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気づいたらパーティーが妊婦でした
1
:
名無しのごんべへ
:2021/09/16(木) 02:46:36 ID:PkpnkGIk0
「勇者よ、今、なんと!?」
「王様、申し訳ございません。
産休と育休をとりたいとおもってます!」
「まったく、、、マリアにまで手を出しおって、、、」
「お父様、私の意思でしたことです!!」
罰の悪そうな顔で勇者はいう。
王をはじめ、他の貴族たちも勇者の周りのパーティーメンバーを見た。
勇者以外のお腹が異様に膨らんでいる。
勇者はパーティーメンバーを妊娠させ、生み月になったため、産休と育休をもらいに報告に来たのだ。
【登場人物】
ミキヤ
異世界からきた勇者
襲ってくるパーティーメンバーを無碍にできず結果全員妊娠させてしまった
マリア
王女だったが聖女としてミキヤに帯同していた。
ミキヤが好きで襲った結果妊娠した(1人 安産)
ノラ
弓矢が得意なハーフエルフ
ミキヤが好きでマリアが襲うところに便乗して妊娠(1人逆子)
オキ
戦士の獣人のオス
獣人は数が少ないため発情期が起きれば男性でも妊娠可能
最後に妊娠したが妊娠期間が短いため、マリアたちと同じ出産予定日(5つ子 仔犬)
セーラ
魔法使いのエルフの男だがエルフは運命の相手が現れると体が女になり妊娠可能で襲い最初に妊娠した
1番長い妊娠期間で妊娠がわかったことに焦ったマリアたちが襲ったのだ
出産予定はマリアたちと一緒(双子)
ミキヤはパーティーメンバーの出産に翻弄されることになる。
2
:
名無しのごんべへ
:2021/09/24(金) 16:31:45 ID:hFNZp09A0
勇者たちの活躍によって魔物たちの動きも収まっているため、
城下町の一軒家を借りそこで出産まで腰を落ち着けることになった。
「赤ちゃん、順調で良かったわ!」
「あともうちょっとでこのお腹ともお別れかー!
ミキヤとの子供楽しみ!!」
「あーノラだけずるい!!
私も!!」
街の医者に診てもらったところ、妊娠時期は違えど予定日は偶然にも近いようでしかも
1週間くらいで生まれるのではということになり、慌てて赤ん坊のグッズなどを取り揃えにきた。
出産後の乳母は城で用意され、メイドも何人か配置してもらったため、用品だけで良さそうだ。
早速買い物に来たわけだが道の途中でミキヤのとりあいをいつものようにしている。
それを苦笑いしてセーラとオキが見つつも後ろをついていくいつも通りだった。
3
:
熊猫
:2021/12/17(金) 17:10:02 ID:s/BdT2Jk0
***********************************************************************************************
当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2021/09/24」から約3ヶ月が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
未だに妊娠出産に関する具体的なシーンと、エロないしグロ要素が出てきておりません。
当掲示板は、エロorグロ要素込みの妊娠出産に関する小説を投稿する場となっております。
一週間後の12/24 0:00まで待ちます。
それまでに妊娠・出産シーン及びエログロ描写が出てこないようであれば、当掲示板の趣旨に反するということで、
この小説は削除させて頂きます。
各位よろしくお願いします。
くまねこ
***********************************************************************************************
4
:
名無しのごんべへ
:2021/12/23(木) 22:18:44 ID:If8aL/KE0
「ねぇ、ミキヤ? 男の子かな女の子かな?」
「んーどっちかしらね? みんな元気ならどちらでもいいけど」
「私は両方欲しいですわ」
「マリアは欲張りだなぁ〜」
などと会話しながら店に入る。
5
:
名無しのごんべへ
:2021/12/23(木) 23:41:25 ID:09qNtm9E0
一通り荷物を買ってお店をでた。
「ミキヤ、もういつ産まれてもいいわけだし、ね?」
子供服など一通り買い、マジックバックにしまい、家に帰ると早速マリアとノラが
ミキヤの股間を触り、いつも通りどっちが先にやるかを喧嘩する。
普段ならやれやれと見ているセーラとオキだが、珍しく混じりたそうだった。
2人とも本能でそろそろ出産間近を悟り、種の雄の性液を欲しているようだ。
結局ジャンケンで
セーラ、ノラ、マリア、オキの順番になった。
「(ごくごく)ふぅー、もつかな?僕。」
ノラとマリアはいつも強請ってくるため、2人は相手できてたが今日は4人のため
前に買っておいた精力剤を飲んだ。
そのせいかミキヤのイチモツは倍以上に大きくなっている。
「セーラ、その体勢で大丈夫?」
セーラは5つ子犬を妊娠してるオキほどではないが双子を妊娠しており、
かつ妊娠期間が長かったこともあり4kgを超えた双子を妊娠しているせいか
お腹が大きいため仰向けで寝転がるのが大変なため、お尻を突き出す形で四つん這いになって
ミキヤのものを待っている。
「っ!」
セーラは発情で襲って以降全く性交をしていなかったせいもあり、
秘部は処女のようにピンクで固く閉じられて
おり、指を第一関節だけ入れるだけでぎゅうぎゅう締め付けていた。
6
:
名無しのごんべへ
:2021/12/25(土) 03:33:26 ID:RhiEM.zA0
「はうぅ、い、痛い…。けど早くミキヤの精子をここに注いで欲しいのです…」
エルフのセーラは自己再生能力が高く、処女膜すら元通り再生されていたのだか、
そんなこと本人すら気づいていなかった。
「はいはい、と。相変わらずセーラは、こんな股の間ですら良い匂いするな」
そうい言うとミキヤは、セーラのぴたりと閉じた秘裂を、舌でべろりと舐めた。
7
:
名無しのごんべへ
:2021/12/25(土) 06:37:28 ID:QXqyBnA60
「あぅ、ミキヤ、舌じゃなく、大きいの、欲しい...」
セーラは妊娠してもなお細い腰をゆらゆら揺らしている。
舌を入れて感じてるせいかセーラの秘部からは愛液が滴り落ちる。
「指でほぐさないとセーラの中には入れなさそうだから待ってね。」
そういうとゆっくり小さい円を書くように指を動かしていく。
8
:
名無しのごんべへ
:2021/12/25(土) 17:35:52 ID:uLRhSkzs0
「ふぅ、はぅ、いっつ!?」
ミキヤの中を優しくほぐしているミキヤだったが、
セーラの秘部はミキヤの指を吸い付くように締め付けていた。
「ふぅぅ、あぁん!ミキヤ、そこ、らめぇぇぇええ!?」
「(この匂い…セーラ、出産が近いかな?)」
セーラの秘部をしばらく解してるとセーラの性感帯を見つけたらしく、
セーラの声が一段と高くなり頭が真っ白になる恐怖で逃げようとしてるが、
ふわぁっとフェロモンの匂いがさらに甘く強くなったのを感じ、
ミキヤのイチモツは精力剤で元々大きかったがさらに大きくなっていった。
「セーラいいなー。」
「羨ましいですわ。」
ノラとマリアは羨ましそうに見てる。
セーラのと言うよりもハイエルフの数少ない発情期をものにするため
雄の本能を極限まで引き正せて孕ませるためのものだ。
より強いいい雄であればあるほど本能で子種を逃したくないとフェロモンが強くなり
誘うのだ。
これは子供を孕む時はもちろんだが、解明されていないが出産が近づくと
起きる事象だと言われている。
医者にノラとマリアはは少し子宮口が開いてたから2、3日には産まれるかと言われていたが、
まだぴっちりと閉じられた子宮口だったセーラだったためノラとマリアよりも遅くなるかなと言われていた
がもう出産が近いことを示している。
9
:
名無しのごんべへ
:2021/12/27(月) 02:53:28 ID:ZgJBtscQ0
「あぁん、ミキヤ、ツンツン、ひやあ!?」
奥まで指を入れ子宮口を突いていた。
ただそこはまだぴっちりと固く閉じられており、
指を入れれる隙間はまだないようだった。
「そろそろ挿れるよ?」
「ふぅー、あう、はくぅ…」
だいぶセーラの割れ目を解し、セーラの中はたっぷりの愛液で
ミキヤを受け入れる準備ができているようだった。
10
:
名無しのごんべへ
:2021/12/27(月) 05:02:52 ID:LSdZhmbk0
「それじゃ、力抜いてて!」
腰を押し付けると、巨大化した男根の先端がセーラの割れ目に飲み込まれていった。
「はぁうっ、いった…痛…ぃ!」
よく解していたのでスムーズに挿入できたが、途中で何かに阻まれ入らなくなった。
先程指は入ったが、それより太いペニスが入らない。
(…ん?この感触はもしかして処女膜か…?)
