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やる夫は魔星達の魁のようです その６- 1 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:34:37 ID:iXJHqAQ.0
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やる夫は魔星達の魁のようです
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原作：吉岡平先生の妖世紀水滸伝
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※注意事項
１．>>1は全くのやる夫スレ初心者です。失敗や意図せぬ非礼等が多々あるかと思いますが、どうぞご容赦ください。
２．>>1の原作の記憶は非常にあいまいです。
また、大筋では原作沿いですが、登場人物の性格・立ち位置・行動原理等はかなり違います。
３．原作で目立っていた人程アレな感じになりますので、
原作主人公の須賀尊輝や、実質主人公の羽村良ファンの方は見ない事を推奨します。
４．主人公の戦闘力を大幅に削り、その分のCP（キャラクターポイント）を他の部分に割り振った所為で、
ご都合主義な部分が多々出ますが、どうぞご容赦ください。
５．基本、ギャグです。原作のシリアス＆ピカレスクな雰囲気は微塵も残っていません。
６．日に10レスも書けない遅筆ですが、書き貯めのある間は週一投稿を心掛けますので、どうぞ宜しくお願いします。
７．投下終了後、誤字脱字等がありましたら、ご指摘をお願いします。
可能であれば翌日に。不可能な場合は、いずれ纏めて修正致します。
前スレ ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1352782558/
四スレ目 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1349758300/
三スレ目 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1345530354/
二スレ目 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1341303260/
一スレ目 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1337665468/
- 2 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:35:43 ID:iXJHqAQ.0
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〜〜人物表〜〜
【星が確定している登場人物】
天魁星 ……入速出やる夫（2chキャラ） 一応、本編の主人公。
最近は故郷でのんびり（？）と修行中。
主人公として覚醒する日は果たしてくるのか？
天こう星… キラ＝ヤマト（ガンダムSEED) BAR Rozen Maiden の居候。普段は双子の姉の格好をしている。
天機星……夜神 月（DEATH NOTE） 弁護士志望の東大生。
濡れ衣を着せられた父親に有罪判決を下した
当時の最高裁判所長官、長者原 融通に屈折した復讐心を抱いている。
天間星……ルルーシュ＝ヴィ＝ブリタニア 警察の一斉取締によって箱根を追われる事となった山賊団の軍師。
（コードギアス） とある理由から正体を隠しており、周囲にはゼロと名乗っている。
現在は某所にて潜伏中。
天勇星……美筆やらない夫（2chキャラ） 古流剣術の修めた剣の達人。
新慈恩会のランバ＝ラルに恩があり、その後継者を目指している。
天貴星……ユウナ＝ロマ＝セイラン ウトナの息子でオーブの次期総帥。
（ガンダムSEED)） 自身の能力は凡庸だか、異常なまでの人材運の持ち主。
天孤星……アレクサンド＝アンデルセン 代官山にある教会を管理している”異教徒以外には”心優しき神父。
（HELLSING）
天祐星……佐倉杏子（まどかマギカ） アンデルセン神父の所の元孤児。
神父に高校進学を強く勧められるも学業が肌に合わず、
持ち前の身体能力を生かして、現在はモグリのガイド業をやっている。
天微星……シエル（月姫） 代官山にある教会を管理している（カレーの）神に仕える敬虔なシスター。
最近は本業そっちのけで、中華料理屋『超包子』にてカレーの修行中。
天暴星……ヘンゼル（BLACK LAGOON） 新慈恩会の客分。２本の戦斧を得物に戦う双子の兄様（？）。
天哭星……グレーテル（BLACK LAGOON） 新慈恩会の客分。BARを得物に戦う双子の姉様（？）。
天巧星……アスラン＝ザラ（ガンダムSEED) 元カガリの恋人。故人の意思を継ぎ、モルゲンレーテ社の屋台骨を支える苦労人。
地魁星……成歩堂龍一（逆転裁判） 新慈恩会の顧問弁護士。
かつて腐っていた所を拾われた経緯から、ラルに強い恩義を感じている。
地闢星……一条ザフィーラ（リリカルなのは） 警察の一斉取締によって箱根を追われる事となった山賊団のリーダー。
現在は某所にて潜伏中。
地強星……清水シグナム（リリカルなのは） ASEによって壊滅させられた山賊団のリーダー。
BJを纏った状態でなら剣心に匹敵する戦闘力の持ち主。
地劣星……斑鳩悟（D-LIVE） ASE所属の見習いエージェント。
現在、任務失敗の咎で、食生活以外はかなり困窮している。
- 3 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:36:16 ID:iXJHqAQ.0
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【登場人物】
阿部高知（くそみそテクニック） 元比叡山の僧侶。若い時のミスで逃がしてしまった星を探している。
入速出やる実（2chキャラ） やる夫の妹。新慈恩会のシャアと恋仲。
桜田翠星石（Rozen Maiden ） BAR Rozen Maiden のママ。料理の達人。
桜田蒼星石（Rozen Maiden ） BAR Rozen Maiden のバーテンダー。スーパー・マルチ・メカニック。
桜田真紅（Rozen Maiden ） HELLSING社で執筆している新人ライトノベル作家。
扱う内容がアレ過ぎてコアなフアンしか居ないが、早書きには定評がある。所謂、便利屋。
インテグラ（HELLSING） マニアックなネタを扱う事で知られるHELLSING社を取り仕切る敏腕編集長。
中田アーカード（HELLSING） HELLSING社の小説担当編集者。新人の発掘及び教育も担当している。
百舌鳥創（D-LIVE） ASE日本支部支部長。悟を薄給でコキ使う鬼上司。
クレーバー＝オウル（D-LIVE） ASE所属のエージェント
ジェームス＝波戸（D-LIVE） ASE所属のエージェント
【登場人物（警察関係）】
斎藤一（るろうに剣心） 誠達の大学時代の先輩で、公安の警視。
一匹狼気質の毒舌家だが、以外にも面倒見は良い為、部下達からはワリと慕われている。
伊藤誠（School Days） 独立部署特命課の課長。
一斉取締の際、とある理由から大怪我を負い、現在は入院加療中。
また、その際の責任を取って、警視正から警視に降格させられている。
西園寺世界 （School Days） 誠と長年コンビを組んでいた警部。現在は捜査二課に所属。
八神はやて（リリカルなのは） 大阪府警からの増援。『夜天の王』の異名を持つ。
現在は山賊団に囚われの身。
キョン（涼宮ハルヒの憂鬱） 誠の同期生の警部補。公務員なのに、なぜか偽名が許されている色々と謎の多い男。
真田ヴィータ（リリカルなのは） 大阪府警からの増援。『紅の鉄騎』の異名を持つ。
現在は、民間人への暴行の疑いで謹慎中。
桂言葉（School Days） 警察学校を卒業と同時に誠の副官に抜擢された才媛。
緋村剣心（るろうに剣心） 警視庁の非常勤警部。某国では救国の英雄、世間ではシリアルキラーとして有名だが、
その実体は只のニート侍。
巴マミ（まどかマギカ） 独立部署特命課実働部隊の副隊長。
元は警視庁特殊狙撃班のエースにしてISの国家代表候補だったのだが………
津村斗貴子（武装錬金） 去年新規採用されたばかりの公安職員。
斎藤の姪であり、密かに両親の仇を追う復讐者。
武藤カズキ（武装錬金） 今年新規採用予定の公安職員予備軍。
元ベルカのテストパイロットで、斗貴子の後輩にあたる。
天河明人（機動戦艦ナデシコ） 去年新規採用されたばかりの新人警官。
何故か非常に女性にモテるため、その事を上司に疎まれ、
ド新人でありながら曰く付きの部隊へと転属させられた、色々と難儀な人。
刹那＝F＝セイエイ（ガンダムOO） 対戦ゲームＩＳ／ＶＳの初代チャンピョン。
他のガンダムマイスターが引退して社会復帰していく中、
ガンダム中毒がこじれて遂に実機にまで手を出してしまった難儀な人。
グラハム=エーカー（ガンダムOO） 某事件が元で退役した元空自の自衛官。
バトリングに転向後も愛機『フラッグ』に拘り続ける難儀な人。
- 4 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:36:48 ID:iXJHqAQ.0
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【登場人物（オーブ関係）】
ウナト＝エマ＝セイラン オーブの総帥。世間では一代でオーブを大躍進させた傑物として知られているが………
（ガンダムSEED)
エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル ユウナ付き家臣団のリーダー。実は、ツンデレ属性持ちな不老不死の吸血鬼。
（ネギま）
チャチャゼロ（ネギま） 長年エヴァンジェリンの従者を務めるリビングドール。実は刃物マニアの殺人狂。
古手 梨花（ひぐらしのなく頃に） ユウナ付き家臣団の一人で交渉及び謀略担当。実は精神年齢的には結構なお歳の人。
超 鈴音（ネギま） ユウナ付き家臣団の一人でハード全般担当。実は未来人。
故郷の滅亡を回避すべく決死の覚悟を固めて過去にやってきたが、
出発点からイキナリ挫折した為、反動で結構享楽的な所がある。
長谷川 千雨（ネギま） ユウナ付き家臣団の一人で諜報及び電子戦担当。実は７匹の電子精霊に取り憑かれている。
精霊との契約を切っ掛けに両親に捨てられた所為か、基本的に斜に構えた冷たい態度を取るが、
本質的には面倒見が良く、他人を放っておけない所がある。
ちう 二年前に彗星の如くデビューして以来、常にトップに君臨し続けている、伝説のネットアイドル。
そのルックスとカリスマ性も然る事ながら、HPに使用されている技術の異常なまでの高さから、
世界各国のハッカー達からも、越えるべき（？）目標の一つとして注目されてる。
星野ルリ（ナデシコ） ユウナ付き家臣団の一人で証券部門担当。実は大量のナノマシンを投与されている強化人間。
弟妹達の未来を守るべく、今日もせっせと働く良きお姉ちゃん。口癖は『バカばっか』。
アインス＝リインフォース ユウナ付き家臣団の一人で ソフト部門担当。愛称はリイン。実はユウナにゾッコン。
（リリカルなのは） ルリの持つ電子戦能力と、肉体のスペック自体を大幅に底上げした、
改造人間的な戦闘力とを合わせ持つ、極めて強力な強化人間。
ツヴァイ＝リインフォース ユウナ付き家臣団の一人でソフト部門担当補佐。リインの妹。愛称はリーン
（リリカルなのは） 年齢の事もあってか改造の度合いは低く、能力的には姉のリインに遠く及ばない。
だがその代わり、他の同僚達が何処かに置き忘れてきた”常識”というものを持っており、
実は、何気にこの組織の良心役を担っていたりする幼き女傑。
四葉五月（ネギま） 超が出資している中華料理屋『超包子』の店長。
普段は温和の権化だが、料理に対する姿勢は厳しいものが。
【登場人物（モルゲンレーテ社）】
ウズミ＝ナラ＝アスハ モルゲンレーテ社の元総帥。
（ガンダムSEED) 末娘のカガリを自分の身代わりに死なせてしまったショックで、現在は半ニート状態。
エリカ＝シモンズ 長年に渡り、モルゲンレーテ社の先端技術を担ってきた開発部部長。
（ガンダムSEED) 激務の所為で、息子との時間が取れないのが悩みの種。
マリュー＝ラミアス＝アスハ アスハ家の長女。モルゲンレーテ社の暫定トップ。
（ガンダムSEED) エリカの直弟子であり、技術者としては高い実力を持つが、経営者としては………
ナタル＝バジル＝アスハ アスハ家の次女。アスランと共にモルゲンレーテ社の屋台骨を支える苦労人。
（ガンダムSEED)
- 5 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:37:20 ID:iXJHqAQ.0
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【登場人物（新慈恩会）】
シャア＝アズナブル（ガンダム） 新慈恩会の総帥。一時はかつての力を取り戻しつつあったが、現在は再び昼行灯をやっている。
ランバ＝ラル（ガンダム） 新慈恩会の名誉顧問。現在は入院加療中。持病の事もあって、長期入院を余儀なくされる。
ハマーン＝カーン（ガンダム） 新慈恩会の上級幹部。シャアの再不調によって、おそらくは一番ダメージを受けた人。
ナナイ＝ミゲル（ガンダム） 新慈恩会の上級幹部。独自の組は持たないが、組織の財布の紐を握る金庫番的存在。
コンスコン（ガンダム） 新慈恩会の上級幹部。剣心に破れて以来、時折、ドムを沈められる悪夢にうなされるのが悩みの種。
マ＝クベ（ガンダム） 新慈恩会の上級幹部。最近、趣味の骨董（イイ壷）に理解者を得られ、わりと上機嫌。
ガデム（ガンダム） 友好組織、水島組の先代組長。現在は隠居の身。
？？？？？（ガンダム？） 長年ラルの懐刀を務める凄腕のヒットマン。
気配を消す事で誰にも気づかれ無くなるという特技の持ち主。
現在は剣心に敗れた己を鍛えなおす為、再修行の旅に。
ちなみに、この逼迫した状況下でそれが許されるのは、
”事務仕事はまったく出来ない”人だからだったりする。（笑）
熊先生（俺の先生） 新慈恩会が誇る辣腕営業マン。
得意先相手を口説き落とすテクニックは他の追従を許さないものがある。
赤鼻（ガンダム） 新慈恩会の古参MSパイロット。愛機アッガイを駆り最後の賭けに出たが………
ガイア（ガンダム） 新慈恩会の古参MSパイロット。
同僚のマッシュ、オルテガとの連携攻撃を得意としているが、
現在は、ドム部隊を率いる隊長職にあるため、例のアレをやる機会はメッキリ減っている。
マッシュ（ガンダム） 新慈恩会の古参MSパイロット。
チームのリーダ格だったガイアの隊長職就任後、目の怪我の事もあって第一線を勇退。
現在は後進の指導員として活躍しているが、出入りの時は現場にも出るプレイングコーチ。
オルテガ（ガンダム） 新慈恩会の古参MSパイロット。
ドム部隊の副隊長としてガイア支えるバイプレーヤー。
シン＝アスカ（ガンダムSEED) 新慈恩会の代名詞とも言うべきMS部隊の新人。
二年前の大震災で両親を失った反動からか、妹のマユを溺愛している。
矢張政志（逆転裁判） 新慈恩会の下っ端構成員。お調子者のトラブルメーカー。
澤永 泰介（School Days） 新慈恩会の下っ端構成員。一年前に連続レイプ犯にされかかった経緯から、
多少は慎重さを身に付けたものの、今なお女の子大好きなトラブルメーカー。
沢越 止（School Days） 元新慈恩会の中級幹部。新慈恩会の関東再生計画をご破産にした獅子身中の虫。
と言っても単独犯ではなく、寧ろ今回の一件は、某人物に唆された結果だった模様。
現在は逃亡潜伏中。再登場は当分先。多分、忘れた頃になる模様。
- 6 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:37:57 ID:iXJHqAQ.0
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【登場人物（自衛隊）】
衛宮士郎（Fate) 陸上自衛隊第一特科歩兵師団長。
ただし、率いるべき歩兵師団がいまだ結成されていない為、
現在は、某人物の意向によって、とある裏方仕事をさせられている。
テレサ＝テスタロッサ 海自の一等海佐。最新型潜水艦を開発した技術将校であり、同艦の艦長を務める才媛。
（フルメタル・パニック） 愛称はテッサ。
リチャード＝ヘンリー＝マデューカス 海自の二等海佐。完全に技術畑なテッサを軍人として支えるフォロー役。
（フルメタル・パニック）
ラウラ＝ボーデヴィッヒ 陸上自衛隊第一特科歩兵師団中隊長。
（インフィニットストラトス） 衛宮士郎がドイツに出向していた際の教え子の一人。
メリッサ＝マオ（フルメタル・パニック）海自の二等海尉。
テッサがまだ十代だった頃から、軍隊生活に馴染めぬ彼女の面倒を見てきた姉貴分。
クルツ=ウェーバー 海自の二等海曹。
（フルメタル・パニック） 今回は登場しただけの出オチ要員。本格参戦は第２部からの予定。
相良宗介（フルメタル・パニック） 海自の二等海曹。元傭兵という経歴を持つ。
紫天シュテル （リリカルなのは） 紫天姉妹の次女で海自の三等海曹。
BJを纏っての戦闘力もさる事ながら、技術士官としても優秀な腕を持つ。
- 7 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:38:29 ID:iXJHqAQ.0
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【登場人物（ベルカ社）】
紫天ユーリ （リリカルなのは） 常に実戦的（笑）な機能をBJに搭載する事で知られる、ベルカの屋台骨を支える天災科学者。
夫に先立たれて以来、女手一つで娘達を育てた………等といった美談とは無縁の、
完全に趣味の世界だけに生きる人。
紫天ディアーチェ（リリカルなのは） 紫天姉妹の長女。
ニート生活を満喫しつつ、偶に母親の技術データを目当てにやってくる
産業スパイを叩きだすのがお仕事な本格派（？）の自宅警備員。
紫天レヴィ（リリカルなのは） 紫天姉妹の三女で、瀬戸内高校２年生。
校内でも専用BJ（バリアジャケット）バルニフィカスを愛用する問題児。
【登場人物（瀬戸組）】
瀬戸 豪三郎（瀬戸の花嫁） 瀬戸組の組長にして燦の父親。
娘の燦のことを溺愛している為、済し崩しの婚約者である永澄のことをよく思っていない。
逆に、掟の拡大解釈の先例となったやる夫ともがなに関しては、意外と好意的。
瀬戸 蓮（瀬戸の花嫁） 豪三郎の妻であり、永澄と燦の結婚を勧めた人物。
基本的に豪三郎やその他組員は彼女に頭が上がらない。
いわば瀬戸組の実質的支配者。
瀬戸 燦（瀬戸の花嫁） 瀬戸組の跡取娘。
実家の近くの海水浴場で溺れていた永澄を助けた際、
人魚の姿を見られた為、一族の掟で彼と結婚することになった少女。
満潮 永澄（瀬戸の花嫁） 溺れていたところを燦に助けられ、瀬戸組の掟により結婚することになった中学生。
現在は、埼玉にある彼の実家で、燦と同棲（？）中。
政（瀬戸の花嫁） 瀬戸組の若頭であり、瀬戸組の良心とも言うべき存在、
男気あふれる人物で、男でも心を打たれるような言葉を発することもしばしば。
また、やる夫ともがなが結ばれる（？）切っ掛けを作った人物でもある。
喜界島もがな（めだかボックス） 一族の掟によってやる夫と結婚することになった少女。
魚人族としては傍流の出ゆえ、本来ならば常人とそれほど変わらない筈なのだが………
伊藤開司（カイジ） 元ディアーチェの同級生。マンション麻雀で多額の借金を背負った所を瀬戸組に拾われる。
【登場人物（総合病院モスクワ）】
バラライカ＝カリーニン 今は亡き夫の意思を継ぎ、総合病院モスクワを切り盛りする院長。
（BLACK LAGOON） 既に引退しているが、傭兵時代に培ったコネと迫力はいまだ健在。
高荷恵（るろうに剣心） 剣心の保護者兼恋人。
ドイツで最先端の薬理学を修めた才女だが、男運の無いダメンズウォーカー。
柚木シャマル（リリカルなのは） 派閥社会に馴染めず某大学病院で干されていた所をバラライカに拾われた天才外科医。
新天地にてその才能を開花させるも、その技術は色々ヤバ過ぎて………
- 8 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 13:41:10 ID:iXJHqAQ.0
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【登場人物（やる夫の実家関係）】
柾木勝仁（天地無用） 柾木神社の神主を務めるやる夫達兄妹の祖父。
とある外国（？）で起こった事件の関係で、一度帰省する様に実家からせっつかれている為、
後継者問題にようやく本腰を入れ始めた人。
入速出玄海（幽遊白書） やる夫達兄妹の祖母にして、両親が不在な彼等の面倒を見ている育ての親。
その教育方針はスパルタの一語に尽きる。
プレシア＝テスタロッサ＝神木 やる夫達兄妹の叔母で、その筋では高名な発明家。
（リリカルなのは） 自称二十歳だが、なぜか自分より年上の娘が二人居る色んな意味で謎の人。
白眉鷲羽（天地無用） 柾木神社の居候にして、やる夫の担任。
気に入った相手の電子機器を”勝手に”魔改造する問題教師。
【登場人物（番外編）】
織斑一夏（インフィニット・ストラトス） 番外編の主人公にして、私の考えた最強のITIKA君。
思いつく限りの強化策を施したハズなのに、なぜか原作より弱くなっていらっしゃる難儀な人。
織斑千冬（インフィニット・ストラトス） ISの重要度がダダ下がりしたお陰で、原作での悩みの種や死亡フラグのほとんどが消失した
ある意味、番外編で最もラッキーな人。
篠之野束（インフィニット・ストラトス） 私の考えたスパロボ仕様のTABANEさん。
実際、かのゲームに参戦した場合、
この辺りの立ち位置になるか、開き直ってラスボスになるしかないんじゃないかと………
篠之野箒（インフィニット・ストラトス） 私の考えた正統派ヒロインなHOUKIちゃん。
でも、万が一この番外編が続いたとしても、なぜかヒロインにはなれそうも無い人。
アア、ドウシテコウナッタ。
山田真耶（インフィニット・ストラトス） IS学園の教師で元国家代表候補生。
同期に巴マミが居た所為で原作以上に評価されていないが、
その技量は他国でなら充分国家代表レベルのものがある。
シャルル＝デュアノ 置かれた立場は大体原作と同じだが、周りの環境が激変した所為で、まだ○だとバレていない。
（インフィニット・ストラトス） その本領がまったく発揮出来ずにいる難儀な人。復権の日は果たして来るのか？
鏑木 瑞穂 本年度より新設されたIS学園男子クラスの委員長。
（乙女はお姉さまに恋してる） 文武両道な上に良妻賢母な性格という、まるで理想の女性像を体現化した様な完璧超人。
ただし、作者は原作をまったく知らない。（汗）
彼を代表とする一発ネタの男の娘キャラ達に、果たして再登場の日は来るのか？
- 9 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 13:53:34 ID:SG9NjH5s0
- 立て乙
- 10 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:39:42 ID:iXJHqAQ.0
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クラス内でのシカトに始まり、次いで裏掲示板での悪口雑言。上履きやノートを隠される。
………今振り返れば、この辺で終わっていればと思わなくもない
皆にしてみれば、気に入らないヤツをイビって胸のすく思いだったろうし、私はさして気にしていなかった。
被害者と加害者に分かれてはいても、ある意味、バランスの取れた人間関係で終わっていただろう。
- 11 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:40:24 ID:iXJHqAQ.0
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ト-ｲ /＾Y´＼ `ミ､|Y -‐┰┐┌┰‐ｧ |＾! ｲ | ///___,`i'____ ﾄ､!､ ￣＼ と
|-‐!/o/´＼o＼ .`┤| ￣７! f ￣ | | ﾉ | |､/ ﾟ `i´ﾟ |/`! `ー─
入 /o/ ＼o＼ | | L | | 」 |ﾉ/ i||lﾄ､ ヽ､|, - ///
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（ ＼__）／`ｧ─‐' /＼/__／|＼ ｀￣￣￣ ／| ＼__／ /! `'ー─' |人_ﾉ! ￣ヽ､
（`ー-r'ヽ / r‐'￣￣／ | ＼ ＿＿＿_／ ト､ ＼￣｀ヽ＾Y＾Y＾!＿_|_＿＿＿_ ＼
`r‐‐' _/ ／ ﾄ､ / ∧ ＼ ＼ |├┴┬──‐'´ﾆ」/ﾉ ヽ
／＼ ／ ﾄ､＼ ／／ ! `ヽつ |(`´Y!
破局が訪れたのは、中学に上がってスグの事。
成長期が早かったらしく、当時は比較的発育の良かった私を、
高等部の不良達が性的対象として目を付けたのが切っ掛けだった。
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{:{: {: : : :/: : : : : : ,:.:.／ .{:'__ .,:.:./: : : : : : : ＼:/: : / ,: :/.,: :.}: :.:,: : : : :
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. . . ..{: :,.. .!|. ...| V ij ー‐ゝ.'し' ア /. . .／: : :.:／ ノ
怖かった。
身の危険は元より、彼等の持っていたナイフが、
奇しくも両親を殺害した物に酷似しいて、たまらなく怖かった。
怖くて、怖くて、怖くて、怖くて………………………その恐怖のあまり、
- 12 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:40:56 ID:iXJHqAQ.0
-
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l::l::::::::l::::::::::::::::::::::::::,:::::、:::::::::::,::::::::::::::::l::::::::::l::::l
l::l:::::::∨::l:::l::::::::l:::/l::::::ﾊ:::::::/∨l::::l:::: /ｌ:::::::::l::l:l 気付いた時には、不良達は血の海に沈んていた。
l::l:::::::::v::l:::l::::::/l/.:l::/.:.:l:::γ⌒ヽ.:l/.:│::::::ｌ :l::::l
lﾊ::::::::::vリl:::/.:.:.:.:l/.:.:.:ｌ/.:ゝ __ノ.:.:.:.:.ｌ::::::::l :l::::l
／l ∨:::::::l.:.:ｌ/.:.:.:.:.:,,r''↑ヽ、.:.:.:.:.:.:.:./l:::::::::::::l::::l
／ ∨::::::ﾄ .,r ''´ ｌ ｀ゝ.、 / l:::: :::::::::l::::l ヽ
／ ∨:::::l ＼ ,ｲ l:::: ::::::::::l::::l ヽ
／、 ∨:::ｌ l ＼ ── / l l::: :::::::::l::l:l ／,ゝ
/＼ ＼ ∨:ｌ .∧.ノ＼ ／丶∧ l::/l/ l::/l/／／ ＼
l ＼ ＼ 丶l ∧ ,｀ - ´、 .∧ l / ／／
ﾄｖ'Ｚ -‐z__ﾉ!＿
． ,.'ﾆ.Ｖ _,-─ ,＝=､､く` ﾄｖ'Ｚ -‐z__ﾉ!＿
,. /ァ'┴' ゞ !,.-｀ﾆヽ､トl､:. , ． ,.'ﾆ.Ｖ _,-─ ,＝=､､く` ﾄｖ'Ｚ -‐z__ﾉ!＿
rｭ. .:{_ '' ヾ ､_ｶ-‐'¨￣ﾌヽ｀'|::: ,.、 ,. /ァ'┴' ゞ !,.-｀ﾆヽ､トl､:. , ． ,.'ﾆ.Ｖ _,-─ ,＝=､､く`
､ ,ｪｒ<`ｉァ'＾´ 〃 lヽ ﾐ ∧!::: .´ rｭ. .:{_ '' ヾ ､_ｶ-‐'¨￣ﾌヽ｀'|::: ,.、 ,. /ァ'┴' ゞ !,.-｀ﾆヽ､トl､:. ,
ゞ'-''ｽ. ゛＝､、、､ " _/ノｆ:::: ~ ､ ,ｪｒ<`ｉァ'＾´ 〃 lヽ ﾐ ∧!::: .´ rｭ. .:{_ '' ヾ ､_ｶ-‐'¨￣ﾌヽ｀'|::: ,.、
r_;. ::Ｙ ''/_, ゝｧナ=ﾆ､ ﾒﾉ::: ｀ ;. ゞ'-''ｽ. ゛＝､、、､ " _/ノｆ:::: ~ ､ ,ｪｒ<`ｉァ'＾´ 〃 lヽ ﾐ ∧!::: .´
_ ::＼,!ｨ'ＴV =ｰ-､_メ:::: r､ r_;. ::Ｙ ''/_, ゝｧナ=ﾆ､ ﾒﾉ::: ｀ ;. ゞ'-''ｽ. ゛＝､、、､ " _/ノｆ:::: ~
ﾞ ::,ｨl l. ﾚﾄ,ﾐ _/L `ヽ::: ._´ _ ::＼,!ｨ'ＴV =ｰ-､_メ:::: r､ r_;. ::Ｙ ''/_, ゝｧナ=ﾆ､ ﾒﾉ::: ｀ ;.
;. :ゞLﾚ':: ＼ `ｰ’,ｨｧト.:: ,． ﾞ ::,ｨl l. ﾚﾄ,ﾐ _/L `ヽ::: ._´ _ ::＼,!ｨ'ＴV =ｰ-､_メ:::: r､
~ ,． ,:ｭ. `ヽﾆj/l |/:: ;. :ゞLﾚ':: ＼ `ｰ’,ｨｧト.:: ,． ﾞ ::,ｨl l. ﾚﾄ,ﾐ _/L `ヽ::: ._´
_ .． ,､ :l !ﾚ'::: ~ ,． ,:ｭ. `ヽﾆj/l |/:: ;. :ゞLﾚ':: ＼ `ｰ’,ｨｧト.:: ,．
_ .． ,､ :l !ﾚ'::: ~ ,． ,:ｭ. `ヽﾆj/l |/::
_ .． ,､ :l !ﾚ':::
- 13 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:41:28 ID:iXJHqAQ.0
-
::::::::::::::::i::::::i:::::::::l::::,'i::,l:::,l::::::i l:,:::::,l:::::::::::::::::::::::!
::::::i:::::::::i::::::i:::::::::ｌ:::i-;i+:i-:::::i-l!l:::i､ l::::::::::::::::::::i
::::::i:::i::::::l::::::l::::::::l:::i il l::l==l:j=l!l:::i, l!::::::::::::::::::::i
::::::ｌ:::i::::::ﾄ::::::i:::::::!l:ｌ ｲ i;;。(,,,)i ｲ /l::::::::::::::::::::i; 我に返ってゾッとした。
:/i:l｀i!::::i!l ｉ::::ﾄ:::ｌl!lj ｀ﾞﾞ ─" ' ｲ:::/::::::::::::::l:, 身を守る為にと、叔父上が手解きしてくれた護身用の技で、
ij l!:::ｉﾘ,,,i:::l'lヾ=､､_ / :::::::::::::::::::::! 私は人を傷つけたのだ。
-−iﾉ´ ヾi | ￣ ﾞー ./::: l:::::::::::::::::::i
. 丶 .|〉 ｲ::::i ::::::::::::::::::::i
::::＼ ＿__ ／:::::::i::: :::::::::::::::::::!
:::::, -＼ ´ ー ｀ ／:::::::::::::i::::::::::::::::::::::i
,' , t-.i 丶 イ |--､::::｀i::::::::::::::::::::::::i
/ i l ｀ - ´. l /ヽ::::i:::::: ::::::::::::::::::i;
./ .i l l / Ｙ:::::::: ::::::::::::::::::i;
┌─────────────────────────┐
│┌───────────────────────┐│
││ /:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::..､ ││
││ /:::::::::::::::::::: /:::::,'::::l::::::::::::::::::',:::::ヽ:::::::::::::::::::.. ││
││ .,'::::::::::::::::::::/!:::: /::::ｲ:::::i!::::: ﾄ::::l::::::::',::::::::::::::::::::i ││
││ i::::::::::::::::::::,' l::::,'i:::::lｌ::::,'l:l!::l i:::l!:ｌ:::::i::::::::l::::::::::::l ││
││ l:::::::::::::i:::l!l l:::i l::::i ｌ::i ll i::ｌ ',::li:l',:::ll:::ｌ:::l::::::::::::l ││
││ l::ｌ::::::::::i:::ｌl!__ﾚﾘ_ｌ::l_,l::l l! ｌ:l__l:l_l!ｷﾅl::ｌ:::l:::::::l::::l ││
││ .ｌ:l:::l:::::::',::l-＝＝lﾉ ﾘ:::::::l!.,-l!＝lﾉ_lﾉl:l!::::::l::::l ││ だが、返り血を落とした己の顔に。
││ l:l:::l::::::::ﾄlヽ l‐' iヽ::::::::::::/´i‐' l ::::::::::::::::i ││ 鏡の中に、かつての古傷を発見した時、確信した。
││ l:l:::l:::::::ﾊゝ ￣￣-−＝−-￣￣ ::::l:::::::::::l ││ やはりコレは刻印だと。
││ !ｌ::l!::::::::ﾊ | / ｌ:::l:::::::::::l ││ 私の中に巣食う復讐という名の獣が居る限り、
││ :l:::l::::: ::::',:ﾄ ! /､:::l:::::::l::::l ││ この傷もまた、決して消えないのだと。
││ !ｌ::l!:::: :::::::ｌ .ゝ -==- ｲ l:l!::::::l::::l ││
││ _ - ´ ',::::::l ｌ ` ､ ￣ イ . l ,':::/ :::l _ ││
││ _ - ´ ',:::::l l 丶 _ イ .l ,'::/ ` ││
││´ ',:::ｌ l ﾉ,':/ ││
│└───────────────────────┘│
└─────────────────────────┘
- 14 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:42:01 ID:iXJHqAQ.0
-
|￣l＼ .|￣l＼
|￣l｀| | |￣￣￣￣| | ＼
TTTTT.| | | （┘） | | TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTlヽ
[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]＼lヽ
｀l []l[] .| | | 日日日 | | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 | ＼l
[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二] |i-i-i-i-i､
｀l []l[]. | | | 日日日 | | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 | |二二二]＼
[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二] | 田田 | |
｀l []l[] .| | | 日日日 | | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 | l二二二] |
[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二] | 田田 | |
｀l []l[]. | | l|￣|￣|ﾆl .| | | 田田|￣|￣| 田田 田田 田田 田田 田田 l l二二二] |
￣￣￣￣￣￣￣| | |] _|＿| [二二二| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| | |／ | | ＿＿＿＿＿＿＿
| | | | | ｜○○中学校|
| | |＿_＿＿, ＿ ＿ | | ￣￣￣￣￣￣￣
| | | | |
＿＿＿＿＿＿＿|＿l／ . .|＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
生徒8人が全治一ヶ月以上の重傷を負った大事件であるにも関わらず、
学校側は、この件を不問に付した。
被害者達が札付きのワルであり、加害者があきらかに正当防衛を主張できる状況。
その線を交渉材料に、叔父上が上手く調整したらしい。
／"´ ￣｀`＜ ＼
, '⌒Y-‐ , ／ ＼ ＼ ヽ
./ .├＝／ ／ / / ハﾍヽ ﾍ ',
l ﾄヽ,' || | | , l l| | l l
| | l i || | | ,ｲ | .l l| レ' | また、件の不良達をそそのかしたらしいクラスメイト達が、
| ∧ :| l ﾘ､ .| |／ l l .l l| | :| 私の顔を見ると酷く怯える様になったが、そんな事はどうでも良い。
| ﾊ.∧ﾍ ﾊ圷 ㍉ ｨ〒ミﾊハ/ :|
| ヾ ヽl l*（○）|ｌｌ|｀（○）* ／ :|
| |＼§ |⊂⊃､__,､_, ⊂⊃ l | ⌒ヽ
| | § | ゝ、 {__ﾉ , イ §| | / / _
| |. | l メ、_￣_ノヾ | | | / / ／ ）
| レ´| |´ll ∂ ll｀| ト､ :| / / ／ ／
| | 仁二]|| ｀ ´ ||仁二] ＼ l / '` ´ ／
| | 仁二] ヽ У∧仁 (⌒'ー―- イ′ （
| | {: )ソ: : : : ｀: :≡: : : )ソ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
| {二ゞ: : : : : : : : 人: : : : : : :.ノ＼ } ( ￣¨´
| { 丶- -: --< : : ｀ー 1´| ヽ _ ＼
| `ーーーーく＿,ﾉ: : : : :/ .l |｀ --‐'
- 15 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:42:33 ID:iXJHqAQ.0
-
,,,.-‐'‐'''‐-'''"´｀｀`丶､
,,.-'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,丶､
,.-'´,.--‐‐--,,,,,,,,,,_____,,,,,,,,,-‐‐- ､ ヽ
,.',. ''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶:､
,.''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶
,.';;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;i;;;;;i;;;i;ｌ;;;;;;;;;;;;;i
,.';ｲ;;;;/;;;;;;;;i;;;;;;;ｌi;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;i;;;;;i;;;i;ｌ;;;;;;i;;;;;;;;i
i/.i;;;/;;i;;;;;;;ｌi;;;;;ｌ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;i;;;;;i;;;i;ｌ;;;;;;i;;;;;;;;i
i' i;;;;i;;;;i;;;;;;;ｌi;;,,ｫ-'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;ｌi;;;;i;;;i;ｌ;;;;;;i;;;;ｌi;;i
! i;;i;;;;;i;;;;;;ｌ'i´;i _,,,.i丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;ｌ.i;;;;i;;;i; i;;i;;;;;i;;;;;;ｌ'i そう。私の中には、既に明確な目標があった。
i;;i;;;;i;;;;;;ｌ. i;;i'´rJｔ;;ii;;;;;;;;;;;;;;;;;,ｲ;;i i;;;;!i;;;i i;;i;;;;i;;;;;;ｌ. 両親の仇を取る。
.ii i;;i;;;;;;;ﾄ. i;;i !::::::!､iヽ;;;;;;;;;;/.ｌ/ .ｌ;;ﾉ.i/;ｌ ii i;;i;;;;;;;ﾄ その為には警察官に。
ｌ!. ii;;;;;;;ｌ. i ` `'''´ !. ヽ,／ ' '´ .ｿﾉｌ ｌ!. ii;;;;;;;ｌ. それも、只の刑事では、既に半迷宮化した事件を追うには、
;;;;;;;ｌ. ;;;ｌ｀.;.;､ ,,'';;ｌ;;ｌｌ;;;;ｌ. ;;;ｌ 実力や権限があまりにも足りない。
;;;;;;;ｌ｀ ;;;;ｌ.;.;.;.;.;丶､ ￣￣ ,.ィ'´.;.;.;.;ｌｌ;;;;;;ｌ｀ ;;;;ｌ 叔父上の様な、特務権限を持った捜査官にならなくてはならない。
i;;;;;;;ｌ ;;;;;;ｌ.;.;.;.;.;.;.;.;,i｀丶‐'''"´ ｌ.;.;.;.;.;.;.;ｌｌ;i;;;;;ｌ ;;;;;;ｌ
i;;;;;;;ｌ ;;;;;ｌ __.;,,,,.-'"' ｀丶､.;.;ｌi;;;;;;;ｌ ;;;;;ｌ
i;;;;;;;ｌ ;;;;;ｌ ‐‐‐-,,,,ヽ __,,,,--‐‐｀゛ｌｌ;;i;;;;;;;ｌ ;;;;;
,,'‐i;;;;;ｌ ヽ;;ｌ ／ﾌ‐､__.／｀.,=､,,ヘ..._ ｌ,'‐i;;;;;ｌ ヽ;
i ヽ;; ﾝ／,.-'´.ﾝ-,,/ﾐ`‐､｀`'' i iｌ/ ヽ;;
i 〈 ' i'.ｌ ｀ .i､ ' i
__＿__
／::::::::::::::::::::::.:.:.:.:...... _
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
/::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::/ｲ
//:::::::::::::::::::::ミ'ｉ|｀ヾﾍi､、ﾉノハ:::/
.,,__ //::/ヽ:::::ミ才" i! i| ヾ"ﾍⅥ/ヽ.
ニL,___ /:://ヽⅥﾐ ヽ:/ ﾐ i! ,;;∨ ヽ.
:￣￣ヾ:/ハヽくミﾐ /＼､ミ / _,;;∠;∧ i
:::::::::::／Ⅵ:i!ヽ ﾍ::: ', /ヽﾟ ＞ムノィﾟノ,ハ:! l その思いを叔父上に打つけた所、かつてないくらい厳しく叱責された。
∨／::::::::Ⅵ! ｰ､::::∨ / ∨:./:/ |! ! 無理も無い。叔父上自身、折に触れ、己を揶揄して自嘲している様な。
ムﾍ:::::::::::::ヽ::::::::::! :/ / ∨/ ! | 誰かがやらねばならない。だが、誰もやりたがらないブラックな仕事だ。
::::: ∧::::::::::::::ヽ:: ／、 / ､___ヽ ,' ,' でも…それでもなお、私は諦められなかった。
::::::::::∧:::::::::::::::::ヽ:: ヽ / -―ー/ / /
:::::::: : ∧:::::::::::::::::: ヽ: ＼ `"/ /
:::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::ヽ､＼___/
::__＿＿:::::::｝＞ｰ--:::::::／
:::::::::::::::::::￣￣＼´￣￣｀ヽ､、
::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/O/
:::::__＿＿≧＝/:::::::::::::::::::ヽ/､、
:／／::::::::::::::::::::>､、ｰ＝ニ二三〉
::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ､
::::::::::::／／:::::::::::: : ／::::::::￣￣￣ヽ
- 16 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:43:05 ID:iXJHqAQ.0
-
__＿ ........... _
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／::::::::､丶ヽ＼＼ヽ､、::::::ﾉ＼
/:::::::::-=≠ミＹミミＹ7､、Ｙ/::::::/
/ :::::::::::／::ｲ / || ｀"´Ⅵ＼
/ｲ :::: イ::::彡| |＿_ ||、 Ⅵハ
ｲ :::::/⌒Ｙ ┤/////||/〉ーｨ77从 ',
从::｛⌒Ｙﾐ、|＼'///,|l/⌒Ｙ ///ｲ! ',
|//∧て､ | l:、｀¨¨|i ∨ 7 |l i そのまま半年以上に渡る。
{ Ⅳ:: `ｰﾍ | ｌｉ |i ___＼ !! | 延べ三桁を越える粘り強い懇願の末に、
Ⅵ::::::/ ﾊ | l:i _|ｉ_＿,､ / |! | とうとう叔父上の説得に成功。
∨:::i| ﾍ 八. ´ |! ー゛/ ﾉ ﾉ
八ﾉi| ＼ ! ′
「￣￣￣￣ミ . ＼ ,′
|::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ー＜＿＿__
_＿ ノ￣￣ミ ､:::::::::::::: / ハ:::::::::::::::::|
-=＝ ￣ :::::::::::::::::彡'´￣￣ミ、〈､ ｛｀ヽ:::::::::::::::|
..... -=＝ニ二￣::::::::::::::::::::::::::::￣￣|__彡ヽ::::::::j､_＿_
:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ==::|圭圭h::::::::::::::::::::}、
:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|圭圭从::::::::::::: /、ヽ､＿
:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::::::::::::|圭圭圭!::::::::::::,::::::`ー--ﾍ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::ヽ:::::::::::: ＼:::::::::::|圭圭圭!:::::::::/::::::::::::::::::::::∧
_ .-:=:::ﾆ:ﾆ:二:ﾆ:ﾆ:::=:- .
,.::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
j::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::
, ｲ:.:.:.:.:::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.::::::::::::.:.:.:.:.::::::
/ ｢::::::::::::ｒ'T ''''' !ﾄ､;;;;;ｨｒ‐''ｆi;;;;;;;;;:::::::::i
{ ,l:::::::::::::l | !| | !| ''i::::::::{
. {:::::::::::::,' | ｌ| | ｌl |::::::::｢`
j::::, ､:::{{‐-- 、ｌ| 斗-‐' }::::::::|
/{:::l ﾞ:;i{ 弋ｬｯ 、ヽ ｨ´ｒ tｯ ァ |:f ::{ 叔父上の組んだ鍛錬プログラムをクリアする事。
. { /::::. {| | ／ ｌ! ′丶 l! l:′;{ 警察官Ⅲ類以上の試験に合格する事。
. | {ﾍ:.丶.; | ｉ: | ,': ,ｲ` そして、髪を短く切る事。
. i ヽ::::} ; |::.. /:::ri| この三つを条件に、叔父上の所属する部署への
}::f.:. ′ ,′ﾘ〈 推薦を出してくれる約束を取り付けた。
. ＼ }/ｉ ﾞ:, ＿ ＿__ |:::{ ヽ
ﾉ }:, ﾞ:, ─‐‐ ′,!::､
ﾉ'}ｉ: 、 /.ｉ:i:/l:{
ﾘ, ｰ--- -<:ｉ:i://ｌ|丶 ＿＿
＿ xr'"´ 丶 i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ′ ヽﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆﾏ i:i:i:i:i:ｉ ′ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾏ i:i:i:i: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｪ､ー--- 、 --‐‐ ∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｪ､ ∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆュ.....＿＿.....∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
- 17 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:43:37 ID:iXJHqAQ.0
-
, -ﾞ´￣￣￣￣｀` ､
／´ ヽ＼
／ ヽ＼
/, / , ヽ ヽ ヽ ヽ ､ヽ
// / / | | i ﾄ l ! ! ヽ
〃 |ｉ | i ! | | ｌ ヽ ｌ ｌ ｌ i
ｌ ! i|| │ | | | | | 十７¬トｷ│ | !
| ｌ | |!l! ! ｌ ! ! ! | !!/ ,.| l ｌ | | ｌ 条件の内、一番と二番は必須の物だ。
| l l.‖| ! ! ､ ､ ヽ j //'ひが , ! ! ! ! ! 特に二番。試験に合格しない事にはお話にならない。
| ｌ !‖iﾄ､`, ヽヽヽ,∧ '// ゝﾆﾙ/ﾚ ! ! !| また、一番の重要度は、ある意味、二番以上に高い。
ヾ!|‖ヾ ヽ＼ ゝヽヽ!∨ / ,ｲ ｌ|'|' i| || 仮に意中の部署に入り込めても、結果を出し続けなければスグにお払い箱になる。
|!.|!il |ヾ ｀` ' ｲ || |! そういう実力主義の厳しい所だ。
ヾ| !il トゝ ─ /ｉ │ !
ヾ!|‖ヾ ＞ , ィ ｀7 ｌ ! ｌ
|!.|!il │ ! ｀ゝ 、 ／ ノ. ,ｲ ｌ|' i| ||
ヾ| !il |' i| || 尺 二‐'´ |ﾊｲ || |!
! │ ! ／ ／く ｉ │ !
! ',. 7´ /ｲ 〉、 / ｀7 ｌ ! ｌ ー- ､
,ィ´ ∨ ､ /' != 7 ヽ, / ! / ヽﾘ ／ !
∧ 〈 ヾ! / | ∧ 〉 ／ |
／:,ｿ:.:.:,:.-:.:.`ー‐'":.:.:.ヾ:.:.:.｀､＼
／:.／:.:.//:./:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:`.､:.:.:ヽ...＼
/:/:./:.:.:.//.〃.......................}..........ﾍ.:::::`､:::ヽ
. /./:./:.:.:.:.:/:/.i:.:.f:l:.:.:.:.:.:l:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:i:.:.:.l
i:.l:.:.i:.:.:.:.:.:l:.:!:.:l:.: l:l:.:.:.:l ﾉ:.:.:.ハ:.:l:.:.:.l:.:.:.:.:ヾ:.:i
l:ﾙ:.l:.:.:.:.:.:l:.:i:.:.l:.:.:ﾘ:.:.:.:ﾚ:.:;:./:.:.:.::.:､:.i:.:.:.:.:ﾊ:.:l
ﾘｌ:.:.i:.:.:.:.:.:l:.:l:.:.ﾊ:.:ヾ:.ノ:.ﾉl/:l:.:l:.:. l:.ﾉ:.:.l:.ﾉ;}:ﾉ
.!:.:.l:.:.:.:.:.:Vヾ:l .ヾ:.:.:.:./ .Vヾ:l::: ﾉﾚ:.:..ﾉ/;;;リ そして三番目は、私の覚悟を見る為のもの。
.ﾊ:.:ﾚ､:.:.:.:`､ ＼/ ∨./:／イ;;;;ｲ 腰の辺りまで届くこの黒髪は、私の身体のパーツの中で、両親が特に好きだった物。
i;;ゞ:.l:.｀ヾ､:ヽ ' ./:.／:.ﾉ＿/ いわば、過去と決別出来るかを問うているのだろう。
l:ﾙ:.l:.:.:.:.:. iゝ ､ ─ ／l:i::.:.:.:. l:ﾙ:.l:
ﾘｌ:.:.i:.:.:.:.:. :.l;:.一ｨ ､ __ .イ_ヾ､;:i:l: :.:.:.:. ﾘｌ:.::ﾙ
.!:.:.l:.:.:.:.:.i´／´ﾉ .i ヽ、l:.:. :.:.:.:. .!:. ﾘｌ:.
.ﾊ:.:ﾚ､:.:. .f l ﾍ / ﾉ.`l:.: ﾚ､:.:. .ﾊ: !:.
ﾊ:.: ､ `､:iヽ l / ノ i:/ ﾉ.､_ :ﾊ
. f´ ヽ:.＼ .ヾ､ﾍ ﾍ / ﾉ／: :/ ﾊ
i ､ ﾍ: : : `ｰ-､ヽ ヽ-/／ -/": : : / / l
- 18 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 14:44:06 ID:SG9NjH5s0
- 重てぇなあ
- 19 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:44:10 ID:iXJHqAQ.0
- __
(⌒ヽ
,,.. ..,,}L
, ¨ ﾟ ，
‰ ﾟ :,
/ ′
′ } } , 無論、私の答えは決まっている。
φ { } } ′ 条件を提示されたその日の内に、美容院でカットして貰い、
{: { } } }ﾊ
{ :| | ｌ }⌒} } j /７ |｀! |] |]
, :| | ｌ l } } ﾊ:} ﾊ / / |｜
′ { { :| | | l } }〈 }/ く_/ L,l
､:{ { _ ｣ Ｌ ｌ [ _ｊ }＼} ｝ } ＿l´ｌ＿l´l＿
＼{⌒:卩＼ ／⌒i.｡ ﾟ ｝ } └┐r‐┐ｒ‐┘
｝: /￣ ￣｀ヽ :｝ } └' |｜
｝/_ -‐…‐- _ ＼ ｝ } ノノ [| [|┌i
，≦ ≧ ，} _ノ /
，≦ { } ≧ ， `ｰ'"
＼＼ ,ｨ;;;;;;;;;;;,.､
＼＼ <;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} ____
＼＼ /ｲ､,,!_|ヾj;;ﾚヾ／::::ヽ､,,,
＼＼ ! |<_// jｲｿﾉ/:::::::::::∨/｀ゝｰ....､
＼＼ L｀イ／/´::::::::::::::::j/／:::::::::::::ヽ
＼＼_,∠> /:::::::l!:::::::ヽ::ヾ::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソ その翌日には、叔父上の指導の下、
,>X;,;く、 /:::::::::j::::::::::::!:::::∧ノ´ 実戦的な戦い方を学び始めた。
<;シべマ;ゝ､ ム-＝＝¬､ｊ;;;;/
｀マ;;ゝ､r― ､ k:ノ:⌒:ヽ::/;;;く
｀マ';ｊ ﾚ ヽく:::::::::::::::::::!;;;;;;<
.,ｲｰ/ / ヾヽ:::::::::::j;;;;;;;;!
く __ ヘノ__ノ }｝:｝::::／L;;;;;（ﾉヽ
｀ヽ<>く;j::j／::ヽ ＼ﾉ＼
ノ´::::::::／::j;;ヽ:::｀＼_ノ::::ゝ、ヽ
く:::::::::::／:::::人;;:::::::::::::::／＼. ＼ ＼
／:::::＼::::::::::／;;;;ﾍ;;:::::::／::::::::::::ﾍ. ＼ ＼
／:::::::::::::::::ヽ／;;;;;;;;;;;;;ヽ∠:::::::::::::::::::::ヽ. ＼ ＼
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- 20 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:44:41 ID:iXJHqAQ.0
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. l:::::::::ｌ::::::::::::::::::::::/::::::ｉ:::::::::::::::::::::::::::: /::::::l_::,::、::::::::::::::i
l:::::::::l::::::::::::::::ｉ:::/::::::::ｌ:::::::::::::::::::::::::: /::::::::ﾄ ｀ l::::::/ヽl::ト、_ ノ
l:::l:::::l::::::::::::::::l:/::::::::::l::::::::::::::::::::::::::l::ｌ::::::: ト、ﾞｌ:::/｀ヽl:l｀ヽ
ｌ/ｌ:::::l::::::::::::::::ｉ:::::::::::::l:::::::::::::::::::/l:::l /l::l::::l、｀.|/｀ヽ llヽ }
| l:::::ｌ:::::::::::::::ｌ:::::::::::::l:::ｌ::::::::::::::ｉ.:l:::l.:.:l: ﾄ:::l.:ヽ ｌ｀ヽ、｀ヽ l だが、訓練は困難を極めた。
ヽ::l:::::::::::::::ｌ:::::::::::::l:::l::::::::::::::ｉ_ｌ::l.:.:.:!.:.: ﾘ:.:i ｀ヽ 丶 / やっている事は、護身術を学んでいた時の延長なのだが、
＼:::::::::::::l::::::::l::::l:::l::::::::::::::l l::l｀−==＝ﾄ、 ｉ｀ / その密度と難度があまりに違いすぎた。
/＼::::::::l:::::::ll:/l:::l:::::::::::::ｌ l::l u ! ｉ / 何より、女の身の非力に加えて、私には剣の才が全く無かった。
/ ＼:::l::::::ｌl、l::ｌl::::::::::::lul:ｌ _ ゝl ｲ
＿＿＿/ ＼:::l ｀l:ｌｌ:::::::::::ｌ ﾘ- 、_, ´ ヽ lヽ、
／｀丶、ノ ｀ ./ｌ l:::::::::::l ,-.'::/ ｌ´、i lノ|
/ ｀丶、 / ｌ:::::::::ｌ イ::::::/ .ｌ、 ｀ - '´ l
ノ ｀丶、 / l::::::::l l:::::/ l、ヽ _ _ ／ l
_ ........ _
／:::::::::::::::::::｀ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
,′:::::::::::::::::::::::::::ﾄ､::〉
//::/, ::/, ::::::::::彡' 小
//:://:://::::ｨ/ﾊﾉ ,ﾑハ!
ｲ/::// ｲ//:::八: /┘! ｝
ｒ＜彡イ /／ヽ.._/ / / 叔父上もそれを感じたのだろう。
／ニ二二三{ ﾊ三/ 最初の一月程で、訓練の方向性を大きく軌道修正。
／////／/////7７ニニニ７
. ／////／///////// :|////∧＼____
. く////／'//////////:::::|///∧/`ｰく/
〈/Ⅳ∧//////////｛:::::::|//∧/////|
ｊ∨//∧/////////ﾊ、: |/∧//////|
. ｌ'/////∧'/////////,＼l∧/rーｭi//|
l'///////i////////////h//,|//,|j/V
l'///////l/////////////{/////ﾊ'/
. l'///////l/////////////ﾊ////,ﾄ/
l'///////l////////////// |////|′
- 21 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:45:34 ID:iXJHqAQ.0
-
_, -―- ,_ _,,, -,
_, =〃 ミ′ i
「￣￣￣" l
| l
| ,' i ', .ﾍ i
| |. i i |
| l .ﾄ l＿i__ ! :| .i ,
. | l .| !|ヽ ﾄ､ l ＼｀:l､ :| ' ,
∧ ｜ |_!|ｉ-＼ | ` ＿ヽi_丶,i ' ’
/ 〉 i ´从,ﾘ__! ヽ ! 〃爪兀卞./! .'.:. ヽ
/ .', ', iﾊ爪ハ ヽ| ら///ﾀ i | ':.:.:. ヽ 職業上のツテを頼って、比較的所持規制のユルいBJの。
/ ', ヽﾄ ∨汐 ｀¨¨¨´ .j,' .,': : : : それも、開発の黎明期から数多のキワモノ………
/ ', ハ ` =====! /=i じゃなくて、名作機体を生み出したきた、
. / ∧ 人 v ﾌ |il| ,ｲ ./ !. ... ベルカ社の重役との直接交渉の末、
. / /| ,' ', ',≧=‐- -ｔ=ﾆ|il| / / ./＞- ,,_ ::::::.
/ / ﾉ .ヽ ', | : : : ﾉ￣ﾄi/ / ./ ¨＜三≧=-,,,,,_ ' ’
. / /,、 ,、 ＼ , !: 〃<＞ﾞl/ / ./ ｀¨＜三三≧､ ヽ
/ / .l .l / | ／ ヽ', |/ ,'l ./∠__／ 寸ﾆ彡/ ヽ
,'／ / .! .l l l l ./ｉ |,;::::::彡/ / | /三=/ ',
i! /ィ l .l_.l | ', ./ :! |_l:::l_ / /li| ! /三=/ l ヽ
／／ｒ‐ﾍ ﾞ ｉ ', / ,' !:::::::｀| i|li| | /三=/ ’
／ 「¨l |,-‐-ヽ,, 〉 l ! ,'l:::::l｀| i|li| ` ､ _ _ .ヾ三:{ i ! ',
/ L」-' _,- }ミil 〉|-､| ,'_.!::::l :| i|li|_＞､.ヽ, }三:l l ' ’
. / ／ヽ｀¨ ノ::/li!/.|ilili| l-―-/ ／|li|三< ヽ, ヾ三∨ l ' ',
. / ./:::::::::l｀¨¨¨´::/lilili〉.l＜', l l / |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ ∧三∨! '
【某訴訟事件が縁で斎藤と面識のある、ベルカ社開発部部長、紫天ユーリ】
＿
.イ三! ￣ Y´! !｀Y ￣ !三イ.
／.イ￣! ヽ| |,r' !￣イ.＼
／／／`‐ｉ _, ／| |＼ ,_ ｉ‐`＼＼＼
,／／／ /￣}ﾆ)） ヽ,| |,,r' （(ﾆ{￣ﾞｉ ＼＼＼,
/ /／ ／ﾄ-/ー--i/￣| |￣ﾞｉi--ーﾞｉ-ｲ＼ ＼ﾞｉ ﾞｉ
/／ ／ .イ 〉 ヽ__ｊ ｊ__,r' 〈 イ. ＼ ＼ﾞｉ
／ ／ ∟/＿＿／ ＼＿＿ﾞｉ∟ ＼ ＼
/ ／ ／ ＼ ＼ ﾞｉ
/ / ／ ＼ ﾞｉ ﾞｉ
/ /／ ＼ﾞｉ ﾞｉ
/／ ＼ﾞｉ
当時はまだ、アメリカで試験運用が始まったばかりだった第二世代型IS『アラクネ』に搭載されている、
各々に独立したPICを展開する装甲多脚の技術を（見よう見まねで勝手に）流用したBJ、
『バルキリースカート』のテストパイロットにねじ込んでくれた。
- 22 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:46:06 ID:iXJHqAQ.0
-
-‐ミ .
＿, -‐ｧ' ヽ ＼ ヽ
/ / ＼ ヽ ＼ ... ､
/ -‐ ＼ , ＼ , ＾⌒´ 〉 }
/´ ＼:ｉ } ／ ﾊ 丶 ′ ＼ー‐‐' :トミ
/ /k 〃7圻ミ :| ＼ :, ＼
ヘ {∧ て芯＼｛ 弋ｰﾂ∨ } : ′-=ﾆ二三￣ ＼
ヽ＼∩==--ヘ 八 弋ﾂ, ⊂つﾌ ,/ ｉ , ＼ ﾉ /
. ┌‐‐' ｛ {ニニ: : :.}＼| | r ､ ムイ /´ | ′ }/ /
とニ ｛ニニr==ﾆ ｣ 个 ＼ヽ イ/ ハ.{ :| .; ＼ { -‐…･･･ミ
ゝ‐‐―∧ﾆﾆ{{_ﾟ_｝ | ！〃 ｀7ぅ爪〔}}.//ﾆﾆ} ＼j/ ＼ ＼___ﾉ
∨ﾆ∧ニＬ : . | |｝｀7＾}} i{ く｛____彡'＼ ＼ , ＼ ／⌒´
. ∨ﾆ∧ﾆﾆ : Ⅵ :{ ( ｀¨}ﾚ ／ ＼ﾆﾆ /‐‐ｧ ′ ｀¨¨¨¨¨¨¨＾ヽ
∨ﾆ∧ﾆﾆ: : `､ V⌒｝ 〕 }}＼___, ﾆﾆ} .〃 ＼ { }
＼:::∧ﾆ=‐ `､＼/==={{_｝{__∨ ﾆﾆ“ 〉===ｧ ＼ ＼ ＼ /
￣´ |｛ ｛ /⌒ヽ_{{'´ | ﾆﾆ∨/´ {__ー‐‐ }===ミ. ｊ/
八 ＼} 〈 ＼ r===┐.| ﾆニ V_／:.:.:.＼ ＜¨¨¨¨ミ. / | |
> ／｀.r=¬....(:（:| ニニ ＼__:.:.:.:.:.〕＼ ) ｝ .′ :| |
＿_彡'⌒V´ {_/｀¨¨¨ﾌ/ゝ ニニ }＼¨¨´__彡´ ー=彡 //
{ ( }ヽ ´ / ′..,| ニニ ヽ //
≧=‐- ' //. . ./.|＼＿_ニニ_／:.:.}＼ //
ちなみに、このBJに使われた技術の件で、後にアラクネを作った某社と色々揉めたらしいが、
そういう法的にグレーな部分での争いは、ベルカのお家芸。
単に、一般公開されたカタログスペックから似たようなモノを作っただけであり、
科学体系的にはほとんど別物である事を盾に、力技で裁判に勝訴。
＿ ,.. ---- .._ _
, /へ ⌒ヽ､
// /^ ､ ヽ ＼
// / ＼ ヽ i ヽ
;' /′ ！ :| i ﾑ i i
i. / i :| { ﾄ､⌒ヽ 〉 { i
ｉ ｉ | ｋ { } x==ミ./ :i ､}
/| | | ｉ 抖=ミ／ │z==ﾆﾗﾞ :| |＼
. / :| | | :ｲ 乂:;・:ﾉ＼ .|弋;・;;7升 /} | ＼
/ , | | ::', `￣.::::::::.:::::::.￣'".ﾊイ/ ＼＼ ＼
. /／｝.！ , 人 _ ＿__,.ィ /ｉ ｉ |-__ ＼＼ ≧=- ', __
八{ ’ ′ .厂／,へHiHУｲ斗 | | 八 _ ヽ ＼ i ｀ヾ
/ ＼{ ∧ ,/／／／￣二ｱ . |〉 | ！ﾆ､＼ }＼./{ }
i｛ ／ ＼' .∧ / ／ ｀¨ア / .| ∧ﾆニ ＼ / } ＼ ,./
／⌒ミ __, ｝／ﾆ/ /´{ ト 〈〈___.|.∧ ﾆﾆﾆ｝／ .{ ／/､ ______
′ / ／ ／ニ_/-､ ／ ‐ |:| ¨ア/′}斗=ミニﾆヽ ！/ ./ ＼ __ ｀ヽ
. ｛ i ｉ__／ ′.／ニ≫ｘ＼＼ {｛Ｖ::Ｖ⌒｝{‐┐-=ﾆﾆ∧ニニ〉！{ ｛ ＼ー'’ } }
∧L | 〈ニ/-=ミニニニ´〉､`ーｧ::::/´ ｝{／ニニﾆﾆ∧ニ/ ヽ＼＼ ＼
逆に、バルキリースカートに使われている特許技術や、私が蓄積した運用データを
その某社に売りつけるという辣腕振りを発揮したんだとか。
見た目こそまるで幼女の様だが、この辺は、流石、叔父上が認める才女だけの事はある。
- 23 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 14:46:30 ID:SG9NjH5s0
- 困ったときのマッド開発者！
- 24 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:46:39 ID:iXJHqAQ.0
-
__ ___
,.:::´::::::::::::::::｀ヽ
':::::::::::::::::::::::::::::::::.
ｉ::::::::::::ｉﾊ:::::::::::::::::ﾊ
|:::ri f从 }ﾉ}ﾉｉ:::::::::}
ﾄ､_|::::弋;ｩ _ ｔ:ﾁ¨,ハ::∨-‐ｧ
|{ ∧:::', -‐iｰ- /⌒ヽ:j: :/
|{ : : ＼':､ - ‐ イ: : : : : }:/
ﾞ､: : : : ｿ､｀ ´ i : : : : : ′
.-＼: :〈＞‐＜ﾉ : : ／ ､
.' ＼∨| {_/ ／＿ ｉ
ｉ _j__ ヽ ‐＜ｰ‐､ﾆ_＼
./i | }彡¨ア´ }=-┴＼_j
// } ⌒´ ／ / 〈ﾊ
_// ∨ , ´ｉ｀丶、__ノ V〉
-‐-､ { (-) }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニヽr＜ |＼:i ＿_｀ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{(‐) } r−､
ﾆ{ (/) }ﾆﾆﾆ>⌒ ﾉ ／）_フ ∨ ノ V〉 { (/) }ﾆﾆﾆﾆ
` ｰ＼ //. {＿ _ ／ﾆﾆﾆﾆﾆ =}´ .V〉 〃_ソ
＼＼ ′ ,.ｲ: {: : : :}＼: : |: ､: : : ＼ V〉/
＼＼ {: :|: |: : : :| ; :＼j : :＼: : :_＞: . 、 //
V〉 .//. ＼ }: :|: |: : : :|∧ : :＼: : :/乙_r'⌒く{ /∧〉 /〉
..V〉 // ＼＼ ﾉ : |: |: : : :| :∧ : : :＞' |: :__:ノ .// V〉 //
.V∨/ ＼＼ .{: : :.{: |: : : :| : :∧／ ＿___!´ // .V〉ー〈
Y´ﾆヽ ＼＼ .{￣＼`ｰ─ｧ'⌒'＿__ﾉ ＿_} .// { (ｰ) }
弋_/.ﾉ ＼＼ .／{'￣〈ﾆﾆﾆ/ ﾏﾆﾆ>＿__}＼ // / /´
＼＼＿ { (/) }／{￣ 〈ﾆﾆ/ ﾏﾆﾆ>__ノ ヽ⌒ヽ ／ .{
i＼} ヽ. ＼} |￣´ ′ ', | 〉_夕 / /
＼. | ､ } / ' . { i/ ./} ./
＼ ＼i＼ , ' i /i ｉ '. 「｀V /
＼ ＼|: 、 /､ } .{＿___ノﾊ /⌒ ./
＼ ＼i＼.': : : ｰ-::7′ ∨: : : : : ｉ 「｀V /
＼ ヽ{: : : : : :.:/ ∨: : : :.:| /⌒ /
＼..|: : : : :.:/ ∨: : :.:|｀V. /
|: : : : :.′ ｉ: : : :.| /
|: : : :.:i ＼ | : : : l /
|: : : : |、 ＼ ./| : : : | /
}: : : : | ＼ } i | : : : | ./
/ : : : : } ￣´ | .{: : : : |/
{/￣｀ｉ:.ﾉ | 「￣乂!
/廴__ﾉi ﾉ ﾉ j
{ | } /ｰr ''´ ｉ
廴__}__ﾉ {___{＿__丿
ともあれ、今の私の戦闘スタイルの原型は、こうして出来上がった。
- 25 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:47:11 ID:iXJHqAQ.0
-
＼ ＼ ,ｲ ,＿__、､,.ノ ￣￣ /Zz
＼／＼ ＼ ／/ |し 腸 {二...
＼ヘ＼＿＼_ ／::/ | 物 |≠、
>-‐'.:.:.:::::::.:.`ヽ _ノ::::::/ イ7 を .ﾍ≦
/ .:.:.:.:.:..:`.:.､ヽ:ヽ;＼￣.:.:.:‡::::/ j{! ブ ／
i.:.ぃいﾁ＜.:.::ヽ:.ヾ:::::〉.:.:::::::::/ N チ /.／
|:l:戍 ｲﾋﾘハ.::::ハ:::V.:.:::::::::::!＿/￣`7.フ´ ! 撒 Y ／
ﾄﾄ､ 厂｀` Vﾊ:::V^ヽ.:.:.::::! / 〈ﾟ〉〈 ,j! け |!._,,,,..
ヽ.:ﾄ､く⌒ヽ ∧:::V' ||.:::::/! ﾄ､ ╋＼ ﾉ ろ } !.
__ _ ＿＿_ |.l:::〉 二 < |::/ _」|.::// ; ＞‐' 弋Z7 | | lN..
＜)==（(N)）───‐|:|/ ＼ ＼l/ 厂ﾘ// ,.′∧ / ・・ , _ﾍ.
|:|| l/ ___ ＼ V∧ﾉl/ ＼ /, z=≠ ,ﾍ r≠Z≠匕}z.
|:|| （(N)）ハ `〔只≦ﾌ´￣￣ ｀`フ ´ }rﾍV ∨ ｀＼⌒...,,,
_ ＿＿＿＿＿＿＿＿_＿.|:|L_ ＿＿ ＿ _」／ ￣ ｀`ヽ､ `ヾミﾐこ∠ 1 | )ﾉﾉ!
──ｧ──ｭ──ｧ──ｭ,ﾆﾆ二く￣＞ーく ＼ `ヾミﾐこフ _入ノ └'
￣￣＼＿／￣￣＼＿／1〒一' ￣二-孑' ﾉ￣`7 _ ＿, ィ.:::::i::::.ヽ
|:|| ／／ r‐::＜＿ ﾉ7 .:.:|:::/.::.:::::l::::::::|
|:|| ／／ ﾉ:::.ヽ.:::::::::.`y'.:.:.:::ﾚ'.:.::::::::::l::::::::|
|:|| ／／ 「二ﾌ::.';::::::.:./.:.:.:::.ﾉ.::::::::::::::::|:::::::.|
|:|K´く _ﾉノ´￣｀1.:.ノ.:.::::::厂ス二二ﾆヽ:::」
∠|:|（(ﾆ)）==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆフ´￣ 「＼ V⌒ヽ ﾉ─- 弐「＼ﾉ￣｀ヽ
＜)==（(ﾆ)）;|:|| 二7 ￣`フ´￣`ヽ 「＼ﾉ／ ／ ﾄ､「＼ /(ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＼＼ﾘ ／ |__ノ´ / | 「＼/::厂
＼＼ ／ ／´ ,′ |_ノﾉ::::(⌒ヽ
＼＼__, '´ ／ l ∠.:.:::::::::::.＼ ＼
後のBT兵器に繋がるサイコミュ制御による装甲多脚という概念に、最初は流石に戸惑ったが、
剣くらべ遥かに適正があったらしく、数ヵ月程の訓練で、四本の可動アームは私の手足も同然に。
設計者であるユーリ殿が試算した期待値以上の精密稼働と高速機動を実現。
- 26 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:47:47 ID:iXJHqAQ.0
-
,,,,,＿ _,,,,,,,,,_
r<才´ ___.:＼ ／__/⌒ヾヽ
. /:// /〈〉〈〉〈// ／/ﾊ ヽｊ
/:/:′ 'ー≠=// /// /´＞ ､
.__/ノ ／⌒'{｛ ⅥL:__≧ ､、＜＞ ．.
/ヽノ ヽγ´￣ ヾヽ、__.::::＞ ､、 ＜＞ ．.
:::::::::ヽ､＼_.:ゝ ｀ ー ´ ｀ ＜＞ ＜＞ ．
::::::::::::::::::ヽL ｀ ＜＞ ＜＞ .
:::::::::::::::::::::::l′ ｀'＜＞ ＜＞ .
::::::::::::::::::::::l ｀ ､ ｀::..... ｀ .
:::::::::::::::::::::l __＿__ ＼::::::｀:..、 ｀ ､
::::::::::::::::::::l ／::::::::::::::::::::::.:.:.:.:...... _ ＼::::::::｀:..､ .
::::::::::::::::::::l /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ＼:::::::::::＼ ヽ
:::::::::::::::::: l /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨ ＼:::::::::::＼ ＼
::::::::::::::::::::! /::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::/ｲ ヽ:::::::::::::' ､
::::::::::::: ∠、 //:::::::::::::::::::::ミ'ｉ|｀ヾﾍi､、ﾉノハ:::/ ﾞ:､:::::::::::::::..
:::::::::／::::::L,,__ //::/ヽ:::::ミ才" i! i| ヾ"ﾍⅥ/ヽ. ' :::::::::::::::::.
:::／::::::::::二ニL,___ /:://ヽⅥﾐ ヽ:/ ﾐ i! ,;;∨ ヽ. ' ::::::::::::::::..
::://::::／￣￣￣ヾ:/ハヽくミﾐ /＼､ミ / _,;;∠;∧ i ' :::::::::::::::::
://／:⌒ヽ:::::::::::／Ⅵ:i!ヽ ﾍ::: ', /ヽﾟ ＞ムノィﾟノ,ハ:! i ':::::::::::::::
:/::::::::::::::::::∨／::::::::Ⅵ! ｰ､::::∨ / ∨:./:/ |! ! ∨::::::::
::::::::::::::::::::::ムﾍ:::::::::::::ヽ::::::::::! :/ / ∨/ ! | 「｀ヽ ∨:::::
: : :::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::ヽ:: ／、 / ､___ヽ ,' ,' ｌ ', ∨:::
: :::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::ヽ:: ヽ / -―ー/ 「（フン）まだまだ甘い」 l } ∨
: : :::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::: ヽ: ＼ `"/ l ! ,／
: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::ヽ､＼___/ ,' :,' ／
::::::::::::::::::::::::__＿＿:::::::｝＞ｰ--:::::::／ / /.／
: :::::::::::: ／:::::::::::::::::::￣￣＼´￣￣｀ヽ､、 / ,ノ′ :
: : ::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/O/ / ／ :／
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:::::::::::ｌ::::::::::::::::::::::／／:::::::::::: : ／::::::::￣￣￣ヽ..．＜::::::／／:ｲ:i:i:i:ｉ/ ｀＼
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: : :::::::l::::::::::::/:::/:::::／／／:::::::／/:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::/:::::://:.:.:.:.:.:{{:.:.:.:.:.:.:＞..､、__ ＼
いまだ未熟ではあるが、それでも、叔父上とまともに打ち合える所までは来た。
- 27 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:48:19 ID:iXJHqAQ.0
-
. !:: :::::::::::::::::::::::::::::::::::|:|::l|:::::::::::::ll|::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::::::::::ｌ
|:: ::::::::::::::::: :::::::::::::::::|:|!:lｌ:::::::::::::||l: :::::::::::::::l||::::::|::::::::::::::::::.!
|:: ::::::::: ::_l||::::::::::::::::::|ll.l||::＿:::_| ll :::::::::::::||.!:::::|l:::::!::::::::::::|
|: ::::::::: /､ll|::::::::::::::::::|＞|ｧ-､､''ﾐ ￣￣￣〃ﾆ‐く∠!::::::::::::|
|:::::::::::::! /l!|: :::::::::::::::||/;●.c !＼' '.f{●.!..∨::: :.!::::::| 「もはや義娘とも思っていたあの娘が、
!::::::::::::::!.ｌ.|!|:::::::::::::::::|⊂つ .ﾉ . ' .!ic⊂つ:::.!:::l:::::f| 中学に上がった途端、夫と同じ病気（厨二病）を発症した。
|:: :::::::: :ヽ.!||: :::::::::: ::|l| l｀.´ ´ .!:: :|::l||::::ll | （ウウッ）どうして…どうしてこんな事に」
|:: :::::::::::: ::||:!: ::::::::: ::||| │ ! /:::::l!:.!||:::|l|
,l:: ::::::::::::::::::::::::::::::_::_l:!|| │ ´ /.::::::.!|:|.!|:::|l!
l|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!ﾄ､ | r‐ｭ ／.:::::::::i|￣ ￣ 私が今の道に進むのを最後まで反対していた……
l|::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::|| 丶、 ／ :::::::::::::::|| 第二の母とも慕っていた時尾さんを泣かせる事になってしまったが、
!|:: :::::::::: :::/|::::::::::::::::::|.| 、 .｀ ｰ┬ '´::::::::::::::::::::::::l| 後悔はしていない。
l:!::::::::::::::::/ :l|::::::::::::::::::l |､ 丶、 /丶、:::::::::::::::::::::::|.!
l:!|::::::::::／::::: !|:::::::::::::::::.! !､ヽ ＼ l ｉ !ヽ:::::: :::::: ::::lｌ|
!:|:!:::／'"｀ﾉ ｰ!|: ::::::::::::::::|:.!:::ヽ丶、 ヽ! ! |:､!::::: :ヽ:::|.||
【斎藤の妻、斎藤時尾】
/.:.:.:.:.:.:..:.: /.:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::i:::::ｌ:::i!::::::::::::::::::::::::;:::::::::::: : : l
. / .:.:.:/ : : /.:::::::::::::j:::::l:::::::::::::::::::il:::::::|::::li:::::|:::|!:::::::::::::::::::::::|:::::::::::: : : |
/ .:.:::/: : :./ .::::;'::::;::il:::::|::l:::::|::l::::::|.l:::::il::: ﾊ:::::|:::|.l::::::::::::::::::::::|::::::l::::: : : |
. '.:.:.:.:/.::.:.:.;' .:.::::l::::iｌ:|.|::::|::|::::il::l:::::ｌ |::::ﾊ:/ |::∧:| |:::::::::::::::::::::ｌ::::::ｌ:::::::.:.:.|
'.:.:.:ｲ.:.:l.:.:.ｌ.;.:.:::::|:::ﾊ| l:::ﾊ:l::::ﾊ:|l:::j l:/ l,_.､Lﾑ-H|::::::::::::::::::::l::::::l:::::::.:.:.:|
. l.:.:.l.|.:.:l.:.:.:|ｌ.:.::::::|:ﾑ≧L| l:|i::l _Lﾒ-=ﾀﾆ‐ﾃ示刀l;ｵ:::::::/::::::::l::::::;'::::::.:l.: |
l.:.:l .|.:.l.:.:.:.l.|.|.:::::l:ハ ,)ﾍ i| l| ! ﾘ ノ rﾍ;;;;;ﾉVﾉｲ:::::/:::::::::j:::::::':::::.:.:l.:.|
|.:ｌ | ::ｌ.:.;.:.:lハ:::l∧ ` 乂_! __ゝ＿ノ.'`j:::::/::::::::::;::::::/::::.:.::l. l
|.j. | ::l.:.|.:.:|l::::∨:ハ ￣_ﾆ=-_､ j::::/:::::::::::;:::::/::::.: ;:ﾊ.l そう。もはや私に立ち止まる事は許されない。
|.l |.::il.:.l.:.::l:::::':::::::ﾊ ／ﾉ ￣ ｀' ‐- ､ . ,':::/::::::::::::;::::/::::::_/ﾘ/ 両親の仇を撃つという私のワガママの許し、
l.l |.::ﾊ.:|.:.::|::::::';:::::::ﾍ `､ ＼/:/:::::::::::::/::/;‐'´ 陰日向に支援してくれている人達の為にも。
V l.:| .|:.l.::::|:::::::ﾄ:,､-へ ｀ ./:/:::::::::::::/_.ｲ
. |.| .l.::l:::::|::::::| ＼ ｀￣` .//ｨ::::::::::::/. L--- ､
l.| ', l:::::|／. ＼ ,､///::..::::::::/ .ヽ.:.:.:.:.
. l| , ::::::| ヽ _, ＜.// ,':..::::::::/ _,.＞´.:.:
i| ,.::::::| ｀´／.:.:ﾒ/ .;:..::::::::/ .／.:.:.:.:.:.:.:.
',.::::| //.:.:./ハ / ::::::/ ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
- 28 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:48:51 ID:iXJHqAQ.0
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|:::::::::::〉Ｙ｀ヾヽ＼Ｖ/／ミ:::::|
|:::::::彡/ / ｀`"´｀ヽ ﾐ::::ﾄ､
/⌒V// __/_ ', ﾊｊ ',
〈〈⌒Ｙ | __i__ ｀ヽ /´￣ﾞV^Y ;
＼て, | | ｀ /´⌒ヽ ｝,ﾘ !
|::小|ﾍ | | j|'′_ | 私の師であり、訓練中は鬼より怖いが、
|::!:| l :. | ､!, /:| 普段は温和で優しい叔父上。
И:| { |ー――‐ / |
_＿,-ﾄ: ＼| ｀¨´ /!
. . ´／:::::{l:::＼ :|ヽ __＿/ﾉ＼
. . ´:::::::::::::::::: 八:::::::::::ー ､, ／:::l}:::::＼｀ .
. . ´:::::::::::::::::::::::::::´￣ ヽ:::::::::::: ||::: :::::::::八 ::::::::::::::::::｀ . .
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-‐…‐-
´ ‐- -‐ ｀
／／ __ __ ＼ ヽ
/ /´ / `､ `､ :.
//: / / { i :. `､ :.
// / /.′ | | | , ＼
／／ i | {-‐ { :{ Ｎ ‐- | ′！ { `ー‐
／／: | : 斗==ミ＼ {/抖≠ミ } :| `､ ﾆ=-
／"´ /: ！ i{弋ぅｿ ヽ 以ツ刈 : ＼ ＼､
／ /／！ ＼:::::. , .:::::ムイ ∧ ＼ ≧=- __ }}
/ { ／ ., ∧. 人 ､ , /／}/∧ `、＼＼‐- __ X´
. / ::.-‐ ／ ./ ∧ }≧ﾆ´{_ ィ { / / {: .__`､ ＼ 〃´ ＼ ＼
八｛ ≧=-‐-=ミ./ /, { }i{ {爪 }「:../ /ｰ=彡'=- {{｀ﾆ=-…) }
／ ／`ー‐‐‐‐‐､ ﾉ-= /,:{ }i{ {{ r' /ィ__ マﾆ＼ ≧=-ミ 、, < ､
／ ／ ／ / ￣￣￣￣∨;;;;;; ｀“´／ }i} ｀マ=ヽ .／､__}ノ___ﾉ ）
〃 ／ ＿＿/ ヽ――く v㍉ o｡{:} __{｀-=ﾆ=- / }ﾆ／／｛ ﾉ }-=彡
{{ {ー.／〈＿_./ / '., ﾏ ___｣}ヾ ﾆﾆ}}ﾆﾆﾆﾆ=- } : ∧ ＼ノﾆ=一
ゝ ／ ／ ./ 〈 〉 〉 ∧ﾆ 〉'"ﾆ¨¨“ ‐=ﾆ{ //{ {､ ＼ ｀“≧=--
／/, /'" ／∨ ヽ ＿＿ / / ﾆ′∨､ﾆﾆﾆ `､ 〉〉:. ≧=-- ､ /≧=‐-.. ヽ
. ／ / { / 〈_／∧ / ヽ ./┬′ / ∨ﾆﾆ }// | ≧=‐- ‐-ヽー‐‐‐‐） }
八 {__ ′{ i {: 〈_∧ /＿＿＿__∨／. }{＼ Vﾆﾆ {|i{ 八 ＼ ) ／､}／ ／ ／
≧=- { ゝ ＼／／ｉ| } `ー―ﾍ . . -=ﾆ=-＼Vﾆ=‐ } |＼ ＼ ー‐=彡 / .／ ／≧=-
／ _ヽ ｀ ／／ヽ }| /ﾆﾆﾆ7/´ ＼ﾆﾆ=‐ /|！:{ ＼ ＼ー‐=ミ { ′/__ }
‐‐‐/ ／ , -=彡'´}/ ∧／ﾆﾆ=- ′ ＼ﾆ=- / ＼}___ 〉＼ ヽ＼{_____彡′
私の任務の特性上、普段からの装着は困難だろうと、社のトップシークレトたる先端技術を用いて。
バルキリースカートを専用機化する事で、携帯し易い上に何時でも使える様にしてくれた、ユーリ殿。
- 29 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:49:24 ID:iXJHqAQ.0
-
／ ／ ＼ ／::::::::::::::/ ／
／ / ､ ＼ ／:::::::::::::::::/／/
＼ / / / } ､ ハ /:::::::::::::::::::::::::／
::::::＼ // / | ─‐ｧく/ｨ /ﾄ､ .|Ⅹ|/::::::::::::::::::::::／
::::::::::::＼ /ｨ | | r‐r ┬､ } /.┼r- .l .!:::::::::::::::::::／ /
>:::::::::::::::＼ / / ｲ | | | 弋ｿ 厶ｲｨTｱ! / .|::::::::::::::::/／/
＞::::::::::::::::::ヽ |...!:::弋| 从! ､ ﾋｿ |イ/ .|::::::::::::::::::／ 「親の仇を求めて、あえて組織に身を置くか。
￣ﾆ=-:::::::::::::::＼ Ⅳ/ｌ:::::∨.ｌ ｒ ｧ /ﾚ' ｌ | ｌ::::::::::::／ 中々殊勝な心がけではないか」
＜:::::::::::::::::::::::::::∧ .ﾙ'ヽｒ─vﾊ ､ ´ ／:|:::::/ｲ::::|::::::／
￣￣＞::::::::::::::＼／::￣￣:ヽ| ￣￣|─rtr‐.. ´ｒ}ヽｌ／:::|:::/::＜_
＜:::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::ﾊ: : : : :|￣ 「ヽ::::::|ﾉ:::::＼:::ｌ/:::::::／
＼::::::::::／ﾆ二__ ヽ:::::::::::! ‐- ､|＼ ｌ_/:::::/:＼::::::::＼￣ __r､ｒ､
∠:::::::〈: : : : : : : ＼ ＼:::::|: : : : 「|::::::|ｌ|:::::Ⅵ: :ｌ:::::::／ ＞､ l｀Yｌ }} 「ｌ
￣ }: : : : : : : : : ＼.＼|: : : : |:ｌ::::::Eﾖ::::::Ⅵ: ｌ／／: : : :〉 , ─‐┴くノノノ
ヽ: : : : : : : : : : :ヽ.|: : : : |:ｌ::::::::|ｌ|::::::::Ⅵ:.ｌ/: : : : :./ {:::::::::::::＿_ ／
}三ニ: : : : : : : :ﾉ: : : : ｌ:l:::::::::}ｌ}::::::::::Ⅵ:ｌ: : : : :/ 「￣￣￣ ＼
/: : : : : : : : :}／: : : : : :ｌ:ｌ::::::::Eﾖ::::::::::::Ⅵ:ｌ二二}/＼::::::::::::::::::::ヽ
/: : : : : : : : :/: : : : : : : : ｌ:ｌ:::::::::|ｌ|:::::::::::::::Ⅵｌ イ´: : : :]::::::::::::О::ﾉ
/: : : : : : : : :/二二二二 _」:::::::::Eﾖ:::::::::::::::{_{ｌ: : : : : : :/:::::::::::::::／
/: : : : : : : : :/: : : : : : : : |::::::::::::::::::|ｌ|::::::::::::::::〉＼: : : : : :￣￣７´
テストパイロット時代の同僚だった、ユーリ殿の娘達。
重火力特化のBJを持つディアーチェと高機動特化のレヴィも、
イザという時は協力を約束してくれている。
＿＿＿＿ ／ ／⌒＼
＼::::::::::::::::::＼⌒＞ -=ヘ──- / /
. ＼::::::::::::::::::> / ＼ ｀ヾ／⌒＼
／＞―=7ｲ / / ﾍ ＼
／´:::::::::ｰ=/ i / / ／ / ＼＿＿__＞
∠ ::::::::::::::::::〃 ｉ / | /＼ /|:/| /| ﾄ､＼:::＼
/ ￣￣￣{{ Ⅳ Ⅳ下ｱ抃/|、 :| | ∨:::＼
. / ／ ' /│ │ ﾋｉｿ |/ |_/| │| │|￣￣
. / / Ⅵ､_| Nヽヽ fｶｱ :八| │|
/ / ≫i| |ﾆ7 ､ﾋ{厶ｲ:|/ 八| 「うん。一匹狼系とはまた違ったタイプのダークヒーローだよね」
/ ／三│ |_/ / /| | / |
/ / ＼ﾆﾆ| |{＞ ,__/⌒'くl />|ﾉ:/
. / .: / ／三三三|:. |-{=仆/ ∨ /∨ ┼
,: .::::: ...:/ /三三三三|::::::.::|ﾆ乂乂 〉 │
:: .:::::: .:::/ /三三二=彡|:::::::::|_/ﾆﾆﾍ＼___／| |
|:::::::::::::. :::/ r=ﾆﾆ二三三三|:::::::::|'__＿___∨ |:::::| |
|:::::::::::::::::: / 二三三ﾆ二彡|:::::::/ー ──ﾍ |:::::| |
|:::::::::::::::│/三三=ﾆ二三三厶イ__＿＿＿__,Ⅵ:::人 │
- 30 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 14:49:26 ID:SG9NjH5s0
- やる夫スレで斎藤さんの嫁はたいてい、いい女だな
カイジと対照的ｗ
- 31 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:49:56 ID:iXJHqAQ.0
-
´: : : : : : : : : : : : : : : ｀丶
´￣￣ミY´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
／⌒￣／￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ : : : : : : : : ' .
/: : : : : ／: ::/: : : :ｉ: : : : ::|: : : : : : : ::ヽ : : : : : : : :|
/ : : : : : : : : : !: : : :ｉ|: : : : ::|: : : i : : : : : : : : : : : : : :|
,': : : : : : /: : : :|!: : ::八: : : : |＼-‐ヽ ヽ: : : : : : : : : ::|
|: : : :/: /|: : : :ﾊト､ |｀ : : : :ｌ ｨ≠==ｧ}: : : : : : : : : !
|: : :/|: :| |: : : : x==＝ﾐ｀ . : :ｌ l::::::丁`ｉ:: : ::|､: : : : | 「私はもう（厨二病を）完治しましたから」
|: :/ :|: :|八: : : : f::::::云 ＼| 辷Zｿ |: : : | }: : : :i|
{/ :}: ｉ|: ::＼: : :マｚツ |: : : |ﾉ: : : : {
Ⅵﾊ: : : ＼| ′ |: : : |: : : : :八 三姉妹達の中で一番頼りになるシュテルが、
从i: : : : 小 ＿__ ｲ: ::/: : : : ::| ２年程前から、ナゼかめっきり批判的になってきたが、
＼: : :||: 个 ｲ::|: /|: : : /}/
＼八ﾉ|: : :≧.､ _._ ≦´__ |/-|┐/
, -‐‐ ､ ＼:{Ｖ}ﾊ} ::::::::::::::::::::::::::::: | ＿＿_
／::::::::::::::::＼＿_ノ:::┌──┐::::::::::ﾄ､__／:::::::::::::ヽ
{:::::::::::::::::::::::::::::|.|:::::::└──┘::::::::::|.|:::::::::::::::::::::::::::}
＿ ＿__
＿__ ,.ｨ.:´: : : : : : : : : : : ｀ ＜
,ィ≦_: : : :｀-: ´ : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／ ／: : : : : /: : : : : : : : : : : ｀ヽ: : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
/: ; : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : :'., : : : : : : :,
/,ィ: : : : : : !: : : : : :',: : : : : : : : : : : : : ', : : : : : :.!
/ ,': ;: : : ; : i: : : : : : i: :ﾄ.: : ､: : : : : : : :.|: : : : : :.:!
i: : i: : :{: :.|--: : : : i:-|-,-t､: :!､: : : : :!: : : :i: : :|
{: :i|: ; : ﾄ: { ヽ: : : :.!:_! ヽ! ヽj |: : : :/､: : : !: : |
',: :i!: :ヽ!: ﾊ､__': : :.|' ､_____,. /: : :/! )}: : : : : { 基本的にお人好しな彼女の事、さして問題はない。
',: |ヽ.: : :.:ﾊ ﾉ＼:| ￣´ /: : :ノ:.|ン: : : : : : ゝ 実際、アレコレ文句を言いつつも、今も結構協力してくれている。
ゞ! ヽ:.j}:.ﾊ ｀ 'ｰイ: : :.:!: !: : : : : : | 特に彼女の就職先からの。
|: : :ヽ ｰ- ｧ |: : :.ﾉ: : : ﾉ!: i: :.| 守秘義務に反しない当たり障りの無いもののみとは言え、
|ﾉ!: : :.＼｀ , |: : /､|: ,ﾘ .|/从{ 自衛隊内部の生情報が入ってくるのはかなり有難い。
ヽﾊ:|､:!｀ ｰ-イ |: /.-､ﾚ'
,...:::／/ .} ' -‐''ﾚ' /: :ヽ
,.ィ::::::／: /／ ! ,': : : : }､
,:::i::::::/: : :/{__ ', /: : : : ;':::ヽ
i:::i:::::{: : :;'/ }´ヽ__ ／: : : : /:::::::::ヽ
i:r|､::::>: {: :.､ | ／: : : : :./::::::::::::::::',
ﾚ.j: :〈: : |: : : ＞: ´: : : : : : /:::::::::::::::::;;;;,
|ﾘ: : : ',: !,.イ: : : : r ---- ':::::::;ィ:::´::::::::::',
V: : : : :',:|:_:_:_:_:_:./:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::,
- 32 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:50:29 ID:iXJHqAQ.0
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.. -‐…‐- ..
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/.:::::::::://:li::::i|!::::::::i|:::::i::li:::::::ｉ::::::::::::::::::::::::::::i
,'.:::::::::://ﾄ !､::l|＼::::l|i:::l|::|ｌil::::|::::::::::::::::::::::::::::|
,.:::::::;:/斗ﾋ|! ヽ! ｰヽ+‐十!､|ｉ::j::::::::::::::::::/.:::::::!
i.::::::从!《.汽 ,,乍卞ﾐjУ .::::/.:::::/.:::::// そして………背中を預けれられる相手………カズキがいる。
l.::::::,' ﾊ ,ﾋ::j |:::::Ч//.::::/.:::::/.::::://
l.::::,.:: 八ｘx _＿__ ￣''//.::::/.:::::/.::::://
l.:::,.::::::::.丶´￣￣￣｀ ｘｘ//.::::/.:::::/.::::://
l:::,.::::: ＞-＼ ‐- ,//.::::/.:::::/─‐'
ｉ.:,.／ ,〃i＞ __ ｨ,/.::::/.:::::/:i:i:i:i:i:.＼
∨ ,{i:| {i:i:i:i:ｉ:／ l/:／´￣i、ｉ:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼
/{|ｉ| |i:i:i:i/＼ ' ／.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ＼
厂>─---､j l!:| |i:ｉ:/ /i:＼ ／.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ＼
rし {_､｀ヽ=ミﾒ.川｜/ ＼i:ｉ／.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ＼
〈ヽ} }ヽ ｀ヽヾ､.| l/＿へ_／─────────=＝彡'
〈_ﾉj〈ヽ }八＼＿彡 ／￣￣厂￣￣￣￣ Т ￣￣
／//,ハ ゝ-､辷＝彡' ／／/ ｀ｉ ::|
- 33 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:51:02 ID:iXJHqAQ.0
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/.:.l ／.:.:.:/／.:.:.:_, -‐ ''´
ｌ.:.:.ﾚ'::::::.:.:/::.:.:.:∠-‐─- ､,_
‐＝二_''−!:./:::::::::::/:::::／::.:.:.:.:::::::::::::::::｀丶、
_,ﾆ=‐::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::￣｀ '＝､‐-＼
_, -'／..:::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／‐／..:／:::r''"´￣:::::::::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.＼
／ ／..:／ :.:.:::::＼::.:.:.:.:.:.::::.:.:.:.:.:.ﾞ:､:.:.:.:.＼:.:＼.:.＼:.＼
/.:::::/.:.:.::／ :.:.::::ヽ:.:.:＼::::＼::::::::ヽ::::::::::ヽ:.:.ヽ:::::ヽ::＼
/.::::/.::::::ｲ::.:.:.:ｨ'|:::小 :::::::＼::::＼::::::ﾞ､:::::::::::ﾞ､::::ﾞ､::::::ﾞ､::＼
/,／j:::::/:,'::::::/ ｌ |/ | ﾄ､::::::l＼:::::ト､::::'､::::::::::::'､::::',::::::ヾ'ｰ＼
/´ ,':::/::,':::::/",二=､_ ｌ ＼:::l ＼|='ﾞﾆ､ﾄ､:::::::::::',::::',:::::::{
,'::/:::,'::::/ fiﾞ ｒとjヽ ヽ:ｌ. '"ｒとｊヽﾞiｔ＼::::::::',::::'､:::::',
}:ｊ/ﾌ!::/| ｀' 辷''ｿ ﾞ'! 辷''ｿ '´ |＼::::l､:::ﾄ､::::'、 実の所、第一印象はあまり良くなかった。
ｿ'､i ｌ八! = ｀￣´ l ｀￣´ = l:::/＼ｌ|:::l. ヽ:::}
ヽﾄｰi ,__ ﾚ'´ //、:'.、 }'
ヽ_j、 ⌒ ,ｒ‐‐／ ｀'ｰヽ
ヽ ー─ ‐‐―一' /ー'
＼ ￣ ／
｀i､ イ
|. ｀ヽ､ _,､‐'´ .|
ｒ‐一'"| ｀￣´ |｀'ー‐┐
【ベルカ社テストパイロット課の後輩、武藤カズキ】
- 34 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:51:34 ID:iXJHqAQ.0
-
,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､::::::::.､
,::::::::::::::::::::i:::::!:::::l!::::: ﾄ､::::i!::l:::::::::::j!::::::j!::::::ｌ:::::::::::::l::::::::::l
.l::::::::::::::l::::::l::::i!::::ｊ l::i!ｌ .',::l.l::l!::,､:::/ｌ::::/l::::::::l:::::::::::::l::::::::::l
ｌ::::::::::::::l::::::l::ｲﾄ_:l_ ｌ!i:! ｌ:! l:l_ll_l:/__l:/l! !::!:::l:::::::::::::ｌ::::::::::l
l::::l::::::::::l:::,ｲl´i!_l:!_｀!i! .l! ｌ! ! i!≦ﾘ_ﾉ iｲ::::!::::::::::: l::::::::::l
l::::!::::::::::l:::l ｌ,x´んヾヽ / ん｡う ヽ.ｌ::/::::::::::: ｌ::::::::::l
l::l!:::::::::::l:ﾊ !ﾄ,弋__ﾉ _ 弋__丿〃/:::::::::: : ｌ::::::::::l
l:l.l::::::::::::ilﾊ `.ｰ .‐ l ｀ ─ ´ l:::::::::::::::::l::::::::::l ※基本、戦闘モード以外は、顔の傷は消えたまま。
.i! l::::::::::::l小 .ｊ ｌ::::::::::::::::l::::::::::i!
! .ｌ:::::::::::ｌ:::ﾊ ｀ l::::::::::::::/:::::::::/!
l:::::::::::l:::::丶 ＿_ ,j::::::::::::/::::::／
.l:::::::::::l::::::::::ヽ. ｰ ｀ .／ｌ::::::::::/:::／
l:::i!:::::l:::::::;;x‐丶 イ j:::::::::/イ
.Ⅵ::::::l:::/ ゝ ._ イ. /:::::::/ﾉ′
`.',::::l/ ．＜ } ./::::／ヽ 〉￣ヽ
',::l / /ヽj /／ ／
私の目には、彼は良く言えば純真。悪く言えば、何も持たない。
何と言うか………良くも悪くも個性的でアクの強い人材の多い、ベルカ社にあっては異端な。
人より多少運動能力があるだけの。いわゆる、今時の普通の少年に見えた。
＿__ ＿__ ＿__ ＿__
／ .ﾊ ／ .ﾊ ／ .ﾊ ／ .ﾊ
. { ＿＿_＿」 { ＿＿_＿」 { ＿＿_＿」 { ＿＿_＿」
. { }=======} { }=======} { }=======} { }=======}
V「弋二二ﾘ [[]] V「弋二二ﾘ [[]] V「弋二二ﾘ [[]] V「弋二二ﾘ [[]]
.厂＞r===く⌒Y{ { .厂＞r===く⌒Y{ { .厂＞r===く⌒Y{ { .厂＞r===く⌒Y{ {
イ {/ fK )__j7∧ イ {/ fK )__j7∧ イ {/ fK )__j7∧ イ {/ fK )__j7∧
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実際、彼が入ってきた当初は、メカニックの皆さんの間で行われる定番の賭博。
『今度の新入りは残るか否か？』で、一番人気が『一月持たない』だった程だ。
- 35 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:52:06 ID:iXJHqAQ.0
-
/:::::/::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::ﾄ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::::::
/::::::,':::::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::lﾊ::::::|ハ:::::::::ﾄ､:::::::::::::::::::::ﾊ::::::::::
/:::::イ:::::::::::::l::::::::/ ﾊ::::::::::::::::::| ﾊ::| >､::::|ﾆ≧x::::::::::::::::ﾊ::::::::
/:イ l:::::::::::::::|::::::≧x ﾊ:::::::::::::::| .N≦公､::l_ ＼:::::::::::ﾊ:::::::
イ .l:::::::::::::/|:::::/ ,≧x､ ヽ::::::::::::l彡イ不示卞心 ＼:::::::ﾊ:::::
|::::::::::/ l:::､ｲﾊ不示x V:::::::l ｲ人升 シ イ ﾘ. ＼:::ﾊ:::
|:::::::/ l::lﾊ ヽゞ孑 }'"`V:::::l,,,,, ゝ==イ" -‐/＼ﾊ::
|::::/ У:', ｀ﾞ"'´l ヽ:::| ､__∧:::::::: だが、彼は残った。
|::/ /::::::::', l ヾ､ l ヾ//:: 入ってきた時点では、まったくのド素人だったにも関わらず、
l/ /::::::::::::', | ﾊl //:::: 同期達との経験の差を、殺人的な練習量でカバーし、
/::::::::::::::::>､ ゝ ___ =-‐=ﾆ､ | .//::::::
/::::::::::::::::::::::::>､ ヾ-‐ﾃ＜ : : ＼ ｲ //:::::::::
l::::::::::::::::::::::::::::::::>､ Y{{ : : : : : // ｲ / //::::::::::::
|:::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ 人ゝ--‐彡 ／ / //:::::::::::::
l::::::::::::::::::::::::::::::// ヽ ニﾆ= ／ / //::::::::::::::::
l::::::::::::::::::::::::::::｛｛ φ ゝ--- イ l / ヽヽ:::::::::::::::
＼__ ＼
＿, /７ ヽヽ､ｊ ＼ /|
. ー＋- / ヽー ､_ ﾉ!_,.ｨ ＼_ヽ >､ |‐' し'
. ／ ‐=､ｰ'::::::::/::::::::/＿ ﾌ>':::::::＼ ﾉ く
＜::::::::::::/┐::::::::＜ ＼::::::::::::＼ ７ '⌒ `
／:::::::::::::::::ﾄ::l､:::l:::::＼ ｡ ＼_::::::::::＼ イ /-,
/‐,:::/:::::,ｨ;ﾊ:!､ｊｌﾆｌﾄ｢!‐-' _,.ｨf:::::::::: ／ 十 /
/:::l:::::/＞ｲ ､ｰ'" ｆｒﾍｒ‐[＿| ＼:／
. |、 '⌒ﾚjﾊ `'''´ ',.-､/: : :l!: :l＼＼ ｀〉 ｨ ､、 /| 新人の７割が脱落する地獄の研修期間を乗り越え、
. ｉJ Y 0 二lヽ､_ ∠／|ｊ!:::::::::::::. : ｀ｰく 十 「| ) ′ﾚ
ﾉ- ､{. ／ﾆ､: ｀ｰ`‐ｔ,__,ﾉ|:::::::::::::::,−､::::::＼ / 'ﾍｒｖ′
` /￣´''ー-´ﾆ､|＿ ￣＞'ﾌ ／::::::::::: ＼ ＿
ﾆｌﾆ l┐ ｒ'´::::::::::::::::::::::::::::::::,r'ｰ'" /´∠、￣￣￣￣ _,.−' ´::::::::ヽ
. / /. ヽ､＿＿＿＿＿_/−‐＜__, −i′／| _,.−'´::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::/ / ￣ ﾚｖ‐'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ,ｒ┐
}､人_, /::::::::::::::::::/ ー−''" /ｌ | |:::|l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i,＿_ /l l
ﾉ （. |:::::::::::::／＼ ／ .l ｌ | |l::|:::::::::::::_,−' ⌒'‐‐ﾍ:::::::::::ﾚ'L_ /jT}_/
´⌒'⌒ ｌ::::::／ ＼ l ｌ| !l|l:::::::,r'´ Ｌ＿::::::::::/'ｼﾞ ｌ!
ｌ／ ＼ ｌ | ／:::|::／ ＼:::|'′ ｌ!
【格闘訓練中、教官にボコボにされる武藤カズキ】
- 36 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:52:38 ID:iXJHqAQ.0
-
` ､ ~""''' ‐- ．..,,__ 丶"''' ‐- ．..,,__
´~"''‐- ､..,,,_ ~""'''ノ‐-`丶､._.:.:.:.:.:.:.:~""''' ‐- ．..,,__
`'ｰ-､_ 〃,,.-‐''" ｀`丶､._.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＜二ﾆ}~""''' ‐- ．..,,__
＼｀|丶ｏ_ .＿＿＿＿＿＿_ ＿＿~""''' ‐- ．..,,__
＿＿＿＿＿＿＿_ r;r‐r/`!＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|三三三.| ／＼丶ｨ ／＼ヽｨ .ｨﾍ~""''' ‐- ~""''' ‐- ．..,,__
〃〃〃〃〃〃〃〈_L (｀ヽ{〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃.:.:|∠__.ﾍ__＼／__.ﾍ__＼／,,.-‐￣￣￣￣￣__,,.. ．-‐ '''""~
￣￣￣￣￣￣￣ l｀ （ ｀`/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ , -'".:.:[二二二];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__,,.. ．-‐ '''""~
ヽ l , -'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__,,.. ．-‐ '''""~
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r'‐'´:::::: | ￣
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|::::::: | _ ､ _
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.!:::::::.. .:: | _,.. -‐''':: :::::::::::::::::::...丶､
|:::::::: .:::: |-二;;;::::::::...:....... .:::::: _,. -
|::::: .::::: .:::} ／::::::::,-､::::.._;:-‐ﾆ;;;::::::..＼ 「おっしゃあ！ 担当機体ゲットだぜ！」
.|::...:::::: .:::〈∠::::::::::/ )/／....＼ｌ／:::;,,. -;‐
|:::::::::: .: l／:::::::::ｌ _ '´ '''"´ﾐ::::::ト､ヽ
|:::::::: .:: .:: ﾄ,ﾌ:::／｀l ,. -=_-､´l!'|::;' ヾ!
|:::::: .: .:: .::::::.ヽ冫 ' 〈 ﾞ､:::: >' ﾉ l/ _
!:::: .: .:..::::::::::::...＼ ヽL／／ _,,... -一 ''/-ヽ-'ﾞ｀､
l::: . .::::::::::::::::::o／ rｰ──く,r､‐ｧ‐r､-ー''''''' "´ ..::::! -､_,.ﾍ_)
!:..: .::::::::::::::..／ヽ`ー‐'ﾞレ'´: ::::::: l ll l:::: ............:::::::::::::::r一､＿（ノ
.,': ..::::::::::o,イ´ r ､ﾞ､‐r''´::::::: ::::: l ll !:::::::::::::::::::::::_,,... --‐一''´
/. .::::::::::／/ l::::!ｰ､ ﾞ､:::::::::: :::: l ll l::; --─ ''' ´
/ .:::o:::／ ,' ` |::::| ヽ::::::::. ::::::|__ll__lノ
./.:::::::,ィ´ .,' ! !｀' ヽ:::::: :::::|'´
ピーキー過ぎて誰も扱いきれず、半ば御蔵入りが決定していた。
瞬時加速の最高速特化という阿呆丸出し………
じゃなくて、いかにもベルカらしいコンセプトのBJ、『サンライトハート』に高い適正を見せ、
見事、かの機体のテストパイロットに選ばれた。
- 37 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:53:10 ID:iXJHqAQ.0
-
,..::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: V,:::::::::::::::
／:::::::::::＼::::::::::::::::::::V,ﾊﾄ､:::: {::::::::::V,::::::::::::::V,:::::::::::::
ー……ｧ:::::: ＼::::::::::::::::V,ｉ| 斗-- ミ:::V,::::::::::::::V,:::::::::::
/: |::::::::::斗- ミ::::::::,f´ 斧示ミx: V＼:::::::: V,:::::::::
, ::: l:::: |::::|斧ﾃミx:::::::, 乂rリ ﾊ{ 个x:::: V,:::::::
/::::::::l:::: |::::|{ 乂rﾘ ＼:::, l }､::V,:::::
￣￣|: /|::::|ﾍ } ＼ r‐r'::::＼v,::
|/ ﾊ:|:::ﾍ ヽ ﾊ: |::::::::|｢￣
' ｰ ― ' ,: : 八从 !
＼ ー .: : : ヾｱﾊ,
. : : : : ｡o≦三)
`ｰ ≦〔 : ｡o≦三＞'ﾞ´ﾆ＼
ﾉ≦三＞'ﾞ´二二二二＼
………それでも、精々”チョっと見直した”という程度だった。
多分、先輩として彼の指導担当にならなければ、それで終わっていただろう。
､. iヽ､
ヾ:`:'':＝=-:､i::::::`ヽ､ i:､
＼:::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ!:::＼
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, ::イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::<_
∠==＝ァ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ､::::＼
.／:::::::::::::::::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::／::t:､;:ヽ
／::＿::::::::::::::/::::::::::::／::,イ:;ｲ:::::::/:::::::::ﾍ `ヽ
￣ ／::r=x,:':::::::;::イ::,＜/ｲ .l::::/ >;:: |ヽ:ﾍ
., r'7'::::::{ /::::,イ ,:ｸ`:司7ヾ-l::/灯| ヽ! ヾi
／::::厶匕7∨／' i!'´ ￣ |!' !, .l
:::::::::::::::l /イ,rｧ>x ' /./
::::::::::::::::l:::::∧ / .i ＼ ,rfテヲ.／
:::::::::::::::::l:::::ヾヽ | ＼ ゞ≧',ｲ
:::::::::::::::::∨::::ヾヽ.! ,:イ｀'' - '
:::::::＿:::::::∨::::::ヾヽ／i | .i!. |
''::´ ｀::'':ヽ::::::::::〃´! |─┘
::::::::::::::::::::::::::＼::〃 .| :|
だが、それを切っ掛けに。
人伝に私の悲願を知った途端、彼は何かと絡んでくるようになり、
- 38 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:53:43 ID:iXJHqAQ.0
-
:::::::::::::::＿＿__::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
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::::::::::::::::::‘，:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::
:::{:::::::::::::::ﾊ:，:::::::::::{､::::::::::::::::::::::::::::::',::::::::::
:::|::::::::/}::{ }i､:::::::::::{ ＼::＼:::::::::::::::::::',:::::::::
:::|:::::::{ ≧ｘ}i∨::::::::{. ＼ｘ≦:::::::::::::::',:::::::
::::Ⅵ:示苅≧ｘ∨::::::{ ｘ≦芯示:::::::::::::',:::::
／{::::| 込ｚりヾ丶::::{ 〃 込ｚり }}＼:::::::',::
∧∨{｀ ‐-- i＼ ｀¨ -‐' /＼:::: 「オレは人殺しなんかしたくない。斗貴子さんにもして欲しくない」
.､ ;ヾ } -' / 丶
}:::. { /-‐:.
./:::::丶 ､＿ __, ′::::::',
:::／}::::::.､ ／＼:}＼::}
／ﾑ::／ }:＼ ／ {: : :}ﾆﾆ､
､ﾆﾆﾆ，/ ､＿ イ 丶/ﾆﾆﾑ
.‘，ﾆﾆ， ／ﾆﾆﾆ/ﾆ ワケのわからない理屈をコネ回しては、
ニﾏニﾆ,， ／ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ 私を翻意させようとカラ周りを始める始末。
ﾆﾆﾏニﾆ/ くﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ
ﾆニﾏﾆ,/､ー‐､ , -‐／ ∨ニ,／ﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆ＼ ー―――' ／ ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆニ,＼￣} /￣´ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆ〃ﾊﾆ{i }./ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆ弋ﾂﾆ/: / }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::':::::'':::'':::'::::'::'::,'::''::::::':,'::::':::,'::;::ヽ,
:::::':':::''::::'.' ''::',.::'.,':',:,':,.,':,.,.:,'., : :, :,'::: ,'',::,.,': ',
:::' ,::' .'',.:'.,., ,::.,.,:::,.,::::,:.::,.:,:::::::,:,::::,'::, ,.::,'::,':,:, l,
::::::,,,,::.,:::.:,::::::::::::::::::,::::::::,::::::t::::::::::l,:::::,::,:::l!:::::l
::::::::::::::::.:::::,ﾘ::::l.l:::::ﾊ:::::l',:::::l_ ﾄ,::::::::l!:::::::::::l!:::::l,
::::::::::::i::::::/l,l::::lﾊ:::l! .l:::i 'l:::_l＿l::::l.l:l!::::::::::l!:::::}
:::::::::::l!:i::::l_Ll:::l.,.ljﾒ, .lﾘ .l/l;;;;::;;;;'''ｽ:l!::::::::::l!:::::l
:::::::::::l::<ﾍ;;;;'';;;.ゞ' .` " ''''ﾞ''ﾞ'''ﾞ ﾞ .ll!:::::::::ll:::::l! 「大きなお世話だぞ、キミ」
:::::::::::l:l ｀ } l:l::::::::::l!::::l!
:::::::::::l:! '､ . .l:l:::::::::l!::::l!
::::::::::l:lヽ, _,..､､--, j:l!:::::::ll::::/
::::::::::l!:｀'ヽ. マ-‐ ''ﾂ' ／:l!:::::::l!::/
::i:::::::l!::::::::＼ ｀' -‐ ' ／::::::l:::::::l'::/
､li::::::l!:::::::r'´.｀'ﾄ､, ／llf.｀ヽl:::::/:/ かくて、私の評価は、腕の良い新人からハタ迷惑な。
.ヾi:::::l!::/´ ﾄ､`''-､､､-'´ ,rl l:l::::// ココに来るべくして来た人材というものに変わり、
' ',::::l/ L,l'-､ . , '´ l l.l::::/
.',::::l,...､_ ／ ` ´ ヽ,l:::::/､,
.,.>:::l; ;'y''' ,rf''^`lヽ, l::::/; ; ｀'‐､,
.,.r'´; ヽ::l;;;;;ヽ ,.／;;;;;;l, .l;;;;;`'-､/;/; ;;;;;;;;;;,,,; `'‐､
; ;;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;; ヽ;;;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;;;;;ﾂ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,
- 39 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:54:16 ID:iXJHqAQ.0
-
:::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::::::::::::',:::::',､::::::::::',;;;;;',::::≦､:::::::l:::::::::::::::::|:::::::ﾄ､::',
:::l:::::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::::::::',､::::',ヽ､::::::',x≦::', : :',:::::|::::::::::::::::|:::::::l ヽ､
::::',:::::::::::::::::::',::::::::::::::::::::::::::',;;ヽﾘ;;;;;ヽ::ﾘx≦ﾆ≧x',:::|::::::::::::::::|::::::::',
::::::',::::::::::::::::::i.',::::::､::::::::::::::::',;;;;;;;;; xイli:l:::():l::l| ﾐxN､::::::::::::::ﾄ:::::::::',
::::::::',､:::::::::::::|;;;',::::i;;ヽ:::::::::::::', 彡イｲ人ゞ=ｲ:ﾉ //:::::ヽ:::::::::| :ヽ:::::', 「幸せの“取捨選択”なんてオレには無理！
.､:::::::ﾊ:::::::::::|;;;;;;',::l;;;;;ヽ::::::::::::',ミ､ ≧x､ニﾆ==彳 /∧:::::| : : ヽ:::', 復讐の為に斗貴子さんがそれを捨てるというなら、
∧::::',: :ヽ:::::| : : :',:| : : :ヽ::::::::::', ::. :::::::::::::::::::::::::... ノ ∧:::|: : : : ヽﾘ 俺が後ろで全部拾う！」
､∧N ::::::ヽ:|::::::::::ﾘ ///lヽ:::::', ∧/ ﾉN : : : : : :
ゝ∧:::. ::::::: .::::: .:::. V/∧ ヽ::', ∧ / : : l : : : : :
::::｀‐､:. :::. :: V/ ヽ', /､_／: : : : | : : : : :
∧::::::', r‐-======､ /;;;;;/ :/ : : : :l : : : : :
',:::::ﾄ､ l|/ゝ‐-----‐-=､ , ｲ;;;;;/;;/: : : : .:.l : : : : :
i::::i >､ lﾄ {:::::::::::::::::::::::::} ）i! ／/;;;;/:/:. : .:. .: :.| : : : : :
レﾊ >､ ヾ､ゝ=====≠ ﾉ'" ／ /;;;;/:/: : : : : : .:.l : : : : :
ハ >､ ￣￣￣￣ ／ /;;;;/:/ : : : : : : : :|: : : : : :
その後も激しくぶつかり合い、
l::::::::::::|::::::::::::::/_|:::/ｌ::::::| l:::i:::::l!:: ﾄ:::::::|ヽ::::::i!:::::j:::l:::::::::::::::::::l:::::::l
l:::::::::::::l:::::l:::::::l .l｀トl::::::| l:::i!:::l ',l ヽ:::lム‐-ｌ::,ｲ ::l:::::::::::::::::::ｌ:::::::l
.l:::::,::::::::l::::j! ::::l l::l l:ヽｌ l::ﾊ:::| ,イl .|::/|:ﾘ !:/:::::::::::::::::::l::::::::l
l:::::l:::::::ﾊ::ハ ::ｌ .ﾚ ヽ:::!＼, ﾚ､／ ﾘ l/ ｌ′ﾘ:::::,:::::::::::::::ｌ::::::::l
l::::j:::::::::::i!:::ﾊ::|＝＝＝＝=:::::::::::::: =＝＝＝＝/:::::/:::::::::::::::l:::::::::l
l::::l!::::::::::::::j:::ﾄj :::::::::::: /::::,ｲ :::::::::::::::l:::::::::l
.ｌ::l.l::::::::::::::ｌ::.l =====＝＝,,-‐-,, ＝＝=== /::,ｲ::::::::::::::::::::l:::::::::l
l:l l:::::::::::::l:::::l |／/::::::::::::::::::::l:::::::::l 「って、どんだけワガママなんだよ、キミは！？」
.l! .l::::::::::::l:::ハ. ./::::::::::::::::::::/ｌ::::::::l
l:::::::::::l:::l::ﾊ ＿＿＿＿__ /::::::::::::::::::::/::l::::::, ｲ
ｌ::::::::::l:::l::::::＼ /ィ´ ＼ ./::::::::::::::::::::/::::l:::: /;ﾘ
ｌ:::::::::l:::ｌ::::::::ｌ::＼ ゝ｀────‐‐'ﾑ./:::::::::::::::::::,ｲ:::::l／
.l::::::::l:::l::::::::N／.＞ .￣￣￣￣. ＜/::::::::::::::::∠,,イ´
.ｌ::::::l:::ｌ:::::／ ` ┬ ´ ./:::::::::::::／
.l:::::ｌ::l／ ＿＿,,､ィ´ .j /::::::::::／ |／｀ヽ
ヽ:l/ ／;;;;;;;／ X＼ /:::::::／ .／;;;;;;;;;;;;;;＼
ヾ.／;;;;;;;／ ／;;;;;;;;;＼ ./::::／ .／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ゝ
- 40 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:54:48 ID:iXJHqAQ.0
-
∧ , ────────────‐､
（ﾋｦ）＝＝＝<´ >二----二----二----二---_＼
/l // ｀ー〈＿〉‐‐〈＿〉‐‐〈＿〉--〈＿〉-〈＿〉
_// _ ＿_ _ // ,＿__、､,.ノ ￣￣ /Zz
ヽ （ﾋｦ）､ ,..::'.::::::::::::::::::::::::.｀::..､ |し 脳 {二...
＼丶 _／/ ﾞ,ﾞ, ／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', | 漿 |≠、
＼ヽ/ | ﾞ,ﾞ/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} イ7 を .ﾍ≦
〉 ,.-‐┘ /.::::::, ':::::::○:::::::::::○:::::::::::i j{! ブ ／
. / //´￣| /.:::／/.::::::::, -‐==‐- 、:::::::.i N チ /.／
/ // / ﾉ／ﾞ,ﾞ/.::::'､::::::::::::::::::::::::::::::::,':i ´ ! 撒 Y ／
. / // /￣| ´ /イ´ ヽ:::::::::::::::::／!/ ﾘ ,j! け |!._,,,,.. ＼
/ // ￣|｜ ﾞ,ﾞ, ._,..∠:::::-:::::∟´_ ﾉ ろ } !. ＼＼
_// /l｜ r‐‐''´.:::::::::::::.┃::::::::::::::::'::.､ 弋Z7 | | lN.. ＼＼
_/ /￣ .| | /.::::::::::::::::::::━╋━:::::::::::::::::.ヽ / ・・ , _ﾍ. _＼ ＼＼
/ ￣| ｜| /.::::::::::}::::::::::::::::┃::::::::::::::::.{::::::::. , z=≠ ,ﾍ r≠Z≠匕}z. _____＼ ＼＼
/ | | ./.::::::::::/|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|',::::::::´ }rﾍV ∨ ｀＼⌒...,,, ______＼ ＼＼
_/￣ | | }:::::::::::, }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ ＼:::::::::::::::'.|, _____＼ | /
. | |,／.::::::, ' {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ヽ:::::::::::::｀ー─ ' ､,'ﾕ､__. ＼________|/ |
r､, ‐''´.::::::::::'' /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ､ ｀ ､::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::｀ヽ
, -‐┘:::.＼:::::::::,' ゝ::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ |｀ー‐──'｀ー──一
ﾞ' ,__ , -‐'└ '' _ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::',´_. | |
| | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | |
| | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', （ﾋｦ）
（ﾋｦ） /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', / /
/∧ ﾞ , ∧_::::::::::::::::::::::___::::::::::::::::::.::::ゝ, / / 時には、殺し合い寸前の肉体言語を交わした末に、
. ∨ ＼＼ .!:::::::::::::::',´ ＼,::::::::::::::::::', / /
＼＼!::::::::::::::::, i.::::::::::::::::::'/ /
＼{::::::::::::::::} {::::::::::::::::::}/
. l:::::::::::::::::i i::::::::::::::::,'
|::::::::::::::::{ i:::::::::::::::i
}::::::::::::::::| i:::::::::::::::i
i::::::::::::::::i i:::::::::::::::i
- 41 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:55:54 ID:iXJHqAQ.0
-
/ . / . ｌ |ｌ |. ｜ .| //. ｜ .! │ .lﾞ |.:|:::::',.: .: :.|／::::::::::/ ＞イﾉ .ｌ, ｌ ｌ ヽ .ヽ
/ . ,i′ . | ',ゝ.| .∧ |_// | .| │ ! ／￣Ч:::::::', :／:::::::::::::/イ::::::::／ ｌ ｌ .ｌ ｌ ヽ ヽ
./ . / ./ | '∧|_/ ｌ VV/. ｜ l .lﾞ .l ___/.: .: : : :|:::::::／::::::::::::::::/::::::::::／ ｌ ｌ ｌ. ..ｌ,.ｌ ｌ, ヽ
./ / ./ | V.|/ | V/ .| .,! .! ／ ./===--イ:／::::::::::::::::::::::::::::::∠ニ=-＜ ｌ, ｌ .ｌ,.ｌ, ヽ ヽ
ﾞ ./ ./ | .| | ! . ／ /＞x､:::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::三ﾆ=- ﾞｌ,.ｌ, ヽ
. / ./ | .| | ／ Y : イ:::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::＜ ｌ. ｌ ｌ,ヽ ヽ
/ / | .| .|／ У::::／::::::::::::::::／:::::::::::',::::::::::::::::::::＼:::::::＼ . ｌ .ｌ . ｌ..ｌ ヽ
./ i | .| .| イ ７::::::::::ｲ:::::::::::＼:::::::::::::',::::::::::::::::::::::::＼:::::::＼ .／ .ｌ, ｌ.ヽ ヽ
/ / | .| /.| ／│ｲ::::::x＜l::::::::::∧::|＼::::::::::',､::::::::::::',::::::::::＼::::／ .ｌ. ..ｌ. ..ｌ, ｌ. .ヽ
./ ./ |', | /l|l| ／ ∠. イ´ |:::::::/≧N ＞ ､::', ＼lヽ:::',::ヽ::::::／ｌ .ｌ, .ｌ .ｌ, ｌ.
/ / |ll', ∧|l| l ! |::::/ｲ不心≧ /<_≧手 ＿__、､,.ノ ￣￣ /Zz ｌ
/ ./ ./ |l:|', | /ｌ|l||| .l ! |/､.',.ヽゞツヾ 彳ゞツｲ' |し 俺 穿 {二... .ｌ
. / / / |/|l', | ∧l|:l|| ! .lﾞ /: : :∧ l | の ち |≠、 ｌ .ｌ
/ / ./ |l|l|l'.. | ∧l|l|l:i| l | /: : : /::∧ | イ7 サ ぬ .ﾍ≦ . ｌ .ｌ
゛ / ｌ |ｌ||ｌｌ',. ｜ ∧ｌ|/ｌｌ:| │ | /: : : : |::::::::::>､ r--‐==､／::{! ン け ／ ヽ..ｌ
.i′/ |l|l/l:', .| /∧::ｌ||::| | l ／＼: : : :＼:::::::::::>ゞ==.／ イ N ラ | | /.／ .ｌ
/ ./ / ||l::::l|:', .| /::::::l|､||l| ! ／:::::／::＼: : : :ゝ-‐===イ :／ｲ ´ ! イ ・・ Y ／. ｌ
/ ./ / ||i|il||::', | /::::::::|l|l||| .| ／:::::::::::＼: : : ＼ : : : : : : : :／イ::::／ ,j! ト |!._,,,,.. ｌ,
ｌ゛ ｌ ./ |||||||::::', /:::::::::::|l||l|| l /::::::::::::::::::::::ヽ : : : : : : : : : ／＞＜￣ ﾉ ハ } !. .ｌ
./ ./ ! ||||||:::::::', |/:::::::::::::|l|l|l| /::::::::::::::::::::::::::::ゝ､ : : : :＞＜ 弋Z7 │ lN.. ｌ. ｌ.
/ ./ / .l .! l .| ／:::::::::::＼: : : ＼ : : : : : : : :／イ:::: / ト , _ﾍ.
゛ ｌ / l .| .! l /::::::::::::::::::::::ヽ : : : : : : : : : ／＞＜￣ , z=≠ ,ﾍ r≠Z≠匕}z.
- 42 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:56:27 ID:iXJHqAQ.0
-
/:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::{､::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::{＼:::::::::::::::::{＼＼:::::.斗:::::::::::::::::::::::}::::::::::.´
/／ }::::::::::::::::::::::::ﾊ:{___.＼:::::::::::::. ／＼{____＼::{＼:::::::|´}::､::::.
！:::::::::::::::∧:{ {:{ ￣＼:::::::::. 彡^⌒¨ヾ｀ ＼:|/:::::.＼::.
. ！:::::}::::::::{ ∨ }ｘ=≠ミ ＼::::::. "" :} 丶:::::::. ｀
！::::::}::::::::| ', 〃 }＼::{ ′ /ﾊ{＼::. 「うん。斗貴子さんの復讐はもう止めない。
. |::::/.{::::::::! ∧ "" i{ r‐'::::{ ヽ だから………俺も捜査官になる。
. |:/ .}/Ⅵ ､ ∧ {i:. 爪ニニ､ﾆ=‐-_ 斗貴子さんの『願い』と『幸せ』。どっちも守りたいから」
. ′ ／マ.ﾑ v -‐=ﾆニ} //ニニﾆﾑニニﾆ
_-‐=ﾆﾆ7ニ込 ∨ ﾉ ｲ ニニニﾆﾑニニﾆ
_-‐=ﾆﾆニニ{iﾆﾆﾑ个 `ー ／ ./ニ}/ニニﾆムニニ
-=ﾆニニニニニ{i.ニニ.＼ ＼ ￣´ ／ /ニ./ニニニニ.}ニニ
ニニニニニニニ∨ニニﾆ＼ -=彡 ／ﾆﾆ/ニニニﾆ=- ニニ
ニニニニニニﾆﾆ.∨ニニﾆﾆ＼ ／ニニニニニニﾆ=-
私達はわかりあった。
.::ｉ::::::::::::::::::::::::::i !:::::.i::::::ｉ:::::i l:::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.i
.::l!::::::: ｉ:::::::::::::::l ｌ:::::.l:::l::l:::::| ｜: !:::l::::::i::::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::::::::::l
.::l!::::::: l､:::::::::::::ｌ l::::::l:::l::l::: l l::.:l::::l::::ハ::: /ｌ:::::i:::::::::::::::::::::::::l
.: l!::::::::lﾍ:::::::::.｜ｌ:::.:ｌ::.l:.ｌ::::ｌ ｌ::ﾊ;:il:/ }:/:ﾉ::: l::::::::::::::::::::::::::l
::::l!::::::::lハ:::: :: l !::::l:::ﾊl:::ﾘ ｌﾅ-- ‐七´刈l.::,ｊ:::::::::::::::::::::: : l
::::li:::::::.l ',::::::ﾘ !:::ﾊ::ｌ Ⅳ ﾍ:::/.l::::::::::::::::::::::::::l
::::!l:::::::.l ￣l:::/ ﾚ′ﾘ l =≡≡彡'" ';:::::ｌ:::::::::::::::::::::::::ｌ
::::ﾄl,:::::.l ﾚ′ .ィ ､ﾄ､_ ｉ:::::l:::::::::::::::::::::::::ｌ
::::ｌ ｉ,:::::|ヾ≡≡彡' '弋 l::::::ｌ::::::::::::::::::::::::ｌ 「そ…そんな理由で進路を決めるなよ、キミ」
:::::i, ',::::l , ,ｊ::::::ｌ:::::::::::::::::::::::ﾘ
:::::.l '.::l / //// /:::: ::ｌ:::::::::::::::::::::.;′
::::: ｌ ﾍｌ //// / /::::::::: l::::::::::::::::::::/
:::::::ﾄ /:::::::::::: ｌ:::::::::::::::::/
:::::: l丶 ,. -‐ 7 .ｲ::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::/
:::: : l へ ヾ. ﾉ ／‐‐ ､::::::::::ｌ:::::::::::::/
:::::::::ｌ ＼ ｀¨´ ／ ＼:: :ｌ:::::::::::/
:::::::: ｌ ＞ 、 ／ Y.l!::::::::/
:::::: : ｌ ＞ .､ __ ,.イ ＞ ､ l l!::::::/
:::::::::::ｌ / ｀弋 ＼ ｀＞ ､
- 43 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 14:56:38 ID:SG9NjH5s0
- 脳筋同士の肉体言語イチャラブですね、分かります
- 44 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:56:59 ID:iXJHqAQ.0
-
r;r‐r/`!
(二〈_L (｀ヽ{二l＞-
l｀ （ ｀`/
ヽ l
,.-|,. -'´l
r'‐'´:::::: |
!:::::::::: |
|::::::: |
|::::::: | _ ､ _
.|::::::: | ＼`'''ｰ- ､＼｀丶､
.!:::::::.. .:: | _,.. -‐''':: :::::::::::::::::::...丶､
|:::::::: .:::: |-二;;;::::::::...:....... .:::::: _,. -
|::::: .::::: .:::} ／::::::::,-､::::.._;:-‐ﾆ;;;::::::..＼
.|::...:::::: .:::〈∠::::::::::/ )/／....＼ｌ／:::;,,. -;‐ 「俺は一夜漬けの達人だっ！」
|:::::::::: .: l／:::::::::ｌ _ '´ '''"´ﾐ::::::ト､ヽ
|:::::::: .:: .:: ﾄ,ﾌ:::／｀l ,. -=_-､´l!'|::;' ヾ! /
|:::::: .: .:: .::::::.ヽ冫 ' 〈 ﾞ､:::: >' ﾉ l/ _ /
!:::: .: .:..::::::::::::...＼ ヽL／／ _,,... -一 ''/-ヽ-'ﾞ｀､
l::: . .::::::::::::::::::o／ rｰ──く,r､‐ｧ‐r､-ー''''''' "´ ..::::! -､_,.ﾍ_)
!:..: .::::::::::::::..／ヽ`ー‐'ﾞレ'´: ::::::: l ll l:::: ............:::::::::::::::r一､/
.,': ..::::::::::o,イ´ r ､ﾞ､‐r''´::::::: ::::: l ll !:::::::::::::::::::::::_,,... --‐一''´ /
/. .::::::::::／/ l::::!ｰ､ ﾞ､:::::::::: :::: l ll l::; --─ ''' ´ /
/ .:::o:::／ ,' ` |::::| ヽ::::::::. ::::::|__ll__lノ /
./.:::::::,ィ´ .,' ! !｀' ヽ:::::: :::::|'´ ｀丶､
/:::::::,ｲ;;| ! l ヽ:::::.::::| ｀丶､
./:o:, ';;l;;;;! l l ヽ:::.:::!
/:::; ';;;;;l;;;;| l ! ヽ::::|
正直、限りなく低空飛行だった彼の成績で捜査官に。
最低条件である警察官Ⅲ類の合格は困難を極めたが、
／:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::ヽ､
イ-‐──/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::､=‐-ゝ
/::::::::::::::::::::::::::/::::::::::/:::::::::::::::::::::::／:::::l:::::::::::::::ﾊ
/:::::::::::::/::::::::::/:::::::::ｲ:::::::ｲ:::::::::::::/∧::::::|::::::::i::::::::ﾊ ∧
/:::::::::::::/::::::::::/::::::≦ﾊ:::/ l:::::::::::ｲ::,' .ﾊ::::|:::::::::|::::lヽﾊ ＜ .＞
/:::::::イ:::,:::::::::イ::::仁_/:::/､ l:::::::::/ |/x≦l:::|ヽ:::::|::::| ∨
/::／ iY/:::::/ /::/ 仁不下､l:::::::/ ｲ/仁下不 i::::l::::|
/ｲ .|:/:::/ /ｲ.ヽ乂ニﾉ_., |::::/ .乂ﾆﾑ ｲ.|:::ﾄ､:|
/イ､ヾ ', ￣ |::/ l ￣ んﾉ ﾘ
|:::::::.>.､__ |/ |: ﾑｲ
|／|:::::::从 ﾉ ∧:::| 「俺は面接の達人だ！」
|::/l::::l人 ､ー──‐' ｲ ヾ
|/ .|ﾉ| ＼ ｀ ニニ'´ ／､|
ﾉ ＼ ｲ
イ ＼＿_／ /
それでも、持ち前のガッツを武器に、彼は見事試験を突破。
この春、私と同じ部署に配属され、コンビを組む事が内定している。
- 45 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:57:42 ID:iXJHqAQ.0
-
::::l!:::l::!l:::::|ｌ|:::l::::ｌ:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::l
::/!/!|ﾊ:::::! l:::| l:!|:::l|:::::::::::::::::::::::::::::::::|
/ |' !! ',:::! l',:| l| ',::!|::::::::::::::i::::::l::i:::::l::!
':. ! l ﾚ _,.｣:Hl=ﾆ七:::::::::::l::::::l:::l::::l::|
:.:.:.. ／T:::;;;;:oﾉ/::::::::::::l::::::l:::l:::::!:|
:.:.:.:.. ` ﾞ'ー '彡l::::::::::::l::::::l:::l:::::l!:!
:.:.:.:.＿ "" !:::::::::::!:::::l:::l:::::!l:| そう。こんな些細な任務で足踏みなどしていられない。
‐'''":. ｀`''ー- - |::::::::::l::::::l:::l:::::! l 両親の復讐を果たすため。
:.:.:.:.､_, ,'::::::::::l::::::l:::l,.-' そして、その悲願を支えてくれる彼の為にも、
:.,＿＿＿, ,.ｲ::::::::::l::::::ﾚ'´ 私は常に前に進み続けなければならんのだ！
:.:.:.:..__.... ／､:!:::::::::,'::::,l′
:.:.:.:.: ／! l::::::::/／
丶､ ...... - '´ | l:::::::/´
:.:.:.:.:. : : : .:.| l:::::/
:.:.:.:. .: ｌ-‐ !::/
:.:.:.:. .:,' ヽ､ |/ヽ､
:.:.:.:. ,' }::::::::｀丶､
_,.-‐- ､ ,' /::::::::::::::::::::｀`丶 ､
::|:.:. |::｀`'''‐-､/::::::::::::::::::::::::::::::::,.r´＞､
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-:.:. 'ｰ- ::;;/::::::::::::::::::::::::::／／,:/´ ﾞ､
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- 46 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:58:14 ID:iXJHqAQ.0
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└───────────────┘
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└───┘
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ｶﾞﾗｯ. |┃
|┃ ﾉ// .／￣￣￣ ＼
|┃三 ／ ＼ ／ ＼
|┃ ／ （●） （●） ＼ 「うお〜〜い、バーちゃん。今帰ったよ〜〜〜っ」
|┃ | （__人__） |
|┃三 ＼ ｀ ⌒´ ／
|┃三 ／￣￣￣￣￣￣￣ ＼
,'彡,ｲ彡彡,ｲ〃,ｲ,,ヾ､i!´"〃}}ヽ}l }ヽヽヽヾヽ
//彡ｲ{{〃,ｲ{彡,} ))}}ヽ.}ゝl|_ }ﾐﾐ }}
,ｨ彡ハｲ//〃ｲ{{l´}} {{ ヾ }}､}}ヽlヽl} |{
/ ,ｨ{//ﾉﾉ{{,'ﾘ川.}} {{ｰ‐‐ ｀}}￣{ヾ=､ヾ 〉}ヾ､
} {{〃,ｨ´/ }彡ﾘノ./_}_＿_ヽ / {ｨ=‐,‐ヽ}}/｀l}ヽ }}
,'´ ノ/{,' {/,'ﾘｨ{ ヽ ｲ ゞ'' ,` ´､ ｀´ .ノ｀} ｀ !}ｲ ﾘ 「おお、やる夫。丁度イイ所に来たね」
/ {{ Y { {彡.ヽ.ヽ ｀ﾆﾆ´ ' } ｀ｰ￣ ./ｲ／ﾘ/',´
( 》 ∧ｲ'彡ｲｿゝ', _ __,ヽ /ｧｲ }}y'}ﾉ
{,ｨ´ﾉイ{{川ｌﾉ彡.ゝ. ／{{ }ll〃ﾉ
)' ('´ ﾉﾉ,ｨ{{ｲll}}/ﾉll`..... .／ |{ }}ｲ!}}ﾉllﾉ
(´(( 〃,ｨ/((ｨlll:::::::｀￣´ / l_〈==ヽﾉ
,｀,;;;;;＜;;;;/::::: ／ ,ｨ´ `ｰ‐‐､
- 47 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:58:47 ID:iXJHqAQ.0
-
,ｲ彡',ｲソ〃ｲ二ﾐY彡ﾖl lヽ! ,|i リヾ､}}､ﾊ}､
{ !´/ｲ{{´//ﾉ三ﾐ``´´''´{{ { ﾉ､}} l }}ﾄ､l从 }
.} ,'ｲｿ/リｲ}} }}} } .}､.ﾘ }} ﾘ､}}､}} }l
, -‐ｲﾉ´/´ i!{ 〃{{､人ヾ ゞ､ﾊ}}､)ﾉ {
,ｨ .〃,'ｲ{.ｨ'´ソ __ ll ,／}}ヾ{{､｀ヽ))ﾉ}})､}}{l'
{ ,ｨ彡'Y }ｲ/,ヽ. l ヽ ヾ 〃／__{＿_ヽヽ}}' ｨﾆヽﾉlヽ 「そこの二人を、丁重に客間へお通ししな。
l〃 {ノﾉ,ｲ´ }}y ハヽ ゞ ､ ,ｨ ゞ=' ノ 〃 )｀ }} |! } 明日から、お前に稽古を付けて下さる教官様だよ」
li {!´ { /´}}./llハ. ｀ﾆ´! ｀ミ＝´ ヾ.､{ｨ／リ〃
｀ { ヽl 彡〃{{｀l', `_ ､ ..l´}}ｰ´{{´Y}}
.ヽ{ (( ﾉ .l´ゝ, ｀｀ ' .,..＜::::{{{ { ﾘ-､.ﾉ,'-､
｀ ヽ( )＞-,, t::´ ／´ / /-/ ﾉ
( ヾ､{{ ll} ｒ―‐ ､__,'{ } / ./ 'ヽ
／:::::l／｀ヽ-､ ゝ.' ゝ.'/ /´}
_,...-:::¬ｰ-､.... -....､.
,..::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ: ､
. ,.:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ヽ
,.:':::::::::/::::::::l:::::::､:::::::::::::l:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::', ',ト､ ＿ //,-､-､＼:.:.＼////////ﾊ:::ヽ
. /:;::::::::/:::::ヽj_:::::;.ﾍ::l､::::::: ﾄ.:::::::::l、:::::::::|:::::::::::::::::l. l l ｀i、 ,.:': : : :｀:ｰ: ;:__,.-､: ﾊ: ､:.:.:＼///////{::::{_
/;ｨ:::::::::l:;::::::/'l.｀ｿ､ 1ヽ:::::| ヽ::_;:｣ィ‐:::::|::::::::::::;:::::l | ｌ、 ｀l__ /:l: : ,.:‐: ､: //////}､:_: |:.:.:.:.l ヽ///////}:7__
〃|::::::::::'::|::/ ,r ￣｀ヽ ヽ:::|-ｧ＾¬ﾍ.ヽ:::|::::::::::::!::::::l─-,.l ', ｀ ｰ ､ _,..:ﾊ: : :､: :､: ﾑ}/rrｨ_､///} 7ヽ､{ |////////}≦ﾊ
. ′|::ﾊ::::::::|::ｌ l l l′ l. V::::::::::/::::::､ﾆ‐1｜ l. ヽ ,ｨ: :(!:_:ｨ{_}: : : }从: : }､/_/ ＜//＼ l////_,..ィ´ ｀ｨ/!ﾊ
,.,ｲr'ｽ::::::l/ ヽ、 ノ 、 ﾉ /::::::::/:::::::ﾉ ヽ´ | l-一 ´ /:_,..ｲ /: : :./ ¨ }: / ＼-}:::{- ､ ｀ｰ'￣ ´ヽ:|/! Ⅵ/!
(...__| 'ｧ:ヽ:::l、' ' ￣ -=＝=- ｀ ー ´ /::::::;/::::::::/7 /｀ヽ一 '′ ／_,. イ 从' ｀uｰミ} ｀¨ ｀¨
ム-‐ﾍ::｢｀ ‐ ､..＿_......_ ' '_,.ィ::::;:.ﾉ::::::::ノ ト.⊥ -' ´
｀ ｀¨ ¨´ /r ´￣ ￣
__ ,..-r==､=ミ､ ＿,.._
_,...-r_ ´ -’{//{:::::::::＼三ヽ､//,.ｨﾊ､
＿,.. -_,.... - ´ |､＼////∧/⌒ヽ}/／/
{￣＼ _,..,r-≦ }≧' ´ ＼/二二二{> r ､∨〃
＼r==ヽ/＞' ´ ｀ ー-- { |--}/´
｀'､/⌒ヽ
＼/_,〉
- 48 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:59:19 ID:iXJHqAQ.0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 「………………」
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿＿_ ┌──────┐
／ ＼ │ 次回に続く │
／ ＼ └──────┘
／ ＼
| ＼ ,＿ | 「ようするに、佐倉さんと同じで、
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ やる夫をボコるのがお仕事の人達なんですね、わかります」
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿
- 49 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 14:59:52 ID:iXJHqAQ.0
-
__ __ __ __
l__ゝ / /＿,へ, / /======へ, =======へ /ヽ / /
, //ノ7 ｌ7／ / / // 7/ / / ______「｀´r´~,へ, ノ／=/ /=へ
／/ / （´ / / // // / / ￣￣/ /￣/／ =====/_/===へ
l l ／ 人 ＼ / /.//=// / / ___/ / ´ /７=====,へ,
l＿| 〆´ ｀ヽ/ /_/======/__/ ヽ___ﾉ /_/=====/_/
＿＿＿＿＿＿＿ /⌒ii⌒l＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿≫≪≫≪ ヽ
/ | .i i ￣￣| ￣￣￣.|￣￣￣
/ | .l .l r:'ニ二ニ |.;:、
/ ⌒ ｀、 |｀ｰー‐‐彡|
| | | ..|
| | ! ,!
／ ゝ ﾞー‐‐‐‐''’
／ ＼
／ ／ ､＿ , ＼＼
⊂⊃ ／| u （￣Y￣） | ⊂⊃
ゝ__ノ／ ＼ （●） （●） ／＼ゝ__ノ
. ＼ ／ ＼ ／
⊂二⊃ ＼＿＿＿／ ⊂二⊃
／====＼ ／====＼
(= ==== ==) :::::::::::::::::::::: (= ==== ==)
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／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／´ ｀＼
/ / l l .＿＿＿ あいも変わらず、修行に、勉学に、畑仕事と、
＿_l l_¶＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/ ヽ 多忙な日々を送る、我等が主人公。
＼, ´-'ヽ ￣|￣￣￣￣| l二二二二l
ヾ＿ノ | '''' ' | l二二二二l
| 9=ε-8. | '''..-- | l二二二二l:::..
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＿＿＿_
. ／ ＼ .
.. .:.:.:. ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .... ／ ─ ―:.:... ...... . .... . .... .. .
. ......:.:...:.:. .:. .:. (⌒ ､ . .. .. . ／ （ ●） （●）'.... .. ..:.:.:.... ..:.:.:
:.:.:. ...... .:.:. (⌒ ⌒) ... .... .:. | （__人__） |
.. .... .. . (⌒ r'. ..:.:.:... ＼ ｀ ⌒´ ／ ヽ .:.:.. ... .. ...
. .:.. .. (⌒' . . ／ ー‐ '⌒ ⌒) ...:.:.:....
. ..:. . ( . .. ..:.. / ／ ヽ⌒ r'⌒ヽ ..
... . . .;i；';. . ... / ＼ ＼ / / ⌒ヽ
,.;i；';.,,;；`;；i`、 ... . / ＼ ＼/ / i i
,.;；:｡;:；;:：､;；:｡;:；;,. / （_ ノ '､ ） .ﾉﾉ
,.,;:;；`;；i`:;：i;,|i!''". ／ ,,,／ ￣） ＼＼ .,'7 ｻﾞｯｸ
..... ""'|i!''''" i|!、 ....,........./ ／ / /＼// ｻﾞｯｸ
,i|!、:.,".i|! 'ヽ､⌒__､ （＿＿,つ .//∴∵"'
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 50 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 15:00:24 ID:iXJHqAQ.0
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` ー-,.{ ’x Y::::/:::/l::::}:::::ヾ/
l::!l::ﾞ.-_ｲ:::-lx/.l}::A!l::}',:l l.⌒l
mn.〈rl::::::l.ﾋl ﾚ ﾋi !l::lﾘ ＿_ﾄ､-j
()二iﾆﾆi r-'ﾉ-l::::l､ ー , ｨ'::/lﾆﾆi三l｡ﾟ｡》{ﾆ)＞ そんな彼を指導する、ついにハーレム（？）体勢となった豪華コーチ陣。
ﾑvゝﾄl.ヽ:ﾄ､t.ﾚ i/ ￣ l ⌒l
r.l＿ﾐl }:::}:}:ll ><_.ﾉ､ l, -､l
,-l:.:ヒ._.j..-'-ｧ'-><弋､l_-, _ `ｰ'′
l: i-:.:} ',:.:.:.ｨ5入ｲﾄ从ゞﾐjﾄ:.ヾｰ
, 'ｨ⌒ヽ¨´ .>'´ `~`~`^ﾞ~ ＼ヽ::l
ﾚ:::∧l ／ｨ ､`､
V 〃:/｡, ':l ,､ l` ､ﾟ l;.ヽ
／/:.:.:´:.:.:.:.:/lﾟ／:.:.:＼ﾟl:.:.ヽ;.;.;.;.;ヽ
, '.､ﾑ.､:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:.:l;.;.;.;., '
/:::く_ﾟ_>yﾊ､:.:.:.:.:, '~` ､:.:.:.:.:.:.:.:.:／弌
丶:_, - ' /'r.､ｦLﾑk_ﾄHゝ_r-Lｼi-'′
/ﾆ.､ヽy iヽr'´-｀､
/､＿_ﾝl `-lr 一 1
ヽ. ＿.ノ `ー‐'ﾞ
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. l:,:,.:l!,:::,::::l!::::.:::::.:::l!/!::::〃l::::;〃l:::/ .l:::ﾊ:::::::::::::',':::,':.::l
..l::::::l!:::::::::l!:::::::::::::::ll=l::/=ｧｫlk,､ l:/ l:/ l::::l､::::::l:,:::,:,::l
..l:::::l!::::::::::l!:::::::::::::::l'l､lﾄ;;;;;ﾞﾘl ヾ l/ .ﾘk=j;;l l::::::!::l::::::,l
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/ ;;;;,,,,,_';;;;;;;;;`''ヽ;::l! lヽ`'':､,,rﾍ, .l!::::/
- 51 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 15:00:57 ID:iXJHqAQ.0
-
____rヘ _ }V__,
ｰ=ﾆ]___＼_[ノx＜
ヘrヘrヘ_,r‐‐- ミ: ヽ
/: :/: :/}: : ｉ八: :.＼: ヽﾉ， 彡
ｰ=7: :/l// ﾊ : |／}, : : ｝: :}:l:|
＿________ｉ : :トミ }斗≠┐:/: :/ l:| 彡
｀”¨ア: :八ﾊ| ヒ｝ ヒリ }ﾊ__): .:八
／: : : : : : ゝ ____v ¬ イ : : : :/| 彡
／ ,: : : : : :┌r〜ｧ=ｧ'吝^( ＼: : : :/|_!
.-´ ｀｀ヽ {:! : : : : : ^⌒´¨7:::::::／:＞<_⌒>=ﾐ 彡
／ ヽー ｀ヽ 八ハ八ﾊr…='ﾞノﾍ:::＼ 八lく__ ノ
/ ノ （Ｏ ／⌒^7＜ﾉﾊ〉:::::::. |_|
/ （●） __）⌒ ,r'´￣｀'┘--┘------ /⌒ﾊ>:::i |_|
| ::⌒（__ノ/ ノ !､'≠ニニ＝─＝─＝─_/ﾆ７ ゝ>} _j「|
」 ヽ 。 ）( }. ＝ニ ＼ - /ﾆ７_〉ｰ=' 〈[⌒]〉 ,r
ヽｏ （__ン ＼ /ﾆ７ Ｏ/
人 ー ＼ 廴/ ∨
/
連日繰り広げられる、高度な特訓の日々。
￣ゝ .
＼ ＼ヽ
ヽ ヽ ＼
i l ヽ
,. -―/-､｀) i l l i
<V〉†ﾍ=＝べﾞミ、 l i | l
(咒){ ｛从从! }ヾ ,,-----、
∋(Z)(y'ゝ(V ｀(ﾌﾉ|ﾉ |;:::: ::::|
匚]ﾆ○ﾆﾆﾆ○ﾆﾆ ﾆﾆ 二|;:::: ::::|⊃ /', ', ¨
⊂ゞ,､,､,､ゝ ∴。|;::::',ヾ,::::| /。･,／∴
（ブ~´ -:'ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,･∵，･、
･∵，･／⌒ ⌒＼
i ／（ ○） （○）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
- 52 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 15:01:30 ID:iXJHqAQ.0
-
_, -‐‐☆二二─‐-☆ ､
ｒ'´.=二￣ ￣￣ '' 二丶、
｀ ☆ー‐ニニニニニ☆＝‐'"´´
ﾉ
（
x=ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ=x
ｨ三三三三三三＞ニ＝=≦x三三三三三三三三三三三三
三三三三三三／´ .｀ﾞ＜三三三三三三三三三三三
三三三三三ﾆﾞ/ ＃ ＞ニ＝=三三三三三三三三
三三三三三ﾆﾞ ／ ｀ﾞ＜三三三三三三三
三三三三三三{ ／′ ⌒ヾ三三三三三
ﾞﾞ三三三三三∧ / ﾞﾏ三三三三三
三三三三三三∧ / ﾞ≦三三三三 はたして、やる夫は無事神主になることが出来るのか？
'ﾞ三三三三三三∧、 / ⌒ヽ ｀ﾞゞ=三三
三三三三三三z＞ニ＝圦 Vx､ }三
ﾞ三三三三三三三三三ゞx ＼ }三≧x ﾉ三
三三三三三三ﾆヾx ＼ {三三≧三三三三
三三三三三ヾx_ ヽ V三三三三三三
三三三三三≧ﾉﾉ≧x=ニ三{ ー-=三三三三
三三三三三三三三>x x}三三三
三三三三三三三三三三三三三
rヘ ﾉ ヽ
} Ｌ._」 | r-､
ヽ ＼} ｜ / } ／|r‐─- ､＿_
＼ 〈 ト､| / _ /〈 ＼ 〈
ヽ ＹY^v| | ／ ） _ノ _」}ﾄ _≧ー‐ｧ ヽ
ﾏＶＬ八 ヽ ／ ／ マ rｧﾉ' '一´ く ! ヘ、
ヽﾄ､＼`ｰく__,イ ﾚ‐(_,､_; ￣￣ ﾌ＞ヽ厶' ＼
！ ＼＼ ヽ ] V-,l く { ＼
| ＼＼ } ハ ￣ L ＿_ ゝ ＿＿_ゝ
ﾄ､ ヽ i / _,. -^ヽ ＿_ イ く[_, -r≦ア￣
l ヽ /∧ﾍ _ ,. - ' |二二!＿／:::::::::::／ そして、ついに立ち上がった彼のライバルの活躍は？
|＼＼// ヾr──＜´ jニﾆ/ ／::::::::::::∠ゝ--─‐
| Y´ i「｀ヽ::::::::::｀ヽ､＿ _/ﾆア／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
__」 ｌ! l|::::::::::::::::::::::::::::￣｀Y７:::::￣:::::::::::::::::::::::::::::`ー─ '::::
／::::::| || }＼::::::::＼::::::::::r_j::ﾚ::::::::::::::::::::::∠＞-､＿＿::::ノ⌒ ※コレはイメージ映像です。実物とは若干異なります。
／:::::::::;ｲ {{ /:::::::ヽ:::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::,ﾊく:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／:::::::::／｜ jj ハ::::::::::::`ー一ト､:::::::::::::::::彡ｲ::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::
／:::::::::／ / _〃 ト､＼:::::::::::::::::／⌒T7´￣＼::|::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::／ ＼|「 } ノ＞ーｧ'{ 」{＿ }::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 53 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 15:02:02 ID:iXJHqAQ.0
-
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;! '~ "~ `i||i" '' `ﾍ;;;!
|;;;| ヽ` u ﾐ;;;|
_ゞ;!,-;;;;;;;"ﾌﾉ ヾ`;;;ヽ ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|.,,_==-､く｀ ,>ﾞ-== 、｢ヽ 「う〜ん。天魁星の元に次々と魔星が集まって来てるのはイイんだが……
!(,ﾍ! ￣'" |ﾐ.'￣" , ﾄﾞﾘ どうしてこう女ばかりなんだろう？
ヽﾞ､! !ﾐ ,ﾚｿ タマにはこう、グッと来るようなイイ男が来ても良さそうなものなのに」
`| ^'='^ ﾑ'′
. ﾄ､ ､,.-‐ ､,, /|
i| ＼ ' ニ ｲ.:|
,ｲi| ﾞ､＼ ( ／ﾘ.:;ﾄ､
ノ :.:i| ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::::!:::＼
へ
_＿／,'⌒ヽ
┌‐┤: :|: :{＿＿＿
／{ : : ! :. l∠三三三]
_{＿__: : __∠ニニニ三]
∠二三≧冖: : : :￣: : : : =-
∠二ﾆ／: : : : : :┌──-----ﾐ ＼
[三ﾆ/.:厂`: : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ヽ
∨// /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼',
⌒' /.: : : :. :. :. :.∧.: : : : : : : : : : : :. :.ヽ 次回、やる夫は魔星達の魁のようです
/{/: : : : : : : :[`’ .∨: : :.トﾐ.: : : :. :. :. :.ﾟ｡ 第二十八話 「ハート・オブ・ストーン」
/:/: : : : : : : : :[, ∨}: :| } 厂} :ﾄ､: : : :.}
./:/: : : : : : ﾄ:／| .|: :|ｨf芹芋ミ.: :. .:.|
/ :{: : : : : : イ.∨l |И代辷ソ }:| :l.ﾉ
/:.:人: : : ∧ .|,ｨf斥于 〃 ]ﾉ ]ﾉ :|
./.: :. .:.ヽ : : ∧|代辷ﾉ .､ u ]从 「イイ加減、自重してくれよ、阿部さん。
/: : : : : : :.＼ ヽ{ 〃〃 ,ｲ それでなくても、この所、もがなからの風あたりがキツいんだからさあ」
/: : : : : : : : : :.＼ﾄ､ u 丶 _ﾌ ／
,′.: : : : : : :. :. :. :.＼.>o。 イ |￣＼
,: : : : : : : : : : : : : : :.┌―厂 Г ¨ ﾄ､ ]―┐
l : : : : : : : : : : : : : _厂 { ｛ ｝ ﾉ ﾄ､
|: : : : : : : : : : : : :｛ { ｛ / ] .| ＼
|.: : : : : : : : : : : :.人 { ヽ / ﾉ. ﾉ ヽ
|: : : : : : : : : : ／ ヽ Y / ／ ／ }
|: : : : : : : : : :{ ＼ ├―/ ／ |
| : : : : : : : : : V / | { 〃 Y |
|: : : : : : : : : : ∨ ] | | / ] ｜
人: : : : : : : : : : :〉 | | | } |
.ヽ.: : : : : :. :.〈 .| | | | |
- 54 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/29(火) 15:02:39 ID:iXJHqAQ.0
- 以上で投下を終了します。
次回の投下日は２月４日の14：00頃を予定しております。
ご観覧ありがとうございました。
- 55 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 15:03:22 ID:SG9NjH5s0
- 乙
やけに長い回想だと思ったら
斗貴子さんの気絶夢オチかよｗ
- 56 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 18:13:51 ID:tRqPEEgU0
- 乙ーん
＞もがな
かわいいよもがな
- 57 ：名無しのやる夫だお：2013/01/29(火) 19:23:23 ID:2tks.S0g0
- 乙です。まあ原作からして登場人物多いですからねえ
原作の後書きジョークじゃないけど、登場人物紹介だけで１０８レスとかになっちゃっても良いじゃないですか
主役になればチート級になる剣士さえも、実は家族の中では弱い方なことを考えるに、やる夫はまあ、頑張れ！
- 58 ：名無しのやる夫だお：2013/01/30(水) 03:36:15 ID:DKVOwv1Y0
- 乙
何もしてないのに星が勝手に集まって来るな
これが阿部さんの言う運命ってやつなのか
放っておいてもＩＳ学園とも勝手に縁が結ばれそうだ
- 59 ：名無しのやる夫だお：2013/01/30(水) 09:24:27 ID:cb6mpUvs0
- 乙
はやてが捕まったのが誠指揮する作戦中のことだから
確かにそれ関係でヴィータが暴走したら誠に被害来るよねぇ。
- 60 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/01/30(水) 11:17:28 ID:/EiiJG0k0
-
どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>943 はい。実際、第一話で６人の不良相手にソコソコ善戦したり、
第２３で、不意打ちとはいえ自衛隊の兵士をKOしたりと、一般人レベルでしたら結構強い方なんです。
ただ、比べる相手が逸般人なので………
>>961 ですよね〜。でも、これでもなお原作の人よりは分別があったりするんです。ホントダヨー
>>979 これはヴィータが弱いワケではなく、純粋に相手が悪いだけです。
何せコッチの玄海さんは、AAの関係で活躍できない遙照さんに代わって武力チート担当な。
原作で言えば、須賀嵐堂ポジの人なので。
>>997 はい。何せ斗貴子さんは準レギュラーな役所なので、
将来を見据えて、育ての親役にも因縁を持たせてみました。
この伏線を上手く回収できると良いのですが………
>>18 原作と違って、家族を殺されてますからねえ。
>>23 『ご利用は計画的に』ですね、わかります。
実際、どうしましょう、この人。オーブの人達と違って全然自重してくれないんですけど………
>>30 ええ。原作でも『菩薩の様な人』と言われるくらいですから。
それでもなお旦那と義娘が更正出来なかったのは、純粋に経験値不足の為という事で。
何せ、斗貴子さんと彼女とでは、年齢差が○才しかありませんので。
>>43 それを見抜くとは、やはり天才か。（AA略）
>>55 はい。何せ原作と違って、見せ場のまったく無い消化試合なので丸々カットしちゃいました。
とりあえず、ヴィータよりは若干善戦したという形で脳内補完をお願いします。
>>56 ありがとうございます。乏しいラブコメ力を全振りで、もがなをプッシュし続けている甲斐がありました。
でも、ネタ出しの為に、めだかボックスの単行本を買った所、なぜか第三部ではリストラされてるんですよね、彼女。
アア、ドウシテコウナッタ。
>>57 実は個別で１レス使っての紹介ネタは、もうやっちゃってるんです、CMスレで。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1350988409/853-871
よろしければコチラもご観覧ください。
>>58 はい。正に運命（笑）です。
ISメンバーのその後に関しては、まだ未定としか………
（い…言えない。実は第２２話辺りまで、ISキャラを出す予定が全く無かっただなんて。
あまつさえ、本編登場済みのラウラの役所は、当初はもっさんだったなんて、もう口が裂けても言えやしない）
>>59 原作と違って、ヴィータは捕まってませんし、誠もクビになってませんからね〜。
この辺の帳尻は５巻分にて合わせる予定です。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 61 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/04(月) 09:44:29 ID:8Vy4M.IM0
-
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ ::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: まことに申し訳ありません。投下予告日を間違えました。
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼:::::::::::::::: 本日では無く、明日。２月５日（火曜日）の１４：００頃になる予定です。
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 62 ：名無しのやる夫だお：2013/02/04(月) 10:15:36 ID:D4DhfB8c0
- おｋ、いつもの時間ですね
- 63 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 13:59:30 ID:htlMsvFs0
- それでは投下を始めさせていただきます。
- 64 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:00:03 ID:htlMsvFs0
-
┌─────────────┐
│ 岡山県倉敷市 柾木神社.....│
└─────────────┘
_,｡/)
`ｰ'" ﾁｭﾝ、ﾁｭﾝ
_,｡/)
Π Π `ｰ'"
旦三l二二l二二l二二l¨／＾＼¨l二二l二二l二二l三旦
/ ／／'＾＼＼ ∧
/ ／／｀¨Ｏ¨´＼＼ ∧
/ ／／ 〔王l王l王〕 ＼＼ ∧
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≪亞亞亞｀＜三三三三三彡｀ ‐-（(t)）-‐ ´乂三三三三三彡´亞亞亞≫
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〃｀ヽ | | | |l＝lｌ=(Ｙ)=ｌl＝l| | | | ,r'´ﾞヾ
i!､ ノ〃 弋 | | | |l＝ll=GQ=ll＝l| | | | 勺 ﾞゞゝ､ ﾉ!
iiiγ 〃〃j | | | |l＝ll=.从.=ll＝l| | | | ｉ ゞゞ ｀ヽiii
彡丿~i (( ｏ | | | |l＝ll＝ll＝ll＝l| | | | ｏ )) i~ 乂ミ､
|￣￣￣￣|￣| ||＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌl＝l┌―――‐┐ｆ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝|| |￣|￣￣￣￣|
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- 65 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:00:36 ID:htlMsvFs0
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./ ／,二ヽｰ┐ ＼ ＼ ﾞ~
/ , ' }`ー ＞┴ー‐- ..__,ノ
＿_ / ﾉ '´／ ｀ヽ、
,/ / {/ / } | ',
/ ｲ く/ ,/ , /}/| /l ﾉ }
｛/ l |ｒｲ | l/ー-!／-‐ Ｖ ',
| { 冫 l l/f ─ ─ ∨ ｚｚｚ
＿_ Ⅵ ｀Tl 〈| } V
（ | Vﾍ从 l>､ ,､ ノ /
＼ヽ＼＿＿∨ _)ー- -‐＜ﾚ′＼
＼（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
ヽ ＼
＼ ＼
. ＼_ _| _/´
.｛｛ ＼ ｜ / ｝｝
＿ -―- ＿
, ', -､ヽ'´ ｀'´, -､ヽ
! { / ﾞ } i
ヽ｀ｰ,' ● ＿ ● ﾞｰ'ノ
｀ ! , '´ ▼ ヽ l" ジリリリリリ〜〜！！
/ ｀ヽ. i 人 i ﾉ ヽ
ヽ./ ｀＝=ｧ'⌒ヽ=＝' ヽ/ ｝｝
.｛｛ 〉 .／￣￣12￣￣＼. 〈
〃／ | ＼ヽ ｝｝
.｛｛ | 9 ○ 3 | ｜
. ｜ | ＼ | ｝｝
.｛｛ ＼＼ 6 ／／
／,二ヽｰ┐
ガバッ ! , ' }`ー ＞┴ー‐- ..__,ノ
/ ﾉ '´／ ｀ヽ、
,/ / {/ / } | ',
/ ｲ く/ ,/ , /}/| /l ﾉ }
｛/ l |ｒｲ | l/ー-!／-‐ Ｖ ',
| { 冫 l l l/f圷下 下'TY
Ⅵ ｀Tl 〈| └'’ ‘ｰ' }
〃 Vﾍ从 l>､ ,､ ノ /
＿＿∨ _)ー- -‐＜ ＿＿
＼ヽ :ヽ: : : : 7ヽ />: : : :r:＼ ＼
＼（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
ヽ ＼
＼ ＼
- 66 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:01:08 ID:htlMsvFs0
-
_,. -‐
, ′ _,.
／ r ′
／ i
,:' _, }
,:' , ノ ,ﾉ
／￣｀ ／／ ／ヽ f ′
／ j.／ .／!つ ｊ ﾉ
／ Y /{ i / ／
／ l }i ゝﾉ ゝ ′
rく i_ﾉ l
| ＼ ゝ′ ／￣
ﾄ､ ヽ ／
＼__,}ﾄr‐､_ ／
∨ ＼ ／
＼ ＼ ／
＼_ jﾄrく
＿ ,--､
厂ミヽ／_／ ､ 〉
厶'＞−＝= ＜ ＼
,．´ ､ ＼人
／' / 小、 ､ ＼ ヽ ＼
// / /ｌ i ﾄ| ＼_＼ ! ハ ＼
/ｲ / ｣⊥{ | l ｌ,K´_ヽト ｌ l ヽ|ィ仄｀
/ l/l N ﾄ{__`＼{ ,ィ行礱｣ ｌ ｢＼!い＼ ｽﾁｬ！
ｌ ！ｎ｢ｌ,kぞﾃｒ¬、｀＾´ﾉﾊ l| ｌ､＼ヽﾊ ヽ
{ 「l| | 代_´ノ! ￣´ /小从j个^`ｌ l !
_,|│| l小 __, /l/ﾊ| Ｎ li lﾊl |
j. ｌ ' |lﾍﾄ､ ´ , ｲ/,ハﾊ/1 | ｌ| l
/ i , レ'７ ＼_,. ´_ //'--Ｖ | jハﾉ
/ : ,ｲヽ,√l_／ 〃 , -ヘｊ/__ '
/ﾏ ､__ノ _／7T了V∧ o ／／ ／ ∠＞ｭ_
∧ ヽ ｀￣/ ｌ│∨7广ﾌ＾>イ／.／ ／ , -−＼
/ｌ ヽ ＼ ∧ l l| ／ Y／ ／ ／ / / ハl
/ ﾊ ＼ 丶〉ｌ八/ /l-− ´_／ / ∧|
.／' ＼＿_ブ／ /｛__／/-− ´ / 〈 ｌ/ |Y
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|:: 皆様、おはようございます。
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 喜界島もがなです。
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘﾉ ', ヽ.{辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ 早いもので、あたしとやる夫さんが岡山に来て、もう二ヶ月が経過しました。
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣ ､ ￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ r-‐-， ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ ヽ_,ノ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 67 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:01:41 ID:htlMsvFs0
-
＿＿＿＿＿＿＿ /⌒ii⌒l＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿≫≪≫≪ ヽ
/ | .i i ￣￣| ￣￣￣.|￣￣￣
/ | .l .l r:'ニ二ニ |.;:、
/ ⌒ ｀、 |｀ｰー‐‐彡|
| | | ..|
| | ! ,!
／ ゝ ﾞー‐‐‐‐''’
／ ＼ やる夫さんは、相変らず忙しい日々を。
／ ／ ､＿ , ＼＼ 朝練として、体力作りを目的とした傍目にもキツイ基礎錬をこなし、
⊂⊃ ／| u （￣Y￣） | ⊂⊃
ゝ__ノ／ ＼ （●） （●） ／＼ゝ__ノ
. ＼ ／ ＼ ／
⊂二⊃ ＼＿＿＿／ ⊂二⊃
／====＼ ／====＼
(= ==== ==) :::::::::::::::::::::: (= ==== ==)
＼＿＿／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼＿＿／
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ 午前中は補習授業に。
| （__人__） | これに加えて、白眉先生監修による対神主資格試験用のカリキュラムを。
＼ ｀ ⌒´ ／
／´ ｀＼
/ / l l .＿＿＿
＿_l l_¶＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/ ヽ
＼, ´-'ヽ ￣|￣￣￣￣| l二二二二l
ヾ＿ノ | '''' ' | l二二二二l
| 9=ε-8. | '''..-- | l二二二二l:::..
| ..'' | ''-. ,|
. -─ ､
／ ＼
／ ＼_, ､_,-‐ ＼
. （●） （●） ヽ,､_
| （__ﾉ､__） //／ヽ
, ⌒ヽ､_ ｀rイ´ヽ <ｺゝiｲ､ ヽ.
,ｲ ｀ー´ -‐ ｀ｰﾄ, ＼
,ノ ,､_ ` ヽ.／ l 午後は、実戦を想定したl格闘訓練と、
/ ｀ヽ.,.,ｲ_ ､ ix､_ ヽ.._ ＿/ お祖父様の後継を目指して、日夜頑張っています。
〈 ,／/ ﾞヽ.>､ ー " ‐- ｲ.l ￣￣´~
ヽ.＿_､_{ ﾞ､_/ｲ │
｀~ﾔ |
ﾞ. |
〉 ヽ
- 68 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:02:14 ID:htlMsvFs0
-
| | /::/:::::::::l::/:::::xi::::,｀-,_
| | /:/::::::::::rt i:/tz､!' |:ﾉ:::|
| | l/:::::::::::ゝ､ !| ゛ , ｧィ:/
| | |::::::l:::l::l:::|_ヽ ヽ ﾉ,ｿ
| | /:::::::,.―､::!::::ヽ,‐r '
| | /:i:::/il }l::::rr､r､l
| |/ |::l l:|-､//:::::::>i<:ヽ
| | |::l |/ lV::::::;;;;;:::::;;;;} ､ 特に、格闘訓練に関しては、
| | |::l/ .!:l:::::::::::::::::::l､ ＼ これまでの対戦相手である佐倉さんに加えて、
| | Vヽ /::|;;.::::::::::,:::::| > .!
| | /;;;;;;;;Y|::/::::::::::::ハ::Y;;;;;;;/
rU' ヽ;;;ｿ/:/:::::::::::::/ﾊヽ:|;;;;;;;}
{_=Y_ソノ/::::::::::::::/ィ ヽ､{_Y´
| | ./::::::::::::::/ | | l:ヽ
| | /:::::::::::::::/__|_t KLi:::ヽ
| | /::::::::::::::::/T | | | | | VT:､
| |ノ::::::::::::::::/ | | Li,i_L_,| |::::ヽ
,.::| |::::::::::::::::/＿! / ヽ -,,､.::ヽ
/:::::| |:::::::::::::// ト ' ー―' | ヽ:::ヽ
l､ ,／::::::::::::::::::::::.丶 _/l
l ヾ.v' >:::::::,､;;;;;;;;;:∠´:::K_ `ヽ
__ /:>ヽく_:::::/:::,`:￣l:ヾ.､::::}r' i}
` ー-,.{ ’x Y::::/:::/l::::}:::::ヾ/
l::!l::ﾞ.-_ｲ:::-lx/.l}::A!l::}',:l l.⌒l 「稽古くれ〜つけてやるぜ。
mn.〈rl::::::l.ﾋl ﾚ ﾋi !l::lﾘ ＿_ﾄ､-j ど〜せ救出部隊の出動許可が降りるまでは、身動き出来ね〜んでヒマだし」
()二iﾆﾆi r-'ﾉ-l::::l､ ー , ｨ'::/lﾆﾆi三l｡ﾟ｡》{ﾆ)＞
ﾑvゝﾄl.ヽ:ﾄ､t.ﾚ i/ ￣ l ⌒l （ココに居座ってりゃ、あのババアにリベンジかますチャンスもあるだろうしな）
r.l＿ﾐl }:::}:}:ll ><_.ﾉ､ l, -､l
,-l:.:ヒ._.j..-'-ｧ'-><弋､l_-, _ `ｰ'′
l: i-:.:} ',:.:.:.ｨ5入ｲﾄ从ゞﾐjﾄ:.ヾｰ
, 'ｨ⌒ヽ¨´ .>'´ `~`~`^ﾞ~ ＼ヽ::l
ﾚ:::∧l ／ｨ ､`､ 大阪府警から来たいう、真田さん
V 〃:/｡, ':l ,､ l` ､ﾟ l;.ヽ
／/:.:.:´:.:.:.:.:/lﾟ／:.:.:＼ﾟl:.:.ヽ;.;.;.;.;ヽ
, '.､ﾑ.､:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:.:l;.;.;.;., '
/:::く_ﾟ_>yﾊ､:.:.:.:.:, '~` ､:.:.:.:.:.:.:.:.:／弌
丶:_, - ' /'r.､ｦLﾑk_ﾄHゝ_r-Lｼi-'′
/ﾆ.､ヽy iヽr'´-｀､
/､＿_ﾝl `-lr 一 1
ヽ. ＿.ノ `ー‐'ﾞ
_ ___ __ r´｀､
〈 ｀ヽ,..::´:::::::::::::｀:i 〉
l ):::::::::::::::::::::::ﾊ_ -ﾍ
/｀ ‐'､:::::/l:::/l:::ﾄ:::::ﾊ _ _ト､
z‐- ,_/:::/-l/ .',::l´ヽ:::l´ ',
l l::/-− −−-ヽ ',
l l/. ´ ｀ u } l （も〜、ど〜にでもなれ〜）
', !､ l´￣｀ｌ ﾉ /
ヽ ゝ _ゝ _ノ__, イ /
＼ 〉､;;;;;l--/;;;;;/l ／
丶_l lヽ;;l /;;;／ l∨
l ￣{;;;;;} ￣ ', 同じく、東京の刑事さんである津村さんと、豪華メンバーが。
l ／/ ｀i ',
l l 〈 .l ヽ
l. └┘ヽj >
l_ | ヽ __ ／ヽ
/｀ー-−ー - '´ l l 〉
./ l l l l | _|ノ
ー-┴.､⊥ | l_ノ´l
| ｀lT￣ .l
ｌ l l .l
l ｌl ,'
- 69 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:02:46 ID:htlMsvFs0
-
____rヘ _ }V__,
ｰ=ﾆ]___＼_[ノx＜
ヘrヘrヘ_,r‐‐- ミ: ヽ
/: :/: :/}: : ｉ八: :.＼: ヽﾉ， 彡
ｰ=7: :/l// ﾊ : |／}, : : ｝: :}:l:|
＿________ｉ : :トミ }斗≠┐:/: :/ l:| 彡
｀”¨ア: :八ﾊ| ヒ｝ ヒリ }ﾊ__): .:八
／: : : : : : ゝ ____v ¬ イ : : : :/| 彡 「す〜ぱ〜杏子キ〜ク！」
／ ,: : : : : :┌r〜ｧ=ｧ'吝^( ＼: : : :/|_!
.-´ ｀｀ヽ {:! : : : : : ^⌒´¨7:::::::／:＞<_⌒>=ﾐ 彡
／ ヽー ｀ヽ 八ハ八ﾊr…='ﾞノﾍ:::＼ 八lく__ ノ
/ ノ （Ｏ ／⌒^7＜ﾉﾊ〉:::::::. |_|
/ （●） __）⌒ ,r'´￣｀'┘--┘------ /⌒ﾊ>:::i |_|
| ::⌒（__ノ/ ノ !､'≠ニニ＝─＝─＝─_/ﾆ７ ゝ>} _j「|
「おごぅ！」 ヽ 。 ）( }. ＝ニ ＼ - /ﾆ７_〉ｰ=' 〈[⌒]〉 ,r
ヽｏ （__ン ＼ /ﾆ７ Ｏ/
人 ー ＼ 廴/ ∨
/
連日、いっそもう清々しいくらいボコボコにされています。
┏┓ ┏━━┳━━┳━━┳━━┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳┳━┓
┃┃ ┗┓┏┫┃┃┣┓┏┻┓┏┛┃━━┃ ━ ┃━━┫ ━ ┃ ┏┛
┃┗━┳┛┗┫┃┃┣┛┗┓┃┃ ┃━━┃┃┏┫━━┫┏┓┃┃┗┓ （非殺傷Version）
┗━━┻━━┻┻┻┻━━┛┗┛ ┗━━┻┻━┻━━┻┛┗┻┻━┛
￣ゝ .
＼ ＼ヽ
ヽ ヽ ＼
i l ヽ
,. -―/-､｀) i l l i
<V〉†ﾍ=＝べﾞミ、 l i | l
(咒){ ｛从从! }ヾ ,,-----、
∋(Z)(y'ゝ(V ｀(ﾌﾉ|ﾉ |;:::: ::::|
匚]ﾆ○ﾆﾆﾆ○ﾆﾆ ﾆﾆ 二|;:::: ::::|⊃ /', ', ¨
⊂ゞ,､,､,､ゝ ∴。|;::::',ヾ,::::| /。･,／∴
（ブ~´ -:'ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,･∵，･、
･∵，･／⌒ ⌒＼
i ／（ ○） （○）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ 「げふぅ！」
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
- 70 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:03:19 ID:htlMsvFs0
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_,. -−--−- ､
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,' .:i:. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i :::l
j::. :i:.:.::.::il::::::/l::://::::/'l|:::ﾊ::::::l､::::l::li:. .: :li::l
l::::::l:::::::::l|::::i:トl､l/ｌ::/ l|::j_,｣l:::Hl:::|ｌ:ｌl::::::::::li::|
l:::::iｌ::::::::ilﾊ:::!ｧl=|ﾐl/ |/ﾃァ=ｌ=ｌ:|l:l|l::::::::::|!:|
|::::l|::::::::l| ｿ'ゞ‐'‐′ ゞ‐'‐ |!l|:l|::::::::::::l|:| とりわけ、津村さんとの稽古はスパルタンです。
ｌ:i::l|:::::::lﾊ i ! /ｌ|::::::::l|:j
l:!i:l!::::::l|｀'、 .;. /‐'l|:::::::ll/
l! l:l:::::::ll:::/＼ -‐-- /､::::ll:::::::j!
l:l::::::ll/ ＼ ,.イ ',::ll:::::/
';';::::l| |丶､,__,､ ''´ ! !ll:::/
ヾ;::l|_,.−‐‐ﾉｺ ,ｌ､＿ ll|:/
_,, -'ヾ!..:..:.:ﾞく { ヽ┐｀j/、
,.-=＜..:..:..:..:.ヽ..:..:..:.ヽ _,.- 'T"Tヽ、 .l:..:/:..:..丶、
/,ｒ‐‐ .､｀ヽ、.:.:.:.::::::::::..ﾞ､;_;_;_｣ |_;_;_ﾞｙ'..:::::.:.:..:..:...｀ ､,_
/′ l､＼ ヽ::::::::::::::::::..ﾞ､＿, ＿_/..::::::::::.:.:.:.:.:.:.／/
/ l ｌ ＼ヽ、::::::::::::::..l:::::| |::::/..::::::::::::::::::_,-'.／ ヽ
/:::::::::::::::::::::::::i::::l:::::l::::::l::::l::::::::::::';::::';::::::';::: ﾊ
,':::::::::::::::::::;1i::::ｌl:::l:::::l::::::lｌ:::l:::::::::::::';::::';::::::';:::::i
. i::::::i:::::::::ｉ::;' !:l:::l.ｌ::ll::::ｌl:::::l.l:::ll::::::::::::i::::::i::::::ｉ:::::l
. ｌ:::::l::::::l:::l:;' .l:ll::ｌ l::ｌl::::l__ﾆl､ﾑl::::::::::::l::::::l::::::ｌ:::::l
l:::ｉ::l:l:::lｌ:l_i;..._ Vヽﾉ'ﾚ/iﾊノj 〉:::::::::::l:::::l:::::::ｌ:::::l 実は彼女、最初はかなり消極的と言うか、
. l::l:::V:::ﾄ､ィﾌヽ ヾ-' / !::::::::::i:::::ｉ::::::::l:::::l 自身の得物が殺傷能力が高い事を理由に、やんわりと断っていたのですが、
. l:ｌl::::Ｖ::ﾍヽヾﾉ ,':::::::::::i:::::l:::::::::ｌ::::l
';l.';::::::::|:', ´; ,'/::::::::;':::::i::::::::;'::::l
;l ';:::::::l::: ヽ ,'/.i:::::::;'::::::i:::::::;':::l｣
;l V::::l::::＼ r-､ / l::::::;':::::ﾉﾑ-‐''"
. ;ｌ. ';::::l:::::::;.ヽ. ｀¨´ !:::::;';.ィ´
. V:l:／ ＼ , イ´,'i::::;' ﾍ
. ∨! ｀" } ,'/::/ ',__
ﾞ;l , -‐! ,'/i:/ ／ ￣¨ﾞヽ
ヽ ＿ / _ﾉ / /.／ |
l i｀丶´ ／ / ＼
- 71 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:03:52 ID:htlMsvFs0
-
/ _/ ,ｨヾll|,ｨ〃=､ ｀ヽ. ヽ.
/ ／ / , l ｀｀ ´´ 三ﾖ } }
{ ,-‐‐/ { ./l .,ｨl´ } / /
} /. / 〉 { { { i! // ( ,ｨ/
/ /. / // )_ヽ} ヽ { i! ヽ.{ヽ.
. / l, ／ ／ l ヽ ,ｒ‐´ .//`ヽ ,／ ヾヽ. l ヽヽ
/ //´￣ヽ ノ / /__＿__{{ ヽ /..,イ´,| ヽ } .}. |
. { ,ｨ/ i ⌒l { { { ∧ ゝ='{{￣｀} . ' ゝ' 〃} ／ / }
. l / .{ { (_ ヽ }} ＼_＿_i!／ lヽ`ｰ´{ /{ /_ ノ 「これで文句はあるまい。
l l } }､ ﾉ ﾉ __ﾚ´ ｀/ l',. l ヽ.{ 一応、コッチも使えるんだろう？」
. l { / } ＼＿人 / __, ' / }} | ヾ.
{ ', { / ., ―‐／ ヽ. / /ｰ , / /. l }}
ヽ. .} ',l ／ く i! ヽ ｀ ´ , ' ／ / 丿
. { /,ｨ ヾ､. ＼ l ::＞.ｯ_ ／／__ ノ
_｀ヽ＜::l }} ＼ ヽ :::::/ヽ ｀￣ ´ l ./
,ｨ::::´::::::::::::::::∧ ﾉ ヽ. lヽ ヾｰ､、 ヽl
. {ﾆｧ==､ ､:::::::::::::::＼ ＼ } ヽ::ヾ }} と、お祖母様に竹刀を渡された途端、態度が豹変。
. l/ ヾ ､:::::::::::::::::＼ ヽ / |::::|| 〃
. l/ ヾ ､::::::::::::::::;:::::＼ |::::|| 〃
. l/ ヾ ､::::::::::::::::::::::::: ＿,厶√ヽ |::::|| 〃
∨ ／ // ./ ./´ ￣ ∨: ∧ '. |::::|| 〃
――――――――――――――――亠弌 ､ } ｜ }//::}―┴――――――――――――-､
二二二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ. | l ｜ }//ﾘ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,ノ
――――――――――――‐弌‐―――┬┬l .l | / /::// :| |::::|| 〃
＼ l|-‐｀¨ ´7´¨´¨く:ﾑｲ ﾊ |::::|| 〃
- 72 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:04:24 ID:htlMsvFs0
-
| / , //
＼__ノし/／ ､/
＿＿)/ ヽ(＿ ',
￣)ヽ__ノ（￣￣￣
| / , ／⌒|「⌒＼ﾍ | / ,
＼__ノし/／ ､ ..| rﾆﾆ } ´ ＼__ノし/／ ､
＿＿)/ ヽ(＿ ', ノ （ ） ＼ ＿＿)/ ヽ(＿ ',
￣)ヽ__ノ（￣￣￣／ ,--´｀--､ ヽ ￣)ヽ__ノ（￣￣￣
／⌒|「⌒＼ ／ ｉ::::::::::::ｉﾊ::::::::::::: ＼ ／⌒|「⌒＼
/ |:::ri f从 }ﾉ}ﾉｉ:::::: l
| / , | |::::弋;ｩ _ ｔ:ﾁ¨,ハ ｌ | / ,
＼__ノし/／ ､ | ∧:::', -‐iｰ- /⌒ ｌ ＼__ノし/／ ､
＿＿)/ ヽ(＿ ', ヽ、 : ＼':､ ○ イ: : : ／ ＿＿)/ ヽ(＿ ',
￣)ヽ__ノ（￣￣￣ ＼＼__ノし/／ ､・ ,／ ￣)ヽ__ノ（￣￣￣
／⌒|「⌒＼ ＿＿)/ ヽ(＿ ', | ／⌒|「⌒＼
| / ￣)ヽ__ノ（￣￣￣ | | / ,
＼__ノし/／ ､ ／⌒|「⌒＼ ヽ ＼__ノし/／ ､
＿＿)/ ヽ(＿ ',/ }＿＿)/ ヽ(＿ ',
￣)ヽ__ノ（￣￣￣ ／￣ | / , | ￣)ヽ__ノ（￣￣￣
／⌒|「⌒＼ ＼__ノし/／ ､ ＼ ／⌒|「⌒＼
| ＿＿)/ ヽ(＿ ', )
' | |￣)ヽ__ノ（￣￣￣‐'′
U ⌒|「⌒＼
まるで人が変わった様にアグレッシブに。
なまじ得物が竹刀だった所為で、一打一打が決定打とならず、
その結果、もう数えるのも馬鹿らしくなるくらいメッタ打ちに。
＼＼从/ ＝＝ ￣￣￣ ―＿――￣＿
＿＿―＿＿＿ ､‐,ニ､ ` ｰ､ そ て ――＿――＿＿―＿＿＿￣
￣＿＿＿￣― ヾｰ/=/三 ｿ ` ＼ ゝ, そ＝ ￣￣￣ ――――￣￣
＿＿＿―＝ ; '＼: :く '‐― ヽ "`/'^r . ￣￣＿＿＿￣ ＿＿
￣￣―‐―― /≧,ゞ :.'':.¨ヽ ヽ ―_ ￣￣ ――＿￣＿＿＿￣
―――― : ! ー i｀ー-‐´.:.:.:.:.:.:..:＼ ';f ＝＝ ￣￣￣ ―＿――￣＿
＿＿―＿＿＿ / .丿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ i ―＿＿＿＿＿￣
￣＿＿＿￣― l.｀ーｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿_:ヽ. l ＿――￣￣―‐―
＿＿＿―＝ l 〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:., --､／ ヽ:i i＼、 ―＝ ＿＿＿
￣￣―‐―― :ヽ. ヽ:.:.:.:.:.:.／ ' l / ｀ーー;;、 ＿――￣＿＿＿
―――― ﾄ､ ヽ:.:.:/ , ----‐' / 、 ヽ ――＿――￣＿＿
＿＿―＿＿＿ ヽ.ゝ‐`-{、＿_ 'ﾆ _ ｨ' ｀ー--―ij_j＼＼从/＿＿＿＿￣￣
￣＿＿＿￣＼＼从/ ,' `＜´ ＼ そ て―￣￣―‐
＿＿＿― そ て! ' ｀ ヽ ＼ ゝ, そ ＿＿
￣￣―‐――ゝ, そ '´`ー--､ ヽ. ＼ "`/'^r .￣＿＿＿
―――― "`/'^r .
- 73 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:04:57 ID:htlMsvFs0
-
/::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::l::::::::::::',:ヽ
/ ::/::/:::j:::::l::::::|::i::::::::ｌ::::::::ｌ::::i:::l:::l:::::::::l:::ﾊ,
,' / j::::l::::::i!:::::l::l::::::::|::::|:::l::::|::l::::l:::::::::l::::::l
l::::j :l::::l::::::ﾊl::ﾅハ:::::l;::ﾊ::il::ﾊ !::jl:::::::::l::::::|
|::,'|:: .::ｌ::::ｌ:ﾊ o ヽ!V ´ o ∨ｉ|::::::::l::::::l
|:ｌ |::: :::ｉ:::l|{ ﾍ 彡=＝=ﾐ､ /ﾒ !::::::::'::::::l
l:| |::i::::::ｌ::ｌ| .三´ ＿＿＿__￣彡jl::::::/::::ｲ! 「クハハハハッ！！
ﾘ l l:::::::l::∧ |ﾆ. 二､,二.ヽ| j:::::/::/ ﾘ 叔父上にボケだのカスだの言われた剣が、ココまで通じるとは。
ｌ:l:::::::|:::::ﾊ V: : : : :ﾝ ∠::::/::/ / イイぞ、お前！ もっと私を楽しませろ！」
ｌiｌ:::::|::::::::＼ ＼――／ ／:::/:/::/
ilﾊ:::|／￣ ＞､｀￣ イ. ￣/:/::/
ilﾊ:|. | ￣ | /／
i! l| r＝ﾉ .Vニ､ ………何と言うか、もう初期の目的からは完全に外れていると言うか、
∠;;;;;;く ／⌒ヽ/;;;;;;;;;;;＞ ‐ ､ 彼女とのそれは、本気でタダのイジメにしか見えないのですが、
／￣＼;;;;;;;＼ 十 /;;;;;;;／ ヽ こと武道に関しては、あたしは完全に門外漢の身。
/ |: ﾚ ＞､;;;;;＼_/;;;;／ ､: | i
／ .|/ ｀厂 | '´ V: 丶
/ l. : : : . . / ﾊ . : : : : : . V ヽ
/ {.: : : : : :∧ヽ/∧: : : : : : : : :} i
/ ﾊ: : : : : :＼／／: : : : : : : : ﾉ |
i ｌ i: : : : : : : :｀´|: : : : : : : : : { |
／ ／,ｨﾆﾆﾐY彡, ＝=ヽ､l
／__／／, ‐‐､ミY彡ｨﾆ=‐､ヽ｀ヽ.
.{l // / / ｀ヽﾐY彡--､＼＼ヽ }｀l
|〃/ヽ{/ ,ｨ==､ Y ,==､ ヽ ヽ}l}/ }}
/／ }､ {三ﾐヾi!彡三} |. i!{{ヾ.
{/ _ /_〃 ｀ヽ 〃l l { ヽ }}
/／ __/ }} {{ヽヽ ｀ｰ‐｀. ll
{{ // __｀＞_;､、, ､ｨヾミ_ヾt｀ヽ }ｲ
ヾ.._l l ／ヽ ゞ='`. ´ゞ'' .ﾉ//} } 〉} 監督しているお祖母様が認めている以上、
/l｀ヽ ハ. ｀ﾆ=´" { ﾞ｀ﾆ´ ﾊi!ﾉ ﾉ ./ あたしが口を挟むのは、僭越というものでしょう。
{ ゝ} }|i|ﾊ. ; ､＿, ､ /l {{ /{{ ヾ.､
,ゝ{ Y {从lヽ. ' ｲll ヾ.ヽ_ヽ }}
.{ {|!|ヽ { ヾﾉ{ヽ::ヽ __ ／/ l.{ }} ﾉ:::＞:,､
_,..::＜::｀ｰヾ. l}:::＼＼ ././ ),ｲ／::::::::::::} }
{ |::::::::::::::::::::::)ﾉ:::::::::＞.､ / ( ((/:::::::::::::::l l
. l l::::::::::::::::::::(::::::::::::::::::::::Ｖ /):::::::::::::::l l
{ヾ. ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::l::://.}
,' l | |::::::l:::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::l// ｀|
/ l ! !::::/:::::::::::::::::::::／ ／:::::::::::::::::l'. |
- 74 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:05:29 ID:htlMsvFs0
-
_, -‐‐☆二二─‐-☆ ､
ｒ'´.=二￣ ￣￣ '' 二丶、
｀ ☆ー‐ニニニニニ☆＝‐'"´´
ﾉ
（
x=ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ=x
ｨ三三三三三三＞ニ＝=≦x三三三三三三三三三三三三
三三三三三三／´ .｀ﾞ＜三三三三三三三三三三三
三三三三三ﾆﾞ/ ＃ ＞ニ＝=三三三三三三三三
三三三三三ﾆﾞ ／ ｀ﾞ＜三三三三三三三三
三三三三三三{ ／′ ⌒ヾ三三三三三三
ﾞﾞ三三三三三∧ / ﾞﾏ三三三三三
三三三三三三∧ / ﾞ≦三三三三
'ﾞ三三三三三三∧、 / ⌒ヽ ｀ﾞゞ=三三 と…とにかく、毎日大変ではありますが、
三三三三三三z＞ニ＝圦 Vx､ }三 やる夫さんは頑張っています。
ﾞ三三三三三三三三三ゞx ＼ }三≧x ﾉ三
三三三三三三ﾆヾx ＼ {三三≧三三三三
三三三三三ヾx_ ヽ V三三三三三三
三三三三三≧ﾉﾉ≧x=ニ三{ ー-=三三三三
三三三三三三三三>x x}三三三
三三三三三三三三三三三三三
_, -― ――- ､_
,-'´､＿,lllllllｌ､＿__,ノ. ｀ヽ
／‐- ､_ '''''''' _, --‐― ｀ヽ
/ ・ ・ ヽ
i ,,,,-=ラ ヽ=‐-､__ l
l l´ l l
! `‐┬'´ヽ､__,ノ l_,! l
ヽ、 .Ｕ |llllllllllllﾊ ,ノ 今日だって、今頃は基礎訓練を。
` ､_ , |llllllllllllllﾊ Ｕ ,-'´, --､ 丁度、一番苦手なランニングをやっている時間帯です。
ﾊ ＞l ヽ――-' `´ , ､.＼
l ヽ､_／ ｀￣￣ r‐'´ ヽﾉ
ヽ _,.‐i ヽ
`‐'´ .| ヽ
| `､
l ',
l i
l、 l
ヽ r―- /
ヽ l /
ヽ、 l i_,ノ
l i- ､＿_,ヽ ヽ
ヽ `ー, ｀ヽ､l
- 75 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:06:02 ID:htlMsvFs0
-
／/／ ／///////////////////＼
//／ ／ //////////////////////∧
. //∧////////////∧////∧///////∧
///////////////∧l∧////l∧///////∧
ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///|
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///| 私が出来る事と言えば、やる夫さんの為の食事を作る事くらいのもの。
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.:.}////| ええ。これだけは譲れません。
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:ノ////|
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣ ////l
'イ/ l///ハヾ///! /////
/ V/ l VV///!＼ ── ／/'///
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ /'///
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __/'//'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
,ｨﾁ￣￣.:ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
／ｲ⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
, - ﾆ二 ￣￣￣二ﾆ＞ ､.:.:.:.:.:.:.i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ハ.:.:.:.:..:.ヽ.:.:.:.:.l
/.:.:.: /.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.i:ﾍ.:.:.ゝ、
,.:.:.:.:.i.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:ﾄ､ハ.:.:i､.:.:.:i.:.ﾄ､.:.:.l.:.ﾊ.:.:.:.:＼
i.:./.:.:l.:.:ﾄ ｌ.:.:.:.:| ／ ∨ Ⅵ.:.i.:.:.',.:.l.:.:.i.:.:.:.:.:.:.＼
|.:l.:.:.iハ! ＼.:.l ≠ i.:.l.:.:.:.:!.:.ゝl.:.:.:.:.:..ﾄ､.:.＼ 畑違いの事ゆえ、オーバーワークに関しては目を瞑りますが、
|.:|.:.:ー−ー'ヽ! ィ七戎ｱ.:.!.:.:.:.:ト､.:.＼:.:.:. i ＼ハ 食事の内容をおろそかにするのは頂けません。
|.:l∧ﾊ代炒 i ﾑｲ.:.:.:.:.l.:.ﾙ'＼:ヽ.:.l ヽj アスリートにとっては、食べる事もまたトレーニングの一環なんです。
ﾚi.:.:.:i､_'_'_'／{⌒`ー−ー'.:.:.:.:.! ヽ.:.:.:.:ヽ _戈 ﾉ
／.:.l.:.:.:lハ |.:.:.,ｲ イ.:.:ﾊ.:.:.:/
｀￣ﾊ.:.:l.:.人 ,- ､ ｲ.:./ i !.:/ .!.:./
',:「 ＼ ／ ｉ.:/ l j/ !/
＼ ヽ _ ´ l/ ヽ、
', ,ィ 二ヽ
', ／／ ｀ ､
／:::::::::::::／ ＼
- 76 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:06:35 ID:htlMsvFs0
-
｡ O ＿＿_
ﾟ ｡ ＼ヽ ／ u ヽ ｀ ､ ﾟ
- ･｡ / ； ﾟ（●） ─＼ @ ｡
, ﾟ 0 ─ { U u (_人__)（●）.| ／ ｡ ,'´￣￣｀',
ﾟ ,,､,ｒ-'⌒l u /亠､/ ｡ﾟ / o ,! ハ ハ !
｡ ﾟ ｒ-'⌒`ー-'´ヾ, 〈r┬/u / ｡ ･ﾟ ｌ フ ム ｌ そんなワケで、昔取った杵柄を生かし、
ヾヽ､＿,,,､-､/ミ,ヽ ￣ ノ_, -イ-､＼ ∠ ハ ッ ｊ 家族や客人用のそれとは別に、
ー = ＾〜､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ ﾟ ｡ ヽ フ / やる夫さん用に、以前、自分が食べていた、
ｊヽｊｖｉ､人ノｌ__ / / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽヾ ｀￣￣ 高タンパク低カロリー（低予算）を念頭に置いたメニューを調理。
） ハ ７ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ ﾉ ｡
） フ て / / !。 ｌ ｌ - ニ
７ ッ （ _＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_
） !! （ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-,
＾⌒~＾⌒＾~⌒＾└==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼
| |::::::| ,---、 幸い、料理スキルにはそれなりに自信があり、
＼ `ｰ' しＥ | また、コッチでは、予算という名の厳しい壁が存在しなかった事もあって、
／ l､Ｅ ﾉ やる夫さんからは絶賛を頂いています。
／ ｜ |
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
. ／ _ノ ヽ､_＼
／ （● ） (● ） ＼ 本人は食べ過ぎを心配していますが………あたしにとっては、これが唯一の安心材料です。
| //////（__人__)/// | チャンとカロリー計算をしていますので、量的には充分妥当なもの。
＼ ／ むしろ、あれだけハードなトレーニングの後にキチンと食事が出来るなんて、
／ ＼ 本来なら絶対ありえないくらい驚異的な事なんです。
| ,― 、,―、 |
＼ ￣￣ (⌒⌒) ￣ /
￣￣＼＼／／
- 77 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:07:08 ID:htlMsvFs0
-
. -─ ､
／ ＼
／ ＼_, ､_,-‐ ＼
. （●） （●） ヽ,､_
| （__ﾉ､__） //／ヽ
, ⌒ヽ､_ ｀rイ´ヽ <ｺゝiｲ､ ヽ.
,ｲ ｀ー´ -‐ ｀ｰﾄ, ＼
,ノ ,､_ ` ヽ.／ l お祖母様を始めとするコーチの皆さんは、やる夫さんを評して、
/ ｀ヽ.,.,ｲ_ ､ ix､_ ヽ.._ ＿/ ナゼか口を揃えて『才能が無い』って言いますが、あたしはそうは思いません。
〈 ,／/ ﾞヽ.>､ ー " ‐- ｲ.l ￣￣´~
ヽ.＿_､_{ ﾞ､_/ｲ │
｀~ﾔ |
ﾞ. |
〉 ヽ
_,,..-――-..,,_
／ __ .｀ヽ、
/ ／＿ ヽ
./ .／,,旬丿 ',
.,' ,.-―‐- └''"´ l
. l =＝ .、＿_ ） 人 .l どんな過酷な状況下でも壊れない頑強な身体に、充分な栄養摂取を可能とする強靭な内蔵。
. | ゝ__ノ_,,-'' , Ｙ / つまり、アスリートの天敵であるオーバーワークを克服可能なんです。
', ｰ''" ／ コレが天賦の才でなくて一体なんだというのでしょうか？
ヽ _ -‐''"´ ヽ、 そうです。やる夫さんは、人よりチョっと成長が遅い分、
__￣￣7 ヽ いくらでも努力し続けられる奇跡の肉体の持ち主なんです。
,--、/./ / ヽ
..| .{ / ／ |
..| ｀''‐‐--''" ／ .|
..ヽ＿ .／ |
｀ﾞ''-..,,_ ／ |
.| ｀''‐''´ |
| |
- 78 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:07:40 ID:htlMsvFs0
-
...................................
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::
::::::::::::::: ふ〜ん、ソコに気付いたんだ。 :::::::::::::::
::::::::::::::: 結構チャンと見てるじゃな。 :::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
...................................
／:::::::::／￣＞ｰ- .._
/::/:::::::〈 ／::::::::::::::::::::::｀丶、
/:/::::/::::／/::::/:::::::/::::::ヽ:::::::::ヽ
{/::::/::, '::::/::::/::/:/:l:::::l::::::}:::::::::ハ
ｌ:::/:::/::::/l:::::|:/:/:メl､小:厶イ::::::::l
|/:::::l::::::l:::ｌ::::N/'´Ⅵ/ ﾚ' ,.ﾆj刈::::|
|八:::::::::{r1::::|::}花うミ､ 化ノり∨
∨:::ﾄ､l:::::|ﾉ ､_＿,.ﾉ'´} /:| 「当然ですよ。自分の夫（予定）の事ですから」
Ⅵﾉ八::::l＼ , ｲ!::j
/く/ ヽ| ｀ ｰ＜仏ﾚ'
/ ` ー- ､/ﾄ､ヽ
/ _, -=＝= ､ ﾊrﾍ∨
{/二二:::::二＞ｲ戈: 入r
/:::;::-=＝=ミ､::::::::::::ヽ: : ヽ
/:://: : : : : : : ゞﾆ二二Y: : ::}.
/:://: :,'´:::::::‐-: ､::::/: ヽ `ー'::}
.::/∧: {:::::::::::::::::::::::/::::::::ｌ l:::/
- 79 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:08:13 ID:htlMsvFs0
-
...................................
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::
::::::::::::::: あら？ 貴女が思ってるより凄い事なのよ。 ::::::::::::::
::::::::::::::: 何せ、普通ならあのヘッポコぶりに :::::::::::::::
::::::::::::::: コロっと騙されちゃうんだから。 :::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
...................................
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「やる夫さんはヘッポコなんかじゃありません！」
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
ノ＼ ノ＼／｀ヽ
{,二´-'‐─- ､ﾉ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ､
, ｲ::/:/:l:l:l:l::::::::l:l::l::l:::l:l:l:::ハ〉
|l:l::l::l:l:l:l:|::::::::l:l::l::l:::l:l:l:::::::l
⌒l:l:l::N八lﾊ:::::ﾙlﾄlﾉV小:::::ﾊ
川::l ＼_∨ _,.-‐' ﾄlヽ从
从ﾚ'7f式ﾐx ｨ仞刀 V 「そ…そりゃ、普段はチョっとだけそういう部分が無いとは言いませんけど………
,ｲ{. {‐ｧﾆ ノ´{｀ヾﾆ }ヽ| ,∧ イザという時は誰よりも頼りになる人なんです。
八. {/// ,､ //// ／／＼ 少なくとも、あたしにとっては！」
/:.:.｀ヽ＼ ＼､＿_ ／ ｲ／::::::::∧
{￣:ﾌヽ::>}ー个介r{￣ ﾚﾍ::::／:::::}
|:::/:::::::::ﾄ､ |ﾉ⌒)!__／ ∧￣｀ヽ、
l//:-‐:::|:::｀二ﾌ:.:.:∨二::ノ::｛ |
{/:::::::::;ｲ:::::::::::{:.:.:.:.:ﾄ､:::::::::::::Vﾆﾐ､ j
{二:::/::l::::::::::ｲヽ.__ﾉ:∧:::::::::::::ヽ:::{7′
∨ /:::::i:::::::::::|:::::::::::::l::: ､::::::::::::::::::〉
- 80 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:08:46 ID:htlMsvFs0
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...................................
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::
::::::::::::::: そう。そこまで言っちゃうんだ……… :::::::::::::::
::::::::::::::: 困ったわね。 :::::::::::::::
::::::::::::::: これは『別れてくれ』って言っても無駄みたいね。 ::::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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...................................
,ｨﾁ￣￣.:ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
／ｲ⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
, - ﾆ二 ￣￣￣二ﾆ＞ ､.:.:.:.:.:.:.i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ハ.:.:.:.:..:.ヽ.:.:.:.:.l
/.:.:.: /.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.i:ﾍ.:.:.ゝ、
,.:.:.:.:.i.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:ﾄ､ハ.:.:i､.:.:.:i.:.ﾄ､.:.:.l.:.ﾊ.:.:.:.:＼
i.:./.:.:l.:.:ﾄ ｌ.:.:.:.:| ／ ∨ Ⅵ.:.i.:.:.',.:.l.:.:.i.:.:.:.:.:.:.＼
|.:l.:.:.iハ! ＼.:.l ≠ i.:.l.:.:.:.:!.:.ゝl.:.:.:.:.:..ﾄ､.:.＼ 「当たり前です。
|.:|.:.:ー−ー'ヽ! ィ七戎ｱ.:.!.:.:.:.:ト､.:.＼:.:.:. i ＼ハ それ以上言ったら冗談でも怒りますよ、本当に」
|.:l∧ﾊ代炒 i ﾑｲ.:.:.:.:.l.:.ﾙ'＼:ヽ.:.l ヽj
ﾚi.:.:.:i､_'_'_'／{⌒`ー−ー'.:.:.:.:.! ヽ.:.:.:.:ヽ _戈 ﾉ
／.:.l.:.:.:lハ |.:.:.,ｲ イ.:.:ﾊ.:.:.:/
｀￣ﾊ.:.:l.:.人 ,- ､ ｲ.:./ i !.:/ .!.:./
',:「 ＼ ／ ｉ.:/ l j/ !/
＼ ヽ _ ´ l/ ヽ、
', ,ィ 二ヽ
', ／／ ｀ ､
／:::::::::::::／ ＼
- 81 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:09:19 ID:htlMsvFs0
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::::::::::::::: ところで、今日の朝食のメニューは何かしら？ ::::::::::::::::::
::::::::::::::: 久々の栄養ブロック以外の食事なんで、 ::::::::::::::::::::
::::::::::::::: 私としては和食が食べたい気分なんだけど。 ::::::::::::::::::
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,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「えっと。今日はブリの照り焼きとほうれん草お浸し。豆腐のお味噌汁。
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘﾉ ', ヽ.{辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ やる夫さんには、余分に買っておいたお豆腐で、カツオ出汁のそぼろを作って………」
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣ ､ ￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ r-‐-， ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ ヽ_,ノ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 82 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:09:51 ID:htlMsvFs0
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_ -── ､ _
_ -:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/''´:.:.:.:.／`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
´ /:./:.//へ,,,..:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.′
{:./:./:.ｌ:.:.ｌ__ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.ｉ
ﾘｌ:.ｌ:.:.{:.ｌ:.ｌ一{:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.ｌ:.:.l
´{:.:.:.{:.ﾍNｾﾇﾍN:.{:.:.:.:.:.:.:.:.}:.ｌ:.:.l 「あら、チョと美味しそうね、それ。
ヽｌ:.ｉ＼ﾍ{ │ﾘｌ:.:.:.:.:.:.:/:.ｌ:.:.l 私にも少し貰えるかしら？」
｀ヾ::.ｌ＼ﾄ -=- ﾚｌ:./ﾚ:.:.:.:.{:.:.l
＿/:.:.:ｌ:.:.:.{ゝ _ _ イ´jｲ:.ｌ:.:.:.l:.:.ﾄ､＿＿_
／//////ｌ:.:.:ｌ:.土ニ土:.:.:.:.}:.:.:.lー//////ヽ
／/////////:.:.:.}イ ￣ ト /:.:.:.lヽ/////////丶
_ ／///////////:.:.:.:.ト ヽ / {:.:.:.:.:.ｌ //////////丶
∠///_//-三三＞ｘ:.:.:.:.ノ ′ ｌ:.:.:.:.{///／三三ー/////､
／:./三三／:.／＼ ､ 弋:.:.:.:.:.`ー､三三ヽ:.:.:.:.＼ ￣
/:.:.:.:／三三{:.:.:/三三＼ ＿Ｙ´__ ／`三ヽ:.:.ゝ､三三＼:.:.:.:.ヽ
／:.:.:./三三三＼/ ／´⌒ `「￣￣」´ ⌒ヽ ＼:.}三三三三ヽ:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:{三三三ｌ//{ ￣ｌ￣ }＼}三三三三三}:.:.:.:.ヽ
{:.:.:.:.:.／三三三{´///＼ ／//// }三三三三＼:.:.:.:.}
ｌ:.:.:.:.ｌ三三三三ゝ/////＼ 人 ／/////ノ三三三三三ｌ:.:.:.:.ｌ
=- ､._ ⌒^ _.､ -= .,
｀'j､ ノ : 二 .:!､ ､j'´
/:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:ハ
,′/:.:.:.:.:./:.:.:.u:.:.:.:.:.:.:ト､
}:. |:.:i!:.:.:.| ′:.:.:.:.:._:.:.i:.:.{
!:.||:.:.:.|,′:.:.:.:.:.ハ:.}:ハ 「……………」
|:. }:!:!:.ﾊ| u:.:.:.:/ ｲ:./ }
´|| :!:l￣ ＿_/,.ｲ:/
｀ｱヽ.:|! || ｀ｱヽ_
x┬ー ./ / ./ / ＼
{Tﾍ / ! / !､ アヽ
∧八 _} | _} | ＼,ｨ ／｀ヽ
./ ∨ｲ 二二 二 二二._ ィ ヾ_L |
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} ' / > ＞ｘ＿ﾉ :| ├-､
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/ / j! | ＼ ￣￣
/ ハ ./ ハ ＼
- 83 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:10:25 ID:htlMsvFs0
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/ ／,二ヽｰ┐
ガバッ ! , ' }`ー ＞┴ー‐- ..__,ノ
/ ﾉ '´／ ｀ヽ、
,/ / {/ / } | ',
/ ｲ く/ ,/ , /}/| /l ﾉ }
｛/ l |ｒｲ | υ::─ﾆjjﾆ─ヾ ',
| { 冫 l l/f :（ ○ ＿_ （ ○ 「ｑあｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ！」
Ⅵ ｀Tl 〈| f'ー ヽ } V
〃 Vﾍ从 l>､ ヽ _,ﾉ ノ /
＿＿∨ _)ー- -‐＜ ＿＿
＼ヽ :ヽ: : : : 7ヽ />: : : :r:＼ ＼
＼（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
ヽ ＼
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,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「うう。何かとんでもない悪夢を………
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ 見るからに悪の女幹部って感じの美人さんに朝食のメニューを聞かれるなんて、
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::| ひどく荒唐無稽な………それでいて、妙にリアルな光景を見たような………」
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 84 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:10:56 ID:htlMsvFs0
-
, ', -､ヽ'´ ｀'´, -､ヽ
! { / ﾞ } i
ヽ｀ｰ,' ● ＿ ● ﾞｰ'ノ
｀ ! , '´ ▼ ヽ l"
/ ｀ヽ. i 人 i ﾉ ヽ
ヽ./ ｀＝=ｧ'⌒ヽ=＝' ヽ/ 「って、マズイ、寝坊しちゃってる！」
〉 .／￣￣12￣￣＼. 〈
〃／ | ＼ヽ
｜ | 9 ○ 3 | ｜
｜ | │ | ｜
＼＼ 6 ／
}Y´￣｀ヽ/二＞ｰｭ、 っ つ
／｀＞ｰ'´￣::￣::.￣::::｀ヽ、´_,八 っつ
〃／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',ヽ ﾊ､
｛|/::::::::/::::::::l::::::::::::;':::i::ｌ:l:::::::::i::::', |:::`ｰ=＝=ｰ- ､
/:/::::/:/:/:/|:::::::::∧::j::l:ｌ:::::::::ｌ:::ｉl ﾉ::::::_:::-‐ ￣
{∧::::ｌ:|lﾄl､{ 八}:ﾚ'ノ}ｲｨi,!:::::::::|:::ｉl=＝'´￣ﾌ=ﾆ二ﾌ
厶ｲ｝:::lﾘ;ィﾊ jノ ,ﾆ...､j八::::::::l:::ｉ|ｰ−一'´:::::::＜ 「い…急いで朝食を作らないと。
厶ｲl:::j刈j ﾋﾘ ﾉﾊﾘY:j::::::::::!::ﾘ＼＼:::::::::::::::::::::＼ もうすぐやる夫さんが帰ってきちゃう！」
八::k! ﾞﾞツ^{ ,,,ゞ''' ﾚｙ'::/:::∨ ヽ:ヽ-‐'´￣｀ヽ.〉
〃}::ｉl:li'T"。 ` ‐-‐ ' ///:/ヽ::::〉 }:::}
|i |::ｉ|ﾙﾍ。 i´￣ , 〈//:∧ノ∨ ,ノ
ﾘ !::ﾘ ヽ.！ } //:厶-‐¬
ﾚ′ ` − ＜/ｲ/ ,ノ＼
ノ-‐=＝¬'´ `ー−=＝＝=ｰ- ､
厂二ヽ、‐- ､＿＿,....-‐ ￣
{/'´｀ヽ ＞ｰ-ミ. ､ ヽ
〈 丶 j `ー-ミ. 、
∧ ∨ ヽ ＼ ＼
/ /∨ ∧ . ヽ .
∨ } -‐¬ l ＼ 〉
- 85 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:11:29 ID:htlMsvFs0
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│ 30分後、柾木家ダイニング │
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｢￣￣￣￣| |￣￣￣￣| |￣￣￣￣|
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∠／／l / ＼ | ヽヽ
＿＿| l／ | |__,/ ＼＿,| | |＿＿
＿＿| | ／_| | / ＼| | |＿＿
: : : : | |: : ／´[王王三三三三三｢￣￣￣￣l三三三三｢￣￣￣￣|三三三三三王王ｌ 、 | | : : : :
: : : : | |／ | liｌ|l|／ ｲ: : : : : :｜ ｜: : : : : : :｜ ｜ : : : |＼|il| ｌiｌ| ＼| | : : : :
: : : : | |二二二|lｉl |i|／l | : : : : : ｜ ｜: : : : : : :｜ ｜ : : : | l :|li|lｉ ||二二二| | : : : :
／,二ヽｰ┐
, ' }`ー ＞┴ー‐- ..__,ノ
/ ﾉ '´／ ｀ヽ、
,/ / {/ / } | ',
/ ｲ く/ ,/ , /}/| /l ﾉ }
｛/ l |ｒｲ | l/ー-!／-‐ Ｖ j
| { 冫 l l/f圷下 下'TY ∨
Ⅵ ｀Tl 〈| └'’ ‘ｰ' } V 「よいしょっと」
Vﾍ从 l>､ ,､ ノ /
∨ _)ー- -‐＜ﾚ′
／ ∧},...イ不ﾐ､ ! ｀ヽ
ノ ヽ j::０::::::::::O::| ハ
/ ､__ｲ」:::::::::::::::::::::Li/ i ヽ
ｿ ﾌ:::::ｒ‐､::::::::::::::::::V __ `,
l '´￣メ,ｒ=ヽ___ヽﾍ______＿{'´-､ヽ}
i :{´､ヽｨ'￣￣￣￣￣|ｒ)ノ｀!ｊ
ゝ,＿_ﾍ `ﾆぅ |=ﾆソ
|::::::｀┤＿＿＿＿___ｊ::T´
|::::::i:::::::::!ヽ::::::::::ノ::/::: |
- 86 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:12:19 ID:htlMsvFs0
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r＝-ーーーー‐‐---ー--ーーーーーー--==---=ー--ｧ
‖ _ノ三ニ=-―'''三二ﾆ=-ー--ｖ- 、__ }
ﾉ i,二二三三三三二二ﾆﾆ==--＝＝ニ＝、 ヽ,
ij /二二三三二二二二ﾆﾆﾆﾆ==---==＝j__ ｿ
‖_ ｿ三三三三ニニニﾆﾆ,,=-―‐- 、三三ﾆ=-,ヽ ﾊ
_, - ' ´ ｀" ' =,,,_｀ー---ー---ｧ"´::::::::::::::::::::::｀"'ヾ ）
,, '´ _,、=-、 ｀"' 、-==-ｧ":::::::r==、ﾊ__,.:.:.:.:.:.:.:'ヽ==--=-=-"´ 「はい。お待たせしました」byもがな
／ ,、_、/ / : : : ｀-v、 ヽ、 ‖:::::::‖ そヲヽーｧ.:.: ﾊ
./ _i^: : : : : / ｀ー、 ', .i.{:::::::〃 ＜くi !ﾌ}__ノ.:.: i ＿
../ ,、ﾉ: : : : : : j : : : : : : : 7 ﾊ .ヽ 、::ト、__ノ iVハ八.:.: _,,=-^~￣ ｀"' - 、
‖ ,,j: : : : : : : ,,ﾉ . :::::::::: ‖ ‖ .ヽヽーvn、__V、 ノ ／ ,;;;;;;'"￣￣｀"' - 、 ヽ、
i { : : : : : i ヾ.. ::::::: / ‖ __ ｀'-=,,__ ＞__,,=ｧ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘv:;:;:;｀ﾊ ハ
∨ ｀} : : : ::::::ゝ.. ｿ /;;;;´::::::::｀::ヽ、ー二ニ=イ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:O:;:;:;:;:;:;.', .ﾊ
..∨ ヾ,: : : : : ノ ::::.. ノ /〈三三ﾆﾆｺ;;;;;ヽ .i|.:.:.:.:.:.:.:.:.:@o。:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾊ ﾘ
ヽ、 ｀,_: : : : : : : ::::;;;,,,''"´_／;;;ノ,ニニ＞、ヽ,,/i ヽ、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;Ｃﾊ:;:;:;:;:;:;:;ﾘ‖
ヽ, ｀ー==-〜´_,, -' " ヾ;;;（(_,-----、::::/‖ ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/./
｀ ー--==‐'"´ ｀ヽ、t____ﾉノ:::ノノ ヽ、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;..／／
｀ー-=-'"´ ｀ー-...,,,___,,,...=‐"´
|￣＾i
-=ﾆﾆ二二二二二二二二二二二二二ＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩ
-=ﾆﾆ二二二二二二二二二二二二二ＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩ
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
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,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「おっ、毎日ご苦労さんじゃのう」
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 87 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:12:51 ID:htlMsvFs0
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／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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i:::::{ !ゞ〜⌒ﾞ'~┐:::r-'~`=´ﾘｿ''}:::::i
l::::ﾘ ' ﾉﾘ' !:::::l
|::::} ノ' |::::::!
,-､:|:ﾉ二ニﾆ‐-､ , ｰ------､;::::i
l ,ﾍ!:!. '´て)`ヾ 〃´て)`ヾ￣!⌒i
!ｒ´i:! `二ﾆ- |::i -ﾆニ' 〃 !.| 「ああ。今日もスキが無い………じゃなくて、美味そうな匂いだぜ」
ヾ（`!. |:::` i ﾉ.i/
ヽ`l !_ !//
`! 'ﾐｰ'~' /ｿ
, ﾄ、 ､......_ _......._, /!
／ |ヽ ､＿_., /;;|、
..／ !| iヽ ／;;;;!;ヽ、
' `| ヽ ヽ、 i .／;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ-,,,, _
! ! `ｰ---,,,´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ､
ヽ :;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ｰ-、 ヽ / :::::/;;:::
ヽ ヽ ! / ヘ,,_
> ` ' ' ￣
へ
_＿／,'⌒ヽ
┌‐┤: :|: :{＿＿＿
／{ : : ! :. l∠三三三]
_{＿__: : __∠ニニニ三]
∠二三≧冖: : : :￣: : : : =-
∠二ﾆ／: : : : : :┌──-----ﾐ ＼
[三ﾆ/.:厂`: : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ヽ
∨// /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼',
⌒' /.: : : :. :. :. :.∧.: : : : : : : : : : : :. :.ヽ
/{/: : : : : : : :[`’ .∨: : :.トﾐ.: : : :. :. :. :.ﾟ｡
/:/: : : : : : : : :[, ∨}: :| } 厂} :ﾄ､: : : :.}
./:/: : : : : : ﾄ:／| .|: :|ｨf芹芋ミ.: :. .:.| （阿部さんってば、最近はもう本気でフリーダムだな、
/ :{: : : : : : イ.∨l |И代辷ソ }:| :l.ﾉ まあ、相手が一枚上手って言うか、実害はなさそうだからイイけど）
/:.:人: : : ∧ .|,ｨf斥于 〃 ]ﾉ ]ﾉ :|
./.: :. .:.ヽ : : ∧|代辷ﾉ .､ u ]从
/: : : : : : :.＼ ヽ{ 〃〃 ,ｲ
/: : : : : : : : : :.＼ﾄ､ u 丶 _ﾌ ／
,′.: : : : : : :. :. :. :.＼.>o。 イ |￣＼
,: : : : : : : : : : : : : : :.┌―厂 Г ¨ ﾄ､ ]―┐
l : : : : : : : : : : : : : _厂 { ｛ ｝ ﾉ ﾄ､
|: : : : : : : : : : : : :｛ { ｛ / ] .| ＼
|.: : : : : : : : : : : :.人 { ヽ / ﾉ. ﾉ ヽ
|: : : : : : : : : : ／ ヽ Y / ／ ／ }
|: : : : : : : : : :{ ＼ ├―/ ／ |
| : : : : : : : : : V / | { 〃 Y |
- 88 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:13:23 ID:htlMsvFs0
-
-‐ ‐- ミ
'" ＼_,,.. -‐… …‐- ..,,_
／ _y‐…‐-v'"
´｢ , . -ミ ＼
/ ／ | ‘， / ＼ _)
′ . ﾞ／ | ` 、 ＼ __ ﾉ ,
j/ / | :. ` ., ＾＼ ＼ . /
ﾞ / ‘， ‘:. `ｰ=ﾆ[_ .:〉 ∨ |
{ | ′ | ＼ ＼ ｀` .:/:∧ V/|
｜L ｜ ＼_,. 斗ト _ ｀ ､ 〉, Ｖj_ 「う〜〜〜っ。相変らずココは朝が早ええな。
V^Y＾Y^ﾄ､ ´ ]ﾆ=- ._ ]ﾆ=- _ ` 〈Ｖ/:, ‘「＼ もうチョい寝かせてくれるとありがてえんだが………」
ﾊ_ﾉ_,/r' ｨ `､ [《｢Ｆ-ミ辷…‐- ..,,＞､ ＼/’, ‘,
.′ ┴‐ｧ| `､〉, 弋zﾘ ｧ≠ミｘ∨/>,、V 〉, .い
入 _,,.. ィ(.｜ | ﾊ ,:,:,:, j/｀/厶 V: : , 「^ V、
|/八 .|人人 ′ ,:,:,:, ／｢`ｰ}ﾉ: : :| | |八＼-‐ ‐-ミ-‐
| | `j ＼j〕iト _｀ ,. '" |｀ｰr‐- :｣ 厂|¨¨¨＞'" __)＞
| ｜ ｢＞'" / ,ｨ/T爪 ／￣＾〉-/ / __レ' ⌒ ..,,_-‐'⌒＼
！ _,. -‐〈 / / /八/` -‐v′ / .厶イ'" ｀`
| 「 У .:ﾞ / ｀¨¨¨´r/^Ｌ /-‐ ´ _,,.. ..,,_ ＼ ※基本、朝練はスルーする人。
| ' 〔 .:/ _` ｢)^⌒{ l 〉´ ⌒ヽ ＼‐-ミ、 ‐y -‐ｧ
| _,. -=ﾆ[＼_/ ､` ！ jﾞ ● rv_丿.,_ ＼ ／
￣ 〈／ /〉, /{ (_ | ∨、 )>'"
∧ ////, しﾍ ＾ｰ ●人 ‘，`＜
_/ ＼ .//////, '/しr- ‐≦ ＼＼]ﾆ=-
｢＼ ＼ ////////, '//〉 /＼. ＼＼
/:::::::::::::::::::::::::i::::l:::::l::::::l::::l::::::::::::';::::';::::::';::: ﾊ
,':::::::::::::::::::;1i::::ｌl:::l:::::l::::::lｌ:::l:::::::::::::';::::';::::::';:::::i
. i::::::i:::::::::ｉ::;' !:l:::l.ｌ::ll::::ｌl:::::l.l:::ll::::::::::::i::::::i::::::ｉ:::::l
. ｌ:::::l::::::l:::l:;' .l:ll::ｌ l::ｌl::::l__ﾆl､ﾑl::::::::::::l::::::l::::::ｌ:::::l
l:::ｉ::l:l:::lｌ:l_i;..._ Vヽﾉ'ﾚ/iﾊノj 〉:::::::::::l:::::l:::::::ｌ:::::l
. l::l:::V:::ﾄ､ィﾌヽ ヾ-' / !::::::::::i:::::ｉ::::::::l:::::l 「今少しご自重下さい、真田警部補。
. l:ｌl::::Ｖ::ﾍヽヾﾉ i ,':::::::::::i:::::l:::::::::ｌ::::l コチラは、お世話になっている立場なんですよ」（小声）
';l.';::::::::|: ´; ,'/::::::::;':::::i::::::::;'::::l
;l ';:::::::l: ヽ ,'/.i:::::::;'::::::i:::::::;':::l｣
;l V::::l::::＼ r-､ / l::::::;':::::ﾉﾑ-‐''"
. ;ｌ. ';::::l:::::::;.ヽ. ｀¨´ !:::::;';.ィ´
. V:l:／ ＼ , イ´,'i::::;' ﾍ
. ∨! ｀" } ,'/::/ ',__ ※独自の別メニューをこなす人。
ﾞ;l , -‐! ,'/i:/ ／ ￣¨ﾞヽ
ヽ ＿ / _ﾉ / /.／ |
l i｀丶´ ／ / ＼
_,,..ィ´l. l ヽ-‐ノ ,.ィ=＝＼
- 89 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:13:56 ID:htlMsvFs0
-
／ __／ ＿__／ /ミY二ヽ
./ // ／, --'／ ヽ,ｨﾆ‐ヽ.
l // ／ / / ,ｨﾆ､}}r-｀ヾl
l .l/ { / } {l |ミヾll彡ﾖ i!
／ | /'´ / ゝヽ. l ´´l {lヽ
l / / / /´￣´ ) / /´l ヽ､}
Y / 〉 / l l, ヽ､ﾆ//´ ヽ ヾ､ }
/ / .／/,ﾆ､l ll ./＿_ヾ , ィ} } ll ﾉ （うん。やっぱ嫁が居ると楽でいいねえ）
l／ { ∧ ll. ヽ'＿__ゝ /ｨフ从〃´
, '{ ヽl llヽ.l ヽ ￣彡´ ヽﾞ ﾊ´
/ ヽ /} ヾ .lヽ } ｨ ､__´ ハl
l ノ ./ ｀ヽ }} l lヽ. ´.／))´ ※某少女が嫁ぎ先の外国（？）に旅立った後、家事全般を押し付けられていた人。
ヽヽ ) ノ }}_ﾉ ::::::ゝｰ l´}} ｀
/〃 { { ll }＞､_|ﾉ￣´´))
) 》 l ﾉ ﾉ丿::::::::＼ ｀
Yl /´ /´/´, 'ﾆﾆﾆ､ヽ＼
ヾ/´ } .／イ::::// ヽ ､:',
{{ { /´::::::::::// ヽl |::|
{:::)'::))::::::::::// l ＼:|
／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ,
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l 「じゃ、いただきましょうか」
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ ＿＿_ l.|. | i, j | ',. !
| l| i | !ヽ､ lV:::::::::l ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ! ｀‐-‐' 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
- 90 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:15:26 ID:htlMsvFs0
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＿＿_＿...................＿＿＿＿
,, -ー" _,,.. _,,._ ,,.._ ,,.._ _,,.. ﾞ ヽ､
／ ;;<);;.;;っ;;. ;;<);;.;;っ <);;.;;っ;;. ;;<);;.;; );;.;;っ; ヽ
/ ./ ();.;;っ;;< ();.;;っ;;< ;.;;っ;;< ();.;;っ;; っ;;<> i |
i i. ;;<);;.;;っ;; ' ;;<);;.;;っ <);;.;;っ;; ' ;;<);;.;; );;.;;っ;/ / 「はい。やる夫さんには追加メニュー。
ﾍ. ();.;;っ;;<> ();.;;っ;;< ;.;;っ;;<> ();.;;っ;;<>;／ / お豆腐のそぼろです」
ヽ .;;c;:'.<);' .;;c;:'.<); ;;c;:'.<);' .;;c;:'.<); ／
ﾞ ー-- ､､... _ ＿＿＿＿ ,,,,, .... --―"
＿＿＿_
／ ＼
. ／ _ノ ヽ､_＼
／ （● ） (● ） ＼
| //////（__人__)/// | 「おっ。いつも悪いお、もがなちゃん」
＼ ／
／ ＼
| ,― 、,―、 |
＼ ￣￣ (⌒⌒) ￣ /
￣￣＼＼／／
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 「私もご相伴に預かるわね」
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
- 91 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:16:00 ID:htlMsvFs0
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,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|:: 「………………えっ？」
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘﾉ ', ヽ.{辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣ ､ ￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ u r-‐-， ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ ヽ_,ノ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i!
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｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|:: 「あれ？ なんで夢に出てきた人がココに…………
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 食事も一人分多く作ってるし、そぼろを取り分ける為の小皿まで用意して…………
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ なんで？ どうして？ 全然覚えがないのに」
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ u ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
／:::::::::／￣＞ｰ- .._
/::/:::::::〈 ／::::::::::::::::::::::｀丶、
/:/::::/::::／/::::/:::::::/::::::ヽ:::::::::ヽ
{/::::/::, ': /::::/::/:/:l:::::l::::::}::::::::: ::ハ
ｌ:::/:::/::::/:::::|:/:/:メl､小:厶イ:::::::::l
|/:::::l::::::l:: ｌ::::N :: ─三三─＼ ::::|
|八:::::::::{r 1::::|::}（ ○）三（○） ∨ 「そ…そうだ、時節の手紙を書かなきゃ。
∨:::ﾄ l:::::|ﾉ ､_＿,.ﾉ'´} /:| 三月ももう下旬だし……春休みだし……
Ⅵﾉ 八::::l＼ ○ ｲ!::j 間違っても、燦ちゃんが心配して様子を見に来たりしない様に………」
/く / ヽ| ｀ ｰ＜仏ﾚ'
/ ` ー- ､/ﾄ､ヽ
/ _, -=＝= ､ ﾊrﾍ∨
{/二二:::::二＞ｲ戈: 入r
/:::;::-=＝=ミ､::::::::::::ヽ: : ヽ
/:://: : : : : : : ゞﾆ二二Y: : ::}. ※第２４話参照。
/:://: :,'´:::::::‐-: ､::::/: ヽ `ー'::}
.::/∧: {:::::::::::::::::::::::/::::::::ｌ l:::/
{// ∧丶:::::::::::::::Y::::::::::::| j/
ｌ | / ∨: ＼::::::::::}::::::::::::j／
{_|ｙ′ ∨: : :｀:::::::|-‐:::::´::{
- 92 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:16:33 ID:htlMsvFs0
-
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ○）}liil{（○）＼ / /
／ （__人__） ＼/ / ／ ）
| |i|||||||i| / / ／ ／
＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／ 「うわ〜〜〜っ！ しっかりするお、もがなちゃん！」
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「うん。全然大丈夫だよ、燦ちゃん。
. l .li.ｨ! ‐!i, （ ○） '三 （ ○） ﾉ‐i: :.i:､ 私は元気でやっているから………」
! 'ji!ｨ!:: ヾ丶──" 丶──"ｲ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!' ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 93 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:17:07 ID:htlMsvFs0
-
＿＿＿_
／::::::::: u＼
／ﾉ└ ＼,三_ノ＼ ,∩__
／:::::⌒（ ●）三（●）＼ fつuu
|::::::::::::::::⌒（__人__）⌒ | | | 「オバサン！ もがなちゃんにナニをしたんだお！？」
＼::::::::: ｀ ⌒´ ,／_ | |
ヽ i 丿
/(⌒) /￣￣´
/ ／ /
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::|
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
「あら、やましい事なんて何もしていないわよ」 ｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
ﾉ Ｌ＿＿＿_
⌒ ＼ ／ ＼
／ （○） （○）＼ 「その手は食わね〜お！
／ （__人__） ＼ ”オバサンの基準で”やましくね〜ってだけだろ。
| |::::::| | 何をやったのか、包み隠さず白状するお！」
＼ l;;;;;;l ／l!| !
／ `ｰ' ＼ |i ＿ _
／ ヽ !l ヽi | l [l] |￣| /l | |
（ 丶- 、 しＥ |そ | 二l ￣/ [][]∧.|_|
`ー､＿ﾉ �堯�l､Ｅ ﾉ < |__| |￣／ <_/ <>
ﾚY^Ｖ^ヽｌ ￣
- 94 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:17:40 ID:htlMsvFs0
-
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 「そう言われてもねえ………」
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
, ', -､ヽ'´ ｀'´, -､ヽ
! { / ﾞ } i
ヽ｀ｰ,' ● ＿ ● ﾞｰ'ノ
｀ ! , '´ ▼ ヽ l"
/ ｀ヽ. i 人 i ﾉ ヽ
ヽ./ ｀＝=ｧ'⌒ヽ=＝' ヽ/ 「私はただ新作の。
〉 .／￣￣12￣￣＼. 〈 普段より素直にお返事してくれる装置のモニターをして貰っただけよ」
〃／ | ＼ヽ
｜ | 9 ○ 3 | ｜
｜ | ／ | ｜
＼＼ 6 ／
【プレシアの新作アイテム：夢でお返事ベアー君】
ノンレム睡眠時における軽度の思考誘導＆自白誘発機能を持った目覚まし時計。
＿＿＿_
／::::::─三三─＼
／:::::::: （ ）三（ ）＼
|::::::::::::::::::::（__人__）:::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: | 「！！！」
|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: |
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＼::::::::: |r┬-| ,／
ノ:::::::: `ー'´ ＼
- 95 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:18:12 ID:htlMsvFs0
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／:.:.＿＿:.:.:..::.:ｌ:.:.＼＼ｌ:.-:.､:.:.:.＿:.:.:.:.＼ _
／￣/:.:.:.:.:.:/:.ヽｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:ト-､:.＼:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.ｒ､l`トｌ:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.ﾄヽﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:イ:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.ｌｰoｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.{:.:.:.:.:.:}
￣/:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｌ一 ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:.＼:.:.:.:.ｌ
ｌ:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.ｲｾヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:.:.:.:.}:.:.ｌ
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 「正直、チョっと不安だったのよね〜
｀ ＼{ヽﾊ ｀‐￣ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:. 又聞きだけど、貴方達の婚約って、ほとんど勢いだけで成立した様なものでしょ？
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:. 実はもう後悔してるんだけど、上手く言い出せない。
＿ - ‐ ─ T ﾄ イ ／ｌ:.:.:.:.ｌ///////＼ 単に引っ込みがつかなくなっただけなんじゃないかって」
＜//////////ｌ:.:.:.l//ｌ ∧/ｉ:.:.:.:.ｌ/////／三
￣ ‐ -ｘ :.:.:.l//ｌ/三ｌ/l:.:.:.:.ｌ///／三三
/:.:.:.}///三三/:.:.:.ｌ/／三三三
/:.:.:/_//三三/:.:.:.:.:.ｌ/三三三三
イ:.:.:.何_刀三三{:.:.:.:.:.:.:{三三三三
／:.:.:.:.ノ￣￣＼三八:.:.:.:.:.:.＼三三三
‐=イ:.:.:.:_／ 〟 ＼三∧:.:.:.:.:.:.:.}三三三
て／ ノ ／＼三{:.:.:.:.:.:.＼三三
／/ / ／////＼ ｌ:.:.:.:.:.:.ﾄ ゝ三
/// / /////////ｌｌ:.:.:.:.:.:.＼三
/// { //////////}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}三
{//＼ //////////ノｌ:.:.:.:.:.人:.:.ｌ三
＼///＼ ＼ //////////ｲﾄ ﾘ:.λ三リ三
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 「でも、幾つか質問しただけで杞憂だと確信したわ。
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::| この娘はチャンと、貴方の本質を掴んでいるって」
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
- 96 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:18:44 ID:htlMsvFs0
-
-―- ､ ＿＿_
, =--=≡ミ、,: ´: : : : : : : : : :´: : : : : : :.｀: : ､
／￣￣＞ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
,.ィ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
ー＝≦-=彡: : : : : : : : : : : .:: : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : ,
／ : : : : : : : : : : ,ﾍx､: : : : : : : : : : : : : : : : :', : : :
. /: : ／: :／: ／／ ﾞ" :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
| ／|: : /: : /: /＿ : ﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:. : : :!
|´ :!: :!: : ,': :/ ｀ ､ ｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.: : :!
. |: :|: : | : |,ｨf＝ﾐｘ :|´ ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:. : : :! 「イイ娘を捕まえたわね、やる夫君。
. |: 八: !: :i! ヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:. : :! 安心したわ。これなら、ウチのバカ娘のお守りだって充分できそう……」
. |/ :! ゞ!: :!: " " . j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.: : :!
|: : !: :| _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.: : : :!
|: : ! 人 .:/: : : :/ : : : :
|: : !: : : ＼ ｀ - .: :/: : : :/ : : : : :
': : :|: : : : : !:.､ '/: /: : : :/.: : : : : :!
/: : .ﾉ: : : : ﾉ: ﾉ ＞ - ´ /:.〈: : : : (: : : : : : :|
. /: .／: : : ／, ' ム､_＼: : : ＼: : : : :
/: 〈: : : : （・´ __ __ ｀ .): : : : :) : : : !
. ,. /-‐´＼: : : ＼､ ヽ ´ ／: : : ／: : : : :!
／ ): : : : : 〉 ｀ ｰ‐―――‐〈: : : : 〈: : : : : :
＿＿＿＿
,. -'"´::::::::::::::::::::::｀¨ー ､
／:::::::::::::::::::::::::::::__,,,::::::::::::::::::ヽ、
,.'"ｰ､:::::::::::::::i:::::::ｒ":::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/:::::::::::::::ﾞヽ:i:::::::ｰ"'_,-ｰ‐‐-´:::::::::: ヽ、
/:::::::,ﾆ=-ｰ:::::::::::::::::::::=-ー¬:::::::::::::::::::::.. ヽ
./::::::::::=-‐¬'::::::::::::::::::: 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
/:::::::::.:::l::l::l:i" i,, ＿__ ） i
/ ::::::i::i:'､__ノF￣ｰ┤ l 「な…な…な………」
,'. | | }
i | _| /
', L'ﾆ￣‐┘ ／
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀¨i ヽ
/ ヽ
/ ヽ
- 97 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:19:17 ID:htlMsvFs0
-
＼ヽ人_从人__从_人__从_从人___从_人___从_人_人从_从人_人／
≧ ＜
≧ なんちゅう事をしやがるんや、この腐れ外道はっ！ ≦ byやる夫
≧ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒YW⌒W⌒YY⌒W⌒Y＼
「えっ？ これくらい普通でしょ。
大事な娘と義息子を任す相手ですもの」byプレシア
＼ヽ人_从人__从_人__从_从人___从_人__从_人_人从人_人／
≧ ≦
≧ って、これだからマッドはキライだお！ ≦
≧ 発言の前提条件からしてワケわかめだお〜〜！ ≦ byやる夫
≧ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒YW⌒YY⌒W⌒Y＼
Π Π
旦三l二二l二二l二二l¨／＾＼¨l二二l二二l二二l三旦
/ ／／'＾＼＼ ∧
/ ／／｀¨Ｏ¨´＼＼ ∧
/ ／／ 〔王l王l王〕 ＼＼ ∧
/ ＜／＝＝＝＝＝＝＝＼＞. ∧
/ ,′ ｀, ∧
/ ／ γ´三三三ヽ ＼ ∧
/ 乂ゞ ､ /ﾞ/ ◎ ヾヽ , 彡丿 ∧
≪亞亞亞｀＜三三三三三彡｀ ‐-（(t)）-‐ ´乂三三三三三彡´亞亞亞≫
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
〃｀ヽ | | | |l＝lｌ=(Ｙ)=ｌl＝l| | | | ,r'´ﾞヾ
i!､ ノ〃 弋 | | | |l＝ll=GQ=ll＝l| | | | 勺 ﾞゞゝ､ ﾉ!
iiiγ 〃〃j | | | |l＝ll=.从.=ll＝l| | | | ｉ ゞゞ ｀ヽiii
彡丿~i (( ｏ | | | |l＝ll＝ll＝ll＝l| | | | ｏ )) i~ 乂ミ､
|￣￣￣￣|￣| ||＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌl＝l┌―――‐┐ｆ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝|| |￣|￣￣￣￣|
| | | ||＿||＿||＿||＿||＿||＿||＿||l＿.奉納＿.!.l|＿||＿||＿||＿||＿||＿||＿|| | | |
| | | [二二二二二二二二二二二|l三三三三ｌ|二二二二二二二二二二二] | | |
| | | | .|:::::::::::::::::::::::| .|::::::::::::::::::::::|l三三三三ｌ|::::::::::::::::::::::| .|:::::::::::::::::::::::| .| | | |
| | | 凵:::::::::::::::::::::::凵::::::::::::::::::::::|l三三三三ｌ|::::::::::::::::::::::凵:::::::::::::::::::::::凵 | | |
- 98 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:19:49 ID:htlMsvFs0
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::::::::::::::::::::::::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓:::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::┃ やる夫は魔星達の魁のようです 第二十八話 ハート・オブ・ストーン ┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::o:::::*:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛:::::::::::::::::::::*:::::::::::::+::::
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- 99 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:20:22 ID:htlMsvFs0
-
┌─────────────────────┐
│ やらない夫達の住む、新慈恩会の若手用宿舎 │
└─────────────────────┘
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ , イ
￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣ |
| ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ | |
| 目｜ ｜ 目｜ ｜ 目｜ ｜ 目｜ ｜ | .|
| |。 ｜ |。 ｜ |。 ｜ |。 ｜ | .|
| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ | .|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||＃| |
＼| | |
| ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ | |
| 目｜ ｜ 目｜ ｜ 目｜ ｜ 目｜ ｜ | |
| |。 ｜ |。 ｜ |。 ｜ |。 ｜ | |
| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ | ／
| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ |／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／||ミ
／ ::::||
／:::::::::::||＿＿＿＿
|:::::::::::::::||／￣￣＼|| ｶﾞﾁｬ
|:::::::::::::::|| _ノ ＼＼
|:::::::::::::::||（ ●） （●）|
|:::::::::::::::|| （__人__） |
|:::::::::::::::|| ｀ ⌒´ | 「今、帰っただろ」
|:::::::::::::::|| }
|:::::::::::::::|| }
|:::::::::::::::||ヽ＿__ ノ
|::::::::::::::(___＿＿ノ´||
|::::::::::::::(_ノ ／ . . . ||
|:::::::::::::::||／ ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
＼:::::::::::|| ||
＼ ::::||￣￣￣￣
＼||
- 100 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:20:54 ID:htlMsvFs0
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/／ . ／レ::::::::::::::;:::::::::/:::::::::/::::::/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. /´ ／／:/::::::::::::/l:::::::/|::::::::/|:::::::ﾄ､V:::::::;::::::::::::::::::::::::::::::
／ﾍ/::ｨ::::::::::::ｌ;::|=ｖ::/_ｊ::::::/ .|:::::::lヽ.|:::::/l:::::::/::::::::::::::::::::
／-‐ '´/:::::|::::::lﾍlﾃ.V气!:::/ !:::::/ｧzl:::/7::::;ｲ::::::::::::::::::::::
. /:::::::::､:::ゝ 込Zｿ」:/ l:::::|彳 l旡ｌィ</:::::::::::::::::::::::
l:::::::;ｲ:::､::l l/ ｖ::l､込Zリ ﾄ/::::::::::::::::::::::::: 「お帰り、やらない夫………」
|::::/ |::::::l｀＼ ′/ ヽl ￣ /:::/::::::::::::::::::::::
l::/ |:::::ﾊ l /:ィ::::::::::::/:l:::::::/
l/ l::::::ｲﾍ ヽ /´/:::::::::::/l::A:::/
′ /:::/ |:::::ヽ (`'ヽ /:::::::::::/-l' l/
/／ .|:::从::ﾄ ﾆ´ -/:::::::::::/:::/ ′
/´ . ｌ/ `l ､＿ -‐ /:/::::／从l
_' ⌒ｿ /ｨ{:／
_ ´ く 〈 ｀"‐､_
_ -‐ ヽ ヽ ｀ ､
,. ´ l | ヽ､
_,.＜ ／: : ／: ／: : ; : : : i : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
ｰ '"´ /: : ／: : /: : : ;{ : : : :i!: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
/: :,/: : : /: : : / !: : : : |!: : : : : : : : : : : : : : _: : : : ヽ}
. /: ,/.! : : /: : : / {: : : : :!、: : :.,!: : ; : : : : : : ﾊ!ヽ: : : ! 「って、チョっと待て！
/: / l: : :,': : : / '; : : : |ﾊ; : 彡:./!: : : : : : : : }} !: :'ﾘ 何で普通に帰ってきてるんだよ。
. l.:/ !: : i: : :/ﾆミ､ハ: : :.!'´∨_テ､}: : : : : : : : :∨: : } お前は今、大学の春季合宿中だろ？」
. |:! !: : |: : ハ､辷}ｿ.'; : :| -'ｰ '７: :, : : : : : : : :ヽﾘ
. l:! ,': :.ﾊ: :,': ﾊ ハ: :! ./／!: : : : : : :.､ﾊ｀ヽ、
｀ /:/ !: : : ,∧. ' .ヽ| /'´ !: : :i : :､ ､ﾊﾘー――-.､
. ,'/ !: : :i |:.＼丶＿ヽ_ .,': : /!: :.ハ:|｀`イ ＼
. ノ´ '; : :! |: : :/丶ｰ― ' ／: / .l: /／｀ ＼
∨! !: /ノ:.∧iヽ､_, イ ./'´ ./'´ ／´＿_〉
. ヽ .j//ノ'´ ｀ ./{ ｀ヽ ./ ／'"´ `
,イ´! }:.:｀ヽ、_ ./ .／
. / / {:.:.:.:.:.:.:.:./
/ { l:.:.:.:.:.:.:./ ／
. / .ヽ、 }:.:.:.:.:./ ／
- 101 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:21:57 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | 「いや、それなんだが………」
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ |
l / ／ ／ _､,,.ノ |
r /___) | 「どういうワケか停学になっちまった」
/ / |
/ ノ |
{ jヽ /
.| i > 人＿
| |／ ￣ ヽ
.| | ｨ ヽ
ﾄ､
＿____ l:::l
ー=ｧ ´.:::::::::::::::｀ヽ}:::ﾚ1
／.: .:.::::::.::::::::::::::::::::::く
. ／.:::::. .: .:::::::::::::::!::::::::. ::. :::.、
／ｨ::::::::::::/.:/イ::l:::::::l:::､::::::. . :i
__ノィ:::::::/|/ !:::|:::::::lヽﾄ､:::::. :. ::} 「えっ、ナニそれ怖い」
{:::::::{ {} l::::ﾄ､::::! {} 〉::/:::::::.
l::::::::ﾄ、 V .:::ヽ! /.:/.::::::::ﾄ、
. ﾉ.::::ハ /ﾞ７.:::::::ﾊj
´⌒|.イ:＞ ,、 rｭ _ノイ::ノ
l´ く ｀￣｢＿｣ ７
rく {:::::::/＿ノ｀ヽ、
ﾚﾍ.＿レ´ﾄ､／ヽ:::::::}
ノ く i二{ |:::/
- 102 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:22:29 ID:htlMsvFs0
-
-＝;‐- ､ /:'´:::::::::::::::::. ... ::｀ヽ､
,.- ''":: ..:::::ﾞ`::::::::: :::::::: . . :. :... ::::＼
,ﾌ´.::: .. .: . .::::::::.. : . :::. :.. ::::. : ::ヽ､丶､
, '::::::::::::.: .::.:: .::::::::::. :. :::..:::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ ﾞ`
ノ;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／'"/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-､;-､::::l::::::::::::::::::::::ヽ
/.: .::::::i::: ::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ､｀`ﾞヾゝ､:::::.. ::::ヽ
/ィ:: ..:::_」::: : ::::::::::::::::::::::_::::::} }ヽ {_}. }::. :.ヽ､
_/::/::/ /:: . . ..:::::::_;;-''´ ﾉ::/ ｌ:::::', !:ヽ∧:: :.l
ｒ;=/イ- ﾍ/:: .:..:: ::::::::{ ／:::::;{ !::::::}1:::::∨:l､. :ｌ 「あ…ありえねえ。
／┴- 、 {:::::::::::. .:::::::l／:::/:::/` /:::::ｊ |: : .::::/ }:::ｌ 何をどうやったら、入学する前から停学なんて事になるんだよ」
／ ＼}:;l:i;::::::: :::::l￣'´l::::/ ,':: ::/ ｊ:: .::::/ l:;ﾘ
. ,∠ -- _ lﾊ:!l:::::::::i:::|､ l:::{ }: ./ /ｊ:..:::/ l'
, ' ｀ヽ ヾ';::::::::l;:l 丶 ヽ{ /ｨ/ /ノﾊ:/
. / ﾉ ';:::::::ﾊ! 丶 , ' }.{'
. / { i ヽﾊ{ `ｧ7 / . 〈〈
{ { ､ ｀`「 / /-''´ }｜
| '､ ヽ丶. ／ / ./ '´}
i ヽ ヽ} / ./ ィ
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） |
（｀⌒ ´ |
{ |
「いや、俺にだってサッパリわからないだろ」 r､ r､ヽ /
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ
/´ /,1 | |
＼ ノ .｜ | |
- 103 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:23:02 ID:htlMsvFs0
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┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
:.:.:.|:.:.:.:| _!:.レ :||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|::|:.:.:.__:.:.:.:. -―_|:|.|＝= : :＿ : : : : 癶乂爻w从;爻父;从;爻W
:.:.:.|:.:.:.:´:.:.:.:.:.: ||_:. --_―＝:|::|￣―:.:.:._:￣:.:.|:|.| : : : : : : ￣ ::¬ｨw;从爻w从;从爻;戈爻w;从
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--------―――――¬二}:.:.:L__l:.:}:}-:.:.:.:.|:|.| : : : L__ｌ: : :.Liﾆiニ!__l________iﾆiニ!--------
: : : : : :￣￣￣￣￣￣￣|:| ||:.:.:w.:.:.:.{:{:.:.:.:.:.:|:|.| : : : w父爻w.|:| : :|:.| | | | | || |:|: :|: : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|:| ||爻从爻k}:.w;,:.:|:|.| : : 爻从WjW;|:| : :|:.| | | | | || |:|: :|: : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|:| ||ー--＝=ニニ二二ニニ=＝＝ |:| : :|:.| | | | | || |:|: :| __＿＿＿
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|:|_|| |:| : :|:.| | | | | || |:| :ｌi´￣L＿__｢
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: : | ｌ:|＿|.」-----ｌL|:|_:||==＝＝＝
========＝＝＝＝＝＝― ｀ 丶 ､ || _＿
｀丶､ ＿_ ｀丶 r ニニニ --―
＿ ---―‐ ＿￣｀ --― ￣￣ ＿__
常識的に、この春入学予定の大学へ行って、
l l || 男 塾 魂 ll
..::／|| l l ii==================ii
...:::／| || l ｌ l l l
...: :／| |／|| l ｌ ┌─────────┐
／| |／| || l ｌ │［］ ［］［］［］ ［］［］ │
|／| |／|| l ｌ └─────────┘
／| |／| || l ｌ l l l
|／| |／|| l ｌ l l l
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|／...::::::／ ／ ／ ／ ／
／.....:::::／ ／ ／ ／ ／
...:::::::／ ／ ／ ／ ／
..:::／ ／ ／ ／ ／
常識的に、入部予定の剣道部の合宿に参加させて貰って、
- 104 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:23:35 ID:htlMsvFs0
- -───-
／: : : : : : : : : : : : :ヽ､
Y⌒Y二二二二｀＜//人
Zﾆ弋.ソ/////////＞ ､ ヾ: :
／/////////////彡イ ＞==圦
,ｨ ,ｲｨ ,, ／/////彡===任 0￣＞ ﾆﾆﾆﾆﾆ=イ
イ7∨州州州州yｨｨ ＜ =≦三ﾆﾑﾏ彡'ー─≦ U 二{ ｀ヾミ=ｰ
〈v{州州州州州州州州州y, r-=彡'´￣ヽ Y 0＞/ ⌒￣ ,,,,,, ／二|ヽ }ﾆﾆ辷
代州州州州州州州州州洲z, ⊂ﾆ=──{ ヽ`TT { ) ,,' ─- ｲ 二|Y} |ﾆﾆﾑ
《人小爪 {{{ ﾙ',ｨ爪〉圦㍉㍉ｧ |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::iヽ | | | | ｀¨⌒,,／ ハ u 二|ノ ／ﾆﾆﾆﾏ
／三∧从 ﾘ ／へjj ミ㍉㍉vY |i:代iｿｿｿ从川... ＿＿. 弋 ヽ.| | ﾄミ=ー'''＿＿／i:i:} .二|爪ﾆﾆﾆﾆﾆ辷
-─- 乂 ( o込辷彡_o__〉 u|ミ｀ヾミﾙ..... |代___／` |i:i:l..... ／:i:i:i:i::i:iヽ =.|.| ー一=i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| -─＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ込
／ ＿ } |u. ( ￣｀==ー.__ |ﾐﾄ､ }ﾐｲ. { ﾟ{ yﾟ ′ |=〈... 圦ソｿヘV:i:ヽ.....= ﾘ |i:i:i:i:i:＞-──‐ｧ' u.| r ､ ＜ﾆﾆﾆﾆﾆ
|ﾟ/_Y ﾟイ へ. | __zミ_｀-イ ⌒ヽミ |ﾐ } ﾙイ |｢ﾆﾆﾆ7 | ) ）....代 ﾘ 斗 ﾏi:i:i ＝', |i:{￣-──一 ' | |圭＞ ､ ｀ ＜ﾆﾆ
| lﾆﾆﾆY ノ _ｲ爪| } ㍉|ﾐｰく抓㍉ ||こ二7 ﾐイ ≧〈 ≦ | 》. 小 ￣ ＿＿ ノ | |圭圭圭＞ ､ ｀
| |─‐y | ﾊ i:├┼┼┼一ｧ､ヾ汽气爪州,, ｲ ー一 jﾐ i:i.. ', {三三} 小 |ﾑ ｀￣ ／| |圭圭圭圭圭圭
..ｲ `ﾆﾆ´ | _ﾊ:i ー─‐‐‐ 小＜ |从州杙_ 弋＿ ≦ | ﾑこ二ｨ ﾉ . ＜＞| ∧ ／ : :| |圭圭圭圭圭圭
.込＿＿__／ .|＼ ﾞﾊ:i ー一 y小'': :| r ミ＜州洲il.. | | ＜＞ | } イ: : : : :| |圭圭圭圭圭圭
＜＞小,,＿_,,＞'': : : : : :| |圭≧､｀'＜.. |.... -＜ ＞ | ー─一 : : : : : : : :.:| |圭圭圭圭圭圭
＿ ＜＞ | : : : : : : : : : : :/: | |圭圭圭≧V州y〈 〈 | : : : : : : : : : : : : :.. │ |圭圭圭圭圭圭
ﾏﾑ≧≦ | : :.Y: : : : : / │|圭圭圭ﾆ圦抓y....Vﾑ⊃ o | : : : : : : : : : : : │ |圭圭／圭圭圭
ﾏﾑ .o | 1: / │|圭圭圭圭ﾆ',. Vﾑ o | | レ イ圭圭圭圭
ﾏﾑ o. | /＿＿ | |圭圭圭圭圭',ー Vﾑ 二ﾆ=一ﾁ -─────／圭圭圭圭圭圭
ﾏﾑ ＜乂 ＿＿＼圭圭圭圭圭圭圭圭圭. Vﾑ⊃ ＜ ／ー- ／ ／圭圭圭圭圭圭圭
ﾏﾑ＜＞ Y´ V圭圭圭圭圭圭圭圭.... Vﾑｰ=≦ ／ У ／圭圭圭圭圭圭圭
常識的に、先輩達と基礎錬で軽くウォームアップして、
- 105 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:24:08 ID:htlMsvFs0
-
,f'⌒.Y
､| |
ﾄ､ .ノ!,
ﾄ､._ノ!:
i| |:
.i| |:::
{ﾐ=彡}
:| i| | ,.ｲ三三三三三三∧
| i| | _ f´三三三三ﾆ, ‐ ,三::ﾍ
ﾄ､._ノ!: ｀ト-----‐ ' ´ ..ﾉ三三',
i| |: .} （ .ヽ三,ﾍ::ﾞ,
.i| |::: , ‐ ､ /, ' ¨ヽ ,}ﾆ}ﾍ',::',
{ﾐ=彡} { r。}.',{{,。ﾌ ',／ |ﾆ| .}ﾊ:}
:| i| | ﾄ､.｀¨}¨ヽ二.ｲ ./{ﾆ{ｲ｀ヾ 「おっしゃあ！ こいや新入り！」
| i| | __ .' ,.｀´ヽ_イ―:.､ .} ｀',ﾞ', .ﾄ､
ﾊ.i! .∧ ∧ヾﾆﾆ´'_¨ゝ} ...|/ .,.ｲﾆヽ
r‐ ∧ゞノ / . ∧ ｀ー‐ ' ´ }／三三::
,.ｲ /t-イ/ ＿_} ｀¨¨´ _／三三三三
ﾄ､ ヽーﾍ_,.ｲ ／三〈＿＿＿_,ｲ三三三三三::
ﾞ, ヽ _ゝ' ／ .,.ｲ三三三三三三三三三三三三
〉―‐ .'_,...イﾆ:丶 _/三三三三三三三三三三三三三
.,.イﾆ｀¨¨´三三三三＼_,.ｲ三三三三三三三三三三三三三三
.ヽ三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三三三三ﾆ
. ∧三三三三三三三/三三三三三三三三三三三三三三三
常識的に、部の名物だっていう新入生歓迎行事。
先輩後輩の垣根を越えてた、ルール無用のバトルロイヤルに参加して、
. ∧
y,f'⌒.Y
r､| |
ﾄ､ .ノ!,
:::ﾄ､._ノ!:
i| |:
}l .i |::: ＿＿_
{ﾐ=彡} ／ ＼
<:| i| | .'
| i| | ! ヽ、 _ノﾍ
fﾊ.i! .∧ | （●） （●） i
∧ゞノ / | （__人__） | 「押忍！ 胸をかります先輩！」
//t-イ/ | ´⌒｀ ,＿
. ﾍﾟﾐ〔彡ヘ､ ---- ' ｀
/⌒ヾ ｀ｰ ＿ _/ i
ヾ___ｿ＼ ￣｀ /
| iYi `'ｰ ､_ ___ ,／
廴_./｜ ￣ |
| |
ﾉ ヘ
／ ＼
／ ／´`＼ ＼
! く´ ＼ `
＼ ＼ `､ ヽ
(´____＿___ノ ヽ､_ ＿`､
Y´ ｀ヽ
｀ー --- '
- 106 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:24:49 ID:htlMsvFs0
- ＿＿
／ ヽ-ー､-､
i i ヽ ヽ
ﾉ| ＿ノ L ｌ ､ i｀ヾ､
/. i| ( ●）=（●） ｰ ｊ ヾ､ 「おりゃあ！」
/ { （__人__）/ ヽ `＾-
/ ゝ |i!i!i!| 〈/ 〉､＿ ＝
i|／／二≧＝二｀ヽ､ /｀ー--=､ `
ｌ !' i ／ 二ヽ>ー/＿＿ ＿ 〜 ＿ー＿＿＿ -―― 二
| ! ! , ｀ー=≧´ ――― ￣￣ ――― ￣￣ ￣／
|i ヽﾊ {ヽ ＿＿ ＿ ＿ -‐￣
ﾊ ヽヾ__｀- ＝￣− ＿＿−￣
＿ - ＝￣− ￣ ＿＿ ＿ ＿＿――￣
-＝二 ― ￣ ＿ ＿- ＿＿− -― ＝￣
＿ 二 −＝ ― ￣ ＿＿ ＿ イイ感じの血と汗をタップリ流して、
＿−＝ ―￣ミ、 ￣ ￣ヽ
＼
／::::::＼_
ｌ:::::::::::/:::::＼
／￣::::::::::::::::::::|
ｌ、::::::::＿＿::::ノ ＿
＞'￣ ￣＼ /::::::ヽ＿
/ iiiiiミ ,へ（:::::::::::::::ヽ
/ ||||,へ, ヽへ＼:::::::::::::
ｉ|||ｌｌｉｉ,ヾヽ|||/O/ , ））ﾉ |::::::::::::
||'' ＿''ll ｌ''ヽ-' ' ' ヽ ﾉ::::::::::::
``| '、０ｌ| |::ヽ ,,,,,,,、 <ー─
「（ヘッ）やるじゃねえか、新入り」 ｒ┤、￣|_ |::::）／イ￣ｌ | ＼
|::ヽ | ,,,,,ｊ `イ ／ｌノ | /
>::::| ヽ ｌ' ,イ ／ｌ／、ﾉ ﾉ //
ヽ-ｙーヽ ヽ<＾／、／ ///
|::::::::::＼ ヾ-`' ノ ／//
┬┬ｊ￣| | ヽ＿＿__／ //
┼┼ｌ○| | ヽヽゝ ／//
- 107 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:25:22 ID:htlMsvFs0
- ,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
イ三二二ﾆﾆﾆゞ ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ .,.:,..:.. .,.:,..:..
... ,... ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣￣
,ィゞ .,.:,..:.. .,.:,..:.. ... ,...
ー＝==＝- ー＝==＝-
... ,... .,.:,..:.. ... ,... .,.:,..:..
＿, -─‐- ､ー‐-､ー-､ ;: ;:;: :;:;: ; ; ,ィゞ
,ｲ､,r'⌒ヾ ヽ ヾ ｀`''ー- -､-‐''"´ヽ;;: :;:; ;:; :;:; ;: . .,.:,..:..
,r/ (::;;:;:;;/ー-､ j `, ＿ /ィ´ ;:; :; ;:; : ;: ,ィゞ
ヽ 「i''ー'"´ ,r-‐'ー''''"´￣
,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
イ三二二ﾆﾆﾆゞ ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ .,.:,..:.. .,.:,..:..
... ,... ｀`ｰ─'"´ ￣￣￣￣
,ィゞ .,.:,..:.. .,.:,..:.. ... ,...
ー＝==＝- ー＝==＝-
... ,... .,.:,..:.. ... ,... .,.:,..:..
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三::
三三三三三三三三三三三三ﾆ,.イ三三三三三三三三三三ﾆ
ヽ三三三三三三三三三三＞'}, イ三三三三三三三三＞'´＼:
.｀¨¨二ﾆ＝r‐ ､―tｪｯ‐.'-,（__ヽ三三三三三_‐ ﾆ ¨_´___ ｀
≦三三彡―| ､}｀f¨¨¨¨¨´/ ¨´, ―'´‐ ､ ｀ｰ 'ﾞ ／
‐ .' ¨´ .| ﾌ',ー ﾆｦ / ／／ ｀ミﾐ､¨¨¨¨¨¨¨´
.|..., / ¨´../ ｀ヾミ､
.|:..|.| ／./ 彡 ＿__ ｀¨ヽ ｀丶、 「まさかテメーが最後まで残るとはな。
.|:::}.| .{ 〈 ＿}＼ .､＼ ｀ 今年の新入りはイキがイイじゃね〜か」
.ヽ:::. /丶 _, ‐ 彡／ .ヽ .｀.∧ __
_r‐ミヽ::. ヽ ´ } ', .,ｲ¨´
., ‐ '´ .｀´ミ ,!.ヽ彡彡 ミミミミﾐﾐ､ /// _
¨´ ,ﾞ| .ｲ＼ ｀¨｀ミﾐ､ /....:≦ﾆ
／ ,ﾞ | - ',___｀¨¨¨¨¨¨ 丶、｀ミﾐ､ ,....:≦三三三::
,' | ｀丶、 ヽ イ三三三三三ﾆ
.r-､ ／￣￣＼
／て ) ／ ＼ ／
（ _ﾉ ﾌ. | （ ●）（●）
ゝ、 〈 | （__人__）
/ ハ ヽ. | ｀ ⌒´ﾉ
/〃 ﾍ ＼ . | } 「押忍！ お褒めに預かり恐縮です！」
ｉ ！ ＼ ｀ ーヽ }
丶丶 _ ＞ ヽ ノ､
ゝ'´- ､_ y-､ ＼
〈 ￣ う /､ ヽ いよいよ、生き残った数名の上位陣による最終決戦って時に、
`ー― ¬､__ノ | > /
| r'＾ヽ'´ _／
| `く__ノ´
- 108 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:25:55 ID:htlMsvFs0
-
,..---:;. _ |/', i l ｀ヽ、
／ r''"￣`'‐:ii;、',ヽ__ ∨∨＼＼-──`
│ ´ii l ,‐‐ /＼ヽ_ヽ
ゝ<;;`ー､ ﾟ ',|ii: ||ｌ ﾄ､
／へuヾ;;::＼,,/';i!!!,ｊ u !
,..r‐.. ゞ;;;::::: "ノﾉ ,ﾉ,,ﾍ/
イ´ ｀＼u ゛゛丶:;"::< ﾟ j /
│ _,, ＼ u ゛゛""''7 「なんちゅうことをしてくれたんだ、お前等！」
" ＼,, ＼ --、 ._,イ
／ ＼ _ ＼ "u l
／ . ＼,.＼ /
。 ﾟ , !_│/ 何故か剣道部とは全然関係の無い先生が飛び込んできて、
／ <ン//
／ ﾟ ﾟ 。 ／／
＼ ／／
ヽ ／／
／ i ／／
ノ／／
,ｨz‐,ﾑ`=''‐-,__
_､-!`´:::::::::::::::::::::::::::::'‐-,
_}::::::::::::::::::,､__､-､-､::::::::::::｀7
ﾏ`:::::::::::,vﾍ!, -‐‐ }:::::::::::::::7_
∠::::::::､/`{_ /ｨ´o¨_>, ヽ::::v‐､<
,ﾑ,::::/入_`'__ ￣し′ Vﾊﾍ V､ 「停学！ 停学だ、馬鹿野郎共！！」
ム|´/｡ﾄ/ Vﾊ 〉ｨ′
'｀ヽ!ノ | _ ､ ヽ}‐くﾍ
{ ヽ _.. --=ﾐ、 ミ| ヾﾍ
ヽ. | r',ｨ ',二Z´} ､ ﾐ!､ ',-､ _... -――- ..._
ヽ｀ヽ:/_.. -‐'´ ′`/ ﾊ , ィ´ 〉、.,-､／: : : : : : : : : : : : `
. ．． ヽ.Y, -‐''´ ／- ''´ ／／: : : : : : : : : : : : : : : :
：, -､ ： ． { _ ノ〈 ｀ヽ、 / , ' : : : : : : : : : : : : : : : : : :
：/ ヽ‐-､… `ー＜、 ∨ ヽ､__/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 参加していた部員全員をまとめて停学にしちまったんだ。
. …, ｲ ヽ ￣｀`＜´ iヽ ∨ ／ ∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
：／ | | ヽ、 , ヽ：| 〉 /: : : i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
：,| ﾉ ﾚ }/ ヽ|： / /: : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
- 109 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:26:27 ID:htlMsvFs0
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） 「なっ。ミステリーだろ？」
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼ ,.-'´:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:ｌ
＿_,.-''´:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:!
｀''ー−ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
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∨:.:.:./:.:.:.:.:ｌ〃ビシｌ:/ ヽ| ゞ＝'-‐ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌヾ'､|
!:.:.:./:.:.:.:.:.:! ｀"´ |! ' ｀ ::::::::::::::::::::ｌ:.:.:.:.:/.:.:.:.ｌ:.:.:!
!:.:∧:.:.:.:.:.:ｌ:::::::::::::: ｊ:.:.:／:.:.:.:.:!:.:.ｌ
「じょ…常識の法則が乱れる」 !:/ ｌ:.:.ｌ:.:.:ｌ __ /イ:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:ｌ
|! ヽﾊ:.:ﾊ ｒ-‐―ｒｭ ｊ:.:.:.:.:.:.:./ |/
ヽ! ＼ ｀ ニ￣´ ,. イ:.:.:.:ｌ:.:.:!
｀>､ ,. -''´ ｌ:./:.:ﾊ:./
/ ｌ:.:ト..,,,_,. ‐''´ !/ヽ| ′
ｌ/ｌ ｌ′
__,,,...-―} ｌ.,_
/ ヾ'′ | ｀ヽ､
_,,..-―''´ ＼ ﾄ､ ｀''‐-.,,,_
- 110 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:27:04 ID:htlMsvFs0
-
-＝;‐- ､ /:'´:::::::::::::::::. ... ::｀ヽ､
,.- ''":: ..:::::ﾞ`::::::::: :::::::: . . :. :... ::::＼
,ﾌ´.::: .. .: . .::::::::.. : . :::. :.. ::::. : ::ヽ､丶､
, '::::::::::::.: .::.:: .::::::::::. :. :::..:::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ ﾞ`
ノ;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／'"/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-､;-､::::l::::::::::::::::::::::ヽ
/.: .::::::i::: ::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ､｀`ﾞヾゝ､:::::.. ::::ヽ
/ィ:: ..:::_」::: : ::::::::::::::::::::::_::::::} }ヽ {_}. }::. :.ヽ､
_/::/::/ /:: . . ..:::::::_;;-''´ ﾉ::/ ｌ:::::', !:ヽ∧:: :.l
ｒ;=/イ- ﾍ/:: .:..:: ::::::::{ ／:::::;{ !::::::}1:::::∨:l､. :ｌ
／┴- 、 {:::::::::::. .:::::::l／:::/:::/` /:::::ｊ |: : .::::/ }:::ｌ （いや、考えてみれば、わざわざやらない夫を推薦枠で採るような部だ。
／ ＼}:;l:i;::::::: :::::l￣'´l::::/ ,':: ::/ ｊ:: .::::/ l:;ﾘ まともな所であるわけがなかったんだよな。
,∠ -- _ lﾊ:!l:::::::::i:::|､ l:::{ }: ./ /ｊ:..:::/ l' それこそ常識的に考えて）
, ' ｀ヽ ヾ';::::::::l;:l 丶 ヽ{ /ｨ/ /ノﾊ:/
/ ﾉ ';:::::::ﾊ! 丶 , ' }.{'
/ { i ヽﾊ{ `ｧ7 / . 〈〈
{ { ､ ｀`「 / /-''´ }｜
| '､ ヽ丶. ／ / ./ '´}
i ヽ ヽ} / ./ ィ
- 111 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:27:37 ID:htlMsvFs0
-
-＝;‐- ､ /:'´:::::::::::::::::. ... ::｀ヽ､
,.- ''":: ..:::::ﾞ`::::::::: :::::::: . . :. :... ::::＼
,ﾌ´.::: .. .: . .::::::::.. : . :::. :.. ::::. : ::ヽ､丶､
, '::::::::::::.: .::.:: .::::::::::. :. :::..:::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ ﾞ`
ノ;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／'"/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-､;-､::::l::::::::::::::::::::::ヽ
¨ − ､ /.: .::::::i::: ::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ､｀`ﾞヾゝ､:::::.. ::::ヽ
| ｀Tｰ―ーヽ、 ポン /ィ:: ..:::_」::: : ::::::::::::::::::::::_::::::} }ヽ {_}. }::. :.ヽ､
| ! ｀ヽ _/::/::/ /:: . . ..:::::::_;;-''´ ﾉ::/ ｌ:::::', !:ヽ∧:: :.l
r / ヽ ヽ ;=/イ- ﾍ/:: .:..:: ::::::::{ ／:::::;{ !::::::}1:::::∨:l､. :ｌ
/´ ＼ ＼ ＼_j - 、 {:::::::::::. .:::::::l／:::/:::/` /:::::ｊ |: : .::::/ }:::ｌ
｀ ー ⌒ー､ヽ ヽ__j´ { ＼}:;l:i;::::::: :::::l￣'´l::::/ ,':: ::/ ｊ:: .::::/ l:;ﾘ
゛'^´ ,. :' : _ lﾊ:!l:::::::::i:::|､ l:::{ }: ./ /ｊ:..:::/ l'
, ' ｀ヽ ヾ';::::::::l;:l 丶 ヽ{ /ｨ/ /ノﾊ:/
/ ﾉ ';:::::::ﾊ! 丶 , ' }.{'
/ { i ヽﾊ{ `ｧ7 / . 〈〈
{ { ､ ｀`「 / /-''´ }｜
| '､ ヽ丶. ／ / ./ '´}
i ヽ ヽ} / ./ ィ
_,.-‐''"~￣￣｀:::'':ﾉ
,.-''ク´::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
,.:'::::::::::::::::::::: : ::::::::..:..: ::::',
_,,..ィ: :::: :::. : ::::::::::. ..::::::::::::::::::::'､
ｒ'´／7:::::::::.:::::::. ::::::::';::::::::::::::::::::::::'､
／ ´{ /1:::{::::i;ﾄ;::;::: :::::::::}ヽ:::::::::::::::::::{｀
/ ｌ ';::ヽ::'､ ｀;:.. ::::::::l ﾉ:::::::::::::::;:､{
';:::. l ﾊ', `ﾍﾍヾ ｊｲ:ﾊ:::i:! ｊｲ:;:i;::;ｨ/` ｀ 「ねえねえ、シン。
ヽ:: lﾘ;ぅ', l/て;ヽ/ﾘ ヾ` `ﾞﾘヽ､ この顔の長い人、誰？」
}:. '、ゞ''∨ ｊ;ﾞｒ‐彡ﾍ / ７丶､
/ｲ.::.下､ , - //´ {/ ' _∠-' ＼
, ﾍｌ::;ﾘ ヽ｀ ｒ,..／」 ヽ,,.-'´ ',
{ ヾ ヽフ /_|､| }
ｌ ､ ／ ,へｒ'ﾆ{ ､ |
', ∨ ,イ 〈 ‐;ﾍ ﾞ| |
', ｆ;'´ ヽ,ｒ'､_ク} ｜. |
', ／| ／ | 「 | | |
ﾊ/ ┴''´ |,1 | | |
〈 l/__ ｊ }, |
| ｒ'- | ／ ｜
ｌ < | >、 ｊ
ヽ､___,.-‐ｒ'7く,,..-l ／ ノ
/ / ｌ/ / ./ ／ ／}
- 112 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:28:08 ID:htlMsvFs0
-
´ ／ ;;,i'ﾞ,i";;: ｌ /;:;;;;;;;;;;;./ ノ/.,､ 「L .ﾞ'i;;;;;;;;;;. ヽ .ｌ .;;;;;;;;;;;; ! .|l ! ;;;;;
..／.;;;;./ .lﾞ.;;;;;./ ,i";;;;;;;;; / i"／￣￣＼ ＼, ,!;;;;;;;;;;;;; .,! ｌ ;;;;;;;;; ! ,/;.! ｌ ;;;
";;;;;;. ! !;;;;./ ./ ;;;;;;;;;.,r'″ ／ _ノ ＼＼ ! l ;;;;;;;;;;;; l .ｌ ;:;;;;;lﾞ ./.;;;: ! |,;:;
;; ,./ ││,/.;;;;;;;;; ! | ／ﾟヽ／ﾟヽ | ;;;;;;;;;;;; ! .ヽ ;;;.ｌ .!;;;;; ! ｌ
../ .／;; ｌ .! ;;;;;;;;;; / . | （__人__） | .l ;;;;;;;;;;;;;;: ! ﾞ'､;:.ｌ !;:;│ .! その時、やらない夫の身体に電流が走る！
,／;;;;;;丿 ,!;;;;;;;;;; / ./ ; | |'|｀⌒´ﾉ | ! ;;;;;;;;;;;;;; .ヽ 〔'､ .ｌ l ﾞl;;;;.ｌ, ′
-",,,,,,,／、./.;;;;;;;; ,/ ./ ;;;; |. U } | .;;;;;;;;;;;;;;; ｌ ! ヽ.Ｔ !;;;;;..ｌ
../ / ゛,!./.;;;;;;; ./ .l ;:;;; ヽ } l,.! .;;;;;;;;;;;;;;;;; .ｌ ｝:;..ｌ, .l.;;;;;;;...ｌ
" ./ ;;;;; ! ｌ ;;;;;; ./ 、 ! ;;;;;; ヽ ノ ;;;..ｌ¨ﾞ| ;;;;;;;;;;;;;; .｝ .,!;;;;.′ !;:;;;;;;;; .!
./ .;;;;;;.// ;;;;;; / ,!.! ｌ;:;;;;;|/ く│;;;;;;; ! ｌ .;;;;;;;;; ! lﾞ ;; ! ｌ,;;;;;;;;;; ｌ
゛;;;;;; / /.;;;;; / .!.;.| ｌ;;;;;! ! ;;;; l .! ;;;;;;;..ｌ .＼ ;;;;; lﾞ │.;; ! il, . ｌ .;;;;;;; ｌ
／￣￣＼ ヽ＿,
／ ノ ＼ ＼ ヽ(_／
| （◎）（◎） | ) (
| （__人__） | ノ (｀
.| |!i!i!i!i| .} ´⌒＼
.| |i!i!i!i:| } 「シン！ ココに女を連れ込むとは、どういう了見だ！」
ヽ ｀ ⌒´ }
＿__._,r､ iヽ ノ
／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ-｀ ¨¨＿ { ..
∧ ,ﾉ Yヽ l ヽ 7ヽ~ﾍヽ.､
/-'´｢ ヽ ヽｊ＿. l ﾄ､ /〃ﾊ | ヽ ｀ヾ ､_
r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)| l ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl ヽ ヽj｀ヽ
/ '´ ﾄ､ Yrイ ∧l ', ヽ Tﾍ', l _..ノ l j ',
,′ .}､二ィ } / l ヽ ', |､､ﾍ. | ＼ ／ }. ﾍ
i トz'_ノ,ｲ | ',. ', l､ヽﾍ | | j/ l
| ノ ＼¨7/ l ﾄ､ ヾ ､ヽ ',.l lｰ- ／/ |
ゝ─'-- -r-`' ｌ ',.ヽ ヽ ヽヽ! |￣ /j l
／￣￣ ＼
ヽ _,.ノ ノL＼
（○）（○ ） ⌒ | ＿ 「ココは若手用の独身寮なんだぞ！
（__人＿） | ＿,. ー : : : : : : :ヽ これがバレたらタダじゃすまない………
}ﾄ┬r} | ＿／ : : : : : : : : : : : : : : :＼ 寮員全員から袋叩きは必至だろ、常識的に考えて！」
'､｀⌒ ´ |＜ : : : : : : : : : : : : : l :/ : : : : :.＼
| ｨ {､ : : : : : : : : : : : : : : :}/ : : : : : : : :.＼
,.＜`ｭ`ｰ─_´_ノ ﾄ、＿: : : : : : :./.:／¬＜_/ : : : : : : : 〉
／ : : : :＞￣Λ:::::}＼ }: : : : : : : :{/／ ＼ : : : : : : 人
,.＜ : : : : : : : : :.＼V:::::ヽ |.: : : : : : : } ヽ : : :／ ヽ、
/ : : ヽ : : : : : : : : :.＼:::::::ヽｉ : : : : : : :i `¬´ 〉
/ / : : : : : : : : : : : : : : : .＼:::::| : : : : : : :| Λ 、_ ､`〉
} ／ : : : : : : ∨: : : : : : : : : ∧| : : : : : : :} ヽ Y` /
V} : : : : : : : : : :.＼ : : : : : : : : :/ : : : : : : :' └´￣
- 113 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:28:41 ID:htlMsvFs0
-
/::::::::::::::::::::::::::/|::::::,l::::::::/|::::::::::::::::::::M::ヽ
/:::::ｨ:::::::::::::,|:::/-|:::/l::::::/-1::::／|::/::::|i N:ﾊ
. /::; ' i:::::::::::::八{.≠|::! !:::/ ｒ|≠､/ﾒ|::::::WM:::|
i::/ ,'::::::::::::K iノ ｊ|:| |:/ .{‐ｲｊ｀７::::::::::::::ﾄ:i
i/ /:::::i::::::::ゝ ￣ l:| l' ´￣ /ィ:::::::ｊ}:::|
′/::／|:::::::::ヽ ﾘ:::' /:::::::/':|::| 「あっ、それなら大丈夫だ。
ノ'´ ｊ:::::/|'-ﾍ '.. /:ｨ::::/::/|/ ステラはココの新入りだから」
|:::/ ｊ:::::;i::＼ ´-｀ ／'´|::/从
ヽ{ ﾉ‐ ' ヽ∠>､__ ´ ＿」'⊥ -､
／: : :ﾊ. ／: . ﾊ
／ : : : | ／: : :／￣｀ ‐-､
ｒ―/: : : : ／‐/: : L.
,ノ: : : : : :／ /: : . :
/. : : : : : 「 {: : ／: . ＿_
'‐- _: : : : :ﾊ |: : : ／: . : , -‐ .
|: : :＞ ､: : : } ﾉ: : :／: : : ./:
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..:「なん…だと…」..:.::..:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ ＼
::..:..:..:/::.. く ＼ ＼
.::..:..: |::... ＼ ＼ ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)､ ＼
／￣￣＼
／u_ノ ヽ､_＼
| ((●）) (（●）)|
. | （__人__) | 「って、ありえないだろ、若い男ばっかの所に女の子が住むなんて！
|ヽ |!il|!|!| / .| 誰だよ、そんな事を認めたヤツは！ バカなの！？ 死ぬの！？」
. | |ｪｪｪ| }
. ヽu }
ヽ ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 114 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:30:07 ID:htlMsvFs0
-
:::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::l:::::::::::::::::::::::::::|:::::l:::::::::/::::;ｲ::::::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
::::::::|:::::::::::::::::::::::::∧:::|::::::::l::::/ !::::::::::/l:::::::l､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
:::〃|:::::::::::::::::::::::::lﾆヽ!::::::::l:/_,,l::::::::::ｌ､|::::/｜:::/::::;:::::::::::::::､::::::::::l
:::{{ｖl::::::::::::::::::::::::::lｨ=ﾊ:::::/l'一'|::::::::/ﾉl:::ﾚ=1:/|:::/|::::::::::::::::|::::::::::|
::::ヽl::::::::::::::::::::::::::ﾄl_ｊ-|::::lﾃ汽 l:::::::ﾚ l:::l彳l/ lメ､}::::::::::::::::lヽ::::::l
:/l:::l:|::::ｌ::::::::::::､::::{｀￣V::l´ l:::::/ !:ﾑﾚﾅ之ｊﾂ:::::::::::::::::| V:::| 「何を心配してるのかはわかるけど、ソッチは大丈夫だよ。
|::N:::::l::::::::::::::ヽ:ヽ. ｖ:ｌ l:::/ l:|´/￣／::::::::::::::::::::| l::::| ステラは強い子だから。うん、本当に。（震え声）」
|::::{::::::l;::::::::::::::l ヽヽ `ｌ l:/ ｌ !ｌ ／ィ::::::::::::l:::::::::| ｌ:::|
l/lﾊ:::::!ﾍ:::::::::､ヽ ｀＼ l′ ﾘ ´ /:::::::::::::l|::::::::| ヽl
／ﾍ::l ﾍ::::::::l｀＼ ,､＿ _ - ´ ／:::l::::::::::::ｌ|::::::::|
‐´ `l, ﾍ:::::l ＼ , -,｀⌒’ イl::::::::∧:::::::/ヽ::::::l
∧ ﾍ:::l ､ . ＜ l:/､ヽ:::l l:::::/ ＼l
ヽ. ヽｌ ＞. __／ /′ ｀ヽｌ‐l:::/_ ｀
＼ ヽ / ヽ |/ ｀ ‐-､_
ヽ、_＿＿__,.... ---‐‐｀=-､`‐､ ／/´
. `ｰ--_,. -‐― '´ ｀ ＼ / l
_, - '´...::::::::::::::::: .:. ｀ .l
.,-'´.._,=,-::::::::::::::::: .:::: .:::::::.. '-､_
,/´／´／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..::. ::... ヽ
/／ ／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. .
. /' /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::.. :::.
. i .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i.i::::::::::::::::::::::::::::..::::. :
i .:::::::::::::::::::::::::::::::/!::::i. i::::::l､:::::::::::::::::::::::::. :::..
./.:/i:::::::::::::::i､:!、:/_!::::i .i:::::l_':i::::::::/::::::::::: :i',:.:.
/,/ i,::::,:::::::::','ﾘ=,‐､!::,i. ',:::i,.ﾘi,'i/-!::::::::::::::i !.
ノ' !.::l.i::::::::::',-ゝ-'i::,' ',::l ゝ='-'i:::::::::::::!､': i 「それに、この件には拒否権がないんだよ。だって………」
!::! l:::::::i ､､ !,' i:l /:::::::::::::'´i､:!
',i !::i,:::'., ｀ .i' , .',! ./,i::::::::::: / i'
',! i ,'ヽ,:::＼ ＿_ i ../'/::::::::::l´
. i/!::/ .ヽ、´ ｀ . ／/ !::::,::i'
i/´_,.ゝ',ヽ _ ,. '´ ./'´ '､'.i::i_
,,. -‐ ' ´ /! / ｀`ｰ-
_,. -‐' ´ .i' /
. ,-' ´ ! ､ /
..i .i`-`､.__＿___,./
.l ', .l::::::::::::::::::::::::/
i .', l:::::::::::::::::::::/
.',ヽ .', l:::::::::::::::::::/
- 115 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:30:40 ID:htlMsvFs0
-
／´ ／／/'/ / ｲ /|/ / Vl ∨lヽ.l ＷV へｌ、l
／ / レl／ l/l/l / l ヽ ∧ l＼ﾄl ﾍl N
,. ,/ / / .∧ lﾍl ﾍl
/ ／' / / / / ',
/ ' ' , ｜ !. l /l ' | l ,ｲ
// ' | | |从 /_」 W l !从 / |｜ /
l/. / ,| l ｖ l〒ﾞl≧l. | | . l≦|. /ﾔ|ｨ /ﾚl/
′ / /| Ｗl ゝ l弋ｒ勹Ｖ l｀ ! /彳ｨ/ツ ,l ｨ /ｲ /
/／ | lﾍl､＼ ヽl ￣￣Ｖ| | / ￣l￣´// ／
/´ |｜l Ｗ ＼＼ `l l ﾉ' / ／ /l |｜
|∧ |` ∧ ‐＼ ／ ｲ /l/ /l/
「この人事を決めたのはシャア総帥だもの」 ｛ ゝ.| | ゝ '_ ／， /l∧l
`lヽl､ l､＼ -‐ー‐- .ｲ /ｌ 厶
l∧｜＼l＼ ￣ ´ l/｀| /＼＼
／, ﾍl ｀ヽ 丶＿ ´ | l′ 〉 〉
ヽヽ } | / /
／￣￣＼
／ ─ ＼
（ ●） （●）
. | (入__,,ノ i
| ( ／u |
. | |! |u }
. ヽ ι! .| }
＿ヽ;:i;l ｡ﾟ・ ノ＿
ノ i:;l|;:;::; ＼
／´ ι! :i;l ｡ﾟ |ヽ
| ｌ｡,j i:i;l ｡ﾟ i!、o ＼
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)
- 116 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:31:12 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ ＼
| （ ○）（○） ＼ ＼
. | oﾟ （__人__） ＿＿
| 0 ｀ー'´ﾉ´￣ ￣＼ 「お願い、さっきの暴言は黙ってて欲しいだろ」
. | ／ } ＼
. ヽ ／ } }て・，‥¨
ヽ ノ ＿＿＿ ＿ﾉ そ¨・：‘ ．
/ く ＼ YY￣￣YY＼
| ＼ ＼ ・； ∵ ．.＼
| |ヽ、二⌒)､ ． ＼
/::::::::::::::::::::::::::/|::::::,l::::::::/|::::::::::::::::::::M::ヽ
/:::::ｨ:::::::::::::,|:::/-|:::/l::::::/-1::::／|::/::::|i N:ﾊ
/::; ' i:::::::::::::八{.≠|::! !:::/ ｒ|≠､/ﾒ|::::::WM:::|
i::/ ,'::::::::::::K iノ ｊ|:| |:/ .{‐ｲｊ｀７::::::::::::::ﾄ:i
i/ /:::::i::::::::ゝ ￣ l:| l' ´￣ /ィ:::::::ｊ}:::|
′/::／|:::::::::ヽ ﾘ:::' /:::::::/':|::|
「おっけ〜〜、聞かなかった事にしとくよ」 ノ'´ ｊ:::::/|'-ﾍ '.. /:ｨ::::/::/|/
|:::/ ｊ:::::;i::＼ ´-｀ ／'´|::/从
ヽ{ ﾉ‐ ' ヽ∠>､__ ´ ＿」'⊥ -､
／: : :ﾊ. ／: . ﾊ
／ : : : | ／: : :／￣｀ ‐-､
ｒ―/: : : : ／‐/: : L.
,ノ: : : : : :／ /: : . :
/. : : : : : 「 {: : ／: . ＿_
'‐- _: : : : :ﾊ |: : : ／: . : , -‐ .
|: : :＞ ､: : : } ﾉ: : :／: : : ./
- 117 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:31:45 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） .|
（__人__）ﾟo │
(,｀⌒ ´ | 「ありがとよ、シン。
{ | おかげで命拾いしただろ」
{ ..:/
` ー ＼
/ ＿ l
/ ￣｀Ｙ´ ヾ;/ |
＿＿,| | |´ ハ
| | |-‐'ｉ′l.
|＿＿ | ＿| ７'′
（ （ ￣ノ ｀ｰ-'′＼
／￣￣＼
／ ⌒ ⌒＼
|::::::（○）（○） ｜
. |:::::::::::（__人__）｜ 「でも、ソッチのお嬢さんについては、もっとkwsk説明して貰うだろ。
|::::::::::::::｀ ⌒´ ｜ 友情＆道義的に考えて」
. |:::::::::::::: }
. ヽ:::::::::::::: }
ヽ:::::::::: ノ
/ヽ三＼´
-―――――|:::::::::::::::: ＼-―
_,.-‐''´::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､ l,
-='-ｧ''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':{
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'､
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
,ｲ:::::::::::::::::::;:::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::!
. /'l:/::l:::::::::l::ハ::ｲ::ﾊ:::::l;:i::;::::;:::::::::::::::::l 「ああ。むしろ、お前にも知っといて貰わんと困るんだ。
∨'l::::l:::::::::ll'ｒぅミl:::! l::::l"lﾊ:/l/:::::::::::::ﾄ､ 何せ結構ワケ有りの娘なんでな」
';::ﾊ::::::::',ゞ‐' l::l l:::l´{ｒ〒l::::::::ﾊ:::;'､
,ﾘ l:;ｌ::::ﾄ'、 ヾ ﾞ;:l ￣フ::::::::lﾉ/l'｀`
／l' l::::lヽ ､'＿ ` /ｲ:::;ﾍ:l＞ー- ､
. / lﾍ::l lヽ − ,.イl:/''´` 丶
l ヽ !l!` − ''´ _l/l _ - '､__
', ヽ､＿_／ / / −､ヾ
. l, ｌ 、 l ! / ＿ ヽ
. ヽ', ＼l { _,.-'´ ､｀ー-
｀} __,,..-‐'''"´￣ ｀ヽ
{ ,.-ｒ''´
} ／ /'´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 118 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:32:18 ID:htlMsvFs0
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≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
／;:ィ::::::::::::::::::: .: .::::::::::::::::: ::::::::ヽ
／-;;'´::::::::::::::::::: ..::: :: ..: ::: :::. :: . :::::ｌ
/::::/:::::::::::::::::::::::: .::::::: .:::. ::::: : :::::::'､
/:;イ:::::;:::;ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::. :::::.:::::::::::ﾄl
,......,_ _ /'´/:::::::il:/ｲ:::i::::::/::::/:::/:::::::::::::::}::::::::::{ヽ
, --< . `´ ヽ . ,.-‐ﾌ::;i::::::{iｒ'ｊ//l::::ハ/l:;ｲ:::::::::::::::::ﾊ:::::;:ヾ .l
/.: .: :::.. :.. .. . ＼ ／-‐''''"ｌ:::::;1 /'´ l::/ 辷ｊﾞﾐl:::::::::::::::/).}:::/`ゝ.ｌ
. /:::::::::. . :::: ｊ;::l::.ｌ:.ﾞヾ`,' l::/. ','、 !{ ｀ ｊ:::::::::::;ｨ:ｌ'´ｊ/, ' /{
,.ｲ::::::::::::::. :::. :i::/ｊハ:i::::::.',l _,ﾘ｜ ﾄｔ;-､` /::::::::/ ｊl/"／ _ｒ１ `−､
. , '..:::';::::::::::::::::. :::::ｌﾊ{ﾍ､l' ￣ }l ／{ ヽヽヽ､,,.. -‐7::;ｲ:/'_ニ‐´／ {'､'､ ＼
. { .::::::::';::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､__ _','､_ _ノ l _ノ 丶/ヽ､ー/'´ｒ/´ ｒ‐'''T ￣｀ヽ ',
. l:::::::::::::::::::::ｒ';:::::::::::... ::::.く '､く ./ 〃 ヽ‐- ニ 十 ´,l { ',
. ',::::::::::::::::::::{､';::;:::::::::::. :､ヽ.∠=ミ、 { ` ｒ― ' ,ィ､ ＼ ｜
丶::::::::: : :::::`i:ﾊ::::::::::::. ::..l `iﾞヽ,.-‐''ヾi''ー ､ ﾉ ｒ'"⌒ﾞヾヽ、 ｌ`ヽ __,}
}::::::: . .. :::::i':::'､::::::;i:::::/-‐''" ヽ ヽ / {ヱつ }､} l ｌ ／ l/
. ｊ.::::::::. ::::::::::::::::}ヽ/ｊ／ '、 }‐ｒ､/ 7ー - .} K l ヽ`７
/ｲ:::::::::::::::;-‐7''7/'} __ヽ＞､`- ヽ`ｒ ､ ,ゝ'''ヽ l l ｌ '､ `7
ヽ/l::::::;〈. {7 // .l､ ヽ ヽヽゞヽ ヽ ヽ`‐ｒ‐､ { ,}｜ ＼ {
'"´ て{ ﾉ7 ,' } − '' ` 丶.ヽi-､「ﾞヽ. }/ ヽ ヽ{
／ ｀' ､ｲ_ﾉ _,........,_ ,. -‐ ､ ヽl_‐1 て￣ }, l
{ `7 ／ ｀ヽ､ ／ ヽ ｌｌ/`ｌ ヽ､ ﾉ ＼. ',
. l l / ＼ ／ } {'-､! }￣ ﾞ;､ 丶
'､ !ｌ ﾞく / l }7 !ヽ ! ｀7 }
丶 ヽ 丶 / l l l ヾ l l
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【シンによる、ステラの事情の説明中。詳しくは小ネタ②をご覧下さい】
- 119 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:32:51 ID:htlMsvFs0
-
_,,.. - ､
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,' ,rffn. '" ヽ
.i '" ,riiﾆヽ. ',.
{ ,riiﾆヽ _. ',
! ,.. _,,.. -‐' _,..r' i
', '､., __ ,.. -‐''"ﾞ } | 「よし！ もげろリア充」
`､ ヽ ! }
'､ ヽ ./ !
＼ ｀ヽ==＝'ﾞ ,'
' ､ / .
`''‐ . r' ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒) ＼ ＼
/::::::::::::::::::::::::::/|::::::,l::::::::/|::::::::::::::::::::M::ヽ
/:::::ｨ:::::::::::::,|:::/-|:::/l::::::/-1::::／|::/::::|i N:ﾊ
/::; ' i:::::::::::::八{.≠|::! !:::/ ｒ|≠､/ﾒ|::::::WM:::|
i::/ ,'::::::::::::K iノ ｊ|:| |:/ .{‐ｲｊ｀７::::::::::::::ﾄ:i
i/ /:::::i::::::::ゝ ￣ l:| l' ´￣ /ィ:::::::ｊ}:::|
′/::／|:::::::::ヽ ﾘ:::' /:::::::/':|::|
「って、なんだよソレ？」 ノ'´ ｊ:::::/|'-ﾍ '.. /:ｨ::::/::/|/
|:::/ ｊ:::::;i::＼ ´-｀ ／'´|::/从
ヽ{ ﾉ‐ ' ヽ∠>､__ ´ ＿」'⊥ -､
／: : :ﾊ. ／: . ﾊ
／ : : : | ／: : :／￣｀ ‐-､
ｒ―/: : : : ／‐/: : L.
,ノ: : : : : :／ /: : . :
/. : : : : : 「 {: : ／: . ＿_
'‐- _: : : : :ﾊ |: : : ／: . : , -‐ .
|: : :＞ ､: : : } ﾉ: : :／: : : ./
- 120 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:33:24 ID:htlMsvFs0
-
._ _ _
(ヽl_l_ll_l,l
ヽ ｒ
│ |
|／￣￣＼
／ ＼ ノ
| （ ●）（●）
. | ノ（ （__人__） 「『何だよソレ？』はコッチのセリフだろ！
| ⌒ ｀ ⌒´ﾉ あの時の任務で、お前がそんなオイシイ目に………
. | } まるで主人公みたいな大活躍をしていたなんて！」
. ヽ }
ヽ ノ ＼
l/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒).､ ＼
_,. -┬ ｆﾆト､
r'´ ､r | | ,.L |
| （_ノ j {. '､＼
| }‐イ-上 〉. ＼
| ﾉ´ /)ﾟo |
i ｒ‐‐人__） .| 「畜生！ 俺もMS乗りになっとくべきだっただろ」
ヽ .ノ ｀ ⌒´ . |
i !, ﾉ
.', ヽ、 . /
＼ . ヽ、
＼ |.i
| . | |
ィ／ /:::::::::::::::::::::::::::::::/ﾚ::::::::::::::::::::::|∧ V ﾄ:::ﾍN:::､::::ヽ
´／/:::::::::::::::::::::::::::::::::l/::::::/::::::/::::::::::::ヽｌ, |::::::::::::::::ヽ､:ヽ
く. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／|:::::/::::::::::::::::::::｀l::::::::::::::::::ﾊ ヽ::'.
7::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:/＝!::ﾒ|:::::::::::::::::::;l::::::::::::::::::::::::ﾊ ｀ヽ
|::::::::/:::/::::::::::::::::::/lﾅ≠lィ､|::::::::::l::::::/」::;l:::::::::::::l:::::::ﾊ
. ＼/l::;ｲ:::::::::::::::::〃 ｆ_,ｒ‐'}iﾄl:::::::::;l::::ムｊ/ﾞ|:::::::::::::l､::::::ﾊ
ﾞl/ |:::::::::::::::::::|ーゞ=≦/::::／ !:/ｆｳカi|:::::::::::::|丶::::::!
