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新たなる病院

1名無しのごんべへ:2024/01/20(土) 16:17:44 ID:ESAf7T5g0
いつ・どこから広まったのかは分からない。
世間に浸透したのは、今から約30年前のこと。
男でも妊娠する人が現れた。

日和医院。
ここは、俺が5年前に開業した病院だ。
主な診療項目は、産夫人科・夫人科
この国で初めての男性専門の病院である。

主人公:日和 倫太郎(医師)
病院の看護師・患者は全て男性
検診・出産をはじめ、男性専門の不妊治療なども行っている。

2名無しのごんべへ:2024/01/21(日) 02:36:27 ID:IERtGKZA0
男性専門で男同士のせいか安心できるみたいで開業してからずっと
多くの男性患者や妊夫で賑わっている。

ここの多くの産室はフリースタイルで水中、和室など様々な対応を行なっている。
ドンっ!ガチャ!
「す、すみません!!誰かいますか!?」
午前の診察が終わり、昼食を出前を食べようとしてたところ、
エントランスにサラリーマンが血相を変えて慌てて入ってきた。
後ろには苦しそうな同僚を両脇に挟んで運ぶサラリーマンの姿がある。

3名無しのごんべへ:2024/02/14(水) 12:47:13 ID:64/ioXeI0
変わりますね」
看護師が支え直し処置室へ連れていく。

同僚のサラリーマン達に詳しく話を聞いたところ、
みんなでランチに行ったのち職場に戻ろうとした時にお腹を抑えはじめたらしい。
最初は話もできるくらい元気で、うちの病院まで数百メートルしかないから歩いていった方が早いとなり歩いていたらしいが、あと数十メートルの所で座り込むほどの痛みとなったとのことである。

4名無しのごんべへ:2024/02/14(水) 15:09:44 ID:EaabqDFQ0
腹痛のサラリーマンを診察室に運び、診察台に乗せる。
「名前と年齢と血液型言えますか?」
「っ!、は、葉山健太、28さ、いっ、おぉ、が、つぅ!?」
葉山はまた腹痛の波が来たみたいだ。
「お腹、張ってるな。妊娠してたりするか?」
日和は葉山のお腹を触りながら確認している。
「い、いや」
葉山の腹はそこまで膨らんでいないが、明らかに陣痛の張りが起きていた。
「光石、エコーつけて!
葉山さん、恐らく妊娠してます。腹痛の原因も陣痛のようですね。配偶者がいれば連絡します。その間にエコーで現状確認しますね。」
日和は葉山に伝えていく。

5名無しのごんべへ:2024/03/11(月) 20:03:48 ID:HK7oW8P20
「配偶者、います、、ケータイに番号が、、、
うっ、、ふぅーー、んっっっ」
再び陣痛が来た。
間隔は5分くらいか、
エコーで胎児の状態を確認しようとした所、陣痛の収まった葉山がぽつりと話はじめた。
「あの、、妊娠してるの遥陽です。パートナーの!!」
「どういうことですか?」
詳しく聞いた所、パートナーである遥陽さんも妊娠しており臨月との事。
パートナー同士の同時妊娠は症例としては少ないが、ないことはない。
「とりあえず、遥陽さんに電話して!!」
「はい!!」

6名無しのごんべへ:2024/03/12(火) 01:40:05 ID:MD0waGNA0
電話番号を教えてもらい、遥陽さんに連絡してもらい、その間に葉山の胎児をエコーで確認する。
「胎児の大きさも充分だね。3000gはありそうだし、頭下だし、自然分娩で問題なくいけそうだね。」
そんな話をしてると玄関が開く音がした。
「す、すみません!葉山健太の配偶者の、者です!」
臨月のお腹をした葉山のパートナーの遥陽さんが連絡を受けて慌ててやってきたみたいだ。

