::::: /、、;;;;/:: ̄::::::::::::::~":::ヽ''〈::/ ''" ,/ /; |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::;;リ;;;;;;;リ;;;;;;;;;;;;; ::::::::::;;;;ヽ'>'~ ~ ' 、;;;;::::::: /:::::::;;;;;;;;~;;'ー--ー''::~~~::''y"r''ヽ;;;r" /;;; | /;
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."|;;;、-'" -ー '" ,,,,,;;;;;;;|i;::::: :::::::;;;/r、,, //:ハ :::tt~' :::t、ヽ~' 、ヽ:::t'';;; j彡 ''i;、;;,,"" ~'' -、、"""<;;;;;;;;;;
i"| ''"";;;;;;、-'ェ-、;;;;;;:: ::;// ~'-、 ,r"t;;:::: ノt :::tt'':: ::::i;;ヽt;;;リ |::;;'i ;;;; / ;;" ;;;; i;;、ヽ、;;,,, ::;;;;tヽ i::ヽ;;~'' --
ii | '''"":::::''"'' ~~''~~ヽ''' 'ヽ ノ/::: t;: / t :::tt i;;;;;;;;ヽi t;;;;;i;;; /" ;;; /;;;;` ~' ""' i t:::::::ヽ ::::::
正直、もっとバイカーってあけすけの馬鹿だと思ってた
|レ /,/ |,,/ |,,,|::::::::::::::|;ヽ::::::::::::::::」.;.;.;
.;;;;;:::::::............ !} `lヽ、 |ノ .|,,,|::::::::::::::ゝ':::::::::::::/.;.;.;.;
.;;; へ} | \ | / |,,|:::::::::::::::|,,|:::::::<.;.;.;.;.;.;.;
;;;; !iヽ}. | ,\ .| i. / ::::/ノ::::::::::::::::|,|::::::::::::\.;.;.;.;
.; ..!.i } ==f=、.\ il /. ::::|/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::ミ.;.;.;
.::. !i `t i、・ ;,ミゝ'i li... . /; ::::|_.;-──--:::::::::::::::ミ.;.;.;. 異議なしだ。
::: ! ゝi ...............::::::::::::::〈‘_.,;;;'.'_二 ̄.|_:::::::::::::::::::::::::::::::::::,;;.;.;.;
.:::. ト,. i :::::::::::: ヽミ彡::::≦:::::ィfキ”,゜テヾ、::::::::::::::::::,;/:::::::
:::: ヤi ) ::::::::::::::::::ミ:::::::........<__ノ´:::::::::::::::::::ノ::::::;::
::::. | |.i .:::::::::::::::::::::. :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
::::. | |ヽ / :::::::::::::::::::::::::.. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∀::::
.:::. | | ヽ. / ::::::::::::::::::::::::::::::::..::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::| |::::
.::: . | | ヽ. / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::| |::::
::: ~ ヽ. 丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::| |::::
゚・ *: : *・
*・ ゜゚・ * : .。. .。.: *゜
* ・゜ ゚・ *: . .。.: *・ ゜゚ ・ * :..
。. ・ ・*:.。 ∧,,∧ .∧,,∧ .:* ・゜
∧∧(´・ω・`)(´・ω・`)∧∧ 異議なーし!
(´・ω・`).∧∧) (∧∧(´・ω・`)
| U (´・ω・`)(´・ω・`) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u' `u-u'
.,. -─- 、
/,;:;:;;;;;:;:;:;:;:`ヽ
,'.:..:.:.:.;;;;;;rrrr、:.:.:ヽ よし、ロッキー。明日やる夫に伝えろ。
l::;ィ'´;;;;' `ヽ。-、ヽ.::!
{ミレ'"´. ,.. ¨¨`,ィ;;彡 お前は正式な見習いに昇格だ、ってな。
{ミ!. i i::i l.:::! l:l .l:! l;;彡
iト、i i:::iノ:::l/::l/::!ノ:::| /l /l
ト、 ヽ入:::::::::::::::::::`VⅥ _../ レ' ..!
