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やるやらは銀行を襲うようです
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この物語は、97年にアメリカで起きたノースハリウッド銀行強盗事件を書く予定です。
基本的に史実準拠ですが、一部に作者独自の解釈、オリジナルの設定が含まれます。ご了承ください。
最後に>>1はやる夫スレ初心者です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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__) て
――=二 =――一 ビシッ!
メ、 (_
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く / / ァ- ,ノ \ノ^ノ^/⌒ヽ.j\ ・/^ー-‐'
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5.56mm弾がやる夫の左足首に命中した。
やる夫は一瞬だけ体勢を崩すが、すぐさま反撃したが、姿勢を崩した結果銃口は自然と高い位置に向いてしまっていた。
このため、足に防弾装備がないことにすぐさま気づいたS.W.A.T隊員たちは、車の下から銃を撃ちまくり、やる夫の足を狙い撃ちにした。
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ノし ノ .,、, ヽu\
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やる夫の左足は銃弾に完全に粉砕された。
後の調査で、S.W.A.Tが発射した5.56mm弾のうち、29発がやる夫の左足に命中していた。
足を粉砕されたため、姿勢を支えれなくなったやる夫は、地面に背中を打ちつけた。
抵抗は完全にやんだ。
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残念だが、それは右足だ
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うわぁ…痛いだろうなぁ…
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>>426
あ、しまった! 逆でした(汗
すいません、後で修正しておきます(大汗
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と、とりあえず続きをば(汗
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¨ヽ ti !、 ゛´ :;;メ、_f ヽナ ニ  ̄ 、 /:::::,/
i ,i i .`--,r / !i くーr三テ、 i,/::::/i
i .i i / 、 ヽ ヾ-- ´/テ7イ
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i !i 、`_、, /. / i i、
. i i、 入__ / / | r'/ i
i . | ヽ _, ヽ / ,∠´/ ヽ_Y /
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i! , ' ノ三三三三三三i 丶、 " i!
.i! " i!,____ , r '三三三三三三三ヾ====i! i!
i! , .i!三三三三三三三三三三三三三三i! i!
i! .i!三三三三三! .!三三三三三三i! , " " i!
i! " i!i三三三三三!. ,!三三三三三三i! i!
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廴 冫 " , , " ' , , " , , i! " i
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{ヽ 毟リリ”.,r'====ミミュ" " "尨豸r==ュ "''ミォ ミ毛彡'" `i
i 〉 豸. i!、{ 逞}゛!i .`彡” { 逞}} シ ミ亥仆 .}
.i ヾ、il!. `ー‐‐_'ノi | | i.廴__ ̄ ̄ !; ;| )) !
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i / .{. `ー! ___! / 丶 .l|ノ . i!
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.!必! 廴 ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、 `, i 、.i ノ " i!
.!沁仆、丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .゛`ー' i ., ' / , i!
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|/::::::::j i ||ニ|::容疑者を確保!繰り返す、容疑者を確保!
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,,,'゛,\:::::゙i 'ヾ゙i、`サ l.l,,ッ'
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S.W.A.Tの三人が慎重に狙いを定めながら、近づいていった。
ゴメスが真っ先にカバーに入り、メサとアンダーソンが急いで犯人に駆け寄った。
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,.イ
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.ト、 ─ ‐ ‐ ‐ ‐:├ト======={二二}{二}!Нー┴:.┴:.┴:.┴ Hニニニニン
.|:√ ,フニニニ_:} ̄ ⌒i : ____L_,j |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハj_/レ'  ̄ √ ̄{(__}___,.イ
/ 厂 ̄ |l li li |
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最初に近づいたメサが、XM-15を蹴り飛ばして、やる夫の手元から遠ざけた。
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i ,i i .`--,r / !i くーr三テ、 i,/::::/i
i .i i / 、 ヽ ヾ-- ´/テ7イ
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i !i 、`_、, /. / i i、
. i i、 入__ / / | r'/ i
i . | ヽ _, ヽ / ,∠´/ ヽ_Y /
/ ヽ_ , イ / )'
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そしてゴメスが動けなくなったやる夫を、蹴ってうつ伏せにさせた。
打ち砕かれたやる夫の左足は、曲がってはいけない方向に曲がっていた。
むしろ、千切れなかったのが不思議でならない。
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廴_i!i!ノ
撃ち砕かれた左足の痛みで意識が朦朧とする中、やる夫は曇った目で横たわった地面を見た。
手錠をかけられた感覚も、やる夫にはほとんど感じられなかった。
感じるのは、さんさんと輝く太陽が焼いた地面の熱と、エンジンオイルとコルダイトの匂いだけ。
その時、彼は何を思ったのだろうか?