7名無しのごんべへ:2024/03/17(日) 19:48:33 ID:V7BVnG8U0
遥陽さんのお腹はかなりの大きさであった。
「一昨日が予定日だったんですけど、なかなか生まれなくてですね…」
遥陽さんは苦笑いしながらお腹をさすった。
「それで、健太妊娠してるって本当ですか?」
健太さんの妊娠は2人とも気づいていなかったらしくとても驚いていた。

8名無しのごんべへ:2024/03/17(日) 21:51:07 ID:xw7a6AJ60
「間違いないですね。恐らく生産期は超えてるのでこのまま出産に入っても問題ないです。」
俺は葉山のいる処置室をでて遥陽さんの元に行き、説明する。
そして陣痛室に運ばれた葉山の部屋に案内する。
「健太!!」
「ふぅーふぅー、うぅ。。。はるぅ、うぅー」
葉山はリラックスできるのかバランスボールに抱きつく格好で陣痛に耐えていた。
陣痛の間隔は順調だが、子宮口の開きがまだ足りてなかった。

9名無しのごんべへ:2024/03/19(火) 13:26:09 ID:yItr25ts0
「あの…健太とお腹の赤ちゃんは大丈夫でしょうか?」
遥陽さんはなかなかの適応力がある人で、この状況を瞬時に理解し葉山とお腹の子供の状態を聞いてきた。
「エコーで見る限り、胎児の大きさは3000g程度ありそうですし胎位も正常位なのて自然分娩で問題なくいけそうです。しかし、陣痛の間隔は3~4分と順調に縮まってますが、子宮口はまだ4cm位しか開いてないので長期戦になるかもです。」
遥陽さんに現状の様子を伝え、産まれるまで遥陽さんもここで待機することになった。

10名無しのごんべへ:2024/03/20(水) 01:15:33 ID:bLdiehTk0
ただ遥陽さんも臨月の妊夫でいつ陣痛が始まってもおかしくないため、
楽に座れる椅子を渡した。
「ふぅーー、いてぇえ」
「頑張って、健太。」
遥陽さんは葉山の背中を甲斐甲斐しく摩ったり、汗を拭いてあげている。
「遥陽さんも長期戦になると思うので食事置いときますね」
2人分の食事を置いていく。
夜は今のとこを葉山だけになりそうだ。

11名無しのごんべへ:2024/03/20(水) 22:40:14 ID:uFMcGgnY0
「うぐぅぅ、いっでぇぇっ〜〜」
遥陽さんが来てから2時間程が経過した。
陣痛間隔はほぼ変わらず、子宮口は5cmと少しだけ変化があった。
しかし、それ以上に変化があったのは遥陽さんの方であった。
30分ほど前の事、遥陽さんがお腹の張りを感じたとのことで一旦分娩室から出て休憩してもらうようにしたが、まだ張りが続いているらしい。
予定日も超えてるし、このまま陣痛にならなければいいけど…
そんな事を思いつつ、健太の出産介助を続けていた。

12名無しのごんべへ:2024/03/20(水) 23:36:26 ID:pAZ3tvak0
暫くすると遥陽さんが、俺に言いづらそうに言ってきた。
「ふぅー、す、すみません、
もしかすると僕も陣痛始まっちゃったかもしれないです。
定期的に張りがきてて」
遥陽さんは言いにくそうに俺に言ってきた。
「診察室に一回来てもらってもいいですか?
状態を見させてください」
俺は遥陽さんを診察室に案内し、診察台に乗ってもらった。

13名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 07:39:22 ID:nTVVbbZk0
「やはり陣痛が始まってそうですね」
各種検査をした所、陣痛間隔は15分で子宮口は3cm程開いていた。
その為遥陽さんも一緒にここで産むことになった。

14名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 13:50:44 ID:rVxAqzJI0
「なんか、パートナー共々すみません」
「いえいえ。出産はいつ始まるかわかりませんし、
一緒に出産なんていいじゃないですか」
謝る遥陽さんにわらいながら声をかける。
遥陽さんと葉山は一緒に陣痛に耐えることになった。