ト、. ! Vl ,..ィノ::`1 ミヽニニ彡'´ L:爪Y´./l `` ヽ
| ヽ| 〃/./:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄:rl / .l.:.:.:.:. /ト、
ィ´ヽ ノ/ / :::.人::::::::::::::::::::::::::::::::!!::! ゝ ' /.ィ´ `ヽ
―――
/ ヽ / ヽ
/(● (●
{ (__人_) }
ヽ / \
(\ <´ハ ー‐ ./} /´ ヽ
≧- \ー―. /{ / ヽ / { >‐ 、
≧- }. / i:  ̄ ̄7  ̄ {/ ヽ
(( ≧-__ / {: / ト、 i
|| 〃 / c ≧ x. !: { } i
|i {{ / ミ υ / >. } _ { i
|i ヾ > ´ ヽ /≧- __/_ /} 八 }
|i. γイ (c.) 从 /{ ≧- `ー '. ' ヽ
ヾ ㍉´∨ヽ _ ′./ 〉 { ≧-. } 〉
-―. /ミ/. /ミ/ `> ノ / /
/rf´. /ミ/. /ミ/ ( ノ `>{. マ /
//. /ミ/´ 〉ミ/ } /ー\ -≦ <(c)、_/三≧=- ´ ヽ
//<ニ/_>‐-7ミ/ / `ー――┬―{ >≦. > ´ ´> ´ヽ / >x }
// ∠マ/ `''< //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ >''´;;;;;;;∧ //./, / ______/
// / _ /7 Yヾヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧.´{//.ノノ } 7
//イ /-‐< ヽ7// :{ { >―mfrnrf ※;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ / ̄ ̄<  ̄ヘ
. // //.} .ン // :| | { / ヾ. γγ::::::\}r― 、 } ハ - 、 ヽ
//く //./ ./ミ酈 :| | f / f. f:::::: i::::::ii !{ {/ _ヽ ∧
. /`ーヘf / ./ //_ :| |=彡 / { |:::::. |:::::ii !ム ,,.<<\ ∧
. / √ }/ / // { γi | | =彡 / }ミ、::. i:::::ii !::::{ ー‐ }<>''´. \.>. !
/ ///〃/ ./ //|. } }. i | |三彡 / ミト\三:::::::::::ー ':::从 . `ー ´ | \ ヽ }. !
. 〃// 〃./ ./ //. |. トー―=彡 =彡 /ヾヾー―― イ /::i \ }}. !
{シ/ ヽ / ./ // i } {:::::: 三彡 ( ( ヽ 7 「 ´. /:::::i. | / } !
イ // ./ // i ー―‐=彡 -f r }ヽ>ー――c ̄"`:::::::i.. |. / / i
//ヽ'/ /シ/マ、=i {_ ノ, '| i / ) / . //}___/{{:::::/} | < _/
. // / /ヾ_/ー' ノ{. ヾ | i { {. /. {≡≡∋ )_} ノ. |. |\ > /
// / / /ミヽー \ ヾ\ヾト. {. ヾ ̄ ̄ i___ 」< / /
. // / / -‐ ´ ´ { ミー \\ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 ヽ /
/ { / /ト ―― } ー─────────<} 彡ミ ヽ_ >
{/ / `ー――― ´――' {´ `)
ー― ー ― '
1998年の夏。私は正式にモンゴルズの見習いとなった。
私の潜入捜査活動は、ようやく最初の難関を突破できたのだった。
第一部 完
第二部へ続く。
投下終了しました。
遅くなってしまい本当に申し訳ありませんでした。
おつかれさまでした
でもようやく見習いかあ
フルバッチになんてどうやって昇格したのか不思議
乙!
やっと「潜入」できたか……
依然にも書き込みました通り、今回を持って一旦「やる夫はATFの潜入捜査官のようです」の執筆を中止します。
第二部の公開はまだ未定ですが、なるべく早いうちに投下しようと思っています
了解!