「しょうがない、セーラ、ちょっと我慢してくれ」
「…え、ミキヤ、何を…?」
ミキヤはセーラの細い腰を両手でしっかり抱えると、ズドンと音がしそうな勢いで力一杯腰を押し付けた。
「あぁあ!?…い、痛いいたい痛いぃいいいーーーーーっ!!」
処女開通だ。
セーラは人生で二度目の破瓜の痛みを味わった。
11
:
名無しのごんべへ
:2021/12/27(月) 06:22:15 ID:ZgJBtscQ0
「セーラ、大丈夫か?」
奥まで挿入したミキヤは結合部から鮮血が垂れてることと
痛がるセーラが心配になり、声をかけた。
「はぁはぁ、だいじょう、ぶ….ミキヤ、動いて…」
セーラはまだ少し痛みがあるようで表情を
歪めながらも腰をゆらゆら動かしている。
セーラの秘部はミキヤの大きいイチモツを逃さないようにぎゅうぎゅう締め付けており、
ミキヤも理性を保つのに必死だった。
(フェロモンのせいかな、優しく抱きたいはずなのに、
ガンガン犯して奥へたくさん注ぎたい本能が…)」
「ふぁ!?ミキヤ、の、おおき、くなっったぁああ!?」
さらにセーラのフェロモンがいっそうふわぁっと広がったかと思うと今までにない太さに成長し
ミキヤの中で何かプツンと切れた。
12
:
名無しのごんべへ
:2021/12/27(月) 12:17:35 ID:qsRu3suM0
「ふぇ!?ん"、あ゛あ゛、ゔぉぉおお!!」
ミキヤは四つん這いになっているセーラの体をおこし股の間に普段の倍以上、何倍も大きくなったイチモツが中に挿れたままのセーラを座らせた。
セーラは深い挿入感に魔物のような声をあげているが満更でもないようだ。
ミキヤも媚薬効果とハイエルフの子孫を残す本能に抗えないフェロモンによって正常な判断が鈍りもっと奥へ挿れたい、子宮へ精液出いっぱいにしたい、犯したいで頭がいっぱいだった。
13
:
名無しのごんべへ
:2021/12/30(木) 23:36:33 ID:XZI/A83k0
「あぁん、おくぅぅ、ミキヤのぉ〜!」
セーラはミキヤにリズミカルに奥をつかれて声が上がる。
「セーラ、艶ぽいわね。」
「ほんとに私、奥がかわいてきちゃったわ。」
ノラとマリア、オキはセーラのフェロモンに煽られたのもあるが、セーラとミキヤの行為に魅入ったこともあり自身の奥が乾いてきて無意識に3人とも自身の中に指を挿れていた。
14
:
名無しのごんべへ
:2022/01/08(土) 22:26:56 ID:RsaX4PHk0
セーラほどの魔力をもつエルフはハイエルフの中でも古のハイエルフと呼ばれエルフの里があった時代は長になる存在の中でも魔力が高いくらいに相当する。
そのため、家中がフェロモンで充満しているくらいだと思われていたが、実は城下町にも広がっており、魔力の少ない臨月の妊婦たちはフェロモンにあてられ一斉に産気づいていた。
とうのセーラはより強いハイエルフを産むという本能が疼き、一度や二度の性交じゃ満足できずミキヤの魔力が漲る精液を欲していた。
フェロモンを出している出産直前に浴びた魔力はお腹の子を大きくさせるが、魔力のキャパも増量してより高い魔力を持つ子供が生まれてくる。
ただそのことをミキヤもセーラも知らずただフェロモンにあてられ本能のままになっていた。
15
:
名無しのごんべへ
:2022/01/17(月) 00:06:09 ID:DV0mvrFI0
ミキヤはセーラの中からずるりと抜いた。
セーラの秘部からはゴポォっと音を立てて精液が溢れ出てきた。
そんな光景を見てオキは 我慢できなくなりセーラの横に座りセーラの秘部に指をいれ掻き出す。
セーラは快楽に溺れているためされるがままだった。
ノラとマリアはお互いの秘部を指で慰めていた。
5人はしばらくそのままの状態でいたが、ミキヤのイチモツが再び大きくなり始めた。
セーラはそんな様子に気づき、振り向き上目遣いで ミキヤを見つめる。
その目はまだまだ足りないと言っているようだった。
「ミ、ミキヤ……もう1回、欲しい……。オキも後ろにちょうだい?」
セーラはまだまだ我慢できずミキヤとオキ2人に秘部とお尻それぞれに入れてほしいと2人のイチモツを触ってその気にさせる。
ミキヤとオキのイチモツはさらに大きく硬くなり、 セーラのおねだりに応えようとセーラの秘部とアナルにそれぞれ入れていく。
2つの穴を同時に挿され、セーラは再び獣のような喘ぎ声をあげた。
ミキヤとオキはそのままピストン運動を始める。
「あ"ぁあん、ふぁ、しゅご、ひぃいいーーーーーー」
セーラは両手でシーツを掴み、絶頂しながらガクンガクンと腰を揺らす。ミキヤとオキの射精感が高まりさらにイチモツが膨らんでいく。
セーラはミキヤとオキが限界を感じとると、セーラのフェロモンがさらに強くなった。
そのせいかノラとマリア、オキは陣痛が始まったが快感で気付いてるものはいなかった。
セーラはミキヤとオキの精子を搾りとるように中を締め付けイチモツを離さないようにきゅうきゅう締め付けている。
16
:
名無しのごんべへ
:2022/01/18(火) 02:05:54 ID:GWjN9dsg0
「…ぅうっ!」
先に果てたのはミキヤだった。
セーラの膣から抜かれたペニスは、数度の射精にも関わらずまだ硬さを保っていた。
「はあっはぁっ…ミキヤっ、次は俺のここに入れてくれ!」
オキはセーラのアナルに自分のペニスを挿入したまま、尻をミキヤに向けた。
オキの睾丸とアナルの間には、目立たないが膣口があった。
普通の女性のものより小さいが、獣人の仔は小さいのでぎりぎり産まれてこれるのだ。
「ったくしょうがないな。次はノラの番なんだけど、あっちはマリアとお楽しみ中だしな」
ミキヤは大きく膨れ上がった男性器をオキの慎ましやかな女性器に当てがった。
「あ、あぁ〜〜〜!ミキヤのが、俺の中に入ってくる…ッ!?」
「ふー、ここも相変わらず狭いなー」
3人は繋がったまま腰を動かし続けた。
マリアとノラは、相変わらずお互いの指で慰め合っていた。
「はあはあ、マリアのここ、愛液でビショビショじゃん…っ」
「あ、ぁあんっ、はずかし…言わないでくださいまし…ひぃいんっ」
「ふふ、いやらしい王女様なんだからっ、あ、ぁあああんっ」
マリアは陣痛の始まりと共に少しずつ破水していて膣から流れていたのは愛液ではなく羊水だったのだが、それに気づくものはまだ誰も居なかった。
17
:
名無しのごんべへ
:2022/01/18(火) 02:35:29 ID:31RXKOUc0
「ふぅ、あぁん!?そぉこぉおお!」
セーラは性感帯を突かれ声を上げている。
ただ秘部が寂しいらしく、自分の指を入れているようだ。
「もっと置く、奥にほしい...」
セーラはただ指ではやはりもの足りず無意識にポロポロ涙を流している。
そんな様子に気付いたオキはニヤリと笑みを浮かべると、一気にアナルの最深部まで突き入れた。
「ひぎぃいいいっ!!」
あまりの大きさに悲鳴を上げるセーラだが、その表情には苦痛ではなく快楽の色が見える。
そしてそのまま激しくピストン運動を始めた。
「ああぁあん!!おくぅ、おぐきもちいいっ!!」
「ほらよっと」
さらに深く刺すように角度を変えながら何度も最奥を突き上げる。
「ふぅ、あぁん、これやばい、クセになるぅ!?」
オキもミキに激しく突かれ、さらに自分の男性器はいい具合にセーラに
締め付けられ男と女の快楽を同時に受けていた。
それはミキヤも同じようで、先ほどまでの余裕は無くなっていた。
しばらくすると再び絶頂を迎えようとしていた。
そして出産が近くなりフェロモンと魔力が絶頂に上がったせいか出産して産後戻ってくるはずの男性器が戻ってきていた。
男性器が戻るハイエルフはごく僅かで数100年に1人いるかいないかのレベルらしい。
魔力が溜まりすぎて放出するために元に戻ると一説には言われている。
ただ今は関係なく、指で女性器を触りながらオキに突かれて喘いでいた。
18
:
名無しのごんべへ
:2022/01/18(火) 06:46:06 ID:fE.C6BJw0
「ふっふうっ!セーラ!セーラの、ハイエルフのお尻に出すぞ!」
「ひぃぎいいい!…ちょうだいっ、私のお尻に、獣人の精液いっぱい出してぇーーっ」
「俺もっ、オキの子宮に出すぞっ」
ミキヤとオキは、絶頂に向かって激しく腰を振った。
「うっ、出るっ…、オキ、受け取れっ」
ミキヤはオキの子宮口にたっぷりと精液を叩きつけた。
「はぁあんっ…ミキヤの精液が俺の中に…っ!」
その刺激で、オキもセーラのアナルに射精した。
「…っ!? オキの大っきくなってる!? …来てるっ!お尻に精液来てるぅうーーっ」
獣人は射精する時にペニスが膨らみ、しばらく抜けなくなるのだ。
「あ、ミキヤのおちんちん! 次は私に入れてぇ」
ノラが、オキの膣から抜けたミキヤのペニスに目敏く気がついた。
「あん、ノラ狡いですわ!… ん? あれは…?」
マリアは一人余ってしまったが、四つん這いでオキとお尻で繋がったままのセーラの股間に男性器が生えているのに気がついた。
「ここにもおちんちんありましたわ!」
19
:
名無しのごんべへ
:2022/01/18(火) 09:53:57 ID:31RXKOUc0
「ちょっと待ってますから、入れてくれますよね?」
マリアはオキの射精に興奮して勃っていたセーラの男性器を優しく撫でてさらに大きくする。
「ふぅ、はぅ、うぅ!?」
セーラは後ろからも前からの感覚に喘ぐしかなかった。
そしてオキの精子が出し終わり抜けるとセーラは今度はこっちでと女性器の方で誘う。
「ミキヤじゃないけど、セーラのそこいい匂いがするな….。」
「ひゃん!?」
ペロッとオキが舐めると先程出したばかりの男性器がビンビンに勃つようになった。
「セーラのおちんちんは私のよ。」
マリアも待ってましたとばかりに仰向けになる。
セーラの男性器をマリアの中に挿入し、その後ろからオキがセーラの女性器に
挿入することにした。
「ん…マリアの底、ついた?」
セーラが挿入すると破水した上にほぼ全開のため、子宮口にまで降りてきた赤ん坊の頭に当たったようだ。
「奥まできまいた、わ、ぁあん!?」
マリアは気づいていないようだった。
セーラとマリアの準備ができ、セーラの愛液のおかげで先程よりも大きさが
大きくなり、精液もオスの種づけ発情期以上に溜め込んでぱんぱんとなったオキの男性器をセーラに充てがう。
20
:
名無しのごんべへ
:2022/01/25(火) 11:27:46 ID:gwddTVUE0
セーラは覚悟を決めているようで目を閉じていた。
ドクンッ! 急に心臓が高鳴ると同時に体が熱くなり、自分の意思とは関係なく腰を突き出すように動いた。
「あぁあああぁあ!!」
その衝撃でセーラの中へと入り込み、セーラの男性器も動き必然的にマリアの最深部まで到達する。
「あ、ああ!きたぁ!!」
その瞬間、マリアの身体が大きく痙攣する。
どうやら絶頂を迎えたらしい。
「あれ?」
「だってぇ!!気持ちよくてイッちゃったんだもん!」
マリアは顔を赤くしながら言い訳をする。
だがマリアの子宮は既に完全に下りており、そんな状態で中にいる赤ん坊に 衝撃を与えればどうなるかなんてわかりきっている。
そう言って腰を動かすとマリアの中がきゅっきゅっ締め付けてくる。
その締め付けにセーラが感じてセーラの秘部でオキのモノを締め付けていた。
「くぅ、もう出るぞ!」
「イキそうだよぉ!」
二人の言葉を聞いてマリアは足を絡めるようにして固定する。
そして二人は同時に果てた。
ドクッドクッ!ビュルルルル!
ビューー!!!ビュッビュッ! 大量の精子が吐き出され出す快感と中に放たれる感覚にセーラは腰を反らし涎を垂らして感じていた。
マリアもまた同じだったらしく、口を開け舌を出してだらしない表情をしていた。
ちょうどミキヤもノラの中に出し引き抜いたところだった。
これで寝れるとミキヤは思ったがセラの様子が変なことに気づいた。
先程よりも発情具合が酷くなったようだ。
出産前最後の性交を意味しており、今まで異常にフェロモンが強く、オキとミキヤの男性器はさらに反応している。
「ふえ?」
セラは自分の股間を見て驚いていた。
男性器がさらに勃起していたのだ。
それどころか陰核までもが勃ち上がっており、まるで触ってくれと言っているかのようにぷっくりとしていた。
しかもいつもより敏感になっており、ポタポタとフェロモンの強い愛液が流れ出ている。
それを見てさらにミキヤもオキも反応した。
21
:
名無しのごんべへ
:2022/02/03(木) 09:31:02 ID:U/NYnYbg0
「はは、何だこれ、全然萎えないな…」
ミキヤとオキは自分のイチモツを見下ろしながら、呆れたように呟いた。
「あっ、ミキヤのおちんちん、今度こそ私のモノですわ!」
セーラに取られる前に、マリアがミキヤのペニスに飛びついた。
「ったく、しょうがないな。マリアは相変わらずエッチな女王様だ」
ミキヤはその場にマリアを押し倒して、正常位で挿入した。
「セーラはエルフ同士、アタシと楽しも?」
ミキヤとマリアを羨ましそうに眺めるセーラに、ノラが抱きついた。
そしてセーラの勃ちあがった陰核をピチャピチャと舐めしゃぶって、男性器を手で強くしごいた。
「んん? マリアのここガバガバだし、何かに当たって全然奥まで入んないぞ」
「ああん! いやですわ! 奥まで入れてくださいまし〜!」
ミキヤのペニスがマリアの膣に先端しか挿入できなかったのは、赤ちゃんが随分降りてきていたからなのだが、極限に性的に興奮していたせいで誰もそれに気づかなかった。
「そーだ、マリアちょっとこっち来い」
ミキヤはいったんマリアの膣からペニスを抜くと、マリアを立たせて両手を壁につかせた。
「こっちに入れさせてもらうっ」
「ひぃい!? …い、いたいですわ…っ! でも、奥まで来ますわぁ〜!」
ミキヤはマリアのアナルに、後ろから挿入した。
いわゆる立ちバックの対位だ。
「ふっふっ、こっちは、狭いなっ、ギチギチに、締め上げてくるっ」
マリアのアナルは、ミキヤの膨張仕切った男性器を根元まで受け入れていた。
「あ、あぁあん! お尻、処女なのに、気持ち良いですわ〜、ひぁああんっ!」
ミキヤはマリアのパンパンに張ったおっぱいや臨月腹をまさぐりながら、後ろから激しく攻め立て。
ピストンに合わせて膣からは液体が噴き出していた。
「何だ、潮吹いたのか? そんなに良いのか? そら、もっとくれてやる!」
噴き出していたのは羊水だったのだが、マリアが感じていると勘違いしたミキヤは、マリアの脚が浮くほど激しく突き上げ続けた。
22
:
名無しのごんべへ
:2022/02/03(木) 11:38:47 ID:0v4o/vqM0
「あああん! 凄い、こんなの初めてぇ! イクッ! イッちゃいますわぁ! ああぁああああぁあぁぁ!!」
マリアは絶叫を上げ、大きく仰け反って絶頂を迎える。
その瞬間、マリアの子宮口が開き、絶頂のタイミングと相まってスルッと頭が嵌まり込んだのだ。
「あ、あぁあぁあぁああぁああぁああぁあぁあ!!」
マリアは赤ん坊の頭と体が引っかかる感覚に、快楽を感じてしまっていた。
「あ、あぁああ、なんか、大きいの、大きいのがぁあああん!?」
その刺激でマリアは更に感じてしまい、全身に電気が走ったような衝撃を受けた。
「あぁああぁあぁ! らめぇえ! らめれすぅう! あぁああぁあぁあ! またぁああぁああぁあぁあ!!」
その瞬間、マリアの意識が飛び、ミキヤのものをぎゅっと締め付け射精を促した。
ドクンッビュルルルルル!!
