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やるやらは銀行を襲うようです
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この物語は、97年にアメリカで起きたノースハリウッド銀行強盗事件を書く予定です。
基本的に史実準拠ですが、一部に作者独自の解釈、オリジナルの設定が含まれます。ご了承ください。
最後に>>1はやる夫スレ初心者です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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やらない夫が引き金を引いても、銃弾は飛び出さなかった。
AK突撃銃は完全に弾詰まりを起こしてしまったのだ。
恐らくその日、カプラレル巡査には幸運の天使がついていたのだろう。
数秒の隙をついて、カプラレル巡査は壁に再び隠れることに成功した。
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/ \ くそ、捕まってたまるかお…!
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l 广''┬--v-‐. ゛ 'i-----r‐''゙] i!
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´ ヽ .`゙゙゙゙゙./ 弋゙゙゙゙゙゙゙ / ゙゙'-、、
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一方、やる夫はハチの巣状態になった車を乗り捨てようとしていた。
なぜかアーチウッド通りは警官が封鎖しておらず、一般車両が通っていたため、やる夫は何度か通りがかった車を奪おうとやっきになっていた。
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車のフロントガラスは、銃弾により蜘蛛の巣状にひびが入って前が見えなくなっていたため、ドアから首を出さなければ前が見えなかった。
そのため運転しながら他の車を止めようとすると、どうしても動作が少し遅くなってしまうため、ほとんどの車を逃がす羽目になってしまった。
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r‐┴'ーミト. . l ヽト弋 心ソ::;;;;;;;ヽ、 `二´ .イ .l
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ゝ }三ニ|j三三ミト } /;;\ /;;;;;::: \
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やらない夫は、動かなくなったAK突撃銃を捨てて最後の手段に出た。
ショルダーホルスターに突っ込んでいたベレッタ92FS拳銃を取り出すと、警官たちに向かって歩き始めたのだ。
投降するつもりは微塵もなかったため、彼は視界に入った警官に発砲した。
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/ ̄二二二二`ヽ、:::/: : : /: : イ: : : : //: : : : : : : /// .il: : : : : : : : :: :: 出たぞ!!撃て!
i: ://二二二ミヽ: :i:/: : : イ: / /: : : ://: : : : : : : /// __ll∨: : i: :: :: :: ::
l: i::f/r‐──ミミi:i:::l: : : ミ//ミ/://://: : : : : :: ::/ l/-=ニ-ll¨l: : ::l: :: :: :: ::
l: l::i:::f//////7li :i::l: l: : /7/=tォ≧ミ/: : : : :///彡'≠tォPjヾ l: : イ: : イ::: ::
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l: l:l: : : :_,.二.,:: :: ::l::l::lト、 l/ i: l| ! l¨l/
l: l:l: :f´ ヽ:::l:l::l l! ', / ヽl! ., / .l!
l: l:l: :{ O }: l:l::l ト. ____ ,.イ
l: l:l: :ゞ、 ,イ: l:l::l lヘ\ /二二二二ミ、 /ll:l
,.-‐┤::l:ゞ、合ニニ金::ノノ::l_ 〉l \ ──‐ ,.ィ|//
´ / l: : ゞ、三三三彡': ::ト,ヽー/ .j \ / jヽ、
r'" ̄ニゝ、_____ ノ  ̄`ヽ l \ / /i ヽ
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カプラレル巡査と彼の同僚たちが反撃に出た。
巡査のすぐ間近まで迫っていたやらない夫は、巡査に向けて数回撃った。
カプラレル巡査はのちのインタビューで、「彼の眼も銃口も、なにもかもがまっすぐ私を向いていた」と語ったほどの距離であった。
弾丸は外れ、巡査も撃ち返したが外れた。
だが、やらない夫が最後に二発放ったと同時に、警官の誰かが放った一発の銃弾がやらない夫の右手に命中した。
それが、止めになった。
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米のハンビィーはヒビがはいっても全面に広がらず視界不良を防ぐ仕様だとか。
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銃弾は右手の小指と薬指の間付近に命中し、手の肉を抉って骨を砕いた。
やらない夫は撃たれたショックで、ベレッタ拳銃を落とした。
ベレッタは右の靴に当たって、足の間に落ちた。
彼は半歩だけ下がり、かがんで銃を持ちなおした。
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太陽が明るく輝き、そよ風が木々の間から吹く、美しい朝。
マスコミと警察のヘリコプターが五月蠅く飛んでいる音も、彼に向って銃撃を続けている警官たちの声も彼には聞こえなかった。
その時、彼は何を思ったのだろうか?
自分の家族のことだったのかかもしれない。
自分の行動を後悔したのかもしれない。
答えは永遠にわからない。
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|.. ( j ) .l ……もう……終わりだ……
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ヽ lエエエエエエエl ./
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彼はそう言って拳銃を自分のあごに押し当て…………引き金を引いた。
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パ ァ ン !
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9時51分。
9ミリホローポイント弾は、ウールのスキーマスクを貫通、やらない夫の顎を破壊して舌と左小脳を打ち砕き、頭蓋骨を粉砕した。
彼が地面に倒れてからも、警官隊は彼に複数回銃撃を加え、地面から煙を上げさせた。
そして、警官たちは注意深く倒れたやらない夫に近づき、仰向けにしてからスキーマスクを外し、手錠をかけた。
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ラリー・やらない夫・フィリップスJr、アーチウッド通りにて拳銃自殺。享年26歳。
彼はこの銃撃戦で最初の死者となった。
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短いですが投下終了です。
やらない夫はこれで退場になりました
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止めを刺してなお手錠で無力化か
徹底してるなぁ
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ボストンテロ事件犯の弟の方も拳銃自殺?で顎を撃ってて口頭尋問ができなかったとか
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なお、彼が持っていたベレッタの残弾は薬室に一発、弾倉に一発のみだったそうです。
また自殺ではなく、単に利き手を撃たれたため、弾倉を変えようとした際に誤って暴発させたのでは、という意見もあるみたいです。
問題はこの検証がビデオ映像等でしか確認できないので、あまり深く検証されてはいないようです。
ただ、LARDはその見解を否定も肯定もしていないんです。
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>>382氏
あれ、ボストンテロの事件って自殺未遂だったんですか?
私はS.W.A.Tが自爆するしぐさを見せたから撃ちまくって無力化したって聞いたんですが?
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乙です
緊急購入した銃器は経費で落とせたのかな?
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>>384
当初喉を負傷していて口が聞けない状況と報道されていましたが、拘束時に武器は保有していませんでしたから
逃走時に投げまくった爆弾の破片で負った傷だったみたいですね。
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>>386
なるほど。
情報ありがとうございます。
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>>387
ボストンテロ事件も書いてみませんか!(ゲス顔)
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乙
こんだけやっておきながら
まだ死者1人とは信じられん…!
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>>388
実は候補に入れてはいたんですが、まだ情報がちゃんと集まってないので(汗
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乙です
ここまで殺っちまえば、よくて終身刑
普通はブルロープか薬剤ベッドが待っているだろうから
もはやこれまでの自決なんだろうな
ただ自殺だと見解すると、ジンケン団体とやらが
『何故自殺を防がなかった!』とかって騒ぎそうだから
ノーコメントなんだろうね
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乙
しかしやらない夫はこの時車に乗ってたら死なずに済んだかもな
もっとも警察側としては犯人が冷静さを失ってて助かったが
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>>362
ここの紹介って照会の間違いかな?
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乙でした
やらない夫は、しんだ……やる夫、お前はどうなるんだ……!
