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【R-18】やる夫は死を夢に見る 八度寝【は、ありません】- 1 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:46:05 ID:3sWLk79o
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＼ ／ ｀マ ＼ _ ー―- ､
ノ| ／＼／ ｀マ ム ,ｨ´ ヽ
ｰ !／⌒ヽ ／}｀ー-- ｀マム' ヽ ､ ､_ﾊ
ヽ／⌒) ｒ-､ ﾉ ノ ヽ ､. ﾏ.ム ｀i } , ヾ､
,ﾍ ｰ' ´ ヽ X´ ｀ヾ､ｰ､ ＼ヽ _ノ ﾏム ｒ ｿ ｲｊ 7ｊ ﾄ,
} } ヽ ＼｀ー=ｧ） ヾ≧∨ ﾏム } ｲｭ､ ､ヾ_/ﾊｭｊ
!, (ﾉ´ ｀ヾー-､ﾉ｀= ｒ! ｨ, ∨ ﾏムｨ､ヾｖ､ﾊ!￣=ｭ
-―――- 、 ,ゝ ,､ﾍ ﾚ ' ''´（{ﾊ ﾏムﾊ＿｀ヾｪ､_,ｨ
＼ ー=＝ー-' ｨ､ﾊ ´,,ィ ノ ヾ ヾヽ､_.ﾏム≦ ｀ゝ=-'
／ ヽ __,,＞'ｒ､ヽ ）' -'￣ ,イア ,='ヾ_} ﾏ ﾑ
／ _ｒｲ,}ｌ ﾊ 〉_,,､-､=<!ｒ'´ｊ´ｒ ﾉ ﾏ ﾑ
/ ｌ|ｊ _7 ヽｊ' { ゝ､´＼ ミノ イ／ ﾏ ﾑ
/ ｊ/ ｒ7ヽ∧ゝ､_｀ーｧ ／,;ィ,-''´ ィ ﾏ ﾑ
/ ヾｊ ｲ ,ｲｊ !'､ゝﾊ ヽー=￣.／ ／ ,,ィ´ ヽ/ ﾏ ﾑ_
i! ,ｲ!/ｲ /ﾊ ,,ィソ＞＝=ュ ｲｭ､! ／ ／ ｊニ| ＼／ _ ﾏ/ｲヽ
i' ＿＿,,ノ'' // ヾ､_彡'' o >‐､}ｒ-' ヽ ｒ‐' _イ ' ｊ ､/ ヾｊ !ｲ/ｨ､
i| ,=＝−､ ﾒ,､ ｲノ´ ｀{｀ｰｒ' ￣｀≧ ､_ ﾍ/ﾒ //〉 >''ﾑ
l| ィ´ o ,, ミ≧=＝彡ﾍ ﾊ ｨ ｲ｀ヽ ｿ´￣ ー- ＿ ≧ = ､_ （_ノ //ｲ 7 ﾏ ﾑ
l { ｲ/! ｀ヾ､ ', }_ﾉ ,ｨ｀´_, -, ー- _ ≧ =､__ﾉｲ/ﾉ ﾏ ﾑ
i| 彡'/ }ｊ ﾊｒ､{ (_Y / __ゝ ￣｀ヽ=-'´ ﾏ ﾑ
ヽ/ , { ｨヾ､＿_,,ｨ彡' !{ ヽ ´ {ｲ Y´⌒! ﾏ ﾑ
ｒ､ ' ﾍ ｀ヾ=＝ｲ´￣￣｀ヽ /|
{ヾ､>､ ＼ ｒ-､ ノ-､
/､>ゞ' / ／ ヾ/> (ｿ
／ { ー ヽ｀ー
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・前スレ（上の方ほど新しい）
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1313541378/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1308013310/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1301360524/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1295329382/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1288919010/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1280966604/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1274484280/
・データ確認用wiki
ttp://www35.atwiki.jp/siwoyumeni/
・月齢カレンダー
ttp://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm
・雑談所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1315893853/
・同一作者の別スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12766/1315623868/
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- 2 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:46:49 ID:3sWLk79o
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登場人物紹介
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＿＿＿_ |!.,_
／＼ ／＼ r || .j ／
／（ ●） （●）＼ / .|.|/ _／/
／ （__人__） ＼/ .|.| ／ ） _/ ／
_rｰｎ| |i|||||||i| / || ／ ／ /／
i j j j j＼ ｀ ー'´ ＼,/ '|! ´ ／ ／´
{ 'つr´ (⌒'ー―- イ＼ | ´廴 -‐
入 人 ＞ 、 ,;:''"ﾞﾞ'':., _ ￣￣￣)
−―＝＝ニ二二ニ＝―‐ ‐ :; −―＝＝ニ二二ニ＝―‐ ‐
＼ ヽ._ :､,. ..,::' __ ＼
＞ ／ ﾉVi｀ｖ:'´ ｀ﾞ' 、_.)
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┃ やる夫
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錯乱した魔法使い。
『荒廃』に支配され発狂した妹、アリカと大戦争を起こし、大陸一つを破壊した過去を持つ。
結果氷河期が訪れたりと、さまざまな問題が発生した。
『荒廃』への復讐のため、忌まわしき計画を練りいつか来る全面戦争の準備をする。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ アリカ
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やる夫の妹。
優秀な魔法使いだったが、いつしか『荒廃』に支配され冥府魔道に落ちた。
大陸一つの資源をを食いつぶした兄妹戦争の発端。
その最終局面で、全身が歪な機械に変わっていたことから、
やる夫はアリカの暴走の影に『荒廃』の存在があったことに気づいた。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ マイケル
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アリカの操る機械獣。
兄妹戦争で猛威をふるった最強の兵器。
その正体は『荒廃』の超弩級戦闘獣をコピーしたもの。
大陸銃を食い荒らし、兄妹戦争の悪名をとどろかせた元凶とも言える。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ エダ
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やる夫に鹵獲された機械獣。
非常に巨大で戦闘力が高いことから危険視され、防衛用に改造された。
兄妹戦争末期の再破壊の際、消息不明になった。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 3 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:47:03 ID:3sWLk79o
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r=¬､＿
, '´.:::匕jソ::::::::｀丶､
／.:; -―¬¬‐-､:::::::::::::＼
, Ｏ /'´/ , / | ｀丶､::::::::', , '￣￣￣￣￣￣
／| /＼ ／/ / ｌ | ｌ ヽ ヽ::::ﾊ / 水銀燈のココ
￣ ＼／ く ／ / l|｜ lｌ ｜ ｜ /ﾄ､! | まったくドキドキ
（＿_ ／ l / l＿|｣L 厶|＿ｌ_ | ／/| ﾄ、｜ してないのよぉ…
＼_| l Ｎ｜l ' /レ' l 「 ! ∨/!ヽｲ ﾍ
／Ｌ / ﾚﾍ. ｌ〈Tヾ乂从ィ T 寸 |j |j ノﾍ、＿＿＿＿＿
_ｒ '´￣ / ヽ / ﾊ＞丶ゝ' 丶ノ／ ／イ l |/ ／.:.:∠ -― 、
| ＼ :.:.:.＼丶! | l'､"" '__ ""- .イ /| l ／.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:
/.｜｜{ ￣ } Y:.:.:.:.:.:.｀:.:.l |/.＞ 二 ィ´ _l | ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ ｜｜ 「´ { ::.:.:.:.:.:.:.:.:l lー―ｧ'〔_〕ヽ / /-- ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
￣ヽ. ･ ･ ･ ／.: .: .: .: .:. :l l r┐ ll l,' / ＼:.:.､＿:.:.:.:.ト､:.:.:.:.:
／＞――- ､/7.: : : : : _:_／ ヽj⌒∨V二ヽ./ / ＼ 丶ヽ 丶
´ ／ / ' ´／´／ /__￣ﾌ 〈＿ l／j} ヽ丶 ＼
／ ＼＿ {, -､_7 〈＿ |／ ／ ヽ ＼ ＼
／/ ／ く「__ / ' ' l | l￣ｽ ＿_／ l l | ヽ
/ / ／ / l ∠|厶j {ヽ.ノヽ」├┐ /l＿〉 ,'＼ !＼
,' { / ／{ /|／ く´〈ｌ | ﾊ._|」￣l l ｢}/工｣ l / ヽ |
! Y´,'／ |' Y｣ l|/￣￣ヽ /イ | r___.ﾉ |ヽ|ﾚ| |/ ' l
ヽ |｜ 入＞'――- ∨ﾍ l ｿ! | ｒ'|ヽ ﾚﾞ
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┃ 水銀燈
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『荒廃』の潜伏工作員。
自分に『心』が無いことを疑問に感じ、『荒廃』に廃棄処分されそうなところをやる夫に拾われた。
やる夫に強い感謝と尊敬、そして愛情を抱いている。
やる夫と二人で『荒廃』の世界に侵入し、『心＝ローザミスティカ』を手に入れる。
しかし『荒廃』世界の苛烈さにやる夫は心身ともに傷つき、さらには『荒廃』に目を付けられる。
一時は『聖域』で休息するが、すぐに追い出され、
休む場所もなくさまよいながら、懸命にやる夫の看病をした。
いつしか特別な感情が芽生えようとしたその時、みゆきに捕えられ殺害。
乳酸菌で煮込まれる。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 4 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:47:16 ID:3sWLk79o
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r-‐‐= : "´: :￣￣￣: :` : .、
/`ｰ─=＝ﾍ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
{ : : : : : : : :∧ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
j/. : : : : : /: ﾊ : : : : : : : : : |: : : : : : ＼: : : : .＼
/. : : : : : : : : | | :l: : : : : : : :｜⌒ヽ : : : .＼: : : : ヽ
〃: : : : : : : : , ｨ |: j : : : : : |: ∧: : ﾄ､ : : : : : :＼: : : :Y
〃 : : : / : : : /: :| j:∧: : : : : |/ _二._ |＼: : : : :ヽ`=‐ !
〃 : : : :Y: : : : : |: :|ｘ＝ ＼: : : { "「:::::::㍉､: :ヽ : : : }: : :｜
Y : : : : : j|: : : : : ﾄ〃:::::::', ＼__ゝ{:::（）:::ﾊ}: : :ﾄﾐ: : 八: :｜
｛: : : : : :从 {: : : :Vﾍ::（）::} ヽ-（ ヽ:::::ﾉ l : : |ﾉ.∨: : ＼{
、: : : :f{ ﾍl＼: : `､＼:::ﾉ ﾉ ＼ ミ彡ｲ: : :|! : : : :j : : ＼
ヽ: : :| `ﾄ､_ゝﾐ彡／ r ﾍ ￣´从 : |ｌ: : : jﾉ. : : : : ヽ
＼{ |l 八 ￣ `ｰ' ,.ｨ'ﾘﾉ : |ｌ_,.∠.._ : : : : : :}＼
|ｉ: : :｀ｱT＝=ｧ‐‐=≦Tｉ7/. : /三三三ヽ: / ﾉ. : :）
|ｌ: : : { :j|: : : ｣__ｉ:ｉ ｉ:ｉ/ｲ: : ,{ｨｧ=‐ﾐ､三ﾆ}ｨﾞ }:／
| : : : : :!ﾄ-／ `x-r=,＞'´: :/: : : |: ヽｼﾞ ′
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┃ みゆき
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『荒廃』の司祭。
『荒廃の王』の側近であり、兄妹戦争の際にアリカを籠絡し狂わせた張本人。
やる夫に歪んだ愛情を持っている。
『荒廃』世界に侵入しローザミスティカを強奪したやる夫と水銀燈を追跡し、
やる夫を匿ったとして『聖域』を攻撃。見る影もないほど汚染する。
その後も執拗に追撃し、最終的に水銀燈を捕縛。
拷問しながら切り刻み、乳酸菌で煮込んでいたところをやる夫にミートソースにされる。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ そうじろう
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稀代の魔術師。
やる夫が対『荒廃』のために作りだした『学園』の学長。
何人もの優秀な魔術師を輩出するが、娘のこなたとの仲は最悪。
やる夫はこの学園で来るべき戦いのための優秀な魔術師を育てながら、兵器を開発した。
その中には時間と空間を超越する最強のゴーレムもあったとか。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 志摩子
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そうじろうの妻。
『学園』の事務局長。
『学園』だけでは不足と考えたやる夫は古代の遺跡や力ある精霊らに力を求めた。
しかしそんな中、『学園』の存在が『荒廃』側に知られてしまう。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 5 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:47:32 ID:3sWLk79o
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ヽ;:;:=≠ ＿ゝ_r'＿＿＿＿__ ￣≧ ､;:;:;:;:;:;:;:;:;/
} __,,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..､ ＼;:;:;:;/
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ゝ==;r==r===ミィ⌒ヽ ｲ__O__ノ }:::::／｀ヽ
}::::::/ / O ノ／} {;:;/;:;Y;:}/ ／ヽ}
〈_ ヽ} ｀¨ / r‐､ 〉 (;:}｀ヽ;:;/} }ヽ//
} }| ヽ/! ゞ {;! }:!-､/ r ./
､ |/ |! ＿＿ /: : : :ヽ／
} ｀ヽ}| _ -‐ ´＿＿＿｀ ‐- _ {: : : : : : : `ー-､
ﾉ : : : ＼ Vヽ-‐´＿＿＿_｀ー'／ !: : : : : : : : : : : ノ´｀ー､
__/: : : : : : :ヽ ＼__/＿＿＿__ ／ _ノ: : : : : : : : : ／ ヽ
／ ｀ヽ: : : : : : ＼ __ --――--く: : : : : : : : : ／ }--､
__/ {: : : : : : :／￣: : : : : : : : : : : : : ￣￣ ｀ヽ/ / ＼
{ {: : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ; -‐ '" /
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┃ 新城直衛
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『聖域』の守護者。大天使。
『聖域』に住む天使たちの指導者。みゆきの侵略の際に先陣を切って戦った。
しかし、『聖域』を作った女神が闘争を避け逃げてしまい、
生き残った天使は行き場をなくしてしまう。
新城は『聖域』を軍事組織に作りかえ、
『荒廃』及び、みゆき侵入の原因となったやる夫への憎悪を募らせる。
『荒廃』に対抗する兵器の動力として、次元の崩壊に等しいエネルギーが必要になったやる夫は、
滅びかけの『聖域』に目を付ける。
やる夫は新城と天使たちに移住を求めるが、強硬姿勢を取られ、
やむなく新城を見捨て、『聖域』の崩壊エネルギーを入手する。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 紳士
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マジ紳士。
強い大地の魔力を有する森の予言者にして魔術師。
兄妹戦争の惨劇からやる夫を警戒し、夢の世界に幽閉。
しかし、彼の根底が狂気と復讐ではなく悲しみと悔恨であることをその夢から読み解き、
迫りくる『荒廃』の侵略に対抗するべく力を貸すことを決意。同盟を結ぶ。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 6 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:47:48 ID:3sWLk79o
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__ .. - '´ ｀`丶､
ｒ'´ ｒ'⌒ ヽ
ﾉ ', ヽ__.. -―-､ ヽ
／ ヽ ヽ､ lｌ ヽ `ー-- ､
. / 、 ﾄ､ 、ヽ !! , -､ヽ ヾヽ
/ {ヽ ヽ`ヽ､ ヽヽ}l/ ｡ }! } ﾉ
. ,' , ヽ ｀‐-ゝ､i､ヽヽ"--― /l .ｲ {
|/ヽ ､ ヽ￣｡ ／.:: ::｀` ￣ .::l/ | '､
} ､ ヽ ､＼/ /::::: -_´ィﾍ :::::: | ヽ､_ _ .ｨ
／ ＼ ヽ｀ヾ｀`. 「ゝ'´ : ヽ ::::｜ ニ＜
/ ＼ヽ:::::::::::..... |:_ - ⌒Z} ::: ! ヽ
{ ヽヽ､::::::::::i l: : .イl／｀ ! 、 ヽ
ヽ | `__」ヽ､:L`く／.ィ ﾉー―＜￣ヽヽ ﾉ
） ｜ ,ｒ'"ーヶ―`―┬┬一''" T ￣￣ヽ }ﾉ} ｒ‐ '
// { / | | | ｌ { { ヽ
{ 八 ヽ/ _」 .| | ヽ `ーゝ ヽ
`l __`ー- ヽ､ ／ ./| |＼ 丶､ ヽ 人__
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┃ デュランダル
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『荒廃』の抹殺者。
みゆきの死後、やる夫殺害の命を受けた。
恐るべき執念で『学園』を発見し、集められた優秀な人員を殺戮するが、
やる夫が実験段階の時間を超えるゴーレムを時間遡行させることで惨劇を回避されてしまう。
不幸は続くもので、時間遡行技術の未熟さから事故が発生し、
『学園』は四次元的にひずんだ状態になり、かつデュランダルは『遅い時間』に閉じ込められてしまう。
絶望的な状況で、デュランダルは部下たちを集め、共食いをしながら有り余る時間で改造を続ける。
結果、恐るべき疫病王となり四次元の壁を突破。
病魔をまき散らしつつも『学園』へ進行をする。
しかし、紳士の力を借りることに成功したやる夫に迎撃され、
欠片まで粉砕され時間の向こうに廃棄された。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 鷹野三四
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『荒廃』の前線基地司令官。
デュランダルの死後、やる夫の抹殺の命を受けた。
改造や変異に強い関心を持ち、忍耐強く抜け目が無い。
『荒廃』の生物改造に一言持ち、軍団を作りだしじっくりと時間をかけてやる夫をつけ狙う。
しかし、上司らとの軋轢や人望の無さ、生まれついての虚弱がたたり、
崩落事故に巻き込まれ、あえない死を遂げる。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 7 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:48:05 ID:3sWLk79o
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,ｒ' ⌒ ヽ、 _＿_ ,ｒ' ⌒ヽ、
.. / /⌒ 、γ´ ﾞＹ , ⌒ヽ ヽ
.／￣￣￣`ヽ、 | { 〜 ｝| |.｛ 〜 } |
| ヽ ヽ ヽヽ | .| / ノ ﾉ
ヽ､＿＿＿ノ／ /ヽ .ヽ i 6 | |（ d i /
<二つ二二ノ ヽ.... ﾉ ,ー, |. | ー,. （
/ / 人 ＼ } .（ .| | ）
. ∠'∠_／ ヽヽ､＿.ノ . ヽ、＿ノ ヽ_＿_.ノ
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┃ やらない夫
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『ニャンコ先生』船長代行。
世界有数の都市国家において、高い地位である『武芸の達人』であり、
とある特別な血統の最後の生き残り。
紳士に師事したり、『ニャンコ先生』に乗船したりと様々な経歴と経験の持ち主だが、
非常に強力な力を持つ秘法群『遺産』の正当な継承者であるという事実に耐えかね、
都市国家でくすぶっていた。
しかし、大恩ある『ニャンコ先生』船長・ロリカードの失踪から、
彼女を助けるために『ニャンコ先生』に嫌々乗り込む。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ ロリカード
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『ニャンコ先生』船長。
世界的に珍しい飛翔艇を駆る女傑にしてカリスマ。
やらない夫の義理の兄、プッチによって誘拐され、『荒廃』の前線基地に幽閉されていた。
やらない夫らの活躍で救出され、指揮をとる。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ こなた
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そうじろうの娘。『ニャンコ先生』航行長兼機関士。
やらない夫が『ニャンコ先生』の乗員だったころの恋人だった。
が、再会したやらない夫との関係はぎこちない。
しかし、『荒廃』の前線基地で『天蓋の森』に落下したやらない夫を、
真紅とともに助けに行く際、まだ燻る恋心を告白。
単に素直になれないだけだということが判明した。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 8 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:48:21 ID:3sWLk79o
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ミﾐ彡ﾐ （::::::::::::::::/ ; | ｉ｜ | {:::::::::::::::::::::.... | ! |
ミﾐ､ ヾ＝=￣｀j:::::′ i | |｜ ｜ |__∧::::::_::::::::::::::::| __ | l エ凡
｀ミﾐ､ 弋| | ! | |｜ ルイ /厂/!ﾊ）::::::::::::/ｱr=ﾐ | ﾊ＿ヽヽ
ミﾐ彡ﾐ三=-､ | | i ﾍ | | イ ｰ'_,.-=＝-_､ し-､:::::ゞｔﾍ穀 |
｀ |｜ i ,..ゝ‐､| !／､-=' 〃￣｀)〉- | ん:::｀iヾ=' | |
ミﾐ､ ヽ＼ ヽ〈〈,/ヽ '' '-｜| く:::! /::: | ｀ｰ '
ミﾐ彡ﾐ三＝=- ＼ ｰ-＼ﾊ | ' ｰ''`||||!| | | (:/ /::: | l
〃 ﾊ"'ｰﾉ i ||| | | | /:::/／ | ﾚ ヽ
彡三＝'' | :. ＼ !.j ||| リ｜ !/ ／ | フ
ミﾐ彡ﾐ三ﾝ'' | ヽ. r‐-､ || /／! |′ | ‐┼‐
｜ /ト ｀ﾆ｀ u,. // ￣| 「|_ | '
彡三＝'' / /| | ＞ ＿ｒ' ´ // | | |｜ | ！！
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┃ 真紅
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紳士が支配する森出身の、猫族の戦士。
猫族の戦士。大事なことなので二回言いました。
大人気のスーパーヒロイン。やらない夫の幼なじみで、紳士の弟子。
鬱屈したやらない夫に嫌悪感を隠さないが、実はやらない夫に強い敬意を抱いている。
『天蓋の森』でこなたと同じ思いを抱いていることを知り、淑女同盟を結んだ。
その後のニャルラトホテプの要塞攻略の際には八面六臂の活躍をした。
だが、『罠の橋』での華琳との戦いで負傷し、
その後不審な行動を取り始めた屈木から『ニャンコ先生』を守るために傷を押して戦闘。
負傷のせいで本来の実力を出せず、屈木と共に落下。
墜落の怪我で動けない所を屈木に生きたまま解体され、骨まで余さず食された。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 銀さん
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やらない夫を育てた銀製のゴーレム。
昔、ちょっと押しただけで人間を殺してしまった過去を持つ。
そのトラウマから絶対非暴力主義を貫き、ゴーレムにもかかわらずニートとして糖分を貪っている。
『長門』との交戦の際に戦利品として奪われ、ニャルラトホテプの要塞に持ち帰られる。
そして宝物庫に保存されるが、自力で脱出。
宝物庫を守る『個体にして群体』の生物、ワゴンの王オプーナと交渉し、
オプーナがワゴンの一部であるように、自分は『遺産』の一部であり、
一緒にいることが自然であることを説き、説得。
奪われた『遺産』及び宝物庫から大量の宝物を略奪してとんずらした。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 9 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:48:33 ID:3sWLk79o
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rー ＿
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`''''-;;;;;;;;;;;ﾊ
＼;;;;;;;ﾍ
ヽ;;;;ﾊ-──-- ､_
__ -ー- _ . ,.-__ r-､-. ト--.､
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. ＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;;;／ .. / ｲ | ヽﾊ. ＼ ヽ:::::::ヽ
' ' |│､| ｫ什十ﾄ! | ﾚ::::::::l
/li! | vl-ﾄゝ､,. j/z!‐j/､ﾚｲr::::::::::ｲ
(:::|l ヾ ヽj =,､ l./ ﾍﾊt! j {:::／..ヽ
V|ゝ ＼ﾊ 7rj """ / イ ::::::::::: ＼
ﾚゝ＼lヾ:!"" ' ,ｲイ＼ ::::::::::: ＼
|l !:::ゝ. cっ u／ .!, '￣' 、::::＼:::`i、
. ,_、. .|i :::::/´｀..ｰ─r'. ー/ .ヽ:::::::::: 'i::::ヽ.
j `ー--=::_j. !;;;;;ヽ- ーj __ .ﾍ::ﾊ ::::|!:: :!
く __ ／"ﾍ. .i`;;>ワ<;;/. v .ﾊ:|ヽ::|!::: |
丶j ` --i ゝく:.:ヽ, ,,ﾉ ./ .!::| |:. ﾉ
r"ﾍ ／ ﾆ、:.:Y:/ ,:':-, .j／ ／
.∧ ._Y, ヽ;;/ /:.:.:.ト.、__ﾚ'.／
/ .ﾍ v j /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!ﾚ′
.. ヽ 丶 '., .,.'`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
.. ヽ , -'ヘ , r.-;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ、
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┃ 羽入
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ロリカードの副官。『ニャンコ先生』の副船長。
見ての通りミノタウロスで、非常に優れた戦士。ミノタウロス。
『ニャンコ先生』を降りたやらない夫に不満を抱き、船長代行として認めない。
何度も衝突を繰り返しながらも、戦士としての腕は認める、いわばライバル関係に。
しかしその衝突の背景には、やらない夫への好意と認めて欲しいという気持ちがあった。
『荒廃』前線基地で『長門』との戦闘の際に、やらない夫が甲板から落ちたことから激昂。
『長門』に飛び移り暴れるが、ラオウに倒され捕虜にされる。
ニャルラトホテプの手により肉体を傷つけられ改造され、
内臓を視姦されるなどの見るに堪えない凌辱を受け、精神を崩壊させる。
しかし、助けに来たやらない夫の姿を見て、奮起。
改造された肉体に酷く苦しみながらも戦士として再起した。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ チョッパー
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『ニャンコ先生』のマスコット。
虫大好きなゴブリン。虫大好き（食欲的な意味で）。
移り気で脳足りんなゴブリンの中では賢い方で、実は『ニャンコ先生』内で随一の砲撃の名手。
移り気で脳足りんだがギャグ補正で不死身。
ここだけの話、その不死身性は伏線で、未来的には捕まって研究されて改造され、
本当に不死身の超ゴブリンとなる予定。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 10 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:48:47 ID:3sWLk79o
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r‐-,
､-v' ノ-､ ＿
ﾉﾉ ´ﾆ（J rf.ノﾉヽ_
｀ヽ_ L.._ r'´｀´´ ヽ.__
`ヽ. j ゝ‐-､ r=ヽ __
r─-､／ ＼ f じﾉ （ _ﾉ
＼ { ゝ_,｀j´ ,ノ ﾉ
つゞ_」 ,_ ‐-くrｰ'{ ｀ニﾆ)
´lj´ ヽ._ ,ノ｀丶.＿_ゝ,._,ゝ,
｀ ‐-､´ ヽ ゝ"´
r‐ ﾆ二ヽ ヽ
ヽヽ_ ￣´
/r､fヽ,
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┃ 屈木頑之助
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暗黒大陸の貴族。
一族郎党を『荒廃』の抹殺者に惨殺された。
精神を病んでおり、躁鬱症。ただし、躁状態では非常に聡明で勇気があり行動力にあふれる。
精神病患者にもかかわらず非常に優秀な戦士で、武芸の冴えはやらない夫に引けを取らない。
守護天使華琳の力で抹殺者を一掃したが、彼女への恋心から封印具を破壊、開放する。
しかし華琳は次の契約先へと飛ばされ、屈木はさらに深い心の傷を負ってしまった。
が、その華琳は『荒廃』の前線基地で『荒廃』の尖兵として登場。
『長門』を先導し、巧みな空中戦で『ニャンコ先生』クルーを次々血祭りに上げる。
さらに精神が病んだ屈木は、ニャルラトホテプの要塞攻略時に『罠の橋』で華琳と再会。
地の利を生かして真紅を一方的に切り刻む華琳に、切りかかり、殺害してしまう。
決定的に精神の平衡を失った上に、華琳を殺害した際の呪いを受け、
屈木は邪悪な怪物へと変貌を始める。
『荒廃』の王の『呼び声』を聞いた屈木は、『ニャンコ先生』を落すべく行動を開始するが、
瀕死の辛苦によって阻止され甲板から落下。
無傷では済まなかったものの真紅を貪り食らい、肉体まで怪物に変貌しつつある。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 華琳
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元屈木家の守護天使。後、ニャルラトホテプに支配された闇の天使。
美しい少女の姿をしているものの、『荒廃』の抹殺者の群れを圧倒するほどの戦闘力の持ち主。
本来は守護目的でしか戦えなかったが、次の支配者であったニャルラトホテプに肉体を改造され、
その力を防御だけではなく破壊にも利用できる様にされる。
殺戮の歓喜に酔う狂気の怪物となり果てていたが、心の奥では屈木に救いを求めていた。
『罠の橋』で屈木に切られた際、最期に理性を取り戻し礼を言ったが、
その言葉は絶叫する屈木に届かず、屈木は完全に発狂した。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 11 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:49:09 ID:3sWLk79o
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／＿ノ/i／彡ｨ ／ ／ ／ ／ ／
/ ﾆ三彡ﾊ、i'´// ／.／ ／ .／ , ´
iﾉi,,.ィ＾ヽﾆﾆミﾐ=＜／ ／ ／ , '
/'" Lｆ A!ノィﾌ／彡' , ' _ - ‐
ｒ‐/ / ／｀ ｀ヽ/三二ニ ‐ ' ´
__,.< ヽ l::ヽ ､,┘
ｘ＜:::::::::::', ＼_l_ :＼__Ｔ´_,. -─:::::‐..､
,. -- ＜::::_;;: -=ﾆ二ヽ ﾊ! /￣|::::::::::::｀ヽ::::::::::::__＼
, '´ ＼ ｀ｰ-､Ｎヽ／---,,.:ィ/￣￣ __ ヽ
/__.../..─-......,,_. ',__ | { ＿__,,......:/-‐…::'´:::::ヽ.,ﾊ
:::::::;':::::__:::::::::::::::::::｀ｉ:::::￣:::::::ー‐‐７┘::::::::::::::::ﾉ l:::_,,.. -‐i‐-､:_:_:::}
-‐ﾊ"´ ￣￣¨ 7¨ﾞ ー- :::::::::_／|ヽ-…'' " ', /＾)', /､,.ｲ
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┃ ディオ
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そうじろうの弟子。熟達の魔術師。
プライド高い優秀な魔術師であり、こなたの要請で『ニャンコ先生』に乗り込んだ。
『荒廃』の前線基地で、 元の次元に戻る方法を調べるために『虚ろの門』に残る。
そこで『影世界』と接触し、『門』の使い方をマスターした。
ニャルラトホテプの要塞から脱出した『ニャンコ先生』を『門』を使って別次元に逃がすが、
何者かの介入によって自分が逃げる前に『門』が閉じてしまい、取り残される。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 麻呂
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『荒廃』の元スパイ。
『ニャンコ先生』クルーに接触し、娘の麻呂重を救出するのを条件にロリカードの居場所を教える。
ロリカードは『荒廃』の前線基地という異次元内、ニャルラトホテプの要塞にとらえられており、
麻呂絵もまた同じ場所に捕えられ、人質にされてスパイ活動をしていたという。
実は、現在もスパイ活動中であり、
ニャルラトホテプの密命でやらない夫を要塞まで連れて行くのが役目。
ロリカード誘拐の犯人でもある。
秘密をバラされないために隠密活動したり、
瀕死の阿部さんにとどめを刺したりと忙しく動いていた。
ニャルラトホテプの要塞で麻呂重を牢から助け出すが、
精神を操られた麻呂重に襲われ、顔面を切られ失明する。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 麻呂重
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麻呂の娘。人質。
非常に思慮深く、知性にあふれ、武芸もこなすスーパーガール。
しかし、その正体は……。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 12 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:49:28 ID:3sWLk79o
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{ ` ‐- ' ´: : :.:.:.:.:.:.:. 〈
ﾍ : : : : .:.:.:.:.:.:.:.: ',_
7 : : : :.:.:.:.:.:.:.:,' , ＼
{ ヽ: : :.:.:.:_ノ ﾉ } ヽ ヽ
∧ ___〃/ }____}___________________
{ ヽﾐ , -‐- '´ 人,_/────‐─ ‐┐|
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|ゝ､ﾉ ＿＿＿＿＿＿＿___| ＼ ｜|
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|└ ‐ ──────────────‐ ┘|
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┃ ニャンコ先生
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見て分かる通り飛翔艇。
実は『遺産』の一部。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ ナタル・バジルール
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『ニャンコ先生』の衛生兵。
高名な癒し手結社の一員で、癒しの術の実力も高い。
戦闘続く『ニャンコ先生』は常に負傷者の山であり、大忙し。
しかし、その能力は高く、彼女がいなければ皆何度も死んでいる。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ Ｌ
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『ニャンコ先生』クルー。
やらない夫、真紅と同じく紳士の弟子。
『荒廃』の前線基地を探す道中で、阿部さんに遭遇、一撃で頭を吹き飛ばされて絶命する。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 太公望
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『荒廃』の前線基地のレジスタンスリーダーの一人。
流浪の民の巫女で、未来を見通す彗眼を持つとされる。
麻呂の裏切りを見通すが、大した問題はないと判断し看過した。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 13 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:50:50 ID:3sWLk79o
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「死ぬ前に一つだけ望みを叶えてやる」
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／⌒ヽ (￣￣￣(Ξ (|| || | ＿＿＿＿＿＿＿|_＿
（ ＾ω＾） ￣￣ （Ξ (|| || ＿＿＿|―― ＿＿＿＿＿＿＿_＿|＿
(つ/ ） （Ξ (|| ||≪| ＿――￣￣ |
|`(..ｲ |￣―￣／￣ ＿＿＿＿―――――――――
しし' (￣(０＿／￣￣￣
（￣￣／
――⌒――ヽ
／ ヽ
「そのピストルが欲しいお」
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┃ ブーン
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『荒廃』の前線基地のレジスタンスのリーダーの一人。
見ての通りガチムチエルフ。通商葉っぱの王様。
未来的に鎖ナイフと達人・ツンとラブラブになったりする。
妻子共に『荒廃』に殺されているので問題なし。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ ニャルラトホテプ
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やらない夫の義理の兄。
やらない夫の家族が皆殺しにされた際に引き取られた将軍の息子。
しかし、やらない夫への嫉妬に狂い、家族を皆殺しにして行方不明になっていた。
やらない夫との決着を望んでおり、『ニャンコ先生』を『荒廃』の前線基地に招き入れた。
要塞内で一騎討ちをし、敗北。
しかし倒れたのは彼の化身の一つに過ぎず、脱出するやらない夫たちを強大な軍勢で追い詰めた。
女装の名手でもある。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 14 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:51:05 ID:3sWLk79o
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来 い 奪 こ | | 今 恐 拳
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が で た 命 （ヽ）））| り. の
い .も く /'')) "〈 始 伝
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┃ ラオウ
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『荒廃』の飛翔艇、『長門』の船長。
恐ろしく強い武人で、恐怖でニャルラトホテプに支配されている。
誇り高く優秀な男故に、ニャルラトホテプへの反感も強い。
単身乗り込んで大暴れをした羽入を赤子のようにひねり、捕縛した。
その実力を認め改造し、愛人にしようと考えたが、逃げられてしまう。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ できる夫
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ラオウの副官。
ラオウを疎み、暗殺しようとして失敗、飛行中の『長門』から投げ捨てられる。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 『長門』
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見ての通り飛翔艇。船長はラオウ。
スピードは『ニャンコ先生』に劣るが、武装の数ははるかに上、しかも衝角って完備。
当然ながら戦艦なので装甲板。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ 誠
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『荒廃』の王。謎に包まれた黒幕的存在。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 15 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:51:31 ID:3sWLk79o
-
. ＿＿＿
ですぅ |───|
,. ――――､ <二二二二>
＜／＿＿＿ ＼＞ / ＿＿＿ ヽ
／| ||○ ● || |＼ / |● ○ | ＼ みんな〜
/ .| | ￣￣￣.| |. ＼ / _, ￣⊂二二)
| i | | .|_.｣ ヽ､_ヽl | |
└二二⊃ l ∪ | |
| ,､___, ノ | ,、 |
ヽ＿二コ/ ／ ヽ / ＼ /
_＿＿＿＿/__／´ ＿＿ヽノ＿___｀´
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┃ 翠星石と蒼星石
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『荒廃』の殺し屋。
前任者が華琳に木端みじんこにされたので、満を持して屈木家を強襲した。
やらない夫らにフルボッコにされ、『ニャンコ先生』の水夫として働かされる。
ばらくは復讐を胸に秘めていたが、いつの間にやら仲間として行動。
『天蓋の森』でのやらない夫捜索や、要塞での宝物略奪などで意外と活躍した。
蒼星石は物理的な戦闘能力が高く、翠星石はなぜか空が飛べる。
翠星石はデュエルモンスターズで何故か人気になったらしい。なぜ？
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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┃ オプーナ
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ニャルラトホテプの要塞の地下宝物庫の門版。
『個体にして群体』の生物、ワゴンの王。
銀さんと仲良くなり、親切にも『ニャンコ先生』に宝物を運んでくれたりした。
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WEATHERLIGHT SAGA┃
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- 16 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:52:10 ID:3sWLk79o
-
以上は全くのウソです。
.
- 17 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:52:26 ID:3sWLk79o
-
このスレは？
・安価でゲームをするスレです。
・ルールは真・女神転生TRPG 魔都東京200Xを使います。
・世界観はよくある現代厨二退魔バトルものです。
・15禁くらいということにしておきます。セクシー系で。
・更新速度は亀の歩みです。
・平日毎日、平均３レスの投下を予定しています。
・が、体調の問題により、連絡なしで休む可能性があります。
・状況次第では、毎回安価です。
・安価は、範囲内の多数決で行います。
・そのため、雑談及び相談をしてください。
・展開先読み、ネタ潰しもどんどんしてください。
安価について
・このスレの安価は『範囲内での多数決』で行われます。
・安価に参加する方は、可能ならばトリをつけてくださると嬉しいです。
・試験的な試みとして、『観客ポイント』制度を取り入れております。
・トリをつけて安価に参加した方には、観客ポイントが１与えられます。
・現在観客ポイントは、新月の『絆の上昇』と満月の『悪魔改造』に使われております。
トリってどうやってつけるの？
・名前欄に『#』を入れ、その後に好きな文字を入れてください。
・sage進行は、メール欄にsageと入れるだけです。
- 18 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜死を夢に！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/15(土) 13:52:38 ID:3sWLk79o
-
新スレです
楽しく使ってね
仲良く使ってね
|┃. ≡
|┃ .lヽ γ Trick or Treat？
| Open! . ｌ_ ｌl⌒l⌒l⌒l
|┃ 三 ┃|.(･)ω(･)|
|┃ ⊂ ） . (⌒─⌒) ∧_∧
|┃≡ し─-Ｊ ( u ) ( u.) Just a moment！
( O ) .( )
し─Ｊ し─Ｊ
- 19 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/15(土) 15:00:25 ID:39I1W9.s
- スレ立て乙です
- 20 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/15(土) 15:02:45 ID:KODe2iRA
- スレ立て乙っす
- 21 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/15(土) 17:44:48 ID:GxcffeRA
- スレ建て乙
相変わらずのあらすじにワロタ
- 22 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/16(日) 00:27:16 ID:BRwC3GgE
- 登場人物紹介濃すぎw
- 23 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/16(日) 14:39:13 ID:ngUQYXpQ
- 乙
相変わらずひどいｗｗｗ
- 24 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/16(日) 19:20:25 ID:Lkb3VMRM
- 盾乙
見た目通りの意味は俺が知らないうちに変わっていたのか
- 25 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/17(月) 00:03:56 ID:KnizgG4Y
- 縦乙、MTGかな？
- 26 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/17(月) 11:47:44 ID:D/I1PkZo
- 乙
マジック懐かしいなあ
- 27 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/17(月) 12:47:11 ID:kX5DrdH6
- >>25
MTGウェザーライトサーガでございます。
しかも、ウルザズ・ディスティニーまで。
ちょっと登場人物の量が半端ないので。
>>前スレ965
そうです。ディオ＝カオスヒーロー。ジョニィ＝オザワです。
ディオはフルボッコにされてもMP5を振り回さない紳士です。
どこかで素晴らしい出会いがあればジョニィも変わるでしょう。
- 28 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/17(月) 12:57:02 ID:yQ.XQ4EM
- >>27
ああ、やっぱりそうでしたか。オザワのいい出会い…ゴトウさん？w
悪魔合体＝石仮面なのだろうか…まあこのDIOなら悪魔合体しそうにないがw
- 29 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/17(月) 15:09:39 ID:kX5DrdH6
- >>28
西園寺世界さんと合体してAAがザワールドになるでしょう。
>>前スレ967
アサギはペルソナ使い枠にするか、『次の救世主』ダレスたんにするかが問題です。
大問題です。
>>968
長門にビキニを着ろと！？
>>970
プレデターはともかく、偏頭痛は趣味です。
あれは良いフレーバーテキストでした。
- 30 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/18(火) 03:22:42 ID:UgFMp28w
- 立て乙。
ミリーは不人気つながりですね、わかります
>>できる夫
ノ『悪魔の布告』
- 31 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価かも ◆XDD/DkyjV6：2011/10/18(火) 10:00:46 ID:0voMhOYU
- >>30
大人気繋がりです。
前スレ
>>971
一刀って言うとまず最初に一殺五百両の暗殺者が頭に浮かんじゃいます。
そうかー。一刀という手もあるんですね。
>>973
読書用の水着……なんという本末転倒。
>>974
AAがありませんなー（たぶん）。
元絵を持ってくればふんどし＋さらしの可能性も生まれましょう。
>>976
思いだせないのも分かります。もう10年くらい前ですからね。
>>980
ええ、やらない夫は狂人でしょう。
最初から境界線から一歩踏み外してたんでしょうね。
>>985
ブラジル水着……ぐぐりました。
ほぅ……なるほど、こういうものもあるのか！
>>986
＼ｷｬｰ! ﾀﾞｲﾆﾝｷｻｰﾝ!／
ありがとうございます！
できる美人ビジネスウーマンって感じですね!
ちょうびじん！
>>988
やる夫先輩を悩殺ですね！
>>989
それは可愛いかもしれない。
- 32 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価かも ◆XDD/DkyjV6：2011/10/18(火) 10:01:06 ID:0voMhOYU
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| その部屋は隣室と違い、ひどく趣味が悪かった。
|
| まずは空気が悪かった。
| 窓はカーテンを閉めた上に埋められ、風が入らないため古い空気が凝って固まっているようであった。
|
| 外が見えず、照明が薄暗いせいか圧迫感が強く、
| 隣と同じく広い部屋であるはずなのに、閉鎖的で窮屈であった。
|
| だが何より、この部屋の奇妙さと悪趣味さを際立てるのは、
| 部屋内に置かれた禍々しくも奇妙な器具の数々であった。
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- 33 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価かも ◆XDD/DkyjV6：2011/10/18(火) 10:01:21 ID:0voMhOYU
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| 壁や天井からは鎖やら手錠やらがぶら下げられ、別の面には棒や鞭、
| さらには一見使い方の分からない器具がそろっている。
|
| そして寝室にはベッドの代わりに所狭しと並べられた大型の道具。
|
| それらは一見して吐き気を催す冒涜的なものばかりで、
| しかも染みついた汚れなどから『使用済み』であることが見て取れる。
|
| そこは、拷問部屋だった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 34 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価かも ◆XDD/DkyjV6：2011/10/18(火) 10:01:34 ID:0voMhOYU
-
}ヽ ./| /::} ,
＿ j::::∨:::Y::::/ , - - ､＿ ./| ./:|
＼:::;ｲ_￣｀ヽ:/,.イ ｀ヽ、/::j／:/
,ｨ-.}/ ./-､ .} ,.ィ ハ::::::::::/,...,..::イ彡
ー.' ヾ/ ヾイー.ゝ .／ .i ﾊ:::::/:::::::＜二__
ヾミ.、 ＼イ,'∨´ / / /j }ー― ―彡イ
｀ヾミ三ィ-へ / /i i ./ /.ﾉ } jノ__
`ミ八彡/'⌒ヾ}ﾉ {.∠_i_{.／ ,.ｲ./ /./ j l' ノヾ
,.ー--.ゞミ二ミニ≧､ ゞ〉ｌヾ:::::心、/ ./ ,ィ=､ /.ｒイ 彡'
/:::::::::::::::::::::::ゞヾ {::○ヾｰ〈八 ゞ- ' ﾞ 〈::ﾂ〃' ゞイﾉ＼
∨＼::::::::::::::::::`ミ三彡'::}ｰ〈 ＼ , ´ / ,.イ // あそこに小さなドアがあるでしょう？
.';:::::::ｰ=::､::::::::::::::::::::::::::j-.人./.ヽ、 ｰ ' ,.イ＿ イ .,.イ/ 地下へ直通のエレベータよ。
｀ ヾ::::::::::::ヾ_ﾉｰ≦:::::ﾉヾ〉 _Ｖ/＼＞ ∨//／ 彡 '
＞ ､::::::::ゞ'ノｰゞイ. ∨/// 水 ヾ'ニ- ､
〃 /ゞ;イイ ﾉ ヽ .∧//ゞ' jj ＼＼::Ⅵ
{{ ,.ｲ,.イ｀ヽ イ ヾーイⅥ/,-＜ ｀ヾ∧ｊ
／／ ∨//Ⅵ':::::::::::ゝ--､.', .,.-.ヽ
,.イイ }////}:::::::::::::::::::::::::y'::::::::::}
,ｲ≦//.jゞ::::::::::::::;:ィ=:､:::::::ﾉ
／////∨///////(: : o;ﾄ-ｲ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 一人用のエレベータ。がんばって押し込めば二人でも入れなくもないだろう。
|
|「で、これが地下の地図。
| 後あそこに懐中電灯とガスマスクがあるわ」
|
| 華琳が手渡したのは複雑に入り組んだ地下道の地図。
| しかし、そこかしこに○や×、ドクロの記号がある。
|
|「バッテンは罠よ、神経性の毒ガスが充満しているから、通る時はマスクをしなさい。
| 丸は地雷が設置されてるわ。上を通って五秒でドカンよ」
|
| 危険極まりないことを平然と続ける華琳。
| 東京の地下に、この女は何を設置しているのだろう。
|
|「あと、ドクロは幽鬼や屍鬼の住処になるわ。
| あなたは近づくだけで襲われるから気をつけなさい」
|
| 下水道の地図一帯を眺めて、ざっと十か所以上にあるドクロマーク。
| そのすべてに屍鬼がいるのかと思うと、やる夫はゾッとするものがあった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 35 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/18(火) 18:47:19 ID:yNfjgP6E
- 巨nowGET!
- 36 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/18(火) 23:08:39 ID:dTPLzR.g
- えっと、前スレ1000がひどいことに・・・
- 37 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/19(水) 00:23:16 ID:mTIFOVGM
- 普通に一個上適用でいいんでない？
- 38 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:01:40 ID:JrDmocGw
- >>前スレ999
巨乳了解。
このスレの埋めネタから『やんねえ香の奇妙な旅』が始まる予定です。
- 39 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:02:09 ID:JrDmocGw
-
＼ | | | '/ ＿＿＿ | / /
ゞ-' ￣ フ＜ ｀ヽ、| / ／＿
_ｆ└ｒべ／ ､ Y ⌒＼ ∠＿
. i′| ﾄ､/´ ヽ | /ｲ ,､ﾍ ＿＞
ｒ‐| V. ｉ | ハ、 | l | l く ｒ」}]]］K´
i´| ﾄ､_ / / | | | ｜ |｜｜ | | | └―‐┘ ＼
ｒ| ＼￣| | l | | ｜ |｜｜ | ﾊ | | _,. -＜￣
l ＼ ﾌ l | 「| ト､! //」/‐/二 | ∨´ ＼
ﾄ､ `=ｧ'′ ! .ﾄ､ |ﾊﾁﾍ '′ 'ィﾁﾆ ﾄ| l/ Lｒ―‐ｒ--､_{
| `ー' |Nヽ.ﾊ Vﾆ! ゞﾆｿｲ | ノ＼ ＼__
ヽ ヽ ｀ｒﾍ ´ ! /} }´ 「￣￣＿| まあ、ざっとこんなところね。
ﾌへ、 ｰ-‐ ,. ｲｆｒ'′ '＜￣ ヽ
.＞ - イ ｜' ＞' ＼
, -ｆ＾/￣|ﾄくﾊ |' フ＝ｧ ―/ ／
/ i |/. ﾉ1ﾊ「′ / イ / ／
| | ∧ く// ヽ / ｜／´/,. イヽ
.ﾊ ／ ∨ ﾊ ノｰ‐' !' ＿ｆﾚｧ ﾊ
/ / / | |/ / ￣ヽ|
く | ﾚﾍ | | / ヽ >
/`| /ｆ´｀!V ∨ /´ ＼
. 〈 ﾄ､ ﾊ ゞ-'ﾉ ＿ ／/ヽ-| {
ヽ ! {＾T´ ||「ヽﾆﾆﾆ.ﾍ ｒ‐ '/ | ﾊ
|,| !' ||′ 7/ リ ′ | ＿ ' ヽ
l ! ﾉ' || | | | /<「 7 ＾ヽ.＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| そう言って、華琳は意地の悪い笑みを浮かべた。
| 五分とかからずに、必要な事を話し終えたのだ。
|
| 残り二十五分。こいつ、確信犯（誤用）だ！
|
| 華琳の細い指先が、やる夫の腕を撫でる。
| これまで感じたことのない感覚。胸の奥にさざ波が立つ。これはやばい。
|
| 何がやばいって、隣の部屋のお香のせいか、やる夫は酷く性欲を持て余していた。
| 目前の美しい少女が、人間を凌駕した怪物なのは分かっている。
|
| 分かっているけれど、見た目は艶っぽい美少女なのだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 40 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:02:31 ID:JrDmocGw
-
::/. | |ｌ ﾄ､ |ヽ|>イ「 ＼ | ｌ: | Vｒ‐ｧ'
/ ｌ | | ｌ.| | イ ｌ| ｌ レ'ニヽ|二ﾏ ｌ| /
. | | ｌ.| 」ｆ | レ|'",ｨｊイ::: ｡爿 '´| |.| |ｌ/::::::::: ι
. | |､ ,| .| | | || ｲ/ |ﾚぅ､ _ソ-' .| |.| }ｌ:::::::::::
ｌ | ﾄﾚ< ＼ヽｌ ヽ.ﾘ ゝ'´::::::.. // /│::::::::: ……あら、どうかした？
| ヽ/ヽ＼＼ﾆ ＼ .::::::::: // / /|:::::::::
ヽ ＼ ＼.ｖ,ィｾﾏｽ"＼ // / / .|:::::::
＼ ＼ゝL{弋ｧ､ｙ′ /∠／‐┤
ｌ＼ ＼ヽ::::｀'" ｀ , -ｧ ／ | 「￣|.〉
＼ い＼ ＼::::::: '´--′ ／ // ｘｲ＼
ヽ ＼ .ぃヽ> ､二ｚ-＿ , './ ／' l .ト､＼
.＼ ＼＼＼X ｀ 丶 ､ , '／ ヽ＼＼ヽ /
――- ＼＼＞丶ﾆ二7/｀ ｧｒ‐- ／＜ヽﾆニニヽ ＼＼l } /
＞､＿＿＿＿ﾆ// // ｌ「 ／Xヽ | | ヽ v | : /
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| 伏し目がちに微笑む華琳。
| こいつは、自分の肉体の利用方法を理解している。
|
| 鎮まれ、静まるんだお！
|
| やる夫は、丹田の下が疼くのを必死に堪えた。蒼星石の顔を思い出す。
| 隣の部屋で待っているのだ。やる夫がそんなふしだらなことを考えていていいわけがない。
|
| ……。
|
| さっき揉んだ胸の柔らかさを脳内で再現したやる夫は、蒼星石を思い出すのは逆効果だと思い知った。
| くそッ。あの野郎着なかなかいいモン持ってやがったお！
|
| 苦悶するやる夫を、華琳は不思議そうに見つめた。
| いや、演技だろう。分かってるくせに！
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- 41 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:02:53 ID:JrDmocGw
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ヾ..､ ､ .∧
＿∨＼ ヾ |∧
｀ヾ∧/∧ }/l//} 、.∧ l、 ,.ィ
,ィ￣ミ///, - ― ｙ ､ ヾ{∧ }.∨/
,イﾂ_,ィ心 } ヾ//}j/,ｲ
>} l /.>ｲ彡 ヾ/∧
,.ィ≦￣三ミ〃ヾイ ／ .i ∨:{
.,＜ヾヾ ミ=ー=ニ_ / ,ｨ ／ .ﾊ j }､ } ',ミ、
｀ヾミ三 ニー 八 / 〃,ｲ,ｨ 〃j .ﾊ.ｊﾊｊ .} }八
, .ィ≦ミ＞=ニ三彡′/〃{/.// /ｲ 〃.ﾉ .ｊ ｌ彡〉
ヾミ三￣ニー-〈匂.{ﾊ.{,.イ弍ミ､ xミ､〃〃彡
仁ミ＞＝ニ 彡<ヽｲ ﾘ ト沙′ ./ﾂ /≧､>, ……まあいいわ。
ヾ三ミニ＝' ヽ }ヾ , ´ ./三三/ ねえ、あなたに見せたいものがあるの。
≧＝ニ'__,.ィ＝< .∧ _ ,.ｲ ｀ヾ>､
//∧ ヾヾ,} ｀ヽ∧ヾ＼ .｀イ .ｒ≦ ＼
////∧ ヾ } .j |／.¨ヾｰミ、{ ﾆ. ＼ミ、
,.ｲ////// ＼≦.〃 { .〉-〈＼.∧ヾ＼ ＿. ∨ｊ
, イイゞ."//∧＿ ///≧> イ/}_}ヾミ､ィ＼三: : :ゞ≠ｲ
., イ .∨///V////∧./////ヾ /ゝｲﾉイ＜ .,.ﾍ : : { ｌ
{ .i ,∨イ´￣ ｀Ｔ.////////＼ヾ≠ｰｲｲ} ／//〈／ .l
. | { .l///////////}/＞､》イ}.////∧ l
. | l l//////////〃//〃/ j///〃/.} .|
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| そう言って華琳はやる夫の手を引いた。
| さっきの部屋だとバスルームだったはずの部屋。
|
| え？ お風呂？ ちょｗｗｗｗ
|
| だがやる夫の期待は裏切られた。
| 部屋にあったのは二人で入れる豪華な風呂ではなく、複数のモニターとボタン群であった。
|
|「モニタルームよ。
| ここから隣の部屋や廊下、地下を見張れるわ」
|
| スイッチが押される。
| 十近いモニタに、ホテルの一室が映し出される。
|
|「……これ、隣かお？」
|「そうよ。ほら」
|
| 華琳が指差す先に、ソファに座った蒼星石の姿があった。
| そわそわと落ち着かず、体をゆすったり足を組みかえながらしきりに時計を気にしている。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 42 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:03:20 ID:JrDmocGw
-
|＼
ｒ､ |/∧
ヾ＼Ⅳ≧ = ..
., .＜ ≧ｘ
＿ ／ ＼
＼≧ｘ､ 〃 ヽ＼ ＼ ∧
.＿ _＼//≧ｘ ＿_ / }ハ、 .ﾄ､ }_
.≦//////≧ｘ〃:_: : :＼ l l .ﾄ､ |_ヾﾉ.ﾘ.リ ヽ さて、やる夫。
＼/////.八: {:::::>ｰ { .| l .|' }.l__ |//{/ .ノ あなたはあの子を好きなようにできるわ。
./////.＞ゞー≠､_人 .ﾄ､l .l,.ｲ:Y `.ｒ三}
.／≧ ' ／ ／ ＼＼八 .| l〃う:::} ,::/ﾉ
￣ ／＿／ヾ＿ ｒ― ミヾ ` ¨¨.／l ノ;〃
ｲ 三 三三≧ 〉＿ 》 ､ .／::::/ l
ゞ―≠＝彡' ＼///≧:':::::::::/ｭ￣__
〃ー≠― ｧ, ∧Y:::::::::::::::／::::;ｲ ¨ ヾ ｒ≦ト､_ _
./＿三＿彡 ' .{ ﾉ::l::￣:::::::::::::〃 ヽ | ∨/ / ,､ヽ
≧ <＿ `|::::l:::::::::::::::::::::{ ', ゝ､ ゞ〈
`ー＝彡八:::::::::::::::::::::::八 ,.ィ¨ヽ _ .}ミ=y-､ 〉
∨:＼:::::::::::::::::＼ヽ .{::o::::∧ﾉ ｌ ／//＞.､|ｒ‐､
＼::::ヾ::::::::::::::::::>= >‐ｧ:::::}ｱ .／////////＼人
ヾ::::::::::::::::::::::ヾ二彡イ/∧ｰ////////////∧ノ}
∨::::::::::::::::::::ゞ≠彡/////＼///////////}ノ
}:::::::::::::::::::::::彡ヾ ////////＼/////＞ "
`ー――:::':::::::::::::>/////////.＞ "
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| なにそれこわい。
|
|「あの子はこれから十中八九耐えられなくなるわ。
| なにしろ隣の部屋は例の香が充満しているんだし」
|
| なにそれこわい。
|
|「トイレもバスルームもベッドも、この部屋から覗けるわ。音声だって拾える」
|
| なにそれこわい。
|
|「あなたの好きになさい」
|
| なにそれこわい。
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- 43 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:03:58 ID:JrDmocGw
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. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ｿﾜｿﾜ
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/.:.:,:.:.ﾊ:.:.:.:.:l､:＼:.:.:.:.:.､:＼.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.i ／）
. .:.:.:/:/斗、.:.:l.:!`¬ｰ:ト.:＼.:＼:.:.l.:.:.}.:.| ⌒_っ
j／.:.'.xzミ＼Νf沂弌㍉:.:.:＼.:.V.:./.:.:|
__／イ:.:〈{ {vﾊ _Vrツ/.:.:..:.:.∧:∨.:.:.:|
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i|:!::.:.:.＼ .:/.:.:.／八/イ/
八{＼ｆ⌒'ー ｒ x仏 ' ├ ､
_r‐ ､_ノ(_／___／ ' └‐ ､ノ(
｣ / v_／0＼ー ' _r‐' _,{し┐
人{∠ _ У＼ ﾉﾘ ﾉ ／ |
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)ニニニニニニニニニニﾆ）
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|※安価
| この安価は一見すごく重要な安価に見えますが、あんまり変化とかありません。
| イベント終了後に、別の選択をした場合どうなったかを雑談所に明記します。
|
| １ 紳士であらねば！ 紳士らしく画面を凝視した。ハァハァ。
| ２ 紳士でいられる自信がない！ 急いで隣の部屋に戻った。
|
| 安価 10/20日中。
| 酉のある方はフライング可。
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- 44 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜重要でない安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 10:04:31 ID:JrDmocGw
- 明日は病院に行くので投下はありません。
明後日は投下予定です。無かったら察してください。
ちなみに流石にR-18の壁が見えてきたので、そろそろ真面目に戻ります。
- 45 ： ◆BOfUUEthUU：2011/10/19(水) 10:23:12 ID:u6.BOki.
- １ ハァハァしてるところを華淋様に見られてる…ハァハァ…
- 46 ： ◆vxML1Lislo：2011/10/19(水) 10:25:28 ID:1L/LltMY
- エロじゃなくてスプラッタなことになりそうなんで1
- 47 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/19(水) 10:28:33 ID:rMQ00OpI
- ちょっとまった
もし前の安価が蒼星石が先についていくことになってたら
モニタールームからやる夫がこのあと致すであっただろう痴態を覗かれていたということか！？
- 48 ： ◆n5Z3VuZapw：2011/10/19(水) 10:39:24 ID:Fb4hFtLc
- 2で
こっちはこっちで面白そう
- 49 ： ◆e52bu8jgoU：2011/10/19(水) 10:47:46 ID:B72Oe5Jc
- ２で
- 50 ： ◆PVM.vDrgIA：2011/10/19(水) 10:48:33 ID:vMzPNBic
- ２で
やはりここは戻るしかないよ。心配じゃないか！（建前
- 51 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/19(水) 11:02:04 ID:JrDmocGw
- >>47
Exactly！（その通りでございます）
イタしていたら見られてましたね。余すところなく。
- 52 ： ◆u9Ls68fGDM：2011/10/19(水) 11:46:12 ID:t4W2xhTM
- 1
蒼星石の行動を●ＲＥＣしたものをお土産にしてもらいたいねえｗ
- 53 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/10/19(水) 12:03:35 ID:MN9JNHfY
- ここは２で。
- 54 ： ◆CByxRbsj1.：2011/10/19(水) 12:07:41 ID:4RQNPMmk
- ２で
むしろやる夫が耐えなくてもいいのよ？（優しく
- 55 ： ◆cn/qYe9whE：2011/10/19(水) 12:22:46 ID:Wl18wy.Y
- 2
しんぱいだもんね
- 56 ： ◆al9/.v0aCM：2011/10/19(水) 12:27:45 ID:lJVJB3/g
- ２であふろ
- 57 ： ◆mmsSEDCh.s：2011/10/19(水) 12:31:57 ID:NjAz40WU
- 2で
覗き見とかフェアじゃないよね
覗き見じゃなければいいよね
- 58 ： ◆wZFOryiZkw：2011/10/19(水) 12:34:10 ID:EJ.ufGuI
- ２
しんぱいだからちかたないね
- 59 ： ◆liFi/Qrcjw：2011/10/19(水) 13:04:49 ID:ZMAus6oQ
- ２で
そんな餌に釣られクマー
- 60 ： ◆MAROd..Uts：2011/10/19(水) 14:53:20 ID:A3uYNNxc
- ２で
- 61 ：テュポン★：＜お茶ーっ！＞
- ＜お茶ーっ！＞
- 62 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/10/19(水) 15:15:05 ID:I.aWQBOY
- ２
ここは紳士的に録画をしてから向かうべきだな
- 63 ： ◆TIENe3Twtg：2011/10/19(水) 16:06:20 ID:rB3D2RTg
- ２
まだ試されてる気がする
どうでもいいけど隣の部屋に急いで戻ったらちょうどおっぱじめてる最中とかだったらエロくね？
- 64 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/10/19(水) 16:50:21 ID:j3HlAOlw
- 1
Rec
- 65 ： ◆l5B5sGnbkQ：2011/10/19(水) 16:57:54 ID:5uL7CI.2
- １で
流れに反抗してみたいお年頃
- 66 ： ◆.AbaIO0B0A：2011/10/19(水) 17:07:54 ID:UfgkcSWw
- 安価２で
- 67 ： ◆YeqXWjTM4k：2011/10/19(水) 17:13:43 ID:nETI.MFg
- １で
急いで戻っても二人揃って録画される予感
- 68 ： ◆aXe1ogPkW6：2011/10/19(水) 18:01:19 ID:C0YQluSw
- 2
- 69 ： ◆CBWsOpHrbw：2011/10/19(水) 18:03:55 ID:sYdV6nlw
- ……２で
もちろん●RECはしてからだよね！ｗ
- 70 ： ◆s7CVF0Eu8I：2011/10/19(水) 18:18:23 ID:Xx2ckWnY
- 1
- 71 ： ◆10ApkKSZho：2011/10/19(水) 18:37:13 ID:Xnz04sBw
- ・・・・・・・・・・・・・・１だ！！
- 72 ： ◆z7fKsWA8UA：2011/10/19(水) 18:46:36 ID:7/zX5qVQ
- 何となく１で
- 73 ： ◆Yhm.VmSBcg：2011/10/19(水) 20:23:55 ID:EgUSYpMk
- １でいくしか
- 74 ： ◆3PUGsfYI1s：2011/10/19(水) 20:27:39 ID:EgUSYpMk
- 鳥ミスった。すんまそん、上のなし。１で。
- 75 ： ◆wS/0Zx62a.：2011/10/19(水) 20:34:23 ID:LssKFY6M
- ２で。のりこめー
- 76 ： ◆5rXXXxXIT.：2011/10/19(水) 20:43:57 ID:Mvxlo4mw
- ２で
警告とかデバフ解除に行ってもいい、自由とはそういうものだお
ケアマネージャーの見せ所だ、行け！
- 77 ： ◆D07MIjCMEE：2011/10/19(水) 21:12:12 ID:MMGpxcQc
- １で
始めるのを確認してから戻るのがベスト！
- 78 ： ◆NVBv1.Pj5o：2011/10/19(水) 21:14:15 ID:24pJyMKU
- ２
こんな部屋にいられるか！ 打ち合わせも終わったので隣の部屋に戻らせてもらう！
- 79 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/10/19(水) 22:01:36 ID:yzZGW7mg
- １
一紳士としてこちらに入れさせてもらおう
- 80 ： ◆Z0APLXykMM：2011/10/20(木) 00:22:20 ID:fEo18R6w
- ２で
- 81 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/10/20(木) 11:35:41 ID:axHuZIV.
- ２で
- 82 ： ◆RengelsnNs：2011/10/20(木) 11:49:00 ID:IUAP31lg
- 安価は２で
- 83 ： ◆6h1chSkFOk：2011/10/20(木) 12:46:10 ID:y7s52Tys
- １で
- 84 ： ◆tS3RueByJs：2011/10/20(木) 16:59:06 ID:p.GV8y2I
- 2、だな
- 85 ： ◆5q.v2gptpA：2011/10/20(木) 17:42:41 ID:9NFNPQBI
- ２で
- 86 ： ◆Rig.Bady8Y：2011/10/20(木) 20:20:09 ID:fNJ3iFt2
- 紳士的に１で
- 87 ： ◆gG1ytzX69g：2011/10/20(木) 21:28:43 ID:.U6twh/E
- 1で
ほっとくゐと華琳が何かしそうｗ
- 88 ： ◆JACKolF2vA：2011/10/20(木) 21:58:37 ID:b1Z8/QZQ
- 1
なんか期待するものとは別のもの見そうだけど
- 89 ： ◆sNVBsaeVxY：2011/10/20(木) 22:33:14 ID:e2J6skgQ
- 2かな
やる夫のチキン的性格からして
- 90 ： ◆ZUNKxf4Mog：2011/10/20(木) 23:39:26 ID:5kRxizbY
- うーん、悩むけど１かなー
- 91 ： ◆ZYIggdNQgg：2011/10/20(木) 23:50:48 ID:1.Qacq6E
- ２．まだまだ
- 92 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜ただいま ◆XDD/DkyjV6：2011/10/21(金) 09:33:06 ID:jZtAyAX.
- 諸事情により投下がちょっと遅れます。
昼には投下したいと思います。
申し訳ありません。
- 93 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/21(金) 09:54:33 ID:C4224isk
- 了解です
- 94 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜ただいま ◆XDD/DkyjV6：2011/10/21(金) 11:11:00 ID:jZtAyAX.
-
/ / ､ ,:.ゝ
ﾄ /^ _,ー､_ __ ソ
lr:lミﾙ -ｰ' '-､l !
l lﾐ| | |l
`ｰi/ i｢ 'i! / これが『マンダム』……6秒戻し何度も繰り返す
「i`ー| `ｰ ﾞ ￣'', ' ７
ﾄ､rへ､_ ｀ 〔´:/ ,/
／l:.,ｲ ﾞ7' `Y ﾞｰ､
: : |:: ヽ. ｰ､r}i /ヽ
＼ヾ;:.,. ヽ i |!:: /, :i
(イメージＡＡ)
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| 時間を僅かに遡る。
|
|「三十分ほどかかると思うのだけれど……どちらが来るかしら？」
|「やる夫が行くお」
|
| その瞬間、確かに蒼星石は逡巡した。
| しかし、即答したやる夫の言葉は、酷く受け入れ難いものだった。
|
| 蒼星石の躊躇いは、華琳の性癖を知るが故。
| しかし、たかだか自分の貞操程度を案じて、やる夫を危険にさらす事になってしまうとは。
|
|「やる夫！ それは……」
|「あら、この子が決めたことよ。あなたは口を挟まないで」
|
| 噛みつこうとする蒼星石を、華琳が視線で射竦める。
| その視線は舐めるように粘っこく、蒼星石は息を飲んだ。
|
| それとも、あなたが私を愉しませてくれるというの？
| 華琳の眼がそう語っていた。
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- 95 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜ただいま ◆XDD/DkyjV6：2011/10/21(金) 11:11:15 ID:jZtAyAX.
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+ 。 ／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ
／ （ー） （ー）＼+ 。 *
／ ⌒（__人__）⌒ .＼
+ 。| |r┬-| | + 。
＼ `ー'´ ／
＼ ,,,, ,,, ／ + 。
／ ＼
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＼ ﾘ l <
<_/ ト-'
ｉ l
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| 自分に任せろとばかりに頷いて見せるやる夫。
| 違う、違うんだ。行ってはダメだ！
|
| だが、蒼星石のすがるような視線は、やる夫に伝わらない。
| 華琳は、やる夫が思っている以上に危険だ。
| 彼女は嘘を許さないだろう。
|
| そして何よりやる夫は気づいていないようだが、やる夫は『血族』のことを何も知らない。
| 先ほどのようにに試されるだけならともかく、二人きりで本題に入られては困る。
|
| 蒼星石にフォローできない状況になっては、成す術もない。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 96 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜ただいま ◆XDD/DkyjV6：2011/10/21(金) 11:11:29 ID:jZtAyAX.
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', ,. '´ /
> ´ /
く . -‐=＝＝＝＝= ー-く
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＼|ヽ: :|.:|: : : :.i.:|.. ´ ヾ／ ,l:/
}ヽ仆ヽ: : : :lN ／: :l
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／ | ﾉ ヽ.:.|
,ん子こ`ヽ |￣￣￣￣|、l./
,ん'´: : : : `ヽヽ |。 l ﾊ'
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| 自分の中で浮かぶやる夫への心配や、論理立てした状況への不安。
| 蒼星石はその奥に隠された本音をあえて見て見ぬふりをした。
|
| 誰が、そう簡単に認められる？
|
| やる夫を守ると誓ったのに、守る側としてここにいるはずなのに。
| なのに、守られる側となってしまったことが……。
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- 97 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜ただいま ◆XDD/DkyjV6：2011/10/21(金) 11:11:46 ID:jZtAyAX.
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三三三三≧＝´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
ﾆﾆ＞.:'.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
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.:.:.:.:.:.:.:..l.:.:.:.:.:.:.:;／／＜ｉ. l.:.:.:/.:.:.:.:/ i.:.:.:./
.:.:.:.:.:.i.:.:l__, ＞'´／／ ヽ ﾉ.:.:/.}.:.:.:/ l.:.:./
.:.:.:.:.:.:ﾊ.::i T=､ ￣ヽ /.:.:/./.:／. l.:/
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.:.:.:.:.:.:.:.:l ヽ 辷ﾉ ﾉ k.:.:./
.:.:.:.:.:.:.:.:| ￣ ＼
＼.:.:.:.:.:.ﾊ ,ｨ´
ヾ.＼.:.:.:.ﾊ - /.:l
＼.:.:.:.:.ハ ﾉ.:.ﾊil
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|
| こんなにも苛立たしいだなんて。
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- 98 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/21(金) 15:02:02 ID:C4224isk
- なんて根っからのヒーロー気質w
- 99 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/21(金) 15:09:55 ID:EHVxgb0o
- やらない夫「俺がやるだろ」
アリカ「ライダーがやらねばだれがやる！」
蒼星石「翠星石にやらせない！」
翠星石「皆すっこんでろですう！」
やる夫「じゃあおれが」
みんな「やる夫は駄目！」
どうぞどうぞコピペを妄想した。全然違うけど
- 100 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/21(金) 17:01:15 ID:YUr891Dk
- う〜ん、こういう状態の蒼い子が堕ちてやる夫と(ﾋﾟｰｯ)な展開になっていくとしたら
そのギャップがすごいことになりそうだなｗ
- 101 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/21(金) 18:21:21 ID:sHVCE0bs
- >>99
さすがやる夫さん、ヒロインやでぇ……
- 102 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/24(月) 10:02:10 ID:nUQhShGw
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i:::i ﾚｲ:::::!:::!-._,､ヽ,ll ﾞ.:::::,ﾊ ::::| l!::::: ゝ:: |::::::,.:::::::::＼三／
ﾚ ,ｲ ::::::::::V !ﾊ::::ハヽ |:::::| !::::! ﾞヽ,.::::ﾊ::l::::/::::/::::::::::V
/:,ｨ ::::::::: ! ｀ ‐ ′ |:::::| V!二_j::/､ l::V::::, :::/,ｲ::/
i:::ハ:::::::::ハ ヾ::l 7r:::::j/､_ハ::::V:::://::l:|'
l:! |::::::::ﾊ ' ヽ. ゞﾆ ′ｲ::::::ヾ.:V:/::::ｲ!
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-v' ´ ﾉ_ ゞ!:::::::/ ＼ ___ー= ' :::::::::::::: メ:::::/ l!
ノ ／'´ !, -､ __ ,ｨ|::::::!== _､ ゝ__ ,∠´__j:1イ:::::::::::::::／:::::,. l!
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| 蒼星石は大きく息を吸い、吐いた。
|
| 甘い匂いが胸いっぱいに広がる。
| だが、先ほどまでの陶酔感はなく、体が熱くなりもしない。
|
| そんなことよりも、怒りが勝っていた。
|
| 苛立ちを表に出さないように、蒼星石は時計を見た。
| まだ四分。三十分は長い。
|
| 後で二人きりになったら、折檻だ。
| 蒼星石は脳内でやる夫の顔面に平手を打った。
|
| 無理やり付いてきて、仕事を奪って。
| しかも、しかも……。
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- 103 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/24(月) 10:02:31 ID:nUQhShGw
-
/::::::::::::::::::::::::::::::_::イ: : : : : : : : : ＼: : : : : : : :＼: ヽ: : : : :ヽ
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/::::::::::::::::::::／: : : : : : :从: : : : : : : : : : : ::＼: : : : : : ',: :';: : : :i: l
｀ ー - ､::/: :i: : : : : : : :i. ヾ:＼ミ､: : : ＼: : : ＞＜:´: :V:i: : : ::ｿ
i: : :l: : : : : : ::/ ＼.＼:.ミｰ ､:.=''´:.ﾄ≠.＼:.:/:.:.:i:.:.:.i
|:.:.:..l:.:.:.:.:/_:/───弋ヽ｀ー- ≧テ忘ｱ .Y: : :l: : /
ヾ: : ヽ: /:./ _≦彡ﾐ ＼＼ 乂::....ﾉ /: ::/: :/
',: i: :乂K ＜ {芯切 ｀ー ￣｀ /: :イ: :/
Vｲ: : : ::＼ ゞ_ソ .i ｲｲ: : : /
}: : : : : : :＼ ￣ , ､ ｲ: : :/
ﾊ: : : : :ﾄミヽ＞ ｀-´ ／ﾊi: :/i
ﾄﾊ: : :i:} ヾ ＞ ､. ／i:八 l:/:/
V: ﾄi ,､ ﾌi｀ ー ' ´ト ､ .|:/
＼:V /∧ヽ''´ ﾉ ／ ＼ﾘ
／{ ヾ ノ ', ／ ￣＞'⌒iｭ_
/:{⌒ ｹｲ 〃VⅦﾐ ノ } ／,廴ハ
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| 時計を見る。
| まだ五分。三十分は長い。
|
| 必要以上に危険な目に合って！
|
| いま、この瞬間にもやる夫が危機に瀕しているかもしれない。
| いま、この瞬間にも齟齬が生まれているかもしれない。
|
| そう考えると、気が気ではなかった。
|
| 連れてくるべきではなかった！
| 何としてでも撒くべきだった！
|
| 後悔が胸を焦がす。奥歯を強くかみ合わせる。
| 指をからませ遊ばせる。そうしないと指に力を込めすぎてしまう。
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- 104 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/24(月) 10:03:34 ID:nUQhShGw
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/:.i:.:.:.:.:.:.:＞､三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三／:.ヽ
i:.ｲ:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.｀:.-...._三三三三三三三三三三三三三三三彡''´:.:.:.:.i:.:.:＼
l:∧:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.｀:.:- -ニニニニニニニニ≧ -:.:.':.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ ､:.:.:i
ii ',:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i＞:./:.:/ ',:..:i＼:.:.:.:.:.:.:＼:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: l:ヽ＼｝
,- ､ｊﾌﾊ:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:./_i:./＼ ';:ﾊ ＼:.:.:.:.:.:.:.:＼:.＞-:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:l:.:.',
＿] / ',:./i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:./ヾi:.lﾃ=t-_ヽ_,ヽ:.', ｀ -x ≦=t=-ア､:.:.:.:.:.:.:.:.:ij:l:.:.::',
｝ ,,イ >i:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.|l:ヽ |/弋ｚ-ンヽ ヽ:＼ ノ ゞ､ッ人>:.:＼:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:',＼
／｛ソ ／ハﾊi:.:.:.:.:.:.:.:.:il:.::.',i ￣ ＼ヽ ￣ /ノ､ ＼:.:.j:.:.:.:.:';:.',: :＼
｝」 r< ,､ ﾘ ',:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ＼:ヽ ヽ / ｙ i ヽ:ﾊ:.:.:.:.:i:ﾘ: : : :＼
r- -､ iｺi ', .';:.:.:.:.:.:..∧ ＼￣ ﾉ ／ ヽ,ﾊ-<ij: :ヽ:.:.:l: : : : : : :
ヽ_ｒヽ -, ／/ハ:.:.:.:.:iーヽ. ＞ ー - - イ＿ i _ l ﾉ: : :',:.:l: : : : : : :
/: : : ー:ー-' 廴 ':.:.:.:.l＼ソ- ､ ＞ _ ￣ , ィ-彡三三ﾐ､ r´l ｝: :ﾊ:.i : : : : : :
/: : : : : : : : : : : :￣ヽ:.:.l） ヽ ﾉ三≧=-＞ー彡彡'''｀￣￣｝ilil}l> っ i ｒ': : : :ﾘ: : :＼: : :
i: : : : : : ヽ: : : : : : : : ヽi廴j V＞-───/|ilil|｛ //// ｛ ﾚ/ ﾉ: : : :: : : : : :＼
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| 時計を見る。
| まだ六分。三十分は長い。
|
| 心配と怒り。やる夫に当たり散らしたい。
| だが、蒼星石の中の冷静な部分は、それがやつあたりだと理解していた。
|
| やる夫が傷つくことへの恐れ。
| 自ら危険に近づいたやる夫への怒り。
|
| 大いに矛盾した感情だ。
|
| 時計を見る。
| まだ七分。三十分は長い。
|
| 感情の抑えが効かない。恐らくは、例の香のせいだろう。
| 蒼星石は怒りを抑えるべく、やる夫の顔を思い出した。
|
| 意味もなく怒りが湧き、脳内で思い切りぶん殴る。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 105 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/24(月) 10:04:05 ID:nUQhShGw
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, ; ／ ＼
c=＝ｰ＾ /li ＜こ＿ .:; イ.:.:.:.:.::.:＼ : : ＼:.:.:.::;;;;＞'"
z ,ｨ≦ ﾑ}|/__／´⌒ ／.:.:::::.:.:::.:.:.:.:ヽ .::.:.:;;ｨ'" /
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c=＝ ¨¨ ／^{ノ ilil/／ /⌒´￣￣￣`7´ / / ',
ｃ に≠==ー 厶- il,／ 〃 ｰ／, { { i ヽ
`ーﾄ､ 〃 {i ﾍ. :丶ヽ: : :ヽ: : : : : : : : : : { :＼
C °。 : . ﾍ にﾍ,{i ヽ.i{ . . . . . : : : : ヽ、:＼: : : :＼: : : : : : : : ヽ. : :
: ', ,〉ｨﾍ ヾミ{!. : : : : : : : : : : : : : :＼. :＼: : : 丶: : : : : : : : ＼
. ｨー- く {^ヽ人 ﾍ≧ー‐rｰ宀7⌒ヽ. : : ヽ､__. : : : : :＼. : : : : : : :
／ :｀ 、: :ﾄこ´ ヾ ¨＞く__ノ ＿,人___／, ¨¨¨"¬ｒ一=,,___ : :
/ , ﾍ､＿＿ 彡彡 ´ _ ｰ
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./ ヽ、 ／
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| だが、先ほどの感覚を思い出し、怒りは急速にしぼんだ。
|
| 唇を寄せた時、やる夫の手が押しのけるように伸ばされた。
| 明らかな拒絶の動きに、蒼星石の脳は瞬間的に沸騰した。
|
| 悲しかった。苦しかった。
|
| やる夫とは、長い時間一緒だった。
| 彼のいちばん傍にいる自負があった。
|
| それでも、拒否されたのだ。
|
| 拒否、されたのだ。
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- 106 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 11:26:18 ID:HWagBAC6
- やだ、蒼い子ったら乙女してる
可愛いすぎる
- 107 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 12:21:03 ID:d/cGYgnQ
- ええｗｗｗ押しのけるようにってｗｗ
これは後で修羅場ですね（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ
- 108 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 12:27:58 ID:5Z7/gbKI
- > 後で二人きりになったら、折檻だ。
オカン……
- 109 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 12:30:30 ID:H650tUAg
- 妄想で入れるのもグーじゃなくて平手な辺り女の子だなｗ
- 110 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 13:10:38 ID:njaA9kos
- 完全に恋する乙女ですなwww可愛すぎる
- 111 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 20:21:22 ID:gdi1BMiE
- 1分間隔で時計を見れるとは・・・正確な時間感覚っすなー
- 112 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/24(月) 21:14:26 ID:6w/ZQWlQ
- 蒼星石
有利な特徴
時間感覚…５ＣＰ
- 113 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/25(火) 10:01:15 ID:hdJzIjkw
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| やる夫が翠星石を見ているのは知っている。
|
| だって、ずっと彼を見て来たのだ。
| 知らないはずがないだろう？
|
| 翠星石がやらない夫を見ているのも知っていた。
| 何度も相談されていたし、双子だから何となくわかった。
|
| 蒼星石も、正直やらない夫に惹かれたことがある。
| 本当は弱い自分を、やらない夫なら守ってくれる。そう思った。
|
| そう思ったが故に、蒼星石は自分に失望した。
| それは恋愛感情ではない。依存をして、一方的に甘えて。隷属するだけだ。
|
| それでは意味がない。
| そう、やる夫が言った。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 114 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/25(火) 10:01:33 ID:hdJzIjkw
-
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | | 『やる夫は、
／（ ●） （●）＼ ! ! やらない夫の友達でいたいんだお。
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l
| |r┬-| | ／ ぶら下がるだけの取り巻きじゃなくて』
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| そう言ったやる夫が、眩しかった。
| 誰かに寄りかかることばかりを考えていた蒼星石は、己を恥じた。
|
| そして、コンプレックスから自分を捨てた元婚約者へのこだわりも消えた。
|
| それまでやらない夫の付属物だと思っていたやる夫が、自分よりはるかに強いことを知り、
| 蒼星石は彼を目標にした。
|
| やる夫に並びたかった。認められたかった。
|
| その気持ちがあったから、蒼星石は歩いてこれた。
| 翠星石との素質の差も、自分の才能の無さも、言い訳にしなかった。
|
| どこかの誰かみたいに心折れて、負け犬になり下がるのだけは嫌だった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 115 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/25(火) 10:01:53 ID:hdJzIjkw
-
-─‐──‐-、
／ ＼
／ ; ヽ.
l U l
| , 、 ; |⌒´⌒｀ヽ、
!、 _ノ" "ヽ、__ ∪ ＼
ヽ (（ー） （ー） ):: /⌒゛` l:
/ヽ∪（_人__）∪__ ,ノ| , |
/ /` ⌒ ´ |. | , !
/ ∪ |∪`-,,,|" |___,ノ |
/ / | | | ,lー─- 、
, --‐-ー、_ /∪ l ,| | ,／ ） ）
く / / ァ- ,ノ ＿ ＼ノ＾ノ^／⌒ヽ.j＼ ／＾ー-‐'
`ー' ー´￣ （＿） （＿(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ￣
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| 才能とか、素質とか。
| そんなものはやる夫には無かった。
|
| 彼は平均的な人間よりも、何もかもがちょっとずつ劣っていた。
| 弱くて、卑屈で、臆病で、内向的で、美しくもなく、
| 光る所など欠片もなかった。
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- 116 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜10/27新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/25(火) 10:02:12 ID:hdJzIjkw
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／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ///（__人__）///＼
| u. `Y⌒y'´ |
＼ ﾞー ′ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| そんなやる夫だが、弱さを認め、強くなろうと足掻いていた。
| そんなやる夫だが、友の前でだけは卑屈にならないよう努めていた。
|
| そんなやる夫だが、必要なときはなけなしの勇気を振り絞っていた。
| そんなやる夫だが、内気を理由に怠けるのを許さなかった。
|
| そんな、弱くても努力をして、
| それでも特別優秀にもなればいやる夫を。
|
| 蒼星石は、蒼星石は……。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 117 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 10:25:59 ID:A9XxJEBU
- やだ、なにこれ・・・ すごく乙女・・・
- 118 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 11:29:46 ID:1zJVztSc
- 蒼星石に元婚約者がいただと…ッ！？
- 119 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 11:36:13 ID:lzZdY/2M
- ＞コンプレックスから自分を捨てた元婚約者
窓口からリストラされたデュランダルだろうけど、
……元がＭ字だから年下相手に真剣に口説こうとするのは確定として
どんなコンプレックス持ってたんだ？
種なしとかその辺かしら。
- 120 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/25(火) 12:19:04 ID:hdJzIjkw
- >>119
ああ、デュランダルではないです。
第二話で登場予定なんで、伏線て奴です。
- 121 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 12:34:57 ID:lzZdY/2M
- >>120
あら。
完膚無きまでにリストラされてたのねｗ
容貌コンプレックスとかマザコンかシスコンか……オパイスキーやロリコンはないよなぁ。
あまりに無残だ。
- 122 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 18:55:11 ID:hO4KlZ2I
- 乙
今後、
蒼の子のヒロイン加速と、やる夫のヒロイン素質
どちらが上回るか楽しみだｗ
- 123 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 19:14:33 ID:dgoOieoc
- あーもう！蒼い子にやる夫との絆値を見せてやりてー！
- 124 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/25(火) 19:34:57 ID:0KuJ51pU
- 必要なとき=蒼星石を守る
ってのがまさに今の状態ってのに気づいたらどうなることかｗｗ（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ
- 125 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 10:02:40 ID:Pg9dM.Bc
-
＼:::;イ ' ､ ヽ ｀ヾ;:;:;:;:;:;:;.ヽ
／ , :!:i ﾄヽ､ ｀ヾ.､ __.. :. V ::::V;:;:;:;: 〉
, ' .:' .;' :ﾊﾄヽ｀ヽ｀z≦=ァ ::::l :::::V ／ まあ、待て蒼星石！
. /ｲ.:i :/::ﾒ､_! ＼ ´'ﾄtjﾊ ｀Y :::l :. :::::::｢ 時に落ち着け！
' l.::|ﾚ'.:ｲrft!i ヽゞ‐' ! ::;' ::::i::::::}
Xイ ::ﾊ ゞ'､ /,:ｲ ::::|:::::j 僕は今錯乱している！
ヾ V! r=ﾆヽ '´}::! .::::;':::/ 例のお香のせいだ、間違いない！
｀Tﾄ Y´::::〉 /;ｲ .:i::/ﾚ'
|i ＼ ゝ-' '´7 .:::ﾙ
l :::::>､ ＿_. ! ::/'´ヽ.＿ ,ﾍ__..ｨ､
ﾘ! ::::i::ﾊ:! _! ／ｌ:/ r-' /-!/｀ヽ
. ', :::ｌ' ｢ ﾚ' !' _〉､/ _ﾉ,:,:,:,:,:
ﾊ::::! ,ｲ!｢jト}!＼ !_ / 7,:,:,:,:,:,:;:
ハjzY/ / { iﾄ､ ＼ ﾍ/ Y´,:,:,:,:,:,:,:;:
r' V/ / {｀i´} ﾊ 〉 ,'´_j,:,:,:,:,:,:,:,:,:;:
} ﾊV/ {｀i´} ヾ＝' ! r',:,:,:,:,:,:,:,:,:,:;:
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| 怒りに体を震わせていたはずが、いつの間にやら思考が思わぬ方向に向かっていた。
| そして、今まで目を逸らしていた感情を目の前に突きつけられ、蒼星石は大いに狼狽した。
|
| 彼女をよく知る人物なら、蒼星石の今の反応に首をかしげるだろう。
| こいつは何を今さら動揺しているのだ？
|
| しかし、蒼星石自身としてはやる夫を一人の人間として尊敬し、
| 友として支え合ってきたと考えてきた。そう言い聞かせてきた。
|
| だが、実際の所は？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 126 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 10:03:18 ID:Pg9dM.Bc
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, . : -=＝＝＝=- : ミ､
,ィ'"´: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ミ､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ: : : : : : :.ヽ
/.:/: : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾊ: : : : : : :.ﾍ
/.:/: : : : :|: : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: : : : : : : :',
/.:ｲ: :i.: :{:.:{: : : :ﾍ: : : :､: : : : : : : : : : : : : : :.i: : : : : : : :i
/ｲ:,'.: :i : :ﾊ::',:.: : :∧: : : :＼: : : : : : : :ﾍ: : : : ': : : : : : : :}
. ,' .i: i: : {.: ::{ ',:.ﾄ: : : : ﾄ:.: : : :.:ﾞﾄﾐ､__: : : :ﾊ: : : i:.i: : : : : : : !
i .|.:!.: : i : :i V:;ム: :{＼: : :´￣:ﾍ＼: :‐-i :､: }.:}: : : :}: : :.'
l .ｌ:{: : : l : {イ´ヾﾍ:.',::ﾍ,＼: :ﾍ:.:ﾞv‐-＼: :}i: : !/: : : :'.: : :,'
. ! ',:', : : :i ; ', -‐､ﾄ､:.:, ヾ;:ﾄ;:_,zｮｮｮｮｭ､i :,': : : :,'.: : :/
∨ﾊ: : :ﾍ:;}_zｮｮｮｮｭ､::ヾヽ "イ_);;;;;;ｊ:下ﾐ〉: :,'.:/.: : :/
. V: i : :∧《(_){;;;;心ヽﾐ､ヾ､ 乂ゞィン /: :/.:/.: : :/
∨i:, : :ﾍ゛乂ゞ彡' 丶…'' /: :/.:/: :/ﾘ
ヾﾊ:',:.:∧ ｀…´ :::::::::../;ｲ/.:/: ://
iハ:ﾄﾄ::ﾊ :::..::::: ､ ／//.:/: :/.,'
ι ﾘi从::ヘ ,､ ｲ/.:/:,';/
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| ダメだ。
|
| 考えることは許されない。
| だってそうだろう？
|
| 蒼星石がやる夫に思いを伝えることは『絶対に』ありえない。
| そうとも、天地がひっくりかえろうとも、世界が滅びようともだ。
|
| そして、やる夫が蒼星石に好意を寄せることは……？
|
| ないだろう。
| 変に真面目なやる夫のことだ。
|
| 翠星石への好意を、そのままよく似た蒼星石にシフトしたのではと考えるはず。
| 『代わり』にすることに、やる夫自身が耐えられないだろう。
|
| 蒼星石がそれを許しても、やる夫自身が壊れてしまう。
| 残念ながら、やる夫はそれくらい強くて弱い。
|
| なら、この話は終わりだ。
| 終わりなのだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 127 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 10:03:35 ID:Pg9dM.Bc
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, ´__ ｀ - 、 ｀丶、
. ／ ／ / ｀ - 、 丶
／ ／ ' / ｀ - 、 ＼ ／
/, ' / / ／!ｌ ｜ ｀ ､ ＼ ／
. // / / /__∠. 斗‐ | l、 | l ｀ ､ ` く::＼
/ｲ /| ′ ／/／二ヽ！ | | ＼ | | ,| ＼ ＼:ヽ
| / l| ｌ／ ,ｲ:'〈 ｆ!ﾊ '｜l l! !__ メ、' / ! .:ｌ:＼ ヽ冫
l'′l| l ／/::,′ |l:::} ｌ l|´ ,二ヽ ＼/ / .:;'::::::::＼ ／
{ | 'l..:/:::,' ､ゝ'′ l | 〃｢「｀ヽ/ X .:::/:::::::::::::::｀Y
! ｌ:::ｌ::{ "" ｀ ｌ| | !::::::ｉ}/ .::/::::::::::::::::::::,′
. l |:ﾊ ! ゝｔzノ' .:/:::::::::::::::::::;/
ｌ|::∧ _ """ `ｰ／ .:／:::::／::::::::〃
|:':/::>、 ヽ _＿ - ´::::::;::::::'::::::／:::::::／/
}/ｌ:/ ヽ.__/￣ ー=＜彡::;:::イ/:::::::／／
/ /′ /ｲ/ イ::／:/::;:イ '
′ .ｲ l//:/::ハ ヽ
／⌒ー‐､ ／/ ! / ｲ i
／ ＿_/ ,.-イ / lﾍ {
}／´⌒Y ／ l , ヽ
. ｛ | ／ ..:/ ｉ; ｌ ', ＼
. | ＿_!/ .::/ ':: l ﾞ､ ｀７
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 時計を見る。
| 十三分。もうすぐ半分か。
|
| ため息をひとつ。
| と、先ほど華琳が入れて行った赤いワインが目に入った。
|
| 自棄にかられて飲みたい誘惑にかられる。
| が、脳内には冷静に警告を出す蒼星石もいた。
|
| あの華琳だぞ？ 何が入っているか分かったものではない。
| だが、目の前でコルクを抜いたではないか。
|
| 最初から混入している可能性は？
|
| 脳内で二つの意見が対立する。
| こういうときは、第三の意見を出すのが一番いい。
|
| ……アルコールを飲むのはよくない。
| 決定だった。蒼星石は誘惑をはねのけ、席を立った。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 128 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 10:03:57 ID:Pg9dM.Bc
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（￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ＿＿＿＿＿__ ／￣￣￣￣￣￣￣￣）
（／（／／／／／￣＼＼. .i´￣￣￣｀ｉｉ i. .／／￣＼＼＼＼＼）＼）
（／／／／／￣＼ ＼| [_!! |／ ／￣＼＼＼＼＼）
（／／／／／／￣＼ |========|{ | ／￣＼＼＼＼＼＼）
（／（／（／（／￣ | || | ￣＼）＼）＼）＼）
（／（／/ /| [_!! !ﾍ ＼）＼）
（/Ｖ. | || ! Ｖﾍ）
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 備え付けの冷蔵庫に視線が行くが、その中身も安全とは言いにくい。
| 水道水をそのまま飲むのもどうかと思った。
|
| いや、そもそも喉が渇いているわけではない。
| 単に手持無沙汰になっただけなのだ。
|
| 時計を見る。
| 十六分。半分過ぎた。
|
| まだトイレに行っている暇はあるだろう。
| 流石の蒼星石も、この部屋を余さず映し出す隠しカメラの存在など考えなかった。
|
| 故に、無防備にトイレを開けた。
| もはや気分を昂らせる香の存在を忘れていた。
|
| 完全に。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 129 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 10:04:34 ID:Pg9dM.Bc
- 新月のは昼にでも張ります。
新月になる前にエンディングフェイズが終わると、一月前の私は思っていました。
という訳で、STOP状態のやる夫：蒼星石を動かすために、中間報告も有ります。
- 130 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/26(水) 10:36:25 ID:cv8rrRGg
- ＞蒼星石がやる夫に思いを伝えることは『絶対に』ありえない。
複雑な事情がまだまだ隠されてるっぽいねぇ
障害が多いのはヒロイン力が高い証だと理解してはいるが……もどかしいッ！！
- 131 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 12:21:47 ID:Pg9dM.Bc
- ┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51a
┃妄想 52
┃鏡と茨の死神... 56
┃荒野の黒龍 27
┃千の化身 5
┃
┃高良みゆき 90 → 94 STOP!