∧ l::::::::::::::l::::|三 /:／ニ lﾍｆ≦〃:::::::::::::′ヽl::| 「いや、そんなイイモンじゃなかったっての」
ヽ ∧､:::::::::∧:::､ /:/ ﾆ| ミ/:::::::::::::::/ l｀l
ヽヽ. / ∧＼::∧ ＼l /´ __, /::ｌ､:::::::::/
| | / ,､ﾍ _`l_ へ. -= ， .イ l:/∧::::/
| l' ／ ﾍ l＼ /l ＼ ミ｀＜ ｜ｊ' ! V
|´ ヘ ｀l::::::`く/＿__￣＿＿＿ ! |
|/｜ l ヽ:::::/＿＿＿＿＿＿ ｀| /l
' | | /:::::{ ,/ || >| /∧
. | | {:::::::::ヽ /| || ニニィ／/ /
- 121 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:33:56 ID:htlMsvFs0
-
＿＿
／ . ＼
／._ノ三ﾆヽ、＼
| （⑪）（⑪） .｜ 「何言ってんだよ！
. | （__人__）.. |「ｒｰ＿＿ヽヽ 初陣で大手柄を立てる。
| ｀ ⌒ | .＼ ＼┌ｰｚ＿_ ┐７ それが切っ掛けで、オーブなんて大企業にコネが出来る。
. ヽ , ィ==‐､/ /￣￣乙/ ／ 止めにカワイイ彼女が出来る。
ヽ ﾉ⌒) ∨/ ／￣￣／| きょうびラノベでもありえね〜ぞ、こんなご都合展開！」
/ (_￣__／￣`く.＿ __∠ -┘｣
| /〃 ＼ '" ＼ -┘
| ./¨＼ ＼,_ ｀`ヾ}
. 人''" ＼ ､__ ｀ ､_/ ﾉﾉ
〈 " ＼ __.ヽ ヾ､._,)'´
／,ﾊ. ヽ. ､__｀ン{ 〃
く / ∧ !､_ ｀'_,／ /:::::/:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::: ｲ:/:::::|:::::::::::i::::::::::|::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
/／/::':::::::ﾊ::::::::::ﾄ､::::/|:::/|:::::::::::::::::::::i:|:::::::::::::::ﾄi
/´ /:::i:::::::|__V::::::|´∨=|ﾒ､|:::::::::::::::::::::ﾄlヽ:::::::::::|
,::::::i::::::ﾊ≠V::::| ´しｔｊ '|::::::::::::::::::::::ﾄ､ }::::::::::|
/:::/i､::::::::iﾋｔﾊ::::i ￣￣ |::/:::::::::::::::::ﾚ /:::::::::::l
「その分、苦労も背負い込んでるんだよ。 /::/ |::､:::i::i / 丶! lｲ:::::::::::::::i::::|´::::::::::::i､'､
差し引きゼロどころか、マイナスだっての」 ノ'´ i:::::､i::' 、 ｀ '::::::::::::::八::|::::::;::::从 ｀`
';::::八::＼ｙ--､ /::／|:::::/ ｊ｀`:::ﾊ:{､＿__
ヽ{ ヽ::::ﾊ｀ /'´ - |::/ ノﾍ::/__｀`: : :｀ヽ
｀ ∨ iゝ-.-‐＜ ﾉ' . -'"´: : : : : : ＼
. '´. : へ. . ‐''´ . : : : : : : :
／ . : ／／ / : : : . : , -―‐
. -{ : :{ /ー-/ . :／￣￣｀ヽ
／ :| : :7 ／ . : ／: : : : : :
／ : | : :/ ／ . : : ／: : :
- 122 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:34:29 ID:htlMsvFs0
-
,-'"￣^''''ｯ,,,,,,_
.,／ ヽ、
.,／ /／ .ﾉ |
,∠ // .,/４ﾉ .ﾉ
/,ｨ_/ （i ／ iﾅン′ 「私、マイナスなんだ………
゛ .,l_,,,,,,,,,,ッ''| .lﾞ '".> シンの迷惑だったんだ」
［-ｪｚ三>┴亡7 .T′
,i´:.:.:.:／ ｀ﾞ'＜,__
.／:.:.:.:.:.:.'i,,,,,-ーヽ、 .ﾞヽiﾆﾆ,:':'>'ヘ,_
/:.:.:.:.:.:∠-:.:.,;,;,;,;,--ﾆﾆ二二 `ﾆﾐ广"ヾ､
./:.:.:.:._;二¬个/＜;,_;,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｂl./, !, i
. /:.:.:.:.:.:/ 冫:.:.:.:.:!,.'ﾀー-,;,;:.:_;_,;,;,;,;|///~
/:.＿;／ ./:.;,;-‐^Ｙ |￣i／ `<ｲ
.>l＿_ 〈ド:/|^ﾝヽ |,／i ヾ
人 -二三ミ-i'У:.:lンｲ´ /~ヽヽ、 ヽ
､/￣″ ,, |シ'"< .〉 ,/゜ `､ヽ .`､
.｀i .‐''イi l l ,/ ヾ､､ ＼
| / |/ 'lﾞl, ｀'i
.|-,,__ .,,,-‐゛ （ ヾ-,、 ＼,,,,,、
＼:::::....__/゛ ー‐ｔ┘ i_|、 ｀'''ﾆｯ
`''-イ--------` ﾞ'ヾﾆﾆｱﾆ===┘
／::／:/l／:::lィ /::::::Ｗl /:::ﾚ|::::::::::::::::Vl ヽ::､::::|
/／/::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::∧:::::::l:::::::::::::ﾍ ﾄヽ ﾊ
/´ ,'::::::::/:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::l:::/二ヽ:::ﾊ::::::::::::::ヽl:::::､::ﾊ
/::::::::/::::::::::::::l::::::;ｲ∧:::::::::∧|ｧ7屶ﾍlミｖ::::::::::::::::::::::ヽ:ﾊ
／::::::;ィ:::::::::::::::::|:::/_|:|、v::::::| /{'Lノ列ィ |::::::::::::::::::::::::::ヽl
´-― ´/:::::/:::::::::〈Vｒ=|:|ミ V::::l ‘”´￣// |:::|::::::::::::::::::､::::ヽ
,'::::/l::::::::::::::ﾚi{ﾚl:|〉 ∧:::l |:∧::::::::::::::::::l` ‐＼
l:::/. l:::::::::::::::V /ﾘ 、 ヽl u _/´ ｖ::::::::::::::::|
|/. ＼::::::::::::V/ 丶, ＿__ u /__＼‐ﾍ:::::l＿__|
「い…いや、違うんだ、ステラ。 l ';:::::l::::::ﾞ.=‐ ｆ ∠ﾆ) l/ l l ､:| ヽ
今のは言葉のアヤって言うか……」 l::/|::::/へ ‘ ,ｒ‐ | l | ﾞl l
|:l^l::∧ l:＞ . 彡 ｲ | | |
l' /ﾍ ∧ 丶| l＞‐ ､´ |. | | |
| | V ∧ l |/ ∧ ｜ | | |
| | ∨ ヘ ｊ ｜ | | ／
| | ＼ ＼ .∠......ﾉ ﾍ ､＿__／ ／
| | . へ ｖ::::::::／ ' ﾍ＿ ´
- 123 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:35:08 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ ＼
| ⌒ ⌒
. | （__人__） 「泣〜かせた、泣〜かせた〜。せ〜んせに言うてやろ〜」
| ｀ ⌒´ﾉ ｒ'⌒⌒ヽ
. | } ｒ'ﾞ ≡ヽ
. ヽ } `､ ､_ﾉ
ヽ ノ ＼ ~{__ 「
/ く ＼ ＼ _ ~
| ＼ ＼ ＼ ｀ヽ､
| |ヽ、二⌒)､ ＼ _,,.. -―-ゝ`「ｌ_「ｌ ,.-､
,....,_ -;‐'´::::::::::::::::::::::⊂ノ:'､_>_{__ ヽ
,ｒ'´ ｒ'´>'´:: .:: ..::::::::::::::::::⊂;ヽヽ{ _)__,. }
{ `ﾌｲ:..:: . .::::;ｌ::::::::;:::::::::::::::~: ::::ヽ､__,.ｲ
て__ノィ:::..:::::;ｲ/ !:::::ハ::::::ﾄｌヽ::..:..::l /
{ﾌ ﾍ:::::::::::{ l ﾞl::/l {､::l'´ l !::::::l /
ヽ `l:::::::',ヽ､ﾘ'′, ヽﾘ_ノﾉ::::::ｊ__/
「うるせ〜！ 誰の所為だと思ってるんだよ！」 ｀弋1:::ト ｒｒ＝＝ニl ´ﾌ::/ /
`l//ﾍ‐| ,.-―‐ ､!‐1ノ /
ヽ .~|' }ｒl ｒ'
ヽ ￣「 ﾌ￣てｺ {
ｊ ﾌ ／ ',
'､＿」,.-┴-､__ｒ'′
ｊ｀''ｒｒ､土,.-'''´l
- 124 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:35:43 ID:htlMsvFs0
-
＿＿＿＿＿＿__
_,.-‐'"￣ ==ミ ｀ヽ、
. ／ ＼
／ '"~￣￣＼ ＼
. ,ﾑ‐'" ,.-─ ヾ＼ヽ |
/ rｧ' / ﾄ､ ＼＼ﾘ ヽ .|
. / //ﾑ / /| l | ヾ| ヽ |
/ |/ / /| / |/ | | ﾄ、 ! ヽ|
| ﾚ/ ｲ | ヽ|!| | !| ||ヽ | |l!＼ 「シン、白長さんと仲良し。キラちゃんと同じ。
| Y l | | | | ヽ. |＼ |l| ＼ ユウナって人も、シンにアレコレチョッカイだしてるし、
. | | ＼ |-─ヽ|─|､ ∧| ヽ 携帯にはマユから頻繁にメールがくるし…………」
. | ||ﾊ|二＼ | 彡r元‐ｧ|l |,ハ | |! |
＼ |'亡辷iミ＼ヾ､ | ┴'''"´ |l | | ﾘﾚ′
/ヽ ﾄ、 |ﾄ､＿＼ | |／|／
. | | | ハ ￣ ／| /
. | /! | |＼ `_.._ ／ ∠! /|
. ∨ |!/ ハ//ヾ! ｀ヽ､ - ／ |/ / |
| | / /￣｀`ヽ､ ｀` -r‐ '´ / /| |
_,.＜ ／: : ／: ／: : ; : : : i : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
ｰ '"´ /: : ／: : /: : : ;{ : : : :i!: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
/: :,/: : : /: : : / !: : : : |!: : : : : : : : : : : : : : _: : : : ヽ}
. /: ,/.! : : /: : : / {: : : : :!、: : :.,!: : ; : : : : : : ﾊ!ヽ: : : ! 「いや、あのキラって人は、俺の天敵だから。
/: / l: : :,': : : / '; : : : |ﾊ; : 彡:./!: : : : : : : : }} !: :'ﾘ 間違っても仲良しじゃないから。
. l.:/ !: : i: : :/ﾆミ､ハ: : :.!'´∨_テ､}: : : : : : : : :∨: : } ユウナさんには色々と（ステラの件で）世話になったけど、
. |:! !: : |: : ハ､辷}ｿ.'; : :| -'ｰ '７: :, : : : : : : : :ヽﾘ 移籍に応じる気は全く無いから」
. l:! ,': :.ﾊ: :,': ﾊ ハ: :! ./／!: : : : : : :.､ﾊ｀ヽ、
｀ /:/ !: : : ,∧. ' .ヽ| /'´ !: : :i : :､ ､ﾊﾘー――-.､
. ,'/ !: : :i |:.＼丶＿ヽ_ .,': : /!: :.ハ:|｀`イ ＼
. ノ´ '; : :! |: : :/丶ｰ― ' ／: / .l: /／｀ ＼
∨! !: /ノ:.∧iヽ､_, イ ./'´ ./'´ ／´＿_〉
. ヽ .j//ノ'´ ｀ ./{ ｀ヽ ./ ／'"´ `
＿ ,. ―- 、
／ ｀Y ヽー- ､
/ l ヽ
/ | ヽ ┌─┐
┌─┐ ＿ i l l /j、 l ＿ │ |
└─┘ ｜ | ┌───┐ . ! / /_l |! // ヽ l l┌───┐ ┌─┐ | | ｜ │
┌─┐ / / .｜ │ l l ヽ ! | ／ !l j | │ └─┘ / / ｜ │
└─┘ / / └───┘ ! l ○ ヽ ! / ○ j /└───┘ / / ｜ ｜
／／ ﾊ l l /// ＼| /// l j / ／／ └─┘
＿＿／ ／ ! ヽ ヽヽ ┌──┐ ７ /ｲ ＿＿／ ／ ┌─┐
|＿＿／ | | ヽ ｀l | | / / l i. |＿＿／ └─┘
ヽヽ ,ゝ. !ヽ､_ヽ＿__./ .. ィl_, く__l/
- 125 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:36:35 ID:htlMsvFs0
-
。 .: ﾟ 。ﾟ 。 .:*･ﾟ ! ,....:::"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
ﾟ _人_ ‐i!‐ ｡／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
^Y^ 。 ﾟ + 。 * !。／:::::/:::::＊::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､ヽ
+ ｡__, ´￣｀丶―- ､ﾟ ／.-‐ /:::+:::::::/:/l::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ 「私、ココに居てもイイの？
.:*_ ﾟ ´／ l ,|ﾄ､: : : . . : 丶、 '´ *ﾟ /:::::::::::::/l/zlイ:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::ﾊ｀` 白長さんといた方がイイんじゃないの？」byステラ
.*･ﾟﾟ ／ l lＷ ﾘＮ : : : : . : : : ＼ + l:::::::::::::∧iﾊｖ_ｌ::/:::::::::::::::::::::::ｌ:ﾄ､::::::::::::::::+:ﾄl
+.//ﾚﾚl /ﾚレｌ ｌ∧ｌ∧ : : : : :＊: :ヽ ヽ ｊ:::::::ｌ::::::::ﾉ ´/ｲ::::::::::::::::::::::::ｌ|:lﾝ:::::_人_:::::::! 「勿論だよ。確かにやらない夫はイイ友人だけど、
｡ ﾊｌ/ﾚN N l､/:、 : : . : : :|:l、:/: : : l｀ヽ./:::;::ｲ::::､ .::: l::::::::::::::::l::::::/_ﾘ::::::*^Y^:::l:::l ステラは、そういうのとは違うから」byシン
.+ { . : : リ:、:ﾊ: ∧: l : :l /lﾑN: :l : / /／+.l:::|:::l> _ｒｯ' l:::::/::::::/l:::://ｲ＊:::::::::::l:::|V
ヽ : : ､ :V,ｒl/ミ!/!: :,ｌ'´ﾋ以!: l: :{ .｡ '´_人_ヽ|:::l 入l／l_≠＝＝＝＝＝＝丶l 「ホントに！ 私、マユよりも大事？」byステラ
}: : ｒｌ ﾄ､ ､: :{ﾍ以ﾘl' |:/ 丶 ﾉｨ: :､:＼ ^Y^ .ヽl /{{￣ィ |
。／. : :{{| l ﾚl ＼ ､￣ ﾉ' i /: : :l:ヾ｀ _ ──┴ ゝ.ﾕ_ | 「いや、それもまた話が別って言うか…」byシン
´ ﾌ, . : ｀l lヘl: . ヽ｀ ｒ ＜｝∧: : ,l､ lヽ.／: : :＊: : : : : : : : : :｀‥―――――‐┴- ､
i八: : : lハ : : ､:ヽ __ ｀ ´ｲ l: :/l `ｌ /: : :＋: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
′.＞‐l 从: . : :lﾐ‐ヽ 不二´ｌ＝l:/=! ∠=== 、: : : : : : : : : : : : : : : ＿＿__ : : : : : : : : :
_／ ＼＼: :ヽ「「＼ l彡^i/ /' ／/.ゝ|乂>ヽ : : : : : : : : _､-‐ ´ ＼: : : : : : /＼
＼ ＼`‐-ヽ. ｌ| ／l ﾟ ／: : l 乂L＼｝ }: , -―＊ﾟ´ ＼: : : /
ヽ _／ 丶/ ヽ> + ／: : : : :｀ ー― 彡'_人_ ＼/
', ／ _＞ : : : : : : : : : : : :／＋ ^Y^ ／
+ ﾚ'´ :.:.:. .: __､ 一'′ ゝ------‐ '´ ／
／￣￣￣＼
／ ＼
./ ヽ
.l l
l l
.l l
ヽ l （畜生。独身寮でストロベリってんじゃね〜よ、このリア充共）
ヽ l
.) __,,..／
／＝＝=､_〈
／ ＼
／ ヽ
.ｉ ､ . l
.l ｉ l l
l .l l l
l l . l l
l l . l l
l .l ､ .ヽ
ヽ .l ヽ ヽ
ヾ､_＿ _＿＿ヽ＿, ')
l_￣_￣￣__ __ .ヽ_ノ
l l l l l
- 126 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:37:23 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） （とは言え、親友に彼女が出来たんだ。
| ｀ ⌒´ﾉ ココは素直に祝福するべきだろ）
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） （この異例の人事も受け入れるしかないだろ。
. | ﾉ 一応、監視の名目もあるし。何より、シャア総帥自らの指示。
| ∩ ノ ⊃ ペーペーの俺が異を唱えるのもアレだろ。立場的に考えて）
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
＿＿
／::::::::::::＼
／ __ノ::::ヽ
| （;;;;;;）::::）
.| ::（;;;人）
| :::::::::rつ （しかし、困っただろ。
.| :::::::(（三） せっかく身体が空いた事だし、再び宿敵（やる夫の事）を追う旅に出ようと思っていたんだが………
ヽ ::::::::::(::::< こうなると、いつもみたいに送迎を頼みにくいだろ。いろんな意味で）
ヽ ::::::::::／∧::::∨
∠::::::::::::/⌒ ∧:::ヽ
(:::::＼ ／:::::::/;;;;;;;;;;)
|＼::::::::::::／|
|:::::＼_／:::::|
________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ |
l / ／ ／ _､,,.ノ |
r /___) | （おまけに、もう探すアテが無いだろ。
/ / | 結局、箱根での探索は空振りに終わっちまったし、あれから時間が経ち過ぎているだろ。
/ ノ | ヤツの足取りを追う為の手立てが………）
{ jヽ /
.| i > 人＿
| |／ ￣ ヽ
.| | ｨ ヽ
|
＼ __ ／
＿ （ｍ） ＿ﾋﾟｺ
|ミ|
／ .｀´ ＼
／￣￣＼
／ − − ＼
. | （ へ）（へ ） |
. | （__人__） │
| ｀⌒ ´ | （おお！ 名案を閃いただろ）
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
- 127 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:38:05 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ ＼
| ⌒ ⌒
. | （__人__） 「お〜い、そこのバカップル………じゃなくて、ステラちゃん」
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ＼ ｊ / .:::l: ..:::/ l::. l:.:. ヽ::::. ｜
/ く ＼ ＼ / / .::,ｲ::. ::|.::::;' ';:::.ﾊ::::. !:::: |
| ＼ ＼ ＼ / , .:| :;ﾘl:::::. ::|:::/-―|::/ ヽ::. !::::. |
| |ヽ、二⌒)､ ＼ / // :::{ ::ﾊ|ヽ::l:. ::l;::l;ｨｚ;=ｊ/ｆｒ ';:: i |::::: |彡
!ｲ::i:: .: ::::';::|l,.ﾆﾐ:ﾄ;:.. :::lﾘｲ_ﾉ::::} ｀ |:::. .: .:l::l:::::: |
!ﾊ::l:: ::.::::::ヾ;ｲﾌﾄ｀ヽ::..::', ゞ―'" ｊ::::: .::: ::l::l::::: :l | 彡
i! ';:l::::::::::::::::::lゞ', ＼::', /::::: .:::: ::/:::l::::: :!. !
ヽ ヾ::::::::::::::;ｊ／ ｀ヽ /:::::: ..:::::: .: .:::/!::;'::::::::ﾄ; ', 彡
l:::::::::::::ヽ /:;::::::::::::::: .:: .:::/:ｊ::;:::::i::::| ヽ',
「ほえ。な〜に、白長さん？」 ﾞ;::: : :::::::ヽ-_,.;-‐ｧ //: :::::::::::..:::::::::::/:::i/::::::|::::| ｀ヽ 彡
l :! : :::::::ヽヽ-'' , ';ｨ:: :: :::: .: .:::::;::/:::::'::::::::ﾊ::::|
|/ . ::::::/::::ﾊ " ノ'７:: :: ::: .: .::::::::/:/::::::::::::::ﾊ:l:::::! 彡
〃.::.:::::::;::::/ `‐-;､∠-ｲ:: .::::::::..::::::::;ｨ//|:::::::::::::/ ,ﾘ}::ﾉ
/ !.::::::::;ｲ::/1 | ﾌ-/..:::::／:::::::／// '|::::::::／ ｊ/
/::::::ノ ｊ/-ｲ ｜l,.:'::;ィ７:::::::／ /1 ｊ::／〉
/::／ _//￣{ヽ､ ﾒィ" ｙ::;:-く |, /1 /ト､
/'´-;:'-''´ ',ヽ､｀'´ 」 /イ ヽ ヾ/ ,ﾍｌｌ ｀''−- ､
_,.-;:ﾆ-''" ゝ＝''´`ー ヽ､_ ＼ ', /へ＿＿ ｀ｒ､
_,.-'';:-''´ 〃 ＼ ￣｀ー-､ lｊ ヽ ｀''−-､', ＼
／｀丶､ ,.-;ｼ ＼ 、 ｀! 丶 ｀1 丶
- 128 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:38:38 ID:htlMsvFs0
-
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） , -―ーっ 「君の妹さんを紹介して欲しいだろ」
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
../ / r_＿＿__ ノ ＿ ,. ―- 、
/ / |i ／ ｀Y ヽー- ､
/ l ヽ
/ | ヽ
i l l /j、 l
! / /_l |! //__ヽ l l
l l /二 ヽ ! | ／ｲﾆ￣ !l j
「え…え〜と」 ! l l、ﾉ::ヽヽ ! /ィ´ l::::lヽj′ /
ﾊ l l､l::::::::j ＼| ﾄ:-':::/ l j /
! ヽ ヽヽ￣ ｀ ｰ' ７ /ｲ
| | ヽ ｀l , - , / / l !
ヽヽ ,ゝ. !ヽ､ ｀ ´ _ .. ィl_, く__l/
ヽ´ ヽ! r｀＝,7´ゝｰヘ ,｀iｰ'
ヽ / /´,ゝ j´｀´
l＼ ＿ゝ_イ´
- 129 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:39:10 ID:htlMsvFs0
-
/:::::::::::::::::::::::::::::::i;::::::::::::::::::::;::::::::V:|､:::＼
/:::::;/:::::::::::::::::/|::ハ:::::::ﾄ､::::/|::::::::::::N::|ﾄ::ﾊ
,':::::/|:::::::::::::/|/-|:| V:::|=∨=|:::|::::::::::N:::ヽi
i:::/. ｊ::::::::::::ﾑl'≠i:| V:!彳≠|ﾒ|::::::::::| |::::ﾊ
|/ /:::::::::〈´辷ｔ.ｊ!! |:| 辷ｔｊ_ /ｲ:::::::M::::::::i 「なんだよ、藪から棒に」
{ /:::::/::::::ヽ ﾘ ' リ /:::/::::::::::|:::|
/::／|:::::::::ﾄ＼ 、 /: ｲ::::::/}/|::l
ノ'´ .|:::::::::i､ ,ｒ-､ /´ /:::::/ｨl{ ｊ/
|::::ﾊ:|. >､ ＾ .. ｲ:::::/|/ `
ヽ{ ｀` |::;へ _ /从:{ ′
|/＿_i￣ /ｲー｀-､_
,/ __} |ヽ: : ｀丶､
. -ｯ一' :/:::/ |/: ＼ __
. -‐ ／ {::/----------/: . -‐ ´ ｀ヽ､
,ｒ/ : /: : . :V /: ／ }
/／ . ／レ::::::::::::::;:::::::::/:::::::::/::::::/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. /´ ／／:/::::::::::::/l:::::::/|::::::::/|:::::::ﾄ､V:::::::;::::::::::::::::::::::::::::::
／ﾍ/::ｨ::::::::::::ｌ;::|=ｖ::/_ｊ::::::/ .|:::::::lヽ.|:::::/l:::::::/::::::::::::::::::::
／-‐ '´/:::::|::::::lﾍlﾃ.V气!:::/ !:::::/ｧzl:::/7::::;ｲ::::::::::::::::::::::
. /:::::::::､:::ゝ 込Zｿ」:/ l:::::|彳 l旡ｌィ</:::::::::::::::::::::::
l:::::::;ｲ:::､::l l/ ｖ::l､込Zリ ﾄ/::::::::::::::::::::::::: 「って言うか、珍しいな。
|::::/ |::::::l｀＼ ′/ ヽl ￣ /:::/:::::::::::::::::::::: 武道一筋なお前が、そんな事を言い出すなんて」
l::/ |:::::ﾊ l /:ィ::::::::::::/:l:::::::/
l/ l::::::ｲﾍ ヽ /´/:::::::::::/l::A:::/
′ /:::/ |:::::ヽ (`'ヽ /:::::::::::/-l' l/
/／ .|:::从::ﾄ ﾆ´ -/:::::::::::/:::/ ′
/´ . ｌ/ `l ､＿ -‐ /:/::::／从l
_' ⌒ｿ /ｨ{:／
_ ´ く 〈 ｀"‐､_
_ -‐ ヽ ヽ ｀ ､
,. ´ l | ヽ､
- 130 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:39:42 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
.| （ ●）（● ） |
.| （__人__） │
| ｀⌒ ´ | 「いや、違うだろ。
.| | 別にナンパが目的じゃないだろ。
r､ r､ヽ / 純粋にお願いしたい事があるだけだろ」
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ
/´ /,1 | |
＼ ノ .｜ | |
＿＿＿＿_
／ .r┐ヽ「|
／ r-､ | .| ./ l lﾞl
. ／ .__,ノヽ ﾞ､_,ﾉ '-' .|,,/ |
｜ （●）ヽ ﾉ ´/ 「正直、こういうコネ頼りなマネはしたくね〜んだが、他にアテが無いだろ。
| 〉 〈_,,.-､ 俺としても苦肉の選択なんだろ」
.| （__人{ .r''´
.| ´ ⌒| _,.-i'´
. .{ l-‐'''''''ｰl }
｛ . |´￣￣｀`l }
{ .| |.}
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） |
| （__人__） ｜ 「それに、ソッチにとっても悪い話じゃないだろ。
| ｀ ⌒´ | コレは双方にとって……お前達二人にとってもメリットのある話だろ」
| }
ヽ }
人＿__＿_ノ"⌒ヽ
／ ＼
/ へ ＼
（ ヽγ⌒) | ＼ ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｛;;;;;;;｝
L;;;;」
- 131 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:40:15 ID:htlMsvFs0
-
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
_
rヘ ﾉ ヽ
} Ｌ._」 | r-､
ヽ ＼} ｜ / } ／|r‐─- ､＿_
＼ 〈 ト､| / _ /〈 ＼ 〈
ヽ ＹY^v| | ／ ） _ノ _」}ﾄ _≧ー‐ｧ ヽ
ﾏＶＬ八 ヽ ／ ／ マ rｧﾉ' '一´ く ! ヘ、
ヽﾄ､＼`ｰく__,イ ﾚ‐(_,､_; ￣￣ ﾌ＞ヽ厶' ＼
！ ＼＼ ヽ ] V-,l く { ＼
| ＼＼ } ハ ￣ L ＿_ ゝ ＿＿_ゝ
ﾄ､ ヽ i / _,. -^ヽ ＿_ イ く[_, -r≦ア￣
l ヽ /∧ﾍ _ ,. - ' |二二!＿／:::::::::::／ ※これはイメージ映像です。実物とは若干異なります。
|＼＼// ヾr──＜´ jニﾆ/ ／::::::::::::∠ゝ--─‐
| Y´ i「｀ヽ::::::::::｀ヽ､＿ _/ﾆア／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
__」 ｌ! l|::::::::::::::::::::::::::::￣｀Y７:::::￣:::::::::::::::::::::::::::::`ー─ '::::
／::::::| || }＼::::::::＼::::::::::r_j::ﾚ::::::::::::::::::::::∠＞-､＿＿::::ノ⌒
／:::::::::;ｲ {{ /:::::::ヽ:::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::,ﾊく:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／:::::::::／｜ jj ハ::::::::::::`ー一ト､:::::::::::::::::彡ｲ::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::
／:::::::::／ / _〃 ト､＼:::::::::::::::::／⌒T7´￣＼::|::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::／ ＼|「 } ノ＞ーｧ'{ 」{＿ }::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【やらない夫、二人に向かって己の策略を披露中。しばらくお待ち下さい】
- 132 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 14:40:28 ID:sgmhyVPc0
- ステラが依存気味だなｗ
けっこう珍しいかも試練
- 133 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:40:49 ID:htlMsvFs0
-
ﾄ､
＿____ l:::l
ー=ｧ ´.:::::::::::::::｀ヽ}:::ﾚ1
／.: .:.::::::.::::::::::::::::::::::く
. ／.:::::. .: .:::::::::::::::!::::::::. ::. :::.、
／ｨ::::::::::::/.:/イ::l:::::::l:::､::::::. . :i
__ノィ:::::::/|/ !:::|:::::::lヽﾄ､:::::. :. ::} （ステラのツテで、オーブの情報収集部門にターゲットを探して貰うって………
{:::::::{ {} l::::ﾄ､::::! {} 〉::/:::::::. コイツ、まだ諦めてなかったのかよ）
l::::::::ﾄ、 V .:::ヽ! /.:/.::::::::ﾄ、
. ﾉ.::::ハ /ﾞ７.:::::::ﾊj
´⌒|.イ:＞ ,、 rｭ _ノイ::ノ
l´ く ｀￣｢＿｣ ７
rく {:::::::/＿ノ｀ヽ、
ﾚﾍ.＿レ´ﾄ､／ヽ:::::::}
ノ く i二{ |:::/
／´ ／／/'/ / ｲ /|/ / Vl ∨lヽ.l ＷV へｌ、l
／ / レl／ l/l/l / l ヽ ∧ l＼ﾄl ﾍl N
,. ,/ / / .∧ lﾍl ﾍl
. / ／' / / / / ',
/ ' ' , ｜ !. l /l ' | l ,ｲ
// ' | | |从 /_」 W l !从 / |｜ /
. l/. / ,| l ｖ l〒ﾞl≧l. | | . l≦|. /ﾔ|ｨ /ﾚl/
′ / /| Ｗl ゝ l弋ｒ勹Ｖ l｀ ! /彳ｨ/ツ ,l ｨ /ｲ / 「（コホン）まあ気持ちはわからなくもないが、もう止めた方がイイぜ。
/／ | lﾍl､＼ ヽl ￣￣Ｖ| | / ￣l￣´// ／ あの時（第９話）とは状況が違う。
. /´ |｜l Ｗ ＼＼ `l l ﾉ' / ／ /l |｜ お前が仇と狙ってる相手とは、もう和解が済んでいるし、
|∧ |` ∧ ‐＼ ／ ｲ /l/ /l/ 取引先である瀬戸組との友好を繋ぐキーマンでもある。
｛ ゝ.| | ゝ '_ ／， /l∧l 下手に手を出せば、火傷くらいじゃすまなくなる」
`lヽl､ l､＼ -‐ー‐- .ｲ /ｌ 厶
l∧｜＼l＼ ￣ ´ l/｀| /＼＼
. ／, ﾍl ｀ヽ 丶＿ ´ | l′ 〉 〉
ヽヽ } | / /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::l:::::::::::::::::::::::::::|:::::l:::::::::/::::;ｲ::::::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
::::::::|:::::::::::::::::::::::::∧:::|::::::::l::::/ !::::::::::/l:::::::l､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
:::〃|:::::::::::::::::::::::::lﾆヽ!::::::::l:/_,,l::::::::::ｌ､|::::/｜:::/::::;:::::::::::::::､::::::::::l
:::{{ｖl::::::::::::::::::::::::::lｨ=ﾊ:::::/l'一'|::::::::/ﾉl:::ﾚ=1:/|:::/|::::::::::::::::|::::::::::|
::::ヽl::::::::::::::::::::::::::ﾄl_ｊ-|::::lﾃ汽 l:::::::ﾚ l:::l彳l/ lメ､}::::::::::::::::lヽ::::::l
:/l:::l:|::::ｌ::::::::::::､::::{｀￣V::l´ l:::::/ !:ﾑﾚﾅ之ｊﾂ:::::::::::::::::| V:::| 「なにより、この間見舞いに行った時、
|::N:::::l::::::::::::::ヽ:ヽ. ｖ:ｌ l:::/ l:|´/￣／::::::::::::::::::::| l::::| ラルさん自身にも止められたじゃねえか。
|::::{::::::l;::::::::::::::l ヽヽ `ｌ l:/ ｌ !ｌ ／ィ::::::::::::l:::::::::| ｌ:::| 『バカな事はするなよ』って」
l/lﾊ:::::!ﾍ:::::::::､ヽ ｀＼ l′ ﾘ ´ /:::::::::::::l|::::::::| ヽl
／ﾍ::l ﾍ::::::::l｀＼ ,､＿ _ - ´ ／:::l::::::::::::ｌ|::::::::|
‐´ `l, ﾍ:::::l ＼ , -,｀⌒’ イl::::::::∧:::::::/ヽ::::::l
∧ ﾍ:::l ､ . ＜ l:/､ヽ:::l l:::::/ ＼l
ヽ. ヽｌ ＞. __／ /′ ｀ヽｌ‐l:::/_ ｀
＼ ヽ / ヽ |/ ｀ ‐-､_
- 134 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:41:37 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
ノし. u:_ノ｀ ,,＼.
/⌒` （ ◯）（Ｏ):
.:| j（ （__人__） 「いいや！ 今のラルさんは、病気の所為でチョっと弱気になっているだけだろ！」
:| ＾ ､｀ ⌒´ﾉ:
| u; ﾞ⌒}:
ヽ ﾟ " }:
ヽ :j ノ: ｉ |ｉ |
／⌒ ヽ | || | |
:: ／￣￣ヽ :: ＼ || |i
:: （｢ ｀rﾉ :: ＼ ||i ＼
:: ヽ ノ :: ＼ ＼
ガタッ！ | | r ｢＼ ＼ ＼
| | | ﾉ ＼ ＼＿＿ ＼
ヽ＿ノ /||| l ＼_, ｀ヽ ＼
|| ｉ / | ||| | (＿つ￣と_ノ) ＼
|| || | | ||| | ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,,､ .: .: .: .:. :. :. :. :. ､
,ｨ彡 ミﾐ ﾆﾆ 三三三ミﾐヽ
,ｨ彡'｀`ヾ ｀`ｰ--‐ ﾆﾆﾆミﾐヽ
!,ｨｲ.:.:.:.:.:.:.:｀`ｱi'"´ `ヾミﾐﾐ
!,ｨｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ ﾊ : i ミﾐ!
V/.:.:.:.:.:.｀` """ ""´ : !ミﾐ:!
X1,r==＝ｲ '､ｰ--- ､ : ,{;;ミﾐ! 「アンタ、昔、自衛隊で一尉だったんだってねえ。
い ,r'"(･)ﾐ;､ ﾓ(･)｀ヽ ﾘハ! 俺は祖国で少将だったぜ」
V!, ｰ- ‐';;′ ^ヽ""` . ,/
`1.:.:.:.:.:..:; ﾚ'.:;;;:;:;;ｰ- ､
／.;!.:.:.:.:.:.:ゝ-‐''ﾞ j! .:.:;;i.:.:.:.:.:.:.`ヽ､
／.:;:;;:ﾞ､{.:.r.t ----‐ｧ ,; } j! .:::l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､
/.:;:;:;;:. .;;;:ヽ.:.:.:.`ﾆﾆﾆ´．′,.ｲ ll .:.:.:.:.:.!:..::, 「でなきゃ、あんなアル中のオッサンにナメた口聞かれて
,/.:;;;:'" .;;;;;ヽ.:.:.:{ ,.r'" ll .:.:.:.:!::::::::, 黙っているハズないだろ、常識的に考えて」byやらない夫
/.:.:.:.:.ヽ､ ｀`"""" /! .:!.:::::::::',
_ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ､ // /.:: ',
"´.:.:.:.｀`ヽ.:.:.:.:.:.:.:. ｀`ヽ､ ノ / , /.:: i
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:. ｀`""""""""´ ,/ / /.:: i
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .:＼.:.: ｰ---‐'´ / / /.::: i
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. .＼ / / /.::: !
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日本に亡命してきた某国の元少将、アーサー＝リンチ】
- 135 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:42:15 ID:htlMsvFs0
-
-＝;‐- ､ /:'´:::::::::::::::::. ... ::｀ヽ､
,.- ''":: ..:::::ﾞ`::::::::: :::::::: . . :. :... ::::＼
,ﾌ´.::: .. .: . .::::::::.. : . :::. :.. ::::. : ::ヽ､丶､
, '::::::::::::.: .::.:: .::::::::::. :. :::..:::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ ﾞ`
ノ;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／'"/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-､;-､::::l::::::::::::::::::::::ヽ
/.: .::::::i::: ::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ､｀`ﾞヾゝ､:::::.. ::::ヽ
/ィ:: ..:::_」::: : ::::::::::::::::::::::_::::::} }ヽ {_}. }::. :.ヽ､
_/::/::/ /:: . . ..:::::::_;;-''´ ﾉ::/ ｌ:::::', !:ヽ∧:: :.l
ｒ;=/イ- ﾍ/:: .:..:: ::::::::{ ／:::::;{ !::::::}1:::::∨:l､. :ｌ （ラルさんには、病院の待合室で揉め事を避ける良識と、
／┴- 、 {:::::::::::. .:::::::l／:::/:::/` /:::::ｊ |: : .::::/ }:::ｌ 負け犬の遠吠えを聞き流す度量があるんだよ。お前と違って！）
／ ＼}:;l:i;::::::: :::::l￣'´l::::/ ,':: ::/ ｊ:: .::::/ l:;ﾘ
. ,∠ -- _ lﾊ:!l:::::::::i:::|､ l:::{ }: ./ /ｊ:..:::/ l'
, ' ｀ヽ ヾ';::::::::l;:l 丶 ヽ{ /ｨ/ /ノﾊ:/
. / ﾉ ';:::::::ﾊ! 丶 , ' }.{'
. / { i ヽﾊ{ `ｧ7 / . 〈〈
{ { ､ ｀`「 / /-''´ }｜
| '､ ヽ丶. ／ / ./ '´}
i ヽ ヽ} / ./
___＿____
,. :-＝´‐_‐_-;- ､.ヽ
／"´ _`ﾆ=-､`丶）ﾉ'",.ﾆ=-
_,.-''"::::::::::::::::::::::::´:::::::::::`ヽ､
ッ''" .::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: ::::＼
,.-'´:::::::: .:::::::::::::::::::::::::::::;ｨ:::;:::: ::: :､ヽ
-=´-ァ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::／ |:::li:::: ::::. ::::ヽ.
／::::::::::::: :::::::::::: ::::;／ |::|,,!:::iヶ;::::::::::::ヽ
,.':::;:::::::::: .::::::::.:::;∠''''''" l:ﾉﾌ仁ﾒ､!::::::::::､:ヽ
. /:::;ｨ::::::::::: :::::::::,､ｲｰ'ﾞi` ,'/ "iｰｹ`i::::::::::;:`iヾ （さて、どうする？
'／ﾉ;:::::::::::::::::::::| "´￣ .::::/ヽ`￣ ノ:::::;ﾉ:::ﾄ､! 一旦こうとなったら、やらない夫相手に説得は無意味。
ィ-イ:::::::::::::::::;､l ' ／,:イ´::ﾉ:! '| だが、今回のそれは、好きにやらせるには問題が大きすぎる。
!::::ﾊ::::i´!| ヾ _,:.‐.‐ｭ､ ﾉ;:::/`' おまけに、いつもと違って、俺がついていくワケにも………）
Ｖ ヽ:ヽｿ､ ￣ クｲ/
ノ,ｨ;::::::::ヽ､ ／ｨ_' ´
_,.｀＝', ｀ ` 'ー-‐''l/"7' ※ステラの監視＆保護役という建前の元、彼女を厄介事に関わらせたくない人。
く{" '´! /'〉 }
ヾ.､ l ,. /" ,.'-------- ､..＿__
ヾ､ r'ゝ､,,.／ /'／ ￣｀ヽ､
,.-''"｀|} /{ -' ,.-'"| ／ヽ ─- ､ ／｀i
,. ‐'´ /￣￣ヽ／'"´ | ／ ヽ ／
- 136 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:42:47 ID:htlMsvFs0
-
／￣￣＼
／ _ノ ヽ、＼
| （●） （●）.|
. | （__(⌒.) | 「ちなみ、ソチラ側のメリットは『しばらく俺が不在になる』コトだ。
| ｀/ / (⌒) って、これ以上は言わせね〜でくれだろ。一人身の僻み的に考えて」
. ヽ / / .／ ／
ヽ/ /／ ／
/ こ二二⌒)
| ＼
| |ヽ .＼
（.__）
_,.. -- ､ _
,.-‐''''''フ"´ ｀べ_￣｀ヽ､
／ ｀ ヽ
/ ',
/ .: . .. .:: . .. !
| . :: .:::: .:{ :. .:::. .::::: .:::. ::::. . ｜
｜ :: :: ::::.;:::;! ::. :::::::. .;::::..:::::..:::::. .:: l
l ::;:::l::::ﾊ:ハ::::.::::::::::.;ｲ::;/:::;ｨ:::/:: .:: l
l :∨l::lｚl;ミヽ::､:::::::/ |/ｊ∠ﾉｨｌ::::.::::: l
l :.. :::ﾄ|{ｒ‐:::ｊ` ヽヽ::::l "{ｒ-':ｊ`ｽ::::::::: !
ノ.! ::::::| -ゞ=''´ ｀,`ヾ ゞ='- l:::::::: !
/.:::l: :::::ハ ' ハ::::: l （え…え〜と……………）
/1:;1 ::::/::::ヽ ' /'´::}:::: :ｌ
ｊｲ:l: .:::/:::;;:::::::＼ "''` ,.::'´:::::::ｊ:::: ,1!
'ﾍ!:::;ﾍ::ゞl`ヽ､| 丶､ _, イ-ァ-;::ノ::: / ′
{ :{ / ｒゝ_ ￣ l 〃ﾞiｌ ノ:／
ヽl / // ｌｌ i､ll ｊ''／
_ -ト､ // ｌｌ, ｊl /||-､
_ｒ‐'´ ヽ`_/ヽ ｌｌ _ｙ' `へ_｀`''ｒ､
＿＿__
／､ l＼ﾄ､:＼―‐- ､
, -‐┘i､l ` |＼l . : ￣. . :｀＝.-
/ lﾚl ＼トl : ＼: : : : . . . : : : ｀丶、
/lＷヽヽl、: . 、 : : :ヽi＼: :､:､＿: : ｀ヾ＼
l: :lへl:ヽ､i≧=ミ､ ､ : iけｶ､:ヽ＼: :､＿_＼
l: :l: : . . ヽｲ-少 ヽ!￣ ﾄ､l: : : : .＼. ｀＼
ヽ:ヽ: . ､二ﾆ=- _,,、 l: : : : : : : : :三ヽ. 「シ〜ン！ 白長さんのお願いきいてあげようよ。ねっ♥」
ヽ: ﾄ､ : .丶､ く__ｿ .ｲ:ゝﾆ=- ＜_ ｀`
}:_ゝヘ:､ :丶ﾆ=- ´／: : :＜￣￣｀＾｀
从:...... ｀＞-＼ 7´_ｚ‐＜￣｀
, =≠＝=､ || |/::::/〉 /
／ lヽl＼: ＼// ∠ヽ--、
＿＿__, '/￣￣｀丶､ l: : : . :￣｀ヽ￣ 丶 ＼
. / : : : ／/ . : : : : : : ヽl: : : : :＼ ＼__l__
|. : ／ / . : : : : : : : : : : : : . ` ､ >_､＼＿
＿_/／ /. : : : : : : : : :/＼: : : ヽ'´ ＼: . }
ﾉ. : : : ￣￣: : : : , -―ｒ＜:.:. ＼ . . . . . . : }. . : : : } /
／ . : : : : : : _､ ´ ヽ:.:.＼ ヽ. . : : : : : : : : : : {: : : : : , {
. . : . : : : : _､ '´ ＼ 丶: : : : : : : : : : ﾉ: : : : /: :〉
. : : : _､ ´ ＼ ＼ : : /: : : : {: : : : /: : :ヽ
: : ／ ハ ヽ/: : : : :/: : : ｲ: : : : : ﾍ
／ ＼＼ ﾊ : : : : 〉: :/ ハ: : : : : :ﾍ
- 137 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:43:20 ID:htlMsvFs0
-
/::/ /::::: .::..:: .::: :::::::::::::::::ｌ:::::::';::::::､::.::..::::::;::::::::::ｌ:::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::::;:::',
ｌ:/ /:::::::.:::::/.::::::::::::ｌ:::::::::ﾊ::::::::ﾞ;::::::ｌ:::::::::::::ｌ;::::::::!::::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::::ｌ:::!
ﾘ /:::::::|::::::ｌ:::::::ｌ:::::::!:::::::;' ';:::::::ｌ';::::ﾄ､:::::::::ｌヽ:::::|::::::::::::::::::ﾞｆ-､:::::::ｌ::ﾊ:!
/:::::::;ｲ:::::::ｌ:::::::!::::::ｌ::::::ｌ ';::::::ｌ ';::ｌ ヽ:::::!__';:::!:::::::::::::::::::;:', ｌ:::::::ｌﾘ
/:::／ .!:::::::::ｌ::::::ｌ:::::ｌｌ:::::ｌ__, ﾉ';:::::ｌ=ｌ::!ﾆテ'､|､_.ｌｲ::::::::::::::::::ｌ::ｌ`ｌ::::::/
/／ |::::;ｌ::::';:::::';::::ヾ:::|ｆ=ﾃﾐヽ:::', ﾘ Ｔ-'':::}_` ｌ::::::::::::::::::ｌ::ｌ/::l!::{ （ブルー○スお前もかよ！)
'´ !::ハ::::';:::::ｌ;:::::ｌ::lゞ=' ｀ ヽ::', ｀￣´ /::::::::::::::::::::ｌ!::::_ﾉ}:!
ｌ:ｌ ｌ:::ﾞ;､::';!::::ﾞ;:'､ ! ヾ'､ /ｨ:::::::::/:::::::;!ｌ'",.‐1
';:! ｌ:::| ｀ﾞｌ:::/::ヾ` ' ::::::｀ ´/:::::; ｲ:::ｒ'",-'" { __
｀､ l::/ /lｲ::::::::＼ ｀_::::::＿,. /::／/!:::::! ｌ /| ｌ´ ヽ､
ﾘ / ,ｌ:;!:::ﾊ::/｀ヽ､− '´‐''´ｲ:::;ｲ | 〉ｆ / ￣｀ −
〈〈ﾘｌ/ ｌ′ ヽ ,.‐''´ / |:/｜ｌ 7ﾌ /
_,,..-―ヽヽ ｀Ｔ} ′ ｌ ! ´, '
,ィ ´ ヽ'､ , ィ´〈 _,,..ｲ ｌ , '
. // _,.ィ ､'､ / / ､_ヽ､_,,..‐''´ |_,!′ ,ﾍ
. | ｌ ｒ―‐''´ ｌ ヽヽ''､/ ￣ _,,..-''´ / ｀'' ー
. ｌ | / | ｀ｧ< /´ ｌ /
. ｌ | / ｜ /ｌ ｀丶 / ｌ /
::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::://::::/ i!.:.:.:.:.:.:.:i!ヽ.:.:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::〃:::::::::::/ .i!::/ !.:::.:.:.:.:.:.| i!.:::::::::::::j!::
::::::::::::::::::/i!::::::::::/ i:/ !:::.:.:.:.:.j!:! i!:::::::j!:::ﾊ::
::i､ﾄ､:::::::ﾑi!:::::::/ ! !:::.:.:.:.ム!＝!:::::ﾒ!:/､!::
::| iﾚヽ::i≠!:::::ムミ､ ヽ､-‐ェi:::.:.:.:/＝＝i:::/ミj￣!::
::∨{ 〃Y:::::!｀ヽ ｀ i:::.:.:/ イテス´ ｀ヽミ!:: （マズイ！
::∧` {し'.!::::i! !:.:./ {ｰ'´ .リ ノ`i::: なんだか良くわからないが、色んな意味で追い詰められてる気がする）
::::∧ ヽ`ﾆi!:::レ' j!.:/ヽ。`ｰ‐.彡､つ ノ.:::
.:.::::::ヽ. ￣ヽ:! /:/ ｀￣ ／:::::;::
::::、::::::ヽ／ ヽ/／ .! /ノ / N／/ー‐ '／／イ
ヽ::ヽ､::::::＼//' ! /´ / .／イ '´/
ヽ､ヽ丶､:＼ ヽ ＿＿__／ !|
―----｀ヽ 二ヽ＿＿ ＿＿_ , イ´ ／￣￣￣｀¨¨`
＜´／ .／ ／
- 138 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:43:53 ID:htlMsvFs0
-
.r-､ ／￣￣＼
／て ) ／ ＼ ／
（ _ﾉ ﾌ. | （ ●）（●）
ゝ、 〈 | （__人__）
/ ハ ヽ. | ｀ ⌒´ﾉ 「さて。それじゃ早速お願いするだろ、ステラちゃん」
/〃 ﾍ ＼ . | }
ｉ ！ ＼ ｀ ーヽ }
丶丶 _ ＞ ヽ ノ､
ゝ'´- ､_ y-､ ＼
〈 ￣ う /､ ヽ
`ー― ¬､__ノ | > /
| r'＾ヽ'´ _／
| `く__ノ´
_,.............._
, ィ"‐/￣ ｀ヽ ｀丶､
. , ┴/.. :.. ::. ヽ 丶
/: . {::::: :. ､:::..:､:.. ';:. ',
{:::.: .:ヽ:､:::::..ヽ､‐ヽ::.. ';:::..:::ｌ
ヽ:::::ヽ:トヽ､ーゝ;;､ヽ:.. l:::;;;::l ,､
＼ヽiｆ'ｽ, '´ !::.!:ﾉ }ﾉ'´ノﾞ〉 「お〜〜っ」
∧ヽゞ' ､ ,ｨ /!:〃 ' ／,ｨ′
. ｊ:::::!:::ﾄ､ '-｀ ,/ﾉ'∧ /,- ヽ
l/-l::/､ 二;ｒ '´-‐7} 丶 ｀ﾞ"_ﾉ
,‐ヾ＜ヽ‐' ﾄ､ / ゝ ￣ _ﾉ __{
/ ／｀T"´ "｀､_`‐､_ノ
, ' , イ / ｒﾆｺ 7
_∠‐''´/ / ｊ ,
./￣ ∧ .{ _/ 〈
丶 ヽ ヽ l 〃￣ ７
ｒ' ￣￣∨ヽ ! __」 /
', ', ゝ､ゝ」_〃 __ﾌ
', ヽ___／｀ヽ 中 二ﾆ-‐ ﾍ
- 139 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:44:25 ID:htlMsvFs0
-
:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::;ｲ:::::::::::: ハ::l;:::::::::::::',ヽ:::::::::l-ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::/ l:::::::::::::ｌ !:l ';::::::::::::∨';:::::::l __ ヽ:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::;ｲ:/ ｊ::::::::::::::l ｌ:l ヽ:: :: :',二';::::l＝=ミ;::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::///､ !:: :::: .::八 ｌｌ ∧: .:. ::l,-ｒﾐ:::! ';::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::;:::::::::::i::::::::///ﾆ;ﾐl:: .:: .::/, ､iヽ二ﾍ::.::::::lヒ_ﾉ!:! ,,, ';::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::;:::::::::l;::::::l l/,,,,,_｀i:::::::::// ｀ﾞ _';::::::::!―‐ﾘ"￣ }:::l､:::::::::::
:::::::::::::::::::::;:::::::ﾊ:::::{ （ﾉ:::）l:::::::/ ';::::::! l:/ }::::::::::: 「って、俺の都合は無視かよ、お前等！」
::::::::ヽ:::::::::}:::::/ ';:::l ,.ゞ'"7::::/ ' }::::ｌ ノ /:::::::::::
::::::::::::ヽ::::::;::/ ﾍl"´ /:::/ i! ｜:ｌ /::::::::::::::
::::::::::::::::ヽ//＼ /::/ __ l::l /:::::::::::::::::
:i::::::::::::::::〃::::::::＼ ｊ:/ ,. -‐'''''''二ユl/ /::::::::::::::::::
ﾊ:::::::::::::/:::ヽ:::::::::::＼ /′ ,/_,.-'''"´ ヽ /:::／::::::::::::
';::::::::::::::::::::::`､ー ､:ﾞヽ、 ｊ｀ _, --､ ヽ ／イ}:::::::::::::::::
}::::::::::::::::::::::::::＼ ｀`''''− { ／￣ ｀'''ｒ､! ,ｲ~:::::::::::::::::/
/イ::;l::::::::::::::::::::::l丶 { _/ } l /｜:::::l:::::::::/
/:ハ::::::::::::::::::::lーヽ､ 丶ヽ ｊ ｊ , ' ｜; ｲ:::／
/´ ｽ:;l::;l::::::::::八:::::::i::ヽ､ ヽヽ _ ノ_ノ , ' l' ｊ/
. ／ / l/ ';::::::/ l:;i:::/lﾊ ヽ､ ` 二二二 - '´ ／ ',
,.-'´ l:::/ '´ｊ/ ', 丶､ -‐''"￣ ／ ',
- 140 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:44:58 ID:htlMsvFs0
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|／|≡|=|-'''"ｉiiiiiiiｉ|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／|≡|=|:-‐ii"iiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／::|` |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／::|､ |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／::|､ |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|.-'"|､ |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|.-‐'|､_|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|.-‐:|､_|=|iiiiiiiiiiiiiiiii|'"￣￣|`i"|`i":|`‐┐
|-─:|三|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖl|└ └|､l"|､|__|iﾆ-|
| -‐':|=:|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiｉ|└ └|､l"|､|__|iﾆ-|
| -‐':|=:|iiiiiiiΠiiiiiiiii|└ └l_.l"|､|__|iﾆ-| ＿＿＿＿＿＿
|=-=:|=:|iiiiiｉｉ|ﾟ|ｉiiiiiiiｉ|└ └l_.l"|､|__|i |￣||iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
|=-=:|=:|"| |￣￣l :|└ └l_.l_.l_.|__|i |i_」||iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
|:ｉ≡ｉ|=:| :| |----l :|:三ｉ三ｉl_.l_.l_.|__|i |￣||| |::::::::::::::::::::
【オーブ・コンツェルン本社】
┌────────┐
│ 来客者用応接室 │
└────────┘
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
| | |
| | ┌‐─‐┐ ゞヾ;ッ, |
| | |.［＿_］ﾞ| ,ノﾉ;;;ｿﾍゝ |
| | |:: :: :: :: | ｉｉ |
| | └‐─‐┘ ┌┴┐ ｜
|＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿_|_|_|_|＿＿＿＿＿＿＿|
. ／ └‐┘
／ ／⌒ｌ＿ ___／⌒ｌ
／ ／ ／ |＿ll ＿＿＿＿ ll／ ,／ |
／ |'⌒ｌ ／ ／|| ／ ／|| ／ ｌ⌒ｌ" :|
| └‐ ┐／ || ￣￣￣ ||／｣. ┌‐‐┘ | ／
|＿_＿__|'' |_|￣￣￣|_| |＿＿＿|／
- 141 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:45:31 ID:htlMsvFs0
-
＿＿
, ´ ｀ヽ､ ,...､
／ ／ ﾑ
, {ヽ
/ ／ ﾏ{
;' ,:' / / , / |! '， '， ','，
; | / / / / ｲ |i! |ﾑ '， ',ﾑ
| /,.ｲ /_/__／ｲ } l ﾊ } ﾑ }:ﾑ
| :| //| ㌣笊㍉｀ } / 二ヽ }| ﾄ､ﾑ
| | | /ﾊ {/! 弋)ｿ / {iｿ ﾒ| /l} | ﾏ}. 「………で、私にその入速出やる夫なる人物の居所を探せと？」
| | |{ | | | ゝ {!.| / !,/ ﾏ|
| | || |rﾊ ! ､ u __ 人/| / }:!
, ,' j{ {{､ヽ | ｀ヽ､ ／ | ! |:|
,:'/ / {i!|/＼i､｀ヽr､{｀ ´/>＼j / ﾘ
// /777ﾊ､＼//} |:::::::ト､ヽ// /ｲ /
// ///////}//ヽil |::｀ヽ､::∨Ⅳ/∧
,..イ////////|///,| |:::::::::::::｀ヽ､:ｰ--'....._
{//////////ﾊ///| |::::::::::::::::::::::;ヽ::::::::::::::｀ヽ､
∨/////////∧/ | |::::::::::::::::::::::;;;;;;',;;;;;::::::::::::::;;;,
/ ,ヽ//////////}//| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
/ ,<_ ｀＼__,//＞´/ !| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヽ;;;;;;;;;;;;;;/
. / / / ｀ヽ､_////／>/il| |､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／:::{!::∨;;;;／
. ,. / / /､ヽ/<／///| |:::::｀:::::￣´://:::::|!::::r'´|
/ / { ヽ ｀ 二二二__j!:::::::::::::::::://::::::::|!::::}ﾆ｣
【ユウナ付き家臣団 ソフト部門担当 アインス＝リインフォース】
／ . : : : : : . : . . : : : : : : : : : : : : : ＼
／ . : : : . : . : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
／ , . : : : : ／. . : : : : : : : : : : : : : : : : : : i: ',
／. イ . : . : . ィ . : . : : : : :/: : : : : : : : : : : : : ｌ: i
'´ / . : . :i / / ｲ . : : : : :/: :,ｨ: : : : : : : : : : : : :i:｜
{ i. :/|/‐ "､,' : : : : : ,l: :/ !: : : ｨ: : : : : : : : :{: l
「うん！ お願い、リインちゃん」 ､ . . : i:/i ｚ≡ﾐ､{ : : : /_!/_/: ／ } : : : : : : : : ∨
､ : . : : l: } ､{- ' }ヽ : : :/ l'_/∠_｀ｿ.ィ: : : : : : : : :!
} : : : : : | ￣｀`/ .ｲ/ {_ｒ‐' }`´ / . : : : : : i: :l
ﾉ : : : : : :l /／ ' ｀ ‐ ┴／. . : : : :/}:八
/ . . : . : ヽ ´ ' ／ｲ . : : : : :/:/´: :ヽ
/ ィ . : ／} , -‐ﾍ ﾏ_-..._ ／. : : . : , ': : . : ヽ
ｊ／ {: ／ _'´ -‐ ＼ ー _ ／ . : . : ／: : : : . : :/
, -l/ ￣ {`ー ''" ／ ィ ／￣｝／} ノ}/
- 142 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:46:03 ID:htlMsvFs0
-
-―――-
´ ｀ ､
／ /ヽ ＼
/ ∨ ‘，
// .／ ∨
. // / / / ∨ ヽ. '，
. ／/ / / / .! / | .| ヽ ∨ .ﾊ |
/ / / | / ,.| | .ﾊ | ', ＼ヽ | l i
/ ,ｲ ./ !.｜i ./ | | |｜ ﾄ､ ＼ ヽヽ! |
, ' / i / ! !十‐t-.L_ﾄ､{ Ⅵ ヽ_.斗.十 ＼! i 「失礼ですが、ステラさん………
/ / | ﾊ | |下､fr笊卞ﾐ ヾ!,ォ笊芍アﾄ､. ＼ じゃなくて、姉上は『個人情報保護法』というモノをご存知ですか？」
./ / .!{ Ⅵ Ⅵ |乂少 込少 } | ﾘ＼ ＼i
i / |' .∧ |ヽ! i ∧}/ .个ト ＼
|./ / /＼{ ﾄ _ _ / / .| | .iヽ＼
|{ / / ∧ i.＞ ｨ/ / | | .∧ ＼＼
|| ./ / / ∧ ﾏi |≧ _ ≦｢i/ / | | ∧ ヽ ﾊ
i! / / / / ∧ ﾏ! |＝［ﾆ］＝|/ / .| | ∧ Y.|
| ,ｨ≦≧ｭ､_/_厶rﾍ Ⅵ::::::::::::::::〃 ./≧ｭ､ _ィ＝ｭ､.∧ } |
∠三三三7三三ﾆ7ﾍ Ⅵ:::::::::::://ｨ∧三三≧ヽ三三心 ∨ !
∠三三三ﾆ7三三ア,∠ﾑ. Ⅵ::::::://./'三ヾ.三三ﾆﾑ三三ﾆﾊ/ ∧
, ´￣｀ ､, ⌒ヽ.
／￣｀´ /l ､ l､､＼
, ' /l /ﾚl lV ﾚﾚ/ .ﾄl ﾊ: ﾊ､
// /ｲl'/ｌ/ ヽ/ｌ/l/ : : : .､ lハﾄl: : ハ
l/!: : l' : l、: . . : : /:/ｌハ: :/: : : : :ﾊ
' 丶 . : . : lへl､: : ／l/≠ｋl/l . : :l: : : l
ヽ : :ヽlイｊﾃ∨ ´l-彳 /. : : ﾊ: : :l
. l : ､ゝﾋﾘ └ｒうフN: :{ｿ : / 「えっ？ ナニそれ？ 美味しいの？」
ノｨト: :{ｒう ､ /, l/ : l: : :l
l N:, l＞ ,､'〜' /ﾍ: . :ﾄ l:l: :l
ｌ: ハ|{／_ﾉ＞┬ 彡!､ヽ: l, `ﾄ､l
. V 「￣ { イィﾍく// ヽ`ｌ∨ ｀
〉 _ ィ::l／// ,l ﾊ､_,､＿_
｀¨´ 〈::/:::::{_{ ＿〉:::::::::::_）
>ｔｪ彳ゝ-ｔｸヽ＼::::::::_)
_/:::|l!| 丶 : `＜｀´￣
_ハ_/l'ﾘ : : :７
ヽ. : . : : : . /
`¬＿＿_ｒ┬‐ '′
ヽ=l=1
ﾋ.ﾋｿ
- 143 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:48:21 ID:htlMsvFs0
-
／ / ｲ / / ／ / / / } | { | !ﾑ
' / ,| /! | ＿_/_ ／/ ／ / / / } | !:| |
/ / {! ﾊ| { ＿_/ ／ヽ/､__ ／/ 〃 ,/ / / } | ! !
/ |{ | { | 下≧==､_,..イ｀./ｲ/ /--/;_ / / } | |
ｲ ／| ﾘ Ⅵ ! !｀弋:::しｿ ／ｲ/ ,ｲ/__// ｀j! / / j! !
. ／__ ｲ Ⅵ |{ | ￣ / ／弋しｿ下/ ｲ ,ｲ /| j!
::: / {:: | Ⅵﾊ { ／イ ￣ 〃 ／ /j!/ j! / （むう。露骨に惚けて…………
::::{ |::::! |､ヾゝ _} //イ/ イ/ / } / しかも、パッと見は全然そうは見えないから始末に困る。
::::| |::::::. |∧ ‐-､_ ,ｲ´ ／イ/／ /' 当初の想定以上に厄介だな、この女は）
::::| |::::::::. |､ ＼ r, ィ / ／/'
ヽ| |_::::::::. |//>__ヽ､ _,.....r ´/ /イ
::::| |::｀ヽ､', {::＼__7ｲ::T ´:::::::::::} / '/ ｀ヽ
::::| |:::::::::::::::, !::::::::::,::--| |::::::::::::::| / / / '，
::::{ {:::::::::::::::::､ ',::::::::::::::/ ,:::::::::::::::|,' / , ' }
::::| |:::::::::::::::::::ヾ }:::::::::::/ /::::::::::::::/ｲ ／ |
::::| |::::::::::::::::::::::::＼:::::/ /::::::::::::::/ ／ |
／ ／ / ＼ ヽ ヽ
. / ' ､＼ } i
/ , / ,. | |! { / ､ ヽ ＼
,' / | / ,.| |! Y },ﾑ ＼ヽ､ i
. // /{ |- /-i､{ Ⅵ |ﾊ ,.ィ |´ ﾑ＼ヽ
/ { | |Ⅵ {､＿≧Ⅵ{≦＿ﾘﾏ }| ＼'， （だいたい、よくまあ躊躇いもなく私達の姉を名乗れるものだ。
,' ﾊ | { ﾘﾊ | ￣ ￣ ﾊ ﾘ! {＼ たしかに遺伝子上は近似した………DNAパターンだけなら血縁者のそれだが、
｛ { Ⅵ ! | 込､ _'_ ,ｲ }/ﾊ | '， 私やリーンとは、生まれた施設も違えば、
| ,' ∧! | ! | |＞ _ ＜ // '，遺伝子コーディネイトの方向性もまるで違うと言うのに………）
| {/＿ヾ! ＼ { { |r-r==､-|/ / i }!
. /{ |////｀ヽr∧ |/:::::::::::::::::/ /77r77777ﾊ. |!
//ヾ､///////,∧ !::::::::::::::::::{ /,ｲ､//ﾊ///////､
ｲ//// ＼///{//:::::ﾘ {:::::::::::::// /:::::＼/!////,〃ﾊ
//////////／::::::::::ﾏﾑ::::::::::/,-ｧ,:::::::::::ヽ///////｀ヽ
//////// /:::::::::::::::::::ﾏﾑｨｱ/ / /!:::::::::::::::∨////////ヽ ※ステラの身体に過剰に投与されていた
////////;':::::::::::::::::::,ィ::}／::::/..//::::::::::::::::: Ⅵ////////} ナノマシンの抑制手術中に確認された新事実。（小ネタその②参照）
＿__//// {:::;;;;;;;;;::::::/:::'´:::::<ヽ/ｲ:::::::::;;;;;;;;;::: }///////// ちなみに、ステラが１５歳でリインが１４歳。
＿＿｀ヽ､人;;;;;;;;;;;;;;:}::::::::::::::::} |:/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;人//////イ
｀ヽ }/｀r;;＿r':::::::::::::::::／::､;;;;;;;;;;;;;;,ィ/!////イ´
,.. -―--- '''´ Ⅵ::::::／´::ﾏﾑ＿:::::::::i}//|二彡r' {
_,..ィﾑ:::::::::/ r- ､二ミ,{ | i
,.ィ升//∧ﾑ::::/ //////// ,
,. ＜ |ー----｀ ｰ' '―――'! ! {
''' ￣ ´ ／＞､＿o＿_O＿_o＿,..ィ､ i i
- 144 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:48:53 ID:htlMsvFs0
-
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
, -‐'''''''''''''''''‐- ､_
, -‐ '´ .........::..ヽ
／ ｀ﾞ`丶､}
'､ ＿_........................ ＼
ﾉ ､....................＿_￣_二ﾆ＝=‐::.ヽ
/ .:ヽ､_`ﾞﾆ二二, -―― ヽ:::::::;;;;::::::ﾉ
ヽ､ :::::{＿__￣￣｀`ィｪｧ ', :::{´ }::::ヽ
｀i:::ヽ ｭｫ ! ::', !::::/ 「なるほど。この娘はリインちゃん達の………
｀ﾞ`1 !::::: } :::} ﾉ:::{ そういう事なら無碍には出来ないよね」
', ､ Z__ノi´::::::しｲ
'､ ﾉ｜::::: :::く
ヽ ─ ／ _」:::::::..ﾙ' ,
＼ ∠- ´ 入::::{. __ノl
ｒ'ゝ-- '´ _ ´ ヽ::`ﾆ;;‐'´
,-‐{ {{ _..-'´ /〉､:::｀ヽ､
...ｨ´￣￣￣￣｀ﾌ~ｨ /ﾉﾉ_.-'´_ , ',.' ｀`ー┴―――-､
/ ｒ ｒ――ｧ7∠- ' ﾉ-'´ ｒ'´ ＼ , ', '
ノ∠ =＝ ' ／ ＼ > , ', ' ヽ､
「「ﾌ ／ ヽ／ , ', ' `ー- , ／
| l' _.-'´ ヽ.丶､ / .／
| | ／ ｀丶.｀ヽ、 / ／＼
ｒ''"~￣￣￣￣￣｀丶､
/ ｀丶､
,.-'" ､ ヽ
ヽ ﾊ ヽ､ ヽ
> ./ 丶 ヽ'､ ＼ 〈
'､ {ニﾆミ、 ヽ｀丶､ ｀丶､_ ',
ヽl ‐;ｒﾐ ｀丶ヽ;＝ニ;:‐-;､＿`−-;､ ', 「うん、大丈夫。
{ｊ ｀" `ﾐ=ﾐ_ ｀` 7 ￣~ ／ 新慈恩会との約定があるから身柄はアッチに渡すけど、
i! / / /‐, ｛ 不都合が無いよう可能な限りバックアップするよ。
ｒ' ! , / /) / ノ まずは千雨ちゃんに頼んで戸籍を作って貰って………
｀１ `_ _ﾉ /"/.／ そうそう。シャア総帥に何か手土産を用意して、
丶 ｀ー―一 ヽ,.ｲ`" （_, 将来的には姉妹一緒に暮らせるように算段しないとね」
ﾊ ｀ _∠ﾍ ｀ヾ´
, -, 'ﾍ'､ _,. -''" _, へ ﾙ' __ノ
_,,.._,,.. -''′.ﾉ￣￣￣~｀''ー‐--､/´ｒ＞''´ _,.-'´ ∨ヾニユ,,,,.................＿
／￣~'" { ,‐'´ ∠" ヽ !{ _,._'´ 〃
､ ヽ '"}T ―――へ_／ _/ / //／／ ＼ , '/
_ ＼ 丶`−-､ ＿_,,.-／‐''" /_,. '"´ ＼ > //,､ _,,.. -‐┐ /
＼ ヽ. 〉､,,,..ノテ~￣ ,.-''" ＼／, ' / `´ / , へ
ヽ､ 丶､,ｲ‐'"{ ｌ l / ,.-'´ ＼ヽ、 / /
‐''" ＞１′} ｒ' ｌ ∨ ／ ＞､ヽ、 /
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【その事実を知った時のスポンサー様の反応】
- 145 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:49:27 ID:htlMsvFs0
-
_,... -―――- ､
, ´ ｀ヽ､
, ´ ／｀ヽ ＼
, ´ / ヽ ヽ
,.:' ＼ '， '，
. / , / / , |! ､ ヽ ヽ ヽ
/ / / ! | ! ! l |{ | ､ ､ ＼ '，ヽ '，
,' / / | { | | !ﾊ| !{ {! ヽ ､ ', ＼}
/ i! { { |- r 十‐|- {. |- 十-ﾑ､ ヽ ﾑ＼ ｀ヽ､
;' /! |. | ! |! |__ﾘ Ⅵ: ｜ 从＼} ヽ {､. ﾑ ＼ ｀ヽ､
| ﾊ ﾊ { |_,.ｨ斥ﾃ㍉ ヽ | ィﾁ圷ﾐヽﾊ :!ﾊ | ｀丶､ ＼ （うん。たしかに”コレ”だって”一応”血縁者には違いない。
{ j! { | Ⅵ |Ⅵﾑ 弋こｿ ﾏ{ 弋こｿ lﾊ } Ⅵ ＼ ｀丶､ ＼ 主ユウナのご厚意に報いる為にも、少しは関係改善を。
| | | ! ﾏ ! ヾ从 //// ｀ //// }/ﾘ|-' ＼ ｀ ＼ ココは私の方からも歩み寄らねば）
| | Ⅵ! ﾏ { ｀ヽ､ ' ,ｲ {! ｀ヽ
| | Ⅵ{i |ヽ､ ﾑ｀ - ' イ { ﾐ､ ＼
Ⅵ! ヾﾊ ! ＼ ､＞ _ イ { Ⅵ ﾑ ヽ ｀ヽ､
ヾ { ﾑ | ヽ､ ＼!ー---_≦!__ ! ヽ }
| | {ﾊ |r _＼ '，-[ﾆ]--く}､ }ト､_ ＼ |
| | ヽ |_,.. /:::::| |::＼}:::::::::::::::::::::} |::::::::::::ｰﾘ- ､
リ ´ / :::: | |::＿:::::::::::::::＿,:| |::::::::::::::. ｀ヽ､
,:'´ /:::::::::::ﾏ{::::::::｀::::::::´::::::/ j::::::::::::::::. '，
/ /:::::::::::::::ﾏ{:::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::. ,
, /::::＿::::::::::ﾏ{::::::::::::::::::/ /::::::::::-―-:::､ ;
, ,..::´:::::::::::::::::::::ヽヽ:::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !
. , ,.:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ::::/イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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, {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
, l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: }{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;
/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ i
, ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:'
{ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::,..:':::::::::::::::::::..､::::::::::::::::::::::::::／ |
| r-r:::＿＿::::,.:::'::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー:::::::::r'´ |
- 146 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:50:05 ID:htlMsvFs0
-
-――- ,.┐
´ ｀ / |
/ ／ :.
./ ／／ :.
/ .／／ ／ ＼ :.
./ ／／/ ./ ／ / / | | }∧ :.
/ ／／ ,/ / / ／ / ,ｲ | .| / ∧ :.
i ／／./ /| |アア}.＞く|/ / / /｜ | }.＼＼
／／ .f |｜.| /灯テぅ㍉/ j./ 个x| / .| | ＼ヽ
／イ/ { | i!. Ⅵ./ 乂jン /'ﾁ芬Yj./ | .| | ヽ ﾟ｡ 「（コホン）まあイイでしょう。
／´ // 人Ⅵ 从| ／ ﾋﾝ // /}/| / Y } それで、件の入速出なる人物とのご関係は？
／´ 〃 ／ ／¨{ | , /ｲ //' j/ | | ”悪用を避ける意味でも”何の理由も無しに情報を提示するのは
. // / / / ／i | _ //ｲ/ / | | 少々躊躇われますので」
〃 / / / / ﾊｉ ﾄ､ イ / | |
{! / / / / ./:::i! |::::::... ＜/ / | |
| / / / / / | 从 :::::/｀手 / /| | |
./ / / / ／ ∨∧.::/＼/ / ｲ .i! | |
/ / /＞ ´ ＼{ ＞' く j 从 | |
, − ､, -- ､
／ ´ ｀ ー‐ ､
, ' :::ヽ
ｲ .;.l: . ::::::',
', l:./lﾊ:. :. ..::;: ..,イ ..:: : ::::::l
', :. :.ﾄl,,,.._ヽ:::::/／/-イ: :.:::::l
ヽヽﾄl_{-'ｊ` ∨´ィ≡ﾐ/ｨ .: :::::::{
「えっ？ え〜と……（あれ？ なんだっけ？）」 / .:::{ ￣ ヒ_７ソ ::::::{::l
／ ..:::ヽ. '_ _ ィ´ ...:::::人!
ｒ7 , -‐Z-;イ､'-' _,/ .:;;ｚ‐''_ﾌ;:ﾉ｀
/''´ ｒ1 ､}ｊ{7￣ﾌ7,∠」'"´ ´
/ ,二} `Y´ ''"て丶
`T , ﾍ { ＿< {
｀´ 7=ｪ-＜ ィl `ﾕ,
/_ｊ l 匸 lｊ┘ l
〈/ ｜ l_スて,つ
- 147 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:50:38 ID:htlMsvFs0
-
＿＿＿＿_
／ .r┐ヽ「|
／ r-､ | .| ./ l lﾞl
. ／ .__,ノヽ ﾞ､_,ﾉ '-' .|,,/ |
｜ （●）ヽ ﾉ ´/
| 〉 〈_,,.-､ 「すまないステラちゃん。
.| （__人{ .r''´ ココから先は、俺に語らせて欲しいだろ」
.| ´ ⌒| _,.-i'´
. .{ l-‐'''''''ｰl }
｛ . |´￣￣｀`l }
{ .| |.}
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） |
| （__人__） ｜ 「俺が入速出やる夫を探す理由は只一つ。
| ｀ ⌒´ | 我が恩人、ランバ＝ラルの仇をとる為だろ」
| }
ヽ }
人＿__＿_ノ"⌒ヽ
／ ＼
/ へ ＼
（ ヽγ⌒) | ＼ ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｛;;;;;;;｝
L;;;;」
／￣￣＼
／ ／ ヽ､_ ＼
／ ／ （●）（● ） |
＿＿ （__人__） |
／￣ ￣｀.l⌒´ | 「と言うワケで、どうかよろしくお願いするだろ」
／ | ＼ .|
{ ヽ ＼ /
ヽ、＿ ＿＿＿ヽ /
. ￣￣ ゝ <
| |
| |
- 148 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:51:12 ID:htlMsvFs0
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＿＿＿へ
／ ＼
／ ＼
/. | | | |ヽ ヽ ＼
| // |斗/|ノ| |ⅥV| | ＼
| //| ＜弋ﾉ | / げﾄ| | | | ヽ 「なん……だと……」
//人＼｀¨´ ﾚ' '｀¨Ⅳ|八|＼ ＼
|ｲ/∧.i | u rっ ﾉ ﾚ ） ）
| | | | |__ ／|. | / /
/人 | | | ||─‐爪￣|| ﾄ､ /／
/ｲ | | |＼| ||:｛二｝ ＼||∧}
/r──-:::::::::/人::::::::::::|: ||─-､
／::::::::::::::::::::::://:::::＼::::: |:从:::::::::＼
/::::::::::::::::::::::{:::::{ {::::::::::::＼/:::::::＼::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::人:: | |::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::: }
／ ／ / ＼ ヽ ヽ
. / ' ､＼ } i
/ , / ,. | |! { / ､ ヽ ＼
,' / | / ,.| |! Y },ﾑ ＼ヽ､ i
. // /{ |- /-i､{ Ⅵ |ﾊ ,.ィ |´ ﾑ＼ヽ
/ { | |Ⅵ {､＿≧Ⅵ{≦＿ﾘﾏ }| ＼'， （仇討という事は、件の人物への暴行が前提。
,' ﾊ | { ﾘﾊ | ￣ ￣ ﾊ ﾘ! {＼ 下手をすれば殺傷も………ああ、万が一そんな事になったら！）
｛ { Ⅵ ! | 込､ _'_ ,ｲ }/ﾊ | '，
| ,' ∧! | ! | |＞ _ ＜ // '，
| {/＿ヾ! ＼ { { |r-r==､-|/ / i }!
. /{ |////｀ヽr∧ |/:::::::::::::::::/ /77r77777ﾊ. |!
//ヾ､///////,∧ !::::::::::::::::::{ /,ｲ､//ﾊ///////､
ｲ//// ＼///{//:::::ﾘ {:::::::::::::// /:::::＼/!////,〃ﾊ
//////////／::::::::::ﾏﾑ::::::::::/,-ｧ,:::::::::::ヽ///////｀
- 149 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:51:45 ID:htlMsvFs0
-
／ ´ ￣二 ,.. -￣ ｀ヽ､ ', ヽ ､
, ´ ／ , ,. | ヽ ヽ '， '， '，
/ , ' / ' { i } ﾏ ﾏ } ﾑ ﾑ
,' / / / / | {! | } ﾏ | | {
. ' / ｲ ｲ :/{ | | | } { {, |
/ ｲ j! | :/; | | | | |Ⅵ |Ⅵ{ （なんという事だ。主ユウナのご温情が、まさかアダになろうとは………）
./ / j! ! /;;;;;| |! j /ﾘ ﾘ '，. | ﾏﾑ
' / j! / {;;;;;;;;;, ,ﾘ! / l/ / / '，{ ヽ ヽ
/ ／| /| |;;;;; -} /;;;| /i ! / / Ⅵ '，'，
:/,イ￣j! ,ｲl Ⅵ{￣ j/￣j/ j !ｲ /|'， '， '，'，
/ { /ｲ / Ⅵ / ∨l/{ !{,ｲ |,ﾑ '，_ ヾ ':,
!二｀ヾ､ { ; ｀ _,｣/ ﾏ| j/∧ ∨ヽ､ ＼
///> / | i ―- ､ イ|{ | ｀ |//∧ ∨∧
/// /､ i ; ／///|! | ﾘ////＼ ＼ﾊ
// /r-≧｡ __,...イ///////| ////////ヽ､ ＼
/ / |::::::::::::::| |::::∨////／ j! /////////// ＼ ヽ
..ﾞ/ ! :::::::::: | |::::: ∨/// /j! ///////////////
, ´ ｀ヽ､
, ´ ／｀ヽ ＼
, ´ / ヽ ヽ
,.:' ＼ '， '，
. / , / / , |! ､ ヽ ヽ ヽ
/ / / ! | ! ! l |{ | ､ ､ ＼ '，ヽ '，
,' / / | { | | !ﾊ| !{ {! ヽ ､ ', , ﾞｉ
/ i! { { |- r 十‐|- {. |- 十-ﾑ､ ヽ ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ
;' /! |. | ! |! |__ﾘ Ⅵ: ｜ 从＼} ヽ {､. ﾞｉ ﾞｉ ',
| ﾊ ﾊ { |_,. ｫ=＝=ミj :::,r'jミ=＝=ｫ, ﾊ :!ﾊ } !i ﾞｉ
{ j! { | Ⅵ |Ⅵﾑ ｲ三ﾖ '':::::::::::'' ﾓ三ﾄ ﾑﾊ } .| !ﾞｉ ';
| | | ! ﾏ ! ヾ ､`ニ",..::::::::::::;::..,゛ニ`､ }/ﾘ|-' ﾊ ﾊ | （うん。やっぱりコレ（ステラ）とは縁を切るべきだ。
| | Ⅵ! ﾏ { ｀::::::::: |:::; ::::::::::ｲ {! Ⅳ | } !j } 小金の無心くらいならともかく、犯罪行為の片棒を担ぐなど………
| | Ⅵ{i |ヽ､ ﾑ｀ -＝＝- イ { ﾐ､ ! | | | 主ユウナの顔にドロを塗るようなマネをするなど言語道断！
Ⅵ! ヾﾊ ! ＼ ､＞ _ イ { Ⅵ ﾑ !Ⅳ | | 将来における禍根にしかならん！）
ヾ { ﾑ | ヽ､ ＼!ー---_≦!__ ! ヽ i}Ⅳ | |
| | {ﾊ |r _＼ '，-[ﾆ]--く}､ }ト､_ ﾊッ !Ⅳ
| | ヽ |_,.. /:::::| |::＼}:::::::::::::::::::::} |:::::::::::: ﾑ } ッ
リ ´ / :::: | |::＿:::::::::::::::＿,:| |::::::::::::::. ｀ヽ､
,:'´ /:::::::::::ﾏ{::::::::｀::::::::´::::::/ j::::::::::::::::. '，
/ /:::::::::::::::ﾏ{:::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::. ,
, /::::＿::::::::::ﾏ{::::::::::::::::::/ /::::::::::-―-:::､ ;
, ,..::´:::::::::::::::::::::ヽヽ:::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !
. , ,.:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ::::/イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. |
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, {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
, l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: }{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;
- 150 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:52:17 ID:htlMsvFs0
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:::i:::::::::::::/ l:::::::::::/,'::::::::::::::/ l::::::::::::::l !::::::::::::! l::::;i::::::::::::::
:::l;::::::::::/ l::::::::://::::::::::::/ U l:::::::::::::ハ::::::::::l l:::l_l:::::::::::::
:::ll:::::::/､ `l:::::::/ l::::::::::::/､ l l:::::::::::l ';:::::::l-‐!::i_ｊ:::::::::::::
:::l';:::::{ﾐ､ヽｌ::::::ﾄ､l:::::::::/ l ､ { ｊ !:::::::::| ｌ::::::ｌ-‐l/‐l:::::::::::::
:::ｌ ';::∧`ヽ!:::/ﾐ､l::::::/＿ ＼ヽ ｌ ／l::::::::l-‐;ﾆ!::::l=;;7￣l!::::::::i:::
:::l ';:! ､ 'l/-‐'l::::/=ﾐヽヽｖ// ` ﾊ,､l:::::::l,.イフ!:::ｊ:::/ /_ｌ::::::/::::
:::! l:! ゝ､_`ー!::/__,, ｀ ／ ﾉ -､ l::::::l-､`-l:/‐' ノ‐ |::::;1:::::
::l, 'lｌ ￣l::l´-／ 丶 ヽ丶!::::l＼｀７´￣ !::/ｊ::::::
:八 ヽ l:l ´ l::::| / ｊ::/ l:::::::
l ハ l:l U ! ｌ:::l U // ,l:::::::
l l 丶 l/ | l::l 〃 /l::::::::
| l lヽ U l U l::! U / , ' |::::::
､ '､ ヽ ＼ l l' ／
, ｎ ／￣￣＼ .ｎ
. / / ｊ.´_ノ ヽ、u'l lヽ、
/,ｲ / （○）（○） .ｌ i i i
〈 .ｒ {u （__人__） .i. } } 〉 ※リインの放つ禍々しいまでの怒気にビビっている人達。
', ｉ. ', ｀ ⌒´ / /
.i l. ,' ./
. ヽ､_.ｲ、. 人 ﾉ
ヽ 〈_ノ ﾉ
| .／
| . |
_,.-‐'"￣ ==ミ ｀ヽ、
. ／ ＼
／ '"~￣￣＼ ＼
. ,ﾑ‐'" ,.-─ ヾ＼ヽ |
/ rｧ' / ﾄ､ ＼＼ﾘ ヽ .|
. / //ﾑ / /| l | ヾ| ヽ |
/ |/ / /| / |/ | | ﾄ、 ! ヽ|
| ﾚ/ ｲ | ヽ|!| | !| ||ヽ | |l!＼
| Y l | | | | ヽ. |＼ |l| ＼
. | | ＼ |-─ヽ|─|､ ∧| ヽ （リインちゃんってば、いつも怒ってばっかり。
. | ||ﾊ|二＼ | 彡r元‐ｧ|l |,ハ | |! | あんなんで疲れないのかな？）
＼ |'亡辷iミ＼ヾ､ | ┴'''"´ |l | | ﾘﾚ′
/ヽ ﾄ、 |ﾄ､＿＼ | |／|／
. | | | ハ ￣ ／| /
. | /! | |＼ `_.._ ／ ∠! /| ※感知系のナノマシンが制御された所為か、
. ∨ |!/ ハ//ヾ! ｀ヽ､ - ／ |/ / | あるいは死生観自体が希薄な為か、
| | / /￣｀`ヽ､ ｀` -r‐ '´ / /| | その手の危機感が物凄くニブい人。
V| || ﾚ'|￣｀`＼＼ | /／| |/|
ヽ| / ＼`‐-| /く | |/
- 151 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:52:48 ID:htlMsvFs0
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::::::::::::::: ................................... :::::::: ::::::::
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::::::::::::::::::::::::::::::: ほう、中々面白そうな話をしているな。 ::::::::::::::: :::::::::::::::
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,... ￣￣￣_,..ﾆ､- ､
, ´ , ´ | ＼
／, ／ ,. ﾑ ヽ
／／ /, / / / / ､ ､ |
／ ｲ // /､/ /,ｲ ! ', ',{ | i
/ /,' / {ﾊ i斥ミ､{/ | l | ﾑ } }
/ / { ｲ ! | ! 伝ｿ|{ | /-,/-､ ヽｲ !
{ / |/{/| j' , /´圷iら下 ヽ |{ﾑ ;'
| / { Ⅵ { _ ｀ゞﾟ '/ ｲ / ﾘ ﾏ'， , 「（ムッ）エヴァンジェリン殿か。
|{ ,ｨ升{,八 ｀ ムイ / ＼､| これは私の身内の問題。できれば口を挟まないで欲しいのだが」
|! ／////| | ､ _,..ィ ／| ﾏ'，
_,...|!イ//////,| |ｲ:::7,ｭ 二r ／ ／//{ | | |ヾ､
////////////∧ﾘ::/ /::::::::／ ／ ///ﾊ ! i | '，
{ ､////////／:::/::/ /::::／ イ |////// ＼＿_ | }!
|/＼///,.,,;;;´;;;,,::::::{ ｲ::::´:: ／,| |////////////｀ヽ､,|!
∨//,／;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::| {::::::／／::{ {///////////////,ｲ､
＼i{:::;;;;;;;;;;;;;;;;;...:: | l／／:::::::::ﾏ∨///////////／//{.
|:::::::::::::::::::::::::::|/,イ;;;;;;;;;;;;;;;;} |////////__,.イ_／//|
人::::::::::::::::::::::://.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j ,ﾊ///////////////∧
- 152 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:53:22 ID:htlMsvFs0
-
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,',' , ﾄ､:::::::::::::::::::::_;二::_::::〈 ｀
!i:.. i ! `ー一 ' ´ ￣ヽ
: |.|::.. | .i >
: |.|:.:. | |! ／
: !.|:.:. | | ヾヽ , ' 「まあ、そう言うな。
:.i ｌ:.:.:. ! ! , ｨi そう杓子定規ばかりでは人生つまらんぞ」
:.| !:.:.:.. ｌ i_ ／:.|.||
:': i:.:.:.. ｌ |:.:.i:ｭ ､_ ／.: ::.:|:||
:| ,:.:.:.:.:| |:.:.ｌ:!i ￣1i.::.:.:.:.|:||
:| ! .:.:.:.| |:.:.l !| |:|.::.:.:.:.!:i|
:|.i:.:.:.:.:.! !: :| !! |:|:.::.:.::.|:|!
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,.-‐‐'''"´｀``゛'''''''''‐-､ ,, ‐'', ''´
,,.'" ､ ヽ ,, ‐'''"´, ''´
／ /´ィ´ ヽ ヽ ヽ､‐‐‐--‐'''"´,,, ‐''"´
/, /／/, / i ヽ ヽ ヽ‐‐‐‐'''''"´
/ｨ' ,ｲ/ / !/! .!i ｌ ｌ ､. ヽ ヽ ヽ ､ ヽ､
,'/ｌ /,i' ｌ i/ i !､! .! ﾄ､ ﾄ､ ヽ i ヽ ヽ ､`ｰ‐- .,,,,_ 「そこの白長、私の質問に答えろ。
!' .ｌ/ﾊ. ｌ‐i-､.i !. ! .! ｌ ヽiヽ､ ヽ i ヽ ヽ. ｀丶､ ｀ その内容次第では………
〈!i .i｣.i i､ｪｭﾅ､ヽ_!i-‐tt-ヽ-i ﾄ､. 丶､ ヽ ｀ヾ､‐-､____ 闇の福音たるこの身を納得させるに足る返答であれば、
!i .i:::i（!いや' ‐''iｭｪｧ-_ i ｌﾄ､. 丶 ヽ ヽ ｀ヾ､‐‐‐ 便宜を図ってやらんでもないぞ」
!i! i:::i !.ヽ ｀`ｰ'´';片ノi, ヾ. 丶 ___ヽ__ ｀丶､ ｀ 丶 ､
!i::i i:::i ! jP丶. ｰ-ｭ ィ'´;;;;;;;;;;;ヽヾ ヾ､;;;;;;;;;＞ ｀丶､ ｀｀｀｀`''''''ｰ‐--
ﾉ!::i i::i:i;ヽ丶,,`ｰ-''''"´ｌj;;;;;;;;;;;;;;;;ゝヾ ヾ'" ｀丶､ ｀丶､,､ ｀ 丶 ､
ｲ.!:::::i i,i:ゝ::i;;ヽ;;;;;;フ´:::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;,,-"ヾ ヽ ｀丶､ .// ,,,.rｿ
i .!.i:::::iヽ ヽゝ,i;;ヽ;丶〈;;／;;;;;;;;;;;,,-'''´;;;;;ヽ ヾ ヽ ｀丶 ｀丶､ i i ,.ｨ'／
ヽヽ!::r'´ヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;;.!;;i､:､'''''"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽヾ ヽ ｀丶､ ｀丶 r'´ノ .iﾆﾆン
ヽ｣';;;;;;;;;ヽ ヽ;;;;;;;;;;;.!;;i;;;;､ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;二二二二二;;ヽ､ ｀丶､ / ｀i iﾆﾝ´
,ｲヽ;;;;;;;;;;;;ヽ :ヽ;;;;;;;.!､i;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾヾヽ､___｀丶､ ,,,.-' .ﾉ
____, ｲ;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;ヽ.::ヽ;;;;;;;ヾ;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,.-‐'''"´ ｀`＞'´ ,.-' ,,,,,,.-‐
i;;;;<;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;ヽ :::ヽ;;;;;;;ヾ;;;;;｀`‐-､.__,,.-‐'''"´‐'''" ,,,. ‐''''"´ ,,,,.-''" ヽ'"´;;;;;;;;;;;;
i;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;ヽ :::ヽ;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;｀'''''''"´r'''"´ ,,,.-'';;;;;;;;;;;ヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;
くヽ;;;;ヽヾ;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;;;;;;;ヽ :::ヽ;ｌ;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;く ,,,.-''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽ;;;;;;;;;
【ユウナ付き家臣団リーダー エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル】
- 153 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:53:54 ID:htlMsvFs0
-
_,.＜ ／: : ／: ／: : ; : : : i : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
ｰ '"´ /: : ／: : /: : : ;{ : : : :i!: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
/: :,/: : : /: : : / !: : : : |!: : : : : : : : : : : : : : _: : : : ヽ}
. /: ,/.! : : /: : : / {: : : : :!、: : :.,!: : ; : : : : : : ﾊ!ヽ: : : !
/: / l: : :,': : : / '; : : : |ﾊ; : 彡:./!: : : : : : : : }} !: :'ﾘ
. l.:/ !: : i: : :/ﾆミ､ハ: : :.!'´∨_テ､}: : : : : : : : :∨: : }
. |:! !: : |: : ハ､辷}ｿ.'; : :| -'ｰ '７: :, : : : : : : : :ヽﾘ 「お…おい、やらない夫。
. l:! ,': :.ﾊ: :,': ﾊ ハ: :! ./／!: : : : : : :.､ﾊ｀ヽ、 あの娘が入ってきた時の気配に気付いたか？」（小声）
｀ /:/ !: : : ,∧. ' .ヽ| /'´ !: : :i : :､ ､ﾊﾘー――-.､
. ,'/ !: : :i |:.＼丶＿ヽ_ .,': : /!: :.ハ:|｀`イ ＼ ﾋｿﾋｿ
. ノ´ '; : :! |: : :/丶ｰ― ' ／: / .l: /／｀ ＼
∨! !: /ノ:.∧iヽ､_, イ ./'´ ./'´ ／´＿_〉
. ヽ .j//ノ'´ ｀ ./{ ｀ヽ ./ ／'"´ `
,イ´! }:.:｀ヽ、_ ./ .／
. / / {:.:.:.:.:.:.:.:./
/ { l:.:.:.:.:.:.:./ ／
. / .ヽ、 }:.:.:.:.:./ ／
※それなりに修羅場を潜ってきている為、
魔力は無くてもエヴァの持つ”強者の格”が肌で感じられる人達。
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
│ ;::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ /＝≡＝=､､＼::::::::::::::,,／ ,,=＝≡＝ヽ、 l
│ // ヾ､ :;:;:;:;:; ﾂ 〃 ヾ,|
│ :;:;:;: │
│ ``―＝＝''" ":;:;:;:;:;:;:;:;゛ ゛ー＝===＝彳│ 「いや、ああやって声を掛けられるまで、俺も全然気づかなかっただろ。
│ ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │ 見た目こそ幼女っぽいが、中身は完全に別物。
│ ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │ あの妹さんより遥かにヤベ〜相手だろ、アレは」（小声）
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;::::::::::::::::::::| |:::::::::::::::; l ﾋｿﾋｿ
│ .;:::::::::::::::::::| |:::::::::::::::; |
- 154 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:54:26 ID:htlMsvFs0
-
／ . : : : : : : : : : . : . : : . . .
, _'´_,. : : : : : : : : : : . : : . : . : : : . : : : :
二 ‐ ´: : :_,. '´ . : : : : / : : ／: : . : : :_ :／ /
￣ フ ￣ : : : : : : : : : : /: :／/: : _, - ´／: . : : /: : /:
_ ‐_´＿; : ／: . : : : /／ｵ/ィ≡ミ >': : . : : : : , イ: : ./: :
フ - ´ ／ . : : : : /ｲ ｀ヽ ヒﾆ／: :_,. ／: _ ∠ ７: :,:ｲ : :
_/二 - '´ . : : : : : : / / ／- ´ ／,: ‐ ィ＝ｦ,､く冫: :
: : : . : : ｲ / ／ ´ ヽヒ-´/7/: : : ／: （うわ〜カワイイ子。
. . : : : :_: イ/-l l ｀フ´: :／ : : この子もステラの妹だったりするのかな？）
＿: : : : : :＿ イ: : :/′:ﾍ / ／ ィ7´: : : :
￣ { :; - ､: : : |＼ r―- 、 ｰ´ ´ // : : : : /
l/ ＼: :| ＼ ｀__ｰ ' ／７: : : / ※基本その実力は、刷り込み学習と強化用ナノマシンの御蔭な
｀| 丶、 _ ィ ´ ／: ／ 養殖もの（？）の達人な為、その辺の機微はわからない人。
| ｀ - ´l-―／ . : : :,: く!＿_
| レ ´ . : : :_, -,.' ‐ ´ ＿｀
／| _ ‐_´ _, ､-‐ ´／: : : :, '´
―― --- .... ＿_ ／:.:./ ／／‐_´ - '´ ￣/: : : :／
､ /:.:.:.:.:! ／:.／:／ , - /: : : :/
- 155 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:54:59 ID:htlMsvFs0
-
,. '´ .i ヽヾﾐ ､ 丶､ヽ ｌ!. ｌ ヽ
／/, i | ﾄ､ ヽ､ヽ､ヽ､＼ ｌ! ｌ li ヽ ｌ ヽ
/,.'// .ｌ .! .ｌ!ヽヽ､ 丶､ ､丶.ヽ! ｌ |.ｌ 丶 ヽ., 丶
,'/ .ｌ.ｌ! | ｌ. ｌ! 丶､丶. ヽ‐ヾ´`ｌ ｌ |ュ､ ヽ./.! ヽ
..,'' ｌ ｌ! | ｌ ｌ ヽ '´`´,ィ''ﾃ'ｌ. ｌ |) .｝､､/´｀iﾐ. ＼ ,.ｨ
,' ｌﾊ ﾄ, .ﾄ､ L_ ｀` '´｀''´ .ｌ!.ｌ .|_/ｌｌ∨ .ｌ 丶､_,.-く/, 「さて。それでは問うが………お前、ドコまでやるつもりだ？」
ｌｌ ! .ｌｌﾄ.」'´ ,.ｧ､ ､-----」!L__|! ｌ!∨ /､ ／ 丿.＼
ｌ. ヽﾗｌｌ ﾄヾ丶' ､ >､ ￣｀ｿ .∧.｀ﾝ ／ ､ 丶､
＿＿_ﾉ.|ｌ. K"丶､ ＜ ヽ. / .L_ｿ´ . ／ ､ ＼ _ `
`‐､_ !!, | ｀`ミﾆｪﾍ ノ く _,,. -''´Tｿ´丶､
／｀`>ｌ! .ｌ ｀丶!_ ｀ヽ､／ __ ｀ _,,.-‐''"､ ｀
／ ／/l! |丶､_ / .｀丶､ ヽ i'´ _,,. --ｭ‐ｧ ､
,.'´ / //ｌ |-ﾂ´ Z___/ / ヽ ￣ __,,. -‐'´ 丶
/ / ｌ! ﾉ /./ i!. ゝ ,,.-"￣
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''-､
／ ＼
/ U ＿＿ ＿＿ ',
/ ＿＿＿ ＿＿ l
l （ ● ） （ ● ) .|
| u. ￣￣￣ ￣￣ |
| |
| U （ 人 ） | 「えっ？」
| ｀ ┬‐ ´ ｀ ┬ ´ |
l ￣￣￣￣ l
l .l
l .l
', ,'
＼ ／
＞- -＜
,,-'" ヽ
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. l | | |
.| | | |
- 156 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:56:03 ID:htlMsvFs0
-
_, -‐ ´￣￣￣｀`丶
,. , '´, ／, / i ,. ､ ＼丶
／, ' ／/ 〃 / ,ｲ‖│ | ｌ. ヽ ＼
／〃／ 〃 '/ ,/ / i ｉ| | ｌ |ｉ ! iﾍ
/´ / / // ∠.../! ,' | ｌ| ﾄ ! !! |! ! ',
′〈 /i / ヒル」' Li ｌ」 ! 」」」_ || !! | i
'７,ｉr }, -rュミ､ ＼!ヾｉ｀|ト.|| │ ｌ 「だから、何をもって『仇討の完了』とするのかと聞いているんだ。
,',' !! i| ` ヒツ テ‐､`ヽ,! ｌ |i 一口に復讐といっても、色々こう段階ってものがある。
,',' ‖ .|| , ﾏ,._/ ヽ|| |! !! 取りあえず、頭を下げさせれば満足なのか？
r‐-､ ,',' ! ｌ ! /|| |! || それとも、ボコボコにすれば満足なのか？
＼ 丶 ,',' ｌ | iﾄ､ '､ヽ ∠_」! |! || あるいは、お前等の本業らしく、指でも詰めさせれば満足なのか？」
ヽ ヽ , ┐ ',' ,i !‖!|丶 _, .ィi| ｉ || |! ||
,ム Y ! ',' i| !‖!| |!`ー‐ ' ´!. ｉ l‖ | !! |! ||
／ ､ ＼j ｌ ,',' :ｉ! .|‖i !_」! { 」 | !! !ｌ| |!i |ｉ
ﾉ ､ ＼__」 ,. ',' ‖ !」 '´ ｉ ｱ ヽ.|| ｉ|! |!.| !ｉ
ヾ、 丶__,〉 } ,',' ﾑ │ | ／ ＼|l !!.| ||
ヾ _丿 ,' ｉ ' r'´ ! ｉ │ ／ ／! || ! ||
丶 ヽ | ! / | ﾄ ヽ／ ／ | ||
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ 「行き着くところまでいって『一族郎党皆殺し』ってのもアリだな。
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ 個人的にもコレがおススメだぞ。
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ 何しろ、この手の復讐劇の定番たる『後腐れ』ってヤツを最小限に。
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ 運が良ければ、皆無にできるのだからな」
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ
- 157 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:56:37 ID:htlMsvFs0
-
, ｎ ／￣￣＼ .ｎ
. / / ｊ.´_ノ ヽ、u'l lヽ、
/,ｲ / （○）（○） .ｌ i i i
〈 .ｒ {u （__人__） .i. } } 〉
', ｉ. ', ｀ ⌒´ / / （え…え〜と………）
.i l. ,' ./
. ヽ､_.ｲ、. 人 ﾉ
ヽ 〈_ノ ﾉ
| .／
| . |
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） （たしかに、これは正論だろ。
.| __ﾉ__ 仇討ち………いや、今回の事に限らず、将来は”内向け”の実働部隊に。
| _／ ___＼ヽ_ ケジメを取るのがシノギとなる俺にとっては、避けては通れない問題だろ）
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} | ※内向け：敵対組織との抗争を前提としたMS部隊と対をなす、
/ { / 組織の資金源たる傘下の部署（カジノ等）での揉め事を、内々に処理する部隊の事。
./ / / { その性質上、武器の使用を制限されている為、生身での腕ッ節の強さが求められる。
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_| （無論、基本は上の意向次第だが、現場の判断を求められる事だってある。
.| （ ー）ヽ ヽ つまり、自分の中に明確な基準が無ければ、即応力の無い。
.ﾉ| U （___人_＼＼__ 命令されなきゃ何もできないハンパ者で終わっちまうだろ）
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
- 158 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:57:08 ID:htlMsvFs0
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__,,,,.､､､ --──- .,_
／ ｀''ヽ､
/ ,.,.,.,.,._ ＼
／ { ,.／ ｀ヽ、 ヽ
l / ヽ-- ''" ﾞ､ ﾞ､
ﾉ ./ i '´ ___,. -─‐-､ < l 「よいか、やらない夫よ。
（ l _,,,,,,.___ l r',,. -o＝,.‐‐-ゝ! i 男は常に、自分の選択に責任を持たねばならぬ。
ﾞi ﾚ .,-o==ヽ `ー‐''" r' i´⌒ヽ { そして、その時とは。
ヽi ､`ｰ''"l i ﾞi } ﾞi-, l .） 特に、己の生き様を決定する重要なソレは、ある日突然やってくる。
lヽ, / __ ／| }' l / 故に研鑽を怠るな。何時如何なる時も覚悟をもって望め。
{ |` 〈.,,___ ,.-＜,._ ' `ﾆ7,._ノ / '-, イザという時、後悔など残さぬようにな」
〈,l ,r'´ ﾞヽ､ ￣ `ヽ､___,.ノ
| L,,. -────--- .,ゝ ﾉ ﾞ､-､
ﾞ､ --- ／ ,,. -'"-'ﾞi
ヽ､, _,,. -'"_,,. -'" /´ ﾞi
ヽ､＿＿__ ,.-'"_,,. -'",.-'" ｀} ｀ﾞヽ l- ､
ﾞ､ ヽ,___,,. -'",. -'" ､___ノ ﾉ｀ヽ!,.-'";;;;;;;;;｀'''-
|ﾞ'i | r‐'',.-''"-/ ｀''ー ' ,.-'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【やらない夫の瞼の裏に映る、在りし日のランバ＝ラル】
- 159 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:57:41 ID:htlMsvFs0
-
＿＿＿＿_
／ .r┐ヽ「|
／ r-､ | .| ./ l lﾞl
. ／ .__,ノヽ ﾞ､_,ﾉ '-' .|,,/ |
｜ （●）ヽ ﾉ ´/ （そうだ！ 今こそ選択の。
| 〉 〈_,,.-､ 俺の生き様を明確化する時だ！）
.| （__人{ .r''´
.| ´ ⌒| _,.-i'´
. .{ l-‐'''''''ｰl }
｛ . |´￣￣｀`l }
{ .| |.}
＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 |
|. ,(⌒(●)ヽ | （ゴメン、無理）
l ｌヽ )＞ lllllll ／
/ ヽ＼ `(__,(●) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 | （畜生、肝心な時にこのザマかよ。
|. ,(⌒(○)ヽ | あれほど何度も忠告されていたのに………
l ｌヽ )＞ ／ もうラルさんに会わす顔が無いだろ）
/ ヽ＼ `(__,(○) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
- 160 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:58:13 ID:htlMsvFs0
-
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ 「やれやれ。散々悩んだ挙句、結局答えられんのか。
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 威勢が良かったワリにはダラシないな」
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） .|
（__人__）ﾟo │
(,｀⌒ ´ | 「（ウウッ）返す言葉も無いだろ」
{ |
{ ..:/
` ー ＼
/ ＿ l
/ ￣｀Ｙ´ ヾ;/ |
＿＿,| | |´ ハ
| | |-‐'ｉ′l.
|＿＿ | ＿| ７'′
（ （ ￣ノ ｀ｰ-'′＼
. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ＼
／' / / // , ヽ ヽ ヽ
／ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i
/ ,ｲ 〃 //,' '"| || | ‖ i. || | ｉ |
〃7 /' //..Ｌ ! ! !| ! |.! | || | | |
/ L./ !.._/ |! | ｀ト. !. |ヽ」」ﾑ__」 || | | !
`' 爪 ﾄ¬=ミ､ ｀ヾ ,.三 └.ﾙ.」| | | | 「合格だよ、小僧。
二 i | ! |! ゝ_ソ ¬ ;¬ｧ､|i ‖ | | お前の仇討ちとやらに、この私が力を貸してやろうじゃないか」
ィ ｉ | ! || ' ゞ'ノ ' !! !） ! !
r:､ i│! fヽ. ､＿＿__ ,. || |! | |
', '､ | | | | ! |丶 ｀ ' ´ ,.ィｉ├|| |! | i !
,ム `ｎ /.│l | ! ! ｉ 〉:ー‐ '"i|│|│|| ||i ! !. ｌ
/ ヽ､ヽ!. |! ! | !.| | | リ ｌ|‖|│|| ||| | | |
(⌒ヽ / ﾉ .|‖ ! ! ィ'´ 丶 |│|| ||| | | |
- 161 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:58:47 ID:htlMsvFs0
-
＿＿
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..「:………えっ？」.:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ ＼
::..:..:..:/::.. く ＼ ＼
.::..:..: |::... ＼ ＼ ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)､ ＼
／￣￣＼
／u_ノ ヽ､_＼
| ((●）) (（●）)|
. | （__人__) | 「なんで！？ どうして、そうなるだろ！？
|ヽ |!il|!|!| / .| ワケわかめだろ、常識的に考えて！！」
. | |ｪｪｪ| }
. ヽu }
ヽ ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)､
／ / i ､ ヾヽ ヽ
／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
/ // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
「なに、別におかしくはあるまい。 ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
私の問いに対し、お前は『選択できない』という選択をし |! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ
その返答を私が気に入った以上、何も問題はない」 ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 162 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 14:59:20 ID:htlMsvFs0
-
/ / ＿＿ ヽ. ＼
! /-''"´ ｀`丶ﾍ ヽ
ｌ ヽ ＼
ｌ ｲ ､ ､ ヽ ヽ
.ｌ//|! i| ｌ! ヽ ヽ ﾊ ヽ
.ｌ| |.|| ||! ｌｌ. ｌ ヽ ｌ, ｌﾍ ヽ
.ｌ ｌ! | ｌｌ ‖ ‖ ﾊ i ｌ ｌヽ 〉
|l ｌ | ｌｌ ｌ ヽ ﾄ､ ヽ | ｌ y' / 「世間では、イザという時に選択できない事が一番悪いと言われている。
ト､ｌ| ｌｌ ｌ ヽ.ｌ㌧ i'fi! ∨ ./ 事実、それ自体は極めて正しい」
ｌ＿ミｭ └-! rく_二ｪﾆ｣| / /
ｌ:ゝr'´ イ::ソ ｿ ./ ∧
.ﾊ￣ ￣ / / ∧ ヽ
ｌ ､─‐ ｧ ,ィ´／ ∧ ヽ ヽ
iヽ､｀ _,.ィ´ィ´ / ヽ ヽ. ヽ
i ｌ!､ ｀´ | ｝ ∧ ヽ ヽ ヽ
.ヽ ヽL_ 入i L_ ,ｲ ｌ ヽ ヽ ヽ ヽ
丶 ｌi!` ´ ｌ ｌK ,ｲ ｌ ｌ ヽ ヽ ヽ ヽ
,.-−¬,-‐¬‐-､
／ ´ ヽ
/ ／ ´⌒,⌒ ､ ヽ ﾞ,
./ / //l l ||. |､ ! i ヽ , ﾞ!
l |! i/ /.| l.l| | ! ! iヽ ヽ .! .i
.i| |! !/.l l i !| | | | .| |〉ヽ l ..:|.! 「たしかに、常に即断即決ができるのであれば、それに越した事はない。
i | | || .|'‐!‐ﾘ- ﾘ ! ,-l‐i|‐! .!::::!:::| 仮に、決断ではなく感情任せでも。
l | | || !t.tｰｧ ｫｰｧ-! |::::||:::| 最悪、タダの惰性によるものだとしても、何の選択も出来ずにいるよりは遥にイイだろう。
!.| | |.| .|',｀''" , "'''´| |'|| ､ ヽ だがそれは、あくまで『選択しないよりはマシ』というだけであって、
,| | | |ﾉ| |ヾ､ ＿ ／'! | | ! ! 決してベストでは。状況によってはベターですらない、次善以下の方策でしかない」
/ ﾉ // i! |!. ｀,; ､ _ ,.ィ, ,|| |. !||ヽヽ.ヾ
,/ / i l .| || / ＼ ／ﾞiヽ| ﾊ | !. ヾ
/ /// |.| l／! >く | 〈 ! |/ |ヾ ヾ
/ .〈〈,/,./-,| |. !／L.｣＼l ,' | i｀ヽ､ヽヽ〉 ヾ
/ r'´ ! | .| ! |::| ! 〈 〈! ヽ 〉ﾊ ヾ
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi 「お前は選択を放棄した。この点だけを評価するのであれば最悪だ。
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ 仮に、お前が誰かを指揮する立場にあったのなら
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 如何なる理由であろうと”無能”と切って捨てるところだ。
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ しかし、今のお前はタダの半人前でしかない。
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ 一人前の。それも、人一倍厳しい立場にある者の理を求めるのは酷というものだろう」
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
- 163 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:00:02 ID:htlMsvFs0
-
,,″,′ ,7 i i ! ｌ ｌ i| i! ! i ヽ ヽ i 、 ‖
,″〃 i| |! !ｉ ! | ｌ ! ! ト ト､ ﾏ‖! ‖
,' ,'|! ｌ ! ‖ ||! ｌ l ! ｌ ' ヽヽ ヾヽ ｉﾘ | ‖ i
,' ,'‖ ||ｉ i|! |!i| !|ｉ ｌ. ヽ '､ ヾ 、 '、ヽ |!.!, |ﾄ !
| ! ‖ ｉ ! |‖ !|| ｌﾄ ! ヽ ヽ. ム、ヽ‐-､ '!| ‖|! ｌ 「そして、お前は安易な選択をしなかった。
ヽi | ｌ ｌ | || ト|!、 ｌｌヽ i ヾ ､ヾ´ 丶＼ヽ ヽ」| ‖ｉ|! ! それまでの言動から、てっきり勢いに任せて。
ヽ､! !､||!､」ｬｷ-ﾐ､ ! ヾヽ '´ ヽ＞ ュ─r＝ ッ'||! ‖||!ﾄ,ｌ 取って付けた様な感情論を振り回すと思っていたが………」
ｉ`! | ヽ ∨ヾ ／ し′ j} ／ !i. ‖||!ｉ !ｉ
| ,ィ! i､ム_」 - ゝ にノ'´ ,′ .‖||!川
|ﾚ‐ﾔ |!ﾄ / ､─────'───'─‐-
＿, -─ 7 } ||!ﾋ‐､ ` ＼
丶、 ｌ ! ||! ! 丶、ヽ ¬ﾆｦ ＼
丶、,′ ,'| ||! |i ヽ ′ ＼
_ / .,' | ||! |Ｌ ＞ 、_, ´ ヘ
／ ｀丶 / ! !!'´ ） / ∧∨ヽ
＿＿＿
,.. -''"´ ｀丶､
,.-'"´ ｀ ヽ、
／ｨ,ィ r , , ､ ヽ
／,'´/ , ' / ,/ ｌ i ､ ､ 丶 i!
, ',ｲ / /,' / ｲ ｌ | i !. `､ i! i
/.//,.ｸ .// ,ｸ / ! ! i!ｌ | ｌi! i! ｌ!
!/ｲ/ ｌ //./ ｌ / ｌ i ｌ! ｌ | l! |! ｌ
! ｹ/ｲメ､i ,' | ,i! ﾊi! i! ｌ! | ｌ!
ｌ l ﾄ`i.､ﾒ ｌ ﾊ ｌ ｌ! |ｌ ｌ. ,'ｌ! i ｌ 「そんな私の予測を良い意味で裏切り、お前は曲がりなりにも熟考を重ねた。
! l ｌヽ!_;〉 ｀` 「｀卞,ﾄ| jｌ j ﾊ ﾍ ｌ! 結果こそ伴わなかったが、半人前の内なら、多目に見れんでもない程度の事。
| ｌ! ! , ‐‐iﾃｭ ､ `! ./ Ｌ.i! ヽ ｌ! 否、むしろ誇るが良い。
ｌi ｌ! ヽ ､_ ヽﾆ' '´/./ ! ﾉﾄ､ ヽ ｌ! 決断の重要性を理解し、お前は思考停止をしなかった。
ｌ! ｌｌ ｌ!丶 `ｰ- ,..j!/ ,'´ｌ ヽ ＼ ｌ! こういう土壇場で、 ソレができる者は極めて稀だぞ」
! ｌｌ l! ｌ.丶 --┬''"´ /'´ i! ｌ. ＼ 丶 ﾄ､
ｌ! ｌ! ﾊｌｌ ＼ヽ〕! ／ ノ.ｌ i! ＼ 丶、ヽ
! i´ !| ‖ / /／,,. ‐'"´ ! ヽ 丶、 ヽ ＼
ｌ r〈 i!.!」Ｌ ,イ/ﾌ ／二三 | 丶 丶 ヽ ヽ
广､ ヽ`´ ｨ'///// '´r‐ ヽ ｌ 丶 丶、 丶､丶､
〈 丶 ヽ i /'´rﾍ/ ,' // i! ｌ ヽ `丶、 丶､丶､
/ヽ_ヽ.」'´ / i ｌﾊ. | ｌﾄ ｌ ヽ ヽ
- 164 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:00:35 ID:htlMsvFs0
-
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ ヽ 「………良い師に恵まれたようだな坊主。
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ ヽ 本質的には猪武者だが、実に良く躾けられている。
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ 後は、より良い知識を得た上で場数を踏めば、
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ お前が目指すその恩人とやらを
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶 或いは越えられるやも知れんぞ」
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ! |＞不ヽ＜ ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」」ィ ,ｲ ﾊヾ 丶 / / } 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ ｉ ヽ' ｉ ! ｌ iヽ'" ,' / ノ ヽ ヽ
_________
／ 'r r.r.r.i
/ | | | | |
/ u .ﾉ.ﾉ.ﾉﾉﾉ
ﾊ_ノ ヽ､__ / /ﾉ
/ (●）（● ) .( l ヽー―ー-､ 「すいません。
/ .（__人___） ﾑ ｲ r ヽ 話が込入りすぎてて、おっしゃる意味が良くわからないだろ」
./ / ヽ`⌒´ | .l / ､ l
/ / 八_ ､__ ／l | ,' l l
. / ,' ヽ| | ﾉ ﾊ l
/ .l ∧ | ﾚ' ノ l
/ l ノ ヽ | | ﾉ }
∧ / ,〆 ﾍ l , ' l
ヽ､＿,ﾉ'´ ﾍ .l / ﾉ
', | / ,'
ﾄ､ ノ ﾉ
- 165 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:01:08 ID:htlMsvFs0
-
!_／／' j! | ||| ｌ | ７ | / || | ｌ | ｉ. ｉ | ||:| j Yヽ
く／ / ｲ| | |||─ ト┼ュ| !j !! ! ｌ.| |! ! | l|:! '-= 彡i ＼＼
/ ム- ､. | ｌ!'￣´ ￣´ ￣｀'v ヾ | /,、!| |i | j !lj /／／ ‖､ ヾ ､>
. / /´ ヾ, |ヾ､¬─-ニ.三_ ´｀' `ドﾆ二!‐|- 」 jﾘ ,/ _／ .|!ﾍヽ '､
/ / ･ i | rっ `ー‐′ 二._=‐-ヾ=＝ミ7 /ｲ ! :|ｌ i ﾍ_,ィ
ニ７ / ! ･ | |! ｀ ＝==‐ ゝ. ￣,＞‐､_j′ / ! ! :|| | !ヽヽ
/ / ｌ ･ ＞ !､／/／/／ ‐= _￣__ ,-､'7 / ヽj j || ヽ ヽ ヽヽ､
ノ / .ゝ. ･ ｨ |ﾄ! ￣｀¨´' ／! 1| | || ｉ | ヽ ゝ
／ //ｉ`ｰ‐1'|| ｌ ﾄ ／/／/／ ,′／_ノ ﾉ|| ｌ || | ! ｰ､ ヽ
. /// / || | | i ､ ／／´ ／ｉ .|| ! || ヽ ヽ ヽ
/// / j.! | | || ＼ ＜⌒丶、 ￣´／'t ┬イ .| ‖ | || ゝ ヽ
. /// / /|:| | ｌ ｌ| |ｉヽ ｀ , イ | | j. | | ‖ | || j ゝ
／ , , ,
. ／ ／ ／ /
/ .／ / / ,イ / i ヽ
'/ / '/ / // ,ｲ i |! ! i i
' ｉ ' ' ｉ / '/ /! ! |! ', ｌ ｉ ｌ
! ' ｉ ! ' ' ｉ /│ |ﾄ . ‖ i ﾄ. ｌ !
」 ム」 ｉ ! l ! |!|! |! | !ｉヾ
,ｲ１ ,i ム」 i ! !.ｌ| |! | | !
//|!| ‖」 !. |丶 | ! |! ‖ ! ! i
o' i| ⌒1ﾄr ､ ｀丶、ゝj ヽ」|‐ ¬ ト 」
!| |! |! `ﾏ':｀ト､ _,. ヽ」 |!L （これが曲がりなりにも最高学府の生徒とは………
,.! |! ﾄ.」 ヾ_,j 二二.__ ｀ 大丈夫かね、この国は）
,',' ,1 !7! ヒ￣!7｀`
,',' ,'‖ |i ゝ u ' ゞ:ツ
,',' ,' ｉ|! !! i ヽ
,',' ,' l|l ||│ | ＼. ヽ し ,ィ7´
/, / !!! ‖.! ! ｉヽ、 _, ‐'´ ///
,'/,' j||! ‖| | |// 7¬' ´ .／ Y
.〃,' ｉ ||! ‖| |!-‐'７ / ／ !
- 166 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:01:39 ID:htlMsvFs0
- _,. -─‐- ､
, '´ 丶
／ ､ ヽ ヽ
／, ヽ ヽ ',
///,ｉ ! ､ ', i i ',
// i |ﾄ､ ゝヽ i | i ヽ. ',
!１‖!ﾄ ﾍヽヾヽ| ﾄ-､ ヽ i ',
i ﾊ |! ｌ!ド 二ィアi ﾚぅ } ヽ | !
ｌ|└'｀ﾍ ） ´ .!. iﾘ ｨ! ! | ! ヽ
「（コホン）お前のレベルに合わせて語るなら、 ! |ヾ ,.ィ | |´ ヾ ヽゝ ヽ ヽ
『まだ未熟なのに良くがんばってるでちゅね〜 !. ＼ ´ ! ! ／ヽ丶ヽ ＼ ゝ､
ご褒美をあげまちゅよ〜』と言っているのさ」 | | l ` ´! !／ 入 ヽヽ ヽ 丶、
| | ! ‖ ,ﾘ ／ ヽ ヽ＼ 丶 ヾ ､
j ｌ.l ,|! /7 〉' , '⌒ヽ ヾ 丶ヽ ＼ ＼ヽ
, ﾘ /j.//ﾙ'／ , -‐ ､ヽﾄ ＼ヽ ｀ヽ ヽ＼
1 |! //|i‖!/ ／ ヾiヾ ､ ヽヽ ＼ ＼丶
/| ｌ !'.〃Ｌ/／ | ! ｉヽ i ! ド､ ヽヽ
! | | / 〃 ! ! │ ｉ│ ｉ !│ | ヽ i !
／￣￣＼
ノし. u:_ノ｀ ,,＼.
/⌒` （ ◯）（Ｏ):
.:| j（ （__人__）
:| ＾ ､｀ ⌒´ﾉ: 「（グッ）」
| u; ﾞ⌒}:
ヽ ﾟ " }:
ヽ :j ノ: ｉ |ｉ |
／⌒ ヽ | || | |
:: ／￣￣ヽ :: ＼ || |i
:: （｢ ｀rﾉ :: ＼ ||i ＼
:: ヽ ノ :: ＼ ＼
ガタッ！ | | r ｢＼ ＼ ＼
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ヽ＿ノ /||| l ＼_, ｀ヽ ＼
|| ｉ / | ||| | (＿つ￣と_ノ) ＼
|| || | | ||| |
- 167 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:02:11 ID:htlMsvFs0
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ヽ ＼
／⌒¬┬､ ＼
／ ／/i| || Yヽィr､ ヽ
// / /!」!__|! | //ｹｉ ヽ ヽ
// / ,ｲ´LｌL_|| │`ｲ !∨」＼ i
￣｀`| T「￣| |L. ! |ヽ＼ Yヽ. j
「なんだ怒ったのか？ ハ 丿 U ｌ |うｉヽ＼ ＼ヽヾｉ「`ー─'
せっかくお前向きな簡潔な表現にしてやったのに」 ッ 「 ＿"" ! ﾚ/ ヽヽ `ｰ'川
ハ ､` ﾉ | ｉ j´ヽ ∨ｉ i ｌ !|
ッ ヽ _」 / ｌ ､ ｌ ｌ ヾヽ
ハ ´ |/ ｌ ＞¬ ヽ ヽ ヾヽ
,ﾉ / ム ヽ ヽ ヾ＼
／' / ＞‐',､´r ヽ ＼＼ ＼＼
￣ ｀ 、
／ ＼
/ ,ｨ'´/ ＼
l ＿＿ 三ﾆ-＜ ＼ 「べ…別に怒ってなんてないだろ。
: ､’_ノ 三 ｀ヽ ヽ 俺を怒らせたら大したモンだろ、JK」
{ ,＿_ノ、
＼. ゝ-ｲ __ ｘ‐＼ ｉ
.＼ ∨/´ /／ /
.＼. ＼ｰ/ ＼
ヽ ＿ ヽ
}
- 168 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:02:44 ID:htlMsvFs0
-
＿ _
,. ´ ｀ 、
／_,... ヽ
,. ' ´ ヽ
／ ヽ
, ' / / ヽ ﾊ
/ / / / / ヽ '
. / / / ./ // / ｌ ｌ ', ',. '
// // ./ | /.ｌ / ｌ| | ｌ | ｌ ｌ
ｌ//// / / / / ./| | | |', ﾄ ', i! ｌ./ | |
. ｌ// || /| /.| / | ハ :| ', | ', ||∨, ', | ,' |
. |'ヽ | ﾊ ,'￣廾‐-=L | | ﾍ_,.斗七ナ廾廾 } ./ |
. | 7' ｌ= ｌ ,' ﾍ=-xr_' ゝﾉ ヽ _| _ﾍ|＿ﾍ从ﾉ /_ |
/ ‖ |ﾍ. ヽ沁:ﾘ ='´込l/ﾘフ// /),） | 「うむ、それで良い。
. / /ｌ .ﾊ ', ￣ ｀ ｀―´ .// /／ | 相手との力量差もわきまえずに戦端を開くなど愚の骨頂。
. / /ｌ .ｌ||｀ﾍ , // /´ | それがわかるだけでも、世間に数多転がっている、
,' ,' ,' |从 ヽ = ｧ ィ/ / | 最強を自称するバカ共に比べれば大分マシだぞ」
,' ,' .| ||从 | ヽ、 _ ≦ // / |
,' ,' , .| | | | | | ｀´ ,ｌ // ｲ |
, , | | | ﾊ| _,.. -‐ / .ｌ / / / ﾉ |
ｌ | | .| ,／´: : : : :.:/ ,.,／/./ ./ ´ヽ .|
,.. -―‐--――- 、
／ ,.. - -- 、＼
／ ／ ,. - - ､ ＼＼
/ / ／ ヽ ヽ :.
/ / / / , :. ':, '，
' ' / / | | | | :. ! ! !
| l| |/ ' :l | | | l |l| | | |
| i| |--|､ i| | | | _ム斗| | | |
| :| {_!ｨ芹ミ､ ﾘl从 ,ィﾁ=､l_｣| | | 「後は、今少し外面を取り繕える様になれば良いだけの事。
| :| |:|､ ﾋ::i:ｿ ﾋ:i::ｿ ' }/} | ! 精々精進するのだな」
| :| jﾑ , 从' 八
, 八 l| l 、 ｰ 一 ｲ / / |
/ :l :::. }:| ＞ ィ / / l|
, | , Ⅵ Yｰ ､｀´,-‐､ , , :.
/ / } |イ:| /r=､ /, { ,
/ / ,ィ| |:::::::､/ｨ介､∨::{ |::ヽ| :.
/ /,イ Ⅵ !::::::::/ / }! ヽ::::| |::/ ｀ヽ､ '，
/ // ＼ | |::::::/ /} Ⅵ }:::| |:, / } :.
/ , , ｀ | |:::〈_/::||､ /}=':: ＼ l|:{ / | ,
,' /r-- ､ , !::::::::::/'::∨||::::::::::::ヽ| ' . ヽ
/ ,' 7≧-｀ヽ､}/:::::::::::{::::::::､l｣::::::::::::::::Y! } ,
/ / と_,. -ｧ ｀丶､::::::::::::::}:＞ ´￣｀ヽ} ヽ :.
, / / ｨ´イ' ,.--､ ｀＞ ´ _ / } ,
- 169 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:03:17 ID:htlMsvFs0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌─────────────────────────┐
│ パワードスーツ部門兼証券部門部専用 特別会議室 ..│
└─────────────────────────┘
,..ｎ
, '´ .|:|
.| .|:|
.| .|:|
.| .|:|
.| .|:|
.| .|:|
f￣￣ｉ f￣￣ｉ f￣￣ｉ ..| .|:|
/￣ .!￣! ￣ .!￣! ￣￣.!￣! |￣| ￣ヽ .|===H
|r─ i____i__ ─ i____i__── i____i__──.j＿j ‐t.| II . I.I
||.!! /.|ヽ /.|ヽ /.|ヽ /.|ヽ !!||
- 170 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:03:50 ID:htlMsvFs0
-
／ / ｲ / / ／ / / / } | { | !ﾑ
' / ,| /! | ＿_/_ ／/ ／ / / / } | !:| |
/ / {! ﾊ| { ＿_/ ／ヽ/､__ ／/ 〃 ,/ / / } | ! !
/ |{ | { | 下≧==､_,..イ｀./ｲ/ /--/;_ / / } | |
ｲ ／| ﾘ Ⅵ ! !｀弋:::しｿ ／ｲ/ ,ｲ/__// ｀j! / / j! !
. ／__ ｲ Ⅵ |{ | ￣ / ／弋しｿ下/ ｲ ,ｲ /| j! 「あの場は空気を読んで黙っていましたが、
::: / {:: | Ⅵﾊ { ／イ ￣ 〃 ／ /j!/ j! / 本当に大丈夫なのですか、エヴァンジェリン殿。
::::{ |::::! |､ヾゝ _} //イ/ イ/ / } / たしかに、チャンと話してみれば、そう悪い相手では。
::::| |::::::. |∧ ‐-､_ ,ｲ´ ／イ/／ /' 無体な真似をする様な青年ではなさそうでしたが………」
::::| |::::::::. |､ ＼ r, ィ / ／/'
ヽ| |_::::::::. |//>__ヽ､ _,.....r ´/ /イ
::::| |::｀ヽ､', {::＼__7ｲ::T ´:::::::::::} / '/ ｀ヽ
::::| |:::::::::::::::, !::::::::::,::--| |::::::::::::::| / / / '，
::::{ {:::::::::::::::::､ ',::::::::::::::/ ,:::::::::::::::|,' / , ' }
::::| |:::::::::::::::::::ヾ }:::::::::::/ /::::::::::::::/ｲ ／ |
::::| |::::::::::::::::::::::::＼:::::/ /::::::::::::::/ ／ |
ヽ ＼
／⌒¬┬､ ＼
／ ／/i| || Yヽィr､ ヽ
// / /!」!__|! | //ｹｉ ヽ ヽ
「さあ？ そこまでは知らんよ。 // / ,ｲ´LｌL_|| │`ｲ !∨」＼ i
私が見立てたのは、あくまであの坊主の資質のみ。 ￣｀`| T「￣| |L. ! |ヽ＼ Yヽ. j
相手の行動如何によっては、 ハ 丿 U ｌ |うｉヽ＼ ＼ヽヾｉ「`ー─'
むしろ始末せねば収まりがつかん事もありうるだろうな」 ッ 「 ＿"" ! ﾚ/ ヽヽ `ｰ'川
ハ ､` ﾉ | ｉ j´ヽ ∨ｉ i ｌ !|
ッ ヽ _」 / ｌ ､ ｌ ｌ ヾヽ
ハ ´ |/ ｌ ＞¬ ヽ ヽ ヾヽ
,ﾉ / ム ヽ ヽ ヾ＼
／' / ＞‐',､´r ヽ ＼＼ ＼＼
- 171 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:04:23 ID:htlMsvFs0
-
,.. - ￣￣￣ ｀丶､
, ´ /＼ ＼
, ´ { ヽ ＼
／ ﾑ ､ ､
,:':/ ヽ ヽ ‘，
, ' / , ､ ＼ ､ i
, ' / / / / /! i ､ ＼ ＼ ':,
. ,' / / / / / .| ,ﾊ. { ＼ ヽ ヽ＼ } i
/ /{! / | { ｲ | | ﾏﾑヽ､ヽ ,ﾏ-､ ',、＼ | 「って、それじゃ何にもならんでしょうが！」
/ / |! ｲ | ｀|ｰ ﾄ､人 ! ヽ ヽ,ｨ≦､=ｧ ', ,＼ ＼
! { |i {. | ;! <i!下≧-' ﾏ}弋z)升ﾑ ', , ｀ヽ｀ヽ､
| | Ⅵ |! | | |弋z(ｿ ヾ､¨´ ヾ}ﾘ'，} ', ＼ ＼
| | Ⅵ { | |Ⅵ|, '＿ / | ﾘ ! ＼ ヽ
Ⅵ! Ⅵ|＼ !ヽ{ ﾍ ∨ ） ,ｲ ﾘ | ＼ ヽ
ヾ! ヾ! ＼ﾊ ﾑ ＞ _｀ ,ｲ } ,' | '，}
/ / ﾏ ﾑ/ | ｀ ¨´ |/ / | }/
/ / ＿ﾏ ﾑ_／ニ[ﾆ]ニ,' /ｨ7ﾊ ﾘ /
/ //////ヽ ヽ:::::::::::::::::/ /////＼ /
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::／::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾヽ
/:::／:::::::::::::/::::::::::::/:::::::::::|:::::::::::::i:::::::::::ヾﾍ
. / / /....::::::::/::::::::::::li:::::::::::::l:::::::::::::ﾍﾍ
. / ./:::::/::::::::::i:::::::::::::/::::::::::::::l i:::::::::::::l:::::::::l:::ﾍ::i
i:::/::::::i::::::::::::l::::::::::::_i__:::::::::::::l_l＿::::::::l:::::::::l::::::l:l
. l::::l:::::::l::::::::::::l::::-''ﾆ┴ ----┘L_`丶::|:::::::::l:::::l:l
└-L_:::l:::::::::;┼ ' ´ ＿ ＿_￣¨`i丶:」__｣:l 「みい。落ち着いて下さいです、リイン。
l`'ﾍ':´:::::l z=＝= ， ＝=ミ､ l::::::/::l::::l 別に、意味もなく殺人教唆のリスクを犯しているワケじゃないのです」
i:::::::ﾍ:::::::::l、 ､_＿＿_, ｲ:::::/::::l:l::l
l:::l:::::ﾍ::::::::lヽ ヽ、 ノ ／l::::/:::::l::l::l
. l:::l::::::::ﾍ:::::::l::`i ､ . ￣ ,, ::'l:::::l:::::/::::::l::l::l
l:::il:::::::::ﾍ:::::::l:/::::ｒｰL` ''' ´jヽ::::l:::/:::/:::::::l:::l::l
. l:::ll::::::::;::-l:::::::V¨, --三Mﾆ--=-/:::::/､:::_l:::l:::l
l:::ll:::::/ .l:::::::l { ー┤|= }/:::::/ ヽl:::l
【ユウナ付き家臣団 交渉及び謀略担当 古手梨花】
- 172 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:04:56 ID:htlMsvFs0
-
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:./＿＿__ |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:.:.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:./ ,. = ｀ミx｛:.:.:.ﾑ_;斗=＼:.:.:.:.:.∧､:.:..ﾍ
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:./ , ' _____ ヾ;，:.:ﾑ:.:.:.:, -=ミ､:.:.:.∧＼:.ﾍ
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:./＞=‐-zｘ｡.,,__{ ',ヽ;.:ﾑ∨＼{ ',:.∨:.:.∧ ﾏﾍ
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:./⌒Y′∨///|｀` i! ﾏﾑ|ｨ≠ァ ,:.‘:.:.:.:.:| }:/
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|/ -‐ { ∨/,'| j,.斗ﾏ:|//| ｛ ,:.j:./|: | ／
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒|:.:.:.:.:.:.:.:.:| ‘， ｀¨¨ ´ ,' ∨ﾉ ! i!/ |: |
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.｛ r |:.:.:.:.:.:.:.:.:| ' , ／ 乂__{_,. ':.:.:.|:/
∨:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ､:|:.:.:.:.:.:.:.:.:| ｀¨¨´ {:.:.:.:.:. |′ 「ひょっとして『きんちゃ』が拾ってきたあの噂がその理由か？
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:∧',|:.:.:.:.:.:.:.:.:| }:.:.:.:.:.:| だとしたら、いささか勇み足が過ぎるんじゃね〜か」
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀|:.:.:.:.:.:.:.:.:| ＿ /:.:.:.:.:.:.|
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:∧ 、 ィ __,,У /:.:.:.:.:.:.:.:|
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:∧＼ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＞ .,,__ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
【ユウナ付き家臣団 諜報及び電子戦担当 長谷川千雨】
:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::ﾊ
/ ::/:::::::::::::/:::::::::::/::::::::::::i::::::::::::::::i:::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ﾊ
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::::::::i:::::::::::::::i::::::::::::::/::::::::::::l:::::::::::::::::l:::::::::::::::::l:::::::::::::::::::i::::::::::::::::i
:::::::l:::::::::::::::l::::::::::::::l::::::::::::::l::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::::::::::l
┬:L:::::::::::::l:::::::::::::il::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::;;;;｣
. l::::::¨iー-:L＿＿l|::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l＿;;;;;;:::--ｰ'''7 「ええ。ですが、それだけが根拠では無いのです。
i::::::::l:::::::::::::::::::l、`ー―┴―――'ー――i'':::::l:::::::::::ll::::::::i 例の破戒坊主が、再びソイツの元に向かったのです。
. l::::::::l:::::::::::::::::::lヽ、 , ノ:::::/::::::::::l:l:::::::l 無論、それとて本物を隠す為のフェイクである可能性があるですが、
l:::::::::l:::::::::::::::::l:l::::`:;::...､.. ー‐ ,,.....,:::'::l:l::::/::::::::::::l:l:::::::l ココはあえて乗せられてみるのも一つの手かと」
. l:::::::::ﾍ:::::::::::::::ll:::::::l:l:::::,ノ` ｰ ' ´l､:::ll:::::l:l:::/:::::::::::::l::l::::::l
. l:::::::::::ﾍ::::::::::::::l -Tl ¨ ` -ﾘ:/:::::::::::::::l::::l::::.l
- 173 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:05:28 ID:htlMsvFs0
-
＿＿
, ´ ｀ヽ､ ,...､
／ ／ ﾑ
, {ヽ
/ ／ ﾏ{
;' ,:' / / , / |! '， '， ','，
; | / / / / ｲ |i! |ﾑ '， ',ﾑ
| /,.ｲ /_/__／ｲ } l ﾊ } ﾑ }:ﾑ
| :| //| ㌣笊㍉｀ } / 二ヽ }| ﾄ､ﾑ 「すまん。いったい何の事を言っているのだ。
| | | /ﾊ {/! 弋)ｿ / {iｿ ﾒ| /l} | ﾏ}. 正直、要領を得ないのだが………」
| | |{ | | | ゝ {!.| / !,/ ﾏ|
| | || |rﾊ ! ､ u __ 人/| / }:!
, ,' j{ {{､ヽ | ｀ヽ､ ／ | ! |:|
,:'/ / {i!|/＼i､｀ヽr､{｀ ´/>＼j / ﾘ
// /777ﾊ､＼//} |:::::::ト､ヽ// /ｲ /
// ///////}//ヽil |::｀ヽ､::∨Ⅳ/∧
,..イ////////|///,| |:::::::::::::｀ヽ､:ｰ--'....._
{//////////ﾊ///| |::::::::::::::::::::::;ヽ::::::::::::::｀ヽ､
∨/////////∧/ | |::::::::::::::::::::::;;;;;;',;;;;;::::::::::::::;;;,
/ ,ヽ//////////}//| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
/ ,<_ ｀＼__,//＞´/ !| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヽ;;;;;;;;;;;;;;/
. / / / ｀ヽ､_////／>/il| |､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／:::{!::∨;;;;／
. ,. / / /､ヽ/<／///| |:::::｀:::::￣´://:::::|!::::r'´|
/ / { ヽ ｀ 二二二__j!:::::::::::::::::://::::::::|!::::}ﾆ｣
/ / ／ / /.::: :::::::::::::::::::: ＼::::::＼::::::::::::::
. / / .' :::/ / / ' ::: :::::::::::ヽ.＼:::: ＼::::::＼::::::::
/ / / :/ ::/ .' ::::!::: ! ' . :::::: ＼＼::::::＼::::::ゝ::::
V / ::/ :::v :::′ :::: !:: |!: ! ::::::::::丶:::＼::::::＼::::::::
/ / .::v :::/ :::l :::::::|:: ﾊ::. ! :::::::::::::::l::::::::＼::::::>:::::
＞i! ::/ ::::l ::::::| ::::::::ﾊ | |:: l :::::::::::::: |:::::::::::::ゝ:::::::::
＞l_ :: :| :::,|..． === zi |ィ==== ‐-ﾊ :::::::::::: |:::: イ:::::::::::::::: 「………ゴメンなさいなのです。
ー‐i | ::::| :::::::::| | | |:: | | :::::::::ノﾚ' :: !::::::::::::::::: 確証が得られなかったので、
|l ` ート l￣￣￣ ￣￣￣ └ ‐ ─‐┘ﾚイ:i:::::::::::::::|::::::::::::::::: 千雨に伏せていて貰った話なのです」
|l :::|:::ハ|ゞ≡≡≡ゝ ミ≡≡≡イ::| :::::::::::::|:::::::::::::::::
|l :::|! :::::l ＿ __ |:ﾊ ::::::::::::l:::::::::::::::::
|l :::|! :::::人. r _ ’＿ __) ,. | |:::::::::::::|:::::::::::::::::
| ::::|!::::::::::::: ＞ ‐ 、_ :.:.:.:.:ヽ | ィ..i::::| |:::::::::::::l:::::::::::::::::
| ::::|:::::::::::::: / -―- ﾑ _ :. . - ! ´ |:::i::::| |:::::::::::::l:::::::::::::::::
| ::::|:::::::::::::: 〉 ' ⌒ ､ノ: : : :..:| ＼:: | l :::::::::: |:::::::::::::::::
| ::::|::::::::::::: i ィ:.⌒_ ´:zｧrt : :| Y| |:::::::::::::|:::::::::::::::::
- 174 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:06:02 ID:htlMsvFs0
-
__/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .＼
／ . : : :/: : : : : : : : : : : : : . ＼: - : : : .ヽ
/ / ./ /: .:/: .:/: : : : : : :ヽ: : : : ＼: :｀ヽ: : :ﾍ
〃 / :/ ,' : :,'. : .:| : : : :! : :|: :.', : : ﾍ: .ヽ:./ : : : :|
'/ :/ :/.:,': : :l: : : .:!: : : .:|: :.:|: : .',: : : :', : :}: : : : : :|
/. .:/. .:/. .:!: : :|: : : .:|: : : :.|_｣⊥.. _:}: : : :}／. : :: : : :|
＼:|: : :|: : :|: :.:.|:.斗-|: : : .:|___｣ｧ≠ｭ､:r┘ :| : : : : : :!
` ､:|: : :|: : :/ｰｧ:ｭ､￣ ´ {:::: ;ｶ' |: : : :| : : : : : :ｉ 「はい、皆さん注目なのです。
└-｢￣｢. {! {ﾚﾑ 辷:ﾀ |: : : :|: : : : : : :! これから重大発表をするのです」
|: : :l:..',. 弋:ﾀ |: : : :| : : : :! : :!
|: : :|: :ﾍ. `- ' j: : : .:! : :l: :| : :|
|: : :|、l :.`:.. ． _ ,. ´ |: : : :|: : :!: :! : :! ｎ /7ｧ
|: : :| ＼: : : :ヽ: : .:｢´__ '"|: : : :|: : :|: :| : :| l l. ///7
|: : :| ＼;．ｧf¨¨Y´￣} |: : : :|:::ﾌヽ:r ､ | l////
|: : :| | /.::ﾄ-'7ﾍ._,ノ／|: : : :|/ , ヽ.ヽ {
|: : :| /.:::∧/{ L..ﾉ ,|: : : :| / ゝ. ﾉ
|: : :| ,/.:::/ { {. |: : : :|/ ｌ ,′
|: : :| /.:::/ { { |: : :/| -| l
|: : :|厂｀ヽ. { { |: :/.::|: ／ ／| '.
|: : :{ ﾉ> { { |: {::::::|! | / │ ',
|: : :|冂¨´V { { |:ﾘﾍ::::|{ノ ノ ＼ ｌ }
, ' ／ / / il ﾊ ヽ ＼
／ ／ , ' / / / / !l ﾊ ', ヽ ヽ
/ , ' , ' / / ./ 〃 il ! i , ', ﾍ
`ヽ/ / ,' ,' / // 〃l l l ', ヽ ／
/ / .,' ,' ／ _-_‐_≠z... ＿__// L_-_‐_‐.l‐- ､ .! i >
｀`i ,' .i ￣ ,' z=､=ﾐ､ z==､ミ､ｰ- ､」 .l '´
└‐ '､__ '￣ﾉ¨7／ﾄ-ｲ::ﾊ ﾄ-ｲ:::ﾊヽ l L - ┬ '' l
// .ハ ! {:::ｿ } ! {::::ﾘ`} .〉l l l 「実は、例の魔星のリーダー。天魁星の素性が割れたのです。
// ' ゝニノ ゝニノ .! ! ', 名前は『入速出やる夫』。
// /`､ ' /l !. ', 岡山にある、とある曰く付きの神社の出である事を除けば、
〃' ｲ`ｰヽ ― ／‐1 l ﾍ ごく普通の高校生………いえ、正確には”だった”者なのです」
〃' // ヽ､ , ィ´ ‖ .l .ﾍ
. 〃' 〃' ｀` ｰ ... _ ,, イ !l l l. ‖ ﾍ
〃,' 〃' l l l l ｀´ l ',ヽ ﾘ l l.l ﾍ
. 〃 ' 〃' l ! l ﾉ l ヽ` ./ l l l ﾍ
〃 ,' /,',' _ , ' `丶､ ,' ! l l ﾍ
. 〃 ' /,',' _ .. ィ'r '`´ー―‐- ､ ' `ー――｀,' ! l l. ﾍ
- 175 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:06:35 ID:htlMsvFs0
-
, -─ ──‐- ､
／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ
r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ 「魔星て、あのヨタ話の事カ？
r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ 正直、あんなのにこだわてもイイ事ないと思うケド」
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙),
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡! （何セ、私の知る未来でハ、
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|} そんな奇特なモンが組織された形跡はカケラも無いネ）
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ!＝ｙ=＝!、 '"
.、‐‐'´:::::::,'/:::::::::::::`ー,-、
, ' !|＿＿, ／::::::::::::::::::::.|i 丶
/ ｙ....￣.....::::::::,,::::::::::::::::r !
【ユウナ付き家臣団 ハード全般担当 超鈴音】
_＿ , -‐- 、
_ _ ,. ´,. -‐-｀＜´￣ ｀ ＜ ｀ヽ
. ／ ヾ7／..:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::＼ }
/ 「ﾉ´ .::::::::／::::::::::::::::::::::::::＼::::::丶
! 〈,' ::::::::::/::::::i:::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ:::::::ヽ
! {| ::::::::::;':::::::::';::::::::::|::::::::::::::',::::::::',::::::ﾊ
' , <| ::::::::::|:::::::::::!:::::::::|::::::::::::}＿;;」:::::::::/、
ゝ._,ﾉ>!:::::::::::!_|＿:」_!＿|_」_＿;ﾄヾ,'ヽ::::::/Lﾍ
〈:｀,^ ﾍ::::::::::!,ィてﾐヾ, 弋;ﾉ,|:::::∨ Lﾍ 「そもそも、あの破戒坊主の論拠自体が信用度ゼロだヨ。
〈:丿 (!:::::::::| 弋::ﾉ , ⊂⊃::::! Lﾍ ”あの”ユウナが、小旋風 柴進だなんて、無理あり過ぎネ。
〈:丿 |:」:::⊂⊃ ｒ┐ /!」i:/ 〈:::〉 精々、大金持ちって事くらいしか共通点が無いヨ」
〈:丿 ￣!ﾍ|｀ ／ 「:ﾉ
〈:丿 lヽ. ｀＞ ィ くX>
くX> 丿ヽ:￣｀Ｙ´! ＿ __ ﾉ::!
/::::〉 ／: : : : : __ :l|Ｌr-、ヽ｀ヽ kﾊ|
Vl/ ,."￣ ヾ.、,-、ゝ_ﾒ: : :｀X´ ', !
/ li:ゝ .) :/ : : : : : : ＼'´)
/ l| : :∨: : : : : : : : : : ﾞヽ、
,' li: : / : : : : : : ::ヽ::´ : : : `. 、
ﾉ / /': :/ : : : : : : : :: ::',: : : : :.::::::.ヽ
(ﾍ /ノ´: /: : : : :::.,:::::::..:: :!::::::::::::::::::::::〉
ﾉ ゝ., __/ヽ、／',:::::::::::::::::::::::::人:::::::::::::::::,.'
/ / `、::::ゝ::_:::_::::::::":::::::ヽ:,.-‐ "
/ / V:::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::}
./ , ' !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
- 176 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:07:07 ID:htlMsvFs0
-
. ／ ＼ ／ ＼
／/ ,. __ _ ＼ ／ 、 ＼
/ 〃 /,ｲ⌒;ヽ＞一＜⌒⌒＞＜て¨ヽ ヽ ヽ
. ′,′i人`='／ ヽ ´ ＼,ノﾄ, ', '
| ' ! /:ｱ ∨ } l
| {/ ,ハ ∨ l |
| ′ / / / l ヽ ヽ i ', j |
| i | j.⊥⊥｣__l | _j.⊥⊥｣」 ｜ 「と言いますか、むしろどうでも良い話ですね。
| ｉ l { !_厶⊥廴ゝ 丿ﾉム廴j_ﾉﾉi !| , | 梨花さんは以前から気にしていたみたいですので、
j ,ﾊ.ヽ｀气てrﾀﾄヾ 'てrﾀﾘア'ﾉ ,ﾊ! / i | 『念の為に』ツブしておきたいというのでしたら、あえて反対はしませんけど。
,′ , ゝ.＼ﾐ´¨￣´ ｀￣¨`彡ｲ , i | 殺人教唆に関しても、先程聞いた話の内容からするに、
. / / ' ｜ ｢｀ '' '' '' '' ´ｌ | 釗 ! !! 仮に、件の美筆やらない夫という人がターゲットを殺害したとしても、
′ 〃 i | ｜＼. 冖 ／| | 釗! i jj ウチを訴えるのは極めて困難でしょうし」
｜,.ｲ l ｌ｜ | ＞ ---- ＜ | | ｜! ' 〃
,ﾊ{八 ﾊ. l､| ｜／{ ＼＿／ }ヽ| |_,.ｲ,ハ /／
｀ ＼{,ムl｜ |´ ヽ. /⌒' ､ /, | | ノ ﾉ'
｀ ﾞ人 ゝ ∨ }=={ ∨/ ノ /j＼
／ トミ ∨:::::::∨ 彡ｲ〃 ,＼
/ ＼ ヾ! ＼／ ア⌒ヽ {{ / }
. ′ ヽ lj／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ＼／ バ カ ば っ か ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【ユウナ付き家臣団 証券及び不動産部門担当 星野ルリ】
ｒｘ
∧ ヽ, /｀ヽ
〈, いレ‐-=くヽ, '.
／} } i| Vi i
/ｲﾊ′iⅣ ｀ヽ } ,ﾊ| |
'⌒y′ !}i ､ V彡 j ,
} リ, ` ' ／ /
. ﾚi 〃、`'' ＾Y} , { （まあ、タダの気休めで殺されるかもしれない入速出さんにしてみれば、とんだトバッチリでしょうけど、
. | /'_.斗=＝ｭﾚ_}ﾊ} 生憎、人様の不運に同情するほど、余裕のある人生送ってませんので。
И厂: : :丁: : : :ト､ 精々『迷わず成仏して下さい』としか思えませんね）
／ /: : : : : }i: : : : i{ ゝ
i＼ i{: : : : : :O}: : : : ∨ }
| i！: : : : : :1: : : : :/ ;
| } ': : : : : :.| : : : :′ {
| ヾ 「ﾄ､: : :て: : ,ｲ{ ｝
| `l//ヘ:_:lxｧ7Ⅵ l
| ,ﾉ/////////ハ |
| j'///////////ﾊ |
|＿//////////////! |
「 }/////////////√{
- 177 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:07:40 ID:htlMsvFs0
-
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :l: : : :ヽ.: ヽ: :＼: : :.＼
/ : : : : : : : /: : : : : : ｌ: : : : : :|: : : :│: : :ｌ: : : ＼: : :!
/ : : / : : : : l: : : |: : : :|.: : : : :.:|: : : :│: : :|: :|: : : :ヽ !
/ : : /: ,': : : :.|: : : |: : : :|.: : : : :.:|: :＿:.|: : :│ |: : :l／ |
ｌ: : :/.: :ｌ: : :.|: |: : : |:___:.l|.: : : : :.:|´.: : :.| ｀: :j:.:.|: ::_|: :.│
|: : | : : |: : :.|: |.: : :ｲ : : l|: : : ＿j|＿_,斗-イ: :_ﾚ'´:|: :.│
＼:| : : |: : :.|: |.: : :.レ-┘￣ ´ｨ=≠＜｢: : : : | : : | 「みい。貴重なご意見ありがとうなのです。
└ｰ ト､:_j:└┬┘,x=＝ , ::::::. |: : : : |: : : | ボクとしても、もう『ごもっとも』としか返答のしようがないのです。
| : :|`ー‐ﾄ.、'´:::::: r ‐一ﾍ │: : : l: : : :| 実際、ボク個人としても、
| : :|:.: : : : :.ヘ. ヽ ノ イ |: : : :| : : : | こういう人の運命を勝手に決めつける話は好きじゃないのですよ」
|.: ∧ : : : : :| 个ー┬‐ -‐ ＜l入ｌ :|: : : |: : : : |
|: ; : ヽ: : : : |:_j_:_,rく{￣以厂｀> /｀|: : : |、 : : |
|: ｌ : .∧:.: : :｢|::::| ＼}_／}{＼_{ / |: : : | ヽ: : !
|: l : :|:∧: : :| |::::| く__ハ___>′ |: : : | │ |
|: l : :|:| l: : :! |::::| 〃| | |: : : | │ |
|: l : :|:| l: : :| |::::l 〃 | | |: : : | │ |
:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::ﾊ
/ ::/:::::::::::::/:::::::::::/::::::::::::i::::::::::::::::i:::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ﾊ
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:::::::l:::::::::::::::l::::::::::::::l::::::::::::::l::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::::::::::l
┬:L:::::::::::::l:::::::::::::il::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::;;;;｣ 「でも、万が一があるのであれば、それに備えるのがボクのお役目です。
. l::::::¨iー-:L＿＿l|::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l＿;;;;;;:::--ｰ'''7 やるせない話なのです。
i::::::::l:::::::::::::::::::l、`ー―┴―――'ー――i'':::::l:::::::::::ll::::::::i おまけに、調査報告書を見る限りでは、
. l::::::::l:::::::::::::::::::lヽ、 , ノ:::::/::::::::::l:l:::::::l 件の入速出氏自身も、あの破戒坊主の被害者らしいのです。
l:::::::::l:::::::::::::::::l:l::::`:;::...､.. ー‐ ,,.....,:::'::l:l::::/::::::::::::l:l:::::::l 本当にやるせない話なのです。大事な事なので２回言ったのです」
. l:::::::::ﾍ:::::::::::::::ll:::::::l:l:::::,ノ` ｰ ' ´l､:::ll:::::l:l:::/:::::::::::::l::l::::::l
. l:::::::::::ﾍ::::::::::::::l -Tl ¨ ` -ﾘ:/:::::::::::::::l::::l::::.
- 178 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:08:12 ID:htlMsvFs0
-
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ 「で、先走ろうとしていたコイツに”待った”を掛けたのが私というワケだ」
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::ヾ ､::::::::::::::::::::::::ヽ Ｘ:::::::::::::〉::::::::::::::;::イ
::::i:::::::::::::::::i:::::::::::::::::::ヽヽ:::::::::::::::::::::::'´> ヽ ' ´ ヽ;::イ:´:::::::l
:::l::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::>=ヾ:::::::::; ' ´ .l::::::::::::l
:::l::::::::::::::ヽ:::ヽ::::::::::／::ヽ ヽ／ ／, -ニ=､{::::::::::::l
:::l:::::::::::::::::ヽ:::ヽ::::::::::::::::::〉 7 '´ ヽ:::::::::l
:::l:::::::::::::::::::丶::ヽ::::; ' ´ _-ニ l::::::::::l 「ええ。感謝しているのですよ、エヴァ。
:::ヽ::::::::::::::::::::＼::< ／, '`''' 、 ./:::::::::::l お蔭で寝覚めの悪い事をしないですんだのです。
:::::ヽ::::::::;:::-―''ヽ:ゝ / / ノi /::::::::::::::l しかも、あんな絶好の試験石をつれてくるなんて。
-―ゝk'::::::::::::::::::::ヽ /|/ ｰ´- ' ,<:::::::::::::::::l もう感謝感激なのです」
::::::::::::::lヽ:::::::::::::::::::ヽ ′ i`ヽ , く-､`l:::::::::::::l
:::::::::::::::l:::ヽ::::::::::::::::_:ヽ ､ ＿ヽ ヽ＿＿___ ,,, ノヽ ﾍ ヽi:::::::::::::l
::::::::::::::::l::::::＼::::::::::ヽ｀丶、 '､ 丶 l' ﾍ ﾍ l:::::::::::::l
、::::::::::::::l::::::::l＼::::::::｀丶 ヽ、. ', '., ./ i l l:::::::::::::l
ヽ:::::::::::::::l::::::::l::::＼::::::::::ヽ、丶､〉.___',, 、 il l l:::::::::::::ｌ
::::ヽ::::::::::::l::::::::l::::::::＼::::::; くヽ､.ゝ､ i ll l l::::::::::::::
- 179 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:08:45 ID:htlMsvFs0
-
::::::::::/::::::l:::l:::::::::::l |::! l:::::::::::::l l:::l:::::::::::l |:::::l:::::::::::
:::::::::l:::::::;!l::!::::::::::ｌ l::l l:::::::::::::l !l::!::::::::::ｌ l::l::!::::::::::ｌ :::::::::
:::::::l:::::::l l::l:::::::::::| l::l !::::::::::::l ::l:::::::::::| l::l:l:::::::::::| :l::::::::
::l:::l:::::::l l:ﾊ::::::::::ｌ ｌ:::! ｌ::::::::::::l ﾊ::::::::::ｌ ｌ:::ﾊ::::::::::ｌ :::l::::::
:::l:::l::::::l l:l !:::::::| l::l !:::::::::::! l !:::::::| l::l !:::::::| ::::l:::l:
:::!:::l:::::l_|:! !::::::| .l:! l:::::::::::l l! !::::::| .l:! !::::::| :::l:::l::
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:::::l:::ﾄ┘ ⌒ ｀ー| :l::::l:::
::::::l:::l,....-ェ-三ニ_‐- .、 ,.. -‐_ニ三-ェ-...ｲ:::l::::
l:::::::l::ヤ´ﾄ､／::::::::::「ヾミ ミッ1::::::::::＼､ｲ｀ l:::l:::::
l:::::ﾊ:::い.ヽ:::::::::::::::;! ヽ !;:::::::::::::::,r'.r::l::::::: （なるほど。エヴァが止めなければ、ハナから抹殺対象だたのカ。
l:::::::ﾊ:ﾊ `｀ー-‐´ ﾆ三ﾆ ｀‐-ー´` ::ﾊ::::: 流石だネ。私ですら、過去の戦争関係者を片端から殺そうとは思わなかたのニ。
l:::::::::ﾊ::ヽ―- ､ ﾆ三三三三三≧ ﾊ::::::: これが覚悟の差というモノなのかネ）
iヾｰ-=ゝキ― ´ :::::::::
/｀ﾌＴﾈ、 ｀ ´ -ｰッ
/::／/:ｨ::::＼ ＿＿＿＿＿＿ ﾌ´ﾞｉ
"´ ´斗ヤ´:＼ ＼ ＿_ ／ ／: ＼::ﾞｉ
ィ ´:!::::::::::::::::::::!l｀:...、 ／|l:::::: ｀゛
l:::::::::::::::::::::| l:::::::｀:. 、 , ´::::::l l:::::: ｀ ィ
|:::::::::::::::::::::l !::::::::::::::.｀ _ ..´::::::::::::::l |::::::
／ ／:.:.:. ＼:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ
／:.:.:.:.:./:.:.:. ,:ィiN|:.:.:!:.:.:.:.:.∨:.:.:∧:.:.:.:.∧
／,:ィ:.:.:.:/:.:.:., ' |:.:.:|ﾍ:.:.:.:.:∨:.:.:∧:.:.:.:.:.!
/:／∧:.:.: !:.:.:/=- ., ，: | 丶:.:.:.:.∨:.:.:.}:.:.:.:.:.|
,／ /:.∧:.:.|:./ -‐一 丶':.:.{ ,，｀ ‐ <:.: |:.:.:.:.:.|
/:/:.:.∧:|/＿＿___ j:∨ ー‐- ヽ|:.:.:.: ,'!
//}:.:.:.:.: }|´乂_,ﾉ⌒ / ｛ ＿＿___ }:.:.:.:/ ! （梨花の事だから、推理小説真っ青の完全犯罪仕組んでたんだろうな〜。
// |:.:.:.:.:.:.|:､ ／⌒', ´乂_,ﾉ⌒ ./:.:.:./ ! やべぇ、チョっとだけ計画内容が知りたくなってきた）
// |:.:.:.:.:.:.| ｀¨¨¨´ ’ ‘ ､ ,. ':.:.:.:/ {
// |:.:.: /｝|':,U "" ｀¨¨¨´:.:.:.:.: | |
｛/ |:.:./ !; ,.ゝ. ﾏ'' 、 "" /:.:.:.:/:.:| |
|:./ ﾘ ／＼ ｀ - '′,，イ:.:.:.:./ ｝:| ﾉ
|;'-‐ﾍ／ { j｀¨''' "7 |:.:.:.:/ |/
＿|{:::::::く '， / ;|:.:.:/ヽ/＿
｛::::::乂:::::::::＼ '， / ／|:.:/::::::::::::::{_
／:::::::::::::::::::::::::::＼ '， / ／:::::::|:/:::::::::::::::::<
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ {/／:::::::::::: |′:::::::::::::::::::ヽ.
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
- 180 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:09:18 ID:htlMsvFs0
-
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ 「というワケで、件の魔星とやらへの対応は、
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ あの白長坊主に任せる事にした」
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶 「坊主の資質につていは私が保証しよう。
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ ヽ きょうび、珍しくらい真っ直ぐな男だ。
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ ヽ アレに切られるとしたら、所詮そういう輩。
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ ヽ 惜しむべき理由など何一つ無い」
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ! |＞不ヽ＜ ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」」ィ ,ｲ ﾊヾ 丶 / / } 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ ｉ ヽ' ｉ ! ｌ iヽ'" ,' / ノ ヽ
- 181 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:09:50 ID:htlMsvFs0
-
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :ヽ
／: : , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: ﾍ
／: :／: : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : :i: : : : : : :ﾊ: :丶ﾊ
/: : :/: : : : : /: : : : : : : : : :i: : : : : :l: : : : : l: : : : : : : :i: : :ﾍ i
/: : .:/: : : : .:/: :/: : : :i: : : : l: : : : : : l: : : : : :l: : : :i:. : : :i:. : :ﾊl
/: : .:.:/: : : : .:,' : ,' : : : :l: : : : l: : : : : : :l: : : : : :l: : : :l.:. : : :l:.: ／l
`丶､/ : : : .:.:., : :i: : : .:.l: : : : l.:. : : : : .:l: ＿＿_li_ : :l:.:. : : :l.:'.:l: :l
'､: : : .:.:.:i: .:.l: : : .:.l: : : _」l.-: : : : .;l : : : : .:ll...二ト:. , -':.:.:l: :l
` ‐,-:l .:.:l: : : .:.l ／:_ﾉ 'ｰ ''' ¨¨ ￣￣ ' イ:.:.:.:.:.:i : i
/: : `iｰL..＿_l- '' __... ‐＝＝､_ l:.:. :/:/:. :l
,' ,' : .:.i : : :.:.:.:.l _ ﾆ -=､ ' ￣￣¨''' l:.:. / /:.i: l 「ちなみに、そうなった場合は、ボクが責任をもって、
. , , : .:.; ﾍ: : : :.:.:.l ｨr '' ´ __'...... 、 l:.:./ /:.:.l:.l やらない夫さんの弁護体勢を整えるのです。
i , : :.:i:.:.:ﾊ: : : :.:.ﾄ ヽ: : : : ﾉ ／!:./ /:.:.:l:.:! 未来への禍根を断ち切ってくれた大恩人。
l i : : l:.:.:.:.ﾊ: : ::.:l:.l丶､ _ `ー ' .. ＜＿/:/ /:.:.:.l:. l それくらいの事はさせて貰うのです」
(丶- ' ､: :l:.:.:.:.:.ﾊ : : ､ﾍ￣;.:.ヾiiー-,､ィ､´ //l:::::/:./ /`ヽ:l:. l
___ .. -- ‐｀"ヽ_ `ヽ:_:.:.:.:∧: : ､ﾍ::::i::::::i ll／f.¨ヽ V/,.l:::/:./ / ヽ:l
._ゝ-−_-_丶 ヽ＼'-､ヽ: :､ﾍ:::l:::::l ヽ/! .ﾄ._/ l:/:./ / .l l
-r_‐_´-- ...- ノ 〉_ >ヽ: ､ﾍ::l:::::l `ｰ ' y:./: / ! l
` ー―‐r― ''¨ ノ li'' ヽ: ､ﾍ::::::i /:/ :/ /: :!
ﾄ､ ,, - '' ll ＼: ヽ:::丶＿＿. ノ:/: / /: : :l
／ ,／ ／ ＼ ∨! Ｌ.＿
/ / ／ / / , ! ヽ ｉﾄ ! /
,' / / / / !. | ヽ ヽ ゝ､ j／
! / /! i ｉ| |! │! ､ ､ i i|ゝ＞､＿＿ ノ´
ヽ/ /││ || |ﾄ ! ゝ ヽ ヽ l |! `ｰ┴く ヾ
＜⌒ｉ ! ｌ | || ||､ ヽ ヽ ＼ ＼ ｌ ‖ Ｙ i
￣!ｲ | ｌ || |ヾ ､ ＼ ヽ＞弋´￣ヾヽﾄ| |! i| ゝ
ｉ||{. ｌ | !ｌ ! ヽヽ ＼´ヽ> ｀ ｰ'´￣|| ||--､ ﾊ i 「ウン。そういう事ならイイじやないカ。
|||j! ! ! !,.ィ´￣ ｀`⌒ヾ || |ヒヽヽ / ｌ l、 多少理不尽だけド、当初の計画よりは大分マイルドみたいだシ」
||| 〉 ! ＜ﾔ `'rミﾐ _,＞ ＿＿ || || i ﾘ ／ ヽ /
ﾙ（`テT´ ヽｲｉﾋ:::な ´ ／´￣￣｀|| |!ノ / / / ヽ
,ﾉヾ ｌ ｌゝ ﾏ:.::! (´￣|! ／|_／ ﾊ ヽ ７
ヽ / ｌ ﾄ __ ゞ' ￣ル' ∧! ヾ ､ ム」ﾄ
/ ヽ ｌ ||ヾ- ' ` ／ ｌﾚ､ ト-ゝヽ 凵=ァ
_,ム-r' ヽ / 丶、 ‐=＝ヲ ／ ∧ヾ! / ヾ
ヾァ‐ヽ ! / ｀丶、 ￣ _,／ ／／!. // ﾊ !ｌ
i ﾊ ! ∨ ｀¬‐- イ＿_, -‐' ／ ｌ_ /ｲ＿＿!ﾄ､
ヾ_ `ﾄ､ `ﾄ､Ｙr‐ ' ￣ ｀ヽ
⌒ ／! ﾍ!i ／ `ｰ-､
- 182 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:10:23 ID:htlMsvFs0
-
, ‐,フ´￣￣｀`丶
, '´ ＼
＿,∠ r､ ヽ ヽ
,. '´ 7 7 ｀ｱ | ､ヽ 丶. ﾄ
. ／ / 〃 / /'|. ! ､ ヽ丶 ', ｌ !!
/ ,' ,' i / i| ﾄ 丶 丶ヽ, !// |
. ′ ! /| ｌ / ! ｌ ＼ ＼ ヾ!. |/ |
!/ .| |! ､ ヽ ＞＝､, -|i ｌ ｌ 「そうだな。
ｉ' │ f'´￣ミヽ丶∨, -ﾆヾヽ !! !､ ｌ モニターで見た感じ、かなりアレなヤツではあったが、
|ﾚ 7| !ﾄ:─┬`i ヽ!‐〒¬¬i || | ! イキナリ殺しにかかる様なマネはしね〜だろ、多分」
／ ノ ! |ﾍ.ゝ-' !⌒!ﾄ ゝ-' ﾉ !ｉ !/
／ ∠ |`ｉ|`ﾍ ＿,ノ 丶 ＿, じ !| |
/ ´ Ｌ. i│ | ヽ、 , -─┐ ／ ｉ| ト _
ｉ ゝ, !ｌ | 丶、` ´／ ‖ トミ 丶
! j ｌ| | ＞ァ=!´ ! | 丶､'
ヽ ,ﾉ ｌ! ! く.／ } | | , ｀丶
! i | | _, '´ | !／ ヽ
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ 「ああ、その認識で間違いない。
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ あの坊主の行動理念は、
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ 今や絶滅危惧種と化した大昔の極道のソレだ。
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ 理不尽な”殺し”など出来やせんよ」
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 183 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:10:56 ID:htlMsvFs0
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/ / / |::ｉ ﾄ､::::!::i:::､ ::::::ヽ:::＼丶::＼::::ヽヾ＞::! !!
〃 '/ / .!:::',ヽ＼'::ｌ::::ヽ ::::::::::,:::丶ヽ＞'二三三.| !!
i| i ! i|! !:::::'.､丶ヽヽ:::::＼ヽ:;＞彡チ¬ヾ￣｀ﾌi !!
i| !.| ﾄ| |!::::::､ヽ ヽ丶::__ｼ'´冫´ 〃r‐:; |i ,': | ||
!| l ! | l |i:::::::::ヽヽ ム‐ '′ ゞ`三'_ル':::::| ||
|! ! | | |! |i二‐＝=- .........￣:::::::::::::::::::::| ||
|| | | ! |i .|iフﾃ二ﾄ ...::::::::::::::::::::::::::. '´￣ :::::| ||
!.」 ヽ_| Г｢ﾄﾐ､ヾなﾘ..;::::::::::::::::::::::::. " | || （そう。報告書にあった通りの相手ならば、何の問題もない。
|l ｌ .| ! |ｉ `:'´/ ‐-:::::::::: '´ | || だが、破壊坊主の口車に乗って、野心に駆られる様な手合いあれば………）
|l ｌ !.lｉ|| ｀ | ||
|! ! ｌ| ||ｉ、 __,. 'ﾆア | ||
|! i !| ll i丶、 ´ _, | ||
|! | l| ll !| ｉ｀ ､ ／. :::| ||
|! | || ll |i | ::::i:::ヾ: ..､ ,∠、 | ||
､.i !| |!:!| ! .:::::|:::::i::ヽ::｀:::ー '":ｉ:::::丶 |
. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ヽ、
／' / / // , ヽ ヽ ヽヽ
/ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i i!
/ l i |ﾍ .| l l ｌ .i 」 l |ｉ ｉ i i
.l l .l!| l l .l 」-十_|___|__| | ｉ i ｌ!
.ﾄ､|. i!| l.l l 二j r ｧ―::ｧ | ||ｉ ｉ i ｌ
. i ﾄ'´ i!〉', i!:::::￣ __弋z::ｼ i! .| l ｉ i ｌ!
|__ i! ',:::::::::::::: /_|＿. | l .li ｌ （あの坊主の刀のサビになるが良いさ。
｀l ',. l 7 ￣ ,l iﾍ ｌ! 己の分も弁えず、前世の因縁などという愚にもつかない根拠で、
l. l. ' / /i| .ｉ! ヽ ｌ! 平地に乱を起こさんとする無頼の輩には似合いの末路だよ）
.,' 丶. __ / /ﾉi| .､ ヽ ｌ!
,' 丶､´ _ノ .ノﾉ/i,| i.ヽ ＼ ｌ!
,' / ｀＞' ／///ﾉi| i. ＼ 丶 ﾄ､
,' / ,／ ／ ＿ ＿| i! ＼ 丶、ヽ
./ ／ /／／ ｀| ヽ 丶、 ヽ ＼
. ,/ ／ ／ ／ | l 丶 丶 ヽ ヽ
./ ／ ／/ ,∧ .| l 丶 丶、 丶､丶､
./ ／ ／ ,/ . ,l | l .l l ヽ `丶、 丶､丶､
/ ／ ,. ／ / /ﾚ' .｀i| l ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
. / ／ ／/ // / .ｉ l ﾚ l_ | ヽ ＼ ＼ 丶ヽ、 丶､ ｀丶､
´ / ／／/ // // .l | i l ヽ. ＼ ヽ、 ヽ 丶、 丶､ ヽ
. ／ ／ / / // ,// i l | i.! ｀〉ヽ ヽ ヽ、 ヽ 丶、
- 184 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:11:28 ID:htlMsvFs0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
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┌───┐
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＿＿＿___
／⌒ ⌒ ＼
。o（゜＞） （＜゜)o 。
／~（__人__）⌒::::: ＼ 「クシュン！」
l ､r''".i ,.､ )
ヽ、 ヽ_.ﾉ ..イ i¨ｌ ,.-,...
,.､ ＞ ､ ,,.ノ .ｉ--､ ｎ ! l_/ / ﾉ _
（ヽ ヽ丶 ,イ´ ＼ i ヽ ' .''´ノ
(丶ヽ｀ ' ｌｊ¨i ／ ﾞ丶、.l /
r-｀ヽ i'´ ,〈 >- ..ノ
｀¨ﾞヽ ,.イ ∨ ∨ / .,'
l l .! l ,'
ｌ l i lヽへ ,.'
. ! / ヽ .l
＿＿＿_ ┌──────┐
／ ＼ │ 次回に続く │
／ ─ ─ ＼ └──────┘
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 「あれ？ 何か首筋の辺りに寒気が走った様な………風邪かお？」
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
- 185 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:12:00 ID:htlMsvFs0
-
__ __ __ __
l__ゝ / /＿,へ, / /======へ, =======へ /ヽ / /
, //ノ7 ｌ7／ / / // 7/ / / ______「｀´r´~,へ, ノ／=/ /=へ
／/ / （´ / / // // / / ￣￣/ /￣/／ =====/_/===へ
l l ／ 人 ＼ / /.//=// / / ___/ / ´ /７=====,へ,
l＿| 〆´ ｀ヽ/ /_/======/__/ ヽ___ﾉ /_/=====/_/
やらない夫を乗せた新慈恩会の公用車が、一路岡山へ。
＿.._､_
__, -‐=＝ ￣￣￣ ｢ ｢￣ ¨ ‐- _
〃´￣ Ｖ | | ┌─- ､', _ ¨ ‐- ､
/ ,‐- =ﾆ _ | | ｌ ＿_､ ｌ ',',￣ ¬ ヽ‐- ､',､
/ /r=､ / ,-------ｌ | ｌ l l l.l ll ! ', l !
__,r-―≦-‐=､‥ ＝ ニ ￣￣ ヽゝ──┘ ｌL ＿ ｣ ｌ_ l !
_ -=ﾆ´￣＿＿＿- " _.. -‐ ´￣ :|ヨ| ┌' l ┌_ｭ.! __ .! ￣二|
,.-=ﾆ ﾆ ﾆ ﾆr, r, r., r, . r ｧ―､￣￣二 7｢ r―ｫ ＿ ﾍ"' | ｀イ └┘l └' ! 冖|
|[l化」l |l |l ||l |:| l:| |:| | | ｌ{〃: ! |三｣ .|l ｀￣´￣ -―- ､ﾞﾇ | | l _ｪ_､0!
|__三_ﾆﾆ ﾆ ｪ' ｪ' ｪ'_ェ_ﾞ亠ー"_＿＿＿_l!＿_ / ＿＿ヽ l ',｀ l ⇔ ＿_ | ＿＿ / /_ l_l_|_
「 .r､￣| ┌:::::::::::::┐ |￣ ,r ､Tﾆ＝¬￣| ／:.:.:.:.:.:.:...´:::｀ヽ,.l ! ￣￣ ! / ,':〃ヽ! | ﾌﾞﾛﾛﾛ〜
ヽ弋 └亠―― 亠 ┘ 弋ﾉ | _, ィ/:.:.:.:.:.:.:.::::::;: =､::::::ヽ.l ＿__L - 彡 /:.:.〃'､:Ｖ
〈_|￣￣¨l￣￣¨F＝＝==――‐T F´// ,':.:.:.:.:.:.:::::::,ｨ ヾ.ヽヽ:::::',､_二 ￣ ＿ =＝￣／:.:.:::ｌV|｝!::!
＼ ﾋュ└―‐┘ ､--､ ├'-/7' ,:.:.:.:.:.:.:.:::::〃' ' ∧〉,:::::ｌ ＿ -− ￣＿::::::::l_ﾌ､.!::!
. l::＼ ＿- ＿゛¨｀ Ｖ／ !:.:.:.:.:.:.::::: !ヽ⌒､ﾞ' '_ll::::::ｌ´：：_ -‐ _二 -,┘::::::Vﾑ/:;′
',:.:.:.:.:::::ﾔ｢t_､_―＝｀――､--ﾑ―-!:.:.:.:.:.:.::::::lイヽノ〈7ヽ!:::::lﾆ二 -‐' V::::::::::ﾞ‐':/
ヽ:.:.:.:.:::｀‐=ﾆ‐"::ア¨¬'ｰ----―¬:.:.:.:.:.:.:.::: ､/lヽl V//::::::′ ｀ ‐-- '"
｀丶 :._:::::_::: イ ;.:.:.:.:.:.:.:::::ヽゝ" _ﾚ::::::::′
ヽ:.:.:.:.:.:.:.::::::｀::´::::: , '
ﾞ −- = =-‐ '"
- 186 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:12:36 ID:htlMsvFs0
-
,.. -―‐--――- 、
／ ,.. - -- 、＼
／ ／ ,. - - ､ ＼＼
/ / ／ ヽ ヽ :.
/ / / / , :. ':, '，
' ' / / | | | | :. ! ! !
| l| |/ ' :l | | | l |l| | | |
| i| |--|､ i| | | | _ム斗| | | |
| :| {_!ｨ芹ミ､ ﾘl从 ,ィﾁ=､l_｣| | |
| :| |:|､ ﾋ::i:ｿ ﾋ:i::ｿ ' }/} | !
| :| jﾑ , 从' 八
, 八 l| l 、 ｰ 一 ｲ / / |
/ :l :::. }:| ＞ ィ / / l|
, | , Ⅵ Yｰ ､｀´,-‐､ , , :.
/ / } |イ:| /r=､ /, { ,
/ / ,ィ| |:::::::､/ｨ介､∨::{ |::ヽ| :.
/ /,イ Ⅵ !::::::::/ / }! ヽ::::| |::/ ｀ヽ､ '，
/ // ＼ | |::::::/ /} Ⅵ }:::| |:, / } :.
/ , , ｀ | |:::〈_/::||､ /}=':: ＼ l|:{ / | ,
,' /r-- ､ , !::::::::::/'::∨||::::::::::::ヽ| ' . ヽ
/ ,' 7≧-｀ヽ､}/:::::::::::{::::::::､l｣::::::::::::::::Y! } ,
/ / と_,. -ｧ ｀丶､::::::::::::::}:＞ ´￣｀ヽ} ヽ :.
, / / ｨ´イ' ,.--､ ｀＞ ´ _ / } ,
そう。今の彼は一味違う。
先人からの教鞭によって、一皮むけた。
もはや、やらない夫Mk-IIとでも呼ぶべき存在。
, |
,,..イ |
l _,,,...イ´ | |
ヽ、ヽ ＿_,,..-t''"´:::::::::::| l |
| ヽ:::::::::::::ノ / .|
ヽ、 ￣ ／ |
｀ |
|
.:::::...｀` ‐┴----_以ヘ‐-､ |
:::::::::::::::::::::::::::::::::;/ｲ ´..:::::::::.ヽ、 .|
::::i;_;:_:::;_:::;, ィ'¨´::::::i:::;ｿ :::::::..＼ |
,r'-‐‐::'::::::::::::::::::::::::;ｙ' .::::... ｀¨`' ､. |
:::::::::::::::::::::::;:／ ..::::::::::::::￣｀ヾ､_ ｀'ｰ- .|
. ..:::::::::::::::::::;ィ'´ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::...`丶、 .＼_`マ
.::::::: ;:__;斗＞'´ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ
≧´ .....::::::::::::::::::::::::_;;;､ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::::::::;ィ¨´:_:_:i'::::::｀ゝ‐---ｭ､;::::::::::::::::::::::::::::::::
- 187 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:13:08 ID:htlMsvFs0
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. : ´: : : : : : : : : ｀: ､
. : ´: : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／／: : : : : : {: :i| : i : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:',
. ／／: :／: : : : : ∨ﾍ: |: :{: : : : : : :!: :.i: : :i:}: : : : : : : : ',
｀ヾ:／／: : : : : :__!ミヾ: :ﾍ: : : : :从:ノ:_:ノﾉ: : : : : : : : : ':,
∨: : : : : : : :.{h!｀ヾえｱ乂:.:ノｨえア´!_: : : : : : : : : : : ':､
∨: : : : : : : Ｖi .:′ ﾊ） : : : : : : : : : : : :＼
. ＼: : : : /:.:八 i .:. ,小 : : : : | : : : : : ／
＼//:./:.| ﾍ __`´_ ｲ/ハ.: : ｉ: :|i : : :／
＼: :| :|＼ ､ ／ ｲ .:|: : |i_:|i＞"
. ,rf777777777L...j｛ヽヽ _ イ ／ L.:j､＜.._＿＿___
//////////////,|:! ｀ー一 ´ ｲ////////////ﾊ
///////////////,|j､ ／i//////////////ﾊ
. ////////////////,| ｀ ー一彡' ﾊ//////////////ﾊ
/////////////////,| /////////////////∧
. //////////////////ﾊ ///////////////////∧
///////////////////,∧ /////////////////////∧
. /////////////////////,∧ .ｲ//////////////////////∧
. j//////////////////////,∧ ／/////////////////////////ﾊ
しかも、それを的確に見抜いたハマーンより、
主人公抹殺の密命をおびたヒットマンなのだ。
′ ハ
| i
| |
| |
| |
| ､.＿__.ノ ヽ､_＿__,. | 「
! i ゝt:::::ﾃ>｀; <t:::::::ﾃﾅ i
! ; i
Ｎ i ′
i ( 人 ) ,ﾞi
|ヽ `ー´ ｀ー ' / |､_＿__
,. -＜| ﾞ>､ ´⌒｀ / { ｀＞ｰ-､
／ ﾞ>､ / .{ ￣｀ｰ､
／ ≧zー-−＜ i ヽ､
_＿,.／ _ -‐━彡⌒,.-､ ´＞､､＿_ ヽ､
／ ´_,.＞´ / V ヽ ヽ ＼
／ ／ j ./ / jｰ､ ∧
／ ﾃ´ ﾉ ヽ､_≧ｲ {´ ヽ : : : : |: : : ∧
./ : : : : И i ﾒ : : : : : : |: : : ハ
/ : : : : : :彡 | / } : : : : : : : : |: : :
- 188 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:13:41 ID:htlMsvFs0
-
この因縁の対決は、果たして如何なる結末を迎えるのか？
, - ＝ -
／ ヽ、
/ :::ヽ,
γ ::::::::i|
＿＿＿_ .| :::::::::::il
／ ＼ .| ＼ ／ ::::::::il
／ ヽ、 _ノ＼ ゝ（ ●） （ ● ）.::::::::::il
／ （ ●） （ ●）＼ | ' .^ ｀ .::::::::il
| （__人__） | /)/）／） ', ::::::il
＼ ｀ ⌒´ ／ 「//／／: ＿ ＿＿ ＿＿＿＿＿ | （_ _,、 _) ﾊ
γ⌒ ⌒￣￣'￣´ （: ＼ ＼ ／ ／ （ ＼￣￣ ._ゞニヽ _ ｀ -´ :::／:::::＞ 、
i j _＿＿_＿＿,､＿`つ ＼ ＼／ ／ ＼ ＼ ｒ´, - 、 /::: -:::::／:::: ﾉゝ、
ヽ､ l /′ ＼＿＿／ ＿＿＼ ） .γ, ' .｀y廴 ＿ _ノ、:::: ト、
/つゝ､,,! } ￣￣￣￣￣ V ｀ヽ :: ::::il ヽ,
｛〈〈〈,ゞ,ｿ 〈 .｀く::::: ::: ::::::il:: i|
｀￣／ ＼ ∨:::: ゝ、 ::: .::::il:::::ハ
／ ／´`＼ ＼ 人人人人人人人人 V::::: :::: ｒ- .il::: ヘ、
! く´ ＼ ﾍ ＜ Fight！！ ＞ ｀ヽ::: :::: :::::: /:::: ハ:::: il
＼ ＼ ヽ ﾍ Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ ト- 、::::::::::::::::::::::::::::::ノ:::: .il:::l::: il
(´____＿___ノ ヽ ヘ li ￣｀----フ ´:::::: il:::l:::: .il
｀￣ ￣ ∨__＿___｀) V ／:::: ,．´,': .il:::: il
＿ ＿ ＿ ＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿ ＿ ＿
', ∨ / ﾆ | | ヽ＼ | l∨! | ', ∨ / ﾆ | | ヽ＼ | l∨! |
￣￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣
YARUO YARANAIO
- 189 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:14:14 ID:htlMsvFs0
-
,rｪ＝ｪx､ ＿
ｨ彳´ ヾ;､__ -=≦､: : ヽ
.〃 , ': : : :＼ : : : ＼ : : :､
{i ／/: :/ ,､: : : :､: : : :.ヽ : : :.
i! ./ : / : ;' / .V: i: : ヽ; : : :iヾx∧
ヽ ./.;.' i': : .! i Ⅵ,: : :} ＼: l i〃ヾ.
/!:i: :.{ : : | |⌒ヽヾ!＼|'⌒ヾN: : : :.i
/ |!:|: ∧: :.ﾚ:fﾃﾐ､ ,ｨfﾃﾐ､ |; : : : ::. 「久々の単独でのお仕事なのです。
lN＼: ＼{ {Jri} .{Jri} !＼: : : ＼ これを足がかりに、今年こそ一人前だと認めてもらいますよ！」
/＼ |丶¨´ ｀¨´ .j| |i＼: : :＼
/: :∧｀i､ ー= ´ .,∧! :ｌ:!: |i＼: : ＼
/: :/ /'; :l ＼ , ｲ: i: | :|:!: ::Vﾊ＼: :＼
／: ;.ム＝l :|L=≧ ≡≦:r1_|_.l .l:|: : ::Vﾊ ＼: ヽ
／: : ///∧:∧:! ',. √ヽ } ∨ｲ≧=x::Vﾊ ヾ::}
／; : : ://///∧/∧ ',ヽ{ヾr/ ! .i////}:ﾊ:＼:＼ jﾉ ※会議の内容がキナ臭くなりそうな時は、
／／: :／///////i//∧ ∨ √i .| |///.:!/∧: :＼:＼ 適当な名目でさりげなくハブられる末っ子ちゃん。
/ :/: :／////ム=-イ ＼/＼ 〉;|::::| | // ＞ﾄ､//＼: :＼:＼ （第２０話で、彼女が会議に出席していなかった理由もコレ）
/ :/／｀ー＝イ_, r=┤ ｀ヽ>' ':,::::i:!'〈イ´ i ヾ//＼: :＼:＼
./ ／ ／: :i:|: :.! ＼ ':;::|! 〉 l＼ ｀ゞ=-＼: Vハ
/: { ､＿. -=く : : : l:l: :.:| ＼ ':;| ./ l: : :＼ :}::i: : }
, 司､
r─‐-r-;／ ヽ
/ ﾟ , ,' ´ ￣｀`丶ゞヽ-- ､
ｎ 」 ／ ／ ／/, ｉ i ､ ヽ ﾟ,'
ケ {! ｉノｳ ,' / 〃,'ｲ! |! ! ヽ ∨
ケ ! .ｌ / ./ 〃/,'//ｉ| |! ｉ! i. i、 ,ｨ 次回、やる夫は魔星達の魁のようです
ケ ', i! /ナﾅフメ!‖ 」 ! || ! ｌ ｲ/ 第２９話 『サティスファクション』
ケ' ∧,' ｉ ,rて¨ﾐ ￣ ￣ 丶,| ﾚｸ, '
ケｯ /〃! |〈 { じﾉ ,f三ヾ, 1 ,!/
/ｲ/ | i|!｀ `ｰ' {げ ｝i} ! |! ! 「マッ、ホドホドニガンバレヤ」
' 'ぐ」 ﾍ' 、 「 ‐-, ` ' /! ﾊ,ｌ
,rｎ,ｎ- イ´ ! ﾄｭﾆヽ 丶 _/ ノ,ｨ | ｉ|! （マッタク。ウチノゴ主人ヲ筆頭ニ、身内ニハあめ〜連中ダゼ）
ｉ::::! -､-ュ.! ｌ¨でヽﾙｭ、＿,. ≡ﾆ ' ! ｌ┘!_,
ヽム' }'´ | ｌ 」 -'､ 乂¬ｿ ノヽ」 ｌ' ´
ヾ, 丶＝! !' ｛_厂ヾ==' |! ,'
､ 入'!. ﾄ, ィj´‖ ヽ ｌ ,'
㌧_ﾉ」 ｌヾ､ィ´::::,' .ｌ:ｌ ﾑ ヽ7./,ﾊ
ｌ | y':::::〈 j::｀ｲこ ﾍ 〃 ヽｉ
ヾ /:::::::::::`':::::::{ ､ ,ﾑ/ ! ※そのお目付け役を押し付けれらた人（？）。
/:::::::::::::::::::::::::i、ヾ_人
,':::::::::::::::::::::::::::::::i ゝ ',
,'::::::::::::::::::::::::::::::::::! ヽ. i
,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ヽrゝ､
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ,∧丿ヌ､
ヾィ'´￣i二二!￣ ア /ヶ乏ｲﾄ'
- 190 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/05(火) 15:14:47 ID:htlMsvFs0
-
以上で投下を終了します。
次回の投下日は２月１２日の14：00頃を予定しております。
ご観覧ありがとうございました。
- 191 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 16:30:51 ID:7fo43EBs0
- 乙
梨花たちが見当違いの方向に、と思ったけど原作の原作だと好漢たちって村襲って
有力な相手を引き入れたりしてるから仕方ないかｗ
- 192 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 19:08:17 ID:VzvhD.ZY0
- 乙
シンもげろ
- 193 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 19:12:54 ID:sgmhyVPc0
- 乙
エヴァの妙な大物感ｗ
ステラとリィン達が姉妹なのはどういう繋がりだろ
- 194 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 19:48:17 ID:Gsd1BHvY0
- 乙ーん
- 195 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 19:56:33 ID:rmCzzms20
- 乙でした。
征木神社関係者、絶対魔星システムのこと知ってて、上前はねる気にしか見えんww
やる夫の才能について必要以上にスポイルするのも、システムをちゃぶ台返しする
仕込にしか見えんwww
- 196 ：名無しのやる夫だお：2013/02/05(火) 20:24:17 ID:j6jBwbQc0
- 乙です。二宮兄弟がどうなるかは、だいたい予想範囲内になりそうだけど、シンのポジションがいまいち確定できないですよ
- 197 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/06(水) 11:48:27 ID:ogbahcoA0
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>132 えっと。私個人の意見ですが、強化人間って多かれ少なかれこういう傾向があると思うんですよね。
まあ、私にとっては、強化人間と言えばZガンダムやZZ。
ロザミアやプルのイメージが強い所為かも知れませんけど。
>>191 えっと。たしかに迷走気味ですが、これは家臣団内部における魔星の重要度と方針が違い過ぎる為のものです。
梨花：安全確保の為に、初期段階で潰しておきたい。
エヴァ：危険の芽を潰すのには同意。だたし、罪なき人間を手にかけるのは己の矜持的に本意ではない。
ルリ：本編で語ったように、まったく信じていないので基本どうでも良い。
超：未来知識の所為で、確信を持って『無い』と思っているので、基本無関心。
千雨：基本は超やルリと同じだが、できれば穏便にすませたい。
リーン：情報を伏せられているので、そもそも良く知らない。
リイン：主ユウナが白と言えば、黒も白。（キリッ）
そんなワケで、やらない夫が持ち帰るであろう報告によって、今後の方針が決まったりします。
はい。本作では、主人公のやる夫が梁山泊を結成する気が無い様に、
実質的な柴崎禮二郎役と言うべき家臣団の面々も、原作の様に最初から好意的ではありません。
これをどう変えていくかが、第一部ラストの焦点となる予定です。
>>192 貴方の居る場所は、やらない夫は既に７0レス以上前に通過している！（AA略）
>>193 えっと。彼女達は全員、強化人間への改造を前提としていますので、それに適した肉体となるように人工授精を。
その関係で、母体となっているDNAはどれも似たり寄ったりに。
>>143でも触れた通り、リインの意識的には全くの他人ですが、DNA鑑定上では腹違いの姉妹という事になります。
そんなワケで、実は既に登場した魔星の中にも、もう一人姉妹が居たりします。
>>195 えっと。ネタバレになりますので明言は避けますが、半分当たりで半分外れです。
とりあえず、魔星システムの事は鷲羽ちゃん経由で知っています。
ですが、上前をはねるというよりも、大事な跡取り（予定）に手を出された事に激怒しているといった方が正解です。
特にttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1341303260/681-684で触れた通り、
イザとなったら、鷲羽ちゃんはちゃぶ台返しする気マンマンです。
>>196 こんなに読者の方々と作者で意識の差があるとは思わなかった。（AA略）
いえ、ホントに。まさか、最初からバレバレだと思っていたシンよりも、かなり捻った。
本作では兄弟ですらない二宮兄弟の方が先に特定されるなんて………
（言えない。シンに関しては、第三巻分で目立った分、原作での唯一の見せ場を丸々カットしただなんて言えやしない！）
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 198 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:00:50 ID:ARSIoJmg0
- それでは投下を始めさせていただきます。
- 199 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:01:22 ID:ARSIoJmg0
-
┌───────────────┐
│ 新慈恩会公用車 GM ハマー H3 │
└───────────────┘
＿.._､_
__, -‐=＝ ￣￣￣ ｢ ｢￣ ¨ ‐- _
〃´￣ Ｖ | | ┌─- ､', _ ¨ ‐- ､
/ ,‐- =ﾆ _ | | ｌ ＿_､ ｌ ',',￣ ¬ ヽ‐- ､',､
/ /r=､ / ,-------ｌ | ｌ l l l.l ll ! ', l !
__,r-―≦-‐=､‥ ＝ ニ ￣￣ ヽゝ──┘ ｌL ＿ ｣ ｌ_ l !
_ -=ﾆ´￣＿＿＿- " _.. -‐ ´￣ :|ヨ| ┌' l ┌_ｭ.! __ .! ￣二|
,.-=ﾆ ﾆ ﾆ ﾆr, r, r., r, . r ｧ―､￣￣二 7｢ r―ｫ ＿ ﾍ"' | ｀イ └┘l └' ! 冖|
|[l化」l |l |l ||l |:| l:| |:| | | ｌ{〃: ! |三｣ .|l ｀￣´￣ -―- ､ﾞﾇ | | l _ｪ_､0!
|__三_ﾆﾆ ﾆ ｪ' ｪ' ｪ'_ェ_ﾞ亠ー"_＿＿＿_l!＿_ / ＿＿ヽ l ',｀ l ⇔ ＿_ | ＿＿ / /_ l_l_|_
「 .r､￣| ┌:::::::::::::┐ |￣ ,r ､Tﾆ＝¬￣| ／:.:.:.:.:.:.:...´:::｀ヽ,.l ! ￣￣ ! / ,':〃ヽ! | ﾌﾞﾛﾛﾛ〜
ヽ弋 └亠―― 亠 ┘ 弋ﾉ | _, ィ/:.:.:.:.:.:.:.::::::;: =､::::::ヽ.l ＿__L - 彡 /:.:.〃'､:Ｖ
〈_|￣￣¨l￣￣¨F＝＝==――‐T F´// ,':.:.:.:.:.:.:::::::,ｨ ヾ.ヽヽ:::::',､_二 ￣ ＿ =＝￣／:.:.:::ｌV|｝!::!
＼ ﾋュ└―‐┘ ､--､ ├'-/7' ,:.:.:.:.:.:.:.:::::〃' ' ∧〉,:::::ｌ ＿ -− ￣＿::::::::l_ﾌ､.!::!
. l::＼ ＿- ＿゛¨｀ Ｖ／ !:.:.:.:.:.:.::::: !ヽ⌒､ﾞ' '_ll::::::ｌ´：：_ -‐ _二 -,┘::::::Vﾑ/:;′
',:.:.:.:.:::::ﾔ｢t_､_―＝｀――､--ﾑ―-!:.:.:.:.:.:.::::::lイヽノ〈7ヽ!:::::lﾆ二 -‐' V::::::::::ﾞ‐':/
ヽ:.:.:.:.:::｀‐=ﾆ‐"::ア¨¬'ｰ----―¬:.:.:.:.:.:.:.::: ､/lヽl V//::::::′ ｀ ‐-- '"
｀丶 :._:::::_::: イ ;.:.:.:.:.:.:.:::::ヽゝ" _ﾚ::::::::′
ヽ:.:.:.:.:.:.:.::::::｀::´::::: , '
ﾞ −- = =-‐ '"
- 200 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:01:55 ID:ARSIoJmg0
-
／ . : : : : : : : : : . : . : : . . .
, _'´_,. : : : : : : : : : : . : : . : . : : : . : : : :
二 ‐ ´: : :_,. '´ . : : : : / : : ／: : . : : :_ :／ /
￣ フ ￣ : : : : : : : : : : /: :／/: : _, - ´／: . : : /: : /:
_ ‐_´＿; : ／: . : : : /／ｵ/ィ≡ミ >': : . : : : : , イ: : ./: :
フ - ´ ／ . : : : : /ｲ ｀ヽ ヒﾆ／: :_,. ／: _ ∠ ７: :,:ｲ : :
_/二 - '´ . : : : : : : / / ／- ´ ／,: ‐ ィ＝ｦ,､く冫: :
: : : . : : ｲ / ／ ´ ヽヒ-´/7/: : : ／: 「お出かけ、お出かけ♪」
. . : : : :_: イ/-l l ｀フ´: :／ : :
＿: : : : : :＿ イ: : :/′:ﾍ / ／ ィ7´: : : :
￣ { :; - ､: : : |＼ r―- 、 ｰ´ ´ // : : : : /
l/ ＼: :| ＼ ｀__ｰ ' ／７: : : /
｀| 丶、 _ ィ ´ ／: ／
| ｀ - ´l-―／ . : : :,: く!＿_
| レ ´ . : : :_, -,.' ‐ ´ ＿｀
／| _ ‐_´ _, ､-‐ ´／: : : :, '´
―― --- .... ＿_ ／:.:./ ／／‐_´ - '´ ￣/: : : :／
､ /:.:.:.:.:! ／:.／:／ , - /: : : :/
´. ＜レ¬ィ:::::::::::ヽ::ヽ
／:::／ｨ／ﾚ:::::::N::::l ､ﾄ::ヽ
／:::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::､ l､＼ヽ
／:::::::::::::::::/::/|::::::::l､::∧::::ヽ::::::::ﾊ
|::| -≠ ィ:::::::::::::::/l:/‐|:::::::::lﾍl≧､l::::::::::::::ﾊ
|::| /:;ｨ:::::::::::{ｒｆ磷|::∧:::l岱ｚﾊl::::::::::::|:::| 「わっ！ こら、ステラ。
|::|.ヽヽ l/ ヽ::::::::::!‐‘”l/} 丶l ￣´ l::::::::::::ﾄ:: 窓から顔を出しちゃダメだっての！ 危ないだろうが」
|::| ′ |:::ｌ:::::ﾄ ,.-=ｰ-、 |::::::::::ﾉ
|::| ヽヽ ヽ从::|＼ ヽ,＿,.ノ _|:::::|:l:| ┌丶r"ヽ
|::| ヽヽ｀ ﾞ ＞lヘ ｀ . ＜ |／l＾` ／ ||||
|::| ヽヽノﾞ'ー、 ー‐ /＼＿＿＿r--‐=~゛¨´￣i＿ソ￣"||||
|::| /＼＼:::::::¨¨≒........./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ. | ヽ///ヽ ※助手席の彼女の突飛な行動に、内心ヒヤヒヤな人。
|::| i::::,-＼＼::::::::::::::::::::::::::::::＿＿＿,, --=¨´￣￣ | /// | ヽ
|::| i/:::::::::::＼＼::::::::::::::::::::::/ ヾ三|／_ノ .ﾉ
- 201 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:02:28 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 「（フゥ）」
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 「やっぱ、コッチ（後部座席）に乗せた方が良かったんじゃないか、彼女？
.ｌ^l^lｎ } いくらお前でも、その状況での運転はキツイだろ。常識的に考えて」
.ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
- 202 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:03:00 ID:ARSIoJmg0
- .
/ ::. ::... ::::､:::.. ::::ヽ::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::: {
.:.. ::::.. :::::::... ::ヽ ‐､::::::i＼::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::.ﾄ、 彡
::::､ ::::::､ ::::::::::.. :::ヽ r＼l≡ミヽ､ヽ:::::::::. :::::::::::::.､:.ヽ､
. :::::＼:::::l丶､ ::::::::､:::::::ヽ〃‐-､_}｀/ﾍｌヽ:::::::. :::::::::ヽ::::::｀`ー;-､ 彡
ヽ:.. :::::::::i＼{ｚ≡ミ､_ ::ヽヽ､::ヽゝ一'- ';::､::::.. :::::ヽ:::..- ､_｀丶
',::i :. :::::::{i〃{ー-､} ｀ヽ＼ ＼ヽ ';:i:';. :::.. :::ヽ:::::. ヽ｀ヽ 彡
}:l! ::::::､:::::ヽヽゝ一'´ / ｀ﾞヽ ｀ヽ l:i､`:.. ::. ::ヽ-､: ｌ
. ｊ/} ::::::::丶､::丶､ ヽゝ:::::.. :ヽヽi 彡 「だ〜め。この席はステラのモノだもん。
| ::::::::::::::｀:::;､｀丶､ ヽ /|:::::::＼::::... ヽ 白長さんにはあげないよ〜だ」
. l ::::::::::::::::ヽ ￣｀` ﾏ.￣_ﾌ ／｜::::::::;:::ヽ､::::.. ... ::ヽ 彡
丶 ::::::::::､ヽ､ ￣-‐ , ' |:::::／}:: / 丶､::::... ::. ::
. ＼ ::::::ヽ:::｀丶､ , ‐'´ |／ レ ｀ヽ､:::..､::. 彡 ｸﾙｯ
丶､.... ::ヽ:::＿_｀`ｒ一'´ | ＼ヽ
-'-ﾞ､ゝ､_..... ヽ､ ｀`} | ＿_ゝ
` ｀丶､::..`＜ﾍ {ﾍ ／ヽ
__,,..........,,__ ｀ゝ､ヽ｀`-､ ヽ丶､ / ヽ
"´ ｀`ー――一'‐-､｀ヽ､ ｀丶､ } ｀ゝ----'-----へ
､__ ｀ 丶､ ｀ヽ､ | }
／￣￣＼
／ ＼
. | |
. | │
| | 「い…いや、そういう意味で言ったんじゃないだろ」
. | |
. ヽ /
ヽ / _rm,
.> < ） ｿ
|. ｀ヽ /
| |ヽノ
- 203 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:03:33 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ ＼
| |
. | |
| _ | 「……………」
. | (⌒｀､ .}
. ヽ ｀¨＼＼} ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
ヽ ,、ヽ
ゝ .<_/ /
｜ ,r´
| |
.／￣￣＼
.／ ＼
| ー ‐ i
| （ ●） （ ●）
| （__人__） （話には聞いていたが、ココまでガチで中身が子供の娘とは思っていなかっただろ。
| `⌒´i やっぱ教育って重要だろ、この娘の情操面での未成熟振り的に考えて）
ヽ. ﾉ
ヽ ノ
.> <
| |
| |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） （こりゃ、シンが過保護になるのも無理ないだろ。
| ｀ ⌒´ﾉ なまじ身体が大人びてる分、下手な男に引っかかった日には目も当てられないだろ）
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 204 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:04:05 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 「まあ、それはそれとして………
. | } 悪かっただろ、シン。結局、お前に送迎させる事になっちまって」
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣ /／ . ／レ::::::::::::::;:::::::::/:::::::::/::::::/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/´ ／／:/::::::::::::/l:::::::/|::::::::/|:::::::ﾄ､V:::::::;::::::::::::::::::::::::::::::
／ﾍ/::ｨ::::::::::::ｌ;::|=ｖ::/_ｊ::::::/ .|:::::::lヽ.|:::::/l:::::::/::::::::::::::::::::
／-‐ '´/:::::|::::::lﾍlﾃ.V气!:::/ !:::::/ｧzl:::/7::::;ｲ::::::::::::::::::::::
/:::::::::､:::ゝ 込Zｿ」:/ l:::::|彳 l旡ｌィ</:::::::::::::::::::::::
l:::::::;ｲ:::､::l l/ ｖ::l､込Zリ ﾄ/:::::::::::::::::::::::::
「ああ、それなら気にするなよ。 |::::/ |::::::l｀＼ ′/ ヽl ￣ /:::/::::::::::::::::::::::
今回は、上から命じられての仕事でもあるし……」 l::/ |:::::ﾊ l /:ィ::::::::::::/:l:::::::/
l/ l::::::ｲﾍ ヽ /´/:::::::::::/l::A:::/
′ /:::/ |:::::ヽ (`'ヽ /:::::::::::/-l' l/
/／ .|:::从::ﾄ ﾆ´ -/:::::::::::/:::/ ′
/´ . ｌ/ `l ､＿ -‐ /:/::::／从l
_' ⌒ｿ /ｨ{:／
_ ´ く 〈 ｀"‐､_
_ -‐ ヽ ヽ ｀ ､
´ l | ヽ
- 205 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:04:37 ID:ARSIoJmg0
-
｛::::::::::::::::::::/::::::::/:::::/:::::::l::::::::::|::::ヽl＼l N､ ﾄ Ｗl
〉:::::::::::::::/::::::::/::／l::::::::;!:::::::::ﾊ::::::::::::ヽlﾍﾄl::ヽﾄl
／::::::::::::::::;:::::::::/:/＿ｊ::::::/l::::::::::! ヽ:::::::::::::::::::::ヽ:::
. /:::::::::::::::::::::{::::::/!/―‐l::::::' l::::::::::! ,-|:::::/:::::::::::::::::＼
/ィ::::::::::::::::::::ゝ:::ﾚl'テ〒l:::::ｌ ､:::::/ィZ|:::/|::|:::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::::::ﾄヽ!上Z弖ヽ/ l:::/ ´しl://l/|:::::::∧::::::
|:::::::::::::::::::､N::l l:/ ｀`ｌ'"‐ /::::::/::::::､:: 「何より、ステラに外の世界を見せてやれる口実が出来たからな。
/:::::::::::::l::::Ｗ､::l l' / ／:::／::::::::::lヽ そういう意味じゃ、むしろ”願ったり”だったぜ」
/ｲ:::::::::::::l､::N::l｀` _ ／-‐彳:l::::::::::::|
|:::::::::::::::ｖ＼::ヽ , -‐ー ､ /l:/l::::::::::::|
l:::∧::::ヽl-､ ＼＼ ￣ ムｌ'::|＼:::::::l
|/ ﾍ::ﾄ､:::::＞ .｀`＼ ／:::::l::/ 丶ﾄl
lニ｀lﾆヽ:::＼ ｀ ‐- ＿ ィ´二二ヽ
V l lﾊ::::ﾄ //,/ /
ｖﾍ. l从 ///ｌ/ /
ｖﾍ ﾍ _」」７ 〉 /
, ---ｙ‥ ､_
／ . ヽ⌒ヽ
／ . :// ./ . . : . . :ヽ
{ : : :/ !: /| : . : / : . : : : i
ヽ: : ゝi:/-{: : . !:ﾊ : : : : : i
ノｨ} : Ki-'ｊ`､､: :ﾘｚi从: : : :ﾄ
／' . :i ￣ ,ﾞヽ|辷ﾃ_| : :ﾊ 「うん。ホントは『お外に出ちゃダメ』って言われてるのに、
彳i:{ : ｊヽ ､..'__ _／ | : :ﾊ､'、 こうしてシンと旅行ができるんだもん。
⌒`へ:|从|＼_,ｒ'"´ _ .ｨ:ﾙ',..,､ﾞ｀ ありがとね、白長さん」
｀__人. iﾞi _「L~'ｿ⌒ ｀
, -‐__´ ＼ ﾞｊ i'／V `T 7ュ
. / ￣／ ﾉﾉ'ニ⊃￣| // ﾊ
' { , ニィ´丶´ く￣､ﾍ!.|' ／ﾊ
i V: : ヽ } ! Vリ/ ノ/|
| _,|: : :ｒ‐∨ ∧ V厂 | ※一応、第二十三話で壊滅した海賊の残党に対する情報源＆人質という名目なので、
. ｜ ﾉ八: ／/ .ﾊ／: ﾊ Vニ ､ | ほとぼりが冷めるまでは行動の自由が制限されている人。
ﾑｲ／ 厂 ﾊi : ﾊ. ＼ ＼ヽ
/ /ｲ ノ |: : 人 } } }
. { / 」: : : ＞.- 'ﾊ り
ﾞゝ __ -‐''´ : : ／ ! ｌｌ |＼
＼＿_／: ＼＼_: :／ ／ヽ ｌｌ, ヽ
／￣￣＼
／ ＼
| ⌒ ⌒
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 「そ…そりゃ良かっただろ」
. | }
. ヽ } （なんかもう、この娘の中じゃ、俺の名前が『白長』で固定されちまってるだろ。
ヽ ノ 後でシンに言って矯正させないとマズイだろ。JK）
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 206 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:05:10 ID:ARSIoJmg0
-
,,..-''"´ ￣￣ ｀ヽ、
／ '.,
/ ',
/ l
/ |
/ ,'
.／ ＼ ./
／ ｀ヽr ／ （おっと。今はそんな瑣末な事に拘っている場合じゃなかっただろ）
／ l /
／ ', r .〈
.／ lヽ ヽ.___丿
.／ ヽ | ＼ r''´
.／ | | /´ヽ.__丿
／ ｀ヽ、 ./
￣￣ ｀￣￣｀ヽ
',
｀ヽ
, |
,,..イ |
l _,,,...イ´ | |
ヽ、ヽ ＿_,,..-t''"´:::::::::::| l |
| ヽ:::::::::::::ノ / .|
ヽ、 ￣ ／ |
｀ |
| （いよいよ、俺の初仕事。
.:::::...｀` ‐┴----_以ヘ‐-､ | ラルさんの後継者となれるか否かを占うターニングポイントの時だろ！）
:::::::::::::::::::::::::::::::::;/ｲ ´..:::::::::.ヽ、 .|
::::i;_;:_:::;_:::;, ィ'¨´::::::i:::;ｿ :::::::..＼ |
,r'-‐‐::'::::::::::::::::::::::::;ｙ' .::::... ｀¨`' ､. |
:::::::::::::::::::::::;:／ ..::::::::::::::￣｀ヾ､_ ｀'ｰ- .|
. ..:::::::::::::::::::;ィ'´ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::...`丶、 .＼_`マ
.::::::: ;:__;斗＞'´ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ
≧´ .....::::::::::::::::::::::::_;;;､ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::::::::;ィ¨´:_:_:i'::::::｀ゝ‐---ｭ､;::::::::::::::::::::::::::::::::
- 207 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:05:43 ID:ARSIoJmg0
-
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────┐
│ やらない夫達がオーブ本社を訪れた日の翌日 │
└─────────────────────┘
(二二二ﾆ/二二ﾆ/二｜二二ヽ二ヽ二ニニ)
//＿/__//＿/__//＿/| |ヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
//＿/__//＿/__//＿/_| |__ヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
//＿/__//＿/__//＿/__| |＿ヽ＿ヽヽ＿_ヽヽ＿ヽヽ
二二二ﾆ/二二ﾆ/二二二//＿/__//＿/__//＿/＿| |＿_ヽ＿ヽヽ＿_ヽヽ＿ヽヽヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ
//＿/__//＿/__//＿/__///＿/＿//＿/__//＿/＿ | |＿_＿ヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
//＿/__//＿/__//＿/__//○====○====○======.○=====○===○===○===○ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
//＿/__//＿/__//＿/__//＿| |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬|＿＿|＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
○====○====○====○===.| |││││││││││││││││|| .||===○===○===○===○===○
| |││││││││││││││││|| 新 ||
| |┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴|| 慈 ||
| |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬|| 恩 ||
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| |││││││││││││││││|| 会 ||＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼／＼／＼／＼／＼／＼| |││││││││││││││││|| .||＼／＼／＼／＼／＼／＼／
／＼／＼／＼／＼／＼／| |││││││││││││││││|￣￣|／＼／＼／＼／＼／＼／＼
"""￣￣￣'''''''''''''''"""""￣"""￣￣''''''''''"""""""""""""""""""""""""""￣￣'''''''''""""￣￣￣￣"""""""""
┌────────────────┐
│ 新慈恩会本部内、ハマーンの私室 │
└────────────────┘
＼ ;;;;|| o;;;;;|| ;;;;;;;|| ψ;;;;;|| ;;;;;;;||
ll＼..,,_＿||＿_iii___||＿＿＿||__ζλ_||＿＿＿||
||ll ||＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
li ||li || || iｌ;;||| ｌｌ |y||llliii||y| ｌｌ ||llliii||| ｌｌ ||y||llliii||y|
ｌｌi|| il|| ||lljjj|||l;;L|y|| ｌｌ ||y| iｌ;;||llliii||| ｌｌ ||y||llliii||y|
|| || ||llliii|||l;;L|y||llliii||y| ｌｌ ||llliii||| ｌｌ ||y||llliii||y|
|| || || ｌｌ |||llliii|y||lljjj||y| iｌ;;||llliii|||l;;L||y||llliii||y|
ｌｌi|| || ||l;;L|||llliii|y|| ｌｌ ||y|lljjj||llliii|||l;;L||y||llliii||y|
||ｌｌi||＝＝＝＝ ＿＿______＝lヽ/|ヽ/|ヽ/|＝＝
li || ||(○ ||llliii| ／ ＼:::;| | | | | |
li ||ｌｌi|| Y:::;||l;;L| |;;;|￣￣ｌ￣￣|;;;| :| | | | | |
li ||ｌｌi||_||_＿______,||'￣￣￣￣￣|;| :| | | | | |＿＿＿＿＿
||／ '[] ''￣￣￣￣'''[] i|/ヽ|/ヽ|/
／
,'⌒⌒ヽ
___ / λWλiヽ
'i, iく ゝ｀ ‐´ﾉ,,ゝ
i, i/""'')''')
'i, i,__O__(m,
i |ヾヽ､
| ;;;;;| ）
||''"~￣"ll,,_.,,,ヽ/
- 208 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:06:15 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人＿） |
「新慈恩会準構成員、美筆やらない夫。 '､｀⌒ ´ U |
お召しにより参上しましただろ」 | |
| {
ヽr｀ｰ- -=´ i､
__,. ＜.ﾑヽ 、､____／ヽ__
_, ､＜¨ : : : : :l : :.ヽ ∧::〈ヽi :、ヽ、
/ : : : : : : : : : : :|＿ : :∨ |:;Λ | : :､ : ＞、
丿 : : : : : :i: : : : : : :／ : ∧ |::Λ |＼> : : : ｀,
. i : : : : : : : :| : : : : : : ＼ : :.∧ |:::::| | : :ヽ : : : :,i
. i : : : : : : : :! : : : : : : : : ＼ : :ヽ|:::::|| : :/ : : : :i :|
/: : : : : : : : :| : : : : : : : : : : :＼ : '.,:::| : /: : : : :| :i
,' : : : : : : : : :丿 : : : : : : : : : : : : ＼::V :/ : : : : :l : !
__/_: : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :ﾚ: : : : : : : i : |
_.,..､:-:─:-..､、
／:::::::::::::::::::::::::.:::｀:ヽ.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:､
,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
. /::::::::::::::::::::::ﾍノ!::::|::::::!::::::|:::!:::}:::i:::::}
/:::::::::::::::::::::::::::厂 ≧rx|::::::j:/:ｲ:ノﾉ:ｲ
／:::::::::i:::::::::{こj::::i 弋ﾆｾゞ､イｲfｱｲ::::::＼ 「うむ」
／:::::::::::::i!:::::::::じｲ::::| ｛ /::::ヽ::::::＼
＼:;ｲ::::::i!|::::::::: ゝｊ:::::! ゝ /:::::!:.::ヽ:::::::::>
'＜::il:|:::::::::::::;:!::::ｊ -─ , ′::::!::::::::ﾄ／
ヽi;;;;;;;;;;;;;j'"´ ＼ ／::::|::::::＞'"´
,.､rｰへへ/´;;＼ トﾆ´_＿"´
／´￣｀ヽ;;;;＼＼;;;;;;;;｀ヽ、 !＼;;＼;;;＼__
;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;｀ヽ､__>;;;;ヽ;;;;ト;;｀ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ::::l;;;;ヽ;;;;;｀;,,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;ー───''"/;;;;;i!;;;;;;;｝;;;;;;;;;;;＼
γ;;⌒ヽｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;｀＼;;;;;;;;;／;;;;;丿;;;イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
´￣｀ヽ;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀＼;;;;;;;￣;;;;;;;／／;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
【榊原組組長、ハマーン＝カーン】
- 209 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:06:57 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣ ＼
_,ノ ヽ､,__ ＼
（●)（● ） |
（_人___） U |
'､ │ （なんてこった。ただ座ってるだけなのに、威圧感がハンパね〜だろ。
<二ニヽ | 流石、現役時代のラルさんの後釜を務める、大幹部だけの事はあるだろ）
／-‐ ｀i ､ ＿__,. イ i
{/´､ ',┐__＞ｰﾒ ┴ｭ
しrヽ V:::Λ ／ : : :＞、_
,.＜ﾊ､_／￣ V ∨ : : / : : : : :_＞-.､
「 : : : :〈 : : : : : : ヽ/ : : :/ : : : ／: : : : : `、
/. : : : : ∧ : : : : : : :ヽ : : : : : :/ : : : : : : : : }
/ y : : : : : Λ : : : : : : : ＼ : : / : : : : : : : : : }
/ : :.i : : : : : : Λ : : : : : : : : :ヽ:ﾉ／ : : : : : : : :j
ﾉ. : : :| : : : : : : :.∧ : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : : : :ｨ
-――――-
/ ｀,
ｌ i （にしても、何だって急に招集が掛かっただろ？
| | 先の抗争で名を上げたシンならともかく、いまだ構成員ですらない俺に、
_ ―ヘz7i |∧､ー ､ この雲上人が名指しでだなんて、普通ならありえないだろ、JK）
, ＜/////∧i i/,j////∧､_
／///////,ｲ/∧ﾍ､＿__ノ ﾍ､＿_.ノ∧/ﾍ/////////j丶
／/////////jZ/_∧ ( ｔ::ﾃ ) ( ｔ::ﾃ ) ∧//Z////////X/∧
//////////＞＜/∧､( ＿.人 ＿ )∧＞＜V////zZ///∧i
/////////,∧V///∧ﾍ､＿_＿_,.ｲ/////,∧///∧V/////,|
//////////∧V///∧ ／V//＼/////∧///,f/////////
///////////∧V///∧ /てゝ,ｊ////,∧///∧////////|
- 210 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:07:29 ID:ARSIoJmg0
-
. : ´: : : : : : : : : ｀: ､
. : ´: : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／／: : : : : : {: :i| : i : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:',
. ／／: :／: : : : : ∨ﾍ: |: :{: : : : : : :!: :.i: : :i:}: : : : : : : : ',
｀ヾ:／／: : : : : :__!ミヾ: :ﾍ: : : : :从:ノ:_:ノﾉ: : : : : : : : : ':, 「さて。貴様には色々と言いたい事があるが………
∨: : : : : : : :.{h!｀ヾえｱ乂:.:ノｨえア´!_: : : : : : : : : : : ':､ 大事の前ゆえ、軽く説教するだけですませてやる」
∨: : : : : : : Ｖi .:′ ﾊ） : : : : : : : : : : : :＼
. ＼: : : : /:.:八 i .:. ,小 : : : : | : : : : : ／
＼//:./:.| ﾍ __`´_ ｲ/ハ.: : ｉ: :|i : : :／
＼: :| :|＼ ､ ／ ｲ .:|: : |i_:|i＞"
. ,rf777777777L...j｛ヽヽ _ イ ／ L.:j､＜.._＿＿___
//////////////,|:! ｀ー一 ´ ｲ////////////ﾊ
///////////////,|j､ ／i//////////////ﾊ
. ////////////////,| ｀ ー一彡' ﾊ//////////////ﾊ
/////////////////,| /////////////////∧
. //////////////////ﾊ ///////////////////∧
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. j//////////////////////,∧ ／/////////////////////////ﾊ
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
│ ;::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. |
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │ （えっ？）
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::; |
- 211 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:08:03 ID:ARSIoJmg0
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.. :.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:｀ ､
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ﾍ／:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾐ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.＼
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＼://:.:.:.:/:.:.:.:.:./i }`|:.:.|￣` ﾐゝ､_i､:.:.|:.:.:.:./_j/≦,!:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:／
∧ :.:.:.:/:.:.:.:.:i:.|∧' |:.:.| 戈 t_ｯ≧ ﾂゝノｨｒj ﾁ∧:.:.|:.:.:.|:.:.:.:／
＼://:.:.:.:.:ﾚ'/∧|:.:.| ￣ '´ ￣ //| :.:|:.:.:.:|／ 「この大たわけが！！」
r= 二二≡ ヘ:.:.:.:.:.∨/ ∧:.:ゝ l ∧/ i:.:.:|:.:／
＞ ´三二ミ ､///i∧//≧ - __ノ ￣ ､ - ﾝ / ///:.:.／
.／/／ /////{ ∨/! ∧/∧i//ﾍ ＼ -ﾆｧ ／!≠'､´ ヽ
.///i´////////| ∨i| V∧ i//ヽ ! ＞ .. __ イ /j |//i i､ヽ
,斗ｨ´/////////ゝ､ ∨i ∨∧ﾍ //＼ ／ ｲ // ///j /∧ ',
|/////////////// ヽ |/ ミ_ ∨∧ ヽ////￣￣iﾝ´// // ////////! !
|///////////////|/l !/////｀ヽ//ｾ=‐/////ム_ﾝ ,ｲ // /// /// |
. ／/////////////////ﾚ/////////ヽ､ _//// `ー‐' //イ // / ／/-=ｲ ＼
／////////////////ﾚ'////////////ー --‐=＝≡二勺 ////////////( ＼
, ///////////////////////////////////////////￣ フ く////////////∧ ヽ
//////////////／ }//////////////////////////ﾑー-､__＿i´^ ､////////∧ ＼
/////////// ／ |//////∠二__ー‐‐- ..._＿////////ﾑー= ｿ ＼///////入. ヽ
///////// ／ ∨//////////ヘ ン ⌒ヽ､ ／ ヽ////////`ー, '
/////// ／ ' ,////////////＞ー‐'//////＞ ン ´ ＼//////// ',
／´: : | ／ : : : : : : : : : : : : : : : : ＼j : : .＼
:::::.:.: : レ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ .
:.:.:.:.:.:.:..:. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
:.:.:...: : : : : ､: : : i : : : : : : :ｉ{ : : : : : : : }: ｉ : }: : : :|
:.:.:...: : : : : . ＼_从_人＿_八＿＿＿,ﾉ从ノ.: : : :|
:. : : : : : : : : : :/ -─-､.,,_＿,, ノ |: : : : '. 「組織の利に反す此度の所業、甚だ目に余る！
: : : : : : : : : .: :i ー─ｪｧゞ` /ｒｪｧ' : : : : : ＼ ラル殿より再三の忠告を受けていながら、この体たらく。
: : : :i⌒ヽ|i : : | ｀￣ （ i: : : : :､: . ＼ 如何な準構成員とは言え、新慈恩会の一員たる自覚足りぬこと夥しいわ！」
: : : :{ |l : : | , / |: : : : : : : : : .＼
:､: :∧ |l : : | ,'. : : : : : : :＼: : .＼
: : : : :＼_jj: : .:| ｒく￣ｧ /.ｉ: : : .: : : : : : : : . ＼
: : : : : : : :l〜､j ｰ一 /: :ﾄ､: : :i: : : : : : : :ヽ . ヽ
: : : : : : ＼| :::... ｲ从｣:::＼ｊ{ : : : : : : : :））＿,ﾉ）
.: : : : : : : ..＼ :::::::......＿, イ:::::::::::.. : : . ヽ／⌒У￣
_j＿jﾄ､_＿＿｀＞ |:::ノ:::::::.:.: : : : : : : : . ／
::::::::::::::::::::::::／ |::::::::.:.: : : : : : : : : : /
- 212 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:08:35 ID:ARSIoJmg0
-
|:::::::::::::: .::::::::::::|
|:::::::::‐ ｰ--､ ,.--‐'::::::::::|
|:::::::::::（ ○ ） :（ ○ ）:::::::::::|
!,::::::::: :: .::::::::::::::,!.
（あれ？ ひょっとしてコレ、BADENDフラグ？ |::::::::: （ j::. ）:::::::::|.
ラルさんの後継者を目指す俺のサクセスストーリーは、ココで終わっちゃうの？） ﾞｉ:::::' ｀,ｰ-‐'´｀ｰ-､' :::::::::/
ﾞｉ:::::: ￣二二￣::::::::/
ﾞｉ::: ..:::::::::::::::::::/
. ／ﾞ :::::::::::::::/＼
／:::::::: ::＼＿＿＿_／|::::::::＼
ﾞｉ::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::/
_＿_
. : :´￣ . : : : :￣｀: : . 、
／ . . . . : : : : : : :.:.:.:.:.:＼
／ . . . : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : .､
, ′ . . . : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:. : :､
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : : '.
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.: : : : '.
/ . . : : i、: :、乂: : : :{: : : j!: :.ﾉ: :!:l:.:.:.: : : : :'.
／ . . : : : :从乂:＞､｀ソ ゝ:ノﾉイ__ノｲノ:.:. : : : : '. 「と、本来ならこの様に、跳ねっ返りの若造を叱責して。
／/ . : : : : :,小 弋,ェｧ,ゞ、 /,ｘェｧ才 从:.:.:.: : : : : :'. 最悪でも、事の発端であるお前を放逐すれば片が付くのだが、
／／ . . : :/ . いﾍ : ムﾉ:.:.:.:. : : : : :'. 此度はそうもいかん」
／／ . . . : :// . : : |:.ﾍ ､; / Ｎ:.:.:.:.:.:.:. : : : :.',
ヽ . . : : // . . : : : :Niハ. ij /:.:.|:.:.:.:.:. i!.:.:. : . . :.'.､
＼. //:/ . : : : : :|:.:.: ＼ ⌒ ,.ｲW/ :.:.:.:.:.:|!:.: : : : . . .:ゝ
ヾ.:/ . :i : : :i|:.:.:.:.:.:| 、 _ イ!.:.:.: |i:.:|i:.:.:.:.:|!i:.:.: : : ／
｀ ＜. ｉ|: : :.ｉ|:.:.:.:.:.:| |.:.:.:.:|i:.:|ｉ:.:.:.:.:|!::＞ "
- 213 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:09:07 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿
,,r''"~:................~`ヽ､
,r'"::::::::::::::::::::::::::::::............ﾞヽ、
r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.........:::.ヽ.
,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...::::::..ﾞ:,
l':::::r:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ﾞ:,
,:':::::::|::::::::i::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::...ﾞ:, 「さて。本題に入る前に………念の為に確認するぞ、美筆。
,r':::::::::::ヽ、l,::;::i,::::::l:::::::::::::i:::::::ﾉ::::ﾉ::::::::::::::...ﾞ:、 昨日、お前はオーブ本社に赴き、個人的に捜索依頼をした。
,,,r'::::::::::::::::::|~-ﾆ.._-､;;!､;;:::ノ-‐''-'',!::::::::::::::::::::::..ﾞ:, これに相違ないな？」
,:':::::::::::::::::::::::::ﾞiヾ.ヾ::ｼﾌ ヾゞ::ｼﾆ' .!:ヽ::::::::::::::::::::::::ﾞ:､
,r''"::::::::::::::::::::::::::::::ﾞi, ,; , !:.,':::::::::::::::::::::::::::､::ﾞ::､
,r"r"::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ:、 ﾞ'" !,j::::::::::::::::::::::::::::::::）､::::ヽ
`'ｰ:､_:::::::::::::::::::/:::::::::::::::ヽ, ~￣ ,,ri':::::::::::::::::::::::::i:::::::,,r'' ﾞ''''"
ﾞ'-､:::::::::/;:::::::::::::::::::::l ヽ、_,,,..r'', !::::::::,:::::::::::::::,,jr'"
ﾞ ｰ''-､_::::::::::;;;;;;;;i ''''''''/::::|;;;;;;;;;i;;;;;;;;;r'''"
＿ ,,r'";;;;:r-l i'::::::::`ｰ､;;;:;;;;;;`ｰ-､_
/";;;;;;";;;;;;;;;;l l__,,,r'''"~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'ヽ
,-';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞｰ-;;;;;''"~~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞi,
r';;;;;;;;;;;;,,r'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞヽ,
,!;;;;;;;;;,;;;r';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r'";;;;;;r';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
,r'";;;;;;;r';;;;ﾞt;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r'';;;;;;;;;,r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞi,
ｌ;;;;;;;;;;;;i';;;;;;;;;;;ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;..-'";;;;;;;;;;,r'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞi
ﾞt,;;;;;;;;l;;t_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ.,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞi
/;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞi
｀"''-..,,
ヽ、
. '.,
|. '.,
| |l 、＿＿＿ ',
| || ｀',
| ||| .',
| ||||7-――-、/
| ||||l {l|l} ){
| |||||≡≡＝'' | （ゲェ！ もうバレている！！）
.|.||||||||| | |.|| |
||、|||| | ||| .|
ヽ|| | ||| .|
,.、 } .||| .|
-‐''"´ ｀''‐┬''" .|
‐-u-――‐┘ |
ー―― l
ノ
_,,..-＜
- 214 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:09:40 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ○）（○）
. | oﾟ （__人__） ＼ 「申し訳ありません！ 申し訳ありません！
| 0 ｀ー'´ﾉ ＼ ＼ 大恩人たるラルさんがあんな目に合わされた故、どうしても我慢出来ずにしでかした仕儀。
. | } どうか……どうかお慈悲の程を！」
. ヽ } ＿＿
ヽ ノ´￣￣´ ￣＼
／ ⌒ﾟ '"'"´(; ＼
/ ,＿ ＼ ＼＼ ＼ }て・，‥¨ ﾋﾞﾀｰﾝ
と_＿＿）_ヽ＿つ_ヾ_つ＿＿＿ ＿ﾉ そ¨・：‘ ．
ﾟ ｡ YY￣￣YY ﾋﾞﾀｰﾝ
・； ∵ ．
_＿_
. : :´￣ . : : : :￣｀: : . 、
／ . . . . : : : : : : :.:.:.:.:.:＼
／ . . . : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : .､
, ′ . . . : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:. : :､
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : : '.
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.: : : : '.
/ . . : : i、: :、乂: : : :{: : : j!: :.ﾉ: :!:l:.:.:.: : : : :'.
／ . . : : : :从乂:＞､｀ソ ゝ:ノﾉイ__ノｲノ:.:. : : : : '.
／/ . : : : : :,小 弋¨えゞ、 /,ィえ¨才 从:.:.:.: : : : : :'. 「ええい、勘違いするでない！
／／ . . : :/ . いﾍ : ムﾉ:.:.:.:. : : : : :'. その件に関する罰であれば、先程の叱責で既に済ませておる」
／／ . . . : :// . : : |:.ﾍ ､; / Ｎ:.:.:.:.:.:.:. : : : :.',
ヽ . . : : // . . : : : :Niハ , - ､ /:.:.|:.:.:.:.:. i!.:.:. : . . :.'.､
＼. //:/ . : : : : :|:.:.: ＼ ｀二´ ｲW/:.:.:.:.:.:.:|!:.: : : : . . .:ゝ
ヾ.:/ . :i : : :i|:.:.:.:.:.:| 、 _ イ!.:.:.: |i:.:|i:.:.:.:.:|!i:.:.: : : ／
｀ ＜. ｉ|: : :.ｉ|:.:.:.:.:.:| |.:.:.:.:|i:.:|ｉ:.:.:.:.:|!::＞ "
｀ ＜:_ｉ|!＿:.:.j / |:.:.:.:.|i:.i|i＞ "´
__＿......,,,,r≦≠＝′ / い≦＜,,,_＿__
,イ//////////ﾊ､、 __ .... ∠////////ﾊ､_
///////////////ﾊ ､、 __ ノ _ .イ/////////////ﾊ
////////////////////≧==≦//////////////////ハ
//////////////////////////////////////////////∧
- 215 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:10:12 ID:ARSIoJmg0
-
_.,..､:-:─:-..､、
／:::::::::::::::::::::::::.:::｀:ヽ.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:､
,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
. /::::::::::::::::::::::ﾍノ!::::|::::::!::::::|:::!:::}:::i:::::}
/:::::::::::::::::::::::::::厂 ≧rx|::::::j:/:ｲ:ノﾉ:ｲ
／:::::::::i:::::::::{こj::::i 弋ｹﾆゞ､イｲｦイ:::::::＼ 「そして、立場上、あえて叱りはしたが、
／:::::::::::::i!:::::::::じｲ::::| ｛ /::::ヽ::::::＼ 此度のお前の勇み足は、思わぬ怪我の功名となった」
＼:;ｲ::::::i!|::::::::: ゝｊ:::::! ゝ /:::::!:.::ヽ:::::::::>
'＜::il:|:::::::::::::;:!::::ｊ ー− , ′::::!::::::::ﾄ／
ヽi;;;;;;;;;;;;;j'"´ ＼ ／::::|::::::＞'"´
,.､rｰへへ/´;;＼ トﾆ´_＿"´
／´￣｀ヽ;;;;＼＼;;;;;;;;｀ヽ、 !＼;;＼;;;＼__
;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;｀ヽ､__>;;;;ヽ;;;;ト;;｀ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ::::l;;;;ヽ;;;;;｀;,,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;ー───''"/;;;;;i!;;;;;;;｝;;;;;;;;;;;＼
γ;;⌒ヽｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;｀＼;;;;;;;;;／;;;;;丿;;;イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
´￣｀ヽ;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀＼;;;;;;;￣;;;;;;;／／;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__）ﾟo │
「えっ？」 (,｀⌒ ´ |
. { |
{ ..:/
` ー ＼
/ ＿ l
/ ￣｀Ｙ´ ヾ;/ |
,| | |´ ハ
| | |-‐'ｉ′l
|＿＿ | ＿| ７'′
（ （ ￣ノ ｀ｰ-'′
- 216 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:10:45 ID:ARSIoJmg0
-
. : ´: : : : : : : : : ｀: ､
. : ´: : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／／: : : : : : {: :i| : i : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:',
. ／／: :／: : : : : ∨ﾍ: |: :{: : : : : : :!: :.i: : :i:}: : : : : : : : ',
｀ヾ:／／: : : : : :__!ミヾ: :ﾍ: : : : :从:ノ:_:ノﾉ: : : : : : : : : ':, 「先ずは居住まいを正せ。
∨: : : : : : : :.{h!｀ヾえｱ乂:.:ノｨえア´!_: : : : : : : : : : : ':､ 此処から先の話は、新慈恩会の行く末に関わる重大時。
∨: : : : : : : Ｖi .:′ ﾊ） : : : : : : : : : : : :＼ そして、お前に与える初任務に関する事だ」
. ＼: : : : /:.:八 i .:. ,小 : : : : | : : : : : ／
＼//:./:.| ﾍ __`´_ ｲ/ハ.: : ｉ: :|i : : :／
＼: :| :|＼ ､ ／ ｲ .:|: : |i_:|i＞"
. ,rf777777777L...j｛ヽヽ _ イ ／ L.:j､＜.._＿＿___
//////////////,|:! ｀ー一 ´ ｲ////////////ﾊ
///////////////,|j､ ／i//////////////ﾊ
. ////////////////,| ｀ ー一彡' ﾊ//////////////ﾊ
/////////////////,| /////////////////∧
. //////////////////ﾊ ///////////////////∧
///////////////////,∧ /////////////////////∧
. /////////////////////,∧ .ｲ//////////////////////∧
. j//////////////////////,∧ ／/////////////////////////ﾊ
′ ハ
| i
| |
| |
| |
| ､.＿__.ノ ヽ､_＿__,. | 「わ…わかりましただろ（キリッ）」
! i ゝt:::::ﾃ>｀; <t:::::::ﾃﾅ i
! ; i
Ｎ i ′
i ( 人 ) ,ﾞi
|ヽ `ー´ ｀ー ' / |､_＿__
,. -＜| ﾞ>､ ´⌒｀ / { ｀＞ｰ-､
／ ﾞ>､ / .{ ￣｀ｰ､
／ ≧zー-−＜ i ヽ､
_＿,.／ _ -‐━彡⌒,.-､ ´＞､､＿_ ヽ､
／ ´_,.＞´ / V ヽ ヽ ＼
／ ／ j ./ / jｰ､ ∧
／ ﾃ´ ﾉ ヽ､_≧ｲ {´ ヽ : : : : |: : : ∧
./ : : : : И i ﾒ : : : : : : |: : : ハ
/ : : : : : :彡 | / } : : : : : : : : |: : :
- 217 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:11:17 ID:ARSIoJmg0
-
_＿_
. : :´￣ . : : : :￣｀: : . 、
／ . . . . : : : : : : :.:.:.:.:.:＼
／ . . . : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : .､
, ′ . . . : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:. : :､
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : : '.
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.: : : : '.
/ . . : : i、: :、乂: : : :{: : : j!: :.ﾉ: :!:l:.:.:.: : : : :'.
／ . . : : : :从乂:＞､｀ソ ゝ:ノﾉイ__ノｲノ:.:. : : : : '.
／/ . : : : : :,小 弋,ェｧ,ゞ、 /,ｘェｧ才 从:.:.:.: : : : : :'. （やれやれ。今少しどうにかならんもんかね）
／／ . . : :/ . いﾍ : ムﾉ:.:.:.:. : : : : :'.
／／ . . . : :// . : : |:.ﾍ ､; / Ｎ:.:.:.:.:.:.:. : : : :.',
ヽ . . : : // . . : : : :Niハ. ij /:.:.|:.:.:.:.:. i!.:.:. : . . :.'.､
＼. //:/ . : : : : :|:.:.: ＼ ⌒ ,.ｲW/ :.:.:.:.:.:|!:.: : : : . . .:ゝ
ヾ.:/ . :i : : :i|:.:.:.:.:.:| 、 _ イ!.:.:.: |i:.:|i:.:.:.:.:|!i:.:.: : : ／
｀ ＜. ｉ|: : :.ｉ|:.:.:.:.:.:| |.:.:.:.:|i:.:|ｉ:.:.:.:.:|!::＞ "
_＿_
. : :´￣ . : : : :￣｀: : . 、
／ . . . . : : : : : : :.:.:.:.:.:＼
／ . . . : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : .､
, ′ . . . : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:. : :､
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : : '.
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.: : : : '.
/ . . : : i、: :、乂: : : :{: : : j!: :.ﾉ: :!:l:.:.:.: : : : :'.
／ . . : : : :从乂:＞､｀ソ ゝ:ノﾉイ__ノｲノ:.:. : : : : '.
／/ . : : : : :,小 ──、 ,── 从:.:.:.: : : : : :'.
／／ . . : :/ . いﾍ : ムﾉ:.:.:.:. : : : : :'. （まあ良い。大事の前の小事だ）
／／ . . . : :// . : : |:.ﾍ ､; / Ｎ:.:.:.:.:.:.:. : : : :.',
ヽ . . : : // . . : : : :Niハ. ij /:.:.|:.:.:.:.:. i!.:.:. : . . :.'.､
＼. //:/ . : : : : :|:.:.: ＼ ⌒ ,.ｲW/ :.:.:.:.:.:|!:.: : : : . . .:ゝ
ヾ.:/ . :i : : :i|:.:.:.:.:.:| 、 _ イ!.:.:.: |i:.:|i:.:.:.:.:|!i:.:.: : : ／
｀ ＜. ｉ|: : :.ｉ|:.:.:.:.:.:| |.:.:.:.:|i:.:|ｉ:.:.:.:.:|!::＞ "
- 218 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:11:49 ID:ARSIoJmg0
-
_.,..､:-:─:-..､、
／:::::::::::::::::::::::::.:::｀:ヽ.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:､
,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
. /::::::::::::::::::::::ﾍノ!::::|::::::!::::::|:::!:::}:::i:::::}
/:::::::::::::::::::::::::::厂 ≧rx|::::::j:/:ｲ:ノﾉ:ｲ 「（コホン）では、話を続けるぞ。
／:::::::::i:::::::::{こj::::i 弋ﾆｾゞ､イｲfｱｲ::::::＼ 昨日の一件、とっかかりこそコチラで身柄を預かっている客分のコネだが、
／:::::::::::::i!:::::::::じｲ::::| ｛ /::::ヽ::::::＼ これによって、オーブとの間に新たな繋がりが出来た。
＼:;ｲ::::::i!|::::::::: ゝｊ:::::! ゝ /:::::!:.::ヽ:::::::::> 相手は表の大商社ゆえ、あくまで非公式のモノだが、
'＜::il:|:::::::::::::;:!::::ｊ -─ , ′::::!::::::::ﾄ／ 昨夜、お前に対して便宜を図ってやってくれとの依頼が向こうより寄せられた。
ヽi;;;;;;;;;;;;;j'"´ ＼ ／::::|::::::＞'"´ それも、些か過剰とも思える手土産を持参でな」
,.､rｰへへ/´;;＼ トﾆ´_＿"´
／´￣｀ヽ;;;;＼＼;;;;;;;;｀ヽ、 !＼;;＼;;;＼__
;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;｀ヽ､__>;;;;ヽ;;;;ト;;｀ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ::::l;;;;ヽ;;;;;｀;,,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;ー───''"/;;;;;i!;;;;;;;｝;;;;;;;;;;;＼
γ;;⌒ヽｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;｀＼;;;;;;;;;／;;;;;丿;;;イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
´￣｀ヽ;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀＼;;;;;;;￣;;;;;;;／／;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
_.,..､:-:─:-..､、
／:::::::::::::::::::::::::.:::｀:ヽ.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:､
,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
. /::::::::::::::::::::::ﾍノ!::::|::::::!::::::|:::!:::}:::i:::::} ﾁﾗｯ
/:::::::::::::::::::::::::::厂 ≧rx|::::::j:/:ｲ:ノﾉ:ｲ
／:::::::::i:::::::::{こj::::i 弋ｹﾆゞ､イｲｦイ:::::::＼ 「ようするに、お前は先方に気に入られたという事さ。
／:::::::::::::i!:::::::::じｲ::::| ｛ /::::ヽ::::::＼ どうだ？ 昨日の会見を振り返って、なんぞ思い当たる節があるか？」
＼:;ｲ::::::i!|::::::::: ゝｊ:::::! ゝ /:::::!:.::ヽ:::::::::>
'＜::il:|:::::::::::::;:!::::ｊ ー− , ′::::!::::::::ﾄ／
ヽi;;;;;;;;;;;;;j'"´ ＼ ／::::|::::::＞'"´
,.､rｰへへ/´;;＼ トﾆ´_＿"´
／´￣｀ヽ;;;;＼＼;;;;;;;;｀ヽ、 !＼;;＼;;;＼__
;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;｀ヽ､__>;;;;ヽ;;;;ト;;｀ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;＼;;;＼＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ::::l;;;;ヽ;;;;;｀;,,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;ー───''"/;;;;;i!;;;;;;;｝;;;;;;;;;;;＼
γ;;⌒ヽｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;｀＼;;;;;;;;;／;;;;;丿;;;イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
´￣｀ヽ;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀＼;;;;;;;￣;;;;;;;／／;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
- 219 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:12:21 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ﾉ （なるほど。速攻でバレた理由はソレか）
| ∩ノ ⊃ }
/ヽ ／ ＿ノ }
( ヽ / / ノ
ヽ “ /＿| |
＼＿_/＿＿ /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） （ありがた迷惑………いや、違う。破格の厚遇だろ、コレは。
| ｀⌒´ﾉ 結果から見れば、上の公認で仇討ちができそうな流れ。
| ,.<))／´二⊃ 少なくとも、半ば行き当たりばったりな俺の計画とは月とスッポンだろ）
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
＿_ ━┓
／ 〜＼ ┏┛
／ ノ (●)＼ ・
. ｜ (.／) ⌒）＼
. ｜ （__ノ￣ ＼ （でも、どうして………
＼ | そりゃ、チョっとは気に入られたっぽかったけど、
＼ / ココまで肩入れしてもらう程じゃ無かっただろ、常識的に考えて）
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼
./ / |. ＼ソ
（ y' .|
- 220 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:12:57 ID:ARSIoJmg0
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,.:'::::::::::::::::::::i!::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
. ／:::::::::::::::::::::::::|i::|i:::|i:::Ｎ|::::::i:::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
／::::::::::::::::::::::::::::::::!厂廾仆ﾚﾍ;:|::::::::/!::丿:ノ::ﾉ::/／::::::::::::::::::::',
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i. ｰ弋;歹≧､ヾ;/ｿイ斤廾ー勹::::::::::::::::::::::::',
／::::::／:::::::::::::::::::::::::::::に|i ` ′ 弋;歹＞ ∧::::::::::::::::::::::::',
く::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::!じ:! : ∧）::::::::::::::::::::::::::', 「（フム）身に覚えが無くもないが、腑に落ちない。
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:i ∧ｿ::::::::::::::::::::::::::::::', 些か厚遇が過ぎる。そんな所か？」
ヽ::::::::::／::::::::::::::::::::::::|;;:::', `´ /:::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
ヾ／::::::::::::::::::::::::::::::|;;::::ﾍ ｀ ー −' ,.':::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
ヾ／::::::::::::::::::::::::::ヾN:!:ヽ ` ／!:!:::::;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::| ＼ ´ ｲﾚﾍ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼::::::::::::::::::::::::::::|::::! : ｰ ´ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ′
＼!:::::!:!:::::::::::::!::::i ; !::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::::／
ヾ!ﾚﾍ;;;;;;;:::!::::| ; ﾄ、:::::/!::::::::::::::＿::／
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ヘ,,,,,／;;;;;;＞-ｰｿ ; ` ＜;;;;;;＜;;;;,,,､、
,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, ; ,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,、
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,_＿__ ; ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ヽ ／´￣ ￣,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | 「ご賢察の通りです。
, っ ｀⌒´ | 向こうで会ったお偉いさんっぽい人も、
/ ミ） / 気に入ったっていうより、あからさまにガキ扱いでしただろ」
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
- 221 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:13:29 ID:ARSIoJmg0
-
_, -――- ､ ,_
, -" ｀ヽ､
／ ¨'.:...､_ ＼
.／ ／::::::::::::｀:::ｰ':::´::.､ ＼
/ ／::::::::::::::::::::::ヾ:::､:::::::ヽ ＼
.／ /::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:ヽ::::::ヽ ＼
／ ... |::::::::::::::::::::::::::::::::､:::}:::ﾊ::::::＼ .＼
_,／ ,, /:... l::: l!::::::::::::::::::::::::::::::}:)ﾉ::::::}:::::::::＼ ＼
-''／ ,.'/ .::::_:_､ゞﾐ,ゞ;;_､_:､; :::: _;ノ_;;;..-ｧ:::::::::::::::＼ .＼ 「だろうな。実際問題、お前に仇討ちをさせる”だけ”ならば、
<" .／/ ,,:::l |:l ｰ,t;ﾃﾞ=ヽ｀',´=t_ｧ'ﾆ''/ll,:::::::::::::::::ヽヽ ＼ 向こうの主導で行い、後は事後承諾にした方が簡潔に済む。
＼ .／ / ,::::::ﾍl::'l | l::}ﾉ::::::::::::::::::::ヽ ヽ ＼ つまり、此度の事は、向こうにも色々と思惑があるという事さ」
｀ / ,,ノ:::::::::::::::::l _ ' !::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l＞''´
〈 :::/::::::::::::::::l __｀ﾞ__, .,':::::::::::::::::::::::::::::::::::,／
＼ .:::: l::::::::::::::::::ﾞl , ,, ,. '::::::::::::::::l:::::::::::::::／
＼:/ {:::::::::::::::::::| ヽ､, _,ｨ' |::::::::::::::::::::l::::::＞'
_,,.....,,_｀ﾞ''ｰ=,__彡'','! ｀ｰ¨´´ .!_:::::::::::::_l.-''´
／;;;;;;;;;;;;;｀≧ﾍ;;;ヽ;;l;;ﾞ., !_;､｀ヽ''ヾ'¨ヽ
./;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;ﾍヾ;;;＼ '､ヾ;;;;ヾヾ'';;;;ヽ
/;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;/;;ヾ;;;;;＼ __ };;;;;＼ヾ;;;;;;|
./;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;|;;;;;;;ヾ;;;;;;;;＼｀______／;;};;;;;;l;;;;|;;;;;;|
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;l,;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;,,,_｀''´ノ;;;;;;;;;;;;;ヾ::::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;￣;;;;;;;;/;;;;;;;;;/;;:|
, "￣￣｀ 、
／ ＞ ､ _,...、ヽ
/ ／:::::::::::::ヾ:::::. ＼
／ .. ｌ:::::::::::::::::::::}ﾊ::::::.. ＼
／ / ｌ::l:::ゞ､::::::::::::::ﾉ_;;}:::::::ヽ ＼
く / ｌ |:ｌｰtﾃﾞヽＹ t:ｧ=ｌｌ:::::::::::＼ ＼
｀ / ノ::::ﾍ:ｌ , ｌ:::::::::::::::::::＼＞'
＼ /:::::::::::､ ‐. ‐' '::::::::ｌ:::::::::／ 「そして、それは此方も同じ事。
＼ ｌ::::::::::|＼__ イ:::::::::::ｌ::＞' お前の仇討ちを認める方向で話を進めた際、
―‐ ､二二ﾉ |-､―- ､ ある看過し得ぬ事実が浮かび上がってきた」
/;;;/;;;;;;;;;;;;,,ﾐ､;;;＼__ ヾ:;;ヾ:;;;;;;l
./;;;/;;;;;;;;;;;_/ };;ヾ:;;＼＿／};;;;ｌ;;;;;;|
/;;;;;;;;;;; ／､ 〈_;;;;;;ヾ:;;;;｀ ‐ ';;;;;;ヾ;;;|
_〈;;;;;;/;;;;;ﾊ ヽ Y｀´⌒};;;＼;;__;;;;ノ;;;/;;|
ヾ|;;;;〈 ､ヽ_ゾﾉ￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
|;;;;;;;{ '｀´ /} -;;;;;｀ ー--―';;/
|;;;;;j弋__ノ/;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;ヽ
ヾ;;;;ゝ-／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//;;;;;ﾍ
- 222 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:14:02 ID:ARSIoJmg0
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,.:'::::::::::::::::::::i!::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
. ／:::::::::::::::::::::::::|i::|i:::|i:::Ｎ|::::::i::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
／::::::::::::::::::::::::::::::::!厂廾仆ﾚﾍ;:|:::::::/!::丿:ノ::ﾉ::/／:::::::::::::::::::::',
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ､._＿__,, ヾ;/ｿイ斤廾ー勹:::::::::::::::::::::::::',
／::::::／:::::::::::::::::::::::::::::に|! ´￣｀ ` ､_＿__,, ∧:::::::::::::::::::::::::',
く::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::!じ:! : ｀￣｀ ∧）::::::::::::::::::::::::::', 「まず最初に、身内にスジを。
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:i ∧ｿ::::::::::::::::::::::::::::::', お前が仇と狙う者の妹であるやる実に話を通した所、
ヽ::::::::::／::::::::::::::::::::::::|;;:::', `´ /:::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::'., あの娘、何と答えたと思う？」
ヾ／::::::::::::::::::::::::::::::|;;::::ﾍ ` ─ ,.':::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
ヾ／::::::::::::::::::::::::::ヾN:!:ヽ ` ／!:!:::::;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::| ＼ ´ ｲﾚﾍ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼::::::::::::::::::::::::::::|::::! : ｰ ´ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ′
＼!:::::!:!:::::::::::::!::::i ; !::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::::／
ヾ!ﾚﾍ;;;;;;;:::!::::| ; ﾄ、:::::/!::::::::::::::＿::／
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ヘ,,,,,／;;;;;;＞-ｰｿ ; ` ＜;;;;;;＜;;;;,,,､、
,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, ; ,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,_＿__ ; ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ヽ ／´￣ ￣,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-‐ '´￣￣｀ヽ､
＊／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
／￣| + //, '/ ヽﾊ ､ ヽ +
｜ ::｜ .〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i|
｜ ::｜x ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i| .人
,― ＼ ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/ ｀Ｙ´
| ＿＿_） ::｜ ヽ、 ゝ._） j /／
| ＿＿_） ::｜＋ ヘ,､ __, イ／ 十 ※第一話〜第十一話及び小ネタその①その②参照
| ＿＿_） ::｜ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
ヽ＿＿）＿／ .{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【シャアの愛人（？）、入速出やる実】
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .| 「えっと。やっぱり、止める様に嘆願されたんですか？
. ヽ｀⌒ ´ | 肉親の情的に考えて」
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
- 223 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:14:34 ID:ARSIoJmg0
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,.:'::::::::::::::::::::i!::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
. ／:::::::::::::::::::::::::|i::|i:::|i:::Ｎ|::::::i::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
／::::::::::::::::::::::::::::::::!厂廾仆ﾚﾍ;:|:::::::/!::丿:ノ::ﾉ::/／:::::::::::::::::::::', 「いや、それが何とも傑作でな。
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ,r=＝=ｭ,、ヾ;/ｿイ斤廾ー勹:::::::::::::::::::::::::', 『構わね〜お』の一言で終わりだったぞ。
／::::::／:::::::::::::::::::::::::::::に|! ` ,r=＝=ｭ,､ ∧:::::::::::::::::::::::::', それきり何の興味も示さず、むしろシャアの……
く::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::!じ:! : ∧）::::::::::::::::::::::::::', 総帥の方がうろたえておった程さ」
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:i ∧ｿ::::::::::::::::::::::::::::::',
ヽ::::::::::／::::::::::::::::::::::::!;;:::', __ `´ /:::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
ヾ／::::::::::::::::::::::::::::::|;;::::ﾍ ヽ ア ,.':::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
ヾ／::::::::::::::::::::::::::ヾN:!:ヽ 二´ ／!:!:::::;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::| ＼ ´ ｲﾚﾍ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼::::::::::::::::::::::::::::|::::! : ｰ ´ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ′
＼!:::::!:!:::::::::::::!::::i ; !::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::::／
_. . : : : : : : : : : : . .、
. : ´: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ.
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
_.ィ／ : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
／ /: : : :.:/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.} : : : : : ':.
;' /: : : : :.{: : :/: : : : : : : : : : : : : : :/: : : i : : ∧
{: /: : : : : : Ⅵ:{: : : : : : : : : : : : :}: :/ ｉ: :i: |!: : : ﾊ
ヽ/: : : : :i{: :.i:|Ⅳ＼: : : : :.|: : : :./: ハﾘ: :|!¨Y: : :ハ 「かつて兄の方は、妹を助け出さんと、
／: : : : : /乂从:i二ミヾ: : :.i_ィ≦二丁!:|! :{_/ : : : : : ､ 命懸けでこの新慈恩会本部に乗り込んで来たというに、
／／: : : : : : :.ハﾊﾘヾぇｧミヾ/ ｀ヾぇｧシ´!|! :i:i : : : : : : :.:＼ 何とも可笑しな話とは思わんか？」
／／: : : : : : : : / : :.:∧ /ﾘ: 从 : : : : : : : ヽ:＼
′ ｀ヾ｀ヽ: : : : :{: : :.:i|:.∧ ｊ ｲ:_:_/从｀:ー: -: ､、: !ﾍｊ
＼ :＼__.:ゝ: :.i|: :小 ､`__ __, ノイノ: : : : : : : : : :｀ヾj
＼: : : : : : i|/: : : :＞ ／ /: : : : : : : : : : ／⌒ ※第７話参照。
｀ ＜: : : : : : : : : :∧＞ イ 彡へ: : ＿:＞＜_
￣￣二ﾆ=ﾊ ／/////////ﾊ､、＿__
__/////／ﾊ __／//////. ．＜才´/////,＼
_＿／/////´＿_...j ／/////,'／///∧//////////,ヽ
／////∨/∧__＿＿＿／/////,'／////,∧////////////∧
／///////∨///////////////／////,／∧ﾍ////////////∧
. ．＜//////////∨////////////／////,／////Vﾍ//////////// ＼
／///////////／///,＼三三三三_／,////／///////Ｖﾍ//////////////＼
- 224 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:15:07 ID:ARSIoJmg0
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| ＼ヽ:::::::／ ／ ＼ヽ:::::::ﾉ／
.| ,／ | ＼
| ｜ ｜ ｜ 「の…ノーコメントでお願いしますだろ」
| ｜ ｜ |
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|. U ヽ , ─ 、 ノ '
.| /
| ）
丶 l
＼ )
.＼ /
ヽ ／
/ く
| ヽ
_,.:::":::´￣"::::｀:::..､
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／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
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／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
＜／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::（::ヽ::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::i
＼:::::::://:::::::::::::::::::::::::ヾヘﾍゝﾍ::!::ﾉノ::ソ::ノﾉ:::::::::::i
＼//:::::::::::::::::/こi::i 弋ｬtｭ`ヾﾍソtｭｾク:::::::::::::::!
〃:::::::::::::::::::∨;l::| ! `"´/::::::::::::::::::', 「（フム）許せ。少々意地悪な問いだった。
／⌒＼ ＞::::::|:l::::::::::トi::| ､_ /::::::::::::::::::::::', 相手は総帥の愛人。
／;;;;;;;;;;;;;;;;;Y;;;;;;;ヾ!:i::::::::::iヘ! ､ ー - , ':::::::::::::::::::::::ヽ> お前の立場では、腹でどう思おうと素直には答えられまいて」
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;;;;;;iヘ:ゝ ､ ／:i::::::|:::::;;;;＞ '"
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;l;;;;;;;;;;;! ﾍ ＞ くｰ;;;;i;;;;;´;;;｀ﾍ
../;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｝;;;;;｝;;;;;;;;', / ）;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
｛;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ト;;;;;',;;;;;;;;;;',ー-､ / _＿/;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;l
..〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;';,;;;;;;;;;ヽ、 ` ノ;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;;l
∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧;;;;;;;;;;';,;;;;;;;;;;;;;｀;ｰ-ｰ;;";;;;;;;;;;;;;;;;,;';;;;;;;;;;;;;j
:::i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｝;;;;;;;;;;;;;;;｀;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;´;;;;;;;;;;;ノ
:l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈;;;;;;;;;;;｀;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;´;;;;',',;;;;＜
:::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧;;;;;;;;;;;;;;;｀;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;´;;;;;,';;;;;;;;;ｿ
::::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;;;;;;;´;;;;;;;,';;;;;,';;;;;;;;;;;i
- 225 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:15:39 ID:ARSIoJmg0
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..............
. . : ´. . . . . . . . . . ｀ 、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : . . . . . . . .＼
／.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : . . . . . . . . ＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : . . . . . . . . . . ＼
′.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : : . . . . . . . . . . . ＼
′.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : : : : . . . . . . . . . . . . ヽ
ｉ :.:.:{:.: |:!:.:.:.:.:. }:.｝:.:.ノ丿｝: : : : . . . . . . . . . . . . ヽ
ﾄ､| 乂从乂ノﾉ厶斗― |: : :ｉ_: : : . . . . . . . . . . . ヽ､ ＼ 「この話、ただ上っ面のみを捉えるのであれば、
':.:.:.:辷=ミ、／ ィ弋ア |: : :|ﾍY. . . . . . . . . . . . ＼:.＼ 情義に厚い兄と不人情な妹というだけで終わる。
乂:ﾊヽﾍｱ |: : :|)）} . . . . . . . . . . . . ／ だが、穿って見るのであれば、
|:.:.ｉ:. j |: : :j_丿 . . . . . . . . . . ヽ : : . . ／ 今一つの可能性が見え隠れしてくる」
|:.:.ｌ:i::. ヽ !:ｉ:::厂!: : : : . . . ｉ. . . . .i i: ／/
|:.:.|:j_ｊ:. -_ ― 〃/ 丿: : : : : : :.|. . . . .|ﾉｲ::/
ﾉ:.:.|:.:.:. ＼ ⌒ヾー-::.:.:｝:_:|__..::イ::::／
／/:.:.八:.:|:!:.:.＼_ ィ ＼:::::ノ::::ﾉ:::::::＞"
￣｀ヽ:.从:.:.:.:.:.:.:.:.:| {｀ー‐…＜
｀＞=彡i `／::::::::::::｛_
r-｛:::::丿丿 __ ,, -−／／／／／∟...._
＿／|:::::八｛｛｀ー─==≠…:／／／／∠二二ヽ
/::::::|:::::|::::｛/＼ヾヽ:::::::／ :::／／／／／:::::::::::::::::::｀ヽ.
ｉ::::::::|:::::|::::｛､::::: ｀¨¨¨´::::::::::／／／::/::::::::::::::::::::::::::::::::::，
|::::::::|:::::|:::∧＼__＿＿＿＿／／／::}::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
∧:::::八八::::::｀ ー―――一 ´／／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/ :∧::{::::/:: ＼_:::::::::::::::::::::::::::／／／::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 八
´ ´￣￣｀ヽ 、
／⌒) / : . ＼＼
／ . : ( ／ : . . .
′ . : ｀¨¨¨´ : . :. :.
/ . :´ :. :.
′〃 ヽ ＼
／. : {{i : { { 〃 } } }: : : . ＼＼＼
／ . : {| { :{ { ::{ .::丿丿ノi Y^ : . . ＼＼j 「助命を願う理由が無いのではなく、”その必要が無い”。
ｰ=彡 . : 乂＼＼＼乂Yxｔえｱ | : Ｋ } : . } 丿 すなわち、我等が送り込む刺客程度など、
／ . : `弌えﾊ | : |, / : . ,′ 何の問題も無いというケースだ」
⌒ヽ . : |∧ ﾉ 从ﾘ/: : } : . ／
＼／ . : |i ∧ `､＿__, ｲ }:/: . ／
〈 :/ :从__i:＼ ｰ ／＼//: . ／
＼ :/}| . : :ｉi ＼＿／ __)≧===彡
＼//'| . : :|| .:| ／ ／／´￣￣｀ 、ー―--
＼__＿__jj＼／丿／ ／／ ＼ー―─-----
_＿彡く ／／／ / }￣ 二ニ===ニ二 ＿、
| 「廴....__／／ / |＼ : : : : : : . . . . . . . . ＼
八 ヽ / ／ } |: : :＼ : : : : : : . . . . . . . . ＼
- 226 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:16:12 ID:ARSIoJmg0
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／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
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／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
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│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. |
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │ 「い…いやその。
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │ たしかに、そういう見方もできなくもないんでしょうけど………」
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
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_. . : : : : : : : : : : . .、
. : ´: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ.
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
_.ィ／ : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
／ /: : : :.:/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.} : : : : : ':.
;' /: : : : :.{: : :/: : : : : : : : : : : : : : :/: : : i : : ∧
{: /: : : : : : Ⅵ:{: : : : : : : : : : : : :}: :/ ｉ: :i: |!: : : ﾊ
ヽ/: : : : :i{: :.i:|Ⅳ＼: : : : :.|: : : :./: ハﾘ: :|!¨Y: : :ハ 「そう、あり得ぬ事だ。『普通に考えるのであれば』な」
／: : : : : /乂从:i二ミヾ: : :.i_ィ≦二丁!:|! :{_/ : : : : : ､
／／: : : : : : :.ハﾊﾘヾぇｧミヾ/ ｀ヾぇｧシ´!|! :i:i : : : : : : :.:＼
／／: : : : : : : : / : :.:∧ /ﾘ: 从 : : : : : : : ヽ:＼
′ ｀ヾ｀ヽ: : : : :{: : :.:i|:.∧ ｊ ｲ:_:_/从｀:ー: -: ､、: !ﾍｊ
＼ :＼__.:ゝ: :.i|: :小 ､`__ __, ノイノ: : : : : : : : : :｀ヾj
＼: : : : : : i|/: : : :＞ ／ /: : : : : : : : : : ／⌒
｀ ＜: : : : : : : : : :∧＞ イ 彡へ: : ＿:＞＜_
￣￣二ﾆ=ﾊ ／/////////ﾊ､、＿__
__/////／ﾊ __／//////. ．＜才´/////,＼
_＿／/////´＿_...j ／/////,'／///∧//////////,ヽ
／////∨/∧__＿＿＿／/////,'／////,∧////////////∧
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∨/////////∨////////｀ー―一 ´////////////////∨＼/////////////ハ
- 227 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:16:44 ID:ARSIoJmg0
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_,.:::":::´￣"::::｀:::..､
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＼:::::::://:::::::::::::::::::::::::ヾヘﾍゝﾍ::!::ﾉノ::ソ::ノﾉ:::::::::::i
＼//:::::::::::::::::/こi::i 弋ｬtｭ`ヾﾍソtｭｾク:::::::::::::::! 「だが、相手はお世辞にも普通とは言えん。
〃:::::::::::::::::::∨;l::| ! `"´/::::::::::::::::::', この新慈恩会本部に僅か数名で奇襲を掛けた時点で、
／⌒＼ ＞::::::|:l::::::::::トi::| ､_ /::::::::::::::::::::::', まともな神経など期待できぬ手合い」
／;;;;;;;;;;;;;;;;;Y;;;;;;;ヾ!:i::::::::::iヘ! ､ ー - , ':::::::::::::::::::::::ヽ>
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;;;;;;iヘ:ゝ ､ ／:i::::::|:::::;;;;＞ '"
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;l;;;;;;;;;;;! ﾍ ＞ くｰ;;;;i;;;;;´;;;｀ﾍ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｝;;;;;｝;;;;;;;;', / ）;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
｛;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ト;;;;;',;;;;;;;;;;',ー-､ / _＿/;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;l
〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;';,;;;;;;;;;ヽ、 ` ノ;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;;l
／∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧;;;;;;;;;;';,;;;;;;;;;;;;;｀;ｰ-ｰ;;";;;;;;;;;;;;;;;;,;';;;;;;;;;;;;;j
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＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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＼://:.:.:.:/:.:.:.:.:./i }`|:.:.|￣` ﾐゝ､_i､:.:.|:.:.:.:./_j/≦,!:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:／
∧ :.:.:.:/:.:.:.:.:i:.|∧' |:.:.| 戈 t_ｯ≧ ﾂゝノｨｒj ﾁ∧:.:.|:.:.:.|:.:.:.:／ 「しかも、此方が多大な被害を出した挙句、向こうはほぼ無傷だぞ。
＼://:.:.:.:.:ﾚ'/∧|:.:.| ￣ '´ ￣ //| :.:|:.:.:.:|／ これを『普通』と呼ぶなど、私は絶対認めんよ」
r= 二二≡ ヘ:.:.:.:.:.∨/ ∧:.:ゝ l ∧/ i:.:.:|:.:／
三二ミ ､///i∧//≧ - __ノ ￣ ､ - ﾝ / ///:.:.／
////{ ∨/! ∧/∧i//ﾍ ＼ -ﾆｧ ／!≠'､´ ヽ
////| ∨i| V∧ i//ヽ ! ＞ .. __ イ /j |//i i､ヽ
////ゝ､ ∨i ∨∧ﾍ //＼ ／ ｲ // ///j /∧ ',
////// ヽ |/ ミ_ ∨∧ ヽ////￣￣iﾝ´// // ////////! !
//////|/l !/////｀ヽ//ｾ=‐/////ム_ﾝ ,ｲ // /// /// |
- 228 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:17:34 ID:ARSIoJmg0
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_, -――- ､ ,_
, -" ｀ヽ､
／ ¨'.:...､_ ＼
.／ ／::::::::::::｀:::ｰ':::´::.､ ＼
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.／ /::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:ヽ::::::ヽ ＼
／ ... |::::::::::::::::::::::::::::::::､:::}:::ﾊ::::::＼ .＼
_,／ ,, /:... l::: l!::::::::::::::::::::::::::::::}:)ﾉ::::::}:::::::::＼ ＼
-''／ ,.'/ .::::_:_､ゞﾐ,ゞ;;_､_:､; :::: _;ノ_;;;..-ｧ:::::::::::::::＼ .＼
<" .／/ ,,:::l |:l ｰ,t;ﾃﾞ=ヽ｀',´=t_ｧ'ﾆ''/ll,:::::::::::::::::ヽヽ ＼ 「と、ココまで言えば、もうわかるな？
＼ .／ / ,::::::ﾍl::'l | l::}ﾉ::::::::::::::::::::ヽ ヽ ＼ 今回、お前のワガママを認めたのは、云わば試験石。
｀ / ,,ノ:::::::::::::::::l _ ' !::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l＞''´ 入速出やる夫という男の真価を測る為のモノだ」
〈 :::/::::::::::::::::l __｀ﾞ__, .,':::::::::::::::::::::::::::::::::::,／
＼ .:::: l::::::::::::::::::ﾞl , ,, ,. '::::::::::::::::l:::::::::::::::／
＼:/ {:::::::::::::::::::| ヽ､, _,ｨ' |::::::::::::::::::::l::::::＞'
_,,.....,,_｀ﾞ''ｰ=,__彡'','! ｀ｰ¨´´ .!_:::::::::::::_l.-''´
／;;;;;;;;;;;;;｀≧ﾍ;;;ヽ;;l;;ﾞ., !_;､｀ヽ''ヾ'¨ヽ
./;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;ﾍヾ;;;＼ '､ヾ;;;;ヾヾ'';;;;ヽ
/;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;/;;ヾ;;;;;＼ __ };;;;;＼ヾ;;;;;;|
./;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;|;;;;;;;ヾ;;;;;;;;＼｀______／;;};;;;;;l;;;;|;;;;;;|
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;l,;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;,,,_｀''´ノ;;;;;;;;;;;;;ヾ::::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;￣;;;;;;;;/;;;;;;;;;/;;:|
, "￣￣｀ 、
／ ＞ ､ _,...、ヽ
/ ／:::::::::::::ヾ:::::. ＼
／ .. ｌ:::::::::::::::::::::}ﾊ::::::.. ＼
／ / ｌ::l:::ゞ､::::::::::::::ﾉ_;;}:::::::ヽ ＼
く / ｌ |:ｌｰtﾃﾞヽＹ t:ｧ=ｌｌ:::::::::::＼ ＼
｀ / ノ::::ﾍ:ｌ , ｌ:::::::::::::::::::＼＞' 「あえてブツカリ合う事で初めて見えるモノもある。
＼ /:::::::::::､ ‐. ‐' '::::::::ｌ:::::::::／ チト古臭い手段ではあるが、ラル殿の薫陶厚いお前なら上手くやれよう」
＼ ｌ::::::::::|＼__ イ:::::::::::ｌ::＞'
―‐ ､二二ﾉ |-､―- ､
/;;;/;;;;;;;;;;;;,,ﾐ､;;;＼__ ヾ:;;ヾ:;;;;;;l
./;;;/;;;;;;;;;;;_/ };;ヾ:;;＼＿／};;;;ｌ;;;;;;|
/;;;;;;;;;;; ／､ 〈_;;;;;;ヾ:;;;;｀ ‐ ';;;;;;ヾ;;;|
_〈;;;;;;/;;;;;ﾊ ヽ Y｀´⌒};;;＼;;__;;;;ノ;;;/;;|
ヾ|;;;;〈 ､ヽ_ゾﾉ￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
|;;;;;;;{ '｀´ /} -;;;;;｀ ー--―';;/
|;;;;;j弋__ノ/;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;ヽ
ヾ;;;;ゝ-／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//;;;;;ﾍ
- 229 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:18:44 ID:ARSIoJmg0
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. : ´: : : : : : : : : ｀: ､
. : ´: : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
／／: : : : : : {: :i| : i : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:',
／／: :／: : : : : ∨ﾍ: |: :{: : : : : : :!: :.i: : :i:}: : : : : : : : ', 「そう。本来ならば、あえて藪を突く気はなかった。
｀ヾ:／／: : : : : :__!ミヾ: :ﾍ: : : : :从:ノ:_:ノﾉ: : : : : : : : : ':, だが、こうして機会が訪れた以上、これを奇貨とするのみ。
∨: : : : : : : :.{h!｀ヾえｱ乂:.:ノｨえア´!_: : : : : : : : : : : ':､ 入速出やる夫。その思想、新慈恩会にとって無害であれば、それで良し。
∨: : : : : : : Ｖi .:′ ﾊ） : : : : : : : : : : : :＼ だが、万一有害なモノであるならば………」
＼: : : : /:.:八 i .:. ,小 : : : : | : : : : : ／
＼//:./:.| ﾍ __`´_ ｲ/ハ.: : ｉ: :|i : : :／
＼: :| :|＼ ､ ／ ｲ .:|: : |i_:|i＞"
,rf777777777L...j｛ヽヽ _ イ ／ L.:j､＜.._＿＿___
//////////////,|:! ｀ー一 ´ ｲ////////////ﾊ
///////////////,|j､ ／i//////////////ﾊ
////////////////,| ｀ ー一彡' ﾊ//////////////ﾊ
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j//////////////////////,∧ ／/////////////////////////ﾊ
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. : :´￣ . : : : :￣｀: : . 、
／ . . . . : : : : : : :.:.:.:.:.:＼
／ . . . : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : .､
, ′ . . . : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:. : :､
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.: : : '.
/ . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.: : : : '.
/ . . : : i、: :、乂: : : :{: : : j!: :.ﾉ: :!:l:.:.:.: : : : :'.
／ . . : : : :从乂:＞､｀ソ ゝ:ノﾉイ__ノｲノ:.:. : : : : '.
／/ . : : : : :,小 弋¨えゞ、 /,ィえ¨才 从:.:.:.: : : : : :'. 「総ての責任は私が取る故、遠慮はいらん。
／／ . . : :/ . いﾍ : ムﾉ:.:.:.:. : : : : :'. 切れ。切って捨てい！」
／／ . . . : :// . : : |:.ﾍ ､; / Ｎ:.:.:.:.:.:.:. : : : :.',
ヽ . . : : // . . : : : :Niハ , - ､ /:.:.|:.:.:.:.:. i!.:.:. : . . :.'.､
＼. //:/ . : : : : :|:.:.: ＼ ｀二´ ｲW/:.:.:.:.:.:.:|!:.: : : : . . .:ゝ
ヾ.:/ . :i : : :i|:.:.:.:.:.:| 、 _ イ!.:.:.: |i:.:|i:.:.:.:.:|!i:.:.: : : ／
｀ ＜. ｉ|: : :.ｉ|:.:.:.:.:.:| |.:.:.:.:|i:.:|ｉ:.:.:.:.:|!::＞ "
｀ ＜:_ｉ|!＿:.:.j / |:.:.:.:.|i:.i|i＞ "´
__＿......,,,,r≦≠＝′ / い≦＜,,,_＿__
,イ//////////ﾊ､、 __ .... ∠////////ﾊ､_
///////////////ﾊ ､、 __ ノ _ .イ/////////////ﾊ
////////////////////≧==≦//////////////////ハ
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- 230 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:19:16 ID:ARSIoJmg0
-
┌─────────────────────────────────────┐
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└───────────────┘
┌───┐
└───┘
,,..-''"´ ￣￣ ｀ヽ、
／ '.,
/ ',
/ l
/ |
/ ,'
.／ ＼ ./
／ ｀ヽr ／ （一応、ステラちゃんに関しても内示を。
／ l / 海賊の残党が接触してこないか気を配る様に言われているが、
／ ', r .〈 これはあくまでついで仕事。
.／ lヽ ヽ.___丿 シンが付いている以上、俺が出る幕はまず無い）
.／ ヽ | ＼ r''´
.／ | | /´ヽ.__丿
／ ｀ヽ、 ./
￣￣ ｀￣￣｀ヽ
',
｀ヽ l
, |
,,..イ |
l _,,,...イ´ | |
ヽ、ヽ ＿_,,..-t''"´:::::::::::| l |
| ヽ:::::::::::::ノ / .|
ヽ、 ￣ ／ |
｀ | （そう。俺が集中すべきはターゲットを。
| 『入速出やる夫』という人間を見極める事。
.:::::...｀` ‐┴----_以ヘ‐-､ | その上で『切る』『切らない』を選択しなくてはならない）
:::::::::::::::::::::::::::::::::;/ｲ ´..:::::::::.ヽ、 .|
::::i;_;:_:::;_:::;, ィ'¨´::::::i:::;ｿ :::::::..＼ |
,r'-‐‐::'::::::::::::::::::::::::;ｙ' .::::... ｀¨`' ､. |
:::::::::::::::::::::::;:／ ..::::::::::::::￣｀ヾ､_ ｀'ｰ- .|
. ..:::::::::::::::::::;ィ'´ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::...`丶、 .＼_`マ
.::::::: ;:__;斗＞'´ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ
≧´ .....::::::::::::::::::::::::_;;;､ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::::::::;ィ¨´:_:_:i'::::::｀ゝ‐---ｭ､;::::::::::::::::::::::::::::::::
- 231 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:19:49 ID:ARSIoJmg0
-
｀丶＝二ー−＿、＿ 、 │ ＼
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;｀￣──＿＿二三三二｀＼＿」│ ‖ │
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:;:;: ‖ │
;:;:;:;:;:;:;:;:;: ＞ ─￣´二￣￣ 丶＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ /
＿／ ,ィ炙ノ ㌧ ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:│ ﾉ /
／／ ,彷/Ｏ ﾟ亥. 心 〉 ;:;:;:;:;: ﾉ／/− （『切る』覚悟はとうに出来ている。
く│ 以亥亥主主/! / ／／二 ムショで臭いメシを食う事も。最悪、死刑になる事もだ。
ｉ Ｗ圭靈圭' ,У / /／≡=、 だが切らずに済ます事が。この激情を抑える事が、俺にできるのか？）
ハ、 `冬圭竺才 ノ ;:;:;
＼ ;:;:;: ／
;:;:;:;:;:;:; ;: i.
;:;:;／:;:;:;:;:;:;:: i:
/:;:;:;:;: i!:;
|:;: ｉ!;:;
´￣￣￣￣｀`丶､
／ ヽ､
/ ヽ.
/ '.
/ ;
/ l
/´_.｀ー--､,,__ ｌ
' ,〃- 辷ｪｩ‐テゝ. ! ､＿,,,_＿＿ !
! ｀￣` , / '::メ卞ﾃ'メゝ､ i
! i ,′ `￣" ,
| ＿ / （いや、もう『出来る』『出来ない』という次元の問題じゃない。
i ／ / 『やる』しかないだろ。
i ｛ ; ｀ヽ / そうでなければ、今度こそラルさんに会わす顔が無くなるだろ、JK）
ｉ ＼__＿＿ ﾉ、 } /
i､ ヽ ＼＿__ ／ /
ﾄ､ ｀ / /
| ヽ､ ≡≡ﾐ､ 〃 /
! ﾐ ヽ. ´ ｀ﾞヾ '′,.ｨ
| ﾞ､ ヽ､ ,,.ｨ＜" i
! ::::::::::`ｰ=-;;;､＿,.,ｨ＜:::::/ |
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |
/ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'. ､
. / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ＼
/ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ヽ
- 232 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:20:22 ID:ARSIoJmg0
-
| ﾞ
i!､ i
|! ＼ i! |
! ､＿ヽ 人､__,x≦_ |
,: ￣ﾐﾍ !,彳¨弋_ソ ) | （………これが、ハンパ者と一人前との間に立ち塞がる壁ってヤツかよ。
| i ｀¨ ゛ '';:.:': . ! イイだろう。俺は必ず、この試練を乗り越えて。
ハ ( ! ､ : :; , 冷徹かつ正確にターゲットを観察し、その上でより良い判断を。
ｒ‐ ﾍ ー ゝ ＿__.ﾉ, ゛ 7 ﾘ ! 組織にとって、最も有益な答えを導き出して見せるだろ）
人 ｀ ､- ､｀ i! l .ｲ/
ハ ｀ -.､ | } ／ / { _
l ￣ |´ / ≠´ ￣~ |
} i! ﾑイ /
. { ｊ ´ /
） / _ -―-｀ 7
ヽ_ / 〃 {
｀ヽ / ´ ＼
,､ ｀l _ -- _ i! ／ ｀ヽ
. / ｀ ¨´ ｀ ｰ≠
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__,,,,.､､､ --──- .,_
／ ｀''ヽ､
/ ,.,.,.,.,._ ＼
／ { ,.／ ｀ヽ、 ヽ
l / ヽ-- ''" ﾞ､ ﾞ､
ﾉ ./ i '´ ___,. -─‐-､ < l
（ l _,,,,,,.___ l r',,. -o＝,.‐‐-ゝ! i
ﾞi ﾚ .,-o==ヽ `ー‐''" r' i´⌒ヽ {
ヽi ､`ｰ''"l i ﾞi } ﾞi-, l .） （見ていてください、ラルさん。俺はやりますだろ）byやらない夫
lヽ, / __ ／| }' l /
{ |` 〈.,,___ ,.-＜,._ ' `ﾆ7,._ノ / '-,
〈,l ,r'´ ﾞヽ､ ￣ `ヽ､___,.ノ
| L,,. -────--- .,ゝ ﾉ ﾞ､-､
ﾞ､ --- ／ ,,. -'"-'ﾞi
ヽ､, _,,. -'"_,,. -'" /´ ﾞi
ヽ､＿＿__ ,.-'"_,,. -'",.-'" ｀} ｀ﾞヽ l- ､
ﾞ､ ヽ,___,,. -'",. -'" ､___ノ ﾉ｀ヽ!,.-'";;;;;;;;;｀'''-
|ﾞ'i | r‐'',.-''"-/ ｀''ー ' ,.-'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 233 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:21:00 ID:ARSIoJmg0
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌──────────────────────────────┐
│ と、やらない夫が一皮剥け様と。 │
│ 猪武者から脱却し、勇猛な前線指揮官への道を歩み始めていた頃、 │
└──────────────────────────────┘
|ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| |
.／|:::::: | ／ ＼ | |:二二二二:|
.／／|:::::: | |二二二 | | |:::::::::::|:::::::::::|
.／／. .|:::::: | |ｌ| 人 |l| | |:::::::::::|:::::::::::|
.／／ |:::::: | |ｌ| 魚 |l| | |:::::::::::|:::::::::::|
／|／ |:::::: | |ｌ| 之 |l| | |:::::::::::|:::::::::::|
／／| |:::::: | |ｌ| 森 |l| | |:::::::ll::|::ll:::::::|
／／. .| |:::::: | |二二二 | | |:::::::::::|:::::::::::|
／／ | |:::::: | 0 0 | |:::::::::::|:::::::::::|
／ | |:::::: | | |:::::::::::|:::::::::::|
| |:::::: |＿＿＿＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿ | |:::::::::::|:::::::::::|
| 艸 ::|::::::／ __）''（ ＿ | |:二二二二:|
| 0: :::: 艸 ::|／ ／_（~~~）_／ :| | 。|。 |
:0 |::::艸:::: ::: |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| | | |
| ::::: ::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
:: 艸 ::|::艸:: ／
:::::艸:::: | ／
:: 艸 :: |／
:艸::: ／
／
／
／
【瀬戸組本宅の一室】
- 234 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:22:07 ID:ARSIoJmg0
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'''';;;;;;;;;;;;;,,,, '' |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ }} ∨:.:.i:.:.} ''';;;;,, '''''
:,,,;;;'''''' '''''''';;;;;;|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.⊥__,.. ノ i} ､..__ }.:.:.:',:/ '''';;;;,,,
''''''''' |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i 〃 ｀ﾒ:.:.:.} ,,,,,,,,,,;;;;;''''
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:斗‐≡ﾐ、 /L..≦ i:.:.:.:.:i
::::::::::::::::: .!: : .:.:.:.:.:.:.:.i / ￣ ﾐ ﾚ:.:.:.i : 「ねえ、アナタ。
::::::::::::: ;;'''''';;;;,,,, ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / /:.:.:.:.|;,,, コレは一体どういう事なのかしら？」
'''';;;;;;;;;;;;;,,,, '''' ∨:.:.:i.:.:.:.:.i ' / 〉:.:.:i ''
:,,,;;;'''''' '''''''';;;;;;,,, ∨:.:.|:.:.:.:.| ー-一 /:.:. :.:.:.:,' '''';;;;,,,
''''''''' '' ＼{{:.:.:.:.ト､. ￣ ／/ 〉:. :.: / ,,,,,,,,,,;;;;;''''
iﾍ:.:.:.', ゝ ー " /:.:.: / ::::::::
:::::::::::::: --―――-／ ∧:.', -- f==ﾐﾌｒ ⌒ヽ､ ::::::::::::::::::::::: :::::
:::::::r'｀ヽ､ / |. ヽi ┌───── .l ll ll ll l-─────┐,,
''' | 丶、 / i ｰ ヽ |─────. Ｕl lＬＵ-─────│ '
:,,,;;;i / ', __｀ ::| DNA鑑定書 ─────── │
'''''''', ＼ ｀'‐- 、 Ⅴ:::::: /|────────────── |
∨ ｀'、 ヽ _＞ ∨::::: v| 瀬戸 豪三郎 喜界島もがな |
.〉 `ヽ､く´ ∨::::::|────────────── |
〈 ＼ ∨::: |── 間柄：95.8％の確率で親子 |
ヽ ヽ ∨::|ﾆ二二二二二二二二二二二二二二|
岡山在住の某神主による巧妙な離間の策により、
友好組織の組長の命運が、ひっそりと尽きようとしていた。
∧/ﾚ'＼N/＼∧/L＿
＜ l L
〉 ⌒ 7ト そ
< r'￣） r'￣） Z
/ ￣＿＿ｺ L＿ ≧
/ ￣｀ ―― -､ ,- ￣ ⌒ヾ
L / _ { ∨ {こ } 「……………＼(^^)／（オワタ）」
{__ｱ } 廴ｒ―、＿,-く￣厂ヽ ノ
￣ ＿,イ￣ ヽﾉ 厂
「ー―‐― ノ
ー-lll⊥」‐≦
ｒ―,＿＞､,ｲ ｀ヽ＿,- 、
{l ﾚ | ノ
/￣ ,イ人_人,へ、 ￣l}
ー イ￣|￣￣￣ヽ`ｰ､ﾉ
L__⊥＿, -- '
ﾚ ヾ
- 235 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:22:38 ID:ARSIoJmg0
-
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::::::::::::::::::::::::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓:::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::┃ やる夫は魔星達の魁のようです 第二十九話 サティスファクション ┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::o:::::*:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛:::::::::::::::::::::*:::::::::::::+::::
::::::::::::::::::::::::::｡:::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::+:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::
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- 236 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:23:11 ID:ARSIoJmg0
-
┌────────────┐
│ 岡山県倉敷市遙照山の麓 │
└────────────┘
,;_,.-ｰ''"´｀ﾞ''ｰ-、 ,,,,‐'゛｀ﾞ''ｰ-、
,,,,-‐'゛;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,::.:, ｀ﾞ''ｰ-、 ,,,,-‐';';';';';';';';';';';';';';'｀ﾞ''ｰ-、
,,,,-‐'゛.:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、~ﾞ"'ｰ-,"'.:;ﾞ,`:;"､"｀｀｀: ~ﾞ"'ｰ- ';';';';';';';';';';,,,,-‐'゛:.:.:;,`:;,:,
,｀｀:'ﾞ":.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,::.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,~ﾞ"'ｰ- ゛:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,~ﾞ"'
":.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,,,、;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;'.:.:;,`:;,':,:;.、,"'.:;ﾞ,`:;"｀ﾞ''ｰ-、､
,ﾞ":.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,::.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:;ﾞ
''""ﾞ"｀､｀`、､:、'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:;ﾞ,`:;,.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:;ﾞ
,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､;:...:,:.:.､
:::....::::::........ . .::::::... .... ..:::::::lll:::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....::::::::::
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::: : : :. ... 卅|.:::: : :... . .:::: .. . .
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- 237 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:23:43 ID:ARSIoJmg0
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´. ＜レ¬ィ:::::::::::ヽ::ヽ
／:::／ｨ／ﾚ:::::::N::::l ､ﾄ::ヽ
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|::| /:;ｨ:::::::::::{ｒｆ磷|::∧:::l岱ｚﾊl::::::::::::|:::| 「まいったな。
|::|.ヽヽ l/ ヽ::::::::::!‐‘”l/} 丶l ￣´ l::::::::::::ﾄ:: こっから先は、車での乗り入れが禁止みたいだ」
|::| ′ |:::ｌ:::::ﾄ |::::::::::ﾉ
|::| ヽヽ ヽ从::|＼ (`_ヽ _|:::::|:l:| ┌丶r"ヽ
|::| ヽヽ｀ ﾞ ＞lヘ ｀＿ . ＜ |／l＾` ／ ||||
|::| ヽヽノﾞ'ー、 ー‐ /＼＿＿＿r--‐=~゛¨´￣i＿ソ￣"||||
|::| /＼＼:::::::¨¨≒........./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ. | ヽ///ヽ
|::| i::::,-＼＼::::::::::::::::::::::::::::::＿＿＿,, --=¨´￣￣ | /// | ヽ
|::| i/:::::::::::＼＼::::::::::::::::::::::/ ヾ三|／_ノ .ﾉ
＿__
,.-''"⌒''ｧ''"´￣｀ヽ-､
ｧ'´ .: ',､_｀ヽ
､/.:: .:: .: ｀ ｀ヽ',
7;ｲ.: .: /: ./: .: ',}
i/,'/ / /{ /{:.:: . .: .:: .: . '!
l1: {/;=ﾐl､l:i:.: ./,ィﾌ_,ィ./ ｜
ｊ ﾘ ゞﾋﾄ};i!: /'´;:ﾆ,.ﾞ7ｲ: !
/ ﾊ l ´ 'l { ヒて;ミ,': .: ｊ !
,/ ノ:::{ヾ ,' ヾ ￣ /:.: // 「ほえ？ どうしてなの、シン？」
〃 /:::::::ヽ ,-、 /:: /ｊハ
1/ｨ//ｒｲ.::ﾄ, ｀ _,／ ,.:'::: : ',
l' /ｸヽヾ/1 ー ''"／ _.: ,.ｲ､::::i:::: }',
., -‐''"ヽ { l / ,.:イ´,.ィ_;:イ{ﾊ!ヽ:i!::;: ｊl:}
-ﾍ __,.ﾍ ∨,-ｙ-, /／-ﾆ /｀ヽ､ `ｊl!:/.ﾘ
/ 「￣ ｙ'´ {'７ｒ'"ﾆ//7 ＼ ./'
/ } l/ /-''"⌒', 〃 { /ー ､ ,ﾍ
ｲ ハ/／ Y ﾚ' フ ',
. { / / } 丶 ﾉ,. -‐､ /／ ｒ'´ !
／￣￣＼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）|
. | （＿人_）│ 「たしかに妙な話だろ。
| ｀ ⌒´ | 神社って事は参拝客だって来るだろうに。
| | それが立ち入り禁止なんてナンセンスだろ、JK」
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
- 238 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:24:15 ID:ARSIoJmg0
-
/／ . ／レ::::::::::::::;:::::::::/:::::::::/::::::/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/´ ／／:/::::::::::::/l:::::::/|::::::::/|:::::::ﾄ､V:::::::;::::::::::::::::::::::::::::::
／ﾍ/::ｨ::::::::::::ｌ;::|=ｖ::/_ｊ::::::/ .|:::::::lヽ.|:::::/l:::::::/::::::::::::::::::::
／-‐ '´/:::::|::::::lﾍlﾃ.V气!:::/ !:::::/ｧzl:::/7::::;ｲ::::::::::::::::::::::
/:::::::::､:::ゝ 込Zｿ」:/ l:::::|彳 l旡ｌィ</:::::::::::::::::::::::
l:::::::;ｲ:::､::l l/ ｖ::l､込Zリ ﾄ/:::::::::::::::::::::::::
「えっと。パンフによると、 |::::/ |::::::l｀ ′/ ヽl ￣ /:::/::::::::::::::::::::::
傾斜がキツイんで普通車では無理らしい。 l::/ |:::::ﾊ /:ィ::::::::::::/:l:::::::/
この車なら大丈夫とは思うけど、 l/ l::::::ｲﾍ ヽ /´/:::::::::::/l::A:::/
ココから先は私有地だし、畑も多い。 ′ /:::/ |:::::ヽ (`'ヽ /::::::::.:/ ,‐,─────────,
多分、排気ガス対策もかねてるだと思う」 /／ .|:::从::ﾄ ﾆ´ -/:::::::: ::/.〃/ /
/´ . ｌ/ `l ､＿ -‐ /:/::: :.:ﾘ:〃/ /
_' ⌒ｿ /ｨ{::／ :.〃/ /
_ ´ く 〈 ｀"‐ :.〃/ /
_ -‐ ヽ ヽ 〃/ /
´ l | / /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ 「なるほど。そういう事なら仕方ないだろ」
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 「ありがとだろ、シン。
| ｀ ⌒´ﾉ ココから先は俺一人で行くだろ」
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 239 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:24:47 ID:ARSIoJmg0
-
／/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::::::::::;::::::::::/:::::::::::::::::::::::. :::::::::::::::::::::', ヽ::',
, /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｨ:::/|:::::::/:::::::::::::::::::::::::::.:::::::::::::::::::::::'､ ヽ:'､ ,
｀!::::::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::///‐ｌ:::::/|::::::::::::::;::::::::/!::::::::::::::::::::;::::::::', ヾ', ／
. !::::::::ｌ::::::::::::::::::::::::::::::///=ミ|メ､ｌ::::::::::::::ｌ::::::/ !:::ｌ::ｌ:::::::::::::ｌ::::::::::ｌ _ﾘ′
..ヽ::::/!::;ィ:::::::::::::::::::::/〃ｒ'"_,ﾊ ﾐｌ::::::::::::/:::::/ !:;ｲ::ｌ::::::::::::ﾄ;:::::::::!´
｀` ｌ/ ｌ::::::::::::::::::::::| ､ゞ:::::ノ ｌ::::::::／!::::/≡ﾘ､ｌ::ｌ:::;:::::::ｌ ｌ';:::::::ｌ
', ';:::::::::::::::::::::ｌ ￣´ /::::; ' ｌ:ｲ‐''ｼ｀/:::ｌ/!::::::ｌ ヽ';:ｌ;::ｌ 「って、チョっと待てよ
', ';:::::::::::::ﾊ:::'､ /:::/ ﾘゞ='-/::::::´::ｌ:::::/ ｌﾊ!ﾘ お前の腕を信じないワケじゃないが………」
ヽ >, ヽ:::::::/ ヽ::ｌ /／ ｌ /:::::::::::::::::/ / }､
', ｌ / ', ヽ::ハ ヾ､ '´ _,. ,ｲ:::;ｲ::::::::::/ / / ＼
.ｌ ! , ' __ ', ｀_..＞､ -＝ｯ｀_,,.. イ､!/ ハ:::::// /＼ ＼
.ｌ ∨ ／ ヽ,ｌ<´ /:/＼ ´,. ‐'´ | 'ﾘ / !::/'´ ノ ｀ヽ､ ＼
.ｌ/ / ! ヾ:::｀ヽ/:/ ｀ '' ´ !｀ヽｌ ｌ/,.-'"´ ＼ ＼
.| /! ｌ ';::::::::::/￣￣￣￣￣￣￣ヽｌ ヾ/'´ ＼ ＼
/'´｜ ｌ ';:::::ｆ´----ｧｒ-''"￣￣｀ヽ､ ! ∧ ヽ
! | /:::::::'､ / ｌ ! __,,,..-1ﾉ / / ! ＼
ｌ ! /:::::::::::ヽ / ! ｌ −''´,.-‐''" ／／ / ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
.| （ ●）（● ） |
.| （__人__） │
| ｀⌒ ´ | 「いや、心配は無用だろ。
.| | 俺は殴り込みに行くワケじゃないだろ」
r､ r､ヽ /
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ
/´ /,1 | |
＼ ノ .｜ | |
＿＿
／ .／}＼
／ ,r'"／ .＼
ハ / / ヽ、 ／"i
.ｿ ﾉ / / （●／ ..,ｨ´ 「カタギとは言え、７００年以上の歴史を誇る武門の一族。
| ﾚ' '- '~ ／..|_ それに、伝え聞く話を総合するに、話の通じない相手じゃないだろ。
l ｔ".,.-┘.) コッチも作法に則り、今日の所は宣戦布告をしてくるだけだろ」
. ', ､-ｰｒ'､
.＼ ゛''´.ﾉ
） ／｀´
/ ／ヽ
. / ／ │
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） 「向こうが受けて立つなら、それで良し。
| ｀ ⌒´ﾉ ラルさんの仇とはいえ、向こうも妹を取り返す為にした事。
| } ＼ 武闘家同士の果し合いという形で、敬意を込めて打ちのめして………
／ヽ } ＼ 半殺し程度で手打ちにするだろ。
／ ヽ､＿＿__ノ ） ぶっちゃけ、これが一番理想系。遺恨を残さない決着だろ」
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
- 240 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:25:20 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿＿_
／ .r┐ヽ「|
／ r-､ | .| ./ l lﾞl
. ／ .__,ノヽ ﾞ､_,ﾉ '-' .|,,/ |
｜ （●）ヽ ﾉ ´/ 「果し合いを渋る様なら………
| 〉 〈_,,.-､ ご家族には悪いが、少々煽らせてもらうだろ。
.| （__人{ .r''´ 具体的に言うと、俺みたいな若造を恐れて『逃げた』という噂をバラ撒くだろ。
.| ´ ⌒| _,.-i'´ 向こうもメンツがある。これで十中八九乗ってくるだろ」
. .{ l-‐'''''''ｰl }
｛ . |´￣￣｀`l }
{ .| |.}
＿＿＿
, ｀ 、
,. ' ＼
/ ヽ
i ..l
i ,_ .ー‐ =一 . !
i ＿ノ _ ≦=tzﾝ=' ...l 「コレも通じなかった時は、もう相手を武人とは思わない。
.l ' _ﾆｨﾁﾌ ニ ..l 手段を選ばず使命を果たすだけだろ。
l ￣ i ヽ ..l この場合は、俺のヤツに対する評価は大分辛口になるが………
.l l 人 _ノ l うん、むしろ好都合だろ。手を下す際の、良心の呵責度的に考えて」
.! ー＝=―' /
:、 '. ー‐ ' .:/ l
、:. :. :/ .l
lヽ. :.. :: : :.. :.／ . lへ、
／ l ー―‐' l ﾍ｀ゝ、
__/ :::l 、 . . . . t、/ ヽ 、
人 ::l : .: .:: / i: }:::ヽ．＿
／::/ _:::l : : : :.:: / , 、 ｀ヽ.:::::::::::::::::::::::::...