「ああぁあぁあぁああぁああぁあぁあぁあぁあぁああぁああぁあぁあ!!」
ミキヤの精子がマリアの中へと注がれ、マリアはその感覚で再度絶頂を迎えた。
マリアはビクビクと体を痙攣させて、どうやら絶頂の余韻で気絶してしまったらしい。
セックスで開いたマリアの産道をゆっくりと赤ん坊が降りてきていたが誰も気づいていなかった。
ノラの絶妙な扱い具合にいきたくてもいけないセラは我慢液をイチモツから股からは愛液をポタポタ流していた。
「セラのおちんちん、美味しい、ですわ……。」
ノラはセラのイチモツを口に含み、チュウチュウと音を立てて吸い上げる。
セラの我慢液もフェロモンが凝縮されている。
ノラはセラの精嚢を揉みほぐしながら、裏筋を舌でなぞるように舐める。
「あっ、それダメぇええ!」
セラは腰を引いて逃げようとするが、ノラにガッチリとホールドされて動けない。
セラのイチモツはどんどん膨らんでいくが、ノラは手を止めない。
セラの限界が来た時、ノラが喉の奥にセラの精子を飲み干した。
ドクッドクッ!ゴキュ、ゴッキュン!
「はっはっはっ、セラの味、なんかすごいいい匂いだし濃くて、おいし。」
「はぁはぁ....ミキヤ...オキ....」
セラのフェロモンでミキヤとオキのものが大きくなるのを2人が感じる。
セラの股の愛液は蜜にように2人を引きつけた。
「またミキヤがマンコで俺が秘部でいいか?」
「あぁ...。」
2人はもう我慢できなかった。
セラは2人を誘うためか無意識に発情期の中でも1番フェロモンの強く出る処女膜を復元させて2人を待っていた。
ミキヤは今度は正常位で挿入する。
だがもう子宮が下りてきており、処女膜のすぐ後ろは子宮口だ。
処女膜に突き当たるとフェロモンがさらに香るまるでそれを突き破って欲しいかのように誘っている。
23
:
名無しのごんべへ
:2022/02/04(金) 08:15:42 ID:AWL0JL4Y0
「くそっ、こっちもまた全然入んないぞ!?」
ミキヤは最高潮のフェロモンに当てられて膣の奥まで挿入したくて仕方がなく、優しくする余裕もなかった。
「セーラ、俺の首にしがみつけ!」
「?」
言われるままセーラはミキヤの首にしがみつき、ミキヤはセーラの膝裏に手を入れて馬鹿力で身体を起こし無理やり持ち上げた。
セーラの膣とミキヤのイチモツに全体重がかかり、凄まじい勢いで処女膜を突破した。
「ひっ!?ヒギィィイイイイ!!! 痛ぁあああいいい゛ーーーっ!!」
三度目の破瓜の痛みに、セーラは激しく泣き叫んだ。
イチモツを咥え込んだ秘列からは鮮血が飛び散っていたが、ミキヤはお構いなしに下から突き上げた。
「ああああっ、奥にっ、子宮に当たるぅうう〜〜〜〜〜ッ!」
ミキヤの先端が直接子宮口に当たり、硬く閉じていたそこがほんの少しだけ綻び始めたことには、快楽を追うのに夢中な二人は気づいていなかった。
「あぁん、はぁあああん! オキ!オキのもお尻にちょうだい!」
抱えられ揺さぶられながら、セーラは後方にいたオキの方へ振り向いた。
「……っ、あ、ああ。ちょっと待ってろ」
その時のオキは腰を押さえて、眉間に皺を寄せ俯いていたが、すぐにセーラの背中の方へやってきた。
自分の五つ子の入った大きなお腹が邪魔で立ったままの体制では浅くしか挿入出来なかったが、大きさと硬さでセーラは満足した。
「何だ、オキ! もう限界か!?」
「バカ言え、ミキヤ! これからラストスパートだ!」
セーラを挟んだ前後で二人の男は目配せし、タイミングを合わせて絶頂へ向かって攻め立てた。
24
:
名無しのごんべへ
:2022/02/04(金) 19:23:10 ID:4s036D3Q0
ミキヤは突き上げのスピードを止めずセーラのイチモツを扱い始めた。
セーラの精嚢を揉みほぐし射精しそうなタイミングで止めてまた揉んでを繰り返してセーラを責め立てる。
同時にミキヤの剛直を根元まで埋めたままグリグリと回してセーラの膣壁を擦り付ける。
そして一番奥まで突いた時に一気に引き抜いて、また一息に奥まで突っ込む。
激しい動きに、セーラは耐えられず絶頂を迎えてしまう。
「んん!んはぁあ! イッちゃう! イクイクイクゥウ!!イカせてぇええええ!」ドクンッビュクッビュクッ! ミキヤの精子が放たれ、膣内に出されたと同時に絶頂を迎えて潮と射精をしてミキヤの身体に大量にぶちまけた。
同時にオキの男性器が膣内で弾け、大量の熱い精子が子宮に叩きつけられた。
ミキヤとオキの射精が終わると、セーラの様子がおかしかった。
先程までのフェロモンが薄くなってきていた。
「あれ? 何か変……お腹が……。」
「え、ちょっ、大丈夫か? 」
ミキヤは慌ててペニスを抜いた。
「お腹...いたぃ...」
「え? 何これ、まさか……。」
「あぁああ!ミキヤ、私もうでそう...かも?」
「私も破水して何かでてきそう....」
「俺もさっきから腰痛くて...」
マリアの股からは赤ん坊の頭が既に出掛かっていた。
他の2人も既に陣痛が始まっていた。
ミキヤは彼方此方でやった形跡も忘れて医者を呼びに行った。
ちなみにこの時城下ではセーラのフェロモンの影響で臨月の妊婦さんが一声に産気づいた話を聞いて驚いていた。
ミキヤの連絡で獣人とエルフ、人間の医者がやってきた。
25
:
名無しのごんべへ
:2022/02/05(土) 08:29:38 ID:AiOikJIA0
「みんなー大丈夫か!」
ミキヤが息を切らしながら、出産のために借りている一軒家へと戻ってきた。
後ろには、三人の医者を引き連れている。
「あれ?いないな?」
先程五人で乱交したリビングは簡単に片付けて換気されていたが、産気づいた四人の仲間の姿はなかった。
「あ…はぁあんっ…! あぁあん…だめぇえ…、出ちゃいますわぁ…っ、はぁん…あぁああ〜〜〜〜んっ!!」
そにとき、2階から、マリアの甘い喘ぎ声が聞こえてきた。
「寝室か!?」
慌てて扉を開けると、ベッドの上にはマリアが全裸で仰向けに横たわり、脚を大きく広げて両手で股間を押さえていた。
ベッドの側には、かろうじてガウンを羽織ったノラとセーラが、辛そうにお腹や腰をさすりながら座り込んでいた。
マリアはまるで一人で女性器を弄り性的興奮を得ているような雰囲気だったが、そうではなかった。
完全に排臨し、今にも産まれてしまいそうな赤ちゃんの頭を、出ないように必死に押さえていたのだ。
「マリア! 無茶して…。どれだけ我慢してたんだ? 痛いだろう、可哀想に…」
「はぁあんっああん…っ! だって、どうしても、ミキヤに取り上げて欲しかったんですの…っ、ああんっ…い、いたい…凄く痛いですわぁあ〜〜っ!」
マリアは涙を流し苦しんでいたが、そのうめき声は艶がありまるで淫らなよがり声のようだった。
「はいはい、おひいさま。私めがおりますから大丈夫ですよ」
「ば、ばあや!」
ミキヤがマリアの為に城から連れてきたのは、経験豊富な産婆であり乳母であり、マリアの教育係だった年配の女性だ。
取り敢えずはこのばあやにマリアを任せることにする。
「ノラとセーラはどんな感じだ?」
座り込んだままの二人の間にしゃがみ込み、肩をさすってやりながら様子を伺った。
「定期的に…痛みが来ていますが、私はまだ、大丈夫…。ノラを、先に見てあげて下さい…、うぅう…」
ノラはすでに破水しているらしく、股間に当てていた厚手のタオルがびしょびしょになっていた。
「ハァッハアッハァア…っ、ミキヤ…アタシ、羊水いっぱい出ちゃって…、どうしよ…、もう、結構しんどい…っ」
いつもは元気で明るいノラが、よほど辛いのか真っ青な顔で弱音をはいていた。
「エルフのお二人は、わたくしがお世話させていただきましょう」
そう言って近ついてきたのは、いかにも賢者といった風貌の、全身真っ白なエルフの老人だ。
「ふむ…、逆子と…双子、のようですな。今はまだ気を楽にしていなさい」
彼はエルフの事なら何でもお見通しなのだ。
「あとは、えーと…オキはどこ行った?」
三人の産婦が苦しんでいる寝室に、オキは居なかった。
「あー、やっぱ隠れちまったかな?」
そう言ったのは、ミキヤが街外れから連れてきた、獣人を診る事ができる医者だ。
オキと同じくらいの歳に見える、若い男性だ。
「隠れるって、何でだ?」
「獣人の獣の本能でね、出産で弱ったところを襲われないように、誰もいない所で隠れて出産しようとするのさ」
「襲われるって…、勇者の俺がいるって言うのに、何が襲って来るって言うんだ」
ミキヤは仲間のオキに信頼されていないような気がして、ちょっとだけムカついた。
「本能には逆らえないってだけさ。それより問題は、一人で出産をやり遂げられず母子共々ひっそりと死んじまうケースが最近多いって事だ」
「そんな…、いや、オキは立派な戦士なんだから、きっと一人でもやり遂げられる!」
「…そうだな。だが、獣人の数が減っていっているのも事実だ。俺が探してくる」
「あ、じゃあ俺も…!」
「いや、勇者様はお姫様の側にいてやりな」
「ああああんっ、ミキヤぁ、どこですの? …もう産まれますわっ、みきやあ…っ、はぁあんっ、らめぇええ…っ!!」
何はともあれ、今はマリアの出産が最優先だった。
26
:
名無しのごんべへ
:2022/02/05(土) 10:41:19 ID:C97waBCc0
ミキヤは急いで寝室に戻った。
「ミキヤ! 早く来て下さいまし! 赤ちゃんがっ、もう待ちきれないって……!」
マリアが苦痛に顔を歪ませ、涙声で助けを求めていた。
「マリア! 」
マリアの股からはもう頭が全部出てきていた。
「勇者さま、もう出てきます。赤ん坊の頭を支えててあげてください。」
乳母から支え方を聞き、赤ん坊の頭を支えるように手を置いた。
「あぁん! 痛いっ! 痛ぁああいい!もう、でますわ、でちゃうぅうううう!!」
マリアの悲鳴とともに赤ん坊の肩がずるりと出てきた。
すぐにマリアの尻が持ち上がり、力んでいきんだ。
次の瞬間、一気に力が抜け、赤ん坊の体が出た。
ミキヤは落とさないように赤ん坊を抱き止めた。
「おぉおおおっ、産まれたぞマリア!」
「おひいさま、お疲れ様です。ほら、女の子ですよ。」
「あぁあん……、かわいい……。私の子……。」
「よく頑張ったな、マリア」
ミキヤはマリアに赤ん坊を渡す。
ミキヤにとっても初めての我が子のため嬉しそうに眺めていた。
「ゔぅぅぅ、いだぁあああい!」
マリアの出産が終わってもこの家にはまだ3人産気づいたものがいるのだ。
ノラが声を上げて陣痛に耐えていた。
「どんな様子だ?」
ミキヤはオキの居場所も気になっていたがセーラとノラの様子を聞く。
「ノラの方は順調に子宮口も開いてきております。今、8cmですのでもう少ししたら息み始めれるでしょう。ただセーラの方が...」
「セーラがどうした?」
セーラはノラと違って声を出さずにただ陣痛に耐えているようだ。
「元々ノラは人間の血が混ざってる故、お産も人間とそう変わらないのですが、エルフは魔力が高く、始祖の純潔に近いほどお産が重いのです。
セーラの場合、最初来られた時に魔力が高いとは思ってましたが、男性器の復活と街中を産気尽かせるフェロモンといい始祖に限りなく近いエルフでしょうね。
お子達も充分な魔力補給できたみたいで3500g近くありますからね。」
魔力補給と聞いてフェロモンにあてられて乱交したのを思い出しミキヤは顔を赤くする。それにしても3500g越えの双子か。
ミキヤは少し不安になった。
ひとまず状況を聞き、オキを探しに行くと、ミキヤとセーラ、オキの3人部屋の寝室のミキヤのクローゼットの中にいた。