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>>391
自殺を止めるにはそれこそ自殺する前に頭を打ち抜くしかないんじゃないんですかね……
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乙でした。計画的犯行でもやっぱりあかんのね
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>>393
間違いですね、すみません(汗
訂正
/ ̄ ̄ ̄ ̄`丶、
,.-''⌒´ \
/ ⌒` ヽ
/ i"'"! !`、 | 免許証とクレジットカードがあれば、誰にでもお譲りしますよ
'/ イ| | | i i、 \ | 照会するのに時間は頂きますけどね
|ィ′ / /ノ j lノ ヽ\ヾト、、 丶 ヽ だいたい、3カ月以上アメリカに合法的に入国した大人なら
l'|.イ ,イ' ``丶、 ×´\\\ i 就労ビザ持ってる人や留学生、下手したら観光客でも銃が買えるんですよ
|へ.| ===。=、 = 。==== ヽ \、 | で、どうします?
|.` ー‐ '/ ー― '" |ト、 |
| / ||,) |ヽ. |
|.く__ - 丶 |!'ノ i||
ハ ー――‐一 /! i |_ >>1ガAAマチガエタノニキガツカナカッタダケデス
゙イ,`、 === / ,|||| ~"'''‐-
,. -‐'''"~ヽ. / ノノノ/|
\__/ / |
| \ / |
| ヽ/ |
l /\ |
l/| /\ |
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乙
SWATが合流してやっと互角になるない夫の戦闘力が鬼すぎる
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>>391
日本とは違うんじゃないかな
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乙でした
これで事件発生からまだ30分ちょいしか経っていないというのが恐ろしい
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乙
だが一番凄いのは、これでやっと最初の死者、という事
つまりこれが日本なら、恐らく捕まっても大した罪にならないという事…
どんなに凶悪でも、「殺人」でなければ微罪だからね…
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本日21時ごろ投下予定です。
今回で最終回です。
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こんばんわ、少し早いですが間もなく投下します
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(、__) 〔 /
(ヘ \ ヽ / 捕まるもんか、捕まるもんか!
 ̄ ̄  ̄`ヽ、∨⌒〆` ̄ ̄` ̄ ̄,´⌒`゙i/ ヽ よし、今度こそ!!
(ソトッィ、___゙_ / /
∨`'ヘi> /  ̄`ト / /
〕 / ノ /
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i´ <¨ゝ / / /
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逃走を続けていたやる夫は、まだ車を捕まえられずにいた。
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, ´_ / / ̄ ̄ __ / ̄ ヽ __ヽ ̄ ̄ |
/∠__/―/-。―/――∠_/__∧ | | ∧_.|
,========――´=============/⌒ヽ=|.=====| | ヽ ̄〕
| _ | ̄ ̄ ̄| _ ″ |⌒| |/ __ /| )ノ
)_旧_∈≡≡≡≡∋_旧_″_|| ノ丿_ -――┘ 丿
\ \_ノ  ̄ ̄ ̄ \ \_ノ
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| ̄ └[ESTIMA]┘ ̄ ̄ /;;;;;;;ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/;;;;;;ヽ ノ
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 ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞ_ゝ:_ノ ゞ;;;;;;ノ ゞゝ:_ノ
車で対向車の前方を塞いで乗っ取ろうと何度か試みたが、発砲をためらったため、運転席から降りている間に逃走を許してしまっていた。
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ノ ∧ ヽ
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∧ | ヽ
rfiヾー- ∨
酛 > i!≧ー- |
i! >i! ニ二彡 |
斥i! 廴 辷ムヾー> 乂
/ヾーイ `ヽ .r‐z >  ̄`/ ヾ≦´くそが…!
/ ∨ ン⌒ |三| |> 斗- あっ……!
ス ∨ マ .|三| / ヽ .〉
ノ \ 廴\ 乂介 / /
゙`´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆
三二≡=z `ヾ三 `ゞ三≧=zx /
 ̄ ̄ ̄ ̄`ヾーz ∨`i!k ミメミメ== |
辷ヌ .∨i!i!辷∨∧ ヾー<
\ ∨ヾ ∨∧
\ \ヽ .∨∧
\ヽ ゙i! ∨マ \∨∧
ー i! ∨ヌ ∨ i
i! .∨ノ \i!
車を奪い損ねたやる夫は、振り向いたときに“それ”を見てしまった。
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/ ヽ、_ \
(○)(- ) ;;;;;;;; .|
(__人__) |
(,`⌒┃ ´ |´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
{ | ヽ\__
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(____`ヽ_(  ̄ ゙̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、 )
相棒の死体が横たわっていたのを。
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/ ノ ヽ\
/ (○)}liil{(○) ッ! やらない夫!
/ (__人__) ヽだから、だからあんだけ、車に乗れって言ったのに!!
| |!!il|l| |
\ lェェェl /
/ ヽ
しヽ ト、ノ
| __ |
!___ノ´ ヽ__丿
9時52分、やる夫は一人で逃走することとなった。
警察とマスコミのヘリコプターは相変わらず、上空に張り付いて行動を逐一監視していたが、やる夫はもはや彼らのことなど気にも止めていなかった。
相棒を失った衝撃と、ただこの場から一刻も早く逃げ出すこと、それしか彼の頭になかった。
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~゙ヽ. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄□ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| |. /`ヽ _________ ̄`ヽ
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| | ,r'| ̄ ̄|ヽ/ | ヽ ニ(_人_) / \|―'
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| | i ! \ > 、
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L| .ヘ‐' >''" _,,,............,,_ `'マ〜く二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
ー'゙´ ァ=ーっ ,x<´ ¢_¢ `>x ヽ.ヽ\───────────────────────
// 广´ /〃↑゙ヽ l÷l 〃♂ヽ {\__ノ ⌒^゙ヽ ., ‐:、 , ‐:、
// } ∩/ ①乂__,.彡,.」⊥L乂__,.ノ__\ } 弋_丿 . 弋_丿
/ U } `¨丁/ `丶.丁¨´{ / - - -
{ |ニニニ7 〃⌒ヽ. マニニ|x-‐─《. i i i
'. jニニニ{ {{QQQ}} }ニニ!::::::::::::::::. ん、なんだこいつ?なんで道を…
》==─-┤゚(ニ)人 弋__ノ 人(ニ)|:::::::::::::::::::.
:::::::::::::::::::|  ̄\ / ̄ 釗:::::::::::::::::::.
それから数分後、やる夫はついに車の強奪に成功した。
通りの向こう側から走ってきた、茶色の軽トラックの進路を妨害したのだ。
運転手が訝しげに車をみた、次の瞬間。
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:.. ; , :.... ;:. :;. ;.;..::.
: : : l :/;.. :; .:;。::
.. :.: ;:.:ヽ.;:,.i・人从 /::::.... :
ヽ从; ;从 /、。;.:;从 ;:. //ニフ
`\:;.:.从 :::;.:;,:,;、;l,;l> :;.:;人:;.../
.;: .,;:; ) r‐―ーi_,r‐―ーi ,∧ ;/..
ロ 三.,┌| |┐;: % ~:..
..;; Σ;'' └!________.|┘~`= ズガガガッッ!!
..,::;; Y ,__ ,r'゙| l;;;;;;;;;;l lヽ Z\:: : :. .
/ / l i'7 t'イ .゙ll,゙゙゙''''―- ....、
/ .| .ll./ ゙゙゙゙゙゙゙'' l } | `゙''''ー ..,,_..ヽ
/ . | l゙ .「`''/''ー ,,_ .\ヽ
/ l゙,.-イ l 、ヽ,、 \ `∧
! i゙''''/ lー! ! `゙'、 .\ ゙'.l、
/ . l l ! ! .ヽ ゙'- .゙、
/ .l ! ! ! . l .| |
やる夫は運転席からAK突撃銃を乱射した。
ひび割れたフロントガラスを破壊した7.62mm弾が、数発ほど相手の軽トラックに命中した。
ズガガガッッ!!
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 ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
ヽ:r‐'、 __
〉‐r '´ `丶
/:::ヽ ヽ
,':::::::::::ヽ. '、
l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_. ,、=,
l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;|
l ヽ::::::::l ''`¨¨´ ヽ |
ヽ ヽ::::::! ,ィ _. ', .l
ヽ_λ:i. ' `'゙`'‐'i゙ ,'
l ヽ`'. ,∠.ニフ /
l ` 、 、 い.... ,' / ひょぇえええええ!!!
,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,' お助けーーーー!!
,.イ \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、
/ .', \ 丶、 l. ', ヽ'.-、
,. -.'´ \ \ \ ! .l ', `‐ 、
.'´ \ \. \| | i 、 ヽ
、 \ \ ! | l ', ',
ヽ \ \ | | ', ', . _
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ヽ .: / }´ l ,., \. │ | ',.l l / /' .〃 /
', ;. ,r''i′/ / ./ . \ │ |. ',| | l l! .〃./,r.ァ
' , ..: l l! l! .l l \. | │ │l,' /`i ′'´./ カチッ!
! l.:.::::.. l l! ' ' l /~l \l │ ', l l / i
l l.:.:.::.:l.: ,.V 、.! | | ',l l ` │
.l .l:.:.:.:.:l:.:.´ ´ ' ./ | |. !ヽ !