答えはわからない。
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2月28日午前10時1分、警察無線が二人の容疑者確保を伝え、ここにノースハリウッド銀行強盗事件は幕を閉じた。
なお、アーチウッド通りには、今もこのときの銃撃戦で削り取られた敷石などがそのまま残っている。
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エミール・“やる夫”・マタサレヌは、逮捕されてから1時間後、救急車の到着を待たずに出血多量で死亡した。享年30歳。
彼はこの銃撃戦における、二人目の死者となった。
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i レ '"´ ´  ̄ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ ̄  ̄  ̄
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この銃撃戦の結果は奇跡としか言いようがなかった。
ロサンゼルス市警察は、銃砲装備で圧倒的に勝る犯人たちを相手に勝利を収めたのだ。
死亡したのは犯人の二人のみで、重軽傷者は警察官12名と市民7名にとどまった。
彼らの装備から言えば、犠牲者がさらに増えていてもおかしくはなかった。
44分間の間、警官たちは逃げ出さずに戦い続けた。
この事件後、ロス市警は現場の警官たちの火力不足を痛感し、パトカーにショットガンではなくM16系のライフルを装備することを決定した。
なお、ボブ・カーンからレンタルした銃が、この装備品のリストに入っているかどうか、ロス市警は公表していない。
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{三三三}
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2月28日午後14:00時に、ロス市警は残りの容疑者が隠れされている可能性があるすべてのエリアをチェックしたことを発表する。
が、その20分後、アーチウッド通りに住む住人から血痕があったとの通報を受け、再び大規模な警官隊が送り込まれた。
17:00時には負傷した警官の氏名が公表され、翌日には犯人捜索は打ち切られた。
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バンク・オブ・アメリカ ノースハリウッド支店は、銃撃で穴だらけにされてしまった。
だが、土曜日の朝、本社が送り込んできた建築会社の作業員たちが二日がかりで、ほぼすべて破壊された箇所を修理してしまい、月曜日には営業を再開した。
さらに、本社はカウンセラーを送って、行員たちとの1対1のカウンセリングも行った。
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> 土曜日の朝、本社が送り込んできた建築会社の作業員たちが二日がかりで、ほぼすべて破壊された箇所を修理してしまい、月曜日には営業を再開
この銀行の営業再開の速さは流石としかいいようがないな
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γ::::::::::::::::母::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ あの子は悪い子じゃなかったんです
(:::::::::/ _ノ ヽ、_ \:::::::)こんな死に方をするような悪いことなんて……
\:/ / ⌒) ⌒゚o \ノ
| / /(__人__) |
\/ / ` ⌒´ /
事件から2日後、やる夫の両親がマスコミのインタビューに答えた。
母親は泣きながら、”息子は悪い子じゃなかった。やらない夫のような奴に唆されたのだ”と訴えた。
また、母親は息子は警察に殺されたのだと、涙ながらに訴えた。
彼女は、警察が息子に医療措置を施すのを妨害するため、わざと遠くの病院から救急車を呼んだのだ、と主張した。
事実、やる夫は逮捕された後1時間ほど地面に寝かされたままになったいたが、これは凶悪犯に対するロス市警のマニュアルに
沿った行動であった。
遺族側はその後、やる夫の公民権を侵害したとしてロス市警を訴えたが、2003年、審理は無効とされた。
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/ | | ヽ まぁ、仕方ないさ。命があっただけでも運がよかったと思わないと。
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負傷者のうち、もっとも怪我のひどかった、スチュアート・ガイ巡査は警察を退職した。
彼の足には今も金属プレートが埋め込まれている。
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スチュアート・ガイを除いた、本編に出てきた主な警官たちは今もロス市警に勤めている。(2010年時点)
スチュアートを含む彼らは全員、事件当日の勇敢な行動を評価され、ロス市警最高の勲章であるヴァラー勲章を授与された。
2013年現在、当時事件に関った警官の一部はすでに退職、もしくは死亡していた。
また、事件後に二名の警官が自殺したことも判明した。
ヴァラー勲章について
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Los_Angeles_Police_Medal_of_Valor
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k.ヤ!:::::::! ゞzソ,. /::::∧::|
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ヤ. ヽ. , ‐-、,__ ,.イ:/
r<´|. \ 丶,_ヽ/ ./ |/ いまさらここから引越しっていうのもな……
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/ / ! `トー〈 ! / |
2人の警官を救ったホルヘ・モンテス医師は、今もなお事件当時の場所で歯科クリニックを営んでいるそうである。
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ヽ い、――――――――――――――――――――‐-、__ , --、 / /
l ̄∬ `゙`フ‐‐' `、 _/ ___ /
', ∠,..-‐'^`‐-‐'"ヽ__ _,.-‐"〃´`i /´ 〈 〉
l /^゙ンヾ、 `゙‐、 / ,.ノ └、〆 `´
l } r' l r'`´ / ̄ ̄ ̄ __,-‐'
/ { ∫ ´`l┘ i`‐‐'´ r'´
', い′ く_,.-‐'"´ __く,
ノ /´ ゚ ‘
ゝ γ
弋 、∫/
入 ≦
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ヽ、_ _彡
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┌──────────┐ 弋_/´ ヽ / ̄`゙‐-‐く `´ ヽ ',
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│ ・..,イ´ ` ヽ .|
└──────────┘
ノースハリウッド銀行強盗事件は、現在もなおアメリカ警察史上もっとも血にまみれた事件のひとつとされている。
やる夫とやらない夫が警官隊に撃った弾丸は、その場で回収されたものだけで1100発。
実に、2秒に1発発砲していた計算になる。
このほかに、流れ弾となった弾丸、警官隊が撃った弾丸を含めれば2000発を超えるといわれている。
当時のアメリカ人の印象に強く残ったためか、2003年にはこの事件を再現した映画"44 minutes"が公開された。さらに、その翌年には、ロサンゼルス警察博物館にやる夫とやらない夫の等身大のマネキンが装備着きで展示された。
-
自殺!? マジかあ・・・・
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衝撃的な事件だったよなー
-
「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」
アメリカ合衆国憲法修正第2条は、銃の個人所持を保障するものとされている。
そのアメリカ国内で、個人が所有する銃は約2億7000万丁にのぼり、人口100人あたりの銃の所持数は88.8丁に上っている。
銃規制がようやく本格的に始まってきているアメリカであるが、かの国から銃がなくなる日は果たして来るのであろうか?