「オキ! ここか!? 大丈夫か!?しかし、なんつー所に……。ん? これは……」
中に入ると、ミキヤの着替えが丸まってまるで巣みたいになっている。
27
:
名無しのごんべへ
:2022/02/06(日) 06:09:21 ID:E.sIAz720
その中心で、オキは大きなお腹を抱えてうずくまっていた。
「どうやら勇者様の匂いがあると安心するらしいよ」
獣医は少し離れた場所で椅子に座り、クローゼットの中の様子を見守っていた。
「へーそうなのか。なんだ、オキも可愛いとこあるんだな…」
そう言ってミキヤはオキの頭でも撫でてやろうかと不用心に近づいた
「やめろっ、触るな!あっち行け! フーーッフーーーッ、ヴ〜〜〜〜〜〜っ!」
「痛っ、こっわ〜〜」
牙剥いたオキに威嚇され、頭に伸ばした手を思いっきり跳ね除けられた。
まるで手負いの野生の獣のようだ。
「ちょっと、近づかないでそっとしといてやって。俺だってまだ診察もさせてもらえないんだから」
「早く言ってくれよ…。それにしても苦しそうだな」
痛みに強い戦士であるはずのオキが、全身汗だくで歯を食い縛り、ミキヤの着替えを握りしめ必死に耐えている。
「初めての出産でパニックになってるのかも。暫く見守って、いよいよヤバそうなら介助するからさ」
「そっか…、なんとか無事に出産させてやってくれよ。オキも子供も大事だからさ」
直接手を握ったり腰をさすったりしてやりたいのに、それが出来ないのがもどかしい。
「ふーーーっぐうううっ、…ぐ、ぐぁああっがあああっ、いたああっ! ああああ゛あ゛!!」
オキが一際高く絶叫したかと思うと、股間から薄緑色の液体が噴き出し、ミキヤの着替えは全てビシャビシャになった。
「あ〜あ、…仕方ないか。オキ大丈夫か?」
「破水したな。暫くしたら羊膜に包まれたまま赤ん坊が出てくるはずだが…」
「ぐぁあああっ、ぐ…ぐぅううっ、…はっはっはあっ、ぐぉおおおおーーーっ!!」
オキは四つん這いになって必死に息み始めた。
「ミキヤさま、どちらにいらっしゃいます? おひいさまが臍の緒を切ってほしいとおっしゃってるんですが」
マリアの乳母がミキヤを探しに来た。
「ここだ、今行く! 獣医、オキのこと頼むな!」
オキの第一子も気になるが、他の産婦の面倒も見なければならない。
「ミキヤさま、それとおひいさまの綺麗な着替えと新しいシーツとタオル、赤ちゃんの産衣はございます?」
「あーはいはい、あるぞ! ちょっと待ってて」
出産に必要なものは色々用意してあったが、買い物のあと家に帰ってすぐに乱行が始まってしまったので放置したままだったし、医療品に関してはどこかにしまい込んだままだ。
「えーと、あれとこれと。臍の緒を切るのは、この鋏だったか?」
ミキヤは忙しく家の中と4人の産婦の間を駆け回った。
28
:
名無しのごんべへ
:2022/02/06(日) 10:37:25 ID:n3JH0g6E0
「マリアの赤ん坊の産衣はこれです。着替えとシーツはここに.」
ミキヤはマリアが自分で選んでいた産衣を渡す。
クローゼットから着替えとシーツも出してきた。
「ここを鋏でお切りください。」
ミキヤは乳母に言われてちょきんと臍の緒を切ると乳母がお湯で赤ん坊を洗っていた。
「ここはもう大丈夫ですのであとの方の出産の立ち会いしてくださいませ。」
ガーゼや消毒諸々渡すと乳母に言われ、エルフの老人にノラとセーラの様子を聞く。
「ノラは順調だ。産道にお尻が挟まったようなのでもうお尻が見えている。
この子も女の子だな。」
「うぅう……、うう……、ハァ、ハッ、ハッ、うううう……、ヒッ、ヒィイイッ!」
「よし、がんばれノラ、もうすぐだぞ!」
ノラはマリアが寝ているベットに手を置いてしゃがみ込む体制で息んでいたが、その股には赤ん坊のお尻がだいぶ見えている。
ミキヤはノラの背中を摩りながら心配そうに声をかけている。
「セーラの方はどうですか?」
「まだ3cm開いたとこだな。腹の子もまだ高いし、先にノラの子を取り上げたら移動しようと思っている。」
セーラもほぼ同時に産気づいたのだが、やはりエルフの血が濃いためかなかなか子宮口が開かない。
マリアとノラがゆっくり休めるようにこれからまだ続くであろうセーラを移動させるのがいいと考えたのだ。
「ノラ、次で尻を出したいから叫ばず長くいきめるか?」
「はぃ....うぅ、きたぁ!?うううううぅううう、ううっ、うぅうううっ、……ひっ、ぎぃいいいい!」
「ながーく、いきむんだ。」
エルフの老人はノラの尻を軽く叩き励ました。
29
:
名無しのごんべへ
:2022/02/06(日) 12:45:23 ID:jfqYOnco0
「ううう…んっ、うううっ、ひぃ…はあはあ、んん…っ! …はぁっはあっ、いたいいいっ!!」
ノラの息みは途切れがちで、長く息めないようだった。
「頑張れ、ノラ、もう可愛い尻が見えてるんだ。長く息んで出してやろう?」
ミキヤがノラの背中を摩りながら、優しく励ます。
「はぁあ、あああ! ……うう、やだ、無理ぃ…、出来ないっ、…アタシ…産むの、怖いっ、うぁああっ出来ないぃいいっ!」
いつもと違う様子のノラに、ミキヤは慌てた。
「ぅうう、だって、アタシ…マリアに負けたくなくて、ミキヤ襲ったけど、はあっはあぁ…本当は、子供、つくるの、怖かった……!!」
ノラはベッドにしがみ付いてボロボロ泣き出した。
「ふぅう…っ、だって、ハーフエルフのアタシの子なんて、きっと誰からも愛されない…っ」
ミキヤもマリアもセーラも、ノラの本心に驚いた。
いつも明るいノラがそんな事を考えていたなんて思ってもいなかったのだ。
「ハァハァ…ッ、それに、アタシ、マリアやセーラと違って、まともな育ちじゃないから、子育てなんて、出来ない……」
ノラはわざわざ話すことはないが、ミキヤたち勇者のパーティーに参加するまではかなり苦労したらしい。
「こんなアタシが母親だから、子供も逆子になっちゃったんだ…、ぅううっ、ヒギィイイイイっ!」
「そんな哀しいことおっしゃらないで!」
産後落ち着いてきたマリアが手を伸ばして、ノラの片手を握った。
「はあ…はあ…、そうです…、エルフだとか…人間だとか…、関係ありませんよ…、うっ、ううう…っ」
セーラが自分の陣痛を堪えながら、ノラの空いた片手を握った。
「そーだ! エルフだとかハーフエルだとか人間だとか獣人だとか関係ない!みんな勇者の俺が愛したんだ! 産まれてくる子はみんな仲間で家族なんだ!」
「うう…、ミキヤ…本当に?」
涙の浮かんだ目で、ノラはミキヤを見つめた。
「本当だ! だから馬鹿な事言ってないで、安心して産んでくれ!」
「私たち、みんなで子育てしましょうね」
「産まれるのは、みんな、勇者の子ですよ…、うぐっ…ふぅうう…っ」
「ノラ、逆子になるのは原因不明ですが、決してあなたのせいではありません。それに私に任せて言う事を良く聞けばきちんと経腟分娩出来ますから、安心なさい」
みんなノラの味方だった。
「…みんな…ありがとお…、アタシ、頑張って、ちゃんと産む…、…うっ…来る…陣痛…痛いの来る…っ、ああああっ!!」
ノラの陣痛がますます激しくなってきたようだった。
30
:
名無しのごんべへ
:2022/02/06(日) 14:28:24 ID:WtctgInY0
「はぁああああん!! あうううう〜っ!! ひぎぃいいいっ!!」
ノラはベットにしがみつき腰を高く上げていきんでいく。
その股からもうお尻だけでなく、足が抜けそうだ。
「あああっ! はぁああうんっ! ヒッイイイッ!!」
激しい痛みに声を上げるたび、膣口が大きく開いていく。
「あと少し息むぞ! 頑張れ!」
ミキヤがノラの手を上から握り励まし続ける。
「んんんっ!……くううっ! ぐううっ! ふんんっ!」
ノラは歯を食い縛りいきみ続けた。
そして―――。
「ああっ! 出ちゃうぅうっ! ふわぁああああーっ!!!」
ブシュッという音と共に、ノラの陰部から羊水の飛沫が上がり両足が飛び出した。
「よしっ! 足が出た! もう少しだよ」
エルフの老人はノラから出ている足を掴み赤ん坊の下半身を出していく。
「ふわぁああーっ! ふぇええんっ! いたいいたいっ! うわぁああんっ!」
足を掴まれ引っ張られる感覚に、ノラは悲鳴を上げた。
「大丈夫、すぐ楽になりますよ。ほら、頭が見えました」
肩まですんなり出てきて残すところ頭だけになっていた。
「はあはあ、ああ……っ、んくぅうっ! ふぅうっ!」
ノラはベッドにしがみ付きながら必死にいきんでいた。
31
:
名無しのごんべへ
:2022/02/06(日) 17:34:46 ID:jfqYOnco0
「さあ、後は頭を出すだけです。コツがありますから、私と息を合わせて」
エルフの老人は赤ちゃんの首の隙間から手を膣に差し入れると、背中と頭をしっかり掴み固定した。
「ああああっ、痛い痛いっ! お股破れちゃう…っ! んくぅううう〜〜っ!」
一番大きな頭を最後に出さなければならないので、痛みが激しいらしい。
「大丈夫です、落ち着いて…。息を吸って、吐いて、吸って、吐いて。…今です息みなさい!」
「…ふ〜はぁ〜、ふぅ〜〜はあ〜〜〜…、ふっ…ぐ、ぅん、んん゛ん゛ん゛ん゛ん゛っ……っ!!!」
ノラの最後の力を振り絞って、今まで一番強く長く息んだ。
エルフの老人が息みに合わせて赤ちゃんの頭と身体を巧みに捻ると、それはあっけないほど簡単に、つるりと出てきた。
膣からはそれこそ栓が抜けたかのように、子宮に残っていた羊水がジョボジョボと溢れ出した。
「…っ!? …ぃだぁあああいいいい゛っ!!! ………ぅ、はっ、ハアッハアッハッ、はあ…、あ、う、産まれ、た…?」
ノラは粗い息のまま、首だけ捻って自分の尻の方を見た。
「ご覧なさい、元気な女の子赤ちゃんです。頑張りましたな」
エルフの老人が、産声を上げる子をノラに見えるように、高く抱きかかえた。
「あ、ああ…、産まれた…、アタシとミキヤの子が…!」
ノラはエルフの老人の方に向き直るとベッドに寄りかかり、尻が汚れるのも構わずに自分の羊水で濡れた床に座り込んだ。
そして、臍の緒で繋がったままの、羊水と皮脂まみれの赤ちゃんを裸の胸に抱いた。
「ああ…、私の赤ちゃん…。何て可愛いの…! ミキヤ、見て…!」
「…ああ、とっても可愛いな。ありがとうノラ、お疲れ様」
ノラがあまりに感激しているので、ミキヤも釣られて嬉し涙が出てきた。
「本当に可愛らしい…。私の子の妹ですわ、目元がミキヤに似ている気がしますわね」
マリアもノラの子の誕生を祝福している。
「…ああ、本当に、おめでとう…。私の、お腹にも、こんな可愛い子が、二人も入っている何て、…うっ…ぅうううっ!…た、楽しみッ、…あああっ、痛いぃ…っ!」
ノラの出産を見守っていたセーラだが、少し陣痛が強くなってきていたのを我慢していたらしい。
初めて、痛いと口に出していた。
32
:
名無しのごんべへ
:2022/02/06(日) 19:15:41 ID:n3JH0g6E0
「陣痛はだいぶ強くなってきたみたいだけど子宮口は変わらず3cmだな。
そういえば勇者様とセーラはつがい契約結んでいないんでしたっけ?」
「つがい契約?「それはいいから!うぅぅぅ.....」」
ミキヤは聞きなれない言葉を聞き、首を傾げたが慌ててセーラが遮った。
「勇者様に伝えてないのか。ならしてないってことだな。
これは思ったより時間かかりそうだな。」
「つがい契約ってなに?それをすればセーラの出産が軽くなるのか?」
ミキヤは心配そうにセーラの腰を摩りつつエルフの医者に聞いた。
「セーラ、今はどうにもできないんだし言ってもいいだろ?