15名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 21:23:51 ID:nTVVbbZk0
「ふぅ、ふぅー、今何センチくらいですか?
もう…だいぶ、キツくて…あーきたあぁぁぁぁ!!ゔぅーーーー!」
それから4時間が経ち、特に健太の方は陣痛間隔がだいぶ短くなっており生きみたい衝動に駆られてるようだ。
「今、7cmです。結構キツいですよね。
赤ちゃんが生まれようと頑張っている証拠なのでもう少しだけ頑張ってみましょう。」
健太はクッションに顔を埋め、腰を高く上げて何とか耐えていた。

16名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 22:26:11 ID:rVxAqzJI0
本来はパートナーが背中をさすったり、水を飲ませたりするが、二人とも産夫のため、できることはないから今日は診断も終わったし、俺と夜勤の三宅くんと2人で介助する。
「ふぅーふぅー、腰、気持ちいい」
遥陽さんは腰に来てるらしいから腰をグイグイ押してあげると楽になるみたいだ。
落ち着いてるな。

17名無しのごんべへ:2024/04/24(水) 22:05:33 ID:ltdoe2kA0
「う゛っ!」
バッシャー
健太の方が一足先に破水した。
「よーし、破水したから息みたくなったら息んでください!」

「はい!んっっ、うぅーーーんんぅーー!」
健太は俺の言葉に頷き、息み出した。

18名無しのごんべへ:2024/04/25(木) 00:37:29 ID:f9KY8mPw0
「ふぅーふぅーいいなー」
遥陽さんは息み始めた健太さんを見て羨ましそうだ。
「遥陽さんも順調に開いてきてますからね。
もう少し頑張りましょう」
看護師が遥陽さんの背中を摩りながら、声をかけている。

19名無しのごんべへ:2024/04/27(土) 01:07:58 ID:PjxSV/260
「はぁはぁ...んんー!」
「まだ赤ん坊の位置高いな、頭もまだ触れないし…」
全開で破水もした為、すぐに出てきてくれると思ったがまだまだまだ高い位置にいるようで、内診しても全く触れなかった。
「少し様子みて、降りてきそうに無ければ体勢を変えてみましょうか?」
「はぁ、はぁ、はい…」
破水した状態から長くお腹の中に入れておくわけでは行かないが、無理に出すことも負担となる為、少し様子を見ることにした。

20名無しのごんべへ:2024/04/27(土) 10:31:28 ID:y8JmsFlI0
「あ“ーあーーー、きたぁああ、うぅううーーー」
「遥陽さん、まだいきんじゃダメですよ。
ゆっくり呼吸しましょうね」
看護師は遥陽の背中を摩りつつ声をかける。
遥陽の場合、まだ6センチしか開いていないが、
健太とは違い、子宮口付近まですでに赤ん坊が降りてきており、
いきみたくなっているようだ。

21名無しのごんべへ:2024/05/10(金) 12:26:17 ID:VbIbEzfQ0
「少し、姿勢を変えましょか?」
様子を見ていたが一向に降りてくる気配がなかった為、重力を借りることにした。
陣痛の合間を縫い分娩台から降り、膝立ちの姿勢になった。

「陣痛に合わせて息んでください。」
健太は陣痛にあわせて、下腹部に力を入れた。
「はーっ、はーっ、ふぅぅぅん!
こし、、、痛ーい!!」
姿勢を変えたのが功を奏したのか、少しづつ胎児が下がってきたようだ。

22名無しのごんべへ:2024/05/10(金) 13:41:33 ID:WLqju9Bs0
「順調に下りてきてる証拠なので大丈夫ですよ。
上手くい決めてますね」
漸く子宮口まで降りてきたから指で胎児の頭に触れれるようになっていた。
「ふぅんんーーーー!!ぐぉおお!!」
「声を出すといきむ力が分散されちゃうから声出さないよー」
アドバイスをしつつ健太の補助をしていく。

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