ー':::::::::::::/ ／:::l ヘ＿ _ :, : _ _ :/. ／l::::ヽ l::::::::::::::::::::::::::
,‐‐:::::::::::::::::::::::::::::/／::::::: lー _ヽ ‐: :' / 〈 .l::::::::＼ﾉ::::::::::::::::::::::::::::
{:::::::::::::::::::::::::::::::::':::::::: :::::::l ﾍ :. / / .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 241 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:25:51 ID:ARSIoJmg0
-
ィ／ /:::::::::::::::::::::::::::::::/ﾚ::::::::::::::::::::::|∧ V ﾄ:::ﾍN:::､::::ヽ
´／/:::::::::::::::::::::::::::::::::l/::::::/::::::/::::::::::::ヽｌ, |::::::::::::::::ヽ､:ヽ
く. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／|:::::/::::::::::::::::::::｀l::::::::::::::::::ﾊ ヽ::'.
7::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:/＝!::ﾒ|:::::::::::::::::::;l::::::::::::::::::::::::ﾊ ｀ヽ
|::::::::/:::/::::::::::::::::::/lﾅ≠lィ､|::::::::::l::::::/」::;l:::::::::::::l:::::::ﾊ
. ＼/l::;ｲ:::::::::::::::::〃 ｆ_,ｒ‐'}iﾄl:::::::::;l::::ムｊ/ﾞ|:::::::::::::l､::::::ﾊ
ﾞl/ |:::::::::::::::::::|ーゞ=≦/::::／ !:/ｆｳカi|:::::::::::::|丶::::::! 「……………」
∧ l::::::::::::::l::::|三 /:／ニ lﾍｆ≦〃:::::::::::::′ヽl::|
ヽ ∧､:::::::::∧:::､ /:/ ﾆ| ミ/:::::::::::::::/ l｀l
ヽヽ. / ∧＼::∧ ＼l /´ __, /::ｌ､:::::::::/
| | / ,､ﾍ _`l_ へ. -= ， .イ l:/∧::::/
| l' ／ ﾍ l＼ /l ＼ ミ｀＜ ｜ｊ' ! V
|´ ヘ ｀l::::::`く/＿__￣＿＿＿ ! |
|/｜ l ヽ:::::/＿＿＿＿＿＿ ｀| /l
' | | /:::::{ ,/ || >| /∧
. | | {:::::::::ヽ /| || ニニィ／/ /
＿_＿_ ミ ━┓
／ 〜＼ ┏┛
/ ノ (●)＼ ・
| (.／) ⌒）ヽ
＼ （__ノ,.<))／;､ 「ん？ どうしただろ、シン？
＼ / ／ '‐､> 鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔をして」
｀＼＿_ｌ ´ヽ〉
,ﾉヽ､ﾉ __人〉
, ／'"|::::_/ヽ. /:::::ﾂﾞ!:ﾞ､-､_
''":::::::::::/´∨/`ｰ'〉 7:..ヽヽ:.:|:::::ﾞ'ｰ､
::::::::::::ｙ′.: ',ゝ､_/::＼:.:.:| |.ｲ:::::::::|:::!
::::::::／: :／/: : : :|::::::::ヽ::|/:i::::::::::::i::|
- 242 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:26:24 ID:ARSIoJmg0
-
／::::::／:::::::::::::/:::::::|::::::::::::::ﾄ､:::::::::l;:::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::|
＿／::::::::::::::::::'::::/:::|::::::::::::::l=ヽ::::::|ﾍ::::::::::l:::::::::::::::::::::::〈
/:::::::::::::::::::::::l:::/!::::::､:::::::::::l-‐≧:l≦､::::;;l:::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::/::::::::::::::::::|::ﾚ|:::::/ヽ:::::::::V ｆ´,ｒﾍヽ|:/ l:::::::::::::::::::::::､:::l
:::::ｲ::/:::::::::::::::Al=|::::|､ ヽ:::::::ｌ_≧≦- l'＾/:::::::::::::::::::::::::トl
::/,':/:::::|::::::::::|ｲ,ｆ|::/} ﾉ ヽ::::V／彡三/:::::::::/:::::::::::::::::l
///::::::::|:::::::::lﾍ‘l::ﾚ ヽ:､ /::::::／::::::::::::::::::､ヽ
//|::::::::::l:::::､::V/ﾍl ヽ ｀ヽ /‐ ´ ヽ:::::::::::::::::| ｀＼
「いや、驚くなって方が無理だろ。 /. |:::::／ヽ::::｀:ﾆ=- 'ｒ. =- ﾊ:::::::::::､::l
一体どうしたんだよ、やらない夫？ l:::/ 丶:::|::､ ‘, -‐ ' ﾊ:::/＼トヽ
お前がそんな、理詰めなセリフを吐くだなんて。 |/ l:∧::＼ - //| ｖ ＼
何か悪いモンでも食ったのか？」 ′ l' ＼::＞ . _ ＜ //. | | 丶
ｒ…¬ `＼ ｀¨ 、 / | | l
| ﾄ､ ＼ ﾍ. ｌ ｜ | ∧
V.ﾍ ヽ ヽ , | ｖ ｖ |
V l ヽ ヽ. _ｊ ､ V ｖ . ´}__
ｖ l ＼ ＼∠ -―… ／￣￣ﾍ ∨ ／ ｀ ､
_| | ／ >／:::::::::::::::::::／ ／ . ヘ.__／ ｀"‐- ､__
＿＿ イ | レ彡'´ /:::::::::::::::::::::/ / / ／ ＞…
´ ／ ／ レ' / /:::::::::::::::::::::/ / l ／ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 「って、余計なお世話だろ、JK」
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| |
- 243 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:26:57 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （⌒ ）（⌒）
| （__人__） 「まあ、今回の仕事が上手く行けば、いよいよ俺も正式に組に入る事になる。
| ｀ ⌒´ﾉ いつまでも学生気分じゃいられないって事だろ。責任問題的に考えて」
| }
ヽ ﾍミ|
／,` 、` -`,--` ,
＿＿,---/;;;;;` `-,-/ニﾆ |
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,＞、 /::l,_l･ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::＜:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::＼|:::|`-‐'/::ヽ::::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;::::: `l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
／￣￣＼
／ ヽ_ ＼
| （⌒ ）（⌒）
. | （__人__） 「そんなワケで、二人は先に町に出て、市内観光でも。
| ｀ ⌒´ﾉ ついでに、今夜の宿を取っておいて欲しいだろ」
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
_,,,,ノ|､￣／/／/ ＼、
_,,..r''''"/ | ＼`'／ / | ￣`''ｰ-､
/ / | ／＼ / ／ / ヽ
ﾉ | ＞ |／）::::/＼/ ＼ ノ ／}
{ | { | ,r":::ヽ / / / // ハ
／::::::::::::::::::::/::::::;i:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
/::::::::::::::::::::::/|:::::::八::::::/!:::::::::::::::::::::::ﾊ
/:::/::::::::::::::∠. N::::|'´ ゝﾑ|イ:::::::::::::::::::::ﾊ
|::ｲ:::::/:::::::ﾑ==､W::| 〃i_ノｔｊ|::::::::::::::ﾄ､::::::|
|'/::::ｲ::::::::{代ノｊ ヽ:| ｀￣/:::|::::::::::ﾄ }:::::!
/／ '::::::::::ゝ￣ ! ｀ /::;;ｲ::::::::::iﾝ:|､:|
「あ…ああ」 /´ |::::::/l::::ﾊ 'ｒ. =- '´ |:::::/!:|::ﾄ| ﾘ
|::::/ }:::/|:丶､ ´ .ィ:::/_」从!＿_
!::{ /'´ |:::/i ＞ __ ..彡l／ .........＼
ﾍ:|. ヽ{ i'´-‐／ . -‐ ￣￣ ヽヽ
` ／ ／ ／ ＿＿ ﾊ
, ' .／ . ´ . -‐ ´ ｀ヽ 〉
／／ ／ ／ }〈
／ { ／ ／ / . -‐ ￣｀ヽ | ﾊ
{ ｊ {／￣ { ／ ﾄ | ﾊ
- 244 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:27:28 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
l （__人__）
l ｀ ⌒´ﾉ 「あと、コレは言うまでもないと思うんだが………」
| |
ヽ l
_,ゝ､ _,ノ
,､-='l ＼_,ﾝ g<＼
/ ＼ └〆＼ i=i|＼'＼
丿 ﾞi ＼ ＼=il / i!
l l ＼＼| /＝|l
| | ＼i/ ||
, r ' ⌒ ヽ､
. ／ ヽ,
/ ,，ヽ､_ヽ
. | __,ノ 彡（○ ）
| （○ ） 彡 | 「部屋はチャンと三つ。最悪でも男部屋と女部屋の二つ取れよ。
. | 入,__） 俺だけ別の部屋だった日には、ターゲットより先にお前を始末するだろ。男の嫉妬的に考えて」
|. ﾞ'ｰ'´
. | ﾞヽ､__ﾉ
ヽ､ ﾉ＼.
／::ヽ､＿ ／ﾉ:::::|
. /:::::::,::::＼ゝ､◇ノ::::i:::|
. |:::::::::|:::::::::＼¶/::::::::|:::| ,. イ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜ヽ
. |:::::::::|::::::::::::::::|::::::::::|:::| , イ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :::::ヽ、
. |:::::::::|::::::::::::::::|::::::::::|:::| ／ /::::::::::::::::::::::::::::::. :::.. :. ::::::.. ::.. : ::ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::. .::::...:...::::..:::::..:..:::::. :::::ﾍ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..:､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
,':::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::!､::::::ヽ、:::!;::､::::::::::::::::::::::ﾊ'ヽ、
!:/:::::::::::::::::::::A:::|!::::::! ヽ;:::ﾊﾆﾚ=､ﾄ、:::::ﾊ'ヽ::::ﾄ:l
i |::::;:::::::::::::::::|=ﾘﾐ､::::! `ヽ:::ﾚ'｀} ﾉ !::::::::ﾊ,ﾉ:::从!
l:::{:::!::::::!ヽ::l 辷ハ::!, ヽ:!￣´ !::::::::!ﾊ::!ヽ! i
ヽﾊﾄ､::!;:::`ヽ. ヽ l !!::::::::ﾄ､i!
ヽヽﾊ::::ﾊ, ヽ_,.....、 ﾉ!:∧/ Y`ー‐ ' ´ ￣
「って、するかよ、そんなマネ！」 ',:::/ヽ、 ∨/´ .ヾ ./ﾘ /' .}
iｲ:::::::i＞.､ヽ==彡／ /' ,'
／.ﾘ｀ヽ::!! ｀ー＜ .//.Ml ,'
,/ ｀L、 ',i ヽ、 ヽ、´/
/ ｀丶､',`ー‐.'´ ／ ／￣￣￣
,' ＼ イ .／
i ＞.' ヽ i､ `i!.∨
- 245 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:28:01 ID:ARSIoJmg0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌─────────────┐
│ 柾木神社の入口にある鳥居 │
└─────────────┘
||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
||＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿||
| | || 柾 || | |
| |_.. || 木 || .._| |
. |￣| | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣..| |￣|
. |＿| |,_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,| |＿|
| | | |
| | | |
| | | |
| | | |
| | | | .ノ ､ 、
| | | | ● ●） l
| | | | （人__） |
| | | | ヽ ノヾ
| | | | '" / ヽ
| | | | "（| |_）
| | ｜ | | |
...,,,.,.:;,...,,,..| |...,, ,.,.:;,...,.. ,.,.:;,.. ;,,. ..,,..:;. ..,.., ,;..| |.,... ..,,..,, .,... ..,,..,, し .Ｊ..,, ,.,.:;,...,.. ,.,.:;,.. ;,,. ..,,..:;. ..,.., ,;.
- 246 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:28:33 ID:ARSIoJmg0
-
, -―- ､
/ ＼
/ ＼_ |
(●) （●） | 「やれやれ、ようやく鳥居が見えてきたか。思ったより大分歩いただろ」
(_人__) /
l｀⌒´ /
| ヽ
__!､＿___／ ＼
／､ ヽ r ､ ヽ
ﾊ ヽ Y｀l | > Y
{ ヽ_ゾﾉ | ﾚi i i}
｀¨´ ヽ ハ `'''
> / ﾍ
/ /ヽ ﾍ
_,/ / ご_ノ ﾓｷｭﾓｷｭ
（ ヽ /
＼__ノ
／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼
. （ （● ） |
. （人__） |
r-ヽ | 「鍛えている俺だからイイが、
（三） | | 山道でこの距離は、普通の参拝客にはキツイだろ。
> ノ / せめて送迎バスくらい出すべき………」
/ / ヽ /
/ / へ> <
|＿__ヽ ＼／ )
|＼ ／|
| ＼_／ |
. ／￣￣＼
. ／ ＼
. | _ノ ヽ､. .|
. !. （一）（ー） ｜
, っ （__人__） | （って、ナニ考えてるんだ、俺は。
. / ミ） ｀⌒´ / それこそ余計なお世話ってモンだろ、JK）
. / ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
- 247 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:29:05 ID:ARSIoJmg0
-
.,､-ｰ''ｱ:;､-'/ ,,､-'７ /￣/＿
ﾉ ／／／/了 / ／ ,-ｰ―" ＿＿/
.ｲ i::/ / / / / ,r',,,,,､- ｧ／-z''" /
,| ノ:ﾉz''"/／ ,,､-ｰ ''" ,､-ｰ''" ／／/ /
,ﾘ /;;;､-''了 / ,､z''"／| / |／ ./ / .／＼
i ,､-ｰ' '"／ ／ / / /／ ＼／;;､-'/
/ 「" ,ﾉ ／ / / ､-",､ '
/ / |/ ﾚ ／ ／
| | | ／
|／ ﾚ"
＿_ ━┓
／ 〜＼ ┏┛
／ ノ (●)＼ ・
. ｜ (.／) ⌒）＼
. ｜ （__ノ￣ ＼
＼ | 「ん？ なんだろ、この轟音は？」
＼ /
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼
./ / |. ＼ソ
（ y' .|
|￣|
＿ l二 ﾌ／⌒＼ ,ー―-- ､..__ ｎ. ｎ.
／／／＼ / ﾚ ／｀ヽ | 'ー―-- ､..__/ |! |!
|／／／ヽ ヽ ﾉ / / / |! |!
|／ ｜｜ ￣|__| ∠_ノ o o
/ /
ﾚ'
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） |
. | | 「って、ドップラー的な悲鳴まで。
| | 一体ナニが起こって………」
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
- 248 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:29:37 ID:ARSIoJmg0
-
, '´ ,. ､
' ﾞ!
／, j}
,. -−／／ 〃 ,､、
_ｘ‐' ヽ //イ ゝ
(´ゝイ （;;:: l／ // 人｢ ⌒i;
/{ﾍ!| ／ / ィ´ !|
.i ^⌒ ....::. _,ノ‐-､、 厂了 ,!ﾘ
！ ..:::::::::::::::. `く ,) //,
`ー-r-､::::: i／ ｲ//
_／ _,.ゞ ｀ヾ／／
｀ヽ''´ ＼ ／／ ┐
＼ ／／"-‐､|
` ー≠ィ彡彡"
丶、＿ ,,..-=_彡'"
| |! ｜| | , -､／／
＼ ! | || ｜| | ） `-､,､ ／／
/￣ ~/ ＿＿ ＿＿ | | || ｜| ! ） `-､,＿
. / /_＿_./ // /＼ | | || ! l | ,/ _)
/￣￣ / // / ヽ | |! ｜| _ ,／ , ''¨ ／
. /＿＿ ＿_ / // / ヽ |. || | ! (__, --― ､_ ／
/ / / /._Ｍ//_Ｍ/ ヽ | || ｜| ／／f ＼ /.／／
/ / / / l | || | ! { }. | ／
. / / / / ! ! | | ／／ ゝ _ .|.J
/ / / / ! ! ／. ｀'-､,＿___.ノ.
. /μM/ / / ＿ ＿ ＿ ヽ | | ／／，･･¨¨ ／／
/μM/ / // // / ヽJ ． ，； ／ ／
/M//M// / ,_≧ 。
/ / ≧
/M/ 〜
- 249 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:30:09 ID:ARSIoJmg0
-
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／ ﾟ ＼
／ ; ゜ ° ＼
l U ; l⌒ '"⌒ ヽ、
| u. ; |ｰ ＼
! u. _ノ′ヽ､__ ∪ ,; ＼ ,rｰ､
ゝ｡(（-‐） （ｰ-）)::｡ i'′⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ ヽ
＞（ ヽ'"（__人___）"'__ ,ノ ヽ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ
.´￣ ﾚ´(_＿,,
｀ヽ..,,r‐- ..,, て￣
⊂⊃ o `ー一” 。
⊂ニ⊃
＿＿
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..:………。..:.::..:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ
::..:..:..:/::.. く
.::..:..: |::... ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)
／￣￣＼
／ ＼ 「い…今起こった事を、ありのままに話すぜ！
| u | 恩人の仇を撃つべく、果し合いを申し込みに来たら、空からその仇が降ってきた。
| ヽ ノ u ｜ それも、俺がやろうとしていた半殺しより、２割増しは酷い状態でだ。
／´ fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ, | 何を言ってるのか分からね〜と思うが、俺だって何が何だかサッパリわからない。
/' ヾ| .（__人__）⌒`/ | 超スピードだとか、催眠術だとか、そんなチャチなものじゃ断じてねえ！
,ﾞ ／ )ヽ(,｀⌒ ´ | | ヾ、 もっと恐ろしいモノの片鱗を味わったぜ」
|／_／ ﾊ ／:} V:::::ヽ
/／ 二二二7 ／u' __ /:::::::/｀ヽ
/'´r -―一ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼ ※第１３話の時とは違い、今回は各種資料に目を通して。
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ 簡単なプロフィールと共に顔写真を確認してきているので、
ﾉ ' / ノ:::::`ー-､___／:::::／/ ヽ } チャンとターゲットの判別がつく人。
_／｀丶 /::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::... ｲ
- 250 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:30:41 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） 「って、ノンキにベタなボケかましてる場合じゃないだろ」
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_| 「えっと。この場合、俺はどうすればイイだろ？
.| （ ー）ヽ ヽ ………少なくとも、ケジメを取った事にはならないだろ。
.ﾉ| U （___人_＼＼__ だが、仇がこんな状態では、流石に何もできないって言うか、
／ | ｀⌒（⌒_ ＼ やったら最後、卑怯を通り越して人として拙いレベルだろ」
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
, ｎ ／￣￣＼ .ｎ
. / / ｊ.´_ノ ヽ、u'l lヽ、
/,ｲ / （○）（○） .ｌ i i i
〈 .ｒ {u （__人__） .i. } } 〉
', ｉ. ', ｀ ⌒´ / / 「ああもう！ いくらなんでも想定外すぎるだろ、常識的に考えて！」
.i l. ,' ./
. ヽ､_.ｲ、. 人 ﾉ
ヽ 〈_ノ ﾉ
| .／
| . |
- 251 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:31:14 ID:ARSIoJmg0
-
∩
|| ／￣￣＼
|| ／ _ノ ＼
／〔| （ ●）（●）
〔ノ^ゝ （__人__） 「と…とりあえず、まずは１１９番。話はそれからだろ」
ノ ノ^,- ｀ ⌒´
/´ ´ ' , ^ヽ } ﾌﾟﾙﾙﾙ〜、ﾌﾟﾙﾙﾙ〜
/ ﾉ'"＼. ⌒
人 ノ ＼／,＿ __ノ
/:::::＼_／l:::::::＼ｰ-.,ノ､ﾞ,
,/::::::::::ﾉ::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ
＿＿＿__
.。 ／ ＼
┃ i ヽ
.,-' ,‐ｉ" _ノ ヽ､_ i
./ //´l （ー） （ー） i
.l '-;;;;l （__人___） i
l │;;;;｜,,'｀⌒ ´ i
l ＼⊥ ,i
/ / ｉヽ, /
.,､ ｉ .' ／,‐'.l＼ ／l )),
.l ＼ .ｉ､ ム ｀‐､_｀￣￣´-‐'´ .ヽ
.l ｀‐-'ｉ _.-ヽ .,-､ｉ ｉ,‐､ . / .｀‐､_
.l .ｉ l l l l l / ｀‐､_
.l .l .l/ ヽ ,' .l/ , , ｀‐､_
/l .l /‐-l . .,.' .,' ,-‐｀ｉ
. ｉ.,' .l ､ l;;;;;;;;l ' , ' ,.' .,.' .ｉ
. / .l ､ l;;;;;;;;l , .' ｉ ,.'
∩
|| ／￣￣＼
|| ／ u_ノ｀ ,,＼.
／〔| （ ◯）（Ｏ):
〔ノ^ゝ u （__人__）
ノ ノ^,- ､｀ ⌒´ﾉ:
/´ ´ ' , ^ヽ; ﾞ⌒}: 「って、圏外かよ！」
/ ﾉ'"＼ﾟ " }:
ﾉ ノ ＼／ ノ: ｉ |ｉ |
./ _/ ヽ | || | |
| ﾉ ＼ || |i
| | r ＼ ||i
| | | ＼
ヽ＿_ノ ｢＼ ＼
| ﾉ ＼ ＼＿
| /||| l ＼_, ｀ヽ
|| / | ||| | (＿つ￣と_ノ)
- 252 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:31:46 ID:ARSIoJmg0
-
ｌ ハ ,/＼ | | |__| | | | / ｒＶ
V Ｖ |/l＼. | | | | | | l / /Ｖ
| /＼_ |r‐' ﾉ ヽ｀ｰ､ .! ｌ ／/V
ﾚ | /ヽヽ＿｝´￣￣￣｀ヽ＼| l/| /
ﾚ Ｖ Ｙ r'￣￣ヽ-､ |ﾉ l "
lｺ{ ﾉ⌒ヽヽ |
_／ ｀ｰ―'´ ', | .|
| ｜l ＿＿ ｊ
| ＿＿＿＿ ,j l|丁l 「ヽ!
ｖ´￣:::::::::::::::::::::::￣｀ヽ| | |-|ｌ. ｜
｀ー――――――┬' ﾉﾉ-||__ !
Vl￣j⌒lヾ> ｶﾂ、ｶﾂ、
/l／弋ﾉ｀ヽ〉
l/ ＼
｀ー‐-----―
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.､ ／ヽ／〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
＼／〉 ／:::::::::::::／＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ＿_
､ V ＼::::::::::/: : : : :＼二二二二マ／⌒ヽ:::::::::ヽ ／ ／
/＼ Ｙ::::＼ ＼_/: : : : :,ィ: : : : : : : : : ／ : : : : : ',￣｀ヽ／ ／
ヽ/, -─-､ヽ ／′: : : /: : : : : : : : : : : : : :ﾍ: : : : i:＼: : ＼′
::Ｙ ／ﾉ ヽ{._/: : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : V : : |: : :＼ 丶＿＿＿__
{.{__. ¨´ }/: : : : :/: / : : : : : ｉ : : : : |: : : : Ｙ: : |: :＼: :ヽ .廴＿＿,ノ
圦ﾉ ,. /|: : : : : | /: : : :,ｨ: : |.: : :.|: |: : : : :|: : :|: : : |ヽ: |/
Ⅳヽ ／___／:.| : : : ¨T: : ､／/:.:/|.: : :.|: | i: : : :|: : :|: : : | V
＼:::::::|:::| : : |: : :斤=‐-x X_／/: : : /斗匕: : |: : :|: : : |
＼::Ⅵ:.:.{ |: : : :| トｲ:::r}ヽ ./:.:./}/x‐=ﾃ示ナ: /l : : :| 「（フゥ）良かった、思ってたよりは飛んでなかったな」
＼|: :.｀|: : : :|弋辷ｿ 厶ｨ fｲ::r/:.:.／:.:/ :l: : : |
＿八:.Ｙ|: : : :| , ｰ‐'.／: : :/ |: : .′
/ : : : : : l:| : : l:|､ r==､ /: : : :/ :|: /
__{: : : : :イ: l: : :从 ｀ ､ ー' .イ : : : :′ :ﾚ'
／／二二ヽ: : ＼: 仆ｰ─┬┐´: :./:/: : :／
／::::::::::::::::::: Ｙ{⌒{ヽ|::::::::::┃:::Ｙヽ/:/: ／＼
:::::::::::::::::::::::::∧〉 ＼::::::::: ╋::::} }:/／:::::::::::＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ、＼
| （●） （●）.|
. | （__(⌒.) | 「おっ。お嬢ちゃん、イイところに来ただろ………」
| ｀/ / (⌒)
. ヽ / / .／ ／
ヽ/ /／ ／
/ こ二二⌒)
| ＼
| |ヽ .＼
（.__）
- 253 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:33:07 ID:ARSIoJmg0
-
ー―- ､: :, イ /: : : : : ,.ヘ: : ヽ: : : : : : : : : : : /: ,.へ: : : : : ',:::::::::ヽ ',::::',
／ ,': : : : : /:,: : :＼: : : : : : : : : : : : ／: : : ',: : : : : ',ーー- ､イ ￣￣
イ￣!./ ,' : : : : /: :!: : /: : : : ,: : : : 、: : : : : : : : : !: : : : : :', !、:::ヽヽー----
＿ i .!: : : : :,': : !: : !: : : ! :!: : : : :',: : : :､: ',: : : :!: : : : : : ! `ー' ! !::!
／, イヽ、 i: : : : :i: : :!: : !: : : !: !: : : : : :! : : : !: i: : : :!: : : : : : :! X r,i-----､
／ , イ /ゝ、＿!: : : : !: : :! : i! : : i!: !: : : : : :!: : : :!: :!: : : !: : : : : : :! X /＿_. ＼
/ , "/: /./: : /!: :!: : !: :i:',: :',: :!',: : i!: !: : : : : :!: : : ,': :i! : : i: : : : : : :i‐--イ /::!ヽ ヽ
/ : ,': / ,': : :/:i : !: : ': ､≧､:ヽ!_'､: !',:!,: : : : /.!: :/!: /i:_:_: ! : : : : : ,'::::::::::/ /:/ ＼
i: : i: :! .i: : :ﾊ: ',: !: : :',:ゞ ん斧,!ヾ;:::::',: : :/ィ斥示斧 ｱ./: : :i: : :,':::::::::/ /,ｲ 「あっ。誰が『嬢ちゃん』だって？」
.',: :',:! !: :,'､i: :i,':! : : ヽ', 弋Z汐...::::::::::ヾ':::::...弋Z才::::::/: : :/!:_:,-､::::/ ｲ'
ヽ:'! i: :i. ',: !,:i',: : :i: '､''"""""""""""""""""""ﾞ'''/: : : :/;;;;!;;;;;!, イ
',:i ',:.!',i.',: :', : ヽ、 ' /: : / /;ヽi;;;;;;|
',! ヾ '! ', : ', : ',: : . 、. ＿ , イ/: :,.ｲ: /ヽ;;;ヽ;;i
, --,.イ::ヽ､_, イ＞､イヽ:',､ ',: : : : ＞ ´二｀ ＜-､: ,ｲ:／!;;ヽ ';;;;ヽ;;ヽ!
.ｲ: :/: : : : : ／: : :, ----- ､:ヽヽ/:::二:::￣:::::::::::::::i､'／: : !;;;;;;! 〉､;;;ヽ;iー-.、 ＿_
ヽ : ヽ: : : : : :>'"::::::::::::::::::::::_ヽ__i::::| |::::::::::::::::::::::::i::≧-､!;;;;;;i!;;;;i;;;;;;;;;!:::::::::ヽ/: : : : :ヽ
: :ｿ､: :ノゝ／:::::::::::::::::::::::／;:;:;:;:i!￣ ￣|::::::::::, イヽ;:;:;:;:!;;;;;;;!.ｲ;;;;;;;;;,'::::::::::::::＼: : : : :
イ i::::::::::::::::::::::／:!;:;:;:;:;/ !::７ /￣::::, イ /;:;:;:;:,i;;;;;;;;i!;;;;;;;;;;/::::::::::::::::::::::＼: : :
!::::::::::::::::::/::::::!;:;:;:;:! !:/ /::::::／ , イ;:;:;:;:,ｲ;;;;;;;;;'､;;;;;;;/:::::::::::::::::::::::::::::ヽイ
'､::::::::::::::/::::::::i;:;:;:;:;', ﾚ イ_.／ , イ;:;:;:;:;:;:／::::'､;;;;;;;;;;;;;;ノ::＼::::::::::::::::::::::::/
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__)
| |r┬|} 「い…いやその、言葉のアヤだろ”お嬢さん”」
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 254 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:33:40 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） |
.| （__人__） |
.| ｀ ⌒´ |
「と…とにかく、俺にも状況は良くわからないが怪我人だろ。 _ ヽ /
ココの神主さんに言って、スグ救急車を………」 l ! ゝ イ＿
| ! ,/i「｀TT ´_.. -┴- 、
_ﾉ ┴､__ フ⊆ﾉ |／ -‐`ｰ!､
| `二ｌ. ） / 〃 /,-､〔__)､__ ヽ
| r'_,｢l /｜|| ト⊂二)}ヽ＼ |
| ）ﾉ _/ | || ヽ.)-‐'')} } | 〉 〉
rL -┴i. / ｀｢ || l｀で´ﾉノ ／
／:.:/:.:.:.:.:.､:.:.:｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.'":.:.:.:.:=マ:.:.:.:.:.:',ヽﾆ＝､
, ':.:.:./:.:.:.:.:/:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.::',:.:.ヽ、 ヽ
/:.:.:.:.,':.:.:.:.:.,':.:!:.:i:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.',:.:､:.:ヽ
,':.:.:.:.:,':.:.:.:.:.,':.:.i:.:.i:.:.:.:.i!:.:.i:.:.:!:.:.:.:.:',:.:.:.:',:.:.',:.:.:.:',:.:',:.:.ヽ:.:'､
!:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.i:.:.:!:.:i!:.:.:.i!:.:.ﾊ:.:.!:.:.:.:.:.i:.:.:.:.i!:.:.!:.:.:.:.',:.:!:.:.:.:','､:',
!:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.::!:.:!i:.:.:.i!:.:.! !:.:.!!:.:.:.:.:!:.:.:.,'!:.:.!:.:.:.:!:!:.i:.:.:.:.:', ',i
',:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.!:.:!__i_!＿!',:.:! ',:.:i',:.:.:.:.i:.:.:,' !:.,':.:.:.:.!:i:.:!:.:.:.:.:.', i!
',:.:.:.:|:.:.:.:.:.イ:i ',:.', ',:.:! ',:i` '､:!.!:.:.:/!:.,' ,':,':.:.:.:.:ﾊ!:.:ヽ:.:.:.:.i
',:,.-i ! i_i__ヽ:!.ヽ!__',! ヾ,i:./_ﾚ'ホァ:.:.:./:.i!:.:.:.i',:.:.:.:! 「あ〜〜、ソイツだったら『大丈夫』だよ。
i !:.:.:.i:.:.:ヾ示必示ﾘ` /'´!必ｿ./:.:,ｲ:.:!:.:.!:.:.!.',:.:.:! とりあえず、道場まで運んでおけば何とでもならあな」
', ',:.:.:.:!:.:.:ii!ゝ､土ソ ゞ-'/イ:.:i:.:.!:.:.!:.:.i ',:.:!
ヽ ',:.:.:!:.:.:.!ヾ､ 〃 ` 〃 !:.:.:.!:.:!:.:i:.:.:i i/
.`',:.:.!:.:.:.', _ ,.ｲ:.:.:i!:.i:.:ﾊ:.:.i i!
, ィ":.',:.:!:.:.:.:',＞.､ ´ ｀ , イ:.:.i:.:.:/:.:!:.! i:./
i:.:.:./:.:.:',:.',:.:.:.:',.| ≧ _ イ:ヽ､:.:.,':.://// i'
＿__i:.:.:.!:,イ:.',:.',:.:.:.:',!､ ＿＿__,|:.:.:.:.:.:.:.:.`/ｲ/ｲイ、
/:.:.:.:.ｲ:.／:.:.:.:.:.:ｿ'､:.:.:.',三三三ｿ､:.:.:.:.:.:.:.:ｲイ/ｲ:.:.:.:ヽ
/:.:.:.:/:ム:,__ィ‐≦i" ヾ､:', i! ￣￣i::≧..､:.:.:.:.:.:.:.!
- 255 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:34:15 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） |
. | | （えっ？）
| |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） （ああ、そうか。道場だから、応急処置の設備が整ってるって事か）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） |
.| （__人__） | 「わかっただろ。
.| ｀ ⌒´ | そういう事なら、運搬役は任せて欲しいだろ」
_ ヽ /
l ! ゝ イ＿
| ! ,/i「｀TT ´_.. -┴- 、
_ﾉ ┴､__ フ⊆ﾉ |／ -‐`ｰ!､
| `二ｌ. ） / 〃 /,-､〔__)､__ ヽ
. | r'_,｢l /｜|| ト⊂二)}ヽ＼ |
| ）ﾉ _/ | || ヽ.)-‐'')} } | 〉 〉
rL -┴i. / ｀｢ || l｀で´ﾉノ ／
- 256 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:34:47 ID:ARSIoJmg0
-
| |／／ ．-‐|: : : : :＼: : : .: .: .:＼ |＿l__／／
| ./ .r─‐─ｧ'´ : : : : : : : .: .: : ＼ ＿__: : :＼ ／r-､ く＿__
| / ｘ‐|: : : : :/: : : : : : : : : : : : ＼／＼: : : : : : :＼/ 弋__｝ ｝＿
レ'´.:.:.:|: : : :/: .: .: .:.:| : : : .:＼: :イ＼.: .:＼: : .: .:.:..:|. r-､/
.／:／: :/.|: : : | .: .: .:|.:.:|＼: : .: .:l＼lｨf斤于 .|: : :|: : .:|＼＿___＞'/
/／/ : /:.:.|: : : |: : : :十十‐.＼: : | / V{ 爿 |: : :|: : .:|: : : .:|: : : /
／ / : : |: : |: : l |: : .: .:|ｨ代Tヽ ＼| 父少 |: : :|: : .:|-‐‐┴‐く 「おっ、イイのかよ」
|.: .:/|: : |: : |.:＼: : :|ヽ. Ⅵr｝ ¨´ .|: : :|: : .:|: : : : : : : :ヽ
|:.:/ .|: : |: : |: : .:l＼|＼｀¨¨ , . -┐ .|: : :|: : .:|: : : : : : .:／
. V |: : |: : |: : .:|: : : : |＼ く ﾉ ／|: : :|: : ∧＿___／
＼|＼:＼: ＼: : :＼. ＞‐- ｀ﾆ´_／／|: : :|: / / ./
＼:＼: ＼: : :＼. /｀¨´ |: : :|/ / ./ ／
＼:＼: ＼: : :＼-‐/ ┼ |: .:/ / ./ ／／
＼:＼: ＼: : | /｀ヽ | /.レ'／ / ／／
/＼:＼: ＼|.| .| / .／ /／／
.r-､ ／￣￣＼
／て ) ／ ＼ ／
（ _ﾉ ﾌ. | （ ●）（●）
ゝ、 〈 | （__人__）
/ ハ ヽ. | ｀ ⌒´ﾉ 「当然！ 女性に力仕事なんてさせられないだろ、男の矜持的に考えて」
/〃 ﾍ ＼ . | }
ｉ ！ ＼ ｀ ーヽ } （正確には女子供だけど、ココはチャンと空気を読むだろ。
丶丶 _ ＞ ヽ ノ､ まったく。最近の子供はマセてるだろ）
ゝ'´- ､_ y-､ ＼
〈 ￣ う /､ ヽ
`ー― ¬､__ノ | > /
| r'＾ヽ'´ _／
| `く__ノ´
- 257 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:35:20 ID:ARSIoJmg0
-
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
／￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
, | （ ●） （●）|
／ | （__人__） |
／ | ｀ ⌒´ |＼
| '| |⌒ ） 「畜生。コイツ、見た目以上に重いだろ。
＼、 ヽ /／ 典型的なアンコ型だろ、脂肪の下の筋肉量的に考えて」
/⌒、__,,ゝ (,_⌒ヽ
＼＿ ｀＼`ー-／´ ／ /´ミ ー, '´｀＼ .〉
/ ｀､ｊｊｊ jjj´|´ | , '⌒＞'´／, :｀ヽ ﾐ､: : ヽ:.､
/ ﾉ |__ l //: /: /: : : : : ヽ:Y: : ｉ: ヽ
（ l_ ｀ヽ l_ ｀ヽ /{: : {ﾄk{: : :从斗ｊ: |:: : !: : }
＼.| | .| | ﾚ!＼ｌ● ＼| ● 从: :.!、ﾘ 「ま〜な。実際、ほとんど相撲取りの身体だもんな」
|,＿､|─‐一ヽ|,＿､| Ⅵ⊃ ､_,､_, ⊂⊃: .lﾉ彡.､
ヽ ヽ ij ﾉ ヽ ヽ _|ﾍ ゝ._） /: ､::入
|｀ー´|. | ｀ー´ Ⅵ＞,､ __, イj. | 〈:Y:〉
| | l ! /`¨::::::`ヽノ::ﾉ::', （人:）
i' ,} ,ﾉ /::::::::::::::::::::::::'､::::', 〈:Y: .〉
l | / /:::::::::::::::::::::::::::::i￣!
|,＿､|,/ i＿＿＿＿＿__i!_ノ
（ﾞ ）) ゝｲ ゝｲ
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【やらない夫、やる夫を背負って移動中。しばらくお待ちください】
- 258 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:35:52 ID:ARSIoJmg0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌─────────────┐
│ 数時間後、柾木家ダイニング │
└─────────────┘
|| | | |
|| [|] | |
＿||＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿＿|/
｢￣￣￣￣| |￣￣￣￣| |￣￣￣￣|
_ ｜ ｜ | | | | _
／／| /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ |＼＼
∠／／l / ＼ | ヽヽ
＿＿| l／ | |__,/ ＼＿,| | |＿＿
＿＿| | ／_| | / ＼| | |＿＿
: : : : | |: : ／´[王王三三三三三｢￣￣￣￣l三三三三｢￣￣￣￣|三三三三三王王ｌ 、 | | : : : :
: : : : | |／ | liｌ|l|／ ｲ: : : : : :｜ ｜: : : : : : :｜ ｜ : : : |＼|il| ｌiｌ| ＼| | : : : :
: : : : | |二二二|lｉl |i|／l | : : : : : ｜ ｜: : : : : : :｜ ｜ : : : | l :|li|lｉ ||二二二| | : : : :
- 259 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:36:24 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） （さて、どうしたものやら）
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
人､ '-／____ ヽ |
_,／( ヽ､ __'-〈 、 ヽ |
_, ､ -― ''" :l : :.＼ ヽ,､.ﾞ,/ヽﾉ} ﾄ､
/. : : : : : : : : : :|＿: :.ヽ､ ∧:::〈ヽﾄ{ 〈j)、
丿: : : : : : : : : : : : ／: : :.∨ |:::::', |: ゞニﾆ彡〉,
. i : : : : : : : : |: : : : : ＼ : : : `､|::::::|,|:〈: : : : : : : ∧
/. : : : : : : : : !: : : : : : : ＼ : : :.'､:::::| : 〈: : : : : : : ∧
: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : ＼: : :'.,:::|: ;∧: : : : : : : ∧
: : : : : : : : : 丿: : : : : : : : : : :.＼: :V:./-∧: : : : : : : : v
: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : ﾚ : : : ∧: : : : : : : :}
_____
／ ￣ ￣＼
／ ＼
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ （あの後、アイツを神社の横の道場まで運んで、ご家族から歓待を受けて、
ノ| U （___人_＼＼__ 済し崩しに夕食までご馳走になる事になったワケだが………
____-‐./l l|、 ｀⌒（⌒_ ＼ 正直、メッチャ気まずいだろ。俺の本来の仕事的に考えて）
,,-=ﾆ_::::::､::l ::::! ヽ. し「、 ＼
/ ::::::::::: ヽ::::::)::::::| ｀ヽ. ___´ノ ヽ ヽ、..,,____i_
i :::::::::::::::::: ヽく::::::::ヽ / ￣ lヽl:::::〉::::Y________l_
l :::::::::::::::::::::: ヽ:::y:::::ヽ/､＿_l !:: /::::| ::::::::::::::: |
! :::::::::::::::::::::::: l::::＼::::ヽ l ヽ.l::: l::::: | ::::::::::::::: |
ヽ :::::::::::::::::::::::: ヽ:::＼::::ヽl l!::: l:::: | ::::::::::::::: |
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| （__人） ヽ ', （って言うか、本当に俺はどうすればイイんだろ？
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐¬ 素人見立てだが、アレは全治１月はイってるだろ。
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ いや、前後の事情を考えれば破格の軽傷なんだろうが………
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ / ´ l これじゃ果し合いどころじゃないだろ、JK）
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／´ ｀ヽ ヽ. , , .!
.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ヽ l｀ / / /!
:.:.:.:.:.／ ./ ＿ __ヽ-､ !/. ,' l !
.:.:.:.:.:l ＿十''''''''"" ＼ ＜ ' l
- 260 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:36:56 ID:ARSIoJmg0
-
／,二ヽｰ┐
, ' }`ー ＞┴ー‐- ..__,ノ
/ ﾉ '´／ ｀ヽ、
,/ / {/ / } | ',
/ ｲ く/ ,/ , /}/| /l ﾉ }
｛/ l |ｒｲ | l/ー-!／-‐ Ｖ j
| { 冫 l l/f圷下 下'TY ∨
Ⅵ ｀Tl 〈| └'’ ‘ｰ' } V 「よいしょっと」
Vﾍ从 l>､ ,､ ノ /
∨ _)ー- -‐＜ﾚ′
／ ∧},...イ不ﾐ､ ! ｀ヽ
ノ ヽ j::０::::::::::O::| ハ
/ ､__ｲ」:::::::::::::::::::::Li/ i ヽ
ｿ ﾌ:::::ｒ‐､::::::::::::::::::V __ `,
l '´￣メ,ｒ=ヽ___ヽﾍ______＿{'´-､ヽ}
i :{´､ヽｨ'￣￣￣￣￣|ｒ)ノ｀!ｊ
ゝ,＿_ﾍ `ﾆぅ |=ﾆソ
|::::::｀┤＿＿＿＿___ｊ::T´
|::::::i:::::::::!ヽ::::::::::ノ::/::: |
／∠⌒Ｖ⌒ヽ∨ ＼
,,,∠,;:';: .:}二二// ∨ ＞ .
:".;"~;:; .: .;:. ,:;:;:ミ(￣｀丶 ＼
rﾄ. )ヽ八{ ,,.r;':; .:; ;;: ;::'".:. :.; .;:; .:;: ;; .:,'⌒＼＼) 丶
)ヽ/{_ｲ八{／,, ;;" ,.; ,;, ;:: ,r'" .; ;: ;: .; .;; .:.:/{:;. ;八｝⌒ ＼
{ 八 ﾉイ,.,','";: ;:;: ;: ;:;:; ,r";: ;:;: ;: ; :;. ;:. :;|､)＼ ＼{ 乂＿ ｀ 、 ＼
／ ∨,ｒ;::;''";. ::; ; :: ; :;; ;r" ;;; .:. ;:;.:;;:; .: ; : .八＼)八 } _........ _ ’ ，
／ ,,.: ";: ;:; :;"; :; .:.; ;: ;ｒ:" ;: ;: .; .;;, ; ;:;:; ;:/ rｲ,,,,＞ ´ . . : :｀ヽ /{
. ／ r;:" ;: ;;: .:. :.; .;:; .:;: ;; ,r" ; :; .:.; ;:: ;:;: ;:; ;;,r''"";;:; .:.: ｀;:､ . . : : : : :∨ ＼
/ {:; :; ; :; .:.; ;:: ;:;: ;:,r'' ;:;: ;: ;:;:; ;: ;: .; ,";;, ;;: .; ;:: ;:;: ::;. ;ヽ . . : . : : :}
. { ',;: ;:; :.;: ;:;: ;: ;: ;:,''"; :; .:.; ; ;:; ;;; .:. ;:r".:.; ;:: ;:;: ::;. ;;: ;.;: ;: ; ;:', rく⌒ヽ┐ ', 「みなさ〜ん。お夕食ですよ〜」byもがな
. ! ､;: ;..: .:. :;:rｲ:: .:. :.; .;:; .:;: .:;; ;:;:r".:.; ;:: ;:;: ::;. .; ;:: ;:;: ::;. ;; ; ::',´ ⌒ヽ
. { """,r":; .:.; ;:: ;:;: ::;. ;;: ;.;:ｘ" ;; .:. ;:;.:;;:; .: ;.:. ;:; .:; :;:; .:; ;:; } ( ヽ ', }
.;";:;.; .; ;: ;: .; .;;, ;;:;. ;r".; ;:: ;:;: ::;. ;;: ; :; .:.; ;:: ;:;: ::;. ;;: 八 ノ } }
∨ { ;: :; .:.; ;:: ;:;: ::;. ;:r'".:.; .:. ;:;.:;;:; .: ; :;:;: ::;: ;.: ; : ;:;:; ;:; ;./( } /
＼ ';:. ;:; ;;; .:. ;:;.:; ;:rｲ. :.; .;:; .:;: .:;; ;:;. :.; .;:; .:;: .:;; ;:;. :;_,. "八 ー ノ /
. ＼ ､:: ;:; .:. ;:;.;:''" }; .:. ;:;.:;;:; .: ;.:. ;:;.:;: .:;; ;:;. :.; .;;ノ ( ＼ ( _. ´ ／
＼ ゛゛~~~~ ',;:;.:;;:; .: ;.:. ;:; .:; .;:; .:;: .:;;'''" ⌒´￣ヽ ⌒ ＞ ´ .／
． ヾ. ;:;.:;;:; .: ;.:. ;:;.:;: .:;;''" (＿ ／ ／
- 261 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:37:29 ID:ARSIoJmg0
-
/´ミ ー, '´｀＼
. , '⌒＞'´／, :｀ヽ ﾐ､: : ヽ:.､
//: /: /: : : : : ヽ:Y: : ｉ: ヽ
/{: : {ﾄk{: : :从斗ｊ: |:: : !: : }
ﾚ!＼ｌ● ＼| ● 从: :.!、ﾘ 「おっしゃあ！ エビフライktkr。
. Ⅵ⊃ ､_,､_, ⊂⊃: .lﾉ彡.､ リクエストし続けた甲斐があったぜ。これで勝つる」
/⌒ヽ__|ﾍ ゝ._） /: /⌒i.､::入
＼‖ Ⅵ＞,､ __, イj/ﾍ=/| .〈:Y:〉
从 l||l /:::::| .只 .|:l|||l人从 （人:）
. ( ⌒ )/ ＞.ﾍ〈 .〉/ ( ⌒ ) 〈:Y: .〉
/:::::::::::::::::::::::::i::::l:::::l::::::l::::l::::::::::::';::::';::::::';::: ﾊ
,':::::::::::::::::::;1i::::ｌl:::l:::::l::::::lｌ:::l:::::::::::::';::::';::::::';:::::i
. i::::::i:::::::::ｉ::;' !:l:::l.ｌ::ll::::ｌl:::::l.l:::ll::::::::::::i::::::i::::::ｉ:::::l
. ｌ:::::l::::::l:::l:;' .l:ll::ｌ l::ｌl::::l__ﾆl､ﾑl::::::::::::l::::::l::::::ｌ:::::l
l:::ｉ::l:l:::lｌ:l_i;..._ Vヽﾉ'ﾚ/iﾊノj 〉:::::::::::l:::::l:::::::ｌ:::::l
. l::l:::V:::ﾄ､ィﾌヽ ヾ-' / !::::::::::i:::::ｉ::::::::l:::::l 「って、子供みたいなリアクションはお止めください、真田警部補」
. l:ｌl::::Ｖ::ﾍヽヾﾉ i ,':::::::::::i:::::l:::::::::ｌ::::l
';l.';::::::::|: ´; ,'/::::::::;':::::i::::::::;'::::l
;l ';:::::::l: ヽ ,'/.i:::::::;'::::::i:::::::;':::l｣
;l V::::l::::＼ r-､ / l::::::;':::::ﾉﾑ-‐''"
. ;ｌ. ';::::l:::::::;.ヽ. ｀¨´ !:::::;';.ィ´
. V:l:／ ＼ , イ´,'i::::;' ﾍ
. ∨! ｀" } ,'/::/ ',__
ﾞ;l , -‐! ,'/i:/ ／ ￣¨ﾞヽ
ヽ ＿ / _ﾉ / /.／ |
l i｀丶´ ／ / ＼
_,,..ィ´l. l ヽ-‐ノ ,.ィ=＝＼
｡*ﾟ l ・＊ ﾟ ｌ| |o |・ .*ﾟ・ ＋ﾟ ||
o○+ | ﾟ | ・ | .＋o o。 | *｡ |
|l + ﾟo o○ /´ミ ー, '´｀＼ ﾟ| o ○。+ ﾟ|
・＋ ･ '⌒＞'´／, :｀ヽ ﾐ､: : ヽ:.､ ・|＊ﾟ ＋ | ﾟ
ﾟ |i | う //: /: /: : : : : ヽ:Y: : ｉ: ヽ |* ○・ |oﾟ
｡*ﾟ ll め /{: : {ﾄk{: : :从斗ｊ: |:: : !: : } |・ .*ﾟ・ ＋
＊oﾟ |! │ ﾚ!＼ｌ彡 ＼| ミ 从: :.!、ﾘ ＋・ o |* 「何とでも言え。
＊ ﾟ ｌ|.！！ Ⅵ/// ､_,､_, ////: .lﾉ彡.､ﾟ| o ○。+ 最近は和食ばっかだったんで、この手の料理に飢えてんだよ」
|l ﾟ + o /⌒ヽ__|ﾍ ゝ._） /: /⌒i.､::入.*ﾟ・ ＋ﾟ ||
o○ | .＼‖ Ⅵ＞,､ __, イj./ﾍ=/| 〈:Y:〉 * ○・ |oﾟ
・| ＋ ﾟ o } .‖ / /:::::| .只 .|::::|. /! （人:）|* ○・ |oﾟ
Ｏ。 | | ｀ヽ< / ＞.ﾍ〈 .〉/ ヾ | 〈:Y: .〉|＊ﾟ ＋ | ﾟ
＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭ∧∧∧／|＿
＞ ＜
/ ─ / /＿ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
＼/ ─ / /￣ / ／ |￣|￣ 月 ヒ | |
ノ＼ ＿_ノ _ノ ＼. / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o
- 262 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:38:01 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__）
.| __ﾉ__ （えっ、警部補？ あのお嬢ちゃんが？）
| _／ ___＼ヽ_
人､ '-／____ ヽ |
_,／( ヽ､ __'-〈 、 ヽ |
_, ､ -― ''" :l : :.＼ ヽ,､.ﾞ,/ヽﾉ} ﾄ､
/. : : : : : : : : : :|＿: :.ヽ､ ∧:::〈ヽﾄ{ 〈j)、
丿: : : : : : : : : : : : ／: : :.∨ |:::::', |: ゞニﾆ彡〉,
. i : : : : : : : : |: : : : : ＼ : : : `､|::::::|,|:〈: : : : : : : ∧
/. : : : : : : : : !: : : : : : : ＼ : : :.'､:::::| : 〈: : : : : : : ∧
: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : ＼: : :'.,:::|: ;∧: : : : : : : ∧
: : : : : : : : : 丿: : : : : : : : : : :.＼: :V:./-∧: : : : : : : : v
: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : ﾚ : : : ∧: : : : : : : :}
_____
／ ￣ ￣＼
／ ＼
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ （い…いや、いくらなんでもそんなワケないだろ、JK。
ノ| U （___人_＼＼__ 多分、やらない子やマユちゃんがちっちゃい頃見てた、アレ。
____-‐./l l|、 ｀⌒（⌒_ ＼ カエルの宇宙人を軍曹って呼ぶみたいに、愛称で呼んでるだろ、きっと）
,,-=ﾆ_::::::､::l ::::! ヽ. し「、 ＼
/ ::::::::::: ヽ::::::)::::::| ｀ヽ. ___´ノ ヽ ヽ、..,,____i_
i :::::::::::::::::: ヽく::::::::ヽ / ￣ lヽl:::::〉::::Y________l ※ケ○ロ軍曹をまともに見た事がないので、漠然としたイメージしか無い人。
l :::::::::::::::::::::: ヽ:::y:::::ヽ/､＿_l !:: /::::| ::::::::::::::: |
! :::::::::::::::::::::::: l::::＼::::ヽ l ヽ.l::: l::::: | ::::::::::::::: |
ヽ :::::::::::::::::::::::: ヽ:::＼::::ヽl l!::: l:::: | ::::::::::::::: |
- 263 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:38:34 ID:ARSIoJmg0
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「さて、頂こうかの」
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
_,,,, -::::::::::::- 、
,, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
i:::::{ !ゞ〜⌒ﾞ'~┐:::r-'~`=´ﾘｿ''}:::::i
l::::ﾘ ' ﾉﾘ' !:::::l
|::::} ノ' |::::::!
,-､:|:ﾉ二ニﾆ‐-､ , ｰ------､;::::i
l ,ﾍ!:!. '´て)`ヾ 〃´て)`ヾ￣!⌒i
!ｒ´i:! `二ﾆ- |::i -ﾆニ' 〃 !.| 「ああ。イイ男を愛でながらの上手いメシ。
ヾ（`!. |:::` i ﾉ.i/ 人生、コレに勝る幸福は無いぜ」
ヽ`l !_ !//
`! 'ﾐｰ'~' /ｿ
, ﾄ、 ､......_ _......._, /!
／ |ヽ ､＿_., /;;|、
..／ !| iヽ ／;;;;!;ヽ、
' `| ヽ ヽ、 i .／;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ-,,,, _
! ! `ｰ---,,,´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ､
ヽ :;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ｰ-、 ヽ / :::::/;;:::
ヽ ヽ ! / ヘ,,_
> ` ' ' ￣
- 264 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:39:07 ID:ARSIoJmg0
-
, / ／
. ,ｲ/ ,/:/
ｌ: i i / ＿＿＿_,.........──┐
.V, -十‐': ＿＞..'::::::::::::::::::::::::::::|‐─-- 、
＿_ ,／:＼: :ヽ＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!: : : : : : ｀ヽ、
,＞..':::::::::::;＞ ￣￣￣￣｀＞. . .、::::::::::::::::::::i: : : : : : : : : : ヽ、
┌...':::::::::;. .＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞ 、:::::::::::しi: : : : :ヽ｀ヾ ヾヽ
, !:::::::; ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼:::::::::::::! : : : : : ヽ ヾヽ`
,ｲ └／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ::::::::/: : : : : : : ﾊ ヽ、
（:! ,＞': : : : : : : / ＼: :ヽ: : : : : : : : :ヽ: : : ヽ : : : : : : ヽ::i: : : : : : : : : ﾑ
｀─‐,ｧ: : : : i: : : :! ヽ ヾヽヾ 、: : : : :V : : : V: : : : : : `!: : : : : : : : : : : !
/: : : : : !: :;ｲi ヽ, -ヾ. ヽ: ﾄ : : V : : : V: : : : : : :V: : : : : : : ﾄ、: i
. /: : : !: : :ﾄ: :i ,i ヽ ﾍ:! Vﾊ: : :i : : : : V: : : : : : i : : : : : : : i ヾ: !
i: : : : i : : ﾊ: |- ' .,x＝＝=ｧ! : : : : i , -.、: : :!: : : : : : : :! ヾ:i
|: : : : i: : :! ヾ! /7.':::::::) i i: : : : : :|, ^ .V: : i: : : : : : : / }:|
|: : : : :V: i .,x＝=ﾐ ゝ- ' !/|: : : :Ⅳ-} ｌ: :/: : : : : : :/ ,ｲ:!
|:,ｲ: : : :V 〈 r':::::i /// ,ﾉ !: : : i ' ‐ ノ :/: : : : : : :/ ,ノ: :|
i:! i : : : ヾﾑ ゝ‐' ' ｲ: : /,>-.' : /: : : : : :ﾉ:/ /:, i
!' .∨: : : i }/// ,从:// : : ／: : :＿／': i ／ '
.V:! 、!八 , ─- v、 /,／ : ／ : : : : : : : : :十' '
ヾ.ヾヽ ゝ ／ .::::::::! , ＜i: : ／ﾆヽ: : : : : : : : : :i ※好物に夢中で、脳内ツッコミを放棄中の杏子ちゃん。
ﾓｸﾞﾓｸ ｀ ／ ,..::::,ノ , .＜ !'ヾ￣ L: : : : : : : : : :|
/ ,.::｀::,イ ─__/ヽ ,／,- ' ＼: : : : : : : : !
,' ,..::::::::/ .i: : :ﾉ.i .|' ,/ / , ‐ 、 ＼: : : : : : !
,/ ...::::, - ' .!: 「 .! !,/ .／ ,/ ,/ : : : : : |
. ,r--r./￣ .i /.| .i ﾉ ／ ,／/ .i / : : : : : : :!
ム 'ｧ ﾉ !∧.ゝ Y' ,／ i !. i/: : : : : : : : |
.{／ .|' ヽi ｀ i.／ / i .! : : : : : : : : i
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| ﾆﾔﾆﾔ
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿ ※その姿を愛でる、実はカワイイ物好きな人。
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
- 265 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:39:39 ID:ARSIoJmg0
-
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| （__人） ヽ ', （向かいの席の連中………
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐¬ 特に、あの妙齢の美人さんの格好は、いわゆるツッコミ待ちってヤツなんだろうか？
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ いや、一般家庭の食卓で、そんなバラエティみたいなノリなワケないだろ、JK）
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ / ´ l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／´ ｀ヽ ヽ. , , .!
.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ヽ l｀ / / /!
:.:.:.:.:.／ ./ ＿ __ヽ-､ !/. ,' l !
.:.:.:.:.:l ＿十''''''''"" ＼ ＜ ' l
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ mn）（mn）
. | ////.| |人| | （………でも、正直チョっと眼福だろ。
| | |⌒| | 悪の女幹部が、世のお父さん達に人気な理由がわかった様な気がするだろ）
. | | |. | |
. ヽ. / / } /
ヽ / / ノ ノ ＼
/ ノ,,ノ |＼ ＼
| | ＼ ＼
| | ＼ ＼
- 266 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:40:12 ID:ARSIoJmg0
-
.／ .ヽ ｀ / '} _ ＿＿ _ _
|￣￣￣ > /ごノ ﾀﾝﾀﾝ
|＿＿ __,∠ / _ ＿＿ _ _
.／ 〈、 ／ ﾀﾝﾀﾝ
.／ ＼､__ノ _ _
|￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ _ _
.／
. ＿＿＿＿
.. ／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼
「おっ。よかった、間に合ったみて〜だお」 | '" （__人__） "' |
＼ ｀ー ´ ／
／ ゝ ィ'ヽ
／ ＼
/ ｨ r ＼
| `|| |ヽ ヽ
/⌒ヾ| | |, |
ヾ___,ｿl │（､__,ﾉ
く⌒´￣＞ｰァｰ- .
／＼ ／:::::／:::::::::::::::｀ヽ、
, '::::::::::/:::::／:::::::::::::::::::::::::::::`､
/:/::::::::′:/::::::l:::::::::}:l:l::::j:::l::::::::',
/:/::::::::::|:::/:::::::::|:l/}/|从l什ﾄ:::::::::!
/:/::::/::::::{/::::::::::::Ｎ __ x=､|::ｌ::::::|
/:/|:::/::{:l::〃::j:::::::::| '"＾｀ }'ﾄ.ノY:Ⅵﾉ 「あっ。やる夫さん、お帰りなさい」
{/ V::从ﾋ仏ｲ::::::::::|ー−' ,小ﾘ
｀}∧::::l|､ {了.ｲ }ﾉ
/′Viﾘ ` ーく:::::} ´
ノ ヽ j::０::::::::::O::| ハ
/ ､__ｲ」:::::::::::::::::::::Li/ i ヽ
ｿ ﾌ:::::ｒ‐､::::::::::::::::::V __ `,
l '´￣メ,ｒ=ヽ___ヽﾍ______＿{'´-､ヽ}
i :{´､ヽｨ'￣￣￣￣￣|ｒ)ノ｀!ｊ
ゝ,＿_ﾍ `ﾆぅ |=ﾆソ
|::::::｀┤＿＿＿＿___ｊ::T´
|::::::i:::::::::!ヽ::::::::::ノ::/::: |
- 267 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:40:44 ID:ARSIoJmg0
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,,,,,,;;;;;;;;;''''';;;;;;;;,,,,,,;;;'''''' ,ク(゜_)）ij（_゜)）!`i ,,,;;'''''';;;,,, ,,,,,;;;;''''''
,,,;;;;''' ''';;;''' ,,| ﾋlli（__人__）.ｿ / '' '''''';;;;;,,,,;;;;''''''';;,,
,,,,;;;;;;''''''' ;' ,,,,,;;;,;''' l ＼ .,ｷ呪ｶ'/ / ,,,,;;;'''' '';;,, ''';;;;
,,,;;;'''''' ＼ ヾ狂ﾘ | { ';;' ';, '''';;;
''';;;,,,,, ,,,;;;;'''' /ヽ |ｰ-ｲ!_ﾉ`､ ;,
''';;, ,,,;;;;'''''' /::::/i_ﾉ|_／:;l:::::::|
,,,,,,,,;;;;;;;'''''''' |::/:::;:/;;:::::::::;|:::::::i ';, ,;
. |/:::;:/;;:::::::::::;i;;::::ﾉ ''''';;;; ,,,;;;''';;'
. |:::::;;:|;;:::::::::::::::r '''';;;;; ,,,,;'';,
,;,, ,,,,,,,;;;;;;;''''''';;;,,,,;'＼;;/;;::::::::::::::::! ,;''';,;' ;'''';;;,,,;''' ';,;'
,,,,;;;;'''''';;;;;,,,,;;;;'''''',,,,;;'' |:::::::::::::::::::/ ,;'' ;' ''';;;;,,,
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;;;''; |:::::::::::::ｲ ''''';;;;,,,,,, ''';;,
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＞
―| |―. ヽ｜ノ ヽ .__|＿|__ヽ ヽ| |ヽ ム ヒ | |
―| |―. |￣i三i￣| 三__V＿|__ |￣|￣ 月 ヒ | |
`フ. |― . 「￣|￣］ 口. 日. _X_, ./ | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o
_________
／ 'r r.r.r.i
/ | | | | |
/ u .ﾉ.ﾉ.ﾉﾉﾉ
ﾊ_ノ ヽ､__ / /ﾉ （ちょ…チョっと待つだろ。
/ (●）（● ) .( l ヽー―ー-､ アレはどう見たって、今日昨日で起き上がれる様な状態じゃ………
/ .（__人___） ﾑ ｲ r ヽ まるでトラックに跳ねられたかの様な酷い打撲だっただろ。
./ / ヽ`⌒´ | .l / ､ l それが普通にメシを食いに来る？
/ / 八_ ､__ ／l | ,' l l ありえないだろ、常識的に考えて！）
. / ,' ヽ| | ﾉ ﾊ l
/ .l ∧ | ﾚ' ノ l
/ l ノ ヽ | | ﾉ }
∧ / ,〆 ﾍ l , ' l
ヽ､＿,ﾉ'´ ﾍ .l / ﾉ
', | / ,'
ﾄ､ ノ ﾉ
- 268 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:41:16 ID:ARSIoJmg0
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／ __／ ＿__／ /ミY二ヽ
./ // ／, --'／ ヽ,ｨﾆ‐ヽ.
l // ／ / / ,ｨﾆ､}}r-｀ヾl
l .l/ { / } {l |ミヾll彡ﾖ i!
／ | /'´ / ゝヽ. l ´´l {lヽ
l / / / /´￣´ ) / /´l ヽ､}
Y / 〉 / l l, ヽ､ﾆ//´ ヽ ヾ､ }
/ / .／/,ﾆ､l ll ./＿_ヾ , ィ} } ll ﾉ
l／ { ∧ ll. ヽ'＿__ゝ /ｨフ从〃´ 「おい、やる夫。
, '{ ヽl llヽ.l ヽ ￣彡´ ヽﾞ ﾊ´ こちらが、お前を拾って来て下さった方だよ。
/ ヽ /} ヾ .lヽ } ｨ ､__´ ハl メシの前に、チャンと礼を言っておきな」
l ノ ./ ｀ヽ }} l lヽ. ´.／))´
ヽヽ ) ノ }}_ﾉ ::::::ゝｰ l´}} ｀
/〃 { { ll }＞､_|ﾉ￣´´))
) 》 l ﾉ ﾉ丿::::::::＼ ｀
Yl /´ /´/´, 'ﾆﾆﾆ､ヽ＼
ヾ/´ } .／イ::::// ヽ ､:',
{{ { /´::::::::::// ヽl |::|
{:::)'::))::::::::::// l ＼:|
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ | 「おっ。わかったお」
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 「ご挨拶が遅れて申し訳ね〜お。
l ⌒（__人__）⌒ ｌ やる夫はココの神主の孫で、入速出やる夫と申しますお」
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
| | |
／￣￣￣ ＼ ペコッ
／ . ＼
／ ＼ ／ ＼
.| （ー） （ー） . | 「なんでも、真田さんとの対戦中に吹っ飛ばされたやる夫を介抱して下さったとかで。
＼ （__人__） . ／ 危ないところを救っていただき、心より感謝しますお」
/ ｀⌒´ ヽ
- 269 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:41:49 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） 「いや…その…なんだ………」
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_| （お…落ち着け。冷静になるんだ美筆やらない夫。
.| （ ー）ヽ ヽ たしかにチョっと………いや、かなり腑に落ちない点が多々あるが、
.ﾉ| U （___人_＼＼_ _ ターゲットが無傷って事は、遠慮は無用という事。
／ | ｀⌒（⌒_ ＼ 俺にとっては好都合だろ、武闘家の矜持的に考えて）
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
,, -─- ､._ 〃"
"ミ ／ ヽ
| ／ ＼ |
| （●）（●） | （うん。この際、アレコレ悩むのは後回しだ。
| （__人__） | 初期の目的を果たす事を最優先とするだろ）
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ヽヽ, ） ）"
"（ （ （ ヽ ／.／
＼ ＼ ゛／／ | ｶﾞｻｺﾞｿ…
／ / ヽ ~ ＼ ｀ヽ~＼
| |
| /
ヽ＿＿＿＿＿＿／
- 270 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:42:21 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） |
| （__人／,〉.| 「（コホン）改めて自己紹介させてもらうだろ。
{ ´フ´ ./._ } 俺の名は、美筆やらない夫」
ヽ .／,二ニソ}
_ヽ/ ,-― ､}ﾉ
／:;:{' ノｰﾍJ:;:;ヽ
／:;:;:;:;:;| _,イ{:;::;:;:;:;l:;:;}
/:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＿/:;:;:;::;:;i:;/＼
{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;〈:;:;:;:;:＼
ﾍ:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:＼:;／ヘ、
￣￣7:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;::;ゝ、`ｰj
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l:;:;:;:;:;:＼~
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|ヾ:;:;:;／
／￣￣＼
. _／,､ ＼_ ＼
( ●）（ ●） |
（__人__） | 「我が恩人、ランバ＝ラルの雪辱を果たす為、貴様に決闘を申し込みに来ただろ。
(｀⌒ ´ | 過去の遺恨は、総てこの一戦にて晴らす所存。なにとぞ受けられい！」
{ | ┌─┐
{ / │果│
ヾ / │ た│-、
ｿｇﾍ二ﾆ=7⌒￣"⌒ │ し│ |
∧ii/ oィ/" 〃 （│状│ ﾉ
/ .|/／＝ ゝー─〜ﾞ─ └─┘
l |｡ ｀~/
/ |｡ /
/ｿ |｡ （
/ ﾘ∠＼＿＿__ﾆゝ
- 271 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:42:53 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （○） （○） ＼ 「！！」
| （__人__） |
/ |!!il|!|!l| ／
|ｪｪｪｪ|
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼
／ （__人__） u. ＼ 「ちょ…チョっと待って欲しいお。
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ たしかに、ラルさんの事は、謝ってすむ問題じゃないとは思うけど、
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /） だからと言って、美筆さんと決闘というのは全然話が違うと思うお」
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼／｀i
| （●）（●）./ ﾘ
| （__人__）..| /
「それについては認めるだろ。 | ｀ ⌒´ ﾘ ﾋ
事実、お前は病室にてラルさんに謝罪し、 ヽ ／/ ,｀弋ヽ
ラルさんもまた、快く許したと聞いている。 ヽ - ′.Ｙ´ , ｀ヽ｀.ｌ
従って、本来なら俺がドウコウ言う問題じゃないだろ」 /〈 `ｰ〈::....ノ Ｖ
| ヽ_ｰ ､ ｀ヾ＿/ //
| ﾌ-､｀ｰ┴‐-〃
`ー‐一′
- 272 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:43:25 ID:ARSIoJmg0
-
. -─━─ ､
/ ．
/ .
/ i
.' ｀,:､ /ﾉ
_,< , `泛ﾀﾞｿ^ 「だが、理屈がどうあれ、それで納得出来るかと言えば、また問題が別だ。
/ﾍヽ! :i ! γ i< 想像してみるがイイだろ。
ﾒv/＼ヽ､ﾍ. ゝ.__.ﾉ_) 自分の恩人が………第二の親とも慕っている人間が害されたんだぞ。
／/ハ/,∧ ＼＼_／ いくら当人が許したからって、素直に許せると思うか？」
／////_j//jヘ. /,7j
///////＼////＼/∧､.
;γ⌒ ｀ヾv ＼////＼ﾍ廴 ,-､__
i//ヽ､///,＼/＼/////ﾍN /У ﾍ_,ヽ
|//ヽ､_≧=ヽiﾘ//＞ ､/∧i!ﾊ } / ｀i
|､///ー=ﾆ7/{/j/////＼.ﾘ/∧, l
Ｎv/////,≧7､////////N,メﾞ ゝ､ ／
ヾ.V/////ヽ､∧//////／// ＼ ｡У
VV/////ヽ､∧///／//////｡Y
Vヾ////////У<///////｡／
V/＼//////'ﾘ,/////｡ ／ﾍ
V//,＼//// // //,／i!//,∧
_,.／ /r‐､ '.
／_／ ／'´ /
/ 〈/ // /´ !
! ! ,ｲ / __ (⌒ヽ ∨｀ヽ
{l / ｲ l { ヽ＼ ＼ﾊ､ ＼ 「あるいは、お前には出来るのかも知れない。
l , , ! ! , 丶 ヽ ＼ ヽ} } だが、今の俺の心情くらいは察しられるだろう？
| i i { ￣｀ヽ､ ､ '/ _∨ ∧ } l| | そう。俺は出来なかったのさ。
| l l | （ て:::ム_ｊ.(⌒ヽ,ィ1::.∨ ∧ |i i! { 未熟者と笑ってくれてもイイ」
| ; ; } ｀￣´イ ＼ ＼｀¨ ∨ ´ ヽ､
,-､ ,､/ ∧ i ＼ ｀ｰ ' ヽ ｀ ∨}
´: : :＼ ＼. / i 人 ｀ヽ､ li ｢! }/
: : : : : :＼ ＼_,／ ‘.ゝ-― ´ ー - ∧ l! |! |l ;'
: : : : : : : :＼ > ハ ∧ ! |! /' {
: : : : : : : : : :〉≧=<三/ i､ j :! | ! ,'
． -―――――― ．
／ ＼
/ ` ．
,': '.
|: |
|: : : l
|i ! :|
|| j.: :|
|| ,.ィZ:.､ | 「だから………あえて仇であるお前に頼む。
|,ｨ壬≧ｭ.､ .!| :/ _.ｲ斗'´ :| 俺と戦ってくれ。
l i弋とﾉ`ｘ-'､::./.:ｰ=ﾆえこﾉl! ｀ｉ: | それ以外に、俺はこの拳の振り下ろし方を知らんのだ！」
', ` ｰ=.:イ.:: ゝ=:'､:... `ｰ= ''" ||
ヾ, , .| | ＼｀ ､ |!
i , ' .!|! ' . !
ｌl 人 l ∧
∧ゝ --―― ` ――--. ､' /l !､
. / i＼ ＿＿＿＿__､. ／,/ /＼
／ | ＼ ｀.￣￣￣ ´ ／ / ,/ ＼
／ ｌ ＼ ／ / ,/ ＼
／ l ≧､ ／ / ,/ ＼
- 273 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:43:57 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;:::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
／ ;::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; ＼
│ /＝≡＝=､､＼::::::::::::::::,,／ ,,=＝≡＝ヽ、 │
│ // ヾ､ :;:;:;:;:;:;: ﾂ 〃 ヾ, |
│ :;:;:;:;:;:;:;:; │
│ ``―＝＝''" ":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:゛ ゛ー＝===＝彳 | 「……………」
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │
＼ ;::::::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::::::; U ／
＼ ;::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::; ／
＼:::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::; ／
／ ￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
／ ＼
／ ＼
／. ―― 、 , 、―― ＼
| l
..|. （ ● ） ﾉヽ （ ● ） | 「わかりましたお。
|. ´"''", "''"´ l 無能非才の身ゆえ、お相手が務まるかどうか甚だ不安ではありますが、
. ＼. （ j ） ／ それでやる夫の罪があがなえるのでしたら、願っても無い事ですお」
＼ ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
／ヽ イ＼
／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ＼, ,／ ＼
／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | 「勝負は明日の午後２時。
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' | 場所はコチラの道場でかまいませんかお？」
＼ ｀┌,─'＾ー,,-┤ ／
＼ ｀ー -- -一' ／
／ ＼
／￣￣ヽ; ヽ
（｢ ｀rﾉ |
ヽ ノ i |
i´￣￣｀i l |
- 274 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:44:29 ID:ARSIoJmg0
-
´￣￣￣￣｀`丶､
／ ヽ､
/ ヽ.
/ '.
/ ;
/ l
/´_.｀ー--､,,__ ｌ
' ,〃- 辷ｪｩ‐テゝ. ! ､＿,,,_＿＿ !
! ｀￣` , / '::メ卞ﾃ'メゝ､ i
! i ,′ `￣" ,
| ＿ / 「委細承知！」
i ／ /
i ｛ ; ｀ヽ /
ｉ ＼__＿＿ ﾉ、 } /
i､ ヽ ＼＿__ ／ /
ﾄ､ ｀ / /
| ヽ､ ≡≡ﾐ､ 〃 /
! ﾐ ヽ. ´ ｀ﾞヾ '′,.ｨ
| ﾞ､ ヽ､ ,,.ｨ＜" i
! ::::::::::`ｰ=-;;;､＿,.,ｨ＜:::::/ |
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |
/ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'. ､
. / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ＼
． -―――――― ．
／ ＼
/ ` ．
,': '.
|: |
|: : : l
|i ! :|
|| j.: :|
|| ,.ィZ:.､ |
|,ｨ壬≧ｭ.､ .!| :/ _.ｲ斗'´ :| 「此方の我が儘を聞き届けてもらい、感謝に絶えないだろ。
l i弋とﾉ`ｘ-'､::./.:ｰ=ﾆえこﾉl! ｀ｉ: | この上は、我が全力を持って事に当たる所存。お覚悟めされよ」
', ` ｰ=.:イ.:: ゝ=:'､:... `ｰ= ''" ||
ヾ, , .| | ＼｀ ､ |!
i , ' .!|! ' . !
ｌl 人 l ∧
∧ゝ --―― ` ――--. ､' /l !､
. / i＼ ＿＿＿＿__､. ／,/ /＼
／ | ＼ ｀.￣￣￣ ´ ／ / ,/ ＼
／ ｌ ＼ ／ / ,/ ＼
／ l ≧､ ／ / ,/
＿＿＿＿＿
／ ＼
／___, -一ｧ ＿＼
__,-‐¬ ￣---┘'７ ／ ＼
-‐ ''" ／ '´_ ／,ィ｀ヽ //´ ｀ヽ ＼
／ __ ,イ| ● l l ● ） ＼
_／ -' ／￣ )｀ _ノ ヽ_ _ノ | 「はい。明日はよろしくお願いしますお！」
,r ' ,-､＿___ , イ⌒' （ i ）'⌒"' |
/ ノ ' ＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／
/ ＼ ー一 ／
／ ＼
- 275 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:45:02 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
「と、話はまとまったんで、晩御飯に戻るお」 ／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ ﾌﾟｼｭ〜
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
「美筆さんも、タップリ食べていって欲しいお。 ／ （●） （●） ＼
なんて言うかほら、『腹が減っては戦ができぬ』だお」 l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） |
. | | 「お…おう」
| |
. ヽ ﾉ （なんか、いきなり対応が軽くなった様な。
ヽ / オマケに、この状況で家族が何も言わないってのも、えらく不自然な気が………）
/ ヽ
| |
| . |
／￣￣＼
／ ＼
| |
. | | （ま…まあ、イイだろ。
| | 少なくとも初期の目的を果たしたんだ。
. | } 最悪、最後の晩餐になるかも知れんメシだ。
. ヽ } 余計なチャチャは入れないでやるだろ。武道家の情け的に考えて）
ヽニニニﾆノ ､_
／:::::::::::::::::::::￣`ｰ
ヽ:::::::::::::::::::::::ｰt-.._:
ヽ::::::::::::::::::::::::i
- 276 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:45:34 ID:ARSIoJmg0
-
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
｡ ＿＿
｡ O ／ヽ ＿｀ヽ ｡ O ＿＿_
ﾟ ｡ ＼ヽ ./；（●）（●） l .ﾟ ﾟ ｡ ＼ヽ ／ u ヽ ｀ ､ ﾟ
- ･｡ /Uu (_人__) / @ ｡ - ･｡ / ； ﾟ（●） ─＼ @ ｡
, ﾟ 0 ─ ./u /亠､/ ｡ﾟ/ .／ ｡ ,'´￣￣｀', , ﾟ 0 ─ { U u (_人__)（●）.| ／ ｡ ,'´￣￣｀',
ﾟ ,,､,ｒ-'⌒ヽ! 〈r┬/u / .o ,! ハ ハ ! ﾟ ,,､,ｒ-'⌒l u /亠､/ ｡ﾟ / o ,! ハ ハ !
｡ ﾟ ｒ-'⌒`ー-'´ヾ, ￣ / .｡ ･ﾟ ｌ. フ ム ｌ ｡ ﾟ ｒ-'⌒`ー-'´ヾ, 〈r┬/u / ｡ ･ﾟ ｌ フ ム ｌ
ヾヽ､＿,,,､-､/ミ,ヽ __ノ.-‐-､_＼ ∠ ハ ッ ｊ ヾヽ､＿,,,､-､/ミ,ヽ ￣ ノ_, -イ-､＼ ∠ ハ ッ ｊ
ー = ＾〜､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ ﾟ ｡ ヽ フ / ー = ＾〜､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ ﾟ ｡ ヽ フ /
ｊヽｊｖｉ､人ノｌ__ / / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽヾ ￣￣ ｊヽｊｖｉ､人ノｌ__ / / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽヾ ｀￣￣
） ハ ７ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ ﾉ ｡ ） ハ ７ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ ﾉ ｡
） フ て / / !。 ｌ ｌ - ニ ） フ て / / !。 ｌ ｌ - ニ
７ ッ （ _＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_ ７ ッ （ _＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_
） !! （ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-, ） !! （ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-,
＾⌒~＾⌒＾~⌒＾└==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／ ＾⌒~＾⌒＾~⌒＾└==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【やる夫＆やらない夫食事中。しばらくお待ちください】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
. ＿＿＿＿_ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿_
| ||＊＊＊＊||＊＊＊＊||＋＋＋＋|| |
| ||＊＊＊＊||＊＊＊＊||＋＋＋＋|| .＿_.|
| ||O ＊＊＊||＊＊＊ O||＋＋＋ O|| |＼ ＼ .||
| ||＊＊＊＊||＊＊＊＊||＋＋＋＋|| |＼|￣| || |
| ||＊＊＊＊||＊＊＊＊||＋＋＋＋|| |＼| | || |
|＿||＿＿＿＿||＿＿＿＿||＿＿＿＿||_|＼| | ゛＼| .||
/ ＼|＿| ＼ ||
./ ／￣￣＼ ＼ ﾞ~
/ _ ／ _ノ ＼ __
| |======| （ ー）（ー)===| |
| | | （__人__) .| |
| | | ｀ ⌒´ﾉ | |
| |＿＿＿_| }＿＿| |
| |＼ （ . ヽ } ヽ ＼
| | ＼ヽ ヽ ノ ) ＼
| |＼ ＼（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒ ⌒ ⌒ヽ
|_| ＼ ヽ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【やらない夫、そのまま済し崩しに柾木家に逗留。客間にて就寝中、今しばらくお待ちください】
- 277 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:46:07 ID:ARSIoJmg0
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│ 翌日、柾木神社別宅にある道場 │
└───────────────┘
l l || 幽 遊 白 書 ll
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／.....:::::／ ／ ／ ／ ／
...:::::::／ ／ ／ ／ ／
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┌──────────────┐
│ その地下にあるイメージルーム │
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（ ⌒ヽ _,,...-‐‐''""￣ ／ / | ＼ （ ⌒) ゝ
ゝ ⌒ヽ,, __,,,....--―-..、 ／ / | ＼ ,,.( ）、,,(
( ／ ,,,,,,,,,;;》》》〉〉ゞ ／ / | （ ゝ
_,,...-‐‐--..,,,_ / ミ'' ／ / /> />
>〉〉》》》》>>,, `ヽ、,r'~￣￣`ヽ、￣＋;￣￣ __￣￣ / ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣,,_p/>￣￣
_____,,,...（,;;）/⌒ヽ、"",,, ヽ、 。..: ＿'. ! ..::::. / ...::::::.. ..::::::::........ ｡ﾟ｡,,,_p/> .....:::::::::::::::::::::
,,r''~￣,,,,,,;;;;《《（,;;）;;）彡 ヽ 彡,,ゝ ／ | .::::: ＊....::::... ........＋::::::::....... ...::::::::. ......::::::.....:.:
《《《<"" ,r';i;i/ ..::. 彡 ） ＋::: | ／...........::::::::..:::::.. 。...:::::::::::::..... .::::::::........ ...::::::::::.. ::...
。.... ::::: ,r'ww/ :::::::::: 彡ﾉ::. ／￣￣| 。..::::...... 。...:: ......＊.....::::::::..:::::..::.....::::::::::::::::... ...:::::::
〜；,,｡,r';i;i;i;i;i/ :::::::... :: ／ | .........:::::::::::::::::.........::...:::::::...::::::::::::::.....:::::::::::::。::::::.........::::::::
/www,'.。.... 。.... . . | ／。.....ﾟ .........。・...｡.... 。 。。..::::...... 。...::::::::... ......::::::::::::::::..
/;i;i;i;i;i;,'. ~^^ﾟ〜〜~ﾟ^ |＿＿／〜〜・｡,,,,：〜"~~。〜・" ﾟ''〜｡,,, 。....ﾟ....... 。.....:::::::::..........:::::
/w;w;w,' ~^^ﾟ〜・,,｡,, 。....ﾟ......。..。....
/;;;i;;i;i;i;i;i
;w;w;w;ii
- 278 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:46:38 ID:ARSIoJmg0
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／ ＼
.／ ─── ──＼
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｜ ／／:::::::::丶＼ :／／::::丶丶
.｜ ｜ {:::::::::::::::::| | ｜ {:::::::::::::| |
| ＼ヽ:::::::／ ／ ＼ヽ:::::::ﾉ／
.| ,／ | ＼
| ｜ ｜ ｜
| ｜ ｜ | 「……………なにコレ」
.| ＼＿＿／＼＿＿／
|. ヽ , ─ 、 ノ '
.| /
| ）
丶 l
＼ )
.＼ /
ヽ ／
/ く
| ヽ
_ -── ､ _
_ -:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/''´:.:.:.:.／`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
´ /:./:.//へ,,,..:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.′
{:./:./:.ｌ:.:.ｌ__ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.ｉ
ﾘｌ:.ｌ:.:.{:.ｌ:.ｌ一{:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.ｌ:.:.l 「『こんな事もあろうかと』、道場の地下室に作っておいた
´{:.:.:.{:.ﾍNｾﾇﾍN:.{:.:.:.:.:.:.:.:.}:.ｌ:.:.l 各種イメージが投影可能なバーチャル決闘場よ。
ヽｌ:.ｉ＼ﾍ{ │ﾘｌ:.:.:.:.:.:.:/:.ｌ:.:.l 今回は、こけら落としという事でオーソドックスに。
｀ヾ::.ｌ＼ﾄ -=- ﾚｌ:./ﾚ:.:.:.:.{:.:.l 決闘の定番、巌流島をチョイスしてみたわ」
＿/:.:.:ｌ:.:.:.{ゝ _ _ イ´jｲ:.ｌ:.:.:.l:.:.ﾄ､＿＿_
／//////ｌ:.:.:ｌ:.土ニ土:.:.:.:.}:.:.:.lー//////ヽ
／/////////:.:.:.}イ ￣ ト /:.:.:.lヽ/////////丶
_ ／///////////:.:.:.:.ト ヽ / {:.:.:.:.:.ｌ //////////丶
∠///_//-三三＞ｘ:.:.:.:.ノ ′ ｌ:.:.:.:.{///／三三ー/////､
／:./三三／:.／＼ ､ 弋:.:.:.:.:.`ー､三三ヽ:.:.:.:.＼ ￣
/:.:.:.:／三三{:.:.:/三三＼ ＿Ｙ´__ ／`三ヽ:.:.ゝ､三三＼:.:.:.:.ヽ
／:.:.:./三三三＼/ ／´⌒ `「￣￣」´ ⌒ヽ ＼:.}三三三三ヽ:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:{三三三ｌ//{ ￣ｌ￣ }＼}三三三三三}:.:.:.:.ヽ
{:.:.:.:.:.／三三三{´///＼ ／//// }三三三三＼:.:.:.:.}
ｌ:.:.:.:.ｌ三三三三ゝ/////＼ 人 ／/////ノ三三三三三ｌ:.:.:.:.ｌ
- 279 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:47:11 ID:ARSIoJmg0
-
∧__ ‐;;''::´￣￣｀ｰ-、
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￣/:.i.:.:|λ:.:.:|ﾉi.:.:.|か.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 「…………」
|/|.:い i.:.:/ ﾉ.:.:/リ :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
i.:|/ ﾚ´/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀τ /.:.:λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ｼﾞ〜〜ﾝ
ヾ｀y.:.:.:/ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,二ﾆ=-、
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|´ :!: :!: : ,': :/ ｀ ､:! ﾊ: : : | |: :斗 - : : : : : |: : :!
. |: :|: : | : |,ｨf＝ﾐｘ :|´ |: : : i |´/ ! /!: :| : : : !: : :!
. |: 八: !: :i!､ ｀ |: : :' ,ｨf＝ﾐ､:!: ::,: : : :': : :!
. |/ :! ゞ!: :!: " " .: |: / :| /: : : :/: : :! 「感謝するわよ、やらない夫君。
|: : !: :| ' |´ " " ノ´: : : /: : : :! まさか、科学者なら一度は言ってみたいセリフを………
|: : ! 人 .:/: : : :/ : : : : 自分の作品を『こんな事もあろうかと』と言いつつ披露する日がくるなんて。
|: : !: : : ＼ ｀ - .: :/: : : :/ : : : : : 感無量だわ」
': : :|: : : : : !:.､ '/: /: : : :/.: : : : : :!
/: : .ﾉ: : : : ﾉ: ﾉ ＞ - ´ /:.〈: : : : (: : : : : : :|
. /: .／: : : ／, ' ム､_＼: : : ＼: : : : :
/: 〈: : : : （・´ __ __ ｀ .): : : : :) : : : !
. ,. /-‐´＼: : : ＼､ ヽ ´ ／: : : ／: : : : :!
／ ): : : : : 〉 ｀ ｰ‐―――‐〈: : : : 〈: : : : : : :!
- 280 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:47:43 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
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│ ;::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. |
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │ （んなこと言われたって、リアクションに困るだろ、JK！）
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::;
_________
／ 'r r.r.r.i
/ | | | | |
/ u .ﾉ.ﾉ.ﾉﾉﾉ
ﾊ_ノ ヽ､__ / /ﾉ （ヤバイ！ この人、マジもんのマッド。
/ (●）（● ) .( l ヽー―ー-､ あたら優れた頭脳と才覚を、自分の趣味に極振りしちゃってる人だろ。
/ .（__人___） ﾑ ｲ r ヽ 畜生！常識的な決闘のハズが、何だってこんな事に………不条理すぎるだろ！）
./ / ヽ`⌒´ | .l / ､ l
/ / 八_ ､__ ／l | ,' l l
. / ,' ヽ| | ﾉ ﾊ l
/ .l ∧ | ﾚ' ノ l
/ l ノ ヽ | | ﾉ }
∧ / ,〆 ﾍ l , ' l
ヽ､＿,ﾉ'´ ﾍ .l / ﾉ
', | / ,'
ﾄ､ ノ ﾉ
- 281 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:48:16 ID:ARSIoJmg0
-
／:.:.＿＿:.:.:..::.:ｌ:.:.＼＼ｌ:.-:.､:.:.:.＿:.:.:.:.＼ _
／￣/:.:.:.:.:.:/:.ヽｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:ト-､:.＼:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.ｒ､l`トｌ:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.ﾄヽﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:イ:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.ｌｰoｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.{:.:.:.:.:.:}
￣/:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｌ一 ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:.＼:.:.:.:.ｌ
ｌ:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.ｲｾヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:.:.:.:.}:.:.ｌ
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼ 「……………」
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
｀ ＼{ヽﾊ ｀‐￣ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:.
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:.
＿ - ‐ ─ T ﾄ イ ／ｌ:.:.:.:.ｌ///////＼
＜//////////ｌ:.:.:.l//ｌ ∧/ｉ:.:.:.:.ｌ/////／三
￣ ‐ -ｘ :.:.:.l//ｌ/三ｌ/l:.:.:.:.ｌ///／三三
/:.:.:.}///三三/:.:.:.ｌ/／三三三
/:.:.:/_//三三/:.:.:.:.:.ｌ/三三三三
イ:.:.:.何_刀三三{:.:.:.:.:.:.:{三三三三
／:.:.:.:.ノ￣￣＼三八:.:.:.:.:.:.＼三三三
‐=イ:.:.:.:_／ 〟 ＼三∧:.:.:.:.:.:.:.}三三三
て／ ノ ／＼三{:.:.:.:.:.:.＼三三
／/ / ／////＼ ｌ:.:.:.:.:.:.ﾄ ゝ三
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::| 「ああ。大丈夫よ、やらない夫君。
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::| コレの元ネタの人と違って、やる夫君は律儀だもの。
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| チャンと時間通りに来るはずだから、安心なさい」
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 | 「ソ…ソウデスカ」
|. ,(⌒(●)ヽ |
l ｌヽ )＞ lllllll ／ （つまり、あと二時間近くも、この危険人物と二人きりって事かよ）
/ ヽ＼ `(__,(●) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 | （畜生、ウォームアップをかねて早めに来た事が裏目に出ただろ。
|. ,(⌒(○)ヽ | 胃が痛いだろ、未知のプレッシャー的に考えて）
l ｌヽ )＞ ／
/ ヽ＼ `(__,(○) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
- 282 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:48:48 ID:ARSIoJmg0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌────┐
│ 30分後 │
└────┘
＿＿＿＿＿__ ＿___
／ （＿＿ ゝ
／ （＿＿_ヽ_
／ ── ── （＿_ _ ヽ_
／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ （＿＼ 〈
／ `Ｔ;;;:::;;;Ｔ′ `Ｔ;;;:::;;;Ｔ′ ＼ ＼ 「えっと。その………申しわけありませんお。
| ヽﾞ''''''´"ノ ヽ⌒ﾞ''''''´" Ｕ | ） ウチの叔母が、だいぶご迷惑をおかけしたみたいで」
| （ i ） |三三）
＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／.:.| .|
＼ ￣￣ ／|.:.:.:.:| .| ※補修授業から帰宅後、異常を察して、その足で現場に来た人。
〉三三三》 《三三三〈 |.:.:.:.:| .|
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''-､
／ ＼
/ U ＿＿ ＿＿ ',
/ ＿＿＿ ＿＿ l
l （ ● ） （ ● ) .|
| u. ￣￣￣ ￣￣ |
| |
| U （ 人 ） | 「あ…ああ。早めに来てくれて助かっただろ、色んな意味で」
| ｀ ┬‐ ´ ｀ ┬ ´ |
l ￣￣￣￣ l
l .l
l .l
', ,'
＼ ／
＞- -＜
,,-'" ヽ
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. l | | |
.| | | |
- 283 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:49:20 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ ＼
| |
. | |
| | 「まあ、それはそれとして………」
. | }
. ヽ }
ヽニニニﾆノ ､_
／:::::::::::::::::::::￣`ｰ
ヽ:::::::::::::::::::::::ｰt-.._:
ヽ::::::::::::::::::::::::i
／￣￣ ＼
／ ＼
| ＼, ,／ |
| （●） （●） |
| （__人__） | 「始めようじゃないか、決闘を」
| ｀⌒´ |
{ } ｎ
ヽ ノ l^l.| | /）
／⌒ ´ ｀ ⌒ヽ| U ﾚ'/／)
/ ﾉ ／
ヽ､ j ｒニ ﾉ
｝ l !ヽ､_,__／
/つゝ､! }
｛〈〈〈ゞﾍ l
｀￣´ ﾉ 〈
／ ,r、 ＼
／ ／ ＼ ＼
／ ／ ＼ ＼
（ く´ ＼ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
(´____＿___ﾉ ヽ ヘ
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
- 284 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:49:52 ID:ARSIoJmg0
-
_, -===＝＝＝===ー-、
／ ＼
／ ー--=、 ＼
/ ／┬-ヾ ｀l
| ‖ i、:::::| |
| ヾー-ーナ | 「…………」
| ヽ、
| （,,＿,,人）
!、＿_,,,,,,＿＿ __ ￣￣７
〉＿＿＿ __￣￣〈 ／
＞三三三三》:.::.:.:..＼ ／´/
_, -===＝＝＝===ー-、
／ ＼
／ ー--=、 ＼
/ ／ ヾ ｀l
| ‖ ＿__ | .|
| ヾー-ーナ | 「失礼。修めた技は剣術とお聞きしていたのですが………」
| ヽ、
| （,,＿,,人）
!、＿_,,,,,,＿＿ __ ￣￣７
〉＿＿＿ __￣￣〈 ／
＞三三三三》:.::.:.:..＼ ／´/
- 285 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:50:24 ID:ARSIoJmg0
-
,.. ―― 、
/ ＼
,イ | |
／ | ⌒ヽ ,,／ | ＼
／.: | （●） （● ）| ＼ 「問題ない。
__ ／ / | (__人__) l ＼ 古流剣術家の嗜みとして、無手の格闘技も一通りかじってるだろ」
／ | ヽ ｀ー-r' / |
/ l ＼_ _/￣￣ヽ、 ﾉ
{ ／^￣＼ヾ-(_ i_／ __ { / <
} ｀､ ／ ヽ ＼7 >ﾍ_／__ |_／ r'
> / ＼ ＼∧ ／ヽ_Y´ | |
ヽ: : : : :/ ､ l＼/ノ}:::{: : : i_ |: : :|
/: : :./＼／ Yｰ' / /:::::l: : : : : : 〉 「＼ |
. /:..:..:/l／ _＿ノ ￣´.. /::::::::|..:..:..: ,-{＼ | l i＞
./.:.:.／:.:ヽ＿／|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l::::::::: |:.:.:.:.:.l |
. ｊ |
l :: ! |
i ＿＿,ノ ゝ _,,ｭ=-ｰ' l 「何より、この決闘は俺のワガママ。
!(｛:::::｝)、 （ {:::::::} ) ,' ラルさんを害した、お前の本質を知る為のもの。
; ,' ,' 勝利よりむしろ、そちらの方が重要。
i´ ,' ヽ :;; ,' 故に、あえてお前の流儀に合わせた方が都合が良いだろ」
､__ ,（ l / |
..; `,ー----― ¨ ./ !､_
: 'ｰ -―-' ／ !ノヽ、
:; :￣ .,／ ／:::::::::i
:〉､_＿___ , - '" ／::::::::::::::::!
／;;;;;;j :::::: :: : ,／::::::::::::::::::::::::!
- 286 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:50:56 ID:ARSIoJmg0
-
／.:￣￣￣￣￣ ＼
／: : : ＼
／: : : : ＼
／: : : : : : ＼
. / : : : : : : :.._ _ ＼
|: : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀ l
|: : : ::;; （ ● ） ﾉヽ （ ● ）;;::: |
|: : : : : ´"''" , "''"´ l 「……………」
＼ : : : : . . （ j ）､ ／
.＼: : :: : :.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : "´ ＼
／ ∧::::::::::::::＞､r‐'".::::::: ＼
イ | '::::::::::/￣￣ヽ:::::::::: ｰ'ノ }丶 、
,. '" / | ヽ::∧ /＼::::::／ 丿 ! ｀ 、
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼( （ヽ(＼ ⌒´ ／ 「わかりましたお」
γ⌒＼＼＼＼ ⌒ヽ
i j ヽ _ ｀ヽｰ‐ i
ヽ､ l （￣ ヾ_＿＿＿_.ノ
/つゝ､,,! ￣￣ } ｻｯ！
｛〈〈〈,ゞ,ｿ 〈
｀￣／ ＼
／ ／´`＼ ＼
! く´ ＼ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
(´____＿___ノ ヽ ヘ
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
- 287 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:51:28 ID:ARSIoJmg0
-
, - ＝ -
／ ヽ、
/ :::ヽ,
γ ::::::::i|
＿＿＿_ .| :::::::::::il
／ ＼ .| ＼ ／ ::::::::il
／ ヽ、 _ノ＼ ゝ（ ●） （ ● ）.::::::::::il
／ （ ●） （ ●）＼ | ' .^ ｀ .::::::::il
| （__人__） | /)/）／） ', ::::::il
＼ ｀ ⌒´ ／ 「//／／: ＿ ＿＿ ＿＿＿＿＿ | （_ _,、 _) ﾊ
γ⌒ ⌒￣￣'￣´ （: ＼ ＼ ／ ／ （ ＼￣￣ ._ゞニヽ _ ｀ -´ :::／:::::＞ 、
i j _＿＿_＿＿,､＿`つ ＼ ＼／ ／ ＼ ＼ ｒ´, - 、 /::: -:::::／:::: ﾉゝ、
ヽ､ l /′ ＼＿＿／ ＿＿＼ ） .γ, ' .｀y廴 ＿ _ノ、:::: ト、
/つゝ､,,! } ￣￣￣￣￣ V ｀ヽ :: ::::il ヽ,
｛〈〈〈,ゞ,ｿ 〈 .｀く::::: ::: ::::::il:: i|
｀￣／ ＼ ∨:::: ゝ、 ::: .::::il:::::ハ
／ ／´`＼ ＼ 人人人人人人人人 V::::: :::: ｒ- .il::: ヘ、
! く´ ＼ ﾍ ＜ Fight！！ ＞ ｀ヽ::: :::: :::::: /:::: ハ:::: il
＼ ＼ ヽ ﾍ Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ ト- 、::::::::::::::::::::::::::::::ノ:::: .il:::l::: il
(´____＿___ノ ヽ ヘ li ￣｀----フ ´:::::: il:::l:::: .il
｀￣ ￣ ∨__＿___｀) V ／:::: ,．´,': .il:::: il
＿ ＿ ＿ ＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿ ＿ ＿
', ∨ / ﾆ | | ヽ＼ | l∨! | ', ∨ / ﾆ | | ヽ＼ | l∨! |
￣￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣
YARUO YARANAIO
- 288 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:52:01 ID:ARSIoJmg0
-
ヽ ＼ ＼ ヽ i. .| / / ／ ／
ヽ ＼ ＼ ヽ i | / / ／ ／
ヽ ＼ ／
＼ ＿＿
／ ＼
／ ＼
| |
,--| ＼_ _ノ |-、＿ ---‐‐‐
‐‐‐‐--- ／ | （●） （●） |／/ /￣ヽ
〈:::::: | （__人__） .／:::::/ / .川 |ゝ （先手必勝！）
―――. ヽ::: ::＼ ｀⌒´／:::::::::/ /-´´´´
. ＿ﾍヽ ::::::::＼,―′::::::::::／::| ＿＿_ ----
二二二. /´ ＿ヽヽ:::::::::／ ／::::∠／:::::::::::::ヽ ＝＝＝ 二
￣ / 爪i」ゝ_コヽ__:: :／::_／／／ :| ￣
‐‐‐‐‐‐‐ /´::￣￣:::::::::＼＿＼__／―´／／ ::::::/ ‐‐‐‐‐‐‐‐
〈:::: ＼＿:::::::＼二二／／::::::: ／
---‐‐‐‐‐ ＼ ＼＿:::::i!｀／ ::／ ‐‐‐‐---
＼＿: :｀／ ／
＼＿ ／:: ／
＼|: ＿／
／ |＿＿／／ ＼
／ _／ ｀ ヽ＿／
ヽ_ ／
三￣￣＼
三ノし_ノ｀ ,,＼
三 ⌒`（ ◯）（Ｏ) 「おりゃあ！」
三 j（ （__人__）
三. ＾ ､｀l⌒/ﾉ ,rっっ
三"⌒ヽ ｿ ﾞ⌒ﾉ .iﾞ）' 'ｨ´
三 ﾞヾ ,,/ { ) 丿 ／￣￣￣｀＼
三 ィ二 ｀＼ /'ﾆ７ ／ __ﾉ ／ ＼
三::.:::三::三 ＼ ./ ` ﾄﾞﾝｯ! ／ （ ＞） （○ ） ＼
三::.::.三 三:: _＿＼__＿ ＿＿＿ __＿＿´＿ ＼ ,,_人､ノヽ （__人__） U |
三::::.三 三ﾝィ⌒￣"￣￣￣ ￣￣ ￣￣￣ ￣￣ ￣￣ﾆ≡─‐ー-, ..|┬ｰ| ／ 「グッ！」
''三三 三/ ≡''＝三≡ ;;;;（（ 三iiii_iiiiiii))))）─ ＼￣ ＜
三 __＿＿_＝≒=ー────;‐‐￣ ￣ ￣ ＼ ” ）
三､ ー ィ⌒￣ ／^⌒`Y´^＼ ￣￣ /
／ /
／ ／
/ |
/ ヽ
( くヽ ）
＼ ＼ヽ |
＼ | |
＼ | |
／ / /
（＿__／/ /_
（＿＿＿＿）
- 289 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:52:33 ID:ARSIoJmg0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ﾊ
| ゝ 、_,/ i
| （ ●）（●） /⌒l （ふん！上手く捌いたつもりだろうが……）
| （＿人__） :|`'''ｲ
／ ⌒ヽ ｀ ⌒´ i | ｊ
━━━━━━━━━━━━━━━
／￣￣＼
/ ﾊ ／｀ヽ
| ゝ 、_,/ i / /
| （ ●）（●） /⌒l ミ ／ ／
| （＿人__） :|`'''ｲ ／ ／ （残念！）
／ ⌒ヽ ｀ ⌒´ i | ｊ ミ .／ ／
／ へ ＼ ー'ー< / .／ ／
／ ／| _ _ ノ .／ ／
( _ ノ i ＼´ ／ ＿／
| ＼＿,, -‐ ''" ￣￣ﾞ''―---└'´￣｀ヽ彡
＼ ＿＿ ノ
ヽ ＿,, -‐ ''"￣
＼ , '´
＼ (
＼ ＼
＿_,ｨｧ..,─､ ./::＼ｨﾍ ,,
Ⅴ:::/ ./::::::」,.-､|:::::_/.|::::〉
/:::::〉 レ'´ ー'.レ'_,.ｨ￣ ",勹
ｆ::::::レ＜´|. _／:::::/;; ＿」:::::二>
／￣￣＼ ,ｲ ＿」::::::::_;＞‐'_／:::_::::::::|./´:::::_:::｢
二二二二二二 ／ _ノ ＼ /::'＜:::_::::::Г __ .｢:::::／ .|:::: l.ﾚ'./:/|:::|
| （ ●）（●） /:::::_;.匕..|:::::| .｢::::|ﾚ'´ ._」:::::{ /:/ .|:/
二二二 | （__人__） （二段蹴りだろ！） レ'´ /::::| |:::::| .|:::/ .／::::_／ .ﾚ′.´
二二二二二二二二 | ｀ ⌒´ﾉ /::::: | |::::::〉ﾚ′_／:: ／
| /⌒l } |:::／ |:::/ ｆ:::::／
二二二二二 ヽ |`'''| } ﾚ′ l/ .|／
＝＝＝ ヽ | | ノ 二ニニ＝ ＿＿＿
＝＝＝ニニニ／/ | ￣＼─＝ニ二二二ニ＝ ／─ ─＼
（￣ ノ | ＿,, -‐─＝ニ二二ニ＝／（ ○） （○）＼ 「グフッ！」
二二二二二二二二二＼ ＼ ＿,,＿,,, , -‐ニ二二二 ／ （__人__） ＼
＼ -‐ニ二二| ゝ:::::::::::::::::::::::::::≦ 三 ∴･･
二二二二二 ＼ ,,＿＿＿＼ ｡≧:::::::::::::::::::::::::::三 ＝=-
＼ ,,,-−ﾞ´ -ｧ,:::::::::::::::::::::::::::≧=- ∴･
二二二二二二二二二二二 | /￣ ｲﾚ,:::::::::::::::::::::::::::＞三 ･ﾟ ･ ･
| | ≦｀Vヾ:::::::::::::::::::::::::::ヾ ≧
二二二二二 | | ･ﾟ∴/｡･ｲﾊ :::::::::::::::::::::::::::ミ ･ ﾟ ｡
- 290 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:53:06 ID:ARSIoJmg0
-
, - 、_
ｒ´ /ﾆ｀ヽ ｒ-、_ _
| i {二 ノ - 、 ミ ｛ ｀ -´ ｀ヽ
| .ゝ´ゞγ´ ヽ ｀ヽ、 ）
li ./ i ./::: ::γ´
l / | .／ /
li .i ヽ_ ノ ,' ミ ., ' /
l ﾉi ( ●) （●） ／ /
〉 i:::; （＿人_）ヽ、 ／ ／
li ::::ﾊ ＞:::::: ﾊ ミ ／ .／
|:::: .＞/´ ﾊ ,.' .:::::::::::::／ （んでもって、）
く::: / .｝ ／ ::::: ／´
ヽ:::／ ｒ-:::./ ミ.／ ／
＿V /::::: ./ ..／ /
γ´ :::｀ヽ /::: ∧／ ::::::::::::::／
／::: _ ／:: ／ :::::::::::／
__ _.／ .＞不 ｒ .::::::::::／
ｒ´ .ｒ- ´ li .l /
/ く_ﾉ- __ノ / 、 ./
ゞ-uッ´ / / .／
／￣￣＼ ﾞｉ＼
／ﾉ( ゝ 、_,ﾉヽ ﾞｉ (,
| ⌒(（ ●）（●） i ﾞｉ
. | （__人__） /⌒l （かかと落とし！） i| i,
| ｀ ⌒´ﾉ |`'''| i| ',
／ ⌒ヽ } | | i| |i
／ へ ＼ }__/ / i|. |i
／ ／ | ノ ノ ,.i. |
( _ ノ | ＼´ ,.i ゝ
| ＼_, ゝ |i.
.| ＼ , ' |i.
ヽ ＼ ＼ ／ |i.
＼ ＼ ＼ , ' |i.
＼ ( ＼ ,, ,. ,., ' , ' ＿／⌒ ⌒＼＿
＼ ＼ ＼ `ﾞｨ／ ／:●））（__人__）（（● ＼ 「ぐぇあ！」
, ,. ／` | |r┬-| |
ﾞｨ／`, ' ` ＼ `ー'┃ ／
- 291 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:53:39 ID:ARSIoJmg0
-
|l!1!｜!l |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!ｌ | |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l i| |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l | l| |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l ／￣￣＼ l| |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!／ _ノ ＼ .l| |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!| （ ●）（●） || |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!| （__人__） || |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l | |vvv|ﾉ .|| |l!1!｜!l｜!l! （更に全体重を乗せての……）
|l!1!｜!l | ｀^^´} i.|| |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l | } l:|| |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l ヽ_. l~~i ノp~~i |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |!( ＼/ / 卜 / |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |!|＼ / .| / || |l!1!｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |!|.| l|l| il:|| |l!1!｜!l｜!l!
/'
/〃
/ ｀ー'／
/ , ' /＾Х
/ ./ / ／ﾍ､
/ 〃､/'＾／､／
／￣￣＼ / /ヽ,
／ ＼＼ / ,λ 〃
| （●） （肘打ちだろ！） 〃 / !i´ /
. | （___ﾉ ゛＿ ,' ,〃 /
| ´ﾉ ﾄ ﾔ メ √
. | } |ｉ ｌ ゝ´ /
､−―ﾞ―ﾞﾞ￣＼ | | l /ι,
／ ＼ | ,ｲ / /､_ /
／ ＼ | ヽ~~ 〃 ヽ.＿,ｨ〃
| ／´＼ , ,. ,. ／` /ヘ, /
| ､ト ﾞ） ＼ ﾞｨ／`, ' ` ヽ/ /
| ､ト ` , ' ／ﾐ 〃 /
| ､ト ∵，･／⌒ ⌒＼ / | /
| ､トi ／（ ○） （○）＼ 「げふぅ！」/ 〃
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ 〃 / |
| |r┬-| | / /| /
＼ `ー'´ ／ ,'ﾍ/,/-' ､/〃/
/ / /
- 292 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:54:12 ID:ARSIoJmg0
-
｀ヽ
ヽ
u. V
V
,,＿ ／￣
￣二''＝=≧､_ /‐-、V
/ /:c;:;ii',V Vc∧ V |
∧ V;:;:;:i' V;:;:i' V
ヾ､,,_,,’`゛ ヾ'' 、
/ j! ｝ （な…なんだ？ 機先を制する為の………
i! / i、 / i 半ば ハッタリ利かす為の大振りな攻撃が、なんでこんなにキレイに決まるんだよ？）
`ー- ‥ -‐ ´ `ー,´ .l
u. `ー--- ― -‐ '´ i
l
i
i
l
l
/
/
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
│ ;::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. |
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │ （それも、目線の動きからして、反応出来ていないワケじゃないだろ。
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │ 攻撃が来るのがわかっていながら動かない。
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │ まるでワザと食らっているいかのような………）
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::; |
- 293 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:54:44 ID:ARSIoJmg0
-
, |
,,..イ |
l _,,,...イ´ | |
ヽ、ヽ ＿_,,..-t''"´:::::::::::| l |
| ヽ:::::::::::::ノ / .|
ヽ、 ￣ ／ |
｀ | （ダメージは確実に入っている。
| ヒッティングポイントをズラされている感触もない。
.:::::...｀` ‐┴----_以ヘ‐-､ | 単に打たれ強い。
:::::::::::::::::::::::::::::::::;/ｲ ´..:::::::::.ヽ、 .| プロレスラー顔負けのガタイがあるから持っているだけだろ）
::::i;_;:_:::;_:::;, ィ'¨´::::::i:::;ｿ :::::::..＼ |
,r'-‐‐::'::::::::::::::::::::::::;ｙ' .::::... ｀¨`' ､. |
:::::::::::::::::::::::;:／ ..::::::::::::::￣｀ヾ､_ ｀'ｰ- .|
. ..:::::::::::::::::::;ィ'´ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::...`丶、 .＼_`マ
.::::::: ;:__;斗＞'´ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ
≧´ .....::::::::::::::::::::::::_;;;､ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::::::::;ィ¨´:_:_:i'::::::｀ゝ‐---ｭ､;::::::::::::::::::::::::::::::::
：／￣￣￣＼：
：／ヽ ､／ ＼：
：／（◎） （＝） U ＼：
：| （__人__）（;;;;;# ｜：
：＼ ｀⌒´ て;;;;;; ／：
（（ ： i ⌒＼：
：| i' ゝ､_ ＼：
（一体どういうつもりだろ！？）byやらない夫 ： | | ＿/ ／：
：／| |ー‐-､/ く (´ヽ：
：｛_ !､＿,l | ｀¨ |：
：）ｿ(___ｊ）──┤ |：
ゝ-i──i-´：
＼＿/：
- 294 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:55:16 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） |
. | （__人__） .i,r-v'ヽ､ノ￣￣￣＼
| ｀ ⌒´ r‐く ヽ'＼ノ ヽ､_ .＼ （いいだろう）
. ヽ .ノ ＼ ＼.）)）) .(（ ◎）)ﾟo
ヽ イ ＼ ヽ い)__人__）' |
/ .| ＼_ Y ）ノノ ﾉ .ﾉ . ／
| ,ゝ、 ﾏ_ノｰ彡'´ ｀⌒´ ＜
| .. .'ｒｰ=≦'"
. ＿＿_ 〈〈〈〈 ヽ
／ ＼ 〈⊃ } （その意図まではわからね〜が）
. l ＼ ／ .| | | ＿＿
. |. (●) (●)| ! ! ／-‐' ‐＼
. | (__人__).| | /.... 、 .／_;_;::;ノ (< ）＼
. |. |!!il|!| | ／ ／. ，,･_ .（ （__人__） ）
. ＞ ￣ -‐' ／.. , ’,∴ ･ ¨ ＼ ヽ＿ ﾉ ∠
/ ＿＿ /. ､･∵ ’ ／ ＼
(＿＿＿_） / ／ ／＼ ＼
. | ./ / / （
／￣￣＼
／ ＼
| | （男が身体を張ってるんだ）
. | | ＿＿＿
| | ／ ＼
. | } ､,:' /,';;;}: ; , ＼
. ヽ }` : ;ヽ ,.､_ノ ,; ' ‐ ＼
ヽニニニﾆノ ,`冫<____〉イ'; 、 |
／;::::::::::::::::::::￣`ｰ- ,/::::| // (⌒)
／::/:::::::::::::::::::::/‐-//_::::::ノ // ／i ヽ
::::ｲ::::::::::::::::::::::/ // ￣ / ヽ___i
／￣￣＼
／ﾉ( _ノ ＼
|,'⌒ (（ ●）（●） （手を抜くなんてヤボなマネはしないだろ、JK！）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ,rっっ ,
／"⌒ヽ ｿ,ﾉ .iﾞ）' 'ｨ´ ｀ ,. ＿＿＿_
ﾞヾ ,,/ { ) 丿 , ゜;,／⌒ ⌒u:::＼ ｡
ィ≒ ｀＼ /'ﾆ７´ スパｧｧ────/(◯.;）; :::::､;（;.◯）);:'::::ヽ‐─────‐‐ ン
／＾ヾ ＼ ./ ﾟ ;i`､ ⌒:（__人__） ⌒:::::;;,´:::| .
} _＿＼__＿ ＿＿＿ __＿＿´＿;;{ ;` j|r┬-|:;〉::,,ﾟ， ｡;;:;;|
)ﾝィ⌒￣"￣￣￣ ￣￣ ￣￣￣ ￣￣ ￣￣ﾆ≡┴‐ー-,==ｰ--ｧ人て゜ ﾟ;:，::|: ゜ .
ﾉ/ ≡'' ;;;;（（ 三iiii_iiiiiii))))）て,,;;／ ｡ ;
ヾ __＿＿_＝≒=ー────;‐‐￣/i'只￣/￣|Ｙ‐-<｀ `
＼､ ー ィ⌒￣ ／/ > |≡| / ＜〃 ヽ
- 295 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:55:49 ID:ARSIoJmg0
- ＿＿
.-´ ｀｀ヽ
／ / # ｀ヽ
／ ＼ ヽ
/ （ ●） ;;# ─ ヽ
|:: （__ （ ●） |
ヽ （__ﾉ :::: | 「（クッ！）」
ヽ .;;#::: |
人 /
/ ＿ノ
|
￣-＝＝＿＿＿＿ ─￣￣￣￣
───＿＿＿ ─ ￣-＝＝＿＿＿＿ ─￣￣￣￣
＿ ＿
／ ＼
／＼､ ,／゛ , ﾉし
, -､ _ 三二― /,（〇）ヾ'（◯ ）) ⌒ ＼
__／ ／ ｀＞､ 三二― l゛⌒（__人__）⌒゛ヾ |
/ l, - -ﾉ､ l｀――､ ＼ ｀ヾソ ´ ﾉ、< 「うお〜〜っ！」
/ l | l /´ l| ￣￣⌒ 〆￣ヾ ﾊ ＼
/ l l -‐ ヾ ヽ 彡 ｀y_γ ）
{、 ＼ ＼ } ｲ ー:: ;-､ ヽーr ∨ ｿ /
'､ 丶--ヽ ／ ／イー‐´￣ ￣＼ ' , ' )/ j
＼ｰ----/ ＿ ／ 三二― ＼ ヾ＿／ リ
丶---{ { ／ 三二―
￣
───＿＿＿ ─ ￣-＝＝＿＿＿＿ ─￣￣￣￣
￣-＝＝＿＿＿＿ ─￣￣
────────────────────────────────────────────
,'. ＼ ／ ',
, ＼ ／ ,
| ,r =＼ ／- ､ :|
| ／ ／ ｀＜ ＞ ´ ヽ ヽ |
| { { ● ヾｰ={ | ili | {、ｰｪイ { ● } i} :| （ナイス・ガッツ………と言いたい所だが、
l ゝ､ 弋＿_ノｲ i ゝ､ヽ.＿.ノ / | 何なんだよ、その蠅の止まりそうな拳は！）
|. ー―'''７´ i ヽー──'''" ´ :|
| / | .ﾊ l
────────────────────────────────────────────
- 296 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:56:21 ID:ARSIoJmg0
-
＿
|ヽ ＿ _ __ .／-ヽ＼
_|_ __ __￣ ヽ ＿_.| (●●)|
／ヽﾉ＼ ヾヾ ＼_/_wu'| (_人_) |
／ (●●) ＼. _-=￣ ￣:,.;+'; ｀⌒´ﾉ
-=≡（ (_人_) ）'' __ニ＿mn,;’・,‘ ）
-=≡/ 〈⌒i -‐￣ ヽ￣｀T´ ! /
-=≡| i/ / ノ ヾ ｀､ | /
-=≡/!＿,ノ / ヽ .l|, ｀ｰ'´ ｶﾞｼｯ！
-=≡/ / ＼ i| |!
-=≡| | ＼ `､ . ll li
-=≡ｊ / ヽ ） ';! ;l
-=≡／ ノ ﾉ ノ ';, '';
-= .／ ／ レ´ '';
`､＿〉
＿
.／-ヽ＼
| (●●)|
| (_人_) |
__ヽ ｀⌒´ﾉ
(´￣__ﾐf⌒n l ヾ
,, -‐-､ ￣| .／ミ､ﾉi. | ヾ
／ ＿_、 ヽ／ 人 ＼ |
/ ／ ＼/__／ ヽ__ノ ヾ ﾒｷｯ！
／___（ ,.;'';'≡￣｀｀ /
￣/ 〃 ,;､_；;､ .___ノ ヾ
| ;l|' '；､｀ ヾ';
/!_ ヾ､';．,.!;､
| / ’';,..;,ヽ;,
. ＼ `､ 、 ヾ
ゝ ） 〉 /
〈 . | lノ
| .|
`､＿〉
.＿
／-ヽ＼
.| (●●)|
. | (_人_) |
,r'' ヽ ｀⌒´ﾉ⌒ヽ
| .| と⌒i ゝ 〉
. 〈___⌒￣ﾐ ミ__ノ
. |￣｀ | |､__ ﾒｷﾒｷｯ！
,,-‐（ | | ｀ヽ
__ /_＿__〉 | |⌒f ﾉ
n／´__ .「 ＿ ノ ノヽ〈 /
'ｰ-'´ / |_ノ（ ￣ ）i く_ ヽ,
j ,ﾉ ＼ ／ | |.￣
／ ／ ￣’';・ | . |
< く 〈_____）
ヽ__）
.＿
.／-ヽ＼
| (●●)| +
| (_人_) | ＋
ヽ ｀⌒´ﾉ_
__ ,r''´ ｀ヽ
（￣ ｀i ,''| .| と⌒i ゝ 〉
.｀ヽ ヽ_/ 〈___⌒￣ﾐ ミ__ノ￣ﾉ ｷﾞﾘｯ！
＼ ,i |￣｀ | |,| / /
｀ー''ﾉ ﾉ | | ＼ /
_ ___/ ,/ ,r| | ヽ
n／´___ _／ ,ノ ノ,ゝ ,,
'ｰt'´ ＿／ ） ヽ__ ノ
二三三三三三三三三二
- 297 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:56:53 ID:ARSIoJmg0
-
｀丶､
｀丶､
ヽ
l
＼ l
＼ l
ｘ ＼ k
〃 γ ＼ ／ l.
{i { ● }>､ﾉﾘ xく●} l!
ﾍ、`ｰ‐'′/ ﾍ.ﾞｰ'ノ:!
￣ ￣ l 「何が狙いだったか知らね〜が、こうなったらもう終わりだろ！
／ ∨ / さあ！ サッサと『まいった』をしな！！」
/ ∨
l ﾉ |
>､＿＿_／ ゝ､__ノ
./ l// /
｜ l/ /
| ! ′
| ! i
､ ！ / l
丶、 ｀ ｰ---" !
丶、 ｀￣´ ノ
＞−----−''"
,. ─‐ノ￣＼
__/⌒ﾉ ／ _,ノ ｌ ＼
/ ﾉ ヽ
/ /｀T´ /
. / / |､___／
/ ,′ |
| /
| l--一 '
| ｊ
| /
| |
ｌ .
! ',
. │ V
. l ‘，
│ V
l ',
! i
│ i
, ' l ',
_, -' ´ ! i
￣｀ ―― -- ― ' ´ l ', _
! i ﾊ
│ i l ｒ‐‐00 ｎ ∩
‐ ､ l.l ', l く,勹｜ ,⊆ ⊇､ ∪
ヽ ! i _ l く_ノ. ￣U￣ ○
｀ヽ i /
￣￣￣￣｀ − 、 ヽ i /
｀￣ ー―――― -- ､ ､＿_ノ ', /
l ｀ − i
! i
│ i
l ',
! i
! i
l ',
- 298 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 14:57:01 ID:1/6irByQ0
- 虎王ｗｗｗｗ
- 299 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:57:31 ID:ARSIoJmg0
-
´￣￣￣￣￣￣￣｀ 、：
／´ ＿＿＿ U ＿＿ ヽ､ ；
／ , 、: : : : : : : , ､ヽ ；
；/ Ｕ / {:::::::ﾉ ｌ: : : : : : ::::ｌ {:::::::ﾉ i ｀、 ；
/ { ｀ ´ !::::::::::::::::::::! ｀ ´ ｌ ヽ
/ ＵＵ 丶 ノ三三三三｀ー--Π ヽ
/ ｀Π‐ ´ ヽ | | } ； 「あがががっ！」
: { .| |/ ｌ| | Ｕ !
ｌ u. | |!、 人 , ´| | /；
丶 Ｕ .| | ｀i｀ ﾆ二--二ﾆ´ ﾉ .| | /
丶、 Ｕ ｀´ | | Ｕ , イ ； ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…
； l ｀ー ＿＿__ j j _,ィ ´/ ；
丶, /´ ｀＞-､＿__,, , ＜´ﾉー' ； ﾐｼﾐｼﾐｼﾐｼﾐｼﾐｼﾐｼｯ…
ヽ ,＿ /＞ｰ- -´‐´ / 7 ／ ヽ
； ￣ | ´ ｌ ※指導者（玄海）の教育方針上『まいった』なんて便利なものは知らない人。
ｌ ｌ ｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
│ ;::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. |
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │ （ナゼだ？ 完全に関節が決まっている。
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │ ココからの逆転は不可能だって事はわかっているハズ。
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │ どうして『まいった』をしね〜んだ？）
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::; |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 300 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:58:06 ID:ARSIoJmg0
-
：ﾉ ） ｎ ｎ ｎ
（_ ｀￣` ┘l｣ |┐：：
： 〈 ／⌒'ー'_ﾉ
／~⌒ｖ⌒＼ ：：ヽ ＿,ノ ：
/ .! ヽ | /
／ ヽ＿_／ ＼＿_/. / /
／ ｕ /＿/_/__/＿| ＼ ：/ / 「ぐあああっ！」
／ u/ | u ヽ ：:：./ /：
/ u / | l / /
| /＿_/⌒u⌒ｌ ＿| u l / /；：
（ ＼ u（ ＼ /￣ｌ￣ｌ | ｕ l／ /
／´￣￣｀丶＞―-- ､￣／⌒）￣ ｕ ／ /
八 ￣｀l┘￣＼{ ／ /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,,..イ |
l _,,,...イ´ | |
ヽ、ヽ ＿_,,..-t''"´:::::::::::| l |
| ヽ:::::::::::::ノ / .|
ヽ、 ￣ ／ | （仮にダブルジョイント（関節が異常に柔らかい為、技が効き難い）だとしても、
｀ | モノには限度ってものがある。
| 何より、この発汗量からして演技とは思えない………）
|
ヽ |
| |
.人 / |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 301 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:58:39 ID:ARSIoJmg0
-
,..-――――‐-.、
／ ＼
/ '.,
./ ',
.,' l
.l ＿_ |
| ＿｀ヽ..| （いや、何かオカシイだろ。
| ヽfj l こんなにも汗をかいているのに、どうしてコイツの身体は冷たいままなんだ？
.| | それに、息遣いが荒いワリには、伝わってくる鼓動がヤケに弱いような………）
| l ヽ
| ', （ 丿
/ ヽ ｀''=ニ´
./ ＼. r''′
.／ ＼ l
. ／ ヽ .｀",ニ=--‐'′
. ／ ヽ ', /
＼ ', /
｀"''-..,,＿＿ /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| ゝ､ , _,, -' | i'´|
| __`＞､::::::::::::::::::::::i!::::,ｨ::::::::::::::::::,,ィ二＿ | | |_;. -‐''´i
| / , -＼_,,_,,ｨ'"ヽ'´⌒ヽ>‐,／ ,-‐ ､ ｀ヽ .| _,ノ |
| i |:::::･::::|ヽi!::::::::::::::::::::::､,/ |::::･:::::| / .l i´ _ .. i ´| | （まっ、まさか！！）
i ヽ､ .`ー‐' ﾉ,'::::::::::::::::::::::ヽヽ `ー‐' _,／ .| 7´ | | | |
i `ー‐‐ '::./ ヽ ￣￣ | | | | | ._ _ __
', / l ', i .││ |. _」. |_| |_| / /
i ! 人 ! i | _」 ' ´ / /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 302 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:59:11 ID:ARSIoJmg0
-
＼ ,,_人､ノヽ
)ヽ （ r-〈｀, 三 バシィ！！
- ＜ ＞─ | ', ',｀, 三
) て ! ', ', ',
／^⌒`Y´^＼ l ', ', ',
{｀ヽ ｝ ', ', ', 三
',´ ヽ / ｝
', ヽ､_/ /
ヽ /三三
`, 〃
ゝ ,'三
ヽ !三
ｌ ｌ三
| !
／￣￣＼
／ ﾉ( ＼
| ヽi!ｌノ ⌒ | 「悪いが………」
| （●）（● ）ノ（ |
＿＿＿,-‐{ （__人__） ⌒ ﾄ､＿
／ ＼{ ｀⌒ ´ |: : : :｀ヽ、 ｶﾞﾊﾞｯ！
／ ＼ ｲ: : : : : : ＼
／ u ＼ ／/: : : : : : : : . ＼
| u |ー,/⌒｀ヽ: : : : : : : : : |
＼ u √(ﾌノ＾ヽ 〉: : : : : : : : /
／ ~＼ " ヾ: : : : : : : :/
／ (●) ヽヽ
／ （⌒ (●)/
/ ￣ヽ__） ／
/ ＿＿＿＿／ 「チョッと眠っていてもらうだろ」
/ ;／（○）三（○）
／ ;／ﾉし （__人__） ヽ;
/ ;| ＾ `⌒″ ui
i ; | ;j |; ｸﾞｷﾞｷﾞｷﾞ
ヽ ＼ n⌒) ／;
| ＼ （⌒ヽ／ .／ ノ `i
| ＼ ￣＿／￣￣ ノヽ.
| ;/￣ ￣￣￣ |
／ (●) ヽヽ
／ （⌒ (●)/
/ ￣ヽ__） /
/ ＿＿＿＿／
/ ／（ ）三（ ）
／ ／ （__人__） ヽ
/ | i
i | |
ヽ ＼ n⌒) ／ ｶｸﾝ
| ＼ （⌒ヽ／ .／ ノ `i
| ＼ ￣＿／￣￣ ノヽ.
| ;/￣ ￣￣￣ |
- 303 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 14:59:44 ID:ARSIoJmg0
-
バタン 〃 〃
, -─‐──‐-､
／ ﾟ ＼
／ ; ゜ ° ＼
l U ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l⌒ '"⌒ ヽ、
|;;;;;;;;;;;;;;;;;; u. ; |ｰ ＼
. ! u. _ノ′ヽ､__ ∪ ,; ＼ ,rｰ､
ゝ｡(（○） ;;;;;;;;;;;)::｡ i'′⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ ヽ
（ ヽ'"（__人___）"'__ ,ノ ヽ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
｜ .（ ●）（●）
. ｜ （___人__）
| ﾉ 「これで良し。
.| | とりあえず、初期の目的は………ラルさんの仇討は、この辺で手を打つだろ」
人､ |
,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ
,. -ｰｰ -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、
. ｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
'| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
- 304 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:00:17 ID:ARSIoJmg0
-
,イ ￣￣￣ ｀
,' ＼
,' ﾍ
l ﾍ
| ﾍ
', ﾍ 「さて………」
∨ ／ ＼
＼ yイ´ ＼
ﾍ l. ＼
〉 ､ ,' ＼
弋___ノ ,ｲ.l ＼
ヽ ／ .| γ ＼
弋_,,ｲ｀ ､ | | ＼
Ⅵ ／ ＼
γ´￣￣´ ￣￣
,'
l γ´
． -―――――― ．
／ ＼
/ ` ．
,': '.
|: |
|: : : l
|i ! :|
|| j.: :|
|| ,.ィZ:.､ |
|,ｨ壬≧ｭ.､ .!| :/ _.ｲ斗'´ :| 「少しお話を伺ってもよろしいかな、プレシアさん。
l i弋とﾉ`ｘ-'､::./.:ｰ=ﾆえこﾉl! ｀ｉ: | 貴女方は、何だってコイツに武術を学ばせているですか？
', ` ｰ=.:イ.:: ゝ=:'､:... `ｰ= ''" || 『体質的に』無理だってわかってるんでしょうに」
ヾ, , .| | ＼｀ ､ |!
i , ' .!|! ' . !
ｌl 人 l ∧
∧ゝ --―― ` ――--. ､' /l !､
. / i＼ ＿＿＿＿__､. ／,/ /＼
／ | ＼ ｀.￣￣￣ ´ ／ / ,/ ＼
／ ｌ ＼ ／ / ,/ ＼
／ l ≧､ ／ / ,/ ＼
- 305 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:00:49 ID:ARSIoJmg0
-
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 「へ〜え。貴方、やる夫君の身体の秘密に気付いたんだ」
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::| 「大したものね。 貴方より腕の立つ娘達はもとより、
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 一番近くに居るもがなちゃんでさえ、上手く誤魔化せていたのに」
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
- 306 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:01:22 ID:ARSIoJmg0
-
,..-――――‐-.、
／ ＼
/ '.,
./ ',
.,' l
.l ＿_ |
| ＿｀ヽ..|
| ヽfj l 「たしかに、普通じゃまずわからないでしょうね。
.| | 何しろ、日常生活に支障が無いどころか、まがりなりにも戦えているんですから」
| l ヽ
| ', （ 丿
/ ヽ ｀''=ニ´
./ ＼. r''′
.／ ＼ l
. ／ ヽ .｀",ニ=--‐'′
. ／ ヽ ', /
＼ ', /
｀"''-..,,＿＿ /
｀ヽ
´￣￣￣￣｀`丶､
／ ヽ､
/ ヽ.
/ '.
/ ;
/ l
/´_.｀ー--､,,__ ｌ
' ,〃- 辷ｪｩ‐テゝ. ! ､＿,,,_＿＿ !
! ｀￣` , / '::メ卞ﾃ'メゝ､ i
! i ,′ `￣" ,
| ＿ / 「俺が気付いたのは単なる偶然。
i ／ / 偶々、ステゴロ（無手のケンカの事）を………
i ｛ ; ｀ヽ / しかも、相手と密着する関節技を使った事。
ｉ ＼__＿＿ ﾉ、 } / そして、俺がコイツと似た様な状態に。
i､ ヽ ＼＿__ ／ / ２年前の大震災の折、３日ばかり生き埋めになってた経験があるからですよ」
ﾄ､ ｀ / /
| ヽ､ ≡≡ﾐ､ 〃 /
! ﾐ ヽ. ´ ｀ﾞヾ '′,.ｨ
| ﾞ､ ヽ､ ,,.ｨ＜" i
! ::::::::::`ｰ=-;;;､＿,.,ｨ＜:::::/ |
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |
/ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'. ､
. / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ＼
/ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ヽ
- 307 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:02:01 ID:ARSIoJmg0
-
∧__ ‐;;''::´￣￣｀ｰ-、
, -‐´べ;:.:.:;:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ- 、
∠,.:.:.:.:.:.:.:.:7.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.Ι.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
_,／;;/.:.:|.:i:.:.:. i:.i|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
￣/:.i.:.:|λ:.:.:|ﾉi.:.:.|か.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/|.:い i.:.:/ ﾉ.:.:/リ :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 「………どうやら、誤魔化しようがないみたいね」
i.:|/ ﾚ´/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀τ /.:.:λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀y.:.:.:/ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,二ﾆ=-、
, ／ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レく,＿＿,,、ヽ、
_ -‐ ´ ,＿,-t‐zー―-|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ｀ヾ!
,. :'"'''''"￣ ＿|／ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i＼
'´´ ／ .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i .＼
/ ,ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i i
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／:.:.＿＿:.:.:..::.:ｌ:.:.＼＼ｌ:.-:.､:.:.:.＿:.:.:.:.＼ _
／￣/:.:.:.:.:.:/:.ヽｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:ト-､:.＼:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.ｒ､l`トｌ:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.ﾄヽﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:イ:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.ｌｰoｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.{:.:.:.:.:.:}
￣/:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｌ一 ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:.＼:.:.:.:.ｌ
ｌ:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.ｲｾヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:.:.:.:.}:.:.ｌ
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 「良いでしょう。やる夫君の秘密を。
｀ ＼{ヽﾊ ｀‐￣ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:. 玄海さんが彼に何をしたのかを教えてあげるわ。
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:. ココなら防諜対策は万全だしね。ただし………」
＿ - ‐ ─ T ﾄ イ ／ｌ:.:.:.:.ｌ///////＼
＜//////////ｌ:.:.:.l//ｌ ∧/ｉ:.:.:.:.ｌ/////／三
￣ ‐ -ｘ :.:.:.l//ｌ/三ｌ/l:.:.:.:.ｌ///／三三
/:.:.:.}///三三/:.:.:.ｌ/／三三三
/:.:.:/_//三三/:.:.:.:.:.ｌ/三三三三
イ:.:.:.何_刀三三{:.:.:.:.:.:.:{三三三三
／:.:.:.:.ノ￣￣＼三八:.:.:.:.:.:.＼三三三
‐=イ:.:.:.:_／ 〟 ＼三∧:.:.:.:.:.:.:.}三三三
て／ ノ ／＼三{:.:.:.:.:.:.＼三三
／/ / ／////＼ ｌ:.:.:.:.:.:.ﾄ ゝ三
/// / /////////ｌｌ:.:.:.:.:.:.＼三
/// { //////////}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}三
{//＼ //////////ノｌ:.:.:.:.:.人:.:.ｌ三
＼///＼ ＼ //////////ｲﾄ ﾘ:.λ三リ三
- 308 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:02:35 ID:ARSIoJmg0
-
, . - ‐ ― - 、
, ｨ'´::￣::｀ヽ､,. '::´:::::::::::::::::::::::::｀::丶｀:丶､
∠=- ‐ ''ﾌ`丶:::::,､:::::::::::∧:::::∧::::::::::::::::::ヽ::::ヽ
／::::::::::,ｨ/::::＼::::/:::∨::::::'::::,ｨ､:::::::::::ﾍ::ﾊ
／:::::::::::::/./:::::::::::｀'::::::::::::::::::::.ﾍ':::::' ,:::::::::::!:::l
／::::ノ::/:::::.!/::::::::::::::::::､::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::|::::.!
--=´‐'"/::::/:::::/ll:::!::::::::/|ywヽ.:::::::::::::::::::::::::::.ﾊ::::::!:::::!
. Y::::/!::::/l ll:::!::::::::l_l,l=-､ ',:::::::::::::::::::::::::::::∨|::::::!
|::/ l:::,'::!:ll::::!::,ｨ'´| ﾚ.:::::::::ﾄ.:::::::::::::::::::::::ﾊ:::',!::::::l', 「他言は無用よ。
ﾚ' !::l::.!::||:||::::: Y .Y,、l∧:::::::::::::::::::l:::l',.!::::::l::ﾍ もし無分別に喋ったりしたら………
!::.!:.l::l ﾘ.',::::: 弋___ノ:::::| ﾍ.ヽ:::::::::::}::!.ﾘ::::ﾘ::l::∨ 私、自分でもナニするかわからないわよ」
l ,l.人|::从:::::.!､::::::::::::::::':::::::l从:::::::ﾘ!ﾘ::::!::Y:::l::::∨
,>'.―|::::::::ヽ.|-丶 ｰ=.ニニ ,ｨ!:::::ｲｿ:::::ﾄf--=､,_ ヽ
／/////ｌ: .:.: ::l'::| Yﾞ＞ミ_, イ ! :.:.:.}:.:.:.lー//////ヽ ヽ
／/////////:.:.:.::!:.:!丶､ ヽ / ト /:.:.:.lヽ/////////丶
∠///_//-三三＞ｘ:.:.:.:.ノ ヽ ｌ:.:.:.:.{///／三三ー/////､
／:./三三／:.／＼ ′ 弋:.:.:.:.ー､三三ヽ:.:.:.＼
/:.:.:.:／三三{:.:.:/三三＼ ／`三ヽ:ゝ､三三＼:.:.:.:ヽ
／:.:.:./三三三＼/ ／´⌒ ＼ Ｙ´_ _ ／ ヽ ＼:.}三三三三ヽ:.:.::.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:{三三三ｌ//{ `「￣￣」´ }＼}三三三三三}:.:.::::.:.ヽ
{.:.:.:.:.／三三三{´///＼ ￣ｌ￣ ／//// }三三三三＼:.:.:.:.}
ｌ:.:.:.:.ｌ三三三三ゝ/////＼ │ ／/////ノ三三三三三ｌ:.:.:.:.ｌ
_＿＿__
／ ヽ
/ ,
ｌ i
ｊ! :
ｌ ,..-､＿,ﾉ ﾍ,_＿_,ノ }
| （ ● ） ( ● ) | 「問題ない。
l ｒ i ､ .! 拳を交えた強敵（とも）を売るほど腐っちゃいないだろ」
∧. ゝ､ 人 ノ ./ｫ､_
_,,ｲ/,|ヽ ￣´_｀￣ ,ｲ////l
_, - ≦////|l! ＼ ´ ｀ .／//////ゝ､
∧,////////{ l ｀ｰ‐ ´ ﾜマ/////∧
/,/∨/////// ｌ ,'///｀' 'ﾐ,///{｀ミ- ､___
}///∨/////＿＿ ヽ//////｀ヽ;ﾍ //////≧ｫ 、
,.イ/////ヽ///| ｀ヽ ,.'´}/////////｀//////////,｀x
／＞ ´/////∨,∧ l//////////////////////＼
,r7///////////∨/》 ﾏ,//////////////////////ﾊ
／//////////////∨,| ∨//////////////////////,
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- 309 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:03:07 ID:ARSIoJmg0
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ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
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i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
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}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i （あらあら。若いってイイわね、躊躇いが無くて）
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i ､ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ￣´ ／i:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
_ -── ､ _
_ -:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/''´:.:.:.:.／`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
´ /:./:.//へ,,,..:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.′
{:./:./:.ｌ:.:.ｌ__ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.ｉ
ﾘｌ:.ｌ:.:.{:.ｌ:.ｌ一{:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.ｌ:.:.l
´{:.:.:.{:.ﾍNｾﾇﾍN:.{:.:.:.:.:.:.:.:.}:.ｌ:.:.l 「うん。それじゃ、教えてあげるわね。
ヽｌ:.ｉ＼ﾍ{ │ﾘｌ:.:.:.:.:.:.:/:.ｌ:.:.l 結構長い上に、お世辞にも愉快な話じゃないんだどけど………」
｀ヾ::.ｌ＼ﾄ -=- ﾚｌ:./ﾚ:.:.:.:.{:.:.l
＿/:.:.:ｌ:.:.:.{ゝ _ _ イ´jｲ:.ｌ:.:.:.l:.:.ﾄ､＿＿_
／//////ｌ:.:.:ｌ:.土ニ土:.:.:.:.}:.:.:.lー//////ヽ
／/////////:.:.:.}イ ￣ ト /:.:.:.lヽ/////////丶
_ ／///////////:.:.:.:.ト ヽ / {:.:.:.:.:.ｌ //////////丶
∠///_//-三三＞ｘ:.:.:.:.ノ ′ ｌ:.:.:.:.{///／三三ー/////､
／:./三三／:.／＼ ､ 弋:.:.:.:.:.`ー､三三ヽ:.:.:.:.＼ ￣
/:.:.:.:／三三{:.:.:/三三＼ ＿Ｙ´__ ／`三ヽ:.:.ゝ､三三＼:.:.:.:.ヽ
／:.:.:./三三三＼/ ／´⌒ `「￣￣」´ ⌒ヽ ＼:.}三三三三ヽ:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:{三三三ｌ//{ ￣ｌ￣ }＼}三三三三三}:.:.:.:.ヽ
{:.:.:.:.:.／三三三{´///＼ ／//// }三三三三＼:.:.:.:.}
ｌ:.:.:.:.ｌ三三三三ゝ/////＼ 人 ／/////ノ三三三三三ｌ:.:.:.:.
- 310 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:03:39 ID:ARSIoJmg0
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i ､ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ￣´ ／i:.:.:.:{＿＿ 「……………」
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i `
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ﾄ、
| ヽ /|
ﾄ､j. ｀¨´ .i ﾄ､
| ヽ-'
ﾄ､j｀
N. ＿＿＿
. ／ ＼
/ ',
|-､_j ヽ._／｀ .l
|| | | | | | | | | | .|
|| | | | | | | | | |
| (__人__) u | 「ええっ！！」
.. ', |::::::::::| u .|
', |::::::::::| ﾉ
,ヽ_￣￣_,,-''、
/ | ヽ￣／.| ヽ
./ .| /‐< | ヽ
. l |/〉-〈 ヽ| .l
. | | .| |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _＿__ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 「……………」
｀ ＼{ヽﾊ `ｰ ´ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:.
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:.
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________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ |
l / ／ ／ _､,,.ノ |.
r /___) | 「………なんてっこった」
/ / |
/ ノ /
_∠⌒ヽ j 'i, _、___ ｨ／|＼____
／ ...::::;;;:::ヽV;;;;l フiiiiく /.:;;:l;;;;;:::´´''' ､､､ _
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;:: 〉;;;;;:l／ iiiii ＼/.:;;;::l;;;;;;;;;;;;;::::::::..... i::..＼
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:: /;;;;;;;;:::ヽ llllll /..::;;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: l;;;;;;:: l
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- 311 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:04:12 ID:ARSIoJmg0
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
_,｡/)
`ｰ'" ﾁｭﾝ、ﾁｭﾝ
_,｡/)
Π Π `ｰ'"
旦三l二二l二二l二二l¨／＾＼¨l二二l二二l二二l三旦
/ ／／'＾＼＼ ∧
/ ／／｀¨Ｏ¨´＼＼ ∧
/ ／／ 〔王l王l王〕 ＼＼ ∧
/ ＜／＝＝＝＝＝＝＝＼＞. ∧
/ ,′ ｀, ∧
/ ／ γ´三三三ヽ ＼ ∧
/ 乂ゞ ､ /ﾞ/ ◎ ヾヽ , 彡丿 ∧
≪亞亞亞｀＜三三三三三彡｀ ‐-（(t)）-‐ ´乂三三三三三彡´亞亞亞≫
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
〃｀ヽ | | | |l＝lｌ=(Ｙ)=ｌl＝l| | | | ,r'´ﾞヾ
i!､ ノ〃 弋 | | | |l＝ll=GQ=ll＝l| | | | 勺 ﾞゞゝ､ ﾉ!
iiiγ 〃〃j | | | |l＝ll=.从.=ll＝l| | | | ｉ ゞゞ ｀ヽiii
彡丿~i (( ｏ | | | |l＝ll＝ll＝ll＝l| | | | ｏ )) i~ 乂ミ､
|￣￣￣￣|￣| ||＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌl＝l┌―――‐┐ｆ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝|| |￣|￣￣￣￣|
| | | ||＿||＿||＿||＿||＿||＿||＿||l＿.奉納＿.!.l|＿||＿||＿||＿||＿||＿||＿|| | | |
| | | [二二二二二二二二二二二|l三三三三ｌ|二二二二二二二二二二二] | | |
| | | | .|:::::::::::::::::::::::| .|::::::::::::::::::::::|l三三三三ｌ|::::::::::::::::::::::| .|:::::::::::::::::::::::| .| | | |
| | | 凵:::::::::::::::::::::::凵::::::::::::::::::::::|l三三三三ｌ|::::::::::::::::::::::凵:::::::::::::::::::::::凵 | | |
| |, ＜ ／／_ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＼＼ ＞､| |
￣￣￣￣ ／／＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ _＼＼ ￣￣￣￣
／／＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＼＼
- 312 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:04:45 ID:ARSIoJmg0
-
_, -― ――- ､_
,-'´､＿,lllllllｌ､＿__,ノ. ｀ヽ
／‐- ､_ '''''''' _, --‐― ｀ヽ
/ ・ ・ ヽ
i ,,,,-=ラ ヽ=‐-､__ l
l l´ l l
! `‐┬'´ヽ､__,ノ l_,! l 「わっせ！ わっせ！」
ヽ、 .Ｕ |llllllllllllﾊ ,ノ
` ､_ , |llllllllllllllﾊ Ｕ ,-'´, --､
ﾊ ＞l ヽ――-' `´ , ､.＼
l ヽ､_／ ｀￣￣ r‐'´ ヽﾉ
ヽ _,.‐i ヽ
`‐'´ .| ヽ
| `､
l ',
l i
l、 l
ヽ r―- /
ヽ l /
ヽ、 l i_,ノ
l i- ､＿_,ヽ ヽ
ヽ `ー, ｀ヽ､l
／￣￣￣＼
／ ＼
／ ＼
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,,.. ．-‐' ＼
<" ,__,,_ ＼
ヽヾ丿 | i ヽ
ヽ＆ i , -ii、ヽ、 )
| へ. i i^ﾞ''"
| / ＼| | . ﾀｯﾀｯﾀｯ！
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／￣￣＼
／ ＼
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. | |
| _ | 「……………」
. | (⌒｀､ .}
. ヽ ｀¨＼＼} ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
ヽ ,、ヽ
ゝ .<_/ /
｜ ,r´
| |
- 313 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:05:17 ID:ARSIoJmg0
-
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
ノ⌒)
／（ ／ ノ⌒)
／ / / （ ,／
＿＿＿＿ /⌒⌒｀ヽ / ./ / /
／ ＼ _ ＼ / /
／ _ノ ヽ､_ ＼ / ＼ ヽ' /
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼／＼__.＼__ノ
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 「（ゼエゼエ））メタボのやる夫には（ゼエゼエ）ランニングが一番キツイお。
／／￣￣￣ / / 我ながら（ゼエゼエ）心肺能力が低過ぎだお」
. ／／ / /
（_/ / /
（_/
. ┌ ‐‐┐
. !====.!
｝: :: :｛
,r'´ ヽ,
!,._,._,._,._,._;,:! ｻｯ
¨ − ､ ;,:! ノ⌒)
| ｀Tｰ―ーヽ、 ポ,:! ／（ ／ ノ⌒)
| ! ｀ヽ ! ／ / / （ ,／
r / ヽ ヽ ;,:! ＿＿＿＿ /⌒⌒｀ヽ / ./ / /
/´ ＼ ＼ ＼_j .｝ ／ ＼ _ ＼ / /
｀ ー ⌒ー､ヽ ヽ__j´ .｝ ／ _ノ ヽ､_ ＼ / ＼ ヽ' /
｛"""""""".｝ ／ oﾟ● ●ﾟo ＼／＼__.＼__ノ
''''''''''''''''''''' | （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 「おっ？」
／／￣￣￣ / /
. ／／ / /
（_/ / /
（_/
- 314 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:05:50 ID:ARSIoJmg0
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／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
｜ .（ ⌒）（⌒）
. ｜ （___人__）
| ﾉ
.| | 「よお。お疲れさん」
人､ |
,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ
,. -ｰｰ -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾒ、
｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
; -─‐──‐-、
／ ＼
／ ; ヽー''⌒´⌒｀ヽ、
l U l ＼
| ; /⌒゛` l:
「（ゼエゼエ）これは、みっともね〜ところを見せちまって」 !、 ＼_}; {,＿ノ´ ∪ | , |
ﾄ、(（ー） （●） ): | | , .!
／ ヽ （_人__）＿__ , ノ | |___,ノ |
{ ⌒ヽ／ | | | ,lー─- 、
ヽ ＼ l ,| | ,／ ） ）
{ﾑ ｀} ＼ノ＾ノ^／⌒ヽj＼ ／＾ー-‐'
｀ー…一-’ （＿(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ￣
／￣￣＼
／ ヽ_ ＼
| （⌒ ）（⌒）
. | （__人__）
| U ｀ ⌒´ﾉ 「いや。そんな気を使わなくてイイから、それ飲んで休んでくれ。
. | | でないと居た堪れないだろ。差し入れした側の心理的に考えて」
. ヽ |
ヽ __ , _ ノ
_,,,, ｢:::ｰ----ｰ"::i、___
_,,..r''''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::`''ｰ-､
／::::::r::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ..ヽ
ﾉ ::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::／}
l :::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::::/::::ハ
- 315 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:06:22 ID:ARSIoJmg0
-
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
「すっかりお待たせして申し訳ありませんお」 | （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
「それで、やる夫に何か用ですかお？ ／ （●） （●） ＼
再試合をお望みでしたら、喜んでお引き受けするのですが………」 l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
.| （ ●）（● ） |
.| （__人__） │ 「いや、そんな粘着なマネはしね〜っての。
| ｀⌒ ´ | 『過去の遺恨は、総てあの一戦にて晴らす』って約束だっただろ」
.| |
r､ r､ヽ /
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ
/´ /,1 | |
＼ ノ .｜ | |
- 316 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:06:54 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ ⌒ ´ ⌒
. ｜ ( ●) (●）
｜ （___人__） 「仇討云々はアレで終わり。
.| ﾉ 別件でチョッと聞いておきたい事があるだろ」
j |
..ノヽ、 , ノ _
,. ｰ、一一´:::::::::::::≧ーｰ"7 i' Y
. / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.｀-、 i l _
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ＞-､ | lﾌ ト､
.::::::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ i／ ,.ｲ 丿
:::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. v:: l / i'r ´,.ｨ
:::::::::::::::::: l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l::: l j 丿r´,.ｨ
:::::)::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::: 八
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ',
{ （●） （● ） }
「何でしょう？ ', ,'
やる夫に答えられる事だとイイのですが」 ヽ、 （＿人＿.） u /
ｒ'ヽ、 ｀⌒´ .,.／
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
.｀ミ彡-‐'" ', | |
- 317 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:08:24 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） 「そのなんだ。言い難い事んだんだが………」
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
. ／￣￣＼
. ／ ＼
. | _ノ ヽ､. .|
. !. （一）（ー） ｜ 「お前、何で武術をやってるんだ？
, っ （__人__） | 自分でも『向いていない』って事はわかってるんだろ？
. / ミ） ｀⌒´ / その身体能力的に考えて」
. / ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼
「神主になって、安定した生活を送るためですお」（即答） l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
- 318 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:08:56 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
ノし. u:_ノ｀ ,,＼.
/⌒` （ ◯）（Ｏ):
.:| j（ （__人__）
:| ＾ ､｀ ⌒´ﾉ:
| u; ﾞ⌒}: 「そういう即物的な意味じゃなくて！」
ヽ ﾟ " }:
ヽ :j ノ: ｉ |ｉ |
／⌒ ヽ | || | |
:: ／￣￣ヽ :: ＼ || |i
:: （｢ ｀rﾉ :: ＼ ||i
:: ヽ ノ :: ＼
ガタッ！ | | r ｢＼ ＼
| | | ﾉ ＼ ＼＿＿
ヽ＿ノ /||| l ＼_, ｀ヽ
|| ｉ / | ||| | (＿つ￣と_ノ)
|| || | | ||| |
..(ヽl_l_ll_l,l
ヽ ｒ
│ |
|／￣￣＼
／ ＼ ノ
| （ ●）（●）
.| ノ（ （__人__） 「プレシアさんの話じゃガキの頃から。 もう十年以上やってるそうじゃないか。
| ⌒ ｀ ⌒´ﾉ その間のモチベーションをどうやって維持しかたと聞いているだろ！」
.| }
.ヽ }
ヽ ノ
l/ く
| |
| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
「モチベーションも何も、 ／ （●） （●） ＼
怠けたりしたらバーちゃんに殺されますお」 l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
- 319 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:09:28 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..:………。..:.::..:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ
::..:..:..:/::.. く ＼
.::..:..: |::... ＼ ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)､
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） （冗談？ いや、まるで当たり前の常識を語っているかの様な態度だろ）
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
, ｎ ／￣￣＼ .ｎ
. / / ｊ.´_ノ ヽ、u'l lヽ、
/,ｲ / （○）（○） .ｌ i i i
〈 .ｒ {u （__人__） .i. } } 〉
', ｉ. ', ｀ ⌒´ / / （つまりマジなの？
.i l. ,' ./ 厳しいとは聞いていたけど、玄海さんってそこまでやっちゃう人なのかよ）
. ヽ､_.ｲ、. 人 ﾉ
ヽ 〈_ノ ﾉ
| .／
| . |
- 320 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:11:06 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
「…………」 | ｀ ⌒´ |
＼ ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
「でも、今はソレをチョっとだけ感謝していますお」 | （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） |
. | （__人_） 「えっ？」
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
- 321 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:11:39 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 「やる夫は、基本的に努力とか根性ってのが苦手な。
＼ ｀ ⌒´ ,／ 楽な方に流されやすいダメ人間ですお」
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ.
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ 「おまけに、付き合いの悪い準コミュ障なんで、友達もあんま居ませんお。
| （●） （●） | まあコレについては、ガキの頃から修行＆畑仕事のコンボを決めてくれた。
. ＼ （__人__） ／ 遊ぶ時間を大幅カットしてくれたバーちゃんの所為って見方もできなくはね〜ですけど、」
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 「どっちかって言うと、生来の人見知りによるところが大ですお」
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 「でも、武術をやってたお蔭で、イザっと時、戦う事ができたんですお」
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ 「そりゃ、やる夫は弱っちいですお。
| |r┬-| | 『戦う』なんて言っても、実際にはもう情けね〜くらい負けっぱなしでしたお」
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ 「それでも、肝心な時に。
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ やる実がヤクザの情婦にされた時や、もがなちゃんが借金取りに絡まれていた時、
| | 勇気なんて欠片もね〜やる夫が逃げ出さずにすんだのは、曲がりなりにも戦えたからですお」
＼ ／
／￣￣＼
／ ＼
. | |
. | │
| | 「………そうか」
. | |
. ヽ /､ﾞ
ヽ /ﾉﾉ （なるほど。コイツは別に、強くなりたかったワケじゃね〜んだよな。
.> <｀ ) 武術に手を染めた切っ掛け的に考えて）
|. ｀ヽl
| |ヽノ
- 322 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:12:11 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿
。。" ＼
(--)⌒ ⌒ ＼
／ ● ● ＼
「オマケに、そのお蔭でジッちゃんの後継者になれたんだお。 | /// ＿_ /// |
これで将来は安泰だお」 (⌒) ヽ 丿 (⌒)
/ i＼ ／i ヽ
,,-'''￣￣￣＼
,,-'' ＼
／￣￣￣ | ｽﾞﾙｯ
/ |
| .i ／
ヽ `-一''''''"~~｀`'ー--､ -´´-一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 「って、オチがそれかよ。
| ｀ ⌒´ﾉ せっかくのチョっとイイ話が台無しだろ」
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
.＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､.＼
.／ .ｲ '（●） （●） ＼
/,'才.ﾐ) （__人__） ＼
「いえいえ。やる夫にとっては、コレが一番重要だお」 | ≧ｼ' ´ ⌒｀ |
.＼ ヽ ／
- 323 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:12:43 ID:ARSIoJmg0
-
.＿＿＿_ .i＾ﾏ'ﾌ
ﾓｼﾞﾓｼﾞ .／⌒ ⌒＼ ﾚ' /
／（ ―） （―） .／ ,ｲ ヽ、
／/// .（__人__） .／ ､ /ｰﾍ_,.ヽ, 「やる夫には婚約者が………
| .´ ⌒｀ ./ ､＼｀ヽ´__ .`t 将来、守っていかなきゃなんね〜相手が居るんですお」
. ＼ .../ ヽ r'´_}__, {
.／ {'T /`7/ _,ノ !
.-' ｀7'／ヽY´ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （一） （一） ＼ 「その為なら、縁故だろうがなんだろうが、
| （__人__） | この不景気に職に就けるってのはありがたい事ですお。
＼ `_⌒ ´ ／ しかも、７００年間食いっぱぐれが無い超優良企業（？）だお。
. ノ / ）ヽ く 最初は何の罰ゲームかと思っちまったけど、冷静に振り返ったら、もう感涙モノだったお」
( ＼ ／__ノi ） , )
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ /
＼_／ ＼_ﾉ
／￣￣＼
／ ＼
. | |
. | │
| | 「……………」
. | |
. ヽ /､ﾞ
ヽ /ﾉﾉ
.> <｀ )
|. ｀ヽl
| |ヽノ
- 324 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:13:15 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _,.ノ ⌒
| （ ー）（ー）
.| （___人__） （…………そうか）
| ﾉ
| |_,-‐、_ -、
.人､ 厂丶,丶 v 〉
_,／::::ヽ､.,ヽ., ___,く_ソ __ノ
_, ､ -― ''"...:::::::::＼::::::::::::::::::::( 〔"ﾆ‐-、
/.::::::: ':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r ／⌒ヽ:::::: )
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣ ',::::|
:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 :::::::::::::::... ',::i
:::::::::::::::!::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
ﾙ:::::ﾘγ::..:::::..:::...ﾍ、: : : :: ﾉy:::::::ﾘ -‐‐‐- .._
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ ／ ., ｀ヽ. 育った環境が違うだけで、
ﾘ::::::(（ ⌒） (⌒)::（ / /.:.:.. ./{:. .;ハ:. .,ﾊ コイツも、本質的には俺やシンと同じ。
. ﾊ::::ﾊ ,, ＿ ﾘ） ) |八:.:i､/й､／й}...:／:.:.i 守るべきモノの為に戦う男だったって事か。
） ) ）、 `´ ノくﾊ（ ):| Ｕ Ｕ'イ.:.:.:.:.:|
（,（.( ' ﾍ い ﾉ:::）） /.:.{ ,.:.:.:.:.:.i:|
(⌒)）` ヾ ｿ￣（(⌒） {:.:人 i⌒ヽ /.:.:.:.:.:,.ﾘ
/ i ﾉ Ｙ ヽ ヽ、 ､:.:.:.`'¬ーr‐{:.:.:.:.ノ/
. ｌ___ﾉ（ ...... ..... ＼_ﾉ ｀て)／{,乂ノて,)Ｙ′
ヾ. .. :::::::: ::::: .ノ ノ/ く※冫ノ:}｜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【やらない夫の妹の美筆やらない子と、シンの妹のマユ＝アスカ】
, ´ ￣￣ ｀ 、
/ ヽ
/ _,ノ_ ｀ヽ-、
/ (√丶丶´v 〉 （畜生、これじゃ何も言えない………
ﾉ U { ) j いや、言っても無駄だろ。覚悟の量的に考えて）
,.ｲ ､ V /
,／(:::ヽ.ヽ { r
_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r ／⌒ヽﾆ‐-、
/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣ '.,:::::
丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::... '.,::: |
r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::.. '.,::i
/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::. '.,
/ ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::::. '.,
- 325 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:13:48 ID:ARSIoJmg0
-
＿＿＿
／:::::::::::::::::ヽ ＿＿＿＿
／ :::::::::.／￣￣ ＼____ ,. --ｰ.....:::::::::::::::::::.. ＼
/ :::::::::: ⌒´ ヽ､,＿ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i
| :::::::::::（⌒).（⌒ ) |::::::::::::::::::γ:::::::::::::::::::: ﾉ
| :::::::::::（__人___） .|:::::::,. -ーy:::::::::::::::::::: / 「うん。お前の言う事も、もっともだろ。
| :::::::::::/::'､ |￣ _/::::::::::::::::::::: / だからそのなんだ。なんて言うか、その〜………」
| :::::::/::::: | | ／):::::::::::::::::::::: /
| :::::::::::::／| /ﾚ-,.ｲ:::::/:::::::::::::::::: /
i ::::::::::::::::. ヽ__､____,. "/／::ﾉ.:::::/:::::::::::::::: j
r/:::::::::::::::::「二二二 ::::::::::／::::::::ノ::: ､:::: ／/
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::r
￣￣ ､
´ ＼
. / ＼ ┌──────┐
/ ヽ │ 次回に続く │
ｉ 丶 └──────┘
l ／ ￣ 丶
| _＿ ヽ 丶 「頑張れよ、やる夫」
ヽ/ ｉ イ｀丶 l 丶
ヽ ヽ ゝ _ ',
丶ｉ ｲ｀丶 l ｀ヽ ヽ
ゝ , ヽ _ 丿 ＼‐､-..､
ヽ ゝ ﾉ , ‐ ´ ソ:.:.:.:＼
ヽ ´ ' /:.:.:.:.:.:／＼
＼ / ／:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.ヽ､
＼ / ／:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､
ヽ ／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､
ヽ _＿ ィ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
- 326 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:14:20 ID:ARSIoJmg0
-
__ __ __ __
l__ゝ / /＿,へ, / /======へ, =======へ /ヽ / /
, //ノ7 ｌ7／ / / // 7/ / / ______「｀´r´~,へ, ノ／=/ /=へ
／/ / （´ / / // // / / ￣￣/ /￣/／ =====/_/===へ
l l ／ 人 ＼ / /.//=// / / ___/ / ´ /７=====,へ,
＿| 〆´ ｀ヽ/ /_/======/__/ ヽ___ﾉ /_/=====/_/
原作をおもいっきり前倒しに。
第一部にしてアッサリ和解したライバル達。
,.へ ,.へ
___ ﾑ i ___ ﾑ i
「 ﾋ_i〉 ゝ 〈 「 ﾋ_i〉 ／￣￣＼ ゝ 〈
ﾄ ノ iニ(() ﾄ ノ ／ ._ノ ヽ､＼ iニ(()
i { ＿＿＿_ | ヽ i { | （●）（●） | | ヽ
i i ／__, , ‐-＼ i } i i | （__人__） | i }
| i ／（●) ( ● )＼ {､ λ | i | ｀ ⌒´ } {､ λ
ト−┤. ／ （__人__） ＼ ,ノ ￣ ,! ト−┤. | } ,ノ ￣ ,!
i ゝ､_ | ´￣` | ,. '´ﾊ ,! i ゝ､_ ヽ / ,. '´ﾊ ,!
. ヽ、 ｀` ､,__＼ ／" ＼ ヽ／ . ヽ、 ｀` ､,__ ＿__ヽ ノ__ ＿ ＿ ／" ＼ ヽ／
＼ノ ﾉ ﾊ￣r/:::r―--―/::７ ﾉ ／ ＼ノ ﾉ ﾊ￣r/:::r―--―/::７ ﾉ ／
ヽ. ヽ::〈； . '::. :' |::/ / ,. " ヽ. ヽ::〈； . '::. :' |::/ / ,. "
`ｰ ､ ＼ヽ::. ;::：|/ ｒ'" `ｰ ､ ＼ヽ::. ;::：|/ ｒ'"
／￣二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | 二 人 は 親 友 │|
＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
- 327 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:14:53 ID:ARSIoJmg0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 「大振り過ぎる。
. | （__人__） そんなんじゃ簡単にさばかれるだろ」
| ｀ ⌒´ﾉ ＿＿＿
. | } ／⌒ ＼
. ヽ } /v从从vヽ ／（●） ＼
ヽ ノ＜ て （人__）⌒::::: ＼ 「せい！」
l⌒ヽ ／ ＼�堯 � γ⌒ヽl┬-l |
. ヽ ﾉ／ l⌒ヽ＼ ＼） ヽ＿ ￣￣￣￣￣￣￣ ＼
＼＿／ ヽ ￣ 三vYYYYV 二￣三￣￣￣ l ＼
l ￣l￣ ＼ l l
／ ＼ ＼ ｌ＿／
/ /⌒＼ ＼ / ＼
/ / ＼ ＼ / /´＼ ＼
＼_人＿人∧从＿人_从＿人_∧_人_从_/／
) ＞ 修行に。そして遊びにと、
＜ 実はこれ、たくあんなのっ！（紬） ＞ もがながヤキモチを焼きそうな勢いで、スッカリ仲良しさんに。
< (
＿＿ ／＾Y￣∨￣∨^Y^⌒￣∨^Y^Y^YY^Y^ ＼_
／ ヽ
/ ヽ ｒｒ=================:〟
! i || ＿＿＿
l ! || ／ ＼
i i || / ヽ
! i ..||＿＿＿＿＿＿. i i
ヽ、＿＿＿ ﾉ └─‐i二二i二iニ ヽ、＿＿_＿＿_ノ
/ / ヽ. ／＿＿＿＿＿＿＿ r" ￣ ヽ
.! | !. | ┌────── / ! !
.i. | |. | | .／＿＿＿_ / / i
! !i ト | | | ◎ === .／ .／;i !
! ヽ、ノ,_ |,_,| ￣￣￣￣とゝ,／,,.4!､＿＿＿＿!
.!────ゝ二ニ‐-、 （,, ￣￣ }
{ ） "‐ - ,,, ._ ＿,､ﾉ
ヽ、,!、＿ ,,, - ‐ ''' " . ￣￣
=- ､
／`=-:_.､ -= ., =-
/:.:.:.:.:.:.: !､ ､j'´ :.:.:.:＼
}:. |:.:i!:. .:.:.:. :.┛┗ :.:.:.:.:.＼
: !:.||:.:..:.:.:.:. :┓┏ .:.|､:.:l⌒
!|:. }:!:!: :.:.:.:.:.:.:.:ri:.:.:.|｛V
. ':´|| :!:._|ヽ:.:＿'|:.:.:レ 「……………」
. ｀ｱ ｱヽ.:| /:::::::::l:./
./ / .:::::::::::::::l'
/ _} .i:::::::::::::::l
／:.:.ｲ― ⌒ー―┘:::::::::::l
:.:.:.:.:イ::::::::::::::::::::::: l :::::::::::::l
=-::::::::::::::::::::::::::::::: l:::::::::::::l
￣｀丶::::::::::::::::::::i:/:::::::::::::l
｀ヽ::::::::::::|' |:::::::::::l
癶::::::::::| .|:::::::::::}
- 328 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 15:15:50 ID:1/6irByQ0
- けいおん放送してんのかいｗ
- 329 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:25:13 ID:ARSIoJmg0
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.. - ､ ,._- .. |
,. . ´／≧Y∠ﾍ ｀ヽ __ ＿_ 人 ＿_
／: ,.イ´ : : : : : : : ヽ: : ＼ヽ. ｀Y´
| ∠ .／ -―――- : __l : : : :ヽ:＼ ＿_ |
＿_ 人.＿_ ／ ／ ＿＿＿ ,! ＿ l￣ - ヽ: ヽ. ＼
｀Y´ / __./-― . ／/ : : : :/| l: : : : l￣. . - ｀Vハ ＼＼
| /´: /: :/.: :/ /:｜/: :､ :| | |: |:.::! : : : : : :｀Ⅵト､ ＼＼
/ : :/ //:.:__/斗イ!:|:｜|｀|ト┼-:.:|: : : : : : : : V| ＼ ヽ. ＼
/: : :| / | :.:../,≦ﾐ｜!:｜lｨ,ｧ=ミ、.:.!: : : : : : : : :l:| ヽ 〉
l .:.. |｣｣.L.-ｧ'/爽ド┴┴‐f爽:| }〉┤_:／:l: : .::. lﾊ } / 「さあ、私を『お姉ちゃん』って呼ぶきん！」
l:.:/::..:.:.:.:;.小l ドYﾘ ／ ,. ﾋYﾘ {´Ⅵ {､:.:.j..:::ｲ.:.|｜ /
|:ハ:::ト:/ ┴ｧ｀7／､／/／r‐＜ﾍ ヽ ヽVイ::::|:::|｜ ／::! |
ヽl/ /｢ ┌.ｧ‐-､ ｀7 }/ / / 〉|／:∨└┬‐く＼｜＿_ 人 ＿_
ヽ 八 V ﾘ ﾉ { {. /' /::|:.:.:.:.:| ｜ ヽ ＼ ｀Y´
∧ ＼ `ー' ／ /:.:/.:.:.:.:.:| / r┬‐〉 〉 |
/ .::.＼ ｀ヽ 、__/ ／.:.:/ﾆヽ:::::| /::: !ノ / そんな彼女に、更なる試練が。
｜ / ..:.:.:r‐ﾐi } /{ __／:.:.:.:./ : :／ヽレ‐.´:.:.: ｀丁´| 衝撃の事実を携え、彼女の親友………
＿_ 人 ＿_ / .:.:.:./ ｢:ﾌ /小／´: : : :｀ヽ::/ ／ ∨.:.:.:.:.:. ｜.｜ 否、義姉である燦が来訪。
｀Y´ ./ .:.:.:/ ／`ト､ /::|/ヽ: : : : : : : : ∨ V.:.:.:.:.:. !:.: | しかも、話の重要性と危険性を全く理解していない素敵仕様。
｜ .′:,.ｲV /| !: :＼/::/:| ﾄ.ヽ : :_: -―-| /:.:.:.:.:.:.: :|:.:. |
l :::{:::レ,ｨ:|｜: : : :￣}:| |l!ヽ ´,. ‐,.ﾆニ:〉 ∧:.:.:.:.:.:.:. .:|:|:. |
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ///////// /７≧=く´|. V /７≧=く ´|.///|
ﾚ/／//!////,' 〃 ヾ. ヽ ' |〃 ヾ. ﾚ/ /|
／////!////{.|{{ }} |{{ }} }/ //|
／／////!//// ゞ ｀¨´ ,──‐ヾ=ｰ=ノ }/;// |
／/ｲ///ﾍ〈///| ｀¨´ /￣￣￣', ￣ }/;//l 色んな意味で窮地に立たされた、本編ヒロインの運命は！？
'イ/ l///ハヾ///! ｕ ′ '. ｕ/////
/ V/ l VV///!＼ | | ,/'////
′ // 丶V/∧ ｀ | | ´/'////
. /∧＿__ハ Ｖ/ ﾊ＞-└─── __/'//'V :
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
- 330 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:25:45 ID:ARSIoJmg0
-
-＝ﾆ二￣｀丶､iヽ|､
_∠三Z::::::::::::::｀:::i::L
-=ニ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／N:/l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::Nﾊ
/ィ:W::i/:::::／i:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
__ /' i:::::::::::∠ /:从::W|:::::::::::iM:::::i
／￣／ ＼ /:ｨ/:::代ｔ｀ N| 从N|::N::iﾚN::::::ﾄ
. -ｯ'´￣ ＼ `ー'く ﾍl:::|￣ ヽ|伝ﾊﾘ::::::N:::|}::ﾙ'
/ { ＼､､ ､ヽヽ i::从く ￣/:::::::::::::ﾘ' 「ねえねえ、シン。
. / 丶 : : i从: : }:i i｀ l' くくﾍｔ_ｯ ∠ィiル'i从 白長さん、ちっとも帰ってこないけど大丈夫かな？」byステラ
i }:| | :i: ﾘﾔヽ: ｊ:ﾙ ￣￣ヽ ゝ-‐l厂￣ ∧
ﾉ . : ｊｲ: / :i :i i 'ﾀ |ﾙ７: : : : K| { _lｊﾀ＿／: ヽ 「ああ。なんか、任務内容が変更されたとかで、当分は向こうに居るらしい。
./ :/ :| :/:lｲ . : ﾊ |:l _ｨ ＼: :／:/ 厂￣ : , : : ＼ たしかに、チョっと不安ではあるけど………大丈夫だろ、多分。
{ : / | {从| : :,lハﾄl 〈:ヽ ヾ/ /|ノ: : : ／| : : : ＼ 定時連絡自体はチャンと入ってきてるし」byシン
l:从 : :ｊ: : : :ﾊ: ハー ,..... へ:iヽl /: ／|: ／ ＼: : : :
' ハ: :从: :|{ ﾍi ∧ヽ‐､ /￣ ｊﾑ_ ﾊ: : : :
' V .ﾍl! ヽ { ∧ﾊ｜ ／ | 7 |: : ＿:
ヽ＿∠二ヽ . / VL| ∠ .. -‐┘ニ/ ｊ_／ｆ_ﾌ 次回、やる夫は魔星達の魁のようです
､_ i/ ＼＼, -― .ﾑ Y |／,ｒ7 / {＼てﾃﾉ/ 第３０話『ノット・フェイドアウト』
､__,/ ヽﾊ ／|｜{ ィ／∠ -‐っ /| ＼:￣ ノ
ｊ ｆ{ } ヽヽ ／| /｜|／ ﾆﾆ⊃ ィ｜ ｀了
｀ゝ V ヽ l{ l／／ ＿__,三ア＿＿_ノ / l
ﾍ ヽ＿| |_／／ ／｀¨⌒ ー――一' V l
ﾊ V‐| > '´ ／ _ .. -‐‥＜_ /
}ﾍ >'´ ／ , -‐ "~: : : : : : ＼／
∧へ ´ ／, -‐'´＼: : : : : :__ -‐ｒ一ﾞ
ｒ‐l ヽ ＼___／／ｒァ ,ｒL.. -‐‥ '´ |
【任務にかこつけて二泊三日で岡山観光を楽しんだ”だけ”の人達】
- 331 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/12(火) 15:26:55 ID:ARSIoJmg0
-
以上で投下を終了します。
次回の投下日は２月１９日の14：00頃を予定しております。
ご観覧ありがとうございました。
PS：またもNGワードに引っかかってしまいました。
投下が間延びになって申し訳ありませんでした。
- 332 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 17:56:35 ID:730y3z760
- 乙です。なんか天地無用（TV版）みたいな光景が・・・
- 333 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 18:13:23 ID:NqpI/WFo0
- 乙です
瀬戸組ともがなちゃんも大変だけど、
オーブも放ってはおかないんだろうなぁ
- 334 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 18:43:03 ID:C03stogI0
- 乙
さて、一見解決したように見えてどうなるのか。
もがなについては許嫁とはいえ他家に嫁ぎ済みみたいなものだから
それほど問題にならん気もするがどう転ぶのか。
- 335 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 18:56:23 ID:1/6irByQ0
- 乙
やる夫の体が一種の仮死状態になってんのかね
しかしやる夫とない夫が仲良くしてると安心するな
- 336 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 20:24:46 ID:5MDE4RPs0
- >>335
凍れる時の秘法？
- 337 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 20:26:05 ID:jlsJtbbQ0
- >>335
凍れる時の秘法？
- 338 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 21:23:08 ID:90WgyvPI0
- …実は半身不随で体が動くこと自体がおかしい、とか。
- 339 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 22:52:15 ID:tvFhQW.U0
- >>335
あ、心拍一年に十万回のみそぺたねのすかもw
- 340 ：名無しのやる夫だお：2013/02/12(火) 22:52:35 ID:tvFhQW.U0
- みそぺためのす、だ
orz
- 341 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/13(水) 10:32:26 ID:TelHfh8E0
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>298 はい。今だから白状しますが、やらない夫を天勇星に選んだ理由の５割くらいが、
このＡＡがあったからと言っても過言じゃありません。
>>328 はい。つまり逆説的にけいおんキャラは………
実際、私、原作を見た事無いもので。（汗）
>>332 えっ？………（ポン）ああ、山本リ○ダさんがＯＰを歌ってる方ですか。
言われてみれば、アッチも天地君が神主を目指しているお話でしたね。
すいません。アレはチョッと設定がＯＶＡ版と変わり過ぎてて、途中で見るが辛くなりました。
ＴＶ版も旧バージョン位でしたら、どうにか脳内補正が可能だったのですが、が、が、が………
いっそ、プリティサミーくらい離れてしまえば、まだ開き直れたのですが。
正直アレは、ＴＶ版エルハザードにおけるヒロイン交代劇並にショックでした。
>>333 そ…その辺は、第５巻分と言う事で。（言えない。オーブ側の対応は、まだ何も考えてないなんて言えやしない）
>>334 その辺りの事情は、次回、それが得意なキャラが解説。
解決編は第５巻分となる予定です。
>>335 えっと。この辺は、次回あきらかになる予定です。
ちなみに、今回、プレシアさんの説明セリフが丸々カットされているのは、
ネタバレを防ぐと共に『嘘では無いが事実でも無い』。
やらない夫向けにマイルドに補正されたモノだからです。
下手にコレを書いてしまいますと、次回の内容と統合性が取れなくなり、
タダでさえ『ゆ○理論』な理屈が更にわかり難くなると思い、あえて書きませんでした。
次回の内容を、一般人向けに合わせたモノを語ったものと、脳内補正をお願いします。
>>336 う〜ん。それも考えはしたのですが、無敵過ぎるので没にしました。
実際、この世界のやる夫は、弱い上に結構傷ついてますよね。
>>338 （ウッ）が…概念的にはかなり近いです。
でも、九頭竜の人と違って、自力でコントロールしているワケではありません。
>>339 （グサッ）ネ…ネタバレになりますので明言は避けますが、>>338様よりも更に正解に近いです。
この発想の近似からして、やはり、このスレを見て下さっている方達は、私と同世代の方なのでしょうか。
と…とりあえず、五老峰の老師ほど過酷な事はしてません。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 342 ：名無しのやる夫だお：2013/02/18(月) 18:24:03 ID:Mk.q2GvA0
- 乙！
定時連絡自体はチャンと入ってきてるし＞ちゃんと連絡入れているのか、ならば良し！
しかしやるやらが仲良しに成るのは蝶嬉しいけど阿部さんが危険で怖い
- 343 ：名無しのやる夫だお：2013/02/18(月) 19:20:20 ID:L/f.WNeI0
- そういえば阿部さん坊主のくせにいつまで神社にいる気なんだｗ
- 344 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 13:58:56 ID:TzBDpZZo0
- それでは投下を始めさせていただきます。
- 345 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 13:59:29 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|:: 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 喜界島もがなです。
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘﾉ ', ヽ.{辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ 早いもので、暦はもう４月を迎えようとしています。
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣ ､ ￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ r-‐-， ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ ヽ_,ノ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
＿＿＿_ .
. ／ ＼ .
.. .:.:.:. ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .... ／ ─ ―:.:... ...... . .... . .... .. .
. ......:.:...:.:. .:. .:. (⌒ ､ . .. .. . ／ （ ●） （●）' .... .. ..:.:.:.... ..:.:.:
:.:.:. ...... .:.:. (⌒ ⌒) ... .... .:. | （__人__） |
.. .... .. . (⌒ r'. ..:.:.:... ＼ ｀ ⌒´ ／ ヽ .:.:.. ... .. ... 昨日から、春蒔きの人参を植える為の土起こしが始まりました。
. .:.. .. (⌒' . . ／ ー‐ ' ⌒ ⌒) ...:.:.:.... やる夫さん曰く、今が一年で一番忙しい時期。
. ..:. . ( . .. ..:.. / ／ ヽ⌒ r'⌒ヽ .. 特に、今年は越冬用の人参が豊作だった事もあり、
... . . .;i；';. . ... / ＼ ＼ / / ⌒ヽ 例年より入念に手入れをして、
,.;i；';.,,;；`;；i`、 ... . / ＼ ＼/ / i i 土壌の回復に務めなければならないそうです。
,.;；:｡;:；;:：､;；:｡;:；;,. / （_ ノ '､ ） .ﾉﾉ
,.,;:;；`;；i`:;：i;,|i!''". ／ ,,,／ ￣） ＼＼ .,'7 ｻﾞｯｸ
..... ""'|i!''''" i|!、 ....,........./ ／ / /＼// ｻﾞｯｸ
,i|!、:.,".i|! 'ヽ､⌒__､ （＿＿,つ .//∴∵"'
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 346 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:00:02 ID:TzBDpZZo0
-
／:::::::::／￣＞ｰ- .._
/::/:::::::〈 ／::::::::::::::::::::::｀丶、
/:/::::/::::／/::::/:::::::/::::::ヽ:::::::::ヽ
{/::::/::, '::::/::::/::/:/:l:::::l::::::}:::::::::ハ 魎皇鬼さんに納める人参の余剰分（約３００ｋｇ）を、
ｌ:::/:::/::::/l:::::|:/:/:メl､小:厶イ::::::::l 産地直送を歌った自作のホームページで転売。
|/:::::l::::::l:::ｌ::::N/'´Ⅵ/ ﾚ' ,.ﾆj刈::::| 結構な額の臨時収入を得て、ホクホクしていた私ですが、
|八:::::::::{r1::::|::}花うミ､ 化ノり∨
∨:::ﾄ､l:::::|ﾉ ､_＿,.ﾉ'´} /:|
Ⅵﾉ八::::l＼ ｀ー‐'" !::j ＿＿＿＿＿＿＿_＿
/く/ ヽ| ｀ ｰ＜仏ﾚ' //￣￣￣￣￣￣￣ /
＿＿_／ ＼ .// /
| | / , ＼ ヽ // / ※魔改造された支援ツールのお蔭で、素人でも簡単にHPが作成できます。
| | / ./ ヽ // /
| | | ⌒ ーnｎｎ . ＿＿＿＿＿//_,_,＿＿＿＿＿_,_,_/
￣ ＼＿_､("二） .`――――-((」II.IIニニニニニニｴ!
／ ＼
く／ ) ＼
／ ／:::::::::::＼
／￣￣￣＼／ ＼__;::-､ﾉ＼
／ ─ ─ ＼ ＼ ／ やる夫さんへの負担を考えると、正直複雑です。
／ （●） （●） ＼ ヽ／ ホント、どこの世界でも、お金を頂くのは大変です。
| u （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ノ⌒⌒ヾ ﾌｷ
.／ ／ ` ー─γ ）） ﾌｷ
/´￣ヾ ヽ ((
ｧ､ヽ｀ﾝ ） ヽ
' ／-'´ （
- 347 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:00:35 ID:TzBDpZZo0
-
. -─ ､
／ ＼
／ ＼_, ､_,-‐ ＼
. （●） （●） ヽ,､_
| （__ﾉ､__） //／ヽ
, ⌒ヽ､_ ｀rイ´ヽ <ｺゝiｲ､ ヽ. 武術の修行の方も、新たな展開を迎えました。
,ｲ ｀ー´ -‐ ｀ｰﾄ, ＼ この半月程の間、やる夫さんのコーチをしてくれていた
,ノ ,､_ ` ヽ.／ l 真田さんと津村さんが、お仕事の関係で東京に帰る事に。
/ ｀ヽ.,.,ｲ_ ､ ix､_ ヽ.._ ＿/
〈 ,／/ ﾞヽ.>､ ー " ‐- ｲ.l ￣￣´~
ヽ.＿_､_{ ﾞ､_/ｲ │
｀~ﾔ |
ﾞ. |
〉 ヽ
, - ─ - ／ ￣ `ヽ
／:::::::::::::::::/::::,､ヽ
/::::::::::,ﾍ,.'´ ﾞ‐-':.:ヽ-.､
, -- ､___l /冫/l:.:.,:.l:.i､:.:l:l:l､:ヽ:､i
| l､. __ ヽ,.l:l:.:.:ti廾!l:.lｨｬｌ､:.N （ババァにリベンジ果たせなかったのは業腹だが、
＿＿ゝ=.y ⌒`,ﾗ ｪｭ !:.:ll.ﾋi｀ﾘ.㌦l:l::.l せっかく、はやて救出のお膳立てが整ったんだ。
￣弋._ ﾉ[i'={}‐-ii.メ ﾊ:.l`ﾞ＿-／l:ﾊ:l 当然、コッチが最優先だぜ）
/~~i ￣ﾌl.ﾑl"iヾ､ｧ-＝=-i⌒ヽ .. __
/____l ,-ｙ'-/l_ﾚ'l::ﾚ::∧:ヽ/i:::::r'￣ " '' ~‐iﾆ コ
` - ´ iﾆﾚ'ｱ~:{:.}, '-.､`iｩｬﾊ/ﾚｨ┘_
(:)_ﾉ~ V:.L.ｨ l=.=ヽ_/ _,.＞.._
/ヾr′ j',.Yｧ'l ﾉ｀´｀´ ｡ヽ -::.:_:.:ｱl
l::l､:l /ヾｧ' l=彳｡ ｡ l￣::.::.::.::.::ﾉﾐ
`ﾐ ﾝ'.{:i:ﾄﾐ /::.l.／＼ﾟ /`丶l::.::.::.＼::.,ｫ′
,｡',- ､,.>ｰ /::.:/::.::.::ll:｀'::.::.::.::.､::.::.::.::.〉ｬ
/ﾚ′ //,､ /,::./::.::.::.ll::.::.::.::.::.::.:ヾ;､,.ｭ'`′ 守秘義務に反するとかで、詳しい事は話していただけませんでしたが、
/ ,.ｲ l.U/ ﾌ弋r,:_:ll::.::.::.::.::.::.::.:ｨｮﾔ どうも、神戸の方で大規模な摘発があるんだとか。
ヽ.／ l ｰ /i` ｰ 'l^i-l'-'lﾆﾃ''" この人達って、ホントに警察の方だったんですね。チョっとビックリです。
丶._ .ノ l'ｰ - i;}:lー ┬l.｡iﾝ、
l ＿ .ﾚ'l ＿ Hﾆﾆ.ノ
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./::::::::::::::::: /:::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::､::､
i:::::::::::::::::::!::::::::::::::i::::::::::::::::::::::,:::::::::!::::::::!::::::::',::',
!::::::::::::::::::i:::::::::::::::':::::::::::i!:ﾄ:::::i!:ﾄ::::i!: ﾄ::l!i!::;::::::!:.i
',::::::::!::::::::',::::::::::::::',:::::ﾄ,i:!i:i_!::l+l i:::ｌl:!.!i,ｒ.ﾁｌ::::,':::i
',:::::::,:::::::::',::::::::::::::',:::i,i!ﾋ´!_i::! i! !:i i!ｲT´i!i::/:::::l
',::::::',:::::::::',::::::::::::::',::kｨ匕叮｀ヽ ' ｉｿ_, 'i/:ｌ:::::l （この二週間、つぶさに観察したが………
',::::::',:::::::::',::::::::::::::',:ﾄ､_辷 ノ 丶 l::::l:::::l 正直、どう見ても、やる夫君はシロとしか思えん。
',::::::',:::::::::',::::::::::::::',! 〉｀ﾊ::ｌ::::l ほとんど超能力と見まごう叔父上のカンも、今回ばかりはハズレのようだ）
ゝ､::',:::::::::',:::::::::::::ﾄ', /::::::l::::l
｀ヽ:::::::',:::::::::::::',ゝ ー‐ './｀ヽ::ｌ:::l
r‐‐＼::',:::::::::::::',、 / Y:::l
/ ＼/ ゝヽ::::::::::', ＞-. __ ｲ l::/
/ ＞ ,,, ＼::::::',/＼
/ ｀丶,,＼iヾ､ ヽ
- 348 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:01:31 ID:TzBDpZZo0
-
／ ;;;;;;;;;;ヽ
/ ;;;;;;;;;;;;;、
| ノ ＼ ;;;;;;;;;;|
|（ ●） （●） ;;;;;;;;;l
| （__人__） ;;;;;;;;il
| ｀ ⌒´ ; ;;;;;;;.;;;;;ヽ そんな彼女達と入れ替わりになる形で、
! ;;;;;;/i;;;;;;;;ヽ、 美筆やらない夫という方が、新たな食客として加わりました。
＼ ;;//;;;;;;;;;i;;;;;;ヽ､_
／) ￣￣;l; ;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐-､
＿ / :/ |;;;; /;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ、
ノヾ `‐-" ｌ , -‐"i /;;;ノ;;;;;;;／;;;;;;,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞヽ,
ﾉヽ | ／ .ヽ!;;:／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;li
l , :l / , ;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
( ヽノ .i i; ;l ,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ヽ､ ＼l/_,-‐ ､:;| :;＼,,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
ヽ､i ＼i;;;;;:)）;| ;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐､;;;;;;;;;;/
＼ ＼´）;;| ;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;
／￣￣＼
／ _ノiiii,ヽ＼
| （ ●）（●） ＿,,,
| （__人__） ＿,,,,--==~^,,,
| ｀ ⌒ﾉ ＿,,,,--==~^,,,,=--=~^~^
ヽ } ＿,,,,-=ニニ=-＿＿ ,,,.ー-ニ,,,,-=-""~^"
_,ゝ ノ ﾚ" ﾚ | =<ニ-=-ー"~~
／;;,,,,, |i./ヾ ソ＿＿,,,,-t''└──┘"
/;; ,-=--,,-=┴-＜,,,-~-=~^ /" Y"
|i ,;;:''' ＼ /" |
/; :'i ミ￣~^`=v";;:.. |i コチラは、体術をメインとした半ば我流の武器使いであるお二人とは違い、
|; ,li;:.. ;; ヽ, ,i 正当な古流剣術を学ばれた方だそうです。
i; :丶:,,. ＿ソ" ` ,/
ヽ,;:::.... ~^^^ ^`=-,,＿＿,,.ノ ｿ
＼:::::,,... ヾ,, |i `~^"
`-、:::::.. ヾ、 /
.ヾ;;;;::::::.. ;|i
ヾ;;;:::::... ,ｿ
/";;;~^=~=~^^ヽ
/;;;;;::::::::::::::::::--=|i,
|i;;;;;;;:::::::::::::::::::,,::::::|i
- 349 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:02:04 ID:TzBDpZZo0
-
/ / /
/ / /
/ / / ／￣￣￣￣＼
/ / / ,／ﾞ￣"'／ ＼
ﾞ ﾟ'X. / / / ／ ＼
＼ `─-､' / | |丶
/⌒'ｙ"｀ヽ.＼___＿__,,;,/ r''＼ | |. :::::＼
/ﾞヽ(_,X., ﾞｒ､＼_ | ＿) | |. : ::.:::.:.ヽ
/ﾞ`‘,' _ /､＼_,〉 . : ::| く | "ｰ､_ ､_,ノ'′ ,|. : : : ::::::,r'ヽ
￣⌒ｿ`;、i : , ': : : : : : : :! ＼ | （ ●） （ ●） ,|.: :: :: : ::::.::::ハ
,r''ﾞ,r"⌒ﾞヽ;_:_; : : : ::::| : ::;;＼} j、 /.: :: :: .:::::::::::::.::i
::;;" / `・､_::::| : :;: : :,i:} ヽ _ ﾉヽ＿__ノ ,/ : : :: ::: :::::::::::.:::'､ 向上心も旺盛で、柾木神社に代々伝わる剣術。
_!_,r′ :ヽｊ : : :;;::.／ ヽ ｀ ⌒ ´ /: :: :: :: :: .::／ .:::::::i 柾木流光鷹剣の存在を知るやいなや
{、 _,,..，`-､;;:/ l￣￣ﾞﾟﾞ￣￣￣￣￣”ﾞ`'''" .:' ..::::::::::| お祖父様に頼み込み、連日ぶつかり稽古を。
`r:: ,;'" ''ﾞﾟﾞ￣⌒ヽ、.,,__＼ ,; : ; : ; : : : : :`'':; , ' ..::::::::::::j
{: : : : ＼ ￣￣.:'⌒゜￣ ﾞ`'': :: :/: : : ..::::::::::::::'|
＼::::::ﾞヽ. ;、 、 ＼ ﾞ' 、 ,r:: /: : : ..:::::::::::::::';;;|
＼::::ﾟ、 ﾞヽ. , ヽ. ヽ ﾞヽ `・､,_ /: :/ ..::::::::::::::::::::::i
....ｯｩ宀!ｭ-.. / /
_..-;:ノ‐'' −宀‐宀ｰ 、 / /
.ノ‐''" _..-'^＾ ,,.. _.ヽdﾆｰ-..__.− / /
/ ／_..−彡亠‐,,__,,ﾆ;:レ.＼!, ゝ / /
./ ........-彡'ﾆ/‐''二''ｬzﾆﾞﾞﾞﾆ ‐ ｉ:ﾆゝ ヽ / /
/ / '7 ./ｿ ''二二l/,,`'' ヽ' ７ ヽ ﾞｌ / /
/ ,;(ｙ.., l_礀│_ ｨ=＝ミ ┌ｌ 六ｌ !|ｌ ﾞｌ / /
'│ ! ヾ/￣" ! ヾ､＿＿ソｯ ,ｨ=＝ミ 亅 ! | / /
│ ｌ_ │ ./ :: ,, ヾ､＿＿辷 ,' 丿 / /
│ ! ﾞ 、 ヽ ＼ ,, :|ー−'l ' / /
| 釗'' │ ﾞ''、 /ﾊ ヒ二ーﾆソ/ / / お祖父様曰く、筋はかなり良いらしく、
│ ! ! │､ ! " ─ / / / 他流派である事が惜しまれる逸材なんだそうです。
ヽ__ ./ │ｰ:,,ヽ｀亅 /´ / /
ノ个斗--..,,│ ヽぃ / / /
./ﾞ./^￣￣ﾞ''''釗 、 lｌゝ / / /
/ｿ ./ ｀ｘﾍ.._ｌL ''''─!" / /
/!/‐'''"^~~ﾆ^''‐ｘ‐ ヽ. ! / /
￣ ﾞヽ ﾞ ﾍ''‐∟ / /
ヽ lｌ │ ＾''ｰ.. / /
彳 │ `'、 //＼＿/
｀‐ ‖ ‖ !ｌ /⌒ヽｒーミ:､
ﾞｰ.. 彳 |!
- 350 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:02:40 ID:TzBDpZZo0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 「大振り過ぎる。
. | （__人__） そんなんじゃ簡単にさばかれるだろ」
| ｀ ⌒´ﾉ ＿＿＿
. | } ／⌒ ＼
. ヽ } /v从从vヽ ／（●） ＼
ヽ ノ＜ て （人__）⌒::::: ＼ 「せい！」
l⌒ヽ ／ ＼�堯 � γ⌒ヽl┬-l |
. ヽ ﾉ／ l⌒ヽ＼ ＼） ヽ＿ ￣￣￣￣￣￣￣ ＼
＼＿／ ヽ ￣ 三vYYYYV 二￣三￣￣￣ l ＼ そして、やる夫さんが帰ってくると、
l ￣l￣ ＼ l l 率先してそのコーチを。
／ ＼ ＼ ｌ＿／
/ /⌒＼ ＼ / ＼
/ / ＼ ＼ / /´＼ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）） 「正直、お前の攻撃センスの無さは、もうどうしようも無いだろ。
| （__ﾉ_） この際だから、取り柄のタフネスを生かして。被弾覚悟で至近距離まで踏む込むだろ」
. | ｀⌒ﾉ ＿＿＿_
| } ／ ＼
ヽ } ⌒ ⌒ .＼
ヽ ノ （●） （●） ＼ これが、かなり理詰めと言いますか、
> < ∩／) |（__人＿） | ナゼか近代スポーツに近い教え方だったりします。
/. ヽ / く ＼ヽ＿ノ ／
| ヽ ＼／ _ ノ / ー‐ ヽ
| ヽ ／ / ｀
- 351 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:03:21 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_ ,ィ ￣￣｀ヽ
／ ＼ / ｰ､_ ＼
／ ' "＼ , ､/ﾞ＼ l, （● ） |
「えい！」 ／ （ ◯）ヾ'（〇）ヽ i,!､＿） .|
| "⌒（__人__）⌒ﾞl 1⌒ l 「だ〜か〜ら、そういうテレフォンパンチを打つと、」
＼ `i ヾ/´ ／ ───＝三──丶 l /
／ ⌒´ ノ ＿≡三＿＿＿_ `) ヽ /
／ /´￣ .ﾉ .く
／ / | |
. （ ―─ '⌒"） / | |
` 、＿＿＿ ノ / | |
,ィ ￣￣｀ヽ
＿＿＿_ / ｰ､_ ＼
／ ＼ l, （● ） |
／ ' "＼ , ､/ﾞ＼ i,!､＿） .|
／ （ ◯）ヾ'（〇）ヽ 1 ` l 「こんな具合に紙一重で避けられ、」
| "⌒（__人__）⌒ﾞl l ､ { /
＼ `i ヾ/´ ／ ───＝三──丶 /
／ ⌒´ ノ ＿≡三＿＿＿_ `) ゝ く
／ /´￣ ＝三￣ ｀ヽ |
／ / | , '´ ヽ 実際、やる夫さんがボコられるのは変わらないのですが、
..（ ―─ '⌒"） / | | これまでと違って、キチンと計算されていると言いますか、
` 、＿＿＿ ノ / 何となく、見ていて安心感があります。
／￣￣＼
/ノ ＼
_＿＿＿ （● ） |
； i!,／ ＼ （（___） | 「カウンターの餌食だろ」
” /- ─ ＼ ヽ |
(○) (○_,),.#;;;;;;'" ,,_人､ノヽ { |
∵，・（；_人_,_） (;;; ;::,;::" ,)ヽ /⌒三──三＝────"⌒ 、 入
”；￣｀ ヾ'- ＜ （＿＿＿_＿＿＿三≡＿ , `ヽ、
＼_／⌒ヽｒ―'/") て ￣三＝ ￣｀丶 ＼
∵ ｛ ＼/ ／^⌒`Y´^＼ ＼ ＼ ＼
〔＼ ｀つ ＼ ＼＿）
＼丶、 /´￣｝ヽ、 ＼ ＼
| ｀＼＿_,ﾉ
＼ ￣ ＿ ｀￣￣ i｢"
｝ ｢ ｀ヽ ﾒ"
/ | ｀￣￣
（ ノ
｀ー=‐"
- 352 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:05:25 ID:TzBDpZZo0
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 「そう。とにかく、パンチは細かく小さく早くを心がけるだろ」
| （ ●）（●） ＿＿＿_
. | （__人__） ／ ＼
| ｀ ⌒´ﾉ / ,.-‐ ＼
. | } ド ' （●） ＼
. ヽ } ン （ｌ､__） | 「こ…こうかお？」
ヽ ノ ｀ソ ／
> < （⌒ヽ＿＿_y ＜.
.／ | ヽ､＿＿＿＿ |＼
| , | ｜ | | 何より、これまでみたいな『習うより慣れろ』的なノリでは無く、
| | | | |.／ チャンと口頭での指導をしてくれているのが嬉しいです。
| | | | |
| | | | |
／￣￣＼
／ ノ ＼ 「蹴りは踏み込んで内側で受けるだろ。
| （ ●）（●） 出ないと、ガードごと弾き飛ばされるだろ。威力的に考えて」
.| （__人__） /⌒l
| ｀ ⌒´ﾉ |`'''|
／ ⌒ヽ } | | ／￣￣￣｀＼
／ へ ＼ }__/ / ／ __ﾉ ／
／ ／ | ノ ノ ﾄﾞﾝｯ! ／ （ ＞） （○ ） ＼
( _ ノ | ＼´ ＿ v从从vヽ | 「ぐっ！」
| ＼＿,, -‐ ''" > く'´￣｀ヽ ／
（ （ .| ＜ そ ノ ＜
ヽ ＿,, -��" て￣ ゛'' ） やる夫さんも、何か手応えの様なものを感じている様子。
＼ , '´ !､ ⌒` VvVYYYv / このまま、美筆さんが滞在している間に。
＼ ( ／ ゛'' ‐- , / 彼が大学に復学するまでに、多くの事を学んで欲しいものです。
＼ ＼ ／
＼ ＼ / |
＼ ＼ ヽ
- 353 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:05:59 ID:TzBDpZZo0
-
,.へ ,.へ
___ ﾑ i ___ ﾑ i
「 ﾋ_i〉 ゝ 〈 「 ﾋ_i〉 ／￣￣＼ ゝ 〈
ﾄ ノ iニ(() ﾄ ノ ／ ._ノ ヽ､＼ iニ(()
i { ＿＿＿_ | ヽ i { | （●）（●） | | ヽ
i i ／__, , ‐-＼ i } i i | （__人__） | i }
| i ／（●) ( ● )＼ {､ λ | i | ｀ ⌒´ } {､ λ
ト−┤. ／ （__人__） ＼ ,ノ ￣ ,! ト−┤. | } ,ノ ￣ ,!
i ゝ､_ | ´￣` | ,. '´ﾊ ,! i ゝ､_ ヽ / ,. '´ﾊ ,!
. ヽ、 ｀` ､,__＼ ／" ＼ ヽ／ . ヽ、 ｀` ､,__ ＿__ヽ ノ__ ＿ ＿ ／" ＼ ヽ／
＼ノ ﾉ ﾊ￣r/:::r―--―/::７ ﾉ ／ ＼ノ ﾉ ﾊ￣r/:::r―--―/::７ ﾉ ／
ヽ. ヽ::〈； . '::. :' |::/ / ,. " ヽ. ヽ::〈； . '::. :' |::/ / ,. "
`ｰ ､ ＼ヽ::. ;::：|/ ｒ'" `ｰ ､ ＼ヽ::. ;::：|/ ｒ'"
／￣二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | 二 人 は 親 友 │|
＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
そんな感じで、ココに来た際の剣呑さと反比例するかの様に、今ではもうすっかり仲良しさんなお二人ですが
それだけに、やる夫さんに与える影響は大きく、また、決してプラスな事ばかりではありません。
- 354 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:06:31 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿＿_ _＿＿_
／ ｀ヽ. /´ ＼.
／ ＼ / _ノ ヽ
/ ヽ、 ∨ （ ●）,）
, イ; ヽ,_ j ,'i ´（__ﾉ_）
_ ＿__, ィ j （ ●） 7ｲ ｀⌒ﾉ
'"´ i |! "´ 〈 i'
| | （ __ﾉ､ﾉ./ヽ }
＿_」 ! ｀⌒ﾉ ', ＼ _ノ
,r'"´ ! ! / ヽ , イ / 厂!
/ | ! _＿ノ iヽ , r'´ヽ!/ / ,ﾊ
,/ l ／ ヽ , イ / 厂! ｀`ヽ ヽ / / / ﾄ､
i ,r'´ヽ!/ / ,ﾊ ＼ ／ j 1 ｀, ﾄ､
y′ / / / ﾄ､ ヾ|! jﾘ i| ﾉ j＼
／ / / / j! | ヽ |! 「Deb!,r,nt､ ＼
i ／ _ ＿ /ｲスﾌ / ! ＼ﾆﾆヽ! ﾘ/ // ＼
〈 ／ ./Debris7/ _／ ! ヽ !ー ─ ､''"´ ￣￣｀`ヽ!
! / ￣｀`7 | L_」.:.:.:.:.:.:;;/ﾆﾆフ^ヽ､ |
| ｰ--‐'/ ,r＝= _ ／ |:::.:.:. ＼;:;;:;:/ j
//＿/ / ／ i !:::::::::.:.:. ﾄ､｀`ヽ /
ヽ/ , イ ／ | ゝ---‐ イ ﾆ二 ,|::::::::::::::::.:.:... . ﾄ､
正直、せっかく生まれた友情に苦言を呈するのは心苦しいのですが………
都会から来た大学生だけあって、美筆さんには、チョっと不良っぽい一面が。
これまでは、早寝早起きが当たり前だったやる夫さんをそそのかして、
夜な夜な悪い遊びを教えているんです。
- 355 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:07:03 ID:TzBDpZZo0
-
-―― ､
'
| i 「（フッ）当然だろ。
| ＿.ﾉ ､＿.| AIRは『芸術』。KANONは『奇跡』。CLANNADは『人生』。
| (●）（●)|ヽ､__ これを知らずにＰＣの『今』は語れないだろ。漢の嗜み的に考えて」
.... -ﾍ.（＿人＿)|::.Y.::::.:.｀ー..､ ＿＿＿_
,ﾍ:.:.:.:.:.;.ヘ. ´ ｀ ,.ｲ.:.:.l.:.:.:...:._._:_.:ﾊ ／ ＼
Уヽ:.;:'.:.:.:.:iｌ｀ー .':.:.:/.::.:..:厶イ:.:.:.{ ／ ─ ─＼ 「これがヴィジュアルノベルかお。
_/.:.:j_j.:.:.:.:.:.:.|ヽ､ /;.:.: 7.:: . 斗'´.:.:.:.ヽ ／ （●） （●） ＼ 噂には聞いていたが………ディープだお」
｀，V ,'｀;､_:.:.jﾍi. ソi:.: /.:.:.::::.::.|:.:.:.:.:.:.:.:.:. | （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／:У_.′' ハ j´_.|:./＿:_:_:;:ｲ､.:.:.:.:.:.:.:.:l ＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
厶イヽ､_ー'ﾞ ￣ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,′ ノ ＼ .| | |
/.:.:.::ハ､ー三＿_＿jri.:.:.:.:.:.:.:.:. ; -―-.､:.:. / ／´ | | |
,.イヽ､__ ﾌﾊ.:.:.:.:.:.:.| ヽ!:.:.:.:..:_:_/.:..:..:..:..:.:.辷ヽ､_ | ｌ | | |
/.::..:.:.:.::＼レ'⌒ヽヽ､ ｀´￣ヽ/.:.::.::..:..:..:.､:.丶´.:..ヽ ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_|
i:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::.＼_＿___i'i:.;'.:.:.:.:.:.:.:.:.:､.: }､ーﾍ ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿
【悪い遊びの例その①】
＼_人＿人∧从＿人_从＿人_∧_人_从_/／
) ＞
＜ 実はこれ、たくあんなのっ！（紬） ＞
< (
＿＿ ／＾Y￣∨￣∨^Y^⌒￣∨^Y^Y^YY^Y^ ＼_
／ ヽ
/ ヽ ｒｒ=================:〟
! i || ＿＿＿
l ! || ／ ＼
i i || / ヽ 「なあ、やらない夫。
! i ..||＿＿＿＿＿＿. i i この娘達は、何時バンドの練習をするんだお？」byやる夫
ヽ、＿＿＿ ﾉ └─‐i二二i二iニ ヽ、＿＿_＿＿_ノ
/ / ヽ. ／＿＿＿＿＿＿＿ r" ￣ ヽ
.! | !. | ┌────── / ! ! 「（フッ）それを言っちゃあ、お終めえだろ」byやらない夫。
.i. | |. | | .／＿＿＿_ / / i
! !i ト | | | ◎ === .／ .／;i !
! ヽ、ノ,_ |,_,| ￣￣￣￣とゝ,／,,.4!､＿＿＿＿!
.!────ゝ二ニ‐-、 （,, ￣￣ }
{ ） "‐ - ,,, ._ ＿,､ﾉ
ヽ、,!、＿ ,,, - ‐ ''' " . ￣￣
【悪い遊びの例その②】
- 356 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:07:35 ID:TzBDpZZo0
-
／/／ ／///////////////////＼
//／ ／ //////////////////////∧
. //∧////////////∧////∧///////∧
///////////////∧l∧////l∧///////∧
ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///| まあ、やる夫さんも男の人ですし、
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///| 私自身、いまだ妻としての務めを果たせずにいる身ゆえ、
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.:.}////| あまり煩い事は言いたくはないのですが………
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:ノ////| コレは何か方向性が違うと思うんです。
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣ ////l
'イ/ l///ハヾ///! /////
/ V/ l VV///!＼ ── ／/'///
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ /'///
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __/'//'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| || ||
| .|| /::::,::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::: , |
| .|| ,:'::::/:::::::::::::j::/::::l:::::::;::::::::::::::', |
| .|| .::::::/:::::::Y:::/:/Ｙ::|!::::::}::::!::::::!::! |
| / ,-､ || ::::::/::::::::/ｌ:::l::l }:::ｌｌ::::∧::!ｌl:j:ｌ::| |
| ヽ' / || ｉ:::{´ヾ彡 }从￣ ソ У_乂ﾘ从:| | 特にマズイのがラ○プラス。
|. /￣丶 || ｌ:人 Ｙ (:::::ｿヽ ´(::::ｿ) f:::| | やる夫さんがコレをやっているのを見かけた時は、
|. └─┘...|| :::::::｀::.. ･｀~ . ｀~ .:::::| | もう背筋が凍る思いでした。
| OO ||. ‘;:::::::{:::ゝ ' /:::::j | 他人が聞けば『たかがゲーム』と言うかも知れませんが、
| Δ ||. ;::::::':;:::::〉、 - ‐,、 ／:从ﾘ | あたし的には完全NGです。
| Z. ||. , .‐.＼:::ヽ{ ｰ ヽ＼У: : ＼ | ネットでググって内容を知り、疑惑は確信に変わりました。
| ω || ﾊ : : : :乂 l /ヾ^ 、ヽ.: : : : ,＼ | コレはもう精神的浮気と呼んでも過言じゃないと思います。
| ├ || ∧∨: : : : : :! {Y 〉 }: : : :// ,ヽ |
| Z. || | ‘ ∨: : : :.:.ﾄ---- `/ /: : :.://／ l |
| ‐. || | {: :∨ : : : ｌ /:/ / : :／∧ l |
| Z || ｌ {: : ∨: : : ヽ／: :{ 〈.:／ / ` l |
| .|| / 人: : :.＼:／-＼: ‘， ∨／ l |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 357 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:08:08 ID:TzBDpZZo0
-
┌─冖─┐
]ﾆﾆ ﾆﾆ[
Ｌワ７TＴＬ] ＿ ,--､
＜／ Ｌﾆフ 厂ミヽ／_／ ､ 〉
r:┐ ┌┐ 厶'＞−＝= ＜ ＼
| レ7 ｌ | ,．´ ､ ＼人 |
ヽ／／ / _人_ ／' / 小、 ､ ＼ ヽ ＼ ＿人＿
＜_／ ｀Y´ // / /ｌ i ﾄ| ＼_＼ ! ハ ＼ ｀Y´
┌───ｒｚ /ｲ / ｣⊥{ | l ｌ,K´_ヽト ｌ l ヽ|ィ仄｀ .|
乙r1丁L.勹 / l/l N ﾄ{__`＼{ ,ィ行礱｣ ｌ ｢＼!い＼
７ 7| Tl ﾋZ ｌ ！ｎ｢ｌ,kぞﾃｒ¬、｀＾´ﾉﾊ l| ｌ､＼ヽﾊ ヽ
∨´凵 ＼ノ _人_ { 「l| | 代_´ノ! ￣´ /小从j个^`ｌ l !
__ __ ｀Y´ _,|│| l小 __, /l/ﾊ| Ｎ li lﾊl | 人_ そんなワケで、泥棒猫にはご退場を。
| |┌┘‐ﾛﾛ j. ｌ ' |lﾍﾄ､ ´ , ｲ/,ハﾊ/1 | ｌ| l ｀Y´ 商店街にあるゲームソフト屋さんに引き渡して、
| | ,ニ! 匚 / i , レ'７ ＼_,. ´_ //'--Ｖ | jハﾉ ささやかな慰謝料を頂く事にしました。
|__入⊆人｣ / : ,ｲヽ,√l_／ 〃 , -ヘｊ/__ '
__ /ﾏ ､__ノ _／7T了V∧ o ／／ ／ ∠＞ｭ_
| l ∧ ヽ ｀￣/ ｌ│∨7广ﾌ＾>イ／.／ ／ , -−＼
| │ 厂ｌ /ｌ ヽ ＼ ∧ l l| ／ Y／ ／ ／ / / ハl
ヽ 二 ／ / ﾊ ＼ 丶〉ｌ八/ /l-− ´_／ / ∧|
┌┐ .／' ＼＿_ブ／ /｛__／/-− ´ / 〈 ｌ/ |Yl|
l二 二l ／ / ／/ ∧___／／´ / ヽl 、 ヽｲ､
└┐┌┘､/ / ／/./ / ヽ ／ / / |､ ヽ ﾉ〈
（⊆へ＞ j イ ,ｲ / ,′ ,′ ,' 八 l 、 ヽｲ､
___ ｛ ／´／ V l l l ｌ ／ ｢ | ヽ ﾉ〈
┌‐┘└┐ヽ_ __／ ヽi l Ｏ ！ ヽ ／ ´/| l 、 ヽｲ､ 、
｀てＯ 厂 ￣ ＼ゝ､ ____ ゝ -- ィイ / L. |､ ヽ ﾉ〈 |
∠／ |｛ヽﾆフ＝-− ７/ −ｲ ｀ 八＞−─−-ﾐ ′
／￣￣＼
／ ノ ヽ､_＼
| （ ○）}il{（○） 「うわ〜〜〜っ！ しっかりしろ、やる夫！」
| oﾟ （__人__） ﾟo ＿＿＿
| ヽ |!!il|!|!l| ／ ー ＼
| |ｪｪｪｪ| ／ (ー ) ＼ ＼ ………やる夫さんってば、
ヽ | （___ (ー ) ＼ なんか思っていた以上にショックを受けたみたいですけど、
ヽ | （＿） | あたしは悪くありません。（キリッ）
／ 〉 ┃ ／
ヽ ＼ ..／￣ ヽ ＿＿／
＼ .＼ .／ （＿）
（￣.＼ ＼
- 358 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:08:41 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿
／ ＼
, ''二=-― -､ ／._ノ三ﾆヽ、＼
／,'" ）'ｰ､ | （⑪）（⑪） ｜ 「なんて………なんて酷い事を。
／ /''ｰ ' /'"｀｀ ' ､ | （__人__） | 貴様の血は何色だ〜〜〜〜っ！？」
/: / ヽｰ'ﾉ::::.... ）-､,, | ｀ ⌒ |
lﾞ::: / ﾘ:／ ::: ノ::::.... ヽ. ヽ / ､ ______
', | / l|// /::" ::/￣ヽヽ､､､,,,:::: | ',::::: ｀'ｰ､,､-''"´
',ﾉ,'' ｲ' ::/ ｨ / :/ ﾞ''':::::| ヽ;;;;; ｀ﾞ;;'''';;ｰi､,,､- '''''"彡ﾞll|ｿ ,
{ | l| ／,,;イ / / ::| ::」｀｀ヽ;;;;; ,､;;;ヽ､ヽ;; ､,,,ｯ
ヽ ﾘ '" } /ノ l| / :|" 三三｀' ､( );; ヽﾞ'､○} { '
ヽ ヽ" :l l l| / :}､::::: ｀' ､;;; ;;; ', ﾞ''､ j ､|
ヽ ヽ { " / | ﾘ:: ヽ::: '' ､从 ',､ ﾐヽ ﾞ' ､.
ヽ :: ＼ '､ ﾐ / ､ ﾞl::: ﾞll ﾞll:',ヽ ﾞ' ､, ﾞ{
ヽ ::: ﾐ '､ ミ |::: ヾ::::: ﾞll ﾞl|l::::ﾞ､ { |
ヽ::::: ﾘl|l|::: ', ﾞll: |::::::ﾞ､人|; /
ﾞl ﾞﾐ ／:l. :ﾚ'::} ', ﾉ､;;;;;;;ヽ l|/ヽ
|｀-､ミ /:::::::| } |:::...... ,,､ '",､､ﾞﾞ''ｰ''´ ',
|ﾞ､::::｀' ､,＿ _／:::::::/ :} /::::::::::::,,､-''" {○ ﾞll｀' ､ ﾞl|: |
,ｨﾁ￣￣.:ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
／ｲ⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
, - ﾆ二 ￣￣￣二ﾆ＞ ､.:.:.:.:.:.:.i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ハ.:.:.:.:..:.ヽ.:.:.:.:.l
/.:.:.: /.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.i:ﾍ.:.:.ゝ、
,.:.:.:.:.i.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:ﾄ､ハ.:.:i､.:.:.:i.:.ﾄ､.:.:.l.:.ﾊ.:.:.:.:＼
i.:./.:.:l.:.:ﾄ ｌ.:.:.:.:| ／ ∨ Ⅵ.:.i.:.:.',.:.l.:.:.i.:.:.:.:.:.:.＼
|.:l.:.:.iハ! ＼.:.l ≠ i.:.l.:.:.:.:!.:.ゝl.:.:.:.:.:..ﾄ､.:.＼ 「うるさいですね。
|.:|.:.:ー−ー'ヽ! ィ七戎ｱ.:.!.:.:.:.:ト､.:.＼:.:.:. i ＼ハ 宿泊費代わりに、アナタの嫁達（笑）も売り飛ばされたいんですか？」
|.:l∧ﾊ代炒 i ﾑｲ.:.:.:.:.l.:.ﾙ'＼:ヽ.:.l ヽj
ﾚi.:.:.:i､_'_'_'／{⌒`ー−ー'.:.:.:.:.! ヽ.:.:.:.:ヽ _戈 ﾉ
／.:.l.:.:.:lハ |.:.:.,ｲ イ.:.:ﾊ.:.:.:/
｀￣ﾊ.:.:l.:.人 ,- ､ ｲ.:./ i !.:/ .!.:./
',:「 ＼ ／ ｉ.:/ l j/ !/
＼ ヽ _ ´ l/ ヽ、
', ,ィ 二ヽ
', ／／ ｀ ､
／:::::::::::::／ ＼
,. ＜￣￣￣￣￣ ＞ ､
／ ヽ
〈彡 ﾄ､─ｰ- 、
{＼ ＼|＿ ＼＞ー ､ ﾘ i 「それだけは！ それだけは、どうかご容赦の程を！」
人{ ＞､,＿＿＿.＞､/三 ヾ＼ { ﾉ
/./ トミ;,_ Y/ ＼>ﾉ＞─- ´
V / /! ￣￣ ゝ | ／ _ って、そこでドン引きしないで下さいよ。
しr´'┴──----─''| ン｝＼-ヾ彡 これじゃまるで、あたしがスゴイ悪党みたいじゃないですか。
ヾ、_＿＿ﾉー'''｀
- 359 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:09:14 ID:TzBDpZZo0
-
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 「イイわよ。それくらい、地下のイメージルームを使えば造作もないし」
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/ なんとなく罪悪感を覚えたので、お詫びの印に、彼の大好きなモノを。
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i プレシアさんに頼んで、よりリアルなバーチャルプレイってのを
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i 体感してもらったのですが、
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
． ―― -
／ ` .
， ，
| i
| { ｊ
} __ .ノ ヽ.＿ ｊ 「違う！ アレは絶対違う！！
|Y ｡ヾ .,ｨ´｡ヾ ﾉ } 彼女達はあんなクソ女じゃないだろ、俺の嫁的に考えて！」
,ｲ.l.l彡 ミ=ｌ｢ / jゝ, __
，―/＼l.lﾞ 人. " )|| ,ノ ﾉ ソﾉ ､
'" ／＼/|.fYｪｪｪヱi.|| ｊ/ /￣￣７ ＼
／ ／＼／ .|.|ﾍﾋﾋﾋﾋﾋｊ.|| /! / /- '´/ヽ ＼ コレが、ナゼかスゴク不評でした。
〈 ＼／＼,.1|/.Y⌒＃,.||ｲ:::| /＿＿ / > '´ ￣ ｀ヽ_ 何でも、使わてれいるデータがリアル過ぎて、
ハ rｰ-＼／,,|:|:.:/`ｰ=.イ||::::::| ./ /／ ＞ - _ ヽ 普通のゲームの様にトントン拍子にはいかないんだとか。
/ ｜ .|. /(c )ーく く (c ):/|/ｔ―― ､ /. : ' ´ ヽ ヽ }
{/ l::ヽ::::l | {::| } |{{ -=＝= ヽ l
／⌒ヽ ', l￣￣!:::::::=:}=} .}::!ｰ 十 ―-.l ／ ￣ ｀ヽ ＼ ｌ
＼ ト _|_ |::::::::::〈 〈! !:ﾊ ｜ / ＼ }
>ー.| | ｀ー!::::::::::::l | !::::ト +- ―/ ＿ ヽ }} .|
´ ／〉､_! ::::::::::::::::: ヽ|._｜＿/ - ￣ ＞ ﾊ ./
／ / |ヽ_ ノ?::ｰ::::>._ヽ ｜／ __,,. -‐''´ .／
ヽ、ﾉ ノー:::{--{＞ ´ ￣ ー }
|＼＿ ／ ヽ::＞ ´ ﾉ
- 360 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:09:47 ID:TzBDpZZo0
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///| 俗に『人の振り見て我が振り直せ』などと言いますが、
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///| あたしにしても、コレはまったくの人事じゃありません。
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.:.}////|
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:ノ////| そう。もしもあの時、やる夫さんに出会わなかったら………
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣ ////l 仮に、瀬戸組の温情で売り飛ばされるのを免れたとしても、ただそれだけ。
'イ/ l///ハヾ///! ///// 財政的にもコミュ力的にも、多分、喪女一直線だった事でしょう。
/ V/ l VV///!＼ ── ／/'///
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ /'///
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __/'//'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
／/／ ／///////////////////＼
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///|
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///| ……………偶に、今の幸せが怖くなる事があります。
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.:.}////| もちろん、やる夫さんの事は全面的に信じているのですが、
／／////!////へ､:.とつ::／:.:.:.:.j ヽとつ:.ノ////| 結婚というのは、恋愛感情だけではすみません。
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣ /////l
'イ/ l///ハヾ///! ///// ひょっとしたら、今日にもお父さんの新たな借金が見つかって………
/ V/ l VV///!＼ '-｀ ,/'//// ついついそんな事を考えてしまうのは、あたしが弱い人間だからでしょうか？
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´/'////
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｰ‐ イ __/'//'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
- 361 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:10:19 ID:TzBDpZZo0
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. / | / .! | | V ', ',
/ | ￣ ≧.、｜ | | ,.≦￣ ', ',
./ | ,. '´ｚ‐､＼ ! l／z‐､` ､ | ! 「もがなちゃん！！」
. |〈 r-イ ﾊ ￣￣￣ r-ｲ ﾊ 〉 | ｜
Λ 代_ｚ d 代_ｚ d / ｜
/＼ |＼ Λ,,.｀ー一' ｀ー一',,,/ ,イ ,イ＼|
l＼| ＼ﾍ ｒ――‐------―――ｚ.イ|. |／ |
V 八｀V´ ｀V /| /!
Ⅳ ﾄ､ﾍ /／V / ｜
|Λ l.__｀≧z- ＿＿_,.-z≦´ / / !
｜Λ / 入 ＼／／｀ヽ｀ヽ./ Λ |
｜| ＼ { ´ ）／ 〈 } / | |
- 362 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:10:51 ID:TzBDpZZo0
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ///////// /７≧=く´|. V /７≧=く ´|.///|
ﾚ/／//!////,' 〃 ヾ. ヽ ' |〃 ヾ. ﾚ/ /| 「ひゃい！」
／////!////{.|{{ }} |{{ }} }/ //|
／／////!//// ゞ ｀¨´ ,──‐ヾ=ｰ=ノ }/;// |
／/ｲ///ﾍ〈///| ｀¨´ /￣￣￣', ￣ }/;//l
'イ/ l///ハヾ///! ｕ ′ '. ｕ/////
/ V/ l VV///!＼ | | ,/'////
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. /∧＿__ハ Ｖ/ ﾊ＞-└─── __/'//'V :
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
‐- ､ ノ＼
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厂￣｀ヽ/:::::::::::::／ ヽ
}_,. -− :::´￣::::￣￣￣:::｀ヽ、ノ
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/::::::/::::::::ﾊ::::::::} }:::::::::::::l |ー-::::::_:}＼::::::::::',::::::::::::. :.:::.
′:::'::::::::::i::l:i:::::ﾉ ﾄ､:::::::::l |l }ノヽノ ヽ::::ハ:::::::::::.:. ::::.
:::::::ｉ:::::::::::|Ｎ|イ／ ヽ:::::| '´ _,.ｒ=ミ V:::: ::::::::::::ヽ:::}
}::::::ｌ ::::::::Ⅵ _,.二 ∨ ｙ'’ ﾄしﾊ j::::|::::: :::::::::::::＼ （あれ？ 何で燦ちゃんがココに？
|::::::j::l:::::::ｉ::|:| ﾝ'’ 圷i ﾋ::::ｿ |::::|::::::|¬ｰ−イ ま…まさか、本当に借金が見つかって………
ｌ::::/:::|::ｉ:::|::|:| {{ {ﾚﾘ ､ { / !::ﾘ::::::l }::::::::::| 違う。それなら、燦ちゃんには知らせず内々に処理を。
ノ:::/::::}i:::}ｉ:|::|:| ﾞ ¨´ /{⌒`ー−,,,ー'´ jｲ::::::::| /:::::::::::| 実働部隊の人が来て、あたしは『不幸な事故にあった』って事になるハズ。
｀ﾌ:::::::八川::i::| ､_'_'_'／ ､ j:::::::::ﾚ':::::::::::::::| でも、遊びに来たってカンジじゃ………
/:::::／}::::}:}:::i:::ﾄﾍ、 }:::::::::j:::::::::::::八j 燦ちゃんはともかく、永澄さんはその辺キッチリした人だもの。
/::／ : :::小::!:::::i:八 し }⌒ヽ |:::::::/ !::::::::/ 事前に連絡くらいは入れるハズよね）
}/ ノイ {::::|::::::l乂j>､ `ー′ ／ |::::/ j／｀ヽ、
！:i}:::::ﾄ:::ノ ` ､ ／ 礀/／ /＼ ※この間０．５秒。
釗!|:::::| }＞ｰｒ‐'´ {/ ／
}}.|:::::l } ／ ／
l:::::| /＼ ／ ／
}::::} ∧ /＼ /
∨ / ∨ ＼ /
- 363 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:11:23 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘﾉ ', ヽ.{辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ 「えっと。久しぶりだね、燦ちゃん。
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣ ､ ￣ ｲ.ｨ':: :i: ::| 今日は遊びに来てくれたのかな？」
'"=ッi::::,:ﾍヽ u r-‐-， ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ ヽ_,ノ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
,,.- ´／ ＼ ｀丶
／' ／ ＼ ＼
/ /' ./|| |、| ﾍ ヽ
./ // ./ .|| ||',,| | | ﾍ
/' ﾚ 二＼| | ||∠二 | ',
「ちゃうちゃう。 / ﾍ<c;;;;;､'-┴-' c;;;;;､>| ﾍ
重大発表があって来たんじゃ！」 | ', 辷;;;! 辷;;;!/' |
!／＼|＼,v-────-v/／|／|丶|
|', :ヽﾍ /／ .| |
.|ヽ ;| "｀ - ,,＿,, - ´" /: / |
| ﾍ ,─,-、 ∨ /二＼' ,ﾍ |
.|/ { ´￣}／ { ｀ } / ||
- 364 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:11:56 ID:TzBDpZZo0
-
＿ ,.- ..
, ´ ｨﾐヽ/ｨヘ ｀ヽ、
／ /´￣￣￣｀ヽ. ＼
/ ＿/-- /―｜-- :i ヽ
/_￣ --/-/.ｲ.‐┬.ﾄ-ヽ._|￣ -ヽ
/ _/ ,/｜!.| |l｜l ﾄ｜￣ -.
′ | 7ト_|_|:|.! ||_|斗七.｢ ｜
｜ .､.. :. ﾄ了ﾌ丁┴‐了ﾌ丁 } |
「聞いて驚くきん！ l.／| ＼ト:{ 辷:ﾘ 辷:ﾘ / .,: .:ｨ^ヽ|
なんと、私ともがなちゃんは、腹違いの姉妹だったらしいきん！」 ′｜ﾄ､ : l _＿＿_ j／}／:ﾊ
＿|_j ＼ ﾄ.､ ヽ ＿ ノ ..ィ}:. :. / !
＼ ／,⊥_:｀:.:i ―‐i升:}:.:| /l! |
＜.＿∧// / ﾊｨ′ ｀7｀7 /:.:|! |
| |.ｨ{. ′},. ---､/ l /＼:|! |
| /}/ ￣ ｀ くY.ﾆﾆ./ ｜ / //|!
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「………………えっ？」
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ u ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 365 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:12:28 ID:TzBDpZZo0
-
／: :/´ ￣￣ ｀＼ :＼
ｲ: : :/: : : : : : : : : : :ヽ: :}ヽ
/ ＼′＿ : : : : ＿: : イ ヽ
. /,､ ＿_! / / ￣ .ﾄ l_.､斗: ⌒ヾ.
l/: : : : :|_[工ｲ: 丁 _.Ll:L_ﾄ:| : : : : :l
. l : : : : ´｢:｢l_|_|｀ :| : :l|_l｢_ |｀!: : : : : !
｜:..: : : : Vlﾗ:不|: |:.l:.lT_ﾗ:iV}: : : : : :|
|／l､:. :...ﾍﾋzﾘ ￣￣´ﾋz:ﾘ/｀.: : ,ィ:｜ 「私も良くはわからんのじゃけんど、
|:＼|＼{xxx ＿___.xxx/ィﾌイ: ハ| で〜えぬえ〜とかで確認された、間違いの無い話らしいきん」
.ﾊ : : : ト .. _ `_ｰ ´ _ イ}:.: : : :ﾊ
l: :i : : ├く :.:i ―‐i升 ｀!: : : / :|
!: .:ﾄー-l ｨ′ ｀7 |-‐:∧: :|
|: .:ハ: :ｰﾄ､ },. ---､/ .ｨ7 : :/. !: |
| .:j ヽ:. ヽ Y.ﾆﾆ./ /: .:/‐' l :!
. ｜/ ,.-ミ_､ヽ_!_辷. ﾉ￣ヽく=､ l |
l:〈 /ｲノ /￣/ .三丁ヽ＼ } ヽ}|
|:.∧ 廴z>､＜´ ヽ二_ ノ |
!:l :.:`７ ー ´ ｢´:.:.: |
｜| :.:./ l:.:.:.:.i.|
.. - ､ ,._- .. |
,. . ´／≧Y∠ﾍ ｀ヽ __ ＿_ 人 ＿_
／: ,.イ´ : : : : : : : ヽ: : ＼ヽ. ｀Y´
| ∠ .／ -―――- : __l : : : :ヽ:＼ ＿_ |
＿_ 人.＿_ ／ ／ ＿＿＿ ,! ＿ l￣ - ヽ: ヽ. ＼
｀Y´ / __./-― . ／/ : : : :/| l: : : : l￣. . - ｀Vハ ＼＼
| /´: /: :/.: :/ /:｜/: :､ :| | |: |:.::! : : : : : :｀Ⅵト､ ＼＼
/ : :/ //:.:__/斗イ!:|:｜|｀|ト┼-:.:|: : : : : : : : V| ＼ ヽ. ＼
/: : :| / | :.:../,≦ﾐ｜!:｜lｨ,ｧ=ミ、.:.!: : : : : : : : :l:| ヽ 〉
l .:.. |｣｣.L.-ｧ'/爽ド┴┴‐f爽:| }〉┤_:／:l: : .::. lﾊ } / 「さあ、私を『お姉ちゃん』って呼ぶきん！」
l:.:/::..:.:.:.:;.小l ドYﾘ ／ ,. ﾋYﾘ {´Ⅵ {､:.:.j..:::ｲ.:.|｜ /
|:ハ:::ト:/ ┴ｧ｀7／､／/／r‐＜ﾍ ヽ ヽVイ::::|:::|｜ ／::! |
ヽl/ /｢ ┌.ｧ‐-､ ｀7 }/ / / 〉|／:∨└┬‐く＼｜＿_ 人 ＿_
ヽ 八 V ﾘ ﾉ { {. /' /::|:.:.:.:.:| ｜ ヽ ＼ ｀Y´
∧ ＼ `ー' ／ /:.:/.:.:.:.:.:| / r┬‐〉 〉 |
/ .::.＼ ｀ヽ 、__/ ／.:.:/ﾆヽ:::::| /::: !ノ /
｜ / ..:.:.:r‐ﾐi } /{ __／:.:.:.:./ : :／ヽレ‐.´:.:.: ｀丁´|
＿_ 人 ＿_ / .:.:.:./ ｢:ﾌ /小／´: : : :｀ヽ::/ ／ ∨.:.:.:.:.:. ｜.｜
｀Y´ ./ .:.:.:/ ／`ト､ /::|/ヽ: : : : : : : : ∨ V.:.:.:.:.:. !:.: |
｜ .′:,.ｲV /| !: :＼/::/:| ﾄ.ヽ : :_: -―-| /:.:.:.:.:.:.: :|:.:. |
l :::{:::レ,ｨ:|｜: : : :￣}:| |l!ヽ ´,. ‐,.ﾆニ:〉 ∧:.:.:.:.:.:.:. .:|:|:. |
- 366 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:13:11 ID:TzBDpZZo0
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釗!|:::::| }＞ｰｒ‐'´ {/ ／
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〜 2043 年 〜
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|八:::::::::{r1::::|::}花うミ､ 化ノり∨ ┃ .20 .21 .22 .23 .24 .25 .26 .┃
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/く/ ヽ| ｀ ｰ＜仏ﾚ'
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/ _, -=＝= ､ ﾊrﾍ∨
{/二二:::::二＞ｲ戈: 入r
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- 367 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:14:09 ID:TzBDpZZo0
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／////!////{. :.:.:.:.:.:.:.: ﾉ⌒!{ .:.:.:.:.:.:.:. }////| 「な…な〜んだ、エイプリルフールか。
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:.ノ;////| 燦ちゃんたらチョっと凝り過ぎだよ。
／/ｲ///ﾍ〈///| ` ￣￣ ＿＿__ u￣ /////l コレって、別に電話で良かったんじゃ………」
'イ/ l///ハヾ///! u i´ ! //////
/ V/ l VV///!＼ | ′ ／/'////
′ // 丶V/∧ ｀ ､ ゝ ノ , ´ /'////
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __/'//'V:
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
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/: : : : : / : : :|: : : : : i: : : :`､: : : : : : ',
,': : : : : ::|:://:/i:|: : : : ﾄ: :|: :|:| : : : : : : ',
|: : : : : : i/｀iト」:i: :| : 」_斗´:||: : : : : : : |
i: : : : : : :|:|::|: 」:|: :|: : | _ ヾ::|: : : : : : : ::|
|: : : : : : ::|-tナﾋ|_」:__|-tナ/: : : : : : : : i
「って、ナニ言っとるんじゃ、もながちゃん。 |／|＼|＼|xx xx∠_ィ´|／:/＼|
電話なんかで済ませられる話じゃないきん」 |: : : ::t.､ �堯 �|: : : ::/:|: : :|
||: : : ::|: ｀: :-‐t─-イ:´:/: : : /|: |: : :|
|:|: : : ::|‐-‐‐‐′ `-/: : ::/-|: :|: :::|
i: |: : : :|＼ ｀ヽ ／´ /: : :/ ＼ヽ|: : |
|: :||: : : | 7~｀7- -t- /: : /／⌒'i:|: : |
|:／|: : ::| ｀ ヽ/＿__|_./: ::/´ |: : :|
|´ |: : :| /: / | : : |
- 368 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:14:43 ID:TzBDpZZo0
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_, - ´:／ヽ／ヽ: ｀ : : 、
／' ' ' ／´⌒~⌒｀＼' ' ' '＼
/ /. ／|: : : :|ヽ: :: : . . . .ﾍ
,/: : : : : : ヘ_」」_::|」ノ|:|」: : : : : :',
|: : : : : :|彡≡ ≡ミﾐ|: : : : : |
|: : : : とつ ⊂⊃: ::: ::|
|/i＼|＼{ }／|／iﾍ| 「これは、瀬戸組の未来にも関わってくる重大事項。
|: : : :|ヽ ∧ ／|: : : :| それを差っ引いたとしても、十年来の友人が実は妹やったんやぞ。
|: : : :| ::｀＞-‐-＜´ .--、:: | 直接会うて………腹を割って話すのがスジってもんきん」
ﾍ: : ::| i||´:::::ヾ=/::::::( ⌒r）::ﾍ
. | :＼::| ||L:_:＝V＝::_t.─<:/: |
. |: ／ヽ >t'´⌒ロ⌒~i≡ﾍﾐ: : :|
|: ヽ r-,! /::ﾍ .トー′: ::|
|: : :ヽ/《/{ 《::::::》 .}: : : : : ::::|
|: : : :｀:r!/=＝ヽ/＝=ヽ: : :: ::: |
, -‐ｧ､ /､ｰ .
.＜: : :／￣￣ ＼ : ＞ .
.∠:. ／.: : : : : : : : ::＼: : : :＞ 、
／ / ￣ ￣ ￣ ￣ ヽ ＼
/--: : : :..//-/ｲ---------..ﾄ..┬:ヽ￣: : :ヽ
. /: : : : : : : i_l＼L.L|: :|: : : |: :-／l:┼:ヽ!: : : : : ヽ
/: : : : : : : : |:.|..ｌ.ｌ＼|: :l: : : |／|: : | :| : :l!: : : : : : l
,′: : : : : : : :｢¨Ｔ::::TV: :l: : :|T::::Ｔ¨¨| : :} : : : : : : l
. レﾍ: : :ト: : : :ヽ ､:::ﾉ ￣￣ ､::ﾉ /.:..ｲ: : : /＼/| 「たしかに、いきなり姉とは認められへんかも知れんけど、
人 ﾄ: |: : : 八｀ "" "" /イ: }: :イ: : : : | そこはソレ、私ともがなちゃんの仲じゃ。
｀Y´ .ﾄ: |: : : : : ゝ イ|: : : :|: : : : : : | 諸般の事情で盃こそ交わしちょらんけど、元より義姉妹みたいなモノ。
. ヽ:|: : : : : :|:.｀ ≧=‐r一 ´ |: : : :|: : : : : : | それが、チョっと戸籍にも関わってくるだけきん。
. |: : : : : :|: : : : : : I |: : : :|: : : : : : | 少なくとも、私達の間では、何の問題もあらへんよ」
. r ノ ヽ: : : : :|: :∧: : :| し し :|: : :/: : : : : : :|
`ー' ＼: : :|∨ ヽ: } |:／: : : : : : : :|
- 369 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:15:23 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ 「………………」
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::|
'"=ッi::::,:ﾍヽ u ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
／:::::::::／￣＞ｰ- .._
/::/:::::::〈 ／::::::::::::::::::::::｀丶、
/:/::::/::::／/::::/:::::::/::::::ヽ:::::::::ヽ
{/::::/::, ': /::::/::/:/:l:::::l::::::}::::::::: ::ハ
ｌ:::/:::/::::/:::::|:/:/:メl､小:厶イ:::::::::l
|/:::::l::::::l:: ｌ::::N :: ─三三─＼ ::::|
|八:::::::::{r 1::::|::}（ ○）三（○） ∨ 「だ…大丈夫。あたし、お父さんのこと信じてるきん。
∨:::ﾄ l:::::|ﾉ ､_＿,.ﾉ'´} /:| お父さん、お母さんのこと愛しとったもんな。
Ⅵﾉ 八::::l＼ ○ ｲ!::j 金づるとしてだけかも知れへんけど」
/く / ヽ| ｀ ｰ＜仏ﾚ'
/ ` ー- ､/ﾄ､ヽ
/ _, -=＝= ､ ﾊrﾍ∨
{/二二:::::二＞ｲ戈: 入r
/:::;::-=＝=ミ､::::::::::::ヽ: : ヽ
/:://: : : : : : : ゞﾆ二二Y: : ::}
/:://: :,'´:::::::‐-: ､::::/: ヽ `ー'::}
.::/∧: {:::::::::::::::::::::::/::::::::ｌ l:::/
{// ∧丶:::::::::::::::Y::::::::::::| j/
ｌ | / ∨: ＼::::::::::}::::::::::::j／
{_|ｙ′ ∨: : :｀:::::::|-‐:::::´::{
- 370 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:15:55 ID:TzBDpZZo0
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/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/://.:.:/｜.:.:|.:.:|.:.|. |.:|.:|:|.:|.:.:.:.:
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/７≧=く´|.:.:.:|.:.:|.:.|ヽ,､」_|_j_!_|__..:.:
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|〃 ヾ.ー┴┴'〃 ￣ヾﾏ丁.:.:
. ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |{{ }} ｕ {ｆ }} |.:.:.:
ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|ゞ､ , 'ﾉ ､､ ,ﾘ ,:.:.:.: 「うわ〜〜〜っ！ シッカリするきん、もがなちゃん！！」
|.:, へ.:.:.:.:,､:.:.: | ｀¨´ ,──‐､ ヾ=ｰ='ｲ ./.:.:.:.:
'´ |.:|＼/.:＼.:| /￣￣￣', ｕ ./.:.:.:._, （アカン。なんでか知らへんけど、メチャメチャ追い詰められちょる）
|.:|.:.:.:.:.:. | ` ｕ ′ '. ｕ 厶ｨ.:´.:.
|.:|.:.:.:.:.:八 | | |.:.:.:.:
|.:|.:.:.:.:.:|.:.:＼ | | ／|.:.:.:.: ※経験上、もがなの口から広島弁が出る時は、色々マズイと熟知している人。
|.:|.:.:.:.:.:|.:.:.:.ﾊ＞-└─── ┘ ‐ T.:.:.:.|.:.:.:.:
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「うん。この際、また借金があってもええんよ。
. l .li.ｨ! ‐!i, （ ○） '三 （ ○） ﾉ‐i: :.i:､ あたしの嫁ぎ先は大地主じゃきん。チョっとくらいは甘えても………
! 'ji!ｨ!:: ヾ丶──" 丶──"ｲ':: :i: ::| 少なくとも、極道の組長の隠し子やったなんて事よりは、ナンボか世間体がマシじゃもんなあ」
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i, ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 371 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:16:27 ID:TzBDpZZo0
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::::::::::::::::::::::::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓:::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::┃ やる夫は魔星達の魁のようです 第３０話 ノット・フェイドアゥエイ ┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::o:::::*:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛:::::::::::::::::::::*:::::::::::::+::::
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- 372 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:18:06 ID:TzBDpZZo0
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／..|二┌──────────────┐二| ／
. / |二｜ ｜二| ＜ おっ。おっ。お姉さんってばスゴイんだお
｜ |二｜ ｜二| | なんでそんなに早く動けるんだお？ byやる夫
｜ |二｜ ＿＿＿_ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ／⌒ ⌒＼ ｜二|
｜ |二｜ 〃 ／ ● ● ＼ ミ ｜二|
｜ |二｜ /⌒ヽ|⊃ (_,､_,) ⊂⊃ |/⌒i ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ＼ll|l ヽ._） l|lll / ｜二| ／
｜ |二｜ / 人l||l |l||l 从 ﾊﾞﾝ ｜二| ＜ う〜ん。やっぱり地道な練習かな？
｜ |二｜ ( ⌒ ) ( ⌒ ) ﾊﾞﾝ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二└──────────────┘二|
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ , -――- 、 ｜二| ／
｜ |二｜ ／, ｰ- ＼ ｜二| ＜ それで何とかなるのはサイノウがあるヤツだけなんだお
｜ |二｜ / / ● ＼ ｜二| | やる夫はそれがね〜から、いくら頑張っても鈍臭いんだお byやる夫
｜ |二｜ | ● _＿ ⊂⊃| ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ＼⊃ ﾍ _） /_ ｜二|
｜ |二｜ ヽv-､_〕l_,. イ ＼ ｜二|
｜ |二｜ / l ヽ ＼ ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ l l ＼ ＼ ｜二| ／
｜ |二｜ k__,! ｜二| ＜ 大丈夫。やる夫君だって努力すれば……
｜ |二└──────────────┘二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ ＿＿＿_ ｜二| ／
｜ |二｜ ／＼ ／ノ（ ｜二| ＜ 努力だったら人の何倍もしてるお！
｜ |二｜ ／ ● ●⌒＼ ｜二| | つ〜か、下手すりゃ幼児虐待ってレベルで、バーちゃんにシゴかれてるお！
｜ |二｜ |⊃ (_,､_,) ⊂⊃ | ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ヽ ヽ_） イ ｜二|
｜ |二｜ γ´ ,v Y ｜二|
｜ |二｜ （ ｀}' （ ＿乂 ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ） ー' て ￣ ｜二| ／
｜ |二｜ '⌒γヽへ ｜二| ＜ そ…そう言えばそうだったね。（汗）
｜ |二└──────────────┘二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 373 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:18:56 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ ｜二| ／
｜ |二｜ ｜二| ＜ ………もうイイお。どうせやる夫は、一族のミソッカスなんだお。
｜ |二｜ ＿＿＿_ ｜二| | 亀がウサギに勝てるのは、フィクションの中だけなんだお。 byやる夫
｜ |二｜ ／― ―＼ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ／ ● ● ＼ ｜二|
｜ |二｜ |⊃ (_,､_,) ⊂⊃ | ｜二|
｜ |二｜ /⌒l ィ’ ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ / / ヽ ｜二| ／
｜ |二｜ | l Y | ｜二| ＜ い…いやその。そこで童話を持ち出されても。（汗）
｜ |二└──────────────┘二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二|
. / |二｜ ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ｜二| ／
｜ |二｜ ＿＿＿_ ｜二| ＜ うん。やる夫はもうダメぽだから諦めるお。
｜ |二｜ ／一 ー＼ ｜二| | でも、やる夫の子共までドン亀じゃ可哀想だお。 byやる夫
｜ |二｜ ／ 〓 〓 ＼ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ |⊃ (_,､_,) ⊂⊃ | ｜二|
｜ |二｜ /⌒l ィ’ ｜二|
｜ |二｜ / / ヽ ｜二|
｜ |二｜ | l Y | ｜二|
｜ |二└──────────────┘二|
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／..|二┌──────────────┐二| ／
. / |二｜ ｜二| ＜ つ〜ワケでお姉さん。
｜ |二｜ ｜二| | やる夫と結婚してくれお！ byやる夫
｜ |二｜ ＿＿＿_ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ／⌒ ⌒＼ ｜二|
｜ |二｜ 〃 ／ ● ● ＼ ミ ｜二|
｜ |二｜ /⌒ヽ|⊃ (_,､_,) ⊂⊃ |/⌒i ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ＼ll|l ヽ._） l|lll / ｜二| ／
｜ |二｜ / 人l||l |l||l 从 ﾊﾞﾝ ｜二| ＜ って、何でそうなるの！？
｜ |二｜ ( ⌒ ) ( ⌒ ) ﾊﾞﾝ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二└──────────────┘二|
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 374 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:19:29 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ ｜二| ／
｜ |二｜ ｜二| ＜ 先天的な弱点を克服するには遺伝子を弄るのが一番てっとり早いって
｜ |二｜ ｜二| | 鷲羽ちゃんが言ってたお。
｜ |二｜ ｜二| | でもって、お姉さんの子供なら、絶対スポーツ万能だお。 byやる夫
｜ |二｜ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ,､‐‐‐‐,､ ｜二|
｜ |二｜ ｷﾘｯ! ／〓 〓 ＼ ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ /⌒ヽ|⊃ (_,､_,) ⊂|/⌒i ｜二| ／
｜ |二｜ ＼ ﾍ ィ / ｜二| ＜ あ…あの人は………（怒）
｜ |二└──────────────┘二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ , -――- 、 ｜二| ／
｜ |二｜ ／, ｰ- ＼ ｜二| ＜ う〜〜っ、ダメかお。
｜ |二｜ / / ● ＼ ｜二| | やっぱやる夫は、駆逐すべき劣性人種かお？ byやる夫
｜ |二｜ | ● _＿ ⊂⊃| ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ＼⊃ ﾍ _） /_ ｜二|
｜ |二｜ ヽv-､_〕l_,. イ ＼ ｜二|
｜ |二｜ / l ヽ ＼ ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ l l ＼ ＼ ｜二| ／
｜ |二｜ k__,! ｜二| ＜ そ…そういんじゃなくてね。
｜ |二└──────────────┘二| | ほら、私とやる夫君じゃ、年齢が離れすぎているから………
＼_｜ ┌────┐ | ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 375 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:20:00 ID:TzBDpZZo0
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／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ ｜二| ／
｜ |二｜ ＿＿＿_ ｜二| ＜ 大丈夫。ウチの一族じゃ、ふた回り以上離れている事だって珍しくもね〜お。
｜ |二｜ ／─ ─＼ ｜二| | 一桁台の年齢差なんて無いも同然だお。 byやる夫
｜ |二｜ ／ ● ● ＼ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ | ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| ＿＿ ｜二|
｜ |二｜ ＼ /￣￣⌒/⌒ / ｜二|
｜ |二｜ （ ._/データ / _/ ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ＼ ,(_ ブック / （ _) ｜二| ／
｜ |二｜ /＿＿＿./,＿＿ / ｜二| ＜ そ…そう言えば、諸般の事情から、その辺がもうメチャクチャだったよね。
｜ |二└──────────────┘二| | 外見的には同世代しか見えないんで、スッカリ忘れてたけど。
＼_｜ ┌────┐ | ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / |二｜ .* ｜二| ／
｜ |二｜ .+ 。 ｷﾘｯ! ｜二| ＜ というワケで、結婚してくれお。 byやる夫
｜ |二｜ .＿＿＿_ .+ 。 ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ .／＼ ／ ＼ ｜二|
｜ |二｜ .+ 。...／ 〓 〓 ＼ .+ ｜二|
｜ |二｜ |⊃ (_,､_,) ⊂⊃ | ｜二| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ヽ ／...+ .。 ｜二| ／
｜ |二｜ ／ ＼ ｜二| ＜ （ハア〜）はいはい。君が大人になったらね。
｜ |二｜ ／ ,､ .l> ,> ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二└──────────────┘二|
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／..|二┌──────────────┐二| ＿＿[][]
. / |二｜ ｜二| └‐┐l
｜ |二｜ | ｜二| ∠／
｜ |二｜ | ｜二| [][]ﾉ 7
｜ |二｜ 人 ｜二| く／
｜ |二｜ ーｰ＝ﾆニ二´ ｀二ニﾆ＝― ｜二| ﾛﾛ「l
｜ |二｜ ｀Y´ ｜二| ｀′
｜ |二｜ | ｜二|
｜ |二｜ | ｜二|
｜ |二｜ ｜二|
｜ |二└──────────────┘二|
＼_｜ ┌────┐ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 376 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:20:33 ID:TzBDpZZo0
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-.､
ゝ.ｰ---‐ヽ:ヽ,
＞:.:.:. ∧:.:.:ｰ=＝=..､
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i/i:.i.:.:/:.i:.:i:廴__ i:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.j:.:!
Ⅵ:.i:i:.:Ⅵ ﾏぅ ﾙ人:.:i:Ⅳ:.!:.i
V ト:.:.:.ヾ , ﾚｲ:.:. |:.j
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┌─────┐ /::::i::: 〈: : :.:/:::::::::::::/i. j .j:::i::::::::::＼: : : i:::∧
│ プレシア | /::::::::::::: ＼: i:::::::::::::/∧..人 /i:::i::::::::::::::}: :./:::: ∧
├─────┴──────────────────────────
│今見ていただいだVTRの通り、やる夫君は私の娘にプロポーズしており、
│また、娘もこれを承諾しています。
│つまり、先行契約が成立していると、あの娘の親族として主張します。
└────────────────────────────────
／ .::::/::,ｲ:::ﾉ::/:::i:::::l::::｀ヽ ~） |王| ┴ ソ 十/. | | | | （
〃 .::i::::|,ｲ::l::/:;ﾉl::i:|:::/l:::i:::::ﾞl ヽ ﾆ|ﾆ|ﾆ 二 王 /ﾚ､ ﾚ | | | （
/! .:::::l:::i'l::!::|:l:/::i::/l:;ｲ|::::l::i:::ﾊ ） ノ ヽ 口 我 Ｖン ノ ･･ （
l l .:::::::::'::i::l:::/!ｨ'ﾊ::::ﾉ/!ﾉｔlｲ::::i `V⌒Ｖ⌒ＷV⌒Y⌒ＶＶ⌒Ｗ⌒Y⌒`
|1i.:::,､ヽ:|Vﾅfﾞﾃ､ｿｲ/;'ﾋナ'l::/
ヾ. l（ｒﾚ､l `ｰ¨‐' i' ｀ﾞ ´i/
｀､ヾ_ｊ lﾞ ､ 〉 ,' _.. ‐ｧ=r‐''⌒ﾞ二ﾆ二つ
ﾞl.:::::ﾊ ,ｨ'ﾆｱ/ _. -‐ '"´ l l r} } }l
:::|! ,l´ﾞﾚlﾒ､ﾞヽ､ !=-'/_ __ . -‐ ' "´ l ヽ ､ ヽ_ﾉﾉ
,<ヾヽ-､__ ｀ﾞヾ`､t‐-'"' "´／｀ﾞ ｰｧ' "´ ‐'"´ ヽ､`ｰﾃヽJ
. ‐ '7 ＼ｲ'"｀￣´rへ. ／/ / __.. -'-'"
┌────┐ l / . -‐ '"´
│ ヤガミ | l / . -‐ '"´
├────┴─────────────────────────────────
│原告側が提出したVTRは、編集加工が容易な為、刑法上の証拠能力が希薄です。
│また、相手側がまだ幼く、責任能力が無い事。
│十年以上に渡って、契約内容の確認がなされていない事。
│以上の理由からも、これを正規の契約とするのは甚だ不当です！
└──────────────────────────────────────
- 377 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:21:04 ID:TzBDpZZo0
-
-――――-
／ ＼
/ ﾞ
′ i
i ＿ ＿.|
| ＼ ilili .／ |
| 〃 ＼_jiiliil､_／ |
｜ { lililﾘ }ilililill{ lililﾘ } |
-- ､ | l´ i ｀l |
/ /⌒Yヽ! ゝ _＿人＿_ ノ |
/ / | ＼＿＿{|l|l|l|l|ll||ll|i} |
〃i. / / i＼:::::::｀ヽl|l|l|l|ll} ,|
/ / / /} ./ ＼::::::::|｀1￣｀ 「￣￣/
∨ ﾉ|:::::::| | __| /{＿_
} }:::::::| |￣ l /:::::::/
／:::. |:::::::| / {:::::::/---..
／::::::::::. |:::::::|､ ＼_/ ／::::/:::::::::::::::..、
/::::::::::::::::::, ;::::::::| ＼〈 ／{:::::::::一ｧ::::::::::::∧
{::::::::::::::::::::::. ,´ヽ:::| }o |::::::::::::::|::::::::::::/::::i
┌─────┐|::::::::::::::::::/´} / /}:| } .|::::::::::::::|:::::::::::::::::::|
│ ヤラナイオ | l:::::::::::::/::{＼＼ _/_,..ｲ:/::! }o |::::::::::::::{:::::::::::::::::::|
├─────┴────────────────────────────
│って、チョっと待てよ！
│何だよその、プレシアさんが言いがかりをつけてるみて〜な言い方は！
└──────────────────────────────────
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ―――― ＝＝ ￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
／:.:.＿＿:.:.:..::.:ｌ:.:.＼＼ｌ:.-:.､:.:.:.＿:.:.:.:.＼ _
／￣/:.:.:.:.:.:/:.ヽｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:ト-､:.＼:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.ｒ､l`トｌ:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.ﾄヽﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:イ:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.ｌｰoｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.{:.:.:.:.:.:}
￣/:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｌ一 ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:.＼:.:.:.:.ｌ
ｌ:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.ｲｾヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:.:.:.:.}:.:.ｌ
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼ （マズイ！）
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
｀ ＼{ヽﾊ ｀‐￣ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:.
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:.
＿ - ‐ ─ T ﾄ イ ／ｌ:.:.:.:.ｌ///////＼
＜//////////ｌ:.:.:.l//ｌ ∧/ｉ:.:.:.:.ｌ/////／三
￣ ‐ -ｘ :.:.:.l//ｌ/三ｌ/l:.:.:.:.ｌ///／三三
/:.:.:.}///三三/:.:.:.ｌ/／三三
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ―――― ＝＝ ￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
- 378 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:21:37 ID:TzBDpZZo0
-
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､,_ ＼
(.●）( ●） ノ（ |
（__人＿） ⌒ | ,..≦:≧.､_....-,､-...､
'､｝r┬ j ｜ /=テ':／::::V::/;:::Yヽヘ､
| `￣ | ,.'::::/.::::::::;:Y:::l::::::::::::::::ハ
| ､ { :/.::;'::::i:l::ｌ:|`¨´|::::::::::::::::V:l
ヽr ｰ- ＜ .／ﾄ､ '::;::i::l::l-ｔ‐|- ､.|::::::::::::::::∧! 、「落ち着いて、やらない夫君」
,/ﾑ _ ,. -／ : :／` 一….、 ::ｉ:::N:ｌ|ｌ弋ＺT :|:l:lV::::ヽl:::ﾄ,|
_,.-::::／/:::ﾊ ／. : :/ : : : : : : :. - ＼ ｿＶ|:|∧. ゝノ ﾉ从|:::l::::l|ﾉ!:|l ※内緒話モード。
／/ : :/.: i/.:::l y : : : / : : : : : : :/ : : : : .ヽ ＿}ﾄ|:ヽl:.、 ､＿_,|/|::/::::|∧
┌─────┐ j : : : : :} ./.:::::l ./ : : : /.: : : : : : : : : : : : : : : :. ノ∨l:::::|｀`＞:......＜:l/|:::::l' ,ｨ＞
│ ヤラナイオ | i :i : : : :| :i ::::::ﾚ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .ヽ :::::::ｿ:::::|::./ ∨|:::::|/.::::::
├─────┴─────────────────────────────────
│（クッ）
└───────────────────────────────────────
: ／￣￣＼
: ／ﾉ(iiiiii_ノiii ＼ :
: | ⌒ (●)iiii(●）
: | （__人__）::
: | ⌒⌒ﾉ ,..≦:≧.､_....-,､-...､
: | ﾉ( } : /=テ':／::::V::/;:::Yヽヘ､
:: ヽ ⌒ } ,.'::::/.::::::::;:Y:::l::::::::::::::::ハ
:: ヽ､.,＿＿ __ノ : :/.::;'::::i:l::ｌ:|`¨´|::::::::::::::::V:l 「あれは弁護側の揺さぶりよ。
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､ '::;::i::l::l-ｔ‐|- ､.|::::::::::::::::∧!、 裁判は冷静さを失った方が負け。
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ ::ｉ:::N:ｌ|ｌ弋ＺT :|:l:lV::::ヽl:::ﾄ,| 相手の思惑に乗せられちゃダメよ」
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､ ｿＶ|:|∧. ゝノ ﾉ从|:::l::::l|ﾉ!:|l
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::! ＿}ﾄ|:ヽl:.、 ､＿_,|/|::/::::|∧
┌─────┐ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::| ノ∨l:::::|｀`＞:......＜:l/|:::::l' ,ｨ＞
│ ヤラナイオ | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|::: :::::::ｿ:::::|::./ ∨|:::::|/.::::::
├─────┴────────────────────────────────────
│で…ですが、あんな言い方をされて黙っているワケには（小声）
└──────────────────────────────────────────
- 379 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:22:10 ID:TzBDpZZo0
-
／´￣￣￣￣ ｀＼.
／ ＼
/ '.,
| ___ノ'′ ﾞヽ､___ ..|
| .|
| ;;;（ ● ） ﾉヽ （ ● ） |
| .´"''",. "''"´ |
|.. （ j ） .l
| ｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′ /
.丶 ｀ ⌒ ´ /
ヽ /
ヽ /
ゝ ＿ ／イ＼
／ ＼
┌─────┐ ／ ＼
│ ヤラナイオ | ＼
├─────┴────────────────────────────
│す…すまない、今のはコチラの勇み足だっただろ。
│以後、発言には気をつけるだろ。
└──────────────────────────────────
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､＿_, -‐ lﾉ ',l ‐- ､.___/ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
┌─────┐ / ヽ＼ l l // ヽ＿
│ ｻｲﾊﾞﾝﾁｮ | / ヽ＼ / // l ｀ ‐
├─────┴────────────────────────
│うむ。被告側弁護人の意義を認める。
│また、原告側は、感情的な言動を慎むように。
└─────────────────────────────‐
- 380 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:23:53 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
／ ＼ （やる夫です。
／ ─ ─ ＼ なぜか逆○裁判ごっこが行われていたりするとですが、ココは柾木家の居間です。
／ （●） （●） ＼ ええ。冒頭のシーンの続きなんです、コレでも。
| （__人__） | 月さんが居ると、その周囲１０mくらいの世界観が別物に変わるんで困ります。
＼ ｀⌒´ ,／ 俗にいうところの固有結界というヤツでしょうか？）
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼ （やる夫です。
／ ─ ─ ＼ ナゼこんな事になったのかと言えば、瀬戸さんに付き添って来たのが永澄君ではでなく、
／ （●） （●） ＼ 法的な部分のフォローとかで、月さんが来ていたからとです。
| （__人__） | ええ。なんか知りませんけど、あの海賊騒動以来、法律関係の相談役に。
＼ ｀⌒´ ,／ 主に、新慈恩会との折衝役として活躍してるんだそうです。
／ ー‐ ＼ 未来の裁判官がコレでイイんでしょうか？ 無学者のやる夫には判断がつきません）
- 381 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:24:26 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
／ ＼ （やる夫です。
／ ─ ─ ＼ とりあえず、もがなちゃんは自室に寝かしつけてありますし、
／ （○） （○） ＼ 瀬戸さんに付き添って貰ってますので、彼女の方は大丈夫とです。
| （__人__） | 問題なのは、彼女が目を覚まして落ち着くまで。
＼ ｀⌒´ ,／ 今後の事を話し合う為、再び瀬戸組へお邪魔する体制が整うまで、
／ ー‐ ＼ このワケワカメなやりとりが続くという事です）
＿＿＿_
／ ＼ （やる夫です。
／ ─ ─ ＼ 今回は、裁判長がジッちゃんで、やる夫が被告人なんだそうです。
／ （○） （○） ＼ 被告人………やる夫に何か落ち度があったんでしょうか？
| （__人__） | ぶっちゃけ、先程のVTRには、まるで覚えがありませんし、
＼ ｀⌒´ ,／ 当時の自分が、あそこまでブッ飛んだ思考をしていたとは思いたくありません）
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼ （やる夫です。
／ ─ ─ ＼ 物心ついたばかりの頃は、何でも知ってるっぽい白眉先生の話を鵜呑みにしていたのは
／ （○） （○） ＼ 自分でもなんとなく覚えているとですが………流石にコレはないんじゃないかと。
| （__人__） | と言うか、アレ、誰がどういう意図で撮影したんでしょうか？
＼ ｀⌒´ ,／ やる夫しか写っていない独特のアングルに、そこはかとない恐怖を覚えるとです）
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼ （やる夫です。
／ ─ ─ ＼ この件では、やらない夫がオバサン側に付いたとです。
／ （○） （○） ＼ ええ。何でか知らんとですが、ナゼかあの二人、仲が良かったりするとです。
| （__人__） | 共通点と呼べるものがまるで無いだけに、正直、意気投合した理由がわからんとです。
＼ ｀⌒´ ,／ 最近、オバサンの実年齢が由○かおるとドッコイと知った所為か、
／ ー‐ ＼ この組み合わせに危険なモノを感じるのは、やる夫が不純な人間だからでしょうか？）
- 382 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:24:58 ID:TzBDpZZo0
-
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
┌──────┐
│ 数時間後 │
└──────┘
＿＿＿
／⌒ ⌒＼
／<○> <○>＼
／ （__人__） ＼
| |r┬-| |
┌─────┐ ＼ `ー'J ／
│ ヤルオ | ／ ＼
├─────┴────────────────
│やる夫です。やる夫です。やる夫です………
└──────────────────────
,' / / ,ｿi |. i i ! l i /:ｌlンｉ:::::::::
,' ; .l ｌ ｌ !iｌl !i i:/ ﾒ､ｌ::::::::
,' ,: /| ｉ ｌ ｌ. iｌｌ. i ! ,i l:::::::::
,' / / l ｌ. il|ｉ ｌ ∧ﾒ !::::::::
,' ,' . ,'ｉ lﾊ ', i. iｌｌ X ',､::::::::::
,'f ,' ,' i i i! ! ｉ l i ｉl i i l.l! iヽ::::::::
li'} ﾊ: ,'i i､! ', ' ヾi i i ｉ ｌ l l ! i:::::::r^
i!.i ｿ il ir !ﾐ、､ i !､ ', ! ',l ｉ ', ',',::::i
l i ,' ﾊ i !! 廴ﾂ､ヾ ':､ i i i !ヽゝ::::l
!.li!.l|!| リ ` ｪ､..ヾ ヾ､ ヽ:､ i ! ﾊ､!ｌ ヾ､::l
! !从 """ヽﾞ:､ヽﾞ: ､弌itｰマ､:ヽi
′ i .:: ヽ ｰ`=.公､`:i
_,r:::i rｰ-‐ '''' ー ‐ --:: ､:ヽ::i 「……………」
､､､､､ -‐ー''''''' /:::'. ｀`¨':':‐:::::::-::::::::､_ ヽ:;::l
'" ./" ﾞ:, ﾞ､ ヽ､,..:::::::::::::::／ , ` ､ `
__, ',::､ ﾞヽ ､:_:::::::::::r ;´ ' ヽ､ ` -､
-‐‐''''"" ',:::､ `'':::::::::::::;: ' i ヽ､,
, ',::ヽ ::::;::i _ -t^ヽ､_ ﾞ`
i ヽ::`:ー ':::::i .ﾉ:i ﾉ:::::::: 〉
il ,.ゞ＝ｰ'"ﾒ /::::ﾚ:::::::::::/
il _ ,ｨﾆ´ ﾆヽ ｰヽ:::::::::::::::/
ill ,イ:::::iニニニｿ､ ヽ::::::::::/
- 383 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:25:30 ID:TzBDpZZo0
-
!:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::＼:::ヽ::::＼:::＼::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|
j/:::ｌ:::::!:､:::!::ﾄ､:､:ヽ:::::｀ヽ{､::::::＼::::＼{､::::::::::::::::i::!::l:l !
l:i:ｌ::::i::i:､:l::lﾃ=-､:ヽ､_､::＼_,≧ｪｭ､_､＼:::::::::i::li::!::ﾘ
!ﾊﾄ:{:!:ｉ:ﾄN{､ﾋ_ﾗﾍ､{ ＞､{ 'ｲ ﾋ_ﾗ 》＼::l::!:ﾄ!!:l::l!
ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼ ｀"￣"´ |::!:l::! j:ll:!
!::､::::i ｌ |:::/lj/l:!ﾘ
ヾﾄ､:! ｊ!/ j|:::ﾘ
ヾ! ヽ ‐ /ｲ´ｌﾊ/
}ﾄ.、 ､ _＿ ＿ , /' !:://
ﾘl::l゛､ .／ |/:/
┌────┐ ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼ ／ / !:/
│ ヤガミ | / ^ヽ ヾ! ヽ ＿,,、'´ / ｊ/
├────┴─────────────────────────────────
│裁判長。被告は過度のストレスにより、心神喪失状態にあると思われます。
│これ以上の裁判の延長は、彼の心に大きな傷を残しかねません。
│一旦、法定を打ち切る事を提案します。
└──────────────────────────────────────
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､＿_, -‐ lﾉ ',l ‐- ､.___/ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
┌─────┐ / ヽ＼ l l // ヽ＿
│ ｻｲﾊﾞﾝﾁｮ | / ヽ＼ / // l ｀ ‐
├─────┴────────────────────────
│うむ。弁護人の提案を採用。これにて法定を閉幕する。
└─────────────────────────────‐
- 384 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:26:03 ID:TzBDpZZo0
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「ぶっちゃけ、ワシはもう腹が減った」
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 「そうね。そろそろお夕食の時間だし………イイ頃合だったのかもね」
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
- 385 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:26:35 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿_
r ´二ニ フ、
_ / '´,. 二ノ⌒
＿＿_.-‐'´ `-i/ γ_)⌒）（⌒)
_,.＜￣￣ : : : : : : : : l r/´（___人__） 「いや〜、スッカリ熱くなっちまったな。
_,.＜ : : : : : : : : : : : : :l l__ノ ｀ ⌒´ﾉ こういう勝負も偶には悪くないって言うか、
l,, : : : : : : : : : : : : : : :ﾉﾉ | | 将来に向けてイイ経験させてもらっただろ。己の職業的に考えて」
l; : : : : : : : : : : :-─＜二二´ ﾄ |
＼ : : :￣`'''''´ノ : : : :l`-, : :`-＜ヽヽ, -ｰｰr´
＼ : : : : :'´ : : : : : l : :l :＼`-‐ヽ ゝ--< lヽ、
＼ : : : : : : : : : : : l : : :＜ : : :∨∧::〈ヽ: :､>＞、
`‐,_ : : : : : : : :l : : : : :ヽ : : ∨ |:Λ | : :ヽ : : :ト-､
`-, : : : : :l : : : : : : ＼ : :ヽ|:::::| l : : :/ : : : : : ,
＼ : :ノ: : : : : : : : : ＼ : .､:::|,| : / : : : :l.: : {
V: : : : : : : : : : : : : :ヽ: ',::ｌl: / : : : : :l : ∧
V: : : : : : : : : : : : : : :ヽ:V : : : : : : :l : :.∧
,. ‐';ﾆ"´ﾆイ:i!:､ヽ:.:｀ヽ､_
／.:／／／:.ｲ:.|:|:|i:.:ヽ:.､ヽ:､ヽ、
:.:／:/./:／/:|:.:|:!:|:|i:.:.:ﾞ,:.:.:.ﾘ:.ヽ＼
./:.:/:/:.:.//ハ:.:i:.:l:.:.i:.:.:i:.ヽ`:|:!:.:ヽヽ
:.:/.:/:.:./:.l!::.:.ﾊ:.V:.;､:i:.:.|:.:.ヽ|:.i:.i:.:.',:.ﾞ:,
/l!:/.:.:/|!.|:.:./ハ:',:|:ヽ:､|!:.:.:.ﾊ:.||:.',:.i:､:',
!|l,:!:.:.:.:|.| |ﾚ/∧:l:ﾒ!:.ヽ:.:|:.|/:.i:.ﾘ:､',:|:.i:.i
:|l.|:.:.:.:|!.:|:.//¬i:.{‐､.:|.ﾄ､:l:|､:.!:.:.i:ヽ|:.|:|
i:.:| |:.:.|l:.:.l/ィ示ヽﾐ !.ﾒ| 〉ヽ!:|_!:.|:i.:Ｎ:.|
:.:.l!:l､.:.:l､:l｀ヽ::ﾉ_, ' ﾘ |i |.,.ｨl､.|::!||:.ﾒ:ﾘ
､:.l!.Ｎ､:い!. !く:::ｿ } |:.:|/:/
!:i､.i!ﾘ ヽ! , ｀~ /|:ﾉ:/ 「ええ。実に有意義な一時でした」
:.i|:iN ` .: ノ /:!ﾚ/′
:､l:|ﾊ ､＿___ /::i/'′
小| ヽ ｀''ｰ‐`'' ／|/l
:.:ﾄヽ ＼ ／
Ｎ|｀ヽ ヽ､ , '´
｀`'''‐- ..,_ iT"´
､_ ｀`''‐N､
｀ヽ､ i
､ ｀ヽ、 |
､｀ヽ、 ＼ |
＼ ＼ ヽ.|ヽ
ヽ ヽ | ＼
＿＿＿
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／<○> <○>＼
／ （__人__） ＼
| |r┬-| | 「やる夫です。やる夫です。やる夫です………」
＼ `ー'J ／
／ ＼
- 386 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:27:08 ID:TzBDpZZo0
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/ ,ｨ ﾆﾐ{彡_ｰ=ﾆ=､､ヽ. ヽ.
, ' l ／ __ Y ヽｰ､ ヾ.､ l }
( ,ｨ´l /三ミl〃ﾖ { { }}. } l
〉 / (( l ヽ.｀ヽヽヾ.､ヽ. ヽ.
/ / ) ) ゝﾉ ゝ.《. } l
ゝ( /´〃― ｀― ｀ヾ_｀ｰ, ll_ ヽ {
ちっ { ,'-.,ｨ＿＿__ヽ /＿＿__ヽ. / ｀､ﾉ 7 「嫁が倒れちまった以上、メシは私が作んなきゃなんないんだよ。
ちっ 7 { ,-ヽ｀ｰ‐｀´'', ヽ｀ｰ｀´‐' lﾉ/¨｀}{ ) こんな山奥じゃ、出前なんか来やしないし。
ちっ (〃ヽ. (', ￣´ l . ､｀￣ ) ノ.'.' ( まあ、仮にそうでなくても、あんなメンド臭そうなお遊戯に関わる気は無いがね」
,, == ち. )） i!｀l ヽ ; '--ヽ i!. ／,`7´ll {{ヾ丿
〃 i｀i ゝ. } ) ,へ. ´ ／| (( { {{. ir' l
i!ヽ l .l 〉 ( ゝ-ﾊ｀ ;-‐..´ゝ´ ￣‘.〃 ﾉ_)'
ヽ ヽ _l l ｀ｰ､7｀__从}／ ，´
ヽ〃ﾆ､ヽ. ¨ /／ ｨ::´￣￣::¨ヽ.
{ {_ヽ { l // ／:::::, ' 二二ﾆ ､:ヽ.
{ヽ-´ ヽ人. 〃 /:::::::/／ ｀ヽヽ}
｀ヽ--,,／ ヽ / /:::::::〃 | ||
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪
【今回、法定（？）への出席を見合わせた玄海さんの主張】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;! '~ "~ `i||i" '' `ﾍ;;;!
|;;;| ヽ` u ﾐ;;;|
_ゞ;!,-;;;;;;;"ﾌﾉ ヾ`;;;ヽ ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|.,,_==-､く｀ ,>ﾞ-== 、｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |ﾐ.'￣" , ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !ﾐ ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 「う〜ん。結構おもしろそうな集いだったんだがなあ〜」
. ﾄ､ ､,.-‐ ､,, /|
i| ＼ ' ニ ｲ.:|
,ｲi| ﾞ､＼ ( ／ﾘ.:;ﾄ､
ノ :.:i| ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::::!:::
/:.:.:.l:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:./:ｲ ヽ:.l:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.l＼
/:ｲ:.:,:.:.:.:.:.l:.ﾄ:.:.:.ll:.{ ',:ﾄ､:.:|ヽ:.__l:.:.:.:l:.ヽ
l:l:.:.:ｲ:.:.:l:.:|_| ',:.:.|ﾘ ﾘ ,斗!´ ﾘl:!:.:.:.|､:.:..
|:./人:.:.:.:|ﾘ ﾄ-!､ ,ｨ示オ!:.:.,:.lヽ:.
|/ｲ:.:.:､:.:.|下示ォ 込j |:.:./､!:. 「扱う議題が地雷すぎるっての。
､:|:l,:.:,ヽ:.:. 込ｿ , |:./ｲ/:., 『君子危うきに近寄らず』だぜ。
l从l:.l,ゞ,ミ､ /,-':.:.:.:, それでなくても、阿部さんってば、もがなに嫌われてるんだから」
'，:ｰ-`､ vっ ,.ｲ:.:l:.:.:.:.:.:.
l:.:.:.l:.:l:.＞ . _ ,.イ:.:.:|:.:.:.,:.:.:.:.:.:.
|:.:.:.|:.|:.:.:.:.:.:lr,l ￣ !ﾆヽ､:.:.l:.:.:.:.:.:.
|:.:.:.|, -r''"´ { _ ,- / ｀ｿ｀ヽ､:.:.:.
|:.:,ｲ | ,＿_｀_＿,/ / /｀ヽ:.
,:.:/ l､ ､ l::::::::::::::::/ ／ ／ / ､.
,:.:.ﾄ, ＼ ＼ ,:::::::::／,. -´, - ´ / ,:.､
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
【阿部さんに参加を見合わせさせた杏子ちゃんの主張】
- 387 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:27:40 ID:TzBDpZZo0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
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┌───┐
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┌───────────────┐
│ 翌日、柾木神社の来客用応接室 │
└───────────────┘
|| | || | | | | | | | ＼＼
＿||.._|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_||.._|＿＿＿＿＿＿＿__.| | |＿＿____.| | |０ ＼＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|| |＿＿____.| | l＼. |ｌi､
|| |┌┬┬┬┬┬┐|┌┬┬┬┬┬┐|| | | | | | |.|＼.＼､ |||
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|| |├┼┼┼┼┼┤|├┼┼┼┼┼┤|| | | | | | | | |li `
|| |├┼┼┼┼┼┤|├┼┼┼┼┼┤|| | | | |_ ('υ | | | |||'`
|| |└┴┴┴┴┴┘|└┴┴┴┴┴┘|| | | | | ﾐ)γ´.| | | |||
|| | !'''''''''''''''''''''''''''''''!｜!'''''''''''''''''''''''''''''''! || | | | |＿__|￣|_| | | |||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣'､!__|＼ l＿l..| | | |||
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼＼ .| | | |||
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ll＼＼ ＼ ＼､| | | |||
~ ＼＼ ＼ | | | |||
＼l二二二二二二二二二二二二二二二二l | | | |||
|.|__| |.|__| '､|_|＼ |||
＼..＼. |||
＼.＼|||
＼.!||
＼`
- 388 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:28:13 ID:TzBDpZZo0
-
! i .!l !ii i
| i!i/: : : : !l|ｒ"-'"-i| i`i|‐､
|,ｲ|,,.．r''"!l| i! |ヽi `i .,./ ,/
,ｒ'''! |i! ii | | |`i i ／/ ,.r"/
i､ / ! ,,,,.i! l-ー|--i!､ .i:／ ./ ,,.r'" / ,,,,、 ,,,,,、
＼ i ＼ /i ,,.．r''" i! i. ! i! l .i ./ ,ir''" ,/ ,! .,i´:iｰ匸ｌ ┬-、 /｀ ,lﾞ
＼ ! .＼/ .:i. | i ヾ､./:r''" / │.l＿ ﾞ‐'ﾟ″ .|,,,ﾉ .,,,ο | ,i´
`' / .::/ .!|,,.rヾ､,,ノ / ,lﾞ /i､｀,! _,,-'彡'"｀ .|丿
. 〈 .::::i i | ,,.．-‐ ''"|i i / / / ｀" ,―''''ﾞン'"｀ _ﾚﾞ
ヾ;::ヽ､i ! / / lﾞ丿 ｀'-‐" ,i´丿
―−―――ヾ;::::i ! !|i !|/ヾ;― =＝ ｀｀ ｀"｀
ヾ:i, |i. !|| i |i ,,.ｒ"!| 〉
`i、 || |i i ||'" /
.ヽ|| i|'
. i'ヽ、 ,,.r''"!i
....:::::::::ヽ|i,,,,,|,,..r''":::::::.......
／: : : : : ／: : : : : :/: : : : : : : : : : : : ヽ: : : : :ヽ
/: : : : : : :/: : : : : : :,': : : : : : : ､: : : i､: : :',: .､
: . . . . . ,' , / ﾊ i !ヽ: : ', . : : ヽ
: : : : : :./: : : : : ＼,:,': :/ i: : : : ｌ: : : l ヽ／,: : : : : : : : :.
: : : : :./: : : : : : : :,:＼:' !:i: : : l: : : :!／,ゝ ',.: : : : : : : : :､
: : : : /: : : : : : : : :/:__!≧ヽ:l: :,: :l : イｨ≦＼:.,: : : : : : : : : :.
: : :.:/: : : : : : : : :／イ_)¨ﾄゞi`′:l〃ﾄ'ﾟ;ji| !': :.',.: : : : : :ﾄ､: : ',
: :.:/:ﾍ: : : ､: : : :ﾄヾ! |ﾊｿ| L∟: :」‐ LZｿ 'イ: :!: :个､: :! 丶: i
: :ｲ: : :､: :./＼: :| `└‐┘ {.: :ﾚ': :! ヾ! ヽ 「なんでじゃ！？
: :.| : : :.∨: : : >:! ヽ l: : : : | なんで私を姉と認めてくれんのじゃ、もがなちゃん！」
: :.| : : : : : : : ,' ヾ､ ／vニニ ７ ｲ: : : : |
: :.| : : : : : : :,＼ /:.:.:.:.:.ヽ､ ,′ ／: : : : : |
: /!: : : : : : :, ＼ {､:.:.:.:.:.:.:.:）∨ イ;i;l､: : : |
／l: : . i ＞ ﾆ ‐ ´．イ;i;i| |;i;i| i : : . : :.|
;i;i;i! : : : . l / ノヽ¨;i;i;i;i;i;i;i;| |;i;iﾄ.l.: : : : : !
_, - ´:／ヽ／ヽ: ｀ : : 、
／' ' ' ／´⌒~⌒｀＼' ' ' '＼
/ /. ／|: : : :|ヽ: :: : . . . .ﾍ
,/: : : : : : ヘ_」」_::|」ノ|:|」: : : : : :',
|: : : : : :|彡≡ ≡ミﾐ|: : : : : |
|: : : : とつ ⊂⊃: ::: ::|
|/i＼|＼{ }／|／iﾍ| 「私の方が、もがなちゃんより半年チョっと誕生日が早いきん。
|: : : :|ヽ ∧ ／|: : : :| 従って、私が姉で何の問題もないハズきん」
|: : : :| ::｀＞-‐-＜´ .--、:: |
ﾍ: : ::| i||´:::::ヾ=/::::::( ⌒r）::ﾍ
. | :＼::| ||L:_:＝V＝::_t.─<:/: |
. |: ／ヽ >t'´⌒ロ⌒~i≡ﾍﾐ: : :|
|: ヽ r-,! /::ﾍ .トー′: ::|
|: : :ヽ/《/{ 《::::::》 .}: : : : : ::::|
|: : : :｀:r!/=＝ヽ/＝=ヽ: : :: ::: |
- 389 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:28:51 ID:TzBDpZZo0
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///|
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///|
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.:.}////|
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:ノ////| 「そういう問題じゃないのよ、燦ちゃん」
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣ ////l
'イ/ l///ハヾ///! /////
/ V/ l VV///!＼ ── ／/'///
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ /'///
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __/'//'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
／/／ ／///////////////////＼
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///|
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///|
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.: }////| 「妾腹とは言え、組長の子が認知されたとなれば世継ぎの可能性が発生するの。
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:.ノ////| 望むと望まざるとに関わらずね。
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣￣ /////l 瀬戸組は、組長さんのカリスマの下、一枚岩と言って良い組織だけど、
'イ/ l///ハヾ///! ///// それでも世代交代の時期ともなれば、野心を持つ人はどうしたって出る。
/ V/ l VV///!＼ '-｀ ／/'/// その時、燦ちゃんに妹が居たら危険なのよ」
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ ////
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __///'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i,
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ 「もちろん、燦ちゃんと跡目を争う気なんて、あたしには毛頭ないよ。
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､ でもね、その時動くであろう野心家してみれば、あたしの意思なんて関係ないの。
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::| 最悪、嫁ぎ先であるココにまで迷惑を掛ける事になっちゃう。
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!' だがら、認知されちゃったら。
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _ あたしが燦ちゃんの妹になっちゃうのは、、双方にとって物凄くマイナスなのよ」
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 390 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:29:23 ID:TzBDpZZo0
-
／彡彡ﾐ/: : : : : : :／:' : : : : :'::::彡: :＼
. ／彡彡ミ./' ' ' ' ' ' '/ﾐ::::::::.. : : : ::::::彡: : :＼
／彡彡彡./.／'| /彡::::/:::::. ::彡 ＼
/彡彡彡ミ,' /:ﾐ::|: /:/彡:::/:|::::::::: i 彡 ﾍ
|彡彡:彡彡|/ﾐ彡|//彡/::/ﾐ:|:::::::: : : ||::|. .::ﾐ |
|彡彡彡:彡ﾐ彡彡|/彡∨/ ﾐ |::::::::: : :iﾐ::|: :::::: : : : . ..|
. |:::::彡彡彡彡彡彡、∠/ヘ彡:|:||::::: : |ﾐ|:|: : ::: : : : : : |
|::::::彡彡＼彡ﾐ|彡::|ヽtツ丶＼|:||::::,,-t-H´.:::: .: : :.. :: |
.|彡彡彡彡＼ﾐ::|ヾ:::i,ﾐ￣彡｀彡-‐‐tツ＞|_::::::::: .:::::. : | 「そげん不心得もんなんぞ、瀬戸組には要らんきん！
|彡彡彡彡|ﾐ:i＼|ﾐ＼:i,彡彡彡彡{＼彡:／/::::／::::::::. | 片っ端から始末すればエエだけの事じゃ」
. ,'彡彡彡彡|ﾐ:| ':::: ':| ヽ彡:彡彡:ツ ｀´ /:／/／|ﾍ::. :|
. ,'彡彡彡彡ﾐ|:::|: :|'': |ﾐ彡彡彡ー、 i´彡:´::' :| ',: |
/彡彡彡彡彡|:::| ::| : |彡ﾐ彡彡二 ／彡彡´: :.| Ｖ
/彡彡彡彡ﾐ彡|:::|: :|''|.|＼彡彡{ ,,彡彡: ::':'': : : :,'
/彡彡彡彡彡彡|:::| | |.|彡≧,,"_,, ≦彡彡// |: |: : ::,'
/:::彡彡彡彡彡彡|::|: :| |.|彡´ iヽ＼彡ﾐ彡////|''|' ,'
/:::彡彡彡彡彡彡彡:', .| |.|:::::::::|ﾐヾ ＼ミ//// .| |: : /
/::::::彡彡彡彡彡∧彡::: | |:i::::::''' ヾ ｀-,// | |: :/
／::::::／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::':::::.:::＼
／::::::／:::::::::::::／:/::::::::／:::::: l:::::::::::',::::`:::::＼
::::::／:::::.:::::::／/:/ゝ:／ ::::::::::ﾘ::::::::::::}:::::::':,::::::＼
／:::::::::::::／:::/:::/／ゝ､/::／/:::::::::::/!:::::::::ｌ :::::::::＼
:::::::::::::／::::::/ｲ/' ノイ /:::::::::::/_ﾚ':::::::! :::::ゝ、_＼
::::::::::/:::::|::/ / ､＿__ / :::::::::/''"|:::::::/:::::::::::::ﾍ ¨＼
:::::::/::::::::|/ r'ｨ行心〉 /::::::/!/ j:::::/::::}:::::::::::::ﾍ ＼
::::/:::::::::::|へ :.:V辷ｿ /:::／ r,ｨ7ぅﾐx〉 :::::/::::::::::::::::iﾍ ヽ
:/:::::ﾍ::::::| ＼:.:.:.:.:.:.:／⌒! { 辷ｿｆﾉ.:.::::/::::::::::i ::::::| ﾍ 丶
i ::::::∧::::| : ヽ:.::.:::::.:.:.ノｲ :::::::::/| ::::::|
:::::::/:::∧| ' /:::::::::/ .| ::::::| 「それはエゴだよ、燦ちゃん。
::::/::::/ ﾍ ／ ヽ. /:::::::::/ | ::::::| 後々火種になるってわかってて放置した挙句、
:/::::::| ./ } / :::::::∧ .|::::::ﾘ 炎上を理由に粛清の風を吹かそうだなんて、本末転倒だよ」
:::::::: | ヽ , / ,ｲ:::::::::小.ﾍ .|::::/
∧ :::| ` ゝ ＿ ' ／:::::::::ｨ:::::ﾘ `ﾍ !:/
` ﾍ 、 ／::::::::／ |::::/ .j'
,ｲ`＝’ :::::::／ |::/
／,/} ｝ ::::::／ |/
／|//ｿイ:::::／
＼ / },// .l ,ｲ￣!Tヽ
＼ }ノ ／|::| | | ﾄ､
＞、 ノ |/ |::| |:::ヽ
.／ :::::l /／＼ | l:::| |::::::|
/ ::::::::|/ｲ:::::::::::::ﾍ .| ／::::| |::::::|
./ ::::::::::::::|::::::::::::::::::ﾍ |::::::| |::::::|
- 391 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:29:55 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀ lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ ! j川/ 「いや〜、ここまで噛み合っている様で
ヾﾄ辷N! ‐ノ !:l/ 実は全然すれ違ってる論戦ってのも珍しいね」
Yｌ:ﾄ､ ヾ＝＝r ﾉ/
iN ＼. ｀ ニ′／}'
礀 丶、 ／
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´釗
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
／ ￣￣ ＼
／ノ ヽ__ ＼
／（―） （― ） ＼
「って、そこまでわかっているんでしたら何とかして下さいお。 |. （_人＿） u |
せっかくもがなちゃんが復調しても、これじゃ話が進みませんお」 ＼ ｀⌒ ´ ,／
/ ヽ
./ l ,/ / i
(＿) (__ ノ l
／ ／ ___ ,ノ
!､＿__!､＿_＿＿_つ
- 392 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:30:28 ID:TzBDpZZo0
-
/::::::::::::://::://::::::::/:::/::::::/::／::::丿:::::::::/::::ヽ
./::::::/:::::‖::/:::::/::::/::/:::::::/:::::::::/::/::::::::/:::／::ﾊ
../:::::礀::::::l::l::ﾚ'::/::::::::ｿ::::::::::/:::::::::::/::::::::/／::/::::∧
.|:::::::: l:::::::::::l::/::l:::::/::/::::/::::l:::::::::／:::::／:::/::/::::/:::ﾊ
.|:::::::: l:::::::::::ﾚ::::::::/::l:::::/:l:::::':::／='弋z;ｿ/ ﾚ':／l::::l::::l
.|:::::::: l::::::::::l::/ ﾚ':i:j:l:::/:::l:::l:/ ｀ ¨ / 、fz:/ : :l
.|:::::::: l:::::::: l/んl:/:i:l/:::/:l::/ ヽ,.://l
.ヽ:::::::l::::::l て l | lﾉl::/ l .: ﾉ ./ ; 「残念だが、まだ時期尚早だよ。
、:::::::::ヽ ｰ ヽ ﾚ' ｀ | 何しろ、事は極めて微妙な問題なのでね。
∨:::::::::::｀ー . ｀ ー ==' | まずは、お互いの腹にあるものを全部吐き出させないと
l:::i:::::::::::ゝl::ゝ: :. ｰ / ゆっくり話もできやしない」
l:::::::::::::::l: l ｀ /
ﾚ'::::::::::/:/ ＼ .
' VⅣ.l 、 ‐ . . . /
.' | : : : : : ー'
| |
_＿__ , =＝−- ､
_.-_＝三ﾆ≧弐=ｺ'´￣ﾆ_‐ ._
／,.-ﾆ‐'´／:::::〃::::∧＼｀ヽ=ミ､｀ヽ、
. ,.' ／:,ｲ:::::::/;'::::::/l|:::::;';;;|＼ ヽ、＼｀ヽ、＼
/ /::::〃::::;';'::l|:::::;' :|ｌ:::ｌ::;;:|:lヾ＼ ＼ ヽ＼＼.ヽ.
./ /::::〃::::,';'|:::ｌ|::::::::/!l::|:::;:|::lヽ＼ヽ、＼ヽ＼丶ヽ
;:/:::::/ｌ:::::/;'!|:::l:l::::::/::ハ|::;:|:::ﾄ､ﾞ､ヽ:::l＼ヽ｀､ヽ｀､::ﾞ､
′ /::l::::/::!ｌ|:::ｌ:::::::;':::::::::l|::::|:;|小.:ﾞ､ヽ:l:ヽ＼､ヽﾞ､:l::: l
:::::/:::l:::;':::l斗､!::::::l::::;'::::/!:::l斗⌒ﾄ､ヾ､ﾞ､!l::::::!ﾊ. l:.､:lﾞ､|
::::':::::l:::i::zhfr.|:::/:|:::;::::/}l| ::|lﾞ::/|i=≧_、l|::::l:::::ｌ|:::::|:: l
:::::::::;|::|l:::| {. l|:/:/l::l::/::ﾊ:l ::И:八 {i }!ヾ!::/!:::::l::::;l::::l
::::::: l|: !!::|!. y/:/:/l|::::/ |∧::| {′ ⌒ }ﾊ:l::;:::l::/}:/ 「まあ、両者の意見を聞く限りじゃあ、
:::::::::ｌ|::|!::|:V/l//::::l::/ / ヽ! : : : : : : rﾘﾉ:/:::/ 僕の仕事は、あって無きが如しみたいだけどね」
::::::ｌ:::l;::|::|/∠ﾆイ/ V/／
:::::::|i;l::|'ﾞ{. / ,.. _ノ
:::::l| l:| ﾞ､ﾞ､. ｒ''´ f^Yl
::‖ { ﾞ､ヽ ＾‐-=ﾕr-' ､{ V
| ヽ＼ _ﾉ {､ヽ､l
ヽ＼ / rト ､ ヽ
,.-‐=ﾆ_､ _ノ .i ヽ ＼ ' ､
. ＼,ｲヽ、 ￣ .{ ヽ ヽ.}l
＼ ＼ l l .〉 /
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
「そうですかお？ ／ -=・=- -=・=- ＼
やる夫には、おもいっきり揉めているように見えますお」 | （__人__） U |
＼ ｀ ⌒´ ／
- 393 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:31:00 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀ lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ ! j川/ 「いや、もう九割方解決している様なものさ。
ヾﾄ辷N! ‐ノ !:l/ 瀬戸組としては、跡目問題に庶子を担ぎ出されては困る。
Yｌ:ﾄ､ ヾ＝＝r ﾉ/ そして、庶子の方でもそれを自覚していて身を引くつもりでいる。
iN ＼. ｀ ニ′／}' つまり、両者の利害は最初から一致しているんだもの」
礀 丶、 ／
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´釗
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
_. - .
. イ:/:.:.／:}:.ヽ
/!:.//:.:.:,:./ｲ:|:.ハ
|:ﾚ'ｲ:.:ｨ;左，}A:./}
乂_斗ｲ ,.}イ 「普通なら、良くて慰謝料の名目で散々タカってくるケース。
}ﾊ从 ､ァ/ 悪けりゃ、懸念道理の内紛。最悪、組が真っ二つだよ」
太ﾄ{ ＞ ._/
ｨ' {､ `ｰ┐ﾊ＞;-､
_. イ :| { ＼ A.ィﾊ > ! rｧ
fｰ ､ |__ハ. ゝ' 'V{ハ｀!|＞､ _f´弋_
ハ / ' 芯. ! |{ }^ー-＜ ヽ, --’
r' ／} ＼. 丶. ﾏﾊ.',i:| ／
r┘ ィ |. ＼ ヽ. ﾏﾊ’トー---- ´
r ' ＼ﾍ. ﾏﾑ:{
く､ ﾘ oﾍ. }/ﾑ､
ヾ ＞ﾍ ' |/.ﾊ'､
／ } o.! |/ハ'､
＞' V |_人//|ﾊ
´ } V¨YT´ﾊ'.
| |¨ ｰ- ._ o'.:.|:.|/:.:.:}',
| ¨ ｰ- _ﾘ }:.り:.:.:.:|:ﾊ
| |:/イ:.:.:|､_}
- 394 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:32:35 ID:TzBDpZZo0
-
_＿__ , =＝−- ､
_.-_＝三ﾆ≧弐=ｺ'´￣ﾆ_‐ ._
／,.-ﾆ‐'´／:::::〃::::∧＼｀ヽ=ミ､｀ヽ、
. ,.' ／:,ｲ:::::::/;'::::::/l|:::::;';;;|＼ ヽ、＼｀ヽ、＼
/ /::::〃::::;';'::l|:::::;' :|ｌ:::ｌ::;;:|:lヾ＼ ＼ ヽ＼＼.ヽ.
./ /::::〃::::,';'|:::ｌ|::::::::/!l::|:::;:|::lヽ＼ヽ、＼ヽ＼丶ヽ
;:/:::::/ｌ:::::/;'!|:::l:l::::::/::ハ|::;:|:::ﾄ､ﾞ､ヽ:::l＼ヽ｀､ヽ｀､::ﾞ､
′ /::l::::/::!ｌ|:::ｌ:::::::;':::::::::l|::::|:;|小.:ﾞ､ヽ:l:ヽ＼､ヽﾞ､:l::: l
:::::/:::l:::;':::l斗､!::::::l::::;'::::/!:::l斗⌒ﾄ､ヾ､ﾞ､!l::::::!ﾊ. l:.､:lﾞ､|
::::':::::l:::i::zhfr.|:::/:|:::;::::/}l| ::|lﾞ::/|i=≧_、l|::::l:::::ｌ|:::::|:: l
:::::::::;|::|l:::| {. l|:/:/l::l::/::ﾊ:l ::И:八 {i }!ヾ!::/!:::::l::::;l::::l
::::::: l|: !!::|!. y/:/:/l|::::/ |∧::| {′ ⌒ }ﾊ:l::;:::l::/}:/
:::::::::ｌ|::|!::|:V/l//::::l::/ / ヽ! : : : : : : rﾘﾉ:/:::/ 「話には聞いていたけど、本当に出来たお嬢さんだね。
::::::ｌ:::l;::|::|/∠ﾆイ/ V/／ いくら親友の為とはいえ、普通ココまで無欲にはなれないよ。
:::::::|i;l::|'ﾞ{. / ,.. _ノ 正直、調整役を任された身としては、下げた頭が上がらないね」
:::::l| l:| ﾞ､ﾞ､. ｒ''´ f^Yl
::‖ { ﾞ､ヽ ＾‐-=ﾕr-' ､{ V
| ヽ＼ _ﾉ {､ヽ､l
ヽ＼ / rト ､ ヽ
,.-‐=ﾆ_､ _ノ .i ヽ ＼ ' ､
. ＼,ｲヽ、 ￣ .{ ヽ ヽ.}l
＼ ＼ l l .〉 /
!:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::＼:::ヽ::::＼:::＼::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|
.... j/:::ｌ:::::!:､:::!::ﾄ､:､:ヽ:::::｀ヽ{､::::::＼::::＼{､::::::::::::::::i::!::l:l !