それは誰にもわからない。
ただ、銃という強力な破壊力を持った武器を持ったことで、やる夫たちのように凶悪な犯罪に走ってしまった人間がいるということは決して忘れてはならない。
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やるやらは銀行を襲うようです
完
──────────────────────────────────────────
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最後までお読みくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。
本作はこれにて完結しました。
後日外伝でやるやらの生い立ちを書く予定ですが、ひとまずこれで区切りをつけたいと思います。
読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、以下のまとめサイト様が、この作品をまとめてくださいました。
「まったりやる夫」様
http://matariyaruo.doorblog.jp/
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最後に、この作品を公開するにあたり、以下のお二人方には様々なアドバイスとご意見をいただきました。
この場を借りて、深く感謝いたします。
◆xg50gQSlmQ氏(旧酉:◆6ajHjVHvh)
代表作品
『カルピス・タイム』
『やる夫達は戦後の裏舞台を戦い抜くようです』
『やる夫達は宇宙の惑い人のようです』
『カルピス入り蒸しパンになりたい』
Opqr ◆XLjdU8ssbY氏
代表作品
『やる夫はアフリカで奇跡を起こすようです』(現行)
-
お疲れ様でした
ググって出てくる程度の記事よりも、ずっと詳しくて良かったです
あの短パンの説明は意外と無かったり(笑)
足が狙われた理由として、車の下の隙間から狙えたから、という記事が多かったですが
プロテクターが無いというのもあったんだなと気づいたり
-
乙です
銃が人を殺すのではない、人が人を殺す・・のでしょうかね?
-
>>425 を修正しました。
指摘してくださった方、どうもありがとうございます。
/ ̄ ̄ ̄ \
ノし ノ .,、, ヽu\
/ ⌒ (◎)ヾ'(◎)u \ああ、ぐああああっ!!
| u ⌒゙(__人__)"⌒ u |
\ u `ヾ,┬、/` ,/
γ⌒ ` ⌒´ ⌒\
/ (___ __) \
(____ ヽ γ' ___)
/ ヽJ し’ \
/ ./ \ / \ :: \
.// \ / \:::\
/'i _) ヽ、__人__ノ (__:: \
(_/ \_)
やる夫の左足は銃弾に完全に粉砕された。
後の調査で、S.W.A.Tが発射した5.56mm弾のうち、29発がやる夫の左足に命中していた。
足を粉砕されたため、姿勢を支えれなくなったやる夫は、地面に背中を打ちつけた。
抵抗は完全にやんだ。
-
乙
とんでもない事件だった……
今も銃規制はいろいろ言われてますが、こういう事件が起こると改めて考えさせられる
そして弾薬の量を改めてみると凄まじい
100発ほどのドラムマガジンをどれだけぶっ放したのかがよくわかる
-
>>415
>>420
インタビューによると、「撃たれた衝撃で覚えてない。たぶんとっさにやってしまったんだと思う」と言っていたそうです。
-
乙でした
これが実在した事件というところが凄まじい
-
乙
-
乙でした
-
面白いスレでした、外伝も期待しています
乙でした
-
お疲れ様でした
何が凄いって、戦争に行くような装備の男が二人暴れて死んだのがそいつらだけってのがもうね
作中の説明を見るに、どこか運が悪ければもっと死んでたんだろうな・・・
-
乙でした
「こんな事件が起きるから銃を規制しよう」と
「こんな事件が起きるから自衛のために銃が必要だ」じゃ永遠に分かり合えない気がする。
-
いやぁ。億単位で銃が広まった後だともう無理なんじゃないか?