.l ..l.:.:.:.:.l.:.:.: / │ │ '', /
トラックの運転手、ウィリアム・マールはこの銃撃を受け、何かのスイッチを押して車のイグニッションをひねると
大急ぎで車から降りて走って逃げだした。
彼は近所の家に駆け込んで助けを求めたが、家の住民は玄関のドアを開けない代わりに警察を呼んだ。
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ノ ∧ ヽ
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酛 > i!≧ー- |
i! >i! ニ二彡 |
斥i! 廴 辷ムヾー> 乂
/ヾーイ `ヽ .r‐z >  ̄`/ ヾ≦´キーはついたまま…!
/ ∨ ン⌒ |三| |> 斗- やったお、これでなんとかなる!
ス ∨ マ .|三| / ヽ .〉
ノ \ 廴\ 乂介 / /
゙`´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆
三二≡=z `ヾ三 `ゞ三≧=zx /
 ̄ ̄ ̄ ̄`ヾーz ∨`i!k ミメミメ== |
辷ヌ .∨i!i!辷∨∧ ヾー<
\ ∨ヾ ∨∧
\ \ヽ .∨∧
\ヽ ゙i! ∨マ \∨∧
ー i! ∨ヌ ∨ i
i! .∨ノ \i!
やる夫はようやく手に入れたトラックの横に、運転していたシボレーを横付けすると、トランクの中にあった銃と弾薬の類を取り出した。
それに、やらない夫から渡されたXM15ブッシュマスターを持って助手席に放り込んだとき、パトカーが近づいてきたため警告の意味を込めAKを発砲した。
そして、急いで運転席に入ってエンジンを始動させようとした。
-
≧=ー-
ノ ∧ ヽ
/ ∧ \
∧ | ヽ
rfiヾー- ∨
酛 > i!≧ー- | ギュルンルンルンルン
i! >i! ニ二彡 |
斥i! 廴 辷ムヾー> 乂
/ヾーイ `ヽ .r‐z >  ̄`/ ヾ≦´おい掛かれよ、なんで動かないんだお?!
/ ∨ ン⌒ |三| |> 斗-
ス ∨ マ .|三| / ヽ .〉
ノ \ 廴\ 乂介 / /
゙`´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆
三二≡=z `ヾ三 `ゞ三≧=zx /
 ̄ ̄ ̄ ̄`ヾーz ∨`i!k ミメミメ== |
辷ヌ .∨i!i!辷∨∧ ヾー<
\ ∨ヾ ∨∧
\ \ヽ .∨∧
\ヽ ゙i! ∨マ \∨∧
ー i! ∨ヌ ∨ i
i! .∨ノ \i!
だが、エンジンはかからなかった。
キーはつけっぱなしで、燃料も入っているのに。
痛みと焦りと疲れ、そして親友を失った衝撃、それにトラックのエンジンが掛からなかったことで、彼は冷静さを失った。
やる夫は知らなかった。
ウィリアムが逃げ出す時、燃料遮断スイッチを入れたことを。
そういった、盗難防止用のキルスイッチがあることを。
何度も何度もキーを回しても、エンジンは全く掛からなかった。
やる夫は車を捨てて別の車を探すか、一瞬躊躇したが、それが命取りだった。
-
⊂三ニニ⊃
.,,.- ''  ̄ ̄ ̄,,.- '' ̄ヽ,
, '__・__・__ , '___ "- ,,_
/|=@==/ 7/=@-/.i;|;i ̄"''ヽ,ヽ, いたぞ、奴だ!
/ (・∀・ ) // ̄,_√)|;|;| |ヽ,ヽ,
[/__⊆⊇_ヽ__)_/[;;;]y_つ_|;|;|.__.|__ヽ, ''―-,,,キキィー
_,,,.-―''"'';;;"ヽ,,_,,.-―''''"_ |_L_A=_|P D___|___|]
._/二ゝo=*=o/二ソ;;/⌒ヽ ;;;;;; |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |;;;;;;;;;;;;;;;;/⌒ヽ;;;;;;;;;;;;〕
ヽロ=[ニ]=ロヽ....,ii:: 0 i| ;;;;;;_|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |;;;;;;;;;;;;;;;ii:: 0 i|;;;;;;;;;;ノ ≡3
 ̄ゞ;三ノ ̄ ̄ ̄ ゞ___ノ ̄ ̄ ̄ゞ;三ノ ̄ ̄  ̄ ゞ___ノ
'' / x≦、ヾ }
' / ,∠ニニヾ、''x,, ,'
/ / /" \_ ‘ノ\;ノ>xイ
. `ヽ/ / . イ u `ヽ「 ´ {:::/
`ヽ' / イニニ| U ``::乂_ 見つけたぞ! このまま突っ込む!
\ { /i |iニニ| __ ""/ ,,. ''"
、\ヽ l人i |lニニ| ´ィ(_ `丶 r‐ァ=‐'¬′. < ̄ ̄`丶、
ヽ \\!ニ|〈、_i⌒Yヽ、__ {/∧ ,'/ `ヽヽ
} }\\{ ヽ{ ̄l` ー''ア/ ',,'' { .:: 、、>‐
. \{ {\\ u ̄ ̄ ̄`〉∧ } }.:::j У
}\ } \`¬'777ア^ヽ ', 《__' ノ
ドン・アンダーソンが運転するS.W.A.Tのパトカーが、やる夫の乗るトラックめがけて一気に突っ込んできたのだ。
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/::::::::::::::::::::::::`ヽ
|:::::::::::::::::::::::::::::::∨
i::::::::::::::::::弋 ;rqk
i:::::::::::::::::::::::::::::::::〉
ノ::::::::::::::::::::::::::::::::i くそったれ!!
ノ´ \:::::::::::::::::::::::::::/
γ´ ̄ ̄>o。. \:::::::::::ーi´
=====≦ ヾ::::`ヽ廴:::::::ノ 弋ヽ
.。o< ̄`ヽ `ヽ |i/i!三三}|孑´-。\
γ´ `ヽ i! i ノ::::::i!:::::::::::i!ーo.。 |≧ー、
./ 弋 `ー /―┐:i!:::::::::::i!:::::::::::::|:::::::::::|
/ >o。. イー―‐|i!i!:::::::::::ii:::::::::::::|:::::::::::| イ
i >、:::::::::::::::,ィL________ =r,、‐‐r 、―-、y∠ l:|<
>o 弋。==y┘ニニニニニ〔_,二二二三三| rxヽ\ !::|===}三三Llニニニl〕二}
>o。 \ ヽ三三三三三三三三三| !::::i!:::::レ::j=≠ ̄ ̄
.|: >o。 ./≦三三二二`j`i゚ |l li li |ト!孑´:::::::::::::/、
ハj_/レ'>o。 ./三三三三〈ー―≦l|l li li |メ::::γ´ /
´ >o。. /ミ三三三三}f |l li li lマx___/
やる夫はXM-15を引っ掴むと、運転席から降りて足を引きずりながら、シボレーのボンネットに隠れ、S.W.A.T隊員に向けて撃ちまくった。
-
>ウィリアムが逃げ出す時、燃料遮断スイッチを入れたことを。
>そういった、盗難防止用のキルスイッチがあることを。
そんな便利な装置あったんだ
いきなり銃撃されても車から逃げ出す前にとっさにスイッチ入れるあたり、トラック運転手も訓練されてるな
-
:.. ; , :.... ;:. :;. ;.;..::.
: : : l :/;.. :; .:;。::
.. :.: ;:.:ヽ.;:,.i・人从 /::::.... :
ヽ从; ;从 /、。;.:;从 ;:. //ニフ
`\:;.:.从 :::;.:;,:,;、;l,;l> :;.:;人:;.../
.;: .,;:; ) r‐―ーi_,r‐―ーi ,∧ ;/..
ロ 三.,┌| |┐;: % ~:..
..;; Σ;'' └!________.|┘~`= ガガガガガガガッッ!!
..,::;; Y ,__ ,r'゙| l;;;;;;;;;;l lヽ Z\:: : :. .