勇者様、セーラは確か運命の相手を見つけて女性化して今、妊娠してるってことですよね?」
「あぁ。その相手が俺らしい。」
「運命の相手はエルフが数100年生きるうちで生涯一回しか出会えません。
その運命の相手と出会った場合、本来なら番契約を結ぶんだが、結ぶと運命の相手もエルフと同じ寿命になり、数100年生きることになる。
セーラはまだ16歳でこれから数100年生きるわけでその運命を勇者様に背負わせたくなくて黙ってたんだろ?」
エルフの老人に言われてセーラは渋々頷いている。
「まったく....運命の番がわかってて番契約しないで相手がなくなるとどうなるかセーラも聞いたことあるだろ? 」
エルフの老人は呆れたようにいうがミキヤはなんにことかわかっていない。
「どうなるんだ?」
「運命の違いを失ったエルフは精神が病み廃人のようになるんだ。
まー半身が消えるような状態だからな。
だから運命の相手が見つかれば番契約を結ぶのが当たり前なんじゃよ。
出産も契約を結ぶとそれでも難産らしいが幾分かは楽になると文献にはあるから運命の相手を見つけたらちゃんと説明するんだって教えただろ?
番契約を結んでいない始祖に近いお前のような男のエルフはただでさえ人間の出産より重いのに運命の番を前に契約しないで出産するのは出産で命を落とす可能性もあるって言ったじゃろ!!しかもまだ成人も終えてないのに、全く!!」
エルフの老人はセーラの教育係を務めていたこともあるため、顔見知りだった。
その際に耳にタコができるくらいセーラに危険性は伝えていたのだ。
「どうすればつがいになれるんだ?「待って!」」
ミキヤの判断にセーラが止めに入る。
「セーラが数年に一度のスーパームーンで発情期になるだろ?その時に頸を噛むか噛まれるかして精子をお互いに体内に取り込めば成功じゃ。」
「ということは妊娠前じゃないといけないのか...」
「そうじゃ。じゃからセーラが難産になるのは自業自得の部分もありそうだな。」
エルフの老人は呆れたようにため息を吐き、セーラを見る。
33
:
名無しのごんべへ
:2022/02/07(月) 03:48:46 ID:ryERmsx60
当の本人は言い返すことも出来ず俯いていた。
ミキヤはそんな二人のやり取りを横目に見ていた。
「僕にはこの子たちがいるから、大丈夫。なんとかなるよ...。
僕の都合でミキヤを巻き込みたくない....」
運命の相手と発情期でできた子はエルフで産まれてくるため、セーラと同じ時をすごすことができるのだ。
ミキヤは人間なのでエルフとは時間の感覚が違う。
つまり、番契約しない限り先に死んでしまう。
マリアやノラ、オキとは同じように年をとって老いていくことが今なら可能だが番契約をしてしまうとマリア達だけでなくその子供達も先に亡くなってしまい、そこから数100年生きることになるのだ。
それを知っているからこそ自分の勝手な都合で巻き込むことに躊躇いがあった。
仲間が死ぬのを見届けるのは自分だけでいいとセーラは思っていたのだ。
だからあれだけエルフの老人に耳にタコができるくらい番契約をしろと言われていたのにセーラはできなかったのだ。
「まったく...。番わない男の、しかもエルフの始祖の出産がどれだけ大変かも教えたよな?」
セーラは頷いて答える。文献では番わないエルフの出産はそもそもあまり記述がないが、
どれもかなりの難産で出産をしたという文献しか残っていないのだ。
2人の会話を口を挟まずミキヤは聞いていた。
34
:
名無しのごんべへ
:2022/02/07(月) 05:45:09 ID:u5eQtYjQ0
「……ぅぅぅぅ…、ぐぅぅぅぅ…、ぅがぁああああっ!……ミキヤ…ミキヤぁあああ!」
「!?」
そのとき、男部屋の寝室の方から、オキの一際大きな悲鳴のような呻きが聞こえてきた。
「…はあ…はあ…。ほら…今はオキにあなたが必要みたい…行ってあげてください…。私は、まだ、大丈夫ですから……うっ……!」
「セーラ…。わかった、あっちの様子見てきたらすぐ戻るからな!」
ミキヤはエルフの医師にセーラと、まだ胎盤の出ていないノラを託して男部屋へと急いだ。
気持ちは焦るが、オキを刺激しないようにそっと寝室のドアを開ける。
「…獣医、オキは…?」
「あっち、ずっとクローゼットの中だ」
オキはクローゼットの隅に、薄く脚を開き立ち上がっていた。
まるで何かから逃げて追い込まれたかのようだった。
「うがぁあああっ! 痛い痛い、いたいーーーっ、あ゛あ゛あ゛、ミキヤァア!」
オキの股の間からは、羊膜に包まれた胎児がおそらく半分ほど飛び出してぶら下がっていた。
「第一子が詰まっちまって出て来ない。このままだと窒息死するから引っ張り出してやりたいが、すっかりパニックで近寄れねえ」
「痛そうだな…かわいそうに。俺が行って何とか引っ張り出してみる」
「おそらく無意識で勇者様のこと呼んでるが、現実に認識出来てるか分からないぞ」
それでもミキヤは、ゆっくりとオキ近づいて行った。
「オキ、俺だ、ミキヤだ。今助けてやるからな、大丈夫だぞ」
獣人の仔は仔犬サイズで小さく産まれてくると聞いていたが、オキの股の間に詰まっているそれは想像よりもずっと大きくて、オキの狭く小さな膣から本当に出せるのか心配になる程だった。
35
:
名無しのごんべへ
:2022/02/07(月) 09:56:56 ID:ryERmsx60
「獣医、獣人の仔犬ってこんな大きいのか?」
「恐らくあれは雄だな。雄は500-600gくらいあるんだ。
雌は400-500gくらいしかないが。
あれだと大体580gくらいだから大きい方ではあるよ。」
獣医はオキから出ている仔犬を観察しながら言った。
「オキ、俺だ、ミキヤだよ?わかるか?」
興奮させないようにゆっくりと興奮して焦点の合ってないオキの目と合わせるようにしてミキヤが近づいていく。
しかしオキには見えていないようで痛みを堪えるように歯を食いしばり続けるだけだった。
あまり刺激しないようにゆっくりと距離を縮めていく。
そしてついに指先が触れそうな距離まで近づいたとき、その瞬間突然オキが激しく暴れ出した。
「っ!?....ほら、オキ、落ち着け!!」
ガブっとミキヤの手をオキが噛んで流血したががそれに怯まずミキヤはオキの額に自分の額を合わせて目を合わせて落ち着かせようとした。
「ミキヤ....」
「そうだ!オキ、わかるか??」
「ミキヤ...おれ....うぅっ……、くそぉ……痛えぇ……!」
ようやく正気に戻ったかのようにオキがミキヤの肩を掴んで痛みに耐えている。
「よし、いい子だ……。ゆっくり呼吸しろ……吸ってー吐いてー……、ん、上手いぞ。
もう赤ん坊が出てきているから見せてくれ。」
オキが大人しく頷くと羊膜に包まれた仔犬の様子を確認する。
「勇者様、頭からか?」
乳色の羊膜に包まれているため間近でみないと頭からか足からかわからないため、獣医が聞く。
「多分頭だと思うけど……ちょっと待ってくれ!」
ミキヤは慎重に羊膜に包まれた仔犬に触れてみた。
「うん、頭が見えるから頭から!肩関節で詰まってるみたい!」
36
:
名無しのごんべへ
:2022/02/08(火) 08:15:16 ID:DoKBg.XA0
「そうか、じゃあそのまま両手で優しく掴んで、細かく左右に揺らしながら引っ張ってみてくれ」
獣医が離れた場所から指示を出す。
「わかった、やってみる!」
「引っかかりが取れたらすぐに出ると思うから、落とすなよ!」
クローゼットの中で、立ったままのオキの脚の間に座り込み、取り上げる準備をする。
明かりがなく暗くて良く見えないけど、手探りで何とかするしかない。
「オキ、今出してやるからな。もうちょっと脚開けるか? 壁に寄りかかったままで良いから、腰も落として…」
「うううっ、ふぐぅううう…、はあっはっは、ううう〜〜〜〜っ」
オキは痛みに耐え呻きながらも、なんとかミキヤの指示に従った。
「そうだ、良いぞ…。じゃあ、引っ張るから、ちょっと息んでみてくれ」
「わ、わかった…、…ふぅ、ふぅ、ふっ、うっ…んんんん゛っ!」
ミキヤはぐっと圧のかかった胎児を、優しく揺らしながら引っ張った。
「うぐ…っ!…っああああ! 痛い! ミキヤ、痛い…っ、ひぎいいいッ」
オキの爪がミキヤの肩に食い込んだが、ミキヤは手を緩めなかった。
オキの唇だって、痛みに耐え食いしばり過ぎて既に血塗れなのだ。
「よし、もうちょっと…と、…うぉっと!」
「…うわっ、…ああぁああああああっ!?」
それは一瞬の出来事だった。
狭い膣口を肩関節が抜けたかかと思うと、獣医が言うように全身ドゥルンと出てきた。
胎盤も、ほぼ同時に出てきた。
「ハァーッハァーッハァーッハァーっハァーーー…ッ」
オキはそのままズルズルと尻を落とし座り込むと、壁に寄りかかり開脚したまま、喘ぐように激しく息をした。
「よしよし、二人とも頑張ったな…」
ミキヤが獣医の支持を受けながら羊膜を破りその辺にあったミキヤの服で濡れた身体をこすってやると、産まれたばかりの子犬はミーミーと、弱々しいがしっかりと鳴き出した。
「はぁ…はぁ……、…あれ、どっかで仔犬が鳴いてないか…?」
オキはまだ何処かぼんやりしているようだった。
「ははっ、今オキが産んだんだってば。ほら、抱いてやりなよ」
ミキヤは小さく暖かいそれを、オキに渡してやる。
「…あ…、そう、だった…。俺が、産んだんだ…。可愛いな…」
オキは仔犬を振るえる手で受け取ると、本能からペロペロと舐め出した。
「ミキヤ殿! 新しいタオルと毛布をお願いしたいのだが!」
ミキヤ達がほっと息をついていると、女性陣の寝室からエルフの先生に大声で呼ばれた。
「ああ! すぐに持っていく! じゃあオキ、ちょっと行ってくるから」
「……ミキヤ…」
オキがすがるような目で見て来るが、他の産婦達の面倒も見なければならないのだ。
「あ〜、ほら、オキのことはあの獣医の先生が診てくれるからさ!」
そこでやっと、ミキヤはオキに獣医を紹介した。
「ども!こんにちは、オキくん。君の身体と赤ちゃんの診察したいんだけど、近づいても良いかな…?」
オキはまだ警戒しているよだったが、何とかお互い頑張ってもらうしかない。
ミキヤが急いでタオルと毛布を家中から集めて女性陣の寝室に戻ると、ノラが血溜まりの中に座り込んでいた。
戦闘中に目撃したならば、致命傷と思っただろう。
「胎児が出るときに想定外に出血したが、止血出来たので問題ない」
エルフの先生がノラの胎盤をチェックしながら、ミキヤに説明した。
「ミキヤどの、ノラをベッドに移してやってくれ。それとセーラが血の匂いで気分を悪くしたので、別室の用意をお願いしたい」
ちなみにマリアはノラとセーラの事を心配しながらも、乳母に教わりながら我が子に乳を吸わせていた。
産婦が4人いると本当に色々起こって、ミキヤは休む暇もない
37
:
名無しのごんべへ
:2022/02/08(火) 10:53:07 ID:vMMtCVYU0