. l:i:ｌ::::i::i:､:l::lﾃ=-､:ヽ､_､::＼_,≧ｪｭ､_､＼:::::::::i::li::!::ﾘ
!ﾊﾄ:{:!:ｉ:ﾄN{､ﾋ_ﾗﾍ､{ ＞､{ 'ｲ ﾋ_ﾗ 》＼::l::!:ﾄ!!:l::l!
ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼ ｀"￣"´ |::!:l::! j:ll:!
. !::､::::i ｌ |:::/lj/l:!ﾘ 「うん。欲が無いと言えば、君の意見はどうなんだい？
ヾﾄ､:! ｊ!/ j|:::ﾘ さっきから黙ったままだけど、
ヾ! ヽ ‐ /ｲ´ｌﾊ/ この状況を利用して、一山当て様とは思わないのかい？」
}ﾄ.、 ｒ ＝＝=ｧ ./' !:://
ﾘl::l゛､ ､ ＿ ,ノ ／ |/:/
ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼ ／ / !:/
/ ^ヽ ヾ! ヽ ＿,,、'´ / ｊ/
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 「思いません。
| （__人__） | もがなちゃんは元より、やる夫にとっても、降って湧いた災難でしかないですお」
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
- 395 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:33:06 ID:TzBDpZZo0
-
./ , __＿ V ＿＿ ヽ ヽ
/ ,/ / ＿ `ヽ、ノ ヽ＼ ＼ ヽ
ノ.j´ l ＿ヽ l ＿ ヽ.＼ ＼.ハ
.／ ﾊ l´／::::::＼ .l.／:::::ﾏ ヽ ＼ .i /
/´ ′ l ∨;::;::;::;::;::.V ;:;::;::;::.l j l lヽ`ヽ
.l ノ 丿 ∧ーt-=,,...|,,,,,=-r/ i .l .l 、 l
/ ,斗' / ∧ ./ .ﾊ l .| ヽ.l
.l / , -- ' ／ l / 川＿ゝ、 l |
.| .l ./ ／￣`ﾅ‐-、 / '"￣ヽ `マヽ /
l .l l ﾍ ＜`ゝソ> <マソ ＞/ ヽヽ ヽ 「（コホン）その辺にしときな、坊主」
/`ー 、.l ﾍ `=´ `==´ /ヽ .ﾚ /
l ヽ`‐∧ ノ ,jl ヽ /_,/ ./ ./
V `マ l.ヽ .` 、 l ｰ--‐ .i ..∧ .l ∧ ヽ
/ | ∧.j ＼ ~ ／| ﾏl/ ヽ )
.レ---V ヽ─.＜´＼＿_＿／ ./ヽ、 ＞ー--＝、
.／:::::::::::::::`=、 |:::::::::::＼ ./;;;;;;;;ヽ/::::::::::::::::::::::＼
,ｨ´彡ﾆﾐY彡二 ､ヽ.ヽ.. ヽ.
_r'彡三ﾆﾆ',ﾐY〃彡ﾐ }_ ! }､ l
{{彡'.ｲ/ｲﾆヽi!li!ｒ´´} } !l l!ヽ { i! l
ﾊ Y l l { {ヾ.ゞ､ヾ〉〉ﾊ
〃/ﾚ'l´ .} _ , -｀ヽ｀ｰヽ,} l{'
{{人ll´ヽ.／_＿ヽ .k'´ゞ'｀ヽ｀ll´ヽヾl
ヽYﾉ// }ｲ ｀´ﾉ ., ｀ﾆ 彡 ｀il) .} |´} 「立場上、相手のハラを確認しておきたい気持ちはわからんでもないが、
{ヽヾハ. ミﾆ´ ‘ _ ,'_.ｨ' {´l お前さんのそれは、もうタダの扇動でしかないよ。
ヽゝゞ.ﾊ r_; ｝ ./(,ｨ { l{´〉 石橋叩くのもイイが、叩きすぎて壊しちまったなんて事になった笑えんだろ。ん？」
{ { { 〉＞ ., ...ｲリ川,ｲﾉﾉ
｀ｰ､ヽ〈 }}ﾉ|`ｰ‐ ´ ／｀ヽ((_ﾉ{
ヽ∠:::ヽ' ／ ／＞:::.,ｨl
l｀,＜::::::::::::::::::＼／ ／::::::::::::::::l lヽ
/´l l:::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::l l .∧
/ l l::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::l l }
,l ll::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::ll ／ヽ
lヽ ll::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ll／//
;;;;;;;;;;;;Y〃: : : : ::/l ＼ヽ__ , ― ､ l ヽ.ヽ ＼ ヽ_|
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::|| l ｀ｰ‐― -- ､ ｀ヽ l,' } ヽ.
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::{{ ヽ､ ＼ } _l| l ヽ
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : : ＼:::::::ヽ ＿＿ ヽ / ／. | }}
;;;;;;;;;;;;;l: : : : : : .｀＞､´::＞‐‐::... l/ / {{ /'
;;;;;;;;;;;;;丶: : :l､,ｨィ´／::＿｀ー-― 二､ }:: /ヽ. ／ﾉ {
;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : : : :,ィ ´ ゝ''_ノ ./:/ ﾉ:::} } /´／ __ _丿
;;;;;;;;;;;;;;;;;l: : : :: : :＼ ／:l´ヽ.ヽ::::{ / { { ／／
: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ＼｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_
:::::::/;;;;;;;l: : ｀ヽ 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. } 「つ〜か、イイ加減、アンタの本来の仕事をしな。
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿 これ以上の引き伸ばしは、ただの職務怠慢だよ」
::::::: : :ヾi!::｀ ヽ. /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ :l} /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
;;;;;;;:::＞;;;::l ＜;;; |::ヽ:ヾ::l l l:l | }::l::::::::} | }
- 396 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:33:39 ID:TzBDpZZo0
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_,..-‐＝ﾆヽ::::::::.＼:::::::::::::::::::::::.｀丶、
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,ｲ:::`ﾄヽ:::::::|::::.＼:::::::.＼::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::.
{::l::::::|:::::.＼:::::.、:::::::.、::::.＼::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::.
':＼::八:::::!:::ｒ-=＼::::ハ:::::::::.丶､::::|::::::::::::::::::::::::::::i
i::::{:::トミi:::ﾄ､|ィ::ｱﾌ;;:ﾄ､:i::::::::|::::::iﾄ､ﾄ､:::::::::::::::::::::::::|
l::l从{ｊ:ｱヽ| ヽ´￣ﾉ' ＼l:::|::::ｌ::l:ｌ|⌒ヽ::::::ｌ:::::::::::::|
l八:ｒ'′ |｀ﾄ:::l:::ﾉ| トﾊ}::::::l:::::::::::::| 「さて、何の事でしょうか？
|ヽ丶 ﾉ八:ﾉｲNxくﾉ :l:::::l::::::::::::; 僕の仕事は、喜界島さんに事情と説明し、納得していただく………」
| _.. ＿ ﾉ´__ ノ.:l:::::ｌ::::::::::;
:. ´_､ ｀¨ .ｲ:!:::::l:::l:::::l::::::::;′
／ 从:::::|::|:::::|:://
i / ヽ|::|::::〃'
人 .......:::´ / ﾊﾊ:::{_i_
＿＿＿＿___≧=‐=ﾆ二:::::::／ _}_ﾄ､::::ﾄ､
,.....::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/｀Y´￣ _ . -‐ ¨￣ ∨.:::.＼
／ .: .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ! , ´ ／.::::::::::::.｀:::...、
/ ミY彡´ ｀ヽ.
, - "´ ﾐY,ｨﾆ __ ＼
( ,ｨ二ﾆミy彡, ｰ--ﾆﾆヽ }
〉ﾉ ／ ／￣ヽY /´｀ヽ ヽ. l
,- ' ,ｨ ｰ' / /三ﾐヽ|,ｨ彡ﾖ ＼ ヾ ﾊ
/ 〃 / {{三ﾐヾ.l〃三} } } ヽ｀ヽ.
ゝ ヾ l }}｀｀ / ,ｨ (ヽ｀ヽ､ | j
｀l丿 ノ__,ｨく ゝヾゝ j )/ } l .／
' /´ ( (__´._＼ _,ｨ ´＿(_ (/ / ` 、 「その為に、一番大事な事を話せと言ってるのさ。
, ､ ( ゝ _/ヽ ゞ'` ヽ ,ｨ'ゞ' /{{ .{{ lヽ 言っとくが、まずソイツを聞かない限りは、
i i ヽ _ ( {{ .`, ﾐﾆ‐_´" l. ヾ｀ﾆ彡,7)､ヾ ,- ´ } コッチは如何なる取引にも応じないから、そのつもりでいな」
l l ゝ _).ヽ}}ゞﾍ ´ , ___´__, ､. /-´l´ { .／
l l ,ｨ |ノ/ヽ/(ヽ. ゝ｀ー ´ ／ )(( ｀ヽ｀ヽ'
| ! ＿ /. ゝ.ゝ､ゝ､｀ｧl.ヽ. .イｰ､ﾆｲ,',-- ' l
,' ´ } ゝ--､｀7.} ノ::::::{ ｀¨´ ', .l_( /,ｨ´ __ ノ
〈ｰ ´ ￣｀}_ . ･´:::::((:::::::::..＼ .／ 〉ﾞヽ.
〈 , -‐ ´,_ l ,ｨ..´::::::::::::::::::::::｀:::::::::::..＼／ /.::｀･ .
l ,ｨゝ_} 〈∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /.:::::::::::::::｀ﾍ
ヽ ヽl 〉∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /.:::::::::::::::::::∨〉
,､- ､.l ﾉ / ∧∨::::::::::::::::::::::::::::::::/ /.:::::::::::::::::::∨〈
- 397 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:34:11 ID:TzBDpZZo0
-
ﾍ ',:::ﾍ|:::::::::l:::ﾍ::ﾊ:::::＼|:::::::::::＼:::::::＼:::::::::::::::::::::/:|:::::::::/:::::::
', ＼:ﾍ::::::|ヽ:::ﾍﾊヽ:::::｀ヽ_::::::::::＼:::::::＼::::::::::::/::::|::::::/:ﾍ:::::
', ヽ',ヽ| ﾍ＼::::ﾍ ＼:::ﾍl｀ヽ:::::::l＼::::: l::::::: /｀ヽ|:::/::::::::ﾍ:
＿_ヽ ./ﾍ .ﾊﾍ:l ＼:ﾍ. ＼ﾍ ｀ヽl::::::＼::＼::l＼::::|/:::ﾍ＼:::
｀ヽ￣./ ハ:::',ﾍ.. ｀ヽ. ＼ ｀ｰ-l:::＼::＼:::＼ ',|ヽl
/. ＼ ﾊ l:::::::..
. / ｀ヽ l:::::::::::...
/ ﾍ ｀ヽ _／:::::::::.. 「そんなに聞きたいですか？
. / ／'';;＼ 実につまらない……しかも、喜界島さんを傷つけるだけの話だというのに」
｀''ｰ-=,,,_ ／ ';;;;;＼ ＿＿_ ＿＿_
'／ ';;;| .＼ /
, r ' ´ |. ＼ ｀￣￣´ ｲ;;;
K | . ＼ ／;;;;;;;;
∨ | ＼ ,イ''''''''
. ∨ | ,r‐='｀ー― '｀ヽ
∨ | /;;'ﾍ . / / / /＼
∨ | / ∨ ./ / / ＼
,. ' 二ﾆﾐｙ'ﾆ二 ｀ヽ.
／ ´ .ヽ/- ー､｀ヽ. ＼
i´／ ﾆﾐy彡ﾆ､､ ＼ヾ､ l
/'./ ., ' ,､､y rﾖ ヽヽヽ } i!'
{ { / {ミlll|〃{ .l } } .} {l ｀ヽ
〉 ヽ l l 〉l l l l l ヽ.ヽ }
〃 l/ }/ ノ i´ { { { ヽ.ゝ ヽﾉ
{l .'／,' ゝ､ ヽ.ヾ.__｀ヽ､ .l llヽ l 「（フン）そいつを決めるのはアンタじゃないだろ」
ゝl ll｛lヽ=｀, `"､' __ヽヽ } 〉.ﾉl }ﾉl
ゝ { ', ´'_＿,､￣ _/〃〃ﾉ/{丿
/ lヽ.ヽゝ.'｀ｰ´ .' //{{ {{ｨ{{｀ヽ
ヽ_ ゝ } ﾘ:,'ヽ_... イ´{l l }､.｀ヽ i} ﾉ
,ｨ::::´:::::::{ {::::∧ ／ ヽ〃／::::＞-, -､
{ l:::::::::::::ゝ}:::::::::.／ ﾉ／::::::::::::::::/ /∧
/',.'::::::::::::::::'::::／ /::::::::::::::::／／ ',.∧
,' l.l l:::::::::::::::／ /::::::::::::／／. } ヽ/
| l l l:::::::::／ /:::::/:::::l / / 〉
/ l .{ {:::::/ ／:::::::ゝ::// / { ,'
/ l ヾｖ ／::::::::::::::::::l l l ヽ
- 398 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:34:43 ID:TzBDpZZo0
-
／ ／,ｨﾆﾆﾐY彡, ＝=ヽ､l
／__／／, ‐‐､ミY彡ｨﾆ=‐､ヽ｀ヽ.
.{l // / / ｀ヽﾐY彡--､＼＼ヽ }｀l
|〃/ヽ{/ ,ｨ==､ Y ,==､ ヽ ヽ}l}/ }}
/／ }､ {三ﾐヾi!彡三} |. i!{{ヾ.
{/ _ /_〃 ｀ヽ 〃l l { ヽ }}
/／ __/ }} {{ヽヽ ｀ｰ‐｀. ll
{{ // __｀＞_;､、, ､ｨヾミ_ヾt｀ヽ }ｲ
ヾ.._l l ／ヽ ゞ='`. ´ゞ'' .ﾉ//} } 〉} 「あまりウチの嫁を舐めないで欲しいね。
/l｀ヽ ハ. ｀ﾆ=´" { ﾞ｀ﾆ´ ﾊi!ﾉ ﾉ ./ ようは『よくある話』なんだろう？
{ ゝ} }|i|ﾊ. ; ､＿, ､ /l {{ /{{ ヾ.､ その程度で潰れるほど、あの娘はヤワじゃないよ」
,ゝ{ Y {从lヽ. ' ｲll ヾ.ヽ_ヽ }}
.{ {|!|ヽ { ヾﾉ{ヽ::ヽ __ ／/ l.{ }} ﾉ:::＞:,､
_,..::＜::｀ｰヾ. l}:::＼＼ ././ ),ｲ／::::::::::::} }
{ |::::::::::::::::::::::)ﾉ:::::::::＞.､ / ( ((/:::::::::::::::l l
. l l::::::::::::::::::::(::::::::::::::::::::::Ｖ /):::::::::::::::l l
{ヾ. ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::l::://.}
,' l | |::::::l:::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::l// ｀|
/ l ! !::::/:::::::::::::::::::::／ ／:::::::::::::::::l'. |
丿 _＿, ﾄ-―-- -､ ､ ヾ､＼
／ ／´ ー{; _＿_ ヾ､ ＼＼
. /／ rzﾐz彡≧ﾐ! ＼ ＼
〃 〃｀ﾞ'´｀ﾞ´ | i ､ ヾ､
zｿ 〃 〈 | | ヽ
/ /人 ＼ ｰ―=┼--､_ ＼
! -―i―-斗 ﾉ /´ ｀ﾞヾ 〉 ﾞ;
Y´ ￣｀:ゝ ｛. ,' ﾉ ／ ﾉ
ヽ､ ヾ{ ヽ |z=＝―┬-ﾐz､i 〃
ﾐ､ 〈 ,ゝ z彡=＝十ーｿ ヽ. ｀少ﾞ ﾉ / /
ヾ､ / ,r'´ ヾﾝﾞ j i ﾐ:､_＿＿, イj / / 「とっとと話な。あの娘が生まれる事になった経緯の一部始終をね。
｀Y / ＼ ノ l ｀ﾞ / 〃〃 コッチにしてみりゃ、瀬戸組の行く末なんかより、ソッチの方が遥かに重要さね」
. ﾉ ｀ヾ.ﾍ｀￣７´ ｀ -､ j／ / ／
〈 ヽ ｒ' ＿__､ ヽ／ ,ｚ彡'´ ﾚ′ ﾉ
. ＼ ∧ ! ´z=- { ヾミz､ 〉／
ヾ:.､ ､ ＞:.､ ハ ヾjト-､_
＼ヽ }ノ ﾉ三≧::.､＿__z≦彡' ＼ i!.//∧
} 〉 ﾉ ／ ／ iヾ､:::::::::::,'´ /j 〉//∨｀ー
〃 ﾉ｛ / r'´ﾞ｀ ﾍ ｀ﾞ''''´ .〃/ソ'//∨
r-＝┼彡＜｀￣｀ﾞ ﾐ､ ／.//////∨
| | ヾ､ ﾍ ／////////∨
/! | ∨////////.／
- 399 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:35:32 ID:TzBDpZZo0
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ヽ,,,;|;;;|;;;ヽ::!_ゝ_ﾌヽ::::::;;;;:::|:::;|::::ハ__ﾌ }〉､ ::::;;l;;;;;;;;;;|;;;|;l
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ヽ;;;;;ヽヽ:::::::::::::::::::::: ﾉ;;;ll
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|::丶丶|ヽ ヽ ヽヽ / ＼:::::::::::::::/
|:'ﾞl＼ヽ ''' '''''´ ' ".`'' 、' '|:::::::::::|:::|
＼::::ヽ,＼ ﾚ|:|:::,| / 「事の起こりは１５年前。
ゝヽ '' ||::::|:ﾉ:: 瀬戸組組長の妻、瀬戸蓮が、一人娘の瀬戸燦を身篭った所まで遡ります」
ヽヽ | ﾘl:/:/::::
'ヽ ヽ - |, ﾉ/::::::/
丶, , / |::::::/
|ヽ ヽ二二＝ / | | |:/ ,,
| i＼ ヽ─ ／ l ヽﾘ:.:.く
..／ヽ' ヽ, ／ / |,,, |
. .／ |ﾉ丶ヽ -- ／ / | /
／ ヽ > / ﾚ
- 400 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:36:05 ID:TzBDpZZo0
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┌───┐
└───┘
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└─────────────────────────────────────┘
''´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/::⌒ヽ,∨,::-:::、:.:.:.ヽ
i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./｀^'ー-ムｰ -}:.:.:.:.i:.ヽ
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ }} ∨:.:.i:.:.}
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.⊥__,.. ノ i} ､..__ }.:.:.:',:/
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i 〃 ｀ﾒ:.:.:.}
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:斗‐≡ﾐ、 /L..≦ i:.:.:.:.:i
.!: : .:.:.:.:.:.:.:.i / ￣ ﾐ ﾚ:.:.:.i 当時の瀬戸組は、近隣の組との抗争状態だった事もあり、
',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| / ヽ /:.:.:.:.| 安全確保の意味もあって、身重の彼女は、実家に帰郷し出産に専念する事に。
∨:.:.:i.:.:.:.:.i ' / 〉:.:.:i ………まあ、当人達の立場以外は、この手の事の定番のパターンというヤツです。
∨:.:.|:.:.:.:.| ー-一 ,. '´/:.:.:.:,'
＼{{:.:.:.:.ト､. ￣ ／ /:.:.: /
iﾍ:.:.:.', ー/ /:.:.: /
--―――-／ ∧:.', 〈 〈ス:./ ¬、
r'｀ヽ､ / |. ヽi ,ﾍ _.､-'´ ∧ i ヽ
| 丶、 / i ｰ ヽ く‐'´ ∧ | i
i / ', __｀ヽ ∨ ∧ i |
', ＼ ｀'‐- 、 Ⅴ::::::‐--∨ ∧/ |
∨ ｀'、 ヽ _＞ ∨::::::::::::::.∨ ∧ ト、
.〉 `ヽ､く´ ∨:::::::::::::::∨ ∧/ 〈
〈 ＼ ∨:::｀ヽ::::,∨ ∧ ヽ、
ヽ ヽ ∨::::::::Y::::∨ ∧
__ﾏヽ､|:ヽf｀:.}:｀:.ヾY::::::ｖ'l/:::ﾚ:Ｙ:::刈／:{,.ィ ＿
__:ヾ｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣／
｀ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:.
彡:::::::::::ﾐ=―- ＿:::,､;::::::::::;､＿ -―=彡:::::::ヽ:
∠:::::::::::斗 ｀゛´′ ::i:::≠::::::::＼
ﾑ;:::::::::㍉ ;. :. i! ::i!::｀l:::::::::::ﾐ::;
,≠､::; ' ／｀ヾミ≧x_;; ::､._.x≦彡 ヘ:::::|::::≠〈
/ム､l:〉 ＝=。≧斗: _ :弋;;≦ 。=ｫ::::::::i!:|く:ﾍ;', と言っても、この時点では、豪三郎氏に浮気の意思などありませんでした。
{ ´ｆ::l（..､ ゝ-‐.:´:::::::〕〔:::::::｀:.‐-≠::::::::::}:!､:Y::::} ええ。何しろ、それどころでは無かった。
ヽ ヾ::(i|｀ヽ､..-‐=＝＝≠ ｀ ＝＝≠＝=／i!:::ﾘ::/ 待望の第一子の誕生さえ、手放しに喜んでいられない。
ヽ 刈 ::; ..:〈 ｀_ _´ 〉::::::||:::::::::|::::::i!ﾟ:::/ それくらい、当時の瀬戸組は、厳しい状況下に置かれていました。
ゝ‐| i: ,.,.,, ｀ ´::;､;､,;::}}:::::::::|:::::::|／
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,l: ! ﾑ ﾞ´ ￣........._ ,,_ 》｀ヽ:::::::::::i!:､
| v.ヽ ､__ ／￣ }}ヽ-:::::::::/::::ﾄ､
, .イ¨ﾄ:::Y:v＼ ,刈|li |!::::::::／:｝::/:::::＼
／ ヾヽ:::::Y::＼:.....,,ｨｉl州州|lｉ..､.:ﾘ;:イ::::::::／:::::::::::::＼
／ ヽ ､.ヾ::ヽ:::::::::::｀≧:＝==＝:≦/::::::::::／::::::::::::::::::::::::＼
- 401 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:36:37 ID:TzBDpZZo0
-
／: : : : : : : : : : : /: : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : :/ :, /: : : , : ｉ: : : ｉ : : : :、: :、: : : : : : : :ハ
/: : : : :i :i : i: :__ i.:/|: : : :|i li : :|ｉ : _ｉi_ :i : : : : : : : !
/: :/ : :i : i : l : : ｌ: :| |:i: : : ! ﾘ! : :ﾊ: :| !: :|: : |: : |: : :|
/ ／|:.| : l: :lヽ lヽ:.l ゝﾊ: :i丶 ヽハ::l l/ ! :|: : :l: : :l
/／/ |: :{: :l :lゝ´;;;;;;ヽ、 ヽヽ ィ;;;;;;;ﾊ丶! i : : l: : :l
´ / l: : ゝ:l:彳i::::::::::ﾘ i ヾ ii:::::::::ﾘ｀; ,}: : /: : :| その窮地を救ったのが、後の伝説の代打ち。
i: : l'ヽ; ;ﾍ,ワ;;;ｿ ヽワ;;ﾉ ﾉ/ﾉ / : : :| 当時はまったくの無名………
l: : l i xxxx 、 xxxx /;イﾘ: : :ﾘ しかも、まだ高校生だった、喜界島咲。
l:/l:i{ヽ,l ｀ ´/ノ.:.／' 旧姓、宮永咲さんでした。
／~~｀、 ' ﾘヾ.::ゝ ー − ／: :／
,‐i iノ丶⌒ヽ ヽ!ヘ ／i/|／
／ ﾘ＿ ﾉ /, ﾊ ヽ ｀卜 、 , イ:／ ' '
,i' /、_,ノ−,.| ハ _,,,....,,__ | ｀~ ´ ,|´
/ ） 卜──:イ i ,ー, ｌ し〆´ ）ヽｉ ト‐、
/ /-j :| | ,ゝニﾉ ,_ イ ヽ＿ _｀; ヽ 、
〆 丶ﾆノlニニﾆﾆl/ ∠"~＼＼ i___,,,...=...,,,__ﾘ ~ ｰ 、_
ﾉﾌ ,／/⌒ーﾆ-＝ﾆ一−ｰ '´ﾉ i ＼ ＼＼ ﾍ / ／／ /、
/::.:.:.:.:!:.:.:.|.:.:.:.:.:|: : ::| : : : :|: : | | .i: : | | i:. :.:.:.:.i:.:.:.:.|
. / : : : :i: : : |: : : | ! : ::| i: : :.:|::|::::::i i::::|::|::|::::::::::::i:::::::|
/ : : : : |: : : :!:.:.:.:ﾄ､ヽ:.;!､i: :.:.:|::|､ﾞ､'i´|:ﾌiﾅi:|::::::::::::|:::::::|
/ : .:.:.:i:.:|:.:.:.:.:ヾ､:.'i´ヾ.::|!ヾ､:::ﾞ､ヽﾊﾊヽﾊﾉ |ﾊ::::::::::|:::::::|
. /.:.:.:.;ィ'|:.:.:i:.:.:.:.::i ヽ:| ヽ! ヽ::ゝ ｀' ﾘ |::::::i:ﾉヽ:::| もちろん、彼女自身が直接抗争に参加したワケではありません。
彡 '´ ﾘ i:.:.ヽ:.::.:.:ﾞ､ ヽ＿__ ;=＝─-ｿ::::::/ /:::! ですが、後方支援役としては間違いなくエース。
ヽ|:.:.ヾ:.､::ヽ≠'´￣｀ ;;;;;;;;;;;; ﾉﾉ:ノ /;ｲﾉ 敵対組織の賭場を荒らしまくって、資金源を軒並み潰したその戦果は、
ｿ:.:.:::/::ヾｰ-;;;;;;;;; , """ /ﾉ.;:‐'::/ 下手な手柄首など問題にならない恩恵を自陣にもたらしたそうです。
i.;ｲ:::;ハ､::ﾞ､ """ ＿__ /:::::/
ｿ ﾚ ｀ ヾヽ ヽ´ ノ ィ´::/ﾘ
｀ ､__ ￣ , ' |!;/
_"_〕ｰ--‐' |__
/:.::/:| |:/＼
- 402 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:37:08 ID:TzBDpZZo0
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／ . : . : . : : : : : : : :.:＼
/: : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾞ，
,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
{:.:.:.:.:.:.:,:.:.;.:.､:.:.:i:.:.:.:ﾄ､:.:ﾐ;､;.:.:.:.:.:.:.:.:|
ｲ:.:i:.:.:.､{ﾍ{_ﾊヾ;.ﾄ;{ﾘ ｨテト ﾘ;.:ﾄ;.:.:.:.:｝
ﾉｲﾊ:.:.:.:ﾄｲｻﾄ `’ ヾヅ ﾑ;! }:.:.:.:!
ﾞ{:.:.;ﾊヾツ // ﾘ ｲ:.:,!ﾘ ｒv-､_ r-、
ﾞ!:ｉ从 // /:.:,!ﾘ |!_} i } ｝l_｝
};!ﾍﾍ、 ｒ_ラ ／:;ｲ ｒ‐- '′ ``' ,!
` .. ___ ／ |'´,.．-‐ァ- ､ ￣´ｆ`ヽ､_ ,ﾑ
＿} 」ｲ:.;イ / 〉‐ｲ`ｰ-- ｧﾍ､.:.:.:.:.:.:,ﾑ
r-‐.' ¨´.:.:/ __／:.:／/ ｲ ｲ／ ／〈 ` ーイ }
_ｒベ´＼:.:.:.:.:.:.:.ｆイ´/:.:／ / ! ／ ／ ﾄ、 ,!
,. ィ‘ ＼ `、 |＼;.:.:.:.| /／ ,イ'"¨ | ／ / /
r -─ ､ ,. ィ´ ＼ YL＿ヾ､!ｲ-‐ '’ } ,イ＿_ ＼ /
,ィチ二`r_`‐-､r.r -イ二-ィ´￣`ｰ-イ´` <´ ＼/ ｛二 } У:| ,》￣ ¨` ｰ`ー-､ノ
‘ ´才ｧ __ `ヽ ｝:|.:.:.:.|＼ `ヽ､ ＼ ｛ |.:l.:ﾞ! / | |=ﾆ彳
‘ ｲ／ ヽ､__ﾘ.:|.:.:.:.| `’ ` ヽ ､ ` ﾞ， |.:| :.| / l |
V_;|.:.:.:,| ＿ ＿ ,. -‐ ﾍ ,! | | l |
￣ヽ-─ ‐== --─ "¨ ￣￣ |ヽ ,! { | l |
| { | i l |
| ! | }. ｌ !
_ ___ _... ,... ．-- r--‐ ｒ─‐ ｒ─‐ ｒ‐＝ f¨¨¨¨ !￣￣ !￣￣ ｆ¨¨¨¨¨ !
「 「 .| | | | | | |. | ! ! . | | . ! |
実際、まともに戦うよりも兵糧攻めに専念した方が効率が良かったらしく、
抗争の中盤以降は、組の実働部隊は、彼女を守る事が主な任務だったそうです。
- 403 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:37:41 ID:TzBDpZZo0
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二三ミ/ }三三三三三三三＜
辷三ﾐ l| |: }三三三三三三三〈
三ミﾒ .l / l| |:. j三三三三三三三＞
ミﾒ j .∠ ノ||三ﾆ= |::. j三三三三三三＜
｀j三ﾆ=f .{三三三||＜￣｀ヽ .i三三三三三三三ヽ
〈 ﾍ三Y 辷￣￣l l ｀ }三三三三三三ﾍ｀
〉,≧＝辷､ ヽ､,==|.|==ﾐ､ ｿ三三三三三ミﾊ
/ /-ｰ､ミ二二丼ﾆﾆﾆ＝ｰ-､ j三三三三三三ﾐ｀ かくて、自陣よりも大きな。
i≠＝/ ヽ | | l≡／ ヾ三三ﾆミ 一度ならず敗北を意識した相手に、瀬戸組は圧勝しました。
Y ｨ へ 〉 .| | .... =/ ／ヾ |三三ﾐ しかも、咲さんが荒稼ぎしたお蔭で、抗争後だというのに懐が暖かく、
.l ,,,,, ､､､| |､ /:: |:::::::j |三ﾆﾐ 自陣と摂取したシマの復興資金はバッチリ。
|ﾇ'''"z──一----ヾヾヽ /::: ...::::::: ノ三ミ 豪三郎氏にしてみれば、正に笑いが止まらない大勝利でした。
| ^辷二二二二二二辷､ヽ ,イ三ﾆ､
ﾍ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丁 l |ｰ-ｨ'三ﾆﾐ
',ﾑ-────-┐r-- ' :l .| |三三ﾐ
Y .＿＿＿＿ l | j ﾙﾊミﾐ
| || , -一 ´ V
ゝｨll圭圭lliｯ,, ﾘ ／ ﾍ__
丁￣￣￣￣￣ ／ ＼
| ´ ＼
∠/::::/,.-., } ／ ,.‐〃‐-‐, ﾚ |::::::::::::::::::::::::::::
∠／7'''''-::> ヽ_,.-::´::'ヘヽ⌒｀ - |:::::::::::::::::::::::::::丶
丶 /,.-・ 、> ｀-''´ _,//,,_ ＼ }:::::::::::::::::::::::＼
',/ ,. - .,/=＝、 ´~ ||⌒｀ー｀ Z:::::::::::::::::::::::::ヽ
／｀ ｒ⌒ ヽ=＝井＿ Σ:::::::::::::::::::::::::
/ ( .......... ... {{ ''''''￣｀ {:::::::::::::::::::::::::＞
. / '''''''''' '';, || ／´⌒｀ﾍ::::::::ヾ:
| ／ {{ ./ ::,' '.::::::|:::::
', r′ ヾヽ // ／~ ,' : : |: : |::::::ヾ:
ヽ ヽ｀ー──..,,＿ // :.. /~ | : : |: : :|::::::< ですが、戦勝を祝う祝宴にて、あまりに調子に乗りすぎた事が。
ヽ<＿＿＿ ｀-＃´ |'::' | : : : : |: :ノ::::::ヽ 当時の彼は、まだ３０前と若く、また完全に泥酔してしまった事が、
ヽ '':::::::::::::｀::... }} / ,───-!__: : : : |:::::::::::::| 今回の騒動の発端となりました。
', '''''''''''''''' || ／ ｀ー,,!:::::::::::N
/. | ／~ ::ヽ:|
/ ( ............... ...: : }
ヽ ||||||ヾヽ ヽ────── ´ '::::::/|
｀ー─:::::::::::::::::::::::::／ ':::::::|
,,..-「￣￣::< .::::::::|
,.. - ´ | ':::::::::::::ヽ ,.────── ::::::::|
- 404 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:38:14 ID:TzBDpZZo0
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,. ' ´:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.｀ 、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
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,/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i....:.................ヽ
l:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.,:.:.:.|:.:.:.:.:l.:..:ｉ.:..:...:....:.....',
li:.:.:.|:.:.:.:.:l:.:.:./l:.:./!:i:.:.i:ﾊ:.:|l:.ｌ:.:.:.:ｌ:.:.:...i
|:.r‐!:l:.:.`iｰ/‐ｧァT':.:/ﾌTﾅiT´:.:.|:ﾄｉ、|
{:.{ ‐N､:.:{r―r-r l／!'―r-i'|:.:.:,ﾘ:リヽ!
ヽ!ヽ _ `{. _ﾋｿ _ﾋｿﾉ／ｲ:|
`ヽ!ゝ とつ/////とつ/
,, '"⌒` :` __ー--_ｭ,／
〃 。＼ >=＜´。 ,' 下世話な言い方をすれば、酔った勢い。
i 、 。 ｰ‐ ﾞi ', 勝利の原動力であり、組長としては褒め称えるべく上座に。
| i i Ｊ ﾉ , 宴席で自分のすぐ横に置いていた事が、
| |。 | 。 ! / 裏目に出る形になってしまったわけです。
l ｌ l }. i ', ,'
,! !, -‐ ﾒ､ .ノ !｡
/ r彡 丶/. ! ,'
／ ﾗ , -‐'ｉ､ ｀ ｌ
／ ﾟ ｡ '´ｉ l ＞ __ ,ノ ,'
〃 ｌ !く 。
/ ゝ、 i l ｀ ｰ- ､_ ' ,
＿＿＿＿＿＿＿＿ ,' 。 ｀´￣￣｀`'' ‐- ､ ｀ﾞ ‐ ､ 。＿＿＿＿
i ＿ -‐ '' ¨¨ '' ‐- ､._ ＼ 。‘，
, "⌒ ､_,,,, 斗 "￣ 。 ヽ } ＿
,／ 。 J ﾉ / ,, )
r‐'¨´ ＿＿,,,,,,........,,,,,,＿＿ ＿,,.. "ー‐'。 , (
ヽ三=-―‐'''"￣￣ ＿ ￣￣￣ , ,, 。 ＼
｀` -‐‐―-､
￣￣
- 405 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:38:46 ID:TzBDpZZo0
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/: : : : : : : : : : :, : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : . ヽ
/.: : : : : : : : : :/: : : : .ｉ: : : : : : : : : :l : : : : :i . ヽ
i . : : :l: : i: : . | ｌ |: l: l ﾊ
.ｌ ｉ ｌ li l , | i l l l :i i ﾊ
| . : :| : : : :| i: : l: : |l _,,/!‐'´:/i : : 'ｰ/|‐ ;;l ,_ l: :l: : l: :.l: . l
|: : : l: : : : :l,,|-‐l''|´l / /;／ ｌ: : ／ _i /i/i /!: l: : l: : |＼: . |
|: : : :l : : : : l l: :|;,=ﾆiiii卜 !／ ゞiiiiiiヾ,i/ i/: : :i: : :| ＼l 当時の彼女の嘆きは、男の僕には想像すら出来ません。
l i: : llヽ: : :.i 彳,i;;;;;;;C ; ......... ;i;;;;;;;C ゞ/: :/i:l : : | しかも、悲劇はこれだけに留まりませんでした。
l i!: :ハ＼: :l(´｀)ﾆ=-C .::::::::::::. Cｰ(´｀)/／: :ﾘ: : :|
l!:l: : :l;ヽ, ゞ ::::::::::: , :::::::::: !´: : :| ＼|
! 'l: |＼~ヽ、 ﾘ: : :/il ｀
l! ヽ!＼ゝ ,,:‐.. ..;;,、 ／:./|/ i
'| ｀丶、 ｀~￣~~ 〆|/';/
/´i;l ｀＞ｰ,.イ´ー、,,_
〆 ~ｰﾆ,,,_
: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ﾞ､: . ﾞ､ﾞ､. ＼
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :､.i. .i: : . ｀ ､
.: : : : : !: : : : : | |､: : :| | : : i | !: :|:| : |:､: : : : : : ＞
: : : : : :| : : |: i 「! ヽｰト!､: : ﾘ !: |ﾊ: ﾄ : |￣￣
.: : :,..-､|: : :i: :|: !ﾞ､ _､!二ﾞ､-| イ: ﾘ ! |ヽ:|
: : / へ.ﾞ､ :丶ヾヽ<´{::::i｀ ヽ! 1!|:/| :!ﾉﾞ､ﾘ
: :ヽ ＼ : :!丶 ￣ Ｖｲ:ﾊ |＼:i それが切っ掛けで、付き合っていた彼氏とも破局する事になったのです。
.: : 丶 ＼ﾞ､ ｀> ﾘ ｀
ヽ: : :｀┬ ､ ヾ /
i: ;ｨノ U ,....-ｨ /
,,:‐ﾚﾘ _ ￣ /
゛=!_ ＼ ｀ｰ-､_ ＿/
::::::゛＝= ､ ＼ /￣ヽ､
::::::::::::::::::::::゛＝==-､ >
【当時、咲と付き合っていたK君】
,..-―へ/ . : : :ヽー- ､
彡';´.:/.: : : ; : : ヽ: : .､ヽ
/／: : i: : : : :ハﾊ: : ;ﾊ:i､ iヾ､
ー--‐':´: : : : |: : : | | ﾞ､: ! И人ﾄ､
＼＿_: : : /: :ヽ!､: |! V ハ
/ : /: : :/ r- ､ ＿＿, -‐' ! とは言え、この彼を責めるのは酷というモノでしょう。
!:∠:イ´ 丶､ _ ＿,..ﾉ 惚れた女の為とはいえ、一介の高校生がヤクザの組長と争うなんて、
|ハ:（ U ￣￣ / それこそ、ライトノベルでも中々無いような無理ゲーですからね。
|;ﾍｰ＼ ／
＼: ;ヽ、 r--‐'′
r―┴┐ ├┬┐
ﾉ::::::::::::::|i ! _|O|＿
／::￣￣￣＼「::::￣:::::::＼
- 406 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:39:19 ID:TzBDpZZo0
-
∧/ﾚ'＼N/＼∧/L＿
＜ l L
〉 ⌒ 7ト そ
< r'￣） r'￣） Z
/ ￣＿＿ｺ L＿ ≧
/ ￣｀ ―― -､ ,- ￣ ⌒ヾ これが、豪三郎氏に対しても、止めの一撃となりました。
L / _ { ∨ {こ } 咲さんに手を出す → 進退窮まった咲さんが彼氏に相談 → 彼氏に逃げられる。
{__ｱ } 廴ｒ―、＿,-く￣厂ヽ ノ この過程が早すぎた所為で、完全に後手に。
￣ ＿,イ￣ ヽﾉ 厂 恩を仇で返すという、面子を重んじる極道にとって、あってはならない状態に。
「ー―‐― ノ
ー-lll⊥」‐≦
ｒ―,＿＞､,ｲ ｀ヽ＿,- 、
{l ﾚ | ノ
/￣ ,イ人_人,へ、 ￣l}
ー イ￣|￣￣￣ヽ`ｰ､ﾉ
L__⊥＿, -- '
ﾚ ヾ
__ﾏヽ､|:ヽf｀:.}:｀:.ヾY::::::ｖ'l/:::ﾚ:Ｙ:::刈／:{,.ィ ＿
__:ヾ｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣／
｀ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:.
彡:::::::::::ﾐ=―- ＿:::,､;::::::::::;､＿ -―=彡:::::::ヽ:
∠:::::::::::斗 ｀゛´′ ::i:::≠::::::::＼
ﾑ;:::::::::㍉ ;. :. i! ::i!::｀l:::::::::::ﾐ::;
,≠､::; ' ／｀ヾミ≧x_;; ::､._.x≦彡 ヘ:::::|::::≠〈
/ム､l:〉 ＝=。≧斗: _ :弋;;≦ 。=ｫ::::::::i!:|く:ﾍ;',
{ ´ｆ::l（..､ ゝ-‐.:´:::::::〕〔:::::::｀:.‐-≠::::::::::}:!､:Y::::} かくて、豪三郎氏は非情の決断を下さざるを得なくなりました。
ヽ ヾ::(i|｀ヽ､..-‐=＝＝≠ ｀ ＝＝≠＝=／i!:::ﾘ::/ この件は絶対に表沙汰には出来ない。
ヽ 刈 ::; ..:〈 ｀_ _´ 〉::::::||:::::::::|::::::i!ﾟ:::/ そして、色々あって精神的に不安定になっている咲さんを
ゝ‐| i: ,.,.,, ｀ ´::;､;､,;::}}:::::::::|:::::::|／ 無理矢理にでも立ち直らせなければならない。
| l __.. __ .... _＿＿ 》ﾟ゛::::::::::::::| この二つの難題を解決する為に、
,l: ! ﾑ ﾞ´ ￣........._ ,,_ 》｀ヽ:::::::::::i!:､
| v.ヽ ､__ ／￣ }}ヽ-:::::::::/::::ﾄ､
, .イ¨ﾄ:::Y:v＼ ,刈|li |!::::::::／:｝::/:::::＼
／ ヾヽ:::::Y::＼:.....,,ｨｉl州州|lｉ..､.:ﾘ;:イ::::::::／:::::::::::::＼
／ ヽ ､.ヾ::ヽ:::::::::::｀≧:＝==＝:≦/::::::::::／::::::::::::::::::::::::＼
- 407 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:39:51 ID:TzBDpZZo0
-
, ‐'´~ ､ゝ
／ __, -‐ ＼
￣, ‐／ ヾ
／ / . /l ./vﾍ ヽ
/／ /l ./ .|/ ＼ |＼ l
／/ .／ ./|/-|/､_,| u .__,＼|'´＼lヽ |
. /／/../｀| ‐- ､__l l__,, -‐'´ .| ,-､ |
／ |/| , ==＝. ＝＝=､ .| .|｢ |.│ 瀬戸家の分家の嫡男で、比較的年齢の近かった、
| ､ （;;ﾟ） l （;;ﾟ） , .| || ｌ|.│ 喜界島治氏と咲さんの婚姻を強引に進めました。
. |. ` ‐-.___| u --‐ ' |.|,６ｌ│
|. ∴： l ∴：∵ U l.レ' .|
. | ＿＿＿＿＿ ./'l ..|＼
. l (＿＿＿＿＿_） .／ . | |;';';'|＼
l ＿＿ U／ | |;';';';|
_／ヽ. ￣￣ .／: ||;';';';'|
_,, -‐'´ |;';';';|ヽ、 .／:::: ／|;';';';'|
|;';';';|+ヽ＼. ／::::::: ／+.|;';';';';|
. |;';';';|+.+ヽ:::`'´::::::::: ／+.+.|;';';';';'|
.. |;';';';|+.+.+ヽ:::::::::: ／+ + +|;';';';';';|
|;';';';|+.+.+.+ヽ::: ／+ + + +|;';';';';';|
【瀬戸家の傍流、喜界島 治】
.| ヽ
i <ヽ i
│ イ イヽ. ヽ.ヾ
│ i イ / ヽ .| ヽ ｒヽ､ ト、.|
│ ｿ i i.| / .| ｉ │.|u │/トヽ i
│ イ iﾉ-iﾉ二二"iﾉ くiﾉ二 iｿ i
│ /″ヽ ,,-=＝= u ,＝=、.│
｛ i⌒│ 丶_ @_. /. @, │ 後に、とんでもない悪名を残す事になる彼ですが、
│.i⌒│ u: .￣:. . . ( ￣:.u │ この時点では、その兆候はまったくありませんでした。
│`､...│ . :. . u "/. .: .| むしろ、ヤクザとは思えないくらい誠実な人柄だったそうです。
iヽ ．| i＼ そうした意味では、彼もまたこの件で運命を狂わされた人間と言えるでしょう。
／│~│＼ (￣￣￣) / ＼
／ ヽ,│ .＼ u ￣￣ ／ .＼＿
│ ││ ＼ ≡ ／│ │ ”＝''-､＿
│ ヽ.│ ;;;;＼ .／;;;;;│ │ ”─､､＿
│ i ;;;;;.;;;; ＼／;;;;;;;; │ │
│ │ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. │ │
- 408 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:42:28 ID:TzBDpZZo0
-
_. -─── -.､
_.イ . : : : : : : : : : : : : ＼
／ . : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／ .／ : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
／. : / . : : :/: :/: : : : : : : : : : : : : : : : :',
／. . :/.: : : : :/_..ム:l . : :|: __|ヽ: : :| : : : ﾊ
/ : : __.ｲ: : : : .:/: :ノ ﾍ : : : :ﾄ､: |￣＼!: : : : :.!
_＿ レ´ /| : : : : :{_厶=ﾐ 人:. : :|_ィ＝x､/|: : : : :.| そう。何しろ、後に数々の伝説を残した咲さんです。
_／/ ヽ | | : : : : ｲfて:::ｶ ＼:| fて: ｶヽ|: : : : :.| 彼女が出張る卓ともなれば、一晩で数千万から数億の金が動く。
/´| （＿/l ｝ | |: :｛＼{ 弋z_ｿ 弋_zﾉ !/）: :,' 当然、彼女の下にもそれなりの稼ぎが入ってくる。
. /´| ! |二二|ﾄ､ | l /vﾍ」 , /ノ: : :/
〈 | {_ｿ￣f⌒ｰ} ＼{ ﾍ、 _ _ /:／|／
ヽ ヽ_） ＼丿 个:: 、 _. イ〃
|〈＼ﾉ ー‐r' ＿＿＿ .＞┤＞- ＜ ﾚ'´
／|:::＼＿＿ィ:::| _／￣Ⅵ:::::::::｀ー ´::::::ノ ├-- .､
／ ヽ:::::｀ー─ ´:!∨ Ⅵ::::::::::::::::::::::/| ＼::::::::＼＿＿
. 〈 ー──＜ } Ⅵ ::::::::::::: /:::| /::::::::::::Ⅳ
． ¨ ￣￣ ¨ ．
. ´ ｀ヽ
. ´ :.
′ :.
/ :.
,′ ;.
/ /
/ { ﾆニ二三三二ニﾆ /
/ ＼ ﾆ二二三三三二二ﾆ / ｲ
/＼＿ ＼ ___ ﾆニ二三三二ニﾆ ∠ イ |
/ ,ィ ￣￣三三|:ﾆニ三王 三l 三|ニﾆﾆ= | | | そのほぼ全額を、咲さんは惜しげもなく喜界島氏に渡していました。
. 厶イ | i 二| 三ﾄニ二三ﾄ､三ﾄ､ ﾄ､ニﾆ= | |/ そう。精神的不均衡を起こしていた彼女は、
j j从| | |､ | | | ﾄ､ﾆ王ﾆ｛{ o }｝ニ= | ! あてがわれた旦那以外に縋るものが無かった為、過度に依存。
| ﾄ､圦乂| 乂| ＼{ ＼| ヽ{ヽ{ ｲﾉ 彼の関心を買う為なら、何でもする状態にあったのです。
乂_{ jハ 从ｲ/´
-=ﾆ`ト . − .ｲ二ﾆ=‐- ､_
r=ﾆ =ﾆ二|｀ト _ . r |二ﾆ ﾆ7 }ﾆ〉
ハ ﾏﾆ ﾆ二ﾊ !二ﾆ / / /ヽ
. / Ｖﾊ ＼ ﾆ二ﾊー- -一 j二ﾆ / / / ∧
′ ＼＼＼ ﾆ二ﾊ───‐/二ﾆ ／／イ /
| ＼＼＼ 二∧ /二ﾆ ／／／,/ ,/ 1
| }八 {＼＼＼ 二∧ /二 ／／／ // ∧ |
- 409 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:43:08 ID:TzBDpZZo0
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/::.:.:.:.:!:.:.:.|.:.:.:.:.:|: : ::| : : : :|: : | | .i: : | | i:. :.:.:.:.i:.:.:.:.|
. / : : : :i: : : |: : : | ! : ::| i: : :.:|::|::::::i i::::|::|::|::::::::::::i:::::::|
/ : : : : |: : : :!:.:.:.:ﾄ､ヽ:.;!､i: :.:.:|::|､ﾞ､'i´|:ﾌiﾅi:|::::::::::::|:::::::|
/ : .:.:.:i:.:|:.:.:.:.:ヾ､:.'i´ヾ.::|!ヾ､:::ﾞ､ヽﾊﾊヽﾊﾉ |ﾊ::::::::::|:::::::|
. /.:.:.:.;ィ'|:.:.:i:.:.:.:.::i ヽ:| ヽ! ヽ::ゝ ｀' ﾘ |::::::i:ﾉヽ:::| 逆説的に言えば、結婚直後の彼女達は、ワリとアツアツな夫婦でした。
彡 '´ ﾘ i:.:.ヽ:.::.:.:ﾞ､ ヽ＿__ ;=＝─-ｿ::::::/ /:::! 咲さんは喜界島氏さえ傍に居ればそれで良く、
ヽ|:.:.ヾ:.､::ヽ≠'´￣｀ ;;;;;;;;;;;; ﾉﾉ:ノ /;ｲﾉ 喜界島氏にしても、自分に富と栄光をもたらした相手です。
ｿ:.:.:::/::ヾｰ-;;;;;;;;; , """ /ﾉ.;:‐'::/ 嫌う理由がありません。
i.;ｲ:::;ハ､::ﾞ､ """ ＿__ /:::::/
ｿ ﾚ ｀ ヾヽ ヽ´ ノ ィ´::/ﾘ
｀ ､__ ￣ , ' |!;/
_"_〕ｰ--‐' |__
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､i;:;:;l: : :.l l: : : : : : : : : : : : : : : :.r'／: :./;:;:;
,. -‐― 》 ,..-‐:.':.´￣:.｀:.ｰ.､ ヽ;:;l: : //: : : : : : : : : : : : : : : :.l |: : :/;:;:;:;
/ ﾉ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ｀､:.//-､: : : : : : : : : : : : : : //: : /:;:;:;:/ ...
', ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::､.....:.､::::､:.:.､::..:.＼ ',/ ￣~ ~￣//: : /:;:;／: :
. ∨ /:.:.:...:;:.:.::::::i :i:::: i::......i::...i......i... ＼ i i: : /／: : : :
∨ i:.:.::::::i :i..::;i_;:!-､ﾊ:::::i:::}-ﾄi､::i:::::i:... ヽ l l:／: : : : : : : そんなワケで、すぐに子宝に恵まれた事を
∨l | ...:::i:::::|/ハ:|!|;ﾉ |::::|:::|､ハ|｀i:::::i:::::..:.:ﾞ､ -. . . . . . . . . . . .l l: : : : : : : : : : 不自然に思う者は皆無でした。
iﾊ |.::::::::|::::::|/; ;xf'‐-､ ;ノi ; ;xf'‐-､ i:::ﾊ:i::::::.:.ﾞ､.... : :.:.:.::::::::::::::::l l: : : : : : : : : : 実際、豪三郎氏自身も、今度の一件まで、
l ∨ |:::!::::fヽ::i:: ! b.:::..:i . ! b.:::..:i lﾊ ｀ヽ、::::::::::::::::::::::::::::l l: : : : : : : : : : . まさかそれが自分の子とは、
∧ ヽ、_ ヾ!､::ヽ ヽ! ､ `ー ! ､`ー':: ',､ ヽ::::::::::::::::::::::::::l l: : : : : : : : : : まったく予想していなかったみたいです。
/ ∨ ￣｀ ' ヽ､:｀:ｰ::: ハ ヽ: : : :::::::::::::l l: : : : : : : : :/:
/ , '´:∨ ヽiヽi '-｀ ／´ ｀ヽ ﾄ､: : : : : : :.l l: : : : : : : /: : ..
. //: : :／ヽ、 ', ／´｀ヽ、 ,.ゝ'," i^ti ｀ー- ､: :l l: : : : : :./: : : ..
. 《: : : / /: : ヽ、 '＞i_,.....,_ ﾄ,´o_,<.ﾄ'"ﾉ､ / ｀ ^' ヽ、::/: : : :
＼/ i:.:.: : : /｀ヽ、 ゝ ｀ﾞ'ー-- --y' / ｀ﾞ
＼ i::::::::::::i /｀ ー- ､ / r-'´¨
ー-､:i .l ｀ 'ー-- .,,__ ./ /
【喜界島もがな生誕】
- 410 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:43:52 ID:TzBDpZZo0
-
／| ／| ／|
／! ／//|／//|／//,|
/| |.|//// ./// /// |／|
/| | | .! ! ! /// /// .!,.ｨ
/! | | | ! ｌ l /／ヽ./// ／ |
. /|.|./＼! | ｌ ｌ ／ ヽ/ ／／／!
. ｉｌ |/ `'-‐'´ ヽ／／／ .|
l||/ ,,. -─‐ ヽ.／ .|
. l/￣｀ヽ r'"´ / ＿＿_.! その後の事は、僕より当事者の方々の方が良くご存じでしょうが、一応、補足を。
. ＝＝===､--,:====＝＝＝〒:f‐､─‐l 残念ですが、治氏は堕落の一途を辿ります。
!:::::::::.. /￣l::::::::::::::::.. ﾉ |;;|-､} ￣l そう。結婚前は、気が弱いものの誠実な青年だったそうですが、
`iｰ--:/ `ｰ----‐'´ │!-､! ニ! 咲さんがもたらす金の魔力が、歳月を追うごとに彼を蝕んでいったのです。
ｌ / __ ) |;l‐' !.─l
! ﾞ-‐ ,.ｌト‐' l
. l ⊂ﾆﾆﾆﾆﾆ⊃ ／ 'ヽ三三!
!、 ＿＿_ ／ ヽ,.‐'´＼
ヽ ￣￣ ／ , ‐'´;;;;;;;;;;;;;;;＼
ヽ、 .／ .,.‐'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::ゝ､
ヽ／| ／;;;;;;;;;;;;: -‐''"´￣',',',',','
|／;;;;;;; ‐'"´,',',',',',',',',',',',',',',','
／;;;;;:‐'´',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',
/;;;;／,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',
/／,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','
【羽振りが良くなり調子に乗っている、喜界島 治】
＿＿＿＿__
| ,.へ､__,.ﾍ/
| / ＼ ∠ヽ
|i＾|｢::::::ﾉ=l:::::ｨ
,. -‐- ､ |ヽ| r_ ＼l そして、咲さんを失った事で、治氏は破滅します。
_/ ＼ ＿＿＿＿／| ∧. (二二7! ８年に渡る遊蕩の日々は、彼に慎ましい生活を送る事を許しませんでした。
∠ ﾊヾミﾆ.r-､＼∠Ｌ:r‐-‐-､:::::::::|/ ヽ＿‐__.｣`ｰ- 結果、彼は組の金に手を付け粛清される事に。
. /ｨ ,L V∠ ＼ｌ ＼＼.）j j j j｀二i＼ /:|::::::::::::
W､ゞi ,､~ __ ｢￣∧ ヾ´´´ |. ＼ / |::::::::::::
,ゝし'／ ,ﾉ.| / ｉ l. l ＼､.|::::::::::::
l 、｀ヾﾆンl＼./＼|l､_｣ ヽ、 / ヾ::::::::::::
. | l | _l＼ﾄ､ | ＼r──‐┐ﾄ/ / r‐┴-､:::
【組の資金を着服した、喜界島治（７年前）】
- 411 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:44:24 ID:TzBDpZZo0
-
ﾄ､|∨:.:.:::::::::.:::::::.:.::::.:::::.:.::::::::.::::::::::::::::::::l, ｲ
_|＼::.:.:::::.:.:.:::::::.:.:.::.:.:::.:.::::.:.:::.::.:.::::.:.::::.:::::::::::|, イ
＞::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＜
Z/::::.:.:.:z=_‐-､＿.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿;:-‐_=z.:.:.:::::::≦
/:::::.:.:了r ､V: : : :￣`゛"￣: : : :|l: : l .}.:.:.::＼＞
ﾌ:::::.:.:.{ |: :_)ヽ: :{: : : : : : : : : } : ||: : | {.:.:.:::::::ヽ
/イ:::.:.:ﾉ j ,.ヘ＼V|: : : : : | /,.-┼‐ { :Z.:.:.::::ﾄゝ この事は、豪三郎氏を激怒させてあまりあるものでした。
∠;ﾑ::Z〃／＼ `|: : : : :|／ : _|ﾚ'＼ヽ{.::__:マ ただでさえ、組の稼ぎ頭だった咲さんを失ったばかりの時期。
/ﾍV ⌒>::::＼ : ヽ / ／:}l∠¨ .V ﾍ.V 今後の財政をどうやりくりしていくか頭を悩ませていた所への
/ ﾆV. ＜:::::::o｀:::`ｰ}三{ｰ‐'::::o:::::::::::＞ V- ﾊ 降ってわいた無意味な大出費です。
{ V { `ニ =_彡 〒'〒 ミ_=‐rr‐'′ .}／/ 彼が怒るのも、当然の結果でしょう。
＼ ',＼ｰ====≠-‐ｲ⌒ﾄ‐-弋:卅==フ f /
___人| } ／ ｲ二,{.:.:.:} 二ﾄ .jj f |_人＿
＿_／／ .:.:| | ,,,,, `rr'´ ヽ;;;;;;;|| | |.:.:.:＼.:＼＿_
. ／.:.:././.:.:.:.:.:.:.| / ;;'''"" U ___,. --くヽ |.:.:.:.:.:ヽヽ＼.:.:＼
／.:.:. .:/ /.:.:.: : : 人 .〈 rェｴニニニニ二二_ﾚ'ﾉ .人: : : .:.:'.:ヽ .:.: :.:.:＼
: : : : :/ /.:.:. : : :/ : : ﾄ､ ､___r――――‐､__}} ,.ｨ ７: : :!: : : :.:.:l.:.V .:.: : : .:＼
: : : :/ :j:. : : : : f: : |: :|＼ :ｌｉ,|ｌlｉ,ｉ|ｌi {ﾚ / / : : |: : : : : |:. |.: : :. : : : : ＼
: : :/: : |: : : : : :|: : | ヽ. `ー--+++++-―' / / : |: : : : : |.: |: : : : : : : : : : ＼
＿
／,二ヽｰ┐
, ' }`ー ＞┴ー‐- ..__,ノ
/ ﾉ '´／ ｀ヽ、
,/ / {/ / } | ',
/ ｲ く/ ,/ , /}/| /l ﾉ }
｛/ l |ｒｲ | l/ー-!／-‐ Ｖ j
| { 冫 l l/f圷下 下'TY ∨ そのとばっちりは、喜界島さんにも向かいました。
Ⅵ ｀Tl 〈| └'’ ‘ｰ' } V 何せ彼女は、八つ裂きにしても飽き足らない治氏の娘。
Vﾍ从 l>､ ,､ ノ / 治氏の子であると同時に、咲さんの娘である事。
∨ _)ー- -‐＜ﾚ′ そして、愛娘である燦さんの親友である事。
∧},...イ不ﾐソ }､ この二つの事実がなければ、最悪の結果となっていたかもしれません。
/ ＼ | }／ヽ＼
/ } ｰ}ノ ﾉ￣〕
/ / {￣ {
∧ ∧ ∧ ヽ |
∧ `ｰく ＞‐ｒ'′`ー＜ﾌヽ
{_/￣ `1=＜ﾚー 勹⌒ヽﾉ
ﾄ､ ∧ /
| `1 ￣ﾌ
| } /
L...人__/
- 412 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:44:57 ID:TzBDpZZo0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
_＿__ _,.-=＝−- ､
...-‐＝三ﾆ≧弐ﾆミ´三ﾆ=-､
／:,::::‐:'´／::::::,ｲ::::::∧:｀:､｀:､=:ﾐ､｀::.､
.::'::／::,:イ,ｲ:/::::::/ｉ|::::::':::: ヽ:::ヽ:::ヽ:::ヽ::::＼
. /:::/::::::'::::///:ｉ:ｉ:::': !|ｉ:::ｉ:::ｉ:ｉ::ｉ::＼:｀::､::＼:＼::::::､
/:::/::::/::::/,ｲ':::ｉ:l:::::::/!|:::|::ｌ ｌ::|:::､:::＼::＼:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/ｉ::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ﾄ､:::＼:::',::､:丶::丶::､: ヽ
/::: /::l:::'/:ｉ::|:::l::::::;':::ｉ:::::l:|::::|::|小ﾄ､::ヾﾄ､:ヽ: ',:::ｉ､::ｉ::::ｉ
:::::/::::l::ｉ::::;斗､!::::,ｉ:::l::::::; |::::|:l/:::|､ ｀ ､!:::ｉ:: ｉ:ﾊ l::ｉ |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r ､!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧､ヾl::::ｌ':::!|:::!:|:::|
:::::::::::|:|:ｉ::ｉ { !:/:/l:l: /: ﾊ!:: Ⅵ:八 ヾ!::/ｉ::: |:::: !: ! 「これが、つい最近まで。
:::::::: ｉ|:|:|::l y/:/:/l| ' / ｉ∧::l {′ ヾ=-ﾒ}ﾊ. |::::|: /}:/ 例の海賊との抗争まで、もがなさんが冷遇されていた主な理由です」
::::::!|:!:|::|V/l/ '. |::/ /' ヾ!. ' ､::::!/::::'
::::::!:::|::ｌ::ｉ: ' !' V,'／
:::::::l:ｉｌ:l:' ｉ , ノ´
:::::|| |!. ､ r ´
::ll {. ＼ - ― ､‐'
:!. ヽ _ﾉ
､ /
､. , -‐丶 _ ′
＼イ ＼ ￣
＼. ヽ
＿＿＿＿_
, ‐ ´. .::::::::::::::::::::::::｀ ‐ 、
. ／/ . : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
／. :/::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::: : ＼::＼
. //. :/::::::::::::ｉ :::::::::::::::::://:::::::::::::＼:＼::＼
//::::::ｌ:::::::/:/{ :::::/:::::::://:/::::!::::ｌ:::::::ﾄ:::::ヽ::::.
. ｌ:l::::::/|:::::ﾊ/∧:V:::/:::/::::/::::/:::/::::::/::ﾍ::::l::::ﾊ
. |:l:::::::::|:::::|::!::::∧:V:::/::::/::::/:::/::::::/|::::::|::::|::|.!|
. |:ｌ:: |: :|:::::l::|::/:::ﾍ::V::／／/:/ ::／:::|:: /!:: | l ||
ｌ::::l:::::ﾊ:::|∠:ィ７:::Y:／::イ::z≦ィ:::/::/::ﾊ/:ﾘ |! 「今回の一件は、元を正せば。
. ｌ::|:::::小:Π:/l/-=彡１ /艾ｧﾃ｀ｼ_:ｨｆﾁ::/:/ 総ての元凶は豪三郎氏にあります。これは動かし難い事実です。
V::ｌ: :!::l:|い小/|:ハl:|/ ｀´ ｛ }ノ´ しかし、これは不幸巡り合わせと言いますか、
Ⅵ: ｌ:::::｀爪| 〈 彼自身にも悪意があっての事ではありません。
}:!: |::|:::l::| ＼ ‐ _ノ 色々思う所はあるでしょうが、どうか理性的な判断をお願いします」
ぃ::|::|:::l::| 丶 __, ，／
|:∧l＼:{ ＼ /
ｌ′丶 ヽ ト､＿,ノ
／ ,′
. ／＼.＿＿＿＿ 人_
／ ｀−――‐‐- ､｀ ‐ 、 ＞､ｘ‐ ､
＼ ｀ヽ ヽ、 | | ＼
＼ ＼ ` ┘! ＼ ＼
- 413 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:45:30 ID:TzBDpZZo0
-
／ / , ｲ :ﾄ､ ヽ ＼
/ .′ / | :| ヽ ﾍ ヽ
,′ :{ 〃 ﾚ ､| ヽ ',
. ′ .| 厶 '" | : :｢` ー-', ．.,|:. i
. i : :|: . ,′ j! ! : :L.. り |: . l
l : : :|: /ｧ;ｫｭﾐ,│ | . : | ,ｧf'切乏ﾄ､.|: : . |
| : : :|y;ﾊ,ノj豸` l : : |' 偽ｨ::;ﾘ j/’: : : |
| : : :| `辷ぅ ｲ└- ┴‐┘ とつｲ ,': : |
| ,. ヘ、 : : : ＼ ¨´ o /: :／| ／＼. |
'" | ＼|`ｰ- ヽ. '. o/イ:. : :ﾚ': : ﾊ/
| .:ヽﾑ ｏ ,′:. : : : / | ※月が説明したような事は何も知らず、
/ｌ : : :`: c- ｧ ,.ｲ .': : : / i 単純に、もがなが妹になる事を喜んでいた自分を恥じている人。
/ ∧ : :|: : :|:l::...､ ,. ＜::::j/: : . / !
. / / ', |: : :|:|: : : |:ｽ_7- ､从ﾉ_/: / | i
/ / ﾊ |: : ;Lr‐,.=ノ/ }'^Y/ 〃 _｣ _ヽ
. / / 厶ﾍ. ﾋ'/ '"／ / ′ ' /7'¨´ ｀ヽ
/ / ／ '. |/ { { /
. / / 〃 ｝ |! { } ／
}Y´￣｀ヽ/二＞ｰｭ、 っ つ
／｀＞ｰ'´￣::￣::.￣::::｀ヽ、´_,八 っつ
〃／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',ヽ ﾊ､ 十 ` 十 ` 十 `
｛|/::::::::/::::::::l::::::::::::;':::i::ｌ:l:::::::::i::::', |:::`ｰ=＝=ｰ- ､ ｄ⌒) つ ｄ⌒) ｄ⌒)
/:/::::/:/:/:/|:::::::::∧::j::l:ｌ:::::::::ｌ:::ｉl ﾉ::::::_:::-‐ ￣
{∧::::ｌ:|lﾄl､{ 八}:ﾚ'ノ}ｲｨi,!:::::::::|:::ｉl=＝'´￣ﾌ=ﾆ二ﾌ
厶ｲ｝:::lﾘ;ィﾊ jノ ,ﾆ...､j八::::::::l:::ｉ|ｰ−一'´:::::::＜
厶ｲl:::j刈j ﾋﾘ ﾉﾊﾘY:j::::::::::!::ﾘ＼＼:::::::::::::::::::::＼ 十 ` 十 ` 十 `
八::k! ﾞﾞツ^{ ,,,ゞ''' ﾚｙ'::/:::∨ ヽ:ヽ-‐'´￣｀ヽ.〉 ｄ⌒) ｄ⌒) つ ｄ⌒) つ
〃}::ｉl:li'T"。 ` ‐-‐ ' ///:/ヽ::::〉 }:::}
|i |::ｉ|ﾙﾍ。 i´￣ , 〈//:∧ノ∨ ,ノ
ﾘ !::ﾘ ヽ.！ } //:厶-‐¬
ﾚ′ ` − ＜/ｲ/ ,ノ＼ ※自分が冷遇されていたとうい事実を、たった今初めて知り、
ノ-‐=＝¬'´ `ー−=＝＝=ｰ- ､ どう対応して良いのかわからず混乱している人。
厂二ヽ、‐- ､＿＿,....-‐ ￣
{/'´｀ヽ ＞ｰ-ミ. ､ ヽ
〈 丶 j `ー-ミ. 、
∧ ∨ ヽ ＼ ＼
＿ / /∨ ∧ . ヽ .
ﾄ._ﾉ＾'､ ∨ } -‐¬ l ＼ 〉
{ >ｰ',ﾆﾐ､／ | . | ∨
ヽ、 ｌ /´ く -‐ｲ : |
`ー| l ヽ／ ！ ､__,.__, , ﾄ､
- 414 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:46:02 ID:TzBDpZZo0
-
,. ==､
_＿_ _ ,.l＿ ヽ
,／:_:_:_: : :｀:i´: : : : :｀ヾ ､
r://///,===,====､////ゝ､ヽ
/|//／:/: : :/: : : :l: ヽ: :ヾ///|＼
./: :./:ー:､: r <: : : :,へ: :ー:､:ヽソ､:､
/, l:/: : : : : : : :｀: :´: : :｀: : : : ＼: ヽ
l: : : : :/i:l: : /ハ:ヽ: : : ､: : : : :､:.:l
|: : : :/l l: :/ | |l ヽ::|ヾ ､: : : :l:.:|
|: : : :| |｀i:ﾄ.｜ || ,.,!ｨ'´ | l: : : l:.:|
|: : : :l-ﾁi;l ! -t=-t=|: : /: :|
|: : : :| ﾋ_ﾘ ﾋ_ﾘ |::/ ): | ※自身もそれなりに不幸な生い立ち故、かなり共感しているが、
|: : : :{ , /'_ノ : | それだけに、かける言葉が見つからない人。
|:::/::ヽ､ ＿ ,ィ: : l: :|
/:/: : : : :｀:...､_ ____,.ィ: : : :l: : :.l: :{
ノ /::::r､::, ／ | |￣｀ヽ=､: :l: :|
/::,へ ＼＼ヽ / ／／ ,.)､|ヽ!
/:/ ＼ ＼ ヾー ／／,／ ヾ:|
∧__ ‐ '' ´￣￣｀ｰ-、
, -‐´へ、 、 ヽ- 、
∠, 7 i i
／ Ι .| │
_,／_,/ .| i .i i| .| |
￣/ i |λ |ﾉi .|か |
|/| い ｀i./ ﾉ /リ | ※玄海より『手出し無用』と言い含められている為、
| |/ ´ / / | あえて何も言わない人。
ヽ｀τ / λ .|
ヽ｀y / ｀ヽ |＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ .| ,二ﾆ=-、
, ／ i レく,＿＿,,、ヽ、
_ -‐ ´ ,＿,-t‐zー―-| | ｀ヾ!
,. :'"'''''"￣ ＿|／ | i＼
'´´ ／ .| i .＼
/ ,ﾉ i i
／´￣￣￣￣ ｀＼.
／ ＼
/ '.,
| ___ノ'′ ﾞヽ､___ ..|
| .|
| ;;;（ ● ） ﾉヽ （ ● ） |
| .´"''",. "''"´ |
|.. （ j ） .l ※同情はしているものの、
| ｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′ / 自分の所のトップ（シャア）もいつかやらかしそうだな〜と思い、色々複雑な人。
.丶 ｀ ⌒ ´ /
ヽ /
ヽ /
ゝ ＿ ／イ＼
／ ＼
／ ＼
＼
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈
! :l ,ﾘ|} |. }
. {. | ′ | }
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ<
!∩|.}. '__＿ﾞ` ./'_＿` f＾|
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣' |l.|
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ ※月の独白シーンを堪能。『ウホッ、イイ男』と思っている人。
. }.iｰi ^ r' ,'
!| ヽ. ｰ=＝=- /
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ
__/ ‖ . ヽ､＿!__／:::|＼
- 415 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:46:35 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ | 「……………」
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | 「（コホン）あの、月さん。チョっとお尋ねしてイイですかお？」
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| ／:::::::::|:::::::::::|:::::::::::丶,,::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
{ { ＼｀7ｰ┘! /:::::::::::::: |::ヽ:::::::|:ヽ:::::::::::ヾ,:::::::::::::::::::::
/::::: |::::::::::::|::::ヽ::::::i ＼::::::::::::ヽ,,::::::::::::::::
/::::::::::|::::::::| |::::::ヽ:::::ゝ::ヽ:::::::::::::ヽ,,:::::::::::
/:/:::::::::ヽ::::|:::i::::|:::::ヽ:::ヽ:::ヽ:::::::::::::::ヾ:::::::
/|:|::::::::::::::ヽ‖::i::::i:::::::ヽ:::ヽ::::ヾ::::::::::::::ヽ::::
|::|:|::::::|丶:::::ヽ:|::::::::丶:::::::ヽ:::ヽ::丶:::丶::::ヽ:
|:::|::||::::丶::::::::丶i:::ゞ:::::ヽ::::::::::ヽ:ヽ::ヽ:::|:::::::i::
‖::|::|ヽ:::丶::::丶:丶:ヽ::ヘ::::::::::ヽ::::ゝ丶i::::::i:::
|:::::|::|:::|::::::::ヽ丶ヽ::::::ヽヽ::::ヘ,,:::::ヽ:::::i::i:::::|::
‖:|ヽ::|ヽ|::::::丶丶ヽ::::::::ヽヘ,,,,:::::::::ヽ:::::i:::i:::
|::丶丶 /ﾞ! :^lゝ ヽヽ ='ﾊ":`.,!`) :::::::::::::::/
「ん？ なにかね、やる夫君」 |:'ﾞl＼ヽ'`:ゝ-: ' "､:´ ｀-'‐' '|:::::::::::|:::|
＼::::ヽ,＼ ﾚ|:|:::,| /
ゝヽ '' ||::::|:ﾉ::
ヽヽ | ﾘl:/:/::::
'ヽ ヽ - |, ﾉ/::::::/
丶, , / |::::::/
|ヽ ヽ二二＝ / | | |:/ ,,
| i＼ ヽ─ ／ l ヽﾘ:.:.く
..／ヽ' ヽ, ／ / |,,, |
. .／ |ﾉ丶ヽ -- ／ / | /
- 416 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:47:07 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ＼ 「正直、考えすぎって気もしますけど、
| （ ●） （● ）. | 月さんの懸念も、まあ何となくわかるんですお」
＼ ｌ^l^lｎ__人__) ／
／ヽ L⌒ ´
ゝ ﾉ
＿＿＿
／ ヽ､_ ＼
／（● ） （● ） ＼
／:::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 「もがなちゃんの出生については、あくまでもがなちゃん自身の問題。
| ｌ^l^lｎー'´ | やる夫としても思う所が無いわけじゃね〜ですけど、あえて口を挟むべきじゃね〜と思ってます」
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
／ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼:::::::::::／ ＼
／ （●）:::::（●） ＼ 「でも、こうやって瀬戸組の後継者問題をチラつかされては、話が別。
| （__人__） u | もがなちゃんの身を守る為、やる夫も黙ってはいられませんお」
＼ . |┬-r| ／
／ ｀ー´９ｍー ）
`ーー‐'ﾞ
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ 「こう言っては何ですが、そもそも出生の秘密を明かす理由が。
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼ しかも、『なぜこのタイミングでこの話が出たか？』ってのが、はなはだ疑問ですお」
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ |
. ＼ ヽ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 「お聞きした限りでは、黙っていればわからない事だったんでしょう？
／ -=・=- -=・=- ＼ しかも、明かした事で瀬戸組が不利に………いえ、誰も得をしていないお話。
| （__人__） U | 何と言うか、意図的に藪を突ついて蛇を出しているとしか思えませんお」
＼ ｀ ⌒´ ／
- 417 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:47:39 ID:TzBDpZZo0
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_＿__ _,.-=＝−- ､
...-‐＝三ﾆ≧弐ﾆミ´三ﾆ=-､
／:,::::‐:'´／::::::,ｲ::::::∧:｀:､｀:､=:ﾐ､｀::.､
.::'::／::,:イ,ｲ:/::::::/ｉ|::::::':::: ヽ:::ヽ:::ヽ:::ヽ::::＼
. /:::/::::::'::::///:ｉ:ｉ:::': !|ｉ:::ｉ:::ｉ:ｉ::ｉ::＼:｀::､::＼:＼::::::､
/:::/::::/::::/,ｲ':::ｉ:l:::::::/!|:::|::ｌ ｌ::|:::､:::＼::＼:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/ｉ::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ﾄ､:::＼:::',::､:丶::丶::､: ヽ
/::: /::l:::'/:ｉ::|:::l::::::;':::ｉ:::::l:|::::|::|小ﾄ､::ヾﾄ､:ヽ: ',:::ｉ､::ｉ::::ｉ
:::::/::::l::ｉ::::;斗､!::::,ｉ:::l::::::; |::::|:l/:::|､ ｀ ､!:::ｉ:: ｉ:ﾊ l::ｉ |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r ､!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧､ヾl::::ｌ':::!|:::!:|:::|
:::::::::::|:|:ｉ::ｉ { !:/:/l:l: /: ﾊ!:: Ⅵ:八 ヾ!::/ｉ::: |:::: !: !
:::::::: ｉ|:|:|::l y/:/:/l| ' / ｉ∧::l {′ ヾ=-ﾒ}ﾊ. |::::|: /}:/
::::::!|:!:|::|V/l/ '. |::/ /' ヾ!. ' ､::::!/::::' 「うん、イイ質問だ。
::::::!:::|::ｌ::ｉ: ' !' V,'／ この件の本質を端的に捉えていると言っていい」
:::::::l:ｉｌ:l:' ｉ , ノ´
:::::|| |!. ､ r ´
::ll {. ＼ - ― ､‐'
:!. ヽ _ﾉ
､ /
､. , -‐丶 _ ′
＼イ ＼ ￣
＼. ヽ
:.:.:./:.:.l:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Λ:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:. i､'.
:.:/:.:.:.:l:. l:.:.:.:.:.:/:.:./ }＼:/}:.:.:/:.:.:./:.| `}
/:.:.:.:.:.l:.:.l:.:.:.:./:.:.厶-―:.:/ }:./爪.ｲ:.:ﾘ
:.:.:.:.:.:.:',:.:.l:.:./:.:./斗- ｀}/ }/ `'＜/
､:.:.:.:.:.:.:.､:l:/:∠ー' ノ / ` ,
:.:＼:.:.:.:.:.メｲ￣￣ /
:.:.:.:.:＼:.:.:.{＼ - /.l
:.:.:.:.:.:.:'.＼{ l 「君の懸念通り、本来ならば、これは愚行と言うしかない暴挙だよ。
:.:＼:.:.:.:'. ＼ _ ｲ l 仮に、偶々豪三郎氏が事実を知り、己の非を悔いて認知しようとしているだけであれば、
〕ﾄ､:.＼:.:'. ∠ ノ, l 僕も全力を持って止めていただろうね。
＼'.＼'. ´ l ハッキリ言って、イタズラに喜界島さんを傷つけ、窮地に陥れるだけの行為でしかない」
､＿＿`'. ＼ l
:.:.:.'、 - .. _ ノ
:.:.:.:.:'、 ￣ 厂￣´
:.:､:.:.:.'、 l
､{ ` .,＼ l､
｀¨` l. ＼
- 418 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:48:11 ID:TzBDpZZo0
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＿＿＿＿_
, ‐ ´. .::::::::::::::::::::::::｀ ‐ 、
. ／/ . : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
／. :/::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::: : ＼::＼
. //. :/::::::::::::ｉ :::::::::::::::::://:::::::::::::＼:＼::＼
//::::::ｌ:::::::/:/{ :::::/:::::::://:/::::!::::ｌ:::::::ﾄ:::::ヽ::::.
. ｌ:l::::::/|:::::ﾊ/∧:V:::/:::/::::/::::/:::/::::::/::ﾍ::::l::::ﾊ
. |:l:::::::::|:::::|::!::::∧:V:::/::::/::::/:::/::::::/|::::::|::::|::|.!|
. |:ｌ:: |: :|:::::l::|::/:::ﾍ::V::／／/:/ ::／:::|:: /!:: | l ||
ｌ::::l:::::ﾊ:::|∠:ィ７:::Y:／::イ::z≦ィ:::/::/::ﾊ/:ﾘ |!
. ｌ::|:::::小:Π:/l/-=彡１ /艾ｧﾃ｀ｼ_:ｨｆﾁ::/:/
V::ｌ: :!::l:|い小/|:ハl:|/ ｀´ ｛ }ノ´
Ⅵ: ｌ:::::｀爪| 〈 「だが、困った事に、喜界島さんの出生の秘密は、既に外部にもれて……
}:!: |::|:::l::| ＼ ‐ _ノ 否、外部からの通告によって判明した事なんだ」
ぃ::|::|:::l::| 丶 __, ，／
|:∧l＼:{ ＼ /
ｌ′丶 ヽ ト､＿,ノ
／ ,′
. ／＼.＿＿＿＿ 人_
／ ｀−――‐‐- ､｀ ‐ 、 ＞､ｘ‐ ､
＼ ｀ヽ ヽ、 | | ＼
＼ ＼ ` ┘! ＼ ＼
ﾍ ',:::ﾍ|:::::::::l:::ﾍ::ﾊ:::::＼|:::::::::::＼:::::::＼:::::::::::::::::::::/:|:::::::::/:::::::
', ＼:ﾍ::::::|ヽ:::ﾍﾊヽ:::::｀ヽ_::::::::::＼:::::::＼::::::::::::/::::|::::::/:ﾍ:::::
', ヽ',ヽ| ﾍ＼::::ﾍ ＼:::ﾍl｀ヽ:::::::l＼::::: l::::::: /｀ヽ|:::/::::::::ﾍ:
＿_ヽ ./ﾍ .ﾊﾍ:l ＼:ﾍ. ＼ﾍ ｀ヽl::::::＼::＼::l＼::::|/:::ﾍ＼:::
｀ヽ￣./ ハ:::',ﾍ.. ｀ヽ. ＼ ｀ｰ-l:::＼::＼:::＼ ',|ヽl
/. ＼ ﾊ l:::::::..
. / ｀ヽ l:::::::::::... 「差出人の素性は不明。その意図もまったくわからない。
/ ﾍ ｀ヽ _／:::::::::.. だが、こうなってしまった以上、この件を伏せておく事は危険すぎる。
. / ／'';;＼ これをネタにした脅迫から、最悪のタイミングでのカミングアウトまで、
｀''ｰ-=,,,_ ／ ';;;;;＼ ＿＿_ ＿＿_ 致命的なイニシアチブを相手に与える事になる。
'／ ';;;| .＼ / 座してそれを許すくらいなら、今の内に公表してしまった方がまだマシだろう」
, r ' ´ |. ＼ ｀￣￣´ ｲ;;;
K | . ＼ ／;;;;;;;;
∨ | ＼ ,イ''''''''
. ∨ | ,r‐='｀ー― '｀ヽ
∨ | /;;'ﾍ . / / / /＼
∨ | / ∨ ./ / / ＼
- 419 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:48:52 ID:TzBDpZZo0
-
//::ﾊ::::::::::::Ⅶ:::::::::::＼ヽ::::::::Ⅵ､::::::::::.ヽ
:::i::::::|＼::::::::Ⅵ:::::::::::::::＼､::::::Ⅶ:::::::.､::::
:::|:::::ii::::::＼:::::ﾏ::::::::::::::::::::＼ :::Ⅶ::::::::::::
:::i:::::|!:::从:::＼::＼:::::::::::::::::::::ヽ::Ⅶ:::::::::::
::|!::::ﾊ:::::i::Ⅶ:: ＼: :::i:::::::|`:::::::::|`∨:::::::::
::i:::::i::i:::::ﾄ､:＼:::::::＼i:::::::!,:::::i::::i ::::|::::::::::
::::::::|::|}从‐＼i＼:ﾐ|::i:::::::i|Ⅶ ::从:::i:::::|:::
「無論、お世辞にも良策とは言えない。 从 :|::|| .ヽ ＼.＼ヽ:::ﾉ| ∨ .___ﾝ|:::从:::
かつて、喜界島さんの母である咲さんに対し、恩を仇で返してしまった様に、 { ヽ:::|ヽ `ｰ==仆､ :'￣￣ ﾉ//::}
彼女に犠牲を強いる蛮行だ。 ゝ､人:i :. ‖/
しかし、脅迫者の特定が不可能な以上、他に方法が………」 Ⅵミ､＼ :. /{/
＼:::∧. ヽ _ ﾉ /八
, ‐‐ヽ|::＼ _____... ｲ/ｰヽ､
::.. || ＼ ￣￣ .／/′ ＼
i::::〉: ＼ ／ /::::ゝ
....ｯｩ宀!ｭ-..
_..-;:ノ‐'' −宀‐宀ｰ 、
.ノ‐''" _..-'^＾ ,,.. _.ヽdﾆｰ-..__.−
/ ／_..−彡亠‐,,__,,ﾆ;:レ.＼!, ゝ
./ ........-彡'ﾆ/‐''二''ｬzﾆﾞﾞﾞﾆ ‐ ｉ:ﾆゝ ヽ
/ / '7 ./ｿ ''二二l/,,`'' ヽ' ７ ヽ ﾞｌ
/ ,;(ｙ.., l_礀│_ ｨ=＝ミ ┌ｌ 六ｌ !|ｌ ﾞｌ
'│ ! ヾ/￣" ! ヾ､＿＿ソｯ ,ｨ=＝ミ 亅 ! |
│ ｌ_ │ ./ :: ,, ヾ､＿＿辷 ,' 丿
│ ! ﾞ 、 ヽ ＼ ,, :|ー−'l '
| 釗'' │ ﾞ''、 /ﾊ ヒ二ーﾆソ/
│ ! ! │､ ! " ─ / 「ああ、それなら儂じゃが」
ヽ__ ./ │ｰ:,,ヽ｀亅 /´
ノ个斗--..,,│ ヽぃ /
./ﾞ./^￣￣ﾞ''''釗 、 lｌゝ /
/ｿ ./ ｀ｘﾍ.._ｌL ''''─"
/!/‐'''"^~~ﾆ^''‐ｘ‐ ヽ. !
'''￣ ﾞヽ ﾞ ﾍ''‐∟
ヽ lｌ │ ＾''ｰ..
- 420 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:49:24 ID:TzBDpZZo0
-
!:::::::i::::l::::::::l:::|i::::::::::/:::::::i::::|::::::::l::::::/!:::::::/l:::::::::i:::::l::::!
l:::::::::|:::il::::::::|:::l!::::::/:::::::::ﾊ:::i:::::::i:::::/:l:::::::/:::::::::i::l::::::|:::l
|:::::::::l:::l:|::::::!|::l:|:::/:::::::::/ !:l::::::l:::://l:::::/ﾊ::::ﾄ:::l::i::l::!::::|
l::::::::::l::!::l::::|:i::l::|/::::::::/‐‐‐l:ﾄ:::l:::/'::/::://‐‐!:l::|:l::|:::ﾘ::::l
|::::::::::|:l::::l::i::|::l:::::::／,.-‐-､ﾘ l/:/::ｲ::/:/,.-‐ﾐｊ.|:l:!::l:::l'::::i
i:::::::::::li:::::|:!::l::i::ノ く´(ﾄｒ':）丶/:／/:／/（ｒ':） 〉!l::::l::|::::l!
l::::::::::::!:::::li::::|:l::| ゝ--‐′i/ /'´ ｀ｰ-‐' |::::::i::l:::|l 「……………えっ？」
!l::::::::::::::::l:::::li:::l i l::::::|::i::/!
ﾘ|::::::::::::::::::::::!::l l、 ﾉ!::::l:::iﾘ
／´ハ::::::::::::::::::::::::| _ ノ !:::/:/i
-‐'´:::／ !:l::::::::::::::::ﾄ､! ´ /::/!/｀ヽ‐､
::::::／ ﾘl::::::::::::::::! ＼ ,. --- 、 ,ｲ:::/l/}:::::::::::::｀::‐‐-､
:::::{ l::::::::::::::il ＼ ｀￣￣´ ,.ｲﾉ!::/ ﾉ l::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::l !ﾊ::ﾄ､::| ＼ ￣ ／ l/|/ |::::::::::::::::::::::::::::::l
::::::::! ﾘ ヽ! i ヽ､ ,.ｨ' l::::::::::::::::::::::::::::::::!
::::::::::ヽ、_ ヽ ｀￣ / ／::::::::::::::::::::::::::::::::::l
::::::::::::::::::::｀:‐-､ ヽ、 ノ _／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
:::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶.--､__ i _.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶､￣｀ヽ、 ,.ｒ‐‐,ｨ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「だから、もがなちゃんのDNA検査結果を瀬戸組に送ったのは
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 儂じゃと言っておるんじゃ。
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l 良かったのう、探し求めた相手が見つかって」
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 421 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:49:56 ID:TzBDpZZo0
-
,. -─- .､,
,不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ
,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ
|::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀ ﾘヽヾ',
';:';ヾﾄヽu `r'- ､ u|::ﾄ`､
ヾヽﾍu |';二::! 入', 「ちょ…チョっと待って下さい！
`トｋ ヽ､ｚｿ ./::| ヾ 何だってそんなマネを！」
＿__._,r､ Y:j｀ ‐ ､ ｰ´／ ﾄｊ
／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ ｣､
∧ ,ﾉ Yヽ l ヽ 7ヽ~ﾍヽ.､
/-'´｢ ヽ ヽｊ＿. l ﾄ､ /〃ﾊ | ヽ ｀ヾ ､_
r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)| l ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl ヽ ヽj｀ヽ
/ '´ ﾄ､ Yrイ ∧l ', ヽ Tﾍ', l _..ノ l j ',
,′ .}､二ィ } / l ヽ ', |､､ﾍ. | ＼ ／ }. ﾍ
i トz'_ノ,ｲ | ',. ', l､ヽﾍ | | j/ l
| ノ ＼¨7/ l ﾄ､ ヾ ､ヽ ',.l lｰ- ／/ |
ゝ─'-- -r-`' ｌ ',.ヽ ヽ ヽヽ! |￣ /j
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､＿_, -‐ lﾉ ',l ‐- ､.___/ l￣l/ l 「いみじくも、お主の言った通りの理由でじゃよ。
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ いずれバレる事であれば、
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l サッサと明かしてしまった方が傷口が少なくてすむからのう」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 422 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:50:28 ID:TzBDpZZo0
-
＝=-- ミ
:.ー-:.:.:.:.:.:.＞ .
:､:.:.:.:.:.:.:｀ヽ:.:.:.:.:.:｀丶
:.:.＼:.:.:.､:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.:.:.:丶:.:.＼:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:丶:.:.ヽ:.:.:.:.:ハ
ー-＜:.:.:.:.:.:.＼:.:ヽ:.:.:.:.:､:. ∧
ー--:.ミ､:.:.:.:.:.:.:＼:.＼:.:.:ヽ:.∧
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞､:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.}:.:ハ
:.ー-:.:._:.:.:.:.:.:.:｀ヽ:.:.:.:.:＼:.:.!:.:.: |
:ﾐ、ー-:.二フ_:.:.:.:.｀ミーr´:.:.A:.l
:.:.:.＼:.:.:.:_､＿__＞ﾐ､ｚﾐ:.:ヽ:.:{ |:.!
:＼:.:.:ミｰ<.〃ｆか 》ヽ＞､!:iﾘ:.{ 「……………伏せたままにしようとは思わなかったんですか？」
＼:.:､ー-:::}Lzぅz " V|:.:}:.:. |
:::. ＼ﾍ::::: }ｲ:|:.ハ
:::::::::::::::￣ Y:.|:.!:.{
::::::::::::::::: .|/V!:.|
::::::::::::::::::: ./ '}ヾ＞ ､
:::::::::::::､::::::¨ / :| .|:::::::::::＞-､＿
:::::::::::::::::::::.._.. _ / ﾘ |::::::::::::::::::::ヽ:::::｀¨¨¨¨¨¨ ー------――- 、
ヽ:::::::-＜ﾆ -::´ / ./ |:::::::::::::::::::::: ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}｀丶
::::｀丶:::::::ー::: .／ / |:::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::ヽ
:.:} 〈::::＼:::::::: _／ ／ |::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::ハ
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「ハッキリ言って論外じゃな。
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 実際、お主自身、かなり詳細な所まで調べ上げたではないか。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l あの手紙を送ってから、まだ一週間足らずじゃというのにの。
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l これで隠し通せると思える程、儂は楽観的にはなれんよ」
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 423 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:51:01 ID:TzBDpZZo0
-
／ __／ ＿__／ /ミY二ヽ
./ // ／, --'／ ヽ,ｨﾆ‐ヽ.
l // ／ / / ,ｨﾆ､}}r-｀ヾl
l .l/ { / } {l |ミヾll彡ﾖ i!
／ | /'´ / ゝヽ. l ´´l {lヽ
l / / / /´￣´ ) / /´l ヽ､}
Y / 〉 / l l, ヽ､ﾆ//´ ヽ ヾ､ }
/ / .／/,ﾆ､l ll ./＿_ヾ , ィ} } ll ﾉ
「もがな」 l／ { ∧ ll. ヽ'＿__ゝ /ｨフ从〃´ ﾁﾗｯ
, '{ ヽl llヽ.l ヽ ￣彡´ ヽﾞ ﾊ´
/ ヽ /} ヾ .lヽ } ｨ ､__´ ハl
l ノ ./ ｀ヽ }} l lヽ. ´.／))´
ヽヽ ) ノ }}_ﾉ ::::::ゝｰ l´}} ｀
/〃 { { ll }＞､_|ﾉ￣´´))
) 》 l ﾉ ﾉ丿::::::::＼ ｀
Yl /´ /´/´, 'ﾆﾆﾆ､ヽ＼
ヾ/´ } .／イ::::// ヽ ､:',
{{ { /´::::::::::// ヽl |::|
{:::)'::))::::::::::// l ＼:|
／/／ ／///////////////////＼
//／ ／ //////////////////////∧
. //∧////////////∧////∧///////∧
///////////////∧l∧////l∧///////∧
ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ///////// /７≧=く´|. V /７≧=く ´|.///|
ﾚ/／//!////,' 〃 ヾ. ヽ ' |〃 ヾ. ﾚ/ /|
／////!////{.|{{ }} |{{ }} }/ //|
／／////!//// ゞ ｀¨´ ,──‐ヾ=ｰ=ノ }/;// | 「ひゃ、ひゃい！ 何でしょう、お祖母様？」
／/ｲ///ﾍ〈///| ｀¨´ /￣￣￣', ￣ }/;//l
'イ/ l///ハヾ///! ｕ ′ '. ｕ/////
/ V/ l VV///!＼ | | ,/'////
′ // 丶V/∧ ｀ | | ´/'////
. /∧＿__ハ Ｖ/ ﾊ＞-└─── __/'//'V :
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
- 424 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:51:33 ID:TzBDpZZo0
-
/ ミY彡´ ｀ヽ.
, - "´ ﾐY,ｨﾆ __ ＼
( ,ｨ二ﾆミy彡, ｰ--ﾆﾆヽ }
〉ﾉ ／ ／￣ヽY /´｀ヽ ヽ. l
,- ' ,ｨ ｰ' / /三ﾐヽ|,ｨ彡ﾖ ＼ ヾ ﾊ
/ 〃 / {{三ﾐヾ.l〃三} } } ヽ｀ヽ.
ゝ ヾ l }}｀｀ / ,ｨ (ヽ｀ヽ､ | j
｀l丿 ノ__,ｨく ゝヾゝ j )/ } l .／
' /´ ( (__´._＼ _,ｨ ´＿(_ (/ / ` 、
, ､ ( ゝ _/ヽ ゞ'` ヽ ,ｨ'ゞ' /{{ .{{ lヽ 「選択しな。アンタは一体どうしたい？」
i i ヽ _ ( {{ .`, ﾐﾆ‐_´" l. ヾ｀ﾆ彡,7)､ヾ ,- ´ }
l l ゝ _).ヽ}}ゞﾍ ´ , ___´__, ､. /-´l´ { .／
l l ,ｨ |ノ/ヽ/(ヽ. ゝ｀ー ´ ／ )(( ｀ヽ｀ヽ'
| ! ＿ /. ゝ.ゝ､ゝ､｀ｧl.ヽ. .イｰ､ﾆｲ,',-- ' l
,' ´ } ゝ--､｀7.} ノ::::::{ ｀¨´ ', .l_( /,ｨ´ __ ノ
〈ｰ ´ ￣｀}_ . ･´:::::((:::::::::..＼ .／ 〉ﾞヽ.
〈 , -‐ ´,_ l ,ｨ..´::::::::::::::::::::::｀:::::::::::..＼／ /.::｀･ .
l ,ｨゝ_} 〈∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /.:::::::::::::::｀ﾍ
ヽ ヽl 〉∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /.:::::::::::::::::::∨〉
,､- ､.l ﾉ / ∧∨::::::::::::::::::::::::::::::::/ /.:::::::::::::::::::∨〈
／/／ ／///////////////////＼
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ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ///////// /７≧=く´|. V /７≧=く ´|.///|
ﾚ/／//!////,' 〃 ヾ. ヽ ' |〃 ヾ. ﾚ/ /|
／////!////{.|{{ }} |{{ }} }/ //|
／／////!//// ゞ ｀¨´ ,──‐ヾ=ｰ=ノ }/;// | 「ちょ…ちょっと考える時間が欲しいです」
／/ｲ///ﾍ〈///| ｀¨´ /￣￣￣', ￣ }/;//l
'イ/ l///ハヾ///! ｕ ′ '. ｕ/////
/ V/ l VV///!＼ | | ,/'////
′ // 丶V/∧ ｀ | | ´/'////
. /∧＿__ハ Ｖ/ ﾊ＞-└─── __/'//'V :
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
- 425 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:52:06 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ彡〃,ｨ" 二ミY!r/ヽヽｧ.ヽ )) `ヾヽ __ll l l}｀l
l! .ﾉ.丿,イ三ﾐ``｀ {{_ヾ _ゞゝ=‐-=ミ ヾｲゝ､| ｰ==､、
ﾊ ,ｲ / |||｀ ｀ヾ､,=ヽ二ヾ､ヾ}ゝ-､ ミゞｰ､ ヾ
ﾚ'ハ /lll 从 ｨ｀ヽ, ＿ ヽミ}}| lﾆ, ', ハ ヽ __｀=,
ヽ ィ ヾ､llハ＿__ / イゝ='｀ .〉) )l、| |=ミー ､- 、ヽ｀7 「なに、安心おし。
,' .Y//ﾊツ ﾉ - ､ ヽ、｀__ ／ (( )6// { { { l | { 別に『組長に復讐したいのか？』だとか
ヾ ヽ.｀lﾄ{ﾊl, -‐､ﾆ; ､ ヽ -‐ 〃ﾆ ' ヾ{ﾄゝ-=ゝ __ =ゝ-、 『母の仇を撃てやりたくはないか？』なんて、
‘ﾞヽ,}},ｨ从ヽ //} ,'(( i! .}}7 ll}ヽ ｀ｰ ‘ヽ.ﾉ ありがちなそそのかしをする気は毛頭無いよ。
(/ll.ト|､ ｀¨´ ´ ヽ ､ ,::|ヽ}}〃, {{､ ﾘ , ｀ﾐヽ 〃 私が聞きたいのは、極めて単純な二者択一の答えさね」
｀ヽ (iハ '‐｀ ヽ /::::lｲｲ }}i!人7l l 二 }} `ﾞ＝=,
l_ 7｀ヽ. ﾞ ／|´ ((川 リ/ヾ､ｰ.､ヾi ｀l
(( ヽ l､ﾊ,＞ . _ ／::::/ l=‐-､ﾘ//ﾉヘ} ヽ-, ｀
`ヽlﾘ( | ﾊ｀ / ／ ／l｀¨ヽ. `
{.`ヾ从!l _/ ・ ´ ／／:::::::::::::::￣:｀ー ､__
｀ i,ｨ/ ,ｨ´ ／＜::::::::::::::::::::::::__＿＿___ ＼
_ ･'//ゝ'¨', ／´:::::::::::::::｀>.:::::／ , -｀ヽ::::::: }
「´:::::::〃ｰ―‐ﾍ ./:::::::::::::::○::::/::::／ ／ ',::: /
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/ l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::// / {{
l 〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 /
;;;;;;;;;;;;Y〃: : : : ::/l ＼ヽ__ , ― ､ l ヽ.ヽ ＼ ヽ_|
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: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ＼｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_ 「このまま広島に帰るのか？ それとも、ウチの嫁になるのか？
:::::::/;;;;;;;l: : ｀ヽ 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. } さあ、アンタはドッチを選ぶんだい？」
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿
::::::: : :ヾi!::｀ ヽ. /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ :l} /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
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- 426 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:52:39 ID:TzBDpZZo0
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rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
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ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///|
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.: }////|
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:.ノ////| 「あ…あたしは、やる夫さんの嫁です！」
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣￣ /////l
'イ/ l///ハヾ///! /////
/ V/ l VV///!＼ '-｀ ／/'///
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ ////
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __///'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/ 彡
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i, 彡
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ ﾍﾟｺﾘ
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::| 「実家の事で色々ご迷惑をお掛けしますが、どうか…どうかよろしくお願いします」
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!'
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i! ,
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
- 427 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:53:11 ID:TzBDpZZo0
-
,'〃 ｒ, l lヽ､ヽll}{ll } l l l ｀ヽ l l ヽ.
,イｿ, {{ { ヽ.ヽ ,' / }l l ヽ. | l l }
. lﾚ´7 〃 7li 〉l l/. , /l l ゝ､_ ｀ー､. l l /
. 〃/ , ' / ﾉ /丿 /{ { { l { ｀ヽ }. l ! /
{{/ ( ﾉ ( (´ {__｀ヽヽ_ゝﾞヽ｀ヽ-‐‐{ !､ l / ,イ
ゞ､ / ( .ﾊ_ ヽ ｀-ｧヽ/￣｀ヽ.}｀ｰ--､} | _ヽ i { { l
{ { { ヽ. / 人 {ｰ / l i!l } l´,-ヽヽ } ＼',
.. ヽ_ヽ ヽ __ l ヽ´/ ｀ヽヽ ,_ ＿ ,,ｨ' { { ) l .| l｀ヽ. ヽ｀ 、
｀ヽ 7 / | ,; ｀￣￣´ ｀l ヽ/,ｲ. } } } ヽ
{. ヽ { ､ ==‐ ´ / } ｀ｰ / /ｲ. / / / }}
`ｰ-‐7 ヾ ヽ /,'-ｲ /l { { / / 「（フン）まあまあの答えだね」
/彡}},l , _ _ .ゝ ヽ ／l|,'.l´/ .{ ヽ ﾉ/ /
,ｨ' /l ', l - ,ｨl〃´{ ﾄ{ 7 } / ,'ゝ7´
{ l { { ヽ ／ { l lﾉ }l ヾl/{ { {
l ', ヽ.ヽ. ＞ ， ／ }ﾉ ﾉl´ l } ヽ￣ ｀ヽ.
ヽ.ゝ __. ヽヽ } ＞ ／ / , ' ,'_ノ. } / ', ヽ. l
｀ｰ-ｧヽl .} / ﾉ ﾘ`ｰ ´ ./ / .／_ - ´ / ', ',｀ヽ. ｌ
,ｨ / / / ,'／._,ｨ| / { {イ l l | l {
〉ｨ ｲ | {l ｒ´,..･| / ,ｨヽ} }｀ー-- く,-､ i! ノ } }
/ |l i! ,ｨll´.::::V , '´ }}/ ／＞::...， / /
{ ､ ゝ＜ 〃:::::,' ／ ／::::::::::::::::::::::::＞ｰｧ 、
_,, ゝ::´::::::::::::::l:::::::::::{ ／ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
. 「´{:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::／ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
丿 _＿, ﾄ-―-- -､ ､ ヾ､＼
／ ／´ ー{; _＿_ ヾ､ ＼＼
. /／ rzﾐz彡≧ﾐ! ＼ ＼
〃 〃｀ﾞ'´｀ﾞ´ | i ､ ヾ､
zｿ 〃 〈 | | ヽ
/ /人 ＼ ｰ―=┼--､_ ＼
! -―i―-斗 ﾉ /´ ｀ﾞヾ 〉 ﾞ;
Y´ ￣｀:ゝ ｛. ,' ﾉ ／ ﾉ
ヽ､ ヾ{ ヽ |z=＝―┬-ﾐz､i 〃
ﾐ､ 〈 ,ゝ z彡=＝十ーｿ ヽ. ｀少ﾞ ﾉ / / 「とは言え、ココまで言わせちまった以上は、
ヾ､ / ,r'´ ヾﾝﾞ j i ﾐ:､_＿＿, イj / / 私も一つ、格好をつけるとしようかね」
｀Y / ＼ ノ l ｀ﾞ / 〃〃
. ﾉ ｀ヾ.ﾍ｀￣７´ ｀ -､ j／ / ／
〈 ヽ ｒ' ＿__､ ヽ／ ,ｚ彡'´ ﾚ′ ﾉ
. ＼ ∧ ! ´z=- { ヾミz､ 〉／
ヾ:.､ ､ ＞:.､ ハ ヾjト-､_
＼ヽ }ノ ﾉ三≧::.､＿__z≦彡' ＼ i!.//∧
} 〉 ﾉ ／ ／ iヾ､:::::::::::,'´ /j 〉//∨｀ー
〃 ﾉ｛ / r'´ﾞ｀ ﾍ ｀ﾞ''''´ .〃/ソ'//∨
r-＝┼彡＜｀￣｀ﾞ ﾐ､ ／.//////∨
| | ヾ､ ﾍ ／////////∨
/! | ∨////////.／
- 428 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:53:44 ID:TzBDpZZo0
-
_,.．-‐'" .::⌒ヽ
´ゝ< _,. `、_,._
, ´ ~':,:′ ''⌒ ｀` 、
/ .:′ `';; 丶、 :.､
、 .::. ｨ≦ﾐ､,.ｨｪ､ ｀':::._ ‐-ﾐ⌒ヽ ,.
:. ,: _, ' ⌒ミ弍れ ゝ、 ｀':: ｝ ゝ、
:′ , _ ', :._ ,:ﾞ / 冫
i _;ゞ ﾄ､ ヽ i:_ :. :.,
ﾘ 人 'i ! {i､ ; _}、... 丶 ｀ ゝ、
｛ { ｿ:. `‐一'′ ∠..＿_,ｰｔ:. ）
)ﾉ ( :、 r 丶_`’ ﾉ :ｧ丶 :.,_ ′ 「おう。そこの弁護士先生」
:' ）八:ヽ _ _,ヽ 厶_ﾉ :.. （
` '′ _）ﾚ>、＿ __,. ｨ::i〔 、:. `､ ヽ
〈 / :: ,' ,r'i __,.:-弌 ）_八::.... ,
/:｝ ::/ / }ｧ''´ _,.__`_, ｀¨⌒)′ ´
ｊ l :: i }／ _,. ´ ..:::.... `:､ _／_,.． ´
,:´ :}::., ,. ´ .. ..::::::::::::::.:....... ＼
〉 ﾚ′,／ ...:::::::::: :. _,..-＝ﾆﾕ、 ｉ}
/ 八__/_.::::::::::..::.::／ ｀Yﾘ
！ /¨⌒´ ＼::::::.／ :′
！.,′ `ﾏ′ .
:.〈 冫､ _,. '
！＼_ _,.:ヾ/
〉.λ＼ ,.. ".:::／
/＼!::::.、`ｰ.､__, _,..::ﾞ,..::: ／
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ﾉ;;;;;;;;;;|;;;、;;;;;;;;;;;;;|;;;;;、;;;;;;;|:丶;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;|;;;;;;;;;;;;ヽ;;l
/;;;;;;;|;;;;;,,;;;;;;;;;;|;;;|.::::::|;;;;丶;;|;､|;;､;;;;;;;;;;;;|;ヽ;;;;;;;;|;;;:::;;ヽ;l
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l;;|;;;;|;.;ヽ;;;|; ;;;|;;;|;;|;;;| ;;| .;;|;;;;;|;;;;;|;;;;;;| ヽ;;;;;|;;ヽ;;;;;;|;;;;|;;;;;
l;;|;;;;|,:::ヽ;;;ゝ:::ヽ;;|ヽ|::;;|:: .;;| ;;;|.;;;;| ;;;l::::::::ヽ;;|;;;;;;;;;;|;;;;|;;;l
l;;;;|;;;;|;;ヽ::::::ﾃｒ‐z、;|:::::::::::;|::;;| ;;;| ;;l:::;;|:::::::::.ヽ;|;;;;ヽ;;|;;;|;,!
ヽ,,,;|;;;|;;;ヽ::!_ゝ_ﾌヽ::::::;;;;:::|:::;|::::ハ__ﾌ }〉､ ::::;;l;;;;;;;;;;|;;;|;l
l;;;;;;|;;|;;;l::::::｀￣"´::::::::::::::: `::＾￣""´ ::::::::::|;;/|;;;;|; 「えっと。僕の事でしょうか？
.ヽ;;;|ヽ;ヽ::::::::::::::::::::::: l;;|;;;ﾉ 生憎、いまだ弁護士資格は取得していないのですが………」
ヽ;;;;;ヽヽ:::::::::::::::::::::: ﾉ;;;ll
ヽ;;;::::::::::::::::::::::::::: U l;;/
ヾ＼::::::::::::::::::::` ´ /;l;|
ヽ;;ヽ:::::::::::::::::::::: ／;;;;l;l
l;;;;ヽ::::::::ヽ￣￣ゝ ／;;;ゝl
...|;;ヽ;ヽ::::::￣￣ ／‘":､!;
illﾞﾞ'|lﾞl ヽ:::::￣ ／llllll!lﾞﾞ,l
￣￣￣
- 429 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:54:16 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ´彡ﾆﾐY彡二 ､ヽ.ヽ.. ヽ.
_r'彡三ﾆﾆ',ﾐY〃彡ﾐ }_ ! }､ l
{{彡'.ｲ/ｲﾆヽi!li!ｒ´´} } !l l!ヽ { i! l
ﾊ Y l l { {ヾ.ゞ､ヾ〉〉ﾊ
〃/ﾚ'l´ .} _ , -｀ヽ｀ｰヽ,} l{'
{{人ll´ヽ.／_＿ヽ .k'´ゞ'｀ヽ｀ll´ヽヾl 「この際、肩書きなんざどうでもイイよ。
ヽYﾉ// }ｲ ｀´ﾉ ., ｀ﾆ 彡 ｀il) .} |´} 問題なのは、アンタがこの件を仕切ってる人間であり、
{ヽヾハ. ミﾆ´ ‘ _ ,'_.ｨ' {´l 解決し得る能力を有しているか否か。
ヽゝゞ.ﾊ r_; ｝ ./(,ｨ { l{´〉 この一点のみさね」
{ { { 〉＞ ., ...ｲリ川,ｲﾉﾉ
｀ｰ､ヽ〈 }}ﾉ|`ｰ‐ ´ ／｀ヽ((_ﾉ{
ヽ∠:::ヽ' ／ ／＞:::.,ｨl
l｀,＜::::::::::::::::::＼／ ／::::::::::::::::l lヽ
/´l l:::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::l l .∧
/ l l::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::l l }
,l ll::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::ll ／ヽ
lヽ ll::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ll／//
./ , __＿ V ＿＿ ヽ ヽ
/ ,/ / ＿ `ヽ、ノ ヽ＼ ＼ ヽ
ノ.j´ l ＿ヽ l ＿ ヽ.＼ ＼.ハ
.／ ﾊ l´／::::::＼ .l.／:::::ﾏ ヽ ＼ .i /
/´ ′ l ∨;::;::;::;::;::.V ;:;::;::;::.l j l lヽ`ヽ
.l ノ 丿 ∧ーt-=,,...|,,,,,=-r/ i .l .l 、 l
/ ,斗' / ∧ ./ .ﾊ l .| ヽ.l
.l / , -- ' ／ l / 川＿ゝ、 l |
.| .l ./ ／￣`ﾅ‐-、 / '"￣ヽ `マヽ / 「コッチからの要求はたった一つだ。
l .l l ﾍ ＜`ゝソ> <マソ ＞/ ヽヽ ヽ 瀬戸組の組長にもがなを認知させた上で、総ての関係を切らせろ。
/`ー 、.l ﾍ `=´ `==´ /ヽ .ﾚ / 具体的に言えば、瀬戸組の継承権から法定相続権に至るまで、
l ヽ`‐∧ ノ ,jl ヽ /_,/ ./ ./ 一切の権利と義務を放棄させろ」
V `マ l.ヽ .` 、 l ─-.、 i ∧ .l ∧ ヽ
/ | ∧.j ＼ ~ ／| ﾏl/ ヽ )
.レ---V ヽ─.＜´＼＿_＿／ ./ヽ、 ＞ー--＝、
.／:::::::::::::::`=、 |:::::::::::＼ ./;;;;;;;;ヽ/::::::::::::::::::::::＼
,'彡,ｲ彡彡,ｲ〃,ｲ,,ヾ､i!´"〃}}ヽ}l }ヽヽヽヾヽ
//彡ｲ{{〃,ｲ{彡,} ))}}ヽ.}ゝl|_ }ﾐﾐ }}
,ｨ彡ハｲ//〃ｲ{{l´}} {{ ヾ }}､}}ヽlヽl} |{
/ ,ｨ{//ﾉﾉ{{,'ﾘ川.}} {{ｰ‐‐ ｀}}￣{ヾ=､ヾ 〉}ヾ､
} {{〃,ｨ´/ }彡ﾘノ./_}_＿_ヽ / {ｨ=‐,‐ヽ}}/｀l}ヽ }}
,'´ ノ/{,' {/,'ﾘｨ{ ヽ ｲ ゞ'' ,` ´､ ｀´ .ノ｀} ｀ !}ｲ ﾘ 「この辺りが、お互いが譲歩出来るギリギリのラインのハズだよ」
/ {{ Y { {彡.ヽ.ヽ ｀ﾆﾆ´ ' } ｀ｰ￣ ./ｲ／ﾘ/',´
( 》 ∧ｲ'彡ｲｿゝ', _ __,ヽ /ｧｲ }}y'}ﾉ
{,ｨ´ﾉイ{{川ｌﾉ彡.ゝ. ／{{ }ll〃ﾉ
)' ('´ ﾉﾉ,ｨ{{ｲll}}/ﾉll`..... .／ |{ }}ｲ!}}ﾉllﾉ
(´(( 〃,ｨ/((ｨlll:::::::｀￣´ / l_〈==ヽﾉ
,｀,;;;;;＜;;;;/::::: ／ ,ｨ´ `ｰ‐‐､
- 430 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:54:48 ID:TzBDpZZo0
-
/::::l:::l::､:::::､:::::ヽ::､::::::::::::＼:::＼::::::::ヽヽ::::::ヽ
/:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ､::::::::::＼:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',
/:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::＼:::ヽ､::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!
ﾊ:::ｌ:::::、::::ヽ::::＼:::::＼:::::::＼:::｀ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::ｌ
.. /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::､:::::ヽ:::､:＼::::: ＼::::::＼::::!::::ヽ:!:::i:::l:l
!:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::＼:::ヽ::::＼:::＼::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|
.... j/:::ｌ:::::!:､:::!::ﾄ､:､:ヽ:::::｀ヽ{､::::::＼::::＼{､::::::::::::::::i::!::l:l !
. l:i:ｌ::::i::i:､:l::lﾃ=-､:ヽ､_､::＼_,≧ｪｭ､_､＼:::::::::i::li::!::ﾘ
!ﾊﾄ:{:!:ｉ:ﾄN{､ﾋ_ﾗﾍ､{ ＞､{ 'ｲ ﾋ_ﾗ 》＼::l::!:ﾄ!!:l::l! 「な…なるほど。
ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼ ｀"￣"´ |::!:l::! j:ll:! 認知した上で、法的に一切の関係を断つのでしたら、
. !::､::::i ｌ u |:::/lj/l:!ﾘ 後の禍根となる可能性はかなり低くなるでしょう。
ヾﾄ､:!u ｊ!/ j|:::ﾘ ですが、その場合、慰謝料はどういった形に………」
ヾ! ヽ ‐ ｕ /ｲ´ｌﾊ/
}ﾄ.、 -､ｰ-- ､__ /' !:://
ﾘl::l゛､ ｀二¨´ ／ |/:/
ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼ ／ / !:/
/ ^ヽ ヾ! ヽ ＿,,、'´ / ｊ/
＼ l l l l ./三ヽ Y /〃ヨ', ヽ | |
l ＼ ＼ |ヽ. } {三ミヾ､ /〃彡ヨ} } | / /
/ ﾄ } l Y l |lミミヾヾ}/〃彡三ﾖ l. l l / /
__,ｨｰ､ ＿, ノ } / ヽヽ. ／l ﾉ |/ (. {
,― ､ 二/__ ／／ }} ( / ( l ヽゝ.
/ ／ ｀￣ ,--､_＿__ﾉﾉ / (. ＼ ', ヽ
/ / ﾆ‐- ､ ( ｀ｰ､)＼ l l ,'|
ヽ {l´＿___ ヽ. ／ ヽ ) l | /.ﾉ 「必要ない。
ヽ. / __ / } （:てヽ､＼___,} l /,ｨ:t ;￣{ l ´ ノ ,ｨ´ むしろ、ビタ一文受け取るワケにはいかないね。
}. / ／( ｀ｰ´ ＼ ｀´ ／ ｀ l. ｀´ / ハ/ ゝl そうでなければ、ワザワザ嫁の古傷抉ってまで、
.∧／ ./l {＼｀ｰ｀ ｀ー-‐´彡 ､ ヾｰ‐ ´ / /{. ＼ この件を表沙汰にした意味が無くなるよ」
/ ll { ) ｀7ｧ ､ ￣ ´ 》 ｀ ∧l´ l＼__ ヽ.
ヽ/ ヾヽlヽ , __. /ヽヽ ヽ ､｀ヽ ノ
_ { l }::l＼ l ´ ' ／} ｀ヽ | l l /
.::＜:::::｀ー‐ ､ l l:::l ',.＼ ´ . イ ヽ. / . l_ ノ´./
:::::::::::::::::::::::::::} / /::/l ', ＞ . __ ／.／ /／ ／､__／
::::::::::::::::::::::::/ /.ノ:::∧} ', ./／ / ／´ /::::｀＞:::....
::::::::::::::::::::::( ((::::::::::::∧ ヽ ／ { { ./::::::::::::::::::::::::
- 431 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:55:21 ID:TzBDpZZo0
-
,. ' 二ﾆﾐｙ'ﾆ二 ｀ヽ.
／ ´ .ヽ/- ー､｀ヽ. ＼
i´／ ﾆﾐy彡ﾆ､､ ＼ヾ､ l
/'./ ., ' ,､､y rﾖ ヽヽヽ } i!'
{ { / {ミlll|〃{ .l } } .} {l ｀ヽ
〉 ヽ l l 〉l l l l l ヽ.ヽ }
〃 l/ }/ ノ i´ { { { ヽ.ゝ ヽﾉ
{l .'／,' ゝ､ ヽ.ヾ.__｀ヽ､ .l llヽ l 「もちろん『タダで』とは言わん。
ゝl ll｛lヽ=｀, `"､' __ヽヽ } 〉.ﾉl }ﾉl それじゃ、アンタも向こうに付くしかないだろうからね」
ゝ { ', ´'_＿,､￣ _/〃〃ﾉ/{丿
/ lヽ.ヽゝ.'｀ｰ´ .' //{{ {{ｨ{{｀ヽ
ヽ_ ゝ } ﾘ:,'ヽ_... イ´{l l }､.｀ヽ i} ﾉ
,ｨ::::´:::::::{ {::::∧ ／ ヽ〃／::::＞-, -､
{ l:::::::::::::ゝ}:::::::::.／ ﾉ／::::::::::::::::/ /∧
/',.'::::::::::::::::'::::／ /::::::::::::::::／／ ',.∧
,' l.l l:::::::::::::::／ /::::::::::::／／. } ヽ/
| l l l:::::::::／ /:::::/:::::l / / 〉
/ l .{ {:::::/ ／:::::::ゝ::// / { ,'
/ l ヾｖ ／::::::::::::::::::l l l ヽ
/ ,'ｲ 〃,ｲｿ 〃,'ｨﾉリミY二､ヽ.ヽ
〃,ｨ.l ll/´〃´ ,'ｲ〃,ｲ {ヾY彡}}ヾ､}}､
{{/〃 }} .ll´{,ｲ〃´}} /｀｀ ´ヾ､ヽ｀l}
}} Y´,ｨ 丿/ ﾘ .ノ/ ﾉ , -ゝ }.ﾉ
〃./ ﾉ{ { ィ彡,'彡ｰ_´__ヽ' ,.ｨθ}}))
{{ .{ ll Y´､｀､l ィ ´ ゝ''`' ､_ノ〃ﾉ 「瀬戸組とは別個に、コッチでもアンタを雇おうじゃないか。
ヾ､.Y l∧ (. ｀ﾆﾆ彡 ゞ l' 〉》 依頼料は、ソッチの言い値で構わないよ」
〉}} lヽ{ゝ-ｨ ､ / ‐ ｲｨ´
{〃リ }} i!} l ＞ｰ ,_ ,ィ´ﾉノ
ヾ､ゞ::::ゝイ∧ ﾚ ｀ー- ､＿_
/∨::::::::::::::::::::ヽ. / ／::::::::｀〉、
,' ∨::::::::::::::::::::::::＞ ／:::::::::::::∨ |
∨::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::∨ 〉
‘. ∨:::::::::::::::/ /::::::::::::::::∨ | l､
,' ∨::::::::::/ /::::::::::::::::∨ / }
{ l. ∨::::::/ /::::::::::::::::∨ /.// |
} ', .{｀ｰ´__ /:::::::::::_::＞ '{_ﾉ.//. |
〈 ヾ､ ヽ|| ￣￣￣ |l // ., ll
/ ＼ .l´〉､ ｨｒ'ｒ'／ﾉ l
- 432 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:55:53 ID:TzBDpZZo0
-
＼
ヽ. ヽ
} ＼
| ＼ 「ほれ。とりあえずの手付金だよ。
l , -‐- ､ i 足りない分は、後で随時請求しておくれ」
. l {`ｰ､＿ ＼ ＼
ヽ. ヽ } !ヽ ヽ
＼_ﾉ { | l＼ ＼
` ﾍ._L_ト-
＿＿＿＿＿
＿＿＿＿_／諭／／吉 ／| ポン
／諭／／吉 |≡≡|__|≡≡|彡|
|≡≡|__|≡≡|≡≡|__|≡≡|／ |.
|≡≡|__|≡≡|≡≡|__|≡≡|彡|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ ━━┓┃┃
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i. ┃ ━━━━━━━━
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!. ┃ ┃┃┃
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj ｡ ┛
ｌi::l::N{:ヾVﾍ ｰ=＝ 'ﾊ ｿｒ＝ﾊ!:l/
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ !,､ j川/ ﾟ ｡
ヾﾄ辷N! ,,' ≦ 三
Yｌ:ﾄ､ ゝ'ﾟ ≦ 三 ﾟ｡ ﾟ
iN ＼ ﾟ ｡≧ 三 ＝=-
zh 丶、ｧ, ≧=- 。
ノ￣´"''‐ 、 ｲﾚ,､ ＞三 ｡ﾟ ･ ﾟ
＿rく /癶V⌒!=|￣ヾ ヾ ≧
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ﾊ ､､ ｀ミ ｡ ﾟ ｡ ･
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ﾚ ≦
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ "ヾヽ｡`=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
- 433 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:56:26 ID:TzBDpZZo0
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. -===ｚミ.
／:.イ7/:.:.:.:/||:.:＞､
ｲ,／／:.:|:.:.:./:.ﾘ:./:.:.ハ
,:.〈:.|/:.:.:.:.:.レ:.:〃:.八/:.:∧
l:.:.斗-:.7彡:.:/:./:./:. |:./:.:.|
|:.:/:|:.:.ム/|ｲ:./ﾚム:ｲ/:./:.| （あ…ありえない。
Ⅵ:.:|ム叉〉|/: ﾑ叉7!:./:.:ﾘ たしかに、実行するには色々と根回しの必要な策だが、
|匕{:| u ..:i jｲﾊ/ 一介の弁護士（予定）に、躊躇いも無く５００万もキャッシュで出すなんて………
|入ﾊ u ..: u. ,Ⅳ それも、その気になれば、金を出すどころか、幾らでも慰謝料を請求できるこの状況で）
}:l:ヽ. 「 ￣〉 ./ｲ
, =-:| ＼｀¨¨´.／ |L
／ 厂l } ｀¨¨´ .{ ＼
_. イ .ﾊ ﾘ ＼! 丶
イΖ´ /ム､ ム ＿__二
z=彡￣ 〈｀ヽ ミx､＿＿ ィ彡／|＿＿_===
} }＼| ､::::::＼ミ===彡z= ￣ _ =--＼
| | ┌―, =＝===ミ､:::::ー::彡 ＿＿＿＿_
厂三三 =----- ミ ､.ｲ〃. ィ ´:::::::::::::::::::::::::
匕-=＝¬T ￣ =-个イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,ｨ'=' ヾ.､ｖ三｀ヾ.､ヽ, ヾ､ ヽ ヾ.､ ヽヾ.､ヽ
i!´ﾘ´彡',ゝ{∠ﾆ=ヽ.､＼ヾ.､ }} .ヽ ヽl } }}､
,ｲ /ﾉ/,ｨﾆﾐY〃ﾖ} ヽ}}､ヽ.} }}´l l } l { {{ ヽ
{ ﾉ )´,ｨ三ミl彡,ｨﾖ{､{{ }} i!､ {{ ゝヽヽ ｀{{ ヽ .,
/ { .,ﾘ} {{ヾ.､ﾘヽ. ヾ.､ }}､} ヽヽ }{
))丿}}ｲ }} {{l´{{ヽ}､ ヽl {{ ヽ }､ .l｀
(( ｿ´ {{ ヾ.､l }}､ヽ ヾ｀} } .ヽl ヽ
ヾｨ､}、__｀ヽ ヽ､=ィ{{--{_ヽヾ} }}'{ ,‐‐､}} ﾊ （いったい何考えてるんだよ、この人達は！？）
ヾ{lﾊヽ_ゞ_､. '--}}､_,, ､ヾミヾ}}ﾘ /｀. l{ { .{
((ヽ',. ｰ ' ﾉ ､｀ l‐‐‐.' ｀ｰ}ヾ} ) }ヽ'l ヽ
. ｀i!∧ ヽ._ ￣￣ 〃}} ゝ ／ l} ヽ /
((ヾヽ ,､ ヽ {{ヾｰ彡{{ ヽ /〈
ヾ､i! ｀. ｀` }, .,イ::::::}ｨ'´ﾊ }{ ヾ〈
) )＼＿_ . ＜:::::::::::::ヽゝヽヽヽ }} ヽ
((__ヾゝヾ} } ヽ // ハﾉ´ll､ノl
｀ｰ {{ {ゝ,}_,,.. ´ ヾ.､ {ィ{{ヽハ´
／´ ....::::＜ゝ-ヾ{{ }〃
／ ,.....:::::´;;-――- ､:::ヾ､´
/ ／.:::::::／ ,,-―-- ､ ヽ::::',
/ ／.:::::::／ ／ ヽ. ヽ:}
/／.:::::::::::/ / ヽ l
- 434 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:56:58 ID:TzBDpZZo0
-
／ __／ ＿__／ /ミY二ヽ
./ // ／, --'／ ヽ,ｨﾆ‐ヽ.
l // ／ / / ,ｨﾆ､}}r-｀ヾl
l .l/ { / } {l |ミヾll彡ﾖ i!
／ | /'´ / ゝヽ. l ´´l {lヽ
l / / / /´￣´ ) / /´l ヽ､}
Y / 〉 / l l, ヽ､ﾆ//´ ヽ ヾ､ }
/ / .／/,ﾆ､l ll ./＿_ヾ , ィ} } ll ﾉ
「さて。つい勝手に決めちまったが………どうするね、もがな。 l／ { ∧ ll. ヽ'＿__ゝ /ｨフ从〃´ ﾁﾗｯ
こんなババァには愛想を尽かして、広島に帰るかい？」 , '{ ヽl llヽ.l ヽ ￣彡´ ヽﾞ ﾊ´
/ ヽ /} ヾ .lヽ } ｨ ､__´ ハl
l ノ ./ ｀ヽ }} l lヽ. ´.／))´
ヽヽ ) ノ }}_ﾉ ::::::ゝｰ l´}} ｀
/〃 { { ll }＞､_|ﾉ￣´´))
) 》 l ﾉ ﾉ丿::::::::＼ ｀
Yl /´ /´/´, 'ﾆﾆﾆ､ヽ＼
ヾ/´ } .／イ::::// ヽ ､:',
{{ { /´::::::::::// ヽl |::|
{:::)'::))::::::::::// l ＼:|
／/／ ／///////////////////＼
//／ ／ //////////////////////∧
. //∧////////////∧////∧///////∧
///////////////∧l∧////l∧///////∧
ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///|
ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///|
／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.: }////| 「いえ。いきなりだったんで、チョっと驚きはしましたが、
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:.ノ////| お祖母様の意図は何となくわかります。
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ￣￣ /////l そして、それが正解だという事も」
'イ/ l///ハヾ///! /////
/ V/ l VV///!＼ '-｀ ／/'///
′ // 丶V/∧ ｀ ､ , ´ ////
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __///'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
- 435 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:57:31 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ- ､,.-:'´.:｀ヽ,......＿
,. =- ､.__/_.!...−`:::::::::'"-..､,／ﾍ
｀'j､ ノ"::::::::::;:::::::::::::::::::::: ｀:ヽ.ヽ､‐
. ﾑ;:'´.: :,' ;i ':::.:. :. ;: :.､::; :::ヽ/ 彡
,／/.:. .:/::::;'l:::i: ::: :;';lﾍ:;::i :i : ﾍ
／ ./;: : :.:ｲ_i,;::!イ'､::::/.ﾘ`ｰH'ﾘ;:: :: : :.i, 彡
. / !;'l:::: :::l. 'ヾ' ヽ ヽ! ' ''ﾉﾘ!;::::: ::|::
. / .!l !:::; :!'_z= =､ ,,.-､, ィ= =ﾐ､'j:::::::::!､ ﾍﾟｺﾘ
. l .li.ｨ! ‐!i, {辷ﾘ ', ヽ. {辷ﾂ ﾉ‐i: :.i:､
! 'ji!ｨ!:: ヾ ￣￣ :.:.:.:.￣￣ ｲ.ｨ':: :i: ::| 「あたしなんかの為に、とんでもない額のお金を使わせてしまった事は、
'"=ッi::::,:ﾍヽ ,/::: :ｒ'､!' 今はただ、申し訳ないとしか言えません。
／ 'i:::!'i='､ '-｀ ,ｲ::;:::/-,､_ _ このお金は、いずれ必ずお返ししますので………」
_ｒ¬''､!i' '､i‐ イ./,ｲ:/ i: :/.l゛i,
,i"l. |: !ヾ, ヾ､ ｀ ´ .,ノ"/;.'! ./:// ! :!!
!!: ! i::.ヽiiヽ、 >,､ ,､<´ ／/.,ﾚ'://: : :i: :i!
!i: :i,.,.;'ﾕ-'- ､ .;ｲヾＶ.ノ,､'､｡/.,/://, ィ: :i: ::!
； ＿＿＿_；
；／ ＼；
；／ ／ ＼＼；
；／ oﾟ(（○） (（○）ﾟo 「ち…違うお、もがなちゃん。
；l （__人__） |； これはもがなちゃんだけじゃなくて、やる夫達二人の借金だお」
；＼ ｀ ⌒´ ／；
；／ ヽ；
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ ::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: 「だがら、どうか出世払いって事に。
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼:::::::::::::::: やる夫が一人前になるまで、返済は待ってて欲しいお」
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 436 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:58:03 ID:TzBDpZZo0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
{ lヽ/ ヾ ヽ::::l:＼ ／ ＿ ﾊ/／／/´
l { {{ ｀ヾ.}:::::::::::. ｀ l .ハ/― ´
ヾ＼ ヽ. ヾ i!l ::::::::＼ ` ´ ／／
::::::￣＼ l ＼ }l ::::::::::＼ ／{ l 「（フン）」
:::::::::::::::::＼l }}/ll :::::::::::::＼. ／l ヽ.
::::::::::::::::::::::i }} | ／＞ .___ ／|. { l､
:::::::::::::::::::丿 .／. | /: :〃.: : 〃: :/ }} l }
::::::::::::::／ ／:.ヽ. | /{{: :ll: : : /: : / // ／
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,ｨﾆ=､＿
, --'´ ミY´ , ‐､＿__｀ヽ__
/ ,ｨ ﾆﾐ{彡_ｰ=ﾆ=､､ヽ. ヽ.
, ' l ／ __ Y ヽｰ､ ヾ.､ l }
( ,ｨ´l /三ミl〃ﾖ { { }}. } l
〉 / (( l ヽ.｀ヽヽヾ.､ヽ. ヽ.
/ / ) ) ゝﾉ ゝ.《. } l
ゝ( /´〃― ｀― ｀ヾ_｀ｰ, ll_ ヽ { 「勘違いおしでないよ。
ちっ { ,'-.,ｨ＿＿__ヽ /＿＿__ヽ. / ｀､ﾉ 7 私は『格好つけさせろ』と言ったんだよ。
ちっ 7 { ,-ヽ｀ｰ‐｀´'', ヽ｀ｰ｀´‐' lﾉ/¨｀}{ ) そのツケをアンタ達に払わせたんじゃ意味ないだろうに」
ちっ (〃ヽ. (', ￣´ l . ､｀￣ ) ノ.'.' (
,, == ち. )） i!｀l ヽ ; '--ヽ i!. ／,`7´ll {{ヾ丿
〃 i｀i ゝ. } ) ,へ. ´ ／| (( { {{. ir' l
i!ヽ l .l 〉 ( ゝ-ﾊ｀ ;-‐..´ゝ´ ￣‘.〃 ﾉ_)'
ヽ ヽ _l l ｀ｰ､7｀__从}／ ，´
ヽ〃ﾆ､ヽ. ¨ /／ ｨ::´￣￣::¨ヽ.
{ {_ヽ { l // ／:::::, ' 二二ﾆ ､:ヽ.
{ヽ-´ ヽ人. 〃 /:::::::/／ ｀ヽヽ}
｀ヽ--,,／ ヽ / /:::::::〃 | ||
,. ' 二ﾆﾐｙ'ﾆ二 ｀ヽ.
／ ´ .ヽ/- ー､｀ヽ. ＼
i´／ ﾆﾐy彡ﾆ､､ ＼ヾ､ l
/'./ ., ' ,､､y rﾖ ヽヽヽ } i!'
{ { / {ミlll|〃{ .l } } .} {l ｀ヽ
〉 ヽ l l 〉l l l l l ヽ.ヽ }
〃 l/ }/ ノ i´ { { { ヽ.ゝ ヽﾉ
{l .'／,' ゝ､ ヽ.ヾ.__｀ヽ､ .l llヽ l 「ましてや、コレはアンタの嫁を守るってより、ウチの神社を守る為のもの。
ゝl ll｛lヽ=｀, `"､' __ヽヽ } 〉.ﾉl }ﾉl ある意味、保険料みたいなモノさね」
ゝ { ', ´'_＿,､￣ _/〃〃ﾉ/{丿
/ lヽ.ヽゝ.'｀ｰ´ .' //{{ {{ｨ{{｀ヽ
ヽ_ ゝ } ﾘ:,'ヽ_... イ´{l l }､.｀ヽ i} ﾉ
,ｨ::::´:::::::{ {::::∧ ／ ヽ〃／::::＞-, -､
{ l:::::::::::::ゝ}:::::::::.／ ﾉ／::::::::::::::::/ /∧
/',.'::::::::::::::::'::::／ /::::::::::::::::／／ ',.∧
,' l.l l:::::::::::::::／ /::::::::::::／／. } ヽ/
| l l l:::::::::／ /:::::/:::::l / / 〉
/ l .{ {:::::/ ／:::::::ゝ::// / { ,'
/ l ヾｖ ／::::::::::::::::::l l l ヽ
- 437 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:58:41 ID:TzBDpZZo0
-
_,..―＝―=..､__
...ィ7'´|/／ヽ|/.｀ヽ ｰｰ､_
／／ ／/ ／/ /|/｀ヽ
／／/ ／ノ／ / /ヽ|/ |/ヽ
/／ ／/ ／/ // /|// /|/ // .l ﾍ
.// /// / ／|/.// ／// /|/ // .lヽ .ヽ
llﾉ//|. / ／ ／/ ／/ // /|/|/ | } l ﾍﾊ
{/ /// / ／|/N/ ／ .// /|/ // .l lヽ .ﾊ
',lﾉ//|. /／ ／/ ／/ // /|/|/ | } l ﾍﾊ
',l｀ヽ／/ ／ノ／ / / . _,,,≠-‐N/.l |ヽ ./ （………なるほど。僕の考えは出発点から的外れ。
',N,r､/／/ｰtｭﾃ､/// ／ ,-‐tｭﾁ|/|//} |/ この人達にしてみれば、ヤクザ組長の隠し子だったという事は
',l{ ハﾍ' ｀ ¨´|/´ i´ ｀ ¨´/|//l/ 慰謝料どころか、脅迫”される”材料としか受け取れないって事か）
ﾊ､_ﾊ＼ | /l/
>､ ﾍ, | , /ノ ､
／ ',lﾍ|'＼. ｲl/' ＼
／ .',l/l,. ＼. ´￣｀ ／|/ﾘ ∧
/ ',.} ',, ＼ イ .} } ∧_
, r '´/ .', .',, ｀ー‐' lヽﾉ ∧｀''ヽ
/ ', ', / / ∧ ｀'''ー-、
./ ', ', l ∧ ﾊ
:::i::::::|＼::::::::Ⅵ:::::::::::::::＼､::::::Ⅶ:::::::.､::::
:::|:::::ii::::::＼:::::ﾏ::::::::::::::::::::＼ :::Ⅶ::::::::::::
:::i:::::|!:::从:::＼::＼:::::::::::::::::::::ヽ::Ⅶ:::::::::::
::|!::::ﾊ:::::i::Ⅶ:: ＼: :::i:::::::|`:::::::::|`∨:::::::::
::i:::::i::i:::::ﾄ､:＼:::::::＼i:::::::!,:::::i::::i ::::|::::::::::
::::::::|::|}从‐＼i＼:ﾐ|::i:::::::i|Ⅶ ::从:::i:::::|::: （オマケに、この羽振りの良さから見て、
从 :|::|| .ヽ ＼.＼ヽ:::ﾉ| ∨ .___ﾝ|:::从::: 先祖代々の蓄えってヤツが、相当な額ある様子。
{ ヽ:::|ヽ `ｰ==仆､ :'￣￣ ﾉ//::} 市議会や県議会にも顔の効く、岡山の名士と聞いてはいたが………
ゝ､人:i :. ‖/ 中々どうして侮れない）
.Ⅵミ､＼ :. /{/
＼:::∧. ヽ _ ﾉ /八
, ‐‐ヽ|::＼ _____... ｲl/' ＼
::.. || ＼ ￣￣ ／|/ﾘ ∧
i::::〉: ＼ イ .} } ∧_ ‐- ．..,,__
|:::::::､ ` :＝彡 , lヽﾉ ∧｀''ヽ ~""'' ‐､,‐
Ⅵ:::::` / / / ∧ ｀'''ー-、 i
＼:::::: l ∧ ﾊ ..,,__ﾉ＿
＼::::: ,ゝ￣} i
＼:::::::::: ＼:/ ::::::::ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 438 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:59:13 ID:TzBDpZZo0
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ﾄ､:.:.:.:.:.:.:|!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.
:.:.ヽ:.:.:.:.八:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.:.:
:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.＼:.:ﾞト､:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.
:.､:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:|＼＼｀ー-ｘ:.:.:.:.:.＼＞､:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.ハ､:.:.:.:.:.:.:.:.l
:.:.＼:.:.:.:.:.:.ヽ:.|. _ヽ:丶壬三zz＞---ミ=ーrｚ:＿＿_:}:.ヽ:.:.:.:.:.:.:!
:.:.:.:.:ヾ､:.:.:.:.:ヾｲ≠:＼ヽ ∀圭圭圭り ,.}|彳 ,ｲﾊ:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.: （どうする？ 両者の意見は似て非なるもの。
:.:.:.:.:.:.ヾ＼:.:.:.:＼〃 ヽ! ゞ＝＝≠ ,z≠ ィ彡' }:.:.:.:.:|:',:.:.:.:.: しかも、この金を受け取れば、瀬戸組に肩入れするワケにはいかなくなる。
ヽ:.:.:.:.:.:', ＼:.:. ＼-==≒ﾆ三三三ア "´ :|:.:.:.:.:|:.:',:.:.:.: デメリットを考えれば、適当な理由を付けて謝辞すべきだが、）
＼:.:.:.', ＼:.:.:.＼ |:.:.:.:,'|:.:.:'.:.:.
＼:.＼ ｀ー--＼ |:.:.:.' |:.:.:ハ
￣￣ |:.:/ |:./:.:.:
|/ |/:.:.:.:
:::::/ :/::;:;::::::/ ......／:::／:::::::／ ､:､ .......／:::::::::::∨::::::::: ',:::::::::
::::′ ,..: /:://:::/ ,.ィ::::::イ:::::::／ ヾ、......／:::::::::::::::::::∨::::::::: ',:::::::
:::! /;' ./:.ｲ:ﾊ ,..::':::::::::::::::::::::/ .......／/..∨:::::､::::::::::∨::::::::::',:::::
::| ,::: ' / }' |::i '_,. 彡 个::::, ':::::::: ,' ..........／:::/.......∨::::i＼:::::::ﾍ::::::::: i:::::
::|,.:'. :|/ ,Ⅵ..::/ ./:::::/::/:!::::,' ........／::/::/............ﾍ::::',斗..､:::::ヽ::::::|:::::
:::! | ,' .::|::/ '::::::/::/i::|::::|: ............／:::::/:::'_,...z≦ﾑイ､::',＿ ＼:::ヽ::|:::::
:::', '.レ'｀ !:::/ﾚ |,'!::::|........., '::::::::::/ﾆ:i＞',r==t===:､:V::ﾁ ﾌ:<∨::: （筋という点では、明らかにコチラが勝る。
:::::', l::i. |..i::::|......./,':::::::, '.....|:|.'´ミz:...乂zヱﾑ::r '´ ﾆ!::＼:: オマケに、得られる報酬までが桁違いときては、
∨::', i::| ..／.Ⅵ.....'./:::::, '.........|:|__ _,￣＜ ヾ', !:::;::::: 柾木家側に肩入れしたくなるのが人情というもの）
＼', ',{ ',i..../::／ ..........ﾘ.....￣￣ j ,::/|:::::
. ヽ ヽ ヽ.／ ／,.:/.,:::::::
ﾍ ゝ }:.:.:.:∧.:.:.:|.:..::./|.:.:|.:.:.:.|:.:.:.:
ﾍ .ヽ ＝ｰ-、 |:.:..:/ ',..:.::|.:..:/..|:.:.|.:.:.:.|:.:.:.:
', ゝ |:.:./ ',:.:.:.:./ .|:.:.|.:..:/..:/.: （可能であれば、両者の和解こそがベスト。
‘，ﾍ |.:/. ',:../ |.:.:|.:./:.:/|.: 状況的に極めて難しいが………
＼ﾞヽ、 |/ |.:.:|/:.:/.::|.: 日本最大の暴力団、新慈恩会。
＼.｀'ｰ 、 .|..:/:.:/.:./.:. 広島の雄、瀬戸組。
.ｌ .＼::::::::"ｰ＿＿＿＿ |:/:.:/.:./.:.: そして、岡山の名士、柾木家。
＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ |j／.:./.:.:.: この三者を繋ぐパイプ役となれるメリットは絶大。
＼ /.:/.:./.:.:.:/ 多少の危険を犯す価値は充分にある）
￣ /.:/.:./.:.:.:/
- 439 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 14:59:45 ID:TzBDpZZo0
-
ﾍ ',:::ﾍ|:::::::::l:::ﾍ::ﾊ:::::＼|:::::::::::＼:::::::＼:::::::::::::::::::::/:|:::::::::/:::::::
', ＼:ﾍ::::::|ヽ:::ﾍﾊヽ:::::｀ヽ_::::::::::＼:::::::＼::::::::::::/::::|::::::/:ﾍ:::::
', ヽ',ヽ| ﾍ＼::::ﾍ ＼:::ﾍl｀ヽ:::::::l＼::::: l::::::: /｀ヽ|:::/::::::::ﾍ:
＿_ヽ ./ﾍ .ﾊﾍ:l ＼:ﾍ. ＼ﾍ ｀ヽl::::::＼::＼::l＼::::|/:::ﾍ＼:::
｀ヽ￣./ ハ:::',ﾍ.. ｀ヽ. ＼ ｀ｰ-l:::＼::＼:::＼ ',|ヽl
/. ＼ ﾊ l:::::::.. （そう、これは願っても無いチャンスだ。
. / ｀ヽ l:::::::::::... 本来、弁護士を目指す以上、暴力団との付き合いは明らかにマイナス。
/ ﾍ __ ｀ヽ _／:::::::::.. , だが、その過程で掴んだこのコネは強力無比。
. / ／'';;＼ ＼＿＿＿＿＿＿__,／/ ココは最大限に生かすべき！）
｀''ｰ-=,,,_ ／ ';;;;;＼ ｀｀'ー- -――‐ ´ノ
'／ ';;;| .＼ ｀￣￣￣￣￣´ /
, r ' ´ |. ＼ ー―― ｲ;;;
K | . ＼ ／;;;;;;;;
∨ | ＼ ,イ''''''''
. ∨ | ,r‐='｀ー― '｀ヽ
∨ | /;;'ﾍ . / / / /＼
_,... ------- ､__
_, イ/／r‐‐＜テ三三三｀ヽ、
,∠,rこ二二二、￣＼:ヽ二二:.:.:ミト､
／:／／(Tト､:.:.:.:.:.￣≧､ヽヽ ＼ミト､ミト､
/:／／:.:./ハﾍ:.ヽTト､:.:.:..:ヽ¬Eﾍこﾍ:.ヽ:ミト､
//／/:.:.:.:l:.!:.:.ヾ:.:..:.:ヽ:.｢:.ヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.｢ｶﾚﾍ、:.:.:.ﾄ､
//,イ7!:.:.:.:.:!:l:.:.!:.:ト､:.:.:.:l:ト､:.:.ヽ:.:ヽ:.ヽヽ:.⌒!ヽ、:!::i
l l:':.:ハi:.:.:.:.:.N:.:.!:.:.い:.:.:.:!ト､:.､:.:.＼:ヽ:.:',:',:.:.:.ト､ V::|
l l:.:.l:.:/!:.:.:.:.:.!:!:.:l:.:.:.:い:.:.l:!:.:.ヽヽ:.:.:.ヽヽ:V!:.:.:.!:.:ト{:::!
l |:.:.!:ハ!:i:.:.:.:!:ヽ:!:.:.:.:ヽヽ!ト､:.:.ヽヽ:.:.:.:',:!:い:.:.:!:.:!ﾘ:::!
l |:.:.!个ﾊﾄ､:.:.!:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヽﾘ:.:.ヽ:.:.ヽヽ:.:.ｌ:!:!:.:l:.:.:!:.|:!:::j
l |:.:.!:.l:.!:.:い:.:l:ト､:.:ヽ:.:.:.:.:＼:.:.:ヽ:.:.',:.',:.:九:.:!:.:.l:.:!:!:::!
!ハ:ヽト!:.:.ト､:ヽ:.:.ト､::三ト､:.＼:.:.ヽ:.!:.!:l:.ハ:!:.:.l:.:!:!::i （待っていろ、長者原融通。
l:.:.:ヽ:.!:.!:.:.!ハト､:.ヽ:.ｔト､三__:.:.:＞､:l!:.Ｖ:.:.:l:!:.:ﾊ:/l:ﾘ 僕は必ずのし上がってやる。
ヽ:.:.:い:l:.:.｢`ｔふト､:ヽヽ｢ヽ,ィ,さ:ｧｰ示::!:.:.:l:ﾚ':.:l:.ﾉ たしかに、人は法によって裁かれねばならない。
ヽ:.:い:.:.ト--- '`~ヽヽ`く `ー '´ ｌ |:ｌ:.!:.l:!/:/!,′ だが、実際に裁判を取り仕切るのは、どこまでいっても人でしかない。
ヽヽト{ト､ ｀ーヘ l:lﾉ!:./:/:./ 『理想の裁判官』だの『法の代名詞』とか言われたイイ気になり、
/￣｀トい ｀ ﾘ l//!ﾚ'ヽ 人の感情を軽視するお前を蹴落としてやる）
/:::::::::::l:.トい /イ!:::::::ヽ__
!:::::::::::::ヽ:::::ヾ. (_ ヽ ノ´ ,ｲ!Ｔ!::::::::::::::::::｀ー‐‐､_____
,､__,ノ⌒l::::::::::::::::::::::::::::ト､ Tﾆｰ‐‐‐,‐'' ／/l｜:::::::::::::::::｢￣`ｰ〜ーｒ‐‐ ､こヽ、
l:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ、 ｀二二´ ／ !｣｣::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ヽ
.ｒ-‐‐‐‐┤:::::::::::::::::::::::::::' , ヽ __ ,∠ _｢_j::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ ヽ
:ヽ::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::', ＞-- ｲ ７Ｔ7:::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::L ｜
- 440 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:00:18 ID:TzBDpZZo0
-
/::::i::::､:::ヽ､:::::＼:ヽ:＼::::::ヽ:::､::ヽ::､:',
/::i|::l::ﾄ､ヽ::､:::ヽ:､::::::＼::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
/:/:!:::!:|::ヽ:＼ヽ::::､:＼::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
!ﾊ::|::::i::l:|心､:ヽ::＼:ヽ_＼､＼:::ヽ:::|!::|:|i
i､:!:|:､N ゞヽゝ＼ヾゝ :::>､ヽi:､|!:|:l
ﾄ､::!ﾊ弋心ヾ ` ヾｨ赱ﾊｊ |::/lj:::!ﾘ
ヾ、 ﾘｲ:|ﾘ （そして、僕は法曹会の神となる！）
ﾘヽ _ ｀´ _ ／ｲ:::i
／i"ﾄ:lﾞ ､ ｀二´ .／:::::, |::!
／.:::::::::::::::::: ヽ､ _,. ':::::::::::::::::.＼
, -‐¬'´.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.｀ ｰ- ､
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| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /｛ ﾄ〈 !ミ,ﾊ ::::::::::::::::::::::::::: ,' . .:::::::::::: l
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{=ｧ ハi じ' }::::::::::::::::::::::::: / . .: .::::::::::: l
| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V-‐=仆七爪 / :::::::::::::::::::::: / . .: .:.:::::::::::: l
| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 八イ/／::::::::::::::::::::::::: ,' . .: .:.:.::::::::::::: l
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣￣´ :::::::::::::::::::::::::::. ｉ . .: .: .::::-‐=≠}
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐- 、:::::::::::::::::::r‐r‐「｀ﾄ､ :::::::::.. | . .: .: .:.:::::::::::. ,ﾊ
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀ヽ、 ｀ ｰ‐=≠'7 | | | !:::::::::.. | . .: .:.:.:.:::::::::::::::. !
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀￣ / ,/ ,/ ,/ /::::::::::.. | . .: .: .:.:.:::::::::::::. |
|| !|.|ﾚ´/／ｊ､`'-|トミ､ヽﾍ',ヽヽ ヽﾍ.ﾍ|| |
|| !|/ｲﾊｿ/,!ﾑ＼|ﾄﾐ'-､ヽ,ｊlヽt ヽtt､ﾊ|| |
||.|ｊハt ﾍ jj=_＼.lト＼ﾍ,,_ﾐ|ミ !ハヽ`yl..|
||.|l.l |ト､',.k'_０_ヾlﾋミ､イ_０_ﾝ`ｊ､｝ｌ|ヾ;.| |
||.|ﾊ l|.ﾄヾ:ｔ ｀´ jr 、､ ｀´ ｲﾊ∧ハ',| |
||.||ﾍハﾄ､ヾ '`､'`_' ﾊ|∨ﾘ|.| |
||.||.|.ﾔヾtヽ γ_,.二二..ヽ. jjﾘ;|,',!| | | 「フハハハハハッ！」
||.||.|.||',!tﾐ '､v‐､... ‐v7 !',ｲﾘﾉl| | |
||.||.|.|| |',ﾊ ぃｰ-rｸﾌ ./ｊﾊj .|| | |
||.||.|.|| ||'､:ヽ ｀'ｰ-‐'" ,ｨi/ j. ,!...|| | |
||.||.|.|| |||.ヾ ＼ ￣ ,.ｲ:/ ,ハ! || | |
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- 441 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:00:50 ID:TzBDpZZo0
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{:::::::! ,}::{ .〃:.:.:.l／:.:/:.:.:.;':.:.:.:.:.:.:|:.!:.:.:.ヽ.:.:..:.:.::＼|:.!.:.:..:.ヾ:..:. l:.:..:｀. /:::ﾉ
､::::! 〈:::;' /:.ハ:.:.|:.:.:/:.:.:.∧､:.:.:.:.:.:!:|.:.:..:.:..｀:.ミ.､.:.:..l ﾄ.:.:..:.:..';:..:.|.:.:..:.:.', ./∠_
}:::{ }::{＿ /.:/!:l:.}:.:!:./:!.:.:/:.∧ヽ:.:.:.:!:!｀:.:.､.:.:..:.:.:.:.＼:l !:.＼.:.:.l.:..:l:..:.:..:.:.', .//ー-､ヽ/7
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}:{ ＿_＿!:{_l:.:!:.:.:.:l∧:.V:.ゝﾐ,《 (:い:)ヾゝl!=ﾒ{｛､ｲ,ｲ{ （:い:) .》｀ﾒ､Y､:l:.:.:.:.!:|､:.:.:lゞ､>ゞ､/:/ ヽ}
ﾉ;' く::ｒ＝=､:ｒ l:.l:.:.:.:.l':∧:.＼ :.ヽミ≡彡 .,ｲ ､ ヾ `ミ≡彡'" //:!:.ﾊ:.:.:.:ｌ:l.､:.､:! ｀ｰイ
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.l八:.:.:.!:.:.|.:､:,人⌒ ヽ ´ lハ:.:.:. ﾊl.:.:.:.:| __
ﾏﾊ ＼:!:. l:.:.:ヽ:.ゝ ｛.,ｨ _ｒｰ― -‐―- ､ ､ / }:.:./, !:.:.:.:.l }::! ､＿/7
ﾏ:〉 「;'ヽ:.l.ヽ. ﾊ ‘､(ヽ _,､＿, ＿ ｀ヽ} l.:/ リ:.:.:.., .|::| ｀¨7;ヘ
ﾏゝ }{、.!ヽ:.:＼!. ヽｰ'´:::::::::::::::::::::::`丶く| ﾘ/ィ:.:.: !.,′!::} ｒ=ﾒ;ゝ､
}ｌｰ=､｀:|八:.:.:.:',. Y Y:.:.:.ヽｰ:.:.:.:⌒Y ｦ //:.:.:.:.:.:ﾊ' |::{ ゞ=彳⌒
ｰ- ､ .,':' .ﾏ〈⌒.＼.:', に{､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ,/ ,/ｨ:.:.:.:.:.:./ .,､ .}::;
ヽ:::ﾍ /::{ ＿_〉:'､___ }:∧. ゝ｀ｰ=ｰ‐r‐-イ.ノ ｲ .!:./:.:.;' {::;' ゞ:.ヽ
ﾏﾊ ＼ヽ＼､.}:「¨｀ V:.l::. ヾミ ＿ 彡' .／ |/:.:.:' l::; `´
「ゝ ﾏ〉 ヽ〉 ヽ'」 V:.:.ヽ 冫ｰ 二二 イ ／:.:' .ﾊ/:,' ./:/,､＿＿ ,}::〉
ﾏﾊ ﾏ〉、__,ィ='ヘ、. ';!:: .＼ ／:.:.:.:' { } | ./:/ ｰ--==ﾒ/
ﾏﾊー----‐'::::´ｒ一 ⌒¨¨ .|:. :. ＼ ,ｨ.:.:.:.:.:.:' :.:l!ハ!/:/ ,,,, .'/
ﾏｒ‐一 ¨´￣ﾏﾊ 」:.:.. :. ｀ ー = イ:.:.:.:.:.:.:.:,' :.:.r ､|{::{ .r:ｨ¨¨ヾｖ/
ﾏ､ ﾏﾊ _, イ7 ! :.:.:. :.:. :.::.:.:.:.:..: ' " .:.:.:,' ＞ ト｀_.{:::! 〉:ヽ
ﾏ､ ＿ヾゝ、_, イ:::::::::::〉 ｀ゝ、 :.::.:. ´" "´ .:.:.,:´ _. ＜ |:::::::＞..､イノヾ:〉
ﾏゝ、 /:r＝. イ::::::::::::::::::::/ ｀ ＜:.:.. .:.:.,' イ´ !:::::::::::::::::｀ヽ、
- 442 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:01:23 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 「あっ、コレは気にしなくてイイお。
＼ ｀ ⌒´ ,／ 日に二〜三回くらいの頻度でおこる、タダの発作だお。
r､ r､／ ヘ オバサ………じゃなくて、お姉さまのソレに比べれば、罪がね〜お」
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | | ※捕虜生活中に経験済み。（第21話参照）
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 「それに、コレが出るって事は、コッチに気を許してくれた証拠だお。
| （__人__） | そう言う意味じゃ、むしろ信用できるお」
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 「性格がこの通りなんで不安かもしれね〜けど、弁護士として腕は”多分”たしかなんだお。
| （__人__） | なんて言うか、その………高い知性の代償を支払ってるって言うか。
＼ ｀ ⌒´ ,／ お姉さまや白眉先生と一緒で、能力値が極振りな人なんだお」
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
| |
- 443 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 15:01:48 ID:4reEFu5s0
- 火中の栗を拾いに言ってる気もしなくもないｗ
- 444 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:01:55 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀ lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ ! j川/ 「（ハハハハッ）そんなに褒めないでくれよ、やる夫君。
ヾﾄ辷N! ‐ノ !:l/ 流石に照れるじゃないか」
Yｌ:ﾄ､ ヾ＝＝r ﾉ/
iN ＼. ｀ ニ′／}'
礀 丶、 ／
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´釗
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
へ
_＿／,'⌒ヽ
┌‐┤: :|: :{＿＿＿
／{ : : ! :. l∠三三三]
_{＿__: : __∠ニニニ三]
∠二三≧冖: : : :￣: : : : =-
∠二ﾆ／: : : : : :┌──-----ﾐ ＼
[三ﾆ/.:厂`: : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ヽ
∨// /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼',
⌒' /.: : : :. :. :. :.∧.: : : : : : : : : : : :. :.ヽ
/{/: : : : : : : :[`’ .∨: : :.トﾐ.: : : :. :. :. :.ﾟ｡
/:/: : : : : : : : :[, ∨}: :| } 厂} :ﾄ､: : : :.}
./:/: : : : : : ﾄ:／| .|: :|ｨf芹芋ミ.: :. .:.|
/ :{: : : : : : イ.∨l |И代辷ソ }:| :l.ﾉ （いや、褒めてねえって）
/:.:人: : : ∧ .|,ｨf斥于 〃 ]ﾉ ]ﾉ :|
./.: :. .:.ヽ : : ∧|代辷ﾉ .､ u ]从
/: : : : : : :.＼ ヽ{ 〃〃 ,ｲ
/: : : : : : : : : :.＼ﾄ､ u 丶 _ﾌ ／
,′.: : : : : : :. :. :. :.＼.>o。 イ |￣＼
,: : : : : : : : : : : : : : :.┌―厂 Г ¨ ﾄ､ ]―┐
l : : : : : : : : : : : : : _厂 { ｛ ｝ ﾉ ﾄ､
|: : : : : : : : : : : : :｛ { ｛ / ] .| ＼
|.: : : : : : : : : : : :.人 { ヽ / ﾉ. ﾉ ヽ
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|: : : : : : : : : :{ ＼ ├―/ ／ |
| : : : : : : : : : V / | { 〃 Y |
|: : : : : : : : : : ∨ ] | | / ] ｜
人: : : : : : : : : : :〉 | | | } |
.ヽ.: : : : : :. :.〈 .| | | | |
- 445 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:02:29 ID:TzBDpZZo0
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,' / / ,ｿi |. i i ! l i /:ｌlンｉ:::::::::
,' ; .l ｌ ｌ !iｌl !i i:/ ﾒ､ｌ::::::::
,' ,: /| ｉ ｌ ｌ. iｌｌ. i ! ,i l:::::::::
,' / / l ｌ. il|ｉ ｌ ∧ﾒ !::::::::
,' ,' . ,'ｉ lﾊ ', i. iｌｌ X ',､::::::::::
,'f ,' ,' i i i! ! ｉ l i ｉl i i l.l! iヽ::::::::
li'} ﾊ: ,'i i､! ', ' ヾi i i ｉ ｌ l l ! i:::::::r^
i!.i ｿ il ir !ﾐ、､ i !､ ', ! ',l ｉ ', ',',::::i
l i ,' ﾊ i !! 廴ﾂ､ヾ ':､ i i i !ヽゝ::::l
!.li!.l|!| リ ` ｪ､..ヾ ヾ､ ヽ:､ i ! ﾊ､!ｌ ヾ､::l
! !从 """ヽﾞ:､ヽﾞ: ､弌itｰマ､:ヽi 「それでは、ご依頼の件、たしかに承りました。
′ i .:: ヽ ｰ`=.公､`:i 必ずや、両者の納得の行く答えを導き出します故、
_,r:::i rｰ-‐ '''' ー ‐ --:: ､:ヽ::i どうか大船に乗ったつもりでお任せあれ」
､､､､､ -‐ー''''''' /:::'. ｀`¨':':‐:::::::-::::::::､_ ヽ:;::l
'" ./" ﾞ:, ﾞ､ ヽ､,..:::::::::::::::／ , ` ､ `
__, ',::､ ﾞヽ ､:_:::::::::::r ;´ ' ヽ､ ` -､
-‐‐''''"" ',:::､ `'':::::::::::::;: ' i ヽ､,
, ',::ヽ ::::;::i _ -t^ヽ､_ ﾞ`
i ヽ::`:ー ':::::i .ﾉ:i ﾉ:::::::: 〉
il ,.ゞ＝ｰ'"ﾒ /::::ﾚ:::::::::::/
il _ ,ｨﾆ´ ﾆヽ ｰヽ:::::::::::::::/
ill ,イ:::::iニニニｿ､ ヽ::::::::::/
,／.'￣二ミY彡ﾆﾆ＞=､ ヽ.
,ィ〃´／三ミy彡二二｀ヽヾ｀ヽ､
,ｨ,'´ノ／´二三ﾐy彡二ﾆ=ヾ､ ＼ヽ`ｰ､
〃'ソィ,ｨﾆｿ三二ﾐY／二ヽ.ミヾヽ.{､ ヾ.､
,ｲ´ 〃 ｿ〃´/ ,ｨ==Y ,==､ }ヾ.､}}ヽヽヽl､
/ l {{〃ソ{{ /.{ミヾ`｀´´´ {{ { |ミ{ヾ.､ゝヾ
)ノ ハｲ{{ },ｨ 丿 ｀ヾヽ.ハヾｰヾ.､
/'ﾉ´l´〃}/ l{´ヾ, u {ヽヽ､ヽ｀ヽ､
{{//八〃ﾉノl } 〃‐- ,-‐ ヽ､} }ヾ.､
Y{Yﾉ{ //'〃,＿{{__ ヽ. / _＿__ ヽヾ.､ヽ 「そ…そうかい。
} }{ }´ノ´ ヽ 。｀ヽl 〈´ 。 ｀i { {ヽ` まあ、頑張っておくれよ」
/ .〉´l{､ ヾ ｀ ==彡 ,l ミｰ-‐ ´ /ゝｰ､}
Y/´}}llゝ. ', ヾ ｀ /ｨ. / }}､
{ 〃､ﾉ}∧ ヽ. ∧イ}{´ﾉ{
{ゝ{ }ヾ.､{＞ . '¨' } ..イ}}Yヾ}}ヽヽ
ヽi!ヽﾉﾉ })ﾉ l} ｀l:::..._＿_ ,ィ´/ {{〃ヾ}}､ﾉﾉ
{{ }ヾ { ヽミl.}:: / ゝｲ ｀＞ .__
ヽヽ...:::＜:::::ｲ / .／
_,,..:::＜:::::::::::::::ヽ､___ ／ ,
_{ {::::::::::::::::::::::::::::::::', ｀.／ ／::
／ l l::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ／ .／::::::::
/ l l:::::::::::::::::::::::::::::／ ／::::::::::::::
- 446 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:03:01 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ´彡ﾆﾐY彡二 ､ヽ.ヽ.. ヽ.
_r'彡三ﾆﾆ',ﾐY〃彡ﾐ }_ ! }､ l
{{彡'.ｲ/ｲﾆヽi!li!ｒ´´} } !l l!ヽ { i! l
ﾊ Y l l { {ヾ.ゞ､ヾ〉〉ﾊ
〃/ﾚ'l´ .} _ , -｀ヽ｀ｰヽ,} l{'
{{人ll´ヽ.／_＿ヽ .k'´ゞ'｀ヽ｀ll´ヽヾl 「（コホン）やる夫、もがなに付いてってやりな。
ヽYﾉ// }ｲ ｀´ﾉ ., ｀ﾆ 彡 ｀il) .} |´} 補習の方は、鷲羽に言ってどうにかさせておくよ」
{ヽヾハ. ミﾆ´ ‘ _ ,'_.ｨ' {´l
ヽゝゞ.ﾊ r_; ｝ ./(,ｨ { l{´〉
{ { { 〉＞ ., ...ｲリ川,ｲﾉﾉ
｀ｰ､ヽ〈 }}ﾉ|`ｰ‐ ´ ／｀ヽ((_ﾉ{
ヽ∠:::ヽ' ／ ／＞:::.,ｨl
l｀,＜::::::::::::::::::＼／ ／::::::::::::::::l lヽ
/´l l:::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::l l .∧
/ l l::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::l l }
,l ll::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::ll ／ヽ
lヽ ll::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ll／//
／ ／,ｨﾆﾆﾐY彡, ＝=ヽ､l
／__／／, ‐‐､ミY彡ｨﾆ=‐､ヽ｀ヽ.
.{l // / / ｀ヽﾐY彡--､＼＼ヽ }｀l
|〃/ヽ{/ ,ｨ==､ Y ,==､ ヽ ヽ}l}/ }}
/／ }､ {三ﾐヾi!彡三} |. i!{{ヾ.
{/ _ /_〃 ｀ヽ 〃l l { ヽ }}
/／ __/ }} {{ヽヽ ｀ｰ‐｀. ll
{{ // __｀＞_;､、, ､ｨヾミ_ヾt｀ヽ }ｲ
ヾ.._l l ／ヽ ゞ='`. ´ゞ'' .ﾉ//} } 〉} 「やるべき事は、当然わかてるんだろうね？」
/l｀ヽ ハ. ｀ﾆ=´" { ﾞ｀ﾆ´ ﾊi!ﾉ ﾉ ./
{ ゝ} }|i|ﾊ. ; ､＿, ､ /l {{ /{{ ヾ.､
,ゝ{ Y {从lヽ. ' ｲll ヾ.ヽ_ヽ }}
.{ {|!|ヽ { ヾﾉ{ヽ::ヽ __ ／/ l.{ }} ﾉ:::＞:,､
_,..::＜::｀ｰヾ. l}:::＼＼ ././ ),ｲ／::::::::::::} }
{ |::::::::::::::::::::::)ﾉ:::::::::＞.､ / ( ((/:::::::::::::::l l
. l l::::::::::::::::::::(::::::::::::::::::::::Ｖ /):::::::::::::::l l
{ヾ. ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::l::://.}
,' l | |::::::l:::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::l// ｀|
/ l ! !::::/:::::::::::::::::::::／ ／:::::::::::::::::l'.
＿＿＿_
, ヘｰ‐- ､ ／ヽ ／ ＼
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ／（●.） （● ）ヽ
「もちろんだお！ ''"/／ヽｰ､ ﾉ .／:::⌒（__人__）⌒::::::ヽ
何があっても、必ずもがなちゃんを連れて帰るお」 /／＾＼ ヾ-､.| |r┬-| |
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)＼ `ー'´ ／
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ ::::ヽー‐-..､ ,..-‐|、
＼＿＿_,／| ! ::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| ＼
- 447 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:03:34 ID:TzBDpZZo0
-
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） |
| （__人__） ｜ 「俺も同行するだろ。乗りかかった船的に考えて」
| ｀ ⌒´ |
| }
ヽ }
人＿__＿_ノ"⌒ヽ
／ ＼
/ へ ＼ r‐┐
（ ヽγ⌒) | ＼ ＼ ／＼ | |
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼ ＼ |＿|
｛;;;;;;;｝ <＼ ＼／
L;;;;」 ＼> ,､ ｢l /)
| !,ｌ |//.、
`、 (ﾞ)} ＿＿＿
l. ｨ''´ ／⌒ ⌒ ＼
| | ／(⌒) (⌒ ) ＼
「サンキュー、やらない夫。 | |／:::⌒(__人__.)⌒::: ＼
お前も居てくれるなら、何かと心強いお」 ヽ | |,┬‐ | |
＼.＼ ｀ー ´ ／
＼ ＿＿ ヽ
ヽ (＿＿＿_/
- 448 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:04:07 ID:TzBDpZZo0
-
〃 i,
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈
! :l ,ﾘ|} |. }
. {. | ′ | }
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ<
!∩|.}. '__＿ﾞ` ./'_＿` f＾|
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣' |l.| 「（フッ）そういう事なら、及ばずながらこの俺も………」
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ
. }.iｰi ^ r' ,'
!| ヽ. ｰ=＝=- /
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ
__/ ‖ . ヽ､＿!__／:::|＼
／/／ ／///////////////////＼ |
_人_ //／ ／ //////////////////////∧ ＿人＿
. ｀Y´ //∧////////////∧////∧///////∧ ｀Y´
///////////////∧l∧////l∧///////∧ .|
ｌ/／/////////∧/!! V Ｖ////〉 V/ハｲ///i
ﾚ' /////////∧ V ! V///' V / ﾚ///|
∠イ////////// ､＿__ V/ , ＿x ﾚ///|
_人_ ﾚ/／//!////,' r'ｨ行心〉 ヽ ' r,ｨ7ぅﾐx〉 ﾚ///|
｀Y´ ／////!////{. :.:V辷ｿ ﾉ⌒!{ 辷ｿｆﾉ.:.}////| 人_ 「さあ、そうと決まればスグに出発しましょう。
／／////!////へ､:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.j ヽ:.::.:.:.:ノ;////| ｀Y´ 一刻も早く。具体的に言うと、阿部さんが僧服に着替え終わる前に」
／/ｲ///ﾍ〈///| ￣￣ ＿＿__ ￣ /////l
'イ/ l///ハヾ///! i´ ! //////
/ V/ l VV///!＼ | ′ ／/////
′ // 丶V/∧ ｀ ､､ ゝ ノ , ´ /////
. /∧＿__ハ Ｖ/∧＼ ｀ ｰ‐ イ __///'V
rﾆｺ|｀｀ヽ､＼＼V/∧ ｀ヽ､ / ﾞｉＶ ハ__＿∧
|::::::l|:::＼ ＼:＼＼:V! ｀ヽ､/ V／／､,r'´´|
- 449 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:04:39 ID:TzBDpZZo0
-
〃 i,
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈
! :l ,ﾘ|} |. }
. {. | ′ | }
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ<
!∩|.} ‐┰ .‐┰ f＾| 「あれ？ なんか俺、最近扱いが悪いような…………」
ｌ（( ﾞ′u ..|l.|
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ
. }.iｰi ^ r' ,'
!| ヽ. ｰ=＝=- /
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ
__/ ‖ . ヽ､＿!__／:::|＼
＿__ ,.--.、
,イ", -- ミ｀` x ／, -ﾐx:.ヽ
／ ", . - ﾆ-"--..x! //x-─‐ヾ: !-- ミ、
, ィ"＜￣:::＞-───"¨￣ ミ::`:i`...-ミ `. .、
／イ:::::::, . .": : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヾ、:::::::,＞x ヽ
"￣フУ: : : : : : :, - 、: : : : , -:ミ: : : : : ＼:::!:ヽ ｀ヾ,
.／／／｀ミx ／: : : ｀ヽ ": : : : : ヽ-─ヘヾ!: : ヽ
,.ｲ: /／: : : : : : : : : : : : :∧: : : : : : : : : : : : ヽ ヽ: :ﾑ
/ : イ: : : : : : : : : : : : : i:/ V : : : : : i: : : : : :ム ﾊ: :ﾊ
, イ ィ/: : : : : : /,i: : : : : ,i:， V:i: : : : :!、: : : : : ﾊ::ﾑx:ﾑ
/ / i:/ : : : : : ,i:/ !: : : :/.i:! !:!、: : :ハ i:: : : : : :!: :i.ヾ:i
，/ !i: !: : : : !ﾊ:i V: : / i! !i__! : / ! ;V: : : : :! : i ヽ,
!/ !:i: !: : : :i:i.斗七爪厂 ! j' !¨ナ‐--.!: : : : :!: : !
!:.!:.V: : 斗x‐r─-ミ、 斗─x-ミ : : : ﾊ: :!
!: !:.,V: : :ト r'::::::::! r.':::::::i ｲ : : ﾑ: : ! 「いや、自業自得だってば」
，!i !.ヾ : :! 廴:::ﾉ 廴::::ﾉ ./: ／/!: :i
ヾ! ゝx＼ﾑ/ / , iヽ ' , / i 、.V,イ, .ﾉハ:!
V`rx.iヾ ＿ 厂!:/ .j
V: : :ゝ _ ' ` ,.ィ: : :!'
.!: : : : : ≧. . ._ _. . .≦: : : : : !
i: : : : : : : :, - ! ≧ ‐ ≦ .ﾚ 、 : : : : : : i
!, -、＞-" .iノ 人 ヽ__: :, ミ:ﾑ
, < .i ! , .! .i.ヽ.，
,ｲ .! ! .! ヽ / i i .∧
/ ! ! ! ! .! ./ / .ﾑ
， ! ! ﾑ .!.、＿＿＿__ / ./ / .，
/ ! ﾏ .ﾑ ，::::::::::::::::::::/ / ./ !
- 450 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:05:12 ID:TzBDpZZo0
-
/::::l:::l::､:::::､:::::ヽ::､::::::::::::＼:::＼::::::::ヽヽ::::::ヽ
/:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ､::::::::::＼:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',
/:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::＼:::ヽ､::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!
ﾊ:::ｌ:::::、::::ヽ::::＼:::::＼:::::::＼:::｀ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::ｌ
.. /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::､:::::ヽ:::､:＼::::: ＼::::::＼::::!::::ヽ:!:::i:::l:l
!:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::＼:::ヽ::::＼:::＼::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|
.... j/:::ｌ:::::!:､:::!::ﾄ､:､:ヽ:::::｀ヽ{､::::::＼::::＼{､::::::::::::::::i::!::l:l !
. l:i:ｌ::::i::i:､:l::lﾃ=-､:ヽ､_､::＼_,≧ｪｭ､_､＼:::::::::i::li::!::ﾘ
!ﾊﾄ:{:!:ｉ:ﾄN{､ﾋ_ﾗﾍ､{ ＞､{ 'ｲ ﾋ_ﾗ 》＼::l::!:ﾄ!!:l::l! 「ちょ…チョっと待って下さい。
ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼ ｀"￣"´ |::!:l::! j:ll:! 出来れば保護者の方………
. !::､::::i ｌ u |:::/lj/l:!ﾘ やる夫君のご両親が居れば、ご同行願いたいのですが」
ヾﾄ､:!u ｊ!/ j|:::ﾘ
ヾ! ヽ ‐ ｕ /ｲ´ｌﾊ/
}ﾄ.、 -､ｰ-- ､__ /' !:://
ﾘl::l゛､ ｀二¨´ ／ |/:/
ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼ ／ / !:/
/ ^ヽ ヾ! ヽ ＿,,、'´ / ｊ/
／ ／,ｨﾆﾆﾐY彡, ＝=ヽ､l
／__／／, ‐‐､ミY彡ｨﾆ=‐､ヽ｀ヽ.
.{l // / / ｀ヽﾐY彡--､＼＼ヽ }｀l
|〃/ヽ{/ ,ｨ==､ Y ,==､ ヽ ヽ}l}/ }}
/／ }､ {三ﾐヾi!彡三} |. i!{{ヾ.
{/ _ /_〃 ｀ヽ 〃l l { ヽ }}
/／ __/ }} {{ヽヽ ｀ｰ‐｀. ll
{{ // __｀＞_;､、, ､ｨヾミ_ヾt｀ヽ }ｲ
ヾ.._l l ／ヽ ゞ='`. ´ゞ'' .ﾉ//} } 〉} 「悪いが連絡がつかない状態でね。
/l｀ヽ ハ. ｀ﾆ=´" { ﾞ｀ﾆ´ ﾊi!ﾉ ﾉ ./ 代わりに、私かプレシアがついていっても良いんだが………」
{ ゝ} }|i|ﾊ. ; ､＿, ､ /l {{ /{{ ヾ.､
,ゝ{ Y {从lヽ. ' ｲll ヾ.ヽ_ヽ }}
.{ {|!|ヽ { ヾﾉ{ヽ::ヽ __ ／/ l.{ }} ﾉ:::＞:,､
_,..::＜::｀ｰヾ. l}:::＼＼ ././ ),ｲ／::::::::::::} }
{ |::::::::::::::::::::::)ﾉ:::::::::＞.､ / ( ((/:::::::::::::::l l
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,' l | |::::::l:::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::l// ｀|
/ l ! !::::/:::::::::::::::::::::／ ／:::::::::::::::::l'.
- 451 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:05:44 ID:TzBDpZZo0
-
l l l l三ﾆ/ミミヾ.､ /〃,｀ヽｖ///} / | |
＼ ヽ .Y三〃ミミヾ.}Y〃/,ｨ´ }}´ / /. l l
} } ヽ ヾ.､```ヾll〃´ .〃 / /l ∧ {
. ＿ノ ／ }ヽ ヾ, 〃 / / .| .{ ヽ ヽ.
〃￣ ｀ｰ‐-- ´ / }} {{ { .{- { { l ヽ､
〃 , ≠､ ＿__ ／ / .}／ｰ｀ヽ ヽ 〉. l } } ヽ
{{ /―――-- ._ ｀ ､ヽ. , ／l .,,;ｧ￣.} }/､} ', l /
ヾ. {. ／＿＿＿_`_‐--' l l .,ｨ´)｀¨ .／/ /;:::/ }.ヽ､〃 /
､ i! ヽ. ´ゝ.__｀ﾆﾟ´‐彡 ミミﾐ､ ミｰ≠-./ //:/ .l::::} }ｰ´/ 「その場合、瀬戸組組長とやらの無事は保証しかねるが、
} i! } ミー‐ ´ ヾ }. l/:/ /::::l l {{ { それでも構わないかい？」
{ / ／ , - / ､ }. ヽl /:::::::l l｀ヽヽ
ヽ{ {ヽヽ. ノl / kﾆ‐-- ' .} ／l /::ヽ.{:::::::::| l } }
｀lヽ-ゝﾆ. ｲ .､ 〃 ∠ {./:::::::::ヾ､:::::l l l /
} }::∧. l ＞ ., _ . ' }}:::::::::::::::} }:::l l l(
l/:::::∧ ＼. ／,'￣l´ 〃:::::::::::,://::/. ﾉ | )
(::::::::::::∧ ＼ / { .,-| {{:::::::::::|〃:/／ヽ. |'
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 「あら？ ヤるのは組長だけですの、玄海さん。
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/ 初手から組ごと潰してしまった方が、後腐れがなくてイイんじゃなくて？」
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
- 452 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:06:16 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀ lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ ! j川/ 「（ハハハハッ）いや〜、冗談が上手いですな、お二人は」
ヾﾄ辷N! ‐ノ !:l/
Yｌ:ﾄ､ ヾ＝＝r ﾉ/
iN ＼. ｀ ニ′／}'
礀 丶、 ／
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´釗
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
＿＿＿
｀"''-..,,
ヽ、
. '.,
|. '.,
| |l 、＿＿＿ ',
| || ｀',
| ||| .',
| ||||7-――-、/
| ||||l {l|l} ){
| |||||≡≡＝'' |
.|.||||||||| | |.|| | 「いや、コイツ等マジだろ。
||、|||| | ||| .| 本気で組を相手に喧嘩を売る気だろ、まとった気迫的に考えて」（小声）
ヽ|| | ||| .|
,.、 } .||| .|
-‐''"´ ｀''‐┬''" .| ﾎﾞｿﾎﾞｿ
‐-u-――‐┘ |
ー―― l
ノ
_,,..-＜
|
|
|
,-―- 、 ,-―- 、 ｜
/ /｀~~ヽヽ / /｀~~ヽヽ |
{ {..;;;;;; ﾉ | { {..;;;;;; ﾉ | |
. ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ . ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ ｝ 「（シッ）つっこんだら負けだお、やらない夫。
￣ ￣ / バーちゃん達に常識なんて通じね〜お。
! / せっかく自重してくれそうなんだから、黙ってスルー推奨だお」（小声）
j /´ | ゝ 丿
ゝ、____人_____ソ/／
_ ＿ ./ ／ ﾎﾞｿﾎﾞｿ
＼ ｀￣ ,/／
` .､ ／
:ﾐ:ｰ.､._ ／｀`'''ｰ-､
- 453 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:06:49 ID:TzBDpZZo0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌──────────────────┐
│ やる夫達が広島に旅立った日の翌日 ..│
└──────────────────┘
Π Π
旦三l二二l二二l二二l¨／＾＼¨l二二l二二l二二l三旦
/ ／／'＾＼＼ ∧
/ ／／｀¨Ｏ¨´＼＼ ∧
/ ／／ 〔王l王l王〕 ＼＼ ∧
/ ＜／＝＝＝＝＝＝＝＼＞. ∧
/ ,′ ｀, ∧
/ ／ γ´三三三ヽ ＼ ∧
/ 乂ゞ ､ /ﾞ/ ◎ ヾヽ , 彡丿 ∧
≪亞亞亞｀＜三三三三三彡｀ ‐-（(t)）-‐ ´乂三三三三三彡´亞亞亞≫
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
| | | |l〈〉lｌ=(Ｙ)=ｌl〈〉l| | | |
〃｀ヽ | | | |l＝lｌ=(Ｙ)=ｌl＝l| | | | ,r'´ﾞヾ
i!､ ノ〃 弋 | | | |l＝ll=GQ=ll＝l| | | | 勺 ﾞゞゝ､ ﾉ!
iiiγ 〃〃j | | | |l＝ll=.从.=ll＝l| | | | ｉ ゞゞ ｀ヽiii
彡丿~i (( ｏ | | | |l＝ll＝ll＝ll＝l| | | | ｏ )) i~ 乂ミ､
|￣￣￣￣|￣| ||＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌl＝l┌―――‐┐ｆ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝ｌｌ＝|| |￣|￣￣￣￣|
| | | ||＿||＿||＿||＿||＿||＿||＿||l＿.奉納＿.!.l|＿||＿||＿||＿||＿||＿||＿|| | | |
| | | [二二二二二二二二二二二|l三三三三ｌ|二二二二二二二二二二二] | | |
| | | | .|:::::::::::::::::::::::| .|::::::::::::::::::::::|l三三三三ｌ|::::::::::::::::::::::| .|:::::::::::::::::::::::| .| | | |
| | | 凵:::::::::::::::::::::::凵::::::::::::::::::::::|l三三三三ｌ|::::::::::::::::::::::凵:::::::::::::::::::::::凵 | | |
| |, ＜ ／／_ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＼＼ ＞､| |
￣￣￣￣ ／／＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ _＼＼ ￣￣￣￣
／／＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＼＼
／／_ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ _＼＼
- 454 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:07:21 ID:TzBDpZZo0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人 ｰ- .ｲ ｝ | ∨|
｝|ヽ こ ´ ∨:|! | ｝|
|:!iﾊ㌧ ,. ∨i | |ノﾘ 「（フウ）しかし、なんですな」
|{ ｝ 丶 _,. ｝Ｌ」_|彡
￣｝ ,， ‘ ／⌒へ
／ /｝ ,， ／ ／ : : :
,､ ＜（ '弌=‥ ‘ ／ ／. :
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ／.:' / ':.、 ＼ ＼ ＼ ＼
. .: .: .:' / ヽ 丶 丶 ＼
. / / .: .:' / ＼ ＼ 丶
/ / .: .:' / ＼＼ ＼ ＼ ヽ
ｲ 〃 :|｢｀丶、 _,,.. ＼...ヽ ＼
/ | l ｉ| 」=ｨｘ、 ＼ヽ ｝ :| ＼ 丶 ＼ヽ
l ′| |八 小 ｲﾄ心 ,.孑う弌卞ｯ､ ＼ ＼
ｌ| }∧乂r'::.:y {r':.:.:.:.ﾉ ノ ヽ ｝｝j|
. 八｛ | ｀¨´ ﾉ ｰ= =≠ 个x ﾉﾉ八
！ ; '. 〈 | ヽ／.ｲ 「こう静かですと、正直、気が抜けますな、父上」
'. 八 l∨ﾊﾘ
人 ｰ- .ｲ ｝ | ∨|
｝|ヽ こ ´ ∨:|! | ｝|
|:!iﾊ㌧ ,. ∨i | |ノﾘ
|{ ｝ 丶 _,. ｝Ｌ」_|彡
￣｝ ,， ‘ ／⌒へ
／ /｝ ,， ／ ／ : : :
,､ ＜（ '弌=‥ ‘ ／ ／. :
【入速出玄海（少女バージョン）】
- 455 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:07:53 ID:TzBDpZZo0
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「まあ、やる夫が帰ってきてからのこの数ヵ月は、
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l まるで昔に戻ったかの様な賑やかさじゃったからの」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「しかし、いくら何でも、少し気を抜き過ぎなんじゃないかの。
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l その格好のまま、またやる夫と出くわしても、儂は知らんぞ」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／ ※第２４話参照。
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 456 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:08:26 ID:TzBDpZZo0
-
. -‐…‐- .
＜l ｌ 川 川 川 ｌ ｌ＞ 、
へ. Ｖ小小小小小小Ｖ ,へ、
,厶ｧ'⌒ヾＹ＾ヾVV^Y＾ヽ⌒ヽﾊﾊ
/ 7': : : :.ｨ.:|/: /ヾﾊﾊ ｉ.ﾄ､: ヽ: ＼i
. / /': : : 〃:/| :/ ｊﾊi i: . い: .ヽ
/ /;' : :.:/__/_｣/ |__l i } Ｖハ
. / //: : :/ / / ｀ ´| ｢ lﾊ: . } ハ
' //:/: / ≫テミ ｘテミﾒ､ Wﾊ : i
l//:/: /{ 弋::ツ 弋::ツ }: : ∧| 「すいませんね。
l/l∧/八 ー { ー ' /'Yﾍ! } 例のプログラムが走り出してからコッチ、擬態を続けるのがどうにも厳しくて。
{ ' 人ｊハ ' ん.ﾉ | 昨日までのアレは、正直、結構ヤセ我慢してたんですよ」
{ミ込、 ｰ ‐ .ｲイ ｊ
{ミ幺介 . ´ ｨ |リ
_{ミY彡'ﾉ| ＞ . __ .イ__} |'
〃ｨミﾄ＜.:｣_ ＞' Ⅵ
,.仏斗┴=ﾆ_ ￣￣ -‐ ノ＾ｰ-,- . _
, ｒ'" ￣￣／￣ ／ 「i、
／l | ／ ／ l | ＼
ｌ ｌ | ／ ／ ｌ | l
| ｌ | ／ ／ ｌ｜ |
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l lﾉ ',l l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「……………そうか」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 457 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:08:59 ID:TzBDpZZo0
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､了ﾌ丁 lﾉ ',l 了ﾌ丁 . l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿ 辷:ﾘ＿ﾉ ﾄ､__辷:ﾘ __」ヽﾉ ,ｲ 「すまんのう。
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l お前とやる夫。そしてやる実には、一族の負債を背負わせてしもうた」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
/ ／.:' / ':.、 ＼ ＼ ＼ ＼
. .: .: .:' / ヽ 丶 丶 ＼
. / / .: .:' / ＼ ＼ 丶
/ / .: .:' / ＼＼ ＼ ＼ ヽ
ｲ 〃 :|｢｀丶、 _,,.. ＼...ヽ ＼
/ | l ｉ| 」=ｨｘ、 ＼ヽ ｝ :| ＼ 丶 ＼ヽ
l ′| |八 小 ｲﾄ心 ,.孑う弌卞ｯ､ ＼ ＼
ｌ| }∧乂r'::.:y {r':.:.:.:.ﾉ ノ ヽ ｝｝j|
. 八｛ | ｀¨´ ﾉ ｰ= =≠ 个x ﾉﾉ八 「いえ、私の場合は、タダの自業自得ですよ。
！ ; '. 〈 | ヽ／.ｲ 一時の感情流され”あんな真似”をしてしまったんですからね」
'. 八 l∨ﾊﾘ
人 ｰ- .ｲ ｝ | ∨|
｝|ヽ こ ´ ∨:|! | ｝|
|:!iﾊ㌧ ,. ∨i | |ノﾘ
|{ ｝ 丶 _,. ｝Ｌ」_|彡
￣｝ ,， ‘ ／⌒へ
／ /｝ ,， ／ ／ : : :
,､ ＜（ '弌=‥ ‘ ／ ／. : : : : :
- 458 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:09:31 ID:TzBDpZZo0
-
. -‐…‐- .
＜l ｌ 川 川 川 ｌ ｌ＞ 、
へ. Ｖ小小小小小小Ｖ ,へ、
,厶ｧ'⌒ヾＹ＾ヾVV^Y＾ヽ⌒ヽﾊﾊ
/ 7': : : :.ｨ.:|/: /ヾﾊﾊ ｉ.ﾄ､: ヽ: ＼i
. / /': : : 〃:/| :/ ｊﾊi i: . い: .ヽ
/ /;' : :.:/__/_｣/ |__l i } Ｖハ
. / //: : :/ / / ｀ ´| ｢ lﾊ: . } ハ
' //:/: / ≫テミ ｘテミﾒ､ Wﾊ : i 「それに、やる実に関して心配は無用です。
l//:/: /{ 弋::ツ 弋::ツ }: : ∧| あの子の星は、最後まで生き残った運気の強いモノ。
l/l∧/八 ー { ー ' /'Yﾍ! } 実際、勝手に高校を中退した挙句、家を飛び出したと思ったら、
{ ' 人ｊハ ' ん.ﾉ | コッチが右往左往している間に、アテになりそうな男を捕まえる始末。
{ミ込、 ｰ ‐ .ｲイ ｊ あの要領の良さからして、今世でも、自ら矢面に立つ様な事はまず無いでしょう」
{ミ幺介 . ´ ｨ |リ
_{ミY彡'ﾉ| ＞ . __ .イ__} |'
〃ｨミﾄ＜.:｣_ ＞' Ⅵ
,.仏斗┴=ﾆ_ ￣￣ -‐ ノ＾ｰ-,- . _
, ｒ'" ￣￣／￣ ／ 「i、
／l | ／ ／ l | ＼
ｌ ｌ | ／ ／ ｌ | l
| ｌ | ／ ／ ｌ｜ |
＿
,≠´ _＿ ￣ ニ‐ _
( / ／彡三二二≧ =｀ゝ─ -､
. , ゝｊ /,彳≦￣ ニミﾆ= ミ ､
/ /⌒ヽir､ ヽ｀ヽ､_ ＼ﾆミ､ ＼
ノ ィ | |ミゞ''"＼ ＼ ＼≧_＼ﾐ=､ Y
/. イ / | | ＼ ヽ ヽ ミﾆヽ i
. /´ / i ∧i ＼ Y ＼ ミ三ﾐ ヾ＼
i { ､ __ -‐,xf三ﾐi､_ ミ／ ｀Y ヽ 「問題はやる夫です。
|l ,ｲ { _ ｨ≠ﾐ､ 仆ｨ;;;ﾂﾗ´ ｀r }l ', あの子だけは、私達にもドウにもできない」
|/ | Y ､ﾐi ﾄｯ;;ｿ ー ´ i{ｿ /i! }
i 八 | ヽ `ー' ﾉ /__ノ |
( ! ', ｀__ .ｲミ ≦二
＼ ‐ ` ｲYゝノ ￣ヽ
丶. ／ Ⅵ )
＞ .__ ＜ ,ゞ. く
} ＿ヽｴ ＿ ヽ
| -= ￣ ヽ i!
,x＜ ノ|_ ヽ
／
- 459 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:10:03 ID:TzBDpZZo0
-
／ , / / /ﾐ､ ,ｨﾆ､｀ヽ ヽ. ヽ l
/ / / / /｀ヾll彡ヨ. | ', ', ヽ l
. / // / / // / } } | } } } |
/ .,',' .,' , ./ 〃'. / | i! l､ |､ | | |
. { / ./ { l .{ / .| / ! i l l l } | | l .l
l. /l/l. ,l ,| || ,'ﾆ.､|l l ./l l. l | l |ﾄ. } | l
l ' ｉ | l | l､lli!. { ｲ:l心l , l/ ll l l |l l' } l|. | | /
', l .l l.l .|l. }l l l Yr': .y｀ ヽ､=〃‐/--..} .}__l.| l .! ll| i! !//
ヽl i ll l ｌ ヽ｀_=´ /, =孑う弌}:卞}|_ | ,'l.|. l l/ 「せめて、あの子の宿星が天魁星でさえなければ、
; '. 丿 ､ ヽr':.:.:.l|::ﾉ/ l/ ||l ヽ. l l/ まだ打つ手もあったのでしょうが………」
ヽ ｀ー‐≠ ´ .ﾉ ﾉヽ//ヾヾ、
ヽ, ｀ ／´_二,ｨ´}´ ｀ヽ
. ＜ ｀ﾆ ‐､ ´ ゝ´ｲ_彡ｲ}
/´/ ヽ. ,. ＜ {｀ヽﾆ彡´＼
/:::/ ,..㌧､＿ _,. ＜ |ll＞＼ 〉
l::::l ／:::::::::::::∧ ,...:.:::＜:::::::::∧. ,'
l::::l /::::::::::::::::::{ ヽ ,.....::::＜:::::::::::::::::::::::::::::∧〃
／＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ／ ／
l ' ｉ | l | l､lli!. { ｲ:l心l , l/ ll l l |l l' } l|. | | ＼／ ／>
', l .l l.l .|l. }l l l Yr': .y｀ ヽ､=〃‐/--..} .}__l.| l .! ll| i! !// <／
ヽl i ll l ｌ ヽ｀_=´ /, =孑う弌}:卞}|_ | ,'l.|. l l/ ┌─┐ 「ん？」
; '. 丿 ､ ヽr':.:.:.l|::ﾉ/ l/ ||l ヽ. l l/ └─┘
ヽ ｀ー‐≠ ´ .ﾉ ﾉヽ//ヾヾ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ,'ｲ 〃,ｲｿ 〃,'ｨﾉリミY二､ヽ.ヽ
〃,ｨ.l ll/´〃´ ,'ｲ〃,ｲ {ヾY彡}}ヾ､}}､
{{/〃 }} .ll´{,ｲ〃´}} /｀｀ ´ヾ､ヽ｀l}
}} Y´,ｨ 丿/ ﾘ .ノ/ ﾉ , -ゝ }.ﾉ
〃./ ﾉ{ { ィ彡,'彡ｰ_´__ヽ ,ｨθ}})) ｷﾞﾛｯ！
{{ .{ ll Y´､｀､l ィ ´ ゝ''`' ､_ノ〃ﾉ
ヾ､.Y l∧ (. ｀ ￣ ゝ l' 〉》 「誰だい、そこに居るのは？」
〉}} lヽ{ゝ-ｨ ､ ‐ ｲｨ´
{〃リ }} i!} l ＞ｰ ,_ ,ィ´ﾉノ
ヾ､ゞ::::ゝイ∧ ﾚ ｀ー- ､＿_
/∨::::::::::::::::::::ヽ. / ／::::::::｀〉、
,' ∨::::::::::::::::::::::::＞ ／:::::::::::::∨ |
∨::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::∨ 〉
‘. ∨:::::::::::::::/ /::::::::::::::::∨ | l､
,' ∨::::::::::/ /::::::::::::::::∨ / }
{ l. ∨::::::/ /::::::::::::::::∨ /.// |
} ', .{｀ｰ´__ /:::::::::::_::＞ '{_ﾉ.//. |
〈 ヾ､ ヽ|| ￣￣￣ |l // ., ll
/ ＼ .l´〉､ ｨｒ'ｒ'／ﾉ
- 460 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:10:35 ID:TzBDpZZo0
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| ｲ∧ |::: ﾉ::|:/ｌ:::l∧ /:::／:::: ::::::::::＼::::
ﾍ{// ∧ｌ::: ／::::::|/:|:::|ｌ:∧ ヽ＝- /／/::::::: ::::::::::::::丶 「おやおや、こうもアッサリ見つかってしまうとは」
// / 小 : ::::::: /::::|:::||:{::::ヽ / /:::::::/ : ::::::::::::丶
/::/ 〃 ／::／/::::/|:::|ﾍ:､::::::＼ イ:::::: /:::∧:|::::::::::::＼:::::l
. /::/ ′ ／::／:::.ｲ:::.{ ー――' L＞- ´ /::::: /:::/:::::}|:::::::::::::::::トい、
ｒ‐‐00 _＿_ ＿__ __
く,勹｜ └─┘ └┐| に二二l └┘/7
く_ノ. l二ﾆ二l にﾆ . ｺ ＜ノ
, -―‐- -‐ ￣￣ 、‥．
／ ‥ ＞'´ ､_ ヽ ＼ ‘
’ ／ ／ ′ | ＼ｌ、 ｌ ＼
′ | l | |:|l |ｌ ヽ
// / |`ﾄ|/|｜ |ｌ | ／ｊハ|ｌ | l '.
/ｌ ｌ | ｌ |/｀jハ ﾘイ || | | ヽ ﾊ
ｌ|｜ | | ﾍ|斗ミ |l / |斗ミ .ﾘ ﾄ.| ｜ |＿_ / i ＿
||｜ | | lヾ ヒ} |/ ヾ ヒ} /／ | 〉 ｧ'´::::::!てゝ,(ｸｺ_／／
ｌ|｜ |∧ ＼´ ヽ ´ ｲ:| |ﾍ ｀ヽ:::::::| /::::::)ﾊ￣
ｌ∧ ｌ .∧ |ﾍ ー――' |::| ' ト __/:::::::∨:::::/ | ヽ
/ i. ｲ＼l ＼ ／ |::|/ | ::::::.:::::::::::::/ ヾ,/
n 人＿,ｲ ＼|:::ｌ|::ヽ| l＞､二 ´ ｌ:| | | ｧｭ、::::::／ ´
/ﾊ ./::::/_入 /|:::|ｌ:::| | | ＼ ／ l| | | ￣::::::::/
/ | ／:::::::::::::::(/ /∧:ｌ|:::| | |l 〃￣＼/￣ヾ 0 ﾉ/ ::::ヾ／
＼上(::::::..:|＼:::: ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. :／
ｒ―'こ./ヽ;::::ﾄ少:: !.;.;.;.;r‐-‐Y.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
｀￣ /ハ ゛ーｙ' `ｰ'~ ﾍ､__.;.;.;.;.;.;‐‐-‐.、.;.;.;.;.;.;.;._
＼ | !、 ｀`ｰ-′ ''‐ ､ノ┘
ﾚ'
- 461 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:11:09 ID:TzBDpZZo0
-
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
/ ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ | 「人の身のまま、そこまでの境地に達するとは。
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ /イ | | ｌ│ 流石、音に聞こえし武人、『柾木幻海』殿。
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│ この九天玄女、心底感服したぞ！」
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ r┤/ﾍ￣ ,| |､_|_| l│
＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ┴＜｣ ｎ ／ | |::::::::￣｀ヽ、
_r‐'´ ＿＿＿ ￣`く二」 !:::::::::::::::::::ﾊ
／ ￣] [￣ ＿ n _ ,≧::::::::::::::::::::i
＼ ￣八￣ |ロ| 三||三 ｜| ／／:::::::::::::::::::::|
. ＼ ∠ ヘ二ﾌ |ロ|｜曰 | ﾚ′ ／,ィ´,l:::::::::::::::::::::::|
＼ ￣ 厶勹 | 〇／／ l::; ||::::::::::::::::::::::|
／ ＼ ＿＿ ￣ ／∠＿,ノ/: ||::::::::::::::::::::::|
∠ ...:.::.::＼ ／ --､ ＼ ／／::::::::::::::/,':ｌ |::::::::::::::::::::::|
厂 二＞ ´厶イ ｀ ＜ ／ |:::::::::::／/::: ||:::::::::::::::::::::::|
ノl＿|匸ノﾉ| |l | ＼-､__>ニニイ／::: /||:::::::::::::::::::::::|
〈::::::::::.二二::| |ｌ ＼ ノ:::〈〈:::::::::::::/{:::::::/:ｌ |:::::::::::::::::::::::|
＼
-−' ￣ ￣￣ 、
-‐'´ ﾄ､ ＼
． ´／ / / / ｌ |ｌ｜lハl ＼
．´ ／／ / ｌ |/|｜| ﾘ j/_ -|ｌ ､ ＼
/// ｲ ｌ| |｀ト|｜ /イ |ｌ ＼ ヽ
/// 〃｜l 八{ ﾍl |l / / ノノ / ｉl
// ′/ l /| | ｌ | ＿彡ｊ| / ミ＝彡 / il ｌ|
' ｜ｌ ||/| | | | ￣ l //,ｨ il ｌ|
ｌ| ｜| |ｌ/ ｌ| |ｌ| //.:/ // ﾘ 「その武才を見込んで、
|| ｜|／ﾘ 八 |ﾍ ー――' /ｲ::/ / ,′ /! 天魁星の母体に選んだ私も、鼻が高いという、」
ｌ| ﾍ{ イ / / ヽ ヽ /::/.:/.:/ / !
ヽ /::/ / /::/.::.＼ イ::/.::/.:/ /il |
/::/.:〈＼/::/.::.::.:::.个ー_＿_〃/.::/.::/.::.::/ :il |
イ:://.::.:＼∨.::.::.::.::._| rくヽ / ,'.::./／ .::./＿il_|___
／.::.∠二二ニﾆ＼r=ﾐ /ﾍV.::.| | O ｌ:::;'´.::.:／ ／＿＿ ＞､
／:.::.::.::.::.{｛::.::.:∠二二＼0|l＞ 一┴＜l::|―'´ ／／.::.:::/￣ __|
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／ -――- |:l＼／／.::.::.:::/ ／<>|
.::. //::.::.::.:／〈 ' イ 「￣｀ l:|＼∨∧::.::.:〈 トuく>|
::.:://イ.:: / / ＼ /／ | | |ｌ ヽ〈 :..＼::..＼| ｎ｜|
- 462 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:11:41 ID:TzBDpZZo0
-
`'=ｚｘ `'≒, ﾐ、 k, ,:'
‘=、 '･． }i, ｊ! ,ｆ
ﾞ‰; :. ﾘ;. }k ｧ' '
:::::::l::|::::/: ::::::::::::::::::::/:: /:::::::::/l } ｀ヽ l }:::::. .〈:::::::::::. ::::::
: :l::l:/ .:: ,ｨ ￣￣_,,ｒ ':,=＝'' ﾉ )ノ /::.l:::::: }:::::. ヽ. .:::::
ゞ.{ /,ｨ‐‐ ―-{ l {{ ´ .／＿ノ::l:::ヽ: ノ::::::::::.::::.. :l:::::::
::{..::ヽ. ヽヽ.ヽｰ=t=ヽ_ヾ. }､ //´,__..=={_::::::{ヾ.ｧ‐ ､::::::::,':::::::
::::::::::::}:: } } ヾ ゝイ:r､:ｧヽヽ .｀イ_弋ケ::ｒテ}:l／ /ヽ::/l:::|::::
:::::::::::::::/::::. : :_,,,,. ｀_‐｀＝=´‐ ／ .l ｀ｰ｀＝´‐'｀ヾl /, }}::::::ゝ: 「死ねえっ！！」
..＼ .,. -''"´ ｀ﾞ''-､. ／ l: / { :::::ヾ:::::::::
.＼" ｀／ {:::ゝ. /､_ ::}}:::::-
/ .,. ' ￣ ｀ヽ..／ ｀、 '' ./l:::::::{ :::{ヽ::_
,' ./ ／.', i. ===､ / ﾉ:::／ゝ‐､ヽ
! .i!. .○. l! .l ヽ￣´ ., ＜／／／／ )ﾉ
', .γ ⌒ ヽ .,' .,' ヽ ＜ /:::://´／ ／
丶 i ｉ__. ' / |ィ ´ /:::// / .／
ヽ .ゝ ___,.ノ ,.' :,' ∧::// ./ /
｀'-､_ i! _,.-'´l. l ∧::// ./ /
｀ﾞ''ｰ-‐!‐''"´ :. : .∧:://／
| ／ ﾉ ∧:://
- 463 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:12:14 ID:TzBDpZZo0
-
.., ''ソ゛ ｌ ｌ
゛ lﾞ ｌｌ ｌｌ
.! ｌｌ . ｌｌ,
ヽ ｌｌ . ｌｌ
.｀'-､、 .ｌｌ . ｌｌ _..-'´
｀''ｰ ..,,_ ｌｌ . ｌｌ, _,,,.. -‐''"
´ﾞ'''ｰ ..,_ . ｌｌ ｌｌ, . _____ii;;;;;;ﾆ二......、
.,,_. : =i i ,,、 ,ﾞ,ﾞ;;;;;;;;;; ｌｌ ｌｌ '''''''''''''''''''''''''''"
.｀ﾞ''''〜 .｀''ｰ ..,,,,,____ .__ .｀ﾞﾞ''''〜 ｌｌ ｌ! ー''''''''三ﾞﾞ..........---;;;;＝' ._,,..
'''ｰ ..,,,_ ￣￣￣ﾞﾞﾞﾞ＾.ｌｌ ｌ! .,,,,,,...... -―''''"´ . --l∋´
¬――ｰ｀-′ .ｌｌ ｌｌ _,,.. -‐''"゛
｀ﾞ"'''―- ....,,,_ ｀ﾞ｀-｀-二,ﾞ" ｌｌ ｌｌ -¬''"´ .＿_,,,,,,,_,,,,..．
'―-- ､..,,,,_、 . ￣''- ..,,_、 ."ｌｌ ｌｌ .-―ｰ¬''''ﾞﾞﾞ￣´゛
￣￣ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''''ﾞﾞ“''' ｌｌ ｌｌ .、 ヽ ＼
、 .ｌｌ ,.,-=-, ｌｌ ｌ. '､ ヽ . ..,
／ ． ./ ./ ｌｌ | i. ｌｌ. ヽ ヽ .ヽ. ＼ ＼
／ / / i'~＼l | | .ｌｌ .ｌ. .､ ヽ. ＼.＼
/ ./ 、 ,/./ | ヽ !l |. ＿ .ｌ. ヽ .ヽ .＼ ヽ.
″ ./ / ./ ,i′ ヽ, ヽ | | ,/~ .ヽ..ｌ. .ヽ .ヽ ヽ.
/ / ./ / ｌｌヽ ヽ i | ／ ノ . ｌ ヽ ヽ .ﾞ‐
'" ./ ,/ / .、 ｌｌ ヽ, ヽ | | ／ ,／ｌ ｌ ヽ ヽ ヽ.
./ ./ ./ / l'|},． ヽ.. !､- l' | ／ .／ﾘ|ト.ｌ, ヽ .ヽ .ヽ
./ ./ ./ ./ 巛〃 !､ ゛ !､ /j!､,,／ _, ,.／ｌ.ｌ.!|″ ｌ . ｌ. ..ヽ
./ / ./ リlﾞi| // ,,/ , ' ,/l ||l, ｌ ｌ ｌ .ヽ
/ ./ ./ ｀ l,/. !､ ＼＿＿＿ .ｌ, ...ｌ, .ヽ
../ / / .,,／ ;:;;:-~ ￣￣`ヽ. ..ｌ, ﾞ‐
" ./ / ,,,,,=~ ＿ｿ＿＿_,,,､､ノ .ｌ,
../ ,／'~^^￣ __ ~|￣￣| .ｌ ヽ
′ i _／ ＼ ,i l .ｌ .ｌ. ヽ
/~゛-──`~ ￣＼.,／ ,,､､- ｰ'' "" ''ｰ-､､,,_ ﾍli l ! .ｌ, ｌ,
/／ ＼ﾉ
/ ＼
- 464 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:12:47 ID:TzBDpZZo0
-
.,､-ｰ''ｱ:;､-'/ ,,､-'７ /￣/＿
ﾉ ／／／/了 / ／ ,-ｰ―" ＿＿/
.ｲ i::/ / / / / ,r',,,,,､- ｧ／-z''" /
,| ノ:ﾉz''"/／ ,,､-ｰ ''" ,､-ｰ''" ／／/ /
,ﾘ /;;;､-''了 / ,､z''"／| / |／ ./ / .／＼
i ,､-ｰ' '"／ ／ / / /／ ＼／;;､-'/
/ 「" ,ﾉ ／ / / ､-",､ '
/ / |/ ﾚ ／ ／
| | | ／
|／ ﾚ"
|| || || || || ||
|| || || || ..|| ||
|| .|| .|| || .|| .||
＿＿.|| || ―――￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣―――|| ||＿＿
＿――￣￣ .|| || || ||￣￣――＿
＿￣ .|| || || || ￣
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...||| , 、 " . i ´ . ii ．゛.. ii||.. i i ､ ´ ii .. " .li .|||
||| .|i ´ i ' || ii ii ｜ iilll||ii | i .iｌｌ|!!i l ...|ｌｌ iii i i l|l. |li li||li |il||||
||il||ｌi .|i 〟 ii||il lil|| ||lili ||ii l|il| |llii||| ｌi|iii|lli || ..iiｌ|||lll.|ll ｌｌｌｌ||iｌｌｌi iiil|iii|||l|i |l|ｌ!liil||lll.|l||
.. ||!|i||ill ..| ||ｌｌｌ|||ii|||ｌｌiiiill|lliiiｌｌｌ|||lll||!!lilllii!!!||ｌｌ||ill|ll ｌｌｌ|||lll||!!lillliiｌ.ｌ| |lll||!!lillliiｌｌ| !!||ｌｌｌ|||lll||!!lilllli||||!lll||
|||ｌｌ|||ill|i||ll||lll!!ｌｌｌｌ||iｌｌｌｌ||||||ｌｌｌ||||ｌｌｌｌ|iill|||||ｌｌｌｌ|ｌ|ｌ|lll!!ｌｌｌｌ||iｌｌｌｌ||||||ｌｌｌ||||ｌll||!!lillliiｌillliiｌｌ||!!!||ｌｌ||!!ｌｌｌｌ||iｌｌｌ||
.. .||ｌ||ｌｌｌ|||i||ｌｌｌ||!!!!llll!!|||ｌｌ!!!!!|ｌｌ!!ｌｌ||||!!ll||!!!ｌｌ||!!|||ｌｌｌ||!!!!llll!!|||ｌｌ!!!!!|ｌｌ!!ｌｌ||||i||ｌｌｌ||!|ｌｌ!!ｌｌ||||!!ll||!!!ｌ||!||
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- 465 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:13:19 ID:TzBDpZZo0
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モクモク::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
(⌒;;;;,,.⌒）:::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(;; ｀)⌒;;,,.⌒）
（⌒;;;;;⌒;ソ⌒;;):::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::;;;;;::(⌒;;⌒ヽ;; ｀)⌒;;,,.⌒
;;;; )(⌒;;ヽ;;｀)⌒;;,,.⌒）::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(⌒;;;ソ⌒)(⌒;;ヽ;;｀)⌒;;,,."）
⌒;ソ⌒;;;;'''）ヽ）;;;;;;;,,,,,,）ソ''⌒;;）⌒;ソ⌒;;;;!"'''）ヽ）;;;;;ｿ;;,,,,,,）ソ''⌒モクモク
⌒;;;;!"'''）ヽ）;;;;;ｿ;;,,,,,,）ソ;ソ⌒)(⌒;;ヽ;;;;;'''）ヽ）;;;;;;;,,,,,,）ソ'';｀)⌒;;;;'''）ヽ）;;;;;;;
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
/ ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ | 「おお。まさか、私の防御結界すら越えるとは。実に天晴！」
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ /イ | | ｌ│
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ ,| |､_|_| l│
, -―＜⌒ヽ
／.:.:.:.:.:.:..,.:.:ヽ 「i￣ミぇ､
/.:/.:i八i.:/ハi.:.ハ .| l_ 心
i.:.:l.:.:ﾄー' ー'l.:i | l ヽ ',
|:∧人 ､＿, ﾊ:! r‐っ } i
|.:.:.:∨i＞r≦.:.ﾘ / _＼ﾉ ｿ 「お蔭で一張羅が台無しになってしまったが、
|.:.／i/ｰ ´ ＼＼ / ７ ＼彡' それに見合うだけの価値のある美技であったぞ」
j/ ﾄ､ ヽ iヽ Y /
/ ｲ i ＼ ソ !､.__/
/ /.:.ゝﾍ ｀ ノ.:.:ヽ、
. 〈 〈.:.:.:.:ﾊ ｀￣ i.:.:.:.:.:ﾄヽ
゛,. ∨jソ !.:.:.:.:.i
〉 Y , l八.:.:.!
. 〈 / 爻＿＿_ノi ヽ:j
. 7 ヽ /＼
i i／ ゛､
l / ＼ ､
l ,'. ＼ ',
. l , ＼ 〉
. l , / ./
- 466 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:13:50 ID:TzBDpZZo0
-
;;;;;;;;;;;;Y〃: : : : ::/l ＼ヽ__ , ― ､ l ヽ.ヽ ＼ ヽ_|
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::|| l ｀ｰ‐― -- ､ ｀ヽ l,' } ヽ.
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::{{ ヽ､ ＼ } _l| l ヽ
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : : ＼:::::::ヽ ＿＿ ヽ / ／. | }}
;;;;;;;;;;;;;l: : : : : : .｀＞､´::＞‐‐::... l/ / {{ /'
;;;;;;;;;;;;;丶: : :l､,ｨィ´／::＿｀ー-― 二､ }:: /ヽ. ／ﾉ {
;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : : : :,ィ ´ ゝ''_ノ ./:/ ﾉ:::} } /´／ __ _丿
;;;;;;;;;;;;;;;;;l: : : :: : :＼ ／:l´ヽ.ヽ::::{ / { { ／／
: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_ 「そういう問題じゃないだろ！」
:::::::/;;;;;;;l: : 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. }
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿
::::::: : :ヾi!::｀ /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
;;;;;;;:::＞;;;::l ＜;;; |::ヽ:ヾ::l l l:l | }::l::::::::} | } | |//
_,ｚェ T T ト 、 ┏┓┏┓
／ / ! i i ハ ┏┛┃┃┗┓
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ ┗━┛┗━┛
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ ┏━┓┏━┓
/ハ,.‐７/尸7′ V ┗┓┃┃┏┛
ﾙァ / 〃// ヽﾄ┗┛┗┛
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i 「一体どのツラ下げて私の前に顔を出した、この悪徳仙人が！」
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 467 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:14:22 ID:TzBDpZZo0
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＼
＼
＿＼＿ -――- _
_ ´ 、 ___00
. ´ ￣ ´ ＼ ＼＼ | ∟
´ ／ ＼ ＼＼ |_厂
／ ／/ ／ ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ _n＿_
／ ′ / l | ｜ ｜ ヽｌ '. '. └i┌z」
／／ ／ / ｌ 〃 l| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ', Ｕ
. ／／ ／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | } ｌ| |l j| | ｜ l ＿＿_
／／ ／／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ l /::厶 −|l |:| l | l | | └ ﾏノ
. ／／/ ／ / /:::| | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || .:/イ 川::|:|ｌ| | | | くノ
／／ / /ｌ／ //l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || .::/ /／ ノj/|:|ﾘ | | ｜ ∩
/ / /::/ //l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝气ミ辷|/ , | | ｜ ∪
/ /::/ //｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/' ＿_- |:l |l' 〃 ト-::::ｊ ｝ }/j ′ ﾄ. | ○
′ /::/ //' | .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ご≫テ=ミメ|:l /l| ┴−＜ '"/ / | | l |
l /::/ ｌ/ | ｌ::/ j| | |:::|| l| 弐 トｲ::::｝ |:/j / / ／ ｌ |ﾉ | |
| l:/′ | | ｌ| /| l:| l:::| l | ´ヾ ＞ " | 〈 / /イ::/ jl |::l l | 「こういう顔だが、それがどうかしたか？」
| l| ｜l／ | l:| ｌ::| ｌ |ﾍ /::/ /l| |::| l:|
｜｜ イ| ／l l | ｌ:|/∧ トﾍ ＿, -‐／ /::/ /: l| |::| |l
ｌ｜ ／-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/:::::ヽヽ:::＼ ｀￣ /／ /::|｜|::l| |
ヽ ／ / /::::::ヽ{::::::://＼:::::::丶 . ／/´ /:::::|｜|:::|l |
＼ ／／ / /:::::::::::::＼//:::::::::::::::::::::＿＞ . ´ / / / ::/ j/ ＿ l| |
. ／／ / /:: ':::::::::::/ / / ＞＜ ト / / / :: '´ ヽ |
／／ イ /::::::::::::::::／/ /ﾊ /`ー--==---} / / / : | |_
イ.:::/ ／::::ｌ /:::::::::::::／ / / // / / ∧| |
／/:::/ //￣ｌ/ ::::::::::／ ' / ,ノ / / / ﾊj :::l |
- 468 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:14:54 ID:TzBDpZZo0
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.／ ヽ. i!/ _＿__ l ､___
／ ,-￣￣ ｀ヽ l i! //三ヽ｀ヽ ＼_＿ ｀ヽ
〃 / / /ﾆヽヽ|l〃彡ﾖ l ヽ=--､ ＼ l
/ l {{ l l三ﾐヾ､i!'´ | |ゝ-- ＼ Y/
ヽ{{ l l l､ ヽ｀ l ヽ.＿ ＼ l l{
llヾ＼{ ヽ. | ヽ. ｀ヽ ヽ/_ゝ.,-ヾ l / /_)
/ }} ヽ l l } }l } / /.) l |ﾊノｰ,'| 「その言葉、宣戦布告と受け取ってイイんだね」
〃 }.l ／ l /l l ヽ l/ /´ .ノ lﾘ}::::::| |ヽ.
{{ .／/ / ,. '二二Tｒ_､ ' { ￣ l从ヽ:| | ヽ_
ヽ ヾ l l l ./ｨ´ ゞ ' 丶 ヽ /lヽ_ l_} | l }､＿
〉l| .l l l .{ ｀ｰ---´ ｀ / { )::| | lヽ＿,---､
.//＿＞ｰ‐､ヽlﾐ｀ヽ - /l ｀ヽ.((::| | ＿ i! ＼ ＼. ＼ｰ‐
,ｨ'＿ ￣´ ｀ヾ､}} }｀ｰ- . ＿___ / ｀ｰ ､ }:)) l￣´ / } }
:::::::((::ヽ. 〃ノ)ﾉ.ﾉ:::::::.＼. { | .l} }::::`l .' l ト､
＼::::)ﾉ::::｀ー‐´:::::::{{_＿::::::::::｀::..､ ,' l{l::::::::{ヽ. /__/＿/
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, - ￣ ─- ,,,
／ ` 、＿__
／ / /´ / ＼ ＼
/ / / / /! ! ､ ヽ. ＼ ＼
/ ｌ! l ｌ /｜ ｊ ! l Ｙ Υ ＼ ＼
' !l l ﾒ一x _/ j l l l Y ＼
' j l {V ヽ /￣!jヽ｜ !、 .ｌ
, j .l ﾔ≠ぅzx ｀、／,xｬ=ｧ / !｜ Y .l
i .z'^! 代zダﾞ ` ｀ゝ ﾋｶ〃 / /./ l ! 「はて？ 私としては、聞かれた事に答えただけのつもりなのだが、
! { ! 之 ､ ¨ ／／ '′ l / ひょっとして、何か気に障ったのかな？」
, ゝ__! ', ／ｨ ﾊ /ノ
, ∧ ', ` 一 ' ／ ﾊ
/ ', ', ` 、 ／ ﾊ ノ´,` ､
/ --=、 ', ', ７´ に!三三三三三ﾆﾍ二二^ ',
/ ／ `- ', ', l ﾊ ヽ─- ､ ',
/ ／ ', ゝ、 `ー‐-── 、 ヽ ｀¬ ,
' ', ', ` ヽ ヽ { ',
／ l ! ヽ ヽ ヽ ,
- 469 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:15:27 ID:TzBDpZZo0
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l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l lﾉ ',l l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「………その辺にしておけ、玄海。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l これはもう、相手してもバカを見るだけじゃぞ」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
／ , / / /ﾐ､ ,ｨﾆ､｀ヽ ヽ. ヽ l
/ / / / /｀ヾll彡ヨ. | ', ', ヽ l
. / // / / // / } } | } } } |
/ .,',' .,' , ./ 〃'. / | i! l､ |､ | | |
. { / ./ { l .{ / .| / ! i l l l } | | l .l
l. /l/l. ,l ,| || ,'ﾆ.､|l l ./l l. l | l |ﾄ. } | l
l ' ｉ | l | l､lli!. { ｲ:l心l , l/ ll l l |l l' } l|. | | /
', l .l l.l .|l. }l l l Yr': .y｀ ヽ､=〃‐/--..} .}__l.| l .! ll| i! !// 「ですが、父上！」
ヽl i ll l ｌ ヽ｀_=´ /, =孑う弌}:卞}|_ | ,'l.|. l l/
; '. 丿 ､ ヽr':.:.:.l|::ﾉ/ l/ ||l ヽ. l l/
ヽ ｀ー‐≠ ´ .ﾉ ﾉヽ//ヾヾ、
ヽ, ｀ ／´_二,ｨ´}´ ｀ヽ
. ＜ ｀ﾆ ‐､ ´ ゝ´ｲ_彡ｲ}
/´/ ヽ. ,. ＜ {｀ヽﾆ彡´＼
/:::/ ,..㌧､＿ _,. ＜ |ll＞＼ 〉
l::::l ／:::::::::::::∧ ,...:.:::＜:::::::::∧. ,'
l::::l /::::::::::::::::::{ ヽ ,.....::::＜:::::::::::::::::::::::::::::∧〃｀ヽ
- 470 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:16:00 ID:TzBDpZZo0
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
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,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「じゃから、落ち着けというに。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 良くも悪くも、相手は仙人じゃぞ。
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l 人の身の理を説いた所で、意味など無いわ」
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､了ﾌ丁 lﾉ ',l 了ﾌ丁 . l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿ 辷:ﾘ＿ﾉ ﾄ､__辷:ﾘ __」ヽﾉ ,ｲ 「それに、この状況を作り出した当人が、わざわざ訪ねて来てくれたんじゃぞ。
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l まずは、一通り話を聞いてみようではないか。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 敵か味方かの判断を下すのは、それからでも遅くはあるまいて」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 471 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:17:48 ID:TzBDpZZo0
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´ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:..:.:.:.:., , - ,
／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:, / i
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.!ヽ:.:.:..i:.il.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.', / !
':.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:l 、:.:.:.:.:.:.l::l! ＼!:.!l:.:.:..:.:.,:.:.:.:.:.:.::', / l , -- ､
/:,:.:.:.:.:.:.:.:..!.:.:.:ヽ:.:..川 l ヽ、:.:.:.:.l,j! ／ j/ l:.:.l!:.:.:.:,:.:.:.:.:.::.', / /／ `､
,' ,:.:.:.:.:.:.,:.:.:.!:.:.:.:..lヽj ｌ.!.! l! ',:.:.:..j／ ｨ ｆﾏ !::l!:.:.:.:.i、:.:.:.:.::', / __. ／ , ﾏ
,' ':.:.:.:.:.:..':.:.:.:!:.:.:.:.l ヽl ! j! !:.:./ 込かﾉ l:.l!.:.:.::.l.',:.:.:.:.:.:.', ! / ,, - ´ ﾏ
,' .':.:.:.:.:.:.':.:.:.:.:.!:.:.'.l ¨≧=-ミ, !:./ ¨ lj:l!:.:.:.:.l:.:.',:.:.:.:.::.., ,.--! l ／ ﾏ 「おお。流石、遙照殿。話が早い」
, l:.:.:.:.:.:.l',:.:.:.:.',:.:.:' 代メダ j/ l!.l:.:.:.:.:l,:.:＞── ､ ／ ! l___／ 〈
l! !:.:.:.i:.:.l ',:.:.:.:.' ,:.:.', ¨ ` / !:.:.:..l' ´￣￣/ l 〈 __ 〉
l! l:.:..:!!:.:l ',:.:.:.:.:.',,:.:.', ＼ t j ./! .l:.:.:..! ! ゝ `┬─´ ￣ /
! l:.:.l l:..l ',' ,:.:.:..', :.:.:.:.` ､ ` - ' ／ !__l:.:.:.l ` ! ＞ 〉
! l:.:.l .l:..! ', ' ,:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ‐r-- ´ ｌ:.:.:l `ｧー‐ ´ /
!:.:.l ', .,',', ,ヽ:.:.:.' , :.:.:.:.:.:.:.:.::ﾉ ':.:.l >、 ＞= ＼＿＿＿_/
!:..! ', ,',' ／ ` 、:.:: , ￣￣ 、 / ',! 7 ‐‐ /:.:.:.:.:.:`.ー＜´
!:.! , ' ./ ゝ:.:..ヽ ! / /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
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i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「儂は柾木勝仁なんじゃが………
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l まあ、アンタにそれを言っても無駄じゃろうな」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
- 472 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:18:21 ID:TzBDpZZo0
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､了ﾌ丁 lﾉ ',l 了ﾌ丁 . l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿ 辷:ﾘ＿ﾉ ﾄ､__辷:ﾘ __」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「まっ、ソレはソレとして。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l とりあえず、服を着てもらえるかの？」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
, - ￣ ─- ,,,
／ ` 、＿__
／ / /´ / ＼ ＼
/ / / / /! ! ､ ヽ. ＼ ＼
/ ｌ! l ｌ /｜ ｊ ! l Ｙ Υ ＼ ＼
' !l l ﾒ一x _/ j l l l Y ＼
' j l {V ヽ /￣!jヽ｜ !、 .ｌ
, j .l ﾔ≠ぅzx ｀、／,xｬ=ｧ / !｜ Y .l
i .z'^! 代zダﾞ ` ｀ゝ ﾋｶ〃 / /./ l ! 「ん？ 私は別に、このままでも構わんぞ」
! { ! 之 ､ ¨ ／／ '′ l /
, ゝ__! ', ／ｨ ﾊ /ノ
, ∧ ', ` 一 ' ／ ﾊ
/ ', ', ` 、 ／ ﾊ ノ´,` ､
/ --=、 ', ', ７´ に!三三三三三ﾆﾍ二二^ ',
/ ／ `- ', ', l ﾊ ヽ─- ､ ',
/ ／ ', ゝ、 `ー‐-── 、 ヽ ｀¬ ,
' ', ', ` ヽ ヽ { ',
／ l ! ヽ ヽ ヽ ,
- 473 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:18:53 ID:TzBDpZZo0
-
／ |
＼＿＿＿＿／ |／|
/
箇 己 |
所 が | ＼ ＿＿／|
な 肉 |. , . -─‐‐- .､ ｢￣￣￣ |
ど 体 | ／ . : : : : : : : : : :.｀ヽ､ ｜ 九 こ |/|
ひ に | ／. : :／／. : : : : : : : : : : ＼ ｜ /
と. 恥 | ／. : :／／:_|_ _／|: : : : :ﾊ: : :ヽ:＼ | 天 の 礀
つ じ | /. : : :./: /: : : |／l｀ﾒ､: :／/ﾅﾒ､: :ヽ.:＼ ｜ |
も る | /.:./: :/: /: :i: : :|､__./_:／ l/ l/:/.: l::|＼.:ヽ | 玄 |
な | : /: :/: /: : :|: : :{ ' ｀ｰ=ｲ.:.:.:l. | l:.:.:| | |
い / /: :/: /: : /⌒ヽ| ,r=､ /.:.:.:.:.:.| l.:.:.| | 女 |
！！ | /: :/:/ :/: : :ｰ rゝ ( ﾉ ,.ｲ.:./〈 i:| l.:.:.l 厶 ＼
| : :;/:/: : : :/: : : 〉 ＼ . イ/.:./.:ﾊ ﾘ / l:/ ／|／＼_＿＿＿_ 「
/ ＼. : :./ : : : /: : : / ｀¨´.:.:./´￣｀ヽ＼ / : ＞､＼|
／｜／￣￣￣＼|＼| :/l: : : :/ ＿ / /l:.:.:/ V.:ヽ . . _
|/ ／.::. //::.::.: ＜／ /｀ー '´ l／ ！ | ｀丶.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ､
r‐ ､ ,. -‐ ' ´ / / ／ /´ ｀ヽ､｀ヽ| |二二ﾆヽ ￣｀丶､ヽ､
｀y'⌒ヽ＜ -_ -‐ =＝ / ／ / / ＼」 | ＼
/ ヽ､ ￣ ｀¨/ ／ ′/ | | ´¨¨ ¨￣￣ ￣￣ ＼
＼ // ＼ / j| | 二ﾆﾆ=＝ '´￣ ￣￣ ￣＼
＼ /.」 ＼ .:,r{ 〃L_＿ﾚ'´ . : : ／ / /
＼ ､ r＝介く ／:！ ／ . : : :／ / /
＼ ヽ ＼ ﾑ |」: :´￣￣ : : V´ . : : :／ ／. :/ . : :./
＼ ヽ ｀ー＜ ｀ヽ ィ´ ／ /: :/ . : :./
＼ ｀ヽ､. : :.＼ ｀丶､ _／. : /: :/ . : :./
＼ ヽ､ . : : :＼:.ヽ ヽ､: :/: :/ . : : :,ﾍ
＼ ヽ ＼. . : : : :ﾊ ヽ ﾉ ＼/ : : : :./ ヽ､
＼ ＼: . ､｀￣´: :ﾊ . : 〃´￣｀ヽ＼: : / ＼
＼ ＼: : : . ＼ /:.ﾊ 〃 V: : ＼
＼ ヽ: : : : . ＼ / :.L ／/ V: : . .:/
＼ /´＼: : : : : . ＼: /⌒ヽ､ｰ--‐' / L_ : : . /.:/
＼/ 丶､: : : : : :/ ＼ l l ｀ヽ /:./
丶､ / ＼ | ！ V.:/
/ ヽ| | V
- 474 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:19:25 ID:TzBDpZZo0
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
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,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l lﾉ ',l l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「……………」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
＿＿
, = ､ニ ￣￣: : : : : : ￣￣ ニ ＝-､
/: : : : ヽ r‐┐＿＿＿_ .r‐‐ｖ'´: : : : :ヽ
|: : : : : : : |: : || ＿＿＿_.||: : f: : : : : : : |
ﾐ└---‐,= ' ＝ 二 ` ､ﾐ ヽ､. ‐--┘
彡`─ 7: : ／ ´ 丶 ヽ: : :r─ '
彡 !: : / / ＝ ｀ l : :1
彡 |.: : l | 〃 !! ! ! : :! ｼﾞｰｺﾞﾛ、ｼﾞｰｺﾞﾛ
彡 !: : :l. ､ ､､ 〃 ､_」 .l: : :!
彡 .|: : : ､ ､ ゝ /: : :|
彡 ﾄ､: : 丶 ヽ､ ＿_ - ' ／○: 亅
彡 | ヽ､_ ` ､ ＿＿＿ ,. イ: : : : 彳:|
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
＿ i::::::l: :::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
／: : : : : : :::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
|: : : : : : : :ｌ l lﾉ ',l l￣l/ l
|: : ／.:::／:!l￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ヽ/ ）/: : :|(,,r l l l ﾉ /::l 「あ〜〜、もしもし、鷲羽殿。悪いがスグ帰ってきてくれんかの？
/ //:＿: | ｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 正直、儂等の手にはおえそうも無い難物が来とるんで何とかして、お願い」
/ /／ ￣）＿', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
, / ∠二 ´、 ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
| ./ / , --‐く ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
|/ / / , ーﾍ. ::::i ､ ,ｲ::::／
, /: : : : :＼ ／ l／
, ｉ: : : : : :.ヽ＼_ ＼ ＿＿＿／ l､
, |: : : : : : : :ヽ> l i / ＼
∧ ﾄ､ : : : : 彡' ＼ l l // ヽ＿
:._} !. ｀￣ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 475 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:19:58 ID:TzBDpZZo0
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ,
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l 「久しぶりだね、九天玄女殿」
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. !
| l| i | !ヽ､ = ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. | ※新学期の準備＆やる夫の卒業問題の調整で
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l ! 色々四苦八苦していたところを呼び出された人。
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
/ ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ |
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ /イ | | ｌ│ 「お久しぶりです、鷲羽様。
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│ 創生の三女神の一人である御身にお会いできて………」
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ r┤/ﾍ￣ ,| |､_|_| l│
＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ┴＜｣ ｎ ／ | |::::::::￣｀ヽ、
_r‐'´ ＿＿＿ ￣`く二」 !:::::::::::::::::::ﾊ
／ ￣] [￣ ＿ n _ ,≧::::::::::::::::::::i
＼ ￣八￣ |ロ| 三||三 ｜| ／／:::::::::::::::::::::|
. ＼ ∠ ヘ二ﾌ |ロ|｜曰 | ﾚ′ ／,ィ´,l:::::::::::::::::::::::|
＼ ￣ 厶勹 | 〇／／ l::; ||::::::::::::::::::::::| ※格上の相手なので、儀礼上の理由から服を着た人（？）。
／ ＼ ＿＿ ￣ ／∠＿,ノ/: ||::::::::::::::::::::::|
∠ ...:.::.::＼ ／ --､ ＼ ／／::::::::::::::/,':ｌ |::::::::::::::::::::::|
厂 二＞:::::´厶イ ｀ ＜ ／ |:::::::::::／/::: ||::::::::::::::::::::::|
ノl＿|匸ノﾉ| |l | ＼-､__>ニニイ／::: /||:::::::::::::::::::::::|
- 476 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:20:30 ID:TzBDpZZo0
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, - ──── - ､ ＼ ｀ヽ l ヽ
, - ' ´＿＿＿＿ ｀ ‐ ､ヽ ヽ ｌ ',
' ´￣￣ 二ﾆ=- ─- ､ ＼ ', l i
, - ' ´ , - ───- ､ ', ﾉ l
, - '´ i / /
, -'´ , - '"´＿＿ ＿＿＿ ノ ／
／ , - ´ ´｀ヽ ヽ' ´:::::::::::::::::::::｀ヽ ‐ '´∠
／ , -' ´／ ,-'"´二 ＼∠:::::::::::::::::::::::::::::::::', , -‐ｰ ヽ
／, -'´ ／ ／＿ , -/ ＞ ｀` ‐-､ ', -ー-ヽ
／ ／ , -イ ／ , -ｒ-､ ／ ､＿ 「 ｀ｒ ､ ヽ-､ ＼
／ ／ ／ / イ ／l ヽ.｀ -､ ゝ､_, 〉 ﾉ､ ',
/ ／ ／ /／ ヽ_ ', ｌ ￣ ｀ ｨイヽノ､ l 「あ〜、この際だから、そういうメンドくさい部分をすっ飛ばして、
/ ／ ／ ／ / ／::::＼ｌ l ＿ ' ￣ /､ヽl 必要な部分だけを単刀直入に言うよ」
/ ／ / ／ /:::::;::イ l ! ,. ｲ l , ┐
/／ / ,.ｲ , -──':::::::ト l ,' ｀ ｒ＜´l l ｌ ＿ ／／
/ // ＿ ／:ヽ:::::::::::::::::::::l lﾉ ￣ﾉ:::::::｀ ー-リ-ーｧ──ｧ／───────ｒｧ'´ -ｒイ
/ ／::::::::::::｀ヽ:::';:::::::::::::::::::::＼ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::/ / l::l ﾆﾕ､!
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／ ＼ ヽ:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::ヽノ::::::::::::::::::::::::::;' / , - ' ´
/ ヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::;' ,' ｧ--- ‐ ' ´
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l l 入 」／ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ, イ´
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l / ｌ i:::::::／ / l i ヽ l l::::::::::::l
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lﾆ二! l l::/ ' ´ , イ l l i.l:::::::::::::l
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- 477 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:21:47 ID:TzBDpZZo0
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／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ,
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l 「やる夫殿からは手を引きな。
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. ! そしたら、これまでのアンタの所業は、黙って見逃してやるよ」
| l| i | !ヽ､ '-｀ ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
／ ／::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::ヽ::::::::::＼::::::...、
〃 ／:::::::::: ::／:::::/::::::′::::::::::::::ﾄ､::::::::::: ヽ:::: ＼
/' ／:::::::::: ::／ ::::: ′:::|:ｌ:::::::::::: ｉ::|l ヽ|::::::::::: ::::::::::ヽ
／:::::::::: ::／ ::::: i:|::ｌ::|:i|::::|:|:::::::::::: |::ｌ| |::ｌ::／:i::::: ぃ:::
／ / ｌ ' |l | ::::i|＼::|:l|::::|:|:::::::::::: |::ﾘ |イ:::::|:l:ｌ::::::ｉ:|::
／/ / // ｌ ∧ |{|:::ｌ:|l:/|`ﾄjｌ∨ぃ:::::::::/ｌ/／ 川:::/|:l:|::::::|:|::
〃 / / // ' ハ |:::|从 l/l }/ ｌヽ:::::/ イ ＿_ }/' ﾚｌ|::::::|:ｌ::
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{ ｌヽ |:::|厶≧=ミﾄ |::::∨ /≫テ式㍉廴ﾘ::::::|:|::
l__ｌｌ | | | |ハ |:::ｌ |:::|抓 l´ } |:::/ ヽ { ｊ〉 ソ ﾑ/.:.:.:.._
|| | |/.| | ｌヽ |::::: |:::ド廴ﾞ=≦ ｊ/ ｊ ≠三≧ ／.:.:.:.:./
ﾘ | | | | |:::∧ｌ:::: い、 l〉 ムｲ.:.:.:/ノ.: 「はて？ 私は己の務めを果たしているだけの事。
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ |::l | /.:.:.:/.:.:.: その要石と言うべき天魁星から手を引けと言われても………
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::| ﾍい ー＜二二≧ "´ /ｊ/.:.:.:/.:.:.:.: いかな鷲羽様のお声掛りといえど、おいそれとは頷けませぬな」
// / 小 :::| .{:::lヽトヽ ´/!.: /.:.:.:.:.:.:.:
/ { ｛ {:::| ＼l Ｖ::|:l＼ ＼ :.:.:/.:.:.:.: :.:.:.
/ { ｛ {:: |＿|::i|:::::ｌ＼|:|:::::::::: ｌヽ、 . ´ | : /.:.:.:.:.:.: :.:.:
＿r―'´￣｀⌒ ｢￣￣`'＜＿::::: | ＞ . ＜ |: :.:.:.:.:.: :.:.: :.:
_r‐'´ ＼ | / ＼ l＿_ |: :.:.:.:.:.: :.:.: :
＼ ＼ ｜ ./ ／ ＼_ ∧ :.:.:.:.: :.:.: :.:.:
- 478 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:22:19 ID:TzBDpZZo0
-
l l l l三ﾆ/ミミヾ.､ /〃,｀ヽｖ///} / | |
＼ ヽ .Y三〃ミミヾ.}Y〃/,ｨ´ }}´ / /. l l
} } ヽ ヾ.､```ヾll〃´ .〃 / /l ∧ {
. ＿ノ ／ }ヽ ヾ, 〃 / / .| .{ ヽ ヽ.
〃￣ ｀ｰ‐-- ´ / }} {{ { .{- { { l ヽ､
〃 , ≠､ ＿__ ／ / .}／ｰ｀ヽ ヽ 〉. l } } ヽ
{{ /―――-- ._ ｀ ､ヽ. ／l .,,;ｧ￣.} }/､} ', l /
ヾ. {. ／＿＿＿_`_‐--' l l .,ｨ´｀¨ .／/ /;:::/ }.ヽ､〃 /
､ i! ヽ. ´ゝ.__｀ﾆﾟ´‐丶 . //:/ .l::::} }ｰ´/ 「（フン)それがアンタの素ってワケかい。
} i! } ー‐ ´ ヾ }. l/:/ /::::l l {{ { 流石、人を使い捨てにする仙女様。ドライなもんだね」
{ / ／ - / }. ヽl /:::::::l l｀ヽ
ヽ{ {ヽヽ. ノl ﾆ‐-- ／l /::ヽ.{:::::::::| l } }
｀lヽ-ゝﾆ. ｲ .､ ∠ {./:::::::::ヾ､:::::l l l /
} }::∧. l ＞ ., _ . ' }}:::::::::::::::} }:::l l l(
l/:::::∧ ＼. ／,'￣l´ 〃:::::::::::,://::/. ﾉ | )
(::::::::::::∧ ＼ / { .,-| {{:::::::::::|〃:/／ヽ. |'
＼
＼
＿＼＿ -――- _
_ ´ 、
. ´ ￣ ´ ＼ ＼＼
´ ／ ＼ ＼＼
／ ／/ ／ ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ ｒ､ ＿_
／ ′ / l | ｜ ｜ ヽｌ '. '. | | （/⌒)）
／ ／ / ｌ 〃 l| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ', !」 〔l´
／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | } ｌ| |l j| | ｜ l Ｏ Ｏ
／／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ l /::厶 −|l |:| l | l | |
／ / /:::| | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || .:/イ 川::|:|ｌ| | | |
..//l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || .::/ /／ ノj/|:|ﾘ | | ｜
//l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝ミ |/ , | | ｜
/｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/厶ニミぃ|:l |l' 〃 -､ 鄱./j ′ ﾄ. |
| .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ごア ,ﾆ、ヾ|:l /l| 鄱 | ｌ｜ ﾒ'"/ / | | l |
| ｌ::/ j| | |:::|| l| 代 ｜ｌ ｌ |:/j "'¬＝" ./ / ／ ｌ |ﾉ | | 「なっ！？」
| ｌ| /| l:| l:::| l | ..ﾐ ゞ彡'´ 〈 / /イ::/ jl |::l l |
｜l／ | l:| ｌ::| ｌ |ﾍ /::/ /l| |::| l:|
イ| ／l l | ｌ:|/∧ トﾍ /::/ /: l| |::| |l
-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/:::::ヽヽ:::＼ ニ丶 /／ /::|｜|::l| |
／ / /::::::ヽ{::::::://＼:::::::丶 . ／/´ /:::::|｜|:::|l |
／／ / /:::::::::::::＼//:::::::::::::::::::::＿＞ . ´ / / / :::: |｜|::::l| |
／ / /::／￣厂｢ ＼::::::::::::::::::/ ＜ﾉ ￣ _/ / ∧:::::::|｜|:l:::|l |
- 479 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:22:51 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿＿ _ -‐ ￣￣￣ ‐-
-‐ ￣￣ ´ ｀
／ ／ ／ ヽ ヽ ＼
.／ ' ／ 〃 ′ ト､ ヽ＼
/／ ′ / / ｜ i | ヽ ｌ ヽ '. ヽ
／ ／ / i | ′/ ｌ | | | ＿ | ｉ | ｉ ′ |
／ ｲ ′ l |ィ ТТ | | 川 |｀ト､| ｌ｜ ｌ | |ｌ
〃/ / / l ／｜| | ｜/ｌ | | // 川 ハ l|｜ | | ||
. 〃/ / ′ | ｌ | |ｌ |ハ | l/ l/| ｌ / / j/ | l|｜ | | ｌl
/ l ｉ| | | ｌ |ﾍ{_,.斗==ミ. |ﾍ､ / 彡＝ミ廴 川 |
ｌ| | i∧| l ﾍ{ ア´ん:::.ﾊ |l ∧ ト::::.ﾊ ｀刈ｌ:::/ ｜ |
|| | | | ∧ ﾄ l弌 八辷ソｏ| / とこソrぐﾞﾘ/ | | |ｌ 「な…なんて酷い事を言うんだ、幻海殿」
|| | | l/ ヽ ｌヽ、', とノ￣ ｌ' l °￣｀て. У ！｜| ||
ｌl ！ ﾚ′ ヽ ＼ ° j/ ／ ヽ ｌ ｌ | ｌl
ヽ ﾍ {彡イ ｌ ∧ ｊ Ｏ ∠ィ´| ｌ、l ｌ| ﾘ
| 干 Ｏ⌒ヽ /| ｉ |｜|ｰﾍｌ| 二ヽ ｉ 厶ｲ l ｉ｜＼ |
|Cト / ｉ| | |i ｌ |:::::ｌ＼ u ﾉ|／l::::::ﾘ j ｜|ｌ ｜| 干 Ｏ
＿_ / ｲ | |｜ |:i:| ｌ:::::|::::::ト し´|:::l::::/ O ｜ｌ | |Cト Ζ
∠、 / /ｉ | |｜ |::ｉ| ｌ:: ０ :::| ＞ ＜ |:::l:〃/ //|｜i､ l ＿）
＿ﾉ / ｲ | |｜ l::::ｌ i::::::l:::::| o |:::/::/ //:::i |:::ｌ ヽ l | 干 Ｏ
// i ..::l∧ｌ |::∧ﾄ===ｲ 。 ト-/ //:::::::ｉ|::::|::..ﾄ '､ |Cト Ζ
つ 〃 ｜/:::/ ∧ |/:::ﾉ `ー-､＿ _∨ /ｲ ::::::::i| :::|::::. ヽ＼ ＿）
/ i/:::/ /:::::＼:::〈＼ //＾T ７ﾊヽ￣ / ／ |:::::::::::l::::::ﾄ､:::＼｀ ＼ つ
- 480 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:23:23 ID:TzBDpZZo0
-
´ _
／ ／ ／ | | ヽ
' ／ 〃 ／ ／ ､ ヽ｜ ｌ| ヽﾄ､
/／ ′ / /｜ i | ヽ ｌ ｌ| ､ Ｖヽ
／ ／ / i | ′ / | | | | ｉ | ﾘ | い,ハ
/ / ′ | ｌ | | ′ / | | 川 | | ⊥ |ｌ ｌ |
| l ｉ| | | ｌ.| | ハ | f ト､ | ｜| / ﾄ | ｌ |
| | i∧| l ﾍ | | /| |イ | ｜| |l ﾘ｀| ト| ／ |ﾉ| |
| | | | ∧ ﾄ | ﾍ、 ∨´l |｜ | ヽヽ ∨､ﾉ / ﾉ イ / | | |
| | | l/ ヽ ｌヽ | | l ＼ヽ_ﾍl｜ | | ﾄ､＼ヽ ／ ＿ / ｌ | | ｌ |
l ！ ﾚ′ ヽ {キｱ¨ニミＮ | | | ＞＼￣}/＼ L | | | ｌ |
ヽ ﾍ {彡イ ｌ 弐{ ノハハ | l | ≫云ミメ、 ﾉｉ | | | ｌ |
Ｏ⌒ヽ /| ｉ | いヾ ヒこﾉ ヽｌﾍ. ｌ| / ハ ヾ辷 ｉ | | | ｌ |
| |/ / ｉ| | |i ヽ ￣ / ヽ ｌ トくノ ﾘ }卦､ / o｜ ｌ | 「私は、こんなにも人間を愛しているというのに！！」
| / ｲ | |｜ |:i ＼＼ 礀 ＼ `¬く 彡 ⌒/ |l ｌ |
| | | l＼ヽ |ト ＼ ＿ o 〃 从 ｌ |
l | ｌ | ｌ|＼ 八 /＾ー― 、 ／ ／ / |l ｌ |
ぃ ヽ | || |ﾍ ヽ | -―‐ヽ ∠ -‐ 7 / ハ
｀＼ 人 |ｌ | ヽ＼＼ |/{ ｜ ／/ 厶イ⌒| ﾄ
／ 八 ､ ＼＼＼ い ＿＿ ノ . ＜ / ∠ -┴‐ | |
／ ＼＼ ＼＼＼ ｰ―‐彡 ´ ／ O | l
┌─┐ ｀ ＼ ＼ヽ ｀ﾏT〔＿＿＿__／ / ﾘ
└─┘ ┌┬┐ ﾊ {ハ / 〃
／ ┌─ └┴┘ / ヽ ∨ﾍ / ┌┐ /
┌┐└‐ 、 ヽ ┌┐ |. / ＼∨ ＼＿＿/ ┌┘└┐
｜｜ ＿丿 ｝｜｜ |/ ｝}/ ｰ―‐/ └┐ └‐
└┘ |＿＿／ └┘ ﾉ ノｲ / ／ ┌― 、 ヽ
／ 厶 ====/ く_ ｲ | 丿 | ┌― ､
／/ ／´ / |＿| 〔＿／ つ丿
／ / 〃 / / ￣
／ / 〃 / /
- 481 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:23:56 ID:TzBDpZZo0
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,／.'￣二ミY彡ﾆﾆ＞=､ ヽ.
,ィ〃´／三ミy彡二二｀ヽヾ｀ヽ､
,ｨ,'´ノ／´二三ﾐy彡二ﾆ=ヾ､ ＼ヽ`ｰ､
〃'ソィ,ｨﾆｿ三二ﾐY／二ヽ.ミヾヽ.{､ ヾ.､
,ｲ´ 〃 ｿ〃´/ ,ｨ==Y ,==､ }ヾ.､}}ヽヽヽl､
/ l {{〃ソ{{ /.{ミヾ`｀´´´ {{ { |ミ{ヾ.､ゝヾ
)ノ ハｲ{{ },ｨ 丿 ｀ヾヽ.ハヾｰヾ.､
/'ﾉ´l´〃}/ l{´ヾ, u {ヽヽ､ヽ｀ヽ､
{{//八〃ﾉノl } 〃‐- ,-‐ ヽ､} }ヾ.､
Y{Yﾉ{ //'〃7二|仁_ヽ '_二}仁_ ヾ.､ヽ
} }{ }´ノ´ イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿ i { {ヽ`
/ .〉´l{､ ヾ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン /ゝｰ､} 「えっ？」
Y/´}}llゝ. ', ヽ u ｀ /ｨ. / }}､
{ 〃､ﾉ}∧ u ∧イ}{´ﾉ{
{ゝ{ }ヾ.､{＞ . '-｀ ..イ}}Yヾ}}ヽヽ
ヽi!ヽﾉﾉ })ﾉ l} ｀l:::..._＿_ ,ィ´/ {{〃ヾ}}､ﾉﾉ
{{ }ヾ { ヽミl.}:: / ゝｲ ｀＞ .__
ヽヽ...:::＜:::::ｲ / .／
_,,..:::＜:::::::::::::::ヽ､___ ／ ,
_{ {::::::::::::::::::::::::::::::::', ｀.／ ／::
／ l l::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ／ .／::::::::
/ l l:::::::::::::::::::::::::::::／ ／::::::::::::::
_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ u ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ 「ちょ…チョっと待て。
| ハ{_(ハ 〈!ヽ u /|/ |! i あんなマネをしておきながら、『愛してる』って………」
|′ !`ーﾍ u '′ /礀 ｜｜
|iへ、 '-｀ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 482 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:24:28 ID:TzBDpZZo0
-
| ｌ| 〃 ／ 何
| |{ {{ ＿＿＿ | そ の
生 役. 見 私 | ＞ ´ 、 | れ 事
ま に 知 は | ´ ＼ ヽ ＼ | は か
れ 立 ら | ／ / / ' / ヽ ::|l |＼l ＼ ヽ ヽ | 誤 よ
て つ ぬ | '／/ ｌ | l/ j|:| |＼ｌ| _} |ｌ:ト､＼＿ | 解 く
き た 人 | // // |、| |:/ |:|l |:l /ィ´ jハ|:| ｀ ー― ＝| だ わ
た め 間. | ,// //.::| |:l＼7ｰ|八 ∨ ≫=ミK|ｌ|｜ ｌ ＼| 丶 か
存 に の ｜〃 // ::::| l| |j斗=ミ|＼ 上ゾ 》|l l| ｜ ｌ | 幻 ら
在 ｜ｌ| //|l::::::| |l ヾ《 ｛ﾟり |/、 ｀ ﾘ/ﾍ |l:..l | 海 ん
だ / | l | |l:::|::| ｌ|:＼＼´ __ // ぅ| |l::.| ＿〉 殿 が
ぞ ∠ ｌ l | |l:::|∧ｌ|:::{::ﾍ ＼ Y⌒ヽ 厶ｲ:ｌ｜::.＼―ヘ、
＿＿＿＿＿／￣ // ｌ:|∧::| ∧l::::＼＼ ニノ ／/::::|::| | ｌ ::::..＼ ＼＿＿＿＿
/ // ｌ| 〉ｌ:::::::＼:::::＼＞ __ ´ l:::::::|::| |::l :::::::.ヽ＼ ＼＼
// / / /∧/⌒ヽ＼＼＼┴‐- ＿ |―ﾍ |八ｌ ::::::::::::} ﾄ＼ ＼＼＼
/ // / / ///￣＼ い、 ｀＼ Ｏ //＾Y＾)//厶ィニニヽﾉl:|:::ﾄ ＼ ＼＼ヽ
,//〃 // / // | ＿_ ヽ＼｀ー―＞┴― ＜二∠⊥≧＝彡ｌ|:::|l ::.::.＼ ヽ
廴人/〃/ // / // ノ／ ...:: ∨￣∠二二、ー- ､＼ ￣` ＜::..＼ｌ|:::|ｌ＼::.::.:＼|ｌ｀い
| | / /〃// / /´/ ..::.::.:.......::.::ｌ /〃.: / ト､＼ヽ ／＜＼:::ｌ|＼ｌ ＼::.::.|ﾄ､| |
| / / / ' ∧ _ / 丿 .::.:: |ﾉ | ::: ..::.::.::| | ＼j// ｀. Ⅵ＼＼ ＼|l ::| |
|l/ / ∧｛／ 〉 /´ ...::.:: .::.::.::.| 八::.::.::.::.::.| |::.:. . ::|｣::...::.::.::| } |::::|＼＼ ﾘ､:| |＼
/ / / ∨￣ ﾉ ..:..:.::.::.:: ..::.::.::.::ノ´ ::.＼ :.::.::.ヽ ノ.::.::ノ人::.::.::.::.ﾉ //＼|＿＼＼ | |::.. ＼
' / ＼／ .::.::.::.::／⌒＼＼ ::.::.:＞―−―＜::（(_)`ー−ｲ/|ｌ ｢| Ⅳヽ ＼＼ﾉ人:::l ヽ
/＼ ／ ..::.::.::.:: ｲ:| ∨＼ ::.::... 《 :... 〉〉￣ヾ:::::丿 |｣ l/ ｜ ヽ＼ l:::| l
′ ／| ....::.::.::.::.:::/ll ::l /::::::::〉 〃.::.: | | ::.:..|／ ／/〉 ト､ ｀＼| |
ｌ__／ ／ , ――┐/|:ｌ| ::| /:::::／ ..:: 《 ::..... | | /ヽ==彡 〈/ ノ [ト､ |::|＼
|―‐ ／／￣￣] |.'l::|:ｌ| ::| ∧::く 》 ::.::.:.:.:.. | | ｆ::::::ト--＝彡 ノ［||ヽ _ ｌ:|
|ー-､ ＼＼::::::::://＼l| l| ::| ∧::∨_〕=＝＝≪::.:.:.. // 〉::::|::::|ヽ===彡 ﾉ:::::|｜ |l
|―‐､＼ ＼ヽ:://＼ l| ::|/::| ヽ::::| ◯ 》 ::.::.:｛｛::... ｛_:::::|ｌ:::| ト--r＜＞ノ 小、
| ＼ヽ:::', /::... ＼ l:|:::::|＼ r=======≪::.::.::.::.. ）） 《0ｌ_| l::| |:::::ハ二´- ´｜ l、
| _ い::::l/:::::＼＼ ＼ ｌ:::::|＼ﾉ＿＿__ ◯ 》 ::.:.:.. | |::.:.:.《０ハ l| |::厶イ三{ | | l
| ｀ヽ | |:/::::... ＼＼ ｌ::::|／＿_／／￣｀ ー＜￣ ｊ｜ ￣￣￣ ＞く三三三ヽごｿ j｜
l l |ノ|./＼::::::.... ＞'´￣￣ ｀丶、 ｀ /∧ ､::.(_)::..／ ＼三三ﾆ7 |
| |＼ /::::ﾉ＼ ＼::::::::. |｢￣／厂￣丁 ヽ、 ＼::.::（_）//::.::＼＼::./ ／￣￣》ニニﾌ |
l l ∨＜::::} ＼ ＼::::.||／ |::. |::.::.::.::l＼ ＼:: //＼::.::.::＼｀ / 〃三／ 〃 ﾉ
- 483 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:24:59 ID:TzBDpZZo0
-
バ λ
ッ ー-、 i ｝
. ｎ ＼ 「ﾆァ
/ h |,＿ /;;;/
｛.)ノ ／´ ﾞヽ、 ノ::::/
,片く〉 ノィ ./ .k }' ;;;;;/ 「ああ。貴女もかつては天使のように純朴な少女だったに決まっている。
.〈ヽ､_,ﾍＬ;;;;;〈_〈i/ｌ川メiリノ ｌi |=､_ｍｍｎ ｨ7 不幸にも戸愚呂殿との婚姻を反対された所為で………
>__||ｒ＝ｭ;;;;;;~~;ﾉiﾊｰ ｰﾉﾘi;;;;;;;| || | | |］フ 周囲の理解に恵まれず、祝福されなかったがゆえに、
. ﾞ´ ﾞｰ―ﾞ――ｧk价,呆.介ﾉ,-‐<ｰ'ｰ'ｰ' そんな偏屈な人間になってしまったとしか考えられん！」
/ ﾘ;;< × ﾘ>;ト､;;;＼
／;;;／ｌ;;l l;;：;;l l;;|ﾘﾊk;;;;;＼
／;;;;／川;>;;;;;;|r'TTヽハ＼;;;;＼
,ト､ｲ （ﾙ人;;;;;;:| | | | | く彡k
＝ﾆ‐ノ / / Y´ k | | ﾉ .ﾉ `=- ﾞ
‘ｖ､_/--ｲ｝=｛
ﾞt､＿|｛;;;;ﾉ
|=ｭ.| バ
| || | バ
| || | ッ
| || |
／ , .: ´, ´／. :／ ／ .: : :／ :l : : ::|
／.: :: : . , .:´ , ´／ . :/ ／ .: : :／ .:l : : ::|
. :: : : :: . , .:´ , ´ .:/ : :/ // .: : :/ . : : : / .:l . : : ::| な
: :: : : :: :／.: ／ .::/ : :/ // .: : :/ / /: : : : / .:ｌl . : : :／ ん
:: :: :: :／.: ／ . .:/ : :/ // .: : :/ / /: : : : / . : ｌｌ∧::／ て
／ ´ , ' .:／/ . :,' ﾚ .: : :/ / /: ; ｲ / . : 〃 l:＼ 可
/／ // ／// . :,' .:/| : : :/ /ﾚ' :/ l l . : :〃 ｌ: : ＼ 人 哀
〃 .:// ／ // ／ ,' .://| :_;/彳 | :/ l ｌ〈ヽ､_// ﾉ/| : :| な 想
,′.: :// // ://／ ,' _, :-＜|´/ / |/ ｌ l: : : ://｀丶、〃 | :/| ん な
: :: :: . || // :/// : ﾚ′/ ,ﾚ'|/ / /| l: : :// 冫､ |/ :| だ
:: :. |ﾚ/ :/// : : ｌ .:/∨､＿､＿ / / :| l: :// ＿,＿/ 〉／| | |
:: :: |/| /// : : : :Ⅵ __／≦竺ヽ、 /.:/:| l://,彳竺≧＼__′/| ・・
::: :: :: /| ⅥV : : :、: |ｲ:::ｲ´ '⌒》: :ﾄ l :/: :乂/ '⌒》: :|｀ヽ:::ト/ |
.:: ::' ∨ﾊ|′ : : :八: | lⅥ ヽ、ﾆ ﾉﾉl/:ｲ 〈 ヽ、ﾆ 丿 Ⅳ/ : |
.:: l Ⅵ| : : / ｏ ○ o ≧と二つ=-｀ｌ/│ と二つ≦ｏ ○o |／＼ ／＼
::: l ／| : : 。ﾟ ∧: o ／／／／／│／／／／／ ﾟo ﾟ 。 //＼／
.:: : l／. : :| ／ //.:ｌ l 0 .ﾄ ／／／／／／／／／／／, 0 /: :/ /// 八ヽ
.: ::／. : :／:l／/ //| .:| ∨ ∧ ,-＝-､ ／ / /: :/ /// /l ｌ＼＼
:: :: ／.:::/ l / // :| .:| ∨/≧ ､ （ : : : : ） ／/.:/ /: :/ ＞─── ､ ＼＼
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/ .:/ / .:/ // ﾚ' | .:| │,⊥ ､ ＼ ｀ - ´ / /.:/ /,:∠ _／ . :: :: :: .
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- 484 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:25:32 ID:TzBDpZZo0
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/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
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i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i 「当時の私がトチ狂ってた事を認めるのは吝かじゃないが、
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜ それをアンタに非難される覚えはないよ！」
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jＬ.⊥.ト イ !ﾉ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_ ::::::::::::::: :::::::::::::::
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__, ::::::::::::::: そうね。籍こそ入ってないけど、 ::::::::::::::
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ ::::::::::: チャンと、ン十年越しの初恋を実らせ、 :::::::::::::::
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、 ::::::::::::::: 子供まで作ってるんですもの。問題ないわよね。 :::::::::::
/ l ! ／ ／ j｛ 〉 ::::::::::::::: :::::::::::::::
〈 || ／ ／ l ! ） :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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- 485 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:26:04 ID:TzBDpZZo0
-
ｎ ＿__ _ _ __ ∩
,⊆ ⊇､ └┐| ,ノ / ,ノ / └┘/7 ∪
￣U￣ にﾆ . ｺ └1_| └1_| ＜ノ ○
, . ; ; ；,'∵,'∴,'+,ヽ;','+ ；,'∵,'∴,'+:.:.:.:.:.::; ; ,. ,、
,. ; ,+X'∴ﾞ'＋" ﾞ ∵ ':,+';x ;､ 、
:'､+ +､',
∵,､ ノ´⌒｀ヽ , +,∵
` ∴',+:; . , 彳 ﾘil i i| , +: ∵
`'∵',+'∴; , |ﾚiﾟ-iﾘ| || , . , ; + ;∵ 'ﾞ
` ' ∵',"+',x' ；,＜<ﾘ〈γ〉iﾘ>＞ ,'∵,'∴, ∵ "
｀^ ﾞ/ ノ|天Kl. く
〈_ﾉ＿ｖ＿|＿〉
_ -── ､ _
_ -:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/''´:.:.:.:.／`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
´ /:./:.//へ,,,..:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.′
{:./:./:.ｌ:.:.ｌ__ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.ｉ
ﾘｌ:.ｌ:.:.{:.ｌ:.ｌ一{:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.ｌ:.:.l
´{:.:.:.{:.ﾍNｾﾇﾍN:.{:.:.:.:.:.:.:.:.}:.ｌ:.:.l 「ダメよ、玄海さん。
ヽｌ:.ｉ＼ﾍ{ │ﾘｌ:.:.:.:.:.:.:/:.ｌ:.:.l その手のタイプに感情論は通じないわ」
｀ヾ::.ｌ＼ﾄ -=- ﾚｌ:./ﾚ:.:.:.:.{:.:.l
＿/:.:.:ｌ:.:.:.{ゝ _ _ イ´jｲ:.ｌ:.:.:.l:.:.ﾄ､＿＿_
／//////ｌ:.:.:ｌ:.土ニ土:.:.:.:.}:.:.:.lー//////ヽ
／/////////:.:.:.}イ ￣ ト /:.:.:.lヽ/////////丶
_ ／///////////:.:.:.:.ト ヽ / {:.:.:.:.:.ｌ //////////丶
∠///_//-三三＞ｘ:.:.:.:.ノ ′ ｌ:.:.:.:.{///／三三ー/////､
／:./三三／:.／＼ ､ 弋:.:.:.:.:.`ー､三三ヽ:.:.:.:.＼ ￣
/:.:.:.:／三三{:.:.:/三三＼ ＿Ｙ´__ ／`三ヽ:.:.ゝ､三三＼:.:.:.:.ヽ
／:.:.:./三三三＼/ ／´⌒ `「￣￣」´ ⌒ヽ ＼:.}三三三三ヽ:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:{三三三ｌ//{ ￣ｌ￣ }＼}三三三三三}:.:.:.:.ヽ
{:.:.:.:.:.／三三三{´///＼ ／//// }三三三三＼:.:.:.:.}
ｌ:.:.:.:.ｌ三三三三ゝ/////＼ 人 ／/////ノ三三三三三ｌ:.:.:.:.ｌ
- 486 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:26:37 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ=＝＝=- ､ /ヽ
／ ヽ、 〈／ /ヽ
/ _ -=＝ニ二￣二ニ＝ｭ ､ 〈／ /ヽ
．..¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、 .〈／
, '.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:へ
,ｨ刋.:.:.:.:/.:./.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:! ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ
／/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:./.:.:.:.:.:.:! !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ
／ /.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:. !.:.:/.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:ﾘ /.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/ /.:.:.:,ｲ.:.:/.:.:.:.:.:.:.ﾄ､ !／ｲ.:.:.:.ｲ/ー/.:.:.:,ｲ!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
/ ,'.:.／ {.:./i.:.:.:.:.:.:ｨ'了Y /.:.／ ﾑイﾊ/.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:|
,'.:/ i/ !.:.:.:.:.:.ｉ iｯﾉ/／ rr‐＜ ,'.:.:.:.:..:./.:.:.:.:.:.:.:.:.|
{:/. {／i.:ｲ.:.:.:.! ´ ﾄ-ｲﾉ>ｲ.:.:.:.:.:./.:.:.::.:.:.:.:.: ! 「おお。プレシア殿ではないか」
{ /.:.:.:|:∧.:从 ､ ￣ ／.:.:.:.:./ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ｲ／/.:.:.:∧.:.∧ ムｲ.:.:./i_ノ.:.:.:.:.:.:.:.:. !
,ｲ.:.:.:.:.:.:.∨ ∧ ゝ ， イ.:.:/ ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.|
／.,'.:.:.:.:.:.: / / ∧ ＜.:.: / V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/ {.:.:.:.:.:／ / /.:.:.:｀.:.:爪 ／.:.:.:.:/ ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/ !.:.:.:/ / ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:＞ ´ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:|
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
/ ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ | 「既に魔素の枯渇して久しいコチラ世界でなお、
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ /イ | | ｌ│ 空間転移術を操るとは。
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│ 流石、かつては紫電の大魔道士と呼ばれた才女。
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│ この九天玄女、心底感服したぞ！」
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ r┤/ﾍ￣ ,| |､_|_| l│
＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ┴＜｣ ｎ ／ | |::::::::￣｀ヽ、
_r‐'´ ＿＿＿ ￣`く二」 !:::::::::::::::::::ﾊ
／ ￣] [￣ ＿ n _ ,≧::::::::::::::::::::i
＼ ￣八￣ |ロ| 三||三 ｜| ／／:::::::::::::::::::::|
＼ ∠ ヘ二ﾌ |ロ|｜曰 | ﾚ′ ／,ィ´,l:::::::::::::::::::::::|
＼ ￣ 厶勹 | 〇／／ l::; ||::::::::::::::::::::::|
／ ＼ ＿＿ ￣ ／∠＿,ノ/: ||::::::::::::::::::::::|
∠ ...:.::.::＼ ／ --､ ＼ ／／::::::::::::::/,':ｌ |::::::::::::::::::::::|
厂 二＞ :::´厶イ ｀ ＜ ／ |:::::::::::／/::: ||:::::::::::::::::::::::|
ノl＿|匸ノﾉ| |l | ＼-､__>ニニイ／::: /||:::::::::::::::::::::::|
〈::::::::::.二二::| |ｌ ＼ ノ:::〈〈:::::::::::::/{:::::::/:ｌ |::::::::::::::::::::
- 487 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:27:09 ID:TzBDpZZo0
-
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/ 「そりゃどうも」
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
／:.:.＿＿:.:.:..::.:ｌ:.:.＼＼ｌ:.-:.､:.:.:.＿:.:.:.:.＼ _
／￣/:.:.:.:.:.:/:.ヽｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:ト-､:.＼:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.ｒ､l`トｌ:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.ﾄヽﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:イ:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.ｌｰoｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.{:.:.:.:.:.:}
￣/:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｌ一 ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:.＼:.:.:.:.ｌ
ｌ:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.ｲｾヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:.:.:.:.}:.:.ｌ
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼ 「私としては、今更魔法なんて使うのは恥でしかないんだけど、
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. とりあえず、力を見せない事には話にならないでしょ、貴女の場合」
｀ ＼{ヽﾊ ｀‐￣ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:.
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:.
＿ - ‐ ─ T ﾄ イ ／ｌ:.:.:.:.ｌ///////＼
＜//////////ｌ:.:.:.l//ｌ ∧/ｉ:.:.:.:.ｌ/////／三
￣ ‐ -ｘ :.:.:.l//ｌ/三ｌ/l:.:.:.:.ｌ///／三三
/:.:.:.}///三三/:.:.:.ｌ/／三三三
/:.:.:/_//三三/:.:.:.:.:.ｌ/三三三三
イ:.:.:.何_刀三三{:.:.:.:.:.:.:{三三三三
／:.:.:.:.ノ￣￣＼三八:.:.:.:.:.:.＼三三三
‐=イ:.:.:.:_／ 〟 ＼三∧:.:.:.:.:.:.:.}三三三
て／ ノ ／＼三{:.:.:.:.:.:.＼三三
／/ / ／////＼ ｌ:.:.:.:.:.:.ﾄ ゝ三
/// / /////////ｌｌ:.:.:.:.:.:.＼三
/// { //////////}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}三
{//＼ //////////ノｌ:.:.:.:.:.人:.:.ｌ三
＼///＼ ＼ //////////ｲﾄ ﾘ:.λ三
- 488 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:27:41 ID:TzBDpZZo0
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,ｨ＝＝=x ．-――… ｰ- ．
／ ｀＞.:.:¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ､
. / ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:へ
／,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ヽ.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ
／／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.! /ﾊｲ､.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/／ /.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:./ !.:.:.:.:.:ﾙ' / iﾉ ∨.:.:.:.:.:!.:.:.:.l
i/ /.:.:./.:.:.:.:.:.:l.:/ﾒ､ !ﾊ.:.:.ｉ ム二ニ､ﾉ.:/.:.:. l.:.:.:.i
{ /ｲ.:/i.:.:.:.:.:.:.iｲ,二ニ !.:ﾘ 弋ソ ﾑ/.:.:.:.._i.:.:.:.l , ⌒ヽ
/ !/ ﾑ.:.:.:.:.:.杙 弋ソﾚ' ／.:.:.:.:./ 斤.:.! / }
!／.:.ﾏ.:.ﾊ:∧ ' (つムｲ.:.:.:/ノ.:.:.:.:.! / ﾉ 「それは誤解だぞ、プレシア殿。
. ∠.:.,イ.:.ﾏi.:.:.:∧(つ /.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:i/ / 私はむしろ、力無き者の為に………」
／.:.:.:.:.:.::＼!.:.:.ゝ l＞ /.:.:.:/i.:.:.:.:.:.:.:/ /
,ｲ/.:.:.／:∧.:∧.:.:.:.:.:＞ イ/!.:/-‐=7ｰr/ /
/.:／ﾑｲ V ゝ.:.:.:r―-=|＿_//:/ ／ｲ＞ ´ メヽ、
,'.:/ r――/ へ 「 ,ｲ !ｿ //.:/ ｰy ＼i
i/ __/ 〈7/ 《>ﾛ＜》io,ｲニｲ／ ヽ＿V i Yヽ、
{ /.:.:i＞‐＜ У ＿_ヽ { ー､.:/ﾊ ! i ∨:i
＿/.:／ ／ , ｨﾁ r――vﾄ､ ）ﾄ､＿ノ__ノ ﾉ.:.:.＼
/.:.:.:.∧ / ／ i.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ｰｧ'＝=ニ斗ｧ丁.:.:.:.:.:.:.:.i
r'.:.:.:.:/ i＼ /／.:.i l.:.:.:.:.:.:.:.:.:爪ゝ------イ/ ゝ.:.:.:.:.:.:.:.＼
，＜.:.:.:.:.:.:{ l.:.:.i i.:.:.:.:.:| !.:.:.:.:.:.:.メ i 乂三三三ノ.! i.:.:.:.:.:.:.:.:.}
,. ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 V.:「人.:.:.: l |.:.:,.:.:彳.:.:.lｲ////////i i ￣i.:.:.:.:.:ヽ
. f.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:., へ 〉.:.:.:v‐v∧=＝＜.:.:.:.:.:.:.:.: ∧////////! ! L.:.:.:.:.:ﾘ
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ 7千.:「i.:.:.:.:.:.i ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ∨//////,| | /.:.:.:く
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
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{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋 「そうね。たしかに貴女は、力無き人の為に働きはするでしょうね。
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:} でも、そんな相手の意見なんて、頭から無視でしょ。
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 何せ、貴女にとって、人間の幸福は『権利』じゃなくて『義務』なんだから」
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
- 489 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:28:13 ID:TzBDpZZo0
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／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 「まあアレよね。
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::| 酪農家が畜産動物にかける愛情。それが一番近いかしら？」
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
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､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
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ゝ.ｰ---‐ヽ:ヽ,
＞:.:.:. ∧:.:.:ｰ=＝=..､
／:.:.:.:.: /:.:.∨:"ヾ､:.:.::.:.:ヽ
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i:./:./:.:./:.::.:.:.:ﾙﾊ:.:.:.:.:.:.:､:.:.i:.:!
i/i:.i.:.:/:.i:.:i:廴__ i:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.j:.:!
Ⅵ:.i:i:.:Ⅵ ﾏぅ ﾙ人:.:i:Ⅳ:.!:.i 「だからこそ、最初から『道具』と割り切った人間に情をかけたりはしない。
V ト:.:.:.ヾ , ﾚｲ:.:. |:.j そうじゃなくて？」
＿／i:.:.:.:.:.i＼ -- ／:.:.:.:|:ﾊ_,.. -‐-､
,. .＜: : : : :.:i:.:.:.:.:.i.j=＞.＜=i:.:.:.:.i￣: : : : : : ＞.､
,...＜::::::::::::＞-‐-ﾉ:.:.:.:.:j/ ｀ ― ´ !:.:.:.:j‐/:／‐-､::::::::::::＞..､
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￣￣￣i: : : :／: : : : :i:.＼ ／ヽ: : ヽ: : : :.:| ￣￣￣
i : ／::::::〉: : : :〉:::::＼_ヽ_ ／:::::::::}: : :.}::＼: :i
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- 490 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:29:18 ID:TzBDpZZo0
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〃 ／:::::::::: ::／:::::/::::::′::::::::::::::ﾄ､::::::::::: ヽ:::: ＼
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／ / ｌ ' |l | ::::i|＼::|:l|::::|:|:::::::::::: |::ﾘ |イ:::::|:l:ｌ::::::ｉ:|::
／/ / // ｌ ∧ |{|:::ｌ:|l:/|`ﾄjｌ∨ぃ:::::::::/ｌ/／ 川:::/|:l:|::::::|:|::
〃 / / // ' ハ |:::|从 l/l }/ ｌヽ:::::/ イ ＿_ }/' ﾚｌ|::::::|:ｌ::
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{ ｌヽ |:::|厶≧=ミﾄ |::::∨ /≫テ式㍉廴ﾘ::::::|:|::
l__ｌｌ | | | |ハ |:::ｌ |:::|抓 l´ } |:::/ ヽ { ｊ〉 ソ ﾑ/.:.:.:.._
|| | |/.| | ｌヽ |::::: |:::ド廴ﾞ=≦ ｊ/ ｊ ≠三≧ ／.:.:.:.:./
ﾘ | | | | |:::∧ｌ:::: い、 l〉 ムｲ.:.:.:/ノ.: 「否、情けがあるかこそ魔星達に力を与えたのさ。
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ |::l | /.:.:.:/.:.:.: 己が使命をまっとうせずに散るのでは、あまりに哀れだからな」
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::| ﾍい ー＜二二≧ "´ /ｊ/.:.:.:/.:.:.:.:
// / 小 :::| .{:::lヽトヽ ´/!.: /.:.:.:.:.:.:.:
/ { ｛ {:::| ＼l Ｖ::|:l＼ ＼ :.:.:/.:.:.:.: :.:.:.
/ { ｛ {:: |＿|::i|:::::ｌ＼|:|:::::::::: ｌヽ、 . ´ | : /.:.:.:.:.:.: :.:.:
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|/|.:い i.:.:/ ﾉ.:.:/リ :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 「………まあ、それもある意味道理よね。
i.:|/ ﾚ´/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 実際、貴女の作った魔星システムは、実に合理的だわ」
ヾ｀τ /.:.:λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀y.:.:.:/ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,二ﾆ=-、
, ／ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レく,＿＿,,、ヽ、
_ -‐ ´ ,＿,-t‐zー―-|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ｀ヾ!
,. :'"'''''"￣ ＿|／ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i＼
'´´ ／ .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i .＼
/ ,ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i i
- 491 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:29:50 ID:TzBDpZZo0
-
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 「でも、最後に魔星達を殺す理由がわからないわ。
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/ 『蜚鳥尽きて良弓蔵せられ、狡兎死して走狗煮らる』
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/ 必要ない危険物を片付けるのは、まあ妥当な判断だろうけど、
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿ 『乱世の奸雄、治世の能臣』という言葉もあるわ。
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜.. あたら有為の人材を、ワザワザ殺さなくてもイイんじゃなくて？」
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
＼
-−' ￣ ￣￣ 、
-‐'´ ﾄ､ ＼
． ´／ / / / ｌ |ｌ｜lハl ＼
．´ ／／ / ｌ |/|｜| ﾘ j/_ -|ｌ ､ ＼
/// ｲ ｌ| |｀ト|｜ /イ |ｌ ＼ ヽ
/// 〃｜l 八{ ﾍl |l / / ノノ / ｉl
// ′/ l /| | ｌ | ＿彡ｊ| / ミ＝彡 / il ｌ|
' ｜ｌ ||/| | | | ￣ l //,ｨ il ｌ|
ｌ| ｜| |ｌ/ ｌ| |ｌ| //.:/ // ﾘ 「うむ。だからこそ、前回とて全員は殺していない。
|| ｜|／ﾘ 八 |ﾍ ー――' /ｲ::/ / ,′ /! 平地に乱を起こす心配の無い者や、新天地を求めた者には、
ｌ| ﾍ{ イ / / ヽ ヽ /::/.:/.:/ / ! 新たな加護を授け、快く第二の人生を送ってもらったぞ」
ヽ /::/ / /::/.::.＼ イ::/.::/.:/ /il |
/::/.:〈＼/::/.::.::.:::.个ー_＿_〃/.::/.::/.::.::/ :il |
イ:://.::.:＼∨.::.::.::.::._| rくヽ / ,'.::./／ .::./＿il_|___
／.::.∠二二ニﾆ＼r=ﾐ /ﾍV.::.| | O ｌ:::;'´.::.:／ ／＿＿ ＞､
／:.::.::.::.::.{｛::.::.:∠二二＼0|l＞ 一┴＜l::|―'´ ／／.::.:::/￣ __|
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／ -――- |:l＼／／.::.::.:::/ ／<>|
.::. //::.::.::.:／〈 ' イ 「￣｀ l:|＼∨∧::.::.:〈 トuく>|
::.:://イ.:: / / ＼ /／ | | |ｌ ヽ〈 :..＼::..＼| ｎ｜|
- 492 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:30:27 ID:TzBDpZZo0
-
＼
＿＼＿ -――- _
_ ´ 、
. ´ ￣ ´ ＼ ＼＼
´ ／ ＼ ＼＼
／ ／/ ／ ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ
／ ′ / l | ｜ ｜ ヽｌ '. '.
／／ ／ / ｌ 〃 l| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ',
／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | } ｌ| |l j| | ｜ l
／／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ l /::厶 −|l |:| l | l | |
／ / /:::| | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || .:/イ 川::|:|ｌ| | | |
／ //l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || .::/ /／ ノj/|:|ﾘ | | ｜
//l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝ミ |/ , | | ｜ 「だが、平和に適応出来ぬ者達はそうもいかん。
//｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/厶ニミぃ|:l |l' 〃 -､ 鄱./j ′ ﾄ. | 天こう星は、腹心たる天巧星の諫言を聞き入れず、
/' | .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ごア ,ﾆ、ヾ|:l /l| 鄱 | ｌ｜ ﾒ'"/ / | | l | 己の野心を満たそうとしていたし、
| ｌ::/ j| | |:::|| l| 代 ｜ｌ ｌ |:/j "'¬＝" ./ / ／ ｌ |ﾉ | | 天勇星とて、己の武勇と先祖の威光に溺れ、
| ｌ| /| l:| l:::| l | ..ﾐ ゞ彡'´ 〈 / /イ::/ jl |::l l | 武節将軍大名府正兵馬総管では収まりそうもなかった。
｜l／ | l:| ｌ::| ｌ |ﾍ /::/ /l| |::| l:| 他の者とて大同小異。これでは如何ともし難い」
イ| ／l l | ｌ:|/∧ トﾍ /::/ /: l| |::| |l
／-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/:::::ヽヽ:::＼ ニ丶 /／ /::|｜|::l| |
／ / /::::::ヽ{::::::://＼:::::::丶 . ／/´ /:::::|｜|:::|l |
／／ / /:::::::::::::＼//:::::::::::::::::::::＿＞ ´ / / / :::: |｜|::::l| |
／／ / /::／￣厂｢ ＼::::::::::::::::::/ ＜ﾉ ￣ _/ / ∧:::::::|｜|:l:::|l |
, -‐=ﾐﾒ､ ＿＿_
／ ＞‐=＝ニ二 ､＞ ､
／ ／／ ／ ヽ ﾍ
,′ ／ ,ｲ / ／ , ト､i i ハ
／/ / i/ / ｉ | ! } i
,′{ ,′ , / jl/ / |ｌ } j /! |
/ i / ! ll ﾒ､ /jl ﾘ 厶ｲi l/ i ﾘ
|l /il/{ ll / ﾚx八 /／斗-v' ﾑ'
iｌ ｉ/,小从ﾑｧ代心ﾚ'ｨ 弋ソ r' ,ｲ, i 「無論、前世での罪業を今世にまで適応するつもりは無い。
{厶-ｧ¬ア ﾊ＿_ﾉi⌒ゝ---ｲ / j::::::| その行動如何によっては別の結果もありうるが………
/ ／ _／∠ 人 ｀ __ 厶ｲ_个- i ﾘ 残念ながら、天魁星だけは無理だ。
／ ' イ::::::.ヽ ﾏ ) イ / 〉ー‐- 何せ、今回予測される乱はあまりにも大きいゆえ、
∨ ｨ升::/ﾘrﾍ￣￣i｀r＜i l| / ／ 厶 ｀ アレには私が与えられるだけのスキルを総て付与してある。
__/ ／::::川厶/ ｝ ／' ｉ ﾊ! ﾚ' ｉ ,' / ∨ 強力過ぎて、事が成った暁には、とても人界には置いておけん！」
ji o ￣ ﾌ｀ー Ⅵ イ ﾉ / ノ /､j从! ! / i
,ｲ ,《 〃_／ 〈 /／¨´ ∧ j { ,' |
- 493 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:30:59 ID:TzBDpZZo0
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i ､ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ￣´ ／i:.:.:.:{＿＿ 「へえ〜〜」
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
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:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:.. ,ｨf＝ﾐｘ /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/ 「なら、やる夫君は何の問題も無いわね。
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i r- ､.,_ 丿//iｊｊ/ ｊ/ だって、貴女の言う様な強力なスキル何て一個も無いですもの」
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ､___ソ ／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
- 494 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:31:31 ID:TzBDpZZo0
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＼_ ... ―……―- ..._ ｜
_ .... ―＜:::::::::::::::::＞､:::＼::＼ ､＼
／: :::::: -‐／::::::::::::／:::/::.}::::∧:::::ヽ＼
//:::: ／::::/::::／::::/.{::::::.{:::/:::/ }イ::: ::ヽ:::::＼
//:::::: ::::: /:::〃:::::/::∧:::::|/:::/／ﾉﾉ::: ::::: ', :::::.│
//::::/:::|:::::| ｌ- ､//ｌ:::∧:::|:::/ /／ｌ:|: :::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::::::: :::::|::: //｀|/|:: ﾍ∨ ≫＝ミ弍|::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::| : |::/厶=ミ|:::/ヽl〃ｆうﾘ _少 ::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽ::/弐{ ｛り |:/ ＼ ￣ ／: ::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ::::::: 小^ト " |〈 ／::::::: ::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼:::l∧ /:::／:::|:| ::::::.│ 「なん……だと……」
|| |::::|:|:::::〉、:: :::|ｌ:∧ ヽ＝- /／/::::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|:ｌ／/::＼ :||:{::::ヽ / /::::::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::| :::|ﾍ:､::::::＼ イ:::::: / ::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::| ::|::._＞―L＞- ´ /::::: /:::/:::::}|:::::::::::│
|￣| |￣||￣| ｌ| |:::::| {:::＼ ￣￣￣/／}/ ￣￣`ト､::::::::::|
| | | || |人|:l＼ト--＜￣＼＿ 〃 /′ ／:::::|￣￣￣|
| | ￣ ￣ |l＼ ｀二二丶 ＼/ ' -―∠、:::::::| | ＿_
| ￣￣| ／l|⌒川￣￣＼〉ミメ、/ ￣`ー― ´ ／￣ |＿＿＿| / /
| |￣￣ 〃 l ＼＼ ＿ イ ￣＼┌―――′ / [][]厂|
|＿| ／｜ |＿＿＿＿／ 〔＿_ノ
／:::::〃:::::::::::::::|:::::::ｌ::|::| ＼|::ﾄヽ:::::ヽ:::::＼
.::::::::::ｌ:::::|::|::::::ｌ::|:::::::|:|:::| ／|::ｌﾊ:|::::::: ', :::::.│
. //::::/::::|:::::|::|::ｌ/|::|ｌ::::::|| ﾉ／ ｊ/| |ｌ :::::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::|:::::ト|､{ j::八::::ﾘｲ ≫ﾃ气ｾﾘ::::::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::|八|_≧|::＼ 〃 ヒン彡:::::::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽトｨ灯う|::/ /::::::::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ:::::::ヾﾐ ゝ |〈 /:::／:::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼{＼ /／|::ｌ::::|:| ::::::.│ 「何をバカな。そんなハズがあるワケなかろう」
|| |::::|:|:::::〉、::::|ﾍ r―ﾍ |::|::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|:ｌ／/::＼|::::＼ ヽ ノ ／|::|::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::|::|::l::::/＞ 、 _ ｌ::|::::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::|∧∨::::::::::._〕T´ ／ ｌ:|::::|:| .>､.＿＿＿
ｌ| |:::::|::∧'､::::／ | /ﾍ、 ｌ|::::ｌ:|:／／／/::.::.::/＼
/::|| |:::::|/|:::＼::|｢＼ ∨ ＼Ｏl:::ｌ:|／／／/::.::.::/／＼
/::/l|／￣￣｀V::ﾘ／r=厶-<:::::: ヽﾍ:::l|::::::: /::.::.::/ ヽ
//´ / ＼┐├く_,//ｌﾛく | |／￣ ヽ|￣ /::.::.::∧ ＜_＞､
〃 / ＼_ ｀l ノ／〈〈ノハこﾉ‐＜￣￣`＜￣＼/::.::＼|｢∪T Ｖ|＼
/ / ､ ヽノ::／／｀7／ | ト､ ＼::.::.::.::.:＼ ヽ::.::.:: ||_Ｈ_|_ｈ」. |
- 495 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:32:02 ID:TzBDpZZo0
-
. -‐…‐- .
＜l ｌ 川 川 川 ｌ ｌ＞ 、
へ. Ｖ小小小小小小Ｖ ,へ、
,厶ｧ'⌒ヾＹ＾ヾVV^Y＾ヽ⌒ヽﾊﾊ
/ 7': : : :.ｨ.:|/: /ヾﾊﾊ ｉ.ﾄ､: ヽ: ＼i
. / /': : : 〃:/| :/ ｊﾊi i: . い: .ヽ
/ /;' : :.:/__/_｣/ |__l i } Ｖハ
. / //: : :/ / / ｀ ´| ｢ lﾊ: . } ハ
' //:/: / ≫テミ ｘテミﾒ､ Wﾊ : i
l//:/: /{ 弋::ツ 弋::ツ }: : ∧| 「霊光波動拳の達人、柾木幻海を母に」
l/l∧/八 ー { ー ' /'Yﾍ! }
{ ' 人ｊハ ' ん.ﾉ |
{ミ込、 ｰ ‐ .ｲイ ｊ
{ミ幺介 . ´ ｨ |リ
_{ミY彡'ﾉ| ＞ . __ .イ__} |'
〃ｨミﾄ＜.:｣_ ＞' Ⅵ
,.仏斗┴=ﾆ_ ￣￣ -‐ ノ＾ｰ-,- . _
, ｒ'" ￣￣／￣ ／ 「i、
／l | ／ ／ l | ＼
ｌ ｌ | ／ ／ ｌ | l
从 _乂ミト､从彡イソ彡彡ト.､
ミYミヾ＼:ヾヽ::::ヾ::::::/:::/:::／〃:::::::彡
ミ≧ヾ::::ハ:::}:::ヽ:::V/:::/:〃:::/彡::::::イ
ミミｷヾ＼::＼:ヾ::}Y:::/::::::／::::彡＝彳
Y''三メ;; :≧;;;;;;;ヾ;;/;;,,:/:::::ｨ=≧三il
从二ﾆ==ミ)） .:: ;;; <ィ朴ヒ｀ヽ!
< /廴,,ｨ=" ,;; };, __ムヲﾉ )）
}{ ,ｨ''''''''ー=ﾄ､,,, ,ｲ´,,,,,,,,,,ﾉつ）（({ 「かつては妖怪に身を落とすも、戦いの果てにその心の闇を昇華。
以}三弌云≧` ,K≦云ヌミY(⌒ｿ 冥獄界にてなおその気高き闘志を失わなかった、戸愚呂殿を父に」
Ⅶ八 //7::::::} ヾヽハ }}人廴{
..,,,,ｨ ⅦⅣ./ {.:::::::} /￣`ヾｲ:::::}ﾄ:ﾉ
,..／:::::::{ 入{ ﾒ{..:::::::::{ ,_ 爪込//|
::::::::::::::::l ,爪八i{{ .::::::::ヽ;'´ /介 {:::/.:j r^ヽ ※コレは妖怪時代のモノです。現在の姿とは若干異なります。
::::::::::::::{ﾊ /:::/:::}ﾊ)）-=ﾆ＝ﾆ=- { {::ｲ ﾚ::i:::| ノ/:::八
::::::::::::::::::i__ ,,ノ:::/ii::/::::＼{{ﾄ = = ｲ}} ／ハ V}}::| ヾ::::{. ＼
:::::::::::::::::::V:/::::/::Ⅳ {:::} }ﾄ､ /ｲ /! :} .Ⅶハ＞． ）ハ ＼､_＿
:::::::::::::::::::::＼:/::イ:::人{{ {{::＞-＜.ﾘ /介 i /ｿ V ＞，}} Vー
::::::::::::::::::::::::...＼（( ⌒X} V::: / /ﾚ::{:::/:ﾉ /{ ＼ V 人_
, -‐=ﾐﾒ､ ＿＿_
／ ＞‐=＝ニ二 ､＞ ､
／ ／／ ／ ヽ ﾍ
,′ ／ ,ｲ / ／ , ト､i i ハ
／/ / i/ / ｉ | ! } i
,′{ ,′ , / jl/ / |ｌ } j /! |
/ i / ! ll ﾒ､ /jl ﾘ 厶ｲi l/ i ﾘ
|l /il/{ ll / ﾚx八 /／斗-v' ﾑ'
iｌ ｉ/,小从ﾑｧ代心ﾚ'ｨ 弋ソ r' ,ｲ, i 「更には、この私自ら可能な限りのスキルを付与した生粋のサラブレットだぞ。
{厶-ｧ¬ア ﾊ＿_ﾉi⌒ゝ---ｲ / j::::::| 無能力者であるハズがなかろう！」
/ ／ _／∠ 人 ｀ __ 厶ｲ_个- i ﾘ
／ ' イ::::::.ヽ ﾏ ) イ / 〉ー‐-
∨ ｨ升::/ﾘrﾍ￣￣i｀r＜i l| / ／ 厶 ｀
__/ ／::::川厶/ ｝ ／' ｉ ﾊ! ﾚ' ｉ ,' / ∨
ji o ￣ ﾌ｀ー Ⅵ イ ﾉ / ノ /､j从! ! / i
,ｲ ,《 〃_／ 〈 /／¨´ ∧ j { ,' |
- 496 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:32:35 ID:TzBDpZZo0
-
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
. ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ::: 「うん。たしかに、本来なら絶対あり得ない。
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::| 消滅するまで地獄を流離うハズだった戸愚呂君の魂を、
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::| ”本人の承諾無しに”無理矢理転生させるなんて力技ができるのは、
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿ 総ての神仏を引っ括めても、貴女くらいのものよね。
＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ その点だけは素直に評価するわ。
／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| ねっ、玄海………じゃなくて、幻海さん♥」
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！ 「お…大きなお世話だ」
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i
|′ !`ーﾍ /// '′ /// /礀 ｜｜
|iへ、 ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 497 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:33:53 ID:TzBDpZZo0
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, =--=≡ミ、,: ´: : : : : : : : :｀´: : : : : : ｀: : : ､
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,.ィ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
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／: : : : : : : : : : : ,ﾍx､: : : : : : : : : : : : : : : : ', : : :
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|´ :!: :!: : ,': :/ ｀ ､:! ﾊ: : : | |: :斗 - : : : : : |: : :!
. |: :|: : | : |,ｨf≠ﾐｘ :|´ |: : : i |´/ ! /!: :| : : : !: : :!
. |: 八: !:ヾ 辷zｿ｀ |: : :' ,ｨf≠ﾐｘ|: ::,: : : :': : :| 「でもって、その事実を知った途端、
. |/ :! ゞ!: :!: .: |: / ヾ 辷zｿ /: : : :/: : :! もっともらしい遺書を残して、管理していた霊山を弟子達に丸投げ。
|: : !: :| ' |´ ノ´: : : /: : : :! 『柾木幻海』は死んだ事にして、転生した戸愚呂君を追って東西奔走」
|: : ! 人 .:/: : : :/ : : : :
|: : !: : : ＼ ｒ っ .: :/: : : :/ : : : : :
': : :|: : : : : !:.､ '/: /: : : :/.: : : : : :!
/: : .ﾉ: : : : ﾉ: ﾉ ＞ - ´ /:.〈: : : : (: : : : : : :|
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/: 〈: : : : （・´ __ __ ｀ .): : : : :) : : : !
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|´ :!: :!: : ,': :/ ｀ ､:! ﾊ: : : | |: :斗 - : : : : : |: : :!
. |: :|: : | : |,ｨf＝ﾐｘ :|´ |: : : i |´/ ! /!: :| : : : !: : :!
. |: 八: !: :i!､ ｀ |: : :' ,ｨf＝ﾐ､:!: ::,: : : :': : :!
. |/ :! ゞ!: :!: " " .: |: / :| /: : : :/: : :! 「十ウン年掛けて探して、ようやく再会。
|: : !: :| ' |´ " " ノ´: : : /: : : :! 感極まって、つい逆レ○プしちゃったのよね。
|: : ! 人 .:/: : : :/ : : : : もう。玄海さんったら情熱家さんなんだから♥」
|: : !: : : ＼ ｀ - .: :/: : : :/ : : : : :
': : :|: : : : : !:.､ '/: /: : : :/.: : : : : :!
/: : .ﾉ: : : : ﾉ: ﾉ ＞ - ´ /:.〈: : : : (: : : : : : :|
. /: .／: : : ／, ' ム､_＼: : : ＼: : : : :
/: 〈: : : : （・´ __ __ ｀ .): : : : :) : : : !
. ,. /-‐´＼: : : ＼､ ヽ ´ ／: : : ／: : : : :!
／ ): : : : : 〉 ｀ ｰ‐―――‐〈: : : : 〈: : : : : : :!
- 498 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:34:30 ID:TzBDpZZo0
-
;;;;;;;;;;;;Y〃: : : : ::/l ＼ヽ__ , ― ､ l ヽ.ヽ ＼ ヽ_|
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::|| l ｀ｰ‐― -- ､ ｀ヽ l,' } ヽ.