/ / l i'7 t'イ .゙ll,゙゙゙''''―- ....、
/ .| .ll./ ゙゙゙゙゙゙゙'' l } | `゙''''ー ..,,_..ヽ
/ . | l゙ .「`''/''ー ,,_ .\ヽ
/ l゙,.-イ l 、ヽ,、 \ `∧
! i゙''''/ lー! ! `゙'、 .\ ゙'.l、
/ . l l ! ! .ヽ ゙'- .゙、
/ .l ! ! ! . l .| |
だが、やる夫はここでもミスをした。
軽トラックの後ろに隠れたため、S.W.A.T隊員を真っ向から狙い撃ちするチャンスを失ったのだ。
-
ドン・アンダーソンの見事な運転で、S.W.A.Tは容疑者の至近距離まで接近し、発砲を開始した。
その時のメンバーはアンダーソンを除けば以下の二名である。
i! , ' ノ三三三三三三i 丶、 " i!
.i! " i!,____ , r '三三三三三三三ヾ====i! i!
i! , .i!三三三三三三三三三三三三三三i! i!
i! .i!三三三三三! .!三三三三三三i! , " " i!
i! " i!i三三三三三!. ,!三三三三三三i! i!
i! X"""'''===ヾ;ヽ, , , ,/==='''"""""""i! , i!
廴 冫 " , , " ' , , " , , i! " i!
,==ュュュュュ、、、、、、 , 、、、、、、、、、}、、、、, ;;"
{ヽ 毟リリ”.,r'====ミミュ" " "尨豸r==ュ "''ミォ ミ毛彡'" `i
i 〉 豸. i!、{ 逞}゛!i .`彡” { 逞}} シ ミ亥仆 .}
.i ヾ、il!. `ー‐‐_'ノi | | i.廴__ ̄ ̄ !; ;| )) !
、 `i|l. ._, -'" ,r‐' | | 弋___ "'''-- ヽヽ /、l| ノ ノ、
ヾ-!! i {. | | | / .l| , ' i!
i / .{. `ー! ___! / 丶 .l|ノ . i!
∧ i ; , "'-==--=''" 、 、 ヾ 、 ,リレ.i , , i!
.!巛l ' ,r' "" ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、 ヽ .i ! , i!
.!必! 廴 ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、 `, i 、.i ノ " i!
.!沁仆、丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .゛`ー' i ., ' / , i!
ミ尨尨丶 i ., ' ) i!
ヽ〃〃`- i i i i i i i _,,..‐'' ) " i!
リチャード・“猪口”・メサ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:───── .:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ \ i!
f.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ . --- ヽ
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ フ≧x;,,, ヽ __ }
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:f f =x;≧x_, / ノヽ
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、. 1´`{ ヾj`x ji;, l __ f、__イ´ i.!
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ V;{ ゝ  ̄ ,ノ´゙ ゝメチシ>./ l
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:; V ゙ ―‐ >´`ヾf ノ
∧.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ ァ イ.` --f
. ∨.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ∧ ___ ノ
∨.:.:.:.:. ゝ  ̄ ̄ `ゝ /
ヾ j ` . `ゝ ̄ ∧
ノ ∧ ヽ f
∧> . ∧ ´ー - _ノ
> . j´ ̄ ̄
> ゝ. ∨
ゝ `.{
スティーブン・“のび太”・ゴメス
なお、余談であるがスティーブン・ゴメス氏は、事件当時ランニングシャツとショートパンツの上に、防弾ベストとヘルメットを被っていた姿で有名となった。
出動命令が出た時、彼はランニングに出かける寸前で、着替えるのが間に合わなかったのだ。
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.rfチ二ハュ、
iif ,,,,,;;;リ::::\
`t、、;;;;;;;yソ::::::::::\ ノヽ、
.`ー'''´:::::::::::j´| \ __, - '´ 丶
`丶、:::::ノ | |\ , -'、 ゝ
(::::::) | | |ヽ j´.j:;:;:;ヽ、_,,,...... ノ t
ヾ、 / | |:::|\i i,.;'',´,゙゙,,ィ' ヽヾ,,; i
ヽヾ/ / /::/ |\i゙ (' ), ` ´ i i.; ハ
ヽ__/ /::/ 丿| Y´ヽ、._ ____ .〃; /ノ t 撃ちまくれ!
` ̄丶tー'´ 丿. ト、___ `';´〃; /-ー 弋ヽ、
ヽFキi、_,,f´ j .; ノ ヽ
ヤ ハ、_, '.'`、 {
,-ー'´ヤ.ハ、 、、' ',ヽ〃 ヽ
rィ /ヤ.バ`, ̄ ̄`` 、';:;ヽ /
i /:;:;:;:;ヤ.ハ:;:;''´,´,,, ':;':;:;:;:;:;:;:ヽ /
i´ j:;:;:;:;:;:;:;ヤ.ハ'´ ヾ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ /
i jヾ:;:;:;:;:;:yヤヘ ヾ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ /|
i j `'''''j キキリ ヾ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ソ |
i j ノ ヽゝ ヾ、:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ |
t ノ´ ヾ、:;:;:;:;:;/
i! , ' ノ三三三三三三i 丶、 " i!
.i! " i!,____ , r '三三三三三三三ヾ====i! i!
i! , .i!三三三三三三三三三三三三三三i! i!
i! .i!三三三三三! .!三三三三三三i! , " " i!
i! " i!i三三三三三!. ,!三三三三三三i! i!
i! X"""'''===ヾ;ヽ, , , ,/==='''"""""""i! , i!了解!!
廴 冫 " , , " ' , , " , , i! " i!
,==ュュュュュ、、、、、、 , 、、、、、、、、、}、、、、, ;;"
{ヽ 毟リリ”.,r'====ミミュ" " "尨豸r==ュ "''ミォ ミ毛彡'" `i
i 〉 豸. i!、{ 逞}゛!i .`彡” { 逞}} シ ミ亥仆 .}
.i ヾ、il!. `ー‐‐_'ノi | | i.廴__ ̄ ̄ !; ;| )) !
、 `i|l. ._, -'" ,r‐' | | 弋___ "'''-- ヽヽ /、l| ノ ノ、
ヾ-!! i {. | | | / .l| , ' i!
i / .{. `ー! ___! / 丶 .l|ノ . i!
∧ i ; , "'-==--=''" 、 、 ヾ 、 ,リレ.i , , i!
.!巛l ' ,r' "" ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、 ヽ .i ! , i!
.!必! 廴 ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、 `, i 、.i ノ " i!
.!沁仆、丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .゛`ー' i ., ' / , i!
ミ尨尨丶 i ., ' ) i!
ヽ〃〃`- i i i i i i i _,,..‐'' ) " i!
トラックをはさんだ銃撃戦が始まった。
両者とも一歩も引く様子を見せず、撃ちまくった。
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/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ \ i!
f.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ . --- ヽ 弾切れだ!
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ フ≧x;,,, ヽ __ }
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:f f =x;≧x_, / ノヽ
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、. 1´`{ ヾj`x ji;, l __ f、__イ´ i.!
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ V;{ ゝ  ̄ ,ノ´゙ ゝメチシ>./ l
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:; V ゙ ―‐ >´`ヾf ノ
∧.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ ァ イ.` --f
. ∨.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ∧ ___ ノ
∨.:.:.:.:. ゝ  ̄ ̄ `ゝ /
ヾ j ` . `ゝ ̄ ∧
ノ ∧ ヽ f
∧> . ∧ ´ー - _ノ
> . j´ ̄ ̄
> ゝ. ∨
ゝ `.{
.rfチ二ハュ、
iif ,,,,,;;;リ::::\
`t、、;;;;;;;yソ::::::::::\ ノヽ、
.`ー'''´:::::::::::j´| \ __, - '´ 丶
`丶、:::::ノ | |\ , -'、 ゝ
(::::::) | | |ヽ j´.j:;:;:;ヽ、_,,,...... ノ t
ヾ、 / | |:::|\i i,.;'',´,゙゙,,ィ' ヽヾ,,; i
ヽヾ/ / /::/ |\i゙ (' ), ` ´ i i.; ハ
ヽ__/ /::/ 丿| Y´ヽ、._ ____ .〃; /ノ t 援護する!