次の部も期待してますが納得行くまでゆっくりやってください
待ってますよ〜
あと、第二部の予告を作成してみました。
γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
l ようし、やる夫お前さん警察学校に何年通ってたんだ? l
ヽ、_________________________,ノ
_ -―-
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
x≦.:.:.:.:.:,. -‐…‐-ミ.:.:.:\
/:.:.-‐- '".:.:.:.:.:.:.:.:.:: : :: `丶、_\
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:..:.:.:.: :: :: :: :: :: :: :ヽ
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :: :: :: :: :}
ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
ソ:、:.:.:.:.:.:.:.Y´/vヘ`Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
ー=彡\¨ニ=-∨___∨--‐‐ァ爪》
イ彡《 \: :: :: :: :: :: :___∠ 》乂i}
八从{ ≧=ァう不ゝ’=彡ル川リ
ゞ,:{ヽ ノ{ }ハ ノイ仆" おい! 訊いてんだよ、やる夫!
''|、} ___,< } レ)、ー=ィ〃|《
| ヽゞz彡辷冬≧ノ,ノ ト、
ノ| ∧ >一`¨〃イ | \ー- _
x=水フ´ | 込 _こ__ノ / }、 }:: :: ::
/ニニハ /| ∨ 7 7 / i ヽ /: :: :: :
‐7ニニ/: ::‘ / ! ∨ / / ,′ /: :_: :-‐
/ニニ7¨ ‐-: :、_ ; ∨ / /_/: :¨: :: :: ::
ニニニ|: :: :: :: :: ::、‐-ミ. ∨/ -‐ニア: :: :: :: :: :: :: ::
ニニニ|: :: :: :: :: :: :\__`ヽ /,..''": :: :: :: :: :: :: :: :: :
ロサンゼルスから北へ二百九十キロいったところにある、人気のないオレンジ果樹園。
その舗装していない長い道の奥に、私たちはいた。
金色に輝く太陽が眼下のうねった黒いハイウェイに降り注いでいた。
そんな太陽の元、風焼けし赤ら顔になったレッド・ドックの顔が、私の顔のすぐ目の前に迫った。
,′;;;;;;;;;;j\\ |;;| ヽ:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‘,
,;;;;;;;;;;;;;;;/ \\ j;;l ‘;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'.
,;;;;;;;;;;;;;;;" _ \\ j , _j/__ ‘;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
{;;;;;;;;;;;;;″,イ≧=-、._\\ ノ,ィ,,-=≦圭尨ゝ ‘;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;|
l;;;;;;;;;;;;i ´ -―- ゙̄`\\",z=ニ ̄,二 ¨ヽ. i;;;;;;;;;;!ハ;;リ
‘;;;;;;;;;;;! ,ィ=ァ‐t、ヽ ゙!、 \{ `>.斗、‘, |;;;ミ;;;;j__″
,ゞ-、;;! 'ヘ:ヾ='‐'/} ヽ r乙_((/)ノ } レミf'´ ,-ヽ
! ハ `゙ ` ` ̄ ̄, /} \⌒ー彳 ./ ミリ ノУl}
∨, 、 }. //} `ー―へ\ r'>〉 リ
'.ゝ! . 〈/丿 、__ __, \\ _)、_ノ,′ ………
Y ヘ r'´_゙ー __ } ゛ー '´ \\ /
、 ,| ヽ⌒ー´ 'ノ'へ }/^¨
`´| ,,;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;;;;;;,, |
'. ,;;;;''',.-‐ー‐'ー-、'''';;;;, ,゙
'. ;;' ∠zニ二二ニ=≧'';;;;, /!
ヽ ;; `ヽ. ̄ ̄ ̄_. ´ ;;; / |
ト、;; T;;;T´ ;;; ,イ/,′.|
| V! };;;;; ;;//// ‘,
l ヾ;;;;,,,,,,,;;;;;;;;;,,,,,,,,;;;;;///// \
} >t-===≦///// ヽ
、_刈从WWWW从从≦二ィ_,_
、_x≧W从从从WWi{从从从i从ア
ィW洲从从}i州从ハ从从}Wkく :.
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洲W从从リ{ィ=≦壬r示≧=代 :
刈洲W{iレ'´ 込Z弐シ {Z弐近{ :.