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::{{ ヽ､ ＼ } _l| l ヽ
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : : ＼:::::::ヽ ＿＿ ヽ / ／. | }}
;;;;;;;;;;;;;l: : : : : : .｀＞､´::＞‐‐::... l/ / {{ /'
;;;;;;;;;;;;;丶: : :l､,ｨィ´／::＿｀ー-― 二､ }:: /ヽ. ／ﾉ {
;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : : : :,ィ ´ ゝ''_ノ ./:/ ﾉ:::} } /´／ __ _丿
;;;;;;;;;;;;;;;;;l: : : :: : :＼ ／:l´ヽ.ヽ::::{ / { { ／／
: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_ 「莫大なお世話だよ！！」
:::::::/;;;;;;;l: : 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. }
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿
::::::: : :ヾi!::｀ /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
;;;;;;;:::＞;;;::l ＜;;; |::ヽ:ヾ::l l l:l | }::l::::::::} | } | |//
_,ｚェ T T ト 、 ┏┓┏┓
／ / ! i i ハ ┏┛┃┃┗┓
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ ┗━┛┗━┛
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ ┏━┓┏━┓
/ハ,.‐７/尸7′ V ┗┓┃┃┏┛
ﾙァ / 〃// ヽﾄ┗┛┗┛
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i 「って、今は人の黒歴史をほじくり返している場合じゃないだろ！」
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_ 【インフォメーション】。
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__, やる夫達の祖母、入速出玄海の正体は、
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ 実は、やる夫達の実母、柾木幻海でした。
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、 隠した理由は………お察し下さい。
/ l ! ／ ／ j｛ 〉 いくら魔都OKAYMAでも、年齢差７０歳のカップルは異常なんです。
〈 || ／ ／ l ! ）
- 499 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:35:02 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿
ヽ､＿〉
∧ 、＿＿＿ ヘ__
ｲ ヽ ヽ ┬─‐个ｰ┘
ｌ| 〃 ヽ | ＿|_匚|_/,へ、
|{ {{ ＿＿＿ ＼/ ｀ ｰ┐┌─‐,、 ＼
＞ ´ 、 ヽ二ニ、 ニ二、＼ノ
´ ＼ ヽ ＼ ／/_／/ | l ＼｀ ｰ─'/
／ / / ' / ヽ ::|l |＼l ＼ ヽ ヽ ─' /＼_/ | │ ＼＿/
'／/ ｌ | l/ j|:| |＼ｌ| _} |ｌ:ト､＼＿ ＼__/ _/ ｌ
// // |、| |:/ |:|l |:l /ィ´ jハ|:| ｀ ー― ＝ 、 ＼/
,// //.::| |:l＼7ｰ|八 ∨ ≫=ミK|ｌ|｜ ｌ ＼
〃 // ::::| l| |j斗=ミ|＼ 上ゾ 》|l l| ｜ ｌ |
ｌ| //|l::::::| |l ヾ《 ｛ﾟり |/、 ｀ ﾘ/ﾍ |l:..l | 「然り！ 今問題なのは天魁星の状態です！
| l | |l:::|::| ｌ|:＼＼´ __ // ぅ| |l::.| ＿〉 彼が何の能力も持たないという話は真ですか！？」
ｌ l | |l:::|∧ｌ|:::{::ﾍ ＼ Y⌒ヽ 厶ｲ:ｌ｜::.＼―ヘ、
// ｌ:|∧::| ∧l::::＼＼ ニノ ／/::::|::| | ｌ ::::..＼ ＼
/ // ｌ| 〉ｌ:::::::＼:::::＼＞ __ ´ l:::::::|::| |::l :::::::.ヽ＼ ＼＼
// / / /∧/⌒ヽ＼＼＼┴‐- ＿ |―ﾍ |八ｌ ::::::::::::} ﾄ＼ ＼＼＼
/ // / / ///￣＼ い、 ｀＼ Ｏ //＾Y＾)//厶ィニニヽﾉl:|:::ﾄ ＼ ＼＼ヽ
,//〃 // / // | ＿_ ヽ＼｀ー―＞┴― ＜二∠⊥≧＝彡ｌ|:::|l ::.::.＼ ヽ
廴人/〃/ // / // ノ／ ...:: ∨￣∠二二、ー- ､＼ ￣` ＜::..＼ｌ|:::|ｌ＼::.::.:＼|ｌ｀い
| | / /〃// / /´/ ..::.::.:.......::.::ｌ /〃.: / ト､＼ヽ ／＜＼:::ｌ|＼ｌ ＼::.::.|ﾄ､| |
| / / / ' ∧ _ / 丿 .::.:: |ﾉ | ::: ..::.::.::| | ＼j// ｀. Ⅵ＼＼ ＼|l ::| |
|l/ / ∧｛／ 〉 /´ ...::.:: .::.::.::.| 八::.::.::.::.::.| |::.:. . ::|｣::...::.::.::| } |::::|＼＼ ﾘ､:| |＼
/ / / ∨￣ ﾉ ..:..:.::.::.:: ..::.::.::.::ノ´ ::.＼ :.::.::.ヽ ノ.::.::ノ人::.::.::.::.ﾉ //＼|＿＼＼ | |::.. ＼
' / ＼／ .::.::.::.::／⌒＼＼ ::.::.:＞―−―＜::（(_)`ー−ｲ/|ｌ ｢| Ⅳヽ ＼＼ﾉ人:::l ヽ
/＼ ／ ..::.::.::.:: ｲ:| ∨＼ ::.::... 《 :... 〉〉￣ヾ:::::丿 |｣ l/ ｜ ヽ＼ l:::| l
′ ／| ....::.::.::.::.:::/ll ::l /::::::::〉 〃.::.: | | ::.:..|／ ／/〉 ト､ ｀＼| |
ｌ__／ ／ , ――┐/|:ｌ| ::| /:::::／ ..:: 《 ::..... | | /ヽ==彡 〈/ ノ [ト､ |::|＼
|―‐ ／／￣￣] |.'l::|:ｌ| ::| ∧::く 》 ::.::.:.:.:.. | | ｆ::::::ト--＝彡 ノ［||ヽ _ ｌ:|
|ー-､ ＼＼::::::::://＼l| l| ::| ∧::∨_〕=＝＝≪::.:.:.. // 〉::::|::::|ヽ===彡 ﾉ:::::|｜ |l
|―‐､＼ ＼ヽ:://＼ l| ::|/::| ヽ::::| ◯ 》 ::.::.:｛｛::... ｛_:::::|ｌ:::| ト--r＜＞ノ 小、
| ＼ヽ:::', /::... ＼ l:|:::::|＼ r=======≪::.::.::.::.. ）） 《0ｌ_| l::| |:::::ハ二´- ´｜ l、
- 500 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:35:34 ID:TzBDpZZo0
-
／ ／ ／￣ ／￣￣￣￣￣'ー─丶、
丿 /| ／｀’ /／｀ ／｀ , -―─'￣｀
/│ |::|／ ／｀ ／ ∠-―ーーー丶
/｀:│..// / / ／｀ , -―'￣￣'’｀｀
| .. |:: / |/ / ,,, ー'／｀￣￣｀＞
..‖ ..|: │../ / , -,―丶、,,/ ,--―'￣
‖..く |.│ , -,―'７｀￣｀｀７＼,―'￣｀￣￣｀＼
.|│..| ::｀Ｙ .., -'／ ／ ／｀￣｀￣＼ ,―'二｀￣｀
.＼＼＼ ∨ /｀ 〃／/,-,｀Ζ_,-ー'⌒ｿ￣｀ ,,,,｀＼
⊥、＼Ｖｌ /∠｀ ' ∠-７￣ ｀─二、￣｀
∠＿.＿＼|../（ ＼ ＿＿,,,ノ ∠二─-─:、_＼
..／ ,-─＼|/ ..／,,===,,, .つ＿, :|＼｀|＼│
/,--─７ｌ｀─-、 ...〃」| ｌ｀ ｀/／⌒Ｙ Ｙ ..Ｙ
./｀／￣｀|| ,'/」|... 丶-'｀ ／/く、..ﾉ 「………まあ、天賦の才が無いのは確かよね」
/／７ /｀| .- ,:' 〃〃../ / /_ノ
Ｙ │/ ..∧.. ヽ ││┌-ヘ、
..Ｙ..／ｌ／⊃ ￣ ..│││/／.＼
..／../| ∟-｀┐ ...／|...|／／＼ , -,⌒＼
.| .|....＼ . :::::::::::::::::::::│| ）／／／⌒＼
.| .| ...Ζ⌒｀::::::::::::::::／|.| ./ フ /⊿ ...＼
.| .| ..／⌒｀了|:::／￣Ｕ''|| /／/ / |
│.| / ／）,-'¬ （ ../| .../ ┘.../ .|
...|.|../ |⌒' .| ..￣ ../／ ／ ...|
||/ ..|├-.│ ../ ..／| ./ ./
.| ／ ノ./─ | ...|..／Γ / │
, -─- ､＼ ＿ ／::::::::＼ ＼:::::::::::ヽ
／ -── -:::::::ヽ , ーく::::::::::::＞ー ､ /:; ー- ､::＼ ＼::::::::',
'´ , -' ´::::::｀ヽ｀／::::::::::ヽ:';:::::／::::::'"´｀ ‐､:::／＿:::::::::::::ヽ ヽ::::::i
／::::::::; - ､:::／:::＞'"´,ゝ､;:イー-＜::｀ヽ:';:::::＿__｀ヽ::::::::', ';:::::l
/::::／／::::::::::::;:::フ （ ﾘ __, ヾヽ::i::::::::::｀‐､＼::::::i i::::l
/／／;::-:::::::::/イ7 ￣￣｀ヽ ／￣ ト､:」::｀‐､:::::ヽ ヽ::::l l:::!
/ /ｲ:::／:::／:;:へl , へ ,.へ、 l へ｀‐､:::ヽヽ:', ';:::l !;'
/／:イ::/:i l ,,, ＿＿_ ,,, li__ノ:ヽ::l＼:', ';:l 「あっ、そうだ。
r-､::::l';:l::::｀‐/', lV:::::::::l ,ｲ:l:::::::::::';l::::ヽi i:! 信じられないんだったら、自分の目で確かめてみれば？
', ',:l , -ｰl::::ｌ＼ l::::::::::::l ／::l:::lー-､:::l:::::::::l l アンタ得意でしょ、そういうの」
', ', l:::::lー｀ ‐-l:::::::::::l-‐ ´ー「l::l ＼::::::l !
／ ', ', l::::l ヽ ｀‐-‐' ﾉ l::/ ＼!
「 ,「 ヽ「｀ ‐､';::l ＿＿_, -'´ ノ ＼
l i ヽ ＼ゝ lヽ/ヾフ / ヽ
l 「＼ ＼_.」 ﾉ / / ／｀ ‐ ､ l
ｒ/ ,ゝ､ ｀ ┘ ／ l 「｀ヽ ／ヽ , - ､ ヽ／
ｒ‐ '´ ￣ ア ヽ､', lヾフ l ｌ l l￣｀ｒｰ､
ヽ /＿／ / ｀ ー------ｰ' ´l ,.ｲ l ﾉ ノ
- 501 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:36:07 ID:TzBDpZZo0
-
＼
＿＼＿ -――- _
_ ´ 、
. ´ ￣ ´ ＼ ＼＼
´ ／ ＼ ＼＼
／ ／/ ／ ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ
／ ′ / l | ｜ ｜ ヽｌ '. '.
／／ ／ / ｌ 〃 l| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ',
. ／／ ／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | } ｌ| |l j| | ｜ l
／／ ／／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ l /::厶 −|l |:| l | l | |
. ／／/ ／ / /:::| | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || .:/イ 川::|:|ｌ| | | |
／／ / /ｌ／ //l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || .::/ /／ ノj/|:|ﾘ | | ｜
/ / /::/ //l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝气ミ辷|/ , | | ｜
/ /::/ //｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/' ＿_- |:l |l' 〃 ト-::::ｊ ｝ }/j ′ ﾄ. | 「わかりました。
′ /::/ //' | .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ご≫テ=ミメ|:l /l| ┴−＜ '"/ / | | l | 実際、私としても、せっかく此方に来た以上は、
l /::/ ｌ/ | ｌ::/ j| | |:::|| l| 弐 トｲ::::｝ |:/j / / ／ ｌ |ﾉ | | 魔星達の現状を確認しておくつもりでしたからね。
| l:/′ | | ｌ| /| l:| l:::| l | ´ヾ ＞ " | 〈 / /イ::/ jl |::l l | 鷲羽様の許可の元に人界でスキルが
| l| ｜l／ | l:| ｌ::| ｌ |ﾍ /::/ /l| |::| l:| 使えるのであれば、好都合というものです」
｜｜ イ| ／l l | ｌ:|/∧ トﾍ ＿, -‐／ /::/ /: l| |::| |l
ｌ｜ ／-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/:::::ヽヽ:::＼ ｀￣ /／ /::|｜|::l| |
ヽ ／ / /::::::ヽ{::::::://＼:::::::丶 . ／/´ /:::::|｜|:::|l |
＼ ／／ / /:::::::::::::＼//:::::::::::::::::::::＿＞ . ´ / / / :::: |｜|::::l| |
. ／／ / /::／￣厂｢ ＼::::::::::::::::::/ ＜ﾉ ￣ _/ / ∧:::::::|｜|:l:::|l |
／／ イ / l| | |ｌ /￣ ｢￣/ ￣＼ /￣ /イ / ゝ:::|｜|:|:::ｌ| |＿＿_
イ.:::/ ／::::ｌ / l:| | ||＿＼／＿ｊ| ∠:::::ヽ∨厂ヽ / .::/ ／／ /￣／￣／ r＜}|
／/:::/ //￣ｌ/ |::| | |::::::::::::::::::::: ||／／￣＞匸}/^l |' .::/ / /:::l 〈＿/ ／/ / ￣〉
.／ /:::/ / | |! l::::| | └―――‐ 〈 く＿／／｝ |ヾノ｜:/∨∧::└―一'::::/ / ／|
/:::/ /〈/ |＼＿_|::::| l ￣￣／´ ／＞―ヘヽ/ /^ー‐l:/ヽ_/＼＼::::::::::::: / / ／ __
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ / /::/ //l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝气ミ辷|/ , | | ｜
/ /::/ //｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/' ＿_- |:l |l' 〃 ト-::::ｊ ｝ }/j ′ ﾄ. | 「広目天の眼《クレヤボヤンス》」
′ /::/ //' | .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ご≫テ=ミメ|:l /l| ┴−＜ '"/ / | | l |
l /::/ ｌ/ | ｌ::/ j| | |:::|| l| 弐 トｲ::::｝ |:/j / / ／ ｌ |ﾉ | | ※九天玄女が持つスキルの一つ。
| l:/′ | | ｌ| /| l:| l:::| l | ´ヾ ＞ " | 〈 / /イ::/ jl |::l l | 千里眼を持つ広目天の視覚を借りるスキル。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 502 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:36:40 ID:TzBDpZZo0
-
＼_ ... ―……―- ..._ ｜
_ .... ―＜:::::::::::::::::＞､:::＼::＼ ､＼
／: :::::: -‐／::::::::::::／:::/::.}::::∧:::::ヽ＼
//:::: ／::::/::::／::::/.{::::::.{:::/:::/ }イ::: ::ヽ:::::＼
//:::::: ::::: /:::〃:::::/::∧:::::|/:::/／ﾉﾉ::: ::::: ', :::::.│
//::::/:::|:::::| ｌ- ､//ｌ:::∧:::|:::/ /／ｌ:|: :::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::::::: :::::|::: //｀|/|:: ﾍ∨ ≫＝ミ弍|::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::| : |::/厶=ミ|:::/ヽl〃ｆうﾘ _少 ::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽ::/弐{ ｛り |:/ ＼ ￣ ／: ::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ::::::: 小^ト " |〈 ／::::::: ::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼:::l∧ /:::／:::|:| ::::::.│ 「なん……だと……」
|| |::::|:|:::::〉、:: :::|ｌ:∧ ヽ＝- /／/::::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|:ｌ／/::＼ :||:{::::ヽ / /::::::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::| :::|ﾍ:､::::::＼ イ:::::: / ::|:|＼::::::::::.│ ※やる夫にピントを合わせて過去視。
/／ ヽ〈 |:::::| ::|::._＞―L＞- ´ /::::: /:::/:::::}|:::::::::::│ ココ最近の醜態を視聴中。
|￣| |￣||￣| ｌ| |:::::| {:::＼ ￣￣￣/／}/ ￣￣`ト､::::::::::|
| | | || |人|:l＼ト--＜￣＼＿ 〃 /′ ／:::::|￣￣￣|
| | ￣ ￣ |l＼ ｀二二丶 ＼/ ' -―∠、:::::::| | ＿_
| ￣￣| ／l|⌒川￣￣＼〉ミメ、/ ￣`ー― ´ ／￣ |＿＿＿| / /
| |￣￣ 〃 l ＼＼ ＿ イ ￣＼┌―――′ / [][]厂|
|＿| ／｜ |＿＿＿＿／ 〔＿_ノ
／:::::〃:::::::::::::::|:::::::ｌ::|::| ＼|::ﾄヽ:::::ヽ:::::＼
.::::::::::ｌ:::::|::|::::::ｌ::|:::::::|:|:::| ／|::ｌﾊ:|::::::: ', :::::.│
. //::::/::::|:::::|::|::ｌ/|::|ｌ::::::|| ﾉ／ ｊ/| |ｌ :::::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::|:::::ト|､{ j::八::::ﾘｲ ≫ﾃ气ｾﾘ::::::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::|八|_≧|::＼ 〃 ヒン彡:::::::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽトｨ灯う|::/ /::::::::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ:::::::ヾﾐ ゝ |〈 /:::／:::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼{＼ /／|::ｌ::::|:| ::::::.│ 「ば…バカな。こんな事があるハズがない！」
|| |::::|:|:::::〉、::::|ﾍ r―ﾍ |::|::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|:ｌ／/::＼|::::＼ ヽ ノ ／|::|::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::|::|::l::::/＞ 、 _ ｌ::|::::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::|∧∨::::::::::._〕T´ ／ ｌ:|::::|:| .>､.＿＿＿
ｌ| |:::::|::∧'､::::／ | /ﾍ、 ｌ|::::ｌ:|:／／／/::.::.::/＼
/::|| |:::::|/|:::＼::|｢＼ ∨ ＼Ｏl:::ｌ:|／／／/::.::.::/／＼
/::/l|／￣￣｀V::ﾘ／r=厶-<:::::: ヽﾍ:::l|::::::: /::.::.::/ ヽ
//´ / ＼┐├く_,//ｌﾛく | |／￣ ヽ|￣ /::.::.::∧ ＜_＞､
〃 / ＼_ ｀l ノ／〈〈ノハこﾉ‐＜￣￣`＜￣＼/::.::＼|｢∪T Ｖ|＼
- 503 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:37:14 ID:TzBDpZZo0
-
バ λ
ッ ー-、 i ｝
. ｎ ＼ 「ﾆァ
/ h |,＿ /;;;/
｛.)ノ ／´ ﾞヽ、 ノ::::/
,片く〉 ノィ ./ .k }' ;;;;;/
.〈ヽ､_,ﾍＬ;;;;;〈_〈i/ｌ川メiリノ ｌi |=､_ｍｍｎ ｨ7
>__||ｒ＝ｭ;;;;;;~~;ﾉiﾊｰ ｰﾉﾘi;;;;;;;| || | | |］フ 「仮に、鷲羽様の手によって、私が与えたスキルが総て封じられたのだとしても、
. ﾞ´ ﾞｰ―ﾞ――ｧk价,呆.介ﾉ,-‐<ｰ'ｰ'ｰ' 樹雷の血を引き、しかも、両親共に優れた武術家の子である天魁星が、こんなにも弱い。
/ ﾘ;;< × ﾘ>;ト､;;;＼ 何の能力も持たない弱者であるハズがない。
／;;;／ｌ;;l l;;：;;l l;;|ﾘﾊk;;;;;＼ そう。獅子の子は決して猫にはなれぬ。
／;;;;／川;>;;;;;;|r'TTヽハ＼;;;;＼ どれほど怠惰な人生を送ってきたとしても、その片鱗すら現れぬなどありえぬ事。
,ト､ｲ （ﾙ人;;;;;;:| | | | | く彡k 能ある鷹が爪を隠しているとしか考えられない！」
＝ﾆ‐ノ / / Y´ k | | ﾉ .ﾉ `=- ﾞ
‘ｖ､_/--ｲ｝=｛
ﾞt､＿|｛;;;;ﾉ
|=ｭ.| バ
| || | バ
| || | ッ
| || |
／ ＼
／ -−' ￣ ￣￣ 、
／ -‐'´ ﾄ､ ＼
． ´／ / / / ｌ |ｌ｜lハl ＼
．´ ／／ / ｌ |/|｜| ﾘ j/_ -|ｌ ､ ＼
/// ｲ ｌ| |｀ト|｜ /イ |ｌ ＼ ヽ
/// 〃｜l 八{ ﾍl |l / / ノノ / ｉl
// ′/ l /| | ｌ | ＿彡ｊ| / ミ＝彡 / il ｌ|
' ｜ｌ ||/| | | | ￣ l //,ｨ il ｌ|
ｌ| ｜| |ｌ/ ｌ| |ｌ| //.:/ // ﾘ 「さあ。事のカラクリは解けましたぞ。
|| ｜|／ﾘ 八 |ﾍ ー――' /ｲ::/ / ,′ /! この上は、天魁星に掛けた偽装工作を解除して下さい」
ｌ| ﾍ{ イ / / ヽ ヽ /::/.:/.:/ / !
ヽ /::/ / /::/.::.＼ イ::/.::/.:/ /il |
/::/.:〈＼/::/.::.::.:::.个ー_＿_〃/.::/.::/.::.::/ :il |
イ:://.::.:＼∨.::.::.::.::._| rくヽ / ,'.::./／ .::./＿il_|___
／.::.∠二二ニﾆ＼r=ﾐ /ﾍV.::.| | O ｌ:::;'´.::.:／ ／＿＿ ＞､
／:.::.::.::.::.{｛::.::.:∠二二＼0|l＞ 一┴＜l::|―'´ ／／.::.:::/￣ __|
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／ -――- |:l＼／／.::.::.:::/ ／<>|
.／.::. //::.::.::.:／〈 ' イ 「￣｀ l:|＼∨∧::.::.:〈 トuく>|
／.::.::.:://イ.:: / / ＼ /／ | | |ｌ ヽ〈 :..＼::..＼| ｎ｜|
'.::.::.::／{｛／:: ｲ| ｌ ＼＿j/ | |.::.::.::.::.. |｜ ::. `ー=ニ二廴
./.::.::／ ヾ／/l | | ｀ｌ｜ | |::.::.::.::.::.::.ｊ｜|ﾍ ::.:.. :... |ｰ､
/.::／ ／´ ／八ｌ ｌ::.::.::.::.::.::|::|ﾍ ::.::.::l ｌ::.::.::.::.:／.::| ＜l、 ::.::.:.. ::.::...:..|／|
./::/ ／∠::.::.＼ ヽ::.::.::.::.ﾉ八 ＼::.:.ヽ ﾉ.::. イ／.:::|/| ＞ﾐ========彡'´ |
- 504 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:37:47 ID:TzBDpZZo0
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, - ──── - ､ ＼ ｀ヽ l ヽ
, - ' ´＿＿＿＿ ｀ ‐ ､ヽ ヽ ｌ ',
' ´￣￣ 二ﾆ=- ─- ､ ＼ ', l i
, - ' ´ , - ───- ､ ', ﾉ l
, - '´ i / /
, -'´ , - '"´＿＿ ＿＿＿ ノ ／
／ , - ´ ´｀ヽ ヽ' ´:::::::::::::::::::::｀ヽ ‐ '´∠
／ , -' ´／ ,-'"´二 ＼∠:::::::::::::::::::::::::::::::::', , -‐ｰ ヽ
／, -'´ ／ ／＿ , -/ ＞ ｀` ‐-､ ', -ー-ヽ
／ ／ , -イ ／ , -ｒ-､ ／ ､＿ 「 ｀ｒ ､ ヽ-､ ＼
／ ／ ／ / イ ／l ヽ.｀ -､ ゝ､_, 〉 ﾉ､ ',
/ ／ ／ /／ ヽ_ ', ｌ ￣ ｀ ｨイヽノ､ l 「悪いけど、私はやる夫殿のスキルを封じてなんて無いし、
/ ／ ／ ／ / ／::::＼ｌ l ＿ ' ￣ /､ヽl やる夫殿も、擬態をしているワケじゃないわよ」
/ ／ / ／ /:::::;::イ l ! ,. ｲ l , ┐
/／ / ,.ｲ , -──':::::::ト l ,' ｀ ｒ＜´l l ｌ ＿ ／／
/ // ＿ ／:ヽ:::::::::::::::::::::l lﾉ ￣ﾉ:::::::｀ ー-リ-ーｧ──ｧ／───────ｒｧ'´ -ｒイ
/ ／::::::::::::｀ヽ:::';:::::::::::::::::::::＼ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::/ / l::l ﾆﾕ､!
/ｒ '´ ＼:::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::rー ｧ::::::::::::::::::::::::::/ / , -' ´ ｀ ‐-‐'´
／ ＼ ヽ:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::ヽノ::::::::::::::::::::::::::;' / , - ' ´
/ ヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::;' ,' ｧ--- ‐ ' ´
l l ', ';::::::;ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::/＿_/／
l l 入 」／ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ, イ´
ﾉ トｲ ￣ /::::::::::::「￣￣￣「｀ヽ:::;:イ:::::::::l
l ﾉ l ,'::::::::::／ー-ｧ- ＿/ 」 l::::::::::::l
l / ｌ i:::::::／ / l i ヽ l l::::::::::::l
l / l l::::/ , イ l l ',l l::::::::::::l
lﾆ二! l l::/ ' ´ , イ l l i.l:::::::::::::l
l ヽ l l:/-‐''´ l l l ﾄl::::::::::::l
L ｒ､） ｌ l/ l l l ',l::::::::::::l
｀ ‐'´ l/ l l l l::::::::::l
/ l l ﾉノ l:::::::::l
- 505 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:38:19 ID:TzBDpZZo0
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／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ, 「実際、アンタの付与したスキルは、今も”一応”稼働中だよ」
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. !
| l| i | !ヽ､ = ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
／ ／ ／￣ ／￣￣￣￣￣'ー─丶、
丿 /| ／｀’ /／｀ ／｀ , -―─'￣｀
/│ |::|／ ／｀ ／ ∠-―ーーー丶
/｀:│..// / / ／｀ , -―'￣￣'’｀｀
| .. |:: / |/ / ,,, ー'／｀￣￣｀＞
..‖ ..|: │../ / , -,―丶、,,/ ,--―'￣
‖..く |.│ , -,―'７｀￣｀｀７＼,―'￣｀￣￣｀＼
.|│..| ::｀Ｙ .., -'／ ／ ／｀￣｀￣＼ ,―'二｀￣｀
.＼＼＼ ∨ /｀ 〃／/,-,｀Ζ_,-ー'⌒ｿ￣｀ ,,,,｀＼
⊥、＼Ｖｌ /∠｀ ' ∠-７￣ ｀─二、￣｀
∠＿.＿＼|../（ ＼ ＿＿,,,ノ ∠二─-─:、_＼
..／ ,-─＼|/ ..／,,===,,, .つ＿, :|＼｀|＼│
/,--─７ｌ｀─-、 ...〃」| ｌ｀ ｀/／⌒Ｙ Ｙ ..Ｙ
./｀／￣｀|| ,'/」|... 丶-'｀ ／/く、..ﾉ 「何しろ、そうでなければやる夫殿は、間違いなく死産に。
/／７ /｀| .- ,:' 〃〃../ / /_ノ 今だって、幾つかのスキルが停止すれば、即死は免れないでしょうからね」
Ｙ │/ ..∧.. ヽ ││┌-ヘ、
..Ｙ..／ｌ／⊃ ￣ ..│││/／.＼
..／../| ∟-｀┐ ...／|...|／／＼ , -,⌒＼
.| .|....＼ . :::::::::::::::::::::│| ）／／／⌒＼
.| .| ...Ζ⌒｀::::::::::::::::／|.| ./ フ /⊿ ...＼
.| .| ..／⌒｀了|:::／￣Ｕ''|| /／/ / |
│.| / ／）,-'¬ （ ../| .../ ┘.../ .|
...|.|../ |⌒' .| ..￣ ../／ ／ ...|
||/ ..|├-.│ ../ ..／| ./ ./
.| ／ ノ./─ | ...|..／Γ / │
- 506 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:38:51 ID:TzBDpZZo0
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:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 「ええ。正直往生したわよ、玄海さんがココに泣きついてきた時には。
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/ 戸愚呂君ヤっちゃたら、身体が元に戻らなくなったって、
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/ まるでお色気系の漫画みたいな状態だったんだから」
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
∧__ ‐;;''::´￣￣｀ｰ-、
, -‐´べ;:.:.:;:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ- 、
∠,.:.:.:.:.:.:.:.:7.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.Ι.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
_,／;;/.:.:|.:i:.:.:. i:.i|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
￣/:.i.:.:|λ:.:.:|ﾉi.:.:.|か.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 「たしか生理整頓《フィジカルデフラグ》って言ったかしら？
|/|.:い i.:.:/ ﾉ.:.:/リ :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 貴女がやる夫君に付与したスキルの一つで、、常に肉体を最適化するってヤツは」
i.:|/ ﾚ´/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀τ /.:.:λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀y.:.:.:/ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,二ﾆ=-、
, ／ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レく,＿＿,,、ヽ、
_ -‐ ´ ,＿,-t‐zー―-|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ｀ヾ!
,. :'"'''''"￣ ＿|／ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i＼
'´´ ／ .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i .＼
/ ,ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i i
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| ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ |
| l, ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
.| ! . /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
- 507 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:39:47 ID:TzBDpZZo0
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／:.:.＿＿:.:.:..::.:ｌ:.:.＼＼ｌ:.-:.､:.:.:.＿:.:.:.:.＼ _
／￣/:.:.:.:.:.:/:.ヽｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:ト-､:.＼:.:.ヽ:.:.:..:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.ｒ､l`トｌ:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.ﾄヽﾊｌ:.:.}:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:イ:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.ｌｰoｰｌ:.:.ｌｒ:.:.ｧ:.:.ｌ:.:.ヽ:.:.ｌ:.:.ｌ:.:.:.{:.:.:.:.:.:}
￣/:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｌ一 ｌ:./l:.:.}:.:.:.:.}:.:.ｌ:.:.:ｉr、:.:.＼:.:.:.:.ｌ
ｌ:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.ｲｾヌ ｊ/ ｌ.:.ｌ:.:.:.:/:./:.:.:ｌ ｌ:.:.:.:.:.:.}:.:.ｌ 「延命調整こそ受けていなかったとは言え、玄海さん………
{:/ｌヽλ:.:.ｌ j ｌ/ ｌ:.:.ｲ/:.:./:.ｌ／:.:.:.:.:.:.＼ いえ、柾木幻海は樹雷と地球人のハーフ。
ヽ ｌ:.{:.:.ｌ`ゝ _ j／'/／ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. しかも、霊光波動拳という肉体の活性化を前提としている
｀ ＼{ヽﾊ ｀‐￣ ﾉｌ:.:.λ-:.‐_:.:.:.:.:.:. 拳法を修めていた事もあって、母体に過剰反応しちゃたんでしょうね」
j/ゝ>、 イ/:.:.:.ｌ/////＼:.:.:.:.
＿ - ‐ ─ T ﾄ イ ／ｌ:.:.:.:.ｌ///////＼
＜//////////ｌ:.:.:.l//ｌ ∧/ｉ:.:.:.:.ｌ/////／三
￣ ‐ -ｘ :.:.:.l//ｌ/三ｌ/l:.:.:.:.ｌ///／三三
/:.:.:.}///三三/:.:.:.ｌ/／三三三
/:.:.:/_//三三/:.:.:.:.:.ｌ/三三三三
イ:.:.:.何_刀三三{:.:.:.:.:.:.:{三三三三
／:.:.:.:.ノ￣￣＼三八:.:.:.:.:.:.＼三三三
‐=イ:.:.:.:_／ 〟 ＼三∧:.:.:.:.:.:.:.}三三三
て／ ノ ／＼三{:.:.:.:.:.:.＼三三
／/ / ／////＼ ｌ:.:.:.:.:.:.ﾄ ゝ三
/// / /////////ｌｌ:.:.:.:.:.:.＼三
/// { //////////}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}三
{//＼ //////////ノｌ:.:.:.:.:.人:.:.ｌ三
＼///＼ ＼ //////////ｲﾄ ﾘ:.λ三リ三
-.､
ゝ.ｰ---‐ヽ:ヽ,
＞:.:.:. ∧:.:.:ｰ=＝=..､
／:.:.:.:.: /:.:.∨:"ヾ､:.:.::.:.:ヽ
/:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.,:.:,:.:.:.:.:ヽ:.:.:.',:.',
i:./:./:.:./:.::.:.:.:ﾙﾊ:.:.:.:.:.:.:､:.:.i:.:!
i/i:.i.:.:/:.i:.:i:廴__ i:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.j:.:! 「本来なら、やる夫君のモノとなるはずだったこのスキルは、玄海さんのモノに。
Ⅵ:.i:i:.:Ⅵ ﾏぅ ﾙ人:.:i:Ⅳ:.!:.i その結果、玄海さんの肉体は、ピークだった頃に固定された状態に。
V ト:.:.:.ヾ , ﾚｲ:.:. |:.j まあ、これだけだったら問題ない。
＿／i:.:.:.:.:.i＼ -- ／:.:.:.:|:ﾊ_,.. -‐ むしろ、超高齢出産を控えた彼女にとって、好都合でしかなかったんだけど……」
,. .＜: : : : :.:i:.:.:.:.:.i.j=＞.＜=i:.:.:.:.i￣: : : : : : ＞.､
,...＜::::::::::::＞-‐-ﾉ:.:.:.:.:j/ ｀ ― ´ !:.:.:.:j‐/:／‐-､::::::::::::＞..､
-.=::≦:::::::::::::::::／: : : ／:.:.:.／ ー- -一ヽ:.:.＼:.: :. :. : :Y::::::::::::::::::≧:=.-
￣￣￣i: : : :／: : : : :i:.＼ ／ヽ: : ヽ: : : :.:| ￣￣￣
. i : ／::::::〉: : : :〉:::::＼_ヽ_ ／:::::::::}: : :.}::＼: :i
;／::::::／: : :／::::／:/ーr‐Y:i:::::::::i: : : ＼::ヽj
/::::i::: 〈: : :.:/:::::::::::::/i. j .j:::i::::::::::＼: : : i:::∧
/::::::::::::: ＼: i:::::::::::::/∧..人 /i:::i::::::::::::::}: :./:::: ∧
- 508 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:40:19 ID:TzBDpZZo0
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...-−‐--.......
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.,,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／::::::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゛ 、
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1::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..._'''':
‐'、:::::::::::::___:_,,......-:::::::::::::::::::::::::::イ彳-''广::゛ｰ卜
＼− 1_,' ヽ ﾞｌｴ..二''-- 辷ニﾆ､ ｌ |:::::::::::/´
!ｒ‐''''^´ 1 ./丿 !│ ‐ _ ゞrソ´ :ハ..-''
/::::::::::::::::::::::''¬::::礀│ ‐､.￣´ ､
/:::::::::::::::::::::::::::l 」:::::::::::!! ''、
/:::::::::::::::::::::::::::::'' !:::::::亅 ノ''''
/:::::::::::::::::::::::::::::' |:::::::::│ ─ ''’
':::::::::::::::::::::::::::./ !:::::::::::! ''’ ※樹雷を襲撃した海賊の討伐という口実の元に、
/:::::::::::::::::::::::::::ム＿_」:::::::::│ ､ _,,/ ７００年前、出奔したまま実家に帰っていない放蕩皇子。
/::::::::::::::::::::::::::/ ! ＾│::::::::! ￣´
/::::::::::::::::::::::／ ｌ │:::::│
/::::::::::::::::::_´_ ‐''￣"''ｰ 」:::::::::! 〈ﾍ
!:::::::::::::::::"'' ﾞ＼ ｌ !:::::::-
釗----／'´ ｀‐ゝ- 〃−
【樹雷皇家】
銀河有数の軍事力を持つ、一大軍事国家。
文化的には中世以前の日本に似ているが、科学技術は地球とは比較にならない。
また、元々長寿種である事に加えて、遺伝子工学による延命調整も完備。
特に皇族ともなると、超長寿種である為、７００年前に出奔した自国の皇子、
柾木遙照樹雷を『チョッと長めの家出』と認識しているくらい気が長かったりする。
. -‐…‐- .
＜l ｌ 川 川 川 ｌ ｌ＞ 、
へ. Ｖ小小小小小小Ｖ ,へ、
,厶ｧ'⌒ヾＹ＾ヾVV^Y＾ヽ⌒ヽﾊﾊ
/ 7': : : :.ｨ.:|/: /ヾﾊﾊ ｉ.ﾄ､: ヽ: ＼i
. / /': : : 〃:/| :/ ｊﾊi i: . い: .ヽ
/ /;' : :.:/__/_｣/ |__l i } Ｖハ
. / //: : :/ / / ｀ ´| ｢ lﾊ: . } ハ
' //:/: / ≫テミ ｘテミﾒ､ Wﾊ : i
l//:/: /{ 弋::ツ 弋::ツ }: : ∧|
l/l∧/八 ー { ー ' /'Yﾍ! }
{ ' 人ｊハ ' ん.ﾉ |
{ミ込、 ｰ ‐ .ｲイ ｊ ※霊気を高めると身体がピークだった頃に戻る
{ミ幺介 . ´ ｨ |リ 文字通りのロリＢＢＡな人。
_{ミY彡'ﾉ| ＞ . __ .イ__} |'
〃ｨミﾄ＜.:｣_ ＞' Ⅵ
,.仏斗┴=ﾆ_ ￣￣ -‐ ノ＾ｰ-,- . _
, ｒ'" ￣￣／￣ ／ 「i、
／l | ／ ／ l | ＼
ｌ ｌ | ／ ／ ｌ | l
| ｌ | ／ ／ ｌ｜
【霊光波動拳】
霊波動（人間の全身を覆っている霊気の流れ）を自由自在に操る事を主眼とした拳法。
一流の使い手ともなれば、身体の全細胞を活性化させる事によって、
短時間で外傷を治す事や、肉体を一時的に若返らせる事も出来る。
- 509 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:40:53 ID:TzBDpZZo0
-
,,,,、 ,,,,,、
,! .,i´:iｰ匸ｌ ┬-、 /｀ ,lﾞ
│.l＿ ﾞ‐'ﾟ″ .|,,,ﾉ .,,,ο | ,i´
,lﾞ /i､｀,! _,,-'彡'"｀ .|丿
/ / ｀" ,―''''ﾞン'"｀ _ﾚﾞ
lﾞ丿 ｀'-‐" ,i´丿
｀｀ ｀"｀
-- _ _ _
／ ＞ ´ ＜
／ ト ､ ﾊ ､ <
/／ / / i }／ i } ヽ
／/ ' { { |/ _ﾊ j/ ' i i 「チョっと待て！
／ / { 」ﾍ ﾍ | ｨたｨ}》/ , | という事は、天魁星は生理整頓《フィジカルデフラグ》を
/ / 八 z≧ｘヽ} ^¨ /| ,ｲ ﾄ､ | 持たない状態だと言うのか！？」
' / ,小ﾍﾋｿ`, {ル'´/ ﾙ' {
/} ｲ / iﾍ ` / / ﾊ
/ | l j/ / { ヽ⌒ヽ ' / ヽ
| |/イ/イ 个 ．ゝ≠ イ ,' 7ヽr'´¨7'´ ｀`ヽ
{ | | j/ / / ! ＞=＜ィ| |/ / ∧
| l / / ! l √ﾍｒf | | / }
八 l / ｲ 」__」_/r＝ｖ」 | |＿＿」 ＼
／ /j r| | , イゝｲ{ｿ Ⅳ Ⅳ､ ＼
／/ ' ' / Ⅳ＞/ Ⅵ V { `ヽ､ ∧
/ / / { { / /」 ヽ} _ノ ヽ ＼
/ / /{ ／ / ! ／ ﾊ ＼
{ /{ / 〈 'ゝ、 ! / } {
,小 r { > ! ' ∧ ∧
/ ゝ / 八 ＞ゝ/ ,:' ＼ ヽ
; / ゝ． r=､ __ イ } ＼
／ l ｀¨=-＜ゝｿ￣ | ＼
/ l ヽ } ／∧￣￣｀`ヽ
/ l ｝ | ／ ∧ }
/ l [二ﾆ] | ／ ∧ /
/ l [二ﾆ] | ／ ,ｨ⌒ヽ} ／
/ l ノ |/ ／ ＼ ｘ＜
/ l ／ {i / ｘ＜
/ ＿ l ／ ゝ．イ x＜
/'´ l ｀`ヽ ｌ ／ x＜
{ / ＿ / ヽ { ／ x＜
ゝ /'´ 7 ソ ／ ｘ＜
／ / x＜
- 510 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:41:26 ID:TzBDpZZo0
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:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋 「あら。その慌てぶりからして、
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:} やっぱり、そのスキルを前提にしていたのね、
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i あの無茶苦茶な数のスキル付与は」
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
, -‐=ﾐﾒ､ ＿＿_
／ ＞‐=＝ニ二 ､＞ ､
／ ／／ ／ ヽ ﾍ
,′ ／ ,ｲ / ／ , ト､i i ハ
／/ / i/ / ｉ | ! } i
,′{ ,′ , / jl/ / |ｌ } j /! |
/ i / ! ll ﾒ､ /jl ﾘ 厶ｲi l/ i ﾘ
|l /il/{ ll / ﾚx八 /／斗-v' ﾑ'
iｌ ｉ/,小从ﾑｧ代心ﾚ'ｨ 弋ソ r' ,ｲ, i 「当たり前だ。
{厶-ｧ¬ア ﾊ＿_ﾉi⌒ゝ---ｲ / j::::::| 私の持つスキルは、本来なら人の身には過ぎたもの。
/ ／ _／∠ 人 ｀ __ 厶ｲ_个- i ﾘ いかにデチューンした所で、一つか二つ持てれば御の字。
／ ' イ::::::.ヽ ﾏ ) イ / 〉ー‐- それを７２７個も付けたのだ。
∨ ｨ升::/ﾘrﾍ￣￣i｀r＜i l| / ／ 厶 ｀ まともな方法で肉体が持つハズがあるまい。
__/ ／::::川厶/ ｝ ／' ｉ ﾊ! ﾚ' ｉ ,' / ∨ これは、いかな樹雷の血を引く者とて例外ではない」
ji o ￣ ﾌ｀ー Ⅵ イ ﾉ / ノ /､j从! ! / i
,ｲ ,《 〃_／ 〈 /／¨´ ∧ j { ,' |
- 511 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:41:59 ID:TzBDpZZo0
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∧__ ‐;;''::´￣￣｀ｰ-、
, -‐´べ;:.:.:;:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ- 、
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／.:.:.:.:.:.:.:.:.Ι.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
_,／;;/.:.:|.:i:.:.:. i:.i|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
￣/:.i.:.:|λ:.:.:|ﾉi.:.:.|か.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/|.:い i.:.:/ ﾉ.:.:/リ :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 「ええ。実際、やる夫君の身体は、胎児の段階でもうボロボロ。
i.:|/ ﾚ´/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 死なない遺伝子《アンデッドジーニアス》（不死のスキル）が無かったら、
ヾ｀τ /.:.:λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 確実に死産だったでしょうね」
ヾ｀y.:.:.:/ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,二ﾆ=-、
, ／ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レく,＿＿,,、ヽ、
_ -‐ ´ ,＿,-t‐zー―-|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ｀ヾ!
,. :'"'''''"￣ ＿|／ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i＼
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| l, ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 「出産してからは、もっと大変だったわ。
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/ 何しろ、ただ『死んではいない』というだけの我が子を育てるなんて、
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/ いかな玄海さんでも精神的にクルものがあったんでしょうね」
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
- 512 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:42:32 ID:TzBDpZZo0
-
:::::::l::|::::/: ::::::::::::::::::::/:: /:::::::::/l } ｀ヽ l }:::::. .〈:::::::::::. ::::::
: :l::l:/ .:: ,ｨ ￣￣_,,ｒ ':,=＝'' ﾉ )ノ /::.l:::::: }:::::. ヽ. .:::::
ゞ.{ /,ｨ‐‐ ―-{ l {{ ´ .／＿ノ::l:::ヽ: ノ::::::::::.::::.. :l:::::::
::{..::ヽ. ヽヽ.ヽｰ=t=ヽ_ヾ. }､ //´,__..=={_::::::{ヾ.ｧ‐ ､::::::::,':::::::
::::::::::::}:: } } ヾ ゝイ:r､:ｧヽヽ .｀イ_弋ケ::ｒテ}:l／ /ヽ::/l:::|::::
:::::::::::::::/::::. : :_,,,,. ｀_‐｀＝=´‐ ／ .l ｀ｰ｀＝´‐'｀ヾl /, }}::::::ゝ: その結果、彼女は賭けに出た。
..＼ .,. -''"´ ｀ﾞ''-､. ／ l: / { :::::ヾ::::::::: まだ生後半年にも満たなかったやる夫君の全身に、呪霊錠を。
.＼" ｀／ {:::ゝ. /､_ ::}}:::::- それも、己の全霊力を込めたフルバージョンで掛け、
/ .,. ' ￣ ｀ヽ..／ ｀、 '' ./l:::::::{ :::{ヽ::_
,' ./ ／.', i. _＿__ / ﾉ:::／ゝ‐､ヽ
! .i!. .○. l! .l ヽ= ｀ , ＜／／／／ )ﾉ
', .γ ⌒ ヽ .,' .,' ヽ ＜ /:::://´／ ／
丶 i ｉ__. ' / |ィ ´ /:::// / .／ 【呪霊錠（じゅれいじょう）】
ヽ .ゝ ___,.ノ ,.' :,' ∧::// ./ / 特殊な霊気で作った、相当な霊気を動員しなければ動け無い枷。
｀'-､_ i! _,.-'´l. l ∧::// ./ / 使用し続ける事によって、過負荷による超回復を図る為のもの。
｀ﾞ''ｰ-‐!‐''"´ :. : .∧:://／ 平たく言えば、霊力養成ギブス。
| ／ ﾉ ∧:://
,ｨ´彡ﾆﾐY彡二 ､ヽ.ヽ.. ヽ.
_r'彡三ﾆﾆ',ﾐY〃彡ﾐ }_ ! }､ l
{{彡'.ｲ/ｲﾆヽi!li!ｒ´´} } !l l!ヽ { i! l
ﾊ Y l l { {ヾ.ゞ､ヾ〉〉ﾊ
〃/ﾚ'l´ .} _ , -｀ヽ｀ｰヽ,} l{'
{{人ll´ヽ.／_＿ヽ .k'´ゞ'｀ヽ｀ll´ヽヾl 更に、やる夫君の身体を霊波動で掌握。
ヽYﾉ// }ｲ ｀´ﾉ ., ｀ﾆ 彡 ｀il) .} |´} ご随意に《ハートコントロール》（心臓の鼓動を操縦するスキル）を強制的に発動させて、
{ヽヾハ. ミﾆ´ ‘ _ ,'_.ｨ' {´l 彼の心拍数を４５回に固定しちゃったの。
ヽゝゞ.ﾊ r_; ｝ ./(,ｨ { l{´〉
{ { { 〉＞ ., ...ｲリ川,ｲﾉﾉ
｀ｰ､ヽ〈 }}ﾉ|`ｰ‐ ´ ／｀ヽ((_ﾉ{
ヽ∠:::ヽ' ／ ／＞:::.,ｨl ※霊力を完全に使い果たし、一時的に元の姿に戻った幻海。
l｀,＜::::::::::::::::::＼／ ／::::::::::::::::l lヽ
/´l l:::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::l l .∧
/ l l::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::l l }
,l ll::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::ll ／ヽ
lヽ ll::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ll／// }
」
- 513 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:43:04 ID:TzBDpZZo0
-
＼_ ... ―……―- ..._ ｜
_ .... ―＜:::::::::::::::::＞､:::＼::＼ ､＼
／: :::::: -‐／::::::::::::／:::/::.}::::∧:::::ヽ＼
//:::: ／::::/::::／::::/.{::::::.{:::/:::/ }イ::: ::ヽ:::::＼
//:::::: ::::: /:::〃:::::/::∧:::::|/:::/／ﾉﾉ::: ::::: ', :::::.│
//::::/:::|:::::| ｌ- ､//ｌ:::∧:::|:::/ /／ｌ:|: :::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::::::: :::::|::: //｀|/|:: ﾍ∨ ≫＝ミ弍|::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::| : |::/厶=ミ|:::/ヽl〃ｆうﾘ _少 ::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽ::/弐{ ｛り |:/ ＼ ￣ ／: ::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ::::::: 小^ト " |〈 ／::::::: ::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼:::l∧ /:::／:::|:| ::::::.│ 「つまり、スキルを封じるのではなく、
|| |::::|:|:::::〉、:: :::|ｌ:∧ ヽ＝- /／/::::::|:|:::::::::::::::.│ 霊力的にも肉体的にも、スキルが発動し難い状態に
l| ∧::|:ｌ／/::＼ :||:{::::ヽ / /::::::::|:|::::::::::::::::│ 身体の方を調整したというのか！」
/:: ﾍい /ｌ:::::| :::|ﾍ:､::::::＼ イ:::::: / ::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::| ::|::._＞―L＞- ´ /::::: /:::/:::::}|:::::::::::│
|￣| |￣||￣| ｌ| |:::::| {:::＼ ￣￣￣/／}/ ￣￣`ト､::::::::::|
| | | || |人|:l＼ト--＜￣＼＿ 〃 /′ ／:::::|￣￣￣|
| | ￣ ￣ |l＼ ｀二二丶 ＼/ ' -―∠、:::::::| | ＿_
| ￣￣| ／l|⌒川￣￣＼〉ミメ、/ ￣`ー― ´ ／￣ |＿＿＿| / /
| |￣￣ 〃 l ＼＼ ＿ イ ￣＼┌―――′ / [][]厂|
|＿| ／｜ |＿＿＿＿／ 〔＿_ノ
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋 「そういう事。
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:} まあ、貴女の付与したスキルが、
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 主に延命を目的としたモノだったからこそ出来た賭けよね」
/..:..:.::.:i.:.:.:i , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
- 514 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:43:40 ID:TzBDpZZo0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿＿
,. -'"´ ｀ー ､
／ ヽ、
,.' '⌒ ⌒ヽ ヽ、
/ .;'⌒ヽ ､ｨ=ﾐ､､ ヽ、
./ .l:l ,ﾘ. |:| ,ﾘ ヽ
./ .ﾍ＿ﾊ .ﾍ ﾊ .ヽ
/ .ｒつ‐'" ゞ_ﾆ○ .i かくて、やる夫君の身体は、常に霊力が枯渇した状態に。
/.＿_ o（ ） o ＿_ l 肉体的にも、絶対安静が必要なレベルに落ち込んだ。
（＿＿） ｀ｰr‐'´｀ｰ--‐i'′ （＿＿） /
i | .| ./
ヽ、 --−-┐r' ／ ※色んな意味で厳しい状態な、術を施された直後のやる夫。
ヽ､_ .し ／
｀i O ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Before】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿＿
,. -'"´ ｀ー ､
／ ヽ、
,.' '⌒ ⌒ヽ ヽ、
/ .;'⌒ヽ ､ｨ=ﾐ､､ ヽ、
./ .l:l ,ﾘ. |:| ,ﾘ ヽ
/ . ﾞ'‐‐'" ゞ_彡' i でも、そうする事で彼の肉体を蝕んでいた、スキルの暴走は収まった。
/.＿_ （ ） ＿__ l そう。延命に必要なスキルが強制発動するギリギリのラインで安定させたのよ。
（＿＿） ｀ｰ-r'´｀jｰ--‐'′ （＿＿） /
i | | /
ヽ、 `ｰ'′ ／ ※心肺能力こそ低いが、身体が慣れ年頃の子供並に動ける様になった、やる夫。
ヽ､_ ／
｀i ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【After】
- 515 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:44:12 ID:TzBDpZZo0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.*
.+ 。 ｷﾘｯ!
.＿＿＿_ .+ 。 *
.／＼ ／ ＼
.+ 。...／ 〓 〓 ＼ .+ 。
. |⊃ (_,､_,) ⊂⊃ |
. ヽ ／...+ .。
／ ＼
／ ,､ .l> ,> 貴女の言うところの血筋でしょうね。
＼ ﾘ l < ２歳になる頃には、やる夫君は普通の子供とほどんど変わらなくなったわ。
<_/ ト-' あの当時、それを玄海さんがどれほど喜んだ事か。
ｉ l
ｌ ､__. ｌ
ｌ ∧ ｌ
. l / ｌ. ｌ
,､-'"ｌ /'￣ｌ ｌ'-､
／ (＿＿ﾉ ﾞ'-､,＿) ＼
/ ｉ
l /
ﾞ'-､, ＿＿＿＿＿＿_ ,､ - '"
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ |i
〃 {_{ ⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ |i
ﾚ!小ｌ（ ●） （● ）从 |､|i 肩の荷が下りた所為か、勢い余って第二子が。
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉﾉ やる実ちゃんが生まれる事になったりもしたけど、この辺はご愛嬌よね。
ヽ、 ゝ._） j /／ 実際、貴女にとっても好都合だったろうし。
ヘ,､ __, イ／
/ 丶. i |
./ 丶､_）|_ノ|＿
.| ￣ヽ._ ´ ヽ
ヽ､ _/´｀ヽ /
￣ ￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 516 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:44:45 ID:TzBDpZZo0
-
;;;;;;;;;;;;Y〃: : : : ::/l ＼ヽ__ , ― ､ l ヽ.ヽ ＼ ヽ_|
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::|| l ｀ｰ‐― -- ､ ｀ヽ l,' } ヽ.
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::{{ ヽ､ ＼ } _l| l ヽ
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : : ＼:::::::ヽ ＿＿ ヽ / ／. | }}
;;;;;;;;;;;;;l: : : : : : .｀＞､´::＞‐‐::... l/ / {{ /'
;;;;;;;;;;;;;丶: : :l､,ｨィ´／::＿｀ー-― 二､ }:: /ヽ. ／ﾉ {
;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : : : :,ィ ´ ゝ''_ノ ./:/ ﾉ:::} } /´／ __ _丿
;;;;;;;;;;;;;;;;;l: : : :: : :＼ ／:l´ヽ.ヽ::::{ / { { ／／
: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_ 「って、イチイチ脱線しないと話ができないのかよ、お前は！」
:::::::/;;;;;;;l: : 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. }
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿
::::::: : :ヾi!::｀ /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
;;;;;;;:::＞;;;::l ＜;;; |::ヽ:ヾ::l l l:l | }::l::::::::} | } | |//
／ ／ ,/ ∨ ヽ丶::::: Y ）
ﾉ / .// , ./ハ∧_.|._、 ﾍ::: ﾊｿ
| /! i/ iリ人。o 。i ﾊ i 、 ＼ |::::|
ヽ i .i | i |i.|＞≧ ﾉ i .| i ヽ ヽ:::|
＼i i ﾘ .|. ｿiﾔ{tfｿ}ヾ/!::::i / i | 、|::|
ヽ、|ﾍ .|/:Ⅳ`'~ |/::/ﾉ| i. ﾉ ﾉ.|::|
｀丿i :ゝ. ､ :::|ﾊﾉ ﾉ .ノ /:ｿ::| ＿＿＿
「あら。一応、コレも本筋じゃない。 ＿,,,===--―＝'"／ ...::::ヽ ー, .::,,=-┘"''ー、/:::|￣ :::::::::::.｀
やる実ちゃんだって星の一人なんだし」 ／ .／ ....::::::::::::, ヘ"´::::::::|_ _ _.〈::ヽ::::::| :::::::::::.:::.|
:::::::::::::::::＼ 〈 i .ヽ.:::::_::/.ﾉ .ヽ ､yﾍ .ﾍ::ﾍ:::::|、 :::::::::::::/
＼::::::::::: , ヘ .| ｀､ ﾍ,´ |/ ､rー-／. 〉＼. ＼!:::| 〉、 ::::::::::::/
､:::＼／／ _ソ :::::ヽ （ 〈 〈ﾊλｿ ζｿ .＼ |/ｿ/ :::::::::::::i
／／、::ﾉ´ :::::::i ) ＼ゝ ノ ∧:ﾉ .＼/ﾍ::::::::::::::::::::i
/／ , ヽi::. ...::::::::::iノ 、 , / i:::::.... 丶::::::::::::::::＼
- 517 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:45:17 ID:TzBDpZZo0
-
_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二 _〉い＼
/ 厂 〃 ── ── ｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ / ﾊ| ヾ 「……………（コホン）」
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i
|′ !`ーﾍ '′ /礀 ｜｜
|iへ、 ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ 「とまあ、コッチはそんな状態だよ。
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i 初期の目的を果たせない事は、もうわかっただろ？
|′ !`ーﾍ '′ /礀 ｜｜ わかったら、トットとやる夫を開放しな」
|iへ、 ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 518 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:45:50 ID:TzBDpZZo0
-
, -―‐- -‐ ￣￣ 、
／ ＞'´ ､_ ヽ ＼
／ ／ ′ | ＼ｌ、 ｌ ＼
′ | l | |:|l |ｌ ヽ
// / |`ﾄ|/|｜ |ｌ | ／ｊハ|ｌ | l '.
/ｌ ｌ | ｌ |/｀jハ ﾘイ || | | ｌ
ｌ|｜ | | ﾍ|斗ミ |l / |斗ミ .ﾘ ﾄ.| ｜ 「……………」
||｜ | | lヾ ヒ} |/ ヾ ヒ} /／ | 〉 |
ｌ|｜ |∧ ＼´ ヽ ´ ｲ:| |ﾍ |
ｌ∧ ｌ .∧ |ﾍ |::| ' ト､_|＿
∨ ｲ＼l ＼ ─ ／ |::|/ | |
＼|:::ｌ|::ヽ| l＞､＿ ´ ｌ:| | |
/|:::|ｌ:::| | | ＼ ／ l| | |
/∧:ｌ|:::| | |l 〃￣＼/￣ヾ 0 ﾉ/
-- _ _ _
／ ＞ ´ ＜
／ ト ､ ﾊ ､ <
/／ / / i }／ i } ヽ
／/ ' { { |/ _ﾊ j/ ' i i
／ / { 」ﾍ ﾍ | ｨたｨ}》/ , |
/ / 八 z≧ｘヽ} ^¨ /| ,ｲ ﾄ､ | 「残念だが、それは不可能だ。
' / ,小ﾍﾋｿ`, {ル'´/ ﾙ' { 一旦動き出した魔星プログラムは、私自身にも止められない」
/} ｲ / iﾍ ` / / ﾊ
/ | l j/ / { ヽ⌒ヽ ' / ヽ
| |/イ/イ 个 ．ゝ≠ イ ,' 7ヽr'´¨7'´ ｀`ヽ
{ | | j/ / / ! ＞=＜ィ| |/ / ∧
| l / / ! l √ﾍｒf | | / }
八 l / ｲ 」__」_/r＝ｖ」 | |＿＿」 ＼
／ /j r| | , イゝｲ{ｿ Ⅳ Ⅳ､ ＼
／/ ' ' / Ⅳ＞/ Ⅵ V { `ヽ､ ∧
/ / / { { / /」 ヽ} _ノ ヽ ＼
/ / /{ ／ / ! ／ ﾊ ＼
{ /{ / 〈 'ゝ、 ! / } {
,小 r { > ! ' ∧ ∧
/ ゝ / 八 ＞ゝ/ ,:' ＼ ヽ
; / ゝ． r=､ __ イ } ＼
／ l ｀¨=-＜ゝｿ￣ | ＼
- 519 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:47:14 ID:TzBDpZZo0
-
, -‐=ﾐﾒ､ ＿＿_
／ ＞‐=＝ニ二 ､＞ ､
／ ／／ ／ ヽ ﾍ
,′ ／ ,ｲ / ／ , ト､i i ハ
／/ / i/ / ｉ | ! } i
,′{ ,′ , / jl/ / |ｌ } j /! |
/ i / ! ll ﾒ､ /jl ﾘ 厶ｲi l/ i ﾘ
|l /il/{ ll / ﾚx八 /／斗-v' ﾑ'
iｌ ｉ/,小从ﾑｧ代心ﾚ'ｨ 弋ソ r' ,ｲ, i 「私に任せてもらえるのであれば、
{厶-ｧ¬ア ﾊ＿_ﾉi⌒ゝ---ｲ / j::::::| 口写し《リップサービス》（口移しでスキルを授受できる）で、
/ ／ _／∠ 人 ｀ __ 厶ｲ_个- i ﾘ 再び生理整頓《フィジカルデフラグ》を付与するのだが………」
／ ' イ::::::.ヽ ﾏ ) イ / 〉ー‐-
∨ ｨ升::/ﾘrﾍ￣￣i｀r＜i l| / ／ 厶 ｀
__/ ／::::川厶/ ｝ ／' ｉ ﾊ! ﾚ' ｉ ,' / ∨
ji o ￣ ﾌ｀ー Ⅵ イ ﾉ / ノ /､j从! ! / i
,ｲ ,《 〃_／ 〈 /／¨´ ∧ j { ,' |
_,ｚェ T T ト 、 ┏┓┏┓
／ / ! i i ハ ┏┛┃┃┗┓
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ ┗━┛┗━┛
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ ┏━┓┏━┓
/ハ,.‐７/尸7′ V ┗┓┃┃┏┛
ﾙァ / 〃// ヽﾄ┗┛┗┛
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i 「なるほど。そこまでして私を怒らせたいワケか」
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
ー-、
／ ＼
|,
' ハ-‐ヽ - 、、
／ ヾヽ
/ ヾヽ
き ,' /i !人: /i ﾊ :';:=i
ゅ i/! { 厶≧| / ｀ヽ| ｌ | |
う ﾘ | | ● ｊ／ ● 从| | 「デスヨネ〜〜」
て ∧ |⊂⊃､_,､_, ⊂⊃i:/ﾉ |
│ 厶ﾍ{/ l | | │
ん // :./⌒l., __, イ | | | │
/ { ./ /.. ,|.. / | | | │
i | ｌ;;ﾚ''只`ｿL |､_|_| │
- 520 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:47:47 ID:TzBDpZZo0
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／:::::〃:::::::::::::::|:::::::ｌ::|::| ＼|::ﾄヽ:::::ヽ:::::＼
.::::::::::ｌ:::::|::|::::::ｌ::|:::::::|:|:::| ／|::ｌﾊ:|::::::: ', :::::.│
. //::::/::::|:::::|::|::ｌ/|::|ｌ::::::|| ﾉ／ ｊ/| |ｌ :::::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::|:::::ト|､{ j::八::::ﾘｲ ≫ﾃ气ｾﾘ::::::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::|八|_≧|::＼ 〃 ヒン彡:::::::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽトｨ灯う|::/ /::::::::::::_|）｝::.:::.│ 「とは言え、他にどうしろと？
|| |::::|:|::|ﾍ:::::::ヾﾐ ゝ |〈 /:::／:::〈 ::::::::::::.│ このままでは、無意味に死なせるだけで終わるぞ」
|| |::::|:|∧:::＼{＼ /／|::ｌ::::|:| ::::::.│
|| |::::|:|:::::〉、::::|ﾍ ,...、 |::|::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|:ｌ／/::＼|::::＼ ／|::|::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::|::|::l::::/＞ 、 _ ｌ::|::::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::|∧∨::::::::::._〕T´ ／ ｌ:|::::|:| .>､.＿＿＿
ｌ| |:::::|::∧'､::::／ | /ﾍ、 ｌ|::::ｌ:|:／／／/::.::.::/＼
/::|| |:::::|/|:::＼::|｢＼ ∨ ＼Ｏl:::ｌ:|／／／/::.::.::/／＼
/::/l|／￣￣｀V::ﾘ／r=厶-<:::::: ヽﾍ:::l|::::::: /::.::.::/ ヽ
//´ / ＼┐├く_,//ｌﾛく | |／￣ ヽ|￣ /::.::.::∧ ＜_＞､
〃 / ＼_ ｀l ノ／〈〈ノハこﾉ‐＜￣￣`＜￣＼/::.::＼|｢∪T Ｖ|＼
/ / ､ ヽノ::／／｀7／ | ト､ ＼::.::.::.::.:＼ ヽ::.::.:: ||_Ｈ_|_ｈ」. |
/ / ＼ノ／／ 〈/ |_| ＼ ＼::.::.::.::.:ヽ ∨::.::￣￣￣.::.:＼
／ ／ ￣￣｀
/（ / （/ ,-- ─ -
l Ｖ ヽ(
ヽ,-,｀／￣ヽ￣｀ヽ,-── -､
,､-､'／￣￣` ´`ヽ───-ニ__
／>ヽＶヽ ／)-ｰ､,ｰ-- ､ﾆﾆ､ー--ヽ
<／/´｀/´''｀ヽ´'' ' `>ｰ-､─､ ￣ヽ
/,ｲ ( _, ヽ /⌒ヽ ＼ ヽ 「うん。その一言を待ってたわよ、九天玄女殿」
l/入｀ーニ ,-─'_ ヽﾉ< 入 Λ ）
／二）<´ ﾄｲ｀ '´トｲ> ﾉ/ /__ノ ヽ ）ﾉノ
, -─ ^^^^ ─-' ､く /} ￣く ￣／/ lﾉノヽ V ´
_, '^´ ⌒ ｀^ ､ヽ ｱﾌ | ／ l |l ｀
＼ （ ） ／ ｀ヽ _ |/ ＿| l| ＼
＼ ＿,--─--､＿ ／ ￣ﾉ￣￣-─｀､ l| ＼
＼＼ l l | | |∩ l ／ ／ﾉ/ ´ l || l
＼＼ | |/ ﾉ／ /´ﾉ/ / | l
- 521 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:48:19 ID:TzBDpZZo0
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／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ, 「私と賭けをしな。
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l 私は”このままの状態”でも、やる夫殿は乱を沈めるに賭ける。
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. ! アンタはその逆ってわけさ」
| l| i | !ヽ､ = ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
＼
＿＼＿ -――- _
_ ´ 、
. ´ ￣ ´ ＼ ＼＼
´ ／ ＼ ＼＼
／ ／/ ／ ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ
／ ′ / l | ｜ ｜ ヽｌ '. '.
／／ ／ / ｌ 〃 l| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ',
／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | } ｌ| |l j| | ｜ l
／／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ l /::厶 −|l |:| l | l | |
／ / /:::| | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || .:/イ 川::|:|ｌ| | | |
／ //l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || .::/ /／ ノj/|:|ﾘ | | ｜ 「話としては面白いですが……
//l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝ミ |/ , | | ｜ それはご無理が過ぎますぞ、鷲羽様。
//｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/厶ニミぃ|:l |l' 〃 -､ 鄱./j ′ ﾄ. | 貴女が勝利する可能性はほとんど無く、
/' | .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ごア ,ﾆ、ヾ|:l /l| 鄱 | ｌ｜ ﾒ'"/ / | | l | しかも、貴女が負けた場合、人界は相当の痛手を被る事になる。
| ｌ::/ j| | |:::|| l| 代 ｜ｌ ｌ |:/j "'¬＝" ./ / ／ ｌ |ﾉ | | 私の役目上、そんな無謀な賭けには乗れませぬ」
| ｌ| /| l:| l:::| l | ..ﾐ ゞ彡'´ 〈 / /イ::/ jl |::l l |
｜l／ | l:| ｌ::| ｌ |ﾍ /::/ /l| |::| l:|
イ| ／l l | ｌ:|/∧ トﾍ /::/ /: l| |::| |l
／-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/:::::ヽヽ:::＼ ニ丶 /／ /::|｜|::l| |
／ / /::::::ヽ{::::::://＼:::::::丶 . ／/´ /:::::|｜|:::|l |
／／ / /:::::::::::::＼//:::::::::::::::::::::＿＞ . ´ / / / :::: |｜|::::l| |
／／ / /::／￣厂｢ ＼::::::::::::::::::/ ＜ﾉ ￣ _/ / ∧:::::::|｜|:l:::|l |
- 522 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:48:56 ID:TzBDpZZo0
-
, -─- ､＼ ＿ ／::::::::＼ ＼:::::::::::ヽ
／ -── -:::::::ヽ , ーく::::::::::::＞ー ､ /:; ー- ､::＼ ＼::::::::',
'´ , -' ´::::::｀ヽ｀／::::::::::ヽ:';:::::／::::::'"´｀ ‐､:::／＿:::::::::::::ヽ ヽ::::::i
／::::::::; - ､:::／:::＞'"´,ゝ､;:イー-＜::｀ヽ:';:::::＿__｀ヽ::::::::', ';:::::l
/::::／／::::::::::::;:::フ （ ﾘ __, ヾヽ::i::::::::::｀‐､＼::::::i i::::l
/／／;::-:::::::::/イ7 ￣￣｀ヽ ／￣ ト､:」::｀‐､:::::ヽ ヽ::::l l:::!
/ /ｲ:::／:::／:;:へl , へ ,.へ、 l へ｀‐､:::ヽヽ:', ';:::l !;'
/／:イ::/:i l ,,, ＿＿_ ,,, li__ノ:ヽ::l＼:', ';:l
r-､::::l';:l::::｀‐/', lV:::::::::l ,ｲ:l:::::::::::';l::::ヽi i:!
', ',:l , -ｰl::::ｌ＼ l::::::::::::l ／::l:::lー-､:::l:::::::::l l 「ああ。ソッチに関しては大丈夫よ。
', ', l:::::lー｀ ‐-l:::::::::::l-‐ ´ー「l::l ＼::::::l ! その場合は、抑止の守護者が動く前にコッチで対処するから」
／ ', ', l::::l ヽ ｀‐-‐' ﾉ l::/ ＼!
「 ,「 ヽ「｀ ‐､';::l ＿＿_, -'´ ノ ＼
l i ヽ ＼ゝ lヽ/ヾフ / ヽ
l 「＼ ＼_.」 ﾉ / / ／｀ ‐ ､ l
ｒ/ ,ゝ､ ｀ ┘ ／ l 「｀ヽ ／ヽ , - ､ ヽ／
ｒ‐ '´ ￣ ア ヽ､', lヾフ l ｌ l l￣｀ｒｰ､
ヽ /＿／ / ｀ ー------ｰ' ´l ,.ｲ l ﾉ ノ 〉
....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... 、
´￣￣ ＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ:.:ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ
, .:.:.:.:/.:〃.:ｌ:.:.|:.:.:.l:.:.:.:.:. |:|＼|:|:.ｉ:|:.:.:ｌ:.:. ｜
/ /.:/.:.:.ｌ:.:.:|:.:､|:.:ｊ|/::l|:.:.:.:.:.jｌ:| |:|:.ｌ:|:.:.:|: ｜
/ /.:/ｌ:.:.ｊ:|:.:.:.:.: |＼ｌ::/l|:.:.:.:./ ﾘ／}川ﾉ:.:.:|:.:| ｌ |
′ ::/ |:.:.:|:|:.:|ｌ:.:.:|厶ミ､l|:.:.:/ 厶=≪仏:.:.:.: ｌ│
{ |:| |:.:.:|:|l:.lﾍ:.:圦ﾍﾋ〕|／〃 ヒﾝ刈:.:.:.:.|:|ﾉﾄｌ｜ 「お言葉を返すようですが、それは本末転倒というもの。
|:| |:.:.:|从ｌいトﾐ ´ /ｌ /.:／.:ｊ|:| | ﾚｌ | たかが人界の乱ごときに鷲羽様が出張るなど、
ｌ| ∧:.:|::::::/::::::ｌﾍ ｀ ７/.:.:.:ﾘ:| | | ｌ│ 『牛刀をもって鶏を割く』どころではありませぬ。
! ∧:ｌ／ /:::::|:|:ｌ＼ て) イ/.:.://::||:| | ｌ│ 創生の三女神の筆頭たる御身の、鼎の軽重を問われますぞ」
厶ﾍ∨/ :: /|:|:|::._ ＞- ´ /.:.:/∧::||: | | l│
乂ｌ::://ｌ:| /∧ | r‐ ,'.:.:// ﾘ‐| | l│
/::/.:〈＼/::/ ∨ノ∧i:.://／／ ､_|_| l│
イ:://.::.:＼∨. ﾍ仁〔:::: |/＜:::::|_／::| |_| l│
／.::.∠二二ニﾆ＼ 仆〔_〉ヽ― ´.::.:／ ／＿＿ ＞､
／:.::.::.::.{｛::.::.:∠二二/∨ﾄr‐く￣ ―'´ ／／.::.:::/￣ __|
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／|｣ ＼ ＼／／.::.::.:::/ ／<>|
- 523 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:49:29 ID:TzBDpZZo0
-
＼ ＼ ヽ/ ／ ／ ヽ/ ／＿_ ｀ ‐､ ‐- ､._ ＼
｀ - ､ ＿ l￣l / ／ L/／ ｀ ‐､ ｀‐､ ｀ ‐ ､ ヽ
,二/ / _,､イ_,､‐7´_,ノ ヽ, -'"´￣ ｀‐､ ｀‐､ ｀ ‐､ヽ
／ l ,へ', ト､._ﾄ､__ノ｀ヽ､ ＿＿／フ , -､＿ ＼ ＼ ＼
/ ／/ l l｀iゝ__ ﾄ ／ :::::::::,ﾍ ､ i ＼ ヽ ｀ ‐､ ＼ ヽ
/ ／ l ﾄ､/ヽ.l'´ ＼ヽ、 ´ /´「Tｰ､::::::', ＼ﾉ ヽ. ', ＼ ヽ
/／ l ,ｲ /入 /｀ﾄ.､ ,' ﾄil_ノ:::::::li ヽ ヽi ＼ ヽ
/ l,' l ﾄ ヽ',､_ゝﾘ ,::..... -‐' ´....::::::/l 〉 ! ヽ ヽ. ', 「それも大丈夫。
,' iユ､ヽ',ヽ ｌ l 丶＿,.ｨ .:::::／l/ / ｀､ ヽ', 直接手を出すのは私じゃないもの」
/ ーヽヽ､ヽ｀i‐ ､ ￣ ／-'/ ／ ', ',ヽ
l ｀ヽ. l l ＞‐--ｒ''´,-､,.┐'"´￣￣＼ ', ',
／ ヽ ｲノ l / ,へ'ヽ´ヽ l/ ヽ ｀､. ',
／ ト ） l / ,ゝ ﾉ l ヽ ヽヽ
l / / / / i ､＿, -'´/ l ＼ ヽ
l /＼＿/ ／ / lフ ', ', / l ｀ ‐ ､ ＼ ＼
ヽ / / / ',-‐' ´',/ l ｀ ‐ ､ ｀‐ ､｀‐､
r'´/ / / ', ', ﾉヽ ',＼ ｀ ‐ ､ ｀ ‐
, ＝ v‐- ､
,ｲ ! |
/ { ___ | ＿j
/ ､j, ´⌒ｌ ￣l`‐-､
ｒ───'─ -| _,| __ l-‐'‐ヽｰ--------┐
| 、l⌒l j⌒| ｌ
| ヽーﾍ､_ﾉ |
l. |
|. |
|. |
|. | 「はいコレ。
|. | その辺の権利関係を綴った契約書。
|. | 内示とは言え、、樹雷皇の捺印も押された公文書だからね。
|. | これなら、アンタも文句は無いハズだよ」。
|. |
|. |
|. |
|. |
|. |
- 524 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:50:01 ID:TzBDpZZo0
-
,ｨ＝＝=x ．-――… ｰ- ．
／ ｀＞.:.:¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ､
. / ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:へ
／,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ヽ.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ
／／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.! /ﾊｲ､.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/／ /.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:./ !.:.:.:.:.:ﾙ' / iﾉ ∨.:.:.:.:.:!.:.:.:.l
i/ /.:.:./.:.:.:.:.:.:l.:/ﾒ､ !ﾊ.:.:.ｉ ム二ニ､ﾉ.:/.:.:. l.:.:.:.i
{ /ｲ.:/i.:.:.:.:.:.:.iｲ,二ニ !.:ﾘ 弋ソ ﾑ/.:.:.:.._i.:.:.:.
/ !/ ﾑ.:.:.:.:.:.杙 弋ソﾚ' ／.:.:.:.:./ 斤.:.
!／.:.ﾏ.:.ﾊ:∧ ' ムｲ.:.:.:/ノ.:.:.:.:.! 「（フム）拝見させて頂きます」
. ∠.:.,イ.:.ﾏi.:.:.:∧ /.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:i
／.:.:.:.:.:.::＼!.:.:.ゝ '-｀ /.:.:.:/i.:.:.:.:.:.:.:/
,ｲ/.:.:.／:∧.:∧.:.:.:.:.:＞ イ/! ┌─────┐
/.:／ﾑｲ V ゝ.:.:.:r―-=|＿_//: │ │
,'.:/ r――/ へ 「 ,ｲ !ｿ | │ i
i/ __/ 〈7/ 《>ﾛ＜》io,ｲニ│ │(^) ヽ、
{ /.:.:i＞‐＜ У ＿_ヽ | ⊂ニヽ :i
＿/.:／ ／ , ｨﾁ r―― │ │=- ) .:.:.＼
/.:.:.:.∧ / ／ i.:.:.:.:.:.: │ │ ノ ヽ.:.:.:.:.i
....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... 、
´￣￣ ＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ:.:ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ
, .:.:.:.:/.:〃.:ｌ:.:.|:.:.:.l:.:.:.:.:. |:|＼|:|:.ｉ:|:.:.:ｌ:.:. ｜
/ /.:/.:.:.ｌ:.:.:|:.:､|:.:ｊ|/::l|:.:.:.:.:.jｌ:| |:|:.ｌ:|:.:.:|: ｜
/ /.:/ｌ:.:.ｊ:|:.:.:.:.: |＼ｌ::/l|:.:.:.:./ ﾘ／}川ﾉ:.:.:|:.:| ｌ |
′ ::/ |:.:.:|:|:.:|ｌ:.:.:|厶ミ､l|:.:.:/ 厶=≪仏:.:.:.: ｌ│
{ |:| |:.:.:|:|l:.lﾍ:.:圦ﾍﾋ〕|／〃 ヒﾝ刈:.:.:.:.|:|ﾉﾄｌ｜
|:| |:.:.:|从ｌいトﾐ ´ /ｌ /.:／.:ｊ|:| | ﾚｌ | （どれどれ………）
ｌ| ∧:.:|::::::/::::::ｌﾍ ｀ ７/.:.:.:ﾘ:| | | ｌ│
! ∧:ｌ／ /:::::|:|:ｌ＼ ─ イ/ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
厶ﾍ∨/ :: /|:|:|::._ ＞- ´ /.:/ /
乂ｌ::://ｌ:| /∧ | r‐ :./ /
/::/.:〈＼/::/ ∨ノ :/ /
イ:://.::.:＼∨. ﾍ仁〔:::: | / /
／.::.∠二二ニﾆ＼ 仆〔 .:. / /
／:.::.::.::.{｛::.::.:∠二二/∨ﾄr‐ / /
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／|｣ :/ (￣￣￣ヽ
- 525 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:50:34 ID:TzBDpZZo0
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＼ ,ｨ
＼ .／::i
＿＼＿ -――- _ ／::::::/
_ ´ 、 ./::::::::::/
. ´ ￣ ´ ＼ ＼＼ /::::::::::/
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／ ／/ ／ ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ ./::::::／
／ ′ / l | ｜ ｜ ヽｌ '. '. /::::::/
／／ ／ / ｌ 〃 l| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ', /::::::/
. ／／ ／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | } ｌ| |l j| | ｜ l /::::::/
／／ ／／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ l /::厶 −|l |:| l | l | | ./::::::/
. ／／/ ／ / /:::| | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || .:/イ 川::|:|ｌ| | | | /:::／
／／ / /ｌ／ //l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || .::/ /／ ノj/|:|ﾘ | | ｜ /／
/ / /::/ //l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ≫＝ミ |/ , | | ｜ ^
/ /::/ //｜ ' ::/l ∧|:::| |l| j/厶ニミぃ|:l |l' 〃 -､ 鄱./j ′ ﾄ. | ／i
′ /::/ //' | .:::/ l| | |:::|ｌ ｌ|ごア ,ﾆ、ヾ|:l /l| 鄱 | ｌ｜ ﾒ'"/ / | | l | ／::::::i
l /::/ ｌ/ | ｌ::/ j| | |:::|| l| 代 ｜ｌ ｌ |:/j "'¬＝" ./ / ／ ｌ |ﾉ | | i::::::／
| l:/′ | | ｌ| /| l:| l:::| l | ..ﾐ ゞ彡'´ 〈 / /イ::/ jl |::l l | i／
| l| ｜l／ | l:| ｌ::| ｌ |ﾍ /::/ /l| |::| l:|
｜｜ イ| ／l l | ｌ:|/∧ トﾍ /::/ /: l| |::| |l
ｌ｜ ／-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/:::::ヽヽ:::＼ ニ丶 /／ /::|｜|::l| |
ヽ ／ / /::::::ヽ{::::::://＼:::::::丶 . ／/´ /:::::|｜|:::|l |
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- 526 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:51:07 ID:TzBDpZZo0
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, -─- ､＼ ＿ ／::::::::＼ ＼:::::::::::ヽ
／ -── -:::::::ヽ , ーく::::::::::::＞ー ､ /:; ー- ､::＼ ＼::::::::',
'´ , -' ´::::::｀ヽ｀／::::::::::ヽ:';:::::／::::::'"´｀ ‐､:::／＿:::::::::::::ヽ ヽ::::::i
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/／／;::-:::::::::/イ7 ￣￣｀ヽ ／￣ ト､:」::｀‐､:::::ヽ ヽ::::l l:::!
/ /ｲ:::／:::／:;:へl , へ ,.へ、 l へ｀‐､:::ヽヽ:', ';:::l !;'
/／:イ::/:i l ,,, ＿＿_ ,,, li__ノ:ヽ::l＼:', ';:l
r-､::::l';:l::::｀‐/', lV:::::::::l ,ｲ:l:::::::::::';l::::ヽi i:!
', ',:l , -ｰl::::ｌ＼ l::::::::::::l ／::l:::lー-､:::l:::::::::l l 「どお？ 豪華メンバーでしょ」
', ', l:::::lー｀ ‐-l:::::::::::l-‐ ´ー「l::l ＼::::::l !
／ ', ', l::::l ヽ ｀‐-‐' ﾉ l::/ ＼!
「 ,「 ヽ「｀ ‐､';::l ＿＿_, -'´ ノ ＼
l i ヽ ＼ゝ lヽ/ヾフ / ヽ
l 「＼ ＼_.」 ﾉ / / ／｀ ‐ ､ l
ｒ/ ,ゝ､ ｀ ┘ ／ l 「｀ヽ ／ヽ , - ､ ヽ／
ｒ‐ '´ ￣ ア ヽ､', lヾフ l ｌ l l￣｀ｒｰ､
ヽ /＿／ / ｀ ー------ｰ' ´l ,.ｲ l ﾉ ノ 〉
ｌ| 〃
|{ {{ ＿＿＿
＞ ´ 、
´ ＼ ヽ ＼
／ / / ' / ヽ ::|l |＼l ＼ ヽ ヽ
'／/ ｌ | l/ j|:| |＼ｌ| _} |ｌ:ト､＼＿
// // |、| |:/ |:|l |:l /ィ´ jハ|:| ｀ ー― ＝
,// //.::| |:l＼7ｰ|八 ∨ ≫=ミK|ｌ|｜ ｌ ＼
〃 // ::::| l| |j斗=ミ|＼ 上ゾ 》|l l| ｜ ｌ |
ｌ| //|l::::::| |l ヾ《 ｛ﾟり |/、 ｀ ﾘ/ﾍ |l:..l | 「そういう問題ではありませぬ！！」
| l | |l:::|::| ｌ|:＼＼´ __ // ぅ| |l::.| ＿〉
ｌ l | |l:::|∧ｌ|:::{::ﾍ ＼ Y⌒ヽ 厶ｲ:ｌ｜::.＼―ヘ、
// ｌ:|∧::| ∧l::::＼＼ ニノ ／/::::|::| | ｌ ::::..＼ ＼
/ // ｌ| 〉ｌ:::::::＼:::::＼＞ __ ´ l:::::::|::| |::l :::::::.ヽ＼ ＼＼
// / / /∧/⌒ヽ＼＼＼┴‐- ＿ |―ﾍ |八ｌ ::::::::::::} ﾄ＼ ＼＼＼
/ // / / ///￣＼ い、 ｀＼ Ｏ //＾Y＾)//厶ィニニヽﾉl:|:::ﾄ ＼ ＼＼ヽ
,//〃 // / // | ＿_ ヽ＼｀ー―＞┴― ＜二∠⊥≧＝彡ｌ|:::|l ::.::.＼ ヽ
廴人/〃/ // / // ノ／ ...:: ∨￣∠二二、ー- ､＼ ￣` ＜::..＼ｌ|:::|ｌ＼::.::.:＼|ｌ｀い
| | / /〃// / /´/ ..::.::.:.......::.::ｌ /〃.: / ト､＼ヽ ／＜＼:::ｌ|＼ｌ ＼::.::.|ﾄ､| |
| / / / ' ∧ _ / 丿 .::.:: |ﾉ | ::: ..::.::.::| | ＼j// ｀. Ⅵ＼＼ ＼|l ::| |
|l/ / ∧｛／ 〉 /´ ...::.:: .::.::.::.| 八::.::.::.::.::.| |::.:. . ::|｣::...::.::.::| } |::::|＼＼ ﾘ､:| |＼
/ / / ∨￣ ﾉ ..:..:.::.::.:: ..::.::.::.::ノ´ ::.＼ :.::.::.ヽ ノ.::.::ノ人::.::.::.::.ﾉ //＼|＿＼＼ | |::.. ＼
' / ＼／ .::.::.::.::／⌒＼＼ ::.::.:＞―−―＜::（(_)`ー−ｲ/|ｌ ｢| Ⅳヽ ＼＼ﾉ人:::l ヽ
- 527 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:51:39 ID:TzBDpZZo0
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""""""""丶
/´:::::::::::::::::::::::::::::::::丶
./'┌―‐..‐........‐ー‐..┐丶
!::│ ‐│:１
!│Ｊユコﾏ ＝エﾆｌ:亅:|ｌ
!ｌﾉ r示ミ、 '' r示ミ! j/ﾊ
｛￣/ {辷ﾘ ! {辷ﾘ } }
'..__､ │ / ／ GP（ギャラクシ−ポリス）が誇るエース・オブ・エース。
＼_ -- ﾉ あまりの海賊との遭遇率及び殲滅率から
|!‐:､ .,,cll 『ローレライ西南』とまで呼ばれる、山田西南殿。
＿_ｌl!ﾞ..ユ＿;;二jl|_
|广￣￣''ｌ__/￣￣''''‐|
,,_,,ｪー―ｰ‐....ﾉ|釗ﾞﾞl＿......ｰー＿
..−‐'彡‐‐＾ t_ノン ＾宀ｌ‐-..__
/〈 ./゛ ___ ---..,,,,__ ﾞ'' ,,___,,,,..､ ｰ- ﾞT-,,
/ 丿 ｲ− ,,／」 ""广"" ｛ ょ-''''''ｌ⊥ ＼
:‐,,┘ │ ''│/￣‐'ｰ-......＿|!|____ ....-−'''ﾞﾞ下シ" 釗 │
│'´ / ⊥＿ ￣ __│ ゝ │ ※行く先々でほぼ確実に海賊に遭遇する、
│゛ _ノ ノ ＾ｰ- ､,,.... ..,,,,..-−''" ＼ ＼ ! 不幸的な意味で確率変動の鬼才な人。
釗 ._!'ﾝ|! │ ￣厂 _,,,,..ﾕ 、 ノﾞ1_!`
釗ﾉ∠" ゝ │ |__....--‐‐''７ │ ﾍ-＾ 釗
│ │ │ │ / __│ | !
│ | │ │ ,__..../−''''''´ !! ‖ │
│ || l! !l'￣ ! ! l!
│ ｲ ! ! 卜 │ ‖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【山田西南（やまだ せいなん）】
- 528 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:52:11 ID:TzBDpZZo0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
l く / （ ,.ｲ
ヽ ＼ ￣ ノ-ｰ ､
＼ ＿＿＿＿＿ ＿＿l ￣｀ヽ ',
,.ｲ､＿ノ /:::::::::::::::::::::::::＼ /:::::::::::::ヽ／｀ヽ＿ i
ヽ､＿ /::::::; -‐ｰ'"´＞､:::ヽ:; -ｰ ／ ヽ , - く
／ /::::::::l＿＿／::::::::::::::/ ／ ／／｀i ,.ﾆヽ
／ ＼:::::::::::::::::::/:::::r‐ 'へ＿l / /ヽ ',l ／＿ l
l ヽ::::::::::::/::::::l / /ヽ ', l／二 ヽl
＼＿＿＿ ｀ ‐-７:::::::l ﾄ、 /￣｀`"´￣｀ﾄヽ l
＞ /::::::/ / ヽ ｒー- ､ノ ﾉl/ li
/ /::::rー-､ ､ ', ､∠二ヽ ､ く l lヽ そんな西南殿と双璧をなす、彼とは逆系統の天才刑事。
/ ,ｲ /::::::ｌ ヽ 入 ゝ ,.イヾ ,.ﾍ ＜l ヽl 数多の確率変動系の能力者を輩出してきた九羅密家でも、
l /l l:::::::::ヽ ヽ ／／ ﾄ-/ トｲl ）,へノ 当代随一と呼ばれるラッキーガール、九羅密美星殿。
l / l ｌ::::::::::::::｀r‐､ ', ､＿ソ └ ﾉ/ｿ
l/ ', l:::::::::::::::::lヽ） i ' ' ' ､ ｰ'/､ ',
! l::::::::::::::::::l l Z‐'´ __ /／ ﾉ
L:::::::::「￣￣ ヽ ＼ ｰ' ／/ ） ※数多の難事件を”運だけで”解決してきた人。
L::::::l ', ､ ｀ ‐ ､_＿／l ヽ
＿＿＿ノ＿ ﾉ ￣￣￣７／ ＼
／ ｀ヽ ＼ r く ／ ',
／ ＼ ﾄ､_.入/ ／ iヽ
/ ヽ ￣￣￣ ヽ､ ヽ-'´ l ＼
/ ＼ヽ､＿__lヽ ヽ
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【九羅密美星（くらみつ みほし）】
- 529 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:52:46 ID:TzBDpZZo0
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....-_二_,_ ,／ - __-''ｌu ￣''''''''' ､
r' .／ ￣ ノ´ ｭノ六 !
l 釗 _l''''彡r-'''ﾞ゛''''''７ ‐ ､
! │ |宀 ゝ ‐ ､
‐−'´ │ ＾ ＾ﾞ￣‐-....__ ／
│ │ ヽ」 .... // l
釗 ヽ ﾌ! :工!--,, ﾌ! :工!--,,＿.. ｨ''
..ヽｪ __-：アﾞﾞ''二..,,,,」 ｀ ,.ﾍ .-彳ﾞ .ﾉ
..-' !raｒ.._.._二l‐‐ . ゝ ,.ﾍ │ f トｲl ｭソjlｩ! その母親にして、自身もまた優れた確率変動系能力者である、九羅密美兎殿。
└‐彳￣彳癶ｌｉﾉ トｲl l! └ ﾉ l万|＾:
ﾆ下''..''│.. └_ └ ﾉ !,, ｰ' j￣!ｒ
釗 ＼j, ＾^! ､ ｰ' ､. ' ' ' |l!
'''''';aﾆ,,,,ｪ___....lト ' ' ' __ ｌ ※掃除に夢中になっているうちに、
,,,,／ ｭ-,,ﾝｺlﾂ千 ｰ' ／ 軍船や海賊船といった、とんでもないところに”ナゼか”入り込んでしまう人。
彡" ﾍ ^:|!│ ｛ムｒ ／
`ｰ=----∟ ﾞ│ 彳│, ｀ ‐ ､_＿ _上
‐ﾍ ヤ !! ! ／ "'a_ｰ
! │ ﾍ_│ 1+--,,....ン‖''ﾍ-_ 丿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【九羅密美兎跳（くらみつ みとと）】
- 530 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:53:18 ID:TzBDpZZo0
-
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...::::::::::::::::::::::::::::::/;;;;;;;, -'"´ ｀ヽ ／ -ー - ､＼;;;;;;;;;;;l ..::::::::::::::::
, - '"´￣／￣フ´l;;／ , -─- ､ ｀ ‐､;;;ﾉ＿:::::::::::::::::::
／.::::::::::／ l;;;;;;;/ , -'´, -ｰ ー ､ ｀ ‐､:::.... ｀ ‐ ､ ＼;;;;;;;｀ヽ'"´￣
...:::::::::/ ';;;;／:::／::,-'"´／, -‐ ､ , ｰ- ､ ＼:::::＼:::::...＼::.. ＼-､ヽ;;;;;;;;;;l
:::::::::/ /:::::/.:::::/:::::／:／'"´｀ '"´ ヽ ',＼::::ヽ:::::.. ヽ::... ヽ;;ヽ ';;;;;;/
:::::::;' ,':::::/::::::/:::::;ｲ:::/ ヽ ', ヽ::::',ヽ:::.. ',､:::. ';ｰ',l' ´
::::::i ,'::::/i:::::;ｲ:::;ｲ l::;' ',. i ';::::i ヽ::. ',ヽ:::. .i l
:::::ｌ i:::/ l::::/l::::/l l:i ヾl７ i ｌ ';:::l ':;:. i::::':;::. l !
:::::l l::;' l::/ l:::;' l l ＿＿__ ､_, -ー l l- ､ ';::l ';:. l:／l::. l､ 創生の三女神の次女たる津名魅様の巫女、
:::::l l:i l:;' l::i l∠l-‐ｰ '´ ￣ , ナ - ､ i::l- ,ｲ l l:::l ', 柾木砂沙美樹雷殿。
:::::l l l li 「「ヽ／「￣＞､ , ､ ' l -入l:ｌ /::::l l l::l ﾉ
:::::l ', l l ｌ l l ヽ::::::／ ﾉ ＿';::::::::::::ﾘ /:::/ ﾘ l:l '
:::::l l l ', '"´／ ／ 〃￣ ｀` ,':::;' へ＿／l
::::::l l',. ヽ ヽ. l ｌヽ i:: ,'::／ l ※絶対無敵な廃スペックを誇る、
:::::::l ヽヽ ＼ ｀l l ー ' l:: l'´ 始まりの船『津名魅』と同化できる人。
::::::::l ＼ヽ ＼ ,. イ:: ﾄ
:::::::::l ＼ ＼ ＿ _, - '´ l::: l ｌ',
::::::::::l ＼ ',ー- ､._ ／ l:: lﾉ l
:::::::::::l , - ──く. ＼ iヽ / Yヽ l:: l l─- ､
::::::::::::l , -'´::::::::::::::::::::::::::ヽl ｀ ー- イヽ',//⌒ヽl l: l /::::::::::::::::｀ ‐ ､
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【柾木砂沙美樹雷（まさき ささみ じゅらい）】
- 531 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 15:53:48 ID:y7vCx0Zc0
- きゃー素敵豪華メンバー！
- 532 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:53:51 ID:TzBDpZZo0
-
, -‐=ﾐﾒ､ ＿＿_
／ ＞‐=＝ニ二 ､＞ ､
／ ／／ ／ ヽ ﾍ
,′ ／ ,ｲ / ／ , ト､i i ハ
／/ / i/ / ｉ | ! } i
,′{ ,′ , / jl/ / |ｌ } j /! |
/ i / ! ll ﾒ､ /jl ﾘ 厶ｲi l/ i ﾘ
|l /il/{ ll / ﾚx八 /／斗-v' ﾑ'
iｌ ｉ/,小从ﾑｧ代心ﾚ'ｨ 弋ソ r' ,ｲ, i 「ハッキリ言って論外な布陣です！
{厶-ｧ¬ア ﾊ＿_ﾉi⌒ゝ---ｲ / j::::::| 太陽系どころか、周辺の銀河系ごと葬り去るおつもりですか！？」
/ ／ _／∠ 人 ｀ __ 厶ｲ_个- i ﾘ
／ ' イ::::::.ヽ ﾏ ) イ / 〉ー‐-
∨ ｨ升::/ﾘrﾍ￣￣i｀r＜i l| / ／ 厶 ｀ ※詳しくはOVA版天地無用＆天地無用GPXをご覧下さい。
__/ ／::::川厶/ ｝ ／' ｉ ﾊ! ﾚ' ｉ ,' / ∨ 原作でもありえなかった、もう何をしても勝てる気がしない。
ji o ￣ ﾌ｀ー Ⅵ イ ﾉ / ノ /､j从! ! / i 周囲への迷惑を全く顧みない夢のオールスターです。
,ｲ ,《 〃_／ 〈 /／¨´ ∧ j { ,' |
, -─- ､＼ ＿ ／::::::::＼ ＼:::::::::::ヽ
／ -── -:::::::ヽ , ーく::::::::::::＞ー ､ /:; ー- ､::＼ ＼::::::::',
'´ , -' ´::::::｀ヽ｀／::::::::::ヽ:';:::::／::::::'"´｀ ‐､:::／＿:::::::::::::ヽ ヽ::::::i
／::::::::; - ､:::／:::＞'"´,ゝ､;:イー-＜::｀ヽ:';:::::＿__｀ヽ::::::::', ';:::::l
/::::／／::::::::::::;:::フ （ ﾘ __, ヾヽ::i::::::::::｀‐､＼::::::i i::::l
/／／;::-:::::::::/イ7 ￣￣｀ヽ ／￣ ト､:」::｀‐､:::::ヽ ヽ::::l l:::!
/ /ｲ:::／:::／:;:へl , へ ,.へ、 l へ｀‐､:::ヽヽ:', ';:::l !;'
/／:イ::/:i l ,,, ＿＿_ ,,, li__ノ:ヽ::l＼:', ';:l
r-､::::l';:l::::｀‐/', lV:::::::::l ,ｲ:l:::::::::::';l::::ヽi i:! 「大丈夫。西南殿が居れば、敵を取り逃がすなんて事は”絶対”無いし、
', ',:l , -ｰl::::ｌ＼ l::::::::::::l ／::l:::lー-､:::l:::::::::l l 砂沙美ちゃんが居れば、大抵の驚異は鎮圧できる。
', ', l:::::lー｀ ‐-l:::::::::::l-‐ ´ー「l::l ＼::::::l ! んでもって、それでもダメな時は九羅密親子が居るんですもの。
／ ', ', l::::l ヽ ｀‐-‐' ﾉ l::/ ＼! 『その時、不思議な事が起こった』って事で何とでもなるわよ、うん」
「 ,「 ヽ「｀ ‐､';::l ＿＿_, -'´ ノ ＼
l i ヽ ＼ゝ lヽ/ヾフ / ヽ
l 「＼ ＼_.」 ﾉ / / ／｀ ‐ ､ l
ｒ/ ,ゝ､ ｀ ┘ ／ l 「｀ヽ ／ヽ , - ､ ヽ／
ｒ‐ '´ ￣ ア ヽ､', lヾフ l ｌ l l￣｀ｒｰ､
ヽ /＿／ / ｀ ー------ｰ' ´l ,.ｲ l ﾉ ノ 〉
- 533 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:54:30 ID:TzBDpZZo0
-
／ ／ ￣￣｀
/（ / （/ ,-- ─ -
l Ｖ ヽ(
ヽ,-,｀／￣ヽ￣｀ヽ,-── -､
,､-､'／￣￣` ´`ヽ───-ニ__
／>ヽＶヽ ／)-ｰ､,ｰ-- ､ﾆﾆ､ー--ヽ
<／/´｀/´''｀ヽ´'' ' `>ｰ-､─､ ￣ヽ
/,ｲ ( _, ヽ /⌒ヽ ＼ ヽ 「というワケで、私が負けた場合の後始末は問題ないわね」
l/入｀ーニ ,-─'_ ヽﾉ< 入 Λ ）
／二）<´ ﾄｲ｀ '´トｲ> ﾉ/ /__ノ ヽ ）ﾉノ
, -─ ^^^^ ─-' ､く /} ￣く ￣／/ lﾉノヽ V ´
_, '^´ ⌒ ｀^ ､ヽ ｱﾌ | ／ l |l ｀
＼ （ ） ／ ｀ヽ _ |/ ＿| l| ＼
＼ ＿,--─--､＿ ／ ￣ﾉ￣￣-─｀､ l| ＼
＼＼ l l | | |∩ l ／ ／ﾉ/ ´ l || l
＼＼ | |/ ﾉ／ /´ﾉ/ / | l
|＼__
|＼__ ＿_＼ 厶 へ、
＼＿〉＼＿ r＜￣
| |ロ| |
トニニニ、 _
＿_／|＿｀フ小こ＿／/
＼＿/＼_／｣ |＼＿／ ヽ二、ヽ
＼_| 丿ノ
／／ ／ ／/ ／ ｌ ＼ ＼＼
／／ / ／／ / l | ｌ | ＼ ヽ ヽ ヽ
' ´／ ／／ / ｌ 〃 l| | | | ｜ ヽｌ '. '. ヽ
/ / ／ ,′ / ｜| ″ / ｌ:| ｌ| ｌ| | | | ｌ| | ｌ ｌ l ',
. / / ／ /ｌ | ′ l| |:! /.:/|:|l::| |ｌ |ｌ } ｌ| |l j| | ｜ l
/ /::: | | | || l:| ｊ/::/' |::ｌ::| || | ′／ |:| l | l | | |
/:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || / | /／ ::|:|ｌ| | | | |
/:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|: / ｌイ ≫＝ /|:|ﾘ | | ｜ |
/l /:::/ |｜ :| ＿ ｌ:|_ ﾉ厶ニミぃ| ｌ/ / 〃 -､ | |/ , | | ｜ ｜ 「正直、もう問題しかありませぬが………
｜ ' ::/l ｌ | .:| |:| ア ,ﾆ、ヾ| ∧ | ｌ｜ /j ′ ﾄ. | ﾉ 鷲羽様がそうおっしゃられる以上は”そういう事”にしておきます」
| .:::/ l| | ∧|:::| |l| ｜ｌ ｌ | /l ＼ "'¬＝ / / | | l | ／
| ｌ::/ j| | |:::|| | | ﾄﾐ ゞ彡'´/ 〈 / ／ ｌ |ﾉ | |
| ｌ| /| l:| l:::| l |∧ | /イ::/ jl |::l l |
｜l／ | l:| ｌ::| ｜| ＼ / ´/ ／/ /| レ′
イ| ／l l | ｌ:|/ |｜l∧ /／ / /‐| |
-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/: |｜ｌヽ ニ丶 / / / | |
／ / /::::::ヽ{::: /｜| |ー＼ / / /l | |
／ / /:::::::::::::＼ ｜| | ＞ 、 イ/ / /｜ | ｌ
- 534 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:55:03 ID:TzBDpZZo0
-
ｌ| 〃
|{ {{ ＿＿＿
＞ ´ 、
´ ＼ ヽ ＼
／ / / ' / ヽ ::|l |＼l ＼ ヽ ヽ
'／/ ｌ | l/ j|:| |＼ｌ| _} |ｌ:ト､＼＿
// // |、| |:/ |:|l |:l /ィ´ jハ|:| ｀ ー― ＝
,// //.::| |:l＼7ｰ|八 ∨ ≫=ミK|ｌ|｜ ｌ ＼
〃 // ::::| l| |j斗=ミ|＼ 上ゾ 》|l l| ｜ ｌ |
ｌ| //|l::::::| |l ヾ《 ｛ﾟり |/、 ｀ ﾘ/ﾍ |l:..l | 「しかしながら、仮に鷲羽様がお勝ちになったところで、
| l | |l:::|::| ｌ|:＼＼´ __ // ぅ| |l::.| ＿〉 天魁星を人界に残しておくワケには参りませぬ」
ｌ l | |l:::|∧ｌ|:::{::ﾍ ＼ Y⌒ヽ 厶ｲ:ｌ｜::.＼―ヘ、
// ｌ:|∧::| ∧l::::＼＼ ニノ ／/::::|::| | ｌ ::::..＼ ＼
/ // ｌ| 〉ｌ:::::::＼:::::＼＞ __ ´ l:::::::|::| |::l :::::::.ヽ＼ ＼＼
// / / /∧/⌒ヽ＼＼＼┴‐- ＿ |―ﾍ |八ｌ ::::::::::::} ﾄ＼ ＼＼＼
/ // / / ///￣＼ い、 ｀＼ Ｏ //＾Y＾)//厶ィニニヽﾉl:|:::ﾄ ＼ ＼＼ヽ
,//〃 // / // | ＿_ ヽ＼｀ー―＞┴― ＜二∠⊥≧＝彡ｌ|:::|l ::.::.＼ ヽ
廴人/〃/ // / // ノ／ ...:: ∨￣∠二二、ー- ､＼ ￣` ＜::..＼ｌ|:::|ｌ＼::.::.:＼|ｌ｀い
| | / /〃// / /´/ ..::.::.:.......::.::ｌ /〃.: / ト､＼ヽ ／＜＼:::ｌ|＼ｌ ＼::.::.|ﾄ､| |
| / / / ' ∧ _ / 丿 .::.:: |ﾉ | ::: ..::.::.::| | ＼j// ｀. Ⅵ＼＼ ＼|l ::| |
|l/ / ∧｛／ 〉 /´ ...::.:: .::.::.::.| 八::.::.::.::.::.| |::.:. . ::|｣::...::.::.::| } |::::|＼＼ ﾘ､:| |＼
/ / / ∨￣ ﾉ ..:..:.::.::.:: ..::.::.::.::ノ´ ::.＼ :.::.::.ヽ ノ.::.::ノ人::.::.::.::.ﾉ //＼|＿＼＼ | |::.. ＼
....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... 、
´￣￣ ＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ:.:ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ
, .:.:.:.:/.:〃.:ｌ:.:.|:.:.:.l:.:.:.:.:. |:|＼|:|:.ｉ:|:.:.:ｌ:.:. ｜
/ /.:/.:.:.ｌ:.:.:|:.:､|:.:ｊ|/::l|:.:.:.:.:.jｌ:| |:|:.ｌ:|:.:.:|: ｜
/ /.:/ｌ:.:.ｊ:|:.:.:.:.: |＼ｌ::/l|:.:.:.:./ ﾘ／}川ﾉ:.:.:|:.:| ｌ |
′ ::/ |:.:.:|:|:.:|ｌ:.:.:|厶ミ､l|:.:.:/ 厶=≪仏:.:.:.: ｌ│
{ |:| |:.:.:|:|l:.lﾍ:.:圦ﾍﾋ〕|／〃 ヒﾝ刈:.:.:.:.|:|ﾉﾄｌ｜
|:| |:.:.:|从ｌいトﾐ ´ /ｌ /.:／.:ｊ|:| | ﾚｌ | 「１０８の魔星とて同様です。
ｌ| ∧:.:|::::::/::::::ｌﾍ ｀ ７/.:.:.:ﾘ:| | | ｌ│ その総てが害悪とは言いませんが、多かれ少なかれ騒動の元となるモノ。
! ∧:ｌ／ /:::::|:|:ｌ＼ て) イ/.:.://::||:| | ｌ│ 回収の為には、天魁星に仕込んだ自滅プログラムを使用せねばならず、
厶ﾍ∨/ :: /|:|:|::._ ＞- ´ /.:.:/∧::||: | | l│ 使用後は、天魁星こそが除くべき害悪の筆頭となります。
乂ｌ::://ｌ:| /∧ | r‐ ,'.:.:// ﾘ‐| | l│ それ故、鷲羽様の思惑通りに事を進めるワケには………」
/::/.:〈＼/::/ ∨ノ∧i:.://／／ ､_|_| l│
イ:://.::.:＼∨. ﾍ仁〔:::: |/＜:::::|_／::| |_| l│
／.::.∠二二ニﾆ＼ 仆〔_〉ヽ― ´.::.:／ ／＿＿ ＞､
- 535 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:55:36 ID:TzBDpZZo0
-
- ──── - ､ ＼ ｀ヽ l ヽ
＿＿ ｀ ‐ ､ヽ ヽ ｌ ',
二ﾆ=- ─- ､ ＼ ', l i
' ´ , - ───- ､ ', ﾉ l
- '´ i / /
, - '"´＿＿ ＿＿＿ ノ ／
, - ´ ´｀ヽ ヽ' ´:::::::::::::::::::::｀ヽ ‐ '´∠
,-'"´二 ＼∠:::::::::::::::::::::::::::::::::', , -‐ｰ ヽ
／＿ , -/ ＞ ｀` ‐-､ ', -ー-ヽ
, -イ ／ , -ｒ-､ ／ ､＿ 「 ｀ｒ ､ ヽ-､ ＼
／ / イ ／l ヽ.｀ -､ ゝ､_, 〉 ﾉ､ ',
/／ ヽ_ ', ｌ ￣ ｀ ｨイヽノ､ l 「うん、アンタの論拠は間違ってはいない。
..／ / ／::::＼ｌ l ＿ ' ￣ /､ヽl でも、総てが丸く収まる可能性を一個だけ見落としてるよ」
／ /:::::;::イ l ! ,. ｲ l , ┐
, -──':::::::ト l ,' ｀ ｒ＜´l l ｌ ＿ ／／
＿ ／:ヽ:::::::::::::::::::::l lﾉ ￣ﾉ:::::::｀ ー-リ-ーｧ──ｧ／───────ｒｧ'´ -ｒイ
:::::::::::｀ヽ:::';:::::::::::::::::::::＼ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::/ / l::l ﾆﾕ､!
＼:::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::rー ｧ::::::::::::::::::::::::::/ / , -' ´ ｀ ‐-‐'´
ヽ:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::ヽノ::::::::::::::::::::::::::;' / , - ' ´
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::;' ,' ｧ--- ‐ ' ´
';::::::;ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::/＿_/／
」／ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ, イ´
￣ /::::::::::::「￣￣￣「｀ヽ:::;:イ:::::::::l
／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ, 「乱を納めた後でも、総ての魔星が害悪となるワケじゃない。
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l これは今、アンタも認めていたよね」
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. !
| l| i | !ヽ､ = ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
- 536 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:56:08 ID:TzBDpZZo0
-
＿_
￣￣｀丶 [| [| [|
／ ＼
ヽ _ -‐ ￣ ―-
-‐ ￣ ヽ_ ヽ ＼ ヽ
´／ ／ / | ｀ヽｌ ﾊ ＼
／_ -／ 〃 ′ ′| |ｌ | , |‐|:ｌ｜ ヽ
／／ ／ ｌ l| /| ｌ| ﾘイ |/|:l/! ＼ ｀、
/ | ｌ|_/ | /ｌ| // ﾉ' j/｜| ＼ヽ ヽ l
/ ／/ ｜ |ｌ |｀|/ |ｌ // ≫云气廴|！ い | |
| | | ｌ| ≧ | ｌ/ 〃ト-い 刈ﾘ ｜|ｌ｜| | 「えっ？ ええ、その通りです。
| ｜ ｌ |ｌｱｲ下|/' ゝ＝' // |ニヽ l | 実際、前世でも全員が対象とはなりませんでしたし」
｜ |::ｌ| '、ｌﾍ ﾋｿ, l ／/ |＞┴＜￣
｜ |:|｜ |::＼､ ヽ / ／ /_ ニニ、＼
―┤ |:|┤ |::::: | ／イ::::/ 厶-―, ＼
＿人 |:|｜ |::: ∧ ｰ_､ /:::/ / ／／ ＞
――ヽl:|∧ |::::l:::::＼ /／ ／ ／／ ／ ／
ｰ――｀|イﾍｌ:::|::::::::| ＼ . イ＞―− _／_／ ／:::
ー―‐| |::| |::::|:::::::ｌ| ＿＞-＜ ／￣￣￣＿／/ /:::::::::
／ ／ ￣￣｀
/（ / （/ ,-- ─ -
l Ｖ ヽ(
ヽ,-,｀／￣ヽ￣｀ヽ,-── -､
,､-､'／￣￣` ´`ヽ───-ニ__
／>ヽＶヽ ／)-ｰ､,ｰ-- ､ﾆﾆ､ー--ヽ
<／/´｀/´''｀ヽ´'' ' `>ｰ-､─､ ￣ヽ
/,ｲ ( _, ヽ /⌒ヽ ＼ ヽ
l/入｀ーニ ,-─'_ ヽﾉ< 入 Λ ） 「結構。なら確率的にはものすご〜く低いとは言え、」
／二）<´ ﾄｲ｀ '´トｲ> ﾉ/ /__ノ ヽ ）ﾉノ
, -─ ^^^^ ─-' ､く /} ￣く ￣／/ lﾉノヽ V ´
_, '^´ ⌒ ｀^ ､ヽ ｱﾌ | ／ l |l ｀
＼ （ ） ／ ｀ヽ _ |/ ＿| l| ＼
＼ ＿,--─--､＿ ／ ￣ﾉ￣￣-─｀､ l| ＼
＼＼ l l | | |∩ l ／ ／ﾉ/ ´ l || l
＼＼ | |/ ﾉ／ /´ﾉ/ / | l
- 537 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:56:40 ID:TzBDpZZo0
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／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ,
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l 「今世では１０８星の総てが、
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. ! 後の動乱の芽となならない可能性だってゼロじゃない。違うかい？」
| l| i | !ヽ､ = ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
,ｨ＝＝=x ．-――… ｰ- ．
／ ｀＞.:.:¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ､
. / ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:へ
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／／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.! /ﾊｲ､.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/／ /.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:./ !.:.:.:.:.:ﾙ' / iﾉ ∨.:.:.:.:.:!.:.:.:.l
i/ /.:.:./.:.:.:.:.:.:l.:/ﾒ､ !ﾊ.:.:.ｉ ム二ニ､ﾉ.:/.:.:. l.:.:.:.i
{ /ｲ.:/i.:.:.:.:.:.:.iｲ,二ニ !.:ﾘ 弋ソ ﾑ/.:.:.:.._i.:.:.:.l , ⌒ヽ
/ !/ ﾑ.:.:.:.:.:.杙 弋ソﾚ' ／.:.:.:.:./ 斤.:.! / }
!／.:.ﾏ.:.ﾊ:∧ ' ムｲ.:.:.:/ノ.:.:.:.:.! / ﾉ
. ∠.:.,イ.:.ﾏi.:.:.:∧ ＿_, /.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:i/ / 「たしかに。ですが、それは机上の空論ですぞ。
／.:.:.:.:.:.::＼!.:.:.ゝ /.:.:.:/i.:.:.:.:.:.:.:/ / 確率論的にも論ずるに値しない………」
,ｲ/.:.:.／:∧.:∧.:.:.:.:.:＞ イ/!.:/-‐=7ｰr/ /
/.:／ﾑｲ V ゝ.:.:.:r―-=|＿_//:/ ／ｲ＞ ´ メヽ、
,'.:/ r――/ へ 「 ,ｲ !ｿ //.:/ ｰy ＼i
i/ __/ 〈7/ 《>ﾛ＜》io,ｲニｲ／ ヽ＿V i Yヽ、
{ /.:.:i＞‐＜ У ＿_ヽ { ー､.:/ﾊ ! i ∨:i
＿/.:／ ／ , ｨﾁ r――vﾄ､ ）ﾄ､＿ノ__ノ ﾉ.:.:.＼
/.:.:.:.∧ / ／ i.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ｰｧ'＝=ニ斗ｧ丁.:.:.:.:.:.:.:.i
r'.:.:.:.:/ i＼ /／.:.i l.:.:.:.:.:.:.:.:.:爪ゝ------イ/ ゝ.:.:.:.:.:.:.:.＼
，＜.:.:.:.:.:.:{ l.:.:.i i.:.:.:.:.:| !.:.:.:.:.:.:.メ i 乂三三三ノ.! i.:.:.:.:.:.:.:.:.}
- 538 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:57:14 ID:TzBDpZZo0
-
ヽ ｀ ‐- ｀‐､く__ く ,-'"´ 7'"´｀`‐､l l / , -‐ｰ- ｀‐､ ＼
＼ ＼ ヽ/ ／ ／ ヽ/ ／＿_ ｀ ‐､ ‐- ､._ ＼
｀ - ､ ＿ l￣l / ／ L/／ ｀ ‐､ ｀‐､ ｀ ‐ ､ ヽ
,二/ / _,､イ_,､‐7´_,ノ ヽ, -'"´￣ ｀‐､ ｀‐､ ｀ ‐､ヽ
／ l ,へ', ト､._ﾄ､__ノ｀ヽ､ ＿＿／フ , -､＿ ＼ ＼ ＼
/ ／/ l l｀iゝ__ ﾄ ／ :::::::::,ﾍ ､ i ＼ ヽ ｀ ‐､ ＼ ヽ
/ ／ l ﾄ､/ヽ.l'´ ＼ヽ、 ´ /´「Tｰ､::::::', ＼ﾉ ヽ. ', ＼ ヽ
/／ l ,ｲ /入 /｀ﾄ.､ ,' ﾄil_ノ:::::::li ヽ ヽi ＼ ヽ 「大丈夫。むしろ確率が低ければ低いほど好都合よ。
/ l,' l ﾄ ヽ',､_ゝﾘ ,::..... -‐' ´....::::::/l 〉 ! ヽ ヽ. ', だって、やる夫殿には、
,' iユ､ヽ',ヽ ｌ l 丶＿,.ｨ .:::::／l/ / ｀､ ヽ', ”あの”西南殿と九羅密親子から採取した
/ ーヽヽ､ヽ｀i‐ ､ ￣ ／-'/ ／ ', ',ヽ ワクチンを投与してあるんだもの」
l ｀ヽ. l l ＞‐--ｒ''´,-､,.┐'"´￣￣＼ ', ',
／ ヽ ｲノ l / ,へ'ヽ´ヽ l/ ヽ ｀､. ',
／ ト ） l / ,ゝ ﾉ l ヽ ヽヽ
l / / / / i ､＿, -'´/ l ＼ ヽ
l /＼＿/ ／ / lフ ', ', / l ｀ ‐ ､ ＼ ＼
ヽ / / / ',-‐' ´',/ l ｀ ‐ ､ ｀‐ ､｀‐､
r'´/ / / ', ', ﾉヽ ',＼
／:::::〃:::::::::::::::|:::::::ｌ::|::| ＼|::ﾄヽ:::::ヽ:::::＼
.::::::::::ｌ:::::|::|::::::ｌ::|:::::::|:|:::| ／|::ｌﾊ:|::::::: ', :::::.│ ━━┓┃┃
. //::::/::::|:::::|::|::ｌ/|::|ｌ::::::|| ﾉ／ ｊ/| |ｌ :::::::: ｌ::::::::.ヽ ┃ ━━━━━━━━
//:::::::::::::|:::::ト|､{ j::八::::ﾘｲ ≫ﾃ气ｾﾘ::::::::|::|::::::::.│ ┃ ┃┃┃
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::|八|_≧|::＼ 〃 ヒン彡:::::::::|::ﾄ､::::::.ヽ ┛
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽトｨ灯う|::/ /::::::::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ:::::::ヾﾐ ゝ |〈 /:::／:::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼{＼ /／|::ｌ::::|:| ::::::.│
|| |::::|: ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ |::|::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|: -=＝ 三 ≦ ／|::|::::|:|::::::::::::::::│
/:: 。 -=≦ ,ｧ- _ ｌ::|::::|:|＼::::::::::.│
ﾟ ･ ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ ｌ:|::::|:| .>､.＿＿＿
≦ ッ ッV´≧ 、 ｌ|::::ｌ:|:／／／/::.::.::/＼
･ ｡ ﾟ ｡ ミ´ ､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ ﾟ｡ ＼Ｏl:::ｌ:|／／／/::.::.::/／＼
- 539 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:57:47 ID:TzBDpZZo0
-
, -‐=ﾐﾒ､ ＿＿_
／ ＞‐=＝ニ二 ､＞ ､
／ ／／ ／ ヽ ﾍ
,′ ／ ,ｲ / ／ , ト､i i ハ
／/ / i/ / ｉ | ! } i
,′{ ,′ , / jl/ / |ｌ } j /! |
/ i / ! ll ﾒ､ /jl ﾘ 厶ｲi l/ i ﾘ
|l /il/{ ll / ﾚx八 /／斗-v' ﾑ'
iｌ ｉ/,小从ﾑｧ代心ﾚ'ｨ 弋ソ r' ,ｲ, i 「なんて事をするんですか！！
{厶-ｧ¬ア ﾊ＿_ﾉi⌒ゝ---ｲ / j::::::| そんな真似をしたら、運・不運の振り幅が広くなりすぎて………」
/ ／ _／∠ 人 ｀ __ 厶ｲ_个- i ﾘ
／ ' イ::::::.ヽ ﾏ ) イ / 〉ー‐-
∨ ｨ升::/ﾘrﾍ￣￣i｀r＜i l| / ／ 厶 ｀
__/ ／::::川厶/ ｝ ／' ｉ ﾊ! ﾚ' ｉ ,' / ∨
ji o ￣ ﾌ｀ー Ⅵ イ ﾉ / ノ /､j从! ! / i
,ｲ ,《 〃_／ 〈 /／¨´ ∧ j { ,' |
l ', l ｀ ‐ ､
＿＿', 'l ＿ ｀‐､
, -'"´＿_ ｀‐､ , ー- ､.＿＿＿ ｀` ‐ ､ ＼
, -'"´ , -‐ｰ-､ ヽ r-ｰ'´, -‐ｰ- ､ ＿＿ ｀ ‐､ ＿＿ ｀ ‐､- ､ ＼
,-'´ ＿ ,-'_,､-''´ ／ , -'"´￣｀-､,-'´ , -‐ｰ-､ ＼ ｀ ‐､ ヽ
／ , -' ´ , -‐ー- /／ｰ-, -rｒ‐ '´ヽ￣￣'"´‐-､｀ ‐､l, -‐ー- ､ ＼ ｀ ‐､ ｀､
／-'´ ／ ﾚ, -ｧ'´ l.l , -‐''二 ｰ'´ヽゝ､ l, -‐ｰ- ､ ヽ ＼ ｀‐､ '.,
/ ／ , -‐ｰ-l/ / , -' ｀ヾ ､ ,ｨ'´ｨ l ｀i'´ ', ヽlｰ- ､ ｀‐､ヽ ', ヽ ＼ ',
/ ,.ｨ´ ., -ｰ､l ,'ｌ ､,.ｲフヽ ､ｌiア 」ノ ,.ｨ／｀ヽ ヽ＼ ｀､ ',
/ ／ ,'／ ,-'"´l ', ､. Lソ ､ '´￣ / l ﾉ ヽ ', ヽ', ＼ 「うん。普通なら絶対持たない。色んな意味でね。
/ ／ /l / ／ ＿ｧ i r‐ ' ´l l l＿／', ',. i ',! ',ヽ でも、やる夫殿は今日までチャンと生き残った。
,'/ l /ｲ / /::::l ';:::::::::l l l::::::l::ﾉ i l', l ', ｀､ それどころか、魔星プログラムが走り出す最近までは
l l,' l l l｀‐-ヽ ';:::::::l ノl l__ノ l l ﾉ i ', 比較的穏やかな学生生活だったよ。
! ｌ l l l ';｀‐､ ';::::」 , -'´:::::l .l ', ﾘ ', ｌ ', いや〜、これがリアルラックってヤツかねえ」
', ヽl', l ', l‐､._｀ r --‐ '"l-ｰ ､::::::l l. ',. ', ｌ. ',
', lヽ､＿ﾉ「￣￣｀ ‐r'"´::::::::::l ll i ', l ', l
ヽ, -'"´::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::L＿l!＿ iヽ. l i l
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::!:::::::＞-､ l ', ｌ l !
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l ', l l ,'
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', l ',. l /
- 540 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 15:58:01 ID:y7vCx0Zc0
- わっはー！？実に酷い
- 541 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:58:19 ID:TzBDpZZo0
-
／ , .: ´, ´／. :／ ／ .: : :／ :l : : :: :: : : : : : : ﾞｉ .
／.: :: : . , .:´ , ´／ . :/ ／ .: : :／ .:l : :::: : :: : : : : : : ﾞｉ
. :: : : :: . , .:´ , ´ .:/ : :/ // .: : :/ . : : : / .:l . : : :: : : : : : : : : : ﾞｉ .
: :: : : :: :／.: ／ .::/ : :/ // .: : :/ / /: : : : / .:ｌl . : :: :: : : : : : : : : : : ﾞｉ ′
:: :: :: :／.: ／ . .:/ : :/ // .: : :/ / /: : : : / . : ｌｌ∧:: : : |｀'ﾞｉ／ : ::::: : : :ﾞｉ! .
／ ´ , ' .:／/ . :,' ﾚ .: : :/ / /: ; ｲ / . : 〃 l: . : : : : :!| : : : : |ｌ: : : |:
/／ // ／// . :,' .:/| : : :/ /ﾚ' :/ l l . : :〃 ｌ: : : :l| : : : : |ｌ: : : |:ﾞｉ
〃 .:// ／ // ／ ,' .://| :_;/彳 | :/ l ｌ〈ヽ､_// ﾉ/| ::|: :| : : : : :| : : : |: :ﾞｉ
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:: :. |ﾚ/ :/// : : ｌ .:/∨､＿､＿ / / :| l: :// ＿,＿/ 〉／_lッ: : : ::| : : : :| ,: : : : :
:: :: |/| /// : : : :Ⅵ __／≦竺ヽ、 /.:/:| l://,彳竺≧＼__′ :ﾞ´: : : : .; : : :: | lﾞｉ: : : :
::: :: :: /| ⅥV : : :、: |ｲ:::ｲ´ '⌒》: :ﾄ l :/: :乂/ '⌒》: :|｀ヽ:::ト/∧ : : : : :,' : :: |´人: : :
.:: ::' ∨ﾊ|′ : : :八: | lⅥ ヽ、ﾆ ﾉﾉl/:ｲ 〈 ヽ、ﾆ 丿 Ⅳ/ :.: : : : : ;': : : : : |,r':ﾞｉ:ﾞｉ: : 「そ…そんなの嘘だあ〜〜〜っ！！」
.:: l Ⅵ| : : / ｏ ○ o ≧と二つ=-｀ｌ/│ と二つ≦ｏ ○o : : :／ ,': : : : :|ﾞｉ : :ﾞｉ:ﾞｉ:
::: l ／| : : 。ﾟ ∧: o ／／／／／│／／／／／ ﾟo ／: :,r' : : : : : :|ｌ ﾞｉ : :ﾞｉ:'
.:: : l／. : :| ／ //.:ｌ l 0 .ﾄ ／／／／／／／／／／／, 0 /: : :／l : : : : : : :' ｊ: :ﾞｉ: : :'
.: ::／. : :／:l／/ //| .:| ∨ ∧ ,-＝-､ ／ / /: :／ : :}: : : : : : ,' : ﾞｉ: :ﾞｉ.: :
:: :: ／.:::/ l / // :| .:| ∨/≧ ､ （ : : : : ） ／/.:/ /: :/: :| : :|: : :| : : ,': : : :ﾞｉ: :': :
.::/ .:/ / :八//l : :| .:|＿_／「 ｌ ＼丶、 ' イ /.:/ /: :/／: |: : l: : :| : :,':_: : : : ﾞｉ: : :
/ .:/ / .:/ // ﾚ' | .:| │,⊥ ､ ＼ ｀ - ´ / /.:/ /,:∠ _ V|: : |: : :l : ;'_ ＼ : : ﾞｉ: :
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′ .:/ // l |.:| / /⌒ヽ、 ／l :l / '⌒ヽ ＼ 〉 : : :: : :
// // l:|.:l / / /⌒ヽ ﾚ'⌒ 、 ＼ /
- 542 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:58:51 ID:TzBDpZZo0
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :r'":::;;;;::;;;;;::::ｿﾊ::::::::::::::::::ヽ:::;;;::::;;;::::::;;;;:::::` ､: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ゝ､:::;;;;::;;:ﾉ￣`''''7丶--<ﾆ>-''"`ﾞ`i:;;;;;;;;;;:::::::ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヾr‐'" _: : : ./::rｧ ヾﾘｼ ＿＿rｪヾ-‐ ､:.:.:.:.〉: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : r┴‐'" r‐‐ｧ:.:.:l/:.:.l:.:.:.／. : /!:..:.ヽ. r}､ ヽ!、: : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /ﾞ! /lｪ/エエコ:ﾉニ// く<:.:.ヽ: : :ﾉ:! y:ノヾ!._ i>｀i､: : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /ﾄ'|/:.:./:.:.:.:.n:.:./:.:./:.:ﾊ:.:.ｌ }:.:.:.:.ヽ|:.:l l､ﾉ! `Y⌒ヽ、: : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : _rｧ/!:.:.:.l:.:./:.:.:.:.r'"`i:.:.:.:l:.:.:.:.l:.:.l l:.:.:.:.r‐､:.:.:.:.r‐‐､______､ l:: l:: ＼: : : : .
: : : : : : : : : : : : : : : : rt|:.:.(ニ=-l:.:.〉:.:.--==ｧ-‐'"`l''¨rl⌒l:l:.:.l l:.:.:/:l r-､ r-､ `､ ﾄ､ ヽ: : : : .
: : : : : : : : : : : : ,､_!:.l:.:.:.:.}i!:ll:.:l:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:ll:.:.:.:.:.:.:.l:.:.ﾘ:.:.ﾉ|l:.:.! !:.:|:.:l ｌ:.:.:.:.:.:.:.l! 〉lヾﾘlﾊ: : : : : :
: : : : : : : : : rｿ"ノ:.:ﾉl:.:./!:.:.l|:.:l:.:.L -‐=-ﾃ＝--‐!:./`‐-tj-ゝ-'-ﾚ-ｧｪ__〉-:.:.__:.l|:.:. l:.ｌ l:.:l:. }: : : :
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: : : : : : : . ` ‐- !.._:.:ヽ二ニ=!:.:.:.:.:.:.〆:.:.:.:.:.:.:.:.}}:.:.:.:.:.:.i!:.:l:.:.:.l}:.:.:., ' ' ,:.::.:.', . . : .
: : : : : . : : . `''l/`‐‐‐ !:.:.:.:.（(:.:.:.:.:.:.:.:.:.〃:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:, ' , , , , ' ' . : : : : : .
: : : : ﾞ,:.:.:.:.:|l:.:.:.:.:.:.:.:〃:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.〃:.:.:.:.:.:.' , , . : : : : : : : : . .
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. : : : . : : : : : : : : : : : : : : : ` ､ｿ:.:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:/:.:/:.／:.:.'":.:.:.:.. '´ : : : : : : : : : : : : : : : :
. : : : : : : : . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` :.:ﾘ:.:.:.:.:(!:./ノ , , ' ' " : : : : : : : : : : :
【仙界 崑崙山】
- 543 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:59:23 ID:TzBDpZZo0
-
/.::::::/´ ＿__ ヽ:::::::::::::.ヽ
,::::::::::' _,...‐::´::::::::::::::＞.i::::::::';:::::::i
,::::::::::l／:::::|l::::::::::::;'_l:::::::l-､'::::::::ｉ::::::',
l::::i|::::::|､::::i‐';:::::::::;! .|:::::::| .|::::::::::l::::::ﾊ
|::::|:::::::|:::::｣ ヽ＿_! ´二..z}:::::::::|:::,'ハ
,'.::::l::::::;'.ｨ=ﾆ元! '´ヒサ|:::::::::l::;':::::::l 「で、そのままズルズルと押し切られて、向こうの思うがままに。
.ｌ|:::::|::::iﾍ.ヽ.ゞ‐' i ￣ !:::::::;' i:::::::::| 魔星達が全員暴走しなかった時は、
.!l:::::|i::::l-ﾍ. 丶 ﾉ::::::;' .l::::::::/ 天魁星共々放置するって約束をさせられちゃったのかい？」
ヽ:::ｌ:V:ｌ:::::::＼. `ー 一' ..ｲ':::::/.:/＿:/._
＞ト＼_...イ.,＞ .. イ ,'.:::::／ /.:/ .ハ
∧ Ｖ:',. 〈:::::/ .,'.::::/ ./.:/ / :
l ',. ∨､_〉:∧__,......... ＜':::::/ー'.::/ / :l＼
／| ', 〉、:::::::∧-―‐-/.::;:':::::::::ノ / ,ｉ l、 ＼
'―;' :::. i ＼::::::∧´￣/／.:::::／ :i .:: ', ー｀
,' | ヽ:::∧::/´::＞ ´ .!;:: ハ
/ヽ、 :l ／.ヽY／ ヽ、 .|l:.: _, ＜:',
.ｲ、＼｀..-l ＼ _ .水ヽ、/ l, ＜:_＞'⌒l
//ﾄ､ヽ、/::人 / .∧.ヽ〈 /.:::::::::ゝ-.イ
／::ｉ::|::::＞.._:::::ハ ＼./ ∨/ .,::::::::;::ィ ´
,.':::::::::l::|::::::::::::| ` :i|.:/ , / ＼ /.l‐ ´ ｜
/.::;ｌ::::::::';|::::::::::::| l|:' /::, ′ `′l |、
.i:::::ｌ|:::::::::::l＼:::::::! l' .l:/ 、 ﾊ :! .|:::ヽ.
:|:::::l|:::::ﾊ:::';V::＞:! ./ / .／ ＼ ';:l ', |:::::::::ヽ.／
!::::::!:::::ハ::';:V::::::| ノ ＜_ _＞ ハ .|::::::::／
V.:::';::::::ハ∧∨:/ ` ｰ ＿＿＿ __,. ハ |___,'_./ .／
.V:ハ::::::∧∧∨＞. . .＿＿＿＿＿ ￣ _. . -l .| X／ィ:
＼::::::::::::::::::／:／. : : : `: .、＿_: : :￣￣_,: : : : ∨! / ,'.::::::::
＼::::::::/ '／. :/: : : : : : : : : : : : : ／: : : l､: :.∨/ ｲ::::::::::
＼;' :: : : : :/:| : : : : : : : : : : : : : : : : : : |ﾊ: : .＼//:::::::::::
,. ィ': : : : : /.:.:.| : : : : : : : : : : : : : : : : : : |:ハ: : : :`;::::::::::::
／／! : : : ::/. : , ＞――‐‐.ｖ‐―――- 、!:::ハ:::::::::ﾄ､_:::::::
'ｰ'ー':|.: : : :,':／ ,. .―-. 、 .| _ ―‐ .、ヽ:::∧: : :.', ` ＜
|: : : 〃 ., ': : : : : : : :＼.| ／: : : : : : : :ヽ ＼:i : : :.i ｰ､､_
l: : /i ./. : : : : : : : : : :.Y: : : : : : : : : : : :.'., V : : |ー'
【すべての女仙たちを統率する聖母。西王母】
- 544 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 15:59:55 ID:TzBDpZZo0
-
. / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| : : : : : : : : : :
/ ＼ : : : : : : : : : /: : : : :! :ｌ| : : /: : : : : : : :| : : : : : : : : : : |:| : : : : : : | : : :
. / 丶、: : : ＼:/ : : / : | : l: : / : : : : : |: : : : : :|: : : : : : : l ﾊ: : : }: : :l| : : :
′'⌒ヽ ￣￣l ＼! |: : :| : |: / : : : : : :/ : : : : /: : : : : : : ｌ:| V: /: : :l| : : :
. !/: : : : : ＼/'´￣|￣ l ｀ト､:| : :|/＿/＿: /: : / : /: : : : : : : : l| V : : : | ／::
|: : : :| : : :ｌ| : : : : |!: : :|/:|: :|: 丶、＿＿ /二/ー/==─ ----l! }| : : イ: :＿
|: : /:| : : :ｌ| : : : : |l: : : : ﾊ: ∨/ : :＼／ｊ : :/ : / : : : : : :|: : : ; ｊレ'Τ|￣ヽ
|: /: :| : : : |: : : : : |: :|: :/∧: 〈| : :／ }Ｎﾄ､|: :/ : : : : : : :| : : ,' ／!: : :/!:|: : : :
|/: : :l : : : :| : : : : :| :l / |:l∧: {／ /ｊ/ /＼: : : : : : : :ｊ : / ／ } : /│: : : :
/ : : : |: : : : |: : : : : ' :|:| |:| 乂 ＼ /|: : : : : : : : : /: / /／ ,l: : : : :
: : : : :, |: : : : |: : : : : :ヾl_ｿﾄN､Nﾄ､,､__ ＼|: : : : : : : //: / ／ / ノ / : : : : :
: : : :/l | : : : : ;. : : : :｀ﾞ:≦ｼ厂f芹ｔぅ笨ﾐx､ |: : : : : : //: / _,.ィ{しﾚ(ｨ≦: : : : : :
: : :人｀| : : : : ',: : : : : ∧'⌒＼ ヾミ辷彡ヾ}!､: : : : //:.:/ ,.ｨ彷ｆﾉjﾘﾉ´ﾏ≧ｱ : : :
: :/:/:ヽ| : : : : :'; : : : : :.∧ ﾐ ≡=-‐ / : : : ; ' .:／ ' ヾ==彳ｨ彡: : : : : : :/
:/:/: : /|: : : : : :', ＼: : : ∧ / : : ／ ／ | ￣￣ /: : : : : : :./|: 「仕方無いだろう。
':/: : / ｌ|: : : : : : ヽ: :＼ : : ＼ /: :／ │ /: : : :／: :/ :| タダでさえ相手は最上位の女神。
': : :/: :ｊ ': : : : : : : l＼: :＼ : :.:＼ /／ l 厶ｨ:／ : : / : 八 しかも、無茶苦茶な形でとはいえ筋を通されたのだ。
: :./: :/ : ', : : : : : :{: : ＼ :｢￣￣ / ／ //: }: : /: : / : 私の権限では逆らい様が無い」
: :': :/: : : :', : : |: : :|: : |: :ヾ＼ /: /: /: : :/: : :
: : :/ : : : :_:',: : |: : :l : :| : : : | ヽ ＿_ ／: /: /: : : : : : l:
: :/ : : ／ _'; : l: : :| : :|V: : | 丶、 ∠‐___{ . :´: : /: /: : : : : : : |
:/ : : 〈 ＼',: |V: |: : l ∨ |＼ ／＿: : /: : :/|: : : : : : l:
: : : : : V ',:|､V: : : | Ｖ|￣＼ ｀ イ=ミ ＼: : / | : : : : : : /
: : : : : ∧ 'l V: : :, ';! ＼ ≧ー‐ / ＼ ＼: :| : : : : : /:
- 545 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:00:27 ID:TzBDpZZo0
-
＿＿__
.ｘ＜／===ミ、:＞:.、
.〃.:::/ ＿＿ ∨:::::::.ヽ
,’:::::;'ｲ´i|:::::|l__|ｉﾐ}ｉ:l::::::::∧
.i:::::::;ｉ:j⌒|:::::||:::||ｌｉⅥ:::::::l::i:'
i|::::|:lｊ｣ｚミ―'¨ｨz≧}{!::::::|::|:’
.||::::|从.ﾋﾘ .ヒ｝》|:::::::|::|::::,
l||::::|::';. l .ｉ:|:::::::|::|::::::, 「別に悪いとは言ってないよ。
|||::::|从 ､＿.， .从::::::l/|::::::i 実際、その場に居たのが僕だったとしても、
|||::::|ｌ|:::＼ .イ};’:::: ｊ::ﾘ.:::::| 結果はさして変わらなかっただろうからね」
|||l:::|l乂::_;}`::::´ /::::::::/:/.:::::/
_ ／ Ⅵ:::l|:／ハ ∨.: .,’:::;::く:ｲ:::／ﾍ
〈_....ﾉ ∠乂:∧i:::|三二ミ:ｉ／:::::::.＼ー .乂
/.＼＼V:|＝=ｘﾉ'::::::r '´..:＞ヽ￣｀ヽ
.ｊ∧ ＼::人l|l／..:::::::::＞'´ ,. ‐}’
|. ∨ _＞ﾐl´ ‐r＜ .／ |∧
ﾉ } .|_イ}ﾄ､_ 〉 .∨.:/＼ |ｌ:::|
.,{二ﾆｌ{ ./ ｊ/.∨〈:. Ⅵ∨ .｀ `ｉ:|i
人 ,从 ヽ′ .}_/ .}|: ∨:. .|:||
./＼:＞＜i |､ ﾉl::. _ ＞Ⅵ
＼:::::::::::::ｌﾄ:. } ./ l|￣:::::::::::::∧〉
/:::::＞ｘ::::|| ｉ | ;’/ｌ|:::::::::::::::::::ィ′
/.::::/.::;′./＼ ｲ.从｀¨¨.Ｔ:::::;′
. /.::::/.::::ｉ . /. ヽ ∧ |::::;′
/.::::/.::::: | /｀ 、 ._.＜ |. .,’:;′
./.::::/::::::::::|ﾉ::＞ｘ ｀ ― ゜ ｘ＜::＼’:/
.／..::::::::≧ﾐ､:::::::.､::::::::::::::::
/.:::::/ ´￣:.＼:::.∨:::::::::::
,:::::::;′ ....＿＼∨::::::::
ｉ::::::ｊ ＞.‐::ｌ::::::::_li＿∨}｀ｰ'
ｌ:::::ﾉｲ:|:|ｌ::::::ﾄ;ｨ´|:|∨::｀;:::､:l､
|::::ｉ|ｨ¨|:||::::::|从_|｣└‐ﾐi :::||:
|::::||l:斗||_:ノ´ _ ,, ｌ|::::||:
|::::||ｲ _, ﾐ=≠ﾞ l::::||: 「と言うか、君が鷲羽様と取り交わした契約は、ある意味最良のモノさ。
|::::|l::ﾐ≠' .i |ｌ::|l:: 何せ、最後の土壇場までは、鷲羽様達の介入は無いと確約されたんだからね」
|::::|l::::', :、 |ｌ::|!::
|::::||:::∧ .， .|ｌ::|:::
|::::ｌ|:::|ｌ::ヽ. ｀ ﾉ:::::::
ｌ::::l|:::l乂ﾄ:＼ .／ |:::::::
- 546 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:00:59 ID:TzBDpZZo0
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__/￣/＿_ ./77 /__７ ./''７ ./￣/ ./''７
/__ __ /.￣ /__７ ./ /__/"7 ￣ / /
_./ // / ＿__ノ // __,￣| ＿__ノ /
|___ノ.|___,/. /＿___,.／ 7__/ヾ／ ＿___,.／
＿
__ - ￣ ￣ ｀･ ´ ￣ ＞ 、
／ ＜ ヽ
／ ／ 、 .∧
／ / ,/ l、 .i .∧
／ / ,/ .／ l ヽ l、 i ∧
／ .j j ,// ,小 / }. l l ヽ
／, ‖ i l // // .} /l / }/l .l l 、ヽ
／／// /j i /l/｀7ﾒ、 .l ./ /x─‐/ l j .l !、 ',
./ / // / /∧ l /l /=‐ l / / -‐ ,/ l/ ., ｌ ! ヽ ',
/./ . // /l / ノ l .{ 不Ⅴ> l/ ィ<iﾌ不 l { | ヽ 「では、帰ってくるなり私が拘束されたのは、
.// // ! l /／ .〉 V iヽ、 ,/ / j l l ｀、 その功績を称えての事というワケか？」
// // l.j＞´ / V ∧ ,i /イ´ l ﾏ .| '.,
.// .l l ／lj／ ./ /// A /i ,∧、 .〉| '.,
// .l.l ,／ll / / l/ ／／|＼ ⌒. ／/ ./ ..〉〉 /ヽ| ',
// 'l ,／ !//i / ( 〈 .| ｀ -- ´ / /／/_/ l| .i
.{.l ／ // ! l／￣＼ .'ﾏ＿＿___＿_.| / /／￣｀ヽ| i
!l ／ ／ /' ,{ l _,.-‐´i` -、 .| /.／ ヽ、 ｀ヽ, .ｌ
｀ ／ ／/ ∠_l .l／ ヽ、 ヽ、 ` . -- | ,/ `ー---', l
./ ,／ ,/ ｛ .l.| ヽ ヽ ｀ .ー-‐ ´ |/ / } .!
/ ,／ ,/ ｝ ! ｀ヽ ゝ /. / / /
./／ / ,/ ,|___＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/_./＿＿_/
l/ ,/ ,/ { 。 。 。 。 。 。 。 }
/ ,/ ｛_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__.}
,/ | ヽ i / ./ /
/ | ヽ .ｌ /／ / /
,/ / | ヽ.l /´ / ｜
- 547 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:01:31 ID:TzBDpZZo0
-
.....:――::.......
.,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
.,:'::/l／ ――ミｘ:::::::::::::::∧
,':::::ｉ/ .Ⅵｉ:::::';::::::',
.’､:::ｌ_＞.-irｰr::::＜ｌ:|:!:l:::ｌ:| :∧
i､_i| |ｌ:ｌ|＿ｌ|::::l.ｨｰ|l::Ⅵ:l:::|:|::|ｌ∧
. i|::::l| |ｌ:||::::|ｌ|::::|ｌ|:_:|Ｌ:|:|:l::||:|::l:::::ﾊ 「そんな腐りなさんな。
. l|::::l| |ｌ.ｨ去ﾐ´￣ィ示ミ|:l::||:|/:::::l::| 別に君を罰しようと思ってやってるワケじゃないんだから」
. l|::::l|∧'弋ﾘ ゞ‐'1ｌ:ｊ::||:|、::::l::|
. l|::::l|'/ﾍ ! .ｊ:l;':::ﾘｘ_＼':ﾒ- 、
. l|:::::l'/:イ_::.､_`ｰ ’ ィi:/:::/ ｘ≦ﾆﾐ_ ＼
乂从〉 孑≠｀ｰ.く__l:ﾘ::/:／＞― Y .∧
./ ＼::乂. ヽｲｲ!/ ﾊ―.､〉
.:;′ｨ＜∠≠二ミ､___,ﾉ!〈/.／ .l: l::::＼
/_,/.乂__,.::−､＼〉V＿乂三≧ｘ }.ｌ|､:::::::'.,
.ﾉ::_ﾊ、 _/::|:::::::::￣:::::} ∨/////:ﾐ
,. .＜: : : : : : : : : : ＞ 、 /i
／: : : : ／ : : : : :、 : : ＼ ＼ /,/ 、
／ : : : ;∠-=＝ニ=-∨: : : :＼ ｀ｰ亠{／lヽ,
／ : : : : ;/=ﾆ ﾆ=∨ l : ミXヽ⌒｀ヽｊ l
／,ｲ : :// /rｧrァfアｧrｧ､ﾍﾍ∧:|: : : : : : : : : : }/,人＿＿
/／./: :// /／ ,/ :l: :l: l: : ﾊ ﾍﾍ:}l: : : : l: : :l: : : l´ _／ 「ひとえに鷲羽様へのご機嫌取り。
// / : //:/´: /∧ ﾊ: ﾄ,jヽ: :iヽ: 八: : : : } ｉ :l: : : lｲ / ついでに、ココのところスタンドプレーが多くてパッシングを受けている
// ., : ://:/l : 〈. ヾ ｀ ｀ﾞ リ､/: : : : | ｌ :l: : :/ｰ一'- 、 君への矛先を減らす為のポーズってヤツだよ」
,'/ , : ://;ｲ:.l : : ヽ,ｪ=ア ミ=＝ /: : //: l ｌ :l ／: : : : : : : ＼
{;{ l : ,ｲ 八: ',: : :∧ 〈 ./: : //: //,／―-: :_: : : : : : ＼
',',. .{ :, :ﾄ,ヽ ＼V : : ＼ryο ,ｲ: : ,∠-==<: : : : : : : : ｀: :-. .、: ＼
ヾ=-V: :l ヽヽ_＼ミ,／/ t- ' "/ ／/／⌒ハ: : : : : : : : : : : : : ＼ : :＼
V l ,r-=ァ'"／ry}__／l,ｼ .// .l: : : : : ＼: : : : : : : : ＼ : ﾊ
ヾ､ ./｀ヽ/ ｀ヾ＜/V=-､_,// i /＼: : : : : :＼: : : : : : : ハ: : ',
_/ ./ ヽ､＼[i]ﾐ: : /''´ l /: : : ＞: -: : ＿: : : : : : : :ﾊ:, ＜
/〈_r-〈 rｧ､ヽi｀´､: : Y ／ |': : : : : : : : : : : : : : ミ､: :, ＜ ＞
／,ｨ´/ ｀7´ ./Y｀ヽ/￣,／ i :|: : : ヽ; : : ＼
- 548 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:02:04 ID:TzBDpZZo0
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/::::::::::::i:::::/::/::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::／ ／::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::
./::::::::::::::i:::/::/:::::::::::::::::::::::::/:::::::::／ ,/:::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::7:::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::::::::;i:/::/::::::::::::::::::::::::::::i::::::::/ /::ヽ／ /::::::::::::::::::::::::::::::::::7 ﾔ:::::::::::::::::::::::::
./:::::::::::::::::i/::/::::::::::::::::::::::::::::/i:::::::; /:::／ "ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::7 i;:::::::::::::::::::::::
/::::::::::::::::::/::/::::::::::::::::::::::::::::::| |/ﾍ:|ヽ/／ / ,/:::／::i::::::::::::::::::::::::/ ,i:/::::::;::::::::::::
/::::::::::::::::::7::7::::::::::::::::::::::::::::::::!,〃, ≧=､ '=,､,/／ .7:::|::i::::::::::::::::::/ /:::::::/::::::::::::::
.7:::::::::::::::::::7::7:::::::::::::::::::::::::::::::≪7 7:::::::::::ヽ ｘ .7:::::i::i::::::/:::://-'''"/::::::::/:::::::::::::::
/::::::::::::::::::::i'::,-i::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ヾ >､::::::⊂ ヾ/::::::::::::::/::／/ //:::／:::::::::::::::::: 「鷲羽様におかれては、
./::::::::::::::::::::: 〃i/ i::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ. ￣￣ヽ /::::::::::／／ ＿＿,/／./:::::::::::::::::::: 私如きのささやかな反発など、
::::::::::::::::::::::::::::::|､,'i:::::::::::::::::::::::::::::: ﾍ､:ﾍ //::::／／,′ 〆===≦, //:::::::::::::::::::: 気にされる様なお方には見えなかったが？」
::::::::::::::::::::::::::::: ﾍヽ::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ヾ /:／ .i i':::::::7 ヾ=/:::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::∧i ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::∧ ／ / ＼⊂ 〃≧::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:i､::::::::::::::::::::::::､;::::∧ / ￣/:::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾘ:∧::::::::::::::::::∧ ＼∧ ＼,_ /::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ﾔ::::::::::::::::::∧ ヾ' ＼二ﾞ'ｰ-､ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ﾔ:::::::::::::::i',∧ ｀ﾞ'' __ '‐‐ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::／ .ﾔ:::::::::::::::i, ヾ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::／ .ﾔ::::::::::::::i, ＼ イ/:::::／::::::::::::::::::::::::::::iヽ::
::::::::::::l:::::l:::l:::::::l:::l::::l::::::::::::::::::::', ';::l:::::::::
::::::::l:::|:::::!::|...::::|::;--､::::::::::::::::::::i .';:!:::::::
:::::::::!::l:::::l:::!:::::::!::', ';:::::::::::::::::::::l l|:::::::
::::::::::!:|:::l:ｌ::';:::::::l::::', ';＿＿＿__l ヽ-‐
::::::::::ｌ:l:::lｉ:', ';:／´ ..＿＿
:::::::::::!:!::llﾊ _,ｧ‐≦￣￣ﾐ､
::::::::::::'l:::iﾍ}.≦l{ 弋 -､::::::l
::::::::::::::';::lハ＜三.、ヽ'＿ノ
';::::::::::::::';l|、ﾍ :l 「うん。その通りだよ。
::!::::::::::::::';l. ヽﾊ .::l 実際、あの場で君がとったの不敬の数々なんて、
::l:::::::::';:::::';＞.._ﾍ ::ヽ あの方は認識すらしていないだろうね」
:::l::::::::::';:::::';:::ヽ:::ﾍ
::::';::::::::::';:::::';::::丶::.ヽ. ｰ―‐
ﾄ､:';::::::::::';:::::i､:::::.ヽ::::::`::... ￣
l:::.＼::::::::::.,::::';＼::::.＼::,-- ＞...
V ::::..＼::::::ヽ::',::..＼:`/ ﾉ!ｌ￣ﾍ ＞...
- 549 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:02:37 ID:TzBDpZZo0
-
＞ ´ ￣:｀ : : .
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::'
. /.:::::::: :::::／ ヽ:::::::::::::: :::::::::::ハ ﾊ
/.::::: :::::::/-= 三三 ﾆ.∧.:::::i::::::::::::::::.:::::
. /::::::::: :::::;′=‐ ―‐ ‐=ミ :::::l::::::::::::::::!::::.
/ / ::::′ ＿＿＿＿＿＿ハ::::i::::::::::::::::|:::::.
'.:::::::./ ::;’イ::::::/.::/::|::::::::|::|:::|:: ::::}:::::::::::::::!:::::,:___
. //:::::::/ / :ｊ;::::|―:l:､:|::|:|::::::::|ｨＴT ﾊ::′::/:::::::八 V=ヽ 「でも、母親ってヤツは因果なものでね。
// /:::::::/. /⌒圷弍ﾒ--ﾍ/≧=≠彡7::::/::::::://::::::::}}ﾆ.ﾊ 普段はどんなに公明正大な者でも、自分の子供………
. /:/. ' , ′:::::::::i: ∧弋う ≠弋以ｱ7::./::::::://:::::::::::/ﾆﾆ:} もしくは、それに準じる相手の事となると、
..//. // ′/:::::::|: ∧ i: ′:::::::,ﾊ:::::::::::./ﾆﾆ_〈 途端に公平性を著しく欠いた存在になっちまうものなのさ」
.′ .′::::′::::.ｲ::::! :! ハ ﾞ_＿__, /.':::::::./ }:::::::くﾆﾆﾆ_∧
/ {::{::::i:!:!:./: |::::{从乂 ＼ ￣ イ/:::::' / :{::::::::::::＼ﾆﾆ_∧
. ∧:::::!|:i/.::::乂乂. / ≫-r＜ /.′/./ ∨ ∧.::::＼ニ∧
∧ |. ′:::::／ .′ /.:ハ／./イ ｲ ∨ ∧.:::::::ヽ
. ′'. { rif r{ ′ }:.:,／ /ｲ ヽ. ∧:::::::ハ
{//,i从{八{:j i ! :}/ ＞ｧイ. ∨ ∧:::::::∧
∨/,／ ＞':| ! .l }／ ＞ ´／／ｱｨ ∨ ∧_:_ ∧
ゞ. / ∧ ＞-≪ｲ / ﾞ ／／／ ∨／ ｀
/.:/.::::::::::::/-= 三三
./.:/.::::::::::::;′=‐ ―‐ ‐=ミ
,:::;’:::::::::::::′ ＿＿＿＿＿＿
.ｊ:::/.:::::i:::::;’イ::::::/.::/::|::::::::|::|:::|::
.;’/.::ｊ::::|:ｌ::ｊ;::::|―:l:､:|::|:|::::::::|ｨＴT
;:::’::ｌ:::::ｌ:l::ｉ::/:|:::::ｌ|::::|::|:|::::::::|:|:|::|:::
_, −.､ ;’:;’::|:::::|:l::|:l |:::::||::::|::|:|::::::::|从ﾉ-
.´/_.／⌒ヽ..ｌ_＞――‐ｧ|≧=-ミミ ´￣ ｘ≦= 「おっと。
└ハ‐'ィ¨´ .......ｘ≦::∧ミ{弋:::::ｊﾞ` "弋:::: 仕事一筋で、彼氏居ない暦＝年齢の君には
=ﾉ .}、 ＜ニニニミ:ﾄﾍ｀ﾞ ¨¨´ ｀¨ とうてい理解できない理屈だったね。ゴメン、ゴメン」
／_,.....---------ｲ::lﾍ |:.
￣￣´ |＜Ⅵ:::::::: Ⅵ:::::.. ､＿＿，
,.−.Ⅵ:l:Ⅶ::::::::从:ﾉ: :ヽ ゝ !ノ
__ ／ .∧..∨l::|Ⅷ::::∨/.:.:∧Ｖ＞:...＿....イ
ﾟ¨{、＼ .∧. }:l::l Ⅶ:::::∨::::l:∧∨
- 550 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:03:09 ID:TzBDpZZo0
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＼.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿ノﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.: （（＿.:.:.:.:.: /.:.:|.:.:.:.:.:.:.
／──￣￣￣￣￣ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.￣──＿＿.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:..:.
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.:.:|.:.:.:.:/.:.:/＼.:.:/ ＼ | /|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/／ Ｖ .:.:.:.:.:＼
.:.:|.:.:/ ｙ ミ㍉ ㌫㍊㌧ ｙ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./㌦㍊㌍㌻㍗㌧彡 |.:.:.:.:.:.:.:
.:.:|/ ㌔㌍㌻:::::::::::::㍉㌦ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ㌢::::::::::::::::::㍉㍑㌻ |.:.:.:.:.:.:
.:.:| ㍉㍊ ⌒:::::::::::㌫㌧ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/㌣ ⌒:::::::::::::::|| ㌻ |.:.:.:.:.:.:.:. 「お…大きなお世話だ！
.:.:.＼ ㌃㌫ 、丿:::::::::|| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ 、丿::::::::::::ﾉ ㌣ /.:.:.:.:.:.: 私だって、あの時○○にフられてさえいなければ！」
.:.:.:. : :八: | l ﾍ::::::::::::○ﾉ |.:.:.:.:.:.:／ ﾍ::::::::::::○ /.:.:.:.:／.:.:
.:.: : / ｏ ○ o と二つ ≡ / /.:.:.:.:／ / / / / と二つ ｏ ○o |／ ／.:.:.:.:.
.:.:.:. 。ﾟ ∧: o / / / / / / / /.:.:／/ / / / / / / / / / o ﾟ 。/.:.:.:.:..:.
.:.:.://.:ｌ l 0 / / / / / / / /／ / / / / / / / / / / 0 /: :/ /.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:人/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /／ /.:.:.:.:.:..:.:.:
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. ∧:/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ::∧
∧:/::::::::/＞='''" ￣￣"'''=-＜∨::∧:::::!
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. /::::ﾊ::::/:/ _,,..ム−== ....,,,,_ ∨::∧:::::::!
./::::∧::/:ムイ"::::{:::::|!:::::::::|!:::::::!::::!`:‐!::::::∧:::::::!
. /::〃::::{:::{::::::!!:::::|!:::::||::::::::::|!::::::|!:::|!:::::!::::::!∧:::::::!
. !::::!:!::::::!:::!＿!|=-|ｋ=||::::::::::|!ー十‐!!-＋::::!::::ｉ:::::::!
!::::!:!::::::!::::ト.ｚ!!;;!::!!:::!:!!:::::::::||:::::::!!_;!└ｲ::::::ｉ::::|ｉ:::::::! 「えっと。ナンかホントにゴメン。
. !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::! まさか、いまだに吹っ切れてないだなんて思ってなかったんで………」
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::!
!::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ./!:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ
!:::::!:!:::::::!::::!∧ u ｌ ∧:!:::::::!:::!:::ｉ::::::::!
. !:::::!:!::::::!:::::!:::::>_. _ _ _ .._<:::::}:::::::!:::!:::!::::::::!
!::::!!:::::::!!::::k'' ∧＞_. ￣ _. ＜/`ー.}::::::::!:/:::!:::::::!
.!::''"Ⅵ:::!.!:∧ ヽ ≧-≦ / 〃:::::::/""':.:::!
- 551 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:03:41 ID:TzBDpZZo0
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＿＿__
.ｘ＜／===ミ、:＞:.、
.〃.:::/ ＿＿ ∨:::::::.ヽ
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.i:::::::;ｉ:j⌒|:::::||:::||ｌｉⅥ:::::::l::i:'
i|::::|:lｊ｣ｚミ―'¨ｨz≧}{!::::::|::|:’
.||::::|从.ﾋﾘ .ヒ｝》|:::::::|::|::::,
l||::::|::';. l .ｉ:|:::::::|::|::::::,
|||::::|从 ､＿.， .从::::::l/|::::::i 「（コホン）まあ何だ。とりあえず、当分はソコで骨休めをしていたまえ。
|||::::|ｌ|:::＼ .イ};’:::: ｊ::ﾘ.:::::| 君が持つスキルの数々をもってすれば、
|||l:::|l乂::_;}`::::´ /::::::::/:/.:::::/ 対外的には罰ゲームなその状況ですら、体の良いバカンスに変えられるんだし」
_ ／ Ⅵ:::l|:／ハ ∨.: .,’:::;::く:ｲ:::／ﾍ
〈_....ﾉ ∠乂:∧i:::|三二ミ:ｉ／:::::::.＼ー .乂
/.＼＼V:|＝=ｘﾉ'::::::r '´..:＞ヽ￣｀ヽ
.ｊ∧ ＼::人l|l／..:::::::::＞'´ ,. ‐}’
|. ∨ _＞ﾐl´ ‐r＜ .／ |∧
ﾉ } .|_イ}ﾄ､_ 〉 .∨.:/＼ |ｌ:::|
.,{二ﾆｌ{ ./ ｊ/.∨〈:. Ⅵ∨ .｀ `ｉ:|i
人 ,从 ヽ′ .}_/ .}|: ∨:. .|:||
./＼:＞＜i |､ ﾉl::. _ ＞Ⅵ
＼:::::::::::::ｌﾄ:. } ./ l|￣:::::::::::::∧〉
/:::::＞ｘ::::|| ｉ | ;’/ｌ|:::::::::::::::::::
／.:::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::
,:':::/:/_ ￣ ｀ヽ::::.∨::::::::::::
.,’:::;':/ .＿_＼:∨:::::::::
.i:::::;:/ _.....r:::＜::二:Ⅵiﾄ､__
l:::::ｉ{／ｉ:|ｌ::::|:l:i::::::lⅣ:::Ⅵ
ｌ:::::ｌ|ｉ:::l|:||l:::|从:::_||_l:＿:'ﾄ:.|.l:
|ｌ::l:l||:::l|.||lノ´ :ﾚ'ｨz=≦z|:::|.|: 「万一の時も心配無用だよ。
|ｌ::l:l||科ミ .}z:ﾉ〃.|:::|.|: 君がやらずとも、イザという時の後始末は、例の八人がやってくれる。
|ｌ::|从代:ｊ |:::|.|: どう転んでも、君が懸念している様な事になりはしない」
||::|::l:ﾊ .{ |:::|:!:、
||::|::|i从 _， |:::ｌ.l::
l|::|::|从ﾍ、. ` ,|:::{ﾉ:
.|::|::|ｌ|∧ｌｉ＼ .／:l::/::::
.／..::::::::≧ﾐ､:::::::.､::::::::::::::::
/.:::::/ ´￣:.＼:::.∨:::::::::::
,:::::::;′ ....＿＼∨::::::::
ｉ::::::ｊ ＞.‐::ｌ::::::::_li＿∨}｀ｰ'
ｌ:::::ﾉｲ:|:|ｌ::::::ﾄ;ｨ´|:|∨::｀;:::､:l､
|::::ｉ|ｨ¨|:||::::::|从_|｣└‐ﾐi :::||:
|::::||l:斗||_:ノ´ _ ,, ｌ|::::||: 「何せ彼等は、運命への反逆者達だからね。
|::::||ｲ _, ﾐ=≠ﾞ l::::||: そういう意味じゃ、鷲羽様が天魁星に与えた加護は諸刃の剣………
|::::|l::ﾐ≠' .i |ｌ::|l:: 否、あの子達が魔星達と相争う理由が増えた分だけ、むしろマイナスだろうね」
|::::|l::::', :、 |ｌ::|!::
|::::||:::∧ .， .|ｌ::|:::
|::::ｌ|:::|ｌ::ヽ. ｀ ﾉ:::::::
ｌ::::l|:::l乂ﾄ:＼ .／ |:::::::
- 552 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:04:14 ID:TzBDpZZo0
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／://////::／ ｀ヽ∨//////////::＼
// /////::/ ∨///////////∧
/ :::;'::/ ＿＿__ ∨///////////∧
′ :/-‐::ﾅ¨:::::://::::::::≧=- '; /////∧/////:',
, ..:::,′ /::___/__ :///::::::::::::::::::/::::≧x }///////}/ / :i
,'////ｉ :... 'iﾞ´//!:::::ミﾒ､ :/＿_ } :刈 } l :{
.: ////| ///l/// !///|::::::.... l:7｢ 「ミﾒ､::::::! } :!
. .://///| ///|// Ｌ:_:{ И://////!| l::::..../::.... }＼| /|:. :|
. l://///| ///｢､ ､ ｀ └-=､// ! |:::://////}:::/! / ///|//::.. .::|
ｌ /////| ///|zi≠F抃x｀::::::::::::｀ └-=､////!::/} //////:!//∧:. ',
ｌ//////l ://小ﾊ r'//:抃::::::::::::::::::::,ｧ≠==ミx__,｀ﾞＹ//////::://////∧
. |://////| ///|} ヾ Vzﾝ::::::::::::::::::::::::′r'///:;圦ﾊ_ j//////: |///////∧ 「まあアレさ。
. | //////| ///|{ .::::::::::::.ｌ:::::::::::::::. Vz_;ンノ／,'.//////: |:///|:::///∧ 『地獄への道は善意で舗装されている』とでも
l///////| ///l:' ,′ ////////::j ///|:::////∧ 言ったところかね♥」
. !///////| ///|∧ ! ////////:::,'////|::::://///',
. l:///////| ///l//:. /////////:,':////j ://////}
|:///////| ///l///＼ ｀¨ ｰ- - ／////////:/ ////,'| ///////} ┌────┐
!:/Ⅳ////| ///l/////:ヽ ／ /:///////:/::///// j///////,′ │ お終い │
. 八/l ∨///ｌ..///!///////＼ ＜ , ///////:/::///// ./://///// └────┘
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く ＼＼::∧://';:///／::;x::∧ .///////:／::: ∨/／://////／
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＼,.斗‐弋::∧:::::://:::::::::j /////:／:::::::::::::::::::::::::＼,.＞'′ ＼
r::::Tﾞ´ |:::::::::＼ﾊ::/ｰ-::::::/ ////:／:::::::::::::::::::::::::::::::／＼:
- 553 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/19(火) 16:05:03 ID:TzBDpZZo0
-
以上で投下を終了します。
次回の投下日は、全くの未定です。
ええ。再び貯金を使い果たしてしまいました。もう逆さに振っても１レスも出ません。（泣）
なんて言いますか………総レス数こそ２/３以下ですが、
実は前回の最終話たる第２３話よりも時間がかかってるんですよね、今回の最終話って。
主な原因は、本編で九天玄女を演じて貰っているめだかちゃんです。
私は基本、『やる夫AA録2』様よりAAをお借りしているのですが、
吹き出し付きのAAが多い所為か、そのままだと使い辛いんですよね、彼女って。
そんなワケで、せっせとAAを改変して、改変して、改変して………
気がつけば、初登場にして本編のヒロインたるもがなに匹敵するくらい労力を費やしたキャラになってしまいました。（泣）
アア、ドウシテコウナッタ。
と…ともあれ、これで第四巻分もクリア。
ある意味最終巻（この後、コミカル色が強くなり、挿絵もJET様からやぎさわ梨穂様に変更されています）である第５巻分に。
いよいよ、第一部完結が見えて………きてますよね、多分。（震え声）
それでは、ご観覧ありがとうございました。
- 554 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 16:07:10 ID:y7vCx0Zc0
- 乙
イザという時の後始末は、例の八人＞ひどいマッチポンプを見たような気がするのはキノセイデスヨネー（がくがく
- 555 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 16:08:43 ID:4reEFu5s0
- 乙ー
- 556 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 17:25:54 ID:JEUW5Wxw0
- 乙。
毎回楽しみにしてます。
- 557 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 19:23:25 ID:9ixLlpzA0
- 乙ーん
おもろい！
- 558 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 19:41:04 ID:Oc4XL9hU0
- 乙
九天玄女ひどいなぁ
原典でも「良い事したら天界に戻れるよ」と言っておきながら
百八星を最下級の土地神ずれにしかしなかった女神様だけど
しかし原典天勇星のなっさけない死に様をそう解釈するか
うまい
- 559 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 19:47:14 ID:cW61Ve860
- 天地と魍呼が居ないのは、まだ慈悲なんでしょうかね。そして、阿重霞さんは戦力外通告にか見えない・・・
- 560 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 19:55:53 ID:Oc4XL9hU0
- 阿重霞さんは結界張るならすごいし（震え声）
- 561 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 20:03:23 ID:4tPtbu8o0
- 乙
>>558
ただ108星って元々天界でも最下級の星神くさいんだよな…
神々のなかでも新参者のはずだし
- 562 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 20:08:17 ID:cW61Ve860
- >>561
原典の方の「封神演義」でも百八星と二十八宿は、万仙陣だったか誅仙陣で名前も出ないうちに、まとめて３７５６４されてたくらいですしね
このスレの原作の設定でも晁蓋さんなんかは、「封神演義」では弱い方の仙人が正体だったはずですし（息子三人は強いのに）
- 563 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 20:40:35 ID:PV7GOw6A0
- 乙でした。
というか西王母も玄女も天魁星自体というか星を宿したやる夫をはなめきってるな。
おそらくそういう人間が選ばれるようなシステムになってはいるんだろうけど、
最終局面で人の手で崑崙山が陥落して、女仙たち全員メス奴隷に落とされるくらいの事態を引き起こすある種の爆弾だってことたぶん気づいてないよなあ…。
システムで集結したのではなく、宋江ややる夫の人たらし力、それがまったく
見えてないとちょっと思った。敵すら味方にする、凝り固まった人の執念すら
あっさり捻じ曲げる存在なのに。
まあ、前回はそのせいで手ひどく壊滅したけどなww
- 564 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 20:46:10 ID:4WLRqZE60
- 乙
例の八人っていうのは「犬」のことでいいのかな
しかし、やらない夫は勝負を経て一皮剥けた感じだなぁ
一方でやる夫はもがなちゃんのことをさらっと災難と言ったりダメになってるけど
- 565 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 20:56:24 ID:y7vCx0Zc0
- 猫じゃね、犬だと未完の呪いが来るらしいから猫がいいんじゃね
- 566 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 21:38:52 ID:4WLRqZE60
- あ、猫になってるの忘れてたｗ
- 567 ：名無しのやる夫だお：2013/02/19(火) 23:52:30 ID:0ftGxoEU0
- 乙
なんという、ネタばらしｗ
玄海さんは遙照の比較的最近の子だったのね〜。
阿重霞さんはまあ、他のメンバーに比べれば只の樹雷王家の一員にすぎないからねぇ。
いや、只のと言うにはアレだけど他のメンバーがメンバーだからｗ
- 568 ：名無しのやる夫だお：2013/02/20(水) 00:03:38 ID:TIpWgzyw0
- 一応阿重霞さんの船の格は瀬戸様と同じ第二世代だけどね。
まあ、水鏡はジェノサイドダンスするために情報処理と洗練されきった武装を
備えたスーパーイージス艦みたいなもので、
龍皇は戦闘能力に関してはコアユニットに生活空間くっつけたレベルで
豪華クルーザーみたいなもの（それでもちょび丸ですら子ども扱いできるレベルだが）
だしなあ。
- 569 ：名無しのやる夫だお：2013/02/20(水) 09:22:07 ID:gQMcssds0
- >>558,561-563
そもそも天ゴウ三十六星と地?七十二星はまったく別物であって、108星としてまとめるのは水滸伝オリジナル設定なんだわ。
- 570 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/20(水) 11:02:08 ID:muHOFPi20
- どうも、合いの手を除けば過去最大レス数に、戦々恐々中なdeburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>443 はい。ですが、いまだ大学を卒業すらしていない月が、最高裁の裁判長を務めたこともある。
ぶっちゃけ、結構歳がいっている長者原融通が現役でいる間に戦うには、
まともな方法では無理という事で。
>>531 はい。何よりも、事を”穏便に”片付ける事を主眼に置いた布陣です。
>>540 何せやる夫は、生まれる前から詰んでいる状態ですからね。
コレをひっくり返すとなると、これくらい無茶をしないと無理という事で。
>>554 いえ、ワリとそのまんまです。
何せ、原作からして、味方より敵の方が必死に梁山泊にテコ入れをしている状態でしたし。
>>556 ありがとうございます。
再び休眠期（？）に突入しますが、どうかお見捨てなきようにお願いいたします。
>>557 ありがとうございます。
当分の間、また小ネタでしのぐ日々が始まりますが、どうかお見捨てなきようにお願いいたします。
>>558 過分なご評価をいただき恐縮です。
原典未読な上に、Wikipediaやニコニコ大百科から仕入れた知識が頼りな為、
この手のネタを出す度に、実はまったくの的外れではないかと不安に駆られますが、
どうやら上手くいっていた様で何よりです。
>>559 いえ、前述の通り、事を”穏便に”片付ける事を主眼に置いた布陣です。
何せ、魍呼が出てしまうと、もう殲滅戦以外に選択が無くなってしまいますので。
阿重霞さんが出ないのは、戦力外というより『わざわざ手を貸す義理が無いから』といった方が近いですね。
GPメンバーの場合は、任務の一環＆鷲羽のコネによる樹雷皇からの内示。
砂沙美ちゃんの場合は、小さい頃何かと面倒を見ていた、やる夫ちゃんのピンチだから手を貸す気になっただけです。
はい。太老と似たような経緯で、宇宙に旅立つ前までは。
やる夫が四歳頃までは、実質、彼女が母親役だったという裏設定です。
>>560 （ポン）ああ、そう言われてみれば。
ある意味、砂沙美ちゃんより彼女の方が向いていたかも知れませんね。
でも、前述の通り、阿重霞さんにとって大事なのは『お兄様』と『天地様』であって、
地球自体には大して拘りがありませんから。
- 571 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/20(水) 11:06:00 ID:muHOFPi20
-
>>562 すいません。封神演義に至っては、藤崎竜先生のジャ○プで飛び飛びに斜め読みした事があるくらいで、全然知識が。
何となく、金鰲島での決戦で、十天君の誰かが空間宝貝でそんなカンジの事をした様な印象がチラッとあるだけです。
無学者で申し訳ありませんん
>>563 舐めているというよりも区別しているといった方が近いですね。
人間の視点から見れば非道に見えますが、魔星システムは効率を重視した結果。
『九を生かす為に一を殺す』という、為政者なら誰もが多かれ少なかれ行う事をしているだけの事です。
作中でも少し触れましたが、人界担当の仙人達は、ほぼ全員が人間という種族を愛しています。
決して、中世の貴族と奴隷の様な関係では無く、
むしろ仙人達の方が、一方的に人間に奉仕していると言っても過言じゃありません。
ただ、寄って立つ基盤が違い過ぎる為、人間側の視点では非道に見えるだけ………
九天玄女にめだかちゃんを選んだ理由は、その辺を表現したかったからだったのですが、どうも上手くいかなかったようですね。
己の未熟を恥じ入るばかりです。
>>564 えっと。>>394のやる夫のセリフは、もがなの生まれを災難だと言っているのでは無く、
『今頃そんな事を言われても困る』という意味です。
極論すれば、これは月に対する愚痴であって、もがなに大して忌避感を見せたつもりは無かったのですが………
己の表現の未熟さに恥じ入るばかりです。
>>565 はい。ですが、原作とはチョット立ち位置が違う予定ですので猫も避けようかと………
>>566 はい、原作で八猫士だった人達です。でも、お犬様からお猫様に代わってもアレでしたので………
>>567 あ…阿重霞さんは皇族だから。王位継承権も一桁台の重要人物だから、軽々しく動けないんです。ホントダヨー。
>>568 はい。DBに例えれば、スーパーサイヤ人と普通のサイヤ人くらい違いますからね。
とは言え、地球にしてみれば、ドチラも過剰戦力である事に変わりはないワケで………
>>569 す…すいません。原典知識が皆無な為、その辺の話題はチョット。（汗）
Wikipediaやニコニコ大百科が頼りな為、モノによってはメンバーや次席が変わったりするらしい事くらいしか知りません。
無学者で申し訳ありません。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 572 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/20(水) 11:36:33 ID:muHOFPi20
- すいません。投下前分のレスを見落としていました。
>>342 えっと。オーブと新慈恩会の利害が一致した結果、やらない夫の任務は抹殺から監視にシフトしています。
と言っても、やらない夫はやる夫の身体の秘密（一般人向け版）を報告する気はまったく無いので、
実は全然役に立っていないのですが。（笑）
>>342 今回、やる夫達と一緒に旅立ちました。
もっとも、原作と違って未だに信頼されてませんけど。
この辺をどうにかするのも、今後の課題の一つです。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 573 ：565：2013/02/20(水) 15:47:21 ID:Wi7MRfGQ0
- 原作未読なんだ・・・猫だったのか…マジポルナレフAAを味わった
- 574 ：566：2013/02/20(水) 22:31:01 ID:z4LILYiw0
- マジでっ！？（AAry
知ってて指摘してくれたものとばかり
- 575 ：名無しのやる夫だお：2013/02/20(水) 22:39:08 ID:TIpWgzyw0
- 人界担当の仙人は人を愛しているかも知れんが、それを元締める西王母がアレで、
それを九天玄女が許容しているのを見ると、自然見る目が生暖かくならざるを
得ないような気もw
あと、基本神仙の類って変化を嫌って新参者の参入を嫌がっていいように利用しようと
するよなあ、封神演義（漫画版じゃない方で）の太公望だって仙人になる才能は
あんまりないのは元始天尊も早々にわかってただろうに、仙界大戦に利用するために、
四十年修行させといて、
「あ、お前仙人になる才能ないから、人界で富貴求めなさい。仙人リストラにかこつけて
殷滅ぼして周立てるから、そこで宰相やれや。王朝交代の援助はしてやる」
だもんなあ。
それに、殷周交代の時はまだ闡教の仙人たちは殺劫解消に自分たちで截教の仙人たち
殺してたけど、水滸伝のころは、「あー、天殺星に任せて俺ら見物してようぜ」だもんなあ…。
あと、やる夫に727個もスキル付与したのって、宋江の時は夢に出て庇護するよーんと
言っといて、窮地をろくに救わなかったから、サボりすぎだとか陰口叩かれでも
したんだろうかww
- 576 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 18:15:24 ID:yu6grDd20
- >>562
ただ托塔天王=毘沙門天だけどね
- 577 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 19:07:49 ID:yTfH.8SY0
- けっこう天地無用知ってる人多くて驚いた
あれって十年以上前の作品だよな
- 578 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 19:34:47 ID:KkN.wIW.0
- 最近GXPの小説の最新刊が出て、天地ファミリーの情報が大幅に更新されたしね。
- 579 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:02:42 ID:Vot52w.c0
-
突発小ネタ『上司降臨』
.
- 580 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:03:15 ID:Vot52w.c0
-
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【仙界 崑崙山】
- 581 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:03:48 ID:Vot52w.c0
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.) 「やあ。久しぶりだね、西王母殿」
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i ＜二> i l
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ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
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ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ ::::::l/|::::::i
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･ ｡ ﾟ ｡ ミ´ ､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ ﾟ｡ ´..:＞ヽ￣｀ヽ
- 582 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:04:21 ID:Vot52w.c0
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!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::! 「こ…これは○○○様。お久しぶりでございます」
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.!::''"Ⅵ:::!.!:∧ ヽ ≧-≦ / 〃:::::::/""':.:::!
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// /:::::::/. /⌒圷弍ﾒ--ﾍ/≧=≠彡7::::/::::::://::::::::}}ﾆ.ﾊ 「こうしてご尊顔を拝せるのは、まことに光栄なのですが………
. /:/. ' , ′:::::::::i: ∧弋う ≠弋以ｱ7::./::::::://:::::::::::/ﾆﾆ:} ココは崑崙山。男子禁制の地でございます。
..//. // ′/:::::::|: ∧ i: u ′:::::::,ﾊ:::::::::::./ﾆﾆ_〈 如何に貴方様と言えど、僕………じゃなくて、私にも立場というものが、」
.′ .′::::′::::.ｲ::::! :! ハ ﾞ_＿__, /.':::::::./ }:::::::くﾆﾆﾆ_∧
/ {::{::::i:!:!:./: |::::{从乂 ＼u￣ イ/:::::' / :{::::::::::::＼ﾆﾆ_∧
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ゞ. / ∧ ＞-≪ｲ / ﾞ ／／／ ∨／ ｀
- 583 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:05:00 ID:Vot52w.c0
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,ｨ升ハ
_,ｨ升圭圭} ┼
,ｨ升圭圭圭圭圭｀ヽ
/ﾚ'´ 。 ｀マ ハ
|:! _ __ ＿ ﾏ圭!
+. ﾘ ´ ｀ }/j}
fl -=≠= Y ,≦＝ミ !ﾙ
|| :| ´￣｀ | :} ＼／ 「ああ、大丈夫。
|| :|_ ﾙ1 ／＼ チョっと裏技使ってるから、まずバレっこ無いよ」
从 _ __ ! |
X 人 乂__フ ﾉ__ノ
＼ . イ {＼
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i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l 「って言うか、君の立場を思いやったかたらこそ、
l ｫ-､ i: .i, こうしてお忍びで来たんだけどね。
ヽー y | l 正規のルートでの『お呼び出し』なんて、君もイヤだろう？」
〉 , ＿ ｌ |
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
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- 584 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:05:32 ID:Vot52w.c0
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. !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::! 「そ…それは確かにそうですけど………」
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::!
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| λ ::::: 〉 |,l 「うん、わかってくれて嬉しいよ。
ヽ __ i | 私だってイヤなんだよね、一応、同じグループ内とはいえ、
i ＜二> i l. 管轄外の部署にアレコレ口を出すのって。
i i､ -- ｲ" こう、権力を傘に着てのパワハラみたいでさあ」
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
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- 585 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:06:05 ID:Vot52w.c0
-
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,ィ升圭圭圭ト、
.ｨ升圭圭圭/r〜' ﾍ
|i圭圭圭圭/ｦ -‐ﾍ
{圭/ｦ⌒)ﾉｦ ｰ‐.ﾉ
∨ヲ i ﾉj´ `’ﾍ
/´ :| r‐' 「（コホン）それじゃ本題に入るけど………
＞ ´￣ ＼ し{ rｭ' 君が拘束している九天玄女、開放してくれない？」
／ ＼ ＼ _j
／ ＼ ／ ￣
. ／ ´￣ Ⅴ
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「えっ？」 ｉ|::|l::| i ヒﾂ/.:ｊ:/:/.::::::从
||::|l人. rｭ u .:/.:/;'::/./.::/.::::〉
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ｊ乂}ｌ|乂_.｝ :.:.:;/.:::::/:/く:イ:_::乂{、
,r.i:TT:|:::::/ﾉ ::/::::／￣ ヽ.∨:::＼ ＼
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- 586 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:06:38 ID:Vot52w.c0
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:::::::::::!:!::llﾊ _,ｧ‐≦￣￣ﾐ､
::::::::::::'l:::iﾍ}.≦l{ 弋 -､::::::l
::::::::::::::';::lハ＜三.、ヽ'＿ノ
';::::::::::::::';l|、ﾍ :l 「おっしゃる意図がわかりかねます。
::!::::::::::::::';l. ヽﾊ .::l 私はてっきり、彼女のスタンドプレイに対する抗議の類かと思っていたのですが？」
::l:::::::::';:::::';＞.._ﾍ u ::ヽ
:::l::::::::::';:::::';:::ヽ:::ﾍ
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ﾄ､:';::::::::::';:::::i､:::::.ヽ::::::`::... ￣
l:::.＼::::::::::.,::::';＼::::.＼::,-- ＞...
V ::::..＼::::::ヽ::',::..＼:`/ ﾉ!ｌ￣ﾍ ＞...
,ｨ升ハ
_,ｨ升圭圭} ┼
,ｨ升圭圭圭圭圭｀ヽ
/ﾚ'´ 。 ｀マ ハ
|:! _ __ ＿ ﾏ圭!
+. ﾘ ´ ｀ }/j}
fl -=≠= Y ,≦＝ミ !ﾙ
|| :| ´￣｀ | :} ＼／ 「ああ、それは別にイイんだよ」
|| :|_ ﾙ1 ／＼
从 _ __ ! |
X 人 乂__フ ﾉ__ノ
＼ . イ {＼
＿＿ .. -- 「 ￣ j | ￣￣ ー ..
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- 587 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:07:11 ID:Vot52w.c0
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／::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、:ヽ.
. ∧:/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ::∧
∧:/::::::::/＞='''" ￣￣"'''=-＜∨::∧:::::!
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. /::::ﾊ::::/:/ _,,..ム−== ....,,,,_ ∨::∧:::::::!
./::::∧::/:ムイ"::::{:::::|!:::::::::|!:::::::!::::!`:‐!::::::∧:::::::!
. /::〃::::{:::{::::::!!:::::|!:::::||::::::::::|!::::::|!:::|!:::::!::::::!∧:::::::!
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. !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::!
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::! 「えっ？」
!::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ./!:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.)
| λ ::::: 〉 |,l 「いや、だって。
ヽ __ i | 名目上こそ、人界担当の仙人の役割は『人間の守護』って事になってるけど、
i ＜二> i l. それがお題目通りに機能した事なんて、ほとんど無いでしょ？
i i､ -- ｲ" 実際問題、下界への干渉がフリーだった頃は、チョっとお痛が過ぎていた言うか、
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l 三千年くらい前に一度、人界からの完全退去を命じられてるくらいだし」
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
／ｌ ／ ＼
, -'" l / ＿_＼
, -'" ｀ﾞ''-､,__,,..-‐'' , -'/ / ＼
- 588 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:07:43 ID:Vot52w.c0
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/￣￣￣＼
￣￣￣￣￣＼
＼
/￣￣￣￣￣ ＼|
| 〈
/ -‐=ﾅ ﾟ ｙ
ﾊ_/ -‐=≦ |
/// -=ﾃ 「あっ、別に気にしなくてイイよ。
.| //| 君の所の上司は、その辺チャンと折込済みだから。
| ´/ ﾉ 今回の事も『人界への試練の一貫』って事で処理されてるし」
|. ー - ﾟ､ ｲ
|＼ / |
_ﾉ ｀> ＿亅 |
.八_ﾉ
.....::――‐::...._
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::::l:::iｙ'ｆミ人_ｊ//.:从lﾉ:::::l |::!:::|l
;|::|l::ﾄ.:ﾋﾘ u ﾃミ㌫::::::ｊ:ｊ/.:: l:|
「え…え〜と」 ｉ|::|l::| u i u ヒﾂ/.:ｊ:/:/.::::::从
||::|l人. rｭ u u .:/.:/;'::/./.::/.::::〉
※自分が統括する部署の雲上人からの低評価っぷりに、 ||::|l::|l:＼＿ .. :＜:ｲ:/:/:/.::/.::::/〉
流石に動揺を隠せない人（？）。 ｊ乂}ｌ|乂_.｝ :.:.:;/.:::::/:/く:イ:_::乂{、
,r.i:TT:|:::::/ﾉ ::/::::／￣ ヽ.∨:::＼ ＼
/:| | | |:|三三;:'__:/ -＜ l. }:::::::::.∨ 〉
- 589 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:08:16 ID:Vot52w.c0
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￣￣￣￣￣＼
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/￣￣￣￣￣ ＼|
| 〈
/ -‐=ﾅ ﾟ ｙ
ﾊ_/ ━┳ ━┳ |
‐‐‐ ｌ ‐‐‐ ﾃ
.| | 「ああ、そう言えば………」
| ´/ ﾉ
|. ー - ﾟ､ ｲ
|＼ / |
_ﾉ ｀> ＿亅 |
.
/￣￣＼
⊥ ┴ ､
／ ＿ ＼
/￣￣ | ＼
/ 。､ ＼ i
|' , ≧ー||| |_厂⌒) i
弋 ヽ 七. !!! β| i 「君、また旦那さんと喧嘩して家出。
ﾉ ﾚ/ / そのまま崑崙山（コッチ）に居座ってるんだって？」
ヽ |＼/
｀￣ ｦ /| | |
に /八_,ﾉ |
λ＿ イ/. |
＿＿__
.ｘ＜／===ミ、:＞:.、
.〃.:::/ ＿＿ ∨:::::::.ヽ
,’:::::;'ｲ´i|:::::|l__|ｉﾐ}ｉ:l::::::::∧
━━┓┃┃ .i:::::::;ｉ:j⌒|:::::||:::||ｌｉⅥ:::::::l::i:'
┃ ━━━━━━━━ i|::::|:lｊ｣ｚミ―'¨ｨz≧}{!::::::|::|:’
┃ ┃┃┃ .||::::|从.ﾋﾘ .ヒ｝》|:::::::|::|::::,
┛ l||::::|::';. l .ｉ:|:::::::|::|::::::,
ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ ::::::l/|::::::i
-=＝ 三 ≦｡ ::: ｊ::ﾘ.:::::|
。 -=≦ ,ｧ-::::::/:/.:::::/
ﾟ ･ ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ ::く:ｲ:::／ﾍ
〈_....ﾉ ≦ ッ ッV´≧ :::::.＼ー .乂
･ ｡ ﾟ ｡ ミ´ ､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ ﾟ｡ ´..:＞ヽ￣｀ヽ
- 590 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:08:49 ID:Vot52w.c0
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:::::::::!::l:::::l:::!:::::::!::', ';:::::::::::::::::::::l l|: :::::::|l l:::::::::::::::::::::;' :::l:::::l::!:::::::::::::::::
::::::::::!:|:::l:ｌ::';:::::::l::::', ';＿＿＿__l ‐-,r' L_＿＿＿;' , '::ｌ:l:::|:!::::::::::::::::::
::::::::::ｌ:l:::lｉ:', ';:／´ ..＿＿ ｀ ｀＼:;' ,':ｉl:::l:ｌ::::::::::::::::
:::::::::::!:!::llﾊ _ ::/ ,z≦z￣丁 ::: | 丁￣z≧z, ﾞ,__ ﾊll::!:!::::::::::::::::
::::::::::::'l:::iﾍ}. ヂ¨ l 弋 ¨ .{ﾍi:::l':::::::::::::::::::
::::::::::::::';::lハ {、 ム =ム ,.} l::;'::::::::::::::::::::::
';::::::::::::::';l|、ﾍ -‐ｧｧz ｢｢｢|| :l ||｢｢｢zｧｧ‐- ,.|l;'::::::::::::::;::::::::::: 「な…なぜその事を！？」
::!::::::::::::::';l. ヽﾊ .::l . ﾊ ' .l;'::::::::::::::::::
::l:::::::::';:::::';＞.._ﾍ ::ヽ ∧ ＜;':::::;':::::::::::
:::l::::::::::';:::::';:::ヽ:::ﾍ .._<:::::,r':::;':::::;'::::::::::
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ﾄ､:';::::::::::';:::::i､:::::.ヽ::::::`::... '､___,ﾉ / :､i:::::;'::::::::::;':､
l:::.＼::::::::::.,::::';＼::::.＼::,-- ＞... ／.::::／;'::::,.::::::::::／.::
V ::::..＼::::::ヽ::',::..＼:`/ ﾉ!ｌ￣ﾍ＞... `: ／..::,'::,r'::::::／..::::
x≦系圭 ＼
,ｨ升圭圭圭圭ハ ⌒ト、
{圭圭圭圭圭圭.i}.圭圭＼
入圭圭圭圭圭ヌ圭圭圭ハ
,ｨK圭＞≠＝-≦ 圭圭圭圭ハ
i圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭. い
|圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ﾊ
|圭圭圭圭圭圭圭ヲ⌒マ/圭「⌒! 「『なぜ』も何も、君の旦那に直接泣き付かれたのよ、もうフルスロットルで。
{圭圭圭圭圭＞!ヽ Y ﾏ圭し | 私、休暇をエンジョイしているまっ最中だったのに」
Ⅴ´_ _ r1┤ l ﾄ. ﾏ/{ jﾒ.从＼
∨ y ﾉ´ ! | | l| l | | Nハ⌒´
l / /l| | :| | ! j .| | Ⅵ:| .
l | | | | ; ﾄ、 i Ⅶ
／| ! ! !.从 ヽ ! .N
/ ∧. N ＼ . 从 ﾘ ∨
| / ∧ |＼ / ∧_ノ ∨
| / / ∧ | ＼ }／ / / ｌ|
| / / ∧ ! ￣ ! !＿ ／／ j|
| / / / } .l | |＿ ／ .'
|⌒ ＼ / ﾘ | | , ' /
∧ / / | ∨ . /
/ ∧ / /| ! ∨ /
- 591 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:09:20 ID:Vot52w.c0
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l ｫ-､ i: .i, 「まったく。いくら仲人を務めたからって、毎回仲裁を押し付けれられても困るんだよね」
ヽー y | l
〉 , ＿ ｌ |
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.) 「で？ 今度の原因はナニ？
| λ ::::: 〉 |,l って言うか、浮気相手は誰なの？ ん？
ヽ __ i | ダメだよ、君も少しは寛容にならなきゃ。
i ＜二> i l 彼が多情なのは種族的な特性なんだから」
i i､ -- ｲ"
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
／ｌ ／ ＼
, -'" l / ＿_＼
, -'" ｀ﾞ''-､,__,,..-‐'' , -'/ / ＼
- 592 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:09:53 ID:Vot52w.c0
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／://////::／ ｀ヽ∨//////////::＼
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,'////ｉ :... 'iﾞ´//!:::::ミﾒ､ :/＿_ } :刈 } l :{
.: ////| ///l/// !///|::::::.... l:7｢ 「ミﾒ､::::::! } :!
. .://///| ///|// Ｌ:_:{ И://////!| l::::..../::.... }＼| /|:. :|
. l://///| ///｢､ ､ ｀ └-=､// ! |:::://////}:::/! / ///|//::.. .::|
ｌ /////| ///|zi≠F抃x｀::::::::::::｀ └-=､////!::/} //////:!//∧:. ',
ｌ//////l ://小ﾊ r'//:抃::::::::::::::::::::,ｧ≠==ミx__,｀ﾞＹ//////::://////∧
. |://////| ///|} ヾ Vzﾝ::::::::::::::::::::::::′r'///:;圦ﾊ_ j//////: |///////∧
. | //////| ///|{ .::::::::::::.ｌ:::::::::::::::. Vz_;ンノ／,'.//////: |:///|:::///∧ 「お言葉を返す様ですが、
l///////| ///l:' ,′ ////////::j ///|:::////∧ 僕にも女のプライドというものがあります」
. !///////| ///|∧ ! ////////:::,'////|::::://///',
. l:///////| ///l//:. /////////:,':////j ://////}
|:///////| ///l///＼ ｀¨ ｰ- - ／////////:/ ////,'| ///////}
!:/Ⅳ////| ///l/////:ヽ ／ /:///////:/::///// j///////,′
. 八/l ∨///ｌ..///!///////＼ ＜ , ///////:/::///// ./:///////
. ＼､∨//:' ///;//////x-弌 ¬ ´ ////////:∧::////／:///////
く ＼＼::∧://';:///／::;x::∧ .///////:／::: ∨/／://////／
. ＼. ＼::::∧://V／::::://:::::::} //////:／:::::::::::: ＼//////／＼
＼,.斗‐弋::∧:::::://:::::::::j /////:／:::::::::::::::::::::::::＼,.＞'′ ＼
r::::Tﾞ´ |:::::::::＼ﾊ::/ｰ-::::::/ ////:／:::::::::::::::::::::::::::::::／＼:
- 593 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:10:25 ID:Vot52w.c0
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.)
| λ ::::: 〉 |,l 「プライドねえ………
ヽ __ i | まあ、あえてスルーしておくよ。
i ＜二> i l 曲がりなりにも、既に纏まっている男女の仲をどうこう言うのもアレだしね」
i i､ -- ｲ"
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
／ｌ ／ ＼
, -'" l / ＿_＼
, -'" ｀ﾞ''-､,__,,..-‐'' , -'/ / ＼
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i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l
l ｫ-､ i: .i, 「問題なのは、まだ纏まっていない方。
ヽー y | l 九天玄女、アレ、どうにかしようよ。イイ加減」
〉 , ＿ ｌ |
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
, -'"::::::::::::| ﾔ＿ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::| ∧ ヽ￣￣＼ .|:::::::::::::::＜
／.:::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::
,:':::/:/_ ￣ ｀ヽ::::.∨::::::::::::
.,’:::;':/ .＿_＼:∨:::::::::
.i:::::;:/ _.....r:::＜::二:Ⅵiﾄ､__
l:::::ｉ{／ｉ:|ｌ::::|:l:i::::::lⅣ:::Ⅵ
ｌ:::::ｌ|ｉ:::l|:||l:::|从:::_||_l:＿:'ﾄ:.|.l:
|ｌ::l:l||:::l|.||lノ´ :ﾚ'ｨz=≦z|:::|.|:
|ｌ::l:l||科ミ .}z:ﾉ〃.|:::|.|:
|ｌ::|从代:ｊ |:::|.|:
「はい？」 ||::|::l:ﾊ .{ |:::|:!:
||::|::|i从 u |:::ｌ.l::
l|::|::|从ﾍ、. '-｀ ,|:::{ﾉ:
.|::|::|ｌ|∧ｌｉ＼ .／:l:
- 594 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:11:18 ID:Vot52w.c0
-
,ｨ升圭ハ
,ィ升圭圭圭ト、
.ｨ升圭圭圭/r〜' ﾍ
|i圭圭圭圭/ｦ -‐ﾍ
{圭/ｦ⌒)ﾉｦ ｰ‐.ﾉ
∨ヲ i ﾉj´ `’ﾍ
/´ :| r‐' 「（コホン）ああ、チョっと脱線しすぎていたね。
＞ ´￣ ＼ し{ rｭ' 話を戻すけど、まずは拘束している九天玄女を開放。
／ ＼ ＼ _j そんでもって、君の勅命って事で仙界に送ってよ。
／ ＼ ／ ￣ そしたら、後はコッチで何とかするから」
. ／ ´￣ Ⅴ
／ ／ .∧
／ ' ∧
⌒＼ ' ∧
／.:::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::
,:':::/:/_ ￣ ｀ヽ::::.∨::::::::::::
.,’:::;':/ .＿_＼:∨:::::::::
.i:::::;:/ _.....r:::＜::二:Ⅵiﾄ､__
l:::::ｉ{／ｉ:|ｌ::::|:l:i::::::lⅣ:::Ⅵ
ｌ:::::ｌ|ｉ:::l|:||l:::|从:::_||_l:＿:'ﾄ:.|.l:
|ｌ::l:l||:::l|.||lノ´ :ﾚ'ｨz=≦z|:::|.|:
|ｌ::l:l||科ミ .}z:ﾉ〃.|:::|.|:
|ｌ::|从代:ｊ |:::|.|:
「お…おっしゃる意味が良くわからないのですが……」 ||::|::l:ﾊ .{ |:::|:!:
||::|::|i从 u |:::ｌ.l::
l|::|::|从ﾍ、. '-｀ ,|:::{ﾉ:
.|::|::|ｌ|∧ｌｉ＼ .／:l:
- 595 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:11:50 ID:Vot52w.c0
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,ｨ升ハ
_,ｨ升圭圭} ┼
,ｨ升圭圭圭圭圭｀ヽ
/ﾚ'´ 。 ｀マ ハ
|:! _ __ ＿ ﾏ圭!
+. ﾘ ´ ｀ }/j}
fl -=≠= Y ,≦＝ミ !ﾙ
|| :| ´￣｀ | :} ＼／ 「具体的に言うと、偶然を装って太白金星とバッタリ再会させて、
|| :|_ ﾙ1 ／＼ そのままヨリを戻させる様って寸法さ。
从 _ __ ! | って、ヤダな。全部言わせないでよ、恥ずかしい」
X 人 乂__フ ﾉ__ノ
＼ . イ {＼
＿＿ .. -- 「 ￣ j | ￣￣ ー ..
/´ | | | | /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ト､__
＿＿＿__乂ヽ.｀¨乂￣_￣'⌒ヽﾆ=ｘ
｀ヽ ./￣ | Y :､ .＼_ .丶. ＿__
.ｘ≦.r‐ .厶{ ｌ/l |.| ﾊ|メ|メ:}ｌ :|. 〈⌒ ＜_
￣／ .从 ｉ l/|/. 从ﾄ| ｌ,.-从T¨::〉ｌ| _＞r''
.／ .厶:..´Ⅵ¨｀ヽ、 .〃 / ｌ|Ⅵ:|､|＼〉 ＼
.￣/:; : |ｉ /|人〉 _. ／＿__.ｌﾘ/.ﾘ .∧ :〈
/ｲ .:|ｲl .ｌ|_zｨ≠ﾐ 〃.ｉ:::::｝》} , :∧:.､
| /., :∧ｉ∧《｛:::ﾉ l ¨¨ ./.ｲ :lトﾐ＼〉
l／|;| ｌ|ｌﾄ.∧、 { 从 .从l|〉ﾉ:::≠
|! |:| ||||'/ハｌ. ｀ / .／`};ﾘ／ ￣
Ⅵ|l'/人〉 ､_ ァ' 〈/./:¨7:::{
Ⅵi从| lム ／: ｌi:::ト〉
乂 :ハ:.､ .イ:::/ |ﾄ､〉
∨::¨¨:::::::::/ .从＿_
,rｘ=:从::::::::::::::/ :〉' ∧､_
.ノ く_ ヽ:::::::: _.＞＜ :〉ハ、
_,.ィｌ| ∧ .∧ .// ＞....
_.... ≦彡/l|| ﾒ､∧_/_∧ // ｀¨ ､_
r.r＜ l|| /ヽr=≠=ｘ∧ . // / ／
// l|| ／ヽ.:乂___乂/∧ ／ ／ 〃
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【九天玄女の幼馴染 太白金星】
- 596 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:12:23 ID:Vot52w.c0
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:::::::::::!:!::llﾊ _,ｧ‐≦￣￣ﾐ､
::::::::::::'l:::iﾍ}.≦l{ 弋 -､::::::l
::::::::::::::';::lハ＜三.、ヽ'＿ノ
';::::::::::::::';l|、ﾍ :l 「意図する所はわからなくもありませんが、流石に無理がありませんか？
::!::::::::::::::';l. ヽﾊ .::l あの二人は、だいぶ前に仲違いしてそれっきりの筈ですよ」
::l:::::::::';:::::';＞.._ﾍ u ::ヽ
:::l::::::::::';:::::';:::ヽ:::ﾍ
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ﾄ､:';::::::::::';:::::i､:::::.ヽ::::::`::... ￣
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V ::::..＼::::::ヽ::',::..＼:`/ ﾉ!ｌ￣ﾍ ＞...
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ﾊ_/ -‐=≦ |
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.| //| 「大丈夫。向こうの重鎮、太上老君にも話を通してあるから。
| ´/ ﾉ 彼の手配で、外堀はもう完璧に埋めてあるし」
|. ー - ﾟ､ ｲ
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_ﾉ ｀> ＿亅 |
.八_ﾉ
- 597 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:13:03 ID:Vot52w.c0
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.) 「まあ、公私混同って言われればそれまでだけど、他に手が無いでしょ？
| λ ::::: 〉 |,l あの娘ってば、ああいう厄介極まりない性格だもの。
ヽ __ i | 周りが世話を焼いて上げないと、多分、半永久的に独神で終わっちゃうよ」
i ＜二> i l
i i､ -- ｲ"
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i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l 「でもって、ぶっちゃけマズイのよ、このままだと。
l ｫ-､ i: .i, そりゃ、君の秘蔵っ子だもの。有能なのは認めるけど………
ヽー y | l そんな彼女に憧れて、最近はキャリアウーマンってのが流行ってきちゃってねえ。
〉 , ＿ ｌ | その反動で、結婚しない神仙がドンドン増えちゃってるのよ」
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
, -'"::::::::::::| ﾔ＿ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::| ∧ ヽ￣￣＼ .|:::::::::::::::＜
- 598 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:13:50 ID:Vot52w.c0
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,ｨ升ハ
_,ｨ升圭圭} ┼
,ｨ升圭圭圭圭圭｀ヽ
/ﾚ'´ 。 ｀マ ハ
|:! _ __ ＿ ﾏ圭!
+. ﾘ ´ ｀ }/j}
fl -=≠= Y ,≦＝ミ !ﾙ
|| :| ´￣｀ | :} ＼／ 「で、手っ取り早くその旗印を寿退社（？）させて、
|| :|_ ﾙ1 ／＼ この良くない流れを断ち切ろうって寸法さ」
从 _ __ ! |
X 人 乂__フ ﾉ__ノ
＼ . イ {＼
＿＿ .. -- 「 ￣ j | ￣￣ ー ..
/´ | | | | /
_,,.. -::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::、
／::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、:ヽ.
. ∧:/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ::∧
∧:/::::::::/＞='''" ￣￣"'''=-＜∨::∧:::::!
. /::::/::::::::/ ∨:::∧::::::!
. /::::ﾊ::::/:/ _,,..ム−== ....,,,,_ ∨::∧:::::::!
./::::∧::/:ムイ"::::{:::::|!:::::::::|!:::::::!::::!`:‐!::::::∧:::::::!
. /::〃::::{:::{::::::!!:::::|!:::::||::::::::::|!::::::|!:::|!:::::!::::::!∧:::::::!
. !::::!:!::::::!:::!＿!|=-|ｋ=||::::::::::|!ー十‐!!-＋::::!::::ｉ:::::::!
!::::!:!::::::!::::ト.ｚ!!;;!::!!:::!:!!:::::::::||:::::::!!_;!└ｲ::::::ｉ::::|ｉ:::::::!
. !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::!
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::! 「は…はあ」
!::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ./!:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ
!:::::!:!:::::::!::::!∧ u i ∧:!:::::::!:::!:::ｉ::::::::! （おいおい、大丈夫かよ。
. !:::::!:!::::::!:::::!:::::>_. ､＿＿, u .._<:::::}:::::::!:::!:::!::::::::! コレって、カラクリがバレたら全力でゴネるぜ、あの娘。
!::::!!:::::::!!::::k'' ∧＞_. ` ´ , /`ー.}::::::::!:/:::!:::::::! そうなったら、今度こそもう手の付けようが………）
.!::''"Ⅵ:::!.!:∧ ヽ ≧-≦ / 〃:::::::/""':.:::!
. / V∧V::::ト..,,_ ヽ / _,..〃:::::;,/ .Y
- 599 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:14:29 ID:Vot52w.c0
-
＞ ´ ￣:｀ : : .
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::'
. /.:::::::: :::::／ ヽ:::::::::::::: :::::::::::ハ ﾊ
/.::::: :::::::/-= 三三 ﾆ.∧.:::::i::::::::::::::::.:::::
. /::::::::: :::::;′=‐ ―‐ ‐=ミ :::::l::::::::::::::::!::::.
/ / ::::′ ＿＿＿＿＿＿ハ::::i::::::::::::::::|:::::.
'.:::::::./ ::;’イ::::::/.::/::|::::::::|::|:::|:: ::::}:::::::::::::::!:::::,:___
. //:::::::/ / :ｊ;::::|―:l:､:|::|:|::::::::|ｨＴT ﾊ::′::/:::::::八 V=ヽ
// /:::::::/. /⌒圷弍ﾒ--ﾍ/≧=≠彡7::::/::::::://::::::::}}ﾆ.ﾊ 「あの娘の親代わりとして、お気持ちは嬉しく思うのですが………
. /:/. ' , ′:::::::::i: ∧弋う ≠弋以ｱ7::./::::::://:::::::::::/ﾆﾆ:} なにぶんあの娘は、近々人界で起こるであろう大乱の監督役です。
..//. // ′/:::::::|: ∧ i: u ′:::::::,ﾊ:::::::::::./ﾆﾆ_〈 それを『辞めさせろ』と言われても、俄かには頷けないのですが」
.′ .′::::′::::.ｲ::::! :! ハ ﾞ_＿__, /.':::::::./ }:::::::くﾆﾆﾆ_∧
/ {::{::::i:!:!:./: |::::{从乂 ＼u￣ イ/:::::' / :{::::::::::::＼ﾆﾆ_∧
. ∧:::::!|:i/.::::乂乂. / ≫-r＜ /.′/./ ∨ ∧.::::＼ニ∧
∧ |. ′:::::／ .′ /.:ハ／./イ ｲ ∨ ∧.:::::::ヽ
. ′'. { rif r{ ′ }:.:,／ /ｲ ヽ. ∧:::::::ハ
{//,i从{八{:j i ! :}/ ＞ｧイ. ∨ ∧:::::::∧
∨/,／ ＞':| ! .l }／ ＞ ´／／ｱｨ ∨ ∧_:_ ∧
ゞ. / ∧ ＞-≪ｲ / ﾞ ／／／ ∨／
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.)
| λ ::::: 〉 |,l 「いや、いきなりソコまでは言わないよ。
ヽ __ i | それで彼女が不幸になった日には寝覚めが悪いし」
i ＜二> i l
i i､ -- ｲ"
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
／ｌ ／ ＼
, -'" l / ＿_＼
, -'" ｀ﾞ''-､,__,,..-‐'' , -'/ /
- 600 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:15:01 ID:Vot52w.c0
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i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l 「何より、”あの”九天玄女が素直に嫁に行くまで、どれくらいかかると思う？
l ｫ-､ i: .i, 私としては、総てが上手く運んだとしても、百年や二百年じゃ無理と見てるんだけど」
ヽー y | l
〉 , ＿ ｌ |
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
, -'"::::::::::::| ﾔ＿ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::| ∧ ヽ￣￣＼ .|:::::::::::::::＜ _,,.. -::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::、
／::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、:ヽ.
. ∧:/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ::∧
∧:/::::::::/＞='''" ￣￣"'''=-＜∨::∧:::::!
. /::::/::::::::/ ∨:::∧::::::!
/::::ﾊ::::/:/ _,,..ム−== ....,,,,_ ∨::∧:::::::!
./::::∧::/:ムイ"::::{:::::|!:::::::::|!:::::::!::::!`:‐!::::::∧:::::::!
/::〃::::{:::{::::::!!:::::|!:::::||::::::::::|!::::::|!:::|!:::::!::::::!∧:::::::!
!::::!:!::::::!:::!＿!|=-|ｋ=||::::::::::|!ー十‐!!-＋::::!::::ｉ:::::::!
!::::!:!::::::!::::ト.ｚ!!;;!::!!:::!:!!:::::::::||:::::::!!_;!└ｲ::::::ｉ::::|ｉ:::::::!
（ひ…否定できねえ） !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::!
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::!
!::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ./!:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ
!:::::!:!:::::::!::::!∧ u i ∧:!:::::::!:::!:::ｉ::::::::!
!:::::!:!::::::!:::::!:::::>_. ､＿＿, u .._<:::::}:::::::!:::!:::!::::::::!
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.!::''"Ⅵ:::!.!:∧ ヽ ≧-≦ / 〃:::::::/""':.:::!
/ V∧V::::ト..,,_ ヽ / _,..〃:::::;,/ .Y
- 601 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:15:38 ID:Vot52w.c0
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_,ｨ升圭圭} ┼
,ｨ升圭圭圭圭圭｀ヽ
/ﾚ'´ 。 ｀マ ハ
|:! _ __ ＿ ﾏ圭!
+. ﾘ ´ ｀ }/j}
fl -=≠= Y ,≦＝ミ !ﾙ
|| :| ´￣｀ | :} ＼／ 「だから、あえてゆっくりと。
|| :|_ ﾙ1 ／＼ まずは、意中の相手との出会いの時間を増やすところから始めるのさ」
从 _ __ ! |
X 人 乂__フ ﾉ__ノ
＼ . イ {＼
＿＿ .. -- 「 ￣ j | ￣￣ ー ..
/´ | | | | /
/￣￣￣＼
￣￣￣￣￣＼
＼
/￣￣￣￣￣ ＼|
| 〈
/ -‐=ﾅ ﾟ ｙ 「ああ、大丈夫。
ﾊ_/ -‐=≦ | 対外的には研修旅行って事にしてあるから。
/// -=ﾃ 実際、本業の方にもプラスになると思うよ。
.| //| 何せ彼女、人間が大好きなワリには、人間の感情に疎いところがあるからね。
| ´/ ﾉ リア充になれば余裕が生まれて、その辺の機微もわかるようになるんじゃないかな」
|. ー - ﾟ､ ｲ
|＼ / |
_ﾉ ｀> ＿亅 |
.八_ﾉ
- 602 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:16:10 ID:Vot52w.c0
-
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,ィ升圭圭圭ト、
.ｨ升圭圭圭/r〜' ﾍ
|i圭圭圭圭/ｦ -‐ﾍ
{圭/ｦ⌒)ﾉｦ ｰ‐.ﾉ
∨ヲ i ﾉj´ `’ﾍ 「って言うか、ぶっちゃけあの娘、今の職について長いワリには、
/´ :| r‐' 人間の視点でモノが見れないって言うか、人界の事を知らなさすぎだよねえ」
＞ ´￣ ＼ し{ rｭ'
／ ＼ ＼ _j
／ ＼ ／ ￣
. ／ ´￣ Ⅴ
／ ／ .∧
／ ' ∧
⌒＼ '
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.) 「例の魔星システムだって、方向性自体はイイ線いってるのに、
| λ ::::: 〉 |,l 現場へのフォローが足りないって言うか………
ヽ __ i | 前回なんて、使命を与えた後は半ば放ったらかしにした結果がアレだし」
i ＜二> i l
i i､ -- ｲ"
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
／ｌ ／ ＼
, -'" l / ＿_＼
, -'" ｀ﾞ''-､,__,,..-‐'' , -'/ / ＼
- 603 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:16:43 ID:Vot52w.c0
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ooooo 。 ┗┛┗┛
ooooo_,,..-‐-、 ｨ-- ､o
oooo _,,..--、 _,,..--､|,
i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l
l ｫ-､ i: .i, 「で、前回の反省点を踏まえて、今回は念入りに加護を授けた結果がコレ。
ヽー y | l 創世の三女神の一人と軋轢を起こす始末だもの。笑っちゃうよね。（ハハハハッ）」
〉 , ＿ ｌ |
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
, -'"::::::::::::| ﾔ＿ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::| ∧ ヽ￣￣＼ .|:::::::::::::::＜
.....::――‐::...._
／.:∠=−-ミ､::::::.｀ヽ
,:'.::〃 ｀Ⅵ:::::::::ﾍ
/.::::/_7::¨/::::/}＜:ｌ:|:|:::::l::∧
,'::::::;´/|｀:;'::::::ｊ_|__lﾐ|:|:l:::|:|::|:::i、
::::l:::iｙ'ｆミ人_ｊ//.:从lﾉ:::::l |::!:::|l
;|::|l::ﾄ.:ﾋﾘ u ﾃミ㌫::::::ｊ:ｊ/.:: l:|
「え…え〜と」 ｉ|::|l::| u i u ヒﾂ/.:ｊ:/:/.::::::从
||::|l人. rｭ u u .:/.:/;'::/./.::/.::::〉
（マズイ。多分、今カウントが入った。 ||::|l::|l:＼＿ .. :＜:ｲ:/:/:/.::/.::::/〉
このまま、後２回怒らせてしまったら………） ｊ乂}ｌ|乂_.｝ :.:.:;/.:::::/:/く:イ:_::乂{、
,r.i:TT:|:::::/ﾉ ::/::::／￣ ヽ.∨:::＼ ＼
/:| | | |:|三三;:'__:/ -＜ l. }:::::::::.∨ 〉
- 604 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:17:49 ID:Vot52w.c0
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7 -､o ‐‐‐ ::::: ｌ ‐‐‐ l.) 「あと、ココだけの話だけど、私、今世の天魁星の事は買ってるのよ。
| λ ::::: 〉 |,l 彼の活躍で海賊騒ぎが片付いて、また広島から牡蠣が入ってくるようになったからね」
ヽ __ i |
i ＜二> i l
i i､ -- ｲ"
'-"l ｀ﾞ''-､,_ ノ l
ﾔ ￣￣ |
ﾔ └,､＿＿＿＿＿
／ｌ ／ ＼
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, -'" ｀ﾞ''-､,__,,..-‐'' , -'/ / ＼
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i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l
l ｫ-､ i: .i, 「でも、その肝心の牡蠣が………
ヽー y | l 偶の贅沢でカキフライを作って『さあ食べましょう』って時に、
〉 , ＿ ｌ | 唐突に君の旦那が泣きついてきたのよ。
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､ コレってどう思う？」
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
, -'"::::::::::::| ﾔ＿ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::| ∧ ヽ￣￣＼ .|:::::::::::::::＜
／.:::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::
,:':::/:/_ ￣ ｀ヽ::::.∨::::::::::::
.,’:::;':/ .＿_＼:∨:::::::::
.i:::::;:/ _.....r:::＜::二:Ⅵiﾄ､__
l:::::ｉ{／ｉ:|ｌ::::|:l:i::::::lⅣ:::Ⅵ
ｌ:::::ｌ|ｉ:::l|:||l:::|从:::_||_l:＿:'ﾄ:.|.l:
|ｌ::l:l||:::l|.||lノ´ :ﾚ'ｨz=≦z|:::|.|:
|ｌ::l:l||科ミ .}z:ﾉ〃.|:::|.|:
|ｌ::|从代:ｊ u |:::|.|:
（って、何をやってるんだよ、あのバカは！） ||::|::l:ﾊ u .{ u |:::|:!:
||::|::|i从 u u |:::ｌ.l::
l|::|::|从ﾍ、. ─ ,|:::{ﾉ:
.|::|::|ｌ|∧ｌｉ＼ .／:l:
- 605 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:18:27 ID:Vot52w.c0
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ooooo 。 ┗┛┗┛
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oooo _,,..--、 _,,..--､|,
i〃ヽo -=＝=- .i:-=＝=-|.l
l ｫ-､ i: .i, 「例の大震災で流通が遮断されて、関東に物が入ってこない。
ヽー y | l 当然、物価は高騰。バカンス先の東京都立川も例外じゃないのよ。
〉 , ＿ ｌ | それがドウにか回復の兆しを見せ始めた矢先だったいうのに…………」
/:ﾔ |ｷ -,---,- .l/､
/::::::ヽ_| ＼ ￣ ／:::::＼
/:::::::::::| ヽ｀`丶､._＿_, -'" ヽ:::::::::"'--,＿
, -'"::::::::::::| ﾔ＿ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::/
_,,.. -::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::、
／::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、:ヽ.
. ∧:/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ::∧
∧:/::::::::/＞='''" ￣￣"'''=-＜∨::∧:::::!
. /::::/::::::::/ ∨:::∧::::::!
/::::ﾊ::::/:/ _,,..ム−== ....,,,,_ ∨::∧:::::::!
./::::∧::/:ムイ"::::{:::::|!:::::::::|!:::::::!::::!`:‐!::::::∧:::::::!
/::〃::::{:::{::::::!!:::::|!:::::||::::::::::|!::::::|!:::|!:::::!::::::!∧:::::::!
!::::!:!::::::!:::! /７≧=く|::::::::::|! /７≧=く ::::!::::ｉ:::::::!
!::::!:!::::::!::::ト' 〃 ヾ !:::::::::| 〃 ヾ. ｲ::::::ｉ::::|ｉ:::::::!
!:::::!:!::::::ｉ::: |{{ } ー-" {{ }} :::::ｉ::::|!:ｉ::::::!
「わ…わかりました！ !:::::!:!::::::!:::::ｉゞ , ‐ヾ , :::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::!
九天玄女の仙界への研修、直ちに手配します」 !::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ｀¨´ ｀¨´ !:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ
!:::::!:!:::::::!::::!∧ u /￣￣￣', ∧:!:::::::!:::!:::ｉ::::::::!
!:::::!:!::::::!:::::!:::::>_. | | .._<:::::}:::::::!:::!:::!::::::::!
!::::!!:::::::!!::::k'' ∧＞_.└─── __ .}::::::::!:/:::!:::::::!
.!::''"Ⅵ:::!.!:∧ ヽ ≧-≦ / 〃:::::::/""':.:::!
- 606 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:18:59 ID:Vot52w.c0
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,ｨ升ハ
_,ｨ升圭圭} ┼
,ｨ升圭圭圭圭圭｀ヽ
/ﾚ'´ 。 ｀マ ハ
|:! _ __ ＿ ﾏ圭!
+. ﾘ ´ ｀ }/j}
fl -=≠= Y ,≦＝ミ !ﾙ
|| :| ´￣｀ | :} ＼／ 「いや、流石は西王母殿。
|| :|_ ﾙ1 ／＼ 話が早くて助かるよ」
从 _ __ ! |
X 人 乂__フ ﾉ__ノ
＼ . イ {＼
＿＿ .. -- 「 ￣ j | ￣￣ ー ..
/´ | | | | /
/￣￣￣＼
￣￣￣￣￣＼
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/￣￣￣￣￣ ＼|
| 〈
/ -‐=ﾅ ﾟ ｙ
ﾊ_/ -‐=≦ |
/// -=ﾃ
.| //| 「それじゃ、九天玄女の開放と研修旅行の件。近日中によろしく頼むよ」
| ´/ ﾉ
|. ー - ﾟ､ ｲ
|＼ / |
_ﾉ ｀> ＿亅 |
.八_ﾉ
γ ⌒ ⌒ ｀ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ⌒ ヽ ）ヽ
( ､ , ヾ ）
ゞ (. . ﾉ. .ﾉ .ノ
ゝ､､ゝ ﾉ ノソ
ゝ､､ゝﾉ ,, ノ
_ ＿
| ∟,¨ ＿＿ └┘/7
|_厂 | 匚] | ＜ノ
- 607 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:19:44 ID:Vot52w.c0
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_,,.. -::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::、
／::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、:ヽ.
. ∧:/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ::∧
∧:/::::::::/＞='''" ￣￣"'''=-＜∨::∧:::::!
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!::::!:!::::::!::::ト.ｚ!!;;!::!!:::!:!!:::::::::||:::::::!!_;!└ｲ::::::ｉ::::|ｉ:::::::!
. !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::!
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::! 「…………………」
!::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ./!:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ
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. !:::::!:!::::::!:::::!:::::>_. ､── u .. _<:::::}:::::::!:::!:::!::::::::!
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. !:::::!:!::::::ｉ:::≦汽乏ミ;;"`ー-" .彡乏气≧:::::ｉ::::|!:ｉ::::::!
!:::::!:!::::::!:::::ｉ 弋_ヒ乂 弋ユ_ノ !:::::::ｉ:::|!::ｉ:::::::! 「ヤ…ヤベ〜なコリャ。
!::::ｉ::ｉ::::::ｉ:::∧ ./!:::::::ｉ:::|::::!:::::::ｉ 下手すりゃ、ウチの部署（ヤマ）がお取り潰しになりかねねえぞ」
!:::::!:!:::::::!::::!∧ u i ∧:!:::::::!:::!:::ｉ::::::::!
. !:::::!:!::::::!:::::!:::::>_. ､＿＿, u .._<:::::}:::::::!:::!:::!::::::::!
!::::!!:::::::!!::::k'' ∧＞_. ` ´ , /`ー.}::::::::!:/:::!:::::::!
.!::''"Ⅵ:::!.!:∧ ヽ ≧-≦ / 〃:::::::/""':.:::!
. / V∧V::::ト..,,_ ヽ / _,..〃:::::;,/ .Y
- 608 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:20:53 ID:Vot52w.c0
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.....:――::.......
.,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
.,:'::/l／ ――ミｘ:::::::::::::::∧
,':::::ｉ/ .Ⅵｉ:::::';::::::',
.’､:::ｌ_＞.-irｰr::::＜ｌ:|:!:l:::ｌ:| :∧
i､_i| |ｌ:ｌ|＿ｌ|::::l.ｨｰ|l::Ⅵ:l:::|:|::|ｌ∧
. i|::::l| |ｌ:||::::|ｌ|::::|ｌ|:_:|Ｌ:|:|:l::||:|::l:::::ﾊ 「さて、どうするか？
. l|::::l| |ｌ.ｨ去ﾐ´￣ィ示ミ|:l::||:|/:::::l::| とりあえず、九天玄女を仙界に行かせる所までは選択の余地が無いが………」
. l|::::l|∧'弋ﾘ ゞ‐'1ｌ:ｊ::||:|、::::l::|
. l|::::l|'/ﾍ ! .ｊ:l;':::ﾘｘ_＼':ﾒ- 、
. l|:::::l'/:イ_::.､─ ィi:/:::/ ｘ≦ﾆﾐ_ ＼
乂从〉 孑≠｀ｰ.く__l:ﾘ::/:／＞― Y .∧
./ ＼::乂. ヽｲｲ!/ ﾊ―.､〉
.:;′ｨ＜∠≠二ミ､___,ﾉ!〈/.／ .l: l::::＼
/_,/.乂__,.::−､＼〉V＿乂三≧ｘ }.ｌ|､:::::::'.,
.ﾉ::_ﾊ、 _/::|:::::::::￣:::::} ∨/////:ﾐｉ{::ヽ:::::.丶
〈: :/ ;::::::}::::::::::/::::;:| ∨=＜///|::::::∨:::∧
∨ ,'::::::::::::::::::::::::;::|. ヽ. /_＞ｊ::::::::::';::::::::
| .;:::::::::::::::::::::::::;::ﾊ ｝/￣|::::::::l:::::::;:::::∧
l ;i:::::::::::::::::::::::::iｲ:∧ ｲ＼.｛::::::::||::::::
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/:::::::::/ ヽ:ｌ:::::::::ヽ
/:::::::::/ 厶 ―‐=ミ、 |:|:::::::::ｌ:::.
::::|:::::ｌ:|イ::|:l|:::::::::|ﾊ:::::::ト.|:::::::::|::ｌ:l
|::::|:::::|:|:|::::|:l|:::::::::|_ｌ|::::::||_|:::::::::|::|::l
|::::|:::イ|:|::::|ハ:::::::| ｌ|:::::儿|:::::::::|::|:::l
:::::|:::::ﾚ厶=ミ､ ￣ ≫ﾃ气|:::::::::|::|:::::.、 「何だかんだ言っても、アレは何でも出来る有為のモノ。
/:::::|:::::|《ハﾋ.〕 ﾋ..ﾝ |::::::::l|::|l::::::} その後釜となると、そう簡単には見つからないねえ」
{:::|:::|:::::|ﾍ ´ ｌ |::::::::l|::ﾘ:::/
∨:::|:::::|l:::ヽ , |::: :::ﾘ/::/
ヽ人:::|l_ ノ ト 、'-｀ イト|:::::/厶廴_
イ｢:|ヽヽ::.::.|/l ＞＜ / ﾉ／/::/ ／｀.
ハ |::| |＼:: |､ /／/ /::/〃 |
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- 609 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:21:45 ID:Vot52w.c0
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|||::::|从 ､＿.， .从::::::l/|::::::i 「やれやれ。当初は念の為の保険だったけど、
|||::::|ｌ|:::＼ .イ};’:::: ｊ::ﾘ.:::::| こうなると、伏姫のところから、例の八人を借りてきておいて正解だったね」
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_ ／ Ⅵ:::l|:／ハ ∨.: .,’:::;::く:ｲ:::／ﾍ
〈_....ﾉ ∠乂:∧i:::|三二ミ:ｉ／:::::::.＼ー .乂
/.＼＼V:|＝=ｘﾉ'::::::r '´..:＞ヽ￣｀ヽ
.ｊ∧ ＼::人l|l／..:::::::::＞'´ ,. ‐}’
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人 ,从 ヽ′ .}_/ .}|: ∨:. .|:||
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l:::::ｉ{／ｉ:|ｌ::::|:l:i::::::lⅣ:::Ⅵ
ｌ:::::ｌ|ｉ:::l|:||l:::|从:::_||_l:＿:'ﾄ:.|.l:
|ｌ::l:l||:::l|.||lノ´ :ﾚ'ｨz=≦z|:::|.|: 「前回の激戦の反動で、本来の能力は発揮できない状態とは言え、彼等が持つスキルは絶大。
|ｌ::l:l||科ミ .}z:ﾉ〃.|:::|.|: 人数的には１/１３以下だけど、戦力的には見劣りしない………
|ｌ::|从代:ｊ |:::|.|: と言うより、別に1０８人全員を相手にする必要も無い」
||::|::l:ﾊ .{ |:::|:!:、
||::|::|i从 _， |:::ｌ.l::
l|::|::|从ﾍ、. ` ,|:::{ﾉ:
.|::|::|ｌ|∧ｌｉ＼ .／:l::/::::
.／..::::::::≧ﾐ､:::::::.､::::::::::::::::
/.:::::/ ´￣:.＼:::.∨:::::::::::
,:::::::;′ ....＿＼∨::::::::
ｉ::::::ｊ ＞.‐::ｌ::::::::_li＿∨}｀ｰ'
ｌ:::::ﾉｲ:|:|ｌ::::::ﾄ;ｨ´|:|∨::｀;:::､:l､
|::::ｉ|ｨ¨|:||::::::|从_|｣└‐ﾐi :::||:
|::::||l:斗||_:ノ´ _ ,, ｌ|::::||: 「ようは手柄を立ててくれれば、それで良い。
|::::||ｲ _, ﾐ=≠ﾞ l::::||: 今度の件で、上は九天玄女を辞めさせたがっている。
|::::|l::ﾐ≠' .i |ｌ::|l:: この流れ乗じれば、今回の乱を治めた功績という形で、彼等を昇格させるのは難しく無い」
|::::|l::::', :、 |ｌ::|!::
|::::||:::∧ .， .|ｌ::|:::
|::::ｌ|:::|ｌ::ヽ. ｀ ﾉ:::::::
ｌ::::l|:::l乂ﾄ:＼ .／ |:::::::
- 610 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:22:18 ID:Vot52w.c0
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/.::::::/´ ＿__ ヽ:::::::::::::.ヽ
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,::::::::::l／:::::|l::::::::::::;'_l:::::::l-､'::::::::ｉ::::::',
l::::i|::::::|､::::i‐';:::::::::;! .|:::::::| .|::::::::::l::::::ﾊ
|::::|:::::::|:::::｣ ヽ＿_! ´二..z}:::::::::|:::,'ハ
,'.::::l::::::;'.ｨ=ﾆ元! '´ヒサ|:::::::::l::;':::::::l 「伏姫に恩を売る形で、上級神仙が一気に八人誕生か。
.ｌ|:::::|::::iﾍ.ヽ.ゞ‐' i ￣ !:::::::;' i:::::::::| 悪くない。ウチ一人は九天玄女の後釜に据えるとしても、残り７人。
.!l:::::|i::::l-ﾍ. 丶 ﾉ::::::;' .l::::::::/ タダでさえ神仙の少子高齢化が進む昨今、この戦力増強は実に美味しい」
ヽ:::ｌ:V:ｌ:::::::＼. `ー 一' ..ｲ':::::/.:/＿:/._
＞ト＼_...イ.,＞ .. イ ,'.:::::／ /.:/ .ハ
∧ Ｖ:',. 〈:::::/ .,'.::::/ ./.:/ / :
l ',. ∨､_〉:∧__,......... ＜':::::/ー'.::/ / :l＼
／| ', 〉、:::::::∧-―‐-/.::;:':::::::::ノ / ,ｉ l、 ＼
'―;' :::. i ＼::::::∧´￣/／.:::::／ :i .:: ', ー｀
,' | ヽ:::∧::/´::＞ ´ .!;:: ハ
/ヽ、 :l ／.ヽY／ ヽ、 .|l:.: _, ＜:',
.ｲ、＼｀..-l ＼ _ .水ヽ、/ l, ＜:_＞'⌒l
//ﾄ､ヽ、/::人 / .∧.ヽ〈 /.:::::::::ゝ-.イ
／::ｉ::|::::＞.._:::::ハ ＼./ ∨/ .,::::::::;::ィ ´
,.':::::::::l::|::::::::::::| ` :i|.:/ , / ＼ /.l‐ ´ ｜
/.::;ｌ::::::::';|::::::::::::| l|:' /::, ′ `′l |、
＞ ´ ￣:｀ : : .
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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. /.:::::::: :::::／ ヽ:::::::::::::: :::::::::::ハ ﾊ
/.::::: :::::::/-= 三三 ﾆ.∧.:::::i::::::::::::::::.:::::
. /::::::::: :::::;′=‐ ―‐ ‐=ミ :::::l::::::::::::::::!::::.
/ / ::::′ ＿＿＿＿＿＿ハ::::i::::::::::::::::|:::::.
'.:::::::./ ::;’イ::::::/.::/::|::::::::|::|:::|:: ::::}:::::::::::::::!:::::,:___
. //:::::::/ / :ｊ;::::|―:l:､:|::|:|::::::::|ｨＴT ﾊ::′::/:::::::八 V=ヽ 「オマケに、九天玄女自身にも復帰の目が無いワケじゃない。
// /:::::::/. /⌒圷弍ﾒ--ﾍ/≧=≠彡7::::/::::::://::::::::}}ﾆ.ﾊ あのお方では無いが、あの娘の機微の疎さは明らかに弱点。
. /:/. ' , ′:::::::::i: ∧弋う ≠弋以ｱ7::./::::::://:::::::::::/ﾆﾆ:} 向こうの主導の下にそれを改善してくれるというなら、それに越した事は無い
..//. // ′/:::::::|: ∧ i: ′:::::::,ﾊ:::::::::::./ﾆﾆ_〈 その上で、もう一度コッチに引っ張れれば、正に万々歳」
.′ .′::::′::::.ｲ::::! :! ハ ﾞ_＿__, /.':::::::./ }:::::::くﾆﾆﾆ_∧
/ {::{::::i:!:!:./: |::::{从乂 ＼ ￣ イ/:::::' / :{::::::::::::＼ﾆﾆ_∧
. ∧:::::!|:i/.::::乂乂. / ≫-r＜ /.′/./ ∨ ∧.::::＼ニ∧
∧ |. ′:::::／ .′ /.:ハ／./イ ｲ ∨ ∧.:::::::ヽ
. ′'. { rif r{ ′ }:.:,／ /ｲ ヽ. ∧:::::::ハ
{//,i从{八{:j i ! :}/ ＞ｧイ. ∨ ∧:::::::∧
∨/,／ ＞':| ! .l }／ ＞ ´／／ｱｨ ∨ ∧_:_ ∧
ゞ. / ∧ ＞-≪ｲ / ﾞ ／／／ ∨／ ｀
- 611 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:22:50 ID:Vot52w.c0
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／://////::／ ｀ヽ∨//////////::＼
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,'////ｉ :... 'iﾞ´//!:::::ミﾒ､ :/＿_ } :刈 } l :{
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ｌ /////| ///|zi≠F抃x｀::::::::::::｀ └-=､////!::/} //////:!//∧:. ',
ｌ//////l ://小ﾊ r'//:抃::::::::::::::::::::,ｧ≠==ミx__,｀ﾞＹ//////::://////∧
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| //////| ///|{ .::::::::::::.ｌ:::::::::::::::. Vz_;ンノ／,'.//////: |:///|:::///∧ 「うん。ピンチではあるが、同時にチャンスでもある。
l///////| ///l:' ,′ ////////::j ///|:::////∧ いや、面白くなってきたねえ♥」
!///////| ///|∧ ! ////////:::,'////|::::://///',
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八/l ∨///ｌ..///!///////＼ ＜ , ///////:/::///// ./://///// └────┘
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く ＼＼::∧://';:///／::;x::∧ .///////:／::: ∨/／://////／
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＼,.斗‐弋::∧:::::://:::::::::j /////:／:::::::::::::::::::::::::＼,.＞'′ ＼
r::::Tﾞ´ |:::::::::＼ﾊ::/ｰ-::::::/ ////:／:::::::::::::::::::::::::::::::／＼:
- 612 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/21(木) 20:23:34 ID:Vot52w.c0
-
以上で投下を終了します。
次回の投下日は、全くの未定です。来週は、生存報告も多分無理です。
ええ。正直、前回頂いたレスは、私にとって意外な結果でした。
冒頭のもがな無双や、咲の扱いに関してのクレームは覚悟していたのですが、
まさか、神仙側や柾木家サイドが、やる夫に直接手を貸せない理由の説明会のつもりで書いた部分が、
過去最大の反響を呼ぼうとは………
このリハクの目をもってしても見抜けぬなんだわ！（AA略
乗るしかない、このビックウエーブに！（AA略
というワケで、いつもなら生存報告用の小ネタにするモノを、完成と同時に投下させて頂きました。
管理者として出したつもりが、ナゼか敵役っぽく受け取られている神仙側を、
上手くフォロー出来ていれば良いのですが。
それでは、ご観覧ありがとうございました。
- 613 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 20:35:38 ID:iATUHg.M0
- 乙でした。
太白金星が出てくるとは…嬉野作品は面白いですよねー。
- 614 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 20:39:22 ID:t2vEhmAs0
- なんだかんだで、みんな天地無用が好きなんですな。これでイフリータや三神官まで出てきたら、収集つかなくなりそう
でも、陣内なら・・・陣内兄妹なら、策士と商売人として・・・
- 615 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 20:58:05 ID:yu6grDd20
- 乙
>>587
え？あんたも千六百年くらい前下界に好き勝手に干渉しまくってたでしょ
というか天界とか仙界とか完全退去命じられてるわりにはその後も干渉しまくり…
- 616 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 21:00:21 ID:iATUHg.M0
- >>615
西遊記かw
- 617 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 21:07:28 ID:J52LT4UA0
- 突発小ネタ乙です
九天玄女は結局結婚出来ないのに100人参
- 618 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 21:08:52 ID:iATUHg.M0
- この女仙のトップたちが男女関係で幸が薄いのって、権利だ義務だと嘯きながら
やってる因果が報いてるだけじゃないのかなあ…
と、ちょっと思った。
- 619 ：名無しのやる夫だお：2013/02/21(木) 21:33:50 ID:h7OJ2NK.0
- 乙
さて、八房は居るのかなぁ？
あと、livedoor Wikiでまとめ始めたんだけど不都合があれば消します。
ブログじゃないからやる夫.jpで扱われるかどうかも不明だし。
- 620 ：名無しのやる夫だお：2013/02/22(金) 07:38:35 ID:xeDaUibY0
- 乙
西王母の旦那ってどの仙人なんだろ
中国神話的には対になって男仙人を統括してる
東華帝君ってのがいるが
- 621 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 16:45:05 ID:tgDGYecA0
- おそくなって申し訳ありません、なdeburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>573 はい。原作では、八犬士時代にあまりに正義に偏り過ぎた反動で、
例の八つの文字の頭にそれぞれ無とか不とかがついて、反英霊っぽい存在になってしまったという設定でした。
>>574 わ…わたしもそう受け取っておりました。（汗）
>>575 えっと。陰口を叩かれたワケではありませんが、前回の失敗を教訓としたという事で。
当初は１０８個の予定だったのですが、せっかくなのでマシマシに。
めだかボックスの143箱で、安心院さんが６００個。
更に160箱で１００個追加されたものに、既存のものを足して727個だったのですが……
なんか161箱でも更に１００個出てましたね。（汗）
ま…まあ、どうせ使うアテの無いスキルなので、笑ってスルーして頂ければ幸いです。
>>576 （ポン）なるほど。となると、やはり托塔天王ではなく太白金星で正解だったワケですね。
>>577 私も驚きました。特に、阿重霞さんのフアンらしい人が多いっぽい事に。
>>578 えっ！？ こ…困りましたね。小説版の私の知識は、魔法少女プリティサミーの最終巻辺りで止まっているのに。
なにか致命的な矛盾が出なければ良いのですが。（汗）
>>613 ま…まさか、こうも簡単にネタの出処がバレるだなんて。
やはりこのスレの読者の方々は、私と同世代なのでしょうか。
>>614 すいません、絶対無理です。AAの数的に考えて。（泣）
ええ。勝仁さんをAA一枚でブン回したり、AAが全く無かった西南君や美兎跳さんを無理矢理自作したりと、
天地無用に対する作品愛はそれなりにあるつもりですが、無い袖はふれないんです。技術力的に考えて。
克彦君ならそれなりに揃ってはいるのですが………彼は対となる正義系のライバルが居て初めて輝く人なのでチョット。
>>615 う〜ん。元々Wikipediaで封神演義（漫画）を見ているウチに突発的に思いついた。
『３０００年前の封神で、人界から仙人が居なくなった』ところからとったネタでしたが………
はからずも己の無知を露呈する結果となってしまいましたね。
無学者で申し訳ありません。
>>616 （ポン）なるほど。>>615様の指摘はそういう意味でしたか。ご教授ありがとうございました。
>>617 チキチキ美少女神仙伝の読者にとって、それは賭けになりません。（キリッ）
>>618 ご理解頂けて幸いです。
実際、彼女達はあくまで仙人。卓越した能力を持っているだけで、決して人格者というワケではありませんから。
>>619 えっ！？ Σ(ﾟдﾟlll) あ…ああ、本当に。
やる夫の図書館 α版が消滅して以来の、まとめ様が〜〜〜っ！！
もう感謝感激であります。
無学者故、不都合云々については、どういう意味なのかわかりませんが、
とにかく、無理のない範囲で、今後共よろしくお願いいたします。（土下座）
PS：すいません。怨霊様の事はスッカリ忘れていました。
早速、手元の早見表の八○士の欄に修正を入れないと。
>>620 す…すいません。これは原作を確認せずに。
西王母と敖夫人を混同して書いてしまった所為です。
そんなワケで、旦那については未定です。
竜王の誰かという事で脳内補完をお願いします。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 622 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:18:09 ID:tgDGYecA0
-
突発小ネタその②『九天玄女の研修旅行』
.
.
- 623 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:18:41 ID:tgDGYecA0
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∧∧
_ _i_ | Ｕ | ｉ ｒ､ ,
八 ｒｯ _{__}_ i { } i∧ ,ｒ'::ヽ 八
:: 〈 | | 〉 :: i /＾V ／ ,八 ＼ i {二二二二二} ヽ{:/::::〈 | | 〉 ::
. VV 小 {:::Ｎ ∧__{____}__∧ _{}_ ｉ A, l ￣￣￣￣ | ﾊ!::::::|VV
∨ _!___! }:::::::〉 { {_} ｉ ｒ, ｉ __ } （ﾆﾆ）_/＾ﾍ{__},| 匸} 匸} | ｩ､ |ﾉ!:::::{ ∨
,ｨ ,/||ヽ_ ! o V::::::｛ 个／＼,_｛ゝ_{_}__| r|,n | |___／＼| ￣￣￣￣ | ,ｯ ,ﾉ::｝──,ﾉ,‐‐‐ヽ||───
. 爻,,/ﾆ||ﾆﾆ］￣ ￣ ￣｀〈二二〉´---::〈!!〉::}ﾆﾆo八___| | l__￣__,|: {ニ} r:, ! く:｝{:::〈!!〉___く,ﾆニニ}||＿∧＿
林林匸||匸} ! !⌒!⌒! |::日::| 目 目 ||ﾆｿ目_|_ﾉ〈〉:} | | ----|‐‐‐__ {:｡〉,|oﾉ|〈:::| ||目目!}::::::::::::|||＿{__}＿
林林: }_{ !￣ｉ￣i￣i:, :|::八::| ￣目￣|l::::l 目 |::::| |::::〉ｊﾟ ｊ}｡｡ | 〃⌒}}〔:|〕 {ll::::} ［_］||目目ﾉ::::::::::::|}{ 日}{日
森森, {___} i_ _ ' ＿＿__［ ____ ］ｔ───≠─r＝≠==一‐- _｡,i_{{' ||=ニ≠=─-ｧ──t ‐- 、_［__］{ ,}{日
￣￣ｉ￣|￣ｌ´ !＿＿! ___! |__ ｊ -‐ '"´ ￣￣´￣ : : : : : : :｀￣｀＞‐- ｊ ＿ ｊ ‐‐| ＼ ＼木
￣￣ｌ￣|￣ｌ ｊ -‐: ´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ､ 、ヽ: : : `ヽｊ | ＼ ＼
＿＿l l -‐ ''" : : : : : : : : :' : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ ＼ : : : :＼|＼|＼ ＼
: : : : : : : : : :´ ,: ´ , :´ : : : : :' : : ,: : : : : : : : : : : ／_／_／: : : : : ＼|＼|＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :' : : : : : : : : : : : : : : :／_／_／ : : : : : : : :＼|ヽ ヽ
: : : : : : : : : : : : : :' , : : : : : ' : , : : : : : : : : ／_／_／ : : : : : : : : : :＼|｀|
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ': : : : : :／_／_／: : : : : : : : : : : : : ＼
【仙界 兜率宮近くの町並み】
- 624 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:19:53 ID:tgDGYecA0
-
| :::::::| :::::::: ::: |: ::::::::|
.| ::::::| ::::::::: ::::: |: i⌒
!__::::::| ::::::::: :::::::: |--'''~
￣i_＿,,,,,,--,,_ _,,--""i"~ |
| |~ | i 「（フム）当初は上の迷惑な気まぐれかと思ったが………」
|,,,,,,,, | !;=＝i
!' ''i:| i) '!,
/ .i:| !i, !,
./ .//! i.i i,
/￣￣∨/'' ii／￣~ヽ
./ // 'i,_ ﾉ
ゝ---=''' ~'''''''~
_ ＞ ー 、
／ |､ ヽ 、＼
/〃 l ｜＼| | ヽ
/ | |l / /ｌ |ｌ｜斗|-| ｌ| ヽﾄ､
/ ／ / ｌ｣_|/|_ / ｌ| ﾘ/´ ｊ/l /ｌ| ､ Ｖヽ
／/ / , ｌ ｌ| 从 |/｀ |ｌ // 厶≦廴ﾘ | い,ハ
／ / / ｌ | |ｌハ≫=ミ|l / 〃トい 刈 |:::ｌ ｌ |
/ ｲ | /| |l 弍 化ﾝ|/j ￣¨´ / / ﾄ | ｌ |
/´｜ /| | | |ﾍ l ´ ヽ /／ |ﾉ| ｌ |
| | | |∧ |小ゝ _ -_一 イ / |:::| ｌ | 「存外、得るものの大きな研修旅行になりそうだな」
| |∧!/ ＼|l::＼ ￣ ／//ｌ |:::| ｌ |
l | // /:|l::tﾍ＞ 、 イ{｣//L| |:::| ｌ |
八 ｌｲ ' /::::ｌ|ノミ＼:::｀ｌ‐＜＿｝ ｌ | ｉ | |:::| ｌ |
/ | l |弋 | ⌒｀ ￣| 弋＿ ｌ | ｉ | |:::| ｌ |
＿ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー＜_ ｀ー三三三ﾆ=ゝ_
_ノ⌒´ ⌒ヽ_三三三三三｀ヽ
ノ⌒´ ＿＿＿_ ＿_ ＿n＿ >、三三三三三ヽ 、
＼ ￣］[￣_ |ロl 三||三 ／／三三三三三三ヽ､ヽ
. ＼ ￣〉｢￣ /| |ロ| | 曰 | ／∠三三ﾐ､三三三三ﾆヽ＼＼
＼ ＿_//＼ー'丿 ￣ 厶勹｜ ／∠三三三ﾐﾊ三三三三三ヽ、＼＼
. // ＼ ￣￣ ￣ ￣ ／ ｲ三三三三ｼ'∧,Eニ二二ニニユ、＼＼
/厶-‐´＼ ＿＿ ／／ !三三三.／:l |: 三三三三三 三 |:...ヽ＼＼
ィニ、 ＿_ ≦＼ ／／´￣￣￣｀'＜／＿ノﾄ三三／l| |:l |:::∧-‐=＞＝＝=､ ∧:::. ヽ ヽヽ
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／ _＿_人＿灯 {三三//| |:::::::ｌ| |:l |::::::::l ｛::::l ｀､⌒ ｌ:::::ｌ ｌ:l
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{ ／}三三≧ー仁三≧､＿ 刈｛::| |:::::::ｌ| |:l |::::::::ト「::|l∧ ', ｌ:::| ｌ|
＼ ／_ブ三}＼三三≫＝＝＝＝ミメ ＞ |:::::::ﾘ l:ｌ |::::::::l }::| |∧ ' l::| |
￣ 彡仁三三7 Ⅵ三＼ 〇 ヾ{:::| |:::::/ ﾉ' ｌ::::/ｌ| |l |:::∧ l l:| |
ｰ＝ニ才 ノ三｛_ ￣}三≫＝＝＝=- 〈::::l |::/ / l::/ l |::{::ハ l l| l
【西王母の命で、唐突に研修旅行に出された、九天玄女】
- 625 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:20:25 ID:tgDGYecA0
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-‐一……‐-
／ ｀
, ' ｀ヽ、＿,.-‐ｰ- ､
/ ,. -‐＜二￣ ｀ヽ、
/ ／／ ﾄ､ ヽ
／ , ' / / ! i| Ⅵｉ i ｉｉハ
/ /, / / ' / ﾘ j }i l ｉ| ﾊ
/ /// /{ l {{ |/| i/ { 川 ｉ| i
/ /,'〃 ∧ﾄN ,小刀' } }/ ｨfi守ﾐ} i| |
,' /l i }! { } !i| {ﾚ笊灼ﾚ' '4='’j ﾘ l
N八从,ﾉ, ｉ| ﾄ . ゞ''’ { {iｲ' // }ﾉ 「とりわけ、長康（太白金星の本名）との仲が修復出来たのは、
{ ' ≦三彡ｲ | |ハ ､__,ノ ,' }// /| 望外の幸運であった」
∨ ﾞ辷彡1 ! !ﾉfヘ、 / / , ,/ i|
／/斗'辷i公''弋ﾚ｀ﾆ ー '´ / /ﾄ､ |
／´/ / { { し'}| 人__／＼// ｀77７7>､
,// 厂{ ｝∟. ｲ{/'´⌒Y又Ｚ/ {,ﾉ {/ ハ
／/厶イ ヽ、 `7¨´ ｀ﾌ7爪＾´ `ｰ＜二ノ , {
,_,. -‐＜ ‐- . ､/ {// {ﾉ / 八
／ ＼ ,/7^ T>､ { _ﾉヽ / }ヽ
∧ ‐-､ _,..ユ{ { ' ＼ ﾉ , ＜｢￣| V` ｰ-‐ ∧
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/ / ', ∧ , ヽ.._j_＿__ ,{Ｊ ／`く ／ﾄ､
/ / ∧ ﾉハ / } / `ー‐'-=イ }_,. -‐ '´ , }､
/ / / { {{ 从 /' 〈 { 《 ' ,' 〈 / / ヽ
/ / / ! ヽ ﾄ､ } ﾉ 》 ' / ヽ ／ / /ハ
/ / / i| 〉 厂 / 〃 { / ｀T¨´ ／ / ,ハ
..{ / / | ／二二ﾌ ／ / 〃 i { {_／ ,／／ ヽ
《 / ,ｲ / /ヽ ＞' `7 《 j ヽ. { ／／ ＼
}} ﾉ /∧/ 厶=} ／ ,/ 》 { ＼ └＜／ ＼
ﾉ' } // ∨ 之二ﾐ､ / 〃 ヽ 〉 ＼ ヽ
〈 / '// ∨,' ＼ / r＜⌒> ＼
..},/ '// / ｛ ＼ j＼ ,／ ∨ ＼
- 626 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:21:00 ID:tgDGYecA0
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ト､ -−' ￣ ￣￣ 、
､＿＿〉 ｀¨＼￣￣ ゛＞ 、 -‐'´ ﾄ､ ＼
＼､_./¨´i´ f’ ┐￣',＼ ． ´／ / / / ｌ |ｌ｜lハl ＼
／__./l ./从∧､:ﾄトﾄ.ﾄ|ｌ.ｌ.从 ＼ ．´ ／／ / ｌ |/|｜| ﾘ j/_ -|ｌ ､ ＼
／¨7 / .|/､| l ` :|ｨ|/､_〉 _＞ /// ｲ ｌ| |｀ト|｜ /イ |ｌ ＼ ヽ
/／| ﾄ|｀＼ `ｌ| r／ ﾉ|./ ＼.＼ /// 〃｜l 八{ ﾍl |l / / ノノ / ｉl
／ｲ／|ﾊｌ';r‐。┐ .r‐｡┐|ｌ/| ト､.〉 // ′/ l /| | ｌ | ＿彡ｊ| / ミ＝彡 / il ｌ|
〈/|ｌ ﾘ:∧乂_.ノ｜.乂_ノ/ｲ:l|:.从 ' ｜ｌ ||/| | | | ￣ l //,ｨ il ｌ|
||:::/ｌ从 :lj ./|ﾘ| ハ〉 ｌ| ｜| |ｌ/ ｌ| |ｌ| //.:/ // ﾘ
|l:/ |ｨ/:、 .ｨ⌒ヽ .ｲ从 |;′ || ｜|／ﾘ 八 |ﾍ ー――' /ｲ::/ / ,′ /!
|/ .__} ＼ ￣´／ |__ ./ ｌ| ﾍ{ イ / / ヽ ヽ /::/.:/.:/ / !
._/. ＼_ ￣: リ":ﾍ ヽ /::/ / /::/.::.＼ イ::/.::/.:/ /il |
_,.ィ:∧ ..:/:Vハ´ /＼_ /::/.:〈＼/::/.::.::.:::.个ー_＿_〃/.::/.::/.::.::/ :il |
.r≠<∧. ＼∧ /ﾍ示ハ /.::/ /＞ｘ､＿ イ:://.::.:＼∨.::.::.::.::._| rくヽ / ,'.::./／ .::./＿il_|___
r≠:＼:.＼:＼_|ｌ∧/、 |ｌ|ｌ| .∧ /.::/.／.:／ .／..::::｀; ／.::.∠二二ニﾆ＼r=ﾐ /ﾍV.::.| | O ｌ:::;'´.::.:／ ／＿＿ ＞､
|∧:::::..＼:.＼_::::::∧ ∨ｌ|ｌ|/.::::¨::::_; '´._／..::::::::ﾉ:;′ ／:.::.::.::.::.{｛::.::.:∠二二＼0|l＞ 一┴＜l::|―'´ ／／.::.:::/￣ __|
';::∧:::::::::::７ .＞､::∧ |ｌ||ｌ|_::::::::_,ｘ‐＜::::::::/.:::／:::;’ ,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／ -――- |:l＼／／.::.::.:::/ ／<>|
./乂:::ヽ::／.／..::::::::::｀YYY´::::::::::::..＼ ＼::!／..:::从 .::. //::.::.::.:／〈 ' イ 「￣｀ l:|＼∨∧::.::.:〈 トuく>|
.|＼::::三::ﾚﾍ∨:::::::::::::::Lﾟr'::::::::::::::::::::/ /ﾐl:|=≠彡ﾉ−､::.:://イ.:: / / ＼ /／ | | |ｌ ヽ〈 :..＼::..＼| ｎ｜|
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今を去ること幾年月。まだ二人とも見習いだった頃。
あの頃は、幼馴染だった事もあり、お互いに仙人を目指して切磋琢磨しあう良い関係だった。
- 627 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:21:32 ID:tgDGYecA0
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,.ｲ__, イイ､
_／ /'／ 佳圭{
, ' / 佳圭圭圭ｚ'/.:ｲ`｀ー-､、
,i , ,ｨ佳圭圭ﾆl/リ::::::::::::::::ヽヽ 、 ,r'⌒＞―- ,
/´.| ／{ｲ圭圭圭ﾆ=:::::::::::::::::::::::::::`:::', ｀ヽ、 「ううっ、もうダメ」 ､ぇミ￣i1 ,r':.:.,..:.:.:.:.:.:.＼
,ｲｚ l , ‐'´／''ﾉ=ﾐ圭炒'⌒`ヽ､::::::::::_;: -‐'´ ｀ヽ ヽ、 心 _l |. ハ.:.iハﾞｉ:.i八i:.ﾞｉ:.ﾞｉ
／::__:::ﾐl} .l ‐ｚﾆ≦` `ﾉ､￣ ｀￣´ ｀ヽ＼ ,' ,r' l | i:.l'ー 'ーｲ:.:.l:.:.i 「しっかりせい」
/.::/, --ｼ,ｲ lヽ. ､ ,ヽ }ｚｚ‐.l､ノ 、 ＼ i { っ‐r !:ﾊ '-｀ 人∧:|
.〈::／.r‐,{ lﾉ.ｲィ‐ﾍ. }‐ト'´ ＿二二二 ヽ 丶 ｿ (,／_ ﾞｉ ﾘ.:.≧r＜i∨:.:.:.|
}.〈 ', |_ｲl'´ .ｌ| ` ￣｀ −- ＿__ﾉ ヽ 'ミ_／ ７ ﾞｉ ／／ ｀ ｰﾞｉi＼.:.|
,ﾍ._〉 .し'´ | ＿_ ＿＿＿＿_ ､_ '., ﾞｉ Y ,r'i ,r' ､ｲ ﾞｉj
. / `´ ヽﾐﾐ、＿＿_ ,.... -‐ ' ´ ￣￣￣￣|｀ヽ、`ヽ、 ', ﾞｉ__.ノ ソ ／ i ﾄ ﾞｉ
/ ｀ー―‐ ' ´ |￣{Z＼ ｀` ',
i､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ|::::..＼､r'ヽ .ﾊ
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__.ノ:::::::::....`rﾍｰ､、 ノﾉ,|
i⌒iｎ――――――‐}三{――――――― ､ ｀i::::::::::／ i| ヾl、`ー , .|
| .|lﾉ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_| .|:::::::〃 ﾍ_, ‐-､＿＿__.／ ,.! やや勉学が苦手だった長康の面倒を私が見て、
| :|´, ―――――――r―､―――――‐､ |:::::〈.＼ i._) ﾄ､ ＿二＝ ./;
| :|/ |:::::| ./.:ｌ、:::`ー:::::::::::::::::::::::l |::::::..＼.＼./ ` ,'
| :| .|:::::| /.:::';..ヽ::＿_::::;ィ‐ｉｚr―| !――‐＼ ヽ、/ｰ/ ,.ィィ, /＼
| :| .|:::::| /.::::::::::::::::::::::::/.}::::ﾄ! ', ! .| `ー-`二´'´ / .ヽ、
| :| .|:::::| ./.::::::::::::::::::::::::/ |::::|. ', 〉| |.＿＿＿＿＿＿＿_￣￣＿＿
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- 628 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:22:05 ID:tgDGYecA0
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,ｨﾁヽ、＼
/⌒', .／ ⌒ヽ! j
, へ _ﾉ / / .ﾉ≧ｭ_,ﾍrrｫ
,ｲ ⌒ヽ爻=≠＝＝―‐ (__ ⌒ヽっ
i＼／＼／i !:! ＞ ´ 〉 .ノ
＿! ├ .|＿ ゝ / , ' /
＼. ｄヽ / _Yzｭｨノ.､ ／ /
/- > ノ 〈 '⌒＞ ´.:.:.:.:.:_.:.:.:.:.:ヘ ﾉ ./
/ 〈 ヽ 〉 ,ｨﾁ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ヽ.:.:.!.:.:ﾊ / /
_i 〉 .ｰ|ｧ､ / ／,ｲ.:.:.:i.:.:.:.,ｲ.:.:.! ﾊ/i.:.:.:.:ﾊ ./ /
r＜/｀ｰ/ ｲ .d､ ヽ. / /.:.:,ｲ.:.lﾊﾒ､ ﾏ:ﾉ /__,ｨl.:.:r ､} / ./
iニニﾆ/__ え > .{.:.:/ i.:.:.ﾊ __,ｨ , ﾑｲ!ノﾚ /
!.:.:.:.:.:./ i ！！ ! !/ !.∧ﾑ ┌ ┐ /.:i〃 /
/.:＜￣｀…|／ヽ、 /＼ ! { ,ｲ.:.:.:.:.:ゝ ゝ ノ /:/ﾘ / 目 ｲ可
. /.:.:.:.ｱ ＞/ｨ / ヽｫ /ｲ.:/.:.__.:.:.:.T ´ｲ/ ∧ ﾙ ﾅこﾞ
/.:.:.:.:.:.:Zｨ,ﾍ !イﾊノi ヽ、 {.:.:.:／ ｀´ { /.:.ﾊ ﾅこ
. /.:.:.:.:.:.:.:./ ! ∨ ムイ/ !ﾑ イ.:／ v / ∨.:.:.i ! ├ ﾚ ）
/.:.:.:.:.:.:.: ,' ｀ｰ' ←―ｧﾑｲ ｉ ／ ／ ,' !.:.:.:l i .dヽ .の
. /.:.:.:.:.:.:.:.从 / ｀ヽ ゝイ/ ﾙ' ／ /＿ -‐=＝ｧ i.:.:..l j か か
. ,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.// .∨ / ／ ｨｯ/￣７‐=＝ ¨///￣二ﾆ)イ´ ﾙ.:.:! l フ .？
. ／.:.:.:.:.＞イｲ ＜ ゝ _ノ-イ＜.:.:/ /.:.:.:.:.:.:.:.://∧ー＜´ゝ _ ｨ'/i.:./ ﾉ つ
ニ ￣＜´:! ﾚ'.:.:.レ' イ.:.:.:.:.:.:./ /.:.:.:.:.:.:.:.:〈/ ﾚ' i｀ ´ ﾊ!// ｰ お嬢様育ちだった所為か、
／／.:.:.:.:《》--イ /´.:.:.:.:.:.:.:.:./ /７ i:ﾍ￣ Ⅵ ／ !./ｲ ´） ついつい周りから浮きがちだった
／.:.:.／／.:.:.:.:.:ｉ l.:.:.:.:.＞ ￣｀ー´¨ .!j 〉 .／ !ﾉ ´ 私のフォローを長康が行う。
.:.／／.:.:.:.:／,ｲ_L ´ ﾘ （i／ﾄ ´ l そんな理想的な共生関係だった。
／.:.:.:.:／／／ Y 乂ゝ ／ﾄ〉
.:.:.: ／／／ ｨ―ｫ ┌┐.__ i ヽ｀ー―,ｨｼ' i
.:／／／ / / .r―ｫ! | ｌ__l ! ｀Y´ !
/ / | |￣ ', i ﾘ
〈 / .!___.」 ', ! /
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- 629 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:22:37 ID:tgDGYecA0
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'´￣￣ ＞:.:.:.:.:-:.:.:.:.:.:.:.:._:.イ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i:.:.:.:.ヽ⌒ヽ／ ./ / / / .
／_:.:.:._二ﾆ=--＜:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:./:. ﾄ:.: i:.::.'..／} / / /' ./ ,
./'´ ／:.:.:／:.:.:.-‐:.:.:.:.／:.X:.:.:..ｲ:.:.ム!: |ﾍ: | ./ / / / /.
／／7/:.／イ:.＞-く/:./ム_｀ |:./xﾐ:.八 |/ ./ / / __/ /__
./イ i'イ'´ jｲ' ﾏ{“' ひ’|.ｲﾋｿ:爪⌒ / / '´ .
｜ | _j. ﾟ > . ､_ｧ .ｲく / / _... ７ .
.イ´ {! ＼. ﾏ ｀¨´ .凡i ./ ム'´ /
/ / 冬xム. ＼ ヽ 凡.ﾘ ＿/ __. -‐ ' -==
iﾏ{ ﾏ{ ヾ≫、 ｀ぐ':ル' / 厂
| ヾx ヾx ⌒ヽ ＼ /ィ /
: ｀⌒¨〒⌒¨¨¨¨^:､. ヽ / / 破局が訪れたのは、卒業間近だったあの日の事。
. ト､ ／ > . ./ ／ ＿＿__ }! :| ヾ､ '. / 些細な行き違いから、決闘騒ぎにまで発展。
. |､::＞ ､/ .ｲ:i:i:i:＞､'´ ＼二二ヱく__⌒ﾏマイ|!⌒L,〜､ム Vi:i:
. ﾊ ＞_二二_ V 厂＼ `ー' -､ﾍ. ﾏ ､_〉 从:|:::::}:::::::::::ヽﾊ /i:i/
ヾ¨¨´,／／::::::::::::::::/ /:::::::::ム ⌒ヽ ﾏｰ' {. Ⅵ:::::::;:::::/::::}.ｲi:iｲ
爪 }〃{{zz==彳::. イ /::::::::::＿ム--へ_).ｰ' .ﾄ､. V. イ:::/:::::/／
}iゞ====彳 〃／イ .ム::::::::::⌒≫ ヽー ' :i :|＼ /.ｲ::::::／:|／
,ﾘ /ﾟ7.ィ¨¨ヽ 〃//:/￣ /:::::::::::-=三 .|＼ }＼Z N Y ./::::〃／!／
〃 / /‘ｰ'⊃ ﾉ,ｲ://:/ ム::::::::::::⌒i-ト､Ⅸ ､ i /! ,./ /:; ／ ／
,x彳 /_/ /_/ _≫:| |/ .∧ 「￣:「V¨７ / ７i .}⌒ ト| i .川/ /／ ／/! .／:i:i:
彳 〃::::::∨ ./:∧ 廴:::∨ /::/ /〜 ､＿亡⌒ ./ / .／≠／i:i:i:i:i:i:
フ ○ ○,ｲ::::::::::/ .ム ¨ .∧/_/: /_/＝ x≪＿ 三=--
⌒}} __ 〃:::::::__/ _.ｨ .∧ ＼＼:::＼ ヽムﾆ=-- ｰ-==ﾆ≠―
,ﾘ x彳⌒ﾏ{／￣. ┌=ﾆ:::/ ./:::: ＼ ＼＼二ﾆ=一 -=三二￣￣
〃 〃＿＿／ . ィ /＿__.ﾑ'´-------=彡 i. ＼、-=ﾆ＿￣￣￣
'x彳i:i:i:i:i:i:iム= '´i/ _/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＿ﾆ彡'´ :i:| ≫''´
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/≪i:i:i:i:i〈〉〈〉/7i:i:i:i:i-=ﾆ三=--.ィ ／ ｲ川 ≫''´
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- 630 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:23:09 ID:tgDGYecA0
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...:::::: ヽ_ .l::∧ : ..:|':::ﾉ ./
∨ ト､ .∨ ﾄ::: ｌ|:¨! /:.、
人_ ∨ .＿＼ｰミ-}乂ｌ┴┴ ._ .／..:
∨ ::::::ｰｘ-- ≧ ト _〈乂 '⌒ヽ ＞ｘ‐ ､ /
、 ∨ ＞―ｘ.‐r .i' 、 、 .＼ ∧ .／ ／
＼ .／∨ ／-= / .〈ｉ ｨ从 .从ﾄ､ﾄ､〈ヽ〉 ＼_ ／＼
｀ 、 / .／:∨ ￣￣才〈,ィ/ 从| 乂| .刈ﾊ＼rﾍ、 _.／ .､
｀ 、 ./ ::.∨ .／__ /ｌ .T'ｰ-.､ ,ｨ' ¨¨¨ﾘﾉ| .ｌ| ミ〉、⌒/ ∨
｀ｰ ､ .:/ .＼.￣〈ｲ |.ﾊ〈ヽ::-:､ ＿＿|/ .ﾄ|¨` .:/ :_／
｀く ;;;;;; ∨ ./イ从i､ﾄiィﾆT 'ゝ-'¨7.从.〉::: ;／ ヽ _.／ヾ
｀ ､;;;;;: ／¨〈 : |.!ｌ从ﾊ｀ };} i ::: 〈ｲ〈乂;;;;;／;;;; ／;;;.
;;;｀ヽ;;/;;'' ｌ〉 |.|/ ｉ} ∧}ｉ} ′ ;;. /{ ¨7;;/_,,;;;;;;;;／ ;;
:::::::. ,,;;:::::::: l/＼__:/ :l/ ∨ﾉ }ヽ;; }' ｀ｉ .,.ｲ;'lﾘ ハr‐ｘ＿ノ〉;;;;; ; イ
｀ 、 .:'' .;' :iﾍｉ＼. _,rｲ/ .人 .＞.-イ ./ .i:::/ ./.:::::::/¨ｽ _; .〉＿
¨ﾞﾞ ､＿_ ::::: :/ '''''_ｚ―‐r'::::| ∨} .＼__ ／ .|/ ./.:::::::/ ./.ｲ〈__;::‐〈／
＿ ｀¨¨ﾞ ､_:: ;ｉ 〈¨¨::::〉 ∨∧ ∨-; ／|i /.＼ .ｌ|／.:::::; ' ,:' //.::{_ i:::
￣￣｀¨ ､＿_三≧ｘ＿)〉､:::..＼.∨::.＼〉:i ./ ｀i示'.／i＼.||::::::／ ./::// 人:: ;;;;;;;:〉
｀¨¨i l: `ﾍ:::ヽ::}i∧.＼::::::: |/} ﾉ::::| ./::::::::::::／ .／..:/i′〈::＿三 }≠ 当時は、私も血気盛んな年頃だった事もあって、
:| | ;;;;:}ﾍ::＼〉:＼ ＼:::ｌ:::∨.:::::| i/.:::::／ .／〉::::/.:{、 ;;;;; :〈;;; 我に返った時には、あきらかにやり過ぎなまでに。
:〉_:＞'rﾍ:::ヽ::∧:＼＞ｘ.丶|:::::::/´:- ' _..イ:::/.:::/／〈,,,;;;;;;;; :〉 もう徹底的に痛めつけてしまった。
_;;; − ￣{ ;; 〉:::.ヽ::＼';::::/ /.:::＞､｀ ´,ィ:::::::::::〉 ＼://＜:::{;;;;;;;;; ／
r≠'¨¨ ;;;∧、;;;;;}::::::::::::＞:∨./.::::::::::::::|O.|:::::::::::::::7 ト､Y ｀ ＜_ 〈 その後すぐ卒業だった所為で、そのまま喧嘩別れ。
_;; ≠'´ ,,,;;;;;;;;; : ＼/.::::::／.::::::/} l::::;ｨ:::::::::::〉..ｊ:::::::::／:| ;'::::i;|、 / /＼ 今思えば、あの頃の私は心底未熟であった。
∨ ＿;;;＜ ;;;;;;; _／ ''';/..::／:＜::::/ l}ノ´_ ｀７::::〉〈:::::イ:::::::ｌ ｉ:::::l:|:::＞...、./ /＼
. ∨＿.／;;;;ｨ≠＜〉' ´ ._;;／..:＞―::::::¨ﾌ'::l /ー ┴'‐⌒ー.く::::::ｌ| |:::::|:|ﾆ二ミ:〈 /＼
ﾉ::／:/.::::::::::／／ i ｀＜_〉::::∧l:::::|:|;:::￣｀ヽ〉〈
}:/ ::::i:::::::::::::〉/ 〈.人 ､｀ｰ=〈::__::::人::从:::::::::::::..＼＼
.〈:l:::::::::::::＿:::Уrﾍ_¨/人＞..､_ ヽxノ:::::／ ￣｀ｰ＼:::::::::::::..＼_
):::::::::::::::::::三ﾆ=-.'__, ィ::::::::::::l｀iく:::::::;:＼＿＿＿,.｀＼__:::::::ﾉ.}＞--ｘ'７
.￣￣／::::::｀:ー‐':::::::::::::::::::::〈.〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:∧'´ .〈
.／＿￣｀.＜::::::::::::::::::::::::::/∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..＼〉＿__(￣ ヽ.〉＿_
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- 631 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:23:41 ID:tgDGYecA0
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__ / / ヽ !＼ﾄ､ |ヽ!ヽﾄ､ ', l ヽ ＼ ＼_
,ィノ ィ .l ﾄ( ヽ _,.斗', l ヽー- ＜
/ /|/ヽ=ﾐL,_ /''´ |ﾊ } ＼::::::/
／ ﾄ､｀ﾞﾞ' ′,,x==ミ,| .ﾊ!ヽrミヽ:;′
´7/ l ﾄ､_,x=ミ 〃i}:::;j}ｨ// / |_/:::::
′ / !:.､ 〃 i}::;}` ｀¨ /ｲ ./l .ノ:::／ 「研修初日、席順が隣り合わせになった時は、心底肝を冷やしたが………
.i /|i |:::::ト..,ﾄ､｀¨ } / .,' /ﾊ/!:::く｀ まるで何もなかったかの様に、気軽に挨拶してくるとは。
.|/ |i ﾘ::::::!::::ﾍﾍ ヽ /.// | ﾄ､ヽ! . （フフッ）しばらく見ない間に、随分と小憎らしい男になったものだ」
|i |:::::ハ::| ヽ _,. --ｧ ,'/ ′ v=ﾍ 乂
!::;′ ';| ＼ ｀ー´ /／ ／ ヽ_｀
.|:;′ ＼ ／ ／ //ﾊ
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-‐ ￣￣ ´
／ ／ / , |
' ／ 〃 / / / | i
/／ / / / ｲ }- i
／ ／ / i | | / / .／. / / ､}
／ ｲ ′ l |ィ7 ./ ／/ / ,′ / }
〃/ / / l ／｜_/／ / ／ / ./ /
/ / ′ | ｌ | |ｌ | ﾆﾐ､ ′ ／ ﾑｲ / 〃
l ｉ| | | ｌ |ﾍ{_ ヾ/ .／ ムイ} /,′
7 ｜!:∨i / ＞'´ _,z==ミ_ ﾑｲ/
./ ／ .∧∨', !／/／/,. 7´ ´ ￣｀ヾzトz- ,′
/ 〃/ / i.|i ,i /´ / Ⅵト /
, ｲ ／../ / |!| ﾍ { / 「うん。まだ幼き日、アヤツにプロポーズしたのは、
{ / ／,イ ∧ ／/／/／/ハ 我ながら慧眼であった様だな」
|}' ／ / / ∧ r- _ ムｲ
Ｘ ./ / / ∧ ! ＿.T ／ _,.
)/ /! ' i .|,∧ { ／ i ／--y≦ /
/ /｜｜ , 仆.｜/:ﾍ V ノ _/ /!
. , ,' ! i / .j.| .! ﾍ ￣ _,. -‐ // ./ , / |
. | ! | i / |.| | / / `ーt---==ニ二 // ./ / /| .|
. ﾚ ! |{ |.| | .' / ,ハ // ./ / .／ .| .|
| |i .|.| Ⅵ ｛ _/// }. // !7 /∠ .| j
| !| }ﾙﾊ i}_／〃＝=､i /´ }'| / ￣二ﾆ＝-
- 632 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:25:25 ID:tgDGYecA0
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.:.:|.:.:/ ｙ ミ㍉ ㌫㍊㌧ ｙ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./㌦㍊㌍㌻㍗㌧彡 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::.
.:.:|/ ㌔㌍㌻:::::::::::::㍉㌦ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ㌢::::::::::::::::::㍉㍑㌻ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:| ㍉㍊ ⌒:::::::::::㌫㌧ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/㌣ ⌒:::::::::::::::|| ㌻ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.＼ ㌃㌫ 、丿:::::::::|| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ 、丿::::::::::::ﾉ ㌣ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.＼ ㌦ ﾍ::::::::::::○ﾉ |.:.:.:.:.:.:／ ﾍ::::::::::::○ /.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. （あの時は、まだ長康が幼過ぎたが故に
.:.:＼.:.:.:.:＼ ≡冫ー彡≡ / /.:.:.:.:／ / / / / ミー彡≡ ／.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 不首尾に終わったが、今ならば、ひょっとして。
.:.:.:.ﾍ＼.:.:.:.:＼/ / / / / / / /.:.:／/ / / / / / / / / / / ／.:.:.:／/.:.:.:.:..:.:.:.:λ.:.:.: お互い、既に適齢期を迎えている身。
.:.:.:.:ﾍ/ ＼＿ ＼ / / / / / /／ / / / / / / / / / / ∠.:.:.:／ /.:.:.:.:.:.:.:.:./;:;:;:):.: 或いは、別の答えを貰えるかも………）
.:.:.:.:.:人/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /／ /.:.:.:.:.:..:.:.:./;:;:;:/.:.:.
.:.:.:.:.|;:;:;:＼ /.:.:.:.:.:.::／:/;:;:;:/;:;:;:;
.:.:.:.:.:|;:;:;:;:;:;＼ /.:.:.:.:.:.／:.:.:/＼/＿＿
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′ ::/ |:.:.:|:|:.:|ｌ:.:.:|厶ミ､l|:.:.:/ 厶=≪仏:.:.:.: ｌ│
{ |:| |:.:.:|:|l:.lﾍ:.:圦ﾍﾋ〕|／〃 ヒﾝ刈:.:.:.:.|:|ﾉﾄｌ｜
|:| |:.:.:|从ｌいトﾐ ´ /ｌ /.:／.:ｊ|:| | ﾚｌ | （って、何を考えいるんだ、私は！
ｌ| ∧:.:|::::::/::::::ｌﾍ ｀ ７/.:.:.:ﾘ:| | | ｌ│ もうすぐ人界が混乱期。仕事が最も立て込む時期に。
! ∧:ｌ／ /:::::|:|:ｌ＼ て) イ/.:.://::||:| | ｌ│ ましてや、頼みの綱の魔星達があんな事になってしまったという
厶ﾍ∨/ :: /|:|:|::._ ＞- ´ /.:.:/∧::||: | | l│ この苦しい状況下で、何を浮ついた事を！）
乂ｌ::://ｌ:| /∧ | r‐ ,'.:.:// ﾘ‐| | l│
/::/.:〈＼/::/ ∨ノ∧i:.://／／ ､_|_| l│
イ:://.::.:＼∨. ﾍ仁〔:::: |/＜:::::|_／::| |_| l│
- 633 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:25:56 ID:tgDGYecA0
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ヽ _ -‐ ￣ ―-
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／／ ／ ｌ l| /| ｌ| ﾘイ |/|:l/! ＼ ｀、
/ | ｌ|_/ | /ｌ| // ﾉ' j/｜| ＼ヽ ヽ l
/ ／/ ｜ |ｌ |｀|/ |ｌ // ≫云气廴|！ い | |
| | | ｌ| ≧ | ｌ/ 〃ト-い 刈ﾘ ｜|ｌ｜| | 「ん？ アレは」
| ｜ ｌ |ｌｱｲ下|/' ゝ＝' // |ニヽ l |
｜ |::ｌ| '、ｌﾍ ﾋｿ, l ／/ |＞┴＜￣
｜ |:|｜ |::＼､ ヽ / ／ /_ ニニ、＼
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＿人 |:|｜ |::: ∧ ｰ_､ /:::/ / ／／ ＞
――ヽl:|∧ |::::l:::::＼ /／ ／ ／／ ／ ／
ｰ――｀|イﾍｌ:::|::::::::| ＼ . イ＞―− _／_／ ／:::
ー―‐| |::| |::::|:::::::ｌ| ＿＞-＜ ／￣￣￣＿／/ /:::::::::
､＿_ﾄ､_........ _
ｰ=ｘ‐` ＼
冫 ';
/.::,イ.、＼ 、 `≠‐
〈／}:ｌⅥヽ〈/ 从l从)｀乂〉
/ｲi从ﾉ从/.:::::::::／
Ⅳl.ﾍ、从ﾄAﾊ入
|! f'´__................∧__
__ｘ≦ｚ＿ .ﾉ. ≧ｘ__ 「長康ではないか。
./、 ミ=- ／ -=ミ ,.ﾞｉ. まさか、こんな街中で偶然見かけるとはな」by九天玄女
/ .ハ ＼ .／ ／ ハ. ﾞｉ
,’ ∧ ヽ ／ ／ ∧ ‘,
ノ ／ . ＼ !､
./ ／／-=ﾆ二 ／ ﾆ=-＼＼ ﾞｉ.
,.‘ .,.‘.V:＼ ., ′ ’.,. ’、
, ′ .〃 ｜ ／ / ﾞッ. ′ ,
i /ｊ′ | / .;' ィ ′ｊﾞｉ i
.'; 〈 .从.／ l 〈三 〉 ;'.
∨ .∧ .メ、 ./ .'; ,.メ. ∧. ∨
- 634 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:26:28 ID:tgDGYecA0
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.:.:|.:.:/ ｙ ミ㍉ ㌫㍊㌧ ｙ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./㌦㍊㌍㌻㍗㌧彡 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::.
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.:.:.:.:.:.＼ ㌦ ﾍ::::::::::::○ﾉ |.:.:.:.:.:.:／ ﾍ::::::::::::○ /.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. （これはアレか。チャンスというヤツか？
.:.:＼.:.:.:.:＼ ≡冫ー彡≡ / /.:.:.:.:／ / / / / ミー彡≡ ／.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: こんな少女向連環画（少女マンガ）の様な事が、
.:.:.:.ﾍ＼.:.:.:.:＼/ / / / / / / /.:.:／/ / / / / / / / / / / ／.:.:.:／/.:.:.:.:..:.:.:.:λ.:.:.: よもや我が身に起ころうとは………）
.:.:.:.:ﾍ/ ＼＿ ＼ / / / / / /／ / / / / / / / / / / ∠.:.:.:／ /.:.:.:.:.:.:.:.:./;:;:;:):.:
.:.:.:.:.:人/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /／ /.:.:.:.:.:..:.:.:./;:;:;:/.:.:.
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/// 〃｜l 八{ ﾍl |l / / ノノ / ｉl
// ′/ l /| | ｌ | ＿彡ｊ| / ミ＝彡 / il ｌ|
' ｜ｌ ||/| | | | ￣ l //,ｨ il ｌ|
ｌ| ｜| |ｌ/ ｌ| |ｌ| //.:/ // ﾘ
|| ｜|／ﾘ 八 |ﾍ ー――' /ｲ::/ / ,′ /! （乗るしかない、このビックウエーブに！）
ｌ| ﾍ{ イ / / ヽ ヽ /::/.:/.:/ / !
ヽ /::/ / /::/.::.＼ イ::/.::/.:/ /il |
/::/.:〈＼/::/.::.::.:::.个ー_＿_〃/.::/.::/.::.::/ :il |
イ:://.::.:＼∨.::.::.::.::._| rくヽ / ,'.::./／ .::./＿il_|___
／.::.∠二二ニﾆ＼r=ﾐ /ﾍV.::.| | O ｌ:::;'´.::.:／ ／＿＿ ＞､
／:.::.::.::.::.{｛::.::.:∠二二＼0|l＞ 一┴＜l::|―'´ ／／.::.:::/￣ __|
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／ -――- |:l＼／／.::.::.:::/ ／<>|
.::. //::.::.::.:／〈 ' イ 「￣｀ l:|＼∨∧::.::.:〈 トuく>|
::.:://イ.:: / / ＼ /／ | | |ｌ ヽ〈 :..＼::..＼| ｎ｜|
- 635 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:27:01 ID:tgDGYecA0
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./、 ミ=- ／ -=ミ ,.ﾞｉ.
/ .ハ ＼ .／ ／ ハ. ﾞｉ ,r'⌒＞―- ,
,’ ∧ ヽ ／ ／ ∧ ‘, ､ぇミ￣i1 ,r':.:.,..:.:.:.:.:.:.＼
ノ ／ . ＼ !､ 心 _l |. ハ.:.iハﾞｉ:.i八i:.ﾞｉ:.ﾞｉ
./ ／／-=ﾆ二 ／ ﾆ=-＼＼ ﾞｉ. ｶﾂ、ｶﾂ！ ,' ,r' l | i:.l'ー 'ーｲ:.:.l:.:.i
,.‘ .,.‘.V:＼ ., ′ ’.,. ’、 「お〜い。長康………」 i { っ‐r !:ﾊ '-｀ 人∧:|
, ′ .〃 ｜ ／ / ﾞッ. ′ , ｿ (,／_ ﾞｉ ﾘ.:.≧r＜i∨:.:.:.|
i /ｊ′ | / .;' ィ ′ｊﾞｉ i 'ミ_／ ７ ﾞｉ ／／ ｀ ｰﾞｉi＼.:.|
.'; 〈 .从.／ l 〈三 〉 ;'. ﾞｉ Y ,r'i ,r' ､ｲ ﾞｉj
∨ .∧ .メ、 ./ .'; ,.メ. ∧. ∨ ﾞｉ__.ノ ソ ／ i ﾄ ﾞｉ
./;ﾞ,,、
/＼ ノ:;:;:;:;:;ヽ
／:;:;:;:;ゝ'⌒{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ヽ､
./:;:;:;:;＞ ´ ￣ 二 ` ＜:;:;:;｀>
/＞ ´: : : : : : : : : : : ヽ: : : ﾍ {
／: : : : : : : : ﾊ∧: : : : ヽ: : : : ヽ
/: : : : : : : : : : .|´｀ﾍ .!v 、: .}: : : : : ヽ、
./ ﾊ: : ./: : ,': :ﾊ.:| } ! ｝ ） .| |: : : : ::∧＼
{ /{: /.|: :l: :|i: :| ! ﾚ‐什卞/!: : : : : }: :}. ＼
! i !: ﾊ{ （ﾍ!≠ﾆ ィ≡ミ､（: : : : ／ : : ! ＼
ﾚ/!: !: :ヽゝィ＝ミ {っ }ｽ》: : （ (: : : !ゝ´｀ ´ﾞ
.ノ::,ﾍ {: : : 《 弋 ｝ . ゞ ﾟ'｀/: : : ゝ : : |
,≧二＜ ﾍ: : ヽ: :）/////l//////（: : : : : : : :卜、 「あっ、太白様♥」
／ / ./＼: : : ∧. r ﾌ ∧: : : } : : |: : ',
./ ／: : ﾊ ): （.从＼. ｀ﾞ´ ／.}丿）: .!ﾍ 八: : }
ﾊ /: : ／.ﾉ .（: : (从ﾉ,= ＞ イ ／;,∧:ソﾉ ﾉ丿
.{ （ , ´: ノ ｀) :)ッ//,´ l / （:(´:::::::::メ、 ´
ﾞﾂ ｀)γr‐（:(.:::::ﾍゝ‐-- ー.∧∨:::::::::::::＞ ､
／ ,. 彳.}ゝﾍ ｀::::∧ ／::::.).）::／／ }
（ ! ﾍ｀ﾐ､、:.∧ ／:::::::::ｿ／／ ∧
| ∧.ﾞミ三∨三二彡"/ /ﾉ ＞ー ゝ
【趙将軍の娘、趙翠艶】
- 636 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:27:33 ID:tgDGYecA0
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＼_ ... ―……―- ..._ ｜
_ .... ―＜:::::::::::::::::＞､:::＼::＼ ､＼
／: :::::: -‐／::::::::::::／:::/::.}::::∧:::::ヽ＼
//:::: ／::::/::::／::::/.{::::::.{:::/:::/ }イ::: ::ヽ:::::＼
//:::::: ::::: /:::〃:::::/::∧:::::|/:::/／ﾉﾉ::: ::::: ', :::::.│
//::::/:::|:::::| ｌ- ､//ｌ:::∧:::|:::/ /／ｌ:|: :::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::::::: :::::|::: //｀|/|:: ﾍ∨ ≫＝ミ弍|::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::| : |::/厶=ミ|:::/ヽl〃ｆうﾘ _少 ::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽ::/弐{ ｛り |:/ ＼ ￣ ／: ::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ::::::: 小^ト " |〈 ／::::::: ::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼:::l∧ /:::／:::|:| ::::::.│ 「なん……だと……」
|| |::::|:|:::::〉、:: :::|ｌ:∧ ヽ＝- /／/::::::|:|:::::::::::::::.│
l| ∧::|:ｌ／/::＼ :||:{::::ヽ / /::::::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::| :::|ﾍ:､::::::＼ イ:::::: / ::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::| ::|::._＞―L＞- ´ /::::: /:::/:::::}|:::::::::::│
|￣| |￣||￣| ｌ| |:::::| {:::＼ ￣￣￣/／}/ ￣￣`ト､::::::::::|
| | | || |人|:l＼ト--＜￣＼＿ 〃 /′ ／:::::|￣￣￣|
| | ￣ ￣ |l＼ ｀二二丶 ＼/ ' -―∠、:::::::| | ＿_
| ￣￣| ／l|⌒川￣￣＼〉ミメ、/ ￣`ー― ´ ／￣ |＿＿＿| / /
| |￣￣ 〃 l ＼＼ ＿ イ ￣＼┌―――′ / [][]厂|
|＿| ／｜ |＿＿＿＿／ 〔＿_ノ
／:::::〃:::::::::::::::|:::::::ｌ::|::| ＼|::ﾄヽ:::::ヽ:::::＼
.::::::::::ｌ:::::|::|::::::ｌ::|:::::::|:|:::| ／|::ｌﾊ:|::::::: ', :::::.│
. //::::/::::|:::::|::|::ｌ/|::|ｌ::::::|| ﾉ／ ｊ/| |ｌ :::::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::|:::::ト|､{ j::八::::ﾘｲ ≫ﾃ气ｾﾘ::::::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::|八|_≧|::＼ 〃 ヒン彡:::::::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽトｨ灯う|::/ /::::::::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ:::::::ヾﾐ ゝ |〈 /:::／:::〈 ::::::::::::.│
|| |::::|:|∧:::＼{＼ /／|::ｌ::::|:| ::::::.│ 「ば…バカな。
|| |::::|:|:::::〉、::::|ﾍ r―ﾍ |::|::::|:|:::::::::::::::.│ これではまるで、デートの待ち合わせシーンみたい………」
l| ∧::|:ｌ／/::＼|::::＼ ヽ ノ ／|::|::::|:|::::::::::::::::│
/:: ﾍい /ｌ:::::|::|::l::::/＞ 、 _ ｌ::|::::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::|∧∨::::::::::._〕T´ ／ ｌ:|::::|:| .>､.＿＿＿
ｌ| |:::::|::∧'､::::／ | /ﾍ、 ｌ|::::ｌ:|:／／／/::.::.::/＼
/::|| |:::::|/|:::＼::|｢＼ ∨ ＼Ｏl:::ｌ:|／／／/::.::.::/／＼
/::/l|／￣￣｀V::ﾘ／r=厶-<:::::: ヽﾍ:::l|::::::: /::.::.::/ ヽ
//´ / ＼┐├く_,//ｌﾛく | |／￣ ヽ|￣ /::.::.::∧ ＜_＞､
〃 / ＼_ ｀l ノ／〈〈ノハこﾉ‐＜￣￣`＜￣＼/::.::＼|｢∪T Ｖ|＼
/ / ､ ヽノ::／／｀7／ | ト､ ＼::.::.::.::.:＼ ヽ::.::.:: ||_Ｈ_|_ｈ」. |
- 637 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:28:05 ID:tgDGYecA0
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ト､__
＿＿＿__乂ヽ.｀¨乂￣_￣'⌒ヽﾆ=ｘ
｀ヽ ./￣ | Y :､ .＼_ .丶. ＿__
.ｘ≦.r‐ .厶{ ｌ/l |.| ﾊ|メ|メ:}ｌ :|. 〈⌒ ＜_
￣／ .从 ｉ l/|/. 从ﾄ| ｌ,.-从T¨::〉ｌ| _＞r''
.／ .厶:..´Ⅵ¨｀ヽ、 .〃 / ｌ|Ⅵ:|､|＼〉 ＼
.￣/:; : |ｉ /|人〉 _. ／＿__.ｌﾘ/.ﾘ .∧ :〈
/ｲ .:|ｲl .ｌ|_zｨ≠ﾐ 〃.ｉ:::::｝》} , :∧:.､
| /., :∧ｉ∧《｛:::ﾉ l ¨¨ ./.ｲ :lトﾐ＼〉
l／|;| ｌ|ｌﾄ.∧、 { 从 .从l|〉ﾉ:::≠ 「よう。待たせたな、翠艶」
|! |:| ||||'/ハｌ. ｀ / .／`};ﾘ／ ￣
Ⅵ|l'/人〉 ､_ ァ' 〈/./:¨7:::{
Ⅵi从| lム ／: ｌi:::ト〉
乂 :ハ:.､ .イ:::/ |ﾄ､〉
∨::¨¨:::::::::/ .从＿_
,rｘ=:从::::::::::::::/ :〉' ∧､_
.ノ く_ ヽ:::::::: _.＞＜ :〉ハ、
_,.ィｌ| ∧ .∧ .// ＞....
_.... ≦彡/l|| ﾒ､∧_/_∧ // ｀¨ ､_
r.r＜ l|| /ヽr=≠=ｘ∧ . // / ／
// l|| ／ヽ.:乂___乂/∧ ／ ／ 〃
__ / / ヽ !＼ﾄ､ |ヽ!ヽﾄ､ ', l ヽ ＼ ＼_
,ィノ ィ .l ﾄ( ヽ _,.斗', l ヽー- ＜
/ /|/ヽ=ﾐL,_ /''´ |ﾊ } ＼::::::/
／ ﾄ､｀ﾞﾞ' ′,,x==ミ,| .ﾊ!ヽrミヽ:;′
´7/ l ﾄ､_,x=ミ 〃i}:::;j}ｨ// / |_/:::::
′ / !:.､ 〃 i}::;}` ｀¨ /ｲ ./l .ノ:::／ 「しっかし珍しいな、お前の方が先に来てるだなんて。
.i /|i |:::::ト..,ﾄ､｀¨ } / .,' /ﾊ/!:::く｀ 父上の具合はもう良いのか？」
.|/ |i ﾘ::::::!::::ﾍﾍ ヽ /.// | ﾄ､ヽ! .
|i |:::::ハ::| ヽ _,. --ｧ ,'/ ′ v=ﾍ 乂
!::;′ ';| ＼ ｀ー´ /／ ／ ヽ_｀
.|:;′ ＼ ／ ／ //ﾊ
- 638 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:28:36 ID:tgDGYecA0
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==ミ ／.::::::::.｀ヽ
/.:::::::::::｀ヽ--ｖ'.:::::::::::::::::::::}}
《:::::::::::::::≧=≦::::::::::::::::::::::《
}}＞: ´: : : : : : : : : : 丶、::::{{
／. :/ . : : : : : : : : : ｀ヽ: : :ヽK、
,/. : :./. : : :/ハ : : : : } : ハ:ヽ: Ｖ:＼
／/. : : :' : : :_:l;' l :_:; :/ : : : :l : :Yﾍ:::::.＼
/ / / : : {／: : l l: /l/｀ヽ: : :.ｌ: : }: : ',::::::::.＼
. / ,: :{ : : :八 ,斗ミ ｊ/lｘ=ミハ: : l: :八: : ',=====
i{ !:八 {: {: : ｲ ｊ:::ﾘ ´ }:::;ﾘ≧: :l (: : ヽ: :ヽ
ヽ. 人: :ヽ:八 八::::::: , :::::::::: | : :八: ヽ: :}: : :} 「はい。最近は、持病のギックリ腰も大分イイみたで」
ヽ: } : :}: : ＼ T ﾌ .ｲ:.〃 : ): :}八: :ﾉ
ﾉ:ﾉ: :ﾉ ﾉ八介:_-ｒ≦ |: { :／⌒ヽ : :(
(: (: :( ;( ({ ｢｢:|:::::ﾄ､ ,. 川:(::::::::／ X :))
) `ヽi { { ﾄ ＼l::::::＞'.::::::::／／⌒Y
|＼ヽ{込､ }／ , -=彡 _＿ |
| ヽ＞(:::｀Y.::::::／ ／ }ﾉ
| !'::::::::X:::::.ﾏ´ / /, ===ﾐ
, /イ´ ヽ::::i / /.:::::::::::::::}!
/ 八 )У .ｲ:::::::::::::::::《
/ ヽ ／ /.:}〃.::::::::::::}}
{ `／ /.::::{＜::::::::::::ﾘ
ｰxｲ／ /./l l./|/|/ }Ⅵl|从} ﾒi|Ⅵ :l| .∧ ヽ入
.／ /..ｌ./r|T7}-...、 乂| :}/ }./}ｌ ∧ ､ _≧ｚ≠‐'
/／ ノｲ Ⅵ{ ／'´￣/Tメ./ミ〉 ＼ト､＞‐
./ 从 ﾄ〉 、 .;' /} ｀.i
' l::::Ⅵ:| ｨ芹ミﾐ ィ＿__ 〈;/从 ' ∧ヽ
./.::::∧.}ｌ ｀ ; 〃´￣ヾ〉 /.:ノ}/ ﾄ〉
/.:::::/:∧〉' / .／／ / .rﾄ､ﾒｌ 「そうか、そいつは良かった」
::::::/}::ﾊ ’〉 {: 〈／〉 _ ｉ| ハﾉ｀:
从/ ｌ|ﾉ 从 ／／ｨ|ﾊ |ｨ＞
ｌ/ ,,ｘ＜∧ }¨¨ ､ｨ :〈／ｲ7::::rく〉;;＞ｘ
/ .}´ 〈／.::::.. l:::::::::::::/ .ィ .ﾊ:ﾄ.{:／ .〈_,､／ゝ
ヾ:: ＼ :/:〉 ー‐ ´ ＜／ { | ´ｲ :::/／
- 639 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:29:08 ID:tgDGYecA0
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ト､__
＿＿＿__乂ヽ.｀¨乂￣_￣'⌒ヽﾆ=ｘ
｀ヽ ./￣ | Y :､ .＼_ .丶. ＿__
.ｘ≦.r‐ .厶{ ｌ/l |.| ﾊ|メ|メ:}ｌ :|. 〈⌒ ＜_
￣／ .从 ｉ l/|/. 从ﾄ| ｌ,.-从T¨::〉ｌ| _＞r''
.／ .厶:..´Ⅵ¨｀ヽ、 .〃 / ｌ|Ⅵ:|､|＼〉 ＼
.￣/:; : |ｉ /|人〉 _. ／＿__.ｌﾘ/.ﾘ .∧ :〈
/ｲ .:|ｲl .ｌ|_zｨ≠ﾐ 〃.ｉ:::::｝》} , :∧:.､
| /., :∧ｉ∧《｛:::ﾉ l ¨¨ ./.ｲ :lトﾐ＼〉 「コッチも、チョット前から、
l／|;| ｌ|ｌﾄ.∧、 { 从 .从l|〉ﾉ:::≠ 、 ナゼか太上老君の無茶振りがナリを潜めていてな。
|! |:| ||||'/ハｌ. ｀ / .／`};ﾘ／ ￣ お蔭で、半ば開店休業状態なんだわ」
Ⅵ|l'/人〉 ､_ ァ' 〈/./:¨7:::{
Ⅵi从| lム ／: ｌi:::ト〉
乂 :ハ:.､ .イ:::/ |ﾄ､〉
∨::¨¨:::::::::/ .从＿_
,rｘ=:从::::::::::::::/ :〉' ∧､_
.ノ く_ ヽ:::::::: _.＞＜ :〉ハ、
_,.ィｌ| ∧ .∧ .// ＞....
_.... ≦彡/l|| ﾒ､∧_/_∧ // ｀¨ ､_
r.r＜ l|| /ヽr=≠=ｘ∧ . // / ／
// l|| ／ヽ.:乂___乂/∧ ／ ／
==ミ ／.::::::::.｀ヽ
/.:::::::::::｀ヽ--ｖ'.:::::::::::::::::::::}}
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_､ ／. :/ . : : : : : : : : : ｀ヽ: : :ヽK、
ヽヽ、 .,/. : :./. : : :/ハ : : : : } : ハ:ヽ: Ｖ:＼
ヽ ヽ､ .／/. : : :' : : :_:l;' l :_:; :/ : : : :l : :Yﾍ:::::.＼
r'‐‐ﾍ / ! ./ / / : : {／: : l l: /l/｀ヽ: : :.ｌ: : }: : ',::::::::.＼
ﾚ-ヽ|`′|./ ,: :{ : : :八 ,斗ミ ｊ/lｘ=ミハ: : l: :八: : ',=====
（ ‐'､V. .i{ !:八 {: {: : ｲ ｊ:::ﾘ ´ }:::;ﾘ≧: :l (: : ヽ: :ヽ
ヽ ｀ヽ |.ヽ. 人: :ヽ:八 八::::::: , :::::::::: | : :八: ヽ: :}: : :}
ヽ | ／, - .ヽ: } : :}: : ＼ T ﾌ .ｲ:.〃 : ): :}八: :ﾉ 「わあ。それじゃ、今日はゆっくりできますね♥」
| |'´ / ﾉ:ﾉ: :ﾉ ﾉ八介:_-ｒ≦ |: { :／⌒ヽ : :(
.| | |/ (: (: :( ;( ({ ｢｢:|:::::ﾄ､ ,. 川:(::::::::／ X :))
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'､ ／ヽ ', i | ヽ､_,-'‐'´rrj||ﾄ､jj￣｀
ヽ、 ／ ヽ ', | | | / | `‐'ﾍヽ、
- 640 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:30:15 ID:tgDGYecA0
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..//l /:::/|｜ :| ＿ ｌ:|_ｌ|::/// //|::| || :.:.:.: ＼.＼ ﾒ'"/ / 「 | | ｜ （あの熟れたやりとりからして、もはや疑う余地は………
_ l /:::/ ｌ | .:| |:| |!::/7¬/ |::| ｌ|::/ / ＼ ＼ / , | | ｜ 少なくとも、今の私より親しい関係なのは間違い無い。
_｀'-､_ ::/l ∧|:::| |l| j/厶ニミぃ|:l |l' 〃 - ＼ ＼ /j ′ ﾄ. | どうして………なんで…こんな…こんな………
｀' -､,｀' -､ |:::|ｌ ｌ|ごア ,ﾆ、ヾ|:l /l| 鄱 | ｌ｜ .＼ .＼ | | l | こんな理不尽なことが私の身ばかりにっ………！）
| ｌ::/ ｀'ｧ､＼ ::|| l| 代 ｜ｌ ｌ |:/j "'¬＝" ./ ＼ .＼ ｌ |ﾉ | |
| ｌ| /| l＼ ＼. | ..ﾐ ゞ彡'´ 〈 / /イ ＼ ＼ |
｜l／ | l:| ＼.＼ |ﾍ /::/ : ＼ ＼:|
イ| ／l l | ｌ: ＼.＼ トﾍ /::/ / ::::` ＼ ＼
-‐l|::／/ｌ|∧ l:|/::::: ＼.＼. : ニ丶 /／ /::|｜|::l| ＼. ＼
／ / /::::::ヽ{:::::::// 人. ＼ . ／/´ /:::::|｜|:::| ::::::＼ ＼
／／ / /:::::::::::::＼//::::::: ＼ ＼- : ＞ . ´ / / / :::: |｜|::::l| | :::＼ ＼
／ / /::／￣厂｢ ＼::::: ´::: ＼ ＼ ﾉ ￣ _/ / ∧:::::::|｜|:l:::|l | :::`: ＼. ＼
- 641 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:30:48 ID:tgDGYecA0
-
／ , .: ´, ´／. :／ ／ .: : :／ :l : : :: :: : : : : : : ﾞｉ .