` ̄丶tー'´ 丿. ト、___ `';´〃; /-ー 弋ヽ、
ヽFキi、_,,f´ j .; ノ ヽ
ヤ ハ、_, '.'`、 {
,-ー'´ヤ.ハ、 、、' ',ヽ〃 ヽ
rィ /ヤ.バ`, ̄ ̄`` 、';:;ヽ /
i /:;:;:;:;ヤ.ハ:;:;''´,´,,, ':;':;:;:;:;:;:;:ヽ /
i´ j:;:;:;:;:;:;:;ヤ.ハ'´ ヾ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ /
i jヾ:;:;:;:;:;:yヤヘ ヾ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ /|
i j `'''''j キキリ ヾ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ソ |
i j ノ ヽゝ ヾ、:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ |
t ノ´ ヾ、:;:;:;:;:;/
S.W.A.Tの面々は互いに援護し合いながら銃撃を続行した。
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>>415
アメリカのトラックはカージャックというか積み荷狙いのハイジャックが少なくないとか
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/::::::::::::::::::::::::`ヽ
|:::::::::::::::::::::::::::::::∨
i::::::::::::::::::弋 ;rqk
i:::::::::::::::::::::::::::::::::〉
ノ::::::::::::::::::::::::::::::::i くそっ、くそっ、くそっ!!
ノ´ \:::::::::::::::::::::::::::/
γ´ ̄ ̄>o。. \:::::::::::ーi´
=====≦ ヾ::::`ヽ廴:::::::ノ 弋ヽ
.。o< ̄`ヽ `ヽ |i/i!三三}|孑´-。\
γ´ `ヽ i! i ノ::::::i!:::::::::::i!ーo.。 |≧ー、
./ 弋 `ー /―┐:i!:::::::::::i!:::::::::::::|:::::::::::|
/ >o。. イー―‐|i!i!:::::::::::ii:::::::::::::|:::::::::::| イ
i >、:::::::::::::::,ィL________ =r,、‐‐r 、―-、y∠ l:|<
>o 弋。==y┘ニニニニニ〔_,二二二三三| rxヽ\ !::|===}三三Llニニニl〕二}
>o。 \ ヽ三三三三三三三三三| !::::i!:::::レ::j=≠ ̄ ̄
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ハj_/レ'>o。 ./三三三三〈ー―≦l|l li li |メ::::γ´ /
´ >o。. /ミ三三三三}f |l li li lマx___/
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|i'::;)_..|_)
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|i ゙l|
、ー'i . ,, il| | へ
U ::iil| |i,. ..:/
`~ ^' i:| U/f=:、| i
:| | / /i| ,.、! ,.-、
l| ,/:|i _| (::,}' ,/:U| / /::
iil|' .,イ / :{i! i(:;;}..... ,.、 ...:: |/ ,:/ ..: (;;:)'::
U/ ' |!,-/ /|!::::| `|:::::::U:\゙l|_..::::: |il:/..::: .::::::::
.....:::::::::::::::、{;;}/_、::::,|_ :|::_:_::\ )i:. \ ..::::(´\::::::::::.....
:::::::ヾ{: ::}:::{:;;)___):::´:::::ヾ(;;〉 :::::::::::\U
一方のやる夫は、100発の5.56mm弾を詰め込んだAR-15用のドラムマガジンだったため、かなり派手に撃ちまくっていた。
だが、焦るやる夫の撃つ弾は、トラックの運転席と荷台に風穴をあけるばかりだった。。
-
,== ,‐‐、
/" ` \
/ \
/ ∧ l}
/ l=l ヽ
_/ ̄{l /三ニヽ |`\ ぐっ!
/'/ 「" | /=_’ノ===ヽ .|ヽ |
| / | / , | / ヾ
| '"" | ヽ | /三=、__ =,| ,/ /ヽ、
/""""l} | \ ヽ {l三ニ /=// /" l} \
/ | .....| \孑 ニニ/ / l ) \、
/ . |. ..| 。 ニニニナ |/ | ヽ
/ | l {l 。/ 〆 == l / l l}
/"" | l ソ" /ノ ^y ヾ,,,t, / ヽ
{l | | ,/ / l l ヽy l l l}
{l | | ν ,/ | | ヾ / l}
ヽ ヽl / l。| l /
ノ、 ヽ、 | l/ __ .l三| ヘノ /
|ヽ ヽ/ |三| | /
|三ヽ /| |三\ ヽー―‐
|三ニヽ / | |三ニヽ l}三/
ドン・アンダーソンのジャケット右側に、2発の5.56mm弾が命中した。
だが、防弾ベストの中に入れてあった鋼鉄製のプレートが彼の命を救った。
彼はすぐさま、打ち返そうとするが。
-
|::::i:::::::/::::/j:::::::::::ノ:::::::j::::::::::::::::::ヽ:::::::.:i
|::,/¨`ー: : : : : : ´ーイ ̄ ̄ ̄\::::.::::::i
rく|::: ::: ::: :/: ノ: :: :: :: : : i:::::::::::i
.. / トト-、: ::: /::/: : / : :: : : : i::::::::,|
| t,.|-,―ミ、: :i: :i: : ノ /: : : : . j:::::::/ タマガツマッタ! ウテナイ!
/! |f ヽ、i゙i,;、::Y:: :/ / _,;; - /.:::::/ 援護する!
¨ヽ ti !、 ゛´ :;;メ、_f ヽナ ニ  ̄ 、 /:::::,/
i ,i i .`--,r / !i くーr三テ、 i,/::::/i
i .i i / 、 ヽ ヾ-- ´/テ7イ
l ,i i ir' `ー ----、イ / i、
i !i 、`_、, /. / i i、
. i i、 入__ / / | r'/ i
i . | ヽ _, ヽ / ,∠´/ ヽ_Y /
/ ヽ_ , イ / )'
¨ ー- イ彡 . / ¨ ,ィ
i! , ' ノ三三三三三三i 丶、 " i!
.i! " i!,____ , r '三三三三三三三ヾ====i! i!
i! , .i!三三三三三三三三三三三三三三i! i!
i! .i!三三三三三! .!三三三三三三i! , " " i!
i! " i!i三三三三三!. ,!三三三三三三i! i!
i! X"""'''===ヾ;ヽ, , , ,/==='''"""""""i! , i!
廴 冫 " , , " ' , , " , , i! " i
,==ュュュュュ、、、、、、 , 、、、、、、、、、}、、、、, ;;"
{ヽ 毟リリ”.,r'====ミミュ" " "尨豸r==ュ "''ミォ ミ毛彡'" `i
i 〉 豸. i!、{ 逞}゛!i .`彡” { 逞}} シ ミ亥仆 .}後は任せろ!
.i ヾ、il!. `ー‐‐_'ノi | | i.廴__ ̄ ̄ !; ;| )) !
、 `i|l. ._, -'" ,r‐' | | 弋___ "'''-- ヽヽ /、l| ノ ノ、
ヾ-!! i {. | | | / .l| , ' i!
i / .{. `ー! ___! / 丶 .l|ノ . i!
∧ i ; , "'-==--=''" 、 、 ヾ 、 ,リレ.i , , i!
.!巛l ' ,r' "" ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、 ヽ .i ! , i!
.!必! 廴 ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、 `, i 、.i ノ " i!
.!沁仆、丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .゛`ー' i ., ' / , i!
ミ尨尨丶 i ., ' ) i!
ヽ〃〃`- i i i i i i i _,,..‐'' ) " i!
だが、アンダーソンのライフルが弾詰まりを起こしたため、彼はリチャード・メサと場所を交代した。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;./// /フ77,.ヘ==〉
;;;;;;;;/ヽ' / ////こ!} } )
;;;;;;;;[ゝ/  ̄ ̄ ./j .j`ヽ、
;;;;;;;;;;/ _// /__) ))
;;;;;;;;;/ _∠「フ/ / ̄/
;;;;,/  ̄ \ノ、
| 、 -───‐ 、ヽ
| ,. -‐─- 、ヽ〉
| i \>
メサは地面に伏せて、車の下からやる夫の足に向かい引き金を引いた。
-
|
\ | ’
\、_ ノし'//
__) て
――=二 =――一 ビシッ!
メ、 (_
Y^ \ `
| \
-─‐──‐-、
/ \
/ ; ヽ ぐあぁ!
l U l
| , 、 ; |⌒´⌒`ヽ、
!、 _ノ" "ヽ、__ ∪ \
ヽ ((●) (●) ):: /⌒゛` l:
/ヽ~゜(__人___)~__ ,ノ| , |
/ /` ⌒ ´ | | , !