ノラが血や羊水で汚れた下半身をタオルで軽く拭くとミキヤがノラを抱き上げてノラのベットに運ぶ。
「おひいさまと一緒にノラさまも私めがお手伝いいたしますので、セーラさまを早めに別の場所へ移動させてあげてくださいまし。」
ミキヤがどうしようかと思っている間に、マリアの乳母が進み出てそう言った。
「えっと、じゃあお願いします。何かあったら呼んでください。セーラ、動けそう?運ぼうか?」
ミキヤは床で顔を真っ青にして吐き気を我慢しているセーラの口元に吐いてもいいように桶を用意してきた。
「ゔぅ〜、気持ち悪い……、もう無理……うぅ……おぇぇ……うっぷ」
ミキヤは我慢の限界がきて嘔吐が止まらないセーラを心配しつつ背中を摩ってあげていた。
セーラは吐き気が治まり未だ青い顔だが、なんとか歩けるようだ。
「つっ!?」
「ミキヤ!?」
セーラに肩を貸そうとしたが、先程オキの出産の時に肩に爪をかけられて怪我をしたところに痛みが走った様だ。
セーラが慌ててミキヤの首のところから服を引っ張り肩を見るとくっきりオキの爪痕がついて流血している。
「これで.....ゔっぅう!」
セーラはミキヤの傷を回復魔法で治癒したが、その反動なのか陣痛が強くなったみたいだ。
「魔力を使うなと言ってるだろ。さっきもノラの血を見て回復魔法を使おうとしてたし。ただでさえこれから体力勝負なのに。」
「だって....うぅ......」
「ありがとう、気持ちは嬉しいよ。けど今は赤ん坊産むことだけを考えてね。」
セーラは注意されてしゅんとなっているが、ミキヤもセーラの体が心配なためセーラのお腹を撫でながら言った。
「うん……ごめんなさい……」
肩が回復したため、セーラを支えながら部屋を出る。
本来なら抱き上げたかったが、エルフの老人に出産が少しでも進むように歩いたほうがいいと言われて肩を貸すことにしたのだ。
「うぅ....。」
ベットがあったほうがいいだろうと、オキの様子を確認しつつオキにセーラを連れてきていいか確認して、落ち着きを取り戻してたオキに問題ないと言われたため、男部屋に連れて行くことにしたのだ。
陣痛は間隔が狭まってきており張りもしっかりしてきたが、子宮口の開きが悪かった。
38
:
名無しのごんべへ
:2022/02/09(水) 08:47:50 ID:QfJj41qs0
「ほら、気を付けて、ゆっくり座って」
「はあ…はあ…、はい…ありがとうございます…ミキヤ…、ぅうう…っ」
いつもよりも随分長い時間をかけて男部屋に辿り着くと、セーラがいつも使っているベッドに腰掛けさせた。
「あ…、ああ…っ、陣痛が、強くなって、来ました…っ!」
「歩いたのが良かったのかな? 」
そう言いながら、ミキヤは痛みに呻くセーラの腰をさすってやる。
「ハアッハアッッハア…ッ、うぅううう〜~~…、っ、ん、はあはあ……、治ってきました…。…ん? あれは…?」
陣痛を乗り越えたセーラが、クローゼットの中の様子に気が付いた。
「ああ、オキが引きこもっちゃって。俺の服全部ダメになっちゃったけど、なあ、買い替えれば良いしな!」
「ミキヤの、服…」
セーラはどこか羨ましそうにオキを見ていた。
オキは獣医に水を飲ませてもらいながら、第二子の陣痛が起こるのを待っているようだった。
獣医の頬や手には薄く引っ掻き傷があったが、本人は特に気にしていないようだったので、ミキヤもそれは見なかった事にした。
「……あの、ミキヤ、お願いがあります…」
「何だ? 何でもしてやるから、言ってくれ」
セーラはおずおずと言い出した。
「その…あの…、ミキヤのベッドを、使わせて欲しくて…ダメでしょうか…?」
上目遣いで懇願されれば、ミキヤに断る理由はない。
「ん? 俺の? …まあ、窓際だしな。じゃあシーツ新しく替えるからちょっと待って…」
「いえっ! そのままが良いです!」
「お、おう? そうか? …そう言うなら良いけど…。臭いとかいうなよ。じゃあほら、掴まって」
ミキヤは今度はお姫様抱っこでセーラを抱えると、ミキヤのベッドに優しく下ろして寝かせてやった。
「ありがとうございます…、ふふ、ミキヤの匂い…」
「ん? 何か言ったか?」
ミキヤがセーラに毛布をかけてやりながら聞いた。
「いえ、何も…?」
セーラはミキヤの枕を胸に抱き抱えると、横向きで軽く脚を曲げた体勢で落ち着いたようだった。
「失礼します。ミキヤさま」
男部屋のドアが静かにノックされ、マリアの乳母が落ち着いた様子でやってきた。
「おひいさまがお腹が空いたと仰るのでお夕飯を作りたいのですが、キッチンをお借りしてもよろしいでしょうか? 皆様の分もご用意しますが、どういたしましょう?」
「あ、そう言えば、昼も食ってなかったな…」
今日は買い物から帰った後、昼食も食べずにセックスに興じ、その後ずっと4人の出産に翻弄されていたのだ。
自分が空腹な事にすら気付いて無かった。
いつの間にか、窓の外は真っ暗になっていた。
39
:
名無しのごんべへ
:2022/02/09(水) 10:42:46 ID:I29xGbhI0
「では、こちら置いときますね。お口に合うかどうか分かりませんが……。」
マリアの乳母が近くのテーブルに食事を運んでくれた。
「ああ、ありがとう。マリア達はもう大丈夫なのか?」
「はい、ノラ様も先程授乳を終えておひいさまとお食事を取られております。
お食事が終わればお眠りいただこうと思ってます。」
女性陣は乳母もいるし任せて問題ないなとミキヤはオキとセーラの出産に専念することにした。
「セーラ、ご飯食べれそうか?」
「……むり…。」
先程嘔吐していたこともあり、何か食べたほうがいいのではとミキヤに乳母が作った野菜スープを近くに持ってきたが、セーラは食欲がないようだ。
「オキ、食べれそうか?」
「……今は…要らない……はぁ、はぁ…うぅ…」
「そっか……。」
オキの方はそろそろ2人目の陣痛が始まりだしていたようで息が荒かった。
ミキヤは食事を取る間にノラの方がひと段落してエルフの老人もセーラの元にやってきた。
「ミキヤどののベットか。」
何か言いたげなエルフの老人だが、セーラの状態を確認している。
「枕持ったままでいいから仰向けで足を開いて。内診するから。」
「は、はい。」
セーラは言われるままに膝を立てて股を開く。
「うーん……、まだ3cmか。
明け方までに1cm開くかどうかってとこだな。」
まだ0時回る前だが、エルフの老人はセーラの状態を診て呟く。
「えっと、どれくらいかかるんですか?」
「普通にこの調子じゃ2日前後だろう。明後日の満月の夜までもあり得るな。」
「そんなにかかるのか!?」
ミキヤは驚いて声を上げた。
その間、セーラの体が持つだろうか。
ミキヤが焦りを感じていると、エルフの老人は冷静に説明を続ける。
「これでも早い見積もりだ。ただでさえエルフは妊娠期間も長くて出産も他の種族に比べれば線が細いから難産になるのに…。運命の番契約を結ばずその相手の子を出産した例だと5日間かかった例もあるくらいじゃからな。」
「えぇ!?」
「しかも今回は順調に育った双子だからな。母体に負担がかかるのは間違いない。最悪母子ともに死ぬ可能性も十分あるぞ。」
「……っ」
エルフの出産が大変なことだとは知らず、ミキヤの顔色が真っ青になった。
「まあ、心配せんでも良い。わしがしっかりサポートするからの。」
エルフの老人はいうがやっぱり心配になるミキヤだった。
40
:
名無しのごんべへ
:2022/02/10(木) 15:56:34 ID:DOSojSo60
「何にせよ長丁場になる。わしは仮眠させてもらうので、何かあったら呼んでくれ。ミキヤ殿も休めるときに休むとしいい」
エルフの老人はリビングで仮眠するらしく、毛布を持って一階へと降りて行った。
ミキヤはセーラに付き添うことにして、ベッドの横に椅子を持って来ると、セーラの腰をさすったり、汗を拭いて水を飲ませてやったりした。
「ぅうう…っ、ふう…ふう…、ミキヤ…私は、まだ大丈夫だから…先生の言う通り…今は休んでください…」
「何言ってんだ。俺は体力あるから大丈夫だ。セーラは自分と赤ちゃんの心配だけしてれば良いって言ったろ?」
そうしてセーラとミキヤが一緒に陣痛を乗り越えていると、男部屋の他の呻き声が大きくなって来た。
オキの第二子出産が近いらしい
部屋は最低限の灯りだけにして暗いのでよく見えないが、クローゼットの方から苦しそうな声が聞こえて来る。
「ううう〜〜〜〜っ、ッハッハッハッハァッ、ぐ…ぅううううーーーっ!!」
「良いよ〜、オキくん。そのまま踏ん張ってみて」
獣医がクローゼットに無理やり頭と腕を突っ込んで、オキの介助をしているようだった。
「…っ、あぁああああっ! アアアアッ! 痛ぁああああっ!!」
「大丈夫大丈夫、ちゃんと出て来てるよ。もうちょっと息もうか」
「あーーっああーーーっ! はあはあはあっ、…ん、ぐ、ゔゔゔゔゔ………ッ!!」
「うん、良いよ、その調子…。もう、出るからね」
「ぐぅうううっ、ぅんんん゛ん゛ん゛…っ、……ッ、…う…ぐぁぁあああーーーっ!?」
「よーしよーし、良い仔だ…」
「…っ、ッハ、ハァッ、ハアアッ!、っはっ! はあっ!はあっはあはあ…はあ…っ」
オキの粗い息が治まってくると、かわりにミュウミュウという可愛らしい産声が聞こえてきた。
どうやら、無事に産まれたらしい。
「ふう…」
ミキヤはホッとして息を吐いた。
無意識に拳を握りしめて、全身に力が入っていたのだ。
「…オキ…、無事に産まれたみたいですね…、良かった…」
セーラも自分の陣痛を堪えながら、聞き耳を立てていらしい。
「ああ、そうみたいだな。まだ後3匹いるはずだけど、とりあえず一安心だ」
「はあ…はあ…、私も、早く、お腹の子に会いたいです…、うっ、うううっ!」
セーラは陣痛の顔を歪めながらも、愛おしそうに自分の大きなお腹を優しく撫でた。
41
:
名無しのごんべへ
:2022/02/10(木) 18:58:22 ID:tl.nIowo0
「あーーっああーあああああーーっつうう!ちょ、はやいぃぃぃ、で、でるぅううう!?」
「あ、ちょっと、待てって!勇者様手伝ってくれ!」
ほのぼのした空気が流れていたがオキの叫び声で現実に呼び戻される。
「セーラ、ちょっと行ってくるね。」
ミキヤはセーラを1人にするのは心配だったが、獣医に呼ばれオキになにかあったのかもしれないと後ろ髪引かれる中、クローゼットに向かう。
「3人目がもう出そうなんだ。2人目拭いといてくれます?この子も雄だよ。」
獣医に生まれたばかりで濡れている2人目の仔犬を渡される。
1人目はオキから初乳ももらって満足したようでオキの子供用に用意していたクッションの入った籠の中ですぴすぴ寝息を立てて眠いっていた。
オキを見るとまだ陣痛らしい陣痛は来ていないようだが、仔犬が小さすぎるせいか息まなくても出てこようとしているらしく、陣痛もなく出てくる感覚だけするようでオキは戸惑っているようだ。
「3人目はちっさそうだな。300gあるかな?