┃>>蒼星石 99 → 100 COMPLETE!
┃>>蒼星石☆ 0 → 7 → 0
┃>>夢宮アリカ. 71 → 76
┃>>やらない夫 65 → 74 LVUP!
┃長門有希 53 → 71 LVUP!
┃水銀燈 51 → 64 LVUP!
┃華琳 50 → 62 LVUP!
┃クツキ 62
┃伊藤誠 36 → 43 LVUP!
┃阿部高和 33
┃真紅 25
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 21 → 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃
┃翠星石 75
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃翠星石 66 → 75 LVUP!
┃>>やる夫.. 58 → 73 LVUP!
┃ニャンコ先生 59 → 63 LVUP!
┃Ｌ 40
┃ディオ.. 39
┃>>蒼星石 8 → 23 LVUP!
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0 →
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫 63 → 74 LVUP!
┃エダ. 59 → 77 LVUP!
┃ばっちゃ 50 → 59
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 31
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃
┃拳 55 → 69 LVUP!
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫☆ 17 → 23 LVUP!
┃翠星石. 62 → 65
┃志摩子さん. 43
┃デュランダル. 30
┃>>アリカ. 36
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃ニャル. 12
┃屈木 14
┃麻呂重 0 → 6
┃ナタル. 0 → 11 LVUP!
┃吉良 0 → 6
┗━━━━━━━━━━━━━
- 132 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 12:22:00 ID:Pg9dM.Bc
- 10/27は新月の冒涜的な介入なので、絆を張っておきます。
エンディングの途中経過も合わせて張ってありますので、新キャラにも絆が芽生えたりしました。
新月のルール
ttp://www35.atwiki.jp/siwoyumeni/pages/38.html
１ 期間は新月の日中。一人につき一度まで。
２ 絆が上がってほしいキャラと、上げたい絆点数を書き込む。
なお、一度に投入できる観客ポイントは20までです。
３ 書き込み時間の『秒』がゾロ目の場合、指定した絆が上昇する。
４ 上昇した絆点数分、観客ポイントを失う。
注意！
絆は50を超えると上がりにくくなるので、投入量には注意してください。
- 133 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 12:22:21 ID:Pg9dM.Bc
- 現在観客ポイント一覧（五十音順・敬称略）
3/4◆.AbaIO0B0A
15/58◆10ApkKSZho
27/47◆200X.ofSxM
4◆3.fkfeQ/sk
2◆3PUGsfYI1s
2◆3q8fuEGUGg
22◆4sMIfi54fI
3◆52sg9FxRUQ
23/25◆5LFioFMpBg
22/68◆5q.v2gptpA
6/61◆5rXXXxXIT.
6◆6h1chSkFOk
3◆947FEvWH3Y
7◆/7r/M3Cw5M
2◆/s.yGd3KhU
3◆a/xD6v3KLY
33/62◆al9/.v0aCM
2◆AKUMA2pDNk
11/36◆AWQD6Lb1uk
◆aXe1ogPkW6
3◆b9duBPHcok
9/62◆bbq3AN25Iw
20/77◆BOfUUEthUU
◆Bwrrj1pnTg
28◆CBWsOpHrbw
4/19◆CByxRbsj1.
6◆CLRYpIa9Kc
13◆cn/qYe9whE
26/42◆D07MIjCMEE
4/29◆Dm1s29RE7Q
3/41◆e52bu8jgoU
10/15◆eR5z2C.vi2
12/15◆EuIEJpojhY
9/71◆gG1ytzX69g
◆HCeZ2oI.bM
◆ih5a/uuYUk
22/48◆JACKolF2vA
3/11◆jKrMVrQQlw
10/17◆jryiMNo.QI
2/9◆kcoFWEwInQ
29◆l5B5sGnbkQ
2◆liFi/Qrcjw
19/28◆lGbW60L72o
41/75◆MAROd..Uts
19◆mdNzeAtrtQ
3◆mmsSEDCh.s
25◆MOBqqkAfh6
4/28◆n5Z3VuZapw
0/18◆nbjuSvHfdk
2/4◆NQZjSYFixA
18/22◆NVBv1.Pj5o
10/12◆nzPELBqxOw
19◆PVM.vDrgIA
44◆pZ1SG0LlqY
4/9◆qfLg9Spico
0/3◆qInxGFJnPg
9/25◆QpZ3gvBxm2
3/32◆R3/KETQDWk
20/65◆RengelsnNs
6/21◆Rig.Bady8Y
11/37◆s7CVF0Eu8I
12/19◆sNVBsaeVxY
5/11◆SoulZkyIaA
10/11◆Su5Zk7G1ZY
0/5◆TGjKoJdVQ2
2◆thx1q1gBGw
3/17◆TIENe3Twtg
9/12◆TRPG8ux7Kw
19/51◆tS3RueByJs
40/61◆u9Ls68fGDM
◆Ugh/0aOKOU
10/11◆UlyxgJyrJ2
7/18◆uxffmXpvq6
3◆uwX.8TrWtI
23/29◆VPpncOkoNc
3◆vxML1Lislo
44/63◆wS/0Zx62a.
4/53◆wZFOryiZkw
2/24◆X4AODaKY.U
5◆x4NlUopa5g
2/58◆xT5TyczDqI
4◆yaoWbZhG96
28/52◆YeqXWjTM4k
9/16◆ypv6fDfA1A
13/36◆z7fKsWA8UA
7◆z9EQPA7Msc
22/69◆Z0APLXykMM
3◆zBvvMGYmRg
11/39◆ZUNKxf4Mog
◆ZYIggdNQgg
- 134 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 12:22:38 ID:Pg9dM.Bc
- 現在観客ポイント一覧（ポイントごと五十音順・敬称略）
・50ポイント以上の？？？（該当者なし）
・30ポイント以上の狂神（5名）
44◆pZ1SG0LlqY
44/63◆wS/0Zx62a.
41/75◆MAROd..Uts
40/61◆u9Ls68fGDM
33/62◆al9/.v0aCM
・20ポイント以上の超人（14名）
29◆l5B5sGnbkQ
28◆CBWsOpHrbw
28/52◆YeqXWjTM4k
27/47◆200X.ofSxM
26/42◆D07MIjCMEE
25◆MOBqqkAfh6
23/29◆VPpncOkoNc
23/25◆5LFioFMpBg
22◆4sMIfi54fI
22/69◆Z0APLXykMM
22/68◆5q.v2gptpA
22/48◆JACKolF2vA
20/77◆BOfUUEthUU
20/65◆RengelsnNs
・15ポイント以上の達人（6名）
19◆PVM.vDrgIA
19◆mdNzeAtrtQ
19/51◆tS3RueByJs
19/28◆lGbW60L72o
18/22◆NVBv1.Pj5o
15/58◆10ApkKSZho
・12ポイント以上の名人（4名）
13◆cn/qYe9whE
13/36◆z7fKsWA8UA
12/19◆sNVBsaeVxY
12/15◆EuIEJpojhY
・10ポイント以上の異能者（8名）
11/39◆ZUNKxf4Mog
11/37◆s7CVF0Eu8I
11/36◆AWQD6Lb1uk
10/17◆jryiMNo.QI
10/15◆eR5z2C.vi2
10/12◆nzPELBqxOw
10/11◆UlyxgJyrJ2
10/11◆Su5Zk7G1ZY
・9ポイント（5名）
9/71◆gG1ytzX69g
9/62◆bbq3AN25Iw
9/25◆QpZ3gvBxm2
9/16◆ypv6fDfA1A
9/12◆TRPG8ux7Kw
・7ポイント（3名）
7◆z9EQPA7Msc
7◆/7r/M3Cw5M
7/18◆uxffmXpvq6
・6ポイント（4名）
6◆CLRYpIa9Kc
6◆6h1chSkFOk
6/61◆5rXXXxXIT.
6/21◆Rig.Bady8Y
・5ポイント（2名）
5◆x4NlUopa5g
5/11◆SoulZkyIaA
・4ポイント（7名）
4◆yaoWbZhG96
4◆3.fkfeQ/sk
4/9◆qfLg9Spico
4/53◆wZFOryiZkw
4/29◆Dm1s29RE7Q
4/28◆n5Z3VuZapw
4/19◆CByxRbsj1.
・3ポイント（13名）
3◆zBvvMGYmRg
3◆vxML1Lislo
3◆uwX.8TrWtI
3◆mmsSEDCh.s
3◆b9duBPHcok
3◆a/xD6v3KLY
3◆947FEvWH3Y
3◆52sg9FxRUQ
3/41◆e52bu8jgoU
3/4◆.AbaIO0B0A
3/32◆R3/KETQDWk
3/17◆TIENe3Twtg
3/11◆jKrMVrQQlw
・2ポイント（10名）
2◆thx1q1gBGw
2◆liFi/Qrcjw
2◆AKUMA2pDNk
2◆3q8fuEGUGg
2◆3PUGsfYI1s
2◆/s.yGd3KhU
2/9◆kcoFWEwInQ
2/58◆xT5TyczDqI
2/4◆NQZjSYFixA
2/24◆X4AODaKY.U
・1ポイント（6名）
◆ZYIggdNQgg
◆Ugh/0aOKOU
◆ih5a/uuYUk
◆HCeZ2oI.bM
◆Bwrrj1pnTg
◆aXe1ogPkW6
・悪魔に魂を売り渡した猛者（3名）
0/5◆TGjKoJdVQ2
0/3◆qInxGFJnPg
0/18◆nbjuSvHfdk
・愛にすべてを捧げた漢(0名)
・累積100ポイント以上の魔丞（該当者なし）
皆様ありがとうございます。
抜けがございましたらお手数ですが申告して下さるとありがたいです。
- 135 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/26(水) 12:27:19 ID:aeTNsjZw
- しかし翠星石さんやる夫の心からほんと微妙な立ち位置になってるなぁ
蒼星石は言うに及ばず、みゆきさんに越えられ、アリカ長門とほぼ同じてｗ
- 136 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/26(水) 12:34:08 ID:Pg9dM.Bc
- >>135
会えない時間が愛育てるのは歌の話。
メガテンでは会えなきゃ絆は育まれんとです。
- 137 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/26(水) 12:45:02 ID:1WEpmnUk
- そして肝心のやらない夫ですらやる夫と翠星石の絆は大差ないという…
- 138 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/26(水) 12:57:57 ID:cv8rrRGg
- ﾋﾛｲﾝ
改めてやる夫ゲットの競争率の高さを実感w
- 139 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/26(水) 13:04:52 ID:sFftOYG.
- さすがにやらない夫は、やらない夫だけは「そんなに欲しいっけ？」しないと信じてる！
- 140 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/27(木) 00:50:25 ID:EzWQe95U
- やらない夫-翠星石の絆に介入してあげるべきかｗ
- 141 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜月の無い夜が来た ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 10:02:54 ID:brtJNlqI
-
|: : :| |: :_:_:l＿ ／イ |: : : : : : : |/ //
＿＿＿＿ |: : :| ＿＿＿__|( O O) 77 |: : : : : : : | //
＼: : : : : :｀ヽ､:.:.| . ィ ´ `ト幵幵 V /|: : : : : : : l 「`┐
／￣￣＼: : : У´ ＼/ //| : : : : : : :| | |
/ /￣￣￣:.／ ヽ ∧＿//: : : : : : : :| | |
| ＼: : : : :/ / / ./ ﾄ､ | ∧ /: : : : : : : : | | |
＼ ￣￣!/ /人 | | ＼ | .! .| |〈二二ヽ: : : :.| | / え？
_〉､ ＼./ | / | | | | | | 斗-‐十'| l/: : : : :＼＼: | |/
ﾄ､二＞- | | | | |＼| | | | | ィカﾘ } |／/￣＼＼: : :∨ やだぁ。
|. ＼ .| | | | Ｌ.ィ＼ | ｌ＼| `ー' | トｰｧｰ-､: ＼＼/ そんなことしちゃうの？
＼ ￣￣＼ ! ＼＼ ｨ='" , ／.!ノ 辷‐-ｧ＼: : /
＞───＼ ＿＞ﾄ､ - ァ / /`ーｧ′ ∨
／＼/￣￣￣￣{三二ニ＞ 、 イ| ノ|| /
＼ ＼＿＿ 〈─一ｧ/ ﾉヌTニニ} || /
`ー──‐￣ ／／.|.ﾆ￣ｌ＼ |ヽ､／ || / /
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/ .| ＼ヽ 人／ヽ || ＼ |
/ ﾘ＼＿＿.不､ `ー′ ∨
厶＿ / / | ＼ /
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 少女の嬌声が狭いモニタールームに響く。
| 声質はまだ少女の臭いを強く残している分、その享楽的な喘ぎは背徳性に満ちていた。
|
| 鼻にかかった甘い声で熱い吐息を漏らす華琳。
| クスクスという蟲惑的な笑い声が耳に心地よい。
|
|「ああん、だめよ？
| まだそんなに焦っちゃダメ。そう……まだ時間はあるんだから」
|
| 悪魔のように焦らして、天使のように囁く。
| もはややる夫は我慢の限界だった。
|
| 思いの丈を華琳にぶつけてしまいたかった。
| 強く、激しく。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 142 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜月の無い夜が来た ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 10:03:08 ID:brtJNlqI
-
＿＿＿_
／::::::::: u＼
／ﾉ└ ＼,三_ノ＼ ,∩__
／:::::⌒（ ●）三（●）＼ fつuu ぐ、ぐぬぬ……。
|::::::::::::::::⌒（__人__）⌒ | | |
＼::::::::: ｀ ⌒´ ,／_ | |
ヽ i 丿
/(⌒) /￣￣´
/ ／ /
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| やる夫は初めてだったが、若かった。
| そのため、勢いだけはあった。
|
| だが、その勢いだけでは魔女の熟達のテクニックで絡め取られ、
| 骨抜きにされてしまうのは目に見えていた。
|
| だが、我慢の限界ははるか後方にあった。
|
| やる夫はいつにないほど体が熱くなっているのを感じた。
| こんなに興奮するのは初めてだ。
|
| 華琳を、あの少女の姿をした悪魔を。
| 無茶苦茶にしてやりたい。そう思った。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 143 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜月の無い夜が来た ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 10:03:21 ID:brtJNlqI
-
ﾉ Ｌ＿＿＿_
⌒ ＼ ／ ＼
／ （○） （○）＼ てめー、華琳！
／ （__人__） ＼ ちょっと来いお！
| |::::::| |
＼ l;;;;;;l ／l!| !
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！
`ー､＿ﾉ �堯�l､Ｅ ﾉ <
ﾚY^Ｖ^ヽｌ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|「いやよ。だったあなた暴れそうなんだもの」
|
| 拷問機械に繋がれるのは初めてだ。
| 棘のついたローラーが回る活版印刷機みたいな器具に、やる夫は右手を繋がれていた。
|
| 蒼星石に警告に行こうと、モニタールームを飛び出したと思ったら、捕まっていた。
| やる夫の手には、AAの都合上馬鹿にしか見えない枷が嵌められていたのである。
|
| 柔らかなやる夫の太い腕は、華琳の細い指先に絡め取られ、
| あれよあれよと言う間に手錠をはめられこの状態である。
|
| 正直言って、恐ろしくないわけがない。
| だが、それ以上にそろそろ怒りが上回って来た。
|
| 華琳がローラーの脇のペダルを回せば、やる夫の腕は穴あきチーズになってしまうだろう。
| だからどうした？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 144 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜月の無い夜が来た ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 10:03:37 ID:brtJNlqI
-
i､ ,.ｲ .|ヽ .／j
∧{::∨:/ , - ― - 、 |::::∨::/
＿_ ';::::',::::/ ヽ::::/:::/ィ＝ｧ
＞'ゝ ｀ヾ,′ / / ﾊ. ', ∨;::イ ｀ヾ
j＼ゝ ＼―, .,' { .{ i. ', } } ／ ,ｲ,.イヾ、
ｒ' 八 ゛＼. ゝ{ .i i .l .ｌﾊ j.､ .j }ｲ ／イ/ j
.八 ヽー≧.八 .{ﾉ―八.i i八ﾉ‐}.ﾉ .ｊ彡'_＿.,ｲ ,ｲ
/ {ゝ、 ＼ ﾊ.{,ィ＝､ ィ＝､ﾉ/j ,.イ ,.イ.ﾉ￣}
八 八ｰ＜＿_} 〉ﾊヾ , ｲ/´ r' ,.イ＿/ ./ あなたが見たくないって言うから、
＼ ＼ { i ハ ー ｧ .,ｲ〃 ゞｲ ´ / ,ｲ こうしてあの子の痴態を実況してあげているのよ。
`ミ=- ,彡' ﾞ ,.､ _ , イ ヾ､ .,.イﾉ／
ｒ― 'i.i¨ヾ::; 个.､:/¨iiー‐ ､ 彡' 感謝してほしいくらいだわ。
,′ .j Ｙ_水イ .{ ',
l ∨ ., イj||＼ ∨ ',
j .,'_,.ｲ 〃,ヾ ＼. ', ',
,′ .,{:::::::`::´:::Y::::`::´:::::::j', ',
,′ ,.ゞ:::_:_;:ィ::::〉､:::_::_:::ｲ. ', ',
,′ ,' .}:::::::::::::::::::::::::::::::::::,. '.,. '.,
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| かくして、やる夫は10分近く繋がれて、
| 華琳が楽しそうに、思わせぶりなことを言っているのを聞き続けていた。
|
|「この状態で感謝とか、どんなド変態だお！
| いいからこの鎖を……「待ちなさい！」
|
| 緊張感をはらんだ華琳の声に、やる夫は思わず口をつぐんだ。
| 蒼星石に何かあったのか！？
|
| 繋がれた腕を引っ張る。手錠も鎖も頑丈で、非力なやる夫では壊せそうにない。
| それどころか、手錠が手首に食い込んで皮がめくれて血が滲んでいる。
|
| ……だが、それがどうした。
|
|「蒼星石に何かあったのかお！？」
|「え？ ああ、あの娘、大きな声であなたを呼んでるわ」
|
| コンチクショウ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 145 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜月の無い夜が来た ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 10:03:52 ID:brtJNlqI
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ ‐=・=‐ ‐=・= ＼ 遊んでやがるのかお？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
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|「そうよ？ 他にどう見えるの？」
|
| ニヤニヤ笑いの華琳に、やる夫は怒りを抑圧した。
| 落ち着け。落ち着け。よく考えろ。本当かどうかは分からないぞ。
|
| ……いや。見れば見るほど、華琳はやる夫と蒼星石で遊んでいる。
| 本来交渉の場のはずなのに、華琳は明らかに二人をからかっている。
|
| 必要以上に。
|
|「……屈木頑之助は、やる夫たちから見たら仇だお」
|
| 故にやる夫は、一つの賭けに出た。
| 蒼星石なら絶対にできないであろう、強者に対する必要以上の踏み込みで。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 146 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜月の無い夜が来た ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 10:04:06 ID:brtJNlqI
- 今日は新月です。
よしなに。
あと、先月混乱の生じた件ですが、以下の通りに統一します。
表記例：Ａ → Ｂ
Ａ：誰の絆欄か
Ｂ：対象はどれか
基本的にPC間の絆であってもこの形でお願いします。
ＰＣ間であった場合、Ｂの前に>>を付けていただけると判別がたやすいので嬉しいです。
- 147 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/10/27(木) 11:01:20 ID:NgtSWq4Y
- やる夫→荒野の黒龍 １３P
- 148 ： ◆CByxRbsj1.：2011/10/27(木) 11:54:20 ID:6jvV26Ao
- なにがあろうが、どう減衰があろうが、一択だ
やる夫→>>☆蒼星石 ４P全部
- 149 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/27(木) 12:21:57 ID:brtJNlqI
- >>148
安価の結果です。
やる夫が華琳様と二人きりになってしまったので、蒼は怒って報復代わりに絆を下げました。
- 150 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/27(木) 12:33:42 ID:nV1GdUPk
- ヤキモチかwww可愛いなぁちくしょうwwwww
- 151 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/27(木) 12:52:21 ID:pQeVQTec
- もし弱めんと欲すれば
まずは強めるべし
もし縮めんと欲すれば
まずは伸ばすべし
而してもし絆を上げんと欲すればまずは下げるべし！
見えました。蒼星石→やる夫の絆が爆発するお姿が！
- 152 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/27(木) 13:12:48 ID:.bpIi7jc
- その例え方だと、このあと急落しそうだぞｗｗ
- 153 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/10/27(木) 22:13:33 ID:gP.CIXfc
- やる夫→荒野の黒龍 9P
- 154 ： ◆gG1ytzX69g：2011/10/27(木) 22:56:22 ID:5TcAMCYk
- やる夫→華琳 9P
このサドっっ娘めｗｗ
- 155 ： ◆wZFOryiZkw：2011/10/27(木) 22:58:22 ID:uCzYP88c
- やる夫→荒野の黒龍 ４Ｐ
- 156 ： ◆gG1ytzX69g：2011/10/28(金) 00:02:40 ID:U6P.7Ep.
- 久しぶりの集計〜
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51a
┃妄想 52
┃鏡と茨の死神... 56
┃荒野の黒龍 27+9+4＝40
┃千の化身 5
┃
┃高良みゆき 94 STOP!
┃>>蒼星石 100
┃>>蒼星石☆ 0
┃>>夢宮アリカ. 76
┃>>やらない夫 74
┃長門有希 71
┃水銀燈 64
┃華琳 62+（9/2＝4.5≒5）＝67
┃クツキ 62
┃伊藤誠 43
┃阿部高和 33
┃真紅 25
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃
┃翠星石 75
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃翠星石 75
┃>>やる夫.. 73
┃ニャンコ先生 63
┃Ｌ 40
┃ディオ.. 39
┃>>蒼星石 23
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫 74
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 59
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 31
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃
┃拳 69
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫☆ 23
┃翠星石. 65
┃志摩子さん. 43
┃デュランダル. 30
┃>>アリカ. 36
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃ニャル. 12
┃屈木 14
┃麻呂重 6
┃ナタル. 11
┃吉良 6
┗━━━━━━━━━━━━━
>>153-155
9/25◆QpZ3gvBxm2→0/25◆QpZ3gvBxm2
9/71◆gG1ytzX69g .→0/71◆gG1ytzX69g
4/53◆wZFOryiZkw →0/53◆wZFOryiZkw
- 157 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 02:51:34 ID:m/vOKdn.
- なんというSっ娘め！
- 158 ：ξ*｡∀ﾟ)ξ＜ﾜﾀｼｷﾚｲﾅﾋﾄﾂﾞﾏ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 10:02:23 ID:pBAKeivQ
- >>156
ありがとうございます！
わたしがまとめる必要はなさそうですね。嬉しい限りです。
- 159 ：ξ*｡∀ﾟ)ξ＜ﾜﾀﾜﾀﾜﾀﾜﾀ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 10:03:05 ID:pBAKeivQ
-
|＼
ｒ､ |/∧
ヾ＼Ⅳ≧ = ..
., .＜ ≧ｘ
＿ ／ ＼
＼≧ｘ､ 〃 ヽ＼ ＼ ∧
.＿ _＼//≧ｘ ＿_ / }ハ、 .ﾄ､ }_
.≦//////≧ｘ〃:_: : :＼ l l .ﾄ､ |_ヾﾉ.ﾘ.リ ヽ
＼/////.八: {:::::>ｰ { .| l .|' }.l__ |//{/ .ノ
./////.＞ゞー≠､_人 .ﾄ､l .l,.ｲ:Y `.ｒ三}
.／≧ ' ／ ／ ＼＼八 .| l〃う:::} ,::/ﾉ ……。
￣ ／＿／ヾ＿ ｒ― ミヾ ` ¨¨.／l ／〃
ｲ 三 三三≧ 〉＿ 》 ､ .／::::/ l
ゞ―≠＝彡' ＼///≧:':::::::::/ｭ￣__
〃ー≠― ｧ, ∧Y:::::::::::::::／::::;ｲ ¨ ヾ ｒ≦ト､_ _
./＿三＿彡 ' .{ ﾉ::l::￣:::::::::::::〃 ヽ | ∨/ / ,､ヽ
≧ <＿ `|::::l:::::::::::::::::::::{ ', ゝ､ ゞ〈
`ー＝彡八:::::::::::::::::::::::八 ,.ィ¨ヽ _ .}ミ=y-､ 〉
∨:＼:::::::::::::::::＼ヽ .{::o::::∧ﾉ ｌ ／//＞.､|ｒ‐､
＼::::ヾ::::::::::::::::::>= >‐ｧ:::::}ｱ .／////////＼人
ヾ::::::::::::::::::::::ヾ二彡イ/∧ｰ////////////∧ノ}
∨::::::::::::::::::::ゞ≠彡/////＼///////////}ノ
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`ー――:::':::::::::::::>/////////.＞ "
ヾ ､ヾｰ彡:_:;;ィ＼//＞≦_
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|「だから……」
|「だったら何も言わないことね」
|
| 華琳の声は、刃の様に冷え切っていた。
|
|「やる夫。あなた見たんでしょう？
| 頑之助は……最後にどんな私を想ったの？」
|
| 不意に変わる話題。有無を言わせぬ強い語気にやる夫は困惑した。
| この場では嘘は言えない。取り繕うべきではない。そう感じた。
|
|「屈木は、醜さを罵られてる時を想い出していたお」
|「……そう」
|
| 物憂げな声を出す華琳。
| ふと眼を伏せたその姿は、やけに弱々しく、儚げに見えた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 160 ：ξ*｡∀ﾟ)ξ＜ｷﾚｲｷﾚｲｷ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 10:04:04 ID:pBAKeivQ
-
{ lﾄ､Ⅵ ｉ|__///／ ＼
Ⅵi ヽＹこＹ／-＼彡 Ｖ
．- . 圦 》ミ／ 気 -=V彡
／ Yﾑ {{ Y iL心 -}=彡 |-─一 ァ
' } ゞjﾉ ゝ j ノ i -＜
/ i 人≠ -=彡イ /＿_＿ ＼
/＼ , ' ／ }/} : ,: ､ -=＼彡 ｲゝ ＼
///`＜＾圦' }/} ゝ _ {_少v -=V ／ j Y ＼| 丶
／ Ⅵへ、 }/ト ． ゝ ﾑ -=彡 _从}
}} ¨7 にO7¨ =- ． -=个ー＝ﾆ二三ソ
＝====彡へ { ｿﾊ圦 ゝミﾐ､≦ﾆ≠ 十七分。二人ともなかなか優秀ね。
Ⅳ/ ﾍ へj j! il ＼ -=三彡^≦ソ
/ { ﾍ i r一y //＼ 蒼星石が監視カメラを見つけたわ。
X i ﾍ !/ 三 }} V ｝ 戻るわよ。
. Xゝ Y ￣ ア }} V /
〈 ゝ． ｲ,, -= ゝ /Y
Y⌒Y⌒Y 人_ｿ
ゝ 人 ゝ / /
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| 見れば見るほど華奢な体。
| 先ほどまでの勢いも圧力もない。華琳が外見通りの少女に見えた。
|
| ポケットから取り出した鍵で、やる夫の手錠を外す。
| 皮膚が破れて血が滲んでいるのを見とがめ、華琳が眉をひそめた。
|
|「私は如何なる敵にも容赦をしないわ。
| どんな強大でも、逆にどれほど弱くとも。
|
| 私に敵対する者を許容しない。
| 一族郎党、女も子供も老人も分け隔てなく皆殺しよ」
|
| やる夫の傷口をいたわるように捧げ持ち、華琳はとんでもないことを口にした。
| その口調は淡々としており、それが逆に恐ろしく見えた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 161 ：ﾀｰﾝ ξ*｡дﾟ)ξ・∵ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 10:05:28 ID:pBAKeivQ
-
}ヽ ./| /::} ,
＿ j::::∨:::Y::::/ , - - ､＿ ./| ./:|
＼:::;ｲ_￣｀ヽ:/,.イ ｀ヽ、/::j／:/
,ｨ-.}/ ./-､ .} ,.ィ ハ::::::::::/,...,..::イ彡
ー.' ヾ/ ヾイー.ゝ .／ .i ﾊ:::::/:::::::＜二__
ヾミ.、 ＼イ,'∨´ / / /j }ー― ―彡イ
｀ヾミ三ィ-へ / /i i ./ /.ﾉ } jノ__
`ミ八彡/'⌒ヾ}ﾉ {.∠_i_{.／ ,.ｲ./ /./ j l' ノヾ
,.ー--.ゞミ二ミニ≧､ ゞ〉ｌヾ:::::心、/ ./ ,ィ=､ /.ｒイ 彡'
/:::::::::::::::::::::::ゞヾ {::○ヾｰ〈八 ゞ- ' ﾞ 〈::ﾂ〃' ゞイﾉ＼ 私は私の所有物を奪うものも許さない。
∨＼::::::::::::::::::`ミ三彡'::}ｰ〈 ＼ , ´ / ,.イ // それが所有物自身であっても。
.';:::::::ｰ=::､::::::::::::::::::::::::::j-.人./.ヽ、 ‐ ' ,.イ＿ イ .,.イ/
｀ ヾ::::::::::::ヾ_ﾉｰ≦:::::ﾉヾ〉 _Ｖ/＼＞ ∨//／ 彡 ' 私は私の部下が勝手に死ぬことを許さない。
＞ ､::::::::ゞ'ノｰゞイ. ∨/// 水 ヾ'ニ- ､
〃 /ゞ;イイ ﾉ ヽ .∧//ゞ' jj ＼＼::Ⅵ
{{ ,.ｲ,.イ｀ヽ イ ヾーイⅥ/,-＜ ｀ヾ∧ｊ
／／ ∨//Ⅵ':::::::::::ゝ--､.', .,.-.ヽ
,.イイ }////}:::::::::::::::::::::::::y'::::::::::}
,ｲ≦//.jゞ::::::::::::::;:ィ=:､:::::::ﾉ
／////∨///////(: : o;ﾄ-ｲ
｀ヾ´j￣///////// `ｰ '/´
////////////////
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 傷口に爪を立てられる。そう考えて目をそらしたやる夫だったが、
| 右腕の傷に生暖かいものが触れてギョッとした。
|
|「ん……だから本当は、あなたも……。
| んふ……蒼星石も殺してしまいたいの……」
|
| 傷口に接吻し、官能的に舐め上げながら華琳が勝つ意を口にした。
| その頽廃的な光景に、やる夫は下半身に熱が集まるのを感じた。
|
|「でも立場上難しいからいじめたってことかお？」
|「そういうこと……ねえやる夫、あなた何か『混じって』るのかしら？」
|
| てらてらと唾液が光る唇を、赤い舌で舌なめずりし、
| 華琳が上目遣いで小首をかしげた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 162 ：ξ ｡дﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 10:06:29 ID:pBAKeivQ
-
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／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ 混じって……？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 眉をひそめるやる夫。何の心当たりもない。
| そんなやる夫に得心いったか、華琳は一人頷いた。
|
|「……まあ、『血族』ならそういうものかもしれないわね」
|
| そしてニヤリと笑うその顔には、不敵さと自信が戻っていた。
|
|「これから先、互いの組織の利益関係で問題が起きるかもしれないけれど、
| これだけは一つ言い切っておくわ」
|
| その悪戯っぽい目に光る、サディスティックな輝き。
| 憎悪の炎がゆらりと燃える。復讐するは我にありと。
|
|「私は、ニャルラトホテプを許さない」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 163 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 10:11:45 ID:FYZSd6Hk
- 混ざってるってやっぱり夢に関係した何かなのかな……？
ってか名前欄がｗｗｗ
- 164 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 10:11:50 ID:pBAKeivQ
- セクシー展開は終わりです。
ようやく真面目な話に戻れそうですね。
蒼の☆ボーナスは来週までに決めておきます。
- 165 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 10:11:59 ID:U6P.7Ep.
- 良かったなぁ屈木頑之助……
乙乙〜
- 166 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 10:14:42 ID:CkTs38TA
- ダヌーの妖鳥とウクライナの魔神が混ざってるから堕天使の血？
死んでから報われると言うのはよくあるなあ
相手が独占欲が強いとなおさら。
- 167 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 12:27:56 ID:1QStwB9g
- >>147と>>148が綺麗に集計スルーされたけど、アタイ負けない！
- 168 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/28(金) 12:32:18 ID:pBAKeivQ
- >>147と>>148はゾロ目じゃないですからね。
介入失敗です。
- 169 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 12:51:32 ID:1QStwB9g
- ああ、そういえばゾロ目だったっけ
忘れてた・・・orz
- 170 ：最中★：＜お茶ーっ！＞
- ＜お茶ーっ！＞
- 171 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 16:47:22 ID:igkGC5dQ
- >>164
☆ボーナスなんてものがあるのか…
どんなボーナスが出てくるかな？w
- 172 ： ◆MAROd..Uts：2011/10/28(金) 19:27:15 ID:zdLLV3FM
- 棒茄子
- 173 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/28(金) 19:27:44 ID:zdLLV3FM
- やだ、ボケようとしたらうっかりトリップ残ってた……
- 174 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/31(月) 09:57:25 ID:Hk0F8DqM
-
＼三三三三三三≧-''´ヾ＼￣ヽ￣￣￣ゞ=-､-､三三三三ﾆ/
＼三三＞''´/:.:.::i:.:.:.:i:.＼:.:＼:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヾ:.:.:＞-､三ﾆ /
V／/:.:.:./:.:.:.:.:l:.:.:.:l .ヾ:.:.ヽ:.:.V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:V/
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./:.:.:.:i:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:ハ:.:.| _ ,, -匕ヾゞ,:.:.:.:.:.::.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:/
i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:ﾉ:.i:.:.レ='´ ＞ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:/
|:.:ﾊ:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.i:.|:.:.:ﾚ' ,, - ィ彡行てi:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.{
ヽい:.:|:.:.:.:.:._＿:.:|ﾉ:.:.ﾉ イi {廴::::::..ｱ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:ﾊ
i ,､ヾ:.:.:.:.:≧=､/ 弋及ン }:.:.:.:.:.:.:.::/:.:.:.:.ハi
ヾ ＼:.:.:.:.:.:.:心 ) |:.:.:.:.:.:.:人:.:.:./
ヽ ＞＼:.:.:i/ |:.:.:.:.:.:.ハヾ:.:ゝ
｀´|:.ト､ヽ .|:.:.:.::/ ＞∧､_
|:.ハヽゝ､ - ､ ∧:./ / / ＼-=r-,､
ﾚ ＼:.:.| ＞､ ／ 廴＿／ ／ .// てヽ )-､
ハ.i/::::{ ｀ ´ ヽ ∧＿＿ // ん:::::::::V
>:::::{ { [￣＼V ー─ﾍヽ .// {':::::::::::::::::ヽ
/::::::/ il ＞､ ∧ヽ＿＿// .// }'´::::::::::::::::::::::＼
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| トイレの中に充満していた濃い香に、蒼星石は頭の奥が痺れるのを感じた。
| だが、種を知っている以上飲まれはしない。
|
| これはいけないと早々にドアを閉め、トイレの換気扇をオン。
| 窓は一見嵌め込み式に見えたが、空気取りの子窓が開閉する。
|
| 迷わず全開に。
| それでもまだ屋内に香りが染みついている。
|
| 蒼星石は体の奥が熱くなっているのを感じながら、小さく息を吸った。
| このまま術で祓ってやろうかとも考えたが、それはさすがに華琳の機嫌を損ねかねない。
|
| しかし……。
|
| 蒼星石は先ほど華琳に触れられた事を思い出して肌を粟立たせた。
| 性的な快楽以上に不快感が先走る。
|
| だが、それがやる夫の手だったら？
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- 175 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/31(月) 09:57:54 ID:Hk0F8DqM
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. !: : !.: : : : : : : : : : {: : : :{: : : : {: :.',:.{: : : : : : ﾍ:.:}: :,': : : : :}: : i: :.!ﾑｲヽ､
',.: :',: : : : :i: : : : :ｲ: : : ﾊ: : : :.l: : Vﾍ: : : : : : : ﾍ/: : : : : :!: : :} ﾊ!{ (: : :.｀ミ､
/´: :Ｖ: :,: : : : }: : : : ハ: : : : : : : :ﾄ: : : : :ト､: : : : : : ＼: : : :': : : :ﾊ:!}ｌハ : : : : ﾊ
{: : : : ,:.:ﾍ: : : :' : : / V: : : : : : :i ヾ;: :ﾊ メ: : : : : : ＼/: : : :/ ﾘ!! ノ: : : : : : ',
i: : : : :V: :＼,': : .へ ＿__V.: : ﾄ;: : :', ヾ; イ ヽトrミ;: _ ＼: :,' ./ﾉ_(: : : : : : : : ﾍ
.',: : : :,ﾍ.:.:.:/: :,〈 ｮｮｮｮzzz,Ｖ: :i Ｖ:.:.i ´ィzzzzｮｮｮｮz.}: : /: :＞‐`-､!!゛): : : : : : : : : i あ……。
.. ,: : : : :V厶ｲ: : ﾍ弌赱心｀ヾ{ ﾍ: :l "f弌亢斥ﾉｲっ /: :/:ﾊ/ ( !!乂: : : : : : : : : :',
. i: : : : :.', ﾍﾊ : : ゝ￣￣ ヾ､ ￣￣￣ 厶イ: :/:/ ﾘ .)!!rxﾉ: : : : : : : : : ﾊ
＝ﾄ､: : : :.ﾘ.ｿ｀ﾄ､: :∧/／/ /／/／ ｲ: :/;ｲ ﾑ!!.ゝ,: : : : : : : : : : :.i
: : i: :ﾐゝ､: : : : : :ﾍ:ﾄ､::ト . ｀＿_ イ ./／ ﾘ (_ !! _ノ: : : : : : : : : : :.{
: :〈ﾊ: : : :＼ : : (_､ﾘ ヾ!. ｀＞ _ヾ ) , ＜´ / 〕!! ｊ:i: : : : : : : : : :i: : ',
: : :.y': : : : : : : :r-'!!r=' .,イx'/爪iii{ ヾヽ rxﾉ!! (:.i: : : : : : : : : i: : : i
: : :.i: : : : : : : : :ゝ !!{ ／／./i;∧i|ii| ∨ﾍ ゝ, !! ):.',: : : : : : : : :i ノﾉ､
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: : :.!: : : : : : : : :.〕.!!ﾍ ヾﾐ彡'|ii{ |iゞﾐxz彡' ノ !! ノ: :ﾍ: : : : : : : :!: : : :ハ
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| そう考えたとたん、体の奥で熱い蜜が渦を巻いた。
| 呼吸が速くなる。全身が熱を持つ。耳まで赤くなっているのを自覚した。
|
| 何と言う不覚、してはいけない想像をしてしまった。
|
|「……やる夫ぉ」
|
| 名前を口にしたことで、全身に電撃が走った。
| 切なさが音を立てて駆け巡る。蒼星石は自然と荒くなる呼気を鎮めるべく目を閉じた。
|
| ダメだ。ちらつく。
|
| 気をそらすべく周囲に視線を巡らせたところで、蒼星石はある可能性に気がついた。
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- 176 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/31(月) 09:58:17 ID:Hk0F8DqM
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'"´ : : : : : : : ─- : : : : : : : .
. ∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
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.. /:/: : : /: : / : : : {: : :.＼: : : : : : : ＼ : : : : : : : ヾ!: :',: : !
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ヽ|:l: : :.|: : :|: :l: :´|: ヽ｀: : :.＼＼: : ＼:_:_:_＼: : :|: : ｌ: :.|
|:.l : l:|: : :|: :l: : :| ___＼ヽ: : :＼,ｨぅ千刃｀i7|＼|: : l: :.|
|: l.: l:|: : :ｌ: :ｌﾚイfう于圷ヽ{＼ : ヽ弋//ｿ ' | :/|: :,': /|
乂!:从: : :',: `く{.戈//ソ ｀ ヽ､_:＞￣ ﾉｲ: :∨:∧|
ヽﾄ:＼: :`ﾄ､＼ ￣ } ' ': : : :/ ヾ
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＼: : : :.＼ ⌒ ,.ｲ/:.: : :/ |__人
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ヽ_入 ＼: :ヽ:＼ ≧=ｰ z＜. |／ |__,ﾉハ
んﾆ圦 ヽ､: : :＼＞光r―‐- 、 /∨:::::::::',
!:::::て_入 ￣／／厂｢｢￣＼＼ んく:::::::::::::ヽ
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| 無言でトイレに向かう。
| 高鳴る鼓動を抑えつけ、ズボンははいたまま便座に座る。
|
| 自分の位置を確認し、体を傾けて壁を凝視。
|
| 恐らく、いや、きっと……。
|
|「……華琳！」
|
| 小さな穴。その奥に光るレンズ。
| 隠しカメラだ。
|
| 蒼星石は怒りに満ちた目でカメラを睨みつけ、手のひらで抑えつけた。
| 壊してしまっては後で何を言われるか分からない。
|
| しかし、この悪趣味を責める権利が自分にはある。
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- 177 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/31(月) 09:58:35 ID:Hk0F8DqM
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／ヽ＿___／ ｀ ､| ノ二ﾆ=＝――､
/ ＼／ ., :/ :/ ＼彡'=ﾆ二二二／__入
＼ ､ :// :/ . :/ .::/ :/ , ヽ￣￣ ＞:／ ＼
＼V/ ' : / /: : / .::/ : / /:.| :| :| V ／:／＿＿＿＿_ノ
. rr―‐‐/､/:.:./,.:.:.|: ::/|: /i . :/|:! .:/l/:| :/:. / ∨:／／
人＼__:/_:/: : |:| : :|: 7卞j-ヽﾊ:|:!: .:.:/ /_ﾉ/_}:/_!_: :| l/／＼ ＿_
／ :＼＼__| : /|:| : :.V斗テ≧ｭ.从: :/ /え/ﾆ/_∧:./: /: }'＼ ｀ ｰ‐ｧ彡＝ミ
＼_＼_:. ＼_:| /-|:ﾄ､ : ﾄ{ う弋)} ｀ ∨ '入乃)久､/: /: / ｀ フ／ ＿_ {
r' ＿＞―‐ﾍ{‐ハ! ＼ﾚ! ｀￣ j ｰゞ=ｿ //:. ,:ｲ: / ／ /＿＿_ﾉ
r―'ﾊ{ ヽ＞ﾍ彡ミ､ r─┐ ノｲ:.／/.:/ / ／
. ＼ ヽ ＼＜＿,人 ! _／ソノ∠ / ／｀ー――┐
. ＼ ＼ _＿,ﾉノ ＼ ヽ ノ ／彡'＿,> ) ＼ ＞'´￣ 八
ー‐ヽ､＿_, ＜＿＜＿__, ＞､ ‐ . イ´ ＼__ ﾉ ／ ＿＿＿＿_ﾉ
￣￣￣ /ｰ〒――{ ー―'‐´ ／／´
ノ 〃Yヾ､ 〉､ ／´
／￣￣/￣人((_,人_)) ／ ｀ヾ￣￣￣(ヽ
／ / /ﾉ| |厂 { 丶
. ' } / ／ﾚ'ﾉ人､ ', ,
/ |／ ／ ＼ ', / ヽ
_r―‐く /'⌒く〈 〉y'⌒＼ ∨ ＼＿__
〈}} ＼ / ｀ミｲ＼ {／＼／ ヽ ＼ ／ |-､
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| 精神を昂らせる香。半端なボディタッチ。そして隠しカメラ。
|
| そこから導き出される回答に気付き、蒼星石は羞恥で顔を覆った。
| 危うく『そういうシーン』を撮られそうだったのか！？
|
| いや、それよりも、さっきやる夫の名前呼んじゃわなかったっけ？
| も、もしもやる夫にも見られてたらぁああああ！
|
| 蒼星石は半ば錯乱状態に陥りながらソファの元へと戻った。
| そして壁に目を凝らす。壁だけとは限らない。テレビやら台やらにも。
|
| 見つけた。そこらじゅうにある。
|
| すさまじい羞恥心の暴風が、周囲を駆け巡った。
| 木々をなぎ倒し、ターン終了時まで屋根瓦どころか人間も飛行を得られるほどの嵐であった。
|
| 蒼星石は叫びだしたくなった。顔から火が出る！
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- 178 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/31(月) 09:58:57 ID:Hk0F8DqM
-
／ ヾ 〃￣ﾞ ii ヽ
/ {{ ,..、ヽ､ ヽ
ｉ ＼ ゞ ヾﾂ ,}ヾ､, 、 ヽ
ｉ ,. -‐'" ｀' /1
ｉ ＼ ／ {)
／￣⌒''''''ヽ､ ＼ ｉ､ / K ｉ
/ ｀ヽ､ ／ヽ､ ／'ｉ ヽ' ｉ 蒼星石！
/ `ヽ､ /: : : : : ｀─'''´: : : : ､ ｉ ｉ
/ ヽ､ /: : : : : : : : : : : : : : : /'‐--'´ ｉ
ｉ ヾ: : : : : : : : : : : : : : : / ｉ
ｉ ヽ＿_＿: : : : : : : : 〃/ ｉ
ｉ ､ ヽ ｀ヽ｀ゝ' く /
ｉ ヽ ⌒￣｀ ‐-､ ｀' __／ ／
ｉ ─-ゝ､ ヽ､ ＿__ -‐´
i ヽ ヽ､＿ -- ､
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|「ひひゃぅんっ！？」
|
| 次の瞬間、隣の部屋へ続く隠し扉からやる夫が飛び込んできた。
| 思いもよらぬ登場に、悲鳴のような声が上がってしまった。
|
|「や、やる夫……？」
|
| 振り返れない。どんな顔をすればいいんだろう。
| 言葉が浮かばない。なんて言えばいいんだろう。
|
| やる夫を意識してしまう。口を、手を、盗み見るように見てしまう。
| ダメだ、ダメだ。どうしたら……。
|
|「……腕、どうしたんだい？」
|
| だが、そんな乙女は滲む血を見て目の色を変えた。
|
|「あー、ちょっと」
|
| 目を逸らすやる夫。蒼星石の中の乙女は身を潜め、代わりにいつもの彼女が戻ってきた。
| やる夫に何をした？ 蒼星石は華琳をねめつけた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 179 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/10/31(月) 10:03:51 ID:Hk0F8DqM
- 新しい雑談所です。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1320022879/
- 180 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/31(月) 10:53:27 ID:2FGjvKxg
- >>177 すさまじい羞恥心の〜
赤：ターン終了時まで+１／+０の修正を受ける 感じですねｗ
- 181 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/31(月) 10:59:35 ID:dGYMTu7o
- おつ
トイレに飛び込んできたんじゃなかったのか…
- 182 ：yournet全面規制に入るお：2011/10/31(月) 12:07:12 ID:TiyWDBgA
- 乙
……、チッ
- 183 ：sophnuts★：＜お茶ーっ！＞
- ＜お茶ーっ！＞
- 184 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/01(火) 10:02:05 ID:D.sHPOUM
-
}ヽ ./| /::} ,
＿ j::::∨:::Y::::/ , - - ､＿ ./| ./:|
＼:::;ｲ_￣｀ヽ:/,.イ ｀ヽ、/::j／:/
,ｨ-.}/ ./-､ .} ,.ィ ハ::::::::::/,...,..::イ彡
ー.' ヾ/ ヾイー.ゝ .／ .i ﾊ:::::/:::::::＜二__
ヾミ.、 ＼イ,'∨´ / / /j }ー― ―彡イ
｀ヾミ三ィ-へ / /i i ./ /.ﾉ } jノ__
`ミ八彡/'⌒ヾ}ﾉ {.∠_i_{.／ ,.ｲ./ /./ j l' ノヾ
,.ー--.ゞミ二ミニ≧､ ゞ〉ｌヾ:::::心、/ ./ ,ィ=､ /.ｒイ 彡'
/:::::::::::::::::::::::ゞヾ {::○ヾｰ〈八 ゞ- ' ﾞ 〈::ﾂ〃' ゞイﾉ＼ 勝手に戻らないように
∨＼::::::::::::::::::`ミ三彡'::}ｰ〈 ＼ , ´ / ,.イ // 手錠をはめたら暴れてね。
.';:::::::ｰ=::､::::::::::::::::::::::::::j-.人./.ヽ、 ｰ ' ,.イ＿ イ .,.イ/
｀ ヾ::::::::::::ヾ_ﾉｰ≦:::::ﾉヾ〉 _Ｖ/＼＞ ∨//／ 彡 ' 悪いことをしたわね。
＞ ､::::::::ゞ'ノｰゞイ. ∨/// 水 ヾ'ニ- ､
〃 /ゞ;イイ ﾉ ヽ .∧//ゞ' jj ＼＼::Ⅵ
{{ ,.ｲ,.イ｀ヽ イ ヾーイⅥ/,-＜ ｀ヾ∧ｊ
／／ ∨//Ⅵ':::::::::::ゝ--､.', .,.-.ヽ
,.イイ }////}:::::::::::::::::::::::::y'::::::::::}
,ｲ≦//.jゞ::::::::::::::;:ィ=:､:::::::ﾉ
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| あなたのモノを傷つけてしまって。
|
| 含みを持った華琳の視線を、蒼星石は真っ向から睨み返した。
| やる夫の腕は皮がむけ、血がにじんでいる。ひどい傷ではない。
|
| だが、蒼星石は酷く腹が立った。
| 自分に向けられた悪戯よりも、やる夫が晒された悪意に苛ついた。
|
| どんな皮肉で、どんな言葉で、華琳に噛みつき食い千切ってやろうかと心尖らせた時、
| やる夫が蒼星石の肩に手を置き、耳に唇を寄せた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 185 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/01(火) 10:02:20 ID:D.sHPOUM
-
(ヽ三/) ））
＿＿ ( i)))
／⌒ ⌒＼ ＼ 華琳は子飼いだった
／（ ●） （●）＼ ） 屈木を殺されて怒り心頭らしいお。
.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼
| (⌒)|r┬-| | で、その八つ当たりをしてるみたいだお。
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/
| | | | __ヽ、 /
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |
｀ｰ---‐一'￣
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 囁くとか、耳打ちとか、そういうものを想像していた蒼星石は、
| その内容はばからぬ声の大きさと意味に驚いた。
|
|「案外おしゃべりなのね」
|
| 慌てて顔色を窺うも、華琳は憮然とするどころか面白がっている。
| やる夫を見る目が変わっている。蒼星石は恐るべき直感でそれを見抜いた。
|
|「嫌がらせのお礼だお……さんざん嘘言いやがって」
|「あら、嘘は言っていないわ。本当でもなかったけれど」
|
| 二人の親密そうな会話から、蒼星石は隣室での状況を推測した。
| 華琳が一人、蒼星石をモニターして、あること無いこと言っていたのか？
|
| ……ということは、やる夫には見られてないが、華琳には？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 186 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/01(火) 10:02:32 ID:D.sHPOUM
-
＿ _＿
､-.､ .／///. ∨//＼ ,.イ:
∧ヾ∧ ∧/Ⅵ ∨//∧ ,.イ//
ヽ∧Ⅵ､ l//|/j , - ― -∨//,イ⌒ ヽ// ,ィ'ヾ ＿＿
V//∧|Ⅵ.イ ＼:{ ,..､ .ﾊ￣ヾ ﾊ / ヽ
/＼//／ ヽ,j ヾ::ｨ¨ 〈⌒ } i. }' ヽ .ﾊ
/{ .{ .〉′ i 〃ﾔ/≠ﾔ" ,j i. } ./ .ﾊ .}
./{ i､ ∨ i从 ＼ ＼ ヽﾊ"ﾉ } .ﾊ ./ﾉ j. i/ ./. ', .iヽ
.,'从.{ゝ,′ i. {､ゞ＼. ＼ミ､ﾊ､ ',.',' j .} // ,' ..j / { /} | } } まあ、些細ないたずらは後にして、
.ゝゞヾ { { i i.从ﾊ ＼ヽ. ＼x'__} .} ,-､ ｊ {ﾉ / /ｲ.从 .{ﾉ .jィi i} そろそろ真面目な話をしましょう。
ﾞミ i从i. ー',､ヾ ＼ヾゝ,イ,.ィ弍:j"j》' .// ヾ_ノノ ヾﾉ .ノ:::ﾉﾉ ,ﾉ
∧i{/.{ゝヾﾔミヾ､ ヾ." " V:::ツ ﾉ_イ./ ￣ .....:::::::;::ー:::〃／/
////ヾゝ ＼ ゞﾂ `"∨:/// ,.ィ::',､:::::::::::,' }::／//////
.//// ｀ ._ヾﾊ 、 ∧//,ィ⌒ヽ::::::| .',:::::::,' .j/////////
//// ヾ >.> .. ｰ ' .／:::{>" }:::::} .}:::/ /// ／ }//
.{ { { { ,イ,イ⌒＼≧ イ､:::／ ./{,=ｊ .jﾉ} //,／ ,.ｲ///
ゝゝゝ ./o∧,イ::￣:〃ヽ水《￣二〉-イ´￣ //／ / /.¨ , イ////,ｲ
ヾヾ ､_.〈///.{:〈:/:／:::ーュ;:イ:":::::::::／ /ｲ ／ イ/////,ｲ//
`ー―.∨Ⅵ::::ゞ::〈::::::::::::::::::::::::::::::/＿_,.ィ.〉イ i {///,イ////
＼＼:::::＼ゝ:::::::::::::::::::::::/ .／ .{゛" ﾉ ｀ヽ、//////
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| どの口が言うか。
|
| 蒼星石は胸の奥でツッコミを入れた。
| しかし、ソファに座り足を組む華琳の目は真剣で、ようやく本題に入れそうだった。
|
|「まず、私はあなた達二人を全面的に信用するわ。
| 二人とも実力はともかく頭は悪くない。モラルも高い」
|
| いきなりの高評価に、蒼星石は戸惑った。
| さっきまで散々いたぶられたのが、その評価につながるのかと思うと許せてしまうような気もした。
|
|「私達の関係は対等とは言えないわ。それはお分かりよね？」
|
| 完全に上からの言葉、しかし、それは真実でもある。
| 蒼星石は頷いた。横に座るやる夫も首肯する。
|
|「私があなた達に求めるのは、ニャルラトホテプに関する情報。
| あなた達が私に求めるのは、ニャルラトホテプと戦う戦力。
| ここまではいいかしら？」
|
| 蒼星石は再び頷いた。
| 『血族』には、邪神と相対できるほどの戦力がない。
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- 187 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/01(火) 10:02:46 ID:D.sHPOUM
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i､ ,.ｲ .|ヽ .／j
∧{::∨:/ , - ― - 、 |::::∨::/
＿_ ';::::',::::/ ヽ::::/:::/ィ＝ｧ
＞'ゝ ｀ヾ,′ / / ﾊ. ', ∨;::イ ｀ヾ
j＼ゝ ＼―, .,' { .{ i. ', } } ／ ,ｲ,.イヾ、
ｒ' 八 ゛＼. ゝ{ .i i .l .ｌﾊ j.､ .j }ｲ ／イ/ j
.八 ヽー≧.八 .{ﾉ―八.i i八ﾉ‐}.ﾉ .ｊ彡'_＿.,ｲ ,ｲ
/ {ゝ、 ＼ ﾊ.{,ィ＝､ ィ＝､ﾉ/j ,.イ ,.イ.ﾉ￣}
八 八ｰ＜＿_} 〉ﾊヾ , ｲ/´ r' ,.イ＿/ ./ お互い上手くやっていくのには、
＼ ＼ { i ハ ー ｧ .,ｲ〃 ゞｲ ´ / ,ｲ 何が必要だと思う？
`ミ=- ,彡' ﾞ ,.､ _ , イ ヾ､ .,.イﾉ／
ｒ― 'i.i¨ヾ::; 个.､:/¨iiー‐ ､ 彡'
,′ .j Ｙ_水イ .{ ',
l ∨ ., イj||＼ ∨ ',
j .,'_,.ｲ 〃,ヾ ＼. ', ',
,′ .,{:::::::`::´:::Y::::`::´:::::::j', ',
,′ ,.ゞ:::_:_;:ィ::::〉､:::_::_:::ｲ. ', ',
,′ ,' .}:::::::::::::::::::::::::::::::::::,. '.,. '.,
,′ ,′j::::::::::::::::::::::::::::::::::,'. '.,. '.,
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| 華琳の問いかけは、答えの無い問いだった。
| 先ほど、華琳は関係が対等ではないといい捨てた。
|
| つまりこれは、やる夫と蒼星石の信念を聞いているのだ。
|
|「信頼ですかお？」
|「僕は、裏切らない保証だね」
|
| 可愛らしいやる夫の答えにかぶせるように牽制する。
| 華琳は蒼星石の答えに薄く嗤い、立ちあがって頷いた。
|
|「私があなた達に信頼されるのは難しいわ。少なくとも、蒼星石は私を知っているでしょう？
| 陰謀をめぐらせるのは私の生き方よ」
|
| 華琳は棚から小さな箱を取り出した。
| 指輪でも入っていそうな白い小箱。それを机の上に置いて悪戯っぽく微笑む。
|
|「だから、贈り物を用意したわ。
| 精神的な信頼関係よりかは、物質的なビジネスの関係の方が時に信頼できるのだから」
|
| 箱の中から取り出したのは、深い紫の石のついたネックレス。
| 華琳はそれを蒼星石に合わせ、微笑んだ。
|
|「似合うわ。やる夫もそう思わない？」
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- 188 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/01(火) 10:03:23 ID:D.sHPOUM
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／_ノ ヽ_＼
／（ ●）（ ●）＼ え？
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ ……ま、まあ、似合うお。
| （ （ |
＼ `ー' ／
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| お世辞でもそんな風に言われると困る！
| 蒼星石の困惑をよそに、華琳がネックレスをやる夫に手渡した。
|
|「誘惑や魅了から身を守る護符よ。
| 変な呪いとかは無い新品だから、やる夫から付けてあげなさい」
|「……はあ」
|
| 小首をかしげながら、ネックレスを持ったやる夫が蒼星石に向きなおった。
| 蒼星石はやる夫に背を向けた。ちょっとドキドキする。
|
|「アメジストは『真実の愛の守護者』。
| 蒼星石一人だと思っていたから一つしかないけれど、今度やる夫の分も用意させるわ。
| ……同じものでいいかしら？」
|「何でもいいです」
|
| 明らかにからかう気満々の華琳に、蒼星石はそっけなく答えた。
| 愛か。やる夫の愛。
|
| 少し心が重くなるが、彼が蒼星石を守ろうとしてくれる気持ちは本物だ。
| そして、蒼星石がやる夫を守りたい気持ちにも嘘偽りはない。
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- 189 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/01(火) 10:17:54 ID:b19q3niM
- トゥルーラブガーディアンって言うとなにかカッコイイ
- 190 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/01(火) 10:22:48 ID:N6NvvcXM
- アメジストの魔除け1つになんというｗ
いいじゃないか、おもしろくなってきた！
……ずっとまえからおもしろいけどな
- 191 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/01(火) 11:36:06 ID:XsfeUpPA
- 信頼が可愛らしい答えと言えるのだろうか…
人間関係でもっとも得ることが難しいものなのに、だから無茶言うなって意味だろうけどやる夫だしなぁ
- 192 ：j:x|*ﾟ⊿ﾟ)ﾄ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/01(火) 12:18:08 ID:D.sHPOUM
- 表現が分かりづらく申し訳ありません。
蒼星石は一般論ではなく、この場での問題を考えているからです。
華琳と信頼関係が結べると思っているやる夫を、蒼星石は「可愛い」と考えたのです。
- 193 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/01(火) 17:51:06 ID:DGoRDDBc
- だがちょっと待ってほしい
本当に何の仕掛けもしていないのだろうか……
- 194 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/01(火) 18:18:46 ID:enYnA2Z6
- ここで何か仕掛ける意味はないんじゃないかな、華琳には。仕掛けがあるとしても、せいぜい盗聴器とか発信機とか程度だろう。
- 195 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 10:00:42 ID:KShN0Amo
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,.. -―- ..､＿
,.::'´::.::.:::／::.::.::.::.::｀ヽ､
／:::/::.::.:;:'::.::.::.::.:}::.::.:､::.:::ヽ
/::.:::/::.::.:/::.::.::.:::/ﾊ::.::.::ヽ::.:::｀、
,'::ヽ⊥_:_厶彡'::://l::|::.::.::.::';::.::､ヽ
|::.::.:｢:::┬=ﾆ＞く l∧ヽ､::.::.:l::.::.:Ｖｌ
l|:::/ |::.:::l:|｢えﾒﾐ､ |ﾄ Ｖ:_::.::.::|::.::.:::l:|
ﾉ|:人｣::.:::|:l ゞﾐﾝ |ｌ ヽ:｀ヽ|:ｌ::.::;:l:| ペアルックだってさ、
´ j从:::|:::|:ﾄゝ 丶 芯刈:/::|::/〃 からかわれたらどうする？
_rﾍ＿}人:l::l 丶 _′｀‐'/:/::l::|ｰ'′
/７rぅ ､廴_ヽﾄ＼ ＞=彳:::|::|
rう:.:ヽrﾍヽく ｀ﾒこて´Ｖ{ |::l::|/
７:.:.:.;.:.く_ｎｌ〈 /,ﾆ{}ﾍ f弌ｋ ﾉ/;ﾘ
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| 軽口を叩いてやる夫を挑発。
| 華琳のせいでペースを乱されっぱなしだが、そろそろいつもの調子に戻りたい。
|
|「蒼星石も『貧弱な坊やから脱却』したかったのか！ って驚くことにするお」
|
| やる夫の反応もまずまずだ。
| 蒼星石は小さく安堵の息をついた。
|
| やる夫が蒼星石の白いうなじにドキドキしてることなど気付きもしない。
|
|「話が終わったらこの部屋は好きにしていいから、イチャつくのは後にして。
| それで、やる夫の言う信頼関係とやらのために、こちらから一つ要求させてもらうわ」
|
| ネックレスを着け終わる。蒼星石の胸元を飾る紫水晶。
| そりゃやる夫の口からそれを褒める言葉が出れば、
| 部屋の空気も甘ったるいものに変わるだろう。
|
| しかし、着けさせたのはどこのどいつだ？
| 蒼星石は苦笑した。いや、騙されるな。
|
| これが華琳のペースなのだろう。
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- 196 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 10:01:04 ID:KShN0Amo
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ ‐=・=‐ ‐=・= ＼ 要求って、なんだお？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
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| 警戒心も露なやる夫。
| 『信頼のため』であるなら、それなりの対価を支払わされるだろう。
|
| その前段階としてのペンダントか？
| それとも、まず無理な要求をしてからランクを引き下げるつもりだろうか？
|
|「簡単なことよ。蒼星石、私の性奴隷に……冗談よ」
|
| やる夫と二人してソファから立ち上がりかけたところで、華琳が苦笑した。
| 想像よりも反応が激しかったのだろう、顔をそむけて肩を震わせる。
|
|「二人とも真っ赤になっちゃって、可愛いわね」
|「冗談はほどほどにしておいてくれお」
|「はいはい……蒼星石」
|
| 華琳のアーモンド形の目が蒼星石を見据えた。
| 太陽光線のように強い眼差し。有無を言わせぬ強い圧力がそこにはあった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 197 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 10:01:20 ID:KShN0Amo
-
∨∨/} ／//
__,.ｨ::｀ヾ.//＿＿_,ｲ/イイﾍ ／/
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾｰ〈｀ヽ,ィ.＼ , イ.//〃
＿./:::::::ゞ::::::::::::::ゞ:::_:::_:::::::::::::}__.ｊ- ､ ゛ｰ ﾞyク/,イ,/
八ｲ}::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::￣::::{ ﾉ ＼ ., ィ///,イ
ゞミ八:::::ヾ:::::::}:ヾ::::::::::::::::::::::::八ｲｰ､＿ ｀ヽ二≧ニ､
,ィ彡"::::::ヾ::::::＼ィ",'＼:::::::::::::::::::::::}＿.} ≧､ }
ゞミヾ::::::::::::::::::::::;>/ / ∧::::::::::::::::::ﾉ .ゝ < ⌒个.､
_..＞､:::::::::::::::::〉ﾄ / .,' /＼:::::::::::;'ゞ< // >｀＞― ､
. ハゝ二＿二.ヾミ､__.八// /ー‐"_ノ/ ,.ィ´彡三三ミ} ギルバード・デュランダルと手を切りなさい。
/;イ`ｰ ＿_ , ィ、 ￣ {八{,.ｲ_/_/ 〃 ヾミ ,.イ≦￣｀ 私とあいつは政敵同士よ。
i::ヾミー‐ ―‐ イ ′ ゞ:::ツヾ/,ｲィ＝ヾｰ＜＼
.ゞ_,| ￣ ￣ .l ∧ 丶′_ ￣ ,.イ,.イ三ミ､≦⌒´ お互い、面白くないことになるわ。
, { .{":::ゝ ,..... ,...:＜＿ ￣￣＞ミ､ ._
. /;ｲ i /j＼／水"､::::::::::::＞- ゞ ヾ＜￣ヾ/ ,ｲ }
/:/ } ｙ;ノ-.､イゞゞヽヾイー―- ｧ ｀ヾヽ.／ ,ｲ
:/ j /ｲ::::::::::｀ヽ、 ,ﾍ.､`ー＜:::/ｰｧｰ.､ .,ｲ ./ ｰ ､
.{､__, ｲ 八:::::::::::::::::｀´::::ヾ/::ゞ__＞ｲ;∧:､ ＼__,.ィ ＼
}＿,.イ:::::::゛::::::::::::::::::::::::人::::::::::::::::}/;;;}､＼. Y _｀ ,ヘ、＼
V///{::::::::; イ∧,::イﾍｲ/∧,:､:::::::/;;;;/ ゞ､_ , ﾞ=.' t'. ＼_ヽ
}///∧イ///.∧////////∧;ｲ};;ィ/:::} 〉〉
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| ギルバード・デュランダル……？
|
| やる夫が蒼星石の顔を覗き込んだ。
| 先日の人工島では、彼の流した誤情報で少し手間取った。
|
| だが、彼とて『血族』とのパイプを失いたいわけではないだろう。
| 故意の情報だったとは思えない。
|
| ……とはいえ、信頼関係にひびが入ったのは否めない。
|
|「『血族』側の情報だったら、私からでも得られるわ。
| まあ、私とデュランダルの双方向から情報を仕入れた方がより正確にはなるかもしれないけれど」
|
| 華琳かデュランダル。どちらかを選べ。そう言っているわけではない。
| あくまで要求であり、拒否権はある。華琳はそう言っているのだ。
|
|「私とデュランダル。両方のパイプの維持は簡単ではないわ。
| 確実に、ニャルラトホテプ関係以外の『結社』内の小競り合いに巻き込むわね」
|
| 巻き込まれるではなく、『巻き込む』。華琳はやる気だ。
|
|「それでもデュランダルとのコネクションを失いたくないなら……そうね」
|
| 華琳は悩ましげに小首を傾げ、蒼星石とやる夫を見た。
| そして、いま思い出したかのように一点に視線を止め、ニヤと笑う。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 198 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 10:01:37 ID:KShN0Amo
-
ヾ..､ ､ .∧
＿∨＼ ヾ |∧
｀ヾ∧/∧ }/l//} 、.∧ l、 ,.ィ
,ィ￣ミ///, - ― ｙ ､ ヾ{∧ }.∨/
,イﾂ_,ィ心 } ヾ//}j/,ｲ
>} l /.>ｲ彡 ヾ/∧
,.ィ≦￣三ミ〃ヾイ ／ .i ∨:{
.,＜ヾヾ ミ=ー=ニ_ / ,ｨ ／ .ﾊ j }､ } ',ミ、
｀ヾミ三 ニー 八 / 〃,ｲ,ｨ 〃j .ﾊ.ｊﾊｊ .} }八
, .ィ≦ミ＞=ニ三彡′/〃{/.// /ｲ 〃.ﾉ .ｊ ｌ彡〉
ヾミ三￣ニー-〈匂.{ﾊ.{,.イ弍ミ､ xミ､〃〃彡 『膝丸』を返してちょうだい。
仁ミ＞＝ニ 彡<ヽｲ ﾘ ト沙′ ./ﾂ /≧､>, それで手を打つわ。
ヾ三ミニ＝' ヽ }ヾ , ´ ./三三/
≧＝ニ'__,.ィ＝< .∧ _ ,.ｲ ｀ヾ>､
//∧ ヾヾ,} ｀ヽ∧ヾ＼ .｀イ .ｒ≦ ＼
////∧ ヾ } .j |／.¨ヾｰミ、{ ﾆ. ＼ミ、
,.ｲ////// ＼≦.〃 { .〉-〈＼.∧ヾ＼ ＿. ∨ｊ
, イイゞ."//∧＿ ///≧> イ/}_}ヾミ､ィ＼三: : :ゞ≠ｲ
., イ .∨///V////∧./////ヾ /ゝｲﾉイ＜ .,.ﾍ : : { ｌ
{ .i ,∨イ´￣ ｀Ｔ.////////＼ヾ≠ｰｲｲ} ／//〈／ .l
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| つまり？
| デュランダルのコネクションを失うか、膝丸を失うかの二択ということか。
|
| そう考えて、蒼星石はふと一つの疑問に至った。
|
|「『膝丸』は元から返すはずだったのでは？」
|
| そのために持ってきたのだ。そして、『膝丸』があったからこそやる夫に見咎められたと言ってもいい。
| 華琳は「ああ」と、思い出したかのように言って儚く笑った。
|
| その視線は、二人と『膝丸』を通して亡くした男を見ていた。
|
|「ヨミは何かいうかもしれないけれど、あなたたちの手にあるなら私は文句ないわ。
| 頑之助にも文句は言わせないわよ」
|
| いつの時点でかは分からないが、華琳はそう決めていたようだ。
| 蒼星石はやる夫と視線を交わし、口を開いた。
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- 199 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 10:01:56 ID:KShN0Amo
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／三三三三．-――‐-ｬ=､三三ﾆ｀ヽﾆﾆ＼
, ′三ﾆ孑'"´: :,ｘ': : : : : :./: : :ヾ`丶三三＼ﾆﾆヽ
/三ﾆ／´: : : ／: : ;ィ ;ｨ: ;ｲ.:/:.; : : : : : ＼三三＼ニﾍ
/三ｲ".: : :.x∠ ;.:イ ,:イ／ /;ｲ: i!: : : : : : : :.ヾ三ニﾍ三.!
ﾚ;":/: : : :∠孑彡≧く´ !.;ハ:{i : : : : : : : : : ∨三ﾆⅥ.}
j/: ﾑ=彡弍≠=ｧｭx..:_ ＼ |:{ }:ﾄ:､: : : : : : : : :.i:∨三ﾆⅥ
/: : {: : : :{:.{‘ ん'r;;｀ヾ` |:| |:| Ⅵ: : : :ヽ: : : !: :∨ﾆﾆiﾘ
,′: :i: : : :ﾊ:i ､弋_;彡' !| ｉ:! _ヾ: : : : ﾍ: : :|: : :Ⅵ三}
/:/: : :l: : :.{ !| ｀ ｷ ヾ￣卞:､: : :}: : |: : : }Iﾆﾆ!
,':,′: : ヾ: :.! 丶 , ゞ =ミ弍:.＼:!: :.ｌ: : : }ﾆﾆﾘ
,';ｲ: : : : : ﾄ、| ｀ ｲ ん';バ: : :!: :.i: : : ﾊ:ﾆ/
,':/|: : : j}:.:l ヾ:､ _ _ ､弋じ;'刈: :i:.:/ : :ｲ: ｉ:/
j/ !: : :ｲ: :!: . ` 廴ﾉ ` イﾍﾉ/: : :/: }Y
_ |: : ∧:i}.: . ／!′: /: /|:!
く >――ｧ:、 |: ;ｲ;ﾍ:ハ: . ∠: :ｲ: :イ: / ﾘ
ノ≦､¨ｽ≦ﾉ |:/ "|:’:/:. : . .イ) /:./／/:./
j}__{￣´ ｀丶､ j"｀ヾ:く:. :. :. :. . . . イ≦:イ:.Ⅸ /:ｲ
,. -ｧﾅ¨三三:ヽ、:. :. : . .．-―ｧ:.≦ｲ: : : : : : :./:/ /ｲ
:. /イ ¨´ ￣￣｀ﾗ}うｰ-､/ レ1/ |: :/ |: /!: : : :ｲ:,′
:.:. i::::{ ,.-ｧ彡ぇｲヾｰ-ミヽ、 |:/ ｊ:/ |: : : /|:{
:.:.:.. ヾ::ヽ_.．彡ィ;kｲ|ヾ:､ﾍ ｀ヾ:ヽ " 〃 !: :./ !:!
:.:.:.:.:.. ＞:､;:イ:/ ｨﾌ | ヾ::::i ヾ:x. |: / jﾉ
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|※安価
| この安価は何を失うかが一目でわかる、分かりやすい安価です。
|
| １ デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！
| ２ デュランダルにはまだ利用価値がある。『膝丸』は諦めよう。
|
| 安価 11/3日中。
| 酉のある方はフライング可。
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- 200 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 10:02:12 ID:KShN0Amo
- 明日は祝日なのでお休みをいただきます。
また明後日。
- 201 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/11/02(水) 10:08:41 ID:e54FSCak
- １．デュランダルと手を切ろう。そして華琳様と一緒に蒼星石を性奴隷にして共有し、ついでに『膝丸』ゲットだ！
- 202 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/02(水) 10:10:31 ID:YAqYmPY.
- >>201
これは蒼星石の選択だと思うから、この場合はカリンと一緒にやる夫を壊して性奴隷にして～じゃないですかね！
- 203 ： ◆wZFOryiZkw：2011/11/02(水) 10:19:38 ID:Y25T.FBg
- １．Ｍ字と手を切って、やる夫といちゃいちゃしよう。
デュランダル、君に恨みはないが君のオリジンがいけないのだよ。
……ああ、これがあって退魔生徒会っぽい女子高生に夢中になるのか。
- 204 ： ◆al9/.v0aCM：2011/11/02(水) 10:25:21 ID:Y/g2curQ
- ２
- 205 ： ◆wS/0Zx62a.：2011/11/02(水) 10:45:55 ID:yRcZaaps
- １。まだ絆も30だし、カリンで代用効くなら変えてもさほど問題ないハズ。
- 206 ： ◆PVM.vDrgIA：2011/11/02(水) 11:11:08 ID:KugZ8ex6
- １だな
どちらにしろ、色々利用しようとはしてくるだろうけど
それなら、判りやすく武装強化出来てる方が･･なんて思う
- 207 ： ◆u9Ls68fGDM：2011/11/02(水) 11:39:58 ID:E5ytX2hI
- ２・現状、『膝丸』ってそこまで必要なモンか？
政争に巻き込まれたら生き残れた後に詫びとして寄越す様交渉・・・・
流石にそこまではやる夫でも無理だなｗ
- 208 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/11/02(水) 11:41:53 ID:tcoPpTls
- １で。
これからもカリン様とからめる、膝丸も手に入る。
けっこうなことじゃない？
- 209 ： ◆TGjKoJdVQ2：2011/11/02(水) 11:43:53 ID:7ssQbNV6
- 酉これで合ってたかな？久しぶりに来たら何か進んでるなあ
選択は １ デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！ で
武器いいよ武器
- 210 ： ◆BOfUUEthUU：2011/11/02(水) 11:49:12 ID:vnb8CE5I
- １
簡単に手を切る相手に信頼なんて出来るのだろうかとか思うけどやらない夫の武器ほしい
そう言えばやらない夫クチキの絆ない、手に入れるとか言ってたような…
- 211 ： ◆vxML1Lislo：2011/11/02(水) 12:03:42 ID:lTIpyNl.
- 1
- 212 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/02(水) 12:17:52 ID:KShN0Amo
- >>210
忘れてました。
後でこっそり足しておきます。
○デュランダル
よいところ
・メカに強く、お金持ち。
・実はびっくりするほど強い。
・「坊やだからさ」などの一発ネタができる。
わるいところ
・いまいち信用おけない。
・華琳と敵対。
○『膝丸』
よいところ
・コレクターアイテム
・夢があふれるスキル構成
・蒼星石が『見たか！』できる。
・やる夫もがんばればできる？
わるいところ
・蒼星石のコネがなくなる。
・やる夫や蒼星石が前に出るとかｗｗｗ
○結論
・どっちも大して重要ではない。
- 213 ： ◆e52bu8jgoU：2011/11/02(水) 12:29:16 ID:ep5ILO9g
- 華琳と敵対が怖すぎるので
１で。
- 214 ： ◆lGbW60L72o：2011/11/02(水) 12:29:56 ID:QaOQLsjI
- １．華琳さまが出番多い方がエロくなりそうなので
- 215 ： ◆cn/qYe9whE：2011/11/02(水) 12:34:58 ID:ZG2J7GlY
- 相性の悪いコネ二本維持なんてどう見ても地雷なので膝丸を性的にゲット
- 216 ： ◆n5Z3VuZapw：2011/11/02(水) 12:43:23 ID:1UFMz10o
- 1
- 217 ： ◆mmsSEDCh.s：2011/11/02(水) 13:03:36 ID:LRbu9gkM
- 1で
デュランダルと敵対しても華琳が少しは助けてくれるだろう。
でも華琳と敵対した場合はデュランダルは助けてくれないよね
- 218 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/11/02(水) 13:35:47 ID:BBtclyew
- ２かな？
やらない夫が持たないのならあんま意味がなさそうだし
- 219 ： ◆MAROd..Uts：2011/11/02(水) 14:22:21 ID:ubbCUUco
- １で
- 220 ： ◆TIENe3Twtg：2011/11/02(水) 15:40:18 ID:qLvaiqNs
- １
蒼い子に情報収集は期待できない気がするｗ
- 221 ： ◆CByxRbsj1.：2011/11/02(水) 15:55:54 ID:vju2wYqo
- 1
- 222 ： ◆.AbaIO0B0A：2011/11/02(水) 16:14:41 ID:ROc0ezDs
- １ デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！
なにげに、全員クツキとの絆もってるもんね
最大がやる夫の62ポイント（たぶんやる夫『膝丸』使えないけど）
- 223 ： ◆6h1chSkFOk：2011/11/02(水) 16:20:19 ID:NbF1CFd.
- 2
- 224 ： ◆YeqXWjTM4k：2011/11/02(水) 17:53:09 ID:SNC7fKAk
- １
デュランダルは手を切ろうが手を組んでようがこっちの思惑では動いてくれないし。
有益なときは勝手に動くでしょう
- 225 ： ◆xT5TyczDqI：2011/11/02(水) 18:18:45 ID:Ldj11y.6
- ２で
アイテムはなんとでもなるけれど人の縁はそうはならんし
- 226 ： ◆liFi/Qrcjw：2011/11/02(水) 20:07:09 ID:FkT.kKbQ
- １でええがな
- 227 ： ◆Rig.Bady8Y：2011/11/02(水) 20:10:31 ID:M0Hac.E2
- １かな
- 228 ： ◆10ApkKSZho：2011/11/02(水) 20:15:17 ID:SMOYonDk
- ２で
- 229 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/02(水) 20:50:34 ID:k/f6uxFk
- | １ デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！
信頼が欲しいので、最初の提案に乗ったほうが印象が良いだろう
- 230 ： ◆5rXXXxXIT.：2011/11/02(水) 21:08:44 ID:wva5vVuo
- ２ で
元々血族の下っ端連絡員で蝙蝠さんな蒼星石に必要なのは様々な複数のコネ
膝丸抱えて半端な戦闘者として下手に名前を売るより、したたかな交渉人であるべき
それと、デュランダルは現在ＣＯＭＰ入手の有力な手がかりであるためだ
- 231 ： ◆D07MIjCMEE：2011/11/02(水) 21:12:58 ID:fcTUJxj6
- １で
- 232 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/11/02(水) 21:30:43 ID:5hNA9D8A
- １で。
>この安価は何を失うかが一目でわかる、分かりやすい安価です。
こういうこと言われると何か勘ぐってしまう僕は汚い大人なのだろうか。
- 233 ： ◆s7CVF0Eu8I：2011/11/02(水) 22:00:57 ID:5FxFJo32
- 1
- 234 ： ◆z7fKsWA8UA：2011/11/02(水) 22:14:12 ID:E9e3/0JE
- １で
- 235 ： ◆HCeZ2oI.bM：2011/11/02(水) 23:26:50 ID:97UcjfpM
- １で
デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！
華琳さまもゲットしｒｙ
- 236 ：yournet全面規制に入るお：2011/11/02(水) 23:29:44 ID:ubbCUUco
- 全力で手を切られそうなデュランダルｶﾜｲｿｽ
- 237 ： ◆5q.v2gptpA：2011/11/02(水) 23:38:06 ID:6nS2tPao
- １で
優先は女＞男だからね。仕方ないね
- 238 ： ◆ZUNKxf4Mog：2011/11/03(木) 01:36:09 ID:XH8fweZE
- ２かなー。
- 239 ： ◆nzPELBqxOw：2011/11/03(木) 09:30:19 ID:EB3sT1PE
- 1で。
死んだ後々の事を考えてコッチでｗ
- 240 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/11/03(木) 10:56:40 ID:oyKS3mbo
- 1
カリン様がかわいいのが悪いんだ
- 241 ： ◆3PUGsfYI1s：2011/11/03(木) 11:33:49 ID:1hVCRvlo
- 1。
華琳さま好きなんでｒｙ
- 242 ： ◆l5B5sGnbkQ：2011/11/03(木) 13:57:59 ID:JGa4jviE
- １
膝丸はいらないと思うけど……巻き込まれるとか物騒だし
- 243 ： ◆CBWsOpHrbw：2011/11/03(木) 23:59:03 ID:KsCpfmZU
- 2 かな？
- 244 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/04(金) 01:14:48 ID:6GRYzI76
- 纏め〜
総計：40人
１ デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！合計：31
>>201 名前： ◆52sg9FxRUQ
>>203 名前： ◆wZFOryiZkw
>>205 名前： ◆wS/0Zx62a.
>>206 名前： ◆PVM.vDrgIA
>>208 名前： ◆bbq3AN25Iw
>>209 名前： ◆TGjKoJdVQ
>>210 名前： ◆BOfUUEthUU
>>211 名前： ◆vxML1Lislo
>>213 名前： ◆e52bu8jgoU
>>214 名前： ◆lGbW60L72o
>>215 名前： ◆cn/qYe9whE
>>216 名前： ◆n5Z3VuZapw
>>217 名前： ◆mmsSEDCh.s
>>219 名前： ◆MAROd..Uts
>>220 名前： ◆TIENe3Twtg
>>221 名前： ◆CByxRbsj1.
>>222 名前： ◆.AbaIO0B0A
>>224 名前： ◆YeqXWjTM4k
>>226 名前： ◆liFi/Qrcjw
>>227 名前： ◆Rig.Bady8Y
>>229 名前： ◆gG1ytzX69g
>>231 名前： ◆D07MIjCMEE
>>232 名前： ◆AWQD6Lb1uk
>>233 名前： ◆s7CVF0Eu8I
>>234 名前： ◆z7fKsWA8UA
>>235 名前： ◆HCeZ2oI.bM
>>237 名前： ◆5q.v2gptpA
>>239 名前： ◆nzPELBqxOw
>>240 名前： ◆QpZ3gvBxm2
>>241 名前： ◆3PUGsfYI1s
>>242 名前： ◆l5B5sGnbkQ
２ デュランダルにはまだ利用価値がある。『膝丸』は諦めよう。合計：9
>>204 名前： ◆al9/.v0aCM
>>207 名前： ◆u9Ls68fGDM
>>218 名前： ◆mdNzeAtrtQ
>>223 名前： ◆6h1chSkFOk
>>225 名前： ◆xT5TyczDqI
>>228 名前： ◆10ApkKSZho
>>230 名前： ◆5rXXXxXIT.
>>238 名前： ◆ZUNKxf4Mog
>>243 名前： ◆CBWsOpHrbw
- 245 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/04(金) 01:21:25 ID:6GRYzI76
- 雑談にお一人発見、追加
総計：41人
１ デュランダルと手を切ろう。ついでに『膝丸』ゲットだ！合計：32
>>140 名前： ◆R3/KETQDWk ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1320022879/140
- 246 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 09:13:08 ID:8Y6ON1LQ
- デュランダル不人気すぎてワラタ
- 247 ：ξ*ﾟ皿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:02:48 ID:lvXHmFxw
-
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| ドアが閉まる。
|
| 遠ざかる足音。小柄な魔女が離れていく気配。
| やる夫は小さく嘆息し、隣に座る蒼星石を見た。
|
| あの後、組織間の情報交換と協力体勢の確認があり、
| 多少の紛糾があったものの、最終的には問題なくまとまった。
|
| 『血族』の下っ端であると公言する蒼星石だが、その交渉はなかなかに堂の入ったもので、
| 萌えないとか、文章量が増えるとか、そういった問題がなければカットするには惜しいものだった。
|
| しかしやんぬるかな。
| 熟達したチェスプレイヤーの如き交渉や手の読み合い、
| 裏の裏まで見据えての対決は、書く方としてもかなりの手間なのだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 248 ：ξ///)ξ＜ドアノブが ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:03:26 ID:lvXHmFxw
-
|
┌‐‐┴- ､
| ｀`丶､ .:.:.::::::::::::
__」 .:::.ヽ .:.:::::::::::::／
, .:´:.:.::::.:.:.:￣｀`::.:.､ .:.:::.＼ .:.:.::／
.′i::l:::l::| .::|.:.:::i:::i::::.:.`ヽ､ .:.:::.＼／
.l |.:|.:l.:::l.:| .::|.:.::l::::|:::|.:.:::|:::ﾄ､ .:.:::::.＼
| |.:|.:|.:::ト|､.:|.:.:l:::::|:::|.:.:::|:::|::::ﾄ､:.:.::::／
｀V.{.:l.::lrr㍉l:::/l.::ﾅナ:::::l:::l:::l::::::::Y´
V .:N じｿl/ l/rr＝ミ.:::!:::!::::::,′ ああ疲れた。
`11' ' ', 」いｼ.l/::l:/.::::/ やる夫、飲み物とか持ってない？
|.:ﾄ､ ' ' '/:::.:,.::,:::/
|.:!::::>､｀ _ノ;.:::/:/ノ
l::::/l:/´ 丁二l:::::.:/´￣ﾕ､
l:/ ',rﾁ7´ 」 |:::/ノ´~~ヽ」
' r='7::::ﾌ fｼ' l/ ヽ
〃 /.:::/ fｼ′ ', ヽ
V/::::/_fｼ′ ', ＼
ノ ／ , ,′ ヽ .::.＼
_,ﾌ´ / / .:ヽ .:.::::.＼
(⌒ヽ. / / ,r'⌒ヽ ＼ .:.:::/
ヽ.:.:/ヽ ′ ,′ ／ ﾄ､ .::/
V.:.:.:.:K7ｧｰ--イ ´ ￣｀` !::.＼__／
｀`⌒7 三三ﾉﾆﾆ ー- ､ 厂￣
ノ三三/ /l
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| だらしなくソファにもたれかかって、蒼星石は嘆息した。
|
| 交渉は常に華琳有利に進んでいた。
| しかし、最後の最後、すべてが決まる直前に蒼星石が打った一手が、楔の如く突き刺さった。
|
| 華琳側の要求はほとんど通った。
| それは、蒼星石の要求のための伏線であった。
|
|「現在ニャルラトホテプに狙われる可能性があるうちの巫女だが、
| その身柄を渡すことだけは許可できない」
|
|「何故？ 囮にでもする気かしら？
| なんにせよ、私に預けてくれれば餌として有用に使えるわ」
|
| 華琳の目は、巫女を、翠星石を道具としてみていた。
| 命を消耗品として使い捨てることにわずかな躊躇もない。
|
| それどころか使い捨てて当然という意思を感じ取り、やる夫は恐怖と嫌悪感をおぼえた。
|
|「『血族』は身内社会なんだよ」
|「それでも、派閥争いくらいはあるでしょう？」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 249 ：ξ///)ξ＜照れている…？ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:03:54 ID:lvXHmFxw
-
, ﾄ､ i
,ｲ ,ｲ ∨＼ |ｌ ,
ｊ/! // -ー ー--､∨//iﾊｲ
ヾ ､!/ｲ/ｌ／ ､ ヾ/|ー'､
〉´ T// i ､ ', ', ヽ｀!|_ｒ-､ヽ
/ ＿ ∨ | }ﾊ ハﾍ', ', ﾊ＼ﾊ ｌ
!,ｲ ／ i i ﾊ ﾄ ', ｌ !_ﾊ_i＿ } ｀ヾー ､
,ﾚ'´_,, ｨｌ ,ｨ､'7ﾊ‐ヽ! !ﾁ|,! ﾘ!ﾊ ﾄヽvi/_ ｀ー ､
, ィ Yｒｲｊ /ｲ ´､!ヽﾊヽ! ｀ ,ｨﾁかｱ ハiｊ ＞-ー―≧､
, ィ ,＞' ｀^ !ハﾊ x他ｊ心｀ ｀ ~´ﾟ ! ｊ ﾉ <´ ＿ -―‐ ゝ
ｒ ´ ￣ ｀ ー､ ヾ､ 'ﾊ＾¨´ ､ ＿_ﾉゝー--ｒ､}＜≧ー―-ァ､
ｊ＿ -- ――-､ ヽ, ＼ー､ ー｡' フｱ' ｒｨ'´￣ヾ{ー―ァ'´ ノ
,, ィ彡''´￣ ＜ヾ, ｒ≧=- イ／ｨ 〉! !ｒ‐ ´ _イ＿
, ィ彡''´＿＿ イ__ _7////lﾊ,ィ'//≦ゞ ﾊヾー―ｧ／
ヽ＿_￣_,,イ´ /´ |! ｀ ヾ!ｌﾊゝ!' |i ｀ｌ ﾊ ／
＜´ -=´＿ ,' l| ／´ﾍﾊ｀ヽ､ ＼! ﾊ ｀ー７
￣｀ )／ i| ／ , ｀'ｰｊﾄ､ ﾊ /
/ ,'__ ｊｌ/ ＿ Y ヾｌ ｀＝=ｭ､ﾊ
｀ ,ィ７/::::::::｀ヽ /!ｲ///ヽ､ ,ｨ､ｌ,ィ､_,-=-! ヾゝ｀
rゞ!rｭ､_:::::::::::::ヽY//////7//Yj/////lj ',
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| 食い下がる華琳に、蒼星石は一瞬言葉を詰まらせた後、鋭く、まっすぐに前を見た。
|
|「『僕の』身内だからだ。文字通り血を分けた、姉だからだ」
|「……」
|
| 不服そうながら、華琳は要求を飲んだ。
|
| そして蒼星石はその流れで、翠星石は『単なる蒼星石の姉』であることを華琳に刷り込み、
| 自分らがニャルラトホテプを邪魔したことからまた接触があるかもしれないことを語った。
|
| 『巫女』の真の力、『アンプ』のことは巧妙に隠したまま。
|
| ニャルラトホテプの考えなど、正気の人間には分かるはずがない。
| 華琳は翠星石の真の価値を知らぬままに納得した。
|
| これぞ、蒼星石がこの交渉で行うべき最も重要なミッションだった。
| いかにして、『巫女の力』を説明せずに終わらせるのか。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 250 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:04:54 ID:lvXHmFxw
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 華琳が入れてくれたワインがあるお。
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 二人の前には、グラスに入ったお高いワインがあった。
| 華琳はぐいぐい飲んでいたが、また何か入っていないとも限らない。
|
|「え？ 僕まだ心の準備が……一応、勝負下着はつけてるけど」
|「やる気満々じゃねーかお。」
|
| 蒼星石の軽口。いつものペースだ。
| だが、やる夫は一つ引っ掛かった。
|
|「なんで勝負下着なんだお？」
|「華琳は両刀なんだよ、その件は助かった。感謝してる」
|
| 思いもよらない爆弾発言。香の事に気付いた時に嫌な気持ちになったが、
| それがさらに生々しく展開して胸の裏側がざわついた。
|
|「蒼星石、お前……」
|「そんな顔しないでよ、こういうのは初めてさ」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 251 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜次安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:05:38 ID:lvXHmFxw
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ | ……。
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 慣れてると言われても困るが、そうもあっさり初めてだと言われても困るものがある。
|
|「正直怖かったよ。やる夫がいなかったらと思うとどうなってたやら。
| まあ、やる夫は付いて来るべきじゃなかったと本気で思ってるけど」
|
| ケロッとした顔で告白する蒼星石に、やる夫は恐々とした。
| そんなの想像したくもない。
|
|「で、僕車なんだけど……本当に飲んでいいの？
| ナニが入ってるか分からないよ？」
|
| ワイングラスを片手に、その芳醇な香りを楽しみながら蒼星石がニヤニヤ笑う。
| やる夫は……。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 252 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:06:12 ID:lvXHmFxw
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, . : -=＝＝＝=- : ミ､
,ィ'"´: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ミ､
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／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ: : : : : : :.ヽ
/.:/: : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾊ: : : : : : :.ﾍ
/.:/: : : : :|: : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: : : : : : : :',
/.:ｲ: :i.: :{:.:{: : : :ﾍ: : : :､: : : : : : : : : : : : : : :.i: : : : : : : :i
/ｲ:,'.: :i : :ﾊ::',:.: : :∧: : : :＼: : : : : : : :ﾍ: : : : ': : : : : : : :}
. ,' .i: i: : {.: ::{ ',:.ﾄ: : : : ﾄ:.: : : :.:ﾞﾄﾐ､__: : : :ﾊ: : : i:.i: : : : : : : !
i .|.:!.: : i : :i V:;ム: :{＼: : :´￣:ﾍ＼: :‐-i :､: }.:}: : : :}: : :.'
l .ｌ:{: : : l : {イ´ヾﾍ:.',::ﾍ,＼: :ﾍ:.:ﾞv‐-＼: :}i: : !/: : : :'.: : :,'
. ! ',:', : : :i ; ', -‐､ﾄ､:.:, ヾ;:ﾄ;:_,zｮｮｮｮｭ､i :,': : : :,'.: : :/
∨ﾊ: : :ﾍ:;}_zｮｮｮｮｭ､::ヾヽ "イ_);;;;;;ｊ:下ﾐ〉: :,'.:/.: : :/
. V: i : :∧《(_){;;;;心ヽﾐ､ヾ､ 乂ゞィン /: :/.:/.: : :/
∨i:, : :ﾍ゛乂ゞ彡' 丶…'' /: :/.:/: :/ﾘ
ヾﾊ:',:.:∧ ｀…´ :::::::::../;ｲ/.:/: ://
iハ:ﾄﾄ::ﾊ :::..::::: ､ ／//.:/: :/.,'
ι ﾘi从::ヘ ,､ ｲ/.:/:,';/
ヾ',:.:｀＞ｭ 、 , ＜´/.:/;ｲ/ .＿
〃´:::}ﾊ:.:ﾄ;:ﾄ:.;ﾊ:}｀´''"´ /.:ﾑィ'^r^´:::::::｀ヽ
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,.ｲ:::::;::::::<`･ﾘ ｲi}ヽ彡 ：ﾞ>、::::::::::::::::::i
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|安価
|
| １ 飲ませよう。お互い処女と童貞を卒業だ！
| ２ 飲ませるべきではない。紳士でいよう。
|
| 安価 11/5日中。
| 酉のある方はフライング可。
|
|「なーんて言うと思ったかい？
| こんな隠しカメラだらけのところで飲めるか。僕は部屋に戻らしてもらう！」
|
| やけに嬉しそうな蒼星石は、立ちあがって伸びをした。
|
|「送っていくよ」
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- 253 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/04(金) 10:07:18 ID:lvXHmFxw
- 安価は無いですよ。念のため。
>>244ありがとうございます。
デュランダルェ……。
- 254 ： ◆wZFOryiZkw：2011/11/04(金) 10:08:58 ID:Wr9ZZIz6
- １
……え！？
ないの！？ｗｗｗ
だって、男は煩悩に勝てないの
- 255 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 10:23:20 ID:eKiMlnbw
- よし、全身全霊のいｔ…
よくもだましたアアアア！！（AA略
- 256 ： ◆vxML1Lislo：2011/11/04(金) 10:26:37 ID:8Y6ON1LQ
- 1
死ぬ前に卒業しとこう
- 257 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 10:34:05 ID:8Y6ON1LQ
- と思ったら無しで噴いた
- 258 ： ◆5rXXXxXIT.：2011/11/04(金) 10:39:38 ID:zwiH/j0g
- ここは１で
別に蒼星石のカンストボーナスでも、華琳含めて３Ｐでも、キンクリでも、夢オチでも、外伝でも、埋めネタでも
没ルートでも、３行で説明でも構わないのよ
- 259 ： ◆al9/.v0aCM：2011/11/04(金) 10:47:56 ID:DPl1DOlc
- １
- 260 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 10:52:00 ID:IXtj36IU
- ドアノブが頬(?)を染めている…だと
いや、お香で興奮しているだけか…
- 261 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/11/04(金) 12:54:05 ID:X6yYimvA
- ２だろう、ここは・・・
- 262 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/11/04(金) 17:21:47 ID:R/IDEXH2
- 2だな。ただしワインはお持ち帰りで家でじっくり二人でねっちょり堪能しよう
赤ワインと一緒に青酒も味わうとしようぜー
- 263 ： ◆BOfUUEthUU：2011/11/04(金) 18:01:32 ID:itbwPbiU
- １ 安価があるとかないとか関係ないのであ〜る
- 264 ： ◆wS/0Zx62a.：2011/11/04(金) 18:15:14 ID:4fGy8XWw
- 乗るしかない、このビッグウェーブに。ということで１ｗｗｗ
- 265 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/11/04(金) 18:19:07 ID:Sbnti6jc
- 1
安価がないなら仕方がないな
- 266 ： ◆u9Ls68fGDM：2011/11/04(金) 18:35:34 ID:LSUFCP6s
- 安価意味無いけど、乗るしかない！この流れにｗ
２、紳士的に他のバーで酒を一緒に呑む
- 267 ： ◆YeqXWjTM4k：2011/11/04(金) 18:45:08 ID:7jA.9.r.