／.: :: : . , .:´ , ´／ . :/ ／ .: : :／ .:l : :::: : :: : : : : : : ﾞｉ
. :: : : :: . , .:´ , ´ .:/ : :/ // .: : :/ . : : : / .:l . : : :: : : : : : : : : : ﾞｉ .
: :: : : :: :／.: ／ .::/ : :/ // .: : :/ / /: : : : / .:ｌl . : :: :: : : : : : : : : : : ﾞｉ ′
:: :: :: :／.: ／ . .:/ : :/ // .: : :/ / /: : : : / . : ｌｌ∧:: : : |｀'ﾞｉ／ : ::::: : : :ﾞｉ! .
／ ´ , ' .:／/ . :,' ﾚ .: : :/ / /: ; ｲ / . : 〃 l: . : : : : :!| : : : : |ｌ: : : |:
/／ // ／// . :,' .:/| : : :/ /ﾚ' :/ l l . : :〃 ｌ: : : :l| : : : : |ｌ: : : |:ﾞｉ
〃 .:// ／ // ／ ,' .://| :_;/彳 | :/ l ｌ〈ヽ､_// ﾉ/| ::|: :| : : : : :| : : : |: :ﾞｉ
,′.: :// // ://／ ,' _, :-＜|´/ / |/ ｌ l: : : ://｀丶、〃 | :l: |: : : : ::: |: : : : l: : :ﾞｉ|
: :: :: . || // :/// : ﾚ′/ ,ﾚ'|/ / /| l: : :// 冫､ |/|: ' : : : : :::| : : : :| : : : ﾞｉ
:: :. |ﾚ/ :/// : : ｌ .:/∨､＿､＿ / / :| l: :// ＿,＿/ 〉／_lッ: : : ::| : : : :| ,: : : : :
:: :: |/| /// : : : :Ⅵ __／≦竺ヽ、 /.:/:| l://,彳竺≧＼__′ :ﾞ´: : : : .; : : :: | lﾞｉ: : : :
::: :: :: /| ⅥV : : :、: |ｲ:::ｲ´ '⌒》: :ﾄ l :/: :乂/ '⌒》: :|｀ヽ:::ト/∧ : : : : :,' : :: |´人: : :
.:: ::' ∨ﾊ|′ : : :八: | lⅥ ヽ、ﾆ ﾉﾉl/:ｲ 〈 ヽ、ﾆ 丿 Ⅳ/ :.: : : : : ;': : : : : |,r':ﾞｉ:ﾞｉ: : 「こ…こんなの嘘だあ〜〜〜っ！！」
.:: l Ⅵ| : : / ｏ ○ o ≧と二つ=-｀ｌ/│ と二つ≦ｏ ○o : : :／ ,': : : : :|ﾞｉ : :ﾞｉ:ﾞｉ:
::: l ／| : : 。ﾟ ∧: o ／／／／／│／／／／／ ﾟo ／: :,r' : : : : : :|ｌ ﾞｉ : :ﾞｉ:'
.:: : l／. : :| ／ //.:ｌ l 0 .ﾄ ／／／／／／／／／／／, 0 /: : :／l : : : : : : :' ｊ: :ﾞｉ: : :'
.: ::／. : :／:l／/ //| .:| ∨ ∧ ,-＝-､ ／ / /: :／ : :}: : : : : : ,' : ﾞｉ: :ﾞｉ.: :
:: :: ／.:::/ l / // :| .:| ∨/≧ ､ （ : : : : ） ／/.:/ /: :/: :| : :|: : :| : : ,': : : :ﾞｉ: :': :
.::/ .:/ / :八//l : :| .:|＿_／「 ｌ ＼丶、 ' イ /.:/ /: :/／: |: : l: : :| : :,':_: : : : ﾞｉ: : :
/ .:/ / .:/ // ﾚ' | .:| │,⊥ ､ ＼ ｀ - ´ / /.:/ /,:∠ _ V|: : |: : :l : ;'_ ＼ : : ﾞｉ: :
.:/ / .:/ //／ ｌ: :| .:|, ‐ ＜ 丿 ＼ / / /.:/ /（ ＞ ‐ 、 . :: : : :: .
〃/ .:/ //′ ｌ :|.:/ ／⌒く / / /.:/ / ＞'⌒ヽ ＼ : :: : : :: :
′ .:/ // l |.:| / /⌒ヽ、 ／l :l / '⌒ヽ ＼ 〉 : : :: : :
// // l:|.:l / / /⌒ヽ ﾚ'⌒ 、 ＼ /
- 642 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:31:21 ID:tgDGYecA0
-
/￣￣＼
⊥ ┴ ､
／ ＿ ＼
/￣￣ | ＼
「ちょっと、ちょっと！ / 。､ ＼ i
これはどういう事なの、太上老君？ |' , ≧ー||| |_厂⌒) i
話が全然ちがうじゃない。 弋 ヽ 七. !!! β| i
太白金星はフリーじゃなかったの？」 ﾉ ﾚ/ /
ヽ |＼/
｀￣ ｦ /| | |
に /八_,ﾉ |
λ＿ イ/. |
, : ´ ｀ 、
, ' ﾟ , ┌────┐
,′ ﾟ, │ お終い │
__ .! -- ､ ､ - i _ └────┘
,' ﾟ | Y⌒ヽﾍ ヽ- ' ／x=ミ ﾚ' ヽ
| ﾊ｜i/⌒ヽ', , ',. --､i} i,ﾊ } 「すまぬ、すまぬ、ブッダよ。
ｌ ,.r=＝＝ｭ､{__j／=＝ミ-'/:.. , まさか、文昌帝君（ぶんしょうていくん）の職に就けるほど文武両道で、
: ´ﾍ ｛:ﾍ:::,' ::}＝:{:,' ;:::j:ｲi /iト . その激務の合間を縫って、病の床にある父親の面倒を献身的に行い、
＼ i_｀ ＝彡:| ｀ ＝＝' j-'／ 〕iﾄ､ しかも、出張ばかりの太白の帰りをジッと待っていてくれるなんて女性が居るとは。
/ { ト:|｀ --'-､ , ----' ミ´ } ! ｀ー┐ てっきりアヤツの妄想かギャルゲか何かの話かと。
{ '／ ｀′ ヽ' } ,: }┐ まさか実在の人物じゃったとは………この太上老君、一生の不覚じゃ！」
〃 ,. 今x ﾐ / {
〃 ,. 今x ﾐ / {
{! _,.r ´ー─一｀ヽ ﾐ , / ※今回の事を仕組み、見事に自爆させてしまった人（？）。
| 〃 ! ⌒ /! ヽ i / '
', ', lﾟ､. /｜ ヾ / i,'
ヽ＼ | ヾ、 , ' ! ./ {
【太白金星の上司、太上老君】
- 643 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/22(金) 20:32:01 ID:tgDGYecA0
-
以上で投下を終了します。
>>613様と>>617様から頂いたレスから思いついたネタを元に作成。
今回も完成と同時に投下させて頂きました。
本編を書かずに、私は何をやってるんでしょうね。
なんかもう自分で自分の首を絞めている気分です。
というワケで、次回の投下日は、全くの未定です。来週は、生存報告も多分無理です。
今度こそ……今度こそ、本編の制作にかからなくては。
それでは、ご観覧ありがとうございました。
- 644 ：名無しのやる夫だお：2013/02/22(金) 20:46:18 ID:IV2Ep7ds0
- ・・・うん、もがなちゃんは良い伴侶を見つけられてよかったなあ
- 645 ：名無しのやる夫だお：2013/02/22(金) 21:28:45 ID:k7WMOv.I0
- 乙！まったりゆったりでも待つさ！！
九天玄女の宿命が人によって捻じ曲がった、これも因果（南無
それはそうと太白金星と趙翠艶、お幸せに〜（原作を考えるとこのカップル成立にほっこりする）
- 646 ：名無しのやる夫だお：2013/02/23(土) 01:18:00 ID:OKP70G9I0
- 神様たちが人間くさすぎるｗ
- 647 ：名無しのやる夫だお：2013/02/23(土) 01:24:16 ID:vs3XTmMU0
- 仙人って仏と違って悟ってるわけでもないし、神様みたいに権能に縛られている
わけじゃないからねえ。
久米仙人の逸話みたいに、女の脚に見とれて神通力なくなって、空飛んでる最中に
落っこちる奴もいるし。
- 648 ：名無しのやる夫だお：2013/02/23(土) 04:24:18 ID:4jsH.3X20
- 乙
男がそんな別れ方して普通に接してきた時点で九天玄女に気がないのは明らかｗ
- 649 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/23(土) 09:38:57 ID:PkW0yxiI0
- どうも、不評だった神仙側のフォローに成功したようで、ホっと胸を撫で下ろしているdeburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>644 はい。実際、特別な能力など何も持たない。
より正確には、数多のスキルに雁字搦めな拘束をされている状態ですが、
それでもなお、やる夫のスペックは何気に高いですからね。
実家をはじめとするコネの事も考えれば、実は一番の勝ち組なのかもしれません。
…………まあ、最後まで生き残れればの話ですけどね。
>>645 はい。キャリアウーマンが陥りやすい罠。『仕事にかまけて』というヤツです。
趙翠艶に関しては、総てにおいて完璧超人という、江迎ちゃんとは対極の立ち位置の仙人なのですが、
>>645様に頂いたレスのお蔭で、やはり彼女を選んで正解だったと、ホっとしております。
>>646 大丈夫です。これの元ネタとなったチキチキ美少女神仙伝の神様達は、もっと人間臭いですから。（震え声）
>>647 ですね。コチラの原作でも、仙界で光遁の術（筋斗雲）は使ってはいけない事になっているのですが、
運転中の携帯電話並に、まるで守られていませんからねえ。
作品の方向性の所為かも知れませんが、実力がトップに近づけば近づくほど厄介な性格ですし。
>>648 実は、原作では『昔付き合ってはいたが円満に別れた』という事になってるんです。
もっとも、その後の両者の描写を見る限り、あまり信用できませんけど。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 650 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 13:59:35 ID:FQO70/w20
-
ボツネタ供養＆悪あがき小ネタ
.
.
- 651 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:00:11 ID:FQO70/w20
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 「どうも、作者代理の入速出やる夫ですお」
＼ ｀ ⌒´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 「同じく、相方の美筆やらなない夫だろ」
| }
ヽ /
＿__ｲ.ヽヽ、___ ＿ノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＞ ヽ. ハ | |
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
＿＿＿_ | （__人__） │
／ ＼ | ｀⌒ ´ | 「今回は、身の程知らずの連投が祟って、
／ ─ ─ ＼ | | ついに小ネタすら書けなかった作者に代わって、没ネタを晒すお」byやる夫
／ （●） （●） ＼ ヽ /
.| （__人__） | ヽ / 「前々回の最終話で削ったエピソードのウチ、
＼ ｀⌒´ ／ 〉-r:::┬〈、 比較的まともだったんでつい残していたヤツの再利用だろ。
.／＼ ／ヽ ／Λ 〉.:〈 7//＼ タイトル通り、悪あがきの極みだろ。常識的に考えて」やらない夫。
/:::::::::::i::ヽ`介´/::::i::::::::::ヽ ／////V::::::V/////＼
{::::r:::::::ｌ::::ヽ| | i::::::7;;;;;;:ｌ::::} ///////∧::://///////}
}::::|::::::::::＼;;;i,,/:／:::::::::i:::::{ ////////∨/////////{
- 652 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:00:43 ID:FQO70/w20
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..⌒ヽ ' ⌒ヽ ／.|:::::::::::|
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二二二二二二ヽ ／/ ＼＼...二二二二i. |:::::::::::|
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| .＼ ....＼|:::::::::::| ＼
＿＿＿＿/|＿＿＿＿ .| .＼ ￣￣
／
| 懺悔します……あきらかに手抜きですお。
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿_
／ u ＼
／ ＼ ／＼
／ し （＞） （＜）＼
| ∪ （__人__） J | 「でも、毎週投下のペースを守るには、コレしか方法が無かったんだお」
＼ u ｀⌒´ ／
ノ ＼
／´ ヽ
| ｌ
＿＿＿_
／ u ＼
／ ＼ ─＼ ﾁﾗｯ！
／ し （＞） （●）＼ .
| ∪ （__人__） J | 「いわゆるメタネタって事で、どうか多目に見て欲しいんだお」
＼ u ｀⌒´ ／
ノ ＼
／´ .
| ｌ .
- 653 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:01:16 ID:FQO70/w20
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＿＿＿_
／ ﾉ_ ヽ,,＼
／ ≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧
| | （__人__）|
| | |r┬| }
| :| | | | .}
＿＿＿＿＿. | ｀ﾆﾆ /＿＿＿＿
......／| . ヽ } |
.| | /（＼ ／） |
.| |＿＿＿＿＿/ （ヽ､＼ ノ ／）､__＿＿＿|
.|／_＿＿＿＿＿( ､_ゝ／ __ノ ﾍ＿＿__／
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| | i , .|
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| | .| .| .|
| | | i .ﾉ
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.＿＿＿＿| |i し |＿＿
|＼. | |し' | ＼
| ＼ .＼.|＿＿___| ＼
| ＼ .＼
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／::::::─三三─＼
／:::::::: （ ○）三（○）＼ .
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l ゜;／￣u￣;j＼｡´
:｡／ :j :::::＼:::／＼;ﾟ
／ u ｡<一>:::::<ー>。
|:j ° .:::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj 「と…というワケで第三十話の中程。
＼、 u ;゜.｀ ⌒´,;／゜ このスレの>>459と>>460の間に入るハズだったエピソードを投下させて頂きますお」
／ﾟ:j⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ ｡
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼゜
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;._
- 654 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:01:49 ID:FQO70/w20
-
>>459からの続き。
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::! 〉i ',i ノi､ヽ､', l ,rノｲ ハ!ﾉi /i| ヽ!:::::::::::::::::::
::: :: : ノ/ i ﾘ | ﾄ､ i､,,.､,,..ｰ,､=' ､,,､ノ '/ /i |' ',i ヽ ＼::: : :: 「あらら、やっぱりバレちゃったか」
:: : ,´ / / ,ﾉ _,.- ',"`, ', ｜ ｉ ,' / 7‐､'_i | ヽ ＼ゝ :
i ./ ,' <＼ヽ ', ', ', | .i ,' ,' / / ／> i ヽ ｀i
ﾉ ノレ‐-/＼＼ ', ', | i . // ／／..!､ ', i j
.／ノ イ /:::::::〈 i ﾉ＼ヽ ',.'xﾋ六ﾅﾒ/､／／i:::::::::::ヽリ | ,ｨ'ヽ
＿, -―' ￣゛ ー 、
／´ ＞、 ＼
|｀ヾ、 ／／ヽヽ ヽ、
,へi に＞＜< | .| ＼ i
| i_／｀ フへヽ-‐'.ｊ ヽ ﾊ
｀ヽ、 ／ーｚ-i｀ー'下---、 |＿_ / i ＿
i´ .ヽｸ / 弋__ ／ヽ、!ヽ＿___,,ｧ'´::::::!てゝ,(ｸｺ_／／
ｊ ｉ、 乂 ./ ヾ├-Lｿ_ __ ｀ヽ:::::::| /::::::)ﾊ￣
/ / ! ア>弋! ﾚﾊ, .i ｊー' i ヽ__/:::::::∨:::::/ | ヽ
. / i. ﾉ. | |;;;;;;iヽ !-ｚｧ--ﾄ'、 /! |::::::.:::::::::::::/ ヾ,/
n 人＿,ｲ ヽ/! ー' ..:.::::::...ヾ;;;;;;ﾉ>／ i !ｧｭ、:::::／ ´
/ﾊ ./::::/_入冫 ﾉ）ﾄ.、_ 、＿___,｀フ/ /> | ハ￣::::/
. / | ／:::::::::::::::(/.i´入( /ヽ＞-ｭ'＜>/´ ＼ .( ヾ／ 「よっと」
＼上(::::::..:|＼:::::i ｀) ｀!ﾍ,/ ＼ _ｊ´ｒ' ) ) ／
＿ｒ―'こ./ヽ;::::ﾄ少::/. /! / ,ｲ / /|、＿／. / ヽ
｀￣ /ハ ゛ーｙ' /::| ｀ヽﾄ-" |__ﾚ'ー! !| （_ /
. ＼ | !、. |￣ヽ ii! ヽ / ハ、 人 i
ﾚ' ＼. | ｊ / ! ﾍ . ! !<く. (/
ｊ .ｊ ＼| ∨ | |/ ヾ
ﾚ' | | ｊ '
| ｎ'"i、__／
- 655 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:02:21 ID:FQO70/w20
-
ヽヽ .|| //
＼＼ || _ 〃
ヽヽ _||´ ｀ ヽ／≠---- ___
, ‐ヾ || ／／ ＼
/ ､ ゝ-､ ＝ ´ , - ヽ、
---ニニ＞´ / ./_´ .! ｉ
￣ /- ___ |｀ヽ-､ { / ｀ヽ / ヽ ヽ
＼ 7‐ ‐‐‐ | | ヽ´ヽ ｉ 7
__ ／ / / ／ / / | | ＼ ｌ ヽ
ヽ- __ / / / / _⊥┼-- / ヽ-､| __ ---ヽ
{ { {.‐┼´ / イ圷ｱ/ / ヽ´| 7 _／
! ! ｉ圷,ヽｉ ゞ-′ / |. ! {_--ヽ 「久しぶりね、玄海ちゃん」
ヽ ヽ.!ゞ､ ヽ / ／ ./! | .ヽ
ヽ ヾ､ - ￣ ,7 / | | ヽ
|}| ＞ イ/ / ! ! ＼
/ ﾘ / /ヽ｀´ニ / / } | ＼
／. r‐/ ,--L/:.:./ ／ ￣ ヽ} } ヽ、
/ /／／:.--ニ:.:/ / ヽ ｉ ＼ 備考：スキマ妖怪で、境界を操る程度の能力を持つ。
ｉ rニニ--:.´:.:.:.:／ ｉ ＼ / ヽ、 主に空間移動にしか使っていないが、
／/≠:.:.:.:.:.:.,- ／ {/ ∨| ＼ 応用次第で大抵の事は出来る黒幕設定な存在。
-- ´-/:.:.:.:.:.:.:._ -´/ ／ | / ! ヽ
. / ',:.:.:.:.:.:{ / ／/ ヽ ヽ｜
r }:.:.:.:.:.:.ｉ / / / ∨ ヽ
/ /r--:.:.:|/ ｉ / ! ／
ｉ ｉ:.:.:.:.:.:.:.:| |/ ヽ､ ＿＿＿/
} /≠:.:.:.:./ / ／ ゝ‐‐‐‐‐‐'
【幻想郷の管理人 八雲 紫】
＿__
／￣￣＞- - .
/ ／.:;:::::::､:::ヽ::::::.ヽ
{ /.::::/.:::::::::ﾊ:::::::::::::::;‘.
｀ /.:/::{:::::::::::::::lﾄ:::::!:::::::l:::'
'.:::::::∧:::::::::::::ハ:.ｌ::::::::!:::!
{ ::i::/__∨::::::/j_ム|:::::::|:::l
Ⅵ代必`ｰ'´_ｾﾘｱ::ｌ::::|:::|
!代 ¨´ . l::l::::i::::!
|::l:∧ ヽ j::l::::l::::: 「遙照殿も、お元気そうで何よりです」
|::l:: : ＼ ｀ ´ .ｲ ::l::::|:::::,
|::l!:: : |:::lヽ_イ !::::l::::|::ｌ:::,
|::|l:: : |: i≧＝≦|:_:l::::|::ｌ::::,
ﾉﾉ|:: 斗;j三三三li:::i＞､l::::::.
,.（( ヒ.／:;礜三三三l::i ｀ ､
/ ｀ /.:;礜三三三三|::| ，
′.＜:::;ｲ二三三二ニ|::i, i
／.:::::::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::ヽ | 備考：幻想郷と外の世界を隔てる『博麗大結界』の管理人。
,:':::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::{}::',＿＿＿!、 ”一応”人間だが、その役目上、妖怪すら圧倒する戦闘力を持つ。
,:'.::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::} == ＝ `ヽ
丶:::::::::::::::::::::::::〉:;::::::::::::::::::::::::::{}:;′ヾ ＼
＼:､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:礜ﾊ }
{ ｀:::弋_彡::::::::::::::｀:冖´{}:!ニ;'i ' i´
ヾ, ∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::|ニi | !/
} }{}:::::::::::::::::::::::::::::｛}:{三l i
【博麗神社の巫女 博麗霊華】
- 656 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:02:54 ID:FQO70/w20
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
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l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
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l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「これこれ。儂は柾木勝仁じゃと言うたハズじゃぞ」
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
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/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
,.....´￣ﾌ:::￣｀.丶
／::::/::::::/::::::ﾊ:::::::::::::＼
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./::::::::/::::::{::::::::::::::l:::::!::::l::::::::::ハ
l:::::::::{::::::::从:::::::::::}::::|:::::}:::::::::::::l
i::::{::::::ア下､:＼:::ﾊ::ｱﾅハ:::::::::八
ﾄ､:ヽ:::}､rc笊＼ﾄ{Ⅳc圷}|l::::::/::::{ 「いえ、此度は『勝仁殿』を訪ねてまいったのではありませぬ故、
八ﾊﾍ∧弋り 弋り 八厶:::::::＼ あえて『遙照殿』と呼ばせて頂きます」
l::/:ヽ:::从､:::::. ' .::::::ｲ}:::/::ア::::＼:＼
|ﾊ::{::::::::::::::ゝ､ ｀ ´_ イ/:::Y::ヽ:::｀丶:::ヽ:ﾊ
l::::ヾ从::::::::::＼} ￣ {_/::::::从::ﾊ::ヽ:::}::}|:乂
.＼::::,,:::,＼:::::::::ﾊ ,. ￣i::lヽ}ﾍ｀ﾍ:::}:ﾙﾄ廴_
. ／ l::i ＼:::::} y ￣j::l 八{ﾄ､}://
/ .」::l,,..-)ｲ/r ‐- /_;l,,_ X/
r─┴‐-､/__,,.. -──‐‐- .., _]"´￣￣}
r‐{}￣} -== / Y ﾍ== {￣'Y７
__ノ〃｀「 ﾍ. | / ￣} ヾ＼
／/__/ ﾄ､＿＿__人＿＿＿, /. .|＿}-'^ｰ┐
ノ j .l ト､
ｧ´ l j ＼
／ 「＿ コニヒ 二二___」 ＼
／ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
- 657 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:03:26 ID:FQO70/w20
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／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l lﾉ ',l l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「…………幻想郷を守る博麗大結界が破られたのですかな？」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
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/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
＼ ｉ￣ﾍ,, ＼ ／ ／ ヽ＼
/ ﾉ `ゝ､ヽ/‐-ﾏ´,,_-",,_ﾆ､_-ーー""￣ ＿〉 ,
〈 ﾑーー--‐二~{ _〈≠/二 _ 〉.＿─ ￣
/_ｪ‐--‐‐‐‐7i｀`‐`'ﾅ｀ ( ｀ヽ_/ー----ｭ
〈 〉_,,/" ／ i ´ 〉 ＼ / ゛ ､ ｹ
＞"〈 ／ ＼ _ _,.／ ,ィ /} ＼_／＼ 〉--､ｿ
-二 〉 _ｧ-‐ﾅ,, / ハ､ }{ ＼ﾉ /＼
ヽ ﾞ‐ﾆ/ ,-' /} ハ. ﾞ‐ﾅ‐}‐+､‐}‐‐--､ ｉ }. ＼/､_ __ゝ
｀´ﾍi { l ヽ __} ﾍ /､/ -‐--､ .ｉ } 〉_/
. i , } √∪ヽ､ } r´ {_]::::::::》 .ｉ､ } ｉ }
{ /ヽ. }ｨ ｉ,::::::,ﾞ ＼} ヽ ﾍ::::::,_/､ }. ゛ ｉ ｉ}
{ .ｉ. ｀､ }〉`､i::oﾉ ヾﾇ:::{ﾉ ヽ. } } ｉ }
ﾚ' ＼ ﾍ ｉ〃// ′ ///〃 { ＼} } .ｉ .} 「あ〜〜、やっぱわかちゃうか」
{ ＼} ヽ,, _＿＿ _ ι ,,イｌ / .ｉ }
{ ｀ ､ ヾ ｰ` ／´ _/, / ｉ }
ｉ , `‐ -r ´___, "::/ / ｉ､ }
. ｉ ﾊ,___,---〉:::"::";;;__-/ / `‐------t-､
ｉ ｉ/:::/ {￣{::::} ′ / / l. /:::/ l
ｉ }:::/ ｷ. {::::} / /／ 〈 /:::/￣ヽ､
. / ﾍ |::|,_ {::::} { / _, /:::/ ､
/{ヽｨｰ,ィ"〈 {:::ﾇ‐-､∠_,-´ / /:::/ ＼
/〈／ヽ‐`ﾅ､〉 {::〉 ＿〉__〉＿ ヽ {::::ｉ ＼
/ ｉ } ＿ ヽ￣`/ ヽ ￣ {::::| ＼
〈 { ｰ ´￣ ＼^､,,-‐￣ゝ､ 〈 {::::} /
〉}_／ ／ ＼ {::::} { /
/／ / ヽ ヽ::} ヽ /
- 658 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:03:59 ID:FQO70/w20
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／ / '::... `:.＼、 ,ﾊ';'ヽ、. .. .. ..: . .
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,､,､,､wﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj"WﾞﾘwﾘﾞW゛j;yﾉw''" ノ'ﾉ,'ﾊハ,ゝ ﾊ 彡ﾞ;:.'ﾊヾゞ';'ヽﾍ;;ﾊﾊﾞゝ;>.:,ﾊ';'ヽ、
从;: ｀:､ﾘﾞW゛jﾘw''､`'.､,:｀:,,‐'゛' ~ 彡;:'ﾍ;;ﾊﾊﾞ ノﾊヽ、,ﾂﾉﾉ;:'ﾊ;;:. ノﾊil;:ヽゝ ノﾊil;:ヽゝ
｀wﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj`'.､-='´ _,ywj从ﾘWv,ﾊヾゞ;;:. ゞﾉｖﾉ;:,l'ﾚゝ,ﾊ';'ｼハﾉｼ;:,ﾍ, ノﾉ ノ'ﾉ,'ﾊハゝ
.wj从ﾘj`'.､ ,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从 W:;,',:从ｼハﾉｼ;:,';,ノﾉゝﾊハ,ゝﾍ,::..ﾍ.:;ilゞ ﾊ';'ヽ..::...,ﾍ、ﾊ.:;>
￣~＾￣＾￣￣~`＾ﾞ'､,゛jﾘw :;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,;｀彡ﾊﾉ;|ililヾｖフﾉ;:,'ﾊ';'ヽ;;ﾊﾊﾞゝﾊ';' ﾊ';'ヽﾊil;:ヽﾊ,ﾊ';'ヽ、
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｀ﾞ''､::wj,､,､,､从ﾘj":::",:.:.､;:...: ｀ヽ､ﾉﾊ ノハゝ;ﾉ,'ﾊハﾊｌ;:.'ilﾊil;: ノ'ﾉ,'ﾊハ,ゝ
~' ',; ''"' ､,,'.､゛jﾘwj从ﾘ､从:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、｀ﾉ;:'ﾍ;; ノﾉ;:'ﾍ;;ﾊﾊﾞゝ ハﾊｌ;:.'ilゞヾﾍﾞ .:;
~ ｀`'‐;.:".:;.:'"ﾞ:jﾘw",:.:.､;:...: ﾉﾊハ 彡ﾞ;:.'ﾊヾゞ;;:. ,ﾊ';'ヽ、 .:;>ﾍ:..::ﾊ::
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~' ' ｀`ﾘﾞ jﾘwj从jｒ、'＾ ｼハﾉｼ;:,';:, ノﾉハﾊｌ;:.'ilゞヾﾉｖﾉ;:,l'
~ 'ﾟ ; ~' ',;'' ｀ﾞ''、:w从jﾘ 彡ﾊﾊﾉ;;:, フﾉ;:,'ﾊﾉハﾊﾚ;;:ノﾉハﾊ
~' ',;'' ｀ﾞ'':::..wj 彡ヾ;:ﾉﾊﾊﾚ;:,.'ilヾ ノノﾊﾊノﾉ;:'ﾍ;;ﾊﾊ
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【幻想郷】
５００年程前、人間の勢力が増した事で、妖怪達との社会のバランスが崩れ出した事を憂いた妖怪の賢者・八雲紫によって、
人里離れた辺境の山奥を『幻と実体の境界』よって隔離する事で生まれた、一種の箱庭世界。
行き場を無くした多くの妖怪や神族の末裔、一部の人間などが暮らしている。
近代文明の発展と共に、非科学的な事象は『迷信』として世の中から排除されていった為、今ではほぼ完全に鎖国状態にある。
【博麗大結界】
外の世界と幻想郷の「常識」と「非常識」とを分け、外の世界の「常識」を幻想郷の「非常識」に、
外の世界の「非常識」を幻想郷の「常識」の側に置くというもの。
物理的なものではなく論理的な結界だが非常に強力で、幻想郷を外界から守る最終防衛ラインともいうべき存在。
- 659 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:04:31 ID:FQO70/w20
-
＿ ､ {ヽヽ|| / ／ ／ ＼
／ ヽ＞-L_ヽ.||/ ／∠´___ ／ ヽ､ ヽ ＼
ｉ } ／--､ / ∠＿＿ | ｀ヽ/ヽヽ ＼ヽ
∨ __ｉ {／ ヽ / { ／ ヽ ／ ＼ヽ ｉ
ゝ/ / ￣ ! !/ // /￣￣ヽヽ} /
/ / ｀ヽ‐‐ ヽ / | / |ヽ/‐‐ ￣/
} / / | 7 ﾚ ! ＼- ___/
ｉ/ ｉ ＿＿|＿ | ｉ ヽ ヽr--ゝ ｀ヽ
| { | ´! ∧ 丁 | | ｀￣ ヽ } /
! | | | ', /＿__,! ! .ﾚ-､ | | 〃／
. ', ! | |! ｉ 〃示手〃} .| /｀ヽ } | |- ′
ﾘヽ、 ! ｌヽ !. 弋_ノ | / | ｉ__ ノ ! | 「ええ、見事にやられたわ。
', | ＼|/ヾ､ 〃 ! /--´ | .| 実質的にはホンの数秒だったけど、
}j }ヽ / .! / / / ! ｜ その間に、ウチの子達の何人かが、能力をコピーされたみたいね。
| .| ヽ ==‐´ ,' //| ｉ / / ｜ | 抑止力の関係で、オリジナルに比べれば大した事ないモノだけど、
} .}＼_ イ //-| { / / | | | それでも、コッチの世界の基準で考えれば、かなりの高いハズよ」
/ | | |. { /:._∧ ', { ｉ | ∨
/. | | / | {≠ﾂ~ヽ､r--､| | ｉ
ｉ|::＼|｀ヽ,′ | | -- 7ゝヽ´:.:.｀ヽ-ヽ !
! !::::::|::::/ヽ､ | ! /r､ゝ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ｉ
/ |／:/ |:::::::::/ヽ/ / 7､ﾉ:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ヽ ヽ
／ / |::__ｉ__}::／::::::|/:､_/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.∧ ヽ
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l lﾉ ',l l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「ほほう」
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 660 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:05:03 ID:FQO70/w20
-
／ヽ／ヽ
.／ .／ |___ .| __
./ .∠=''¨ ,'ヾ､ ｀ヽ､
/／ .! ｀ヽ､
.r､-‐-ヾヽ,¨ '' -､ / ｀ヽ
ヽ､｀''‐-ゝ'.ヽ ｀ヽx___ ',
｀ヽ､_/ ＼ rー､.｀ヽ, ___ , ',
,.'.ｨ .,' .,l ｀ヽゝ''´.'., ¨´ --､l-‐‐‐‐==､
ι .| .! l＼ヽ', ', `--''´ ヽ/_＞-‐''''¨¨ヽ
!人 !r ''ヽ､ .ﾊ ', .ﾄ-‐''´
ﾊ/.',!`''t_! 〉 !. ', ', ,'
( ./ .! ', ! l
ヽ r_､./. ', ..! .ヽ ', l 「それにしても………」
ﾉ ｀ﾌ', ',ﾊ .', ! .l
／ .', ! !',ヽ ', .! ',
.,' .,ｲ 7'ﾚ .!''', ', l | ',
.ヽ,!.', .,':::::! .! ヽ! ! .l ヾ､.',
.', .,'::::::,' l ヽ', | .l . .',ヽ､
l .!:::::,' ,' .ヽ ,' i ',
ﾚll::/ ,' |/ .,' .l
＿ ／￣7ヽ
／::::/＼__,,,,....,,,,__|::::::::/|::::!
!:::::::| '"´＼ /:::／､|::::ﾄ 、／|
＿＿.＼:::＼_＿r'-‐ｧ'＜.＿/／ /::::/
＼::::::/「＞-‐'"´￣￣`ﾞｰ-､＞＜_／ヽ.
「´／ ＼/＼ |
く/ / / ヽ ヽ､,ﾄ､/
[_i i | __./| ／|_..二､| / ∨
', | /／ _ﾚ ´ '´|ﾉ r|ﾚ'| | 「仙界でも名高き九天玄女の目に止まるなんて、ウチの子達も出世したものね。
＼ |,ハ'´￣` ゝ‐'"! .| ! これはその内、英霊の座からもスカウトが来るんじゃないかしら？」
∨./ !" __,. ",| ! ＼
／|/ ,|＞ ､,_/`l _,,..イ/ | ヽ.
/ /〈ア´￣`∨ `'ｙiヽ/ /| ,ﾊ 〉
,|／ /::::::::::::::::| ﾉく::|／ヽ| / /
/ , 〈::::､_r､::::/ ﾑﾊ]＞く]::∨ 〈
＿,|／| ゝ! __∨ |:::::Y::ﾊ::〉::::〉 ハ
}_ﾝ[lく]ﾍ rｧ'`ヽ! /::::::::::ﾚｲ｀∨ / ｀ヽ.
|/ ﾉ 」 ／ ｀''ｧ'ｰ--r‐tｲヽ､| ./＼ ﾉ
./ （ ／|/／| / | ＼イ ）イ
| ／/ rく´::::::＼/＼_／＼./＼_,.ハ! （ |
∨／ ﾄ､_＞､/:::::::::::::::::i:::::::::::::::__/〉 ＼|
ﾉ￣＼_! ＼_!__,＞ｰ-､_」-‐ｧ'´|／ ノ
ﾄｰ-7ｰ-‐''^'ｰｒ‐‐7´
ﾄｰ-! ﾄ‐‐|
`ー' `ー'
- 661 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:05:36 ID:FQO70/w20
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: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_ 「そういう問題じゃないだろ！」
:::::::/;;;;;;;l: : 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. }
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿
::::::: : :ヾi!::｀ /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
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_,ｚェ T T ト 、 ┏┓┏┓
／ / ! i i ハ ┏┛┃┃┗┓
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ ┗━┛┗━┛
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ ┏━┓┏━┓
/ハ,.‐７/尸7′ V ┗┓┃┃┏┛
ﾙァ / 〃// ヽﾄ┗┛┗┛
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ 「一体どうしてくれるんだい！
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i タダでさえ低かったやる夫の生存の目が、
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜ 更に絶望的になっちまったじゃないか！」
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 662 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:06:08 ID:FQO70/w20
-
,,.. ‐- ..,,__,,....- ､
／ ＼
／＝=､､ ,,..-;;::ﾆ 7、
〈 ｀" 》 ヾ､,--､//'" 〈〈_）｀ﾌ
)'"＾""'''厂｀ヽ''ー‐"＝=＝''"ヽ､j
ヽﾍﾞ ノ''"'Ｔヽ ノ＾i、,,..,､‐-<
/""´ _i,,_ ', i`''" i, ､`__ ',. ', ',
ｲ ! i __ﾑ,`ﾊｫi ｨ',''i7ﾘ_ i ! ', i 「ん〜〜、私としても、この協定破りは意外だったわ。
／ﾉｲ! i', `ヾじ`'､i、 ﾅじ'ﾌｉ | ',i., `､,,_ 彼女、そういうのには映姫並に煩いタイプだと思ってたのに」
,―‐='"､ ｉﾊ,,...ゝ〈 `∨ ル i人_,,..-‐`―-､
「￣ ,,.. シ''" ', .__丶__, ｲ i ﾍ､二￣｀''i
__ | / ヽ ,ゝ ´ ／/ ,' /,ｰ'´ ｀i |
ヽ） | / _,､__/'i/／7i'i">'´/ ,'イ7' | ﾄ､
ﾉ( ,| / ,-'^''"i /,' ','7i´,'」/ ｲ ｉ iヾ,/ ', |ヽ::,,_
（ ヽ、_,／'|/ ,ﾄ/, i | i /7 ｀-"--'/,i |i |ノ '､ |ｰ-..,,"''ヽ、
丶､__,,.. -7 ,Hﾉﾍi ,'// ﾚ､-,_ヽ ﾚ/| |､!) 〉 | ヽ、 !
/ i、' '71 / ｀ ｀ｰﾍ,! i ',>ー､, ,-‐''" .| ）'
/ |｀'>'/ 1 ヽ | i＼ ｀'>' |
/ i^i/ i /i', ', | i! ｀'<. |
i |/_/ ハ〉"''=- ,,./ﾚ ﾉヽ∧/ i､――‐ヽ
| / ｲ / ﾉ ,,..-"'' ﾉ´,,／ ', | ', ヽ
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.|:;::＼,r|l魔l|､;;／::::/
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（（ ,ﾍ, .Y;;ｻ::ｲ::λﾊﾞ:::ﾝ;!ﾁｮ;Y ,ﾍ, ））
'､ノ^ﾚ.ﾍ;;i ○ ○ |::ﾄ./⌒ヽ
（ i:;ﾙ.""r-‐¬""ｲ;/ 丿
.＼ .ゝヽ､__,ﾉ_ノ./、 ／
〈 ../:.:.:.:Y.:.:.:.::7 〉
弋.|:.:.:.:.Ф.:.:.:.:!--イ
..ﾉ:.:.:.:Ф:.:.:.:.7
..く:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:>
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【幻想郷周辺の地区を担当する閻魔様 四季映姫（ヤマザナドゥ）】
- 663 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:06:41 ID:FQO70/w20
-
| ／ / 斗 ― ﾃ ┼ ― 廴´ ﾊ ハ |
´ i / i / ./ / /个 斗 / i |
/ .ﾊ .l i ﾊ / / ./;;;;;i /;;;;;ｉ |
/ / i l l 、廴_/ −云ﾃ、;;l l;;;;;;;ｉ ﾘ
/ / ｉ .ﾊ .ｌ ハ::::::不丈丁ミ、 ｌ ｌ;;;;;;;ｌ ｌ
//＼_ｌｉ ｉ.i l l .i.乂:::::::::う ;;;;;;;;;',| |;;;;;;;ｌ ｌ
./ ｌ .ｉ ｌ .ﾏ .ｌｌｌ .| .＼ー ´_ ;;;;;;;;;;;;',|;;;;;;;;/ 「正直、ここまでヤられちゃうと、私もちょ〜とカチンって来ちゃったんで、」
/ l l /＼ .ｌ | ﾊ ￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;
/ ∧ｌﾊ ﾊ ! ハ. !
/ ／ / ｉ ﾚ ＼l;;;;;;;＞ ` ー ´
/ / | /l ∧/ ｌ∨;;;;;;;;;＞ 、 .＜
ｌ / l l l / i ＼ｉ二>┘‐≧ー≦´|ヽ__
) / 〃 廴_
/ ／ rz､ - lj ))
/ ( ))｀ヽ、 rー´ ﾉ ,≠ヘz__/ヽ
-- ､ 〈 ヽ (( ゝーﾆミrﾉﾆ_ ／_ヽn_,...:::.,＼
.／ __ ヽ 丶 _ ー ､ .)) / _ノ/ ゝ､__(V´ ｀ ﾍ)`フ⌒)
/ / ヽ l ＿ ヽ ) (zz≠´r(_厂 , l l ＿ ｀ヽ)rーz､
ノ / ヽ／ ＿ ヽ l / .r-'┬､厂, / / |_ノヾ__, ＼＼´ｰrﾍ _} 「貴方達も誘って、彼女と直接OHANASHIしようかなって
_／ ／ ／ ヽ ∨ ./. ) ノ.｜ l |_l_| ､(`lゞでﾑ｀lヽ ヽヽ ハ⌒) 思ってるんだけど、どうかしら？」
／ ／ / / ('/ 八／ji_zﾐヽ) ヽ:::´ |/ ' 'ヽヽ)´
ヽ ー ' _／ ― ､ ./ /、 .＿ ／'l j l く ゞ'::/: ノl } l､ | lヽ、＿ ﾉ l r / /´￣/／
ヽ￣＿ ／ ￣ヽ ヽ .| ﾄ､｀¨´. ヽ | l ﾄ､ ゝ ｀ ノ .j :/| ./_.l l |人＼＿ ／/ ／ /｀ー ' ／
＼＿＿／ ヽ ＼ ＼｀￣｀ヽ ヽ__乂 :| ＼ヽ ｀ ¨´′ .ノ|/|//、 ﾚ｀/ヽ ＼ ー― ' ／｀ヽ ＿ ／
／￣￣￣ ＼ .＞、＼＼ ｰ _ ,＞ ' ＼ヽ )从｀ zー≦Z´乂/:ヾヽ l ヽ｀¨¨¨¨´ r-､__厂)__ノ
_／ ＼´＿ ｀ー ＿＿＿ ,イ /ゝ⌒ヾ￣´ミ:::::::::||彡::::::::::ヾヽj j-┐ ー ' ⌒/ 厂￣ヾ|l
／ ,. -- ､ ＼＼ ヽ | ／ / // V,:::::::::::::::::ゞ::::::::::::::::ヾi;z' /7ノヘー⌒ヽ,jr '´ ノ/
／＼ 三彡 ＼ ＼ ー ┴ 彡 イ .r〈 V,:::::::::／::::::::::::::::::::::::VVzｲ'ｰ´ (￣ _j ／洲
＜ ＿ r-､ー――┬―＜／∧// ､_ ﾊi,::／:::::＿:::::::::r―┐|l廴( r-- '∨ (洲洲|
洲ヽ (/｀ー '⌒ヽ=ｚ￣__｀ ＜／{::ヽ::)rヽ、-=ﾆ= ノ V,:::::└‐┘::::::::￣::::::l|j z_)／ 厂/ ヾ＞ﾆ
ー､llヽ ) _ _ ,_ __ゝ_ _＼｀'/j rヾxー -=ノヽ .V,::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ' (r――--- ､ 八ゝﾟノ
'◎ﾊlll∨{ l /,/ /_! ﾄ､´Y)ヽゝrヾｰ ｀¨¨)´| 川ﾄ､__!|::::::::::::::::::::::::::::::::l l r ｲ_ ﾍ ニﾌ洲洲
＞'__ゝlll＼ ,,'ヽ,l .l /人.)￣ヽぅ｀ー､ヽ / / //)ゞ｀|!:::::::::::::::::::::::::::::::ハ ヽ ｰj) ヽ ﾄ､ ヽフ洲洲
洲洲洲洲辷ー‐彡lj └' Y洲} ｰくr ' ) ./ / //r}ﾆﾆo]::::━━::━━:L ー―`ｰ(__ノ´ し/lУrー--､
洲洲lll＞ー--イlllll/ ＿ヽ洲八zzﾉー- __ノ｀Yノノ´ヽ フム::::〓〓〓〓:::lﾊ _ zzz ､＼ ノ_ヾl＼(Qノ
洲lll／/@)) ／洲/ ／o､ヽ l洲ll＼ー-- ( ｰ厂j::＞illrー ァ､〓〓〓〓／l＞ー'/洲洲Tｰイ r､ヽヽll三洲
洲ム-ゝ-イ洲洲| ヽ_¨_ノ j洲洲洲≧ﾆﾆ==-ｰz≦llll∠ Qノ洲＞ー―＜／◎ /洲洲洲! 乂¨ノ |洲洲
- 664 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:07:13 ID:FQO70/w20
-
_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ 「随分と珍しいじゃないか、アンタがそんな気を回すだなんて。
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i いかにも『裏があります』ってカンジで、どうにもおっかないねえ」
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
,. -‐=＝= ─ﾍｰ──-.､
,.ｨ'⌒ヽ､ ＿ ＼
{ { {⌒ヽ､＼ ,. =＝ ┐} ヽ、
/⌒ヽ,`ｰ-‐ｧ 只辷‐-‐'ｲ ＿／ ヽ'⌒ﾘ
. r' r─v─-/./ｰ| |､(￣｀ヽ、 rﾍ／ヽ＼
. | / |/ .|/ ＼| i|／
Y ＼ ‐- |
| ヽ、-‐ ヽ、 、 |
! , / ヽ ﾄ､ .!＼/! ! .| |
. | .! ﾊ ＼ ! ＼l.,＿,| | |
! | /∧ ,＿, ヽl :;:;:;:;| | .| 「あら。私は何時だって、誰にでも分け隔てなく親切な仁愛の使徒よ。
!ﾄ､ / ∧.:;:;:;:; ' | | | 何せ、世界中のはみ出し者を受け入れる、幻想郷の管理人ですもの」
l! ヽ ヽ、 ＜_ﾌ ,ｨ| l !
) ､＼ ｀＞─zr ‐ ´ .|| l ヽ、
／ ノ⌒i::Τ'′ _,. ﾞ| .,'ｰ─- ､ ＼
／ ／ /:::::`ｰ‐::´::::; ﾚ′ ,ﾍ ＼
／ ／ /:::::::::::::::::::／ ′ '., ＼
／ く ／::::::::::::::::::ｲ ﾉ ヽ、 ＼
｀ｱ 〈::::::::::::::::::::;ノ / 〉
／｀ ミ=〉:::=:::::::::/ /{ _ 〈
／ ／ﾊ::::::::::::::|＝=〈 ヽ ￣ ／
／ , '／ }/＼:::::| ｉ i`ｰ - ‐ ﾍ
／ / ヽl | | ＼
/'⌒ヽ ! ! ! ＼
- 665 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:07:45 ID:FQO70/w20
-
／ , / / /ﾐ､ ,ｨﾆ､｀ヽ ヽ. ヽ l
/ / / / /｀ヾll彡ヨ. | ', ', ヽ l
. / // / / // / } } | } } } |
/ .,',' .,' , ./ 〃'. / | i! l､ |､ | | |
. { / ./ { l .{ / .| / ! i l l l } | | l .l
l. /l/l. ,l ,| || ,'ﾆ.､|l l ./l l. l | l |ﾄ. } | l
l ' ｉ | l | l､lli!. { ｲ:l心l , l/ ll l l |l l' } l|. | | /
', l .l l.l .|l. }l l l Yr': .y｀ ヽ､=〃‐/--..} .}__l.| l .! ll| i! !// 「（フン）どの口がそれを言うのやら。
ヽl i ll l ｌ ヽ｀_=´ /, =孑う弌}:卞}|_ | ,'l.|. l l/ 実際に管理を行ってるのは、お前じゃなくて式神じゃないか」
; '. 丿 ､ ヽr':.:.:.l|::ﾉ/ l/ ||l ヽ. l l/
ヽ ｀ー‐≠ ´ .ﾉ ﾉヽ//ヾヾ、
ヽ, ｀ ／´_二,ｨ´}´ ｀ヽ
. ＜ ｀ﾆ ‐､ ´ ゝ´ｲ_彡ｲ}
/´/ ヽ. ,. ＜ {｀ヽﾆ彡´＼
/:::/ ,..㌧､＿ _,. ＜ |ll＞＼ 〉
l::::l ／:::::::::::::∧ ,...:.:::＜:::::::::∧. ,'
l::::l /::::::::::::::::::{ ヽ ,.....::::＜:::::::::::::::::::::::::::::∧〃
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「これこれ。そんな喧嘩腰でどうする。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l イイ歳して大人気ない」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 666 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:08:18 ID:FQO70/w20
-
_,ｚェ T T ト 、 ┏┓┏┓
／ / ! i i ハ ┏┛┃┃┗┓
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ ┗━┛┗━┛
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ ┏━┓┏━┓
/ハ,.‐７/尸7′ V ┗┓┃┃┏┛
ﾙァ / 〃// ヽﾄ┗┛┗┛
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ 「ですが、父上！
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i コイツ等の管理がなってなかった所為で………」
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､＿_, -‐ lﾉ ',l ‐- ､.___/ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 「なに。元々が使い捨てを前提としたシステム。
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l 抑止の守護者のスキルに加えて、幻想郷の住人達のスキルが加わった所で、
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l さして変わらんよ」
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 667 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:08:50 ID:FQO70/w20
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､了ﾌ丁 lﾉ ',l 了ﾌ丁 . l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿ 辷:ﾘ＿ﾉ ﾄ､__辷:ﾘ __」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「それより、事の発端たる九天玄女と直接話す機会が訪れたんじゃ。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./::: 今はこのチャンスを生かす事を考えるべきじゃて」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
::: :: : : : ,.'´ 二｀ヽ､_____ ,. --- ､ : : :
┼ |::|'´￣ ｀ヽ;‐ｒ''"＜´__ ｀ヽヽ
/ゝ､.,____,.ｨ-'＞､ヽ､ ｀ヽ!:::|
:::: :::: !_「￣｀＞---＜｀ヽ､.,_二ンヽ.
ｒ'" _＞'" ￣ヽ_7- ､ ＼
* 〈 !／ / ﾊ ヽ_/ヽ_.ノ '､|.
/ i /| /i / i i ヽ__,.へ,__ i
: : : : ::i i / ﾚ´￣!､ | / !.___i iヽ､_ｒi､ |
::: ::: ﾚ､,へi' ´￣ヽ ﾚ' , ! /｀i ! ∠､ 「流石、遙照殿。どこかのなんちゃって少女と違って、話が早いわ」
ｲ .7" ´￣｀ヽ! ,ゝ .| |
＋ ! /､ ' "/ゝ､! | | i
。 / !/'ヽ. ー ‐ ／/／ / ﾊ _ __人 __ _
〈 | / ｀ヽ､.____ ／ / ./ / i ｀Y´
/ヽ! ﾊ __/ i／__,.イ ／ i ', !
i ／ ／´ ｀ヽ:::::::/i / | 〉
ノヾン´ i::::i ﾊ i ﾊ 〈
,.〈 , ﾉ::::| ヽ! / ! i
- 668 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:09:23 ID:FQO70/w20
-
l ,r' .,r' ,r'´､ﾆｨ, ､ﾐﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ , ＼
l ,r' ,' ,' | .ヨミ_llッ´ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ
| { { { | { { ﾞｉ ﾞｉﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉﾞｉ ﾞｉ .
| | | ､| ､l !i | ﾞｉ .'ﾞッ ﾞｉ. , ',. ',',. ﾞｉ
l. l | | { l l l i ! ﾞｉ |. ﾞｉ }. l } ﾞｉ. ﾞｉ } .
l | { .ｲ| l | l .l lﾞｉ. l l ,_.__. .ﾆ', || |, l, .lﾞｉlﾞｉ .l
ﾞｉ | | .|l { 'l l| l ,_.__. l , L_{ / :;;r ヽ .!ill､l | l | ｉ ' l
ﾞｉﾞｉ! !i |ll !. l |.L_{ / :;;r ヽ ッ=､,r' 卞 ｌ:::;;;;;` | l l l{ .l|. l.l l. l ,'
ﾞｉl l .|.l', | _|{卞 ｌ:::;;;;;` ::| ,ﾞｉ :|ll '''' ﾉ ,r' ｌ l ll i l,r'
ﾞｉl l .,r' l|| ﾞｉl ﾞｉ(,::|ll '''' ﾉ ｀ﾞｉ` ー ' .' ; 「ぐぬぬぬぬっ…………」
..,.ッッﾞｉﾞｉ,r'(, (,. ｀ﾞｉ` ー ' /
,r'´ ｀{｀ｨ,二_｀＼ ´ /
{ﾄミ__ﾄ｀ゝ ｀ ⊂＝＝‐- . / ＞ .
／｀ミ_ﾆ,r'´} ＞ ., ./ ﾞｉ｀ﾞｉ
〈 ／＜ll| ＞ .,_ ＿､㌧.、 ﾞｉ:::ﾞｉ
', .∧:::::::::＞:::.:..., ∧:::::::::::::＼ l::::l
ﾞッ∧:::::::::::::::::::::::::::::＞::::....., ,r' }::::::::::::::::::ﾞｉ l::::l
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ 「じゃから、落ち着けと言うに」
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 669 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:09:55 ID:FQO70/w20
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ,､了ﾌ丁 lﾉ ',l 了ﾌ丁 . l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿ 辷:ﾘ＿ﾉ ﾄ､__辷:ﾘ __」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「（コホン）それでは、紫殿。
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 九天玄女との面談、よろしくお願いしますぞ」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「ああ。行きがけのついでに、ウチの地下室と学校に寄って、
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l プレシア殿と鷲羽殿も拾っていって貰えますかの。
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l 彼女達とて、かの御仁には言いたい事が多々ありますのでな」
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
- 670 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:10:28 ID:FQO70/w20
-
.ヽ｀ヽ ／:/ |::::::::::::!-──｀ヽ;:::',...,,_ ,..:'"´ヽ､__
':;:::::｀ヽ.ノ:::::/ , '"';::::::::::::':, ';:::! ｀',.:':::::::;:-'｀ヽ;:::｀ヽ,
＼::::::::::::く ,' ゝ､_::::::｀ヽ. i/ /::::::／｀' ､,i::::::::::i
＼ ::::::::ヽ ', ｀ヽ;::::::', /-､ /:::／ ,'::::::::;'､
i::::::::: rー'"7´｀''ｰ--､!__,,..イゝ､:＞i:::::ﾊイ＜., ／:::;:イ ヽ.
i::::::,ノヽ､_/ ｀ヽ.,__,. '"´￣｀ヽ､｀ヽ::::｀ヽ＜::::／ i /!
';:: !_ ｀ヽr'"´｀＞r-‐'´ヽ. ｀7､＼::::::::::::｀ヽ､.,____,,／ヽ､__／::|
ヽ､ ｀ヽ／ .,. '´ .ﾊ 丶rｧ'"｀ヽ､ / ｀7´￣｀ヽ;::::::r''"｀ヽ､:::::::ノ:::/
ヽ,.' / / ! ; L..__ノ､ ｀Y｀ヽ､ ｀7´:／
/ ,' /｀ヽ!, ,ﾊ i : ｀ヽ. ／! ｀'r-'､イ
i .,' ,ｧ'､ !｀メ i ,i ! i Y｀ヽ! ,' ﾄ､
', i ｲ i｀＞'､､, | /! ﾊ ,ﾊ ﾊ ', ヽ､__,.ﾍ. / i
ﾉ ! !.'､ '､ ,り｀'ﾚ' ! /,､!,_／-‐'ｧ' / !. ', Y .|
∠..__ノ| /!. ` ｀ﾆ´ ﾚ' !｀"ｧｰr'､,' / ! i⌒ヽ! 「あらあら。紫電の大魔道士はともかく、
ﾚ' ! "''' '､´ り ﾉ! ,.' ; i | ノ 創生の三女神の一人まで担ぎ出すなんて。
,/ 人 , ｀ニ´' /イ ／i ,' |イ チョっとやりすぎじゃなくて？」
/ ,' ／ .ノ｀ヽ., ,.,.,. ,.:' .ﾚ' | / ', ヽ､
,' i/ （ ﾉヽ､ ` ｰ-‐ ／ .l l 'i i ':,
ノ ﾉ!_,,..ｿ-─'-r- ､,ヽ.,,_______,,.. ,,.イ,' ;. | | ノ ﾉ､
,.（ 〈´ ', i ｀''＜´ ／/ ﾊ. /. , i ｀ヽ.
ノ:::: >'"':, ',. ! / ヽ.イ .i. /::::i i ﾄ､ '
／:::::::: i /:':, ':, ノ'´） / ヽ. ', !::::/ ,' ,' .｀ヽ:::::::::::::::::::｀ヽ､
/::::::::::::::: ', rｲ::::::::ヽ ヽ,.' ,.'ｧ´｀i-､ ／ ヽ.Y::/ ／ ,.イ:::::::::::::｀ヽ;:::::::::::::::::::｀
／:::＜O＞ノ ﾄ､::::::::::::iヽ/ i/ / i､' ,. ヽi,.イ / !::::::::::::::::::::::ヽ;::::::::::::::::
- 671 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:11:00 ID:FQO70/w20
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l 「はて、何のことかの？
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l 儂はただ、やる夫の叔母と担任にもご足労願っただけじゃよ」
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
_,. -── -- ､
,..'" ,.-=-､ ﾞヽ、
,'r'= '､ ﾉﾉ ﾉ ﾞヽ
l |l ヽ、'rイ､'___,.イ ､ 〉
ゝ.r-､___ゝ､r-､_ｲ_,,..γ ヽ_ｲゝ |)
r'r γ_ｲ_ﾊ ,!ｲ'"｀ﾞr>i ヽ､ｲ }>§<{
｀i , ..ﾊrr-､ ﾚ ﾞｰ-ﾞ !ﾊ i ﾍ λ
|ﾊﾚｲ.lﾊ;.ﾉ "" ! | ', .／:::,' 「まっ、そういう事にしておきましょうか」
|ﾉ人." - ' ,ｲ ﾊ ｲ ヽ ／:::::::/
/ | |ﾞ＞- ,_,,..イ iﾉ>ｰ- ､i ',/:::::::/
,' λ|ﾉ ,.!-r─- ､}><{ i ヽ、::::::/
ﾉ }>i／ /ヽ/ 〉 ﾊ ',:::/
i λ<＼ ', | / ／ゝ_-=イ / iﾉ/
}>ﾉ<{ iγ r/⌒i､/／>' ゝﾞi 〈 }><{
(Y)
,,..-ｰ7" ｀ヽｰ- ..,,
／,,.-ｰ'"´￣￣｀ﾞー-'､ヽ､
/'"i´ |l⌒ヽ､__,ノ´⌒l| ヽ '., .
l:::,.ゝ '､r-､__!r-､__,r-i_ﾉ_,.ｲ l
',::｀γ´ ﾊ λ ﾊ ゝ r'"i
ヽ;:i レｲ._,.レハﾉ.,_ﾚヽﾉ i::ン 「それじゃ、ウン年振りの幻想郷ツアー。
ﾉﾚ´ .i.-─ ─-i. |'. 外来人御一行四名様、ごあんな〜い」
7 从" ＿, ".从 i
〈./ ri.＞r---,.イﾚ'ヽ 〉
__ハ/⌒iｲヽﾆﾝYｰ'､ ﾊｲ<{
-=ﾆ￣:::::ヽゝ､ﾉY rｰ'-､ﾉ::::::::￣ﾆ=-.
￣￣￣￣￣￣｀ｰ'"￣￣￣
- 672 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:11:32 ID:FQO70/w20
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【幻想郷 博麗神社】
- 673 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/26(火) 14:12:55 ID:FQO70/w20
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⌒Ｖ⌒⌒ヽヘ ＿ノ,','/⌒/⌒Ｙ⌒ﾍ ,',',',',',',',',',','＞{ （ （ （ (矼) ） ） )＼',','
_/⌒/⌒)へ、ﾉ ⌒Ｖ⌒ｱ⌒⌒⌒六⌒了￣厂丶 冫（ （ ヽ ＿ノ／⌒⌒'⌒ヽ'
（ （ (丘) ｝ ） ＿人_（ （ （匂) ） _〉ｨ（__ 人＿ﾉ┴人 ヽ ＿＿（ /^⌒⌒ヽ ＼
（ ヽ＿,ノ ）丿 ＞ ､＿＿ノ ;‐ｒ''"＜´__ ｀ヽヽ （（ （ (疋) ）
＼＿_ﾉ〜｛ ﾉ __人__ /ゝ、.,____,.ィ-'＞、ヽ、 ｀ヽ ＼ ＼＿＿ノ
＼＿ん‐く￣ ｀Ｙ´ !_「￣｀＞---＜｀ヽ、.,_二ンヽ. ＼＿人＿／
,',','|,',',',',',','ﾚl ｒ'" _＞'" ￣ヽ_7- 、 ＼ ／ ／⌒＾⌒
',',',|',',',',',',','/ 人 〈 !／ / ハ ヽ_/ヽ_.ノ '、.（ ﾉ|＼⌒⌒ヽ
'⌒ヽ,',',','ノ ＜ ＞ / i /| /i / i i ヽ__,.へ,__ i （ （ |',',',`寸)
⌒'⌒)'⌒) ∨ ::i i / レ´_t | / !.___i iヽ、_ｒi、 ハ |',',',',',',＼ノ
'⌒⌒ひ>⌒) .レ、,へiT'ヒ_i´ レ' , !_/｀i ! l ＼ﾟ人 ',',',',',',',
（ (后) ） ）く × イ .7" ´ヒ_,!ア! ,ゝ .| | /⌒ ⌒ ⌒⌒＼ ┌────┐
丶--く ノ ） ! /、 ' "/ゝ、! | | _/⌒'⌒勹、 （ │ お終い │
＞一个'厂 ＋ 。/ !/'ヽ ー─,- ／/／ / ハ / /⌒⌒ヽ ヽ └────┘
〜ー＜ 〈 | / ｀ヽ、二_ ／ / ./ / i（ （ (近) ） ｝
／⌒⌒⌒ヽ、 /ヽ! ハ __/ i／__,.イ ／ i ', ⌒ヽ、＿_ ノ ﾉ
/_／｀⌒⌒ヽ ⌒最後に、女子高校生の映像でお別れします。⌒ヽ、＼＿_厂
〈 （ (包) ） ） _）⌒⌒ヽ＿ ＿__ / /⌒<'⌒ヽ ヽ⌒ヽ＿ノ,',
/ヽ ヽ ＿ ノ 丿し ﾚ'⌒＾⌒ヽ ＼／',',','/ /⌒⌒Y⌒ { （ 〔 (互) ） ）__（ ＼,'
＼ ＼＿＿_ノ ノ／ /⌒⌒ヽ'⌒/,',',',','/（厂｀/⌒⌒人 ＼_ヽ＿ ノ ノ ﾉ,',',',','
＼ ヽ ＿＿_ノ （ （ (瓦） ） ),',',',','(⌒( （ (冱) ／＼＿_人＿_丿＼（,',',',',',
という前フリの後、九天玄女（めだかちゃん）登場の予定だったのですが、
色々助長過ぎる上に、ゆかりんはそのキャラの性格上、他の保険で出したキャラ達と違って、
やる夫への善意などまったく期待できない為、登場は見送る事になりました。
元々が第二部への伏線と言いますか、例の○能力はAAで表現し難いという理由から、
某東方キャラの○○程度の能力に対応させる為なので、あえて無理して出すのも。
むしろ、キャラは同じでも幻想郷とは無関係とした方が良いという結論に落ち着きました。
ゆかりん、ゴメンなさい。m(_ _)m
以上で、生存報告を兼ねた没ネタの投下を終了します。
ご観覧ありがとうございました。
- 674 ：名無しのやる夫だお：2013/02/26(火) 17:09:49 ID:h4uIUdLg0
- 没ネタ乙
最後に、女子高校生の映像でお別れします＞え！？・・・・・・・・・・・高校に通っているのかよ！
- 675 ：名無しのやる夫だお：2013/02/26(火) 19:33:07 ID:lmh/6Ew20
- 乙
と言う事は幻想郷は今後出ることはない、ということでいいのかな？
- 676 ：名無しのやる夫だお：2013/02/26(火) 19:34:30 ID:Zp.XigoI0
- 乙
紫さんは幻想郷に関わらん限り
善意で動くキャラじゃあないわな
- 677 ：名無しのやる夫だお：2013/02/26(火) 19:55:59 ID:EILY5Dxc0
- そういえば、原作でも思ったけど、天間星ってなんでまたシステムに組み込まれてるんでしょうね？
一清道人、お師匠様の要請とか母親がもう死にそうとかで力を格別失うこともなく、
離脱して修行に励んで昇仙しててもおかしくないのに、こんな状態ってことは、
実はお師匠もグルで、天間星自体が知らず知らずに魔星の監視役の定めを
背負わされてるのかも。
前回はここ一番ってところで離脱させられたもんなあ…。
一番システムに気づいて、意地でもぶっ壊しそうな力と立場なのに、
今回は何にも気づかずしがらみに振り回されてるだけだものなあ…。
- 678 ：名無しのやる夫だお：2013/02/26(火) 23:21:45 ID:riTtCJR.0
- >>677
公孫勝が使う一番強い術が五雷正法、雷神つまり天君の力を借りる術である時点で
システムを壊すどころか返り討ちだと思う…
- 679 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/02/27(水) 10:25:28 ID:8qUGn2S20
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>674 すいません。東方projectは多岐に別れすぎていて、やる夫AA禄２様では見つけられ無かった為、
『八雲紫 AA』でググった際に見かけたAAをそのままコピペしたモノです。
あくまでネタです。別に『ゆかりん１７才』というステマではありません。信じてください。
>>675 はい。約２名、登場が決定しているキャラがおりますが、幻想郷とは関わり無いモノとお考えください。
実際、没ネタでも触れましたが、本人とは若干性格も違う上に、能力にも著しい制限が掛かっていますので。
>>676 はい。やる夫の実家関係の強キャラ達は、基本、抑止力であって直接動く事は無いという設定ですので、
そうした意味でも、彼女は性格的に向いていないかと。
>>677 う〜ん。原典未読の私にはコメントしづらい問題ですね。
案外、天間星を含めた前回生き残り組の何人かは、既に代替わりしているのかも。
あるいは、以前ご指摘頂いたラスボス説という線も………
あれ？ 実はフラグ立ってません？ AAの元ネタ的に考えて。
>>678 う〜ん。『そもそも戦う理由自体がありません』と言っても、説得力ないですよね、今の流れですと。
と言って、九天玄女をラスボスに据えた『システム破壊シナリオ』に移行しても………。
うん。安心院さんじゃありませんが、何をどうやっても勝ち筋が見えません。
何せ彼女、裏ボスでも『やっちゃダメ、絶対』ていうくらい廃スペックですから。
漆黒の花嫁衣裳編のラストなんて、もう敵の方が気の毒で………
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 680 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 13:58:59 ID:rBjtDkmA0
- これより小ネタを投下させて頂きます。
- 681 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 13:59:12 ID:rBjtDkmA0
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./::::|::::|::::::::|_ﾊ__/ i从::::::::::::!{:|｀＼.＼::＿::∨::::::::::!
/ ／|::::|:::::::::!| V￣¨≧{. ＼::::::|斗≦¨￣＼ヽ:､＼:::::::!
. /' !::::i!:::::::::i!,.イテぅトﾐ ＼:! ィテ卞ﾐ､ iヾ｀＼i＼{
.::::八::::::::ﾄ､弋z少 ` .込zｿ /'.!:::}'::::::|ヽ `
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: | このところ、シャルの様子がおかしい。
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::|
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{
|/ |＞ｰ.. /..イ:::::| ｀＼
|:::::ﾊ:::＼ ´ ｀ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
' r┴‐┴┐ ､ ／r┴―┐ヾ
.|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
.|三三三| fi fi |三三 7
,ｨ≦ゝ三三.! || || .|三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
. ´￣￣ ｀ .
／ } ＼
/ ,′ | .! ‘.，
,′ ,′ | .} | ハ
: / .|/ＸⅥ .| l|
| } / |,.ｨｆ ∨} ﾄ､!
.从 ./ ／{ 从l弋! .({ |/ l| 元々、貴公子然とした。
/}/ / ／＼.| {ヾ .〉{ 千冬ねえとは別の意味で浮世離れしているところがあったが、
/} ／ /.八 .| -./从 最近はもう、苦悩の果てに俗な部分が淘汰されているというか、
＼ .///＞Y ト ._ /}/ まるで悟りを開く直前の修行僧の様な雰囲気をかもしだしている。
.乂 .///////ヾ ./
/_∨￣〉､////{ ＼
} ,′_// Ｙ//ﾊ
././{⌒Ｙ{､ |///∧
ｲＹ |:! |:|.‘， ￣｀ヾ.ヽ
/ .| | .l:! |:| ハ 7/〉
./ | .八.|:| |:| .}、/ /／!
{./| ハ:l |:|/ |./ }.rｧ.!
| | { .}／ ﾚ′ |′ .! :
ハ | / .／|:| !. : |
}八/ .l:| | } |
〈.{:{ .|:| | | |
}.l:| .l:| ハ .／ .Ｙ
|.l:| .l:| {＿_∠_Ｙ_.ｲ
|.l:| .l:| |一' ゝ--' ヽ
- 682 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 13:59:29 ID:rBjtDkmA0
-
‐ ￣ ｰ- ､
´_ ＼
／ ＼ ｀ ､ ＼ ヽ
´ i ヽ ヽ ヽ ',
/ / ハ＼ ＼ ＼ ヽ ヽ i
/ / l l､ ＼ ＼ヽ＼_ } } i
/ / l ハ_Lヽ ､_ﾊ＼ ＼ ヽ} l }
' l l ‐√_V ヽ l＼ ヽ＿} ! } 暦も、もう三月の半ばを過ぎて。
ﾚ１ ! V<圷示,ヽ lｰ-ヽ_ヽV｀ヽ | } 正式に入学する日が目前に迫っている故、
! ! ハゞ=' ＼ l 'ｲ圷示 ! ! ハ シャルがナーバスになるのもわからなくはない。
j l ト､ , ゞ=' '/ / i ! iハ 俺自身、不安が無いと言えば、あからさまな嘘になる。
// V lヽ ' / ／ /ﾍヽ ハ} ましてや、いまだクラスに馴染めない彼としては尚更だろう。
/ハ ゝ ノ イ / ∨ ! ヽ
l ﾊiヽ ｀ ` ／/ ∧ {
ヽ ﾊ i ＞ -､ ´ / /´∧ {
ヽ ハ三/ 〉 ／/ /／ /::ヽ !
／ ∨‐´:::::ﾊ / / ／レ´ イ ヽ::::ヽ ヽ
/ ／::::::::::::::∧.∨ ﾚ. ／ ／::::＼ ＼:::Vハ
//::::::::::::／r‐_二） 「 ィ´::::::::::::::::ヽ ヽ:ﾍ ﾊ
ﾉ｛::::::::::::::ﾚ´ ､＿)´ /::::::::／:::::::} }:::::ﾊ
/∧:::::::::r/ __ヽ ) /::::::::/:::::::::::::} }::::} }
ﾚ::::::Y::/ { { Vv′ {:::::::/:::::::::::::::j j::::j }
Y:::::/::{ヾヽ_／ ヽヽ V´:::／:::::::::/ /::::ﾊ
＿＿
´ ￣ ‐- ､
／ ＼
´ ヽ ＼ ｀
´ ､ヽ ヽｰ､＼ヽ ヽ ヽ
/ ＿ノ ＼ l＼トｰ-＼- ヽヽ
/ i ´ハ | ヽ ＼ヽV==ミ三 l ト ＼
／-'l l l _∠示 ＼ ＼{ﾊノ//}ヾ! ! ｰ- コレは、決してシャルに非があるワケではない。
´ ! i ! ,∧ﾉ/∧ ＼{ V//ﾘ 'l } どちらかといえば、異常な環境に対する適応能力の差。
! l ∨ﾍ V//ﾉ / / } 早い段階で開き直り、思考を放棄する事が出来た俺と違って、
| | | ､ u ＿ ｲ ∧ ヽ 彼は真摯に己の微妙な立ち位置を苦慮した末に、
j ｲ l lｰ- ＿ ｀ '__ ＜ / / | ＼ヽ 真っ向からコレに立ち向かってしまったのだ。
ﾉ ﾊ ﾊ ! イrr'ﾚXl∨＼/ ／ヽ ! ﾊ
´ j V ＼ ! {:./_￣Y ￣>/／ ハ ﾄヽ
ﾉ人 ＼〈:.〈:.:.:.:Y:.:´:〉:.:〉 ﾊ l V ＼
´ ヽ ハ /:.:/:.:.:./ハ:.:ヽ:.ヽハ / /
ヽ{ ヽヽ_:.:.ノ ll ゝ:.:.V/ ﾚ
∨/〉 ll 〈､∨
ゝ＿＿ll＿＿ ｨ
- 683 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 13:59:44 ID:rBjtDkmA0
-
/ | | ＼ ＼ヽ、 ヽ、 ヽ . |
/./ / .| ヘ ＼ ｀`‐- 、_ ヾ .|.`|
| | / .小 ` ・、 `＼ 、 .| .|.｜
.|｜ ’ | .| ﾍ `ヾ-、_ _,`斗‐ ,,_ | | |
.|｜ .｜ | ﾍ_,,.ヾ-. i、イ＼ー- ｀` - ..、 .| ｷ
|.｜ | | .,|,;;- ﾍ ＼ .|.ヽ`、 ＼ ヽ ＼ ｜ .｀ ｜ | '|
|.｜ | イ.| ‘ N ＼ i ヽ.、 ＼丶＼｜ i . |N
.i | .i ／ |i .i ヾ.、 ＼ 丶 .丶 ＼ Y ./ .| i 実際、シャルはクラスに溶け込むべく、
/ ./| i .| iヾ ＼ ＼ .ヽ ‐.;;;;;;;;;;;,,,,___.| / .| .| この２ヶ月、あらゆる努力を惜しまなかった。
./／｜ | ｜｜ ｜ ` ,,,,;;;;:;''''‐‐ ＼ ヾ' ' ''''` 、 / | .| ` 色々思う所はあるだろうが、それをおくびにも出さず、
`' | ｜ i .| ､ .| ,','''''' .＼＼ , , , / ./ .| | ＼ヽ 常に笑顔でクラスメイト達に接し、
.| .| i | ヽ|､ , , , ,. `' ' ' '/ ／| 、 .| | `'
.| || i.| ､ヽヽ ' ' ' .i // / | ﾍ ..| |
| | | ｷ ｀i-､`、 __.....__ ／ ./／ ﾍ | .|
.i / | .|､.,｀`- r''" ｀i ./ .i ' ｀i i
././ | i .| ｀`' ＼ '､ ﾉ , イ ／ /,イ `､|
,'／ i || .|ヾ __,,..`,,.,,､ ｀`'''' '''` ,.． .i／ .i /
ｷ | | | ヾ |、｀`''┴､｀- ､. _,.: ' | .| ./
`､| ` .| ＼.|｀`''‐- ..., ｀`''‐-- ､....,,,､.|_｀] .i /
ヽ ｀ i ┌┘ ｀`'''ー-- ､､..,,,;;_,,,...| i /
.＼ | .i /
＼| i/
. - ‐───‐ - .
. ´ ｀ 。
／ ＼ ＼
／.〈 ＼ ＼ ヽ ，
/ ＼. ＼＼ ヽ
,′ ＼ ≧=- .ｨ=-|-=ミﾊ | ‘，
,′ .| lﾄ､ ＞ ，_＼{＼{＼ } | .ハ
/ | .| ./l| ＼＼ ＼ ＼ｨｚミ､ヽ!八 | l{､{
./ ｲ | | .八.ｨ=zﾐ､＼ ＼ うｒﾊ.Y | .ヽ .! 八 ＼ 俺が頭からスルーしている”一般人お断り”っぽい話題でも、
| ヽ.／ l| |八ﾄ､{〃う沁 ヾ {. しソ ﾘ.| |ヾ ﾄ､{ 積極的には会話に参加。
| .| | /} ヽ ヾ゜' ＼ ¨´ 从 .| ﾉ .| ＼
| .| |' | .ハ u ' ./| 八 ﾄ{
| .|__ l _| l{∧ .ｒ ― ｧ /ｲ! / .八
j／____ .Ｙ .ハ ./ lﾄ､込 . ゝ ' ／| / ／
ｒ≦＿__ }_! { ∨ l{ ＼ .≧ ､ .イ .| ./{ イ}
「 ＿ |!､ .! ∨ l!＿ ≧=-f≧=≦三l}/}/ｭノ__
| f_ノ |.＞-∨{ ｀}｀´:::::::}::::::::::::::::::::::::::::/ ´ ￣￣￣ ｀ .
:， / 八,ｨ≦ヾﾆﾆﾆ.ｲ::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::/ニニニニニﾐ､ |
∧ } / {{､ ／:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::{ }} !
/ ∧ ./ { || } .／:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::八 ./|| !
- 684 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 13:59:58 ID:rBjtDkmA0
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. -─-v -─- .
／ Z ＼
/ _ _ }ヽ
／∨⌒/´ / ｀∨ .ﾊ ⌒ ヽ
. ' ∧ ∨ / ｌ i i ∨ ﾊ ＼ ＼
/ . 'ﾄ、V i .ｌ l li ｌ| l l ! l l! ∨ ﾊ ヽ ヽ
. / / | ! !十十ト!l !ィ十十l ｌ l|/ ∧ l l! ｌli
ｌ / .ﾘ i{ 「斧≦|从 !ﾊ≧斧k ｌ| ' ∧ ﾘ i! il| そのやる気が空回りして、結構な頻度で鞠也にからかわれるが、
| ｌl |l ｌﾊ Ⅴト‐ｿ 人! ｲﾄ‐ｿﾉ! l| ' ∨ ﾘ .ﾘ
| ｌ| 从 i lﾊ ﾊ "" , "" / . ﾘ 〈 ∨ル'
| ｌ| // ﾘﾘ ﾊ iﾄ ｰ､-, ‐ ,.ｲ // ヽ ＼
. 从ﾚ/ __又´: :| ｌ|: : ＞. ∩＜: .ﾘ //ーく ヽ. ＼
「 i |l: : .| ｌ|: 〈＼:.:| |: :_:./ //: : : /7、_ ＼ ＼
. | : |l: : 从l:〉 ＼ N |´ / //: : : // ! ＼
／| ∨: : : : 弋 --' ∨ //: : : // | ヽ
. ／ l| /: : : : /: : マﾇ. ∨i!: : : // |
／ ／jl| 从: : : : i: : : : : 人 ∨: : ::Y .'
／ : : : :i: i: : : : : : : : : : : : : : : : : ;＼
/ : : : : : :i: :i : : ､: : : : : : : : : ::ヽ: : : : :ヽ
/ : : /: : : i: : ｉ : : i＼: : : : : : : : : :'; : : : :.|:',
. ｉ : : /: : i: :{: : :ﾄ､: :| : ＼＼ : : : : : i: : : : :|: ',
| : : |: : :| ハ : |: : ､{: : : :|`トヽ: ､: : |: : : : |: :i
i : :｜: :.|:| ＿､!ノ : ＼ : |､|ｰ|-i |: : |: : : : |: :|
i: |: :| : :ﾊ{ _二ミ＼: : : :| j:ﾊ:|ヽ:|: : : : |: :|
. i:｜.:|:| :| / 勹ヽ 丶 :｜ '"_):ヽヽ:! : : : |: :| それでもメゲないあのガッツは賞賛に値する。
j ﾉ : | ､:|《 r:'::｡} ヽﾉ {:::｡ﾉ }ﾘ: : :| :|: :|
jハ: :i: : :ヽ `''"//////// ｀" /: :/: :i: |: :|
}: :|: : |:､ ///////i////// / イ: : ﾊ |: :|
|: :|: : |ｰ'､ '´/ｲ: :/: jﾊ: |
| 人: :|: : :＼ ⊂ニ⊃ ｲ: :!:/: : : : ﾄ!
jｲ: : ､:|: : : :| 丶 _ _ イ :｜ﾉ : : : : : |
|: : : :＼: : |: : :| ￣ | : :|: : : : : : : :|
- 685 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:00:13 ID:rBjtDkmA0
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. : : : :￣￣￣: : : : 、 γ⌒ヽ
／―‐ : : : : : : : ＼: : : ＼ <.＿＿}
. : : : : : : : : : : : : :＼ ヽ: : : :|＝＝＝|
_ ,−､ヽ/: : : :ヽ : : : : ＼ : ＿:ヽ: : : :/⌒⌒⌒ﾍ
／ ｀i .ﾉ ' : :ｌ : : : ＼ミ :＿:＞＼｀: : V::::::::::::::::::::::}
＿人_.ノ／: : | : :| : : ィ^＼: : : : :ﾆ＼:＼: {:::::::::::::::::::::/
／ ll. | : : ﾉﾉ :| : | :| ﾆヽ＼:|γ⌒ヽ} }::::::::::::::::::/ それでも上手くいかなくて、先日など非常手段に。
／ | /::::::::|: : : : :|γ⌒ :::::ﾉｲ:::::::::::::::/ フランス人らしく、ワインを片手に脈アリ（？）っぽい
／ .／ ＼:::::乂:＼:ﾍ ::::: . -― ､ }:}:::::::::::::/､ 相手の部屋へと突撃するという、
／ ／ ＼::::::|: : :|ﾐ、u { } .ﾉﾉ::::::::::::' } 〉 千冬ねえ（カミ）をも恐れぬ暴挙に出たりもしたが、
!. ／ ヽ::|: : :|从>､._ ､ ＿ ノｨｲｌ:|:::::::::::{/:へ
ヽ、 ／ .ﾉ人:|::::::::::::ミ二!:二彡从::::::::::ヤ＜
｀ ー´ ＼::::::::／ ￣{￣ ヽ､:_:∧: :}
ο ヽ/ { ∨
| { ＼
_,.. -―‐ ―‐- ..,_
,. '´ ｀ 、
,.イr―‐ ヽ ヽ
／ ヽ、 ヽ. ヽ. ∨
,.' ヽ. ヽ 、 '., '.,. ∨
,.' / ＼ ヾ ..,_｀ ..,_ '. '. ',
,.ｲ .,' ! ,i 、 ｀ ､ヽ ￣、¨¨ .i i '.
_ ノ .i , ,i. !ヽ ヽ .! ､｀ 、 ヽ l ! ! '.
´ . .! i. ,'.l ! ,人ヾ､ｰ'ヾi-ﾑ.,_＼ ﾏ 、 !. l. !. '､
! l i! i. イニﾆヾ､ﾑ. iニニ｀¨ヾ、ヽ! .!. !ヽ 、
l. l. i.i ! ニニニニヽﾆγ⌒ヽ .l. l、 l ｀
l '..! ',. l γ⌒ヽニニニニ{、 ﾉ i ! ﾄ.} .! 体質的にアルコールに弱かったらしく、
! !. ﾑ! {、 ﾉニニニニニ¨´ .,' i. l/ ! 打ち解ける前に本人が轟沈。
l. ヾ ｀¨´ ￣￣ / / i!｜ l
l i |::::|: ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ ./ ｲ ∧ ! l
i i ∧::|: -=＝ 三 ≦ ´ィ ,' i ヽ .!
l /:: 。 -=≦ ,ｧ- ´‐_,' / ,' ! .! l
/ ･ ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ 7,.'! ./i. ,' ./ !i !
≦ ッ ッV´≧ ::/´:/i´:::i!.!/! .!.! .l
｡ ﾟ ｡ ミ´ ､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ ﾟ｡ ::::::::::!:::/!'/i! i. i
- 686 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:00:30 ID:rBjtDkmA0
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／ i ＼
_ _ U ヽ
〃〃匆 ',
ｨ ） , ! ',
/〃 ､___／ /∧ / ',
V ＼___／ い〈 i !
〈 l lレ'_ -‐ﾆ､ｷ ! !
､ﾊ ／ rf壬圭乍入ゝf⌒'､ |
}} ﾉ 'ﾞ莽）_／ //イf⌒i } ＼_ﾉ
jj/ ,,≒'` イ彳 八'Ｙ / く ウチのクラスでも一二を争うくらいヤバイ相手に背負われて、
/′ ´´ // ﾊ__／ ハ 無言の帰宅（？）を果たしたりもしている。
xﾍヽ // /爪 ､ﾊ
} } ` ｌ l // !人_ l ! |
} } ﾏ> l l! // / / l ! j
リ ／' / /彳 l ! j
ｌく イ ./ / /ノﾉj ///
＼` ‐-‐ '´ / / ∧ // ///
ヽニニニＹﾆ∨ / l'∧ i i ///
ヽ∨∮┐|┌‐V/ 爪ﾊ. ∨ ///
ﾞ V∮ ! | |∮ V ∧⊥.L_∨ ///
〉∮| | |∮∮V V∮∮∮∮
, ‐ ¨￣￣ ｀ .
／ 〈{ ヽ
,.ｲ/, ﾄ､＼≧=-ヽﾊ .､ ＼
.l| |_{ノ＼{､(⌒ヽﾘ| ｌ | ﾊ{
八小ｌ○ ＼○ 从 |、| 今では、クラスメイト達からの生暖かい視線を一身に浴びるまでに。
}ﾙ|l⊃ ､__/| .⊂⊃ |.八 そう。彼の努力は、もう全力で空回っているのだ。
/⌒ヽヾ{lﾍ ゝ_/ ./ｲ /⌒}＼
＼ /:::::/＼＞,､||__ イァ/ /〉
. 〈:::::/＼___>:: l|水/:::{ﾍ､__〈_〉
`¨＼ ＼:||ｸﾊ:::/ヾ:::彡'〉
- 687 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:00:46 ID:rBjtDkmA0
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./￣￣￣｀:::.....､::::::::::::::::::::::｀::..
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.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧ もちろん、俺とてシャルの窮状を座して見ていたワケじゃない。
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ 俺自身もかなり浮いている身ではあるが、
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ それでも、何となく友情っぽいモノが生まれた連中のツテを頼って
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ| 色々フォローを入れているのだが………
ヾ＼:::圦 ヽ r イ:::/::::::/ }!
ヽ{. , -―， / ∨::::::/ |
＼ └‐ ´ ／ _ヾ-ﾍ
＼ _.....::´ｘ≦三|
ヽ.__. イ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
Ⅶ.ﾊ≦三三三三／アニニヽ.／ ＼＼ ＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ',:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,' ',:::::::::::::::::::::::,::::::､:::::::::::::: |:::::::::::::,::::::::::::::::::', ｀
/::::::イ::::::::::::::::::::::::::::::／::::::' ＿＿､:::::|､:::::::::/:::::::!_:::::::|::::::l､::::::::::::,::::::::::::::::::::,
. ./::／ ::::::::::::::::::::::::-／─|::::,'￣￣´ヽ:::; ヽ:::/::::::::::|｀､:::l‐‐-､_:::::::::::,::::::::::::::::::::ﾍ
/／ |:::::::::::::::::::::::/ ＿|:::;_二_‐-ミヽ::, ﾒ::::::::::::|彡:::|二::l__ヽ::::::::',::::::::::::|＼::,
／ . |::::::::::::::::::／| ｲ''|::|.）ﾀﾊ｀ﾍ ｀ヽ:, ヽ:::::::|.イｺ:タﾊ.ﾍ. 〉:::::, ::::::::::| ヽ
,::::::::::::::::ｲ::::::{ ｀ヽﾏL彡ｲ ヽ ヽ: | ﾏL彡' / /::ヽ:::,:::::::::::|
. ,:::::::::::::/ r＼:::{ | /:::／､::l::::::::::|
,:::::::::ｲ::| .| ﾊ＼ l ./.ｲ} ﾉ::|:::| ＼ 何と言うか、決定的に間が悪いと言うか………
. ,:::／ .|::ﾍ { { 〉 /.ﾉ /::/ |::| まるで神様に嫌われているかの様に上手くいかず、
.／ |::::ヽ ＼ .ﾍ / /:::/ .|:|
',:::::::ヽ､ .‐.ﾍ ｕ /／ﾊ:/ |l
',:::::::::∧｀ヽ＼ -- ､ /´:::/ '
',:::::/ ',::::::::::::ヽ. ￣.__￣ ｲ::::::/
',/ ',::::ﾊ:::::| ＼ ／::::/|::/
∨ .､:::| ヽ ／ .|::::/ .|/
| ｀ _ ィ .|:/
| .|
- 688 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:01:04 ID:rBjtDkmA0
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/l ,,,;;-―''":::￣￣￣::::::::`ヽ､
l::|／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::二`ヽ､
ノ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L､
/::::::::::::::::::::::::::/::::::::／::::＿::::::::::::＿::ソ'ノｲ:::::::::::::::`ヽ=､
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::／ __＿＼ ∠:ノｨ:::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::l ` _/::＼＼ ｨ" ﾍ::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::::::::::::/ ┐）:::::::::::::::::`ｧ ヽ､ `＜_l! ` ´ ＼::::::::::l:::＼:l 仕方なく、ソッチの方面に理解のありそうな
､＿ ノ: ::::::::::: :| r.〈::::::::::::::::／ ` ､ ∠､ |::::::::::|::::､:::| 中学時代の友人達にも相談してみたが、
＼´::::::::::::::::::::l ヽ ＼::___チ `〈_:ﾉl!ﾉ::::::::ﾉ:::::|:::|
Y::::::::::::::::::::＼_ `ｰ ＿＿ ､ ﾉ .|:::::::::::::::|::| ||
|::::::::::::::::::::::::￣フ´ ／::ー-､_ヽ ´ |::::::::＿ﾉｲ /
＼::::::::::::::::::::::::チ´ /::::::::::::::::|;;;/ |::::／
,,r-､`､:::::::::::::::::ノ l!_::::::: :::: :ﾚ' /::::L_, 「カミーユが男の名前で何が悪いんだ！」
/;;;;;;;;;;`ｰ､<￣￣ l ＼ `ｰ-､:ノ ／::::::チ
_ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾌｰ､ | ＼ ｰ ／::::､::／
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ＼」_ `ヽ、 ／::::::::::チ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / `ヽ､_ .〉`ー― '"'"￣￣
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ // `ヽ.」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【一夏の元クラスメイト、カミーユ＝ビダン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. -‐ ´￣￣｀ ヽ、
／ ＼
, 仁二二二二ニ､ Y
／ ヽ
. / |
/ l ヽ. l | | l |
l｜ | | .| | | l | ナゼか、けんもほろろにあしらわれる始末。
| | | |＿_ l_|_ ,ｲ| | ｈ |
| | | L___」_Lレ′| | l リ |
| | | 「i ´{l:::ン レイ | | |
l｜| | lﾉ :;;;: | | | |
} }｜ ! 丶_ | | | |
ノ ィ 人 l ｀つ .| | | | 「僕のアレは、別に趣味ってワケじゃありません」
| | ﾄ､ヽ ｀ｰ┬‐'´ | | | |
| | | ト┘ヽ ,ｲ. | | | |
L_ / ヽ、l／ | ﾉ |∧ l __」 ※文化祭の女装武門で、三年連続ぶっちぎりで優勝した人。
ﾉ_lヽ､_ソ ヽ `ｰ'/. |／l ＼
. , -‐ '´|: : :l | ＼ ／ | |: : :l＼
/. |: : :| | rー､i {へ_. | |: : :l ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【同じく、ロラン＝セアック】
- 689 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:01:20 ID:rBjtDkmA0
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＿_
,,. -─‐ ''"´￣ ｀ヽ
,. ‐'´ ＼
／ ,ﾘ
／ ,.ゝ
! /／ 〈
| ／⌒＞yヽ fr'"'、 }
| , ' ´ （'´ `ｰ'´ l ﾉ
│ / ｀ ﾚ' 藁にも縋る思いで、最も頼りになる。
| （._ | 俺が一年の頃、何かと面倒を見てくれた先輩に相談してみても、
| / -─- ､._ __,..ヘ! 頭からサジを投げられ、
| r‐､ { ｰヮﾆﾆ`ｰ' 〈ｩﾆ'‐.|
ヽ | ,ゝ| ! ヽ、 |
} ヽ(､Ll r:ﾝ' l
{ ! { { /`ｰi _,. -─‐ｧ l ￣￣｀!
,ゝﾄ､ヽ{ { `ｰ-- ' ,' | 「って、そこまで情報が出揃っていて、まだわからないのかお前は」
i( ヽﾐ`ヽ ヽ､ ｰ l |
. | `'''┴-- ､.._ ｀''‐､ ,!、 亅
| ＿＿＿__￣￣~ヽ` ｰ-r-‐ﾍ ヽ く´
. ! |=<>=<>=| ト､-､r=ﾆ⌒ヽ.） ヽ
_,r=ゝ、 ￣￣￣ | ヽ. ＼ ｀ヽ } /
`ヽ ー-----‐‐┴､ } ヽ ﾚ',ﾉ./`ｰ-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【一夏の元先輩、ジェリド＝メサ】
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/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
} : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
ヽ /⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
} / ∨ : : : : :., ⌒ヽ : : : : : : : :/
） / γ v : : ／ l : : : : : : /
. く}ﾊr‐:..､ { 〃ｰ一' l : : : : : /
￣￣:二ﾆ =‐- { l「｀ヾﾍ l: : : : :/ そのまま２年振りのお説教を喰らうハメに。
:::::::::::::::::::::::::::::八ﾘ 弋 ﾄﾐ:､ { 〃 ｘ ─- ､l: :ハ/
:::::::::::::::::::::::::::::::ハ|'⌒ﾞｰ｀´ >j {{r匕-tｧ_ﾁ￣ ﾚ/ /＿
::::::::::::::::::::::::::::/::::::l / / ｀ ｰ─一 /ｲノ|:::::::::::::ミ::...
:::::::::::::::::::::::::/f 7:::: / /斤::::|::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::://j/::::∧ ゝ ' /::::::::::::|:::::::::::::::::::::: 「少しは頭を使え。この唐変木が」
:::::::::::::::::::/::レ::::::::::| ， ` ー＝= ｲ:::::::∧::l:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::ｌl:::::::::／ ヽ∧ ´｀ ／/:::::::::/0 }:l:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::|l:::／／::l |ｱ ゝ ＿_ イ.:.:/:::::::::〈0 /::l:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::|ﾚ／::::::::ｌ |.:.:./.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.i.:./⌒V::::::::∨::/:::::::::::::::::::::::
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- 690 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:01:35 ID:rBjtDkmA0
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...-―:::´￣｀:::..､ー:... │!ｌ│!l!│!ｌ!ｌ│
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／ ´ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞｉ ｀ ＼
./:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ::::ﾞｉ.
/ !:: |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::| ::! ﾞｉ 先輩曰く『サッサと楽にしてやれ』との事。
./::::|::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::|::::|::::ﾞｉ. 良くわからないが、普通なら絶対気づくハズの事に気づかない事が。
/ ／|::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::|::::|＼ ﾞｉ 以前から何度も指摘されてた、俺のニブさが総ての元凶らしい。
. /' !::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::!i::::! 'ﾞｉ .
.::::八::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::八::::. ………残念だが否定しきれない。
./:::;ｲ{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::}ﾄ;:::ﾞｉ. 色々思う所が無いわけではないが、過去の素敵な事例が。
/／ .|| :::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::: ||. ＼ﾞｉ いわゆる経験則が、先輩の言の正しさを肯定している。
./' ||. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .|| 'ﾞｉ.
|/ |::::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ|
|:::::ﾊ:::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:/ ﾍ::::::i＼::::::::::::::::::::::.イﾙ' ﾞｉ:|
' r┴───────―┐
.|三三三三三三三三三 7
,ｨ≦ゝ三三.三三三三三三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.三三三三三.／三'∧＼
- 691 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:01:47 ID:rBjtDkmA0
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./￣￣￣｀:::.....､::::::::::::::::::::::｀::..
..::/:::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::..､::::::::::::::::::::＼
.／::/::::::|::::::＼:::＼:::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::＼
./::::::::i::::::∧::::::::::＼:::＼:::::＼:::::::::::＼::::::::￣｀ヽヽ
/:::::::::::|::::::::∧::::|::::::::＞‐＼::::::ヽ＿::::::＼::::::::::::∧｀＼
.:::::::!:::::::i!::::::::::|＼i＞＜￣￣::::::::::＼:::::｀ヾ＼::::::::∧
.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧ しかし、どれほど考えてみても、やはり、わからないものはわからない。
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧ 正解を先輩に聞こうにも、あの剣幕では教えてくれそうもない。
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ|
ヾ＼:::圦 ヽ u r イ:::/::::::/ }!
ヽ{. / ∨::::::/ |
＼ ── ／ _ヾ-ﾍ
＼ _.....::´ｘ≦三|
ヽ.__. イ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
Ⅶ.ﾊ≦三三三三／アニニヽ.／ ＼＼ ＼
- 692 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:02:05 ID:rBjtDkmA0
-
,,ｨ=＝＝＝= ､
, =＝ミゝメ＝= ,,__ ヽ
／ ,／ r '´ `´´ ￣ 丶㍉､
/ ／／ 〃 , ヽ ヽ ヾ ｀ヾ､
/ / /' 〃 ｲ ﾄ', ', ヽ＼＼ ヾ
! i 〃,ｲii ハ i ', ', ! ',ヽヽ ',
! λ i/⊥山-ｲ 人i i'ﾘ i ',',ヽヽ "
i , ｶ ',rtﾃ=ミi〃 /ｿ_メ､i i !i !! ',
i ヽi' ﾊﾟ:::｡i 〃ﾘ ｲﾟ::i`〉 ﾘ :ﾚi i ﾘ 困った時の伝家の宝刀。
i i ﾊヽ ヽ'',,´ ､ ｀''ﾟ〃 /i i/ｿ ﾘ 『助けて、委員長！』も、この件に関してはＮＧだ。
! ! ﾊ ヽ ヽ ワ '''〃 // /ノﾉ
i ! i ﾊ､_ヾヾゝ ィ＜/ ／〃ｲi !
i ! !＿〔 ￣Y´´ﾄ､'´_ i i i ﾊ',
iｨ─rt' ´ ＞='´†ヾ=＜ ｀rt-ヘﾊ',
／´; i!ヾ く´ '´ `大' ' ,｀>//i! ;, ヽヾ
＿＿
__|l_ヽ__|l__ _|l､ ﾉ-l|- ---||--- ム |l-‐,
ll ヽ |l_, '/l|` =l|= ／||ヽ、 llﾆll l匸"
￣￣ﾉ´ l| ＿l|＿ -' -l|- ヽ ll-l| ll＿,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , -ｰ ､,;'⌒ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ／, , Ｙ´｀) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,, -,ｨｲ///ノﾉ,ｨﾘ' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , -'" ／／／//ノ!i| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 彼（？）自身、俺と同じ懸念を抱いていたらしく、何かとシャルに便宜を図って。
;;;;;;;;;;;;;;;;; _,／,, -''"／／／/ ）i!、 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ぶっちゃけ、俺を除けば一番距離が近づいていたのだが、
;;;;;;;;;;;;;;;; /" ／////////ヽ､=ｲ |ヾ＼ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; マザコンっぽい所のあるシャルが”つい”口を滑らせた一言。
;;;;;;;;;;;;;;; /"////////il | | | i! ﾞヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; 『お母さんみたい』が痛恨の一撃となり、元の木阿弥に。
;;;;;;;;;;;;;; ' '/ﾄ{ ! !! !i､!l-ヽヽ | | ' ,ﾉ /ﾉ ;;;;;;;;;;;;;;;;; 少なくとも、関係の修復には相応の時間が必要だろう。
;;;;;;;;;;;;;; (~ﾄ（ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ｀⌒ヽ入,__ ;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;; /`ﾉ/`ｰ-､（｀ﾊ, -‐´)）_ｲ〉ノ‐^` ;;;;;;;;;;;;;;;; ………何て言うか、見てて居たたまれなくなるくらい落ち込んでたし。
;;.;.;.;.;.;;...`='-' ／`ﾉ/-一'´`ー' ..;.;.;.;.;.;.;.;.;
;;.;.;.;.;.;.;.;;.;...... `='-' ......;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
- 693 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:02:25 ID:rBjtDkmA0
-
.._ _ _ _,ｒヘ、_ _ _ _ _ .
／::::::::::::{::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::ｌ::､::::::::::::::＼:::::::::::::ﾍ
._／::::::::::::::::::::::::|:::ゞ､::::::::::::::ヾ:::::::::::::＼...
.￣/:::::::::::::::/|::/|:::::::::::ｌ∨:::::::::',':::ｌ::::::::_＼
/::::::::/::Ｎ‐|ﾒ‐ヽ::::::::| ヾ|＼',::::!:::::::::|￣
..ｌ:::l::::! ＿_ 、＼| , ＿_ {.,'::l:::ｌゞ 自力救済は勿論、ヒーロー（？）にも頼れないという、正に四面楚歌な状態。
.|:/::iゞ -―- | : -―- {.ﾉ/ ｌ:/ 事ココに至った以上は、もはやなりふり構っていられない。
...!ハ|､ ! : ./‐ｒ′ 正直、彼等に借りを作るのは不安だが………ひじょ〜〜〜に不安だが仕方がない。
人..¨v . . /
丶 ─ .,'
､ ｲ
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀ .
|::::::::::|___ ‐ __|::::::::/...≧x
,--── ｢￣:::::::::::l/ | ∧ |:::::::ﾄ￣|───-､ ..
/＝＝＝|::::::::::::::::::| | | ',ｌ:::::::::::::::::::＼＝＝＝ｌ
_ _ _ _,ｒヘ、_ _ _ _ _
／::::::::::::{::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::ｌ::､::::::::::::::＼:::::::::::::ﾍ
_／::::::::::::::::::::::::|:::ゞ､::::::::::::::ヾ:::::::::::::＼
￣/:::::::::::::::/|::/|:::::::::::ｌ∨:::::::::',':::ｌ::::::::_＼
/::::::::/::Ｎ‐|ﾒ‐ヽ::::::::| ヾ|＼',::::!:::::::::|￣
/／|:::l:::ｌ z＝=、＼| ｨ=＝ｚ ゝ､l:::〉
ｌ:::l::::! " l ﾞ ,'::l:::ｌゞ 「というワケで、俺に知恵を貸してくれないか？」
|:/::iゞ、. u ′ ﾉ/ ｌ:/
!ハ|､ }ゝ ｒ-‐‐‐-､ /‐ｒ′
¨Ｗ＼ ', / /:::::从 ※一夏的には、誠意一杯の愛想笑い。
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀
|::::::::::|___ ‐ __|::::::::/
,--──｢￣:::::::::::l/ | ∧ |:::::::ﾄ￣|───-､
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- 694 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:02:44 ID:rBjtDkmA0
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_＿__ __
. : : : : : : : . : : .＞ .
． ´. : :／: : : : : : :＼: : : :ヽ
ー = 彳:. : : :, ゜: : : : : : : : : : :ヽ: : . :',
/ , :. : :/ . : : : i : : : : : : : : ゜: : . :!
/イ:. ゜,′: :ｉ: : | : : : :ﾊ: : : i :ｉ゜: .:l
ｰ' ,'::i: : :ｉ:.i . | | . i. i i. i: l :|: : : !
:: :|: : :|/!＿!_ノl!: : l!ヽ_ｌ:_!_| :|: : i :.
j::;'|: : :|:::l;ｨ=ミ､l!: : ﾚ,ｨ=ミ､!: |: : ﾄ: ',
,:ｲ::|: : :|::《弋u:}ﾞ ヽ::!'弋u:ﾉ》::|: : |::';:::.
/ｲ:::|: : :ﾄミ､ ,´ ,ｲ〉!: : !:::ﾄ､:､ 「……………」
′::::|: : :|i!::.ゝ. u .ｲ:::::!: : !::::! ヾ:.､
j::ｉ:|: : :|!:＞'´j＞ ‘ ’ イ＼::::!: : !:i:::! ヾ:､
,:::ﾑ!: : :! H ¨ V! `!: : !::ﾄ:l ｀ヽ
r‐くヽ!: :.:| {ｰ -､ _＿} l: : |〉>､!_ ※無手の右手で攻撃した時のみ、ナゼかISのシールドバリアを無力化できる、
ハ:.:.ヽ!: : ! ﾄ--―‐-､/ ,: : ハ/:.:.:∧ 人間零落白夜な能力の持ち主。
. /.:.:.:､:.:.:|: : |､ ',ｰ '⌒ｰ ,′ ,: : /／.:.:./.:.:ヽ
/.:.:.:.::.:､:.|: : |＼､ ', / ／ｉ: :.{´.:.:.:.:,'.:.:.:.:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:!: : !ヾ:i＞､＼ ／＜イ:i!: :j:.:.:.:.i/.:.:.:.:.:.:.:.:.､
【比較的親しい（？）クラスメイト、上条当麻（かみじょう とうま）】
＿＿__
'"´ ､
／ ＼
／ _f_ ⌒>-､:ヽ
/ { ○ ､ } ハ
/ i ＼ ヽ_/ i _） ',
/ |､ ヽ ‘ｰｭ'¨7.､ i
' / .{ .| ヽ ﾄ､ ＼ ', 弋只¨7 |
| ./ .|ヽ :| ､斗-＼ ヽ i ｀¨´ |
| / {- 'ヽ{ ｀ ィ乏ﾌ¨＞､}i | |
| ハ |<乏ト＼ -- ' | | } i {
|' ',ヽ{ -' ﾉ | | | | ハ',
}小 u | / ,' | /|' ヽ 「……………」
| ∧ ｒ―-､ |./ /／|'
| / /､ ￣￣ ／ :|'}/'
|' | /∨ヽ イ 八 __ ※マニュアルで擬似的にAIC（慣性停止結界）を再現できる、
!' ｀,}￣ / >':::::ヽ 天才的PIC（パッシブ・イナーシャル・キャンセラー）操作能力の持ち主。
_／::ハ /:::::::::::::::>--, ＿
_, イ´:::::::::{ ', /::::::::::::／:／::ィ ⌒ヽ
{ヽ::::ヽ::ヽ:::::::| / /:::::::::::/::::/:／ ／ i ヽ
| ∨:ヽ::ヽ: :|＞ ⌒ ＜/:::::::::::/::::// / | ,
| ∨:::::::::::::|::::::::::::::::/:::::::::::/::::// / }
【同じく、鈴科百合子（すずしな ゆりこ）】
- 695 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:03:00 ID:rBjtDkmA0
- :
:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ:::ヽ:::::::::::::: ﾍ::::::::::::::::::ヽ:＼:::
::::::::i:::::::::::::::::::/:::::::::〉、::::ヽ:::::::::::::: ﾍ _,,,_:::::::::::ヽ::::::
:::::::::i::::::::::::::::/:::::::::/ ＼／＼:::::::~:::i_ ﾍ:::::::::|:::i:::::
::::::::::||:::::::::::::|:::::::::/__,,-"＼::::＼`'',<::i 〉|::::::|::ｲ:::::
::::::i:::|::::::::::::::ﾍ|::::/ _,,＿ ` -'" ﾉﾉ |',::/|ﾉ|:::::
:::::::',i:::::::::::::::::::',/ .／ｿ:| ` `' ',|/彡|／
:::::::::ヽ:::::::::::::::ヽ'., <_i':::ノ .、 | "
::::',::::::| ヽ,::::::::::::::ﾍ ￣ ' ./ 「……………」
::::::ヽ::ヽ_ `ヽ:::__::::＼ u ./
ヘ|＼;;;;|ヾへ_∧.￣￣ ｒ-っ / ※突出した能力は無いが、コンスタントに上位の成績をマークする、
_/ -, ,, _ ＿＿,,./ 委員長に次いでオールマイティな人。
／ ＼ ` ミ/
／ ', / ＼,_
. / ',|. .| |
/ .| | ﾍ
【同じく、秋月涼（あきづき りょう）】
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､|:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.ヽ
. /:.:.:./:/:.:.:.:.:.:.:.｀丶､:＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:',
/:.:.:./:.:|ｌ:.:.:.::::|:.:ﾄ､:.:.:.:＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
. /:.:.:.:.ｌ/z|ｌ:.:.:.::::|i:.l ＼／|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:',
' :.:.:.:.:トハl:{:.:.:::|i:.l,. -‐ ＼|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.',
l:.:.:.:.:ｌ:.|/-.从:.::/jﾉ!,. - |_:.ｌ:.:.:.:.:.:.|､:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.',
l:.:.:.:.i|:.| ヽYi/ ﾘ ,.ｨﾃ乏|:.:i〉`:.:.:.:.|^ヽ :.:.ヽ:.:.:.:.:' 「……………」
l:.:.:.:.i|:.|ヽｫ〒t tｚｸl:.:.l:.:.:.:.:.:.:.!ﾝi } ＼:.＼:.:.:',
l:.:.:.:.i|:.! ﾊ ﾋﾘ ´ '''ｌ:.:ｌ:.:.:.:.:.:./)' ｿ.:.:.:.:.￣:.:.l:.:',
l:.:.:.:.i|:.l::::::', ''' ､ u l:./:.:.:.:.:.:/- ' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l＼! ※勉学はイマイチだが頭の回転は早く、
l:.:.:.:.i|:.:l::::::ヽ t.､ 〃:.:.:.:.:.:/l::::::::::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.l ISの模擬戦においては、戦術や心理戦で勝負する人。
ヽ:.:.:.:ヽl::::::::::＞ ､ ＿＿/:.:.:.:.:.:./-|::l:|:::::::::l､:.:.:|｀丶
ヽl:.:.:.:ｌﾊ::::/!::|:/三三三≧z､i:i:ｉ:|:ハ|＼:ｌ ＼l
jﾊ:.:.l V ﾙ'/.三三三三三|≧z､ﾕ 、 ＼
【同じく、木下秀吉（きのした ひでよし）】
＿＿
, ‐ ´ ｀ヽ
／..:／.:/ .;ｲ :. :.丶.:.: ＼
〃:.:./ .:./:.:/小:.: ',:.:.ヽ:.:.:. ',
l:{.:./ .:./-‐:! l ヽ:.‐-:.:.:.＼:.:.!
ｉ:}:ﾊ .:7ｨ=ﾐj:ハ >=ミヽ:.:ﾍヾ、
､_メ!.:i.:.ﾊ r'_;j r'_;j ∧:.:}:.fヾ 「……………」
乂;ｲ.:.∧ u /ｲ V:.:.| ﾘ
_／ j/_:ﾉ:.介 .、 ° ,イ:.l:|:..|:.:.:.!
´/:.:,':.:.:j:|:ﾉｰf夭‐ﾍ :j:|:.:ｌ:.:.:.:! ※格闘技の経験は無いが、クラスで一二を争うIS適合率の高さと持ち前の思い切りの良さで、
/.:.;ィ7´ｌ:|＼/ﾑﾍ／｀l:| ｀ヽ.:.:i 時折、大番狂わせな大金星をあげる意外性の人。
/.:/i // !| に不こ) !|l /!:.:.i
/.:/| ヽl ｌ !|/〈/ i| ヽ｣ !| !./│:.:.
【同じく、渡良瀬準（わたらせ じゅん）】
- 696 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:03:14 ID:rBjtDkmA0
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/ / ! :| :|ヽ＼ ＼:::::. ヽ
,' .:/ .::::/ ,' :,' .::iハ . ヽ:::: :::ヽ:::::. ﾍ
i .:/ ::／ / ::/!: .::,' | |∨:|ﾍ:::: : :::ﾍ:::::::
| .:,' ／ .:/ ::/,' :::/ |:.! |:.:| |∨::::::::∧::::
| .::i:./ .:::,＼__＿/:_;ノ ﾘ !ゝf‐-': ::::::::::ﾊ::
|／:|/ :／,ィi l ／::./ / |/'_｣」. i:::::::::::::|::
,ｨ| / ::::::／i,.＞''"ｱiヽ /´::::}`.|:::::::::::::ｌ::
/ | ,'::::／{ rT{::::::::::r ! {:::::rﾘ ‖:: :::::/ﾄ
{ | {::/::::::ヽ|:|乂､_,ﾉﾘ ヾ之' ,'|::::::::,'. | 「ひょっとして冗談のつもり？
ヽ | |,' |::::|::::|｀ﾄ! ''' "´ ､ ﾊ|::::.::i ! 全然笑えないよ、それ」
ｉ |::::|::::l::::|ﾄ､ /:::|:::::::| ヽ
ﾊ:: l: ::|::::|::::iﾊ ＼ ´ イ:|!:::ﾊ:::::|
∧: !::::i:,.-､｢|∧ ＞ ､ _,. ＜:i::|:::|:::::.ﾍ:::ﾍ
/::::: _厶イ .／ |:.:.|` ｰ-L＞､:::::::|::|:::|:::::::::.`iｰ＼
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. : : :´: : : : : : : : : : : : .
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :.、: : : ヽ
. /: : : : : : : : :/／: : ／7:/: : : : : ::l: : :i : : .
/. ./: : ; : : : /､_: :／ //|: : : : : : :|: : :}: : : :.
. /: :/. : .:| : : :.:ヘ.>'￣ `ﾄ{.:|: : : : /:/|ヽ 」: : : :.
/: :/: : : .:|: : : :|／ ﾐ|:ﾊﾄ: : ;/}/斗く.ｲ:: : :|::
./: :/. : : ::/|: : : :|茫ミx、 | ∨l/ /-/ |:|: : : | l
: .:/ : : : /{ |: : : :ｌ'///cjヽ _‐＿__ }:|:: : :. :|
イ.: : : :/八j : : : |「¨¨¨’ ｲ//c「ﾉ/: : : :l | 「本気だとしたら、更に笑えんぞ。
/: : : :/: : : |:ｉ: : ::|:l ``` ¨¨´/〃: :/: : | よもや、この期に及んで、
７: //: : : : |:|: : ::|八 ， ``八:/ /: :/ | シャルル嬢の正体に気づいていないワケでもあるまいに」
': /7: : /: : |:l:i: :.:l:i:､＼ ⊿ . ｲ: :/: : : .: :.:|
|/厶イ/:/|:|:l:|: : ::|i:|:.＞r -‐=ﾆ7:／/:/ : /: :八
. |/ .|:|:l:|: : ::||:| ｛=ﾆﾐ/_/|:／:.:/:/ : /}: / ＼
／￣¨ 川 |: ::l从 ヽヽ ￣¨/:/ : / j:/
. / :|从.:ﾄ＼ー -‐} } ／: ::/ 〃
{: 八 }八ヽ＼＿_.ﾉﾉ /:／∨′
- 697 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:03:29 ID:rBjtDkmA0
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. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ',:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,' ',:::::::::::::::::::::::,::::::､:::::::::::::: |:::::::::::::,::::::::::::::::::', ｀
/::::::イ::::::::::::::::::::::::::::::／::::::' ＿＿､:::::|､:::::::::/:::::::!_:::::::|::::::l､::::::::::::,::::::::::::::::::::,
. ./::／ ::::::::::::::::::::::::-／─|::::,'￣￣´ヽ:::; ヽ:::/::::::::::|｀､:::l‐‐-､_:::::::::::,::::::::::::::::::::ﾍ
/／ |:::::::::::::::::::::::/ ＿|:::;_二_‐-ミヽ::, ﾒ::::::::::::|彡:::|二::l__ヽ::::::::',::::::::::::|＼::,
／ . |::::::::::::::::::／| ｲ''|::|.）ﾀﾊ｀ﾍ ｀ヽ:, ヽ:::::::|.イｺ:タﾊ.ﾍ. 〉:::::, ::::::::::| ヽ
,::::::::::::::::ｲ::::::{ ｀ヽﾏL彡ｲ ヽ ヽ: | ﾏL彡' / /::ヽ:::,:::::::::::|
. ,:::::::::::::/ r＼:::{ | /:::／､::l::::::::::|
,:::::::::ｲ::| .| ﾊ＼ l ./.ｲ} ﾉ::|:::| ＼
. ,:::／ .|::ﾍ { { 〉 /.ﾉ /::/ |::|
.／ |::::ヽ ＼ .ﾍ / /:::/ .|:| 「悪い。俺、そういう察しがメチャメチャ悪いらしくて………
',:::::::ヽ､ .‐.ﾍ ｕ /／ﾊ:/ |l シャルの正体とか言われても、何の事だか全然わからねえ」
',:::::::::∧｀ヽ＼ -- ､ /´:::/ '
',:::::/ ',::::::::::::ヽ. ￣.__￣ ｲ::::::/
',/ ',::::ﾊ:::::| ＼ ／::::/|::/
∨ .､:::| ヽ ／ .|::::/ .|/
| ｀ _ ィ .|:/
| .|
_/:::::::::｀´::::::::::::::::::｀::丶､
／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
..:´:: /::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::ヽ
/ :::::: |:::::::::::|:::i:::＼:::::::::::::::＼:::::::::::::::::::.
/ :::::::: |::::::: {:|:::|､:::ト 、:::::::::::::::＼::::::::::::::::.
/:/::::::::::|::l､:::ヾ:::| ＼ ＼::::::::::::::::ヽ:::::::::::::}
.ｲ::::::j:::∧| ヽ ::: |ィ7卞 ＼:::::::::::::::::::::::::::::ゝ
|:::::/:::{ｲ)ﾊ ＼:l Vソ 〉 j:ヽ|ヘ :::j::ｉ:::::::::|
|:::ﾊ:::ﾍ Vｿ /ハト ∨::|:::::::::|
ヽj/ ';:: ､〈 j.ノ ﾉ :::::::::} 「あと、冗談でもシャルル”嬢”は止めた方がイイと思うぜ。
}ハ ヽ u __／:::::::::::/ それでなくても、ギャップに苦しんでるんだ。
ヽ ｒ-っ / /ﾍ:::::／j/ これ以上、アイツに負担をかけないでやってくれよ」
ヽ, ∠＿＿∨
r〜ﾍ イ|////////＼
＿__ V///｀７´r―|//////////
/¨￣ ￣¨''ｰ‐;ァ７７７| Ｖ |.} |/////＞ﾆﾕ._
/ /∧ __,／//////| }ﾉ＿_!＞''"／/////〉 ､__
/ // ', {７//////////｜////＞''´//////// ｀￣
- 698 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:03:44 ID:rBjtDkmA0
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. ;.. ￣｀ ､
,.,:.´ ´ .. 丶、 、
'/'" .: ..::／ ヽ
/',; /,' /" ';／ , ..., ヾ､
,'〃' ' /::. .／' , .:::::::::.. ﾉ..: }::. :.ﾞ:.
;';'/::;.,'／ ´:;':: / .:::;:; ' ／;::: ﾊ:::: :!ﾞ:、
/i ; ﾚ'::;': /;;!:: ;'.:::/:／ ;:/}::;',..l:::: !
l;!:,':::;':r'"┤;l;:,',二二' ;'/,;‐} ; ;
ﾊ;::::;'::ヾ. ､!::i::/ ｀´‐ /" V ,':/
,．==ｰ;:::/!: .:/｀l:;'ﾚ′ ,.:'/'′ 「…………なあ。今のウチに、コイツ始末しとかね〜か？
／ニニﾆ,:;/';.::/ﾆ=ﾘ_,＞ . 一／/' 生かしておいても酸素の無駄使いだぜ、絶対」
／二二二二'=ﾉ'"ニ／ ｀ ､ ｀ i/′
／二二二ニニニニ／ ／ ＼
┐￣￣￣ ー=ﾆﾆ／ : ､
／l _ ．‐ ´ : ＞,.､
／ └ ´ :. ／///,.｀〉
／ ::. /////' 丶
. ／ ;: ._ ./////. 丶
／ ／ ｉ ｀ ､,'////＞､. 丶
. 〈. ' ` ､ / ヽ | `＜_ﾚ' ヽ ＼
. ヽ ｀,' ー- ．._ / ヽ! ､ ヽ
. { ,./.＿＿,.' ｀ ｰ- ._ ' ＿_,.-――-､-― ￣￣ ヽ . 丶
>'三三三三三ニﾆ=ｰi´｀__.､{'//////////∧ , 、 ＼
／/////l,l////////＼'/￣￣ｰ .._,'////////∧ ﾉ ､ ､
,.'//!////l/,!///∧,､////＼////////////////{ , ,.' ､ ,
. i//,l////,l//ｌ////∧,＼/////ヘ, ,._'//////////,! ,.．､ ,.' / ; ,
. !//!/'///l//,l/////∧//ヘ,._///////`,ｰ-, , .＿/ﾍ ,.． ' ） i ,. ,
!//,!////,!'//,ｌ'/////∧////,｀ヘ, _///////////／ .／ , 'ｌ . ､ ! }
. l///!////l///,!//////,ヽ////////,｀,ｰ-, ＿/／ .／ ｉ ,!!､ヽ` /
. !///!////l'///,!'///////,＼'//////////// .／ ´.i ﾞ!,. ﾞ/
ヽ'//,l////､///ヽ'////////,＼///////,／ ........ , ' ,',. ', '
ヽ._ヽ///,＼///,＞,.､///////＞, ,.／::::::::::::::::::.. ../ '
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`ｰ―‐‐一′ 丶..＿≦二//._////////_','
- 699 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:04:00 ID:rBjtDkmA0
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／.:／
／.::／ _ ＿
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,､ {::/___／.::::::;::::::;:::::::::::､::::::.ヽ
rv^! ﾄ. ＞ィ.:::::::／.::::/.::::::::､:::ヽ:::::::.＼
| | .! | ｉ ／.::::::/＿i__/i::::i::､:::ﾄ:::::::ｉ::::::::ﾄ＼ ｰ=ﾆミヽ
| l .! r┤ /.:::::::::/.:l:::::l!::! !:::ｰ┼|-ｉ::::|:::: i::! ｀ヾ:､_＿＿__):/
,' ′｜ '． ,'.::::::: ハ!ち二l` ヽ::!ち¨>!:::|::::::l::i ｀￣￣￣´
{ ヽ` }. ,:::::::::/弋ﾄ"" j ´ ￣,, Ⅵ::::::|::ﾄ､ 「気持ちはわかるけど、もうチョット長い目で見てあげましょう。
_| ,! / ,::::::::/ｉ::: 八 u ＿__ u ﾑi::::: |::ﾄ::.ヽ 本人に悪気は無いみたいだし」
ﾄl､＿___{ヽ . {::::::::{ 乂::＞丶 { _） ｲ＼ｌ::::: |::|:::::､:.＼
ノ:L三三彡ﾊ ':::::::::∨|| /> - イ | .!:::::.ヾヽ:::::::::::.ヽ
〈: : : :ヽ＜: : : 〉 ヽ／: ! || {､ j ヽ:::::::::::.ヽ:::::::::::.ヽ
/: : : : : : : : : / ／. : : :､ヾ:､ ! ヽ , ‐−/ 〃>､:::::: }:::::::::::::.}
. /: : : : : : : : : / . ／. : : : : :ｉ ＼ ＝=! ／_ . =彳／. : :＼:j::::::::::::八
__
,.． -─ ─ｲ(二､ ＿＿_
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
γ´:::::::::::::::r:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::|:::::,':::::,':::::/i!|::::|:::::ヾ:::::::',..
. /:::::::::::::::|:::::│,/::::/:::::/::ﾊ|::|:::::|!::::ﾊ. }::i
. ／ｲ:::::::::::::::|:::::::|/::::/:::::/_/// j:::/_!/. . ﾉ:ﾉ
|::::::::::::::::|:::::::l/=j/=/j/`j/ ｨ= j/ ／´
|:::::::y::=v'′ | ､ し iﾝ !!
|:::::::|{ |:::::! | ￣ ,`´||
|:::::::ゝ..|::::::!:: | u , | 「………しかし、よもや上条さんよりもニブイ人が居ようとは。
|:::::::!:::::|::::::!:: | _ ｲ: | 世界の広さってヤツを感じますね」
|:::::::::::::|::::::v: ト . ￣ .ｲ:::! |
|:::::::::::::|:::::::::V 丁::::T:::::|!|:::: |
,:ｲ:::::::::::r|:::::::::::ト ..＿|､::: |::::ﾊ:|:::! |
/ /::::::: ﾚ ゝ::: ヾト _ ﾊ:ﾚ′ |:::! |
'::/::／__ ＼:: ＼ フ:「::jﾄ、 |:::| |
/::ｲ/::´:::::｀::ヽ ゝ:: ＼/:::ｲｰﾄ::V:::::| |
/::'::l::::::::::::::::::::::::ヽ ﾊ:: ヽ/|::|ゝﾝ|:::: │
. /::::::::|:::::::::::::::::::::::::::V:::::::V′|::| ヽV: N
- 700 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:04:26 ID:rBjtDkmA0
-
. : : : : : : : : : : :ミ : . ＿__
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:/: : 小､
／: : : : : : : : : : : : : : : : ／: : : : ′: :.:|: : :，
／; /: : : : : : : : : : : / : ／ /.: : : :.:i: : : :.:|: : : :，
¨´ /: : : : :.／: : : : :/ ∠ / : 斗: : |: : : :ﾘ : |: : :，
./ : : : ／: : 斗彡／__ ７ ＜ / : : | : : /: : :|: : : :，
/: : :／/: ／: :|,／ｨf 笊示ヾ/: : : :乂:/:!: : :| : : :，ヽ
./: :／: /／＼: :|: ﾞ 乂:ｿ /: :.／ _７ヾ|:.: :.| 小 :，
/:／ |:.／ 小 ヾ| / ／ ｒ７㍉｜: :.|: :| ‘:|
／ |: : :‘，ゞ ／ {弋ﾂ斗:.:.:ﾘ: :l
|: ／}:ゝ-､ u ／ ／: /i/: :/
／ ｜: :， 、 ＿__ ≠: / ∨ 「ひょっとして、
_, 从: :， 丶 { _） ／′l′ 自力で気づかないと、かなり拙いレベルなのか？」
ｒ≦: : | 从ヾ ＼ ┌:＜
∨: : ├ /| ヽ イ∧ : . ≧
}: : :.:.|:/ :} /￣￣ 7: : : : :７
_ノ: : : : {′,| :{ :} ／ : : : : /
_,. =≦: : : : : : :} } ___/__,／: : : : :_:斗､
_,. ≦ ／: : : : : : : : | |/／: : : : : : : : : : : : :_ヽ
∧ ／: : : : : : : : : : | ／ : : : : : : : : : : : 「￣ ≧ .,_
/ { .／: : : : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : :， ≧ .,_
i { ＜: : : : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : :， 斗―ヽ
{ ! ｀ ＜: : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::， ／ } :}
| | ｀ ,／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ / ,/ :{
/: : : /: : : : : : : : : :/: : ,ｨ: ::/!:.:l V: lV: : l: : : :':,: ヽ ┛┗
/: : : /:.Λ: : : :/ヽ:./:.／/:.:/ .}: l V:' V: :.l,: :.ﾊ::',: ::', ┓┏
,': :l: :,:': :{ }: : /:ｨ／Ｘ、/／ ':./ l:.l V:ｲ',: : :l: l: : :',
,: : :l::/: : :`´:.:У´ ￣ `,ｨ< ‐-/, ' -リ'´ l:.:l l: : :l: l: : :.l
l: :ﾚ': ／: : , ｲ ,ｨ;:, Y ｲ ´￣ `}/､.!:::/!:,': : ::l
l,:.':〃: :,ｨ: :.l l ゝ' .′ l r:, ' Y:/:,'/: : ::,'
／;,ｲ／二.l: :' ヽ、 , ' l `' /: :/: : : ::,'
／,ｨ: :l:.{ / }.l:.', ￣ ,、 ` ､ __ ,イ: : : : : : /
〃 j: ,':ﾊ !: :, / :` -:, l; l: : : : / 「むしろ、どうしてわからないのかが理解できない。
,': ,: : : ゝ.- .l: :.l l::::::::::::,′ ﾉVl: : l/ 人として色々終わっているレベルよ！」
/: /: : : : : :/:.l: ::l:.、 l::::::::::, ／:l::',ヾ:. {
. /: /: : : : : :/: : l: :l: : l｀ - l:::::::/ , ..＜: l :l: ﾊ
/: /: : : : : :/: : :.:l: :l: -} ゝ '￣: :´: : : : : l: l: : ',
. /: /: : : : :: : ＞ ´ l: .! ノ l￣`＜: : : :: :l: l: : ﾊ
/: /: : :.＞ '´ l:.,i ＼ ト-l `＜: :l: l: : : :',
,': : :,／ヾ l:,:! ＼ l l: l: : : :.l
ｌ: :/⌒ヽ ＼ l:.' ＼, -― - l l:.l `ヽ:.:!
l:/、 ＼ヾ ﾘ ＼-＝=,! l:.' Y
l,' ` 、 ヽ丶 ＼ l ,ﾘ
- 701 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:04:43 ID:rBjtDkmA0
-
-=≦￣｀ヽ
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／::::::::,;--::::::::ヽ／::::::::::::::::::::::::＼
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／:::::::::::::::/:::l:::::| ＼＼:::＼:::x＜￣::∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
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l:::::/:::::::::/:::l:::::| ==＝=ｧ` ィ=＝=i |::::/::::l::::::|:::＞''
＼|:::::::::/:::::ヽ:::ヽ､`― ′ `ー '´ |/l:::::/:::ノ
＼::::l:::::::＼::::｀ﾄ､|||| イ´ 「え…え〜と」
＼＼＿＞＿＞- ´ ∪ /|￣ ＞- ,,_
￣ ￣ ,, -＼ (⌒) ／ | ｀l
／ ﾞ＞`ｰ イ_ |､ /ヽ |
|∧ ∧ ヽｌ / |､
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,． ´ : : : : : :Y´￣jﾉ: :｀ ､
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／ ヽ
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. //: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
. __//:. :.: : :.:/:〃:/: : : : : ヽ: :.:ヽ: : ヽ: : : : ヽ: : :.
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ヽ(_:::::::V {: : : :/γｒ''ｑヽ γ'ｑ ヽ |:.: : :l: : :.}＼:ヽ:.:}
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＼( {:::::::＼ "''='''" "''='''" ﾉ: :/:.:／::::::}ヽ}
＼:::: { u ∠_,.ｲ／／j／
｀¨ヽ （~｀~´｀｀) ｲ≦_／ 「とりあえずヒントだしますね。
＼ , ´ それで察してください。何て言うか、答えを直接言っちゃうのもアレなんで」
i ィヽ⊃
＿_| ｀¨¨´ Vユ_
_ｒ ‐ ' ´￣ ￣~^` ＜ _
- 702 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:04:57 ID:rBjtDkmA0
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/７
__/ /
（( _,. -‐=ﾆヽﾊ‐､ ﾆニ二 二ニコ
,ゝ｀ （( 廴ス（( ＼ ／／/ /
（(__ノﾉﾉ｀,ｨ豕㍉)））人 ∠／ / /
｀て(ﾗ ,.ィヾ（(Cノｲ)ｿﾊ //
／〃ﾊ｀く l c)ｿ（(｀フ‐-､ 〃
（( / ヽ ヽﾉ 人(c人/ 〃ヽ、
て⌒｀ ヽ-ｧ´ヽ／ / 〃 ＼
／⌒ /,イ/__／ l // ＼
（( 〃 《（く __／ =ﾆニ 二ニ= ＼
／ 从 ヾ ｀7ｰ-‐'ﾝ〃 // 〃| ﾉ＼ ﾊ ＼
（( 〃( 二ニヽｿ} ￣´〃 // 〃 | ﾉノハ<ﾉ / ヒントその一。シェイクスピアの『お気に召すまま』。
ヾ二ﾆつ ) ノﾊ| 〃 |（(__) ﾊ/ /
（(〃イ人 { 〃 | ）)く / /
ゞでん'´ヽ、 =ﾆニ 二ニ= / /
〃 )）人ヽ〃 // 〃 ヽ､ ﾟo｡｡｡/
=ﾆ ニ= ／ヽ〃 /／ /ｰ‐､/°
〃//〃 ／ ／ゝ-‐' _ｒｒｒr‐､,ﾍ
〃 ｡％｡ ／ /ﾟo｡｡ bLLLl-'｡ヾ
___,-r',二⌒ヽﾟ％. j 〃 ﾟ 8ﾟ ﾟ ﾟ8o !
｀7,ｨリ-r'_ノ_ﾉﾟ =ﾆ ニ= ﾟ｡ ｡｡ ﾟ |
´ ｀ 〃〃〃 ｡ﾟ｡ l
〃 _ﾚ〝 ｡°ﾟ｡ |
=ﾆ ニ= ／/〃 ｡° ﾟ｡ l
〃〃〃 ／=ﾆ ニ= |
〝 ／ 〃〃〃 |
／ 〝 |
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【適当なAAが無かったので月影先生】
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ﾉ | ＾＼
／ ／ 二二|二二 ＼ ﾚｰ ､
| ／／ | ＼＼ | ヽ
`く／ ﾉ ＼/ｰ ､ ヽ
＼／￣￣￣￣￣＼／⌒ヽ ヽ l
／ ／ ＼ ヽヽ,ﾉ
／（＿／ ＼ _l／
/ ＿＿＿ ヽ
| ／::::::::::::::::::＼ ヽ
| /:::::::::::::::::::::::::::::::>､ ヽ
| lV:::::::::::::／⌒ )ノ ＼ |
| ヽ_:::::::::::'､__,ｨ Ｊ:::＼ , - ─┬┴ ､
| ヽ:;;;;;;;;;;:ノ `つ::＼ﾉ | ＜二二＼
ヽ l fii fii ｀`ｰヵ>─'て | ヽ ＼i ヒントその二。『リボンの騎士』。
＼ | `ｊ `ｊ ﾝｿ()） J | ﾉ
＼__| ､＿＿ * ／ｲ`ｧ ろ_ゝ＿／
/＼ ｨ ￣ ＼`─､ン､
＼ ` ｰ､‐- ､ ゝ､, -─ ソ─‐ﾍ
￣〉 ! ｉ／ ／／) ／ ／ 〉､ ,..::─
/ | 人／／ と彡,介､,／／＾`ー､／::::::::::::
/ | /（（ (／／／/./ >'´ く::::::::::::::::::
/ | 人 ヾヽ '-'´／ノ （∧ ∩介､）::::::::::::::::
| !／ ＼/＾＼_`＿／::::::し（ （ （::::::::::::::::::::
| ' ／ / ／＼:::::::::::::::::::∨＾V＾ヽ:::::::::::::
／￣￣￣￣￣ ／──`､──ーﾍ ヽ､_,）⌒￣
＿∠／￣￣￣ヽ::￣⌒ヽ::.. :::.. ..::⌒⌒
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【サファイア王子】
- 703 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:05:10 ID:rBjtDkmA0
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' ,ノ'" ./ `＼
_／ 釗‐ _ ＼
_ｨ lｌ _／ /っ^´ ゝ
│ヽ ﾍ`ｰ'" , ノン ヽ
│ `ﾞ'―' ./‐ リ´ ,, ､ ヽ
' ＼_ 彳 /’ │ ｌl〉 . ﾞ'-_
ﾍ-二'コ' ヽ │j ﾉ _nｿ __;水 ノ廴彡!__ ﾞﾞﾍｭｰ ＾ｰ ､
ﾞー-ﾉ ￣― .Jﾍlｌ│lﾊl!/l! ﾉｊ_､ｊｊ---- j彡广―'' ＾ｰ 、
│ ﾞi!''ｴフン上)彳ﾞﾞl|lll :;t三ﾓﾗﾆ) ﾚ ﾞｌ ＾＼ ''
ﾍ ./弋 ジ人_-_- 彡ｴﾆ‐ `￣" ┌ l! ＼
‐ `-'､〈 ﾞ,, ｲ＜弋ﾃﾍ ,! 个-..-゛ '、
`ｰ- ヽ‐'´ ｌ | ､ ﾉﾍ..,,..┌ ,'
ﾉ ヽ 'ｖｒ::':´ 〈ﾞﾞ''‐^´ ./ !_
/ ./ ﾞ 、 ﾞ ._ ＿.., ﾞﾞ'〜ｮ‐'´ │ﾞゝ ヒントその三。ベルサイユのばら。
丿 丿 ゝ ´ ...... 〟 ,〃 |! ﾞﾍ
!丿 ﾞゝ _/│ 釗 ＼
│ _／ﾍ 、 ﾞ ,ｨl!ﾆｌ! │ ﾞ┐
! _ノ'" 个ｰ..ノ''ン ﾞ彳 ｌ! ヽ__
i _.-'"´ ﾍ ﾞﾞ |ｌ ＼ i 彳`ｰ--
. │_/'´ i ‖ ＼ it l!
/ｌ 夕 ___ lｌ || , 〉 ├|! !
1`ー‐彳ノ''￣＾コ 、 lﾘ !彳 亅 l!丿 !
! 、 ﾉン’___-‐'´ `＼ 彳 ﾉl!ﾞヽ..,,..／ │ !
＼/l彡‐'~~ ＼_ !l! │ﾞｰ..____,..- 亅 │
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【オスカル＝フランソワ＝ド＝ジャルジェ】
- 704 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:05:25 ID:rBjtDkmA0
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|: : : : : ｛ fて弌 ￣ 弋 ツ /: : : : : : : : :|
|: : : : : ｛ 弋 斗 ￣ /／ｊ: : : : : : : ヽ、 「以上、三作品の共通点は何でしょう？」
|: : : : : : ヽ ￣ " ./: : : : : : : : ハ
゛ヽ: 丶ヽ ,--ｰ− 、 厶: : : : : : : : 弋
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／: : ! |::::::::::::::::::::::| ./: : : : : : : : : : /
（ ,'^弋: ＼ ヽ::::::::::::::::::ｊ ／: : : : : : ∧.／
へ, 乂: ` ｀ 一' " ,|≠゛' へ
/ ヽ、' ｀ﾞ ｰ弋'" ,へ＾'ヾ丶 ` l
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ヽ、 ヾ / 〃/’_ , | ｒ .|
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| 个!＾// ⌒⌒⌒~／//∧ ∨＾⌒~^|
〉 '//丶＝三〔三〕匕///.∧ ∨ .,′,|
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. /' !::::i!:::::::::i!,.イ ＿_ ＼:! ＿ iヾ｀＼i＼{
.::::八:::::::: -――- ` -――- '.!:::}'::::::|ヽ ` 「う〜〜〜ん」
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: |
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./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{
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,ｨ≦ゝ三三.! || || .|三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
- 705 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:05:38 ID:rBjtDkmA0
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.::::八::::::::ﾄ､弋z少 ` .込zｿ /' ｀Y´:::::|ヽ `
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_ｨｿ !:::::::::::::::ｌ ,.イテぅト ヽ ::::ィテ卞ﾐ､ 」::::::::::::::::::!'
゛ !:::::::|lｭ 〈 ､弋z少 ﾞ- .込zｿ /'ﾜ‐ _..:_:::::::│
|./': │jｌ.ﾍ ^‐ ￣ ./_,ﾉﾋl下彳│
ヾ ﾍﾍユﾏ 釗 ..イ彡ﾉﾉ"/│ ﾞ’
| ﾞ彡 "ｨlﾆン'"ﾞl亅 「前からそんな気はしてたんだが………」
∨ ＼ ⊂⊃ −ｌ/￣,,ノﾆｰﾐ,,
ｌ/-宀ｌ /ｰ-ｲ,,/ﾍ‐ ＾
│..-−亅＼ _..ｨ彳‐--.... ｨ,
! │_ "ﾞ二,,ﾉ ＾''ﾒ
亅 !ld ./1 l l!
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/ ／|::::|:::::::::!| V￣¨≧{. ＼::::::|斗≦¨￣＼ヽ:､＼:::::::!
. /' !::::i!:::::::::i!,.イテぅトﾐ ＼:! ィテ卞ﾐ､ iヾ｀＼i＼{
.::::八::::::::ﾄ､弋z少 ` .込zｿ /'.!:::}'::::::|ヽ `
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: |
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::|
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{ 「俺とシャル以外、実は全員女だったのか？」
|/ |＞ｰ.. u /..イ:::::| ｀＼
|:::::ﾊ:::＼ ⊂⊃ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
' r┴‐┴┐ ､ ／r┴―┐ヾ
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/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
- 706 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:05:52 ID:rBjtDkmA0
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:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ:::ヽ:::::::::::::: ﾍ::::::::::::::::::ヽ:＼:::
::::::::i:::::::::::::::::::/:::::::::〉、::::ヽ:::::::::::::: ﾍ _,,,_:::::::::::ヽ::::::
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::::::::::||:::::::::::::|:::::::::/__,,-"＼::::＼`'',<::i 〉|::::::|::ｲ:::::
::::::i:::|::::::::::::::ﾍ|::::/ _,,＿ ` -'" ﾉﾉ |',::/|ﾉ|:::::
:::::::',i:::::::::::::::::::',/ .／ｿ:| ` `' ',|/彡|／
:::::::::ヽ:::::::::::::::ヽ'., <_i':::ノ .、 | "
::::',::::::| ヽ,::::::::::::::ﾍ ￣ ' ./ 「か…考え抜いた挙句の答えがそれですか？」
::::::ヽ::ヽ_ `ヽ:::__::::＼ u ./
ヘ|＼;;;;|ヾへ_∧.￣￣ ｒ-っ /
_/ -, ,, _ ＿＿,,./
／ ＼ ` ミ/
／ ', / ＼,_
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/ .| | ﾍ
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. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ',:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ＼
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/::::::イ::::::::::::::::::::::::::::::／::::::' ＿＿､:::::|､:::::::::/:::::::!_:::::::|::::::l､::::::::::::,::::::::::::::::::::,
. ./::／ ::::::::::::::::::::::::-／─|::::,'￣￣´ヽ:::; ヽ:::/::::::::::|｀､:::l‐‐-､_:::::::::::,::::::::::::::::::::ﾍ
/／ |:::::::::::::::::::::::/ ＿|:::;_二_‐-ミヽ::, ﾒ::::::::::::|彡:::|二::l__ヽ::::::::',::::::::::::|＼::,
／ . |::::::::::::::::::／| ｲ''|::|.）ﾀﾊ｀ﾍ ｀ヽ:, ヽ:::::::|.イｺ:タﾊ.ﾍ. 〉:::::, ::::::::::| ヽ
,::::::::::::::::ｲ::::::{ ｀ヽﾏL彡ｲ ヽ ヽ: | ﾏL彡' / /::ヽ:::,:::::::::::|
. ,:::::::::::::/ r＼:::{ | /:::／､::l::::::::::|
,:::::::::ｲ::| .| ﾊ＼ l ./.ｲ} ﾉ::|:::| ＼ 「いやだって。男装の麗人なんだろ？
. ,:::／ .|::ﾍ { { 〉 /.ﾉ /::/ |::| さっきの問題の答えって。
.／ |::::ヽ ＼ .ﾍ / /:::/ .|:| だとしたら、ズバリなハズじゃないか。
',:::::::ヽ､ .‐.ﾍ ｕ /／ﾊ:/ |l 実際、そう考えると、色々辻褄が合うし」
',:::::::::∧｀ヽ＼ -- ､ /´:::/ '
',:::::/ ',::::::::::::ヽ. ￣.__￣ ｲ::::::/
',/ ',::::ﾊ:::::| ＼ ／::::/|::/
∨ .､:::| ヽ ／ .|::::/ .|/
| ｀ _ ィ .|:/
| .|
- 707 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:06:13 ID:rBjtDkmA0
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...-―――-.....
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.／::/::::::|::::::＼:::＼:::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::＼
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/:::::::::::|::::::::∧::::|::::::::＞‐＼::::::ヽ＿::::::＼::::::::::::∧｀＼
.:::::::!:::::::i!::::::::::|＼i＞＜￣￣::::::::::＼:::::｀ヾ＼::::::::∧
.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ 「お前等ってば、着替えるのがやたら早い上に、
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ 何か、俺の目を気にしているみたいだし」
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ|
ヾ＼:::圦 ヽ r イ:::/::::::/ }!
ヽ{. , -―， / ∨::::::/ |
＼ └‐ ´ ／ _ヾ-ﾍ
＼ _.....::´ｘ≦三|
ヽ.__. イ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
Ⅶ.ﾊ≦三三三三／アニニヽ.／ ＼＼
...-―:::´￣｀:::..､ー:...
....:::´::::::::::::::::::|::::::::::::::::::＼:｀::...
／::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::＼::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::i::::!:::::::::::::::::::::::::::::＼::::＼
／/:::::::::::::::::::::: |:::::∧::∨:::::::::::::::::::::{::::::::＼::::ヽ
／:::/::::::::::::::::::::::::::|::::::::∧::∨::::::::::::::::::∨::::::::::ヽ:::::.
／ ´ /:::::::::: :::|::::::::::/|:::::::::::∧::∨ :: |:::::::::::∨:::::::::∧:::::.
./:::: :::::: |:::|::::::::/ i!::i!:::::::::∧::∨|:|:::::::::::::∨::::::::::::.＼:.
/ !:: |::::::::|:::|::::::/ Ⅶ::::::::::::::＼:.|:ﾄ､::::::::::::∨::::::::::::. ｀＼
./::::|::::|::::::::|_ﾊ__/ i从::::::::::::!{:|｀＼.＼::＿::∨::::::::::!
/ ／|::::|:::::::::!| V￣¨≧{. ＼::::::|斗≦¨￣＼ヽ:､＼:::::::!
. /' !::::i!:::::::::i!,.イ ＿_ ＼:! ＿ iヾ｀＼i＼{
.::::八:::::::: -――- ` -――- '.!:::}'::::::|ヽ `
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: |
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::| 「ましてや、結構親しくなってきたにも拘らず、
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{ いまだ誰一人として連れションに付き合ってくれないなんて、
|/ |＞ｰ.. /..イ:::::| ｀＼ 普通ならありえないよな。うん」
|:::::ﾊ:::＼ ´ ｀ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
' r┴‐┴┐ ､ ／r┴―┐ヾ
.|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
.|三三三| fi fi |三三 7
,ｨ≦ゝ三三.! || || .|三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
- 708 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:06:26 ID:rBjtDkmA0
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/イ::::.:.:.:::::.:.:/!:::::::::::!::::＿::::::::|!:::::::ｌ＿_:::ｌ:::i::.::::::::::::::::::i
／ ,':::::i:::::::::::!:!:::::￣:!::::::::l!::: : |!:::::::l::::ｌ::l:::ｌ::::i::::i::::::::|:::|:!
i::::.:|:::::::::::!:!:::::::::::!::::::::l!::: : |!:::::::l::::ｌ::l:::ｌ:::i::::i::::::/::::|:!
.： , -‐ ´ ヽ ： ::: |::::::::::::|:!::::::::::!＿_:::ヽ:::::!|::::::l:::ｌ::_＿::i::::i:::}:ｲ::::|::!
： ,ノ ',ヽ ： ::::::::::::|ｰ狂三≧x:::::ヽ:::!::::::x≦三伐- !::::::::::|:::!
： / ', '.、 ：::::::::l:::´::::::::::::::｀:::::::::::::::::::｀:::::::::::::::ﾞ:::|:::::::,ﾘ::l|
： / ﾉL | ：:::::::l､:::::::::::::; -‐ ￣ ‐- ､::::::::ｨ:::::::::::ハ:::l
ｲ ⌒ | ： ::;::::::八￣´ ' ￣/:.l:::::::::l::::::::l 「言いたい事はそれだけか？」
| ,' ：::::::::::l::::＼ ー -- 一 ｲ:::::l:::::::::l::::::::i :.
' / ：::::::::.:.l::::::::::＞ . ィ:.:.::::::l::::::::::l::::::::ﾄ: ',
ヽ： ヽ / ：:::::::::::l:::. ヽ i＞ .＿. ＜ {::::::::::l::::::::::l::::::::|::';:::.
_ ヽ ', .i ：:l:::::::::::l:::ヽ ! } Vム:l::::::::::l:::::::::l ､:､
l ...i .| | ： :::l:::::::::::l::::ｲ! ￣ﾌ ヽ |l::::::::::l:::::::::! ヾ:.
/ ..ヽ| | ：:::ｌ::::::::::l:´ .|{ く _.-―- ._ /..l::::::::::l 丶!
.. i::::::::::::::::::::_.. -‐ ¨ｌ:::::::::;l /' ヽイ ￣/ l::::::::::l `''
. .-―-. .
. ┌≦: : : : : : ミ: : :丶
.／|: : : : : : : : : : :｀丶: :＼
/: 八: : :＼ : : : : : ＼‐一: :＼
,: : : : :ヽ: : :､ﾞ斗＜: : : ＼: : : ､
.八: : :.|斗＼: ､≠以> ト､=ﾐ: : : ､
/:ｲ ＼ { ｆ以 ＼､ i/ ﾍ .〉＼ :､ 「えっ？」
／ Ⅵ: :＼ 〈 ｀ u __/: :! ＼､
ヽ＼{‘､ ＿__ / 川L
丶 ｰ一’ . _,. ≦: : : Ｌ＿,. -ｭ､
ヽ _,.< }: : : : : :/∧ _,∠⌒ ､
<∧ |: : : :／ : : {￣| ＼ 丶
>:}:|: ／: : : : : | | ＼ ト､
,/:∧!: : : : : : ／ :| ＼∧ 、
／′／: : : : ／ 、 { ／ヾ ､
f ／ : /: : : : ／ー―‐┐ ､ ´ ヾ ､
小￣７ : :.:／ ８ | ｀ヾ ヾ ､
} ヾ{: :／ | ＼ ヾ ､
- 709 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:06:39 ID:rBjtDkmA0
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i::::::Ⅵ:::::::::::::|ｰ狂三≧x:::::ヽ:::!::::::x≦三伐- !::::::::::|::: 「いいぜ。そのフザケた幻想をぶち壊す！」
i::::::::Ⅸ::::::::::::::l:::´::::::::::::::｀:::::::::::::::::::｀:::::::::::::::ﾞ:::|:::::::,ﾘ::l
i::::::::::::ヾ.:::::::::::::l､:::::::::::::; -‐ ￣ ‐- ､::::::::ｨ:::::::::::ハ:::l
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿_,ｨｧ..,─､ ./::＼ｨﾍ ,,
Ⅴ:::/ ./::::::」,.-､|:::::_/.|::::〉
/:::::〉 レ'´ ー'.レ'_,.ｨ￣ ",勹
ｆ::::::レ＜´|. _／:::::/;; ＿」:::::二>
,ｲ ＿」::::::::_;＞‐'_／:::_::::::::|./´:::::_:::｢
/::'＜:::_::::::Г __ .｢:::::／ .|:::: l.ﾚ'./:/|:::|
/:::::_;.匕..|:::::| .｢::::|ﾚ'´ ._」:::::{ /:/ .|:/
レ'´ /::::| |:::::| .|:::/ .／::::_／ .ﾚ′.´
/::::: | |::::::〉ﾚ′_／:: ／
|:::／ |:::/ ｆ:::::／
ﾚ′ l/ .|／
＿,,:::==-‐ﾆ='"::::::::／イ::::::＞':::::::::::::::::::::::＞'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠:ｲ:::
, イ:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::／イ:::::::
／::::::::::::＿::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::ィ／:::::/::::::
／:::＞-''" ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::＞"∠::::::::::::::／:.ィ"::::::::/::::::l:::
／イ´ ,.ィ:::::::::::::::::ィ=-､::::::::::::::/:::::::＞､´ /:::::::::,＞'/／/::::::::::/::::::::,:::::
, ィ´:::::::::::::::::::::/ ハ .|::::::::::/:::::/ ｀><:::＞' .／ /:::::::::/ .|::::::,:::::::
-=＝──:::::::::::::::/ / >|::::::::::::::/ ＞ｲ:＜ﾐ､｀><,,,ｨ.∠:::::／|-‐:'"ﾊ::::::
,..ィ´::::::::::::::::::::{ （ ﾍ::::::::::/ / .{（Qﾘ｀ヾ､ /:::／ /二}::/_ |::::::
ﾆ二／:::::::::ﾆ二:ﾆ二::ﾍ .ヽﾆヽ .Ｙ::::/ _,ヽ___.｀`" ﾉ ／ {ＹQ:/ﾍ /::::::
￣￣￣￣￣￣￣￣/_ヽ__ヽﾆ二::二ﾆ二 ｀｀ヽ＜ ／ ﾍゞ/__ﾉﾊ:::::::
: : : |::::::::|: : : : : : : : :/ ￣￣￣￣￣￣｀` ─-､ ﾐﾐ ヽ / |:::::/
: : :/:::::::/: : : : : : : :/ 〉 Ｙ 〉 l l:::/
: :/::::::::/: : : : : : : / 男女平等パンチ / l ／ l .ﾚ
:./::::::::/: : : : : : :./ /／ | ﾉ l ./
/::::::::/: : : : : : :./ {ヽ､_ |. / _＿/ ﾊ
::::::::/: : : : : : :./￣￣`ヽ Ｙ ﾉ 〈/=ﾆ￣￣二==- ___
:::::/: : : : : : : / ＿＿＼ ﾍ__／ 〉 /￣::::}
::/: : : : : : : / |───-──‐ヽ､＿＿ノ イ´ ./ }::::|
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- 710 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:06:54 ID:rBjtDkmA0
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,..: ' ´￣ ￣｀丶､
／: : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : : : /:..:::::..:::::... ::... :... : :`､
.／::::/::i::|:::::/::i::::::::::::::::::::､::..､:: !
ｰ=ﾆ /::::::!::.|::|:::::| .:|::::.:::::::|:::::: !::..:| ::|
/::/!::|:::|::|:::::|:::ﾊ:::::::::::i:|:::::|::::::|:::.!
. / .|:::|､|::|:::::|::| !|:::::::i:::i|:::::i|::::::!::|
/:::::{ ､!ﾊ:::!| ヾ::::|i::| |:/i:::/::::! 「（フン）私等には羞恥心ってのがあるんだよ、お前と違って」
/::::::::|::::! ヽ! ,ヽ!V ´ ﾉｨ:::/
/::::::::::|::::!:ヽ､ _ __ ／::/::/:::',
r､<´￣ |::::!:､:ﾘ ｀ｰ--イ/::/::/::::::;:::.
/ ＼゛､..|::::!､:!:i ﾘ /::/｀ ヽﾄ､:､
／ ! ＼.|::::! ｀ヾﾆｰ-ﾆ/./::/ /∧|ヾ:.､
（ ＼ ! |::::! `､ /./::/ ／ｲ ﾞ､ ヾ
. ヽｰ‐-､ ヽ!.|::::!､､ ヽ /./::/ ／イ ﾉ
' / /::: ,.ｲ ::: / |:: /´ | :::|! ::::: |＼:::
.| ' / .'.::... / !: / |:::! !::::ﾊ ::::::|:::::＼::::
.| | ::!:::::| ::::j -‐|‐|─ ﾄ::| l::::| -‐─ヽ--ヾ::::
i⌒v::::|! ::|::::::ｨ:´::| |: | |:::| ゝv ゝ:::::ヾ::::::ヽ
| v ::| i: l ::∧:::::| V -- ゝ ＼ __ ＼::::＼
| |:::|:: !:::l:::| ヽ_:l _ ＿＿ ＿＿`_ー
| | ::ﾊ::ij:::ﾊ::!イ`弋ゝ-'フ｀` ´ !ノ__フハ
| | :::|:V:::::::ヽヽ ￣ ｀ ´
, -v ,イ V::| ::::::ハ::＼ ::::::::::: ,. ::::::::::::::
, -<. `| ` ヽ| :::/ゝ∧`´ <:i 「だよね〜〜」
, '⌒ヽ ヽ ヽ ヽ/ﾍ/::l!
! | | -.ﾊ V|!:::∧
l ｰ| | r ﾄi_ﾉ ゝ |:|:::|:::,.＼ ´ ｀ . イ
| 人 i´ﾄ l_ﾉl ﾉ/:::j:/::|::::ゝ.､ イ:::: |:::::
- 711 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:07:07 ID:rBjtDkmA0
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/ / / ハ ! ヽ＼ ｀ ヽ } ! !
/ /l′ l l l ヽヽ ＼ ヽ ヽ } 1 }
/ / ! { { ﾊ ∨ ､Ｌ_ヽ_ヽ ＼ ＼} | |
l / l| | | l_レイへ ﾊ ハヽ￣lｰ─-l- │ |
{,' ! {__,イ !Vハﾊ ! V＿ヽ＼} ＼j | l ｌ l
l′ | i､ ﾊ土二ハﾊ l 彡=ﾃテ示 / l , l l
i ! Ⅳイ´{ ）ﾊ丶ヽ ! {イf;: } 〉/ ,′! ヽ !
| ! ﾊ∧ Vf;ﾊ ＼ ! 弋:.:リ / ∧│ ハl 「で、そのまま保健室のお世話になったの？」
| ! ヽ ゞ'′ ヽ ￣ // / ヽ l l ヽ
| ﾊ ヽ ＼/l/l/ ﾉ /l/l/／ｲ / ヽ'､ l
| / ', 丶 ゝﾆ‐ ／ / ∠＿ ヽ､│
}/ V ﾍ V‐｀丶, （_ヽ ∠/ ／─‐ 7 ＼i
ﾉ く￣ ＼ ヽ ｀ヽ､ 「￣´__/／:::::ﾍ ｀＼'/ !
ヽ ＼ヽ } /´￣ //::::／:::::} ヽ}::V
. : : : : : : : : : : :ミ : . ＿__
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:/: : 小､
／: : : : : : : : : : : : : : : : ／: : : : ′: :.:|: : :，
／; /: : : : : : : : : : : / : ／ /.: : : :.:i: : : :.:|: : : :，
¨´ /: : : : :.／: : : : :/ ∠ / : 斗: : |: : : :ﾘ : |: : :，
./ : : : ／: : 斗彡／__ ７ ＜ / : : | : : /: : :|: : : :，
/: : :／/: ／: :|,／ｨf 笊示ヾ/: : : :乂:/:!: : :| : : :，ヽ
./: :／: /／＼: :|: ﾞ 乂:ｿ /: :.／ _７ヾ|:.: :.| 小 :，
/:／ |:.／ 小 ヾ| / ／ ｒ７㍉｜: :.|: :| ‘:|
／ |: : :‘，ゞ ／ {弋ﾂ斗:.:.:ﾘ: :l
|: ／}:ゝ-､ ＃＃ ／ ／: /i/: :/ 「ああ。見事なＫＯパンチだったよ」
／ ｜: :， 、＃＃ : / ∨
_, 从: :， 丶 ⊂⊃ ／′l′
ｒ≦: : | 从ヾ ＼ ┌:＜
∨: : ├ /| ヽ イ∧ : . ≧
}: : :.:.|:/ :} /￣￣ 7: : : : :７
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_,. =≦: : : : : : :} } ___/__,／: : : : :_:斗､
_,. ≦ ／: : : : : : : : | |/／: : : : : : : : : : : : :_ヽ
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i { ＜: : : : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : :， 斗―ヽ
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- 712 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:07:24 ID:rBjtDkmA0
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..ｌ:::l::::! ＿_ 、＼| , ＿_ {.,'::l:::ｌゞ
.|:/::iゞ -―- | : -―- {.ﾉ/ ｌ:/
...!ハ|､ ! : ./‐ｒ′ 「だいぶ打ち解けたつもりだったけど………
人..¨v . . / やっぱ、アイツ等ってよくわからないや。
丶 ─ .,' 何で怒りだしたんだか。まるで見当がつかないぜ」
､ ｲ
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀ .
|::::::::::|___ ‐ __|::::::::/...≧x
,--── ｢￣:::::::::::l/ | ∧ |:::::::ﾄ￣|───-､ ..
/＝＝＝|::::::::::::::::::| | | ',ｌ:::::::::::::::::::＼＝＝＝ｌ
/. . . . /..＼. . . . . . . . . . . . . ヽ. . . . . . . . ｀,`ヽ､
/. . . . . . . l. ヽ. ..ヽ. . ＼. . . . . . ヽ. . . . . . . . ', ヽ
./. . . ,. . . . . ',. . ヽ. .､ヽ､: ＼. . . . . .',. . . . . . . . ,
l.. . . .,. . . . . . ',. . . ＼ヽ. .｀ヽ＼. . . . ',. . . . . . . .{
/. . . ,. . . . .ﾊ. ハ＿. . . ヽ､. . ＿_ヽ. . ..',. . . . . . ..{
. /. . . ..,. . . . ,,／|´.', .､｀. . . ',ヽ´.ヽ.￣ヽ､|. . . . . . ..ﾍ
/／. . ..|. .|／l ﾘ ヽ ＼. . ..', ＼ ＼ ヽ.}. . . /. .|ﾍ ｀
' .,'./. .|./|. ..}: : : : : : : : :uヽ.. .',: : : : : : : : }. . /. . .|､ﾍ
,'/|. . |l .|. .}: : （ ◯ ）: : : : :＼', （ ◯ ）:./. /....... .| .＼ 「と…とりあえず、スキンシップの類は避けた方が無難だと思うよ。
|／. ..ﾘ. |. }､: : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :/. ｲ. . ..| ..| 色々とほら………デリケートな人達だから」
.. / |.. . . ..| |ﾍ＼ : ／／／／／／／:/ｲ /. . . .|. |､
. /. }.,ｲ. . ..ｿl ﾍ u /ｲ. . ..ﾊ |.ヽ
ノ |. . . . ',_:::＼ △ u／:::}. . ./ .ｿ
∨､. . .', Ｙヽ＞,､ ＜／|.,'. ./
ヽ. ..', ＼:::ノ､ ｀ - ´,, |ヽ:::／'. /
∠￣￣｀:＼.',''":::::{{l:::::｀`ﾆ''"´:::{}:::::｀/./──''"´｀ヽ
- 713 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:07:54 ID:rBjtDkmA0
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...-―:::´￣｀:::..､ー:... │!ｌ│!l!│!ｌ!ｌ│
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/ ／|::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::|::::|＼ ﾞｉ
. /' !::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::!i::::! 'ﾞｉ .
.::::八::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::八::::. （う〜ん。結局、問題はフリダシか。
./:::;ｲ{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::}ﾄ;:::ﾞｉ. しかも、シャルに余計な心配をかけるだなんて。
/／ .|| :::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::: ||. ＼ﾞｉ これじゃ本末転倒………）
./' ||. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .|| 'ﾞｉ.
|/ |::::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ|
|:::::ﾊ:::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:/ ﾍ::::::i＼::::::::::::::::::::::.イﾙ' ﾞｉ:|
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,ｨ≦ゝ三三.三三三三三三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.三三三三三.／三'∧＼
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｜ |二｜ (:! m、 ,m !) ｜二| ／
｜ |二｜ !T.. ・.H.・ ..T! ｜二| ＜ ニュースを続けます。
｜ |二｜ （:! ,ぇ_j!、 :!） ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ヽ,.-=:=-,ノ ｜二|
｜ |二｜ ＿,.｀iー1´､＿ ｜二|
｜ |二｜ ハ < |:><| > ハ ｜二|
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- 714 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:08:19 ID:rBjtDkmA0
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｜ |二｜ (:! m、 ,m !) ｜二| ／
｜ |二｜ !T.. ・.H.・ ..T! ｜二| ＜ 第三世代型のトライアルから外れた事で、
｜ |二｜ （:! ,ぇ_j!、 :!） ｜二| | かねてより業績不振が噂されていた、フランスのデュノア社ですが………
｜ |二｜ ヽ,.-=:=-,ノ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ＿,.｀iー1´､＿ ｜二|
｜ |二｜ ハ < |:><| > ハ ｜二|
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.:::::::!:::::::i!::::::::::|＼i＞＜￣￣::::::::::＼:::::｀ヾ＼::::::::∧
.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧ 「ん？ デュノア社って確か、シャルの所の………」
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ|
ヾ＼:::圦 ヽ r イ:::/::::::/ }!
ヽ{. , -―， / ∨::::::/ |
＼ └‐ ´ ／ _ヾ-ﾍ
＼ _.....::´ｘ≦三|
ヽ.__. イ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
Ⅶ.ﾊ≦三三三三／アニニヽ.／ ＼＼ ＼
- 715 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:08:40 ID:rBjtDkmA0
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. / |二｜ ,.〜〜〜 、 ｜二|
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｜ |二｜ (:! m、 ,m !) ｜二| ／
｜ |二｜ !T.. ・.H.・ ..T! ｜二| ＜ 昨日、会社更生法の適用を申請。
｜ |二｜ （:! ,ぇ_j!、 :!） ｜二| | 筆頭債権者であるオーブ・コンツェルンとの協議の結果、
｜ |二｜ ヽ,.-=:=-,ノ ｜二| | ＩＳ関連の開発権及び事業権を、同社に譲渡する事が本決まりとなりました。
｜ |二｜ ＿,.｀iー1´､＿ ｜二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ |二｜ ハ < |:><| > ハ ｜二|
｜ |二｜ ＿＿|__|__<_|{__}|_.>__|__|＿＿ ｜二|
｜ |二└──────────────┘二|
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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./::::::::i::::::∧::::::::::＼:::＼:::::＼:::::::::::＼::::::::￣｀ヽヽ
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.:::::::!:::::::i!::::::::::|＼i＞＜￣￣::::::::::＼:::::｀ヾ＼::::::::∧ ━━┓┃┃
.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧ ┃ ━━━━━━━━
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧ ┃ ┃┃┃
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧ ﾟ ┛
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ|
ヾ＼:::圦 ヽ r イ:::/::::::/ }!
ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ / ∨::::::/ |
-=＝ 三 ≦｡ ／ _ヾ-ﾍ
。 -=≦ ,ｧ- _.....::´ｘ≦三|
･ ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
≦ ッ ッV´≧ ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
･ ｡ ﾟ ｡ ミ´ ､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ ﾟ｡ 三三三三／アニニヽ.／ ＼＼ ＼
- 716 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:08:54 ID:rBjtDkmA0
-
, ‐ ¨￣￣ ｀ .
／ 〈{ ヽ
,.ｲ/, ﾄ､＼≧=-ヽﾊ .､ ＼
.l| |{／＼{､( ＼ﾘ| ｌ | ﾊ{
八小ｌ● ＼● 从 |、|
}ﾙ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |.八
/⌒ヽヾ{lﾍ ゝ._） /ｲ /⌒}＼
＼ /:::::/＼＞,､ __, イァ/ /〉
. 〈:::::/＼___>:＼水/:::{ﾍ､__〈_〉
`¨＼ ＼::ｨｸﾊ:::/ヾ:::彡'〉
, ‐ ¨￣￣ ｀ .
／ 〈{ ヽ
,.ｲ/, ﾄ､＼≧=-ヽﾊ .､ ＼
.l| |{／＼{､( ＼ﾘ| ｌ | ﾊ{
八小ｌ○ ＼○ 从 |、|
}ﾙ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |.八
/⌒ヽヾ{lﾍ ゝ._） /ｲ /⌒}＼
＼ /:::::/＼＞,､ __, イァ/ /〉
. 〈:::::/＼___>:＼水/:::{ﾍ､__〈_〉
`¨＼ ＼::ｨｸﾊ:::/ヾ:::彡'〉
, ‐ ¨￣￣ ｀ .
／ 〈{ ヽ
,.ｲ/, ﾄ､＼≧=-ヽﾊ .､ ＼
.l| |_{ノ＼{､(⌒ヽﾘ| ｌ | ﾊ{
八小ｌ○ ＼○ 从 |、|
}ﾙ|l⊃ ､__/| .⊂⊃ |.八
/⌒ヽヾ{lﾍ ゝ_/ ./ｲ /⌒}＼
＼ /:::::/＼＞,､||__ イァ/ /〉
. 〈:::::/＼___>:: l|水/:::{ﾍ､__〈_〉
`¨＼ ＼:||ｸﾊ:::/ヾ:::彡'〉
_ _ _ _,ｒヘ、_ _ _ _ _
／::::::::::::{::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::ｌ::､::::::::::::::＼:::::::::::::ﾍ
_／::::::::::::::::::::::::|:::ゞ､::::::::::::::ヾ:::::::::::::＼
￣/:::::::::::::::/|::/|:::::::::::ｌ∨:::::::::',':::ｌ::::::::_＼
/::::::::/::Ｎ‐|ﾒ‐ヽ::::::::| ヾ|＼',::::!:::::::::|￣
/／|:::l:::ｌ ィ7卞 、＼|ィ7卞 ｚ ゝ､l:::〉
ｌ:::l::::! Vソ l Vソ ﾞ ,'::l:::
" :/::iゞ、. ′ ﾉ/ ｌ:/ 「お、お、お、落ち着けシャル。
´. ハ|､ }ゝ u . /‐ｒ′ まだ慌てるような時間帯じゃない！」
¨Ｗ＼ ⊂⊃ /:::::从 /
、 l> ´イ ｀
, __. ィｲ´ |:|: ヽ-- '.: 〃 `i,r-- ､_
〃／ '" !:! |:| :､ . .: 〃 i // ｀ ヽヾ
/ / |:| ヾ,､｀ ´// ヽ !:! '､｀
! |:| // ヾ＝=' ' i i' |:| ',
｜ ...:// l / __ , |:|::.. |
とﾆとヾ_-‐' ∨ i l ' l ヾ,-､＿: : : .ヽ
と二ヽ` ヽ､_::{:! ｌ l ! __ -'_,ド ヽ､_}-､_:ヽ
- 717 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:09:31 ID:rBjtDkmA0
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::::::::::::::::::::::::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓:::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::┃ やる夫は魔星達の魁のようです 番外編④ さよなら、シャルル .┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::o:::::*:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛:::::::::::::::::::::*:::::::::::::+::::
::::::::::::::::::::::::::｡:::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::+:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::
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/／|:::l:::ｌ z＝=、＼| ｨ=＝ｚ ゝ､l:::〉
ｌ:::l::::! " l ﾞ ,'::l:::ｌゞ
|:/::iゞ、. // ′ // ﾉ/ ｌ:/ 今回の地の文の語り手担当：織斑一夏
!ハ|､ }ゝ ｒ-‐‐‐-､ /‐ｒ′
¨Ｗ＼ ', / /:::::从
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀
|::::::::::|___ ‐ __|::::::::/
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- 718 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:09:51 ID:rBjtDkmA0
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.._ _ _ _,ｒヘ、_ _ _ _ _ .
／::::::::::::{::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::ｌ::､::::::::::::::＼:::::::::::::ﾍ
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/::::::::/::Ｎ‐|ﾒ‐ヽ::::::::| ヾ|＼',::::!:::::::::|￣
..ｌ:::l::::! ＿_ 、＼| , ＿_ {.,'::l:::ｌゞ
.|:/::iゞ -―- | : -―- {.ﾉ/ ｌ:/
...!ハ|､ ! : ./‐ｒ′ あの後、学園側からのお呼び出しがあり、
人..¨v . . / 政府が用意したジェットで、シャルはフランスに帰国した。
丶 ─ .,'
､ ｲ
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀ .
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ヽ. ,, -‐=‐ 、, | | ;: :; ! ;: :; ＿_,||＿|| :| ￣￣￣〒~〒
∧／ ヽ.. | | ;: :;; .ｉ ;;: :;;ｉ＼＿＿|| :| {-=ﾆ
＝＝＝＝ゝ ,／｀｀ヽ∨_＿＿＿_ ＿;;:＿＿＿_:;;＿ ;! ;;; :;; | l─‐ ||,,,_ | {ﾆ=-
}: :: :{l | | ,／、′ノ（ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ ｉ ;;; :;;;;| | .:::|| `ヽ_| {-=ﾆ
{: :: :}l |／,(⌒ヽ／ ノ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: : ｀} !_ __ _ ; ;;; _＿ _ _:;| | .:::|ト、 _ :| {ﾆ=-
}:.:.:.:{| |ニニニニ { : : : : : : : : : : ──────"、: :（ | | .:::|| ＼ :| {-=ﾆ
匕＿__,,ゝ￣／| ,,）: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ _ノ ＼|＿_.!||＼ :| {ﾆ=-
≧、=‐、_／ ｜ { : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;ゝ ||＼.＼| {-=ﾆ
ヽ、ヽ-= ≦￣￣￣iﾞi、⌒ ⌒ ⌒ ⌒⌒ ⌒ ⌒ " ﾞ|_|￣￣￣i!{ﾆ=-
ヾ ＿＿!.! } {-=ﾆ
＼＿ _,.ﾞ=-=ﾆ二´ iﾞi } {ﾆ=-
`-=ﾆﾆ二"´ ,,,|.|,! {-=ﾆ
,|.| {ﾆ=-
,|.| ノ-=ﾆ
,|.| , ≦´──
,,|.| {＿＞ 、--
_. --‐‐……‐‐‐ '´￣ ｀￣￣"
あれから二週間が経った今でも、窓際の彼のベッドはもぬけの殻だ。
- 719 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:10:10 ID:rBjtDkmA0
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.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧ これでもアナハイムで英才教育を受けた身。
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ 前後の状況から、 大雑把な話の流れくらいはわかる。
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ そして、それが正しいという事も………
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ| 感情はともかく、理屈では理解している。
ヾ＼:::圦 ヽ r イ:::/::::::/ }!
ヽ{. / ∨::::::/ |
＼ ─ ／ _ヾ-ﾍ
＼ _.....::´ｘ≦三|
ヽ.__. イ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
Ⅶ.ﾊ≦三三三三／アニニヽ.／ ＼＼ ＼
...-―:::´￣｀:::..､ー:...
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. /' !::::i!:::::::::i!,.イ ＿_ ＼:! ＿ iヾ｀＼i＼{
.::::八:::::::: -――- ` -――- '.!:::}'::::::|ヽ ` 欧州連合による第三世代型IS開発計画『イグニッション・プラン』。
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: | その次期主力機を決めるトライアルで、デュノア社は他国に遅れをとっていた。
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::| このままでは、フランス政府から開発許可を剥奪されかねない。
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{ その焦りが祟ったのか、いささか博打的な販売戦略に出た結果、事業に失敗。
|/ |＞ｰ.. /..イ:::::| ｀＼ 資金繰りが立ち行かなくなり、オーブに身売りする事に。
|:::::ﾊ:::＼ ´ ｀ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
' r┴‐┴┐ ､ ／r┴―┐ヾ
.|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
.|三三三| fi fi |三三 7
,ｨ≦ゝ三三.! || || .|三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
- 720 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:11:36 ID:rBjtDkmA0
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. /' !::::i!:::::::::i!,.イテぅトﾐ ＼:! ィテ卞ﾐ､ iヾ｀＼i＼{
.::::八::::::::ﾄ､弋z少 ` .込zｿ /'.!:::}'::::::|ヽ ` 結果だけを見るならば夢破れたワケだが、これはある意味、英断と言っていい。
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: | 少なくとも、完全な倒産は免れた形。
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::| 己の所の社員を路頭に迷わせずに済ませた手腕は、流石だと思う。
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{
|/ |＞ｰ.. /..イ:::::| ｀＼
|:::::ﾊ:::＼ ´ ｀ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
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／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:/: : 小､
／: : : : : : : : : : : : : : : : ／: : : : ′: :.:|: : :，
／; /: : : : : : : : : : : / : ／ /.: : : :.:i: : : :.:|: : : :，
¨´/: : : : :.／: : : : :/ ∠ / : 斗: : |: : : :ﾘ : |: : :，
../ : : : ／: : 斗彡／__ ７ ＜ / : : | : : /: : :|: : : :，
/: : :／/: ／: :|,／ｨf 笊示ヾ/: : : :乂:/:!: : :| : : :，ヽ
: :／: /／＼: :|: ﾞ 乂:ｿ /: :.／ _７ヾ|:.: :.| 小 :，
／ |:.／ 小 ヾ| / ／ ｒ７㍉｜: :.|: :| ‘:| 実際、会社規模が大きすぎて、普通なら引き取り手に困るだろう所だが、
|: : :‘，ゞ ／ {弋ﾂ斗:.:.:ﾘ: :l 身売り先が”あの”オーブなら、連鎖倒産などという事はまず無いだろう。
|: ／}:ゝ-､ ／ ／: /i/: :/ フランス政府はイイ顔をしないだろうが………そこはソレ、魚心あれば水心。
／ ｜: :， 、 : / ∨
_, 从: :， 丶 ── ／′l′ 元々デュノア社は、ISの世界シェア第三位を誇る大企業。
..ｒ≦: : | 从ヾ ＼ ┌:＜ そこへかの会社の資金力が注ぎ込まれれば、トップを目指す事も可能。
..∨: : ├ /| ヽ イ∧ : . ≧ 技術の独占こそ出来なくなるが、落とされる税金が増えるという大きなメリットがある。
}: : :.:.|:/ :} /￣￣ 7: : : : :７ 問題点が無いワケではないが、おおむねwin-winと言ってイイ。
ノ: : : : {′,| :{ :} ／ : : : : /
: : : : : : :} } ___/__,／: : : : :_:斗､
..: : : : : : | |/／: : : : : : : : : : : : :_ヽ
..: : : : : : | ／ : : : : : : : : : : : 「￣ ≧ .,_
..: : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : :， ≧ .,_
: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : :， 斗―ヽ
..:／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::， ／ } :}
- 721 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:12:03 ID:rBjtDkmA0
-
＿＿＿_ ヾ､
'´￣￣￣`ヾ､ .!l
＿＿＿＿ヾ!| ＿
,､ -‐'=＝―‐- ､ ﾂ´ﾆ､ヽ｀ヽ
／／／´ ／` ＼ ヽ＼
/ /／ / i i i ヽ ', ヽ
,' ／ / / ,' | l | l l | ﾄ,
' / /./ / l | ! l l | | l '.
,ｲ / / ,' l ﾊノ `ﾄ､ﾊi ﾊ l ! :!: l l '.
,' l ,ｲ / l | |才丁l |ｲ二サトl､ﾘ :l | l '.
. i l! | ,ｨ| .l | |,r=行ヾ .ﾉ ｲ!￣㍉/ ./ ､! ! l ',
i ! l |! | l l ﾄ､_| `" ､ﾄ､__ﾉｲ / /'´| l !l '. その後、クラスに流れてきた情報を元に、
l ! l |､! ヾ￣ ､ ￣ﾌ /-ｲ ! :l !l ', '. 委員長が噛み砕いでしてくれた説明と合わせて考えるに、
l! ヽﾄ､! ド､ っ ／ ./ / i l !l ' . ' . どうもそんな感じらしい。
'､ ﾄ､|ヽ ＼＞､_ - ｱ/ /ｭ/ i l !l ' . ' .
. |! | ヽ､ミ | `Y´/'ﾚ'／ ! l !l ' . ' .
l! | _ __ノL ! ＿_ノ`ｰ--ｧr- へ、 l !l ' . ' .
i!／ ｌr -ｰ ‐i⌒i ´￣￣｀ ｰ､ .// ヾ !l ' . ' .
./ﾉ ...| l､_ﾉ /// ヾ l ' ' .
/ | /ヽ ` ､ ／// ', l ' . '.
/ , '! /| ＼ |￣｢ l l ' . '.
. / ／ .トー'´ l| ,' ｀ｰ､ :!／ ! l ' ;
. / / / ::!| , -､ ＼! | i l ',
/ {: L,ｰ⊂∨|／ .└-ｰ-/ | l l ',､
/ '､ i !iOi ! i ヽ - ＝=- ! l l '. ' .
ヽ ヽ、 _ -‐⌒ヽ、 ノ＼ ／ l l ; '.
l !T､ ニﾆ| ￣ ￣￣ { ﾆ二＝= ノ￣ ',
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , -ｰ ､,;'⌒ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ／, , Ｙ´｀) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,, -,ｨｲ///ノﾉ,ｨﾘ' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , -'" ／／／//ノ!i| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; この件では、彼も少なからずショックを受けている。
;;;;;;;;;;;;;;;;; _,／,, -''"／／／/ ）i!、 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;; /" ／////////ヽ､=ｲ |ヾ＼ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; 無理も無い。
;;;;;;;;;;;;;;; /"////////il | | | i! ﾞヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; 『お母さん発言』以来、心ならずもギクシャクしていたところへ、
;;;;;;;;;;;;;; ' '/ﾄ{ ! !! !i､!l-ヽヽ | | ' ,ﾉ /ﾉ ;;;;;;;;;;;;;;;;; 突然、シャルが居なくなったのだ。
;;;;;;;;;;;;;; (~ﾄ（ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ｀⌒ヽ入,__ ;;;;;;;;;;;;;;;; 結構仲が良かっただけに、見送りすら出来なかったのは心残りだろう。
;;;;;;;;;;;; /`ﾉ/`ｰ-､（｀ﾊ, -‐´)）_ｲ〉ノ‐^` ;;;;;;;;;;;;;;;;
;;.;.;.;.;.;;...`='-' ／`ﾉ/-一'´`ー' ..;.;.;.;.;.;.;.;.;
;;.;.;.;.;.;.;.;;.;...... `='-' ......;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
- 722 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:12:19 ID:rBjtDkmA0
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...-―:::´￣｀:::..､ー:...
....:::´::::::::::::::::::|::::::::::::::::::＼:｀::...
／::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::＼::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::i::::!:::::::::::::::::::::::::::::＼::::＼
／/:::::::::::::::::::::: |:::::∧::∨:::::::::::::::::::::{::::::::＼::::ヽ
／:::/::::::::::::::::::::::::::|::::::::∧::∨::::::::::::::::::∨::::::::::ヽ:::::.
／ ´ /:::::::::: :::|::::::::::/|:::::::::::∧::∨ :: |:::::::::::∨:::::::::∧:::::.
./:::: :::::: |:::|::::::::/ i!::i!:::::::::∧::∨|:|:::::::::::::∨::::::::::::.＼:.
/ !:: |::::::::|:::|::::::/ Ⅶ::::::::::::::＼:.|:ﾄ､::::::::::::∨::::::::::::. ｀＼
./::::|::::|::::::::|_ﾊ__/ i从::::::::::::!{:|｀＼.＼::＿::∨::::::::::!
/ ／|::::|:::::::::!| V￣¨≧{. ＼::::::|斗≦¨￣＼ヽ:､＼:::::::!
. /' !::::i!:::::::::i!,.イ ＿_ ＼:! ＿ iヾ｀＼i＼{
.::::八:::::::: -――- ` -――- '.!:::}'::::::|ヽ ` そう。この際、デュノア社の事はどうでもイイ。
./:::;ｲ{＼:∧ /:/ﾊ::: | 俺達にとって問題なのは、シャルの去就だ。
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::|
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{
|/ |＞ｰ.. /..イ:::::| ｀＼
|:::::ﾊ:::＼ ´ ｀ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
' r┴‐┴┐ ､ ／r┴―┐ヾ
.|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
.|三三三| fi fi |三三 7
,ｨ≦ゝ三三.! || || .|三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
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＿＿
´ ￣ ‐- ､
／ ＼
´ ヽ ＼ ｀
´ ､ヽ ヽｰ､＼ヽ ヽ ヽ
/ ＿ノ ＼ l＼トｰ-＼- ヽヽ
/ i ´ハ | ヽ ＼ヽV==ミ三 l ト ＼
／-'l l l _∠示 ＼ ＼{ﾊノ//}ヾ! ! ｰ-
´ ! i ! ,∧ﾉ/∧ ＼{ V//ﾘ 'l }
! l ∨ﾍ V//ﾉ ／／/ / } 幸い、あの後スグ父親と連絡がついたお陰で、
| | | ､／／ ＿ ｲ ∧ ヽ 出立する頃には大分落ち着きを取り戻していたが………
j ｲ l lｰ- ＿ ｀ '__ ＜ / / | ＼ヽ デュノア社が事実上消滅した以上、彼の立場はかなり不透明になってくる。
ﾉ ﾊ ﾊ ! イrr'ﾚXl∨＼/ ／ヽ ! ﾊ
´ j V ＼ ! {:./_￣Y ￣>/／ ハ ﾄヽ
ﾉ人 ＼〈:.〈:.:.:.:Y:.:´:〉:.:〉 ﾊ l V ＼
´ ヽ ハ /:.:/:.:.:./ハ:.:ヽ:.ヽハ / /
ヽ{ ヽヽ_:.:.ノ ll ゝ:.:.V/ ﾚ
∨/〉 ll 〈､∨
ゝ＿＿ll＿＿ ｨ
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- 723 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:12:44 ID:rBjtDkmA0
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,ｒzzz､zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz.ｧ
zzz､ . - ― - . ／＼ﾆﾆ＞----------------〈
ﾆﾆﾆ＼ . ´ ＼ /＼ .У´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ￣￣￣￣ /
ﾆﾆニ./＼ / / ｒく二>====〈ー〉〉. Y ∨ニﾆﾆ.／ ／
ﾆﾆﾆ〈 .〉――――‐_､/ / /￣￣ / }￣ .∨ .| ／￣￣￣＿_ ／￣￣
＼/:￣:￣:￣:￣: :ﾉ./| ′ ／／}/ .| .i i l .ﾚ ,.ｨ≦: : : ＞､
＿＿＿∧: : : : : : : : : : /} | | -=≦}./ /}ﾊ.|､.| ﾄ､.| ／彡': : |／: : もちろん、パイロットとしてのシャルの腕は確かだ。
.∨ : : : : : : : : : 从叭 | ≧ｘ/} /ｨ≦ .}八ﾊ二二{_: : : :|:／: : : : : フランスの国家代表候補の地位も、実力で勝ち取ったもの。
＼ .___＼: : : :，＜￣ヽ| ∧ 《しﾘ ｊ/ .込リ/ /-------∨:/ : : : : : : そこに疑う余地は無い。
: : ＼ /: : ，＜ ＞‘￣￣V {ヾ ' ｲ} /{￣￣＼____|/: : : :: : : : : だが、ISのコアが４６７個しかない事もあって、
､: : : :〉./: :_∧＞’ ＿__.」V |込. ー ' ／::}/人￣∨＿__./ : : : : : : : : 専用機の授受は、政治力学が大きく影響する。
: ＼/ /: //| | 「 }:::::::::::::＞ .イ:::::::/{､ ＼/∧＼.: .: : : : : : 今度のゴタゴタで、愛機を剥奪される………
: : / /: :∨∧_|＿＿_| , -=ｧノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＼. ＼|: : :＼: : : : :
: / /: : : :∨/__ ／: : ::::}: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}: : ＼___ ノ:l､ : : : ＼: : :
/ /: : : : :_:_:_:_:|＼/: : : : : :从 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::从 : 〈:_:_:／: :〉＼ : : ＼:l
_/ : : : :////＼＼〉 : : : :/::::::::::::::::::::;;;;;;::::::::::::::::/ : : : : ＼_:_／///.＼: : :|
': : : : :///////Vノ: : : 〈: : ≧=--.＜:::::≧=-=≦ : : : : : : : : ＼//////}: : :
: : : :.〈///////: : : : : :/}≧=----=≦:::≧==彡′ : : : : : : : : : ＼-=彡': : :
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【第二世代型IS ラファール・リヴァイヴ・カスタムII IN シャルル】
.._ _ _ _,ｒヘ、_ _ _ _ _ .
／::::::::::::{::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::ｌ::､::::::::::::::＼:::::::::::::ﾍ
._／::::::::::::::::::::::::|:::ゞ､::::::::::::::ヾ:::::::::::::＼...
.￣/:::::::::::::::/|::/|:::::::::::ｌ∨:::::::::',':::ｌ::::::::_＼
/::::::::/::Ｎ‐|ﾒ‐ヽ::::::::| ヾ|＼',::::!:::::::::|￣
..ｌ:::l::::! ＿_ 、＼| , ＿_ {.,'::l:::ｌゞ
.|:/::iゞ -―- | : -―- {.ﾉ/ ｌ:/
...!ハ|､ ! : ./‐ｒ′ 否、そもそも学園に帰ってくるかどうかさえ定かではない。
人..¨v . . / 膨大な赤字分を取り戻すべく、オーブもテコ入れに必死なハズ。
丶 ─ .,' このまま退学して、向こうでテストパイロットになる可能性も、決して低くはない。
､ ｲ
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀
|::::::::::|___ ‐ __|::::::::/...≧x
,--── ｢￣:::::::::::l/ | ∧ |:::::::ﾄ￣|───-､ ..
/＝＝＝|::::::::::::::::::| | | ',ｌ:::::::::::::::::::＼＝＝＝ｌ
- 724 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:12:59 ID:rBjtDkmA0
-
! |ｌ!│!ｌ│!l!│!ｌ!ｌ│
...-―:::´￣｀:::..､ー:... │!ｌ│!l!│!ｌ!ｌ│
....:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:｀::. │!l!│!ｌ!ｌ│
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::＼ │!ｌ!ｌ│
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ │
／/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞｉ＼
／:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::ﾞｉ:::＼
／ ´ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞｉ ｀ ＼
./:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ::::ﾞｉ.
/ !:: |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::| ::! ﾞｉ
./::::|::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::|::::|::::ﾞｉ.
/ ／|::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::|::::|＼ ﾞｉ
. /' !::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::!i::::! 'ﾞｉ . そうなった場合、この先、俺がやっていけるかどうか。
.::::八::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::八::::. 正直、シャルが居てくれたからこそ持っていた部分が少なからずある。
./:::;ｲ{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::}ﾄ;:::ﾞｉ.
/／ .|| :::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::: ||. ＼ﾞｉ
./' ||. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .|| 'ﾞｉ.
|/ |::::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ|
|:::::ﾊ:::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:/ ﾍ::::::i＼::::::::::::::::::::::.イﾙ' ﾞｉ:|
' r┴───────―┐
.|三三三三三三三三三 7
...-―――-.....
./￣￣￣｀:::.....､::::::::::::::::::::::｀::..
..::/:::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::..､::::::::::::::::::::＼
.／::/::::::|::::::＼:::＼:::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::＼
./::::::::i::::::∧::::::::::＼:::＼:::::＼:::::::::::＼::::::::￣｀ヽヽ
/:::::::::::|::::::::∧::::|::::::::＞‐＼::::::ヽ＿::::::＼::::::::::::∧｀＼
.:::::::!:::::::i!::::::::::|＼i＞＜￣￣::::::::::＼:::::｀ヾ＼::::::::∧
.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ ｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:| ,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ {' .込｣ /' !:::／￣ ｀ヽ::::::::::::|:::∧ も…もちろん、彼の将来が最優先ではあるのだが………
.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心} }/ /ヾ. }:::::::::::ﾄ､:::ﾊ 出来れば帰ってきて欲しい。もう切実に。
{' |::::|:::ﾍ从 ﾏ｣ ヽ } .ﾊ::::::::ﾄ! ｀ヾ
ﾍ:::!::::::ハ / f／ ／::::::::;ｨ|
ヾ＼:::圦 ヽ u r イ:::/::::::/ }!
ヽ{. / ∨::::::/ |
＼ ─ ／ _ヾ-ﾍ
＼ _.....::´ｘ≦三|
ヽ.__. イ _..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
- 725 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:13:12 ID:rBjtDkmA0
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│ 翌日、IS学園男子教室 │
└───────────┘
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／ ／＿＿＿_ ／／ ／ ／ ／￣|| ／ ／ ／￣||
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- 726 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:13:25 ID:rBjtDkmA0
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ｒ──-､
{二二 |
{二二 |
匸二..__ﾉ
||ﾉ
||
/ / |/ // | i | i ヽ ヽ
i i | / ﾑ∠H''ﾍヽ i | ヽ ヽ
| | ,|〆ﾊハ | ヽ! ヽ| ‐H､i i i
| | | /７≧=く´ ､ ｀ /|/ |` ､ i |', i',
| i ∨ ﾚ 〃 ヾ. ＼ ﾉ /７≧=く´ | | i. j
| 〉 ∨ {{ }} 〉 ､〃 ヾ. / ! | i
. | { | ヽ 弋 ゞ =ノ , ‐ /／ {{ } , i ﾚ
| i 入! ヽ {と二つ! / /弋 ゞ =ノ/ , , i i
/ /| |、 i＼ゝ __ と二つ! / i 「皆さん、おはようございます！」
/／ |. |∧ i ｀ ／:::::｀:.､ i /／ |
| ,〈 |∧ ﾄ、 /::::::::::::::::::〉 ／ i N
|/ N ゝヽ ﾍ 丶 ､ｊ::::::::::::::::::/ /| ﾊ !
ヽ〉、 ﾍ ':::::::::.::／ ｲ/ | / ヽi
＿,,,,＿,イﾍ| ＼ ﾍ |ｨ,_／ ﾚ i /
, ' ＿＿＿_. `､ ＼ﾍ !ヾ弋ー‐-| /- 、
／, '"￣ ヽ ￣"´ヽ. | ヽ､."ン∠,,,_ ヽヽ
. ﾚ' ＼ ヽー ､ ' , -‐ヽ ￣''‐-ﾊ
. | ＼ ヽ ' ' i | i
- 727 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:13:38 ID:rBjtDkmA0
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/::::::イ::::::::::::::::::::::::::::::／::::::' ＿＿､:::::|､:::::::::/:::::::!_:::::::|::::::l､::::::::::::,::::::::::::::::::::,
. ./::／ ::::::::::::::::::::::::-／─|::::,'￣￣´ヽ:::; ヽ:::/::::::::::|｀､:::l‐‐-､_:::::::::::,::::::::::::::::::::ﾍ
/／ |:::::::::::::::::::::::/ ＿|:::;_二_‐-ミヽ::, ﾒ::::::::::::|彡:::|二::l__ヽ::::::::',::::::::::::|＼::,
／ . |::::::::::::::::::／| ｲ''|::|.）ﾀﾊ｀ﾍ ｀ヽ:, ヽ:::::::|.イｺ:タﾊ.ﾍ. 〉:::::, ::::::::::| ヽ
,::::::::::::::::ｲ::::::{ ｀ヽﾏL彡ｲ ヽ ヽ: | ﾏL彡' / /::ヽ:::,:::::::::::|
. ,:::::::::::::/ r＼:::{ | /:::／､::l::::::::::| うわっ。今日はもう初っ端から涙目だなんて………
,:::::::::ｲ::| .| ﾊ＼ l ./.ｲ} ﾉ::|:::| ＼ 山田先生も気の毒に。
. ,:::／ .|::ﾍ { { 〉 /.ﾉ /::/ |::|
.／ |::::ヽ ＼ .ﾍ / /:::/ .|:|
',:::::::ヽ､ .‐.ﾍ ｕ /／ﾊ:/ |l
',:::::::::∧｀ヽ＼ -- ､ /´:::/ '
',:::::/ ',::::::::::::ヽ. ￣.__￣ ｲ::::::/
',/ ',::::ﾊ:::::| ＼ ／::::/|::/
∨ .､:::| ヽ ／ .|::::/ .|/
| ｀ _ ィ .|:/
| .|
_/:::::::::｀´::::::::::::::::::｀::丶､
／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
..:´:: /::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::ヽ
/ :::::: |:::::::::::|:::i:::＼:::::::::::::::＼:::::::::::::::::::.
/ :::::::: |::::::: {:|:::|､:::ト 、:::::::::::::::＼::::::::::::::::.
/:/::::::::::|::l､:::ヾ:::| ＼ ＼::::::::::::::::ヽ:::::::::::::}
.ｲ::::::j:::∧| ヽ ::: |ィ7卞 ＼:::::::::::::::::::::::::::::ゝ
|:::::/:::{ｲ)ﾊ ＼:l Vソ 〉 j:ヽ|ヘ :::j::ｉ:::::::::|
|:::ﾊ:::ﾍ Vｿ /ハト ∨::|:::::::::|
ヽj/ ';:: ､〈 j.ノ ﾉ :::::::::} コレはアレか？
}ハ ヽ u __／:::::::::::/ とうとう千冬ねえが匙を投げて、職務放棄でもしたんだろうか？
ヽ ｒ-っ / /ﾍ:::::／j/
ヽ, ∠＿＿∨
r〜ﾍ イ|////////＼
＿__ V///｀７´r―|//////////
/¨￣ ￣¨''ｰ‐;ァ７７７| Ｖ |.} |/////＞ﾆﾕ._
/ /∧ __,／//////| }ﾉ＿_!＞''"／/////〉 ､__
/ // ', {７//////////｜////＞''´//////// ｀￣
- 728 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:13:53 ID:rBjtDkmA0
-
／: : : :,: : /:./: : : : :/:/: : : : /: }: : : : : : : : : : :＼
／: : : : :/: :/:./: : : :.:./:/: : : : /:./: : : : : :|: : : : : : : :ヽ
,:': : : : : :./:／': |: : : : :/:/: : : :./:./|: : : : : : |: : : : : : : : : :.
': /: : : : :/:/ ':,ｲ: : : :/:/: : : :./:.,' |: : : : : : |: }: : : : : : : : ::.
/:./: : : : : :./ ,|:| |: : :./ｲ: : : ∨:./ |: : : /: : |/: : : : : : : : : ::.
':/: : : : : : /_ノ |:! {: :./: :|: : :／＼ |: : /: : ;/: : : : : : : : : : : |
/: ':/: :--＜:l { ∨: : :!:／ / ｀ ｰ|: /: : :/: : : : : : : : : : : : |
;: /:,|: : : : :/{/,.==ミ ∧: : | ィ≠ミ､/ |: : ': : : : : : : : : : ;: : ,
|/ l |: : : :/ｲ'ん::示 ´ ＼{ ん示::ミヽ､:/: : : : : : : : : :./: :/
{ {:.|: : :/{/ {:l::::::刈,==､ ,ｨ {:::l:::::::刈 ﾏ': : : : : : : : : :/: :/
| {:｢）､ 汽zソr ' ＼､{/ 弋 ｰ' / /: : : : : : : : : :/: :/
|八乂}:.:.: とつ_ｲ':.:.:.:.:.:.:.:.乂:.とつｰ:':.::/:r､_: :／: : : :/: ,:'
|: /: :.T¨´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ー==≠=イ:.／: : : : :/: /
/ｲ: : : :. l ／: : : :イ : : : : : /: / 「きょ…今日はですね………みなさんに転校生を紹介します。
' {: : : 人 し /,.ｨ￣｀ヽ､ ´¨¨´/: : : : : : : /: :, 転校生といいますか、すでに紹介は済んでいるといいますか、ええと………」
|: : : : : ﾄ､ { ヽ /: : : : : :,: /: :./
|: : : : : |:/＼ 乂 } ,..:/: : : : : :/:/: : :{
|: : : : :/{: ／＼ ｀ ー--- ' ＜: /: : : : :／:ｲ: : : :|
／|: : : :/｀|/＼∧:＞-- ´ /: : : :／:／´￣￣￣｀ヽ
/ / |/ // | i | i ヽ ヽ
i i | / ﾑ∠H''ﾍヽ i | ヽ ヽ ○
| | ,|〆ﾊハ | ヽ! ヽ| ‐H､i i i
| | | /７≧=く´ ､ ｀ /|/ |` ､ i |', i', ○
| i ∨ ﾚ 〃 ヾ. ＼ ﾉ /７≧=く´ | | i. j
| 〉 ∨ {{ }} 〉 ､〃 ヾ. / ! | i o
. | { | ヽ 弋 ゞ =ノ , ‐ /／ {{ } , i ﾚ
| i 入! ヽ {と二つ! / /弋 ゞ =ノ/ , , i i
/ /| |、 i＼ゝ __ と二つ! / i 「と…とにかく、入ってください」
/／ |. |∧ i ｀ ／:::::｀:.､ i /／ | o
| ,〈 |∧ ﾄ、 /::::::::::::::::::〉 ／ i N
|/ N ゝヽ ﾍ 丶 ､ｊ::::::::::::::::::/ /| ﾊ !
ヽ〉、 ﾍ ':::::::::.::／ ｲ/ | / ヽi Ｏ
＿,,,,＿,イﾍ| ＼ ﾍ |ｨ,_／ ﾚ i / ○
, ' ＿＿＿_. `､ ＼ﾍ !ヾ弋ー‐-| /- 、
／, '"￣ ヽ ￣"´ヽ. | ヽ､."ン∠,,,_ ヽヽ
. ﾚ' ＼ ヽー ､ ' , -‐ヽ ￣''‐-ﾊ
. | ＼ ヽ ' ' i | i
- 729 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:14:32 ID:rBjtDkmA0
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/ / | | ｶｯ、ｶｯ！
,ノ"''-,,（ ,ｌ ,r ゝ
<,,,ﾍ、 ヽ i''ー-ー''"ヽ、
ヽ,,＿_,} ﾉ;;;l~"''-,,_＿!}
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ｒ──-､
{二二 |
{二二 |
匸二..__ﾉ
||ﾉ
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´ .
. ´ { ｀ .
／ ／ 八 ＼ ＼
. .／ ＼ ＼ ヽ .
/ ./ l| ＼ ＼ ‘. ∧
〃 / / i | ＼ ＼. ∨ /'.
/ ′ .′/ | l }≧=- ＼ ∨ .
./ .′ | ハ{ﾊ|∨ .|l､ } | |
|/ .斗/⌒} !. ∨ |lハ l| .人 !
.ｲl| |八{ ∨ 八 ＼ l| .! ! .|
／ .从 | ! l| ヽ / ヾ .| | ! 「シャルロット＝デュノアです。
./ { lﾄ{ ィ≠ミｘ ) ＿ | | |从 皆さん、改めてよろしくお願いします」
} 人 l|ﾊ ::::::::: , ´￣ ㍉ .ﾘl| | |.ト{
j / .| .l|圦 ＿ _ :::::::::: 从| | ﾄ{ ＼
/ 乂 从 . ′ : :｀Y ｲ | .八/
＿_∨ { ＼{l＼ 乂 : : ノ イ j / | /イ
´-=ミ: : :}Ｖ|＼ ヽ,ｒ}＞ _ ､＜ ／ ＿| ./_ノ
. -―‐-＜ヽ .＞´ ヽ_ 人 ＼ヽ＞: ´: : |/＞
ハ ＿＿＿_ /:{ .>、＼ ＼ ＼ーｒ ´.!￣／ヽ
| Y￣￣￣/::::| ／ ｨ＼ ｀ ＜ノ. ＼!====/､ !
: |＼ '::へイ -_―_‐＞ーｧ .＞::´＼ﾊ |
,′ | }'／:::::::::::＼ ヽ. __ ＿_ ／:::::::::::::::::ヽ .|
.′ | .／ヽ:::::::::::::::∧ 二二￣ ノ/:::::::::::::::::／ヽﾊ .!＿_ノ
| 〃 ∨::::::::/::∧>､ ＿＿_′:::::::::::::/ ' |￣｀ヽ
| /,′ ∧::::::::::/::∧lﾘ Vハ:::::::::::::::/ |ﾊ ＼
| / ,′ / ∨:::::::::/:::}′ Ｖ〈:::::::::::::,′ .l ﾘ .
- 730 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:14:50 ID:rBjtDkmA0
-
/ﾉ ||! ＾ﾉ ./│ 亅 ll !___ユ￣ンヘ 〔ゝ ''l ヽ ヽ
ﾉ/ │ ,'ｌ /-││1 ヽ ┌‐'''''ﾆｭ礀,,二ﾑ..ﾆ 、 ヾヽ ｀ -,, ＼
// 釗 ,'彳./"´││ ヽ ||−コ彡っﾆ―宀ミa＼ ﾞヽ ヽ i ｀ｰ＼_
ノ / 亅１ﾉ,,..-弋ユ､ ＼ ! 彳广 ./1'⌒ｌ＼.下彳 ぃ i
／ _,../ │彳r'二ﾌ-ﾐd" ﾞ ､ l │|│l│｝.//│ ぃ ゝ
,ｨ彡‐" / |ｌﾌｌ彳 ／∧彳 ＼ l ヽ〈_二丿 ´ │ r'コ ､_ 1 ﾍ
ｰ‐" │ |l上 lJ１l|/ノ厂''' ､ ﾞｰll大ｭ,, ''￣~~＾’ | /メヘ│ﾞ''− '、
! _ ,, ゝ ﾞ‐ ヽメ夕ﾝ!......,,_ ﾞゝ ./ｲ _/ｿ lｌ ﾞ｀ ｌ ﾞ 、
! ∧ jｿ＼ﾍ ^ｌ从 `''‐‐ _ 〃ﾉ／ ! ﾉ| 丿 jヽ...＼ 「なん……だと……」
! │1 !ｌンﾞlｌ辷 ﾞ│ ./" │__/广 _／ ./ 丿 ＾
l ｲ ﾍ jl,ﾍ大│ ’ ゛ ﾞﾞ _,-''" ﾉ /
ヽ｛ 1 !ﾍ_`<彳 __..-ｰ''亡宀ｰ-__ 〃ｰ一" ./ '´
ゝ ∪ ヽ ＾ｰ､ lｴﾝノ'二ﾆニ￣~~ｰﾍ 、 ./^ 丿 │
’ ヽ ＼ 1/／ `ヽ. ヽ / /彳 /ぃ
ヽ /a_ l!´ __________ ﾞ'; ! .／ " ﾉ _ 、 _/_ ｀
i /i/ﾞ-_ `-'‐'"ﾞﾞ二￣￣￣ﾞﾞﾞ''''´_-ソ _..ノ−'｀" _1
〃│ ＾'+_ ｰ-―- _.-／´ ..-‐'^´ _....-‐''"´ │ __....
ﾞﾞ‐_ _ノン'",,ノ''" ..−" l ,,..-‐'二,,.....
＼_ _, ｨン'^ン'''´ ...-''' ｌ_... ､,,-彳-‐''"´
_ノｰ‐'"´冫" −´ ノ二,,..........--...._ノ‐
／ ,／ ／ ／"二_,,............,,_ ゛ヽ
／ < ‐ _-‐'''"" ,,_,,,__ｨﾆ二ｭ__│
- 731 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:16:03 ID:rBjtDkmA0
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／: : : :,: : /:./: : : : :/:/: : : : /: }: : : : : : : : : : :＼
／: : : : :/: :/:./: : : :.:./:/: : : : /:./: : : : : :|: : : : : : : :ヽ
,:': : : : : :./:／': |: : : : :/:/: : : :./:./|: : : : : : |: : : : : : : : : :.
': /: : : : :/:/ ':,ｲ: : : :/:/: : : :./:.,' |: : : : : : |: }: : : : : : : : ::.
/:./: : : : : :./ ,|:| |: : :./ｲ: : : ∨:./ |: : : /: : |/: : : : : : : : : ::.
':/: : : : : : /_ノ |:! {: :./: :|: : :／＼ |: : /: : ;/: : : : : : : : : : : |
/: ':/: :--＜:l { ∨: : :!:／ / ｀ ｰ|: /: : :/: : : : : : : : : : : : |
;: /:,|: : : : :/{/,.==ミ ∧: : | ィ≠ミ､/ |: : ': : : : : : : : : : ;: : ,
|/ l |: : : :/ｲ'ん::示 ´ ＼{ ん示::ミヽ､:/: : : : : : : : : :./: :/
{ {:.|: : :/{/ {:l::::::刈,==､ ,ｨ {:::l:::::::刈 ﾏ': : : : : : : : : :/: :/
| {:｢）､ 汽zソr ' ＼､{/ 弋 ｰ' / /: : : : : : : : : :/: :/
|八乂}:.:.: とつ_ｲ':.:.:.:.:.:.:.:.乂:.とつｰ:':.::/:r､_: :／: : : :/: ,:'
|: /: :.T¨´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ー==≠=イ:.／: : : : :/: /
/ｲ: : : :. l ／: : : :イ : : : : : /: / 「ええと。つまり『デュノア君は、デュノアさんでした』ということです」
' {: : : 人 し /,.ｨ￣｀ヽ､ ´¨¨´/: : : : : : : /: :,
|: : : : : ﾄ､ { ヽ /: : : : : :,: /: :./
|: : : : : |:/＼ 乂 } ,..:/: : : : : :/:/: : :{
|: : : : :/{: ／＼ ｀ ー--- ' ＜: /: : : : :／:ｲ: : : :|
／|: : : :/｀|/＼∧:＞-- ´ /: : : :／:／´￣￣￣｀ヽ
, '.: : : : : : : : : : : : : : :.＜
／: : : : : :.,'.: : : : : :.∨: : : : : :‘ ，
／: : , ': : : :.,': : : : : : : :!} ',: :',: : : :ヽ.＼
/: : : :/.: : : :.,': : : : : : : : /: :i: : ',.: : : :.',: :∨
/./: : / : : : : ,i.: : : : : :. :./: : :|: : : ',: : : :.',: :∨
. /,ｲ: : ,': : : : :/ |.: : : : : :.ノ : : ,'i: : : : ',: : : :',: : .
,'/.;: : : :,': : : ,'ｨ十|ﾏ丶: : : : :.7 T ‐- _',: : : :',: :i
!i |: : i | ／, /７≧=く´ : : /７≧=く :ト: : :.',:,'
|! !: : !.!: : , ' 〃 ヾ. { 〃 ヾ∨:}: : ∧i
. | | !ﾏ !|{{ }} ヽ! {{ } ,': :,': :.}!
i: 八! ﾏ! ‐ヾ=ｰ=ノ ‐ヾ=ｰ=ノ/,': /: : :.{ 「そんなワケで、これから先生は、寮の部屋割りを組み立てなおす為の………
l: : : :Ⅵﾍ と二つ と二つ',ﾉイ :∧ .i 関係各所に頭を下げて回るお仕事がありますので、
. /ｲ: : :.ゝ{∧ ′ /}: :／ .;ヽ! 今日から始業式の３日間は、私が担当の学科は自習という事にします」
i{ iﾏ: :.i : : ゝ ⊂⊃ ,ｲ ,': : : : :,'
八! ﾏ ﾑ: : {ヽ ＞ ､ イ: : :,': : :,'! ,'
∨ﾑ{ヽ: :从| ｀´ |/{ / ,ｲ i/
. ＼ ',: : :.r‐| |_ / , ' ノ´
_ヽ／i ¨ ／イヽ‐-
＞ ´ ／ l ', ゝ､ ｀ﾞ＜
γ´_,x＜ .l ￣ ヽ γ ￣ l ＞ｭ､ ` ､
,' ', l l ',
i ', | | ∨ / ',
. /| ', ./ .|｀ヽ_ i! r'ﾞ | ∨ ./ l
/ .i ∨ l .ヽ､i! r'¨ l ∨ l
- 732 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:17:17 ID:rBjtDkmA0
-
, '.: : : : : : : : : : : : : : :.＜
／: : : : : :.,'.: : : : : :.∨: : : : : :‘ ，
／: : , ': : : :.,': : : : : : : :!} ',: :',: : : :ヽ.＼
/: : : :/.: : : :.,': : : : : : : : /: :i: : ',.: : : :.',: :∨
/./: : / : : : : ,i.: : : : : :. :./: : :|: : : ',: : : :.',: :∨
. /,ｲ: : ,': : : : :/ |.: : : : : :.ノ : : ,'i: : : : ',: : : :',: : .
,'/.;: : : :,': : : ,'ｨ十|ﾏ丶: : : : :.7 T ‐- _',: : : :',: :i
!i |: : i | ／, /７≧=く´ : : /７≧=く :ト: : :.',:,'
|! !: : !.!: : , ' 〃 ヾ. { 〃 ヾ∨:}: : ∧i
. | | !ﾏ !|{{ }} ヽ! {{ } ,': :,': :.}!
i: 八! ﾏ! ‐ヾ=ｰ=ノ ‐ヾ=ｰ=ノ/,': /: : :.{ 「みなさん、問題おこさないでね。
l: : : :Ⅵﾍ i i i i',ﾉイ :∧ .i 特にデュノアさん。
. /ｲ: : :.ゝ{∧ i i i i', }: : .;ヽ! しばらくは、また織斑君と同室ですけど”絶対”問題起こさないでね。
i{ iﾏ: :.i : : i i ⊂⊃ i i ,': : : : :,' フリじゃないからね。
八! ﾏ ﾑ: : {ヽ ＞ ､ イ: : :,': : :,'! ,' そうなったら、先生のクビが飛んじゃうから。もう物理的に」
∨ﾑ{ヽ: :从| ｀´ |/{ / ,ｲ i/
. ＼ ',: : :.r‐| |_ / , ' ノ´
_ヽ／i ¨ ／イヽ‐-
＞ ´ ／ l ', ゝ､ ｀ﾞ＜
γ´_,x＜ .l ￣ ヽ γ ￣ l ＞ｭ､ ` ､
,' ', l l ',
i ', | | ∨ / ',
. /| ', ./ .|｀ヽ_ i! r'ﾞ | ∨ ./ l
/ .i ∨ l .ヽ､i! r'¨ l ∨ l
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-‐…・・…‐-
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: 、
／:::::::::::::::::::::::／´::::::::::::::::::::＼
/::::::::/::::::::::/／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ ::::::/::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::.、
ノｨ:::::/:::::::／::::::::::::::／:::::::::::／ |::i:::::::::::::::.
|::::′／-─ｧ‐::::´::::::::::／ヽ |::|､:::::::::::::|
|:::|i:::::::::::／:::::::::::::::::／ ｧ=ミ､ｊノ |/::::::::::|
′|l:::::／───::::´{ Vﾘ /: ::::/:::′
. /::::/|l:::::::::::::::::::::::::::|ヽｊ ,{ﾘ!::/ｊ/
/::::/:::|l:::::::::::::::::::::::::::| ヽｊノ
／::::/ :::八:::::::::::::::::::::::::| ､__ ／
′:::ｉ|::::::{::::::ヽ:::::::::＼::::::| 、 ｀/::＼
〈::::::::八::::::ヽ:::_/＼ :::::::＼! ,ヘ __ /::::::::::ヽ ※真耶に無理難題を押し付けた、
. ＼（ ヽ:::／_＼ ＼::::::::＼!、::::::::::::::::::::::::} 彼女のクビを物理的に飛ばしそうな人。
,ィニﾆニ＼ﾆ＼ ＞‐一ヽ｀ニヽ＼:::::::′
/ニニニニニ＼ﾆ＼ |∧｛ﾆﾆ＼）ノ
. |ﾆニニニニニニ＼ﾆ＼ !ヽ:Vニニﾑ
. |:ﾆﾆﾆﾆニニニニニ＼ﾆヽｊニ｝:Vニニ|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 733 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:17:40 ID:rBjtDkmA0
-
. ´ ｀ ､
／ ＼
. ' .| ∨ ‘.
/ ./ |八 { ∨ ∧
,′/ .ﾊ ＼＼ .{ ∨ ∧
,′,′ .| | ハ.{ ＼＼! ､ ハ| .∧
.ｲ |/ | ﾚ Ⅵ / .|≧=､-Y l| l {ヾ|
i! { { ﾄ､/xｚ、 ∨ .! ｘ≠zミ､ ! | .八
l| |八 .{《'芹:心 ヾ | 乂し:ｿ }､| | ﾄ､{
l| }八 ヾ! ゞ゜´ ::::::::: | | |
l|/}､ { 从 :::::::: ′ .从 .|.八 「やだなあ、先生ったら。大丈夫に決まってるじゃないですか」
./ .Ⅵ .∧ r＝＝ ｧ ./ 八 .{
ヾ{Ｖ∧ > . ゝ = イ イ./ / ヾ
_.V∧＜ｒ }＞___＜__{/}/ ./
/ .V {≦Y三三三三=/イ- ､‐≠.､
./ .=-‐=ﾆﾆ=--_､三三三z}.///∧ ‘，
r≦' ､＿＿＞r‐≠- ｀ヽハ
/:八 二r_≦-‐‐.ｧ }≧
./: : : :＞. . ｒ二二＞_´ -‐ __ ／: :∧
〈: : : : : : : : :.≧=---r‐＞--=≦ノ -=≦: : :/ ∧
. - ―‐ -
. ´ ｀ .
／ ＼
. ./ ヽ ＼ ヽ
/ ./ '. .!ヽ .
′./ / l | | 人 |.ハ .∧
. .′ .′ .!､ |､ ! .八＼! | .ハ
| | ﾄ八 ｨ!=V八 | / .|＼{ ! |ヽ}
| | |／l | ∨{＼ | / ﾊ/ }＼ .从
| | | 从斗ｚ≠ﾐ!、 ＼ /x芹ミ､! 人 {
| | { .! ﾊ:::r::ﾊ ＼ }/ lしrV ﾘ| ./ }人
| ./| .从.人《 ヾし:ｿ ゞ゜' 从′| !ヾ{
.j/ ! / ＼.＼::::::::::: ::::::::::: /ｲ/ ! 八
jﾊ{､. ⌒＼ ′ /´ ./!/ 「ねっ、一夏♥」
∨∨ / ＼ ー ' .ｲ //
__∨ ∨ ＞ イ | /
´､: : : : : ∨ { ＜｀__{ ヽ--| / ＿
＞-=≦＼|.ｘ /ｧﾐx Y j/=====ミ｀ 、
／ｲ ∨//＼＞ ， .{//|ﾄハ/∧ ｀ヽ|
. ´ . ＜＞////////＼::!.|| V∧.∧ | |
／ ，＜＞ ∨///／}//{:{.ﾘ. ∨ﾉ/＼ ヽ l |
.{ {:{´ .∨／ .////｀7{ﾊ/≧=-/ヽ '. | |
'. .|:|＼ ´ ///////|:::{//////≧=-.＼
∧ l:| ヽ ￣￣ フ´Vﾊ￣￣￣ヾﾊ rｧＹ､
／.ハ .l:! ‘. / ／ rｧ Vﾊ rｧ| ‘.
／⌒′.} |{ ＼ / / ヽ ｒｧ / | } ﾌﾟﾙﾝ
/ | |l ヽ′/ ∨ ／/ .! ﾘ
./ /| |l } / ∨ / .l ,′
.} / : |! 〃 '. / |.,′
.| ./ |.|! .{､ | j′
.ｊ/ .|.l! .|ハ | ,′
/ |.l! | ∨ ＼ .{ ′
.|.l! | / ｀ ゝ . ﾊ
|.l! | ヽ } ≧=- -=≦￣}
| l! .|.ｨV_/≧=----ｔ .r' ＿ｒzz＿__ｒｚｚ ′
| l! ／ ≧=- . _ﾉ { }l} {l{￣{{|
| l! ／ 〃´ ￣￣￣二ﾆ=――┐
| ﾚ ´ {{ } !
／ ﾘ | .ﾊ
- 734 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:17:54 ID:rBjtDkmA0
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...-―:::´￣｀:::..､ー:...
....:::´::::::::::::::::::|::::::::::::::::::＼:｀::...
／::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::＼::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::i::::!:::::::::::::::::::::::::::::＼::::＼
／/:::::::::::::::::::::: |:::::∧::∨:::::::::::::::::::::{::::::::＼::::ヽ
／:::/::::::::::::::::::::::::::|::::::::∧::∨::::::::::::::::::∨::::::::::ヽ:::::.
／ ´ /:::::::::: :::|::::::::::/|:::::::::::∧::∨ :: |:::::::::::∨:::::::::∧:::::.
./:::: :::::: |:::|::::::::/:; i!::i!:::::::::∧::∨|:|:::::::::::::∨::::::::::::.＼:.
/ !:: |::::::::|:::|::::::/:;::;:Ⅶ::::::::::::::＼:.|:ﾄ､::::::::::::∨::::::::::::. ｀＼
./::::|::::|::::::::|_ﾊ__/ ':;:;:;:;从::::::::::::!{:|｀＼.＼::＿::∨::::::::::!
/ ／|::::|:::::::::!| V;:;':;:;:;:;:;':; ＼::::::|:;::;::;::;::;::;:￣＼ヽ:､＼:::::::!
. /' !::::i!::::::::: } :;:;:;:;':;:;:;:;:;':;:;:;:;:;: :;:;:;:: ;:;:;:;:;: :;:;:;:: iヾ｀＼i＼{
.::::八::::::: { :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: :;:;:;:; ;:;:;:;:;: :;:;:;:; '.!:::}'::::::|ヽ ` 「……………」
./:::;ｲ{＼: ,'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''} /:/ﾊ::: |
/／ .|| {'6＼:. | /ｲ} ,ﾘ:::::|
./' 込. ゝ∧｀ /' /:ﾄ､::{
|/ |＞ｰ.. -- ､ /..イ:::::| ｀＼
|:::::ﾊ:::＼ ￣.__￣ ／:::::::ﾄ､:ﾘ
|:/ ﾍ::::::i＼ .イﾙ'＼:::{ }'
' r┴‐┴┐ ､ ／r┴―┐ヾ
.|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
.|三三三| fi fi |三三 7
,ｨ≦ゝ三三.! || || .|三三ﾘ≧i
/三三＼三ﾆ.! / V ﾍ i三.／三'∧＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
'. .|:|＼ ´ ///////|:::{//////≧=-.＼
∧ l:| ヽ ￣￣ フ´Vﾊ￣￣￣ヾﾊ rｧＹ､
／.ハ .l:! ‘. / ／ rｧ Vﾊ rｧ| ‘.
／⌒′.} |{ ＼ / / ヽ ｒｧ / | } ﾌﾟﾙﾝ
/ | |l ヽ′/ ∨ ／/ .! ﾘ
./ /| |l } / ∨ / .l ,′
.} / : |! 〃 '. / |.,′ ※一夏ビジョン。
.| ./ |.|! .{､ | j′
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 735 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:18:28 ID:rBjtDkmA0
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_/:::::::::｀´::::::::::::::::::｀::丶､
／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
..:´:: /::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::ヽ
/ :::::: |:::::::::::|:::i:::＼:::::::::::::::＼:::::::::::::::::::.
/ :::::::: |::::::: {:|:::|､:::ト 、:::::::::::::::＼::::::::::::::::.
/:/::::::::::|::l､:::ヾ:::| ＼ ＼::::::::::::::::ヽ:::::::::::::}
.ｲ::::::j:::∧| ヽ ::: |ィ7卞 ＼:::::::::::::::::::::::::::::ゝ
|:::::/:::{ｲ)ﾊ ＼:l Vソ 〉 j:ヽ|ヘ :::j::ｉ:::::::::|
|:::ﾊ:::ﾍ Vｿ /ハト ∨::|:::::::::|
ヽj/ ';:: ､〈 j.ノ ﾉ :::::::::} （あ…あれはどう見てもアレだよな。
}ハ ヽ u __／:::::::::::/ しかも、鞠也達が付けてる（らしい）ヌーブラと違って特盛サイズ）
ヽ ｒ-っ / /ﾍ:::::／j/
ヽ, ∠＿＿∨
r〜ﾍ イ|////////＼
＿__ V///｀７´r―|//////////
/¨￣ ￣¨''ｰ‐;ァ７７７| Ｖ |.} |/////＞ﾆﾕ._
/ /∧ __,／//////| }ﾉ＿_!＞''"／/////〉 ､__
/ // ', {７//////////｜////＞''´//////// ｀￣
. .-―-. .
. ┌≦: : : : : : ミ: : :丶
.／|: : : : : : : : : : :｀丶: :＼
/: 八: : :＼ : : : : : ＼‐一: :＼
,: : : : :ヽ: : :､ﾞ斗＜: : : ＼: : : ､
.八: : :.|斗＼: ､≠以> ト､=ﾐ: : : ､
/:ｲ ＼ { ｆ以 ＼､ i/ ﾍ .〉＼ :､ （いや、あの自然な揺れ具合からして、下手をしたら………
／ Ⅵ: :＼ 〈 ｀ u __/: :! ＼､ 思い込んだら一直線なアイツの性格からして、
ヽ＼{‘､ ＿__ / 川L 既に手術済みという可能性すら否定できない）
丶 ｰ一’ . _,. ≦: : : Ｌ＿,. -ｭ､
ヽ _,.< }: : : : : :/∧ _,∠⌒ ､
<∧ |: : : :／ : : {￣| ＼ 丶
>:}:|: ／: : : : : | | ＼ ト､
,/:∧!: : : : : : ／ :| ＼∧ 、
／′／: : : : ／ 、 { ／ヾ ､
f ／ : /: : : : ／ー―‐┐ ､ ´ ヾ ､
小￣７ : :.:／ ８ | ｀ヾ ヾ ､
} ヾ{: :／ | ＼ ヾ ､
_ _ _ _,ｒヘ、_ _ _ _ _
／::::::::::::{::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::ｌ::､::::::::::::::＼:::::::::::::ﾍ
_／::::::::::::::::::::::::|:::ゞ､::::::::::::::ヾ:::::::::::::＼
￣/:::::::::::::::/|::/|:::::::::::ｌ∨:::::::::',':::ｌ::::::::_＼
/::::::::/::Ｎ‐|ﾒ‐ヽ::::::::| ヾ|＼',::::!:::::::::|￣
/／|:::l:::ｌ z＝=、＼| ｨ=＝ｚ ゝ､l:::〉
ｌ:::l::::! O." l O.ﾞ ,'::l:::ｌゞ （なんてこった……とうとうシャルまでがアッチの世界に。
|:/::iゞO.、. ′ ﾉO./ ｌ:/ 畜生！ これから先、俺は何を頼りに高校生活を送ればイイんだ！）
!ハ|､. }ゝ /‐ｒ.′
¨Ｗ＼ ´ ｀ / /:
ｒ===l> ､ゝ‐ ´イ==,｀
|::::::::::|___ ‐ __|::::::::/
,--──｢￣:::::::::::l/ | ∧ |:::::::ﾄ￣|───-､
/＝＝＝|::::::::::::::::::| | | ',ｌ:::::::::::::::::::＼＝＝＝ｌ
- 736 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:18:53 ID:rBjtDkmA0
-
／ ., i^ヽ ヽ
' ／ i ヽ
／ . |.i i ､
. , ′ ′ . | i i{ | i ヽ ‘，
/ | ,/|∧ |!＼_, i | ､ ハ '
/ ./| ,r-|i ヽ i |＿i __|＿} ‘，
. /_ |,ィ´｢l| ‘， ＼ ﾄ、 i ∧ |｀`ヽ､_j
／´| ! ｜／|| | |ﾘ＿__ヽ ＼|_,ﾍi| Ⅵ i} |` ﾄ、
´ | ｌ ｜ {.l | ,ッ=＝､ ＼. ｢ ,＞=≧＼} ' | ＼
｜| | /| Ⅳ ぅ::ﾊ ＼| " う心ヾ､`y′ / . ｜
| i i| i| ﾄ ヽ ﾄ:{_}:} ヽ トi{ }:} 》 } / : i＼
| i i i|小 ゝ-" 弋 シ / ,′ | |⌒ヽ （あれ？ 何か、一夏らしくないリアクションだね。
l i. ∧|! ﾄﾍ //// , //// ／} / i! .| | 性別の違いとかあんまり気にしないタイプだと思ってたけど………
//| . .ヽ‘， / ./ i| ∧ | ひょっとして、意識されちゃったのかな？）
// | li . .| 込 _ 、 u /ィ′ /i/ } ＼
ノ'′ |.ハ . .:l ＞ r￣_´ ノ ,ィ´ ﾘ / .j/´ `
|l ゝ . .|＼ r=＞ ､ ,. く {⌒〉 , ',／
ヽ ヽ . | { ﾄ､`‐- ｀ = '´-―ニ’ / .／｀ヽ,
´￣＿ﾞ` ‐-- __〉､|___ゝ|ﾆ三三三}{三三彡/／ヽ__／
/ ｒ‐‐-ニ二､ {三ヽ 三三三三三|三三三'´三三三`}‐-- --―― -
/ . ＜ ＞ ' ヽ
/ ∠..二二 ミx .＜ ＞ '´ ! ! i +
┼ / ／ ´ ー=≦ 斗 ´ ／ ! /| .' |
/ ／ / / / 7_ ／/ ／ /__ __ ! / |
/ / ! ./ /_x≦/／Y/ ／ / ⌒7 ト｀ヽ∧ ! ┼
/ /| i | / /芹ﾃＸ( Y｀/ ／ / / | ハ.i !
. + | / l| Ⅵ /ﾚ〃 !c r1l}/ ／ / ／⌒ ｌ / | /
|. / | |l jｲ 从 人.ｭ .タ ／ /／ ｧ≦j/ l| ./
|/ /| |i〈 } `ー ' / / }r'::＼ l| / /
人 //! ﾙﾊ＼ /j/j/j/ /{ r') ﾒﾊ j ./ / i （まあ、それならそれで、結果オーライだよね♥）
Ｘ //∧ ﾄ､.＼ , 〈c ｪ 才 i} / ／.＿ 人 ＿
. /// ∧ | ⌒ `ー ´ .ノ / .／ ｀Ｙ´ /
＿_/// /_∧ | ┌ - - 、 ./j/j/j/j/ ／／ ! / /
/´￣￣＿ /// /─ ﾍ .人 | ＼ ／／ / / /
. /´￣￣ /// / ＿＿l l| ﾄ､ { 〉 ／／/ / / /
./ / ＿＿_/// /.＿_____| ll |l ＼ ゝ. __ __ ／ ⌒ / ／! /| ｌ l!
レ´7´ |ルイ ／| ／⌒＼ ＼ . イへ / .／ | ./ ｌ| | l!
/ ／ ／ ∨.ヽ 、 . ＜ ／ / ／ .|/ 从 ル人
. / ／ / ＿_.∠ i } ＞- ≦ ／⌒＼K ／ ／}ー ＜ j_／
/ ／ | ´ ＿ |し' ／ /⌒＼ ∨ ／__メ:::::::::::::＼ Ｘ
. ／ | ´ ＿ __Y⌒ ( _メ/⌒＼ ＼ ∨／{::::::::::::(＼::::::::::::＼
- 737 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:19:15 ID:rBjtDkmA0
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| 」.斗 ヽ ― ミ| | |
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| | 乂ﾉ´ ＼i ｀ ｋ ､ ＼ │ お終い. .│
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|∧. Ν.ィ´}X /ミゝ/_ノ ,∠.
ヽγ{{ У咒／｛ ﾍ=＜.＿_.＞
｛Zノ}：. ：|. V ヽ ＼
【私の考えた、コッチの世界のあざといさん】
①IS学園に来た経緯は原作とほぼ同じですが、調査対象が３０人に増えました。（一夏フラグ回避①）
②原作同様、一夏と同室ですが、正体バレイベントは起こりませんでした。（一夏フラグ回避②）
③母親と死別している所為か、瑞穂の持つ母性（？）に結構惹かれています。（瑞穂フラグ？）
④デュアノ社が消滅した所為で、義母は意気消沈。
父親も憑き物が落ちて丸くなった為、家庭事情は原作よりかなり好転しています。（卒業後の欝展開フラグ回避）
⑤バックアップ先がデュノア社からオーブにシフトした為、資金面が潤沢に。
技術面でも、超が目立たない程度に彼女の専用機にテコ入れをした為、
特殊能力こそ無いものの、スペックは下手な第三世代機より若干上なところまで上がっています。（パワーアップフラグ）
⑥上記の理由から、ユウナには心から感謝していますがフラグは立っていません。（NTRフラグ回避）
⑦コッチでも一夏ラブですが、当の一夏は、シャルは”男の娘”だと思っているため、原作より更に恋のハードルが上がっています。
…………あれ？ おかしいですね、全力で一夏フラグを回避するつもりが、なぜか原作準拠になっていらっしゃる。
やっぱり偉大ですね、主人公補正って。（汗）
弁解させて頂きますと、原作初期のセシリアの様に、一人で生きる姿が想像できないキャラなんですよね、シャルロットって。
能力はかなり高いハズなんですけど、単体だとそれがスポイルされてしまうと言いますか、
某九尾狐の如く、依存する相手が居て初めて実力が発揮できるタイプと言いますか。
う〜ん、流石あざといさん。マジ傾国の美女。
これは全くの私見ですが、二次小説で彼女が最強系オリ主とカップルになる事が多いのは、
オリ主がチョロイ………じゃなくて、その庇護下に入れるという部分が大きいんじゃないかと。
そんな理由から、初期プロットでは、このままフェードアウトさせる予定でしたが、
勝機の無いライバル（？）が居るユウナとはフラグが立たなかった為、IS学園に戻ってくる事になりました。
今の所、原作と違ってライバルは居ません。
ですが、難易度は原作以上。ハードを通り越してルナティクモード。
下手に空白期間があった為、この先、ラッキースケベイベントが起こったとしても『既に手術後』と勘違いされます。
でも、これは一夏の難聴体質の所為だけではありません。
だって、普通ありえないでしょう。『女の子が男子校に通うなんて』。常識的に考えて。
しかも、彼の周りはあの有様ですし。
………まあ、これはシャルロットの特殊な事情を鑑みての特例処置であり、
将来的には、原作の様に一組に転校という形になる予定なんですけど。
それでは、これで投下を終了します。
次回は、いまだ未定です。
実はこの番外編、最初はシャルロット視点の予定だったのですが、プロットの段階で、作品感にそぐわないくらい暗い話に。
企業所属の国家代表候補としての再契約時に行われたユウナとの対談に至っては、
もうアンチと受け取られて仕方がないくらい腹黒い事になってしまったので、
急遽、一夏視点に組み直した為、短いワリには時間がかかってしまいました。
そんなワケで、本編の書き貯めは、まったく進んでいません。（泣）
アア、ドウシテコウナッタ。
それでは、ご観覧ありがとうございました。
- 738 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/05(火) 14:38:13 ID:rBjtDkmA0
- >>731 修正
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':/: : : : : : /_ノ |:! {: :./: :|: : :／＼ |: : /: : ;/: : : : : : : : : : : |
/: ':/: :--＜:l { ∨: : :!:／ / ｀ ｰ|: /: : :/: : : : : : : : : : : : |
;: /:,|: : : : :/{/,.==ミ ∧: : | ィ≠ミ､/ |: : ': : : : : : : : : : ;: : ,
|/ l |: : : :/ｲ'ん::示 ´ ＼{ ん示::ミヽ､:/: : : : : : : : : :./: :/
{ {:.|: : :/{/ {:l::::::刈,==､ ,ｨ {:::l:::::::刈 ﾏ': : : : : : : : : :/: :/
| {:｢）､ 汽zソr ' ＼､{/ 弋 ｰ' / /: : : : : : : : : :/: :/
|八乂}:.:.: とつ_ｲ':.:.:.:.:.:.:.:.乂:.とつｰ:':.::/:r､_: :／: : : :/: ,:'
|: /: :.T¨´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ー==≠=イ:.／: : : : :/: /
/ｲ: : : :. l ／: : : :イ : : : : : /: / 「ええと。つまり『デュノア君は、デュノアさんでした』ということです」
' {: : : 人 し /,.ｨ￣｀ヽ､ ´¨¨´/: : : : : : : /: :,
|: : : : : ﾄ､ { ヽ /: : : : : :,: /: :./
|: : : : : |:/＼ 乂 } ,..:/: : : : : :/:/: : :{
|: : : : :/{: ／＼ ｀ ー--- ' ＜: /: : : : :／:ｲ: : : :|
／|: : : :/｀|/＼∧:＞-- ´ /: : : :／:／´￣￣￣｀ヽ
, '.: : : : : : : : : : : : : : :.＜
／: : : : : :.,'.: : : : : :.∨: : : : : :‘ ，
／: : , ': : : :.,': : : : : : : :!} ',: :',: : : :ヽ.＼
/: : : :/.: : : :.,': : : : : : : : /: :i: : ',.: : : :.',: :∨
/./: : / : : : : ,i.: : : : : :. :./: : :|: : : ',: : : :.',: :∨
. /,ｲ: : ,': : : : :/ |.: : : : : :.ノ : : ,'i: : : : ',: : : :',: : .
,'/.;: : : :,': : : ,'ｨ十|ﾏ丶: : : : :.7 T ‐- _',: : : :',: :i
!i |: : i | ／, /７≧=く´ : : /７≧=く :ト: : :.',:,'
|! !: : !.!: : , ' 〃 ヾ. { 〃 ヾ∨:}: : ∧i
. | | !ﾏ !|{{ }} ヽ! {{ } ,': :,': :.}!
i: 八! ﾏ! ‐ヾ=ｰ=ノ ‐ヾ=ｰ=ノ/,': /: : :.{ 「そんなワケで、これから先生は、寮の部屋割りを組み立てなおす為の………
l: : : :Ⅵﾍ と二つ と二つ',ﾉイ :∧ .i 関係各所に頭を下げて回るお仕事がありますので、
. /ｲ: : :.ゝ{∧ ′ /}: :／ .;ヽ! 今日から始業式までの三日間は、私が担当の学科は自習という事にします」
i{ iﾏ: :.i : : ゝ ⊂⊃ ,ｲ ,': : : : :,'
八! ﾏ ﾑ: : {ヽ ＞ ､ イ: : :,': : :,'! ,'
∨ﾑ{ヽ: :从| ｀´ |/{ / ,ｲ i/
. ＼ ',: : :.r‐| |_ / , ' ノ´
_ヽ／i ¨ ／イヽ‐-
＞ ´ ／ l ', ゝ､ ｀ﾞ＜
γ´_,x＜ .l ￣ ヽ γ ￣ l ＞ｭ､ ` ､
,' ', l l ',
i ', | | ∨ / ',
. /| ', ./ .|｀ヽ_ i! r'ﾞ | ∨ ./ l
/ .i ∨ l .ヽ､i! r'¨ l ∨ l
- 739 ：名無しのやる夫だお：2013/03/05(火) 16:57:13 ID:GkxV9zBY0
- 乙
一夏は後２３回修正されるべき
- 740 ：名無しのやる夫だお：2013/03/05(火) 18:00:12 ID:.Zcy7eyE0
- 乙
う、う〜ん。
こ、これは一夏が悪いのかなぁ。
戸籍謄本でも見せれば……。
- 741 ：名無しのやる夫だお：2013/03/05(火) 19:06:20 ID:NB39zHNg0
- 乙です
男の娘→改造人間（）へのクラスチェンジだと思われちゃったのか
しかし一夏の立ち位置が分からん
原作での外伝主人公じゃないようだし
- 742 ：名無しのやる夫だお：2013/03/05(火) 19:39:18 ID:Go9KBqHo0
- 乙
一夏さんどんだけ〜
しかしジェリドはやる夫スレだといいやつになること多いな
- 743 ：名無しのやる夫だお：2013/03/05(火) 19:54:14 ID:PgCoDEHg0
- 友人たちもかなりどんだけーだよな。
「シャルは女でなんかわけがあって男装してこのクラスに潜り込んでるんだよ。
同室なのに気づかないの！？ねえ、バカ認定していい！？バカ認定していい！？
大事なことなので二回言いました！
ほかにも頭が悪いことを表現する言葉でレッテル張りしていいかこのノータリンの
開きメ○ラ！！」
くらい言ってやってもいいと思うんだけど、
たぶん
「はは、何言ってんだよ、うんたらかんたら〜」
とスルーするんだろうなあ…。
- 744 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/06(水) 10:06:20 ID:XgXK210w0
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>739 う〜ん。２４回修正でググってみましたが、元ネタがわかりませんでした。
無学者でもうしわけありません。
>>740 実を言いますと、原作の方向性を残しつつ、一夏にもギリギリ擁護の余地を残すというのが
本作品の目標の一つだっただけに、そう言っていただけると感無量です。
それと、戸籍謄本ですが………ググってみたところ、フランスにもちゃんとあるんですね。
昔読んだラノベのアニレオンで、○星人が日本を特に敵視していた理由が、
『血縁関係を明確に証明する戸籍謄本があるから』だったので、てっきり日本独自のものかと曲解していました。
無学者でもうしわけありません。
>>741 一夏が外伝の主人公。そういうのもあるのか。（AA略）
………えっと。一応、本編での一夏の立ち位置は決まってるんですが、
それが明らかになるのは遥か先の事なので、現時点ではタダの小ネタと。
ハヤテのごとくのカバー裏などに登場するオルムズト・ナジャの様な存在だと思って頂ければ幸いです。
ちなみに、このままこのシリーズを続けると、次回でチョロインさんがとんでもなく不幸になるので、
この辺で止めておくべきか否か、結構迷っております。
ま…まあ、他に小ネタのネタが無くなれば、必然的に続けざるを得ないんですけどね。（汗）
>>742 私見ですが、Zガンダム本編のジェリドは、単に主人公に関わったばかりに身を持ち崩しただけで、
そうでなければ普通にエースパイロットとして大成したと思うのですが………チョット希望的観測が過ぎますかねえ。
>>743 えっと。一応、本作の一夏はそこまで難聴体質ではないつもりなので、
ご指摘の様にストレートに言われていれば、チャンと気付いたと思います。
ただ、先輩＆友人達に関しては、なまじ付き合いが長い所為で、既に半分サジを投げていると言いますか、
事がデリケートな問題なだけに『下手に一夏を関わらせるよりは……』という思惑が絡んで、
あえて言わなかったという部分も存在します。
まあ、結局は裏目に出てしまったワケですけど。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
PS：最近、某SSを読んで知ったのですが、千冬と束が出会ったのは、原作だと高校の時らしいです。
でも、白騎士事件は、原作の3巻で『10年前に束さんがISを発表した一ヵ月後に起きた』とあります。
この二つの事例を鑑みると、白騎士事件が起こったのは最速でも千冬達が高校一年の時という事に。
つまり、高１の時だったとしても１５歳〜1６歳＋１０年。
ましてや、”あの”二人が出会ってから打ち解けるまでの時間がほぼゼロだったというのも考え難いですから………
そ…そんなワケで、原作を無視する形になりますが、コッチの世界では番外編①の通り、
ISは束が14歳の時に開発したモノという設定でお願いします。
- 745 ：名無しのやる夫だお：2013/03/07(木) 20:06:11 ID:TEITjHbg0
- バスクや信頼するカクリコンが結構、えげつない事を平気でやるから類友に思われがちですけど、ジェリドは意外と軍人としては
最低限のモラルを持ち合わせている描写がたびたびありますしね。生真面目くんなのは間違いないでしょうし
- 746 ：名無しのやる夫だお：2013/03/07(木) 21:14:50 ID:jsaGpEas0
- スパロボＺファンディスクでライバルチームが主役の話のときは
一番マトモなジェリドが主人公ポジションだったな
胃痛担当
- 747 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:02:03 ID:fBGUwlSM0
- これより小ネタを投下させて頂きます。
- 748 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:02:30 ID:fBGUwlSM0
-
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∨|:.:.! ﾉ/i/ﾉ 彼女の名は『みのりん』。（ペンネーム）
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l :/ l : l: : :l :∧: :ﾄ、: lヽ、: : : :ヽ!: :l: :ｌ: : : ｌ ￣
l/!: ! : ｌ: :/l/‐-ヽ! ヽ ! _ヽ-―!‐ !: :ｌ: : : !
ヽ! : l : ! rfチミ､ ヽ´ fr旡ミ! : ト､l : : ′
. ヽ !: :l rっｿ 匕り !: : !丿/j/ マニアックなネタを扱う事で知られる某文庫の発刊元、HELLSING社の。
. j∧ :ﾄ､ ｀¨ . ｌ ｌ :ｌ j/ その設立時から屋台骨を支え続ける、売れっ子ライトノベル作家である。
V: :lヽ、 _ ／j/!/
ヽ: ! ＞ __.. ィ ト､〃
ヽ! ／/j ト!/＼
＿／ :/-―――-l : : : :ヽ､__
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. ∨ ∧ /. : : : : :/://.::::::l
- 749 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:02:56 ID:fBGUwlSM0
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|:! .|::::::l::__;;;|_ l:::l｀ヽヽ;:::l ヾ;ﾚ‐'''ﾞﾞ´＼ :::::| ::::::::::::::::l:::::
l! .|:::／ ___ノ,ｨ'ﾄ|''=ﾐ､ ヾ! ,r-=fニﾐ;;弍;;| :::::::::::::::l~ﾞ'i 大学時代にデビューし、既に１０年目。
l/ ,/ﾄ､::lﾞ__ﾞヾ::ii::|ヽ ,/ .|:::illi:::ﾞii/ |:::::::::::::::j¨ﾞ l 彼女の高校時代をモチーフにしたと言われる『涼宮ハルヒの憂鬱』をメインに、
/⌒ヾ､|/`fﾄ l ﾞK);j .l'⌒''h. K);;;;ｯﾘ l:::::::::::::/ .ﾉ 累計１０００万部を越える発行部数を誇る複数のヒットシリーズを抱える身だが、
/‐-､ `iﾉ /'ヽ|､ ノ ヾ､ ,/ |:::::::::::/=7ﾞ 一般への知名度は、実は然程でもない。
./ ､. ヽ |ﾞV,_ l:::i､￣ 丶 ﾞ''ｰ-‐'' ,l::::::::::/|:;/ なぜなら、出版元の規模もあってか、ドラマ化やアニメ化には縁が無いからだ。
i 'ﾞヽ_j-' .|::::|.＼ ‐- ,,ｲ::::::::/ ,l/
ヽ ヽ jl:::::l. ヽ､ , ''ﾞ /:::::::/ﾞ｀ヽ､
ヽ､. /ヽ::::| ,,｀=ｰ '''i´ /:;/ﾚ'〉;:;:;:;:,.,＼
/ /. ヽ:| ,,r''ﾞ,.;:;:;r''ﾞ~ﾉ /ｲ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
ヾ 、 , -‐- 、
', ` 、 , ' ´ ｀ヽ､
＼ ｀ ""ﾞ ´ ￣￣｀ヽ 、
ヽ 、, ' ＼
／ ヽ ヽ
／ ´ ., , ' ´ _＿__ ｀, ヽ
／ ／´ , , ´~ ヾ ー ,__ ', ｀,
／ _/ ／ ./ ', ､ ＼ ｀ヾ, ､ ! 、 ｀,
/ ／/ / /! ! ヽ、 ヽ,ヽ､ ＼ ヽ ヽ
l / | ,! , ./ | l !､ ヽ、 ヽ ヽ ヽ ヾ､､ヽ, ', ヽ、 その事を惜しみ、同業他社から頻繁にオファーが。
` .| | _!,! ,' | l ', ,ヽ ヽ ヽ ＼ ヽ ヽ ヾ､! ',',ヾ 中には露骨に引き抜きを掛けてくる者も居るが、
l /| | `,才ト､| ﾄ ', ', ＼ヾ､ ヽ ＼ ヽヽ ', ヽヽ'.、 彼女はそれらを一顧だにしない。
ヾ ヽ | !汁ド､トﾊ ヽゝ‐-ヾ-'=､__!＿ ヽヽヽ ', / } ',ヽ 頑ななまでに、HELLSING社にのみ原稿を下ろす。
ヽ}', ', ﾝ:::rﾘヾ＼ ヾ -ー‐ヽ ヾ,} ヽ ', ', ゞr,! /ノ ', !
.i| ヽヽ` ｰ´ `｀ヾ 斗云弐ﾐ=!,ヽヾ ,ヾﾉ /.// ',!
´', ヾ,ゝ ﾉ リ::::r〃"} ﾊ ', ',Y /, {/
ヽ ヽ ｀￣´ / } ､ ',.} ´
＼ |＼ ヽ 、 / /.ハ ',!
｀` ＼｀´ , '´/ ／ ', i,!
〉ー− ' ´ ´}´ ',! ,!
- 750 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:04:21 ID:fBGUwlSM0
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/::`':::~ /;;;;;l :::.. : : : : : : ヽ、
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{ |;:ﾄ'''''''' { 1| ／ゝ,,, ::::: ::. ヽ
｜ ﾄ=､､, |/ !'r'戈くﾞ ::: :::. : ヽ 自分のデビューに合わせるように設立したHELLSING社への愛着。
| :: : | .,-'`'ヽ|;〈 ）ヽ ::: :::::::. ::. ヽ 彼女を見出した編集長への恩義。
. | ::: : |.{ }i '`､ ,,､‐' ヾ`、:::::::::::. : :::. ヽ 骨までしゃぶると言われる、昨今のマルチメディア展開へのアンチテーゼ。
| ::: ヽ | ヽ-‐'ﾉ_,, ヽ, :::::::|l:::: :::::. ヽ 自分の作品への愛ゆえに、他人に弄られるのを嫌っている等々。
. | .::: ::ヾ、ヽ､ ､-‐‐'======･~|::::. :::::::. 諸説云々挙げられているが、真相は定かではない。
| :::| :: .::lヽ::.` ‐ ､_~ / | .::| .|:::::. :::::::.
. |.:::| ::: | l:::. |:::::::::ｰ ‐'l／| .::| |:: ::. ::::::::.
|:::|: :: .::::|::. ::::::: ::: ／ .| .::|／ |::: :.....
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|l |:::_.ヽ _,,-''~ / ／| .::|
ﾉ ,,|~ _,,-''~ / ／ .| :::|
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Ⅵ:.:.:|:.: ｉ:.:.:.:.:. ｌ:.i:.:.:./|:.:.:.:.:ｉ:.:. |:.: /:.:.／ !: :.／ /／ /'
|:.ｉ:.|:.: |:.:.: : /:,:|: / !:.:.:.:.ｌ:.:.:.|:.:.ｉ／ < / ／
|:.!:.|:.: |:.:.:.:/:/ ｌ:.| ｌ:.:.:.:.|:.:.: !:. ｌ '
|ハ|: ,:|:.: /:/ !:! l:.:.:.:.|:.:.:.ｌｌ: ｌ ,...:´ｉ と言うのも、彼女はメディアへの露出を一切しない。
' l:/ |:.∧′ || !:.:.:.:|:.:.:ｌ ｌ ｌ ‐,-':.ﾊ: ｌ 自身のホームページすら作らない作家だがらである。
.――く′|:′ ! :. :.:.:ｌ:. ｌ !:! /´:.: / } !
: : : : : : : : : ､ 〉:.:.!: |` ｌｌ /ｌ:.:.:./ j/
: : : : : : : : : : : : ､ / :. :.:. | ! ｀´ !:.:,' /'
: : : : : : : : : : : : : :＼ i :. : | ｌ:.i
: : : : : : : : : : : : :. :. :.＼! :. | !ｌ
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :. :.＼ :| !
三≧=- ､: : : : : : :. :. :. :. :.ヽ ＿
三三三三≧ ､: : : : : : : : : : :<ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
三三三三三＼≧: ､: : : : : : :.Ⅹｉ:ｉ:ｉ:ﾍ
三三三三三三＼三＼: : : : :. :.Ⅹｉ:ｉ:∧
三三三三三三三ヽ:三:＼: : : : : :Ⅹ:i:∧
:三三三三三三三∧三三＼: : : : :.Ⅹ:i:ｌ
:三:三:三三三三三∧三三ﾆ＼: : : : :Ⅵ
- 751 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:04:38 ID:fBGUwlSM0
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├┤ ノｲ : : : : : ': :. :. :. :.ｉ:|: : : :ヽ: : : : : : : : ヾ: : :i :. |: ｀丶 ├┤
││ | i: : : |: ｉ: :. :.ｉ: : :|ﾊ: : : : :∨: : : : : : : : : : | : . ﾄヽ ││
││ | l: : : |: l: :ｉ: :| : / ハ: : :. :.|ヽ: :ヽ: ∨:.:. :.:|:/:ｉ:| } ││
├┤ | ﾊｉ : |: |:.七ﾊ:十 - ､: : :.|ー ､十:.|- : i: |': ﾊ| ├┤
││ |/ 从:|ハ: :|斗:示ｘ. ヽ: :ﾄ斗:示ｘ:|: :ﾊl: |:/ ﾉ ││ １０年前、HELLSING社の創刊号に、
││ { l:.小:.ヾ乂ﾋ:::ｿ ヽ＿Ⅴ ﾋ:::ｿ Ⅵ: }: |' ││ 一般応募部門の作家として、彼女の顔写真と
├┤ { ∨ゝ ＿＿ ノ ゝ ＿＿ ノ: :/| ′ ├┤ 簡単なプロフィールが載っていなければ、
││ 人: :ヽ _'_ 小:/ .}' ││ その性別すら不明のままだっただろう。
││ . ＜ヾ{:介 介 : '＞ . ││
├┤ . ＜ . : : : : ｉ ＞-＜ ﾉｲ: : . ＞ . ├┤
││. /l . : : : : : : :. :.| |: : : : : : : : . lヽ ││
││ |∧: : : : : : :. :. :.∧＞―――＜∧: : : : : : : : : ∧| ││
├┤ |/∧: : : : : : : : : :∧ : : : : : ｲ ヾィ: : : : : : : : : ∧/| ├┤
││ ｊ//∧: : : :. :. :. :. :.∧ : : : 」 ヽ ヽ: : : : : :. :.∧//! ││
││ /////＼:.: :.: :.＿＿∧: :〈 」: : : :. :.／//// ││
├┤ //////￣ ｀ ､ ￣￣ ￣ ﾏ////// ├┤
││ ///// ム ヽ ﾏ///// ││
││ ///∧ イ/ ｀ ´ ﾏ//// ││
├┤ ////∧._/ ﾏ/// ├┤
││ ／ ＼ ││
││ / :. ││
├┤ ―― ＿＿＿＿＿ ―― ├┤
【設立されたばかりの投稿部門で金賞を取った時の記念写真】
- 752 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:05:02 ID:fBGUwlSM0
-
_,. -─- ､__
_,.-'´ ｀ヽ
‐ｧ'´ ヽ
/,ｨ , ,. 、 ヽ l ､＼
'ﾞ | j ' j. ﾊ. ､ ヽ ',| | l |｀¨
,.､ | | ＨV､ヽ',ヽ､.ﾄ､j |l｣,､|
/ /＼ __ ヽﾄ Ｎ{沙 ｀ 傍ﾌ| ﾚﾘ
/ / ＼ （‐ェ'｀) ＿ ,..r─ヽ }､ ' _ ｀¨_,! ﾊ 古参読者の中には、それをソースに。
. / / ＼ ￣ f,. | ヽ| ｀ ｧﾆ -' /ｲ ', その可憐な容姿に惚れ込み、『みのりんは俺の嫁』を公言する者も多い。
/ / ﾞ;.───‐└乞 -'ー──-//l、 ／´ | だが、そんな彼等に立ち塞がる、大きな壁が二人居る。
/ / / l.l | l.|ﾞｼ'´ |
ヽ′ / l.l | j/ ,. -_ニ_-､|
＼. / l.l |-─l二ﾍ,ｒ',r' ´ ヽ|
＼ / l.ｌ | | ｛/ |
＼/ l.l. |-ｰ { __,／ , |
ヽ二二二二ニｺl、__,. -ｰ '' ´ ／ |
{- | ／
,ｲ::/:::::::/::::/::::::/::::::::/::::::::/::::::/:::: i::::::::i:::::::::::::ﾊ
/::::/:::::::/::::/::::::/::::::::/::::::::/::::::/i:::::: ﾘ::::::::|::::::::',::::::i
,.':::::/::::::/::::/::::::/::::::／:::::::;ｲ:::::/ L:: ｲ|::::::::|::::::::::i::::::i
i::::;ｲ::::/::::::i':::::ノ==‐- ⌒´ ｨ"´,ィ示㍉､::::: ﾄ､ :::::|::::::|
|:::|::::::i::::::::ム'´ _二二_ / 弋歹 ﾉ::::::|k.1::::|::::::|
|:::|:::::／{｀ヽ 〆 {歹イ´ ｀ゞ＝==彳::::::| /::::::|::::::|
|:::ｉ:;ｲ |:∧_ﾊ ﾞ=イ´ ;:ｉ .|::::::::|'::::ｉ::::|::::::| 一人はHELLSING社が誇る名物編集者、中田アーカード。
レ′ .|:::::::::∧. ﾞ::| .|::::::::|:::::|::::|::::::| 彼女の鉄壁のガード前には、彼等が如何に凸しようと無意味。
ﾉ:::::/::::;:ﾍ _ ,. --‐‐ｭｬ' |::::::::|:::::|::::|::::::| 時に同業他社すら上回る彼等の情報網をもってしても、
／:::::/::::::::::∧ ｀ヽy' ´￣￣ﾞrj |::::::::|:::::|::::|::::::| 『みのりん』の素性は、ようとして知れない状態にある。
／:::::::/:::::::::::/:::ﾉゝ､ ｀ヽx＿_ ,ﾒﾉ .|::::::::|:::::|::::|::::::|
:::::::／::::::::::;ｲ::/::::::::ｌ≧x、 ｀ー‐'´ ／|::::::::|:::::|::::|::::::|
:／::::::::::／::::/ .,r=/＼ ＞ -‐ ≦´,ｨ.|::::::::|:::::| ､!::::::|
::::::::::／:::::::/ / ./ ＼ イ .|::::::::|:::::| ｀￣ﾇ､ー-
::::／::::::::::/ / ∧ ﾞ'yr'´ _ |:::::::i|::i::| .ﾊ
:::::::::::／/ / ./ '. /ヽi /ﾘ::::::ﾘ::i | .〉〉
:::::／:::/ / i ﾍ / } 八 .//::::::/::::::ﾘ //
イ:::::;ｲ / .| ∨ゝく ヽ._//::::::/::::::/ //
::ﾚ';ｲ ./ | ,イ } ﾚ'^ﾘ从'´ //
./ ヽ / ﾉ //
- 753 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:05:22 ID:fBGUwlSM0
-
,.:‐:.､_＿ｒ‐.:.､
/:.:.:.:.:.∨/:.:.:.:.:.＼ー:..､
／:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:. ヾ;.:.:.:｀ヽ、＼
/:.:/.:.:.:,:.:.:.:/Vﾍ:.:.:.:.ﾍ.:.:.:.:.:.ﾍ:.:ﾉ､
ｌ:.:.:| :|:.:| .:|/V∧ﾍ .:.:.:ｉ|:.:.:.: |:.| :/ﾍ.
ｌ:.:.:|: |.:.|:. | Ⅵ: |:!||!: : i:|:.|/:.:/｝
l:.:.j|Ｎ廾ﾘト 斗!廾ﾘト.:./:ｉ:.|／: j
Ⅵjﾍi ｨ芹ﾐ、 ｨ芹冬 ﾘノリ、ｲ:ｉ
Ⅳﾊ 込ﾘ 込ソ !:.:.|ﾘ,ﾊ:.:.:l:
Ⅵﾍ｀￣ 、 ￣´ |:!:.|:!イ:.:.:.l! 今一人が、HELLSING社が誇る今一人の看板作家『あちゃくら』である。
i|:|i::ﾍ ｰ_一 从ﾘ:l:.i! :.: |i
i|ｲﾍ::::＼ イ j／!|:|:|i.: :.:|:!
／｜:|i＼ﾘj:..ｰ ´ : i:| !:i:|ﾞ＼:| !
／_ .|:.:|i.:/jハ:: : ﾘ |:.!|_＿ヽi
. ＞|: :!/:ﾉ:. j ／.／!:.:|ﾍ､:.|:.:!
r. "´ /:.:.ハi :. ､ : ' !／/ ∨ :ﾍ.｀ ' ､
ハ . ･/:.:.:.i ･ｿ :. . ' ﾉ /｀ ､∨:.:ﾍ... _｀ ､
, ∨ / ｉ:.:.:.:| く ｛｝ / ∨:.:.i ',
/ ､__Ｖ: ｜:i:.:| ヾｙ 才"´ i |:|:.:.|
＿
,.:.:ｰ.:.:、´.:／.:.:ヽ_ｰ..、
. ／..:.:.:.:.:.:.ヽ/.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ.:ヽ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ l
. /.:,'.:,.:..:/.:.:/ヾγ´ヽ.:ヽヽ.:.:ヽ.:|ﾉ)
. i.:.:i.:.l.:..:l.:.:.{｀ﾞ｀´"´´}.:.:|.:.:}.:.:.:l.:|/｀}
{.:.:{.:.{.:.:{〒|戸. 升|戸ﾐ_:/ﾉ:.:/}
∨ゝヽヽ彳示. ´示ミ、!´:|ノ:/
/.:.:}｀弋ソ 弋ソ |.:..:|／i 『みのりん』の４年後、彼女同様、同社の一般公募部門で金賞を取ってデビュー。
{/.:ﾍ 、 |.:.:.|:.:.:| 以後、これまた幾つものヒットシリーズを生み出すという、
. l.:.:.:.|＼ ヽ ｱ ／/:.:./.:.:.:|', 同業他社からすれば『せめてコチラだけでも』と熱望させる逸材なのだが、
. l.:.:.:从. ＞ _. -＜／}／l:.:.:.:.| ',
. }／l:.:} ゝ´ ｀´｀}ヽ ノ |/..:.:.:/ゝ',
. "/.:.:.:.!.:l ﾉヾ彡´"{"{ /:.:.:.:/ ヽ.',
‖/.:.:.:.::|/./ヾ、彡´"}"iヽ/.:.:.:.:/. >、
. {/.:.:.:.:.:./.-{ヾ､彡´"/／}..|.:.:.:.:.|. ／. }
/.:.:.:.:.:.∧ } ／ ／. i.:.:.:.:ハ／ i
. {.:.:.:.:／ ヽ.i__ <.ヽ／. l.:.:.:.{ヽ}. ﾊ
. |:.:.:.:{ ＼ ∨ ／ {:.:.:.:|コ}. ,'.:‘，
. {ゝ.:.:ヽ. ＼ ﾍ ／ ヽ_:.:〉/ ＼ /..:.:.:}
. ｀i`i ○ゝ'. ｀. { ＼ヽ(..:i.:.:.|
| | |. | ヽ/.:|.:.:.!
. ヾ} |. i.. /.:.:.!.:.:|
. ﾐ ○ |. ／{. {.:.:.:.|.:.:.!
. /ゝ-,. l.. _ -‐{´｀ヘ|.:.:.:.:!.:.:|
/ヽ／. / ヽ_ -ヽ｀>´!.:.:.:.!:.:.|
. / ○ { ﾍﾉ. }.:.:.:.:!.:.:|
. / | ﾍ..ﾉ从ﾉイﾉ
- 754 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:05:44 ID:fBGUwlSM0
-
――＜ゝ、― ヘ
／:::::::::::''"´:::::::::::::ヽ／:::::::.ゝ
/:::::::,/:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::＼
/:::::::f::::/::::,:::::::/::::,::∧∧::::ヽ:::::::::＼
/:::::::::|::/::::/|::./::||::| | ~´~|.|ヾﾍ:::::::::::.|
/:::::::::::|::||::/::|=|＝|=!i .ﾘ 》 | | |||ﾘ
/:::::,ﾍ|::ﾚ::ゝ ヽヽ ` ` テ///ﾘ|リ
ｒ.、 ｎ |::::::{ |::::∧ -一丶 __ /::ｿ″
ヾヽ. ヽヽ | | |:::::f:ゝ|:::::∧ , `/、 『みのりん』ほど身持ちは固くないものの、頑なまでに引き抜きには応じず、
_.＼ヽ.ヽヽ | |、 .ﾉﾞ/ j:::::|:::∧:::ﾄ∧ ＿ ':::::＼ 偶に読み切りの仕事を引き受けるくらいでしか、
ヽヽ.ヽ.＼ヽ.y ﾍr f /:::.|:::::∧::ゝ:::＼ ゝ ノ .ｲヽ::::::::} 同業他社とは誼を結ぼうとはしない。
＼＼ゞ レ } /:::::::∨::::∧:::|ゝ::::ヽ ／:::|:::l:::::::/
ヽ .／ .| /:::::::::::.∨::::∧Υ＼::｝Υ.´＼::ヽ:}:::ノ＼
＼ |/::..、―::::∨:::::ヽ ｀ i:::::::::::＼::＼::::::::＼
＼＿ .ﾉ / ＼＼:::∨:::::::＼￣,,..ゝー-ﾍ ＼:＼::::::::＼
ﾄ―――} .＼ ∨::::::::::＼-‐‐ー‐ヽヽ γ´ ＼:::ﾍ
,|＝＝＝ﾁ ヽ.. ＼ ＼::::::::::::＼-ヘ-__| |ｆ´{―- ｌ、}
/⌒￣￣~ " ヽ ＼ . ＼:::::::::::} | |ゝ{―- |＿ヽ
.{ }. ＼.....＼:::/.. | .| ゝﾉ. |ﾐ､ ヽ＼
丶 .| ソ. ｀ ＜}/ ヽ | ,! ｆ|. |||| ＼.
＼. ﾄ 丿 ｀ヽ､ ﾍ | /. ゝヽ／// ヽ
＼. /. /`ﾍ { ヽ | /... }|ヽ彡´
/ ヽ ヽ
『M・I・N・O・R・I・N み・の・り・ん！！』 / ヽ､_ l
_ _ / `ブ
-ン 冫‐/ ヽ_ / ／
／ノ ハ_V__ヽ ｀ヽ / ／
/ l´ l l |みのりん | l l こ),、 ／
l／!l l ｌ├― ‐‐┤l_-l l、 _イ'ッヽ Y′
l lヽ ヽ卜ヾ､ '"ｌﾝ∧! /７l 〉シ
ｲ'´ ! lヽ ＼ ∠⊥ _ / ヾ=/
〃/ ﾊ ｌ ￣￣＿ （＿） ／/ /
// /l ヽl l _/ ￣/ イ _ ／ l ／
／´ /！ヽ ＼Y〃ｸ _ｨ,く l / y l ／
／´ / ∧ ヽ ヽ ヾｭ,rﾍ YヽY l ∧
/ / ヽ ヽ 〉 ｝ ＼ヽヽ ヽ l
/ / /＼=_/＼ ハ´ ヽ ヽ l ヽ l そして、彼女の場合はその理由もハッキリしている。
／／rイ /´ ＼_/ヽ 〈 ⌒ ﾄ l l ヽ l 自他共に認める『みのりん』作品、最強のフリークだからである。
／／┌ ¬フ ∧ヽ l ヽ l Vヽl ＼
／ / ／ イみ/＼lml/∧みｌ _ l
/ ／ ／ l のl ＼ V // のl￣ 丶----┘
〈 ヽ ／ l りl ＼ / りl
ヽ Ｙ / l んl -‐ﾃﾆ 7lんヽ
ヽ l / l /へ‐ﾌ∧＜ヘ ＼
/ ヽ＿__/ } l フ / l l ＼ ＞‐−-
- 755 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:06:22 ID:fBGUwlSM0
-
／ ／＿, - ﾍ ,' ＼
／ __ i! ´ ／ , -‐ ﾊ/ ﾊ
／ ヽj ,' , '´ - ／i＼＿_ ￣￣￣￣ﾍ
/ ﾚ~ヽ | !, ィ , '´ , ' ／| j 〃 ! ﾍ
| { ヽ j / ／ ／ ／゛"' ,, ／ィ´/ ﾍ
レ ―‐､ / |! | / _x-＜ ／ "- ､r' ﾍ 。
{ィﾆﾆﾆz｀, -'´ ∨ i! / イ´ ¨レ' ＼ ／ ／ ／ ﾍ
∨ ￣ヽ } r―'∨ , ー＜´ /ィ千旡ぇヽ| __.. イ ,イ ,ィ´ ,' j ハ
/ |´ | ィ ,'! ヾ た::j ﾃ ∠七ニヘ/ /! } ﾊ }
/ i | 〃 ／ | Lzン zェｧyム-' ∧ / ﾉ jﾉ
{ } ! ﾉ 彡イ ∧ た::j 乃 ／ ∧ -‐'¨
| /＼ノ |ｲ, - ' ﾍ ヾ ﾍ ' ゝz= ' ／ ｲ _ -
｀ｰ |＼ ＼___ ヽ ＼ ＼ ＼ ｀ー -=ニ二 ィ ´, ' , -‐' ¨
|＿ヽ-' / ＼ ＼ ヾ. ＼ , イ ／
ヽ＿_／ ＼ {二ィ＞-ト -=｀ ｰ―==＝＜ ／
＼ {´／!ク ＞─―----― '/¨
ヽ‐---ｨ _, -―――-､/
＼ |／ /
一説によると、彼女は『みのりん』の元同級生。
『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズに登場する『朝倉涼子』のモデルであり、
一巻でアッサリ死亡させられた事を恨んで、同作品張りに、ナイフ片手で『みのりん』宅に突撃しただとか、
近年発表された同作品の最新刊に、それとなく復活を匂わせる描写の入ったのは、
彼女からの再三の要求に、ついに『みのりん』が折れたからだとかいう噂があるが、
- 756 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:06:37 ID:fBGUwlSM0
-
/ 、. ｝ ｝} ､ ヽ ‘
. , ′ﾐ ＼. ｝ ﾉノ ＼ ‘ :.
′ Lミミ ､＼1彡 '" ヽ :.
, |｀ヽﾐﾐ｀`` ヽ ､ ｉ i
. / ′ | 」 } ‘ ヽ. | |
/ i i ｛ L， ｀「 .} ‘ i :. | |
. /. l ﾄ { ﾚ 、 」 __ﾘ. } | | | | |
/ ／l | ､,. L ＼ ′ 斗ｆ= }ﾘミr=ﾐ ！ l |
. / ／. | |. |＼ ⌒ヽ 斥::::::: ．,ﾊ {Lヽ 」. , l
. ′ | ｜ r ,ヽ从斗ｆ 丐ミ _乂:0:::¨:ﾟ:::癶. V＼ / }
. ｌ| ｜ } ﾊ ィ{{::: （・cﾊ_, ￣￣ /」 V V / 、
. |乂 { ｜ ; 乂:::::＞ ⌒ﾄ } 彡 ⌒ヽ ､ ,＼ ト
. | ` , | |＼ ／ ／＾ﾉ '′ r_＜ V,{ { > | ヽ
. l /. | |. V. / / ー ⌒{ { { {. / ｜
ノ| /. | |ミ,/ / / ノ∧〃 { l. ﾚ !
ﾉ| ｛. | | / / / _＿＿__,, 彡 儿. ｝ l. i |
／ ′ ､ | {′ / / ＜ _＿,ノ´ ⌒｀ ﾘ. | |
/ / ＼{ ｛ { ' ⌒ ､ ､_＿__,.0／ ／ | |
. / / ＼ ＼ ′ ／ ; |
. ／ _/__ ＼ ＼ { ｀ ､/ / ′
"´ ｀` ＼ ヾ _,./{ Ｖ / /
／ ` _ ヽ } ヽ V/, / /
./ ＾ _ ﾉ ∧ V,/ /
それを、彼女は一度として否定した事がない。
法的に問題がある故、積極的に認める様な真似はしないものの、
暗に肯定と受け取れなくもない発言をした事さえある豪の者である。
,. - ─- 、
/ ノノノノハヽ シ〜ン
i ,-､_{＿＿＿ l' ,. -─- ､
} | r} ` / -' | |`i ／ ,ﾍr^､ | ,! -‐- ､
{ 'ｧ' `ー'/,_ ）!／ﾘノ二二jﾉ / ＿i
,-ｿ ､ ノ＿ i／/ - r { |＿_∠＿_,へ ／￣￣ヽ
/#＼ ､ `='ノ iﾆij ,ﾆﾞ | | r､/＿＿,|￣/ ノノﾉij
＼＃i＼ ￣,ﾉ`i ヽ ､ ノi' {_ （__ﾊ_ ! | _ノ^i'_ﾌ'i,!
＼i＃|＼==|/`|＼＼`ｰ ､ヽ | i ` ,.-ｉ{ }､|- 'i |
＼|ヽ ｝ ﾉ i ＼ | 〉ノ`ｰヽ ,<j 二ﾉ /ｿ ヽ.､, ﾉ
Ｏ|/ |l/ i ﾉ´| _ノ＼＼ "{ヽ /＼ ヽ､|
| ﾘ / | i/ ヽ_|＼ノヽ ＼_|ヽ
|０` | | |＼ ､ `| | | | ヽ
| | | | ＼ ﾘ | | ri | |
これには他のフリーク達もドン引き。
もう彼女こそが最強と認めざるを得ない。
- 757 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:06:53 ID:fBGUwlSM0
-
ｲ f`｀ヾｰ "´´ | | ｌ | │ !
| | | | ｌ | │ ! !
| | | | ｌ | │ ! |
| |_ ､__| | :j ! | | |i| |
!ﾆf'" ヾにj≧kﾑj､| j ﾘ| |
l { / / /丁7 / / | |
ﾌｲ''テ圷､/ :/ ,' / j/
{ f:::::`ｲﾊ>┬='＿/ノ
V^t::::::' /!¨´ 「 独占欲も強いらしく、偶にメディアに露出した時など、
ゝ=='´ ./ i | ここぞとばかりに二人の仲をアピール。
! / ! |
' ′′′./ i |
ー−' ,. .ｲ i |
, ｨ＜1/ / ｉ|
､ __,. ＜ l // / ｉ|
| {/ / 八
/ ::::: ／:::/ ::::::::::::: i´㍉ｌ∧:::::::::::::::::‐-...;::::ヽ
_rf :::::: / ::::: i::::::::::::::::: i!/iliｌiﾚA::',::::::;::::::::::::::::｀ヾ',
／::::::::::: i ::::::: i!:::::;::::::::::: iヾ,',小ム:::::::::::::Vi:::::::::::::::＼
/::::::::/::::::::i :::::::::i!:::::i:::::::::::::l⌒ヾ´￣＼:::::::::＼::::::::::::::::::k‐--‐
/ ::::::::::::::::::: !::::::::::i::::::i!:::::::::::ｌｌ ＼:::::::::i!::::::::｀ヾ:::＼
/::: ／／:::::: ∧ ::::: i::::::ﾄ;:: ___,,,l! -＝斗ﾆ`、i!:::::::::::::ヽ､_` ､
i::::/: /i!:::i::::::::i:::j::::::::ﾄ､::≠ｱ下、＼ , - ＼:::iﾄ､＿_∧ﾊ..ヽi
｀i:::i:i .!:::i!::::: {::i:::::::::i´ _ゝﾃ云ミ ー` ‐ ,-ﾃ示ﾃ-ヾ:::iﾄ-‐ ´::!:::i i}
!_:ﾄ' j:::::i::::::::::i!:::::::::Viヾ f:;c:;ヾ f':;:;c:｀j }}`i!:｀i::::ﾚ':iﾘ
. ｀ ｀'‐f:::::::::::＼:::::: i＼弋:;:;:;:j i:;:;:;:;:;ﾘ iL,'::::iﾄ､:::::'::i!
:!` - ､从＼:::＼ｌ `-"” , ゝﾆ” /:::::::/:::::i:::::::::＼__
. _.. -‐彡_∧:::ﾚ'∧ .／/:::::iﾄ､:::i!::::::i!:::::::::
,..-ﾆ三三ﾆ彡__∧::::::八 `ー --‐' i／l::::::i!::::i:ﾘ:::::::::i!:::::::
`､___／彡--‐‐‐''"￣／::_＼:::::::`::...,, i.｀., .／ｊ::::::i!::::ii!:/'::::/:／i!::::::
￣ ´ _ .. --‐‐´∧. Vi, ＼!ー∧! i! - {::::∧:::::i:::／::/::/ヽ::::
. ー―ｔf::::￣:::::::::::::::::/ i. Vi, ` .i i .! ,、 ,,!／::/＼i'::::／'´ i:::
／:::::::::::::::::::-‐ﾆ/ i. Vi,. Ⅴ !, -.' .j‐' i::::::::.i:::::,..‐:'/ i!:
.. /:::::::::::::::::::::::::::::::::j,. ＼. ＼, , ､/! ー‐-､´ .i:::::::::,／::// , ./:::
. /:::::::::::::／::::::::::::::::/ -,‐--‐‐‐‐/ j i -‐‐ ､-'.´/` ‐´..:／/ / ／::::::
.. /::::::::::／:::::::::::::::::::/ ／/ ｊ! ー `,-/ ／／／ {／:::::::::::::
!::::::::/:::::::::::::::::::::／ ∧ ヽ、 ‐'｀' j＝´‐'／ ／:::::::::::マ´,
＼:/:::::::::::::::::::::::! 、 .j ∧ i! -'´ /:::::／-'´j 三
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. {:::::/i:::::::::＼::::::::::`‐｀ー--‐'´-‐ ' ´`‐‐ '´ i:::i ＼::＼. {:::::{..:..:＼..‐-..､
. ';:::', ';:::::::::::::＼:::::ﾚ'..:..:..:..:..:..／..:..:..:..:ーﾆ..-.i:::i二..＼::＼_!:､'__,..:..:..＼..:..:..
また、彼女が表に出れない分をカバーせんとばかりに、ファンサービスに。
そこらのアイドル顔負けのルックスにモノ言わせて、必死に媚をうる姿も。
- 758 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:07:12 ID:fBGUwlSM0
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＼::::/〉´:.:.:.ｉ:.:.|:.:.∨:∧:.:.:.:.:. i:.:.:.: :.Yゞ:ｊ
Y7: :.ｉ:.:.:|:.:.|:.:|ヾ'"´|:.:|:.:.:.:|:.:.ｉ:.:.i:|.:ノ}
l:|:.:.:.|:.:.:|:.:.|:.:| !:r≠=ト､!: :i:|／j
l:|:.:.:.|:.:.:|:.:.|从xｭ、ハﾘ: :ﾉ:.:ﾉ:.:从.:/:!
从:.从.:.:メ升ハ ,ｨf斥ｿ!ﾘ:!!:j |i:! その反面、『みのりん』の素性を詮索してきた相手には、過激な制裁を。
Ⅵ:.:Ｖ/ﾘ,ｨf斥ｿ ゞ-'′!!||:|:.lハ 某担当すら舌を巻く、よ〜しゃない毒舌を浴びせる事でも有名だが、
从ﾄ小ハ ゞ-'′ 、 __ ノﾘ!!:!:.! ∧
/＞--＜⌒ ､ < ノ ｲﾉ从:.:.!:.:.∧
/ｿ ヾ≧..... _／イi/:./:.:/.:.:.:.∧
r‐く〈 こーくこ〈_ノＶ〉￣｀Y´r/.:/:.:/_:_:.:.:.:.∧
|:YYY￣￣｀7:i !从.:＼:.:.:.:| :/:./イ |｜|￣￣｀ｉ!
ノ:!| | |::::::::::::::i:.:!｡j｡j｡j｀ヾ: :.〈/!:/:.:.:|｡l｡l｡l:.:.:.:.:.:.:ｉｌ
∨///::::::::::::::::V:.:.:У:/｀ヾ:.:.:ji.ﾘ:.:.:.:ヽ｀ヾj≧x､、》
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/三三三三 | 〈::ト/⌒ ー'＞:.´: : : : : : : . . . :Ⅵ:: |三三三三三=ﾍ
/三三三三ﾆ:| ／::::〈 〈. ＞:´ . . : : : : : : : : : . . . :Ⅵ:|三三三三三三ﾍ
/三三三三三 |:／:.:.:.:.:.:._>: : : . . : : : : : : : ヾ; : : . . . : Ⅵ三三三三三三=ﾍ
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/ ノノノノハヽ `'}‐┴､
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{ 'ｧ' `ー'/,_ ）!／ﾘノ二二jﾉノ`i, / ＿i ／
,-ｿ ､ ノ/ﾆ| `i／/ - r {⌒ / |＿_∠＿_,へ ／￣￣ヽ ,-rrr､
/#＼ ､ `='ノ iﾆij ,ﾆﾞ | ｀i /| r､/＿＿,|￣/ ノノﾉij iっ,!,!,!
＼＃i＼ ￣,ﾉ`i ヽ |r┼-､ i' v{_ （__ﾊ_! | _ノ^i'_ﾌ'i,! `i { ナゼか、彼等にとってはご褒美なっていたりする。
＼i＃|＼==|/`|＼＼`ｰ| ´|ﾆ､ヽ | i ` ,.-ｉ{ }､|- ,-'i |＼_|>
＼|ヽ ｝ ﾉ i ＼ | 〉' `ｰ'/ ,<.j 二ﾉ /ｿ ヽ._`ﾌｧ-ｧr{`ｰ-1
Ｏ|/ |l/ i ﾉ´| / /_ノ＼＼ "{ヽ /ｉ｢|i､rr､/|ﾍ! /ﾉ |
| ﾘ /∧ V_i/ ヽ_|＼ノ|ﾍ !| !|.| | |/ |-── '
|０` | / ヽ＿/|＼ ､ `| {| |゛゛| |
| | /ﾉ | ＼ ﾘ | ﾉ ri ﾉ
- 759 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:07:30 ID:fBGUwlSM0
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〈:::::::::::::'::::ｉ:::::::::{:::::::::::::|::｢｀｀′ ヽ､:::::::::.ヽ､::::ﾙ′
{::＼::::::i:::::|:::::::::{:::{:::::::_|::| /-}‐ヽ:::::::ｉ} }/
∧:::::.＼i:::::|:::::::::{::::X:::_｣ﾆゝ , ｘ=ミ}:i:::::ﾘ,
{:::.＼::::::',::::l::::::::::Ｖ:X,≧ゝ 〃爪,ｉ{刈:::/∧ とにもかくにも、作品の方向性こそ違えど、二人は既にセットという形。
ヽ::::::.＼:.ヽ:::.＼/:ｨ:爪_ｊ｀ ｀ヽ'⌒ヽ.ﾋ::ﾘ ル'.::::::::. メディア等の表の部分は『あちゃくら』が担当して、二人分の宣伝活動を。
}＼:::::::Y|:::ｰ-ゝｊ{:::し:ｒﾍ. } ､ ｀ﾟ^ |:!:::::::::::.
}::::::`ト:{ﾍ::::::::::::. ｀ヾｒジ ,ﾉ , 从::::::::i }
/|:::l::八:.ヽ._､::::::::::.､ｰ‐ " ー ´ ｲ:':ハ::::八
/.::|:::ｌ:::::::.＼:::::.＼::::::.＼ 〃:l:/}::::}∧:. ヽ
/ .:::|:::l:::::::::::::.＼:::::.＼::::::.＼. ＿_ ｲ'.::::|' 川ｊ' !::.
／ .::::::|:::l::::::::::::::::::..＼::::..`=‐-=ミ_」:_彡'.:::::ﾉｲ::从 |:::i
／..:::::::::::::|:::l::::::::::::::|::::::::::.ヽ::::::,二ﾆ=-‐‐=ミく ﾉ::/ } 川
..:::::::::::::/.::川::::::::::::::|:::::::::::::::|::::|/: :/ ヽ::..ｰ-=彡'ﾉ
j/! ｌ ! . !: l/!
j/! ! / ∧!
ヽｌ lヽ､ ´’ ／!:/
ヽ! j/ト- ィｌ/ j/ その分、『みのりん』は仕事に専念。
. r‐l ト､ やや遅筆気味な『あちゃくら』の約三倍のペースで。
ｌ -┬＜´ : ト -―ｌ : `ｰ┬ 、 | 創刊時より続けている某月刊誌への連載や、
!|__ ／.::: ::::!: l l : : l二二 ! : : : : ! ! : ト､!! ｀ヽヽ 熱望される人気シリーズの続巻の執筆すべく、
〃 __|ｌ /ｌ ヽ|! :::: l ::l: :ｌ !: : :! ｌ : : : : l l: : ! /|ﾄ､＿ ﾉﾉ 今日もキーを叩き続けている。
ｌ| / ヽ_ﾉ! ! トヘｌ| :::! ｌ !: :｀ヽヽ l: : : : :// :// ! ｀ヽ!| ! ､､
! ヽヽ ! !|ヽl__!|ノヽ ﾉﾉ / : : : // /∧ ∧ |!|＼!| ! ﾉﾉ
j|＿∧ ｌ| l ヽ_ﾉ＼ !| ＼l＿ノ ／( ＿j|∠ノ ￣ /! ∧ ￣!|￣ﾉ
／ ! ＿ノヽ､_!lﾉ＿.. -―ヽ ヽ从／ ムヽ､!|＿ ノ＿_ / ｌ| /从` ー‐ｌ|＜＿
__ノ´ !ヽ､＿ノ＿_ ＞ｰ‐人ヽ、 ＼ ≧ !::::::::::::)＼! !/ ≦‐-､! ノ
＼:::::::::::::::::::::::::≦ ヽ､＿＼ ｀＞ |:::::::≦ ＼j ／ ｀＞ ￣
￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣
- 760 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:07:46 ID:fBGUwlSM0
-
┌─────────────────┐
│ ショート劇場③ みのりん先生の憂鬱 │
└─────────────────┘
.
- 761 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:08:04 ID:fBGUwlSM0
-
__ .:‐:.:.¨:￣:_.:ﾆ:.‐- .
／⌒ヾ:.:_.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.＼_ ..:‐:､
. ／.:.:.:.:.:.:／.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:厶:.:.:.:.‘，
／ﾊ.:.:.:.:.／.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅵ:′:.:.:.:.:‘，
,/.:.:{:.{.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}＼
i{.:.:.:Ⅵ:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:./.:.:.://:::::::Vf:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
八:.:.:.У.:.:.:.:.:.:.':/.:.:.:/.:.:. |:.:.:.:ｉ:{^'⌒7ィ:|:.:.:.:、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. 〈.:.:.:.:.:/.:.' .:.:.:.:.:.i:|ｉ:.:.:ｉ|:.:.:.:ｉ|.:.:.:.ｉ:{ i{:ｉ.:.:.i| :.:.i:.:.:.:.:.l :.i
. {:.＼:.:′i|.:.:.:.:.:.:.i:|ｉ:.:.:ｉ|.:.:.:.ﾊ__:.:ｉ:{ i{:|i.:.:i| :.:i|:.:.:.! :}:i:|
i|＼､.:{.:.:ｉ|.:.:.:.:.:.:.i:|l_.:斗ﾆ仁三)|:{ }iﾊ.:.:i| :.:i|:.:.:.! :}:i:|
ｉ| .:.ﾄ:.:.＼|:.､:.:.:.:.:ｉf¨丁l:_lⅥ ヾ:.ﾄ{ 戸ﾐxﾘ:.:.ｉ|:.:.:.! :}:i:|
|i.:.:.|:.:.:.:/'}.:.:＼.:.:ｉﾄく,ィfI芯ヾ ` ＼ / _/.:ﾉ`.:.:.}.:./}.:.}:i:|
|:.:.:.l:|:.i:l {.:.:.:.:.:.＾iド{ん::ﾍ} ,ィｆ刈7.:.:.:.:':./:.:.:.:}八
. .:.:.:.:川圦 }.:.:.:.:.:.:.:i| 乂_ン んﾘ〃｝:.:./.:ﾊ:.:.:.:/ ＼
j.:.:.:./.:l:|.:.:.`i.:.:.:.:.:.:.:i| ｰﾟ′厶イｰ′}／
.:.:.:./.:.:.l:|:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:i| ′ /.:.:.′.:.:.:.:| 「というのが、世間の私達の評価みたいよ」
|:.:/.:.:.:.八.:.:.:､.:.:.:.:.:.:.i|、 ､ _ ﾉ｝:.:.|i:.:.:.i .:.|
|/.:.:.:./.:.∧.:.:.:＼ .:.:.:iド:. . イ:.:{.:.:.:|i.:.:.:|i.:.:
/.:.:.:.:.:.:./.:ハ.:.:.:.:.丶.:.i| 丶. __ .ィ爪.:.:.:|:.:.:.＼|i:.:.:.|i:./
. /.:.:.:.:.:.:./:./_:.∧.:.:.:.:.:.`ト /＼|{:ｉ:.:＼|.:.:.:.:.:.:＼/}/
. ,:厂^ｰ≠ﾆ⌒＼ '.:.:.:.:.:.:‘， / ＼:.斗!i.:.:.:.:.:.├く
〃 ＼_〉':.:.:.:.:.:ハ ′ `⌒i:.l.:.:.:.:.:|^v}
.:{ / ⌒ヾ:.:.:.:.:.∧_ __ .．'Ⅵ:.!:.:.:.ﾚ ＼
/.:} / / ＼:/:.:.ﾊ,ヽ. ／ i|:.l:.:.:.:.' :.
. /.:ｲ / / / ‘v':.:.∧ i|:.l..:.:.:.:| '.
【人気ライトノベル作家『あちゃくら』こと、朝倉涼子】
/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ / ,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／ /∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !|<f{矛:下 ' ｲ孑代ﾌ.ｊ/. / /
. Vﾊ | r';;z j r';;zﾘ /}, '/／
ヽ ', | ￣ , ￣ ﾁ' /
`ﾍ lヽ _ 厶 ./ 「酷い誤解。訂正を要求する」
', {.代ﾄ､ , イ | /
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./
／ ヽj {｀ヽ ′
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
【同じく『みのりん』こと、長門有希】
- 762 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:08:26 ID:fBGUwlSM0
-
. -‐::::::‐- .
...:::´＞-‐=＝ミ::::::::｀:....、
〃.::／..::::::::::::／.::.｀ヽ＞‐-ミ
〃{::::/.::::::::::::::::/.:::::::::.∨.::::::::::::::.＼_
{::::i::/:/.::::/.::::/:::::::; ﾍ:::}:::イ:::::::::::::::ハ
〈:::::/::'.::::/.::::/.::::〃 ｀`'^i::::::::|:::::|:::::::.
《:∨{::｣:::::|i_::｣::-{={、 |:::::八:八:::::::
/∧∨八｢＾,二二`ヾ /.::ｲ:::/.:::::}::::i|
. //.::::Ｙ^!::::|Yん笏＾｀ '⌒ﾒイ.:::::/.:/ﾘ
//.::::::人ｊ:::::| ,ﾋ::ｒ/ ,_‐ く::::/.://
. //.:::::::::::从::::| ￣ , ⌒｀ヽ .ｲУ彡'
//.::::::::ｉ:::::::::ヽ:|、 ｒ‐‐ 、 /.:::/´
. //.::::::::/|:::::::::::::ゝ＼ _, ｖ'ｉＹ .ｨ:::::/| 「あら。私としては、当たらかずとも遠からずだと思うけど」
//.:::::::://|::::::::::::::i У/// ,斗:≦彡ｲ::::|
,. -‐ｒ‐.ｒ‐x|::::::::::::::|,／／ " .ｲ i:川::::::::::l:::i:|
. /^ヽ: l:::::!: : |::::::::::／ ´ ∠!ﾆ,ﾍﾊ::|::::::::::!:从
. ! ヽ:::::!: : |::::／ ニ.イ{ ヽ＼:::::::::::::{::iト.、
/| ヽ:::::!: :.／ ー'-‐ｒ‐- ` ＜:::∨/∧
:::| 〉;::ｒ/ ,ィ:｢￣￣ ￣｀ヽ ヽ / {
, -...、
r- ､..--/::::::::::丶,.__
_,.イ:::::::::::::V :::::::::::::::::::::::｀ 、
r:::::::::::::::::::: ,.ﾍ::/ヽ.:::::::::::::::::::::::ヽ.
ﾉ::::|:::::::::| ::::::l::ヾ/:::丶:::::::: |::::ヽ:::::ヽ
,ｲ:::::::|:::::::::| :::::::トr'｀ "´|:::::::::ﾊ:::!|:::::l:::l
. l::|:::::::|:::::::::ゝ::::::| |:l::::::l| |::!|:::::|:::l
| ! :::::|:|:::|::::ﾊ:::::| |ｨ!ﾆﾘ=j､ﾚィ:r┘
l !::l::::N:::ﾊ:::ｨ!ﾆjlゞ , ,.==..､ l:: |:: |
ヽ::|:::::ゝ:〆 ﾋf::j ' l::::l::: | 「それに、このままの方が都合が良いんじゃなくて？
|ゞ`--ﾊ ___ ー' l::::|::: | 何せ、貴女は表舞台には立てないんだし」
|:::|:::::::::ﾊ '"￣ ､ ﾘ::ﾊ::: |
l::::|:::::::::ハ - ' ｲ:::::::|ﾊ::|
l:::ﾊ::::::::::l:::lﾍ. .ｲ:::|:::::::!:::|::',
|:::::∧::::::|:::|:::::ヘ .. __ ／l::l::::!::::ﾉ::: |:::ﾍ
' :::::|::::ゝ:::|::ﾊ|::| / | Ll ::ﾚｲ :::::|::::::::ヽ
' :::::|::::ゝ:::|::ﾊ|::| / | Ll ::ﾚｲ :::::|::::::::ヽ
/:_:rｲ::/::::`:::::: //__ / l:::::/:::::::::|ヽ__ _::＼
/:/│|/::::::::::::: ,'/_,. --- ､-‐/ /:::/ ::::::::: |/ / /´ヽ
- 763 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:08:42 ID:fBGUwlSM0
-
/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ / ,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| lノ┬‐'┬ / ／ / ´‐┬ ! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !| |::::::::! '´ l::::::::! ｲ } /
. Vﾊ l ゝ:;;;ﾉ ゝ:;;ﾉ ./}, '/／
ヽ ', | ﾁ' / 「前提条件の修正を求める。
`ﾍ lヽ 厶 ./ 私は表舞台に立てないワケじゃない。
', {.代ﾄ､ , イ | / ただ、その場合、色々と面倒な事になると予測されるので、実行しないだけ」
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./
／ ヽj {｀ヽ ′
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
{ ヽ ＼＼ ヽ / / / / │
_,､-ｰ''´:._,､-:ｰ｀､-､,
／:.:.:,､-'´:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:＞'"｀:.､
,/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;':.:.:.:.:/::.i/:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
∧∨:./:.:.:./:.:.:;':.:.:.:.:∧ﾍ／i:.:.i.:.:.:.i:.:.:.ヽ
∧:.|!:.:.!:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:!´｀'"´｀i:.:.l:.:.:.:l:.:.:.:';'.,
｝:.::.|i:.:.|:.:.:丁≧|trｭi:| |:.:ﾘ:.:.:.|:.:i:.:.!:.i
{:.:.:.:|:|:.:|:.:.:升i:.:.!i:.:.ﾊj 辻≧:/:./:.:.i:.:!
lﾍ／ヘﾊ､:| ｀￣´ ′ i/'廴;ﾉ//:ﾊリ
,'i:.ﾍ（|:.:.:.:.:.:| ヾ＝=''′ ′´"∧::/.:ﾉ
,':i:.:.:.:ｌ|:|:.:.:.:.:| ヾ=ゞ/ソノ
,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.l ′ /:.l :| 「それを、世間じゃ『出来ない』って言うのよ」
/:.:.:!:.:.:.:.!:l!:.:.:.:!:!､ ´ ` /:.:.|ｌ:l
/:.:./|:.:.:.:.:!:.i!ﾍ:.|i| ＼ ＜:.:.//:|
/:.:/:.:|:.:.:.:.:.:.:i:.:.ﾍ ` ｰ ＜|:.ﾘ:|:.:.://i:.|
＜￣｀ヾﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ ﾄ､ヽ∨|:.//:.:!.:|
../´ ヽ : : ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､_,､-"¨'ｰﾍ_i:.|/':.:.:.:.':|_
/ i、: : ::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼_,､-"ﾞｰ､,∨:.:.:.:.:.:.:.!i｀ﾄ、
! ',: : :::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ: : : : : : :i:.:.:.:.:.:.:.:.:|: i ﾍ
i ',: : ::::ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ: : : : : :|::.:.:.:.:.:.:.:.|:.i ヽ
- 764 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:09:11 ID:fBGUwlSM0
-
.．- ―――‐ - .､
.／: : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : /: : : : ､: : : : : : ＼
': : : : :./: : : :i: : : : : :i: :ヽ: : : : : ヽ
i: : : : : ｉ: : : : ｲ: : : : : ﾄ: : : i: : : : : ﾊ
|: : :i: : l: ￣/ |: : : : ﾊ:iヽー!: : ｉ: : l i
|: : :l: : l: : /:::::ｫ: : /::ｊ/::::::::i!: :.': : :ﾄ:ヽ
|: : :l: : l: :ﾊ::::∩ヽl :::::::∩:::!:./: : :.| ｀ 「…………不本意ながら肯定」
i: : fヽ: Vｉ::::::∪::::::::::::::∪::j/: : :ｉ: |
Ｙ＾ゝ.i: : :!::::::::::::::: ′:::::::/|: : /l/
＼ヾ:.!､ △ _ ｨ: :./
ヾ:{/У｀j￣iヾ丁ﾉ l1/
／ ｷ⌒} ｀ヽ
./＼ヽ ヾ¨! /∧
':::::::::＼ヽ ヽ| //:::ﾊ
i::::::::l::::::ｉヾ､ｊljイ:::::i:::i
＿＿
,..::::´:::::::::::::: :｀:ヽ、
,ｒ´:::::::::::::::::::::::::: : : : :.
／::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : :',
了::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : l
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 「確かに、私の外見年齢は、２８歳を名乗るのは難しいと認めざるを得ない。
ｌｨ::::lヘ:へ::|::::::::::::::::::::::::::::::「 由○かおるもビックリの若作り。
＼ﾄ､(ヽ::::|:::::::::::::::::::::::::::rﾉ 下手に目立てば、その秘密を探らんと、要らぬ詮索を受ける可能性が高い」
ヽ´::::|::::::::::::::::_;､::ﾙ′
｀ ‐lイ::::::::::ヽ
/⌒ヽ､::::ヽ
|::::::::::::::｀¨´!
|::::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::|
ヽ__;:---─ﾍ
ヽ::::::::;､::::l´
|:::::| |::::|
|:::::| |::::|
｀ ´ ｀ ´
.．--- __
／: : : : : : : : : ｀ヽ
／: : : : : : : : : : : : : ∧
厶イ: : : : : : : : : : : : : :∧
|: : : |: : : : : : : : : : : :ﾊ
И: :.|: : : : : : : : : : : :ﾄ:
l: :∧: :ｉ: : : : : :.l:.|: :| 「だが、私とて好きで１５才の時の姿をしているワケではない。
∨ ∨ヽ:ﾄ､: :∧ﾄ､j 色々あって………この先の語られるであろう上中下巻＋完結編な大冒険の所為で、
／=x Ⅳ.∧ 機能の一部が故障し、年相応の形態が取れなくなっただけ」
{─xヾ:.、 ∧_
|:::::::ﾍ ﾞ＝＝＝:/
|:::::::::::ゝ──‐ォ
＿ |:::::::::::::::::::::::::/::::|
|:.:.:.＼_ /￣ｌ:::::::::::::::|::::::::|::::::|
|:.:.:.:.／￣￣i￣￣￣:「 ｌ:::::::::::::::|::::::::ﾄ:::::|
`ーゝ──‐ ───:| f::::::::::::::::!::::::::! Ⅵ
＼ ゝ:_:_:_:_:j:_:_彡 ﾘ:!
「 }----{ ∠ﾉ
＼ゝ __ノ ／
｀ r─彡
| |
| |
|＿_j
| |
- 765 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:09:31 ID:fBGUwlSM0
-
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ / ,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／ /∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !|<={矛:下 ' ｲ孑代ﾌ=/. / /
. Vﾊ | 《r';;z j ヽ、 r';;zﾘ》 /}, '/／
ヽ ', | ￣ / , ￣ ﾁ' / 「構成情報そのものを書き換えて、加齢した様に見せる事は可能だが、
`ﾍ lヽ ﾉ _＿ ヽ 厶 ./ 肉体的ポテンシャルが微妙な年代であるアラサーの再現は困難。
', {.代ﾄ､ , イ ノ いっそ、この様な老婆の形状の方が簡単なくらい」
| ＞ ､ _ , イ/
／ ヽj {｀ヽ
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
{ ヽ ＼＼ ヽ / / / / │
_＿ __
, ´ ` ´ `'' ､
／ ／ / ヽ ､ ヽ＼ ヽ: ､
. ,.:'/ / / / / /! / l ハ! lヽ｀ヽ 「しかし、それでは初期の目的に合致しない。
.／/f,'i / / /l / ｌ ハ / / / |ヽ ﾞヽ',ト､ 従って、諦めざるを得ない」
. _∠‐ 7 /ヽ/ /‐/- .ｌ / l / l / /|i.ﾄヽヽl./', l l ｀i、
/;ｨl;{ '/ｌ/ ｌ/ ｌ/ l / ! / ｜."|//ﾊ l | ｌ、 ｀l__
/／//!,r ￣｀ヽ ｧ＾¬ﾍ.ヽ| | /|∧j!｀ヽ─-,.l ', ｀ ｰ ､
. /,' ,ｉ i| l l l′ l. V::ﾍ./ !､./､ﾆ‐1｜ l. ヽ
,.,ｲrl/ヽﾍ',/ ヽ、 ノ 、 ﾉ /ノiｲ.'/l::l ｣ヽ´ | l-一 ´
(...__| 'ｧ:_ ﾍ ' ' ￣ ｀ ー ´ ////::Ll:::::7 /｀ヽ一 '′
ム-‐ﾍN｀ ‐ ､..＿_......_ ' '_,.ィﾘ/ﾂ、::::::､:::::ト.⊥ -'
｀ ｀¨ ¨´ ｀ヽ､:ト､|
- 766 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:09:49 ID:fBGUwlSM0
-
＼
／ ＼
∠ノ〉 ／ ／ }＼〉 、
' 〈＿＿,_ ／ _}＼}＼＼ 、
/∧√ﾍ冖￣ } ＼ > ∧
〈/ ' / / ／ } / , 〉
} / / / /{ノ{ / , / / ∨ !