あるいは弾薬の値段をあげるとかな。でも必ず抜け目ないやつが出てきて無効になりそうな気もするが。
-
逆転の発想
住民全員がやらない夫並みの鉄壁防護してれば解決
-
乙
じゃあ銃を無くせば良いと言うかもしれないが、
>家の住民は玄関のドアを開けない代わりに警察を呼んだ。
トラック運転手に対するこの対応、アメリカでは百点満点なんだそうな
つまり、そういう強盗や犯罪者がいるのが大前提って事
となれば、いざという時に他人に頼れないのも大前提となる
=自分を守る為に、銃が必要という結論が出てしまう
犯罪者が銃を振り回しているのに、市民は銃を持って身を守れないのか、と言われれば全く言い返せないのが現実
また、アメリカは国土が広すぎて警察がフォローし切れないという現実も見逃せない
結局は、「自分でなんとかしろ」という原則を曲げるには、日本並の治安体制をアメリカの国土で実現しなければならない訳で、
それは恐らく、地球上の誰にも不可能なんだろうな
-
アメリカってすげえ異常だぞ・・・
これが世界一の近代国家か
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乙!
正直犯人しか死ななかったのは奇跡だな
-
銃の規制に「成功」している日本最高
-
乙でしたー
ここらへんは政治的なことも絡んでくるから厄介だね
-
乙
銃を規制しようが馬鹿は出てくるからなあ。
日本だって秋葉原のアレとかあるわけだし……。
まあ、武器を捨てるのは他人を信じるって勇気がいるよね
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>>462
弾薬を密造して売る奴が出る。
専用の器械と火薬と雷管と薬莢、あとは鉛と銃弾の型があれば素人でも弾を作れる。
さらにそういう再装薬キットがフツーに出回ってる。
(コンスタンティンって映画で教会の金属鋳溶かして対悪魔用の銃弾作ってるシーンがある)
もし規制をするとなったら、施行の前に公布しなきゃダメだから、
銃弾を後々必要とする奴らや、銃弾を売ることを思いついた奴らが再装薬キットを買い占めるだろう。
そうなったら闇で出回るようになって、犯罪組織の資金源がまた一つ増える。
今でも銅価格上昇してるからって銅製の1セント硬貨を集めたり、100ドル分の銅製1セント硬貨を150ドルで売ったりする奴居る国だってのに。
法律で貨幣は鋳潰せないけど、1セント硬貨は碌に使われないから貨幣として使えなくするかもしれない。
貨幣じゃ無くなったら鋳潰しても良いから、今のうちに集めるんだってさー。
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乙でした
いい意味で短い具合にまとまった学ぶスレでした
またこんな感じで実録モノとかやる機会があれば、是非
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>>464
> 犯罪者が銃を振り回しているのに、市民は銃を持って身を守れないのか、と言われれば全く言い返せないのが現実
今の日本でも支持されそうなロジックだ
昨今の生活保護叩きなんかを見ると、犯罪者に射殺された市民に対して「銃を持っていないほうが悪い」みたいにエスカレートしそう
日本は銃が身近な生活にないから嫌悪感のほうが強かっただけで
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秋葉のアレか、もしノースハリウッド並の武装でやらかしたら死者はハネあがったろうな
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さりげないやる夫の母のクズぶりw
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>>474
日本で無差別殺人とかやる奴だと、親が甘やかしたせいで・・・とか
普通に言われるけど、アメリカの、それも金目当ての凶悪犯とかだと
そう言うイメージ沸かないな。
どっちかって言や虐待されてた人間のが多いイメージ。
だからやる夫の母のコメントは意外だった。
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こういう金目当ての俗な動機だと重武装でもそんな怖さ感じないな。
殺人ホテルみたいなシリアルキラーあたりになる理解不能で恐ろしい。
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なぁに、日本にも北九州というマジキチ事件がある
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遅くなりましたが外伝はなんとか今週末には投稿できそうです。
ところで、やる夫とやらない夫のどちらを先に投稿すればよろしいでしょうかね?
ご意見がありましたらお書きください。
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配役順キャストの上からいってみましょー
やる夫希望
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やる夫はトリに持ってきたいのでやらない夫で
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やらない夫が先に死んだからやらない夫から
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とりあえず、23時までに名前が多く書かれた方を先に書きます。
現時点では
やる夫:1
やらない夫:2
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やらない夫だな
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やらない夫
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やらない夫でもいいんだけど話の展開みてると
やる夫はやらない夫の影響が強そうなんでここはやる夫で。
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えー、合計すると
やる夫:3
やらない夫:4
となったのでやらない夫から先に書きます。
週末には投下します。
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乙、二人の強盗の過去話とかかな?