/ / | `ー-,,,|" |___,ノ |
/ / | | | ,lー─- 、
, --‐-ー、_/ l ,| | ,/ ) )
く / / ァ- ,ノ \ノ^ノ^/⌒ヽ.j\ ・/^ー-‐'
`ー' ー´ ̄ (_イ_,イ、_,ィ'´__/  ̄
5.56mm弾がやる夫の左足首に命中した。
やる夫は一瞬だけ体勢を崩すが、すぐさま反撃したが、姿勢を崩した結果銃口は自然と高い位置に向いてしまっていた。
このため、足に防弾装備がないことにすぐさま気づいたS.W.A.T隊員たちは、車の下から銃を撃ちまくり、やる夫の足を狙い撃ちにした。
-
/ ̄ ̄ ̄ \
ノし ノ .,、, ヽu\
/ ⌒ (◎)ヾ'(◎)u \ああ、ぐああああっ!!
| u ⌒゙(__人__)"⌒ u |
\ u `ヾ,┬、/` ,/
γ⌒ ` ⌒´ ⌒\
/ (___ __) \
(____ ヽ γ' ___)
/ ヽJ し’ \
/::./ \ / \ \
./:/ \ / \ \
/': _) ヽ、__人__ノ (__ \
(_/ \_)
やる夫の左足は銃弾に完全に粉砕された。
後の調査で、S.W.A.Tが発射した5.56mm弾のうち、29発がやる夫の左足に命中していた。
足を粉砕されたため、姿勢を支えれなくなったやる夫は、地面に背中を打ちつけた。
抵抗は完全にやんだ。
-
残念だが、それは右足だ
-
うわぁ…痛いだろうなぁ…
-
>>426
あ、しまった! 逆でした(汗
すいません、後で修正しておきます(大汗
-
と、とりあえず続きをば(汗
|::::i:::::::/::::/j:::::::::::ノ:::::::j::::::::::::::::::ヽ:::::::.:i
|::,/¨`ー: : : : : : ´ーイ ̄ ̄ ̄\::::.::::::i
rく|::: ::: ::: :/: ノ: :: :: :: : : i:::::::::::i
.. / トト-、: ::: /::/: : / : :: : : : i::::::::,|
| t,.|-,―ミ、: :i: :i: : ノ /: : : : . j:::::::/
/! |f ヽ、i゙i,;、::Y:: :/ / _,;; - /.:::::/ 銃撃がやんだ、行け!
¨ヽ ti !、 ゛´ :;;メ、_f ヽナ ニ  ̄ 、 /:::::,/
i ,i i .`--,r / !i くーr三テ、 i,/::::/i
i .i i / 、 ヽ ヾ-- ´/テ7イ
l ,i i ir' `ー ----、イ / i、
i !i 、`_、, /. / i i、
. i i、 入__ / / | r'/ i
i . | ヽ _, ヽ / ,∠´/ ヽ_Y /
/ ヽ_ , イ / )'
¨ ー- イ彡 . / ¨ ,ィ
i! , ' ノ三三三三三三i 丶、 " i!
.i! " i!,____ , r '三三三三三三三ヾ====i! i!
i! , .i!三三三三三三三三三三三三三三i! i!
i! .i!三三三三三! .!三三三三三三i! , " " i!
i! " i!i三三三三三!. ,!三三三三三三i! i!
i! X"""'''===ヾ;ヽ, , , ,/==='''"""""""i! , i!
廴 冫 " , , " ' , , " , , i! " i
,==ュュュュュ、、、、、、 , 、、、、、、、、、}、、、、, ;;"動くな!
{ヽ 毟リリ”.,r'====ミミュ" " "尨豸r==ュ "''ミォ ミ毛彡'" `i
i 〉 豸. i!、{ 逞}゛!i .`彡” { 逞}} シ ミ亥仆 .}
.i ヾ、il!. `ー‐‐_'ノi | | i.廴__ ̄ ̄ !; ;| )) !
、 `i|l. ._, -'" ,r‐' | | 弋___ "'''-- ヽヽ /、l| ノ ノ、
ヾ-!! i {. | | | / .l| , ' i!
i / .{. `ー! ___! / 丶 .l|ノ . i!
∧ i ; , "'-==--=''" 、 、 ヾ 、 ,リレ.i , , i!
.!巛l ' ,r' "" ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、 ヽ .i ! , i!
.!必! 廴 ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、 `, i 、.i ノ " i!
.!沁仆、丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .゛`ー' i ., ' / , i!
ミ尨尨丶 i ., ' ) i!
ヽ〃〃`- i i i i i i i _,,..‐'' ) " i!
| '' ゙i 、../::::´:::゙i` '‐ヽ ';;゙i::.
| ,;;''゙ '::/ : : :: :::\ ,l:. ;''';;;,:.
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| , ;;'゙ /゛'i;,, l 。 `i ''‐-.,,, '';;
|゛` / ゚ |l. !、__....,/ l.l;;i`'
| /;;;;',,-ー`;;! / ||:::|:::
|/::::::::j i ||ニ|::容疑者を確保!繰り返す、容疑者を確保!
ソ :::::::::i. (, _ |ニ|:::
,,,'゛,\:::::゙i 'ヾ゙i、`サ l.l,,ッ'
,,;;''''゛ / \゙ッ ;;、,;'゛ ;; ''
'',;.....:::::..l ,,''゛ ' ゙iy .‐..ニニニニニニ=- '',,;;''''';;;';;,
'';;,::::/ ;゛ _ , ' i゙i\ 、 、,,;,;;;'';;''' ,,, ''' ''
_,,ゝ-‐'''´ i'` ' l::::\\. i`;;;;;'';;;;゛ ,, ゛'';;'';;;,,
゙i ___....- i ;;' ` (,::.:::..:''イ≡ニ、l;;'';; ,,;;''゛ '''';;;,
゙i゙i | i '' \::..:::7'ヒ┴;゛;; ,,''゛ ,, ,, ,,
S.W.A.Tの三人が慎重に狙いを定めながら、近づいていった。
ゴメスが真っ先にカバーに入り、メサとアンダーソンが急いで犯人に駆け寄った。
-
,.イ
. ___¨Ε三三入_,rォ ,r============y∠ l:|
.fニニ}=========y┘ニニニニ〔_,二二二二冂l¨l¨l¨l¨l¨l¨l¨l¨l¨lHll亜|ニニニヒリニニニl〕二}
.ト、 ─ ‐ ‐ ‐ ‐:├ト======={二二}{二}!Нー┴:.┴:.┴:.┴ Hニニニニン
.|:√ ,フニニニ_:} ̄ ⌒i : ____L_,j |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハj_/レ'  ̄ √ ̄{(__}___,.イ
/ 厂 ̄ |l li li |
/ :/ |l li li l
 ̄ ̄ .|l li li l
ー‐一'
最初に近づいたメサが、XM-15を蹴り飛ばして、やる夫の手元から遠ざけた。
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|::::i:::::::/::::/j:::::::::::ノ:::::::j::::::::::::::::::ヽ:::::::.:i
|::,/¨`ー: : : : : : ´ーイ ̄ ̄ ̄\::::.::::::i
rく|::: ::: ::: :/: ノ: :: :: :: : : i:::::::::::i
.. / トト-、: ::: /::/: : / : :: : : : i::::::::,|
| t,.|-,―ミ、: :i: :i: : ノ /: : : : . j:::::::/
/! |f ヽ、i゙i,;、::Y:: :/ / _,;; - /.:::::/ 動くな!
¨ヽ ti !、 ゛´ :;;メ、_f ヽナ ニ  ̄ 、 /:::::,/
i ,i i .`--,r / !i くーr三テ、 i,/::::/i
i .i i / 、 ヽ ヾ-- ´/テ7イ
l ,i i ir' `ー ----、イ / i、
i !i 、`_、, /. / i i、
. i i、 入__ / / | r'/ i
i . | ヽ _, ヽ / ,∠´/ ヽ_Y /
/ ヽ_ , イ / )'
¨ ー- イ彡 . / ¨ ,ィ
そしてゴメスが動けなくなったやる夫を、蹴ってうつ伏せにさせた。
打ち砕かれたやる夫の左足は、曲がってはいけない方向に曲がっていた。
むしろ、千切れなかったのが不思議でならない。
-
, -─‐──‐-、
/ , \
/^ ゚ ゚ \
l U ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l; l⌒ '"⌒ ヽ、
| ` :::::::::::::::::: |ー \
. ! u. _ノ′ヽ、__ ∪ ,; \ ,rー、
ゝ。((○) ;;;;;;;;;;;)::。 i'′⌒ ̄ ̄` ̄ ̄ ̄ヾ`ヽ ヽ
( ヽ'"(__人___)"'__ ,ノ ヽ、____"___,、___ソノ__ノ
゚~゜´^i!i!i!i!i!⌒ ´"´´゚^゚ ( i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! と_
( ̄i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! ,
`ー、i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! j
- _i!i!i!i!i!i! ` ー' ̄  ̄
廴_i!i!ノ
撃ち砕かれた左足の痛みで意識が朦朧とする中、やる夫は曇った目で横たわった地面を見た。
手錠をかけられた感覚も、やる夫にはほとんど感じられなかった。
感じるのは、さんさんと輝く太陽が焼いた地面の熱と、エンジンオイルとコルダイトの匂いだけ。
その時、彼は何を思ったのだろうか?