} / / // / , / , / / !
} /＿_/＿／ // /＿/_∠ィ7 /} 「かと言って、現在の立場を捨て、別人になりすますのは論外。
}八 ､ﾍ ｜／／/ ７// / ∧ /／Ⅵ! // 現在の職業は、私達の任務の一貫でもある」
. ＼＼ { | ┝━━= / // /━━ｧ′ //
}从＼丿 b＿_ﾉ / b＿_/ ,人{
}八 | 厶イ /
)ﾍ ｜ ' / }/
＿＼|＼ - ィ /
_／ | ┬―＜ / ／
＿／/ ｜ ⊥ ﾉ! /ﾊ!￣＼
∧ | | |￣￣￣￣/ / ∧
厂＼｜ | ∨ ￣￣∨ / / ＼
/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ /::::,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／::::/∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ 「今から３７１１日と１２時間３１分１１秒前、
ｲ 八{´ｌ !ﾚ<f{矛:下 ':::::::::::::..ｲ孑ﾃﾌ ｲ } / あの人が涼宮さんに告白した事で、彼女の精神は極めて安定した。
. Vﾊ | i';;:::::;j :::::::::::::. i:;::::ﾘ /}, '/／ １９９９日と９時間２１分５８秒前、二人が結婚した事で、
ヽ ', | ￣ ..:::::::::::::;::::...￣ ﾁ' / 彼女が環境情報を無意識に操作する事は、ほぼ完全に無くなった。
`ﾍ lヽ ＿ _ 厶 ./ と同時に、私達に与えられた任務も一部変更。
', {.代ﾄ､ , イ | / 彼女の持つ自律進化の可能性が次世代に受け継がれるか否か？
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./ それを見極める為に、涼宮さんとあの人の身柄を保全しなくてはならない」
／ ヽj {｀ヽ ′
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
{ ヽ ＼＼ ヽ / / / / │
- 767 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:10:39 ID:fBGUwlSM0
-
,. :-:.' ｰ ' ¨ :.ゝ.､
,.:´: : : : : : : : : : : : : ヽ.
,.': : : : : : : : : : : ',: : : : : : ヽ､
,':.:;':.:.:;'.:.:.;'.:./.:;'.:.:|i:';:.:.:.:.:.:.::`､｀ゝ
,':.:.i:.:.:.i:.:/i:.:/i:.:ﾊ:.:l:i:.:.i:.:i:.:.:.';.:.:', 「そして、涼宮さんの能力の特性上、正確に次世代へと継承するには、
/ｲﾊ:!:.:.:l:/ i/ ﾉノ ﾉリﾘハﾘ:!:i:.:.!:.l 肉体以上に精神が健全に保たれていなくては意味がない。
i/!:.:!:.:.;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;l:.!:ﾊ! 不安定な状態では、彼女は自分の子供を”自分だけで”具現化してしまいかねない。
∨|:.:.! ﾉ/i/ﾉ そうした意味では、あの人の存在は二重の意味で不可欠。他の者では論外」
ﾍ!:| ﾉ!/′
ヾ!＞ｰ- -- ＜ｲﾘ
（ﾍ:::::＼i＝/／:::::/)
｛;;＼::::::!n/:::::／;/
ト､;;＼;;ii;;／;;;/′
/;;;;ゝ;;;;∨;;;;;;;入
（;;;;;(⌒)∨(⌒);;;;）
.．- ―――‐ - .､
.／: : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : /: : : : ､: : : : : : ＼
': : : : :./: : : :i: : : : : :i: :ヽ: : : : : ヽ
i: : : : : ｉ: : : : ｲ: : : : : ﾄ: : : i: : : : : ﾊ
|: : :i: : l: ￣/ |: : : : ﾊ:iヽー!: : ｉ: : l i
|: : :l: : l: : /:::::ｫ: : /::ｊ/::::::::i!: :.': : :ﾄ:ヽ 「しかも、それだけではまだ足りない。
|: : :l: : l: :ﾊ::::∩ヽl :::::::∩:::!:./: : :.| ｀ ３０の大台を目前に控え、大分年相応の落ち着きを身に付けたとは言え、
i: : fヽ: Vｉ::::::∪::::::::::::::∪::j/: : :ｉ: | 涼宮さんの本質は、十代の頃とそれほど変わっていない。
Ｙ＾ゝ.i: : :!::::::::::::::: ′:::::::/|: : /l/ そんな彼女に大人しく専業主婦をさせておくには、適当な娯楽が必要。
＼ヾ:.!､ △ _ ｨ: :./ そうした意味では、自己投影がし易い、学生時代の騒動を綴った、
ヾ:{/У｀j￣iヾ丁ﾉ l1/ ライトノベルという形式は、極めて有効だった。
／ ｷ⌒} ｀ヽ 『私個人への負担を度外視するのであれば』だが」
./＼ヽ ヾ¨! /∧
':::::::::＼ヽ ヽ| //:::ﾊ
i::::::::l::::::ｉヾ､ｊljイ:::::i:::i
＿＿
,..::::´:::::::::::::: :｀:ヽ、
,ｒ´:::::::::::::::::::::::::: : : : :.
／::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : :',
了::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : l
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 「実際、今の微妙な状態を保つのは、困難の連続。
ｌｨ::::lヘ:へ::|::::::::::::::::::::::::::::::「 身体的理由から、私自身が表舞台に立てない事。昨今の作家としては致命的弱点。
＼ﾄ､(ヽ::::|:::::::::::::::::::::::::::rﾉ また、作品についても、人気が無いのは論外だが、あまりあり過ぎても。
ヽ´::::|::::::::::::::::_;､::ﾙ′ 下手にドラマ化やアニメ化などの話が出ても困る。
｀ ‐lイ::::::::::ヽ 映像媒体となったそれが、彼女の美意識と合致しなかった場合、どの様な化学反応を起こすか？
/⌒ヽ､::::ヽ 長年観測員を勤めている私ですら、まるで予測がつかない。
|::::::::::::::｀¨´! 確実なのは、最悪の右斜め上の結果となるであろう事のみ」
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- 768 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:11:02 ID:fBGUwlSM0
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｝:.::.|i:.:.|:.:.:.:.|i≦廴ﾘi:| |:.:ﾘ:.:.:.|:.:i:.:.!:.i
{:.:.:.:|:|:.:|:.:.:升i:.:.!i:.:.ﾊj 辻≧:/:./:.:.i:.:!
lﾍ／ヘﾊ､:|≦斤乍 /廴ﾚﾘﾉ//:ﾊリ
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,':i:.:.:.:ｌ|:|:.:.:.:.:| i| ゞ少 /ソノ 「あ…あれ？ ひょっとして、実は任務を投げ出したかったりするの？」
,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.l i .__ ′ .i/:.l: |
/:.:.:!:.:.:.:.!:l!:.:.:.:!:!､u. ヽ ノ /:.:.|i.:|
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i、: : ::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼_,､-"ﾞｰ､,∨:.:.:.:.:.:.:.!i｀ﾄ、
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_〆'!: : ::l.....:::l...:::/ l....:::;ｲ:....../|::..../!::....l: : : |: : : ﾄ..!
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l::|..::!.ﾍ....!,r≠､. !./ /./ l.` | i: : :|::!:: :| |
!!i: :|: ::`.!'i゜::::.ｊ` '´ '´r≠ヽ、 |:::::/::!i:::/ 「否定。それは私の存在理由に合致しない。
!ﾍ..!: : ::|.廴;.ﾉ {゜::::::ｿ イ/:::/ !' 従って、現状は、ベストではないがベターなものと判断する。
ﾍ!.i: :.l ! ー' /: : ; :/ 極論すれば、今のはただ愚痴。
!.!: :ﾄ __ /: : /!/ 自ら招いたモノとはいえ、私を取り巻く状況は、私自身に優しくない」
l.ﾄ､|..＼ ／.!: / |'
ﾍﾍl.ﾄ..| ヽ , r‐,'イｲ:/ '
,ゝti ￣ |./､' ｿ
／:::r'´ └､:＼
_, r'´:::::::|＿ __,,..,,_ ＿ |::::::｀ヽ､_
, ｨ:´|: : : : : : : レ'´: . : . :｀ヽ､|: : : : : : : |｀jヽ
r'|: :!:::::i: : : : : : :|:_;. -‐' '‐- ､;:!: : : : : : : l:::l : :ﾄ､
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- 769 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:11:15 ID:fBGUwlSM0
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∧∨:./:.:.:./:.:.:;':.:.:.:.:∧ﾍ／i:.:.i.:.:.:.i:.:.:.ヽ
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｝:.::.|i:.:.|:.:.:丁≧|trｭi:| |:.:ﾘ:.:.:.|:.:i:.:.!:.i
{:.:.:.:|:|:.:|:.:.:升i:.:.!i:.:.ﾊj 辻≧:/:./:.:.i:.:!
lﾍ／ヘﾊ､:| ｀￣´ ′ i/'廴;ﾉ//:ﾊリ
,'i:.ﾍ（|:.:.:.:.:.:| ヾ＝=''′ ′´"∧::/.:ﾉ
,':i:.:.:.:ｌ|:|:.:.:.:.:| ヾ=ゞ/ソノ
,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.l ′ /:.l :| （つまり、私はキョン君の代用品ってワケか………）
/:.:.:!:.:.:.:.!:l!:.:.:.:!:!､ ´ ` /:.:.|ｌ:l
/:.:./|:.:.:.:.:!:.i!ﾍ:.|i| ＼ ＜:.:.//:|
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/´ ヽ : : ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､_,､-"¨'ｰﾍ_i:.|/':.:.:.:.':|_
/ i、: : ::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼_,､-"ﾞｰ､,∨:.:.:.:.:.:.:.!i｀ﾄ、
ｲ ! ',: : :::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ: : : : : : :i:.:.:.:.:.:.:.:.:|: i ﾍ
/ i i ',: : ::::ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ: : : : : :|::.:.:.:.:.:.:.:.|:.i ヽ
_ -=／: : :ヽ ／ ＼
,ｘく: :___／: : : : :', ﾄ､:,､: : :＼__
, ': :.／: : : : : : : |: : l:|:'´::ﾊ: : : : :.ﾍ
/: : :.i: : '..|:l: :|: : |:|: : l:|｀¬ Y: :',: :',:ﾑ
/ヽ_:./: :.i: :|:l: :|: :_r===:| |:i.. |: :.',:ﾑ
/',::::::7: :...|: :|:l: :|: :./L;ノﾘ j..}_:!: : :i: ﾑ
∨: : |ﾊ: :.|: :|:Ｌﾘxfﾃ示'′ _⌒ヾ: :ﾊ}: |:l
{＼: !,-L:{_:.|::| `夊:ﾘ f芯/-:'i: :.ｌ:|ﾘ
|: : ｀i (|:::::::::: | ､ゞ' ':::::::}:./ﾘ
j: : : :乂l::: : :: | ′｜: :.}'´
':|:.i :.|: : :',: : : :l ー_,- 从::::! （尊敬するわよ、キョン君。
i: |:'.::::l: : : ',. : :l:|、 ｲ::::|: / あの当時、全盛期真っ盛りの涼宮さんだけじゃなく、
|: }: .::::l: ',::::＼:.lﾘ...＞ _／:::::: ,':/ 今よりなお不安定だった、この娘のお守りまでしていたなんて。
|./.::::::::l: :.',:::::ﾑj',............./´:::::::::::::/ｲ ………私には絶対無理ね）、
}'..::::::::::∨: ',::::ﾑ..',......../＜:::::::::::::::::{
/x-､ ≦ヽ',: :ヾ:::ﾑ.ヽ....l.........＼:::::::::::!､
/'′, ¬､: : ＼ﾑ＿............__,.V:::::ﾑ ＼_
/:{ i :i 丶: : : ﾑ.......｀..´........',:::::::ﾑ､,ハ
/::::〉, l .l .l ヽ: : :.ﾑ___ j,::::::::::i ', }
l:::::{ ,: }:. | ＼::::ﾑ ｀ー‐ ' ∨::::::l .l .i|
- 770 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:11:39 ID:fBGUwlSM0
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,---ｧｒ‐＝＝−―ｪｒ‐ｒｪ‐､
ｆｌ1 丶 ヾニニニニニニヽヽｒ''"´::丶
∧! ＼ ｀ −＝＝ ≡＝＝＝ヘ::::::ﾉ
ﾄｒ､ヽ ヽ､ ヾｆ｀ヾ Yヾｔ‐ ､＿＿,,..-―――
'､ヾﾕ ＼ |￣￣ ¨ − − L..,,」´7 ｀ー'‐- ＿｀''−,.＿
. ＼｀ｪ､ ｀ｒ −――−――−――! __ -−＝' }
＼｀ェ⊥＿_ｒｆ＝――― ＝ｆ､__,! . { ＿_,ノ
ヽ､! ｀ー――――−'__ﾉ ｌ ｀¨"''ー―-- ﾔﾒﾄｹﾄ♪ ｲｳﾍﾞｷｶ〜♪
｀ ￣￣￣￣￣￣￣ ｀''− _
｀ ￣￣
,.. --- ..
,..-.:.￣.:..:..:.. : : : : ｀丶、
／:..:..:. ..: : : : : : : : : : : : :＼
/: ∩ ､:.＿: : : : ＿＿:ヽ:_: -^,.ﾄ､
ノ:..:.. || ７´:―― : :|‐: :´､: ヽヽ
ｰ-/:..:.|| : : ,/:..:.:ｲ:.ﾊ:.. : j:.. :}:.､ヽ:. ﾄヽ
!:.. ／〔| :..ィ_jz≦ﾉ ' }:.／_}_ｲ:. } |:.｜|| 「（ピッ）はい、長門です。
〔ノ^ゝ l´｢＿ ､｀ ﾉ′ ＿ﾉ:ｿ:ｲ: ﾘ ﾉ ……………了解。明朝までにはデータを揃える。
. ノ ノ^,-/ ::｀ﾊ /:::7}7ｲ:/}/ 報酬はいつもの通りに。
/´ ´ ' , ^ヽ Zﾂ ﾋ:ﾉ/:.// ……………駄目。食べ放題の店は、私の美意識に合致しない。
/ ﾉ'" _ _ ノ:ｲ/ むしろ、予算の提示を求める。その範囲内に収まる店を探す。
人 ノ ＼ヽ二コ:千:|K、′ ……………ええ。では、再会の日を楽しみにしている」
/ ＼_／ ヽヽ＼: :Yﾆ|: :!:/j!:.l
/ ﾉ .:..:.＼ヽ＼!r|ﾆ|: :!:/j!:.l
{{ |' |' |' / / ｒ=､/!
',! ! ! {! {! {! {! }ﾊ,'
>―‐┴―――┴―┴――――‐┴‐┴{`ｲ! |
/ /｀T ￣￣ ニニニニニﾆ ￣ TT '' ┐ !_ｌｌ ,'｀丶､
/ /〃￣ヽ ' −―――- ' 〃￣ヽ ｌ ｌｌｒ ﾞ! _,. ｀丶､
ｌ ! ゞ...,,_ノ _,.＝=;-､ ゞ..,,,_ノ ｌ /ｌ_ ｌｌ/
ｌ ｌ / , '/ ｀ヾ,ヽ ｌｌ ｌ ｌｌゝ､/
ｌ ｌ / 〃'{ ヽヽ ｌｌ ｌ ｌｌ / l!
ｌ ｌ 〃￣ヽｌｌ ﾄ､ ノ ｀ヾ￣｀ヽ ! l ∩ ｌ!
| ! ゞ...,,_ノ','､ヽ ＼ ／ ヽ_ﾉﾉ'| ｌｌ H' ｌ'!,. - ﾋﾟｯ！
ｌ ! { {＿＿__ヽヽ＼｀ ´ , ／￣ ', / ｌｌ// ｌ/／
,| ｌ,ィ―――､ ｀ヾ＝'、 ／ ＼/// ｌ, '
／ｌ ! ゞ＿＿__ノ ｆ´｀ヾ', ｀ヾ{..,, -
,.-'´ ! ! ｀¨´ ヽ ｀ヾ―-
／ ｌ ｌ ｆ￣￣￣ヽ ｒ――- ､ ＞､
{ ｌ ! '､.....,,,,,＿ﾉ '､.....,,,,,,_ノ '､＿',
. '､ ｌ ｌ ,―――、 ,.―― ､ _.....,,,,,,ヽ
｀ｧ､__ｌ ｌ '､＿＿__ﾉ { } { ',
. ／ ! ｌ ,-――-､ , ニニニ´, ,ニニニ´|
- 771 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:11:58 ID:fBGUwlSM0
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,ﾍ ＿＿. i＾! rー 一,
{ { ,_´＿＿| ,「｀-｢i-┐.! | |＿＿_| ＿/＾!_,┐
ヾ ヽ [ﾆ ┌, !.ノｰi .!ー--: : .└┐ｧ‐┐｀)
ヾ_ヽr-‐一i, :´!/. : : : : :Ｌｌ iニニﾆ!｀ヽ.!ﾉ. └´
￣／: : : : : : /｀´｀ヽ : : : : : : : : :丶
. / : : : : ;': :/{ , ､}_.:!: : : : : : : : :.:|
/.: : : :./斗七!´ ｜:|｀ﾒ、: : : : r､!
{: : : :./,r‐ト从 从lｲ=z,: : : : !j}|
ｌ: : : : :,' 灯Ｊ:ｉ| |ｚＪ:ｉl i∨ : l/:!
ヾ: : : :| { ﾋ_:::ﾘ ヒ::_ﾘ } {.: : : : | |｀ 「あら、噂をすれば何とやら。
. 乂（j ｝//// , ////| : : :l/:! 愛しの彼からのデートのお誘いね」
/: : :ヾ{ ＿_ | : : : : |
. /: : : : : :ゝ、 ＿_lY_ﾉ ﾉ : : : : |
/.: : : : : :｀ヽ｀ｙ′ヽゝ ,. イ}: : : : : : |
. / : : : : : : : / ヽ くゞ',┐´ /: : :i: : : ∧
/ : : : : : : : /: : :.ｌ Ｙ /ー ´/ : : /: : : : : ヽ
. / : : : : : : : /.: : : :l ,}、‐-/ : : /ゝ､: : : : : :)
/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ /::::,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／::::/∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !ﾚ<f{矛:下 ':::::::::::::..ｲ孑ﾃﾌ ｲ } /
. Vﾊ | i';;:::::;j :::::::::::::. i:;::::ﾘ /}, '/／
ヽ ', | ￣ ..:::::::::::::;::::...￣ ﾁ' / 「発言の意図が不明。
`ﾍ lヽ ＿ _ 厶 ./ 私はあの人からの依頼を受け、必要な資料を集めているだけ。
', {.代ﾄ､ , イ | / 報酬が現物支給なのも、あの人の立場上、金銭授受が望ましく無いから。
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./ 云わば、友人との会食という形で誤魔化す為の方便」
／ ヽj {｀ヽ ′
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
＿＿／ ヽ―― x '＼
__/ ＼／ ￣ヽ
/ , / ,' ! ヽ ﾊ__
/ / | | | /ヽ , ﾍ. ! ! ﾍ
| | | | | |,,, ､,, ､,,,| | | i ﾊ
,'| | | | | | | | | | i| |
| ! ! ∧_! -i! ! ! ｣_ / / i |
| ヽ i| !tﾆﾑヱ}｣ ﾑ旡ﾆzx_/ ｨ !
| ﾍ_ﾊ__| '¬' |___/j/
| （ i |z=＝ミ ｨ＝=ｚ| | | 「はいはい。そういう事にしておきましょうね。
| /│ | , ! ! | 幸い、私達の目的にも合致するお仕事だものね」
| | i! | /// ＿_ /// | | !
│ | ! |ヽ ｀ー' , ｲ !! |
| | │ ! > ､ , < │ || !
| | ヽ |-‐ri| ＞‐＜ |ー- | ﾘ │
- 772 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:12:20 ID:fBGUwlSM0
-
/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ / ,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／ /∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !|<f{矛:下 ' ｲ孑代ﾌ.ｊ/. / /
. Vﾊ | r';;z j r';;zﾘ /}, '/／
ヽ ', | ￣ , ￣ ﾁ' / 「と…とにかく、今回の仕事は、資料を揃えるだけでは終わらない。
`ﾍ lヽ """ "" .厶 ./ 去年の年末同様、あの人に被害が及ぶ恐れがある案件。
', {.代ﾄ､ ´ ., イ | / 捨ててはおけない」
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./
／ ヽj {｀ヽ ′
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
{ ヽ ＼＼ ヽ / / / / │
／ ヽ
／ , , ' ヽ
/ / / / / , / ヽ !
〃/ / ! l / ! ! ヽ | !
│ ! ! │ { ! | ヽ ! ! ! |
! /{ {. ﾄ｀ ト､ |ヽ !＼ ,ム‐ﾊ| } l
ﾚ ! iヽ !,,====ﾐ､＼l ,,====ﾐ ! l l !
ヽ |.-ヽ!'<fえヶ.ll, - ､ll ｲkか>l ,!､ ﾊl 「現時刻を持って『みのりん』としての活動を一時中断。
/, ﾆヽﾄ ゞ-' ノ ヽ ゞ-' ,' / ﾉﾘ 有機情報端末『長門有希』本来の任務に専念する」
,'/ﾆヾ 人 ｀_ / /ﾘ´
{ /ﾆヽ ヽへ ィ ﾊl
ヽ、ヽ } | ＞ _ , ィ´/ノ-､
_,' ﾚ′_,-‐l ／ ヽ
__/ | /､‐'/ ／ , ' ＼
/ ─ ' } /へ、 ／ ＼
{ / / ヽ､ , ' ィ ﾆ二二＼
, ｲ ,' 〉/ ／ ／／ , -―─-}
／ / / ／ ／／ ／
_. . ,ﾍー−- へ、_ _
,. :´ ／: :ヽ : :／: : : : ＼: : : ヽ
,r:´: : : : : : : : :V: : : : : : : : : :ヽ: : :',
. /: : : : : : : :!: :,ﾍｖﾍ : ｉ : : i: :!: : : :ヽ: ',
. ,./ : : : : : : :ﾊl: :{ }: :ｉ : : i: :!: : : : : ',:.',
. ／/ : : : : ,ｨr/‐ ｌ ;' i :ﾊ:ー!-i､: : :!ﾊ: }:.'
/ イ : : ,' i/ ﾚ ﾚ L:_ﾙ'{: : : l: :ヾ!:.
´ {: : : i '三三 三三 ヾ.: : :.r 、ﾉ
Tー{ /// , ,、 , /// i: : : i ｝
ｌ: :人 ｀T´ ｀l´ }.: : :ｉィ 「了解。そのバックアップ端末『朝倉涼子』も以下同文よ」
ﾚ'!: : ゝ ヽ__ノ ィ: /! : !
ｌ: : : : :｀ｰ _┬┬_ ´! !: : ﾚ':.:i: :.l
l: : : : : ｉ r､´〈 :ﾄ_ｲ /｀ｉ ﾄ､.: : : : : :l
l: : : ／ｉ ｉ ヾ｀:! ﾒ/／ｉ ｉ ヽ.: : : :.l
l: ／ ｉ ｉ _ヾﾚ'ﾝ ｉ i ハ.: : :.l
ｌ: } ﾚ｝ ゝ_o_く リ ハ: ; :l
ｌ: Ｌ＿｣く _ ＿＿_ _ ゝ ゝ!:.l
l : : ヾ彡'｀ー----一 ´ミｭ_／: :!:.l
- 773 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:12:34 ID:fBGUwlSM0
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――＜ゝ、― ヘ
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/:::::::::::|::||::/::|=|＝|=!i .ﾘ 》 | | |||ﾘ
/:::::,ﾍ|::ﾚ::ゝ ヽヽ ` ` テ///ﾘ|リ
ｒ.、 ｎ |::::::{ |::::∧ -一丶 __ /::ｿ″
ヾヽ. ヽヽ | | |:::::f:ゝ|:::::∧ , `/、
_.＼ヽ.ヽヽ | |、 .ﾉﾞ/ j:::::|:::∧:::ﾄ∧ ＿ ':::::＼ 「というワケで、」
ヽヽ.ヽ.＼ヽ.y ﾍr f /:::.|:::::∧::ゝ:::＼ ゝ ノ .ｲヽ::::::::}
＼＼ゞ レ } /:::::::∨::::∧:::|ゝ::::ヽ ／:::|:::l:::::::/
ヽ .／ .| /:::::::::::.∨::::∧Υ＼::｝Υ.´＼::ヽ:}:::ノ＼
＼ |/::..、―::::∨:::::ヽ ｀ i:::::::::::＼::＼::::::::＼
＼＿ .ﾉ / ＼＼:::∨:::::::＼￣,,..ゝー-ﾍ ＼:＼::::::::＼
ﾄ―――} .＼ ∨::::::::::＼-‐‐ー‐ヽヽ γ´ ＼:::ﾍ
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/⌒￣￣~ " ヽ ＼ . ＼:::::::::::} | |ゝ{―- |＿ヽ
.{ }. ＼.....＼:::/.. | .| ゝﾉ. |ﾐ､ ヽ＼
丶 .| ソ. ｀ ＜}/ ヽ | ,! ｆ|. |||| ＼.
＼. ﾄ 丿 ｀ヽ､ ﾍ | /. ゝヽ／// ヽ
＼. /. /`ﾍ { ヽ | /... }|ヽ彡´ }
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-‐=ニ二ﾆ=┐
´ } _
／ -‐ ´ ‐- _
／ ／ ∴∵∴∵∴ ´|
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((]|` _ _／ ／ o o o _ ／| ／
((己≧j｢_ j ／ ‐-=ﾆ二／ : :| ／
((己((亥 ￣ ／|: : : |／
（(己((_亥｀ニ=‐-=ﾆ二三＿／ ,|: : ／
｀ ‐-=ﾆ二三_ ／ ／
￣ ¨´
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|Y´ ヽ | .|
|.| {l {l {l {l. . .| | .|
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|.､ ﾉ | .|
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乂ｰ―――‐ ´ヽ | ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟｯ！
ヽ : : : : : : : : : | |
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- 774 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:12:48 ID:fBGUwlSM0
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__/ ＼／ ￣ヽ
/ , / ,' ! ヽ ﾊ__
/ / | | | /ヽ , ﾍ. ! ! ﾍ
| | | | | |,,, ､,, ､,,,| | | i ﾊ
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. | ! ! ∧_! -i! ! ! ｣_ / / i |
| ヽ i| !tﾆﾑヱ}｣ ﾑ旡ﾆzx_/ ｨ !
| ﾍ_ﾊ__| '¬' |___/j/
| （ i |z=＝ミ ｨ＝=ｚ| | |
| /│ | , ! ! | 「もしもし、担当さん。朝倉涼子です」
| | i! | ＿_ | | !
│ | ! |ヽ ｀ー' , ｲ !! |
| | │ ! > ､ , < │ || !
| | ヽ |-‐ri| ＞‐＜ |ー- | ﾘ │
. │ | | ヘ| |ﾉ { ﾑ‐'´ !
| | | | | ｀i | |
,r‐┴.| | ! !, -―― --､| | |t ､
/ ∨ ヾ| | | |ｲニニニﾆミ| | | | ﾍ
| ∨ | ! ! ﾍ ﾉ ! | | |
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.,' / /／ ￣） 三三≧ミ ." ヾ≡ィ彡'.|!///////,'
, / ∠二 ´、 ヾ;:::!::ﾉ ｀` "´￣ ｌ!//////// 「ん？ お前が本名を名乗るって事は、
| ./ / , --‐く ｰ ￣ " , ﾘ//////// また長門共々『休養宣言』か？」
|/ / / , ーﾍ. } //!////////,'
/ , /: : : : :＼ ,.ィ ﾞ .／ .|/////////
| ｉ: : : : : :.ヽ＼ ー-=ﾆ二.彡'" ／./ .i/////////
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- 775 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:13:10 ID:fBGUwlSM0
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_ムイ:..:..l:.ヽ::.:...K{|::::ｨ｢｀ h::ﾘ7:イ´ 「流石、担当さん。わかってる〜」
／..:.::.::.:..:.:.:!::.ﾊ:::..:{ ﾋzﾂ _,ｰ'´ﾊ:ﾘ
/:.:.::.:.:.:.:.::.::.._:l::.｀ヽ::ﾄ､ {'￣ ﾘ′/:〃‐､
. {.:.:.:.:.:.::.:／´::.:_ヽ{:.:..＼＞ ._`ー'..イ>ｲつ }
V/::.／了⌒(_,ﾄ.ヽ::...:l:| Yニ|丁::.:/ ヽミｧ'′
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|:{ ヽ`＝' ハｨト､ミV／!'_ﾉ
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ｌ::::.K´,-:::・::ﾅ '"i:‘::ﾉヽｌ::::.ｌ::ｌ::ヽ::.i::ｌ.ｌ 「（フン）わからいでか。何だかんだで、お前等とは長い付き合いだからな」
ｌ:::::ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ:::::ｌﾉ.i::::ｌ::::ｌ.ｌ ｌ
ｌ::::ｌ.ｌヾ､ _ 丿::::ﾊ::::ｌ.::::ｌ::.ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ::::ｌ::ｌ::::ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/::::/ｌ::ｌ.::::ｌ::::ｌ::::ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ!::.ｌ::ｌ::::ｌ::ｌ::::ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ'::::/ｌ.ｌ::.ｌ.::丶::ｌ::::ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ!::ｌ.::ｌ::::ｌ,ｌ::::ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./::::/::ｌ.ｌ::::.ｌ::::丶::ｌ.::ｌ.ｌ.ｌ
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i.ｌ::::ｌ!::ｌ::::ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/:::::/ ./ :ヽ,:::::::ヽ､ｌ.ｌ
- 776 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:13:25 ID:fBGUwlSM0
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:::::/:::::::::::::::::::::/:/:::::::|:::|::::::::l ｀ｰ､＿|::::!::|_ ｰ=='|､:::::::::i !
::/::::::::::::::::::::::/:::l::::::::|:::|::::::::| ￣￣￣´ ヽ | ヽ:::::::::!
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- 777 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:13:38 ID:fBGUwlSM0
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二二二二二二| | （:::::,::',ｲ / / ／ i `＾ゝ:::::::',ミﾐ',::::::〈ｲ 〉〉
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二二二二二二| | ,｀ヽi| l l / / / i ,ｲ | 〉く::::::}三}::::::}ヾヽヾヽ
二二二二二二| | ,' i| l l ｌ l ,ｲ i| / l | / ｉ|ゞ::}彡}:::::ゝｉヾヽヾ〉
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二二二二二二| | ; ﾄ､l l ｌイ≧Ｙ V 了刈ヾ/ }薔〕ﾉ | ヾﾉ
二二二二二二| | |ⅣVⅥ 之ﾉ 匕ソ / /ﾐｲ| |
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｀ヽ ｶﾀｶﾀ ////ハ////薔 Ⅵ////,＼'//////|
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| とししし⌒ヽ///////////777777У///!
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| ｶﾀｶﾀ ＼
ｶﾀｶﾀ
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ｆｌ1 丶 ヾニニニニニニヽヽｒ''"´::丶
∧! ＼ ｀ −＝＝ ≡＝＝＝ヘ::::::ﾉ
ﾄｒ､ヽ ヽ､ ヾｆ｀ヾ Yヾｔ‐ ､＿＿,,..-―――
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- 778 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:13:53 ID:fBGUwlSM0
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廴_. : :.:.:| | ｜ ﾘ ｉ |__ ﾊ_ .ｊ| l; ; }.: : ﾊ
つ: : | |.ィ ! /| /l /! / !/ } |(艾).:_ノ 「ああもう。この佳境の時に！」
. .丁¨| ｰ‐-rﾃ一' ヽ‐千rﾃ― i|/.: .:ﾉ ﾍ
:! ｜ ﾍ.丶--=彡 ー - ‐' ｊ ⊥ハ.ヽ
| |八 /| | ∧ ＼
| | ` rｰ―へ、 イ | | ヽ ＼
| | ＞ 二二 ´＜ | |. ＼. ＼
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, ､_ノ⌒）´ し'⌒i
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、 . ィ’ _) ｀ . :::::::. ｀ヽ
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) ヽイ : : :::::|/__ ﾉ ＼::::::::. (´
（ ヽ. │.::::::::::| （´ ' , ′ i! ＼::::::::::. ｀7
) ＼. j::::::::::::| 7 / / / i! 、 ヽ::::::. ）
' ／/: :j!:.::::: （⌒' / ' / i! ＼ V::::.. ﾉ
（ _ |: : ／.:::／:! ) / i i ! i! ! ､ i:::::::...ノ
ｲ::｢ ) ヽ/ ）/: : :| .' i i !/i ヾ | !ヽ |::::::..ﾉ
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.' !::|ゝ= / /／ ￣） ハ) )/7从 ､|ヽ! | /:||＼ i ｲ / .′ !::::＼
丶 !::| , / ∠二 ´、 | rzぇ::zrゝ 乂::ﾉ / 'ヽ / .' / ,人::::ゞ＼
〈 ＼:| | ./ / , --‐く | f_少' ／ﾚ')／ゝ/) ｲ / ｲ:| |:|⌒)::::） 「（ピッ）はい、桜田です」
ヽ ヾ: |/ / / , ーﾍ. | ィzテ7/ ! .′/ ! | __ﾉ '／
＼ |:| , /: : : : :＼ v夕 /ﾚ' ﾚｲイ | 「! (:／
ヽ. |:| , ｉ: : : : : :.ヽ＼ . j ∧i| |: |/ !
|:| , |: : : : : : : :ヽ> - ､ ｲ ヾ | |: ∧＼
-‐ ´∧ ﾄ､ : : : : 彡' . ＜__j! ＼ | / '. ＼
. . : : :._} !. ｀￣´ -＜´:::::::::::: i!ー-, ＼ ! .' ! ）::）
. : : ／ﾚ' ハ . ＼ ＼tfうj} :::::::::::; / / / | /::/
: : / . :‘， ∧:. ‐─‐-ゝ ):少 :::::::::; / /ヽ. , ' ） '/::/
- 779 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:15:24 ID:fBGUwlSM0
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.'/ ヽ/ ）/: : /|!/ﾘ |!/ﾘ }/// |//ﾅ￣,ィ≦彡三ﾌ|i////////
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.,' / /／ ￣） 三三≧ミ ." ヾ≡ィ彡'.|!///////,'
, / ∠二 ´、 ヾ;:::!::ﾉ ｀` "´￣ ｌ!//////// 「私だ。
| ./ / , --‐く ｰ ￣ " , ﾘ//////// 喜べCrimson。追加の仕事が入ったぞ」
|/ / / , ーﾍ. } //!////////,'
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| ｉ: : : : : :.ヽ＼ ー-=ﾆ二.彡'" ／./ .i/////////
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∧ ﾄ､ : : : : 彡' ｀≧ ≦ ｒ ´ / '//////////
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/ ヽ ／..ｆ| -| ヽ〔 三 ヽ.
｜ ヽ/....三ｌ ｖ' ヽ./ |!
f l! .|三三l f ＼ ｊ
__ゝ,. ｌ. l.三三| ,'./ / Ｖ,.,_＿
.７ ゝｫ ゝ!三三| ﾗ/ /| l | l l ｀! ヾ三. /
攸. |三,ｒ ! Lｲ､ j. l ｨ l |.il:l l l ,l i 〕三 /
ｹヽ ヽ:::::::ヽ ﾉ 刈l lメ lv'l |il|l| / / |l l !/|＼ Ｌ
/ 〉'´ヽ 〉ｒｔ:ヾ| ﾚ!ヾｖｒｌ'ﾙヽｊi ﾘ / / !|: ! ﾚ' |ニﾄｖ' ━━┓┃┃
'Y |i ヽヽ√ﾐfr@jY/, f´Ｙﾐ-ｧ｀ｌヾ'ﾚ' //__/ノ// rｲ｀!i ┃ ━━━━━━━━
＼ヾ,/¨ヽ ヽﾍ`´〃l ﾍ ゝ-' 'r'::ﾒ j／/ /:::L_ｌ! ┃ ┃┃┃
ヾ!l! |-l＼'ﾍ::ｿ ﾊ! t_ｸ/ |/,_∧::| ┛
.__ ||､ |:! 'rゞ:|! | ヾ , /if | f ﾙﾍ
＼｀|| ヽ|:! ,f三::|! ﾄ___i ≧ 三 ＝=- ＼
| ﾚ ´`!､三.|! '＼.| ｧ, ≧=- 。 ｀ｰ,i
ヽ l Vゝﾐ＼ ｲﾚ,､ ＞三 ｡ﾟ ･ ﾟ
l l |八,ｊ- .＼ _ ≦｀Vヾ ヾ ≧ l j
- 780 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:15:43 ID:fBGUwlSM0
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└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ｀`ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ﾉ: : : : : : :,.ィ´ ／ ', ヽ ｀丶､: : : :ト.､ ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :／ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ﾆﾆ､二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', ｀丶ﾄ､:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート､､ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! l . i'"´:: |:.:.:.:.:.!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:､:::/ l ｌ |l ! ',: : : :.|.:.:.:.:.:|: : : : L_ｌ::', ',r
ﾉ:,' ,'l | l | l ! ! | ｀丶; |.:.:.:.:.::!: : : : : :ﾊ::ヽ
/:| | ,' | ! .!ｌ| ,'| ｌ ｌ | l ,' ,|. ｜!´: :.!.:.:.:.:.,': : : :r ' ｀¬
/:::,! | ..L.',_ﾄ. |',ﾄ / !./l/├ /¬ ¬､). : :.!.:.:.:.:.,': : : :| |:
/:::::ﾊ.ﾄ 、 ! ..l_ヽヽ＼/ l/／´￣ ミﾄ､| {:: ::/.:.:.:./: :::::::| |:
ヽ|l ',ヽ ＼!／´￣｀ヽ '′{{ } ,ﾊ: :/.:.:.:./:::::;:::ﾉ| !: 「追加って。締切はもう三日後………」
. | ト､. {{ ノ′ ヽ 八| ! | '＾,-ﾍ':::::::::}::!｜ .!:
| l l.|.とつ= ｀ て__う l ! .|/j〈ィ'>》_ノ !::l. ! |:
| / / |/ ＿_ ヘ. ｜ ｌ| |.ヾ ﾆﾌ !::l ｜ |:
. | / / |{ i/ ＼､ ｌ l ! !／ ヽ:| .|.! |
!|_ノ' r":.:l人 └ ---‐ ´ :! !| | .| l |
_..'"ｨ´ ﾄ､:..! .l:.＞z,､... ＿_ z＜:.:.:| || |、 .! ! !
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ﾑ ＿＿_ 仆
沁 ／::,:::::／:::＞ ､巡.
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/::::l::::l:l::/::/::/仏」」:i:::l
/:::::::|／￣ヽ/ ｨ辷ﾃj:::ｉ
i:::::,∧ r ､ |:l:: ｌ 「なに。たった五十ページ分の穴埋めをする短編を書くだけの簡単な仕事だ。
ﾚイ:i:ﾊ ､_ -:ｧ l::!:::l いつぞやなんて半日で書いたんだ。三日もあれば余裕だろ」
|::|::::ヽ. ￣´ ,ｲ::!:::l
|::|:::::::::iヽ. ∠::::::|::::l
|:ﾘ:::::::人. ｀￣ .入::::ﾄ､::! ※第２０話参照。
':::::::::/ 〉ニ〈 Vｰ┴─-､
／::::::::::∧ ∧ ∧ ∧::::::::,.イ＾ﾐヽ. ヽ-
, -≠､:::::::::::/l ﾄ./ }-〈. ∨| ｀¨´ l l├-､ﾉ
／ｲ /ヽ__ノ. l | / ', |. ｌ l ﾉ ﾄ､ i
./ﾑ. l l ｌ |. | |/ :| l ﾚﾞ j
∧ ! l ｜∧. | ／ | l / l
ヽﾑヽ | |/ ヽ>' | l / 「:｝ l
,ﾊ ＼| | ／ _」 |/ ／ゞ /
,' ＼ ｜ |／ , - '´::: | l￣￣＼
i ﾐ |. |＿ . - '´ :::::| j:::::::::::::: ヽ
| l | :::| |::::::::::::::::::::＼
- 781 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:16:48 ID:fBGUwlSM0
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`ー/|::.::.::.::.::.::,′ | .| | ﾞ:,:::.:::.:ﾄ ＼＼＼＼
冫ｰｲ ￣ト::.::.,′ | | .| | V:下ヽ＼ ヽ ＼ヽ
| r┴‐::| ｲ .| |人 | |. | | | ':┴┐ Ｙ ﾄ､ ＼
| |::.::.::.::| ｜ | .乂__z＼ i |z≦..＿ .| | ｜ｉ::r┘ '. ｉ ＼
｜ |└ﾍ::.:∧ .| |.,.∠::ｧ⌒不.＼,ハﾉ'ｲ⌒jrっ:｀ヾ ﾘ::¬ 釗 ｜
| ｜ | く::.::.:ﾍ .|ィf___ム:でﾌ:ﾉ ヒ::r― うﾘ ;::下┘ ｜ ｜ 「状況が全然違うのだわ！
‖ | | ヾ勹ﾍ .|廴_.ノ￣ ｀￣ 'r /::::::｝ | | あの時は、プロットだけは組んであったから出来た事。
′ | ', ＼ｨr=ﾐ| ､i丶丶 l Vヽヽ丶 {γfヽ! | ｜| 何より、今、連載の方を書いてる真っ最中なのだわ。
/ ヽ .＼ ｀弋ハ ＿＿_ - ､ } ゝゞﾝ ｊ| |‖ 今から同時進行でなんて、絶対間に合わないのだわ！」
. / ＼ .＞' .| ゝ (7´ ＿＿_}ノ ノ | ｀ヽ /ﾍ. l八
/ .| ｢｢ {＞ .. ￣ ＿＿ ∠ | ./ ＼ .λ 、 ＼
. / ／| | ヽヽ ￣ｰv' |. l V ./ ﾊ ｜ ＼
/ / . l | l ＼,'ィ´ｒ,/フ゛ ﾉヽ／|ｊ / /｜ ＼
/ | | | /:l ゛l´{lソ}/}、 ハ ! / / ./. ｜
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|:::|::::::i::::::::ム'´ _二二_ / 弋歹 ﾉ::::::|k.1::::|::::::|
|:::|:::::／{｀ヽ 〆 {歹イ´ ｀ゞ＝==彳::::::| /::::::|::::::|
|:::ｉ:;ｲ |:∧_ﾊ ﾞ=イ´ ;:ｉ .|::::::::|'::::ｉ::::|::::::|
レ′ .|:::::::::∧. ﾞ::| .|::::::::|:::::|::::|::::::| 「案ずるな。
ﾉ:::::/::::;:ﾍ _ ,. --‐‐ｭｬ' |::::::::|:::::|::::|::::::| そんな風に泣き言を並べられる間は、まだまだ余裕という事。
／:::::/::::::::::∧ ｀ヽy' ´￣￣ﾞrj |::::::::|:::::|::::|::::::| つまり、ノープロブレムというヤツさ」
／:::::::/:::::::::::/:::ﾉゝ､ ｀ヽx＿_ ,ﾒﾉ .|::::::::|:::::|::::|::::::|
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:／::::::::::／::::/ .,r=/＼ ＞ -‐ ≦´,ｨ.|::::::::|:::::| ､!::::::|
::::::::::／:::::::/ / ./ ＼ イ .|::::::::|:::::| ｀￣ﾇ､ー-
::::／::::::::::/ / ∧ ﾞ'yr'´ _ |:::::::i|::i::| .ﾊ
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:::::／:::/ / i ﾍ / } 八 .//::::::/::::::ﾘ //
イ:::::;ｲ / .| ∨ゝく ヽ._//::::::/::::::/ //
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- 782 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:17:21 ID:fBGUwlSM0
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'７,ｉr::::}, -rュミ`丶 '""゛ヾ｀|ト.||:::::::|:::::ｌ
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- 783 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:17:50 ID:fBGUwlSM0
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し' `─一' し∪ （ノ
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ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', ｀丶ﾄ､:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート､､ヽ
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ﾉ:,' ,'l | l | l ! ! | ｀丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ﾊ::ヽ
/:| | ,' | ! .!ｌ| ,'| ｌ ｌ | l ,' ,|. ｜!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' ｀¬
/:::,! | ..L.',_ﾄ. |',ﾄ / !./l/├ /¬ ¬､).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
/:::::ﾊ.ﾄ 、 !|.＝==｡=､::::::;;;:==｡==＝＝:: {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ﾉ| !:
ヽ|l ',ヽ ＼ !, `::ｰ-:/::::::::::: ｰ-‐ '::´:::::|:.:.:.:ﾊr'＾,-ﾍ':::::::::}::!｜ .!: （ま…マズイ。アイツは本気なのだわ。
. | ト､ト. /:::::::::::: Ｕ:::: | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |: 本気で今から５０ページ分の短編を書かせる………
| l l.|. ,Ｕ /::::::::::__-， l ! .|:.ヾ ﾆﾌ !::l. ｜ |: それも……できて当然だと思っている！）
| / / | ﾄ、 `"----------一::::: ｌ| |／ ヽ:|. |l !
. | / / | |_.＼ ＿＿_ l ! ! |.! ｜
l| /,ｲ _..ｌ l:.:.:.:.:.＼ ￣￣ .,. ｲ:::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,. ‐".: ./:.:::! !ヽ、 .| l |
つ:::::::::::::::::rー-'三三_ -―――‐-- ､)::::::::＼ ＿
(:::::::::::::::::::::::) 三= '´／ ､ (_:::::::::::::丶<::::::`ー､
`ｰ,:::::::: __ノ ／ / / ＼ ＼ ム::::::::::: |企;:::::::::::}___
(_:::::: ヽ／ / / ヽ ､ヽ(__:::::::::::|三|:::::::::::⌒Yヽ
r’:::: / { |! | |! |!ﾊノ :::::::::|三|:::::::::::::::乂{
｀ｧ: :′ / / ! |! |! |! |! |｀ｰ, : :::|三|:::::::::::::::} '.
ヽ.′ / / |! |! |! |! }! | Ｙ:::::::::|三|:::::::::::::/ {
| | |! |! |! i} } |! /_!_| ゝｧ : :|三|::::::::_;ﾉ| '.
| | |!| |!､ {! |! // /}//孑' /ｲ (_ : :r'--{:::::::) | ｜
.{ | | { 卞ﾄ､ハ!_ //ノ_,≧ｪｭ､_､テ| (:::::〈ん)､) 〉 | | （しかも、私はそれを拒否できない！
ヽﾄ､ {ﾍ､从ィlﾃ=-､:´ { 'ｲ ﾋ_ﾗ 》 .| : ゝ ゝﾆン | ｜ いまだヒット作に恵まれない私が我を通せるのは……
ヽ乂ﾍ!ゞ{､ﾋ_ﾗﾍ l! ｀"￣"´ | ∨/／ | . | 某ネット小説の掲示板を除けば、このHELLSING社のみ。
} |ﾍ ヾ￣"´､ . u .| {ノ´ | | 詰んでいる……状況は完全に詰んでいる！！）
川 | 丶 u r‐､ u ノ } ! | |
//} ! ＿≧-..､ ｀´ ,∠⌒＜}/ 八ﾍ | |
// j /':.:.:.:. .:.:.:/>=(:.:.:.:.:.:. / /＞ヽヽ | |
ノ ,' / /:.:.:.:.:.:....:.:__}ｲ夊)=-:.:.: / /:./::::::ﾍ∧ | ｜
- 784 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 14:18:34 ID:XM0LgcyY0
- 真紅先生仕事入って良かったね（棒）
- 785 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:18:42 ID:fBGUwlSM0
-
- ─- ､ _＿ _... -‐ ' ´ _ノ /::::| ﾉ:::::::::::::l!
フ ':::::::::/ ' "´ ヽ:::::ヽ ' ::::::::::::ノ_
/:::::::::::::/ /ヽ )::::::::::::::::::::::::::::1
./::::::::::::::/ _ /::_i_ノ'ヽ:::::::::::::::: _:::ノ
/::::::::::::::/ :::::::::::::::::〆__ ヽ ＼::::::::::し､
. '::::::::::::::::::l__,:: -──ハ ﾉ ヽ::::::__ﾉ
|:::::::::::::::::| _ ヽｰ ' ﾞ:::ヽ
_ |:::::::::::::::::| フ_j ﾉ | ﾚ′
∠|:::::::::::::::::|:::::::"j ´ T′ | | l
|:::__ :::::::::| _ノ ,ヽヾ. .| j | / ,
丁 γr､ヽ:::|ノ‐!- !-!､l! .ヽ / ノ .ﾍ , /
ヾ ゝﾒjク::::|!/|! /´_::｡::｀! ヽノ/:::｡ヽ| ﾉ
| ＼`ー".:::::|| /' ヾ､_)_,ノ ヽ_) ノ､lヽ ／ｌ-─ｧ （嗚呼！ 我が心の師、赤木しげるよ！
ヽ ＼:::::::! | / l ） （ ! | ／´ / 私は一体どうすればイイのだわ！？）
|` ーゝlﾍ | ! ▽ ヽ )／ ／
. ヽノ^ﾞ || ﾍ ノ ,ノ i_ﾉ。 ,／
|ヽ /ゝ. | ヽ 〉 ,. '´ ／
ヽヽノ L/＿(＿ ,.. ' ´ ／
／／ ／
/ / ,=＝,r､--､ , ｲ
ﾊ ＼ ／ /二／ヽ ',
ﾊ ﾉ'´ ノﾆ/二ニ二/
ヽ ' ／| |/二ﾆ 丶
| ／ ﾑｲ ｀丶、 ＼
ヽ ,. '´ / ＼ ',
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/ ヽニ彡'´
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＿__ ,.. -─z:._
｀~`''‐､ ｀`ヽ, ' ll '´ lll ｀`ヽ､
. ,. ‐''"~´￣ ` ll lll ll ｀ゝ
∠.. --ｰ;:=‐ lll lll ll ll ヽ
,r''´ ll ll ll llｌ ll i
／ ll ,. lll ll lll ll !
, ' ,. ／ lｌ , '|.ll ﾄ. ll i lll llｌ |
. / ' ´, ' ll llｌ ,ｲl/::::::l l:ヽ |ヽｌ!ﾄ､ ､ lｌ |
/ イ / , '::l/ｰ--:ヽ.!::ヽ!;:ゝｌ-ヽヽ ll ll |
／/.ｲ ,ｲ￣`ヽ、 ×´ヽ. ヽ::::::::`i lll |
／ |/ l＝===｡､ ,,,===＝｡＝:::|ll|'⌒i | 「…………書けば助かるのに」
l: ` ｰ-'/::::. ｰ-‐ '´:::::::| !'｀! | l|
. l:`ｰ-/::::::::. ｰ--‐:'´:::|l!'^l l |
!::::/::::::::__-， ｰ-､ .::::::::|!_ン l|
ｉ.`"-----------ヽ:::／;ヽ lll |ヽ.
!. ＿＿_ ..:::::／;; ヽ |;';';ヽ.
ヽ ￣￣...::::::／;;; ヽl |;';';';';'ヽ
. ／ヽ ..:::::::／;;;; ヽ|;';';';';';';|`:.ｰ ※これはイメージ映像です。
_,, -‐''7;';';';';ヽ::::::／;;;;;; ／;';';';';';';';|`:.ｰ 彼の有名なエピソードをパロっただけで、
‐''"~_,,:..:-‐/;';';';';';';';l`'´;'|;;; ／;';';';';';';';';';';|:..:..:. 実際に赤木が真紅そう言ったワケではありません。
''"~:..:..:..:..:/;';';';';';';';';l;';';';';| ／;';';';';';';';';';';';';' !:..:..:.
:..:..:..:..:..:./;';';';';';';';';';l;';';';';'| ／;';';';';';';';';';';';';';';';';'|:..:..:..
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【真紅が（勝手に）師と仰いでいる、赤木しげる（プロ麻雀協会名誉顧問）】
- 786 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:19:19 ID:fBGUwlSM0
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r_ ､ , - ─- ､ _＿ _... -‐ ' ´ _ノ /::::| ﾉ:::::::::::::l!
lj ノ フ ':::::::/ ' "´ ヽ:::::ヽ ' ::::::::::::ノ_
,. ィ´⌒ヽ /:::::::::::/ /ヽ )::::::::::::::::::::::::::::1
j／ (__ /::::::::::::/ _ /::_i_ノ'ヽ:::::::::::::::: _:::ノ
ヾ r ' ¨ /::::::::::::/ :::::::::::::::::〆__ ヽ ＼::::::::::し､
|...:::::::::::／ ':::::::::::::::l__,:: - ── ハ ﾉ ､ ヽ::::::__ﾉ
r-─ " |:::::::::::::: | _ ヽｰ ' i | ﾞ:::ヽ
ゝ_ _ |:::::::::::::: | フ_j ／ //ｌ ｌ ､ ヾ､ﾚ′
l /ゝ :::: ∠_.|:::::::::::::: | ::::::::::"j ´´ ,〃ノﾉﾉ i ﾉ! ヽ iヾ｀!
| l:::;/｀ て_ |:::__ :::::: | _ノ∠≦＜、ヽ. ﾉ/_!_ｌ ! ｌｨ ｀
| Lj! | '' 丁γr､ヽ::::| _ノ ＜ﾋ'-ｺﾌｰ' /技'ﾗ/ ｌ ﾉﾚ
| l ヾ ゝﾒjク:::::|ﾉ ）｀ヽ i｀´ | /ﾉ
| . | ＼`ー".::::|､ゝ ヽ ﾉ ´ （流石、我が師。クールに事の本質を突いてきたのだわ）
| / | ヽ ＼::::!´!、 ｰ-----' ´/
| , | |` ーゝ ､ヽ、 /
ノ / | ! ,.--＝| ヽ. ｀ヽ、. iﾉ
.／,.j/ | |ヽ| ﾞヾ=､_ ヽ ｀ゝｰｨ-!
／ / ヽヽノ ｀ﾞｰ- ､ _ヽ !-､｀ﾞヽ、 , --
／ ., ' ／ ヽ ｀ﾞ ｰ‐--ゝ┤Y
／ '､｀ヽ､｀ﾞ､、 || i
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∠-'';::／ ,∠/ .／:: ::＼.ヽ＼ ヽ ヽ ＼ ヽ. ＼
::::r''∠- '´:∠ -ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝl‐-ヽ} ﾄ､ lヽ. !
:::l::::-==＝ﾓ＝= _::::／:::::::::/_ ` ／ ,ﾍ. | ヽ |. ヽ.!
: |:::: ｀ー ＝.=''"::´:::::::::::::/ﾆ´＞,'／ ヽ ヽ＿＿＿__
::|::::: /..::::::::::::::::::::::/ヽ ﾊ /
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_:丶 ,'l } | ： 倍
|l:::::: ／ ｀＿＿::: ヽ /.|′ | ： プ
iﾍ::::.. く ￣￣ ｀ヽ/./^' | ： ッ
:|::ヽ:::.. ←‐＝=;; ./ | ！ シ ※これはイメージ映像です。
::l::::::ヽ::.. ::::::: / ,.､ | ュ 彼の有名なエピソードをパロっただけで（以下略）
:::l::::::::::＼. / ／.:/:ヽ. | だ ちなみに、実は真紅とは全く面識がなかったりします。
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／....::/::::::::ヽ.ヽ＿＿＿__
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- 787 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:19:46 ID:fBGUwlSM0
-
,-‐- ＿
ﾉ ＿ ｀ー- ､｀ヽ、 ,-
/￣ 二´-‐｀‐ ￣ / ｀ヽﾍ 〉'ﾞ ､
ｰ ､´-ｧ ` ＜ ﾍ ｰ -ﾍ=＝=,┐
-‐', " i! 〉 | /＿＿! !
（ ./ i! i! （ .!､ `ー┐‐'
!./ i! i! /i /i ヽ .! i ,-‐' ﾞ､ヽ
(/, i! ./i /i ./i / |/ | ./.i' !ﾉ 丶 i | |
i 〟 / i/､|/ |,'＿ __ﾚi .irｰ=､ !i. | |
| /,.!i/､＝．ｧ ､二･ﾌ i i{γfヽ ┌‐' .i |_|
ﾚ//〉|.! ￣/ i i ｀ﾆﾝ´,-' i!.i （そう。まだまだ終わらせない！
//,' | ﾞ､ / , i i∨ ヽ/| i i! i 地獄の淵が見えるまで……限度いっぱいまでいく！
// i i iﾞ､ ‐――' ,i i＿ .! i i! i どちらかが完全に倒れるまで……勝負の後は骨も残さないだわ！）
i i i. ﾞ､ :::: / .> > ￣|‐- _
i, ‐| |‐ -ﾞ､ /／／ | ﾞ､ ＞ ､
i .＞＞ ﾞ､, " ` ＝=,ｧ .! ヽ、 ヽ、
, ＜ .i＿｀＝=,ｧ〈ﾆｨﾉヽ ＜＜ < ＼ ヽ
, " i ‐＝ｧ ! ､‐ｪ'_ﾉ､-‐―､― ' ﾞ、 ＼
i | `､ ／ / | ヽ ヽ | ﾞ､ ＼
| | ー_ / .| ! ／ | i ヽ
＿＿＿＿＿＿＿
/○ i三三三i ○ヽ
〃二二二二二二二 , |
|| || || | |
|| || || | |
|| || || | |
. || || || | | （事此処に至った以上、もはや手段を選んではいられない……
|| || || | | 非情に徹する……食らいついた獲物を骨までしゃぶるのみ！）
|| || || | |
ゝ.二二二二二二..´__ﾉﾉ
{ { { { i⌒ヽ
ゝ.ゝ---- ゝ-ゝ----.ゝ__|
/ (___), --;--､ (___) |lﾖ| __
/ (___) /‐（￣）-} (___) .l |(＿)__
. /(ニニ)ゝ 二. ノ(ニニ)./ /‐（ ）)
/ (__1__） (__2__） (__3__）./ /:::/ ￣
. / (__4__） (__5__） (__6__）./ /:::/
- 788 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:20:03 ID:fBGUwlSM0
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, ､_ノ⌒）´ し'⌒i
,. - ─ｧ⌒ _ ィ
／ /:::::::::::::::::::::::::::::....... )
. '’ /─── - ＜::::::::::. (_
、 . ィ’ _) ｀ . :::::::. ｀ヽ
/ ＼ ／:::::| ( ´ ` .:::::::: ﾉ
) ヽイ : : :::::|/__ ﾉ ＼::::::::. (´
（ ヽ. │.::::::::::| （´ ' , ′ i! ＼::::::::::. ｀7
) ＼. j::::::::::::| 7 / / / i! 、 ヽ::::::. ）
' ／/: :j!:.::::: （⌒' / ' / i! ＼ V::::.. ﾉ
（ _ |: : ／.:::／:! ) / i i ! i! ! ､ i:::::::...ノ
ｲ::｢ ) ヽ/ ）/: : :| .' i i !/i ヾ | !ヽ |::::::..ﾉ
／ !::|(__ ＜/ //:＿: | / ∧ !|ト!､| |│ ＼! ! ! ′i |::::::::）
.' !::|ゝ= / /／ ￣） ハ) )/7从 ､|ヽ! | /:||＼ i ｲ / .′ !::::＼
丶 !::| , / ∠二 ´、 | rzぇ::zrゝ 乂::ﾉ / 'ヽ / .' / ,人::::ゞ＼
〈 ＼:| | ./ / , --‐く | f_少' ／ﾚ')／ゝ/) ｲ / ｲ:| |:|⌒)::::）
ヽ ヾ: |/ / / , ーﾍ. | ィzテ7/ ! .′/ ! | __ﾉ '／
＼ |:| , /: : : : :＼ v夕 /ﾚ' ﾚｲイ | 「! (:／
ヽ. |:| , ｉ: : : : : :.ヽ＼ . j ∧i| |: |/ !
|:| , |: : : : : : : :ヽ> - ､ ｲ ヾ | |: ∧＼ ﾌﾟﾙﾙﾙ〜、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ〜
-‐ ´∧ ﾄ､ : : : : 彡' . ＜__j! ＼ | / '. ＼
. . : : :._} !. ｀￣´ -＜´:::::::::::: i!ー-, ＼ ! .' ! ）::）
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／〔| ､ .ノ＝a＝== ,, ,/a==＝!
〔ノ^ゝ ､| | ` ｰ--‐ " ＼ｰｧ"!
ノ ノ^, |:|. r __ ＼l 「（ｶﾁｬ）はい、伊藤です」
/´ ´ ' , ^ヽ ﾆ二二二二フ 7′
/ ﾉ'"＼ ＿＿_ /
. 人 ノ ＼／ ＼ ￣￣ /l
/ ＼_／ | ヽ. ヽヽ､ ＼ , ' ,'
/ ﾉ ＼ヽ、ヽ ＼./`ｉイ /
/ ﾉ |＼＼ヽ ヽ. Wﾚ
- 789 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:20:20 ID:fBGUwlSM0
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ｒ''".:::.:::.:::.:::.:::／ / / / ハ `ｰ‐┐＼ ヽ:.:.:.:.:.:.:ﾉ=ﾆ):＼
{ ::.:::.:::.:::.:::.; ′ / | {_:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.(二｀V/＾):､
￣つ.:::.::/ / ,′ | | ￣ヽﾊ. i.:.:.:.:.｀i!ヽ.!_/:./
（:.:::.:::.::!l! l i |l! | ノ:.:.| |:.:.:.:.:.:||:.ﾄ､;:ノ
｀７:.::|l| | ﾊ ;'| し-､| |:.:..:_ノ.|.:| |
ヽ|H | | l__, / | / / ノ|/:.:ん. l |:.| |
|ｌ!ヽ. 代「 ヽ. , / `ト､/! ,ｲ. く:.:/:.; -┘| L｣ !
| l Ｎ.--ミ ヽ/ｿ _ﾚ'´ lメ /／ |／ | | |
| ! |l,ｨ^h.､ ´￣ ヽ 1 | | | |
| ！（ { { | | ' ＿, """ ﾉ!| | | | | 「喜ぶのだわ、カイジ。
！.| |_＼ ヽ、 _,. ＜._| ! |ヽ. | | | とびっきりの美女からのデートのお誘いなのだわ」
!/〈.:.:.Y_>､ }､￣´;:;:;:;:;:;://| |:.:.::', ｌ l |
ム-レく.:.:.:_}ﾉ:@;:ニ、;:;:;//;:;! ､|:.:.:.:.:L_ ! ! |
_,.∠=ﾆ〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ﾆ V;〈〈_;/| ヽ:.:.:.:.:.:L_l ! |
`ｰﾆ二_‐ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:(ﾞこ /'^ﾍ V:.:＼ ＼:.:.:.:.:{! | !
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ノ ノ^, |:|. r __ ＼l ┃ ┃┃┃
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/ ﾉ'"＼ ゝ'ﾟ ≦ 三 ﾟ｡ ﾟ
. 人 ノ ＼／ ｡≧ 三 ＝=-
/ ＼_／ | ヽ. ヽヽ､ -ｧ, ≧=- 。
/ ﾉ ＼ヽ、ヽ ｲﾚ,､ ＞三 ｡ﾟ ･
/ ﾉ |＼＼ヽ ≦｀Vヾ ヾ ≧
｡ﾟ /｡･ｲﾊ ､､ ｀ミ ｡ ﾟ ｡
- 790 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:20:52 ID:fBGUwlSM0
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∠´.＿__ ＼
. ,. ‐''"´ , , 、 ヽ
∠-ｧ‐ くl/l/::l l::ゝ 、 |
. /,.ｨ´,ィ ,ｲ/＼ll':u::l|:∠ヽl:ヽ､ |
／/ //ｲ＝＝=､::::;;'==＝＝::| r=､ ゝ 「ちょ……チョッと待て！
l/ :l `ｰﾟ／:::ij~ ,ｰﾟ-‐ ,ノ|.|ﾆ!} ＼ 『今、本業の方がヤバイから、しばらくは止めろ』って言っただろ！！」
. l:／:::::::__::，v-‐''"v |Lン ﾄ､ ヽ、
/ ｢I二二二二二):／| | |`''ｰ-ゝ.._
/ ,ヽ. --- ::::／: .! ,| |
_∠-‐''7! ヽ ::::u::／::: | / |
/ l ＼／::: u | ,/ | ※組長の隠し子発覚で、色々周囲がキナ臭い状態な人。（第２９話参照）
. / l |:::: | ,.ｲ | |
/ , ﾍ lﾄ､ |/,;1/｀ヽ、 |
. / ／ ヽl |;';`';ｰ-‐;';';';';|' ＼|
"´ （)） |;';';';';';';';';';';';'|
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／ ｀ー''. /.! / / | i
! ヽ/ | ﾊ, / // | ,' /从 ! .i |
. ! -‐‐、! ｖ' /! i! i ! / /上,!!＼! i!. |!
｀-< '￣￣｀i i / ', | 从 | |. / /仍! .|i i!ーi、 !|
ｔ-,,ｒｋ∠_/ | ! ﾊ| ! / !ハ| i! /ｖｲｊii | !i /!ヾ i! ﾘ
!/ヽ | ﾊ―|;i廾―!―|---ﾅ-!-ナ|'iﾉ ﾄ=ツ リｌ| | !
/ ｒ{. ﾉ / ﾍ i'＿＿!＿!,,,,ｨ==彳,＿! "＾,ｨヽ i! | i、
!ヽ必 YY手! ﾊ ﾍ卞 iΤiiii_ｊiiiiﾉﾉ 卜 ｧi! ! ﾊ ＼ 「悪いけど、コッチも緊急事態なのだわ。
＼ﾚ/ 人//! .! >辷-=-'",,彳 ´./_!_ﾉ ヽ ＼ﾉ だから『今すぐ来い』とまでは言わないのだわ。
L!Y /! .|i i ﾍ ´｀===''"" ﾉ弋＞、 ＼＼ ＼ この際、電話口で構わないから、トットと出すものを。
｀ﾚ | |! ',ヽ ニ=- ＿ __／／ﾉ＼ ＼ ＼ Vヽ 使えそうなネタを献上するのだわ」
― 、 / ! i'iヽ ＞ 、 ｀｀ー''´´/ /ヾ少 / i
/ /'| ﾚ}-! ヽーヽ ＼ ＞ー'イ７----‐'' / ｀ヽ,,/ i!
“｀ヽ'＿__/ ﾊ ハ ≧''／ / ｨ＝=ﾕ/ /ｙ ｒ― 、!
>‐ 、 ヽ、i! ＼ ＞' ／ ／ ／. ／/ﾄnｒ</ ./ ./ ﾉ ノ＾⌒ 、
、 ヽ }ヽ、ー''´ ／ ／ ／（ ﾍ | ｒくｹ/＿ノ ./::::::/ / /ヽ
ヾ｀ ヽ、ﾚ'K', ） ――/ / / .／（ >Nニ'ﾄー‐''/:::::/ / / ./
｀i / ヽ ' ー―/ / /ﾚ' /（ ヽ ,,＜:::::::ヽ::::::::/ ／ /
. |/ _/ / / / .／ ｀ヽ＞'´:::::::::ｙ、:::::'ーｿiー-i＿／
｀ー―/ / / / ／ ／／（::::::::::::::/´ ｀ー―''
- 791 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:21:10 ID:fBGUwlSM0
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└‐x:.:./ / ' / i l! l´::ィ 二ミヽ:::::! i!.ゝ:i//!:.￣｀ヽ !
〈 .' / i i 二ミ ::::::::: ' {ｆy;;} ':::::j ﾊ〈:/ｲ´/｀ヽ‐ﾍヽ! 「さあ、ハリー！ ハリー！ ハリー！！」
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{!_ｌ＿ ｌ_ l_ ｉ::￣::::::::::::::::::::::::::::::/ / !{ 〈/{ﾄ./く .〉 /
}! 丶＿_, / / j!ゝ.__K7 !ｲﾍ / ∧
八 ￣ / /l / | /…'" ﾊ y' X ﾊ
/ヽ「〉./＼ / /" .' １/⌒ー'" `ｰﾍヽﾊ
＿_,､〈_./ ﾚ/ i ､ / 〃／ /_.ｊ'―:「!:.「/ ＿＿ ヽ〉.!/¨! / }
〈ｒ‐ｧ/ / /i __l｀ヽ ー /L _厶彡//7:.:.:l」:.l」:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ l_/ ｰ′
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ｒ‐､/.」/ /iノ ゝ'"､ヽ| | { { ////{＿ｒ―‐ｫ |:.:.:.:.:./／:.:.:./／:.:.ヾ:､
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＿|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━|口|
|田|━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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∠;;;:::::::: .:::::::::::::::.... :::::::＼
／::::: :::::::::::::::::::::: ::::::＼ゝ
〃::::::::: :::::::::::::::::::: ::::::::::::ヽ
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|:::::::::::::::::::/!:/ ヽヽ:::::::::::::::::::::|
ﾚ!::::::::::::::/V/ ij' ヽヾ:::ﾍ;::::::::::!
」::::／|/>、ﾞ':.､ ／;:ﾍヽ＼;:r''､ 「ば…バカ。大声出すな。ココには同僚も居る………」
i r.i:|ヽ"''‐､ヽ､! .i／ ‐''ﾞﾞﾞ7|:ﾋ'i }
. ヽ'ﾆi:iヾ、 o＼i i< o ノ' i:ﾋ7/
ﾍ,,_|! ﾞ'=u='"'|.| ﾞ=u=" /|!_,/-､
,, ‐''" |:::ﾍ u , .|.| ､ .,,／/::::!. ﾞ''‐ ､..__
,.┼/!:::::ﾍ.iエｪ.ヽ!.ﾚ'‐rエi/::::::! ヽ‐- ,,_ ﾞ'' -
i┼i‐|/‐!:::::::ﾍrｪｪェェェｪｪﾉ::::::::!‐| ヽ┼i┼i‐- ,,_
i┼i /‐i‐!;:::::| ＼ ‐=‐ .／.}:::::::!.i┼i.ヽ‐i┼i┼i┼i
i┼/.|‐i‐ .!::::| ＼_,／ /::::/‐i┼i‐ヽ.i┼i┼i┼
.i‐|/.┼i┼ |ﾍ|ヽ,,＿＿_,,／|W .|‐i┼i┼ヽ..‐i┼i┼i
- 792 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:21:31 ID:fBGUwlSM0
- .,,..,,.
,.．':::::::::::::::::::'
. ／:::::::::::::::::::;…、::::::
/::::::::::::::::::／ ﾊ::::::::;
. i!::::::::::::::;ｨ´ / `-、!,
. {::::;;;;;ィ´.:.i, ' r' ,,,,ヽ, ≡
. i!':.:.:.:.:.:.:.:.:':, .乂'''''.ｿ 、
i!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ￣ i 「おっ。カイジのヤツ、また彼女からの電話みたいだぜ」
. ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', /´ﾊ /
';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, / ./ / /./ :
. ＞',:.:.:.:.:.:,;_●; ／ ./ ./ /ｲ:.::
. ´ ',.:.●:;;ィ ´ ／.／.／::::: /
. (｀' '_ , ィ ´ ／,／::::::::: /
｀ゝ- - ＜ ｘ':::::::::::: /
【瀬戸組の組員、アジ太郎】
＿
xく:: :: .＼＿＿
,.x≦:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ≧x
／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::＼
/.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. . ﾊ
/:: :: :: :: :: i:: :: :: :: :i:: |:: :: :: :: :: :: :: :: :: :ﾟ。
/:: :: :: :: /:/∨/:: :: ﾘ､:|＼:: :: :: :: :: i:: :: :: :i
,′/|:: :;ｲ:《_ !Vl:: :: | .l／＼∨/:: ::!:: :: :: :!
,//' !:: /l/._ ｀ﾚ-!:: :::!〃!_,.＞'YV:: ::.ﾞ:: :: :: :ﾄ､ 「って、このクソ忙しい時までかよ。
' / .!/| ' 。ヽ V::ﾘ ´ 。 V/ﾘ､_:: :: :: : ＼ 見せつけてくれるね、まったく」
Y } _ x ∨! ｰ ､ _ ∧ﾘ::|爿≧ｰ:: :: ＼
x'7::j ￣ ヾ ¨ ,′ﾘ: ﾚ′:: :: :: :: ＞＼
x≦:::7:::ト､ ,′:: :: |:: :: ::｀_＜_,.＞' ´
＿,.x‐‐､,.--､｀ー┤:: :: ::＞､ ＝=- _,./.:: :: :::├─'´
(＿_, ／ Y ,:: ::j:: i:: :|¨｀ー─ｧ‐＜ _|:: :j:: :l:.:.|
/ ─ｧ､ | ,:: ::ﾘ::,ﾘ:_ﾘ 丿 ／,ｲ:: ﾘ:: ﾉ_ｿ
/ / / / / V《_ノｰ′ _,.xく ﾊ／／ └┴'⌒ヽ
し_Y_/_,.ｲ V=x ／ i l/／ ／ ハ
ヽ 》′V/ ! l´ ／ ,′ }
【同じく、巻】
- 793 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:21:48 ID:fBGUwlSM0
-
__..--一ｰー-.._
_.-‐''" ゛ｰ ､
／ ﾞ＼
／ ＾＼
./ ヽ
/ ﾞ
_ ! ＿_ _＿ │
_ ! ／ ＼ ／ ＼ ! 「たこちゅ〜〜」
,,,,/礀 | ● | | ● | -./,,,,＿
___,,／ ｀‐-.... ＼＿__／ ＼__＿／ ! ＾ｰ 、
／´ 1 - 、 / '、
/ │_ .-＼､ _...... ＿ __ ｒ-./l- !
〔 下 ノ彳 ﾞﾍ /´ ...__ ＼ ｰ‐ ﾉ.. _ノ │
ゝ ｌｺ ﾞﾞﾞ ` −_ ! /´ ＼! .. /_ﾝ‐ 丿
ﾞ'、 彳 −―‐/ '' '、 ,ﾉ .// ／
ﾞ'＿ _ 礀l'"^１ ｰ＝''"' ' 、 ‐
￣￣￣"゛'' ' 、 │ ﾞぃ---―一''"
ﾞぃ 釗 丿
ｰｰ-,,_ー‐‐__￣￣''''ﾍ＿ '´
￣ﾞﾞ￣ ￣ﾞﾞ―−
【同じく オクトパス中島】
_ ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ_
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
,': : : : : : : ::;:;:;:;:;:;;:;:: :;:;:;:;:;:: : : :;;; : : : : : :｝
｛: : : : : : ::.:.:.:.r-- ､;;;;;r､;;;;;;;;;r､;;;;;;;.: : : :(
ﾉ: : : : : : :ﾉ´: ; "´ ｀ﾞﾞﾞ´ `ヾ;;; : : : :)
(: : : : : : : :): :;' ; ; .);;: : : :j
｛: : : : : : : :.i ﾆ= z､､,, ', ,' ...,,,､-‐ ｝;;; : : !
｛;:;:;:;:;:;:;:;:;:;j=「 ￣￣ `)==｛ ￣￣｀X;;;;;;:.:ﾉ
);:;:;:;r-､;:j ! // / / ', // / /;;;;;;;;;ﾉ
｛;:;:;', ﾊﾐ! `ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ"´ ﾄ''''''''' .:j!ハ
｀`1;;い ', ヾ;;;;' , j! ::ﾉ 「おいおい。その辺りで勘弁してやれや、お前等」
｛;:;:ゞj ; ,,. ,,,. . ; ﾝ′
｀`j;! '´ r-- --ｭ ,jｼ′
｛;ﾄ､ ´二二｀ ﾉ
i ヽ､ /!
_,′i :ヽ､､,, _ ＿, .ｲ l
/く i '; ,′ l>┐
/ ｀`ﾊ '; / ,ィ'´ i
_／ /: : :｀ヽ__ _ノ: i ヽ
--‐ ''´ ﾄ､ / ｀`ヽ V /. : : ハ 「`ｰ- ､､_ ＿
i: :ヽ /.:.:.:｀`ヽ ＞ ===＜ ／ヽ /
l: : : : : : : : : : :'; i1: : :ハ/ . :;′
l: : : : . : : : : : ij ﾘ: :;′ : : ′
【瀬戸組若頭、政】
- 794 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:22:20 ID:fBGUwlSM0
-
ノ ,,..､_);:;:;:;:;:;:ンｰyヘ,._,rｰ､. : . : . : . : .:ノ;:;:;:;:;;:;
rf′ （:_:;:;:;:;:;:;ソ¨ｰ'`''＾´｀ｰソ廴冫､ . : . : .;:J~;:;:;:;:;;:;;:;;
_) _,r‐ｲｰ'´ い;:;;ﾍ . : .;r'〃;:;:;:;;::;;::;;:;
｛_ f´;:;:;ﾉ ,′ _,.ｨr二_ （_;_:;:;しＪ~;:;:;:;:;:;;;:;;:;;:;;:;;:;;:
｀〕..__ _｝;:;ﾘ ゝ ﾉ,z≠'"´ ::. :::ヾ= ､::::と;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;;:;;:;;:;;:
(;_;:;:;:;:;:;;厶z=ﾐ､〉=｛:: :: ::_;;;:､､:ｚ:/ :.:＼｝;:;:;:;:_;_:;:;:;:;:;::;;:;;:;;:;;:
｝;:;:_r''"´:: ::;;/ .::ヾ､ ＿_／ .:::::〈:::;f´ヘヾ;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;
ゝ:: :{,,.､-''ン .:::::::::...￣￣ .::::::::::::ﾞﾐ}::{ヽ::::｝;;:;;:;;:;;:;;:;;:; 「幸い、夜神の先生の尽力で、問題の目鼻は付いた状態じゃけえ、
｀ゞt--‐ゝ_:::::､:::::::: :. ::::::/::::::::〈::rソノ;;:;;:;;:;;:;;;r''′ 我知らず気も抜けるっちゅうもの」
｀､ ｀ ::::::: :::::;::::::::::::ﾝ:::;ｲ;;:;;:;;:;;:;;;;う
ヽ ,r' _｀_ﾞﾞ""'ﾞ ::::::::::::::::｛;;ノ;;;:;;:;;:;;:rゾ
丶 zﾆ＝‐¨''｀~´ :::::::::::::::::|:::弋;;:んｰ′
ヽ 丶 .::::::::::::::::ﾉ::::::::`ﾞじ : .
`, . .:::::_;;､-:''´.:::::::::::::|‐-､
| . . . :::::::´::::::: .:::::::::::::::;{ﾌ:::{
ヽ､._:_:_::::::::::::::::: ..:::::::::;､‐".::.::.:∧___
〉､:::: ..:::::::／ .::.::.::.::.::∧:::＼
／ 戈 ..::::::／ .::.::.::.::.::.::/:::::.::.:
.:. :. :.:.:.:.:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.
{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.:.:.:.:.
(;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;
(;;;;;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;ｼ`"´`ヾ;;;;;ｼ;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:..:.
(;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;} : `~ `ヾ;;;;;;;;;;ｼ'´ヽ;;;;ｼ^1;;;;;:;:;:;:;:;:;:;::
`ｺ;:;:;:;:;:;:;;;;}: ,′ `ﾞﾞﾞﾞ´ /.:.::);;;;;;;;:;:;:;;;;:;:;:
(.:.:.:.:.:;;;;;;;} ノ ! {.:.:.(;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;:;:
Y;:;:;:;:;:;:} ""二ヽ､,,_ヽ', / ,.ィﾆ二¨`.:.:};;;;;;;;;;;;:;:ｼ'´
(.:人;;;}/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ{ _jf .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ;;;;;;ﾊ;;;ｼ
i いK.::::::::::::::::::::::::::::/⌒il:::::::::::::::::::::::::::ﾘ;; /
', い ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,':i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｲ )/
ヾヽ! `¨¨¨"´ .,';:.:` '''ー…'´ｲ ｿ,′ 「そんでも、最後のツメが終わるまでは
);;;;1:i. .: ､,,,_」;;;;: ;: . . :.: .: .: イ) 常に不測の事態に備えにゃならん。
`ヾ!.:! `"""´ .: .:. :./.:./;;;;;′ いわば、会いたくても会えん状態じゃ」
ﾄ､ ''"''''_''_____''''''.:.:.:′/ 「
ノi ﾞ､ ､二二二｀ .: .:. :./ .::ﾄ､
,.ｲ.: :| ､ ー--一 .: .:. :／.:/.::ﾚ'^ヽ
,.ｲ 〈: ::ﾊ ﾞ､ .: .: .: .:, ｲ .:;;/;;/ L_
,.イ ,′ V.:.:.i ', `"""""""´.:;/.::;/;;/ ', `ー- ､､
,. ‐'´ /.:/ ＼ﾄ､ ', ､ .:;:;;;/.:::／ /l
- 795 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 14:22:30 ID:XM0LgcyY0
- 周囲からの目はそういうことになってんのねｗ
- 796 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:22:37 ID:fBGUwlSM0
- 乙:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｵ
「::::::::::::::::::ト-ﾍ七^"｀¬-'^"そﾅﾄﾍ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::r
そ::::::::::::::::i ', / ｒ::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
￣才::::::::/ .i / ,__ }:::::::::::::::::::::::::::::::::::L
ﾊ::::::::「 ｲ≧､,__〉 .〈 示-≦-､ そ , --、:::::::::::::::ス
ｼ::::::i=〈::::::::::::::Y⌒ｒ:::::::::::::::::::}=＝} Y⌒ u::::::::::::::::ｆ
￣^"ヽ:::::::::::::,ｲ ＼::::::::::::/ Li｀ヽ }:::::::::::ﾊｱ 「まあアレだ。
「 ー‐ ,ｲ ー― ／七/. /:::::__/ この程度は、笑って見逃しちゃるのが人情ちゅうもんじゃろ」
L ／〈 ＼ / __／::::ﾄ/
＼ ー ⌒,,,,,,, / | 〉::::::ﾊ
', ''''''＿＿＿ ' ' i | そノ
＼ ー―― イ ﾄ、
', ／／/ i 〉、
、 ／ /_,,..‐'' .∧
_,,.-ﾍ￣￣ " ‐ ∧__
i＼ ﾍ -､''"´ ＼
/ / ∧ 」 ∧ ＼
(;:::::::::::::::::::::::::::::::::::_ノ⌒ｰｧ_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
ﾉ::::::::::::::::::::::::_;}｀´ ..:::::(_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{:::::::::::､:_,ｨｰ'" ,::::::::::｀ゝ､::::::::::::::::＿:::::::::::::::（
｀~ヾ､::ヽ. ! ／_,.... ＿}::::::::::f´:r‐:ヽ:::::::::::::）
ﾞ`ｰ} ヽ | ／;;'";;;;;;;;;;y'´￣::ヽ:::::}::l::'"::::}:::::::::丿
､‐ｭ､ ､{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::ﾍ:;|::{ヘ:::ﾉ::::::ノ
r 、 r‐､ _人_;;;;;;;r'"ゝ､ ノ::.::::::::::::::::::::::}ノ:/:::::::::） 「お前等だって、
r ､ {ｰ＼ lｰﾍ ｀Y´;;;;;;;| .:::::::`::'" ..::::::::::|:::::::::::;::く::::::::::::} カイジの恋路に反対ちゅうワケや無いやろ？ ん？」
{ｰﾍ ｀ :. ＼ '.. '. ＼ｨ{ ::::::):::.. _ ,,, ､.::.:::l:::::::::::|::::::ヾ､:ノ
'､ ヽ ヽ -} } ..:} ヾｰ,,' `＿,ｨ .: ./..:::.:::/:::::::::::::ﾍ
ヽ ヽ. } .:|. ′.:| ヾ ﾍ-─'" .:/.::.::／..::.:::::::::::::::::､
f｀ヽ `. ,oｭ | :V .: .::|, 丶"´ ..:::／ ./::::::::::::::,. '"￣'.
＼ :＼ y′ ` ;::.::::::::} `､ ／ /:::::,.． '" /＼
＼ :＼ ､ }:::.:::::::::| `ー t'" _,. '" ,. '":::::::::＼
} .:!.:}.::.:::::::::} ／ ヽ＿/ヽ. ／::::::::::::::::::::::
| .:丶.:.:::::::::′ |ﾉ＼＿|＼_ノ.::＼ ／::::::::::::::::::::::／
| ..: :: .:::.:::::::/ ／| /.::.::.::.::.::.::>'" ヽ／:::::::::::::::::::::::::/
- 797 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:23:16 ID:fBGUwlSM0
-
／／ヽ.＼ (二二 .二二二)
.／／ ＼ヽ._ / ./
` ' ＼_｀, ./／ ∩∩ ,へ
／_,-‐−‐‐- ､ ∪∪／／
-=ニ￣ ＼ /／ O O O
／ l＿_
/ __ /| ＿＼
( i'^'l r‐ '￣| .| i / | ､＼￣
／/-iﾉr-'⌒ヽ|/ / /二|/ l |ヽ|
_＜ ((／((._ ,@ v, =､､ |/| | |i |
＜ / u_ιu~= u/_ @ ヾ//| |l/ （なっ！？ 政さんまでがそんな認識……
＜￣ l/ﾆヽ-､_r _ {ι､,-'´/ ﾚ ひょっとして、既に外堀が埋まっている！？）
─┬─ | /ヾﾆヾ､ヽ､＼J ／
.／ // / ｀i v ヾ ﾆ､_ﾉﾉ
／ ／ // / ヽ ミ u,/'//
'￣i/ // ／`-'/´///
∠ -‐ｧ ,､'´ ,.､-'' " ＼
／ ,､'´ ,.､-''´ ｆi fｉ ﾄ､ ヾ､ ヽ
. ／ ,､'´.,､''´ /| ,ｨ |:| |:l .l_.ﾝ l｀ヾ
/／l ,､'´,､''´ 〈:::ﾚ':|.|::| |::ヽ /＼ヽ .ﾄ､ |
〃 | ,､'´,､'´ ｎ, ＼:ﾘ:::リ:::::i| 〈==､ lヾ | ヽ|
. | ,､'´,､'´ | _|f=-､.＼ ｕ !|/ヾ.､ 〉| |ヽ|
. ,!'´,､'´ r( ﾘ ＼!i 〈 ｏ .ノﾉ| | （な…そんなバカな。
,､-'´,､r′ ＿ N ヾ､ o 》 ヾ￣ | | なんでこんなことがっ………！
,､-'´ | （ r‐ヽ、 | |j~ ゝ==シ |j. ＼.|j~| | 人の噂も７５日だと……最近はからかわれなくなってきたからと
| ヽヽr‐ゝ | 〃" |ju U ｕ ＼| '､ 安堵していたの所へ、この仕打ち。
| ヽヽ⌒l .| u ＿__ r' __ ｕ ＿) ヽ、 ,､-'´ まさか、既に既成事実にされていたなんて………
. | ヽゝ-l | |j i´ ＿｀ ''ー----‐ｧ/ ,.､ゝ''´,､-'´ なんでこんなことがっ………！
| ゝ-リ l￣ ￣￣二ニ7.ﾑ-''´ ,.､-'ヾ どうして………なんで…こんな…こんな………
,' |＼ |j { ,.､-'´ ,.､-r‐i ''' "´ ＼／ こんな理不尽なことが俺の身ばかりにっ………！）
. / / |::::::＼ ,,ゝ-'´ ,.､-''´ | l ／
/〃 |,.､-''´,.､-t''´￣｀`_二ﾆ! l ＿.... -‐''´ ,､"
〃/ _,.､-‐'' " ,.､-''´::::::＼ゝ- '´ r=＝ l ヽ､ |j ＝'"´
. / ,.､-‐'' " ,.､-''´ヽ、 ::::::::｀'-､.. ｕ |j | ヾ ｕ
/''´ ,､-''´ ＼ ::::::::::::｀''..r-'′ ＼ U
- 798 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:23:38 ID:fBGUwlSM0
-
, -─;┬:─‐- ､
／ ヽ i r' ＼
, -─- ､ ヽ
/ / ヽ .ヽ
|{: l l }|
E''ｰ-|{ { ,ｨﾉl人ﾄヽ、 ﾄｉ }l-‐'''ﾖ
. Ｅ..三l| { l. (ｌ'≧ ll ≦ﾞl) :| | ｎ;|三..ヨ
. |.! { |! ﾄ∈ゞ'∋ｲ | :! ４!!: 「お…俺はロ○コンじゃねぇ！！」
| | ' || |:::::`ｰ'´::::| |:::|. !:!:
|. } { W::::::::::::::::::::W:::::} { |::
ヽ|. |/:::::::::::::::::::::::::＼|. |ﾉ:::
. | |::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ |
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| |::::::::::::::::::::::::::::::::::: | !、
／, r- ヽ::::: ::::::::::::::::;:::::: | ､､＼
!L{｣_厂ゝ）: :::::::::::::::::::（.{⌒)_},},ﾘ:
.,,..,,.
,.．':::::::::::::::::::'
. ／:::::::::::::::::::;…、::::::
/::::::::::::::::::／ ﾊ::::::::;
. i!::::::::::::::;ｨ´ / `-、!,
. {::::;;;;;ィ´.:.i, ' r' ,,,,ヽ, ≡
. i!':.:.:.:.:.:.:.:.:':, .乂'''''.ｿ 、
i!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ￣ i 「ああ、わかってるさ。
. ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', /´ﾊ / 今さら誰もお前を非難したりはしないっての」
';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, / ./ / /./ :
. ＞',:.:.:.:.:.:,;_●; ／ ./ ./ /ｲ:.::
. ´ ',.:.●:;;ィ ´ ／.／.／::::: /
. (｀' '_ , ィ ´ ／,／::::::::: /
｀ゝ- - ＜ ｘ':::::::::::: /
|,.ｨー―――――――――ｘ|
}＞ｰ――――――――‐＜{
| __ ... ｘz―ｒ―‐ｒｰzx .... __/
{≧'.:.:.／￣--|.:.:.:./- ￣＼.:.:.|
／/.:.:ｲ ,イ斤 |.:／ 下示x. iヽ|＼
／.:./イ.:.|〈_込」 j/ 込｣_ 〉|.:.|.:.:.:＼ 「せやな。桜田さんは”一応”２１歳。何の問題もないきん」
／.:.:.:.:.:./.:i.:| ｘxxｘ ' ｘxxｘ |.:.|.:.:.:.:.:.＼
../.:.:.:.:.:.:.:./:.:.i::|、 ｒｰ―ｧ ,|.:.|.:.:.:. _ .:-
ー- ::: ___|.:.:.:i/.:＞ . ー ' , ＜:!:|.:.|- ¨
{.:.:/{- ､:::__≧ ､ _ .イｎｰ|.:| i.:.|
／＼.:.|.. ―／ﾌ^x rf⌒ヽ＼.:.:|
/ｰ'ヽ/ヽ{ { ' ｸ. fヽ / ヽｊヽ
／ミｘ / ＼ ＼ j.{ / ', {ﾌ
／ :} ヽ } {.:ﾊ { │ l {
､ ヽ、 | ', /| |.:.:.} |ヽ.| | ﾍ
...＼ ＼ | .ｲ | |.:.:.| | | ＼ | ',
- 799 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:23:54 ID:fBGUwlSM0
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ｌ:.l:.:ヽ:ｌ l/ ﾘ,ｨ升ｭ:l:.:l: ＼X_Vl
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l:.:l:.: l.ｫ=ｭ ´ ｌ:.ｌ:.lｰ,ノ l:.:.|
l:.:l:.:l 、 ' _,. l:.l:.:l´:: l:.l:.:.| 「快く、一ヶ月のお休みを貰えたわよ」
l:.:l:.l :ヽ ´ l/l:.l :::: ｌ:.ｌ:.:|
l:i:l:.l ::: ＞..､__,. ' l:.:.:ｌ┐: l:.:l:.:|
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::::::::＿!ム_∠__/;／ !:::: / l:::/ !: /i::::: /!:::: |
::::::::: |／＿ /／｀ヽ /:／ _,,ﾑ'-‐lメ‐|:::: /: |::::: !
::::::::: !,r=〒〒ﾐ==ヽ/' ,,r'==＝ヾ-､!::/l::: ﾊ:::: !
::::::::. |《 i､ﾋ''ｨﾉ ゝ-‐-《 !;;.q,ﾉ ´／ﾚ:: |:: i .l:::::/
ﾍ::::::. | ＼ ￣ ノ ﾍ_.￣ /:ノ::: /!:::l !::/ 「それは重畳」
ヽﾄ､::: l ￣￣￣ ｀; ￣ ７:::::: / .i:/ /
:ハヽ:::l＼ r_ｧ ／!::::: / /
::::::,-一 ｀ ､ _, ＜ |ｲ::::: / '
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- 800 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:24:22 ID:fBGUwlSM0
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. ／/: /:. |:.:.:.:.l｀lト:.i._ ヽ.:.:＼:ヾ､:.;.イ´:.:.: l.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ、
/ｲ/:.:.:.!:.:.:. l:.i ∨' ｀ヽ、＼! >イ＼!＼｀ヾ!.:.:.:.:l:.:.:.:.:ｊ｀ヽ
|:.:.:.:.ﾍ:.:.:.:.|ィﾆﾆミ､ ,.ィﾆニミ､!.:.:.:.:i､:.:.:/
|:.|:.:.:/ﾍ＼!ヾ{:ﾟ::;;::ヾ .. 〃 {::ﾟ:;;::::}ｲ.:.:.:./ ｝:/ 「やはりHELLSING社は素晴らしい。
ヾ!ﾍ:ﾍ,,:ｲへ ヽc::::ﾘ ,i. 〜 !, ゝc:::ｿ }.:.:./イ/ ココまでの厚遇など、同業他社では考えられない」
ヽ ヽﾍ!:.:.ﾍ ｀￣ 丿 i ヽ､ ｀￣ ｲ:.:/.;ｲ′
|:.:.ハ.｀ ー ´ ￣ /.:/:/
|:.:|:.:|:.ヽ、 ` ´ ,ｲ:./|/
|:.从!∨W＞ 、 .イｿ'// !
|/ ,ｊ ｀ ´ lメ.′
′ ／::ﾉ ／∨:＼
__... ､.- ─:::´:::ク .... ∨::::｀:ｰ:..､
|::ﾍ::::::::::::::::::::::i:／ ´ ｀ ＼l::::::::::::::::::::｀＞,
. ／∨ﾍ::::::::::::::::::::l／ ´ ￣ ｀ ＼j::::::::::::::::::::/ :/ヽ
／ ヽ
／ , , ' ヽ
/ / / / / , / ヽ !
〃/ / ! l / ! ! ヽ | !
│ ! ! │ { ! | ヽ ! ! ! |
! /{ {. ﾄ｀ ト､ |ヽ !＼ ,ム‐ﾊ| } l
ﾚ ! iヽ !,,====ﾐ､＼l ,,====ﾐ ! l l !
ヽ |.-ヽ!'<fえヶ.ll, - ､ll ｲkか>l ,!､ ﾊl 「最初に知己を得られたのが、かの会社であったのは。
/, ﾆヽﾄ ゞ-' ノ ヽ ゞ-' ,' / ﾉﾘ あの”人外な”担当と、個人的友誼を結べたのは望外の幸運。
,'/ﾆヾ 人 ｀_ / /ﾘ´ この縁は、今後更に重要度を増すと思われる」
{ /ﾆヽ ヽへ ィ ﾊl
ヽ、ヽ } | ＞ _ , ィ´/ノ-､
_,' ﾚ′_,-‐l ／ ヽ
__/ | /､‐'/ ／ , ' ＼
/ ─ ' } /へ、 ／ ＼
{ / / ヽ､ , ' ィ ﾆ二二＼
, ｲ ,' 〉/ ／ ／／ , -―─-}
／ / / ／ ／／ ／ !
- 801 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:24:51 ID:fBGUwlSM0
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,.:‐:.､_＿ｒ‐.:.､
/:.:.:.:.:.∨/:.:.:.:.:.＼ー:..､
／:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:. ヾ;.:.:.:｀ヽ、＼
/:.:/.:.:.:,:.:.:.:/Vﾍ:.:.:.:.ﾍ.:.:.:.:.:.ﾍ:.:ﾉ､
ｌ:.:.:| :|:.:| .:|/V∧ﾍ .:.:.:ｉ|:.:.:.: |:.| :/ﾍ.
ｌ:.:.:|: |.:.|:. | Ⅵ: |:!||!: : i:|:.|/:.:/｝
l:.:.j|Ｎ廾ﾘト 斗!廾ﾘト.:./:ｉ:.|／: j
Ⅵjﾍi ｨ芹ﾐ、 ｨ芹冬 ﾘノリ、ｲ:ｉ
Ⅳﾊ 込ﾘ 込ソ !:.:.|ﾘ,ﾊ:.:.:l: 「やっぱ、そうなっちゃう？」
Ⅵﾍ｀￣ 、 ￣´ |:!:.|:!イ:.:.:.l!
i|:|i::ﾍ ｰ_一 从ﾘ:l:.i! :.: |i
i|ｲﾍ::::＼ イ j／!|:|:|i.: :.:|:!
／｜:|i＼ﾘj:..ｰ ´ : i:| !:i:|ﾞ＼:| !
／_ .|:.:|i.:/jハ:: : ﾘ |:.!|_＿ヽi
. ＞|: :!/:ﾉ:. j ／.／!:.:|ﾍ､:.|:.:!
r. "´ /:.:.ハi :. ､ : ' !／/ ∨ :ﾍ.｀ ' ､
ハ . ･/:.:.:.i ･ｿ :. . ' ﾉ /｀ ､∨:.:ﾍ... _｀ ､
, ∨ / ｉ:.:.:.:| く ｛｝ / ∨:.:.i ',
/ ､__Ｖ: ｜:i:.:| ヾｙ 才"´ i |:|:.:.|
,. :-:.' ｰ ' ¨ :.ゝ.､
,.:´: : : : : : : : : : : : : ヽ.
,.': : : : : : : : : : : ',: : : : : : ヽ､
,':.:;':.:.:;'.:.:.;'.:./.:;'.:.:|i:';:.:.:.:.:.:.::`､｀ゝ
,':.:.i:.:.:.i:.:/i:.:/i:.:ﾊ:.:l:i:.:.i:.:i:.:.:.';.:.:',
/ｲﾊ:!:.:.:l:/ i/ ﾉノ ﾉリﾘハﾘ:!:i:.:.!:.l
i/!:.:!:.:.;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;l:.!:ﾊ!
∨|:.:.! ﾉ/i/ﾉ 「愚問。これからあの人は、高校時代以上の騒動に巻き込まれる。
ﾍ!:| ﾉ!/′ となれば、私達の出動機会が増えるのは必然」
ヾ!＞ｰ- -- ＜ｲﾘ
（ﾍ:::::＼i＝/／:::::/)
｛;;＼::::::!n/:::::／;/
ト､;;＼;;ii;;／;;;/′
/;;;;ゝ;;;;∨;;;;;;;入
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- 802 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:25:08 ID:fBGUwlSM0
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/ / 〃/ ｲ f`｀ヾｰ "´´ | | ｌ | │ !
ヽ| l | | !| :| | | | ｌ | │ ! !
ヽ| l | | !| :| | | | ｌ | │ ! |
ヽ| l | | ! | |_ ､__| | :j ! | | |i| |
!∧ ｌ ｌ _jzﾑ≦た!ﾆf'" ヾにj≧kﾑj､| j ﾘ| |
ｌｉ '､ ! ヽ'" | j ＼ l { / / /丁7 / / | |
|: ﾊ ヽ＿_ﾄ､ :/ ,' / j/
|: { l`､＿,,ﾑ< ┬='＿/ノ
ｌ ヽl ! ,ヾ＝=''′ ヾ＝=''′./!¨´ 「
| l l l / i |
| | | |! ! / ! |
| | | ｉ ﾊ、 ' / i. | 「そう」
| | | i !ゝ､ ー ‐ ,. ｲ i |
| | | l ', ｉ> ､ , ｨ＜1/ / ｉ|
| | | ∧. ∨ i|. ＞ ､ __,. ＜ l // / ｉ|
| |i ヽ ヽ Ｖi| | {/ / 八
__＿＿／.::::.｀ヽ、
..-‐ｧ≠‐-ミ::::{:::/.:::::::::::.｀`ー-=ミ
／.::::::/.::::::::::::::::｀＼{:::::::::::::.＼:::::::::::::::.`丶、
/.:::::::::/.::::::::::::::::::::::::::.＼ﾄ､::::::::::.＼::::::::.､::::::::.ヽ
_/.:::::::::/.:::::::::::/.::::::::::〃ミﾒ/ヘ、::::::::.＼:::::.＼:::::ﾊ
〈:::::::::::::'::::ｉ:::::::::{:::::::::::::|::｢｀｀′ ヽ､:::::::::.ヽ､::::ﾙ′
{::＼::::::i:::::|:::::::::{:::{:::::::_|::| /-}‐ヽ:::::::ｉ} }/
∧:::::.＼i:::::|:::::::::{::::X:::_｣ﾆゝ , ｘ=ミ}:i:::::ﾘ,
{:::.＼::::::',::::l::::::::::Ｖ:X,≧ゝ 爪,ｉ{刈:::/∧
ヽ::::::.＼:.ヽ:::.＼/:ｨ:爪_ｊ｀ ﾋ::ﾘ ル'.::::::::.
}＼:::::::Y|:::ｰ-ゝｊ{:::し:ｒﾍ ､｀ﾟ＾ |:!:::::::::::.
}::::::`ト:{ﾍ::::::::::::. ｀ヾｒジ , 从::::::::i } 「つまり、当分『みのりん』はスランプにつき休筆って事ね」
/|:::l::八:.ヽ._､::::::::::.､ ー ´ ｲ:':ハ::::八
/.::|:::ｌ:::::::.＼:::::.＼::::::.＼ 〃:l:/}::::}∧:. ヽ
/ .:::|:::l:::::::::::::.＼:::::.＼::::::.＼. ＿_ ｲ'.::::|' 川ｊ' !::.
／ .::::::|:::l::::::::::::::::::..＼::::..`=‐-=ミ_」:_彡'.:::::ﾉｲ::从 |:::i
／..:::::::::::::|:::l::::::::::::::|::::::::::.ヽ::::::,二ﾆ=-‐‐=ミく ﾉ::/ } 川
／..:::::::::::::/.::川::::::::::::::|:::::::::::::::|::::|/: :/ ヽ::..ｰ-=彡'ﾉ
- 803 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:25:31 ID:fBGUwlSM0
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ｲ ＼.
/ . ヽ
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/ / i . .ヽ .ヽ
/ i / . ／ｿ ! | .ヽ ゝ.
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ﾊ i ヾ |;;;;;ъ0ﾐ / | /／ ||
＼ ヽ rヽ |∂;;;;;;/ -＝=ﾐ |／/ |
.| 《( | |ゞ-- ´ / .;;;;δｱ/／
＼ |ゝ | | ;;;;;;ο / / 「もう十年近くもやってきた事。
ヾ 丶| | , - / / 私とて作家活動に愛着が無いわけではない。
从 ヽ | __ / ｲ 作品を待っていてくれる、読者の皆様にも申し訳無いと思っている」
ﾙ＼|丶 | ／| |
ｿ ﾊ |ゝ .. .. r ´ ｿ | |
/＼ ヽ| | |/
Ⅵ:.:.:|:.: ｉ:.:.:.:.:. ｌ:.i:.:.:./|:.:.:.:.:ｉ:.:. |:.: /:.:.／ !: :.／ /／ /'
|:.ｉ:.|:.: |:.:.: : /:,:|: / !:.:.:.:.ｌ:.:.:.|:.:.ｉ／ < / ／
|:.!:.|:.: |:.:.:.:/:/ ｌ:.| ｌ:.:.:.:.|:.:.: !:. ｌ '
|ハ|: ,:|:.: /:/ !:! l:.:.:.:.|:.:.:.ｌｌ: ｌ ,...:´ｉ
' l:/ |:.∧′ || !:.:.:.:|:.:.:ｌ ｌ ｌ ‐,-':.ﾊ: ｌ
.――く′|:′ ! :. :.:.:ｌ:. ｌ !:! /´:.: / } !
: : : : : : : : : ､ 〉:.:.!: |` ｌｌ /ｌ:.:.:./ j/ 「だか、私の本業はあくまでコチラ。
: : : : : : : : : : : : ､ / :. :.:. | ! ｀´ !:.:,' /' 事は優先順位の問題。仕方がない」
: : : : : : : : : : : : : :＼ i :. : | ｌ:.i
: : : : : : : : : : : : :. :. :.＼! :. | !ｌ
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :. :.＼ :| !
三≧=- ､: : : : : : :. :. :. :. :.ヽ ＿
三三三三≧ ､: : : : : : : : : : :<ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
三三三三三＼≧: ､: : : : : : :.Ⅹｉ:ｉ:ｉ:ﾍ
三三三三三三＼三＼: : : : :. :.Ⅹｉ:ｉ:∧
三三三三三三三ヽ:三:＼: : : : : :Ⅹ:i:∧
:三三三三三三三∧三三＼: : : : :.Ⅹ:i:ｌ
:三:三:三三三三三∧三三ﾆ＼: : : : :Ⅵ
- 804 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:26:03 ID:fBGUwlSM0
-
／ ヽ
／ , , ' ヽ
/ / / / / , / ヽ !
〃/ / ! l / ! ! ヽ | !
│ ! ! │ { ! | ヽ ! ! ! |
! /{ {. ﾄ｀ ト､ |ヽ !＼ ,ム‐ﾊ| } l
ﾚ ! iヽ !,,====ﾐ､＼l ,,====ﾐ ! l l !
ヽ |.-ヽ!'<fえヶ.ll, - ､ll ｲkか>l ,!､ ﾊl 「それに………自己弁護になるが、コレは作家活動においてもプラスになる。
/, ﾆヽﾄ ゞ-' ノ ヽ ゞ-' ,' / ﾉﾘ 私の作品の多くは、実体験を母体としたもの。
,'/ﾆヾ 人 ｀_ / /ﾘ´ そうした意味では、これから行う活動は、今後の糧となる可能性が高い」
{ /ﾆヽ ヽへ ィ ﾊl
ヽ、ヽ } | ＞ _ , ィ´/ノ-､
_,' ﾚ′_,-‐l ／ ヽ
__/ | /､‐'/ ／ , ' ＼
/ ─ ' } /へ、 ／ ＼
{ / / ヽ､ , ' ィ ﾆ二二＼
, ｲ ,' 〉/ ／ ／／ , -―─-}
／ / / ／ ／／ ／ !
/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ /::::,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／::::/∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !ﾚ<f{矛:下 ':::::::::::::..ｲ孑ﾃﾌ ｲ } /
. Vﾊ | i';;:::::;j :::::::::::::. i:;::::ﾘ /}, '/／
ヽ ', | ￣ ..:::::::::::::;::::...￣ ﾁ' / 「そう。コレはあくまで取材旅行。
`ﾍ lヽ ＿ _ 厶 ./ どこかの大御所作家の様に、公然と有給を要求しているワケではない。
', {.代ﾄ､ , イ | / 何なら、事が首尾よく片付いたら………
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./ いずれ、あの人の口から聞くであろう武勇伝を元に、
／ ヽj {｀ヽ ′ 一本シリーズを書いても良い」
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
{ ヽ ＼＼ ヽ / / / / │
- 805 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:26:25 ID:fBGUwlSM0
-
,ﾍ ＿＿. i＾! rー 一,
{ { ,_´＿＿| ,「｀-｢i-┐.! | |＿＿_| ＿/＾!_,┐
ヾ ヽ [ﾆ ┌, !.ノｰi .!ー--: : .└┐ｧ‐┐｀)
ヾ_ヽr-‐一i, :´!/. : : : : :Ｌｌ iニニﾆ!｀ヽ.!ﾉ. └´
￣／: : : : : : /｀´｀ヽ : : : : : : : : :丶
. / : : : : ;': :/{ , ､}_.:!: : : : : : : : :.:|
/.: : : :./斗七!´ ｜:|｀ﾒ、: : : : r､!
{: : : :./,r‐ト从 从lｲ=z,: : : : !j}|
ｌ: : : : :,' 灯Ｊ:ｉ| |ｚＪ:ｉl i∨ : l/:!
ヾ: : : :| { ﾋ_:::ﾘ ヒ::_ﾘ } {.: : : : | |｀ 「うん。取材旅行なら仕方ないわよね。（棒）」
. 乂（j ｝//// , ////| : : :l/:!
/: : :ヾ{ ＿_ | : : : : |
. /: : : : : :ゝ、 ＿_lY_ﾉ ﾉ : : : : |
/.: : : : : :｀ヽ｀ｙ′ヽゝ ,. イ}: : : : : : |
. / : : : : : : : / ヽ くゞ',┐´ /: : :i: : : ∧
/ : : : : : : : /: : :.ｌ Ｙ /ー ´/ : : /: : : : : ヽ
. / : : : : : : : /.: : : :l ,}、‐-/ : : /ゝ､: : : : : :)
, -...、
r- ､..--/::::::::::丶,.__
_,.イ:::::::::::::V :::::::::::::::::::::::｀ 、
r:::::::::::::::::::: ,.ﾍ::/ヽ.:::::::::::::::::::::::ヽ.
ﾉ::::|:::::::::| ::::::l::ヾ/:::丶:::::::: |::::ヽ:::::ヽ
,ｲ:::::::|:::::::::| :::::::トr'｀ "´|:::::::::ﾊ:::!|:::::l:::l
. l::|:::::::|:::::::::ゝ::::::| |:l::::::l| |::!|:::::|:::l
| ! :::::|:|:::|::::ﾊ:::::| |ｨ!ﾆﾘ=j､ﾚィ:r┘
l !::l::::N:::ﾊ:::ｨ!ﾆjlゞ , ,.==..､ l:: |:: |
ヽ::|:::::ゝ:〆 ﾋf::j ' l::::l::: | 「それじゃ、早速行きましょうか。
|ゞ`--ﾊ ___ ー' l::::|::: | 世にも珍しい、天空星が主役になるであろう水滸伝の取材にね」
|:::|:::::::::ﾊ '"￣ ､ ﾘ::ﾊ::: |
l::::|:::::::::ハ - ' ｲ:::::::|ﾊ::|
l:::ﾊ::::::::::l:::lﾍ. .ｲ:::|:::::::!:::|::',
|:::::∧::::::|:::|:::::ヘ .. __ ／l::l::::!::::ﾉ::: |:::ﾍ
' :::::|::::ゝ:::|::ﾊ|::| / | Ll ::ﾚｲ :::::|::::::::ヽ
' :::::|::::ゝ:::|::ﾊ|::| / | Ll ::ﾚｲ :::::|::::::::ヽ
/:_:rｲ::/::::`:::::: //__ / l:::::/:::::::::|ヽ__ _::＼
/:/│|/::::::::::::: ,'/_,. --- ､-‐/ /:::/ ::::::::: |/ / /´ヽ
- 806 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:27:13 ID:fBGUwlSM0
-
, -‐―‐‐- ､
,ｨ='￣V´￣`ー-､ ヽ
／ ／/Mﾊ ヽ ヽ ヽ ﾊ
/〃/ /l:| ｀＾ﾞ|j_,|_jﾊ l ﾊ/∧
/ｲ l | ｨtzﾄ |ﾊ〕下ﾄj _| V.∧
ヽ⊥Ll_jj N / ｨｧt＜｢│ -‐' ￣ ￣｀ヽ、
fｌ ﾊ r=ﾐ |:ijc! ／ ヽ
|l {ﾍxx ` ／ ハ
/小､! ゝ､ _Vﾌ / /// l ハ ┌────┐
. {__} //ｲ / 厂 Ｚ 〃/// ∧ ﾊﾄ､ | | ｉ l │ お終い.. │
l1 ,. -/ 、j__/_,/| { ｌl l l l '7¬| l/‐-ヘ、 l l l |ﾉ └────┘
rz=γ⌒ヽ ＼rf} ィ￣ |N小l 厶ﾆミノ ┬=ｘ ∨ l l l
Y⌒ Y1 ! z=､}z} ｀´／:.:.:}| lｌ l 代ノ ﾋ::ﾉ ｌ lﾙﾚ′
'､__ノ::i fイ__)==zｭ､}＿_/_ l从ﾙﾍ , ､ ／| /
_,.く:::::::::ﾍ ｀Y: : : : :＼─-｀Y´: ,ｲ个ｰr=ｧｰ'´-‐ﾚﾊ
／ }!::::{ 入／: : :r--1 }::::: , -─────--_! !＿＼、
/ ／ｲ::,ﾉ :} _＼: : :1ﾍ::::Y＜＿＿＿_＿＿_＿__/__,.〉/ /=z、
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（ ( ゝヾヾ : : ｿ ｀ー──────‐ '´￣!__{__ノ"::⌒ヽ:: '',,:,.,:´ `: ( ..::) ,)丶、
ヾヽ `"""´´
以上で、生存報告を兼ねた小ネタの投下を終了します。
今回は、キョンの情報収集能力の裏付けをさせて頂きました。
ぶっちゃけ、半分くらいは主人公補正故のご都合主義ですが、もう半分は。
特に、詳細なデータや体系だった理論は、ほとんど長門＆朝倉のお蔭です。
こういうコネもまた、キョンの実力のウチだと思っていただければ幸いです。
実際、高校時代に胃痛と戦いながら培った、彼の立派な財産ですし。
さて。肝心の書き貯めですが………これがまったく進んでいません。
実はこの三週間、禄に書いておらず、過去の蓄積だけで凌いでいる状態なんです。
嗚呼、年度末、年度末。（泣）
それでは、ご観覧ありがとうございました。
- 807 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 14:28:43 ID:XM0LgcyY0
- 乙
年度末がんばれー
天空星は某掲示板ではコロッケネタで大人気なんだけどなｗ
- 808 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/12(火) 14:48:58 ID:fBGUwlSM0
- >>807
ま…まさか先例があったなんて。
無学者ですいません。
それと、今後の参考とすべく、天空星 掲示板 コロッケ等でググってみましたが、それらしいモノが見つけられませんでした。
できましたら、他にもキーワードをお教え願えませんでしょうか。
- 809 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 15:10:49 ID:pcU1MXq20
- 乙
あれこの地球って多種多様な爆弾（原作ハルヒ能力とか天地３女神云々とか他もろもろ）抱えまくってやばくね？
- 810 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 17:38:15 ID:..iblNsQ0
- 乙
ハルヒはあの力持ったままかｗ
- 811 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 18:23:23 ID:SJo30dQE0
- >>808
もしも梁山泊に2ｃｈがあったら･･･
ttp://ikura.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1162479080/l50
ここのネタだと思います。125、129、143、153、158・・・のレスなど定番のやり取りになってるもので、物語じゃないです
- 812 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 19:14:16 ID:XM0LgcyY0
- >>808
>>811さんが紹介されてるとおりのネタです
>>2ゲットできずに「コロッケでも食ってろデブｗｗｗ」と言われる索超が人気で
一部の水滸伝ファンは索超のことを「コロッケ」と呼んでます
- 813 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 19:23:13 ID:SJo30dQE0
- >>809
まあ本編に介入しないなら、問題は無いでしょうし。各々の元ネタ通りの能力のある超人たちが居る中で、戦術が得意なもやしっ子に過ぎないルルーシュが、一寸可哀そうですが
とはいえ、ライトがデスノートを持ってたら話にならないでしょうし、それはそれで良いんでしょうけど
- 814 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 20:06:08 ID:zCeqKAJ60
- 前世では一番超人だったのにな天間星ww
- 815 ：名無しのやる夫だお：2013/03/12(火) 21:38:15 ID:a/Q/Vz2I0
- ＭＳやＩＳの設定辺りからその雰囲気はあったけど、どんどんクロス要素が増えて来るなぁｗ
- 816 ：名無しのやる夫だお：2013/03/13(水) 05:12:10 ID:CwP3jqt.0
- 乙でしたー
誠のダチポジションだったから多分そうだろうとは思ってたけど、やっぱりキョンが天空星だったかー
それはそれとして、28歳の長門とは、なんというババア結婚してくれ！！
- 817 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/13(水) 10:54:01 ID:am1412zA0
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>745 同意して頂け、ホっとしております。
Zガンダム自体が○○年前のものだけに記憶があやふやですが、私もそんな印象でした。
まあ、声が井上○彦さんだった事もあって、第一印象的に悪役とは思えなかった部分も大きいんでしょうけど。（笑）
>>746 なんと。PS２が大破して以来、据置機でのスパロボはやっていませんでしたが、まさかそんな事になっていようとは………
また一つ、PSPに移植して欲しいソフトが増えましたね。
>>784 ええ。彼女もまた（ある意味）HELLSING社の屋台骨を支える作家の一人ですから。（棒）
>>795 想像してみて下さい。
１４〜１５歳くらい（に見える）の美少女が、あきらかに背伸びしている感じで大人ぶって。
しかも、ツンデレ全開で接しいる様を。
私なら、たとえ総ての事情を知っていたとしても『もげろリア充』と言いますね。（キッパリ）
>>807 （全力で目を逸らしつつ）が…がんばります。（言えない。もう『頑張る』という次元の話じゃないなんて泣き言、言えやしない）
>>809 はい。これもBADエンドフラグの一つです。
当方に打ち切りの用意、多数あり。覚悟完了です。
>>810 はい。ですが、原作でも使用は無意識レベルでしたし、根っこは常識人なので、どうにかリカバー出来る範囲内に。
しかも、本作ではキョンと結婚＆安穏な生活を送る２８歳専業主婦という安全装置がついていますので、
（キョンが戦死しない限りは）そう致命的な事にはならないかと。
>>811 ご指南ありがとうございます。把握しました。
ですが……話の内容が全然わかりません。（泣）
私の知識不足は、予想以上に深刻みたいです。
>>812 ご指摘ありごとうございます。
前述の通り、急先鋒故に2ゲットして、間に合わなっから『コロッケでも食ってろ』という部分は
2ｃｈ特有のネタの一種だと、どうにか理解できるのですが………
私の知識不足は、予想以上に深刻みたいです。
>>813 だ…大丈夫です。ルルーシュのBJ『ゼロ』は”チャンと使いこなせさえすれば”ナイト・オブ・ナナリー的な活躍が。
剣心や士郎と言った、魔星最強格達相手でも五分に戦えるチートアイテムですから。（震え声）
それに、将来的には戦術機（KOF）に乗るフラグも立ってますから。（第１３話参照）
と…とりあえず、月がデスノートを手にする事はありません。
彼には常識人枠（？）として活躍してもらう予定です。
>>814 だ…大丈夫です。原作の天間星である真さんも『超能力なんて飾りです』状態でしたから。（震え声）
>>815 はい。どんどん最低系多重クロス化しております。（泣）
以前、某スレでもご指摘頂いたのですが、原作の設定を引きずり過ぎる悪癖があるようです。
当初は、キョンが主人公補正だけで活躍するより、コチラの方が説得力があると思ったのですが………
アア、ドウシテコウナッタ。
>>816 はい。原作の人と違って、頑固一徹ではなく、巻き込まれ型の敏腕警部補です。
彼が携わった数々の難事件（？）にオブザーバー的な立ち位置からアレコレ口を挟むのと、
みのりん先生が書いたライトノベルを読みつつ『ああ、そう言いえばあったわね、こんな事も』と昔を懐かしむのが、
現在のハルヒの主な娯楽となっています。
基本、本編には干渉せず、刑事コロンボの『ウチのカミさん』的な立場に………甘んじていてくれたらいいなあと。（汗）
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 818 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 13:58:31 ID:VO7gTvDU0
- これより小ネタを投下させて頂きます。
- 819 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 13:58:49 ID:VO7gTvDU0
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::::::::::::::::::::┃ やる夫は魔星達の魁のようです 小ネタその④ 幼女家臣団の慰安旅行 ┃:::::::::::::::::::::::::::::::
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- 820 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 13:59:03 ID:VO7gTvDU0
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┌────────────┐
│ 広島近海、フカの巣島.......│
└────────────┘
＿＿ /三三彡
ノ〃∧＼__r‐､ ／彡//∧',
「〃人三三三人＿/￣{__r─､ ///人‖/ハ
/∧::::::: Y X／', i!:::::::::::::::::: ヽ__ __，´￣｀ヽ､ ／彳i:i:/' ,///ﾊ
/ 从::::::: Y:::::::}:::::::: i!:::::::::::::::::: ∧} ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶__ｨ´￣｀ヽ､ |从从∧:::::::∨
∧ﾉﾉ', } {:::::::| |:::::: l||::::::::::::::::::X. ト‘´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,＿／¨ヽ､__|ｉ:ｉ:ｉ:Y;;;;;;| :::::::',
＿__ ∧:::::::ﾉ ﾉ:::::::| |::::::: |l:::::::::::::∧ | /￣￣∨￣￣＼ ＿ __|ｉ:ｉ:ｉ:/;;;;;;;;| :::Y
: : : :＼／::::／::::::: 从∧:::::::| |:::::::: ',:::::::/､ | ノ.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;∧ ／::: ::＼ ／.;.;|ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;| ,'
: : : : / ::::/::::::::::: Y 从::: |::::::: ',::/ 从 |/.;.;.;.;.;.;.;.;.;У.;.;.;.;.;.;.;.;.;｀ｰ彳::::/:::::::::＼丿.;.;.;.|ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;| :|
: : : /;;;;;;;;;;;Y:::::::::::;;;;; ﾉi::::::::::::::∧::::::::Y / K |.;.;.;.;人.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;::::::::::::/ :::::::/.;.;.;.; |ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;| ｉ:ｉ:
: : ∧;;;;;;;/',::::::::;;;;;;;;;;;;;;;::: | ﾊ:::::::::: |:::: !ii |.;.;/ :::::::::::.;.;.;.;.;.人:::::::::::::::/ ::У |ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;| ｉ:ｉ:|
: : {::::::::ﾊ;;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;:|∧ﾉ::;;;;;:: 人 )(:::::::: i! │ﾉ ::::::::::: .;.;.;.i! ::::::::::::∧ ::::::::::::::: __{ｉ:ｉ:ｉ:Уヽ;;;;|ｉ:ｉ:ｉ:|
: :ﾉ;;;;;ﾊ::::ﾊ;;;;::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;::::::ｿ:::::: ;;〃:::::::::iiY | ::::::::::: i!＿r┬┬r＿::::::::::::::::::::::::/ｉ:ｉ:ｉ:i／;;;;;;;;;;;|ｉ:ｉ:ｉ:|
ノ;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::ｿ:::::: ;;〃:::::::::ii＿人─────|＿＿＿＿ノ────/ｉ:从/;;;;;;;;;;;;;;;ﾉｉ:ｉ:ｉ:| ,'
￣￣ ーｰ ￣ ノ￣￣￣￣ ￣￣￣ ｰｰ ￣￣ー.＿/从从;;;;;;;:;／ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/从,'
二 ＿＿ー ￣￣ ーー-. ＿___ ー ￣二＝≡=一二￣￣
--‐ 二二 ￣￣ ーｰ ￣─＿＿ ｰ二__ ＿＿＿
＿＿二￣￣ ー-__ 一 二二 ＿＿ーー￣ ￣￣ ーｰ ￣─＿ ￣ __
ｰ- ー ＿＿ --‐ 二二＿ 二二 ＿＿ーー￣ 二 _
＿＿二 ＝__ ＿＿ ー一 --‐ 二二＿
ー一 ￣￣ ーー-. ー一 ＿
＿＿＿ ---=二二一 |＿ ￣￣ ーー
二二一 ￣￣￣ ＿＿＿二￣￣ ー-__ 一 ＿＿
＿＿二￣￣ ー-__
- 821 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 13:59:17 ID:VO7gTvDU0
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,､:''"｀ヾヾヾヾヾヾヾヾヾ
,／/: : : : : : : : : : : : : : : : :
ー------------------, ,,-'::::Y三三三三三三三三三三三三
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二二二二二二二二／｀'‐､ﾞ､ ヽ-''~_,､‐| :|丶─────────'
: : : : : : : : : : : : : : ／~`‐-,,`-､ ､,-';:;-'"｀ _ | | :l l ようこそ ! l
i ,、 ｀`ﾍ i"~_､､‐'j‐'" ｀ | :| l オーブ海底温泉へl
i l ｀"'ヽ-ﾍ ,ノ"`_, , -'''ﾞl ll 田.| :| ,─────────､
: : : : : : : : : : : : : : : : i l i :l ,iン‐ｉﾞ｀ヽ ''`二､-‐'│ :| ii ii
: : : : : : : : : : : : : : : : i : : l ､ ､､､､l ,,l田|..,.,, ､ヾ| l::田| :| ii ii
: : : : : : : : : : : : : : : : i : : : : : : : : l 丿ﾍﾍ|温泉/二二二ハ二二二二二二二二二二二
二二二二二二二二ﾍ_____＿_＿l ”” |:::::|,,,,､ｰ'｀: : : :,, ; :| | ii ii
. ┌──.＼: : : i : :..,,,...,,、;;ヽ､ |,,,,,| 、|丿丿...| | ii ii
.|ようこそ: >~~~ヽ; ; ; ; ; ヽ',;;ヽ､ , ､ . i´ヽ',',',',',',',| i'''''''ii | | ii ii
.､,､, . | ._,,､ヽ''_,,.┐:::::ヽ､-‐"~ l |::::|~~~~~~~ i ii | |__________-‐…────
..､,､,..,ﾞl,'',,,､-‐'｀｀ : |￣ﾞl ~;: ;: ;: ;: ;l .､． |::::| lヽ､^^^ヽヽヽヽヽ｀,.ヽヽ/ヽヽヽヽヽヽ
: .| l;: :l￣￣i;;l .": : ヽ |＿＿|:: ::｀｀"ﾞﾞ'―ヽ:-,､"" Yヽヽヽヽヽヽヽヽヽ
i .| l;;;;;l￣､-" |:: :: :: :: :: :: :: ::: :::｀"`'T⌒⌒⌒⌒⌒⌒
i .|＿_l,,､-'"゛ ､､、 |:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; : |::::::::::::::::::::::::::::::::::
i .| ： ｀''ｰ､_:; :;:; :;:; :;: :;:; :;:; : : :| ::::::::::::::::::::::::::::::::::
i _､-'"｀ ｀"-､.、;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::
｀'…-､､i,,,､‐'´ ｀｀''‥‐-∴､,.､::; ;;;;;;; ;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::
: ｀ﾞ""'':'ヽ‐‐-:．．::;;;;;;;;;
┌────────────┐
│ 同島内にある、温泉宿街 .│
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（ ）)
（ ）) （ ::） ）
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ｃｏ0o 〜〜〜〜（ ） ｃ( )｡。。（ :::）
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("'')0 ｃ 〜〜〜 〜〜〜〜 O(~)ｏ
(~~)ヽ (⌒(⌒~)
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（~´`(⌒(⌒~) (~ﾞﾞヾ⌒`)
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- 822 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 13:59:31 ID:VO7gTvDU0
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,.-､
／ .l ／｀ヽ
／ ./ ／ / .,..-､
/ヽ/ ／ / ／ ./ l
/ l l ./ ,' / /
/ | | l l ../ /.,..-､
l ｲ l j .| / /./ /
.| ', ｀´ ,.. : : ...､ ./ /
l .l ＼ ,.:'::ﾞ :::｀, /
| ｀ヽ . ;:,:.: ...:.:.:.:; ,'
l ＼';:::::.:....:::::::::;:;;ﾟ｡ 「アルカリ性炭酸水素塩泉」
.', '. ::.:....:::::::::;: ::::;:;;
.', l ::::.:....:::::: ::::: :::::::
.ヽ ､::;:;:;:;:;:; ;:;:;;;; ; ﾟ; ｻﾞﾊﾟｯ！
/ l ／::::::::::: ::
./ / ／ :;:;:;;;; ; ﾟ;
/ / / ｀´ :::::: ::
./ / :;:;:;;;; ;
/ / ｀´
ﾟ ;｡
;;
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:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
,',' , ﾄ､:::::::::::::::::::::_;二::_::::〈 ｀
!i:.. i ! `ー一 ' ´ ￣ヽ
: |.|::.. | .i >
: |.|:.:. | |! ／
: !.|:.:. | | ヾヽ , '
:.i ｌ:.:.:. ! ! , ｨi 「俗に言うところの『美人の湯』というヤツか。
:.| !:.:.:.. ｌ i_ ／:.|.|| 存外悪くはないではないか」
:': i:.:.:.. ｌ |:.:.i:ｭ ､_ ／.: ::.:|:||
:| ,:.:.:.:.:| |:.:.ｌ:!i ￣1i.::.:.:.:.|:||
:| ! .:.:.:.| |:.:.l !| |:|.::.:.:.:.!:i|
:|.i:.:.:.:.:.! !: :| !! |:|:.::.:.::.|:|!
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- 823 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:00:17 ID:VO7gTvDU0
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,,, -ー-- ､
＞''" ､ﾞヽ
,イ , 、 、', '､ ',
,ｲ,' .,' , .i , ',、 ､ヽ ヽ ヽヽ ', ',
／:.:.:.: /, .! ,! .! i ! ',', ',､'､ i',__',_', ',, ',
､ /::.:.:.: //i | |､_|_',_','､_ゝ-' "" ＿_ ! i! ',
|:.:.:..:. ＼ i i !_!-! ＞,--,､ ,イ示', ´! .!.i '､
ヽ;.;..:.: ..:.:） ,'i .` 弋ソ , ￣ ::,' ,'ｲ', ', 「箱物の方も、二ヶ月程で作ったワリには、まあまあのデキと言った所か」
て:.:.:＿＿／. ,' .i',:::::: ::::::::: ,' ,' '､ '.,
ヽ. ,' ,'.ヽ、 _ ' ,.ｲ !. ヽ ',
（:.:.:::: ＿ノ... ,' ,' ＞, , イ !,' ,'ー― ､ヽ ヽ
:.:.::＿,). / ./ ＿ ,イ__ __ ,' i ', ヽ ヽ
/ /,.ｲ ｀ .´ ,' i. _. ', ヽ ヽ
/ /,ｲ i i i ', i ヽ ヽ
,ｲ /' i i i i, ', ヽ ヽ
,ｲ / , イ ,,, i i.,, i ', ', .ヽ ヽ
,ｲ / ／ i. ﾞ" i iﾞ" ,' ', ', ヽ ヽ
,ｲ / ., イ. ! i i !. ', .', ', ヽ、
,ｲ / く i ', ', ! .', ', ', ', ヽ、
【ユウナ付き家臣団リーダー エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル】
. ／:.:.:.: -‐…‐-
. ､ /::.:.:.: -‐ ´.:::::::::::::::::::::::::::..｀:
... |:.:.:..:. ＼ , '.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
..... ヽ;.;..:.: ..:.:） /.:::::.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
. て:.:.:＿＿／. / .:::::: .::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::i::::::::::::ヽ:､
ヽ. '.:i .::::/.:u.:::'.::::!::::::::::ｉ|::::::li:::::|ｉ:|Ｌ::::l:::::::|:|
.....（:.:.:::: ＿ノ... |::l .::/.:::/::::|:::::| ::::!::」|::::::ll:::::||:||::::::|｀」」」
:.:.::＿,). |::|.:/.:::/|u.:|:::::|／l::::||::::::ll:::::||」zﾃ刈::::|
|::l/.::://! :::|:::/::::::l::::||:::::」--´fｚ ﾘ |i:::::|
-=彡-‐ｧ八.:.:|:::::l:;ｚ云气 ｀¨ "|l:::::| 「みい。その評価は、チョッと辛口過ぎるのです」
/〃￣}-､/ ヽＬ:::|《Ｖｚツ' //八:::|. ＿
,// { ´二〉 〉､__|:::::|//// _ ' /|:::|:::|. ／:::: :::::＼
// /| - Y.::/.:::|:::::|＞ _u. イ.::|:::|:::| ::::::ヽ
, '' /, { .:ﾉ:/.:::/|:::::|ﾉ Т..:::i::|.:::l::ﾘ:::|. ::ノ
-=彡: :{/ ! l:/, - 八::::.､u. L .:::リ.:;::/:::::| ‐＜
,八ﾉ//| :ｌ/ Y::::. ￣｀ヽ .:::::| ::::::）
〃}// | .:ｌu. ヽ:::.ヽ u. .i :::::|. , -= ::::ヽ
ノ乂,' /l ｌ u. }:::::::.、 .|.::::ﾉ. (::::::::::: :::::ﾉ
/ //ｌ u. | / ﾉ.::ﾉリ .', .|〃 >:::: ::ｊ
/ //.:l ｌ /| ~~ ', | （_:::: :::::ｒ'
. / // .::| l. / .| l .| ￣ (＿::::ノ
【ユウナ付き家臣団 交渉及び謀略担当 古手梨花】
- 824 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:00:33 ID:VO7gTvDU0
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. /:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:i:.:.:.:.:.| :.:.:.:.| :.:.:i:.:.:.:.:.:i :.:.i:.:.i
. L.:.:i.:.:.:.:.:.:i :.:.:.:.|:.:.:.:. | :.:.:.:.| :.:.:l:.:.:.:.:.:| :.:.i:.:.i
. |:.:.:.:..:ｉl :.:.:.:.l::i:.:.:.:|j.:.:.:.:lｌ:.:.:.l:.i:.:.:.:.| :.:.|:.:.|
. └‐┬ij_:.:..:.:|エ:.:.」i_:.:.:_lL:.:エﾄ.:.:.:|:.:.ｲ:.:.| 「単にホテルを建てるだけならともかく、
|:.:.:.:Τ/{ i ｌ ｌ i lヽ「￣:.::|:.:.| 土産物等の店舗を含めた歓楽街まで丸ごとだなんて、普通なら絶対無理なのです」
|:.:.:.:.:| ﾋｚｿ ﾋｚｿ .l .:.:.:.:.l::..|
|:.:.:.;小 :.:.:. _ _ :.:.: 小.:.:.|:.|:..:l
i .:.:.:.:i:i:`: . イ:..|:.:.:.:|:.|:.:.|
i:.:.i:.:.:i:|:.:..ｌ.:.:.т ‐ т:.:.i.|:.:.|:.:.:.:|:.l:. :i
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. |:ｉ:.| :.:ﾘ ィ ´ ｀ iト.:|:.:.:.:|.:| :.:.!
l |:.l:.:.:l:.l l |:.:.|｀ヽ::.:l:.:.:.i
| |:.| :.:l:.| i |:.:.| '.:.l:.:.:.i
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|::::::||:::::::|j::_|ヽ:;::ヽLゝゝ-L::j::__:ﾉ |
丁::T￣ ￣ |:::ﾚ' : | 「元は無人島だったお陰で、騒音対策等をガン無視での突貫工事が可能だったのと、
|::ﾊlｲ_,r=＝ﾐ r＝=､ i::::::|::::| 地元の顔役（瀬戸組）さんとのタイアップがあったればこそ。
|:::|:ﾊxx｀ ´ ， ｀xxx,ﾊ::::::|::::| 無茶な工期で頑張ってくれた工事担当者と、
|:::|::: ゝ ､‐-ｧ .ｲ:::::l::::|::::| 快く出店を承諾してくれた地元土産物店の皆さんに感謝すべきなのです」
|:::|:::::|:::.＞ .._｀´ _ ィ!::|::::::l::::|::::|
|:::|:.,'´ ｀ ´|. .! / .ヽ::||::::|
|::../ ｀`' -‐' 、 |:l:::|
|::/ i ' ,. ヽ. |l:::!
- 825 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:00:51 ID:VO7gTvDU0
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,, -─ ──‐- ､
／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ . 「実際、コレで裏技を………
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ ウチの技術によるテコ入れ無しなんたから驚異的だヨ」
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ ＿
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙), ／:::: :::::＼
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡! ::::::ヽ
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|} ::ノ
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ ‐＜
｀`｀ ｙ! !、 '" " ::::::）
, '´＿ ＿ 丶 、 , -= ::::ヽ
, ' ｀ ´ 丶 (::::::::::: :::::ﾉ
/ ヽ >:::: ::ｊ
ｉ ! 〃 ! （_:::: :::::ｒ'
L..＿」 L - '" ￣ (＿::::ノ
￣ ー ─ '´`' ──┘
【ユウナ付き家臣団 ハード全般担当 超鈴音】
, -─ ──‐- ､
／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾_￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ , ニ ﾐ ィ ＝､￣ ! | ! ゝ. 「でもまあ、せかくユウナがヒーコラ言いながら作てくれた春休みネ。
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! ｌ〃/⌒!i ´r=:､ヽ | ｌ むｉ 温泉街のプレオープン先行ご招待も合わせて、精々楽しむべきだヨ」
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {! |! { j ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝ_ヽ ｀ ´ ' /ﾆｿ 乙)
r､' ｿ ゝト ‐-‐-‐' ,ノ 〈 !彡!
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|}
! |!ﾄ ´ V {. | ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ／ 丶､ '"
, '´＿ ＿ 丶 、 ／:.:.:.:
, ' ｀ ´ 丶 /::.:.:.:
/ ヽ |:.:.:..:. ＼
ｉ ! 〃 ! ヽ;.;..:.: ..:.:）
L..＿」 L - '" て:.:.:＿＿／.
￣ ー ─ '´`' ──┘
- 826 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:01:07 ID:VO7gTvDU0
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＿＿＿
,.. -''"´ ｀丶､
,.-'"´ ｀ ヽ、
／ｨ,ィ r , , ､ ヽ
／,'´/ , ' / ,/ ｌ i ､ ､ 丶 i!
, ',ｲ / /,' / ｲ ｌ | i !. `､ i! i
/.//,.ｸ .// ,ｸ / ! ! i!ｌ | ｌi! i! ｌ!
!/ｲ/ ｌ //./ ｌ / ｌ i ｌ! ｌ | l! |! ｌ
! ｹ/ｲメ､i ,' | ,i! ﾊi! i! ｌ! | ｌ!
ｌ l ﾄ`i.､ﾒ ｌ ﾊ ｌ ｌ! |ｌ ｌ. ,'ｌ! i ｌ
! l ｌヽ!_;〉 ｀` 「｀卞,ﾄ| jｌ j ﾊ ﾍ ｌ! 「（フン）２ヶ月も遅れての埋め合わせだが………
| ｌ! ! , ‐‐iﾃｭ ､ `! ./ Ｌ.i! ヽ ｌ! ボウヤにしては上出来な部類か」
ｌi ｌ! ヽ ､_ ヽﾆ' '´/./ ! ﾉﾄ､ ヽ ｌ!
ｌ! ｌｌ ｌ!丶 `ｰ- ,..j!/ ,'´ｌ ヽ ＼ ｌ!
! ｌｌ l! ｌ.丶 --┬''"´ '´ i! ｌ. ＼ 丶 ﾄ､ ※第２１話参照。
ｌ! ｌ! ﾊｌｌ ＼ヽ〕! .ｌ i! ＼ 丶、ヽ
! i´ !| ‖ / ! ヽ 丶、 ヽ ＼
ｌ r〈 i!.!」Ｌ ,イ | 丶 丶 ヽ ヽ
广､ ヽ`´ ｨ '´r‐ ヽ ｌ 丶 丶、 丶､丶､
〈 丶 ヽ i /' / i! ｌ ヽ `丶、 丶､丶､
/ヽ_ヽ.」'´ . | ｌﾄ ｌ ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
/ ｀i / / j ヽヽ ＼ ＼
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ 「もっとも、企画してくれたアイツには悪いが、
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ タダの慰安旅行で終わらせるつもりなど、私にはないがな」
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 827 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:01:20 ID:VO7gTvDU0
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,, -─ ──‐- ､
／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ . 「え？」
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ ＿
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙), ／:::: :::::＼
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡! ::::::ヽ
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|} ::ノ
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ ‐＜
｀`｀ ｙ! !、 '" " ::::::）
, '´＿ ＿ 丶 、 , -= ::::ヽ
, ' ｀ ´ 丶 (::::::::::: :::::ﾉ
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ｉ ! 〃 ! （_:::: :::::ｒ'
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'¨f::::::::::::'ｰ-i｀` 弋ヽ::::::ッノ ,イ: : l : : : : : l: : : : :l: : : : : : l 「……………」
、弋ヽ＿ｯノ , ｰ- ニニﾆ- l: : :l : : : : : l: : : : :l: : : : : : l
`ー − '' /,l: : l: : : : : : l: : : : :l: : : : : : l
ﾍ i ., ':.:l: : ,': : : : : : l : : : :l: : : : : : :l
:.lヽ、 ｰ ‐ ' , .:': : :l : /: : : : : : li: : : : :l : : : : : :l
:.l:.:.:.`丶..､ ,, ''ヽ:.:.:.:.:.:l :/ : : : : : : l l : : : l: : : : : : :l
- 828 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:01:38 ID:VO7gTvDU0
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. l::::l:::::::l::::::::::::l::::-''ﾆ┴ ----┘L_`丶::|:::::::::l:::::l:l
└-L_:::l:::::::::;┼ ' ´ ＿ ＿_￣¨`i丶:」__｣:l
l`'ﾍ':´:::::l z=＝= ， ＝=ミ､ l::::::/::l::::l 「なるほど。休暇の後発組にリインフォース姉妹を揃って残すなんて、
i:::::::ﾍ:::::::::l、 ､_＿＿_, ｲ:::::/::::l:l::l お守りを押し付けられた千雨さん涙目な班編成にしたのは、
l:::l:::::ﾍ::::::::lヽ ヽ、 ノ ／l::::/:::::l::l::l 彼女達には聞かせられないお話をする為でしたか」
. l:::l::::::::ﾍ:::::::l::`i ､ . ￣ ,, ::'l:::::l:::::/::::::l::l::l
l:::il:::::::::ﾍ:::::::l:/::::ｒｰL` ''' ´jヽ::::l:::/:::/:::::::l:::l::l
. l:::ll::::::::;::-l:::::::V /:::::/､:::_l:::l:::l
l:::ll:::::/ .l:::::::l /:::::/ ヽl:::l
＞＜＞￣￣￣＼
.／ ／ ／ ￣＼
/ / ／ ／／ | | | 、ヽ ＼
/ / / ／／ /| | | | | ヽ＼
.// / /／／| ／| | | | | || ヽヽ＼
// /| L|／_/／ ﾉ.ﾉ | | | |ヽ ヽヽ∧
.// / |~て可l_ ν TT .| | | ヽヽ|∧
// / || ¨¨ [可ヽ|＿| |__| | || W
.// /| 从 、 - ¨¨ /|_| | || |ソ 「うむ。より正確に言えば、お前等二人に対する釘差しだな」
// /./ .从ヘ、 ￣｀＝ ／|へ| .|| | |
.// / .| 从 | ＼ ＿x ＜| .| | .|| | |
// / / 从＿j | | | | | .ﾍ ||ﾍﾍ
.// /／| / :| ＞x＿_> lミ | |L ﾍ |ﾍ ﾍ
- 829 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:02:33 ID:VO7gTvDU0
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＿＿＿__
,. ‐'"´ ｀` ､
, '´ ‐ 、 丶
／ , ､＼ 丶、 ＼
// / !.i i i ､ ｀､ ヽ ﾄ､ ヽ
/./ ' 1‖‖!.ヽ. ヽ ｀､ ｀､ヽ ＼ ヽ
i ｲ ! ｌｉ |、 i ﾄ ヽ ヽ. ､ ､ 丶 ヽ ヽ 「先の一件。白長坊主からの報告によれば、天魁星と思し相手に野心無し。
','i ｲ! | i |ヽ ヽ丶ヽ丶ヽＮﾄ ､ ＼ 丶 丶ヽ よって、新慈恩会や瀬戸組との兼ね合いもあって、
i!!| ‖i! ト」! 丶.ヽンと"ｰ= ﾐ､ ､ 丶_ヽ ヽ オーブとしては『今しばらく様子を見る』という結論になったワケだが………」
!! ﾚ'| i.| ﾃェﾐ ｀` ,ィ元j''ラ ヽﾄ ト､ ｀ヾ、 ヽ、＿＿ ュ
ﾄi i.ﾋ'」 └┴ i５､ヽ ｀､丶､ ｀` ‐-､._｀丶 ｀`
i!ヽ丶 ' ＿, ,.ｲﾍ ヽヽ ヽ 丶 ｀` ‐ ､二
! ﾍ. ｀丶` ‐ ´,. ' iﾍ ヽ. i ヽ ﾄミュ二 ､ ｀`
', ',ヽヽ ｀Ｔ´ ! ヽヽ＼ヽ ＼ヽ｀` ‐-三三ﾆュ-､_
ヽ.ヽ冫ルｿ'´! , ,.ィ入ヽ.＼! ヽﾄ≡─‐- 二三三｀`ﾐ
冫 ./｀` ' フ´ ,／ ｀ヽ`ﾐミ ､ ヽ 丶二三三ヽ‐三ミ
,,, -ー-- ､
＞''" ､ﾞヽ
,イ , 、 、', '､ ',
,ｲ,' .,' , .i , ',、 ､ヽ ヽ ヽヽ ', ',
／:.:.:.: /, .! ,! .! i ! ',', ',､'､ i',__',_', ',, ',
､ /::.:.:.: //i | |､_|_',_','､_ゝ-' "" ＿_ ! i! ',
|:.:.:..:. ＼ i i !_!-! ＞,--,､ ,イ示', ´! .!.i '､
ヽ;.;..:.: ..:.:） ,'i .` 弋ソ , ￣ ::,' ,'ｲ', ', 「お前等、個人的理由から、あの饅頭頭のボウズを消す気だっただろ？」
て:.:.:＿＿／. ,' .i',:::::: ::::::::: ,' ,' '､ '.,
ヽ. ,' ,'.ヽ、 O ,.ｲ !. ヽ ',
（:.:.:::: ＿ノ... ,' ,' ＞, , イ !,' ,'ー― ､ヽ ヽ
:.:.::＿,). / ./ ＿ ,イ__ __ ,' i ', ヽ ヽ
/ /,.ｲ ｀ .´ ,' i. _. ', ヽ ヽ
/ /,ｲ i i i ', i ヽ ヽ
,ｲ /' i i i i, ', ヽ ヽ
,ｲ / , イ ,,, i i.,, i ', ', .ヽ ヽ
,ｲ / ／ i. ﾞ" i iﾞ" ,' ', ', ヽ ヽ
,ｲ / ., イ. ! i i !. ', .', ', ヽ、
,ｲ / く i ', ', ! .', ', ', ', ヽ、
- 830 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:02:53 ID:VO7gTvDU0
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|:::::/:::::::::/:::::::|:::::::::::::ﾄ、:::::::| |:::::::::::::|イ:￣::「ヽ::::::::::|／
|:::::|::::::::::|:::::::::|:::::::::::::| レ-‐! !:::::::::::::| |_::::::::|:::::::::::::::|
|:::::|::::::::::|:::::::::|:::::::::,:イ|:::::::::| レ‐―┘ ＞┴‐イ:::「
|___|::::::::::|:::::::::|::::::/´:| |__／_ ' ,ｨ＝ミx|::::|
|:::::|::::::::::|::::::::::!::::::／ ,. ｨ＝ﾐ､ |::::|
|:::::::|￣:::!_,. -=≦! 〃 , |::::|
|:::::::|::::::::|::::::::::::::::| ＿ !::::! 「いやなのです、エヴァったら。
|:::::::|::::::::|::::::::::::::::| r'´ ヽj 人::| 超さんはともかく、ボクはそんな物騒な事は考えていないのです。
|::|::::|::::::::|::::::::::::::::! ヽ＿／ ,.ｲ:::::::::! 精々、『社会的に困った立場になって頂く』だけなのです」
|::|::::|::::::::|::::::::::::::::! ､ ／:::::!:::::::::|
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|::|::::|:::::::::::::::∧::::::＼:::::! |:::|::::::::::|
|/:::::!::::::::::::/￣i::::::::::|::::| ／ !:::!::::::::::|
/::::::::!:::::::::/ !:::::::::!::::! ―‐- !:::!::::::::::|
,, -─ ──‐- ､
.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 （つまり『死ぬより酷い目にあわせる』つもりだたのカ。
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !| 敵には本気でよ〜しやないネ、コイツ）
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" "
, '´＿ ＿ 丶 、
, ' ｀ ´ 丶
/ ヽ
ｉ ! 〃 !
L..＿」 L - '"
￣ ー ─ '´`' ──┘
- 831 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:03:12 ID:VO7gTvDU0
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-――- 、 , -― "´￣｀,
. , '"´ ＿ ｀ 、, ＜´ |
／ ｀ヽ ＼ ｜
／ 、 ミ､ .ヽ .ヽ ＿, .｜
/ i 、＼ ヽ、 ＼ ＼ ヽ￣ | |
. / i | | i.ヽ l＼ ＼ ∧ ∧,_ .ハ .| |
,. i l | ﾄ､.', ヽヽﾐi､ .ヽ∧、 . Y,r,ヽ ハ. | |
, | l l l ヾ', ヽj/´ ,.ク､ヽ .',m } ﾊ, | |
.l l.l ', .l.l ヾi ,rくｲ,.ノ i.､ .｀Y l.| l 「（フム）”らしく”ないな」
. | ヾヽ、 ヽ,ｨ-―'. ´¨ .l .', | | l
. l .V ヽ,ｲ､ ,rニﾐ、 ll .l .l .,' .,
. | .V ＼,ｨく_;.ｨ' ' , l,/| | .／ /
. | l ヽ .l＼´¨ , '´ ./l ｌ| | / ﾄ、
. | l .| lヽ, Fｰ｀ 、 ,ｲl.l ｌ| |_,/ l ./ﾉ.＼
.| l .| | .', l il .l| ｀￣￣ フ-r-‐''''l| |´ ', i/、 ｀ー- ＿＿
. |.,ｲ .l /i l l, .-‐''´￣￣´ー- ニ | | | ＼ ＼ ｀ー- 、
.,' .// l/i | V | | ヽ＼ ｀ー―――――- 、
/ / -‐''´. | l ｌ l| ､｀i.ﾄ､ ', .＼ ￣ ー- 、￣｀ヽ、
／, "´ .| | , .ｨ､. ./ l| ﾞ ' .l l ﾊ i
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ 「お得意の詭弁はどうした？
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ 私はてっきり、あの饅頭を始末するメリットを
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ ココぞとばかりに滔々と語るものと思っていたぞ」
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」 / / 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ ｉ " ,' / ヽ ヽ
- 832 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:03:27 ID:VO7gTvDU0
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__ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀.:..、
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/:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:i:.:.:.:.:.| :.:.:.:.| :.:.:i:.:.:.:.:.:i :.:.i:.:.i
. L.:.:i.:.:.:.:.:.:i :.:.:.:.|:.:.:.:. | :.:.:.:.| :.:.:l:.:.:.:.:.:| :.:.i:.:.i
. |:.:.:.:..:ｉl :.:.:.:.l::i:.:.:.:|j.:.:.:.:lｌ:.:.:.l:.i:.:.:.:.| :.:.|:.:.|
. └‐┬ij_:.:..:.:|エ:.:.」i_:.:.:_lL:.:エﾄ.:.:.:|:.:.ｲ:.:.|
|:.:.:.:Τ/{ i ｌ ｌ i lヽ「￣:.::|:.:.|
|:.:.:.:.:| ﾋｚｿ ﾋｚｿ .l .:.:.:.:.l::..| 「残念ですが、メリットよりデメリットの方が大きすぎて、
|:.:.:.;小 :.:.:. _ _ :.:.: 小.:.:.|:.|:..:l 納得してもらえる様なカードは、どうやっても提示できないのですよ」
i .:.:.:.:i:i:`: . イ:..|:.:.:.:|:.|:.:.|
i:.:.i:.:.:i:|:.:..ｌ.:.:.т ‐ т:.:.i.|:.:.|:.:.:.:|:.l:. :i
|:i::l:.:.:l:|:.:.:l:.:.:.ﾉ ､:.:.l:|:.:.|.:.:.:.|.:|:.:.:i
. |:ｉ:.| :.:ﾘ ィ ´ ｀ iト.:|:.:.:.:|.:| :.:.!
l |:.l:.:.:l:.l l |:.:.|｀ヽ::.:l:.:.:.i
| |:.| :.:l:.| i |:.:.| '.:.l:.:.:.i
|:.|:.| i:.l:.| | ──--── |:.:.| i:.:i:.:.::i
, -.:─.:ー‐- ､
.＿ '- ".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶.、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.ヽ
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／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:..|:.:.:.:.:.:.:.:..|
＼.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.|.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.|
＼/.:.:.:/.:.:.:l.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:|
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￣ |.:.:.:.:|:.:.:.:.::.|:.:.:.:..:l.:.:.-ｲｒ. oｒ|.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
|＿.: |─.─q 弋_.,ﾉl:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:i 弋_,ﾉ l.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:| 「何せ、リークされた最新報告によれば、
|.:.:.:l l.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:| 婚約者は瀬戸組組長の隠し子だったみたいですからね。
|.:.:.:.:､＿。__ﾏ.´}__ ,..'l.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:| 新慈恩会総帥の愛人の兄である事も合わせて考えれば、
|.:.:|.:.:.:.:|.:.:､'" l:::〃! .l.:.:.:.:i:＼.:.:.:.:.| 最悪、両陣営をタッグで敵に回しかねないのです。
|.:.:|.:.:.:.:|.:.:/ l.:.:.:.:|''" 丶.:.:| くわばらくわばらなのです」
|.:.:|.:.:.:.:| / .l .|.:.:.:.:| l.:.:|
|.:.:|.:.:.:.:|/ / |:.:.:.:.:| l.:.:|
|.:.:|.:.:.:.:| / |.:.:.:.:.| ./l:.:.|
- 833 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:03:43 ID:VO7gTvDU0
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. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ＼
／' / / // , ヽ ヽ ヽ
／ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i
/ ,ｲ 〃 //,' '"| || | ‖ i. || | ｉ |
〃7 /' //..Ｌ ! ! !| ! |.! | || | | |
/ L./ !.._/ |! | ｀ト. !. |ヽ」」ﾑ__」 || | | !
`' 爪 ﾄ¬=ミ､ ｀ヾ ,.三 └.ﾙ.」| | | |
二 i | ! |! ゝ_ソ ¬ ;¬ｧ､|i ‖ | | 「にも関わらず、アレコレ準備を進めていたんだ。
ィ ｉ | ! || ' ゞ'ノ ' !! !） ! ! 単に”言いたくない”だけであって、相応の理由があるのだろう？」
r:､ i│! fヽ. ､＿＿__ ,. || |! | |
', '､ | | | | ! |丶 ｀ ' ´ ,.ィｉ├|| |! | i !
,ム `ｎ /.│l | ! ! ｉ 〉:ー‐ '"i|│|│|| ||i ! !. ｌ
/ ヽ､ヽ!. |! ! | !.| | | リ ｌ|‖|│|| ||| | | |
(⌒ヽ / ﾉ .|‖ ! ! ィ'´ 丶 |│|| ||| | | |
. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ヽ、
／' / / // , ヽ ヽ ヽヽ
/ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i i!
/ l i |ﾍ .| l l ｌ .i 」 l |ｉ ｉ i i
.l l .l!| l l .l 」-十_|___|__| | ｉ i ｌ!
.ﾄ､|. i!| l.l l 二j r ｧ―::ｧ | ||ｉ ｉ i ｌ
. i ﾄ'´ i!〉', i!:::::￣ __弋z::ｼ i! .| l ｉ i ｌ!
|__ i! ',:::::::::::::: /_|＿. | l .li ｌ 「特に超。そろそろ本音を聞かせろ。
｀l ',. l 7 ￣ ,l iﾍ ｌ! お前は一体、何を恐れて行動を起こした？
l. l. ' / /i| .ｉ! ヽ ｌ! 未来知識に基づく、お前の知る過去の世界とコチラとでは、
.,' 丶. __ / /ﾉi| .､ ヽ ｌ! もはや似ても似つかん状態だろうに」
,' 丶､´ _ノ .ノﾉ/i,| i.ヽ ＼ ｌ!
,' / ｀＞' ／///ﾉi| i. ＼ 丶 ﾄ､
,' / ,／ ／ ＿ ＿| i! ＼ 丶、ヽ
./ ／ /／／ ｀| ヽ 丶、 ヽ ＼
. ,/ ／ ／ ／ | l 丶 丶 ヽ ヽ
./ ／ ／/ ,∧ .| l 丶 丶、 丶､丶､
./ ／ ／ ,/ . ,l | l .l l ヽ `丶、 丶､丶､
/ ／ ,. ／ / /ﾚ' .｀i| l ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
. / ／ ／/ // / .ｉ l ﾚ l_ | ヽ ＼ ＼ 丶ヽ、 丶､ ｀丶､
´ / ／／/ // // .l | i l ヽ. ＼ ヽ、 ヽ 丶、 丶､ ヽ
. ／ ／ / / // ,// i l | i.! ｀〉ヽ ヽ ヽ、 ヽ 丶、 ヽ ヽ
- 834 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:03:56 ID:VO7gTvDU0
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,, -─ ──‐- ､
.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 「まいたネ。そこまで見抜かれていたカ」
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" " ＿
, '´＿ ＿ 丶 、 ／:::: :::::＼
, ' ｀ ´ 丶 ::::::ヽ
/ ヽ ::ノ
ｉ ! 〃 ! ‐＜
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/.| !.| /'ｧ′,/,/ ,' ﾘ.! !i i! i ﾞ、
/ ,| | |__/ /＿//ヽ、 /|| !| i'i i ﾞ、
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/´,.-| | ヾl《''7'´￣㍉ﾐ､'、/､ﾘ ! l 'i i'ﾞ、!
. / ,〃',| | l ` i ○ ,i ﾏヽ / !_ | | ! !ｌ
. ! ',i（ | | | ｀ ､,ノ /ｌ ｀i、|_ ! !|
/ヽ、｀`! | | ｀ i'ｌ.ｌ i | ｀ i|
./ / /＼|! | | '.l l ｉ |
' / //′|| | | ＼ i |
/ /,/ || | | ｉ＼ / ｉ ｉ | 「ああ。残念だが、ワリと最初からバレバレだったぞ」
,/,/ || | |. ＼＼ , 'l l i i |
,/ || | |. 丶＼ ／ .l l. i i |
' !| | | ／ l l i i i
|.| ! | > 、 ／ l l i i i
｀`ヽ､ | | | |/ //`'´ l l i i i
. ヽ、| | | | // l l. i i i
- 835 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:04:20 ID:VO7gTvDU0
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／ｨ,ィ r , , ､ ヽ
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/.//,.ｸ .// ,ｸ / ! ! i!ｌ | ｌi! i! ｌ!
!/ｲ/ ｌ //./ ｌ / ｌ i ｌ! ｌ | l! |! ｌ
! ｹ/ｲメ､i ,' | ,i! ﾊi! i! ｌ! | ｌ!
ｌ l ﾄ`i.､ﾒ ｌ ﾊ ｌ ｌ! |ｌ ｌ. ,'ｌ! i ｌ
! l ｌヽ!_;〉 ｀` 「｀卞,ﾄ| jｌ j ﾊ ﾍ ｌ! 「お前、出会ったばかりの頃は、内心じゃボウヤ見下しきってたろ？
| ｌ! ! , ‐‐iﾃｭ ､ `! ./ Ｌ.i! ヽ ｌ! ,まあ実際、そうされても仕方ない。
ｌi ｌ! ヽ ､_ ヽﾆ' '´/./ ! ﾉﾄ､ ヽ ｌ! 無能の一語につきるお粗末な能力しか無いワケだが………
ｌ! ｌｌ ｌ!丶 `ｰ- ,..j!/ ,'´ｌ ヽ ＼ ｌ! お前の判断基準はそれじゃない」
! ｌｌ l! ｌ.丶 --┬''"´ '´ i! ｌ. ＼ 丶 ﾄ､
ｌ! ｌ! ﾊｌｌ ＼ヽ〕! .ｌ i! ＼ 丶、ヽ
! i´ !| ‖ / ! ヽ 丶、 ヽ ＼
ｌ r〈 i!.!」Ｌ ,イ | 丶 丶 ヽ ヽ
广､ ヽ`´ ｨ '´r‐ ヽ ｌ 丶 丶、 丶､丶､
〈 丶 ヽ i /' / i! ｌ ヽ `丶、 丶､丶､
/ヽ_ヽ.」'´ . | ｌﾄ ｌ ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
/ ｀i / / j ヽヽ ＼ ＼
. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ヽ、
／' / / // , ヽ ヽ ヽヽ
/ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i i!
/ l i |ﾍ .| l l ｌ .i 」 l |ｉ ｉ i i
.l l .l!| l l .l 」-十_|___|__| | ｉ i ｌ!
.ﾄ､|. i!| l.l l 二j r ｧ―::ｧ | ||ｉ ｉ i ｌ
. i ﾄ'´ i!〉', i!:::::￣ __弋z::ｼ i! .| l ｉ i ｌ!
|__ i! ',:::::::::::::: /_|＿. | l .li ｌ 「おおかた、『お前の知る未来』では、
｀l ',. l 7 ￣ ,l iﾍ ｌ! 歴史に残るようなアホな真似でもしたのだろう。
l. l. ' / /i| .ｉ! ヽ ｌ! そんな『まだやっていない悪事』を根拠に、お前はボウヤを見下し、
.,' 丶. __ / /ﾉi| .､ ヽ ｌ! 良い様に利用しつつ、適当な所で見捨てるつもりだった。違うか？」
,' 丶､´ _ノ .ノﾉ/i,| i.ヽ ＼ ｌ!
,' / ｀＞' ／///ﾉi| i. ＼ 丶 ﾄ､
,' / ,／ ／ ＿ ＿| i! ＼ 丶、ヽ
./ ／ /／／ ｀| ヽ 丶、 ヽ ＼
. ,/ ／ ／ ／ | l 丶 丶 ヽ ヽ
./ ／ ／/ ,∧ .| l 丶 丶、 丶､丶､
./ ／ ／ ,/ . ,l | l .l l ヽ `丶、 丶､丶､
/ ／ ,. ／ / /ﾚ' .｀i| l ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
. / ／ ／/ // / .ｉ l ﾚ l_ | ヽ ＼ ＼ 丶ヽ、 丶､ ｀丶､
´ / ／／/ // // .l | i l ヽ. ＼ ヽ、 ヽ 丶、 丶､ ヽ
- 836 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:04:37 ID:VO7gTvDU0
-
, -─ ──‐- ､
／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾_￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ , ニ ﾐ ィ ＝､￣ ! | ! ゝ.
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! ｌ〃/⌒!i ´r=:､ヽ | ｌ むｉ 「ご名答ネ」
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {! |! { j ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝ_ヽ ｀ ´ ' /ﾆｿ 乙)
r､' ｿ ゝト ‐-‐-‐' ,ノ 〈 !彡!
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|}
! |!ﾄ ´ V {. | ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ／ 丶､ '"
, '´＿ ＿ 丶 、 ／:.:.:.:
, ' ｀ ´ 丶 /::.:.:.:
/ ヽ |:.:.:..:. ＼
ｉ ! 〃 ! ヽ;.;..:.: ..:.:）
L..＿」 L - '" て:.:.:＿＿／.
￣ ー ─ '´`' ──┘
＞───‐- 、
／ ｀ ＜⌒ヽ
／ ＼ ヽ
／￣｀７ ／ ､ ヽ ､ i ｌ ＿_
/ / / / ∧ ヽ ヽ Yヽ ﾍ. j ／
! i ｉ | | ! i| l l l. ∨ ヾ、
l | | | | | |! ｌ _|__| | r＝‐
＜ヽ ∧ | | |__」ﾄ !ィ二「!」 ! .|ヾ!
ｦ `くノ! ﾍ rヒ´! ! ゝ＜ ,.ィ‐､、l !i ヽ
ムイﾚﾄ j! ∨ ,rｧャ、 itj ﾊヾ! ﾄ.〉 く 「自己弁護させてもらえば、当時は選択肢が無かったのヨ。
〈 Nヽ ! f'ﾋ1じi じｸﾘ ｌ ﾘ ､ ﾍ、 何せ、私は予定外の所に落ちて他に頼るアテが無かたし
〈 〉｀Yヽ. ゞ. ゞ ツ ,. ｀⊂⊃レｸ く / ユウナの名は、未来じゃ愚者の代名詞だもの。
〈 〉 | {ド､ ﾍﾆ⊃ _, ﾉ､ ゝ 7 一応、拾てもらた事には感謝してたけど………
〈 〉 ゝ、二ニ` ー' ¨´ ／､ム、 jﾊ 彼と心中は願い下げというのが、偽らざる本音だたネ」
/ 〈 |,ｲ 丶、 ／ヽ ヽ ｀ /ﾊ!
,ム-/ //／!∧ミニ＝イノｲ! `ヾ. /ﾙ !
ウヾ ／ |! ! ノ-､ /
i ＼ !／ ￣｀ヽ‐-
- 837 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:05:03 ID:VO7gTvDU0
-
/ / ＿＿ ヽ. ＼
! /-''"´ ｀`丶ﾍ ヽ
ｌ ヽ ＼
ｌ ｲ ､ ､ ヽ ヽ
.ｌ//|! i| ｌ! ヽ ヽ ﾊ ヽ
.ｌ| |.|| ||! ｌｌ. ｌ ヽ ｌ, ｌﾍ ヽ
.ｌ ｌ! | ｌｌ ‖ ‖ ﾊ i ｌ ｌヽ 〉
|l ｌ | ｌｌ ｌ ヽ ﾄ､ ヽ | ｌ y' /
ト､ｌ| ｌｌ ｌ ヽ.ｌ㌧ i'fi! ∨ ./
ｌ＿ミｭ └-! rく_二ｪﾆ｣| / / 「だが、そんなお前の思惑をあざ笑うかの様に、
ｌ:ゝr'´ イ::ソ ｿ ./ ∧ ボウヤの下には、次々と傑出した才能が集い、その2年後。
.ﾊ￣ ￣ / / ∧ ヽ 今から5年前に、お前の知る未来とは決定的な分岐が起こった」
ｌ ､─‐ ｧ ,ィ´／ ∧ ヽ ヽ
iヽ､｀ _,.ィ´ィ´ / ヽ ヽ. ヽ
i ｌ!､ ｀´ | ｝ ∧ ヽ ヽ ヽ
.ヽ ヽL_ 入i L_ ,ｲ ｌ ヽ ヽ ヽ ヽ
丶 ｌi!` ´ ｌ ｌK ,ｲ ｌ ｌ ヽ ヽ ヽ
. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ＼
／' / / // , ヽ ヽ ヽ
／ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i
/ ,ｲ 〃 //,' '"| || | ‖ i. || | ｉ |
〃7 /' //..Ｌ ! ! !| ! |.! | || | | |
/ L./ !.._/ |! | ｀ト. !. |ヽ」」ﾑ__」 || | | !
`' 爪 ﾄ¬=ミ､ ｀ヾ ,.三 └.ﾙ.」| | | |
二 i | ! |! ゝ_ソ ¬ ;¬ｧ､|i ‖ | | 「カガリ嬢が死んだ事。そして、ユウナにその事が伏せられた事。
ィ ｉ | ! || ' ゞ'ノ ' !! !） ! ! このどちらかが………まあ、おそらくは前者だろうな。
r:､ i│! fヽ. ､＿＿__ ,. || |! | | さしずめ、本来なら何らかの大役を担うハズの人間が、
', '､ | | | | ! |丶 ｀ ' ´ ,.ィｉ├|| |! | i ! 予定より早すぎる死を遂げた所為で、未来が全く読めなくなった。違うか？」
,ム `ｎ /.│l | ! ! ｉ 〉:ー‐ '"i|│|│|| ||i ! !. ｌ
/ ヽ､ヽ!. |! ! | !.| | | リ ｌ|‖|│|| ||| | | |
(⌒ヽ / ﾉ .|‖ ! ! ィ'´ 丶 |│|| ||| | | |
- 838 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:05:19 ID:VO7gTvDU0
-
,, -─ ──‐- ､
.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 「……………私、そんなに動揺してたあるカ」
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" " ＿
, '´＿ ＿ 丶 、 ／:::: :::::＼
, ' ｀ ´ 丶 ::::::ヽ
/ ヽ ::ノ
ｉ ! 〃 ! ‐＜
L..＿」 L - '" ::::::）
￣ ー ─ '´`' ──┘
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ 「ああ。何せ”あの”ボウヤですら気づいたレベルさ。
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ お蔭で、あの当時、何かと空回りな相談を受けるハメになったぞ」
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 839 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:05:35 ID:VO7gTvDU0
-
／ ,／ ／ ＼ ∨! Ｌ.＿
/ / ／ / / , ! ヽ ｉﾄ ! /
,' / / / / !. | ヽ ヽ ゝ､ j／
! / /! i ｉ| |! │! ､ ､ i i|ゝ＞､＿＿ ノ´
ヽ/ /││ || |ﾄ ! ゝ ヽ ヽ l |! `ｰ┴く ヾ
＜⌒ｉ ! ｌ | || ||､ ヽ ヽ ＼ ＼ ｌ ‖ Ｙ i
￣!ｲ | ｌ || |ヾ ､ ＼ ヽ＞弋´￣ヾヽﾄ| |! i| ゝ
ｉ||{. ｌ | !ｌ ! ヽヽ ＼´ヽ> ｀ :::::::::::::: | ||--､ ﾊ i
|||j! ! ! !,. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: || |ヒヽヽ / ｌ l、
||| 〉 ! ＜ﾔ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: || || i ﾘ ／ ヽ /
ﾙ（`テT´ ヽｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: !ノ / / / ヽ 「………言葉も無いとはこの事だヨ。
,ﾉヾ ｌ ｌゝ ﾏ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:; |! ／|_／ ﾊ ヽ ７ どうやら、真の愚者は私だたようネ」
ヽ / ｌ ﾄ __ゞ ル' ∧! ヾ ､ ム」ﾄ
/ ヽ ｌ ||ヾ- ' ` ／ ｌﾚ､ ト-ゝヽ 凵=ァ
_,ム-r' ヽ / 丶、 ー一¬ ´ ／ ヽヾ! / ヾ
ヾァ‐ヽ ! / ｀丶、 _,／ !. // ﾊ !ｌ
i ﾊ ! ∨ ｀¬‐- イ ｌ_ /ｲ＿＿!ﾄ､
ヾ_ `ﾄ､ `ﾄ､ ｀ヽ
⌒ ／! `ｰ-､
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 「感傷はよせ。
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ ボウヤは、純粋にお前の心配をしただけの事。
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ 別に皮肉でもなんでもない。
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶 それに、カガリ嬢が死んだ事をユウナに伏せると決めたのは私とウトナだ。
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､ 当時、動揺しまくりで戦力外だったお前が気にする様な事じゃない」
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!, ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
- 840 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:05:49 ID:VO7gTvDU0
-
／ , , ,
. ／ ／ ／ /
/ .／ / / ,イ / i ヽ
,〃 // 〃 / // ,ｲ i |! ! i i
, ',' ｲ i / ./ '/ /! ! |! ', ｌ ｉ ｌ
. ,' i ｌ.| { / ,' ' ｉ /│ |ﾄ . ‖ i ﾄ. ｌ !
/ | ! ! ｌ ,' ｉ ! l ! |!|! |! | !ｉヾ
│ ' ｌ ! l ,i ム」 i ! !.ｌ| |! | | !
ﾚ' | ﾄ !| ‖」 !. |丶 | ! |! ‖ ! ! i
| ｌ 1ﾄr ､ ｀丶、ゝj ヽ」|‐ ¬ ト 」
j| ｌ |! `ﾏ':｀ト､ _,. ヽ」 |!L
/|| ! ﾄ.」 ヾ_,j 二二.__ ｀ 「（コホン）まあ、それはそれとして………」
,',' ,1 !7! ヒ￣!7｀`
,',' ,'‖ |i ゝ ' ゞ:ツ
,',' ,' ｉ|! !! i ヽ
,',' ,' l|l ||│ | ＼. ヽ ,ィ7´
../, / !!! ‖.! ! ｉヽ、 _, ‐'´ ///
,'/,' j||! ‖| | |// 7¬' ´ .／ Y
.〃,' ｉ ||! ‖| |!-‐'７ / ／ !
. -─────- .
, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ＼
／' / / // , ヽ ヽ ヽ
／ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i
/ ,ｲ 〃 //,' '"| || | ‖ i. || | ｉ |
〃7 /' //..Ｌ ! ! !| ! |.! | || | | |
/ L./ !.._/ |! | ｀ト. !. |ヽ」」ﾑ__」 || | | !
`' 爪 ﾄ¬=ミ､ ｀ヾ ,.三 └.ﾙ.」| | | |
二 i | ! |! ゝ_ソ ¬ ;¬ｧ､|i ‖ | | 「いい機会だ。お前の知る、ボウヤの未来を聞かせてくれ」
ィ ｉ | ! || ' ゞ'ノ ' !! !） ! !
r:､ i│! fヽ. ､＿＿__ ,. || |! | |
', '､ | | | | ! |丶 ｀ ' ´ ,.ィｉ├|| |! | i !
,ム `ｎ /.│l | ! ! ｉ 〉:ー‐ '"i|│|│|| ||i ! !. ｌ
/ ヽ､ヽ!. |! ! | !.| | | リ ｌ|‖|│|| ||| | | |
(⌒ヽ / ﾉ .|‖ ! ! ィ'´ 丶 |│|| ||| | | |
,, -─ ──‐- ､
／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ
r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙), 「え？」
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡!
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|}
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" "
, '´＿ ＿ 丶 、
, ' ｀ ´ 丶
/ ヽ
ｉ ! 〃 !
L..＿」 L - '"
￣ ー ─ '´`' ──┘
- 841 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:06:16 ID:VO7gTvDU0
-
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ 「お前の未来とコッチは既に別モノ。参考にはならん。
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ しかし、娯楽として捉えるのであれば、話は別だ。
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ アレが一人で動いた結果、どんな馬鹿をやらかしたのか
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶 チョッと知りたいと思うのが人情だろう」
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」 / / 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ ｉ " ,' / ヽ ヽ
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ 「ましてや、７年も苦楽を共にした仲間が、
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ いまだそんなあやふやなモノに囚われているのは、正直、面白くない。
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ 必要な部分………否、いっそ問題点だけでいい。話せ」
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 842 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:06:33 ID:VO7gTvDU0
-
, -─ ──‐- ､
／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾_￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ , ニ ﾐ ィ ＝､￣ ! | ! ゝ.
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! ｌ〃/⌒!i ´r=:､ヽ | ｌ むｉ 「……………ん。わかたネ」
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {! |! { j ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝ_ヽ ｀ ´ ' /ﾆｿ 乙)
r､' ｿ ゝト ‐-‐-‐' ,ノ 〈 !彡!
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|}
! |!ﾄ ´ V {. | ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ／ 丶､ '"
, '´＿ ＿ 丶 、 ／:.:.:.:
, ' ｀ ´ 丶 /::.:.:.:
/ ヽ |:.:.:..:. ＼
ｉ ! 〃 ! ヽ;.;..:.: ..:.:）
L..＿」 L - '" て:.:.:＿＿／.
￣ ー ─ '´`' ──┘
＞───‐- 、
／ ｀ ＜⌒ヽ
／ ＼ ヽ
／￣｀７ ／ ､ ヽ ､ i ｌ ＿_
/ / / / ∧ ヽ ヽ Yヽ ﾍ. j ／
! i ｉ | | ! i| l l l. ∨ ヾ、
l | | | | | |! ｌ _|__| | r＝‐
＜ヽ ∧ | | |__」ﾄ !ィ二「!」 ! .|ヾ!
ｦ `くノ! ﾍ rヒ´! ! ゝ＜ ,.ィ‐､、l !i ヽ
ムイﾚﾄ j! ∨ ,rｧャ、 itj ﾊヾ! ﾄ.〉 く 「まあ、正直あまり面白い話でないし、
〈 Nヽ ! f'ﾋ1じi じｸﾘ ｌ ﾘ ､ ﾍ、 未来の出来事を詳細に語るのも色々アレなんで、
〈 〉｀Yヽ. ゞ. ゞ ツ ,. ｀⊂⊃レｸ く / 概略だけに止めるけド………」
〈 〉 | {ド､ ﾍﾆ⊃ _, ﾉ､ ゝ 7
〈 〉 ゝ、二ニ` ー' ¨´ ／､ム、 jﾊ
/ 〈 |,ｲ 丶、 ／ヽ ヽ ｀ /ﾊ!
,ム-/ //／!∧ミニ＝イノｲ! `ヾ. /ﾙ !
ウヾ ／ |! ! ノ-､ /
i ＼ !／ ￣｀ヽ‐-
- 843 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:06:55 ID:VO7gTvDU0
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｀ヽ__,' ／:::⌒'′:::::::::::::::::::｀ ヽ'´ ﾄ
/: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ :|i:
:!x /: : :x≪三三三≫ｘハ ≧ﾟ｡ ,'::
ﾟ｡ ム::!x≦＞'´￣￣￣｀ヽ≧ ::: : ! /::::
ﾟ｡ |: : ムイ: : : : : : : : : : : : : : :|_∧__ :＼_
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イ /::::::: /:::_」|::|＼:: : :| ＼斗x ､:::::: ｀::‐-∧ __
|/:::::::::/::´::八:| ＼::| ,ｲ__刈 〉.ﾉ｀T::¨￣:::::｀ヽ
/:::::::,.:′::ィて心.､ ＼.乂:ツ'′:::/:::::::ヽ::::::::::::}
,.:′／/／丶 V:ソ /::／）::::::::::}::::;::::::； まず、前提として、私の知る未来では、ISなんてモノは作られなかたヨ。
⌒|::::::}|:::::::::≧=- 丶 ／ 八:::::::::;:′:}::::;′ いや、ひよとしたらあたのかも知れないけど、歴史に埋れた。
/:|::::::{|::::::::::人 ／;′::／/／j／ ゲーム機で言えば、SG-1000よりもマイナーな存在。
{:人:::八:::::::::＼＞ ⌒ ／＼|::／ ,′ 当然、今や世界最強の代名詞たる織斑千冬や、
|′ ＼} ＼__:::::＼ | ｀¨ |: :.|′ 天災の代名詞たる篠之野束も、無名の一般人で終わった世界ネ。
:ヽ _. . _ .ノ ヽ｀ ｰ ヽ＼_ :.:/ﾄ､
::::::＼__f´ :/Ⅴ:| :i_ ', ___ﾑｲ ｀¨¨7ヽ_ __
::::::∧:: i! ムｲヾ} i! ｀¨¨ヽ 〃 ノ:/｀ヽヽ /ﾆﾊ } x≪::/!
::::::::∧:::ﾟ｡ | :|: ﾑｲ ｀7ニニ} }__／::|::: / { 【SG-1000】
:::::::::::::ヽ::ヽ ヽ ﾟ｡ :/ :| ,ｲニ三三}ヽ::::/::::i! | 1983年7月15日にSEGAが発売した家庭用ゲーム機体。
:::::::::::::::::::::/ ｀Y !､ /x≦! ∠ニ ＼ニ = //::::::: ∨ 当時としては極めて高性能だったが、同時期にファミコンが発売された為、
､::::::::::::::::/ :ﾟ｡ !:ﾊ ,イi:i:i:/ ／二ニﾆ／ニ／/:::::::::::: i 販売競争に敗れ埋もれていった名機。
ム::::::::::: i ヽ:!i:i:i}{i:i:i:!/ /ニ===／ニニ}У:::::::::::::::l
ﾏﾑ:::: : 八 ﾟ:｡八i:!/ /ニ==／ニニﾆ//::::::::::::::: ∧ ,イ!≧ｘ
..ﾏﾑ::::::::: :)> ノ | ヽ_/ /ニ=／=! 7ニ／::!::::::::::::::: ,' Y ﾌ､::|}}}}}}|
}/ム::::::::::_}| ｀¨¨´ ! :| |ニ /ニ=| |=彡:::: |::::::::::::: / :ﾚ'}}}i::!}}}}}}|
/////777} } :| :| レ'´ニニ| |::::::: ／:::::::::::::/ ,ｲ}}}}}}i:!}}}}} |
////＞'ﾞ´ ! :! :! !ニニニ | |:::／::::::::::::::::/ /}}}}}}}}}}|}}}}}}}|
【第一世代型パワードスーツ インフニット・ストラトス（仮）】
- 844 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:07:22 ID:VO7gTvDU0
-
/|ヽ
ﾊ| .ｌ
__ .ﾊ.| |
＼[.Fl.]／＿ ﾊ:::∧ .ﾊ .! |
,r＝-､ ｌ =V= }´:::ﾊ .|rニﾆヽ .| .| .|
/ / ,ｨ｀ヽｨヽｌ.ll.ｌ/-､::/ヽ! | | .| .|
ヽ/ 〈/￣|￣/７￣￣| ｉ! r､l/:::| ! .| そのバタフライで、パワードスーツ関係の進歩率はコッチほど急激じやないケド、
|ヽ.| ,ニ､/ /.| .| |__>〈 |. ∨.! .| その分、早い段階で歴史に登場したので、概ねトントンだネ。
ｌ ゝ=.| | |=＝ゝ､!/ヽ | ',ｌ/ | .||ヽ| と言うのも、本来の私の目的。
ﾑヽ=rヽ_| ｌ＿| |‐-､r‐､ヽ/::| _ィ /. !|.∧ ２００３年頃に起こった事件を切っ掛けにした大規模な戦争中に、
ﾑ | //r-/ ∧─､ｌ｀ヽﾍ:::::|￣.ｌ ｌ／ヽ| ﾊ 白騎士事件に準じる速度で、MSの技術は進歩したのヨ。
/ ゝｲｌ/ .ｌ |/| ∧ ﾑﾍ:::!_ ｨ ./:::::::::::| .〉 悲しいケド、戦争が進化を促した格好ネ。
|_r─､ｌ〈 .! | | ∧ ゝﾍ|＿./::::::::::::::!ヽ/
r‐rﾍ ｌ ヽ |ｰ' | ／ ﾏ ,ｲ､ |:::::::::::::ｌ:::::|
ｌ_/ｌ:::ｌ .ｌ-ヽ! ｌ ｌ .|／ ﾏ ｌ:::/､|::::::::::::ｌ:::::ｌ
`ｰ'ヽ/¨7ヽ/ヽｲ∧_rﾆヽ|￣ゞﾆ',|:::::::::::ｌ:::::ｌ
ﾊ / |､:∧ l､ |ヽ |:::::::::ｌ::::::ｌ
ﾊ/ // |/ |ﾍ .|.ｌ∧ !::::::/:::::/
ｌ .{.// .|', .|ﾍﾏ !.ｌ ∧ |:::/＼/
/ｌ_|.∧ |ﾊ .|∧ﾏ_l .! .∧ !/ |/
/＿_/ ',-./| ﾊ |.∧ l/ .∧
/ ＿ ｰ | | | ￣ ∧
ﾊ/ .ｌ __ |／ | /￣ヽ 〉,
l/ .／ｌ ｌｌ￣ｌｌ| .| ﾊ ヽ //
/_／ ヽ.ﾏｌｌ ｌｌ| | | ﾏ |､.|::!
／ ／ ゝ＝ｲ ｌ_/ ∨ | ヽi!
／￣￣￣ / | |､ ∨ .| ∧
￣￣￣￣￣￣￣ | ＼ ￣ ./ |
【超の未来世界ではコチラより十年以上前倒しで制作された、世界初の飛行可能なMS、Zガンダム】
_┌-.. __ _
i=|=|‐--ﾆi=|_
il=|=| 8 o' l=|i|
i;|=|=|ｌ／|ill|=|i|
...___ i;;;|=|==／|､il=|i|
┌'┌- ﾆﾆi_ i":|=|==／|､il=|i|
lﾖﾖ|o｡ ::|ﾖｉ| |iiｉ|／「 |:"|､il=|i|
lﾖﾖ| ,へ: |ﾖｉ| |iil／::|=|:"|､|三|`i
_.|i三l_/|:､＼ｉ| |ii|／ |=|."|､|三|=|
|iii|三:l_/|､|三`、 |ii|／ |=|."|､|三|=|
|／|≡|/|､|- ､ｉ| |ii|／ |_-､.|､|三|=|
|／|≡|/|､|=|iiii| |i_.-三 |=|ii|`i'"|＼ で、話の本筋たるオーブなんだケド、
|／|≡|/|､|=|iiii|_..||_.-＝ｉ|=|ii|､i'"|､|､| MS関係で大分儲けてはいたガ、今ほど大企業じや無かったのヨ。
|／|≡|/|_,,.‐'ﾆiiiiｉ:|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､| まあそれでも、私達のテコ入れ分を差し引いて考えれば、
|／|≡|=|-'''"ｉiiiiiiiｉ|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､| かなり頑張ている方なんだろうけどネ。
|／|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／|≡|=|:-‐ii"iiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／::|` |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／::|､ |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
|／::|､ |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-＝ｉ|=|ii|､l-'|､|､|
【オーブ・コンツェルン本社】
- 845 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:07:44 ID:VO7gTvDU0
-
´ ヽ
／ ヽ
. / ヽ
/ . .、 ヽ、: : . l､ ヽ でもて、モルゲンレーテ社は、この世界以上に逼迫していたヨ。
′ . : : lヽ: . . ヽ :､:＞ ヽ :',: :ﾊ と言うのも、五年前、ガガリ嬢が死んだあの時、
. l: . . . : ＼. : :ヽ｀ ｰ ヽ : :l`: : ヽ_
. |: : . . : . : . . . . 、: : ヽゝ、ヽ ／ ヽ:i: l: : : : :＼_
. | : : : : : : . : : : : ヽ_＞､lミ ｀ ｲ:/: : : : :＜
. l : : : : : : : : : :、∨. _ ヽ -}: : : :＼｀`
/ｲ l: ヽ: : : : : : :ヽ ／ ＜ﾊ｀`ー‐ __＼ ＞ .、
l: l、: ',: : : : : :ｰ-ヽ、 '´ ／｀, / ヽ、:l '__ ＞ ´:::::::::::::＞ 、
ヽ|ヽ: :lヽ、: ｰ 、ﾍ ＞ . , ＼一´}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ .
ヽl: :/ヽ、l: :＞l: : . ＞─‐t─‐‐ ´ .∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ 、
l ∧: ﾊ:ヽ: : ヽ: . . :ヽ:ヽ=-:＼ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l' V l: : l: : : ヽ、: :＼ｰヽ ヽ ,. ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l: : l: : : ∧ ＞ ､:ヽ: : : : j ﾉ ',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヽ:ﾊ: :./ ヽ: :lヽ: :ｰヽv' ,. 一 ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
' ∨ ヽl ヽ／:::::｀￣｀ ＜___ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::─--':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【コチラの世界のカガリ＝ユラ＝アスハ（享年１７歳）】
__,...-‐''"￣￣￣￣￣￣｀`''ー--､._
/ ヽ
／ ＼
/ ､_ ヾヾ､ ､､ ､ ,. ,. ,. -=' ｀i
|/=≡､､､_``` ヾヾヾ ｗ '" '"'"'",..-z_'"'ミ`ヽ
/ ,rﾞ ｀```ー-､､､__,. -''''"'"'"´ ヽ ｀｀ ﾞ;
;' ! | |
| ! | |
! ;' :| |
j..! { | _. |
;'r､ﾞ､ﾞ､;====;;;;;;;;､,,,,,,,,,､ ､ ,. ,,,,,,;;;;;;;;==＝ゝ;| /,r｀|
| 'fﾞﾞ､:| ── ,` / ｀''7 ;── ,|.//､ |
｀;.､｛:､! - ''" ､ ,: ｀` - :|;':) ﾉ,/
|｀､､ ﾞi i l:: : : ::|' ﾚ'/|
| ｀､._|: | l:: : : : ::|__,/ | 私の居た未来で死んだのは、大黒柱たるウズミ＝ナラ＝アスハだたのヨ。
| ;'「| ,i :l: ;i､ ::「i |
| ,/;'| | ,,r一''"´｀` --'´ ｀`'ー-､ |; |､ │
_,..!-" /| | ;' ,.......,.,.,.,..........._ |' :j | iﾞ､. |:､._
／ | ﾞ､ﾞ､ ;' 1､,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,..」 | :j .,ﾘ ヾ､
| ﾞ､ヽ ;' '´￣￣￣｀` | ,／ /.;'
. │ ｀!､, ,: ' / ;'
| ＼ ／ ／ .;'
| ヽ､ ﾞヽ,,..................,,,／ ´ l
【超の居た未来のウズミ＝ナラ＝アスハ（享年４２歳）】
- 846 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:08:06 ID:VO7gTvDU0
-
::::::{ . ::::::i::i::i::::::::::::::::::::: .::::::;l;ｲ:::::/:;i::::::::::::/:::::..: .: ..:::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
:::::::!.: ::::::';:!:::i::::::::::::::::::::::;ｨ/ ! l::;ｲ:/l::::::::::/::::::::::;:-'''⌒ゞ;;‐､. :. ::: :. : .
:::::::';::. ::::::ﾞi:::::;::::::::::::::::::/ l丶､l::l l:! !:::::::/l::::::// ｀`}:. : : . : :. .
:::::;-i::::::::::::::::::::､::::::i;:i;:::ｌｒ=;;ミ､l' ､l-l:::::/ l::::;'/{ |::..::. ::. : ::
; 'ｨ´!:::::::::::::::::::::ヽ::ハﾄ､lｏ{ー-`ｿﾐ､'､:i￣!:;l:!┘ |:::::i:: ::.. ::.
/ｲ::::::::::::::::::::::::::7 ` ｀ﾞ丶､ノ ﾞl ヾ l:!l' '、 ｌ:::::|::.:::: :::
, {ﾉ::::::::::::::::::::::::::l / ` _＼ ｊ::::ﾉ::::::i::::::
'､ｿ:::::::::::::::::::::::::::;' 〃 , -ｒ=ミ､丶 ,.'::/:::::::/:::::::: 当然、モルゲンレーテ社は、上を下への大騒ぎ。
::7::::::::::::::::::::::::::::! ｊ.i ヽ 'ヒﾞ'''ﾊ､/:::/:::::::/::::::::/ 悲しみにくれる………ぶちやけ、この世界よりも役立たずな
/:::::::::::::::::::::::::::::{ i i ,. -< ￣｀Yヽ｀ﾞ `/::/::;;::;:'::::::／/: マリュー＝ラミアス＝アスハをお飾り総帥に据える事で、
:::::::::: : :::::::: : :. ::',i i , -､__/ , ヽ ∨ 7''７ﾌｆ''"￣ ,:':/ 辛うじて命脈を保た形に。
:::::::::: : :::::::::. :. . '､ｌ {､ ＼`ヽ､ ヽ ｜ / :/'´ ／'´
::::::::::.: :: ::::::::. :. . :ﾞ, 丶ヽ 丶､ 丶 ヽ ∨::. .;'
:::::::::::. . : ::::::::: . : :. :', ｊ_,1丶 ｊﾉ::i: :;'
::::::::::::. : : :::::::.::. : :.i;ﾄ､ ／ ' /, ／:: ::i:/
:::::::::::::::::. : :::::::::::. :ﾄll ヽ , ' ' '/::: : :: :ﾘ
::::::::::::::::::: : :i;::::::::: ::!`lヽ､/ ／ : : . . ::.ヽ
【アスハ家長女 マリュー＝ラミアス＝アスハ】
, -―‥‥―- ､_
／: : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :､ヽ
, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽi
| l: : : : :|､: |: : : : : : : : l: : : : : : :､: :ﾊ
|ｲ: : : :､|へlヽ: :l: : : ﾄ/|: / : : : : i､ : l
l : : : ｋ伝ﾃ ヽｌ､: /仂|ﾒl: : : : l: ハ l
ヽi: : :ﾊ￣ ,V ￣｀/: : : /|/ l/
ヽi: : ゝ , ｲ : l: / ′ .′
_ -┬┬― ﾍ: iへ ー_一 ／/l:/|/ 似たようなタイミングで、長男のキラ氏が例のMS用新型OSを開発しなければ、
, ＜ | | / / ＞ `､ - ＜从|_l' そのままズルズルと滅亡してただろうネ。
＼＼＼＼ | |/ / ／／ >､└１: l＼
＼＼≠〒〒ﾒ／／／ ／ へ l: :l: : :`‐-､_
.へｙ'¨ニュ_ ／へ 彡 ＝ 彳: l: : : : : : : ｀ヽ
/ : ﾉ / ,‐-_-'ニニｨ / : l: : : : : : : : : ﾊ
, : : } 二...ヽ|: : : ﾊ , /: : l: : : : : : : : : : ﾊ
}: : ﾊ ｔ_ノﾊ: : : :ﾊ { /: : :/: : : : : : : : /: : ﾊ
/: : : :} ｊ : : : ﾊ: : : ﾊ l, ': : :/: : : : : : : //: : : : l
. / : : : ﾉ /: : : : : ﾊ: : : :V: : : / : : : : : : : {/: : : : :｜
/: :__ , ' ∧ : : : : : ﾊ: : /: : : /: : : : : : : : /: : : : : : :l
／／／ /: :ﾊ : : : : : ﾊ:/: : : /: : : : : : : : /: : : : : : : ﾊ
【アスハ家長男 キラ＝ユラ＝アスハ】
- 847 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:08:36 ID:VO7gTvDU0
-
,.. -───- ､
,. ' ヽ..
,. ' ヽ、
／ ヽ
/ _,. -─-､ ､ ヽ
//ﾚﾚ ／ ヽ ヽ ﾞl
.| | | / /W/ //l/ / ﾞ､ }ヽ }
| ﾚ' / /| | _,ｭrソ ヽ |
| { {__ﾞ!__ﾄ| _,.r='"_ｭﾘ<ﾊ ﾄ` とは言え、首の皮一枚の状況は変わらない。
| |`、 ﾞ!ﾞ､(r､て二>. `ｰ<lン｡j,: ﾌ ! ソコで、実質的経営者と言うべき、ナタル＝バジル＝アスハは、
ﾞl ﾄ､ヽ { <~Tシf `ﾞﾞﾞﾞﾞ ム j 起死回生を賭けての大博打に。
ﾞ､ゝﾞ､ヽ ヽ`ｰ''"ﾞﾞ r､ ﾉ
` ヾ、-ﾐ､ l|, jr'´
`ｰ､. ＿ . ,.ィ！
` ._ ´ｰ='´ ／ _ﾄ､
| ｀ ｰ ､.__／r‐〈 |
| //ｰr‐ﾍ`l l ｌ |､＿
_,. -'1 | | | | | l l , 〉 ￣ ` ｰ-
,. -‐ ' ,. ヾ､| | | | レ' /`ｰ-- ､.._
,. -‐ ´ r‐' ´ ヾ`ｰ∫-‐ヽ- '
【アスハ家次女 ナタル＝バジル＝アスハ】
, -‐'"´￣`ｰ- ､.___＿___
／,.ｨ _ ｀ヽ、
ﾉ {/'´ ___ ｀ヽ、 ヽ
／ .::: {:::::｀ゝ、 :...＼ :::... ＼
ﾉ ,.ｨ .::::::::::ヽ.r‐┘＼ :::... ヽ､ :::::::.... 、 ヽ
{ ,/ ::::::::::::::::,ゝ ｀ヽ､::::...ヽ.ヽ、::::::...ヽ }
ヽ、 __、:::::/ ‐≠＝=.､｀ヽ､::.＼｀ヽ、:::::,ノ
l .:/,.-| ::::ヽ tu;ｧミ､｀''ｰ `‐､_ヽ｣_＼{
|://,｀j ::::::::} ￣`'' ,pぇ丁Γ｀)
l｛ !{ 〈 :::::::（__ {｀`' .l:::ﾉヽ
､__ノ ,＼‐ヽ､__;;/´ 、 /'´ MS部門において高い販売力を誇る同業他社。
, ｀7,〃.:::::〕ｰ| _ ノ/ オーブ・コンツェルンの次期総帥、ユウナ＝ロマ＝セイランと、
,{ {（'´::::_「`''‐ゝ. ヽ:ｰ‐-;ｧ /
j| ｀) ::::「｀ヽ ＼ ｀ニ゛ /
/´ `ｰ‐'´.::::/ 丶､ /
`う ､__ノ;;;;/_ ｀''r‐-＜
. ／.:::／ ｀ヽ、 / ,>
/ ::::/ ヽ、 / ／
ﾞー1 ＼ / ／
∨ ／｀ヽ
【セイラン家長男、ユウナ＝ロマ＝セイラン】
. l⌒!
. l '
', ' . ´￣￣ ｀ 、
rゝ ', ／ ィ__ ＼
/¨、 r─ゝ. /: イ＿／ ゝ、
{ゝ __て }/: : : . : :／トl/: : ィ: . ､__ __＞'
｀¨ゝ ´__ノﾊ: : : : :/ｨテ㍉X, l: :∧. ﾚ､l ヽ
二ヽ::::人:fl: : .V辷ﾉ ′ V"´Vヽ: : l: }
ゝ─＼ ヽ: . ﾄ ｀ , ≠ﾐk /: : /リ
∠ _:＼/ﾍ: .l f￣＼ .イ: ／ 彼の幼馴染でもある、自分の妹。
レl＞' ヽl＼{ }/ イ{¨ヽ:＼ カガリ＝ユラ＝アスハの婚姻を、半ば強引に勧めたのヨ。
ゝ 、 ＞＜´ / ｀r´¨＼_
ヽ ≦≧K＜_ゝｆｙｒ"
、 ', l!
| ‐--- ',
|＿＿＿,. ＜
/:::::::/＼:::::::::l
/＿:/ ヽ─l
j__ / 〉Tヽ、
} Y７ ゝ─’
‘一'
【アスハ家三女、カガリ＝ユラ＝アスハ】
- 848 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:08:56 ID:VO7gTvDU0
-
＿＿＿ ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
,. -' ´ ￣｀` ' - ､ {、:::::'i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／ ｀' ヽ:::::',､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ |`=､ヽヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,ノ 、 `ヾ､=ヾ''ｰ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
r‐'´ ﾞ''=- ヽ:::::::::::r .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
ヽ ／:::::::〈´､ヽ::::::::::::::::::::::::::::::／
r/ , /| /l /| ,ｨ ｲゝ ､ ノ:::::::::::::::lｰ' l |::::::::::::::::::::::::ィ´
| i | ﾄ'|ｲ/'、|/ | /,| 〉､ ゞ￣:::::::::::::, イ' ノノ::::::::::::::::::::::::ﾉ これで二人の仲が纏まれば、万々歳。
!,| |'≡=ヾﾐ'ｰ,.| /_,.ﾚ) ｀ヽ::::::::::/'二,.／::::::::::::::::::::::::/ オーブにしても、モルゲンレーテ社の技術力は魅力的だたカラ
`|/ ﾄ､| ｀` ﾚ ,ｨ={ ヽ-ｲ ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 会社的にもwin-winな関係になるハズだたケド、
|'! |ヽi ! ノｧ､､ _ ＿ -,.'-'´ｲ'!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
'!| , ｜ヾ、 ,.' イ ヾヽ､|｀`丶 -' ゝｰｯ､:;::::::::::::::::::;:／
ﾊ i'! |ヽ ﾄ､ ^_‐- ／ ﾉ､ヽ | ／´ ／: : : :ﾌ::::::::::::::`ｰ-;ｨ'´_,.-
.: ﾘ l | ヽ | ｀ゝ、 ／ソ| /ヽヽ,i /:＼ ／: : : : : :｀丶､::::::::::::::::￣::::::::
: :＼l,| ヽ l / !｀´ /｜/＼ ／: : : ヾヽ､ ／: : : : : : : : : : : /::::::::::::::::::::::::::::
: : : ヾ、 ヽl /｜ ノ: : :.' / ,／: : : : : : :＼ `／: : : : : : : : : : : : :`ｰ- ､::::::::::::::::::::
: : : : : ヽ ヾﾄ､`r'´ヽ: : : :l／: : : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ソ::::::::::::
: : : : : : : ヽ ヽ `'､ ヽ: : ＼: : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : -=='´‐ヽ､::::::
: : : : : : : : ヽ ヽ ヽ: : : ＼: : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
,. -―――- ､ /
＿＿ ＿_ _ _,「￣｀¨`ｰ- ＼ / ☆
/ ｀`ヽ､ ／
── ── ─ / ,lΛ ヾ-､､､,,_ .:.:::＜´ ／
二二 二二 ‐ ─ ,ｨｲ 〈=-＼＼,ｲr'ﾞ`ヾ.:.:.::::::::.:.ヽ
ー----─-､-───‐┴､_,､-──‐ﾞ'- ､ﾆ､ `i.:.:::::::::f′
ー 二二 ＼::::::::::::::.:.:.:.:.ヽ ｀ヽ ヽ/ }.:::::::/ ── ─ ☆
.._ ＿ ＿＿|::::::::::::::::::::::::i |ｰ /;l^i/ ＿＿ ＿＿ 記録に残て無いんで、理由は良くわからないガ、
|::::::::::::::::::::::/ ,ｲ l/.:::::j ,ﾊ どうも、ユウナはカガリ嬢に嫌われていたみたいネ。
/::::::::::::::::::::ﾊ､＼＿ ｀Y´／::::／/::::!
::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:_/:::::::::::::::::／＼ ｰ「ｿ(＿ノ´`ヾｿ.:.:::::::/ ＼
￣￣￣ ￣ ￣￣￣/ ｀ﾄ､ ／,ｨｲﾘ二彡 ､ ＼
￣￣ ￣￣ ,/ ! `ー--‐ ' _/__／/::〈 ＼ ☆
二二二二, - --─'＼ | 「´￣￣ .:.:::Λ::::.＼ ＼
＿＿ ＿__ .:.:::::::::::::＼ l | .:.:::,ｲ;;;;:＼::.:」､
- 849 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:09:19 ID:VO7gTvDU0
-
/{, _,,...., -――- ､
/ '`'´ ￣ ヽ､
_,ゝ､ ヽ､
/ ../ ヽ
{::..::..:`ｒ､::.... .. ::.. |
ヽ:::::::ｊ 丶:::. l､::.丶､_::::::..... ヽ
,-'...::〈‐- ､_,ヽlヽゝ､:..ヽ二_‐ ､:: ___,,:: }
};ｨ:::::::} _-ｪ;､ ｌ _`_`-､;ニ;=-'´i:::::.ﾉ
´ ヽ::/ __｀` ､(ﾌ｀ヽ ` }:::::::ﾊ::/
_ﾉ:{ ／_ / ,､￣ 丿:::/ ﾉ′
Z_:::::', //_ W ＿{:::::/,ｲ ,/ それでも、私の世界のユウナもカガリ嬢に一途だたらしくて、
ﾉ､::ｊ // ヽ ゝ...:::::}7 ﾊ-‐'ﾉ＿, けんもほろろな状況にもメゲず、必死にアプローチを続け、
／ ∧ //ｆ;＝＝=､ 'ﾍィ‐ｿ / 丶､-‐'-､
／ / ヽ └ ､＿___} , ｲ／ } ｀ヽ､__ﾆ=-
/ 丶 ` ー- , ' ／ ,ィ
` -､ ヽ､ ／ｒ‐''´ //
ヽ }て￣ ﾉ //
｀ｒ､ 丶 ` ／ ／/
ヽ＼ ヽ{ , ／
} ゝ' ／ }
| { }
/ ｊ /
＿＿__
,. -‐''""￣ ￣｀ヽ、
／ ,. '´｀'''ｰ-､_ ＼
／ ／ ／⌒ヽ ﾞl`l ヽ
／ ,. -'〈(ヽゝ _,ノ | | ﾞ､
| ／ ﾞ!ゝヽ｀,.. -‐'ﾌ ! ﾞ､ ﾞ､
ﾞ､ /__,.,.,.,.,__ l ゝ､,..-‐フ／ ＼ ヽ
＼|,.-ｰ-､_ ﾞ￣`ｰ--‐' ＼ ヽ
／ゝ"=,, ￣`ｰ--､￣`ｰ-､. ＼ ｀､
（/ / ..＼__"= ￣`ｰ-､￣`ｰ-､_ゝ }
{V/ゞt i､ヌ`ｰ-..__"''＝=ｭｭ,.二`ｰ-､ `} ﾉ
`ミﾄ:::`'ｰ''ゝｿ::::/:::ﾆｰｪｭ..＿ ﾞ ｰ-〃j ／
l::: ／ :::､ﾋ,.ﾚｭンz7 ￣ ７ ﾉ-‐' ナタル当主としても、是が非でも纏めなければならない縁談。
! ( ｀'ｰ''´.Z彡 /i}" 会社を取り巻く状況などガン無視な妹を、
ﾞ､ ｀,._ フ／ソ 大分厳しく叱責していたみたいネ。
ノヽ. l`ｰﾞ! // ノ
／ |ｌ ｀､ (､_ｿ ＿＿＿,.ｭﾕ'∧
,.-'" ヾ ﾞ､.｀'' ＿,.-‐''7 ７ V ! |
ヾ ￣ // /// /ヽ | l/j
ヾ、.// /// /--ﾄ、| /!
- 850 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:09:35 ID:VO7gTvDU0
-
i :::. .: ::. .:::: .::: .:.
i .i , .::::. .:,: :i::. .:::::. .::i:: .:::
┛┗ i i i ::::::.. ..::i::: .::i:::. .::::::::: .::i::: .:,::::
┓┏ .i ./i /i :::::::::. .:::::i::: .:i:::::. .: .::,::::::: .::/:: . /::::
:: ､ i.', ,i__'、 :i | .i、:::::. .::::/:::..:/:::::. :: .:/:/::.: ..::/::: .:: ./::::::
::. ヽ |´、:|＿_i :,二',:|=i::::::.. ..:::::/|:::::/::::::: .:: .::/:/::::: .:::,_|:::::::::/::::::::
.::: ヽ .i´`､i_-=ヽ ,'､`_ ﾘ､',:::::::. .:::::::/ |::::/i,:::,::..:: .::/i/',::::::／_i::::::／,::::: .::::
::::. :. |,､i三ﾘ'´_,'i`ﾘ￣｀`ミ､,::::::::::::::/ |::/ .i:::i,::::: .:://',-i:／=ﾐi::::/|::/::::::::::::::,
:::::. ::. .i`ﾐ l_,! `､:::::::::/ |:/ i:|.i::::::/."´|ﾉ|' i/,ﾐi/::::::::::::::/
..::::i::. ,:::. .i ､＿_ ＿__, ',:::::/ .l' ﾘ.|:::/_ `´ ´'/::::::::::::/:: でも、当のカガリ嬢にしてみれば、
. :::|::::. ヽ:.. i ｀￣´ .',:/ ´ .i.'´ ｀`ｰ--―'" ./i:::::::::／::: そんなの知た事じゃなかたのだろうネ。
. :::|,::::.. ヽ,:.. ', ' . //:::::／:: :::::
.i,:::|',:::::. i ､:..i i. /:/::／:::::: ::::
.|.',:|iヽ::::.. | ヽ,`i | / / ':::::::::::: ::
.| .',|.i ',:::::. |,. ヾ､. 'i. /:::::::::::::::::::::: ヽ、
..| i ', ヽ:::::.. |ヽ、 ` __,. ‐' /::::::::::::::,::::::::::: |ヽ
..| .', '、:::. |.＼＼ ＿.＿_, .／::::::::::::::::/::::::::::::. .i
､i, ', ヽ,:::.|. ＼.＼, ￣￣￣´ _,..-',´::::::::::::::::::::/::::::::::i､::.. i
. `. ', ヽi `-､丶、 `゛ ,. .'´::::::/|:::::::::::::::::::::/i:::::::::/.ヽ,:. ',
ヽ ヽ ｀` ｀ '´ /´i::::/. |::::::::::::::::::/ .|::::::::i ヽ
. } .:: ::::. .:. :.. :. . ､ヽ
. / .::: .::: . l :::l:::. :l:::. : . l:. l. ヽ ',.',
/ .:::::.:::/..:: l: ::';:;::. :l;::l::.:. !l:::. l:. l::. l l
ノ .:::::::::::l::/: :. :. ';. ::ﾊﾄ､::::トﾊ::: . l１: /ｲ::: :: l:::. !ﾘ
／ィ ..::::::::::::ｒlｲ::.::: :.. :ヽ::',_`_ヽl__ ';:: / l∠_」::.;ｲ./l::: !
''", ' .: .:::::::::::{ ｒ!:::l:::. ::. :::ﾄ;:',`＝=ﾐ ∨ '=イl:/ lｲ ｌ::/
. ／..:;;ィ´::::::::::::ヽ.!::l::::::. ヽ. :',ﾞヾ ､ /:´ i//'´ 普通、名家に生まれた女子は、婚姻は政略結婚が前提だと。
. ／,.- '／:;:::::::i:::::::i:::l::l;::';:: 丶.', ,ｿ: :: l l 何不自由無い裕福な暮らしは、その対価だと教育されるものだけド、
'" ／ -7:::::::;ﾍ:::::l､:ﾄﾊ:::';:. : lﾞヽ , -ｭ ': : l;: ﾄ! この世界と大体同じ事情から、カガリ嬢は１０歳頃まで一般家庭で育た所為で
-' ´ ノ;ィ／ ﾄ;::l ` ヽ';::';､: :. ｌ‐ __ ｀７:ｌ::: . ハl その辺の意識も無かたのかもしれないヨ。
／彡'´ ii ';ｌ , ﾍ:ﾄヽ:::. ', /7− '1/!:: / `
,.-'"´ ',',.`／ ヽ｀ヽ:::.', {/ ｀ヽ､'´ l::/ヽ.
',',ヽ ／ ｀ヾ、! `- ､',',｀7' ､_ ﾄ､
- 851 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:09:57 ID:VO7gTvDU0
-
, -‐''''''''_''''''''‐- .._
/V｀ヽ／ﾚ'´ﾉ'" ﾌﾍ, -‐ヽ, ┐
, -┘ ' └ ,
ゝ ､､ ,､ ､ﾄ､__,ｨ ,､__ . {
_ /"V´}＿{__,_∠ -,'´｀ﾞ`" ｀"ﾞ｀ , `"ﾞ ィ"ﾚﾍ､
ゝヽ: : __:｀ヽ /_ﾉ、 |＼ l| 八 { ｲ
ｒ'⌒ｒ､ｊ: : :｀ヽ . ＼＼|=;=ミ､ ﾊ ∠;=ﾐ､ 八 ､ ｒ`
ﾚﾍ_」: :､ :ｒ'ﾞ｀` _>「{_ﾉ::::} ヽ/ '´Lﾉ:::::}∨ ｀ﾞ`ヽ
/__ｊ{ ∨｀ﾞ 「￣ヽ.i└―' └一' l `ーｧ
{ ￣人 ｒ一' __ ､＞､ / ￣｀ヽ / ／ ､'´
ヽ ' "｀フｒーｧ`7ｒ､} ｀ゝ }_ ∠!ｲ ､＿＿_＞ それでも、ユウナとナタル当主の粘り強い説得の末。
｀ ニｨ /{ ! }＼ ii{⌒"工ゝ､＼!丶､{ 最後は、ほとんど自社の社員を人質に取るような形で承諾させ、
_.. -‐'"__∠__ヽｊ: :｀`ﾍ／｀`ミﾐ}Tiヽ､ どうにか結婚式までは漕ぎ着けたんだケド、
/ /7 ￣ /: : : _: -: _, ﾍ､ ..}‐ゝ､_＞っ
/ //: : :/: ￣: : . - 7 |､､丶 ヽ ヽ U'"
'"´ {: : {: : : く / | ､ヽ ＼ ｜: /
,: : /−--一ﾍ./ ｜丶 ＼ ＼ﾚ'′
ヽ {丶､: : _／L.___ｌ 丶 ＼」
｀" ￣ / ／`ー‐ﾍ.イ
{フ´ てｊ
／/ ／ ／ } j｀ヽ､/,. -─-､_ノ）
,.-‐' ⌒ヽ/ / / ﾉ ノ ﾉﾄ､ _,.ノ
/ '⌒ゝ_,., ヽ/ / / ｀ヽv'⌒ﾞ!ノﾞ}-‐,.ﾆ-ｧ
,. -'´,. -‐ { { / ＼ﾉ ＼二‐'´.
∠ ／ ヽ ＿,.,.,.,.＿,.,. ヽ.ﾉﾆ==‐- ､
/ / /￣ l j! l l＿
/ l l l l j ﾑ /! l | | ヽ
ｆ /! l 从ﾄ、 ,.ナﾆ!〈_j ﾘﾉ ＼
! / | l ｆ|`fら=､ 〈_,.ィｽつ::彳'〉 / ﾉﾉ ` ､ どこぞの映画張りに、誓いの儀式をドタキャン。
∨ ｀、 ﾘt`､_t”.ｿﾞ __,ゞ-'‐'ﾉノノ/,ｲﾘ `ｰ-､
＼ ﾄ、ｔ、｀￣｀ ノ_,.イノ" l'′ / ヽ
,. '´ヽ! ＼ゝ '、 j | / ＿ ,.,. l
／ l l i､ ,.-､ r--=ﾆﾌヽ ／! | ﾉ l⌒´ ￣￣ l l
/ ,.へﾄ､.／ヽ/ l / } ,.ｲﾉ//!ﾚ' { l l
. / ／ ヽ,.／ﾞ ､／ ＼ヽ..＿,ノ／､|!/／/ ,! ヽ l
/ ／ ／ﾞ ､.／ ｰ- ＼__,.. <＿ノﾚ' _,. -' i ヽ、 l
／ ／ ／ヽ｀ ー─---- ....＿ノ _,.-‐'´ | l l
＼ ／ ├-、 _,. -‐' ´ | l l
ヽ ､ ノ l _,.-‐'´ / lﾆ=ｭ
,.ｨﾞ､ ､ ｲ /-‐' ´ / ノ ヽ
{{{{ ヽ、ｰ､_,. ／ _,.イ | }
ノ{{,{{ ｀ ／ヽ _,. -‐' ´ |
- 852 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:10:12 ID:VO7gTvDU0
-
. /:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::ヽ,
/:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :ヽ::::::::',
,'::::;' .::::::::::::.. :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::... ＼::::',
i::::i .::::::::::::i.､::. . . :. . ::. ::::::::::::::::::::::.. :. :＼!
i::::i. ::::::::::::i::ヽ;::. . ::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. i::::! ::::::::::i｀''´ヽ::.. ::::::::::;:::;::::::::::i;::::::::::::::::::::::::::',
i::;、::::::::;.i_ ヽ;::..::::::::',';:!､::::::'!'､:!､:::::::::::::::::!!!
. !:',!:::::::::',i,'ﾆ,=､_ヽ,::::::::::!.'i,.ヽ::::!∠!_!;:::::::::::;:::!'
. ,!:;:::!::::::::::',` '､‐'｀ｿ'､::::::::! ,i‐'､'ﾘ=ｿ ' !:::::::i´i:iヽ､ と同時に、出待ちしていたかの様なタイミングで、
,／.!!'､:'、::::::ヾ､｀￣´ .ヽ::::i ｀￣ ´ }:::::::i '! iヽ、 色々あた末に別れたハズの元恋人が式場に乱入。
,.-:':´: : :',i !.!!.!::::::::::',. ヽ;! /::::;'!! ! .,': : :.｀ヽ､
ヽ、: : : : '/ ! `,::!､:::::'､ ' ` .／:;::/.ﾘ ! ,': : : : : :,.
: ＼ ､: : ;' .,=､'i、ヽ:::'､', ､.' ("〒ﾃﾌ ／´´//' | !: : : ; .', :':
: : : :＼､!／! ヽ､ .＼､` 'ヽ,`＝"／´ ,/,.' ' ,.-'ヽ .!' ／:'´: : :
: : : : : :'!'､､:'! ｀-､_ヾヽ、_｀ｰ'´,..-'´/,.-'´ .ヽ !//´: : : : :
: : : : : : : ヽ'.,! i:｀`-=,.=-'‐:':´: :':´/ /`,!': : : : : : :
: : : : : : : : :ヽi .!:!￣!: : : : : : : : : ,' ,''/: : : : : : : : :
: : : : : : : : : :`i .!:'-=i＿__＿__: :/ ,'/: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : :.! !: : : : : : !,....ノ:,' i': : : : :ヽ,_: : : :
: : _,..-,'´ : : : : ', .i: !''"!´: : : : :.i ,': : : : : : :! ＼: :
'´ .ヽ,: : : : :.! .!:'､__',: : : : : i .,': : : : : : : i ヽ
,'´/,i : : : i !: : :/￣￣´! .,': : : :,; ,-.'´
_ -‐‥‐-､_ _ _
, ':::::::::::::::::::::::::::｀丶､ . ´ ﾞ丶､
／::::::{三､::Wﾚ::::::Nｲ:｀ヽ ／ . . : ヽ
,'ﾚN:::::| ヽ|:::i从iW:::::i;:i ∠ｨ : : : : 从: . :ィ . : . . . : ﾊ
. {W:::::从ニ.` ｊノ ｨうk|:::ﾉ.ﾘ ∠: ィ : iィう|／/-ｨ/イ : : : iﾄ､
'､:::::::Ki_ノi ,└‐ﾉｲゝ ､_i从| ヒi 彳うﾚ:/ : ﾉ/
ヽ::::::ゝ三 ｒ ¬ 人::ヽ. /ｨ : 八 ｒ' ┐ _ゝ彡l'水.彳 そのまま、二人で手に手を取って逐電したのヨ。
从::::___ヽ､ゝ.ノ／Z｀`ヽi {人从>ゝノ /イ: . : |:ﾉ}ハ
⊂.ー-ｔｔ―一'´ ｀`ヽiｴ＜ } ｒｔｯｔ彡'⌒W从||/ ＿
. ／ ー }.}: :__ -‐へ: : : :ヽ＼二ゝ_ .ｲ::ﾚ' ／＞､///"´_／
. ﾌ// ィ ¨¨´ ＼: : : ゝﾍ i､: : 7ｧ _ｚｔ彳/ﾚ ／ﾚ'´ ｀ヽ ｀¨ ＼
. ｀＾~ 〈: : : :H|Hﾄ｀.¨´ `^"´ｨ_／ >､_ } i i､ヽ.〉
_ノ: : :/ﾄ八ｆゝ:｀ヽ､ .ィ示キ⌒ヽ: . ｀丶、 ﾞ＾" ｀¨
／: : ／| ｆ7 : V_l: ＼:ヽ /ﾑ :ゝん{: : : : .／}
<: : : :/-/:ﾚ'_|: : ﾄ､|⌒ ヽK/ : ｀¨´: : ゝ . _ノ: ノ
ヽ: / ./: / l: : l. 〈__: : : : : . ∠ﾊﾉ}
｀ﾞ ,ﾉ‐1 L二ヽ ゝ‐ｔァ ¨´ ﾞ¨
｀¨´
- 853 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:10:28 ID:VO7gTvDU0
-
{ :ヽ ＼
} :.:ﾊ} ＼
ｒ‐' _∠- ヽ ､ ヽ
,ゝ´ゝー ､´} ヽヽ }
/_ゝ/￣｀ヽ､ｊ ハ.ﾄ､ ヽ ｊ
「 .ノ__`=ﾐ、 !| ､l!､_＼ :ヽ :. ､ﾄ`=-
ゝ /-二 - |l ＿ ヽ. ﾄヽ . ﾄヽ
, -――‐{ /__,,.. ／ ｌ ､､ (ｒ)ヽヽl ｀7:::.. :. . .:::} `
／ ﾞ{ -‐ , l 丶ヽ、 } lト } :::::..::::ﾙ'
, ' /1 ,､ - ｚ ｒ'´ ,;ィ;ｒ‐''´ もちろん、新郎のユウナにしてみれば堪たモンんじやないネ。
/ / ! /ﾍヽ､_ -=;二´ 「ノ∧
〈 __／ } ,i{ `‐ヽ -ﾆ ｒ;ﾆ"／iﾉ
ヽ ／ .{ ヾヽ､＿ノ lｊ ∠ -‐;'´／ ヽヽ
丶 ＼ 丶､ ｀''' __,,.. -‐ '´ ／／ 丶}
} 丶､ 「￣ _ ‐_´イ ヽヽ
｜ 7ヽ /ヽ _ ‐´ / ／ V
. | / / ∧ _ ‐ ´ |/ ヽ
丶 / く ヽ , ‐'´ | ヽ
ヽ / ヽ／‐'"￣￣￣ ﾌ "~ ヽ
丶 / 〈 / ヽ
ﾉ ＼
,ノ l
｛ ､ 、 '､
ヽ ,rﾍ、`ヽ、 〉
〉 !､..ﾆ､､_｀ヽ、 `ヽ、 /
ヽ { '´｀ヽヽ、ｰ-ﾆ_=r;_､,`,､_ ﾉ
l∧| ィ"~oヾｰ` =ィ'o｀ヾﾐﾘ /^|
､ノ !r !i ` '''"´ i:::..｀ﾞ "´ | |）ﾉ、 怒り心頭の挙句、カガリ嬢を取り戻すべく、
,. - 'ヾ, ヾｿi |:::: ｌ ﾚ'､_ヽ､ 自らMS部隊を率いて、モルゲンレーテ社本部を襲撃したんだケド、
,. -'´ /'､`ゞ' l _,..--.､_ ! 'rｉ|｀ヽ!、
／ ,.-ｲ| ヽ..ゝヽ i´￣ ￣｀l /_z‐' li `ヽ､
／ ,.､､ ,ィ´ i l ヽ＼ ヽ＿＿ ノ ／ |iヽ､ ｀ヽ､
.／ 〉' ﾉ} | ヽ i | ヽ ＼ ｰ一 ／ | ! ｀ヽ、 ヽ、
/ `´ / 〈 / _! ! _,. -ﾍ.ヽ ヽ､＿ ／' ,.ﾍ､ l | r'i^ヾ,、 ヽ、
/ /、 / ,'/ ﾉ} 「￣ _,. ゝ＼ | | ,／< ｀ヽ､ __ ! | l ゝ-'V / l
/ /,＜ '/ `'' / '─''" ＼.l ﾚ ＼ /|l ﾄ, | l l / ｜
! i´ >' / ／´ `´ !`´ i '､. l l / |
- 854 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:10:41 ID:VO7gTvDU0
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ イ/ : : : : : : : : : : : :/ / /: :i: : : : : : : }
:.:.:.:.:.:.:.:＞ ´ , ′ : : : : : : : : : : / ,/ ／: : :i: : :i: : : :!: ! .!
:.:.＞ ´ ／ : : : : : : : : / ,/ ,厶: : :V: : : i: : : i: :! j
´ , ' : : : : : : : / ,/ /{ ﾊ: : :l} : : i: : : i: j/ ｊ
/ : : : : : :/ / ,厶:}＝ﾍ: ﾊ: : : i: : : i:/ ,/
./ : : : / / ／, ＝示 l:| !: : l: : : j / /
―イ: : : : :/ / , ｲ {::::::::．i!::,! l:l, ｲ: :j : : / / /
:l: : : / ′ , : : :l ゝ ___,／ ／ l:/l: : :/ / / /
l :l: : l′ , : {ヽ: : !＝＝冖'" ノ l: :/ / / /
'l :l: : l /:ヽ: ヽ＼:{￣´ ,: :/ / / /
.'ｌ 'l: : l /: : : : ＼＼ヽ /:/ / / /
: ! 'l: : / }l, く｀ ｰ- _: : :≧､__ ノイ / / ,/
: ｌ l: : / / }＼ヽ、 ￣￣ l / / / 「いくよ、アスラン」
:'l l l: : . / / l ｀￣ ,l' / /
: 'l l :l: : / / /} !l _. ‐ォ l ,/! .ｲ
: : l l l: : . / / / /ノ l __ ,r ´／ !.l ! /:l !
: : :'l l :'l: : : / ,/ / ∠ __ゝ-─ '´ ─'"´__. ' l l l l: :!.!
: : : :l l :'l: : : ./ / ,／＿＿ ￣￣ ¬‐- _. -‐ ´￣ _,j ｌ.l: :l !
: : : :'l l :l: : : / / /＿＿__ ￣ ¬i -‐ '´ __. -― ´ l l l: :l l
: : : : :l 'l, 'l: : / /イ ￣ ¬i__ -‐ ´ __ --{ l: l l
: : : : : 'l i l: :ゝ' ｀丶、 l __ - ¨ V : l l
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/ _,. -‐'´ ',.', ／ヽ､ .',
_,/／!´.! .', ', ／ .｀ヽ,〉
i／ヽ, ',. i ',.', ／ i
,／ ヽ,', ! ', '､ .／、 !
ii､ .'､,', _,〉 >,､ヽ＼＼ ,へ
.',', `' ,／,／,.:i';:::＼､ヽ > / ＼ 「了解だ、キラ！」
. ',', ヽ i',／:;/_ｿ,!｀!;::::/// /::: ＼
',', .ヽ /´:::/,ゝ‐'´ﾉ'i::i// ./:::__,.. ､..__ / _,..
'､､＿＿ .ヽ, ,/´!'i,/ /:!.! !‐'´ｰ‐- ､,-‐'´ _,.-‐' ´
ヽ====,`＿__ ヽ、 /´ .', ' ./.''| ! |', ',', i_,. -‐'´/´
. ＼｀ヽ,｀`'=,- .` ,=--､'´ ! ! i .', ,'‐'´: : : : :./
＼ ヽ￣｀､_ く´.! ヽ .ﾉ!| .! '､/: : : : : : : /
ヽ ヽヽ､｀`='`｀ヽ､／,'´' ,／ ./: : : : : : : :/ ,.-‐‐‐- ､_
. ヾ､.､｀ ‐'i i‐''iヽ、!´ ／ '､'/: : : : : : : :/ ／ ｀
_,ﾆ=-,. ヽ´. ＼.ヽ、 ／´ .,': : : : : : : :/｀,i .／
_,. -――‐‐!´: : : : :`!､ヽ .＼/´'´ , i: : : : : :: : :,' !
._,.-‐'´ .,': : : : : : :.! ｀゛ｰ'"´./ ／,': : : : : : : : i ＼
´ i: : : : : : : i ./ /´ .,': : : : : : : : ;' ,-, ヽ,_
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 855 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:10:53 ID:VO7gTvDU0
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ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二三三二ﾆ‐、-一一一――-- ,, ＿＿＿＿＿＿＿ 丶＝＝＝＝
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二二二二二ﾆ"ー―、: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :￣￣ ,┘i!i!i!i!i!ii!i!i!i!i!i!!
￣￣￣￣￣￣`===二＿＿ ￣ /´. __ ＼i!i!i!i!iﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二二三三ミ'―――――---- , ＿＿＿＿メー二二 丶 i〇i ＼i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二二三三彡--ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二――――---- Ц〒丿,,,＼.｀´ ＼i!i!i!i!i!!i!!i!i!
`￣￣￣`ｰ――--＿/￣／＝＝く￣ 丶＝＝二、＼i!i!i!ii!i!i!!i!i
《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《巛巛巛',',〟___________________________ヱ----┤`i Ⅴ----＜ / 丶＼i!i!i!i!i!i!i!!i
《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《巛巛巛,', '"ﾆﾆﾆ二￣￣￣￣￣￣回i ｰ-- ＼ し ゛t ｝ 人 丶＼!i!i!!i!i!i!!
: :: :: :: : ￣￣￣￣―――目i ヲ ヾ｝ 丿 ソ:::::＼ .丶＼!i!!i!!i!!
＿＿＿＿＿＿_ ___ __ ___ ___ : :__:i:!:i:!:i:!::｀＝ｰｰ――――――‐‐‐‐ｰ┬―――＝ﾆﾆ＝ｰ＋丶:::::::＼
: :: :: : :: :i:!: :::i:!:i:!:''''￣￣`―＝＝＝ﾆﾆ二二二二￣｀ｰ----二＿＿＿|:::::::'::::｀ｒ_
―――――― ‐ ‐ ‐ ‐ : :: :::::::≡: :‐‐‐==ｰ――――――――〆￣＼＿＿＿＿＿＿ ミ＼:::::::}＼
: :: :: :: i:!:i:!:i:!:｀ ￣￣￣¬＝＝＝ﾆﾆﾆﾆﾆ／::::::::::て ＼ ￣￣ゞ ' ' ｿ ＼::::＼＼
: :: :: :i:!:i:!:: :: : ／7 :::::::::: ＼＿i:::::::::::::: ＼ / ＼::::＼:::
／i / :::::::::: ＿、:::::::::::::::::::::::::: `ｰ ｘ ＼::::,'
／┌ :::::::::::::::: マ ', ::::::::::/ﾐ ::::::::::::::Ｙ ｀´
∧ ＜" ヽ＿／ ::::::::::／ ￣〝′㌦ ::::::::::::::＼
━━━━━━--=ヽﾆ --ゞ〉ﾆ=、_〈"√=- ,, ヽ＝＝―メ／__／ ｀丶＿父＼＼＿＿
"""へ--a=｀ー ≦＞-< へ ｒソ"" ヾ丿ﾆﾆ＼ 7
.〈 .|.|∧＜｛=＞｛ﾆ」〈 '､,、 ', :::::::::::::: i
/ | | ＞ヽ＜/" <ο､__,, ヽ ＼::::::::::::::ｸ人
_〈,,＞＜＜〈ﾆ」＼､ '''''＼"''､ ', ﾍ醱ｰﾆ:::::::＼
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, -''''"_,. へ ゞ'",,,,''";ｺ、ゞ ＼ '､.', ＼＿＿ソ
＞:=：====ヽ"''' =-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;=〈 |"'ヽ ＼ ',
"""""""""" ,.;;'";＞'"__,へ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧|ﾉ∨ ', ＼|
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,," '''''' " 》,, -;;;''""''';;;;;;;;;;＞"| ∨_〉'"ヽ,
:＞:=：====ヽ''";;;;;;;;＞ ''"'ヽ ゞ'''''" -' ／ てな感じで、二人のエースパイロットが駆る最新鋭機。
"""""""""""" ,∠" _,,,;;;ゞ __,,,ゞ＜ ,.. ヘ_,,..く 『フリーダム』と『ジャスティス』の前に成すすべもなくアッサリ返り討ちに。
"'''':::::'''''''''" ヽ∠"､ _,..< 〉: ､ .＼ ＼
''" ｱ､,"' ､= _ヽ ＼
- 856 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:11:18 ID:VO7gTvDU0
-
_,. -─-- ､_
,.. -‐''´ ミﾐヽ､_
（r''" ` ｰヾﾐ ｀ヽ,
r'´ ﾐミミﾆ＝- ,..彡 i'
! ､_ ミミﾐ ｰｰ_;:'彡;:ｲ´ liヽ､
ヽ､ﾑ'=:;;;;:─＝=:;;''ー"j ｝
､'i'"ｨｔｯﾞヽ ゞ='ﾞ`' } ﾄ､ ,r'
ヾ! U /.::.. U ! |ﾐ'i ﾉ
l 〈 :::::: ヽ'' !;ﾘ〈 無論、これは二人の腕だけじゃないネ。
<,| ,.---:;;､. ヽ,丿 ,l 部隊を率いていた相手側の指揮が、あまりにもマズかたのが原因ヨ。
'i, '` ::::.. ′ ノ<, ﾉ､_
ヽ ,.‐'´/-ｸヽ ） ,
__〉ー--‐',..:ﾆ´ / ゝ,､ ｰ'ﾉ
_,.r'ン / ｀てY ｝ / | ｀ヽ､｀i_
,. -' ´ ／ !__,.ゝﾉ-､_ﾉ/ | ｀` ヽ ､_
,.-' ´ ／ / | | ヽ＼ ,. ゝ ,..-`ヽ､
ri´ '‐--.､/ | ヽ,∠´＿＿＿ ／ l
| 'i r''"´ /-､ | ,. - ､ヽ ／ ／ |
l ヽ ,rフ'''ヽ､ヽ ﾉ` ｰ-ヒl´ !、_ヽ ,r_'､ / ）
ヽ＼,〉''´ ／ヽ,)/ | ヾ'´ ﾋ'.ヘ、 ＼ _,. ／
（ ` i ‐' ／`';ｨ-‐ ､ .!ｨ'"⌒'i, _i´ヽ ヽ、 ヽ,ﾆ二､"＿_ﾄ､
l` i ' /'i ヽゝ! 'ｰ;i ! ヽ } ﾉ
,/ ,ｲ>ﾞ , ' l | l, ヽ ,. /.ヽ |
i / { ヾ ` ,ﾉ | ヽ /ｦ>ﾍ, |
/ / ヽ､ヽ､ _r‐ﾍi'l´｀`iｧ-､ヾ,| ｿ'' ‐-- ゝ､..__,..／ '´ 'i '､
／ ／ `''ーﾂ `l, i' ／ 〈ゝ-‐''´ ヽ r'
ｒ-＜ ‐- ､....＿_丶､
ゝ ￣｀ヽ.
/ ｀ヽ ヽ.. ヽ-、 ,.､ ｎ
__／ {ノﾍ:. ヽ､＿丶､:::::::....... .. ヾ. ヽ､｀ヽヽ
/ィ ＼'､ゝヽ:.ヽ ､,ﾆ`ヾヽ､:::::::::::::ｒゝ--ゝ- ヽ
/／. .. ﾐ` ,二,ヽ＼ ,＝ ､ヽ丶::::::::ﾞ;ー―‐-､ ヽ
{::::::/}トl ´ ・ `}丶ヽ､ﾟ_.ﾉ } :ｊ_::::} __ 」ヽ ヽ
｀ゝ{_,ｿ ￣ノ 丶 ｀ﾞ` / ./ }/ { ｒ'‐'''´__ ￣｀
. {ｒ｀ l { _ ノ .:.ｂ } ﾞヾ￣`-'ﾞヽ､
.ゝ. ,| , .ヽく_｀_ ｚ'´...::::ﾉ,.ｲ ｀ヽ、 , 実際、ユウナは足を引張る形でしか戦闘に関われず、
'i, {ヽ.｀ヽ ‐ Z; ィ":::::> ', ', しかも、この戦いで戦死。
ヽ ｀`ヽ ノ:::::＜_, 丶､_ヽ 後にオーブが潰れて、モルゲンレーテ社に吸収合併される
__〉 ﾉ ／イ7::::`;ﾆﾌ ／ 主原因になているのヨ。
ヽ.イ `−- ... -'´∠ '/:::::.＼ /
‐ゝ--‐' l l 「￣￣￣ 八::::::::::. ヽ 丶
＼. i ﾊ ｊ , 1 丶.. l }′ ヽ
｀ヽ ', | / / ＼ﾉ‐
／ ヽ ', ﾉ ／ ノ ｀丶､
／ `-;ゝ'′ .／ 丶､
【超の居た未来のユウナ＝ロマ＝セイラン（享年２３歳）】
- 857 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:12:38 ID:VO7gTvDU0
-
,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
||┌─────────────────────.┐.||
||..|爻乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂爻| .||
||..|爻ｲ只二二二二二二二二二二二二二二二二二只ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| _,. -─-- ､_ |ﾄ爻| .||
.||..|爻ｲ.| ,.. -‐''´ ミﾐヽ､_ |ﾄ爻| .||
.||..|爻ｲ.| （r''" ` ｰヾﾐ ｀ヽ, |ﾄ爻| .||
.||..|爻ｲ.| r'´ ﾐミミﾆ＝- ,..彡 i' |ﾄ爻| .||
. ||..|爻ｲ.| ! ､_ ミミﾐ ｰｰ_;:'彡;:ｲ´ liヽ､ |ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| ヽ､ﾑ'=:;;;;:─＝=:;;''ー"j ｝ |ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| ､'i'"ｨｔｯﾞヽ ゞ='ﾞ`' } ﾄ､ ,r' |ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| ヾ! /.::.. ! |ﾐ'i ﾉ |ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| l 〈 :::::: ヽ'' !;ﾘ〈 |ﾄ爻| .|| それだけだたら、私もさして気にしない。
||..|爻ｲ.| <,| ,.---:;;､. ヽ,丿 ,l |ﾄ爻| .|| 良くある栄枯盛衰の一つとして流すんだケド、
||..|爻ｲ.| 'i, '` ::::.. ′ ノ<, ﾉ､_ |ﾄ爻| .|| この話には、まだ続きがあるのヨ。
||..|爻ｲ.| ヽ ,.‐'´/-ｸヽ ） , .|ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| __〉ー--‐',..:ﾆ´ / ゝ,､ ｰ'ﾉ .|ﾄ爻| .||
.||..|爻ｲ.| _,.r'ン / ｀てY ｝ / | ｀ヽ､｀i_ |ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ.| ,. -' ´ ／ !__,.ゝﾉ-､_ﾉ/ | |ﾄ爻| .||
||..|爻ｲ廿二二二二二二二二二二二二二二二二二廿ﾄ爻| .||
||..|爻乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂爻| .||
||└─────────────────────.┘.||
ヽ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ
,.-‐ ´￣￣￣｀丶､
／ ｀ヽ
／ ヽ
/ ｀;,
/l lヽ
/ { l ',
/ ', l ヽ
イ !_i､,､ _,.∠_l /
｀ヽ _l_ゝ,...ニニ＝=-､＿__,.-;ニﾆ;;ﾆ￣l /
ｒ;ﾍ l ､-‐;;ｪﾆ ﾉ,.- ､{ 正;;＝'´ lｲﾞヽ
Yﾍ ﾄ､ と二つ l′ ､ヽ と二つ ,ｲ { }
l ハ ヽ､＿＿＿_ﾉ l└―― '´｜ヽｊ 一人息子を失い。
ｙ ! l 丶 また、自らが半生を掛けて躍進させた会社をも失たウトナは、
/ l ヽ ,,. l ', トチ狂って新興宗教に入信した挙句、ある人物の後見人に。
/ｲ ｌ l ＿ ｌ !. }
{ ! ｊ l ,,∠ニユ_ l, l /
ヽ､ ヽ / --- !ｌ / _／
{ ｀ﾞヾ､ ヽ , /ﾆ1
ヽ ヽ ヽ､ ノ ,ｲ l
', ヽ ￣￣ // /
- 858 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:13:01 ID:VO7gTvDU0
-
__,,,,､､､､,,,,,__ ﾞ!ヽﾄ､
,､-''"´ _,,､-‐ ｀ｿ .! ﾞi
／ ／:: ,ノ ノ l＼
／.: /::::: _/ ;／ / ヽ
/ ..::: .: .: :j:::: .: i ／/,.イ ／ : ﾞ､
/ ..::::::.:: ..: .:/!:::::..:: l / '´ /／ ﾞi .:: .::: ﾞ!
i ..::::i:::::::: i::i:..::l l:i::::::::::|;:l, _,,,,,_ﾉ:::::;ｨ::: jl ! それが、後に起こった厄災の引き金に。
| i:::::|:::::::::l::l:::::|-ﾞ!ヽ::i;:l,ヽ ´ //／;ﾊ:::. / i! 彼の存在とユウナの死の経緯とが、新生モルゲンレーテ社を。
ﾞi.|::::|;::::i:::|::l'ヽ! ﾞ ヽぃ:､ ,r=;''ヾ､ /::;.イ そのバックにいる政府を非難する大義名分となて、
.!ﾞ!::|ヽ:l::|ヽ! rﾃ"ﾞヽ l`';;:::} 'イ:: | 先のモノに勝とも劣らぬ規模の大戦争へと発展してしまうのヨ。
_,,,､--- ､,,_ Y::ヽ:!:l, `i l`';;::::| ｀ﾞ''''''" !::: |
ヽ､:. ＼ j:i::::l´iヾ: ´￣ i l:::: l
＼:::...... ＼ /::l:::::::j:::::ﾞ! ' , ,/i::: .!
､,,_ ヽ;:::::::.... ヽ､/__,ﾉ::::_/:::::::| ､ ー‐ '''"´ ／/::: |つ,
... ﾞヽ､ ＼::::::::::::......__,,;／ﾚ' ::::::j､_ ﾞヽ､ ｀" ,.イ /:: /´ iﾞ _,,､-ｧ''"´ ￣￣｀ﾞ
:::.... `''-､`''''''"´:::::::::::/ .::/:/ ｀ﾞ''''‐` - ､､,, ／_⊥/::::: ./:j ,r''"￣ﾞヽ, ／ ／ ,､-‐'´
:::::::::::.. ｀ﾞ'''ー‐-／ ／:::/ //:::::;ｨ//i!/ ＿_ ヽ / ／ ／/
:::::::::::::::::... ／ ／::::／ ヽ､ j:i::::/i;/j///´ ヽ | /// /j /
＼::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::／／"⌒ヽ､＼ _j:!__// ノ iﾞ/ _,,,.. ﾞ､ | iﾞ// .! l .! _
::::::ﾞヽ､::::::::::::::::::/./:::／ / ,､--､ヾ `''ｰ .,.ィ'´ ｀ﾞi'ヽ､ ､ Y |:|.! l | ! ,､-'"
:::::::::::::::｀ﾞ''''''"´l :／ﾞi, | ／ ｀ヽ／ / ヽ,. ＼ ﾞi / l:||:. ﾞil | / ／
::::::::::::::::::::::::::::::l/:::::::::ﾞ､ ﾉ / / ＼. ヽ | / ﾞiﾞi::::. ` ﾞi / /／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l, _,,､､,r-/ .／ ┃ ┃ `'┼‐'v='''" ￣￣ヽ;::. |:: /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞''"__,r‐'ﾞ _;|／ _,,,､､､,,,,,,__ | ､ l ＼ |::: l:|
､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,､-'",､-'´ﾚ':::/ ﾞi ,､-''´ ｀ﾞﾞ''‐-i､ ｀ ） ﾞ} |:::: :|:l,
=::::`'''ー=ニニニ／,-''" ,.ｲ':::::| ､ { ,r'" l ｀| ,ィ'ﾞ::: .l:::::. :|:ﾞi
＝--───‐''ﾌ´ _,､-'":::j ::::::l､ﾞi,... | ∧ ﾞ､ _∠;j::::::: .:|:::::: :l::l,
／ ／.::::::::／ .:::|ヽ`ｰ'^i / |ﾞ､ ヽ,r‐‐''´:::::/:::::::: ..::|::::::: .::l:::l,
/ ,r'"´ ..rﾆ´ ...::::j:l:::ヽ ヾ､ ,.イ | |::ヽ ｀)::::::::／::::::::: ...:::::j::::::::...:::::::::|
【超が恐る、某教団の初代教祖様】
- 859 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:13:23 ID:VO7gTvDU0
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／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ . 「コレが、私の居た世界でのユウナの顛末ネ」
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ ＿
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙), ／:::: :::::＼
r､' ｿ ゝト ─ ,. ' 〈 !彡! ::::::ヽ
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|} ::ノ
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ ‐＜
｀`｀ ｙ! !、 '" " ::::::）
, '´＿ ＿ 丶 、 , -= ::::ヽ
, ' ｀ ´ 丶 (::::::::::: :::::ﾉ
/ ヽ >:::: ::ｊ
ｉ ! 〃 ! （_:::: :::::ｒ'
L..＿」 L - '" ￣ (＿::::ノ
￣ ー ─ '´`' ──┘
_ ,, .. .. ,, _
,. ',´ -‐-ミ' ､
／ "´ _ ｀ﾞ' ､' 、
／ ´ , ､ ､ ｀ヽ、 ヽﾞ' 、
. // ／ ,/ , ! ｉ. i!. ヽ ヽ､ ｀i i
/,' ,i|/ ! ｌ! l! ! ｌ'､ '､ ヾ! ! i!
! ! l| ! l i'| |、 .l! i ':､ ヽ、 'l!. ! i
. | | ,ｌ!| |ｌ ! i ! ｉ .!i i. ヽ ﾋ､ l! | i
. | | ,''ｌ!| !｣ l i i .i !ヽl／∟∟┤ ｉl l!
. | ! ,' .! 凵∟∟ｰ､┘'￣〃r'´ 'l!! ,'l!i 'l! 「……………」
.. ヾ' ｌ! ,' l!ｨ'´ ｀i! '､_ __ノ'| ' ｉ! i ヾ､
＜ | ,' !i''､_ __ノ′ ￣ | ' l! ! ヽ､
ム | ' l!,.', ￣ ／/／ |,/ |'､ ﾞ､ ヽ ､
. ｌ ,' ｉ|_ヾ', /／/ . - . ﾘ/ |. ﾞ､ ﾞ､. ヽ ､
ｌ / !|l`'ｰ'i､ Ｕ ／ ﾘ ／' i､ '､ ヽ ヽ ､
. l!/ ｉ!ｌ '､､ヽ`ヽ､ ( ノ ／,/ /!､､ ､ ヽ ヽ、 、
l! ｉ| | ヽ、､ヽ、`'- .,,_ _／ ,/ ,.ィ''⌒ヽ､ ､ ヽ ヽ、 ､
/ ,',' l ヾ、､ヾ、ヽr‐!ｯ'^~/ ,/′ ﾞi ヽ ヽ ヾ､ ヽ
. / ,:'/ i ヽヽ、ヽ､`ヾ'';/ ,/′ .ﾞ!ヽ ヽ ､ ヽヽ ヽ
/ // / ﾞヽ_ヽ-i"/ /i ﾞ! ヽ ヽ、ヽ ヽヽ、
- 860 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:13:37 ID:VO7gTvDU0
-
／ , , ,
. ／ ／ ／ /
/ .／ / / ,イ / i ヽ
,〃 // 〃 / // ,ｲ i |! ! i i
, ',' ｲ i / ./ '/ /! ! |! ', ｌ ｉ ｌ
. ,' i ｌ.| { / ,' ' ｉ /│ |ﾄ . ‖ i ﾄ. ｌ !
/ | ! ! ｌ ,' ｉ ! l ! |!|! |! | !ｉヾ
│ ' ｌ ! l ,i ム」 i ! !.ｌ| |! | | !
ﾚ' | ﾄ !| ‖」 !. |丶 | ! |! ‖ ! ! i
| ｌ 1ﾄr ､ ｀丶、ゝj ヽ」|‐ ¬ ト 」
j| ｌ |! `ﾏ':｀ト､ _,. ヽ」 |!L
/|| ! ﾄ.」 ヾ_,j 二二.__ ｀ 「（コホン）あ〜、何と言うか………これは端的な疑問なんだが、」
,',' ,1 !7! ヒ￣!7｀`
,',' ,'‖ |i ゝ ' ゞ:ツ
,',' ,' ｉ|! !! i ヽ
,',' ,' l|l ||│ | ＼. ヽ ,ィ7´
../, / !!! ‖.! ! ｉヽ、 _, ‐'´ ///
,'/,' j||! ‖| | |// 7¬' ´ .／ Y
.〃,' ｉ ||! ‖| |!-‐'７ / ／ !
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ 「お前の居た世界の『ユウナ』の、いったいどの辺りが愚者なんだ？」
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
- 861 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:13:50 ID:VO7gTvDU0
-
＞───‐- 、
::::::） ／ ｀ ＜⌒ヽ
-= ::::ヽ ／ ＼ ヽ
:::::::: :::::ﾉ ／￣｀７ ／ ､ ヽ ､ i ｌ ＿_
:::: ::ｊ / / / / ∧ ヽ ヽ Yヽ ﾍ. j ／
:::: :::::ｒ' ! i ｉ | | ! i| l l l. ∨ ヾ、
￣ (＿::::ノ l | | | | | |! ｌ _|__| | r＝‐
＜ヽ ∧ | | |__」ﾄ !ィ二「!」 ! .|ヾ!
ｦ `くノ! ﾍ rヒ´! ! ゝ＜ ,.ィ‐､、l !i ヽ
ムイﾚﾄ j! ∨ ,rｧャ、 itj ﾊヾ! ﾄ.〉 く 「えっ？」
〈 Nヽ ! f'ﾋ1じi じｸﾘ ｌ ﾘ ､ ﾍ、
〈 〉｀Yヽ. ゞ. ゞ ツ ,. ｀⊂⊃レｸ く /
〈 〉 | {ド､ ﾍﾆ⊃ ﾉ､ ゝ 7 , -= ::::ヽ
〈 〉 ゝ、二ニ` ム ／､ム、 jﾊ (::::::::::: :::::ﾉ
/ 〈 |,ｲ 丶、 ／ヽ ヽ ｀ /ﾊ! >:::: ::ｊ
,ム-/ //／!∧ミニ＝イノｲ! `ヾ. /ﾙ ! （_:::: :::::ｒ'
ウヾ ／ |! ! ノ-､ / ￣ (＿::::ノ
i ＼ !／ ￣｀ヽ‐-
, -.:─.:ー‐- ､
.＿ '- ".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶.、
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＼.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.|.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.|
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￣ |.:.:.:.:|:.:.:.:.::.|:.:.:.:..:l.:.:.-ｲｒ. oｒ|.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
|＿.: |─.─q 弋_.,ﾉl:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:i 弋_,ﾉ l.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:| 「ボクもエヴァと同意見なのですよ」
|.:.:.:l l.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:|
|.:.:.:.:､＿。__ﾏ.´}__ ,..'l.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:|
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- 862 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:14:04 ID:VO7gTvDU0
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〆: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
<: : : ／ : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
＼/: : : :/: : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :ヽ
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＼: :/: : : /: : / : : : :l: : : : : :|: : :ヾ: :|
|:V: : : /: : :/l : : : :|: : |: : : |: :|: :l: :|
|: :`,_: ||,_: tH: : : :l_|: : |: : : |: :|: :l: |
|l: : : T "__`'-,:_| |': :|: /: l: : ﾚ: : l 「今のお話を聞く限り、ユウナは”指揮官としては”愚者も良い所だったのでしょう。
ﾊ: : : l `'==- ,'-:.,|/: :l:_,.:l: : :/ 後の厄災の切っ掛けとなった事と合わせて考えれば、
ハ: : :λ . `==-'l`'= /: : : l 快く思わない者が多かったであろう事は、想像に難くないのです」
/ハ: : :| `' .,_ ` _,.ﾉ: : :/: : : : l
/:l: :ﾊ: : l ,-. ＞;-=T": : l: : /: : : : |
/: |: : ﾊ: Y lヽ , _ `'v|: : :|: : : : :|
//l: : l ﾊ: :l ﾐ: : :|: : : : |
. .- :.:‐:.:‐.-. .
__ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀.:..、
／:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､
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. /:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:i:.:.:.:.:.| :.:.:.:.| :.:.:i:.:.:.:.:.:i :.:.i:.:.i
. L.:.:i.:.:.:.:.:.:i :.:.:.:.|:.:.:.:. | :.:.:.:.| :.:.:l:.:.:.:.:.:| :.:.i:.:.i
. |:.:.:.:..:ｉl :.:.:.:.l::i:.:.:.:|j.:.:.:.:lｌ:.:.:.l:.i:.:.:.:.| :.:.|:.:.|
. └‐┬ij_:.:..:.:|エ:.:.」i_:.:.:_lL:.:エﾄ.:.:.:|:.:.ｲ:.:.| 「でも、それは言いがかりと言いますか、前提条件自体が間違っているのです。
|:.:.:.:Τ/{ i ｌ ｌ i lヽ「￣:.::|:.:.| ユウナに指揮能力なんて無い事は誰の目にも明らか。
|:.:.:.:.:| ﾋｚｿ ﾋｚｿ .l .:.:.:.:.l::..| むしろ、彼に指揮を採らせたばかりか、適切な助言を出来なかった挙句、
|:.:.:.;小 :.:.:. _ _ :.:.: 小.:.:.|:.|:..:l ムザムザと戦死させた、本来部隊を率いる立場にあった者の責任なのです」
i .:.:.:.:i:i:`: . イ:..|:.:.:.:|:.|:.:.|
i:.:.i:.:.:i:|:.:..ｌ.:.:.т ‐ т:.:.i.|:.:.|:.:.:.:|:.l:. :i
|:i::l:.:.:l:|:.:.:l:.:.:.ﾉ ､:.:.l:|:.:.|.:.:.:.|.:|:.:.:i
. |:ｉ:.| :.:ﾘ ィ ´ ｀ iト.:|:.:.:.:|.:| :.:.!
l |:.l:.:.:l:.l l |:.:.|｀ヽ::.:l:.:.:.i
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|::::::||:::::::|j::_|ヽ:;::ヽLゝゝ-L::j::__:ﾉ |
丁::T￣ ￣ |:::ﾚ' : | 「ついでに言えば、運以外のパラメータに関しては、
|::ﾊlｲ_,r=＝ﾐ r＝=､ i::::::|::::| 実はウチのユウナより余程高かったんじゃないんですか、ソッチのユウナって。
|:::|:ﾊxx｀ ´ ， ｀xxx,ﾊ::::::|::::| 何せホラ、ボク達抜きでも、オーブを躍進させていたみたいですし」
|:::|::: ゝ ､‐-ｧ .ｲ:::::l::::|::::|
|:::|:::::|:::.＞ .._｀´ _ ィ!::|::::::l::::|::::|
|:::|:.,'´ ｀ ´|. .! / .ヽ::||::::|
|::../ ｀`' -‐' 、 |:l:::|
|::/ i ' ,. ヽ. |l:::!
- 863 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:14:20 ID:VO7gTvDU0
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, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ヽ、
／' / / // , ヽ ヽ ヽヽ
/ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i i!
/ l i |ﾍ .| l l ｌ .i 」 l |ｉ ｉ i i
.l l .l!| l l .l 」-十_|___|__| | ｉ i ｌ!
.ﾄ､|. i!| l.l l 二j r ｧ―::ｧ | ||ｉ ｉ i ｌ
. i ﾄ'´ i!〉', i!:::::￣ __弋z::ｼ i! .| l ｉ i ｌ!
|__ i! ',:::::::::::::: /_|＿. | l .li ｌ 「そもそも、戦端を開いた事自体、非難される言われはない。
｀l ',. l 7 ￣ ,l iﾍ ｌ! 結婚式の最中。いわば満座の前で大恥をかかされたんだ。
l. l. ' / /i| .ｉ! ヽ ｌ! 立場的にも心情的にも泣き寝入りなど論外だ」
.,' 丶. __ / /ﾉi| .､ ヽ ｌ!
,' 丶､´ _ノ .ノﾉ/i,| i.ヽ ＼ ｌ!
,' / ｀＞' ／///ﾉi| i. ＼ 丶 ﾄ､
,' / ,／ ／ ＿ ＿| i! ＼ 丶、ヽ
./ ／ /／／ ｀| ヽ 丶、 ヽ ＼
. ,/ ／ ／ ／ | l 丶 丶 ヽ ヽ
./ ／ ／/ ,∧ .| l 丶 丶、 丶､丶､
./ ／ ／ ,/ . ,l | l .l l ヽ `丶、 丶､丶､
/ ／ ,. ／ / /ﾚ' .｀i| l ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
. / ／ ／/ // / .ｉ l ﾚ l_ | ヽ ＼ ＼ 丶ヽ、 丶､ ｀丶､
´ / ／／/ // // .l | i l ヽ. ＼ ヽ、 ヽ 丶、 丶､ ヽ
. ／ ／ / / // ,// i l | i.! ｀〉ヽ ヽ ヽ、 ヽ 丶、 ヽ ヽ
. / / / |::ｉ ﾄ､::::!::i:::､ ::::::ヽ:::＼丶::＼::::ヽヾ＞::! !!
. 〃 '/ / .!:::',ヽ＼'::ｌ::::ヽ ::::::::::,:::丶ヽ＞'二三三.| !!
i| i ! i|! !:::::'.､丶ヽヽ:::::＼ヽ:;＞彡チ¬ヾ￣｀ﾌi !!
i| !.| ﾄ| |!::::::､ヽ ヽ丶::__ｼ'´冫´ 〃r‐:; |i ,': | ||
!| l ! | l |i:::::::::ヽヽ ム‐ '′ ゞ`三'_ル':::::| ||
|! ! | | |! |i二‐＝=- .........￣:::::::::::::::::::::| ||
|| | | ! |i .|iフﾃ二ﾄ ...::::::::::::::::::::::::::. '´￣ :::::| ||
. !.」 ヽ_| Г｢ﾄﾐ､ヾなﾘ..;::::::::::::::::::::::::. " | || 「むしろ、個人的には『良くやった』と言ってやっても良い程だ。
. |l ｌ .| ! |ｉ `:'´/ ‐-:::::::::: '´ | || そこまでフザケた真似をされてなお下を向いている者など、
|l ｌ !.lｉ|| ｀ | || 死んでいるのも同然。生きる価値など無いわ！」
|! ! ｌ| ||ｉ、 __,. 'ﾆア | ||
|! i !| ll i丶、 ´ _, | ||
|! | l| ll !| ｉ｀ ､ ／. :::| ||
. |! | || ll |i | ::::i:::ヾ: ..､ ,∠、 | ||
､.i !| |!:!| ! .:::::|:::::i::ヽ::｀:::ー '":ｉ:::::丶 | ||
- 864 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:14:48 ID:VO7gTvDU0
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,, -─ ──‐- ､
.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 「……………」
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" "
, '´＿ ＿ 丶 、
, ' ｀ ´ 丶
/ ヽ
ｉ ! 〃 !
L..＿」 L - '"
￣ ー ─ '´`' ──┘
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::l:::l:::::::l l:ﾊ::::::::::ｌ ｌ:::! ｌ::::::::::::l ﾊ::::::::::ｌ ｌ:::ﾊ::::::::::ｌ :::l::::::
:::l:::l::::::l l:l !:::::::| l::l !:::::::::::! l !:::::::| l::l !:::::::| ::::l:::l:
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l:::::::l::ヤ´ﾄ､／::::::::::「ヾミ ミッ1::::::::::＼､ｲ｀ l:::l:::::
l:::::ﾊ:::い.ヽ:::::::::::::::;! ヽ !;:::::::::::::::,r'.r::l:::::::
l:::::::ﾊ:ﾊ `｀ー-‐´ ﾆ三ﾆ ｀‐-ー´` ::ﾊ::::: （あ…アレ？ 言われてみれば、至て正論ネ。
l:::::::::ﾊ::ヽ―- ､ ﾆ三三三三三≧ ﾊ::::::: 結果でなく過程で判断する限り、ウチのユウナより余程有能な様な………
iヾｰ-=ゝキ― ´ ::::::::: でも、大抵ユウナが悪いと。”あの”某教祖ですら擁護の声があるのに………
/｀ﾌＴﾈ、 ｀ ´ -ｰッ あれ？ よく考えてみると、あれは擁護というよりむしろ、
/::／/:ｨ::::＼ ﾌ´ﾞｉ 『死人に口無し』とばかりに、アイツがやた悪事をユウナに擦り付けて
"´ ´斗ヤ´:＼ u r‐っ ／: ＼::ﾞｉ 責任転嫁を図ていただけの様な………）
ィ ｀:...、 ／
:::::::｀:. 、 , ´::::::
!::::::::::::::.｀ _ ..´::::::::::::
- 865 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:15:07 ID:VO7gTvDU0
-
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 「（フン）どうやら、刷り込みによる意識操作を受けていた様だな」
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!, ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
<: : : ／ : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
＼/: : : :/: : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : /: : : /: : :/: : : : : : : : :l: :ヾ: : :l
＼: :/: : : /: : / : : : :l: : : : : :|: : :ヾ: :|
|:V: : : /: : :/l : : : :|: : |: : : |: :|: :l: :|
|: :`,_: ||,_: tH: : : :l_|: : |: : : |: :|: :l: | 「ええ。正直、迂闊だったのです。
|l: : : T "__`'-,:_| |': :|: /: l: : ﾚ: : l 何せ超さんがコッチに来たのは、まだ７歳の時。
ﾊ: : : l `'==- ,'-:.,|/: :l:_,.:l: : :/ なまじ聡明かつリラベルな思想だった所為でつい見過ごしていましたが、
ハ: : :λ . `==-'l`'= /: : : l そんな幼いエージェントを送り出す以上、洗脳教育の類をしないハズがありませんよね」
/ハ: : :| `' .,_ ` _,.ﾉ: : :/: : : : l
/:l: :ﾊ: : l ,-. ＞;-=T": : l: : /: : : : |
/: |: : ﾊ: Y lヽ , _ `'v|: : :|: : : : :|
//l: : l ﾊ: :l ﾐ: : :|: : : : |
- 866 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:15:36 ID:VO7gTvDU0
-
＞───‐- 、
／ ｀ ＜⌒ヽ
／ ＼ ヽ
／￣｀７ ／ ､ ヽ ､ i ｌ ＿_
/ / / / ∧ ヽ ヽ Yヽ ﾍ. j ／
! i ｉ | | ! i| l l l. ∨ ヾ、
l | | | | | |! ｌ _|__| | r＝‐
＜ヽ ∧ | | |__」ﾄ !ィ二「!」 ! .|ヾ!
ｦ `くノ! ﾍ rヒ´! ! ゝ＜ ,.ィ‐､、l !i ヽ
ムイﾚﾄ j! ∨ ,rｧャ、 itj ﾊヾ! ﾄ.〉 く
〈 Nヽ ! f'ﾋ1じi じｸﾘ ｌ ﾘ ､ ﾍ、 「面目ないネ。
〈 〉｀Yヽ. ゞ. ゞ ツ ,. ｀⊂⊃レｸ く / 何だかんだで、もう向こうの世界より長く居るというのニ、
〈 〉 | {ド､ ﾍﾆ⊃ _, ﾉ､ ゝ 7 小さい頃散々見せられた、ドキュメンタリーの内容を鵜呑みにして……
〈 〉 ゝ、二ニ` u r‐っ ／､ム、 jﾊ いまだにユウナを色眼鏡で見てたみたいだヨ」
/ 〈 |,ｲ 丶、 ／ヽ ヽ ｀ /ﾊ!
,ム-/ //／!∧ミニ＝イノｲ! `ヾ. /ﾙ !
ウヾ ／ |! ! ノ-､ /
i ＼ !／ ￣｀ヽ‐-
', Y7:::::::::::/;:::::;:::::;/::::::ｨ::::::/i:N:::::::::i:::::::::::::::::;::::::ヽ
＿＼ 〈7::::::::::;'/::::/:::::;'::::::/;::::::/ |:| |::::::::li:::::::::::::::::i::::::::ﾍ
＜ ｀)こ:::::::::::i|:::::/::::;/ ::::/ :::::/. ::| !::::::| !::::::i::::::::l:::::::::i::,
7´,〈 |:::::::::::l|::/i:::::i:l:::::' /::::; ;' !:l !:::::l l i:::::!:::::::|:::::::::i!::,
/イ:人 !:::::::::::|::i !::::l l::::! ;::::// |:! l:::::| | |::::l!:::::::l:::::::::i !:i
_ﾉ:_j Ⅵi::::::::::l:「!-‐_二7マﾒ :」 ┤::Ｌ|_|::::l|:::::::|::i::::::| |:l
i::::ｊ 〉l!::::::::::k:r''._ﾌ 呵 ﾞﾐ ,;=三」_‐ヘ:::::ﾒ::l::::::|
ｒ':::! Ⅶi::::::::::'ﾍ Ⅵ::ﾉﾘ ´r::例!ヾⅣl!:::::::::L:::」
ノ::r' ＼!::::::::::L ` ' .::::::::::::::. !'ｰ'ﾘ '7 iﾘ:::::::::|
ｊ::::ﾉ _＿ >､⌒}ｰ‐' , r─ v ｲ:::::::::ﾘ 「でも、コレでなおさら、天魁星を放ておけなくなたネ。
, _」::::j ,. '" ｀Ⅵ ヽ u r‐っ ￣ﾌi:::/:::::::::;ｲ せかく死亡フラグを回避できたんだし、
ムﾗY´/ _ . -=┤Ｌ...ヘ ..＜::::ﾚ:::!::､:/i::! せめてコッチの世界では、ユウナは幸せになるべきダヨ」
/::::i! j ´ ヽ!|:N! ＞ _ イ:::::::::|:|::::::::::|::::::::|!|
'ｰ=ﾍ〈 .__ -─‐- ｨ レｊ ! :::i::::|:|::::::::::l::::::::l |
__} _ﾉ | ト :|::::|:l::::::::::|:::::::l! !
,. ´ ｊﾄ. _ - } ! , ｀ﾞ'＜:::::::!::::::|| |
...／ ,. ﾍ:::i ´ .ィ| !ト ::. : '' ＜ﾘ |
´ ::ヽ イ l:| |:! ｀ ｀
- 867 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:15:55 ID:VO7gTvDU0
-
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::／::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾヽ
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. / / /....::::::::/::::::::::::li:::::::::::::l:::::::::::::ﾍﾍ
. / ./:::::/::::::::::i:::::::::::::/::::::::::::::l i:::::::::::::l:::::::::l:::ﾍ::i
i:::/::::::i::::::::::::l::::::::::::_i__:::::::::::::l_l＿::::::::l:::::::::l::::::l:l
. l::::l:::::::l::::::::::::l::::-''ﾆ┴ ----┘L_`丶::|:::::::::l:::::l:l
└-L_:::l:::::::::;┼ ' ´ ＿ ＿_￣¨`i丶:」__｣:l
l`'ﾍ':´:::::l z=＝= ， ＝=ミ､ l::::::/::l::::l
i:::::::ﾍ:::::::::l、 ､_＿＿_, ｲ:::::/::::l:l::l 「おやおや。どういう心境の変化なのですか、超？
l:::l:::::ﾍ::::::::lヽ ヽ、 ノ ／l::::/:::::l::l::l あの破戒坊主の語る『魔星』なんて、頭から信じていいなかったハズなのですよ」
. l:::l::::::::ﾍ:::::::l::`i ､ . ￣ ,, ::'l:::::l:::::/::::::l::l::l
l:::il:::::::::ﾍ:::::::l:/::::ｒｰL` ''' ´jヽ::::l:::/:::/:::::::l:::l::l
. l:::ll::::::::;::-l:::::::V /:::::/､:::_l:::l:::l
l:::ll:::::/ .l:::::::l /:::::/ ヽl:::l
,, -─ ──‐- ､
.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 「そりや仕方無いヨ。
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !| 未来では『梁山泊』なんて奇特なモン、影も形も無かったからネ」
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" "
, '´＿ ＿ 丶 、
, ' ｀ ´ 丶
/ ヽ
ｉ ! 〃 !
L..＿」 L - '"
￣ ー ─ '´`' ──┘
- 868 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:16:30 ID:VO7gTvDU0
-
＞───‐- 、
／ ｀ ＜⌒ヽ
／ ＼ ヽ
／￣｀７ ／ ､ ヽ ､ i ｌ ＿_
/ / / / ∧ ヽ ヽ Yヽ ﾍ. j ／
! i ｉ | | ! i| l l l. ∨ ヾ、
l | | | | | |! ｌ _|__| | r＝‐
＜ヽ ∧ | | |__」ﾄ !ィ二「!」 ! .|ヾ!
ｦ `くノ! ﾍ rヒ´! ! ゝ＜ ,.ィ‐､、l !i ヽ
ムイﾚﾄ j! ∨ ,rｧャ、 itj ﾊヾ! ﾄ.〉 く
〈 Nヽ ! f'ﾋ1じi じｸﾘ ｌ ﾘ ､ ﾍ、 「でも、天魁星に纏わる逸話と、件の入速出やる夫の半生。
〈 〉｀Yヽ. ゞ. ゞ ツ ,. ｀⊂⊃レｸ く / 特にココ最近のそれを比べると、ある人物の影が見えてくるのヨ」
〈 〉 | {ド､ ﾍﾆ⊃ _, ﾉ､ ゝ 7
〈 〉 ゝ、二ニ` u r‐っ ／､ム、 jﾊ
/ 〈 |,ｲ 丶、 ／ヽ ヽ ｀ /ﾊ!
,ム-/ //／!∧ミニ＝イノｲ! `ヾ. /ﾙ !
ウヾ ／ |! ! ノ-､ /
i ＼ !／ ￣｀ヽ‐-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
, ´::::::::::::::::::::::￣￣｀`丶、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.::..:.:.:.:ヽ }!
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ ﾉ.|
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ノ },ｲ
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.'::/:::::::::::::: i:::::::: i:::::::/!::::/::::.:.:.:.:／:/ ノ .∧＼
{::{::::{::::::::::::{::::∧ﾄ:::/｀ｌ:.ｲ::::.:.:.:./:／ ７￣ /:.:.:ヽ
i::::v'ヽ::::::::::N'不≠ミ､ﾘ |::::.:／i/__∠..--‐ ':.:.:.:.:.}
,:::/ |:＼!＼_iﾄィ´:ﾉ` .|:::/ __ .＞'::::::.:.:.:.:.:.::.}!
. ,:::{ |:::::::`:|｀` ¨¨` .V ィ≠=ミ7:::::::::.:.:.:.:i/
/:::::＼|::::::::: | , ､ﾄ‐'::} ｿ:::::::::::／:/
:::::::::::::|:i|::.:.:!| 、 ｀¨'ィ＿:::／}／
:::::::::::::N|:::.:.|` ､ , ' /:.:::| 「仇と狙っていたハズの白長ボウズをアサリ懐柔した手際とイイ、
:::::::::::::i::|::.:.:|＼ _` ｰ ィ.::::.:i:| もしかしたら、彼はコッチの世界におけるあの教祖の立場にあるのかも知れないネ。
::::::::::::::::|:::.:.|. ＼ __. ＜:.:.i:|:::::..l:| そして、梁山泊とは、あの教団の前身なのかも………
:::::::::::::::ﾊ::.:.| ¨/::::::::::::.:.:.:.i!ﾊ:::.:.|｀ だとしたら、早急に始末しないと、掛け値無しで世界の危機なのヨ」
＿__ ノ {::.::ｌ {:::::::::::::.:.:.::ﾊ! |::.:.}
｀ｰ- ... i::.:.l 丶、::::::::.:.{ !::.:|
､::.|￣丶、 _＞──‐ |::.j--- 、
､:| |:/ ＼
! ﾉ' ヽ
￣｀ ｰ-- ､＿ ＿.. --─
: : : : : : : : : : : : : :｀ ＞─---‐ ＜ ´: : : : : : : : : : :
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【超が危惧する、もう一つの世界におけるやる夫の立場にあったっぽい人】
- 869 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:16:49 ID:VO7gTvDU0
-
/ / / ｉ │::| .!::::::! ヽ ヽ::::＞､ ヽ｀ヽ-ヽ ヽ ! ｉ | i
〃 / ｉ ‖ |:::::! |:::::::ゝ ヾ:､ ∨ ヾ´＿＿ ﾍ L.._ ｌ ヽ
|| i ! i|! ! ｌ:::::ｌ ｌ::;二::ヽヽ::＼‐' ／, イﾃ又ヾ｀ ７'i L ヽ| ､
ｉ| !.| ﾄ| |ｉ ||, へヾ ｀´ ／ {ﾇ孑冫! ' ! ﾄ ヽ ! ヽ
. !| | | | ! !| ｲ! 冫 三ﾐ ゞ -一'" |! ﾚ ! ∧ ヽ
. |! ! | | |! |.ｌﾄ ,.ィ 〃 fﾉ ハ ..::::::::::.. || i ∧ ﾍ ＼
‖|│ ! |! | |! ´ トヾ､ ゞ´ツ ;:::::::: j.! レ1 ヽ ヽ
!.」 ヽ ! ´￣!‖ ! iﾄ ´ ` !.| ﾄ ヽ i |
| |! ! |ｉヽ _, - ¬ ｌ ! | ヽ ! ヽヽ 「って、タダの『念の為』かよ！」
| |! | |ト ゝ ＜７ / ｲ│ j >ﾄ ! ト
| |! l ! 丶 `ｰ ′ ／ ' ! ! ´ ﾍヽ.│! ＼
ヽ | ||, / / | 丶｀丶 、 ,. く ,' j r¬´￣ ｀`ヽ│| ト､ 丶
ヽ ／ / / .! 丶、ヽ｀ミ三-＜_＿ヽ'／ / 丶 ヽ丶
冫 ! || | ＿＿＿＿ 丶､＼丶ﾆ二二／ ＿＿ / ＼ヽ＼
/ ! !! , '1 ￣￣￣￣｀`ー＝三三／-'´￣￣ /／! ／ ＼＼ヽ
ム -┼|| .| ｀ー ／ 〃 ゝ- '´ ヽ丶ヽ
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::l:::l:::::::l l:ﾊ::::::::::ｌ ｌ:::! ｌ::::::::::::l ﾊ::::::::::ｌ ｌ:::ﾊ::::::::::ｌ :::l::::::
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::::l::::l::::! l厂l::::::T''‐lト 、ヽ:::::::l|厂l::::::T''‐l厂l::::::T'' :::l:::!::
:::::l:::ﾄ┘ ⌒ ｀ー| :l::::l:::
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l:::::ﾊ:::い.ヽ:::::::::::::::;! ヽ !;:::::::::::::::,r'.r::l:::::::
l:::::::ﾊ:ﾊ `｀ー-‐´ ﾆ三ﾆ ｀‐-ー´` ::ﾊ:::::
l:::::::::ﾊ::ヽ―- ､ ﾆ三三三三三≧ ﾊ:::::::
iヾｰ-=ゝキ― ´ ::::::::: 「仕方無いネ！ チョとでも可能性があるなら即抹殺すべき。
/｀ﾌＴﾈ、 ｀ ´ -ｰッ 私のご先祖様やその敵対者達なんて比較にならないヤバイ相手なのヨ」
/::／/:ｨ::::＼ ＿＿＿＿＿＿ ﾌ´ﾞｉ
"´ ´斗ヤ´:＼ ＼ ＿_ ／ ／: ＼::ﾞｉ
ィ ´:!::::::::::::::::::::!l｀:...、 ／|l:::::: ｀゛
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- 870 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:17:04 ID:VO7gTvDU0
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|＿.: |─.─q 弋_.,ﾉl:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:i 弋_,ﾉ l.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:| 「ボクが言うのも何ですが、それは人としてどうかと思うのですよ」
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:::::::::::::::::::ﾄ､ヽl. 弋:::::::::::::ノ 弋:::::::::::::::ﾉ /ノl:::i::::::::::::::l::: 「と言いますか、その理屈を当てはめるのであれば、
ｌ::::::::::::::::::i:ヽ -ﾆニニ ニｰ--‐' '´/l::::l::::::::::::::l::: 天魁星には生きていてもらった方が都合が良い事になりますよ」
:l:::::::::::::::::::l`ﾍ ' ￣¨´ /,,l::::i::::::::::::::l:::
::l:::::::::::::::::::l::::ヽ、 -==- /:::::l::::l::::::::::::::l::::
:::l:::::::::::::::::::l:::::::丶、 ,／:::::::l::::l:::::::::::::::l::::
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- 871 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:17:29 ID:VO7gTvDU0
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.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
＿＿／. ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
,). r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 「え？」
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ! !、 '" "
, '´＿ ＿ 丶 、
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└-L_:::l:::::::::;┼ ' ´ ＿ ＿_￣¨`i丶:」__｣:l 「あの破戒坊主の言を信じるのであれば、ユウナの星は天貴星。
l`'ﾍ':´:::::l z=＝= ， ＝=ミ､ l::::::/::l::::l 禄でもない末路を迎える魔星達の中にあって
i:::::::ﾍ:::::::::l、 ､_＿＿_, ｲ:::::/::::l:l::l 数少ない、普通に天寿を全うした星なのです。
l:::l:::::ﾍ::::::::lヽ ヽ、 ノ ／l::::/:::::l::l::l ユウナの死亡が件の教団大頭のフラグであるならば、
. l:::l::::::::ﾍ:::::::l::`i ､ . ￣ ,, ::'l:::::l:::::/::::::l::l::l むしろ何もしない方が、生存フラグが立っている分、少しはマシなハズのです」
l:::il:::::::::ﾍ:::::::l:/::::ｒｰL` ''' ´jヽ::::l:::/:::/:::::::l:::l::l
. l:::ll::::::::;::-l:::::::V /:::::/､:::_l:::l:::l
l:::ll:::::/ .l:::::::l /:::::/ ヽl:::l
- 872 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:17:46 ID:VO7gTvDU0
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ヽ. f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ .
＿ノ... r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
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」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙)
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡 「え？ え？」
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|
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ｉ ! 〃 !
L..＿」 L - '"
￣ ー ─ '´`' ──┘
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ （フン。程度の低い詭弁だな。
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ 前世がそうだったからと言って、今世でも無事とは限らんだろうに）
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!, ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
,.-−¬,-‐¬‐-､
／ ´ ヽ
/ ／ ´⌒,⌒ ､ ヽ ﾞ,
./ / //l l ||. |､ ! i ヽ , ﾞ!
l |! i/ /.| l.l| | ! ! iヽ ヽ .! .i
.i| |! !/.l l i !| | | | .| |〉ヽ l ..:|.!
i | | || .|'‐!‐ﾘ- ﾘ ! ,-l‐i|‐! .!::::!:::|
l | | || !t.tｰｧ ｫｰｧ-! |::::||:::|
!.| | |.| .|',｀''" , "'''´| |'|| ､ ヽ （だがまあ、超の論拠自体、タダの被害妄想の産物。
,| | | |ﾉ| |ヾ､ ＿ ／'! | | ! ! そう言う意味じゃドッチもドッチ。あえて指摘してやる必要も無いか）
/ ﾉ // i! |!. ｀,; ､ _ ,.ィ, ,|| |. !||ヽヽ.ヾ
,/ / i l .| || / ＼ ／ﾞiヽ| ﾊ | !. ヾ
/ /// |.| l／ 〈 ! |/ |ヾ ヾ
- 873 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:18:08 ID:VO7gTvDU0
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-――- 、 , -― "´￣｀,
. , '"´ ＿ ｀ 、, ＜´ |
／ ｀ヽ ＼ ｜
／ 、 ミ､ .ヽ .ヽ ＿, .｜
/ i 、＼ ヽ、 ＼ ＼ ヽ￣ | |
. / i | | i.ヽ l＼ ＼ ∧ ∧,_ .ハ .| |
,. i l | ﾄ､.', ヽヽﾐi､ .ヽ∧、 . Y,r,ヽ ハ. | |
, | l l l ヾ', ヽj/´ ,.ク､ヽ .',m } ﾊ, | |
.l l.l ', .l.l ヾi ,rくｲ,.ノ i.､ .｀Y l.| l 「とりあえず、超の方は、
. | ヾヽ、 ヽ,ｨ-―'. ´¨ .l .', | | l 今の問いの答えが出るまで保留という事にして………」
. l .V ヽ,ｲ､ ,rニﾐ、 ll .l .l .,' .,
. | .V ＼,ｨく_;.ｨ' ' , l,/| | .／ /
. | l ヽ .l＼´¨ , '´ ./l ｌ| | / ﾄ、
. | l .| lヽ, Fｰ｀ 、 ,ｲl.l ｌ| |_,/ l ./ﾉ.＼
.| l .| | .', l il .l| ｀￣￣ フ-r-‐''''l| |´ ', i/、 ｀ー- ＿＿
. |.,ｲ .l /i l l, .-‐''´￣￣´ー- ニ | | | ＼ ＼ ｀ー- 、
.,' .// l/i | V | | ヽ＼ ｀ー―――――- 、
/ / -‐''´. | l ｌ l| ､｀i.ﾄ､ ', .＼ ￣ ー- 、￣｀ヽ、
／, "´ .| | , .ｨ､. ./ l| ﾞ ' .l l ﾊ i
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ 「梨花、お前はどうなんだ？
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ お前の事だ、自分の言動が被害妄想によるものだという
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ 自覚くらいはあるのだろう。
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶 その上で、どう言って己の所業を正当化つもりだ？」
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」 / / 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ ｉ " ,' / ヽ ヽ
- 874 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:18:24 ID:VO7gTvDU0
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:::::::l:::::::::::::::l::::::::::::::l::::::::::::::l::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::::::::::l
┬:L:::::::::::::l:::::::::::::il::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::;;;;｣
. l::::::¨iー-:L＿＿l|::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l＿;;;;;;:::--ｰ'''7
i::::::::l:::::::::::::::::::l、`ー―┴―――'ー――i'':::::l:::::::::::ll::::::::i 「返す言葉も無いのです」
. l::::::::l:::::::::::::::::::lヽ、 , ノ:::::/::::::::::l:l:::::::l
l:::::::::l:::::::::::::::::l:l::::`:;::...､.. ー‐ ,,.....,:::'::l:l::::/::::::::::::l:l:::::::l
. l:::::::::ﾍ:::::::::::::::ll:::::::l:l:::::,ノ` ｰ ' ´l､:::ll:::::l:l:::/:::::::::::::l::l::::::l
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:.:.:.;':.:.:.:.:!:.:./:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:ﾊ:.:.:.ﾊ:.:
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:.:.l:.:.:.:.:.;'＿_:.:.:.:.:l l !:.:.:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:__l__:.:.:.:i:.:.:.:
:.:.l:.:.:.:.,':.:.:__ :Ｚ‐ﾄl､l:.:.:.:.:.:.:.:ll:.:.:.:.:.;;zlニ≦ゝ｣、:.:.:.,! ィ:
:.:.l:.:.:.:.:二l ｲ 弋:::::ﾅ`=ー‐'゛ｰ ''ｲ弋::::::::ﾉ ﾑィ:.´:.l:.:.:.:
:Tl,イ´:.:ll. ￣ ,, ､ ￣´ l:.l:.:.:.:.!:.:.:,' 「それでもなお、引くわけにはいかない。
:.l:l:.:.:.:.:.:lヽ. `ー '' ` ー‐' !:l:.:.:.:.l:.:.,':. 理不尽だとわかっていても、世界の平和より大事なモノがある」
:.l:l:.:.:.:.:.:.l:.:l r-､_'＿ ... -､ !:l:.:.:.:.l:.:,':.:
:.l:.l:.:.:.:.:.:.l:.:ﾄ､ ゝｰ ＿_- ー〉｝ l;ｨ:.:.:.:l:.,':.:,'
:.l:.:!:.:.:.:.:.:.!:.l:.:ヽ､ ｀ ￣´ , イ:.l:.!:.:.:.:l/:./:
.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:.:.:.＼.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:＼.ヽ;.:＼.:.｀
.:.:.:.:l.:.:.:l.:.:＼.:.＼:ヽ;.:.:.ｰ--､,＿.:.:＼.:.:.:.: ＼＼.:＼
/:.:.:!.:.:.:ヽ.:.:.:.＼.:.＼:＼;_:.;_:.:..:.:.｀ﾒ､ｨ'=､.:.: i＼＼.:.
!.:.:.|:ヽ;.:.:.l＼.:.ヽ＼.:.:ヾヽ、｀'_>'ﾃ≠'ヽ ＼ ヽ, ヽ
|.:.:.l.:.:ヾ,:.:ヽ ＼.:＼＼.:.:＼>/,代:::::ﾉ::ﾉ /
ﾄ;.:.ヽ.:.:.lﾇ;于ﾃ≧≠=､ヽ､:.＞ ｀二´-' /∧ヽ;.:＼.:.｀ 「止めるというのであれば、エヴァ。
| ヽ:.:＼.:ﾒ/弋ヽ::::ノ:ﾉ ｀ ∧ ＼＼.:＼ 貴女を敵に回す事も辞さいない！」
ヽ ヽ;＼＼＼-｀二´- ﾊ:.ヽ i＼＼.:.
＼ ＼ヽ l.:.i＼ ヽ _,.ｨ .人_＼:＼ ヽ, ヽ
＼｀ ＼ヽ｀ ､ _ ｰ´- ' ／i ｨヽ｀ｰ＼ヽ ヽ
＼ ヽ＼ T 'ｫｰ─ ´ /.:.:.:.＼ _,､＞、
＼＼｀.:､_＼ _,｀二ﾆ=<_!、.:.:.:.:K ＼:＼
‐-ﾆ=ﾐ､.:.:｀.:─-----.ﾄ弋─-=ｰ
- 875 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:18:43 ID:VO7gTvDU0
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＿＿＿
,.. -''"´ ｀丶､
,.-'"´ ｀ ヽ、
／ｨ,ィ r , , ､ ヽ
／,'´/ , ' / ,/ ｌ i ､ ､ 丶 i!
, ',ｲ / /,' / ｲ ｌ | i !. `､ i! i
/.//,.ｸ .// ,ｸ / ! ! i!ｌ | ｌi! i! ｌ!
!/ｲ/ ｌ //./ ｌ / ｌ i ｌ! ｌ | l! |! ｌ
! ｹ/ｲメ､i ,' | ,i! ﾊi! i! ｌ! | ｌ!
ｌ l ﾄ`i.､ﾒ ｌ ﾊ ｌ ｌ! |ｌ ｌ. ,'ｌ! i ｌ
! l ｌヽ!_;〉 ｀` 「｀卞,ﾄ| jｌ j ﾊ ﾍ ｌ! 「（クックックッ）イイぞ、実に心地良い殺気だ。
| ｌ! ! , ‐‐iﾃｭ ､ `! ./ Ｌ.i! ヽ ｌ! 百年前くらいまでの。まだ鉄火場に居た頃を思い起こさせてくれる」
ｌi ｌ! ヽ ､_ ヽﾆ' '´/./ ! ﾉﾄ､ ヽ ｌ!
ｌ! ｌｌ ｌ!丶 `ｰ- ,..j!/ ,'´ｌ ヽ ＼ ｌ!
! ｌｌ l! ｌ.丶 --┬''"´ '´ i! ｌ. ＼ 丶 ﾄ､
ｌ! ｌ! ﾊｌｌ ＼ヽ〕! .ｌ i! ＼ 丶、ヽ
! i´ !| ‖ / ! ヽ 丶、 ヽ ＼
ｌ r〈 i!.!」Ｌ ,イ | 丶 丶 ヽ ヽ
广､ ヽ`´ ｨ '´r‐ ヽ ｌ 丶 丶、 丶､丶､
〈 丶 ヽ i /' / i! ｌ ヽ `丶、 丶､丶､
/ヽ_ヽ.」'´ . | ｌﾄ ｌ ヽ ヽ 丶、 丶､`丶､
/ ｀i / / j ヽヽ ＼ ＼
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ 「だが、あまりにも”らしく”ない愚行だな。
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ いまだ確定していない情報を元に戦端を開くなど、
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ 馬鹿げているとは思わんか？」
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 876 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:18:57 ID:VO7gTvDU0
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＼／:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:／:.:..:.:.:.:/.:.:.:.:.:_/__/＿_:.:.||:.:. |
. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:./_＿:.:.:.:.:.:__..:X ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. //／:.:.:.:.:,:.-:/-‐:':´/ / :.:.:.:.:.:.||:.:. |
￣￣￣7:.:.:.:.:.:.:.:＞ﾏ／ ｀ヾ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://――ｚ.'z'´/―一' /＿_::.:.:.: ||:.:.:.|
/ :.:.:.:.. ／ｲ ヾ ｀ヽ､:.__／// ／:.;.ｨz/=＝≠＝=.z_､￣￣||:.:.:.| l⌒! l⌒!
/:.:.:.:.:.:.:/ |! ｒｫ Vl // ／;:イ´ / ㍉、 !!:.:.:.| ｌ l ｌ l
. /:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ｀ ､.//_. -‐´/ / ＿ ヾ!!､:.:.! l .ｊ l .ｊ
/ .:. :.:.:.:.:. :.} ､ / // / /'´｀心 |ﾄ|ヽ| ｀´ ｀´
/:.:.:.:.:.: .:.:.:.:/ ＼ヽ、＿ 彡 // / ト､___,､| || |:. | ○ ○
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i // / 廴＿ノ || |:. !
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／Λ /´ /ヽ ||ﾙ':.|
:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /:ハ /＾.ﾒ､＿＿＿＿/ ＼ ｲ |:. |
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:.:.:.:.:.:./ /:.f: : : : :. ＼ V i:::::::::::::::::::/:::::::::ﾍ､ ≧≠=‐zﾆ孑彡´ !!||:.:.|
:.:.:.:.:/ /:.:.:l: : : : : : : ＼ Λ l::::::::::::::::/:::::::::::::::ﾘ ﾘ |:.:.|
:.:.:./ /:.:.:.ハ: : : : : : : : : .ﾒ､ ヽ ヽ:::::::::/::::::::::::::::// / |:.:.|
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└-L_:::l:::::::::;┼ ' ´ ＿ ＿_￣¨`i丶:」__｣:l
l`'ﾍ':´:::::l z=＝= ， ＝=ミ､ l::::::/::l::::l
i:::::::ﾍ:::::::::l、 ､_＿＿_, ｲ:::::/::::l:l::l 「失礼したのです。
l:::l:::::ﾍ::::::::lヽ ヽ、 ノ ／l::::/:::::l::l::l ボクとしたことが、チョッピリ取り乱していたのですよ。（にぱ〜☆）」
. l:::l::::::::ﾍ:::::::l::`i ､ . ￣ ,, ::'l:::::l:::::/::::::l::l::l
l:::il:::::::::ﾍ:::::::l:/::::ｒｰL` ''' ´jヽ::::l:::/:::/:::::::l:::l::l
. l:::ll::::::::;::-l:::::::V¨, --三Mﾆ--=-/:::::/､:::_l:::l:::l
l:::ll:::::/ .l:::::::l { ー┤|= }/:::::/ ヽl:::l
- 877 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:19:16 ID:VO7gTvDU0
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,.. -―‐--――- 、
／ ,.. - -- 、＼
／:.:.:.: ／ ／ ,. - - ､ ＼＼
､ /::.:.:.: / / ／ ヽ ヽ :.
|:.:.:..:. ＼ / / / / , :. ':, '，
ヽ;.;..:.: ..:.:） ' ' / / | | | | :. ! ! !
て:.:.:＿＿／. | l| |/ ' :l | | | l |l| | | |
ヽ. | i| |--|､ i| | | | _ム斗| | | | 「構わん。むしろ、偶にはそうやって生の感情を出せ。
（:.:.:::: ＿ノ... | :| {_!ｨ芹ミ､ ﾘl从 ,ィﾁ=､l_｣| | | せめて、私の前だけでもな。
:.:.::＿,). | :| |:|､ ﾋ::i:ｿ ﾋ:i::ｿ ' }/} | ! お前とてまだ１７歳。今からそれでは将来歪むぞ」
| :| jﾑ , 从' 八 ＿
, 八 l| l 、 ｰ 一 ｲ / / | ／:::: :::::＼
/ :l :::. }:| ＞ ィ / / l| ::::::ヽ
, | , Ⅵ Yｰ ､｀´,-‐､ , , :. ::ノ
/ / } |イ: /, { , ‐＜
. .- :.:‐:.:‐.-. .
__ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀.:..、
／:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､
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ヽ;.;..:.: ..:.:） .:.:i.:.:.:.:.:.:i :.:.:.:.|:.:.:.:. | :.:.:.:.| :.:.:l:.:.:.:.:.:| :.:.i:.:.i
て:.:.:＿＿／. |:.:.:.:..:ｉl :.:.:.:.l::i:.:.:.:|j.:.:.:.:lｌ:.:.:.l:.i:.:.:.:.| :.:.|:.:.|
ヽ. └‐┬ij_:.:..:.:|エ:.:.」i_:.:.:_lL:.:エﾄ.:.:.:|:.:.ｲ:.:.|
（:.:.:::: ＿ノ... |:.:.:.:Τ/{ i ｌ ｌ i lヽ「￣:.::|:.:.|
:.:.::＿,). |:.:.:.:.:| ﾋｚｿ ﾋｚｿ .l .:.:.:.:.l::..| 「ご配慮、痛み入るのです」
|:.:.:.;小 :.:.:. _ _ :.:.: 小.:.:.|:.|:..:l
i .:.:.:.:i:i:`: . イ:..|:.:.:.:|:.|:.:.| （もっと、もうとっくに手遅れなのですが）
i:.:.i:.:.:i:|:.:..ｌ.:.:.т ‐ т:.:.i.|:.:.|:.:.:.:|:.l:. :i
|:i::l:.:.:l:|:.:.:l:.:.:.ﾉ ､:.:.l:|:.:.|.:.:.:.|.:|:.:.:i , -= ::::ヽ
|:ｉ:.| :.:ﾘ ィ ´ ｀ iト.:|:.:.:.:|.:| :.:.! (::::::::::: :::::ﾉ
l |:.l:.:.:l:.l l |:.:.|｀ヽ::.:l:.:.:.i >:::: ::ｊ
| |:.| :.:l:.| i |:.:.| '.:.l:.:.:.i （_:::: :::::ｒ'
|:.|:.| i:.l:.| | ──--── |:.:.| i:.:i:.:.::i ￣ (＿::::ノ
- 878 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:19:42 ID:VO7gTvDU0
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, ' ／ / / il ﾊ ヽ ＼
／ ／ , ' / / / / !l ﾊ ', ヽ ヽ
/ , ' , ' / / ./ 〃 il ! i , ', ﾍ
`ヽ/ / ,' ,' / // 〃l l l ', ヽ ／
/ / .,' ,' ／ _-_‐_≠z... ＿__// L_-_‐_‐.l‐- ､ .! i >
｀`i ,' .i ￣ ,' z=､=ﾐ､ z==､ミ､ｰ- ､」 .l '´
└‐ '､__ '￣ﾉ¨7／ﾄ-ｲ::ﾊ ﾄ-ｲ:::ﾊヽ l L - ┬ '' l
// .ハ ! {:::ｿ } ! {::::ﾘ`} .〉l l l
// ' ゝニノ ゝニノ .! ! ', 「とはいえ、ボクも引くに引けないのです。
// /`､ ' /l !. ', 警戒していたつもりでなお、ボクは天魁星を舐めていたのです。
〃' ｲ`ｰヽ ― ／‐1 l ﾍ あの白長さんを丸め込んだ手並み。アレは驚異なのです」
〃' // ヽ､ , ィ´ ‖ .l .ﾍ
. 〃' 〃' ｀` ｰ ... _ ,, イ !l l l. ‖ ﾍ
〃,' 〃' l l l l ｀´ l ',ヽ ﾘ l l.l ﾍ
. 〃 ' 〃' l ! l ﾉ l ヽ` ./ l l l ﾍ
〃 ,' /,',' _ , ' `丶､ ,' ! l l ﾍ
. 〃 ' /,',' _ .. ィ'r '`´ー―‐- ､ ' `ー――｀,' ! l l. ﾍ
く:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.::/.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.l!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:l:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.l
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|:.:.:.:.:.l ｀¨¨¨´ l:,ｨ_r;::::;′ﾊ!:.:.:.:.:.:.T＞'::.:.:.:.:.:.:.:.' 「報告書を読む限りでは、彼が乱を起こすとは思えないのですが
|:.:.:.:.:.ﾊ ' `弋ﾑ∨ ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:::::/::/:.:.:.:.:.:.:.:.' それだけに怖いのです。
|:.:.:.:.:.:.::＼ ｀ ｰ ￣´ l:.:.:.:.:.:.:.:.:::/::/::.:.:.:.:.:.:.:,′ これでなお梁山泊が結成されるのであれば、それはやもえない。
|:.:.:.:.:.:.:::::::l ヽ _. ィ:.:.:.:.:.:/:.:/:.:ｲ::.:.:.:.:.:.:.:,′ それこそ、逆らいようもない運命という事になるのです」
|:.:.:.:.:.:.::::::l::::::::::｀ ､＿___ - 7::::/.:.:.:.:./:.:::::::::l!:::.:.:.:.:.:.:.:'
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- 879 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:20:07 ID:VO7gTvDU0
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┬:L:::::::::::::l:::::::::::::il::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::;;;;｣ 「そして、困った事に、故郷にはその手の事に巻き込まれ易い
. l::::::¨iー-:L＿＿l|::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::l＿;;;;;;:::--ｰ'''7 人達がゴロゴロ居るのです。
i::::::::l:::::::::::::::::::l、`ー―┴―――'ー――i'':::::l:::::::::::ll::::::::i 本当に困った事なのです。大事な事なので二回言ったのです」
. l::::::::l:::::::::::::::::::lヽ、 , ノ:::::/::::::::::l:l:::::::l
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'''''''''''''''''''´￣ , ￣｀'''''''''''''''''''''''' ｲ .! l
､--, / l ｌ l
、 ￣ / l .! l 「直感ですが、確信を持って言えるのです。
丶 .．イ .l .l ! i 天魁星が頭角を現してからでは遅いのだと。
ｌ＞ ．..,_ ,.．＜. ! l .! l l l その資質が完全に開花してしまってからでは、
ｌ ｌ }｀ ___, 'i´ i l l ! .! l l キラ星の如く揃った異能の天才達と、
ｌ ｌ ｌ ! ｌ ! l l l ! ! ６発のうち５発弾の入ったロシアンルーレットでも
ｌ ｌ ﾉ 丶 l l l ! .! ! 容易く成功させるであろう豪運の前に、手の打ちようが無くなるのです」
'／ ＼ / / .! ! !
.． ´ ｀ ． / / .! ! !
ﾍ´ ｀ -､ , - ' ￣/ / .! l l l
. ﾊ / ∧ l l l l
. ﾊ / / ヽ l l l
- 880 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:20:22 ID:VO7gTvDU0
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, : ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
, ' .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : ヽ: : : : ＼ ＼
／: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :＼:. : : : : ヽ: : : : : ヽ
/: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:. ヽ:. : : : : ヽ: : : : : :ヽ
. /: .:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:. :ﾊ.:. : :､: : i:. : : ; '
/: .:.:.:.:.:.:.:./:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:. li:.:.:.:.:.: : i:.:. : ﾊ:. :l '
/: :.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:. :l,l-:.‐¨: :ll:.:.: : :.l: l
/ .:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:l_i_:.:.:.:.:. :l' ,lニ＝ヽ､:.-:┤'
. / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:／l_l_:.:.:.:.:.:」 ひ:::l l'i:.: : :l
. / .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:／::ヽ` 弋::::ｿ l:.: : /
i .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,/ひ:::::::i ｰ' /: : ;ｲ 「せめて、魔星の判別法がわかれば。
／l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ﾑ弋 ﾆ ｿ ` /:.:. // ウチの村の人達が巻き込まれるか否かがハッキリすれば、
／:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ` ー' '´ /:.: :// こんな無謀な真似をしなくても良くなるのですが……」
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ `ー 7 ､＿＿ ノ:.: ://
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:,./ /､ヽ、/:.:. : //
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:/:./:.:.:.:.／ i ヾ､／:.: : //
,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.: : : /:.:.:.:/ _ ／:.:.:.: : //
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, ',´ 丶､
／"／ , , , ､ ＼
／' / / // , ヽ ヽ ヽ
／ ' ,/ /〃 /ｲ .ｉ| ｉ ! |ｉ ｉ i
/ ,ｲ 〃 //,' '"| || | ‖ i. || | ｉ |
〃7 /' //..Ｌ ! ! !| ! |.! | || | | |
/ L./ !.._/ |! | ｀ト. !. |ヽ」」ﾑ__」 || | | !
`' 爪 ﾄ¬=ミ､ ｀ヾ ,.三 └.ﾙ.」| | | |
二 i | ! |! ゝ_ソ ¬ ;¬ｧ､|i ‖ | | 「ああ、それならもう目星がついだぞ」
ィ ｉ | ! || ' ゞ'ノ ' !! !） ! !
r:､ i│! fヽ. ､＿＿__ ,. || |! | |
', '､ | | | | ! |丶 ｀ ' ´ ,.ィｉ├|| |! | i !