しかし、警察官が自殺かぁ
やっぱ、こんな本物の殺し合いを体験したらどっかおかしくなっちゃうのかね
それ以外の可能性ももちろんあるんだろうけどさ
-
乙
日本だったらやる夫が死んだあたりでなぜか警察側が責められそう
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日本のマスコミは糞だからなー
そんな場合でもほとんどの人が警察が悪いなんて思わないだろうに
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>>462 >>470
アメリカだと470氏が言うように素人でも弾が作れちゃうんですよね。
後、やるやらコンビがメインで使っていたAK用の7.62mm弾の価格なんて17円くらいですから、銃弾についてはあまり問題にならないのかも。
後、アメリカでは同じ7.62mm弾を使うSKSが害獣駆除用ライフルとして人気だそうです。
>>471
現在テキサスタワー、アウトローバイカー、マフィア、テロ事件(アルジェリア、モスクワ劇場、ムンバイ)を考えてますが、当分先ですね(汗
>>487
二人組の過去話になります。
調べてみるとこの二人も波乱万丈な人生を送っていたので。
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後、「まったりやる夫」の管理人様。
まとめていただいた拙作なのですが、1話分抜けているみたいです。
ご確認いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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>>490
アウトローバイカー
ヘルズエンジェルスなんかですね、日本ではなかなか取り上げられない
ジャンルなので是非お願いします(ギャングスタラップ抗争なんかも興味深いテーマですが)
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こんだけ撃っても犯人以外は死ななかったのか。運が良かったな
通り魔だったらいきなり無数の市民に対して撃つから相当数死んでたろうな
-
>>488
まあ、今回のケースは単なる強盗だから別に問題ないよな。
通り魔とか動機が不明なら救命活動が不十分なのは批難されるべきだけど。
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「銃があれば身を守れたのに」って話があるけど、
アメリカといえども西部劇よろしく銃携帯してあるけるわけでもないので
結局死ぬんじゃね? 護身用にライフル持ち歩いていたら当然警察が飛んでくるし
-
少し短いですが、外伝を本日19時〜20時くらいに投下します
-
了解
>>495
アメリカは確か州によっては携帯も自由
無論一部の州であって携帯許可が必要な州もあるし、厳しいところは携帯自体が原則禁止だったりする
-
了解
襲う方がよっぽどの間抜けじゃなきゃ、襲われる方が先に撃たれるんだから、
防衛のために携帯する自由を与えられてもたいして意味ないような……。
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撃たれて死ぬやつがゴロゴロいる環境で、どうせ先に撃たれるから
武装するなというのも説得力が無いんだろう
あと周りの人が代わりに撃ってくれるかもしれないし
書いていて思ったが、凄いクソだな >銃所持
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州法によって規制はマチマチだしまた隠し持つのはNG、てものある、というか結構多い
周りが警戒できるように誰が見ても銃の携帯がわかる状態で持ち運べよ、て趣旨らしいな
他にも弾丸を装填している状態はこうしろ、とか色々と複雑
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まあ、白豚どものメンタリティは「明白な運命」とか言ってネイティブ虐殺してた頃から脈々と培われてきたもんだから仕方ない
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>>501
言っちゃ悪いが農耕技術持って人口増加して他地域に拡張した人間集団でその手の言動
やってないのはいないと思う。18世紀以降は記録と被害者に当たる集団が生き延びてるから
目立つだけで
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拡張じゃなくって、新大陸のウマい所全部占領したから独立するぜヒャッハー
叛乱されたから制圧するぜ、先住民は皆殺し、というコンボなので世界最悪なのは間違いない
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そろそろ投下します。
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やるやらは銀行を襲うようです 外伝
Case1 ラリー・やらない夫・フィリップスJr
, ノ 、 、
. l(● ●)l
| (_人_) |
ヽ ノ
1970年9月20日日曜日。
ラリー・やらない夫・フィリップスJrは、22歳のラリー・ユージン・フィリップスsr(シニア)と26歳のドロシー・クレイの長男としてカリフォルニアで生まれた。
だが、彼は戸籍上ではラリー・やらない夫・ウォーフィルという名前で登録されていた。
-
. /ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.|
| l ヽ__ ノ l | もう臭い飯はうんざりだっていうwwwww
\ ` ⌒´ /
ラリー・ユージン・“でっていう”・フィリップスsr(シニア)
それには彼の父親、フィリップス・シニアが関係していた。
彼は1968年1月に仮釈放されるまで、1年ほどコロラド州の少年院に入所していた。
しかし、仮釈放中にコロラド州グランドで窃盗罪を起こし逮捕、少年院に逆戻りした。
その後、少年院内での態度が問題視され、コロラド警察病院精神科へ送られる。
-
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i )/ ::::⌒`´⌒::::\ ( i))) あばよー、犬ども!でっていうwwwwwwwwwwwwwww
/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー'´ /´
| /
1969年4月18日、彼は警察病院から脱走。
地元警察の捜索を振り切って西へ逃亡した。
コロラド州警察は逃亡から72時間後、彼を指名手配した。
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/>'´ ̄ `\
// / \ 、 ‐-Y⌒ヽ
// 〃ハ ヽヽ ヽ \=┤ ‘,
/イ l |l l 、 || l| ゙, ノト、 }
//ハ l |l||ト、 || l| i | |ヘ l
,///ハl ll十┼|li \|┼--リ l l ∧ヘ l
〃/ i ハハ 圷 ㍉ ィ〒ミ| ⊥/ / ハ ヽ l
″′|| '. *( ●)′ (●)*ノ| l )/斤 lヘヽ!ダーリン、一緒に逃げよう!