イ洲r=i{| _ 冫 } :. ………
}从{ V|i 、_ ′ .' :.
从 {_ ` .ィこ> ,' :.
}ト、_ `二 / ::.
从汽 ,ィi斥仆v :.:
洲 ` ー‐- {i」从」シ{ .:.
ノ]} | .:
/.::i」 、 j\_ : .
,.ィ::'"´``ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
./:::::::::::-/l、_-::::::::::/) ………
`>~ rェュ〕|.| |〔ェュ`i 彡
彡., ´г|.| ト┐i.r、 ir i'
i.iii::::i ii::::l.l l.....l.ll:::l|||::| ∧
.ト .|:lll:::::ll!:::::ll/:::::|/::::l l:::l ,' ',
i`、 l `、 _l:l.l.|ヽ、:::::::::::::::::/.| |_.,i l.、 .,' ',
', `、 .l `、ヽ_l、 `ー ‐ '/ l_ ノ rヽl `、 /_ ', /
', `<'"/////,j ', .ゝr' / /` ー、 `、 ` .ヽ / /
', ,r//////_ `、 / .`ヽ,r .、 i ' , r '`ゝ、./
、ー ,,_ ,r'´ ///,/ ,_, ミ .`> / / i,r '´ ヽ
レッド・ドックの後ろにいる連中は、皆酒に酔ったり、コカインやメタンフェタミンでハイになっていた。
全員が弾倉に弾をたっぷり詰め込んだベレッタやグロックなどを持ち、クラブのために
殺人を犯したことの証明である、二本の骨と髑髏のパッチを付けたカラーズを着込んでいた。
そんな太陽の元、風焼けし赤ら顔になったレッド・ドックの顔が、私の顔のすぐ目の前に迫った。
ミス修正
レッド・ドックの後ろにいる連中は、皆酒に酔ったり、コカインやメタンフェタミンでハイになっていた。
全員が弾倉に弾をたっぷり詰め込んだベレッタやグロックなどを持ち、クラブのために
殺人を犯したことの証明である、二本の骨と髑髏のパッチを付けたカラーズを着込んでいた。
___
/ \
/ ::\::::::/::: u\ おいおい! な、なにを言ってるんだお!
/ (⌒):::::::(⌒) ヽ
| (__人__) u | 何の話だお、レッド・ドック?
\ `‐'´ /
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
, : : ¨  ̄. :. :¨ ヽ、
/. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : \
': :: :: :. :. :r'_⌒_ヽ. :. :. :. :. :`>、
: :: :: :: :: :{ |!∨l| .}. :. :. :. :. :. :. : ヽ
: :: :: :: : .丶_ _ノ: :: :: :: :: :: :: :: : }
: :: :_ .-‐―…―‐-: :.___: :: :: :/ 何の話か分かってるんだろう、やる夫!
ー个= .,____ ____ .イミー_'
f ミ z.ゅュ', ,'´r.ゅァ 彡/ハ ここに来ることを誰にしゃべった?
マミ , '´i ` =ニ /ミミ;ク彡ヽ
/;;;;ヾ. ,{ ュ'x、、,, i iYヾ`7. : \ 今日俺たちとここに来ることを誰にしゃべりやがった?!
;;;;;;;ム∧,ィ彡イー‐守`ヾ. ,'/. /.| . :. : \
;;;;/i! : ',. 〉ー七土ム .ハ. ∧.i. :. :,.<\
∧: : i : :ヽ  ̄=== / ノ./ : : ト/;;;;;;;;;;;;;;; ヽ
: :キ: : ! . :∧ イ ィ'´. : /;;;;;;;;;;;;>'. :. :.
: :: :ヽ. :. :. :. :≧ー≦´.: :/. :./;;;;;;;;;;;/ヽ. :. :. :.
____
/ ノ \\
/ (●) (●)\
/ ∪ (__人__) \ だ、誰にもしゃべってないお! どうしたんだお、レッド!?
| ` ⌒´ |
\ /⌒)⌒)⌒) //⌒)⌒)⌒) なんでそんなこと言うんだお?