まー5つも仔犬を孕れば何人かは小さいのが産まれてくるから想定内だけど。
ちょっと、オキ、我慢してろよ!あ、出てこないように股間押さえてて。」
獣医は仔犬が未熟児だった場合に備えて色々用意しているようだ。
42
:
名無しのごんべへ
:2022/06/17(金) 11:20:14 ID:xcPJ1Z6g0
「そんな、こと言ったって、あぁ、あ、あ、でる、むりぃいいい!!「あ!ちょっと待てって!」」
オキが叫ぶと同時にスルリと3人目の仔犬が出てきて獣医が慌ててキャッチした。
「危なかった。おチビちゃんは雌だね。」
獣医はすぐに保育器で処置をしている。
43
:
名無しのごんべへ
:2022/07/19(火) 02:55:58 ID:6wmF5jEA0
「はい。オキ」
「はぁはぁ、ありがと」
綺麗に拭いた二人目の仔犬をオキに渡すとオキは母乳をあげ始めた。
これであと二匹生まれればオキも出産が終わるのか。
「3匹目も小さいけど元気だね。
おチビちゃん、保育器の中で目も開いてないのに動いてるね」
獣医は保育器の中で処置を行っているみたい。
「あ、勇者どのこれでオキの母乳搾乳してもらってもいい?」
ミキヤは獣医から搾乳機をを受け取る。
3匹目の子犬を保育器から出せないため、搾乳して飲ませることにしたのだ。
44
:
名無しのごんべへ
:2022/07/27(水) 07:36:09 ID:HEhDnfbg0
「何だこれ。搾乳器って言うのか? これで乳を絞るのか」
それは初めて見る道具だったが、獣医に教わりながら何とか使用していく。
オキの片方の乳首にカップを当てがいレバーを握ると、勢いよく母乳が噴き出し哺乳瓶へと溜まっていった。
「おぉ〜、いっぱい出るなぁ」
オキの胸は男性らしく膨らみもなく乳首も小さかったが、母乳の出は良いようだった。
仔犬が五匹に対して乳首は二つなので、これからもまめに搾乳して授乳する必要がありそうだ。
「あ、あぁ…っ、ミキヤ…もう少し、優しく、頼む…。子宮に、響くぅ…っ」
オキは続けて三匹産んだ疲労からかぐったりと青い顔でされるがままだったが、
乳首の刺激からまた陣痛が始まりつつあるようだった。
あと二匹残っている腹を、両手でしきりにさすっていた。
「ああ、あぁあんっ、…腹が、胸がぁ…。はあはぁ…、はぁああんんっ!」
ミキヤが搾乳器のレバーを握り母乳が噴き出す度に、オキは苦痛とも快楽とも取れるような声を上げた。
「おいおい、オキ…、なんかちょっと、エロいな…?」
搾乳されながら喘ぐオキの姿を見て、ミキヤの股間が熱くなってきた。
搾乳されていない方の乳首から垂れ出した母乳を、無意識にペロリと舐めた。
45
:
名無しのごんべへ
:2022/07/27(水) 09:31:33 ID:3MR.vfUU0
「薄いけど甘いな。」
「うぅぅぅ、んぁ、舐める、な。ふぅうう、あぁん!?」
母乳を舐めるミキヤに対してオキが搾乳される快感と、陣痛に耐えながら
文句を言っている。
「オキのその顔、エロくてたまらない。」
ミキヤはニヤニヤしながら言う。
「うぅぅ、ぁあああ!」
プシャー
オキの股間から羊水が噴き出した。
「あらら。次の子の羊膜破れちゃったかな。勇者さま、もういいですよ。」
獣医に言われてもう終わりかと残念そうに搾乳機を外す。
ミキヤのは熱くなったまま主張してる。
「(1人で抜くか)」
と思ってると熱い視線を感じた。
セーラだ。
46
:
名無しのごんべへ
:2022/07/28(木) 03:10:34 ID:Ce3fbd3U0
セーラが、じーっとミキヤの股間を見ていた。
「セーラ?」
「……。」
ミキヤはセーラの近くにいくと、セーラは無言のまま、なんのためらいもなくズボンを下ろし、ミキヤのモノを口に含んだ。
「え?!ちょ、ちょっと待って!何してるんだよ!」
陣痛で汗だくで口に含みながらも時折お腹が痛いのか表情を歪める。
「あ、あ、あぁぁ、せ、セーラぁ……」
「ひもひいいれふか?(気持ちいいですか?)っつ!?」
喉の奥まで入れ、舌も使い、口全体を使って奉仕してくる。
陣痛がくるたびに歯を当てないように気をつけているようで唇に力を入れて耐える時もあるが、動きにぎこちなさがあるもののそれが逆にイキそうになった。
47
:
名無しのごんべへ
:2022/08/21(日) 09:45:35 ID:RQRq0QU20
「っ!もう出るからセーラ離せ!」
ミキヤはイキそうになり、セーラを引き離そうとするがセーラは離れず、逆に強く吸って射精を促した。
どぴゅーぴゅー
セーラはミキヤから出た精子をゴクリと飲んでいる。
「はぁはぁ、セーラ?飲んじゃったの?まだ残ってたら吐いて。」
ミキヤはセーラの口元から垂れる自身の精液を拭き取る。
48
:
名無しのごんべへ
:2022/09/13(火) 20:37:20 ID:zKPvF4io0
「…あぁああああっ!いたいーーーっ、あ゛あ゛あ゛、ミキヤァア!」
オキの叫び声で現実に引き戻される。
「まだ…大丈夫だから…オキの所へ…」
このままセーラを置き去りにするのは如何なものかと思ったが、オキの所へ早く行くように急かされたため、断腸の思いでベッドを離れクローゼットへ向かった。
49
:
名無しのごんべへ
:2022/09/13(火) 23:39:07 ID:RZSbnKDQ0
「ふぅふぅーうぅーーーーん!いでぇええ!」
「今回の子も大きいな。肩にしがみついていいからもっと息め!」
オキは必死でいきんでいるが、なかなかでてこないようで獣医のもと息んでるようだ。
「オキ、大丈夫か?」
50
:
名無しのごんべへ
:2022/10/14(金) 04:33:34 ID:K/0pUYqw0
「んんっ、ぐぁああああ…っ! …だめ、だ…っ、出…ないぃいっ!!」
「オキっ、いい感じだぞ、頑張れ!」
オキはミキヤにしがみつき必死に息んだが、3匹産んだ膣からは4匹目は全く姿を現さなかった。
オキの苦しむ声だけが、夜明け前の一軒家に響き渡る。
「うーん、あんまり良くないなぁ」
獣医がオキ腹に筒のような物を当てて、胎児の心音を聞きながら呟いた。
「よ、良くないってどう言うことだ!? オキは頑張ってるんだから何とかしてやってくれよ、獣医!」
「4匹目と5匹目が思ったより大きいのと位置が悪いせいで、完全に詰まっちまってる」
「帝王切開で取り出した方が良いかも」
51
:
名無しのごんべへ
:2022/10/14(金) 10:31:30 ID:YGV2QVuY0
「帝王切開って、腹、きるのか!?」
ミキヤは驚いて言う。
「オキとお腹の仔を考えるなら帝王切開が無難だ。
4匹目の仔犬の心音も弱まっているし、オキの体力が持たない。」
「そんな....」
「い、いやだぁ、んんぐぅうう!ぁあ!?でろぉおお!!」
オキは腹を切ると言われ、嫌がるよう首を振り無造作にお腹をぎゅうぎゅう下に押しつぶしていく。
52
:
名無しのごんべへ
:2022/10/24(月) 03:30:35 ID:v42/cEFI0
「あぁ、こらこら!無造作におしちゃだめだぞ!勇者様、胎児の位置を治せないかやって見るからオキを抑えててくれるか?」
獣医に言われ、ミキヤはオキ羽交い締めのように抑え脚を抑えた。
「帝王切開が嫌なら、ちょっとつらいだろうけど、ちょっとの間我慢しろよ。勇者様、暴れないようにしっかり抑えててください。」
そう言うと獣医はゴム手袋をはめ変え、手にオイルを塗りたぐる。
「産道に詰まっている赤ん坊を動かすからな。」
そう言うと、獣医はオキの産道に手を入れる。
53
:
名無しのごんべへ
:2022/10/26(水) 16:16:43 ID:Fwr7adDg0
「ひぎぃいいっ!? …い゛痛い痛いっ、裂ける…っ、無理だ、抜いてくれ〜〜〜っ!!」
痛みで暴れるオキを渾身の力で押さえつけるが、獣医の手は指の根元までしか入らない。
「う〜ん、駄目だこれ以上入らない…。膣が狭すぎるし硬いな…」
獣医は諦めてオキの膣から手を抜いたが、会陰は僅かに裂けて血が滲み出していた。
「獣医どうなんだ、何とかなりそうか?」
「いや、まだ指先にも胎児は触れなかった。もっと入れないといけないけど、そうすると中の膣壁まで大きく裂けて、そうなると本当に命が危ない」
男性の身体で発情して出来たオキの膣は、女性のものよりずっと小さく狭かった。
「う、うう…、は、腹を切るのは、嫌だ…。ミキヤ…、助けてくれ……」
「オキ…。でも、オキと腹の子の為だから…」
嫌がるオキの腹を切りたくはないが、ミキヤにはどうすることもできない。
「……わ、私が、やります…。私の手なら、オキの膣にも、入るでしょう…?」
「セーラ!?」
セーラは自分の陣痛に耐えながも、ずっと様子をうかがっていたのだ。
セーラも元は男だが完全に女性化し妊娠したので、その手は細く、しなやかだった
54
:
名無しのごんべへ
:2022/10/26(水) 17:31:10 ID:m5tWcENQ0
「確かにエルフのその手ならギリ入りそうだけど、自分も辛いんじゃないか?」
獣医は歩いて来ただけでも辛そうなセーラを心配して聞いた。
「ふぅ〜、大丈夫です、っ、どうせまだ産まれないと思うので」
セーラはお腹触りつつ陣痛を逃し、収まったため話す。
「わかった。体勢キツイだろうからオキをベットに寝かせる。勇者様、手伝ってくれるか?」
「わかった。」
ミキヤと獣医はオキを支えてベットにのせた。
「よし。勇者様はオキの体を支えてくれ。俺はオキの足を広げて少しでも産道を開かせるから。」
そう言うと獣医はオキの足を抑えて胸元近くに近づける。
オキの秘部が露わになる。
セーラは立膝の姿勢になり、ゴム手袋をはめ、オイルを塗った。
55
:
名無しのごんべへ
:2022/10/28(金) 06:29:15 ID:wOaFFDwc0
セーラは出来るだけ指を窄めて、オキの膣口にあてがった。
「ふぅ〜、…オキ、そのまま力を抜いていて下さいね…」
息を整えると、ゆっくりと、女性らしいしなやかな右手をオキの膣に挿入していった。
「…っ、あ、あああっ! セーラの手が、入ってくる…っ、俺の、中に〜〜〜っ!?」
オキの狭い膣は、僅かずつだが確実にセーラの手を飲み込んでいった。
「はぁあん! い、いた…っ、ゆっくり…、優しく挿れて…、はっ、あぁあんっ、あんっ」