- ２だな。この二人にはもうしばらくこの距離でいていただくべきだ
いやないのはわかってますががが
- 268 ： ◆6h1chSkFOk：2011/11/04(金) 18:46:00 ID:48H8nQGA
- 1しか無いな
- 269 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/11/04(金) 19:14:29 ID:Zp9kWPFQ
- ２だな
まだ、慌てるような時間じゃない
- 270 ： ◆cn/qYe9whE：2011/11/04(金) 19:30:14 ID:QjDY6CPQ
- え、なにこの流れ怖い
もちろん１
- 271 ： ◆CBWsOpHrbw：2011/11/04(金) 19:48:19 ID:JO9c38E.
- 安価じゃないだ？ そんなものは知らないゼ
( ﾟ∀ﾟ)o彡゜ １だ！
- 272 ： ◆e52bu8jgoU：2011/11/04(金) 20:09:11 ID:LM.bet3U
- 安価じゃないのは理解してますが、あえて言わせていただくのです。
当然１ッ！
- 273 ： ◆D07MIjCMEE：2011/11/04(金) 20:28:36 ID:GDSj0UHA
- 安価が有ろうが無かろうが関係ない！！
1だッ！！
- 274 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 20:49:43 ID:Ikdre062
- 安価じゃないと解った途端
欲望に忠実になるのなｗ
- 275 ： ◆HCeZ2oI.bM：2011/11/04(金) 20:53:23 ID:eb6kMmIU
- お前ら安価無いって書いてるだろｗ
２で
- 276 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 20:55:23 ID:bTbV7Sdc
- つまり１ってことですね。
- 277 ： ◆lGbW60L72o：2011/11/04(金) 20:56:20 ID:us56DupI
- 安価だろうが安価でなかろうが関係ない、２だ
酒の勢いでやっちまったら後悔するぞ
- 278 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 21:06:46 ID:tBng/T7o
- ここはあえての３ 持ち帰るで
- 279 ：羊羹神社スレがたったお：2011/11/04(金) 21:10:51 ID:sgqal562
- 安価がないから、安価してはいけない……？ なぜそう思うのだ
好き合ってるなら、しっかりとした場面ですべきだから２
- 280 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/04(金) 23:36:37 ID:6GRYzI76
- 1だ！ 愛するものが交わるのは当然のこ（ｒｙ
カリン様、ほら、右にずれて下さいまし、え？ 安価がない、わかっててもね(T T)
- 281 ： ◆200X.ofSxM：2011/11/05(土) 00:22:47 ID:Aj5ub6ms
- 2だろう
- 282 ： ◆Rig.Bady8Y：2011/11/05(土) 00:39:17 ID:JMrQNQkg
- 酒の勢いでもないと進展しない気がするので１で！
- 283 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/05(土) 01:23:23 ID:i7Vw4scU
- ３、やる夫も飲む
- 284 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/05(土) 03:29:18 ID:vs6PqKWI
- １、ただし口移しで。
- 285 ： ◆RengelsnNs：2011/11/05(土) 15:13:12 ID:fKAwIEQQ
- １：１５人
◆wZFOryiZkw
◆vxML1Lislo
◆5rXXXxXIT.
◆al9/.v0aCM
◆BOfUUEthUU
◆wS/0Zx62a.
◆6h1chSkFOk
◆cn/qYe9whE
◆CBWsOpHrbw
◆e52bu8jgoU
◆D07MIjCMEE
>>276 酉無し
◆gG1ytzX69g
◆Rig.Bady8Y
>>284 酉無し
２：９人
◆bbq3AN25Iw
◆52sg9FxRUQ
◆u9Ls68fGDM
◆YeqXWjTM4k
◆mdNzeAtrtQ
◆HCeZ2oI.bM
◆lGbW60L72o
>>279 酉無し
◆200X.ofSxM
無効？３：２人
>>278 酉無し（持ち帰る）
>>283 酉無し（やる夫も飲む）
紳士総数26人？
- 286 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/11/05(土) 17:41:04 ID:XAM2Nrh.
- なぜしゅうけいしたしｗｗｗｗ
- 287 ： ◆RengelsnNs：2011/11/05(土) 17:45:09 ID:fKAwIEQQ
- なんかツンさんが雑談所で集計してほしそうだったから……ｗ
- 288 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/11/05(土) 17:59:46 ID:jEpKmBx2
- 紳士ポイントでも集計するつもりかw
- 289 ： ◆MAROd..Uts：2011/11/05(土) 19:18:22 ID:i7Vw4scU
- 紳士はポイントなど求めず、黙って服を脱いで見守るものですよ
- 290 ： ◆RengelsnNs：2011/11/05(土) 19:19:18 ID:fKAwIEQQ
- 赤い書さんは何酉隠して新しい選択肢選んでるんですかｗ
- 291 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/07(月) 10:05:03 ID:/sJMMvHk
-
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i.::::::/.::::〃ﾊ:::|:::::::::::, _::」|::|:::::::l l:!
l.:::/.:::::〃 ',:::ﾄ､::::く::::::::||::|:::::/ ﾘ
l::/.:::;ｨ:/＝-ヽ＼ヽ,.ｨイ1!::!::/ ′
l/:／ /-‐ 〈tfｼﾉ::!::!′
K ,.ィﾃﾃ'ヽ `´1://
::::', V弋ｿノ ､ l::::|
::::::', ¨¨´ / /::::| そういえばやる夫は
::::ﾄ､ヽ､ _ ,.ｲ::::ﾊ! こんなところで何してたの？
::::i `'／l:::::/
:::::i ｀`ｰ┬一'´ |::/
:::::L ＿ __/ |/
＼|＿_ _ ユ_＝=ァｧ
＼//
＼
＼__
. .: .: :／￣,.-､入
.: .:. :. :.／ ヽ_ソ.::::::::::.`､
.: .:. :. ／ ヽ_ソ.::::::::::::::::::::.ヽ
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| 六本木は、やる夫には似合わない。
| やる夫自身そう思うし、蒼星石の疑問は当然だった。
|
|「知り合いのねーちゃんと高級店でディナーだお」
|「わお」
|
| それ以上の追及は無かった。
| やる夫の言は到底信じられる類のそれではなく、蒼星石は冗談だと聞き流したのだ。
|
|「なんか飲むかお？」
|「水かな」
|「いろはすは……大丈夫かお？」
|「行けるよ。あ、間違えてみかん買わないでね」
|
| 駐車場への道をダラダラと歩く。蒼星石は硬水を飲むと腹を壊す。
| 知らないミネラルウォーターを自販機で買うのは自殺行為だった。
|
|「やる夫は何買ったの？」
|「アクエリだお」
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- 292 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/07(月) 10:05:19 ID:/sJMMvHk
-
_.．ｘ:ﾆ:¨:¨:ﾆ:‐:-:.､
. ／.: : : : : : : : : : : : : : `丶、
／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
. ／´: : : : : : : x: :i: : : : : : : : : 、: : : :ﾍ
/: : : ;ｲ: : : ;ｨ;/: : {!: :ﾊ: : : : : : :ヽ: : : .:ﾊ
,′: :/: : : :ｲﾊ:i: : :.i|!:.ﾄ;.!: : : :､: : :ヾ: : }!:ﾊ
j;ｲ: :.,': :,∠ｲハﾊ : :iﾊ:ﾐ:､:ﾄ:､: :.i; : : ﾊ: :.i!::.}
{ |: : {フ才仁´ﾐゞ:..:|l}ヾ:ｰi-iミ:_:!: : : :}: :i!::,'
乂:イｆ什弍ミx`ヾ::I ` ヾ_ゞ:､ゞi!: : ,': :,':/
. }从i 弋_''ノ `{ ィ㍍乏刈.: /: ://
i:{: ゞ:､vwx , 代z_;ﾂ才.;..;ｲ'′ 一口ちょうだい。
Ⅵ:.ヽ vwxv ｲ彡〃
. Y:､: i＼ ` ‐ . ｨ: :,:′｀ヽ
{ ヾ{丶＞ ．__ .． ≦彡.:/ ,’
. ‘， ､ ＼ ￣ __.．.:' ｲ:/ /
ヽ ヽ ｀ "￣ 'ｲ /ヽ:､ _
. ゝ. i / ∧＼ ｀ヽ.
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| すでに自分の分の水を飲んでいた蒼星石は、
| やる夫が今まさに口をつけようとしていた清涼飲料水に手をかけ、何かに脅えるようにその手を下げた。
|
|「別にかまわねーお？」
|
| いつものことだ。いつものペースだ。
| やる夫はそれに安心していた。だが、蒼星石は違っていた。
|
|「……や、やっぱりいいや」
|
| 街灯に照らされた蒼星石の横顔が、少し赤らんでいるように見え、
| やる夫は見て見ぬふりを決め込んだ。
|
| ……急に色々なことが恥ずかしくなってきた。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 293 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/07(月) 10:05:36 ID:/sJMMvHk
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＼三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三/
＼三三三三三三≧-''´ヾ＼￣ヽ￣￣￣ゞ=-､-､三三三三ﾆ/
＼三三＞''´/:.:.::i:.:.:.:i:.＼:.:＼:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヾ:.:.:＞-､三ﾆ /
V／/:.:.:./:.:.:.:.:l:.:.:.:l .ヾ:.:.ヽ:.:.V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:V/
/:.:.:/:.:.:.:.i:.:.:.:.::.|:.:.:.:| .＼:.:.:. ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.i'
./:.:.:.:i:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:ハ:.:.| _ ,, -匕ヾゞ,:.:.:.:.:.::.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:/
i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:ﾉ:.i:.:.レ='´ ＞ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:/
|:.:ﾊ:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.i:.|:.:.:ﾚ' ,, - ィ彡行てi:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.{
ヽい:.:|:.:.:.:.:._＿:.:|ﾉ:.:.ﾉ イi {廴::::::..ｱ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:ﾊ
i ,､ヾ:.:.:.:.:≧=､/ 弋及ン }:.:.:.:.:.:.:.::/:.:.:.:.ハi
ヾ ＼:.:.:.:.:.:.:心 ) |:.:.:.:.:.:.:人:.:.:./
ヽ ＞＼:.:.:i/ |:.:.:.:.:.:.ハヾ:.:ゝ
｀´|:.ト､ヽ .|:.:.:.::/ ＞∧､_
|:.ハヽゝ､ - ､ ∧:./ / / ＼-=r-,､
ﾚ ＼:.:.| ＞､ ／ 廴＿／ ／ .// てヽ )-､
ハ.i/::::{ ｀ ´ ヽ ∧＿＿ // ん:::::::::V
>:::::{ { [￣＼V ー─ﾍヽ .// {':::::::::::::::::ヽ
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| やる夫は助手席に座り、運転する蒼星石の横顔を見た。
|
| リラックスした顔で、夜の東京を走らせる。
| 見れば見るほど男前。これが女の子だったら思わず惚れる。
|
|「蒼星石」
|「なんだい？」
|
| 声に険は無い。
|
| ほんの二三時間前までは会いたくて会いたくて焦がれた。
| その後は大いに噛みつき合って喧嘩した。
|
| そんな少女と仲良くドライブだ。
| 手を伸ばせば触れあえる。
|
| その距離がやる夫を安心させ、実際に手を伸ばすには至らせなかった。
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- 294 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/07(月) 10:05:50 ID:/sJMMvHk
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 部屋に来いお。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 急ブレーキ。
| やる夫のふとましい肉体にシートベルトが食い込んだ。
|
|「ちょｗｗｗｗあぶねえおｗｗｗ」
|
| 苦笑しながら運転手を見ると、ゆでダコみたいに真っ赤になっていた。
| 油を差していない機械のような錆びついた動きで、やる夫を見る。
|
| 呼吸困難なのか、口をパクパクさせる蒼星石は、たこと言うより金魚に見えた。
|
|「ヘ、部屋にって、やる夫……ど、ど、どういう……？」
|
| 挙動不審に陥って、視線を素早く四方に走らせる蒼星石。
| 困ったようにハの字の眉、潤んだ瞳は熱に浮かされている。
|
| え？ なに？ この子やけに可愛いけどどうしたの？
|
| 仰天しながらやる夫は気づいた。なんという言葉不足。
| そして、もしかして蒼星石……。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 295 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/07(月) 10:06:03 ID:/sJMMvHk
-
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ あー。
／ ∪ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | 貸したい本が溜まってるのと、
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 借りた本の続きが気になってるんだお。
ノ | / / / (⌒) / / / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
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| 照れながらのやる夫の言葉に、蒼星石は自分の勘違いに気付いたようだった。
| 顔面蒼白になりながら指先を遊ばせる。
|
|「……うちにゃ常連の連中やアリカがいるから寂しかないけど、
| お前がいないと……物足りないんだお」
|
| 言ってから、余計に恥ずかしくなったやる夫だが、
| そいまだ再起動のすんでいない蒼星石は気付きもしない。
|
|「や、やる夫が来てほしいって言うんならたまには行ってやらなくもないよ！
| そ、それにさっきのだってあんな言葉にホイホイ付いて行くほど、僕はチョロくないんだからね！」
|
| 蒼星石は吐き捨ててアクセルを踏み込んだ。
| 先ほどまでとは打って変わった暴走運転に、やる夫は目を白黒させた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 296 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 10:11:44 ID:n..cixdY
- まだ、カオスフレームが溜まってないから蒼い子捕食に至らないか……
ここで肩透かしはあまりに拷問だね！
- 297 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 10:34:47 ID:WPVSs0ho
- 夜に部屋へ行くんだ襲っても罪には問えん、押し倒してしまえ 蒼星石が
- 298 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 10:47:52 ID:Hs9f/mrY
- やだ…チョロイわ…この娘…
- 299 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 11:43:23 ID:0tMDwkn6
- チョロ蒼すぎるｗ
- 300 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 12:57:49 ID:wZ4BuM5s
- 乙ー
蒼い子チョロすぎるｗ
- 301 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 14:27:51 ID:CcrJDpVM
- やだ……この子たち可愛すぎwww
これは華琳様でなくてもイジリ倒したくなるわw
- 302 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 14:39:05 ID:Hs9f/mrY
- そんなチョロいチョロい言う君たちに
蒼い子はごりっぷくのようです
ttp://sakuraweb.homeip.net/uploader/src/up165646.jpg
- 303 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 14:40:28 ID:4MWqJD02
- せめて尻尾と耳をなんとかしてから言いなさいｗｗ
- 304 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 14:48:35 ID:hf58lwNw
- さすがはチョロインやでぇ……！
- 305 ：ξ*ﾟマﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/07(月) 14:51:55 ID:/sJMMvHk
- >>302
なにこの娘かわいい……。
ありがとうございます！
とりあえず、可愛さが溢れすぎてて「よしよし、わかったわかった」って撫でてあげたくなりますね。
- 306 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 14:55:28 ID:OhEyDaq6
- 蒼の子ちょろちょろ
- 307 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 14:58:10 ID:umUQwUPA
- 犬耳より猫耳のほうが……
- 308 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 15:07:05 ID:CcrJDpVM
- その距離がやる夫を安心させ、実際に手を伸ばすには至らせなかった。
―――さっきそう言ったが、すまん、ありゃ嘘だったお。
とかやる夫が言い出しかねんなwなでなで
- 309 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 15:12:22 ID:hf58lwNw
- 耳のわき辺りかりかりって掻くと後ろ足がばたばたーってなるんや
オゥキュート
- 310 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/07(月) 15:33:11 ID:pqM2yHSI
- 蒼チョロ石か…
- 311 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/08(火) 10:01:11 ID:gCagtfgc
- ＿＿＿＿
ｊ三三三三三三≧ｭ､
/三三三三三三三三ヽ,
/￣￣ ￣｀＞‐' V
r=≦三三三三三≧ｧ': : :, } -､、
j三三三三三三三/: : : / ト､ ヾ,
rー‐--. . ァ'=＝ー:'':'':´:￣:￣: {: : : ' ヽ}三ヽ,
{ ､: : : : /: : : :,: ; : : : : : : : : : : : : ィｌ 「｀: :｀ヾ､
∨ ヽ : /: : : :/: ハ: : ﾊ: : : :ヽ: : : : : ! ｲヽ!: :∨ ／
（( ＼/ Y: : ; :/:ヽ!､ ヽ: :ヾ,､＿_メ: : : i: : : : : : : :i
, ィ !ｨ {; ｲ: :{: : l ｀ｰ'＼: lヽ: : : ';: : :|: : : : : j: : } べ、別に『ドリフターズ』の続きが
ヽ ヽﾍ!: ﾊ: :l ヽ{ ｀ーﾍ: :l : : : : / : j 読みたいだけで、それ以上じゃないんだよ！
｀ー' ｀|: ヽ{ 三三 三三三j: ;': : / : /
|: : :ｊ//// ///// / : / : ;' あ、のど乾いたからコーヒー淹れてね！
!: 〈ﾟ ｒ‐（ ﾟ/: /: :ノ: : :! ぶ 最近飲んでなかったから……。
l: ﾄ＞ _ __ ｲ /!イﾍ: ﾊ:|ｒ ､ ん
ヽ! ＼ﾊ: ﾄ｀三￣ /ｲ __ ＼ 人ノ ト､ でもやる夫を褒めてるんじゃなくて
ｒｰ､ ,ｨ ヽ 〈介〉 {|/ ）､__ｨ ｡ｲｌ } ヽ コーヒーを褒めてるんだからね！
{ ﾄ､ { ｊ Y<ハ> {!ﾊ_ノ Y/ 彡 ｊ } ぱ
ゝo' ｀ ト ' / || {|/ﾊﾟ ノﾊ 丿: : :ｲ た
｀Lヽ_ミヾ〉_ゝ-┴ ｒ―////77/ﾊー-- ' : : : :ノ
ぶ ｒ'|//人///////｀ｰﾍ: : : : : : : -ｧ i
ん ,ノ ヽ／ T＼/／ ヽ; : ､- ' ｊ | |
ヽ ', ノ ｀ー'. ./ j l : :フ
ゝ､＿ ＿ｊ｀ーｒ ー _ｊ ヽ: r､: : rー' ´
/ ７ ￣ヽ ´ ', ｀ ￣ ぱ
ノ=-､／ ヾ=ｲ} た
ヾ='´ └='
- 312 ：ξ*ﾟ魔ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/08(火) 10:01:38 ID:gCagtfgc
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
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|「なんだか二か月ぶりぐらいの気がするな」
|「マヌケかやらない夫。三日前に会ったばかりだろうが」
|
| 埋めネタを数えれば一月ぶりである。
|
| 翠星石が遊んでくれない！
| やらない夫は大学生の長い夏休みを、開始早々持て余していた。
|
| 『ニュクス』でのバイトやら戦闘訓練やらがあっても、空いた時間はできてしまう。
| では誰が相手をしてくれる？
|
| やる夫は毎日入速貸本で仕事だ。
| そうなると……やらない夫は友達が少ない。
|
| で、ここで名前が上がるのが。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 313 ：ξ*ﾟ魔ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/08(火) 10:01:57 ID:gCagtfgc
-
／ _ノ＿ ﾊ
／ ／ｰ'´／-ｧ‐ァ' ﾉ´∠、
/ ￣｀¨ ー‐-
/ / ,. '"
/ ／ / ／ / ／
ﾉノ ／l / ／ / ／
. / ノ / / ／ _ノ ／
,.ｲ （ / /ｌ l /__／ ／
. / ! ハ { l l ! / ｒ-イ 彡,
ﾄ､ , ,、 ｀ i 「｀丁Ｔヽ i´ __彡' l ,
. ﾄ､ l |::ヽｊノ´ヽ} l | / | l从__ヽ 三彡 ﾉノ
ヽ､ l l/ﾞヽ:＼.ｊﾉﾊ{/ jﾉィ::／ヽ ニ彡
V´ｉｌ ヽｆｔﾃミ､i l ,ィ::,ｨ匆ブ !,-ヒ´ ／／
. ヽl ﾊl. ￣ ,.｀Ｙｉ'´/ ￣ l/l ! ／ ／ ／
,ハ. ! { }.l ｊ !ノ'´ ｿ / __,ノ
|｀l. ヽｒ U,ｭ l | /,.‐‐＜
. / ﾄ､ ､- --‐ / l ／:／: :/＿
│ .! ＼ ｀二´ ／ _l_／: : : {: : :
ヽリl ヽ ´ ｀ .／--､／-､: : : : : ヽ:_:
ｌ ＼.＿ ,.イ ＼ ﾊ: :＿:／: :
l _,.ィ | j ヽ ＼: : : : : :
_ｒ─‐l ,.-/ | │ { ) ', |:_: :-:‐
／: : : _,.⊥イ / ﾉ / ' | l ', }: : : : :
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ディオ･ブランドーである！
|
| やらない夫は暇な時間にディオに連絡し、共に街をぶらついていた。
| ディオは街の一部でちょっとした顔になっていた。
|
| 正確には、中国人たちの間で。
|
|「さっきの張さんって、『いかにも』だったな」
|「あの人は喫茶店の料理長だぞ」
|
| 日本のヤクザと繋がりが深いジョースターのバカ息子に対抗するため、
| ディオは三合会と友誼を結んでいた。
|
| 裏社会の動向や、銃刀法違反の武具の仕入れならお手の物だという。
|
|「ついでに怪しい呪いやら、仙術のお符だとやらも用意できるぞ」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 314 ：ξ*ﾟ魔ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/08(火) 10:02:24 ID:gCagtfgc
-
. （-...,_／// i / l i /:/⌒ヽ//リ ／
貧 貧 エ {-:::::__:::‐-...._iヽ Ｙ ｒ':/_ﾆ, l ｌ__／
弱 弱 イ.ｌ ､‐ｒz;ｫ‐ミ:::_::} l:;.ｲｉﾝ´ ｌ/ l
ゥ イ.| ｀ ￣¨ﾞ ﾝ ｀ヽi l i/
! ! ッ ｉ i ,､〉､ !/
〉 〈:::リ li ／
l __,ﾊｨ ｌl ／
ゝ ｰ'´ __,,ﾘ !ヽ /
、 _＿,.ヘ/｀ﾄ､ '´ / ｌ /
｀7´ / l ｌ l 丶、 L.,,. .' i/: : .
i l ﾉ ﾊ. ', ＞ .. _ __,ﾉ l: : : : .
ヽ､i / ハ ヽ : : ::::::｀ ¨´: : ／ '; : : : : : .
） { /／i : .: :::::::::::::;:' ヽ: : : : :
＿ゝ､_／ ! :. ..::::::::::::::/ ＼: : :.
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 嘲笑しながらポケットからお札を出すディオ。
| 『急々如律令』と書かれたカードサイズの符に似たものを、やらない夫は見たことがあった。
|
|『本物じゃな』
|
| やらない夫の奥でニャンコ先生がそれを見抜いた。
| 『血族』の札、蒼星石が使っていたものに似ている。
|
|『見たところ質も悪くない。『血族』を通さずに買うことができるやもしれんな』
|
| ニャンコ先生曰く、ディオの持つ札は『防御の符』だという。
| 突発的な災難から身を守る、致命傷を避ける符。
|
|「へえ、誰にもらったんだ？」
|「タイジョウロウクンとかいうジジイだ。
| 一見乞食だが、三合会では高い位置にいる人物らしい」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 315 ：ξ*ﾟ魔ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/08(火) 10:02:39 ID:gCagtfgc
-
‘， !:.:.:.:.:.:.:!:::::::::ヽ ‘，:::＼
‘， {:.:.:.:.:.:.:.l:::::::::::::} ‘，:::: ＼
} 乂:.:.:.:.:.:!:::::::::ノ ‘，:::::::::ヽ
/ ￣￣￣ 〃l!::::::::::::::‘，
ｲ -- ─ ､ ／⌒ヽ ∧::::::::::::::::‘，
.ｨ .:.:l ﾆﾆ / ヽ. . . . . . ′。 } ‘，::::::::::::::‘，
(/ .:.:.:! { ﾟ ﾞ : : : : ヽ ＿_ ノ ‘，::::::::::::::‘， 『太上老君じゃと……？』
ｉ:.:.l ゝ ＿__ ／: : : : : =ｲ l}::::::___::::::！
___ .ﾊ |:.:.{ 、/ -ｨ .〃:::::＼)::::/!
(／ (_/ |:八 ト= ､_人__, /:::::::::::::::／ i|
ﾄ :.:.＼ ﾄ- ﾉ’／ .ｲ:::::::::． ´ l|
‘，｀¨¨＼ ⌒ ／￣￣ ﾘ
‘， {:＞ ．___＿＿_＿＿ .イ /
‘， ＼(！)_:_:_:_:_:_:_:_ノ ＿ ,:’
ゝ ´ ／
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|（知っているのか先生？）
|『知っとるも何も……いや』
|
| 言葉を濁すニャンコ先生。
| 封印前の知り合いなのだろうか。
|
| つまり、高位の悪魔……いや、仙人？
|
|『いけ好かん奴じゃよ。
| 『天数』だか『運命』だかのために敵対者を皆殺しにし国を滅ぼす。
|
| ありゃ、天秤を傾かせぬためなら何をやってもいいと勘違いておる。
| ニュートラルの極みみたいなやつじゃ』
|
| やらない夫にはそれがどう悪いのかよく分からなかったが、
| 少なくとも『皆殺し』は好きになれなかった。
|
|『まあ、中国は少数民族同士の戦争が多かったからの。
| 勝った方が負けた方の国も文化も全部破壊とかはザラじゃったんじゃがな』
|
| なんとなくうなずくやらない夫、と、ディオが足を止めた。
| 彼は鋭い目つきで近づいてくる女を睨みつけていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 316 ：ξ*ﾟ魔ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/08(火) 10:02:56 ID:gCagtfgc
-
＿＿＿く￣￣ﾐﾒ、＿__／ミメ、
ｘ ´￣＞ '"、 ／ ! ＼ ＼ / ／＼
x ^ ／ |/ ｜l ＼ ＼ ｡/ /
／ ／ / xﾍ_ｘﾍ ＼ ＿! | ＼ q〃l／￣ミﾒ、
〃 ／ !! /⌒ｰ'⌒ﾒ、／＿乂_ 刈〃ﾟ｡／￣〉〉
|| 〃 || | く ＿＿_ ￣＞斧冬彡ﾟ //
|| |l !! ! l || ＼／ / 「＼ ＼__彡《
|| |l || | | 从 ／ ／ ! ヽ 刈 |
|| !! 从j _ 斗l―｀Ｙ ／ /爪__ |! !
|l || ||⌒ヽ ´〃jﾉ ＿!／ ＿彡'!乂__ミメ、|! !
|| !! 斧=ミ ,竓キﾃ「￣ | ｀刈ﾉ !
|l || ｜Vじ/ Ｖじﾜ! l! | こんにちわ。
|l || | ^冖 ! ^冖^ | || | 備府やらない夫。
|l || l 〈 ! 从ヽli |
|l || ∧ ` | | 刈 |
|l || ,' l＼ ｰ-‐ ! l／ li |
|l || ,′ | ＼ イ | |! ｜
|| 从 ,′ l ` ---‐ ´ l ! ｆ|! |
|| 〃 V! ｜ | ｜ l￣ 刈 l
|| || ｜ l ／! ／ ! | （ |! ,′
|| || ｜ ｜ ／ /| ／／ | l |! ,′
|| || ｜ ｌ ／ //l／／ l ,' _ 斗 ,′
|| ﾘ | /彳 ｌ |/ / ! /x ´ | /
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 知人のようにやらない夫に微笑みかける少女に、やらない夫は見覚えがなかった。
| 雪のような髪と肌。氷の彫像の如き透明な美貌。
|
|「こんにちわ。失礼だがはじめましてだと思う」
|「そうね、そうなりますわ」
|
| 口元こそ微笑みをかたどるが、目は欠片も笑わない。
| その目に、やらない夫は憶えがあった。
|
| 品定めをする目だ。やらない夫を利用しようとする者の目だ。
|
|「わたくしは諫山冥（いさやまめい）。
| 今日はちょっとした挨拶にまいりましたの」
|
| 冥に対し、警戒心をあらわにしているディオ。
| この娘、何者だろうか。やらない夫は興味をそそられた。
|
|『『血族』じゃな』
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 317 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/08(火) 16:35:21 ID:9TadQv3s
- ……嫁候補兼縁切り役か！
- 318 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/08(火) 17:09:53 ID:x5vQytAE
- ない夫の嫁候補なのか、DIOの嫁候補なのかによって
血の雨が降る場所が変わるな…
- 319 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/08(火) 17:23:42 ID:f8.0RRbs
- えーと、ディオがカオスヒーローでロウヒーローはだれだっけ。
- 320 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/11満月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 10:01:34 ID:540REb4s
- 体調悪いんで明日か明後日休むかもしれません。
後で満月張っておきます。
>>317-318
こんなAAが少なくて『結社』臭い嫁がいるかー！
>>319
前の埋めネタではミストさんでしたが、現在未定です。
多分出ません。
- 321 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/11満月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 10:02:01 ID:540REb4s
-
_.. -‐─‐- .._ ,へ
,. . : '": : : : : : : : : : : ::Y ｀＞‐-=.._
／. : : : : : : : : : : : : : : : : | /. : : : : :.::.:::丶._
／ : : : : : : : : : : : : : : : : ／ {: : : : :.::::::::::::::::::::Y´￣￣ 7
/. : : : : : : : : : : : : : : : : : ／､'′ ＼: :.::::::::::::::::::::::/ /
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ ＜fｧ、 `ー----‐ '´ ／
ハ: : : : : : : : : : : : : : : : :〃 `ｰ ｀ヽ _xrz、´-_ f 『しかし……
| ヽ : : : : : : : : : : : : : ／{ ｀ (__..､`' '⌒￣｀ } たいした奴ではなさそうじゃな』
| ￣￣￣￣￣ 八 ￣｀ヾ..＿_, 二 ﾉ
ヽ ＼ _.x=ミ／
＼ ＞､..__ ｲ ′〈
＼ _ `くマｰvﾆ=彳 〉
￣￣ ￣¨`=‐- ..＿＿＿_,_ｧ`ｰ'^`ｰ
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 冥から漂う美貌と荒廃の香り。
| やらない夫は彼女を脅威であると踏んでいたが、ニャンコ先生は冷たく断じた。
|
|（明らかに強そうだぞ？）
|『格下に強いだけじゃな。今現在ではお主ら四人で束になっても敵うまい』
|
| ニャンコ先生の言葉など聞こえない冥は、艶然と微笑む。
| 美しい。美しいのだろう。
|
| だが、あまり友達になりたくない笑い方だなとやらない夫は思った。
|
|「どういう挨拶か分からないが、よろしく頼む」
|
| 『血族』ならば敵対する相手ではないのだろう。
| やらない夫は素直にそう考えて右手を差し出す。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 322 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/11満月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 10:02:16 ID:540REb4s
-
_ -―
､＿ _ -‐
_ ＞一ー―――- ､＿_ , ---―- ､ _ .. -‐
￣ } _ -‐ｯ' `ー--､}
「￣ 「 ,.-､ ',
| } / ＼ ､
i ｊﾉ ノ ｀丶、 ヽ
｜ `ﾞ´ ヽ }
/ ヽ ｜
: . . . /ヽ, -‐-､,ｒ"ヽ 丶 .ィ´:､ . : : : :
: : : : : : : : : : / 〈 ⌒／ ゝ /⌒ヽ ヽ ∨ ､: ､. : : : :_ .. -‐ ￣
￣ ―- __: : : : / `´{ ／ ∠、 ＼ ＼__ﾉ ＼}_ .. -‐ "
￣ ―┘ ｀¨´､ ／- /丶、 ＞‐'
｀ﾞ'､__/`−-'￣
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| 握手した冥の手は、氷のように冷たかった。
| 彼女の薄ら笑いの奥に、氷点下の刃を覗いた気がして、やらない夫は訝しんだ。
|
|「勇気がおありですのね」
|「……？」
|
| 握手に躊躇が必要なのだろうか。
| 『そういう相手』なのかもしれないが、やらない夫には無関係だった。
|
| ちらりと、ディオを見る冥。その目は明らかに嘲りを含んでいる。
| 一瞬だけ、口元に嘲笑が浮かんだ。
|
| ディオの眉間のしわが深くなる。
| だが、やらない夫は全然違うことを考えていた。
|
|「笑うフリよりも、そっちの方が好感が持てるな」
|『正気かサマナー？』
|
| すかさずツッコミを入れるニャンコ先生。
| だが、声に出してしまった以上もう遅い。
|
|「……」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 323 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/11満月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 10:02:36 ID:540REb4s
-
/ / / / ∧ ∨ -‐ __]
. / / / / /＼}／ﾊ Ｖ~￣
. / / / / / ⌒} ｉ Ｖ⌒ヽ
′ , / ／| / | | } }
i i / ／ | / | | | ノ}
│ /⌒ヽ | ′ ／ ＼,′ | | |`〈_ノ
| / '＾ヽ | | ィ#ぅｭミ ||` ＿│ j |
| 〈 ｣ | | 人》ｔンﾞ ヽ || ´__ │/ i
. │ . （ 〈l | |/ ｀~ !! ,:ｨ仞ﾞ'ｧ |/ !
. │ ' ｀ │ ｲ ! : `''ﾞ イノ i
. | ト- ｲ| | : 八ｉ i
| | l l | ,: / ! !
! | |│ │ ´ / i .
, | |. | | ''ﾆ.,_ﾝ ｲ ｉ ,
,′ l l | ﾄ､ ｀ , ｨ │ i ′
/ ﾘ l ！ ` . . イ | │ /
. / / ==l ､ /7ｰ'´ ││ | /
. / 厂 八 ヽ // ﾉ | ｉ /
/ / / ヽ ヽ ＼' ／ | i /
./ / / ＼ ＼＼／ | /
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| 憤懣やるかたない様子でやらない夫を睨みつける冥。
| やらない夫は訳が分からず首をかしげた。
|
| 笑顔を褒めたつもりなのだ。
|
|『ダメじゃこいつ……早く何とかせんと』
|
| ニャンコ先生が頭痛を堪えるような声を出した。
|
|「ご挨拶ですわね」
|
| 苛立ちをにじませる冥。怒りを隠しきれない様子に、ディオが肩を震わせる。
| ぎろりと一睨み。どんな関係かは知らないが、冥はディオより立場が上なのだろう。
|
|「ディオ」
|「備府やらない夫、あなた……私と話しているのですよ？」
|
| 高慢な物言い。
| やらない夫はあえて無視した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 324 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/11満月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 10:02:55 ID:540REb4s
-
＿_ ━┓
／ 〜＼ ┏┛
／ ノ (●)＼ ・
. ｜ (.／) ⌒）＼
. ｜ （__ノ￣ ＼ この人は何者だ？
＼ |
＼ /
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼
./ / |. ＼ソ
（ y' .|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|「備府やらない夫ッ！」
|
| 沸点が低いな。
| やらない夫は冥の声に敵意がこもるのを、冷静に見つめた。
|
|「ヤクザの情婦だな。ジョナサンの奴とも知己だ」
|
| 殺意の視線がディオに向けられる。やらない夫は半歩動いてそれを遮った。
| なるほど、ジョースターのバカ息子の関係者なら、ディオが嫌うのも分かるというものだ。
|
|「おどきなさい」
|「何故だ？ オレが聞いたんだ」
|
| ディオに向いていた殺意の光線がやらない夫に向けられる。
| やらない夫はそれを平然と受け止め、その圧力を推し量った。
|
|（ニャルルンとは比べるべくもないが……屈木の方が恐ろしかったな）
|『お主が今まで相手にしたものと比べるな』
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 325 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/11満月！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 10:03:12 ID:540REb4s
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （⌒ ）（⌒）
| （__人__） あんた、化粧上手いな。
| ｀ ⌒´ﾉ すごい美人に見えるだろ！
| }
ヽ ﾍミ|
／,` 、` -`,--` ,
＿＿,---/;;;;;` `-,-/ニﾆ |
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,＞、 /::l,_l･ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::＜:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::＼|:::|`-‐'/::ヽ::::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;::::: `l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 視線をぶつけ合いながら観察していたやらない夫は、
| 意外な事実に思わず声を上げていた。
|
|「なッ！？」
|
| 一瞬、急な賛辞に呆然とした冥は、すぐにその意味を理解して青筋を浮かべた。
| どこの誰が、美人に『見える』と言われて喜ぶだろうか。
|
| だが、恐るべきことにこの白長頭からは最大級の賛辞なのである。
|
|「いや、本気ですごいと思ってる。
| 最初年下かと思っただろ！ 外見的に考えて！」
|
| これが挑発ではないというのだから、天然物は恐ろしい。
| ギョッとするニャンコ先生を余所に、付き合いの短くないディオはニヤニヤと笑った。
|
|「馬鹿にしてっ」
|
| 振りかぶられた平手を、やらない夫は一瞥して無視した。
| 良くあることだが、ここで避けると女の怒りはより強まる。
|
| そも、なぜ怒られるのか分かっていないのだが。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 326 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 10:21:18 ID:kE4baOxg
- どう見ても会話判定ファンブル……と見せかけて
クリティカルしたのを妄言で演出しています。
本当にありがとうございました。
＞ロウヒーロー
こっちのミストさんは改造されてからまともになるほうだったっけ。
出ないならちかたないね！
- 327 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 10:35:44 ID:XIzjD/tc
- どうしてコイツは地雷をぶち抜きながら前進するんだｗｗ
- 328 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 10:44:31 ID:.0D/GemM
- 自分の正義だけを貫くことから薄々分かっていたことだけど、コミュ障ぷりパネエなｗ
- 329 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 10:50:35 ID:4FV8lZsY
- ある意味、最もカオスなザ・ヒーロー…やらない夫か
良いぞもっとやれｗ
- 330 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 11:09:00 ID:7YB4Y1zM
- 乙
ディオの爆笑を噛み殺す姿が眼に浮かぶようだｗｗｗ
やらない夫がなんであんなにイイ奴なのにやる夫以外がずっと付き合ってこれないのかわかった気がする
- 331 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 11:27:13 ID:H2SgdmQo
- 翠星石って実はすごかったんだな……と思った
- 332 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 12:06:47 ID:.TVG2OfA
- 傍から見ると地雷原は機銃掃射で突破だー!て感じだな
- 333 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:25:11 ID:540REb4s
- 11/11は満月です。
・改造事故ルール変更の件
安価関係のスレが多く、読者の訓練が行き届き過ぎの現状です。
結果合体事故を起こさないことは非常に簡単となり、ルールの煩雑さからなくしてしまおうと考えた次第です。
しかし、それも寂しいので《コペルニクス》は残ります。
興味があったら活用してください。
改造事故表
0 新たなスキルを得る。
1 スキルのランクが上下する。
2 スキルを進化または退化させる。
3 スキルを変化させる。
4 レベルを増減する。
5 能力値を増減する。
6 耐性に変化が起きる。
7 絆を増減する。
8 属性を増減する。
9 残念ながらポイントは消失する。
事故の際にこちらでサイコロを二回振ります。
一回目は事故結果。
二回目は事故係数です。
つぎ込んだ観客ポイントと、事故係数と、次の書きこみの秒数によって、事故結果は確定します。
とても良い結果になる可能性も有りますが、悪い結果になる可能性も有ります。
一度につぎ込める観客ポイントは20までとします。
変化したスキルにランクアップやスキル強化がされていた場合、それらも追随します。
こんなところかしら。
・その他
やらない夫が２シナリオ目でニャンコ先生の分霊を使役することが可能になります。
分霊はニャンコ先生先生と違うルールで改造可能になります。
それについては後日。
- 334 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:25:42 ID:540REb4s
-
,,,-・・´ヾ￣￣゛゛ヽ､＿＿＼＿＿
--ー―""￣￣ ヾｪｬﾆﾝ ＿ヽ ヾ｀〕
｀ヽ､､..:::::::::::::::. 彡＿＿,,,,＿三＿ノ
``ヽ-ー"" ┗下":::::::::::::::::::,,,,-‐"｀
/:::::::::... 乂ｨｨ:;:;:;:;:;:;:;フ
厂￣ >^￣＼ ／::::::::: `ヾ、
￣ヽ /" / j , ･･"::::::::::: .:.:.:.:.:.:.:,,,,-――-､,,／
} ＿ |:.:.:. ＿ ト／:::::::::::::::: . .:.:.:.:.:/"´
ヽ /.:. ＼ |:.:.: / ┘ | / ／.:. : : : ｛ ______
|:.:.:.: ＼ ヽ:.:.: └┬─"ﾞ :.:.／.:. レ""￣ ﾞ￣￣゛゛¨ー､､
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:::::::. ＼ノ.:.:.::. | { ／::: ／ :.:.::.:.::.:.: i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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::::::::::::::: | "{::::::::::::::||.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:/ / i ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿
::::::::::::::::::. ﾉ .彡j:::::,―､,,-ﾐ､.:.:..:.:.:/:.:.::. /i i `､:.:.:.:.:.,…"" ¨￣
:::::::::::::::::: / {:::::/¨ヽ/ ｀ｉ ヽ.:...:| :.:.: / .| ﾉ ﾄ､／
:::::::::::::::: / /"¨{ }{ ﾉ |.:.:| :.: { | ﾉ / }} ヽ､
::::::::::::::: ｙ´￣i f{ } ﾚ'"ｨ |ﾉ ｊ {.:‖ :.:|. |. ／ | `"ヽ､
::::::::::: | i { .|/ーヽ、 ｊ.:.:'.:.:.: i | | :.:.| ..} .／ | i ＼
::::::::::: |::.: |::.:i ﾚーヽ、｀.:.:.:.:.:.:.:.: j| | :.:.ﾉ ./／ ／ | i ＼
:::::::::::::::...........ｉ::.:.ヽﾉ＼ ｛.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ﾚ ┐' ｛.:.:.: / / ノ:i i j
::::::::::::::::::::......ヽ､::.:.:. ＼ `i::::.:.:.:.:.:.:/ /:.:.│ ヽ、 /: | /:::::i i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ｌ,-ー―
:::::::::::::::::::::...........＼::.. 人 |::::::::::::/ |└┘ } |: .| ／:::::::.i .ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／
::::::::::::::::::....................` ＼＿ ,/ ::.:ト--､:.:.:.: / ﾉ: .| /":::::::::::::.{ ヽ､:::::::::::::::L
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....................::::::::::/::|:.:.└─" /": : :| /::::::::::::::::::::`､.:.:.:￣ヾｰ-"
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::.:.}:.:.:.:.:.:.. |: : : : ﾊ /:::::::::::::::::::::::::::`､.:.:.:.:.:.:.
AAはイメージです
- 335 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:26:11 ID:540REb4s
- ┏━ニャンコ先生 魔獣イヌガミLV9
┃
┣┫相性┣
┣━火炎・呪殺無効/衝撃に弱い
┃
┣┫属性┣
┣━ライト3 ヒーホー3
┃
┣┫基本性能┣
┣HP 114
┣物理防護点 29 ╋━╋ 魔法防護点 28
┃
┣┫能力値┣
┣力 . 11(1) ╋64% ╋格闘威力 20+1d
┣魔 . 09(2) ╋54% ╋魔法威力 18+1d
┣体 . 10(1) ╋59% ╋射撃威力 9+1d
┣速 . 06. ╋39% ╋回避 16%
┣運 . 05. ╋34%
┃
┣┫習得スキル┣
┣牙攻撃 相性：剣 41+1d 69%
┣かみつき HP10 相性：剣 66+1d 69%
┣投げ技 HP6 相性：剣 26+1d 64% SHOCK30%
┃
┣ファイアブレス２ HP9 相性：火炎 50+1d 64% 対象：一列
┃
┣ジオ２ MP3 相性：電撃 38+6d 84% SHOCK20%
┣マハジオ MP8 相性：電撃 23+3d 54% 対象：一列 SHOCK10%
┃
┣ディア３ MP3 回復 48+1d
┃
┣パニックボイス MP8 相性：精神 全体PANIC30% 54%
┣ハピルマ MP2 相性：精神 単体HAPPY40% 54%
┃
┣ラクカジャ MP12 味方の防護点上昇
┣ラクンダ MP12 敵の防護点減少
┃
┣ハイアナライズ 9+2d 34% 威力以下の悪魔の情報を得る。ボスにも有効
┃
┣┫消費型スキル┣
┣□□蛇の道は蛇２ 情報収集
┣□カバー かばう
┃
┣┫自動効果スキル┣
┣特定スキルの強化
┣━ジオ３ ハイアナライズ2
┃
┣牙強化 牙を使用した攻撃威力+5
┣生得武器：牙 牙の威力大幅上昇
┣格闘武器 格闘武器使用可能
┃
┣電撃威力強化 電撃相性の威力+2d
┃
┣物理耐性 物理防護点＋体
┣魔法耐性 魔法防護点＋魔
┃
┣┫必殺技┣
┃
┣☆メギドラダイン
┃ 消費：MP120 相性：万能 対象：全体 威力：139+1d 自動成功
┃ 対象が『軍団』であるならば弱点として扱い、かつ、クリティカルしたものとして扱う。
┃
┣☆ジオダイン
┃ 消費：MP10 相性：電撃 対象：１ 威力：99+3d 55% SHOCK20%付加(*1)
┃
┣★ギガジャマ
┃ 消費：MP10 相性：万能 対象：全体 威力：なし 自動成功
┃ 敵全体のスキル及び神威を次のターン終了時まで封じる。
┃ この効果は、名前を知らない対象には効果が無い。
┃ 対象がボスでも中ボスでもない場合、アナライズに成功していれば名前を知っているとして扱える。
┃
┣☆サン・アタック
┃ 消費：MP12 相性：補助 対象：１ 威力：なし 自動成功
┃ 対象の物理・魔法防護点を二段階下げ、相性変更スキルを失わせる。
┃ 使用制限：太陽の下でしか使用できない。
┃
┣☆やらない夫強化
┃ 消費：なし 相性：強化 対象：やらない夫
┃ やらない夫の物理・魔法・射撃威力、物理・魔法防護点、すべての判定値を+4dする。
┃ この効果はニャンコ先生が回避以外の行動をするまで持続する。
┗━━
満月のルール（要約）
・トリ付きで、投資対象とポイントを指定。書き込む。
・投資対象を前もって相談することは推奨されています。どんどんしてください。
・投資必要額以上になった場合、全員にポイントが返還されます。
・事故は発生しなくなりました。
・達成された投資対象は、悪魔合体しても引き継がれます。
・事故で習得したスキルは、『固定化』しなかった場合、悪魔合体で消滅します。
・所持しているスキルは『固定化』すれば、合体後にも引き継がれます。
・しかし、わざわざ『固定化』しなくても必要に応じて継承はしてくれます。
・必殺技は強くて安価ですが、使用回収制限があります。
・たくさん取り過ぎると逆に不便になるので気をつけましょう。
・今回は期間限定改造があります。
・まあ、幕間専用強化ですね。フレーバーフレーバー。
・あと何か質問あったらお願い致します。
・満月は11/11です。
詳しくは
ttp://www35.atwiki.jp/siwoyumeni/pages/41.html
- 336 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:26:27 ID:540REb4s
-
種類（必要ポイント数）／解説
┏━┫【強化改造】┣━
┃
┏┫所持能力強化┣
┃
┣レベルアップ（6）／最大レベルは10（現在限界）。能力値がランダムで１上昇する。
┣能力値上昇(6→6→9→9→12)／各能力値最大＋５
┣━現在上昇値 力0 魔2 体0 速0 運0
┃
┃
┣スキルのランクアップ┫
┣━全てのスキルの最大ランクは3（初期を１とする）
┣━威力のあるスキルはランクを上げると威力+10
┣━クリティカルするスキルはランク３でクリティカル率上昇
┃
┣特定スキルの強化┫
┣━最大強化は３（初期を０とする）
┣━威力+1d 判定値+10%
┃
┣特定スキルの固定┫
┣━合体しても対象のスキルが残る
┃
┣スキルの進化┫
┣━スキルがより高位のスキルに進化する
┣━進化した場合、ランク・強化・固定は引き継がれる。
┃
┃
┣かみつき HP10 相性：剣 66+1d 65%
┣━ランクアップ(6→12)／威力+10
┣━未強化(6→6→6)
┣━スキル未固定(6)
┣━毒かみつき進化(6)／
┣━━消費HP10→17 威力+25→+27 +POISON50%
┃
┣投げ技 HP6 相性：剣 26+1d 60% SHOCK30%
┣━ランクアップ(6→12)／威力+10
┣━未強化(6→6→6)
┣━スキル固定済み
┃
┃
┣ファイアブレス HP9 相性：火炎 40+1d 60% 対象：一列
┣━ランクアップ(6→12)／威力+10
┣━未強化(6→6→6)
┣━スキル未固定(6)
┃
┃
┣ジオ２ MP3 相性：電撃 39+6d 85% SHOCK20%
┣━ランクアップ(12)／威力+10、クリティカル値上昇
┣━スキル強化３(最大)
┣━スキル固定済み
┣━マハジオ進化(6)／
┣━━消費MP3→8 対象１→一列 威力10→5 SHOCK20%→10%
┃
┣マハジオ MP8 相性：電撃 24+3d 55% 対象：一列 SHOCK10%
┣━ランクアップ(6→12)／威力+10
┣━スキル未強化(6)
┣━スキル固定済み
┃
┃
┣ディア３ MP3 回復 49+1d
┣━最大ランク
┣━スキル未強化(6)
┣━スキル固定済み
┣━メディア進化(9)／
┣━━消費MP3→12 対象１→一列 威力10→5
┃
┃
┣パニックボイス MP8 相性：精神 全体PANIC30% 55%
┣━ランクアップ(6→12)／BS率+10%
┣━スキル未強化(6)
┣━スキル未固定(6)
┃
┣ハピルマ MP2 相性：精神 単体HAPPY40% 55%
┣━ランクアップ(6→12)／BS率+10%
┣━スキル未強化(6)
┣━スキル固定済み
┣━ドルミナー進化(6)
┣━━消費MP2→9 対象1→一列 HAPPY40%→SLEEP30%
┃
┃
┣ラクカジャ MP12 味方の防護点上昇
┣━ランクアップ(6→12)／防護点上昇+1
┣━スキル未固定(6)
┃
┣ラクンダ MP12 敵の防護点減少
┣━ランクアップ(6→12)／防護点減少+1
┣━スキル未固定(6)
┃
┃
┣ハイアナライズ 10+2d 55% 威力以下の悪魔の情報を得る。ボスにも有効
┣━ランクアップ(6→12)／威力+1d
┣━スキル強化２(6) スキル固定済み
┃
┣□□蛇の道は蛇２ 情報収集
┣━ランクアップ(6)／使用回数+1
┣━スキル固定済み
┗━━
- 337 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:26:40 ID:540REb4s
-
┏┫スキル習得┣
┃
┣アギ(6)／消費：MP3 相性：火炎 対象：１ 魔法威力+15
┣ブフ(6)／消費：MP3 相性：氷結 対象：１ 魔法威力+10 FREEZE20%付加
┣ザン(6)／消費：MP3 相性：衝撃 対象：１ 魔法威力+10 クリティカル時に吹き飛ばし効果
┃
┣マハラギ(9)／消費：MP8 相性：火炎 対象：一列 魔法威力+10
┣マハブフ(9)／消費：MP8 相性：氷結 対象：一列 魔法威力+5 FREEZE10%付加
┣マハザン(9)／消費：MP8 相性：衝撃 対象：一列 魔法威力+10 クリティカル時に吹き飛ばし効果
┃
┣ハマ(6)／消費：MP6 相性：破魔 対象：１ 即死40%
┣マハンマ(9)／消費：MP15 相性：破魔 対象：一列 即死20%
┣ムド(6)／消費：MP6 相性：呪殺 対象：１ 即死40%
┣マハムド(9)／消費：MP15 相性：呪殺 対象：一列 即死20%
┃
┃
┣タルンダ(12)／消費：MP12 敵全体の物理・魔法威力1d点減少。4d分まで累積。
┣スクンダ(12)／消費：MP12 敵全体の判定値1d点減少。4d分まで累積。
┣挑発(12)／消費：MP20 敵全体の物理・魔法防護点を2d点減少させ、物理威力を同数上昇。4d分まで累積。
┃
┣生得武器：爪(12)／素手攻撃が大幅に強くなる
┣生得武器：羽(18)／すごい射撃武器をゲット
┣一部の活泉(18)／ＨＰが上昇する
┃
┣電撃ブースター(30)／電撃相性スキルのスキル威力二倍。
┃
┣耐火炎(6)／火炎相性によるダメージとバッドステータス率が半分になる
┣耐呪殺(6)／呪殺相性によるダメージとバッドステータス率が半分になる
┣耐電撃(12)／電撃相性によるダメージとバッドステータス率が半分になる
┣耐……／過去耐性があった相性への耐性スキルが習得可能になっています
┗━━
種類（必要ポイント数）／解説
┏━┫【先行投資】┣━
┣先行投資に観客ポイントをつぎ込んだ場合、次回の満月から反映されます
┃
┃
┣高威力属性魔法を寄越せ(12) ←new!
┣━《アギラオ》《ジオンガ》などの高威力魔法が習得可能になる
┃
┣バッドステータス付加魔法が欲しい(6)／
┣━《ハピルマ》《プリンパ》など、精神系バッドステータス付加魔法を習得可能になる
┣━精神系は範囲が広く、相手を一時的に行動不能にするものが多いが、効果のない悪魔も多い
┃
┣破魔相性の即死でない魔法が欲しい(6)／
┣━破魔相性攻撃魔法の《聖印》が習得可能になる。
┃
┣射撃スキルが欲しい(6)／
┣━対象を毒状態にする《毒針》が習得可能になる
┃
┣格闘スキルが欲しい(6)／
┣━対象を毒状態にする《毒ひっかき》とかそういうスキルを習得可能になる
┃
┣━能力強化スキルが欲しい(6)／
┣━味方全体の物理威力を上げる《タルカジャ》、魔法威力を上げる《マカカジャ》が習得可能になる
┃
┣すごい能力低下スキルが欲しい(18)／
┣━《フォッグブレス》はまだだけどな！
┃
┣属性の威力を高めたい：(6)／
┣━火炎・氷結・衝撃の、選んだ威力が2d上昇する《属性威力強化》 が習得可能になる
┃
┣ハイブースターも寄越せ：(9)／
┣━電撃相性の、威力が倍増しBS率も上がる《属性ハイブースター》 が習得可能になる
┃
┣スキル進化の次段階は？：(12)／
┣━《マハラギ》など、ちょっと上のスキルも進化可能になる
┃
┣もっといろんな種類の耐性をつけたい(30)／
┣━まだ不満かね？
┃
┃
┣ランダムスキル表を見せろ(6)／ランダムスキル表の一部が見れるよ！
┣事故りたい(0)／各個人ごと。次回満月で必ず事故が発生する。
┃
┗━━
- 338 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:26:59 ID:540REb4s
-
┏━┫【必殺技】┣━
┃
┣必殺技は通常のスキルと分けるために、スキル名の前に☆がつく
┣必殺技は複数習得できる。
┣必殺技は一回の戦闘でどれか一つ、一度しか使えない。
┃
┃
┣☆メギド(6)／万能相性の全体魔法攻撃スキル。相性無視が魅力的。ＭＰはギリギリ。
┣☆メギドラ(6)／万能相性の全体魔法攻撃スキル。相性無視が魅力的。ＭＰが足りない。
┃
┣☆ダムド(6)／ガン相性の全体魔法攻撃スキル。50%で防護点を無視する。ＭＰはギリギリ。
┣☆ダムドーラ(6)／ガン相性の全体魔法攻撃スキル。50%で防護点を無視する。ＭＰが足りない。
┃
┣☆竜巻(6)／衝撃相性の全体魔法攻撃スキル。貫通付き扱い。ＭＰが足りない。
┃
┣☆切なさ乱れ撃ち(6)／剣相性の全体射撃スキル。高確率で切なくなる。
┃
┣☆合体攻撃(6)／なんか格好いい。
┣☆自爆技(6)／ニャンコ先生、星になる。
┃
┣☆ニャンコ先生強化(6)／限定解除……承認！ 具体的には全能力四段階強化。
┃
┣☆ダグザの棍棒(6)／八人がかり。
┣☆マグネタイト集中(6)／みんなの命運をオラに分けてくれ！
┃
┣☆群れの召喚(6)／猫の群れが敵一部隊を排除してくれる。なお、ニャンコ先生は猫ではない（自称）。
┣☆ネコパンチバズ(6)／格闘スキル。万能は強すぎるので剣相性。ニャンコ先生は猫ではない（自称）。
┣☆ニャン２クロー(6)／格闘スキル。単体に二回攻撃。くどいようだが、ニャンコ先生は猫ではない（自称）。
┃
┣☆あれは○○！(6)／知っているのか雷電！？
┃
┗━━
ニャンコ先生 必殺技リストと、必殺技ルール
１ 必殺技は通常のスキルと分けるために、スキル名の前に☆がつく
２ 必殺技は複数習得できる。
３ 必殺技は一回の戦闘でどれか一つしか使えない。
４ 同じ必殺技でも、一回の戦闘で一度しか使えない。
５ 必殺技は可能ならば満遍なく使わせたいので、たくさん習得させると不利になるかもしれない。
６ ＭＰ不足のスキルはやらない夫が無理することで使えたりする。血を吐くとか。
７ スキルによっては前提条件をこじつけたりするかもしれない。
- 339 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:27:44 ID:540REb4s
- 現在観客ポイント一覧（五十音順・敬称略）
4/5◆.AbaIO0B0A
16/59◆10ApkKSZho
27/47◆200X.ofSxM
4◆3.fkfeQ/sk
3◆3PUGsfYI1s
2◆3q8fuEGUGg
22◆4sMIfi54fI
4◆52sg9FxRUQ
23/25◆5LFioFMpBg
23/69◆5q.v2gptpA
7/62◆5rXXXxXIT.
7◆6h1chSkFOk
3◆947FEvWH3Y
7◆/7r/M3Cw5M
2◆/s.yGd3KhU
3◆a/xD6v3KLY
34/63◆al9/.v0aCM
2◆AKUMA2pDNk
12/37◆AWQD6Lb1uk
◆aXe1ogPkW6
3◆b9duBPHcok
10/63◆bbq3AN25Iw
21/78◆BOfUUEthUU
◆Bwrrj1pnTg
28◆CBWsOpHrbw
6/21◆CByxRbsj1.
6◆CLRYpIa9Kc
14◆cn/qYe9whE
27/43◆D07MIjCMEE
4/29◆Dm1s29RE7Q
4/42◆e52bu8jgoU
10/15◆eR5z2C.vi2
12/15◆EuIEJpojhY
3/74◆gG1ytzX69g
2◆HCeZ2oI.bM
◆ih5a/uuYUk
22/48◆JACKolF2vA
3/11◆jKrMVrQQlw
10/17◆jryiMNo.QI
2/9◆kcoFWEwInQ
30◆l5B5sGnbkQ
3◆liFi/Qrcjw
20/29◆lGbW60L72o
42/76◆MAROd..Uts
20◆mdNzeAtrtQ
4◆mmsSEDCh.s
25◆MOBqqkAfh6
5/29◆n5Z3VuZapw
0/18◆nbjuSvHfdk
2/4◆NQZjSYFixA
18/22◆NVBv1.Pj5o
11/13◆nzPELBqxOw
20◆PVM.vDrgIA
44◆pZ1SG0LlqY
4/9◆qfLg9Spico
0/3◆qInxGFJnPg
1/26◆QpZ3gvBxm2
4/33◆R3/KETQDWk
21/66◆RengelsnNs
7/22◆Rig.Bady8Y
12/38◆s7CVF0Eu8I
12/19◆sNVBsaeVxY
5/11◆SoulZkyIaA
10/11◆Su5Zk7G1ZY
1/6◆TGjKoJdVQ2
2◆thx1q1gBGw
4/18◆TIENe3Twtg
9/12◆TRPG8ux7Kw
19/51◆tS3RueByJs
41/62◆u9Ls68fGDM
◆Ugh/0aOKOU
10/11◆UlyxgJyrJ2
7/18◆uxffmXpvq6
3◆uwX.8TrWtI
23/29◆VPpncOkoNc
3◆vxML1Lislo
45/64◆wS/0Zx62a.
1/54◆wZFOryiZkw
2/24◆X4AODaKY.U
5◆x4NlUopa5g
3/59◆xT5TyczDqI
4◆yaoWbZhG96
29/53◆YeqXWjTM4k
9/16◆ypv6fDfA1A
14/37◆z7fKsWA8UA
7◆z9EQPA7Msc
22/69◆Z0APLXykMM
3◆zBvvMGYmRg
12/40◆ZUNKxf4Mog
◆ZYIggdNQgg
- 340 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 12:28:03 ID:540REb4s
- 現在観客ポイント一覧（ポイントごと五十音順・敬称略）
・50ポイント以上の？？？（該当者なし）
・30ポイント以上の狂神（6名）
45/64◆wS/0Zx62a.
44◆pZ1SG0LlqY
42/76◆MAROd..Uts
41/62◆u9Ls68fGDM
34/63◆al9/.v0aCM
30◆l5B5sGnbkQ
・20ポイント以上の超人（16名）
29/53◆YeqXWjTM4k
28◆CBWsOpHrbw
27/47◆200X.ofSxM
27/43◆D07MIjCMEE
25◆MOBqqkAfh6
23/69◆5q.v2gptpA
23/29◆VPpncOkoNc
23/25◆5LFioFMpBg
22◆4sMIfi54fI
22/69◆Z0APLXykMM
22/48◆JACKolF2vA
21/78◆BOfUUEthUU
21/66◆RengelsnNs
20◆PVM.vDrgIA
20◆mdNzeAtrtQ
20/29◆lGbW60L72o
・15ポイント以上の達人（3名）
19/51◆tS3RueByJs
18/22◆NVBv1.Pj5o
16/59◆10ApkKSZho
・12ポイント以上の名人（7名）
14◆cn/qYe9whE
14/37◆z7fKsWA8UA
12/40◆ZUNKxf4Mog
12/38◆s7CVF0Eu8I
12/37◆AWQD6Lb1uk
12/19◆sNVBsaeVxY
12/15◆EuIEJpojhY
・10ポイント以上の異能者（6名）
11/13◆nzPELBqxOw
10/63◆bbq3AN25Iw
10/17◆jryiMNo.QI
10/15◆eR5z2C.vi2
10/11◆UlyxgJyrJ2
10/11◆Su5Zk7G1ZY
・9ポイント（2名）
9/16◆ypv6fDfA1A
9/12◆TRPG8ux7Kw
・7ポイント（6名）
7◆z9EQPA7Msc
7◆6h1chSkFOk
7◆/7r/M3Cw5M
7/62◆5rXXXxXIT.
7/22◆Rig.Bady8Y
7/18◆uxffmXpvq6
・6ポイント（2名）
6◆CLRYpIa9Kc
6/21◆CByxRbsj1.
・5ポイント（3名）
5◆x4NlUopa5g
5/29◆n5Z3VuZapw
5/11◆SoulZkyIaA
・4ポイント（10名）
4◆yaoWbZhG96
4◆mmsSEDCh.s
4◆52sg9FxRUQ
4◆3.fkfeQ/sk
4/9◆qfLg9Spico
4/5◆.AbaIO0B0A
4/42◆e52bu8jgoU
4/33◆R3/KETQDWk
4/29◆Dm1s29RE7Q
4/18◆TIENe3Twtg
・3ポイント（11名）
3◆zBvvMGYmRg
3◆vxML1Lislo
3◆uwX.8TrWtI
3◆liFi/Qrcjw
3◆b9duBPHcok
3◆a/xD6v3KLY
3◆947FEvWH3Y
3◆3PUGsfYI1s
3/74◆gG1ytzX69g
3/59◆xT5TyczDqI
3/11◆jKrMVrQQlw
・2ポイント（8名）
2◆thx1q1gBGw
2◆HCeZ2oI.bM
2◆AKUMA2pDNk
2◆3q8fuEGUGg
2◆/s.yGd3KhU
2/9◆kcoFWEwInQ
2/4◆NQZjSYFixA
2/24◆X4AODaKY.U
・ポイント（8名）
1/6◆TGjKoJdVQ2
1/54◆wZFOryiZkw
1/26◆QpZ3gvBxm2
◆ZYIggdNQgg
◆Ugh/0aOKOU
◆ih5a/uuYUk
◆Bwrrj1pnTg
◆aXe1ogPkW6
・悪魔に魂を売り渡した猛者（2名）
0/3◆qInxGFJnPg
0/18◆nbjuSvHfdk
・愛にすべてを捧げた漢(0名)
・累積100ポイント以上の魔丞（該当者なし）
皆様ありがとうございます。
抜けがございましたらお手数ですが申告して下さるとありがたいです。
- 341 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 12:50:01 ID:3X85IvZM
- 乙！
体調悪いときは無理せずに休んでくださいまし
やらない夫すげーww
見習わないと
- 342 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 14:08:44 ID:okObplJ.
- 乙
以下長文。
満月改造候補は、そろそろメディアが欲しい頃かな
固定化されてるから進化するだけでずっと引き継げるし。
攻撃面で強化するなら後々のことを考えて電撃ブースタか、
かみつき進化で毒かみつき、か。
余裕があれば蛇の道は蛇の回数も後１回増やしたいとこ
投資方面は「高威力魔法」か「凄い能力低下」、「スキル進化次段階」解禁あたりが妥当かしら
あと気になったところ
・電撃ブースタの、バステ率上昇は無し？
・タルンダって物理威力だけじゃありませんでしたっけ マカンダェ
- 343 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 14:45:00 ID:540REb4s
- >>342
《ブースター》はBS率も上昇します。明記し忘れです。
《マカンダ》……ありましたっけｗｗｗ
- 344 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/09(水) 14:54:15 ID:5D85tvAs
- 切なくなるとどんな影響がありますか？ とフレーバーだと思いつつ聞いてみる
- 345 ： ◆RengelsnNs：2011/11/09(水) 15:03:58 ID:H5Jwtp8A
- マカカジャはあるけどマカンダはそもそもsの座位しない。
- 346 ： ◆RengelsnNs：2011/11/09(水) 15:04:10 ID:H5Jwtp8A
- なんか、すごい誤字ってる。
- 347 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/09(水) 15:05:10 ID:540REb4s
- 《マカンダ》存在忘れてましたね。
まあいいか。
>>344
もちろんフレーバーです。
MPにもダメージを与える予定です。
- 348 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/10(木) 12:46:17 ID:Y3iImlAc
- 筆が一ミリも進まないので今日明日はお休み致します。
来週はやらない夫地雷編完結と、蒼星石修羅場編予定です。
- 349 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/10(木) 17:18:28 ID:yBDEUMUc
- >>340
◆vxML1Lisloさんのポイントが一点少ないような
>>134時点で3ポイントで>>211の安価を含めると4ポイントですよね？
細かいことですけど
- 350 ： ◆5rXXXxXIT.：2011/11/11(金) 01:02:48 ID:COsoaf/k
- 蛇の道は蛇のランクアップ ６Ｐ 完遂
- 351 ： ◆BOfUUEthUU：2011/11/11(金) 01:41:51 ID:Ng7H.1GY
- 能力値上昇・力(6) ２P
すごい能力低下スキルが欲しい(18) ２P
属性の威力を高めたい：火炎(6) ２P
- 352 ： ◆sNVBsaeVxY：2011/11/11(金) 12:34:18 ID:q0n9ivII
- 凄い能力低下スキルが欲しい 4p
- 353 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/11/11(金) 14:21:11 ID:ut3EF2xU
- 格闘スキルが欲しい(6)
に６ポイントだ。
■毒かみつき がいただけるとありがたくおもう。
- 354 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/11/11(金) 14:23:18 ID:ut3EF2xU
- あ、かみつきがもうあるんだった・・・失礼、今のは取り消しで。
ファイアブレスのスキル固定に６P
こちらで。
- 355 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/11(金) 18:00:35 ID:tYyh9TOg
- 凄い能力低下スキルが欲しい １０p
- 356 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/11/11(金) 18:02:21 ID:tYyh9TOg
- 酉を忘れてたうえにズレてやがるw
- 357 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/11(金) 18:24:22 ID:Ng7H.1GY
- 一応トリ付でやり直してほしいな、無視される可能性もあるし
- 358 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/11/11(金) 21:30:55 ID:tYyh9TOg
- 凄い能力低下スキルが欲しい １０p
- 359 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/11(金) 21:36:05 ID:tYyh9TOg
- とりあえず、やり直したけど一人一回のルールに違反してますよね
変なことしてしまいすみません
- 360 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/11(金) 21:51:44 ID:Ng7H.1GY
- あれ一人一回ルールは新月だけじゃなかったっけ、どうだったかなあｌ
- 361 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/11(金) 22:31:39 ID:tYyh9TOg
- 本当だwずっと勘違いしてた
なんかスゲー恥ずいw
- 362 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/11(金) 23:34:58 ID:gskx39t.
- そういえば期間限定強化ってどれなんだ？
- 363 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/11/11(金) 23:57:54 ID:kY4sWCVU
- 能力値上昇：力 ４ｐ
凄い能力低下スキルが欲しい ３ｐ
属性の威力を高めたい：火炎 ５ｐ
- 364 ： ◆tS3RueByJs：2011/11/12(土) 03:22:47 ID:fPhmUbGw
- さくっとまとめ
350 ： ◆5rXXXxXIT.
蛇の道は蛇のランクアップ(6) ６Ｐ
351 ： ◆BOfUUEthUU
能力値上昇・力(6) ２P
すごい能力低下スキルが欲しい(18) ２P
属性の威力を高めたい：火炎(6) ２P
352 ： ◆sNVBsaeVxY
凄い能力低下スキルが欲しい 4p
353&354 ： ◆bbq3AN25Iw
格闘スキルが欲しい(6)6P ←取り消し 0P
ファイアブレス スキル未固定(6)６P
355&356&358 ： ◆mdNzeAtrtQ
凄い能力低下スキルが欲しい １０p
363 ： ◆AWQD6Lb1uk
能力値上昇：力 ４ｐ
凄い能力低下スキルが欲しい ３ｐ
属性の威力を高めたい：火炎 ５ｐ
項目別ポイント
蛇の道は蛇のランクアップ(6) ６Ｐ ok
能力値上昇・力(6) ２P+4 6P ok
すごい能力低下スキルが欲しい(18) ２P+4P+10P+3P 19P ok 1P還元
属性の威力を高めたい：火炎(6) ２P+5P 7P ok 1P還元
ファイアブレス スキル固定(6)６P
観客別ポイント アルファベット順
◆5rXXXxXIT. 6P
◆AWQD6Lb1uk 12P
◆BOfUUEthUU 6P
◆bbq3AN25Iw 6P
◆mdNzeAtrtQ 10P
◆sNVBsaeVxY 4P
- 365 ： ◆tS3RueByJs：2011/11/12(土) 03:28:10 ID:fPhmUbGw
- 還元まとめ
◆AWQD6Lb1uk 2P
◆BOfUUEthUU 2P
◆mdNzeAtrtQ 1P
◆sNVBsaeVxY 1P
- 366 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/12(土) 03:37:36 ID:fPhmUbGw
- みんな溜めに入ってるのか、人少ないなー、俺もだけどｗ
違うんだよ能力低下と属性強化に注ごうとしたらもう完遂されてたという、ね
そういえば属性の威力を高めたい：(6)／って火炎ってつけてたけど火炎しか出ないのか？
先行投資だから次回から《属性威力強化》火炎(？P)、氷結(？P)、衝撃(？P)の三つが出るんだと思ってたんだけど
結局期間限定改造とは何だったのか
あと337の改造テンプレから
事故りたい(0)／各個人ごと。次回満月で必ず事故が発生する。
は削除していいんじゃないかな、事故？俺のログにはなにも無いな、になったんだし
- 367 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/12(土) 04:14:23 ID:aZvi9KJo
- ぎゃあ！？
ハイブースターに突っ込もうと思ってたのに寝過ごしたｗｗｗ
- 368 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来週再開 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/12(土) 10:06:13 ID:o0kQXqfk
-
３つの理由で持ち直しました。
１ 現実の娘が試験的二足歩行に成功した。
人類にとっては小さな一歩でも、私にとっては大きな飛躍である。
２ 最近のレス数が一日５レスだったことに気付いた。
書いても書いても書き溜めが溜まらないはずです。
週刊25レスじゃないですかー。
３ 今回は提出を見送ろうと思っていた画廊に、AAを張る目処が立った。
ありがとう娯楽人さん。ありがとうXGM。
来週からがんばります。
>>349
申し訳ありませんありがとうございます！
次回からは酉を付けて下されば……賄賂が渡せますよ。
>>366
属性強化は火炎単体です。
説明文が分かりにくかったですね。修正します。
期間限定は……安価の如きものでした。
333で言っているコペルニクス＝事故りたいです。
観客ポイントが余ってる方は事故でランダム強化をしてもいいのよ。
- 369 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/12(土) 12:15:31 ID:o0kQXqfk
- 満月の悪魔改造結果
-実行
--強化改造
---能力値上昇・力1→2 合計値6/6
---《ファイアブレス》固定化 合計値6/6
---《蛇の道は蛇》2→3 合計値6/6
--先行投資
---低下スキルのさらなる解放 合計値19/18
---《属性強化：火炎》の解放 合計値7/6
-出力不足
---なし
--必殺技
---なし
・以下、追加枠
雄叫び（18）/消費：MP40 敵全体の物理・魔法威力2d点減少。4d分まで累積。 ←new!
溶解ブレス（18）/消費：MP40 敵全体の物理・魔法防護点2d点減少。4d分まで累積。 ←new!
火炎威力強化(8)／火炎相性の威力ダイス+2d ←new!
いいからブースターを寄越せ：(6)／
火炎相性の、威力が倍増しBS率も上がる《属性ブースター》 が習得可能になる ←new!
蛇の道は蛇だけじゃ……足りない！：(6)/
その他の情報収集スキルも習得可能になるぞ！
・忘れてたもの
コンピュータ操作(6)／ニャンコ先生がぐぐる時代が来た！ ←new!
>>362
しまった。テンプレの消し忘れです。
申し訳ありません。
>>368は忘れてください。
>>349は内気な◆vxML1Lisloが
「自分のことをわざわざ言うのも……」と考えて名無しにしたと妄想したら萌えたので、
◆vxML1Lislo様に賄賂入れときます。
構想中のネタを数点書いておきます。
ニャンコ先生の分霊の件
○ 分霊には、所有スキル数制限が付きます。理由はめんどうだから。
スキル数：素のデータで持っていたスキル＋３
消費型スキル・自動効果スキルなどを合計する。
ランクは無視、あくまでスキルスロットとして換算。
○ 分霊には、個別の絆がつきます。
分霊が可愛ければニャンコ先生との政権交代もあり得るわけです。
○ ニャンコ先生の改造に「貸与可能」を追加。
分霊のスキル習得方法は、ニャンコ先生からのスキル貸与のみとする。
☆必殺技は貸与できず、貸与したスキルはニャンコ先生は使用不能となる。
元から習得しているスキルを貸与した場合、ランクは加算される。
○ 分霊の改造は簡単なものだけにする。
レベル、能力値、スキルスロットの増枠。
アリカの魔装手甲の件
○《物理耐性》《魔法耐性》以外の一部スキルによる強化を考え中。
具体的には《追加〜威力》《回避強化》《追加イニシアティブ》《飛行》です。
封印した悪魔が以上のスキルを持つ場合、ランク1で習得できるという案です。
なお、こちらもスキルスロットを設ける予定です。
恐らく３。
射撃強化の件
○銃の強化
→ 追加弾丸が強いので必要なし。
○弓、投擲の強化
→ スキル必要なくクリティカルしやすくなる。
1/5にするスキルは1/4に書きかえ。
○投擲の強化
→ 《雷光撃ち》はスキルでなく標準装備。
- 370 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/12(土) 16:21:32 ID:jyRs8VDw
- 雷光撃ちは、分裂するシステムだけ残しときゃいいんでないでしょうか
投擲には普通に乗るようにして
- 371 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/12(土) 18:18:05 ID:KnjRkLdI
- 質問なんですが魔晶手甲と絆を結んだりはできないんですか？
- 372 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/13(日) 19:28:42 ID:ERNvTQEM
- ツンさんの解答待ちに結局はなりますけど
魔晶手甲は武器ではなく防具なので絆は結べないか結んでもメリットは武器や対人に結ぶより少ないです。
それをするなら封じられた悪魔に絆を結ぶと封印できる悪魔のレベル上限が上がるのでそっちの方が魔晶手甲に絆を結んだ感じがしつつメリットも貰えるかな、と。
- 373 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 10:01:31 ID:pjL7/5V.
- >>371
魔晶手甲『蒼天の青玉』との絆＝ばっちゃとの絆です。
おかげでばっちゃと絆を深めるほどにアリカが早く回避しやすくなっております。
>>372
全身防具への絆扱いなので、回避とイニシアティブに修正が入っております。
- 374 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 10:02:24 ID:pjL7/5V.
-
／￣￣￣＼
（● ）ｏ /_ノ ヽ ヽノ￣￣｀ヽ、―ニ
ﾟ _）_） （◎） / ´｀ヽ _ 三,:三ー三,:
| （_人/⌒ } ノヽ--/￣ , ｀ ｀￣￣￣
。 ｏ 。/ （ }、ー‐し'ゝL _
| （__ン jｒ--‐‐'´} ;ーー------
| ヾ---‐'ーｒ‐'"＝＝
. ヽ /
ヽ く ゴスッ！
γ⌒´ ⌒＼
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 振り下ろされた平手の激しさに、やらない夫はたたらを踏んだ。
|
| 一歩下がって見ていたディオが身構える。
| さすがに手を上げられては黙っていられないのだろう。
|
| だが、やらない夫はディオを手で制した。
| 怒らせたのは分かる。だからこれで冥の怒りが削がれるならそれでいいと思った。
|
| しかし、頬を赤くしながらも平然とするやらない夫は、
| 冥の求めていた姿とは逆のものであった。
|
| 自尊心の高い冥にしてみれば、一般人に過ぎないやらない夫は
| 強い力の前にひざまずくのが当然である。
|
| ディオの馬鹿にした表現は汚らわしく感じたが、
| ヤクザ関係者と聞いて眉も動かさないやらない夫に苛立った。
|
| 手加減したとはいえ、今の一撃も尋常でない怪力が発したものだった。
| それで、やらない夫は？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 375 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 10:02:43 ID:pjL7/5V.
-
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ ちょいと失礼。
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ',
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐¬
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ ＼ -､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ / ´ l （__丿
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／´ ｀ヽ ヽ. , , .!
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ヽ l｀ / / /!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ./ ＿ __ヽ-､ !/. ,' l !
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＿十''''''''"" ＼ ＜ ' l
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ポケットからハンカチを取り出してそこに唾棄した。
| 口の中をした先でもごもごやっている。一瞬見えた歯が赤く染まっていた。
|
| 強烈な一撃で口内を切ったのだ。
| にもかかわらず、やらない夫の態度に何の変化もない。
|
| ……こいつを痛めつけてやりたい。
|
| 暗い怒りとともに、鬱屈した欲求が冥の中に噴き出した。
| ひざまずかして命乞いをさせ、足を舐めさせてやりたい。
|
| 冥が本気を出せば、一般人を屈服させるなど訳ないことだ。
| 冥は熟練の戦士で、術者だ。
|
| 一般人を暴力で屈服させるなど、造作もない。
| 造作もない、はずなのだが……。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 376 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 10:02:56 ID:pjL7/5V.
-
/ / / / ∧ ∨ -‐ __]
. / / / / /＼}／ﾊ Ｖ~￣
. / / / / / ⌒} ｉ Ｖ⌒ヽ
′ , / ／| / | | } }
i i / ／ | / | | | ノ}
│ /⌒ヽ | ′ ／ ＼,′ | | |`〈_ノ
| / '＾ヽ | | ィ#ぅｭミ ||` ＿│ j |
| 〈 ｣ | | 人》ｔンﾞ ヽ || ´__ │/ i
. │ . （ 〈l | |/ ｀~ !! ,:ｨ仞ﾞ'ｧ |/ !
. │ ' ｀ │ ｲ ! : `''ﾞ イノ i
. | ト- ｲ| | : 八ｉ i
| | l l | ,: / ! !
! | |│ │ ´ / i .
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 冥は、ゆっくりと周囲に視線を巡らせた。
| 少なくとも、翠星石の見張りをしている警察の手の者はいない。
|
| だが、ここは中国人街が近い。
| もしも面倒なことになったら厄介だった。
|
| やらない夫の脇に控える小僧は、たしか中国人どもと繋がりがある。
| 冥には興味のない相手だし、冥を遮れるほどのものでもないため無視していたが、
| 中国人どもの介入を考えると無視はできない。
|
| 冥は、冷静に判断し、やらない夫への暴力を差し控えた。
| これは冥にとって賢明で幸運な判断結果であった。
|
| だが、彼女はこの判断を冷静な状況把握であると断じていたが、事実は違っていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 377 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 10:03:10 ID:pjL7/5V.
-
／￣￣ヽ
{ ノ ヽ
＿ ノ} (=) (
／⌒`＜,._ .rﾊ (ﾉ)
,.ィ , ' ,.- '" ヽノ＞､__,ﾑ＼_
/ ∧,_ イ' / { ヽ.｀:. ｀ヽ
,/ノ'/´ ｀.ｲ / ｰ- ､ﾍ ', ﾄ､
/´ﾊ ､__ ／.ヽ-‐ｧ' ､_ 〉、り ,ﾉ ハ
/ ﾘ Ｙ |/'r-''''Y＞､_ _.ﾉ八｀Ｙ´ヽ {ﾞ',
,' ;' / } : { ハ , ￣彡／ゝ'_ ﾉ〉 }ﾍ
i 彡 / ! ｀'' }-'"ヽ._ノ ,ﾉ } ' ,ﾊ|
| ,ｨ/ !､,.-ィ / i ｉ,ﾊ !
,i 'ﾍ､ ___ !､__ノ ,..==ﾆ.､ ! ; ,ﾘ
} ,ヘ.>'"´,.-‐｀'¬､__,.イ/､ .ハ. | ,' /
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 諫山冥は恐れたのだ。
| 恐怖を抱かせるべき相手に、ひるんだのだ。
|
| プライドの高い冥がそんなことを認められるはずがなく、
| 故に自己保身のための論理武僧が行われたのである。
|
|「備府やらない夫」
|
| 冥は冷たく蔑みをこめてやらない夫を睥睨した。
| やらない夫はその針の視線を飄々と受け止める。
|
|「本当は友誼を結ぶべく挨拶に来たのですけれど」
|「そりゃよろしく」
|
| 赤い歯を見せてにっこり笑うやらない夫。
| 冥は唖然とした。毒気を抜かれた。つなげるべき言葉を失ってしまった。
|
|「やらない夫、そいつは……」
|「オレは政治は分からんからな。だが仲良くしようとする相手とケンカをする気はないだろ」
|
| 止めようとしたディオも、苦笑した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 378 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 10:03:26 ID:pjL7/5V.
-
l / ／
l / / ,,.. --‐--ﾆ二
/¨i i／! ミ
､､./-ｿ ./ / ＼ ､ ＿二ニミ
ミ / / ! ＼､ヾシ;;;／
ヽ. !､ ＼ ヽ､._,,,;';;／ ,.,.ﾚ
l. l lﾞヽﾘ .,;;;;;;／__,ｨｲ/ﾐ
. ,､/ l l/ !,,,;;;;／r'´iﾍﾂ
!!ﾞ丶,,,,..ヽ,';;;／/ ',.-‐'" ＿
ヽミﾆ=;;ヽ ‐- ､ ￣￣
. ヽヽ-ﾂ/ ',
ヽ ', !./.:
ヽ', / .j ,.._ 好きにしろ。
',ヽ¨´::::ﾉ お前らしい。
', ｀¨__,.. __,.
', ､.ﾆﾌ'´
. ', ヽ_,.-‐-'
/ミヽ､ , ,.. -
. /--' !ヽ i ／:::::;:::::
. /=､ / ', ヽ _,.!::::::':::::::
/ i ヽ、 _/:::::;::::::／
/＝-' ﾉ _,,. ''"￣ノ:::;::'::／:_;;;;
/ /／:::::::;;:-‐':::／::/::／/:::
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 嘆息するディオ。笑うやらない夫。
| 冥はどうすればいいか分からなくなったが、当初の予定を思い出した。
|
|「備府やらない夫……あなたに『血族』ヘの参入を推薦してあげてもよいのですよ」
|
| これを言うのに随分と時間がかかった。
| 艶然とした笑みで、やらない夫を上目遣いに見上げる。
|
| やらない夫は一瞬キョトンとし、首を振った。
|
|「スマンが結構だろ」
|
| 即答？
| もはや何度目か分からない唖然茫然から、冥が立ち直れない隙にやらない夫は彼女の横をすり抜けた。
|
|「じゃあ、ディオ待たしてるし、今日は失礼する」
|
| 再起動できぬ冥の横を悠々と通り抜け、やらない夫は中国人街に行ってしまった。
| ようやく復帰した冥は、額に青筋を浮かべて地団太を踏んだ。
|
| なんなの！？ アイツ！！
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 379 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 10:07:58 ID:vH6uY2qs
- やはり会話判定クリティカルの演出と妄言の組み合わせであったか……
- 380 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 10:17:14 ID:eit6XxoU
- やらない夫と接触するなら人となりを調べてからにしないと
価値観の違いで空回りしまくるわなあｗ
- 381 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 10:18:37 ID:yatjsXAk
- ある意味での狂人だしなぁ、ない夫はｗ
なんつうか、あれだ。やられキャラとしてはこの上なく美味しいポジで魅力的だったと思うよｗ
- 382 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 10:22:18 ID:K/HCNsPE
- これはあれか
出会いは最悪だったけど何故か気になるアイツってやつですか
- 383 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 15:03:18 ID:pjL7/5V.
-
>>417
コテ当ては面白かったですね。
すごい勉強になりました。
やはり見るべきは上です。
果てしないですわー。
>>418
元絵の愛らしいラインには圧倒されました。
今後ともよしなに。
>>419
ああそうか。
巨乳ツンで唇の試行錯誤をしてるあたりからかもしれません。
記号一つで多少でも色っぽくしたかったんでしょう。
セクシーに見えてるなら幸いです。
>>420
ちゅうぼうに頼めば無問題です。
そうすれば娯楽人様にもペロペロできますし。
>>421
カウンターのフレーバーテキストで一番ひどいのは錯乱（WL）だと思っております。
「おっと失礼、気を散らしてしまいましたかな？」
とか言いながら必殺のコンボをカウンターされたあげくキャントリップされたら憤死します。
: : : : : : : : : : : : ; ィ´ ｌ ,,ィ彡／
ー--ｒ=＝ィ ' ´ ｒ ｧ='''´ ,
~ ~ ｌﾊ二ﾆﾊヽ-‐ 〈 / ／
＿＿|ｌﾊ-―ﾊ＞'''´ ／／
ー--―'''´ ／/
<_ /
＿＿ ―,
-―＿_ -―
ここまでで何作ってるか分かったらエスパー。
わたしだってわかりません。
きょうはここまで
- 384 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/14(月) 15:03:39 ID:pjL7/5V.