答えはわからない。
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/ : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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/ .\ | : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::
./ \ | #;;;;;#; };;;;::;;:::# ; / 俺を殺せ、殺…ゴホゴホゲホッ…
../ \ i };;;;;;;ヘ;;ヾ/
. / ` ヽ };;;;::;;}:<
/ ` {;;:;\ };;;<┃
` ー _ゝ、 / / i:j
};;;;;:::: ー─ ´ /. ;
; : `ー-- - ´ :;
:;
; ・
il: ;i
2月28日午前10時1分、警察無線が二人の容疑者確保を伝え、ここにノースハリウッド銀行強盗事件は幕を閉じた。
なお、アーチウッド通りには、今もこのときの銃撃戦で削り取られた敷石などがそのまま残っている。
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イ | '::::::::::/ ̄ ̄ヽ::::::::::::::` | }丶 、
,. '" / | ヽ::∧ /\::/ | ! ` 、
エミール・“やる夫”・マタサレヌは、逮捕されてから1時間後、救急車の到着を待たずに出血多量で死亡した。享年30歳。
彼はこの銃撃戦における、二人目の死者となった。
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_.. -‐ ' ¨ ̄`丶、
r ' ´ ノ , -‐ "´ ̄` 丶、
ヽ _ -− _巡リ__Y / ノ
L_r'二____\ ヽ _ -−_二巡リ__Y
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ト、〉 r__・フ {・>| |_〈 ¨≧=、 ,:≦|
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_____/ト.l ヽニニニフ/ ト_!| r:_ ヽ/
___/ | ∧ ≡ / /| ∧ ヽニニ7/
l. |\ \_____/\ =ニ二l K ヘ ≡ /
| | \ / | | |「`ヽ | | \`ー‐┬'lニ._‐、_
! | ィ´ 〉、| | ||__|\,| | \,/l | 「l'ニ-、
! |/ 〉イ | | 下「 ハ | /\ | | |,| | ハ
\ | / / /^二ニ⊇/ |\ |/ 〉イ |、/ 下「/ |
/|/ .// -===、' 〈/ | | ! | 〉lニ0コ§ |
,ハ |' / ニニT´ 〈 | || | /厂 ̄|§ /〉
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,r'´. .: .: .: .: .: .:. `ヽ
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l: /l: /: :;: ;: j :i: :j jjj:;i!
l/ l.ハ: j.川: j: :ゝjjik
, '´  ̄ ̄,`Y⌒Y ,r'´  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄/ :、、,, _,,、、ィ `ヽ イ ノ
r‐r =_‐‐‐_-_ ‐ュュ、 . : . : .: .: .: .: .: .: .:{ {゙゙! `゙゙゙´ ,r く
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L::L二二 二 L::::::::」 ニ二二 二二 二 二 ',ニ''ー ,.イ ,. ´ ̄`L__
LL⌒ヽ:( ̄`ヽ __. -── く  ̄`ヽ ヽ__,. ィ イ ,. ´ ̄`ヽミヽ
(´ 二二,,,_ ̄ `ヽ __ ヽ } ヽ/ レ'´ ,. -== '´ `ヽ
( ´ ̄  ̄`  ̄`丶、 _ノ _ノ ,. ´ i
(  ̄ ̄ ` `丶 、 ,rく > 、 {(警〉} !
====ヽニ二二 ` ; _ _ _... `丶 \ ≧≦ ...::j
`丶、 l .. . .::::::::
,′/`丶、 . . .:. :.:.:L.:.::::::::::::::.:.:.:ノ
i レ '"´ ´  ̄ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ ̄  ̄  ̄
| ,. '´
この銃撃戦の結果は奇跡としか言いようがなかった。
ロサンゼルス市警察は、銃砲装備で圧倒的に勝る犯人たちを相手に勝利を収めたのだ。
死亡したのは犯人の二人のみで、重軽傷者は警察官12名と市民7名にとどまった。
彼らの装備から言えば、犠牲者がさらに増えていてもおかしくはなかった。
44分間の間、警官たちは逃げ出さずに戦い続けた。
この事件後、ロス市警は現場の警官たちの火力不足を痛感し、パトカーにショットガンではなくM16系のライフルを装備することを決定した。
なお、ボブ・カーンからレンタルした銃が、この装備品のリストに入っているかどうか、ロス市警は公表していない。
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{三三三}
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________[L]_[A]_[P]_|_[D]_____
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|| ̄| ̄| | ̄| ̄| TニニニニT | ̄| ̄| | ̄| ̄||
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2月28日午後14:00時に、ロス市警は残りの容疑者が隠れされている可能性があるすべてのエリアをチェックしたことを発表する。
が、その20分後、アーチウッド通りに住む住人から血痕があったとの通報を受け、再び大規模な警官隊が送り込まれた。
17:00時には負傷した警官の氏名が公表され、翌日には犯人捜索は打ち切られた。
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lll iii!:;: :: :: :: :::| ::::::: | |;;:::::::::::::| __,, !!--'‐ '''''"" ゙""''''' ー'''"~: : :.: : :: : :.:
,,. ;:''':::::::::::.::::::::::゙::":::::‐-- ..,,,__ |__,,,.. --‐'''''"": : : .: : : : : : .: : : : : : .: : : : : : .: : : : :
バンク・オブ・アメリカ ノースハリウッド支店は、銃撃で穴だらけにされてしまった。
だが、土曜日の朝、本社が送り込んできた建築会社の作業員たちが二日がかりで、ほぼすべて破壊された箇所を修理してしまい、月曜日には営業を再開した。
さらに、本社はカウンセラーを送って、行員たちとの1対1のカウンセリングも行った。
-
> 土曜日の朝、本社が送り込んできた建築会社の作業員たちが二日がかりで、ほぼすべて破壊された箇所を修理してしまい、月曜日には営業を再開
この銀行の営業再開の速さは流石としかいいようがないな
-
γ::::::::::::::::母::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ あの子は悪い子じゃなかったんです
(:::::::::/ _ノ ヽ、_ \:::::::)こんな死に方をするような悪いことなんて……
\:/ / ⌒) ⌒゚o \ノ
| / /(__人__) |
\/ / ` ⌒´ /
事件から2日後、やる夫の両親がマスコミのインタビューに答えた。
母親は泣きながら、”息子は悪い子じゃなかった。やらない夫のような奴に唆されたのだ”と訴えた。
また、母親は息子は警察に殺されたのだと、涙ながらに訴えた。
彼女は、警察が息子に医療措置を施すのを妨害するため、わざと遠くの病院から救急車を呼んだのだ、と主張した。
事実、やる夫は逮捕された後1時間ほど地面に寝かされたままになったいたが、これは凶悪犯に対するロス市警のマニュアルに
沿った行動であった。
遺族側はその後、やる夫の公民権を侵害したとしてロス市警を訴えたが、2003年、審理は無効とされた。
-
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈● ノ\ /\ ●〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
) Y (
/γ⌒ ⌒ヽ\
/ | | ヽ まぁ、仕方ないさ。命があっただけでも運がよかったと思わないと。
| ヽ__人__ノ |
\ `ー'´ /
負傷者のうち、もっとも怪我のひどかった、スチュアート・ガイ巡査は警察を退職した。
彼の足には今も金属プレートが埋め込まれている。
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,/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;':.:.:.:.:/::.i/:.:.:.:.:.:.:.:.:\
∧∨:./:.:.:./:.:.:;':.:.:.:.:∧ヘ/i:.:.i.:.:.:.i:.:.:.ヽ
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}:.::.|i:.:.|:.:.:丁≧|trュi:| |:.:リ:.:.:.|:.:i:.:.!:.i
{:.:.:.:|:|:.:|:.:.:|:.i:.:.!i:.:.ハ/j i≦了7./:.:.i:.:!
lヘ/ヘハ、:|≦斤乍 /廴レリノ//:ハリ
,'i:.ヘ(|:.:.:.:.:.:| `弋少 升仆ヘ/:/.:ノ.