オキ少し痛みを感じてはいるようだったが、セーラの手を拒絶することはなかった。
「オキ、頑張れよ! セーラもな!」
勇者は二人を励ましたが、挿入の痛みと陣痛に暴れるオキの身体を抑えるだけで汗だくだった。
「ふふ、オキ、良い子、可愛いですね…。もうすぐ全部入りますよ」
セーラはどこかうっとりとして、オキの胎内を堪能しているようにも見えた。
「オキの中、とても温かい…。あ、今指先に何か触れました」
長い時間かけて右手を手首まで挿入した時点で、セーラは何かに気がついた。
「お、それが胎児だな。指を少しでも開けるか? 頭の位置を確認して……」
オキの脚を抑えていた獣医が指示を出したとき、セーラの顔が苦しげに歪んだ。
「…んぅ、待って…、わ、私の陣痛が…、…い゛っ!? …んぅうううゔっ!」
思いがけず強い陣痛が来たようで、セーラは左手でお腹を庇うように蹲ると、その拍子に右手をオキの子宮に勢いよく突っ込んでしまった。
56
:
名無しのごんべへ
:2022/10/28(金) 10:34:52 ID:rHMJbOMM0
「うぐくうう!?ひぎぃいい!!」
オキは突然のあまりの激痛に声を上げ腰を浮かせた。
「す、すい、ません····うぅう」
セーラは痛みに耐えつつ謝る。
「セーラ、大丈夫か?」
ミキヤは先程より長くいたがるセーラを心配そうに声をかける。
「ふぅ〜うぅ〜、大丈夫です。少し楽になりました。私が触ったせいで少し位置がズレてしまったみたいです。」
セーラが指を強く突っ込んだおかげでオキの産道が若干開き胎児の位置が上手いこと変わったのだ。
セーラ自身もオキの産道を傷つけないようと無意識に産道に強化付与していたため、オキの産道は傷つかずにうまく胎児の位置を変えられたのだ。
その反面セーラの方に負担がかかり、陣痛が強くなったのだ。ただ元々我慢強いセーラはそれを感じさせないように獣医の指示を聞く。
57
:
名無しのごんべへ
:2023/04/12(水) 04:48:19 ID:8yWaBTI20
「じゃあ、そのままゆっくり手を抜いてくれ。赤ん坊は自然に出てくるだろうから、無理に掴んで引きずり出さなくていいぞ」
「はい…。じゃあ、オキ、手を抜きますから、力を抜いてて下さいね…」
くちゅりと、どこか愛撫に似た音をさせながら、セーラは右手をオキの胎内から抜き出そうとしたが。
「…う、うわぁあ! やめて痛いーーっ! …無理っ、骨、折れるぅう!」
「どうしたんだ、オキ。危ないから動いちゃダメだ!」
痛みで急に暴れ出したオキを、ミキヤは必死に押さえつけなだめた。
オキの子宮にはまだセーラの右手が入ったままなのだ。
「これは…、オキの恥骨にセーラさんの手首の骨が完全に引っかかっちゃってる。深く突っ込みすぎたんだな」
オキの股間を慎重に触診した獣医は、さすがに少し焦っていた。
男の身体のオキの骨盤は狭く固く、開きも悪い。
セーラの手首の骨とオキの骨盤は、複雑な知恵の輪のようになってしまった。
「はあ、はあ…、どうしましょう、抜けません…、ぅ…ぅう、私も、陣痛がキツくなって…っ、あっ、あぁあああ! 痛い……っ!!」
男部屋の寝室にはいつの間にか暖かな朝日が差し込んでいたが、ベッドの上はまさに修羅場だった。
58
:
名無しのごんべへ
:2023/04/12(水) 09:28:19 ID:zKpBp4.k0
「お、おい!?大丈夫か?」
セーラが声を上げて痛がることが今までなかったため、ミキヤも戸惑って声を上げる。
それでも無理にオキの中から手を動かさず、反対の手でお腹を触っていた。
「オキ、ゆっくり横になれるか?それに合わせてセーラも動けるか?」
「くっ、うぅぅう、いでぇえええ!!」
オキは苦しみながらもゆっくり横になった。
「よし、ちょっと足を上げるぞ」
獣医はオキの膝を折り、胸元に寄せる。
そのおかげですこしだけではあるが、骨盤に緩みが生じる余裕ができたのだ。
その間にセーラはゆっくりと手を引き抜いた。
「ふぅぅ、くっ!?」
オキが横になった時も手を入れてることで無理な態勢を取っていたせいかセーラは手を拭く余裕もなく苦しそうだった。
59
:
名無しのごんべへ
:2023/04/13(木) 05:10:30 ID:mKow41Oc0
「勇者、こっちは大丈夫だからセーラさんをベッドに!」
「ああ! セーラ、しっかりするんだぞ」
ミキヤは素早くセーラを横抱きにすると、窓際の自分のベッドに移動して優しく寝かせた。
「あぅうっ、い、痛い…っ、はぁはぁ、…陣痛も、ですが、腰が痛くなってきて、辛い、です…、ううーっ」
よほど辛いのか、セーラの目にはうっすらと涙が浮かび、朝日に照らされ光っていた。
「そうか。もしかしたらやっと赤ん坊が下がって来て、骨盤が開き出したのかもしれないな」
ミキヤは、血と羊水に濡れたセーラの右手を綺麗に拭いてやり、腰をさすってやった。
「もう朝だから、エルフの先生も起きてるだろう。診察してもらおうな」
そう言い、セーラの陣痛がおさまったタイミングで、エルフの先生を呼んで来るために、オキのベッドを通り過ぎようとした時だった。
「ちょ、オキ! 息みが強すぎる! もっとゆっくり!」
「んぐぅゔゔゔゔゔっ! …っぐぁあああああ、あ〝あ〝あ〝あ〝ーーーーーっ!!」
オキが顔を真っ赤にしながら、渾身の力で息んでいた。
オキの足を抱えたままの獣医が手を伸ばすが、間に合わない。
「勇者! 受け止めてくれ!」
「え?」
ミキヤに向かって大きく開かれたオキの股間から、まるで砲弾のような勢いで仔犬が飛び出してきた。
「うわわっ! ……あ、っぶな〜〜〜」
血と羊水を撒き散らし臍の緒を引き千切りながらオキの膣から娩出された仔犬は、ベッドで弾み、床に落ちそうになったが、ギリギリのところでミキヤにキャッチされた。
「ミャー!ミャー!」
ミキヤの両手の中で暴れるオキの四番目の仔は、今までで一番大きく、元気だった。
「はあはあはあはあぁ…、やっと、出たぁ…。セーラ、ありがとう…、はあ、はあ…」
「あ〜あ〜全く。…出たのは良いけど、酷い会陰裂傷だよ」
セーラの右手と、横になり膝を抱えた分娩位のおかげで骨盤は胎児の通過を許したが、会陰は耐えられなかったらしい。
だが、獣医に清潔な布を股間に押し付けられ止血されながらも、オキはスッキリとしたやり遂げた顔だった。
60
:
名無しのごんべへ
:2023/04/13(木) 09:33:41 ID:MmlI94iA0
「1番オキに似てそうなやんちゃぷりだな。
おいおい、動くな、危ないだろ?」
ミキヤは仔犬をすぐにタオルで拭いてあげるが、今までの子と違って
大人しくせずモゾモゾタオルの中でも動いていた。
「オキはあと1匹だな。
今は陣痛なさそうだし水飲んどいて。あと裂けたし化膿止め打っとくね」
獣医はまた暴れるだろうと思い、点滴ではなく注射で化膿止めを打った。
ミキヤはモゾモゾ動く仔犬を拭きつつエルフの医者を呼びにいった。
エルフの医者が眠るリビングに行くとちょうど起きたタイミングだったようだ。
「お、勇者様、どうしました?」
「エルフの先生、さっきからセーラが腰が痛いと言い出したので
診てもらえますか?」
「あぁ。わかった。」
エルフの医者は身支度を整えてリビングに向かう。
61
:
名無しのごんべへ
:2023/04/14(金) 06:17:10 ID:V53uJUuI0
1階のリビングには良い匂いが漂っていた。
マリヤの乳母が、キッチンで朝食の用意をしてくれているのだ。
そこで初めて気がついたのだが、家にはいつのまにかメイド達が増えていて、タオルやシーツなどの大量の汚れ物を洗濯したり、掃除したりしてくれていた。
「城から派遣された人たちだな。手が回らなかったから助かった〜。これでセーラとオキの出産に集中出来る」
ミキヤは少しホッとした。
「勇者さま、どうそ朝食を召し上がって下さいな。お疲れでございましょう?」
「ありがとう、乳母さん。でも、すぐに戻らないといけないので」
2階の男部屋で、セーラとオキが待っているのだ。
「セーラ様とオキ様にも栄養のある消化の良いものを用意してございますので、お持ちになってご一緒にお召し上がりください」
「ああ、それは助かります。何から何までありがとう」
朝になったということは、セーラとオキはセックスと出産で24時間不眠不休なのだ。
もちろんミキヤもだが、二人の疲労に比べれば大したことない。
また長い1日が始まるのだから、二人には栄養をつけて、頑張ってもらいたい。
「それと…、おひいさまとノラ様が寂しがっておられますので、少しでも良いので、見舞っていただけませんでしょうか」
「そういえば、そうだな…」
男部屋ではまだセーラとオキが出産中だが、昨日産まれた、女部屋にいるマリヤとノラの娘の顔を見たくなって来た。
62
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名無しのごんべへ
:2023/04/14(金) 19:32:31 ID:p6WVpNOc0
ガチャ
「2人とも体調はどう?」
「あ、ミキヤ!大丈夫。ちょっとまだ身体が痛いとこはあるけどね」
「えぇ。ばあやがマッサージをしてくれたからだいぶ楽になったわ」
ノーラとマリヤは顔色も良く、元気そうだった。
「よかった。ちょっと僕の娘たちを見たくてね」
「いっぱい見てちょうだい!」
「その子はオキの子?」
「あぁ。オキの4人めの子だよ。オキは色々あったけどやっとあと1匹かな」
「セーラはどう?」
「漸く赤ん坊は降りてきたみたいだけど多分まだかな」
ミキヤは2人と話しつつ、オキの子を預けてマリアの娘を抱き上げる。
「可愛いでしょ?ノラの子も可愛いのよ」
マリアは得意げにいう。
63
:
名無しのごんべへ
:2023/04/30(日) 11:09:03 ID:2EeLxKOM0
2人の子と過ごし、まだ出産を終えてない2人が気になるため、早々に戻る。
オキの子をオキに渡し、ミキヤはエルフの医者がちょうど内診しているセーラの元に向かった。
「どうだ?」
「子宮口は4cmほどですが、大分子が降りてきて子宮位置が下がってきてるので
腰に負担がかかってるようですね」
エルフの医者はセーラの腰をぎゅうぎゅう押していた。
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