- ごばく。申し訳ありません。
- 385 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 16:34:45 ID:4FmkWLIk
- 論理武僧
よく分からんが素晴らしいな
- 386 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 18:12:37 ID:JaX68DsU
- たぶん釈迦三千人分の仏舎利を使った祈祷機械とか駆使するんだろ
- 387 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 18:55:59 ID:T7nSV3Lc
- 何、そのガンボーズ
- 388 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/14(月) 19:09:20 ID:vVWqw8Os
- >>372>>373
ありがとうございます。やる夫以外の絆も頑張らないとですね
- 389 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 02:17:22 ID:7.TfhJkk
- 冥さんがナウマクサラマン弾とか口走り始めたら気をつけろ
- 390 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 03:12:45 ID:GgSne4Ng
- 論理武僧って誤字からノータイムでケイオス・ヘキサ三部作が出てくるお前らが大好きだｗ
- 391 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 09:02:27 ID:EACoIA0o
- ｶﾞﾝ・ﾎﾞｰｽﾞ ﾊﾟﾜｰﾄﾞ･ｶｼｬｰﾔ
機甲説伏僧ｗｗ 全身防具に装甲倍力袈裟とかほしいなｗ
- 392 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/15(火) 10:01:24 ID:MPLnN11c
- どっかで聞いたと思ったらケイオス・ヘキサでしたね。
誤爆に誤字。昨日は散々でした……。
- 393 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/15(火) 10:01:42 ID:MPLnN11c
-
／三;ヽ､´ ヽ三三三､二二二＼
|三三三ｌ ヽ三三三＼二二二＼
／´!三三三ヽ ヽ三三三三＼;二二ヽ
／: : : : ヽ三三三ヽ ＼三三三三三ｰ ､_）
i: : : : : :ｨ ヽ;三三三＼ ＼三三三三三/
ｌ: :,.: : / |: :i ＼三三三三､ ｀ ー 三,イ
. | ｌ l: :/: :| ﾄiヽ ＼三三三三＼_ ｌ|
! ､ l ｿｌ;| |;|＼､､＼;三三三三｀ﾞヽ--ｯﾌ′
. | ! 「 !| ｀i;:;:ｯ､｀ｰ-＝､三三三三:シ
ﾞ i ｀ﾞ'''‐/::. :. : : : :.￣￣￣「
ｌヽ ／ﾉ: :＿＿:: : : : : :: ::/
｀ー―､///::.::.::.::.:｀ヽ ノ/
ム}ｒ'￣iｯﾚﾉｨi::.::.::.::.:..:..::├'ノ
ム{/ ,.-―ｦ ノ!!::.::.::.::.::.::.::.:ｌ
ム┘/ ×_/ /::.::.::,::.::.::.＞､::〉
ム} （／ / /::./::.:;;ヽ／:;:;ｼヽ＼
(ﾆ} 彡 ﾂ _,-―:::＿_;:;/:;:;:;:;:;:;:;フ::.::.､
＿/ﾞｰ､_ L_{ i,. "ｰ-､ :;:;:ｬﾞi ｀ ｰ≦- 」
ﾆ三ｌミ ┼ ｀ｰ"ｫ､＞､:;:;:;:;:;:／ | 「
三三､ ﾐ 三三三三 ヽ:;:ﾉ {ミ､ |
三三三ヾ 三三三;／二.-―´ ミヾ ｌ
三三三三三ヾ /,. ´ ヽ、 ﾞ i
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 週に二回ほどの、二時間ほどの訪問。
| 互いに本やＣＤを貸し借りし、気に入った音楽を流しながら、感想を語り合う。
| 気心知れた友人との、心地の良い無駄な時間。
|
| やる夫にとって、蒼星石が訪れるということはそういう時間だった。
|
| 蒼星石はどうだったのだろうか？
| 不意にそう考えると、ちょっと分からない。
|
| 自営業ながらひきこもりがちになった友人を心配していた？
| それとも、双子の姉とツルんでいた友人がくっついてボッチになったから寂しかった？
|
| 蒼星石に聞いてもはぐらかされるのは目に見えていた。
| だから、やる夫は夢想するだけで終わりにした。
|
| 今日、蒼星石が家に来るかもしれない。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 394 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/15(火) 10:01:58 ID:MPLnN11c
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／ ヽ､_ ＼
／（○ ） （○ ） ＼
／:::⌒（__人__）⌒::::: ＼
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＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
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| 華琳との会談の翌日、やる夫はいつも以上に上の空だった。
|
| 昨晩のことがまるで夢の中の事だったかのように感じた。
| だが夢ではない。
|
| 何故って？ 誰も死んでいないからだ。
|
| 夜中に帰ってきたやる夫を、アリカはあくび交じりに出迎えた。
| 高校生なんだからもう子供でもないのだが、アリカは二十二時を過ぎると眠くなる。
|
| あくびを噛み殺しながら特番の映画を見るアリカ。
| その濡れてゆるゆるになった髪をやる夫は無為に見つめていた。
|
|「ご飯おいしかった？」
|「おぼえてねーお」
|
| その後のことが鮮烈すぎたのもあったが、事実、やる夫は料理の味を一切覚えていなかった。
|
|「えー？」
|「高級過ぎてノーネクタイで行ったのが恥ずかしかったお」
|「あー」
|
| アリカは、気がついたら映画を見ながら眠っていた。
| 身長の割に重たいアリカを、やる夫はいつものように引っ張って布団に放り込んだ。
|
| その後、自分も部屋に戻って明かりを落とす。
| 疲労があったからかすぐに眠りに引き込まれた。
|
| ……夢は見なかった。
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- 395 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/15(火) 10:02:14 ID:MPLnN11c
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ガバッ ! ! ＿＿＿＿__
／:υ::─ﾆjjﾆ─ヾ
／:::li|.:（ ○)三 （ ○)＼
（:::||!.:υ::::: （__人__）):::: i|
〃 ）:::::::::::. |r┬-| li::::/ ＿＿＿＿
/: : : : : : l＼`ー '/j: : ::ヽ ||06: 32 || |
＼ヽ :ヽ: : : : 7ヽ />: : : :r:＼ ￣￣￣￣
（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ ＼
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| 翌日は、久々に寝坊した。
|
| いつもは朝食を作り弁当の用意も終わらせてから悠々とアリカを起こすのだが、
| 目覚ましが鳴るのに気付かず、ふと時計を見たら六時半だった。
|
| 慌ててありもので朝食と弁当の体裁を整えながらアリカを叩き起こし、
| いつも通り七時には送り出した。
|
| ゆっくりと掃除をして、穏やかにコーヒーを飲んで、小さく嘆息。
|
| 今日、蒼星石が家に来るかもしれない。
| そう考えると落ち着かなかった。
|
| やる夫は部屋を見渡し、急にいろんなことが恥ずかしくなった。
| いつも、蒼星石が来るからどうということはなかったが、今日に限っては何故か焦った。
|
| 掃除をしたり、物の位置を直していたりするうちに、いつの間にか九時を回っており、
| やる夫は慌てて入速貸本のシャッターを開けた。
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- 396 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/15(火) 10:02:31 ID:MPLnN11c
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／ r: : : : : : : : : : : : : . ＼
,.-′´｀: : : : : : : : ､: :ヽ . :ヽ
/: :/: : : : : :./: . .ヽ. :ヽ: : ヽ:ヽ
/: : .l. . . . ..!./: :.l!: :l､: : l､: :ﾄ:ヽ: ﾄ. |
j:l: : :|: l: : |:l/: :/ !: ハ: .ハ孑､ﾄ. :!ヽ
/:_!: : :t: l: : !l: :./-∀‐ ﾚ ,ィﾎT､!|
.'´ .! l: : ﾍ!: :l:ﾄ/,夂〒｀ヽr-{ ﾋﾂｌﾉ:ﾄ
. 〉!ﾊ: {ヽ: T-弌ﾆﾂ ﾉ ､ ーj´:/ おはよう。
'´ ヽ!=ﾍ ﾍ ｀ ´´ - .ｲ /
ヽ:｀T - .. _ ／ ﾚ
ｊ ＼‐ - ､_!､__
/ ヽ.jヽ , ､
l _r ﾆ=､､ ﾍ.', __／ ｀ヽ､
| , 〃／￣｀ヾﾐ.ﾄr´r ' >- ' ¨ ´ ｀>､
. ﾄ, // /:::::::::::::::::ヽ::::Y ／ ／ ／
∨/./::::::::::::::::::::::::l:::::l ／ ／ ／
ﾄ､/!::::::::::::::::::::::::::l:::::ﾄ､､／ ＿／､ ｿ
!::::::l::::::::::::::::::::::::::l:::::| Y--ﾍ´／::::::::}- ′
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| すぐに有希が訪れ、次にみゆきが現れた。
|
|「おはようございます」
|
| 何となく物言いたげなみゆきの視線。
| やる夫はそれに気付かず茫洋としたままだった。
|
| 昨晩やる夫が水銀燈とディナーだったのを知っているみゆきと有希は顔を見合わせ、
| 浮ついたやる夫を見ながらひそひそ話に興じた。
|
|「ど、どうしたんでしょうか」
|「どうもこうもない。昨晩、やる夫は水銀燈と食事だった」
|「……それは、分かっていますが」
|「そして、あの疲労を残しつつもどこか浮ついた雰囲気」
|「も、もしかして……」
|「そう」
|
| みゆきは恐ろしい想像をして青ざめた。
| あのポッと出の超美人に、やる夫を掻っ攫われてしまったのか？
|
| あの美貌と大きな胸に騙されて……ああ、入速先輩！
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- 397 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/15(火) 10:02:56 ID:MPLnN11c
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￣￣￣
´ . . : : : : : : : : . ｀
. ／ . : : : : : : : : : : : . . ヽ
. :／: : : : : :.ヽ ､: ＼ : : .
/ .: ／: : : : : : : : : :ヾ: : : :ヽ:. .: . :.
. / . : /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : .
/ .:.:./: : : : : / /: : : : : :＼: :＼: : : : : : :.
/ .: .: :/ /: : : : : :.ｉ: : : : : : : : ヽ: : ヽ ｉ: : : :. ト..
ノｲ : : : : : ': :. :. :. :.ｉ:|: : : :ヽ: : : : : : : : ヾ: : :i :. |:.｀丶
| i: : : |: ｉ: :. :.ｉ: : :|ﾊ: : : : :∨: : : : : : : : : : | : . ﾄヽ
| l: : : |: l: :ｉ: :| : / ハ: : :. :.|ヽ: :ヽ: ∨:.:. :.:|:/:ｉ:| }
| ﾊｉ : |: |:.七ﾊ:十 - ､: : :.|ー ､十:.|- : i: |': ﾊ|
|/ 从:|ハ: :|斗:示ｘ. ヽ: :ﾄ斗:示ｘ:|: :ﾊl: |:/ ﾉ やる夫。答えて欲しい。
{ l:.小:.ヾ乂ﾋ:::ｿ ヽ＿Ⅴ ﾋ:::ｿ Ⅵ: }: |′ 水銀燈とどこまで行ったのか。
{ ∨ゝ ＿＿ ノ ゝ ＿＿ ノ: :/| ′
人: :ヽ _'_ 小:/ .}'
. ＜ヾ{:介 介 : '＞ .
. ＜ . : : : : ｉ ＞-＜ ﾉｲ: : . ＞ .
. /l . : : : : : : :. :.| |: : : : : : : : . lヽ
|∧: : : : : : :. :. :.∧＞―――＜∧: : : : : : : : : ∧|
|/∧: : : : : : : : : :∧ : : : : : ｲ ヾィ: : : : : : : : : ∧/|
ｊ//∧: : : :. :. :. :. :.∧ : : : 」 ヽ ヽ: : : : : :. :.∧//!
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 愕然とするみゆきの横で、有希が単刀直入に切り込んだ。
| そわそわ落ち着かなかったり、上の空だったりと忙しかったやる夫は、彼女の問いに首をかしげた。
|
|「どこまでって……？ 遠くに行ったわけじゃねーお。
| 六本木ヒルズのお高いレストランだったお。絢爛豪華過ぎて味が分からんかったお」
|
| 苦笑するやる夫、それ以上の反応は無い。
| まだ清い身体か！ みゆきは胸をなでおろした。
|
|「そう」
|
| 興味を失くした有希。みゆきはもっと聞きたかったが、話は終わりだった。
| 開店してすぐに、水銀燈が訪れた。
|
| スキップしながらカウンター席に近づく姿は、童女の如くであった。
|
|「やっる夫さぁんっ」
|「ゆっくり歩けお」
|「はぁい」
|
| お肌もツヤツヤでルンルン気分の水銀燈。
| みゆきは急に不安になった。
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- 398 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 10:04:39 ID:RV4H5RiM
- みｗｉｋｉさんが順調に純愛に目覚めてくれてうれしい限りですｗ
そろそろ怪しげなところから怪しげな薬を購入できるＧＰにはなってそうだｗ
- 399 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 11:18:48 ID:gazYm.eA
- 黒い人とかに少し吹き込まれたら転げ落ちてきそうな気配ですね
- 400 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 11:22:08 ID:b/DJLhBs
- >>4の黒みゆきさんがついに本編に登場か…
- 401 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 12:18:32 ID:vB5UqXlc
- 濡れてゆるゆるに興奮した
- 402 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/15(火) 16:40:20 ID:lAMjM60.
- 清い体とか言ってやるなw
- 403 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/16(水) 10:00:55 ID:zOovN72I
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. -=ｔ又ｔ又ｔ艾ｔ艾ｔ.ﾟＯ。、
__ ／､ｆｧ: i : i : i : i : i : 7=ミ尨qo。
/∧＼ｰ父ｘ艾ｘ艾ｘ乂ｘ{{じｨﾉﾘ: i : f九_
ｘ:=〈 =ｧﾍ じﾍ=_乂_乂_乂__父=彡ﾍ: i : i : f九_
{、 ＿____{:{彡イ{} {} 厂}ﾉ /, 乂_父ｘi : i : i : fい
_ __ =- ／／⌒´じ:ｧ/乂__乂厂 / // 乂_父xi : i : ｔ乂)
ﾆ=- ﾆ=- ﾆ=- 〈／ ／ '///:/ｰ 'ヘ、/ //, / 乂_父ｘi : ｔ乂)
ニﾆ=-ｰ=ニ＼ﾆ=- //／ { {:」 / // |i｀ /// // /' / 乂父x:i:乂)
ニニニニ==ニニ=＼ 〈// ﾊ }i /≠ﾐｘ八乂{/ // /' ／ ,/ 乂艾i乂)
ニニニニニニニニニ=ｧ' //八 ｛_ ヾ }ハ/ ｊ /'X ／/ /＿,爿夾/
ニニニニニニニニ=／ ／ 7 ﾍ ｛ ´"' | ／/＼ / /{:{_＞:∧:し=ｘ またお食事に行きたいんだけどぉ、
ニニニニニニ=-‐ ＿／/／ ／个ｰ , ≠ﾐｘ ／ ＞ 二ﾌ/::∧V/ 何か食べたいものはあるかしらぁ？
=ﾆニニニ=-‐ ﾟ _/:::::::::/' ／} 'ﾍ, ヘ. _ ヾｨ´ ／じ((＞'⌒>ヽ
-‐=ﾆ /:::::｛::::::／' ／::::::}/＼ｘﾍ ‘ ノ ´"'／ 彡// // }∨::/
´ /:::::::::::／ /⌒L_:::;､:::::／⌒＼-､ ｰ=≦=-‐ // {/ jハく
-‐ ）:::::／ ／＾しﾍ{ ＞'′(⌒ヽ ｝ }ﾏ7 ¨ ／/ ／｛｛ /〉 ｲ ヾ＼
-‐= __ }::／ ／:f⌒) ）//⌒) __） し′し{/イ=v ／ }ﾉ// ,ﾊ| ＼:､
{:r 7/ /)）:/＾） し'⌒７ （´__ ／::／ ｘく/ / 〈/ ::ｌ|≦==-‐=キニニニニニニ=―-
／／乂{ {／｢＾7 (__ rｰくー'⌒) ﾉ __ ／::／ ／:::::::V Lｌ|ニニニニニニニニニニ=‐- _
/／ ,//ﾉ ノ / /し' /ノ⌒い｀¨)≧=-彡 ／::::::::::::::{ { i |ニニニニニ=-
::､r_‐::::'/〃 / 7ー=ニ二 ￣ _ -‐":::::::::::::::::::::} | |ニニニニニニニニ=―-__ｧ
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| 妙にはしゃいでキャピキャピな水銀燈、やる夫は困ったように頭をかいた。
| いまは、あまり興味のない話題だったが、断るのも気が引けた。
|
|「水銀燈……ちょっと」
|
| と、有希が絶世の美女を手招きした。
| 小首をかしげてトテテとよって来る最凶の女社長。
|
| 可愛い。美しい上に可愛いとか。この人はバケモノか！？
|
|「昨日やる夫とどこまで行ったかを詳しく聞きたい」
|「六本木よぉ。私にお勧めのお店を聞いたら、夜景がきれいなお店を教えてくれたの」
|
| みゆきは水銀燈の言葉に眉をひそめた。
| 一瞬意味が理解できなかったのだ。
|
| 『私に』聞いた？
| いや、言い回しの間違いだろう。
|
| 『私にお勧めできる店』を聞いたのだろう。
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- 404 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/16(水) 10:01:15 ID:zOovN72I
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/ ヽ ＼ ＼
,' / / l ＼ ヽ
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ / ,' ∧ / | / j ｌ│
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／ /∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !ﾚ<f{矛:下 'ヽ ＿〃ｲ孑代勹 ｲ } /
. Vﾊ |{ r';;_zj f} ⌒{! r';;zﾘ /}, '/／
ヽ ', | ` ー―‐‐ ' ､ `ー-- ﾁ' /
`ﾍ lヽ _ 厶 ./
', {.代ﾄ､ , イ | / やる夫はあれで小市民。
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./ 高い店より気軽さを求めるはず。
／ ヽj {｀ヽ ′
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
{ ヽ ＼＼ ヽ / / / / │
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| 眉ひとつ動かさずにアドバイスをする有希。
| みゆきは自分の考え過ぎだと忘れることにした。
|
| 日本人離れした繊細な美貌の水銀燈だ。
| 異様に日本語が上手いが、気になる表現を使うこともあるのだろう。
|
|「なるほど、勉強になるわぁ」
|「それと、あまりがっつき過ぎるのもみっともない」
|
| みゆきは、有希の言葉が胸に刺さるのを感じた。
| ギクリといった感じだ。
|
| ライバルが多いから、より一層焦ってしまう。
| 先輩はどこでこんな美人ばかりとお知り合いに……。
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- 405 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/16(水) 10:01:29 ID:zOovN72I
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,ｫｪ､＿__
,.f込ｔﾝ:::::::::::｀ ヽ、
／::::;. -‐ ´￣￣｀丶＼
〃::／ ＼ヽ、
. ll::/ l 、 ヽY ＿
ll::l} ｌ | l | l lイﾆ}|
ll;;l} l､ | | ｌ、 -l‐七/ｖ' lミ彳、
. _,'Vｉ l,x tT二ｔ,|ヽ,ノ,ｨT}｀'j ｌ ||〃へ.､ ……そうね。
／<//l､ ヽヽｨf_lｊ` ¨ ∠ノlﾉ.|| l ヽ>
ヽ／/{∧ ＼＿. __'_, ,ｨ′l ﾚ. l 私の最終目的はお宅訪問だから、
. / //'l | ＼__＜. ､ __`_´.ｲ,ヽ ＼,__ l じっくりゆっくりやるわぁ。
/ l_| |_! ｌ ｌ l'ー--,＜└vヽ ＼＼!
. / ,ｨｰ-.‐| |'′ //lＹﾐヽ|l ハ 、 ヽ:.＼
/ /.::::::::::::{ ＼ｰtfﾉｌi 斤 l:::::|j＼ l:::::::.＼
/.:::::::::::::::ヽi＼ ヽ ￣l｣ |/ |::.Ｙ :::`'::::::::::/
. /.::::::::::::::::::::::|:::l ヽl_,､_ｒ､,_,､r､l'|:::::', :::::::::::::/
〈:::::::::::::::::::::::::l:::::＼ﾞ ' | l / ' ,}::::/ :::::::::::ハ
. ＼:::::::::::::::::::i､:::::::::＼ 仍} ,/:::::ｌ｀ヽ:::::::::::::',
T :::::::::::/ ＼:::::::::::` - ､／::::::::l ヽ:::::::::..ヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 意外と目標の低い水銀燈。
| みゆきはちょっぴり嬉しくなった。先日先輩のお家で一緒に料理しました！
|
|「目標設定が簡単過ぎる。再入力を」
|「簡単じゃないわ……簡単じゃぁ、ね」
|
| 目を伏せ、憂鬱に暮れる水銀燈。美人は何をしても似合うからずるい。
|
|「やる夫さぁん、お店のこと考えておいてねぇ」
|「ん？ かんがえとくお」
|
| 当のやる夫は、コーヒー片手に新聞を開いていた。
| 何やら返事も適当で、水銀燈はちょっとむくれた。
|
|「昨日のことかしらぁ？ まあいいわ。
| やる夫さん。いいものをあげるわぁ」
|
| ハンドバッグから小さな紙の箱を取り出して、水銀燈が笑った。
| チョコレートでも入ってそうな小さな小箱。薄く草花の絵が印刷されている。
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- 406 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/16(水) 10:01:53 ID:zOovN72I
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l l ',l＼ |＼ ‐|- ＿/＿＿/// / l|
l l l_ヽ_|__ ＼ | ヽ. ´／/ __,／//￣／ l l
/ｌ ヽ l｀ヽ !､ i )＼! ＼ ／／'__ /_,／/ ｌ l
l´ l ＼ ＼ ￣｀ ｀' /i_´ヽ､_!フ＞ /／ / .l
ヽ | ＼_ ＼ ,、 l_,.!ｬ', ,ノ ／ l
｀l |｀､‐｀ '､.ヽ-‐ '´,ノi__',_ _,-'´ .／ .l これは、
l. l. | ＼ _,-｀‐｀‐´ｫ l-‐ﾍ´ /＾i ,／ / とぉっても稀少なお香よぉ。
', l ﾄ､,/ ｀ｙ´ ／l￣l´/ l 〉 }⊃ /'´ /__
', l', l ヽ ／ / ∠l ∨ l′/‐' / / ヽ
',.l ', ｀ｙ´ / ／ ／／ ',
,ｒ‐‐-',ｌ ', ＿／ / ／ ,／／ _ ヽ
／ /l／ / / / ,／〃--‐‐ ´ ヽ、 ヽ
/ / l_ / l , -'‐､ ／￣´ ｀ヽ ヽ
/ / i ｀i ／ _,.l ,.-､_ﾉi l´ ヽ ヽ
/ ,,.-‐ '"＾>'l l | lT´,) ',／ ヽ l | ）
／ く l ｌ. lヽ、 / l'´/ノ、 ',| ___L_ _,.-‐ '"´｀ヽ、 ／
l ＼l l Y l/＾ヽ ', <´ i／ ヽ ／
l > ヽ/ ヽl ／ヾ ヽ l ヽ ／ ヽ、
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| 箱を開けると小さな円錐が転がり出た。四面体ダイスではない。
|
|「気分がリラックスして頭が冴えて、霊的視野を身につけられて、
| 肩こりリウマチ腰痛に有効で、ストレス解消トラウマ克服に効果絶大なのぉ」
|
| なにがなにやら。
|
|「……ありがたくもらっときますお」
|
| 眉つばの顔で受け取るやる夫。
| 水銀燈は満面の笑みを浮かべて香を手渡し、やる夫の手をそっと包んだ。
|
|「やる夫さんの人生は色々あると思うけど、私はあなたの味方よ。
| 何かあったらいつでも頼って頂戴……」
|
| 真剣な目をする水銀燈に、やる夫は困惑した。
| 何をいきなり言うのだろう。
|
|「じゃあ、お仕事あるから失礼させていただくわぁ」
|
| そのまま翻り店を後にする水銀燈。
| やる夫は手元に残されたお香を見て、先ほどの冗談みたいな効能を思い出した。
|
| 気分がリラックス……か。
| まあ、後で焚いてみてもいいかもしれない。
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- 407 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 10:27:04 ID:5MMd0pxc
- 魔力の香か！ ……アイテム一つ使うのも大変だな
- 408 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 11:26:25 ID:ubpEZr5g
- つまり、魔力の香を踏むと痛いということですねわかります
- 409 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 13:08:38 ID:E5iOAnJ6
- GMがレアものくれたら、殺す気満々の前触れだってDMが言ってた
- 410 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 13:10:15 ID:gmBFqapg
- やったねやるちゃん、いざという時のＨＰ全快アイテム（おまけで運＋１）だよ！
- 411 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 16:05:00 ID:NNZFfWu6
- みゆきさんはやる夫に近づく女性すべてを要注意人物としてみている
一方蒼星石は翠星石の影が大きすぎて他の女の想いには気を留めていなかった
ここは是非とも最近バイトに入ってきた胸が規格外でほんわか美人な
でも時に野獣の眼でやる夫を見るメガネ美少女についての感想を聞いてみたい
- 412 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 18:08:39 ID:Cdh78cu6
- しかし、四面体ダイスではないって…ｗ
- 413 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/16(水) 23:49:02 ID:GaetKU6c
- そもそも4面ダイスって円錐じゃねーしなぁｗ
- 414 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜イチャラブかぁ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/17(木) 10:02:10 ID:RK5WQyAk
- >>409
魔の香はレベルアップイベント表で入手したものですからコワイコトはないですよ。
>>411
実はいまだ遭遇していません。
>>412
大きさのイメージがぴったりだったので。
問題はD4は一般的でないということ。
- 415 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜うーむ。 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/17(木) 10:02:52 ID:RK5WQyAk
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／ノ ヽ__ ＼
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|. （_人＿） u |
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| 時間がたつのがやけに遅かった。
| 蒼星石が来るなら午後だろう。いつも通り。
|
| そう考えるも、時計がなかなか進まない。
| やる夫は手にした新聞を読んで時間を潰そうとするも、記事が頭に入らない。
|
| しかも、みゆきに話しかけられても気付かないほどの重症だった。
|
|「……大丈夫ですか？」
|
| 心配そうなみゆきに笑って誤魔化す。
| 大丈夫ではない。気になり過ぎる。
|
| 昼が過ぎたところで、みゆきと有希に店を任せて二階に下がらせてもらった。
| いつ蒼星石が来てもいいようにしたかった。
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- 416 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜……筆が進まない ◆XDD/DkyjV6：2011/11/17(木) 10:03:43 ID:RK5WQyAk
-
}´￣｀ｰ--/｀＼_＿＿__
ﾉ; / ￣｀ヽ、
／´ { ;:: ノｉ. ＼
／ / /| ,':: （_,ﾉヽ.. ﾊ
／ ,' / /| | /'| ｉ ∧. }
/ ;/ u ｊ __ノ|' | :| |ヽｉ.＿ ∧ |
/ ,ｲ | | | | ::| | :|ヽ ﾊ. |
| :/ | .| | | ! ∨ ::| uヽ:| ∨ :: ｉ ∧|
|/ | :| /ヽ| `ｒｭ ∨ ::| `ｒｭ ∨ :: ﾄ､ 〉 ゆっくり休んで下さいね。
∨ :| |∧ |::| }ヽ:| |::| ﾊ :::/::::∨|
｀ヽﾄ､|::::ｊ ~ ノ ヽ. ~ ,,{:::|:/:::::: |
|:::::|::ヽ､-‐" ｒ:っ ゛‐-‐";;:::::ｉ_::::::: |
|:::λ::::{::;＞‐ｒ-";r‐‐＜:;:|:: :;//__:::::ｉ {
ｊ/::::ヽ､｀ヽ、 |_＿| {｀Ｙ /ﾉﾉｭ::| ﾊ
/:::::::.{´ ＼ ＼ | /ゝ´ ￣ ,ｲ:::ｉ ∧
/::::::::::| 〉 〉 ,| ./ /`ｰ-‐゛ 〉:| ∧
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| みゆきは気もそぞろなやる夫を、体調不良と勘違いしていた節もあったが、
| やる夫としては好都合なので訂正もせず部屋に戻った。
|
| しかし、いざ待ってみればより焦るもので、何をしても落ち着かない。
| やる夫は時計とにらめっこしながら掃除をしたりコーヒーを淹れたりしてみた。
|
| ああああああああ。
|
| 落ち着かない！
|
| とりあえずテレビをつけてみるが興味がなければ雑音に過ぎない。
| チャンネルを回すだけ回してやっぱり消した。音と光が素通りするだけだった。
|
| 良く考えると、テレビはよくない。
| もしも蒼星石が来た時に気付かなかったら困るだろう。
|
| 音楽は？
| 音楽もダメだ。同じ理由だ。
|
| それに気分が落ち着く音楽とか……。
| そんな音楽持ってない……いや、待てよ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 417 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜……もう ◆XDD/DkyjV6：2011/11/17(木) 10:04:13 ID:RK5WQyAk
-
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼ ……『いつか、王子様が』
⊂ノ￣￣| （__人__） u |
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| スレの開始から一年半。
| 『坂道のアポロン』は作者も無事復帰した。
|
| しかし、まだ最後に蒼星石が家に来た時から半月しか経っていないのだ。スレ内時間では。
|
| その半月が、やけに長く感じた。
|
| CDをかけ、優しいピアノと澄んだ歌声に耳を傾ける。
| いままで、ラブソングとかに興味はなかった。
|
| 甘い歌も苦い歌も、結局胸に突き刺さった。
| 翠星石を諦めきれない。
|
| そんな想いがやる夫をはやにえの如く串刺しにして離さなかった。
| ラブソングは、そんないつまでの新鮮な傷口を抉るナイフに他ならなかったのだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 418 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜二人は長い時間を過ごした ◆XDD/DkyjV6：2011/11/17(木) 10:06:04 ID:RK5WQyAk
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| 傷はまだ深い。
|
| 翠星石とやらない夫のことを考えると、いまだに胸にどす黒いものが溢れてとぐろを巻く。
| だが、その大蛇も随分と落ち着いた。
|
| 永遠に続くかと思えた増悪は、だんだんと横ばいになっていた。
| 悪夢も減った。多少は、笑えるようになった。
|
| 時間が解決してくれたのではない。
| 惨めで甘ったれなやる夫を支えてくれた奴がいた。そういうことだ。
|
| どんな言葉より、どんな光より。
|
| やる夫は、その存在に救われている。
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- 419 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜でいいんじゃないか？ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/17(木) 10:06:39 ID:RK5WQyAk
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ぴんぽーん＞
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●） （● ） |
＼ （__人__） ／
γ⌒ ｀ ⌒´ ⌒＼
/ （＿__ _＿） ＼
（＿＿＿_ ヽ γ' ＿＿＿）
／ ヽJ し’ ＼
／ .／ ＼ ／ ＼ ＼
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| やる夫の闇を引き裂いて、軽い電子音が家中に響いた。
|
| 時計を見る。午後一時42分。
| 普段二時前後に来る蒼星石だった。
|
| 来てもおかしくはない。
| 慌てて返事をしようとして、喉がからからなことに気付いた。
|
| 冷めたコーヒーを流し込んで喉を潤す。
|
|「はいですおー」
|
| 上ずりそうな声を抑えて、いそいそと玄関へ。
| 息を吸い、息を吐く。
|
| 鼓動が高鳴る。ドキドキ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 420 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/17(木) 10:20:11 ID:CWkcrjos
- 合えない時間が想いを育ててますな〜
- 421 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/17(木) 11:31:29 ID:13FXfp2Y
- フラグの匂いがする
- 422 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/17(木) 11:36:49 ID:RcDOYEw.
- ここで「貴方の宇宙に混沌を、そっと這い寄るナイアルラトホテプです」とか来たら嫌だなぁ
- 423 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/17(木) 12:29:39 ID:ePBzS/U2
- ここでさやかちゃん登場か…
- 424 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/17(木) 13:24:30 ID:9JijpovQ
- 蒼だろ・・・普通に。
「クゥットゥルー♪ 蒼☆石です」
とかよ。
- 425 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/17(木) 15:14:55 ID:W4gGAQMg
- 魔香貢がれるとかぱねーなー
絆度が高い、高位悪魔が満月でレベルアップして機嫌がいいときに
低確率でくれるような代物なのに
蒼エンド、中の人がすげーノリノリなのがわかる。べたついてるんだろうなー
- 426 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 01:58:18 ID:6Hc89VbE
- いやいや、ココは華琳様がだな…ｗ
- 427 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜次回紅王回 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 10:02:56 ID:NyNvGDuw
-
＼三三二ニ＝＝―…―=ﾆ二三三三三７
ヾr: ´: i : : : : : : : : : : : : : : : : : :￣: ｀Ｙ:/
＼ー=彡: : :|: : : : i : ＼: : : : :丶: : : :i: : : : ｊ:′
￣「: : : :l: :/: 人: : :{＼: : : : :ﾄ､:.:.|: : : : |
|八: :.l/／―_＼:! ＼_―- !:.|: : ; : |
. ｘ≪j: : :Vくィi芹ﾊ` ヾ; /笊芯刈l: /: :个ァ7
ｘ≪ /ｲ: :,ハ:{_弋::ｿ ＼弋::ソ/:／: :/;ｸ'ノ ヒ、ヒサシブリー！
´￣ ｰ=ミ7: ∧:.:丁｀xxx , xxx'ｨ:/: :/〃r′
/:.:人､ヾ:`ト ﾏ ｡ｧ 厶:.:/}/'´
. ,ｨ厶:'.:.:.:.:7 i＼{ `ｔ:.､ __ ..， ´/:〃ｲ久:､
_＿／.:／.:.:.:.:.:.:.Z.| 〉 ヽ ≫介:く 厶ｲ } |と.:.:.:＼_＿＿,
}／.:／.:.:.:.:.:.:／.（ | 〉 ／＜7ﾊ＞＼ ′〉| (:.＼.:.:.＼.:.:.:.}
_＿,>.:′:.:.:.:.／..:.:.:.じiL ≫77/:i }`r- ' 〉| ﾉ.:.:.:.＼.:.:.ヾ:ﾉ
ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:てい ／// 人小, 〉| 〕.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.＼
＼.:.:.jV⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:そ彡:<:/川ｪ} l } { | ）.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:>
`く::ヾ／ }.:.:.:.:.:.:.:.:じ; }__ノ l lX} l } rJ l ぅ.:.:.:.:.:ｘ≪:｀}:／
｀´ 〈.:.:.:.:.:.:.:.:.{辷ニｒ:ン⌒辷ｰ_大_彡′.:.:V `´
_ .．-―=ミ`ｰｒｘ.:.j７⌒i.:.:|::}≫≪{::「.:.:.:.:.:入.:.:.:.:.:〉
厂.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ｰ＼ ｰr::≪___≫〈_＿;「 ｀丁
__〉三三三三二ﾆ:.:.:.:.}` 〉三三三ﾆ〉 /
＼＿,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:廴..」廴/三Y⌒Y三{ 〈
「´.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:弓 o￣ ヽ::::| : : |::::::〉 ｰ=ミ.:「｀ヽ.
＼.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:/:.:.辷′ 'r┘:.:└ｧ′ o i〉:|.:.:.:.:.:＼
７.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:]/o ！.:.:.:.:./ | )|＼:.:.:.／
￣ ＼.:.:./:.:.:,:.）{ ヽ.:.:./ o lう|:i.::.`く
∨.:.:./.:7{ o ,∨ l引:トミ.:.{
厶:イ.:.:.:Ｙ:ミﾆ≡=r-=彡ヾヽ. _＿__o_バ:!:「 ￣｀
＼_爪⌒V:.::/ ヾ/￣ｰｒ…‐-=彡.:.|
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ヽヽl_l_l八l_l_lﾉ /
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| 玄関を開けると、緊張の面持ちで、上ずり気味の声を出す少女が立っていた。
| ぎこちない動作で片手をあげ、掴んだ紙袋を示して見せる。
|
|「おいしいケーキ屋が近くにできたから買ってきたんダー」
|
| 何度も練習したのだろう。
| しかし残念、セリフは棒読みだった。
|
|「お、おお。ありがとだお。さっそくコーヒー淹れるお」
|
| だが、相対するやる夫も冷静さを失っていた。
| 彼の視線は去年できたケーキ屋のケーキではなく、そのはるか下に向けられていた。
|
| 普段は衣類の類で覆われているためそうそう日の目を見ない部位が露出していた。
| 装甲のを剥がれた脚部は必要以上に白く、眩い。
|
| やる夫は目が眩む思いをしながらも、該当部位から視線と意識が剥がせなかった。
|
| 関節から膝上５センチまでを覆う布地は、同年代の装備に比べればかなり重装備だったが、
| それでも蒼星石という人物が身に纏うには不適切であると判断できた。
|
| 布地から伸びる支持肢は長く、竹のようにしなやかでありながら餅のような柔らかさを有しているようだった。
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- 428 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜次回紅王回 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 10:03:20 ID:NyNvGDuw
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}三三三三三三三三ヽ
}三三三三三┛┗三ミ}
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{ﾊ.:.:.:.:|｀ｰ''}.:.:.{匕}j:ハ.:.:.:.:.:}.:.:}
Vﾊ:}____ ゞ.:{______ }.:.:.:. .:.:.: い、いつまで見てんのさ！
i.:.::}￣ ￣￣ }.:. /.:.:./
l.:./xx r‐（ xxx/.: /.:.:.:.{
j个ーｧ―z_―_个}/ﾊﾊ}ﾉ
｀'｀'｀'}__/只 /__ｉ:ｉ:>,
｛__〉{｣｣ {｛__人i:{
∨__｣____,{｛iﾍ__八
ｨﾆﾆ}ﾆﾆﾆ,ヘ二}
ノヽ／ヾ_／ ＼
ゞ_____,ｨ}ﾄ､_______ノ
｝ / ヾ ｛
r'勹 r'勹
￣ ￣
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| 稀少な状態異常を無遠慮に凝視するやる夫の顔面を、
| 蒼星石がもう片方の手に持った紙袋が殴打した。
|
| 異様な硬度と重量に、やる夫の頭部はへこみ、あわや餡子が漏れ出そうになる。
|
|「こっちはこないだの続きだよ！」
|
| 紙袋の中には分厚いハードカバーがひしめいていた。
| 昨日言っていた本だろう。
|
| やる夫は目の前を回る星に意識を集中することで、ブラックホール並の吸引性を持つ脚部から視線をそらした。
|
|「あー、ありがとうだお」
|「……ねえ」
|
| 蒼星石が、眉を寄せた。
| 眉間にしわを作りながら、明らかに不機嫌な声を出す。
|
|「そんなにおかしい？」
|
| やる夫は返答に詰まった。
| おかしいわけではない。おかしいわけではないが。
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- 429 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜次回紅王回 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 10:03:35 ID:NyNvGDuw
-
＿＿＿_
／ .u ＼ いや！
(（○）) (（○）) ツチノコを見た気分というか！
/⌒)⌒)⌒. :::: （__人__） l_j :::＼ /⌒)⌒)⌒) ハナアルキに出会った心持ちというか！
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) U .| | | ／ ゝ :::::::::::/ ……全然おかしくないお！
| ノ | | | ＼ / ） /
ヽ / └ー.┘ ヽ / ／
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| 返事はグーパンチだった。
|
|「どっちもＵＭＡじゃないかさ！」
|
| ぷりぷりと怒りながら、ずんずん家に侵入。
| 冷蔵庫をこじ開けて紙袋を叩き込む。
|
|「……コーヒーは！？」
|
| ソファにふんぞり返り、足を組む
| いつも通りの動作。なんの注意も払っていない。
|
|「今淹れますおーお姫様。……ぬるくなったのならあるけど、飲むかお？」
|「氷を入れてアイスになさい」
|「仰せの通りに致しますお」
|
| 本来アイス用のコーヒーではないが、二人ともさほどこだわりがあるわけではない。
| やる夫は製氷庫の氷を蒼星石用のコップに山盛りにいれ、コーヒーを注いだ。
|
| たちまち熱に耐えかね氷がひび割れる音が響き渡る。
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- 430 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜次回紅王回 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 10:03:51 ID:NyNvGDuw
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ ミルクとガムシロは要るかお？
| （__人__） |
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( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
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| とか言いつつも、用意するそぶりも見せずにやる夫はアイスコーヒーにストローを刺した。
|
|「曲がるストローなんてどうしたの？」
|「『お兄ちゃんスイッチ』に使ったあまりだお」
|
| 『お父さんスイッチ』は教育番組『ピタゴラスイッチ』のメイン企画の一つである。
| 最近は攻守交替した『お手伝いロボ』も活躍中だ。
|
|「えろーい」
|「ナニ想像してやがんだお、いやらしい」
|
| 苦笑するやる夫から、蒼星石はコップを受け取った。
| 指先が軽く触れる。すぐに離れる。
|
| お互い、何事もなかったかのように。
|
|「でも、アリカとそういう遊びしてんでしょ？」
|「単にアリカが曲がるストロー好きなだけだお」
|
| 蒼星石の脳裏に、その状況がまざまざと再現できた。
| 満面の笑みを浮かべてジュースに曲がるストローを刺すアリカ。
|
|「『やる夫スイッチ』！ 『あ』！」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 431 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜次回紅王回 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 10:04:08 ID:NyNvGDuw
-
,.. -―- ..､＿
,.::'´::.::.:::／::.::.::.::.::｀ヽ､
／:::/::.::.:;:'::.::.::.::.:}::.::.:､::.:::ヽ
/::.:::/::.::.:/::.::.::.:::/ﾊ::.::.::ヽ::.:::｀、
,'::ヽ⊥_:_厶彡'::://l::|::.::.::.::';::.::､ヽ 『足を舐める』
|::.::.:｢:::┬=ﾆ＞く l∧ヽ､::.::.:l::.::.:Ｖｌ
l|:::/ |::.:::l:|｢えﾒﾐ､ |ﾄ Ｖ:_::.::.::|::.::.:::l:|
ﾉ|:人｣::.:::|:l ゞﾐﾝ |ｌ ヽ:｀ヽ|:ｌ::.::;:l:|
´ j从:::|:::|:ﾄゝ 丶 芯刈:/::|::/〃
_rﾍ＿}人:l::l 丶 _′｀‐'/:/::l::|ｰ'′
/７rぅ ､廴_ﾊｉ ヾ =彳:::|::| , '´ ｀ =‐ ﾆヽ, ' ¬､_,.._. ,'⌒',. /⌒ヽ.
. - ｖ :.:ヽrﾍヽく|ﾄ､ ｀ ‐ ､ -´ ｲう゛ r'＞<､＞i ヾ ヽ. ＿{__ ! ,' }
, ´ 丶.;.:.く_ｎｌ〈 ﾌ 冫 i ´ﾚ , , イ ´丶て ｝ / ¬ _）｛ } .ﾉ
. ＼:. r / / ./'¨／i ﾄ! | r 1 'ﾍ ＼-ｲ ノ-＝tｉ´ ｀ i'
ヽ. '´ / ,' ｀´ ,'/ ヽi ヾ「´ ヾ コ'＿＿丿 |
∨ / / , -ｌ/ /ｭく´ i ｰ" } !
∨ ∧ / ｳ ｰ ヽ ､ =-- ′ l
,'ァ/く´ i ' イ >､ { ﾉ､
/〈.人_∨ 厂 丶 i ∧. }
--､,._ 7'| { 丶 ', ,' ,ﾍﾉ
ｰｧ､' ! |i , -､ ＼ ', i`
/ ! ヽ ! , イ _丶‐､､ ! ,
∠＿,∧ { ,ィ´ l ／ ﾚ' iヾ､ ! } _ ,
/ 丶、 冫ム/ヾ つ´Ｋ-z'､ ｌ
＿, ..二ﾆ´-─ ¬' ´ ヽﾌ ! ﾄ┬' ヽ ﾉ
く.._i ├' 丶 ＿, '
- 432 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 10:09:01 ID:Nrt/sWOE
- ……親指と親指の間で勘弁してもらえんかね？
手のなぁ！(普通のキスです）
- 433 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 10:11:09 ID:29h5WiLo
- なん…だと…！
- 434 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 10:15:32 ID:ZFS57hEk
- これは……コロネ呼ぶ必要があるかもしれんね……
>>432
鎖骨のくぼみをぺろぺろでしょうが！
- 435 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 10:45:05 ID:SOU/Cmls
- >>432
手にキスとな……。
- 436 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 10:48:28 ID:dtizE/WM
- エローイ！
- 437 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 11:44:25 ID:l1LwmlzQ
- 言った後変な空気になって後悔するに100マッカ
- 438 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 12:04:15 ID:AC8joHK6
- >>437
そのまま突っ走ろうとして寸前で我に返るに10000MAG
- 439 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 12:31:27 ID:EtyLDsg2
- じゃあ、命じたら普通かつ丁寧になめられて困惑する蒼の子かわいい！ で
- 440 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 12:58:29 ID:NyNvGDuw
- いいぞ、もっとやれ！
じゃあ私はR18展開になるに観客ポイント全部だ！
- 441 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 13:05:33 ID:DEqVmf5g
- 作者お墨付きでR-18とな！？
- 442 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/18(金) 13:18:04 ID:NyNvGDuw
- >>441
R18は無いと念を押しているのです。
- 443 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 14:08:20 ID:/EIn7qKE
- 跪いてお嘗めよ 苦い愛の雫を
ですね
- 444 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 15:25:26 ID:6lKItuTA
- えっ
R18ルート解禁宣言に聞こえましたが
- 445 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 15:36:50 ID:zIjeqQg2
- キンクリするR-18展開は、雑談所で投下ですね、わかります。
- 446 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 15:37:45 ID:79CSSdNo
- R-18はR-18でもエロイ方面のR-18かもしれないですよ？
- 447 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 18:45:46 ID:MPGdkuOY
- 次回はタイの話なのか？それとも梅の話なんだろうか？
- 448 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/18(金) 21:06:04 ID:b7IFbyYE
- ブラックホールの正体は大質量の天体
つまり蒼い子の脚は大質り・・・おやこんな時間に客が（ｒｙ
- 449 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/19(土) 10:06:06 ID:JnY3NOaU
- 張り忘れてたんで雑談所に
『華琳様安価☆アレをナニするとどうなってたの？』
を張っておきます。
>>447
鯛です。
- 450 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/19(土) 10:08:45 ID:osCuwqkg
- てっきりこのまま以前安価で選んだ海で水着回になだれ込むのかと
- 451 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/19(土) 10:14:31 ID:JnY3NOaU
- 水着回は埋めネタでチマチマ進める予定です。
長かったエンディングフェイズももうすぐ終わりです。
えらく長かった気がします。
- 452 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜机さんありがとう！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/21(月) 10:01:20 ID:ZAufwmpI
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ あいおー。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
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| コーヒーをメーカーにセットしようとしていたやる夫は、作業を中断。
| 極力無表情に蒼星石に向きなおった。
|
|「……え？」
|
| そしてその綺麗な白い足をおもむろに掴んだところで一旦停止。
| 極めて無表情に、事務的に。
|
|「靴下脱がすお」
|「え？ あ？」
|
| 馬鹿め！ やる夫は胸中で嘲笑しながら靴下に手をかける。
| 慌てて脚をバタつかせる蒼星石の動きに合わせて引っこ抜く。
|
|「ちょっ、ごめ……」
|
| 謝っても遅い。
| やる夫は蒼星石が困る姿を堪能しながら、抵抗する滑らかな脚をむんずと掴んだ。
|
| 必死に逃れようとするも、しっかり抑えつけ顔を近づける。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 453 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜机さんありがとう！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/21(月) 10:02:11 ID:ZAufwmpI
-
＿ ＿
, .＜´ = ｀＞ ､
／ ヘ
/ ,,,,,,,,...,,,,,,,,,, 丶、 ハ
/ , ∨ ｀ ﾐ ヽ ヽ ハ
.. i | .i...ﾍ 、. 丶、ﾊ .ﾊ .i
| .!| |.|.! .丶丶 ＼.丶.ﾞ i .i
. ! ! ﾚ, . !ヘ.ヘ .ﾍ 、. 丶､i .! !. |
! ,.／! ,ｿﾞﾅー' ゝﾞ、弋 -､ 丶 ﾚ |
.. ﾉ､ ! ,ノ灯:::心 丶､ .l.;:::;ﾘ.ﾘ.,ﾊ,′ﾊ!
ﾊ ､ ､ cゞ- ' ﾞﾆっﾉ , ﾉｲ
i ,､ 丶/// , --｡ /// //ﾞ あ……イヤ……。
´.ﾍ､ ゝ ､_ ﾏ__.ﾉ,／/ //-=､
. ,∠.ﾍl.､ | .i｀ﾞﾆ´ ! .,i./.ﾊ .ﾊ
∨.,/、-.ﾍ|｀ﾞｧ-､ .,ｧ＜.ﾚ|″ .i
. ﾚ./ゝﾐ、-.､ i'.ﾊ .ﾍ! |
l ﾞ__-ｧ 丶i ! i .! .!
ﾍ.ﾞー彡、 ,ｧ'!ヽ＜ .| .!
.!､i .ﾞ´､ヘミﾍ-'′.ﾊ ﾍ＝、´ .ﾊ､.ﾊ
ﾑ i i 冫-ﾞﾐ.ヘ、 .i ﾍ､ ハ.ミ.､
ﾑ ! .i／ !、 ﾏ !､ｪ_ ﾞi .ﾑ_::: i
. ﾑ |／ .,;/|i ./. ﾏ:::::::ﾍ_ .!.＞､ !､
＞.< ..:::::/ﾉ !′__＼:::::ﾊ;ﾞ::::, .ﾊヽ::..｀i
.. ∠‰ .ﾊ ./∠´ ｀.ﾐ.､┼./:: .ﾊ.､:: !
ﾉΧ / i ,.!:. .＼:::、::. .ﾉ、
／./ .／:::::: ,ﾞ.∧ヽ 丶:::::.､::丶:丶
i´ ./ Ｘ:::::::::::::ﾊ ::/、、. 丶､::.＼::::::::.
. x.､_ﾆ-‐ﾅ7!./ ／::::::::::::::::ﾍ.､. |ﾊ .＼. ヾ､::. .ﾞi-<.､'‐.,_ﾆ、
. i- / ´/ ∠::::::::::__∠ﾆ=ｮ-ﾞ-+ﾆﾆﾐ.､ .ヾ:: |、 ﾍ､ .ム
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 悲痛な声に顔を上げると、涙を浮かべる蒼星石の顔があった。
| 目が合うと同時に、やる夫のいけない気持ちは急激にしぼんだ。
|
|「あー、ごめんお」
|
| 無言で首を振る蒼星石。肩が小さく震えている。
| 目の端で光る滴に、やる夫の罪悪感は膨らむ一方だ。
|
|「イジワル」
|「いや、泣くのは反則だお」
|「ん……それは、悪かったよ」
|
| 目じりを拭い、蒼星石は上目遣いにやる夫を見上げた。
| やる夫は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、とりあえずさっき投げ捨てた靴下を拾った。
|
|「ちょっと調子に乗り過ぎたお」
|「僕もだ。ごめん……」
|
| 気まずい沈黙。蒼星石は靴下を受け取ると、ちらりとやる夫を見た。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 454 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜机さんありがとう！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/21(月) 10:02:28 ID:ZAufwmpI
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_,, -‐‐'''''''‐‐- ､,,
,, ‐''": : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `､
/: : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : ヽ: : : : : :`､
/: : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : ﾞ､
./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
.l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : ヽ: : : : : ､: : :.|
|: : : : : : : :.|.: ./: : : /: : 八: : : l､: ﾄ､: : : ヽ: : : : : i: : : |
.|: : : :.|: : : .| /: : : /: : :/ ヽ: ﾍ ヽ`､_ゝ､ ﾍ: : : ヽ: : :|
. l: : : :|: : : |/: : : /: __/-‐‐'ゞ. ヽ ヽ,=_ｘ盆､ﾞ､: : :ﾊ: .|
ヽ: : |: : : |: : : /,,r‐/三ミヾ ＼ ヽ ｨ勹〒ｿヽl: :| l./
〉: :|: : : | ／ ヽ/|l::::U:ﾃ ﾞ ゝ`｛lU;;ﾉ' i: |: : | |/
ヽl: : : l: : : : ヽゞ､:::ﾉノ ｀ﾞゝ='､ |: |:: / スカート。
ﾄ､: .l: : : : .i､＼｀｀ﾞwxw ' .ww.ﾉ: |/ ……変かな？
ヽﾊ: : : .ハ､` , -‐､ .／ i: .|
/`ﾞﾞ＼: :＼ﾞ‐ ._ , ＜|: /|: /
./ミ `‐-`‐､/. ´ ミ:|/ .|/`ﾞ' ､
/;.ヽﾉ_ヽ ［ﾆﾆ人ﾆﾆ］ 巛｝､.:.:.:.:.:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:ヽソ ヽイ| |ヾﾉ ｿミ彡.:.:.:.:.:.:.:.:｝
l/.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ》, |::| |::| 》》ミﾉ.:.:.:.:.:.:.:l
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| やる夫はこの期に及んでようやく理解した。
| 膝を曲げて靴下をはこうとする蒼星石、その拗ねたような顔の意味を。
|
|「か……」
|
| 無理だ。言えない。憎まれ口しか出そうにない。
| 蒼星石は、やる夫に言葉を求めている。
|
| 何も特別ではない、素直な感想が欲しいのだ。
| そして、残念ながらやる夫にとってはその素直な感想って奴が簡単ではないのだ。
|
| 可愛い。似合ってる。胸がドキドキする。
| お上品に座っているのが難しい。
|
| そんなこと言えるかってんだ。
|
|「か？」
|
| スカートがまくれ上がり、白い太ももがあらわになる。
| 目を潤ませて尋ねる蒼星石から、やる夫は顔をそむけた。
|
| 面を向かっていては言えないものがさらに言いにくい。
| やる夫は覚悟を決めた。
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- 455 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜机さんありがとう！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/21(月) 10:02:44 ID:ZAufwmpI
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,__,＿, _,. -=≦三ﾆヾ
／／ ＞―,―,-,-,-,-,-,-,-,-,-､.,＿＿＿＿＿_,.イ';';';'二三三三《
_,. ----≪-=≦: : :￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣';';';';';';';'-=ﾆ三三三 》
／:〈＿＿／:: : : :';';';';';';';';'_ノﾉ/';';';';';';';';';';';';';';';';'';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'-=彡'三三《_
／‐＜: : : ／《;';';';';';';';';';';';／ 《';';';';';';';';';';';';';';';';'';';';';';';';';';';';';';';';';' _,. -=≦￣￣￣
/: :弋ソヾ ヾ';';';';'ヾ＼;';';'／＿_／';';';';';';';';';';';';';';';';'';';';';';';';';';';'; ; ; ; ／
/: : : : : : :jﾊ!: :|';';';'》彳彡' /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_,.イ￣´ キングクリムゾン！
/: : : : : : : : : : : !';';'/ ヾ彡'; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_,. 彳
{,.-==ミ､: : : : : :j';/ 》 `ー; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_,. -z=≦＿＿＿ この能力の中では、
《≧=-､ソ＝＝彡' / ／ ＞＜ ／ ＼ この世の時間は消し飛び……
`＜ _,. -z=≦三三三三三三 ／ ＼ , , ／＼
／ （●） （●） ＼ そして全ての人間は、
| （__人__） | この時間の中で動いた
＼ |r┬-| ,／､ 足跡を覚えていないッ！
, -‐ (_).ヽ`ー'´ ｨヽ
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) i
￣`ヽ | l
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|「キンクリしてもいいけど、消し飛んだ時間で口にした内容も飛ぶよ？」
|「あー畜生。意外なことに似合ってやがるお！」
|
| 捨て鉢になったやる夫の言葉に、蒼星石は一瞬キョトンとし、ニヤニヤ笑った。
|
|「もー！ 素直じゃないんだからっ」
|「つーかお前、脚の組み方に気をつけるお。パンツ見えても知らねーお」
|
| 冷静になれ！
| やる夫は自分と分身に言いつけた。熱くなっては負けだ。
|
|「やらしー」
|「やる夫が悪うございますお」
|
| コーヒーをセット。荒目に豆を挽くいい香りが部屋に漂う。
| その香りが、気分を落ち着かせてくれる。
|
|「そういえば、なんかお香をもらったんだけど蒼星石はそーいうの好きかお？」
|「仕事を思い出すから、今はやる夫の淹れてくれるコーヒーの香りを楽しみたいな」
|
| やる夫と同じくリラックスした様子で、蒼星石が微笑んだ。
| 些細なシンパシーに心が浮き立つ。
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- 456 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜机さんありがとう！ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/21(月) 10:03:05 ID:ZAufwmpI
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l/.:.::;'.:.:/./.:::ノ::/ |:::::|::ﾄ､ヽ.:.::::::|:::|::|::| .:.::::.:::::::::::|
|:l:::::l::::|:::ﾚ':ﾅナヽ|:::::l::l＼ヽ.:‐:十:|十!、.::::::::::::::/
lハ::l::::|:::ﾚ'´ ‐- |:::/l/ ＼::::::|:::|::|::| .:.::::.:::|:./
',l::::|:::| ＿ |/ ｀` ｀`7!.:.:::::.:::|/ あ、ケーキは四つあるから。
ﾄ､ﾄ::ﾄ､´￣`ヽ ‐＝=ﾐ､ ./:!:.:.::::::::| 後でアリカとも食べてよ。
ヽ:|:::|::! /./.:.:::::::::;′
`l:::|::ﾄ､ _｀_ /::/.:::::::/l/
|:::!.l.:::>､ ｀ ,..イ::/::::::::/
|.::::::/:::/ﾆ＞.--‐ ＜ﾆ7⌒:::::/ _ ＿
,r‐r‐- ､|::::/´l/ L_ / |::/￣`ヽ ｀」
ﾉ:いぃ￣|:/ヽ `ｰrrrt7′ l/ V￣｀`
ﾚ'⌒.:いﾊ｀ヽi ノﾉ只〕ﾄ､ i ‐1⌒
/.:.:.:.:.:.:Ｈ.::〉ヽl 〈:::(ﾉ八ヽ)::〉 l ‐|.:.:.:
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| さっすが蒼星石さん。話が分かるー。
|
| 冷蔵庫のケーキを出し、小奇麗な皿に移し替え、フォークを添える。
| ブルーベリーの乗ったレアチーズケーキが蒼星石の分だろう。
|
| アリカの趣味は分からないが、苺のショートとチョコレートケーキがあれば問題いあるまい。
| コーヒーが入るまでにはもう少し時間があったが、やる夫はケーキを手に蒼星石の対面に座った。
|
|「ありがとね」
|
| チーズケーキの皿を寄せ、蒼星石はストローを鳴らしてアイスコーヒーを飲みほした。
| やる夫は視線を泳がせた。すっげえ落ち着かない。
|
|「……久しぶりだね」
|
| 昨日会ったばかりだが、こうやって過ごすのは久しぶりだ。
| 蒼星石の傍は、落ち着く。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 457 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 10:19:18 ID:4Q1ZlMXE
- もげる もげれば もげるとき
- 458 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 10:40:16 ID:KH95lh1U
- いかん！ニヤニヤが止まらぬw
- 459 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 11:01:41 ID:WkOL.s2I
- 別に蒼の子が泣いても止めずに組み敷いてもよかったのよ……？
- 460 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 12:00:22 ID:PveV5HC6
- >スカートがまくれ上がり、白い太ももがあらわになる。
>目を潤ませて尋ねる蒼星石
蒼は相変わらずエロくて困る
- 461 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 12:34:45 ID:1IDaw8Bc
- 萎える所か、ビンビンになりそうです・・っ！
- 462 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 16:17:12 ID:NzHU07x2
- ＞悲痛な声に顔を上げると、涙を浮かべる蒼星石の顔があった。
＞目が合うと同時に、やる夫のいけない気持ちが急激に膨らむ。
つまり、こういうことか>>461
- 463 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 16:29:32 ID:7VzYdkgg
- >>462
ついでに靴下を下着に置き換えてくれてもいいんじゃよ
- 464 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/21(月) 18:29:11 ID:WkOL.s2I
- >>462
膨らんだのはいけない気持ちだけじゃないでしょ
- 465 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/25新月・明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/22(火) 10:01:27 ID:7ytkCOzg
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. , : : {:{.: .:/|:/ .ﾘ|:| Ｖ ｀ヽ::;ｲ: : :i: : : : i ',
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,::{{ｌ.:.:.:| ' ' ' ゞミx. _ ／.: :／: :ｲ::/ i
ﾍﾊ: : :! "´フイ }: :/ |:/｀｀ ｀｀｀ }
{:ﾊﾍ:＼ 丶... ' ' ' ｲ: :/ノ／ ﾘ , '
ﾘ ゞ!.: :}＼ ￣ イ:.://:／ ､ ノ ノ /
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| ケーキを食べ、コーヒーを飲み、本を読み、感想を言い、ぐだぐだする。
| 蒼星石が買って来た漫画の新刊を二人で肩を寄せ合ったり、ツッコミを入れながら読む。
|
| 二人の時間。
| 当たり前の、大切な。二人だけの時間だった。
|
| 最初こそドキがムネムネして堪らなかったスカートも、いつの間にか馴れた。
| ふと白い脚が視界に入ると困惑したが、蒼星石は蒼星石だった。
|
|「……ねえ、やる夫」
|
| 肩が触れ合う距離。ちょいとよれば、唇を寄せられる距離で。
| 蒼星石の囁きがやる夫の頬をくすぐった。
|
|「やる夫は、僕を怖いと思わないの？」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 466 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/25新月・明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/22(火) 10:01:42 ID:7ytkCOzg
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＿＿＿_
／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ
／ （ー） （ー）＼
／ ⌒（__人__）⌒ ＼ 「やる夫は、僕を怖いと思わないの？」
. | |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
／´ ヽ
| ｌ ＼
ヽ -一''''''"〜〜｀`'ー--､ -一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
ﾐ ﾐ ﾐ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ﾐ ﾐ ﾐ 蒼星石が怖いとかｗｗｗｗ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒（__人__）⌒:::＼ /⌒)⌒)⌒) ギャグで言ってんのかおｗｗｗｗ？
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) | | | ／ ゝ :::::::::::/
| ノ | | | ＼ / ） /
ヽ / `ー'´ ヽ / ／
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜｀`'ー--､ -一'''''''ー-､ ン
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)) バ
ン
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 揶揄するように、質問を質問で返すやる夫。
| だが期待した返答はなく、蒼星石は真剣な瞳でやる夫を見つめていた。
|
|「……なんで怖いと思うんだお？」
|
| だからやる夫は、疑問をそのまま投げかけた。
| 蒼星石の何を恐れろって言うんだ？ 翠星石と違って暴力的でもない。
|
| やる夫は彼女に脅える理由がない。
|
|「屍鬼たちと出会って、ニャルラトホテプと対面して、トウテツとぶつかって、屈木を殺して……。
| その間、やる夫はずっと脅えてただろう？」
|
| 痛いところを突かれた。
| やる夫は臆病ものだ。怪物に出会うなんて正直ごめんだった。
|
| 半月前のお台場の戦いは恐怖の連続で、思い出すだけで怖気の走るものばかりだった。
|
|「えーえー、やる夫は臆病ものですおー」
|「臆病なのはどうでもいい」
|「ぐぇあ」
|
| 蒼星石の何気ない言葉が、流れ矢のようにやる夫の眉間を貫通し、後頭部から頭を出した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 467 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/25新月・明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/22(火) 10:02:01 ID:7ytkCOzg
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r─────-､､
| .:.:.::::.`ヽ,
|_＿＿＿.:.::.:.:.::::::::::::::/
＿ﾉ__＿＿＿ ￣｀`丶､/
r'´ _ ＿_ _ ￣｀`丶〈_
ヽ,． .:.:.:.::::::::::::::::､::::ー- ､ ＼
/.:,.::::::ﾊ:::::ヽ::.ヽ::.＼.::ヽ:::.＼／
/::/.::::::|:::ﾄ､:::::仁ﾆーミ:::|:::::::::|
|.::|.:.::|_ﾉノ´`ヽ｀ ◯ `1::|::::::l::| あ、悪い意味じゃなくて！
|.::|:::::K´ ◯ |//::/:/
ヽﾄ､::::ﾍ /::/:/
｀`1:ヘ r─っ , ｲ::/,ｲ
|/|.:::＞r‐r＜ |/ｲ´
|.::/^l/l:/＿／⌒ヽ
|/ , ィ´y'´ ,r=ヘ
// /介1 ,fj.:.:.:.:::.＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|「どういう意味なら臆病がいい意味になるんだお？」
|
| やる夫の冷静な突っ込みに、蒼星石は困ったように頬をかいた。
|
|「臆病は、警戒心が強いってことだからね。生き残るのに必要な才能だよ。
| 例えばやらない夫や翠星石は直情径行の蛮勇だろう？」
|「……そういう考えもあるのかお」
|「あるんだよ」
|
| 一応納得が行った。
| 臆病も悪くない。そう考えると、ちょっとだけ気分はよくなった。
|
| やる夫は己の弱さを恥じている。
| いつもやらない夫の後ろに隠れている自分が恨めしい。
|
| やらない夫のような勇気が欲しい。そう思ったことは一度や二度ではない。
|
|「……というか、どう考えてもやる夫が蒼星石を怖がる理由が思いつかねーお？」
|
| 蒼星石がため息をついた。察しの悪いやる夫に頭が痛いのだろう。
| え？ でも何？ やる夫が悪いの？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 468 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/25新月・明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/22(火) 10:02:18 ID:7ytkCOzg
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く ,．-────-､､､/
＼ ,．.:´.::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
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／.:.:::;:::::::/.:ﾄﾄ､:::::::::､::ヽ::ヽ:::i::::|:|:::|
/.:::::;::l:l.::::/:ハ::! ＼::‐ﾄ‐ﾄ-::|Vi::::|:|:::| 僕は異形の力を持つ『バケモノ』だよ？
,':/ :::l::l:l:.:/;/-‐';| ｀,.ｨr==ァﾘ':::;::;:::l 悪魔と何が違う？
|,' |::|::|:|/:/rﾃﾃﾐ _7込ｼ /.:://:::l
| |::|::|:|::::,弋zソ . ﾞﾞ´ 7'´￣￣`ヽ
ヽﾄﾄ|.:::ﾊ '_ _ /:', ﾉ
｀`|.:;'l::::ヽ､ ..ｲ::::ﾉ ,...--..､ヽ __ノ⌒ヽ
l/ |.:.:::/l:::＞ｰ ＜__/´ ／.:::::::::::.:.＼ ﾉ
|.::/.::レ'´￣`7l/ /.::::.:.::::::::::::i::::.:.＼ 〈_
|/ （__ ,..ｨ介ﾄ､!.::::.:.:.:.::::::::::l:::::::.:.:.＼ ｀ヽ
l::.:) 7/l l」 !.::: .:.:.:.::::::::::l::::::i:::::::.:.ヽ ノ
（ |:l l:|_/.:: .:.:.:.:.::::::::l::::::l:::::::::.:. V
ﾄ.､ |:| |:ﾘ.::: .:.:.:.:.:.:.::::::l::::::l::::::::.:.:.:.＼
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| 目を伏せ、意を決した様子で蒼星石がそう言った。
| やる夫はその言葉をゆっくり咀嚼し、首をひねった。
|
| え？ なに？ どういうこと？
|
|「仮面ライダーは何も知らない人が見たらかい人と見分けがつかないって話かお？」
|「……そうだよ」
|
| そういえば、やる夫は蒼星石もアリカも、最初から怖くなかった。
| 思い出して苦笑した。
|
|「やる夫は、ニャンコ先生が怖かったお」
|「……」
|
| そうとも、あの空飛ぶデブネコはとても恐ろしかった。
| やらない夫を籠絡し、電撃を飛ばすあの猫は、警戒対象であった。
|
|「いまでも、何考えてるか分かんないところがあるし、ちょっと怖いお。
| ……でも」
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- 469 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜11/25新月・明日休み ◆XDD/DkyjV6：2011/11/22(火) 10:02:41 ID:7ytkCOzg
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＿＿＿
／ ヽ､_ ＼
／（● ） （● ） ＼
／:::⌒（__人__）⌒::::: ＼ お前のことなら大体分かるお。
| ｌ^l^lｎー'´ |
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ボンっ。
| 蒼星石の血液がティファールも真っ青な瞬間沸騰をした。
|
|「だから、蒼星石がちょっと特殊な力を持ってても、
| それが危険だとか怖いとかは、今まで考えもしなかったお」
|
| しかし、言ってて恥ずかしくなっていたやる夫は、
| 蒼星石が湯気が出るほど赤くなっているのを見ていなかった。
|
|「……ありがと」
|
| 蚊の鳴くような声で、小さく礼を言う蒼星石。
| やる夫は気恥ずかしさが限界を超えたので、話題を変えるべく家中に視線を巡らした。
|
|「そ、そーだ！ せっかくだからさっき言ってたお香でもつけるお！
| 蒼星石もそんなどーでもいいこと忘れてリラックスするお！」
|「そ、そうだね！」
|
| 件の蒼星石は、小さく安堵の息を吐いた。
| やる夫の家に来なかった一番の理由は、本当はこれだった。
|
| やる夫に脅えの目を向けられたら。
| そんな想像で夜も眠れなかった。
|
| 蒼星石は己の臆病さを笑い飛ばしたかった。
| だが……万が一のことを考えると。
|
| 心が、竦んでしまったのだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 470 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 10:24:03 ID:wVvFByuo
- ラブラブだー！
- 471 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 10:28:26 ID:tJ0XhNvg
- 最悪、蒼が独占型ヤンデレになりかねんな
- 472 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 10:41:49 ID:34tFYmKY
- もげるならば もげろ！
- 473 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 10:46:55 ID:akcCom9k
- ちくしょーラブラブじゃねーか！とっととくっついてやることやっちゃえよ！
- 474 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 11:06:40 ID:rSc3YVxw
- 翠とはなんだったのか
- 475 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 11:07:58 ID:1eUCNMLY
- これが（やる夫が翠への思いを持ち続けるではなくやる蒼）が僕らの（読者の）望んだ戦争（絆上昇）だ！
- 476 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/22(火) 19:50:12 ID:erlZeh.I
- 翠なんて不要な存在なのですぞ！
- 477 ： ◆liFi/Qrcjw：2011/11/22(火) 20:03:54 ID:a9qxwujY
- みゆきさーん・・・もう手遅れです。
- 478 ： |ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/23(水) 10:06:34 ID:q2O1wtmw
- ☆ ゲートパワー（略称GP）とは、世界がどれだけ霊的方面に染まっているか、
☆ どれくらいのレベルの悪魔が存在するかの指標でもあります。
且 GPには日常と異界がある。
☆ 異界GPはPCの強さとほぼ同義ですね。
☆ 日常GPは現実にどれだけ魔が侵食しているかです。
且 霊感商法やあやしいアイテム（本物）の流通の指標でもある。
∩ 世紀末度数も表すだろ。銃器の販売的に考えて。
- 479 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜だれもいない ◆XDD/DkyjV6：2011/11/23(水) 10:07:09 ID:q2O1wtmw
-
☆ というわけで、一話終了時の良く分かるゲートパワー。
☆ 開始時：0
☆ 『十二の封印像』盗まれる：+1
☆ マーラ様、解放：+3
且 ちょｗｗｗｗおまｗｗｗ
ω 現在4かお。それってすごいのかお？
∩ ゾンビのレベルが3だぞｗｗｗ
☆ マーラ様封印：-1
且 待てｗｗｗｗなんで-1なのさｗｗｗ
☆ あまりにも強力でご立派だったので、周囲への影響が大きかったのです。
☆ 屈木、埠頭公園を異界化：+1
☆ 埠頭公園異界の放置：+1
且 陰謀だｗｗｗｗ
蟻 「陰謀論者はどこにでもいる」ってばっちゃが言ってた！
∩ いや、今回の陰謀はそこのＧＭが練ってるだろ。
- 480 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜ネタを張るなら今のうち… ◆XDD/DkyjV6：2011/11/23(水) 10:07:53 ID:q2O1wtmw
-
☆ ニャルラトホテプによる大停電：+1
ω そういえばそんなこともあったお。
ω ……これで6かお？
且 一晩で世界が変わったよ。
☆ トウテツ解放：+1
蟻 7だね。
且 東京ｵﾜﾀ。
∩ 待て！ トウテツは倒しただろ！
☆ はい。
☆ トウテツ退治：-1
☆ だが、屈木ダゴン化：+1
ω えー。そりゃないお！
☆ 屈木ダゴン封印：-1
☆ 埠頭公園正常化：-1
☆ 『血族』結界強化：-1
☆ 現在、日常GPは4です。
ω ゾンビが歩くレベルかお……。
☆ いやあ、世紀末ですねー（笑）。
- 481 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/23(水) 10:16:20 ID:UrrUgSgo
- 日常ＧＰが４……
思ったよりも平和だったｗ
ずっと５くらい普通にあるかなーと思ってたｗ
- 482 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/23(水) 10:26:59 ID:5rdJxI6E
- スタート時GP0て制服とかプロテクターも買えないレベルでは…
- 483 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/23(水) 10:44:34 ID:nH5u7teo
- ダゴーン ダゴーン そんなもんダゴン
よく見りゃ地球は不思議の塊ー
- 484 ： ◆RengelsnNs：2011/11/23(水) 10:47:15 ID:YTN8uaRs
- 買い物は専門店なら異界ＧＰで買えるから大丈夫
表向き持ち歩くには隠匿判定が必要ですが
- 485 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/23(水) 12:04:05 ID:r6409/Oo
- 悪魔を日常で簡単に呼び出せるって事か？
これが知れたらやばい連中が一気になだれ込んできそうだ
そしてトラブル→GPageのループｗ
- 486 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/23(水) 13:31:40 ID:zgT/3N/A
- コートがあれば、ある程度の武器は隠せる不思議システム
- 487 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 09:59:19 ID:YfgXcpnk
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| 古びたすりガラスの戸を開けて、身なりの良い男は滑る様に入店した。
|
| 男の年齢は初老の域に差し掛かっており、髪こそ黒々とつややかであったが、
| 顔に刻まれたしわは長い年月を感じさせた。
|
| 多くの決断と覚悟を、責任を背負い、年を重ねてきた男の顔。
| 経験とそれに裏付けされた数多の知識が、男からはにじみ出ていた。
|
| だが、男から得られる最大の印象は、その目を覆う眼帯にあった。
|
| 男は、隻眼であった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 488 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 09:59:32 ID:YfgXcpnk
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,....-:::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::-..､
,ｨ:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::ヾ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
|:::::::_＼::__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:--､::::::}
|::::::| ＼〃ーヽ､ :::_:::::_.:::-ヽヽ´ |::::::|
|::::::| l { ト､ 〃 ＾＾ }! } |! l l::::::|
|::::::| } 丶､ { | / j l l::::::|
／ヽ::::ﾉ ' ＼ / / ｀＼::| _
!∧ V ー―-､ ＼ , ィー― ヽﾚ', ヽ
| ヽ | ミ､丶ｬー､ｭ､__ _> <＞イ三三三ﾆヽ | / }!
! _} 〉 彡ヘ ｀ __ノ' < ⌒ ｀ {三三三三三} ( |
ヾ､ ( ´ | | ヾ=三三三ﾆｿ 〉ﾉ/
丶 } ､ } | | l ￣￣ヾx､ {//
＼ ヽ | | | | / ヾl ／
| } / ﾉ ヽ ､ { |´
| ,--｀=ヽ __∠='--､ !
ノ| /／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼ |
／＜lヽ ヾ/ ´⌒ ー――一 ' ⌒｀ヽ〉ﾉ ,ｲ｀ヽ.
| ヽゝ､＼ ｀ -―――-､ Y ／/ソ |
ﾉ ＞ヽ､_ ー ＿_／＜ |
/ ＞‐ 、 r=＜ |
＿∧ /＼ /￣| / ∧ }￣￣||⌒! | ノヽ__
∠⌒＼ ∨ ＼/ / | / / | |￣￣|l | | ／} / ＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 男の動作は一つ一つに無駄が無く、重い威厳を漂わせている。
|
|「……なかなか悪くない場所だな」
|
| 深みのある声は力強く、何気ない一言でも耳を傾けさせる魅力を持っていた。
| 男は店内を見回した。
|
| 本来主人が座るべきレジカウンターに人影は無く、
| 近くのテーブルに一組の男女が向かい合って座っている。
|
|「悪くはない」
|
| 男は口元を綻ばせた。眼帯のせいで厳めしい印象は変わらないが、人なつっこい柔和さが浮かんだ。
|
|「悪くはないが」
|
| それが豹変した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 489 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 10:00:07 ID:YfgXcpnk
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/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::／~¨ヽ≧{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
/.::::::::| Vﾑ >､::::::::::::::::::::::::::::＿:::::::::::::::.
|::::::::::{ __／Vﾑ ヾ::::ム=＜ V:::::::::|
|:::::::;ｲ / ハム ¨´ ヽ. }::::::::::!
/´V:/ ヾ / / Vﾑ_ ニ キ ミ /.:::::::::′
/ /:! へ. / Vﾑ | {:::::::::/
{ {::′ｼ ゞ¨弋ぅx＿,､ Vﾑ ＿_＿|__ ﾊ:::::/_
ヽ. |{ 二彡' V////////≧x' }:/ ハ
'､!′､ ¨ V//////////}ﾆ{;′ j
| ヾ ヾ///////// !ノ /
」! }〃´ .′}｀ ＜///Xﾑ / ／ 良いはずはない！
/∧ / / ′´ ､¨´ィヾ′´
.′:∧ >､ __/ _.} Y /¨
|::::::{ ∧ r' x≪//介=介∧ ､ | /ヽ
/.:::::::ヽ∧ { ￣¨ﾆ=‐-=ﾐ ､ ′ｲ::::::}
＿/:::::::::::::::｀∧ .::::::'⌒ヽ::.. ｀ /／.::::::::::!
.．.:--‐=::ﾆ:::::::::::{ {::::::::::::::::::::::ヽ ／.::::::::::::::::|
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| 怒髪天を衝く。
|
| まき散らされた怒りは殺意に満ち満ちており、
| 気の弱いものなら気に当てられて気を失ってしまいそうなほどであった。
|
|「怒りを鎮めなさい」
|
| けれども、テーブルの男女は一切臆することはなく、
| むしろ女は、隻眼の老人を諫めさえして見せた。
|
|「ワタシがあなたの立場なら、雷霆を持って泥棒猫を焼き殺したでしょう。
| しかし、このような事態に陥った咎は、他でもない貴方にありますよ」
|
| 女は、女もまた隻眼だった。
| 薔薇を模した眼帯で片目を覆っていた。
|
| 柔らかそうな長い髪は色素が無く、蜘蛛の糸のように細く、水面にたゆたうかの様に広がっている。
| 年齢不詳の、人形の美貌。
|
| それは女に見えるが、もしやしたら生物的な性差など有していないやもしれなかった。
| 彼女は手にした鏡を弄び、てらいなく笑った。
|
| 聖堂に飾られる宗教画のごとき、完全無欠のアルカイックスマイルは、
| どんな表情よりも皮肉に見えた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 490 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 10:00:32 ID:YfgXcpnk
-
_ ／イ ｀Y≦ixッ
r'/ ﾐｲ- i ＼ ﾊ
ﾉ/ '￣｛ij｝-､ i i il i ﾍﾊ
r─''´./ / i （｛ i il il .il i .il ﾄミ､ 大事な幼子ならば
/ ﾉ イ | Ⅶ .il .il il .il ﾄ 升-､i il ﾍ 『目』の届く範囲に置いておけば良かったのです。
｛ ／ / i | ﾐV il .il ilﾊﾘi il ≦=-ｲﾘ .ﾊ
ﾉ ｛ / .人 il トゞ.ilﾊﾘハ/ ｨ芯ﾘK ヽミﾊ ワタシやそこの夢魔とは違い、
｀ー'´ .ﾄ ｛ ヽ i ilミ､ Yil「薔ｧﾄ､ ゞ=ｲ V､_ Ⅶ 貴方は全知ではないのですか？
イ イ 小 i ｝il .il ヾ ゞ）ﾐ-､ｿ ´ iミ､_ V
-= ノ V ノ / i ） ＼ ,ィ ｲ三ﾐ 廴
＿ _ｲ ／ ノ 小 人 ） ｀ /ﾊ Y ヽ
ﾉ / ／ / il ./il ilゞ /ﾊ,ﾊ､_ﾊ､＿/ｲil i il ﾉ ｲ
／ / 人 .ノ / / r=､ﾊハｿ､ミ ﾌ il.il l il i .ト ､
￣´ ノ ｛ / ／ ｛ i （入_ﾊ_ﾊ_ｒﾒﾌ// ） 人 ）ミヽ
イ ｝｝ / ノ Y | | ＞＜||ｿ_,､_ ） ） ） ｝
／/ ./ イ' ﾄ､ハﾊ_ﾊ_ﾊ_/￣ / ノ Y ﾉ i
／ イ / ／｛ :::. / ﾉ ） K> ノ ト/ ／
ミ､_ = - = イ .ト :::... ..:: / （ ｝＼ / ィ
/￣ ／ .小 入 il:::::... ...::｝.. /::. ＼ ｝
ィ''´ 川 ｝ il:::::... ..:::（ Y:::. ｀ーY｛ il
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 鏡と茨。女を象った一つ目の死神は童女のように小首を傾げた。
|
|「それとも、見殺しにすれば良かったとおっしゃるか？ 慈悲をかけずに」
|「……そうではない」
|
| 隻眼の男は溜め息と共に返した。
| と、それまで黙っていた最後の一人が、堪え切れぬかのようにくつくつと笑った。
|
|「ただ一度の過ちならばその言い訳も効こうもの。
| だが天使よ。一度ならず二度までも、貴様はあのガキに身体を許した。
|
| 言い訳があるなら言ってみるがいい。正当性の有無はともかくな」
|
| そいつは、仮面であった。
| フルフェイスのヘルメットのようなものを被った、異様の怪人。
|
| その口調は毒と悪意を隠そうともしないものであった。
| そして、女の不貞を指摘するものであった。
|
| 女は不快そうに凛々しい眉をひそめた。
| だが、図星ではあった。たった一度の逢瀬ではなく、二度目はわざわざ女から出向いた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 491 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 10:00:59 ID:YfgXcpnk
-
／ ｀ｰｧ!| `ー ﾄﾍ-ﾍ´ |
.／ ( r＝' l l | ｌｰトゝl l
/っ７ ／ / /| | | | rf'' | |
//'/´ ／ /! /=| / ﾊ l | `l. l | 貴様の悪意に触れた際、
/// /l / // /l ｌ /! / | ｌ | | | | l あの子はワタシへの義理を優先した。
/// l //‐l─/‐|l-/,ﾉl / / |_ｉ-/─!- / /| ! | l |
_／// | ! / ,| ﾊ. /ﾆ´|! |'´ヽl/ |l,. -='ﾃ ／ｌ/ |ｌ l | ,| 口汚い言葉でワタシを貶めたい様だが、
／ |/ヽl /' /lミﾆ ' ,ｿ / ' 'ﾄf_',ｿ´ /! | i | ﾊ | それは一考だにされなかった
´ ,ﾍ |l￣､´ノ ￣ /' | | | | | i ! 貴様の惨めさを際立たせるだけだ。
/ ｀ヽl｀（´ ! /´ l ! |l !__,| |
/' ＼ ＿ ー' _, ｲ_ | ! | l |-─‐'
／ /＜´ lヽ__ _／l￣｀ﾌ |l | | l`ヽ､
, -‐く、 _,,.､/ ＼ ￣｀Y ￣ ／ l| | l | ｀ ‐-､＼
/´＿ ｀ ´ ＼_,／´ (´ `ー-､_, -‐-､,i -‐-、 ヽ＼
__ヽ´ﾉ ｀ヽ ） __ _） /／
￣ヽ＿__,. --､ ,ｲolﾍ＿_/´＼＿r‐io､＿/｀ヽ＿,く‐' ´￣￣｀ヽ
´￣ ｀ く、 ｀ ´/ /,. -‐'_,. --､ヽ､. | l ＼ /|
/ヽ __ ,ｨ- /o/_ ＜_ ｀＞｀ｌo| r'ー‐‐'´ /､ ＼
､ （､ | ﾉ ｀| ヽ/＿｀ヽ､ `ー '_, -‐'_l !_／k‐ﾍ /_,） / ＼, ＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 冷たく言い放つ女。
| すげなく袖にされた経験を持つ仮面は、僅かに身を震わせた。
|
| 漂う怒り。目前の女を叩き潰そうという確固とした意思の放射。
| 睨み合う三者。
|
| ……最初に折れたのは、隻眼の男だった。
|
|「……もう良かろう。互いに言いたい事は山とあるが」
|
| 男の嘆息に、仮面が顔を上げた。
|
|「問題は、『奴ら』のことだな？」
|
| 頷く男。目を細める女。
| 三者が三者ともに、最大の相手を思い浮かべた。
|
|「奴らが何故あの子に介入するのかはわかりません」
|「だが、どんな思惑があろうと、奴らに関われば『未来』は無い」
|「ならば、成すべき事は自ずと決まろう」
|「あの子を護る」
|「敵を滅ぼす」
|「そして、来るべきラグナロクに備えるのだ」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 492 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日新月 ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 10:01:19 ID:YfgXcpnk
-
一幕 目覚めるとき -SLEEPY HEAD-
終幕
次幕 ワルプルギスの夜
明日は新月の冒涜的な介入です。
エンディングによる絆の変更と観客ポイントを昼ごろ張っておきます。
そして、今日で一幕がようやく終わりました。
皆様のおかげで約一年半、亀の歩みながらも続けることができました。
私のような若輩者の文章を読んで下さっている読者の皆様に、感謝の言葉も有りません。
しかし、申し訳ありませんが二幕開始までしばらく充電期間を頂きます。
一応できるだけ早く戻りたいと思います。
二幕開始は、遅くとも11/28の予定です。
- 493 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/24(木) 10:10:46 ID:3xjxNdeg
- クイック充電過ぎるwww
- 494 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/24(木) 10:36:04 ID:XQdp5MJg
- ラミエル、オーディン、バロールか
- 495 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/24(木) 10:48:47 ID:Vb0jd/q6
- 目にまつわる天使ならザフキエルというのは・・・とおもったが
なんだかしっぽをぱたぱたさせる音が聞こえてきたからやめとくわ
- 496 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/24(木) 11:06:21 ID:eW1X4hQU
- サリエルも邪眼の天使だっけ
しかしこうもバックアップが魔眼揃いだとやる夫が邪気眼に目覚める日も遠くないな
- 497 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/24(木) 11:37:15 ID:Vb0jd/q6
- サリエルすてき
ttp://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AB+%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&hl=ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=wa3NTq2lDuuHmQXx7PXlDQ&ved=0CCwQsAQ&biw=1366&bih=595
- 498 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/24(木) 12:04:42 ID:AnlmGILQ
- そろそろ本番か
人間側にも軍隊とかメシアンの戦闘部隊とか爆弾が集まってきていいね
- 499 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 12:19:16 ID:YfgXcpnk
- >>493
早けりゃ明日です。
>>497
ワグナスみたいで可愛い！
11/28は新月の冒涜的な介入なので、絆を張っておきます。
新月のルール
ttp://www35.atwiki.jp/siwoyumeni/pages/38.html
１ 期間は新月の日中。一人につき一度まで。
２ 絆が上がってほしいキャラと、上げたい絆点数を書き込む。
なお、一度に投入できる観客ポイントは20までです。
３ 書き込み時間の『秒』がゾロ目の場合、指定した絆が上昇する。
４ 上昇した絆点数分、観客ポイントを失う。
５ 書き方は 「ＰＣ名」「絆対象名」ポイントだとありがたいです。
やる夫 → 蒼星石
と書かれた場合、どちらかが分かりにくいので、必ず「誰の絆表か」を前にお願いします。
注意！
絆は50を超えると上がりにくくなるので、投入量には注意してください。
- 500 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 12:19:47 ID:YfgXcpnk
-
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51
┃妄想 52 → 53
┃鏡と茨の死神... 56 → 59
┃荒野の黒龍 40 → 48
┃千の化身 5
┃隻眼の老人 0 → 17
┃
┃高良みゆき 94 STOP! → 100 COMPLETE!
┃高良みゆき☆ 0
┃>>蒼星石☆ 0 → 9
┃>>夢宮アリカ. 76
┃>>やらない夫 74
┃長門有希 71
┃華琳 67 → 73 LVUP!
┃水銀燈 64
┃クツキ 62
┃伊藤誠 43
┃阿部高和 33
┃真紅 25
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃
┃翠星石 75
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃翠星石 75
┃>>やる夫.. 73
┃ニャンコ先生 63 → 66
┃Ｌ 40
┃ディオ.. 39 → 43 LVUP!
┃>>蒼星石 23
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0
┃諫山冥 0 → 9
┃屈木 0 → 9
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫 74
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 59
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 31
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃
┃拳 69
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫☆ 23 → 27
┃翠星石. 65
┃志摩子さん. 43
┃デュランダル. 30 → 20 REVERSE!
┃>>アリカ. 36
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃ニャル. 12
┃屈木 14
┃麻呂重 6
┃ナタル. 11
┃吉良 6
┗━━━━━━━━━━━━━
- 501 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 12:20:02 ID:YfgXcpnk
-
現在観客ポイント一覧（五十音順・敬称略）
4/5◆.AbaIO0B0A
16/59◆10ApkKSZho
27/47◆200X.ofSxM
4◆3.fkfeQ/sk
3◆3PUGsfYI1s
2◆3q8fuEGUGg
22◆4sMIfi54fI
4◆52sg9FxRUQ
23/25◆5LFioFMpBg
23/69◆5q.v2gptpA
1/62◆5rXXXxXIT.
7◆6h1chSkFOk
3◆947FEvWH3Y
7◆/7r/M3Cw5M
2◆/s.yGd3KhU
3◆a/xD6v3KLY
34/63◆al9/.v0aCM
2◆AKUMA2pDNk
2/37◆AWQD6Lb1uk
◆aXe1ogPkW6
3◆b9duBPHcok
4/63◆bbq3AN25Iw
17/78◆BOfUUEthUU
◆Bwrrj1pnTg
28◆CBWsOpHrbw
6/21◆CByxRbsj1.
6◆CLRYpIa9Kc
14◆cn/qYe9whE
27/43◆D07MIjCMEE
4/29◆Dm1s29RE7Q
4/42◆e52bu8jgoU
10/15◆eR5z2C.vi2
12/15◆EuIEJpojhY
3/74◆gG1ytzX69g
2◆HCeZ2oI.bM
◆ih5a/uuYUk
22/48◆JACKolF2vA
3/11◆jKrMVrQQlw
10/17◆jryiMNo.QI
2/9◆kcoFWEwInQ
30◆l5B5sGnbkQ
3◆liFi/Qrcjw
20/29◆lGbW60L72o
42/76◆MAROd..Uts
11/20◆mdNzeAtrtQ
4◆mmsSEDCh.s
25◆MOBqqkAfh6
5/29◆n5Z3VuZapw
0/18◆nbjuSvHfdk
2/4◆NQZjSYFixA
18/22◆NVBv1.Pj5o
11/13◆nzPELBqxOw
20◆PVM.vDrgIA
44◆pZ1SG0LlqY
4/9◆qfLg9Spico
0/3◆qInxGFJnPg
1/26◆QpZ3gvBxm2
4/33◆R3/KETQDWk
21/66◆RengelsnNs
7/22◆Rig.Bady8Y
12/38◆s7CVF0Eu8I
8/19◆sNVBsaeVxY
5/11◆SoulZkyIaA
10/11◆Su5Zk7G1ZY
1/6◆TGjKoJdVQ2
2◆thx1q1gBGw
4/18◆TIENe3Twtg
9/12◆TRPG8ux7Kw
20/52◆tS3RueByJs
41/62◆u9Ls68fGDM
◆Ugh/0aOKOU
10/11◆UlyxgJyrJ2
7/18◆uxffmXpvq6
3◆uwX.8TrWtI
23/29◆VPpncOkoNc
5◆vxML1Lislo
45/64◆wS/0Zx62a.
1/54◆wZFOryiZkw
2/24◆X4AODaKY.U
5◆x4NlUopa5g
3/59◆xT5TyczDqI
4◆yaoWbZhG96
29/53◆YeqXWjTM4k
9/16◆ypv6fDfA1A
14/37◆z7fKsWA8UA
7◆z9EQPA7Msc
22/69◆Z0APLXykMM
3◆zBvvMGYmRg
12/40◆ZUNKxf4Mog
◆ZYIggdNQgg
- 502 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/24(木) 12:20:22 ID:YfgXcpnk
- 現在観客ポイント一覧（ポイントごと五十音順・敬称略）
・50ポイント以上の？？？（該当者なし）
・30ポイント以上の狂神（6名）
45/64◆wS/0Zx62a.
44◆pZ1SG0LlqY
42/76◆MAROd..Uts
41/62◆u9Ls68fGDM
34/63◆al9/.v0aCM
30◆l5B5sGnbkQ
・20ポイント以上の超人（15名）
29/53◆YeqXWjTM4k
28◆CBWsOpHrbw
27/47◆200X.ofSxM
27/43◆D07MIjCMEE
25◆MOBqqkAfh6
23/69◆5q.v2gptpA
23/29◆VPpncOkoNc
23/25◆5LFioFMpBg
22◆4sMIfi54fI
22/69◆Z0APLXykMM
22/48◆JACKolF2vA
21/66◆RengelsnNs
20◆PVM.vDrgIA
20/29◆lGbW60L72o
20/52◆tS3RueByJs
・15ポイント以上の達人（3名）
18/22◆NVBv1.Pj5o
17/78◆BOfUUEthUU
16/59◆10ApkKSZho
・12ポイント以上の名人（5名）
14◆cn/qYe9whE
14/37◆z7fKsWA8UA
12/40◆ZUNKxf4Mog
12/38◆s7CVF0Eu8I
12/15◆EuIEJpojhY
・10ポイント以上の異能者（6名）
11/13◆nzPELBqxOw
11/20◆mdNzeAtrtQ
10/17◆jryiMNo.QI
10/15◆eR5z2C.vi2
10/11◆UlyxgJyrJ2
10/11◆Su5Zk7G1ZY
・9ポイント（2名）
9/16◆ypv6fDfA1A
9/12◆TRPG8ux7Kw
・8ポイント（1名）
8/19◆sNVBsaeVxY
・7ポイント（5名）
7◆z9EQPA7Msc
7◆6h1chSkFOk
7◆/7r/M3Cw5M
7/22◆Rig.Bady8Y
7/18◆uxffmXpvq6
・6ポイント（2名）
6◆CLRYpIa9Kc
6/21◆CByxRbsj1.