ノ | / / / (⌒) ./ / /
/´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ やる夫は、だれにもヴィセイリアに行くなんて言ってないお!
| l | ノ / ) /
ヽ ヽ_ヽ /' / /
ヽ __ / / /
:.:.:.:.〃__ __ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :: :: :: :: :: :: :: :
:.:.:.:.{ |:l V !:| }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :: :: :: :: :: :: :
,....-‐:::::::¨:::: ̄:::::¨:::::‐-....:.:.: :: :: :: :: :: :: :: :: :
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、: :: :: :: :: :: :: :
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\: :: :: :: :: :: :
::::::::::::::::; -‐==¬=ァ=-、ュ_:::::::ヽ.: :: :: :: :: :
:::::::; ' ,! ;'=--‐≦< ̄ヽ `ヾ、∨: :: :: :: :
::::/≠ー-ィ:、 〉ーァ/´¨o,ア ミ≧ゝー、:.:.:.
:::{/"゙7¨oヽ.〉 ー´`¨´ く三/〈‐ュ i:.:.:. なら、今俺がてめえの頭に鉛弾を叩き込んでも
::∧ `¨ "'/ 彡 j: i: |:.:.:.:
ゝ-', (、 jュ ) ミi,、_ノ./:.:.:/ 一番最初に姿態を探すべき場所はだれも知らない。
i {:Σィ‐≦ー‐-ュ:.、 |!、_ノミ/
. l ,.ィ仁彡ュ≧≡ーニミミ、 !∧ミミ そうなんだな、やる夫?
',メ彡∧V ,' ∨
∧"´ 〈ーニ二 ̄¨ /: ト、
' , ` ̄¨" ,. ': !: :: :: .、_
\ !. / ,' /: :: :: : |: :: :
. ,ァ} ヽ、 _,, イ/ / /: :: :: :: :!: :: ::
/:::::i', '/////// / , ': :: :: :: : /:: :: ::
_/::::::::',∨ ヽ. /:.:.:.:: :: :: :/:: :: :: ::
. ァ-/ i:::::::::::ヘ、 / ,....<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:': :: :: :: :: :
レッド・ドックは私を灰色がかったブルーの目を、私の目に据え、苦痛なほど長い沈黙の中
十五秒ほど私の顔をねめつけた。その言葉に、私は1963年に起きた二人組の武装強盗に
拉致されて警官が処刑された”オニオン・フィールド事件”を思い出した。
____
/ \
/ \ そのとおりだお、レッド。
/ _ノ ::::::: ゝ、 \
| (○) (○) u |
\ (__人__) ,/
/ `⌒´ \
/: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : ヽ
: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、
:.:.: :: :: :: :: :: :: :: :.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ\
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.ィ个辷=≧
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: _;:x≦/{ うミ }
`ー-=ニ二=-‐≦圭圭爪{ l{ミ { …………よし、いいだろう。その辺に落ちてる空き缶を
寸州州州州州州州ili弐ふ |
寸州州州州州州州州 ミ l 拾ってあっちに並べてこい…。
、_)州州州州州州州从ミ ト、
ィ州川从川从州从州 { j¨``
____
/::: \
/:::::::::: \
/:::::::::: \ わ、わかったお。
|::::::::::::::: |
/⌒::::::::: ⌒ヽ/
;/:::::::::::: \;
;/:::::::::::::: \ ヽ;
彼らに背を向けたとき、私は目を閉じてゆっくり歩きだした。
後ろから銃弾を浴びせられることを覚悟した。
振り向いて先に撃つことさえ考えなかった。私が護身用の銃を携帯していないことを、ドミンゴが確かめたからだ。
それに、彼らには拳銃以外にもフルオート・ショットガンまで持っていた。
到底太刀打ちできるはずもない。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ °. . .: . . : . .゚: . . : .\
/; . : : : : : : : : : : : : : : : :.\
/ U.. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.\
/ .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..\
/ ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .\ (……カナ、俺はもうだめかもしれん。子供たちを頼む…)
| ゚ ∪ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:|
| :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:|
\ u. :.: : : : : : : : : : : : : : ::,,:: : : : : : : : : : :/
\ ::: : : : : : : : : : : : :〃:: : : : : : :、:/
`ヾ/".: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .\
/´.: : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : .\
/ .: : : : : : : : : : : : : : ::、: : : ,: : : : : : : : : :.ヽ.