|l l i|/ ,ハ⊂⊃、_,、_,⊂⊃|!§/ ヘ l
|l |l / /./§> 、ゝ._) ィ´人§ヽ| ヘ ヘ
|l |/_./ / /,. ィく 「´ 「》、_ _\| .| ∧ ヽ
|l |/仁二]/´/}§ ξ /:/‐->} ハ ヘ
八/ {二二] ::::::|∝ ξ´/:::::/[二二] V Y
./∧ヽ、 [二} /:::::/ £ /:::::::::::::[二二.] }∧ l|
// Vヘ ̄)ソ::::::/ /::::::::::::::::}|└≧} / / | l|
/ ′ V | /::::::::l //:::::::::::::::::ヽ彡´ | / / | l|
l| ::::::::::::} {/:::::::::::T;B::::::',|__,| / / | l|
ヽ {:::::::::::`V/:::::::::::::::::::::::::::}三::::} |l | / /
\ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ノi三:::::リ |l | / /
彼の逃亡を手助けしたのは、フィリップスの妻、ドロシー・クレイだった。
彼女はストリートガール(売春婦)で、シニアは彼女とユタ州ソルトレイクシティまで逃亡した。
彼らの逃亡は、自分たちの家族が警察に通報したことで、一時窮地に立たされた。(シニアとドロシーが家族に居場所を連絡していたため)
1969年10月27日、ソルトレイクシティの警官が、路上でシニアの運転する車を停止させ尋問した。
が、ダニエル・アイラ・ウォーフィル名義の免許証を持っていたシニアは、その場からまんま逃れることに成功した。
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既に結婚済だったのか
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、i;:;:;l: : :.l l: : : : : : : : : : : : : : : :.r'/: :./;:;:;
,. -‐― 》 . ヽ;:;l: : //: : : : : : : : : : : : : : : :.l |: : :/;:;:;:;
/ ノ `、:.//-、: : : : : : : : : : : : : : //: : /:;:;:;:/ ...
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∨ / .《 l l:/: : : : : : :
∨l / l ',: : ‐-. . . . . . . . . . . .l l: : : : : : : : : :
iハ | ´ ̄` ´ ̄` l ∧::::::::.... : :.:.:.::::::::::::::::l l: : : : : : : : : :
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∧ ヽ、_ | `¨¨´ ',、 ヽ::::::::::::::::::::::::::l l: : : : : : : : : :
/ ∨  ̄` ' ー- 、 ⊂つ ⊂つハ ヽ: : : ::::::::::::::l l: : : : : : : : :/:
/ , '´:∨ `ヽ (__人__) /´`ヽ ト、: : : : : : :.l l: : : : : : : /: : ..
. //: : :/ヽ、 ', /´`ヽ、 ,.ゝ'," i^ti `ー- 、: :l l: : : : : :./: : : ..
. 《: : : / /: : ヽ、 '>i_,.....,_ ト,´o_,<.ト'"ノ、 / ` ^' ヽ、::/: : : :
\/ i:.:.: : : /`ヽ、 ゝ `゙'ー-- --y' / `゙
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ー-、:i .l ` 'ー-- .,,__ ./ /: : `ヽ、
その11カ月後、ドロシーはカリフォルニアの病院でやらない夫を出産する。
勿論、病院に提出した出生証明書に書かれた両親の名前、住所などは全て偽装されたものだったが。
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/ニYニヽ
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/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.| それじゃあドロシー、いってくるっていうwww
| l ヽ__ ノ l |
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ヽ:::: ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
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/ 〃ハ ヽヽ ヽ \=┤ ‘,
/イ l |l l|l||ト、 || l| i | ゙ l
. //ハ l<ll十┼|li \|┼--リ│ i|ヘ l
//ハlレ!小圷 ㍉ ィ〒ミ |、i|∧ヘ l
〃i ハハ レ*( ●)′ (●)* |ノハ ヽ l ほら、やらない夫、パパにいってらっしゃいしなさい
〃′|| '. *⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃/ lヘヽ |
|l l i|/ ,ハヘ,、 __, イ / l ヘ 、|
|l / / r ヽヽ::::::|ヽ ,1ー:::::ヽ l ヘ ヘl
|/ ノ { V:::::::::∨yヽ/::::::::::/, 1 ∧ .ヘ
|l | |ノ''::"::::::::::ゝ ノ::::::::::: r" | ∨ ハ ヘ
. 八ノ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:y |ゝ}ヾ∧ l|
/∧ヽ {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} | / /ヽ| l|
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. l(● ●)l
| (_人_) | パパ、いってらっしゃい
ヽ ノ
シニアはダニエル・アイラ・ウォーフィルの名前で、ロサンゼルスで印刷屋で働いた。
ドロシーとやらない夫は、ロスではなく、デンバーの郊外で暮らしていた。
一見すると何の変哲もない家族であった。
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. \ \ \ | ,,,--''''' ̄ | //_,,,,,,--┐ ..| / _,,,...---
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r、 /´ 〉: :_:_::'.