・5ポイント（4名）
5◆x4NlUopa5g
5/29◆n5Z3VuZapw
5/11◆SoulZkyIaA
5◆vxML1Lislo
・4ポイント（11名）
4◆yaoWbZhG96
4◆mmsSEDCh.s
4◆52sg9FxRUQ
4◆3.fkfeQ/sk
4/9◆qfLg9Spico
4/5◆.AbaIO0B0A
4/42◆e52bu8jgoU
4/33◆R3/KETQDWk
4/29◆Dm1s29RE7Q
4/18◆TIENe3Twtg
4/63◆bbq3AN25Iw
・3ポイント（10名）
3◆zBvvMGYmRg
3◆uwX.8TrWtI
3◆liFi/Qrcjw
3◆b9duBPHcok
3◆a/xD6v3KLY
3◆947FEvWH3Y
3◆3PUGsfYI1s
3/74◆gG1ytzX69g
3/59◆xT5TyczDqI
3/11◆jKrMVrQQlw
・2ポイント（9名）
2◆thx1q1gBGw
2◆HCeZ2oI.bM
2◆AKUMA2pDNk
2◆3q8fuEGUGg
2◆/s.yGd3KhU
2/9◆kcoFWEwInQ
2/4◆NQZjSYFixA
2/24◆X4AODaKY.U
2/37◆AWQD6Lb1uk
・1ポイント（8名）
1/6◆TGjKoJdVQ2
1/54◆wZFOryiZkw
1/26◆QpZ3gvBxm2
◆ZYIggdNQgg
◆Ugh/0aOKOU
◆ih5a/uuYUk
◆Bwrrj1pnTg
◆aXe1ogPkW6
1/62◆5rXXXxXIT.
・悪魔に魂を売り渡した猛者（2名）
0/3◆qInxGFJnPg
0/18◆nbjuSvHfdk
・愛にすべてを捧げた漢(0名)
・累積100ポイント以上の魔丞（該当者なし）
皆様ありがとうございます。
抜けがございましたらお手数ですが申告して下さるとありがたいです。
- 503 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:01:03 ID:4QsQvwJI
-
訂正がいくつかあります。
まず、昨日の投下のメーッセージ枠がすべて『スケアクロウ』でしたが、正確には『ビジョン』でした。
そして、ようやく登場した最後の死神『隻眼の死神』が絆欄にないですねｗｗｗ
┃隻眼の死神 0 → 6
以上、修正でした。
それと、長々と充電期間を頂きましたが、本日より第二幕を開始します。
- 504 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:01:21 ID:4QsQvwJI
-
__ ＿＿＿__ __
| |／─ ─ ＼＝＝＝＝＝=| |
|/ （ー） （ー） ＼ | |
/ （__人__） ヽ | |
_rーー‐‐- ､_ /￣ヽ＿＿_| |
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .／| |
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ__ ヽ、...／ | |
ノ ｀ヽ／| ／| |
/ ) |／ |_|
／ | |
／ |／
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 夢を、見なくなった。
| 苦痛に満ちた、死の夢を。
|
| 蒼星石が訪れた日から、やる夫に夢の無い眠りが続いた。
| 置きぬけの情緒不安定も心の摩耗もなく、速やかで安らかな夜が続いた。
|
| やる夫はずっと上機嫌で、体も信じられないほど軽かった。
| 夢に苛まれていた日々が、まとわりつく憎悪と罪悪感が嘘のように感じる。
|
| 平和だ。
|
| やる夫は平和を全身で受け止めていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 505 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:01:38 ID:4QsQvwJI
-
_,. --==､､ ,. -一…ｰ- ､
／´ __ﾝ'´ -‐-､ ｀ヽ、
／ /´r ヽ ､ ヽ ヽ、
/ / | ､＼ ＼ ヽﾆ ,lゝ
l l ヽ ＼ lヽ､ ＼ l ', / |,〉
| ', | |＼ | ｀,.-―`ｰ-ヽ! !_,. ﾉ!
ヽ._ ＿,r‐ｧ_ヽl,ゞ-__｀` ィﾃ心 ﾘ l,=､/
,r‐ｧ'一'二r_ァﾍ. /f:心 弋zｿ ﾉノ ﾊ}}
,r_ァ'´ __/,. '´ ,rﾍ. ﾋzﾘ 〃o_/
_,r‐ｧ'´ _/／ //__ﾍ、 ' ＿__ {{/!/
／ /´ f ノ ﾊ! ヽ＞ ､ ヽ._ﾉ ／ヾ|-､ _,. -‐ァ､
__/ ／ / j / ヽ __l≧=r ' ´ ,. '´ `!__／´ / /
/ /´ { / ヽ-､ 人 `r‐''´ /// ＿＿ ', /_
. ／ /´ ハ ,.-r' ＼ /／ `Tﾆ()ﾊ ／//´ ／ } / !/!
_/_／ 〈 }_ l ｀`ー ﾝ f7 ｲｲ,Yl〉ﾍ ／ //､ l--､/‐'_/
/ ! l _!_ ／L__ , ' l´l ! ヽｲﾆ!}-‐`´ ﾊ // ｀丶ﾞl |､ /､
〈 ,ノ ｀,L__,ゝ､ ｀!_/ ヽ!| ╋|! || ／,.ｲl ! /､ L| |_二l
{ミ} ／ }'´ヽ /´ l ＼ (.) ,r‐ '´ﾆ-‐' ||､＼{_､｀¨ !
／ ! ,. '´ ＜ノjノ ヽ、ﾍ 丶、 ＼ﾞｰ'´ |! ＞､ } l
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 朝起きて、アリカのために食事を作り、弁当を作り、送り出す。
| 昼までは入速貸本で過ごし、みゆきや有希、誠らの常連たちと談笑する。
|
| 昼過ぎに、少し部屋に戻り家事をしておく。
| だいたい二時過ぎまでに蒼星石が来なかったら入速貸本に戻る。
|
| 夕方、人がいなくなったところで店を閉める。
| 人がいるならみゆきを返して店番をする。
|
| そして夕飯を作り、風呂を焚き、へろへろで帰ってきたアリカを出迎える。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 506 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:01:54 ID:4QsQvwJI
-
_＿_ . - ‥…‥ - .
⌒＞ : : ｀ヽ／: : : : : : : : : : : : : : ＼
／ : : : : : : : ‘，: : : : : : : ￣｀ヽ: : : ヾ＼
, : : : : : : : : : :／: : :.／ : : : : : : : ‘，: : : :＼
. /: :, : : : : : :.／: : : : /;. : : : : : : : : : :.',: : : : : :.＼
/: :/: :, : : : :/: : : : : //: :, : : : : : : : : :.:ｉ:＼: : :＼:.:＼
. /: :/: :/: : : :/: : : : : //: :/ : / :/, : /:./,:|: : : Ｙ :ヽヽ ﾍ＼
/: :/: :/: : : :/: : : : : //: :/ : / :// :/:.//,:|、: : | : :ｉ : ヽ;ﾍ
. ｰ=彡イ: :/: : : :〃 : : : :〃／:.:／／/_,/:.///::| ∨:.| : :|: ｉ : | : ;
|: |: : : : : /小: : : :イ/´／￣／: :/:.///ﾊ:ﾄ､| : | : :|: | : ｉ:ｉ:.ｉ
|ﾊ : ｉ.: : :{. |: : : i.ｉィ斧芋气、／／// ﾘ ｝/} : 八l : }:|:.}
| |: |.: : 八 |: |:.: !l代だ爿 ｀ヽ ／x斧气/ /: /: , } / j/
Ⅵ:.:/.: : :| :| : :il{V:::::::ｿ }} /比乍癶小.:.://:ハ
∨:! : : |: |: : l|乂¨¨´ 9ﾉ⌒Ｙ6Vｿ / } |:///
ﾉ八 : ∧:!.: :l| ¨¨¨ 〉､......../イ{ |://
. ／ ∨.:∧ : l| ∧ | | ∨ }
八ﾊ∧ l|＼ ‘..’ ｲ::::{ V | |
_从ハ八 イ::::|:::::l V | |
/:::::::i ＼ ｀, ー ´ |（ ＼ハ ‘, |
／::::::ｊ/ ｉ::::ヽ |/＼ Yﾍ. ヽ!
. ィ:::::::::::::::, ﾄ､:::::`ｰ┬＜ﾍ } !
／//∧:::::::::::::::, ヽ‘,:::::::: ∨//｝ ﾉ |
. ／ ::∨//∧:::::::::::::::,ー―- ､ ‘,:::::::: Ｖ// / |
. ｀ヽ:::::::∨//∧:::::::::::::::, . . : ´￣｀: .‘,::::::: Ｖ{ {_＿＿j､
/∧::::::∨//∧:::::::::::::::,／ : : : : : : : : : ‘,:::::: |/イ//////∧
//∧::::::∨//∧:::::::::::::::, : : : ´￣￣｀ ‘,:::::|'//////////＼
///∧::::::∨//∧:::::::::::::::,／ -――- ',__!／//////////|
////∧::::::∨//∧:::::::::::::::,／ : : : : : : : : : |｛ ////////////!
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| アリカがいて。みゆきがいて。有希がいて。
|
| 時々蒼星石が訪れ、たまにやらない夫や翠星石から連絡が入って。
|
| 誠が、阿部さんが、不人気が、新城が、紳士が店にやってきて。
| 皆と適当に駄弁り、本を読んで。
|
|
| そんな平和が、永遠に続く様な気がしていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 507 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:02:09 ID:4QsQvwJI
-
, -‐ ´￣｀ ‐- .
,. ‐´ ｀ヽ､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : 'ﾊ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
.ｉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .}
ｉ : : : : : : : : : : : : : : : ､. : : : : ＿ /
,.-'´￣￣｀''' : : : : : : : : : : : ｀￣ ￣｀'ヽ'
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,
/: : : : : , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
,ｉ: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、: : : : ﾊ
／´: : : : : : }: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : ﾊ
/: : : : : : : : ｉ': : : : : : : 〃: : : : : : : : : : : : ヽ､: : : ｉ､
/': : : : : : : ｉ: : : : : : : '": : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : ﾊ
/ : : : : : : ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ : : : : ﾊ
ノ' : : : : : : ／ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : ﾊ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
| そうは―――
|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 508 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:02:25 ID:4QsQvwJI
-
＿ ＿ /::/:::j::::::::| ､ /::/::j ﾊ ｊ
´￣｀ー' ｀´ /::::i::ノ:::::::::l !::｀ｰ':::ﾊ∨ｊ:::} /
_,,j::::j´::::::::::::j |::::/::::ｲ:j r':::/´
__,､_ｒ--ー''::::ﾄ-':::::::::::／／::/::::::l|://::/
｀ ＜::::::::::::::::::::::://:::::::::::/ /:::::::ﾍ:::::::::!' j::/
圭≧=､ヽ::::::::::::/{::::::::::::/ /:::::::::::::::｀ー<ノ
圭Ⅳi三>ｭ＼:::::::i|:;-､/ /:::::::::::::::::::::::::/
圭!/三/i三ﾊヽ:::::l| /:: ｀ｒ､::::::::::::::/
圭三ﾆ|/三三ﾊ:::::!i ﾉ::i{ Y-'｀ヽノ
圭王三三Ⅳ|ﾊ !::::｀':::::/｀ｰ'
圭≧=､三=|/ハ}｀ヽ:_/
王王王≧三三ゝ-､
圭/王王王≧=三三ヽ
王王王王王王王≧､三≧､
王王王王王王王,ィ≦王≧三ニ=､
王王王王王王,ｲ王王王王王三三ヽ
王王王王王Ⅳ王王王王王王王三ﾆヽ
王王王王|Ⅳ王王王王王王王王三三ﾊ
王王王王王王王王王王王王王王三三i
王王|i王王王王王王王王王王王王三三ｌ
王王i|!王i|王王王王王王王王王王三三l|ｌ｀ヽ
王王=|! ｲ王王王王王王王王王王三三三ﾄ ＼
王ヽ王|!l王王王王王王王王王王三三三|lﾊ王≧<
三ヽヾl||!王王王王王三三三三三三三ノ王ハ,王王Y
三三王ヾ!王王王王王三王王王王王王王王ﾍ＼王ﾊ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
| ―――問屋が卸さない。
|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 509 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/25(金) 10:02:46 ID:4QsQvwJI
-
./ /''｀´￣´/::::/:::::::ﾊ:::::i:::::::::::::} ゝ >
/ /::/:::::::::/::::/::::::::∧:::::l::::::::::::レ'´てヾ＼
第二幕 / /::/:::::::::/::::/::::::::/ .}:::∧::::::::::l::::::::∧＊ ヽ
/ / ::/::::::::/ｲ:/::::::::/i .|::ム V:::::::|::::::::::::} ＼＿ゝ
ワルプルギスの夜 ./ / '::::::::/Ai::::ｲ:::/. ￣|/￣ V:::::|::::::::::::i 水テ/
/ / :::::::/匕/／::/ __/_=＝ァi::::::|::::::::::::| {
∧ / / / ::::/ __/ /／ ィて::::jフ }::::ﾉ::::::::::::i y
./ ∨ 〈 〉 / / :ｲた::::ﾃｧ 弋 歹/:::イ::::::::::V ヽ i ノヽ
〈｀ / / ::ゞ廴ソ ､ /::::ｲ:::/:::::::人 ノ l ヽ }
､_〉 〈/ ∧ ∧ △ / / ＼＼ ／/:::/::::／:::::::Y ヽ
＼ ./ / :::::ト ゝ- - - イ::/:／:::＼::::::廴 ∧
|∧ / / / ;;＼ ｀ヽ ｀ ＜┤K::::::::::i::::ヾ::::ヽ V -ヽ
▽ △ ./ / レ'｀ヽ ＼≧- ＜￣／─'｀'｀ヾ:::::::::＼:::} iK } , -―
＼ ＼ ∧ ./ / ..:..:..:..:ヽ＊ .＼-フ/同Kゝ=--､ ヾ､＿::::::| / V''´::::::::::::
＼ / / ..:..:..:..:..:.} V/ | |i ∧ヽ￣ヾ､ V..:ヾ::i K:::::::::::::
＼ ./ / ..:..:..:..:..:..{ ヽレ ＼| |ﾚ ヽi il ∧..:.|::::V 廴::::::::
＼ ＼ / / ..:..:..:..:..:..:} フヘ ゝ| |＼＼ .|| V､:::::V ＼::::
＼ ＼/ / ..:..:..:..:..:..:.} .V Kヽニ/ V/∧ ＼ | ノ ヾ
＼ ./ / ..:..:..:..:..:..:..廴 V | | ＼:::ヽ ノi ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
./ / ＼ ＿＿ ┼─┼ ＿
/ /＼ ＼ 、 フ 十 タ ├ □ﾆ□ に | ―‐|
/ / .＼ ＼ 十つ く__ ｰ┼‐. └ を |￣￣￣| .|ニニ|
./ / ＼ ＼｜ rノ 人 ﾉニ| ｊ ｌ＿, る
/ / ＼ ＼ は ノ ／
- 510 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 10:10:49 ID:dDBh6SIY
- ニャルラトホテプ＝問屋さん
- 511 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 10:16:57 ID:Nog3EHrE
- 永い充電期間お疲れ様です！
- 512 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 11:49:08 ID:Y9Q/4i2.
- 充電期間いただいてないよｗｗｗｗ
- 513 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 11:55:06 ID:BclSbPh2
- まどかに任せるしかないのか…
- 514 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 14:54:07 ID:naRT.nqs
- 今日は新月だったような、剣が使えるならやらない夫から屈木の絆あげたいかも
- 515 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 15:12:05 ID:vjmuKYVA
- 通常営業じゃないですかｗ
みwikiさんがカンストってそんな態度取ってたっけ、やる夫？
と思ったら普通は相手からのなんだったよな
蒼い子のやる夫項目に星があるってことは実際は127ということか？
あと蒼い子の絆に華琳がないのはミスですか？デフォですか？
- 516 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 19:28:42 ID:UafauvxE
- 隻眼の老人と隻眼の死神は別人？
- 517 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/25(金) 19:29:21 ID:UafauvxE
- sage忘れごめんなさい。
- 518 ： ◆liFi/Qrcjw：2011/11/25(金) 19:32:29 ID:vVneOXOg
- 問屋の朝は早い
- 519 ： ◆RengelsnNs：2011/11/25(金) 19:57:00 ID:0dNgeOQs
- やらない夫の絆→翠星石５Ｐ
- 520 ： ◆RengelsnNs：2011/11/25(金) 19:57:40 ID:0dNgeOQs
- って２８日か
なんか勘違いしてました、失礼
- 521 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/27(日) 02:29:51 ID:Wnl7hoIw
- 問屋さん、問屋さん。不幸や迷惑じゃなくてなんかもっと素敵なものも卸してくださいな
- 522 ：yournet.ne.jpで規制だお：2011/11/27(日) 07:46:12 ID:Hx5vPiks
- 問屋さんは月に吠えるモノモードなら触手とかあるんじゃないかな。
- 523 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/28(月) 06:01:03 ID:lZW7NQdM
- せんせー、新月は11/28って言ってますけど
月齢カレンダーだと11/25ってなってますよ？
- 524 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:01:08 ID:v1dVoW.w
-
いくつものミスが指摘され、私はもう穴があったら入りたい状態です。
>>516
あ、同一人物です。
追加した『隻眼の死神』はやっぱりなかったことにして下さい。
>>523
新月は11/25でした……。
しかし、こちらのミスで日付が11/28になっています。
というわけで、
>>519は成功。
大変申し訳ないので>>520と指摘して下さった>>523、あと「我こそは>>516」という方には賄賂が入ります。
新月の冒涜的な介入は本日です。
- 525 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:01:30 ID:v1dVoW.w
-
f¨ﾞ!
:┐ n /〉 <ヽ /^〉'
! }”/ ,､ <｀ヽ ./:::/.,､
⌒!ｨ f¨ﾟ{ <´ 'ヽ Vハ |ヽ Y¨! |::::}ｲ { , -ー ､ _ /¨> r-‐,､ <⌒!
::〈人_r-ｰ- ､_r＜}| ＞::::￣:｀ヽ__, - ､__r ､r=¨>‐-! /:::::}＿_Vﾍ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くﾉ￣! ./;;;;;;;;;}_, ﾍ⌒',
/:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVｲ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ＜! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
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＼f':!::::::::::::::::::lﾊ:.:ﾘ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ ＞ｲ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:' V::::::::::{ .} .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'
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｀Yﾟ￣ ＿/VﾚvｲW:::::｀ー-::＿_／:::::::::/:::::::| ヽ ｀!:::::i:::::::::::|' /:::::::/L_| ￣⌒¨}＞ﾍ}:.:.:|”::::::::
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ふと気がつくと、やる夫は喧噪の中にいた。
| 各所に備え付けられた大型のスピーカーから、聞くに堪えない轟音が鳴り響いている。
|
| 複数のライトが色とりどりの光を放ち、目が眩む。
| 腹の底に響く激しいドラムと、金切り声のシャウトに、やる夫は平衡感覚を失った。
|
| 周囲では、熱狂した人々が血走った眼でよだれを垂らしながら意味不明な言葉を発している。
| 全員の視線は前方のステージに立つ金髪の男に向けられていた。
|
| ここはライブハウスだ。
| 唐突に思い出した。
|
| ステージに立つのは【『ロード・エルリック』】の面々。
| 毎月恒例の【フルムーン・ライブ】。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
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- 526 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:01:48 ID:v1dVoW.w
-
.ｒﾆYﾆヽ
|レ //_殺_ ｊ |
!!＿ ｲ t｀ !_,` } |
ﾞ- '´ ,､ ／ｊ ﾄ ‐=' ﾚｊ
-''´ ,r'´￣｀ﾞ} |二二ｊ l|rﾆ二ﾄ､
〉─7-'´l|ｊﾄ､`}-ｲl;|`--l一〈
__ii__ | ﾚ ﾙﾘ-ﾄ､|州ﾘ | .|
イi ｊ ｊ ,, ヽヽ |/ | ',
` , イ ﾊ ヒ､ ﾄ､ | ｊ ',
ノ } / }､ ヽ} ヽヽ| ノ ', |
／ ｲ } {ニ二ﾆﾆ}´7二ﾆﾆ} ', |
／/ ／ l | ',ニ二ﾆﾆi |ﾆ二Y ', |
. ／／ / l } ヾニ二ﾆi |ﾆ二ｲ ', ',
／ / l ﾚﾐｊ {ﾆ￣￣￣￣￣{ {三i
/ i / } ヶ / ｀丶、 _, -'´ | } ヽ
ん-ﾄ､ |_彡 ｊ 二ﾄ､ }-| | ヽｊ-''
ヽ／ / { / | | l
ヽ / ﾚ､ | | レ-､ /
`-- ´--､__ ｊ ヽ ｊ | ./', | ｀丶{
￣| ', /￣| / iｊ
', 〉{ |./ l|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 『永遠の戦士』【クラウザーさん】が、弦を張った漆黒の両手剣を振り回し激しくシャウトした。
| 熱狂した観客たちが泡を飛ばして歓喜の声を上げる。
|
| 拳を振り上げる者がいる。
| 服を脱ぎ捨てる者がいる。
|
| 怒号と悲鳴が交錯する。
|
| そこかしこで喧嘩が発生し、衝動のままに男どもが殴り合う。
| そこかしこで女が組み敷かれ、苦痛と快楽に身を任せて絡み合う。
|
| 終末の宴が、そこにあった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 527 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:02:13 ID:v1dVoW.w
-
Ｙ
,． '"´三二二三｀ヽ _ノ
／,ｨ彡'"´￣ ￣ ｀`ヾﾐヽ 〈 .
/ / 殺 ', ヽ ﾉ ｎ
/ /::( ノ:::) ヽ く .. | ﾚ7
/ /く´‘`ヽ ',从,' ∠‘｀`', ヽ ﾉﾉ . └‐'
/ ハ´￣`フ.:;;;;;:: ヽ￣`ﾌ', ヽ ) .
/ / ,, ,, ', 〈{ . _
/ /::､ / .;;;;;;' ヽ /::ﾄ､ 〃. . ,ノ /
./ //:::::::; l /⌒ー一⌒ヽl ;:::::ﾄ､V // .. └1_|
/ // 1:::::; V.:ViiiiiiiiiiiiiViiV ;:::::ﾄ､V / .
/ // ./.l:::::;. /l /´ ￣￣｀ヽ ;_ __＿ノ . ＿＿◎
/ // / l::::; l | .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ;:::￣＼ . └‐┐l
/ // / 1::; | |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ;::! i i 弋 .... (ノ
. / // / / l:::;. |WWWWWW! /1 | | _ノ
/ // / / .|ヾ､ L二二二ﾆﾉ ／ | | | ヽ ... ∩ ∩
. / // / / |(__ﾉ＼ /xxxxxヽ／ /! ! ! ム ..... ∪ ∪
. // / / ﾉ ', l}}}}}}}}}}}}} ／| | | | __,) ... ○ ○
// / / ﾊ:::::::::.＼ V´￣｀Vく／ l | | | `ヽ.
. // / / l >.-､／ ヽ ヽ | | ! ! ノ ...
// / / |／ ／ ＼) l/ | | く. ...
.// / / V 〉 '"´ ｀`ヽ). | ! ゝ ...
/ ／ 〈 '"´ ｀`ヽ) l/ .ノ ...
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| クラウザーさんが雄たけびを上げる。
| その雄々しさに、観客の中には声だけで絶頂に達してしまう女もいた。
|
| ステージに突き立てられた黒い刃は、漆黒の刀身に禍々しいルーンが無数に彫られ、
| 不気味に脈動するように、青白く燐光を放っている。
|
| アレこそが【『ストームブリンガー』】！
| クラウザーさんが『永遠の戦士』である証左！
|
|「今から一人の女をレイプする！ 紹介してやる！
| 今宵の生贄、そして貴様らの母となる雌豚！ 血と臓物の国から来たアリス！」
|
| クラウザーさんがマントを翻すと、ステージの奥から着飾った少女が現れた、
| 婀娜っぽい笑みを浮かべたロリータ衣装の娘。
|
| 全身から匂い立つ、未成熟の青い香り。
| その奥からゆらめく、滴るような『女』の臭気。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 528 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:02:37 ID:v1dVoW.w
-
.┌┐
／ / ､､
.／ / i ／ / ヽ ｰ十ｰ ｰ十ｰ | 十
| ( ﾟДﾟ) ＜ / ヽ ノ ノ し α
|（ﾉi |） ＼
| i i 七_ヽ -‐|‐ﾉ、 ー―､. | ー 入 | | キ. 十 十､ヽ ⌒,
＼_ヽ＿,ゝ （ | ） ｌ､ ′ ノ し一 ノ ヽ、 .ﾉ α ９ ﾉ､ﾉ （
U" U
（比喩表現）
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| やる夫は股座がいきり立ち、全身に震えが走るのを感じた。
| あの少女が、今から……。
|
| 想像だけで絶頂に達してしまいそうになる。
|
|「オレ様がこの雌の処女を散らす！ その後は貴様らが犯しつくせ！
| 穴という穴を精液で埋め尽くせ！ 魂の位置欠片までレイプするのだ！」
|
| 次の瞬間、やる夫は股間が暖かくなるのを感じた。
| あの少女に触れられる！ そう考えただけで……怖気が走った。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 529 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:03:03 ID:v1dVoW.w
-
＿＿＿＿＿＿
：／ '⌒ヽ ; '⌒ﾞ＼ ：
： ／ ∪ ＼ ：
／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
： ／ （ ◎ l ιl ◎ ）∪＼ ：
： ／ ιヽ_ ∪ノ ヽ∪ _ノ ; ＼
| ; ''"⌒'（ i ）'⌒"' ∪ | ：
： | ∪ ｀┬─'＾ー┬'′ | ：
：＼ ι |/⌒i⌒､| ι ／
＼／⌒⌒ヽ !、＿＿,! U ／ ：
： ／ 〉､_＿__,, ＼
： / / ヽ ：
： | | , | ：
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 見知らぬ男の『中』で、やる夫は激しい恐怖にパニック状態に陥った。
|
| ここはどこだ！？
| あの白塗りは何者だ！？
|
| 今からレイプする？ その後は観客に輪姦させる？
|
| 冗談じゃない。冗談じゃない！
| あれは……翠星石だぞ！
|
| 全力で周囲を見回す。
| やらない夫！ やらない夫はどこだ！？
|
| 翠星石を助けてくれ！ お願いだ！ お願いだ！
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 530 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 10:03:16 ID:v1dVoW.w
-
えー
そんなこんなで今日は新月じゃないですが、新月の介入の日です。
>>519は成功。
大変申し訳ないので>>520と指摘して下さった>>523、あと「我こそは>>516」という方には賄賂が入ります。
新月の冒涜的な介入は本日です。
どしどし介入しちゃってください。
- 531 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/28(月) 10:10:58 ID:oUVFN4.g
- ああ、ＧＭ。やる夫の脚を折るだろ。
- 532 ： ◆s7CVF0Eu8I：2011/11/28(月) 10:25:22 ID:i5h/cFaw
- やる夫→みゆき 12P
- 533 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/28(月) 10:29:42 ID:bZs5Ewnc
- やらない夫の絆リストより
やるない夫→屈木 4P
- 534 ： ◆.AbaIO0B0A：2011/11/28(月) 10:30:39 ID:bZs5Ewnc
- ↑失敗した上、とり忘れてた……
- 535 ： ◆tS3RueByJs：2011/11/28(月) 14:01:38 ID:lZW7NQdM
- きゃークラウザーさーん！
実は>523は私だ、でも言うの遅かったよね、当日だしｗ
- 536 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 14:33:43 ID:v1dVoW.w
- >>535
了解です。賄賂入れておきますね。
- 537 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/28(月) 15:07:39 ID:lZW7NQdM
- そういえば質問です
ない夫が「膝丸」を装備した場合
□《切り落とし》
使用するには【クツキ】との絆が30以上
□《ハッソウビート》
使用するには【膝丸】との絆が？以上
と、こんな感じなんですか？
今も所持者はクツキなのか？
- 538 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/28(月) 15:17:09 ID:v1dVoW.w
- >>537
やらない夫らにとっては屈木への絆と膝丸への絆はほぼ同意義なので、
屈木への絆で問題ありません。
ただし、ハッソウビートなどの『上の』スキルを使うには名前を調べたりする必要も有ります。
- 539 ： ◆6h1chSkFOk：2011/11/28(月) 16:29:06 ID:.Y7Upyog
- やる夫→蒼星石 7P
- 540 ： ◆CByxRbsj1.：2011/11/28(月) 17:39:33 ID:311SfYvo
- やる夫→蒼星石 ６Ｐ
- 541 ： ◆2.wLENWmEo：2011/11/28(月) 18:01:58 ID:Mtn3PHSg
- トリ付きでは初書き込み。
証明はできませんけれど、>>516です。
- 542 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/11/28(月) 19:59:45 ID:mIPDCFGc
- やらない夫→翠星石 ８P
アカリ→ばっちゃ ２P
- 543 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/28(月) 20:07:08 ID:311SfYvo
- 自分も前回忘れて失敗したクチではあるけど、
ゾロ目のみって中々忘れちゃうよね
- 544 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/29(火) 01:11:34 ID:DSFYaY6Q
- 纏め〜
>>519 名前： ◆RengelsnNs[sage] 投稿日：2011/11/25(金) 19:57:00 ID:0dNgeOQs [1/2]
やらない夫の絆→翠星石５Ｐ
>>532 名前： ◆s7CVF0Eu8I[sage] 投稿日：2011/11/28(月) 10:25:22 ID:i5h/cFaw
やる夫→みゆき 12P
>>540 名前： ◆CByxRbsj1.[sage] 投稿日：2011/11/28(月) 17:39:33 ID:311SfYvo [1/2]
やる夫→蒼星石 ６Ｐ
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51
┃妄想 53
┃鏡と茨の死神... 59
┃荒野の黒龍 48
┃隻眼の死神 6
┃千の化身 5
┃隻眼の老人 17
┃
┃高良みゆき 100 COMPLETE!
┃高良みゆき☆ 0+12＝12 LVUP！
┃>>蒼星石☆ 9+6＝15 LVUP！
┃>>夢宮アリカ. 76
┃>>やらない夫 74
┃長門有希 71
┃華琳 73
┃水銀燈 64
┃クツキ 62
┃伊藤誠 43
┃阿部高和 33
┃真紅 25
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃
┃翠星石 75
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃翠星石 75+（5/4＝1.25≒1）＝76 還元発生1
┃>>やる夫.. 73
┃ニャンコ先生 66
┃Ｌ 40
┃ディオ.. 43 LVUP!
┃>>蒼星石 23
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0
┃諫山冥 9
┃屈木 9
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫 74
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 59
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 31
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃
┃拳 69
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫☆ 23 → 27
┃翠星石. 65
┃志摩子さん. 43
┃デュランダル. 20 REVERSE!
┃>>アリカ. 36
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃ニャル. 12
┃屈木 14
┃麻呂重 6
┃ナタル. 11
┃吉良 6
┗━━━━━━━━━━━━━
- 545 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/29(火) 01:15:32 ID:DSFYaY6Q
- 一部修正してないな(´-∀-｀；)
やる夫の
┃高良みゆき 100 COMPLETE!
消し忘れとか
やらない夫の
┃ディオ.. 43
とか
蒼の
┃>>やる夫☆ 27
とか
- 546 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/29(火) 06:57:43 ID:ErSV/GhU
- あれ？新月ってポイント還元あったっけ？
- 547 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 09:59:46 ID:keCmxPEA
- >>535
今気づいたんですがID変わってないですね。
>>541
賄賂をどうぞ。
今後とも御贔屓にお願いします。
>>544-545
ありがとうございました！
いつもお世話になっております。
>>546
「上がりにくい対象」に投入した場合は還元が発生します。
- 548 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 10:00:04 ID:keCmxPEA
-
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|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 不意に、ステージ上のモニターが見えた。
|
| 満月が煌々と輝き毒々しい色の『FULLMOON LIVE』の文字が点滅している。
| フルムーン……満月？ 満月！
|
| 屈木との、あのお台場での一夜を思い出す。
| アレも満月だった！ あれから約一月。満月の夜は……近い！
|
|「ゥゥゥルレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプ！！！」
|
| ステージ上でクラウザーとかいう男が効くに堪えない単語を高速で叫ぶ。
| 会場はデッドヒートした。混沌がより深まる。
|
| 何もかもがやる夫の理解を超えていた。
| 頭がどうにかなりそうだった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 549 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 10:00:22 ID:keCmxPEA
-
_,.-'"´ 三ミ､ー-､
／ ／ ィ ／⌒`⌒ヽ＼
／ ／ / / 殺 | ヽ
／ / ｲ´^ｰ､ ,.. ､)､ ',
, ' / / //ヽ､ ﾟゝ ｲ ﾟﾉ| |
//イ / /::::、 '´ `￣'|| | そして今晩の生贄はこの雌豚だけではない！
/ /イ / |::::::| / _┗' ,ｲ ､|
／ / |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ
/ / ,ｲ ,' | ﾊ:::::| /!ー-､K ;:/ | |＼
／ / / ! ＼| | |::::::::::|! /! ! |
, / / / |┐ ＼ `━彡' | !ヾー-､
/ ／イ | ﾊ! |＝=､ ￣乙/{,川ﾊ! ｀ヽ、
, ' / イ 川ﾊ､o | `＝'"oネ､ﾘヾ､ ヽ
/ 人 ﾘヾ `ー､＿,彡'"|,ﾘ' ヽ _,. ' 〉
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| クラウザーが漆黒の両手剣を引き抜いた。
| 禍々しい瘴気が広がる。あの剣から、とてつもなく恐ろしい気配がした。
|
| あれは……死の塊だ！
|
|「この『ストームブリンガー』で、貴様らの魂を食いつくそう！
| 今宵より！ 貴様らはこのオレの糧となるのだ！」
|
| エルリックの『ストームブリンガー』は魂を啜る。
| そうすることで病弱で無力なエルリックは超人的な力を得る。
|
| 『男』の知識。そして、進んでその糧になりたいという強い渇望に、やる夫は吐き気を催した。
| 訳が分からない。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 550 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 10:00:41 ID:keCmxPEA
-
/ / ／ ´ {ミ丶 ヽ
,' / / ／ }ミ､ ヽ '.
|, 〃 , ´￣ ｀ヽ '. だが、少し数が多いな。
| / ﾒ ﾙ '. } l
, - ―＜! { 木又 } i! {⌒ヽ
／＿＿_ | ≧ｪ.､ rｨｪ彡 i! '. ＼
／´. -‐- ､｀ヽ.| | ﾄ ! i! .l 丶 ／:::::
' , ´ ヽ | |〈__ ｰ|‐｀, } i! .|、 }ヽ }:::::::
, -/ / } rくWWW/ ﾊ i! .|ヾ:､ ﾉ } ﾉ:::::::
{ ' ' ﾉ .i! ､ﾄ、｀￣ ' ｲ/ﾘ |ヽ､`¨´ ／ ／::::::／
| { { ／ ﾊ ト､ T77´,//ﾊ !'//`Y´ ／::::::／; ／
| i! '. ／ ｲ '. |ヽ }/ i !// // |///∧ .!:::::／; ／ゝ
|人 `ー一 イヽﾉ l .K ///ﾘ/,ｲ// !////ﾊ ﾉ／; ／ゝ
/// `ー-‐ 7´ﾑイ: ｀ヽ ! |ヽ｀ﾊ///`// ｜/////'>´＼／ ´
. //////////// {: : : : } i! ﾄ､} } 〉/ｲ/ｲ ,ｨﾍ .l/: :r‐／XXX >
//////// '//八 ヽ､:.ノ ﾊ/ﾘ,〈ノ/〈///ﾑイ//} ,ﾉ: :_>-､XXrvへ
. /////////∧//|::`:＜:.:.:.:.:人'ニゝ//,ｲ {//////7' : : ゞヽ､_｀Y ) ）
'//////// ' :: 〉/!:::::::::::｀¨´:::::::::::i!:|:://:}::}//////:: ::／ヾ ン ゝ
l//////// :: : //,ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::i!::!{::|::ﾉｲ'/////／XX（`'ヽｨ´ ,ﾍﾉ
|////// ' :: : ///}::{ ＞ ．::::::::::::::ﾉ.ｲ:}ﾉ':::ｲ'///／XXXX／｀ '￣ ｀
|/////〈 :: :: /// |ミヽ:::::::::`ｰ::イ:/::ﾚ::::::///／XXXX／::|
∨'///∧ :: ////ト､:｀:￣￣＞:イ::::::::::://／XXXX／}:: ::|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| クラウザーが『ストームブリンガー』を掲げた。
| その切っ先が複雑な図面を描く。描いた図面は空中に鬼火のように残り、見たこともない魔法陣を作り出した。
|
|「エルリックとアリオッチの名において、来たれ、終末の獣！
| 我に仕えよ！ 我のために戦え！ 全てを焼き尽くす地獄を作れ！」
|
| 恐ろしく陳腐な呪文であったが、効果は絶大であった。
| 魔法陣が粉々に砕け散り、クラウザーの背後の空間に亀裂が走った。
|
| ビシビシという奇怪な空間破壊音とともに、亀裂が広がり巨大な指が現れた。
| 指は紙を裂くように、たやすく空間を引き裂く。
|
| 亀裂の『向こう』から流れ込む悪臭に、最前列の観客は涙を流し、喉を掻き毟ってのたうった。
| 強い硫黄と腐敗臭、そして機械油の奇妙な甘さの混じった臭気。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 551 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 10:01:05 ID:keCmxPEA
-
.ｌ l _ ヽ. ,!.! ,／゛ _＿
.ｌ _..-'"゛ ｀'､ !│ _..-′ _,,.. -‐''"゛
.ｌ /゛ `{ .| ,,-''" /"゛
＼, | |'､.! / /
｀'-､ lﾞ | . ｌ| ／ ｌ
.｀''､, / | ｀''-..、 ! /
｀-.! ∧ ｀ヽ .! / ,,
,ゝ＿＿＿_ ,/ .ｌ ヽ │ ../ ／
_,,..-'´ .＼ ⌒ﾞ''''ｰ ,,,、 ,/ .ｌ ヽ l ,..-'" ___／
,..-'"´ ＼ ｀ﾞ''ｰr‐''/ . ｌ ヽ.! ., '',ﾞ＿ -――￣￣￣
.._..-'" ＼, ｌ/ ﾞl ./L _,,,.. /'"
゛ `ﾍ-__ / ,,|、 ./ . `'¬ｰ- .|_
__,,|__＞-!ﾍ.ｌ / ヽ !.ｌ ＼ ,..-'"
￣￣r‐―――――ｰッ'" ,ｽ、 ｌ .ｌ l__Ｌ、 ＼ ._..-'"
.／ _ ‐/ / .ヽ / | ./ ｀''ｰ ..,,, ｀'-、 _..-'"´
／ ／ ! ! .ヽ │ l / ￣ﾞﾞﾞ"'''¬ｰ- ﾐiｒ'"
.,, -'´ / / │ . ｌ/ !./ }'､,
/ / / .｀'-,,. .ｌﾞ ｌ ｀-､
/ ／ ,i′ ｀''-〟,! ,! ｀'-､
!‐´ / |ﾞ'ﾐ / .ヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| やる夫も吐き気に襲われ膝をついた。
| あまりの悪臭に粘膜が悲鳴をあげ、涙がとめどなく零れる。
|
| 胃が蠢動し、堪え切れず吐瀉した。
| さらなる悪臭が加わり、胃液で焼かれた喉が燃え上がる。
|
| 次の瞬間、前奏が鳴り響く。
|
| クラウザーさんがパフォーマンスをやめ、次の曲を始めようとしている！
| 『やる夫』は顔をあげ、恐怖で悲鳴をあげた。
|
| 見上げるほどの巨人が、クラウザーさんの後ろから顔を出していた。
|
| その肉体は焼け爛れ、今まさに腐敗していた。
| 全身から呼吸を阻害するほどの硫黄と腐敗の臭いを迸らせている。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 552 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 10:01:40 ID:keCmxPEA
-
_,, iｰ' .､ '､. ..'-, .'､ . _..
_.. イ'".ヽ .ヽ. ＼ .ヽ. ＼.ヽ. ..,,, -''"゛
,,, ｨ'''"｀'､ ヽ ヽ .ヽ ヽ ヽ,,..ﾉ‐'ﾞ´
._..y‐''ﾞヽ. .ヽ .ヽ ヽ _＞ |-.. ┴´
._.. -'," ヽ ヽ ヽ .ヽ./ ~ _,,二ｰ 、
."｀',. ヽ ヽ .ヽ .ｌ./ ゛ .／´ ｀'-.＼
.ヽ .ヽ ヽ._,, ;;ゞ゛ .／ : 殺 ヽ ',
、 .ヽ . ..ｌr‐'"´／ / .ｌ, ~''" .! .!
.ヽ._.. ﾞ‐'ﾞ゛ ,./ /',''''''!ly、 ._.ｲ│
: '''´ .／ ,- ,/'''''ﾞ‐'t;;',', ,i,'!!~ﾞﾞ｝ .| なぎ払え！
.／.／ / ﾞ‐''ﾞ⌒.! ',
,,i,'イ゛ /.ｌ .､ _ | .ｌ
／ .,/ﾉ ,' lﾞ l.l .,,―｀-ﾆ. ., .,.. l ヽ
.,/ｲ ,' l l ',lﾞ,.. - ,,..,!.il! l ./ ＼
.＼, .,''ﾞ,! ｌ l ,i'/ｯ.＿,,,,,, .ﾞ!/│ ! .ﾞy
.｀'-,,"." ｌ'､ .!.l ｌ .,!.l ﾞl .l',ﾞllﾞ i＿___,,,..-'"゛.ヽ..,,,_
.｀'ｰ､,、 / ﾞ' l .ﾞ" .',.| !/.|"!/ ｀''
｀ﾞ'ｰ､、 .! .＼ .! !..,_, . 〃 /
｀'-',,_ ___;;,,.. --┴''''''¨'ｰ､、
￣￣ ｀'-､,
｀''ｰ ..,,,,,,,,.. ‐'
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| クラウザーさんが叫んだ瞬間、巨人の口腔に青い蛍火が収縮した。
| そして次の刹那、光が溢れた。
|
| やる夫は熱さを感じる暇もなかった。
| 胸のあたりが一瞬温かいと感じた次の瞬間、肉体が蒸発した。
|
| 苦痛は無かった。
| ただ死んだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 553 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/29(火) 10:39:00 ID:FB1LeJAs
- おぉぉ、巨神兵ぇ・・・
- 554 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/29(火) 11:50:23 ID:iq9oToO.
- エルリックラウザーさんか
- 555 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 12:18:07 ID:keCmxPEA
- 今日安価なのを忘れてました。
>>553
ここだけの話、「なぎ払え！」は元シナリオ通りのセリフですｗ
>>554
うまいこといった。
- 556 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 12:18:36 ID:keCmxPEA
- ☆ わくわく属性決定のコーナーです。
且 『200X』ではシナリオ終了時に投票で、そのキャラクターの属性が変動するんだ。
∩ 属性が変動するとどうなるんだ？
☆ ゲーム的には関係ありません。
蟻 そうなの？
☆ はい。
且 一応、属性専用追加スキルがあったり、属性専用装備があったりするから無関係じゃないけどね。
☆ しかし、さほど重要な問題ではありません。
∩ ……いや重要だろ、装備的に考えて。
☆ ……（やらない夫とルールブックを見比べる）
☆ 重要な問題はありますが、読者は気にしなくても大丈夫です。
且 （言いなおした）。
☆ このスレにおいては意味が変わります。
ω どうなるんだお？ 一応やる夫はDARK属性だから気になるお。
☆ 属性によって、考え方が変わります。
- 557 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 12:19:06 ID:keCmxPEA
-
且 具体的には？
☆ 人次第ですね。アリカがDARKに傾いたら戦場の快楽に流されやすくなるでしょう。
☆ 蒼星石なら大切な人々のためなら他人の犠牲を厭わなくなるとか。
ω ほうほう。
☆ やる夫は『死の夢』の見方が変わります。
∩ オレはどうなるんだ？
☆ やらない夫がブレた時は死ぬときでしょう。
☆ ニャンコ先生の囁き方が変化するくらいで考えておいてください。
- 558 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 12:19:35 ID:keCmxPEA
-
☆ という訳で安価です。
☆ こいつらの属性どうする？
安価の書き方
やらない夫 →
蒼星石 →
アリカ →
やる夫 →
考え方
一幕終わったけど、主人公四人はどんな風に見えた？
選択できる属性
・ニュートラル
普通だった。特に尖がっていなかった。地味だった。
・ロウ
まとめ役だった。自分を律していた。ルールを守っていた。ツッコミだった。
・カオス
適当だった。自分勝手だった。カオスだった。ボケだった。
・ライト
人道的だった。主人公っぽかった。利他的だった。
・ダーク
外道だった。邪悪だった。利己的だった。
・ヒーホー
変だった。メタっぽかった。ネタに満ちていた。コメディ的であった。
感想等があったらそれも書いておいてください。
今後の参考に致します
安価は11/30日中です。
酉のある方はフライング可です。
- 559 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 12:21:11 ID:keCmxPEA
- やらない夫 → カオス （脳筋すぎる。
蒼星石 → ダーク （結構黒い。
アリカ → ヒーホー （メタルダー。
やる夫 → ダーク （やらない夫見捨てたしー。
あ、思いつかないならニュートラルを勧めます。
偏りすぎずに済みますし。
質問も受け付けます。
- 560 ： ◆CByxRbsj1.：2011/11/29(火) 12:38:37 ID:GtKibAII
- やらない夫 → ライト（利他的っていうか己を顧みてないって言うか）
蒼星石 → ロウ（ダークロウ！）
アリカ → ヒーホー（変身ヒーホー）
やる夫 → ダーク（終始己の苦しみから逃れんとするやる夫さん）
- 561 ： ◆wZFOryiZkw：2011/11/29(火) 13:02:27 ID:hmt5jmmg
- プレイヤー視点のを見ると
やらない夫：カオス
蒼星石：ヒーホー
アリカ：ニュートラル
やる夫：ダーク
になっちゃうなぁｗ
- 562 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/11/29(火) 13:13:26 ID:t4O6HVJU
- やらない夫 → カオス：悪魔をすんなり受け入れるこの姿勢が今後このままカオスなのかニュートラルを向くか・・・。
蒼星石 → ロウ：邪悪な考えがなかったわけではないがそれに抗い、律した結果として。ダークと迷った。
アリカ → ニュートラル：同上。自らの意思でHIDOIことしだすまではいたらない。ばっちゃとの記憶を大事にしてほしい。ダークやカオスと迷った。
やる夫 → ニュートラル：機転を利かせた活躍など主人公的ではあったが「人間から大きく逸脱しない範囲」だったのでニュートラル。ダークと少し迷った。
総評：つまり、ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξはベルセルクや十二国記、一部の少女マンガの如きの心理的暗黒面を描く名手なのだな！
- 563 ： ◆wS/0Zx62a.：2011/11/29(火) 13:46:39 ID:nj4Xt7TU
- やらない夫 → ライト
蒼星石 → ダーク
アリカ → ニュートラル
やる夫 → ダーク
ない夫は安定の主人公。人間として大事なものが欠落してる感じがイイ。
やる夫と蒼の子はカリンとの絡みで自分と身内にとってプラスな行動を取ったように思う。
アリカはやる蒼が目立ちすぎて影が薄かったのでN=N。
- 564 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/29(火) 14:02:57 ID:ErSV/GhU
- あれ、これってL-LとかN-DとかC-HみたいなL-N-C軸とL-H-D軸？は両立しないのか？
- 565 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/29(火) 14:13:11 ID:keCmxPEA
- >>564
説明不足でしたが両立します。
ただし、一人が投票できるのは一属性だけです。
- 566 ： ◆gG1ytzX69g：2011/11/29(火) 14:48:59 ID:DSFYaY6Q
- やらない夫 → ダーク
あのコミュ障ぶりはヒーホーかカオスの気もするけどｗ どっちかというと他者を気にしない独善的なものを感じたから
蒼星石 → ロウ
本音はどうであれ、飽く迄『結社』構成員としての名分を重用したから
アリカ → カオス
欲望を抑えるのではなく、上手く目的に流した印象
やる夫 → ニュートラル
内心の葛藤、溢れる悪意を律しようとする姿がLawに見えた、だが最終的には育った他の絆によって抑えこんだから
- 567 ： ◆e52bu8jgoU：2011/11/29(火) 15:11:25 ID:nsxYCcuY
- やらない夫 → カオス
蒼星石 → ロウ
アリカ → ヒーホー
やる夫 → ロウ
やらない夫は脳筋でボケだからカオス。
アリカはコメディでボケなのでヒーホー。
蒼とやる夫は二人へのツッコミ役だったからロウで。
それになんだかんだと自分を律してたし。（律しなかったらもっと……もっとエッチな雰囲気に……！！）
- 568 ： ◆fl15rilh2E：2011/11/29(火) 15:13:12 ID:jNLtGocw
- 初参加
やらない夫 カオス
蒼星石 ヒーホー
アリカ ダーク
やる夫 ダーク
基本的には全員自分の都合で動いていただけにも見えたが
- 569 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/11/29(火) 17:22:01 ID:vDwinUBE
- やらない夫 → ニュートラル。鏖殺だろ、常識的に考えて
蒼星石 → ダーク。やる夫と戦場でいちゃいちゃさせたい
アリカ → カオス。なぐりこめー＾q＾
やる夫 → ダーク。チャンスを逃さず蒼星石を組み敷いて欲しい
- 570 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/11/29(火) 17:50:37 ID:xfIMIMAM
- やらない夫 ライト カオスと悩んだけどこっちで
蒼星石 ロウ 初めからそっち側だったからまとめ役に最適
アリカ ニュートラル 結社の一員になりきれない感じが
やる夫 ダーク やらない夫が損得で考えられない人間なようなのでそういった視点の持ち主として頑張ってほしい
- 571 ： ◆BOfUUEthUU：2011/11/29(火) 18:07:22 ID:Y2EY1B.Y
- やらない夫 → ニュートラル 真の独善
蒼星石 → カオス 何だかんだ言って自分自身の望みを叶えようとしてる気がする
アリカ → ニュートラル なんか存在感薄いｗ
やる夫 → ライト 小さな光は絶やさぬように
- 572 ： ◆l5B5sGnbkQ：2011/11/29(火) 18:09:53 ID:935rZgxI
- やらない夫 → ライト
蒼星石 → ロウ
アリカ → カオス
やる夫 → ニュートラル
- 573 ： ◆PVM.vDrgIA：2011/11/29(火) 18:11:15 ID:sJ6otwFM
- やらない夫 → ライト（自分を省みなさ過ぎた感じもした。ライト-ダークの新機軸
蒼星石 → ロウ（危ない考えやメタな考えが渦巻いてカオスだったが、上手く制御してたと思う。好み
アリカ → ヒーホー（言うまでもなく。でも、ダークな部分は変身したから・・なんだろうな
やる夫 → ダーク（良い意味で利己的なんだと思う。大事な他人は自分の物的な感じで
頑張れ、にゃんこ先生。その胃に穴があくまで！
- 574 ： ◆TIENe3Twtg：2011/11/29(火) 18:23:40 ID:HE2YNLus
- やらない夫 → ヒーホー （ニャン子先生との契約が忘れられんｗ
蒼星石 → ロウ （禁欲的に考えて。ほらほらさっさと付き合っちゃいなよー
アリカ → ニューラル （光と闇が合わさってそんなに強くなさそうに見える
やる夫 → ダーク （少なくとも本人の認識としてはダークだと思う。
精神的に追いつめられるとやる夫自身が持つライトな性質も全てダークな部分から生まれてると錯覚しそう
- 575 ： ◆MAROd..Uts：2011/11/29(火) 19:13:21 ID:mxy2q7Lo
- データ的にはダークは序盤強いけど後半弱いのよね
防具面じゃロウ装備最強、武器面はNが強いかな
やらない夫 → ニュートラル
＞（不安定だけど）他者に流されない安定感があったので
蒼星石 → ロウ
＞感情を抑えるなど、常に自制心が強かった気がする
アリカ → カオス
＞えろーい
やる夫 → ニュートラル
＞こう、ボッチ的な意味で。
- 576 ： ◆5rXXXxXIT.：2011/11/29(火) 20:05:45 ID:qxJbyVSc
- やらない夫 → ライト あえていうならＬ−Ｃ。一般的なヒーローってこんな感じかも
蒼星石 → ロウ あえていうならＤ−Ｌ。身内か、秩序かで悩み続けてほしいところ
アリカ → ニュートラル あえていうならＮ−Ｎ。ブレが少なくバランスがいい
やる夫 → ニュートラル あえていうならＤ−Ｎ。こっちはブレが大きいが結局バランスはとれてる
プレイヤー的に判断するとやる夫以外はヒーホーだけどな
- 577 ： ◆z7fKsWA8UA：2011/11/29(火) 20:12:22 ID:0VOxfBhU
- やらない夫 → カオス 本人きっちりやってるつもりなんだろうけど……
蒼星石 → ロウ the 組織人
アリカ → ニュートラル どうなっていくかは今後の行動次第な気が
やる夫 → ニュートラル 立ち位置のせいかな
- 578 ： ◆D07MIjCMEE：2011/11/29(火) 20:47:50 ID:0vUC7Jxw
- やらない夫 →ニュートラル このままだとこのルートにいきそう
蒼星石 → ロウ 理性的になろうとがんばってた印象
アリカ → カオス えろかわいい
やる夫 → ダーク もっと利己的になっていい
- 579 ： ◆Z0APLXykMM：2011/11/29(火) 20:52:32 ID:wfLfOQ3Q
- やらない夫：カオス 脳筋やらない夫
蒼星石：ロウ 割と結社の人間として動いたっぽい蒼
アリカ：ニュートラル 微妙にどっちつかずな気がした
やる夫：ニュートラル 割と利己的に感じたけどエロは自分を律したと思う
- 580 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/11/29(火) 21:10:51 ID:eZ13AiCM
- やらない夫 → ライト まさに主人公。それだけにむしろ「人」としての道を外れている気もするけど
蒼星石 → ニュートラル ロウといえるほど尖がっていない感じ
アリカ → ヒーホー カオスと迷ったが、エダやマイケルからの愛されっぷりはこっちっぽい
やる夫 → ニュートラル 酔歩状態。ふらふらして結局どっちつかずな真ん中
- 581 ： ◆u9Ls68fGDM：2011/11/29(火) 21:28:34 ID:IK8jz4gs
- やらない夫 → ヒーホー（ニャンコ先生成分もあわせるとカオスかこれ
蒼星石 → カオス（描写てか絆が上がりまくったせいでやる夫に対する行動がこれかダーク
アリカ → ヒーホー（変わった方向の欲望に染まりそうだった
やる夫 → ロウ（まとめ役ってか、やる夫が居ないと空中分解してないか？
- 582 ： ◆ZUNKxf4Mog：2011/11/29(火) 21:33:05 ID:CaAgVHbk
- やらない夫：ヒーホー
蒼星石：ロウ
アリカ：ニュートラル
やる夫：ニュートラル
- 583 ： ◆n5Z3VuZapw：2011/11/29(火) 22:42:41 ID:1qHikSYc
- やらない夫 → カオス
蒼星石 → ロウ
アリカ → ニュートラル
やる夫 → ダーク
こんな感じかな
- 584 ： ◆200X.ofSxM：2011/11/29(火) 23:16:47 ID:a/5jOPNI
- やらない夫：ライト
蒼星石：ダーク
アリカ：ニュートラル
やる夫：ダーク
- 585 ： ◆10ApkKSZho：2011/11/29(火) 23:27:27 ID:oKFSjvwE
- やる夫：ヒーホー
やらない夫：ライト
蒼星石：ロウ
アリカ：ニュートラル
かなり特徴的だったと思う
- 586 ： ◆CBWsOpHrbw：2011/11/29(火) 23:27:54 ID:JyeMWOSg
- やらない夫 → カオス
蒼星石 → ロウ
アリカ → ヒーホー
やる夫 → ニュートラル
ない夫は脳筋だし、特に友人付き合いにおいてはカオスすぐるわｗｗｗ
蒼い子は立場から結社の側に立って行動してたし
アリカはもうねｗ 背景は重いんだけど、やってることはピンでボケとるし
やる夫はツッコミ役、もうねド真ん中でないとツッコメないだろコイツら相手じゃw
- 587 ： ◆s7CVF0Eu8I：2011/11/29(火) 23:38:43 ID:DtDa7ZmU
- やる夫：ダーク
やらない夫：ライト
蒼星石：ロウ
アリカ：ヒーホー
- 588 ： ◆nzPELBqxOw：2011/11/29(火) 23:50:14 ID:CqctWS6k
- やらない夫 → ロウ
徹頭徹尾、自分ルールｗそのルールの中の自己保全が異常に軽いのが何ともｗ
ニュートラルと迷った。
蒼星石 → ロウ
血族ルール根強し。
アリカ → カオス
ひたすら己の心の赴くままに暴れてた。復讐！復讐！
やる夫 → ヒーホー
「そんなに欲しかったっけ？」ﾒﾒﾀｧ!!
↑の印象が強過ぎてヒーホーに入れてしまったが、順当ならば堂々たるヒロインっぷりにライトに入れてたと思うｗ
- 589 ： ◆RengelsnNs：2011/11/30(水) 00:10:03 ID:KeevgY4Q
- やる夫：ダーク（シナリオ中はほとんど内面と向き合い続けて後ろばっかり見てたイメージ。エンディングはそうでもなかったけど）
やらない夫：カオス（好き勝手やりすぎだなぁと思ったけど自分の中の法に逆らわない、一般的な法ではなく自分の定めたなので）
蒼星石：ロウ（組織の法に従う所）
アリカ：カオス（戦闘欲求に流され気味なところ）
- 590 ： ◆mmsSEDCh.s：2011/11/30(水) 01:20:22 ID:yqpsn.SM
- やらない夫：ライト(自分の周りを良くしようとしてたので)
蒼星石：ロウ(組織の一員として行動していた)
アリカ：ヒーホー(マスコット的に。Darkでエローイも迷ったけどね！)
やる夫：ニュートラル(色々と綱渡りしている印象から。将来的な期待も含めて)
- 591 ： ◆YeqXWjTM4k：2011/11/30(水) 01:57:08 ID:KDUY74Ds
- やらない夫 → ニュートラル （状況に流されることがない、敵対者全殺的な意味で
蒼星石 → ロウ （姉に比べれば間違いなくロウ
アリカ → ニュートラル （状況に流されやすい的な意味の中立
やる夫 → ライト （序盤がダークで、そこから抜け出そうとしてる的に
しかし血族って色んな神族内包してそうでカオス寄り、教会はロウのイメージあるんだけど
教会のエダになついてるアリカのほうがカオスっぽいのってどうなんだｗ
- 592 ： ◆sNVBsaeVxY：2011/11/30(水) 02:10:11 ID:Xw36mKQk
- やらない夫 → Chaos 生き方が破壊神っぽい
蒼星石 → Law 良くも悪くも社会的、常識的
アリカ → Light 長じれば英雄に…？
やる夫 → Neutral 迷い苦悩した
- 593 ： ◆2.wLENWmEo：2011/11/30(水) 07:08:30 ID:s7HURKLQ
- やらない夫 → ヒーホー
蒼星石 → ロウ
アリカ → カオス
やる夫 → ライト
- 594 ： ◆lGbW60L72o：2011/11/30(水) 09:15:21 ID:SCuQNJWY
- やらない夫 → カオス
蒼星石 → ロウ
アリカ → カオス
やる夫 → ダーク
- 595 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/30(水) 10:03:06 ID:znoGTSGk
- >>594までまとめ()は元来の数値
∩
ニュートラル 5
ロウ 1
カオス 13
ライト 10(+3
ダーク 1
ヒーホー 4(+3
且
ニュートラル 1
ロウ 25
カオス 2
ライト
ダーク 4(+1
ヒーホー 2
蟻
ニュートラル 14
ロウ
カオス 9
ライト 1
ダーク 1(+1
ヒーホー 8
ω
ニュートラル 12
ロウ 2(+7
カオス (+7
ライト 3
ダーク 15(+10
ヒーホー 2
- 596 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/30(水) 10:03:25 ID:znoGTSGk
-
ガバッ ! ! ＿＿＿＿__
／:υ::─ﾆjjﾆ─ヾ
／:::li|.:（ ○)三 （ ○)＼
（:::||!.:υ::::: （__人__）):::: i|
〃 ）:::::::::::. |r┬-| li::::/
/: : : : : : l＼`ー '/j: : ::ヽ
＼ヽ :ヽ: : : : 7ヽ />: : : :r:＼
（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ ＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 真夜中に絶叫とともに飛び起きたやる夫は、まず枕元の携帯電話に飛びついた。
| 笑えるほどガタガタ震える体。電話を上手につかめず、無様にも落としてしまう。
|
| 死の夢だ！
| 死を夢に見た！
|
| パニックに陥りながら、両手で電話を握りしめる。
| やらない夫が死ぬ妄想ではない。
|
| 今のは、見知らぬ誰かの死であったとは言えやる夫にとって重要な死だ。
| 『満月の夜』！ 『頭のおかしいバンドのライブ会場』で！ 翠星石が犯される！
|
| 今すぐ誰かに伝えなければ！
| 翠星石を救わなければ！
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 597 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/30(水) 10:03:43 ID:znoGTSGk
-
＿＿＿
／ ＼
／ノ ＼ u. ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. |
＼ u.｀ ⌒´ ／
ノ ＼
／´ ヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ……どうやって？
|
| 次の瞬間、一気に氷点下まで下がった感情が囁きかける。
| 誰に何を伝えるつもりだ？
|
| やる夫の発狂を、頭のおかしい病的な警告をわめき散らす？
|
| どうやって信じてもらうんだ？
| 誰に電話をするつもりだ？
|
| 翠星石？ 蒼星石？ やらない夫？
|
| 震える手で携帯電話を開く。
| 液晶の光が青ざめたやる夫の顔を照らす。
|
| 時計は三時過ぎ
| 誰に、どう言う？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 598 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/30(水) 10:04:00 ID:znoGTSGk
-
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ふらつく足でベッドから降り、よたよたと窓にとりつく。
| 焦りからうまく動かない腕でカーテンを引き、空を見上げる。
|
| ……闇夜だ。
|
| 空に月は無い。それどころか、強い雨が降っている。
| 昨晩、アリカと並んで見た天気予報を思い出す。
|
| 今晩一晩は台風による大雨で、朝方まで土砂降りだ。
| ごうごうと強い風の音がする。
|
| 続いて、天気予報の絞めでキャスターが行っていたことを思い出す。
|
| 『朝には台風は通り過ぎ、明日の満月は綺麗に見えるでしょう』
| ……少なくとも、今晩は満月ではない。
|
| やる夫は胸を撫で下ろし、困惑した。
| 今のは、どういう『夢』だったのだ？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 599 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/30(水) 10:04:17 ID:znoGTSGk
-
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／::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : ＼
/:::::::.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : ヽ
/::.:.:.:.: : : : : : : :.
. |.:.: : : : : |
. |:. : ¨二ﾆ=ミ ＿ノ 廴_ 幺=ﾆ二¨ | 翠星石が……
. |: ≫ ´ __ Ⅵ :ｉ|ｉ:ｉ|ｉ: Ⅳ __ ｀ ≪ | 危機に陥る夢かお？
. | i{ ( ・ ) 川 li|il 从 ( ・ ) }ｉ |
. | ≧=― ‐=彡 ミ=‐ ―=≦'ﾞ |
:. ／ ＼ : /
ヽ / ヽ : : : /
／＼. { : : } : : : ／＼
／ ヽ 人: : : : ノ: : : : : :.:.:.:.:.＼
／ ≧=‐≦ ＿ ≧‐=≦: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::＼
/ : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::ヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 呟いてみるが、よくわからない。
| 少なくとも、見知らぬ誰かが死ぬ夢だった。
|
| 翠星石が……処女を散らされ、輪姦される。
| やる夫は夢でもそんな状況に強い興奮を覚えたことに罪悪感を覚えた。
|
| 吐き気がする。
| 欲望に汚れきった自己への、強い嫌悪感。
|
| 胸を押さえたところで、ふと股間に違和感を覚え、
| 下着が汚れていることに気付いてやる夫は堪え切れなくなった。
|
|
| トイレに直行し、胃の中身をぶちまけた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 600 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/11/30(水) 10:04:35 ID:znoGTSGk
-
ω キーワードゲット！
ω 【クラウザーさん】【『ストームブリンガー』】
ω 【フルムーン・ライブ】【『ロード・エルリック』】
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51
┃妄想 53 → 54
┃鏡と茨の死神... 59
┃荒野の黒龍 48
┃隻眼の老人 17
┃千の化身 5
┃
┃>>蒼星石☆ 9 → 17 LVUP!
┃高良みゆき☆ 0 → 12 LVUP!
┃>>夢宮アリカ. 76
┃>>やらない夫 74 → 77
┃華琳 73
┃長門有希 71
┃水銀燈 64
┃クツキ 62
┃伊藤誠 43
┃阿部高和 33
┃真紅 25
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃クラウザー 0 → 6
┃
┃
┃翠星石 75 → 93 LVUP!
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃翠星石 75 → 78.
┃>>やる夫.. 73
┃ニャンコ先生 66
┃ディオ.. 43
┃Ｌ 40
┃>>蒼星石 23
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃諫山冥 9
┃屈木 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫 74
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 59
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 31
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃
┃拳 69
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃>>やる夫☆ 27
┃翠星石. 65
┃志摩子さん. 43
┃>>アリカ. 36
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃デュランダル. 20
┃屈木 14
┃ニャル. 12
┃ナタル. 11
┃麻呂重 6
┃吉良 6
┃華琳 0 → 16 LVUP!
┗━━━━━━━━━━━━━
絆表は新月＋今回分です。
- 601 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 10:13:57 ID:iSTY2OvQ
- あれ、ちょっと見ない間にやる夫→みゆきさんと翠星石が跳ね上がってる…
- 602 ： ◆RengelsnNs：2011/11/30(水) 10:21:04 ID:KeevgY4Q
- いけない！翠星石の絆がやらない夫よりやる夫が高くなってる！
- 603 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 10:21:43 ID:IFzzLsAs
- 焼けぼっくいに火がつくな。
蒼かアリカ、みｗｉｋｉさんの誰かに手をつけてればもうちょっといい感じになりそうだが……
早い段階で未来回避をしようとすると代役ががが
- 604 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 10:35:01 ID:j/ujUXBY
- なんとなく翠はのび太っぽく見えるな
特に劇場版の、欲しがったりやりたがったりなどで事件に巻き込まれる感じでｗ
- 605 ： ◆vxML1Lislo：2011/11/30(水) 15:08:17 ID:f1jODal.
- やらない夫 → カオス
蒼星石 → ロウ
アリカ → ヒーホー
やる夫 → ダーク
Li-D軸とL-C軸を混ぜて安価してもいいんですよね？
- 606 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 15:22:59 ID:dht.lSME
- マジで絆爆上げしてるし！
これは「ヒロイン枠が確定しちゃうと面白く無いよね☆彡」という>>1の陰謀じゃよーｷﾞｬﾜｰ
- 607 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 19:12:00 ID:KDUY74Ds
- 爆上げしても蒼とみゆきさんに負けてて、でもやらない夫の絆より上……
翠さん涙目
- 608 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 19:51:58 ID:L3cU8SLM
- むしろ、ない夫とやる夫の絆をバカ上げしたいな
ポイント溜まったら考えよう
- 609 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 21:41:15 ID:M2DHDQlY
- 翠星石が地雷女すぎるｗｗｗ
さらわれるＬｖ１００ｗｗ
- 610 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/11/30(水) 22:19:29 ID:KeevgY4Q
- >>606
何を言ってるんですか猿渡さん！
既にヒロインはやる夫だって決まってるじゃないですか！
- 611 ： ◆tS3RueByJs：2011/11/30(水) 22:24:22 ID:JpWQjYgE
- やらない夫 → カオス
蒼星石 → ダーク
アリカ → ヒーホー
やる夫 → ダーク
- 612 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 10:04:39 ID:aXCMOAgE
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ヽN＞_-_＜ｨｲ/
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. /.}j <_,ｨ介ﾄ､_> i {::ﾊ
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/.:/::|.:::ゝﾆ7ﾆ7个!ﾆ7ﾆ7:::.::::l
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_,.レ ﾉﾆ二 三三二ﾆ,〉 ､!_
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| その夜のことを、蒼星石は悔やんでも悔やみきれない。
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- 613 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 10:04:57 ID:aXCMOAgE
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,ィヽ､, ィゝ､___ /l lヽ ＿_
,r〆｀´ー‐‐'―'~＾ﾍ./,／| / .{ ,'. 〉 ／: :,r'
,...,ィ':':'´,;;;;;''"´; ; ; ; ; ; ; ;ヘ::ヽ l/ }, / / .ィ: : ィ´
_,ィ´;__;r七ィ:::::: : : : : : : : : : : : :ヾ : ヽ, /ノ / .ィ: : ィ´
_r'´: ;;;く`ノ.: : : r;;;;;;;;'''¨ヽ;;; .ﾊ ;;;;ﾊ .;;; . ;;;:,｀´ヽｰ'‐‐‐;,､ .ィ: : .ィ´
. ﾒ: ;,メ;ィ_;_;.;.;.;.;.;.;.;;;ィ; ; ; ; ;.ヾ.. ;ﾊ;;; ;;ﾊ; ;;.ﾊ ;;;::; ;; :: :: :: : ::ヽ_. ィ: : : ィ´
磷ィrr'ﾚy'Ｙ}ﾉ|ﾉ};;〈 ; ; ; ; ; ; ;,,ゝ;; ﾊ;; ;; ﾊ;; ;ﾊ;; : : : : :: 〉:: :: {: ::. ィ´
`ｰ^'｀ , ィ´｀乃: ｀ヽ: : :ィ;;; ; ;;; ;ﾉ ;; ;;ﾉ ;; ;ﾊ; ; : : : ﾉ:: :: : :ヽr'´
. ゝｒィ'ゞ; ; ; ; ;ィ::::::ミﾐﾐヾ:: : : : : : . . . . .: : : : ヽ , イ;:;;;;ヽ
}ヾメ;;; ; ; ; ;.ィ::::::::::ミﾐﾐﾐﾉﾉ ﾉ ﾉ::｀ヽ、. i . .;; . . ,〈⌒ヽ、;;〉
ヽ;;;;;;;;：：／,r'｀ゝ---‐ﾍノ弋二=ｪ, ﾊ ゞ . : : :. 〈 ヽ､;,;,l⌒ヽ、
. ,`ー‐'´::ｒ' 〈.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ ,,;''''''';ヽ: :ﾍ : i : . 〈ﾉ;';ヽﾉ ￣￣
/: : :〈ﾉ'.,r' ヽ.:.:.:.:.:.:.:..{ヽ,' ﾊﾍ.: : : : {;';';';'.〈＿＿＿
,': : : 〈ﾉ',r' ヽ.:.:.:.:.:ｲゝ､ヽ .. .. . ィﾍ. 〉｀ヽ〈ヽ;;＿i_,,=-‐''゛
,': : :.〈ﾉ'., 〉 ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ . . .八ノ ::/ ＼|￣ヽ、
. i : : : {》' ,ゝ、 , r､ｲ.ミ;;;;;::;;; : ﾊ . ﾉ. ﾉ: ::/ヽ, ￣￣
i : : : :ヽｲィノﾉハﾉヾノ: i ; ; ; ; ; ; ; ;｀ヽ.;; : : /;;;;; : ｀ヽ、
ヽ: : : : : :ゝ'､ハ,ィ´: /;; ゝ､;;; ; ; ; ; ; ; ;ﾊ : ., ';;;;;, : : '., : :ヽ,
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| あのお台場の夜以降、蒼星石は戦力として数えられていた。
|
| 大抵の場合、『血族』四天王のラオウの弟、ケンシロウ及びアリカと組まされ、
| 小規模の怪異の退治や、異界消去の手伝いに駆り出された。
|
| 人手不足を補うために、蒼星石らのように半人前を集めたチームは複数作られ、
| その中でも彼女らは傑出した成果を上げていた。
|
| 当然、同等の者たちから蒼星石への風当たりは強かった。
|
| なにせ、縁があるとはいえ四天王の孫娘や弟と組んでいるのだ。
| 素質という点では最高の仲間と言える。
|
| だがその分期待も大きく、仕事量も半端なものではなかった。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 614 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 10:05:11 ID:aXCMOAgE
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ノ>―''ヽ;;;;l|;;;|彡ﾉﾉｲl|;;|;;;;l;;;;;|;;;;／从;;;;）从从之
之三;;彡;;;､l|;;|;;;lイ/从ﾉ;八;|llYイノイ／;;从从ﾆ<
/イ/t=;;;;;ﾐｨ;;;;;;;;;;;｀ミ;;人ｨ''彡二二ﾐﾞ'､j;;jj;;ｭ;;;､）
（（/;;|lヽ;;|､'''ｨ,t;;ｯ=､;;;j人;;;ｨ:;ﾐｯ;ラﾆ' ｲ;;;/ l|;;lﾄ
ﾞ之;;;'､l|;;ﾞ, ::､｀￣´´":|"ﾝ:::::::::'''ｲ:.. ﾘ;ｲ),r';;之ｰ
{彡;;;ヽ;;;',::::::... ::::|: ﾘ:::: ﾞ ｲ;/ノ;;;;ﾞl|
ﾞ|/;;;;;;;|ﾞ:',:::::: : : ::; ､j_, -､::: ｲ;|ﾞ/;;;l从
ノﾉ;;;;;;|:l|:', :::: : :::｀ﾞ'ｰ '´" ,':::l|/;从｀' ､
,, ､-ｰz''"ｲﾘ|l|::|l:'､ : ::::::: ,;}､ / :: ﾞl､从l|',::ヽ
''" ,､ '":/ /|::}}:::ヽ ::::::r'二ﾞﾞ'ヽ , '::: :: ::l|彡 ',从
／イ::/:: ::::/::l| }}:::::ヽ :::::..'""'' , ':::::: :: ::}::l|彡::: ll||
/"://::/ ::::ll/::::l| :}} : :::ヽ ::::.ヽ ／::::::::"} }:::|彡 ::: |||
ノ//::/ : ::::ﾐ/:::::ﾘ :}} ::｀---- '´ :::::" } }:::|彡三::|}
/:/::/: :::::/ ,,イ ::::::＼:::ｰ '´ :::" :::|彡三 l}}
//:/:: :::,' { ヽ ::ヽ ::: ::ﾘ::::彡 l}}
ｲ:/:: ::::ﾘ'ｰ､,, ヽ ＼::::',彡 /彡 ::/::::彡 l}{
l l|:::: ::| " ｀''ｰ､::ヽ､ '､ l| :/彡 ,, ､-/彡彡 ﾐ}}
､ll､;:: :::::|::::ｰ､::::: ｀ﾞﾞ'''ｰ'､ ／ｰ―´ /彡彡彡ﾐ;;
::｀'' ､､ :::: | y'::::''" ｲ::::彡彡三ﾆ
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| 寡黙なケンシロウは教師には向かない。
| そして、指揮官としても難があった。
|
| 蒼星石は新人であるアリカと、実力としては上のはずのケンシロウを配下に置き、
| しかしそれとは別に今まで通りの仕事もせねばならなかった。
|
| 時にその他の人員と組まされることもあったが、
| それらは異様に癖が強く、行動を共にして気疲れする者ばかりだった。
|
| 例えば内乱で滅びた中東の小国の兵士。ミスト・レックス。
|
| 不平不満を口にする事をはばからず、
| 悪政で滅びた故国を美化した妄言を語る男だ。
|
| 例えばアメリカ出身の元テロリスト。四ツ目。
|
| 情け容赦というものを知らず、悪魔だけでなく目撃者なども、
| 徹底して処分しようとする過激な人物だ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 615 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 10:05:25 ID:aXCMOAgE
-
＿,.-‐'"￣￣￣￣￣｀ ー ､
＿f´ lヽr'"¨´l: : : : : : : : : :＼: : : :＼
〈-- ､ヽ,lf´/ .ノ_: : : : : : : : : : : ',: : : : : ＼
/＼ ニツ／￣｀ヽ: : : :ｲ: : :,ヘ,ﾍ: :',: : : : :ヽ
/: : /7¨ﾞl ヽ ト-'": : : /l: : / l: ﾄ､: : : : :',
l: : :l_l_／＼. ヽl: :l: : : :/ l: :/ l: ｌ ',: : : : :i
l: : : : : : l: : :￣: : l: : :/ l: :l .l:l ',: : : : l
l: : : : : : :l: : : : : : l: :/三ﾐl: l .l:l-‐‐i: : : :l 蒼星石さん、
. l: : : : : : :l: : : : : ::l:/__･__,l: lヽ ｨ7/‐-､_l:: : :l 結界の構築が甘いですわよ。
l: : : : r‐､l: : : : :j/ l:l /ｰﾟ‐= }: : :l
l: : : ::ﾍ くl: : : :⊂二⊃ ヾ ヽ::::l
. l: : : : :ﾍﾞ､l:: : : :l ⊂二⊃: l
. l: : : : : : ゝl: : : l ⌒⌒ ／:: : :l
. l: : : : : : : : l: : :l｀ｰ-､＿＿＿＿＿. イ l:: : : :l
. l: : : : : : : : :',: ::l-＜ヾヽ､ 7ヽ､＿::l ∨//l
. l: : : : : : : : ∧: l ヽ ＼＼// / ヾ. ∨/l
. l: : : : : : : :∧.ヽl ヽ ヽ/ / i. l//l
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| その晩も、蒼星石は諫山冥の指揮下に入った。
|
| 諫山冥は『血族』の優秀な家庭の生まれだが、蒼星石と同じく素質に恵まれない女だった。
| 美貌には恵まれたものの、既に齢30を超え、肌の衰えは隠せない。
|
| そして、女を駆使して取り入った相手は予想に反して出世せず、
| 乗るべき派閥を間違えたせいで難しい位置に立っていた。
|
| 故に、志摩子とも北斗四兄弟とも縁があり、
| そして今は『夢宮の忘れ形見』アリカの教師として働く、若い蒼星石への嫉妬は深かった。
|
| 蒼星石が何をしても気に入らないのだろう。
| 冥は『血族』としての活動よりも蒼星石いびりに余念がなかった。
|
| 蒼星石としてはそんな上司に辟易しながらも、逆らう訳にも行かない。
| すべての小言も文句も無茶な注文も甘受し、頭を下げてやり過ごした。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 616 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 10:05:45 ID:aXCMOAgE
-
! | !l |! ! | ! | ! l | ! l |! | !ll |! l |!| !l | ! ! |
!l |! ! | ! !ll |! l !| l !ll |! l !| | ! l il i (ヽ＝＝＝＝＝＝＝＝
| |! ! | ! | ! l | l | !| ! l | ! l ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ
l !i! | ! l | !l |! !! l !l |l |! l |! l |! ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ
! l ! | | l | ! l |! | | ! l |! l l |! ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ
!l |! ! | ! i | ! l i !i li | ! l ! ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣
! ! | | ! | ! l | !l |! ! | ! li ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ
!l ! ! | | ! | ! l | !l |! ! ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣
! | !l |! ! | ! | ! l | ! l |! | ノ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣ﾉ￣
| ! | ! l | ! l | ! l |! | ＠二|二|二|二|二|二|二|二|二|二|
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| その晩は嵐であった。
|
| ずぶ濡れになりながら低位の異界を清浄化し終え、
| 蒼星石は冥、ケンシロウ、アリカを家まで送った。
|
| 書類の提出などの雑務は、だいたい蒼星石の仕事である。
| 冥はやいのかいのと理由をつけ蒼星石に押し付ける。
|
| ケンシロウに任せればいいのかもしれないが、なんとなくそういう訳にも行かず、
| いつも蒼星石は遅くまで残って報告書を書いていた。
|
| そも、異界が広がるのは主に夜中だ。
| 健全な人間らしい生活は到底できない。
|
| 蒼星石はあくびを噛み殺しながら書類を書きあげる。
|
| 『血族』がデータ管理を始めたのはここ十年ほどで、異界の詳細なデータから、
| 異界の自然発生については予報が作れるほどになってはいる。
|
| しかし、当然その予測も確実ではなく、しかも詳細を入力する必要があった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 617 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/01(木) 10:28:12 ID:voXNaghA
- BBAの嫉妬とか一部の人にはご褒美じゃないですかー
- 618 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/01(木) 10:39:13 ID:gRsu4oks
- 蒼組織内で孤立してんなあ
これもでも庇護者いなかったんだろうか
- 619 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/01(木) 10:47:32 ID:Prk3wAgw
- >>618
庇護者が前回の事件で軒並み窮地とか死亡してっからなぁ
・麿：娘が死亡かつ内通者疑惑
・ばっちゃ：マーラ様にＳＡＴＵＧＡＩされる
・ラオウ：面識なさそうだけどほぼ引退状態
そして結社との窓口やら功績を上げてしまっただけに余計ややこしくなってると言うか。
- 620 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 11:05:29 ID:aXCMOAgE
- >>617
……そうなんですか？
世の中広いですね。
>>618-619
・志摩子さん：今は忙しすぎて蒼星石まで手が回らない
立場的に超下っ端のつかい走りの癖しやがって、
トップである志摩子さんから名指しで指令が下るレベルのお気に入り。
そりゃ孤立もしますよ。
- 621 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 12:27:13 ID:aXCMOAgE
- ☆ 出そろったので属性評価の結果を出します。
☆ 昨日と同じく、()内は事前の数値です。
∩
ニュートラル 4
ロウ 1
カオス 15
ライト 10(+3：事故による
ダーク 1
ヒーホー 4（+3：事故による
且
ニュートラル 1
ロウ 26
カオス 2
ライト 0
ダーク 5(+1：《神格の支援》による
ヒーホー 2
蟻
ニュートラル 14
ロウ 0
カオス 9
ライト 1
ダーク 1(+1：《アーマーモード》による
ヒーホー 10
ω
ニュートラル 12
ロウ 11(+7：『鏡と茨』の介入による
カオス 0(+7：『荒野の黒龍』の介入による
ライト 3
ダーク 17(+10：『千の化身』の介入による
ヒーホー 2
- 622 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 12:27:28 ID:aXCMOAgE
-
☆ ライトとダーク。ロウとカオスは対立しています。
☆ ニュートラルとヒーホーはそれぞれの中心に位置し、
☆ どれとも打ち消しあえる存在です。
☆ 属性値がレベル＋30に達すると、PCはNPC化します。
且 ブナピーが悪堕ちして悪の女幹部になっちゃう！
ω そう言うお前は正義の代理人として『教会』に寝返りそうだお。
蟻 『ブナピーは、ホクト株式会社が開発した白いブナシメジの商品名だ』ってばっちゃが言ってた！
☆ それぞれの高い属性を並べることで、その人物の属性を指すことになります。
∩ オレはライト-ロウか。
蟻 あたしはニュートラル-ヒーホー？
且 そして僕と白いダースがお揃いのダーク-ロウだね！
ω だれがホワイトチョコだお。
且 君の熱いホワイトチョコを僕にかけてもいいんだよ？
ω なにそれこわい。
- 623 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 12:27:44 ID:aXCMOAgE
-
☆ ちなみに属性値は高すぎてもいいことがないので、対立属性と打ち消し合って下さい。
☆ 具体的にはどちらかがゼロになるまで、両方を減らします。
∩ つまりオレの場合はカオス15でロウ1だから。
∩ カオス14のロウ0になるってことか？
☆ そうです。それを踏まえると。
∩
ニュートラル 4
ロウ 0
カオス 14
ライト 12
ダーク 0
ヒーホー 7
且
ニュートラル 1
ロウ 24
カオス 0
ライト 0
ダーク 6
ヒーホー 2
蟻
ニュートラル 14
ロウ 0
カオス 9
ライト 0
ダーク 1
ヒーホー 10
ω
ニュートラル 12
ロウ 11
カオス 0
ライト 0
ダーク 24
ヒーホー 2
☆ と、なります。
- 624 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/01(木) 12:28:17 ID:aXCMOAgE
-
且 くそっ……なんて時代だッ！
ω やる夫はダーク-ニュートラルになったお！
☆ なお、NPC化を防ぐためにニュートラルかヒーホーを減らすことで、
☆ 任意の属性を減らすことも可能です。
∩ オレは問題ないな。
蟻 うーん。あたしヒーローなのにヒーホーかぁ。
蟻 ヒーホー使ってダーク打ち消したらどうなるの？
☆ カオスとヒーホーが同点ですか？
☆ 好きな方を選べばいいんじゃないですかね。
且 というか、今のままでもニュートラル-ニュートラルを名乗れると思うよ。
蟻 そっかぁ。じゃあそうする！
且 ちなみに僕はニュートラルとヒーホーを全部つぎ込んでロウを下げる。
且 それでもロウ21か。
ω （本人これだけカオスなのに、なんでロールプレイはロウなんだお）
且 エリエール・キュート。君はどうする？
ω 誰がトイレットペーパーだお。
且 残念。エリエール・キュートはティッシュの商品名だ。
ω ……とりあえずこのままでいいお。
- 625 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/01(木) 16:22:36 ID:SN1Q40TQ
- ホワイトチョコをぶっ掛けて欲しいとか‥エロいにも程があるぜ！
ウラヤマシ
- 626 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/02(金) 10:42:43 ID:lDPJoFYI
-
, -‐= ￣￣三ﾆ=- .
|ニニニ=- -=ニニニニﾆ｀丶、
|ニニﾆ=- -=ニニニニニニニ＼
|ﾆ=-――――――-=ニニニニニﾆﾆヽ
＿}＿＿＿＿＿＿＿____ ＜ニニニニ
／ニニニニ=- -=ニニニ=- ＼ニニニ
〈ニニニニニ=- -=ニニニニﾆﾆ＼＼ニﾆﾆ〉
ニニニニ=-―――-=ニニニニニニﾆ＼＼／
ﾟ。ﾆ＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜ニニニニﾆ`く
〉 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::＼ニニニﾆﾆ〉
//::::::::::::::::|::::::::::::::ｌ::::::|:::::::::::::::::::::::::＼ニﾆﾆ
//:::/:::::::::::人::::::::::::|ヽ::|＼:::|:::::::::}:::::::::::＼／
//|::::|::::::::: -一＼::::::|ｰ汁ー}:ト::::: .::::::::::::::::|
〈 |::::| ::::/:{汽__芳＼| ﾉ汽__芳 }:/::::::::::::::::::|
|::::|:::/:::::. ″ ..:::::... 〝//:::::::::::::::::::
|::::ﾚ:::::::ハ ′ ノｲ:::::::::::::::::::/
|:::∧::::::::人 ,、, ､ |:::::::::::::::::/
ﾚ |ハ::::::个:.... . イﾉﾉ〉::::::::: ′
:::::::|ハ{ 〕爪 ／/:::::::::ﾊ{
::::::|斗匕 ｛＿__彡'/:::::::::/＼
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（＿_/ 〈〈＿_人＿_〉〈／ ＼＿_
／__〕_/ ー//|｛一 /＿丿
／ （＿_/ /｝|｛ /__〔_: ＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 面倒な打ち込み作業が終わり、蒼星石は眠い目をこすって帰路に就いた。
|
| 一次期は記録係として『血族』の仕事に随伴し、異界の詳細を打ち込んではいたが、
| まさか作戦指揮、資材及び人材の運搬、結界の構築、衛生兵を兼任するとは思ってもいなかった。
|
| 『血族』の人員不足、ここに極まれりと言う奴だ。
|
| 不意におかしい気分になりながら、雨も上がり、白み始めた空を見ながらドライブ。
| 時刻は五時。一時前に送り届けたアリカなどは、今は夢の中だろう。
|
| 軟禁状態で、規則正しい生活を義務付けられている翠星石も、今は布団の中のはずだ。
| こうやって忙しい日々を送っていると、束縛だらけで自由の無い翠星石が、羨ましく感じることもある。
|
| だが、それはきっと『隣の芝』なのだろう。
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- 627 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/02(金) 10:43:36 ID:lDPJoFYI
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／ / / t米く _,_-ｧ､_,｀ｰ^ｰ=､′ ヽ く.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::....＼:/
rく {ﾉ , -ｧ':´:／: .:.}: : l: ヽ｀^:ｰ､〉 〉.:.７ﾌ.￣:.丁:.:.¨:､ ｰ- 、.::.::.:..＼
ヽ _ j ､n, ﾉ: :./ /:. :./: :/: : :l: : : ヽ /:.:./:.:l:.: l: ﾄ:. :.:.ヽ:l: :ヽヽ、::.::.:..ヽ
∧{r米7: :./ :/:. ／: :ｲ: :/: }: : . : : l /:.:.:/:.:.:.|:.l:.:{:.:.:. ヽ:. :.:.:ヽ: :ヽ:.＼::.::.: 〉
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! : :{l l:.j:. :l{７ﾃぅﾄ ン／´,≦二 }:..:}: :/ l!:.::.:从≦二ﾐヽ ヽ ｧ孑示}:}:ﾘ:. .:!..:ﾘ
l : : ﾊl ﾄヽ､:..:l 辷ｿ 礮ﾘｿﾉ:.ｨ:ﾊ{ ヽ:.:::.小､礮ﾘ _辷ｿj//.:.:.:/ :/
j:./: : :.{、 ヽ＼ヽ｀_ 〉 ｀^イ彡 ′ ヽ:.:.ヽ ^´ 〈 ´ ´7:.:.:.::/／
//: : :.:.:.:ヽ ､n,ヽﾄ￣ ‐,- , ｲ_ l}{ }:l:.:ﾊ、 -_‐ /ｲ:.:イ/
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/' : : : iヽﾌヽく {! | ／／}ﾊヽ {! n 〈_:.:.l:{ |{_/ ／ィrjくヽ＼ ｀ ｰ_､ _
／/: : : :.r/^´: :くrｲ / /:/ /!ｪﾄ:ヽ!r米'ヽヽ:ヽ /_1/{´/:ｲ|::lヽ ｀j::} rrｱjｰﾍく
: /: : : .:.:.:|: : : : r' r| ﾊ {::{＿//||ｪﾄﾄ._ヽ｀´ l} _}_: ヽ /{ヽ!{::ｰ:/|| l::ﾄ､ｰ::ﾉ /rv^:.::|::.:V
/: : : :.:.:.:.:| : : :/ n, lﾊr!｀ ー 7:||_j-||:{ ヽ／-‐､}_: ＼ /_rヽ} ￣ l:| ヽl ￣ / rﾏ:.:.:::l:::.:.::l＿
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: .:.:.:.:.:./: :|r'rj _｀/}: rヽl ヽ!!_j-l_/ﾏ jｧ二´ rvﾕ{、j＼ /Zv_ト＼ _{r‐｀ヽ＞::::::::::.:.::::::＼::::/
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| 蒼星石は、翠星石と二人だけで二階建ての一軒家に住んでいる。
|
| 父は有望で優秀な戦士だったが、『血族』の務めの中で斃れた。
| 七年前。三十代のはじめという年齢は、『血族』では平均的な数値だった。
|
| 母は生まれついて体が弱く、五年ほど前に心労もあって他界した。
| 母は『血族』で、父は外の人間だった。
|
| 大恋愛の末の結婚だといつも話していたから、蒼星石も翠星石も恋に憧れた。
| しかし、それは無理な相談だった。
|
| 愛した相手が偶然異能を持っているなんて、そんな奇跡が何度も起こるはずがない。
| さらには慢性人手不足の『血族』は、より有能な異能者を求めていた。
|
| 血が薄まらないように、濃くするように。
| 内部での結婚は当たり前だった。
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- 628 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/02(金) 10:43:52 ID:lDPJoFYI
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| 蒼星石は、優秀すぎる二人の兄と、才能あふれる弟の間で精神の拮抗を失った許婚を思い出した。
|
| 弱い男だった。
| それ故に、『血族』での居場所がなくなった。
|
| 今は『結社』の幹部カミナの副官だと聞いているが、どうしているだろうか。
|
| ガレージに車を止め、勝手口から家に入る。
| 「ただいま」は言わない。
|
| 最近はナタルかその部下が夜を徹して詰めているが、向こうは仕事中だ。
| 必要以上の会話はしない。
|
| 帽子を帽子掛けに乗せ、シャワーを浴びるべく風呂場に向かったところで、異変に気づいた。
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- 629 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/02(金) 10:44:17 ID:lDPJoFYI
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| ……血の匂い？
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| 即座に周囲に目を配る。
| 家の中はしんと静まり返っている。
|
| 間違いない。嗅ぎ馴れた臭いだ。
| しかも、ちょっとやそっとではない。少なくない量の血が屋内で流れている！
|
| 翠星石は？ 護衛のナタル達は！？
| 焦りを抑えながら、翠星石の部屋がある二階に駆け上がる。
|
|「……」
|
| と、二階から呻くような声がした。
| くぐもっているため男か女かまでは分からない。
|
| 翠星石の部屋のドアは開き、明かりが漏れている。
| 全身から血の気が引いた。次の瞬間沸騰する。
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- 630 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/02(金) 10:44:31 ID:lDPJoFYI
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／ ＞ ' ) ) ,=i//､ i/////////////////i,
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j i 〃 ﾍ'¨ヾ ' ', ,-' ,／::::::::',///＼＼///////////ノ/;ｊ
/ | ﾍ , - ヽ ＼_, ／:::::／::iヽ////≧､=､二二二///./
i' | '=-----'" ,-' .いﾌ'-'孑j-'/::::::::/ヾ, |::::＼≧////////////／
￣ヾ,ヽ __, ,-' ,-／ i,/'イ:::::”ﾞi=､i::::::,'i:|､::＞=//////='
｀'-二ヾ-' ,-'" 〃 ', 7:::::ヽ込｀;::::| ヾヽ:::i::::/:::::::::::::::|
〃 ／ i__ o .'彡彳| , ヾﾍ.￣f斤ﾀ::::::::::::::/,:i 翠星石ぃッ！
| .i ﾌ 。 ,...--､ ,__ﾍ ＿__ `ﾅ':::::イ:::::::/ ヾ
| ヽ_ フ 。 .／: : : : : i--､ﾍヾ 〉 ／:::::/〃´
ﾍ ￣￣ヽ__, i: /:.: : : : : : : ',:.i ｀≧=‐‐イ〃 ',
7__ <,,_i: ',: : : : : : : : :',: '--､‐ i'ヽ
'---､_ ,イ￣¨`--､: : : : : :ヽ: : :.7 /
￣￣￣￣ i, i＞-､: : ヽ___,.... ｀ﾞ''i
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| 冷静さを失った、なりふり構わぬ猪突。
| 次の瞬間蒼星石は、横っ面を激しく打ち据えられた。
|
| たまらず転倒し、背中を壁にしこたま打ち付ける。
|
| 待ち伏せの存在など考えもしなかった！
| 冷静さを失って突撃した己の愚かさを、蒼星石は呪った。
|
| ……その夜のことを、蒼星石は悔やんでも悔やみきれない。
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- 631 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/02(金) 10:45:34 ID:lDPJoFYI
-
諸事情で遅れました。ごめんなさい。
今回。
シャワーシーンはスキップ。
次回。
リョナリョナはカットの方針で。
>>619
北斗『三』兄弟は、ジャギのこともあり蒼星石には好意的です。
たぶん一緒にご飯食べたことがあるくらい。
- 632 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 13:16:15 ID:5naz9AP2
- やらない夫もやる夫も異能者だよ！やったね！しかもやる夫は巫女にも負けないくらいに凄そうだよ！
ジャギ様はカミナのことを兄貴と呼んでいるのだらうか…
- 633 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 13:37:17 ID:qwmPdTVE
- 翠の子がすごいピーチ姫してるなｗ
- 634 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 13:41:21 ID:jTsS0gtc
- それがいつかビッチ姫に・・・
- 635 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 14:02:24 ID:t9pazGnY
- 事実やる夫の絆は第1段階カンストしそうだしなｗ
- 636 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 15:05:01 ID:wd/WlszM
- 血の匂いってまさか、その、女の子の日じゃないよな？ｗ
- 637 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 15:33:30 ID:IGpK09kw
- > 血の匂いってまさか、その、女の子の日じゃないよな？ｗ
つまり奇襲したのは…
- 638 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 17:01:57 ID:eS2wF0L.