/ :: : : : :.:::.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : i
単純な方程式だ。
彼らに正体がばれていれば、私は今日ここでだれにも知られずに死ぬ。
バイク用のブーツで果樹園をとぼとぼ歩いていると、ある光景が頭に思い浮かんだ。
息子たちが私の棺に覆い被さって目を潤ませている情景だ。
ヴェトナムに従軍していた時、任務中こんな不吉な予感を味わったことがあった。
斗――――‐- 、
}´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`{
ノ- : ―: : :―: : :-: : :ヽ
|: : : : : : : _: : : : ミ、 : |
|: : :; - 、:| r、 |「^]: : ヾ|
|: :/ィ「〕 )_ノL「rュ['ァ:il|
|:{ { | r厄「ュ〕´'ノ:ー: : ,リ|
| : : }_{ ー'}_{: L{ : :.:彡: :|
|: ヾ: : : : : :-=≦: : : : : |
|: : : `≧=-: : : : : : : : : |
l: : : : : : : : : : : : : : : : : |
l: : : : : : : : : : : : : : : 仄|
|: : : : : : : : : : : : : : : ヒ,|
l: : : : : : : : : : : 酛鄽醞|
≧=------------=≦
廴_______」
そのとき、足元で何かがはじける音がした。
ブーツが空き缶を踏んだ音だった。
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ',
./ ',
l / .l ………
l 、__,ノ _,/tリ) .l
.', ゝ ヾリ `ー‐' U /
\ l 人 l /`ヽ
/ `ー、 `ー´_`ー' ‐' ',
./ l
拾い上げたときに振り返ってみると、彼らは私に銃口を向けずに円陣になって、何事かを相談しあっていた。
少なくとも、今すぐに私を打ち殺すつもりはないらしい。
私は拾い上げた缶を、並べて的を作ると、彼らの元に戻った。
後もう十歩ほどの距離まで近づいたその時だった…。
:.:.:.:.〃__ __ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :: :: :: :: :: :: :: :
:.:.:.:.{ |:l V !:| }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :: :: :: :: :: :: :
,....-‐:::::::¨:::: ̄:::::¨:::::‐-....:.:.: :: :: :: :: :: :: :: :: :
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、: :: :: :: :: :: :: :
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\: :: :: :: :: :: :
::::::::::::::::; -‐==¬=ァ=-、ュ_:::::::ヽ.: :: :: :: :: :
:::::::;: :':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヾ、∨: :: :: :: :
::::/::::::::::::::::::::::::::::::/´¨o,ア::::::::::::::::: ミ≧ゝー、:.:.:.
:::{:::::::7¨oヽ.〉::::::::´`¨´::::::::::::::::: く三/〈‐ュ i:.:.:.
::∧::::`¨ "'/:::::::::::::::::::::::::: 彡 j: i: |:.:.:.:
ゝ-',:::::::::::(、 jュ ) ミi,、_ノ./:.:.:/
i {:Σィ‐≦ー‐-ュ:.、 |!、_ノミ/
. l ,.ィ仁彡ュ≧≡ーニミミ、 !∧ミミ
',メ彡∧ ,' ∨
∧"´ /: ト、
' ,. ,. ':: : !: :: :: .、_
\ / ,':: : : /: :: :: : |: :: :
. ,ァ} ヽ、 _,, ..イ/: :/:: : : /: :: :: :: :!: :: ::
/:::::i',: :: :'///////: : /: : , ': :: :: :: : /:: :: ::
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r‐┴'ーミト. .