,ム `ｎ /.│l | ! ! ｉ 〉:ー‐ '"i|│|│|| ||i ! !. ｌ
/ ヽ､ヽ!. |! ! | !.| | | リ ｌ|‖|│|| ||| | | |
(⌒ヽ / ﾉ .|‖ ! ! ィ'´ 丶 |│|| ||| | | |
- 881 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:20:36 ID:VO7gTvDU0
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::::::::::::::::::::::l'¨／,っ:::::::::::ヽﾐ:､ ￣￣¨ ／っ::::::::ヾ`＼ l::::::::l:::::::::::::::
――-- t､l// i::::::::::::::::::::::i ` ' /:::::::::::::::::ヽヽﾒ､__ﾉ:::::::::::＿
::::::::::::::::::l〈 〈. !::::::::::::::::::::l l:::::::::::::::::::::l lヾ-−'''¨¨::::::
:::::::::::::::::::ﾄ､ヽl. 弋:::::::::::::ノ 弋:::::::::::::::ﾉ /ノl:::i::::::::::::::l::: 「えっ！？」
ｌ::::::::::::::::::i:ヽ -ﾆニニ ニｰ--‐' '´/l::::l::::::::::::::l:::
:l:::::::::::::::::::l`ﾍ ' ￣¨´ /,,l::::i::::::::::::::l:::
::l:::::::::::::::::::l::::ヽ、 -==- /:::::l::::l::::::::::::::l::::
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,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 「おいおい。そんな驚く程の事でも無いだろう。
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ 私を誰だと思ってるんだ？ 系統こそ違えど、魔法に関しては専門家だぞ」
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
- 882 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:20:51 ID:VO7gTvDU0
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,'´ ,,.-'''"´ ｀ ､ ｀`ヽ､ ヽ
/ ,.‐'´ ,,.-‐ , 丶､ ヽ､ ヽ
/ ／ ／ , i i､ ､ ヽ. ヽ ヽ. ヽ
/ ｌ| /ｌ /,i ,i |! l !ﾄ. ヽ ヽ. |! |l!. ｌ!
ｌ / .ｌｌ| .|ｌ / / ｌ |.ｌ i. l! !ｌヽ.ヽ ｌ. |! |l!. ｌ!
.ｌ ｌ ｌｌ| .|ｌ .ｌ.ｌ /ｌ ｌ! |.ｌ ｌ !ｌ !ｌ ヽ.ヽ. ｌ |! |l!. ｌ!
ｌ ｌ ｌｌｌ| |ｌ .ｌ.ｌ ｌ ｌ ｌ! | .ｌ ｌ !ｌ !ｌ ヽヽ ｌ.| |l! l!
ｌ ｌ ｌｌ.ｌ| |ｌ ｌ.ｌ ｌ .ｌ ｌ! | .ｌ ｌ! !ｌ ｌ!. ヽ.ｌ.ｌ ｌ| |l!. ｌ!
ｌ! ｌ .ｌｌ.ｌｌ| |ｌ ｌｌ! ｌ .ｌ ｌ! | ｌ ｌ! !ｌ. ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ|! |l!ｌ ｌ!
/! / ｌ.ｌ.ｌｌ| |ｌ ｌｌ!ｌ .ｌ .ｌ! | ｌ.ｌ! !ｌ | ,,.ｌ.ｌ''ｌ .ｌ!| |l! ｌ! ｌ! 「あの破戒坊主がボウヤの星を見立てた時は、
/j / ｌ.ｌ.ｌ.ｌ| ├､ .|ｌ!ｌ .ｌ ｌ!├‐-､!､ !ｌ .|／ i! .ｌ」.| .|l! .ｌ! ｌ! あまりにも胡散臭いんで”つい”スルーしていたが、
./ ｲ ｌ! ｌ.ｌ.ｌ ｌｌ ,!.「ヽ!i!'"´! .ｌ ｌ!__ ! ヽ__」ﾚ'´'"´_,,.ｨ.-ｧ| .|l! .ｌ! .ｌ! 本気で危惧するなら話は別だ」
/./ | / .//ｌ ,|l /!. | ｌ ｌ!_,,,」三匕二_ ィﾃ::::ﾉ 'ｌ| |l.! ｌ! ｌ!
／/ / / //! /|! 〈 | | |ヽ､ﾔ'´::::::l! `ｰ‐''´ .ｌi|! . |l.! ｌ! ｌ!
／ / /ｌ / .////.ｌｌ! ヽ! .ｌ ｌ ｀`'''"´ ､ .ノ､|! .|i.l.! ｌ! ｌ!
''´ / .ｌ ｌ / / // || ヽ.! 丶､ ,.ｨ'´ .|! |､ｌ.l! ｌ! ｌ!
/ ｌ ｌ / / //,-ｲ| .|ヽ 丶 ､ ＿ ''"´ ,,.-' . |! | ヽ､ ヽヽ ｌ!
/ ｌ ｌ / /／ | |! ｌ| ＼ ｀丶`┬─‐' .|! | ｀ヽ ヽヽ l!
ｌ ｌ / /i´ ヽ､ | |! ｌ| . ＼_ ! |! | ｌ ヽ! l!
ｌ ｌ ./ / ｌ ヽ | |! ｌ| . / / |! | ｌ ヽ ヽ
- 883 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:21:14 ID:VO7gTvDU0
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,.へ
___ ﾑ i
「 ﾋ_i〉 ／￣￣＼ ゝ 〈
ﾄ ノ ／ ._ノ ヽ､＼ iニ(()
i { | （●）（●） | | ヽ
i i | （__人__） | i }
| i | ｀ ⌒´ } {､ λ 饅頭頭がシロとの報告があった後、
ト−┤. | } ,ノ ￣ ,! 白長坊主に言い含めて、あの破戒坊主の周辺調査を命じたんだが、
i ゝ､_ ヽ / ,. '´ﾊ ,!
. ヽ、 ｀` ､,__ ＿__ヽ ノ__＿ ＿ ／" ＼ヽ／
＼ノ ﾉ ﾊ￣r/:::r―--―/::７ ﾉ ／
ヽ. ヽ::〈； . '::. :' |::/ / ,. "
`ｰ ､ ＼ヽ::. ;::：|/ ｒ'"
／￣二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | やる夫はイイヤツです │|
＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
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＿＿ ヾﾊソﾘ ＿＿
'´:::::::::::::｀"''‐-..,,_ }ﾉｿ _,,..-‐''"´:::::::::::::::｀ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::"''-..,,_ ﾉﾘ _,,..-''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣｀"''-..,,:::::::::::::::::::::::::::::::"''-..,,_ _,,..-''"::::::::::::::::::::::::::::::,,..-''"´￣
_..斗ヒ升芋竿ミﾐ.､‐..,,_::::::::::::::ノ ヽ::::::::::::::::_,,..-,.斗ヒ升竿ミﾐﾒx..,,_ アレにしては上手く立ち回って、
＿_ ｀ヾ.ヽ "''‐''´ ゝ-‐''´ ,ｨf彡'" ＿_ 饅頭頭が天魁星という根拠の源を。
γ:::::::::::ヽ ヾゝ ∠彡'' γ:::::::::::ヽ 例の法力っぽい力で宿星を見極めるってヤツを
＼ {:::（ ）:::} ／ .::: ＼ {:::（ ）:::} ／ 目の前で再度実行させる事に成功。
＼ ゝ::::::::::ノ .::::::i ゝ:::::::::::ノ ／ その一部始終を、隠しカメラで撮影したモノを送ってきてな。
￣￣￣ .:::::::::| ￣￣￣
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- 884 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:21:42 ID:VO7gTvDU0
-
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ 「畑違い故、解析にはチト手間取ったが、
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ 内容自体は初歩の占星術に近いモノ。
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ 似たような効果を魔法で再現するのは、
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶 さほど難しくはない」
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」 / / 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ " ,' / ヽ ヽ
／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ 「お前の故郷は………たしか岐阜県だったな。
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ 反対方向ではあるが、ヘリで移動する分には、
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ それほど時間は掛からん。
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ せっかくの三泊四日の慰安旅行だ。
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ 最終日は、一つ、里帰りなどしてみないか？」
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 885 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:21:57 ID:VO7gTvDU0
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|:::::::L:_::::::::::::i:::::: : |:::::::..y-ｰT二二T.L..-ー-､」 y==ﾐ､ L..____.!:::::__」
|:::::::!::::|￣ヽ |:: : : :|＿,;; ;;.｣ ｨ=ﾞとうﾞヽ "{:::( )ヽ|:::::::::::::／
|: :::::::::ﾊ::::::::::: : : : : : :::::::|〃j:::::;;;;::::| {:::{::}:| |:::::.:|
|: ::::::/::::!::::::::: : : : : ::::::::::|.ii {::::{:::::}::| ヾ少 |:::::.:|
|: :::/:::::::::!:::::::: : : : : :::::::::| ヾ二夕 .::i. |:::....|
|: ｲ: ::::::::::!:::::::: : : : : ::::::::| i::.:.. |
|/.|: : :::::::::!:::::: : : : : : : : :| r-ｰ'ﾌ ﾉ: : :./ 「………いやはや、流石エヴァなのです」
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|: ::::::::::::::ﾊ::::::::. : : : : : :| 、 ／::::::::.. /
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|:::::|::::::::::|::::::::::!::::::／ ,. ｨ＝ﾐ､ |::::|
|:::::::|￣:::!_,. -=≦! 〃 , |::::|
|:::::::|::::::::|::::::::::::::::| ＿ !::::! 「それではお言葉に甘えて、ボクの友達達を”紹介させて”もらうのです」
|:::::::|::::::::|::::::::::::::::| r'´ ヽj 人::|
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- 886 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:22:15 ID:VO7gTvDU0
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／ｨ,ィ r , , ､ ヽ
／,'´/ , ' / ,/ ｌ i ､ ､ 丶 i!
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/.//,.ｸ .// ,ｸ / ! ! i!ｌ | ｌi! i! ｌ!
!/ｲ/ ｌ //./ ｌ / ｌ i ｌ! ｌ | l! |! ｌ
! ｹ/ｲメ､i ,' | ,i! ﾊi! i! ｌ! | ｌ!
ｌ l ﾄ`i.､ﾒ ｌ ﾊ ｌ ｌ! |ｌ ｌ. ,'ｌ! i ｌ 「うむ。”第一印象”は正確にお前に伝えると、我が名にかけて約束しよう」
! l ｌヽ!_;〉 ｀` 「｀卞,ﾄ| jｌ j ﾊ ﾍ ｌ!
| ｌ! ! , ‐‐iﾃｭ ､ `! ./ Ｌ.i! ヽ ｌ!
ｌi ｌ! ヽ ､_ ヽﾆ' '´/./ ! ﾉﾄ､ ヽ ｌ!
ｌ! ｌｌ ｌ!丶 `ｰ- ,..j!/ ,'´ｌ ヽ ＼ ｌ!
! ｌｌ l! ｌ.丶 --┬''"´ /'´ i! ｌ. ＼ 丶 ﾄ､
ｌ! ｌ! ﾊｌｌ ＼ヽ〕! ／ ノ.ｌ i! ＼ 丶、ヽ
! i´ !| ‖ / /／,,. ‐'"´ ! ヽ 丶、 ヽ ＼
ｌ r〈 i!.!」Ｌ ,イ/ﾌ ／二三 | 丶 丶 ヽ ヽ
广､ ヽ`´ ｨ'///// '´r‐ ヽ ｌ 丶 丶、 丶､丶､
〈 丶 ヽ i /'´rﾍ/ ,' // i! ｌ ヽ `丶、 丶､丶､
/ヽ_ヽ.」'´ / i ｌﾊ. | ｌﾄ ｌ ヽ ヽ
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:::::ヽ::::::::;:::-―''ヽ:ゝ / / ノi /::::::::::::::l 「それについては全く疑っていないのです」
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- 887 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:22:35 ID:VO7gTvDU0
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｀ヽ､,': : : : : :l: : : : :￣!:￣_¨二ｺ=‐-: : : : :!l -‐ニ三l＿ _: : :.!: : :.',: : : : ,ゝ
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|:l: :l: : : : : l: : ! ′Vﾍ__ﾉ ! Vヽ_ノ ﾉ ´/: : l: :l : l:!: :
|:l: :l: : : : : l: : ﾄ､ `ー―‐' `ー―‐' /: : /: :l: :l l: : 「その結果によっては、
| l: :!: : : : :.!: : !､! ! /: : /: : l: :l: !: : 後日正式にご挨拶させてもらうのです」
| l: :l: : : : : !: : ! ﾍ. ー−' /: : /: : /: ,' !: :
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／ / i ､ ヾヽ ヽ
. ／〃 ｌ 爪 ヽ ヾ 、 ヽ ヾ､ ｌ ｉ
, '〃 i | │|ｉ ｌ ヽ ヽヾ ＼ ヽ i! ヽ
. / // ‖ !| |ｉ || ! ヾ ヽ＼ 、 ヽ. i |! ! ヽ
,' / ,' i‖ .ｌ !. !| |ﾄ ､ ト､ ヽ丶丶 ＼ l !! i ヽ
,'./ ｌ! ‖| ｌ i ｌ|i ｌ 、 ヽ ヽヽ丶＼＞ ､´ヾヽ! !ﾄ ﾑ ヽ
,'/ | ||ﾄi | ! ||ｉ. !. ヽ ヾ 、 ,ィヾ丶＼丶- |ｉ ||´=､ヽ ヽ
i′ ｉ ||ﾘ ! i ヾ､ｉ ヽ ヽ メ､ ヾ , ュ=ｱ |に ） }
ｌ! ｌ !|､ |!ヾ ├ヾ-､ ＼ ヽ ヽ／ ィツ' }１!!. !!ﾚ' ,ヘ
|! ヽ |ｉ ヽ ｌヽヽ | Ｌ.._ ￣ '´ _ゞに／||ｉ| ||ﾋノｌ ! ヽ
ヽ! トｉ､ ヽヾてひヾ ￣ i| !| |! i | ﾄ
,'1! |ｲ| |トヽ丶 ﾂ , 1! || ,、 |! ! | ｌヽ 「『必要ない』と言いたいところだが、せっかくの申し出だ。
,'〃 !１|! ｌｉ ヽ ､ ,. ィ:ﾌ ,'' !,ハ !!入 ! ヽ 精々、お前らしい宣戦布告を期待させてもらうよ」
,' ,',' j! | |i ｌ! ｌ i 丶 ｰ= ´ ´´ /,ﾚ / !. |レヘ
/ 〃 ,1 |. !| i ! ｌｉ| ｌ i＞-､_ ,ｨ/ﾉｲ ,' ||! 冫
, ' ,' ! 〃 .! i|!ｉ | | !! ! ｌ ,ﾍ‖｀Ｔ1' ｸｲ' / |!|, /
／ ｉ |/,' ! | | ! | | || ﾄ- ヾ ヾ iｲ! ｉ' / / , -ヾ／
- 888 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:22:50 ID:VO7gTvDU0
-
,〃 // ｲ iｌ |ｌ ｌ ' ､ゝ ヽヽ丶ヽ iﾄ ! | ヽ
, ',' ｲ i || | ｌ || ! | `､､ヽ ' ヽヽ _ .ムヽ }, ! i ヽ
,' i ｌ.| { ll l ! |! ｌ ｌ ヾ 丶 ｀＞ヾ 丶- 丶ｌ !､i ! ヽ
/ | ! ! ｌ !‖ | ｌ Lム L._ ヽ `'´, , ,-‐ｭ-､.| ﾄ,ヾ ヽ 丶
/ │ ' ｌ ! l L_」'´ ,. ‐ｭ-ｬ、 ／ ヒ' さﾘ / l. ! /ｌ ヽ
,′ ﾚ' | ﾄ‖ ｌﾄｬく 弋こﾊ} ー─'" ! |ｲ ! ヽ
. { | ｌ l !iヽ ｰ一´ ､ ,!. | i ｌ ＼ 「まあ、そうならずに済むのであれば、
! j| ｌ | |､ ヽ ＿, ,ｲ! !. ! ｌ ヽ それに越した事はないのだがな。
/|| ! | ‖ `i丶、 ｀ ￣ ,ｨ !| | ｌ ! 丶
／ ,!| .ｌ ｉ |l ! |i丶 ,. ' ! ｌ| | | i ヽ
／ i ! l ｌ || | ｌ} !`iト . _, 彡 _, ﾍ. i| ｌ |! | ヽ
／ ｌ.| ! | || ‖ || | ∨ !-─＝二コ ヽ
〃 ｌ.|i │ !i .|l ||＿」 / / 丶 ヾ
,'/ i || ｌ | r' ¨¨ ´ ｉ " ,' / ヽ ヽ
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::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::| !／::::::::::::::::::::::::| |::::::::|::::::::::::::::::::::::::|::
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::|::::::|:::::::::::::::::::::::／:::::l |::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::, -ｰ´ レｰ|:::::;:＿;:::ｨ-ｰ´::
::|::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::::::_! ﾄ 'ﾞ ￣ |::::::|:::::::::::
::|::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::_, -ｰ ´ ／ ,. ' 二二ﾆ=､.!::::/:::::::::::
::|::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::| ﾄ-' ￣ ／ ／-'´ |:/:::::::::::::::
:::ヽ:::l::::::::::::::::::::::::; -ｰ' /ﾞ /:::::::::::::::::: 「ええ。ボクとしても、今更エヴァと争うのは不本意なのです」
::::::ヽヽ;:__::-ｰ、´ 二二 /:::::::::::::::::::::
::::::::::ヽ:::::::::::::::ヽ , - ´_,. ---ミ､ ､ /::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::ヽ:::_;:-ｰ ´ ／ ／ _, -ｧ' /::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::|´ヽ ／ ／ -=二 ／ /:::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::ﾄ、 ￣ /::::::::::::::::::::::::::::::::
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- 889 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:23:09 ID:VO7gTvDU0
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,,, -ー-- ､
＞''" ､ﾞヽ
,イ , 、 、', '､ ',
,ｲ,' .,' , .i , ',、 ､ヽ ヽ ヽヽ ', ',
／:.:.:.: /, .! ,! .! i ! ',', ',､'､ i',__',_', ',, ',
､ /::.:.:.: //i | |､_|_',_','､_ゝ-' "" ＿_ ! i! ',
|:.:.:..:. ＼ i i !_!-! ＞,--,､ ,イ示', ´! .!.i '､
ヽ;.;..:.: ..:.:） ,'i .` 弋ソ , ￣ ::,' ,'ｲ', ', 「さて。話も纏まった事だし、そろそろ上がるか？」
て:.:.:＿＿／. ,' .i',:::::: ::::::::: ,' ,' '､ '.,
ヽ. ,' ,'.ヽ、 _ ' ,.ｲ !. ヽ ',
（:.:.:::: ＿ノ... ,' ,' ＞, , イ !,' ,'ー― ､ヽ ヽ
:.:.::＿,). / ./ ＿ ,イ__ __ ,' i ', ヽ ヽ
/ /,.ｲ ｀ .´ ,' i. _. ', ヽ ヽ
/ /,ｲ i i i ', i ヽ ヽ ｻﾞﾊﾟｯ！
,ｲ /' i i i i, ', ヽ ヽ
,ｲ / , イ ,,, i i.,, i ', ', .ヽ ヽ
,ｲ / ／ i. ﾞ" i iﾞ" ,' ', ', ヽ ヽ
,ｲ / ., イ. ! i i !. ', .', ', ヽ、
,ｲ / く i ', ', ! .', ', ', ', ヽ、
. ／:.:.:.: -‐…‐-
. ､ /::.:.:.: -‐ ´.:::::::::::::::::::::::::::..｀:
... |:.:.:..:. ＼ , '.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
..... ヽ;.;..:.: ..:.:） /.:::::.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
. て:.:.:＿＿／. / .:::::: .::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::i::::::::::::ヽ:､
ヽ. '.:i .::::/.:u.:::'.::::!::::::::::ｉ|::::::li:::::|ｉ:|Ｌ::::l:::::::|:|
.....（:.:.:::: ＿ノ... |::l .::/.:::/::::|:::::| ::::!::」|::::::ll:::::||:||::::::|｀」」」
:.:.::＿,). |::|.:/.:::/|u.:|:::::|／l::::||::::::ll:::::||」zﾃ刈::::|
|::l/.::://! :::|:::/::::::l::::||:::::」--´fｚ ﾘ |i:::::| 「たしかに、チョッと話し込み過ぎたのです。
-=彡-‐ｧ八.:.:|:::::l:;ｚ云气 ｀¨ "|l:::::| これ以上の長湯は、湯あたりしそうななのですよ」
/〃￣}-､/ ヽＬ:::|《Ｖｚツ' //八:::|. ＿
,// { ´二〉 〉､__|:::::|//// _ ' /|:::|:::|. ／:::: :::::＼
// /| - Y.::/.:::|:::::|＞ _u. イ.::|:::|:::| ::::::ヽ
, '' /, { .:ﾉ:/.:::/|:::::|ﾉ Т..:::i::|.:::l::ﾘ:::|. ::ノ
-=彡: :{/ ! l:/, - 八::::.､u. L .:::リ.:;::/:::::| ‐＜
,八ﾉ//| :ｌ/ Y::::. ￣｀ヽ .:::::| ::::::）
〃}// | .:ｌu. ヽ:::.ヽ u. .i :::::|. , -= ::::ヽ
ノ乂,' /l ｌ u. }:::::::.、 .|.::::ﾉ. (::::::::::: :::::ﾉ
/ //ｌ u. | / ﾉ.::ﾉリ .', .|〃 >:::: ::ｊ
/ //.:l ｌ /| ~~ ', | （_:::: :::::ｒ'
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- 890 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:23:25 ID:VO7gTvDU0
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, -─ ──‐- ､
／:.:.:.: ／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
､ /::.:.:.: / ／ , / ヽ '､ ｀!
|:.:.:..:. ＼ ! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ;.;..:.: ..:.:） ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
て:.:.:＿＿／. ふ ! 廾_￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ | ｌKﾄ
ヽ. f r' i ! イ , ニ ﾐ ィ ＝､￣ ! | ! ゝ.
（:.:.:::: ＿ノ... r'Y ! ｌ〃/⌒!i ´r=:､ヽ | ｌ むｉ 「私も賛成ネ」
:.:.::＿,). r' j' | 「! i ! {! |! { j ! /ｶ! Lゝ
」リ ヽゝ_ヽ ｀ ´ ' /ﾆｿ 乙)
r､' ｿ ゝト ‐-‐-‐' ,ノ 〈 !彡!
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|}
! |!ﾄ ´ V {. | ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ／ 丶､ '"
, '´＿ ＿ 丶 、 ／:.:.:.:
, ' ｀ ´ 丶 /::.:.:.:
/ ヽ |:.:.:..:. ＼
ｉ ! 〃 ! ヽ;.;..:.: ..:.:）
L..＿」 L - '" て:.:.:＿＿／.
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ヽ;.;..:.: ..:.:） //!| ! じ' -─〃/_ ﾊゝ
て:.:.:＿＿／. ' ｲﾄ⊃ｰ ､_,. ｀/ ｨＪ}ﾘ/ ｀丸 「せかくの慰安旅行、楽しまなければ嘘ダヨ。
ヽ. ｄ」 ヽヽ ノ⊂ ン-‐1! ゞ､_ 後は野となれ山となれネ」
（:.:.:::: ＿ノ... {ム ｀ｰr‐ ´='1ﾊ ﾄ! fヾ
:.:.::＿,). _iＹ「´ r'⌒,._ 川
, イ ｉ 〃 ヽ
／ /´￣｀ヽ '､
／ ／ {二二´ ! ', ／:.:.:.:
／ V ､ `r─ ヽ ', /::.:.:.:
／ '､:: ヽ､ ー‐,ｨ' ＼ヽ |:.:.:..:. ＼
/ l / ヽ ｀ヽ ヽ;.;..:.: ..:.:）
ヽ く l / ヽ ! て:.:.:＿＿／.
ヽ ',. | 〈 丶、_ノ
- 891 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:23:40 ID:VO7gTvDU0
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';';';';';ｉ';';';';';';';';';';';';';ｉ_,｣ ｔﾆ>＿<ﾆ'ｧ.ｔﾆ>＿<ﾆｧ ｉl_,｣ ｌ l l l i l "'ii ‐- ､,,,_
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【オーブ海底温泉、和室】
- 892 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:23:59 ID:VO7gTvDU0
-
,----'''´_,,-─-｀､''_---,,
,, | ﾞ .／´ ｀ヽ ﾞ | ,,
l l .,l / /.// l| |l .l |.ﾍヾ, ヽl,l |
| 〉'.l | //| ./| |.| .|､| .l.｀| |'､i
|､ .| .| |l' |_| |.|.ﾍ |'|__|l .| | |.|
l|`,| |,|''´.l,l｀ i,i. '´ l｀ﾄ,| || |.l|
.l | |. ,,'.=.ﾐ ,,-=ﾐ､ .| .|.l ﾍ|.
_ ,−､ || || | l' { 0 } { 0 } l | |.|.|
／ ｀i .ﾉ l.|.||.| |l `'''´ _＿_ .`''''' /| .|l.|.l| 「（ケケケケッ）ヨウ、ゴ主人。
＿人_.ノ／: : | |'|.|.|.| |l丶. '､ ./ ／.||| .|ﾍ|.l 七メンドクサイ話ハ、終ワッタカイ？」
／ ll. | : :ﾉ '' .｀| ||'''‐`=i.､,,_,,ィ'´‐_´|| |
／ | /:::::::: .／|.||| i''''´ll｀'''i |::｀:|.|
／ .／ ＼:::::乂:＼ ::|.|::`''7￣i^i￣''''´::::::||::ヽ
／ ／ ＼::::::|: :::::l|_;;/ | |. ﾍ''､::|l:::::::ヽ
!. ／ ヽ::|: :::∧ /| .|､ ﾍ.ヾ::::;-.､ﾍ
ヽ、 ／ .ﾉ ｀' ｀/.､/::| |:ヽ,／i ｀' ヾ.､
｀ ー´ /-,|::::::| ,l:::::::|_,,| ヽ
ο ,-､ ./｀'',|:::::::｀´:::::::::|-ﾍ ,-､
| .Y /,l:::::::::::::::::::::::l,ﾍ ∨ |
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| |｀''i ､:::::::::::::::::/'i´ | |
└─┘ └─┘
【エヴァの個人的配下 チャチャゼロ】
- 893 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:24:28 ID:VO7gTvDU0
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__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 「（フン）主を差し置いて酒盛りとは、呆れた従者だな」
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
／丶
＿＿,.-'´ ＿_ヽ.- ＿__
|ラ , '´￣ ｀` ゞ|
fi !.／/.// /i ヽ ヽヽ丶 !「i
i ∨.i ' 〃! i !|i |l ｉ i ',７|
∨ |│//| ! i:|ｌ ｌi ! |: !. >
∨!|│i」 rァヾ! ヽ_オ弋ｉ | |ｲ
||｀! iｲ! ,二、 ,二`¬ ||!
!|‖:!. ﾊr:ｲi 7ｲヾ},.| i‖ 「シャーネダロ、ぷれおーぷんトハイエ、ほてるハ一般向ケ。
,'i ｌ|| |i !ゞ.ツ ゞ' ｿ ﾘ .! i', オレガ風呂ニハイッタラ大騒ギニナッチマウ」
!|.ｉ| ! |ﾄ､ r─ ｭ /|! ﾄ ヾ
,ﾘﾚｈ! |Ｎ丶. ゝ ' , ｨ彡|| i! ヽ!
| |!ri `ュ= r'ｉ∠, r､!」│
／i ||!Ｌ_冫‐:Ｘ‐-く_」 ! ト､
／ ! ! / 了‐i ヽ |ﾘ '､
/ i| !7' j |、 ヽヾ. ｀､
. / ／´ ∨ !ﾄ､ /| !ヽ > ∨｀ヽ.ヽ
/ ' / `!' | ! `i ﾍ `' 、
. ′ /'ロ! ヽノ iヒﾄ
- 894 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:24:49 ID:VO7gTvDU0
-
, 司､
r─‐-r-;／ ヽ
/ ﾟ , ,' ´ ￣｀`丶ゞヽ-- ､
ｎ 」 ／ ／ ／/, ｉ i ､ ヽ ﾟ,'
ケ {! ｉノｳ ,' / 〃,'ｲ! |! ! ヽ ∨
ケ ! .ｌ / ./ 〃/,'//ｉ| |! ｉ! i. i、 ,ｨ
ケ ', i! /ナﾅフメ!‖ 」 ! || ! ｌ ｲ/ _,
ケ' ∧,' ｉ ,rて¨ﾐ ￣ ￣ 丶,| ﾚｸ, ' ¨´
_ ,−､ ! |〈 { じﾉ ,f三ヾ, 1 ,!/
／ ｀i .ﾉ | i|!｀ `ｰ' {げ ｝i} ! |! ! 「ツマリ、コーヤッテTV見ナガラ酒飲ムノガ、
＿人_.ノ／: : | ﾍ' 、 「 ‐-, ` ' /! ﾊ,ｌ オレニ許サレタ、ササカナ娯楽ッテワケダヨ」
／ ll. | : :ﾉ ! ﾄｭﾆヽ 丶 _/ ノ,ｨ | ｉ|! -‐
／ | /:::::::: .! ｌ¨でヽﾙｭ、＿,. ≡ﾆ ' ! ｌ┘!
／ .／ ＼::::: | ｌ 」 -'､ 乂¬ｿ ノヽ」 ｌ' ´
／ ／ ＼ ! !' ｛_厂ヾ==' |! ,'
!. ／ . ﾄ, ィj´‖ ヽ ｌ ,'
ヽ、 ／ ｌヾ､ィ´::::,' .ｌ:ｌ ﾑ ヽ7./,ﾊ
｀ ー´ ｌ | y':::::〈 j::｀ｲこ ﾍ 〃 ヽｉ
ヾ /:::::::::::`':::::::{ ､ ,ﾑ/ !
,.'´,ｨ ,ｲ ,' ,' i| | |! |i ﾄi iヽ ヽ ヽ
/ ｲ/ ,'/.,' ,ｲ i|! |! i! ｌ'､ i! ｌ ! ! i i
,' // ! ,' ! i / i ! ! i ｌ , ヽ i! ||! ｌ ｌ !
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. :,' i ,! ,' /! i i | ｌ i! i |! i! ヾi!ﾍ ､i. i| !. i! ｌ ｌ
ﾘ !ｌ ,'!,' '| ! ,.へ! !_ i|!ヽ ﾄ, i ,.ィ弋,ヽヽ| ｌ! |! ｌ !
,' !|_,」!,',' ﾄ! ｌ ,.-7‐ﾐ､､! ヽ,ﾑﾝ'´,.-ｭ､_ ヾ! i! !i i |
i !ﾘ|!‖i 」__{! 0 } '´｛ 0 |!_`ｧ' i! |i | i | ! 「って、ドコのオッサンだよ、お前は！」
,' ,' ,|!‖ｌ ｰ '｀ ´ r ｀'‐f､_,) !| !|! | .! !. |!
. ｌ ,' i! ｌ|ヽ! ┌‐ｧ-‐＝丶ﾍ, /!| ｌ|! ｌ ! i iｌ
￣￣,' i! ‖i!| ト. ! / i} ,ｲ |.| ||! ! ! | !
! ｌｌ |! ||!.｀`丶丶 ｀､ ' ,ｨi´ | ,| ! ||!. ｌ ｌ ! |!
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ｌ i|! |ｌ |ｌ ／ｲ ! ,!／' ´ ｀ 丶|!_| ! | ‖
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- 895 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:25:09 ID:VO7gTvDU0
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. , , : .:.; ﾍ: : : :.:.:.l ｨr '' ´ __'...... 、 l:.:./ /:.:.l:.l 「まあまあ。イイじゃないですか、エヴァ。
i , : :.:i:.:.:ﾊ: : : :.:.ﾄ ヽ: : : : ﾉ ／!:./ /:.:.:l:.:! 旅行の楽しみ方は人それぞれなのですよ」
l i : : l:.:.:.:.ﾊ: : ::.:l:.l丶､ _ `ー ' .. ＜＿/:/ /:.:.:.l:. l
(丶- ' ､: :l:.:.:.:.:.ﾊ : : ､ﾍ￣;.:.ヾiiー-,､ィ､´ //l:::::/:./ /`ヽ:l:. l
___ .. -- ‐｀"ヽ_ `ヽ:_:.:.:.:∧: : ､ﾍ::::i::::::i ll／f.¨ヽ V/,.l:::/:./ / ヽ:l
._ゝ-−_-_丶 ヽ＼'-､ヽ: :､ﾍ:::l:::::l ヽ/! .ﾄ._/ l:/:./ / .l l
-r_‐_´-- ...- ノ 〉_ >ヽ: ､ﾍ::l:::::l `ｰ ' y:./: / ! l
` ー―‐r― ''¨ ノ li'' ヽ: ､ﾍ::::::i /:/ :/ /: :!
ﾄ､ ,, - '' ll ＼: ヽ:::丶＿＿. ノ:/: / /: : :l
／ ,／ ／ ＼ ∨! Ｌ.＿
/ / ／ / / , ! ヽ ｉﾄ ! /
,' / / / / !. | ヽ ヽ ゝ､ j／
! / /! i ｉ| |! │! ､ ､ i i|ゝ＞､＿＿ ノ´
ヽ/ /││ || |ﾄ ! ゝ ヽ ヽ l |! `ｰ┴く ヾ
＜⌒ｉ ! ｌ | || ||､ ヽ ヽ ＼ ＼ ｌ ‖ Ｙ i
￣!ｲ | ｌ || |ヾ ､ ＼ ヽ＞弋´￣ヾヽﾄ| |! i| ゝ
ｉ||{. ｌ | !ｌ ! ヽヽ ＼´ヽ> ｀ ｰ'´￣|| ||--､ ﾊ i
|||j! ! ! !,.ィ´￣ ｀`⌒ヾ || |ヒヽヽ / ｌ l、
||| 〉 ! ＜ﾔ `'rミﾐ _,＞ ＿＿ || || i ﾘ ／ ヽ / 「その通りネ。
ﾙ（`テT´ ヽｲｉﾋ:::な ´ ／´￣￣｀|| |!ノ / / / ヽ むしろ、私達に必要なのは、こういう当たり前の静けさダヨ」
,ﾉヾ ｌ ｌゝ ﾏ:.::! (´￣|! ／|_／ ﾊ ヽ ７
ヽ / ｌ ﾄ __ ゞ' ￣ル' ∧! ヾ ､ ム」ﾄ
/ ヽ ｌ ||ヾ- ' ` ／ ｌﾚ､ ト-ゝヽ 凵=ァ
_,ム-r' ヽ / 丶、 ‐=＝ヲ ／ ∧ヾ! / ヾ
ヾァ‐ヽ ! / ｀丶、 ￣ _,／ ／／!. // ﾊ !ｌ
i ﾊ ! ∨ ｀¬‐- イ＿_, -‐' ／ ｌ_ /ｲ＿＿!ﾄ､
ヾ_ `ﾄ､ `ﾄ､Ｙr‐ ' ￣ ｀ヽ
⌒ ／! ﾍ!i ／ `ｰ-､
- 896 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:26:02 ID:VO7gTvDU0
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／ ｀`─‐-ｭ､
/ ゞ ､ ,.ﾍ
_,r' , ' ￣ ｀`丶｀`¬i､ / !
ｒ‐ ､r'´ , '´ ヽ.､ 丶| 冫 .|
`, ',}' ／ ヽ丶 ,∨ ,'
ヽ ∨ | ｌ ､ ､ ヽ ｀､`, i' ﾍ
` ' i |! i ヽ､ヽ ＼ ヽ.i ', ∧',
' ' | || ヽ ヽヽ＞─三ﾄ| iレi ､'､
,' i| ‖ || - ヽ ＼ ,. , 二 `i || j ヽ',
i. ,'! |､∠i´ ,毛､´￣ ,.ﾍ ｈヾ.i.! ﾚハ ヽ＼
l | i＿」!ゞこﾊ､ｎヽ ヽﾆﾉ !ｉ ||! ヽ 冫 「ソウソウ。ゴ主人モ一緒ニ見ヨーヨ。
｀! |.l |iiﾐ､ヾン !.i. ル'´ ナカナカ面白イゼ、コノ、今、まらそん放送シテル、
| !. | !ヽ r‐っ ／ｉ.|! ! 『魔法少女ま○かマ○カ』ッテノ」
| !. |├ ｀＞- ､｀ _, イ/ !:!i ト ､
ﾚ', ,|!' ´ ゝ.ﾉヽ人 丶.」|‐, i 丶、
」 ,! ／ ,t_/ lﾄ, l ! 丶、
／ _,. ｈ,.-/ /,' ﾄ､ ,! >.├ ､／｀`丶＼
／ ´ ', i 冫､/ ,' |. ヽ、／ i| .| `ヽ
′ ', / .,' | ! ヾ. !ﾚ
' ∨,..､, i | ヽ 人
冫ゝノ ヽ, ' i' 入
, " ／ ヾ ',
,∠、 _／ ヽ ヽ
,. rｭ三(´＿r'- ´￣￣ 「｀ヾ─┬‐-､_ ｀, _）、
i ヽ _, .´ ¬､ ｝ , -‐ ´￣ ￣｀i ヽ ∨ ヽｭ、
| ﾄ､‐'´ _＞' ´￣￣￣￣｀ `ー !∠二く 尼‐く¬‐;
'. ｉ ｌ _, - ' ´ i i／ ´`'￣´
'､_,ム"´ | !＿
ｌ ／ i
ｌ / ,'
／ , , ,
. ／ ／ ／ /
/ .／ / / ,イ / i ヽ
,〃 // 〃 / // ,ｲ i |! ! i i
, ',' ｲ i / ./ '/ /! ! |! ', ｌ ｉ ｌ
. ,' i ｌ.| { / ,' ' ｉ /│ |ﾄ . ‖ i ﾄ. ｌ !
/ | ! ! ｌ ,' ｉ ! l ! |!|! |! | !ｉヾ
│ ' ｌ ! l ,i ム」 i ! !.ｌ| |! | | !
ﾚ' | ﾄ !| ‖」 !. |丶 | ! |! ‖ ! ! i
| ｌ 1ﾄr ､ ｀丶、ゝj ヽ」|‐ ¬ ト 」
j| ｌ |! `ﾏ':｀ト､ _,. ヽ」 |!L
/|| ! ﾄ.」 ヾ_,j 二二.__ ｀ 「ん？ お前が勧めるワリには、随分とリリカルな話………」
,',' ,1 !7! ヒ￣!7｀`
,',' ,'‖ |i ゝ ' ゞ:ツ
,',' ,' ｉ|! !! i ヽ
,',' ,' l|l ||│ | ＼. ヽ ,ィ7´
../, / !!! ‖.! ! ｉヽ、 _, ‐'´ ///
,'/,' j||! ‖| | |// 7¬' ´ .／ Y
.〃,' ｉ ||! ‖| |!-‐'７ / ／ !
- 897 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:26:47 ID:VO7gTvDU0
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│ ,'.: 〃 ,:1 , __/ ／/ ／ } , ', ..... ....│
│__彡ｧ 乂_ﾉ :! ,′ ./￣/７=‐.､__ノﾉ ,'∧ ' . ....│
│.. / /ｉ::, { 彳ｱ:::抃＜ ( (､＿_,/' i } ....│
│ ,'/ﾘ., ,ｲ ./｀¨´i.|:∧. ､ .c弋匕Z_ ＞､_｀ヽ､」 ,' . ....│
│＿彡'厶イ./iヽ,′ |:::∧ {Ⅵ// ｱ:::抃､ | / . ....│
│ / i|:::{: `(( .Ⅵ .)) ‘ 弋匕Zっ ／ 「皆、死ぬしかないじゃない！」 ....│
│ ／ ∨:､ }}_口_{{ ,_-‐- ､ ／ ／／ ....│
│. i.| ∨:＼ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-､､､ .辷´五ニ＝一､ ....│
│. ヾ､ ＼,:´,´./ ,.-‐-､.刈ﾊ. ｀~ / ＼ . ....│
│-‐…‐-'_ヾ / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ＿＿＿.... -‐=¬=-､― ＿....___〉 ... ....│
│ ／¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y ／ ｀ヾ´///// . ....│
│. / { /.Y¨Y .ゞ.,｀=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/ ∨―‐- ､ ※本編の巴マミに似ていますが、別人です。 │
│. ! ', / !:::::::::｀¨ニ¨´::::::|// ｀ヽ／ ∨ .〉 コチラは１５歳の少女です。 ......│
│. | ＞'´｀ヽ:. /.i⌒ｉ:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) ( , -―- j ./ . ....│
└───────────────────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────┐
│ ／ ::::/::::::::::::::::::::::::|::::::::::: ＼ ',-─-ｧ }､ .│
│ / ::::/::::::::::::::::::::::::::.ト::､::::::::: ヽ ',ミY´ j从 │
│ /::::::::::::::::::::j::::::/::::-一ミー--',. ﾊjﾉ //ﾊ .│
│ ｲ:::::::::::::::::::./::::/::::::::::: : : : :ヽ ''＜ |_,,イ イｿ .│
│ ,' :::::,'::::,::ｲ|:::::/:::::::::::y彡´￣｀ヾミ小. |__∠__/′ │
│ { i／: /:|::/:::::::::::::::ﾍ o l ヽ八.| ￣｀ヽ .│
│ | ／{ /:: :j/_:::::::::::::::::..ヽ. ___ ノ }ﾐ.ﾘ } ..│
│ V | ﾑ彡⌒ ::::::::::::::::::::::::: : : : : : . ヾヽ | ...│
│ 从 从 |ｲｨ o ::::::::::::::::::::::::::::: : : : :/: . ヾヽ j │
│ ヽ 弋 |{{ |:::::::::::::ﾍ::::::::::::: : :ｲ: : : : . ｀ヽ__ ｲ ....│
│ ＞ {{＼ ヽ从 ＿ ノ ::::::::::::::::っ::::::::::/ }|:::::::...: : . ', ......│
│ ﾄミ辷二Zミ__ ∧ : : : : :::::::::::::::::::::::::::::/ j|:::::::::::::: : : Y .│
│ |ミー== /ヾーヽ､ ＿＿＿::::_:_;;;;イ ﾉﾉ∠7ヽ::::::::. j .....│
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- 898 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:27:08 ID:VO7gTvDU0
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│. l l'＾ｌ ｌ } l/／ ヽ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ..│
│ ☆――‐ｲ Dﾉﾉﾉ ノ | | ﾚ- ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ......│
│ ＼ l `ー ' l / ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ..│
│ ＼ |＿＿＿＿＿ヽ,＿＿／_＿_ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ..│
│ | | l / ヽ / ヽ /ヽ/ / l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ..│
│. ∨ ∨ ∨ ∨ / /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. │
│. , ┐ ＿/ ∠、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ..│
│ ／／⌒ト､ ＿_ヽ/ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ...│
│ ／７ﾄｨﾄ､､ハ|_ ヽ、 / l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .│
│ Ｌ.ノ;.二_ﾐ､ゝ’_! ＿＿__〉 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .│
│ にニﾐ}＞‐ｲ ＼ / ＿＿／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ...│
│. `ｰ㍉)/⌒l¨ヽ 、 ＿_ヽ′ ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ..│
│ r‐ニ彡l 〉 ） ＼ / ）:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; ' ...│
│ ヽ ヽ`r‐ｭ---イ / _／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_. - ' │
│. l￣ﾊ:.:.:.:.:l `ー- ＿ ）:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ -‐ ¨ .│
│. 〈 〈 ｝:.:.:.:.l ￣￣￣ ......│
│. | 「¨⌒Y＼ .│
│ ...│
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│ ト､入__斗ﾄ､__厶ﾉ .│
│ 厂| } .||dlb||.{厂! │
│ i { / }}dlb{{ i | │
│ | ／＼/}dlb{i人 ﾉ .│
│ ／ ./ i｀¨¨´ ヽ ＼ │
│く廴厶__ } { ヽ . ...│
│ ￣∨¨>/ 弋¨¨iムノ .│
│ i＿_T≠T＿ i¨´ ......│
│ | | || | | || .│
│ | | l| | | || .....│
│ { | l| { | || │ ※コレはあくまでTVアニメです。
│ | | l| !| || │ 本編のマミさんは、今日も元気に厨二病してます。
│ {:∨::i }∨:| .│
│ |:::::/ |::::::} ...│
│ |::::| |::::/ ....│
│ }:::{ .}:::{ .│
│ |√i |√i .....│
│ } | } | .│
│ ＼ﾉ ＼ﾉ .│
└────────────┘
- 899 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:27:33 ID:VO7gTvDU0
-
!_／／' j! | ||| ｌ | ７ | / || | ｌ | ｉ. ｉ | ||:| j Yヽ
く／ / ｲ| | |||─ ト┼ュ| !j !! ! ｌ.| |! ! | l|:! '-= 彡i ＼＼
/ ム- ､. | ｌ!'￣´ ￣´ ￣｀'v ヾ | /,、!| |i | j !lj /／／ ‖､ ヾ ､>
. / /´ ヾ, |ヾ､¬─-ニ.三_ ´｀' `ドﾆ二!‐|- 」 jﾘ ,/ _／ .|!ﾍヽ '､
/ / ･ i | rっ `ー‐′ 二._=‐-ヾ=＝ミ7 /ｲ ! :|ｌ i ﾍ_,ィ
ニ７ / ! ･ | |! ｀ ＝==‐ ゝ. ￣,＞‐､_j′ / ! ! :|| | !ヽヽ
/ / ｌ ･ ＞ !､／/／/／ ‐= _￣__ ,-､'7 / ヽj j || ヽ ヽ ヽヽ､
ノ / .ゝ. ･ ｨ |ﾄ! ￣｀¨´' ／! 1| | || ｉ | ヽ ゝ
／ //ｉ`ｰ‐1'|| ｌ ﾄ ／/／/／ ,′／_ノ ﾉ|| ｌ || | ! ｰ､ ヽ
. /// / || | | i ､ ／／´ ／ｉ .|| ! || ヽ ヽ ヽ
/// / j.! | | || ＼ ＜⌒丶、 ￣´／'t ┬イ .| ‖ | || ゝ ヽ
. /// / /|:| | ｌ ｌ| |ｉヽ ｀ , イ | | j. | | ‖ |
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 「何と言うか、魔法少女とやらも 随分と様変わりした様だな。
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ サ○ーちゃんやアッ○ちゃんのとは似ても似つかんぞ」
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ | 次回、魔法少女ま○かマ○カ第○話。 |
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ | チャンネルはそのままでね♪ |
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
- 900 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:27:50 ID:VO7gTvDU0
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..｀ヽ、::::::::::::/::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::〃::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::l::::::::l::::::::::::::
｀ヽ::::/::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::::/|:::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::l:::::::l:::::::::::::
｀>::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::ﾅ≠-:::::::::::::::::::::::l |::::::::::::::::::::::|:::::::::::|::::::::::::l::::::::l::::::::::::
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|::|::::::::::::::::::ﾊ 〈ｒ┌‐”::::::::}ﾐ ｀ﾞ ､＿| |__::::::::::::::::::|::::::/::::/::::::::::|:::::::::|:::::::::
|::|:::::::::::::::::|::| 丶{ミ=ｚn ﾉ rｚZミ=z､ﾞ ､＿|:::/:::::/:::::::::::|::::::::::|::::::::: 「仕方ないのですよ、エヴァ。
i/|:::::::::::::::::|::| ｀ ー＝ へ__)::::ﾞミﾄ、 >'::::::/:::::::::::::|＿＿|::::::::: その手のアニメが黎明期だった頃とは、
|::|:::::::::::::::::|::ヽ , 〈:::r､_:::::::::::::ﾊ, <＿/――‐┘:::/::::::::::::::: ターゲットにしている客層が違うのです」
l:::|:::::::::::::::::|:::: ﾞヽ ｀ー ､_, ヽﾐ､ ゝｎノ〉ﾍ /:::::::::::::::::::::::::/|::::::::::::::::
l:::::|:::::::::::::::::|::::::::::｀>、 ｀¨¨¨ ￣ｌ::::::::::::::::::::::::/:::|::::::::::::::::
|:::::|:::::::::::::::::|_,,r'¨7 /｀ﾞ ､_ , ･´/:::::::::::::::::::::::/:::::|::::::::::::::::
|:::::|:::::::::::::::::| / / ￣ﾍ ――― ´~､:::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::|:::::::::::::::
|:::::|:::::::::::::::::| | | ヽ/:::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::::::::::::
,///:::::://::/::::::::::::::/:::/::::::;:/ /::::::::/ l::::::::::::::/l:::::::::::/::::::::::::::l:::::::::l:::::::｀l::＼
///＿//:/:l::::::::＿/|_/!:::::/l! l:::::::/ ‐ﾅ:::::::::/_/::::::::/::::::::::::::::l:::::::::l::::::::::ヽ_::l
_」_ツV:/:::::￣::::::,l ￣ 、 ´⌒´ ム--v’/:::::::〃:::::::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::l::
_,!:::」 //l:::::::::::::::::/l!≡ニミ.｀ ,. ⌒´/::::::::::::::::::/:::::::::l:::::::::::::::::|
/:::厂 !:! l::::::::::::::::l ⊂⊃ 彡ミ;z､ /::::::::::::::::::/_:::::::/::::l:::::::::::::l
i´::l´ il l::::::::::::::l:l. !i ﾞヾﾐ::::::::::::::/::ﾑ-､∨!:::::l:::::::::::::l 「そうそう。これは『大きなお友達』が見る為の
┌､r':r‐′ |l l::::::::::::::l:l ｀! ' ⊂⊃::::::::::::/l;/ l ,! l::l::::::l:::::::::::::! 魔法少女モノダヨ」
くX>'′ l! l::;:-‐'⌒ ヽ /:::::::::::/,/,／ ,ﾉ:::l:::::::l::::::::l:::l
/:::l l ´ ヽ、 ｀ー- .__, /;ル‐ ´,.､_,...ィ´/::::l::::::::l:::i:::l:::l
::::;ﾊ ＼ ／ /::::::::/:l::l::l:::::::::l::l:::l:::l
V| ＼ , ´ ,/::::::::/ヾl::l::l::::::::::l::l::l:::l
- 901 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:29:15 ID:VO7gTvDU0
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,. ＞‐'7¬‐--､
,ﾉイ / / // ､ ､丶-､
/7〃/ / /ｲ ! i !Ｙ⌒ヽ
/〈//ｲｻ! ,' !| ｌ || | l !
. /!ｉ |r'7Y `丶!､」! ,' ゝ_,ノ
//!| ! じ' -─〃/_ ﾊゝ
' ｲﾄ⊃ｰ ､_,. ｀/ ｨＪ}ﾘ/ ｀丸
ｄ」 ヽヽ ノ⊂ ン-‐1! ゞ､_ 「きょう日、CMだてインパクトがないと目立たない………」
{ム ｀ｰr‐ ´='1ﾊ ﾄ! fヾ
_iＹ「´ r'⌒,._ 川
, イｲｏﾉﾉ ｉ 〃 ヽ
／ レヰｏ /´￣｀ヽ '､
／ ／ {二二´ ! ',
／ / ─‐--- `r─ ヽ ',
／ ヽｌ ー‐,ｨ' ＼ヽ
/ ／! / ヽ ｀ヽ
ヽ く l / ヽ !
ヽ ',. | 〈 丶、_ノ
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│ / ,..--:;ｧ ＼ ....│
│ /'ｲ'::::::::::￣ヽ､,___ ヽ │
│ ,/:::::::::::::::::::::::::::::;ｧ'"｀ l │
│ ／:::::::::::::::::::::::::::／ 、 | ...│
│. ,／::::::::::::___::::::::::::/ ､ﾐヽiヽ、 | ...│
│ ''／::::::::;:'´‐ ､ヽ--'---- .､ゝ､:::::`::､ i │
│ '^ヽ:::::/,／,... i'|:￣!`丶､ ;i ｀` ､‐-:;､:;､_ ; i, .│
│ ヽ| ' / ノﾉ::::::| l.: ヽ`'t;j':;'ﾐ、`ヽ<､_ﾉr-:;;‐::'"´;;ゝ .│
│ ヽ { ／/:::::::::! | `ー'' ´ /'' ‐､{､rｭ;､.`'ｒｰﾒ、 .│
│ | l,／;::::::::::;ヽ、 ヽ､ / i､ヽ-´ {ｿヽﾉ .│
│ | !/!;::::::::::::ヾ`'' ` ''' ‐-- '´ | ｀ !' / .│
│ ｲヽ.i';::::::::::::::::ヽ、 l`ｰ--;:'-' ......│
│ i`丶､ !/ !:::::::::::::::::ヾl , ,. ' 、 〉 /ヽ、 .....│
│. ｜ `丶.!:::::::::::::::;Ｎ i r'´ ｀ - ' ; /::::::::;ヽ, ..│
│ | `丶､::::::! ! ' ｀丶､ __ ｰ ,i, !:::::::;:::i`' ......│
│ | ` '丶､ '; ､ _ ｀ ` ''´ﾉ! ,!:::::ﾉ `' ..│
│ ! l ´ ￣ ノ /'"'´ │
│ r- ｨ' l ､ / `丶, ..│
│-‐':::::::::＼ l ヽ､ ノ ／ ／ │
│:::::::::::::::::::::＼ | `ー‐'' '/ ／ .│
│:::::::::::::::::::::::::::＼ l丶. ‐'´ ／ .│
│ ....│
│ γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ .│
│ ｜ 薄毛でお悩みの貴方。年齢の所為だと諦めていませんか？ | │
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- 902 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:30:17 ID:VO7gTvDU0
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│ ／ ／ ,. ｀ ヽ .....│
│ / ／ ｀;, .│
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│ / / l ', ....│
│ / ', l ヽ .│
│ イ !_i､,､ _,.∠_l / ..│
│ ｀ヽ _l_ゝ,...ニニ＝=-､＿__,.-;ニﾆ;;ﾆ￣l / .│
│ ｒ;ﾍ l ､-‐;;ｪﾆ ﾉ,.- ､{ 正;;＝'´ lｲﾞヽ │
│ Yﾍ ﾄ､ ´ l′ ､ヽ ｀ﾞ` ,ｲ { } ....│
│ l ハ ヽ､＿＿＿_ﾉ l└―― '´｜ヽｊ .│
│ ｙ ! l 丶 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ │
│ / l ヽ ,,. l ｜ オーブなら、独自の植毛法で、一週間 | ....│
│ /ｲ ｌ l ＿ ｌ !. 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ ....│
│ { ! ｊ l ,,∠ニユ_ l, l / ..│
│ ヽ､ ヽ / --- !ｌ / _／ .│
│ { ｀ﾞヾ､ ヽ , /ﾆ1 ......│
│ ヽ ヽ ヽ､ ノ ,ｲ l │
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- 903 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:30:31 ID:VO7gTvDU0
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│ ／ ｀ヽ .│
│ ／ ,.-‐‐ ii::::::::::/｀ヽ ヽ │
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│ / ／ . ∀ ｀ ヽ lヽ .....│
│ / / l ', │
│ / ', l ヽ .....│
│ イ !_i､,､ _,.∠_l / .│
│ ｀ヽ _l_ゝ,...ニニ＝=-､＿__,.-;ニﾆ;;ﾆ￣l / ..│
│ ｒ;ﾍ l ､-‐;;ｪﾆ ﾉ,.- ､{ 正;;＝'´ lｲﾞヽ ......│
│ Yﾍ ﾄ､ ´ l′ ､ヽ ｀ﾞ` ,ｲ { } .│
│ l ハ ヽ､＿＿＿_ﾉ l└―― '´｜ヽｊ γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ │
│ ｙ ! l 丶 ｜ 二週間と、自然に増毛 | ....│
│ / l ヽ ,,. l ', 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ ..│
│ /ｲ ｌ l ＿ ｌ !. } ......│
│ { ! ｊ l ,,∠ニユ_ l, l / │
│ ヽ､ ヽ / --- !ｌ / _／ │
│ { ｀ﾞヾ､ ヽ , /ﾆ1 .│
│ ヽ ヽ ヽ､ ノ ,ｲ l ......│
│ ', ヽ ￣￣ // / ......│
│ l ヽ`‐ _,.-''/ /-､ │
│ ￣ヽ ヽ ~ / / ｀ヽ .│
│ .│
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- 904 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:30:47 ID:VO7gTvDU0
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│ /'ｲ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽl: │
│ ,/:::::::::::::::::::::::::::::;ｧ'"｀￣￣￣｀￣￣￣｀￣＼: :;:: l ...│
│ ／:::::::::::::::::::::::::::／ 、 ヽ: .│
│. ,／::::::::::::___::::::::::::/ ､ﾐヽiヽ、 |l ..│
│ ''／::::::::;:'´‐ ､ヽ--'---- .､ゝ､:::::`::､ i │
│ '^ヽ:::::/,／,... i'|:￣!`丶､ ;i ｀` ､‐-:;､:;､_ ; i, .│
│ ヽ| ' / ノﾉ::::::| l.: ヽ`'t;j':;'ﾐ、`ヽ<､_ﾉr-:;;‐::'"´;;ゝ .│
│ ヽ { ／/:::::::::! | `ー'' ´ /'' ‐､{､rｭ;､.`'ｒｰﾒ、 .│
│ | l,／;::::::::::;ヽ、 ヽ､ / i､ヽ-´ {ｿヽﾉ .│
│ | !/!;::::::::::::ヾ`'' ` ''' ‐-- '´ | ｀ !' / 「私に電話して下さい。ドウゾよろしく」 .│
│ ｲヽ.i';::::::::::::::::ヽ、 l`ｰ--;:'-' ......│
│ i`丶､ !/ !:::::::::::::::::ヾl , ,. ' 、 〉 /ヽ、 .....│
│. ｜ `丶.!:::::::::::::::;Ｎ i r'´ ｀ - ' ; /::::::::;ヽ, ..│
│ | `丶､::::::! ! ' ｀丶､ __ ｰ ,i, !:::::::;:::i`' ......│
│ | ` '丶､ '; ､ _ ｀ ` ''´ﾉ! ,!:::::ﾉ `';: │
│ ! l ´ ￣ ノ /'"'´ __ｎ____ ＿＿00 __n_ _ .│
│ r- ｨ' l ､ / `丶, └ｧ┌┘ に二二l └‐┐l フ 厶 ,ノ / ,⊆.己 _,n___ ∩ ......│
│-‐':::::::::＼ l ヽ､ ノ ／ ／ く.ｲ_! (ノ └ｲ_ト └1_| ｀ﾌ_厂 `l_ﾔ に二二l ∪ ......│
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│:::::::::::::::::::::::::::＼ l丶. ‐'´ ／ .│
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- 905 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:31:03 ID:VO7gTvDU0
-
!_／／' j! | ||| ｌ | ７ | / || | ｌ | ｉ. ｉ | ||:| j Yヽ
く／ / ｲ| | |||─ ト┼ュ| !j !! ! ｌ.| |! ! | l|:! '-= 彡i ＼＼
/ ム- ､. | ｌ!'￣´ ￣´ ￣｀'v ヾ | /,、!| |i | j !lj /／／ ‖､ ヾ ､>
. / /´ ヾ, |ヾ､¬─-ニ.三_ ´｀' `ドﾆ二!‐|- 」 jﾘ ,/ _／ .|!ﾍヽ '､
/ / ･ i | rっ `ー‐′ 二._=‐-ヾ=＝ミ7 /ｲ ! :|ｌ i ﾍ_,ィ
ニ７ / ! ･ | |! ｀ ＝==‐ ゝ. ￣,＞‐､_j′ / ! ! :|| | !ヽヽ （こ…このところ顔を見ないと思ったら……
/ / ｌ ･ ＞ !､／/／/／ ‐= _￣__ ,-､'7 / ヽj j || ヽ ヽ ヽヽ､ ヒマに任せて何をやってるんだ、アイツは）
ノ / .ゝ. ･ ｨ |ﾄ! ￣｀¨´' ／! 1| | || ｉ | ヽ ゝ
／ //ｉ`ｰ‐1'|| ｌ ﾄ ／/／/／ ,′／_ノ ﾉ|| ｌ || | ! ｰ､ ヽ
. /// / || | | i ､ ／／´ ／ｉ .|| ! || ヽ ヽ ヽ
/// / j.! | | || ＼ ＜⌒丶、 ￣´／'t ┬イ .| ‖ | || ゝ ヽ
. /// / /|:| | ｌ ｌ| |ｉヽ ｀ , イ | | j. | | ‖ |
__ ＿＿
,,.-‐'''"´ ´ ｀､丶､
,-'´, ｨ ,i i .i ヽ ヾ､丶､ヽ､
.／ / ,ｲ i! ||i ｌｌ ヽ ヽ丶.ヽ 丶
/ ﾉ ,/ /! ‖ |.ｌ ｌヽ ｌi. ｌi ,i. ｌ
/ ,ｲ! ｌ ｌ .ｌ ,ﾊ. ｌヽヽヽ ｌi ｌi ｌ i ｌ
| .ｌ .i ｌｌ i. ｌ ｌ_ ｌ､ ｌ ゝヾヽ」‐､ｌ! ! .! ｌi
‐' ｌ .ｌ! ｌ'´!＿' ´｀ ｀ｪ＿ ｌ ｌ! ｌ. ｌ.ｌ
ｌ .K´,-ァﾃﾅ '"ﾔ'ﾆｿヽｌ .ｌ ｌ ヽ .i ｌ.ｌ 「なあ、これも時代の流れとやらなのか？」
ｌ ｌ､!｀ ｀'''´ ｌ ｌﾉ.i ｌ ｌ.ｌ ｌ
ｌ ｌ.ｌヾ､ _ 丿 ﾊ ｌ. ｌ .ｌ.ｌ.ﾄ､ ⌒)
ｌ ｌ ｌ ｌ丶､ !､｀丶 , イ!/ /ｌ ｌ. ｌ ｌ ｌ.ｌ.ｌ 丶､ ）
iｌ! .ｌ ｌ ｌ ｌ ｌｌ丶--´ '´ .」ﾌ' /ｌ.ｌ .ｌ. 丶 ｌ ｌ.ｌ.ｌ ､＿ノ
i|.ｌ! ｌ. ｌ ｌ,ｌ ｌｌ ,iゝ､,-''"´ ./ / ｌ.ｌ .ｌ 丶 ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
,i.ｌ.ｌ! ｌ ｌ .ｌ! .ｌ ｌﾉ!,r'´＼ ./ / ＼､. ヽ､ 丶ｌ. ｌ.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌ .ｌ ／ィ´//ｌ､ヽ〉ｿ / / ヽ､丶 ヽ､.ｌ.ｌ
i.ｌ ｌ! ｌ ｌィ､ くィ´/ｌ ｌｌ､ヽ/ / ./ ヽ, ヽ､ｌ.ｌ
- 906 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:31:19 ID:VO7gTvDU0
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, -─ ──‐- ､
／⌒フ ´ ヾ￣ ヽ
/ ／ , / ヽ '､ ｀!
! / / ｲ /l |! ｉ ヽ ヽ ', j
ヽ/ / i ! ! | ‖ !!ヽ. ! i レ'
ふ ! 廾 ￣!｀ヾ!L..|ﾄ__ ゝ i. | ｌKﾄ
f r' i ! イ -―' ` −-- y| ! ゝ
r'Y ! |彳示云ﾐ ィ云卞、| ｌ むｉ
r' j' | 「! i ! {!::..:ﾘ {!::.:ﾘ ! /ｶ! Lゝ 「の…ノーコメンントでお願いするネ」
」リ ヽゝk⊃｀=´ ｀=´⊂仁ｿ 乙),
r､' ｿ ゝト u r‐っ ,. ' 〈 !彡!
７-| !ﾊ i丶、 , ィｉ ! リ ! {l !|}
! |!ﾄ ´ V {. } ` ´ {ルﾍ! ｀ ! ﾘ
｀`｀ ｙ!＝ｙ=＝!、 '"
.、‐‐'´:::::::,'/:::::::::::::`ー,-、
, ' !|＿＿, ／::::::::::::::::::::.|i 丶
/ ｙ....￣.....::::::::,,::::::::::::::::r !
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/ / /, /｜ ヽ
＊ / //| ｜｜ ｜ i
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Ｌ└┬┘└──┘└─┬┤｜ ｜ 十
/７ | =＝＝ ＝＝＝= └┘ ｜
＋ / / / / | ｜ } ｜ ☆
／ 「｀ヽ/ 八/// {｀ー一' } ///| | ノ ｜
/ .八 ￣ ゝ ＿乂 ⊃ _ .イ| | | O 「ボクは何も見なかったのです。
/ /＼ | | /'Т Т | / /'＼ ｜ o もう飲むのです。イヤな事は飲んで忘れるに限るのです」
/ / | ￣ | ｜ └─┘ L./ / ￣￣｀ヽ
/ / +| | | / / ｰ───―‐'
Ｏ / / | ∧ ,八__ゝ / / | ┌────┐
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｜ / ＼ ）
- 907 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/19(火) 14:31:39 ID:VO7gTvDU0
-
以上で、生存報告を兼ねた小ネタの投下を終了します。
………何と言いますか、もうコレ本編でもイイですよね、ネタ的にも量的にも。
実際、これを書くだけで、一週間以上掛かってますし。（泣）
そんなワケで、書き貯めは１レスも進んでいません。
もう本気でもマズイです。正直、ココまで何も書けないのは初めてなので、もうどうしたら良いやら。
アア、ドウシテコウナッタ。
とりあえず、これがオーブサイドから見た、現在のやる夫の評価になります。
現状維持ではありますが、要警戒マークが点灯。
今後の展開次第では、敵に回る可能性アリという形にしてみました。
それでは、ご観覧ありがとうございました。
- 908 ：名無しのやる夫だお：2013/03/19(火) 14:34:19 ID:iFlV9p2k0
- 乙
さて雛見沢に魔星はいるやらいないやら
思い切って二、三週間ぐらい休んで書き溜めてもいいと思いますよ
こっちは一ヶ月や二ヶ月は正座して待ちますから
- 909 ：名無しのやる夫だお：2013/03/19(火) 17:37:53 ID:pM9aL1pY0
- 乙
前世のこと考えればいくら警戒したって警戒し足りないだろうからねぇ。
でも、やる夫の周りの人間達のことまでは調べついてない辺り詰めが甘そうで。
- 910 ：名無しのやる夫だお：2013/03/19(火) 18:07:14 ID:LM7EBmfw0
- この理屈だと、けいおんメンバーにそっくりな年配のバンド集団が出てきても、ＯＫになりそうですよね（無茶を言う）
- 911 ：名無しのやる夫だお：2013/03/19(火) 18:18:16 ID:FnD5EUHc0
- 乙
前世はろくでなしばっかりだし
星内で互いに警戒しあうのは当然といえば当然だな
しかし星確定者全然が増えない件
- 912 ：名無しのやる夫だお：2013/03/19(火) 20:26:19 ID:9p7Neq2g0
- まあ、人誑し能力だけは前世も無印FEのシーダ並みだったしねえ。
- 913 ：名無しのやる夫だお：2013/03/20(水) 05:55:08 ID:bsBj0rsE0
- 乙でした
要警戒マーク点灯とはいえ、やる夫個人ではなく天魁星に対するものですからねえ。
以前のような「やらない夫にボコられるようなら人間のクズ確定だから殺ってよし」みたいな基準に比べれば
遙かに妥当というか納得できますｗ
- 914 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/20(水) 10:10:01 ID:0C481k2E0
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>908 ありがとうございます。
お言葉に甘えまして、小ネタ用のネタが尽きたら書き為が出来るまで完全休筆に。
もしくは、隔週連載に移行しようかと思います。
と…とりあえず、次の番外編にチョロインさんが出てきたら、それが事実上のギブアップ宣言と思って下さい。
何せ、次のセカンドさんの出番は５月頃。
番外編の時間軸を本編より先に進めるワケにはいきませんので。
PS:雛見沢メンバーについては、ネタバレになりますのでご容赦を。
>>909 えっと。>>832で梨花が語った様に、新慈恩会や瀬戸組との繋がりは把握しています。
山賊団については、一応、やる夫は被害者という事になっていますので、ほぼノーマーク。
実家関係につきましては、エヴァあたりが直接乗り込むというのであればともかく、
一般的な調査員に鷲羽ちゃん＆プレシアの構築した情報防壁を出し抜けという方が無茶という事で。
>>910 た…たしかに。ですが、原作をほとんど見た事が無い私が言うのもアレですけど、
まったく想像出来ないんですよね、彼女達が社会人になっても音楽を続けている姿というのが。
第２部で出てくる予定の音楽関係者も、枠が２名しかありませんし。
そんなワケで、彼女達の出演はほぼ不可能。仮に出てきても、本編とは全く絡まない役所になるかと。
>>911 えっと。星の確定を抑え気味にしているのは、第一部のラストに用意したネタ関係の為です。
その皺寄せで、阿権役の阿部さんがスッカリ不遇なキャラに………阿部さんごめんなさい。
>>912 ですね。本編のやる夫でさえ、充分人誑しですのに、原作ではそれ以上。
主人公の歩く先に新たな仲間が居る状態ですからね。
まあ、そうでなければ１０８人も集めようが無いんでしょうけど。
>>913 う〜ん。実際、今もって彼女達は、やる夫の事を良く知らないと言いますか、
警戒したり排除しようとしたりしているのも『彼が天魁星だから』でしかありません。
しかし、これは彼女達が無能である為ではありません。
何せ彼女達は、ユウナのお守りというド○えもん並みの激務に従事している身。
現状では神主見習い（笑）に過ぎないやる夫に割ける時間など、ほどんど無いのが実情なんです。
実際、もしも超や梨花に充分な時間があれば、やる夫はとっくにお亡くなりに。
そして、彼の実家の怒りを買ってBADEND確定という事になっていた所。
そういう意味では、双方共に運が良かったとも言えるのではないかと。
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
- 915 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 13:35:45 ID:0Yws02qw0
-
／ ⌒｀"⌒｀ヽ、
::／,, ／￣￣￣￣＼.
::/,／/:: ＼:: 残りあと８５レスと容量ギリギリの為、先に次スレを立ててきますが、
;/⌒'":::.. |⌒ヽ 次スレの人物表は今回の小ネタの【激しいネタバレ】を含みますので、絶対に先に見ないで下さい。
/ /､:::::... /ヽ_ ＼ お願いします。
（ ⌒ー-ｨ⌒ヽ、 /⌒`ー'⌒ ）
.`ー──ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー─"
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ ::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |::::::::::::::::::::::::: それと『やる夫は魔星達の魁のようです【まとめ】』をまとめていて下さった方、
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿:::::::::::::::: ユニコードの件でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼:::::::::::::::: 私の（´д｀）Editに関する拙い知識が招いた失態。
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |:::::::::::::::::::::::: この場をお借りして、心よりお詫びし致します。
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| | |
／￣￣￣ ＼ ペコッ
／ . ＼
／ ＼ ／ ＼ おそらく同一の方とは思いますが、
.| （ー） （ー） . | 現在は『やる夫スレをまとめたい無精者』様が纏めて下さっています。
＼ （__人__） . ／ 今後とも、どうかよろしくお願いします。
/ ｀⌒´ ヽ
- 916 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 13:57:10 ID:0Yws02qw0
- 新スレ立てました。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1364272674/
それでは投下を始めさせていただきます。
- 917 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 13:57:38 ID:0Yws02qw0
-
_,,.-‐=ﾆ´‐¬⌒´￣ｌ |､ﾊ
__,,.イ´-‐'i"´ ! __,,..!-‐_ﾆ"l´￣┘! }Λ
}ﾆイ´! __, -ｒァi´ ! l__| | | ヽΛ
. ／レ' ,.イ丁 | ﾞ┘| _|__,,,,...斗--ｰ‐j‐┴┴┐
/ヲ1 l´ |└' _,,.ｌ-‐''T二斗ｪｪァ7圷己己己己刊
. ∨! |｣レ‐'',.斗ｧ'Ｔ圷下己f不己Τヲ＜¨フ=ミ | |、
}j／イ下匕f弌｢ハ. ｌ⌒ｌ.ｌ l´ ﾞ!.! ! | | | | |ﾊ
j.ｲｎ'ﾞﾊ､Π.| ｢ﾞ|::｜| |.| | |.| |____｣ |＿_|_|_|ハ______ ┌ｒ‐--=....,,,__
〈1｢!:|'|::| |::| Ｌ..!└┘_二_j_｀二] !_二二j_二二エニﾆﾆﾆ辷^┴‐┐lｺ : : :￣｀＞､
|j」l‐'_¨ 三ｪ七托己下己!下己'斤己己下二工二二下ｒ┐ｰｰ‐|: : Π┬i: n: :_:|
必斥f斤Π i'ﾞ｀ｌ l⌒l f⌒ｌ｣ ｌ⌒ﾞl｣ l´:::｀ｌ l.「:::｀ｌ | ｢:::::｀ｌ｜Ⅵ/⌒! Ⅵ┘Ｌj└' '='｣|
. 'ｌ|「lΠ|::| |::| | :::| |:::::| | : :|.| | :::::|.l |::::::::| |｣::::: | | |::::::: |｜ Ⅵ::::::| Ⅵ} ｌ^ｌΠｎ┐!|
jj｣,!L!'=' '-'└‐'_'ニ´_二´i_｀二].j_¨二´_ｌ,,¨二工¨二¨Ｔ二二刀ー亠‐┐|_||_!_!_||
幺赱赱赱赱云冗己子己l子己冗己己刀二.工二二工二二Ⅵ〔ニﾆﾆ}.ﾆ ﾆﾞﾆ`!
`｢「ｌｌ^l´l l´ﾞｌ.l´`Ll⌒l f⌒ｌ.i l⌒ﾞｉ l l´:::｀ｌ l.f⌒ﾞｌ l l/⌒',.｣_/⌒ｌ_||Ⅵl⌒l 〈!Π「!「!「|
r比ｌl_｣l:j | ::|.| :::| |:::::| | : :|.l | : ::| l |::::::::| |.|::::: | l |::::::: | | |::::: | || Ⅵ::: | |.|:j !j.ｌЦ!
｀¨¨`¬'ー'='ﾆﾞ,,辷,j_辷_|｣_!::::::| l |::::::::| |｣::::: | l |::::::: | | |::::: | ｌlｰﾍ二l一'¨¨￣
￣´￣￣￣｀￣￣￣`ｰ‐'‐'‐'ｰ‐''´￣´
魔界統一トーナメント。
それは、かつて三国に別れ内乱状態にあった魔界の秩序を取り戻すべく、
そのトップ達の連名によって実現した、魔界の支配者を決めるためのトーナメントである。
- 918 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 13:58:07 ID:0Yws02qw0
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|├───────┤|
~~ ~~
これに優勝した者に、魔界のすべての者は従わなければならないということになっており、
また、予選を勝ち抜いた本選出場者の多くは、優勝者を補佐する立場に着く。
いわば、力がモノを言う魔界における、選挙制度に近い意味合いを持っている。
- 919 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 13:58:49 ID:0Yws02qw0
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ヽ ,,,,--==――''''''''ｰ ､,,,,,, ノ│
|’ ＼−'’:::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣ﾞﾞ''''''＾ ||
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１:::::− !
〕! ,,,,..-- ,,,,..-- j− ､
ﾉ | ｧ=ﾐ ｨ=ミ､ │ 1
./ │ 〈 ｒ':::} !ｒ':::} 〉 j ノ ||
│ ノ | ゞﾟ′ | 、 ゞﾟ'' │ ｌ ||
| ｌ | ヽ | 丿
､ _‐│ ,, __''ﾆ..=‐ │_-‐
''‐ | 」:´::::::::::::::::::::::::::::::::::` │ これは、第一回大会の覇者である煙鬼が、
│ │:::;i ＿＿＿__ |::::! │ ３年後に再びトーナメントを開催することを公約とした事に端を発しており
|; │::::! ─‐‐ |::: | |ｌ 実際にこれが守られた事によって、今では事実上の不文律として定着している。
ｌ ''''' ''''' '' !
│ '' ､コ―--,,
___＿__..--―" ￣゛‐'----
! .‐ ゛ ^ − ヾ |
ヽ / ‖
!‐ __ .. ‐ ￣
| ― - ''''" 礀
゛ '''''''''''''''''''''''''' '''''' '''''''' '''''''''''''''''' '''''' '''''' '' ''''""
【第一回大会優勝者、煙鬼】
,...く/////////////////////////
／⌒ヽヾ.////////////／⌒ヽ//////
／ . : :ﾉ ＼///////// ∨//////
／ ／´777 〉Y⌒｀ヾY ｀ヽ//////////
／ ///ヽ ヽ// { {ミ､: : . ＼//////／ ／
/ヽ.//｀ ｀ ﾐメ｀ヽ: : . ∨//// .〃
/ Y ￣ ヽ: : ∨// ! ／
| ヽ.. ＼ ∨ __| ／
{ |､ ｀ヽ ＿＿__､ ＼ V//´
| ｀¨7 ´￣､＿___..ィ ＼ ∨ ／ とは言え、毎回三年事にトップが変わる可能性が生まれるのでは、
| ,′ ＼ ∨ 長期的スパンでの政策を打ち出せないという理由から、
∨ 〃 ＼ト-く 第二回大会の優勝者の提案により、４年に一度に修正。
＿＿＿ 〈 、 /ハ また、優勝者経験者には、己が携わっていた政策に対する発言権を残すという、
´ 〃´￣7￣ヽ.___ / ∨ 実質的には、魔界における参議院的な制度を確立。
// / ∧ﾄ､ゝﾆ｀ヽ ／ ／＼
. // ／ ::::∧｀ ｰ ／ ／:::::::::::
/ /::::://ﾍ ／ ／::::::::::::::
{{ /::::::{ { ヽ..＿__ ..く ／::::::::::::::
【第二回大会優勝者、黄泉】
- 920 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 13:59:18 ID:0Yws02qw0
-
ｨ! ,／ﾑイ,-‐::::´￣｀::丶.､
i/::ﾚ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
ljV:::::::::::::〃::i!::i!::::::l!:::::::::;ｨi:::::::::::::∨l| ,ｨ
ﾄV::::::r!:{!ﾄ'' Y{|/Ｖ!i l!Wi:/〃Yﾚ!/y:::::/:/
ヽ:::::ﾐ ､!j i从!:iｨ { ' /´丿/ ／/彡:::〃
∨`､:ﾄ､ヾW::::Ｗj /! ｲ/ ／／;ｲ ;:ｨ:/
V＾:::{ _ヽ､:::::::!/:ﾉ/::::::::::;／/彡:::ﾉ
,⊥:ﾊ｀＾ヽ ｀'‐､彡-‐''" ,､ Z:ノ:/ これが幸いし、その後、長期政権を担う事になるものの、
! ｒﾐyﾞ Y´>､ /{{ _,rく=､＾Y,ﾆi 政治家としては凡庸な大統領の下でも、比較的安定した統治を維持。
>､ﾍ t:_:ﾟ癶ﾊｰ'´'t_:ﾟ;! ＾ /!ﾉ∧
／ ＼ ｀¨´ j ー' 厶イ ＼
／ {ヽ、 _'__,._ィ ,ｲ |! 〉
／ iﾊ !｀ ､ ｀⌒＾′イ / l |
／ lハ ヽ `ー '´ /ﾉ/ ﾚ !
/ ! ＼ ＼ ／/ / / !
/ ｀丶、 ｰ- ＞-'ー′ ! / ﾉ
/ 丶 ＼ r┐ /／ !
/ ＼ ヽ {ノ / ｲ
! ヽ ､ / ／ ｜
【第四回大会以後、何度も優勝を果たす事になる、浦飯幽助】
, _,. ノﾄ､
ﾊ r/,.r'::レ'´::::l Y ,.イ
ﾄ-､ |::|/:ﾚ'::::::::::::::::::::::ﾚ':/ ,ﾍ
､ Y::::Y:::::::::::ﾊ::ﾄ:;::::::::::::::::::ﾚ':::}
{ヽ}::::::::::::ﾄ;:ﾄﾚﾙｲ:::::::::::::::::::::/,.ｨ
..ゞ::::::::三ﾄ|:Vl/|デ'_::::::::::::::::::/
ﾆ＞:::::::::＞ゞ:::::::く＜_:::::::::::::::::'イ 彼の選挙基盤（？）たる雷禅国だけでなく、
=､:::::://イﾙ'!|::ﾄｌヾﾐﾒ｀ヾ;::::::::::/ 他の二強国の重鎮との個人的繋がりもあってか、
／:::ﾙ=+‐ｔ.､+ｷ‐ヲ‐-_=,,_レ;::::≧- あまり波風が立つ事はなく、
￣.チｲ'! '､じヽ <´ぴﾂ ﾘ6' ド'゛
ヾﾒ､ヾｌ ｀´ , ￣ ,.::l_／
＼ ‐ ,.イ:ﾄｔl-+ ※その内、逆玉で国王の入婿になるだろうと目されている人。
+-≧ｔ-‐,彡‐'´ ろ､_
_,...≧ﾒ､｀＾,.=ジ´ ,.ノ:::::::｀ヽ
´::::::ヾ⌒ｰ｀_,.=-イ::::::::::::::::::
:::::::::::::::｀ニ´::::::::::::::::::::::
【骸の側近、飛影】
ト、
ー=ェー- 、j ゛ヽ、|i、ｊ! ,イ
_...≧.._ ` ゛V レ | ／ |
.ィ''´ シ ,.;, " /..ィ
〃´,イ,''´= :キ ∠‐Ｚ
.i゛ ≡, .、 キ _ア 第二回大会優秀者である黄泉を補佐官職に。
.N | " '' ” ゛ミ ≡三‐ ぶっちゃけ、彼に丸投げするという
..i、|ハ.| , ; i |, , ; i ゛i≦._｀ 『君臨すれども統治せず』な政治スタイルでなお破綻する事なく、
ヘヽ゛、` __ ,4 ノ 从 ト ｀ヽト i! } }` 三国同盟以後の魔界は、比較的平和な地となっている。
、..ゝ｀ {7Ｙ/≡≡ヾｊ ノ≡≡双ハレ'ル'
｀¨＞ 圦,,仆⊂⊃ 、_,、_, ⊂i' _..イャ
´ブ゛ | .木、 （_.ノ ,仄゛≦=Ｚ.,ャ ※昨今の不況の所為で左前な実家を支えるべく、出稼ぎに来ている人。
／ノ |`ヽ メ゛ _. イ ヘ＼ 彡"__,イ
゛ヾ ヾ | .从、 ヽ、`ー-ニ二
【黄泉国のブレイン、南野秀一】
- 921 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:00:29 ID:0Yws02qw0
-
ヽ、 r'⌒`ヾr-､、__
V/⌒ヽ、ヘ、`ヾ`=､_
! i'⌒`ヽ 二ｰ＼ ヾ=､_
＼、|!f´,､`ヾ､ ft ､` ー ヽ、
ヾ|!| fヾ､ | ||li ヽ＼ ､', ､ ＼
,rゞ､ヾ＼､i、 ||l|i、ヽ `､ヾ ヾﾄ､_`､
,ﾍ彡三ﾃZゞ､_||l|li',| `、', '、 ',! |ヾﾄ､
,'ﾐ彡ｼ彡三Z三ミﾎ!|i、 ', i | || ',|ﾄ、
/`''''"゛￣＿＿＿￣]||| ',ｰ ',､_| | |ﾄ､ﾘ !i、
i 〃´_二､_ ７´￣|｢|!ト､‐!､_! ! トヾ', |/!
! || ,;:: =ヾ、､( "゛三玉ヾ、 | |!|ﾍ ! ',ﾚ|
i ||{ji{ ･ }!L{､ ‐'_{r'::;｢ゞ、 iﾄ､ _j!|ﾂ|| 'r′ 無論、依然として弱肉強食の世界であり、
! |ﾄ ゞ =彳｢`＼ ｀゛~´ ヾ!|ヾ-ﾄﾘト|` |! 各地での小競り合い程度なら珍しくも無いが、
r_|`i゛r'/7ﾘ ヽ、 j| j:|:!|トﾄ!､ |! それでも、かつてと比べれば、小春日和の如き穏やかさ。
|';} i|/iィﾄ､ ,. |r::ｨ|'∧ﾄ ‖ 故に、そこで暮らす妖怪達の関心事といえば、もはやトーナメントが主流に。
L､ﾄjヾj' ､,,＿ ,.ｲ`ｰ '|!ﾄ､ﾍ! ‖ 政治的野心の無いバトルジャンキーでも楽しめる娯楽として、
|i! ヾj{ ｰ- ／ !| ｢i|ﾚ1:|';ヽ| |! 一大ブームとなっている。
li! ＼ _,. '´ ‖|ﾉ |::!ヾ|ﾚ′
|! | `'''''" |'´ ヾj
ヾ、 j! |、
_,rk;:=彳! ヾこニｰ､ ※優勝以後は面倒くさくなり、優勝者特権を行使して自国に引きこもり状態。
_,r‐グ/"´ '''゛ _,. - ''"´ ,rfこ{ 某人物が自分と戦えるレベルになるのをジっと待っているっぽい人。
_,.ィ" ,r/ /ヾ、 _,. - ''"´ ／ ` ｰ ､_
／７´| i | /| ゞ'" ／/ }ヽ )! ヽ、
【第三回大会優勝者、骸】
|::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::|
ﾉ:::::::::┌─┐::::i i:::::┌─┐::::::::ヽ
/::::::::::::| .|::::::| |::::::|. |::::::::::::|
l ／二i￣￣ｉﾐヽi .ir'ﾐｉ￣￣i二＼ l
ｉシ￣ .ｉ iヽヽｉ ｉ,r',ri ｉ. ￣シｉ
. / ! | ヽi i,r' | ! ﾞｉ ( ⌒ヽ
/ | | i i. | | ﾞｉ （ ）
丿 | | i i | | ＼ ） ）
r´ ! ! ｝ ｛ ! ! ｀ヽ ﾉ ﾉノ
ト-‐ '´￣￣￣￣￣￣7￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣V￣￣￣￣￣￣｀' ‐イ ∠ノ ゞﾞ´、
｀────────';.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.'────────´
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そんな熱気渦巻く大会に、更に花を添える要素が、また一つ。
連続制覇を続ける大統領への刺客として、人間界より、ある男がやってきた。
- 922 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:00:45 ID:0Yws02qw0
-
:::::::::::::::', ､: : : : : : : : : : :
: ::::::: :::' ', ｀¨ｰ ､: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;: -'" /:::::::::::::::::::/
..l ::::::::::::', : ｀¨ｰ､: ､: : : : : : : : : : : :,,-'" ／::::::::::::::::::/
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l::::::::::::::::／ ｀´ _,,.-‐''"´｀ヽ ＜::::::::::::/
l:::::::::::::::＞ ｀¨ｰ ､_ ,.-'" ,,.---､ ≦:::::::::/
|:::::::::::＞ ,,.-‐─ ､｀ ／ ,;:-､ ヽ │lV⌒ヽ
l:::::::::::ﾝ / r'"¨',ヽ ん: : ﾞi ' l /fヾ ﾍ
y⌒ヽl l iじ: : :i lじ: : : l ｨ l ソ } /
/ /ヘ ﾍ l: : : ::l ',: : : :ﾘ /l Vﾌ /
{ l ｒ'ヽl 弋:_ン ゞ=''" l l / 「また会ったな、浦飯」（CV：玄田哲章）
ヽヽ 二ハ ‐ く ﾊ ＿ノ
ヽ l ｰ‐' '
, ﾞー‐‐ﾍ r‐‐､ /
¨ﾍ ﾞ´ /
｀ヽ､ ／
｀iｰ ､ ,,. -'" |
| ｀¨ｰ､_ ,,.-''" .|
ｲ､ ,ｨ ｵ
ﾄ /:::l /::l'´／:::|
|＼|:'::::::::':::::'´:::::::::l_／! _,
l＼!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ'´/
';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＿
.';:;ﾍ､::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::''´:／｀
';!,､ ＼;;､-''´ムz;:::::_ :／
ヽ{r:､ ､_,.,ｨヾﾞ,` VﾞnY′
ｉ ﾞ:;} !:;;:!′ ﾚ,ノ 「今度は、俺がチャレンジャーだ」
ヽ｀ 、 ,. "｀~>´＼
` r i"> ＿／ ／`''ヾi
{ | ／ / '､
l、'′ {、 ＼
l', 、 ヾｰ-､ ヽ
rｰr''ヽ、 ｌヽヽ ￣ ヽ ヽ
}‐-Lｿ└‐'''"´ ', ヽ 、 ｀> ヽ
( ''''} 、 ＿.! ヽ＼丶 , ' ノ
(こ).-亠''''"´ _｣ ＼_ｰ, ' ｨ'´
_,ゞﾞ、ﾉ´`''‐-'′ ／ |
.ヾ~i´￣ヾ､'､7′ ／_-_､>
r ''' ￣ ', ヽ ､ヽ`ｰ､_ ／--ｪ'´｣
', ヽ ', ヽヽ｢,r`ｰ'´ ニ`ヽ、 ',
ﾞ, _',ヽ丶 ／ﾆ-―‐- ､_｀`' y'
zL＿＿,,.ト､_l､l,_l/´_,.-─‐- ､_ ヽ |
L....,,,＿_,,..,｣ 〈 // ヽ ∨
ﾄ-┤ ! ヾ | l ﾞi/
ト､｣ ', ! !~
ト-l i r┤ ﾄ-､
ト､! ', ! ｀ヽ---─''" |
,､-‐-､..,.｣-､i_ ゝ `''r-､､--┬‐イ
- 923 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:01:00 ID:0Yws02qw0
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ｉ{:::::::::::::､::::ﾊ:ﾊ::::::::/:::／／.::::::::::;:;:::::: ::::::::::::∨l| ,ｨ
. 八:::::::ヽハﾊ小小ｲイ＜:::::::::::::イ/.:::::::::::::::::::::::::/:/
_ヽ::::､ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::;＞'" /.:::::::::::::::::::::::::::〃
＼::::::ヽ〃 ７''ｧ≠≠´ ＞ｘ:::::::::::::::::::ｨ:/
＞::::トﾄ､/ / ,′ _ ,. .-‐=＝ ヽ::::::::::::::::::ﾉ
｀ヽV{ 心i { ´ ＞'え笊㍉ ヽ .Z:ノ:/
`' ､V:) 、弋::ツ '′ ､､＾Y,ﾆi 「………………」
} ´ , ￣ ) /!ﾉ∧
人 く u .厶イ ＼
＼ ｒ-っ .ｲ ノイ
＼ .. : / /
〈＼＿ . ＜｀ヽ:. .: / /
iヽ | ｉ ﾊ:::...::::: / /
| ∨ | | ｛ .::::::: ／ /
ｨ! ,／ﾑイ,-‐::::´￣｀::丶.､
i/::ﾚ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
ljV:::::::::::::〃::i!::i!::::::l!:::::::::;ｨi:::::::::::::∨l| ,ｨ
ﾄV::::::r!:{!ﾄ'' Y{|/Ｖ!i l!Wi:/〃Yﾚ!/y:::::/:/
ヽ:::::ﾐ ､!j i从!:iｨ { ' /´丿/ ／/彡:::〃
∨`､:ﾄ､ヾW::::Ｗj /! ｲ/ ／／;ｲ ;:ｨ:/
V＾:::{ _ヽ､:::::::!/:ﾉ/::::::::::;／/彡:::ﾉ
,⊥:ﾊ｀＾-―｀'‐､彡-‐''" .Z:ノ:/
! ｒﾐyﾞ '叨¨ヽ. `ｰ-､､＾Y,ﾆi （だ…誰だっけ、コイツ？）
>､ﾍ ` ー /叨¨) /!ﾉ∧
／ ＼ ヽ, .厶イ ＼
／ {ヽ、 ｀ヽ.＿__´, ,ｲ |! 〉
／ iﾊ !｀ ､ `ﾆ´＾′イ / l |
／ lハ ヽ `ー '´ /ﾉ/ ﾚ !
/ ! ＼ ＼ ／/ / / !
/ ｀丶、 ｰ- ＞-'ー′ ! / ﾉ
/ 丶 ＼ r┐ /／ !
/ ＼ ヽ {ノ / ｲ
- 924 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:01:15 ID:0Yws02qw0
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::::::::::::::::::::::::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓:::::::::::+:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::┃ やる夫は魔星達の魁のようです 小ネタその⑤ 入速出ゴンの挑戦 ┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::o:::::*:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛:::::::::::::::::::::*:::::::::::::+:
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,ｨ ／::i
. ∧ /:::l /:::::::::| ,イ
j::::∨::::::Y:::::::::::::レ:::::l
ト､|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ-ｧ
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
l:::::::ﾄ､:::::::::::::彡ァ:::::::::::/
l:::ｭ‐_,..｀ﾞ´ ‐-､ﾞゞ:::;;;{
.ｈくr‐､ ィ'ﾇヽ∨nﾞi
{ }!ﾞ {:ｊ ∪ _ _ノ 今回の地の文の語り手担当：入速出ゴン（前世：戸愚呂）
ヽＩ､〃 ,ﾂﾍン|
｀＞--イ､,／ ／＼
ｲ ﾊ .//´￣｀i
ﾚl ﾚ ｊ ヽ
. ﾘ ,.ォ､ ヽ
ｲ「 | l _..ィ´
/ |ｌ l ヽ-く. ヽ
- 925 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:01:50 ID:0Yws02qw0
-
ル｡:::|_:.＿＿::|＿_|＼ ＼|￣ ㌧ : :. | :..
＿＿|＿|＿＿|＼ ＼|￣ .:: .. | ::..
＿|＿＿:;;;|＼ ＼|￣ 》１ wiil die .| :.
;;;,,,,＿;|＼ ＼|￣'' 目 .. ;;. ｌ :. ::.
' ＼|￣ ;;./ ヽ_(´∀`)y-~ : . | ∧∧
￣￣'''' |〜|ﾉ( ヽﾍ)￣￣￣''＼,~-∩‐,,)
|__,,| ´ 。 ゛ ,＼(_ｿと)
./´二ヽ ∧wﾉｌ::. .( ,(xﾉ ::.
（.,,｀ー） (Дｷ.,） ;;:: ..,_ ﾚﾉ_ゝ、
/,`ー'~つ と'[](_,ﾉ ＼
（´￣ヽ)`ヽ (＿__,,)~ .∧,∧ :::; ∧＿∧ヽ
´"￣ ´"｀ .,､ (,‐Д‐) （∀^メ,,） ＼ ＿
(つ]]]｀) とｌ33;;;;`) ヽ ..|＼ヽ
;:" (`つし' （;;;;;`)(';;;;）;;:.´ ::; ヽｌ .＼＼
［］[]]] ;| ｌ´.ヽ
::; [[[][] | | |
∧＿∧ ;;:., ヽ .ｌ .ｌ
;;:" （； ,） ::;;;;; ..,"´ ＼_|＿|
∧＿∧ ） (⌒￣ヽ ヽ
（；ｘ∀･,）＿〔〕） ∧＿∧(A^*ﾘｌ .＼
（｀つ] 'つ / ヽ （∀｀,, と ｌ .,,:, ＼
;;;'ﾞ :::| ｌ | ｌ〜.| ［と´ ｌ⌒ｌ) ）〜 ;;;;;,´ ...＼
L＿）_,,） |＿,| （￣（＿.）),,'Ｊ ":;
………俺こと入速出ゴンは、とあるスラム街で生まれた。
だが、両親なんて上等なモノは俺には無かった。
入速出というこの姓は、後についたもの。
この当時はまだ、ただの『ゴン』だった。
＿:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.: . . . . . .
: . ￣￣Λ＿Λ──＿＿＿＿＿＿:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:.i￣￣i:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
:::::::::: /:彡ミ゛ヽ;）ー､::::::::: Λ＿Λ. . ￣￣￣￣─‐. ⊂ニニ⊃ ＿＿＿＿＿＿:. :.:. :.:. :.:. :.: Λ＿Λ:.: :.: :. :. :.
::::::.../ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i:::::....（-д-::: ）ー､::::::....... ( ﾟдﾟ )ー､ Λ＿Λ:: .. .￣￣￣─（-д-::: ）ー､::..
::. . / :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ::: . /i ;: :::i:::.::::::..... . /i ;: ::. i /:彡ミ゛ヽ;）ー､:::::::... . /i ;: :::i::..
: . （_,ノ⌒＼;; ヽ､_ノ:l: . (:: ;;＿＿/ :::./ |:::::...... (:: ;;＿＿/ :::./::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i::::.... . (:: ;;＿＿/ :::./ |:: .
i⌒＼）i⌒＼ /:: .. / ＿＿__/ :|:::::::::.... . . / ＿＿__/::/ :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ:::::...... / ＿＿__/ :|::..
| :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ: . i⌒i_ﾉ :i⌒＼ /::::::...... . i⌒i_ﾉ :i⌒＼（_,ノ⌒＼;; ヽ､_ノ:l::::... i⌒i_ﾉ :i⌒＼ /::..
| :::| | :::|:::: .... | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ::::::::::... .. | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ i⌒＼）i⌒＼ /:::::::.... | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ::::...
（___/ （___/::..... | :::| | :::|:::::..... . | :::| | :::|:: . | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ::::::.... . | :::| | :::|:::: ::...
（___/ （___/:::.... .. .. . （___/ （___/:: : | :::| | :::|:::::::.... . （___/ （___/:::.... ..
（___/ （___/:::.....
物心つく前の。立って歩ける様になる前の自分を、誰が世話してくれたかは定かじゃない。
通りにあふれる浮浪者達が、気まぐれに育てたとも思えないが…………そんな事はどうでも良かった。
俺にとって重要なのは、その日の糧を得る事。ただそれのみだった。
- 926 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:02:16 ID:0Yws02qw0
-
iv'ﾍ __
| ;`;| /:/＼
| ;'l:| i'`'i 、 ┌个┐| | .:_|＿＿＿.
!:`l'| ζ＼ |;`;| ‖ | .:|...:|/:/...:.:|..: : : : : :.:｀L..r─Lﾑ、
-､_|_.;l:| ＼';､＼ :|':i;;| . i'1 ||／> | └┴┬i::::|==========|: :Lﾑ、ﾛ.::|
ｰ|＿}:;| ＼';､.＼|;';;;| ./〉 |;|＿r／／ / |[]..::[]. 〈〈::::|::::::[]::::.:.:[]..r､]: :: . : . : .::|
-|＿|`|＿r:‐:‐:‐:‐＼';､＼;| r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.: ,、 |. : : : :.: :＼:|:::::::::::::::::::::/. : : . ┌::､ /〉:
ｰ|＿};|::::::::::: : :: : {二l＼;i`!､::://:::::::::::::::::::r| .::| /.:::: _ .||＿ | : : : : : :、 〉〉/〉::::::;;:::〈 : : : -┘:::L、r‐//┐
-|＿|￣/＼:::::::/`|＿{┬| |;､＼::::::::i'|::::::r┴冂、 .:::://＼| ::::ﾄ､＿_ : : :||＿'//､п‖::.:l| : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾆｌ.r┴､_|_|_|:>:::::〈. ::〈|-､_/::::::..＼r':.|.::[,/T>.:/ﾛ〃乢.＞''「￣￣|[￣￣
-TニTニTニTニTニTニTニTニT《┴┐::| .:::|_rｪ :::|:.:..|-i_::_r√ソ＼>へ:| :|:ln| :]:|:П叮/7＿」L＿:.」L＿＿
~三三三三:.三」L三三三」L三三〉〉┬┴┤ .:|＿;!:..|:::..|::::.|＼.::::》: :::L;:.::r| .L/∟ﾛ⊥》＞￣]匚￣￣]「￣
L l「￣￣￣|「 ￣￣|「￣￣|r'.:| .:|ー:|＿ .|::::.l＼|_;;||;;:|L:<)┴‐'''"~::::::::::::::::::}「￣￣|「￣￣￣|「￣
]_」L:＿＿_」L＿＿＿＿」|＿＿ |》〉 ~゛`┴::-'⊥::.∟ﾛ⊥!:::::::::::::::::::::::::::::::::::＞''「￣￣|[￣￣￣＿＿__」L:.
]「￣￣]:[￣￣￣]匚」[￣][く《:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/7＿」L＿:.」L＿＿＿|「￣￣￣|
￣|「 || ￣￣|「￣TニT ,, 》＞￣]匚￣￣]「￣￣,,
＿＿,」L＿＿」|＿＿__」L 三三三｀ ,. ` }「￣￣|「￣￣￣|「￣ ｀ ,
. _|| |L ￣l|「 L l「￣ . `|ﾄ､ ＿」L＿＿__」L:.＿
]_」L:＿
その手段として、俺はクズ拾いを選んだ。
………まあ正確には、まだガキだった俺には、かっぱらいや物乞いの類を除けば、
それ以外に選択肢が無かった訳だが、これが存外悪くなかった。
戈／リ 戈＿＿＿_
∨!＿|三≧=三二戈!.::|戈_
／i￣＼ |＞! =＜≧=― ､＿＿＿＿
＼|二≧ﾄ、 弍_人＿ﾉ: : : : : / / /￣:|戈_l弍＿
__人∧ ∨￣! ∧ノ≧-＜二＞,=ｧ
＼! ＼_/￣!.|￣＼ . : : ::|: : : : : : |:::ﾄ==_/
≦二￣i i .:戈≧≦￣＞､ . . ::::::|: : : : : : |:::|戈/
戈≧イ￣＼_!_人＿＞' ＼￣＼ ..: : ::::::::|: : : : : : |:::||/ｌ|
￣＼/￣ ＿!全ｧ､ ￣≧==-､_∧＿: : : :::::::|: : : : : : |:::|У|
＼ ＼_./ // /￣￣＼｀ヽ!≧ｧ､＿＿＞､::::::|: : : : : : |:::|＿|
∧＿_/./__ノ !￣＼∧.人_|￣》＞<￣∨＼三二≦三＼!＿＿
￣￣￣＼! ＼ノ￣￣￣|!＼ ∧＿∧＿!/￣＞､ ＼.,、三三,､::::＼
＼ | ./ ∨ ／.> ＼｀ヽ ||ーく .〉:i:i:i:i:i:i:＼＿!
＿＿_ ＼ / ＼ ＼〈:::〈 ≧ﾉ ∧|￣￣!＼≧､:i:i|:i:|
＞､ ＼.／ |＼ ＼_＞―イ |／＼／>夕三∧戈!
／ :＼ / .∧＿≧､＿＞〈￣＞､ﾘ ＞!夕＼三＼:＼
_／￣￣!＿_ ＞､./ l∨＼ /｀ヽ,人＿_∧―＜_,.人.／＼三:∧:::＼
＼＿＿_.＞'´ ＼ ,,,,人＿/￣〈 .| ＼＼ ＼＿_>／| ＼三＼::::＞､
／ | / .......∨ ＞､ . ＼人 ＼＼::::::/ ＼ ／＼三:＼!_∧
と言うのも、近くには数年前に起こった内乱の所為で廃墟と化した街があり、
骨惜しみしなければ、それなりの量の鉄クズが採取出来たからだ。
- 927 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:02:32 ID:0Yws02qw0
-
,ｲ
ﾄ､ ﾄ、 /::| ,、 ,ｨ
l＼ Ｎ:::ヾ:ヽ/::::|/:ﾚ'::! ,
､ ';::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'´/
ヾヽ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
',:::::;､nr-r､;ィ;rィ;､::::/
',:::ﾄ ヘ、 ,r'^ Z::,'
ｒ^ヾ. ｆ'ら ｆか j'^ヽ
ヽぃ └' , '┘/_／ _
､__r-ヾ⌒｣ヽ、`ー' ／ノ￣ `ｰヽ＿,
ﾄ、 _r┴三`'' ''"`ｰト､..,...､_／ヾ､
,.‐'´_,.ゝ-ｧ'ｒｎえﾆ-ｧr‐--‐､_| Y∧∨｀rヽ＼
!／ //{｛｣ヶ'７Zﾉニi､､ヽ､ドｲ-ゝ/| | ） 更に幸運な事に、俺の身体は特別性だった。
ヽ、 , ｨ ヒ>ﾂl｣｣ ﾄ==|ヽゝイ rヘ'｀`ｰ'ー'" 普通ならヨチヨチ歩きがやっとの頃から、
`'" 爪|｣{L! Fニ! 〉 そこらのストリートチルドレン顔負けの体力があり、
`^´ 〉 |ニｵ ｣ また、誰に習ったワケでもないのに、何故かソコソコ物も知っていた。
｣ ｷ‐f >
/ Kｵ .r―三L_
く_ | ! ／, '´ ヽ
┌'′｀`ヽ、 ｜ﾚ' // i
r┘ ヽイ|｜// / !
/｀ヽ、 !| |〈 { i /
`> 、`ヽ、 _/｜ﾄ､',ヽ､｣ /
/ ｀ヽ､｀ヽ,r┘ |｜｀ヽＶｊ /
/ ／ヽ/｀ |｜ `７ /
/ / |｜ / /
/ / |｜ ∧ /
. { 〈 |｜ノ,>_〕ヽ/
'、 '､ ｜j代_r仆ｒ{｀`ｰｧ
ヽ ヽ、 ｲ //ｒ'| lヽ/
ヽ ／ _ﾄ､ l! ／/｜| ヽ,
Y_／/∧_、 l} ￣|! |｜,､|
∨ 厶'´,〉 ノ ! ﾚ' l!
ヽ-'"/ /ｽﾉ ﾉ
く ｲ /,|＜Y l ｌy′
Vノ´_＞十'"
ヽ´--｀ｿ
- 928 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:03:07 ID:0Yws02qw0
-
./l ／/_,.. -‐‐::::'7
lヽl::::ﾞ':::::ﾞ::::::::::::::::::/
.l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞフ＿_
!,､,r'"'ﾞ"''っ,::::::::::::::::::／
L-､ ,.＝ ﾞ=､,-､:::::::,＞
ﾞi'(｝ （ﾟ）` )`）::,＞
l｀､ ｀"´ ｨ"~
ヽ.─ ,. j､ :::::::::::::::::::::
`-'r＿＿／,{､ ::::::::::::::::::::::::::::::::::
l}{＿_,,／ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
＿|_ / / | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
UUU＝＝ ＝＝＝＝＝|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ））
|ヽ＿/ | | |
.| . | .| |
作業効率を上げる為に、打ち捨てられていたリヤカーを如何にか修理して、
一度に運べる量を増やしたり、
;;;;;;;;;;;;;;;;;､ｰ-- ::;;_;;;;;;;;;;; ､;;;;;;;;;|
､;;;;;;;;;;;;; ､;;;;;;;;;;;;;;;＞ ｀ー' ＼;;;;|
_＼::::::::;;;;;;;;く u _,,. n ﾞヾ|
＞::::::::::: ;;;;／ _,.ィ＝、 f;ヽ､ﾞ'|
＼::::::::::::: :::::::| '´/ |..;;;;| |..:;;| lﾉ
＼:::::::: ﾉヾ! ,.ゞ-'' ゞ'く. |!
-､ Yヽ ､ ＿,.......、 |
￣＼ゞ' t j /,二__￣ﾍ |
｀７彡＼ レ--- ､_ソ ／
〈;;;;;;;;;;;;;＞ ､＿ ／
初歩の四則演算も出来たので、
クズ鉄屋のオッサンに引き取り価格を誤魔化されそうになってもスグわかる上に、
_＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼/|
＞:::::::::::::::::::::::::l＼::::::::::::::::::::::|
＼:::::::::::::::::::<￣ ＼;. - '7::/
＼:::::::::::＜ ／⌒ ⌒l;l
Yヽl'´ /てﾄ /ﾄ / 「ゴメン、も〜チョッとだけ色を付けてよ、お兄さん」
| ( ヽ' lﾉ/
_ゝ,へ u ' l /7'ﾒｽ_
／| |ﾐﾐ､ヽヽ､ (二ﾌ／/ | | | | |
／＼ ＼ﾐミ､,,｀>｀>ー'｀ｧ ! ! | |
/ ヽ ｀ｰ-ｲ l | ﾉ ト| | |
と、如才なく。角を立てずに、それを阻止する術まで身に着けていた。
………冷静に振り返ると、己の異常性が良くわかる。
自分で言うのもナンだが、こんな幼児が居たらかなりイヤだ。
. ｌ＼ ,､ ,
ヽｰ┘ `ｰ' ' |/!
ヽ｀ __ _ /ｧ
ゝ 〉- ｀ｰ´-{/
ヽ こ〉1{;;;} {;;;}ｌ} _fi
ゝ., ,、 ー' ノ f-'入
r‐ 'i_ ー7 ト ' r '
/l `ｰ ' lー‐'
. ｉ j !
Y`ー-r-‐‐ i
. }＿_ _,!_ _＿l
ＥT l lT∃
i.⌒ヽ__,l l___/⌒ヽ
￣￣￣ ￣￣￣
とは言え、当時の俺には、そんな事を気にする余裕なんて無かった。
身体の成長と共に、出来る事の幅は増えていったが、
作業効率が上がれば上がるほど、採掘場所である廃墟に眠る鉄クズの貯蔵量は減っていく。
いずれ頭打ちになるのは目に見えていた。
- 929 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:03:26 ID:0Yws02qw0
-
ﾄ､ V/////// ＞'´ ｀ﾞ'＜./////// ,.ィ
ﾍ >∨//＞'´ ｀ヽ,///K//
ﾍ// / _,. -─ ＼///
y/ ／,. <´ __ ＼ヽヽY´
〈／／ ＿＿＿＿＿＿_:≧x ｀ r'
〈／＞' 〃Y心ヽ i,ィ-t:ﾊヾ＜ ､〉
ﾄ‐､j {{｛T::刈 ｛T:::刈.}} f:>L
{ iヽ, 乂zソ 乂zソ ' ,ﾊ }
ﾍヽ ', i:. .:' ノ ﾉ
ヽ、, _ _ / ／
込、 ¬ ,ｲ'´
｀.ﾄ､ .ィ そんな不安を抱えつつも、何の手の打ち様もなく時は流れ、
|:::::＞...__...＜::::|
|ヽ:::::::::::::::::::::::::|
__ノ ﾞ -- '´ ',＿,､
＿r─＜:.＼ y': :＞ｘ
_T: : : : : ',: :＼ :.｀ヽ､__ __／: : : :/: : :.¬
／ ',: : : : :.',: : :.＼: : : : ー---＜:./: : : : : : : : / ｀ヽ
/ ',: : : : :.',: : : : :ヽ､: : : : : : :.／: : : : : : : : :.{ ﾍ
＿ _
γ´-─- ヽ γ´-─- ヽ
,ﾚ', -─‐-､| ,ﾚ', -─‐-､|
〈, ｲ（//）( 7) 〈, ｲ（//）( 7)
K>.;:",;:;:;:.::}-┐ K>.;:",;:;:;:.::}-┐
ヾ;:;;:;;(固);!‐-′ ヾ;:;;:;;(固);!‐-′
,ィ⌒Yﾆﾆヽ__ヽ7r‐- ､ ,ィ⌒Yﾆﾆヽ__ヽ7r‐- ､
/_ﾉ;.:;.:;:L.:.:.::::::.:.,,/:.:::.:;.:.! /_ﾉ;.:;.:;:L.:.:.::::::.:.,,/:.:::.:;.:.!
／.:ノ;:;;;;;;:;:;;;:;:;::::::::;:;:;:;:;;;:;:;;:ﾄ､ ／.:ノ;:;;;;;;:;:;;;:;:;::::::::;:;:;:;:;;;:;:;;:ﾄ､
/ .:.:i」;:;;;;;;:;:;:;;:;:;:.:;:;:;::;::::;:;::;:;:/:::.ﾞ, / .:.:i」;:;;;;;;:;:;:;;:;:;:.:;:;:;::;::::;:;::;:;:/:::.ﾞ, 俺が十歳になった年に、唐突に終わりの時が来た。
/ .:.:::ﾘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;:;:;:;;:/:::::.:.| / .:.:::ﾘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;:;:;:;;:/:::::.:.| ネグラにしていたスラムで、大規模な浮浪者狩りが起こったのだ。
,/ .:.:.::::1;:;:;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;;;;:;;_」_:::::.:.:.:.| ,/ .:.:.::::1;:;:;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;;;;:;;_」_:::::.:.:.:.|
i .:.:.::::::::!;:;;;;;;;;:;rｰ「ニ二n圭8::::::::.:.! i .:.:.::::::::!;:;;;;;;;;:;rｰ「ニ二n圭8::::::::.:.!
|.:.:.::::::::人;;;;;;;:;仁抂i^i^i;;!ｲ::;7::::.:.:/ |.:.:.::::::::人;;;;;;;:;仁抂i^i^i;;!ｲ::;7::::.:.:/
!.:.::::::::l /::./´￣`つ;:」JJﾉ;/:::::.:./ !.:.::::::::l /::./´￣`つ;:」JJﾉ;/:::::.:./
ヽ.::::::」:::::入 ＿｀ﾐ7:|｀i |;;;;;;:;:;;:ノ ヽ.::::::」:::::入 ＿｀ﾐ7:|｀i |;;;;;;:;:;;:ノ
｀`7::::::.:.:.::.::.:. ..|_」」.:.:.::「 ｀`7::::::.:.:.::.::.:. ..|_」」.:.:.::「
/::::::.:.:.:.:.:.:.:ﾉi:.. .:.:.:.:::::i /::::::.:.:.:.:.:.:.:ﾉi:.. .:.:.:.:::::i
- 930 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:03:57 ID:0Yws02qw0
-
V ／ u 爪 ハ _,,, =─、＞ /
V ／ ∪ _,,.〃 Vﾙ ===≦´ ＼ ヽ＼ /
V ￣/＿＿,,,==＜＼ ＜ / /￣＼ ﾐ > /
V /／￣/ / | ≧∠＿ | | }J ﾚへ＼
V | ( |＿＿三 〉 ＼￣￣三三─___ l |
l ト､l ） ＿三─￣ 〃ヽ, ⌒ヽ ￣ ニ l < l 最悪だった。
| | へ ｛ 〉 i | 〉 し ( |l ヒ//.ｌ その頃には、そこらのチンピラの二〜三人なら
l ｋ ∧. { (ﾉ ＿ ┬ ､ (ﾉ '─' | 軽く返り討ちに出来る腕っぷしがあったが、
ヽ_｀─┤｝ U ､.＿＿.イ￣ / ｀>＼ ん＿／ 完全武装の兵士の前には、逃げ出す事さえできなかった。
｀ ─ｲ ／ イヽ ┼ ─ ┼ ┼-≧〉〉/
ヽ,_ 〈 《⊥┴ 三三三三三===オ／
｀ト ､ 作 ／|
l ｀＞ ､ ／彡.| イ
| ｀＞ ､＿ ／ 彡 |ーへ／ ｛
⊥l_l」」| | |ﾘ| | |j | //j_j//l//≦l
￣￣￣￣￣ : =三l
: ミﾐl
: ミﾐl
__: _ ｧー‐- ――‐‐,r'⌒ヽ
)、 ,ｨ' : `ー―‐- ..._／ ''"_＼
‐冖´ ,,} { ｀ー―- ,,__ lミ ＿ ／ ／ '" ヽ
.====､‐､_三_ﾉ＞‐― ====.｀.､lﾐl', -､l ヽ／ ／ ,:.:.
: ::::::::::} ,ｨ―‐r､（::::::::. : . ::::::::::::}: ]､_,=ｌｌ＿ヽ_／ ,ｨ'ｰr-
. ::::::::ﾉ/ | |ハヾ:::::: : . :::::::::ノ,ｲ ( :i .ヽ､ }' /｀
.--‐ ´ :| ｀ー――- -‐´ :ﾄ､丁|￣￣｀ヽ｀ー‐'ヽ しかも、奴らは政府の人間では無かった。
: :. :. l⌒ / ｀ー-- ..＿ 浮浪罪による検挙ではなく、転売用の商品の仕入れに来た、
| : :. :. l､／ ＼ 臓器密売ブローカーだったのだ。
｀Y´ ; : : l
_l__,l _ :
::_,rr=´―‐-‐―｀=-_､_ : ,'
`ヽ､:::::::::::::::::::::::::;イ;´.: ,ｲ、
_￣ ￣￣_ .' ／,;|:＼
￣三￣ .: ／ 〃}｝: : ヽ､＿
.:／;.' 〃 ,ﾘ : : : : : : :￣
- 931 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:04:14 ID:0Yws02qw0
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ー―――――| |―――――――――――| |ー――''"
.| | ＿ .| | .|
,レ-‐=Ξｧ‐_＞､ | | .|
. ,.．'',r'',､-ヽ.(''_甲．''_ | | .|
／-,ｭ.K_`〈='右つ´ 廿 <ｰ'> .|
,' ,<>ノ< ノ`ｰ''゛´ ,ｨｧlL .|｀¨´|. .|
V．(`．` .{ ﾄｎｲ ｀冊" __. .|
､．､.i.`'''.,.'".ヽ. `个< i＜ﾆ}_､ >､＞
. ､,.．-､ f.ｬ．_)i. ,>．_ｨ.,_. .l「.1 !...|｢ しゝr'￣||
. .i ゝ<={ , ' ゝﾋジ.i,'´ ゝ'' `､ ll､j._| |Ｌi"`´..ヽｌｌ
>'-<ｼ､ ,．‐.､ .i. ﾞ, i.i l ∨...ｉl|ﾈﾄ.､`ﾆ.! .r ,ｲ>
. .f ､ ｀´ .ﾄ { ,.ｧ{ ゝ .i.ii ゝ ﾉ ｉl|!＼ |,．-_ﾆゝ,',' |
. .li ､.ﾚ l〉 ,｀ミジ-．,ィ､ｰ.､.〉､.,ｨノ‐'".ヽ. ＼‐〈 ヽ i | 捕まった者達は、健康そうな者から順にパーツ取りされてゆき、
. .レ_^_‐r_ﾆヲ.' .ヽ‐''"￣゛´ `､"､. ヽ .i-'‐_"ヽ'i..|
. .l .( .l ヽ ﾞ､ ._.,⊥ .', ', .i l三
!､_ l. ヽ! `､ ｿ¨.ノ¨ __,.!．-‐､ .i i-‐_''．-'.l
l ￣ll.ｌ l ' ,' i`｢ .ｨ‐''" ヽ .i i ｲ-! .l¢
l. l.li l .l ｉ l l ヽ _,.. ．-‐''"~ i .i」 ｨ .l l
l ｲ ゝ! l ,ｲ l l .l‐''ﾄ l l .l
l l ﾄ `.l Ｌ．| l l, ,-‐」,．ｰｨ
ｌ 'l. l l .lヽ.ゝ l i'｀´ .`‐'"
｛__っ ヒ_.! l`､ﾆ､ . l _,.,ｨ
. .ヽ､_)`ヽl ,.． `､!_,,..．-‐'" ¢
.｀ﾄl．．r'´ ¢
.ﾋヒ= つ
＿_
／｀´: : : :＼ ＿ ........._ r- '⌒ヽ
, -ｲ:.:.:/{{｀ヽ-: : :ヽ .ア:__,.へ:::｀ヾ _ノﾞヾ、 .j ,___ぅ^′
＿＿ ／:.:.:.:ゞ/rx__r廾>ヽ: }ｱ::ﾉ,zz __ヽ<, -へ__ , --- 、-{:.:.:; -'ー ､ / l
: : : : :＞-- '´_:.:.:.:.:.:.:.:.L..」└‐┘!／}:_/ ﾟ- ﾟ ' ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:ゞ´￣>´::::::::::::::::::::ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼__l ＿＿
}:.:, ´: : :｀丶: : : ＼ｰ｀,. イ:.:il:.:ゝ! [二l ハi:.i:.:.:.:.:.／/＜__::::::::,､::::::ヽ:::l:.:.:.:i:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:l ア￣r---
^~｀ヽレ′: : : : : : :厂｀Lア二,イ:V ヾ__ヽ .._ ｲlr．ヽ＞｀. . . . . . .く/V xz-↑L:.:.:ﾄ，__/二_/ /
:::::::::::l: : : : : : : : : ／ <／ヽ／｀ヽ／ ゝ..__/. . . . ,､. ,､_ト. .ﾐ __ﾟ- .r '::::}:.:「 x． -ﾟｲ＿ /
:::::::::::ハi,､,､i: : : / .l i Ⅵ. . ノ-イ r． Lト'ｰ 'イ⌒ヽヽ-＜ rっ':.:.:.:.ド､
Aﾍ::::j__Lヽ_r-ァ' ./ j i ヽVr┘・｀ _ｰ ﾚﾍ V⌒′'. ﾄ､!:.:.:ト¨´:.:.:.:.:.ヾ:.:.｀ｌ
.ﾟ ' r ':::::} ア ／} Y⌒ヽl ＞- ､.ｰ'イ´｀ヽ L＿.ノ! ! ハ:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ┴- 、
-‐'´:::/:::| ∠_ ∠、 丁] .厂 r ⌒7:.:/:.｀¨´:.:.:.:.:.:｀ヽ＿_l .l 厂ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
::::::::::）:::／:.:.:.:.｀丶__ j. ヽ !/ ,l ヽ !V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.:,/l｀＼! l /r‐┴ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:::::::＞ '::::::::::::::::::::::::::::V- ､ './ / ! , -= ￣￣^＼ ｀!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ヽ-l ./／ノ:.:.:.:.:.:.:.￣｀ヽ- ....＿
::／::::::::::::::／::::::::::::::::{ ヽ l ./| }／:::::::::::::::::::::::::::::ヽ ｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L_ヽL) /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}: : : :/:
そのまま、物言わぬ躯として打ち捨てられてゆく、
- 932 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:05:13 ID:0Yws02qw0
-
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼￣￣"''''''ー-:;:::::::::::::::::::::::::::::,ヘ;::::::::::::::::::::|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 ゛｀ヽ;::::::::::;／ ＼:::::::::::::::l
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:‐―' ｀´ ＼::::::::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::／￣ ヾ;::::l
:::::::::::::::::::::::::::::ヾ、 、; , -‐' 「!、 ゝ:l
::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾌ ´ ,ｚ="-:、 ,ゞヽ,、 ヽ;:|
＼::::::::::::::::::::::::;／ _,..ノ´/!;::::::::ｌ:| ｝:::::::::Yヽ、 ｌ
＼::::::::::::::::/ ー' ´/" ｛｀":::::::::.i i「ｌ::::::;l | ｝
/~｀ヽ;::::::,ゝ i |:::::::::::::::::｝ |:::::::::::i /
;:::ヽ、 ＼:| ヽ;::::::::::::/ L;::;;::::;| ｛,| 怖かった。
ヽ、,ｌ| ゛ -‐‐'"゛""゛` ￣/ヾ=' | ! こんなクソッタレな人生に、さして未練があったワケでは無いが、
／ / :l'' それでもこのまま死にたくはなかった。
'ｌ （゛ﾐ、 ＿＿,:-‐―-:.、 |
ヽ ヽ;:::> l. ! ／-――''''´゛"'Z_>、 |
ヾ｀-:、 , 、｀ ' /,::::-ー―--:、:::::::::::;｝ ｝
｀ーｚ＜:::::ヽ、 ｝'´ ｀ヽ;:::;ｼ' ／
/:::::ヾ;::::::::ヽ、 └'"￣￣￣￣｀''''"´ ／
/:::::::::::::ヾ=:::::ヾ,,,....、 ／
ヾi:::::::::::::::::::::iヾ-―,＞‐-、 ／
ー―- __ __／
',::::::::::::::::> ,r==-､.,＿＿, ＿,,.. -‐''"￣｀ヽ ',::::::::::/
',::::::::∠ '´ ,.-‐-､ ￣ ,.／⌒ヽ <:::::::/
〉--､/ 〃´,. -､ヾ 〃／｀ヽ ', /⌒ヽ
,' r:､ ', {{ .f::::::::::', {::::::::::::} }} ,'〈:ハ } 恐怖で眠れない日が続く。
{. └' ', {::::::::::::} !:::::::::::j ,'r､ / まだガキだったお蔭か、はたまた適合する患者が居なかったお陰か、
ヽ fヽ', ｃゞ＿ノ {､ `ー⌒つ ,':::ﾉ / 俺の番は中々回ってこない。
ヽ {__）', ' ′ ヽ /-' / だが、仮にバラ売りされるのを免れたとしても、
ヽ＿_', J /､_ノ 口封じの為に、いずれ消される運命である事に変わりは無い。
ヽ. U ∠二ヽ , '
＼ ／
- 933 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:05:39 ID:0Yws02qw0
-
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
｀¨¨７:::::::::! : ＼::::::: ,'
::::::{:::::::::::| . ,'
::. :::ヾ:::::::::} / ﾊ あれから何日が経ったのだろうか？
::::. ::::::{::::（ ） }: l ', もう時間の感覚がない。
:::::. ::::::::ヾ:__`ー' ´ ,' ', 心身衰弱の所為か、何か幻覚が見える様になってきた。
:::::::. :::::::::::::::::::}￣:} ,' ',
::::::::. ::::::::::::::::::::､＿_,.........,_ / ',
::::::::::. :::::::::_r'"¨'ｰ--‐'´￣ /::: ',
::::::::::::::. ::::::::＼:::::::::::: _,..: ／::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
／ _,. ,.....>::::>__:::::::} ﾚ_,. '⌒ヽ-､ ｀ 、
√ヾ ,.::::::z__.::::::::::／￣｀` ┬ '´_,. -- ヾ::::... .:.. ＼
`Yﾑ:::::〃´￣7::::, ' _,.......i:／ _,. :i}:::::: .:: .:::/
/ﾊヾ:::::::::..::::'::::_j ｀ フ::{_く´ .::/_:::::.......:::::::::::/
/::::::┐:: T::::::::::(::::...____,..::ィ:::〈r::＞:.._:...........:／ .::＞-:..__彡'∧
{:::ﾊ:: |::. 〉:::::::::::::>--=≦:/r､ﾞ､::: ､＿_弋 ´`ヾ::::./:::ﾍ:::::i .:::::} 追い詰められたが故の、逃避願望なのだろう。
|:::y{::j::...:::::/ r::「ヽ:::::::::j/:⌒:::........__ ヽ＼ Ⅵ:レy i::::} .:::: | 幻覚の中での俺は、既に大人の。
|:::i Ⅵ...:::::´:::::::L_,､:::::ヽ_,/ __:::: <i}__ ヽz'彡'::i ゞ _;:-ﾏ それも、見るからに強そうな鋼の如き身体をしていた。
_ﾉ:: ! }_,::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::___::::L::::-彡::__ __;/ {i {::{_r::i{ j:i ﾟ,
ゞ!:::r }:「!:::::::::,ﾊ:::::::::/ !::{ /:ﾄ､ ,.:::::ト-:.._ { .Ⅵー' j::::| :}
Ⅵ_「:::<i:::::::::r ´ .}:::::::ｰ::::r─ :::: ==ﾍ:j_ |. ∨. /::::::iヾ〈
∨::::::::::::::::: i !:::::::r‐':::. ::::{ ､:::::::{::T:::...| ./:::Y::::::/::...:ﾘ
{::::::::::::::::::::::} |::::::::--ｭ:::::::::/ヾ==':::'⌒ー: | i !:::::{ {
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
- 934 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:06:19 ID:0Yws02qw0
-
::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
人人人人人人人_,ﾊ!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
(:::::::::::::::::::::::::::::::::＼人人人人人人人人人人／
それが出来ぬ （::::::::::::::::::::::::::::::::） （
お前は結局 （::::::::::::::::::::::::::::::::） 何か一つを （
はんぱ者なのだ （:::::::::::::::::::::::::::::::） 極めるということは （
（::::::::::::::::,:::::::::::::::） 他の全てを （
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒八:::::::::／/::::::::::::::） すてること！！ （ 垣間見えるその言動も、俺を魅了してやまなかった。
ヽ::::｀/:::::::::::::::::） （ その力、その心根。総てが理想的だった。
}::::::::::::::::::::／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼ ………どうせ死ぬなら、このまま現実逃避して。
丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 自分が無敵だと勘違いしたままヤツ等に突撃して、
ｒ.:"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: アッサリ撃ち殺されるのも悪くないと思える程に。
` ｰ┐:::::::, ⌒>、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ー‐く ／｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Y´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
. ヾ:::∧/ ﾌ i i:::::::l ﾞ ∧'i lﾉ l l ／￣￣￣
!りヾく_l l i:::::::l ,') |V∨!:∧ ! | ま も お
. ヾ::::ヾ::i i/::::::::ゝイ´＿ ∧∨ヾ::::l ' | だ し ま
ﾞ!::::ヾ､ﾄ、i ::::r=ﾆノ.人 ﾚ'|ヽ ヾ::l |. か え
|::ii:::::＼∨ヾゝ‐''´ ∨ ﾄ ヽ !i ＼ ＜. し
＿__＿_＿___ﾉ:::!i::::iヾ::＼, l、 /i |::ヽ ! ,） ﾄ ! | て だが、俺の中に残る僅かな違和感が、それを押しとどめていた。
な 思 死 自＼| i i i:ヽ ｀''ｰ-‐''´ | |:: ∧! / ﾄ､ | ＼＿＿＿ 己の理想を体現しているハズなのに、何かが間違っている様な………
い .っ な 分 | ∨ ヾ:i ヾ::::: | | l／ 人 l::＼￣＿ 遠い昔、誰かにこの生き方を真っ向から否定され、
か て な が |人∨∧､） ＼: ! ﾚ'´,.-'::::::ヽゞ-￣''ﾌ 自分でもそれを認めてしまった様な………
ね る い ,|'ｰ ､,_ゞン＿＿＼ ,/ ヾ--‐''"´ | そんな矛盾しまくった思いが、どうしても消えないのだ。
？ ん と | ￣ ＼ヾ/ , ＿ノ
じ で |,. - ､,＿（ ヾ:ｼ ／ /￣／
ゃ も ／
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
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- 935 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:06:45 ID:0Yws02qw0
-
／´" ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
-:、 |:::::::::::::::::::::::::i＼_::::::::::::::::::::::::,' ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
;:::ヽ :|:::::::::::::::::::::::;ﾍ、 ｀ー- ;::::::::::/ ' ,;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヽ=' 人::::::::::::::::::,、::::i ￣ i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿＿
｀ゞ、 |::::::::::::::::| ヾ::、 ー-:、 '、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ｌﾂ l:::／ヽ、ｌ ヾ | l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
/ |/ ゛ | ヾ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヾ;;;:ヽ、. | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
<,´ -;::::::::::、 | ヽ、:::::::::::::::::;;;;;;i::::::::::／
/ , ＼;;::.、 .| ヾ;:'''"￣ /:::::／
i :、 ヽ;: | |;:/
;: ' '::、 ｌ:、 :|
,'" ' ,'ヾ:,ヾ.|:::ｌ , ! ,:-―"」
＼ ／ :' / ヽ l::ヽl; / _／/
: ,:;' :.. ;:. :i ゞ"'' ∠二:_;:;/
/ ;: ,...:::::--:、 、 ;, :;/_::）
ヽ、 ／;;;;;;;::、 ヽ、 ｌ ｛: ;:ｌ 口だけは勇ましいが、ただそれだけ。
＼ /;;;:'"' `i___ ＼ ;｝ ,:ゝ:::| 本当の困難からは、尻尾を巻いて逃げ出す臆病者。
, ＼ ヾ;ｚ=:、 ヽ、 ＼ -'ヽ,,;::.' 最後の最後で、それが自分の本質だと気づき絶望した。
｀ー--、_ ｀ｰ-:、'-――ｚ／,;: ::.
ヽ、 ｀ー _ ｀ー;:／,,::: :: :' .
＼ ｀ヽ'ブ--'" ;;:::: ::
, ＼ , -‐'´￣ ;::.. ..
｀ ‐--'"
::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
Ⅶ八 //7::::::} ヾヽハ }}人廴{
..,,,,ｨ ⅦⅣ./ {.:::::::} /￣`ヾｲ:::::}ﾄ:ﾉ
,..／:::::::{ 入{ ﾒ{..:::::::::{ ,_ 爪込//| そう。垣間見たあの圧倒的な力ですら、
::::::::::::::::l ,爪八i{{ .::::::::ヽ;'´ /介 {:::/.:j r^ヽ 現実から目を逸らす為の言い訳でしかなく、
::::::::::::::{ﾊ /:::/:::}ﾊ)）-=ﾆ＝ﾆ=- { {::ｲ ﾚ::i:::| ノ/:::八 あの屈強な肉体は、己の心の弱さを覆う為の鎧でしかなかったのだ。
::::::::::::::::::i__ ,,ノ:::/ii::/::::＼{{ﾄ = = ｲ}} ／ハ V}}::| ヾ::::{. ＼
:::::::::::::::::::V:/::::/::Ⅳ {:::} }ﾄ､ /ｲ /! :} .Ⅶハ＞． ）ハ ＼､_＿
:::::::::::::::::::::＼:/::イ:::人{{ {{::＞-＜.ﾘ /介 i /ｿ V ＞，}} Vー
::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
:::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: ::::::::::: :::::::::::
- 936 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:07:17 ID:0Yws02qw0
-
＼ ､＿ ヽ
￣￣￣｀ ＼ ｀ ‐- _ _＞ﾍ.
＼ ／ ｀´ / '.
丶、 ∠ ＿ ,. ─ - ､＼l
￣￣ ／ _,. ´, - ､ , - ､＼〉
＼ ∠､ ／ /⌒ヽ '⌒lヽ/
丶 /⌒ヽ ／ / ｌ ｌ l │l もしも前世というものがあるのなら、俺は余程の大悪党だったのだろう。
＞‐ / ﾊ. ′ ヽ､ノ 丶ノ ﾊ 死を目前に控えながら、救いの言葉ではなく、
＜ 人ヽ 〉、 ／ ⌒) 冫⊂、〉 更なる絶望を与えられるのだから。
｀ ､ ＼丿 ヽ 厂 _,. /
｀ ､ ヽ＿,. l | └ ′ , ｲ
＼. / 丶J ／し
､＿＿_/ ｀＞ ／
ﾉ ｀ヽ、 厂´
／ , -─-､ ＼ 〈＼
| ＼ _ -‐ ､ ／ /
l ／ /´￣ ‐- ､ ／ ヽ ＼ /
l ＞ , ─‐ ､ ,. ─ ､ ＜ /
| ＞ 〃 ＿ ヽ / ＿ ヽ ≦ /
l ﾝ {{ /:::::::ヽ /:::::::ヽ }} lV⌒ヽ
y⌒ヽl l::::::::::::l l::::::::::::l l /fヾ ﾍ 何か、大事なモノが抜けていく。
/ /ヘ ﾍ l::::::::::::l l:::::::::::! l ソ } / 自分が人間以外のモノに変わっていく感覚が………
{ l ｒ'ヽl ｀ｰ‐‐' ﾞｰ‐‐′ l Vﾌ / コレが死か………肉体が滅する前に、ココロが無くなるのか………
ヽヽ 二ハ l /
ヽ l ＿_ ﾊ ＿ノ
ﾞー‐‐ﾍ ｨ_＿__> /
ヽ、 , ｲ
lヘ ／ l
| ＼ , ' |
.／ ヽ. i!/ _＿__ l ､___
／ ,-￣￣ ｀ヽ l i! //三ヽ｀ヽ ＼_＿ ｀ヽ
〃 / / /ﾆヽヽ|l〃彡ﾖ l ヽ=--､ ＼ l
/ l {{ l l三ﾐヾ､i!'´ | |ゝ-- ＼ Y/
ヽ{{ l l l､ ヽ｀ l ヽ.＿ ＼ l l{
llヾ＼{ ヽ. | ヽ. ｀ヽ ヽ/_ゝ.,-ヾ l / /_)
/ }} ヽ l l } }l } / /.) l |ﾊノｰ,'| 彼女が俺の前に現れたのは、そんな生と死の丁度真ん中に居た時の事だった。
〃 }.l ／ l /l l ヽ l/ /´ .ノ lﾘ}::::::| |ヽ.
{{ .／/ / ,. '二二Tｒ_､ ' { ￣ l从ヽ:| | ヽ_
ヽ ヾ l l l ./ｨ´ ゞ ' 丶 ヽ /lヽ_ l_} | l }､＿
〉l| .l l l .{ ｀ｰ---´ ｀ / { )::| | lヽ＿,---､
.//＿＞ｰ‐､ヽlﾐ｀ヽ - /l ｀ヽ.((::| | ＿ i! ＼ ＼. ＼ｰ‐
,ｨ'＿ ￣´ ｀ヾ､}} }｀ｰ- . ＿___ / ｀ｰ ､ }:)) l￣´ / } }
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- 937 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:07:34 ID:0Yws02qw0
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,, ｀ ~゛'' ‐-|＼＿＿＿ﾄ--/.. ...:::::::./|
` ., ｀ ,. ' ＼|__;_;_;_;_;!─l二二二l/
……………次に俺が目覚めた時には、総てが終わっていた。
完全武装のマフィアが詰めるアジトは壊滅し、
- 938 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:07:51 ID:0Yws02qw0
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ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''" "ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ" ﾞ" ﾞ" ''ﾞ" ﾞ"ﾞ''" "ﾞ" "''" "ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ"ﾞ" ﾞ"
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ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''" "ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' |:: l ;;_::;;; -;:: ;;;; |ﾞ''" "ﾞ" "''" "ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ"ﾞ" ﾞ"
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ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''" "ﾞ" ﾞ" "Wv,＿|:: l:::: .. :::|､wW"ﾞ" "''" "ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ"ﾞ" ﾞ"
ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ""' ﾞ"''" "wWWlヽ::'ヽ|:::::_::＿＿＿___:_|::＼W/ ﾞ"ﾞ''""ﾞ" "''""ﾞ" ﾞ" ﾞ"''
ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''" "ﾞ" V/Wヽ`―――――――――lV/W "''" "ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ"ﾞ" ﾞ
ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ""' ﾞ"''" "ﾞ"WW''―――――――wwww' ﾞ"ﾞ''""ﾞ" "''""ﾞ" ﾞ" ﾞ"''
ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''" "ﾞ" ﾞ";; ;; ;;;:: ;; ;;;:: ::: ::;; ;;;;; ;;;:: ;; ;;;:: :::::;;;;;;; ;;;ﾞ"'' ﾞ" ﾞ" ﾞ" ''ﾞ" ﾞ"ﾞ''"
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ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''" ;; ;;;:: ;; ;;;:: ::: ::;; ;;;;; ;;;:: ;; ;;;:: :::::;;;;;;; ;;;;; ;;;:: ;; ;;;:: ::: ::;; ;"''""ﾞ" ﾞ" ﾞ"''
その近くには、簡素ながら、ヤツ等の犠牲となった者達を弔う為の墓がひっそりと作られていた。
………だが、それを見ても、俺の中には何の感慨も沸かなかった。
- 939 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:08:30 ID:0Yws02qw0
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_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ 目の前で何事か語っている女性の事も気にならなかった。
| ハ{_(ハ とつ 〈!ヽ とつ /|/ |! i 『お前の前に立つつもりなどなかった』とか、
|′ !`ーﾍ '′ /礀 ｜｜ 『今度こそ幸せに暮らしていているのを確認したら黙って去るつもりだった』とか
|iへ、 r‐っ ,.ｲ 丿 良くわからない事を言っているが………正直、どうでも良かった。
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
／ , / / /ﾐ､ ,ｨﾆ､｀ヽ ヽ. ヽ l
/ / / / /｀ヾll彡ヨ. | ', ', ヽ l
. / // / / // / } } | } } } |
/ .,',' .,' , ./ 〃'. / | i! l､ |､ | | |
. { / ./ { l .{ / .| / ! i l l l } | | l .l
l. /l/l. ,l ,| || ,'ﾆ.､|l l ./l l. l | l |ﾄ. } | l
l ' ｉ | l | l､lli!. { ｲ:l心l , l/ ll l l |l l' } l|. | | /
', l .l l.l .|l. }l l l Yr': .y｀ ヽ､=〃‐/--..} .}__l.| l .! ll| i! !// だが、一通りの後始末が済んで………
ヽl i l ｏ ○ o｀_=´ /, =孑う弌}:卞}|_ | ,'l.|. l l/ 俺を含めた生き残り達を政府が用意した当座の保護施設まで運び、
; '. 丿 ､ ヽr':.:.:.l|::ﾉ/ l/ ||l ヽ. l l/ 彼女が別れの挨拶をしてきた時、
ヽ ｀ー‐ ｏ ○ o ﾉヽ//ヾヾ、 既に死んだはずの俺の中で何かが動いた。
ヽ, ｀ ／´_二,ｨ´}´ ｀ヽ これだけは………最後にこれだけは言っておかねばならない。
. ＜ ─ ´ ゝ´ｲ_彡ｲ} そんな使命感に突き動かされ、
/´/ ヽ. ,. ＜ {｀ヽﾆ彡´＼
/:::/ ,..㌧､＿ _,. ＜ |ll＞＼ 〉
l::::l ／:::::::::::::∧ ,...:.:::＜:::::::::∧. ,'
l::::l /::::::::::::::::::{ ヽ ,.....::::＜:::::::::::::::::::::::::::::∧〃｀ヽ.
- 940 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:08:48 ID:0Yws02qw0
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|ﾑ .／:7 ___
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ト _ .|//////////////////////////＿＿＿＿
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ﾍ/////////////////////////////////// ／
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' ／ 弋///⌒ヽ//////// ＞ ' ´
{ 〃z=ミ､ V r-、 ∨////／
ヽ Vﾊ ヾ У｝ }.//／ 「スマン。また、面倒をかけちまった様だな、幻海」
} Ⅵ ー ' ／:／
t_´ ー '´ Y
ヽ_ ＿, |
ゝ. _ _iﾆﾆＴ
ﾍ__ ,. -=ﾆ__ __,. .-‐: :_;. -‐i'{
|７77Y | rｚ≦///////!_
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ｘ＜/ ﾄ､ ¬: |: :─＝ﾆ -‐≦/
_,ｚェ T T ト 、
／ / ! i i ハ iヽ、
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ-< iト､
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ⌒L‖ i､
/ハ,.‐７/尸7′ Vﾊヽ L{ iﾊ
ﾙァ / 〃// ヽﾄ､にヾ〈}
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ i i 〈!ヽ i i /|/ |! i これが、俺の第二の………ある意味、第三の人生の始まりだった。
|′ !`ーﾍ i i ' i i /礀｜｜
|iへ、 i r‐っ i .ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 941 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:09:02 ID:0Yws02qw0
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／ ＼ ×＼
| ○┌┐○ | × ＼
＼ └┘ ／ × ×|
／ ＼ × |
| ／ ＼ |× | 「昨夜はお楽しみでしたね」
,-､ ＼ ∀ ／ .× ／￣ヽ,
/ ノ／￣／ ` ー ─ ┌─┐┌─┐r-､ .ﾄ,
/ L_ × × × ×└┐││. [.∪│| l) ）
_,,二) . × × × .││ .> < ∪‐'
>_,)× × × × │││. □ .│
>_,)× × × × └┘└──┘
＿_,ｨｧ..,─､ ./::＼ｨﾍ ,,
Ⅴ:::/ ./::::::」,.-､|:::::_/.|::::〉
/:::::〉 レ'´ ー'.レ'_,.ｨ￣ ",勹
ｆ::::::レ＜´|. _／:::::/;; ＿」:::::二>
,ｲ ＿」::::::::_;＞‐'_／:::_::::::::|./´:::::_:::｢
/::'＜:::_::::::Г __ .｢:::::／ .|:::: l.ﾚ'./:/|:::|
/:::::_;.匕..|:::::| .｢::::|ﾚ'´ ._」:::::{ /:/ .|:/
レ'´ /::::| |:::::| .|:::/ .／::::_／ .ﾚ′.´
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|:::／ |:::/ ｆ:::::／ ト---イ ／! /|
ﾚ′ l/ .|／ ＼ | ￣ ￣￣￣ |
ヽ｝ヽ! ヽ
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/ /∠,,.r_;'ﾞ-‐-,＜ﾞﾞヽ,'i､'‐､, ヽ |l 厂'--[][] /
/jフ,r-､ヽ､ _,,>.ﾞ'ｰ;ﾞ' ｰi,. |'i ＼_ノ _／／￣} | /
/ .(ﾞ _＞ﾞ'ﾞ r''ﾞ´'i,ﾞl, ,j ﾚ! .|: /! ／| ヽ' ／ ／ /
ﾚ'ﾞ''‐ﾆ'''ﾞr''ﾞ´ .ﾞl,ヽ,. ,ﾉ ﾞ r''1.jﾉ ﾄ､ |::∨::l／::::::| ,ィ ＿／ ／ !
ﾄ､,. /./´ﾞヽ;.､ ﾉ ,ﾞrｯ .,Y';V |::｀'::::::::::::::::::::::'´∠-ｧ ｀ヽ／ |
l,ヾ,､--､,,,､'_, r''ﾞ l / li,;） ｣::::::::::::::::::::::::::::::::::∠_ ┌┐ !
/ﾞ,,､､､,_ ﾞ＼!.レﾞ .| Yﾞ ／´ j:ﾄ､ﾄ､:::::::::::::::::::::::; へ、 ｜｜ |
/ﾞ ＼ ﾞY: .l / ⌒ヽ{`| >、ヽ;／Ｚィ／ ｀ヽ ｜｜ !
"￣｀ﾞヽ､ ﾞ'i, |. ' / "／／ }｀l l::lヽir≦´/ﾉ￣ ヽ／ 丶 ｜ |
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｀丶､／>,,,／／／／,,,ｲ r-‐'´〉 厶イ ㍊ｯｒ'" | | |
ー―＝=ミ`く／／／,／{ ﾐｰァ='´=ﾐ 〈 j_ ｜ | i
／ ＼{／／／" Lｰｦ__⌒ヽ、} | ／ ） | | ヽ
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/ ヽ＼_ |｜/r‐')｀ヽ ヽ ／ }｝／く /7/7/7/7 ヽ
〃 . : : | ﾚ' ｀'´rく ∧_〉､_,ノ'´ ノ //////// ＞
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- 942 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:09:49 ID:0Yws02qw0
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_, -‐‐☆二二─‐-☆ ､
ｒ'´.=二￣ ￣￣ '' 二丶、
｀ ☆ー‐ニニニニニ☆＝‐'"´´
,ｘ─‐==､--,-,─‐,-､
/ ｀ヽ ∨/＼/＼i
{◎ ◎ │|│＼/＼/|
l ___ ﾉ i ﾄ､/＼/ヽ!
. ∧ rっ ／ / / ∨/＼/|
. {＼ー' ／ /__ ｊ∨/＼ｊ
Ｙ ヽ／ ／ ｿ V〈_,ﾉ
. i ◎ ´◎ | |／}
'， ﾉ l ﾊ--､
∧ r‐っ ／ / ∧ ‘,＿＿
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. ／ iｰ一＜＿__／ / ／ ／ 人
/ ∨Ｏ ＼_____／/￣ _／ ／ ＼
,' /｀し'⌒ヽＯ＿＿ＯＶ´￣ ＿＿ 丶、
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i::::::ヽ |:::::| ／:::::/ ,.-'::::::| ,.
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.| ,., く_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
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ヽ. .' _,., ':, ::::::, 'ヽ:::::::::::::::::::::::／
ヽ '"i l"'v, "i／./ヽ ヽ:::::::::::／
.,」 .i::i '" ⊃:） /::::::::/ と…とにかく、こんなどうしようもない俺に嫁さんが出来た。
.ヽ ゛ .） /|:::::/ チョッとばかり歳が離れてはいるし、
ヽ //// ,／ |:/ 俺の年齢もアレだったので、あくまで内縁の関係だが、
ー | そんな事はどうでも良い。
': _＿_,.::-‐ .|,__ 垣間見た前世とやらの惨状を思えば、これでも上出来の部類だろう。
"~ | "'‐v.,_ _,.;-‐'""~'ゝ
| |"'-v.,"'-‐'"~_,.,::-‐'""~|
.| |.,_::::::::"'l l'"~:::::::_,.::-‐':|_
_,.v-‐'"~.,_ ~"'‐-' '-‐'"~_,.;;-‐'::i ~"''―‐-
'"~ ~"'‐- -‐'~
| | |
| | |
- 943 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:10:21 ID:0Yws02qw0
-
l l l l三ﾆ/ミミヾ.､ /〃,｀ヽｖ///} / | |
＼ ヽ .Y三〃ミミヾ.}Y〃/,ｨ´ }}´ / /. l l
} } ヽ ヾ.､```ヾll〃´ .〃 / /l ∧ { ○
. ＿ノ ／ }ヽ ヾ, 〃 / / .| .{ ヽ ヽ.
〃￣ ｀ｰ‐-- ´ / }} {{ { .{- { { l ヽ､ ○
〃 , ≠､ ＿__ ／ / /７≧=く´ ヽ 〉. l } } ヽ
{{ /― /７≧=く´ ｀ 〃 ヾ. .} }/､} ', l / o
ヾ. {. 〃 ヾ. .{{ } / /;:::/ }.ヽ､〃 /
､ i! ヽ. {{ }} 弋 ゞ =ノ/ :/ .l::::} }ｰ´/
} i! } 弋 ゞ =ノ , __ と二つ }. l/:/ /::::l l {{ {
{ / ／ と二つ ／:::::｀:.､ }. ヽl /:::::::l l｀ヽ o
ヽ{ {ヽヽ. ノl /::::::::::::::::::〉 ／l /::ヽ.{:::::::::| l } }
｀lヽ-ゝﾆ. ｲ .､ ｊ::::::::::::::::::/ ∠ {./:::::::::ヾ､:::::l l l /
} }::∧. l ＞ ., ':::::::::.::／ ｲ }}:::::::::::::::} }:::l l l( Ｏ
l/:::::∧ ＼. ／,'￣l´ 〃:::::::::::,://::/. ﾉ | ) ○
(::::::::::::∧ ＼ / { .,-| {{:::::::::::|〃:/／ヽ. |'
無論、そこまでの道は平坦ではなかった。
結ばれた日の翌日、『も…元に戻れなくなった』と幻海に泣かれたり、
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l r'"⌒ﾞヾ lﾉ ',l r〃⌒ﾞヾ l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
結婚の報告の為、彼女の実家を訪れたところ、
義父にはにこやかに祝福されたので、つい油断した所へ、
- 944 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:10:35 ID:0Yws02qw0
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.＼ .ヽ. .! / .,／゛ _,, ｰ''" _、
..,_ .＼. ヽ .! / . ／ ._,, ‐''"゛ ,i-‐ﾆﾆﾆ｀-｀-, ｌ ＿_,,,,,,,
｀ﾞ''ｰ． ＼ ﾞ‐ " ／゛ ._,, -'''" !/ ___.ｌ .ｌ ...........--―ｰ'''''''''^ﾞﾞ￣´゛
゛ ｀゛ ＿_,,,,,,,..........---‐ .l/.'''''"ﾞﾞ￣´゛ .ｌ ｌ
＿＿＿＿＿ ''''''＿＿＿＿＿＿＿＿＿〃＿＿ _,, ―ｰ ､ ｌ .! ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_、 l _,iﾘ､ｰ''''"゛ ﾞ ‐ ､
._.. -'"゛ ,,． .ｌヽ . ..,, ! ﾞ｀-＝‐,.. -'''"´ .!.′ ｀''-、
. -'"゛ ／ ｌ.ヽ ､ ｀ﾞ'ｰ．./ .,iｒ'" _..-┐ /
.,／ 、 i .、 ( !, L＿＼、 ヽ,ﾂ" _,,,,..ｒ'"゛ / i′
／ / │ | .ｌ ＼ ｀ﾞﾞ￣￣"! ._,, -ｰ''''"´ .｀'''‐ / .、 / ¬- ..,,,_、
.／ / ./ ! .| .! .|'-＿r┬―――'"゛ 'ｰ..、 ｀''ｰ..,,, ／ .,i-'",! lﾞ .｀ﾞﾞ"''―- ..,,,_、
ヾ ./ 、 ./ │ ,! ! !＿＿/ -、 ｀''-､ ｀''-､、 ｀'./ / .! ,! ー-..,,,_
. / / / ! ! .ｌ 'ｉ, .､ ＼ ＼ ｀'-､ ﾞ ／ .,./ l. | ｀ﾞ'''ｰ-..,,,_
/ ./ . / .,! ,! .! ..ｌ. ヽ ＼ ._,,......―-―'''''" ／ ｀''ｰ ､ .| .| ｀ﾞ''''ｰ-
″ ./ . / / | .,i´''-､ . ｌ 丶,／゛ ,／ ｀''-､、 .! │,,
./ / ,! ／,, ....,,_｀'-､..ｌ ／ ／ -､. ｀''ｰ.i′ l ｀ﾞ'ｰ ､、
./ / .lﾞ ._..-'ﾞ.／， 、.｀ﾞ'''ハ'" ／ ｀'-､. │ .,..く、 ｀''ｰ ,,、
../ / .! .＼ ! l .ｌ .／ ／ ＼ ｀'‐...‐ン" ｀''-..、 ｀''ｰ ､、
′ ,i′ ! .ｌ .! .! .ｌ ,ﾉ ＿＿.￣￣￣￣￣―'''''ﾞ ／ .-､, .｀''-､、 ｀"
./ l .!lﾞ .｝ ノﾞ ,／ﾞﾞ'ｌ'" ＼ ￣￣￣￣￣￣ﾐ¨゛ ｀'‐､, ｀''-..、
../ l .lﾞ｀'､ !.／ / ヽ. ..＼ ＼ ＼ ｀'‐､ ｀''ｰ..、
" ,! ｀",,_;;- ,,_ / ヽ .＼ ＼. ｀'-、 .｀'-､
lﾞ ._／ .｀ .´ ｌ.'､ ＼ .＼ ｀'-、 ＼ ｀'-､
.! .'ヽ,,, ﾞ‐'ﾆ,,_ ｀!、 ＼ ＼. ｀'-、 .｀''-､
! .i.｀'、 ｀ﾞ''ｰ ..,、 .＼ ＼ ｀'-、 ＼ .｀''-､
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- 945 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:10:50 ID:0Yws02qw0
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ｰ､, U U / j /=テ':／::::V::/;:::Y ┓┏
|､ ゝ /／ 知覚外からの不意打ちを食って、 ,.'::::/.::::::::;:Y:::l::::::::::::::::ハ
|＼ ＿＿ / 危うくあの世に逝きかけたり、 :/.::;'::::i:l::ｌ:|`¨´|::::::::::::::::V:l
／| ＼ |: : :｢ ／ '::;::i::l::l-ｔ‐|- ､.|::::::::::::::::∧!、
＼ '､_ﾉ _ィ､ __ ::ｉ:::N:ｌ|ｌ弋ＺT :|:l:lV::::ヽl:::ﾄ,|
ヽ イ ヽ::::::::::ヽ ｿＶ|:|∧. ゝノ ﾉ从|:::l::::l|ﾉ!:|l
＼ / l::::::::::::|ヽ ＿}ﾄ|:ヽl:.、 ＿_ |/|::/::::|∧
＼ l /:::::::::::::| ヽ ノ∨l:::::|｀`＞:......＜:l/|:::::l' ,ｨ＞
li ー- ､ ＿|:::::::::::::::| ヽ :::::::ｿ:::::|::./ ∨|:::::|/.::::::
ヽ ヽ '￣￣ |:::::::::::::::|
- 946 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:11:16 ID:0Yws02qw0
-
,' l l / ／ ＿＿＿
i l l / ,､-'"´￣￣ ｀ ‐ ､
l l l/ ｀ ‐､
l l l _, ､ -‐ｰ─┐ ＼
l l , - '"´ l , -‐ｰ───-- ､._ ＼
ｌ ', l_, ﾍ , -'´ l ' ´￣ ｀ ‐ ､ ｀ ‐ ､＼
l ヽ K ヽ､＿＿, -'´ , -'"´二＝ｰ- ｀ ‐ ､ ＼
.l ｀‐､ ヽ｀‐､ ､ﾍ,へ ＿＿ l ／, -‐ー-- ､. ＼
ヽ ｀ ‐- ｀‐､く__ く ,-'"´ 7'"´｀`‐､l l / , -‐ｰ- ｀‐､ ＼
＼ ＼ ヽ/ ／ ／ ヽ/ ／＿_ ｀ ‐､ ‐- ､._ ＼
｀ - ､ ＿ l￣l / ／ L/／ ｀ ‐､ ｀‐､ ｀ ‐ ､ ヽ
,二/ / _,､イ_,､‐7´_,ノ ヽ, -'"´￣ ｀‐､ ｀‐､ ｀ ‐､ヽ
／ l ,へ', ト､._ﾄ､__ノ｀ヽ､ ＿＿／フ , -､＿ ＼ ＼ ＼
/ ／/ l l｀iゝ__ ﾄ ／ :::::::::,ﾍ ､ i ＼ ヽ ｀ ‐､ ＼ ヽ
/ ／ l ﾄ､/ヽ.l'´ ＼ヽ、 ´ /´「Tｰ､::::::', ＼ﾉ ヽ. ', ＼ ヽ
/／ l ,ｲ /入 /｀ﾄ.､ ,' ﾄil_ノ:::::::li ヽ ヽi ＼ ヽ
/ l,' l ﾄ ヽ',､_ゝﾘ ,::..... -‐' ´....::::::/l 〉 ! ヽ ヽ. ',
,' iユ､ヽ',ヽ ｌ l 丶＿,.ｨ .:::::／l/ / ｀､ ヽ',
/ ーヽヽ､ヽ｀i‐ ､ ￣ ／-'/ ／ ', ',ヽ
l ｀ヽ. l l ＞‐--ｒ''´,-､,.┐'"´￣￣＼ ', ',
／ ヽ ｲノ l / ,へ'ヽ´ヽ l/ ヽ ｀､. ',
／ ト ） l / ,ゝ ﾉ l ヽ ヽヽ
l / / / / i ､＿, -'´/ l ＼ ヽ
l /＼＿/ ／ / lフ ', ', / l ｀ ‐ ､ ＼ ＼
ヽ / / / ',-‐' ´',/ l ｀ ‐ ､ ｀‐ ､｀‐､
r'´/ / / ', ', ﾉヽ ',＼ ｀ ‐ ､ ｀ ‐ ､._
幻海………今は入速出玄海の治療の為と称して、連日、身体をイイようにイジリ回されたりと、
親戚一同からは、実に手洗い歓迎を受けた。
- 947 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:12:07 ID:0Yws02qw0
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,.イ _,..-:'´|
∧ ／::::レ:'":::::::::::::!
|ヽ/:::::':´:::::::::::::::::::::::::::::::| _,.ィ
ﾄ､ !::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'"::::/
. !::`':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ＿_,
!::::::::::::::::::::::;:ｨ＿__;::::::::::::::::::::::::::￣::::／
l::::::::::::::::／ ,､_ ＜:;_:::::::::::::::::::::::::／
!/`丶'′／＿｀ ヾ､::::r'^ヽ:::::::::`::ｰ;-
l!r-､ 〃^ヽヽ V 〈- }::::::::／
ヽ ｆiヽ Ｙ::::} 〈ﾂ/:::／ だが、そんな事は些細な事と思えるくらい幸せだった。
ﾞぃ:;j ` ′=‐ !'"／ 毎日食うに困らない上に、自分の好きなことが………
! ヽ,r_'ニ=i ,ｨ Ｙ__ もう一度、武道を学ぶ事が出来るようになったのだ。
＼ ∨ ﾉ ／ ,ｨ)｀`ｰ;=:,､
ヽ`_,'´イ ,ｪ'`′／ ｀ヽ
,.ｒｦ _,.ィﾁ′ !
／,ｹ‐ ' ／ﾁ′ !
／ﾉ ｆ{__／rﾀ′ { -､
/ i }ﾚ､_,ﾀ′ L_ `>、
‐''" l ヾﾂ´ ￣ /｀､
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;+;上‐癶: ''マ々 `リl×ﾞ!k｀'） ;ン !'^ ﾉ''ン" −‐＾＝'|ｌ/
｛‐〉ﾞﾞ ぃヽ. ヽ ﾞ＼ ヽ ﾞ釗 1ｌ/ ./丿 _／ ： ./ ､’'ン゛ ｧ./ン
,,_ｌ, `│ﾞ､ !! ‐ ﾞ,,ﾞヽヽ ! /１ﾞ_/ン .／' /／'ンン'ﾝ'丿 ''.//
ﾞ'lﾍ. −冫ヽｕ ﾞ-ヽ 彳（./│/’│冫 ./ !／^'ンンｿ./ｿ ./ｿ
ｨ） lハ､ ヽ１ ＼ ｌ │./ｿ _//''./ノ l7 ヽンンノ'./‐ソ/
ｌ−ヽﾞ 1ヽ.`｛'､ １' | |!ｌl /./ / ／/ /.//ン／./‐ ,,/ノ''ソ
−ム,ﾞへ.＼`‐‐ ./フ'‐lﾆｌＬ__;＿_ ／丿ｿ＾冫./ ／｀−个''_ｪ_,,
ﾞ'l､ ヽ_>−'''ﾆ│/|!彳,,,,__ "゛''‐‐-"_／ノ .ノ彡‐'"￣
ヽ'彡‐,,⌒- !ｌ‐|亅‐‐‐‐-￣ニ''''−::--こ‐､´.<ンﾍ＼
!_''ﾆ....-===ｌ|''ﾅl!=ー―--,,.___________￣￣'∨
ﾍｪ：‐土ﾆコ父个宀宀ｰ----:::;;;土宀ミ二│
∫l_ ﾃｰ-u‐ ､ ､ ‐u-ｰﾃ 广 │/l│ 目指すは更なる高み。
ヽ '、 ｀ ｰ-'" ＾ ゛'-ｰ ´ ﾉソ │ 人の身のままそれを目指す俺にとって、
'､ヽ 丿 ./jソ 越えるべき大きな頂きであるS級妖怪を６人も育てた幻海は、
ﾞﾍ, 仆 /ン' 正に理想の師匠だった。
ヽ ｀ / （l’
ﾞ＼ --.... ./小lﾉ
ﾞｌ 、 ﾉ" !丿
!!ll 、 _ノ'个 │
l!|ｌｌl|iijｌr一" 冫 │ 【S級妖怪】
l!―‐` │ l 幽○白書におけるパワーインフレの象徴。
|| :彳 ﾍ,, 戸愚呂がドラ○ンボールのピッコロさんとするならば、
_ノl 釗 ﾞﾞｰv,,_ フ○ーザ編におけるギ○ュー特戦隊の様な存在。
_,,..‐''" / /｀ 丿^'''''宀--..__
￣ ＾
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【幻海の弟子の一人で、華麗なる業師山田（旧姓：美しい魔闘家鈴木）】
- 948 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:12:34 ID:0Yws02qw0
-
､i;:;:;l: : :.l l: : : : : : : : : : : : : : : :.r'／: :./;:;:;
,. -‐― 》 . ヽ;:;l: : //: : : : : : : : : : : : : : : :.l |: : :/;:;:;:;
/ ﾉ ｀､:.//-､: : : : : : : : : : : : : : //: : /:;:;:;:/ ...
', ‐==- ､ ',/ ￣~ ~￣//: : /:;:;／: :
. ∨ ,,..-''"´ ヽ i i i: : /／: : : :
∨ / .《 l l:／: : : : : : :
∨l / l ',: : ‐-. . . . . . . . . . . .l l: : : : : : : : : :
iﾊ ,' ´￣｀ ´￣｀ l ∧::::::::.... : :.:.:.::::::::::::::::l l: : : : : : : : : : しかも、彼女は俺の子供を産んでくれた。
l ∨ { ,_ _ ､,,__.､ lﾊ ｀ヽ、::::::::::::::::::::::::::::l l: : : : : : : : : : . 俺が…俺が人の親になったのだ。
∧ ヽ、_. l ｀¨¨´ ',､ ヽ::::::::::::::::::::::::::l l: : : : : : : : : : こんな嬉しい事はない。
/ ∨ ￣｀ ' ー- ､ ⊂つ ⊂つハ ヽ: : : ::::::::::::::l l: : : : : : : : :/:
/ , '´:∨ ｀ヽ cっ ／´｀ヽ ﾄ､: : : : : : :.l l: : : : : : : /: : ..
. //: : :／ヽ、 ', ／´｀ヽ、 ,.ゝ'," i^ti ｀ー- ､: :l l: : : : : :./: : : ..
. 《: : : / /: : ヽ、 '＞i_,.....,_ ﾄ,´o_,<.ﾄ'"ﾉ､ / ｀ ^' ヽ、::/: : : :
＼/ i:.:.: : : /｀ヽ、 ゝ ｀ﾞ'ー-- --y' / ｀ﾞ
＼ i::::::::::::i /｀ ー- ､ / r-'´¨
ー-､:i .l ｀ 'ー-- .,,__ ./ /: : ｀ヽ、
',::::::::::::::::> ,r==-､.,＿＿, ＿,,.. -‐''"￣｀ヽ ',::::::::::/
',::::::::∠ '´ ,.-‐-､ ￣ ,.／⌒ヽ <:::::::/
〉--､/ 〃´,. -､ヾ 〃／｀ヽ ', /⌒ヽ
,' r:､ ', {{ .f::::::::::', {::::::::::::} }} ,'〈:ハ }
{. └' ', {::::::::::::} !:::::::::::j ,'r､ / ………だが、そんな待望の我が子に悲劇が訪れた。
ヽ fヽ', ｃゞ＿ノ {､ ｃゞ＿ノ ,':::ﾉ / 無限の可能性との意味を込めて、『やる夫』と名づけた俺達の子は、
ヽ {__）', ' ′ /-' / 生後三日目にして、先天的な病を発症したのだ。
ヽ {__）', ' ′ /' /
ヽ＿_', /､_ノ
ヽ. U ∠二ヽ , '
＼ ／
- 949 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:12:55 ID:0Yws02qw0
-
＿＿＿
,. -'"´ ｀ー ､
／ ヽ、
,.' '⌒ ⌒ヽ ヽ、
/ .;'⌒ヽ ､ｨ=ﾐ､､ ヽ、
./ .l:l ,ﾘ. |:| ,ﾘ ヽ
./ .ﾍ＿ﾊ .ﾍ ﾊ .ヽ 病の床で苦しむ………
/ .ｒつ‐'" ゞ_ﾆ○ .i 否、生きているのが不思議な、危篤と呼ぶ事さえ憚られる状態の、やる夫。
/.＿_ o（ ） o ＿_ l
（＿＿） ｀ｰr‐'´｀ｰ--‐i'′ （＿＿） /
i | .| ./
ヽ、 --−-┐r' ／
ヽ､_ .し ／
｀i O ヽ
l l l l三ﾆ/ミミヾ.､ /〃,｀ヽｖ///} / | |
＼ ヽ .Y三〃ミミヾ.}Y〃/,ｨ´ }}´ / /. l l
} } ヽ ヾ.､```ヾll〃´ .〃 / /l ∧ { ○
. ＿ノ ／ }ヽ ヾ, 〃 / / .| .{ ヽ ヽ.
〃￣ ｀ｰ‐-- ´ / }} {{ { .{- { { l ヽ､ ○
〃 , ≠､ ＿__ ／ / /７≧=く´ ヽ 〉. l } } ヽ
{{ /― /７≧=く´ ｀ 〃 ヾ. .} }/､} ', l / o
ヾ. {. 〃 ヾ. .{{ } / /;:::/ }.ヽ､〃 /
､ i! ヽ. {{ }} 弋 ゞ =ノ/ :/ .l::::} }ｰ´/ それを見守る事しかできない。
} i! } 弋 ゞ =ノ , __ と二つ }. l/:/ /::::l l {{ { 常日頃の冷静さなど微塵も無くし、取り乱す幻海。
{ / ／ と二つ ／:::::｀:.､ }. ヽl /:::::::l l｀ヽ o
ヽ{ {ヽヽ. ノl /::::::::::::::::::〉 ／l /::ヽ.{:::::::::| l } }
｀lヽ-ゝﾆ. ｲ .､ ｊ::::::::::::::::::/ ∠ {./:::::::::ヾ､:::::l l l /
} }::∧. l ＞ ., ':::::::::.::／ ｲ }}:::::::::::::::} }:::l l l( Ｏ
l/:::::∧ ＼. ／,'￣l´ 〃:::::::::::,://::/. ﾉ | ) ○
(::::::::::::∧ ＼ / { .,-| {{:::::::::::|〃:/／ヽ. |'
- 950 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:13:09 ID:0Yws02qw0
-
／ ／ ／￣ ／￣￣￣￣￣'ー─丶、
丿 /| ／｀’ /／｀ ／｀ , -―─'￣｀
/│ |::|／ ／｀ ／ ∠-―ーーー丶
/｀:│..// / / ／｀ , -―'￣￣'’｀｀
| .. |:: / |/ / ,,, ー'／｀￣￣｀＞
..‖ ..|: │../ / , -,―丶、,,/ ,--―'￣
‖..く |.│ , -,―'７｀￣｀｀７＼,―'￣｀￣￣｀＼
.|│..| ::｀Ｙ .., -'／ ／ ／｀￣｀￣＼ ,―'二｀￣｀
.＼＼＼ ∨ /｀ 〃／/,-,｀Ζ_,-ー'⌒ｿ￣｀ ,,,,｀＼
⊥、＼Ｖｌ /∠｀ ' ∠-７￣ ｀─二、￣｀
∠＿.＿＼|../（ ＼ ＿＿,,,ノ ∠二─-─:、_＼
..／ ,-─＼|/ ..／ .つ＿, :|＼｀|＼│
/,--─７ｌ｀─-、 .. ── ｀/／⌒Ｙ Ｙ ..Ｙ
./｀／￣｀|| ─- |... ／/く、..ﾉ
/／７ /｀| . ,:' u ../ / /_ノ
Ｙ │/ ..∧.. ヽ ││┌-ヘ、
..Ｙ..／ｌ／⊃ ￣ ..│││/／.＼
..／../| ∟-｀┐ ...／|...|／／＼ , -,⌒＼
.| .|....＼ . :::::::::::::::::::::│| ）／／／⌒＼
.| .| ...Ζ⌒｀::::::::::::::::／|.| ./ フ /⊿ ...＼
.| .| ..／⌒｀了|:::／￣Ｕ''|| /／/ / |
│.| / ／）,-'¬ （ ../| .../ ┘.../ .|
...|.|../ |⌒' .| ..￣ ../／ ／ ...|
||/ ..|├-.│ ../ ..／| ./ ./
.| ／ ノ./─ | ...|..／Γ / │
∧__ ‐;;''::´￣￣｀ｰ-、
, -‐´べ;:.:.:;:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ- 、 頼みの綱の親戚達ですら、手の施しようが無い状態。
∠,.:.:.:.:.:.:.:.:7.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.Ι.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
_,／;;/.:.:|.:i:.:.:. i:.i|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
￣/:.i.:.:|λ:.:.:|ﾉi.:.:.|か.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/|.:い i.:.:/ ﾉ.:.:/リ :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
i.:|/ ﾚ´/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀τ /.:.:λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ｀y.:.:.:/ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＿ ,,
,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,二ﾆ=-、
, ／ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レく,＿＿,,、ヽ、
_ -‐ ´ ,＿,-t‐zー―-|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ｀ヾ!
,. :'"'''''"￣ ＿|／ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i＼
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/ ,ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i i
./ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 |
| ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ |
| l, ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
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- 951 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:13:40 ID:0Yws02qw0
-
V ／ u 爪 ハ _,,, =─、＞ /
V ／ ∪ _,,.〃 Vﾙ ===≦´ ＼ ヽ＼ /
V ￣/＿＿,,,==＜＼ ＜ / /￣＼ ﾐ > /
V /／￣/ / | ≧∠＿ | | }J ﾚへ＼
V | ( |＿＿三 〉 ＼￣￣三三─___ l |
l ト､l ） ＿三─￣ 〃ヽ, ⌒ヽ ￣ ニ l < l 俺もまた、己の無力を嘆く事しか出来なかった。
| | へ ｛ 〉 i | 〉 し ( |l ヒ//.ｌ なぜ……どうしてこんな事に。
l ｋ ∧. { (ﾉ ＿ ┬ ､ (ﾉ '─' | もしも、前世の悪行の報いだというのなら、
ヽ_｀─┤｝ U ､.＿＿.イ￣ / ｀>＼ ん＿／ なぜこの身にのみ罰を与えないのかと、神を呪った。
｀ ─ｲ ／ イヽ ┼ ─ ┼ ┼-≧〉〉/
ヽ,_ 〈 《⊥┴ 三三三三三===オ／
｀ト ､ 作 ／|
l ｀＞ ､ ／彡.| イ
| ｀＞ ､＿ ／ 彡 |ーへ／ ｛
＼ ､＿ ヽ
￣￣￣｀ ＼ ｀ ‐- _ _＞ﾍ.
＼ ／ ｀´ / '.
丶、 ∠ ＿ ,. ─ - ､＼l
￣￣ ／ _,. ´, - ､ , - ､＼〉
＼ ∠､ ／ /⌒ヽ '⌒lヽ/
丶 /⌒ヽ ／ / ｌ ｌ l │l ………頭の中がグルグルと空回りしている。
＞‐ / ﾊ. ′ ヽ､ノ 丶ノ ﾊ そんな極限状態の中、走馬灯が。
＜ 人ヽ 〉、 ／ ⌒) 冫⊂、〉 心が一度死にかけたあの日の様に、
｀ ､ ＼丿 ヽ 厂 _,. / 前世とやらの記憶が蘇ってくる。
｀ ､ ヽ＿,. l | └ ′ , ｲ
＼. / 丶J ／し
､＿＿_/ ｀＞ ／
ﾉ ｀ヽ、 厂´
／ , -─-､ ＼ 〈＼
- 952 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:14:11 ID:0Yws02qw0
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, --――――― ､
／ミミミミミミヾヾ川ﾉﾉﾉ))))､ ） ）
/ミミミミヾヾヾ ヾ ヾ ｿｿ彡彡ｿ／
/ミミミヾヾヾ ヾ ヾ ヾ. ヾｿﾉ ﾉ彡ｲ
i三ミヾミミミヾヾヾヾヾ川ｿ彡ミミ}ﾐヽ
|彡= ミﾐ｀ﾞﾞﾞ ﾞﾞﾞﾞ｀ﾞﾞﾞ｀ﾞﾞヽぐ＼ ヾﾐ};＼
|彡=ミミﾞ }ｉヾ ）ヾﾐ| ）
|彡ｲ三ﾐﾞ / 小ﾘ Ｖ! 優勝者の願いを何でも叶える暗黒武術会ならば………
|彡ソミﾐ _,==-..,/＿ _,／⌒ヽ}i| ダメだ。左京が生きていれば、まだ何とかなったかもしれんが、
|/:Y⌒ヾ ｨ=左=､｀ | ｨ京” !ii! 現在の裏の情勢を見る限り、あれほど大規模な大会など開けん。
|/∧ しﾍ. / .！ /}ﾘ 無理矢理開いたところで、あまりにも贄が足りない。
////ﾍ、ヽ',／ ,_ ,〉 ;'|/| 俺が求める願いを叶なえ得る奇跡など、到底起こせない。
////// ＼_ﾊ｀', ｀´ _,. i |i!ﾘ__
/, イア／ ∧ ＼', ｀￣二´ i/｀＼｀＞ 、
. -＜´ ／/ / | , ＼ ｉ／.:.:.:.::.:＼＼ ｀＞ - ､＿
／ / | ＼ ', ｀:::.ー-イ::}ハ:.: ヽ ヽ ｀＞ ､
,′ | ＼ ﾘ .ハ. ヽ ', ＼
,′ ｜ ＼ / .ハ ハ ', ＼
|. ｀ー､ノ--､ ハ ハ , --――､ ハ
ハ ,ｨ７:////}＼ハ ハ／ ＿＿／⌒ヽ__ }
ハ. / {/////:( .} .}i. =（＿ノ========== ｀ヽ＼
´ | ＼ ./ ｀）////} Ｖ｜ ＼.:.｀/ ／/ ／⌒ヽ. ＼
| ＼ / {/////ﾊ ｜ ＼し':.:.::{ / .} ＼
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【戸愚呂の雇い主にして暗黒武術会の主催者、左京（故人）】
- 953 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:14:30 ID:0Yws02qw0
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_ -‐ﾆ￣_ﾆ-‐
／{,. -‐‐‐-=ﾆ _ ﾆ-‐￣
/{ /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ﾐ
{＼{::::`′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::. }Ｖ ／ ／
／７.:::::::::::::.＼::::::::::::::::::::( うヽ::::::::::::::::}ﾉ::ﾚ ／ ／
/i::::::::::::::::≦斗ｰ-ミ::::::.｀Ｖり:::::::::::::::::::::.＜ ／
_{ |:{::八::从]:ｊ ﾉ ヽ:::::.∨::::::::::::::::::::::::::::.｀ヽ
_-弌从::::::{＼） }::::::::|＼:::::::::::::::::::::｀丶､}
_ -ﾆ￣ ＼トく｀ /|::::::::| !:::::::::::::::::::::::::::::.＼ 蔵馬とか言う妖狐の知識ならば………
_ -ﾆ￣ ヽ |::::::::|＿|:::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ ダメだ。妖怪と人間では畑が違う。
-ﾆ ＼ _／＼|::::::::|[冂:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 何より、ヤツにとって薬学はあくまで余技。
-ﾆ _／|:::::::八 : >:、::::::::::::::::::::::::::::::::| ウチの親戚達ですら手が出なかった
-ﾆ ／入: |::::/: :／ : : ＼:::::::::::::::::::::::::::.｀丶 やる夫の病に対処出来るとは思えん。
-ﾆ _／／ 〕:.|:/: : : : : : : :-‐:¬、::::::::::::::::::::::::::.＼
二 , -‐ ¬、／_ ／ _／〃|{ : : : : ／: : : : : : : ヽ::::::::::::::::::::::}＼}
二 / 二ﾆ、Ｙ. /:/: 〃:八: : : / : : : : : : : : : : ':::::::::::::∧八
二 r' ‐-= _[ / /: ; :〃 : : :{＼/ : : : : : : : : : : :∧::::::::/ } ） _ -‐ﾆ
二 / ／⌒＞‐'／_,. : : ::〃: : : : : : :}: : : : : : : : : : :ノ: :l:::／ 丿 _ -‐ﾆ￣ _ ﾆ-‐
二 ,..ィ／ ／,.≦-‐': : : : :〃 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l/ _ -‐ﾆ￣_ ﾆ-‐ ￣
二 i／ ／ /{:ヽ : : : : : : i { : : : : : : : {: : : : : : : : : : : :.:斗ﾆ￣_ ﾆ-‐ ￣
二 /?￣ ／ {/: ∧ : : : : : | {: : : : : : : 八: : _ -‐ﾆ￣_ ﾆ-‐ ￣ _ -‐_
二 }__,. ィ: :＼ ': :/: :}＼:＼:｜{: : : :_ -‐ﾆ￣_ ﾆ-‐ ￣: : : :〉 _ -‐_ -‐
二 ｜: : : ＼/: ∧: : : : ヽ;.斗ｬ≦_ ﾆ-‐:￣| : : : : : : : : : : ∧ _ -‐_ -‐
二 /: : : : : : :_ -‐ﾆ￣_ ﾆ-+ ｢ : : : : : : : : | : : : : : : : : ／: /_ -‐_ -‐
二 〈: : :_ -ﾆ￣_ ﾆ‐／ |i | : : : : : : : : :| : : : : : : : : : ／|-‐
二 _ -ﾆ _ ﾆ‐_＿_／ _ -‐¬i | : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : : |
二 _ -ﾆ _ ﾆ‐ _ -‐_ -‐ |i | : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : :｜
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【植物を操る能力を持つ、南野秀一（前世：妖狐、蔵馬）】
- 954 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:14:56 ID:0Yws02qw0
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lヽ, /::::::::::::::::`､ :::| , ,.
|:::::＼/::::::::::::::::::::::::ヽ/:::::l/i／/
､|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/,.
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:::::ヾ' ‐､:i ＼::::::::::::;／/::::::::::::/ ∪ ∪
:::__;;i ` ヽ::／ '"´ / ｏ ｏ
_> '"ヽ､, ／ /
'i ,r',ﾆ,ヽ､ ／_'丶 │ いや、待て。
..ﾍ l. iJ::::i '.` iJ:::l l │ 元を正せば、昨今、人間界に妖怪が出なくなったのは、
..ハ |::::::,' |::::::i ' │ 魔素の枯渇だけではなく、ホームグランドである魔界が安定し、
ヽ‐', `" !、`''" ,/ 出稼ぎ（？）に来る必要が無くなったからであって、ヤツ等の本質まで変わったワケじゃない。
｀`>､ '′ ,/ そう考えれば、向こうでも似たような大会が開かれていたとしてもおかしくはない。
‐'''" | lヽ､ ´｀ ,.ィl . 実際、幻海もそんなカンジの事を言っていた様な………
/ | ヽ＼ヽ､._,. '"//.
／`､
／:::::::::'i
/| ／::::::::::::::::| , ,.
|＼/ i／::::::::::::::::::::::l/i／/
ヾヽ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/,.
ヽ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'∠.._
i,::::,､i＼::::::::::::::::_,:::::::::::::::::::::::／
i､l.ﾍ, ＼, ‐'"´ム､,:::::::::::／ イケるかも知れない。
h f｡ヽ ,.. -,<^く::::::::/ 幸い俺の力は、この２年の修行で、かつてのそれに準じる所まできている。
,,..!| i､ﾉ` ´（ﾟ ,! l 'ｩﾀ}' 特に、霊力を操る為の基礎練は死ぬ程やった。
／| ,ｽ. ' `'' ,..､f;ｲノ‐-,､_ 幻海は、いまだ”待った”をかけているが、実戦の場に立ちさえすれば………
,/､ |＞ii＼｀ ,. '"／ ./＼ ＞
ヾ, |＞| `＜ll,.〆 /ヽブ´ ＼
ヾ |,>|. lil ∧７´ ヽ
- 955 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:15:12 ID:0Yws02qw0
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_,....'´⌒'':´￣`::ー::..､_
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i::{:::::::::::::::::::::Y´::::::::: : : :ヽﾉ:.:.:.:|
|: Y!::::i:::::::::::::!::::::::::: : : ::У :.:.:.:|
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|::::〃 ヾ:::::::::::::: : У ￣ヾ::Y^.,
ﾊ:/ - ,,,.ゞ;;_;;_;;ノ ._,,ｨ Y/ }!
ヾ}! 弋_tｧ≧（（ ≦_tｧ_フ i{^/
ヽﾊ ￣ ﾉ! ` ｲ/
ヾﾊ {::{ rｲ （こ…これが”あの”戸愚呂の成れの果てかよ）
, `- ` u ,/ﾘ
入 r‐っ / {
∧ヽ ,.ｲ i_
_,,ｲ/,| ヽ , ' /l
_, - ≦//// . ヽ .／_ /////ゝ､
∧,////////{ l ｀ｰ ' |:マ/////∧
/,/∨/////// ｌ ,'///｀' 'ﾐ,///{｀ミ- ､___
}///∨/////＿＿ ヽ//////｀ヽ;ﾍ //////≧ｫ 、
,.イ/////ヽ///| ｀ヽ ,.'´}/////////｀//////////,｀x
／＞ ´/////∨,∧ l//////////////////////＼
,r7///////////∨/》 ﾏ,//////////////////////ﾊ
／//////////////∨,| ∨//////////////////////,
{/////////////////Ⅵ ////////////////////////}
【幻海が残した霊山の管理人、桑原和真】
＿. ,r''／
''‐-､｀ヽ,i:..:.ﾚ '"""''ヽ.,
,. ‐''"´￣:ヽ..:....:..:'..:..;-─‐-'｀`:ヽ、 かくて俺は、前世のツテを頼り、
/_,;,_..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.⌒:ヽ:..:..:..:..＼ 人間界に残された数少ない通り道から、一路、魔界へ。
／:..:..:..:..:,,::へ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:`､..:..:..:..:ヽ
/.:..:..:..:..:../:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:iヘ､.:..:..`､
,':.／..:..:..:/:.／/:..:..;..:..:..:..:..:..:..:.｀`''-､:..:.l:..:..＼:/:.ヽ
i/:..:..:..:..:.|:/:../:..:../:..;..:..:..:..:..:i..:.､.:.､:..＼l.＼ヽ:.';..|.:.i
!..:..:,.:..:..:..i':..:.l.r:..:.l..:ｲ.:..:..:..:i..:..i:..:.i.:.ヽ:..:..:..:..`､:..i..:i.:.l
i.:..:.l..:..:..:..:.i.:..i|:..;.⊥;.|..:..:..:.:!!..:..|:.十:ﾒ!:..:..:..:..:.:i..:.l:..|:.i
l:..:.i|:..:..:..:..|:..lX´:.L|､'i..:..:..:.| i:..:|.|-l‐|:､`.:..:..:..:..:i:..l.:|.:|
ヽ:.l !:..:..:..:.ﾄ;:| ／r''iヽ＼:..:| V 'r''''i:ヽヽ:..:..:..:..:.i:.i:.|:| （こんな小さな子を魔界に行かせるだなんて………
ヽ.:..:..:.':,-{ |_ﾉ:::i ヽ! |_,.ﾉ:::::! }ヽ;..:..:..||.:.|| せめて、和真さんについて行って貰わなきゃ）
ヽ;._:､;ゝ '､''::;;! !;;;r'''''l i:..lヽ:..|l.|:.i
!:.ﾞ! `‐一',: `ー‐''",/:..:..:..|:''.l.|.i
i.:..::! ' /:..:..:..:..:|.:../ﾆ二ﾆ=─
l:..:..ヽ _ u //:..:..:..:..l:..ﾄ､''''‐､
i:.l.:..:..:.＼ ,. ‐/!:..:..:..:..:.i｀ヽ `ヽ,_＼
|i|:..:..|:..i:..iヽ、 ,. ‐'" i:l:.i:..i.:.|.:/.:､:..:＼. ｀`
| !:..:.|.:.|.:l , ‐｀,:T ´ ,.-:|i..:|..l:..i/.:.i:..ヾ..:..:｀ヽ、
| ヽ:.|'ﾘ''" / / ／／ ヽ|'i:|/ ヽl..i:..`､:..';.､:`.､
／` | ! .／／ ` ＼ヽ:`､:i:..ヽ:.i
【その妻、桑原雪菜】
- 956 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:15:33 ID:0Yws02qw0
-
爻爻彡ﾉﾘ//-=ﾆ二
爻爻彡ｨ/ -=ﾆ二
爻爻ﾊｲ -=ﾆ二
爻爻' }ｨィイ二ﾆ=‐=ミ{⌒ヽ
爻彡′ ￣｀`ヾﾐ'^ く Yヽ どういうワケか、やたらとコチラを気遣ってくれる桑原が
≠彡{ ノ''ﾞ ,, }ﾉ ル'^丶､ 魔界と人間界を繋ぐ特使のコネを使ってアレコレ手配してくれたお陰で、
孑'"∧､=-‐／/ _ .ｲ, ＼ﾊﾊへ、
（ ヽ `< ', ／
ヽ 〉 ヽ ', ／
/' _ ,, u ／
`¬＿ , -‐､ ﾞ ／
Yニ′ _ ／
｀ヽ ／ ＼／
､＿／ く
_,,.-‐=ﾆ´‐¬⌒´￣ｌ |､ﾊ
__,,.イ´-‐'i"´ ! __,,..!-‐_ﾆ"l´￣┘! }Λ
}ﾆイ´! __, -ｒァi´ ! l__| | | ヽΛ
. ／レ' ,.イ丁 | ﾞ┘| _|__,,,,...斗--ｰ‐j‐┴┴┐ 既に締切を過ぎていたにも関わらず、 運良く魔界統一トーナメントの予選に。
/ヲ1 l´ |└' _,,.ｌ-‐''T二斗ｪｪァ7圷己己己己刊 それも、その当日に潜り込む事が出来た。
. ∨! |｣レ‐'',.斗ｧ'Ｔ圷下己f不己Τヲ＜¨フ=ミ | |、
}j／イ下匕f弌｢ハ. ｌ⌒ｌ.ｌ l´ ﾞ!.! ! | | | | |ﾊ
j.ｲｎ'ﾞﾊ､Π.| ｢ﾞ|::｜| |.| | |.| |____｣ |＿_|_|_|ハ______ ┌ｒ‐--=....,,,__
〈1｢!:|'|::| |::| Ｌ..!└┘_二_j_｀二] !_二二j_二二エニﾆﾆﾆ辷^┴‐┐lｺ : : :￣｀＞､
|j」l‐'_¨ 三ｪ七托己下己!下己'斤己己下二工二二下ｒ┐ｰｰ‐|: : Π┬i: n: :_:|
必斥f斤Π i'ﾞ｀ｌ l⌒l f⌒ｌ｣ ｌ⌒ﾞl｣ l´:::｀ｌ l.「:::｀ｌ | ｢:::::｀ｌ｜Ⅵ/⌒! Ⅵ┘Ｌj└' '='｣|
. 'ｌ|「lΠ|::| |::| | :::| |:::::| | : :|.| | :::::|.l |::::::::| |｣::::: | | |::::::: |｜ Ⅵ::::::| Ⅵ} ｌ^ｌΠｎ┐!|
jj｣,!L!'=' '-'└‐'_'ニ´_二´i_｀二].j_¨二´_ｌ,,¨二工¨二¨Ｔ二二刀ー亠‐┐|_||_!_!_||
幺赱赱赱赱云冗己子己l子己冗己己刀二.工二二工二二Ⅵ〔ニﾆﾆ}.ﾆ ﾆﾞﾆ`!
`｢「ｌｌ^l´l l´ﾞｌ.l´`Ll⌒l f⌒ｌ.i l⌒ﾞｉ l l´:::｀ｌ l.f⌒ﾞｌ l l/⌒',.｣_/⌒ｌ_||Ⅵl⌒l 〈!Π「!「!「|
r比ｌl_｣l:j | ::|.| :::| |:::::| | : :|.l | : ::| l |::::::::| |.|::::: | l |::::::: | | |::::: | || Ⅵ::: | |.|:j !j.ｌЦ!
｀¨¨`¬'ー'='ﾆﾞ,,辷,j_辷_|｣_!::::::| l |::::::::| |｣::::: | l |::::::: | | |::::: | ｌlｰﾍ二l一'¨¨￣
￣´￣￣￣｀￣￣￣`ｰ‐'‐'‐'ｰ‐''´￣´
- 957 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:15:59 ID:0Yws02qw0
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.: ﾍ ＼| l/ |／ /
', !li|!li|!li|!ll|l|l|l|l|l|l|l|li|!li|!li|!li|l|l|l|l|l|i|!li|!li|!li|!li|!li|!li /
', |!li|!li|!ll|l|l|l|l|l||!li|!li|!li|!l|l|l|l|li|!li|!li|!li|l|!li|!lil|l /
', l|l|l|i|l|l|l|l|!li|!li|!lil|l|l|l|i|!li|!ll|l|l|!i|!li|!|!li|!li /
', l|l|l|li|!li!li|!li|!lil|l|l|li|!li|!li|!li|!li|!li|!i|!li /
, l＼i!li|!li|!li|!l|l|l|l|li|!l|i!lil|l|／l /
', l ＼!li|!liil|l|l|l||i!li|!li／ | ／l /
', 卜! ＼|!li|!li||l|l!／ l／ | /
', く /´＼ ＼li／ ／＼ >
,ヘﾐ ｒ‐＼ ／⌒ヽ ｨ /⌒!
{ fﾊl / ｒ‐､ヾ ,.ｲ ｒ‐! l l/ｒﾍ l 渡りに船とは正にこの事。
ヽ弋ﾊ l {;;;;;l! l l!;;;;;} l リ/ これなら、本選と合わせても最短で１０日程で吉報を持ち帰れる。
ヽ y ! ﾞ=' `='' l ソ/ やるしかない。もはや優勝する以外に道は無い！
ゝ-l /ｰ‐'
ヽ、 ／
l＼ ﾋﾆミﾖ ,.ｲ
八k-‐ｨl ヽ ／ |ーﾝ从
ｊ､_从-‐ "´ く |V＞. ─ -- .'＜/ ヾz
乂‐' ＼ﾄ ､!i 匚_彡' ‐-廴ｨ
ﾊ |Y|.{ ﾞ -y
/ ﾍ |:i:| ﾊ
/ ﾍ |:i:| / l
/ ﾍ |:i:| /
|::::::ﾍ |:::V:::::::::::V::::}'::::::::::7 ／７
N ｜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j／::::::7 ,ｨ
､Vﾄ､|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7,:'7 ,.ィ
',ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ｲ::/
V::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
∨:::::::::_,rﾐ‐-K ＜::_／ムイ--y::::::::/
∨:::::::> <::::: /
∨::z'_,. - ､ ∠_ヽ ﾐ::/
γﾆ{ i'´_)ﾊ:､ ﾍ､／ﾄzﾊ f'< Y
八 (::r 弋zﾘ ゞ-' _ﾉ 人 負けられない。この戦いだけは！
/! >､_:', ＿丶 -､ /-< ヽ､
' ', /{ヽ i7: : : ¬} ,.ｲ } ,=ﾄ,
_{ ヽ ! | V＞.ゝ--- .'＜/ j 〃 ∧
{ | ＼ﾄ､!i 匚_彡' / ,ﾊ
ﾉ ＼ヽ.! Y|.{ i/ / }､
__厂 ｰ=ﾐ:| |:i:| | ./／ }
/冖⌒ﾄ､ヽ i |:i:| ヽYｲ’ -､ ヽ
r' ノ ヽ_}､ヽ:| |:i:| |／_,. zﾆ二ﾆｘハ
ﾊ ´ ／ ﾉTi:7 x-y |:i:| {_r彡‐ ' ´ ヽ.､ﾍ
ト､ /_人_／ |:i:| 7 k' { _,. }ハ
￣ー ' ＼ﾄ､ ﾉ:人 〈 ﾍ_,／ ヽﾑ
〃＞ｘ __＞'{{ヽ､ ー=ニニ＼⌒}ヽ _,.-‐'´ }.:}
- 958 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:16:20 ID:0Yws02qw0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌───────────┐
│ それから四年後…… .│
└───────────┘
. -‐…‐- .
＜l ｌ 川 川 川 ｌ ｌ＞ 、
へ. Ｖ小小小小小小Ｖ ,へ、
,厶ｧ'⌒ヾＹ＾ヾVV^Y＾ヽ⌒ヽﾊﾊ
/ 7': : : :.ｨ.:|/: /ヾﾊﾊ ｉ.ﾄ､: ヽ: ＼i
. / /': : : 〃:/| :/ ｊﾊi i: . い: .ヽ
/ /;' : :.:/__/_｣/ |__l i } Ｖハ
. / //: : :/ / / ｀ ´| ｢ lﾊ: . } ハ
' //:/: / ≫テミ ｘテミﾒ､ Wﾊ : i
l//:/: /{ ── ── }: : ∧|
l/l∧/八 { /'Yﾍ! }
{ ' 人ｊハ ' ん.ﾉ | 「いや〜、懐かしい話だね」
{ミ込、 ｰ ‐ .ｲイ ｊ
{ミ幺介 . ´ ｨ |リ
_{ミY彡'ﾉ| ＞ . __ .イ__} |'
〃ｨミﾄ＜.:｣_ ＞' Ⅵ
,.仏斗┴=ﾆ_ ￣￣ -‐ ノ＾ｰ-,- . _
, ｒ'" ￣￣／￣ ／ 「i、
／l | ／ ／ l | ＼
ｌ ｌ | ／ ／ ｌ | l
| ｌ | ／ ／ ｌ｜ |
_,ｚェ T T ト 、 ┏┓┏┓
／ / ! i i ハ ┏┛┃┃┗┓
／{ 〃_｣L⊥┴ｧヘ┗━┛┗━┛
/{ {! {rﾘﾆゞろ=fﾆ)ヽ ┏━┓┏━┓
/ハ,.‐７/尸7′ V ┗┓┃┃┏┛
ﾙァ / 〃// ヽﾄ┗┛┗┛
厶ｲ / /_〃_ ＿j|ハ{'ぃﾐ{
/~'′/7二|仁_ヽ '_二}仁_〉い＼
/ 厂 〃イ 辷':｝｀ '´辷':｝ｿヶi ﾄ！
i { ｧﾍ ヽ｀ﾆ´- -｀ﾆン / ﾊ| ヾ
| ハ{_(ハ 〈!ヽ /|/ |! i 「で、今回もお前がそのトーナメントに参加した理由は何だい？
|′ !`ーﾍ ___´__, ､. /礀 ｜｜ 私としては、そんな事より、素直に高校に進学して欲しかったんだけどねえ」
|iへ、 ｀ー ´ ,.ｲ 丿
jＬ.⊥.ト イ !ﾉ
）彡ｰ=| ｀ ' ´ ___!ｧｺト,_
r'ﾆ┴ﾆこ´￣"￣￣_／ﾆイ く_
勿つてヽニー ￣_∠ 厶-一'⌒＞-､__,
r一'´￣｀''ｰニｰ' ,-､__／ ／ | ﾄ
／｝| ￣ ／ ／ | ハ、
/ l ! ／ ／ j｛ 〉
〈 || ／ ／ l ! ）
- 959 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:16:39 ID:0Yws02qw0
-
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, -‐…'"~´￣ ヽ､::::::::::::::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::／~´ ｀丶､;::::::/
:::::::::::::::::::／ ヽ」
::::::::::::::/ ｀l
::::::::::// ／ ＿＿____ ＿ l
:::::::/' ／ __＝-‐'ﾌ´/ ::::::::ﾄヽ｀‐-＝=､_, |
_::/ ／‐'::::/ / !::..::::::::l l ` u ＞-､, |
ヽｨ::::::::／ !:::::::::::,' 彳 ::::::l`､,, /
へ, ヽ::::7 ヽ:;::::/ u ,':::::::::/丿〉-‐'´
マ. Ｖ u ´ '､::_ノ /
＼｀つ u ゝ｀ { 「えっと。その………話せば長い事ながら、」
/:;;ヽﾆへ u _ -─‐- ､ u l
; ; ; ; ;;_| ,.＼ ヽ / ／
; ;;;／ l u ..ヽ､ ／
;;/ __ノ ..｀ヽ ／
￣く㍉ ..ヽ､_ _ ／
＼㍉ u ::l| ｀´
ヽ ㍉ :{ヽ=‐-､
∧_ ㍉ ｀ |j| ＼
＼ ㌔‐-､ ,._ _./ｉ| ＼
丶㌔ｭ､_y'北ヽ‐/| ｀ﾄ､
￣`弍往千'" l ヽ
ヾ=´ l ヽ
;;;;;;;;;;;;Y〃: : : : ::/l ＼ヽ__ , ― ､ l ヽ.ヽ ＼ ヽ_|
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::|| l ｀ｰ‐― -- ､ ｀ヽ l,' } ヽ.
;;;;;;;;;;;;;|: : : : : : ::{{ ヽ､ ＼ } _l| l ヽ
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;;;;;;;;;;;;;l: : : : : : .｀＞､´::＞‐‐::... l/ / {{ /'
;;;;;;;;;;;;;丶: : :l､,ｨィ´／::＿｀ー-― 二､ }:: /ヽ. ／ﾉ {
;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : : : :,ィ ´ ゝ''_ノ ./:/ ﾉ:::} } /´／ __ _丿
;;;;;;;;;;;;;;;;;l: : : :: : :＼ ／:l´ヽ.ヽ::::{ / { { ／／
: ::::ヽ;;;;;;l: : :: ｀ｰ―‐‐ ´ {{:ヽ-､＼｀ヽ. l l { ヽ_
:::::::/;;;;;;;l: : 〉;;::::::l lヽ| } ｀ヾ､ヽ. } 「（フン）おためごかしの言い訳なんて聞きたくないね。
:::::::＼;;;;i!:: / /l}:::j /／. l }} } 丿 要は『幽助と戦いたかった』だけなんだろ。ん？」
::::::: : :ヾi!::｀ /ノ:' l::// ／ 〃／
:::::::´ｰ=====‐'｀ /:::/ // { 〃 __／´,(
::::::: : : `‐‐´ : ／,:|〈 l l ヽ{{ 〃 ll ヽ.
::::::: : : :.´〉 ／/::{::l:::ヽヽ!ヽ..::/ {{ {{ ヽ
::::::::: : : : :l .ィ:l:::/{:::::ヽヽ::}｀ｰヽ::{ ll ヾ.､ l }
＞::: : : : ::| . ＜ |:l:::l::lヽ:: | |:|｀ヽ. |:::..ヽヾｰ､ l l l |
;;;;;;;:::＞;;;::l ＜;;; |::ヽ:ヾ::l l l:l | }::l::::::::} | } | |//
- 960 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:16:53 ID:0Yws02qw0
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ﾞ'ヽ､ 釗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l/'' /
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l ::::::::::::::::::::::::ヽ ｀''‐-,,_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___...-‐:::::::::::::::::::::: /’
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│::::::::::::ﾞ~~"""’ ＾‐''^ '‐‐-､__::::::::::::./
|................)_ 'ｌ'´ :::::::: /
/' ﾞ､ `'、_-'''‐-
/ _-''' l ヽ---------- ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-- /"-- '、
│ /’ .│ l'|! ｌ l
l l’│ ./ '、 ! 「い…Yes、Ma'am」
l ゝ,,! 」-- _/
ﾞ'‐....__ ! 〔゛''''‐‐‐： │/ / ..‐'´
"ゝ '、 ./ " / _...‐´
`‐-,,_ '、 / __,,...‐''＾"’
`‐--__.._ `‐'´ ,..-‐''"
,,....-‐‐‐" -「 """'''''‐..-‐'/^ヽ.....
.‐´ ､ ﾞ‐,, _釗 `‐､
/ / `'-,,_ __,,.....‐'''’ !ﾞ 、
/ ./ ﾞ''‐‐''´ 」 ﾞ､
l' / ｌ ﾞ､
│ 釗 釗 '
,≠´ _＿ ￣ ニ‐ _
( / ／彡三二二≧ =｀ゝ─ -､
. , ゝｊ /,彳≦￣ ニミﾆ= ミ ､
/ /⌒ヽir､ ヽ｀ヽ､_ ＼ﾆミ､ ＼
ノ ィ | |ミゞ''"＼ ＼ ＼≧_＼ﾐ=､ Y
/. イ / | | ＼ ヽ ヽ ミﾆヽ i
. /´ / i ∧i ＼ Y ＼ ミ三ﾐ ヾ＼
i { ､ __ -‐,xf三ﾐi､_ ミ／ ｀Y ヽ
|l ,ｲ { _ ｨ≠ﾐ､ 仆ｨ;;;ﾂﾗ´ ｀r }l ',
|/ | Y ､ﾐi ﾄｯ;;ｿ ー ´ i{ｿ /i! } 「まあ、それ自体はこの際イイよ。
i 八 | ヽ `ー' ﾉ /__ノ | アンタにしてみりゃ、当然だろうからね。でもねえ、」
( ! ', ｀__ .ｲミ ≦二
＼ ‐ ` ｲYゝノ ￣ヽ
丶. ／ Ⅵ )
＞ .__ ＜ ,ゞ. く
} ＿ヽｴ ＿ ヽ
| -= ￣ ヽ i!
,x＜ ノ|_ ヽ
／
- 961 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:17:18 ID:0Yws02qw0
-
／ , / / /ﾐ､ ,ｨﾆ､｀ヽ ヽ. ヽ l
/ / / / /｀ヾll彡ヨ. | ', ', ヽ l
. / // / / // / } } | } } } |
/ .,',' .,' , ./ 〃'. / | i! l､ |､ | | |
. { / ./ { l .{ / .| / ! i l l l } | | l .l
l. /l/l. ,l ,| || ,'ﾆ.､|l l ./l l. l | l |ﾄ. } | l
l ' ｉ | l | l､lli!. { ｲ:l心l , l/ ll l l |l l' } l|. | | /
', l .l l.l .|l. }l l l Yr': .y｀ ヽ､=〃‐/--..} .}__l.| l .! ll| i! !//
ヽl i ll l ｌ ヽ｀_=´ /, =孑う弌}:卞}|_ | ,'l.|. l l/ 「そのまま魔界で職に就くってのは無いんじゃないかい。え？」
; '. 丿 ､ ヽr':.:.:.l|::ﾉ/ l/ ||l ヽ. l l/
ヽ ｀ー‐≠ ´ .ﾉ ﾉヽ//ヾヾ、
ヽ, ｀ ／´_二,ｨ´}´ ｀ヽ
. ＜ ｀ﾆ ‐､ ´ ゝ´ｲ_彡ｲ}
/´/ ヽ. ,. ＜ {｀ヽﾆ彡´＼
/:::/ ,..㌧､＿ _,. ＜ |ll＞＼ 〉
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＼ ﾘ l < 大分安定したとは言え、やる夫はまだ4歳。
<_/ ト-'
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ｌ ､__. ｌ
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,､-'"ｌ /'￣ｌ ｌ'-､
／ (＿＿ﾉ ﾞ'-､,＿) ＼
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ﾞ'-､, ＿＿＿＿＿＿_ ,､ - '"
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／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ |i
〃 {_{ ⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ |i
ﾚ!小ｌ（ ●） （● ）从 |､|i
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉﾉ
ヽ、 ゝ._） j /／ 「やる実に至っては２歳。二人共まだ幼児だよ。
ヘ,､ __, イ／ それが禄に連絡もつかない所へ単身赴任？
/ 丶. i | そんなんで、どうやって父親面するつもりだい！
./ 丶､_）|_ノ|＿ 帰ってきたら『知らないおじさん』とか言われちまっても、あたしゃ知らないよ！！」
.| ￣ヽ._ ´ ヽ
ヽ､ _/´｀ヽ /
￣ ￣￣
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- 962 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:17:34 ID:0Yws02qw0
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ﾞｌ､ │:: ﾞ''-ｌ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│ /'/'
ﾞ'ヽ､ 釗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l/'' /
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l ::::::::::::::::::::::::ヽ ｀''‐-,,_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___...-‐:::::::::::::::::::::: /’
ﾞ!:::::::::::::::::::::: ヽ ＾''-.. ::::::::_,....--'''''''^"" ＾ /’:::::::::::::::::::::: /
│::::::::::::ﾞ~~"""’ ＾‐''^ '‐‐-､__::::::::::::./
|................)_ 'ｌ'´ :::::::: /
/' ﾞ､ `'、_-'''‐-
/ _-''' l ヽ---------- ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-- /"-- '、
│ /’ .│ l'|! ｌ l
l l’│ ./ '、 ! 「まったくもっておっしゃる通りです。
l ゝ,,! 」-- _/ 返す言葉もございません」
ﾞ'‐....__ ! 〔゛''''‐‐‐： │/ / ..‐'´
"ゝ '、 ./ " / _...‐´
`‐-,,_ '、 / __,,...‐''＾"’
`‐--__.._ `‐'´ ,..-‐''"
,,....-‐‐‐" -「 """'''''‐..-‐'/^ヽ.....
.‐´ ､ ﾞ‐,, _釗 `‐､
/ / `'-,,_ __,,.....‐'''’ !ﾞ 、
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l' / ｌ ﾞ､
│ 釗 釗 '
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_::::∠´ ＜::::::／
ヽ::r''￣゛' ｰ-､_____ / __,,,,-､_ |::::/
､ヽ| ／アつヽx / /,ｨｳ 入ヽ､ l:::/
ｰ |:TT::::| : ,ﾄイ::l ｶ //
､ ､ｙ二ｲ l;;::::::/ " /7
ｰ､, ￣ =-'､ / j
|､ ,- ゝ /／ ち…畜生、何でこんな事になってしまったんだ？
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ヽ イ ヽ::::::::::ヽ
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li ー- ､ ＿|:::::::::::::::| ヽ
ヽ ヽ '￣￣ |:::::::::::::::| ヽ
- 963 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:18:01 ID:0Yws02qw0
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ﾄ.､ !:::::::::::::::::::::::::::::::::::ｿ! __, i＾}｢
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l::::::::ｪ-jr､`ヽ;: -;､7_::::/ ヽ !､
!_::r` ,ｒ‐､ ,-､ Z:/ L ｀ ケチの付き始めは、やはり四年前。
i ＾｢ ! {:}' '{:} ! /} | 魔界統一トーナメントに参加し、首尾よく予選を突破。
>-l = ､＿＿_, ﾚ′ l 幻海の指導の下、徹底的に基礎固めを行ってあったお蔭で、実戦を経る事で爆発的に成長。
乙ヾヾヽ、ヽ_ _ノ,.ィ´ﾐ} ﾉ 人の身のまま前世以上の。A級妖怪以上の力を得るにまで至った俺だったが、
,r 'ﾐヾyﾞ)_｀ ー1>ヾ彡ﾐ----/
/＾ヽY彡0ゞゞyﾍｲﾐゞﾐﾐ /
/ i ""ヲゞ0ｲﾐヾゞﾐﾆー───'
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i!/ `i `i:::,＞ `‐:､:::::::|l::::::::::..-'∠ ／::::::::::|
| i! `i ' "`__､ ＼____..-'´ _..- ＼､:::::::,ｉ オーバーS級の浦飯相手には成すすべもなく、
i' :::`i-ー＼`:､((;＼ _..-'i´;;）~ラ ､／i 一回戦でアッサリ負けてしまったのだ。
i' ::::::`､ `i ｀'''"` '' ‐-"- '´ ソ-‐‐‐--､ __
⌒ i' :::::::`i__ :`i ､i> /i'^::::::::::::::: "''-
,ｉ i' ::::::::::::| ＼＼ -=--､ ／ i'::::::::::::,
i! i: :::::::::::`:､ ＼＼ `⌒''" ／ i':::::::::::i!
i! ） ::::::::::::i! ＼`ヽ､_｀,, ／／,-'''~::::::::::::::i!
i、 .,＼＼‐-､_ ::::::`i! `i ＼:::／:::::::::_____,.. _..-'´
i!⌒" ＼＼--､::::::::::i! `i==''i"゛"゛~~~ `:､
i!i!ヽ ＿＿＼＼::::):::::::i! `i ＼ `､
il|! i! ''~~ ＼＼:::） / ::::::: i! `､
il|! i!、 __＼ ＼/ :::::::::::::: i!
`-ｰ--‐- '::´_.',,-'＼ ＼ ::::::::::::::::::::::: i!
`i ::::／_..' :::::::＼ ＼:::::::__________i!
｀;;;;"~~_..'´:::::::::::::::::: ＼ ＼ /
```-､_＿＿＿／ ＼ ＼
＼ ＼
- 964 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:18:31 ID:0Yws02qw0
-
ｉ{:::::::::::::､::::ﾊ:ﾊ::::::::/:::／／.::::::::::;:;:::::: ::::::::::::∨l| ,ｨ
. 八:::::::ヽハﾊ小小ｲイ＜:::::::::::::イ/.:::::::::::::::::::::::::/:/
_ヽ::::､ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::;＞'" /.:::::::::::::::::::::::::::〃
＼::::::ヽ〃 ７''ｧ≠≠´ ＞ｘ:::::::::::::::::::ｨ:/
＞::::トﾄ､/ / ,′ _ ,. .-‐=＝ ヽ::::::::::::::::::ﾉ
｀ヽV{ 心i { ´ ＞'え笊㍉ ヽ .Z:ノ:/
`' ､V:) 、弋::ツ '′ ､､＾Y,ﾆi 「人間界（こきょう）に帰れよ。今のお前には家族が居るだろ」
} ´ , ￣ ) /!ﾉ∧
人 く .厶イ ＼
＼ ､ ＿, .ｲ ノイ それだけならまだしも、ヤツは俺に情けをかけたのだ。
＼ .. : / / 屈辱だった。ヤツから見れば児戯にも満たない実力とはいえアレは無い。
〈＼＿ . ＜｀ヽ:. .: / /
iヽ | ｉ ﾊ:::...::::: / /
| ∨ | | ｛ .::::::: ／ /
: :l::l:/ .:: ,ｨ ￣￣_,,ｒ ':,=＝'' ﾉ )::} /::. }:::::. ::ヽ .:::::
ゞ.{ /,ｨ‐‐ ―-{ l ｒ−´ .／＿/{:::l::::::. ノ::::::::::.. ::|::::::::
::{..::ヽ. ヽヽ ＿__ ｀ヽ_ヾ. //´, ‐' .{_::::::::::{_ヽ-､:::::::: l::::::::
::::::::::::}:: } }＼ ｀ゞ=ｨ ､ヽ イ_..: ィ='￣ }::l／ /ヽ::::::|::::
:::::::::::::::/::::. : :_,,,,.｀,_ ＿__. ヽ ／ ｨ'､.. ＿＿,, ／｀ヾl / .}:::::::ゝ
..＼ .,. -''"´ ｀ﾞ''-､. ／ l: `ｰ--- / :::::::::::::::: オマケに、失意のまま帰ってみれば、
.＼" ｀／ {:::ゝ. /､_ ::}:::::- やる夫は既に幻海が救った後だった。
/ .,. ' ￣ ｀ヽ..／ ｀、 '' ./l:::::::{ :::{ヽ::_
,' ./ ／.', i. ====､ヽ / ﾉ:::／ゝ‐､ヽ ……………俺が激しい無力感に陥り、
! .i!. .○. l! .l ヽ−‐' l ., ＜／／／／ )ﾉ 次いで、狂ったように武術に打ち込んだのは、
', .γ ⌒ ヽ .,' .,' ヽ ＜ /:::://´／ ／ ごく自然の成り行きだろう。
丶 i ｉ__. ' / |ィ ´ /:::// / .／
ヽ .ゝ ___,.ノ ,.' :,' ∧::// ./
｀'-､_ i! _,.-'´l. l ∧::// ./ / ※第３０話参照。
｀ﾞ''ｰ-‐!‐''"´ :. : .∧:://／
| ／ ﾉ ∧:://
- 965 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:18:47 ID:0Yws02qw0
-
, 、 '1 j l| |＼ |::::::::::! ,ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
γ' 1、 |! ,、l, !::::::＼, l::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|l1 ij} |i !, ﾄ､ , ',:::::::::::Y::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Y|l | ; , ',::＼, V:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
jN! , ,; l ,ﾍ ＼::＼ !:::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,/ |j ,j |! l }; ＼ `:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l , /! _|! {! jし､. , ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::
| , , 、 '1 j 7 ,l! ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.: : '7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
γ' 1、 |! , 三入}! _,ノ:::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,..:.:.´:::::::/::::::::::,.zＺ::::::::::::, -､::::: この雪辱を果たさぬ限り、俺は前には進めない。
, |l1 ij} |i !, ﾄ 弋､ ＼::::::::::::::j＼::::::::::::::::::::::::::::,..:.:.´:::::::::::::::/'"´￣７:::::::::::::/r- !:::: その一心から四年間鍛えに鍛え上げ、
..,' ,Y|l | ; , ' i! ＼N卞､:::::｀::::::､:::::,...:::'´::::::::::::::::::: ::::: r==z、＼::::::/んY j::::: 再び魔界統一トーナメントに参加。
|N jN! , ,; l ,ﾍ ﾉ1 ＼ '人::::::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::::::::,.z＜ j:::/ f!ソ,人::'
,l , /! _|! ,/ |j ,j |! Y' ト 、:::::::::::::::::::::::::::::::::,.ィ´::::: ,' ７ｨえ／. :: ｀
l| , , 、 '1 jl , /! _|! 、 ∨,!::::::ト､:::::::::!::::::::::イ弋ｿ::::::_:,' __,.ィ´. :: ::::
γ' 1、 |! | , , 、 '1 ', ∨＼弋ｿﾍ:::,V'´:::::{::::::::::,.ノ´:: : ／. :: :!.: : ／
, |l1 ij} |i !, γ' 1、 |! , ! ,/∨::ﾉL::::::::/::::::::::::::::￣:.::::: : :: ／. :: :: : |: ／
,! ,Y|l | ; , |l1 ij} |i ! l ＼⌒::::::::＼::::::::::::::::::::: .::::: : ／. : :: / / , '
ド |N jN! , ,; ,' ,Y|l | ; | ｀＞､:::::::-=三ﾄ､::::::.:::: ／ . :::: / 'ﾞ /
}} ,/ |j ,j |! |N jN! , ,; l , ＼ l i| , l ｀' ､::::::::::.::::::, ＜｀ｰ ､. : l / '
/ ＼ ｀ｰ‐一'ﾍ ＼ /
- 966 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:19:11 ID:0Yws02qw0
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l .:::/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l／ :/
::::::::::::::: |＼:::::::::::::::::::::／/::::::::::::::::::::::/
::ヽ￣￣ ＼:::::::::／ /:::／/_::::::: /
／ ,.=-､ ｀ ´ ﾆ、 !:: /
' ＼ ／ ヽ |:/
, ',.ﾆ､ヽ ,ﾆ、ヽ ハ
. / i_）:::ﾊ } i_）:ﾊ } ﾊ l
{ {::::::::::} {::::::::} ﾉ / ﾉ /
ヽ--' ( ､_ノ / /
r―-- ′_ -＝ |／
ヽ |ー-----､/ ﾉ クジ運に恵まれ、今回はベスト８まで進む事ができたが
ヽ. ヽ、 / ／
--‐| ｀ : . ´ ／
､ ｀ヽ、 ｀ ｰ -‐ ´厶
. ＼ ｀ ー- - ´ 人
-‐ ´ ｀ ‐-､
|＼
｀丶、 ｀ ＜ィ/
／ | i ＼ ヾ、
. / | | ｉ|八 ＼ 丶、
/ i｜从八 ＼ ＼ ＼ 丶、
// ｉNｲ ,ｨヽ ＼ ＼ ＼ 、＼ ＼
. // | li{( ,〃! ヽ ヽ ＼ トヽ ｀ヽ 丶 それが裏目に出て、本命である浦飯と当たる前に難敵に。
// l l从 ﾊＶ ｀ヽ ｀ヽ ＼ ヽ 妖狐とかち合ってしまい、初期の目的を果たせぬまま敗退する事に。
/{从 ｛ ｝ ′ ＼ ＼ 丶
｛ { ヽ 八, ヽ. }i ＼ ＼ ………俺が言うのもナンだが、負けそうになった途端、
八 ゝ. ヽ/ } ハ ﾄ､ ､ ＼ 変身してイキナリ強くなるのはズッコイと思う。
ヽ / |人 Vﾊ ＼ ＞
`¬ , | ＼ヽ '. >'
｀Y´ | ＼ ∨
｀ヽ ,. -‐-= ｊ_ ハ 〉 ヽ
'. , '" ｀ヽ 〉
ヽ. ＿ .イ ∨
【準々決勝のゴンの対戦相手、南野秀一（妖狐、蔵馬バージョン）】
- 967 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:19:59 ID:0Yws02qw0
-
/.::::::::. -､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｒ‐＜、＿__
_厶≠´ ノ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ-‐┬一'′
'ｰｒ‐.::::::::::´::::::/⌒ヾヽ､､:::;ｨｨ'⌒ヽ:::::::::::::l ｨ
ｊ:.:::::::::::::::::::::l ,ﾉ.: ､ ｖ､ ＼:::::::l／/
ｒ-＜:::::::::::::::::::::/l ,/^'' ｀＾＼ ＼' /
＼ ｀丶、::::>'__l / _ . -‐个ト.. く／} 「黄泉国は、入速出ゴンを一位指名する」（意訳）
/:＼ ＼{ . /二ﾆ /ー‐' l/´ ヽ／
. /.::::::::＞‐=､ﾊ. / {:. ん‐=＜
/ .:::／ ￣｀ヽ∧ }〉 ﾊ ｀ヽ::::＼ それだけならまだ良かったのだが
. / .::::ー――=彡 ∧ ' ' }ﾄ､ i::::::::| その後に続く各国からの任官要請………
. ／ .::/.:::::::::::::::::// /{ ＼ ｰ ' / ﾘハ !:::::::「￣￣「 ようは大会で活躍した者に対するドラフト会議みたいなモノで、
／ . イ.:::::::::::::::::// / ヽ >､ .ｲ 〃 V:::::::::| | ナゼか人間である俺が引っかかり、ソコの職員に就く事に。
´ /.::::::::::::::::// ∧ ` ＜ ｀ ー‐'′ 〃 l:::::::::::| l
/.::::::::::::::::/ {＼{ ヽ. ｀ =┐ {{ 八::::::::| |
ト、
ー=ェー- 、j ゛ヽ、|i、ｊ! ,イ
_...≧.._ ` ゛V レ | ／ |
.ィ''´ シ ,.;, " /..ィ
〃´,イ,''´= :キ ∠‐Ｚ
.i゛ ≡, .、 キ _ア
.N | " '' ” ゛ミ ≡三‐
..i、|ハ.| , ; i |, , ; i ゛i≦._｀ 「というワケで、今後は同僚としてよろしくね」（建前）
ヘヽ゛、` __ ,4 ノ 从 ト ｀ヽト i! } }`
、..ゝ｀ {7Ｙ/≡≡ヾｊ ノ≡≡双ハレ'ル'
｀¨＞ 圦,,仆⊂⊃ 、_,、_, ⊂i' _..イャ これは間違いなく陰謀。あの妖狐あたりが考えた嫌がらせに決まっている！
´ブ゛ | .木、 （_.ノ ,仄゛≦=Ｚ.,ャ だが、俺には拒否権が無い。
／ノ |`ヽ メ゛ _. イ ヘ＼ 彡"__,イ トーナメントに参加し敗退した以上、義務として受け入れなければならない。
゛ヾ ヾ | .从、 ヽ、`ー-ニ二
- 968 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:20:19 ID:0Yws02qw0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
＼ ､＿ ヽ
￣￣￣｀ ＼ ｀ ‐- _ _＞ﾍ.
＼ ／ ｀´ / '.
丶、 ∠ ＿ ,. ─ - ､＼l
￣￣ ／ _,. ´, - ､ , - ､＼〉
＼ ∠､ ／ /⌒ヽ '⌒lヽ/
丶 /⌒ヽ ／ / ｌ ｌ l │l かくて俺は、幻海の嫌味と罵声を背に、
＞‐ / ﾊ. ′ ヽ､ノ 丶ノ ﾊ 家族を残して、泣く泣く黄泉国へ。
＜ 人ヽ 〉、 ／ ⌒) 冫⊂、〉
｀ ､ ＼丿 ヽ 厂 _,. /
｀ ､ ヽ＿,. l | └ ′ , ｲ
＼. / 丶J ／し
､＿＿_/ ｀＞ ／
ﾉ ｀ヽ、 厂´
／ , -─-､ ＼ 〈＼
ト、
ー=ェー- 、j ゛ヽ、|i、ｊ! ,イ
_...≧.._ ` ゛V レ | ／ |
.ィ''´ シ ,.;, " /..ィ
〃´,イ,''´= :キ ∠‐Ｚ
.i゛ ≡, .、 キ _ア
.N | " '' ” ゛ミ ≡三‐
..i、|ハ.| , ; i |, , ; i ゛i≦._｀
ヘヽ゛、` __ ,4 ノ 从 ト ｀ヽト i! } }`
、..ゝ｀ {7Ｙ/ ●ヾｊ ノ ● 双ハレ'ル' 俺の家庭を打ち壊しにしやがったクソ野郎の下で働く事になった。
｀¨＞ 圦,,仆⊂⊃ 、_,、_, ⊂i' _..イャ
´ブ゛ | .木、 （_.ノ ,仄゛≦=Ｚ.,ャ
／ノ |`ヽ メ゛ _. イ ヘ＼ 彡"__,イ
゛ヾ ヾ | .从、 ヽ、`ー-ニ二
ヘ ヽ ゛ー ...__
Ｖ ヘ
- 969 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:20:36 ID:0Yws02qw0
-
ﾜｲﾜｲ､ｶﾞﾔｶﾞﾔ
∧∧ ∧___∧ ∧＿∧ ∧∧ ∧___∧ ∧＿∧ ∧∧ ∧___∧ ∧＿∧
(,,ﾟДﾟ) （ ´∀｀ ） （・∀・ ,,） (,,ﾟДﾟ) （ ´∀｀ ） （・∀・ ,,） (,,ﾟДﾟ) （ ´∀｀ ） （・∀・ ,,）
(i i) （ ） （ ） (i i) （ ） （ ） (i i) （ ） （ ）
〜| |. i i | ｜ ｜ 〜| |. i i | ｜ ｜ 〜| |. i i | ｜ ｜
し`Ｊ （,__,ﾊ,__,） （＿（_＿） し`Ｊ （,__,ﾊ,__,） （＿（_＿） し`Ｊ （,__,ﾊ,__,） （＿（_＿）
押し付けられた仕事は武官の育成………
と言えば聞こえは良いが、紹介された教え子達は、ドレもコレも向いているとは思えない。
平たく言えば、箸にも棒にも引っかからず、最後の最後でココに来たと言わんばかりな連中ときている。
＼ _ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
ヽ､:.:￣´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ﾄ、
i:.:;ｲ:.i:.:.:.:.:.:;.:ﾊ:.:i.:.:.i:.＼.:.:＼‐-.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l/:.} ｨ
!::l !::ﾊ:.:.:.:ﾑ:{i.:!.:ｌ.:i!.!ヽ:ﾄ!｀__ｰ-ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:./:./ ／/
l;ハ:ﾊヽ:.ｉkr=ﾐﾄヽ:.:.ﾄﾆ乏弍ﾐヽ､:.｀Y⌒!:.:∠-:／ _,.／
ヽﾄ､:!:lﾄ、jﾟ｀Yヽ:.! ｀ {ﾟ__ﾉ ′厂｢T）j_ :.∠-‐_／
＼l i ｀フ ＼ ｀¨´ /:.:.l:|ィ个ヾ＜￣ _,
.!、 `､＿ //:./:j_｣:.|:.i:!:!＼｀二二ﾆ-‐′ 上司殿曰く『仮に全滅しても構わないので好きにシゴいて下さい』との事だが、
}:.>､ ｰ ｀ ∠ｲ:./:.ﾉ;;ﾚ':.l:.:ﾚ¬ト､｀:...､_ それでドウにかなるとは到底思えない。
/ｲ:.i:.｀i ､ ,イ-‐ﾌ:/:./;;/:.:./|/ ﾊ:ヽ＼:.:.:.三 と言うか、俺でさえわかる様な事を、この性悪狐が理解できない筈がない。
´ |:.ｌ:.:.:l ノ||:／:.:／;／:.:.:./ﾉ ∧:ヽ:.＼:丶:＼
|:l:.:./‐':/:ﾉ':.／;;／:.:.:.;,;／ ｨﾍ:.:.＼iヽ､:ヽ:.ヽ:.i
＿ノ!:l:.{イ://ｨ´;;／／-‐'ノ / ﾄ､;;ヽ、:＼ ＼:ヽ:}:!
￣入ﾚ:／〃;￣ブ;;;／;/ };;;ヽ;;;|＼::ヽ ＼::}
_,.-‐':／;ｲ;;〃;;;;;;;;;;|／/;;/ / ∧;;;;ヽ;l:.:.l:＼ヽ /:ﾉ＼
￣￣￣／::/｜〃;;;;;;;;;;;;!;;/r-{ _j !};;;};;;;;;}）}:.:.ﾄ､:.∨ｲヽ:.:.!
/:/l:/ !;;;!!;;;;;;;r─y宀一'´/ |'/;;;;;;;/;;;ﾊ:.:| |／:.:! }:.:!
{:{ ‖｜;;!!;;;;;;;;;＼(＿,.-─ﾍ l;;;;;;;;;/;;;/:.|:.:| |:.:.i:.:| l:.:!
ヽ!｜l;;;;ｌl;;;;lニﾆﾆ{｀ー--イ ＼/;;;-‐' イ:.:.!:.:! |:.:.l:.:! !:/
l;;;;ｌl;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣i三´_;:ﾆ二 イ:.:./|:./:./ /:./:/ 〃
- 970 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:21:00 ID:0Yws02qw0
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iヽ |:| ／ /|
i:::ヽ |:::| ／::/ /:::|
i::::::ヽ |:::::| ／:::::/ ,.-'::::::| ,.
i::::::::ヽ |::::::| /:::::::::| _,.、-―'｀＾::::::::::| _,.v-‐'"/
i:::::::::ヽ ::::::::|/:::::::::ヽ／::::::::::::::::::::::::::::::| _,.-‐'~::::::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::i
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i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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i:／ヽ,..v-‐'"^/,._::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ＿
| ^-,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i_,.-‐'"::／
.| ,., く_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
.〈 ／ ~"'‐- '‐っ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヽ. .' _,., ':, ::::::, 'ヽ:::::::::::::::::::::::／
ヽ '"i l"'v, "i／./ヽ ヽ:::::::::::／
.,」 .i::i '" ⊃:） /::::::::/
.ヽ ゛ .） /|:::::/ 結論。明言こそされていないが、ヤツ等に引導を渡すのが。
ヽ ,／ |:/ 憎まれ役のリストラ係が、俺の役職らしい。
ー |
': _＿_,.::-‐ .|,__
"~ | "'‐v.,_ _,.;-‐'""~'ゝ
| |"'-v.,"'-‐'"~_,.,::-‐'""~|
.| |.,_::::::::"'l l'"~:::::::_,.::-‐':|_
ﾍ ＼| l/ |／ /
', !li|!li|!li|!ll|l|l|l|l|l|l|l|li|!li|!li|!li|l|l|l|l|l|i|!li|!li|!li|!li|!li|!li /
', |!li|!li|!ll|l|l|l|l|l||!li|!li|!li|!l|l|l|l|li|!li|!li|!li|l|!li|!lil|l /
', l|l|l|i|l|l|l|l|!li|!li|!lil|l|l|l|i|!li|!ll|l|l|!i|!li|!|!li|!li /
', l|l|l|li|!li!li|!li|!lil|l|l|li|!li|!li|!li|!li|!li|!i|!li /
, l＼i!li|!li|!li|!l|l|l|l|li|!l|i!lil|l|／l /
', l ＼!li|!liil|l|l|l||i!li|!li／ | ／l /
', 卜! ＼|!li|!li||l|l!／ l／ | /
', く /´＼ ＼li／ ／＼ >
,ヘﾐ ｒ‐＼ ／⌒ヽ ｨ /⌒!
{ fﾊl / ｒ‐､ヾ ,.ｲ ｒ‐! l l/ｒﾍ l いいだろう。四年…たった四年の辛抱だ。
ヽ弋ﾊ l {;;;;;l! l l!;;;;;} l リ/ やるからには徹底的に。自分から逃げ出す様にしむけてやる。
ヽ y ! ﾞ=' `='' l ソ/ 周りの評価など気にするものか。
ゝ-l /ｰ‐' ココには出稼ぎに来たんだと割り切れば、なんという事はない。
ヽ、 ／
l＼ ﾋﾆミﾖ ,.ｲ
八k-‐ｨl ヽ ／ |ーﾝ从
ｊ､_从-‐ "´ く |V＞. ─ -- .'＜/ ヾz
乂‐' ＼ﾄ ､!i 匚_彡' ‐-廴ｨ
ﾊ |Y|.{ ﾞ -y
- 971 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:21:20 ID:0Yws02qw0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌─────────┐
│ 更に四年後…… │
└─────────┘
ﾞｉ:::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼ ﾞｉ::::::::::::::::::::::::::::::＼ー､ｰi､＼:::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::/ ／
__／{ ＼::::::::::::::::::::＼￣￣ ´￣ ｰｲ;;;;;;::::::::::::::::::／
_ 〉 ＞ ﾞｉ:::::::::::::;ﾝ ￣ ∠;:::::::::::::/
Y´ ― ､/ 。 o。 ＼::::::＞ ´ ＜::::::／
ﾟ ・ 。 ﾞｉ::::| :, -､:,,.-‐─ ､｀ __,,,,-､_ |::::/ 人_
､|／ ／ ,ｨｳ 入ヽ､ l:::/ Y´
／ ／ z'===ミ ,ﾄイ::l ｶ //
{:ｲ .::/..:,.イ ノ⌒j、 ` l;;::::::/ " /7 「今回もトーナメントに参加しちゃったＺＥ☆」
＜＼ { ./／ r' _ ノ }-‐'――‐ ､ =-'､ / j
┌―‐z不 l ‘7＿_ノ ,r┬―――’ /／ ☆ l
＞ ´ { { ｀ヽ ／:; ┌‐ ､ / - + -
。o．.斗ﾟ ´ ヽヽ. ｰ〈::ﾊ{: ! > ／ l
_ﾉ ｰｧ , ´ _人_イ_＞―､ }ヽ| ＼ ｀ー f _ィ､ __
｀j,.- ﾟ ／ ,. イ｀Y´{´ 廴._ }__ﾉ、 ヽ イ ヽ::::::::::ヽ ≦ﾍ.__ __j__ |
／ ／、 ∨.。 ﾟ ＼ / l::::::::::::|ヽ 、〉,､f´ i′ 人
ノ ト ん{ ＞ o. ・ﾟ ＼ ＼ l /:::::::::::::| ヽ }ｨ^ヽ＿＿ ￣ ｀Y´ ￣
- 972 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:21:46 ID:0Yws02qw0
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:::::::::::::::::::::＼ー､ｰi､＼:::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::/ ／
:::::::::::＼￣￣ ´￣ ｰｲ;;;;;;::::::::::::::::::／
:::::::＜￣ ∠;:::::::::::::/
_::::∠´ ＜::::::／
ヽ::r''￣゛' ｰ-､_____ / __,,,,-､_ |::::/
､ヽ| ／アつヽx / /,ｨｳ 入ヽ､ l:::/
ｰ |:TT::::| : ,ﾄイ::l ｶ //
､ ､ｙ二ｲ l;;::::::/ " /7 いやその………反省はしている。もう猛烈に。
ｰ､, ￣ =-'､ / j 実際、当初は参加する気なんてサラサラ無かった。
|､ ,- ゝ /／
|＼ r-､＿＿_ /
／| ＼ ｰ-----' ／
＼ _ィ､ __
ヽ イ ヽ::::::::::ヽ
＼ / l::::::::::::|ヽ
＼ l /:::::::::::::| ヽ
li ー- ､ ＿|:::::::::::::::| ヽ
ヽ ヽ '￣￣ |:::::::::::::::|
., ､
| ! r‐ｰ',!
| ! r‐ｰ1 lﾞ .lﾞ
i-'" .,〉,, ―-, ,lﾞ ,i´ lﾞ lﾞ
ﾞ‐'ﾞ| ﾚﾞ,./ '''､ ｌ │ ," lﾞ │
. l / ﾞl | _,,,， | ,lﾞ .|,,,,,ﾉ
./., | ,!.| _,,,―'''",,,,,lﾞ .Ｌ,,,ﾉ .,ｒ'"ﾞﾞl
.././| ! / lﾞ ,,,―''''"ﾞ,,,,-‐''"｀ .ｒ'"＾ﾞl ヽ-'゜
.ﾍlﾞ | ! / ./ │| _,,,-''''" ヽ-'゜
| ! .|,／ ‘＾
!ゞ
_,,.-‐=ﾆ´‐¬⌒´￣ｌ |､ﾊ
__,,.イ´-‐'i"´ ! __,,..!-‐_ﾆ"l´￣┘! }Λ
}ﾆイ´! __, -ｒァi´ ! l__| | | ヽΛ だが、大会が近付くにつれて高まるあの熱気が。
. ／レ' ,.イ丁 | ﾞ┘| _|__,,,,...斗--ｰ‐j‐┴┴┐ 既に二連覇を果たし、今回も優勝候補の筆頭と目されている浦飯の存在が、
/ヲ1 l´ |└' _,,.ｌ-‐''T二斗ｪｪァ7圷己己己己刊 俺から正常な判断力を奪い去ったのだ。
. ∨! |｣レ‐'',.斗ｧ'Ｔ圷下己f不己Τヲ＜¨フ=ミ | |、
}j／イ下匕f弌｢ハ. ｌ⌒ｌ.ｌ l´ ﾞ!.! ! | | | | |ﾊ
j.ｲｎ'ﾞﾊ､Π.| ｢ﾞ|::｜| |.| | |.| |____｣ |＿_|_|_|ハ______ ┌ｒ‐--=....,,,__
〈1｢!:|'|::| |::| Ｌ..!└┘_二_j_｀二] !_二二j_二二エニﾆﾆﾆ辷^┴‐┐lｺ : : :￣｀＞､
|j」l‐'_¨ 三ｪ七托己下己!下己'斤己己下二工二二下ｒ┐ｰｰ‐|: : Π┬i: n: :_:|
必斥f斤Π i'ﾞ｀ｌ l⌒l f⌒ｌ｣ ｌ⌒ﾞl｣ l´:::｀ｌ l.「:::｀ｌ | ｢:::::｀ｌ｜Ⅵ/⌒! Ⅵ┘Ｌj└' '='｣|
. 'ｌ|「lΠ|::| |::| | :::| |:::::| | : :|.| | :::::|.l |::::::::| |｣::::: | | |::::::: |｜ Ⅵ::::::| Ⅵ} ｌ^ｌΠｎ┐!|
jj｣,!L!'=' '-'└‐'_'ニ´_二´i_｀二].j_¨二´_ｌ,,¨二工¨二¨Ｔ二二刀ー亠‐┐|_||_!_!_||
幺赱赱赱赱云冗己子己l子己冗己己刀二.工二二工二二Ⅵ〔ニﾆﾆ}.ﾆ ﾆﾞﾆ`!
`｢「ｌｌ^l´l l´ﾞｌ.l´`Ll⌒l f⌒ｌ.i l⌒ﾞｉ l l´:::｀ｌ l.f⌒ﾞｌ l l/⌒',.｣_/⌒ｌ_||Ⅵl⌒l 〈!Π「!「!「|
r比ｌl_｣l:j | ::|.| :::| |:::::| | : :|.l | : ::| l |::::::::| |.|::::: | l |::::::: | | |::::: | || Ⅵ::: | |.|:j !j.ｌЦ!
｀¨¨`¬'ー'='ﾆﾞ,,辷,j_辷_|｣_!::::::| l |::::::::| |｣::::: | l |::::::: | | |::::: | ｌlｰﾍ二l一'¨¨￣
￣´￣￣￣｀￣￣￣`ｰ‐'‐'‐'ｰ‐''´￣´
- 973 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:22:14 ID:0Yws02qw0
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,:'^i ／/ ,,.ｨ７ ,,...-'/ ／!
| | ,ｨ^i! ,,ィ"／:ィ" '"''" ,.r'ィ": /
i"｀、 | ~ ! / / /! /ﾚ" ; ｲ
! ..ヽ | i /ゝ/ i:;:|/ ;ﾙ ,.ｨ/
ヽ : ヽ ! ~ ! /_..,' |i､,i '"/'" /
＼ ＼ | i! / / ヽ /
(^''ｰ､_ ヽ ＼,_,.ｊ ^ｰ' i ゝ ﾉ,,
`丶、｀''ｰ-､_ヽ ヽ _,,l_､"／／//＾＾!/i ,.::"'/
｀''-､ 、 `ー‐'"~＿,,)`ト.､ /メ・ﾉ>i! | ／
｀ヽ ,-'"~ i| ゝ､ﾞ'^y ＿,土!-ﾚ! -',. ',フ ちなみに、今回はクジ運悪く三回戦止まりに。
ヽ､..,__ ＿,,,...-く i r:〈 ヽ `'",.＞'i,.._,-彡'" やはりオーバーＳの壁は厚かった。
ヾ ｀ヽ、 〉、 ｰ- ￣ ,∠:ノ-'"
ヽ `'ｔく ヽ、＿,. - ７"
ヽ ! ヽ`､ /
ヽ i ,ｲ
ゝ､ ` -､ ヽ,
i` ヽ ｀ヽ:ヽ､
`i､ ` i ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ゴンの三回戦の対戦相手、飛影（黒龍波憑依バージョン）】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＞.::::::::::::::::::::::＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
⌒7.::::::::::::::::::::::::＜｀ヽヽ､:::::/｀ヽ:::::::::::::::::::::::/
/イ /.::::::iﾄ､::iヽ＼,＞.:⌒ヽ く }:::::::::::::::::::::{/
/∧ﾊハ斗'´ﾞ’/ _.ｲ::::::::::::::::::::/
八ゝ '） ｰ ′ ＼:::::::::::::/ しかも、コイツが今回の優勝を果たす事に。
く ヽ:::::::ﾊ 俺にしてみれば、まんまとターゲットを食われた挙句、
｀く , ｊﾊ{ また四年間、あのクソ狐の下で働かねばならくしてくれた憎いヤツだ。
ヽ_ . イ＼ ＼
ヽ ＼
ﾊ }ー‐┐ ※ようやく躯とガチで戦う条件が整い、内心かなり嬉しい人。
/ / . -‐=＝ﾆ 厶
/ / , ´ ／￣ ｀ヽ ｝
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 974 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:22:33 ID:0Yws02qw0
-
│:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !,-'"ﾞ
|''... /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ´::::::|! ,-
ﾞｌ､ │:: ﾞ''-ｌ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│ /'/'
ﾞ'ヽ､ 釗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l/'' /
!:: ﾞ‐」:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,' _...-‐
ｌ ::::::`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l!-''''" ,,/
'､:::::::::::::::::::::::: ..,,___:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ./
l ::::::::::::::::::::::::ヽ ｀''‐-,,_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___...-‐:::::::::::::::::::::: /’
ﾞ!:::::::::::::::::::::: ヽ ＾''-.. ::::::::_,....--'''''''^"" ＾ /’:::::::::::::::::::::: /
│::::::::::::ﾞ~~"""’ ＾‐''^ '‐‐-､__::::::::::::./
|................)_ 'ｌ'´ :::::::: /
/' ﾞ､ `'、_-'''‐-
/ _-''' l ヽ---------- ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-- /"-- '、
│ /’ .│ l'|! ｌ l いや、今はそんな事を言っている場合じゃない。
l l’│ ./ '、 ! とにかく、やってしまったものは仕方がない。
l ゝ,,! 」-- _/ 大会終了後の休息期間に。
ﾞ'‐....__ ! 〔゛''''‐‐‐： │/ / ..‐'´ 身体が空いている間に、
"ゝ '、 ./ " / _...‐´ 家族にこの件を報告しないわけにはいかない。
`‐-,,_ '、 / __,,...‐''＾"’
`‐--__.._ `‐'´ ,..-‐''"
,,....-‐‐‐" -「 """'''''‐..-‐'/^ヽ.....
.‐´ ､ ﾞ‐,, _釗 `‐､
/ / `'-,,_ __,,.....‐'''’ !ﾞ 、
/ ./ ﾞ''‐‐''´ 」 ﾞ､
l' / ｌ ﾞ､
│ 釗 釗 '
- 975 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:23:07 ID:0Yws02qw0
-
／:::::::::::::/::::::／:::ヽ::/::::ヽ:::＼:::':;::::::::::::ヽ
,r'::::::: ::::::::/"´/ ￣ ｀`''"´￣',￣';:::';:::::::::::::::',
,'::::::::::: ::::::/ ,' i ,- i::::l::::::::::l:::::',
,':::::l::::::: ::::/ l ＿ l, -､l::::l:::::::::l::::::i
i::::::l::::::: :::/＿_ lー-- ､｀‐_, -'´ l-ーl::::l.il::::::l::::::l
l::::::l::::::l :/-ー- l｀ ー-､￣ ／'´l ￣ l:::l-l';::::l:';:::l
l:::;':l::::;'l- r────┐＿r─── l:/､ l:::ト､:l
l:､ト:::l l ──┬ lﾉ ',l ┬── l￣l/ l
l:::::ﾞｉl￣ L＿＿＿＿ﾉ ﾄ､＿＿＿_」ヽﾉ ,ｲ
ﾄ,:::::(,,r l l l ﾉ /::l
l::ﾞｉ ( ヽ ノ ニニヽ､ /__./:::l
l:::ﾞｉ.__ :', ', u ／／:::::::::::::＼ヽ ,' l::::::::::l
l:::::::::: :::', ', , / '´ ￣￣ ｀ヽ', ､ i .l:::::::::l
l:::::: :::::ヽ ヽ ￣ ﾉ /:::::::/
ﾞｉ::: ヽ::::::i ､ ,ｲ::::／
＼ ＼l ＼ ／ l／
,-l ＼ ＿＿＿／ l､
/ ､l l i / ＼
/ ヽ＼ l l // ヽ＿
/ ヽ＼ / // l ｀ ‐
:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:／{..:/＼.:.:.:..、 ＿ _
ﾒ´.:.:.／:.／:.::..:.Ｖ:.:.:..:Y.＼Y:＿.:.:.:｀ヽ、
i／:./:.:./:.:.:.:..::.:.:.:..:.:.:.:.:ｌ.:.:.:.l:.:.:.:.:.}:.:乂＼
{.:..:.:/.:./.:.:..:.:.:/{ﾊVﾊ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.:.:.::..:.:.＼
i:.:.:/.:.:ｌ..:.:.:.../-||--o}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{..:.:.:.:.:＼
i::..:ｌ:..:.{:.:...:/−=一 }.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.::}:.:弋
}:.:.:.ヽ.i.:.:.:..代ﾃア /ハ.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.::}.:.:}
/.:.::..:.:i..＼.{i '´ ´| i|| }.:.:.i.:.:i:.::.i.::./}:.i 義父や親戚達には半ば匙を投げられ、
/..:..:.::.:i.:.:.:i u , ｊﾙﾊ/| ﾊ.:./}:.:}.ｊ/
ヘ/::.:..:.:.:.:i.:.:.:.i _ _ 丿//iｊｊ/ ｊ/
_,, -=二 ＼＿ 」.:.:.:.へ ` = ′／i.:.:.:.:{＿＿
二 i.:.:.:.:.:i ヽ ∠:.:.:.{.:.:.:.:i ` ＜..
＿＿＿_,,-=二￣i＼ i.:.:.:.:.:iミ三三丁~￣i.:.:.:.:.:i `へ
/:{///// ＼i.:.:.:.:.:{ ﾄ ＿ i.:.:.:.:.:i ／-=二=--_
{//////////i.:.:.:.:.:.ｌ＼丶 ｌ＼ i.:.: .:.:i人
／ '､| l ! l
.／,. イ,ｨ' ,r'ニｰ;'''⌒ヽｰ.､_ ' l/ !
/ ´ /'ｿ .,､‐''´::::;;､､r‐ ‐- ､;;::::::::＼,..､,/ ./＿
/ ,. --く;::::;r''｀ヽ､ ／,､-＼/./,....,､-＜⌒
/ ,r'二'ヽ r‐''ヽ､ ､ /,ィ , __ ヽ' r-=､.､, ヽ
.,' /／⌒ヽ ＞ー''7/""ﾍヾ'´ ''=-､>-=､ ヽ＼ﾞ､
l / ／￣｀> >.,_ !| |l __,, ﾄ､ヽ､,.._＼ﾞ､ ヾ､
,' / / r7' /ヾl _,r-ﾆ‐､ ,r;.､ﾞrｰv ﾊ´l^ヽ.l ,ヽ. ﾞ,
l / l ! / l ,ｲヽハヽ. ﾄj., .ﾄj _/ ｲ l/ !|. l､ﾞ l
|! ! l !| .!| ヽ;l !l. ￣ i> l.|. | i, j | ',. !
| l| i | !ヽ､ u r‐っ ノ //l从l l l l |
.|. l, !l !l. l ,ﾑ!ヽ.､.....- 'Ｋ,. //:::::::!| l / l. |
', !ﾞ､. | l,ﾚ ､ﾉ l､ /<:::::::::::l. l/ l !
'､_⊥-‐'"| l;. ｀ヽ ,r‐"/ .|:::::::::|-- ､
rく´::::::::::::::::| l / l:::::::::::!::::::∧
- 976 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:23:56 ID:0Yws02qw0
-
＼ l l l l ./三ヽ Y /〃ヨ', ヽ | |
l ＼ ＼ |ヽ. } {三ミヾ､ /〃彡ヨ} } | / /
/ ﾄ } l Y l |lミミヾヾ}/〃彡三ﾖ l. l l / /
__,ｨｰ､ ＿, ノ } / ヽヽ. ／l ﾉ |/ (. {
,― ､ 二/__ ／／ }} ( / ( l ヽゝ.
/ ／ ｀￣ ,--､_＿__ﾉﾉ / (. ＼ ', ヽ
/ / ﾆ‐- ､ ( ｀ｰ､)＼ l l ,'| 幻海には、怒りを通り越して呆れられた。
ヽ {l´＿___ ヽ. ／ ヽ ) l | /.ﾉ
ヽ. / __ / } （:てヽ､＼___,} l /,ｨ:t ;￣{ l ´ ノ ,ｨ´ 老婆の姿で現れた時は何事かと思ったが、子供達の為だとか。
}. / ／( ｀ｰ´ ＼ ｀´ ／ ｀ l. ｀´ / ハ/ ゝl 何でも、若すぎる上に帰ってこない父親＆歳をとらない母親よりは、
.∧／ ./l {＼｀ｰ｀ ｀ー-‐´彡 ､ ヾｰ‐ ´ / /{. ＼ 『諸般の事情から祖母の家に預けられた』という形の方が、
/ ll { ) ｀7ｧ ､ ￣ ´ 》 ｀ ∧l´ l＼__ ヽ. ナンボか世間体がイイらしい。
ヽ/ ヾヽlヽ , __. /ヽヽ ヽ ､｀ヽ ノ
_ { l }::l＼ l ´ ' ／} ｀ヽ | l l /
.::＜:::::｀ー‐ ､ l l:::l ',.＼ ´ . イ ヽ. / . l_ ノ´./
:::::::::::::::::::::::::::} / /::/l ', ＞ . __ ／.／ /／ ／､__／
::::::::::::::::::::::::/ /.ノ:::∧} ', ./／ / ／´ /::::｀＞:::....
::::::::::::::::::::::( ((::::::::::::∧ ヽ ／ { { ./::::::::::::::::::::::::
,ｨﾆ=､＿
, --'´ ミY´ , ‐､＿__｀ヽ__
/ ,ｨ ﾆﾐ{彡_ｰ=ﾆ=､､ヽ. ヽ.
, ' l ／ __ Y ヽｰ､ ヾ.､ l }
( ,ｨ´l /三ミl〃ﾖ { { }}. } l
〉 / (( l ヽ.｀ヽヽヾ.､ヽ. ヽ.
/ / ) ) ゝﾉ ゝ.《. } l
ゝ( /´〃― ｀― ｀ヾ_｀ｰ, ll_ ヽ { 単身赴任（？）の期間延長については、もう何も言わなかった。
ちっ { ,'-.,ｨ＿＿__ヽ /＿＿__ヽ. / ｀､ﾉ 7 『自慢できそうな手土産の一つも用意しておいで。話はそれからだよ』との事。
ちっ 7 { ,-ヽ｀ｰ‐｀´'', ヽ｀ｰ｀´‐' lﾉ/¨｀}{ )
ちっ (〃ヽ. (', ￣´ l . ､｀￣ ) ノ.'.' ( ………どうも、子供達や世間の皆様の間では、
,, == ち. )） i!｀l ヽ ; '--ヽ i!. ／,`7´ll {{ヾ丿 俺は『夢を追いかけて家庭を放り出した大馬鹿者』という事になっているらしい。
〃 i｀i ゝ. } ) ,へ. ´ ／| (( { {{. ir' l あながち間違っていないだけにグウの音もでない。
i!ヽ l .l 〉 ( ゝ-ﾊ｀ ;-‐..´ゝ´ ￣‘.〃 ﾉ_)' それでなくても、やる夫の小学校の入学式にすら出られなかった身。
ヽ ヽ _l l ｀ｰ､7｀__从}／ ，´ これはもう、本気で優勝でもせん事には会わす顔が無い。
ヽ〃ﾆ､ヽ. ¨ /／ ｨ::´￣￣::¨ヽ.
{ {_ヽ { l // ／:::::, ' 二二ﾆ ､:ヽ.
{ヽ-´ ヽ人. 〃 /:::::::/／ ｀ヽヽ}
｀ヽ--,,／ ヽ / /:::::::〃 |
- 977 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:24:35 ID:0Yws02qw0
-
ﾄ ,ィ
|ﾑ .／:7 ___
|/ﾑ .／/:７ ,イ ＞ ' ´//
|//ﾑ ／////|／ /＞'´///////
|///ﾑ ,ｲ////////////////// /
ト _ .|//////////////////////////＿＿＿＿
＼/＞x!/////////////////////////////// ／＿＿_
ヽ/////////////////////////////////７７///:／
ﾍ/////////////////////////////////// ／
V////////////////////////////////∠__
V//// ／}≠=i//////////////////////// ＞
V／}' ー y///////////////////∠__
i ＿_ ヾ/////////////////////7＞
' ／ 弋///⌒ヽ//////// ＞ ' ´
{ 〃z=ミ､ V r-、 ∨////／
ヽ Vﾊ ヾ У｝ }.//／ ………………子供達の事は幻海に託す。
} Ⅵ ー ' ／:／ そう割り切るのであれば、
t_´ ー '´ Y 実はコッチでの生活も、そう悪いものじゃなかったりする。
ヽ_ ＿, |
ゝ. _ _iﾆﾆＴ
ﾍ__ ,. -=ﾆ__ __,. .-‐: :_;. -‐i'{
|７77Y | rｚ≦///////!_
_/_///i|｜ |//////＞:.':´ﾉT_
ｘ＜/ ﾄ､ ¬: |: :─＝ﾆ -‐≦/ ＼
l /|,.,. ／/／ _
||!|l/;;|//;;;/／ノｒ／彡
--ﾐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;──＝ﾆ,,
=二; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
--ﾐ;;;;'''';;;w;;;;;'''''';;;;;;w;;;w;;;;ー;;;─;;
=二;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;'ﾞ;;;;;;;二ﾆ;;;;:｝
--≡ﾐ;;;;;;;;;;;;;､;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;,.;;;;;;;;;;;;;;;ﾐ
ー='ﾞ;;;;;;;;;;;;;ﾐ／/ ﾞ'' '´|ﾞ|i !ﾐ､ 彡ヾ〉 当初はどうしようもないと……
＼;;;;;;ﾐ//､||. | |!,.|〈l ヾ;;/ 事実、ほとんどのヤツは三日と持たずに逃げ出したが、
ヾ;ﾐ ' | ,､＼ ／-､ ﾞ' 〉ﾍ 稀に残るヤツは、根性だけは座っている。
|('ヽ （ l:::| 'ﾞl:::| l ./' ﾘ 実際、俺の所に来るヤツ等は才能が無いのがデフォだが
ヽゝ'! l::! .l ヽﾉ / ノ それに目を瞑れば、中々鍛え甲斐がある。
| `__ /ﾞ´ __
＼ ヽ ヽ ／ /ｒｰヽ./'''ヽ, _,,
､-─.ゝ､___.／ ﾞﾞﾌ.| |( ,''ﾞ | ＼
／!|ヽ ＼ /￣ﾞﾞﾞﾞﾞヽ､ノ | / |,.., ＼
／ | ＼,,..,,（＿＿,,.,...､ | ./ ｒl |
/ '､ ヽ､`'''ﾞヽ､/ |ﾞ'､
/ l ヽ `'ｰ ヽ;'ｒ'ﾞ )
/ ! 〉 ＼___,,.. -‐''"
- 978 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:24:52 ID:0Yws02qw0
-
〈〈 |ト､
|| |＼＿＿_
|| | / / 〉〉
|| | / /
＿｣l l / / /
_ ∠ エ二＼ヽ,ｨ＝＝≠
〈〈 ヽ￣ ∠ﾚ,´． -､ 〃 ￣` ＜＼Ｚ、 〈
-= ﾆ二, / / 丶--- ' l| ＿_,ノ＼l ＼ 〉〉
／イ / ／ 二二ヽ ヽ | ＼
ヽ、 | l 〈 l | | /￣￣
〈〈 ＞ 、 l レ===Jﾉ-- く／ /
` ﾟ ﾆﾅ'ーゝ二二¨￣-‐
【Before】
無論、持って生まれた器を超えさせる事は難しい。
どんなに鍛えても、その力はイマイチと言うか、どうにも微妙なモノでしかない。
∧
＼ ﾄ､ / ∧
＼＿l ∨ ∧
＼ ､_） ､,⊥ -─ﾍ-｡、
. V＼__,ﾉ ／ c ﾟ ＼ ＼
. ∨ / 。 c ',。∧
∨ / ,.---､ l| ,.- ､
. 〉 ,' ｃ ／ Ｃﾊ |ハﾉ ヽ
ヽ--' / { ﾉ l、 }
＼_） , ､r､__ ヽ＿__／。 | ヽ-ィ
／ ｃ }＼ VVl＼＿＿＿／＼__/─ ､ ,.-┴─- ､
. ／ ヽ＼l∧∧∧/∨VＷ | / c ＼
￣￣） ＼＼:ﾊ:::::::::::::::::::::::| | ｡ 。 ﾊ
。 。ｃ / ／｀ヽ ＼＼∧ﾊ:::∧ﾊ// ｡ c |
｡ ／: ::ヽ ／＾ヽ ＼＼＿＿_// （ -─ ｃ 。 ﾉ
￣ ￣￣｀ヽ＼ /＾W⌒ー―一'ヽ（ ｡ ＼／
【After】
- 979 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:25:31 ID:0Yws02qw0
-
r――‐- ､__, -―┐
ー―- ､ , -一'
＿〕__〔_
/´ _, ､ ヽ
' '⌒ ⌒｜
| (二ﾆつ |
レ―-､ |
/:::::::::::::/´￣｀ヽ
人::::::::::::{::::::::::::::::}
{::::::｀ Ｔ¨＾ゝ ＿,ノヽ
ゝ ＿入 ＼ / /
/ l ｜＼ ヽ' /
ノ l l ＼_,/
, - ﾆ.´_ l l /
/ ＼ l ｌ ／
, -―- ⊥ /´￣`y' ￣｀ヾ￣｀ヽ
／ ノ{::::::::::::{:::::::::::::::}::::::::::ﾉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【Before】
ﾉ｀ヽ だが、元はそこらのチンピラ並の能力しか無かった彼等が、
〆 : i : :. 二線級とはいえ、一端の武闘家に育っていく姿は俺の胸を打つモノがあった。
/: ' : : |: : :.
／.:/: : : ﾊ: : :.
／.: : ': : : :' : : : : :，
′: :/ : : 〈: : : : :,: : }
/.: : : '_:;;_: : :ヽ : :/: : ﾊ
. /.: : ，: :⌒≫‐ｧ斥≪: : i
／У: : : : ≧: :､＿}):_:_; 斗i: :.
ｒ′｀ ､: : : : : : : : :￣￣: :⌒´ : :.
／ 人 ＼: : ﾉ_: : : 冰⌒:}: : : /: : :.}｀ヽ
｀ヽ ＼ ＼⌒: /.: : : : : : : : : :／ 〉
＼ ＼ ＼': : : : : : : : /／ ' ヽ
丶 ＼ ＼: : : : : ／ ／ ` ､
'. '. ＞‐彡 ／ ′ ＼
､ ／ -=彡 / ､_, ヘ '.
ヘ,,／ﾚi! . 〆 ／ / <⌒: ､:ヾ
: : : : : : :.⌒: ､Ｖ/ / / ∧, ヘ.}}: : : : : :.
【After】
ト、
ー=ェー- 、j ゛ヽ、|i、ｊ! ,イ
_...≧.._ ` ゛V レ | ／ |
.ィ''´ シ ,.;, " /..ィ
〃´,イ,''´= :キ ∠‐Ｚ
.i゛ ≡, .、 キ _ア
.N | " '' ” ゛ミ ≡三‐
..i、|ハ.| , ; i |, , ; i ゛i≦._｀ そんな彼等を、育ちきった端から戦力として組み込んでいく
ヘヽ゛、` __ ,4 ノ 从 ト ｀ヽト i! } }` クソ狐の対応の速さからして、これは最初から規定の路線だったのだろう。
、..ゝ｀ {7Ｙ/≡≡ヾｊ ノ≡≡双ハレ'ル' まんまと乗せられた格好だが、そんな事はどうでも良い。
｀¨＞ 圦,,仆⊂⊃ 、_,、_, ⊂i' _..イャ 俺が留意すべき事は、次の大会こそ優勝する事。
´ブ゛ | .木、 （_.ノ ,仄゛≦=Ｚ.,ャ そして、彼等が腹黒狐に使い潰されない様に目を光らす事。それだけだ。
／ノ |`ヽ メ゛ _. イ ヘ＼ 彡"__,イ
゛ヾ ヾ | .从、 ヽ、`ー-ニ二
- 980 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:25:44 ID:0Yws02qw0
-
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
┌─────────┐
│ 更に十年後…… │
└─────────┘
., ､
| ! r‐ｰ',!
| ! r‐ｰ1 lﾞ .lﾞ
i-'" .,〉,, ―-, ,lﾞ ,i´ lﾞ lﾞ
ﾞ‐'ﾞ| ﾚﾞ,./ '''､ ｌ │ ," lﾞ │
. l / ﾞl | _,,,， | ,lﾞ .|,,,,,ﾉ
./., | ,!.| _,,,―'''",,,,,lﾞ .Ｌ,,,ﾉ .,ｒ'"ﾞﾞl
.././| ! / lﾞ ,,,―''''"ﾞ,,,,-‐''"｀ .ｒ'"＾ﾞl ヽ-'゜
.ﾍlﾞ | ! / ./ │| _,,,-''''" ヽ-'゜
| ! .|,／ ‘＾
!ゞ
_,,.-‐=ﾆ´‐¬⌒´￣ｌ |､ﾊ
__,,.イ´-‐'i"´ ! __,,..!-‐_ﾆ"l´￣┘! }Λ
}ﾆイ´! __, -ｒァi´ ! l__| | | ヽΛ
. ／レ' ,.イ丁 | ﾞ┘| _|__,,,,...斗--ｰ‐j‐┴┴┐
/ヲ1 l´ |└' _,,.ｌ-‐''T二斗ｪｪァ7圷己己己己刊
. ∨! |｣レ‐'',.斗ｧ'Ｔ圷下己f不己Τヲ＜¨フ=ミ | |、
}j／イ下匕f弌｢ハ. ｌ⌒ｌ.ｌ l´ ﾞ!.! ! | | | | |ﾊ
j.ｲｎ'ﾞﾊ､Π.| ｢ﾞ|::｜| |.| | |.| |____｣ |＿_|_|_|ハ______ ┌ｒ‐--=....,,,__
〈1｢!:|'|::| |::| Ｌ..!└┘_二_j_｀二] !_二二j_二二エニﾆﾆﾆ辷^┴‐┐lｺ : : :￣｀＞､
|j」l‐'_¨ 三ｪ七托己下己!下己'斤己己下二工二二下ｒ┐ｰｰ‐|: : Π┬i: n: :_:|
必斥f斤Π i'ﾞ｀ｌ l⌒l f⌒ｌ｣ ｌ⌒ﾞl｣ l´:::｀ｌ l.「:::｀ｌ | ｢:::::｀ｌ｜Ⅵ/⌒! Ⅵ┘Ｌj└' '='｣|
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幺赱赱赱赱云冗己子己l子己冗己己刀二.工二二工二二Ⅵ〔ニﾆﾆ}.ﾆ ﾆﾞﾆ`!
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r比ｌl_｣l:j | ::|.| :::| |:::::| | : :|.l | : ::| l |::::::::| |.|::::: | l |::::::: | | |::::: | || Ⅵ::: | |.|:j !j.ｌЦ!
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- 981 ：名無しのやる夫だお：2013/03/26(火) 14:28:06 ID:JpbDWNRU0
- ゴンさんがお家に帰れるビジョンが見えないｗ
- 982 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:28:37 ID:0Yws02qw0
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ﾄ､ ､＼ヽ. /|/ | /| /| ／|
| ＼)ヽ） V | ／ ﾚ 厶―／ ｜
| ＼ ／／ :|
| ＼ （レ‐- 、 // !
'⌒)| ヽ ヽ --ニヽ/〈 ├z
／ .| , ---､〉 〉 く ー-､ :| ｀ヽ
/ !／ ）） ヽ ＼ ｜｀ヽﾉ
. | 〃 （ ヽ ヽ:! ｝
ﾄ､ゝ |
| ヽ ｜｜ТT ト | r TТ｢ ! ヽ ヽﾉ
＞ 人｜ |ｘ＝ﾐﾒ､ l x＝ﾐﾒ､レ ｜ 7´
厶イ | ﾄ､.个.《 f´ハ ｀ヽノ´f´ハ 》彡 八/ 「皆様、大変お待たせいたしました。
/´ 乂 人 廴ツ 廴ツ" イ‐く⌒ー-､ ３年前に起こった劇場版っぽい内乱の所為で２年間ズレこむ事となりました
|/ ｝ﾆ ' ﾆ/ ヽ￣ 、 この魔界統一トーナメントも、いよいよ決勝戦！」
| / ﾍ. r‐ .:'⌒ヽ ７ ) r ､j
ヽ小、 ゝ ｝＼ ｛.:'⌒:..｝ ／ ´ い
. しへ ノ ｨ 个 ｀ ニ´ ィ ,.xxXXx､人ﾉ
, --､__｀二 彡小 j しｆx〃xxxx｝＿＿, --､
／.::::::::::＼ ￣￣￣__ __X /xxxxﾐ＿_／.::::::::::〉、
. ／＼.:::::::::::::::::｀::..､ ｀ヽ ´ ‘ｰx（／ __ ヽ::::／ ＼
´ ＼.:::::::::::::::::::::｀::...... ,.....:::´::::/ ／ T{
|＼.:::::::::::::::::::::::::::::::＞=＜::::::::::::::::::ヽ〈 ／ ヽ＼
｜ ＼.::::::::::::::::::::::（ ）:::::::::::::::::::::｀T / ィ |::::::ヽ
【トーナメントの審判兼実況、小兎（こと）】
ｨ! ,／ﾑイ,-‐::::´￣｀::丶.､
i/::ﾚ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
ljV:::::::::::::〃::i!::i!::::::l!:::::::::;ｨi:::::::::::::∨l| ,ｨ
ﾄV::::::r!:{!ﾄ'' Y{|/Ｖ!i l!Wi:/〃Yﾚ!/y:::::/:/
ヽ:::::ﾐ ､!j i从!:iｨ { ' /´丿/ ／/彡:::〃
∨`､:ﾄ､ヾW::::Ｗj /! ｲ/ ／／;ｲ ;:ｨ:/
V＾:::{ _ヽ､:::::::!/:ﾉ/::::::::::;／/彡:::ﾉ
,⊥:ﾊ｀＾ヽ ｀'‐､彡-‐''" ,､ Z:ノ:/
! ｒﾐyﾞ Y´>､ /{{ _,rく=､＾Y,ﾆi
>､ﾍ t:_:ﾟ癶ﾊｰ'´'t_:ﾟ;! ＾ /!ﾉ∧
／ ＼ ｀¨´ j ー' 厶イ ＼
／ {ヽ、 _'__,._ィ ,ｲ |! 〉 「まずはこの人。
／ iﾊ !｀ ､ ｀⌒＾′イ / l | 前大会と前々大会の覇者。魔界統一トーナメントの代名詞。
／ lハ ヽ `ー '´ /ﾉ/ ﾚ ! 浦飯幽助〜〜〜っ！！」ｂｙ小兎
/ ! ＼ ＼ ／/ / / !
/ ｀丶、 ｰ- ＞-'ー′ ! / ﾉ
/ 丶 ＼ r┐ /／ !
/ ＼ ヽ {ノ / ｲ
! ヽ ､ / ／ ｜
! ヽ /厶-―＜ /
｜ ヽ r┐ ／/-‐- ヽ､_ |
ﾄ ＼ {ノ ／ イ ＜ !
! ､ ＿＿＿_,.- ﾉ { ／ / ! ＞ !
- 983 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:29:00 ID:0Yws02qw0
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ﾄ､ ､＼ヽ. /|/ | /| /| ／|
| ＼)ヽ） V | ／ ﾚ 厶―／ ｜
| ＼ ／／ :|
| ＼ （レ‐- 、 // !
'⌒)| ヽ ヽ --ニヽ/〈 ├z
／ .| , ---､〉 〉 く ー-､ :| ｀ヽ
/ !／ ）） ヽ ＼ ｜｀ヽﾉ
. | 〃 （ ヽ ヽ:! ｝
ﾄ､ゝ |
| ヽ ｜｜ТT ト | r TТ｢ ! ヽ ヽﾉ
＞ 人｜ |ｘ＝ﾐﾒ､ l x＝ﾐﾒ､レ ｜ 7´
厶イ | ﾄ､.个.《 f´ハ ｀ヽノ´f´ハ 》彡 八/
/´ 乂 人 廴ツ 廴ツ" イ‐く⌒ー-､ 「対しますは、人の身でありながら、既に５回も本選に出場。
|/ ｝ﾆ ' ﾆ/ ヽ￣ 、 誰が呼んだか人間界のリーサルウエポン、」
| / ﾍ. r‐ .:'⌒ヽ ７ ) r ､j
ヽ小、 ゝ ｝＼ ｛.:'⌒:..｝ ／ ´ い
. しへ ノ ｨ 个 ｀ ニ´ ィ ,.xxXXx､人ﾉ
, --､__｀二 彡小 j しｆx〃xxxx｝＿＿, --､
／.::::::::::＼ ￣￣￣__ __X /xxxxﾐ＿_／.::::::::::〉、
. ／＼.:::::::::::::::::｀::..､ ｀ヽ ´ ‘ｰx（／ __ ヽ::::／ ＼
´ ＼.:::::::::::::::::::::｀::...... ,.....:::´::::/ ／ T{
|＼.:::::::::::::::::::::::::::::::＞=＜::::::::::::::::::ヽ〈 ／ ヽ＼
｜ ＼.::::::::::::::::::::::（ ）:::::::::::::::::::::｀T / ィ |::::::ヽ
／ ー＜..＿ー―――--'"く
/＿,. ---――＝―==ﾆ=−＜
/´ ---､.＼＿＿__ ／｀｀ﾞ'ｰ
L,.--―'''''⌒''''ー- ミ、'''ｰﾆ二ノ
} ＿,,--――-ャ､ﾆミ､＿二''
_」,／´ / i! ヽ｀ｉ ｀ ヽ､
／/^ﾐミlT'''ﾞ≧､」'''TTl'''T'ｰｼz,‐t;ｪｲ
' ヽ' nﾞｌ!|≠'ﾞ{::::ｊﾞｬｷ1 ﾚﾔ'{:::::}ヾ, |Yi´
ヽヽ」.! ヽ..ﾞﾆゝ !| ノヽ二ﾞ,.. ﾘﾝ
,. ≠ｰﾊ |! , , ムノ
. { ､／!´ヾ; ' ; ' '__-__' ;゛,､､,ｨハヽ
_,| ､＼､ ::ﾑヾ､, ´ ＝-｀ﾞ .,.イ/| 〉 「入速出ゴン〜〜！！」ｂｙ小兎
| ＼ ｀＼ヽヾヽ､_,_,_／:: i__!／ ,
ヽ ヽ ＼ ｀ヽ-､＿,,.--‐'ﾞ ,.≠
ｉﾍ ＼ ＼ ＼ｰ-､__ ,..-‐'ﾞ／'´
{ヽヽ＿ミヽゝ､ヽ-―'''ﾞﾞﾞ￣二／
{T'┬二__｀ｰ-ﾆ､ー''''''ﾞ´ ／
ﾞ| | | |ﾄ￣二ﾆ￣｀ー--―ァｲく |
| | | | !ヽ ｀￣ , ／´ | ||
| | |i | ト､_ ー-‐''´'ﾞ＿ノ ! ||
| iｌ| || | | ￣￣￣´ | |!
. i ll| || |└−っ ／| |
- 984 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:29:14 ID:0Yws02qw0
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／ `、
／ `、
／ `、 l
／ `、 |
／ ヽ＿l
.i _イ´ニﾆﾆﾆヽ
.i `、 -／／ニニニニニヽ
i `、 ／／／／ニニニニニニヽ
`、 ///／／／／ニニニﾆﾆニニ`､
`、 `、 /////／／／／ニニニニﾆﾆニニi
. `、 ///////／／／／／ニニニﾆニニ.ﾚ` -､ 「いっけ〜〜〜、師匠！！」
`、 /､//////／／／／ニニニニニニニニニヽ
`ー`、////／／／／ノ− `―-_ニニﾆヽ
ヽ/////////// iﾉ -_ニﾆi
ヽ.//////// 、 '' 〉／
ヾ､/////i i `ｰ"_,. '´`ヽ /
ヽ.///i i _.‐~ _......ノ /::
ヾi､i∩i ヽ , "_,. '´ / ::
`ｰ､ヽ ` ~ _..... /. ::
`-_ ::
. ／ ` ､ __ / ::
／ ー'''''ヽ ;;
＿
__/::::::::ヽ
,ｲニﾐY ｛:::O:::o;
‖:::::::::::ヽ ヽ,ｨｮ::/ 「今度こそ、浦飯の鼻をあかしてやれ〜〜っ！！」
从/⌒ﾑ三三三三ｿﾊ＿__
/::从 ､ {/i/i/i/i/i/i/i( ___ｨj.
{:::::::::｀ｰ]三三三三≧厂ｰ‐´
l::::::::::::::::｀ー―‐―‐イ
乂ヽ::::::::::::::::::::::/ ///Yﾐヽ
､＼｀ー≦ニ＜:::{_i/｀ /
ゞ≧ー‐≦三/:从ｰｲ}
Yｺ Iコ Iコ{__}三()ﾌ´
〃::::::::::::::::::::::i::::}＿_
{i::::::::::::::::::::::::::}::ﾉ:::::::::｀ヽ
从:::::::::::::::Y ｲ::::::::::::::::::::::＼
{:::::::::::::::::::::V':::::::::::::::::::::::::::::::＼
V::::::::::::::::::::}､::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀Y
＿{::::::::::::::::::,' ｀¨¨ ＞::::::::::::::::::}
＞＝/:::::::::::::::::::::: 从:::::::::::::ﾉ
＞＜ 三{::::::::::::::::::::::/ { {O￣i}
r=≦ / 从::::::::::::::::ノ Y ｀i __|
/ ＞≦=乂＿｀¨¨¨ V::| l |.
从 /´ V:| }.|.
| / 从 ¨＞＜__
ヒ三j ヒ三三三≧}
- 985 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:29:28 ID:0Yws02qw0
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ｬ――z
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lｰ ''''"￣￣" ￣￣｀'､
∠,,､ -z ,r――― ''"
､ '"´,､ィ /
､ '" ,､ '":ﾂ / |＾l
､-' ,､ '´ / / /'''',,,," 彡
| ,､ '´ / / ｀ﾞ＾ _,| │ |＾l
'´ / ／l/ .,／,_ | ;‐i /'''',,,," 彡
/／ l＿,'" | .| lﾆ ﾆl ;‐i ｀ﾞ＾ _,| │
{_,lﾞ .〈/!_| lﾆ ﾆl .,／,_ |
〈/!_| l＿,'" | .|
{_,lﾞ .
|.ﾄ､ / | /| , ／: : : : : : : : : : / : : : : : ＼
!| ∨ Ｗ |_, /! / |: : ＿＿_: : : :/: : : : : : :.／＼
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／ ｌ| ｃ ｡ ｀ヽ/ /ｌ/! /ｌヽ /!: : :!: 乂三乂: : :!: : : : :/: : : : : : : : :∨
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/ ｃ | ＿__ V レ1 ik´ r' ●● `i i' r‐' i:､ : :/::::::乂__人ﾉ::::::_,,.-ヽ: :,.-''´: : : : : : :∨
x─ _､ ｌ ,ｨ´ ヽ ｃ |_ |／ ヽ､ /´ 〉ﾄ､ ｨ" | l: `ｰl＼ー┬― ''"´,ｨ≧､∨: : : : : : : : : __∨
{ し1| {ﾉ / ｃ /|｡|_／（_, i、 ／＼ r'| `t r'`i ﾞﾞ |ヽ／｀i / l､: : :|≧x､ ,ｲ/__ .∨: : : _,,.-''´: : : :
弋＿_,ﾉ | ヽ--- ' ／ | .! ／￣｀ヽ ／ / `i`i i'｀i' `r/ !:.`ｰl rヾﾒ､ ｨ彡'＿ノ |,.-''´: : : : : : : : :
|_｡ l ｡ ／ lV＾|│二ﾆ=‐。 ＼ ＼ `i`i 〉 i'´r'´ 丶| __,'､＿_! ヽ-`´ ＿_ ,ｲ l: : : :_,,..-―――
∨ｰ‐个ーイ ﾊ/＾:::::::l｡| （__ 、 ヽ､, ヽヽ､, - '´,‐' ／ ¨´／: : : : :ﾍ ､_／VVVヽ-イ:/ |￣: : : : : : : : : :
∨∨Ｖ＾Wﾚ'::::::::∧ﾊ| ｊ 〔￣: :＼__ | , - ', - '´´ |´ ＜: ｀''‐..,,＿_ﾍヽ∨::::::::::::∨:/ ／,ｨ!: : : : : : : : : : : :
__ ／l:::∧:ﾊ｢／／（￣ : : : :_:） | , - ', - ' 〉 | ＼: : : : : : :.トi∧www∧/´／ /―――――／
...。＜￣ ﾄ-─-----' ヘ｢｀。 , '´￣ ｡ | ━━━━╋━━━━│ ‐‐l＿i-...,,＿_| ＼￣￣￣／ / /: : : : : : : : : :/_/__/_
＿＿＿ ｀7ﾊＭﾊ/V＾ ／ ｃ 。 | ./ヽ/ヽ/ヽr'´`i ヽ/ヽ/ヽ/ | | |: : : : : :.| ! `ー一'′ / /_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:i i .i
￣ /￣ |￣｀ヽ / ｏ ﾟ 。 |/ヽ/ヽ/ヽ/ヽ/ヽ/ヽ/ヽ/ヽ | | |‐..,,＿_/＼ __,.ｲ: : : : : : : : : : : | .l |
- 986 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:29:48 ID:0Yws02qw0
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ﾄ､ ､＼ヽ. /|/ | /| /| ／|
| ＼)ヽ） V | ／ ﾚ 厶―／ ｜
| ＼ ／／ :|
| ＼ （レ‐- 、 // !
'⌒)| ヽ ヽ --ニヽ/〈 ├z
／ .| , ---､〉 〉 く ー-､ :| ｀ヽ
/ !／ ）） ヽ ＼ ｜｀ヽﾉ
. | 〃 （ ヽ ヽ:! ｝
ﾄ､ゝ |
| ヽ ｜｜ТT ト | r TТ｢ ! ヽ ヽﾉ
＞ 人｜ |ｘ＝ﾐﾒ､ l x＝ﾐﾒ､レ ｜ 7´
厶イ | ﾄ､.个.《 f´ハ ｀ヽノ´f´ハ 》彡 八/ 「応援席には、彼の弟子達が大挙して詰めかけています。
/´ 乂 人 廴ツ 廴ツ" イ‐く⌒ー-､ そうです。入速出ゴンと言えば、黄泉国が誇る名トレーナー。
|/ ｝ﾆ ' ﾆ/ ヽ￣ 、 オチコボレの妖怪や魔族を一線級の戦力に作り替える
| / ﾍ. r‐ .:'⌒ヽ ７ ) r ､j 更生請負人としても有名な傑物。
ヽ小、 ゝ ｝＼ ｛.:'⌒:..｝ ／ ´ い この大声援は、正にその面目躍如と言った所でしょう！」
. しへ ノ ｨ 个 ｀ ニ´ ィ ,.xxXXx､人ﾉ
, --､__｀二 彡小 j しｆx〃xxxx｝＿＿, --､
／.::::::::::＼ ￣￣￣__ __X /xxxxﾐ＿_／.::::::::::〉、
. ／＼.:::::::::::::::::｀::..､ ｀ヽ ´ ‘ｰx（／ __ ヽ::::／ ＼
´ ＼.:::::::::::::::::::::｀::...... ,.....:::´::::/ ／ T{
|＼.:::::::::::::::::::::::::::::::＞=＜::::::::::::::::::ヽ〈 ／ ヽ＼
｜ ＼.::::::::::::::::::::::（ ）:::::::::::::::::::::｀T / ィ |::::::ヽ
- 987 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:30:05 ID:0Yws02qw0
-
_,.--――――――----､
ｎ rﾁ――＝ニ､ー---､＿ ｀ﾞヽ､ ﾉ
| /＿＿_[＿＿__￣｀ﾞｰ--y ｀ｰ-､ ヽ _／
, ヽ ,ム-‐'￣「￣￣￣￣｀＞く )ミヽ,ﾑ ￣｀ｷー-､
ヽ､ ∧＿､_=≠ゝ＝─‐‐＜ェ'壬＞＜＼｀ゝｪ┼ｰ--､
.｀コヲィ'´ ｀＼ｰ＜ﾉ ｀×く ｀Y｀ヽ､)
／´ﾝ´ _,.-‐'ﾞ´￣￣￣｀ﾞｰャｪ＝ゝミﾐ＜´ヽ＼{ ＼
/ ＿_}-‐ｧ',イ _,ｨ=＝ft─ｙェ､_ 〉 ｀ヽ､＼ ＼｀ｰ.┼＜´￣ ヽ
( ,ノ'´ _/ｲ=ｨ1´ | X≦ト､_￣｀¬テミラ'^ヽ ｀| ＼
_＞彡テﾇﾍﾞ＼ | | i, ｨＮﾁ-､|｀ヾﾇ､ ﾞミミﾞ l(ハYﾄ､|､＿＿__, 「久しぶりだな、浦飯。
.く＜´ ‖＼ ‖ﾞﾐk､!l''´| '!ﾟ::::i "´ ミﾐ‐tァ ' }ミﾐﾆヽ なんだかんだで、こうやって直接会うのは、もう１８年振りか」
￣｀ー┼─-N. lﾟﾊ ﾉ ヾ='--‐' ﾐ＼､ン,イﾄﾐﾐﾐヽ､＼＿
＼ } ヽゞ'′ 丶 ､ ﾘゝ=ィ1|l|l|ﾊ|ﾄ､ﾐ＼ ,)
! , ＼ _ ､ ､ ､ 丶 ､丶‖ VLNAL|_｀ヽ ＼
. ＼ ﾞＦ-―-､｀丶｀､､ xイ彡 __,ゝ千＝"｀L )
＼,ﾞテ¬､ ､丶,／ 彡‐'´ _,=≠¬| /
＼; ' ､､_;イ_,=-‐'´ _..-‐'ﾞ´ _」
＿ﾞ＞彡'ﾞ´ _, イ ＞−,ィ彡'ﾞ´ ｀＞､__
┌'´─´ , イ _＞' ´ ,ィ彡'´ _,.ィﾆ-―-ﾐ､
| ∠ ／ ,ィﾙ'´ ／イ´ ヽ＼
.ノ ／ ／ /‖ // ｀ヾミ
ｨ! ,／ﾑイ,-‐::::´￣｀::丶.､
i/::ﾚ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
ljV:::::::::::::〃::i!::i!::::::l!:::::::::;ｨi:::::::::::::∨l| ,ｨ
ﾄV::::::r!:{!ﾄ'' Y{|/Ｖ!i l!Wi:/〃Yﾚ!/y:::::/:/
ヽ:::::ﾐ ､!j i从!:iｨ { ' /´丿/ ／/彡:::〃
∨`､:ﾄ､ヾW::::Ｗj /! ｲ/ ／／;ｲ ;:ｨ:/
V＾:::{ _ヽ､:::::::!/:ﾉ/::::::::::;／/彡:::ﾉ
,⊥:ﾊ｀＾-―｀'‐､彡-‐''" .Z:ノ:/
! ｒﾐyﾞ '叨¨ヽ. `ｰ-､､＾Y,ﾆi
>､ﾍ ` ー /叨¨) /!ﾉ∧
／ ＼ ヽ, .厶イ ＼ 「お…おう」（ヤベ。コイツ誰だっけ？）
／ {ヽ、 ｀ヽ.＿__´, ,ｲ |! 〉
／ iﾊ !｀ ､ `ﾆ´＾′イ / l |
／ lハ ヽ `ー '´ /ﾉ/ ﾚ !
/ ! ＼ ＼ ／/ / / !
/ ｀丶、 ｰ- ＞-'ー′ ! / ﾉ
/ 丶 ＼ r┐ /／ !
/ ＼ ヽ {ノ / ｲ
! ヽ ､ / ／ ｜
! ヽ /厶-―＜ /
｜ ヽ r┐ ／/-‐- ヽ､_ |
ﾄ ＼ {ノ ／ イ ＜ !
- 988 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:30:29 ID:0Yws02qw0
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､ j´ ＿,..-――＝二二ニニニ三-､_ 〉 /
￣｀{'´ _,..-‐'ﾌ´ ￣｀＼ミ､￣｀ﾞｰ-､.⊥ノ
,X,／´ / ＿＿＿,,...........⊥ヽ｀＼_ ｀7＼
丶─‐ァ¬|＿,..-‐┼'´∧ ￣￣ﾅｰ千ミヽﾐ､/ l
/ﾞヾト､＿ ｀.‖ l} ' .~＿ノ>y'┐ 丿
ﾞl (ヽﾞﾐ｀ﾞ_ﾆ≧ﾐx､'ﾃT'''''〒ラ云三¬彡ﾚﾀ |
.i !lﾊ.l ﾔ'´(ﾟ::::)ﾞ'|ゝ{.iﾚ'ﾁ"(ﾟ::::)ヾﾐ /'>,.' /
ヽ｀^} ヽ .ﾆ´' ヽjﾞヽ ' ヽ二.-'´ ‖/ /
｀「ﾊ 〈{" ∧-i´ 「悪いが、今度こそ勝たせてもらうぜ」
ノｲﾘﾒ､, ' '丶' _ﾞ_｀ ､､丶 ､ ,/ﾉ/F¬､
/^ ﾊ' {｀ヾ､ﾞ ｀こ''''ー- ﾞ ,.ィ´ ' / | |i
イ| l ﾞi ヽ {｀ヾ､,,｀￣,,xｲ´ム ‖ .ﾊ､
＿,.-‐'´ | .| ヽ ＼ゞｰ-ニﾆ´-‐'´ ,ｲ/ /＼
.j^「´ | | ヽ ｀ ＿, ＿,.-‐'.// ／ ｀ﾞヽ､_
∧ | /!｀ ｀ミﾆ二＿￣＿＿,..-‐' ' ' /' l ト､
./ l | .| |､ ￣ /ｲ .// ヽ
/ | | l | |＼ ＿__‖| // l
./ | | ./ / | ｀ー＝＝―'''''''''ﾞﾞ´￣￣| | ｀|／ // l
/ | | / | .| | .‖ /| .// l
／ ,, -ー ''￣ 二ニ=ー ー-,,＿ ﾊ /
┌┴┐ ,f-‐ ''￣ /ヽ、￣ ￣｀''ー＿ ｀j￣｀ヽ / ,、
主 ' ／ l ,,- /∧ l ヽ ,| L/ ヽﾉ
. ノヽ、 / | ／ _,,// LL＿_＿＿__ ヽ ,l＼_ （
. | ―‐ ``し `ーレ'＿-=＝'''ヘ,＼ | ｀iヽ／￣~｀''=,,_ ヽ} ）
. l ー‐ '>ミﾐﾐ `ヽヽ / | レ} ヽ 彡ﾐX
. ヽ_>-、 /`"ミﾐ ﾆニ二二｀' l ﾉ二l二ニﾆ Y __ヽ 「俺も今年で三十歳。
~ヽ ' f l^ヾ!, 丿j、 ﾉ f/ j .l 武闘家としては、もう伸びしろの期待できない歳だ。
ヽ ヽ { ヽくﾍ i j;;〉 { ソ } 次の大会が始まる頃には、ピークを過ぎちまうだろう。
| ー|-`` ヽ こ l し , 、 l,J ,／ つまり、今回勝てないとゲキヤバって言うか、
l, の .ヽ、__,j 〃 , , ' " '＿__｀ ヽ ヽ 、 ﾄ-" もう実家に出す顔が無くなっちまうのよ、マジで」
, ゝ ,-‐'''￣ ￣｀ヽ ／
. l ヽ `‐ _〃 , , i ヽ 、 ,_,, ‐'
ヽ/ ' _＞t-,,,,_ i _, -＜_
・ / ┴---ﾆニ---┴ ~`i
・ rー＼ ー--ﾆ,,,___ 7
・ / ヽ、 ー ＿ `''ー-- `ヽ
‖‖ /^ﾐヽ、 ｀ ー----― ＿,,／ ‖ヽ
・ ・ ./ ヽヽ｀ー--ニニﾆ_,,,＿,,,＿_,彡‖ ヽ
- 989 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:30:44 ID:0Yws02qw0
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ｉ{:::::::::::::､::::ﾊ:ﾊ::::::::/:::／／.::::::::::;:;:::::: ::::::::::::∨l| ,ｨ
. 八:::::::ヽハﾊ小小ｲイ＜:::::::::::::イ/.:::::::::::::::::::::::::/:/
_ヽ::::､ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::;＞'" /.:::::::::::::::::::::::::::〃
＼::::::ヽ〃 ７''ｧ≠≠´ ＞ｘ:::::::::::::::::::ｨ:/
＞::::トﾄ､/ / ,′ _ ,. .-‐=＝ ヽ::::::::::::::::::ﾉ
｀ヽV{ 心i { ´ ＞'え笊㍉ ヽ .Z:ノ:/
`' ､V:) 、弋::ツ '′ ､､＾Y,ﾆi 「………………」
} ´ , ￣ ) /!ﾉ∧
人 く u .厶イ ＼
＼ ｒ-っ .ｲ ノイ
＼ .. : / /
〈＼＿ . ＜｀ヽ:. .: / /
iヽ | ｉ ﾊ:::...::::: / /
| ∨ | | ｛ .::::::: ／ /
ミヽ＼ ､ ｊﾊ
.-=ﾆヽヽ ＼＼ i { { ｊ .小}
-=ﾆ トミｘ>､ヽヽｨｲﾉノ
-=ﾆ _{ 〃////∧く´
-=ﾆ 丿 介トミ/ { ∨ヽ.
／｀Ｙ ／ ｒ==ミト=' 〉 }
｛ {ｒく ´ | u ヽ. ﾋﾘヾ.（
. ∧ J ｀ ＼ （せ…世知辛れえ。なんて切実な理由なんだ）
. ' く
_ -ｧ′
丶 ￣〉
. '. ※現在は魔族なので、ほとんど不老な人。
丶 . : }
. : : :ｒ――一'′
- 990 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:31:12 ID:0Yws02qw0
-
/.::::::::. -､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｒ‐＜、＿__
_厶≠´ ノ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ-‐┬一'′
'ｰｒ‐.::::::::::´::::::/⌒ヾヽ､､:::;ｨｨ'⌒ヽ:::::::::::::l ｨ
ｊ:.:::::::::::::::::::::l ,ﾉ.: ､ ｖ､ ＼:::::::l／/
ｒ-＜:::::::::::::::::::::/l ,/^'' ｀＾＼ ＼' /
＼ ｀丶、::::>'__l / _ . -‐个ト.. く／} 「お…おい、蔵馬。流石にチョッとやりすぎたんじゃないのか？
/:＼ ＼{ . /二ﾆ /ー‐' l/´ ヽ／ たしかに彼の手腕は得難いモノだが、
. /.::::::::＞‐=､ﾊ. / {:. ん‐=＜ イイ加減、故郷に帰してやる算段をしてやった方が………」
/ .:::／ ￣｀ヽ∧ }〉 ﾊ ｀ヽ::::＼
. / .::::ー――=彡 ∧ u ' ' }ﾄ､ i::::::::|
. ／ .::/.:::::::::::::::::// /{ ＼ ｰ ' / ﾘハ !:::::::「￣￣「
／ . イ.:::::::::::::::::// / ヽ >､ .ｲ 〃 V:::::::::| | ※聴覚が異常に優れている為、
´ /.::::::::::::::::// ∧ ` ＜ ｀ ー‐'′ 〃 l:::::::::::| l 貴賓席からでも舞台上の二人の会話が聞き取れる人（？）。
´ /.::::::::::::::::// ∧ ` ＜ ｀ ー‐'′ 〃 l:::::::::::| l
/.::::::::::::::::/ {＼{ ヽ. ｀ =┐ {{ 八::::::::| |
／.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::＼＼＼＼＼_＼-＼:::.:::.:::.:::.:|
/.:／:::.:::.:::.:::.:::.::/l::.l:.l::ﾄ､:＼ヽ,riT孑≠==ｧ､ヽ/＾Ｙ: |
|//.:://.:::.:::.:: |.:川:.:|:.l_|_、:、＼〃弋_r_ﾉﾉ Y|ｈヽＶ /
｜|.://!:::.!:::.:::小rｉT孑≠ﾐ＼＼ ＼ ー ´ ﾊﾚ 〉/ / 「さて、どうしましょうかね？」
＿＿＿ l/_|_|:;小::: ! ! |〃弋_rﾉハ ＼＼ !::.V/.／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
| ＿＿＿_.l_|ハ∧:|｜｝ ｀ ー ´ ヽ 、 !:::.くくミ､:.ヽ ＿＿＿＿＿＿_＿_ |
| l : : : : : : : | ｌ! l:! } ｛ヽ/７/ 〉 , /.:::.:::.い、:::.:::.＼.: : .: .: .: : : : : : : : | |
| !: : : : : : : : : .:l ｊハ у// / ｀ ´ /|:::.:::.:::'､:::＼:::.:::.:/ : .: .: : : : : : : : : ｜ |
| |i: : : : : : : : : : : : : : :ヽヽ'/ / ､ ／ '.:::.:::.:::.'､:::.:::. ::: ｌ | : : ノ : : : .: .: .: | | ┌────┐
| ﾚ: : : : : : : : : : : : : : : ｀､ ＼｀ ト､ ／ ,. ﾍ:::.:::.:::.:'､::: ::: ::| |.: .: .: .: : : : : : : | | │ お終い. .│
| : : : : : : : : : : : : : ｀ ｰ-ヽ ＶＬ ｀ﾆ´-r ´ '､::.:::_:_|:::.:::.:::| |.: .: .: : : : : : : : : | | └────┘
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- 991 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/26(火) 14:31:24 ID:0Yws02qw0
- 以上で、生存報告を兼ねた小ネタの投下を終了します。
………念の為に明言しておきますが、私は別に蔵馬が嫌いなワケではありません。
ただ、本編で垣間見えた描写からして、これくらいはやりそうだなと思っただけです。
納得して頂けない場合は、実家に仕送りする為に長年単身赴任している間に、
性格が歪んだものと脳内補完をお願いします。
さて。本編の方なのですが、いまだに１話目が完成しない状態です。（泣）
ええ。なんかもう小ネタを書くだけで一週間が終わってます。
実際、前回と言い今回と言い、分類こそ小ネタですけど、本編に準拠するくらいレス数を取っているのが。
ぶっちゃけ、話をコンパクトにまとめられず、無駄に時間をかけているのが原因なのではないかと。
アア、ドウシテコウナッタ。
それでは、ご観覧ありがとうございました。
ＰＳ①：ゴンＶＳ幽助戦の勝敗はナイショです。
とりあえず『ゴンさんは本編に登場する予定が無い』という設定から察して下さい。
ＰＳ②：もがなちゃんよりも幻海師範の方がヒロインとして書き易いと感じる辺り、私はもうダメかも知れません。（泣）
- 992 ：名無しのやる夫だお：2013/03/26(火) 14:34:57 ID:JpbDWNRU0
- 乙
戸愚呂の来世がこんなノンビリやってるとなんかいいな
そして弟子たちが微妙に二線級の超人ばっかｗ
- 993 ：名無しのやる夫だお：2013/03/26(火) 17:50:22 ID:J0nEW/UA0
- 乙ーん
ほのぼのしてんなｗ
- 994 ：名無しのやる夫だお：2013/03/26(火) 19:15:45 ID:98WsIjDA0
- ほとんど必要ないかもだけど、亭主をほぼ無期限借用する代償として、玄海のところへの見返りくらいは、蔵馬も配慮してくれればいいのに
ああ、でも玄海はこの感じだと、幽助の師匠じゃないっぽい感じがしないでもないから、蔵馬とも縁が無かったらどうしようもないのね・・・
- 995 ：名無しのやる夫だお：2013/03/27(水) 00:07:50 ID:M8XWL7IM0
- 乙
これはゴンの自爆でしょうw
あと、まとめの者ですがユニコードの件は完全に自分の落ち度ですのでお気になさらぬように。
この作品が好きでまとめているので、まとめを理由に作品作りに制限が掛かるのは本意ではありませんので。
それでは。
- 996 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/27(水) 11:43:04 ID:gbiE5NxY0
- どうも、deburinです。
それではレス返しをさせて頂きます。
>>981 逆に考えるんだ。別に帰らなくても良いんじゃないかと。（AA略）
いえ。実際問題として、彼には絶対無理ですよね。普通に就職するのって。
やる夫みたいに神主を目指すのも無理っぽいですし。
そう言う意味では、定職につき多くの信頼も集めている現在の状況は破格の待遇と言えるんじゃないかと。
>>992 た…たしかに”前世に比べれば”ノンビリですね。
当人的には、これでも結構切羽詰まってるんですけど。（笑）
それと弟子達が二線級の超人ばかりなのは、AAの都合もありますが、
実力的な意味でも二流止まりである事を表現する為でもあります。
事を仕組んだ蔵馬の思惑としては、オーバーS級に到れる人材（？）は、原作時に既に発掘し終えたので底辺の底上げを。
『無理してS級を一人育てるより、B級を100人育てた方が使い勝手が良い』と言うのが彼の基本戦略だったりします。
>>993 う〜ん。私的には、結構ブラックだと思っていたのですが、どうやら認識がMAXコーヒーだったようですね。
これはもう、作品感的に暗すぎるという理由で没にしたユウナとリイン姉妹の出会い編や
二年前に行われた、衛宮士郎VS某国製IS戦という絶望的な戦力差のお話を
当初プロットのまま書いたとしても、欝展開だと気付いて貰えないかも………
いえ、実際には書きませんよ。何せ、今回のお話の前半部分だけで心が折れかけた軟弱者ですので。（泣）
>>994 えっと。一応、相関系は原作準拠です。
ゴンさんに目をつけたのも、幻海師範という先例があったからこそ。
人間の方が指導力が高いと判断したからです。
それと、彼にしては配慮が足りないのは『幻海師範は死んだ』という事になっているからです。
………いえ、ゴンさん的には蔵馬は半ば敵認定ですし、
それでなくても、自分の家庭事情をペラペラ喋る様なキャラじゃないですよね。
この事実を知ったら、多分、流石の彼も顔色を失う事になると思いますよ。（暗笑）
>>995 ありがとうございます。そう言って頂けてホっとしております。
何せ、ユニコードの存在自体、今回の事でようやく知ったという有様。
修正しようにも、某スレで頂いた（´д｀）Editのカスタム版を今なおそのまま使っている状態ですので、
どこをどうやった良いのかサッパリなもので………
と…とにかく、今後共よろしくお願いします。（土下座）
次スレの>>11 し…仕事とプライベートは違いますから。
かのハイドリッヒ・ラングだって、家庭では妻子からは愛される良き夫であり、
長年に渡って孤児の為に匿名の寄付を続けている立派な人物ですから。（震え声）
仕事に逆噴射しなかったのも、メタ的な理由から。
これ以上仙界の描写をすると、ISみたいに番外編シリーズに突入しかねなかったので、
途中退場して貰っただけですから。（汗）
………しかし、こうやって人物表にしてみると違和感が大きいと言いいますか、
能力的に考えればキャストが逆でしたね、めだかちゃんと江迎ちゃんて。
でも、性格的（生真面目な猛将と愛が重い謀略家）にはコチラの方が近いですし、
実際に逆にしていまいますと、趙将軍とやる夫の命運がマッハでヤバイので………
それでは、再びお目に掛かれる事を祈りつつ。
PS：このスレはこの後すぐ埋めておきます。
- 997 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/27(水) 11:43:18 ID:gbiE5NxY0
- 埋め
- 998 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/27(水) 11:43:35 ID:gbiE5NxY0
- 埋め
- 999 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/27(水) 11:43:48 ID:gbiE5NxY0
- 埋め
- 1000 ：deburin ◆tTqq7WX6Uo：2013/03/27(水) 11:44:01 ID:gbiE5NxY0
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