- いや待って欲しい
鶏とかカツオを捌いてるのかもしれないぞ
- 639 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 19:52:57 ID:qEAI4d8k
- 現実の時期的にクリスマスツリーかな？
ナタルんにしかＡＡがないから、素晴らしい事になりそうだね！
>>631
ああ、どうして『三』兄弟って言うのかと思ったら『潰れた婚約者』ってジャギさんだったか。
補助系とかデクンダ・デカジャが得意そうだなぁｗ
- 640 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/12/02(金) 20:05:09 ID:hfHCy5a6
- ジャギ様は4兄弟の中でいちばんまっとうな精神持ってたからああなったんだよな……
極悪の華マジおすすめ
- 641 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 20:27:01 ID:Wfz31bZs
- 確かに、極悪ノ華は名作
誰が悪いというわけでもない、どうしようもない悲劇をキチンと描ききったのが良い
まるで王道の少年マンガのように、未来への希望に満ちて終わる上巻と
そこから全ての希望が砕け、堕ち果てていく下巻という構成がマジ外道
- 642 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 20:29:28 ID:zc9zL2WE
- ラオウのカサンドラの件も武術の失伝を避けるためという理由が付けられてたな
でも、昔のを読み返すと、とてもそんな感じじゃなかったりｗ
- 643 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 21:02:24 ID:jTsS0gtc
- >>642
書き手の違う、正史にならなかった歴史書みたいにとらえるというのはどうだ？ｗ
- 644 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/02(金) 23:29:31 ID:Sg75DA9s
- さらっとＮＰＣ化の情報がｗｗｗ
次から分散しないとまずいな、ブレないロールするとこうなるとは
蒼はＤロイスが多すぎるんじゃないだろうか
>>633
さらわれるＬｖ∞
- 645 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/05(月) 10:00:48 ID:nMrWWQ4Y
-
釗
＼、__ﾄ.、
,､r=＝＝＞:.｀ヽ｀ヽﾄ、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ）:.:.:i:.ﾚｰ-
. _＿,.､＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノヽ:.:.:ノ:.:.:⌒ヽ､
＞〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:ﾍVｲ:.:ﾍ:.:｀ヽ:.:.＼
／イ:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヾｲ.:.:.:.:.:ヾ:.ヽ:＼ゝ
／ 〃:.〃:.:.:.: /:.:./:.:/:.i!:.:|:.! ∨:.:.:.:}:.:.:ﾍj
/:.:./.:.:/:./:.:イj:.ﾘ:.八:.リ j:i:.:.:.:.:ﾄ:.ヾヽ
!／:.:イ:./≧x､lハｊ _,,ﾘ≦二ｲ:j.:.:i:.:ハヽ＼_
ノﾚ´ﾑ:ｲ∧ぐｾｵ} 弋ダﾉｲ:.:.:ﾘ }｝ｿヾ やれやれ。
|:.∧ﾊ j ／イ:.:./ソ:/ 暴徒どもは強敵でしたね。
ﾚ' ﾘ八 <、 /ｲ/ﾊ:.:/
ﾄ､:ﾍ ､_ ＿ , /ｲ |｀ヾヽ
／ﾘ;;;;＼ - ′ !;;;;ｿ;｝}
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| ナタル・バジルールは目前の状況が一瞬理解できなかった。
|
| 目の前に立つ男、ミスト・レックスは特殊警棒の血をカーテンで拭った。
| もともとは可愛らしい、少女趣味の部屋は、乱闘の末荒れ果てていた。
|
| 丹精込めて育てられていた窓際の鉢植えは半数が粉砕され、小物の置かれていた机には頭のない死体がもたれている。
| もう一体、死体が箪笥に寄りかかっており、噴き出た血液がまだらな模様描いていた。
|
| 当然カーテンも破れ、血液がべったりと付着しているが、その行為は褒められたものではなかった。
| ミストはナタルの咎めるような視線に気づくと、得心行った様子でナタルに近づいた。
|
| ナタルははだけた乳房を隠そうと身をよじったが、手錠が腕に食い込むだけだった。
| 無造作に近づき、手を伸ばすミスト。ナタルは屈辱に顔を背けた。
|
| 手錠をかけられ、壁に貼り付けられたナタルの肢体は、
| 男性に良からぬ欲望を抱かせるには十分なものであった。
|
| 実際先ほどまで、三人の男がナタルの肉体を蹂躙していた。
| 激しい抵抗をしたせいで、ナタルの頬は赤黒く腫れ、奥歯はぐらついている。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 646 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/05(月) 10:01:43 ID:nMrWWQ4Y
-
＿ ﾄ､ﾄ､
､ー‐ ＞ ⌒ヽヽ }ﾉ
x≧´: : : : :'i:i:W: :ミ ､
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' l:ﾊ!ヽ `ｰ ' 彡'ィ＝=x､ム/ヽ／ヽ/〉つ
j r― `iー ´{i{ ／////r.､ヽ／ヽ
ィ7//|｀!:.:.:.:| |i| <///'⌒ヽV}¨｀ヽ/}
r 7/{/＞'ヽ}Yノ＿__/｀ヽ)ﾊY }/ﾘ_｀ !/}
八//|/ r,イY:弋ﾝ { // ﾊ//ヽ }/
_r┤ r=＝≠ |: : i! l ｨ/ , , ヽ//ム}'
ﾊⅥ 弋 ゝｲi| ﾄ.､ |: : i! l ﾊ{ 〈 } //´ }
//∧`ｰ ≧xﾊ //ﾊ｜: :i! l/ ヽ 乂 //乂_ノ
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八/////`77≦} ｒっ|: : :i! | ￣ {≧x
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{ `ｰ￣ 丁´ /八 , ´/ : 八 } .．＜//, '
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＼ ＿､__ ヽ// /_｀≧_'_≦ﾆ_}//_x≦､
ヽ/, ⌒>/ヽ`_r≦x} {= =}} ﾉﾉ｀ヽ{
{〈 〃⌒ゝﾑ )―‐ゝ`＝≠' ￣￣ ｀ヽ}
乂'〈V´/_{ } / ! ! ∨∧
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| ミストの警棒が。件の三人の男の内二人の脳天を砕いた武器が、安物の手錠の鎖をいともたやすく粉砕した。
| 今は無き中東の小国、アトリームから来た男は、ナタルを解放し、紳士的に上着をかけた。
|
|「この手の手合は防衛隊時代の任務で慣れています。災難でしたね」
|
| 平然と言って、ナタルに微笑みかけるミスト。
| ナタルは、彼女を救った青年が、今の行為に何の感慨も持っていないことに戦慄した。
|
| 感謝していないわけではない。
| 今まさに下着に手をかけられたところで踏みこんできた青年のおかげで、
| こうして貞操を守ることができたのだ。
|
| だが、ミストの警棒の一撃で、男の頭部がスイカのようにひしゃげたのだ。
| 返す一撃で次の男の眉間は面白いほどに陥没した。
|
| 二人とも即死だった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 647 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/05(月) 10:02:05 ID:nMrWWQ4Y
-
ト.. ﾄ
ヽー- :一 ´:: ｀:: :｀ヽ}::Vﾊ
_..＞:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :}ｲ
⌒＞:: :: :: :: :: :: :: :: /}:ﾊ:: :く
/: /:: :: ::.ｲ :: ::/:: ｲ ヾ}:: ::ﾊ
〈イ:: :: ::/≧x{ｲ: /ﾊx≦.Ⅳ:: {
{ｲ:: ::.{弋ツ ヽ{ 弋ツ }:}:: ::ゝ
ﾑｲ八 ﾉ、 イ::八ト
ｲ:: :ヽ ー .. 一 ｲ/
Ⅵ:i:i＼ ／ .ト､
_＿＿ r:i´:i:i:i:i:i| ー ' }i:i:≧x
. : ´〃 : : : {i:|:i:i:i:iノ} ヽ / Li:i:i://Y´￣: ｀: .､
{: : : {{: : :／ ヾ＜ >'/ ヽ: : : : : : :ヽ
八: : :ヾ / ,r 厂∨｀ ト:.:.rｰ ､―:.:.イ 厂L ､ V : : : : : 八
{ rヽ=≠ミ 《○ { !:.: 乂!ﾉ }:.:.:}/ ﾉO}} }: : : :／ ヽ
/ ｀¨∨: { ヾ} ! |:.:.:.:.:i! !:.:.l / i! ｒ==≠ﾐ }
r ´ =-Ⅵ! / :. | |:.:.:.:.:i! .|:..:l / 〃/: :/ ｀ヽ} {
rィ⌒ヽ、 ヽ{∨: 八 | ｜:.:.: i! .|:.:.}′ ｲ{./: :/ ￣ ‐- ミ､
/{:.:.:.:.:.:ハ:ヽ }ｰ ´ ＼! l:.:.:.: i! .!:./ ／乂:_:ノ＿ ー- ム、
八.､:.／ ∨ :. ノ､ ヽ. }:.:.:. i! l:.:{／ / ｀ イ:{:.:.:.ヽ、
.〈 `ｰ＝: : 人 ､:ヽ/ヽ } rっ i! !:.:.:.:i! l:.i!rっ ト、 .／ ､ヽ乂:.:.:}:〉
` / ｀ヽ : : : ＼ヽ:} / i! !:.:.: i! |:.i! ! { ヽ.／／: :ヽ ≧ｲ
/ ‐- ､＼ : :ムｲ .'_ | rっ i!/:.:.:.八 l.:.i! rっ { . ｲ 〈／: .．＜ ￣} : }
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 状況を理解できない三人目の延髄を軽く叩き失神させ、ミストはナタルを救いだした。
| あまりにも鮮やかな手際で、ミストは暴漢どもを殺戮してのけた。
|
| ナタルは、あまりに日常的でない光景に唖然と言葉が出なかった。
| その頬に、ミストが手を触れる。
|
|「ぅぐ……っ」
|
| 先ほど男どもに殴打された箇所は熱を持ち、腫れあがっているのが分かった。
| 片目が開きにくい。顔を何度も殴られたせいだろう。骨が折れていてもおかしくない。
|
|「酷いですね。『傷薬』を……」
|
| 言葉の途中でミストはさっと振り向き、壁に寄った。
| 部屋の外を警戒する。何者かが屋内に侵入したのだ。
|
| ミストはナタルを静かに立たせ、壁際に引き寄せる。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 648 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/05(月) 10:02:32 ID:nMrWWQ4Y
-
::.. :.::.::.::.: .: :: ..::: .:: ..::.::イ::.::./ !::.! ヽ::.::.::.!::.::... .::.::.::.::.::.::.::.::.:ｌ!:.Ａ:ﾄ､
:. .::.::.::.::.: .: .:::: ..::: .::: ..::./ ,'::.::/ ｕ !::} ',::.::.::ﾄ::!::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ﾊ::人 ヽ
.::.::.::.::.: :.: .::.:: .::. .::./ !::.:/ .}:/__,.-=!::.::/"ﾊ::.::.::.::.::.::.::.::.::./ !' ）
.::.::../::.::.! ..::.:: .::.::.::.::.::./ !::.:! ﾙﾆ=-'´ !::./,.--!::.::.::.::.:ｨ::!::.::/ ） /／
::.::./::.::.::! .::.::.::!ｌ::.::.::.::.,' ';:::! ノ' ,.-/／￣ﾇ!::.::.::.::/ !ｨ:／. / ,.-'´ ,.'
::.::.!::.::.::.:!::.::.::.:!ｌ::.::.::.::{ ';::.! ,.='-ﾆ‐'´／´} !::.:/::/ !ｸ´ / ,.'
::.::.!::.::.::.:!::.::.::.:ﾄ､::.::.ﾄ:! ヾ! ヽ ! __,.-'´ ｒ‐く‐‐'､ < ‐‐' /::.ｸｨ/ / ノ
::.::.!::.::.::.:}::.::.::.:ﾄ=';::.:ﾄ:!-､_ ,.〉｀ ｀ー ー‐‐'￣´ /‐'´ ｒ‐ｲ
::.::.',::.::.::.:',::.::.::.!__ヽ::ﾄ三ﾆ=-､ ! /
::.::.::',::.::.::.::',::.::.:Ｋ/ヾＫ-‐'テ`‐ :::::::.... u {/ ……っ。
::.::.::.:!､::.::.::.ヽ::.::', -ｧ=-‐‐'´ :::::::::::::: /
ヽ::.::.::ﾄ､::.::.::.ヽ::.ヽ ｌ :::::::::::::: ｲ
ヽ､::.ヽヽ､::.::.ヽヾﾄ､ ｌ ::::::::::: ｲ､ヽ
｀ヾヽ ﾌﾄ-ミ､! ｀ヽ ｌ :::::: 人 ヽ＼
｀ ! .! ! ヽ､ ,.‐==ｧ ,.ｲ ＼ ヽ ＼
!.！ ! !ヽ､ ｀`ー‐ ､,.-===ニ三‐'´ ｲ ヽ ヽ ヽ､ ＼
! ! ', ', ｀ヽ ､ ヾ三ニ=‐' ,.' ヽ ＼ ヽ､ ＼ ＼
! ', ', ', ｀`ー-､_ ,. ' ＼ .＼ ＼ ソ
', ', ', ', ｀`ヽ‐､ ﾊ .ヽ ＼ ￣
ヽ ', ヽ ', ヽ ', `ヽー‐'´ ＼ ＼ ＼
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ミストの手が痛めた脇腹に触れ、ナタルは息を飲んだ。
| 次の瞬間、侵入者が階段を駆け上る。
|
| ミストは冷たい目で警棒を振り上げた。
| 愚かな侵入者が部屋に飛び込んだ瞬間にその頭部は熟れたトマトのごとく四散する。
|
| ナタルはそう幻視した。
|
|「翠星石ぃッ！」
|
| 悲鳴のような声をあげ、飛び込む侵入者。
| その姿が見慣れたものだと気付いたナタルであったが、もう遅かった。
|
| ミストは冷たく警棒を振り下ろしていた。
| しかし、彼自身、蒼星石とは知らぬ仲でもない。
|
| 振り下ろした拳を止めることは叶わなかったが、全力の打撃は避けられた。
| ミストの警棒は蒼星石を打擲し、跳ね飛ばされた少女は壁に叩きつけられた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 649 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/05(月) 10:49:41 ID:mAvu1uAw
- ミストさんまじ紳士
翠はさらわれた後か……？
- 650 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/05(月) 14:45:18 ID:mq03ZwQU
- なんて優秀なミストさん・・・
ニャルの擬態か？
- 651 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/05(月) 14:56:52 ID:b9zym6Gs
- もしニャル様なら、ニャル様がこんなに働くはずがない
- 652 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/05(月) 18:11:33 ID:JOV4/dLM
- ミストさんって原作でも超優秀じゃなかったか。ただ徹頭徹尾うざいだけで
- 653 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/06(火) 10:01:45 ID:h5BtxuuM
-
釗
＼、__ﾄ.、
,､r=＝＝＞:.｀ヽ｀ヽﾄ、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ）:.:.:i:.ﾚｰ-
. _＿,.､＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノヽ:.:.:ノ:.:.:⌒ヽ､
＞〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:ﾍVｲ:.:ﾍ:.:｀ヽ:.:.＼
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ノﾚ´ﾑ:ｲ∧ぐｾｵ} 弋ダﾉｲ:.:.:ﾘ }｝ｿヾ
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| ミストが蒼星石とナタルに『傷薬』を使用し、人心地ついたのは、それから少ししてからだった。
|
| 三人は生き残った暴漢を連れて居間に降りた。
| 途中、蒼星石は玄関に二人の男が倒れているのを見て頭を押さえた。
|
| どちらも血を流し、明らかに死亡している。
|
|「……すまない。私が撃った」
|
| 顔の腫れは引いたが、青ざめた表情でナタルが謝罪した。
| 気丈に振舞っているが、その唇が震えている。
|
| 初めてだったのだろう。
| 人を殺したのは。
|
|「夜明け前にあいつらが押し込んできた。
| 人数は八人。いきなり玄関を破られた」
|
| 死んでいるのが四人。気絶が一人。後三人が、翠星石を連れ去ったのか。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 654 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/06(火) 10:02:09 ID:h5BtxuuM
-
_,,,.. - - ,
,. '" 丶.
／ ' ,_
,r'" "､
/ ',
,' i 男どもは酔っているようだった。
i ,.r ''""'丶, i
. i ," i. i 大胆で、警戒心が薄かった。
i /. ,' / ,ｲ i
. ﾘヾ､ , ヾ,ｿ_/ﾘ/-,,. ,,._ｰﾘｿ// ,.ｲ<',
,.r '""ヾ､＼｀ﾏl!)',ヽ ,, ''ﾏl!ﾌ'ゝ/ﾝ/ " ､
. ,.r '" "t.ヽ i;;;, ﾑr" " ､
／"ヽ, iiヽ.. '" , ' ii >､
,r""''' ､ . ヽ, ヾ, ' .､ ---- ／ ｿ ／ ,. ヘ
', ＼ ' ､ _,,...>､// ,>.､ ,,,. イヾ ,'/- ､ ／ .／
', ヽ ､ ､' ヽノ i ヾｖ／ ./ ,r" .／
｢' ､ ヽ ', > ､ i " く ヽ ,' ,.
i " ､ ' ヽ ／ i ､ >／ ／/
ヽニゝ/ 'ｖ" i i'v'/. /／ ヽ
i 人ｰ'''ｰ- .., i i.／,.r' i ', ./
ﾚ"''"￣￣ ヽ.,､.., . i r-ｰ ニコ/ ', ,'
,L. ｰ ' ｀i "'' - ,_ i "￣ _/ ,. r' ""ﾆ､"''┘,
く,. ｰ ''" i ,. --"'ー '' "￣ 7" "'く,
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ナタルの言葉に、ミストが首肯した。
| 玄関のドアを破壊して押し入り、護衛をしていたナタルにその場で二名が射殺されている。
|
| 深夜とは言えここは住宅地だ。
| 大きな音を立てれば周辺住民が目を覚ますかもしれない。
|
| 確かに、夜は土砂降りだった。しかし夜明け前には小降りになり、さきほど雨は上がっていた。
| なりふり構わぬ犯行に、蒼星石は身震いした。
|
|「……その場にニャルラトホテプは居なかった。
| 三人撃ったところで私は取り押さえられた」
|
| 奮戦虚しく、ナタルは暴漢に捕えられた。
| 暴漢はバットやナイフを持っていたが、現職の警官であり、護身術の心得もあるナタルは彼らを投げ飛ばしたという。
|
|「狭い屋内で振り回すには、バットは不向きですからね」
|
| ずれた感想を口にするミスト。
| しかし、いくら多勢に無勢でもナタルが負ける要素は見られない。
|
| それに翠星石も腐っても『血族』の巫女だ。
| 蒼星石と同様、結界の術や治癒の心得がある。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 655 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/06(火) 10:02:32 ID:h5BtxuuM
-
,.. -───- ､
,. ' ヽ..
,. ' ヽ、
／ ヽ
/ _,. -─-､ ､ ヽ
//ﾚﾚ ／ ヽ ヽ ﾞl
.| | | / /W/ //l/ / ﾞ､ }ヽ }
| ﾚ' / /| | _,ｭrソ ヽ |
| { {__ﾞ!__ﾄ| _,.r='"_ｭﾘ<ﾊ ﾄ`
| |`、 ﾞ!ﾞ､(r､て二>. `ｰ<lン｡j,: ﾌ !
ﾞl ﾄ､ヽ { <~Tシf `ﾞﾞﾞﾞﾞ ム j 暴漢どものリーダー格が指を鳴らすと、
ﾞ､ゝﾞ､ヽ ヽ`ｰ''"ﾞﾞ r､ ﾉ 翠星石は意識を失った。
` ヾ、-ﾐ､ l|, jr'´
`ｰ､. ＿ . ,.ィ！
` ._ ´ｰ='´ ／ _ﾄ､
| ｀ ｰ ､.__／r‐〈 |
| //ｰr‐ﾍ`l l ｌ |､＿
_,. -'1 | | | | | l l , 〉 ￣ ` ｰ-
,. -‐ ' ,. ヾ､| | | | レ' /`ｰ-- ､.._
,. -‐ ´ r‐' ´ ヾ`ｰ∫-‐ヽ- '
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ナタルは眉をしかめ、不覚を悔やんだ。
| しかし、ミストはそんなナタルを無表情に見下ろしている。
|
| 蒼星石はと言うと、嫌な予感に襲われていた。
| 何らかの異能を持った相手、おそらくは『結社』。
|
|「オレが相手をした奴だけじゃなかったんですね」
|
| ケロリとした顔で、ミストが言ってのけた。
| 翠星石の護衛を志摩子に頼まれていたミストは、近くのアパートに寝泊まりしているという。
|
|「……初耳なんだけど」
|「首領に聞いて下さい。オレは命令に従っただけですよ」
|
| 敵を欺くならまず味方から。
| 裏切り者の存在を踏まえて、志摩子が用意したものだったのだろう。
|
| ただ、このミストが適役で信用できるかというと、いささかの疑問が残るが。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 656 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/06(火) 10:02:52 ID:h5BtxuuM
-
釗
＼、__ﾄ.、
,､r=＝＝＞:.｀ヽ｀ヽﾄ、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ）:.:.:i:.ﾚｰ-
. _＿,.､＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノヽ:.:.:ノ:.:.:⌒ヽ､
＞〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:ﾍVｲ:.:ﾍ:.:｀ヽ:.:.＼
／イ:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヾｲ.:.:.:.:.:ヾ:.ヽ:＼ゝ
／ 〃:.〃:.:.:.: /:.:./:.:/:.i!:.:|:.! ∨:.:.:.:}:.:.:ﾍj
/:.:./.:.:/:./:.:イj:.ﾘ:.八:.リ j:i:.:.:.:.:ﾄ:.ヾヽ
!／:.:イ:./≧x､lハｊ _,,ﾘ≦二ｲ:j.:.:i:.:ハヽ＼_
ノﾚ´ﾑ:ｲ∧､_＿_} ､＿__,ﾉｲ:.:.:ﾘ }｝ｿヾ この家の前に車が複数台止まったのを確認しましてね。
|:.∧ﾊ｀￣¨j ｀￣´イ:.:./ソ:/
ﾚ' ﾘ八 <、 /ｲ/ﾊ:.:/ それから急いで来たんですが……。
ﾄ､:ﾍ _＿ /ｲ |｀ヾヽ
／ﾘ;;;;＼´ - ｀ ′ !;;;;ｿ;｝}
///／;;;;;;;ﾍ..___..／ / レｸ:ﾉ.:|
_..,,,,,///´;;;;;;;;;;;;;ﾉ! / ／::／ ..:j＞,､_
_.,､＜://:::{:{:{;;;;;;;;;／´ j { / ／::／ /ト.,､＜⌒＞,､_
:::::::::://＞｛ii{;;;;;;/ / ｛;;;;;{ ／ / {::::::::::...,､:＜⌒＞:.､_
:::::::::{｛ 〃∧ヽソー-- 、 __人__{;;;;{ ｲ ｛::::／´::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
::::::::::::｝ ____,,ゞ:::::＞､,,_____,,,､ｒ=＝」k;;j_ ノ ﾉ/:::::::::::::::::::::::::＞"⌒ヽ:j
∨::::://O / /:::::::l:.:.:{:::}{:::}:::::::/:.:/⌒/ｰ-､ ノﾉ:::::::γ⌒ー"´ }｝
j::〆K / /:::::::::l:.:.:.:｀7´::::::/:.:/ / O ∨ｲ::::::::::ノ ;j
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| おっとり刀で来たものの、小太りのピエロのような奴に阻まれ、
| 空気の弾丸を叩きつけられて、バイクを破壊されてしまったのだという。
|
|「追いかける足があればあの程度の奴ら倒して見せますよ！」
|
| つまり、少なくとも異能の者が二人。
| 翠星石を眠らせた暴漢のリーダーと、ミストのバイクを破壊したピエロ。
|
|「……せめて名前とかが分かれば調べようがあるんだけれど」
|
| 蒼星石の言葉に、ナタルが思い出したかのように顔をあげた。
|
|「暴漢どものリーダーは【ジャギ】と呼ばれていたな」
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- 657 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/06(火) 10:04:35 ID:h5BtxuuM
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/三三三三三=-: :´: : : : : : : ､: ｀: : ｰ.､三三三三三ヽ
. (三三三ﾆ. :'´: : :|: : : : : : : : : : :＼: : : : : ｀: .､三三三ﾆ)
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{ハ: |: :ﾊ: :.{ﾍうんｿ} ＼ 弋ゞ' ﾉ ′}/:.:/:. : :}:.!
{! ヾ!:.:.:ヽ:.', ｀冖´ { ｀ ｀¨^´ /:.:./:.: :.:/:/ ！！？
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／ )__ヽ ／￣￣)又＼｀＜ )__
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| 思わぬ名を思わぬところで聞き、蒼星石は身を乗り出した。
|
|「ほ、本当にそう言ったのかい！？」
|「……あ、ああ」
|
| 蒼星石の迫力に押されながらもナタルが頷いた。
|
|「暴漢どもは『ジャギ様』と呼んでいたな。
| 仮面をかぶった長身の男だった」
|
| 蒼星石は目の前が真っ暗になる思いだった。
| なにをやってるんだ。なにをやってるんだ！
|
| 怒りで、反吐が出そうな気持だった。
| 『血族』を裏切って『結社』に逃げ込んだ元許婚。
|
| 北斗のジャギの名をこんな場所で聞くことになろうとは！
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 658 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/06(火) 10:14:52 ID:Q0.2aad6
- ここでジャギ様か…
なんかジャギは当たり前のように様つけちゃうなぁ
- 659 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/06(火) 10:17:55 ID:3HtNjNLI
- これは…ケンシロウvsジャギに期待していいものだろうか
- 660 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/06(火) 10:19:38 ID:WWIZGbbE
- なんと、ジャギ様が……いや、屈木の時もミスリードがあったし、
ヅァギとかジャキとかジャクリーンの聞き間違いかもしれない
- 661 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/06(火) 10:24:48 ID:mG0e9gqs
- 俺もミスリードじゃないかと思ってる
ドスジャギィとかケンジャギィとか…
- 662 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/06(火) 14:11:59 ID:eNnoe1yY
- オレは東京封鎖から追いついたぞJOJO！
- 663 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/06(火) 15:04:54 ID:h5BtxuuM
- このスレは展開予想推奨ですんでどんどん予想してください。
私の予定よりおいしい展開だったら乗り換える可能性もあります。
>>662
どうもありがとうございます。
何やら恥ずかしいやら嬉しいやら。
あと忘れてましたが新しい雑談所が立ちました。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1323056448/
クリスマスが今年もやってきます。
- 664 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 03:32:00 ID:55ja0kWM
- ケンシロウかもしれんぞ
野郎、恐れ多くもジャギ様の胸の七つの傷をパクリやがったし
- 665 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜12/10満月新企画 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 10:01:20 ID:w/z80HF.
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l::;ｨ'´;;;;' ｀ヽ｡-､ヽ.::!
{ﾐﾚ'"´. ,.. ¨¨｀,ｨ;;彡.
{ﾐ!. i i::i l.:::! l:l .l:! l;;彡
iﾄ､i i:::iﾉ:::l/::l/::!ﾉ:::|
ヽ入 ｀VⅥ /l /l
ﾄ､ `1 ﾐヽﾆﾆ彡'´ L､､､,,_ _./ ﾚ' ..!
ﾄ､. ! Vl ,..ィ´.:j! ',::,,,,,/ ,::′ ,' `ヽ`ヽ`Y´.:./l ｀`ヽ
| ヽ| 〃／.:.:.:.j!...',;,,/ ,::′,,,,,........ﾘ ﾉ.:::l / .l.:.:.:.:.／ﾄ､
,.ィ´ヽ ﾉ／ / ;;;'''ﾞﾞﾞﾞ｀,.''''ﾞﾞﾞ´ {: :i i!.::! ゝ ' ／.ィ´ `ヽ
ﾄ､/ ﾄ､, ´/ ./:::'' .人 ..:;;′ .人 .:i: :.! i!:::!.:.;.ィ彡'´ ;; .ﾞ､
l ﾊ V.:.:.i / ,:: ｀Y´.;;;′ ｀Y´ .!,..ィ"´`ヽ〃;;;:;:;:;:;:;;:;ﾞﾞﾞ´: .
l/.::',.:./.:.:.:j. /''"´ ....;;;;; 人 (,,､､`Y.. ):::V´ : : :
{ V「88j/ ...;;;;;;; .:.:｀Y´ (´ _ﾉ(.. )::::::',､､､,,,__....: : : :
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| ジャギは、北斗神拳の奥義継承者としての才能がなかった。
|
| あまりに有能すぎる二人の兄と、天才的な資質を持つ弟に
| 激しいコンプレックスを抱いていた。
|
| 無能ではなかった。おそらく冥やミストよりも優秀だろう。
| だが、比べられる相手が悪かった。
|
| そして『結社』ヘ逃げたジャギは、北斗一族から名を抹消された。
|
| 長兄ラオウはジャギを「もはや北斗の者ではない」と言い切り、
| 北斗四兄弟は北斗三兄弟と呼ばれるようになった。
|
| ……しかし、蒼星石は知っている。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 666 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜12/10満月新企画 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 10:01:39 ID:w/z80HF.
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l,. i. ,r'.￣ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ゛'''''''''''”ﾞ／l`､;;;.| l |..::! ! l;l ｌ.ｌ
l ｉ .／ ／ /. `､.| ;│;; l :.i | |.l /
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| ジャギは、あの男は家族を愛していた。
| 実力と才能が不足していても、北斗の名に恥じぬ男になろうとしていた。
|
| ラオウは、あの覇道を歩む武人は、ジャギを愛していた。
|
| 故に出奔した弟を放置した。
| 北斗の名が汚れることを恐れなかった。
|
| ジャギはラオウによって殺され、北斗の汚名は雪がれる。
| 当初は誰もがそう思っていた。
|
| だが、ジャギが『結社』に流れて早四年。
| ジャギは幹部の副官まで上り詰め、しかしラオウが手を下す気配は無かった。
|
| 蒼星石は知っている。
| 中学に上がってから、月に一度訪れた北斗の家を。
|
| あの温かい居間を。談笑に溢れた食卓を。
| 『血族』としては常に険しい顔のラオウの、豪快で優しい笑い方を。
|
| だがジャギは、とうとう、心から、あの家を、『血族』を、蒼星石を裏切ったのだ！
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 667 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜12/10満月新企画 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 10:02:39 ID:w/z80HF.
-
＿ ﾄ､ﾄ､
､ー‐ ＞ ⌒ヽヽ }ﾉ
x≧´: : : : :'i:i:W: :ミ ､
,ィ7 : : : : : ; :/ ｀_ }: : :ヽ＼
/: ｲ: : :メ}:/,ィｯｧ; : : : :ﾄ､ r-､ _ で、こいつはどうします？
{/{: ! :<rｯ{:' ¨´/: : :ム'ゝ rくヽ}ｰﾄ､}‐､ オレが尋問しますか？
|:ﾊ: :|、 ヽ__ /ｲ: /: / _ン/へ/ﾊ /
' l:ﾊ!ヽ `ｰ ' 彡'ィ＝=x､ム/ヽ／ヽ/〉つ
j r― `iー ´{i{ ／////r.､ヽ／ヽ
ィ7//|｀!:.:.:.:| |i| <///'⌒ヽV}¨｀ヽ/}
r 7/{/＞'ヽ}Yノ＿__/｀ヽ)ﾊY }/ﾘ_｀ !/}
八//|/ r,イY:弋ﾝ { // ﾊ//ヽ }/
_r┤ r=＝≠ |: : i! l ｨ/ , , ヽ//ム}'
ﾊⅥ 弋 ゝｲi| ﾄ.､ |: : i! l ﾊ{ 〈 } //´ }
//∧`ｰ ≧xﾊ //ﾊ｜: :i! l/ ヽ 乂 //乂_ノ
」///∧ . ィ∨/' ヽ!: : i! { ｒっ乂ー ≦イ‐’
八/////`77≦} ｒっ|: : :i! | ￣ {≧x
/ ヽ/////r ´ ｨ ｒっﾉ; : :i! '. ｒっ ノ///
{ `ｰ￣ 丁´ /八 , ´/ : 八 } .．＜//, '
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 捕虜として残った暴漢を冷たく見降ろし、ミストが首をかしげた。
| 彼が暴漢を見る目は、人間を見るというより、物を見る目に近い。
|
| ミストに任せたら、男はあること無いこと話してくれるようになるだろう。
| 蒼星石は今、非常に暴力的な気分だった。故に、男が一人壊れようが気にならなかった。
|
|「……それは、認められんな」
|
| だが、この場にはナタルがいた。
|
|「あなたを辱めようとした奴ですよ？
| こんな男に守るべき価値はあるんですか……」
|「私は警察官だからな。
| 相手がどれだけの極悪人でも、人権を守る義務がある。
| 国から権力の行使を認められた組織が無法を働くわけにはいかないだろう」
|
| 蒼星石はナタルのまっすぐな眼差しに、胸を突かれる思いだった。
| その場の怒りで殺人を肯定する訳にはいかない。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 668 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜12/10満月新企画 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 10:02:56 ID:w/z80HF.
-
ト.. ﾄ
ヽー- :一 ´:: ｀:: :｀ヽ}::Vﾊ
_..＞:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :}ｲ
⌒＞:: :: :: :: :: :: :: :: /}:ﾊ:: :く 分かりました。
/: /:: :: ::.ｲ :: ::/:: ｲ ヾ}:: ::ﾊ
〈イ:: :: ::/≧x{ｲ: /ﾊx≦.Ⅳ:: { でも早く口を割らせた方がいいでしょうね。
{ｲ:: ::.{弋ツ ヽ{ 弋ツ }:}:: ::ゝ 必要になったらいつでも手伝いますよ。
ﾑｲ八 ﾉ、 イ::八ト
ｲ:: :ヽ ー .. 一 ｲ/
Ⅵ:i:i＼ ／ .ト､
_＿＿ r:i´:i:i:i:i:i| ー ' }i:i:≧x
. : ´〃 : : : {i:|:i:i:i:iノ} ヽ / Li:i:i://Y´￣: ｀: .､
{: : : {{: : :／ ヾ＜ >'/ ヽ: : : : : : :ヽ
八: : :ヾ / ,r 厂∨｀ ト:.:.rｰ ､―:.:.イ 厂L ､ V : : : : : 八
{ rヽ=≠ミ 《○ { !:.: 乂!ﾉ }:.:.:}/ ﾉO}} }: : : :／ ヽ
/ ｀¨∨: { ヾ} ! |:.:.:.:.:i! !:.:.l / i! ｒ==≠ﾐ }
r ´ =-Ⅵ! / :. | |:.:.:.:.:i! .|:..:l / 〃/: :/ ｀ヽ} {
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 一応は納得した様子で、ミストはナタルに譲った。
| しかし、ミストの言うことも最もだった。
|
| 翠星石のことを考えると今すぐ動き始めるべきだ。
| しかし、情報がない。
|
|「……尋問は、『０課』に任せる。阿部という男が異能関係の事件の専門家だ」
|
| 携帯電話を取り出し、連絡を取るナタル。
| いまだ時刻は六時前だが、相手はすぐに出て、状況は伝わった。
|
| その間に、蒼星石も『血族』側に連絡を入れる。
| 連絡手は困惑した様子だったが、ミストと自分がすぐに動くことを伝え、
| 追加の人出を要請した。
|
|「そうだ。こいつらの荷物をあらためましょう」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 669 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜12/10満月新企画 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 10:03:11 ID:w/z80HF.
-
ﾄｖ'Ｚ -‐z__ﾉ!＿
． ,.'ﾆ.Ｖ _,-─ ,＝=､､く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-｀ﾆヽ､トl､:. ,
rｭ. .:{_ '' ヾ ､_ｶ-‐'¨￣ﾌヽ｀'|::: ,.、
､ ,ｪｒ<`ｉァ'＾´ 〃 lヽ ﾐ ∧!::: .´
ゞ'-''ｽ. ゛＝､、、､ " _/ノｆ:::: ~
r_;. ::Ｙ ''/_, ゝｧナ=ﾆ､ ﾒﾉ::: ｀ ;.
_ ::＼,!ｨ'ＴV =ｰ-､_メ:::: r､
ﾞ ::,ｨl l. ﾚﾄ,ﾐ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLﾚ':: ＼ `ｰ’,ｨｧト.:: ,．
~ ,． ,:ｭ. `ヽﾆj/l |/::
_ .． ,､ :l !ﾚ'::: ,. "
｀’ `´ ~
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 死体は四つあっても、彼らはめぼしい荷物を持っていなかった。
| ほとんど手ぶらであり、回収できたのは携帯電話と財布くらいである。
|
| とはいえ、携帯電話と財布は個人情報の集合体だ。
| 哀れな五人の男の名前や交友関係はすぐに洗い出せた。
|
|「……大学生二人にフリーター二人、もう一人は公務員か。
| 年齢もバラバラだが、なんらかのサークルの集まりか？」
|
| 冷静に情報を分析するナタル。しかし、電話を確認したところ。
| 彼らは互いのアドレスすら入手していないことが分かった。
|
|「どういうことです？」
|「……いきずりの関係かもしれないってことだよ」
|
| と、ナタルが彼らの財布から同じものを見つけた。
| 五人の、完全な共通点。一枚の黒いカード。
|
|「【ロード・エルリック】の親衛隊カード……？」
|
| 黒いカードにおどろおどろしい赤い文字で『ロード・エルリック』と書かれたそれは、
| 何らかの秘密結社の会員証に見えた。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
キーワード：【ジャギ】【ロード・エルリック】ゲット！
アイテム：『会員証』五枚ゲット！
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ╋ DARK-LOW .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫☆ 27
┃翠星石. 65 → 80 LVUP!
┃志摩子さん. 43
┃>>アリカ. 36
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃デュランダル. 20
┃華琳 16
┃屈木 14
┃ニャル. 12
┃ナタル. 11 → 19
┃麻呂重 6
┃吉良 6
┃冥 0 → 1
┃ミスト 0 → 6
┃ジャギ 0 → 5
┗━━━━━━━━━━━━━
- 670 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 10:06:21 ID:vOWBlGmI
- 格闘家(メディア）/ファイアスターター(霊能)/ガンスリンガー(捜査）
みたいなクラスは悪くないけど、スタイルの問題で押しきれなさそうな構成なんかなぁ
霊能はあると物凄い便利だけど。
- 671 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 10:22:59 ID:58XbMo0I
- ＞12/10満月新企画
何が始まるんですかー！？
- 672 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 10:31:26 ID:rUIeWNt.
- ミストさんがクズで無能なスレは多いが
こういうめんどくさくて鼻にかかるウザさだけど、味方で有能なそこそこ話の通じるミストさんって目新しいよね
一応ゲーム内でも一応主人公だからこんな感じなのにｗ
- 673 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 10:52:33 ID:tn5hhLq2
- 絆欄がLawじゃなくてLowになってるよ
流石はさらわれレベルの高いヒロイン(？)。翠が強制イベントでガンガン絆上げてくるぜ…
ジャギ様はなぁ･･･。秘孔突かれても解除できたり、速い突き繰り出せたり、リュウケンに学ぶ事を許されたり
曲がりなりにも短時間で南斗の拳修めるあたり常識はずれな天才なのは確かなんだよなぁ…
周囲が超人ばっかりだったのが不幸だったなぁ
- 674 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 11:04:29 ID:w/z80HF.
-
>>670
その構成なら先頭に立ってダメージソースになることを求められてないんで、火力は問題ない気がしますね。
ＧＭ的には情報系技能の多さと堅さから死んでほしそうな構成に見えますが……サマナーでないだけマシか？
>>671
あ、悪魔改造は毎月だと話が進んでないのであまり意味がないと考えて、
ちょっと小ネタを。
人気がなかったら別のネタにします。
>>672
こんなにダークロウなのにマシだといわれるｗｗｗ
ミストさんェ……。
>>673
げぇっ！
ありがとうございます。今度直しておきます。
よろしければお名前を……。
- 675 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 11:17:14 ID:WqcIVanw
- このミストさんが「いやあ、○○は強敵でしたね」と言ったら説得力抜群そうで困るｗ
あと揚げ足取り気味ですけど>>668の「最も」は「尤も」ですね
- 676 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/07(水) 12:16:07 ID:w/z80HF.
- >>675
申し訳ありません、ありがとうございます。
>>673と>>675は、今日中に酉を晒して下されば賄賂が入ります。
なんというか、誤字が多くて申し訳ないです。
- 677 ：673 ◆sNVBsaeVxY：2011/12/07(水) 14:40:50 ID:tn5hhLq2
- ゲヘヘヘヘ。賄賂は有りがたく頂いときますぜ
- 678 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 19:21:46 ID:Gyynreao
- ジャギのうらぎりはミスリードかな
- 679 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 19:23:48 ID:05HmUOeI
- たぶんジードかジャッカルかツァギ
- 680 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/07(水) 19:26:08 ID:bnv5u2X6
- アレク
- 681 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜満月の幻死 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/08(木) 10:01:44 ID:wfI96sc6
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| トイレで吐くだけ吐いて、汚れた服を脱ぎ棄てて、やる夫は憔悴しながら布団にもぐった。
| 時刻はすでに五時を過ぎ、雨はやんでいた。
|
| 少し眠ろうかと目を閉じるが、目が冴えて眠れない。
|
| 悪夢を忘れたい。だが、警告もしなくてはならない。
| 誰にどうやって伝える？ 頭の中で疑問が渦を巻く。
|
| 答えのない、苦悩の迷宮。ただの袋小路ではない。
| 恐怖という名のミノタウロスが、この迷宮には潜んでいるのだ。
|
| やる夫は心を落ちつけるべく深呼吸した。
| 落ち着くものを考えた。
|
| 次の瞬間。
| やる夫は『やる夫の中の入速貸本』で、カウンター席に座っていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 682 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜満月の幻死 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/08(木) 10:02:00 ID:wfI96sc6
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. ∧
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／￣￣￣￣. ＼ | ./ ／／三三三{
. ￣￣￣￣￣＼. ＼ .| / ／／／三三三Z
／￣￣￣￣ . ＼ ＼ ｜./ ／／／／ ＼
7´￣￣￣￣￣＼＼ V !/ ／／／／ ＼
./￣￣￣￣￣￣＼＼＼ V.／／／／ |
}:三三三三三三三.×＼＼l.／／／×三三三三三三三:{
￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ ー――' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 目の前にある本の名は、知らない名前。
| これが、先ほどの男なのだろう。
|
| レジカウンターには他にも知らぬ名が山積みになっており、
| やる夫は先ほどの夢を思い出して胸を押さえた。
|
| 裂け目の向こうから来た怪物によって、たくさん死んだ。
| わざわざ目を通して心をすり減らす必要は無い。
|
| ふと、いつも常連たちが溜まって居る席に、一人の男が座っていた。
| 肩幅があり、姿勢が良い。灰色混じりの黒髪の、壮年男性。
|
| その片目を覆う眼帯を見た瞬間、やる夫は竦み上がった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 683 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜満月の幻死 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/08(木) 10:02:18 ID:wfI96sc6
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,ｯﾌ`ﾞ｀´￣￣￣`ﾞ｀ヾヽ､,._
ｨﾂミ､ﾐ.､｀ヾ､.､ﾊｉvi,'"/,ッｿ/ﾉﾞ`ゝ､
ﾒﾞミゞ´゛`７ﾞヾｯ､∨i|i!ﾒ'/;メ,彡ｨ,'彡"ヽ.
/"ﾐ/.ｉ /' ／／〉ﾒ,'/メﾊﾄ､ゝ､ー彡彡,
';ミﾐﾞ. ｉ / /' /' //_＿. ! ! ﾞ､ ﾊ ´ｉ彡;
,' ｉミｉ, ﾉ ./ ,' ‐/メ_ｉ二二.キ_! ! ! ./,'彡ﾒ
,' /ﾐ'´_.｀ー--､,/,_ / ! ! ! .! !/ ﾒ彡;ﾄ
/｀7' ,〃- 辷ｪｩ‐テゝ.! .＿,,!,,!_＿ ! !i!,i彡;ﾅ
ｉ '^i! ｀￣` , / i メ卞ﾃ'メゝ､ ヾ;ﾒi｀ヽ
! ﾙ! ､ i ,′ i 〉 `￣"ﾄ､il;ivｿﾒ､
ヽ.| ヽ. ! , i / ､ ヾXi|i;＾､i
i ﾞ! / ゝ.__メ.ｲ ,ﾒik'､;,/
i 〉 ヽv^ ,､ ヽ ,／､､/;ノ′ そう脅えなくとも良い。
i ,ノ __.,,ｨ;,,,,,,,,ゝ‐.'´´ / ､､/´ わしはお前を連れに来たのではない。
i､ ヽ'""'''''''''ー､;;;;;;;ﾞヾ､;;､. ､ ､;,'/
ﾄ゛､ ｀ ''''''''''ﾞヾ' 〉 .､/
| ヽ､ ≡≡ﾐ､､ 〃ﾒ /
,! ﾐ ヽ. ´ ｀ﾞヾ '′,.ｨi|
＞＜´.:| ﾞ､ ヽ､ ,,.ｨ＜";ii|､
＞＜´..:.::::::::::! ::::::::::`ｰ＝;;;､＿,.,ｨ＜:::::/ ､/;;;;ヽ､
〉ﾍ...:.::::::::::::::::,.ｲ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /;;;;;;;;;;;;;;ヽ.
./::::::ﾍ:::::::::::::::/ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'. ﾊ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞゝ､
. /:::::::::::ｉ:::::::::::/ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ﾐﾒ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::∨
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 眼帯の男。隻眼の老人。
| 嵐を呼ぶ魔人。一つ目の死神！
|
| やる夫の全身に、耐えきれずに震えが走った。
| 抑制できない恐慌に晒される。
|
|「……あの男は、お前に何を吹き込んだのだ？」
|
| 困惑した様子で、壮年男性は肩をすくめた。
|
|「ラグナロクを思い通りにするつもりなのか、それとも単なる嫌がらせか」
|
| 男の言葉は、やる夫の耳には届かない。
| やる夫は完全に恐怖の虜であった。
|
| 男は諦めたように嘆息し、やる夫に背を向けた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 684 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜満月の幻死 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/08(木) 10:02:43 ID:wfI96sc6
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. /::::::::::,:'i⌒ヽ:::- ‐=.::::::::::/ ／' 〉､ : i/
/::::::::::/: : : : : :i::::::::: -= 彡 / }:/
. /::::::::::::{: : : : : :.:|:::／ _ -=ニ刈 .∧ '.〃ヽ
/::::::::::::::::）: : : : :.:ﾚ' =ミ _ |{ / } '/ :
. /::::::::::::::::{: : : : : :,:' -‐z八_ｯ圦 } ′ i
/- ‐ = 彡伐 _: : ', ＾'ｰ ⌒ヽ}/ 丿
./ i 〉 } / }
≧ ｜ ,:' | ,' / ;
三 ≧=- | ′ |i ,:' / _ rく {
-=ﾆ 三≧=-{ |ｉ / ∠二三≧=‐- ' 一つだけ言っておこう。
三三 ﾆ =‐- ＼: |i i／ ⌒ ｰ}┘
＼ ＼二=‐- ＼i 「
^＼ ＼三ﾆ=- :＼」 ,′
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 出口に手をかけ、男は思い出したかのように口を開いた。
|
|「お前は自分の目を『呪い』だと思っているようだが、それは違う。
| それはわしからの祝福であり、死を支配する力だ」
|
| 死を支配する。
| やる夫はその言葉から、荒涼とした荒野を思い出した。
|
| 無数の三日月と、黒龍。死を利用して敵を殺せと囁いたもの。
|
|「間違えるな。死は常に未来にあるものではない。
| 有象無象の死が現在を支え、さらなる死を敷いて未来を作る。
|
| その目は現在・過去・未来を見通す。すべての死を見抜く。
| 『過去の死』に目を向けよ。
|
| それはお前の力となってくれよう」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 685 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜満月の幻死 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/08(木) 10:03:05 ID:wfI96sc6
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_..-ｪｒｔlllｯ=ｌ=4ｮｮ＿_
_..ullXj广｀ﾍ ヽ "i:;:;:;:;:ｮ 、
,r'フ’丿.. ＼ / l i::;:;:;:;:;l'、
''’〃‐''广´ ｀,ｬｮｔｔｔｮｮｪ、ﾞl:;:;:;:;:;:;:;:l、
j−--... 、/（llllllllllllllllll）'、i::;:;:;:;:;:;:;ll'、
l 'ﾆｴｴ./. | ﾞllllllllllllllllヽ ":;:;:;:;:;ll'、
|￣ /─＼｀ﾞﾞﾞﾞﾞ""" ＼ lム"ヽ
│ /!!!!!!!ワ ｨ'"t_|lﾞT'、|
:jll Y ..,,,,,,,, 、,,,,,,, ′ ﾞ'〈| }lｿ丿
ﾞl | jiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiil∟ 、 {_:;:;|
ﾞl、 _ jl广´｀ ｀ﾞ`ｰ ヽ !:;:;:;l
ﾞlt 1'´ n==lｔぃ / ﾉ ''l:;:;|
ﾞl ゛ ''┘ ｀丶 丿 '、
'ﾞl'、 _,,_..＿..＿__ __〃 ﾞ!
ｌ /::::::::::::::::::::::::＼]}Iilｔlillllﾆ_..uuuj
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|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三.| | / / / / / /＿ . / / . // 〉 〉 /∧ / /三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| やる夫は、去りゆく男を呆然と見ていた。
| 『隻眼の死神』に対する恐怖は、いまだやる夫を縛っていた。
|
| しかし、なぜだろうか。
| あの男からは温かいものを感じた。
|
| やる夫に対する何と言うか、優しさのような……。
|
|「じいちゃん！」
|
| やる夫は男を呼びとめようとし、口から出た言葉に慄然とした。
| え？ なに？ どういうことだ？
|
|「死はお前の味方だ。そしてわしもな」
|
| 出て行く隻眼の死神の背中を見ながら、やる夫はある事実を受け入れていた。
| 隻眼の死神も、そして死、そのものも、やる夫の味方だ。
|
| きっと目を覚ましたらここであったすべてを忘れてしまうだろう。
| しかし、きっと、ただ一つ。
|
| 味方がいることは、忘れないだろう。
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|三三三三三三三三三三三三三三三三三 | |/ / / / _＿_7 / / / 〈〈 / / // V../三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 686 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/08(木) 10:05:35 ID:PCcmhvbU
- そういや、大総統は大城戸翁のコネとして使えるんだろうか。
『この世界』には大城戸翁が居ない可能性もなくはないけど。
- 687 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/08(木) 10:21:27 ID:wfI96sc6
- >>686
いませんね。
あの人は財閥ですから存在するなら確実に『血族』でしょう。
『血族』に優秀な上役は必要ないのです。
- 688 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/08(木) 10:29:38 ID:PCcmhvbU
- >>687
なるなる。良くも悪くも『監視者』が少ない世界なのかー。
- 689 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/08(木) 10:35:26 ID:HWjerPqw
- ん？やる夫の死神ってやる夫のご先祖だらけだったりするの？
- 690 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 01:32:59 ID:G9VUO6.w
- 戦闘であまりにもアレだからついつい忘れがちだったけど親は人外だったっけね
- 691 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 06:51:25 ID:X5KF8Grc
- 父方が幻視者のながれで母親が人外の可能性もあるんじゃね？
で、３回目の覚醒でやる夫アウトサイダーにとかw
- 692 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:00:44 ID:PHvgEuEs
- 今日は新企画説明で一日使います。
来週はちょっとR18っぽくなりそうです。
- 693 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:01:22 ID:PHvgEuEs
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圭圭圭圭圭圭圭主主主王王王三三三三三三三ﾆ,. -―- ､_
圭圭圭圭主主主王王王三三三彡彡彡彡彡彡彡彡三ミヾ三≧､、
圭圭圭圭主主主王王王三三彡彡彡彡彡彡彡:ｨｲ彡=ﾆ三ﾐヾ三三ミｰ､、
圭圭圭圭主主主王王王三彡彡彡彡彡彡彡彡彡//ィ彡三ミﾐヾ彡三三ﾐ
圭圭圭圭主主主王王王彡彡彡彡彡彡彡彡彡://ｨ彡彡イ三ミヾ彡三三
圭圭圭圭主主主王王彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ｨイ三テzﾐ'､'三三、
圭圭圭圭主主主王彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ｨ彡ｱ／￣ `ヾﾐヾﾐ
圭圭圭圭主主主彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡´ ,:'´ ﾞ!ﾄ'、
圭圭圭圭主主彡彡彡彡彡彡彡彡／￣ ＼三三//// |l|li
圭圭圭圭主彡彡彡彡彡/⌒ ＜´ ／＼ミ工メ､、 ﾘ!l|l
圭圭圭圭彡彡彡彡彡／ ヽ ､ { , -tｯﾘ｀ヾ':.:.:.:.:.ｨ＝=/..jl|l 悪魔の集まる邪教の館へようこそ。
圭圭圭圭彡彡r─ 'ヽ __＼ .ｨ＼ ｀ ノ ヾ三ｼ''" | /ｨtfiメy'ﾘﾉ!
圭圭圭彡彡/ ＼ __ヽ { ヾ/////三彡' !l:.:`'テﾗf//ｲ やあみんな！
圭圭彡彡／ ヽ ＼ ｀ー ' ﾉ//////彡 |:.:.:/:.ﾉ八{｛| 絶対悪だよ！
圭圭彡彡./ ＼ ＼ レ' ｀- イ////イ ',:.:,ﾘ'ﾉﾉﾉﾊl|l 元気に悪いことしてるかい？
主彡イ´/ ヽ ヽ ', ヽ/////, '､__ --彳'////八lﾉ
王/ ,ｲ! ', 人 { ).} ヾ ﾘ{、 丶｀`＝==ｧ,ｲﾉﾉｲ////f{
./ /!::! ≧､ ∨ ＼−' ﾉ ＞-､'､丶､｀二二´ｲｼｲﾉﾉﾑfｲ |l|
{ l |:::! ヽ { j i ,￣ ＿＿ ＞ ､ﾃrッﾁ/ｲ/ﾉ/／|i{ |l!
l ヾヽ::､ 丶二.ﾉ イ.t──＜⌒:ト､ }jｲjﾉﾉ////ﾊ{ ,ﾉﾍ ,jﾘ
ヽ ヽ＼ト ＿ イ:/ノ:/ l. 丶 ＿＿／,ｲfr彡∧ムヾ、 /´
＼ヽ｀::ー'::￣イ / ﾘ j／￣ ￣｀ヽ {!
- 694 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:02:37 ID:PHvgEuEs
- 修正
圭圭圭圭圭圭圭主主主王王王三三三三三三三ﾆ,. -―- ､_
圭圭圭圭主主主王王王三三三彡彡彡彡彡彡彡彡三ミヾ三≧､、
圭圭圭圭主主主王王王三三彡彡彡彡彡彡彡:ｨｲ彡=ﾆ三ﾐヾ三三ミｰ､、
圭圭圭圭主主主王王王三彡彡彡彡彡彡彡彡彡//ィ彡三ミﾐヾ彡三三ﾐ
圭圭圭圭主主主王王王彡彡彡彡彡彡彡彡彡://ｨ彡彡イ三ミヾ彡三三
圭圭圭圭主主主王王彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ｨイ三テzﾐ'､'三三、
圭圭圭圭主主主王彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ｨ彡ｱ／￣ `ヾﾐヾﾐ
圭圭圭圭主主主彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡´ ,:'´ ﾞ!ﾄ'、
圭圭圭圭主主彡彡彡彡彡彡彡彡／￣ ＼三三//// |l|li
圭圭圭圭主彡彡彡彡彡/⌒ ＜´ ／＼ミ工メ､、 ﾘ!l|l
圭圭圭圭彡彡彡彡彡／ ヽ ､ { , -tｯﾘ｀ヾ':.:.:.:.:.ｨ＝=/..jl|l 悪魔の集まる邪教の館へようこそ。
圭圭圭圭彡彡r─ 'ヽ __＼ .ｨ＼ ｀ ノ ヾ三ｼ''" | /ｨtfiメy'ﾘﾉ!
圭圭圭彡彡/ ＼ __ヽ { ヾ/////三彡' !l:.:`'テﾗf//ｲ やあみんな！
圭圭彡彡／ ヽ ＼ ｀ー ' ﾉ//////彡 |:.:.:/:.ﾉ八{｛| 絶対悪だよ！
圭圭彡彡./ ＼ ＼ レ' ｀- イ////イ ',:.:,ﾘ'ﾉﾉﾉﾊl|l 元気に悪いことしてるかい？
主彡イ´/ ヽ ヽ ', ヽ/////, '､__ --彳'////八lﾉ
王/ ,ｲ! ', 人 { ).} ヾ ﾘ{、 丶｀`＝==ｧ,ｲﾉﾉｲ////f{
./ /!::! ≧､ ∨ ＼−' ﾉ ＞-､'､丶､｀二二´ｲｼｲﾉﾉﾑfｲ |l|
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l ヾヽ::､ 丶二.ﾉ イ.t──＜⌒:ト､ }jｲjﾉﾉ////ﾊ{ ,ﾉﾍ ,jﾘ
ヽ ヽ＼ト ＿ イ:/ノ:/ l. 丶 ＿＿／,ｲfr彡∧ムヾ、 /´
＼ヽ｀::ー'::￣イ / ﾘ j／￣ ￣｀ヽ {!
- 695 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:02:49 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l 悪 ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
〃 {_{ー ー !l|l|lﾄﾄゝﾐ 僕はこないだ、
li':./ﾉr=-, r=;ｧ ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 道路が渡れなくて困ってる老人がいたから、
川|l ￣ ￣ |l{lﾘﾊﾄl|l|､}. 背負って目的地まで連れて行ってあげたよ！
ﾉl|il|i ｰ=-' ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ.
. /:::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ.
|;::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
ｼ
＼＼ プ ｜| ｸ ｯ ｜|
＼＼ │｜| ｽ ｸ ｸ ｜|
ヽヽ ッ｜| ｽ ｽ |｜
ヽヽ | | _ ,, .... ,,、|＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､ 自分で何かを行う判断力と、
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ 歩く手間を減らすことで、
ｿﾉ八l 悪 ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ 老化が早まり早死にするって寸法さ！
（（ 〃 {_{ノ ｀ヽ !l|l|lﾄﾄゝﾐ
li':./ﾉ = = ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ やったね！
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､}
l|i/⌒l,､l⌒ヽ ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ
. /:/ //ﾊ＼ ヽWl::::::::ヽ
|;::| l:ヽ００l | :::::.::::::::|
- 696 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:03:07 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, .... ,,、＿_
＿l ／ｨ彡彡彡'三三≧､
＼ .fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
＜ ｿﾉ八l U ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
／ 〃 {_{＼ ／!l|l|lﾄﾄゝﾐ そういえば、
li':./ﾉ○ ○uﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 満月の合体に解説役が必要ないから
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､} 僕は今、リストラの危機に瀕してる。
l|i /⌒l, ゝ._） ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ
./::| ￣|ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
|;:::| l ヽ０００/ l::::::::::::|
_ ,, .... ,,、.＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ {
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ ；
； .〃 {{＼ u ／!l|l|lﾄﾄゝﾐ
li':./ﾉ● ●ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ. ｶﾞｸｶﾞｸ 絶対悪をリストラとか！
.i':.|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾄl|l|l､ﾄ >>1は悪いにもほどがあるね！
川| { } |l{lﾘﾊﾄl||､} {
；: l|i/⌒l,､l⌒ヽ ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ ；
. ｶﾞｸ …/:/ //ﾊ＼ ヽWl::::::::ヽ
; .|;::| l:ヽ００l | :::::.::::::::| ;
- 697 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:03:19 ID:PHvgEuEs
-
＿_ ,, .... ,,、
,ｨ'ィ三彡三ミ≧ｭ､
ｨf/'ｨ'ｼ' ｀`ヾliヽﾐヾ|ゝｭ､、、
/{|lｗｗl|/ ヾiﾐ'|li|:ｉlヾﾐゝ､__,､
{i lW小f , ｰ-j从|lﾄⅥ|}｝ ヽ｀`ヽ ……あれ？
）!Ⅵi|{ﾚ' ●｀ ｨ|l(iⅥi,j ＼ '､ 悪を消すのは悪なのか。
／⌒)i"● 尢'lﾘﾊﾄl|廴 それとも良い行いなのか。
/ ｙi ﾍ⊃ ,_,⊂⊃lﾉi!洲ﾄ､ﾐヽ
（ ／::ヾ|iﾄi､_.｀´ _,.ｨ州ｉ:Ⅵlliﾐゝ､
'<::::::::::::::ヾ'ﾄ!i洲ｨfﾘｲ'/::::::::ヽ、 ヽ
＼,:::::::::::|ヽ０００/ l:::::::::::::::|
＿_ ,, .... ,,、
,ｨ'ィ三彡三ミ≧ｭ､
ｨf/'ｨ'ｼ' ｀`ヾliヽﾐヾ|ゝｭ､、、
/{|lｗｗl|/ ｕ ヾiﾐ'|li|:ｉlヾﾐゝ､__,､
{i lW小f , ｰ-j从|lﾄⅥ|}｝ ヽ｀`ヽ
）!Ⅵi|{ﾚ' ―｀ ｨ|l(iⅥi,j ＼ '､ ……。
／⌒)i"／ 尢'lﾘﾊﾄl|廴
/ ｙi ﾍｕ ,_,⊂⊃lﾉi!洲ﾄ､ﾐヽ
（ ／::ヾ|iﾄi､_.｀´ _,.ｨ州ｉ:Ⅵlliﾐゝ､
'<::::::::::::::ヾ'ﾄ!i洲ｨfﾘｲ'/::::::::ヽ、 ヽ
＼,:::::::::::|ヽ０００/ l:::::::::::::::|
- 698 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:03:32 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､ えへんえへん！
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
〃 {_{＼ ／l|l|lﾄﾄゝﾐ 明日は悪魔改造は無し！
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､} 代わりにやる夫くんの『眼』を、
/⌒ヽ l|i ゝ._） ﾘ}}iliﾘ/⌒i ちょろっと使ってみようと思う！
. ＼ /:::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl:::::/ /
|;::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ 人呼んで『幻死』。
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ 登場人物の死に様を、悪趣味に覗くのだ。
〃 {_｀ヽ ノ !l|l|lﾄﾄゝﾐ
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 満月はヒトならざる力が猛威を振るう時。
川|l r─ｫ |l{lﾘﾊﾄl|l|､} 気になるあの子の末路や秘密を、
r‐‐-､＿ _l|i '､_ノ ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ キャッキャウフフと暴いちゃおう！
. ｛ (｀ . │::::::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
"ヽ │::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
- 699 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:03:48 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, ....,,、__
ｒ:ｉ州Ⅵ彡三≧､
, ',!ﾉﾉﾊｨ//r''^`ﾐⅥﾐ'､_'
/Ⅵ!ﾘl|l|/,イ ヾﾐ'､ﾐ､_ヽ
{i|l|Wfﾘ/} _ノ ｀ヽllﾄヾﾐゝ､_
）洲从|i{f ● ●ｌﾊﾐ!ﾄ､ﾐヽ ルールは以下の通り。
,川h{ﾐ ⊂⊃ ､_,､_, ⊂}l洲ヾ'
ﾘﾉ|i⌒ヽ'､. （_.ノ ﾉⅥ／⌒)
ノｨｼi|ヽ ヽﾐ､､ __ .,;ｨi{l|::::ヽ ／
.彳 ∧__,/::ﾄlt洲Wjﾘ;/:::::::::::ﾊ
ヾ::::::::::lヽ０００/:::::::::::/ >
┌──────────────────────┐
│１ 対象表から死に方を知りたい人物を選ぶ。 ....│
│２ 観客ポイントを10支払う。 .│
│３ 以上。 ....│
└──────────────────────┘
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
〃 {_{＼ ／!l|l|lﾄﾄゝﾐ
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､} 簡単だね！
l|i /⌒l, ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ
. /::| ￣|ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
|;:::| l ヽ０００/ l::::::::::::|
- 700 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:04:01 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ 注意するべき点はいくつかある。
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
〃 {_{ -‐'' ｀‐- !l|l|lﾄﾄゝﾐ ここで見れる死は、
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 『やる夫くんの入速貸本』の中を盗み見る程度だ。
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､}
',￣￣￣｀`'‐､_､,.､-―‐'―‐┐ つまり、深い内容は読み取れない。
,:'ヽ、 | ノヽ、
〉 -､） 死の本 (,､- i
ヽ -､） | (,.､- ﾉ
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ たとえば『高良みゆき』は、
〃 {_{ー ー!l|l|lﾄﾄゝﾐ 「12月 病院のベッドの上 自失状態のところ クトゥグア招来の余波で蒸発」
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ と表記されるだろう。
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､}
l|i ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ だが、それでは前後の情報を得ることはできない。
. /:::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
|;::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
- 701 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:04:14 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ しかし、前後の状況で死人が出る場合は、
〃 {_{＼ ／!l|l|lﾄﾄゝﾐ 『派生』が発生する。
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､} 全く無関係の赤の他人の死を通して、
l|i ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ 大切な誰かに起きた事件を見抜けるって寸法さ！
. /:::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
|;::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ 次の『幻死』の際にその派生を読み込めば、
〃 {_｀ヽ ノ !l|l|lﾄﾄゝﾐ さらなる情報を得ることも可能ということ！
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ
川|l r─ｫ |l{lﾘﾊﾄl|l|､} ……では、
r‐‐-､＿ _l|i '､_ノ ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ その情報を得て如何にするか！
. ｛ (｀ . │::::::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
"ヽ │::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
- 702 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:04:30 ID:PHvgEuEs
-
, 'ィ三二ﾆ三ミ:.､
,ﾉｲﾉfr'/r''^`ミﾐヾミ≧､
/:'!/r''liﾘ ヾｌl｛ミヾﾐゝ､_,
ｿﾉiｌiｉ从 ノ ｀ヽｌ小ﾄｿ}｝ヽ｀`ヽ やる夫君は、
ﾘﾊ|洲| ● ● lｉ|{ヾミ'、 この『幻死』を無意識で記憶している。
川|洲ij⊂⊃､_,､_, ⊂ﾉﾄ't'､｀',ﾘ
从Ⅵ:ｲ,',i|､ ､ __ ,l⌒ヽ',ﾐヽ ゝ すなわち、無意識とは言え、
ノ彳/::::::::ﾄi洲Wjﾘﾂ| ｉ::ヾﾐミ', 可能な限り、『死』を止めようとする。
,|::::::::::::lヽ０００/l |:::::|ヽ、
＿_ ,, .... ,,、
,ｨ'ィ三彡三ミ≧ｭ､
ｨf/'ｨ'ｼ' ｀`ヾliヽﾐヾ|ゝｭ､、、
/{|lｗｗl|/ ヾiﾐ'|li|:ｉlヾﾐゝ､__,､
{i lW小f , ｰ-j从|lﾄⅥ|}｝ ヽ｀`ヽ
）!Ⅵi|{ﾚ' ●｀ ｨ|l(iⅥi,j ＼ '､
／⌒)i"● 尢'lﾘﾊﾄl|廴 諸君の介入で、助けられる命がある。
/ ｙi ﾍ⊃ ,_,⊂⊃lﾉi!洲ﾄ､ﾐヽ そういうことだ。
（ ／::ヾ|iﾄi､_.｀´ _,.ｨ州ｉ:Ⅵlliﾐゝ､
'<::::::::::::::ヾ'ﾄ!i洲ｨfﾘｲ'/::::::::ヽ、 ヽ
＼,:::::::::::|ヽ０００/ l:::::::::::::::|
- 703 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:04:44 ID:PHvgEuEs
-
ｼ
＼＼ プ ｜| ｸ ｯ ｜|
＼＼ │｜| ｽ ｸ ｸ ｜|
ヽヽ ッ｜| ｽ ｽ |｜
ヽヽ | | _ ,, .... ,,、|＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l 悪 ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
（（ 〃 {_{ノ ｀ヽ !l|l|lﾄﾄゝﾐ ……つまり>>1は、
li':./ﾉ = = ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 「『幻視』しとけば死ななかった！」
川|l ､_,､_, |l{lﾘﾊﾄl|l|､} と叫びながら大量虐殺が可能だってこと！
l|i/⌒l,､l⌒ヽ ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ
. /:/ //ﾊ＼ ヽWl::::::::ヽ
|;::| l:ヽ００l | :::::.::::::::|
_ ,, .... ,,、＿_
／ｨ彡彡彡'三三≧､
fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ
ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ
〃 {_｀ヽ ノ !l|l|lﾄﾄゝﾐ
li':./ﾉ● ● ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 悪ーい！
川|l r─ｫ |l{lﾘﾊﾄl|l|､}
r‐‐-､＿ _l|i '､_ノ ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ
. ｛ (｀ . │::::::::::::::ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ
"ヽ │::::::::::::::ヽ０００/ l::::::::::::|
- 704 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:04:57 ID:PHvgEuEs
-
_ ,, ....,,、__
ｒ:ｉ州Ⅵ彡三≧､
, ',!ﾉﾉﾊｨ//r''^`ﾐⅥﾐ'､_'
/Ⅵ!ﾘl|l|/,イ ヾﾐ'､ﾐ､_ヽ
{i|l|Wfﾘ/} _ノ ｀ヽllﾄヾﾐゝ､_
）洲从|i{f ● ●ｌﾊﾐ!ﾄ､ﾐヽ という訳で、以下が『幻死』対象と、
,川h{ﾐ ⊂⊃ ､_,､_, ⊂}l洲ヾ' 『幻死』のルール。
ﾘﾉ|i⌒ヽ'､. （_.ノ ﾉⅥ／⌒)
ノｨｼi|ヽ ヽﾐ､､ __ .,;ｨi{l|::::ヽ ／
.彳 ∧__,/::ﾄlt洲Wjﾘ;/:::::::::::ﾊ
ヾ::::::::::lヽ０００/:::::::::::/ >
○『幻死』条件
・PCではない。
・仲間では無い。
・いずれかのPCとの絆20以上。
・生きている
○『幻死』対象表（五十音順
┃阿部高和
┃伊藤誠
┃上杉謙信
┃エダ
┃Ｌ
┃志摩子さん
┃真紅
┃新城直衛
┃水銀燈
┃刹那
┃高良みゆき
┃ディオ
┃デュランダル
┃長門有希
┃マイケル師匠
○ルール
１ 対象表から死に方を知りたい人物を選ぶ。
２ 観客ポイントを10支払う。
３ 死の風景を簡単に描写される。
４ その状況に関係ある死が存在するなら『派生』が発生。次回の幻視で選択可能になる。
○安価時間
12/10 満月
フライング不可
- 705 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:05:27 ID:PHvgEuEs
- 現在観客ポイント一覧（五十音順・敬称略）
4/5◆.AbaIO0B0A
17/60◆10ApkKSZho
2◆2.wLENWmEo
28/48◆200X.ofSxM
4◆3.fkfeQ/sk
3◆3PUGsfYI1s
2◆3q8fuEGUGg
22◆4sMIfi54fI
5◆52sg9FxRUQ
23/25◆5LFioFMpBg
23/69◆5q.v2gptpA
2/63◆5rXXXxXIT.
7◆6h1chSkFOk
3◆947FEvWH3Y
7◆/7r/M3Cw5M
2◆/s.yGd3KhU
3◆a/xD6v3KLY
34/63◆al9/.v0aCM
2◆AKUMA2pDNk
3/38◆AWQD6Lb1uk
◆aXe1ogPkW6
3◆b9duBPHcok
5/64◆bbq3AN25Iw
18/79◆BOfUUEthUU
◆Bwrrj1pnTg
29◆CBWsOpHrbw
1/22◆CByxRbsj1.
6◆CLRYpIa9Kc
14◆cn/qYe9whE
28/44◆D07MIjCMEE
4/29◆Dm1s29RE7Q
5/43◆e52bu8jgoU
10/15◆eR5z2C.vi2
12/15◆EuIEJpojhY
◆fl15rilh2E
5/76◆gG1ytzX69g
2◆HCeZ2oI.bM
◆ih5a/uuYUk
22/48◆JACKolF2vA
3/11◆jKrMVrQQlw
10/17◆jryiMNo.QI
2/9◆kcoFWEwInQ
31◆l5B5sGnbkQ
3◆liFi/Qrcjw
21/30◆lGbW60L72o
43/77◆MAROd..Uts
12/21◆mdNzeAtrtQ
5◆mmsSEDCh.s
25◆MOBqqkAfh6
6/30◆n5Z3VuZapw
0/18◆nbjuSvHfdk
2/4◆NQZjSYFixA
18/22◆NVBv1.Pj5o
12/14◆nzPELBqxOw
21◆PVM.vDrgIA
44◆pZ1SG0LlqY
4/9◆qfLg9Spico
0/3◆qInxGFJnPg
1/26◆QpZ3gvBxm2
4/33◆R3/KETQDWk
18/68◆RengelsnNs
7/22◆Rig.Bady8Y
1/39◆s7CVF0Eu8I
10/21◆sNVBsaeVxY
5/11◆SoulZkyIaA
10/11◆Su5Zk7G1ZY
1/6◆TGjKoJdVQ2
2◆thx1q1gBGw
5/19◆TIENe3Twtg
9/12◆TRPG8ux7Kw
22/54◆tS3RueByJs
42/63◆u9Ls68fGDM
◆Ugh/0aOKOU
10/11◆UlyxgJyrJ2
7/18◆uxffmXpvq6
3◆uwX.8TrWtI
23/29◆VPpncOkoNc
6◆vxML1Lislo
46/65◆wS/0Zx62a.
2/55◆wZFOryiZkw
2/24◆X4AODaKY.U
3/5◆x4NlUopa5g
3/59◆xT5TyczDqI
4◆yaoWbZhG96
30/54◆YeqXWjTM4k
9/16◆ypv6fDfA1A
15/38◆z7fKsWA8UA
7◆z9EQPA7Msc
23/70◆Z0APLXykMM
3◆zBvvMGYmRg
13/41◆ZUNKxf4Mog
◆ZYIggdNQgg
- 706 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日安価！ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:06:25 ID:PHvgEuEs
- 現在観客ポイント一覧（ポイントごと五十音順・敬称略）
・50ポイント以上の？？？（該当者なし）
・30ポイント以上の狂神（7名）
46/65◆wS/0Zx62a.
44◆pZ1SG0LlqY
43/77◆MAROd..Uts
42/63◆u9Ls68fGDM
34/63◆al9/.v0aCM
31◆l5B5sGnbkQ
30/54◆YeqXWjTM4k
・20ポイント以上の超人（13名）
29◆CBWsOpHrbw
28/48◆200X.ofSxM
28/44◆D07MIjCMEE
25◆MOBqqkAfh6
23/70◆Z0APLXykMM
23/69◆5q.v2gptpA
23/29◆VPpncOkoNc
23/25◆5LFioFMpBg
22◆4sMIfi54fI
22/54◆tS3RueByJs
22/48◆JACKolF2vA
21◆PVM.vDrgIA
21/30◆lGbW60L72o
・15ポイント以上の達人（5名）
18/79◆BOfUUEthUU
18/68◆RengelsnNs
18/22◆NVBv1.Pj5o
17/60◆10ApkKSZho
15/38◆z7fKsWA8UA
・12ポイント以上の名人（5名）
14◆cn/qYe9whE
13/41◆ZUNKxf4Mog
12/21◆mdNzeAtrtQ
12/15◆EuIEJpojhY
12/14◆nzPELBqxOw
・10ポイント以上の異能者（5名）
10/21◆sNVBsaeVxY
10/17◆jryiMNo.QI
10/15◆eR5z2C.vi2
10/11◆UlyxgJyrJ2
10/11◆Su5Zk7G1ZY
・9ポイント（2名）
9/16◆ypv6fDfA1A
9/12◆TRPG8ux7Kw
・7ポイント（5名）
7◆z9EQPA7Msc
7◆6h1chSkFOk
7◆/7r/M3Cw5M
7/22◆Rig.Bady8Y
7/18◆uxffmXpvq6
・6ポイント（3名）
6◆vxML1Lislo
6◆CLRYpIa9Kc
6/30◆n5Z3VuZapw
・5ポイント（7名）
5◆mmsSEDCh.s
5◆52sg9FxRUQ
5/76◆gG1ytzX69g
5/64◆bbq3AN25Iw
5/43◆e52bu8jgoU
5/19◆TIENe3Twtg
5/11◆SoulZkyIaA
・4ポイント（6名）
4◆yaoWbZhG96
4◆3.fkfeQ/sk
4/9◆qfLg9Spico
4/5◆.AbaIO0B0A
4/33◆R3/KETQDWk
4/29◆Dm1s29RE7Q
・3ポイント（11名）
3◆zBvvMGYmRg
3◆uwX.8TrWtI
3◆liFi/Qrcjw
3◆b9duBPHcok
3◆a/xD6v3KLY
3◆947FEvWH3Y
3◆3PUGsfYI1s
3/59◆xT5TyczDqI
3/5◆x4NlUopa5g
3/38◆AWQD6Lb1uk
3/11◆jKrMVrQQlw
・2ポイント（11名）
2◆thx1q1gBGw
2◆HCeZ2oI.bM
2◆AKUMA2pDNk
2◆3q8fuEGUGg
2◆2.wLENWmEo
2◆/s.yGd3KhU
2/9◆kcoFWEwInQ
2/63◆5rXXXxXIT.
2/55◆wZFOryiZkw
2/4◆NQZjSYFixA
2/24◆X4AODaKY.U
・1ポイント（10名）
1/6◆TGjKoJdVQ2
1/39◆s7CVF0Eu8I
1/26◆QpZ3gvBxm2
1/22◆CByxRbsj1.
◆ZYIggdNQgg
◆Ugh/0aOKOU
◆ih5a/uuYUk
◆fl15rilh2E
◆Bwrrj1pnTg
◆aXe1ogPkW6
・悪魔に魂を売り渡した猛者（2名）
0/3◆qInxGFJnPg
0/18◆nbjuSvHfdk
・愛にすべてを捧げた漢(0名)
・累積100ポイント以上の魔丞（該当者なし）
皆様ありがとうございます。
抜けがございましたらお手数ですが申告して下さるとありがたいです。
- 707 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 10:12:11 ID:X5KF8Grc
- せんせー、観客二人が同じ対象にポイントをふってしまったらどうなるんですかー
- 708 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:23:16 ID:PHvgEuEs
- このシステムなら被る可能性は無いと思いますが、
『派生』があるなら『派生』が見える。
『派生』がないなら二人目は変換される。
でいきます。
- 709 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 10:23:20 ID:.S2YIsrQ
- 絶対悪さーん、これって一人で１０P払わないとアウトですかー？
１０P払うのには持ってるポイントが足りないから３Pだけ払うとかあり？
- 710 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:25:18 ID:PHvgEuEs
- 一口10Pにしようと思ってましたが、バラでもいい気がしてきました。
返還ルールは満月と同じです。
10未満でもつぎ込んでくれれば、後から同じ思いの誰かが乗ってくれるかもしれませんしね。
ありです。
- 711 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 10:27:31 ID:M4IHXoIY
- ぐぬぬ…コストが高い、見れば見るほど選択肢を得られるけど痛い出費でもある
やる夫君がもうちょっと、せめて血族に幻死の能力を話すなら勢いで入れちゃうんだけど
- 712 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 10:45:44 ID:/6Oy5kDU
- 50ポイント以上の？？？を見届けたら愛に全てを捧げる予定なので幻死には参加できん。
- 713 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 10:49:58 ID:G9VUO6.w
- 近しい者を見るべきか、大物を見て派生に期待するか…
上杉謙信って誰だっけなぁ。名前からして蒼の毘沙門天関係か？
- 714 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 10:53:45 ID:PHvgEuEs
- 謙信ちゃんは『血族』四天王の最後の一人で、
東京の結界を守護するすごいお方です。
蒼星石の師でもあります。
- 715 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 11:10:25 ID:X5KF8Grc
- 半年後の夢に出てこなかった人を選んだ方が無難かな？
阿部さんと誠とみゆきさんはそれまで生きてるわけだし
- 716 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 11:52:18 ID:8FyxcTCw
- 5人で2ポイントずつ出し合うとかダメ？
まだ10ポイント持ってないんだｗ
まーそうすると死亡イベント見れるキャラ数が増えて、作成の手間で人妻が死ぬかもしれないけどｗ
それで書いてる途中で思ったんですけど、1回の機会に見られる死は1キャラだけ？
それとも何キャラもOK？
前者なら先着順だったりするんだろうか
- 717 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 12:18:39 ID:PHvgEuEs
- >>715
あと長門もですね。
しかしその前に死なない理由もないですぜ。
ぐへへ。
>>716
前者は良いことになりました。
後者はポイントさえ振り込まれれば何人でも見れます。
- 718 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 13:10:45 ID:M4IHXoIY
- やろうと思えば全員＋派生全部を見る事も可能、やる夫は頭が焼ききれて死ぬかもしれんがな！
- 719 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/09(金) 15:40:23 ID:PHvgEuEs
-
200 ：普通の名無しさん：2011/12/09(金) 15:16:18 ID:.EbqU/Js
そういや明日って皆既月食だｗ
と聞いたので、明日限定の年末月食大安売りを決行します。
『幻死』一回 観客ポイント 10p → 5p
なんと、赤字覚悟の大特価！
皆様のご愛顧にお応えしてなんと半額！
50％引きのご奉仕価格で提供致します。
明日は5p
その後は10pです。
- 720 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 16:03:37 ID:w2qIb/rs
- 15人だから派生前なら75Pで一通り見られるのか…
なんか全員見れそうな気もするなｗ
- 721 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 18:27:49 ID:M4IHXoIY
- 還元を考えれば６０Pで一通り見れるのではあるのだが…
- 722 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/09(金) 18:41:09 ID:M4IHXoIY
- うわ還元だと４５だった、間違えすぎ穴があったら入りたい
- 723 ： ◆tS3RueByJs：2011/12/10(土) 06:28:35 ID:pFLCYaj6
- 阿部高和 2Pp
上杉謙信 2P
エダ 2P
Ｌ 2P
志摩子さん 2P
真紅 2P
新城直衛 2P
水銀燈 2P
刹那 2P
長門有希 2P
マイケル師匠 2P
へへっ、燃え尽きたぜ、真っ白によ…
- 724 ： ◆tS3RueByJs：2011/12/10(土) 06:32:51 ID:pFLCYaj6
- そういえば今日なら
例えば
Ｌに10P注いで、もし派生があればそれも見えるのか？
- 725 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 07:30:57 ID:/1tVSaps
- >>723
カッコよすぎる･･･
今回は流すつもりだったけど
┃伊藤誠
┃Ｌ
┃志摩子さん
┃真紅
┃新城直衛
┃水銀燈
┃高良みゆき
┃ディオ
┃デュランダル
┃長門有希
の10人に1Pずつ。これで全キャラ最低1は入ったかな？
- 726 ： ◆sNVBsaeVxY：2011/12/10(土) 07:31:25 ID:/1tVSaps
- また忘れてた
- 727 ： ◆RengelsnNs：2011/12/10(土) 09:39:27 ID:E9WIG/sI
- 上杉謙信
真紅
長門有希
全員に２Ｐずつで
これでこの３人は５Ｐですね
- 728 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 09:46:51 ID:oBySc8wY
- >>727>>719
- 729 ： ◆RengelsnNs：2011/12/10(土) 09:56:46 ID:E9WIG/sI
- ん？これ一度に今回は５Ｐずつ支払ってね！って事ですか？
結局数人で合計は駄目で一人でつぎ込んでね。？
- 730 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/12/10(土) 09:58:10 ID:/NM/zNgk
- 新城直衛に1p
- 731 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 10:02:24 ID:/NM/zNgk
- >>729
バラは一回肯定されたあと否定されてないから、出し合ってもいいんじゃないかな
- 732 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/10(土) 10:02:33 ID:JSI0flYI
- >>724
見れます。
>>725-726
返還を期待して5人に2pずつじゃなくていいんですか？
>>727
>>725が謙信ちゃんにいれてないんで謙信ちゃんは4ですね。
>>730
合計でいいですん
- 733 ： ◆RengelsnNs：2011/12/10(土) 10:13:45 ID:E9WIG/sI
- 返答ありがとうございます
では>>727は
上杉謙信 ３Ｐ
真紅 ２Ｐ
長門有希 ２Ｐ
に修正でお願いします
- 734 ： ◆PVM.vDrgIA：2011/12/10(土) 17:37:38 ID:V3qhggPk
- 水銀燈に5pt
ｷﾆﾅﾙｰ
- 735 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 17:52:42 ID:vs8MZUVY
- しかしなんでこうきっちり５になるように入れるのかな
６になるように入れれば返還で自分のPは同じに、総合Pは増えるのに
- 736 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 20:04:55 ID:KxthQlq.