く\ レ' 7´::::::T
∩、ヽ 〉ノ.::::::::ノ
「jjjjト、\ ∠ 二二ニヽ. ___
V:::::::.\\: : .: .:.::ヽ `¨¨`ヽ / \ ‐‐-.、
V: :. :.:ノヽ >. :. :.:::.:} :!::! / /: : : : : `ヽ
'.: . ノ. :.:ノ.:.:.:.::::::/ l!ノ /´  ̄ ̄ ノ: : : : : : : : : :.)
レ'´.: .:.: .:.::::,. イ 〈{:.警.:{} l! 〈 `T 三二 > ‐rr --く
{. . :.::::.:.,. イ .リ リ ヽ _ノ::, ,,´、、〉.:::.::i |: : :_ノi FBIだ!全員床に伏せて手を頭の上に組め!!
`ーー‐'´ i F. B. I ! ヽ:〉゙゙´ノ.:::.::://: /.::::}
{ ノ ノ.:::.:.:::.:.:.::///.:::::::.::L
「L__ _ _____ _ __ `T. : .:. :; :; :;; :. .: ヽ::.::.::.::.://.:.::::::::::::「  ̄ `ヽ
「 二二二 二二二 二二 ヽ─ ─ ──ヽ 三三三 三三三三ニ \:::.://.::,. イ:::::::::::::::.:.:.:.
r─ =} TLL ( ⌒ヽ´` ` ``¨¨ ¨ ¨ ̄ ̄  ̄ヽ二二 ニニ ニ ニ ニニ ニニ `フ´  ̄ ̄  ̄ `ヽ、:;;;;
 ̄  ̄ 「 ̄ ̄  ̄ヽ ノ.:`ヽ 「i i ii i´  ̄ ̄  ̄ .: .: .: .: .: .: .::.:::_∠ ,. -‐‐‐- 、 ヽ
 ̄| ̄i::: . .::: .ヽ ニニニニ l i il ll「二二L _. . :.: .: .: .T ii i / ,.ィ彡三三 ミミヽ
`ーヘ:::. . :. :.: .\ i | i il ll: :eァ ___」リ. :. :. :.:.l リ V// . .: .: .: .: .: .: ヽヽ
\: :. : ::. :: :.`フ⌒ヽ ii ̄( ニつ ⌒「二二ノ / .: . . .: .: .: . :`ヽ ,.:.ヽ}
`ヽ: ::. : :: .: .: .: .:.ノ ( ニつ ノ / . .: .: .: .〈{:.警.:{}. :. :. :.V:/
しかし、平穏な時間も長くは続かなかった。
1976年9月22日。
やらない夫が6歳の誕生日を迎えた2日後、FBIがデンバーの自宅を強襲した。
地元警察でなくFBIが出張った理由は、シニアが州をまたいで逃亡したため、管轄がFBIに変わったためだ。
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こうして、家族の面前でシニアは逮捕された。
彼は数カ月〜1年ほど懲役を務めた後、仮釈放?された。
どういうわけか、シニアは警察病院から逃亡後の逮捕なのに1年で出所している。
通常であれば偽名の仕様やライセンスの偽装などでもう少し重い刑に処されるはずなのだが、このあたりは調べてみても不明な点ばかりで
しかもFBIは捜査資料を公表していない。
出所後、シニアはドロシーとやらない夫の元へ帰って3年ほどは一緒に暮らしていた。
だが、1980年シニアとドロシーは離婚した。
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この出来事は、10歳のやらない夫に重大な影響を及ぼした。
シニアは仕事のため家を空けることは多かったが、やらない夫のことを深く愛していたという証言がある。
ロッキー山脈のふもとで、自分の若いころの犯罪活動を自慢したり、法執行機関に対する嫌悪感を言い聞かせた。
少なくとも、やらない夫はシニアに畏敬の念を抱いていたこと、そして目の前で法執行機関に父親を奪われたことを
忘れなかったことだけは確実であると言えよう。
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1980年、やらない夫は母親についてロサンゼルスに引越すことになった。
一方シニアはデンバーに残って自分の印刷店を開いた。
しかし、1983年に自分の経営する印刷屋で偽札を作っていることが露見し逮捕されている。
露見した理由は、怖気づいた共犯者が捨てた偽札が入った袋に、彼の印刷店の名前が印刷されていたためだった。
結局シニアは有罪判決を受けたが、5年の保護観察処分に落ち着いた。
その後、シニアは犯罪から足を洗ったらしく、この事件以後の逮捕歴は少なくとも見つからなかった。
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きっつい経験だなぁ
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. | (__人__) │今日もジムでしっかり鍛えないとな。
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./ ヘ / ソゞ Y ゝヘ ヾ ii