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/ ̄  ̄ヽ、 やる夫はATFの潜入捜査官のようです
,,--、. ./ l
,‐" ゙ヽ ./ ./ヽ /ヽ l
| ヽ,, ゙、 / ./ i,,-ニニ、 ,‐ニニl、! | l 第二部 第一話”潜入成功”
| ゙'''‐=ヽ、/ ./ /.|'''" | |'" '|゙、.゙、 |
ヽ、,,__,,,,-'". ゙''/=.、/ l/=.| ,,-''-‐ニニヽ、ヽ |ノヾ, |
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/‐''",, /ll",,,,l,|]"//l、川 | | ll ヾ,|,[|'''ヽ ̄"'ヽ、|
/ ,, l l、 ,,‐'',,,=ノ、"| |l l l| ''" ll ll| |"ヽ[‐-、 | / ヽ
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ヽ ヽ ,ニニヽ ニニ、/ /
以上です。
乙
なにか悪事をさせられるかと思ったら、もうレッドドッグ再登場
さて、トロツキー暗殺が楽しみだ
乙です
酔ってる時間が長いから却って行動が読みにくくて大変な連中ですね
第二部楽しみにしています
おつでした
第二部お待ちしてます
乙ぱい
うひょうおもしろい
乙
冷や冷やするなあ
>>851
トロツキー暗殺は新スレ立てますか
>>873
その予定です。
やる夫、立ち回り以上に運が強いな
乙でした
お時間ある時に是非また
夜神トロツキーと会えるのは、お盆のころかな
渡らなくていい危ない橋散々わたるおっかない
乙です
しかしストリッパーのくだりはどう考えてもATFが手を回してたとしか思えないんだが
ストリッパーも相手がこんなんじゃ行きたくないよなぁ
店で踊ってる方がまだまし
遅くなりましたが返信をば。
>>800 氏 >>802 氏
この当時のモンゴルズは、いわゆる「プッツン系武闘派」の面々が多く、もしモンゴルズに仕返しに行こうものなら
その後何十人ものメンバーを引き連れてその用心棒をリンチして殺していたかもしれません。
まぁ、このあたりは、メンバーがやられたら倍返しが基本のようですが。
>>869 氏
薬や酒の影響もあるでしょうが、気まぐれすぎて大変だったようです。
>>875 氏
運も実力のうち、というべきなんでしょうかね。
ただ潜入捜査官も運悪く消されたりする人も多いらしいです。
>>868 氏 >>877 氏
早ければ7月終わりごろには1話を投下する予定です。
そういえば、銀行強盗スレに投下した予告をもう一度投下したほうがわかりやすいですかね
>>879 氏 >>880 氏
アメリカでは出張ストリップっつーのがあるらしいです。ほんとかどうかはわからないですが。
ATFが手を回したのか、それとも本当に運がよかったのかはわからないですが
本を読んでいてもしかしてブラフだったんじゃ、と思ったりもしました。
出張ストリップでググったら
日本にもあるみたいですね
なんにせよこの場合は無事でよかった
出張の風俗は日本でも危険でしょう
アメリカでそんなのやったらいつ殺されても不思議じゃない
トロツキーってメキシコで愛人問題みたいなしょうもないことにも煩わされている
【やる夫はトロツキー暗殺の指揮を執るようです】を公開しました。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12973/1405944972/l50
潜入捜査官ってやる夫がレアケースなのかもしれないけど、こんなに機密保持が甘くても務まるものなのか
潜入中に家族や恋人に会うとか、正義感で良心で疑われる真似するとか・・・
.大真面目にバカやってる白人のおっさんがいるのがアメリカなのか
オランダの暴走族「No Surrender」ら3つのグループがクルド人部隊に合流、
ISISとの戦闘に参加したことが明らかになりました。
暴走族はクルド人のために戦っていると考えられています。
オランダ検察は彼らの行為について「法律には違反していない」と述べています。
「オランダ軍を相手に戦闘した場合は違法となるが、そうでない場合は起訴する事はない。」
「(中略)」