- >>735
にゃんこ先生の時とそこらへんのシステムが違うからじゃね？
- 737 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 20:04:55 ID:aR99TfuQ
- 45ポイントで全部見れるだなんて結論だけいわれてもやるおにはわからないお
3人で2ポイントづつ出したとき効率は最大になって
2P×3人＝6P 5ポイントを越えたので還元が発生、3人に1ポイントづつ返して、
1P×3人＝3P 計3ポイントが返還されます
6P-3P＝3P になるのでひとつの幻視が3Pの消費で見られます
ゆえに 3P×15set＝45P 上のほうで45Pで全部見ることができるといわれていたのはこのことですね
ここまでが効率論です
この最大効率が実現されるためには3人が協力して参加する必要があり、端的にいうと一人では何も見れません。
他人を信じて2Pを振り込むか、自分の力だけを信じて5P振り込むか。
さぁ、あなたの信じるあなたの正義を為すがよい
まぁ一番良いのは同士が二人いるのかどうか確認・相談してから振り込むことでしょうけど
- 738 ： ◆200X.ofSxM：2011/12/10(土) 20:31:52 ID:7VTvBsvw
- 阿部高和 3Pp
Ｌ 2P
新城直衛 2P
ディオ 4P
刹那 3P
マイケル師匠 3P
計17Pを張ろう
- 739 ： ◆200X.ofSxM：2011/12/10(土) 20:36:20 ID:7VTvBsvw
- おっと計算間違えた
新城直衛 2P→1Pに修正を
- 740 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/12/10(土) 20:41:13 ID:jfi/mdKs
- ３Ｐしかないですが、振ってほしい場所リクエストあれば出します。
23時までに要望なければ適当に振ります。
- 741 ：規制解除、キャップ発行書式を守ってくれお：2011/12/10(土) 21:18:53 ID:AVfize9s
- 6人に5ポイント振り込もうかと思ったが既に振り込み優先度高い二人が達成されてる件
ここは長門に30ポイント振り込んで派生の限界まで見るべきか……？
- 742 ： ◆JACKolF2vA：2011/12/10(土) 21:24:15 ID:i5xMIgA2
- 志摩子さんと高良みゆきに2P
これで志摩子さん達成、みゆきがあと2Pかな？
- 743 ： ◆5q.v2gptpA：2011/12/10(土) 21:33:48 ID:Jxr8DA82
- エダ ３Ｐ
高良みゆき ２Ｐ
- 744 ： ◆Dm1s29RE7Q：2011/12/10(土) 21:36:23 ID:YYI.Ik0w
- 真紅に１０ポイント
- 745 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/12/10(土) 22:11:29 ID:KsBL/wao
- デュランダルに４p
- 746 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/12/10(土) 23:27:44 ID:KsBL/wao
- 誠に４p
これで全員５pになるかな？
- 747 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/10(土) 23:31:50 ID:vs8MZUVY
- あとは派生か、水銀燈が８だからあとちょいほしい
- 748 ： ◆l5B5sGnbkQ：2011/12/10(土) 23:36:47 ID:viH8zzvY
- じゃあ、水銀燈に２ポイント
- 749 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/12/10(土) 23:48:04 ID:jfi/mdKs
- リクエストなかったので
真紅に２Ｐ
水銀灯に１Ｐ
ここまでのまとめ
阿部高和 ５Ｐ ２＋３ (>>723, >>738-739)
伊藤誠 ５Ｐ １＋４ (>>725-726, >>746)
上杉謙信 ５Ｐ ２＋３ (>>723, >>733)
エダ ５Ｐ ２＋３ （>>723, >>743)
Ｌ ５Ｐ ２＋１＋２ (>>723, >>725-726, >>738-739)
志摩子さん ５Ｐ ２＋１＋２ (>>723, >>725-726, >>742)
真紅 １１Ｐ ２＋１＋２＋４＋２ (>>723, >>725-726, >>733, >>744※, >>749)
新城直衛 ５Ｐ ２＋１＋１＋１ (>>723, >>725-726, >>730, >>738-739)
水銀燈 １１Ｐ ２＋１＋５＋２＋１ (>>723, >>725-726, >>734, >>748, >>749)
刹那 ５Ｐ ２＋３ (>>723, >>738-739)
高良みゆき ５Ｐ １＋２＋２ (>>725-726, >>742, >>743)
ディオ ５Ｐ １＋４ (>>725-726, >>738-739)
デュランダル ５Ｐ １＋４ (>>725-726, >>745)
長門有希 ５Ｐ ２＋１＋２ (>>723, >>725-726, >>733)
マイケル師匠 ５Ｐ ２＋３ (>>723, >>738-739)
※>>744で真紅に１０Ｐ振ってますが、>>705-706で持ちポイントが４Ｐのようなので４Ｐ振りとカウントしています。
- 750 ： ◆sNVBsaeVxY：2011/12/11(日) 00:24:51 ID:m3.ReSSU
- >>732
ノリとか見栄えとかの問題で2P五人より1P10人の方が楽しいかなと思ってw
- 751 ： ◆tS3RueByJs：2011/12/11(日) 06:59:17 ID:q5YAsQdE
- 幻死別ポイントまとめ
>>749
観客別消費ポイントまとめ
723 ： ◆tS3RueByJs 22P
725-726 ： ◆sNVBsaeVxY 10P
727-733 ： ◆RengelsnNs 7P
730 ： ◆QpZ3gvBxm2 1P
734 ： ◆PVM.vDrgIA 5P
738-739 ： ◆200X.ofSxM 16P
742 ： ◆JACKolF2vA 4P
743 ： ◆5q.v2gptpA 5P
744 ： ◆Dm1s29RE7Q 4P
745-746 ： ◆mdNzeAtrtQ 8P
748 ： ◆l5B5sGnbkQ 2P
749 ： ◆AWQD6Lb1uk 3P
還元まとめ
真紅 1P還元
723 ： ◆tS3RueByJs 733 ： ◆RengelsnNs
744 ： ◆Dm1s29RE7Q 749 ： ◆AWQD6Lb1uk
水銀燈 1P還元
723 ： ◆tS3RueByJs 734 ： ◆PVM.vDrgIA
748 ： ◆l5B5sGnbkQ
観客別還元まとめ
723 ： ◆tS3RueByJs 2P
733 ： ◆RengelsnNs 1P
734 ： ◆PVM.vDrgIA 1P
744 ： ◆Dm1s29RE7Q 1P
748 ： ◆l5B5sGnbkQ 1P
749 ： ◆AWQD6Lb1uk 1P
ポイント還元を期待していたのに全然還元がなかったでござる
22Pから2Pに…ﾊﾊｯﾜﾛｽ
- 752 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 00:36:59 ID:ENs3//Io
- >>751
(´；ω；｀)つ＝3ﾎﾟﾝ
- 753 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 09:41:33 ID:sFJecayM
- 一人で突っ走ってもダメなんだよ、根回ししないと
- 754 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 09:59:58 ID:z1Xxi/tw
- >>749
ありがとうございます！
>>751
ありがとうございます。
その、まとめ分を差し上げますから、気を落とさないで下さいまし。
幻死の結果は次のシーンが終わるころまでには書く予定です。
しばらくお待ちください。
- 755 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 10:00:20 ID:z1Xxi/tw
-
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| 時は僅かに遡る。
|
| ちょうど、やる夫が悪夢にうなされ目を覚ました頃、新宿。
| 歌舞伎町と言えば東京の歓楽街の代名詞である。
|
| 煌びやかなネオンと嬌声の影、路地裏には闇と敗者が凝っている。
| その日も誰かが、強い光の影で暗黒に堕ちる。
|
|「このわしをいきなり退場とか……。
| いつかここの>>1には思い知らしてやらんといかんな」
|
| 闇の中で目を光らせ、獲物を狙う小さな悪魔。
| ネズミ程度の大きさの、スライム状の怪物。
|
| 人並みの知性を残したが故に、力ある肉体を失った魔王。
|
|「スライムは嫌じゃー。早く、せめて、人型を維持したい。
| 最近の日本は爛れとるから、子供サイズでも充分じゃのにー」
|
| 愚痴を言いながら、悪魔は感覚を鋭くする。
| 酒に酔って前後不覚で、欲求不満。それが獲物の条件だった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 756 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 10:00:33 ID:z1Xxi/tw
-
/ ／ /
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l ￣ 丶 _
＼ 丶 ､ ＿＿__
￣ - _＿ /|＼j::l:::::i
ヽ ＼ -､ ／､ゞ-
丶 ヽ ＼ ヽ＼
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丶 i
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ﾄ-ｲi､
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L／
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| そこにふらふらと通りかかる、酔っ払い。
| 傘もささずに濡れながら歩いている。服も髪もびしょ濡れで、女の曲線を露にしていた。
|
| 若い女だ。二十歳すぎの肉体は、男の味を知ったばかりと悪魔は嗅ぎ取った。
| 酒に酔い、快楽に流されやすくなっている様子だが、近くに連れの姿は無い。
|
|「世も末じゃー。世も末じゃー。若い子は怖いのう。
| 国が国ならラチられてオカされてマワされてウラれてバラされてじゃぞー」
|
| 悪魔はぶつくさ言いながら、女の後を追った。
| 退廃は大いに好むところではあるが、悪魔は誘惑者であった。
|
| 汚れたものを汚すよりも、清らかなものを汚すことにこそ価値がある。
|
|「……まあ、背に腹は代えられんかの」
|
| 悪魔は流体で構成される肉体を平たく伸ばし、
| 女のスカートから股の付け根に侵入した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 757 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 10:00:49 ID:z1Xxi/tw
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/ ' ﾞ''‐- ..,,_,,,,
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i | :::::::ヽ::::ヽ::::::ヾ:: '
i i ＼＼＼＼＼ヽ
! | i __ﾉ
i! i i! ／ んあっ！？
ﾞi! | i |_
i i ﾞ! ￣ﾉ
ﾞ､ii! ﾞ| i
ヾ!ﾄl ﾞi釗 i
iiミ! ハ i
i!ヾ!i ﾞ､! , '
!ヽヾi iﾞ､ ＿＿＿,,,／
､､iヾミヽ ヾ''~|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| 信じられぬ快楽に、嬌声をあげる女。
| 四肢がビクビクと痙攣し、吐息が荒くなる。
|
| むわっとした、甘い匂いが広がった。
| 周囲の男を惹きつける、発情した女のフェロモン。
|
| 立った今、この女は『餌場』となった。
| 女の臭いに誘われ、欲求不満の男どもが群がるだろう。
|
| 悪魔は、それらに相応しい淫夢を見せる。
| 夢の中で、現世の快楽など霞むほどの極楽を味あわせ、
| 放出された欲望のエネルギー体を啜ることで、悪魔は力を得ていた。
|
| 今宵も、そのつもりだった。
| すでに一度、『釣り』を行っており、終電前の酔っ払いどもの要求を解消してきた。
|
| だが、その程度では全然足りない。
|
| 特定の人間に憑依し、男女を囲い、
| 生命を根こそぎに吸い尽くせばもっと簡単に力は集まるだろう。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 758 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 10:01:05 ID:z1Xxi/tw
-
--
／ ＼
/一' ､＿ 丶
/,うｭ ぅ､_ ヽ ! （じゃが、それは危険じゃ。
ﾉ ﾋり ヒり ' あれほどの使い手が何人おるかは分らんが、
'、 ｒｭ ￣ / 目をつけられる行為は極力避けるべきよの）
＼_ __ノ ／／
ｲ V／
八 ´
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 悪魔は狡賢で、慎重だった。
|
| 一週間ごとにシマを変えた。
| 噂になることは避けられなかったが、誰にも居場所を探り当てられていなかった。
|
| 子供のモノのように小型で、柔らかく不定形であることは、
| 悪魔にとっては辛い状況であったが、隠れるには向いていた。
|
| 悪魔の本体は、封印されていた彫像から解放された直後に破壊された。
| 魔力不足で不安定なスライム状だったが、それでも人間に負けるとは思いもよらない。
|
| 周囲の男と女を根こそぎ犯し、精魂尽きるまで搾り取る。
| そのつもりが、逆に顕現体の八割を破壊され、再封印された。
|
| だが、危機を察知して戦闘中に逃がした分霊が、まだこうして残っている。
|
| 悪魔は、復讐や殺戮に興味がなかった。
| 怯懦や悦楽におぼれ、この世の春を謳歌し、怠惰に過ごすことが理想だった。
|
| そして、この東京という町は、悪魔にとって非常に住み心地が良かった。
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- 759 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 10:01:19 ID:z1Xxi/tw
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:::::i i ＼＼＼＼＼ヽ ） あ……はぁん。
!:::::| i ,,ｨﾉ
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ﾞi!:::::| i /⌒' ､
i:::::i ﾞ! ん､,,__ヽ
ﾞ､ii!::::ﾞ| i ﾉ
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::::iiミ!::::ハ i
::::i!ヾ!i::::ﾞ､! , '
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､､iヾミヽ::::ヾ''~川ﾘ i iﾞ､
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| 女の嬌声を楽しみながら、悪魔は妄想に夢を馳せた。
|
| もう少し力を得たら、面白そうな人間を探してもいいだろう。
| どこかに強い意志と目的を持った、しかし力を求める人間がいないだろうか。
|
| 思い立ったらその方向にまっすぐな修羅ならなお良い。
| そういう人間に力を貸し、そして堕落させるべく囁きかけたい。
|
| 誘惑をはねのける強い意志を持つ人間を、悪魔は愛していた。
|
| 堕落させ、汚しつくすのも悪くないが、それ以上に強い人間が好きだった。
| 悪魔の誘惑を跳ね除ける人間に会えたら、そいつを祝福し、全力で力を貸そう！
|
| そう考えていた。
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- 760 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 10:01:33 ID:z1Xxi/tw
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,',',',',',',',','.'.'.' : : : : : : : : ﾐｘヾ｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,､ixiゞﾞ｀.:::::::::::::::::::::::::::::::::':"'ｨ x.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡;ｨ : : : : '.',',',',',',',
,',',',',','.'.'.' : : : : : : : : ミ:ヾ｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾐﾞ｀.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', 彡;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'彡,: : : : '.',',',',',
,',','.'.'.' : : : : : : : :ミxゞ｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;7｀.:::::::::::::::::::::::;:斗= ミ:x:::::::::::::';.. 彡;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.';v'ｨ: : : : .',',','
,','.'.' : : : : : : : :ﾐｘﾞ｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,〃.:::::::::::::::::::::::::/圭圭圭ﾊ:::::::::::::::':'::::::::彡.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:."'ｨ; : : : :.',','
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| 不意に、悪魔は自分が『餌場』として利用しようとしている女の異変に気づいた。
|
| 湿った粘膜に入り込んでいたはずなのに、気付けば白い手に握られていた。
| 滑らかな指先が悪魔を優しくしごき上げる。
|
|「こんな……なんてことだ。
| まさかこんな、魔王マーラの残滓だと？」
|
| 女が冷たい目で悪魔を見下ろす。冷酷な瞳に、悪魔は被虐心を刺激されゾクゾクしたが、
| 良く考えなくてもそれどころではなかった。
|
| 女だと思ったこいつは、実は人間ですらない。
| 人間をもして泥から作った泥人形。人型。
|
|「ニャルラトホテプの『人間もどき』かッ！」
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- 761 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 10:11:38 ID:eOd1KN1c
- なんとお茶目なマーラ様ｗ
憑いた相手があまりに悪過ぎたｗ
本体同士なら物理型のマーラ様なら余裕だったのになぁｗ
- 762 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 10:36:05 ID:CBgv1Q2Y
- やる夫にしか見えないｗ
やらない夫に遭えてたらマーラ先生になれてたのか……惜しいな
- 763 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/12(月) 12:19:16 ID:z1Xxi/tw
- ふと思ったんですが、いきなり新キャラ同士のメタ・エロ・グロの殴り合いって……。
まあ、このシーン書いておかないといくつか後の展開が分かりにくいんで書いたんですが。
思いのほか筆が乗ってしまって二〜三日このままマーラ様メインが続く予定です。
>>761
本体なら圧倒的レベル差じゃないですかーｗ
>>762
ＡＡ録の男性器の最初の方にありました。
マーラ様でR18にならずに済んだのは僥倖です。
それと、ニャンコ先生では不服と申したか？
- 764 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 12:28:53 ID:kmt4MF8c
- >>762
なに、コミュ発生時に上げまくれば勝利後
まーらさまが おきあがって なかまになりたそうに こっちをみている
と、ない夫ニ体目の仲魔になる可能性もw
- 765 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 12:59:48 ID:7JclraCI
- どうせならローラに憑いてくれれば（ｒｙ
- 766 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 13:54:34 ID:Om8PaB8M
- 最近は最高位の魔王担当が多いよねマーラ様
- 767 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 16:02:31 ID:xAjj7RW6
- マーラ様なんか見た事あると思ったらどっかのBL本のチ○コじゃねーかｗｗｗｗｗｗｗ
- 768 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/12(月) 16:56:45 ID:J1Lkpbt6
- どっかで見たと思ったら「俺のちんこがこんな根性なしだなんて」のAAかw
……さて、やる夫とマーラ様の親密度上げるか
- 769 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 09:56:11 ID:mlRHsMO6
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／´￣｀ヽ , --､
/ 人 l / ＼
／ ／爻ヽ ヽ , ---､ | く⌒ヽ ヽ , -─‐-､
{ ／∠⌒ヽ } } / ,--､ヾ> ヽ } ﾚ' , ---､ ヽ ____,
ﾚ'彡ｲ {Uj }ヾミｲ { ＼ } }| V / / ｀! | t´r'⌒
⌒)ノ | ドこzﾝ八三} ,ィ＼/⌒ヾ￣ヾﾉ_ノ ｧ'-─-､ ゞL__,〃
(ｿ⌒ヽ! ト--ｲ ⌒__,ﾊ ,ィシvく}了ミy'´７´l}_, -‐┴-､ ｀ヽ ￣ ′
ﾚ) ! ト--ｲ ( ﾉ `ｰべ⌒ヽ>y' 〃, -┴┴ﾐ､_}_}_}_j ヽ⌒） j
ヽ)､___,>､ト--ｲ )）〈 ﾄ㍉チrく ／／￣ヽ､_） / / _..._
'⌒>‐ミ､ ＼)こZヾ--ﾍ{{ l| y' ゝ ヾミﾞ)'}|≧＞､ / /ﾊﾞ⌒ヽｎ V／ 〃⌒ヽ
（⌒ヾ>ﾆKド､⌒Yく_／ヽj} 人_ゝ__＞==1 r彡"´/ / | | /y'}[__／/ ｀
,ィ ￣ﾞVソ,イﾉ ＼__ム丁了)ﾉr'ン´フﾉ ィ彡/| | ヽヽ. // ヽVソ´
/ / r‐ﾍ ｀Y { [二[| ,勹７7´￣ シ三彡'/| |＼ ヽV/ミ､_} Kミ､
{ { ﾄZべ.」 | [三}〒ﾗ７7 (_)(_) r三/ / | |＞ ＼f⌒l／l | L }
ヾl | l三ｨ∧ l __. [三}⊥.ｲ工===ァべ/ /,ィ| |／＞l{ l>}X.| |ﾞ）ﾚ′
ヾ, ヽ {三N>} Y二ヽ｣ﾆ/l⌒ヾ´ ／ {O}___」 |／rくゝ _ｿ＼l |(
>、 ＼ 缶jfハ ＞n' fy' l ⌒y} ／／⌒＼／rﾍ l／ /7㌦＼j j
/∧>､_/フｲ/7-Vきy'/1 |(⌒)|}.／|ﾄ､ ＼j.ﾊ ヽ. //) l| //
!{ﾆ//／,イ//／∠７/Zl{ |ィ^トl|＼.j| ﾉへ.＿___}へ. V/´ ヽV./
ゞ〃'Tヽ 〃´￣￣〃⌒l VﾊVj }ソ ヽ ＼ ／/
ケミ三彡" / ゝ ゞ= 'ノ二／ ＼ ゝ" ／
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| 悪魔……北斗ラオウとアリカの祖母によってその大半を封じられた魔王。
| 第六天魔王。マーラ。
|
| それを使い捨てた邪神こそ、マーラの宿敵であった。
|
| マーラは『人間もどき』……ニャルラトホテプが使役する亜人の手から逃れるべく身を捩った。
| 体表を覆う潤滑油がぬめり、束縛から脱出する。
|
| 地面に叩きつけられたマーラは、即座に体を広げ撤退に移る。
| 一般的な『人間もどき』なら、今のマーラでも敵ではない。
|
| だが、こいつは何か違う！
|
| 逃亡に移ろうとするマーラの眼前に、弾丸が撃ち込まれた。
| いつの間にか『人間もどき』はその手にピストルを構えており、
| 逃げるマーラを狙い撃ちにしていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 770 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 09:56:31 ID:mlRHsMO6
-
/ ヽ
i ',
| :::::| 『人間もどき』……？
l ,､ ,, ::::::::.| 違うね！
i i / ＼ / i:::::.,'..l
',:::::::::::::|',:::/ ＼ / _,,',::.,'i.::l 私は知性に導かれた特異体。
',:::::::::::| '/ﾆ=_- ,, .ヽ/ _=､ l/ l..i_ 『落とし子』を宿した大いなる母！
_,, _-‐ ‐､l ゞソヽ;, ., ヽｿノ.i/...l.i.ヽヘ __
‐ ﾆ-ｧ彳γ-‐‐｝ '｀"´'''' ,, |'''' / ∧|:::::',;;;;;;;;;|､ 『フー・ファイターズ』！！
ヘ￣￣￣三 匕､ ､´;;;;,,.イ ､ ,,! ./∨:::::::.::::|;;;;;;;;;| ｀ﾞ 私の事を呼ぶなら、そう呼べ！
／／＼ヽ=-‐''匕| ／ ｀´::::::::|ヽ ,,...,｀;;´, ., '::::／:::::::::/;;;;;;;/
／／;;;;..／.ﾉ;;;;;;;_,,,､_‐r‐‐,:::::::::::.ﾉ:::::＼ .｀‐--' ／::／:::::::::::::/;;;;;;;/ ／
ヽ'‐ヽ／／ イ ', /::::''ｰ":::::.／.| i:::::::::::＞-‐'::::／::::::::::::::::/;;;;;;;/. ／
く／''"ヽ ,-‐--‐ﾆヽ .l ､l:::::::ヽ:::::::::／::::::::::::::::::/;;;;;;;;;/ ./
/ ／| ´ Ⅹ〉/ ',:::::::::::::::::::::::::: ,‐--' .,,__/__/
ノ ／ ｀ｔ‐--‐ ''´.ノ.|', ',::::::::::::::::::: _', .／/
／´ ／ :::::ヽ‐､‐' ´.イ ', ゝ､/__, -‐'';;"´;;;;.ヽ ／;;;/
／ ／ ::::::::::::::::::｀‐;´ ＼ ＼ ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 叫びながらピストルを乱射する女。
| マーラは肉体の一部を削ぎ取られながら振り返った。
|
| 『落とし子』を宿した？
| 特異体の『人間もどき』？
|
| 疑問は山とある。しかし、こいつは大変な敵であることは確かだ。
| 相手が行動するまで、マーラはそいつを人間だと思い込んでいた。
|
| だが違う。こいつは、人類を危機に追いやる恐るべき怪物だ！
| こいつが宿しているという『落とし子』が生まれたら、東京は再起不能になる！
|
| マーラは尽きない弾丸の雨から、致命傷になるものだけを回避した。
| そも優秀な肉体ではない。戦闘には不向きなのだ。
|
| しかし……マーラは『フー・ファイターズ』と名乗った『人間もどき』を苛烈に睨んだ。
| こいつは生かしてはおけない。
|
| ここで逃げては二度と見つけられないだろう！
|
| マーラは身体を凝縮し、これまで溜めてきた欲望のエネルギーを収縮した。
|
| 相手の数打ちゃ当たる弾丸では、簡単には倒れない。
| ジジイのファックでももっと気合が入っている。
|
| なら、見せてやろう。
| 本物の、一突きで昇天する様な一発を！
|
| マーラは頭部の射出孔からその分身を迸らせた。
| 溶岩のように熱く、白濁した粘液が『人間もどき』の顔面に、胸に降りそそぐ。
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- 771 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 09:56:50 ID:mlRHsMO6
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/ l
; ＼ー::--.... ＿ ／
l ｀Ｔ;;─-;-- 二;二二;;￣;;;;;|
！ ∧ ;;/ | ;;;;／| };;;/￣l
',Ｎ､__', / レ';;;;- | l;;{ l
Vﾊrｔ式/ <ノ代ｦﾌｊ ,;;;l l な……んぁ……っ！
. ,. ─-､ ',ﾊ｀冖 ヽ ´￣/__／l;;l ∧
/ ,.- ＼ ∨､ |"｀ u Ｕ´ ﾑ;; ﾊ ゝ
,ﾉ ｒ' / ヽ _y-､ l＼ ヽ-‐ / ﾚ' ∨
. { l Ｔ７ i´ ）_.レヘト-=＝ ／u,.-─ ､＼_＿
ヽｌ＿ﾉ__r‐ﾄ､＿,ノ ｌ￣／｀匸 ¨´ ／ / /__＼ ）／ ￣＞､_
／ ／ヽ／｀! /ヽ￣ U { l┘ ヽ ／ ￣｀ヽ
. / ／ヽ／､／ヽ./ | ｒ'⌒ヽ ｒ-一' ／ u ∧
l ／､ ／､／ヽ.ノヽ / { ／__ヽ ヽ ／--― u ∧
. ,.イヽ／ヽ／ヽ／ヽ | ヽ__ ﾉ┘ ﾉ ' ヽ ／ l
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ｲ ‐ ' ／ ／ヽ ／ U u , ' / ヽ ー‐' J ﾉ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| たまらず、喘ぎ声を洩らす『人間もどき』。
| マーラの精を受け、発狂するほどの快楽が全身を駆け巡っているのだ。
|
| だが、それだけではない。
|
|「き、貴様……！？」
|
| 白い飛沫を受け止めた部分から、『人間もどき』の肉体は崩落していた。
|
| 全身を構築する魔力を、白い液体の中に紛れた無数のマーラの分身が食らっているのだ。
| マーラの噴き出した精は、肌にかかるだけでどんな女もたちどころに妊娠させるほどに凶悪だ。
|
| それが、フー・ファイターズに食らい付き、飲み込もうとしていた。
|
| たとえ『落とし子』といえど、母体を失えばひとたまりもあるまい。
| マーラの一発はフー・ファイターズの最奥を貫き、
| 世界殺しの邪神を堕胎させようと奮戦した。
|
| だが……。
|
|「貴様は、運がなかった」
|
| 身体の大半が崩れ、前衛芸術のように赤くまだらになりながらも、
| フー･ファイターズの声は静かで、勝利への確信に満ちていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 772 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 09:57:07 ID:mlRHsMO6
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＼ 丶 ヾ 丶ｖ ＼ ヽ ＼丶丶、 丶＼ ヾ 丶丶＼、 ヽ ＼ ＼. 丶
ヾ丶＼ 、＼ヽ 、丶＼ ＼ヽ丶丶 ＼ ＼ ＼ ヾ 丶 ヽ丶 丶 ＼ヾ
ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶＼ヽ ゝヽ丶丶＼ ＼ 丶 ＼ 丶 ヾ丶＼ ＼
ヽ ＼ 丶＼丶ヽ＼ 丶 丶 ヽ ヾ ゞ 丶 丶丶 ＼丶 ヽ ＼ ＼丶＼
＼ 丶 ヾ 丶ｖ ＼ ヽ ＼＼ ＼. 丶 丶丶 ＼丶 ヽ ＼ ＼丶. .、 ヽ
ヾ丶＼ 、＼ヽ 、丶＼ ＼丶丶 丶丶 ＼丶 ヽ ＼ ＼丶／,,;;;;／ ,,,...
ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶＼ ゝヽ丶ヽ ゝヽ 、ゞ ヾ丶 ゝ／,,,;;;／ 册册
ヽ ＼ 丶＼丶ヽ＼ 丶 ヽ ヾ ゞ＼ヽ ゝヽ丶丶 、／___／ _,. 册册
＼ 丶 ＼ ヾ 丶丶＼、 丶丶ヽ ＼ ＼丶 ヽ ＼／ ／| _,.-r'| | 册册
ヾ丶＼ 丶 ヽ丶 丶 ＼ヾ ＼ヽ ＼ ＼丶 ヽ／ ／ ,..| | | | | | 册册
ヽ 、ヾ ＼ 丶 ヾ丶＼ ＼ ＼ ヽ＼＼丶ヽ/'~T.,.／|川 j_l,.r-'¨ 卅卅i_,.
ヽ ＼ ＼丶 ヽ ＼ ＼ヾ丶 丶丶丶 /,.T¨il i l l l川__,,... -‐ ¬¨
＼ 丶 ＼ ヾ 丶丶＼、 ヽ ＼ ＼. ,l:lj|川_'¨三.ノ____,,,,,.....................
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__,,.. ．-‐ '''""~" ．;",:;".;．.;．,:;"．;．"．;"=='-i,jl| jj| ﾛｺ | ﾛｺﾖ ∠二∠ 」
．;．;"．;．;";"．;．;"．．;．;";．;．,: ;．;"． 三三 ' -f, .i田l| |目田|
．;．;"．;．;"．;．;"．;． ,:. ;;: ;．;"．;．;"．;．;"．二二二' -|.,_.j| |l.l.l l.l.|
"．; ;"．;．;" "．;．．; ．;"．;．．;"．;．;"． -------------' - .,_ j! ﾆ二|
．;．;"．;．;";"．;．;",:．;．;"．;． ;．;"．;．-------------------'' - .,_j|
"．; ;"．;．;"．;．;"．;．．;"．;．;"．; ;"．;．; _______________________________________¬
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| 雨が降る。
| 無様に転がり雨に打たれながらも、余裕を失わないフー･ファイターズ。
|
| 先ほどの一撃で溜めこんだ魔力を使いつくしたマーラは、
選択を強いられていた。
|
| 戦うか、逃げるか。
|
| 状況は明らかにマーラの有利だ。
| だが、フー・ファイターズには『何か』がある。
|
| 逃げるべきだ。マーラはそう判断した。
| 先ほどの判断は、必殺の一撃で『人間もどき』を斃せると考えたからだ。
|
| だが、それが叶わぬのであれば、無理をする理由はどこにもない。
|
| フー・ファイターズは胴体にぽっかりと大穴が開き、腰から下が分断された。
| 顔も半分が崩れ、もはや喋ることもかなわない。
|
| どう見てもこのまま朽ち果てる。
| そう、マーラが睨んだ瞬間、フー・ファイターズの手刀が閃いた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 773 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 09:57:20 ID:mlRHsMO6
-
;;,,,,;;
r‐､ ｢l`! ,;'' '' ．
| ｜ | | | ''． ・
| ｜ | | | ・ ・
| ｜ | |｜ ,-､ ．
､-─一' `'ーL|.」‐; _,.r‐/ / /｀l ;;
ヽ -─┐┌─__─ / `し'`' `´７′
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| | ! | | | / '´ ｀' ﾉ ．
| | | | L.｣ ./ '´ r‐-‐''´ ;;
ー ￣ / / ・． ''
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ｌ ﾞ、 ．
ﾞ、 ヽ ┌┐
ﾞ、 r;､ﾉ、 ・ | |
ﾞ、r｡ﾝﾉ;冫 | |
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| 自らの腕を切断し、フー・ファイターズはにやりと笑った。
| そのままぐずぐずと崩れ、後には白濁した水たまりが残るのみ。
|
| その瞬間、マーラは理解した。
| こいつもマーラと同じ、不定形の怪物なのだ！
|
|「雨の中にあるかぎり」
|
| 腕の切断面が盛り上がる。
| 掌に割れ目が入り、そこから声が漏れてきた。
|
|「水が周囲にあるかぎり」
|
| 盛りあがった肉が肘を、肩を構成する。
| 腕から全身が生まれようとしていた。
|
|「私は無敵だ」
|
| もしもマーラにもう少し力があれば、再び精を吐きだしとどめを刺していただろう。
| だが、マーラにはもはやそれだけの余力がない。
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- 774 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 09:57:35 ID:mlRHsMO6
-
＼ ,'⌒ヽ
ヽ /
＼ / ＿＿＿,ノ ／!
---‐一 ´ ￣￣ ／ |
＼＿_＞-‐ｚ,＿／| ／ | ／i ｌ_､ レｨ7
丶、 ー‐ ' ／j／ |/ ﾋｉﾊ ﾘ|
. ､ ＼ ::l , '" ｀´ /.!
. ＼ ＼ / .:! _ |
. ヽ. ヽ/ :l / ト､ lヽ ,ｨ寸レ'
. ＼ ∧ /ヽ 〈 ヽ_l, ｀¨ ｀ノ/
Ｖ | /::ｌ:::ﾊ ｀ｰ '´ _ ,.ィヽ/
∨￣ ｀ト､ ___,. -＜ /ヽ/
| l ∨ ヽ/ ,. -─
i ﾉ ー ヘ、 ／
／ ヽ ／
＿＿／ ﾉ /
/ / / ／| /
. 〈＿_|＼┴---=ニ´::| l /
|ｌヽ＼ ＿,ﾉ {
|二二〉￣￣ ヽ
/ ）
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| 頭部まで再生し、動き出したフー・ファイターズを見て、
| マーラは今が潮時だと判断した。
|
| もはや、生き残るには一刻の猶予もない。
| 脇目も振らずに逃亡に移るべきだ！
|
| マーラの全身の細胞がそう叫んでいた。
|
|「つまり」
|
| マーラは、インドから来た煩悩の化身。
| 最高位の悪魔の一柱。第六天魔王だ。
|
| だがその事に、己に実力に、なんの誇りも抱いていない。
|
| 彼が抱きたいのはいい女だ。いい男だ。
| 魔王マーラは、この混沌と猥雑と退廃の街、東京を愛している。
|
| 愛しているのだ。
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- 775 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 10:01:13 ID:WW4PBai.
- なんと言うスタンドバトルｗ
しかし、これは介入者フラグ立ってるなｗ
- 776 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 10:04:34 ID:MHgc/j12
- 乙乙〜
燃え上がれヒート！ 沸き上がれスペルマ！
- 777 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 10:28:05 ID:he4rKn6c
- フー・ファイターズと雨！これほど相性のいい組み合わせが他にあるだろうかッ！
- 778 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 12:31:37 ID:X0nCMqhg
- 『落とし子』とやらはどうなったのだろう、腕を切ってそこから復活したんだよね
イメージとしては腹に居ると思ってたのだけど、腕の方に移動させたのか一匹一匹に宿ってるのか
- 779 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 12:51:07 ID:6Ewtsyd2
- マーラに死んでもらっちゃ困るなぁ。敵討ち的に考えて。
みんな忘れてるのか？ アリカのばあちゃん殺したのってこいつだぞ？
- 780 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 14:51:52 ID:4qjzfp7.
- >>770の収縮したってのは用法が変かな
前の部分で使ってる凝縮とか収束の方が適当だと思う。あと、〜を《名詞》の場合する・した、じゃなくてさせる・させたかな
- 781 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 15:31:14 ID:mlRHsMO6
- >>780
ありがとうございます。
収束と言いたかったに違いありません。
- 782 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/13(火) 15:31:54 ID:mlRHsMO6
-
言い忘れました。
体調が悪いの明日来なかったらそのせいだと思って下さい。
申し訳ありません。
- 783 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 15:35:41 ID:HY62gvhU
- ５部の暗殺チームみたいでマーラ様嫌いになれなくなった
- 784 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 18:56:30 ID:44Vs5fzk
- でも蟻の仇だし主人公ズとは相いれないのだ
- 785 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/13(火) 22:40:59 ID:y7JjGSEM
- やらない夫はマーラ様に好かれそうだよな。
やらない夫の仲魔になってにゃんこ先生との三角関係にw
- 786 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/14(水) 00:23:34 ID:/deTVhJo
- マーラ様からしたらアリカも汚し甲斐があるんだろうし、やらない夫･先生･アリカ･六天魔王の四角関係だな
- 787 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/14(水) 15:31:49 ID:8NumPQIw
- 体調不良を理由に休みました。ごめんなさい。
明日はたぶん平気です。
- 788 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/14(水) 16:04:53 ID:E42PPy3.
- お大事にー。
- 789 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 09:59:46 ID:fRmWu3bM
-
＿＿
､
／ ＼
/ _儿 ヽ
/ ﾍ「 i
| ＼ ｜ 水から遠ざけりゃあ
| ｨ＾ﾄ､」ｊ {､＿ ∠￣ ' 復活できないんじゃろうがぁ！
丿八cり ｔ七ヽ Y ,ミﾐ;;;:
{ xx＾u〜 廴ツ ﾉ {ミ彡ﾐ;;;:
::;;ﾐ＼＿＿)､__ｒ' ¬ 〜xxx.丿ｨｲ彡;;;::
::;;;彡毟｜ ｀ ‐-----‐ｔ´毟彡ﾐ;;::
::;;ﾐ毟, ┤ |毟ミﾐヲ;;:
:;;ﾐ／ ! |＼ミﾐヲ;;:
〃 | ヽﾐヲ;;:
{ ｒ }
丶 ｜ 丿
＼＿＿ 人 ＿__／
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| マーラは粘液状の体を極限まで伸ばし、フー・ファイターズに挑みかかった。
| 淫猥な臭いが一瞬広がり、雨によって流された。
|
|「ごぼッ」
|
| 思わぬ攻撃に、フー・ファイターズは避けれない。
| 頭部と、再生途中の部位を包み込み、窒息させる。
|
| だが、フー・ファイターズは呼吸を必要としない様子で、
| 腕でマーラに掴みかかった。
|
|「オラァ！ しゃぶれ！ わしの『ナニ』をしゃぶれ！
| もっと気合入れてしゃぶるんじゃぁ！」
|
| マーラは身体の一部を硬質化させ、激しく動いた。
| 口腔に突き入れられた熱く固い物体に喉を圧迫され、フー・ファイターズは目を白黒させる。
|
| 高質化させた部分をドリルのように回転させ貫き、頚椎を破壊。フーファイターズが痙攣し、白目をむく。
| 指がアスファルトを掴み、掴み切れず爪が剥がれた。
|
| だが、マーラは油断しない。フー・ファイターズを完全に包み込み、
| 全身をすりつぶすべく圧をかける。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 790 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 10:00:09 ID:fRmWu3bM
-
,. -──- 、
. ｘ＜ ＼
／ /}! ／| ヽ
. ,.' / | ／─ ! ﾍ
/ ､. / ﾚ __,＿, | ∧
| │＼/ ､_ﾉ /_辷ｿ､| ', お前、今。
{ ﾊｊ,へ、__ ヽ ￣７ i 勝ったと思ったか？
. V! ｒ'Tｔﾗ,l'" ヽ / ＿ |
ﾄ.､ '´ ヽ フ ＿ ￣ ! !.
l:::::ヽ ｀__/二ﾌ レＮ l
レ1:∧ ヽ/ __,ノ /│＼|‐
|:::::::', ｰ'´ / i |
'⌒レ＼ / l i＼
／ 丶、__,. -‐ァ' │ ＼ 丶、_＿
/ : ＼ ｀￣ ￣／
. / -､ ∧ l ／
/￣｀ヽ| ﾄ､._ /:: ヽ l ／: : : : |
. /| __ V ﾉ /: : : :/＼ l ／: : : :, '´
r一 | '´r─ V ＼ /: : : :/ ヽ | / , ' : : : ／
/ ＼ .| 〉 |: : : :/ ヽ__／ /: : : :, '
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| 声がした。
|
| フー・ファイターズの骨という骨を粉砕し、完全に抵抗がなくなった時だった。
| その頃には、すでにマーラも力尽きかけていた。
|
| 最後の力を振り絞って、フー・ファイターズを根こそぎにしようとしていた。
|
|「貴様のような肥だめのタンカスにも劣るゴミが、
| このフー・ファイターズに勝てると本気で思ったか！？ マヌケが！」
|
| 気がつくと、子犬サイズの『人間もどき』が雨を浴びて立っていた。
| その手の代わりに拳銃のような機関が生え、マーラに狙いを定めていた。
|
|「……『爪』か」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 791 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 10:00:25 ID:fRmWu3bM
-
＼＿＿__＞ ´ l{ ｀＿__ ￣／三三三三ミ＼|＿＿ノ￣｀ヽ
. ￣￣＼ ,.ィ´￣ ／,. -､ ｀ヽ＼＼ ＼ ／〉
, ＜ /／（(⌒｀ヾ |￣ |＿＿| 〉
_ ｘ＜ ヽ ／ ＼、＿)） | / /-一'
ｆ´ /、 / ｀ ￣ ´ / /￣￣
ヽ _／￣｀ヽ.＿__| / / /
｀￣￣￣ 乂＿__／ / |_／
） l |
/ _,ノ ﾉ ﾉ
/ ／ {/|
r─/ ／､_,ノ,ﾉ
/￣￣／ ヽ.＿ ／ ／イ
｀ーィ´ ／__／
（ ヽ.___／
￣￣
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 先ほど、路面で剥がれた爪が、新たなフー・ファイターズの本体になったのだ。
|
| フー・ファイターズの弾丸が、無情にも乱射される。
| マーラは避けることもできずに、全身に弾丸の受けた。
|
| 空を見上げる。雨がやんでいただ。
|
| フー・ファイターズもそれに気付いているようで、
| 弾丸の雨をマーラに打ち込みながら近くの水たまりに移動している。
|
| 水でできた弾丸の補充と、肉体の再生のためだろう。
| フー・ファイターズは路上の水を見境なしに吸い上げていた。
|
|「や、やめ……」
|「おおかた、使役されるだけの脳無しの亜人だと思ったか？
| 残念だったな。知能では貴様より上だ！
|
| 現に、こうして貴様を騙し殺すのに成功した！」
|
| 高らかに笑いながら、フー・ファイターズは水溜りの水を吸いとる。
| 体が二回りも大きくなった。
|
| 対するマーラは百発近い弾丸を浴び、半死半生の状態である。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 792 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 10:00:38 ID:fRmWu3bM
-
──
; ／ ＼／／
/一ﾉ八､＿_ u ∨
!ぅ､ ぅ:、＼ ミ彡ﾐ
ﾉじﾘ ﾋｃﾘ lミ彡 あー。
{ ¨ z_ `U ,ミﾐ わしはやめとけと言ったぞ？
; '､ ‘=' し /ﾐ
／ > ＿__／／
′/ ｀ヽ.／
/ / ／
/ | /
/ | /
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| マーラは気だるげに呟いた。
| フー・ファイターズが眉をしかめる。
|
|「聞き間違いか？ なんだ？ 新手の命乞いか？
| 貴様はもう詰んでいるんだぞ？」
|
| 余裕たっぷりに近づき、フー・ファイターズは銃口をマーラに押し付けた。
| 強い回転を加えられた圧搾水流の弾丸が、これからマーラを蜂の巣に変える。
|
|「もう命乞いなど無駄じゃよ、諦めるんじゃな」
|
| 対して、マーラは何の感慨もない様子で、平坦に呟いた。
| もう、会話する体力すらあやしいのだ。
|
|「貴様はもう、死んでおる」
|「黙れ、死ね」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 793 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 10:00:57 ID:fRmWu3bM
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|三三三三三三三三三三三/ /＿. / /￣ / ,ィ | 7 /ﾝ ） / /＿. / /￣ 7 /ﾝ ）. // 〉 〉 // // / /三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 次の瞬間、フー・ファイターズの弾丸は空に向けて放たれた。
| 突然足が砂のように木端微塵に吹き飛び、バランスを失ったのだ。
|
| 続いて腰、腹、胸。
| 全身がバラバラになって崩壊する。
|
|「な、な……！？」
|「知能の足りないベッドのシミは、貴様だったようじゃな」
|
| フー・ファイターズは、ようやく自分が啜った水溜りの正体に気がついた。
| ほんのり白濁した、それは、それは……。
|
| マーラによって崩壊した、自分自身の残骸。
| いまだに、マーラの力残る、殺戮の水。
|
|「馬鹿な！？ そんな！」
|「それまで吸ったら馬鹿にしたろーと思っとったがｗｗｗｗｗ
| 本気で気付かんとはのｗｗｗｗｗｗ」
|「貴様なんぞに……」
|「地獄でやってろい」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 794 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 10:01:24 ID:fRmWu3bM
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ｉシ￣ .ｉ iヽヽｉ ｉ,r',ri ｉ. ￣シｉ
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r´ ! ! ｝ ｛ ! ! ｀ヽ ﾉ ﾉノ
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| 満身創痍のマーラは、路面に倒れ伏し広がった。
| もはや動く力もない。なんとなく衝動で戦ってしまったが、馬鹿な事をした。
|
| だが、好きなことをして嫌いなものは許さない。
| 非常に自分らしいシンプルな答えだったと、マーラはある種の清々しさを覚えていた。
|
| しいて言うなら、『落とし子』がどうなったのか。
| フー･ファイターズの中に、それらしいものはなかった。
|
|「せっかく調整した『扉』だったが……」
|
| 呟くような声に、マーラは自分に覆いかぶさるように黒人の神父がしゃがみ込んでいるのに気付いた。
|
|「まあ、いいだろう。魔王マーラよ。貴様を代わりの『扉』にする」
|
| ニャルラトホテプ！ マーラが怒りの声をあげる前に、黒い手がマーラの体をつかみ取った。
|
|「現実界に『落とし子』を呼ぶための『扉』。その『母体』となるのだ。光栄に思うがいい」
|
| 抵抗する間もなく、マーラの意識は闇へと落ち二度と浮かび上がることはなかった。
|
| それから二時間後。歌舞伎町は『ガス漏れ』を理由に一時封鎖されることとなった。
| 人知れず死闘が行われた路地が、恐るべき異界へと変異していたのだ。
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|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 795 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/15(木) 10:02:45 ID:fRmWu3bM
- 楽しいマーラ様編は終わり。
明日は『幻死』。来週はアリカのオープニングフェイズを予定しております。
- 796 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/15(木) 12:20:13 ID:VjzbaoMo
- マーラさま・・・
だが、今回ので確実に信者が増えたはず！
本体の蘇生に必要なＣＰも早くたまる・・！
- 797 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/15(木) 18:50:11 ID:.D80k9u6
- それにしてもマーラさまのAAがかわいひどすぎる……ｗ
- 798 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 10:08:07 ID:91wT/0sM
-
☆ 部屋の暗がりから伸びた無数の白い手が、入速貸本を這いまわる。
☆ 触れたすべての本をなぞり、毒され腐れ、病み止まず。
☆ 介入者たちの指先が、目的の死を見つけ出す。
☆ 店主の目を逃れ、黄泉を読み上げ持ち帰る。
☆ そのモノの名は。
- 799 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 10:08:25 ID:91wT/0sM
-
墓碑銘：阿部貴和
死因：プラズマの乱舞による焼死
下手人：邪神 クトゥグア（招来の余波）
日時：12月
場所：東京路上
末路：封鎖した東京で悪魔と交戦中に蒸発
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
追加情報なしかよ。ﾃﾗ役立たず。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
アホのクトゥグァの巻き添えとかｗｗｗｗｗバロスｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
いや、それまで生きてるから安心して絆伸ばせるコネなんじゃない？
勝手に死ぬよりずいぶんいいと思うよ。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
阿部高和って誤字？
墓碑銘：伊藤誠（仮）
死因：高電圧による感電死
下手人：泉こなた
日時：10月
場所：学園内
末路：りんごのようにそっ首落とされる
派生：伊藤誠（２）
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
感電ｗｗｗｗ
あんなに強そうにしといて死に方それかよ。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
オレの嫁に手を出すからだｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
10月って、今劇中8月だろ？
ちょっと遠いね。
後派生の（２）って何だ？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
原作（リプレイ:ナイトテイルシリーズ）の予定調和ね。
墓碑銘：上杉謙信
死因：焼死
下手人：――
日時：9月
場所：寺境内
末路：戦闘不能のところを焼き打ちされ焼死
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
9月に四天王全滅か。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
オレの嫁がｗｗｗｗ嫁がｗｗっうぇっうぇ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
これ、下手人欄どうなってんのかね。
もしかして俺ら？ ニャル戦っちゃう？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
次シナリオの本筋ktkr
墓碑銘：エダ
死因：処断
下手人：アレクサンド・アンデルセン
日時：11月
場所：聖アンジェラ教会
末路：『教会』内での派閥争いにより粛清される
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
流石『教会』、やることが違う。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
オレの嫁がこっちでもｗｗｗ
でもアンデルセンは怖いｗｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
アンデルセンは『武僧』だっけ？
『教会』はおっかないね。内部抗争が始まったらヤバいってことか？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
11月か。それまでにアリカは情報収集用のコネを作っておかんとな。
- 800 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 10:08:53 ID:91wT/0sM
-
墓碑銘：なし
死因：なし
下手人：なし
日時：なし
場所：なし
末路：なし
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
誰これ？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
Ｌじゃねｗｗｗ？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
クトゥグアの余波でも死なないのか。
化物だな。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
いや、悪魔だし。
墓碑銘：志摩子さん
死因：プラズマの乱舞による焼死
下手人：邪神 クトゥグア（招来の余波）
日時：12月
場所：アメリカ大使館
末路：監禁中に蒸発
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
『血族』ェ……。トップ監禁とか。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
うはｗｗｗｗ
ヤンキーどもに拉致監禁される志摩子さんとかｗｗｗｗ
盛ｗｗりｗｗ上ｗｗがｗｗっｗｗてｗｗまｗｗいｗｗりｗｗまｗｗしｗｗたｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
立場追われて監禁ぽいけど、それまで生きてるってことでしょ。
立ち回り上手くやれば監禁もされないんじゃね？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
白刃一閃失敗したの？
墓碑銘：真紅
死因：暗黒空間でバラバラになる
下手人：冥王 ニビル
日時：12月
場所：太陽系内
末路：ニビルに敗北し、宇宙機ごと消滅
派生：窓付き
派生：糸川はやぶさ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
え。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
え。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
なにそれこわい。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
どこから突っ込めばいいんだ？
墓碑銘：窓付き
死因：転落死
下手人：窓付き
日時：11月
場所：自宅
末路：自分の行った所業に耐えきれなくなり投身自殺
派生：そげぶ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
誰？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
窓付きｗｗｗ誰得ｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
『ゆめにっき』の主人公だね。
それより派生のアレはなんだろう。
上条さん出てくるの？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
不人気とどう関係してんのさ？
- 801 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 10:09:20 ID:91wT/0sM
-
墓碑銘：新城直衛
死因：戦死
下手人：イタリアンマフィア
日時：12月
場所：火星
末路：オリンポス神族との抗争に敗北
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
何これ？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
新城さんｗｗｗｗｗ
何負けてんですかｗｗｗｗ生きて帰って下さいよｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
宇宙多いね。流行ってんの？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
いや、原作準拠。
墓碑銘：水銀燈
死因：銃殺
下手人：黒手組
日時：11月
場所：本社ビル
末路：『教会』の保守派に暗殺される
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
銀ちゃん、『教会』関係なの？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
オレの嫁がまた一人ｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
これって、時期が近くなったらやる夫が警告しとけば何とかなるんじゃ？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
本社ビルを襲撃とか。世紀末だな。
墓碑銘：聖永刹那
死因：射殺
下手人：アリー・アル・サーシェス
日時：11月
場所：聖アンジェラ教会
末路：『教会』内の派閥争いに首を突っ込み、処理される
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
ガンダムに助けてもらえよ。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
オレがガンダムｗｗｗｗ
ガンダムにｗｗｗなれなかったのねｗｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
というか、刹那って普通の学生だったのかね？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
ｵﾝﾄﾞｩﾙ枠。
墓碑銘：高良みゆき
死因：プラズマの乱舞による焼死
下手人：邪神 クトゥグア（招来の余波）
日時：12月
場所：新宿衛生病院
末路：ベッドの上で自失状態のところを蒸発
派生：長門有希（２）
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
まあ予想通りだが。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
みゆきさんに長門ｗｗｗｗ
みんな死んでくｗｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
長門が派生って、もしかするとみゆきさん関係で下手打つと長門が先に死ぬ？
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
それより長門が死ぬことが驚きなんだが。
- 802 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 10:09:48 ID:91wT/0sM
-
墓碑銘：長門有希
死因：プラズマの乱舞による焼死
下手人：邪神 クトゥグア（招来の余波）
日時：12月
場所：入速貸本
末路：読書中に蒸発
派生：高良みゆき（２）
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
死ぬのか。悪魔だと思ってた。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
悪魔でもｗｗｗｗ死ぬときゃ死ぬｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
逆バージョンかよ。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
普通に死んでるし。
墓碑銘：ディオ・ブランドー
死因：戦死
下手人：ザ・ヒーロー
日時：遠い未来
場所：カテドラル
末路：悪い夢……いや、いい夢だった。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
カオスヒーローｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
破滅を生き残ってやがるｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
やらない夫のコネはタフな奴ばかりだな。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
時止めるのかな。
墓碑銘：ギルバード・デュランダル
死因：自殺
下手人：華琳
日時：11月
場所：Z.A.F.T本社ビル
末路：屍鬼の群れに追い詰められ拳銃自殺
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
議長負けてますがな。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
死ぬときは一人でよろしくｗｗｗｗ
ザフト女の子はオレが嫁にもらってやるからｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
別に死んでも問題ないよね。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
携帯会社がつぶれて困る。
墓碑銘：マイケル小原
死因：プラズマの乱舞による焼死
下手人：邪神 クトゥグア（招来の余波）
日時：12月
場所：自宅、鍛錬所
末路：鍛錬中に蒸発
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:nyaRlaTh
普通だった件。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:TrPzhDrN
じっちゃんｗｗｗｗ
それまでは死なないのかｗｗｗｗ
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:faCeLeSS
まあ、死ぬとアリカがゲーム的に困るしね。
名無しの化身さん：2011/12/10(土) 24:00:00 ID:cHicK.ta
魔晶の入れ替え不可！
どんな縛りプレイだ。
☆ 今回の派生！
伊藤誠（２）
窓付き
糸川はやぶさ
そげぶ
高良みゆき（２）
長門有希（２）
- 803 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 10:10:38 ID:91wT/0sM
- 銀ちゃんは派生なしなんで還元が多いですね。
観客ポイントはまた後日。
- 804 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 10:29:07 ID:1fvrHaAY
- 書き込んでるのニャルばっかじゃないかｗｗｗ
- 805 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 10:32:36 ID:LyRblXfU
- 書き込みが自作自演だらけｗｗｗｗ
- 806 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 11:00:29 ID:876luTR2
- やる夫の中の死ってニャルの端末まで毒し腐らせ病ませるのかよ…
- 807 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 11:01:20 ID:4Ig4cxW2
- 化身どもが自重してねぇw
しかし窓付きが来るか……センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生期待していいですか？
- 808 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 11:53:29 ID:91wT/0sM
-
ドキッ☆ニャルルンだらけの覗き見大会！
（首）ポロリもあるよ！
>>806
端末って言ってもピンキリですから。
こいつらIDは偉そうですけど木端でしょうし。
>>807
こないだ使ってほしいキャラスレでセコムマサダ先生を見ました。
そりゃあ出すしかないでしょう。
いつになるか分かりませんが。
- 809 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 13:34:59 ID:2HVaKFG.
- こなたはみゆきさんの関係者と考えるのが自然だろうからみゆきさんの身に何かあるとすれば10月より前になるのかな？
ところで、カオスヒーローがいるということはロウヒーローも登場人物の中にいるということですか？
- 810 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 14:31:51 ID:876luTR2
- ああ、ID言われるまで気づかんかったw
この世界にはクルーシュチャ方程式は存在するのかなぁ。するなら戦力さえ用意できれば簡単に釣れるんだが
- 811 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 14:50:23 ID:9wGVE3uk
- トリペゾヘドロン一番自重してないw
んー、ニャルの端末同士は繋がりなかったよね
神父がこれ見れるとやだけど、こいつらは傍観ポジなのかな
- 812 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/16(金) 18:08:30 ID:91wT/0sM
- ちょっと迷ったんですが、今日中に書きこんでおきます。
いつも『やる夫は死を夢に見る』を呼んでくださってる読者の皆様、
この度は、大変申し訳ない話をしなければならなくなりました。
一身上の都合で、今後は現在のような形で投下をするのが難しくなってしまいました。
本来ならば現在のような、読者に甘えきった投下の時点でもっと奮起し量・質ともに高い投下を目指すべきなのですが、
そうもいかないのが現状です。
今後は投下が不定期、正確には事前に連絡なく休む事態が多発し、
文章の乱れや投下量の低下が予想されます。
非常に心苦しいのですが、ご理解ください。
具体的には妊娠しました。
病院、つわり、その他によって投下のない日があると思います。
出産予定は来年夏です。その時には長期休暇を頂きます。
申し訳ありません。今後ともよろしくお願い致します。
- 813 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 18:19:42 ID:BG.8UKGg
- それは仕方ないｗ
気長に待ちます。ご自愛を！！
- 814 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 18:25:13 ID:4eVUKzd6
- おめでとうございます
リアルが大事に、ですので幾らでも待てますし、ご自愛を
- 815 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 18:29:54 ID:19fNvwsM
- おめでとうございます！
２人目を考えているとのことでしたが、こんなに早くにその報告が聞けるとは思いませんでした
どうぞご自愛ください
- 816 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 18:34:29 ID:XNBXR52Q
- もう第二子だと…展開早いですなッ
いや、おめでたいです
無理せず子供第一でやってってください
- 817 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 18:53:43 ID:3qkbADsw
- おめでとうございます！
御自愛くだされー。
- 818 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 19:39:45 ID:yFHQK1dA
- 申し訳ないなんてとんでもない！
おめでとうございます、ご自愛ください。
- 819 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 20:51:39 ID:Jc/f8O12
- おー、おめでとうございます！
いやはやめでたい
- 820 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 21:24:54 ID:I/s6.ayI
- おめでとー
- 821 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 21:47:10 ID:2HVaKFG.
- おめでとうございます
- 822 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 22:05:55 ID:m7BuVF1o
- おめでとう！(*´∀｀)o∠☆ﾟ+｡*ﾟPAN!!★ﾟ+｡*ﾟ
- 823 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/16(金) 22:42:34 ID:i8shOcO6
- おめでとうございます！！
スレのことなんかよりも自分と家庭のことを一番に
- 824 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/17(土) 00:07:13 ID:EEKJNYkU
- おめでとうございます
- 825 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/17(土) 00:16:46 ID:lexVvbf2
- こりゃめでたい！
- 826 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/17(土) 00:33:15 ID:K6Aqv/pY
- めでたいなぁ……
- 827 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/17(土) 12:04:54 ID:pE0gGp72
- なんと言うおめでた・・！
よし、赤飯だお
- 828 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/17(土) 15:37:13 ID:9VpH8ahg
- おめでとうございます
つ《幾万の真言》
- 829 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/18(日) 00:01:30 ID:DAAttg6I
- おめでとうございまーす！
スレのことはゆっくりでも、いつか、進んでくれるのならそれで
- 830 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/18(日) 23:37:04 ID:Es29AzOY
- 祝着である！
- 831 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 03:05:36 ID:2oQlnW0E
- 追いついたと思ったらご懐妊！？めでてぇ！
- 832 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 10:01:12 ID:wO0UQWRs
- 皆様ありがとうございます。
今まで通りだらだらやりますが、面倒なことをする気になれないんで、
しばらくwikiは更新しないやもしれません。
今年は12/27まで、来年は1/5から予定です。
12/23は休みます。
来年初めの新月は、去年と同じくお年玉回予定です。
- 833 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 10:01:28 ID:wO0UQWRs
-
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, ィヽ､＿ ／,ｲ ノ ｲ ､. ＼ ／/: : : :／: : : : : : : ﾊ
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／ , ィ,´-― ￣｀ヽ ヽ / /: j / ｀ヾ_ﾍ ヽ /;ｲ / : : : : : : !: : : : : | ヽ
／ ／／ ＼ヽ/ |: /ｌ / |! l:ｨ: : : : : : j: : : : : :| ヽ
/ /／ Y ｲ: :j l |ﾊ: : : : : /: : : : : : | ',
/ ,イ ,イ ｱー- ､ ｊ } l: /_ ! r ヽ _ ヽ ｌ j: : :／: : : : : : : | }
ｊ´＼ （ / ﾉ/ ｊ ノ: :}ノ ＼ヽ } rﾍ ∨,イ／: : : : : : : ﾉ /
人 ｌヽ-ｙ' (´ ,ｲ ! !: : j ／ｌ ヽ ＿__ヾﾊ_, ヽ´: : : : : ; : - / ／
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ｌ ヽ, |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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| その朝、アリカは個人用の携帯電話ではなく、
| 『血族』から支給された『仕事用』電話の呼び出し音で目を覚ました。
|
| 昨晩の帰りは深夜を回り、『血族』の事務所には午後に出勤する予定だった。
| それが、朝の六時過ぎ？
|
| アリカは眠い目をこすり、携帯電話を手に取った。
| 携帯電話からは防犯ブザーのような不愉快な音が発せられている。
|
| 電話は……蒼星石さん？
|
|「ふぁい」
|『アリカかい』
|
| 蒼星石の声は、緊迫感に満ちていた。
| これは……何か大きな問題があったのだ。
|
|「うん……はい、今起きた所です」
|
| ただならぬ様子を感じ取り、アリカは居住まいを正した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 834 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 10:01:42 ID:wO0UQWRs
-
ll::.::.|::|::.::.::. |::.ｌヽ＼ / /l:|
||::.::l::.|::.､::.::l::.｀､｀ヽ , ／::Ｎ
lﾄ､:ﾚﾍ::.|::.::.＼::ヽ、 ￣ ／::.::.;′
＼ ヽl::.::.::.::|ヽ:＞ 、 ／!::.::.: ,′ 『今一人かい？』
|::.::.::.:l ｀ヽ､ ｀¨¬ｰ-‐'´|/|::.::.:/
ヽ::.::.:｢ ー- ､ ト､ !::.:/
／ヽ::.| ｀丶､|∠＼ |::/
r─＜´ ∨ ／,.ｲ {_}｀ヽ｀ﾒ/_
r┬イ^ヽ、 〉 ／／/ /}{|＼ ＼ ｀くヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 尋ねられ、アリカは耳を澄ました。
| 六時過ぎ。普段ならやる夫が起き始めてる時間だろう。
|
| だが、今日に限ればアリカは寝坊を伝えてある。
| わざわざやる夫が早起きして朝ごはんやお弁当の準備をする必要もない。
|
| 台所の方で、物音はしない。
|
|「やる夫にぃはまだ起きてないよ」
|
| 電話越しとは言え、内密の話なのだろう。
| アリカは声をひそめた。
|
|『『巫女』が家を襲撃され拉致された』
|「えっ！！！？」
|
| 素っ頓狂な声が出てしまい、アリカは慌てて自分の口をふさいだ。
| あのお台場の事件以降、『巫女』は謹慎状態にあるという。
|
| 一度挨拶しておきたかったが、そんな暇はなかった。
| だが、顔を合わせたことこそないが、アリカにとって『巫女』は特別な人間だった。
|
| それが、拉致？ つまりさらわれたってこと？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 835 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 10:02:09 ID:wO0UQWRs
-
.. ....:.r:.:..:‐-.:..::.:::...、
....:..:.: :.:.:..::.:|:.:..:.:.:..:..: :.:..:...:ヽ
rｱ.:..:. :..: :.:..:...:.:｛:.:..:|!:.:..:.:. :.:.:. :.:..:.:.
ノ/:.ヽ :::.: :..::.:::ﾐ´ ＼ｌヽ:.:..ﾄ:..:.:､.: :.:.:..:.
ノﾀi:.: :.:.: :.:.:..:ト´ ,x=＝=＼､＼ｌ＼:.: :ﾊ
ｲﾉ |.: ::ヽ:.::.:.:.}´ , ､ -xl:. :.:i
ｲ { }:.: :.:. :..:.:.ﾐ / 札! l:.: :}
ﾉ／ { ﾄ.:.:: :.:.ﾐ { ﾄｨﾉ ' 仭ｲ:.:/
{Yi }ﾄ ヽ「ミ｀''‐-､ , ｰ レ'
ﾉノ )〈 { 〈 ヽ |
{Y} {Y} ゝ ､ ＼ , ― ､ 丿
iタ }〈 l丶 ／ ＼
{r} {y} l ` . ／
}ﾀ 〉| l Ｔ
{y} ﾏ! ノ ___ ト ._
ﾏ｝ {i}_ - ´／ ヘ l! ｀ ‐ 、
{ﾍ , ´ ｒ´ -┤ -‐ l! ハ
ﾏ! / l -┤ l! ｌ
ｔ} ′ l ｲノ l! |
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| アリカは再度耳を澄ました。
| 先ほどの声でやる夫が起きていないかを知りたかった。
|
| だが、それらしき気配はない。
| アリカは小さな胸をなでおろした。
|
|『恐らく高確率でニャルラトホテプが関係している。
| 昨日が遅かったのは分かっているけど、一刻も争う事態だ』
|「大丈夫。五分で出れるよ。本部集合でいい？」
|
| とっても几帳面な家政夫がいるおかげで、アリカの服は脱ぎ散らかされても回収され、
| 洗濯されたあげく綺麗に畳まれて箪笥に収納される。
|
| ファッションに気を遣わないアリカにとってみれば、
| 箪笥を開けて目につく福をぱっぱと切れば準備オッケーだ。
|
| 朝ごはんは難しいが、顔を洗って歯を磨いてもお釣りがくる。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 836 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 10:02:23 ID:wO0UQWRs
-
／三;ヽ､´ ヽ三三三､二二二＼
|三三三ｌ ヽ三三三＼二二二＼
／´!三三三ヽ ヽ三三三三＼;二二ヽ
／: : : : ヽ三三三ヽ ＼三三三三三ｰ ､_）
i: : : : : :ｨ ヽ;三三三＼ ＼三三三三三/
ｌ: :,.: : / |: :i ＼三三三三､ ｀ ー 三,イ
. | ｌ l: :/: :| ﾄiヽ ＼三三三三＼_ ｌ|
! ､ l ｿｌ;| |;|＼､､＼;三三三三｀ﾞヽ--ｯﾌ′
. | ! 「 !| ｀i;:;:ｯ､｀ｰ-＝､三三三三:シ
ﾞ i ｀ﾞ'''‐/::. :. : : : :.￣￣￣「
ｌヽ ／ﾉ: :＿＿:: : : : : :: ::/
｀ー―､///::.::.::.::.:｀ヽ ノ/ 『いや、三十分後に来るまで迎えに行く。
ム}ｒ'￣iｯﾚﾉｨi::.::.::.::.:..:..::├'ノ 可能なら食事をとっておいてくれ。
ム{/ ,.-―ｦ ノ!!::.::.::.::.::.::.::.:ｌ
ム┘/ ×_/ /::.::.::,::.::.::.＞､::〉 ……昼食にありつけるか、分からないよ』
ム} （／ / /::./::.:;;ヽ／:;:;ｼヽ＼
(ﾆ} 彡 ﾂ _,-―:::＿_;:;/:;:;:;:;:;:;:;フ::.::.､
＿/ﾞｰ､_ L_{ i,. "ｰ-､ :;:;:ｬﾞi ｀ ｰ≦- 」
ﾆ三ｌミ ┼ ｀ｰ"ｫ､＞､:;:;:;:;:;:／ | 「
三三､ ﾐ 三三三三 ヽ:;:ﾉ {ミ､ |
三三三ヾ 三三三;／二.-―´ ミヾ ｌ
三三三三三ヾ /,. ´ ヽ、 ﾞ i
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| それだけ、一刻を争うのだろう。
| アリカは了解の意を伝えて電話を切り、パジャマを豪快に脱ぎ捨てた。
|
| 下着は運動用のそれと同じ。
| 服は動きやすさを重視してスパッツとＴシャツを適当に選ぶ。
|
| やる夫がまだ起きていないなら、朝ごはんは自分で作る必要があるだろう。
| 時間がもったいない。ちょっぴりはしたないが下着姿で台所へ行き、冷蔵庫をオープン。
|
| 昨晩やる夫に兄ぃが夜食に作ってくれたおにぎりの他に、めぼしいものはない。
|
| 戸棚をあけ、買い置きの食パンを取り出す。
| オーブンに二枚つっこんでダイアルを回す。
|
| 冷蔵庫には牛乳とチーズがある。アリカの希望で買って貰った苺ジャムもある。
| さっきバナナとヨーグルトも見た。
|
| これで朝ごはんはバッチリだ！
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- 837 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 10:02:38 ID:wO0UQWRs
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ ……アリカさん？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
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| ふと、遠慮がちな声がかけられた。
| 部屋の方ではなく玄関側から現れたやる夫が、困惑顔で立ち尽くしていた。
|
|「ひゃぁ！？ や、やる夫にぃッ？」
|
| アリカは己が下着姿だったことを思い出し、肩を抱いて座り込んだ。
| なんで、どうして！？
|
| 予想外の展開に顔が赤くなる。
| 何でこんな時間に起きてるの！？
|
|「……仕事かお？」
|
| パニック状態のアリカとは逆に、やる夫は沈着だった。
| オーブンを一瞥し、冷蔵庫を開ける
|
|「ご、ごめんね、急に入っちゃって……」
|「朝飯作っとくから、まず着替えてくるお」
|「う、うん！」
|
| その時、アリカは羞恥心で頭がいっぱいだった。
| それゆえに気付かなかった。やる夫の恐怖に歪んだ表情に。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 838 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 10:14:09 ID:cighhL7M
- らっきーすけべｋｔｋｒ
- 839 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 10:26:05 ID:XLCqkoZE
- ×箪笥を開けて目につく福
○箪笥を開けて目につく服
アリカ、お前のポジはそれでいいのかｗｗｗ
- 840 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 11:59:53 ID:hXK8ndFE
- 乙
> 三十分後に来るまで迎えに行く。
車で？
- 841 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 12:11:35 ID:IBEIDsG.
- >>835
箪笥を開けて目につく福をぱっぱと切れば準備オッケーだ。
福→服 は突っ込みはいってるけど 切れば→着れば もだよね
着る服を決めてるのに着替えないで下着でうろうろだなんてちょっとじゃなくてだいぶはしたない！
- 842 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/19(月) 12:19:53 ID:wO0UQWRs
- >>839
申し訳ありません。誤字の指摘ありがとうございます。
アリカのポジションはあれでいいんです。
神経質な人物が多いんでこれぐらいの方が可愛いってもんです。
>>840
くるまでです。
>>841
げぇ！
一日に二か所もですって……。
ありがとうございます。
- 843 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 16:41:20 ID:TOEbDPyE
- 確かにこういうのは女の子がやるとかわいいですよね。
ヤローがやってもみっともない(というか目の毒)にしかなりませんが。
- 844 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 20:23:41 ID:4OkKWOGo
- まぁ神経質な男の周りには多少アッパラパーな女の子が居た方がいいよねｗ
- 845 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 20:27:26 ID:e7RC3JpQ
- やはりこのアリカは風呂上りのバスタオル姿でやる夫の前をウロウロする娘なのか…胸熱
- 846 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/19(月) 23:33:52 ID:iDInf9bo
- こんなに可愛い展開見せられると必死にポイント貯めて絆に突っ込みたくなるな
そういや、ニャルの端末って別に情報共有してないよね？
もししてたら俺らが幻死を覗く度にニャルの情報量が増え続けてdead end一直線に…
- 847 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/20(火) 09:40:16 ID:t340lxAk
- >>846
ニャル板って実況板みたいなもんじゃね？
当ニャル的にはスピード速過ぎて分析する暇がないっつーか。
参加者が情報得るには他にやるべき事が多すぎるようなもんだろ。
- 848 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/20(火) 10:01:21 ID:L8f9YNfQ
-
, -=＝＝＝=- ､
／ 7!､ , ＼
〃 ｨ仝イﾑ斥ュ }}
{ { ﾂ爪笊ミ从从气ﾐ, /}
-‐ ´￣￣￣￣｀ - ､ ヾ ､ 笊从圦从从彡ｲ／/
, ´ ｀ヽ､ ヽ＼,彡'ﾐ三ﾆ彡'／／
. ／ , -‐=＝＝ァ=-､ __ ＼ ＼￣￣￣￣.／
／ i! : : : : ,'' '; ,,' ,ｨ'´ヾ:ヽ ヽ ｀￣￣￣´
. / i! : : : : ,' ,'ｰ''''´ i::i! ',
/ i!: : : : ,' ; ; ; : : : : vﾍ ',
. / / : : : :,' ,.': : : : : : : : ヾﾍ i ／￣￣￣￣￣＼
. ,' / : : : :,', ; ,' : : : : : : vﾍ. } / ,....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...､ ヽ
i / : : : :,' , , ,' : : : : : : : : : : ヾﾍ i ! /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ',
{ /, -==-.< ,' : : : : : : : : _,}:.i! ,' { i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! }
{ ヽ､: : : : , ＞t' : : : : : : , -‐: :´: :ノ / .i i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! i
. i ｀´￣ i , -‐: :´: ; -‐ ´. / ', .ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ／￣￣ヽ
', ﾄ､_, .-‐:´: ; -‐ ´. / ヾｰ｀＝====＝´イ二二ﾆ> ﾉ
', ゝ:_:; -‐ ´ ／ ∨ /｀￣￣￣
ヽ ／ ｀ー―――'´
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| アリカが服を着て台所に戻ると、すでに卓上には朝食の準備が整っていた。
|
| 焼き上がった食パンにはマーガリンが塗ってあり、
| 目玉焼き、レタスとトマトのサラダ、牛乳、苺ジャムが並んでいた。
|
|「コーヒーは飲むかお？」
|「甘くしてほしいな」
|「了解だお」
|
| やる夫が自分の分と一緒に、アリカのマグカップにコーヒーを注ぐ。
| アリカの分にだけミルクと砂糖を投入し、スプーンで軽く攪拌する。
|
|「いただきます」
|
| 食前には感謝をこめて一礼。
| 祖母にしつけられたアリカらしい動作。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 849 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/20(火) 10:01:38 ID:L8f9YNfQ
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ テレビつけるお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 普段は食事中にテレビはつけない。
| だがやる夫はリモコンを操作し、朝のニュース番組にする。
|
| 普段と何も変わらない、日本のどこかで起きた事件や事故。
| お祭りや吉兆。そんな事を益体なく流すテレビ。
|
| やる夫はニュースを流し見ながら、データボタンを操作。
| 天気予報を表示する。
|
|「今日はもう降らないみたいだお。
| あと暑いみたいだからこまめに水分補給すんだお」
|
| 台所の脇にある段ボールから、やる夫がポカリスエットのペットボトルをとり出した。
| やる夫が、アリカ用に箱買いしてくれたものである。
|
|「ありがと」
|
| 机の上に二本ほど並ぶ。
| その脇に、ハンカチやら何やらが積み重なった。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 850 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/20(火) 10:01:57 ID:L8f9YNfQ
-
＿＿__
／´￣￣｀ヽ、
/ ヽ
{ ,. --‐┴…ｰ- ､
ヽ ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
/.:.:.:.!:.:.!:.:.|:.:.:.:.:l:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
l:.:.!:|:|l:.:|ヽ:＼:.:.:!､:.:.:.:ヽ:.!:.:.:.ﾍ
|:.ﾊﾊ!ヽl ＼lヽl__＼:.:.l:|:.:.:.l:.:l
＿ rﾍ!/f,心ヽ /f心ヽヽﾘ.:.:./.:ﾊ やる夫にぃってさ、
,.--く ,斗-| ﾋzｿ ﾋzｿ } }:.:/:/ヽﾊ 『お母さん』みたいだよね。
{ ｀ﾒ､ ﾍ._! , , ' , , /ｨく｀),.-'┴ｧ
ヽ,r‐､―- ､ ヽ ､＿_,. /_／-}―‐!｀!__
／´￣｀丶r‐┬-＼ ,. '´{,. -―-､人_|/ｿ
／::::::::::::::::::::::::＼ {::｀ ｰ--‐ '´:::::／:::::::::::::::::::::::} /
::::::::::::::,. -- ､::::::::`,ﾆ´-‐'' ´￣￣￣￣￣￣｀`丶､! }
::::::::／／ ヽ∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}'
ヽ::{／／ く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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| アリカの素朴な感想に、やる夫は露骨に嫌そうな顔をした。
| 『お母さん』で喜ぶ男の子はいないだろう。
|
|「そこは『お父さん』にしとけお」
|
| テレビが天気予報を流す。さっき確認したものと大差ない。
| アリカは食事に集中したが、やる夫は視線を画面に向けた。
|
|「アリカ」
|
| 呼ばれて、アリカは振り向いた。やる夫の視線はテレビに向いている。
| そのテレビでは、胸の大きなお天気おねえさんが漫画チックなイラストボードを抱えていた。
|
|「今日は、満月だお」
|
| 食事をする手が止まった。
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- 851 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/20(火) 10:03:35 ID:L8f9YNfQ
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| 満月。
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| あのお台場の死闘から、もう一カ月か。
| アリカはあの夜を、屈木頑之助の巨体を、ニャルラトホテプの威容を思い出し身震いした。
|
|「とりあえずどうして呼ばれたかは聞かないお。でも」
|
| 振り向いたやる夫の目は、真剣そのものだった。
| アリカも重く頷いた。そうだ。そうだ。
|
| あの、ニャルラトホテプの顔面を打ち抜いた時の感触を思い出す。
| 卵の殻を割るみたいに頭蓋骨をぐしゃぐしゃにして、柔らかな中身を炸裂させた。
|
| でも、あいつは平然と立ち上がった。
| 何事もなかったかのように動き、そして巫女さんをさらった。
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| 今回も、誘拐されたのはあの巫女さんだという。
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- 852 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/20(火) 10:04:00 ID:L8f9YNfQ
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,ｨ'´ ｀ヽ
,. ----{{ ､ ヽ.
,. '´.:.:.:.:.:.:.:.―‐一- ､ l!
__ ,.-_､_ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀＼:.＼ ﾘ
,r_ﾆ´ｧ='´_ノｿ.:.:.:.:.:.:.:/,ｨ:.:.:.:.＼:.:.:.:.＼:.ヽ:ﾍ
_,rァ'´__ノ.:ノ´ ﾊ.:.:.:.:.:.:.:|:| !:ヽ.:.:.:.:.＼:.:.:.:ヽ.:.!:.:!
_/ノ _/.:ノ´ ﾄ､ヽ:.:.:.:.ｲヾ ＼!`ー--＼:ﾄ､ﾍ!:.:|
r'ノ r'´/´ ﾄ､`__:.:.:ｲ｀`''ー‐---ノ _,斗ﾍ:|:.:l
f/ r‐'/´ __ ﾍ:/fゝV､ ｨ云ﾊヽ 伝ﾊlﾘ:/
. fl ﾉ／ {{ ｀ヽ＼ヾ !ﾄヽ弋zｿ ｀´/ｲ/
!|f.:j ,. -､__!ヽ__ /! jﾞｰ||､ ' /､
ﾝ:〈 / L_／／:::::ヾ＜＼ ﾘ ＼ ^ ／}} i
!.:/､ / /:::::::::::::::ヽ_7ヽヽ.＿_＞ - '´┐ ﾘ ﾉ
ハヾヽ L_-一'!::::::::::::::::::::::::}ｰ} ﾊY ／ {,. -､
|:/ ヾヽ._)／|::::::::::::::::::::::::に | /ﾞ=ﾍ!'_,. ‐''´ ヽ
}:ヽ ｀{ l::::::::::::::::::::::::::}¨}-く::山:ﾊ _ _ﾉ
ﾍ:〈 ﾞｰ､,ﾊ::::::::::::::::::::::::!ｲﾍ ヽノ l|,. ‐''´ (´
{:.} /ﾉ!:::l:::::::::::::::::::::::::7! ヽ ＋ ||￣＿_ﾉ
ヾヽ ヾi|::::|!::::::::::::::::::::::::| ヽ ヽ._ ,!jﾍ´(:l
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| アリカはそれをやる夫に告げそうになって、口を噤んだ。
|
| 言ってはいけない。
| アリカは『血族』で、やる夫は一般人だ。
|
| やる夫に相談するのは筋違いな上に、彼に余計な心配をかけることになるだろう。
|
|「ニャルルンヘの対策だね？」
|「たぶん、もう『旧き印』は効かないお」
|
| アリカは頷いた。
| あの時、ニャルラトホテプは大観覧車に浮かんだ印に驚いた。
|
| だが、驚いたし怯んだが、それだけだった。
| ニャルラトホテプは『旧き印』に抵抗を覚えはするようだが、退散させるほどの効果はない。
|
| ならば、もしも遭遇してしまった時の為に、用意しなければならない。
| 【ニャルへの対抗手段】を！
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- 853 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/20(火) 10:05:54 ID:L8f9YNfQ
- >>844
アパラパーｗｗｗ
>>846-847
その辺りの詳しくはいつか。
とりあえず、プッチニャルは情報共有しておりません。
- 854 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/20(火) 17:18:33 ID:uL/8sbJI
- やる夫に対してお父さんみたいもアレだけどなｗ
- 855 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/20(火) 22:11:23 ID:rTu1Ohfo
- とりあえず、フォークかな＞【ニャルへの対抗手段】
- 856 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/20(火) 22:25:28 ID:t340lxAk
- >>855
それが効くならクトゥグアにもクト様にも特効じゃねーかｗ
- 857 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/21(水) 01:31:11 ID:LFF7EHWM
- 万能だけど特定の個体にしか効かんやんけｗ
- 858 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日はお休み ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 10:03:43 ID:WPtVOtN2
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／' r二_'―- ..＿＿
／' _ ゝ、_￣ ｀ - ﾆ_Ｙ⌒ヽ
〃 ／ ｀r_ｰ､ _,ゝ､ ヽ＿＿＿＿
〃 / / / ﾄ､ヽｰﾆ_ｰ .__/ ヽ ｀¨ ‐- _
（( // | | ハヽ､ ヽ｀＞‐ヽ .从_r ￣ ＼
｀ｰ || | ヽ!-‐ ｀ ￣ ´ . -V_ ! _∠_ 丶
ヽ V ﾄゝ､ ´ 心ﾉヽ/ ¨ﾉ >､＿ /
|Ｙ rひ) ┴‐'´/_∠_ ／_| .べ丶 /
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_-=-´_二ﾆ=! ﾏ´ l ∧ ／／ /
〃 〃 ヽ V / ｜ ＼_/／ /
´ ヽ ＼ ｰ ' ／￣ヽ ） ／
_､ ＿ 丶、／ ﾉ >' ／
ゝ ゝ-､ ＿ ／ ヽ_ ィ _ - ｲ ,.ｲ
￣｀丶､ゝ- ､＿／ ヾ _∠-ｵヽ< // ／{ ヽ
｀' ーｙ' _ ゝ'´ 〃一' / i ／ Y |
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| 食事を終え、身支度を整えたところでアリカはやる夫の家を出た。
| 約束の三十分まではまだ少し時間がある。
|
|「行ってきます」
|「いってらっしゃいお。帰り時間が分かったら連絡入れるお」
|
| やる夫のそっけない返事、アリカははにかんで頷いた。
|
| 「死ぬな」でも「気をつけろ」でもない。
| 言外に「生きて帰ってこい」というやる夫の不器用さが好きだった。
|
| やる夫の住居は入速貸本の二階にある。
| 玄関から出たアリカは、少し振り返ってその小さな家を見た。
|
| そして、その隣にある古ぼけた一軒家を。
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- 859 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日はお休み ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 10:04:01 ID:WPtVOtN2
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_ -ｧ_'´_￣＿｀ヽ、
〃´ ｀ ´￣￣｀''-`'､､
／/ ｨ i ､ 、＼ ヽ ＼､
／_イ | { { ヽ_ ＼ ヽ､ | ヽ,
/レ' ! ﾐ ＼{＼ヽ｀-ヾ├} i｜ !}
/ノ /iミ ‐ _ニ,‐｀ ´心ﾄ} ! ! ﾘ
/ﾉ //,ｲヽﾍ辷l , ﾞ-' 〃ハ ´ 行ってくるよ。
/ﾉ /ｲ l||｀ヽ _ ﾞ_, 〃}| ヽ ばっちゃ。
/ﾉ ＿/ﾉ !{ヾ、 ﾄ ､ ´ .／ ,ﾘ _⊥、
/ﾉ r'⌒ヽ｀ヾゝ､_／｀ヽ､｀_´ノヽ /￣ ' ヽ
/ﾉ ﾊ | ＿ ヾﾄ、 ,ｲ_ﾄ､ ﾊ _-― ､ノ
/ﾉ ｲヾ} ／ヽ)_,-う |! ﾄ／＝＝ヽ/ｲ|｀￣'' ┴┐
/ﾉ ハ /⌒ヽ ／ｨ || ト｀丶r＾ｭ／ｨ l!_ /
/ﾉ ./ﾉ Ｙ ヾ ｀つ/|| ｀ーゝ,Ｕ_r‐' || ｀ヽ､/|
/ﾉ /ﾉ | } { !＾|| |ﾄへ_ノ !
〃 /ﾉ | ! ｀´＾'|| ||/ |
〃 /ﾉ .| ´ ﾊ || ﾉ |l !
ノﾘ 〃 | / ヽ || ´ ｀ |l !
｀` {l ! / ,へんｖ|| |ﾄ､＿_ !
ﾉl! | / 〈 l人）l| |ト_ ,ｲ ｜
｀´ / / {,イ| /|l ||ヾ-{ |
/ / ／〃ヽ_| || || ヽ＼ ヽ
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| アリカは知っている。
| アリカがいない時間に、やる夫がアリカと祖母の家の掃除をしていることを。
|
| 誰も住んでいない家は悪くなる。
| やる夫は風を通し、掃除機をかけ、布団を干してくれている。
|
| いつでも、アリカが帰れるように。
| そして、それが負担にならないように気を使って。
|
| いつかきっと、アリカがお嫁に行くことになったら、
あの家にすむだろう。
| いや、それよりもやる夫がお嫁さんをもらう方が先かもしれない。
|
| アリカはタキシードの蒼星石と、ウェディングドレスのやる夫を想像して、口元をほころばせた。
| いやいや、蒼星石さんは巫女さんだからね。
|
| 羽織袴と白無垢だ。
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- 860 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日はお休み ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 10:04:25 ID:WPtVOtN2
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／ ─────── / ,───ヽ-─-─-- -─---ヽ
,／ //| | || ヽヽ
,／ ///| | || ヽ|
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|￣ └[ESTIMA]┘￣￣ ／;;;;;;;ヽ |￣￣￣￣￣|￣￣￣／;;;;;;ヽ ﾉ
|二|└────┘ |二)__|_|:（∴）:|__|＿＿＿＿＿|__＿_＿|:（∴）:|_＿__ﾉ
￣￣ゞゝ;;;;ノ￣￣￣￣￣ ゞ_ゝ:＿ノ ゞ;;;;;;ノ ゞゝ:＿ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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| 通りに出ると、蒼星石の車が路肩に止まっていた。
|
|「遅くなりました！ ごめんなさい！」
|
| アリカも五分前には来たのだが、蒼星石も予定より早く着いていたようだ。
| 慌てて運転席に向かうと、そこには予想していた人物はいなかった。
|
| 刈りこんだ髪に浅黒い肌。猛禽のように鋭い眼光。
| がっしりとした体格の男が、煙草をくゆらせていた。
|
|「早いな。蒼星石はそこで朝食を買ってる。
| 食事は済ませたか？ まだなら買って来い」
|
| 男に見据えられ、アリカは全身が硬直した気がした。
| 彼の四つの目に見られると、すべてを見透かされたようになる。
|
| 蛇に睨まれた蛙の状態というのだろうか。
|
|「た、食べてきました！」
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- 861 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日はお休み ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 10:04:51 ID:WPtVOtN2
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,, ､
/ ｊ
_ -ｰ- ､ i /
ｒ''´ ﾍ ) } なら乗ってろ。
{ ',｀ﾞﾞｰ='' ハ / ノ ｒ 、
ﾞi ヽ ｀ヽ, L,ｨヽ !/ ｒ-'- ヽ
｀r ﾐ ・-''彡= !| ,､ 〉- }､ｒ､
ヽ_ゝ, '''ﾞ _,-‐十 ヾ ヾ三 ｌ }｀ー､
ヽ｀＞ ィ´ィ´!>ー〉ｰ' ｨ-ゝ'ー'.:.:.:.:.:.:.:｀ー､
／ __ --''､.:.:.:ヽ }ﾄ __.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
!-､_イ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ,, -､!':.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｨ_ -- '､.:.:.:.:ヾー-- ー-'
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ヽ_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!l.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
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｀ー ､:.:.:.:__ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
ヽ
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| 男は『四ツ目』。『血族』が拾って来た元フリーの傭兵。
| 詳しいことは知らないが、元テロリストなのだという。
|
| 目の下に横一文字に走る刺青と、そこに描かれた双眸から、四ツ目のコードネームで知られる。
| 銃の達人であり、ゲリラ戦術のプロフェッショナルだ。
|
| だが人命を軽視し、手段を選ばない点が、『血族』内で彼を孤立化させている。
| 実際、アリカは四ツ目と組んだ時は驚いた。
|
| 公園を徘徊する悪魔を退治するのに、四ツ目は原始的なトラップを作ろうとした。
| しかしそのトラップは、一般人が引っ掛かる可能性のあるもので、
| 四ツ目はそこに何の躊躇も示さなかった。
|
|「すでに犠牲者出てんだろ？ だったら同じだ。
| 早く悪魔を殺した方が、むしろ余計な死人が出ないだろう」
|
| それどころかそんな事を言ってのけたのだ。
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- 862 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日はお休み ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 10:05:08 ID:WPtVOtN2
-
,､ --ー -- ､ __,
／ ヾ
ｊ'' 丶_
/ ヽ
ｒ'' _,,, ''""彡 ゝ
おい、ちゃんと寝たか？ },,,ィ''' '', , - ､ }
l ', / } ｌ
l l/ 彡-,, |i / ） i {
! l| __,, ヽ,,l ヾ ﾊ !
ヽ ヽィﾂ二ノ ｰ' ｊ ヽ ｊ
ﾄーゝ--==＝li ｒｰ' ｀ｰ=''
ヽ ｌ三三三三三|l }l ,, -´ｲ´ ｌ
l ｌ 〉 ヽ ﾉ l ,,ィ´ ｌ
ﾉ } ｀ i ヽ // !／ ｌ
j ﾉ ｀iー - ///／ ＼
ｌ i ｀lさ､,,,,,__ /// ,, -ゝ､
( !､ ヾ､,,ィ'''ィ ／.:.:.:.:.:.:.:｀ｰ､
ヽ} ｒー ‐-- ､ {__ ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
__｀ー､ ヽ ヽ ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽｰ､
!li!''ー-､ _{ ￣ヽヽ 'i ﾉl ／-'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノl
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| 不意に話しかけられ、アリカはとっさに返事が出来なかった。
| 四ツ目の視線ミラー越しにが後部座席のアリカを見据える。
|
|「は、はい！」
|「ならいい。話は後でする。それまで静かにしてろ」
|
| そう言って、紫煙を窓の外に吐き出し、ポケットから取り出した携帯灰皿に煙草を押し込んだ。
| ふと気付くが、車内はほとんどタバコ臭くない。
|
| 窓を全開にして風が通っているのもあるだろうが、
| 四ツ目が気にしているのかもしれない。
|
|「おはようアリカ」
|
| と、蒼星石が後部座席に乗り込んできた。
| その目の下の隈にギョッとする。まぶたは腫れ、目が血走っている。
|
|「よし、蒼星石は飯喰ったら寝てろ。次は北斗の家で諫山ン所は最後だ」
|
| 窓が閉められ、エアコンが起動する。
|
|「……ありがとう」
|「いいから寝とけ」
|
| アリカの隣でおにぎりを二つ流し込んだ蒼星石は、目を閉じるとすぐに眠りに落ちた。
| 昨日の晩から、寝ていないのか。
|
| やる夫にぃに言って、蒼星石さんの分のご飯も作ってもらえばよかったな。
| そう思った。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 863 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜明日はお休み ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 10:05:24 ID:WPtVOtN2
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┣絆╋. アリカ ..╋ NEUTRAL-HEHO .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫 74 → 81 LVUP!
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 59 → 67 LVUP!
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 31 → 38
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃巫女さん. 0 → 6
┃ケンシロウ.... 0 → 8
┃ミスト 0 → 4
┃冥 0 → 7
┃四ツ目 0 → 1
┃
┃拳 69
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ╋ DARK-LOW .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫☆ 27
┃翠星石. 80 → 84
┃志摩子さん. 43
┃>>アリカ. 36 → 37
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃デュランダル. 20
┃ナタル. 19
┃華琳 16
┃屈木 14
┃ニャル. 12
┃麻呂重 6
┃吉良 6
┃ミスト 6
┃ジャギ 5
┃冥 1
┃四ツ目 0 → 4
┃ケンシロウ.... 0 → 18 LVUP!
┗━━━━━━━━━━━━━
明日は諸事情により休みます。
次回は26でしょう。
12/25が新月なので、今年はお年玉ではなくクリスマスプレゼントにしましょう。
詳しくは23か24に。
あと、蒼星石はケンシロウの絆がなく、アリカには翠星石の絆がなかった件ｗｗｗ
アリカは『巫女さん』の絆を多めに取ってもらい、
ついでに一緒に仕事してる『血族』のみなさん分も持ってもらいました。
- 864 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/21(水) 10:22:24 ID:crF7sHFw
- | アリカはタキシードの蒼星石と、ウェディングドレスのやる夫を想像して、口元をほころばせた。
なにもおかしくはないな！
- 865 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/21(水) 10:25:11 ID:MDFDPEEA
- ＞巫女さんだからね。
つまり紋付き袴の蒼星石と白無垢のやる夫だな
- 866 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/21(水) 12:18:08 ID:WPtVOtN2
- >>865
×羽織袴 → ○紋付袴 ですね。ごめんなさい。
他には何も問題はありませんね。
- 867 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/21(水) 18:41:25 ID:fEBySvnU
- えーっと……
うん、そうだな！
- 868 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/21(水) 21:10:44 ID:Hr8IjSZ.
- >>859
ウェディングドレスのやる夫とタキシードのアリカでもええんやで？
- 869 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/21(水) 23:22:22 ID:oZ67ua0k
- 細かいかもだが、蒼星石のとこLAWがLOWになってない？
- 870 ： ◆liFi/Qrcjw：2011/12/21(水) 23:26:23 ID:A3aq6X0Q
- 女子力が低・・・うわなにをする
- 871 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/22(木) 09:05:36 ID:oB1INID2
- ああ、ほんとだ。前に直すって言ってたけどLowが直ってない
- 872 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/22(木) 12:19:36 ID:fFpr3Yj2
- LOWなのは女子力ではなく現状把握力ではないだろうか
トップのうちに決め手をうちそこねると追い付かれるぞ！
- 873 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/22(木) 15:52:33 ID:SVe8h97A
- 再三の失態申し訳ありません。
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ╋ DARK-LAW ┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
ですね。
ありがとうございます。
- 874 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/22(木) 20:35:08 ID:jV1awJV.
- 決め手は打つんではない、打ち込まれるんだ！
うん、なんでもない
- 875 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/24(土) 10:07:18 ID:RJWMtxco
- ┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51
┃妄想 54
┃鏡と茨の死神... 59
┃荒野の黒龍 48
┃隻眼の老人 17
┃千の化身 5
┃
┃>>蒼星石☆ 17
┃高良みゆき☆ 12
┃>>夢宮アリカ. 76
┃>>やらない夫 77
┃華琳 73
┃長門有希 71
┃水銀燈 64
┃クツキ 62
┃伊藤誠 43
┃阿部貴和 33
┃真紅 25
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃クラウザー 6
┃
┃
┃翠星石 93
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.╋ LIGHT-CHAOS .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃翠星石 75 → 78.
┃>>やる夫.. 73
┃ニャンコ先生 66
┃ディオ.. 43
┃Ｌ 40
┃>>蒼星石 23
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃諫山冥 9
┃屈木 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..╋ NEUTRAL-HEHO .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫 81
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 67
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 38
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃ケンシロウ.... 8
┃巫女さん. 6
┃冥 7
┃ミスト 4
┃四ツ目 1
┃
┃拳 69
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ╋ DARK-LAW ┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫☆ 27
┃翠星石. 84
┃志摩子さん. 43
┃>>アリカ. 37
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃デュランダル. 20
┃ナタル. 19
┃ケンシロウ.... 18
┃華琳 16
┃屈木 14
┃ニャル. 12
┃麻呂重 6
┃吉良 6
┃ミスト 6
┃ジャギ 5
┃四ツ目 4
┃冥 1
┗━━━━━━━━━━━━━
- 876 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/24(土) 10:07:33 ID:RJWMtxco
-
皆さまメリークリスマス。
明日は悪魔も眠る新月のクリスマスですね。
なので、特別ルールにします。
去年のお年玉と同じルールです。
１ 好きな絆を指定する。（誰から誰へかを明記すること、前に来るのが誰の絆欄かです）
（やる夫から蒼星石と書いた場合、やる夫の絆欄の蒼星石の絆が上がります）
２ 以上の行為は一人一回までとする。
３ 観客ポイントは消費しない。
４ なので、トリの無い方も参加可能。
５ 上昇する絆は１固定。
６ 期限は明日中。
皆さま、雪かきなどの予定がたっぷりでお忙しいとおもますが、よろしければご参加ください。
というわけで通常の『新月の冒涜的介入』はお休みになります。ご了承ください。
本編の開始は来週からです。
- 877 ： ◆wS/0Zx62a.：2011/12/24(土) 10:21:15 ID:fpGVILIQ
- メリークリスマス。
今日明日はバレンタイン生まれの人の製造日ですね。リア充爆発しろ。
絆上昇は、【やる夫：鏡と茨の死神】でお願いします。
- 878 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/24(土) 10:29:57 ID:RJWMtxco
- >>877
勘違いされがちですが、妊娠日と製造日は違いますよ。
前回の生理開始が妊娠週のカウントスタートなので、バレンタイン生まれは基本的にセーフです。
バレンタイン前二週間ぐらいの人たちがアウトです。
おめでとう絶望先生。先生はクリスマスじゃなくて姫はじめベビーですね。
それと、申し訳ありませんが新月は明日です。
- 879 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/24(土) 10:33:45 ID:fpGVILIQ
- あ、すいません。それでは明日改めて書き込みします。
- 880 ： ◆5q.v2gptpA：2011/12/25(日) 00:20:34 ID:/5W2LCnI
- メリークルシミマス
やる夫→みゆき でお願いします。
- 881 ： ◆BOfUUEthUU：2011/12/25(日) 00:22:59 ID:LrMwU70E
- アリカ→拳
- 882 ： ◆bbq3AN25Iw：2011/12/25(日) 00:23:59 ID:ilQr4GI.