,':i:.:.:.:l|:|:.:.:.:.:| ゞ少 /ソノ
,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.l ′ /:.l::|
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/:.:./|:.:.:.:.:!:.i!ヘ:.|i| \ <:.:.//:|
/:.:/:.:|:.:.:.:.:.:.:i:.:.ヘ ` ー <|:.リ:|:.:.://i:.|
< ̄`ヾハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ ト、ヽ∨|:.//:.:!.:|
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l∧ ヽ、 _ _ メr==-、
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スチュアート・ガイを除いた、本編に出てきた主な警官たちは今もロス市警に勤めている。(2010年時点)
スチュアートを含む彼らは全員、事件当日の勇敢な行動を評価され、ロス市警最高の勲章であるヴァラー勲章を授与された。
2013年現在、当時事件に関った警官の一部はすでに退職、もしくは死亡していた。
また、事件後に二名の警官が自殺したことも判明した。
ヴァラー勲章について
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Los_Angeles_Police_Medal_of_Valor
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k.ヤ!:::::::! ゞzソ,. /::::∧::|
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!Tヾ j //ノ
ヤ. ヽ. , ‐-、,__ ,.イ:/
r<´|. \ 丶,_ヽ/ ./ |/ いまさらここから引越しっていうのもな……
! `丶、. \ ー /
_/ `'-、. `'ー-r<´
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, -'´ ヽ `ヽ、 >く_Lr'´`ト、
/ ヽ \ /ヽO〉 |`r、.| `丶、
/ \ \/\r‐=<. !` `ヽ,
/ _ -−‐ ヽ ヾ ! ヽ i
/ / ! `トー〈 ! / |
2人の警官を救ったホルヘ・モンテス医師は、今もなお事件当時の場所で歯科クリニックを営んでいるそうである。
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ヽ い、――――――――――――――――――――‐-、__ , --、 / /
l ̄∬ `゙`フ‐‐' `、 _/ ___ /
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ノースハリウッド銀行強盗事件は、現在もなおアメリカ警察史上もっとも血にまみれた事件のひとつとされている。
やる夫とやらない夫が警官隊に撃った弾丸は、その場で回収されたものだけで1100発。
実に、2秒に1発発砲していた計算になる。
このほかに、流れ弾となった弾丸、警官隊が撃った弾丸を含めれば2000発を超えるといわれている。
当時のアメリカ人の印象に強く残ったためか、2003年にはこの事件を再現した映画"44 minutes"が公開された。さらに、その翌年には、ロサンゼルス警察博物館にやる夫とやらない夫の等身大のマネキンが装備着きで展示された。
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自殺!? マジかあ・・・・
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衝撃的な事件だったよなー
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「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」
アメリカ合衆国憲法修正第2条は、銃の個人所持を保障するものとされている。
そのアメリカ国内で、個人が所有する銃は約2億7000万丁にのぼり、人口100人あたりの銃の所持数は88.8丁に上っている。
銃規制がようやく本格的に始まってきているアメリカであるが、かの国から銃がなくなる日は果たして来るのであろうか?
それは誰にもわからない。
ただ、銃という強力な破壊力を持った武器を持ったことで、やる夫たちのように凶悪な犯罪に走ってしまった人間がいるということは決して忘れてはならない。
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やるやらは銀行を襲うようです
完
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最後までお読みくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。
本作はこれにて完結しました。
後日外伝でやるやらの生い立ちを書く予定ですが、ひとまずこれで区切りをつけたいと思います。
読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、以下のまとめサイト様が、この作品をまとめてくださいました。
「まったりやる夫」様
http://matariyaruo.doorblog.jp/
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最後に、この作品を公開するにあたり、以下のお二人方には様々なアドバイスとご意見をいただきました。
この場を借りて、深く感謝いたします。
◆xg50gQSlmQ氏(旧酉:◆6ajHjVHvh)
代表作品
『カルピス・タイム』
『やる夫達は戦後の裏舞台を戦い抜くようです』
『やる夫達は宇宙の惑い人のようです』
『カルピス入り蒸しパンになりたい』
Opqr ◆XLjdU8ssbY氏
代表作品
『やる夫はアフリカで奇跡を起こすようです』(現行)
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お疲れ様でした
ググって出てくる程度の記事よりも、ずっと詳しくて良かったです
あの短パンの説明は意外と無かったり(笑)
足が狙われた理由として、車の下の隙間から狙えたから、という記事が多かったですが
プロテクターが無いというのもあったんだなと気づいたり
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乙です
銃が人を殺すのではない、人が人を殺す・・のでしょうかね?
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>>425 を修正しました。
指摘してくださった方、どうもありがとうございます。
/ ̄ ̄ ̄ \
ノし ノ .,、, ヽu\
/ ⌒ (◎)ヾ'(◎)u \ああ、ぐああああっ!!
| u ⌒゙(__人__)"⌒ u |
\ u `ヾ,┬、/` ,/
γ⌒ ` ⌒´ ⌒\
/ (___ __) \
(____ ヽ γ' ___)
/ ヽJ し’ \
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/'i _) ヽ、__人__ノ (__:: \
(_/ \_)
やる夫の左足は銃弾に完全に粉砕された。
後の調査で、S.W.A.Tが発射した5.56mm弾のうち、29発がやる夫の左足に命中していた。
足を粉砕されたため、姿勢を支えれなくなったやる夫は、地面に背中を打ちつけた。
抵抗は完全にやんだ。
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乙
とんでもない事件だった……
今も銃規制はいろいろ言われてますが、こういう事件が起こると改めて考えさせられる
そして弾薬の量を改めてみると凄まじい
100発ほどのドラムマガジンをどれだけぶっ放したのかがよくわかる
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>>415
>>420
インタビューによると、「撃たれた衝撃で覚えてない。たぶんとっさにやってしまったんだと思う」と言っていたそうです。
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乙でした
これが実在した事件というところが凄まじい
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乙
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乙でした
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面白いスレでした、外伝も期待しています
乙でした
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お疲れ様でした
何が凄いって、戦争に行くような装備の男が二人暴れて死んだのがそいつらだけってのがもうね
作中の説明を見るに、どこか運が悪ければもっと死んでたんだろうな・・・
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乙でした
「こんな事件が起きるから銃を規制しよう」と
「こんな事件が起きるから自衛のために銃が必要だ」じゃ永遠に分かり合えない気がする。
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いやぁ。億単位で銃が広まった後だともう無理なんじゃないか?
あるいは弾薬の値段をあげるとかな。でも必ず抜け目ないやつが出てきて無効になりそうな気もするが。
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逆転の発想
住民全員がやらない夫並みの鉄壁防護してれば解決
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乙
じゃあ銃を無くせば良いと言うかもしれないが、
>家の住民は玄関のドアを開けない代わりに警察を呼んだ。
トラック運転手に対するこの対応、アメリカでは百点満点なんだそうな
つまり、そういう強盗や犯罪者がいるのが大前提って事
となれば、いざという時に他人に頼れないのも大前提となる
=自分を守る為に、銃が必要という結論が出てしまう
犯罪者が銃を振り回しているのに、市民は銃を持って身を守れないのか、と言われれば全く言い返せないのが現実
また、アメリカは国土が広すぎて警察がフォローし切れないという現実も見逃せない
結局は、「自分でなんとかしろ」という原則を曲げるには、日本並の治安体制をアメリカの国土で実現しなければならない訳で、
それは恐らく、地球上の誰にも不可能なんだろうな
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アメリカってすげえ異常だぞ・・・
これが世界一の近代国家か
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乙!
正直犯人しか死ななかったのは奇跡だな
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銃の規制に「成功」している日本最高
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乙でしたー
ここらへんは政治的なことも絡んでくるから厄介だね
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乙
銃を規制しようが馬鹿は出てくるからなあ。
日本だって秋葉原のアレとかあるわけだし……。
まあ、武器を捨てるのは他人を信じるって勇気がいるよね
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