ttp://www.dailymail.co.uk/news/article-2793128/the-dutch-motorbike-gangs-taking-isis-three-members-no-surrender-group-join-kurds-battle-jihadis-prosecutor-says-aren-t-committing-crime.html
>>888
なんと…。この情報は初耳でした。
No Surrender MCといえば、オランダのアウトローバイカーズクラブとして、オランダ国家警察からマークされている組織じゃないですか。
元々はオランダにあったSatudarah MCというクラブに属していたオットー・クラスという人物が、方針争いの結果脱退しヘルズ・エンジェルズのメンバーと組んで結成したクラブです。
オランダでは、このSatudarah MCが最大勢力で、ヘルズ・エンジェルズと対立しているバンディドスMCと同盟していることでエンジェルズを駆逐しようと努力しておりました。
ですが、No Surrender MCの結成により情勢は冷戦状態という感じで落ち着いています。
No Surrender MCは、2013年2月に結成されたばかりの、かなり新しいクラブですが、エンジェルズの支援もあるためか今やオランダ南部を中心に、スペイン南部にまで勢力を広げております。
No Surrender MCの公式サイト
ttp://nosurrendermc.nl/
Satudarah MCの公式サイト
ttp://www.satudarahmc.nl/
NH ◆aYcZxkkPoMです、間違って酉さらしちゃったので変更します(汗
>>889
スペインにはイタリアのカモッラが進出したり外国の犯罪組織に人気あるようですね
>>891
”カモッラ”(Camorra)とスペインは実は意外な設定があるんです。
Wikipediaからの引用ですが
“喧嘩・口論を意味するスペイン語のカモッラからきたと言う説、コーランで禁じられている賭博の一種クマールが変化したという説”
とあるように、カモッラという言葉自体がスペイン語、もしくはイベリア半島から入った可能性があるんですよ。
また、カモッラは南米・中米の麻薬組織と提携し、スペインを中継に麻薬密輸を行っております。
そしてそれらの“汚れた資金”は、スペイン不動産に投資され“洗浄資金”となります。
カモッラや他のマフィアたちはこれらの“きれいな資金”を観光産業に投資しているそうです。
カナリア諸島からカタルーニャまでの海岸線沿いの観光産業には、マフィア資金が大量に流入しているとか。
>>892
資金洗浄の手助けをして自国を富まそうとした経験のある国って何か国でしょうかね
90年代のマフィア摘発以前のイタリア経済だって実は麻薬密輸による稼ぎの外貨に助けられたというし、
バルセロナ五輪のころのスペインがコロンビアの麻薬カルテルの資金で潤っていたとしても驚くに値しない
金は命より大事って本当なんだな
スコットランドにもカモッラの稼いだ資金を元手にしたレストランなどが多い街があるそうで
現地に住むイタリア人は働き者で評判だそうです
たしか、ア〜という街だったかな
そうなってくると、地元の警察はおろかスコットランド地方政府もなかなか手を出せない
せっかくの地域経済の活性化の源泉を失いたくありませんから
スコットランドはサッチャーの改革の煽りで炭鉱など産業の多くを失って以来保守党が大嫌いになりました
>893
さすがにそんな経験のある国家、というのはちょっとわからないですね、申し訳ないです。
ただ、ロシアもソ連崩壊から現在に至るまでマフィアが経済の一部を担っているのも確かです。
また、中国もそういったのもあるとかないとか…。
スコットランドの話は初耳です。
英国=ジャマイカン・ギャング(ヤーディーズ)というイメージがあったので意外でした。
>>889
バイカーみたいな派手な公然性ある無法者集団がいたし、
カラーズ、フッドと呼ばれる黒人やヒスパニックのカラーズギャング
MS13みたいな見るからに異様なギャング
を輩出しているアメリカが
かつて日本のヤクザをアッパーグラウンドと揶揄したというのも
自国を棚に上げていたんでしょうか
表向きの体裁を取り繕ってるマフィアでなく、自らの素行、人種、民族を隠すことなく誇示してるタイプのギャングからすると
名前や身分を偽ってやくざを自称するアノ人達は、卑怯者に見えてもしょうがないだろう。
まとめブログにまとめられました
>>897 さん
おぉ、ほんとだ! ご報告ありがとうございます。
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