- メリークリスマス。
風邪をひいてもひとり。
やる夫→アリカで。
- 883 ： ◆Dm1s29RE7Q：2011/12/25(日) 00:25:19 ID:Cvex.CX.
- メリークリスマス
やる夫→蒼星石で
- 884 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 00:25:54 ID:qTkxFM6U
- ベリー苦しみます
華琳→やる夫
に遭えていっぴょ
- 885 ： ◆GekUNfMpTs：2011/12/25(日) 00:29:24 ID:GYXi6wmo
- メリークリスマス
アリカ→やる夫で一票をば
- 886 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 00:29:46 ID:GYXi6wmo
- あ、酉間違えたが、まあいいか
- 887 ： ◆z7fKsWA8UA：2011/12/25(日) 00:31:55 ID:6Wt7l5Tg
- わたしメリークリスマス
あなたの後ろにいるの
やる夫→みゆき でお願いします
- 888 ： ◆ZUNKxf4Mog：2011/12/25(日) 00:32:34 ID:u66tY0zM
- やる夫→みゆき でおねがいしやす
- 889 ： ◆sNVBsaeVxY：2011/12/25(日) 00:56:12 ID:/y5upFDo
- メリークリスマス
やる夫→アリカで
- 890 ： ◆gG1ytzX69g：2011/12/25(日) 01:27:24 ID:ia1IDXIM
- メリークリスマス
やる夫→華琳
- 891 ： ◆JACKolF2vA：2011/12/25(日) 01:39:06 ID:Gim79qks
- 蒼→ジャギ
- 892 ： ◆52sg9FxRUQ：2011/12/25(日) 01:53:12 ID:chPkguQ.
- やる夫→蒼
この機会に子作りしちゃえー
- 893 ： ◆fl15rilh2E：2011/12/25(日) 02:23:54 ID:q.eKrZp2
- アリカ→やる夫
- 894 ： ◆HCeZ2oI.bM：2011/12/25(日) 02:50:46 ID:Z.uljBTQ
- メリークリスマスー
やる夫→華琳で
- 895 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 04:01:47 ID:a1kkWvNA
- トリ無しでも参加可能ということなので、初参加
やる夫→みゆきで
- 896 ： ◆AWQD6Lb1uk：2011/12/25(日) 06:52:16 ID:42wemMtE
- クリスマスと言えば白と赤
やる夫→真紅
- 897 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 08:27:20 ID:xSW1.7ck
- メリークリスマス
やる夫→アリカ
- 898 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/12/25(日) 08:36:02 ID:yyAYDZ7k
- メリークリスマス
やる夫→荒野の黒龍
- 899 ： ◆lGbW60L72o：2011/12/25(日) 08:56:25 ID:uEBrEoQ6
- メリー
やる夫→鏡と茨の死神
これでレベルアップ
- 900 ： ◆wS/0Zx62a.：2011/12/25(日) 09:00:51 ID:dL8tcKsY
- それでは改めて。
やる夫→鏡と茨の死神
- 901 ： ◆s7CVF0Eu8I：2011/12/25(日) 09:01:25 ID:8ueIRa22
- やる夫→華琳で
- 902 ： ◆l5B5sGnbkQ：2011/12/25(日) 09:11:38 ID:Cs2Tz6nw
- やらない夫→翠星石
- 903 ： ◆u9Ls68fGDM：2011/12/25(日) 10:12:22 ID:Uxvtybn2
- Ｌet's修羅ｂａｒ
やる夫→水銀燈
- 904 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 10:16:11 ID:MZHw3erk
- やる夫→蒼星石
- 905 ： ◆TIENe3Twtg：2011/12/25(日) 10:31:38 ID:R3YlNcKE
- メリークリスマス
やらない夫→翠星石
- 906 ： ◆6h1chSkFOk：2011/12/25(日) 10:35:41 ID:tcPMe9vU
- メリークリスマス
やる夫→蒼星石
- 907 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 11:43:14 ID:zUtTSbZ2
- やる夫→アリカ
- 908 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 11:43:25 ID:I1Nyebt.
- メリークリスマスです
やる夫→紳士で
- 909 ： ◆e52bu8jgoU：2011/12/25(日) 12:07:53 ID:aE.T54tw
- メリークリスマス！
やる夫→蒼星石で
- 910 ： ◆mmsSEDCh.s：2011/12/25(日) 12:36:03 ID:Od9YS3OM
- やる夫→やらない夫
- 911 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 12:36:25 ID:vOlSzthI
- やる夫→水銀燈
- 912 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 12:39:40 ID:i2OhmlC2
- アリカ→やる夫
- 913 ： ◆200X.ofSxM：2011/12/25(日) 12:42:39 ID:633w9lRo
- やる夫→やらない夫で
- 914 ： ◆10ApkKSZho：2011/12/25(日) 14:45:05 ID:8K.iVOk6
- やる夫→隻眼の老人
- 915 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 17:26:18 ID:SPT9Eq8Q
- アリカ→やる夫
- 916 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 17:48:33 ID:jrVIqOgo
- やる夫→蒼星石
- 917 ： ◆Z0APLXykMM：2011/12/25(日) 18:38:55 ID:addAb67M
- 蒼星石→やる夫
- 918 ： ◆mdNzeAtrtQ：2011/12/25(日) 19:01:03 ID:gFipDtcE
- やる夫→荒野の黒龍
- 919 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 20:05:57 ID:lnn.0fI.
- やる夫→鏡と茨の死神
- 920 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 20:53:08 ID:/G00Q.Jg
- やる夫→蒼星石
- 921 ： ◆2.wLENWmEo：2011/12/25(日) 21:33:55 ID:bQiGppNA
- やる夫→隻眼の老人
- 922 ： ◆5rXXXxXIT.：2011/12/25(日) 21:56:48 ID:uKzsYOdI
- 何でもない日、万歳！
やる夫→入速貸本
- 923 ： ◆RengelsnNs：2011/12/25(日) 22:03:48 ID:7Lkg7gck
- アリカ→ばっちゃ
- 924 ： ◆YeqXWjTM4k：2011/12/25(日) 22:38:19 ID:tLySRv7U
- メリクリ！
やる夫→長門
- 925 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 22:58:48 ID:7kKlXzOc
- アリカ→やる夫
アリカはもっとやる夫を悩殺するといいよ！
- 926 ： ◆nzPELBqxOw：2011/12/25(日) 23:18:58 ID:Do8Erpao
- やる夫→みゆき
リア充爆発しろ！
……なんてのは、まだ気力が有る方が仰る事だと思うのです(遠い目
- 927 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/25(日) 23:41:23 ID:KSS3smE6
- やる夫→蒼
もっともっとイチャイチャするべき
- 928 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜今年は27まで ◆XDD/DkyjV6：2011/12/26(月) 12:28:39 ID:qbOfZjBQ
- 遅くなりましたがおはようございます。
クリスマスのは明日のでも。
- 929 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜今年は27まで ◆XDD/DkyjV6：2011/12/26(月) 12:28:57 ID:qbOfZjBQ
-
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／ ヽ､_ .:::＼
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（__人__） ::::::|
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ヽ ......::::ノ
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| 約束は十時に駅前だった。
|
| 夏休みの駅前は、やらない夫らのように待ち合わせをする学生や、
| 休みを利用して外出する親子連れ、その他もろもろで大いに賑わっている。
|
| やらない夫が約束の場所にたどり着いてから、すでに数え切れない人数が行き来していた。
| やらない夫は日差しを避けられる位置を取り、
| 視線こそ携帯に向けていたが、周囲への警戒は怠っていなかった。
|
|『わし、思うんじゃが』
|
| 携帯に表示されたニュースや電子辞書は、主にニャンコ先生が読むためのものだった。
|
| 恐ろしく勤勉で、知識欲に溢れ、好奇心旺盛なこのネコ型悪魔は、
| 瞬く間に家電と現代住環境に慣れてしまった。
|
| 『不可視の天衣』とやらを纏うことで、やらない夫の内側に潜めることが可能だとわかった。
| その時点で、やらない夫はニャンコ先生に極力外に出ないように頼み込んだ。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 930 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜今年は27まで ◆XDD/DkyjV6：2011/12/26(月) 12:29:17 ID:qbOfZjBQ
-
／￣ 丶
l l
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ハ : : : : : ', ｀ -ｭ'´ i : : : : :j
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}, -‐-'、:_:,. - '´ 'V ヽ./ /
Y ´ : : : : : : : : : : :」ｲ｀t У ／
─── ｀、 : : : : : : : ＞'´─＜＿＿＿＿／─────────────
￣￣￣
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| その見返りに、やらない夫は一日三十分日経新聞を読み、空いた時間は携帯電話をいじることになった。
|
| 検索や作業は円滑さが求められ、ニャンコ先生の激しい要望の結果、
| やらない夫はザフトのコーディネーターシリーズ最新作、『フリーダム』を購入していた。
|
| ニャンコ先生は大型タブレットを所望していたが、常に持ち運んでは荷物になるので却下された。
|
| やらない夫は基本ほとんど荷物を持たない。
| それに、喧嘩の際に割ってしまっては大損だからである。
|
|（なんだ先生）
|
| やらない夫は、ニャンコ先生との『同居』に随分馴れた。
|
| 最初こそ、思考もだだ漏れで、全くないプライバシーに困惑したが、
| 意外とニャンコ先生は繊細にやらない夫を尊重した。
|
| 興味のない状況では、『休眠』に入り、会話や感覚共有もしない。
| しかし敵意や視線には敏感で、レスポンス良く反応した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 931 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜今年は27まで ◆XDD/DkyjV6：2011/12/26(月) 12:29:31 ID:qbOfZjBQ
-
, ﾍ
,-､___. -‐r‐〈 '､
__{ { : : : : V/ﾉ ＼ 『そろそろ
,.x≦//7 ｀ ‐--‐'´-‐"¨ ヽ 連絡入れるべきなんじゃ
／. : : : : : ,' -‐ "¨ ､, _ } なかろうかの』
/⌒/. : : : : : : : { _ t__ノ >' -,′
{ ,'. : : : : : : : : 入 - V { ノ
ヽ!: : : : : : : : ノ `‐z､_______ゝ_ﾉィ '´
{ ｀ ‐--‐ ' ￣¨`‐'´ }
ヽ /
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| 時計を見る。
|
| 液晶の右上の数字は『12：08』とあり、約束の時間を二時間超過していることを示していた。
|
|（同時運用が『フリーダム』の強みだ。メールも電話も何度もしてる）
|
| 小さい画面ながらも複数の作業を同時進行したり、中断したまま別の作業を行える。
| ザフト、『コーディネーター』シリーズ最新作『フリーダム』の真骨頂である。
|
|『で？』
|（なしのつぶてだな）
|『……』
|
| やらない夫は駅の時計を確認するフリをして、周囲に視線を走らせた。
|
| ……いる。
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- 932 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜今年は27まで ◆XDD/DkyjV6：2011/12/26(月) 12:29:47 ID:qbOfZjBQ
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／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.:ヽ
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l::l:::;:::::l:l:i:l ヽ::';::';::ｊ､ﾄ;:ﾊ;ｲ::::l:::ｊ::ｒ;:::::i::}
l::l::l::::l'iゞヾ ヾﾊlﾘl,ｨｒｧ‐ l:;ｲｲ‐ひ;::::ﾘ
ヾ､ﾄ､:!ﾞゞｱ "´ ´ { { _, }:/
｀, /:::. ヽｱｵ彳
、 ､_ _,.=ﾆﾍ1l::1
＼ -= 一 ='"´／_,.ｲｊ_ユ､
ヽ ‐ ∠‐''_,.-ｲ! ＼_
｀ーｒ ',. -''´ // _,.ﾆｼ ￣￣｀
／´ 〃_,.-_ﾆ‐''´
/ _,.ィ∠ｒ'‐''´
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, '" ／
／ ／
,. '´ ／
, '⌒ヽ､ く
{ ＼ ＼
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| 三十分ほど前から、いつもの『監視役』がやらない夫を見張っていた。
|
|『あっちは来てるようじゃな』
|（ああ。だから安心してたんだが……そういう訳でもなさそうだろ）
|『なんじゃと？』
|
| 怪訝に返したニャンコ先生だったが、すぐに理解した。
| サングラスをかけた見張りの男は、やらない夫を見張りながらも落ち着かない様子だった。
|
| それもそうだろう。
| 彼らは常に、翠星石と同時に現れた。翠星石を見張っているのだから当たり前だ。
|
| それが、単独やらない夫を監視している。
|
|（ニャンコ先生）
|『いいじゃろう』
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- 933 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜1/5再開 ◆XDD/DkyjV6：2011/12/26(月) 14:57:56 ID:qbOfZjBQ
- ┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..╋ DARK-NEUTRAL .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃入速貸本 51 → 52
┃妄想 54
┃鏡と茨の死神... 59 → 62 LVUP!
┃荒野の黒龍 48 → 50 LVUP!
┃隻眼の老人 17 → 19
┃千の化身 5
┃
┃>>蒼星石☆ 17 → 25 LVUP!
┃高良みゆき☆ 12 → 17
┃>>夢宮アリカ. 76 → 80 LVUP!
┃>>やらない夫 77 → 79
┃華琳 73 → 77
┃長門有希 71 → 72
┃水銀燈 64 → 66
┃クツキ 62
┃伊藤誠 43
┃阿部貴和 33
┃真紅 25 → 26
┃新城直衛 23
┃鷹野三四 16
┃こなた 15
┃ニャンコ先生. 27
┃泉教授 8
┃ロラン 8
┃紳士 7 → 8
┃お嬢さん 2
┃ニャル 1
┃クラウザー 6
┃
┃
┃翠星石 93
┃？？？ 30
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.╋ LIGHT-CHAOS .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃翠星石 78 → 80 LVUP
┃>>やる夫.. 73
┃ニャンコ先生 66
┃ディオ.. 43
┃Ｌ 40
┃>>蒼星石 23
┃>>夢宮アリカ 21
┃羽生 15
┃ニャルナンチャラップ 13
┃神楽 9
┃太公望 9
┃諫山冥 9
┃屈木 9
┃チョッパー 7
┃クツキ 6
┃ロリカード 4
┃銀さん 2
┃ブーン 2
┃見張りの人 0
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋. アリカ ..╋ NEUTRAL-HEHO .┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫 81 → 85
┃エダ. 77
┃ばっちゃ 67 → 68
┃マイケル師匠 36
┃>>やらない夫 35
┃>>蒼星石 38
┃ニャンコ先生. 22
┃刹那. 21
┃真紅. 16
┃クツキ 15
┃ケンシロウ.... 8
┃巫女さん. 6
┃冥 7
┃ミスト 4
┃四ツ目 1
┃
┃拳 69 → 70 LVUP!
┗━━━━━━━━━━━━━
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋ 蒼星石 ╋ DARK-LAW ┫
┣┻┻━━┻━━┻━━━━━━━━┛
┃>>やる夫☆ 27 → 28
┃翠星石. 84
┃志摩子さん. 43
┃>>アリカ. 37
┃ハサザミノヒメ.... 33
┃ニャンコ先生. 30
┃>>やらない夫 23
┃上杉謙信 20
┃デュランダル. 20
┃ナタル. 19
┃ケンシロウ.... 18
┃華琳 16
┃屈木 14
┃ニャル. 12
┃麻呂重 6
┃吉良 6
┃ミスト 6
┃ジャギ 5 → 6
┃四ツ目 4
┃冥 1
┗━━━━━━━━━━━━━
総投票数46票。
一位 やる夫→蒼星石 7票
二位 やる夫→高良みゆき 5票
三位 やる夫→夢宮アリカ、やる夫→華琳、アリカ→やる夫 ４票
華琳様の大健闘と、やる夫−アリカのそれぞれ四票がバラけなければやる夫−蒼星石と同じ票数だった点が驚きです。
皆様ありがとうございました。
明日投下したら、次スレを立てます。
- 934 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:01:12 ID:7FVVsqkU
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,r″ ﾞヽ,,
,/″ ﾞヽ
/ ヽ
/ ﾞヽ
./ ヽ
| lヽ ､|
l/! | ヽ､ / ヽ| /ﾚ| /l/-ﾉ |
. |, ﾚ_ヽl, ヽ|ｧﾃ-|/- |/ ｼ /
|, ヽ|l ｧｯヽ ｀ 「 /
ｿ|ヽ,,ﾄ ｀ ::l ,/ /-┐
^丶、 ､ ＿_、 ﾊﾉ ﾄ、_＿＿＿＿＿__＿＿_
＼ ヽ,こ_ノ, ,/ / ｀ ,,ﾌ┐
｀ヽ､ ｰ _ ｲ _/ ／ ＿|
,__「|￣､ ヽ､ / ── 、 ／ ／ |
_,,rr‐'' ヾ | / l,／ | ,/ ,,/ |
,r‐‐″ ,／ ＼l| く └-､＿ / ,/ >
,r'￣ ,／ | ｀ｰ┘└っ､_ ヽ、
|、 | | ＼.__ ＼
| l、 | | ＼/＼
. |. l, r″ | ＿r-┐ ＼ﾌヽ､ ＼
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| ノイマンは焦っていた。
|
| 昨晩、ナタルが襲われたことを知ったのは今朝になってから。
| すでに事件は『血族』主導になっており、ノイマンと同僚のチャンドラはお払い箱であった。
|
| それでも、ノイマンは何かせずにはいられなかった。
| ナタルが傷つけられ、翠星石が誘拐されたというのに、一人指をくわえて待っている気になどなれなかった。
|
| 故に、少ない情報で心当たりを回り、そして無いとは思いつつも、
| 翠星石が恋人と待ち合わせている駅前に足を向けた。
|
| 翠星石の恋人、備府やらない夫は、一般的な家庭で生まれ育った、純朴そうな青年だった。
|
| 翠星石とやらない夫のデートは、中学生カップルの様に健全であり、
| 買い物や映画を楽しみ、翠星石がわがままを言い、夕食を食べて帰るだけのものだった。
|
| だが、それでも二人は満足していた。翠星石が心からの笑顔を見せるのは、やらない夫相手の時だけで、
| ノイマンはこの微笑ましい恋人達を監視する仕事に、多少の罪悪感を覚えていた。
|
| そしてなにより、やらない夫という男に少なくない好意を抱いていた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 935 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:01:27 ID:7FVVsqkU
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／￣￣Y￣￣＼
／ ヽ,_. ノ ＼
（●）（● ） （ ●）（●）
（__人__） （__人__）
{｀⌒ ´ 彡 ｀ ⌒´ﾉ
{ }
{ 彡 }
ヽ、 / ノ
／￣￣＼ .ﾝ ヽ
／ ＼ ＼ ／／ |
.（●）（● ） u. | (⌒二_／ | . |
（__人__） u |
.(｀⌒ ´ |
{ |
{ u. /
＼ / ／￣￣＼
ノ ＼ ／ u ノ ＼
／´ ヽ | .u （ ●） |
. | （__人_）
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 恋人に連絡がつかず、心配する青年に、なにかしてやりたかった。
|
| たが、いざやらない夫を前にして、ノイマンは自分が語る言葉を持たないことに愕然とした。
| 時間が無いのはわかっているが、いささかと言えない躊躇の挙げ句、
| ノイマンは結局何も言えないままにその場を立ち去った。
|
| 自分がひどく無力に思えた。
|
|「あの、少しよろしいですか？」
|
| ノイマンが振り返ると、小柄な少女がもじもじしていた。
ほんのり顔も赤い。
| 何か困り事だろうか。ノイマンも暇ではない。だが、彼はお人好しだった。
|
|「なんだい？」
| 「わし……わたくし、クヤクショに行きたいのですが。行き方を教えて欲しい……んですの」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 936 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:01:52 ID:7FVVsqkU
-
/ |: ヽ ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/ . :∧: : : : : ＼} : : : : : : : : : :!: : : : : : : : ',
,' . : :/ ヽ __: : : : ＼: : : : : : : : :｜: : : : : : : : ;
/ /: / ／ ヽ: :＼: : :＼: : : : : : : |: : : : : : : : : !
,′:/: / _.ｚ＼: ＼__: :＼_ﾚ‐ ､:|: : : : : : : : : |
l:／／{ '_j少'´ ＼: ＼￣: | ヾ |: : : : : : : : : |
／ィ´: :ﾘ |:＼: ヽ: :! |: : : : : : : : : |
|: : :／ !: !: ＼∨ _ノ/!: : : : : :|: : : |
|: 八 |: |: : : : :| ／:｜ｉ: : : : :|: : : ﾄ､
ノ|: /:.:ﾊ __ |: | : : : : : : : : |｜ : : : | : : :|＼
| : :/ |, ｀ |:∧: : : :} : : : j :| : : : |: : 八
i: / !:, j/ ｌ : : ﾊ: : : : : !: : : : :|: : : : ＼
|/ |∧ / j: / : : : : : ｊ|: : : : :| : : : ト､_＼
l ! : ト--r--- ‐┐ /: / : ﾉ: : : /_|: : : : :! : : : |
| :｜ : :!: : : :| : :|/. / ／. : : :,′| : : : : : : : : '、
|:./|: : :ﾄ、: : | : /. :／. : : :／ ! : : : : : : : : : ＼
j/ :!: : l ＼ : :ﾉ／. : : :／ ｌ: ｉ : : : : : : : : : : ヽ
/ |｜: :| >'´ . : : ／ |: |: : : : : : : : : : : :∧
j八 : | ／ x=≦´__ |: |: : : : : : : : : : : : : ',
ヽ|/: ,∠ニミ ､::::.｀ヽ |:∧: : : : :| : : : : : : : :l
r／ ＼＼::..:＼ |' ＼ :|: : : : : : : !
／--- 、 ＼＼:::..＼ ＼:!: : : : : : : :}:|
/ ＼ ＼＼:::..＼ 八: : : : : : :ﾊ|
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| 罰ゲームか何かだろうか。少女の口調はひどくぎこちない。
|
| だが、区役所なら遠くない。大通りに出ればすぐだ。
| ノイマンは手間がかからないことに安心しながら大通りを指差し、絶句した。
|
|「はじめましてって挨拶はおかしいな。
| 備府やらない夫だ。先生はこういう時なんて言ったらいいと思う？」
|「知らんわ。勝手にせい」
|
| 指差した先には、見慣れた白長頭。振り返ると、悪そうな笑みを浮かべた先ほどの少女。
| ノイマンは困惑した。なんだ？
|
| やらない夫は何て言った？
| 『はじめましてはおかしい』？
|
| つまり、こいつは、こいつは……！？
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 937 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:02:08 ID:7FVVsqkU
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_ ＿ _
´ 丶
／ 丶
/ 丶
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/ _..,,ノ |
/ (● ) ﾉ
ヽ / / |ヽ
:::::｀ヽ､ ! 丶＿ / /
_, ‐､::::::￣ ) |￣￣ ‐ '─ !_ ノ ´
:::::::::::ﾚ' ￣ |::::::::::::::::::::::::::::::｀‐ _ ／
:::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀‐､ _ ／ 単刀直入に行こう。
:::::::::/ ＿＿ _ -‐'￣｀‐- ､＿::::::::::::::::::::::::::::｀‐ < あんた、『血族』だろ？
:::::Ｖ |::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀‐-､ _:::::::::::::::::::::::::::>
::::::〈 __|::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _:::::::::::::::／
::::::::}_r──´￣::::|:::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀‐､／
::::::´::::::::ヽ:::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ ‐-､
::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::＼:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
､＿＿＿＿＿＿＿|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｒ‐‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
|:::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::: {:::::::::::-‐‐‐:::::::::::::::::::::::::/
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| 『血族』のこともしっているのか！
| ノイマンは混乱する頭を懸命に落ち着けた。
|
|「いや、私は『血族』じゃない」
|
| そう、ただの協力者に過ぎないのだ……。
|
|「とすると『教会』じゃったか？ こりゃ失敗だったかもしれんのう」
|「まあ、どっちでもいいさ。翠星石はどうしてる？ 何かあったんだろ？」
|
| あっけらかんとした口調だが、やらない夫の視線があまりに鋭利で、ノイマンは息を飲んだ。
| 職業柄、威圧には馴れていた。だが、やらない夫の若さで、これだけの凄みはそうもいまい。
|
|「……」
|
| ノイマンは背後の少女を確認した。
| 無造作ながら隙のない立ち姿。状況を楽しんでいるのか、目は爛々と光っている。
|
| やらない夫は、明らかに年下の彼女を『先生』と呼んでいた。
| 少しずつ冷静さを取り戻しながら、ノイマンは言葉を選んで口を開いた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 938 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:02:22 ID:7FVVsqkU
-
_,.-‐ー−――‐ ､
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／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.:ヽ
/ .:::::: : ::: : ::::::::: : :: :::::. ::. : ::::. : ヽ
/:.: : :: : :l;::.: :. .:::::: .:.::..:::.::.. :.:. ::..::::::',
〃:::::::::::::i::!';::::i:::i:::::::::::::;::::;:::::;:::;::::::::::::l
l::l:::;:::::l:l:i:l ヽ::';::';::ｊ､ﾄ;:ﾊ;ｲ::::l:::ｊ::ｒ;:::::i::} やらない夫君。
l::l::l::::l'iゞヾ ヾﾊlﾘl,ｨｒｧ‐ l:;ｲｲ‐ひ;::::ﾘ 君か君の先生が『結社』なら、
ヾ､ﾄ､:!ﾞゞｱ "´ ´ { { _, }:/ 私は何も言う気はない。
｀, /:::. ヽｱｵ彳
、 ､_ _,.=ﾆﾍ1l::1
＼ -= -､ ='"´／_,.ｲｊ_ユ､
ヽ ‐ ∠‐''_,.-ｲ! ＼_
｀ーｒ ',. -''´ // _,.ﾆｼ ￣￣｀
／´ 〃_,.-_ﾆ‐''´
/ _,.ィ∠ｒ'‐''´
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{ ＼ ＼
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| 少女『先生』の笑みが大きくなる。彼女はノイマンが常人だと気づいているのだ。
| そして、この後の成り行きを楽しんでいる。
|
| 随分親しそうだが、ノイマンの知る限りやらない夫の交友関係にあのような少女はいない。
| ……悪魔の類か。
|
|「……」
|
| やらない夫はしばし黙考した。抜け目ない視線をノイマンに向ける。
|
|「オレは無所属だ。先週、『血族』からの勧誘を断ったが、どこかを手伝うなら『血族』だと決めている」
|「……なぜだ？」
|
| ノイマンは問いかけながら、なんとなく理解した。
| 彼は、やらない夫はきっと、『他人を納得させる理由』を持たない。
|
| 今まで見てきて気付かなかったが彼は非常に危険なタイプだ。
| 自分のルールのためなら社会の枠からはみ出るのを恐れない。
|
| 危険で……厄介極まる。
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- 939 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:02:37 ID:7FVVsqkU
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／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ |. | （__人__） | だって、翠星石がいるだろ？
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ
l｀ （ ｀`/ . | }
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 当たり前じゃないか。そう言わんばかりに首を傾げるやらない夫。
| ノイマンは、彼の純粋さに危うさと同時に安堵を覚えた。
|
| 実にストレートな回答だった。
|
|「……」
|
| ノイマンは、やらない夫と翠星石に尽力したいと思うと同時に、
| 自分にはすでにその権限がないことを思い出した。
|
| 一般警察は、すでに捜査からはずされている。
| しかし、なにもできない訳ではない。
|
|「翠星石さんは昨晩未明、何者かに拉致され現在捜索中だ」「……そうか」
|
| やらない夫は痛みを堪えるように目を伏せ、だがすぐに顔を上げた。
|
| 「ありがとうございます。急に詰問して悪かっただろ」
|
| 謝罪と謝礼。それを口にする表情は固く厳しい。
| 『先生』に目配せして、やらない夫は一礼した。
|
|「どこへ行くんだ？」
|「あいつは怖がりなくせに見栄っ張りだからな。きっとどこかで強がってる。
| なら、早くみつけてやらないとな」
|
| 噛み合わない回答に、ノイマンは苦笑した。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三＿7 /〈 〈＿_ ./ /７｜./ ∧＼ ./ /＿_〈 〈＿_ / ∧＼ 〈〈 / / 〈〈.∧∨,/三三三三三三三三三
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- 940 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜よいお年を ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 10:03:00 ID:7FVVsqkU
- 次スレは昼ごろに。
- 941 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 10:32:42 ID:gAAnHYFs
- 多数決やらなきゃ痔スレは明日でも大丈夫だろｗ
- 942 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 10:37:59 ID:9PUlRIA2
- 今年は今日でおしまいにするからでしょ＞次スレ
- 943 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 12:18:18 ID:7FVVsqkU
- >>942
その通りです。
埋めネタは……文章は終わったんで今日中に張るかもしれません。
体調次第で来年です。
新スレです。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1324955599/
- 944 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:36:16 ID:7FVVsqkU
-
|
| | /
ヽ | | //
ヾ ,,-‐''"ﾞ´｀ﾞﾞﾞﾞ'‐<､
ヾ_ ﾍ|/ 0 ﾍ|/｜
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-=ニ二/ ┝━| 0 |━┥|二ニ=-
ヽ l ﾉ 0 ｌ ﾉ.|
> .爪 0 爪 .ノヾ
//ヾ＿___0＿__／ ヾ
/ | | ヽ
.| |
|
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 八月の真昼の暑さは殺人的であった。
|
| やる夫とゆかいな仲間達は日向を避けるように駅へと向かい、
| 最寄りのショッピングセンターへと繰り出した。
|
| 目的はただ一つ。明日着て行く水着を購入するのだ。
|
|「おっきい浮き輪も欲しいな！」
|「アリカ泳げないのかお？」
|「泳げるけど欲しいの！ あとビーチボールも！」
|
| 愉快な仲間の筆頭。やる夫に（物理的に）最も近い少女。
| 夢宮アリカは楽しい海への期待で胸がいっぱいに見えた。
|
| 天真爛漫で元気ハツラツ、そして妹的位置を利用したボディランゲージには注意が必要だ。
| しかし、まだ青い未発達のボディラインは、成熟した大人の色気には敵うまい。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三〈〈 / / // |// | |./ /７｜/ ∧＼./ /＿_三三三三三三三三三三三三三三三
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- 945 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:36:28 ID:7FVVsqkU
-
,, r一-- ､ ,,
／´ ｀`ヽ､
/' ＼
,;' ヽ
. ﾉ , i / ,, / |ヽ ﾞヽ
ｲ i | i ,'`メ ／/ /i .ﾄ ヽ ヽ ｷﾘｯ
ﾚ| { i |/／'´ `ﾒ ／ / /| } ﾄ 1
',ｲ i r+ﾃ=ﾐメイ /／'"|´/ / ﾊ|
`､ヽ r'ﾒ, {｡;;;;'ｿ ` ' ,rz;,y'ノi〃ｲ .'
｀ﾊヾ ﾍ i'ｰ''- /｡ｼﾟｸ /'"
ﾚ',`''; i , `'' / / パラソル……！
' i∧ﾄ i, - ,ｲ{ ./ やる夫、ビーチパラソル購入の検討を願う。
. ,y}`ヽ |ゝ, _, r '´ ﾘ |/
,ノ.:.:.ヽ `', {;;ヽ､. |i
,;<､.:.:.:.:.:.:.`ｖ'" ^,ヽﾐ､,
. /,ニヾ`ヽ.:.:.:.:.:.`彡=ヾ}:||i､
.. // ` `＼＼.:.:.:.ﾍ i|:||i丶
,' f ヽ ＼＼:.:.:i i|.||i ',
ｲ i /' ＼ヽ.:i_,,_|:ii .{ _ ,,r'''i ┐
. ,' ﾍ ､ ﾊヾ',|ｿ,'/i ヽ ノ,ゝ;;=､ﾐヾ､ i;;|
''￣', ', i ヾ`,〃 》 ,ｲ､ ￣`ヽﾐヽヽ,i;;|
', ＼ ', :i _,,∨,,,_∠､ ヽ r- ' ヾ､;;;|
', ヽ、', ,ゝr' ヽ :} 」´,n`ヽメ'ﾄ､>
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ふと、思い出したかのように愉快な仲間二号。入速貸本、真の支配者長門有希が顔をあげた。
| いつも書物に没頭する目が、キラキラと輝いている。
|
|「ナチュラルにタカるんじゃねーお。
| お前にゃ一応金銭でのバイト代も渡してるんだから、自分で買えお」
|「……その発想はなかった」
|
| バイト代の代わりに入速貸本の無料使用を約束されている
有希だが、
| 一応通常の金銭的報酬も受け取っているらしい。
|
| 彼女が何かを購入している姿を見たことがないため、みゆきはちょっと新鮮だった。
|
| 長門有希は、その直線的体型は、一部のマニアには喜ばれるかもしれない。
| しかし、セクシーさとは無縁といえるのではなかろうか。
|
|「タカりと言ったらやる夫。私今年厳しいのだけれど」
|「今月じゃなくて今年ときやがったかお。まだ八月なのに」
|
| 熱さに弱る焙りマグロが、申し訳なさそうに口を開いた。
|
|「勢いで来てしまったけれど、水着なんて買う余裕がないのだわ。
| ……実は電車賃でギリギリなのよ」
|「え〜」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 946 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:36:40 ID:7FVVsqkU
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ ‐=・=‐ ‐=・= ＼ ……家には無いのかお？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|「ある事にはあるけれど……」
|
| やる夫の問いに、不服そうに唇を突き出す不人気さん。
| その仕草のあまりの愛らしさに、みゆきはときめきが抑えられない。
|
| こんなに可愛いのに、四捨五入すると三十歳だなんて信じられない！
|
|「自分のモノではないと見た」
|「え？ せっちゃんのとか？」
|「そりゃねーお……学生時代のとかかお？」
|
| 図星を突かれたのか、ギギギと歯ぎしりをする超美人。
| 学生時代。７年ほど前から体型が変わっていないというのか。
|
|「中学校の学校指定水着だから……。
| は、入りはするけど着れたものではないのだわ……」
|
| 予想通りと見せかけて実は予想の斜め上、やる夫は即座に爆笑した。
|
|「ちゅ、中学校かおｗｗｗｗああｗｗｗｗわかるｗｗｗわかるおｗｗｗ」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 947 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:36:52 ID:7FVVsqkU
-
_/ｨ､,､,､r' :: :: :: :: '`ﾞ'`;'`ﾞk
ゝ': :: :: :: :: :, - ､ _, ､: :: :: :k
_ゞ ;;_;;_;r"￣ ﾞ､: :: :ゝ
ﾄ'`': :,r' / `ﾞ`i: :'ﾞ"i､
「 ＼ 「＼ﾌ ::: : l l ,ﾄ､_: ::>
〉 〉 〉 .ゞ::r´l l / l 〉::^‐i_
. / / / r'`: : l l .l ./ l l._: :: :<
/ / / >: :: :r ' l l /＿,,.. -ー'＼ /. / ｿ_i"
/ / / ﾌ_, 〉､ il/ ､ , ﾞ＼ / ﾉ /: :>
（ ヽ ヽ l /<::ヽ, 'i､ ヽﾉ X 'ヽ: :ｽ
＼ ＼_,.､/ |l k ` .r' ﾞ､i ﾞi ﾞ､ _ノ : :<
＼_.__,,,-ー-､r､i`l: :ﾞ.､ j.l .l ﾞ､<: ::､ﾄ"
／ ,-‐ー-､ ヽ ゝ,i,､:::ヽ .ｿ .| 〉l: :< ､ヽ.
. / ／/ r'"ｰ''ﾞi ﾞl: :: ::^k: :'ｰl | |'::､r` ヾヽ.
/ ,/ / ﾞｰ､: :: ﾞl .l,: :: :: `ﾚ､::＼ ,､ ,､ ,ﾍ ,､ ,､ ,､ﾄ'`' ヽヽ
（｀/ ./‐ ' .l "￣ il .ﾄ;;-､::,:､;: ::.r'-､_,.､_r`,-､,‐､_> iﾞ､ヽ
. / /ﾆﾃ､ ,s'ﾞ`l..ll/> , i､ |: |. l:: | lヽ.l
. / l／ .ζ:::liilt´‐´ ﾉ`､,l::. |. |: |. |.ヽ|
| | ~'ｨ`ゞ'っ_`／ｼ,ﾉ | | l: l. | '､|
/ ./ ^-､::､:: ￣,-`' .l.￣.l i.￣ i | '|
| |＼ ﾞ"／ﾞ". fi:￣.i /i:￣l. j /.
. | | ＼ やる夫 ／ 〈;;l l〈;;ヽ l. j ./.
_j | ＼ ／ ﾞi;;`'＠､.i;;`'＠ヽ /
／ ／ ￣￣￣￣ l;;;;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;l ＼＼
／ ／ ゞー'' ￣ ＼
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三. // 〉 〉./∧∨∧V / ,ィ | ./ /,／ / /＿三三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|「『おっぱいなどいらぬ！ おっぱい人は苦しまねばならぬ。』ってばっちゃが言ってた。」
|
| どさくさに紛れた有希と赤味の二人から殴打され、頭部からあんこを漏らすやる夫。
| それを覗き込んでアリカがとどめを刺した。
|
|「だ、大丈夫ですか？」
|
| みゆきがしゃがみこみ、手を差し伸べる。
| やる夫は頭を振ってその手を掴むと、視線を腕の根元あたりに固定した。
|
|「眼福眼福。他の三人が爆発してる分、高良がやる夫の癒しだお」
|
| たわわに実った双球を褒められ、みゆきは恥ずかしいやら嬉しいやら。
| いや、嫌な気持ちは全くない。ただ、心配だった。
|
|「言わせておけば」
|「舐められたものね」
|「『よし、ならば戦争だ』ってばっちゃが言ってた！」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 948 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:37:04 ID:7FVVsqkU
-
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ,. -- ､ 三対一で胸囲を比べたらそりゃ勝てるおｗｗｗ
／::::::⌒（__人__）⌒:::::: / __,＞─ ､
| |r┬-| / ヽ それと、トップとアンダーの差を合計して
| | | | ｛ |__ 勝っても虚しいし負けたら立ち直れない。
| | | | ｝ ＼ ,丿 ヽ
| | | | / ､ ｀┬----‐１ } そう思わないかおｗｗｗ？
| | | | ／ `¬| l ﾉヽ
＼ `ー'ｫ / ､ !_/ｌ l / ｝
{ ＼ l / ,'
＼ ´｀ヽ.__,ノ / ﾉ
＼ ヽ､＼ __,ノ ／
￣ ヽ､_ 〉 ,!､__／
￣
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三. // 〉 〉./∧∨∧V / ,ィ | ./ /,／ / /＿三三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ボンクラーズの惨敗であった。
|
|「念のため聞いておくお。高良サイズは？」
|「一応、65のＦ「そこまでにしておくのだわ！」
|
| もう遅かった。
|
|「あ、あたしは65のＢだよ？」
|「……アリカ、大声でいうものではない」
|
| たしなめる長門の声にも、力がない。
| それもそうである。とりあえずググってみたところ、みゆきのスタイルは砂時計型にもほどがあった。
|
| 対して、航空力学上非常に高性能であるフラットなボディラインがとても機能的なアリカ。
| まな板ネタが定着した有希。
|
| そしてまな板以下では勝ち目などあるはずもない。
| 勝ち目度あるはずもない。
|
|「こ、こうなったら……セクシー水着で勝負よ！」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三〈〈 / / // |// | |./ /７｜/ ∧＼./ /＿_三三三三三三三三三三三三三三三
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- 949 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:37:18 ID:7FVVsqkU
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_ , -―-､
, 'ﾆニﾆ､::::(0::::::::::ヽ、
￣￣ヽ'::::::::::::::: ヾ
）::: .... ＼
/ ::::::::::::::::::ヽ
/ ::::::::::::::::::|
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／￣￣￣＼ ::::::::::::::::::::::::::|
─ ─ ＼::::::::::::::::::::::::| で？
（●） （ ●） ＼:::::::::::::::::::|
| （_人__） | :::::::::::::::::::|
＼｀ ⌒´ ／/::::::::::::::/::::|
|￣||￣￣￣￣ /:::::::::::::::/:::::|
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| || |:::::::::::::/::::::::/
| .|| |::::::::::::/::::::::/
| || |:::::::::/::::::::/
| || |::::::::{::::::::/
| ~ .ヽ::::|:::::::/
| .ヽﾉ::::/
λ :::|
ヽ ::::|
ト､＿ | ::::::ヽ､
| |~7 ::::::::::::::｀ヽ、
-‐Ｗ~フ { ト､:::::::::::::::::::ヽ、
ｚ＿_,―'￣Σ Z ￣ヽ―-､＿ﾉ
'―ｚ＿,┴'~
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| ふんどし、ブーメラン、豹柄。果てはペンギンの如ききぐるみまで。
| ショッピングモールにおいてやる夫が進められたセクシー水着の数々である。
|
|「なんでやる夫の水着で勝負なんだお？」
|「あなたヒロインなんだからもう少しヒロインらしくサービスなさいッ！」
|「我ら三人のブラジル水着が見たいとは、汚いさすがやる夫汚い」
|「……ブラジル水着って何ですか？」
|
|「『ブラジル水着とはほとんど紐にしか見えない水着の俗称。
| ブラジルでTバックなどが多く使われたのが語源とされる。 』ってばっちゃが言ってた！」
|
| >>1はブラジル国旗の如くひし形のラインの水着を指すと誤解していた。
|
|「しっかし、そのお腹は何とかならないの？ みっともないのだわ」
|
| 魔女がやる夫の腹部の死亡を両手でつかんだ。
| 彼女の小さなお手てでは持ち切れないサイズなのである。
|
|「正に白人サイズ」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 950 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:37:32 ID:7FVVsqkU
-
,､ /´＼＿__
＼ ／ ｀ヽ/ ,ﾉ| ￣￣ ｀ヽ、
,ノヽ. ,| （_,ﾉ､ ､ ＼
／ , ' / /| : | |∨ ヽ、 ∧
／ ／ / /' | : | | ∨: ＼. ﾊ-─
〈／ / ､ / | ｉ: | |／V |:: ∧ |
/´ ,' l /＼ | |: | ／ | | |:: ∧ |
| / /| / | |: ﾘ | | |:::. ﾊ |
|/{ /::|,ﾊ. `r=､ |ﾉ: / `r=､ | /'|∨:::. |: |
∨ /|:::::::ﾊ |l l| }::ノ |l l| ｊ/ |:::V ,∧|ｉ: | ドキドキ
∨ ∨:::ｉ::} ゛" ,ﾉ,/ヽ///゛"/ ,ﾉ |::::|/､::: |::|
ﾉ :::｀ｊ‐-‐" ｒ-‐､ `‐-‐ '" /:::::|_,ﾉ::: |:|
/ :::::{｀ヽ、 V } ｒ‐ﾍ.ﾍ'> /::::: :|::: : : |:|
/ ..:::::ｊ ,〉‐r｀ﾆ´/ _,,ﾉ:::: : : .:|::: : : :||
l :::::l"￣￣￣~l l´￣￣￣゛l:::: : :,ﾉ::: : : :|'
| ::::〈 :::{" 〉:: /｀ヽ､:::: :|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三. // 〉 〉./∧∨∧V / ,ィ | ./ /,／ / /＿三三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 有希と混沌の色がやる夫の腹部のもっちりを堪能している間に、みゆきはその下のサイズが気になって仕方がなかった。
| セクシー下着を身に付けているせいで、股間部分のふくらみが目に入る。
|
| 男性の平均的なサイズは、知識上では知っているし、
| 写真や動画では見たことがあった。
|
| だが、実物はお目にかかったことがない。
| 故に、やる夫の『それ』がどれほどのサイズなのか見当もつかない。
|
| しかし、とても ごりっぱ な気がする。
|
|「高良さんは、どんな水着にするの？」
|
| 不意打ちでアリカから声をかけられ、みゆきは飛び上った。
| 当のアリカはペタン娘二人とやる夫を放置して、自分の分の水着選びに夢中だ。
|
|「高良さん、スタイルいいから羨ましーな！
| きっとすごくセクシーな水着も似合うよね」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 951 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:37:52 ID:7FVVsqkU
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__,.-───‐-／|-──┐
,ｨ´￣ | ｀ヽ、
/ .,' ,' |ｉ |､ ｉ ヽ､ ＼
/ :/ / ｉ || ｉ : | |: | ＼￣`
/ ::/ ,' __,/ノ:| || | :ｉ | |｀|ヽ ∧
| ::/ / / ／ｊ/ |:| :| { ｊ,/V ヽ､ ∧
| / / /'" _, |ｊ ∧| _, ∨ ﾊ＼ |
∨,/:| / | ┃ ｊ／ ┃ ∧ } ` そういうアリカちゃんだって……。
/'´ ::∨ ,/:: |ヽ.＿__,ノ ヽ._＿,,ﾉﾊ::∨ / -=⊃
〈 ,': ::::∨: :ｉ | 〃/／//／/〃 {:::::ｉ∨ヽ、 -=っ
∨ : : :|:.: :|∧、 (_,ﾌ ,.ｨ::::.:ｉ:|::. ＼
ヽ､:_:.:∨::ヽ､|;＞ｰｒ-:r‐＜_::| |ｉ:::||:::: ｉ::. 〉
＼:ｉ::ヽ､:|/ﾌ7.__ } }ｊﾉ|:.:∧ヽ::}:::;/
ｊ::::/ ｊ '〈/r┴ｭ─/ / |:.: :∧:}三{、
/: :{ r┴─‐─┴┐/ ｀ヽ､:: ＼::: ｀ヽ、
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| みゆきはアリカの細い身体を見て小さくため息をついた。
| 無駄な脂肪が付いていない、力学的な肉体。
|
| しかし、スタイル云々だとほめづらいのは確かだった。
|
|「あたし腕も足も太いんだよね」
|
| 苦笑しながら、ふくらはぎを見せるアリカ。
| 太いというか……割れている？ 完全なアスリート体型である。
|
|「だから可愛い水着にするつもり。高良さんは？」
|
| 黄色や淡いブルーなどの、さわやかさを基調とした水着を何着か手に、アリカは小首を傾げた。
| みゆきは、みゆきはどうするべきだろうか。
|
| ここは、入速先輩に注目してもらえるチャンスだ。
| なら、少し大胆に行ってみてもいいだろう。
|
| しかし、大胆過ぎるのは抵抗がある。
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- 952 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ＜来ちゃった… ◆XDD/DkyjV6：2011/12/27(火) 17:38:11 ID:7FVVsqkU
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.. ,:':.: : :,:': : : : : :/: : /.:l:.: : : : : l:.:ﾄ､: :.l '.ヽ: : : : : :､: : : : ':,
./: : : :,': : : : : :/: ／ l:':!: : : : :. l:.,' ':, :l_'_ V: : : : :',: : : : :ヘ
/: : : :/: : : : :l l: :,' _ _l:l l:: : : : :..l:.l ´ V:l ',｀`ﾏ､: : : :'.: : :':,: : :':,
,': : : :.,' : : : :.::l l.イ ':', V: : : :.:l:.l ':{ V: : : : l: : :ﾊ: : ::ﾊ
!: : : : l: : : : :.:ｲ l:.:l ':, V: : : :l:.l ,ｵｭ､_ ';: : : :.l: : : :l: : : :}
l: :: : :.l: : : : :. :l V! _,,=ミ ﾏ: : :.::! ィ斥示ヾ l: : : .:l: : : :l: : : ,
, -t-､: :.:.l: : : : : :.l ィ斥r:心 ヽ: :l {:.しぅ::l ., V : : ::ﾄ､: :ﾊ/j:, -r ‐‐ 、
／ l l l -､l__: : : : :l 〃 V匕う::! ヽ _V､ V辷::ｿ/ ﾊ:: :. l: :V:._r-{ .l l/ 丶
￣ヽ-'} j l l:V: :.:l':, ヾ辷::ソ 厂 '. `ー ´ ./ ,:l: : :l: :l/ .l '. ﾄ-' '´ '.
. `´ - '! /,ｭ_ﾏ:.:l:.ﾍ `¨´ .:.::/ , ゝ､::.:.:::.:.:: ' ,: l:.:/l::八_ ﾄ､ j ﾌ´ _...:
￣ ヽ '´ l:l ﾉ:l: : : :.` ー -::.:.:.:. _ ￣ /:l:.:j/, - rｭ- ､- ´
,ｨ7l:!: : l: : :.:ﾊ、 { ￣ } u .,ｲ:l: : :: ` - l:l、_
-−'´/:/l:l:_:_:l: : : : :',＞ ..、 ｀ − ´ ,ィ: : : l: : : : :l:-.:l:l- ＝ミ､ _ _
／ ,: '´ l:l l: : : : :ﾄ -‐ -｀r ‐ - ´l` - ´l: : : : :l l:l ヾ:.￣ ヽ
.／ , '´ l:l l: :l: : :{ 、 '´ ` ,ｨ: : :l: :.| l:l 丶
／ l:l l: : : : :', `丶、 __, '´ l: : : : :l !l '.
／ l:! V: l: : :ﾊ ￣ l: : j: :,' }:! :、
／ :. ':l ':,:',: : :.', ,':.:/:,:/ j:,' `
.:l 〉:, ＼:.',: ﾊ /:.,':／ ,'/ヽ
У´// `ヽ ヾ:',:.{ :.､ ..:: /- ´ // 丶,:'
, ´ // ｀ヽ. ` Y // ヽ、
,ｨ ,':' ＼ヽ. l! ,:'/ ':、
／:' :' ＼＼ l ／ ':.ヽ
／: : l l ヾ l ,.:' l: : :.`
／/: : /' l :ヽ ! ／／ l: : :ﾄ､:.
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| みゆきは……。
|
| 安価>>999
| どんな水着を買う？
|
| １：無難にワンピースタイプにしよう。
| ２：勇気を出して、ビキニに挑戦です！
| ３：あぶないみずぎ で せんぱい を ゆうわく だ
|
| なお、安価は以下の形式でお書き下さい。
|
|『安価の数字』
|
| 無効安価だった場合は、一つ上のレスを採用します。
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残りはまた今度、20レスくらいです。
- 953 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 17:57:26 ID:87.Ck95M
- がっつくなって要ってたし２だな
- 954 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 18:13:26 ID:gQeiALDI
- ３しかないだろうｗ
４で先輩の思うままにがなぜないのかを問い詰めたいがｗ
- 955 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 18:51:18 ID:D1N2nQYw
- ここは無難に……中間の２だな！
- 956 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 18:57:31 ID:tTwwRTZU
- 2だな
- 957 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 19:22:45 ID:687dnYj.
- あえて１を選ぶ俺は異端かな？
- 958 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 19:35:06 ID:ZWwTBJTA
- 3 33333
押してダメなら押し倒せ
- 959 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 20:51:20 ID:gAAnHYFs
- ブラジル水着ってこんなんか？
ttp://livedoor.blogimg.jp/dqnplus/imgs/2/2/221d26ce.jpg
- 960 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/27(火) 21:36:04 ID:lgIFcf56
- >>959 絶対に許さない みゆきさんのビキニを見ないと言えない心の傷を負った！ と言う訳で
２ でお願いします
- 961 ： ◆liFi/Qrcjw：2011/12/27(火) 21:57:37 ID:0uDyLpww
- >>959
楽しそうだなあ・・・
- 962 ： ◆Dm1s29RE7Q：2011/12/27(火) 21:59:22 ID:oIC9Df/Q
- ここは１
- 963 ： ◆ZUNKxf4Mog：2011/12/27(火) 22:26:54 ID:I7qHEPIQ
- 『２』
- 964 ： ◆yaoWbZhG96：2011/12/27(火) 22:37:01 ID:HI/qvTdY
- ２で行きます
ﾋﾞｷｯﾋﾞｷｯ
- 965 ： ◆gG1ytzX69g：2011/12/27(火) 22:46:32 ID:V/f2Dm6I
- ２
- 966 ： ◆nzPELBqxOw：2011/12/27(火) 22:47:14 ID:.xA8B1dU
- ２２２２２２２
- 967 ： ◆CByxRbsj1.：2011/12/27(火) 22:48:33 ID:.unT0oEY
- 1
- 968 ： ◆QpZ3gvBxm2：2011/12/27(火) 23:24:38 ID:G4WmQZvE
- 3
攻めて攻めて攻めるべし
- 969 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:02:17 ID:Vn8qcai.
-
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／:／| ｌ／＿＿___／:／| ｌ／＿＿___／:／| ｌ／＿＿___／:／|
／ !|| |||＿＿＿||／ !|| |||＿＿＿||／ !|| |||＿＿＿||／ !||
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| 終業式を終えた生徒は、一月以上の長い夏休みに放り出される。
|
| 「各自学生らしい自覚を云々」という校長の訓示は当然誰の耳にも入らず、
| 生徒たちはこれから始まる長期休暇に心を弾ませていた。
|
| 有限の時間も、彼らには無限に見えた。
|
| どこへ行こう。誰と行こう。いつ行こう。
| そんな事をしゃべりながらも、まずはその日の、終業式後の予定の確認に大忙しだ。
|
| そんな中、普段使われずに物置状態になっている蒸し暑い教室に数人の生徒が集まっていた。
| 彼らの目的は二つ。そのうち一つは、立った今終わりを告げた。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 970 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:02:36 ID:Vn8qcai.
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,ｨ ,イ／⌒Z＿＿
( |/:::::´:::::::::::::::::::::::≧
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
∠:::::::::::::::f::f::::::::::::::::｀l::l::::::::丶
/::::::::::::::|:::|ノ _ノ ﾍ⊂_ ‐-' ＜ これでおわりだ！
人λ::::::(|:::| （ ー） （::λ .ヽ あー、この糞暑い中で罰掃除とか冗談じゃねーよな。
. .|::::::::|:::| ,, r‐ｧﾘ|::| ヽ ',
|::::::::|:::| ￣く |::| 〉 <
.、ノ:::::::' ⌒ヘ 、|::| { l
ヽ::／ / ヽﾉ l |
／ l ヽ .| .!
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ポケットから出したハンカチで額の汗を拭きながら、やんねえ香がぼやいた。
| 掃除を始めるまで閉め切っていた物置教室は、ほこり臭く
暑苦しかった。
|
| 掃除が終わるころには、集まっていた六人は既に汗びっしょりで、薄い夏服が汗で透けていた。
|
| ぼやきながらも誰よりも真面目に掃除をしていたやんねえ香。
| そのワイシャツに薄いブルーの下着が透けているのを、蘇芳は見逃さなかった。
| ポケットから取り出したデジタルカメラを、素早く起動。
|
| 隠し撮り防止の起動音は、改造によって消音済みだ。
| 素早く正確な動作でカメラを構え、シャッターを切ろうとしたその瞬間に、蘇芳は頭を小突かれた。
|
|「やめとけよ」
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- 971 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:02:49 ID:Vn8qcai.
-
. : ´: : : : : : : : : : : : : : ｀: .、
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/:／: : : : : : : : : :｀ヽ: : : : : : : : : : ',
_ .イ:/〃: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
７/: {: ; : : :./: : : : } : : : :ﾊﾉ: : : : : : : : l
/:.{: ∧:!: : : !: : : : ﾉ: : : ﾉ: :} : : : : : : : : l
/: 八|≧ト: :イ: :.／}: :／: : ﾉ: : : / : : : : :! なにすんだよー。
/: : : :{｢ んﾊ{ ﾉイ≧＜厶イ: : : : : : : : : : :',
/ｲ: : : :} ﾋツﾉ ′ん心/. : : : ': : : : : : : :.
|: : : :j 「 弋ツ. : : : :/. : : : : :ﾊ:ハ
八: :{:八'' ,, /: : : : /: : :/: : /V:::::::.、
ヽ',: : ＼ ⌒ヽ 厶ィ: イ: :／}:／ヽ: :）::::::::.、
＼/´＼ヽノ 厶イ／ ／.::::::::::ヽ: :)::::::}l.
ー―=＜_ .. -‐.:::::::::::::::::::::::ヽ: :)::∧
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ: :)、'.
. /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧: :)ハ
∠二二` ＜:::::::::::::::::::::::::// ヽ: :) }
〈, -―‐-=、ヽ＼､::::::::::::::// ヽ: :)､
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| シャッターチャンスは逃げ去った。
| 服が透けてるのに気付いたやんねえ香が、赤い顔で胸を隠す。
|
|「蘇芳！ 勝手に撮るな！」
|「えー、いいじゃないさ。減るもんじゃないし」
|「減るんだよ！」
|
| ぷりぷりと怒るやんねえ香。彼女は自分にファンクラブ的な地下組織があることを知らない。
| 蘇芳は小づかい稼ぎのチャンスを失った怒りを、その原因に向ける事にした。
|
|「委員長のせいだぞ。名前もAAもないモブのくせに」
|「ちょｗｗｗおまｗｗｗ言ってはならないことをｗｗｗ」
|
| ここにいる六人の中で唯一『罰掃除』ではなく居た男。
| ＡＡも名前もない哀れなモブは蘇芳の放った言葉のナイフでズタズタになってくず折れた。
|
|「あんまり苛めないでやってくれよ、委員長は可哀想な上条さんの為に来てくれたんだぜ」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 972 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:03:03 ID:Vn8qcai.
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ﾄ､ ﾄ､ ∧
|＼ｉ:.:.ヽ|:.∨:.:.Ｖ|／|
弋´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.フ
＜:.:.:.:.::.:.:/^.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞
＜:.:.:./:.:..:/!:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:..!.::.:.:.＞
厶:.:.:.!:/Ｖ┼!:.:| ┼!､!:.:.|:.:.:.:...＞
厶小 rｬ‐ !V rｬ‐ぃ小::..::之
八,! ￣ ,! ￣ |f .}.:.::ﾄ､
ﾊ ｀ ' ﾑｨ.:|ヽ!
＼ - ､ ,ｲⅣV
ﾑ|` - Ⅳ
＿_ｉ {
,. -＜ヽ `ｰ―― 予-､_
／ ￣￣￣￣ ／ ＞､
∧ ＼
/ ! / ﾊ
. / V ◇ / !:|
/ / ◆ ! / .!:|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三. // 〉 〉./∧∨∧V / ,ィ | ./ /,／ / /＿三三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 上条当麻。
| 二月ほど前に交通事故に飛び込んで、利き腕を失った少年。
|
| 蘇芳は、彼がどういった経緯で凄惨な交通事故現場の中心に到ったかは知らないし、
| 彼がどういった傷を負ったのかも知らない。
|
| ただ、彼のおかげで一人の小学生が命を拾ったことと、
| その代償として上条は、右拳を握ることはおろか、ペンすら持てないことは知っていた。
|
| 重傷を負い、障害を受け、しかし彼は笑って登校した。
| 左手で苦心しながらもノートを取り、期末テストも受けた。
|
| だが、怪我のせいで出席日数が足りなくなったために、
| 教師による出席日数を増やしてくれる温情措置『罰掃除』に参加したのだ。
|
| 担任のイスマイール先生は、怪我が理由の上条が掃除をする必要はないと言ったのだが、
| 当の上条本人が譲らなかった。
|
| そのため、哀れなモブ委員長は上条の手伝いとして掃除に参加することになったのである。
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- 973 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:03:20 ID:Vn8qcai.
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ﾏ::::::ヽﾑ::::::::::ﾑ. , /:|:::::|
.ﾏ::::::::::ﾍ:::::::::ﾑ.. '´ ./::;ｲ::::|
ﾏ::::::::::ﾍ::::::::ﾑ＞:._ .. ／:::::{ |:::;
}:::::::::::::{＼::::ﾑ＿|｝ゞ:::::::::ヽi/､_,イ
ﾄ､. /::::::::::::j ￣＼:ﾑ ｊ´＼X>ミー--.,、
{::::`-イ:::::::::::::/＼. ＼ i-'":ゝヽ｀ヾゝ__,=- ‐ -- .、
ヽ::::::::::::::::::／ヽ. ＼ l:::::::::::i｀ヾ､ .〃 .｀`ヽ､
/::::::::::::::／ ヽ ＼ ト､::::ム､__ ヽ
.{:::::::::::::::{ ヽ ＼l ｀`ヽ､:::｀ゝ .}
{::::::::::::::{ ヽ .ヽ ｀`ヾ､ ,'
.{:::::::::::::l 冫､ ヽ ﾍ`:.､ /
{:::::::::::::l }" ヽ＿_ヽ i:::i , '
.{::::::::::::l: .ｙ. / } .}:::iヽ､＿＿, 'ﾞ
{:::::::::::l ≧ / .} ;::::| .ﾑ |
{:::::::::::l ﾊ ﾍ } ./::::| }.|
.{:::::::::::l }: 乂:ﾍ .}. ,ｲ::::::| .j |
{::::::::::l /: :} ﾍ|￣:｀¨ﾟ |::::::| ./ .|
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三. // 〉 〉./∧∨∧V / ,ィ | ./ /,／ / /＿三三三三三三三三三三三三三三三
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| しかし、この際重要なのはモブと上条ではない。
| やんねえ香と透けた下着である。
|
| 彼女の癖の悪い足から逃れるために、蘇芳はデジカメをポケットに退避していた。
| 蘇芳とて写真家の端くれだ。読者が望む写真を撮る義務がある。
|
| そして、やんねえ香のあられもない姿は望まれてやまない類のものだった。
|
|「くっそう。ロラン、脱げ！ そのシャツをあたしに寄越せ！」
|「うわぁ！？ やめてください！」
|
| 毒づきながら、少年執事のワイシャツを剥がしにかかるやんねえ香。
| はかない抵抗を試み、組み伏せられるロラン。
|
| シャッターチャンス。
| 素早くカメラを取り出す蘇芳であったが、再び委員長に止められた。
|
|「おい、カメコが狙ってるぞ。
| それと、幼なじみっつってもちょっとそれは倫理的に良くないと思う」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三〈〈 / / // |// | |./ /７｜/ ∧＼./ /＿_三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 974 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:03:35 ID:Vn8qcai.
-
い ,ノ ＼ ） .l ｜｜ ─ ./ ││
. ゝ ｰ-‐' ヽ / ` ｰ ' ノ ─十─ r┴┐ / .││
, ´￣￣￣ 厂￣￣￣￣￣{￣￣￣ミｘ ／.│＼ ._ノ -‐'" ・ .・
. （（ f´ ⌒⌒ ｀ヽ ））
` ｰ-=ニ（ (´ ､__,､__,ノ 丿 ）―=彡'
( |/:::::´:::::::::::::::::::::::≧
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
∠:::::::::::f::f:::::::::::::::::::｀l::l::::::::::丶
../::::::::::::|::|ﾉﾅ弋:::/弋|::|::::::ハl
人λ::::(|::|（ ○） (○ﾉﾚ´
. |:::::::|::|///r‐ｧ//ﾘ::| ｶｧｯ え……？
.|:::::::|::|、 ￣ノく:|::| うわ！？
、ノ::::::::|::| ﾍ＿ い:::|::|
.ヽ:::, ─リﾊ|ハ::ﾊﾊ,-リ--、
/:| .y / | ヽヽヽヽ ｀ヽヽ
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| 汗だくでもみ合い、押し倒してロランのワイシャツの
| ボタンをはずしていたやんねえ香は、正気に戻って飛び退いた。
|
| はだけた胸元を隠すロランは異様に色っぽく、蘇芳は思わずカメラに収めた。
|
|「ちょっと蘇芳！」
|
| いきり立ってカメラを奪い取るやんねえ香。
| 電源を入れ、先ほどのロランの写真を凝視する。
|
|「後でデータにちょうだい」
|「や、やんねえ香さぁあん！？」
|
| 情けない声を上げるロランを尻目に、モブと上条も画面を覗き込んだ。
|
|「良く撮れてんな」「でしょ」「下手な女子よりかわいいんじゃないか？」
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- 975 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:03:54 ID:Vn8qcai.
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ヽ Vﾍﾞﾍ`｀ ﾉ ／ｲ::::/'
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| と、この場にいた最後の人物が顔をあげた。
| それまで会話に参加しなかったこの寡黙な少年の名は刹那。
|
| 蘇芳並に小柄ながらも、運動神経抜群で頭もよく機械に強い。その上顔立ちも整っている。
|
| だが、コミュニケーション能力が低く、そして非常に痛いため、周囲からは敬遠されていた。
| 性格はマメで真面目だが、家庭の事情からアルバイトに明け暮れていて、
| それゆえ出席日数が不足してこの『罰掃除』に参加していた。
|
| 蘇芳は刹那を嫌いではなかったが、あまり好ましいと思っていなかった。
| 何故なら……。
|
| ふと、ポケットの中で携帯電話が振動しているのに気付いた。
| 取り出した蘇芳は、メール着信に気付いて目を輝かせた。
|
| 送信者は、カメラにおける蘇芳の師。
| 内容を見ようとしたところで気付いた。刹那が電話をかけている。
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- 976 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:04:11 ID:Vn8qcai.
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(､＿＿＿＿ ヽ 、
ｒ ＼＿__ : : : ｀ ﾐ､ヽ
{、 _, . : "´: : : : : : : : : :､ ) ）__
ゝ二,´-‐: : : -―: : : : : : : : : : : ‐-ﾐ､
／: : ; : :´: ､ ､: : :、＼: : : : : : : :｀ヾ、
. ／: : ／:/: :ﾄ､:lヽiー-ミ: :ヽ _ : : : : : : : ＼＿_,
. ､＿_／: ／/:／! !｜ｊ:l/.ィ^ ｝:7¬＝-､: : : : :‐=ﾆﾞｯ ガンダムだ。
￣￣ｱ://ｨi l: ｌ ｌ: l/i仏ﾘﾉｰ=' ｨ ﾉ)ｿｊ }: : ､ヽ:‐=;´
. /:/: : ハ: ､､ヽ!ﾉ＾ ´ 〃 ｊ／/´ｒ' ノ: : : }ヽi⌒`
{/{ : ∧: ヽ: ≫=- { { 「｀ぃ : : }
{ ｛: :′', : i : >､ ' __, ﾉ ノ小 ﾄ{＿
. ヽ{ , : :､ ＼ ｆ'´,. ／ _ノ'ン＾Ｖ ヽ ＿
ｊ: : へ: : >､ ／ ／ / }一ｆ⌒ゝ―- ､
ｰ´'´ }:ハ ヽ__ - 、 ／ ／ ,: 丿 , , ´ ヽ
ノ' へ( , / / / / ｛ 、 ‘，
小､ ヽ/ 〃 / / ！ ＼ ぃ､
/八 ｰ ´ ／/ ' / 〉 ＼ ‘，｀ ー‐-､
ｒ'ﾞ{｛ ＞‐=二 ／ / / } ーﾍ }
{ }」 ｛ｰ=ﾆ二´ / / ｛ 、 ＼＼ ‘，
|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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| 一人称ガンダム。それが校内一痛い子。刹那の真骨頂。
|
|「真紅か？ ああ。今『罰掃除』のためにＢ棟三階に居る」
|
| その刹那が親しげに電話をする相手こそ、蘇芳の敬愛する師匠。
| できる女。麗しのジャーナリスト。東洋の赤い魔女。
|
| [だいにんき]さん！
| （不適当な表現のため修正が入りました。ご了承ください）
|
|「場所は……そうか。分かった」
|
| 携帯電話を切り、刹那がまっすぐに蘇芳を見た。
| 何故か分からないが、この男は師匠と親しすぎる。
|
|「真紅が来る」
|「……誰？」「何組？」
|
| 面識のない上条と委員長がが首を傾げる。
|
|「ＯＧだよ、新聞記者だっけ？」
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- 977 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:04:27 ID:Vn8qcai.
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r−':､￣￣ ¨ ヽ _＿_
, - ' : :.l ＼/ ´￣ヽ
｛ : ::ーヵ |::＼ |
〕 : :.:.／ └i:: . . ヽ:::.∨ ヽ
└i : .:／ └ｔ.:.. ',::::|:. . ｣､
{ .:/ / l }::. l::::|:. . ｒ┘ :|
ヽ.;/ / ｌ | l / ゝ-､:. !::l:: /l ｌ :|
〔_:|ｌ | :ｌ l .:l ,.:i| _ﾄ| T |:l: 「 l | :!
|l/! |!＼ イ!ィi´:::|.ﾚ'| |l l:|: ｣ 八 ｌ｜
l| ヽlﾄ ｒヵl Ｌ.r’'ﾉ| l{ |j Y/ ',l | 雑誌記者なのだわ！
/ l ﾊ.{｣＿, - ､ /:| ｣:...／' ｌハ
/ / { ヽ{ ｣_, -'´￣ ¨ヽ ヽ :|
, ｒ'´￣ｽ､!_＞ｔ.ｚッ'.::: -−― ::', ヽ!
/ ﾚ'￣-'´ l__{ヅ .: :＿__ - /.:|! |
／ｉ/く::.' /l└ｔ. _ .::ー '.／ .:::| :ﾄ､
/ イ /＼::. ,:. l ' Ｌ.. _ ／.:: .: ,' ｌ ',
, / i 〈 ､ lﾊ:::. _∟ .:' .:: .: { ｌ i|
! i :| ト ､}＞､_＿／!,_ ｲ.:: └ｧ l lヽ
｜ ! | 〈 ヽ ｒ ---:.ヽ/┘::.ーｔ. _＿｢i′ l ｌ ',
ｌ ｌ | _ｒ‐'､-､ _｢.: -−_└'¨ ,::: :.｝ l !l l
! | l 〈, -|_｣ {::り;:｣ .:: ' ´ ／.:: : : ＼ | !| !
l !｜ └ｔ＿〕j／ ／.:::: .: : : :. ＼ .j ｌ| |
‖ ! ｉ ／ :::::: :. :. . . ＼/ ,ﾘ |
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| やんねえ香の言葉に、突然ドアを開けて登場した絶世の美女が応えた。
| 蒸し暑く居心地の悪い物置教室が、急に華やぐ。
|
| 美とは何なのか。女性の魅力とは？
| そんな哲学的な問いに対して、彼女の存在そのものが答えであると言えた。
|
| 畏怖すべき超絶美貌。傾城傾国とはまさにこのこと。
| 彼女こそ『レアスロットの島』真紅である！
|
|「埋めネタ二つに同時登場。人気もバストサイズもうなぎ登り間違いなしよ！」
|
| メタメタなことを叫びながら、傲然にも教室に乱入する魔女。
| 困惑する男二人。しかし残りの四人は馴れたもの。
|
|「で、どしたんすか？ いきなり」
|
| 胸元のボタンを外し、空気を取り入れることで下着と服の距離を保とうとしながら、やんねえ香が尋ねた。
| 谷間がチラ見えするその姿は、むしろ視線をくぎ付けにするのだが、彼女は気づいていない。
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- 978 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:06:08 ID:Vn8qcai.
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こないだＬに教わった、
__.ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.＼__.ィﾍ 超常現象バリバリの
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:..． ´ ￣ ゝ:.:.㍉:.:.:.ﾄ､ ゲームをしたいの。
,ィ:.:.:.:.:.:.:.:/ 弋jll:.:.fく＾ヽ
ﾌ:.:.:.:.:.:. / ､ｬﾍｒｷ-@介ﾍ ﾄ:メ、 手伝って頂戴。 ィ´＼ ／
ﾞ‐ｫ:.:.:.:.:..{ ､ Ｙ ｨｫ:、ﾞ〈川.ゝ.ゝ.三メ ／.:::;ｬ ハ .／
廴:.:.:.:.:ゝ.ｲ ｪｫ _〉､_ヾ ＼ ＼ ／／ ヽ ∧ .／
ｰ‐^…≧､ - ﾉ三三ﾄ､ ＼ ヽ _ ,ｨ彡' x ―‐ﾍ l、 ／ ／
| i¨Τ7三三ﾉ:.:ヽゝ. ﾞ廴.. ｀ﾐｭ…ｧ==≦二.＿. ィ" 彡へ.ﾍ !.ヽ／ ／ ォ
､ Ｙ三!三三{:.:.:.:.:＼ミｘ ＿＿.＞ｨ .メ､.＿＿＿＿.． ´ ﾘjソ .／ ｨ ／
∨Уﾂミ三ｊ:.:.:.:.:.:.:.:ゝ.__.フﾗァ’／ └ｔ一 ／ ．"
/∨ｦ三ヾ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧､:.:i'.／ レｲ 厶…==ｧ
/ 矛'i三三厶:.:.:.:.:.:.:.:./:::::::!::!￣￣彡 ´￣￣ ´ ／
.' / /少ﾍｼ＾く:.:.:.:.:.:.:/⌒ヾノ/￣/厶ｫ ｀ヽ
ﾊ .' /三!:i:.:./:.:.:＼:.:.:/:.:.:.:.:.:.:｀ヽ. _ ｀ヽ
.' ｊ ｉ/}シ:.: !:/:.:.:.:.:.:.:｀¨ヽ:.:.:.:.:.く:.:.:i/:.:〉 __ /ヽ
ｉ Ｋ:./:.:.:.:.:.ゝ:.:､:.:.:.:.:.:.:.八:.:.:.:.:.:.:ゝ:.:.:.ヾ ﾔ-､ /:.:.:.:.＼.／ﾉ
| | |￣i:.:.:./:.:.:.:｀:.:.:.:./:::::;才:.て:.:.:.:.:.ノ ｬ’:.＞―― く:.:.:.:.:.:.: y'⌒ヽ
. l!.| | ⌒ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:/:ゝ一ヘ「￣ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .斗:…":.:.:.:.:.:.iヽ
_.| .ﾊ {:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｰ:.…:.一:." :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l }
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| 形式は依頼だが、完全な命令口調。
| 不人気は一同を見まわし、ちょうど男手が四つあることを確認し満足そうにうなずいた。
|
|「ロラン、刹那、あっちとそっちの角に立ちなさい。
| そっちの地味なあなたは向こう……あら？」
|
| そこで、彼女は上条の右手を見とがめた。
| いまだに傷の癒え切っていない彼の右腕はギプスがはめられ、三角巾で吊るされている。
|
|「やんねえ香、最後の角に立って」
|「なにするんだよ？ まあいいけどさ」
|
| ぶつくさ言いながら従うやんねえ香。彼女とは逆に従順なロランと刹那。
| 一人残された委員長は周囲の非難の視線に耐えかねたのか、そそくさと移動した。
|
|「やんねえ香。
| 反時計回りに壁沿いで歩いて、次の角に居る人の背を叩いてこう言いなさい。」
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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- 979 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:06:36 ID:Vn8qcai.
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＿＿≧::::＼ ト、ﾄ、
≦:::::::::::::::::::::::｀::::ﾍ|:)
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.,'::::::::|::|´:::ﾊ::::::::ハ::｀|::|:::::::＼ ペルソナ様。
ヽﾙ>‐'つﾉノヽノヽ､ﾍ|::|:::::::ﾄ､| ペルソナ様。
／.ノ:::|（ ●） （●）|::|):::iﾘ
! }／ﾞヽ |::|:::::| ……おいでください。
｛ (´／ヽ.) ⌒ |::|:::::|
ヽ( ｲ- ）::ヽ､ __, イ:|::|::::::ヽ､,ｲ
＼ ｀ヽ,ｲヽ`ー'´,ﾄ､ｰ─ヽ、〈
〉 ）.|.∨yヽ/| .ヽ .／,1::}
/ ノﾉ .| ./:ﾍ .| .〉 .r" /::}
/ ／ ＼| .{:::::} .|／ `:ｙ ゝ:}
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| やんねえ香がロランの背を叩く。
| 同様の行動を指示されていたロランが刹那を。
|
| そして刹那が委員長を。
| 最後に委員長が、最初にやんねえ香が立っていた角で、架空の背中を叩いた。
|
|「ペルソナ様、ペルソナ様、おいでください……。
| なあ、これって暗い所でやるとそこにもうひと……り？」
|
| その表情が凍りつく。
| 委員長の三白眼が見開かれ、あるはずの無い存在に注がれた。
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- 980 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:06:50 ID:Vn8qcai.
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ﾘ :::::::::l(::) _ﾉ ヽ __ ,ﾊ.:::::::::/
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
| 半透明の男が、立っている。
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- 981 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:07:14 ID:Vn8qcai.
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＼＼/ / ; / /| | ／／; ＼＼/ /
＼| | ; ＼＼ | ／／ ; ＼| |
ο..| |＼; ＼＼|.／ ; ／／＼
//＼; ／| ＼＼ ; ／／ ＼ ＼
| | |; | || ,|＼＼ ; ／／ ／／
| ヽ/'; .＼＼ .|／／ ; | | ／／
./＼＼; ／／ .|／ ; ＼＼ ／／ ズコーン！！
// | ; | | | ; / /| |
| .|ο| ; .＼＼ .| ; ＼＼ /
＼＼/ ; /＼＼ ; /＼＼
＼/ ,;; ／ ／/ / ; ／／/ /
○。 | ||;; | || ＼＼ ; / / | | ○
。 ＼ . | ||／| || ／／ ; ／／ ／／／
○ 从＼从Ｏ从从/从／／|／# ; ／ / /／。 ○ <<
。 从乂从从 と|ﾟＵ;;;と＿;;;＿つ人／ 。从从从／ ○
Ｏ ○ 从从从从从从乂从从从从从 ○ 。
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| その直後、天井から轟音とともに光が迸った。
|
| 委員長を、上条を、ロランをやんねえ香を刹那を蘇芳を。
| 雷の如き光が貫き、次々とその意識を奪い取る。
|
| 最後までその雷撃を免れた不人気は、来るべき昏倒に備え目を閉じた。
| 自然体に、なるべく美しく倒れられるように力を抜く。
|
| だが、その瞬間は訪れなかった。
| いつの間にか半透明の少女は姿を消し、周囲には六人の少年少女が倒れているだけ……。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三./ /ン）／ /７ |/ /.ノ ／/ /.ノ ／/ ∧＼/ /＿_／ /７ |// // //_＿_7 /三三三三三三三三三三
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- 982 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:07:41 ID:Vn8qcai.
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_,, ‐'''"゛_,,.. -r‐――-ri二,ﾞ,ﾞ;;;;-．,、 ! /
._..-‐" _,, tYﾞ´ .ｌl, ｌ .l.! i ‘'ｍ二'-..、 /
''- ／ _..-'" ﾞ'ﾑ.＼ .ｌL ｌ. l.! ! .!l ﾞ"'‐i ＼ ,i′
'" ,..rヽ,,、 ﾞ.ｌ､ .＼ .ｌ.ｌ ヽ .‖ │ .|,! .! / ｀''､ヽ′
.／ `'ﾐ'ﾐ''-､、 ﾞ.ｌ､ ＼. ﾘi .ヽ l｝ .｝ l! ｌ lﾞ .iﾞ'､ヽ
ﾞ ` |-, .｀''-､、 ﾞh ＼.ﾃ ._.."′___l !! ! / / /´ヽヽ
.､, .｀ |-, ﾞﾞ'-..″ ,,ハ／゛ ゛ﾞ´ .――│.゛ ././ ヽ.ヽ
''-｀-７'― ..,,,_ `.ｌ;;、 ./ ﾞ‐'゛ ._,,.. ――― ..,, '''ｰ- /./ ,ﾐ､.ｌ
｀'' |>､ ｀ﾞﾞﾞ''i､ / ,, t'" .ｌ ! .ハ-,,....､、 ./ .! ｌ,
｀''ﾐ;;､. .! ﾞく .／ .＼ .ｌ .| l ./ '-＼ ″ .! .!
____,ﾞ.ｌz．│ /.､, ヽ, .,..ﾆ--―- (、 ./ .ヽ"、 .,／(│
'''''^ﾞﾞ￣￣ .ｌゝ! ./ ｀'‐､、 ／､ ゝ ′.l′＞、 ｌ ｌ .'" |│
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._.. ‐'" ヽ l ＿_,,,,, .l..．lﾞ ./ .ヽ .ゝ l.,,,../ .! ././
...-'"´ ヽ ｌ￣ │ | .l .! ,! / / / .｀ﾞ",iﾞ/....,,,_
.....................----;;､､,,ゝ .ヽ ._,, -'''.ヽ .ヽ,.ヽ .,ノ./ ,./ ′ ,. ／ ｀ﾞﾞ'''ｰ-＿
｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ￣￣´フ″ .＼. ヽ ,､ヽ. ..ﾞ'''ﾊ;;===;彡rﾞ‐'゛ .ン'ﾞ､
. ／ . ＼ ＼ -" .ﾐ'-..,,‐ ． .l、 _,,,＞'´ .｀'-､、
／ r..iﾆ= ﾞ''-､, ./ ./ ｀ﾞ'''¬'''''ﾞ″ ＼ .｀'-､, ._..-
／ ._.. ‐ﾆ./ ﾞ''ｰ ..、 .｀'ｰ .＿ ! ...ｌ ヽ, ._,,.. ‐'“゛
.'" ._.. ‐'彡‐" ,i′ ｀''- ､ ｀ﾞ''ｰ ..,,,,,,ﾞl,,,,.. --¬'''"´
_..-'"ﾞ_..-'" ./ i"ヽ,,,_、
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'" ,/ ,r./ l ″ -―¬'''"ﾞ´ ヽ ._、
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| 少年少女は、闇の海を沈む夢を見た。
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- 983 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:07:55 ID:Vn8qcai.
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| おちてゆく／しずんでく。
| らせん状にのぼる泡／ぶくぶくと、追い越していく。
|
| 沈むからだ／静まるこころ。
|
| くらやみの海のうえ／みなもの先に月あかり。
| ひずんだまんげつ／ゆらゆらわらう。
|
| らせん状にのぼる泡／ただよいながら、すすんでく。
|
| いつの間にか、からだとうみの区別がつかず。
| いつの間にか、こころとうみの垣根がきえて。
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| しょうねんしょうじょは、うみにとけた。
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- 984 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:08:10 ID:Vn8qcai.
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| ふかいふかいやみのそこ／ふるいふるいやみのおく
|
| ひらりひらりと／はらりはらりと
|
| ちょうがまう／ちょうがまう
|
|
| ようこそようこそ／かんげいしませう。
| ここは ゆめと／げんじつ いしきと／むいしき かげと／かげの
|
| はざま。
|
| あなたちはこれから そんざいしない／けれどないわけではない
| そんなものにたちむかわねばならない。
|
| きみたちには ちからが／のろいが あふれている。
| わたしはそれを ひきだして／かきまわして みよう。
|
| あくむに／ぜつぼうに たちむかう ために。
|
| きみは なまえを／のぞみを いえるかい？
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- 985 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:08:30 ID:Vn8qcai.
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( |/ ´ ≧
／:::::: ｀ヽ
∠::::::::::::::: ｀l .l 丶
/::::::::::::::::: | .|ﾉﾙﾘﾉ
人λ::::::::::::: .i.）.|
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|:::::: |.|..| やんねえ……か？
.iヽ_ノ:::: .しi|__
.ヽ:::::::::::: ,ノ .l
／i´:::::::::: '､ ヽ
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ξミヾ／{::::::::::::: ...}', .i
彡<´ ＼.',::::::::::: / } l
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.＼ ﾙ ﾘ ﾙ ﾘ いヽ | |
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| しょうじょは なをくちにした。
| だが、そこには ちゅうちょが あった。
|
| じぶんのなまえ。
|
| いえからもらった ものはすべて
| じぶんのもの とは おもえない。
|
| だから
|
| しょうじょはくびをふった。
|
| そして その うしろで かなしげに
| くろい はだの しょうねんは おしだまっていた。
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- 986 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:08:46 ID:Vn8qcai.
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ガンダムだ！
＿,...､_
‐ｧ:::::::::::ヽ__ ＿＿＿,........._
.{ii{f､iﾑ::ﾄ;ノ ｀ヽ､....._ ｀''ー―=-――― ､
ﾊi､_, ｲ_＿＿ ＿_, rァ ヽ ヽヽ
r―'' ‐'´ ＿_｀二´￣--―‐ゝ ｀>ー―‐ ､ -､ / l
/ i !_ ﾉ/ 〈 r―――ﾞ‐'" }
/ ,|´‐､｀ / ヽ ｀ヽ ﾉ
ﾉ / j ! r-‐'''' - ､ l} }
/ / /__'＿_」 ｀''ー- ､_｀'' ∧ {
/ / |::::::::::::::| ｀'ｰ{ ヽ ﾉ
| | |::::::､::::::::| | ,.ｲ ／
{ ij |::::::::li::::::::| ,j..ノ/ /´
ヾ |::::::::|.l:::::::| ／ ﾉ/
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|::::::} |::::::} _,..... - 'ﾞ /／
|::::::| .|:::::| ｀ー―‐'ﾞ
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| しょうねんは すぐに こたえた。
|
| じぶんの ものでは ない なまえ。
| じぶんが なりたい ものの なまえ。
|
| それを おおきく さけんでいた。
|
| しおん。
| しおん・ぱぶりちぇんこ。
|
| もうひとりの しょうねんも まよわなかった。
| すおうではない。しおんだった。
|
| それが かれの なまえであり。
| ほかの なまえは そんざいしない。
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- 987 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:09:00 ID:Vn8qcai.
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r-ヘノし'⌒ｰ'⌒ｰﾍ
_ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.しヘ
_ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:しﾍ
（:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（_
ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._）
. r≦（_:.:.:.:.:.:.:.:.:., ´ ｀ ､:.:.:.:.:.:.:.:_） r=ミY
《 〈（_:.:.:.:.:.:. ／ ＼:.:.:.:.:._）//＾Y》）
厶ｲ（_:.:.:.:.: / / ＼＼ '.,:.:.:.:_）辷彡´））
. ｝｝ （_:.:.:.: / // / l l l ヽ ヽ ',:.:.:._）乃ー'ノ
｛_{ｪr（_:.:.:.:' l ｌ ｌ l ｌ l ｌ l ｌ ｌ ｌ:.:.:_）i| |ヽヽ
//i| （_:.:.:' l l ｌ l l ｌ ｌ l l ｌ l ｌ ｌ ｌ ｌ l:.:._） | |i |＼＼
. // | （:.:.ｌ| i l l ｌ ｌ ! ｌ ｌ ｌ l l ｌ l ｌ l ｌｌ ｌ l ':.:._）《ﾐ,｝| ヽ_）
｛:{ | ヽ从:l l 斗l‐l-l l l l 十l‐l-| l| ｌ l/ :/ l |
. |:| | トﾐ从 ､＿_, ､＿__, 川//};,;ﾉ | ,
. 〈_ｊ | |リ|,ハ ´¨¨｀ ´¨¨｀ ん| | |
. | | 川人 '＿ /| | | |
. | |/ | ＿ ｀ ´ イｉ | | | |
. | | ﾉ 《三ﾆ≧=‐=≦ニ三》| | | |
. | | / ノ三三ﾆ《薔》ニ三三i｝ | | |
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. | 厂ﾆ=-癶,.,.,.,.,.,.,ノ-' =ﾆ三三l|厂ﾆ}:.:.:.:.＼ ,
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|「いいえ、あなたは水門やんねえ香。
| 貴女自身がどれだけ逃れようと、血からは逃れられないわ。
| だから迷わず名乗るべきよ。水門やんねえ香と」
|
|「そしてあなたの従者はロラン・セアック。
| 分かるでしょう。ロラン？ あなたはあなた。
| 他の誰でもないし、なんでもない。ロランでいいのよ。迷うことなく」
|
|「聖永刹那。
| ガンダムはいいけれど、あなたはあなたでもいなさい。
| あの時見たものがあなたを生かしているのは知っているわ。
| けれど、あなたはガンダムを望む刹那でもあるのよ」
|
|「蘇芳。蘇芳・パブリチェンコ。
| 私の弟子ならもう少しシャンとなさい。みっともない。
| あなたがあなたを見逃したら、誰があなたを見つけられるの？」
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- 988 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:09:14 ID:Vn8qcai.
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ヽ. ヽ ./爪 圭圭圭! ｀､圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭沁 __,,,
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| 深い深い闇の底／旧い旧い病みの奥
|
| ひらりひらりと／はらりはらりと
|
| 蝶が舞う／蝶が舞う
|
|
| これはこれは／なんたるさだめ。
| この 死と／死 深淵と／深淵 影と／影の
|
| 狭間に。
|
| 届く こえが／きぼうが／ゆめが／うたが あろうとは。
|
| なまえを いえた／いえなかった どちらにせよ。
| かれらの なまえは／いのりは ここにとどいた。
|
| ならば かめんを／かげを あたえましょう。
| この せかいを／ゆめを はかいする／すくう ものに
|
| たちむかう ちから。
|
| ひとよんで、
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¨ ‐- _ ＼ ｀ ﾊ V:::::::::::::::::::｀::::::::/／ ﾑ'ｰ'´Lｨ{ { ,r'､:/__＼､ l ,' | / ｲ }ｲ
‐- _ ￣＼__ / ヽ-‐ ヽ:::::::::::::::::::::::::i ／ヽｲﾋｲL´ﾞ!:::::ﾞ!7ｲ|/ノ:::示ﾄV .|/_,,.斗-|‐ ! |!
／／ ‐- ＿／ ／ ＼--､:::::::::::|/::::::::,/ｲ: :ﾄﾍ､ !rべ{ V辷ソ ｲﾌﾗﾌ }::. / ﾘ
. / / ／ _ノ ＿／ ヽ i:::::::::::l＼ ﾑ'| : :|:;ﾍr､ﾍﾃｲ'.〉 ｀ ｰ ﾑｿ ｲィ,ｲ '
_/ -‐ ￣ ﾘ -‐ フ´ ＼V !::::::::::l:::::::7 l : : ﾄ{ｆ`个rﾍ/| _ ' 厶ィ ´
/ __,.ィ ／ |/ ｀ｰ- :::_l::::::::| |! : :.! ﾞ! !: : / .ト､ ( _ﾉ ,. ィ |│
一' ¨￣／ ＼__／ ＼ i ￣￣｀ヽ::l ヽ / / l、.＞ - ＜ | │ ｌ│
/ ／ ／ ＼＿_,.. -─‐＼ ＿_L..,__ 〉} ./ / ＼l::::::::::￣￣::〉 ﾉ /リ
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| ペルソ「スタンドなのだわ」
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二ｺ ,| r三'_」 r--､ （/ /二~|/_/∠／
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.人λ:::::(| |≪①> <①:ﾉﾚ´ .ﾚ:|:（●） （● ）|::|)::::::ﾘ 聞いて来たよな？
. |:::::::|::|u.,, r‐ｧ ﾘ:| | |i ＿ u|::|::::::|
.|:::::::|::|、 ￣ノく|::| .|::|:ゝ. |::|::::::|
、ノ:::::::|::| ﾍ ∩ ノ ⊃| |::|:,r"⊂ ヽ∩.|::|:::::::しi
冫／ ヽ| ／ ＿ノリ リ| yﾞ '､＿ .ヽ| ｀ヽノ
(. ＼ ／ .／_ノ │ .γ⌒| ゝ､ ヽ ヽ |⌒⌒ヽ
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::;; ::::: ::::..:::: ::::::: (, イ")ﾉ ﾌﾞｽﾌﾞｽ・・・:::::..
:::;;:::: :::::::: :::::::::＿＿≧::::＼ ト、ﾄ、:::::;:::: やんねえ香の奇妙な旅
:::::::::::::::: .≦:::::::::::::::::::::::｀::::ﾍ|:)::::;;: 〜真紅のロマンホラー〜
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ヽﾙ:::::::|::|ﾉナヽノﾅ弋:|::|:::::::ト､|
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ヽノ::::|::|::＞ｧrｭｬ＜::|::|::::し つづきます。
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- 991 ：ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ ◆XDD/DkyjV6：2011/12/28(水) 10:10:05 ID:Vn8qcai.
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人λ::(|::|（ ○）liil（○）|::ﾚﾚ´ / /
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| 今回も次回分埋めネタを安価します。
| やる夫とアリカは海に行くようです 第三回 と
|
| １ 不人気、仕事をする その２
| ２ やんねえ香の奇妙な旅
| ３ やらない夫のデートは山も落ちもないようです。
| ４ 新宿歌舞伎町・路地裏陰魔胎界編
| ５ 委員長は名前が欲しいようです。
| ６ デュランダルは世界の再生を望むようです
|
| 安価>>1000
|
|
| というわけで、安価は以下の方法でお書き下さい。
|『>>999なら１〜３
| >>1000なら１〜５』
|
| 無効安価の場合は、一つ上のレスを採用します。
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|三三三三三三三三三三三三三三三三三三〈〈 / / // |// | |./ /７｜/ ∧＼./ /＿_三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
- 992 ： ◆al9/.v0aCM：2011/12/28(水) 10:11:53 ID:YnY8aF8s
- ３！
- 993 ： ◆al9/.v0aCM：2011/12/28(水) 10:13:23 ID:YnY8aF8s
- うお、更新丁度に書きこんでしまった
kskst,kskst
>>999なら３
>>1000なら６
- 994 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/28(水) 10:15:59 ID:8jZhFglw
- ９９９なら２
１０００なら２
しかしロラン居てよかったのだろうか、違う個体とはいえ
- 995 ： ◆u9Ls68fGDM：2011/12/28(水) 10:17:51 ID:ojsB94LM
- [だいにんき]は碌な事しねーなｗ
>>９９９なら３
>>１０００なら５
・・・６は選べないぞその表現【>>1000なら１〜５】だとｗ
- 996 ： ◆wZFOryiZkw：2011/12/28(水) 10:18:21 ID:CVfLHpyU
- ちょｗｗｗｗｗｗスタンドｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
９９９なら１
１０００なら２でｗ
- 997 ： ◆RengelsnNs：2011/12/28(水) 10:19:00 ID:DzNibVWw
- >>999なら２
>>1000なら3
- 998 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/28(水) 10:31:54 ID:kjhvLt9w
- ふみだい
999は2
1000は3
- 999 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/28(水) 10:42:47 ID:PMpN3hVk
- >>999なら３
>>1000なら２
- 1000 ：クリスマスに短編祭りだお！：2011/12/28(水) 11:00:24 ID:XaFeyA0.
- >>999なら１
>>1000なら2
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