i ミ Y 〆ミ ミ|彡 三ヽ ソ /i
ヽ 人 入___ 水 》 ノヽ/
釗 丶ヘー ヽ_三 __彡|ゞ,,__ /ゝ' | |
|ヽ || |ー―┬ーー''""''''''ー┬ー--‐/| ヽ、 |
| | |ミ< ヽ、___::;;::_ ノ 彡 / |/|
13歳になったやらない夫は、ごく普通の少年時代を送った。
彼は大金をつかむことを夢見ながら、9年間の学校生活をおくった。
思春期の彼が興味を持ったのは、ボディビルディングだった。
アーノルド・シュワルツェネッガーやルー・フェリグノのようなボディビルダーになるため、彼はボディビルを6年ほど続けた。
1985年には、ヴェニスビーチにあるゴールドジムの会員となり、少なくとも5年にわたって同ジムの会員資格を保持し続けた。
結果的に、それは実現されない夢の一つになってしまったが。
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やる夫は体重130キロあったそうだけど、
やらない夫はマッチョだったのか?
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中断かな
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すみません、ブレーカーが落ちた上にPC再起動に時間がかかってました。
続きを投下します。
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ll ヽ ´ rr、 ヽ__ソ | l! {::l l::::;:::) | リ
ハ v) l l | リ /::// | |
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ノ' |r j / rr、 〃 | | 〈 \ | |
/' ノl j/ ㍉ト( ノ l ( \ | |
ヽヽ/ヽ j! > ´ / / ハ | |
シャロン・“真紅”・サントス
1984年、やらない夫は同じ学校に通っていたシャロン・サントスと交際を始める。
彼女とやらない夫は後に結婚し、9年間一緒に暮らし、子どもを一人もうけた。
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/ _ノ \
| u ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
. | } さーて、今日も一日しっかり鍛えないと
. ヽ } そういや、もうすぐおふくろの誕生日なんだよな
ヽ ノ コンピューター買ってやりたいんだけど、何買ってやればいいんだ?
/ ヾ ソU
__/ ヾ ! \__ ナァ、アンタ
/''" ̄"' \ ∠  ̄ヽ ん?あんたたしか…
. | / ゞ ヾ/ ヾ丿
ヾ ソヽ ソ | |
. / へ/ ヾ_ | ソ |
| | |丶、___人___/_/
| 人 ∧ミ< ゝ、_UU_ノ /'/
ヾ ソ /\ミ巛 / 人 ヾ //
( 二ソ | (  ̄ T ) |
1989年。
やらない夫は自分の人生がうまくいかなくなり始めていた。
ボディビルダーとして成功する兆しも見えず、彼の生活は少しずつ荒れ始めていた。
このころ、彼はシアーズで400ドル相当のスーツを万引きしようとして、軽犯罪容疑で捕まるなど転落の兆しは見え始めていた。
そして。
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/_ノ ヽ_\
/( ●)( ●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 同じジムのエミールだお
| ( ( | もしよかったら力になろうか?
\ `ー' / プログラマーだから、少しは力になれるお。
,,,,,,,.... _,,. ''"´ ゞ `゛' .,,_ __....,,,,,,,
/ /"" ー‐---、 /ー‐--- "''ヽ ~ヽ、
./ ヘ / ソゞ Y ゝヘ ヾ ii
i ミ Y 〆ミ ミ|彡 三ヽ ソ /i
ヽ 人 入___ 水 》 ノヽ/
釗 丶ヘー ヽ_三 __彡|ゞ,,__ /ゝ' | |
|ヽ || |ー―┬ーー''""''''''ー┬ー--‐/| ヽ、 |
それが決定的になってしまう出会いが起こった。
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投下終了です。
途中で投下が遅くなって申し訳ありませんでした。
>>509
いつ結婚したのかは不明なのですが、恐らく少年院に入る前から面識はあったのだと思います。
二人とも地元では有名な悪だったそうなので。
>>518
かなり筋肉がついていたのは間違いないようです。
写真を見る限り(恐らく17、8歳?)おっそろしいくらい胸板が分厚かったので。
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